自動運転バスがフードデリバリーもする! 掛け合わせのフェーズに入る「自動運転の実証実験」をレポート

〜〜WILLERが行った自動運転サービスの実験とは〜〜

 

自動運転機能の発展は目覚ましいかぎりだ。そうした技術力の向上に合わせるかのように、各地でさまざまな実証実験が行われるようになっている。今回は東京の東池袋で始まった、自動運転車両を利用した実証実験を見る機会を得た。

 

そこで目にしたのは、自動運転車両をさらに他のサービスに活かすという段階へレベルアップし始めていることだった。どのような実験内容なのか写真を中心に追ってみた。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

【はじめに】日進月歩で進歩する自動運転。さらに次のステップへ

本サイトでは、2年ほど前に路線バスの自動運転実験の様子をレポートした。そこでは路線バスの車体を使って、一定区間を往復するという実証実験が行われていた。通常に利用されるバスながら、自動運転に対応した機器を搭載し、予定ルートの情報をインプットすれば、そのプランに合わせて自動的に走るというものだった。とはいえ、ドライバーは運転席に座り、ハンドルは触らないものの、いざという時に備えた姿勢を取り続けていた。

 

さらに予期せぬことが起きた場合には自動運転を解除して、手動運転を行うものだった。あくまで自動運転のシステムの確認および、レベルアップを図るための実証実験でもあった。

 

【関連記事】
大型バスにも自動運転の時代が到来!?「相鉄バス」実証実験レポート

 

これまでの自動運転実験は、バスを動かすということにポイントが置かれていた。予定の道路をスムーズに走れるか、動かせるか、停止するかどうか、というための確認という意味が強かった。しかし、ここ数年でその領域は終わり、次のレベルに向上しつつある。自動運転車両をどのように社会や人々の暮らしに活かしていくか、という段階に入ってきている。

↑東池袋で行われた実証実験に使われた小型バス。NAVYA ARMAという自動運転シャトルバスが使われた(詳細後述)

 

今回のWILLERが行う実証実験は、自動運転をさらに社会サービスに活かすことを目指すために行われたもの。同社のプランは東京都の「令和2年度自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」に選ばれた。つまり、自動運転車両を次のビジネスモデルへ活かすという領域を目指そうというプロジェクトなわけだ。

 

具体的には3月10日から16日にかけて1週間にわたる実証実験が、東京都豊島区の「としまみどりの防災公園(愛称:IKE・SUNPARK=詳細後述)」周辺の公道で行われた。地域の公共交通やサービスと連携した自動運転システムの構築に向けての実証実験となった。百聞は一見にしかず、具体的な実験の模様をレポートしたい。

 

【実証実験レポート①】実験が行われたIKE・SUNPARKとは?

さて、自動運転の実験が行われる東池袋の「としまみどりの防災公園」。池袋のランドマーク、サンシャインシティの東どなりに広がる公園だ。愛称は「IKE・SUNPARK」で、広々した芝生公園を中心に、デザイナーの水戸岡鋭治氏がプロデュースした「としまキッズパーク」や、カフェ、軽食のテイクアウトショップが点在する。訪れた日は気温が20度まであがり、絶好の公園びより。親子連れも多く見かけた。

 

同公園は、池袋駅から歩いて15分ほど、東京メトロ東池袋駅から徒歩5分ほどだ。ちなみに池袋駅からは「IKEBUS」というおしゃれな小型バスが走っている(乗車運賃:1乗車大人200円)。このIKEBUSを運行するのが、今回、実証実験を行うWILLERだ。IKEBUSは赤いバスで、水戸岡鋭治氏がデザインを担当している。10輪(片側5輪)の風変わりな形の小型バスで、屋根の上にはかわいらしい「イケちゃん」が乗っている。

↑2020年秋に開園した「としまみどりの防災公園」。園内に「としまキッズパーク」(左上)やテイクアウトフードを提供するお店も(右下)

 

WILLERという会社の概要を紹介しておこう。WILLERは「移動」をマーケティングし、テクノロジーを使って「移動」を変えていく会社とされる。実際にサービスとして提供しているのが、全国に高速バス網を展開している「WILLER EXPRESS」や、東京都内では「IKEBUS」という“まちなか交流バス”を、さらに、京都府北部と兵庫県北東部を走る「京都丹後鉄道」で列車の運行も行っている。

 

