とんかつの名門「まい泉」が禁じ手を解禁!? その名も「甘い誘惑ハムかつサンド」をいざ実食!

いまや来客の約半数を訪日外国人客が占めるという「とんかつまい泉 青山本店」。ここで催された発表会にお目見えしたのは、意外や意外、同社お初となる“ハムかつ”サンドだった!

↑2025年1月29日から発売の新商品「甘い誘惑ハムかつサンド」

 

 

ド定番はご存知「ヒレかつサンド」

とんかつのまい泉と言えば、定食をはじめとして、エキナカや空港では旅の友としても大人気。「新幹線や飛行機に乗る時は必ず買う」というかつ好き、通称「かつラー」(?)も多数いらっしゃる模様。そんなかつラーの支持第一党たるまい泉のド定番が、「ヒレかつサンド」である。

↑まい泉のヒレかつサンド、おな~り~。お値段は3切入りで税抜430円。ほかに6切入り、9切入りもスタンバイ! ハニーマスタード味もある

 

1965年。帝国劇場そばに初代店舗を構え、着飾って来場する婦人たちが観劇しながら、スマートに、おいしく食せるようなサンドボックスを、というニーズから生まれたまい泉のヒレかつサンド。小ぶりなサイズ、耳をカットしたパン、あえてのキャベツレス、筋を叩いて箸でも切れる柔らかなかつといった特徴を、現在まで守り続けている。

↑1965年12月創業。カウンターで10席。日比谷帝国劇場近く、日比谷三井ビル地下でその第一歩を刻んだ

 

そのまい泉からこの度、一通の招待状が届けられた。曰く、約4年ぶりのサンドイッチ新商品発表会とある。これは! と嬉しい予感を得た筆者は、取るものもとりあえず、かつハラペコで、まい泉青山本店の暖簾をくぐった次第。

 

約4年ぶりの新サンドイッチ、それは「ハムかつサンド」であった。

↑ハムかつサンド。3切入り税込440円ナリ

 

”とんかつ屋のハムかつサンド”と言われても意外性はない。人によっては「あって当然」と感じるだろう。しかしこれがまい泉にとって約4年ぶりの新サンドであるばかりでなく、ハムかつサンド自体が初めての商品化というのだから、意外を通り越して、事件である。

 

ハムかつサンドはなぜ、今までなかったのか?

↑まい泉を運営する「井筒まい泉」代表取締役社長、國弘克英さん。揚げたてのかつのようにアッツイ御仁でございました

 

井筒まい泉の代表取締役社長、國弘克英さんに直撃した。

 

「私たちのかつの人気調査からは、(1)とんかつ (2)チキンかつ (3)メンチかつ (4)ハムかつと、ハムかつの定番的な人気が判ります。ですから、出来合いのハムを買ってくればすぐにでもハムかつサンドの商品化はできるし、売れるでしょう。しかし、それはまい泉なのか? 違うよね? という自問自答が、現在までハムかつサンドを売り出せなかった理由です」

 

なるほど。あの肉のふくよかな歯ごたえ、脂とソースのうまみ、ふわふわのパンとの味な四重奏。ヒレかつサンドの評価が高い分、ハムかつサンドへの期待値も高くなる。味の評価が厳しくなる。半端なものを作れば「これでまい泉なのか」と、たぶん、酷評されるだろう。

 

商品開発部の三谷貢一さんが続ける。

 

「やろうと思えばすぐにでもできる。しかしどうすれば、まい泉らしく作れるのか、そこがポイントです。答えはわたしたちのオリジナルブランド豚『甘い誘惑』でハムから作る、これだと直感しました。ミリ単位で調整したハムの厚みは、ズバリ9mm!です」

↑サンドの厚みは約35mm、長さは80mm。かつサンドとサイズ感は同じだが、達磨のたい焼きよろしく、隅までかつが行き届いているのが、食欲をそそる。ちなみにハムの厚みは2mmから開発スタート。10mmまでミリ単位で調整し、食べごたえと、脂を食す具合のちょうどよさから、9mmに着地したという

 

まい泉は千葉の畜産農家2軒と協業し、昭和の時代に親しまれた「中ヨークシャー種豚」を手掛けている。これはいま普及している三元豚ではなく一元豚、つまり純血種豚。一般より長い飼育期間と、切り落とすパンの耳を飼料に混ぜる工夫の掛け合わせで、肉のコクが深まるのだという。

 

この「甘い誘惑」は2012年から店舗メニューに投入されたものの、肉の生産量が限られるため、サンドに回せなかった事情もある。

 

しかし、時は今!

 

訪日外国人客の増加、アフターコロナの国内旅行の活性化により、ヒレかつサンドの人気は爆上がり。メンチかつサンドやエビかつサンドなど、ファミリーも拡大した。甘い誘惑の生産性も上がり、そこに満を持して投入されるのが、ハムかつサンドというわけだ。

 

営業本部長の作田謙さんも、ハムかつサンド登場に大きく期待する一人だ。

 

「おかげさまでサンドシリーズの人気は非常に高く、売り場からは『新しいサンドメニューを』と切望されていました。ハムかつサンドの月間販売目標は5万個設定ですが、この数字はエビかつサンドの実績とほぼ同数。1月29日の全店一斉発売をもって、ロケットスタートを決めたいと思います!」

↑甘い誘惑ハムかつサンドを手に、スウィートなスマイルを浮かべる三人衆。中央が國弘社長、右が開発担当の三谷さん、左が営業本部長の作田さんで「よろしくお願いいたします!!!」

 

同社サンドの「個」単位は、3切入りを1個と勘定する。ちなみに不動の一位はヒレかつサンドで、月平均販売数はなんと35万個と圧倒的だ!

 

「ハムかつが美味しいのは皆知っている。でも、とんかつに比べるとちょっと安いものと見られています。しかし今回、ヒレかつサンドより10円高い440円(税抜)としました。この値付けからも、まい泉の『甘い誘惑ハムかつサンド』に対する自信を感じていただけると思います!」と國弘社長、思わず力コブでございます。

 

いざ、実食!

↑撮影商品とはいえ、ハムかつサンドとヒレかつサンドの共演には胸躍ります。これは叶えることのできる、オトナの夢と言えましょう

 

ハムっと口にすれば肉の脂とハムかつサンド専用ソースの合体スープレックス! 次の一口が止まらず、パクパクと3切まもなく完食。小ぶりながら思ったより食べ応えがあり、働き盛りのゲットナビウェブ世代でも、高密度な満足が得られるはず。こりゃ、平たく言って、ウマいっす! そして安いと思うぞ!

 

かつを手軽にちょうどいいサイズで楽しめる、おそらく唯一のブランド、それが「まい泉」。「甘い誘惑ハムかつサンド」は、ウルトラファミリーのタロウのごとく、由緒正しき、そして少しやんちゃな超大型新人なのである!

 

まい泉(井筒まい泉)
甘い誘惑ハムかつサンド
440円(税抜)
2025年1月29日(水)全国直営店ならびにスーパーなどで発売開始

 

「ステーキ宮」、2024年新春福袋の予約販売を数量限定で開始

※本稿はAIツールの要約を再編集した記事です。

 

アトムは、「ステーキ宮」各店で新春福袋の予約販売を行なっています。

 

価格は3900円(税込)で、3000個の数量限定です。ランチタイム、ディナータイムで利用できる割引クーポン券や、家でもステーキ宮の味わいを楽しめる「宮のたれ」など、様々な特典が詰まっています。

 

福袋の内容は、「ランチ・ディナー割引クーポン券」、「ステーキ宮オリジナルスープボトル」、「宮のたれ500mlボトル引換券」。

 

福袋はステーキ宮各店舗での予約券の購入により予約が可能。商品の受け取り期間は2024年1月1日からで、受け取り店舗はステーキ宮各店の123店舗となります。

肉好きにはたまらない「飯テロバスマット」入り! 「焼肉ふたご」の福袋は、焼肉が食べたくなる“飯テロ”グッズもセットに

FTG Companyが運営する「大阪焼肉・ホルモン ふたご」(焼肉ふたご)は、国内の焼肉ふたご店舗(呉服町店、仙台店を除く)にて、12月7日~12月27日まで、数量限定で福袋の予約受付を行います。

 

福袋は、「飯テロバスマット」「ふたごメニュー予習復習トランプ」などのオリジナル“飯テロ”グッズと、F-POINTアプリお食事クーポンが1000円分×3枚のセット。価格は3000円(税別)です。

 

飯テロバスマットは、焼き台にのった「名物!!黒毛和牛のはみ出るカルビ」が特徴的なデザインのバスマット。サイズは45cm×60cmです。

↑飯テロバスマット

年末年始は肉尽くし! 格之進の“ご褒美お肉”も入った「肉福袋2024」オンライン限定発売中

「格之進」ブランドを展開する門崎は、格之進オンラインストア特設ページにて「肉福袋2024」を、2024年1月31日まで発売中です。

 

2024年は内容と価格の異なる3種類(松・竹・梅)で展開。3種類共通の商品として格之進看板商品のハンバーグが5種類すべて入っており、松や竹には「門崎熟成肉」なども入っています。

 

価格は、3万円相当入りの「プレミアム熟成肉福袋 ー松ー」が2万円(税込)、2万5000円相当入りの「グルメセレクト福袋 ー竹ー」が1万5000円(税込)、1万6000円相当入りの「ハンバーグ満喫福袋 ー梅ー」が1万円(税込)です。

 

対象商品はすべて送料無料(一部地域除く)で、d払いを利用して福袋を購入すると、dポイント(期間・用途限定)を1000ポイントがもらえます。

甘くてふわふわの「三浦キャベツ」使用! ロールキャベツのような味わいにこだわったハンバーグ、石井食品から発売

石井食品は、神奈川県三浦市・三浦市農業協同組合と連携し「三浦キャベツ」を使った、「神奈川三浦のキャベツを使ったハンバーグ トマトソース ロールキャベツ風」を、神奈川県限定で1月20日に先行発売を開始します。税込価格は216円。全国発売は2月1日を予定しています。

 

現在、同社公式の無添加調理専門店「イシイのオンラインストア」で予約を受け付けており、お届けは2月1日より順次行われます。オンラインストアではセット販売を行ない、税込価格は5袋セット1080円、12袋セット3000円です。

 

同商品に使用しているキャベツは、2022年から三浦市のキャベツ生産者・高清会4名のもので、神奈川県三浦半島の海風を受けた、みずみずしい旬のキャベツを使用しています。

 

三浦キャベツを使用したソースは、キャベツで肉を巻いてトマトとともに煮ることで、それぞれの味を相性よく絡み合わせ、ロールキャベツのような軽やかな食感、甘さや柔らかさをイメージ。

 

採れたての新鮮なキャベツならではの甘さと、ふわふわとした食感にこだわり、キャベツの柔らかな食感がそのまま残るようなカットサイズにしています。

クリスマスにおすすめ!1921年から続く鶏肉専門店・水郷のとりやさん須田本店「水郷どり」で、みんな笑顔に

自粛モード続きだったこの2年。少しずつ日常を取り戻してきた今年の冬は、「仲間を呼んでホームパーティ」「家族でゆったり年末年始を過ごす」と考えている人も多いかもしれません。

 

そんな時、テーブルには何を並べよう? と悩んだら、うまみがぎゅっと詰まった「水郷どり」はいかがでしょうか? 新鮮な生肉はもちろんのこと、クリスマスには本格的なローストチキン、寒い冬には鶏肉のお鍋、湯煎だけでOKな焼き鳥など加工品も充実した水郷のとりやさん須田本店の「水郷どり」をご紹介します。

 

くさみがなくプリっとジューシーな「水郷どり」

「水郷どり」とは、1921年に創業した須田本店さんが生み出した銘柄鶏のこと。飼育日数を伸ばし、脂肪がつきにくい上質なエサで育った鶏は、くさみが少なくプリッとした弾力を味わえます。

創業以来、千葉県香取市で鶏肉と卵の卸問屋を営んでいましたが「もっとおいしい鶏肉を届けたい!」と、1970年代に自ら生産・処理・加工・販売まで手掛けることに。ちなみに明治初期では牛肉が10銭~30銭、豚肉が7銭でしたが、鶏肉はなんと50~70銭! 現代では、鶏肉は安い印象がありますが、昔は高級食材だったんですね。

 

「戦後アメリカからブロイラー(飼育日数が短期間の50~60日で出荷できる鶏肉のこと)が入ってきて、鶏肉の生産を始めるところはあったようです。しかし、鶏肉屋で生産・処理・加工・販売までするところは少なかったと思います。ブロイラーをどうしたら美味しく食べてもらえるかを考えたとき、まずは自分たちで育ててみようとなったのでしょう」と教えてくれたのは、須田本店の4代目須田健久さん。

 

さらに、須田本店さんでは職人が一羽一羽「手ばらし」で鶏をさばいているのだとか。筋肉の繊維に傷がつかず、火入をしても肉味が逃げないのでジューシーな焼き上がりになるそうです。

 

これからのクリスマスシーズンは、毎年大人気の「水郷どりのローストチキン 丸蒸し焼き」(4〜6名分/5940円)がおすすめ! 最近はぐるぐると回る機械で焼き上げられているものが多いですが、須田本店さんは一晩かけてじっくり下味をつけて、タレを何度も何度も塗りながら焼き上げる、昔ながらの作り方を続けています。家族と仲間と、「水郷どり」をまるごと味わっちゃいましょう!

 

ネットショップなら300以上のアイテムがずらり

「水郷どり」を食べてみたい! と思ったら、千葉県にある実店舗か、ネットショップから購入が可能です。店舗にはイートインコーナーがあり、出来立ての親子丼や焼き立ての焼き鳥を味わうことができますよ!

 

ネットショップには、生の鶏肉から加工品まで300以上のアイテムが並びます。初めての方には、1本で12種類の部位が楽しめるフルコース焼き鳥「水郷どりまるごと一本」(2本入り/1188円)がおすすめなのだとか。長さは27cmとメガサイズ! 湯煎で温めて、トースターやグリルで炙ると絶品です。湯煎する際は、深めの寸胴鍋か大きめのフライパンは必須ですのでご注意を。

私も1時間ほど迷って(笑)、ネットショップで「焼き鳥」と「スモークチキン」を買ってみました♪(家には大きなお鍋がなかったので、「水郷どりまるごと一本」は実家に帰省する時にでも買うぞー!)

 

焼き鳥は、湯煎してタレをかけるだけですぐ出来上がるのでラクラク! スモークチキンも封をあけて、そのまま食べられたので、「ちょっとおかず足りないな〜」なんて時に冷蔵庫にあったらテンションもぶち上がります。個人的に大好きになった「水郷どりの砂肝の燻製(スモークチキン)」(734円)は、お酒を飲む人には一度でいいから試してもらいたい逸品。コリコリとした食感と、砂肝の旨味が異次元なんです!(この美味しさを文字で伝えるのめっちゃむずい……笑)これからの寒い時期には、熱燗とか焼酎のお湯割りとも相性抜群ですよ。

 

他にも、地元の名産品ちば香取のすぐれものにも選ばれた「手羽先餃子」(3980円)や、4代目が修行した銀座バードランドの味を再現したネットでは予約販売されている「自家製レバーパテ」(1350円)も人気。

 

また、季節の野菜と一緒に届く「水郷どりの水炊きセット(野菜付き)」(4〜5名分/6480円)も外せません。旨味がたっぷりつまった水郷どりの鶏ガラスープに、骨つき肉・もも肉・つみれ・手羽中と、水郷どりを満喫できる逸品! 冷凍配送可能な「水郷どりの鳥なべセット(野菜なし)」(2〜3人分/2700円)もあるので、用途に合わせて選べますよ。

 

「水郷どり」で年末年始の食卓を笑顔に

「愛情をこめて育てた水郷どりを使った鶏料理で、お客様の食卓に笑顔をお届けできるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」と、須田本店の須田健久さん。おいしいものって自然と笑顔になりますよね♪ クリスマスや年末年始など団欒する時間のお供に、「水郷どり」をお取り寄せしてみるのは、いかがでしょうか?

 

【須田本店のネットショップはこちら

「帰歳暮」トレンド継続中!久々に集まる年末年始は専門店の“肉ギフト”で決まりだ!

早いもので、今年もすっかりお歳暮のシーズン。この2年はコロナで帰省できない代わりにギフトを贈る「帰歳暮(きせいぼ)」がトレンドでしたが、今年は贈りつつ、年末年始に久々に会って一緒に味わうスタイルが人気の兆し。

↑昨今の「帰歳暮」で、特に人気の高いフードがお肉

 

そこでのポイントは、老若男女が楽しめるご馳走であること。となると、オススメなのはお肉です。専門店が数あるなか、今回注目したのはデパ地下や駅ナカなどでおなじみの「ニュー・クイック」。すき焼きにしゃぶしゃぶ、焼肉に“お肉を使用したおせち”など、肉のプロが手掛ける、とっておきの肉ギフトを、ブランド別にご紹介。また“お歳暮”に“年末年始”にと、オススメのシーンも解説します。

 

日本三大和牛「松阪牛」を専門店ならではの特価で!

トップバッターは、日本三大和牛のひとつに数えられる松阪牛です。肉のプロであるニュー・クイックは、一頭丸ごと仕入れることで希少部位を含むバラエティー豊かなセットを実現。また、高級肉でもリーズナブルなプライスで提供できるのも強みです。

↑松阪牛は最高級のA5ランクを使用。きめ細やかな美しい霜降りで、ジューシーで甘み豊かな肉のおいしさを楽しめます

 

特にお歳暮でオススメなのが、前述したバラエティー豊かなセット。部位ごとの魅力を存分に堪能できる『松阪牛 おまかせ焼肉用8点盛り』です。内容は、肩ロース、バラ、ランプ、イチボ(ランプ)、トモ三角(モモ)、モモ、肩、ミスジ(肩)、ヒレ、ザブトン(肩ロース)、カイノミ(バラ)、三角バラ(バラ)、肩バラ、ロース、サーロイン(ロース)、ササミ(バラ)、トンビ(肩)、シンシン(モモ)、カメノコ(モモ)のなかから厳選した8種のおまかせ盛り合わせに。部位の食べ比べも楽しめるのが魅力です。

↑『松阪牛 おまかせ焼肉用8点盛り(計640g)』1万8360円(11月30日までは早割価格で1万6524円)※写真は盛り合わせ例のイメージ

 

冬ということで、お歳暮にはすき焼きも喜ばれますが、もちろん松阪牛でも専用のセットが桐箱入りで用意されています。脂がのった霜降りタイプ(ロース、肩ロースのいずれか)と、肉のうまみが豊かな赤身タイプ(肩、モモ、ランプ、外モモのいずれか)の2種があり、贈り先の好みで選べるのもポイント。なお、同クラスでそれぞれ、しゃぶしゃぶ用もあります。

 

↑『松阪牛 霜降りすき焼き用』1万800円(早割価格9720円)/300g、1万6200円(早割価格1万4580円)/500g

 

↑『松阪牛 赤身すき焼き用』1万800円(早割価格9720円)/300g、1万6200円(早割価格1万4580円)/500g

 

年末年始の家族や親戚などの集いに贈るなら、専用のギフトがオススメ。こちらの特徴は、切りたてをチルドで送ってもらえること。そのため、配送日は12月30日~2023年1月1日の指定となりますが、肉の旨味や風味をしっかり味わえます。

 

↑スライスタイプで、すき焼きやしゃぶしゃぶにオススメの『松阪牛 年越し/お正月用2段重』3万240円(早割価格2万7216円)/1kg。肩ロース、またはロースのいずれかとなります

 

肉のプロが手掛けた長崎産のブランドビーフ・ポークも絶品!

