「iOS 18」「iPadOS 18」で使えるiPhone/iPadはどれだ!? 海外メディアが大予測

今秋の登場が期待されている「iOS 18」「iPadOS 18」に対応するiPhoneとiPadの一覧を、海外メディアの9to5Macが予測しています。

↑rafapress / Shutterstock.comより

 

9to5Macによれば、iOS 18は現行バージョンの「iOS 17」と同じデバイスをサポートします。つまり、「iPhone XS」や「iPhone XR」、「iPhone SE(第2世代)」とその後にリリースされたすべてのiPhoneで、iOS 18が動作することになります。

 

一方でiPadOS 18では、「iPadOS 17」でサポートされていた「iPad(第6世代)」「12.9インチiPad Pro(第2世代)」「10.5インチiPad Pro」が利用できなくなるとされています。それ以外のiPad、具体的にはiPad(2019年以降)とiPad mini(2019年以降)、iPad Air(2019年以降)、iPad Pro(2018年以降)でiPadOS 18が利用できます。

 

今回の情報はあくまでも予測をベースとしており、実際の対応デバイスは若干異なる可能性もあります。それでも、もしiOS 18とiOS 17の対応デバイスが完全に同じなら、気軽にアップデートすることができそうです。

 

Source: 9to5Mac

ありゃ? 次期「iPad ProとAir」のデビューは5月にお預けか

「iPad Pro」と「iPad Air」の次期モデルが5月初旬に登場すると、米メディアのブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑デビューは5月にお預け?

 

次期iPad ProおよびAirに関しては3月〜4月に登場するとの予測が以前に報じられていました。一方で「次期11インチiPad Pro」は生産が遅れているという、気になる情報も登場しています。

 

ガーマン記者によれば、アップルは現在、次期iPad ProおよびAirの生産を強化しているとのこと。しかし、有機ELディスプレイを搭載した次期iPad Proは「複雑な新しい製造工程」が原因で、生産が遅れていると指摘しているのです。

 

次期iPad Proは本体が大幅に薄くなることで重量が軽量化し、有機ELディスプレイや「M3」チップを搭載すると予測されています。また、ワイヤレス充電にも対応する模様。一方、次期iPad Airでは12.9インチモデルが登場し、「M2」チップの搭載も噂されています。

 

次期iPad ProおよびAirと一緒に「次期Apple Pencil」や「次期Magic Keyboard」のリリースも期待されていますが、5月まで待つしかないかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップルの「M3 Ultra」、新設計で超パワフルになる?

将来の「M3 Ultra」チップでは「M2 Ultra」と異なる設計が採用される可能性があると、Vadim Yuryev氏が報告しています。

↑M3 Extremeが出る?

 

M2シリーズで最上位に位置づけられているM2 Ultraは、「UltraFusion」技術により2つの「M2 Max」チップを合体させて製造しています。これにより、M2 Maxの2倍となる24コアCPUや76コアGPU、32コアのNeural Engine、800GB/sのメモリ帯域幅を実現しています。

 

Yuryev氏によれば、「M3 Max」はM2 Maxと違って、UltraFusionが搭載されていないとのこと。このことから、M3 UltraはM3 Maxを2個合体させたのではなく、独自設計のチップになると予測しているのです。

 

M3 Ultraが独自設計になることのメリットとしては、例えば、全て高パフォーマンスなコアを搭載することで、性能を大幅に向上させることができます。さらに、GPUコアを追加することで、グラフィックスのパフォーマンスを上げることも可能でしょう。

 

Yuryev氏は、M3 UltraがUltraFusionを搭載し、2個合体して「M3 Extreme」として登場する可能性も指摘しています。これによってM3 Extremeは、M3 Maxを4個合体させた場合よりも高性能なチップになるかもしれません。

 

M3 Ultraは、2024年半ばに登場する次期「Mac Studio」への搭載が期待されていますが、次期「Mac Pro」では超高性能なM3 Extremeの搭載を楽しみにしたいものです。

 

Source: Vadim Yuryev / X via MacRumors

アップル、まさかiPhoneを折りたたむのを諦めた!?

「折りたたみiPhone」の登場は2027年になるか、無期限に延期された可能性があると、海外テックサイトのAlpha Bizが報じています。

↑諦めムード?

 

アップルが折りたたみデバイスを開発してることは以前から報じられており、2026年以降に2サイズの折りたたみiPhoneが登場するとの情報も伝えられています。しかしその一方で、画面クオリティが基準に達しないことから折りたたみiPhoneの開発が一時ストップしたとの報道も登場しています。

 

Alpha Bizによれば、アップルの折りたたみiPhoneは、折りたたみディスプレイ部品の調達に問題があり、販売スケジュールが2026年第4四半期(10月〜12月)から2027年第1四半期(1月〜3月)に延期されたとのこと。

 

アップルは、繰り返し折りたたむことでディスプレイの中央にできる「しわ」をなくすことに苦労しているとも伝えられています。さらに、ディスプレイの中央に凸凹がなく、完全に平らにできるヒンジの設計も考案中とされているほか、光の反射の問題を軽減するために、パネルにシリコンやアクリレートなどの、ポリマー素材を充填することも検討しているようです。

 

サムスン証券(Samsung Securities)によれば、折りたたみiPhoneは内部に8インチのメインディスプレイ、外部に6インチの外部ディスプレイを搭載するとのこと。また、韓国ニュースサイトのThe Elecは、Appleが「iPad mini」に代わる7〜8インチのデバイスの発売を検討していると報じています。

 

本当に折りたたみiPhoneが登場するのかどうか、不安はさらに募ります。

 

Source: Alpha Biz via MacRumors

いつから? iPhone 12が「Qi2ワイヤレス充電」に対応していた

アップルは3月の初めにiOS 17.4を配信しましたが、実はひっそりとiPhone 12シリーズでQi 2による15Wのワイヤレス充電が可能となったことが明らかとなりました。

↑Qi2も使えます

 

Qi2とは、アップルのMagSafe充電技術をベースとしたワイヤレス充電規格です。昨年末から今年初めにかけて、対応するワイヤレス充電アダプタが次々と発売されています。

 

iPhone 12シリーズはMagSafeに対応しており、最大15W充電に対応していますが、アップルのMagSafe認証を受けていない充電器は、最大速度が7.5Wに制限されていました。

 

しかし、アップル関連情報サイトMacworldによると、iOS 17.4以降のiPhone 12はQi2による15Wワイヤレス充電ができるようになったとのこと。つまり、アップルの認証を受けていないサードパーティー製品でも、Qi2対応であれば7.5Wに制限されず、15Wのフルスピードで充電できるわけです。

 

アップルは昨年末、iOS 17.2によりiPhone 13とiPhone 14シリーズのQi2対応を解禁し、15W充電を可能としていました。iPhone 15シリーズは発売と同時にQi2に対応しており、iPhone 12シリーズは唯一の「MagSafe対応だが、Qi2の高速充電に非対応」となっていた次第です。

 

最近はQi2対応のワイヤレス充電器が続々と発売され、ラインアップも充実しているだけに、3年以上前のiPhone 12シリーズが対応することはうれしいサプライズです。グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズもQi2対応と噂されており、AndroidスマホとiPhoneを同じアダプタで充電できるとすればオトク感がありそうです。

 

Source: Macworld
via: MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」はさらに美しくなる! アップルの新たなチタン加工技術とは?

2023年秋に発売されたiPhone 15 Proモデルは、ボディにシリーズ史上初のチタン素材を使うことで、美しい外観が話題となっていました。次期「iPhone 16 Pro」モデルでは、新たなチタン加工技術により、さらに美しくなると著名リーカーが主張しています。

↑チタンに磨きをかける

 

韓国Naverブログで活躍するyeux1122氏によると、アップルは、より改善したチタン加工や色味処理の工法を用いるとのこと。これにより、ブラシ仕上げのiPhone 15 Proモデルよりも洗練された外観になると述べています。

 

yeux1122氏の的中率は100%ではありませんが、これまで第10世代iPadがM2搭載iPad Proと同時発売されることや、iPhone 15シリーズでも常時表示はProモデル限定になることを正確に予想していました

 

スマホの表面加工におけるブラシ(ブラッシング)仕上げとは、金属製のブラシで細かい傷を付ける技術のこと。これにより繊細な模様がつきつつ、指紋や小さな傷が目立ちにくくなるメリットもあり。その見た目は、反射が少ないつや消し風となります。

 

iPhone 16 Proシリーズについては、新色「スペースブラック」と「ローズ」が追加されるとの噂があります。そのうちローズはゴールドに近い色合いになる可能性がありますが、いずれも光沢仕上げとの組み合わせで美しいボディとなりそうです。

 

Source: Naver
via: MacRumors

警戒せよ! 海外のiPhoneユーザーにパスワードリセット攻撃が続出

最近、アップルのパスワード機能のバグらしきものを悪用し、iPhoneを乗っ取ろうとするハッカーの攻撃が相次いでいると報じられています。

↑疲労攻撃に警戒せよ

 

この攻撃は「iPhoneをApple IDのリセットに使いますか?」という通知から始まるもの。その後、同じ通知が何十回も届きますが、特に厄介なのは、全てに対して「許可しない」と選ぶ必要があることです。選択肢をタップしないかぎり、iPhoneは実質的に使いものにならなくなります。

 

より怖いのは、間違って「許可する」ボタンを押してしまうこと。そうなれば、この攻撃を仕掛けたハッカーがパスワードをリセットした後、Apple IDを完全に乗っ取ってしまいます。

 

複数のアップル製品を持っている場合、通知がそれら全てに表示されるため、さらに迷惑なものになります。例えば「Ken」という人物は、Apple Watchに表示されたとき「許可しない」ボタンを押すために下にスクロールする必要があったと語っています。

 

これらを「許可しない」ではね除けた後も、アップル公式サポートと名乗る人物が電話を掛けてきたと複数の人物が語っています。そこでアップル公式に問い合わせたところ、顧客から連絡を取らない限り、こちらから電話を掛けることはないと回答したそうです。

 

こうした攻撃は、一般的にMFA(多要素認証)疲労攻撃と呼ばれます。ハッカーがなんらかの手段で入手したIDとパスワードを使ってログインすると、正規ユーザーのもとに認証要求が送られます。それを繰り返すうち、正規ユーザーが疲れ果てて「許可する」を押すことを待つというもの。

 

このパスワードリセット攻撃がiOSのバグによるものかどうかは、今のところ不明です。ともあれ、うっかり「許可します」を押したり、アップルを名乗る人物から電話が掛かってきても、個人情報を渡さないよう気をつけたいところです。

 

Source: Krebs on Security
via: Tom’s Guide

買い物がグッとはかどる! 「リマインダー」アプリで“買い物リスト”を作ってみよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『買い物リスト』を活用しよう!」です。

 

 

「リマインダー」アプリを「買い物リスト」として使っている人も多いのではないでしょうか。これまでは、購入する商品を順番に表示するだけでしたが、iOS 17からは、キャベツやサツマイモは「野菜」に、牛乳は「乳製品」に、ソーセージや挽き肉は「お肉・ハム・ベーコンなど」に、塩や砂糖は「調味料・油・香辛料など」に自動で分類できるようになったんです。この機能を使えば、リストの視認性が高まり、買い物がより効率的になります。さっそく使い方を解説しましょう!

 

「リマインダー」アプリを開いたら、画面右下の[リストを追加]をタップしてリストを新規作成します。リスト名にわかりやすい名前を書き込み、[リストタイプ]で[買い物リスト]を選択。カラーやアイコンも選べるので、好みのものを選んだら[完了]をタップしましょう。

 

続いて、リスト内に購入する商品を入力すると、その内容に応じて「乳製品」などと自動でカテゴリ分けされていきます。野菜コーナーや魚コーナーなど、カテゴリごとに商品が並ぶことが多いスーパーにおいて、この機能を使えば「あれを取り忘れた!」などと行ったり来たりしなくて済みますね。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「iOS 18」、アップル独自の生成AIチャットボットの搭載を断念か

2024年にリリースされるであろう「iOS 18」に、アップル独自の生成AI(人工知能)によるチャットボットは搭載されないと米ブルームバーグが報じています。

↑ちょっとガッカリ?

 

iOS 18でAI機能が強化されることはたびたび報じられており、生成AI機能により音声アシスタント「Siri」や「Shortcuts」「Spotlight」が進化するとの情報も飛び交っています。

 

ブルームバーグによれば、iOSではアップル独自の生成AIチャットボットは搭載されず、その代わりにグーグルやOpenAI、百度(バイドゥ)といった企業と生成AIに関する提携を模索しているそうです。

 

グーグルは「Gemini」、OpenAIは「ChatGPT」といった生成AIチャットボットを提供しており、これらの機能をライセンス使用できれば、iOS 18でも完成度の高いAIチャットボットが利用できることでしょう。また、中国市場向けには、百度の生成AIチャットボット「Ernie」を使用する可能性もあります。

 

アップルは6月10日から開発者向け会議「WWDC24」を開催すると発表しており、その話題の中心はAIとなると予想されています。同社独自の生成AIチャットボットが登場しないとすれば少し残念ですが、グーグルやサムスンといったライバル企業に追いつくためにも、他社製の生成AIチャットボットの導入はやむを得ない判断なのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iPhone 16」シリーズのダミーモデルが流出! 背面カメラが昔に逆戻り?

2024年の発表が期待されている「iPhone 16」と「iPhone 16 Pro」のダミーモデルとされる画像が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。ここから何がわかるでしょうか?

↑流出したiPhone 16シリーズのダミーモデル(画像提供/Weibo)

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、正方形のカメラ突起の内側に広角カメラと超広角カメラ、フラッシュ、マイクが配置されています。これは上位モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」と共通したデザインですが、カメラ数が一つ少ないので、若干スカスカな印象です。

 

しかし今回流出したモック画像を見ると、iPhone 16/16 PlusではiPhone 15/15 Plusとは異なり、縦型の背面カメラが採用されるようです。なんだか、昔販売されていた「iPhone XS」や「iPhone X」のようなデザインですね。

↑アクションボタンやキャプチャーボタンも確認できる(画像提供/Weibo)

 

また、本体の左側側面には「アクションボタン」、右側側面には「キャプチャーボタン」が配置されています。アクションボタンはiPhone 15 Pro/Pro Maxに搭載されたボタンで、さまざまな機能を割り当てることが可能。iPhone 16シリーズのアクションボタンは、iPhone 15 Pro/Pro Maxのものより少し大きくなっているようです。

 

キャプチャーボタンでは、カメラ撮影のさまざまな機能が利用できると噂されています。ボタンは感圧式で、軽く押すとフォーカスを合わせ、強く押すと撮影/録画の開始、あるいは上下へのスライドによりズームが調整できるとの情報もあります。

 

背面カメラのデザインやボタンなどが大幅に変更されそうなiPhone 16および16 Plus。アクションボタンやキャプチャーボタンの搭載により、上位モデルと遜色のない操作感が楽しめそうです。

 

Source: Weibo via MacRumors

アップルの「WWDC24」、6月10日に開幕! 見どころは?

アップルは、開発者向け会議「Worldwide Developers Conference(WWDC24)」を米カリフォルニア州にある本社「Apple Park」で6月10日から開催すると発表しました。

↑何が出るかな?(画像提供/アップル)

 

WWDCでは、毎年ソフトウェア関連の発表が行われます。2024年は次期ソフトウェアとなる「iOS 18」「iPadOS 18」「tvOS 18」「macOS 15」「watchOS 11」「visionOS 2」の発表が期待されています。

 

このうちiOS 18(とiPadOS)では、AI(人工知能)機能の強化が期待されており、例えばAIを強化することによって音声アシスタント「Siri」がもっと賢くなる模様。また、ルーティン作業の「Shortcuts」やドキュメントの作成機能にもAIが活用されると予想されています。

 

さらに、iOS 18ではホームスクリーンのカスタム性が大幅に向上するとのも……。Androidスマートフォンのようにアプリを好きな場所に配置できるようになるかもしれません。

 

重要なニュースが発表される「Keynote(基調講演)」は、YouTubeや「Apple Developer」アプリ、アップルのウェブサイトで閲覧可能。今年もWWDCは要チェックです!

 

Source: アップル

「iPhone 16 Pro」シリーズの新色は二つ? 噂のゴールド系は…

アップルの次期スマートフォン「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」には、2年ぶりにゴールド系モデルが復活するとの噂がありますが、最近では新色「スペースブラック」と「ローズ」が追加されるという情報が中国方面から届けられています。

↑新色にますます期待

 

著名リーカーのShrimpApplePro氏はXに、中国SNSのWeiboで注目されている投稿をシェア。この人物はiPhone 14 Proのディープパープルを正確に予想した実績があるそうです。

 

今回の投稿によれば、iPhone 15 Proにあったブルーチタニウムがなくなり、新色のローズが追加される一方、ブラック系の色はブラックチタニウムの代わりに「スペースブラック」が採用されるとのこと。

 

また、iPhone 15 Proにあったナチュラルチタニウムとホワイトチタニウムは残りつつも、少し色合いが異なると言います。前者はよりグレーがかったものに、後者は「シルバーホワイト」ふうの色になり、iPhone 14 Proのシルバーに近いそうです。

 

アップルは2023年秋のiPhone 15 Proシリーズから、ボディ素材を従来のステンレススチールからチタンに変更しました。が、iPhone XSからiPhone 14 Proまで用意されたゴールド系の色はありません。そのため、噂の新色「ローズ」はゴールドに似た色合いのチタン版かもしれません。

 

Source: ShrimpApplePro(X)
via: MacRumors

「iPhone 16 Pro」、新ボタンを搭載!? ケースで見つかった謎の穴とは

2024年秋に登場するとみられる「iPhone 16」シリーズには、全モデルとも新たな「キャプチャーボタン」を搭載すると噂されています。アップルの内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は、ビデオ撮影専用ボタンだと説明していたことがあります。

↑次のProモデルは新ボタンを搭載する模様

 

このボタンの存在を裏付けるような、サードパーティ製の「iPhone 16 Pro」用ケースの写真を著名リーカーが公開しました。

 

アップルの未発表製品について数々の正確な予想をしてきたSonny Dickson氏は、「iPhone 16 Pro – 新しいボタン」とコメントした写真を投稿。正面に向かって右下に、これまでのiPhoneにはなかったボタン用の穴がくりぬかれていることを確認できます。

 

このアクセサリーメーカーが新しいキャプチャーボタンの情報をアップル内部から入手したのか、それとも単に噂に基づいて作ってみただけなのかは不明。もっとも、予想CG画像ではなくケースの実物を作ることには大きなコストがかかるため、新ボタンが追加されると強く信じていることは間違いなさそうです。

 

アップル関連情報サイトのMacRumorsは、iPhone 16全モデルに追加されるというキャプチャーボタンについて何度も報じてきました。すなわち写真やビデオを撮影するうえでさまざまな操作ができるものであり、軽く押すとピント合わせ、強く押し込むと撮影といったところです。

 

この新たなボタンは、iPhone 16で横長の動画を撮影するときは上に位置し、シャッターボタンとして指が届きやすい理想的なポジションとなりそうです。

 

現在カメラアプリを開いているときは、音量ボタンがシャッターボタン代わりにできますが、押し込みの強弱には対応していません。

 

現行のiPhone 15シリーズでは、標準モデルのメインカメラも以前の12MPから48MPとなり、画質が飛躍的に向上しています。新たなキャプチャーボタンと合わせれば、iPhone 16全モデルは最高に使いやすい、優秀なデジカメになると期待したいところです。

 

Source: Sonny Dickson(X)
via: MacRumors

未開封iPhoneをストアでアップデート! 米で新システムの導入が間近か

アップルが「iPhone」を箱から出さない状態でアップデートするシステムを準備している、と米メディアのブルームバーグが報じています。

↑新開発のパッドの上にのせると…

 

アップルが未開封のiPhoneをアップデートするシステムを準備しているとの情報は、2023年10月にも報告されていました。それによれば、パッドのような装置の上に未開封の箱を置くことでiPhoneの電源が自動で入り、ソフトウェアを最新バージョンにアップデートし、電源が切れるという仕組みのようです。

 

ブルームバーグによれば、この独自のパッドは「Presto」と呼ばれており、「MagSafe」などのワイヤレス技術が採用されているとのこと。Prestoは金属製の靴箱のような外観をしており、このシステムは4月から全米で広く展開されると言います。

 

この新システムのメリットは、古いバージョンのiOSを搭載したiPhoneの販売を防げること。古いバーションのソフトウェアには不具合があったり、セキュリティ上の問題があったりする可能性があります。

 

多くのユーザーにとってもありがたいであろう、未開封iPhoneのアップデートシステム。米国だけでなく、日本への導入にも期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「Apple Pencil」、「Vision Pro」への導入を目指してテスト中?