移動をマーケティングする会社だから、自動運転を走らせるだけでなく、走るエリアのニーズや目的に合わせた新たな移動サービスの提供をすべく、その有効性を検証しようという、今回の実験となった。

↑池袋駅からIKE・SUNPARKへはIKEBUSが便利。公園中央にバス停がある。10輪のかわいい赤いバスで1乗車は大人200円

 

【実証実験レポート②】実験に使われた小型バスNAVYA ARMA

IKE・SUNPARKの公園内に停まる白い小型のバス。今回、実証実験に使われるNAVYA ARMA(ナビヤ・アルマ)と呼ばれる車両だ。NAVYAは2014年創業のフランスの会社で、すでに自動運転シャトルバスや、空港で使う自動運転トーイングトラクターの生産を行っている。自動運転シャトルバスは20か国で使われていて、日本国内でも同社の自動運転車両が、すでに導入され活用されている例もある。

 

どのような車両なのか、車体の外観は、前述の写真を見ていただくとして、ここでは細部を写真で追ってみよう。

↑フロント中央に2D LIDARというセンサーが付く。車両位置の把握や障害物を検知する。フロントパネル右上に電源コンセントがある

 

↑車体上部の前面に付くのは3D LIDARというセンサー。円形部品の一つはGNSSアンテナ(人工衛星からの受信機)で、もう一つは通信用アンテナ

 

↑車両を真横から見る。このように乗降ドアは左右に開く。開口部は広く、乗り降りしやすい造りだ

 

自動運転機能の専門的な説明は、ここでは省略するが、最新のバスらしくおもしろい話しを聞くことができた。

 

天井部に通信用のアンテナがついている。このアンテナでは、随時、情報が取り入れられ、データなどのアップデートが行われているというのだ。シャトルバスなのだが、パソコンと同じで、随時、最新のデータに更新され、走行に活かされているというのである。アンテナは将来的に遠隔操作にも活用できるという。これまでの交通機関とは異なる新しさが、自動運転車両には隠されているわけだ。

 

ちなみに今回の自動運転レベルは、レベル2と言われるもの。レベル1の運転支援(自動ブレーキ、前のクルマに付いて走る、車線からはみ出さない)よりもワンランク上で、ドライバーによる監視が必要なシステムながら、特定条件下での運転機能までは認められている。レベル2の高機能化された運転機能とは、車線を維持しながら前のクルマに付いて走る、遅いクルマがいれば自動で追い越す、高速道路の分合流を自動で行うなどだ。

 

【実証実験レポート③】車内は広い! だがハンドルはない!

さて、乗降ドアが開き中を見せてもらう。ガラス窓が広く明るい。車内では鉄の太い棒・ロールバーが前後左右にあり、いかにも頑丈そうだ。さて車内を見渡すと運転スペースには……。

 

あれーぇ? ハンドルがない。これまで自動運転バスを見たことがあるが、どのバスも“一応は”ハンドルが付いていた。この自動運転車両にはハンドルがないのだ。

 

ハンドルの代わりにコントローラーが用意されていた。筆者はゲームには詳しくはないものの、ゲーム機のコントローラーが使われているそうだ。ハンドルというどのクルマにもある“常識”が自動運転車両には、あてはまらないわけである。

↑ドアの開閉ボタンは大きく丸い造り。両側に開くドアの造りで、床は低く乗り降りしやすい

 

↑通常ならば定員は14人。今回は、コロナ禍もあり少ない乗車人数で公開が行われた。ハンドル代わりにコントローラーが付く(左下)

 

【実証実験レポート④】自動運転のバスに乗車してみると

今回の実験ではIKE・SUNPARK周辺の公道を含む1周半約1.4km(約15分間)のコースと、1周約600m(約8分)のコースを走る。報道陣への公開では1周を走るコースの乗車を体験することができた。最高時速19kmと低速ながら、都内の混みがちな道路であり、また工事箇所もあり、自動運転の実験には逆に役立ちそうだと感じた。

 

最初に外から走る様子を見たところ、2〜3歳児のよちよち歩き的な印象はあった。しかし、実際に乗ってみると、まったく異なりスムーズさが感じられた。時速は19km以下と抑えられていたが、加速感、減速感が感じられる。

↑東池袋の公道を走る自動運転バスNAVYA ARMA。これだけ周りにバスやトラックがいても問題なく自動運転が可能でスムーズに走る

 