高級肉のギフトといえば、ステーキという選択肢もあります。そこでオススメなのが、ニュー・クイックオリジナルの『雲仙きわみ牛』。こちらは飼育に適した長崎県の雲仙・西海地区の雄大な牧場で育ったブランド牛となり、3等級以上のランクのなかから霜降りの度合い、色味、きめ細かさ、脂質などを総合評価して厳選されています。

↑ストレスのない環境で放牧し、エサも九州産の稲わらやとうもろこしなど独自の飼料で生育。また、7日間の熟成期間を設けることで、適度な脂ときめ細かな肉質に仕上げています

 

そしてステーキの王道といえばサーロイン。しっかり熟成されたことで、肉のうまみや香りがいっそうリッチになった『雲仙きわみ牛』ならではの魅力を、最大限に味わえるのが今回紹介するギフト用商品です。

↑『雲仙きわみ牛 サーロインステーキ用』1万800円(早割価格9720円)。2枚で計400gとなります

 

なお、この雲仙ブランドには豚肉『雲仙プライムポーク「極」』もあり、年末年始にオススメなのが、『雲仙きわみ牛』と『雲仙プライムポーク「極」』の両方を味わえるしゃぶしゃぶのセットです。

 

↑『雲仙きわみ牛(500g)/雲仙プライムポーク「極」(600g) しゃぶしゃぶ用「極」2段重』1万5120円(早割価格1万3608円)

 

この『しゃぶしゃぶ用「極」』も、前述した年末年始のセット『松阪牛 年越し/お正月用2段重』同様、配送日が12月30日~2023年1月1日の指定となります。適度な脂と、きめ細やかな肉質をお楽しみあれ。

 

大ロングセラーはブランドポークの『とん漬け』

ニュー・クイックのギフトで長年トップの売り上げを誇るのが、これから紹介する『とん漬け』。2000年の誕生から長きにわたって売れ続けているロングセラーであり、過去10年で60万枚以上を販売したという傑作です。使用されているのは、長崎県産の『雲仙クリーンポーク』。

 

↑肥育期間に成長ホルモン剤や抗生物質などは一切不使用。乳酸菌入りの天然飼料を与え、腸内を活性化させることで健康に育てます

 

その名の通り、『雲仙クリーンポーク』も『雲仙プライムポーク「極」』同様の長崎県産で、違いのひとつが交雑。前者は白豚、後者は黒豚と白豚の掛け合わせとなり、『雲仙クリーンポーク』は『とん漬け』に最適なおいしさの銘柄豚となっています。

↑1枚100gで厚さも十分。しっとりとして柔らかく、甘み豊かな脂身のおいしさも格別です(写真は一番人気の味付け『とん漬け 赤たれ味噌』)

 

とん漬け』は大定番の『赤たれ味噌』をはじめ、『こうじ味噌』『旨辛味噌』『熟成味噌』『トマト味噌』と多彩なフレーバー展開も特徴ですが、ギフトにオススメなのはやはり『赤たれ味噌』です。豚肉はもちろん、牛や鶏にも合うよう作られた味噌をベースに発酵調味料をプラス。さらに玉ねぎ、にんにく、生姜で肉の独特な香りを消し、食べやすいよう作られています。

 

↑特にギフト需要の高い『雲仙クリーンポーク とん漬け(赤たれ味噌/100g×8枚)』4320円(早割価格3888円)

 

年末年始用に贈るなら、白い漬けたれの『こうじ味噌』との紅白セットもご用意しています。贅沢に2色の豚丼を作ったり、食べ比べを楽しんだりと、味わい方は自由自在。紅白で縁起も良く、年末年始のギフトにはぴったりといえるでしょう。

↑2色豚丼の盛り付けイメージ。商品は『雲仙クリーンポーク とん漬け 紅白セット(赤たれ味噌、こうじ味噌/各100g×4枚の計8枚)』5400円(早割価格4860円)となります

 

ローストビーフの塊が2本付く豪華なおせちも見逃せない

お正月の風物詩グルメには様々あるものの、主役といえばおせち料理です。近年は家族の負担を減らしたいという声が多く、自家製よりプロの完成品を買うケースが増加。なかでも専門店や百貨店といった一流のご馳走を求めるニーズが高く、ニュー・クイックでも大人気に。

 

そういった背景から、2021年~2022年時にはオリジナルの『ニュー・クイックオリジナルおせち KIWAMI「極」』を開発し、限定100個が完売。内容はやはり、自慢の肉製品をたっぷり詰め込んだ構成となっていますが、今回は一部をリニューアルしてよりおいしく進化しました。

 

↑『ニュー・クイックオリジナルおせち KIWAMI「極」』2万3220円(早割価格2万898円)。150個限定なので、お早めに

 

贅沢な2段重で、計31品。メインはローストビーフのブロックとなり、こちらは2本とたっぷりなので、厚切りと薄切り両方を食べ比べるなど贅沢に楽しめます。ほかにも、ビーフテリーヌ、イベリコペッパーロール、黒糖ローストポーク、豚角煮、地鶏のテリーヌ、ロブスターなど山海のゴージャスグルメが満載。お子さんからお年寄りまで、どなたでも満足できるおいしさとなっています。

 

今回紹介した商品以外にも、ニュー・クイックには多彩なご馳走がラインナップ。11月30日までに注文すると、早割特価で10%オフになるのも見逃せません。ぜひ、公式オンラインサイトや公式LINEをチェックしてみてください。

 

【ニュー・クイックの公式オンラインサイトはこちら

 

LINEの公式コンテンツはこちら

■本稿商品の申し込み期間は2022年11月1日~12月20日まで。
※『松阪牛 年越し/お正月用2段重』と『雲仙きわみ牛(500g)/雲仙プライムポーク「極」(600g) しゃぶしゃぶ用「極」2段重』は12月25日までとなります。

※表記の価格はすべて税込となります。

食のプロが選ぶ! コストコのレジェンド冷凍食品3選 ~お肉編

コストコで人気のカテゴリーのひとつが冷凍食品だ。ストックして、食べるぶんだけ使うのにオススメなアイテムをジャンル別に紹介。ここでは、おかず作りからBBQのお供まで、幅広い活躍が期待できるお肉をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」2022年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

お肉編

アメリカ発祥のショップだけに、コストコのお肉はラインナップが豊富で、冷凍食品も言わずもがな。自宅に加え、BBQでも活躍する3種をピックアップした。

 

【その1】ほぐせばひき肉に使える 赤身が多めの貫禄パティ

オレンジベイフーズ

100%ビーフパティ 10枚

1488円

1枚がクォーターパウンド(1/4ポンド=約114g)という貫禄あるサイズで、ハンバーグステーキやハンバーガーにしてもボリューム感が抜群。赤身が多めで食べ応えがあり、解凍してほぐせばひき肉としても活用できる。

 

サイズcheck

 

[IMPRESSION]肉本来のうまみを楽しめる

下味がやさしいぶん、肉本来のうまみを堪能できます。ミンチは細かめですが力強い歯ごたえで、サイズも食感でも満足度は十分!

 

【その2】ミニカットで使いやすく調理も簡単で手軽さが◎

ニチロ畜産

ミニカットステーキ 1kg

1298円

ひとつ約10gの長方形ステーキがたっぷり入っている。袋にジップが付き、ちょっとしたおかずや弁当などに使いやすいのが特徴だ。調理は冷凍のまま中火で、フライパンに油を引かずに3~4分焼けば完成と、手軽さもうれしい。

 

サイズcheck

 

[IMPRESSION]柔らかくて味は濃厚

牛脂の甘みが豊かで、柔らかくコクも十分。濃厚なので、レモンと塩こしょうやおろしポン酢でさっぱり味わうのがオススメです。

 

【その3】無添加素材で作られた加熱済みのお手軽パティ

ジョーンズデイリーファーム

ブレックファスト ポークパティ

価格は各倉庫店でCHECK!

調味と加熱済みのポークパティが28~30枚入りで、ハンバーガーのほか商品名通りのブレックファスト(朝食)にも重宝する。原材料は豚肉、塩、砂糖、香辛料のみの無添加仕上げで、調理はフライパンまたは電子レンジでもOK。

 

サイズcheck

 

[IMPRESSION]ジューシーでハーバルな味

肉々しいむっちり食感で、口の中で広がるジューシーな肉汁も絶品。ハーブの豊かなスパイス感で、このままでも十分な味付けです。

 

私が選びました!

フードアナリスト

中山秀明さん

食のトレンドに詳しいライター兼フードアナリスト。最近はインパクト大な自家製惣菜を販売するご当地スーパーの躍進に注目している。

 

※各商品は価格変動の可能性と在庫に限りがあります

野菜が主役のハンバーグも“おためし”できる! 石井食品「イシイのおためしセット」がリニューアル

石井食品と、グループ会社のダイレクトイシイは、石井食品公式オンラインストア無添加調理専門店「イシイのオンラインストア」にて、期間限定「旬の野菜を使ったハンバーグ」2袋をセットに加え、ラインアップを見直しリニューアルしました。

 

今回リニューアルされた「イシイのおためしセット」は、温めるだけ、混ぜるだけの簡単総菜11品のセット。新たに追加となった、旬の野菜を使ったハンバーグは、「神奈川三浦のキャベツを使ったハンバーグトマトソース ロールキャベツ風」など、旬の野菜がハンバーグのソースだけでなくパティにも使用されており、ハンバーグは加工食品なので野菜不足になりがち……というイメージを変える、野菜が主役とも言えるハンバーグです。

↑神奈川三浦のキャベツを使ったハンバーグトマトソース ロールキャベツ風

 

同セットは、初回限定でお得に購入できるセットとして2020年9月11日より販売中。これまでは、いつでも購入できる通年商品の地域食材を使ったハンバーグ3種類(淡路玉ねぎハンバーグ 和風オニオンソース・みじょっ子島生姜ハンバーグ ジンジャーソース・丹波しめじハンバーグ 和風オイスターソース)の中から1種類でしたが、今回のリニューアルにより、「千葉白子町の新玉ねぎをつかったハンバーグ」など、期間限定販売となる旬の野菜を使ったハンバーグ5種類から、旬の時期ごとに2袋をお届けします。

↑千葉白子町の新玉ねぎをつかったハンバーグ

 

2月2日から順次お届けとなるセットは現在先行予約を開始しており、2月1日に発売予定の、神奈川三浦のキャベツを使ったハンバーグ トマトソース ロールキャベツ風が入ります。今後は、千葉白子町の新玉ねぎをつかったハンバーグ(5~7月)、「京都亀岡曽我部町のまる曽玉ねぎを使ったハンバーグ」(8~9月)、「茨城筑西の館玉ねぎを使ったハンバーグ デミグラスソース」(10~11月)、「千葉市原の姉崎だいこんおろしソースハンバーグ」(12~1月)を予定しているとのこと。

↑京都亀岡曽我部町のまる曽玉ねぎを使ったハンバーグ(8~9月にお届け)

 

セットは1人1回・1セット限定で、1980円(税込・送料無料)で購入可能。2回目以降の価格は2576円(税込・送料無料)となります。

近年話題の代替肉! “第4の肉”プラントベースミート5選

近年話題のプラントベースミート。本物の肉のような食べ応えながら、高タンパクで低カロリー、さらに、大豆タンパク質には血中コレステロール値を下げる効果が期待でき、ダイエッターだけでなく、生活習慣病が気になる人からも注目されている食材です。大豆イソフラボンや、ミネラル・ビタミン群、食物繊維も豊富なので、まさに良いこと尽くしの食材といえるでしょう。常温で保存ができる乾燥タイプもあるので、買い置きしておくのもおすすめです。

 

目次

 


ひき肉のように使える100%植物性ミート


染野屋 ソミート プラントベースミンチ

創業文久2年(1862年)、豆腐直販の老舗・染野屋が8年の歳月をかけて完成させた100%植物性の肉「ソミート」。調理方法は簡単で、冷凍庫から取り出して湯煎で溶かせば、肉の代わりとして、どんな料理にも使えます。ソミートの主原料は大豆。日本では「畑のお肉」、欧米では「大地の黄金」「畑の牛肉」といわれるほど、高タンパク質な食品。その他にも食物繊維やビタミン、イソフラボンなども含まれていて栄養満点の食材です。それでいてコレステロールは含まれていない、理想的な食品。購入者からは「炒めているときから扱いやすく、ほのかな優しい香りがしました。食べてびっくり! 食感が良く、よりひき肉感があります!」とのコメントも。

【詳細情報】
内容量:200g×3パック

 


野菜と調理するだけで簡単で本格的な料理に!


マルコメ ダイズラボ 野菜と炒めるだけシリーズ バラエティセット

下味のついた大豆ミートとタレがセットになった、惣菜の素の詰め合わせ。野菜と一緒に調理するだけで、簡単に本格的な料理が楽しめます。大豆ミートは湯戻し不要のレトルトタイプなので、手間がかからず、調理も簡単。一般的な肉と比べ脂質が低く仕上がるため、料理の脂質が気になる人にもおすすめです。また、大豆ミートは植物由来なので、食物繊維が豊富なのも嬉しいポイント。購入者からは「どの食品も味が良く、お肉が苦手な人にはヘルシーで、美味しくいただきました」「材料を切るだけで簡単にできます。味も大豆臭さがなくて美味しかった」とのコメントも。

【詳細情報】
内容量:各2~3人分(回鍋肉、麻婆茄子、きのこのキーマカレー、ガパオライス、タコライス)

 


大容量でたっぷり使えて備蓄にも便利な乾燥タイプ


コッチラボ ソイミンチ 大豆ミート 業務用

大豆100%でできた大豆ミート。植物性高タンパクで、低脂質だから、動物肉と比べ、とてもヘルシーなお肉です。ミネラルや鉄分、食物繊維、大豆イソフラボンも豊富。大豆にはタンパク質を構成するアミノ酸が、とてもバランスよく含まれています。その割合は牛肉にも引けを取らないほど。また小麦や精米と比べると、ずっと低糖質なので、美容や健康に気を遣っている人にもおすすめです。ミートソース、ハンバーグ、コロッケ、カレー、スープなどに、ひき肉のかわりに使えるミンチタイプ。購入者からは「今まで何年も色々なソイミートを食べてきましたが、今まで食べてきた中で一番美味しいです! これを食べたら他のソイミート食べられないです」と絶賛のコメントも。

【詳細情報】
内容量:1kg

 


湯戻しや水切り不要だから調理が簡単!


マルコメ ダイズラボ 大豆のお肉ブロック レトルトタイプ

“第4の肉”として注目が集まる大豆ミート。大豆の油分を搾油して加圧加熱・高温乾燥させて作られた大豆ミートです。湯戻しや水切りなしでそのまま使えるレトルトタイプ。大豆の栄養を手軽に食べられ、高タンパクで、一般的な肉と比べるとカロリーやコレステロールが低く、低脂質と嬉しいことばかりの商品です。動物性原料不使用で、唐揚げや酢豚、カレーなど、様々な料理に使えます。購入者からは「料理に使ったら、みんな大豆だと分かりませんでした。本当のお肉みたい。普通に美味しい」とのコメントも。

【詳細情報】
内容量:80g

 


ごろっと大粒タイプで唐揚げ作りにぴったり!


ナカダイ 畑の肉 鶏肉みたいな肉らしい豆な嫁

「鶏肉みたいな肉らしい豆な嫁」は、大豆から作られた、ヘルシーな大豆ミートです。ごろっとした大粒タイプで、水で戻すと、鶏のから揚げほどのサイズに。鶏肉の代わりとして、普段の料理に使えます。脂質を抑えたい人やダイエット中の人、ヴィーガン、ベジタリアンの人にもおすすめ。冷めても固くなりにくいので、弁当などにも重宝します。常温で保存できる乾燥タイプ。食べたいときに食べたい分だけ使えるので大変便利です。実際に鶏肉をさばいたりカットしたりすることもないので、扱いやすく、まな板も汚れません。

【詳細情報】
内容量:150g

 

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厚さ7mmにこだわった一品! 自宅やBBQで楽しめる「備長炭直火焼牛タン100g(4枚)」(杜の都 太助)

〜週末お取り寄せグルメ〜

 

宮城県仙台市の名物“牛たん”。たん特有のコク深い味わいに加え、食べごたえある口当たりに魅了されている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、牛たん焼きを自宅でパパっと楽しめる「杜の都 太助」の「備長炭直火焼牛タン100g(4枚)」(2470円/税込)をお取り寄せ。数ある牛タン焼きメニューの中でも、選りすぐりの一品をチョイスしてみました。

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

 

●「備長炭直火焼牛タン100g(4枚)」(杜の都 太助)

「杜の都 太助」といえば、宮城県仙台市にある牛タン焼発祥店「味太助」の味を忠実に受け継ぐ都内唯一のお店。数ミリ単位で厚さにこだわり、おいしさを探求している老舗です。そんな「杜の都 太助」から販売している同商品は、備長炭で直火焼きした極上の牛たん。備長炭ならではの香ばしさにも注目しながら、脈々と受け継がれてきた秘伝の味を確かめていきましょう。

 

 

レンチンしてみると、さっそく旨味溢れる牛たんの香りが。じつは瞬間冷凍によって“炭の香り”が閉じこめられており、あたためることで一層、香ばしさが際立ちます。炭火で焼かれているため、やや焦げ目がついているビジュアルが魅力的。お肉の表面が脂でツヤツヤと輝いているのもたまりません…。

 

試しにひとくち食べた瞬間、まず驚いたのはお肉のやわらかさ。くちどけの良い舌触りのおかげで、噛むたびに牛タンのジューシーさを感じられます。職人が1枚ずつ厚さを約7mmに調整して手切りしていることにより、牛タンの旨味を余すことなく味わえるのがポイント。脂が乗っているのにクドさがなく、しっかりした弾力も楽しめました。

 

ちなみに楽天販売サイトでは、牛タンと相性バツグンな“ネギタレ”のレシピを公開中。塩気が効いているのでこのままでも十分おいしくいただけますが、ひと手間加えるだけでまた違った味わいを堪能できますよ。

 

実際に購入した人からも「クセや臭みがなく、とっても食べやすい」「牛タン焼き特有のこうばしさがお気に入り」など反響が続出。中には「BBQのメニューに加えたら子どもにも喜ばれました」との声も上がっているようです。あなたもぜひお取り寄せして、本場宮城の味を体験してみてはいかが?