「Apple Pencil」が、将来「Apple Vision Pro」に対応するため、「visionOS 2」に先駆けて現在テストが行われていると海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑Vision Proでも使えたら面白いかも

 

次期Apple Pencilに関しては、マグネットにより交換可能なペン先、カラーサンプル機能、光沢仕上げなどのが登場しています。書き心地をユーザーが選択できるようになるとも言われていますが、そんなこのデバイスは3月中にも「次期iPad Pro」と同時に発表されるとも伝えられています。

 

現在のApple Pencilは、iPadシリーズでしか利用できません。しかしMacRumorsによれば、将来のApple PencilはApple Vision Proに対応し、「Freeform」や「Pixelmator」といったApple Vision Proのドローイングアプリで使用できるようになるというのです。

 

この先、Apple PencilがApple Vision Proに対応すれば、ユーザーはヘッドセットを装着して机など好きな場所で、ドローイングを楽しめる可能性があります。また、筆圧や傾きの検知がApple Vision Proで利用できるようになるかもしれません。

 

現時点で、次期Apple PencilがApple Vision Proに対応するかどうかは不明。Apple Pencilとヘッドセットで好きな場所でドローイングが楽しめる未来に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

次期「iPad Pro」は横向きフロントカメラを搭載する! 中国の情報筋が断言

次期「iPad Pro」に横向きのフロントカメラ(FaceTimeカメラ)が搭載されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑フロントカメラの位置に注目が集まる

 

現在のiPad Proではフロントカメラは縦向き、つまり本体の短い辺に搭載されています。一方でスタンダードな「iPad」では、すでに横向きのフロントカメラが搭載されており、これにより、横向きでiPadを持っている際にもビデオ会議などでフロントカメラが使いやすくなっています。

 

リークアカウントのInstant DigitalはWeiboにシンプルな画像を投稿し、次期iPad Proに横向きカメラが搭載されると主張。投稿によれば、顔認証機能「Face ID」に利用される「TrueDepthカメラ」は次期iPad Proの右側に移動する一方、マイクは本体上部の中央に引き続き搭載されるそうです。

 

これまでも次期iPad Proに横向きのフロントカメラが搭載されるとのは繰り返し報じられてきました。また、「iOS 17.4」で発見された内部コードも、次期iPad ProのTrueDepthカメラが本体の側面に移動することを示唆しています。

 

Instant Digitalは次期「iPad Air」にも横向きのフロントカメラが搭載されると先日報道していました。次期iPad ProとiPad Airでフロントカメラの位置が揃って変更されるのかどうかに注目です。

 

Source: MacRumors

次期「iPad Pro」は横向きフロントカメラを搭載する! 中国の情報筋が断言

次期「iPad Pro」に横向きのフロントカメラ(FaceTimeカメラ)が搭載されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑フロントカメラの位置に注目が集まる

 

現在のiPad Proではフロントカメラは縦向き、つまり本体の短い辺に搭載されています。一方でスタンダードな「iPad」では、すでに横向きのフロントカメラが搭載されており、これにより、横向きでiPadを持っている際にもビデオ会議などでフロントカメラが使いやすくなっています。

 

リークアカウントのInstant DigitalはWeiboにシンプルな画像を投稿し、次期iPad Proに横向きカメラが搭載されると主張。投稿によれば、顔認証機能「Face ID」に利用される「TrueDepthカメラ」は次期iPad Proの右側に移動する一方、マイクは本体上部の中央に引き続き搭載されるそうです。

 

これまでも次期iPad Proに横向きのフロントカメラが搭載されるとのは繰り返し報じられてきました。また、「iOS 17.4」で発見された内部コードも、次期iPad ProのTrueDepthカメラが本体の側面に移動することを示唆しています。

 

Instant Digitalは次期「iPad Air」にも横向きのフロントカメラが搭載されると先日報道していました。次期iPad ProとiPad Airでフロントカメラの位置が揃って変更されるのかどうかに注目です。

 

Source: MacRumors

iPhone 16向け「A18 Pro」チップ、AI機能で新トレンドを生み出す可能性が浮上!

アップルは、次期iOS 18や2024年秋の「iPhone 16」シリーズに生成AI機能を本格的に導入すると噂されています。そんな中、次期iPhone用チップ「A18 Pro」ではオンデバイスAI(クラウドに依存しないAI)に特化した変更を計画していると著名アナリストが主張しています。

↑新たな流れを生み出すか

 

これまでAppleシリコン(アップル独自開発チップ)について正確な情報を提供してきたアナリストJeff Pu氏は、投資家向けメモの中で次のように述べています。

 

  • アップルのA18に対する需要は高まっている一方で、(iPhone 15 Pro搭載の)A17 Proの生産量は2月以降安定している
  • GPU6コア版のA18 Proは、A17 Proよりも大きなダイ面積(チップが基板上で占める面積)を特徴としている
  • これはエッジAIコンピューティング(外部サーバーと通信せず、デバイス内部で処理)のトレンドになる可能性がある

 

チップのダイ面積が大きくなることは、より多くのトランジスタや特殊なパーツを搭載でき、一般的に性能アップにつながります。

 

その一方で、設計上の欠陥のリスクも高まるほか、電力消費や放熱にも影響を与える可能性があります。アップルとしては、これらのバランスを取る必要があるわけです。

 

アップルが特にAIに重きを置いたチップ設計をするという予想は、今回が初めてではありません。2月にも台湾メディアの経済日報が、A18には強化したNeural Engine(機械学習に特化したチップの一部)を搭載すると報じていました

 

iPhone 16シリーズ全モデルはA18ブランドのチップを搭載すると予想されています。標準モデルにはA18を、ProモデルにはAI機能を強化したA18 Proを採用し、差別化を図る戦略もあり得そうです。

 

Source: 9to5Mac

iOS 18の生成AIに採用されるのはグーグルか? OpenAIか? それとも……

Apple(アップル)が「iOS 18」にてGoogle(グーグル)やOpenAI、さらには中国Baidu(百度)の生成(ジェネレーティブ)AI機能の採用を検討していることが、Bloomberg(ブルームバーグ)やThe Wall Street Journalにより報じられています。

↑Poetra.RH / Shutterstock.comより

 

iOS 18では生成AI機能を組み込むことで、「Siri」や「Spotlight」の機能強化がされています。また、ヘッドセット「Apple Vision Pro」に採用されている「visionOS」風のデザインが採用されるとの報道も登場しています。

 

The Wall Street Journalによれば、AppleはiPhoneの生成AI機能の一部にBaiduのAIモデルを採用すべく、話し合いをおこなたとのこと。Bloombergは以前、Appleが生成AI機能の採用でGoogleやOpenAIと協議を行ったと報じていました。

 

Appleが中国で生成AI機能を利用する際に、GoogleやOpenAIではなくBaiduのAIモデルを採用するといった棲み分けが想定されます。Googleの「Gemini」やOpenAIの「ChatGPT」は中国の規制当局の認証を受けていないため、中国では利用できないのです。

 

今年はiOS 18だけでなく、「iPhone 16」シリーズでもコア数を大幅に増やした「Neural Engine」が搭載され、生成AI機能のパフォーマンスアップが向上するとも噂されています。今年のiPhoneとiOSのトピックは、AI一色となりそうな予感です。

 

Source: The Wall Street Journal via MacRumors

iOS 18はカスタム性が大幅に向上? アプリが好きな場所に置けるかも

今年のリリースが期待されている「iOS 18」では、アプリを好きな場所に配置できるなどカスタム性が大幅に向上すると、MacRumorsやBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑MacRumorsより

 

現在の「iOS 17」を含めてこれまでのiOSでは、アプリがグリッドに沿って左上に詰めるように自動で整理されるので、好きな場所にアプリのアイコンを置くことができません。これは、アプリを好きな場所に設置できる「Android OS」との大きな違いとなっています。

 

MacRumorsによれば、iOS 18ではホーム画面のグリッド上の任意の場所に、アプリを配置できます。これにより、アプリとアプリの間を空けたり、空白の行や列を設置することが可能になるのです。

 

またBloombergも、iOS 18は「ホーム画面がよりカスタマイズ可能になる」と報じています。その詳細は明かしていませんが、iOS 18では「生成(ジェネレーティブ)AI」による「Siri」の進化やメッセージサービス「RCS」のサポート、デザインの変更が含まれると噂されています。

 

アプリが自動整列されるので自分で配置する必要がないのは、iOSのメリットでもありました。しかしアプリの自由な配置が可能になれば、ホームスクリーンで自分の個性を出すなど、利便性がより高まりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

スティーブ・ジョブズの名刺、驚きの高値で落札

Apple(アップル)の共同設立者であるSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ)氏の名刺が、オークションサイトのRR Auctionにて18万1183ドル(約2700万円)にて落札されました。

↑RR Auctionより

 

Jobs氏といえば、1976年にAppleを創業。「Apple I」や「Macintosh」といった、従来のコンピューターの概念を覆すマシンを世に送り出しました。一時はAppleを去ったものの、1996年にAppleに復帰すると、「iPod」や「iPhone」「iPad」といった革新的な製品を生み出しました。

 

今回の名刺は、1983年に発行されたものです。名刺にはレトロな6色のAppleロゴが描かれており、また旧本社の住所となる「10495 Bandley Drive」とも記載されています。Jobs氏の肩書は、Appleの取締役会長となっています。

 

Jobs氏は2011年に亡くなりましたが、同氏はあまりサインに積極的でなかったので、彼のサインが入ったアイテムは貴重です。例えば2023年5月には、サイン入りの小切手が10万6985ドル(約1600万円)にて落札されています。

 

今回オークションに出品されたサイン入りの名刺は、彼のファンにとってはどうしても手に入れたい一品…なのかもしれません。

 

Source: RR Auction via MacRumors

「iPhone 16」シリーズではRAMか内蔵ストレージを増やす? オンデバイスAIを動かすため

これまでのiPhoneは搭載RAMが最大8GB止まりであり、サムスンのGalaxy S24 Ultra(12GB)等Androidのフラッグシップ機よりも少なめに抑えられていました。

↑RAM 8GBではツラい?

 

が、次期「iPhone 16」シリーズではオンデバイスAI(クラウドに依存せず、デバイス内部で処理するAI)のためにRAMを増やすか、内蔵ストレージの下限を引き上げる可能性があるとの噂が報じられています。

 

著名リーカーRevegnus氏は、「韓国の証券会社」からの興味深いレポートを紹介。一部アナリストは「オンデバイスAIのためiPhone 16のRAM容量が増える」と予想しているとのことです。すでに投稿は削除されていますが、テックメディアWccftechやTechradarほか複数のサイトが内容を確認しています。

 

その一方で、アップルはRAMの代わりにNANDフラッシュ、つまり内蔵SSDを一種の仮想RAMとして扱うことで、オンデバイスAIを実現できるという研究論文を発表していたことがあります。

 

そこから、アップルがRAMを8GB以上に増やす代わりに、基本(最低)ストレージ容量を従来の128GBから256GBに増やす可能性があり。要は、RAMかストレージのどちらかを増やすのは避けがたいということでしょう。

 

より多くのRAMを搭載すれば、メイン基板の再設計を余儀なくされることもあり得ます。またRAMチップを追加すると消費電力が増え、バッテリー持続時間の低下につながる事態も考えられます。

 

すでにiPhoneは最大1TBのストレージを搭載できるよう設計されているため、基本ストレージ容量を増やす方が可能性が高いのかもしれません。

 

しかしアップルは最近、iPhone 15の128GBモデルでも「たくさんの写真が保存できる」と宣伝したばかりです。iPhone 16で下限が256GBとなれば「128GBでは足りない」とアピールするのかもしれません。

 

Source:Revegnus(X) 
via:Wccftech

iPhone 16は4モデルすべて超薄型ベゼルになる? 過去に断念した技術を採用か

今年の登場が期待されている「iPhone 16」シリーズの4モデルすべてに、超薄型ベゼルが採用されるとの情報を、韓国語ニュースサイトのSisa Journalが伝えています。

↑MacRumorsより

 

昨年発売された「iPhone 15 Pro/Pro Max」では「低射出圧オーバーモールディング(LIPO)」という技術を採用。「iPhone 14」では約2.2mmだったベゼルが、1.5mmにまで薄くなりました。またiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、6.3インチ/6.9インチの大型ディスプレイの採用が噂されています。

 

今回の報道によれば、iPhone 16シリーズではディスプレイを囲うベゼルを最小化するために、「Border Reduction Structure(BRS)」という技術を採用するとのこと。これは内部も銅配線をよりコンパクトなパッケージに巻き取る技術で、これによりベゼルのさらなる薄型化が実現できるというのです。

 

Appleは以前にもBRSをiPhoneで採用しようとしていましたが、熱問題で断念していました。しかし最近の放熱技術の工場により、BRSの採用が現実的となったのです。

 

スマートフォンの本体が大型化すれば、内部スペースが増えることで、より効率的に部品を配置することができます。さらに放熱性も向上するので、iPhone 16シリーズでは超薄型ベゼルの採用が可能となるのかもしれません。

 

Source: Sisa Journal via MacRumors

次期iPad Proでは非光沢な“マットスクリーン”が選択可能に? ベゼルもさらに薄くなるかも

「次期iPad Pro」にて「Nano-textureガラス」のようなマット仕上げのディスプレイがオプションとして用意されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

Nano-textureガラスとは、光が反射しにくいように加工されたマット仕上げのディスプレイです。Apple製品では「Pro Display XDR」「Studio Display」にて選択が可能で、Nano-textureガラスは標準ガラスよりも高価に設定されています。

 

WeiboのリークアカウントことInstant Digitalによれば、次期iPad Proでも標準ガラスにくわえて、マット仕上げのディスプレイが選択可能とのこと。このディスプレイは目の負担を減らす、ブルーライトカット機能を搭載している可能性もあるようです。

 

Nano-textureガラスの注意点としては、表面のテクスチャーが油分やゴミを吸着しやすいので、クリーニングが難しいという問題があります。AppleはNano-textureガラスの清掃について、「柔らかく研磨剤の入っていないポリッシングクロスでクリーニングするように」と注意していますが、これが次期iPad Proにも共通しているのかどうかは不明です。

 

次期iPad Proは4月にも発売され、有機ELディスプレイやM3チップの搭載、本体の大幅な薄型化、MagSafeでのワイヤレス充電への対応が噂されています。さらにNano-textureガラスが選択できれば、まさに最強のiPad Proといえそうですが…どこまで価格が上昇するのかが心配でもあります。

 

Source: MacRumors 1, 2

無念! マイクロLED版Apple Watchはキャンセルか。Bloombergが報じる

Apple(アップル)がマイクロLEDディスプレイを搭載した「Apple Watch」の開発を中止したとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Appleより

 

マイクロLEDとは、微細なLEDをディスプレイの画素として利用する方式で、色再現性やコントラスト、輝度の向上が期待できます。Apple Watchでは「次期Apple Watch Ultra」などでマイクロLEDディスプレイの搭載が噂されていましたが、近日ではその計画のキャンセル複数筋から報告されていました。

 

BloombergのMark Gurman(マーク・ガーマン)記者によれば、AppleはマイクロLEDディスプレイの開発に数十億ドルを投資し、まずApple Watch UltraにマイクロLEDディスプレイを搭載する計画だったとのこと。しかしマイクロLEDディスプレイは高価かつ複雑過ぎたため、Appleは自社開発プロジェクトを中止。開発チームを再編成し、従業員の解雇も実施しているというのです。

 

マイクロLEDディスプレイはApple Watchを皮切りに、将来のiPhoneやヘッドセット「Apple Vision Pro」、開発中止が報じられた電気自動車「Apple Car」への搭載もされていました。しかしマイクロLED版Apple Watchの開発が中止されたことで、これらの計画も不透明となっています。AppleはiPadなどで有機ELディスプレイへの切り替えを予定していると噂されており、次世代ディスプレイ技術の採用はその後となるのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「Launchpad」をカスタムショートカットキーでもっと便利に!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「カスタムしたショートカットキーでLaunchpadを開こう!」です。

 

 

Mac標準のランチャー機能「Launchpad」を使うと、すべてのソフトを表示できます。ここでソフトを探したり、ソフトをグループ化してまとめたりすることが可能です。

 

Launchpadを開く方法はさまざまあります。Dockに登録したアイコンをクリックするほか、一部のキーボードに用意されているLaunchpadキーを押す方法もあります。また、MacBookシリーズのトラックパッドやMagic Trackpadでは、合計4本の指でつまむような操作でLaunchpadを開くことが可能です。

 

今回は通常設定のままでは使用できない、Launchpadを呼び出すショートカットキーの設定方法を紹介します。

 

Appleメニューから「システム設定」を開いて、サイドバーから[キーボード]を選択したら、中程にある[キーボードショートカット]をクリックしましょう。

 

画面左の最上段にある[LaunchpadとDock]を選択して、[Launchpadを表示]にチェックを入れたら、右端の[なし]をクリックして好きなキーコンビネーションを割り当てましょう。ここでは[command]+[option]+[L]キーを設定しました。

 

そのキーを実際に押してみてLaunchpadが開くこと、そしてもう一度押して閉じることを確認したら、[完了]ボタンをクリックしてウインドウを閉じましょう。これでLaunchpadを起動するキーボードショートカットの設定は完了です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

次期「iPad Air」、3月26日にお披露目か!?

次期「iPad Air」が3月26日(火曜日)に発表されると、中国語ニュースサイトのIT Homeが伝えています。

↑もうすぐお披露目

 

次期iPad Airに関しては、12.9インチモデルの追加が噂されています。また、「M2」チップの搭載や再設計された背面カメラ、FaceTimeカメラの横位置への移動、通信機能の刷新も期待されています。

 

今回のIT Homeの情報は、iPad用のサードパーティ製保護ケースのアマゾンへの出品情報をもとに、発売日を予測したもの。また中国のリークアカウントのInstant Digitalも、3月26日にiPadに関する何らの発表があるとWeiboに投稿しています。

 

次期iPad Airに関しては4月に製品の出荷が開始されるとディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が述べていますが、このことからも、次期iPad Airの発売日が近づいている可能性は高そうです。

 

次期iPad Airに合わせて「次期iPad Pro」も同時に登場するとの見方もありますが、3月26日に大規模なiPad関連のイベントがあるのか、あるいはプレスリリースだけでの発表となるのか、来週を楽しみにしたいものです。

 

Source: IT Home via MacRumors

次期「iPad Air」にまさかの展開! 12.9インチ版が…

次期iPad Airでフロントカメラこと「FaceTimeカメラ」が横向き(本体の長辺)位置に移動するとリークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

↑FaceTimeカメラは横に移動しそうだが…

 

次期iPad AirのFaceTimeカメラが横向き位置に移動するという情報は、以前にも中国語SNSのWeiboなどで報じられていました。また、次期iPad Airだけでなく「次期iPad Pro」でもFaceTimeカメラが横向き位置に移動することが予測されています。

 

ShrimpAppleProによれば、次期iPad AirではFaceTimeカメラが横向きに移動する以外には、大幅なデザイン変更はないとのこと。FaceTimeカメラの位置が変更されることにより、iPadを横向きにしたときにビデオ通話などが利用しやすくなります。また「Magic Keyboard」を接続した場合でも、FaceTimeカメラの使い勝手が向上します。

 

その一方、気になるのは、ShrimpAppleProが「12.9インチの次期iPadは投入されない可能性が高い」と報告していること。12.9インチの次期iPad Airの登場はこれまでも繰り返し報じられてきましたが、もしかするとアップル社内で何らかの計画変更があったのかもしれません。

 

iPadシリーズでは、すでにベースモデルとなる「iPad(第10世代)」が横向きFaceTimeカメラを採用していますが、このデザインは今後すべてのiPadシリーズに適用されそうです。

 

Source: ShrimpApplePro / X via MacRumors

次期「iPad Pro」、まもなく出荷開始!? Xデーは4月の…

次期「iPad Pro」の出荷が4月にも始まるとディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が発信しています。

↑近づくXデー

 

次期iPad Proについてはさまざまな事前情報が報じられており、「M3」チップの搭載や本体の大幅な薄型化、有機ELディスプレイの採用、ワイヤレス充電への対応がされています。さらに、次期iPad Proにあわせて「Apple Pencil」や「Magic Keyboard」の新モデルも登場すると言われています。

 

ヤング氏によれば、次期iPad Pro向けの新しいソフトウェア(iPadOS 17.4の発展型)が完成するのは3月末か、あるいは4月に入ってからになるとのこと。OSが完成したらアップルはそれを工場に送り、新しいハードウェアにインストールするので、このプロセスは2〜3週間続く可能性があり、出荷は来月になると伝えているのです。

 

次期iPad Proの発表日について、同氏は「3月下旬〜4月上旬」になると予測しています。米メディアのブルームバーグも次期iPad Proは早ければ3月末に発表される可能性があると報じており、Xデーは近そうです。

 

さらにヤング氏によれば、次期iPad Proと同時に12.9インチの「次期iPad Air」が発表される可能性が高いと述べています。今月末から来月にかけて、AppleのiPadのラインナップがガラっと一新されることになりそうです。

 

Source: DSCC via MacRumors

「iPhone 17」、ディスプレイの強化で保護フィルムが不要になる!?

