HomePod(第2世代)、自宅の警報音を通知する「サウンド認識機能」をついに導入!

2023年初めにHomePod(第2世代)が発表された際に予告されていた「サウンド認識機能」が、ようやく有効となりました。対応製品はHomePod(第2世代)およびHomePod miniとなります。

↑警報音を認識できるようになったHomePod(第2世代)

 

この機能は、煙と一酸化炭素の警報音を聞き取り、音が特定検知されるとHomeアプリを通じてiPhoneに通知を送るというもの。具体的にはHomePodに内蔵されたマイクを活用することで、自宅に設置されているオフラインの警報装置の実用性を高める仕組みです。他の煙探知機システムを購入したり、クラウドサービスを契約したりする必要もありません。

 

もちろん自宅にいるときは、HomePodに通知させるまでもなく警報が聞こえているはず。最も役に立つのは、ユーザー本人が家を離れていて、煙の匂いや警報の音に気づくことができないときでしょう。

 

サウンド認識機能を有効にするには、iPhoneで「Home」アプリを開き、[ホーム設定]>[安全・セキュリティ]を選んで「サウンド認識」の項目をオンにします。これで自宅にあるホーム対応の安全・セキュリティ製品からの重要な通知を管理したり、同じ家に住むユーザーが「チェックイン」して自宅の音を確認できたりします。

 

アップル製品の例に漏れず、この機能も個人のプライバシーに配慮。HomePodが「ヘイSiri」を聴き取って処理するのと同じく、サウンド認識機能もHomePod上でローカルで実行され、データがクラウドに送られることはありません。

 

また、自宅にホーム対応のカメラ搭載アクセサリーがあれば、通知と一緒に映像を送るように設定することも可能。アップル製品やアップルが規格制定に関わったアクセサリー類を揃えるほど便利になるという、エコシステムをうまく活用していきたいところです。

 

Source:TechCrunch

Beats Studio Buds+が登場間近!? FCCに登録アリ

Apple(アップル)傘下ブランド「Beats」の次期イヤホン「Beats Studio Buds+(仮称)」がFCC(連邦通信委員会)のデータベースに登録されていることが、海外テックメディアのMacRumorsによって報告されています。

↑Appleより

 

ノイズキャンセリングと空間オーディオに対応した現行モデルの「Beats Studio Buds」が発表されたのが、2021年の6月。一方でケースにUSB-C端子を搭載した「Beats Studio Buds+」の開発が進められていることも、以前から報告されていました。

 

通常、未発表製品がFCCに登録されると、その正式リリースが近いことが予測されます。そういった意味でも、Beats Studio Buds+の発売時期はそう遠くないのかもしれません。

 

以前に海外テックサイトの9to5Macは、Beats Studio Buds+はカスタムイヤチップを搭載し、「Hey Siri」などの機能をサポート。また現行モデルの「Beats Studio Buds」と同じく、アクティブノイズキャンセリングやトランスペアレンシーモード(環境音モード)が利用できると伝えていました。

 

Appleに買収された後も、独自の存在感を示すBeatsブランド。その次期モデルのワイヤレスイヤホンの登場を、楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

watchOS 10ではホームスクリーンのフォルダ表示が可能に?

Apple Watch向けの次期OSこと「watchOS 10」にて、新たなホーム画面ではフォルダー表示が可能になることを、リークアカウントの941が報告しています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

現在のApple Watchのホームスクリーンでは、丸いアイコンがハニカムグリッドとして塊のように表示されています。なかなかおしゃれなデザインですが、アプリが増えるとお目当てのアプリを見つけるのに時間がかかるのが難点です。

 

941によれば、watchOS 10ではホーム画面のレイアウトを刷新。「iOS」のようにフォルダ表示が導入されることで、よりナビゲートがしやすくなります。なお、この新しい表示がデフォルトで有効になっているのか、あるいはオプション機能なのかは不明です。

 

watchOS 10に関しては、以前にもBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が「2015年以来の最大のアップデートとなる」と報告していました。またGurman記者は「更新されたインターフェイス」についても言及しており、今回のリーク情報とも合致しています。

 

登場以来、大きな変更がなかったWatchOSのインターフェイス。しかし少なくともその外観は、今年大きくアップデートされることになりそうです。

 

Source: 941 / Twitter via MacRumors

Appleのヘッドセットはスポーツやゲーム、フィットネスに焦点?

Apple(アップル)からの投入が期待されている「AR/VRヘッドセット」が、スポーツやゲーム、フィットネスに焦点をあてられていると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報告しています。

↑MacRumorsより

 

6月に開催される開発者会議「WWDC 2023」での発表が予測されている、AppleのAR/VRヘッドセット。ハイスペックで高価なだけでなく、将来は目が不自由な人を助けることができるとも噂されています。

 

Bloombergの報道によれば、AppleはAR/VRヘッドセット向けの魅力的な体験を提供するために、スポーツやゲーム、ウェルネス、コラボレーションなどの専用アプリを開発しているとのこと。まず「Fitness+」アプリでは、VRの中でインストラクターを見ながらエクササイズができ、「Health」アプリではVRによるグラフィックやサウンド、ボイスオーバーにより瞑想へといざないます。また、VR上で動画を見るための専用TVアプリが用意され、MLBやMLSのコンテンツも提供されます。

 

AR/VRヘッドセットではiPadのアプリを調整し、3Dインターフェイスを通じてApp Storeにアクセスできるそうです。またSafari、カレンダー、連絡先、ホーム、ファイル、メッセージ、メモ、写真、音楽、リマインダーなどがヘッドセット向けに最適化され、搭載されます。複数のアプリを同時に実行したり、ユーザーが別の部屋にいるときにアプリを切り替えることも可能です。

 

というわけで、スペックだけに終わらない、かなり高機能な製品になりそうなAppleのAR/VRヘッドセット。一般ユーザーでも、かなり楽しめそうな製品となりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

カージャックに遭った家族、AirTagを2枚取り付けたおかげで犯人がスピード逮捕!