 

※記事中の商品価格は、ライターが商品購入時の価格です。

 

「備長炭直火焼牛タン100g(4枚)」「杜の都 太助」

「豚こま」がドドーンと1kg当たる! Twitterキャンペーン実施中

ワン・パブリッシングの料理書「豚こま100レシピ」の発売を記念したTwitterキャンペーンが、現在開催中です。

 

応募はワン・パブリッシングの公式Twitterアカウント(@ONEPUB_JP)をフォローし、「豚こま100レシピ」の発売記念キャンペーンツイートをリツイートするだけでOK。抽選で10名様に、さつま屋産業の「国産豚こま切れ メガ盛り1kg」をプレゼント!

 

応募締切は2月12日なので、皆様ふるってご応募ください。

 

さつま屋産業の「国産豚こま切れ」について

さつま屋産業は、九州産牛肉を主軸に牛・豚・鶏を販売しています。昭和37年創業。「食の安全」を守り続け、自社牧場(宮下牧場)での一貫生産を行ない、厳しい基準を元に選び抜かれたお肉を低温加工工場にて、専門スタッフがカット・包装・梱包しています。

 

さつま屋産業の豚こまは、特別にスライスされた大きな切り落としと、このボリューム感が魅力。炒めたり、揚げたり、丸めてだんご状にしたり、大判の切り落としを巻いて肉巻き料理も作れます。色々な部位が含まれており、うまみが豊かで値段もお手頃。楽天全商品の総合ランキング4位入賞の実績もある人気の商品です。

 

「豚こま100レシピ」って、どんな本?

安くて栄養たっぷりで、切る手間もない、時短&節約の味方である豚こま切れ肉のレシピを、お肉大好き! な料理研究家・市瀬悦子さんが100品提案したレシピ集。

5分10分で作れるレシピから、ちょっとしたごちそうまで、様々な調理法で豚こまをおいしく仕上げます。目からウロコの意外なレシピから、毎日食べても飽きないバリエーション豊かなレシピまで、おうちごはんの役に立つこと間違いナシの一冊となっています。

 

【書籍概要】

著:市瀬悦子

定価:913円(本体830円+税)

発売日:2021年1月26日

 

Amazonで詳しく見る

セブンネットで詳しく見る

楽天ブックスで詳しく見る

宮崎牛を市場値の「半額」で! 福岡で行列の「精肉スーパー」が関東出店加速で肉ライフがはかどる

2021年の干支は「丑」(うし)ということで、牛肉にいっそうスポットが当たると思っていた矢先、激アツなニュースが飛び込んできました。福岡を拠点に行列の精肉スーパーを展開する「あんず お肉の工場直売所」が東京に進出し、“イイニク”の1月29日にオープンしたのです。人気の理由を確かめるべく、店舗がある勝どきで開催された内覧会に行ってきました。

 

↑お店は「勝どき駅」から徒歩3分ほど。店の前に駐車場があるのも嬉しいポイントです

 

A5ランク宮崎牛を100g 300円台から買える

九州は熊本のあか牛や佐賀牛など、良質な牛肉の産地として有名ですが、「あんず お肉の工場直売所」が目を付けたのは宮崎牛。その大きな理由は、“和牛のオリンピック”と称される「全国和牛能力共進会」で3大会連続日本一を受賞しているうえ、米国アカデミー賞授賞式パーティーに3年連続(2018~2020年)採用されるなど、国内外から評価が高い和牛だからです。

 

↑A5ランク宮崎牛の赤身スライスは590円。ほかにも、A5宮崎牛のサーロインステーキは680円、A5宮崎牛のバラスライスは358円と、破格です(すべて100g税抜)

 

宮崎牛の肉質はきめ細かな霜降りと上品なうまみが魅力で、なかでも一般的に最上級といわれるA5ランクのみを一頭丸ごと仕入れます。同一産地からまとめて一頭買いをすることで原価を抑えるとともに、「シンシン」「トモサンカク」など、普通のスーパーでは手に入りにくい希少部位も多数取りそろえられるのです。

 

↑オープンキッチンの量り売りコーナーを設置し、切りたてを提供してくれます

 

博多発ということで、モツ鍋に適したホルモンも多彩に用意。国産牛の白ホルモン(小腸)は198円、ミックスホルモン(小腸、赤センマイ、センマイ、ハツ)は228円、丸腸は298円(すべて100g税抜)などなど。量り売りとは別にパック売りもしていて、その他の部位も購入できます。

 

↑豚肉も、群馬の生産者による「とことん豚」というブランドを一頭買いで安く、正肉からホルモンまで多彩に提供。甘味と柔らかい肉質が特徴です

 

品ぞろえは、精肉が約300種、九州を中心に全国から集めた食品類が約150種、店内調理の総菜が約50種と豊富なラインナップ。博多餃子、いかしゅうまい、ごぼう唐揚げといった九州名物の冷凍食品や、ソーセージをはじめとした加工肉も豊富で、ストック買いにも最適だといえるでしょう。

 

↑広々とした店内。自家製総菜もオープンキッチンスタイルで販売されます

 

↑オープンから2月4日までは最大3万円オフで買える「最上級A5ランク宮崎牛 肉福袋」などが期間・個数限定で販売されていました

 

内覧会では、出店理由や今後の展開についてなどを聞いてみました。背景にあったのは、コロナ禍による生産者応援。というのも、運営元である「アトム株式会社」は外食への食肉卸や食品加工を中心に発展した企業。とんかつ店「あんず」など直営レストランもあり、昨今の社会情勢で外食が苦境に立たされるなか、外食向けに生産し続けている作り手に恩返しをしたいという想いから消費者の多い関東に進出したのです。

 

↑花田利喜社長。茨城・つくば、神奈川・平塚などにフランチャイズ店を年内7店舗オープン予定とか

 

また、「あんず お肉の工場直売所」はフランチャイズにも意欲的。特に外食メインで運営している企業が小売り店という選択肢をもつことで、コロナ禍を共に乗り越えたいと花田社長は言います。

 

噛むつもりが溶けて消え、あふれる豪華な肉汁に

内覧会後、撮影用にいただいた希少部位を焼いて、宮崎牛の魅力を堪能してみました。さすが、プロに卸しているだけあって肉質はもちろん、カットの仕方なども高級焼肉店そのもののハイクオリティです。

 

↑きめ細かい霜降りから脂が溶け出し、ロゼ色の肉の表面にじゅわりと。立ち上る香りからして芳醇で、テンションが上がります

 

前記で肉の部位や価格などを紹介しましたが、単品のほかに盛り合わせをオーダーしたりパックになった盛り合わせを購入することも可能。おうち焼肉やしゃぶしゃぶ、すき焼きなどを楽しみたい人にはオススメです。

 

↑スライス肉を丸めて贅沢に。噛むつもりが、いつの間にか溶けてなくなり、あふれる肉汁を口いっぱいに受け止めるという至福を体感できます

 

もっと暖かくなれば、BBQなどを楽しむ人もいるでしょう。店舗に車で買い付け、湾岸エリアで開放的な景色とともにゴージャスな肉を楽しむ、そんな休日もイイのではないでしょうか。

 

↑たとえばロースとタンの盛り合わせが、この大ボリュームで税抜5000円

 

↑1人前1000円や1500円というオーダーでも盛り合わせOK

 

同店はすでに静岡・御殿場(ミートファクトリーつぼぐち お肉の工場直売所)と神奈川・鶴見(韓の台所 お肉の工場直売所 ミートファクトリー)でフランチャイズ展開されているので、お近くの人はぜひこちらへ。とにかく、高級宮崎牛をおトクに楽しみたい人は「お肉の工場直売所」を要チェックです。

 

【SHOP DATA】

あんず お肉の工場直売所 勝どき店

住所:東京都中央区勝どき3-3-18

アクセス:都営大江戸線「勝どき駅」A4a出口徒歩3分

営業時間:10:00〜19:00
定休日:なし

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

【ブラックフライデー2020情報】肉好きのための「ハンバーガーショップ」が、驚きの50%オフセール!

アメリカで親しまれている11月第4週の金曜日「ブラックフライデー」のセール。近年はこの日にセールを行う流れが日本にも波及しています。GetNavi webでは、2020年のブラックフライデーに向けて、気になるセール情報をピックアップしてお届けしていきます。

 

肉の食べ応えを追求した、アメリカ発の専門店が半額セール

アメリカ発祥で、2018年に日本に上陸したハンバーガーショップ・ファットバーガーは、ブラックフライデーにあわせて半額セールを実施します。27日・28日・29日の3日間、対象商品全品50%オフと、例年よりパワーアップした内容は見逃せません。

 

■セール概要

・日程:2020年11月27日(金)・28日(土)・29日(日)

・販売価格:対象商品50%OFF

・対象商品:バーガー全品

※割引対象に、トッピングは含まれません。

※USキングバーガー、季節/期間限定バーガーは割引対象外。

※他のクーポンや割引券との併用はできません。

 

■FATBURGERとは

FATBURGERは、肉好きにはたまらない食べ応えあるグルメバーガーショップ。ネーミングの由来は、F (fresh_フレッシュ) A(Authentic_本物の) T(Tasty_おいしい)という意味があり、ジューシーに仕上げたパテを本店の味をそのままに楽しめます。

 

また、季節ごとに発売する日本限定のオリジナルメニューは、海外からのお客様に好評でFATBURGER JAPANの特徴のひとつです。アルコール各種も豊富に揃えていて、店内で流れているスポーツ中継を観ながらスポーツバーとしても、利用できます。

【ブラックフライデー2020情報】地域密着のスーパー「エブリイ」のお得なイタズラとは?

アメリカで親しまれている11月第4週の金曜日「ブラックフライデー」のセール。近年はこの日にセールを行う流れが日本にも波及しています。GetNavi webでは、2020年のブラックフライデーに向けて、気になるセール情報をピックアップしてお届けしていきます。

 

広島に本拠を置くスーパーの”お得なイタズラ”

広島・岡山県を中心に展開するスーパー・エブリイは、11月27日から11月29日まで、「ブラックフライデー企画」を開催。オリジナルキャラクターの”エブリイくん”が「お得なイタズラ」が大好きな“ブラックエブリイくん”に変身し、お得なイタズラを巻き起こします。

 

■ブラックエブリイくんが“お得なイタズラ”で大暴れ!エブリイブラックフライデー企画内容

期間:11月27日(金)~11月29日(日)
対象店舗:エブリイ生鮮取扱店舗 全43店舗(広島県・岡山県・香川県)
①合計1000名に当たる!「大判振る舞い抽選企画」
「ブラックエブリイ」くんがエブリイにしかない「美味しさ」「魅力」を勝手にプレゼント! 合計1000名に豪華食材・調理器具・商品券等が当たる抽選企画を実施します。

応募方法:11月27日(金)~11月29日(日)の3日間、2500円の買い物ごとに応募券を一枚進呈。必要事項を記入し、店内の応募箱に投函すると応募完了となります。

当選発表:12月中旬に当選者本人へ連絡します。
備考:応募の際には、エブリイオリジナル電子マネー付きポイントカード「エブリカ」への登録が必要となります。

②食卓に欠かせない商品がさらにお買い得に!「ブラックフライデー特別価格」
11月27日(金)~11月29日(日)の3日間は、食卓に欠かせない商品をいつもよりお買い得価格ご提供。最終日の11月29日(日)には、3日間の集大成として「スペシャル価格」の商品を用意します。「スペシャル価格」の詳細は、11月28日(土)18:00に「エブリイアプリ」上で発表を予定しています。
※「エブリイアプリ」の利用には、オリジナル電子マネー付きポイントカード「エブリカ」への会員登録が必要となります。 

③「1129の日」が重なる特別な月!2日間限定で「超肉祭り」を開催

毎月最終日曜日に開催している「肉祭り」イベント。11月は、「肉祭り」イベントと「いい肉の日」が重なる特別な月ということもあり、11月28日(土)~11月29日(日)の2日間でいつもの「肉祭り」をパワーアップさせた「超(スーパー)肉祭り」を開催。2日間で「衝撃のタイムサービス」11連発を開催するなど、お肉各種を特別価格で販売します。

地元民御用達! ハワイで絶対行きたい「ステーキレストラン」3選

ハワイで日本人観光客にもローカルにも人気のグルメといえば、やっぱりステーキ。日本では考えられないような巨大肉をサーブされれば、海外に来たことを実感できるはず。ここでは、地元の人たちの間でも人気のステーキ店をご紹介します。

 

熟成肉ステーキの代表格! ウルフギャング・ステーキハウス

連日、広い店内がゲストで埋め尽くされるほどにぎわっている人気店といえば、「ウルフギャング・ステーキハウス(Wolfgang’s Steakhouse)」。28日間熟成した肉を豪快に焼き上げることで有名です。筆者は取材で、キッチンに入れてもらったことがあるのですが、厨房の奥にある巨大な冷蔵庫で大量の肉の塊が保存されているんです。

 

このお店ではずせないメニューは、名物のポーターハウス(2人前、120.95ドル、写真上)。フライパンで肉の表面に焼き目をつけたら、高温のオーブンに入れ一気に焼き上げ、熱々のバターソースをかけて持ってきてくれます。噛めば噛むほど、奥深い味わいが口に広がるのは、熟成肉ならではの醍醐味でしょう。

 

ロコに絶大な人気! ルースズ・クリス・ステーキハウス

現地の方が最も支持しているステーキレストランではないかと思われるのが、「ルースズ・クリス・ステーキハウス(Ruth’s Chris Steak House)」。アメリカで最高級と格付けされるプライムビーフを熟成させたステーキがいただけます。アメリカ本土や世界各国にあるほか(東京にもあり)、ハワイにもオアフ島、ハワイ島、マウイ島などの各地に店舗を展開しているお店で、日本のTV番組などでも度々紹介されています。

 

漫画のひとコマに出てきそうな、巨大な骨付き肉にかぶりつきたい方なら、トマホーク リブアイ*(145ドル、写真上)がオススメ。人の顔のサイズくらいありそうな大きな塊肉のステーキは、アメリカンな気分を高めてくれます。

 

またこのお店は、クラシカルな店内の雰囲気や、質の良いサービスにも定評があり、誕生日や記念日のディナーにここに出かけるというローカルも多くいます。

 

ハワイ産ウッドの香りがただよう! ハイズ・ステーキハウス

ワイキキにある老舗ステーキハウスといえば、創業から40年以上の歴史がある「ハイズステーキハウス(Hy’s Steak House)」。店内に一歩足を踏み入れると、格式ある店内のインテリアにまず驚くはず。店内からも眺められるブロイラーで焼かれるお肉は、USDA(アメリカ農務省)認定のプライムビーフ。キアヴェというハワイ産ウッドを使って焼かれるため、焼き上がりがとても芳しいのが、ここのステーキの特徴です。

 

おすすめは、フィレミニョン(7オンス、53ドル)。一頭からごくわずかな量しか取れないという貴重な部位で、きめ細かくやわらかな味を堪能できます。

 

またハイズは、テーブルサービスを行っている、ハワイの数少ないレストランの1つです。デザートに各種フランベ(17ドル~)を頼むと、おしゃれなフランベサービスを間近で見て楽しめるのでおすすめです。

【10月18日まで】800gのローストビーフ丼がほぼ無料!? 手羽先居酒屋のキャンペーンが太っ腹

東京を中心に展開する手羽先居酒屋「酔っ手羽」が、“手羽の日”である10月18日までの期間限定で超太っ腹なキャンペーン「酔っ手羽天使プロジェクト」を開催中。重量800gという巨大なローストビーフ丼を客の言い値で提供するというのです。

 

今回のキャンペーン対象となる「天使のローストビーフ丼」は、通常1080円で提供される秋の期間限定特別メニュー。どっさりの白飯の上に国産牛もも肉のローストビーフ150gを盛り付け、同店の名物である手羽先を“天使の羽”のごとくその上に突き刺したというド迫力な一品です。

 

その総重量は800gにも達し、食べごたえ十分なうえ、自家製のピリ辛ダレが効いた味付けはクセになります。

 

本キャンペーンでは、この「天使のローストビーフ丼」を“客の言い値”で提供(ただし1円以上。無料は不可)。

 

10月18日までの平日ランチタイム(11:00~15:00)各日100食限定、かつ六本木、ヨドバシAKIBA、五反田の3店舗限定ではありますが、通常価格から考えれば超太っ腹なキャンペーンです。

 

なお、こちらのキャンペーンに参加するには同店で配布される「酔っ手羽エンジェル」(下画像)を頭にかぶる必要があるとのこと。気恥ずかしいですが、これをかぶって男前価格の「天使のローストビーフ丼」にありつきましょう。

 

↑「酔っ手羽エンジェル」を頭にかぶった同店スタッフ

 

さらにこの「酔っ手羽エンジェル」やメニューの写真をハッシュタグ「#酔っ手羽エンジェル」付きでSNSに投稿すれば、10月18日のキャンペーン期間中、投稿画面提示で何度でもドリンク1杯が無料になるおまけつき。キャンペーン参加で、居酒屋利用もお得になります。

 

「ジョッキ月見蕎麦」などの変わったメニューや「攻めすぎ」と話題の店内ポスターなどにより、いまSNSでは話題になっている居酒屋「酔っ手羽」。対象店舗の六本木、秋葉原、五反田にお勤め、お住まいの方はこの機会を見逃さず、お得に同店を楽しんでくださいね。

関西食べ放題焼肉の雄「ワンカルビ」が東京進出で大行列に!人気のワケは超絶コスパにあった

飲食店のヒットの常套パターンといえば、海外からの上陸や地方からの東京進出。長蛇の列を作ることも必至ですが、一風変わったジャンルや戦略でありながら大ブレイクをするケースもあります。その好例が、今春関西から東京に進出してきた食べ放題の焼肉店「ワンカルビ」。

↑4月17日にオープンした「ワンカルビ 花小金井店」

 

出店地は東京郊外の小平市。最寄り駅は西武新宿線の「花小金井」と、都心ではありません。とはいえ、その繁盛ぶりはすさまじいものがありました。体験レポートの形で、お店の魅力と人気ぶりとお伝えしたいと思います。

 

 

数か月待ちを覚悟してでも予約するべき人気ぶり!

筆者が行ったのは、オープンから2か月以上経った7月上旬。下調べによると「予約していった方がいい」という情報があったため、予約することにしたのですが、本来は5月中旬に行く予定でした。なぜここまで遅くなったかというと、近い日程は埋まっていたからです。場所が場所なので、土日に絞ったからかもしれませんが、2か月ほどかかる人気ぶり。

↑外には予約なしでの入店を待つお客さんの列が

 

ちなみに、郊外のロードサイドというだけあって、けっして席数は少なくありません。むしろかなり多く、172席もあるようです。また、特別にオープン記念の割引キャンペーンなどをしているわけでもありません。それでこれだけ混雑するには、相当な実力があるということでしょう。

↑電子発券機の待ち組数を見ると「27組」というものすごい数字が!

 

この日の状況で予約なしの場合、どれ程度待つかをスタッフさんに聞くと「2時間はかかるかもしれません」という答えが。これだけ人気ということは、相応の魅力があるに違いありません。ということで、席に向かいました。

 

 

厚切り肉を優先的に味わうのが攻略法だ!