あと1年以上も先のことになりそうですが、2025年の「iPhone 17」シリーズでは反射防止コーティングが強化され、傷が付きにくいディスプレイを搭載すると著名リーカーが主張しています。

↑いずれ画面保護フィルムがいらなくなる

 

中国SNS・WeiboユーザーのInstant Digital(刹那数码)氏は、iPhone 17シリーズの外装ガラスがすべて超硬質のAR(反射防止)層で作られていると主張。そのため、iPhone 15シリーズのセラミックシールドと比べて「思った以上に傷がつきにくい」ものになると述べています。

 

この超硬質コーティングをするための装置は、すでに中国のサプライヤーに引き渡し済み。ただし準備ができるまでに時間がかかり、2024年秋の「iPhone 16」シリーズには間に合わず、実現するのはiPhone 17シリーズとなるようです。

 

iPhone 15のディスプレイは上部で発色も美しいものの、反射防止はベストとは言えません。

 

これに対して、サムスンのGalaxy S24 Ultraはカバーガラスに最新素材の「Corning Gorilla Armor」を採用することで反射光が抑えられ、明るい光の下ではiPhone 15 Pro Maxよりも画面が鮮明に表示されます。さらに傷を最小限に抑え、従来のカバーガラスよりもデバイスの耐久性も高めています。

 

アップルは2020年発売のiPhone 12シリーズでカバーガラスにセラミック・シールドを採用しましたが、それからiPhone 15シリーズまで素材は変更していません。iPhone 17世代では全面的に見直され、傷つきにくく、反射しにくくなり、画面保護フィルムが不要となるかもしれません。

 

Source: Weibo
via: Wccftech

新型「iPad Air」のデビューは目前!? 工場からの出荷が始まる

アップルは3月末~4月に新型iPadを発表すると噂されているものの、今のところ公式のアナウンスや予告はありません。そんな中、新型iPad Airの(製造工場のある)中国から海外への出荷が始まったと著名リーカーが主張しています。

↑準備は整った

 

この噂の発信源は、中国SNS・WeiboユーザーのInstant Digital(刹那数码)氏。次期iPad Airは2種類のサイズを用意しており、発売に向けて「全ての準備が整った」とのことです。

 

Instant Digital氏はiPhone 14および14 Plusに新色のイエローが登場することを的中させるなど、アップル未発表製品について数々の実績がある人物です。

 

次期iPad Air、すなわち第6世代モデルは従来の10.9インチに加えて、大型の12.9インチモデルもあることが有力視されています

 

予想スペックは、M2チップ搭載、背面カメラ周りも再設計されるほか、ワイヤレス機能もBluetooth 5.3やWi-Fi 6Eにアップグレード。さらに「横向きにしたとき前面カメラが上」となり、ビデオ会議がやりやすくなる手がかりが見つかっています

 

他にもInstant Digital氏は、新型iPad Airが3月26日に発表するとも主張。中国テックメディアIT Homeも同じ予想をしており、その根拠としてAmazonでサードパーティ製「iPad Air/Pro 2024」用ケースが「3月26日」付けで予約販売中だと指摘しています

 

もっとも、新型iPad Proの発売は4月になるとディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は予想。先に新型iPad Airが発売され、その後にProモデルが続くのかもしれません。

 

Source: Weibo
via: MacRumors

「Apple ID」という名前は時代遅れ? 新名称は…

アップルのアカウント名称の「Apple ID」が「Apple Account」に変更される、と米大手メディアのブルームバーグが報じています。

↑IDはもう古い?

 

Apple IDの名称はApp StoreやApple Music、iCloud、iMessage、FaceTimeなど、アップルのサービスで幅広く使用されています。

 

名称変更の動きは以前にも海外メディアのMacRumorsが報じていましたが、ブルームバーグによれば、新しいApple Accountは2024年後半からオンラインサービスと、「iOS 18」や「watchOS 11」などのソフトウェアから使用が開始されるとのこと。また、社内にはApple Accountチームが存在しており、すでにApple IDに追加された資金は「Apple Account Balance(Apple Account 残高)」と呼ばれています。

 

Apple IDという名称は、すでに20年以上使われています。一方で、グーグルのアカウントサービスが「Google Account」と呼ばれているように、IDよりもAccountの名称のほうが世間では一般的かもしれません。今年6月に開催される開発者向け会議「WWDC」で名称変更が発表されるのかどうかに注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「AirPods」、2つのモデルが秋にデビューか!?

アップルが2つのモデルの「次期AirPods(AirPods 4)」の量産を5月に開始し、9月〜10月に発売すると米大手メディアのブルームバーグが報じています。

↑ノイキャン搭載に期待

 

次期AirPodsに関しては「AirPodsとAirPods Proの中間のようなデザインになる」と、以前にブルームバーグが報じていました。アクティブノイズキャンセリングに対応し、充電ケースにはUSB-Cポートと「Find My(探す)」用のスピーカーが搭載される模様。

 

今回の報道によれば、次期AirPodsではデザインが刷新された2つのモデルが用意され、フィット感が向上し、USB-Cで充電できるとのこと。上位モデルでは、ANC機能やケースを探す機能(Find My)が搭載されるそうですが、第2世代と第3世代のAirPodsを置き換えることを意図しているというのです。

 

一方で、「AirPods Pro」の次期モデルは2025年まで登場しないとのこと。今年のリリースが予定されている「iOS 18」では「補聴器機能」が追加され、ヘッドホン「AirPods Max」にUSB-Cポートが搭載されるとも伝えています。

 

廉価なAirPodsにANC機能が追加されれば、かなり人気を集めそうな予感がしますが、上位モデルのAirPods Proとどのように差別化を図っていくのかが気になるところです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

まだの人は急げ! MacBookの「バタフライキーボードの無償修理」が近日終了

アップルが以前に販売していたMacBook向けの「バタフライキーボード」の無償修理プログラムが、間もなく終了します。

↑まだ修理していない方は今のうちに

 

アップルは2015年3月から、MacBookシリーズに「バタフライスイッチ機構」の薄型キーボードを採用しました。このキーボードは薄型ではあるものの、キーを押したときに文字入力が繰り返されたり、あるいは入力されなかったりと、不具合が多かったのです。そこで同社は2018年6月から無償での修理プログラムを開始し、翌年3月には正式に謝罪を行いました。

 

バタフライキーボードの修理プログラムの対象となるのは、2015年から2019年に発売された以下のMacBookとなっています。自分のMacのモデルはメニューから「このMacについて」を選択することで調べることができます。

 

  • MacBook (Retina, 12-­inch, Early 2015)
  • MacBook (Retina, 12­-inch, Early 2016)
  • MacBook (Retina, 12-­inch, 2017)
  • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)
  • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)
  • MacBook Pro (13­-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2016)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2017)
  • MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2018)
  • MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2019)

 

バタフライキーボードの修理プログラムの適用期間は、モデルの最初の小売発売日から4年間。すでに多くのバタフライキーボードを搭載したMacBookの修理対応が終了していますが、気になる方は自分のMacBookが無償修理できるかどうかを調べてみると良さそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

画面の大型化も! iPhone 16で期待される目玉アップグレード5つ

今年の投入期待される「iPhone 16」の目玉となる5つのアップデートについて、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑MacRumorsより

 

キャプチャーボタン

iPhone 16では4モデルすべてで、電源ボタンの下にキャプチャーボタンの搭載が期待されています。こちらはiPhoneを横向きに構えた時に、写真や動画を撮影するためのボタンで、機械的なボタンながら複数の圧力レベルに対応します。それにより、軽く押し込むとフォーカスが合い、押し込むと録画が開始できるようです。

 

ディスプレイサイズ

iPhone 16 Proでは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxでは6.9インチの大型ディスプレイが噂されています。一方でiPhone 16/16 Plusは引き続き、6.1インチ/6.7インチディスプレイを搭載するようです。

 

カメラ

iPhone 16/16 Plusではカメラが縦方向に配置され、空間ビデオの撮影が可能となる可能性があります。iPhone 16 Pro/Pro Maxでは超広角カメラが4800万画素にアップグレードされ、iPhone 16 Proでは光学5倍のズームレンズが搭載されるようです。

 

より高速な5G

iPhone 16 Pro/Pro MaxではQualcomm(クアルコム)の最新モデムチップ「Snapdragon X75」を搭載し、より高速な5G通信が可能となり、消費電力も削減されます。このモデムチップには第2世代のAIプロセッサーが搭載され、速度や信頼性、位置精度が向上します。

 

生成AI

iOS 18ではAIベースの大幅な改善が行われます。iPhone 16の4モデルすべてに「A18」チップ(上位モデルではA18 Pro)が搭載され、より高速なニューラルエンジンが搭載される見込みです。これによりオンデバイスによるAI処理の性能が向上する見込みです。

 

iPhone 16では画面サイズの大型化や生成AI機能の強化など、かなり楽しみなアップグレードがいくつかあるようです。一方で画面サイズの変更により本体価格が上昇しないかが、個人的には若干気になるところでもあります。

 

Source: MacRumors

次期iPad Proに続き、有機ELになるのはiPad Airかも

「iPad Air」が将来的に有機ELディスプレイを搭載する可能性を、調査会社のOmdiaが報じています。

↑aappp / Shutterstock.comより

 

近日中の発表が期待されている「次期iPad Pro」では、シリーズ初となる有機ELディスプレイの搭載が期待されています。一方で「次期iPad Air」では12.9インチモデルの投入や「M2」チップの搭載が噂されていますが、画面は液晶ディスプレイのままのようです。また、前面の「FaceTime」カメラが横向きの位置に移動するというもあります。

 

Omdiaの最新予測によれば、「2028年にiPad Airはシングルスタック、iPad Proは2スタックのタンデムOLED(有機ELディスプレイ)が搭載され、iPad AirもOLEDに移行する」と伝えているのです。2スタックのタンデムOLEDはシングルスタックと比較し、消費電力の削減や寿命の延長が期待されます。

 

またOmdiaは、Appleが7〜8インチの有機ELディスプレイを搭載した「折りたたみデバイス」を開発しており、8.3インチの「iPad mini」に取って代わると予測しています。

 

今回の予測が正しければ、iPad Airの有機ELディスプレイへの移行はまだまだ先となりそうです。黒の表現がより深く、省電力化にも貢献する有機ELディスプレイのiPad Airへの搭載を、楽しみにしたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

折りたたみiPhoneは2026年、ディスプレイの穴が減る画面下Face IDは2027年に実現? 大手調査会社が予想

今後のiPhoneでは折りたたみ式モデルや、画面下Face ID(顔認証関連パーツが完全に画面の裏に隠され、ディスプレイの穴が1つ減る)が実現すると噂されてきました。それらが、発売までには数年かかると市場調査会社が予想しています。

↑大手調査会社Omdiaが予想

 

大手調査会社Omdiaの上級マーケットリサーチャーは、2024年のKorea Display Conference(韓国でのディスプレイ関連カンファレンス)にて、アップルは市場の予想よりも遅れて折りたたみ式と画面下Face IDモデルを投入すると語りました。

 

まず、2025年には有機EL画面を採用した「iPhone SE4」が登場し、同年後半には「iPhone 17」シリーズが4モデル全てにLTPO TFT(常時表示ディスプレイ)を採用すれば、アップルも上位モデルの差別化を迫られると主張しています。

 

その差別化のため、上位モデルに画面下Face IDが導入されるというわけです。当初、アップルはこれを2024年の「iPhone 16」に追加する予定だったものの、現在では2027年までずれ込んだとのこと。こうした予想は、信頼性の高いアナリストRoss Young氏とも一致しています

 

また、2026年には7~8インチの折りたたみ式iPhoneが発売されると主張。すでに競合他社が折りたたみスマートフォンを発売しているものの、このサイズであれば差を付けられると語っています。

 

こうした折りたたみ式iPhoneは、有機EL画面を搭載したiPad mini的なものになる見通し。その結果「7インチの折りたたみ式製品が発売されれば、iPad miniとのシナジー効果や差別化を狙うことができる」と主張しています。

 

こちらは、独自の情報源を持つニュースメディアThe Informationの記事ともほぼ符合。これまでは折りたたみiPhoneがiPad miniを置き換えるとの予想もありましたが、iPadは液晶画面のままにしておき、並行して販売し続けるのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:BGR

まだまだ謎が多い? アップルのスマートリング「Apple Ring」について“現在わかっていること”まとめ

Apple(アップル)からの投入が噂されているスマートリング「Apple Ring(仮称)」について、期待される仕様や機能を海外メディアのMacRumorsがまとめています。

↑dencg / Shutterstock.comより

 

今年2月には、AppleがApple Ringを開発しているとの情報を韓国ニュースサイトのElectronic Timesが報じていました。一方でSamsung(サムスン)は今年1月に、スマートリング「Galaxy Ring」の投入を予告。こちらでは、睡眠情報や血中酸素飽和度の測定が可能で、1回の充電で5日〜9日持つとされています。

 

機能

Apple Ringでは、心拍数や活動量、睡眠、呼吸数をトラッキングし、睡眠や健康のアドバイスを提供する可能性があります。また、iPhoneやiPad、Vision Pro、Macの入力デバイスとして利用できる可能性もあります。

 

Apple Watchとの比較

Apple Ringにはディスプレイが無いため、iPhone SEと常時接続する必要はありません。また、Apple WatchのようにリアルタイムでiPhoneに同期することもなさそうです。さらにApple Ringは、Apple Watchよりも廉価に投入される可能性があります。

 

特許

Appleはスマートリングに関する特許を取得しており、Apple Ringのセンサーを利用してVRヘッドセットの制御ができたり、あるいはテレビやタブレットを操作することもできるとしています。

 

発売日

Bloomberg(ブルームバーグ)によれば、Appleは現在はApple Ringを積極的に開発していないとされています。また、Appleのチームが健康とフィットネスに特化したスマートリングのアイディアを幹部に提示しましたが、Appleが今すぐ市場投入を計画しているプロジェクトではないかもしれません。

 

というわけで、現時点ではまだまだ不明点が多い、Apple Ring。Apple Watchや「Apple Vision Pro」に続くウェアラブルデバイスとして登場することになるのか、注目が集まります。

 

Source: MacRumors

なぜ!? iPhone SE(第4世代)の中古買取価格はめっちゃ安くなる……という予測

次期iPhone SE(iPhone SE 第4世代)のリセールバリュー(中古買取価格)が大幅に下がるという予測を、中古スマホ業者のSellCellが報告しています。

Jia / Xより

 

報告書によれば「iPhone SE」シリーズの価格は、同社のプレミアムモデルと比較して、急速に下落する傾向にありました。例えば2022年3月に発売された「iPhone SE(第3世代)」の場合、そのリセールバリューは発売後1か月で42.6%も下落。一方でiPhone 13のリセールバリューの下落は、同時期に18.7%にとどまりました。また「iPhone 15」や「iPhone 14」のリセールバリューも、高いレベルを維持しています。

 

このことから次期iPhone SEが登場した場合でも、そのリセールバリューが大幅に下落する可能性をSellCellは報告しているのです。iPhone SEシリーズのリセールバリューが低い傾向にあることは、同スマホがエントリーモデルであること、技術の進歩により古いモデルがより早く陳腐化すること、ハイエンドモデルを好む消費者の嗜好などが考えられます。

 

次期iPhone SEは6.1インチの有機ELディスプレイや、「Face ID」、USB-Cポート、アクションボタンなど、さまざまな新技術が投入され、2025年の発売が予測されています。これらの新機能により、iPhone SEの価値がより高められることに期待したいものです。

 

Source: SellCell via MacRumors

“分解しやすくなった”M3 MacBook Airを速攻分解レポート。中身はどう変わったの?

先日発売が開始された、Apple(アップル)の「M3 MacBook Air」。こちらの詳細な分解レポートを、修理業者のiFixitが公開しています。

↑iFixitより

 

新型MacBoo Airの特徴は、新たに「M3」チップを搭載したこと。これにより「M2」を搭載した先代モデルと比較して、大幅にパフォーマンスが向上しています。またストレージが256GBのベースモデルでも、SSDの速度が向上していることも報告されています。

 

 

iFixitによれば、M3 MacBook Airは新しい筐体デザインを採用した第2世代の製品で、13インチモデルと15インチモデルではスピーカーやその他の細かい部品の違いをのぞけば、ほぼ同じ構造とのこと。またM3 MacBook Airでは接着剤やテープがあまり使われておらず、ドライバーがあれば簡単に分解することができます。

 

13インチM3 MacBook Airでは52.6Wh、15インチモデルでは66.5Whのバッテリーを搭載。どちらもストレッチリリースタブによる、シンプルな取り外しシステムを採用しています。一方で、RAMやストレージなどの主要なパーツは交換することができません。

 

スペックが向上し、より完成度を高めたM3 MacBook Air。ベースモデルでもSSDの速度が向上するなど、まさに「買い」なモデルに仕上がっているといえそうです。

 

Source: iFixit via Apple Insider

次期11インチiPad Pro、発売当初は品薄に? 有機EL化による生産の遅れがあるかも

近日中の登場が予測される「次期11インチiPad Pro」の生産が遅れているとの情報を、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑Appleより

 

次期iPad Proは、今月(3月)末から4月の発表が予測されています。本体が大幅に薄型化するだけでなく、シリーズ初となる有機ELディスプレイを搭載。チップやカメラスペックの向上だけでなく、ワイヤレス充電への対応も期待されています。一方で、もしかすると大幅な値上げがあるかもしれません。

 

Young氏によれば、11インチ次期iPad Proの有機ELディスプレイはSamsung Display(サムスン・ディスプレイ)が生産しているとのこと。また今月中には、LG Display(LGディスプレイ)も11インチの有機ELディスプレイの生産を開始します。なお、LG Displayは12.9インチのiPad Pro用の有機ELディスプレイも生産します。

 

しかし現時点では、11インチの有機ELディスプレイの生産は、12.9インチの有機ELディスプレイよりも遅れていると、Young氏は報告しているのです。これにより、次期iPad Proの発売時には11インチモデルが品薄になることが予測されています。一方でLG Displayによるパネル生産が開始されれば、この問題は改善される可能性があります。

 

Appleの新製品の発売時に、ディスプレイ生産が遅れているというニュースが報じられるのは、よくあること。次期iPad Proでも、最終的には潤沢に製品が用意されることを願いたいものです。

 

Source: Ross Young / X via 9to5Mac

マイクロLED搭載Apple Watch Ultra、ますます実現が遠のく? もう1つの大手サプライヤーも撤退かも

将来のApple Watch Ultra後継モデルに、次世代ディスプレイ技術「マイクロLED」採用する計画に暗雲が垂れ込めていることは、先日もお伝えしました。マイクロLEDとは微細なLEDを画素として敷き詰める方式であり、従来の有機ELよりも色鮮やかで明るくなるメリットがあります。

↑マイクロLED搭載Apple Watch Ultraの登場は遠い?