アップルの忘れ物トラッカーAirTagのおかげで、盗まれたクルマが返ってきた事例がいくつも報告されてきました。しかし、地方によっては警察もAirTagを防犯のため着けるよう勧めているためか、犯罪者も警戒心を強めているようです。

↑泥棒もAirTagに警戒しているはず

 

そんななか、ある家族がクルマに2つAirTagを取り付けていたおかげで、盗難されてから直ぐに警察に見つけてもらえたニュースが報じられています。

 

海外メディアABC7 Newsによると、セッター一家は米ワシントン州でピストルを持った男にカージャックされたそうです。「クルマから荷物を降ろしていたら、男がこちらに来て、ピストルを見せてきたんだ」とショーン・セッター氏は説明しています。

 

そして泥棒は家族のクルマを盗んで立ち去り、赤いクルマに乗った共犯者も後に続いたとのこと。しかしセッター一家は万が一に備え、複数のAirTagをクルマに積んでおこうと決めていたと語っています。1つはキーホルダーに着けられ、もう1つは車内に隠されていました。

 

走り去ってまもなく、泥棒は夫のiPhoneを車外に投げ捨て、キーホルダーに付いたAirTagも捨てられてしまいました。が、車内に隠されたAirTagは見つからなかったため、奥さんのiPhoneにより追跡できたのです。

 

セッター一家がそれを警察に見せたため、クルマがどこに行ったか1時間あまりで突き止めることができました。が、乱暴な走行でオイル漏れが起きたり、銃撃戦に巻き込まれて銃弾を撃ち込まれたりと損傷が激しく、保険会社からは全損と判断されたそうです。

 

今回の家族は、クルマ泥棒の意識をキーホルダーに向けさせて車内のAirTagに気づかせなかったことや、位置情報が分かった後は警察にまかせたことでしょう。被害者が自らバイク窃盗団を追いかけたが鼻を折られた事件もあり、自力で取り返そうとするのは絶対に止めましょう。

 

Source:ABC7 News
via:AppleInsider

iPhone 15 Proのアクションボタン、意外と高機能かも…?

iPhone 15 Pro/Pro Maxでの搭載が期待されている「アクションボタン」の複数の新機能について、リークアカウントの941が伝えています。

↑ShrimpApplePro(Twitter)より

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、ミュートスイッチの代わりに「アクションボタン」の搭載が期待されています。一方で最新のレポートによれば、音量ボタンのデザインは変更されず、またクリック感を振動で再現する静電式の「ソリッドステートボタン」も採用されないようです。

 

今回の報告によれば、iPhone 15 Pro/Pro Maxでは電源ボタンのかわりに、アクションボタンとボリュームボタンの組み合わせで電源を切ったり、再起動がおこなえます。さらにアクションボタンを軽く押すとカメラのオートフォーカス、強く押すと写真撮影、強くかつ長く押すとビデオ撮影ができるというのです。

 

なお先述のように、最新レポートでは音量ボタンへのソリッドステートボタンの採用は否定されています。そのため、「軽く押す/強く押す」などの操作は実際には採用されない可能性もあります。個人的には、写真を取ろうとして動画を撮影してしまった…などのミスが起きないかどうかが、若干気になるところです。

 

Source: 941 / Twitter 1, 2, 3 via MacRumors

iOS 17、App Store以外からアプリのインストールが可能に?

今年のリリースが期待されている「iOS 17」にて、App Store以外からのアプリのインストール(サイドロード)が可能になるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者が報告しています。

↑fafapress / Shutterstock.comより

 

Apple(アップル)は長らく、iOSにおけるApp Store以外からのアプリのインストールを禁止してきました。これは、悪意のあるアプリやマルウェアがデバイスにインストールされることを防ぐという目的もあります。

 

一方でヨーロッパでは2022年11月1日に、「ゲートキーパー」に分類される企業が自社のサービスやプラットフォームを他社に開放することを義務付ける「デジタル市場法(DMA)」が決定されました。これにより、Appleは来年までにアプリのサイドロードを認めることになると説明しているのです。

 

これにより、アプリの開発者はApp Storeにおける15〜30%の手数料を支払う必要がなくなります。一方で、ユーザが知らないうちに危険なアプリやマルウェアをデバイスに導入してしまう、という危険性も残ります。

 

DMAの施行により今後はApp Storeだけでなく、メッセージやFaceTime、Siriなどに大きな変更がくわえられる可能性があります。iOS 17におけるアプリのサイドロードがどのような形で実装されるのか、今後が注目されます。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Mac Studioは一時しのぎのモデルじゃない? 後継モデルが2つ準備中かも

2023年4月現在、Appleシリコン(独自開発チップ)搭載Macのうち、最上位にあるのはM1 Ultra搭載のMac Studioです。一時は後継モデルは出ない、単なるつなぎの製品だという説もありましたが、少なくとも2つの新モデルが発売される予定との噂が報じられています。

↑1代限りではなさそう

 

この噂の発信源は、アップルの未発表製品につき定評あるBloombergのMark Gurman記者です。今後の新型Macにつき掘り下げたニュースレターのなかで、「Mac Studioの後継機も2つ予定されているが、その時期はあまり明確ではない」と短く言及しています。それ以上の詳しい説明はなかったため、搭載プロセッサーや技術的なスペック、発売時期については今のところ不明なままです。

 

アップルは2022年3月、Mac Studioとディスプレイの「Studio Display」を発売しました。搭載オプションの1つであるM1 Ultraは、現時点では(少なくともマルチコア性能では)全Mac用チップのなかでも最速です。

 

しかし今年2月、Gurman氏は次期Mac Proが「M2 Ultra」チップを搭載し、Mac Studioと「非常に似た機能」を持つと述べていました。その結果M2 Ultraチップを搭載したMac Studioを出しても「意味がない」として、後継モデルは全く出ないかもしれないとのことでした。

 

ただし、当時も後継モデルが完全に否定されたわけではなく、「M3」または「M4」世代まで延期される可能性が高いと付け加えられていました。そうであれば、Mac Studioの後継モデルが出るのは、早くても2024年以降となりそうです。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

高級感アップ。iPhone 15/15 Plusの背面は曇りガラスに?