用意されていたのは、ファミリー層にうれしいボックス席。全シートが半個室でプライベート感の高い設計になっています。また、シックで落ち着いたデザインになっており、高級感も十分。食べ放題の焼肉というと内装までお金をかけないイメージがありますが、ここはそんなことはありません。

↑温かみを生かしたモダンなデザインで、雰囲気はエレガント。無煙ロースターも完備されています

 

そしていざ注文へ。気になる内容は、48品から選べるコースと、そのメニュー数が95品まで増えるコースの2タイプ。年齢によって7段階に分かれており、7~49歳はいわゆる通常料金となります。3歳以下は無料となるので、小さいお子さんがいる家族にとってはうれしいポイントでしょう。

↑筆者は今回95品のコースをオーダーしました。税込で3866円

 

まずはメインを紹介したいとの思いから、前菜はすっ飛ばして肉から注文しました。呼び出しベルがあって、都度スタッフさんが席まで来てくれるテーブルオーダーバイキング。大皿が並んだ料理コーナーに取りに行くセルフサービスではなく、プレミアム感があります。

↑左下から時計と反対方向に、「和豚もちぶたウインナー」「上ハラミステーキ」「ねぎ塩タン」「にんにく醤油リブカルビ」「炙り上カルビおろしポン酢」

 

最初は様々な部位を注文しましたが、特筆すべきは「上ハラミステーキ」の大きさと厚さ。塊肉なので焼き上がりに時間はかかるものの、刻み包丁のおかげでそれほどではありません。なお、チェーン店はセントラルキッチンで一括調理しているパターンが多いのですが、同店はそこも違います。店内カットと店内調理を徹底しているので、鮮度もおいしさもワンランク上。

 

↑刻みが入っているため、表面がよりカリっと焼き上がるのもポイントです

 

聞けば、使用しているのはアンガスビーフ。赤身のおいしさに定評があり、ステーキレストランでよく愛用される牛肉です。それもあるので、個人的には厚切りステーキを優先的に味わうのが「ワンカルビ」の攻略法だと思います。

↑「厚切り上ロースステーキ」。こちらもぜひ食べておきたい一皿です

 

メニューのなかには店名を冠した「ワンカルビ」も。こちらは細長い厚切り肉を焼き、好みの大きさにハサミでカットする名物です。カルビなので脂ののりがよく、大きいため食べごたえも満点。まさに看板メニューといえるおいしさです。

↑手前が「ワンカルビ」で、奥に見えるのは「厚切りハラミ」

 

また、サイドメニューも充実。いまや希少となったユッケをローストビーフで表現した「ローストビーフユッケ風」、焼肉店でありながらジャンルの幅広さを感じさせる「肉屋のボロネーゼパスタ」や「ベトナム風生春巻き スイートチリソースで」など、肉以外にも秀逸な料理がそろっています。

↑「ローストビーフユッケ風」

 

↑手前が「肉屋のボロネーゼパスタ」。奥に少し写っているのが「ベトナム風生春巻き スイートチリソース」

 

〆もぜひ食べておきたいクオリティの高さ。焼肉の定番といえる冷麺や石焼ピビンパのほか、ビーフカレー、熟成肉の石焼ガーリックバターライス、四川山椒の本格麻婆豆腐などもあって、肉でお腹がいっぱいでも食べたくなるラインナップです。そしてデザートはコースの場合ひとり1品ですが、これも焼肉食べ放題であることを忘れさせるほどハイレベル。

↑「韓国冷麺」

 

↑「ベイクドチーズケーキとチョコクリームのパフェ」

 

同店の人気ぶりには納得でした。価格以上においしい料理と丁寧なサービス。上質で居心地のいい雰囲気。わざわざ遠方からでも足を運ぶ価値があり、また行きたいと思える満足度の高さです。まだ東京はおろか、関東にはここだけということですが、この好調ぶりを見ると今後も拡大していきそうです。駐車場も完備されているので、食べ放題好きの人はぜひ行ってみてください!

 

 

【SHOP DATA】

ワンカルビ 花小金井店

住所:東京都小平市花小金井3-18-5

アクセス:西武新宿線「花小金井駅」徒歩約15分

営業時間:月~金17:00~24:00、土日祝16:00~24:00

定休日:元旦

7000円相当⇒500円も夢じゃない! 8月の焼肉は「伊藤課長」でつかみ取れ!

夏バテ対策で肉を食べたくなる今日このごろ。しかも今月末には“ヤキニク”の日(8/29)を控えていることもあり、何かにつけ焼肉のことを考えている(?)方も多いはず。そんな肉好きのアナタのための、お得すぎるイベントがあります。それが、人気のホルモン焼肉店「伊藤課長」で開催中の、肉のつかみ取りキャンペーンです!

 

赤字上等の人気キャンペーンが帰ってきた!

「課長カルビ つかみどりキャンペーン」は、東京都内の「伊藤課長」3店舗(浅草駅ビル店・神田東口店・代々木駅前店)で、8月31日までの期間限定で実施中。なんと税込540円(税抜500円)で、同店の看板メニュー「課長カルビ(80g 税込745円)」を、ゴッソリつかみ取りできちゃうという破格の内容です。昨年好評だったキャンペーンが、満を持して復活しました!

↑こちらが通常の「課長カルビ」80g 745円

 

「課長カルビ」は、肉のプロが厳選して仕入れているとあって、さすがのクオリティ。肉のうまみをたっぷり楽しめる厚切りで、サシの入り方も絶妙です。こんなおいしそうなお肉を540円でつかみ取りとは、なんてブッ飛んだ企画! 百聞は一食にしかず。ということで、筆者も「伊藤課長」に行って挑戦してみました。

↑筆者が行ったのはこちら。「伊藤課長 代々木駅前店」

 

さっそく本日の主役、つかみ取りお肉の登場です。大きい器に、お肉がドッサリと入っています! しかも、けっして大味なお肉ではなく、見た目からすでに高品質であることがうかがえます。

↑適度なサシが入っていておいしそう!

 

このお肉を、UFOキャッチャーのように、手首を返さずに上からつかみ取り!

↑なかなかの手ごたえです!

 

↑結果は334g。及第点といったところでしょうか…

 

店内のPOPには、グラム数に応じた相当額の早見表があります。これによると、今回の挑戦結果はおよそ3000円相当、ということでした。なんとこれまでには800gをつかんだ猛者もいたとのこと。800gは7450円相当なので、7000円近くも得した計算です!

↑つかみ取りのルールと、グラム早見表

 

それでは、自らの手でつかみ取ったカルビをいただいてみましょう。やわらかくてジューシーで、上品な脂のうまみが噛むたびにあふれます。厚切りなので、食べ応えも十分。

↑多くのファンの心を“つかんだ”、こだわりのカルビです!

 

イトウさんは2倍お得。行かなきゃ損!

ちなみに苗字が伊藤or伊東の課長さんなら、名刺の提示で2つかみOKだったり、300g未満だったら「ハニーフラッシュ」というデザートを1皿プレゼントしてくれたりと、太っ腹でおもしろいルールもあります。

↑「ハニーフラッシュ」345円

 

↑あたたかくてホクホクの安納芋の上に、バターとバニラアイスをトッピング

 

ちょうどカルビ以外の話が出ましたので、その他のイチオシメニューもチェックしておきましょう。

↑「プレミアム牛たん」1814円

 

こちらは7月からの新メニュー。縦に厚切りカットされた牛たんは大サイズ! これ一枚でいろいろな部位を楽しめます。

↑焼けてきたら、ハサミで食べやすいサイズに切ります

 

↑「壷漬けハラミ」1069円

 

「課長カルビ」に並ぶ人気メニュー。じっくり熟成させたハラミを、店内仕込みで特製ダレに漬け込んで旨みを凝縮させています。

↑「アサヒスーパードライ」540円(写真左)、「生搾りレモンサワー」453円(写真右)

 

↑ジンと肉(ジントニック)626円

 

ドリンクは定番+αがそろう、絶妙なラインナップ。夏に飲みたいキリッとしたお酒も種類豊富です!

↑この夏は、味もコスパも間違いなしの「伊藤課長」へ!

 

大注目のつかみ取り以外にも、リーズナブルな絶品メニューがズラリの「伊藤課長」。8月末までのキャンペーン期間のうちに、ぜひともお試しあれ。なお、つかみ取りは4名につき1回なので、家族や友人、職場のみなさんを誘ってみると良いでしょう。手の大きい方や、リアル伊藤(伊東)課長さんが周りにいるなら大チャンスですよ!

 

 

【SHOP DATA】

伊藤課長 浅草駅ビル店

住所:東京都台東区花川戸1-2-3 浅草駅ビル 1F

アクセス:東京メトロ銀座線ほか「浅草駅」徒歩1分

営業時間:11:00~23:00(L.O.)

定休日:なし

幻の「尾崎牛」で肉バルをやるとこうなる!恵比寿の「ギャツビー」は充実度が半端なしっ

肉ブームが叫ばれて久しい昨今。街には焼肉やステーキをはじめ様々な肉業態がひしめきあっており、もの珍しくない状態といっても過言ではありません。ビールやワインと一緒に楽しむ肉バルにも同じことがいえますが、幻の和牛が破格で味わえるとあれば、お店の希少価値もかなりのものです。今回はそんな一軒「ギャツビー」をご紹介!

 

 

上品な脂の甘味と赤身のうまみを楽しめるのが尾崎牛だ!

場所は都内屈指のグルメタウン・恵比寿。こういった人気の街で良コスパのレストランを探すなら、家賃の高い駅前ではなく少し離れた路地裏というのがセオリーですが、まさにお手本のようなところにあります。とはいえ東口から徒歩約7分と、遠すぎずのアクセスもうれしいじゃないですか。

↑1階にあり。名物メニューの描かれた黒板が目印です

 

店内は、オープンキッチンのカウンターとテーブルからなる計40席。黒をベースとしたシックな設えながら、洒落の効いたデザインのオブジェやスタッフの活気などが相まって、わいわいがやがやと楽しめる空間になっています。そんな同店で必ず味わいたいのは、なんといっても肉。冒頭で触れましたが、幻とも称される「尾崎牛」を提供しているのです。

↑「尾崎牛グリル シンシン」3000円/100g。希少な肉のおいしさを体験するには塩とワサビなど、シンプルに味わうのがオススメ

 

和牛の名称には、松阪や米沢といった地域を付けるのが一般的。でも尾崎牛は違います。これは牧場主の尾崎宗春さんが、独自の飼育と肥育による品質の違いをわかりやすくするために、敢えて自身の名を冠しているから。ただ少数生産のため出荷数は毎月40頭のみとなり、それゆえに幻といわれるのです。

 

食べてみると、しっとりとした肉質のなかに繊細なうまみが凝縮。これはストレスなく健康的に育てられることで、身や脂に雑味が出ないからだそう。ちなみに価格はこれでも安い方ですが、さらに尾崎牛をリーズナブルに楽しみたいという人、ご安心ください。カレーやパスタで味わうという方法があります。

 

↑「尾崎牛の牛スジカレー」1200円。ランチタイムならサラダが付いて1000円です

 

たとえばカレーは、香味野菜を尾崎牛の牛脂で炒め、スジも香ばしく焼いてから煮込んでいるためうまみや甘みもワンランク上。独自に調合したスパイスともあいまって、ヤミツキになるおいしさに仕上がっています。またパスタは「尾崎牛のペンネ ボロネーゼ」(1200円)があり、カレーとおなじくリッチな風味あふれるミートソースを味わうことができます。

 

野菜やドリンクもここならではのラインナップ!

希少な尾崎牛の肉バル。それが「ギャツビー」ですが、すべての肉料理が尾崎牛というわけではありません。そうなると、かなり高いお店になってしまいますからね。また、豚、鶏、羊、鴨など様々な肉を扱っています。ということで、尾崎牛以外の人気メニューを紹介していきましょう。

↑「肉前菜の盛り合わせ」1800円。自家製の美桜鶏レバームースとパテ・ド・カンパーニュに加え、紅茶鴨のスモーク、生ハム、モルタデッラソーセージ、サラミと6種類のシャルキュトリーが一皿に

 

スターターにオススメなのが、「肉前菜の盛り合わせ」。一品をアラカルトでオーダーすることもできます。また肉以外にも、お酒が進む野菜料理はたくさん。しかも、なかには「ルコラステーション」という、カリスマ的人気を誇る生産者から届く珍しい野菜で作る料理も。

↑「ルコラステーション カラフル!フライドポテト」650円。メークインのほか、ノーザンルビー、シャトークイーンという珍しいイモを使っています

 

↑「ルコラステーション こだわり野菜のバーニャカウダ」1200円。ベーシックなものに、一部旬の野菜も加えた約8種類が味わえます

 

また、かつて一世を風靡したローストビーフ丼ですが、専門店を凌駕するほどおいしいのが同店の逸品。尾崎牛ではないものの、だからこそコスパ抜群の価格になっていて、ランチでは前記のカレーよりも高い人気を誇っています。

↑「〆のローストビーフ丼」1250円。100gの肉が丼を覆うようにのっていて、柚子胡椒入りの生クリームがアクセント。ランチはスープ付きの定食となり1000円で食べられます

 

もちろんバルということで、ドリンク類も充実。特にクラフトビールが豊富で、国内外の銘柄を30種以上そろえています。チーズやスイーツも数種用意されているので、バーとしての2次会利用にも重宝することでしょう。

↑クラフトビールは800円~。樽出しのビールはハートランドで580円

 

↑肉料理に合う赤ワインを中心に、白、ロゼ、泡が30種以上。ボトル2800円~

 

 

ハイレベルなレストランが多い恵比寿は、肉バルが多いのも事実。ただ尾崎牛をはじめ、こだわりの野菜やビールをここまで用意している店は同エリアでもそう多くはないでしょう。味、価格、お酒に雰囲気と、スベらずに楽しみたい人はぜひ同店を利用してみては!

 

 

【SHOP DATA】

GATSBY(ギャツビー)

住所:東京都渋谷区恵比寿1-25-11 TYMSビル1F

アクセス:JRほか「恵比寿駅」東口徒歩7分

営業時間:月~金11:30~14:30(L.O.14:00)/17:30~23:00(L.O.22:00)、土日祝12:00~15:00(L.O.14:30)/17:30~22:00(L.O.21:00)

定休日:不定休(日祝のどこかで月1~2回休み)

本場の「BBQ」はただ楽しむものじゃない! 日本のお父さんがアメリカから学ぶべきこと

夏突入! バーベキュー(以下BBQ)の季節となりました。BBQの本場といえばアメリカ。筆者は在米4年になりますが、アメリカに住んでみて初めて知ったことがいくつかあります。渡米してからこの国ではBBQが生活の一部になっていることが皮膚感覚でわかるようになりましたが、そのなかでは日本と共通している文化も発見しました。本稿では、そんなアメリカ流の楽しみ方とBBQで使える便利グッズを個人的なエピソードを交えながらご紹介します。

 

アメリカBBQの特徴

アメリカでは、シーズン関係なく年中BBQを楽しみます。日本ではBBQといえば「夏」というイメージですが、アメリカでは夏に限らず、週末に天気が良ければいたるところでBBQをやっている家庭を見かけます。特に1年のうち「メモリアルデー(5月の最終月曜日)」と「インデペンデンスデー(7月4日)」は、「BBQの日」といっても過言でないほど。どちらの祝日でも家族が集まってBBQをします。

 

一口にBBQといっても、ホットドッグやハンバーガーを焼いて楽しむ「お手軽BBQ」と、前日から塊り肉に下味をつけ、一日かけて焼く「本気BBQ」があります。どちらも日本のように薄切り肉を焼いてすぐ食べるというよりは、時間をかけて焼いて、切りわけたものを「サイドアイテム」とともにテーブルへ並べ、みんなでいっせいに食べるというのが一般的です。

 

アメリカでは、日本でいうところのホットプレートのような感覚で、一家に一台BBQグリルがあります。そして鉄板奉行ならぬ、グリル奉行は「お父さんの仕事」。BBQを仕切る人をアメリカでは「ピットマスター」と言いますが、グリルの設置や火の管理など、熱くて力仕事の多いグリル周りの作業は男の仕事なのです。この点は鍋や鉄板料理をするときの日本の家族と同じでしょう。一方、母親はというと、エアコンの効いたキッチンでコールスローやマカロニチーズなどのサイドアイテムを作ります。肉が焼けるのを待つ間は、ビールを飲みながらチップスやディップなどをつまみます。

 

公園やアパートのコンドミニアム、プールサイドなど、いたるところにBBQグリルとテーブルセットがあるアメリカ。私も同僚たちとプールサイドでBBQをよく行います。事前に要るものリストを作り、そのなかから一人一品ずつ持ち寄り、残ったら持ってきた人、もしくはほしい人が持って帰るというシンプルなスタイル。現地集合・現地解散で、気も遣う、みんなでワイワイ楽しめます。ただ、公共の場所ではアルコールは基本的に禁止。この点は日本と違う点ですね。

 

BBQで食べる料理

アメリカでも主役はやはりお肉! ですが、日本のように海鮮や野菜を焼くことはありません。お手軽バージョンでは、ハンバーガーパティやブルストと呼ばれる大きな生ソーセージを焼いてバンズに挟んで食べます。これらのお肉は下味がついて焼くだけの状態になったものが売られているので、特別な準備もいらず、すぐに食べられます。このお手軽BBQは週末に限らず、ピットマスター(お父さん)が早く帰宅する平日でも行われます。渡米当初は、「え、いまからBBQグリル? 」とさすがにびっくりしましたが、在米4年目になる現在では、パティやブルストを常に冷蔵庫にストックしておき、夫や義父が早めに帰宅した日には「今日は任せたよ」としばしば夕食をお願いしています。

 

本気バージョンでは、前日からお肉の仕込みを行います。お肉は赤身の塊り肉を使用。牛ならブリスケット・リブ。豚ならプルドポーク。鶏肉ならドラムスティック、チキンウィングスなどが定番メニュー。なかでもオススメは、低温でじっくり焼き上げるリブ。粉末シーズニングが売っているので、前日にそれを肉にすり込み、当日に1日かけて焼きます。口に入れるとほろほろと崩れていくような柔らかさで、BBQソースと絡めながらいただきます。

 

そのまま食べても、バンズに挟んでもジューシーでたまりません。BBQソースも家庭によってこだわりがあり、スーパーのBBQソース売り場には50種類を超えるBBQソースが並んでいます。

アメリカの定番サイドメニューは、コールスロー、ポテトサラダ(日本のものよりも甘みが強く、水分が多めでマッシュポテトに近い)、マカロニチーズ、コーンブレッド(トウモロコシ粉で作ったスポンジケーキのようなもの)、ベイクドビーンズ(ネイビービーンズを甘辛く煮たもの)、フライドオクラ(オクラにトウモロコシ粉の衣をつけて揚げたもの)などです。どれも簡単に作れるものばかりで、フライドオクラ以外は、作り置きもできるので主婦にはありがたい限りのメニューです。

流行しているBBQグッズ

一家に1台のBBQグリルは「ガス式」と炭で火をつける「チャコール式」がありますが、ガスは大きいうえに値段も高いので、チャコール式が一般的です。「WEBER」というブランドの丸いUFO形をしたもの(写真)が定番中の定番で、これはグリルとして焼くだけでなく、蓋を閉めてスモークにしたり、長時間じっくり焼くのにも使えるようになっています。サイズによりますが価格も50ドル~とお手ごろです。また、父の日のプレゼントとして、グリルで使えるBBQ専用のナイフやトング、掃除用のブラシなども人気。

アメリカでは、BBQはイベントというより、むしろ生活の一部です。アメリカ人はBBQで家族団らんの時間を過ごす一方、ご近所や職場の同僚と和やかな雰囲気のなかでコミュニケーションを取っています。そして、BBQは父親の腕の見せ所! 普段はダラダラしているお父さんにとっては、ここぞとばかりに大活躍できる特別な日でもあるのです。日本のお父さんもグリル奉行で家族に威厳を示してみてはいかがでしょうか?