↑フロントガラスは広々。安全確認を行うセーフティオペレーターは立ったまま前方をチェックしているが、バスはほぼ自動で走る

 

↑後部座席からみた背景の様子。ガラス窓は広く、障害物が無いため写真のように後ろがよく見える

 

公道をひとまわり、公園に入る段差の前で、運転手(同車両ではセーフティオペレーターと呼ぶのだそう)が、コントローラーを微妙に動かしていた様子がうかがえた。運転終了後に聞いたところ、これは、歩道を歩く歩行者がいたので、一応、自動運転を解除して、手動にして走ったのだそうだ。

 

センサーが歩行者を感知し、急ブレーキがかかることがあると言う。なるほどと思った。とっさの時には通常のバスでも急ブレーキが使われることがある。自動運転バスでもそれは同じで、機械がそれを感じたら急ブレーキがかかる。今回は、報道陣への公開ということで運転手が気をきかして、穏やかな運転で走るように、そうした操作していたのだった。

 

【実証実験レポート⑤】テイクアウトを運ぶツールとして利用を

自動運転車両の実験では、どうしても自動運転のバス自体に目がいきがちになる。だが、今回の実験は、他のサービスに関してのウェイトが高い。その一つは自動運転車両を使っての「デリバリーサービス」だ。どのようなサービスなのか、概要を見せてもらった。

 

まずはアプリを使い店舗に食事をオーダーする。オーダーが店のスタッフのタブレット端末に表示される。その表示に合わせて、テイクアウトメニューを用意する。それがどのようにオーダーした人に渡るのだろうか。

↑まず料理をアプリで店に発注する(右上)。店のスタッフのタブレットに「新しい注文が入りました(右下)」という表示が出る

 

店のスタッフは自動運転のバスが到着するまでにメニューを用意。そのバスが到着したら、そのバス内にあるデリバリー専用ボックスにメニューを積み込む。積まれたバスは自動運転して走り、オーダーした人が指定した受け取り場所まで運び自動停車。オーダーした人は、止ったバスに乗り込み、デリバリー専用ボックス内に載せたメニュー(商品)を受け取る。東池袋ではこうした内容のサービスを想定した実験が行われる。

↑店の人がバスのデリバリー専用ボックスに料理をいれる。自動運転したバスが近づくとアプリで表示(下円内)、発注主が受けとる

 

このシステムならばアプリをインストールしておけば、発注した人が外にいても受け取れる仕組みで便利だ。さらに将来、活用範囲が広がれば、より便利になりそうだシステムと感じた。

 

【実証実験レポート⑥】ルート検索して自動バスから路線バスへ

デリバリーサービス以外に、自動運転車両と公共交通機関の乗り継ぎがスムーズに行えるように実験が行われている。

 

WILLERのアプリを入れて試してみた。IKE・SUNPARKの外れにいたとして、池袋駅まで行く場合。アプリには地図画面があって、持ち主の場所がまず表示される。そして駅を行先としてインプットする。自動運転バスが同地点に向って乗客を乗せて、乗り継ぎ地点へ。ここでIKEBUSに乗換えればゴールの池袋駅へ到着するというわけだ。

 

アプリにはこのルートを利用すれば、○時○分に到着するという情報も検索される。到達時間も出てくるので便利だ。

↑上のアプリ表示のように地図検索すると、乗り継ぎ情報が出る。検索情報の通り自動運転車両からIKEBUSに乗換えれば便利というわけだ

 

公共交通機関の自動運転技術は、ドライバー不足などの理由から研究され、進歩しつつある。将来的には、バスの運行センターなどの施設で、オペレーターが管理運行することにより自動運転の車両が多く走ることになるのだろう。このことにより、都市部のバスはもちろん、利用者が少なくなった路線や、過疎化が進む地方の路線も、廃止されることなく、バスの運行なども持続が可能になっていく。

 

さらに、今回実証実験を行うサービスなどに拡大され導入されていけば、自動運転車両が走る沿道ならば、デリバリーが容易に利用できるようになる。また乗り継ぎ情報も同じことだろう。こうした自動運転システムを使ったサービスは他にも多様な広がりを持ちそうである。どのような世界に広がっていくのか期待が膨らむ。

フォルクスワーゲンの未来モビリティが1年を経て進化!