今年の登場が期待される中価格スマートフォン「iPhone 15/15 Plus」にて、背面に曇りガラスが採用されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

昨年投入された「iPhone 14 Pro/14 Pro Max」では、背面に曇りガラスが採用されていました。一方でiPhone 14/14 Plusの背面には、クリアなガラスが採用されています。

 

今回の情報を提供したWeiboアカウントは、以前に「iPhone 14にイエローモデルが登場する」と言い当てたアカウントです。ただしiPhone 15 Pro/Pro Maxのチタンフレームとは異なり、iPhone 15/15 Plusではアルミニウム製のフレームが採用され、ベゼルも細くならないなど、そのデザインは依然として差別化されます。

 

Proモデルで取り入れられたデザインや機能が、その後に標準モデルに取り入れられるという流れは、以前にも存在していました。今年のiPhone 15/15 Plusは、その外観がよりかっこよくなるのかもしれません。

 

Source: Weibo via MacRumors

「iPhone 15 Pro Max」は可変ズーム? 2種類の光学倍率で撮影できるかも

今年秋に発売とみられる「iPhone 15」のうち最上位モデルの「iPhone 15 Pro Max」は、ペリスコープ望遠カメラが搭載され、高い光学倍率ズームが実現すると噂されています。これはレンズやミラーにより光の向きを変え、本体に対して横方向にレンズを配置することで、スマートフォンの厚みを抑えつつ高倍率の光学ズームを実現できるしくみです。

↑写真はiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max

 

そんなiPhone 15 Pro Maxに、可変ズームレンズを備えた望遠カメラが搭載される可能性が浮上しています。

 

この噂は、TwitterユーザーのRevegnus氏(@Tech_Reve)が発信しているものです。それによれば、iPhone 15 Pro Maxには前モデル(iPhone 14 Pro Max)と同じイメージセンサーが採用されつつ、「可変ズーム」が搭載されるそうです。

 

サムスンのGalaxy S23 Ultraは光学3倍ズーム(解像度10MP)と光学10倍のペリスコープ望遠カメラ(10MP)を1ずつ搭載しています。これに対してiPhone Pro Maxの望遠カメラは1つで、光学的に3倍までしかズームできません。

 

すでに可変ズーム機構は、ソニーのXperia 1 IIIにも搭載されています(ソニーの用語では「可変式望遠レンズ」)。レンズが動くことで、2種類の光学倍率(2.9倍と4.4倍)を切り替えられるわけです。

 

ちょうどサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」も可変ズームカメラを1つだけ搭載すると噂されていましたが、iPhone 15 Pro Maxも同じアプローチを取るのかもしれません。

 

もしも今回の噂話が本当であれば、iPhone 15 Pro Maxは2つの光学倍率ズームを使い分けられるはず。様々な新機能やチタン製のフレームを採用するため高額になるとの噂もありますが、その価格に見合った高性能になると期待したいところです。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

13インチMacBook Proは今後も残る? M3搭載モデルが年末登場か

Apple(アップル)の「13インチMacBook Pro」が製品今後もラインナップに残り、アップデートが予定されていることを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Girts Ragelis / Shutterstock.comより

 

13インチMacBook Proはキーボード上部のタッチパネル「Touch Bar」が残るなど、そのデザインが更新されていないのも事実。しかしいまでも、最新の「M2」チップを搭載したモデルが販売されています。

 

Gurman記者のレポートでは、次期13インチMacBook Proのスペックや、どのようなデザインになるのかについては報告されていません。以前に海外テックサイトのMacRumorsは、次期13インチMacBook Proに次世代の「M3」チップが搭載されると報告していました。またその投入時期は、年末が予測されています。

 

Gurman記者はその他にも、現在「15インチMacBook Air」や「次期13インチMacBook Air」、「次期24インチiMac」、「次期Mac Pro」が開発されており、2024年前半には「M3 Pro」「M3 Max」を搭載した「次期MacBook Pro」が登場すると報告しています。Mシリーズチップの更新により、今後もさまざまな新型Macが登場しそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

15インチMacBook Airが登場間近!? 開発者ログに痕跡アリ

「15インチMacBook Air」とみられるモデルが開発者ログに登場したことが、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者によって報告されています。

↑WeDesing / Shutterstock.comより

 

Apple(アップル)が15インチディスプレイを搭載したMacBook Airを開発していることは、以前より報告されていました。またその発表は、6月に開催されるWWDCになることも予測されています。

 

Gurman記者によれば、App Storeの開発者ログには「M2と同等のプロセッサ」を搭載した、15インチMacBook Airらしき機種が登場していたとのこと。具体的には8コアのCPUと10コアのGPU、8GBのRAMを搭載していたそうです。また、製品のモデル番号は「Mac 15,3」と登録されていました。

 

ディスプレイに関しては、「14インチMacBook Pro」と同等の解像度になるとのこと。そして、OSにはWWDCでの発表が期待される「macOS 14」が搭載されているようです。

 

Gurman記者によれば、M3を搭載したMacBookは「後からくる」とのこと。よって、今回発表される15インチMacBook AirにはM2チップが搭載されるようです。さらに、「13インチMacBook Air」のアップデートも計画されていると伝えられています。

 

いよいよ登場の機運が高まってきた、15インチMacBook Air。14インチMacBook Proと同等の解像度のディスプレイが搭載されるとなれば、かなり実用性の高いモデルとなりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Appleのスマートグラス、早ければ2026年にも登場?

Apple(アップル)がARスマートグラス「Apple Glasses(仮称)」を早ければ2026年から2027年に発売する予定だと、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が報告しています。

↑Maxx-Studio / Shutterstock.comより

 

Appleのスマートグラスに関しては、以前にはBloomberg(ブルームバーグ)が「計画は無期限に延期された」と報道したことがありました。その理由については、iPhone並みの性能と十分なバッテリー駆動時間の両立が難しいことがあげられていたのです。

 

Kuo氏によれば、Appleが新しい「メタレンズ」の技術を開発することができれば、早ければ2026年から2027年の発売が可能になるとのこと。メタレンズとはメタサーフェスを利用して光を集光する平面レンズ技術で、平らなレンズ表面と厚みの減少が可能になるとされています。

 

報告によれば、Appleはまず「iPad Pro」、そして2025年から2026年にはiPhoneの「Face ID」機能のために、2024年にメタレンズを量産するとのこと。そして開発が順調に進めば、スマートグラスにも採用されると伝えているのです。さらに2028年から2030年には、メタレンズが通常のプラスチックレンズにとって変わられるとも報告しています。

 

Appleは6月に開催される「WWDC 2023」において、AR/VRヘッドセットを発表すると期待されています。一方でスマートグラスに関しては、その登場時期はまだまだ遠そうです。

 

Source: Medium via MacRumors

iOS 17ではSiriが画面上部のDynamic Islandに移動する?