 

コスパの鬼「業務スーパー」の冷凍ハンバーグをレビュー! プロが感動したパワフルな味付け

業務スーパーには、絶大な人気を誇る牛乳パックスイーツや大容量サラダなどのシリーズがあります。ここでは魅力的な味わいの冷凍ハンバーグにクローズアップし、食のプロが実食チェック! イチオシ商品はコメント付きで解説します。※店舗や時期によっては取扱いがない可能性があります

 

【教えてくれた人】

フードアナリスト 中山秀明さん

生活圏内に業務スーパーが2店舗ある、業務スーパーユーザー。イチオシはミックスナッツです。

冷凍ハンバーグ

5種類が揃う冷凍のハンバーグシリーズ。パティのジューシーさとソースの濃厚さを中心に、味わいをチェックしました。

 

 

【その1】

ソースとチーズが出会いコク深く濃厚な味わいに

日本産・冷凍

チーズ入りトマトソースハンバーグ

102円(150g)

ケチャップとトマトペーストで、うまみを重ねたソースがたっぷり。さらにパティの上にはチーズをオン。これがレンチンで溶けてソースと一体になると、よりコク深く濃厚な味になります。

【ジューシーさ:☆×4】

【ソースの濃厚さ:☆×5】

【コスパ:☆×5】

【中山さんのイチオシ】

飯や酒が進むパワフルな味

「甘酸っぱいトマトソースと、とろけるチーズによるパワフルな味はご飯や酒によく合う。にんにくが効いていて、濃厚さにパンチをプラスしています」(中山さん)

 

【その2】素材本来の味を楽しめる肉の弾力が豊かな逸品

日本産・冷凍

ハンバーグステーキ

102円(140g)

こちらハンバーグはソースが入っていないので140gと少なめ。ですが、そのぶん牛肉を使用したパティは弾力があり肉汁もおいしい! 素材の味をシンプルに楽しみたい人は必食です。

【ジューシーさ:☆×4】

【ソースの濃厚さ:☆×3】

【コスパ:☆×4.5】

 

【その3】だしの効いたソースが肉全体をやさしい味で包む

日本産・冷凍

和風おろしソースハンバーグ

102円(150g)

かつおやこんぶのだしを使ったタレを、大根おろしと合わせた和風ソースが決め手。ほんのり甘めのやさしい味で、パティは肉のうまみのなかにたまねぎの自然な甘みを感じられます。

【ジューシーさ:☆×3】

【ソースの濃厚さ:☆×3.5】

【コスパ:☆×3.5】

 

【その4】柔らかめのパティとちょうどいい濃さのソース

日本産・冷凍

マッシュルーム入り

デミソースハンバーグ

102円(150g)

スライスマッシュルームがデミグラスソースとおいしく調和。パティが柔らかめの仕上がりで、ソースの味は濃厚すぎずクドさがありません。好バランスなテイストが特徴です。

【ジューシーさ:☆×3.5】

【ソースの濃厚さ:☆×4】

【コスパ:☆×4】

 

【その5】まいたけの豊かなうま味が甘めの味付けにマッチング

日本産・冷凍

まいたけ入り和風ソース

ハンバーグ

102円(150g)

刻んだまいたけがソースにたっぷりと加わり、全体的に奥深いうまみを創出。ソースは甘味を感じるしょうゆベースの和風味で、しっとりとしたパティにおいしくマッチしています。

【ジューシーさ:☆×3.5】

【ソースの濃厚さ:☆×4】

【コスパ:☆×3.5】

 

※本記事の内容は、2018年3月時点のものです。商品や価格は予告なく変更されたり、店舗によってはお取り扱いがなかったりする場合があります。

 

【もっと詳しく知りたい方はコチラ!】

ドン・キホーテ&業務スーパー 殿堂入りベストバイ
680円+税/学研プラス

ドン・キホーテの激安テレビ&家電から業務スーパーで大人気の大容量食品まで、おトクなアイテムだけを集めた1冊。紹介している商品はすべて専門家のお墨付きを得たものばかり。注目度が高いホームセンターの逸品もピックアップ!

マクドのスパムメニューはもはや定番!! ハワイで進化する「スパム」な食文化

沖縄でよく食べられている「スパム」。青地に黄色で「SPMA」と書かれた缶詰で知られる食べ物です。実は、ハワイはスパムの消費量がアメリカのなかでも多く、年間700万個もの缶詰が食べられているのだとか。そんなハワイに根付く、スパムの食文化とはどんなものでしょうか?

 

第二次世界大戦後にハワイに浸透

スパムとは、「Spiced Ham」を短く言ったことば。ポークハムをベースに、塩、砂糖、コーンスターチなどをミックスして作られます。第二次世界大戦中、アメリカの軍隊ではランチョンミート(加工肉)が食糧として利用されていました。戦争が終了すると、ハワイの一般市民の間でもそのままランチョンミートが食べられるようになり、やがてスパムとして人々の間に浸透していったそうです。おまけに、日系人が多いハワイでは白米も食べられていたため、スパムとごはんという組み合わせでハワイの食文化として育まれていったのだとか。

 

現在、スパムを代表するメーカー「Hormel」では、ベーシックなものから減塩タイプ、ハラペーニョ味、テリヤキ味まで15種類以上がラインナップ。スーパーの缶詰売場では、かなりのスペースを割いて、それらのスパムが販売されています。

 

おにぎりなら「Spam Musubi」が定番

戦前、日本から多くの移民が暮らしていたハワイには、日本の文化が今も多く残っていて、おにぎりも「Musubi」と呼ばれて親しまれています。梅干しやシャケといった、日本でもおなじみのおにぎりと一緒に、必ず並んで売られているのが、スパムを使ったおにぎり。通称「スパムむすび」です。ハワイ出身のオバマ前大統領が、ハワイに帰省してゴルフを楽しんでいる最中、スパムむすびをオーダーしたと報じられたこともあります。

 

基本のスパムむすびの作り方は、厚めにカットしたスパムをソテーし、俵型にしたごはんの上にのせ、スパムとごはんが一体化するように軽くプッシュ。仕上げに数センチ幅の海苔をぐるっと巻きつけます。店によって、厚焼き卵やアボカドをはさんだり、ごはんにふりかけをまぶしたり、さまざまなバリエーションがあります。

マクドナルドにもスパムが登場

スパムはハワイの子どもから大人まで、みんなが大好き。そのため、驚くことにもう何年も前から、マクドナルドのメニューにもなっているんです。ソテーされたスパムに卵料理とライスがついた、定食のようなメニューがあり、地元のおじさんやおばさんたちが、むしゃむしゃとそれらを食べているんです。また、ローカルに大人気の「ジッピーズ」というカジュアルレストランでも、当然のようにスパムを使った料理がメニューには並んでいます。

 

毎年恒例! スパム祭りまで開催

そんなハワイでのスパムに対する愛情は熱く、1年に1度スパムのお祭り「ワイキキ スパムジャム」まで開催されています。多くの飲食店が参加して、スパムを使ったオリジナルメニューを披露するというもので、ワイキキのメイン通りが歩行者天国となり、道は人であふれかえります。スパムむすびはもちろん、スパムバーガー、スパムカツ、スパムピザ、スパムを使ったデザートメニューまで、さまざまな味が楽しめる一大イベントなんです。

 

スパムむすびは、スパムの程よい塩気がごはんと合って、日本人も好きな味です。日本ではスパムは手に入りにくいかもしれませんが、ハワイに来たときはぜひスパムむすびを食べてみてはいかがでしょうか。

これが「コミュニティレストラン」の最新型! ロティチキンやクラフト酒が揃う武蔵小杉「COSUGI LODGE」

何かと話題の武蔵小杉に気鋭のレストランがオープンしました。今回は「COSUGI LODGE」(コスギロッヂ)のレポートをお届けします。

 

世界的なトップシェフが監修したここだけのチキン

筆者が注目したのは、メニューの内容はもちろん、都心のお店にはないいくつかの特徴。そんなポイントを中心に、試食会の様子から魅力を紹介していきます。

↑「ロティサリーチキン」(3800円/フルサイズ:2~4人前)。3つのソースパンに入っているオリジナルソースがおいしさの決め手です

 

メインとなる料理はロティサリーチキン。これは同店のオーナーが、ヨーロッパで食べた本場の味に感動して取り入れたもの。なおロティサリーチキンのお店は首都圏を中心に増えていますが、同店のロティサリーオーブンは、かなり特別なものを導入しているそうです。

↑電動式やレンジ式オーブンとは違い、間接的に温めた鉄の遠赤外線で調理する本格派。個人店でこの機器を使っている店はない(お店調べ)そう

 

また、料理監修に招いた人物がとにかくスゴい! 米雑誌「Who’s Who: Chefs」で、世界TOP100の料理人に選ばれた、篠原秀和シェフがプロデュースしているのです。篠原シェフの専門は寿司ですが、活躍拠点がイタリアということもあって欧風料理にも精通。

↑左が篠原シェフ。この日のために海外から駆け付けてくれました。右はオーナーでクリエイティブディレクターの成田 冠(はじめ)さん

 

ロティサリーチキンは、肉の味付け以上にソースにこだわったそう。具体的にはゴボウとバルサミコ、卵黄わさび、ゆずジュレの3つが用意されていて、どれも和をベースにした篠原シェフならではのソースになっています。

↑試食会では1~2人前のハーフサイズ(2000円)をいただきました。特製オーブンでじっくり約70分かけて仕上げるその味は、ふんわりかつしっとりジューシー!

 

ソースはフルサイズなら3種すべてが付き、ハーフサイズはどれかひとつを選択可能。試食会では全種を味わわせてもらいましたが、どれも他店にはない独創的なテイストになっていて、特に卵黄わさびのメリハリ感が気に入りました。

 

そのほかの料理も個性的なものばかり。前菜からデザートまで、代表的なメニューを紹介します。

↑「抗酸化野菜のグリーンサラダ」(1280円)。完全無農薬で育てられた希少な野菜を使っており、川崎市内で提供しているのは同店だけとか

 

↑「生ハムとマスカルポーネ 季節のフルーツ」(1380円)。味の濃いイタリア・サンダニエーレ産の生ハムを、マイルドなマスカルポーネチーズや甘みのあるピーナッツバターで味わう一皿

 

↑「ビーツのマッシュポテト」(780円)。赤い色味もビーツによるもの

 

↑「川崎産もりもり卵の小杉カフェプリン」(500円)。同店が以前展開(建物の老朽化によりビルごとクローズ)していた「コスギカフェ」の名物を復活させた一品です

 

 

地域住民にやさしい空間や機能が備わっている

ドリンクにも大きな特徴がありました。ウリはクラフトビールとクラフトジンです。樽生のタップが6つ用意され、ひとつはスパークリングワインでそのほかはクラフトビール。

↑クラフトビールはハーフサイズ(250ml)で480円~と良心的なプライス

 

地元・川崎の「ブリマーブルーイング」のほか、オーナーとの縁が深い沼津「ベアードブルーイング」、北海道の「えぞ麦酒」が輸入しているパタゴニア(有名アウトドアブランド)の「ロング・ルート・エール」という豪華なラインナップ。そしてクラフトジンは「季の美 京都ドライジン」と、ラズベリーを使用した英国ジン「ピンクスター」が用意されています。

↑ジントニックは800円、ゆずジントニックは850円

 

店内にも武蔵小杉らしい特徴がありました。随所に緑がふんだんに配されているほか、奥はお洒落なティピーテントの座敷になっています。前記のプリンと同じく、コスギカフェで読まれていた童話などの本も自由に読めるようになっていて、お子様連れにやさしい空間となっています。

↑店内の奥は座敷のスペース

 

↑オープンキッチンをぐるりと囲むゾーニングになっていて、カウンターやテーブル席も用意されています

 

同店は地元産の食材を料理に積極導入するなど、地域密着を打ち出しています。また家族連れにうれしい設計になっているうえ、今後は地元の方向けのワークショップやイベントも開催する予定とか。料理もお酒も本格的で、なおかつ地域の人同士の交流会を積極的に展開する飲食店というのはなかなか新しいと思います。新興住宅地のコミュニティレストランとして、注目の一軒といえるでしょう!

 

【SHOP DATA】

「COSUGI LODGE」(コスギロッヂ)

住所:神奈川県川崎市中原区小杉町2-276-1 パークシティ武蔵小杉ザ・ガーデン 1F 「COSUGI COMMONS」内
アクセス:JRほか「武蔵小杉駅」徒歩5分
営業時間:火~土11:30~14:30(L.O.14:00)、16:30~22:30(L.O.22:00)/日11:30~14:30(L.O.14:00)、16:30~22:00(L.O.21:30)

定休日:月

 

【いまなら399円】チーズブームに真打が動いた!ガストの「チーズINハンバーグ」がもっと後引くウマさに進化

チーズタッカルビやラクレットチーズを中心に、グルメ界ではチーズがトレンドとなっています。コク深くて肉と相性がいい、フォトジェニックであるなど魅力はたくさん。人気になるのも納得ですが、ブーム以前からウリにし続けてきたのが「ガスト」。そうです、「チーズINハンバーグ」のことです。

 

10年で累計約1億3000万食の国民的ハンバーグ

「チーズINハンバーグ」はガストの人気No.1メニュー。ご存知の方も多いでしょう。でも、実はまだデビューから10年という段階。全国発売は2008年の12月だったのです。以来人気を獲得しながら少しずつ改良を重ね、その出数はこの4月末で1億3000万食を突破したとか。これは国民が1人1回食べている計算。軽く10年で見積もっても、1日に3万5000皿以上が食べられていることになります!

↑「チーズINハンバーグ」。進化してもお値段は据え置きの599円(税抜)! しかも6月13日まではフェア価格で399円(税抜)に

 

名実ともに国民的ハンバーグといえる同メニュー。10周年を迎える記念もあって、大改革を行うこととなったのです。今回は担当者インタビューやディテール解剖も交えながら全貌を明らかにしていきましょう!

↑進化の核心はナイフを入れると明らかに!

 

リニューアルされたのは、5月24日。外観の見た目はそこまで変化ありません。注目すべきは中身のチーズです。これまでは4種のチーズを使っていましたが、倍以上の10種になりました。これはそれぞれのチーズが持つ特性を生かし、絶妙な比率でブレンドすることで味わいも、質感や伸びも格段にグレードアップしたのです。

↑これまでは上記の①~④を使用。改めて素材や配合を見直し、各国のチーズを取り寄せて試行錯誤を繰り返して誕生したのが新「チーズINハンバーグ」

 

食べてみて印象的に感じたのは、チーズの濃厚さ。単純な味の濃さだけではなく、とろけて伸びるチーズの弾力に、粘りが加わったようなニュアンスです。言い換るならそれは包容力。もともとチーズを覆っていたパティすらも包み込むような、豊かな質感に驚かされました。

↑あふれ出る大量のチーズは、まるでマグマ!

 

このチーズのおいしさをわかりやすく体感できる、オススメの食べ方があるので紹介しましょう。それが「フォンデュ食べ」。その名の通り、チーズフォンデュのようにするのですが面白いのはその食べ方。ハンバーグの上部をくり抜き、チーズポットのようにして食材を絡めて味わうのです。ディップするものは自由自在。オーダー時にはこちらもお試しあれ!

↑筆者は「2種のソーセージグリル」(299円・税抜)を注文してディップ!

 

実は肉もソースも濃厚に進化している!

チーズトレンドのなかで、今年の上半期は特にチーズハンバーグに注目してきた筆者。ハンバーグが人気の有名レストランにも数軒取材をしましたが、パティ内にチーズを入れるタイプのお店はあまりありませんでした。その理由のひとつが、仕込みや調理が難しいから。ということは、ガストとしても開発は大変だったのではないでしょうか。深層を知るべく、マーケティング担当者に話をうかがいました。

↑教えてくれたのはこの方。すかいらーくレストランツ マーケティング政策本部のリーダー、小林大祐さん

 

「パティにチーズを入れるのは、当初至難の業だったそうです。しかも弊社の場合は全国規模ですので、作る量もかなりのもの。解決の糸口になったのは、実は『バーミヤン』の肉まんでした。肉まんの具材を生地で包む手法をハンバーグに応用したところうまくいきまして、『チーズINハンバーグ』が誕生したのです! また、今回重点的に進化させたのはチーズなのですが、濃厚にさせたぶんパティの味も負けないよう、ビーフの比率をアップしてソースもより濃厚にしました。全体的においしくなっておりますので、ぜひこの機会にお試しください!」(小林さん)

↑特別に、焼く前のパティの断面を見せてもらうことに。個人的にびっくりしたのは、チーズは10種を混ぜた塊にしているのではなく、細かく刻んでまとめていること。改めて、非常に手が込んでいることを実感しました

 

続けて、小林さんはこうも教えてくれました。「常にお客様の声をキャッチして、トレンドも見ながら商品や店舗開発に生かして少しずつ改良しております。これにはPOS(レジ)などのビッグデータに加え、数字には出てこない現場で頂戴する意見なども含まれます。メニューでしたら、食事にもおつまみにもなるようピザをナポリ風の生地に進化させて種類を増やしました。店舗のサービスでいえば、Free Wi-Fiをグループ全体の9割近くの店舗に導入しました」

↑「マルゲリータピザ」(599円)。食べごたえのあるもっちりとした生地になり、モッツァレラチーズは伸びがよくて絶品です。約24cmの大サイズで、持ち帰りや宅配ができるのも魅力

 

↑Free Wi-Fiはガストだけでなく、すかいらーくグループが展開する18ブランド2700店舗(2018年2月28日時点)に導入。これはノマド仕事の多い筆者にはうれしい!

 

なお前記で軽く触れましたが、看板メニューのリニューアルを記念して6月13日までは「チーズINハンバーグ」が399円で提供されています。このチャンスに、お近くのガストでまずはご賞味を!

超ヘルシーで生食も可能! いま注目を集める「ダチョウ肉」に迫る

昨今、ジビエブームもあって、さまざまな鳥獣の肉が食卓に上がるようになってきました。今回紹介するのは、ヘルシーで健康にいいことから注目を集めるダチョウ肉。鮮度のよいものを正しく調理すれば、生食も可能なお肉なのです。今回は、実際に自宅で食べる機会を得たので、いったいどんな味だったのか、以下で詳しくレポートしていきます!