フォルクスワーゲングループは、「フォルクスワーゲングループ・ナイト・ジュネーブ-未来を形作るアーバンモビリティ」と題されたジュネーブ・ショーの前夜イベントにおいて、完全な自動運転のためのモビリティコンセプトの最新バージョン、「SEDRIC・School・Bus(セドリック・スクールバス)」を発表した。

 

 

 

 

フォルクスワーゲンは、持続可能、安全で便利なモビリティを実現するために、ブランドの垣根を越えたアイデアプラットフォームとして、自動運転車両の重要性を強調。セドリック・モビリティ・コンセプトの最新バージョンを発表することによって、フォルクスワーゲングループが自動運転の分野において世界的なリーダーの役割を果たすという目標の実現に向かって進んでいることを示唆している。そして、セルフ ドライビングシステム(SDS)の開発は、いつでも、どこでも、誰もがボタンを押すだけで利用できるモビリティのビジョンを具現化するものであり、未来のパーソナル モビリティの技術的な基盤を形成している。

 

 

 

セドリックは、昨年のジュネーブ・ショーでの初公開以来、完全自動運転の世界を見据えブランドの垣根を越えてアイデアを生み出すプラットフォームとして機能してきた。そして、1年の間で自動運転システムの開発、周囲の環境や交通データ分析を認識するためのシステムが大きな進化を遂げ、最新のセドリック・スクールバスは、スマートなモビリティソリューションを代表するシンボルとなった。フォルクスワーゲン グループは、渋滞や大気汚染、そして安全性に関係する都市の問題を克服するために、このモデルを活用することを考えてる。

 

また、自動走行システムの技術的進化と平行する形で、デザイン、ユーザー体験および快適性の領域におけるソリューションの開発も進められており、「フォルクスワーゲングループナイト」で発表されたセドリックの最新版は、どのような場所にも採用でき、万人が利用できるパーソナルモビリティを完成させる願望を明確に示すものとなった。

 

 

 

この「セドリック・スクールバス」は、イエローとブラックの基本色にグラフィティ(落書きのようなデザイン)を配し、内外装ともスクールバスのデザインを採用した。そして、ひとつの大きな塊のようなプロポーション、頑丈なボディピラー、そして広々とした室内スペースによって、このクルマの親しみやすいキャラクターが強調されたものになった。一方、インテリアはステッカーで飾られたアルミ製のボックスが、4座のうちの2座のベースとなり、大型OLEDディスプレイとして設計されたフロントウインドーは、オンボードエンターテインメントを上映できる。

 

また、“OneButton”と呼ばれる操作エレメントを使用。ボタンを押すだけで自動運転の電気自動車を呼び出し、ドアツードアで便利な移動を可能にし、子供たちを移動させるための理想的な自動運転車両となっている。

 

関連情報は、ウェブサイト(http://www.discover-sedric.com)に掲載されている。

 

 

 

新生活を快適にサポートしてくれるイチ押し家電6選――AIが自動運転するあの家電も!? 

卒業シーズンを迎えて、これから新しい環境で生活をスタートする人も多いですよね。そんな時に欠かせないのが、快適な暮らしをサポートしてくれる家電商品たち。最近では、自炊が苦手な人でも簡単に料理ができるレンジやAI機能を搭載した空気清浄機など、見逃せないアイテムが満載。楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを開催します。期間は3月1日午前10時~3月6日午前9時59分までの5日間。必見のお得商品が目白押しです!

 

セール特設ページはコチラ

 

自動で節電してくれる“温水洗浄便座”

20180221reese_1

パナソニック
温水洗浄便座 ビューティ・トワレ DL-RL40

セール価格3万5300円

汚れに強い「ビューティ・トワレ DL-RL40」は、お手入れする人のことを考え抜いた温水洗浄便座です。「ノズル」には、丈夫で汚れが付きにくいステンレス素材を採用。ノズル収納時に連続温水で除菌洗浄してくれるので、清潔な状態を保てます。その他にも抗菌効果の高い銀イオンを練り込んだ「Ag+抗菌便座」など、高い清潔性に特化したおススメのアイテム。

 

【ここがポイント】
同商品イチ押しの機能は「スケジュール学習節電」。温水洗浄便座に着座しなかった時間帯を曜日毎に学習して、使用しない時に自動で省エネモードに切り替わります。風量が10%アップする「パワー脱臭モード」や、人の入退室を検知して便座を自動で開閉する「便ふた自動開閉」など、便利な機能が満載。生活に欠かせないトイレ商品をとり入れて、快適な“新生活”を送りましょう!