今年のリリースが期待される「iOS 17」では、音声アシスタント「Siri」のインターフェイスが画面上部の「Dynamic Island」に移動することを、リークアカウントの941が指摘しています。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

現在のSiriは、画面下部に丸いインターフェイスとして表示されています。一方で昨年発売された「iPhone 14 Pro/Pro Max」では、画面上部の「Face ID」と前面カメラのパンチホールに、さまざまな情報を表示するDynamic Islandが採用されています。

 

もしSiriがDynamic Islandに統合されれば、Siriの使用中にも画面全体にコンテンツを表示できるなどのメリットが予測されます。Siriは以前は画面全体に表示されていましたが、「iOS 14」からは現在のような画面下部のサークル状の表示に変更されていました。

 

リークアカウント941の報告によれば、より多くの通知がDynamic Islandに表示されるとのことです。今後は画面の表示を邪魔せずに、ますますSiriを活用することができそうですね。

 

Source: 941 / Twitter via MacRumors

iPhone 15 Proの音量ボタンに変化なし? ミュートはボタンに変更か

今年の登場が期待される「iPhone 15 Pro」シリーズにて、ボリュームボタンのデザインが変わらないことを、リークアカウントのUnknownz21が報告しています。

↑ShrimpApplePro(Twitter)より

 

iPhone 15 Proシリーズでは以前、ボリュームボタンのアップとダウンが一体化され、ミュートはスイッチからボタンに変更されることが報告されていました。しかし先日には著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が、物理的に上下しない「ソリッドステートボタン」の非搭載を報告していたのです。

 

Unknownz21によれば、iPhone 15 Proシリーズでは従来どおりのアップとダウンに分割されたボタンが搭載されるとのこと。一方で、ミュートスイッチはボタンに切り替えられるそうです。これはApple社内で「リンガーボタン」または「アクションボタン」と呼ばれており、機能のカスタマイズが可能になることが期待されています。

 

以前には、iPhone 15 Proでは触覚フィードバック「Taptic Engine」を搭載することで、振動でクリック感を再現すると期待されていました。同様の仕組みは、MacBookの「TrackPad」でも採用されています。しかし先日のKuo氏のレポートでは「技術的な問題」により、ソリッドステートボタンの搭載が見送られたと報告されていたのです。

 

別のアナリストによれば、ソリッドステートボタンの採用は2024年の「iPhone 16」からになる、との指摘も登場しています。なにはともあれ、ミュートスイッチに変わって搭載されるアクションボタンの利便性に、期待したいものです。

 

Source: Unknownz21 / Twitter via MacRumors

次期「iPhone SE」は2025年に登場? 独自の5Gモデムを搭載する可能性も

Apple(アップル)が独自開発の5Gモデムを搭載した「次期iPhone SE」を2025年に投入すると、テックアナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が予測しています。

↑次のiPhone SEは独自の5Gモデムを搭載か

 

次期iPhone SEは一時、独自モデムの開発が難航していることから、投入自体がキャンセルされたという報道もありました。しかしその後、6.1インチディスプレイを搭載した次期iPhone SEの開発が再開されたという情報が飛び交っています。

 

Pu氏によれば、Appleが独自で開発する5Gモデムは台湾TSMCで製造されるとのこと。この5Gモデムに関しては、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が「4nmプロセスで製造され、サブ6GHz帯のみサポートする(ミリ波はサポートしない)」と指摘しています。

 

以前にQualcomm(クアルコム)のCEOは、Appleの独自開発モデムが2024年に登場すると発言したことがありますが、はたして次期iPhone SEはどのようなモデムを搭載したデバイスになるのでしょうか?

 

Source: MacRumors

iPhone 15 Pro、新型の側面ボタンの搭載を見送りか? 著名アナリストが報告

2023年の投入が期待されているApple(アップル)の「iPhone 15 Pro」シリーズで、物理的に上下しない「ソリッドステートボタン」が搭載されないと、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が述べています。

↑新しい側面ボタンは2024年までお預け?(画像提供/ShrimpApplePro〔Twitter〕)

 

iPhone 15 Proシリーズでは、触覚フィードバック「Taptic Engine」によりクリック感を再現するソリッドステートボタンの搭載何度も報告されてきました。また、ボリュームの上下が一体化され、ミュートがスイッチからボタンになるなどのデザイン変更も期待されていたのです。

 

しかしKuo氏によれば、iPhone 15 Proシリーズでは「量産前の技術的な問題」のため、ソリッドステートボタンの採用が見送られたとのこと。これにより、同シリーズでは従来通りの物理的に上下するボタンが搭載されるようです。なお、これによりボリュームボタンの一体化が見送られるのかどうかは不明だとしています。

 

一方でKuo氏は、iPhone 15 Proシリーズがまだ開発段階(EVT)にあることから、デザインが今後変更される可能性があるとも言っていますが、このボタンの変更が、iPhone 15 Proシリーズの量産に与える影響は限定的だと見ています。

 

iPhone 15 Proシリーズにおけるソリッドステートボタンの採用の中止については、テックアナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏とShelly Chou(シェリー・チョウ)氏も報告しており、「iPhone 16」シリーズへの延期を示唆しています。iPhone 15 Proシリーズのデザインがどのような形に落ち着くのかが、気になるところです。

 

Source: MacRumors

開発継続していた! Apple「miniLED」27インチディスプレイ、2024年にも登場?