 

ボクシングのチャンピオンも愛食するほどヘルシーなダチョウ肉

世界最大の鳥、ダチョウ。動物園などではよく見かけるこの鳥は、とてもヘルシーで、地球にもやさしい新食材として近年注目を集めています。

 

ダチョウ肉がどれほどヘルシーなのか、牛肉と比較してみると、カロリーは5分の1、脂質は60分の1、コレステロールは3分の2という話もあります。筋肉質であるダチョウの肉は、ほかの食肉と比べて脂が少ないのです。また、ダチョウ肉はダイエットや筋肉増強に効果があるクレアチン、カルニチンも多く含有しており、アスリートからも高い支持を集めています。普段からダチョウ肉を愛食しているというプロボクサーの木村 翔選手は、先日WBO世界フライ級王座を獲得・防衛にも成功しました。

 

また、ダチョウは病気に強く、少ない餌で大きく育つため、飼育が容易なのが特徴。しかも土壌や水質汚染の原因となる物質を排泄しないため、地球にやさしい動物でもあるのです。

 

食べるならやっぱり刺身! 部位ごとの味の違いを堪能

そんなダチョウの肉をまずは生でいただいてみましょう。

 

もも、フィレ、もも、砂肝、レバー、ハツ、ドラムといった部位ごとに味の違いがあり、今回はそのうち、もも、砂肝、レバー、ハツを刺身でを試食してみました。それぞれの味を紹介していきます。

 

もっともオーソドックスな部位、もも。刺身からステーキまで、どのような料理にも向く万能さが特徴です。筋肉質の赤身はとてもすっきりした味わいで、しつこさがまったくありません。噛みごたえも十分にあり、噛めば噛むほど肉の味が染み出してきます。

 

「え、これ鳥の肉なの?」と言いたくなるほどクセがありませんから、シカやイノシシといった、ジビエ系の肉が苦手という人にも自信をもっておすすめできる食材です。

 

そのままでも十分おいしいですが、ごま油や、にんにく・しょうがを入れたしょうゆを少しつけていただくと、また違った旨さを楽しむことができます。

↑赤みが際立つもも。ダチョウをはじめて食べるなら、まずはこれから

 

次に箸をつけたのが砂肝。もちろんこれも刺身でいただきました。

 

普段よく食べている鶏の砂肝から、「硬いのかな?」と先入観をもって食べた筆者ですが、そのやわらかさにびっくり。その独特な歯ごたえを擬音語で表すなら、シャキシャキというのが最も当てはまるでしょう。味はとても淡泊で、なにかをつけていただくなら、ごま油のような味がしつこすぎないものがおすすめです。

↑ダチョウの砂肝は、淡いピンク色の見た目。意外性のある味を堪能できます

 

さて、続けてレバーをいただきます。

 

レバーというと、ほかの食肉では、濃厚ながらもクセがあって人によっては食べにくさを感じる部位です。しかし、ダチョウ肉ではその欠点がありません。口当たりはとてもトロトロで、噛みしめていくと追って味が出てきます。レバーらしい濃厚さはありながら、生臭さはまったくなく、食べにくさとも無縁。レバー嫌いの人にも、一度食べてほしい逸品でした。

↑レバーの味は独特。初めて食べると驚くはず

 

お次は心臓にあたるハツ。この部位は、レバーとは違ったコクの深さが印象的で、「ああ、赤身ってこんな味なんだ」と感じられる余韻があります。コクを楽しんで噛み続けているとはじめはコリコリとしていた肉が徐々にとろけてきます。そこまで噛んでいれば、肉の味わい深さを十分に感じることができて、少量でも十分な満足感がありました。

↑紅白の見た目が特徴的なハツ。赤身ながらももとは違う味わい深さ

 

なお、砂肝、レバー、ハツはももに比べてとれる量がすくない希少部位です。入手することも難しいのですが、それを食べられたときのうれしさは格別。食べられるお店を見つけるだけでも難儀ですが、それだけの価値はあると感じました。

 

タタキやローストなら、すっきりながらジューシーな味を楽しめる

続けて、ダチョウ料理のバリエーションを紹介しておきましょう。

 

まずは、もものタタキ。刺身とは違って肉の外側に火が通っており、刺身とは異なる歯ごたえが印象的。火を通していることでジューシー感が増しており、こちらのほうが“肉らしい”味になっています。肉の外側と内側で食感が違いますから、それを楽しめるのもタタキならでは。刺身とはまた異なった味わいで、ダチョウ肉の食べ方の幅広さを体感させてくれます。

 

なお、刺身より味の出ているタタキは、パクチーのようなさわやかな付け合わせと一緒に食べるのも美味。アクセントが加わることで、ダチョウ肉の味をより引き立ててくれますよ。

↑もも肉のタタキ。刺身とは違った芳ばしい美味しさ

 

そして、最後に食べたのが、ダチョウの最高級部位、フィレのロースト。今回は、家庭でも作りやすい、しょうゆベースのソースをかけていただきます。

 

牛肉にも似た歯ごたえと独特のやわらかさを兼ね備えるこのロースト。刺身では淡泊だったダチョウ肉の味をとても強く味わうことができて、ひと噛みごとに「肉を食べている」幸福感を強く感じます。刺身では想像できなかったほどジューシーで甘みがあり、まさに“ほほが落ちる”感覚でした。筆者の感覚では、ダチョウ料理のなかでも最も肉らしい味に感じられましたから、肉好きの方にはぜひ食べていただきたい部位・料理です。

↑柔らかさが特徴のフィレ。価格も高いですが相応のうまさです

 

なお、国内でのダチョウの飼育は、畜産王国の鹿児島を筆頭に、徐々に広まっているとのこと。特に鹿児島・鹿屋で生産されるダチョウ肉は、日本で唯一、国際衛生管理規格の「ISO22000」をクリアしていて、生食も可能です。ヒナの生育が難しいなど、量産化にあたって障壁となることは多いそうですが、一般的に味わえる食材になる未来を期待したいですね。

 

※ダチョウ肉の生食は、今回の記事ではダチョウ肉専門販売業者の監修のもとで生食を行っています。実際に食べる際は、信頼できる専門飲食店や、ダチョウ肉専門販売業者の指導に従って食べることをおすすめします

 

ダチョウ肉の価格目安

もも:実売価格680円/100g フィレ:実売価格880円/100g

4月29日は「ようニク」の日。超人気店の味が600円~で食せる「ラムバサダーフェスティバル」をどこよりも詳しく紹介

個人的に、牛、豚、鶏に続く第4の肉は羊だと確信してやみません。そんな羊肉ファンにとって大切なのが4月29日です。これは「ヨウニクの日」ということで、日本記念日協会がしっかり認定しているアニバーサリー。そして毎年お祝いを兼ねた「ラムバサダーフェスティバル」が開催されています。この時季はGWということもあって各地でグルメイベントがありますが、絶対見逃せないのがこちら。昨年の料理とともに、アツい内容をお伝えしていきます!

 

東京を中心に各ジャンルの超人気店のシェフが勢ぞろい

とにかく、なにがスゴいのか。それは料理提供者の面々です。ラムバサダーというのは、オージーラムをPRするアンバサダーのこと。和洋中のレストランに加え、ラーメン、カレーなどその道のスペシャリストで構成されているのですが、それら食のプロフェッショナルが集まり、自ら作りふるまうというのが最大の魅力なのです。

 

↑昨年のチラシですが、開催地は今年も「なかのアンテナストリート」。各地からラム肉ファン、グルメ通が集まりお祭り騒ぎになっていましたが、どんな料理が提供されたのか。前回の一例を紹介していきます!

 

↑昨年登場した「東京スパイスラムソバ」800円+「ライム」50円(SPICE-MENSHO / MENSHO×東京スパイス番長)。ラム特有のパワフルな旨味と、多彩なスパイスによるグラマラスな風味がもっちりとした中太麺に絡んで最高!

 

↑東京スパイス番長のシャンカール・ノグチさん

 

欧風料理の人気店としては、渋谷・鉢山のブラッスリー「アデニア」と、亀戸のビストロ「デカリー」を手掛ける入江眞史シェフが出店。昨年はフードコンサルタントの石井史子さんとタッグを組み、スープとラップサンドを提供していました。

↑昨年登場した「エスニックラムラップサンド」800円と「ラムミネストローネスープ」500円(アデニア / デカリー)。野菜の甘みやハーブの香りなどを巧みに用いて、グルメイベントでも食べやすい料理として、また味の一体感を高める手法もお見事!

 

↑入江眞史さん

 

↑石井史子さん

 

両人は今年も参加! 入江シェフは「ラムブリトー・グリークヨーグルトソース」を800円で、石井さんは「ラムバク by 新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)」を800円で提供予定です。

 

 

ラムチョップやジンギスカンも一流シェフメイドで味わえる!

日本人になじみのある羊料理といえば、ラムチョップやジンギスカンでしょう。豪快に焼き上げるブースからは、おいしい香りがプンプン漂ってくること間違いなし! 今年のメニューと作り手を紹介しましょう。

↑味坊の梁宝璋さん(左)と、テラ・アウストラリスの福田浩二さん(右)

 

↑昨年登場した「ラムチョップwithエゴマのソース」600円。肉のやわらかさとソース使いが絶妙!

 

梁さんは今年、日本味育協会の宮川順子代表理事とタッグを組み、「味坊を酸っぱくしてみました。」という気になる逸品を600円で提供。また、福田シェフは前述のシャンカールさんと手を組んで「チョップマン」という料理を800円で販売します。

↑左から3番目の方が宮川順子さん。そのほか、先日はラムバサダーが新たに任命。料理家でワインスペシャリストの沢樹舞さん、「REALBBQ」の井川祐介代表、「サッカパウ」の田淵拓シェフ、ジンギスカン店「羊SUNRISE」の関澤波留人オーナー、マスコットキャラクター・ジンギスカンのジンくんが加入しました

 

この「羊SUNRISE」は、羊肉業界だけでなく、グルメシーン全体で超注目を集めている一軒。最大の特徴は、豪州産や超希少な国産ラムに加え、マトンやホゲット(ラムとマトンの中間の月齢)を無冷凍の状態で扱っていることです。無冷凍ということは鮮度抜群。珍しいだけでなく、圧倒的においしいジンギスカンで人気が殺到しているのです。

↑「ラムバサダーフェスティバル」では関澤さん(左)が沢樹さんとコラボして「パスチャーフェッドラム & 土浦産レンコン」を1000円で提供してくれます

 

↑これがパスチャーフェッドラム & 土浦産レンコン!

 

なお、フード以外にもコンテンツは盛りだくさん。たとえば等身大パネルでジンギスカンのジンくんをツーショットが取れるコーナーや、人気ブロガーでラムバサダーのカレーマンと一緒にランニングとラム肉の魅力が一度に味わえる「We Love Lamb & Run!」などなど!

 

 

羊グルメのフェスはほかにも「羊フェスタ」という2014年から行われているイベントがあり、そこにもラムバサダーが出店することはありましたが、「ラムバサダーフェスティバル」はラムバサダーのみの大きな催しというのもポイントです。1年に1回の贅沢なグルメイベント、GWのお出かけ前に要チェックですよ!

 

 

【EVENT DATA】
ラムバサダーフェスティバル 2018 in なかのアンテナストリート
住所:東京都中野区中野4-10-2 中野セントラルパーク周辺
アクセス:JRほか「中野駅」北口徒歩5分
開催日時: 4月29日(日)11:00~16:00 ※売り切れ次第終了

肉じゃない肉? ハンバーガー大国で話題沸騰中の「IMPOSSIBLE BURGER」を食べてみた

アメリカの代表食といえばハンバーガーですが、いまこのハンバーガー大国に新しい波が押し寄せています。その名も「IMPOSSIBLE BURGER(インポッシブルバーガー)」。ヘルシー志向の人が多いカリフォルニアで静かなブームが到来しています。一体何が「IMPOSSIBLE(有り得ない)」なのか? 私たち日本人の舌に合うのか? そのアンビリーバブルな実体に迫ります。

 

インポッシブルバーガーって何?

インポッシブルバーガーは、牛や豚といった動物性のお肉を一切使わず、ヘルシーで環境に優しい100%植物由来の人工肉バーガーです。このバーガーを作ったのは「Impossible Foods」というシリコンバレーのベンチャー企業で、環境保護を目的として開発しました。この会社はビルゲイツが100億円超出資するほど注目されている企業で、CEOであるスタンフォード大学教授のパットブラウン氏は「すべての存在する肉を植物肉に変え、地球環境保護を実現しよう」というビジョンを掲げて全米で広く展開しています。著者が住むサンフランシスコ周辺のハンバーガー店ではそのほとんどで食べることが可能。

 

気になる具体的な原料は、小麦たんぱく質、じゃがいもたんぱく質、大豆たんぱく質、そして脂身にはココナッツオイルが使われています。最も重要なのは「ヘム」と呼ばれるマメ科の根っこにある血液に似ている鉄成分で、これが肉の風味や食感を生み出しています。すべて植物成分のため、通常のお肉を使ったパテよりもコレストロールが少なく健康に良いことが最近のヘルシー志向のアメリカで支持されています。

 

また、環境に優しい食材であることもポイントです。牛肉を使うと、飼育する過程で大量の水や肥料が必要になりますが、植物肉の場合、20分の1の土地、4分の1の水、そして温室効果ガスも8分の1で済みます。

 

インポッシブルバーガーを食べた人からは「見た目や味が通常のバーガーと変わらない」という声をよく聞きます。これが本当に美味しく、値段も普通のバーガーと変わらないのであれば、1度は食べてみたくなりますよね。

というわけで、今回訪れたのはサンフランシスコ・シリコンバレーエリアにある、私が一番好きな地元のハンバーガー店「Jack’s Prime Burgers and Shakes」。正面玄関には「The Impossible Burger Try it Now!」の看板。筆者はインポッシブルバーガーと通常のバーガーを食べ比べてみました。

 

店内の至る所に宣伝ポスターやポップがあり、今とても話題になっているのが分かります。このお店だけでなく、近所にある他の店でも目玉商品のような位置付けで販売されていました。

 

注文方法は、「ハンバーガーのパテをインポッシブルバーガーにしてください」と頼むだけ。値段は通常のハンバーガーより3ドル程高くなり、サイドのポテトも付いて15ドルです。

お肉の見た目はほぼ変わらず、何も知らずに出されたら植物肉だとは気付かなさそうです。しかし、よく見てみると、植物肉の方はなんとなくパサパサしてそうなのが見た目から分かります。切ってみると違いはより明らか。写真左の植物肉の方はミディアムレアで注文したにも関わらず、赤い部分がなく肉汁も出てきません。一方、写真右のお肉の方は、肉汁もあり赤い部分も見えて食欲がそそられます。

まず、植物肉から一口食べてみました。決して不味くはないけれど美味しくもありません。例えるならツナか豆腐ハンバーグで、やはり少しパサつきます。一方、通常のお肉は食べると肉汁がジュワーっと出てきて、お肉の香りや味がしっかり付いています。やっぱり、美味しいのは普通のお肉のほう。他店でも試してみましたが、やはり同じ感想です。

 

また注文したい?

ハンバーガー好きの著者にとってはNOです。ハンバーガーの醍醐味であるジュワッとした肉汁が口のなかで広がる感覚が私は大好き。その点、インポッシブルバーガーがいくらヘルシーであっても私は通常のお肉を選ぶでしょう。今回訪問したお店にどれくらいインポッシブルバーガーが売れているかと聞いたところ、ハンバーガーを注文するお客さんの15%程度とのこと。アメリカで流行する理由として考えられるのは、ビーガンやベジタリアンの方に宗教的な理由で受け入れられているのではないかと思います。

 

ヘルシー志向で、インパクトの強いものが好きな日本人にも最初はウケるかもしれませんが、人気が継続するかどうかは今後の味の開発次第でしょう。残念ながら私の舌には合いませんでしたが、これが好きな方も多いので、アメリカを訪れる際はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

1パック2kgを使い切る! 甘辛肉とヘルシー食材が渾然一体のコストコ「プルコギビーフ」レシピ

コストコの人気食材「プルコギビーフ」は、さっと炒めるだけで、ごはんのおともにぴったりのおかずが出来上がり。あらかじめ下味が付いているので、自分で味付けしなくてもいいのが最大の魅力です。

 

下味のしっかり染み込んだお肉といえば、白いごはんを添えたくなるものですが、そんなプルコギビーフを炒めてほかの食材と合わせれば、ごはんなしでも楽しめる簡単料理が完成するのをご存知ですか? ごはんと一緒に食べて箸が進むプルコギビーフアレンジの第1回に続く今回は、再びおなじみのコストコ情報ブログ「コストコ通」の管理人・コス子さんに、ごはんのおかずだけじゃない、野菜やヘルシー食材を加えたプルコギビーフのアレンジレシピを教えてもらいました。

 

「プルコギビーフ・ホットサンド」は朝食の新定番

最初に試したのは、プルコギビーフを使った「ホットサンド」。以前の記事では、ピザの具としてプルコギビーフを活用しましたが、ホットサンドの具としても使えるそうです。

 

このメニューはコス子さんも大絶賛で、「お肉・野菜・パンをバランスよく、手軽にボリュームがある1品が作れるので朝食にもおすすめ。カリッと焼けたパンの食感と、肉々しいプルコギビーフ、とろけたチーズの相性は抜群です!」とのこと。

 


【材料(2人分)】
・プルコギビーフ 100〜150g
・食パン 4枚
・千切りキャベツ 適量
・厚切りチーズ 6?8枚
・マヨネーズ 適量
・塩 適量

 

まずはキャベツに適量の塩をかけて塩もみします。しんなりしてきたら水で洗い流し、しっかり水気を切っておきましょう。ホットサンドをおいしくするコツのひとつが、キャベツの水分をしっかり抜くこと。そうでないと、せっかくのホットサンドがサクサクに仕上がりません。

↑キャベツの水分をしっかり抜いてから挟むことで、焼いているときに食パンに水分が染み出すのを防ぐ

 

次に、プルコギビーフをフライパンで炒めます。食パンにマヨネーズを薄く塗り、その上に水抜きしたキャベツ、プルコギビーフ、チーズをのせたら、あとはホットサンドメーカーで焼くだけ。

↑ホットサンドメーカーを使う場合は、多少具が多いかなと思うぐらいでも問題なく焼ける

 

ホットサンドメーカーがない場合は、食パンの縁をフォークでぎゅっと押すことで、パンとパンをくっつけることができます。ただし、たくさん具を挟んでいると上手にくっつきませんからご注意を。あとは、フライパンを使って弱火で両面焼きましょう。

↑フォークを使う際は、食パンが破れやすいので要注意。とくに、中に挟んだ具の量が多いとくっつけにくいだけでなく、破れやすくもなる

 

表面はサクサクで、甘辛い味付けのプルコギビーフとたっぷりのキャベツ、そして、とろりと溶けたチーズが最高なホットサンドが完成です。1品でバランスよく食べられるのも朝食におすすめしたい理由のひとつ。1個食べるだけでもボリュームがあるのが朝の忙しい時間にはありがたいですね。