 

前回、アップルがマイクロLEDサプライヤーをキャンセルした可能性が浮上したことに続き、もう1つの関連サプライヤーも中止を申し渡されたかもしれないことが明らかとなりました。

 

信頼性の高いディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、先進的なディスプレイの製造装置を提供するKulicke & Soffa社が、「戦略的顧客」の1社が謎の 「プロジェクトW 」をキャンセルしたことを明らかにしたと報告。その上で、アップルはマイクロLEDへの移行を心配する必要がなくなったと述べています。

 

この「プロジェクトW」は、おそらくマイクロLED版Apple Watch Ultraの開発コード名のこと。Kulicke & Soffa社はそのディスプレイ量産を支援するために準備を進めていたものの、計画が中止になったことで、少なくとも1億1000万ドルの費用が発生するとSEC(米国証券取引委員会)に届け出た次第です。

 

2つの主要サプライヤーが姿を消したことで、マイクロLED版Apple Watch Ultraは実現が遠のいたようです。上述のYoung氏のほか、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も「アップルがプロジェクトを中止した可能性が高い」と述べていました

 

もしも実現したとしても、マイクロLEDは先進技術のため製造コストも高く、価格にも上乗せされるはず。十分にコストが下がった数年後に発売するのが、アップルにとってもユーザーにとってもベストかもしれません。

 

Source:Ross Young(X)
via:iMore

準備オーケー? もうすぐ発表の「新型iPad Pro」をズバッと復習

近日中の登場が期待されている「次期iPad Pro」について、薄型化や有機ELディスプレイの搭載を含めた、これまでの主な予想を海外メディアのMacRumorsが取り上げています。

↑期待は最高潮

 

大幅な薄型化

次期iPad Proでは、本体の大幅な薄型化が期待されています。流出した情報によれば、11インチモデルは5.9mmから5.1mmに、13インチ(現行モデルは12.9インチ)モデルは6.4mmから5.0mmになる模様。また、FaceTimeカメラも縦向きから横向きの場所へと移動する可能性があります。

↑予想される寸法(画像提供/MacRumors)

 

有機ELディスプレイの採用

次期iPad Proでは、黒がより深く、コントラスト比の高い有機ELディスプレイの搭載が予測されています。また、ディスプレイサイズも11.1インチ/13インチへと大型化する一方、画面を囲うベゼルはより薄型に。これにより、本体サイズは現行モデルとほぼ変わらないとみられています。

 

スペック向上

次期iPad Proでは、最新の「M3」チップが搭載される見込み。また、ベースモデルのストレージ容量が256GBになり、4TBストレージモデルの登場も予測されています。これにより、全モデルで4K解像度の「ProRes」動画が録画できる可能性があります。また、FaceTimeカメラ/背面カメラのアップグレードもありそう。

 

ワイヤレス充電への対応

次期iPad Proは背面がガラス製となり、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応する可能性があります。さらに、「リバースワイヤレス充電」機能により、iPhoneやAirPods、その他アクセサリーを次期iPad Proの背面から充電できるようになるかもしれません。

 

値上げ

次期iPad Proの予想価格は11インチモデルが1500ドル(約22万円※)〜、13インチモデルが1800ドル(約27万円)〜となっており、現行モデルの799ドル/1099ドルから大幅に値上げされるとみられています。しかし、その一方で、そこまで大きく値上げされないという情報も……。

※1ドル=約147.3円で換算(2024年3月13日現在)

 

次期iPad Proに合わせて、新型の「Apple Pencil」や「Magic Keyboard」の登場も噂されています。iPad Proの大幅な進化は間違いないようですが、やっぱり費用が気になるところですね。

 

Source: MacRumors

M3搭載「新型Mac」、2024年に出そうな物はどれだっけ? これまでの予測をおさらい

アップルから年内の登場が予測される、「M3」シリーズのチップを搭載したMacについて、海外メディアのMacRumorsがこれまでの情報をまとめています。

↑M3搭載Macはいつ出る?(画像提供/アップル)

 

M3を搭載したMacとしては、「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を搭載した「MacBook Pro」と、M3を搭載した「iMac」がそれぞれ2023年10月と11月に登場しました。先日にはM3を搭載した「MacBook Air」も発表されましたが、それ以外のMacは前世代の「M2」を搭載しています。

 

Mac mini

米メディアのブルームバーグは以前、次期Mac miniが登場するのは早くても2024年後半になると報じていました。一方でMacRumorsは、M3を搭載したMac miniがスキップされる可能性を指摘しており、「2025年の春にM4 Mac miniが登場するかも」と予測しています。

 

Mac Studio

台湾の調査会社・TrendForceによれば、Mac Studioの新モデルは2024年半ばに発売され、強力な「M3 Ultra」を搭載するとのこと。M3 UltraはTSMCの3nmプロセスの強化版「N3E」で製造され、性能と生産歩留まりの向上が期待されています。

 

また、ブルームバーグは、次期Mac StudioにはM3シリーズの新モデル(おそらくM3 Ultra)が採用され、最大32コアのCPUと80コアのGPUを搭載し、2024年後半に発売されると報告しています。

 

Mac Pro

次期Mac Proは、Mac Studioと同じくM3 Ultraの搭載が予測されています。ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は、次期Mac Proが今年後半に登場する可能性が高いと予測しています。

 

このように、2024年もM3を搭載した新型Macが複数登場する可能性がまだまだありそう。個人的には、Mac ProでM3 Ultraを複数搭載し、Mac Studioと明確に差別化されることに期待したいものです。

 

Source: MacRumors

「Apple Car」、幻のモンスター級チップを搭載する計画だった

アップルの電気自動車開発プロジェクト「Apple Car」で、「M2 Ultra」チップを4個合体させたモンスター級のチップの搭載が計画されていたと米大手メディアのブルームバーグが報じています。

↑幻に終わった4個合体計画(画像提供/アップル)

 

M2 Ultraは「M2」シリーズの最上位に位置づけられるチップで、2つの「M2 Max」チップを統合させることで2倍のパフォーマンスを実現。さらに、192GBという超大容量メモリを搭載し、メモリの帯域幅もM2 Maxの2倍となっています。現在は、「Mac Pro」や「Mac Studio」といったワークステーションに搭載されているチップです。

 

1個のM2 Ultraは24コアのCPU、最大76コアのGPU、32コアのNeural Engine(ニューラル・エンジン)を搭載しています。今回の報道が正しければ、Apple Carのチップには理論的に96コアのCPU、最大304コアのGPU、128コアのNeural Engineが搭載されていた可能性があります。

 

ただし残念なことに、このM2 Ultraを4個合体させたチップの開発は、Apple Carのプロジェクトが打ち切られる前にほぼ終了していたとのこと。電気自動車の開発に関わっていたエンジニアの一部は、Appleの他のチームに配置転換されたため、チップを開発していたエンジニアは違うプロジェクトへ異動したそうです。

 

紆余曲折の末に、世に出ることはなかったApple Carのプロジェクト。そこに存在していたであろうM2 Ultraを4個合体させたチップの技術は、今後の「M3」チップの上位モデルや「M4」に活用されてほしいですね。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

Apple Watchで「深部体温」が測れるようになる? アップルが特許を出願

Apple Watch Series以降では手首の皮膚温を測ることができますが、いまのところ月経周期を追跡する以外の使い道はあまりありません。しかし最近、将来的にApple Watchが深部体温(身体の内部の温度)の測定を目指していることを示す特許が発見されました。

↑芯温までチェックできるようになる?

 

アップルの特許情報に詳しいPatently Appleは、米国特許商標庁(USPTO)が公開したアップルの特許申請を報告。それは皮膚温ではなく、体幹の温度を測定する技術だと説明しています。

 

特許文書によれば「体幹温度は人の口や耳腔に入れる医療用体温計で測定できるが、これらの方法は侵襲的(生体の内部に変化をもたらす刺激や行為)であり、電子時計のようなウェアラブル機器とは互換性がない」とのこと。つまり、耳や口に入れる体温計のような設計をスマートウォッチは作れないというわけです。

 

Apple Watchのように手首に巻く場合の問題点は、測定した温度のどれだけが本人の体温で、どれだけが環境の影響を受けているかを知るのが難しいということ。これに対して、アップルは着用者の皮膚と、さらに離れた場所(ディスプレイの近くなど)の温度を測ることで解決できるとしています。

 

この二つの温度を取得してから、アルゴリズム(ソフトウェア)が着用者の体幹温度を推定するという考え方ですが、現行モデルによる皮膚温の測定もアルゴリズムを使っているとみられています

 

アップルが深部体温を測る技術を探っているとの噂は、これまでも何度か伝えられてきました。例えば、AirPodsも耳の内側から体温を測るセンサーを搭載した試作機が開発中との報道もあります

 

どんな形であれ、身近なウェアラブル機器で体温測定ができれば、いつでも気軽に体調の変化をチェックできるはず。アップルならではのスマートな機能になると期待したいところです。

 

Source: Patently Apple
via: iMore

iOS版『フォートナイト』、二転三転して欧州で復活の兆し。舞台裏で何が?

3月初めから配信中のiOS 17.4では、EU(欧州連合)域内だけでアップル純正以外のアプリストア(代替アプリストア)を使えます。これにより、純正のApp Storeから削除されたiOS版『Fortnite』が、少なくともEUで復活すると期待されていました。

↑EUがにらみを効かせる

 

しかし、アップルは『Fortnite』の開発元・Epic Gamesの開発者アカウントを停止。そのため実現する目がなくなったかと思いきや、急きょアップルがEpicのアカウントを復活させる驚きの展開となりました。

 

EpicはiOS版『Fortnite』のアプリ内課金をめぐってアップルとトラブルがあり、その結果『Fortnite』はApp Storeから消され、両社は長年にわたり訴訟を繰り広げていました。そんな中、EUで代替アプリストアが可能となったことで、Epicが独自にiOS向けゲームストア(Epic Games Store)を展開する道が開けたわけです。

 

しかし、Epicは3月6日、予定していたiOS向けゲームストアが開発できなくなったと発表。アップルの弁護士から送られてきた書簡も公開しましたが、そこにはEpicが「信頼に値しない」と書かれていました

 

その後、Epicは新たなブログ記事で「アップルは欧州委員会に対して、開発者アカウントを復活させることを表明し、約束してくれました」と発表。

 

そこでは「欧州委員会が施行したデジタル市場法(DMA)は、ゲートキーパー(特定の基準を満たす大規模なオンラインプラットフォーム企業)の責任を追及するために迅速に動くという強いシグナルを開発者に送るものです」と述べています。

 

さらにEpicのティム・スウィーニーCEOは、X(旧Twitter)で「欧州委員会による迅速な調査の後、アップルは欧州委員会とEpicに対し、DMAに基づいて『Fortnite』を復活させ、Epic Games StoreをEUで立ち上げることについて譲歩し、アクセスを回復すると通知しました」と付け加えています。

 

つまり、欧州委員会がアップルの動きににらみを利かせた結果、急に方針転換したようです。

 

アップルの視点では、何が起こったのか? アップル関連情報サイト9to5Macに対し、アップルはEpicとさらなる話し合いを行った結果、EpicがDMAポリシーに従うことを約束したため、開発者契約を再締結したそうです。

 

舞台裏で何が話し合われたのであれ、iOS版『Fortnite』が復活する可能性は高そうです。日本でも再びプレイできる日が来ることを期待したいところですね。

 

Source: Epic Games
via: 9to5Mac

タッチスクリーンiMacが登場するかも? Appleの特許出願で明らかに

Apple(アップル)がタッチパネルを搭載したiMacにつながるかもしれない、回転式ディスプレイに関する特許を更新したことが、米特許商標庁(USPTO)の公開書類により明かされています。

↑USPTOより

 

Appleが2023年11月に更新した特許は、「アーティストなどのために傾斜タッチスクリーンを備えた実用的なiMacのデザイン」を説明したもので、直接的にはタッチスクリーンの搭載を示唆したものではありません。しかし特許に添付されたイラストは、タッチスクリーンを搭載したMicrosoft(マイクロソフト)のデスクトップPC「Surface Studio」を連想させるものです。

 

Appleは今回の特許について、「iMacの持ち運びを容易にする」ことが目的だとしています。iMacのような一体型PCは大きなスペースを専有し、持ち運びにくいのが一般的。しかし特許のイラストのような柔軟なスタンドがあれば、そのような問題が解決できるかもしれません。

 

現時点では、Appleの特許がただのアイディアなのか、それとも将来のタッチスクリーンを搭載したiMacにつながるのかはわかりません。今後のiMacの進化に注目したいものです。

 

Source: USPTO via 9to5Mac

もうM4版の“次期MacBook Pro”開発は始まっている!? ガーマン記者の報告

Apple(アップル)が「M4」チップを搭載した「次期MacBook Pro」の開発をすでに開始していると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Appleより

 

「M3」チップを搭載した現行モデルのMacBook Proは、2023年10月に発表されました。従来とは異なり「M3」「M3 Pro」「M3 Max」の3モデルが用意され、このうちM3チップは最新の「MacBook Air」にもすでに搭載されています。

 

Appleは2020年11月に「M1」チップを発表し、2022年6月に「M2」チップ、2023年10月にM3チップを投入。それぞれおよそ1年半の間隔が空いています。これに従えば、M4は2025年前半に登場するはずです。ただし計画がより早められる、あるいは遅れる可能性もあります。

 

一方でAppleのチップ製造を担当しているTSMCは、2025年後半に「2nm」プロセスでのチップ製造を予定しています。つまり、それより前に登場するM4は、M3と同じ「3nm」プロセスにて製造される可能性があるのです。

 

M4チップではその他にも、AI処理を担当する「Neural Engine(ニューラル・エンジン)」が強化され、生成(ジェネレーティブ)AI機能の進化が予測されています。M4を搭載した次期MacBook Pro、どれだけのパフォーマンスを発揮するのかに期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期iPad Pro/Air、登場は3月末~4月に? 有機ELディスプレイ大量発注との報道

「次期iPad Pro」と「次期iPad Air」が3月末から4月に登場すると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。また、新しい「Magic Keyboard」と「Apple Pencil」も同時に発売されるようです。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad Proに関しては、M3チップや有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。横向きのフロントカメラと再設計された背面カメラ突起、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応することがされています。また次期iPad AirではM2チップを搭載し、こちらも横向きフロントカメラの搭載が期待されています。さらに、次期iPad Airではより大型な12.9インチモデルも登場するようです。

 

Bloombergによれば、Apple(アップル)は新しいiPadのために、「iPadOS 17.4」の特別なビルドを準備しているとのこと。次期iPad ProやiPad Air、新しいMagic KeyboardやApple Pencilが3月末から4月に登場する頃には、iPadOS 17.4も完成しているはずだと述べています。

 

さらに、Appleが次期iPad Pro向けに、850万枚の有機ELディスプレイを韓国のサプライヤーに発注したとも報じられています。次期iPad Proでは11インチモデルと13インチモデルの登場が予測されていますが、具体的にはSamsung(サムスン)が11インチモデル、LGが13インチモデルのディスプレイ生産を担当しているようですが、このことからも、次期iPad Proの有機ELディスプレイへの移行は間違いなさそうです。

 

より薄く、軽く、そして美しい有機ELディスプレイを搭載するであろう、次期iPad Pro。その美しい画面表示を、早く見てみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

まもなくAirPods Proに補聴器モード追加? 次期「iOS 18」で実現するかも

アップルは完全ワイヤレスイヤホンAirPodsに、様々な聴覚の健康やアクセシビリティ(誰もが使いやすくする仕組み)を提供済みです。さらに次期「iOS 18」では、AirPods Proに新たな「補聴器モード」を追加すると著名ジャーナリストが主張しています。

↑「補聴器モード」まもなく追加?

 

同社の内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、自らのニュースレター「Power On」最新号で、2024年内にAirPods Proのハードウェア新製品は出ないと書いています。が、「大きなニュースは、iOS 18と一緒に登場する、新しい補聴器モードです」と付け加えています。

 

すでにAirPodsでは、2018年のiOS 12以降から「ライブリスニング」が利用できます。この機能はiPhone本体が指向性マイクのように働き、捉えた音声をリアルタイムでAirPodsに送るというものです。

 

また、2021年には目の前にいる人の声を聴き取りやすくする「会話を強調」機能を追加。2022年の調査では、これらの機能が高価な補聴器に匹敵する可能性があるとの結果が出ていました

 

今のところ、iOS 18でAirPods Proに追加される補聴器機能についての詳細は不明です。が、これまでもアップルはAirPodsに健康機能を次々と追加していることから、実現する可能性は高いはず。

 

一般的に補聴器は高価なため、69才以下の成人のうち難聴でも約6人に1人しか補聴器を使っていないとのデータもありました。それら専用機器より安価なAirPods Proに補聴器機能が追加されれば、より多くの人々が快適な生活を送れるようになりそうです。

 

Source:Bloomberg
via:9to5Mac

iPhone 16 Pro、側面ボタンのデザインが変更? “アクションボタン”が大型化か

今年登場とみられる「iPhone 16 Pro」の、CAD(設計)レンダリングとされる画像が海外にて投稿されており、側面ボタンのデザインが予測されています。

↑91Mobilesより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxに関しては以前にも予測レンダリング画像が登場しており、画面の大型化やキャプチャーボタンの設置がされています。搭載される「A18」プロセッサは、AI(人工知能)関連機能が強化されるようです。

 

今回公開されたレンダリング画像では、音量ボタンの上部のアクションボタンが縦に長くなっていることがわかります。音量ボタンとの区別をつけるためか、その幅は若干太くなっているようです。そして本体の右側側面には、キャプチャーボタンが搭載されています。

 

iPhone 16 Proでは、ProモデルもMaxモデルと同じように光学5倍ズームカメラが搭載されると噂されています。またキャプチャーボタンはデジカメのように半押しをしたり、左右スワイプでズームインやアウトといった操作もできるようです。さらに、ゴールド系カラーの復活も噂されています。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 16 Proは現行モデルの「iPhone 15 Pro」と比較して、小改良モデルとなりそうです。個人的にはiPhone 15 Proのアクションボタンは小さくて押しにくいので、大型化を楽しみにしたいものです。

 

Source: 91Mobiles via MacRumors

新型MacBook Airの最安モデル、SSDが遅くない! 2022年モデルと比較し速度大幅向上

先日発売が開始された新型の「MacBook Air」について、より高速なSSD(ソリッドステートドライブ)が搭載されていることが、YouTubeチャンネルのMax Techにより報告されています。

↑Appleより

 

実はMacBook Air、2022年モデルでは一番安いベースモデルにて単一の256GBチップが搭載され、SSDのスピードが上位モデルと比較して劣るという事実が報告されていました。なお新型のMacBook Airに搭載されている「M3」チップは、順当に性能が向上しているようです。

 

 

Max Tecの報告によれば、新型のMacBook Airは2022年モデルのMacBook Airと比較して、SSDの速度が大幅に向上。5GBのファイルでテストしたところ、書き込み速度が最大33%、読み込み速度が最大82%高速化していたそうです。

 

さらにMax Tecが新型MacBook Airを分解したところ、256GBのSSDが1チップから2チップへと変更されていたとのこと。これにより、書き込みや読み込みのリクエストが並列処理でき、ファイルの処理速度が大幅に向上したようです。

 

Max Tecによれば、このSSDの仕様の変更は13インチモデルだけでなく、15インチモデルにも適応されている可能性が高いとのこと。今年の新型MacBook Airは、ベースモデルでも十分納得できる性能に進化しているようです。

 

Source: Max Tech / YouTube via MacRumors

20インチクラスの折りたたみMacBookは3年以内に発売!? 折りたたみiPadの後になるかも

Apple(アップル)が20インチクラスの「折りたたみMacBook」を3年以内に発売する予定だと、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑画像提供/Astropadより

 

Appleが20インチの折りたたみMacBookを投入するとの情報は、以前にもThe Elecが報告していました。この20インチディスプレイは折りたたみ時に15.3インチとなり、ノートパソコンとして利用できるようです。

 

Kuo氏によれば、「Appleの折りたたみ可能な製品で開発スケジュールがはっきりしているのは、20.3インチのMacBookだけで、2027年に量産が開始される見込みだ」と伝えています。ただし、製品の詳細については触れていません。

 

Appleは折りたたみMacBookだけでなく、「折りたたみiPad」を近年中に投入し、さらにその後に折りたたみiPhoneが登場するとの情報もあります。Kuo氏は折りたたみiPadについて、「全く新しいデザインを採用し、軽量でカーボンファイバー製のキックスタンドを搭載する」と報告しているのです。

 

Androidスマートフォンでは、折りたたみ製品が次々と登場しています。その先に、折りたたみiPadやiPhone、そしてMacBookがあるのか…今後のAppleの動向に注目です。

 

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / X via MacRumors

新型iPad Air、「横向きにしたとき前面カメラが上側」となりビデオ会議がやりやすくなるかも

アップルは今月内(3月)に、新型iPadを発表すると噂されています。そのうち次期iPad Proは本体を横置きにしたとき、前面カメラが上に位置する手がかりがiOS 17.4ベータ版から見つかっていました

↑横置き時のビデオ会議がやりやすくなりそう

 

それに続き、新型iPad Airも同じく前面カメラが「横向きのときに上側」になる噂が報じられています。

 

現在のiPad AirとiPad Proはどちらも、本体を横向きにすると前面カメラが左右どちらかの端となり、ユーザーの顔を正面に捉えることができません。ビデオ会議のときには目線が横に寄ってしまい、使いやすいとはいえないデザインとなっています。

 

アップルはこの問題を認識していたようで、第10世代iPadでは前面カメラを本体の側面(長方形のうち短い辺)に移しています。実際、ニュースリリースでも「より良いビデオ通話体験のために」カメラの位置を変えたと強調していました

 

さて中国WeiboユーザーのInstant Digital(刹那数码)氏は、「iPad Air 6 10.9/12.9のカメラ位置は水平センタリングに移された」と主張。つまり、横置きにしたときにカメラが中央に来ると述べています。

 

Apple Pencil(第2世代)は、iPad AirとiPad Proの両方で長辺に取り付けてワイヤレス充電する仕組みです。カメラの位置を移した場合、どのようにして機能を両立させるのかは不明です。

 

とはいえ、アップルは新型iPadと同時に第3世代Apple Pencilを発表すると噂されています。新型ペンシルはマグネット式でペン先が交換できるとの予想もありますが、他にも短辺側に取り付けやすくなる、などの変更があるのかもしれません。

 

Source:Weibo
via:MacRumors

アップル、iPhoneからAndroidにデータを引っ越すツールを開発中! EU圏外での提供はどうなる?