Apple(アップル)がminiLEDパネルを搭載した27インチディスプレイの開発を継続していることを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

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↑どうなる、miniLEDパネル搭載の27インチディスプレイ

 

Appleの新型27インチディスプレイといえば先日、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が、その開発の中止を報告していました。同ディスプレイでは、最大120Hzでの高速駆動技術「ProMotion」の搭載が期待されています。

 

Kuo氏によれば、Appleの次期27インチディスプレイは「ハイエンドモニターに期待されるすべての機能を搭載」しているとのこと。またそのminiLEDパネルに関しては、「iPad Pro」で採用されている「PCBバックプレーン」ではなく、「ガラスバックプレーン」を採用するようです。これにより、パネルの薄型化やベゼルの狭小化、製品寿命の延長が可能になると伝えられています。

 

Kuo氏は、次期27インチディスプレイは2024年から2025年に量産が開始すると報告しています。若干先の話ではありますが、手軽に導入できるハイエンドディスプレイの登場に期待したいものです。

 

Source: MacRumros

朗報だ! AirPods、iPhoneなくとも「Apple Store」でアプデできるように

Apple(アップル)のワイヤレスイヤホン/ヘッドホン「AirPods」のファームウェアが、Apple Storeでアップデートできるようになったと、公式ドキュメントが説明しています。

apple-airpodspro
↑Apple製品の1つであるAirPods

 

AirPodsやAirPods Pro、AirPods Maxでは、定期的にファームウェアのアップデートが実施されています。しかしアップデートの実施にはiPhoneなどのApple製品が必要で、それを持っていないユーザーはアップデートができないという問題がありました。

 

今回公式ドキュメントは、Appleデバイスを持っていないAirPodsユーザーでも、Apple StoreやApple認定サービスプロバイダーで、AirPodsのファームウェアの更新ができることを案内しています。

 

一方で通常のアップデート手法として、AirPodsが充電中かつ、Wi-Fiに接続されたiPhoneやiPad、Macが近くにある場合、ファームウェアの更新が自動的にインストールされるとも案内されています。AirPods 2、AirPods 3、AirPods Pro、AirPods Pro 2、AirPods Max最新のファームウェアのバージョンは「5E133」です。

 

AirPodsユーザーの多くはiPhoneを所有しているでしょうが、プレゼントなどでもらったAirPodsを、AndroidスマートフォンやWindowsパソコンで利用している方もいるはず。そんな場合、今回のファームウェアのアップデートが役立ちそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

大丈夫? Appleヘッドセット、一筋縄ではいかぬ。組み立てメーカーが契約解除

Apple(アップル)からの投入が噂される「AR/VRヘッドセット」で、独占契約を結んでいた組み立てメーカーのPegatronが契約を解除されたと、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑画像はMacRumorsより

 

報道によれば、AppleはPegatronに対してAR/VRヘッドセットの組み立てを別メーカーのLuxsharaに引き渡すように要請したとのこと。なおこの手続きは、3月に終了しています。変更の理由については、Pegatronが生産能力の一部を中国から他地域に移管し、上海工場をLuxshareに売却したことがあげられています。

 

Luxshareは中国を拠点とするメーカーで、一部のiPhoneやApple Watch、AirPodsを生産しています。これまでのAppleの新製品は台湾メーカーが生産を担当していたので、AR/VRヘッドセットは最初から中国企業が生産を担当する、初の製品となりそうです。

 

一方で、AppleのAR/VRヘッドセットはその生産量が少量とみられているため、今回の組み立ての移管は、Pegatronにとっても痛手ではないことが予測されています。

 

WWDC 2023で発表され、3,000ドル(約39万円)とかなり高価になりそうなAppleのAR/VRヘッドセット。そのデビューは、一筋縄ではいかないようです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

Apple、ProMotion搭載の27インチディスプレイを諦めた?

Apple(アップル)が高速駆動技術「ProMotion」を搭載した27インチディスプレイの発売を諦めたことを、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.com

 

現在Appleは32インチの「Pro Display XDR」と27インチの「Studio Display」を販売しており、Pro Display XDRにはProMotionが搭載されています。ProMotionでは最大120Hzでの画面駆動が可能で、よりスムースな描写と消費電力の削減が可能です。このProMotionを搭載した27インチディスプレイが開発されていることも、以前に予測されていました。

 

今回のYoung氏の報告によれば、Appleは昨年にProMotionを搭載した27インチディスプレイ向けのディスプレイパネルの出荷を開始していたそう。しかし現在は、その計画を中止したというのです。中止の理由はわかっておらず、今後同製品が発売されるのかどうかもわからないと伝えています。

 

現行モデルのStudio DisplayはProMotionが搭載されていないことから、上位モデルの投入が期待されていました。しかし現時点では、AppleはPro Display XDRとStudio Displayの差別化を明確にしようとしているのかもしれません。

 

Source: MacRumors

将来のAirPodsはコンサートホールや野外での音響まで再現? アップルが特許を取得

アップルのワイヤレスイヤホンAirPodsは、まるで自分の周りで楽器が演奏されたり歌手が歌っているような空間オーディオを実現しています。そして新たに、同社がこの機能をさらに強化し、様々な仮想空間を体験できるかもしれない特許を取得しました。

↑「場所」まで再現!?

 

アップルが現地時間4月8日に米国で取得した「仮想リスニング環境の実現」なる特許は、オーディオのパラメータを動的に調整し、簡単にいえばイコライザ(音質を変えられる機能)の進化版です。ソフトウェアとオーディオ信号プロセッサを組み合わせることで、ユーザーの周囲の環境に合わせて様々なリスニング体験を実現するもので「仮想リスニング環境の測定」と説明されています。

↑図解

 

これにより野外、コンサートホールやリビングルーム、教室、公共交通機関など、色々な音響パラメータを忠実に再現できるというものです。音圧を調整し、仮想環境での音響をシミュレートし、それらを空間オーディオでの聞こえ方に反映させるわけです。

 

特許文書によれば、この機能の最終的な目的は、より没入感のあるリスニング体験を実現することにあるようです。つまりオーディオ出力を立体化するとともに、イヤホンから出力されるオーディオの聞こえ方についても忠実度を向上させることを目指している模様です。

 

アップルのようなハイテク大手は数々の特許を出願および取得しており、そのうち実際に製品化されるものはごく一部に過ぎません。しかし、無印AirPodsからAirPods Proへと進化した方向性には沿っており、いずれ家にいながらコンサートホールでの音響体験を味わえるようになるのかもしれません。

 

Source:IT Home
via:91mobiles

iPhone 15 Proのダミー、進化した側面ボタンがあらわに

「iPhone 15 Pro」のものとされるダミーユニットの動画が、中国版TikTokに投稿されています。

↑鸿漾科技 / TikTokより

 

iPhone 15 Proではクリック感を再現する静電式のボタンが搭載されることが、以前から報告されていました。また、ボリュームボタンのアップ/ダウンが一体化され、ミュートがスライドからボタンになるなどのデザイン変更も予測されています。

 

今回投稿された動画からは、やはりiPhone 15 Proの側面のボリュームボタンが一体化され、ミュートもボタンに変更されていることがわかります。このミュートボタンは「アクションボタン」として、さまざまな機能が利用できるようです。

 

iPhone 15 Proでは本体部品がチタンに変更され、外部ポートとしてはUSB-Cが採用されるようです。さらに背面カメラも大型化し、本体はより丸みを帯びた形状となることも報告されています。

 

ボリュームボタンやミュートスライダーが静電式のボタンになれば、故障率の低下や防塵/防水性能の向上が見込まれます。今年のiPhoneは、よりタフで信頼できるモデルに進化するのかもしれません。

 

Source: 鸿漾科技 / TikTok via MacRumros

15インチMacBook Airの生産が進行中、発表はWWDCにて?