 

初心者でも簡単に操作できる「コンピュータミシン」

20180221reese_2

ブラザー
コンピュータミシン リビエラ M2SE

セール価格4万7800円

ブラザーの「リビエラ M2SE」は、大型サイズ規格のフルサイズミシン。7枚の送り歯が布をしっかりと送るので、薄い布地から厚い布地まで幅広く使えます。またミシンの中でもトップクラスの静音性を実現。パワフルかつ安定感のある“縫い心地”を体感してみては?

 

【ここがポイント】
20180221reese_3
本体にあるバリエーション豊富な「縫い模様」のボタンを押せば、すぐに裁縫できるシンプルな操作性です。「直線」や「ジグザグ」といった定番から、「まつりぬい」などの難易度が高い縫い方までラインナップ。裁縫初心者の人でも簡単に使いこなせるミシンなので、この機会にぜひチャレンジを!

 

AI機能が空気を分析して自動運転!

20180221reese_4
シャープ
加湿空気清浄機 KI-HS50

セール価格3万2000円

高性能&スリムボディの加湿空気清浄機「KI-HS50」。部屋の空気をキレイにする通常運転に加え、ニオイや菌を消臭・除菌する「プラズマクラスターパワフルショット」運転を採用しています。最初の10分間は最大風量でパワフルに吸じん。徹底的に空気を浄化するので、外出前にセットしておくと帰宅時に快適な空間を提供してくれます。

 

【ここがポイント】
20180221reese_5
同商品はAI(人工知能)を搭載した「COCORO AIR」に対応。例えば、住んでいる地域で花粉の飛散量が多い予報の日だと、その情報をAIが分析して風量が強めの「花粉運転」に自動で切り替えてくれます。花粉以外にもPM2.5や黄砂、温度・湿度情報、室内の空気の汚れ傾向など様々な空気情報を分析。AI機能を活かした最先端の技術にあっと驚かされるかも?

 

自動で調理してくれる「まぜ技」機能

20180221reese_6
シャープ
ヘルシオ ホットクック KN-HW24C

セール価格5万3000円

自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」には新たに無線LANを搭載。AIが調理準備のアシストやおススメメニューを提案してくれます。必要な食材や調味料、下準備の手順を本体画面にわかりやすく表示。料理に慣れていない人でもガイドに従うだけで料理を作れるので、自炊が楽しくなりますよ!

 

【ここがポイント】
20180221reese_7
水分だけで作る健康的な「無水調理」にも対応。ビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素を多く残すとともに、食材本来のおいしさが味わえます。また「旨みドリップ加工」によって食材の旨味を料理にとり入れるので、必要最低限の材料で調理が可能。自動で料理を作ってくれる「まぜ技」機能を活用すれば、調理時間を短くできる魅力的な商品です。

 

転居時でも安心な「つけかえどっちもドア」

20180221reese_8
シャープ
冷蔵庫 SJ-D14C

セール価格2万9500円

「SJ-D14C」は、ドアの開閉方向を自由に付け換えられる「つけかえどっちもドア」を搭載した冷蔵庫。転居時でも部屋の間取りに左右されない安心設計です。付け換え手順は簡単な3つのステップをクリアするだけでラクチン。これから新しい生活を始める人にぴったりの冷蔵庫なので、ぜひチェックしてくださいね。

 

【ここがポイント】
20180221reese_9
商品を万遍なく冷やしてくれる「46Lボトムフリーザー」が備わっているので、まとめ買いしてもしっかりと収納できます。他にも、電子レンジをのせて使える「耐熱100℃のトップテーブル」や、使い勝手の良い「フリーケース」など役立つ機能が満載。複数人で使う場合でも充分な収納力なので、コスパに優れた冷蔵庫です。

 

手軽にヘルシー料理が作れる“過熱水蒸気オーブンレンジ”

20180221reese_10
日立
過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-TS8

セール価格3万3000円

ヘルシー料理を作ってくれる過熱水蒸気オーブンレンジ「MRO-TS8」。100度以上に高めた過熱水蒸気やレンジ・オーブン・グリルなどの加熱方法で、さまざまな料理を作ることができます。“スチームグリル”を内蔵しているので、いため油を使わずに調理が可能。献立にノンフライ料理をプラスして健康的な食生活を心がけてみませんか?