 

サラダ感覚で食べられる「プルコギビーフ入り生春巻き」


少し手間はかかるものの、挑戦してほしいのがプルコギビーフを使った「生春巻き」です。プルコギビーフのエキスをたっぷり含んだタレを、春雨にしっかり染み込ませるのがポイント。見栄えもいいので、ホームパーティーで振る舞っても良さそうです。

 


【材料(2人分)】
・プルコギビーフ 200g
・春雨(乾燥状態) 50g
・きゅうり 1本
・パプリカ 1?2個
・レタス 適量
・ブロッコリーの芽 1パック
・生春巻の皮 4枚

 

今回はブロッコリーの芽を使用しましたが、発芽大豆でも構いません。使用する野菜は、生野菜サラダに使うものなら何でもOKです。コス子さんによると、「パプリカなど濃い色の野菜が加わると、断面がキレイになるのでおすすめ」なのだそう。

 

まずは春雨をお湯で戻し、しっかり湯切りしておきます。フライパンでプルコギビーフを炒めたら、そこに春雨を加え、しっかり混ぜ合わせましょう。生野菜と一緒に巻くので、お肉はしっかり冷ましておきます。

↑プルコギビーフに火が通ったら、春雨と混ぜ合わせて涼しい場所に置いて冷ましておく

 

あとは、生春巻きの皮の上にカットした野菜と先ほどの具を載せて、巻いていけば完成です。上手に巻くのが少し難しいので、具は少なめに入れたほうがいいかもしれません。

↑少し具をたくさん載せすぎてしまったので、巻いていくのにひと苦労だった。あまり欲張り過ぎないのがベター

 

そのまま食べてもいいですが、私は少し味が物足りない感じがしたので、マヨネーズを付けて食べてみました。これはほとんどサラダ! スイートチリソースを使えば生春巻きっぽさが増しますし、オリジナルの組み合わせを探すのも面白そうです。

 

見栄えがいいだけでなく食べごたえもあるので、カロリー摂取を控えたいときのメニューとしても大活躍するでしょう。

「なんちゃって瓦そば」にもプルコギビーフが大活躍

「プルコギ」と聞くと韓国料理のイメージですよね。でも実は、山口県の名物料理「瓦そば」にもプルコギビーフが大活躍します。

 

瓦そばとは、熱した瓦の上に茶そばと具材を載せ、温かいめんつゆで食べる郷土料理。今回はあくまでも“なんちゃって”なので、茶そばでなく普通のそばを使用しています。普通のそばの食べ方に飽きたときに良さそうですね。コス子さんもこの瓦そばはお気に入りだそうで、「温かいおそばなので季節を問わずおいしく食べられます。いろんな食材の味や食感が混ざって飽きることもありません」とのこと。


【材料(2人分)】
・プルコギビーフ 150〜200g
・そば 2人分
・めんつゆ 適量
・錦糸卵 適量
・刻み海苔もしくは揉み海苔 適量
・小ネギ 適量

 

コス子さんは刻み海苔の代わりに、コストコで買える韓国のりフレークを使用するそう。お好みでレモンや、もみじおろしをトッピングしても。そして準備はとにかく簡単です。まずはそばを茹で、プルコギビーフを炒めます。あとはそばを温めるだけ。

 

今回はフライパンを使いましたが、コス子さんは普段ホットプレートで調理するそうです。これならあつあつのまま食べられていいですね。めんつゆとプルコギビーフはどちらも甘辛い味付けなので、相性も抜群。少し単調な味なので、やはり薬味は用意したほうが良さそうです。

 

プルコギの可能性を感じさせる今回のレシピはいかがだったでしょうか? バラエティ豊かな楽しみ方のできるプルコギビーフのお気に入りレシピを見つけてくださいね。

 

【プロフィール】

コストコ通
管理人・コス子さんが、コストコの最新情報やお得情報を毎日更新するコストコ情報ブログ。コス子さんは福岡県在住で、久山倉庫店に毎月2回のペースで通う。ご主人と2人の愛娘の4人家族。
https://costcotuu.com/

 

調理・文/今西絢美

 

何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

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2・9(肉)の日に読みたい 赤坂に帰還した「ロウリーズ」のこれぞ王者のリブ!

昨秋、赤坂に誕生した新しいランドーマーク「赤坂インターシティAIR」。話題のショップがひしめく中、「お帰り!」と声をかけたいのが「ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂店」。

 

お帰り……っていったいどういうこと? かつて、ここには「赤坂ツインタワー」というビルがあったのをご記憶だろうか。地下の広大な空間に、日本初のプライムリブ専門店として「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」があったのだ。

 

残念なことに2014年、赤坂ツインタワーの老朽化・解体・再開発とともに「ロウリーズ」は恵比寿へと移転。ところがこの「赤坂インターシティAIR」の登場によってこの地に復活。それを祝して、当時の様子と新たな「ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂店」についてお話ししよう。

 

これぞ、アメリカンスタイルのローストビーフ!

移転先である恵比寿店(もちろん現在も営業中)でも、同じメニューを食べられるとはいえ、“日本のロウリーズ”の原点=赤坂への帰還はうれしいもの。と言ったところで、知らない人にはなんのこっちゃ、だろうから、まずは「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」について。

 

来年で創業80周年を迎える「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」は、1938年、アメリカ・ロサンゼルスはビバリーヒルズに誕生した、その名の通り“プライムリブ”の専門店。

↑本国の「ロウリーズ」。乗ってきたクルマを自分で駐車場に停めることなく、預けてそのまま食事をできるというスタイルをつくったのも、「ロウリーズ」が最初だった↑本国の「ロウリーズ」。乗ってきたクルマを自分で駐車場に停めることなく、預けてそのまま食事をできるというスタイルをつくったのも、「ロウリーズ」が最初だった

 

プライムリブとは、すなわち“高品位なリブロース”のこと。リブロースとは“牛の背中の、肩の方に寄ったあたり”を指し、やわらかく適度な脂身のある部位である。肋骨の付いたロース肉といえばおわかりだろうか。この質のいいリブを存分に食べられるレストランが「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」で、プライムリブ=ローストビーフというほど、アメリカではポピュラーな料理である。

 

ここで、日本のローストビーフを思い出してみてほしい。近頃はローストビーフ丼なるものも市民権を得ているものの、薄くスライスしたローストビーフを薔薇のように盛り付けた姿と、「ロウリーズ」のプライムリブはまったく異なる。その見た目は、超レアに火の通った大きなリブステーキといったところ。なんといっても分厚く、表面積が広い! さすがはアメリカ、やっぱりビッグなんだねぇ。

 

そんなアメリカ伝統のプライムリブ専門店が、日本に初上陸したのは、今からさかのぼること16年前の2001年。同店を地下に擁した赤坂ツインタワーへは、最寄駅の赤坂や溜池山王から歩くのではなく、“タクシーで乗り付ける”、そんなスタイルが日常的だった。設えは、本国「ロウリーズ」同様、ゴージャスでクラシカル。ドレスコードというわけではないけれど、Tシャツ&ジーンズなんてのはご法度。それなりの“オシャレ”をして出かけるレストランだったのだ。

↑本国のダイニングフロア。広々と余裕のあるスペースに大きなテーブル、エレガントにカーブを描くソファがゴージャスだ↑本国のダイニングフロア。広々と余裕のあるスペースに大きなテーブル、エレガントにカーブを描くソファがゴージャスだ

 

↑本国のアーカイブより、ウェイティングバー↑本国のアーカイブより、ウェイティングバー

 

創業以来変わらない“伝統”が目白押し

さて、3年ぶりに復活した赤坂店へ行ってきた。かつては地下へと歩むところ、エスカレーターで上階へ。お店のコンセプトとメニューは当然変わらないものの、アプローチの違いで、印象がぐっと変わるもの。……これはこれで新鮮だ。

 

だが、ウェイティングバーとして利用できる「フランクバー」に足を踏み入れた途端、「帰ってきたな」という気分に。インテリアこそまったく異なるものの、ロウリーズがロウリーズたる雰囲気というものが全体から滲み出ている。

↑赤坂の新店。まず目に飛び込んでくるのは、ウェイティングスペースでもあり、食後の一杯を楽しめる「フランクバー」。ビル内の共有ラウンジとしての顔も持つ↑赤坂の新店。まず目に飛び込んでくるのは、ウェイティングスペースでもあり、食後の一杯を楽しめる「フランクバー」。ビル内の共有ラウンジとしての顔も持つ

 

↑新店の、天井高5メートルの堂々たるダイニングスペース。インテリアは山際順平氏、照明はDavid Singer氏がデザインした↑新店の、天井高5メートルの堂々たるダイニングスペース。インテリアは山際順平氏、照明はDavid Singer氏がデザインした

 

サービスしてくれるウェイトレスのコスチュームも変わらない。それどころか、これは本国の創業当時から変わらないデザインなのだ。

↑1938年に撮影された、クラシカルなスタイルのコスチューム。今も同じく、アメリカの伝統を感じさせる↑1938年に撮影された、クラシカルなスタイルのコスチューム。今も同じく、アメリカの伝統を感じさせる

 

コスチュームに限らず、もっとも大事な肉の質、そして調理法、さらにテーブルの大きさや動線まで、本国と同じ。広々としたスペースには、“シルバーカート”という可動式調理器具と“カーヴァー”というお肉をカットしてくれるシェフが待機しているのも同様だ。

↑伝統的な提供システム。独自の調理器具“シルバーカート”とプライムリブをカットしサービスするシェフ“カーヴァー”↑伝統的な提供システム。独自の調理器具“シルバーカート”とプライムリブをカットしサービスするシェフ“カーヴァー”

 

さて、久しぶりのプライムリブにはやる気持ちを抑え、スパークリングワインで喉を潤していると、サービスマンが「当店、創業以来のオリジナルメニューです」とやって来た。これまたお約束のサラダ(コースに組み込まれている)「オリジナル・スピニング・ボウルサラダ」の登場だ。このパフォーマンスも「ロウリーズ」の魅力のひとつだろう。ワゴンの上には氷の入ったボウルがあり、その上にサラダの入ったボウルがあって、このボウルをクルクルと回しながら頭上からドレッシングを注ぎ、丹念に和えるのである。

 

じっくりマリネされた贅沢プライムリブ

クラムチャウダーも平らげ、胃袋もすっかり準備万端となったところで、ようやくお待ちかねのプライムリブ! ついに“シルバーカート”がやってきた。

 

ロウリーズ特製のスパイスをたっぷりともみ込み、じっくりと時間をかけて焼き上げられた「骨付きリブロースの塊」がタテに3本、そびえ立つ様子は圧巻のひと言。

↑新店でも、ロウリーズらしいアイコンのひとつ、シルバーカートは健在↑新店でも、ロウリーズらしいアイコンのひとつ、シルバーカートは健在

 

↑カートの中では、適温に熱せられたリブロースの塊がいくつも鎮座し、カットされるのを待っている↑カートの中では、適温に熱せられたリブロースの塊がいくつも鎮座し、カットされるのを待っている

 

肉の銘柄は、肉ラヴァーの間ではすっかりおなじみのアンガス牛。和牛では味わえない、牛本来の旨みを実感できるはずだ。アンガス牛をはじめ、いわゆる赤身牛は噛めば噛むほどおいしさが広がるのだが、ロウリーズのプライムリブは、噛み応えがありながら、スーッと口中にほどけていくよう。そのままでも充分すぎるほど旨みが濃厚で、つられて酒も進んでしまう。

 

それに、オリジナルのオウジュソースがまたよく合うこと!。塩と胡椒も用意され(これまたロウリーズのオリジナル。創業当時からレシピは変わらずだ)、さらには薬味としてホースラディッシュもたっぷりと。味を少しずつ変えて食べ進むうちに、すっかり満腹となった。

↑プライムリブのほか、オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ、ヨークシャープディング、マッシュドポテト、ホイップドクリームホースラディッシュがセット↑プライムリブのほか、オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ、ヨークシャープディング、マッシュドポテト、ホイップドクリームホースラディッシュがセット

 

ちなみにカットの大きさ(厚さ)によって名前が変わることも付け加えておこう(もちろん値段も変わる)。ディナーでは、トーキョーカット(約120g)、カリフォルニアカット(約180g)、イングリッシュカット(約240g)、ロウリーカット(約300g)、ダイヤモンド・ジム・ブレーディカット(約500g強)の5種類。「たくさん食べたい!」と思ってはいても、サイドディッシュとして、マッシュポテトにクリームドコーン、クリームドスピナッチ(ほうれん草)がもれなく付いているので、そうそう大きなカットは選べないが。

 

さらには、プライムリブから出た脂を使って焼き上げられた「ヨークシャープディング」もセットされているので、食べ応え度はかなりのもの。この後、デザートにコーヒーといただいて、至福の時間はあっという間に過ぎていったのだった。

 

ゴージャスな空間で、おいしさとエンターテインメント性を兼ね備えた「ロウリーズ」が、まさにここに復活した! となると、「かなりお値段が張るのでは?」という危惧もあるだろうが、それはご心配なく。「オリジナル・スピニング・ボウル・サラダ+プライムリブ(トーキョーカット)+マッシュポテト+クリームドコーン+クリームドスピナッチヨークシャープディング」ならば4000円(税、サービス料金別)で食べられる。

↑初来店ならば、このセットメニューがおすすめ。アメリカンスタイルの分厚いローストビーフ、しっかりと食べ応えのある付け合わせなど必食のメニューだ!↑初来店ならば、このセットメニューがおすすめ。アメリカンスタイルの分厚いローストビーフ、しっかりと食べ応えのある付け合わせなど必食のメニューだ!

 

ということで、意外にもお手ごろな「ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂店」へ、貴兄も出かけてみないか?

 

撮影/GetNavi web編集部 写真提供/ロウリーズ・ザ・プライムリブ

【ムー謎の料理法】電気で硬直を解けば美味しい!?謎の電気肉02/グルメの錬金術師

「1951年、アメリカのハーシュマンとディサージュ(Harsham and Deatherage)は肉を軟化させるための電気刺激法について特許を出願した。そして電気刺激によって畜肉の死後の解糖とphの低下を促進できるとした。

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エサが十分に与えられていないなど飼育状況が悪いと、筋肉中のグリコーゲンが著しく減少した肉になる。こうした肉はphが高く、保水力が高くなる。これをDFD肉という。

 

たとえば食肉に塩を加えると筋繊維の結合が緩み、保水力が高まる。合わせて肉のphが上昇する。すぐに食べる場合は肉が軟らかくなるので好ましいが、商品として扱う肉は、一定期間保存する必要がある。保水性が高いということは、それだけ雑菌が増えやすく、腐りやすいのだ。また肉の色が濃い暗赤色で、印象もよくない。

 

電気刺激法は質の悪いDFD肉中の糖を解糖してグリコーゲンを増やし、質を向上させることができるのだ。

 

発表当時、彼らの電気刺激法はまるで注目されなかったが、1970年代に入り、一気にメジャーになる。当時、ニュージーランドから輸入される羊肉のコールドショートニング(寒冷短縮)が問題となっていた。冷凍により、肉が異常に収縮し、まずくなるのだ。

 

なぜ異常収縮が起きるのか?

 

屠畜した肉をすぐに冷凍すると、筋肉中にATPが大量に残っている。ATPは筋肉の燃料で、筋肉を収縮させる。摂氏5度以下では酵素が働かず、ATPがほとんど分解されない。ATPが残っているので、筋肉は収縮したままになる。これが死後硬直だ。

 

冷凍羊肉は死後硬直を起こした状態で出荷されるのだ。解凍しても、肉の死後硬直は解けておらず、固いままだ。固い肉はおいしくない。つまり売れない。

 

では解凍した肉の死後硬直が解けるのを待って、それから売ればいいのではないか? それがそうもいかない。肉を解凍するとドリップが出るのはご存じだろう。肉から染み出す赤い汁だ。冷凍によって筋肉内に氷の塊ができ、繊維を破壊してしまう。肉汁がダダ漏れで、寝かしておけばうま味が抜けて肉のカスしか残らない。

 

そこで電気刺激法である。解凍直後の羊肉に通電、ドリップが流れ出す前に死後硬直を強制解除するのだ。

 

1975年にニュージーランド食肉産業研究所が発表した論文『電気刺激と子羊肉の軟性(Electrical stimulation and lamb tenderness)』によると、屠殺後すぐに凍結した子羊の肉に高電圧(3600V)の刺激を与えることで、軟化に必要な16時間から24時間をカットできるとしている。

 

電気刺激法は牛肉や豚肉でも有効なことがわかり、解凍肉の質の向上や屠殺後の肉の熟成期間の大幅短縮のために使われている。

 

フランケンシュタインの肉

生物と電気の関係は古く、18世紀ごろから知られていた。

 

当時のヨーロッパは電気がブームで、どんな病気も治すという電気治療や電気風呂が公然と行われていた。今の水素水みたいなものだと思えばいい。なぜ電気治療なる根拠不明の疑似科学が公然と知られるようになったかといえば、この頃、ライデン管(もっとも簡易な蓄電池である)が発明され、それによってだれもが容易に“感電”できるようになったからだ。感電の衝撃に、病気が治ると錯覚したわけだ。1775年には、生きた電気ウナギがロンドンに輸入され、40人以上が電気ウナギによる感電実験を楽しんだという。平賀源内のエレキテルの原型である。

 

電気を流すと筋肉が収縮することが分かると、生物と電気の関係へと興味の対象は移っていく。

 

1789年、イタリアの解剖学者ルイージ・ガルヴァーニは、起電機とカエルを使って筋肉の収縮を実験していた。その最中、鉄の柵にひっかけておいたカエルの足に黄銅と鉄でできたメスで触ったところ、電気を流してもいないのにカエルの足が動いたのだ!

 

なぜそんなことが?