「15インチMacBook Air」の部品生産がすすんでいることを、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑WeDesing / Shutterstock.comより

 

Appleが15インチMacBook Airを開発していることは、以前から報じられていました。同製品は15.5インチの液晶ディスプレイを搭載し、4月に発売されることが予測されています。

 

Young氏によれば、15インチMacBook Airのパネル生産は2月に始まり、4月には増産が予定されているとのこと。そして「正確な発売時期はわからない」ものの、4月下旬から5月上旬に発売される可能性があると述べているのです。

 

現時点ではAppleが4月に15インチMacBook Airの発表イベントを開催するとは予測されておらず、またプレスリリースにて発表される可能性も低いと思われます。もしかすると、6月に開催されるWWDCにて発表されるのかもしれません。

 

現在のMacBookのラインナップでは14インチ/16インチMacBook Proと、13インチMacBook Airが販売されており、15インチMacBook Airはそのギャップを埋める製品になることが期待されています。大画面かつ廉価なMacBookの登場に、期待したいものです。

 

Source: MacRumors

iOS 16.4.1配信開始。「悪用された可能性ある」脆弱性を修正、全ユーザーがアップデート推奨!

アップルは4月7日(米現地時間)、iOS 16.4.1を配信開始しました。3月末にiOS 16.4が配信されてから、約1週間後のマイナーアップデートとなります。

↑早めのアップデートを!

 

iOS 16.4.1にアップデートするには、設定アプリから[一般]>ソフトウェアアップデートを選択します。

 

今回のアップデートは重要なバグの修正とセキュリティアップデートのみで、新機能の追加はありません。バグの修正は、次の2つです。

  • 押している手の絵文字でスキントーンの選択肢が表示されない問題
  • Siriが応答しないことがある問題

 

またiOS 16.4.1およびiPadOS 16.4.1では、アップルが「活発に悪用された可能性ある」という脆弱性が修正されています。

 

1つ目はIOSurfaceAcceleratorの欠陥で、アプリが「カーネル特権で任意のコードを実行できる可能性がある」というものです。もう1つはWebKitの欠陥で、悪意のあるコードの処理も任意のコード実行につながる可能性があると述べられています。

 

いずれも、放置しておけば重大なセキュリティへの脅威になりかねない脆弱性です。全てのユーザーに、速やかなアップデートがお勧めされます。

 

今回のアップデートでは、少し前から複数の報告があった「天気」アプリの不具合には言及されていません。記事執筆時点ではシステムステータスページでも障害は発生していないとされ、サーバー側の調整で解決したのかもしれません。

 

Source:Apple
via:9to5Mac

iPhone 15 Proの全貌が判明!? 巨大カメラ突起に新色ディープ・レッドなど…

今年の登場が期待されているApple(アップル)の次期スマートフォン「iPhone 15 Pro(仮称)」のデザイン画像を、海外テックサイトの9to5Macが掲載しています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proの最大の変更は、本体が丸みを帯びたチタン製の筐体に変更されることです。丸みを帯びた本体は、持ったときの感触が現行モデルよりもソフトになることでしょう。また、本体サイズはiPhone 14 Proとくらべてわずかに小さくなります。

 

iPhone 15 Proの背面カメラの突起は、「iPhone 14 Pro」シリーズよりもさらに大きくなる模様。一方で「iPhone 15 Pro Max」の背面カメラの突起はそこまでは大きくなく、ペリスコープレンズを含めたカメラ設計の違いが注目されます。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proの画面を囲うベゼルは1.55mmと、さらに細くなっています。外部ポートには「USB-C」を採用。これは、4モデルあるiPhone 15シリーズにすべて共通しています。また、Appleによる「MFi認証」を取得したUSB-Cケーブルでのみ、高速充電が可能なようです。本体側面には、振動によりクリック感を再現する新たなボリュームボタンとミュートボタンが搭載されます。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proでは「ディープ・パープル」のかわりに、新色として「ディープ・レッド」が登場するようです。というわけで大幅な進化を遂げるであろうiPhone 15 Pro、その登場が待ち遠しいものです。

 

Source: 9to5Mac

これはひどい…強盗、トイレの壁から「Apple Store」に侵入。6500万円相当の製品盗む

米ワシントン州でApple Store(アップルストア)のトイレの壁が破壊され、50万ドル(約6,500万)相当の製品が盗まれたことを、地元メディアのKOMO Newsが報じています。

↑写真はKOMO Newsより

 

事件は4月2日の午後7時頃、Alderwood MallにあるApple Storeにて発生。窃盗団はApple Storeの隣にあるエスプレッソ器具店のトイレの壁を破壊し、Apple Storeに侵入。店舗内の製品を盗み出し、再び同じ壁の穴からエスプレッソ器具店に戻って脱出したそうです。

 

エスプレッソ器具店でマネージャーをつとめるEric Marks(エリック・マークス)氏は、「トイレには約60cm x 46cmの穴が開けられていました。Apple Storeがこれほど近くに隣接していたとは驚きです」と、コメントを寄せています。

 

窃盗団が盗み出したのは「436台のiPhone」や「iPad」、「Apple Watch」など。Macはかさばるからか盗まなかったようです。またLynnwood警察署のMaren McKay(マレン・マッケイ)氏によれば、「これはよく計画された作戦で、強盗はマスクと手袋を着用し、指紋は一切残されていなかった」とのこと。現在、捜査は継続中となっています。

 

理論的にはAppleは盗まれたデバイスをロックすることで、アクティベートを防ぐことができるはず。なんとも大胆な犯行ですが、あらためて窃盗は許されない犯罪です。

 