アップルは最新のiOS 17.4で、EUのデジタル市場法(DMA)を守るため、EU域内のユーザーに限って代替アプリストア(App Store以外のアプリストア)などを認めました

↑EUの規制により移行ツールが登場

 

さらに今後、DMAの条項に準拠するため、EU域内では「純正ブラウザのSafariを完全に削除できる」ことや、「iPhoneからアップル製以外のスマートフォン」にデータを移行できる「ユーザーフレンドリー」な方法を開発中だと発表しました。

 

iPhoneからAndroidへの移行ツール

アップルは「非機密DMA コンプライアンス レポートの概要」と題したドキュメントを公表。この中で、今後の方針を明らかにしています。

 

1つには、「コンピュータ-(iPhone)から異なるOSを搭載したデバイスにデータを転送できる移行ソリューション」を開発中とのこと。要はiPhoneからAndroidスマホにデータを移し、乗り換えやすくするツールを準備しているというわけです。

 

この移行ツールは、2025年秋までに提供する予定です。それ以降はサムスンやGoogleなどのAndroidスマホメーカーが、これをベースにより使いやすいアプリを用意する展開となりそうです。

 

Safariの削除と別のブラウザへの移行ツール

EU圏のiPhoneユーザーは、2024年末からSafariを完全に削除でき、他のブラウザを使えます。この計画の一環としてブラウザのデータを別のブラウザに移せる「ブラウザ切り替えソリューション」も開発中とのことです。

 

Safariを削除できる新機能はEUユーザーに限られ、他の地域では利用できません。とはいえ、iPhoneからAndroidへの移行ツールにつき、アップルはEU圏だけとは述べておらず、日本など他の地域でも提供する可能性はあるかもしれません。

 

すでにGoogleは連絡先や写真、ビデオや無料アプリ、テキストやメモを転送できる「Switch to Android」を提供しています。が、Safariのブックマークなどは引き継げないため、アップル製ツールではその辺りのカバーが望まれそうです。

 

Source:Google Docs
via:MacRumors

Macの「文字小さくて読みにくい問題」を解決! ビッグな文字で視認性アップ【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「画面上のテキストサイズを変更して視認性をアップ!」です。

 

 

Macを使っているとき、画面上の文字が小さくて見づらいと感じたことはないでしょうか。macOS Sonomaでは、「Finder」「カレンダー」「メール」「メッセージ」「メモ」の5つのソフトについて、テキストを表示するサイズを変更できるようになりました。

 

「5つのソフトすべての文字サイズを変更する方法」と「ソフトごとに文字サイズを変更する方法」があり、まずは前者について設定方法を解説します。

 

アップルメニューから「システム設定」を開いて、サイドバーから[アクセシビリティ]を選択します。上から3番目にある[ディスプレイ]をクリックして、切り替わった画面の中程の[テキストサイズ]にある[デフォルト]をクリックしましょう。

 

ウインドウが開いたあと、上部のスライダーで、9ポイントから42ポイントまでの範囲でテキストサイズを調整できます。このとき、システム設定のサイドバーに表示される項目名の大きさも自動的に3段階で変化します。

 

この方法では、「Finder」「カレンダー」「メール」「メッセージ」「メモ」がすべて同じテキストサイズに反映されます。

 

また、ソフトごとにテキストサイズを変更することも可能です。ダイアログ下部のFinderやカレンダー、メールといった項目の右にある[指定したサイズを使用]をクリックしたら、プルダウンメニューから好みのテキストサイズを選びましょう。

 

また、メニューバーに表示されるテキストのサイズが小さくて見づらい場合は、先ほどのウインドウにある[メニューバーのサイズ]で[デフォルト]から[大]に切り替えるとメニューバー上のテキストが少し大きくなります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

すごいぞ「M3 MacBook Air」! 驚きのベンチマーク結果が登場

アップルが先日発表した「新型MacBook Air」のものとされるベンチマーク結果が、Geekbenchに早速登場しています。

↑すごく優秀(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Airは、チップに最新の「M3」を搭載。8コアCPUと最大10コアGPUを搭載したM3の採用により、「M1 MacBook Air」よりも最大60%高速になったとうたわれています。さらに、最大18時間のバッテリー駆動時間も実現しました。

 

今回、Geekbench Browserに登録されたのは、「Mac15,13」という識別子のモデル。これは「15インチMacBook Air」を意味していますが、そのスコアはシングルコアが「3157」、マルチコアが「12020」でした。

 

旧モデルの「M2 MacBook Air」のスコアは、シングルコアが「2610」、マルチコアが「10120」だったので、M2モデルと比較して、M3 MacBook Airは着実に性能が向上していることがわかります。また、M3を搭載した「MacBook Pro」のシングルコア(3071)とマルチコア(11967)にも匹敵するものでした。

 

最新のM3チップを搭載しながら、Proモデルと比較すると廉価に購入できる、M3 MacBook Air。気軽に購入できるMacBookとして非常に有力な選択肢となりそうです。

 

Source: Geekbench Browser via MacRumors

すごいぞ「M3 MacBook Air」! 驚きのベンチマーク結果が登場

アップルが先日発表した「新型MacBook Air」のものとされるベンチマーク結果が、Geekbenchに早速登場しています。

↑すごく優秀(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Airは、チップに最新の「M3」を搭載。8コアCPUと最大10コアGPUを搭載したM3の採用により、「M1 MacBook Air」よりも最大60%高速になったとうたわれています。さらに、最大18時間のバッテリー駆動時間も実現しました。

 

今回、Geekbench Browserに登録されたのは、「Mac15,13」という識別子のモデル。これは「15インチMacBook Air」を意味していますが、そのスコアはシングルコアが「3157」、マルチコアが「12020」でした。

 

旧モデルの「M2 MacBook Air」のスコアは、シングルコアが「2610」、マルチコアが「10120」だったので、M2モデルと比較して、M3 MacBook Airは着実に性能が向上していることがわかります。また、M3を搭載した「MacBook Pro」のシングルコア(3071)とマルチコア(11967)にも匹敵するものでした。

 

最新のM3チップを搭載しながら、Proモデルと比較すると廉価に購入できる、M3 MacBook Air。気軽に購入できるMacBookとして非常に有力な選択肢となりそうです。

 

Source: Geekbench Browser via MacRumors

次期「Apple Pencil」は3月中に登場!? 噂の「iPad Pro」と同時デビューか

アップルが3月にも「次期Apple Pencil」を発表するとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑新しいペンが出る?(画像提供/アップル)

 

現行モデルの「Apple Pencil(第2世代)」は、2018年11月に発売されました。第2世代モデルでは磁気でiPadの側面に付け、充電やペアリングすることが可能。また、ペン先付近をダブルタップすることで、ペンと消しゴムなどのツールを素早く切り替えます。通信のレイテンシーも低減されていました。

 

WeiboアカウントのInstant Digitalによれば、アップルは5年以上アップデートが行われなかったApple Pencilを、今月リフレッシュする予定とのこと。次期Apple Pencilが近日中に登場することは、ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者も報告していました。

 

次期Apple Pencilに関しては、マグネットにより交換可能なペン先、カラーサンプリング機能、光沢仕上げになり本体が短くなるなどの情報が伝えられています。アップルは近日中にも「次期iPad Pro」を発表するとされていますが、次期Apple Pencilは次期iPad Proと同時に発表されるのかもしれません。

 

長らくアップデートの行われなかったApple Pencilですが、有機ELディスプレイの搭載が期待される次期iPad Proと同じように、大幅な刷新に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

次期「Apple Pencil」は3月中に登場!? 噂の「iPad Pro」と同時デビューか

アップルが3月にも「次期Apple Pencil」を発表するとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑新しいペンが出る?(画像提供/アップル)

 

現行モデルの「Apple Pencil(第2世代)」は、2018年11月に発売されました。第2世代モデルでは磁気でiPadの側面に付け、充電やペアリングすることが可能。また、ペン先付近をダブルタップすることで、ペンと消しゴムなどのツールを素早く切り替えます。通信のレイテンシーも低減されていました。

 

WeiboアカウントのInstant Digitalによれば、アップルは5年以上アップデートが行われなかったApple Pencilを、今月リフレッシュする予定とのこと。次期Apple Pencilが近日中に登場することは、ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者も報告していました。

 

次期Apple Pencilに関しては、マグネットにより交換可能なペン先、カラーサンプリング機能、光沢仕上げになり本体が短くなるなどの情報が伝えられています。アップルは近日中にも「次期iPad Pro」を発表するとされていますが、次期Apple Pencilは次期iPad Proと同時に発表されるのかもしれません。

 

長らくアップデートの行われなかったApple Pencilですが、有機ELディスプレイの搭載が期待される次期iPad Proと同じように、大幅な刷新に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

アップルが「iOS 17.4」を正式リリース! 見どころは?

アップルが、iPhone向けの最新OS「iOS 17.4」の配布を開始しました。

↑早めにアップデートしたい(画像提供/アップル)

 

iOS 17.4では欧州連合(EU)向けに、サードアプリストアを提供したり、サードアプリストアからアプリをインストールしたりすることが可能となりました。また、アプリでサードパーティーによる支払いオプションを使用することもできます。さらに、サードパーティーのブラウザエンジンに対応し、サードパーティーの決済アプリでNFCを利用することも可能に。

 

そんなiOS 17.4では、「Apple Podcast」も進化を遂げました。文字起こし機能により、英語、スペイン語、およびドイツ語でオーディオと同時にテキストがハイライト表示され、エピソードを追うことができます。また、エピソードをテキストで全て読んだり、単語や語句で検索したり、タップしたところから再生したり、VoiceOverなどのアクセシビリティ機能を使用したりすることが可能になりました。

 

その他には、キノコや不死鳥、ライム、切れた鎖、首を振っている顔などの新しい絵文字が使用可能に。また、18個の人と身体の絵文字に左右のどちら側も向いているオプションが追加されました。

 

iOS 17.4の機能強化とバグフィックスとしては、以下が挙げられています。

 

・ミュージック認識で、見つけた曲をApple Musicのプレイリストやライブラリ、Apple Music Classicに追加することが可能に

・対応している言語で受信したメッセージを読み上げる新しいオプションをSiriに追加

・「盗難デバイスの保護」には、常に、またはよく知っている場所から離れたときにだけ、セキュリティ遅延を求めるオプションを追加

・iPhone 15とiPhone 15 Proの機種で、「設定」の「バッテリーの状態」にバッテリーの充放電回数、製造日、および最初の使用を表示

・「探す」で連絡先の写真が空白になる問題を修正

・デュアルSIMを使用している場合に電話番号が主回線から副回線に変更されて、メッセージの送信先グループに表示される問題を修正

 

全体的には、iOS 17.4はEU向けのアップデートが主な変更点となっています。とはいえ、バグ修正やセキュリティアップデートも含まれているので、時間があるときに早めにアップデートしておきましょう。

 

Source: MacRumors

アップルが「iOS 17.4」を正式リリース! 見どころは?

アップルが、iPhone向けの最新OS「iOS 17.4」の配布を開始しました。

↑早めにアップデートしたい(画像提供/アップル)

 

iOS 17.4では欧州連合(EU)向けに、サードアプリストアを提供したり、サードアプリストアからアプリをインストールしたりすることが可能となりました。また、アプリでサードパーティーによる支払いオプションを使用することもできます。さらに、サードパーティーのブラウザエンジンに対応し、サードパーティーの決済アプリでNFCを利用することも可能に。

 

そんなiOS 17.4では、「Apple Podcast」も進化を遂げました。文字起こし機能により、英語、スペイン語、およびドイツ語でオーディオと同時にテキストがハイライト表示され、エピソードを追うことができます。また、エピソードをテキストで全て読んだり、単語や語句で検索したり、タップしたところから再生したり、VoiceOverなどのアクセシビリティ機能を使用したりすることが可能になりました。

 

その他には、キノコや不死鳥、ライム、切れた鎖、首を振っている顔などの新しい絵文字が使用可能に。また、18個の人と身体の絵文字に左右のどちら側も向いているオプションが追加されました。

 

iOS 17.4の機能強化とバグフィックスとしては、以下が挙げられています。

 

・ミュージック認識で、見つけた曲をApple Musicのプレイリストやライブラリ、Apple Music Classicに追加することが可能に

・対応している言語で受信したメッセージを読み上げる新しいオプションをSiriに追加

・「盗難デバイスの保護」には、常に、またはよく知っている場所から離れたときにだけ、セキュリティ遅延を求めるオプションを追加

・iPhone 15とiPhone 15 Proの機種で、「設定」の「バッテリーの状態」にバッテリーの充放電回数、製造日、および最初の使用を表示

・「探す」で連絡先の写真が空白になる問題を修正

・デュアルSIMを使用している場合に電話番号が主回線から副回線に変更されて、メッセージの送信先グループに表示される問題を修正

 

全体的には、iOS 17.4はEU向けのアップデートが主な変更点となっています。とはいえ、バグ修正やセキュリティアップデートも含まれているので、時間があるときに早めにアップデートしておきましょう。

 

Source: MacRumors

MacBookとiPadを合体! 夢の「MacPad」が完成

熱心なアップルファンの一部は、タッチパネル搭載のMacBookとかmacOSアプリが使えるiPadを夢見てきました。しかし、アップルがそれらを実現させる気配はありません。

↑じゃじゃーん!(画像提供/MacStories/Federico Viticci)

 

そんな中、普段はキーボード付きのMacBookとして使うことができる一方、画面を取り外せばiPadになる「MacPad」を強引に作った猛者が現れました。

 

これに似たガジェットは、すでに世に出ています。例えば、LenovoのThinkBook Plus Gen 5 Hybridは、ノートPCから分離した画面がAndroidタブレットになるニコイチの製品です。

 

あらゆる奇抜なことにチャレンジするFederico Viticci氏は、空間コンピュータApple Vision ProをMacBook Airのディスプレイ代わりとして使ううちに、MacBookからディスプレイを取り外すことを思いつきました。

 

しかし、Vision Proを使わないときにMacBookのディスプレイをどうするのか? そこから、「iPadを画面のない(キーボードだけの)MacBookに合体させる」考えにたどり着きました。

 

Viticci氏はM2 MacBook Airからディスプレイを外し、磁石を使って11インチのiPad Proをキーボード部分にドッキング。そしてiPadをMacのディスプレイ化する「Sidecar」や、1つのキーボードやマウスでiPadとMacを操作できる「ユニバーサルコントロール」といった機能を使い、iPadをMacBookのメインディスプレイに変身させました。

 

ドッキングするとiPadはMacBookの画面のように振る舞い、しかもジェスチャーなどのタッチ操作も使えるうえ、Apple Pencilなども利用できます。

 

とはいえ、さまざまな制約があるのも確か。例えば、Macを起動するたびにロックを解除しなければいけませんが、そのためにiPadとは別の外付けディスプレイが必要となります。また、iPadとMacBookは同じWi-Fiに接続することが必須のため、ネット環境のないところでは使いものになりません。

 

それでも、「MacとiPadの合体」という夢を叶えたのは事実。アップルが、より洗練されたMacPadを製品化することはあるのでしょうか?

 

Source: MacStories
via: BGR

MacBookとiPadを合体! 夢の「MacPad」が完成

熱心なアップルファンの一部は、タッチパネル搭載のMacBookとかmacOSアプリが使えるiPadを夢見てきました。しかし、アップルがそれらを実現させる気配はありません。

↑じゃじゃーん!(画像提供/MacStories/Federico Viticci)

 

そんな中、普段はキーボード付きのMacBookとして使うことができる一方、画面を取り外せばiPadになる「MacPad」を強引に作った猛者が現れました。

 

これに似たガジェットは、すでに世に出ています。例えば、LenovoのThinkBook Plus Gen 5 Hybridは、ノートPCから分離した画面がAndroidタブレットになるニコイチの製品です。

 

あらゆる奇抜なことにチャレンジするFederico Viticci氏は、空間コンピュータApple Vision ProをMacBook Airのディスプレイ代わりとして使ううちに、MacBookからディスプレイを取り外すことを思いつきました。

 

しかし、Vision Proを使わないときにMacBookのディスプレイをどうするのか? そこから、「iPadを画面のない(キーボードだけの)MacBookに合体させる」考えにたどり着きました。

 

Viticci氏はM2 MacBook Airからディスプレイを外し、磁石を使って11インチのiPad Proをキーボード部分にドッキング。そしてiPadをMacのディスプレイ化する「Sidecar」や、1つのキーボードやマウスでiPadとMacを操作できる「ユニバーサルコントロール」といった機能を使い、iPadをMacBookのメインディスプレイに変身させました。

 

ドッキングするとiPadはMacBookの画面のように振る舞い、しかもジェスチャーなどのタッチ操作も使えるうえ、Apple Pencilなども利用できます。

 

とはいえ、さまざまな制約があるのも確か。例えば、Macを起動するたびにロックを解除しなければいけませんが、そのためにiPadとは別の外付けディスプレイが必要となります。また、iPadとMacBookは同じWi-Fiに接続することが必須のため、ネット環境のないところでは使いものになりません。

 

それでも、「MacとiPadの合体」という夢を叶えたのは事実。アップルが、より洗練されたMacPadを製品化することはあるのでしょうか?

 

Source: MacStories
via: BGR

iOS 17.4の「代替アプリストア」、EU外で使えなくなることが判明!

すでに配信が始まったiOS 17.4は、欧州連合(EU)域内だけでアップル純正以外のアプリストアが使える初のバージョンとなります。つまり、EU諸国のユーザーは「App Store以外からアプリをインストールできる」わけですが、代替アプリストアは、EU以外の国や地域に長らくいると使えなくなることが明らかとなりました。

↑代替アプリストアには好き勝手させない

 

アップルは新たな公式サポート文書で、代替アプリストアが利用できるのはEU在住のユーザーのみだと説明。「利用できるユーザー」とみなされるには、Apple IDに設定した国または地域を以下のいずれかに設定しなければなりません。

 

オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン

 

さらに、ユーザーが物理的にもEU域内にいる必要があります。場所のチェックはデバイス(iPhone)上で行われますが、本人の場所はアップルのサーバーに送信されません。

 

しかし、ユーザーの位置情報が変われば、アプリストアを使う資格が取り消される可能性があるようです。アップルは、短期間の旅行であれば「猶予期間」があるものの、EUを長く離れた場合は代替アプリストアからのインストールなど一部の機能が使えなくなるといいます。具体的にどれほどの期間かは明かしていません。

 

この状態になると、インストール済みのアプリは使えるものの、アップデートはできなくなります。物理的にEU域内に戻るか、アプリを削除して正規のApp Storeから同等のものを再ダウンロードするしかなくなるわけです。

 

もう一つ注意したいのは、代替アプリストアがiPhoneだけで使えるということ。iPadOS 17.4は対象外で、そもそもApp Store以外にアクセスできません。

 

日本のユーザーから見れば、EU諸国に滞在中、現地でApple IDを作り、代替アプリストアをインストールしてから帰国すると、いずれアプリストアにアクセスできなくなり、インストール済みアプリも更新できなくなることを意味します。

 

アップルが代替アプリストアをEU域内だけで(デジタル市場法による規制のため)しぶしぶ受け入れ、他の地域には広げたくないことを象徴する方針といえそうです。

 

Source: Apple
via: 9to5Mac

iOS 17.4の「代替アプリストア」、EU外で使えなくなることが判明!