 

【ここがポイント】
20180221reese_11
レンジの内部には3カ所の「重量センサー」が付いているので、食品や容器の重さを瞬時に計って自動で火加減を調節。また重さが違う2品を同時に温めることができるので、調理時間を短縮できるのも嬉しいポイントです。レンジ内には拭くだけで汚れが落ちる“シリコン系塗装”を採用。面倒な作業を省いたイチ押しレンジをお見逃しなく!

 

 

提供:楽天市場

2018年はこれが流行る! ヒット商品大予測

2017年も、もうすぐ終わりです。あなたにとって、どんな年だったでしょうか? 今年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」でした。某コンビニがこの流行に便乗して「忖度弁当」なるものを発売して、盛大にコケまくっていましたが。

 

それはさておき、今年も家電、映画、様々なモノが流行しました。「Get Navi」2018年2月号では、来る2018年に流行りそうな商品を分析しています。気になった商品をいくつか選んで紹介してみたいと思います。

80690040 - 3d rendering robot learning or machine learning with alphabets

 

ホームロボットが進化する!?

ソニーが一度は販売終了したロボット犬「aibo」。2017年、aiboが劇的な復活を遂げて話題になりました。1月11日に発売予定の「aibo ERS-1000」は、「AIBO」よりも愛くるしい顔になり、さらに関節の自由度も進化。より犬に近い動きを見せてくれるようになっています。

 

これまでのようにオーナーからの接触に応えてくれるのはもちろん、自分からオーナーにコンタクトをってくれます。これを可能にしたのがディープラーニングの技術です。自ら物事を学習できるようになり、行動の幅も大きく広がっているそうです。

 

満を持してのソニーのロボット犬復活で、2018年はホームロボットがいよいよ本格的に普及する年になるかも!?

 

自動運転の技術が確立される!?

近年、話題になっている科学技術といえば、AI(人工知能)です。近い将来、確実に実用化されるといわれるのが、自動車の自動運転でしょう。現在、街中にあふれているタクシーや長距離トラックなどは、AIが搭載された自動運転車に替わるといわれていますが、一足早く、「自動運転バス」が実現するかもしれません。

 

2017年10月から、沖縄で小型バスを自動運転する実証実験が始まりました。日本版のGPSといわれる「みちびき」の受信機が搭載され、国道などの主要な幹線道で走行できるよう、実験を重ねています。

 

このバスは2020年の実用化を目指しているそうですが、実験の進展によっては、もっと早く実用化されるかもしれません。人間の運転のような不注意による事故もなくなるため、自動運転が実現すれば、交通事故を大きく減らすことができます。未来に向けた取り組みが、大きな一歩を踏み出したのです。

 

 

自分好みの文房具で仕事がはかどる!

もっと身近な話題を見てみましょう。ビジネスマン、デスクワークの必需品といえば文房具ですよね。そんな文房具を、自分好みにすることができる「カスタム文房具」がヒットの兆しを見せています。

 

例えばボールペン。コクヨの「エラベルノ」という商品は、握り心地や書き味を自分好みに選ぶことができるのです。グリップは、太め、標準、細めの3つからチョイス。さらにインクも油性とゲルの2タイプの中から、ボール径なども択べるのです。

 

また、キヤノンITソリューションズの「ネットde手帳工房」は、手帳の表紙の色から、中身のレイアウト、文字のフォントまで、事細かにカスタマイズできるというから驚きです。本書では、2018年は、よりニッチな需要に応えてくれる文房具が続々登場しそう…と予想しています。

 

 

技術の進化が身近なものに!

「Get Navi」2018年2月号では、5つのトレンドから流行を分析していました。それらはすなわち、AI、ロボット、IoT、VR、自動運転です。こうしたSFの世界のような科学技術が、ここ数年の著しい進化によって、いよいよ身近なものになってきそうです。aiboの再発売は、その幕開けといえるかもしれませんね。

 

2018年は、どんな商品が私たちを驚かせてくれるでしょうか。今からとっても楽しみですね!

 

 

【著書紹介】

GKNB_BKB0000405916660_75_COVERl

 

GetNavi 2018年2月号

著者:GetNavi編集部
出版社:学研プラス

読者の「賢い買い物」をサポートする新製品情報誌。話題のスマートフォンから薄型テレビ、パソコン、デジタルカメラまでベストバイを断言!

Kindleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る
BookBeyondで詳しく見る
BookLive!で詳しく見る
hontoで詳しく見る
紀伊國屋書店ウェブストアで詳しく見る

2018年はこれが流行る! ヒット商品大予測

2017年も、もうすぐ終わりです。あなたにとって、どんな年だったでしょうか? 今年の流行語大賞は「インスタ映え」と「忖度」でした。某コンビニがこの流行に便乗して「忖度弁当」なるものを発売して、盛大にコケまくっていましたが。

 

それはさておき、今年も家電、映画、様々なモノが流行しました。「Get Navi」2018年2月号では、来る2018年に流行りそうな商品を分析しています。気になった商品をいくつか選んで紹介してみたいと思います。

80690040 - 3d rendering robot learning or machine learning with alphabets

 

ホームロボットが進化する!?

ソニーが一度は販売終了したロボット犬「aibo」。2017年、aiboが劇的な復活を遂げて話題になりました。1月11日に発売予定の「aibo ERS-1000」は、「AIBO」よりも愛くるしい顔になり、さらに関節の自由度も進化。より犬に近い動きを見せてくれるようになっています。

 

これまでのようにオーナーからの接触に応えてくれるのはもちろん、自分からオーナーにコンタクトをってくれます。これを可能にしたのがディープラーニングの技術です。自ら物事を学習できるようになり、行動の幅も大きく広がっているそうです。

 

満を持してのソニーのロボット犬復活で、2018年はホームロボットがいよいよ本格的に普及する年になるかも!?

 

自動運転の技術が確立される!?

近年、話題になっている科学技術といえば、AI(人工知能)です。近い将来、確実に実用化されるといわれるのが、自動車の自動運転でしょう。現在、街中にあふれているタクシーや長距離トラックなどは、AIが搭載された自動運転車に替わるといわれていますが、一足早く、「自動運転バス」が実現するかもしれません。

 

2017年10月から、沖縄で小型バスを自動運転する実証実験が始まりました。日本版のGPSといわれる「みちびき」の受信機が搭載され、国道などの主要な幹線道で走行できるよう、実験を重ねています。

 

このバスは2020年の実用化を目指しているそうですが、実験の進展によっては、もっと早く実用化されるかもしれません。人間の運転のような不注意による事故もなくなるため、自動運転が実現すれば、交通事故を大きく減らすことができます。未来に向けた取り組みが、大きな一歩を踏み出したのです。

 

 

自分好みの文房具で仕事がはかどる!

もっと身近な話題を見てみましょう。ビジネスマン、デスクワークの必需品といえば文房具ですよね。そんな文房具を、自分好みにすることができる「カスタム文房具」がヒットの兆しを見せています。

 

例えばボールペン。コクヨの「エラベルノ」という商品は、握り心地や書き味を自分好みに選ぶことができるのです。グリップは、太め、標準、細めの3つからチョイス。さらにインクも油性とゲルの2タイプの中から、ボール径なども択べるのです。

 

また、キヤノンITソリューションズの「ネットde手帳工房」は、手帳の表紙の色から、中身のレイアウト、文字のフォントまで、事細かにカスタマイズできるというから驚きです。本書では、2018年は、よりニッチな需要に応えてくれる文房具が続々登場しそう…と予想しています。

 

 

技術の進化が身近なものに!

「Get Navi」2018年2月号では、5つのトレンドから流行を分析していました。それらはすなわち、AI、ロボット、IoT、VR、自動運転です。こうしたSFの世界のような科学技術が、ここ数年の著しい進化によって、いよいよ身近なものになってきそうです。aiboの再発売は、その幕開けといえるかもしれませんね。

 

2018年は、どんな商品が私たちを驚かせてくれるでしょうか。今からとっても楽しみですね!

 

 

【著書紹介】

GKNB_BKB0000405916660_75_COVERl

 

GetNavi 2018年2月号

著者:GetNavi編集部
出版社:学研プラス

読者の「賢い買い物」をサポートする新製品情報誌。話題のスマートフォンから薄型テレビ、パソコン、デジタルカメラまでベストバイを断言!

Kindleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る
BookBeyondで詳しく見る
BookLive!で詳しく見る
hontoで詳しく見る
紀伊國屋書店ウェブストアで詳しく見る