 

当時、動物電気という、生物の中には電気が溜まっているという考え方が主流だった。筋肉に電気を流すと収縮するということは、電気こそが体を動かすエネルギーであろう。私たちの体は何らかの方法で電気を生み出し、たくわえ、それにより体を動かしている。

 

だからメスと鉄柵が電極となり、カエルの足にたまっていた電気が流れた? とガルヴァーニは考えた。神経は動物電気を流す管で、全身に動物電気を流す役割を果たす。

 

ガルヴァーニはこれにより動物電気を理論化し、ガルヴァーニ動物電気理論、通称『ガルバリズム』を打ち立てる。さらに動物電気学会も設立され、動物電気は当時の医学界の主流になっていく。

20180126_suzuki8ルイージ・ガルヴァーニの実験。

 

しかしこれは話が逆だった。カエルの足の中に電気があったのではなく、ポイントは金属だ。カエルの足の電解液と2種類の違う金属との間で電池が形成され、それによってカエルの足が動いたのだ。

 

ガルヴァーニの実験を再試験していたボルタはこのことに気がつき、1800年、世界初の電池を発明する。カエルの足の代わりに希硫酸を浸した布を用意、それを亜鉛の板と銅の板で交互に挟み、起電に成功した。ガルヴァーニが亜鉛と銅の合金である黄銅のメスを使ったことが大きなヒントになっている。

 

カエルの感電実験から蓄電池が誕生し、この蓄電池を使って、今度はガルヴァーニの甥であるアルディーニ・ガルヴァーニが動物電気の公開実験を開始する。ボルタの電池は、動物電気はないことの証明になるはずだったが、当時はそうは考えられず、“切断されたカエルの足に動物電気は残っていない”ことの証明となったのだった。

 

アルディーニは根っからの山師だったらしい。広場に医療関係者を集め、動物や人間の死体にボルタの電池から電気を流して見せた。電気を流された死体は踊り、顔に突き刺さった電極に電流を流すと、死体はまばたきし、にやりと笑ったという。

 

こうした興業の噂を聞いた作家メアリー・シェリーが、1818年に発表したのが『フランケンシュタインの怪物』なのだ。フランケンシュタインは電気うなぎの放電によって生命を得るが、その元ネタはアルディーニが阿呆な興業なのである。

 

生命と電気の関係はカエルからフランケンシュタインを生み、凍った羊肉を軟化させ、21世紀の日本へ到達することになる。私はそれを『電気肉』と呼んでいる。

 

文=川口友万

 

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これを知らずしてロシア料理は語れない! 軍の野戦食から国民食へ進化した最強時短缶詰「トゥションカ」とは?

缶を開けてみると、びっしりと白い肉の脂が!

 

ロシアのスーパーには必ず置いてあり、ロシア人がよく使っている缶詰食材といえば「トゥションカ」。圧力鍋で肉をじっくり煮たものが入ったシンプルな缶詰です。牛肉、豚肉、羊肉と、さまざまな種類があり、塩胡椒と玉ねぎでじっくりと煮てあります。しっかり熱で滅菌処理がされているため、保存料や化学調味料は一切入っていません。また、じっくり煮込んで溶けた玉ねぎが入ったブイヨンと一緒に缶に詰められているので、旨味もたっぷり。

 

おすすめの使い方としては、スープにそのままいれたり、野菜炒めにいれたり、マカロニと和えたり。味つけが自由にできるのが魅力です。その濃いブイヨンのおかげで、コンソメなどを追加する必要はまったくありません。

 

そんなトゥションカ、実はもともとロシア軍の野戦食なのです。戦場でも栄養価が高く、調理時間短縮、長期保存できるトゥションカ。そのおいしさと便利さから、軍隊以外にも広まり今や国民の味となっています。

 

アレンジしやすく、時短料理で大活躍!

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なかに入っている肉は、玉ねぎや塩胡椒、臭み消しのローリエを加えられ、圧力鍋でじっくり煮込んであります。しっかり煮込んであるせいか、玉ねぎは溶けてしまっており、確認することはできません。脂が多いものの、ブイヨンがたっぷり濃厚でコンソメなどなしにスープに入れたり、マカロニに和えたりするだけで1品完成してしまう手軽さが魅力。味つけのアレンジをしやすいので、あと1品欲しいという時に便利です。

 

様々なメーカーが出していますが、同居しているロシア人のお義母さんが言うには、リアルな動物の絵が印象的な「エリンスキー」というメーカーがオススメです(下写真)。使用している肉の部位のせいなのか、肉質が良いそう。価格は約100~200ルーブル(日本円で200~400円)。お肉とブイヨンが詰まった338グラムの缶詰は持つとずっしりしています。未開封であれば、なんと3年もの長期保存が可能でアレンジも自由。調理済みのお肉がこの価格で手に入るのでお得感があります。

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ロシアのお母さんのレシピを受け継ぎ、筆者の家ではゆでたマカロニと和え、野菜と炒めながらケチャップやスパイスで味付けしたりスープに入れたりします。スープに入れる際も水で野菜を煮て、そのなかにトゥションカを投入して沸騰させるだけなので、とても簡単です。

 

下記の写真は実際に作った際のもの。ゆでたマカロニに牛肉のトゥションカ、冷凍の野菜ミックスを入れて炒め、塩胡椒で味を整えただけのわが家の究極時短料理です。マカロニを茹でる時間を省けば、10分ほど炒めるだけの調理時間ながら、牛肉のブイヨンの味がマカロニに染み込んで旨味たっぷりに仕上がります。大人も子どもも大好きな忙しい時の一品です。

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上記のように、時短料理には欠かせないトゥションカですが、わが家では持ち運びやすさから旅行にもよく持って行きます。ヨーロッパでは旅行の際、ホテルに滞在する以外の選択肢としてアパートメントホテル滞在があります。アパートメントホテルにはキッチンがついているのが標準で、朝・昼・晩とご飯を自分たちで作ることができるので、滞在費を抑えられたり、現地の生活を感じられたりするといったメリットがあります。このトゥションカさえあれば肉料理が1品できてしまうので、節約にもなりますし、現地で材料を購入するのに奔走する時間が省けるため、とても便利です。

 

また、小さい子どもやお年寄りがいる家庭でも重宝します。筆者も子どもが小さいときに肉を食べさせるのも一苦労でした。ひき肉だけではレパートリーが少ないと思って、細かく切ったり、圧力鍋でじっくり煮たりしましたが、時間と手間がやたらとかかりました。この缶詰なら、肉がほろほろと柔らかく、子どもでも簡単に食べられます。また、肉のバリエーションを変えたり、味つけを変えたりしながら、子どもたちにもさまざまな肉料理を手軽に食べさせてあげることができるようになりました。

 

時代を超えて愛される国民食

300グラム以上の肉がぎっしり入っているのに、手に取りやすい価格。3年という長期保存が可能で、実際の調理時間は驚くほど短くて済みます。旨味はしっかりあるものの、味つけ自体は薄味なのでレシピのアレンジがしやすいです。

 

もともと軍の野戦食として、保存性に優れ、調理時に余計な手間の要らないために重宝されたこの肉の缶詰め。その後はソ連の混乱を生き抜く重要な栄養源になり、いまや忙しいロシアっ子の栄養源にもなっています。時代を超えてロシア人を支えるトゥションカが国民食として根づいているのも納得です。

ついに「六本木ステーキトライアングル」が完成! その最新店「エンパイア ステーキ ハウス」は肉へのこだわりがスゴイ

2017年、外食業界では“六本木ステーキ戦争が勃発する”といわれてきました。なぜなら、数年前にオープンして一気に話題となったNYのカリスマ店に加え、今年に入って新たに超名店が2ブランドも上陸したからです。いわば「六本木ステーキトライアングル」。今回は先日オープンした最後の大物・ラストエンペラーを紹介するとともに、この3店舗に共通するおいしさの秘密やNYステーキの神髄をお伝えしたいと思います!

 

「エンパイア ステーキ ハウス」の上陸で六本木のステーキ熱は最高潮に!

六本木ステーキトライアングルを3本の矢に例えると、まず第1の矢は2014年2月に上陸した「ウルフギャングステーキハウス」、第2の矢は今年6月に上陸した「ベンジャミンステーキハウス」。そして第3の矢が、10月17日に上陸した「エンパイア ステーキ ハウス」です。

↑エンパイアステーキハウス 六本木の外観。駅から数分の、「カンデオホテル六本木」の1階にあります↑エンパイアステーキハウス 六本木の外観。駅から数分の、「カンデオホテル六本木」の1階にあります

 

まずは本国での人気ぶりを。NYのエンパイアステーキハウスは、2011年から6年連続で全米No.1レストランガイド「ザガット・サーベイ」に掲載されるなど、その人気と実力は一流。現在はマンハッタンに2店舗を構え、セレブや食通の女性を中心に人気を博しています。

↑六本木店のメインダイニング。1920年代のNYをイメージしています↑六本木店のメインダイニング。1920年代のNYをイメージしています

 

もちろんメインはステーキ。やはりNYスタイルでよく見られる“Tボーン”が名物です。Tボーンという名の由来は、牛肉の部位である「ショートロイン」を骨ごとカットした部分がT型となることからで、骨の片方には脂がのったサーロイン、逆サイドにはしっとりやわらかいヒレ。この2つの部位を同時に味わえるのがTボーンの魅力です。そして同店では、Tボーンのなかでもヒレのサイズが大きいものを仕入れて「ポーターハウス」として使用。

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なお、同店ではTボーンステーキが二枚看板になっています。これはちょっとした特徴といえるでしょう。どちらも米国農務省が認定した格付け最高ランク「プライムグレード」のブラックアンガスビーフをドライエイジングで熟成したものです。

↑エンペラーステーキ/2万4000円(2~3名用)↑エンペラーステーキ/2万4000円(2~3名用)

 

ひとつは、ヒレのなかでも特にやわらかい希少部位・シャトーブリアンを楽しめる「エンペラーステーキ」。もうひとつが、シャトーブリアンではないものの、極厚カットのヒレとサーロインの旨味を存分に味わえる「プライム ポーターハウス ステーキ」です。

↑プライム ポーターハウス ステーキ/1万6000円(2名用)~3万2000円(4名用)↑プライム ポーターハウス ステーキ/1万6000円(2名用)~3万2000円(4名用)

 

さらに同店は、ステーキ以外のサイドメニューも充実。「ジャンボシュリンプカクテル」「フレッシュオイスターオンザハーフシェル」「シーフードプラッター」といった鮮度抜群のシーフードや、米国スタイルでは定番の「クリームスピナッチ(ほうれん草の煮込み)」や「マッシュポテト」、また「ニューヨークチーズケーキ」をはじめとするデザートも豊富にラインナップされています。

↑シーフードプラッター(ジャンボシュリンプ・ロブスター・オイスター)3800円。北海道・厚岸(あっけし)産の臭みがないミルキーなカキなどを使用しており、こちらも贅沢な味わいです↑シーフードプラッター(ジャンボシュリンプ・ロブスター・オイスター)/3800円。北海道・厚岸(あっけし)産の臭みがないミルキーなカキなどを使用しており、こちらも贅沢な味わいです

↑エンパイアサラダ(シュリンプ・オニオン・トマト・カナディアンベーコンのサラダ)/1800円。サラダにも山海の幸がたっぷりでゴージャス!↑エンパイアサラダ(シュリンプ・オニオン・トマト・カナディアンベーコンのサラダ)/1800円。サラダにも山海の幸がたっぷりでゴージャス!

↑特別にふるまわれた盛り合わせ。ニューヨークチーズケーキ、チョコレートムースケーキ、ティラミスなどが並んでいました↑特別にふるまわれた盛り合わせ。ニューヨークチーズケーキ、チョコレートムースケーキ、ティラミスなどが並んでいました

 

そして、ドリンクで注目すべきはカリフォルニアにこだわったワイン。泡はシャンパンなどもあり、パーティ向けのマグナムボトル(1500ml)や、それ以上の大サイズも豊富にそろっています。

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店内にはバーカウンターも用意。世界中のウイスキーやカクテルのほか、クラフトビールや日本の酒もあり、ウェイティングに使ったり、軽く飲んだり。また、おひとり様での食事も可能で、ここでフルコースを食べるのもOKだそうです。

 

ドライエイジングビーフを皿ごと超高温で焼くのがNYの流儀!

冒頭で「六本木ステーキトライアングル」の話をしましたが、この3店舗を取材してある共通点を見つけました。もちろんそれは「NYスタイル」のことなのですが、ステーキに限っていえばほかと明らかに異なる点があります。そのひとつが熟成。エンパイアステーキハウスでは21~30日、ウルフギャングステーキハウスとベンジャミンステーキハウスでは約28日間が目安です。

↑エンパイアステーキハウス 六本木の熟成庫。寝かせるために、わざわざ空調完備の部屋を用意しています。NYスタイルにはそれだけ熟成が欠かせないということでしょう↑エンパイアステーキハウス 六本木の熟成庫。寝かせるために、わざわざ空調完備の部屋を用意しています。NYスタイルにはそれだけ熟成が欠かせないということでしょう

 

なかには熟成させない肉もあるようですが、やはりNYステーキの王道は熟成肉。そして、NYでは冷温のなかで風を循環させながら乾燥熟成させる「ドライエイジング」が用いられます。昨今の日本では熟成肉がブームと言われており、方法は各自で様々。その多くは比較的に手間のかからない「ウェットエイジング」ですが、これではドライエイジング特有の香りや旨味は出ません。これまで何度かドライエイジングの肉を目にしてきましたが、やはりNYステーキは独特の芳香が大切といえますね。

↑手前が熟成後、奥が熟成していないビーフ。ドライエイジングはよりやわらかく、ナッツのような芳しい香りが特徴です↑手前が熟成後、奥が熟成していないビーフ。ドライエイジングはよりやわらかく、ナッツのような芳しい香りが特徴です

 

NYスタイルの共通点は、調理法や提供スタイルにもありました。まず調理法は、皿ごと高温の専用機器で焼き上げます。エンパイアステーキハウスとウルフギャングステーキハウスでは900℃のオーブンで、ベンジャミンステーキハウスでは国内唯一の「高温デッキブロイラー」で一気に焼き上げるとか。ということで、ウルフギャングとベンジャミン、それぞれのステーキも見てみましょう。

↑ウルフギャングステーキハウスの「プライム ステーキ」↑ウルフギャングステーキハウスの「プライム ステーキ」

↑ベンジャミンステーキハウスの「ステーキ」↑ベンジャミンステーキハウスの「ステーキ」

 

皿の上で肉汁が沸騰している様子や、高熱の皿の端に脂が飛んで焦げ付いているのがおわかりいただけるでしょう。そして、提供スタイルに関して共通するものといえば、先述したクリームスピナッチとマッシュポテトの存在。このふたつはステーキだけではなく、例えば「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」で有名な米国式の極厚ローストビーフ「プライムリブ」でもよく添えられます。

↑ウルフギャングステーキハウス 六本木にて↑ウルフギャングステーキハウス 六本木にて

 

ちなみに少々マニアックな話でいえば、六本木ステーキトライアングルの共通点には「ピーター・ルーガー」の存在も。これはNY最高峰と言われる老舗ステーキハウスのことで、エンパイア、ウルフギャング、ベンジャミン、それぞれの創業者は同店出身なのです。名門の誇りがハイクオリティなおいしさを生み出し、多くのステーキファンの心をつかんでいるということでしょう。なにはともあれ、ぜひほかのステーキとは違うNYの味わいを体験してみてください。

 

【SHOP DATA】

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Empire Steak House Roppongi(エンパイアステーキハウス 六本木)

住所:東京都港区六本木6-7-11 カンデオホテル1F

アクセス:東京メトロ日比谷線ほか「六本木駅」3番出口徒歩2分

営業時間:ランチ 11:30~15:00(フードL.O.14:00 ドリンクL.O.14:30)、ディナー 平日・金・土17:00~23:30(フードL.O.22:30 ドリンクL.O.23:00)、日・祝日 17:00~23:00(フードL.O.22:00 ドリンクL.O.22:30)

定休日:なし

人気ブロガーがオススメする「コストコ肉のたれ」3選 – いつものお肉がプロの味に!

コストコには、普通のスーパーではなかなか手に入らないような珍しい調味料が目白押し。なかでも、人気ブログ「コストコ通」を運営するコス子さんがただいまヘビロテ中のアイテムを発表。今回は、肉に使える調味料を、オススメの調理例とともに紹介します!

 

コストコの調味料コーナーは料理好きの聖地です!

「調味料が充実していると、料理のレパートリーがグンと広がります。コストコは見たことのない調味料はもちろん、定番の調味料もワクワクするものばかり。何の料理に使おうかな、なんて考えるのが楽しいです」(コス子さん)

20170926-n3(1)↑棚には調味料がズラリ。和洋中からエスニックまで、ほかの店では見られないものばかり

 

その1

肉を漬け込んで焼けば本格的な韓国焼肉に!

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CJコープ

プルコギ韓国風焼肉のタレ(840g×2本) 

868円

1本あたり434円

しょうゆベースに玉ねぎやにんにく、りんごなどが入った、本場韓国産プルコギのたれ。梨ピューレを多く含み、肉を漬け込むと柔らかくなってうまみもアップ!

 

【中身はこんな感じ】

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【コス子さんのオススメコメント】

漬け込むだけでお肉が柔らかくなる

「これがあればいつでも簡単にプルコギが作れちゃう! という韓国風の焼肉のタレです。漬け込むだけでお肉を柔らかく仕上げます。焼肉のほか、野菜炒めやチャーハンなどにもぴったり!」(コス子さん)

 

【調理例はコチラ】

爽やかな甘さでやみつきになる味

牛カルビ焼肉

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牛カルビ肉を、CJコープ プルコギ韓国風焼肉のタレに漬け込んでから焼くだけ。お肉が柔らかくなり、おいしく仕上がる。グリーンリーフで巻いて食べると止まらなくなります! ほかにも鶏の唐揚げの下味、野菜炒め、ピザなどに使えます。

 

その2

合わせる素材を選ばない万能調味料

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ヨシダソース

グルメのたれ(1360g) 

728円

100gあたり約53.5円

世界中で愛されている、アメリカ生まれの日本の味。保存料無添加の本醸造しょうゆをベースとしており、甘辛くスパイシーな仕上がりの味わい。和洋中どんな料理にも使える。

 

【中身はこんな感じ】

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【コス子さんのオススメコメント】

これだけで和洋中のすべてに対応できます

「日本人が作ったアメリカ生まれの調味料。肉類だけでなく魚介や野菜など素材を選ばず、炒め物から煮物、和え物まで使え、これだけで和洋中すべてに対応できちゃいます!」(コス子さん)

 

【調理例はコチラ】

定番の照り焼きがこれ一品でプロの味に

鶏肉の照り焼き

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鶏肉をフライパンでじっくり焼き、ヨシダソース グルメのたれをかけて、絡めながら照りが出るまで火を加える。ほかの調味料を使うことなく、おいしい照り焼きが出来上がる。ほかにも、煮物全般、肉料理のマリネ、BBQなどにも使えます。

 

その3

高級焼肉店の味を家庭で手軽に味わえる

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叙々苑

特得焼肉のたれ コストコ特別仕様(600g) 

1198円

100gあたり約199.7円

高級焼肉店「叙々苑」の味を、手軽に家庭で味わえる大容量のたれ。しょうゆにビーフエキスやごま油、にんにくなどを加えた、コクのある味はやみつきになります。煮魚に使ってもOK。

 

【中身はこんな感じ】

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【コス子さんのオススメコメント】

このおいしさはさすが叙々苑!

「上品ですっきりとした甘さが特徴の焼肉のたれ。焼肉以外に肉じゃがや魚の煮付けなどにも使え、しかもとってもおいしい。さすが叙々苑! と思わせる味わいです」(コス子さん)

 

【調理例はコチラ】

サッと炒めてかけるだけで絶品のおかずの出来上がり

豚バラ肉の炒め物

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油をひいたフライパンに豚バラ肉、もやしと3㎝長さに切ったにらを加えてよく炒めます。そこに叙々苑 特得焼肉のたれを加えて、さらに炒めたら出来上がり。ほかにも煮魚、野菜炒め、肉じゃがなどにも使えます。

※価格は変動の可能性があります