すでに配信が始まったiOS 17.4は、欧州連合(EU)域内だけでアップル純正以外のアプリストアが使える初のバージョンとなります。つまり、EU諸国のユーザーは「App Store以外からアプリをインストールできる」わけですが、代替アプリストアは、EU以外の国や地域に長らくいると使えなくなることが明らかとなりました。

↑代替アプリストアには好き勝手させない

 

アップルは新たな公式サポート文書で、代替アプリストアが利用できるのはEU在住のユーザーのみだと説明。「利用できるユーザー」とみなされるには、Apple IDに設定した国または地域を以下のいずれかに設定しなければなりません。

 

オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン

 

さらに、ユーザーが物理的にもEU域内にいる必要があります。場所のチェックはデバイス(iPhone)上で行われますが、本人の場所はアップルのサーバーに送信されません。

 

しかし、ユーザーの位置情報が変われば、アプリストアを使う資格が取り消される可能性があるようです。アップルは、短期間の旅行であれば「猶予期間」があるものの、EUを長く離れた場合は代替アプリストアからのインストールなど一部の機能が使えなくなるといいます。具体的にどれほどの期間かは明かしていません。

 

この状態になると、インストール済みのアプリは使えるものの、アップデートはできなくなります。物理的にEU域内に戻るか、アプリを削除して正規のApp Storeから同等のものを再ダウンロードするしかなくなるわけです。

 

もう一つ注意したいのは、代替アプリストアがiPhoneだけで使えるということ。iPadOS 17.4は対象外で、そもそもApp Store以外にアクセスできません。

 

日本のユーザーから見れば、EU諸国に滞在中、現地でApple IDを作り、代替アプリストアをインストールしてから帰国すると、いずれアプリストアにアクセスできなくなり、インストール済みアプリも更新できなくなることを意味します。

 

アップルが代替アプリストアをEU域内だけで(デジタル市場法による規制のため)しぶしぶ受け入れ、他の地域には広げたくないことを象徴する方針といえそうです。

 

Source: Apple
via: 9to5Mac

M3の「MacBook Pro」、アップデートで2台の外部ディスプレイに接続可能へ

「M3」チップを搭載した「MacBook Pro」がアップデートで2台の外部ディスプレイの接続に対応するようになる、と海外メディアの9to5Macが報じています。

↑心配しないで(画像提供/アップル)

 

2023年10月に発表されたMacBook Proは、上位モデルでは「M3 Pro/M3 Max」チップを搭載。下位モデルでは、M3を搭載した13インチMacBook Proも同時に登場していましたが、このM3 MacBook Proは上位モデルと異なり、1台の外部ディスプレイにしか接続することができなかったのです。

 

しかし、先日発表された「M3 MacBook Air」では、2台の外部ディスプレイの接続が可能とうたわれています。同じM3チップなのに、MacBook AirのほうがMacBook Proよりも高機能というおかしな状況が発生していたのですが、アップルによれば、この問題はソフトウェアアップデートにより解決されるそうです。

 

現在、同社は「macOS Sonoma 14.4」の開発者向けベータ版を配布していますが、M3 MacBook Proへのアップデートがどのタイミングで配布されるのかは不明。もうしばらく待つことにしましょう。

 

Source: 9to5Mac

M3の「MacBook Pro」、アップデートで2台の外部ディスプレイに接続可能へ

「M3」チップを搭載した「MacBook Pro」がアップデートで2台の外部ディスプレイの接続に対応するようになる、と海外メディアの9to5Macが報じています。

↑心配しないで(画像提供/アップル)

 

2023年10月に発表されたMacBook Proは、上位モデルでは「M3 Pro/M3 Max」チップを搭載。下位モデルでは、M3を搭載した13インチMacBook Proも同時に登場していましたが、このM3 MacBook Proは上位モデルと異なり、1台の外部ディスプレイにしか接続することができなかったのです。

 

しかし、先日発表された「M3 MacBook Air」では、2台の外部ディスプレイの接続が可能とうたわれています。同じM3チップなのに、MacBook AirのほうがMacBook Proよりも高機能というおかしな状況が発生していたのですが、アップルによれば、この問題はソフトウェアアップデートにより解決されるそうです。

 

現在、同社は「macOS Sonoma 14.4」の開発者向けベータ版を配布していますが、M3 MacBook Proへのアップデートがどのタイミングで配布されるのかは不明。もうしばらく待つことにしましょう。

 

Source: 9to5Mac

iPhoneケースやApple Watchバンドに新色登場! ひときわ存在感を放つのは…

アップルが、iPhoneケースやApple Watchバンドに新色を追加しました。新たにエルメス(Hermès)のApple Watchバンドも登場しています。

↑新色デビュー(画像提供/アップル)

 

「MagSafe対応iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxシリコーンケース」では、新色のソフトミント、サンシャイン、ライトブルー、ピンクが追加されました。また、Apple Watchバンドでは以下の新色が追加されています。

 

  • スポーツループ:ソフトミント、オーシャンブルー
  • スポーツバンド:ソフトミント、サンシャイン、ライトブルー
  • ブレイデッドソロループ:サンシャイン、ライトブルー、ラズベリー
  • ソロループ:ピンク、ソフトミント、オーシャンブルー

 

エルメスからは、編み上げたニット生地によるバンド「トリコシンプルトゥールストラップ」が新登場。色はブルー・ジーン、ジョーヌナプル、オレンジ、ベージュ・ドゥ・ヴェマールが用意されています。

 

また、「トワルHシンプルトゥールストラップ」にはブルーセレスト/エクリュとフランボワーズ/エクリュが、「キリムシンプルトゥールストラップ」には白、ブルーセレスト、カーキが追加されました。「ツイルジャンプシンプルトゥール」にはブルーセレスト/ブルー・ジーンとジョーヌドール/ブルー・ジーンが加わっています。

 

個人的には、エルメスから新たに登場したニット生地のApple Watchバンドが気になるところ。どんなつけ心地なのか、一度試してみたいものです。

 

Source: MacRumors

iPhoneケースやApple Watchバンドに新色登場! ひときわ存在感を放つのは…

アップルが、iPhoneケースやApple Watchバンドに新色を追加しました。新たにエルメス(Hermès)のApple Watchバンドも登場しています。

↑新色デビュー(画像提供/アップル)

 

「MagSafe対応iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxシリコーンケース」では、新色のソフトミント、サンシャイン、ライトブルー、ピンクが追加されました。また、Apple Watchバンドでは以下の新色が追加されています。

 

  • スポーツループ:ソフトミント、オーシャンブルー
  • スポーツバンド:ソフトミント、サンシャイン、ライトブルー
  • ブレイデッドソロループ:サンシャイン、ライトブルー、ラズベリー
  • ソロループ:ピンク、ソフトミント、オーシャンブルー

 

エルメスからは、編み上げたニット生地によるバンド「トリコシンプルトゥールストラップ」が新登場。色はブルー・ジーン、ジョーヌナプル、オレンジ、ベージュ・ドゥ・ヴェマールが用意されています。

 

また、「トワルHシンプルトゥールストラップ」にはブルーセレスト/エクリュとフランボワーズ/エクリュが、「キリムシンプルトゥールストラップ」には白、ブルーセレスト、カーキが追加されました。「ツイルジャンプシンプルトゥール」にはブルーセレスト/ブルー・ジーンとジョーヌドール/ブルー・ジーンが加わっています。

 

個人的には、エルメスから新たに登場したニット生地のApple Watchバンドが気になるところ。どんなつけ心地なのか、一度試してみたいものです。

 

Source: MacRumors

M3搭載の新型「MacBook Air」がデビュー! 海外の評価は?

アップルが新型ノートパソコン「MacBook Air」(13インチおよび15インチ)を発表しました。価格は13インチモデルが16万4800円(税込)〜、15インチモデルが19万8800円〜となっています。

↑海外メディアは高評価(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Airは、プロセッサに「M3」を採用。3nmプロセスで製造されたM3は、「M1」搭載のモデルより最大60パーセントも高速になったとうたわれています。最大18時間のバッテリー駆動時間も特徴。

 

新型のMacBook Airは、最大2台の外部ディスプレイと接続することが可能となりました。また、前世代より最大2倍速いダウンロード速度を実現した、Wi-Fi 6Eにも対応。その他の仕様は、前世代の「M2 MacBook Air」とほぼ同一です。

 

アップルのノートパソコンの中でも、コストパフォーマンスに優れているMacBook Airシリーズ。海外メディアの9to5Macは、「15インチMacBook Airは、いま最もおすすめできるMacだ」と非常に高く評価しています。一方、The Vergeには、「ベースモデルに16GBのメモリを搭載すべきという意見もわかるが、ウェブサーフィンやFace Time、動画や音楽視聴なら8GBのメモリでも実用的だ」というコメントが寄せられています。

 

軽くて薄く、長時間駆動が可能で、ますますパワフルになった新型MacBook Air。Macのノートパソコンの購入を検討している人は要チェックです。

 

M3搭載の新型「MacBook Air」がデビュー! 海外の評価は?

アップルが新型ノートパソコン「MacBook Air」(13インチおよび15インチ)を発表しました。価格は13インチモデルが16万4800円(税込)〜、15インチモデルが19万8800円〜となっています。

↑海外メディアは高評価(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Airは、プロセッサに「M3」を採用。3nmプロセスで製造されたM3は、「M1」搭載のモデルより最大60パーセントも高速になったとうたわれています。最大18時間のバッテリー駆動時間も特徴。

 

新型のMacBook Airは、最大2台の外部ディスプレイと接続することが可能となりました。また、前世代より最大2倍速いダウンロード速度を実現した、Wi-Fi 6Eにも対応。その他の仕様は、前世代の「M2 MacBook Air」とほぼ同一です。

 

アップルのノートパソコンの中でも、コストパフォーマンスに優れているMacBook Airシリーズ。海外メディアの9to5Macは、「15インチMacBook Airは、いま最もおすすめできるMacだ」と非常に高く評価しています。一方、The Vergeには、「ベースモデルに16GBのメモリを搭載すべきという意見もわかるが、ウェブサーフィンやFace Time、動画や音楽視聴なら8GBのメモリでも実用的だ」というコメントが寄せられています。

 

軽くて薄く、長時間駆動が可能で、ますますパワフルになった新型MacBook Air。Macのノートパソコンの購入を検討している人は要チェックです。

 

驚愕! 中止報道の「Apple Car」、1兆5000億円のプロジェクトだった……

先日にプロジェクトの中止が報道された、Apple(アップル)の自動車開発プロジェクト「Apple Car(仮称)」。こちらに100億ドル(約1兆5000億円)もの資金が投入されていたことが、The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)により報じられています。

↑max.ku / Shutterstock.comより

 

長らくその存在が噂されていた、Apple Car。Bloomberg(ブルームバーグ)によれば、Appleは10年以上Apple Carの開発に取り組んでいたものの、事業が成立しないと判断。同社で最高執行責任者(COO)を務めるJeff Williams氏が約2000人の従業員に対し、プロジェクトの中止を伝えたとされています。

 

New York Timesによれば、Appleは過去10年にわたり100億ドルもの資金をApple Carの開発に投じていたとのこと。社内の一部の社員はこのプロジェクトが最初から失敗する可能性が高いと疑っており、「Project Titan(プロジェクト・タイタン)」というプロジェクト名をもじって「The Titanic Disaster(タイタニック号の惨劇)」と呼んでいたそうです。

 

また2014年、AppleはTesla(テスラ)の買収の可能性について検討したものの、自社で自動車を製造するほうが理にかなっていると判断したそう。一方で、自動運転機能を備えた電気自動車は10万ドル(約1500万円)以上する必要があり、利幅は非常に薄く、競争が激しいことも予測されていました。

 

さらに、Apple Carには10年で4人ものリーダーがかかわり、プロジェクトが拡大したり縮小したりを繰り返したことも報じられています。最終的に、Appleは自律走行車のソフトウェアとアルゴリズムを開発できなかったそうです。プロジェクトの方向性の不透明さが招いた、Apple Carの失敗。Appleにとっては、手痛い教訓となりそうです。

 

Source: The New York Times via MacRumors

超レアなブラック「iPod Hi-Fi」が存在していた! 元Apple開発者がXに投稿

非常に珍しいブラックカラーの「iPod Hi-Fi」のプロトタイプとされる画像を、X(旧:Twitter)アカウントのJose Benitez Cong氏が投稿しています。

↑Jose Benitez Cong / Xより

 

iPod Hi-Fiは2006年2月に発売されたアンプ内蔵オーディオスピーカーで、本体上部の「Universal Dock」にiPodを差し込むことで、高品質な音楽再生を楽しむことができました。AC電源だけでなく乾電池でも駆動できるなど、なかなか便利な製品でしたが、2007年9月には販売が終了しています。

 

 

Jose Benitez Cong氏は2005年から2011年までApple(アップル)に勤務し、現在はHumaneで働いています。このブラックカラーのiPod Hi-Fiについては、「現存する唯一の黒いiPod Hi-Fiだろう」とのこと。かなりレアな一品のようです。

 

また、同氏は「当時のAppleでさえほとんどの人は、私たちがブラックのプロトタイプをいくつか作ったことを知りませんでした。私は、破壊されなかった唯一のものを手に入れたのだと思います」とXに綴っています。

 

現在Appleはスマートスピーカー「HomePod」を販売しており、将来は「iPad」と融合したスマートディスプレイ風の製品の登場も噂されています。そんな進化するHomePodを見ると、かつて販売されていた巨大なiPod Hi-Fiを思い出してしまうAppleファンは、私だけではないのかもしれません。

 

Source: Jose Benitez Cong / X via 9to5Mac

 

※Joseeは、アキュートアクセント付きが正式な表記です

次期iPhone SEのデザイン判明? Face IDにUSB-C、アクションボタンを確認

次期iPhone SE(iPhone SE 4)のCAD(設計図)のものとされる画像を、海外テックサイトの91Mobilesが掲載しています。

↑91Mobilesより

 

次期iPhone SEに関してはすでにさまざまな情報が登場しており、「iPhone 14」がベースとなることや、6.1インチの有機ELディスプレイの搭載が噂されています。また「Face ID」やアクションボタン、USB-Cポートも搭載されるようです。

 

今回公開された次期iPhone SEのレンダリング画像では、ノッチ型のFace IDが搭載されていることがわかります。本体サイズは147mm×71.5mm×7.7mmで、iPhone 14とほぼ同一です。背面にはシングルカメラが搭載され、カメラ突起はより大きくなっています。また、本体サイドと下部にはアクションボタンとUSB-Cポートが搭載されています。

 

これらの本体デザインは、次期iPhone SEがiPhone 14をベースとしていることを、強く裏付けているといえそうです。画面サイズが大きくなり刷新された次期iPhone SEは、かなりの売れ筋モデルとなりそうな予感です。

 

Source: 91Mobiles

マイクロLED版のApple Watch Ultraは登場せず!? キャンセルになったかも……

↑Appleより

 

将来のApple Watch Ultraへの「マイクロLED」ディスプレイの搭載がキャンセルされた可能性が、海外メディアのApple Insiderにより報じられています。

 

マイクロLEDディスプレイとは、微細なLEDをパネルの画素として利用する技術です。将来のApple Watch Ultraに同ディスプレイが搭載される可能性は何度も報じられてきたものの、その実現は2026年以降になるともされています。

 

Apple Insiderによれば、Apple Watch Ultra向けと思われるマイクロLEDの注文が、Appleらしき顧客からams Osramへとキャンセルされたとのこと。これにより、同社の株価は40%も下落しました。

 

Appleはams Osramと以前から関係があり、マイクロLEDディスプレイを搭載した「Apple Watch Ultra 3」が登場する2025年には同社の収益が増加すると、2023年に報告されていました。ams Osramは関係を明らかにしていないものの、CEOのAldo Kamper氏は「非常にショックだ」と電話会見で述べています。

 

色の再現性などでメリットがある、マイクロLEDディスプレイ。一方でApple製品への搭載がなかなか進まないことから、その開発が難航していることも想定されていました。有機ELディスプレイの先にマイクロLEDディスプレイへとAppleが乗り換えを予定しているのか、今後が注目されます。

 

Source: Apple Insider

めっちゃ薄い! 次期iPad Proの設計図らしき画像が流出か

次期iPad ProのCAD(設計)デザインとされる画像が、海外ニュースサイトのMacRumorsに掲載されています。

↑MacRumorsより

 

次期iPad Proに関しては、13インチの有機ELを搭載。また本体がより薄くなるという情報も、何度か報じられてきました。さらに、「Face ID」カメラ位置の変更や、「MagSafe」によるワイヤレス充電への対応も噂されています。

 

今回公開された画像を見ると、次期iPad Proは現行モデルと比較して大幅に薄くなっていることがわかります。これは11インチモデルも13インチも共通で、本体の強度が若干心配なくらいの薄さです。

 

以前のリーク情報によれば、次期11インチiPad Proの厚みは5.1mm(現行モデルは5.9mm)、次期13インチiPad Proの厚みは5.0mm(現行モデルは6.4mm)になるとされています。より大型な13インチモデルの方が、11インチモデルよりも薄くなるのは興味深いです。

 

より深い黒の表現やコントラストの向上、消費電力の削減が見込まれる、有機ELディスプレイ。次期iPad Proでは「本体の薄さ」という意味でも、有機ELディスプレイの採用が大いに貢献しそうです。

 

Source: MacRumors

M3 iPad ProやMacBook Air、iPad Airに期待! アップル新製品は今週発表かも

Apple(アップル)が今週にも新製品を発表するとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑Den Rozhnovsky / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、Appleから発表される可能性があるのは「次期iPad Pro」「次期iPad Air」「次期MacBook Air」の3モデル。それ以外にも、「次期Apple Pencil」や「次期Magic Keyboard」が登場するかもしれません。それぞれの製品の詳細は、以下のとおりです。

 

次期iPad Pro:M3チップと横向きのフロントカメラ、有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。背面のカメラ突起のデザインも変更され、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応します。

次期iPad Air:12.9インチモデルが登場し、M2チップを搭載。

次期MacBook Air:15インチ/13インチモデルがM3チップを搭載

次期Magic Keyboard:筐体の一部がアルミニウム製になり、トラックパッドも大型化

次期Apple Pencil:詳細不明

 

またこれらの製品だけでなく、「iPhone 15/15 Plus」の新色や、「Apple Watch」の新色バンドが登場する可能性もあるようです。

 

興味深いことに、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、Appleの新製品はイベントではなくプレスリリースで発表されると伝えています。これだけのたくさんのプロダクトが登場するとすれば、どれを買えばいいのか迷ってしまいそうです。

 

Source: MacRumors, Bloomberg

M3 iPad ProやMacBook Air、iPad Airに期待! アップル新製品は今週発表かも

Apple(アップル)が今週にも新製品を発表するとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑Den Rozhnovsky / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、Appleから発表される可能性があるのは「次期iPad Pro」「次期iPad Air」「次期MacBook Air」の3モデル。それ以外にも、「次期Apple Pencil」や「次期Magic Keyboard」が登場するかもしれません。それぞれの製品の詳細は、以下のとおりです。

 

次期iPad Pro:M3チップと横向きのフロントカメラ、有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。背面のカメラ突起のデザインも変更され、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応します。

次期iPad Air:12.9インチモデルが登場し、M2チップを搭載。

次期MacBook Air:15インチ/13インチモデルがM3チップを搭載

次期Magic Keyboard:筐体の一部がアルミニウム製になり、トラックパッドも大型化

次期Apple Pencil:詳細不明

 

またこれらの製品だけでなく、「iPhone 15/15 Plus」の新色や、「Apple Watch」の新色バンドが登場する可能性もあるようです。

 

興味深いことに、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、Appleの新製品はイベントではなくプレスリリースで発表されると伝えています。これだけのたくさんのプロダクトが登場するとすれば、どれを買えばいいのか迷ってしまいそうです。

 

Source: MacRumors, Bloomberg

次期iPad ProはM4チップ、iPad miniはA17 Pro搭載? 16機種のアップル未発表製品につきチップ情報がリーク

今後アップルは新型iPadやiPad Air、iPad miniを発売すると予想されていますが、どのようなチップを載せるのか明らかではありません。

↑アップル未発表製品のチップが明らかに?