Source: KOMO News via 9to5Mac

なぜ? 「macOS」内部に“サトシ・ナカモト”「ビットコイン論文」が隠されていた

2018年以降にリリースされた「macOS」の内部に、ビットコインの論文(ホワイトペーパー)が存在していたことが、海外メディアのMacRumorsで報告されています。

↑画像はMacRumorsより

 

ビットコインの論文は、2008年にSatoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)を名乗る人物によって公開されたものです。これを元に、ブロックチェーン技術を活用した仮想通貨市場が大きく成長しました。

 

今回ビットコイン論文を見つけたのは、開発者のAndy Baio(アンディ・バイオ)氏。同氏はプリンターの問題を解決しようとして、このPDFファイルを発見しました。「macOS Mojave」以降のmacOSなら、ターミナルに「open /System/Library/Image Capture/Devices/VirtualScanner.app/Contents/Resources/simpledoc.pdf」と入力することで、この文章を確認することができます。

 

 

またmacOSのビットコイン論文は、「Virtual Scanner II」というデバイスのサンプル文章として存在しています。ただし現時点では、なぜビットコイン論文がサンプル文章として選ばれたのかはわかっていません。また、Virtual Scanner IIが何なのかも謎です。

 

謎の深まるmacOS内部のビットコイン論文、はたしてその存在は意図されたものなのでしょうか。

 

Source: waxy.org via MacRumors

530万円だと!? 未開封の初代iPhone、またもや高値で落札。特徴は赤い「Lucky You」ステッカー

未開封の「初代iPhone」がオークションサイトのWrightに出品され、4万320ドル(約530万円)の高値にて落札されました。

↑画像はWrightより

 

これまでも未開封の初代iPhoneは何度かオークションに登場しており、今年2月には6万3,000ドル(約830万円)で落札。また3月にも5万5,000ドル(約720万円)で落札されていました。

 

今回出品された初代iPhoneは、パッケージのシュリンクに「Lucky You」という赤いステッカーが貼ってあるのが特徴です。シュリンクにはわずかな破れがあるものの、X線画像による診断により、中身には手がつけられていないことが確認されています。

 

一方で、同品は4万〜6万ドルの予想価格にて出品されていましたが、最終的な落札価格は4万320ドルに。出品者はもうすこし高い値段での落札を期待していたことでしょう。ここ数ヶ月の未開封な初代iPhoneの落札価格を考えると、市場での需要は若干下がっているのかもしれません。

 

しかし、以前は同品の相場価格が3万ドル台だったことを考えると、今後もじわじわと初代iPhoneの価値は上がっていく可能性があります。

 

Source: Wright via 9to5Mac

有名リーカーが反論! 「iPhone 8/8 Plus」「iPhone X」、iOS 17対応か

Apple(アップル)の次期「iOS 17」で、iPhone 8やiPhone 8 Plus、iPhone Xなどのサポートが打ち切られるとの噂が報じられていました。しかし新たに、実績ある匿名リーカーが「そうではない」と海外メディアにリーク。それらのデバイスもiOS 17にアップデートできると主張しました。

iphone8-photo
↑iPhone 8、どうなる?

 

この反論は、iPhone 14 Proモデルの正式発表前にダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)を正確に予想したのと同じリーカーによるものです。

 

同じ情報源は最近、次期iPhone 15 Proモデルには超低消費電力プロセッサーが搭載され、iPhone本体の電源がオフの状態やバッテリー切れでも、新たな静電容量式のボタンは問題なく動作すること、また手袋を着けたままでも使えて感度の調整も可能であることを述べていました

 

これらの噂話は、アップル社内の開発チームの“中の人”から聞いたとのことで、もしも本当であれば信ぴょう性が高そうです。

 

アップルがiOSのメジャーアップデートに際しても、過去モデルを切り捨てなかった前例は存在しています。例えばiOS 15は、iOS 14が動く全ての過去機種はそのまま移行できました。一部の新機能は古いモデルでは使えない制限を課すことで、どうにか調整を図っていたようです。

 

その一方でiOS 17が、iPhone XとiPhone 8/8 Plusをサポート対象から外すとみられたのは、先日の噂が初めてではありません。そう予想された理由の1つは、これらのモデルが5年前のものであり、以前アップルがソフトウェア更新を打ち切っていた経過年数と一致しているからです。

 

もう1つの理由は、これらに搭載されたA11 Bionicチップには「checkm8」という修正できない脆弱性があることです。この不具合はbootrom exploit、つまり読み出し専用領域にあるため、ソフトウェア更新により書き換えできないわけです。

 

どちらの噂話が正しいのかは、現地時間6月5日から開催される世界開発者会議「WWDC 2023」で明らかにされるはず。一般的に新製品ほどセキュリティ対策が厳重に施されているため、iPhone XやiPhone 8/8 Plusユーザーは買い替え時かもしれません。

 

Source:MacRumors

苦戦するAR/VRヘッドセット業界、Appleが「最後の希望」か?

Apple(アップル)の「AR/VRヘッドセット」は、苦戦する同市場にとって「最後の希望」になると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が述べています。

↑Appleのヘッドセットは最後の望み(画像提供/MacRumors)

 

AppleのAR/VRヘッドセットは「Reality Pro」の名称で、早ければ6月の「WWDC 2023」で発表されると噂されています。両目に4K解像度ディスプレイを搭載し、アイ/ハンドトラッキングが可能な同ヘッドセットは、3000ドル(約39万円※)とかなり高価な製品になると見られています。

※1ドル=約131.2円で換算(2023年4月6日現在)

 

待望のAppleの市場参戦で、ついにAR/VRヘッドセットの時代が本格的に到来かと思いきや、Kuo氏は懐疑的。現在のAR/VRヘッド市場でソニーとMeta(メタ)が苦戦しており、前者の「PlayStation VR2」ヘッドセットの生産計画や、後者の「Quest Pro」の出荷予測台数がともに削減されたと同氏は指摘しています。

 

それを一つの根拠としながら、「Appleの発表イベントは、AR/VRヘッドセットがデジタル業界で次のヒット製品になる可能性を持っていると投資家たちを納得させるための最後の希望となりそうだ」と同氏は論じているのです。

 

Apple社内でも投入に疑問の声があがっていると報じられる同社のAR/VRヘッドセットですが、はたして勝機を見出すことができるのでしょうか?