 

そんななか、16機種もの未発表アップル製品につき、搭載チップに関するリーク情報が発見されました。

 

アップル関連情報サイトMacRumorsは、「アップルの計画に関する正確な情報をシェアしてきた」実績ある個人アカウントがX(旧Twitter)に投稿した技術情報を発見したと述べています。

 

まず、A14 Bionic、A17 Pro、M2チップを搭載した8つのアップル製デバイスがリストにあり。その内訳はA14とA17 Proが2台ずつ、M2デバイスが4台だったそうです。以下、MacRumorsは次のように推測しています。

 

  • A14 Bionic:第11世代iPad(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)。もっとも、現行の第10世代iPadもA14 Bionicを搭載しているため、噂のディスプレイを搭載したHomePodの可能性もある
  • A17:第7世代iPad mini(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)。これはA17 Proチップか、そのバリエーションかも
  • M2:新型10.9インチ/12.9インチiPad Air(Wi-FiモデルおよびWi-Fi+Cellularモデル)

 

現行の第7世代iPad miniは、A15 Bionicチップを搭載しています。次期モデルではA16 Bionicを搭載する可能性が高いと思われていましたが、もしもA17 Proであれば、大幅なアップグレードとなりそうです。

 

また、次期「iPhone 16」シリーズと思しき4つのモデルと、11インチ/13インチの次期iPad Proらしきモデル(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)の合計8機種もあり。それぞれに搭載される、2つの未発表チップの識別子もあったそうです。

 

まず、次期iPad Proには識別子の並びから「M4」チップが搭載される可能性が浮上。これまで次期iPad Proは3月末に発売され、アップルが最新のMacBook Proに採用したM3チップを搭載すると噂されたことから、本当であれば予想外のことです。

 

また今回の情報源は、iPhone 16シリーズの全モデルは同じ「A18」チップを搭載すると示唆。これは著名アナリストの予想とも一致しています

 

より具体的には、全モデルとも基本的には同じチップを搭載。ただし「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」向けには「A18 Pro」というブランド名にする可能性が高いとのこと。その一方、標準モデル「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」向けの「A18」チップは、差別化のために一部のモジュールを無効化するかもしれないようです。

 

次期iPad ProがMacBook Pro以上のM4チップを搭載するとは考えにく感もありますが、A17 Pro搭載の高性能な新型iPad miniは期待したいところです。

 

Source:MacRumors

iOSの日記アプリ「ジャーナル」で、「日記が長続きしない」というお悩みを解決! 【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「日記アプリ「ジャーナル」で三日坊主を克服する」です。

 

 

突然ですが、日記を毎日書こうと決めたものの、書くことが思いつかなくて三日坊主になってしまった経験はありませんか? そんな人におすすめしたいのが、iOS 17.2から標準アプリに加わった「ジャーナル」です。「ジャーナル」は一言でいえば“日記アプリ”に分類できますが、既存の日記アプリとは異なり、iPhoneで撮影した写真や「ミュージック」で聞いた音楽などがAIによってトピックとして提案されるんです。そのため、日記を書き始めるときに「書くことが思いつかない!」と悩むことがありません。さっそく、使い方を見ていきましょう。

 

「ジャーナル」を開き、画面下部の[+]をタップ。すると最上部に[新規エントリー]というボタンが表示されます。ここをタップすると白紙の状態から書き始められますが、今回は[モーメントを選択して書く]の候補から選んでみましょう。

 

[モーメントを選択して書く]には[おすすめ]と[最近]の2項目があります。[おすすめ]では、位置情報や写真、「ミュージック」で聴いた曲などがAIによってトピックとして提案されるほか、自分の内面を見つめるための[振り返り]という項目が用意されています。対して[最近]では、それらのトピックが日付順に並んで表示されます。

 

候補を選び、[書き始める]をタップすると、提案されたメディアが上部に並び、サムネイルの並び順はドラッグ&ドロップで入れ替えられます。メインの画面では、先頭のメディアがもっとも大きく表示されるので、より強調したいものを先頭にしましょう。

 

また、日記には、写真や音声などを追加できるほか、文章の入力欄には毎回さまざまな質問が表示されます。これに答えて書き進めるのはもちろん、自分なりに書くのもよいでしょう。

 

書くことが思いつかなくても、こうして「ジャーナル」から提案されるトピックを活用すれば、継続して日記を続けられそうですね。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone15Pro・ProMaxで夜景撮影に成功するには?望遠レンズの活用や構図の決め方など夜景写真家が解説

新シリーズが発売されるとともに、カメラ機能にも注目が集まるiPhone。2023年9月に発売された「iPhone 15」シリーズのカメラ機能や撮影方法を「進化したポートレートモードをどう使いこなす? 写真家が教える「iPhone15」シリーズ撮影術」で紹介しましたが、今回は少しレベルを上げて、iPhone 15シリーズを使った夜景撮影術を解説します。

 

夜景撮影に有効なカメラ機能から、専門家が重視している夜景撮影のポイントまで、夜景写真家の中村勇太さんに教えていただきました。

 

 

iPhone 15シリーズのカメラ機能をおさらい

 

年々進化しているiPhoneのカメラ機能。撮影する前に、iPhone 15シリーズのカメラ機能をおさらいしておきましょう。

 

iPhone 15シリーズの最大の特徴は、望遠カメラが優れていること。「iPhone 15 Pro」は光学3倍の望遠カメラ、「iPhone 15 Pro Max」には光学5倍の望遠カメラが搭載されています。これにより、遠くから被写体を撮影した場合でも高画質な写真が撮れるようになりました。

 

「iPhone 14シリーズのProとPro Maxでは、カメラ機能に差はありませんでした。ですが、iPhone 15シリーズの場合は違いがあるので、よりカメラ機能にこだわりたい方はPro Maxを選ぶなど、選択できるようになったのがいいですね」と評価する中村さん。

 

「Pro Maxに搭載されている光学5倍の望遠カメラには、一眼レフでいうところの120mmレンズが使われています。ほかには、13mmの超広角カメラ、24mmの広角カメラ、以上3つのカメラが搭載されています。2倍望遠(48mm)も加えて、『超広角』『広角』『2倍望遠』『5倍望遠』の4段階をワンタップで切り替えられる点も魅力です。ちなみに、48mmのカメラはついていませんが、最大4800万画素の高解像度カメラを高度なデジタル技術で2倍望遠にしています。これにより、2倍望遠にしても画質が荒れることなく、高い解像度で撮影することができます」(夜景写真家・中村勇太さん、以下同)

 

iPhone15 Pro Maxでは、「5×」をタップすると、簡単に光学5倍の望遠カメラに切り替えられます。

 

ほかにも、被写体を認識すると自動で「ポートレートモード」に切り替えてくれるのもiPhone 15シリーズならでは。背景のボケ感も幅広く設定ができ、まるで一眼レフで撮影したような写真になります。

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

撮影前に設定を確認しよう!

撮影する前に、カメラ機能をデフォルトから自分好みに設定しておくのも大事なポイントです。iPhone 15シリーズで設定しておくと便利な機能を教えていただきました。

 

1.「アクションボタン」をカスタマイズする

「iPhone 15シリーズのProとPro Maxでは、側面のアクションボタンを好きなアプリに設定できるようになりました。従来のiPhoneシリーズですと、着信音のON・OFFを切り替えていたボタンです。ここを『カメラ』に設定しておくことで、画面OFFの状態や別のアプリを開いているときでも、すぐにカメラに切り替えられます。頻繁に撮影される方はカメラに設定しておくといいでしょう」

 

アクションボタンはカメラのほかにも、集中モードやボイスメモ、翻訳、ショートカットなどに設定することができます。

 

【設定方法】
設定アプリ→「アクションボタン」→「カメラ」を選択。

 

2.4800万画素&「Apple ProRAW」での撮影には、事前の設定を

「もう一つ、iPhone 15 ProおよびPro Maxを使い、最高解像度である4800万画素の写真を撮る際は、あらかじめ設定が必要です。何も設定しない状態だと、1200万画素で撮影されます。ですが、Apple独自の『Apple ProRAW』という形式で保存することで、4800万画素の写真を撮ることができるのです
iPhoneには自動で写真を調整し、HEICやJPEG形式に圧縮して保存する機能が備わっています。これにより、容量の軽い写真データを保存しておくことができますが、調整・圧縮が行われることで写真の品質は落ちてしまいます。ProRAWに設定しておくことで、調整や圧縮を行う前の状態で写真が保存されます。その分、容量は重くなりますが、高品質のまま保存できるのです。
ただし、ProRAW形式のまま保存し続けるとiPhoneの容量がいっぱいになってしまうので、必要に応じて切り替えるといいでしょう」

 

「ProRAWに設定すると、撮影画面の右上に表示が出ます。タップするとON・OFFの切り替えができるので便利です」

 

【設定方法】
最大4800万画素・ProRAW形式の場合……
設定アプリ→カメラ→フォーマット→「ProRAWと解像度コントロール」をON→「プロデフォルト」を「ProRAW(最大)」に設定。

※「プロデフォルト」を「ProRAW 12MP」にすると、最大画素数を1200万画素に抑えて撮影できます。

 

iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方

 

3.ガイドを設定し、構図を決めやすくする

「あとは基本的なところで、『グリット」と『水平』といったガイド機能もONにしておきましょう。構図を決めるのにガイドがあった方が便利です」

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「グリット」と「水平」をONにする。

 

プロが撮影するような
きれいな夜景写真を撮影する秘訣は?

設定が完了したら、夜景撮影に挑戦してみましょう。「夜景は目で見るととても美しいのに、撮影するとなんだかイマイチ……」と感じていた人でも、プロのようにきれいに撮るコツはあるのでしょうか?

 

1.画角に光を集めること

「夜景撮影で大切なのは、なるべく構図の中に明るい被写体を集めることです。iPhone 15シリーズのカメラが高性能といっても、明かりが少ない場所では画質の荒い写真になってしまいます。なぜかというと、明るさが十分でない場所では、iPhoneはISO感度を自動で上げるからです。ISO感度が上がれば明るく撮影できますが、その反面、粗さが出てしまいます。ですから、なるべくISO感度を上げないように明かりを集めた構図で撮影するのがポイントです」

構図の中に明るい場所を多くすることで、高画質のまま夜景を撮影できます。

 

・「ナイトモード」も知っておこう

かなり暗い場所では、iPhoneが自動的に判断してナイトモードが使われます。ナイトモードによって、暗所でも明るく撮影することができます。

 

iPhone 14の夜景撮影術…AE/AFロックやポートレートモードの使いこなし方

 

2.メリハリをつけた構図にする

「構図の中に明かりを多く入れるメリットは、ほかにもあります。例えば、何もない夜空を構図に多く入れるよりも、きらびやかなビルの明かりや、明かりが反射した水面を入れてみてください。美しい一枚に仕上がるはずです」

 

空や水面など、暗くて何もない部分が多いとぼやけた印象に。

 

ビル明かりや水面に映った光など、要素が多く入ることで印象的な夜景写真に仕上がります。「川沿いであれば橋を入れてみるのもおすすめです。奥行きが出て動きのある写真になりますよ」

 

3.望遠カメラを活かして構図を決める

「構図を決める際に活躍するのが、光学3倍または5倍の『望遠カメラ』です。イルミネーションを撮る際、イルミネーション全体を撮った方がいいか、それとも景色の一部分を切り取った方がいいかなど、構図を練る際にカメラを切り替えて画角を決めていくといいと思います。
一昔前のスマートフォンには複数のカメラが付いていなかったため、デジタルズームで拡大していました。ですが、デジタルズームで拡大すると粗さが目立ってしまうため、きれいに撮るためにズームしない方がよかったんです。その点、iPhone 15のProやPro Maxは、光学の望遠カメラが搭載されているので、粗さが出る心配がなくなりました。積極的に使いたい機能ですね」

 

24mmの広角カメラで撮影。きらびやかな街の雰囲気が分かる一枚。

 

同じ場所で光学5倍の望遠カメラを使って撮影。イルミネーションの並木道がフォーカスされ、上の画像と印象の異なる写真になりました。

 

4.ピントを合わせることを忘れずに!

「画面をタップするとピントを合わせることができます。この時、タップした部分を基準に露出設定も行われています。夜景やイルミネーションを撮影する際に、光がぼやけてうまく撮れないという方は、タップしてピントを合わせる習慣をつけてみてください。あとは、両手でしっかりと持ち、ブレないようにすることも大切です」

 

ピントを合わせたいところをタップすると、露出量を調整するマークも一緒に出てきます。

 

5.こんな写真も面白い! 光の反射を活かした夜景写真を撮るには

「光を反射するものを使えば、少し変わった写真が撮影できます。例えば、人工大理石のようなつるつるした素材のベンチや床、水たまりなどがあればカメラを近づけてみてください。反射部分が広く映り込み、光がたくさん入ったきれいな写真が撮れますよ」

 

よくある構図の写真も、手前にあるベンチにカメラを近づけてみると……。

 

ベンチに光が反射して、美しい一枚が撮れました。

 

夜景撮影のプロが撮りたくなる
おすすめの夜景とは?

夜景撮影を専門に活動されている中村さんは、国内外のさまざまな夜景スポットを撮影してこられました。夜景を熟知されている中村さんが、思わず撮影したくなる夜景とは?

 

「その時、その瞬間にしか見ることのできない夜景を撮影するのが好きですね。最近よく撮影しているのは、富士山の夜景です。夜景といっても、暗くなりきらない夕暮れ時の景色を撮影しています。東京や神奈川でも天候がよければ、ビルの隙間から見える富士山が撮影できるんです。冬は空気が澄んでいるので、富士山もよく見えるんですよ。
ほかの季節では、夏は花火が上がる夜空を撮影したり、梅雨の時期は雨が降っている様子も入れながら撮影しています。日中には撮れないような幻想的な写真を一瞬一瞬切り取っていくのが、夜景撮影のおもしろさだと思います」

 

とくに素敵に撮れたという夜景写真は、冬に訪れた北海道札幌市の藻岩山で撮影した一枚。「札幌市街に積もった一面の雪に札幌市内の街の明かりが反射して、とても幻想的な写真が撮れました」

 

 

プロの機材はなくとも、iPhone 15 ProやPro Maxの力を借りれば、プロ顔負け(?)の雰囲気ある夜景が撮れるはず。ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

Profile

夜景写真家 / 中村勇太

夜景情報サイト「夜景FAN」の運営や夜景コンテンツの提供、各種メディアでの夜景企画監修など、「夜景×撮影」を軸に活動する夜景撮影の専門家。2016年には夜景オフィス株式会社を設立。台湾での夜景取材も行っており、2022年には台湾情報サイト「もっと台湾」をリリース。撮影だけでなく、自社メディアの開発・運営のノウハウを活かし、Webサイト制作や運用のサポートなども手掛けている。
「夜景FAN」

 

アップルは生成AIで新境地を開く……株主総会でティム・クックCEOがコメント

Apple(アップル)のTim Cook(ティム・クック)CEOは年次株主総会にて、同社は2024年に生成(ジェネレーティブ)AIで「新境地を開拓する」と述べました。

↑Appleより

 

AppleとAIの関わりについては、「iOS 18」や「iPhone 16」「次期Mac」にて、AI機能が大幅に強化されるとも噂されています。また、中止された電気自動車開発プロジェクト「Apple Car(仮称)」の開発メンバーも、AI関連事業に配置転換されるようです。

 

Cook氏はAppleの生成AIへの注力について、「ユーザーにとって革新の機会が開かれると信じている」と語っています。なお、具体的にどのような機能やサービスが提供されるのかには触れられていません。

 

一方で株主総会を前に、大株主がAppleへのAIツールの使用に関する開示を迫る動きもありました。しかし総会では、AIの透明性に関する報告書を求める提案は否定されたと報じられています

 

Apple Carのプロジェクトを切り捨て、AI事業への注力をすすめるApple。まずは今年リリースされる「iOS 18」にて、どのような便利なAI機能が搭載されるのかに注目したいものです。

 

Source: Financial Times via MacRumors 1, 2

来年のiPhone 17/17 Plusは「ProMotion」や常時表示画面に対応?

2025年の登場が予想される「iPhone 17」「iPhone 17 Plus」が、「ProMotionテクノロジー」と「常時表示ディスプレイ」に対応するとの情報を、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑Urbanscape / Shutterstock.comより

 

ProMotionテクノロジーでは、画面のリフレッシュレートを最大120Hzにまで高めることで、スムースな操作感を実現。また常時表示ディスプレイでは、画面をオフにした状態でも時計や通知を表示することができます。現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」は、どちらにも対応しています。

 

The Elecによれば、今年の「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」では、「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」と同じ「LTPS」パネルが採用されるとのこと。つまり、ProMotionテクノロジーや常時表示ディスプレイには対応しません。一方でiPhone 17/17 Plusは「LTPO」パネルを搭載し、ProMotionテクノロジーと常時表示ディスプレイが利用できるのです。

 

また楽しみなことに、iPhone 17/17 Plusでは画面サイズが6.27インチ/6.86インチに大型化するとの情報もあります。画面が大きくなり新技術に対応するiPhone 17/17 Plusは、かなり「買い」なモデルになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

アップル、新型iPadやMacBook Air発売を準備? 「未発表または未発売の製品」に関する社内サポート文書を更新か

アップルは今年3月末、有機ELディスプレイ搭載iPad Proや12.9インチiPad Air、M3搭載MacBook Airなど新製品を一挙に発表すると噂されています。

↑いよいよ新型MacやiPadが登場か

 

そんななか、アップルが「未発表または未発売の製品」に関する社内サポート文書を更新したと米MacRumorsが報じています。

 

この文書は、未発表の製品やサービス、あるいは発表されたもののまだ発売していない製品に関して、お客からの質問にどのように対応すべきかを、アップルのサポート担当者に知らせるものです。

 

この文書の変更履歴を確認すると、2月27日の日付で「再構築され、最適化された」そうです。ただし、具体的にどのように中味が書き換えられたか、何が追記されたかは明らかではありません。

 

すでに新型iPadやMacBookに関する噂は次々と届けられており、どんなハードウェアになるのかはほぼ判明している印象もあります。

 

まず次期iPad Proは、より明るく鮮やかな有機ELディスプレイを搭載することが有力視されています。ほか、最新Macと同じM3チップやiPhoneのようなMagSafeワイヤレス充電、前面カメラは横向きになるといったところです。

 

また新型iPad Airは、これまでの10.9インチモデルのほか、より大型の12.9インチモデルも追加。デザインは現行モデルとあまり変わらないものの、M2チップ搭載が予想されています

 

そして13インチと15インチMacBook Airは、どちらも現行のM2チップからM3チップに更新され、処理能力が向上しつつ、ゲームでのグラフィック性能も大幅に改善すると見られています。

 

昨年(2023年)はiPadの新型が1つも出なかっただけに、そちらに大きな注目が集まるかもしれません。

 

Source:MacRumors

Apple Carプロジェクトは完全キャンセル? 従業員2000人にプロジェクト中止が伝えられたとの報道

Apple(アップル)が電気自動車の開発プロジェクトを中止したことが、Bloomberg(ブルームバーグ)により報じられています。

↑withGod / Shutterstock.comより

 

Appleが電気自動車(あるいは自動運転車)を開発していることは2014年から継続的に報じられており、革新的な「Apple Car(仮称)」の登場が期待されていました。一方で、今年1月にはプロジェクトがスケールダウンされ、早ければ2028年には車両が発売されるとも伝えられていました。

 

今回のBloombergの報道によれば、Appleは10年以上前からApple Carの開発に取り組み、数百万ドル以上をプロジェクトに投じたものの、事業が成立しないと判断。同社で最高執行責任者(COO)をつとめるJeff Williams氏が約2000人の従業員に対し、プロジェクトの中止を伝えたというのです。

 

これによりApple Carの開発は終了し、同プロジェクトに関わっていたメンバーはAppleの人工知能部門に移り、AIチームのJohn Giannandrea氏の下でジェネレーティブ(生成)AIに取り組むことになります。また、ハードウェアエンジニアやカーデザイナーにたいしては、配置転換やレイオフが予定されています。

 

紆余曲折を経て、残念ながら世に出ることはなかったAppleの電気自動車プロジェクト。その問題点はコンセプトの不明瞭さだとも、あるいはリーダーが何度も交代させられたのが原因だとも噂されています。Apple Carの人員が人工知能部門にに再配置されるのは、AI全盛な世相を反映しているともいえそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

まもなく配信のiOS 17.4、バグが一挙に修正! 「ビデオ会議中にピースサインで紙吹雪が暴発」もなくなりそう

アップルは3月にはiOS 17.4を正式に配信する予定です。これは公式に予告していることですが、なぜかといえばEUのデジタル市場法(DMA)に準拠する必要があり、期限が決まっているからです。

↑iOS 17.4はまもなく配信

 

そしてアップルは今週初め、iOS 17.4 RCを開発者及びベータテスト参加者向けに配信しました。このRCとは「Release Candidate(リリース候補版)」の略で、特に問題がなければ、このままの形で正式配信されるバージョンです。

 

それに伴いiOS 17.4のリリースノート全文も公開され、追加される新機能や、修正されるバグが明らかにされました。以下、そのリストです(一般ユーザーに関係が薄いものや、日本では利用不可なものは除く)。

 

  • 音楽認識機能により、Apple Musicのプレイリストやライブラリ、Apple Music Classicalに認識した曲を追加できるように
  • Siriに新しいオプションが追加され、受信したメッセージをサポートされている言語で読み上げ可能に
  • 「盗難デバイスの保護」において、すべての場所でセキュリティを強化するオプションが追加
  • iPhone 15シリーズ全モデルで、バッテリーのサイクル数、製造日、初回使用日が「設定」の「バッテリー残量」に表示される
  • 電話番号の識別機能では、アップルが確認した企業名、ロゴ、部署名が表示される
  • 「探す」アプリで連絡先の写真が空白になることがある問題を修正
  • デュアルSIMを使っている場合、電話番号がプライマリ(主回線)からセカンダリ(副回線)に変更され、メッセージを送ったグループに表示される問題が修正

 

また、一時注目を集めていた「ビデオ通話アプリでリアクション機能が暴発する」問題にも対応。アプリ開発者がデフォルト動作を無効に設定可能になる(一律に無効になるのではなく、開発者がアプリ毎に無効にできる)ことも確認されました。

 

これまでiOS 17、iPadOS 17、macOS Sonomaでは、FaceTimeやZoomなどビデオ通話アプリで通話中にハンドジェスチャーをすると、どのアプリでも3Dエフェクトが出てしまいました。そのため、マジメな会議中に恥ずかしい瞬間が生じていたわけです。

今後は安心して、ビデオ会議で身ぶり手ぶりを使うことができそうです。

 

Source:9to5Mac,Apple

Apple Arcadeには「死のにおい」が漂う! ゲーム開発者の悲痛な叫びとは?

アップルのゲーム配信サービス「Apple Arcade」の将来性に懸念を抱く開発者のインタビューが、mobilegamer.bizに掲載されました。

↑未来はない?

 

Apple Arcadeとは2019年にスタートしたゲーム配信サービスで、定額(月額900円/年額6000円)を支払うことで、200本以上のゲームが遊び放題となります。ゲームには広告や追加の課金がなく、自分以外の5人とサブスクリプションを共有できるのも特徴です。

 

しかし、mobilegamer.bizの取材に応じた、ある開発者によれば、Apple Arcadeの周辺には「死のにおい」が漂っているそう。

 

同開発者は「トップにはゲームに対する情熱と敬意が必要だが、それがない」と指摘し、「音楽やテレビに投資するのと同じようにApple Arcadeに価値を見出し、投資しているとは思えない」と述べています。

 

mobilegamer.bizの記事では、Apple Arcadeからゲームディベロッパーへの支払額は数年前から減少しており、2020年10月からは顕著に減少していると言われています。支払いには契約一時金と、プレイごとの「ボーナスポール」の2つがありますが、この計算方法も不透明とされているのです。

 

また、シナリオが短いゲームやプレミアムインディーズタイトルは、長期的にインストールされるタイトルよりも収益が少なくなるようです。

 

アップルは2021年4月にApple Arcadeを再起動し、多数のプロジェクトをキャンセルしました。鳴り物入りで登場した同社のゲーム配信サービスに未来があるのかどうか、今後が注目されます。

 

Source: mobilegamer.biz via MacRumors

Apple Arcadeには「死のにおい」が漂う! ゲーム開発者の悲痛な叫びとは?

アップルのゲーム配信サービス「Apple Arcade」の将来性に懸念を抱く開発者のインタビューが、mobilegamer.bizに掲載されました。

↑未来はない?

 

Apple Arcadeとは2019年にスタートしたゲーム配信サービスで、定額(月額900円/年額6000円)を支払うことで、200本以上のゲームが遊び放題となります。ゲームには広告や追加の課金がなく、自分以外の5人とサブスクリプションを共有できるのも特徴です。

 

しかし、mobilegamer.bizの取材に応じた、ある開発者によれば、Apple Arcadeの周辺には「死のにおい」が漂っているそう。

 

同開発者は「トップにはゲームに対する情熱と敬意が必要だが、それがない」と指摘し、「音楽やテレビに投資するのと同じようにApple Arcadeに価値を見出し、投資しているとは思えない」と述べています。

 

mobilegamer.bizの記事では、Apple Arcadeからゲームディベロッパーへの支払額は数年前から減少しており、2020年10月からは顕著に減少していると言われています。支払いには契約一時金と、プレイごとの「ボーナスポール」の2つがありますが、この計算方法も不透明とされているのです。

 

また、シナリオが短いゲームやプレミアムインディーズタイトルは、長期的にインストールされるタイトルよりも収益が少なくなるようです。

 

アップルは2021年4月にApple Arcadeを再起動し、多数のプロジェクトをキャンセルしました。鳴り物入りで登場した同社のゲーム配信サービスに未来があるのかどうか、今後が注目されます。

 

Source: mobilegamer.biz via MacRumors

腐ったバナナみたい! iPhone 15の「ファインウーブンケース」にまたもやダメ出し

「iPhone 15」シリーズとともに登場した公式ケース「ファインウーブンケース」について、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のJoanna Stern記者が手厳しい評価を下しています。

↑またも厳しい意見が…

 

ファインウーブン素材について、アップルは「耐久性に優れたマイクロツイル製で、柔らかくスエードのような感触です。環境にも配慮して作られており、再生素材を68%使用することで、レザーに比べて炭素排出量を大幅に削減しています」と説明していますが、一方でその外観や質感については批判も集まっていました。

 

Stern記者は「iPhone 15 Pro Max」のファインウーブンケースを5か月使用したところ、「端は剥がれ、表面は古いCDのように傷つき、腐ったバナナのように茶色くなった」とのこと。「国際安全衛生センター(CDC)が私の家に来て、生物医学的懸念があると宣言するのを待っている」とまで皮肉っているのです。

↑掲載されたJoanna Stern記者のケース(画像提供/THE WALL STREET JOURNAL)

 

アップルのサポート文章を見ると、ファインウーブンケースのクリーニングに関するアドバイスとして、「通常の使用で繊維が圧縮されるため、時間の経過とともに素材が異なって見えたり、摩耗が目立つことがあります」と明かしています。

 

ケースにもプレミアムな質感を望むなら、別素材を選択したほうがいいのかもしれません。

 

Source: Joanna Stern / THE WALL STREET JOURNAL

「iPhone 16 Pro」、光学5倍ズーム搭載の可能性が高まる!

次期「iPhone 16 ProおよびPro Max」に光学5倍ズームが搭載されると台湾のリサーチ会社・TrendForceが報告しています。

↑iPhone 16 Proのズーム性能は上がりそう

 

このような情報は以前から報告されていましたが、TrendForceによれば、iPhone 16 Proはテトラプリズムレンズを搭載することで、光学5倍ズームが可能になるとのこと。同モデルは画面サイズが6.3インチに大きくなるので、大型なテトラプリズムレンズの搭載が可能になるようです。

 

なお、現行モデルのiPhone 15 Proは光学3倍カメラを、そしてiPhone 15 Pro Maxは光学5倍ズームを搭載しています。

 

iPhone 16 Proの望遠カメラが強化される一方、上位モデルのiPhone 16 Pro Maxでは広角(メイン)カメラに、より大きなイメージセンサーが搭載されるとのもありました。iPhone 16シリーズでも、最高のカメラ撮影体験をするにはMaxモデルを選択する必要がありそうです。

 

Source: TrendForce via MacRumors

そろそろ出る? 新型「iPad Air」の噂を一挙におさらい

アップルは2023年、iPadの新モデルを1つも投入しませんでした。そのため、今年3月にはiPad ProやiPad Airの後継機を発表すると予想されており、すでに多くのリーク情報が届けられてきました。そうしたiPad Airに関する予想の数々を、アップル関連情報サイトのMacRumorsがまとめて振り返っています。

↑そろそろ新モデルが出そうなiPad Air

 

サイズとデザイン

現行モデルと同じ、10.9インチiPad Airの登場は確実視されていますが、今回初めて1モデルではなく2モデルを投入する可能性が高まっています。すなわちiPad Proと同じく、2つのサイズでリリースするというわけです。

 

具体的には10.9インチが小さいほうとなり、大きいほうは12.9インチと見られています。つまり、現行の12.9インチiPad Proと同じサイズですね。

 

両モデルとも現行と同じく、ベゼルが薄く、全画面デザインで、角が丸みを帯びたアルミニウム製筐体を採用すると予想されています。もっともProよりはベゼルは分厚く、その点での差別化は続きそうです。

 

12.9インチiPad Airの予想CG画像もリーク済み。背面カメラ周りはレンズとLEDフラッシュがひとまとめにされ、縦長に盛り上がるデザインとなっているようです。

 

M2かM3

現行モデルはM1チップを搭載していますが、次期モデルではM2かM3のどちらかを採用すると予想されています。

 

このうちM2チップは2022年に初登場したもので、ほぼ2年が経過。とはいえ、最新のM3チップは製造コストが高く、iPad Proより価格を抑えるためにも、M2チップを採用する可能性が高そうです。

 

BluetoothとWi-Fi

最近のアップル製品はBluetooth 5.3を採用しているため、新型iPad Airでも同じ仕様になることが期待できます。Bluetooth 5.3は周辺機器との接続が安定するだけでなく、電力効率も良くなり、バッテリー持ちにも貢献するでしょう。

 

Wi-Fi 6E対応も予想されており(現行機はWi-Fi 6)、より高速な6GHz Wi-Fiネットワークに接続できるようになりそうです。

 

価格

現行の10.9インチiPad Airは米国価格が599ドル~(約9万円※)であり、新モデルも同じ価格になる可能性が高いでしょう。

※1ドル=約150円で換算(2024年2月28日現在)

 

かたや12.9インチは、10.9インチより200ドル高くするのが理に叶っており、799ドル~(約12万円)になるかもしれません。なぜ差額が200ドルと推定されるかといえば、以前のiPad Proで12.9インチと11インチの価格差(どちらも通常の液晶ディスプレイを採用していた時代)が200ドルだったためです。

 

ただし、最近は円安が進んでいるため、両モデルとも現行モデルより国内価格が大幅に高くなることもあり得そうです。

 

発売日

アップルの社内情報に詳しいブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は、iPadの新モデルは3月~4月にかけて発売されると何度も述べており、最新のニュースでも3月末の発売を示唆していました。

 

アップルは3月頃に新製品発表イベントを開催することが多いため、そろそろ公式の予告アナウンスがあるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

iOS 18はデザイン変更だけでなく、AIを活用した機能も多数追加に? macOS刷新は2025~2026年かも

今年の「iOS 18」ではデザイン変更が予定されているものの、「macOS」の刷新は1~2年先になるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑Poetra.RH / Shutterstock.comより

 

iOS 18のデザインが変更されるという情報は以前にも報じられており、以前にThe Verifierは「visionOS風の半透明デザインが採用される」と報じていました。それだけでなく、AI(人工知能)を活用した機能も多数追加されるようです。

 

今回のBloombergの報道では、やはりiOS 18が「visionOSにインスパイアされたデザイン要素をいくつか採用する」と伝えています。ただし、visionOSを全面的に反映するわけではないようです。そして、早ければ今年中にiOSのデザインをアップデートするためにAppleが動いているとしています。

 

一方でmacOSに関しては、2025年か2026年にリリースされる同OSのデザイン変更における、初期段階にAppleが着手していると報じています。これは、2020年にリリースされた「macOS Big Sur」に続く大幅なデザイン変更となるようです。

 

Appleは毎年、6月に開催する開発者向け会議「WWDC」にて、次期iOSやmacOSの概要を説明します。今年のWWDCでは、iOS 18の刷新の内容に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPadとHomePodの合体スマートディスプレイ、早ければ2025年に発売かも

iPadのようなディスプレイを搭載した「HomePod」が早ければ2025年にも登場するとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑MacRumorsより

 

AppleがiPadとHomePodを合体させたような製品を開発してるのは以前から報告されており、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は「7インチディスプレイを搭載したHomePodが2024年初頭に登場する」と報告していました。またこの製品は「tvOS」をベースとして開発しているようです。

 

Gurman記者によれば、Appleは海外サプライヤーと協力し、ディスプレイを搭載したHomePodの初期作業を開発したとのこと。発売が間近に迫っていると考える証拠はないものの、この計画がすすめば早ければ2025年にも製品が発売されるというのです。

 

また、AppleはHomePodと「Apple TV」「FaceTimeカメラ」を組み合わせたデバイスや、壁にマグネットで取り付けられるiPadのようなスマートディスプレイも検討しているとのこと。しかし、これらの製品が発売されるかどうかは不明だとしています。また、Appleのスマートホーム製品の計画は「優柔不断だ」とも指摘しています。

 

HomePodは、一時は製品販売が終了したものの、2023年には新バージョンのHomePodが登場しました。このHomePodにiPadを合体させれば、魅力的なスマートディスプレイになると考える人は多いはず。Appleのスマートホーム分野へのさらなる進出に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

有機EL版iPad Proのディスプレイ、11インチと13インチは製造メーカーが違うかも

アップルは11インチと13インチ(12.9インチモデルの後継機)iPad Proに有機ELディスプレイを搭載し、3月に発表すると噂されています。

↑サムスン“と”LGが製造?

 

これらの有機ELパネルにつき、サムスン・ディスプレイが11インチを、LGディスプレイが13インチパネルを独占的に製造する。つまり、11インチと13インチではディスプレイの製造メーカーが異なると韓国の電子業界誌The Elecが報じています。

 

最新記事は、サムスンは11インチ向け有機ELディスプレイ最初の生産につき、単独サプライヤーとしての地位を固めたとのこと。かたやLGも、13インチ向けディスプレイの生産に突入。当初は同社も11インチ向け有機ELパネルの生産を始める予定だったものの、今のところ両社ともに1種類しか生産していないと伝えています。

 

この分業体制は、ひとつにはアップルの有機EL版iPad Proに関する需要の見通しが変わったこと。それに加えて、両社の生産能力や歩留まり(生産した製品のうち良品の割合)が不安定であり、新たなパネル技術にまだ対応できていないためと説明しています

 

アップルは次期iPad Proのディスプレイにつき「他社の追随を許さない」画質や、厚みと重さを減らすことを目指していると言われています。それだけ、要求水準が厳しいのでしょう。

 

ほか、2024年内の有機EL版iPad Proの出荷量見通しは800万台に過ぎず、業界が予想していた1000万台から200万台も減ったとのこと。なぜ減るかといえば、新たな技術をふんだんに投入した有機ELパネルのため製造コストが上がり、現行モデルより高くなるためだとの分析も伝えられていました

 

iPadの歴史において、有機ELディスプレイを搭載するのは初めてのこと。これまでの液晶ディスプレイよりも深い黒や鮮やかな色を実現しつつ、バックライトが不要となるため、はるかに薄くなる可能性もあります。たとえば、13インチモデルは1mm以上も厚みが減るとの説もあります

 

11インチと13インチともに同じディスプレイ技術を使っているはずですが、パネルメーカーの違いにより発色や鮮やかさなどに差が出るのか? 発売後の検証を楽しみにしたいところです。

 

Source:The Elec
via:MacRumors

「iPhone 16 Pro」の背面カメラ、回転式の電気カミソリみたいなデザインになるかも

アップルなどハイテク機器のメーカーは一般的に、製品の正式な量産に入る前に、いくつかの試作機をテストします。次期「iPhone 16 Pro」モデルに関しても、例外ではないでしょう。

↑著名リーカーが公開した背面カメラのデザインは……

 

そんな試作機の1つとして、iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max(どちらも仮称)の背面カメラ周りが三角形となった予想図を著名リーカーが公開。それと合わせて、まるで回転式の電気カミソリのようになる可能性があると主張しています。

 

著名リーカーMajin Bu氏は、複数の情報源からiPhone 16 Proのデザインに変更があると聞いたとのこと。以前Bu氏は、ハンドスピナーのようになると主張していましたが、今回はそれを否定。

 

その代わりに三角形に変更することで、iPhone 16 Proモデルにより多くのカメラを追加できるようになると述べています。

 

ちなみに、前にBu氏が公開していたハンドスピナー似の予想CGは次の通りです。

 

iPhone 16 Pro両モデルは、それぞれカメラが大幅に強化されると噂されています。小さい方のiPhone 16 Proはテトラプリズム望遠レンズを搭載し、高倍率の光学ズームを実現。かたや大きなiPhone 16 Pro Maxは、メインカメラの解像度は4800万画素のままながら、イメージセンサーを大型化することで暗い場所や夜間の撮影で画質が良くなるとのリーク情報もありました

 

かたやiPhone 16標準モデルも、背面のデュアルカメラが前モデルの斜め並びからタテ並びになると予想されています。いずれにせよ、サードパーティーのiPhone用ケースメーカーは、情報収集に力を入れて、デザイン変更に備えているのかもしれません。

 

Source:Majin Bu(X)
via:Wccftech

Appleがカメラ付きAirPodsを検討中? スマートグラスも開発検討中かも

Apple(アップル)が、カメラつき「AirPods」やスマートリング、スマートグラス(眼鏡)の開発を長年にわたり検討してきたと、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Ivan_Shenets / Shutterstock.comより

 

Appleといえば、今月には空間コンピューター「Apple Vision Pro」を発売。あちらは視界をすべて覆うヘッドセットですが、より眼鏡に近いスマートグラスの登場を期待する声も長く存在しています。さらに先日には、Appleがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発しているとの情報も報じられています。

 

今回の報道によれば、Appleは低解像度のカメラセンサーをAirPodsに組み込むことを検討しているとのこと。これにより、AirPodsが「人々の日常生活を支援する、AI(人工知能)機能を提供できる」と伝えています。

 

スマートリングに関しては、健康とフィットネス機能に焦点を当てた製品のアイディアを、Appleが数年前に健康チームの幹部に提示されたとのこと。このスマートリングはiPhoneとデータが同機できる、「Apple Watch」の低コストな代替品になる可能性があると伝えています。

 

スマートグラスに関しては、スピーカーやカメラ、健康センサー、AI機能を搭載した「AirPodsの代替品」となる製品を検討しているとのこと。現在はハードウェア・エンジニアリング部門で技術調査が行われており、発売はまだ先のようです。

 

報道にあるとおり、これらの未発表製品は「検討中」であり、実際に登場するかどうかは不透明です。スマートリングは技術的ハードルもそれほど高くないと思われるので、実際の製品投入に期待できるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル初の折りたたみ製品は、iPhoneじゃない!?

アップル初の折りたたみデバイスは「iPhone」にはならない、と台湾のDigiTimes紙が報じています。

↑まずは大きなデバイスから(画像提供/MacRumors)

 

アップルが7〜8インチの折りたたみ製品を2026年〜2027年にも発売する可能性があることは、韓国ニュースサイトのThe Elecが以前に報じていました。一方で「縦折りiPhone」が2026年以降に登場する可能性もThe Informationが伝えています。

 

DigiTimesによれば、アップルは少なくとも5年前から折りたたみ製品を開発してきたとのこと。そして、おそらくそれはタブレットやノートブックといった「より大きなデバイスである」と述べています。同デバイスの設計作業は量産計画に先立ち完了に向かいつつあるとも。

 

また、アップルの折りたたみ製品では、品質要求を満たすパネルの開発が問題だとされています。先日にはサムスンの折りたたみディスプレイが、アップルの社内テストを通過できなかったことも報じられました。空間コンピューター「Vision Pro」のエンジニアを、折りたたみ製品のプロジェクトに移動させているとの噂もあります。

 

現時点では、まだまだ先となりそうなアップル初の折りたたみ製品。どうせ投入するなら完成度の高い製品の登場に期待したい一方、それまでにライバルの折りたたみ製品に大差をつけられていないかどうか少し心配でもあります。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

どうしちゃったの?「iPhone 15」シリーズの一部でBluetoothの不具合が続く

一部の「iPhone 15」シリーズでBluetoothに関する問題が発生していることが、Apple Support CommunityやMacRumors Forumsで報告されています。

↑どうなってるの?

 

それらの報告によれば、車載システムやヘッドホンとの接続に問題があり、iPhoneを接続したままにできないとのこと。一例としては、「iOS 17とBMWの車両でBluetoothによる通話が頻繁に切断されるようになった。iPhone 15で問題が発生する一方、iPhone 12は問題なく利用できる」という報告があります。

 

また、Bluetoothによるヘッドホンやカーシステムとの接続だけでなく、AirPodsで問題が発生するケースもあるそう。「iPhone 15 Pro Maxに乗り換えたが、クルマとの接続は問題ないものの、AirPods MaxとBeats Studio Budsの両方で、音楽が途切れたり再接続されたり、通話が5〜10分後に切れたりする。リセットをしても問題は解決されなかった」という声も寄せられています。

 

Bluetoothに関する不具合は、iPhone 15が発売されてから1か月後の2023年10月頃から指摘されるようになりました。この問題はソフトウェアアップデートでも解決されておらず、最新の「iOS 17.3.1」でもトラブルが報告されています。今後のアップデートによって問題がなるべく早く解決されることを期待したいものです。

 

Source: Apple Support Community, MacRumors Forums

via MacRumors