 

Source: Medium via 9to5Mac

「iOS 17」でiPhoneのコントロールセンターが刷新される可能性が浮上

Apple(アップル)が2023年にリリースすると思われる「iOS 17」において、「コントロールセンター」が刷新されると海外テックサイトのMacRumorsが報じています。

↑コントロールセンターに注目

 

コントロールセンターとは「iOS 7」にて導入された機能で、画面右上隅から下にスライドしてメニューを引き出し、Wi-FiやBluetooth、画面の明るさ、音量など多くの機能に素早くアクセスすることができます。同機能は「iOS 11」以降ほとんど変わっていません。

 

MacRumorsに寄せられた情報によると、iOS 17のコントロールパネルはパフォーマンスと安定性が向上するとのこと。カスタマイズ性の向上やデザインの刷新が期待されていますが、詳細は現時点で不明です。

 

WWDCではiOS 17を含む、さまざまなソフトウェア関連の発表があるはず。普段から使うコントロールパネルが刷新されれば、iPhoneの使い勝手はもっと良くなりそうです。

 

Source: MacRumors

Apple「MacBook Pro」、うわさの液晶→有機ELディスプレイ移行は2026年以降?

Apple(アップル)の「MacBook Pro」の有機ELディスプレイへの移行が2026年までは行われないとの報告を、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が寄せています。

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↑有機ELディスプレイへの移行はいつ行われるのか……

 

MacBook Proや「MacBook Air」に有機ELディスプレイが搭載されるとの情報は、以前から報告されていました。液晶ディスプレイから有機ELディスプレイに移行することで、消費電力の低下やコントラスト比の向上などが期待されています。

 

Young氏によれば、Samsung Display(サムスンディスプレイ)が韓国の牙山(アサン)市での有機ELディスプレイ生産に31億ドル(約4,100億円)を投資したとのこと。合わせて、この施設は2026年から14インチ/16インチのMacBook Pro向けの有機ELディスプレイを提供すると伝えています。

 

Young氏は以前にも、MacBook Airに13.4インチという小さめの有機ELディスプレイが搭載されると報告していました。どうやらこのMacBook Airの有機ELディスプレイへの移行が、MacBook Proのディスプレイ変更のテストケースとなるようです。

 

一方でAppleといえば「microLED(マイクロLED)ディスプレイ」への移行も報じられています。やはりその前段階として、まずは有機ELディスプレイへの移行が行われるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

「iPhone X」「初代iPad Pro」ピンチか? iOS 17にアプデできないかも…

Apple(アップル)から今年のリリースが期待される「iOS 17」「iPadOS 17」では、「iPhone X」や「初代iPad Pro」がサポートされないとの情報が海外から届いています。

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↑iPhone X、ピンチか

 

これまでもiOSやiPadOSのアップデートのたびに、対応デバイスから過去の製品が外されてきました。たとえば2022年にリリースされた「iOS 16」「iPadOS 16」では、「iPhone 6s」や「初代iPhone SE」、「第2世代iPad Air」など、多数のデバイスでのサポートが打ち切られました。

 

今回Twitter上に投稿されたリーク情報によれば、iOS 17とiPadOS 17では「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」「初代iPad Pro」「第5世代iPad」のサポートが打ち切られるとのこと。2015年から2017年に発売されたこれらのデバイスでは、プロセッサに「A11 Bionic」「A10 Bionic」「A9/A9X」が搭載されています。

 

なお「A5」から「A11 Bionic」を搭載したiPhoneとiPadには、ブートロムのセキュリティ上の脆弱性があり、この問題を修正することができません。このことでiOS 17とiPadOS 17では数多くのiPhoneやiPadのサポートが打ち切られるのかもしれません。

 

Source: Fame_G_Monster / Twitter via MacRumors

iPhoneのヌルヌル画面、2年後には標準モデルにも拡大?

iPhoneの高速ディスプレイ駆動技術「ProMotion」が、2年後には“非Pro”なiPhone(標準モデル)にも拡大すると、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

ProMotionは2021年の「iPhone 13 Pro」にて導入された技術。表示するコンテンツにより画面の駆動周波数を変化させることで、よりスムーズな表示と消費電力の削減を実現しています。

 

 

Young氏によれば、2025年の「iPhone 17」シリーズの標準モデル(iPhone 17/iPhone 17 Plus)では、ディスプレイ方式が「LTPS」から「LTPO」に切り替わるとのこと。これによりProMotionの利用が可能となり、標準モデルのiPhoneでもヌルヌルとスムーズな表示ができるようになるのです。

 

ProMotionでなく、iPhone 17の標準モデルでは「常時点灯ディスプレイ」の搭載も期待されています。これにより、画面をオフにした状態でも通知などの表示を確認することができるようになるはず。これまで「Proモデル」か標準モデルかで差別化されていたiPhoneのディスプレイですが、近いうちにその差が小さくなるのかもしれません。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

将来、AirPodsのケースにタッチスクリーンが搭載される?

Apple(アップル)がAirPodsのケースへのタッチスクリーンの搭載を検討していることが、米特許商標庁への特許出願により判明しました。

↑USPTOより

 

今回の特許によれば、AirPodsのケースにタッチスクリーンを内蔵することで、オーディオを再生する際にデバイスのアプリと通信することが可能だと説明しています。これにより、ワイヤレスヘッドホンに関連する操作をユーザーがコントロールできるのです。

 

具体的には、タップやスワイプといったジェスチャー動作で、コンテンツを操作したり、Siriを呼び出すことができるとも説明しています。例えばオーディオ再生の制御や音量調整、お気に入りの曲などの再生が、ケースを見なくても可能だとしています。

 

さらに、AirPodsのケースから電話やメール、メッセージ、カメラ、カレンダー、天気、地図などのiPhoneアプリが操作できるとのこと。これには、ケースに内蔵されたプロセッサとメモリモジュールが利用されます。

 

いつものことですが、特許が出願されたからといって、ぞれが実際に製品に取り入れられるとは限りません。とはいえAirPodsのケースで楽曲のコントロールができれば、なかなか便利そうです。

 

Source: Patently Apple via MacRumors

画面下Touch IDの登場は「iPhone 17 Pro」までおあずけ?

顔認証機能「Face ID」がiPhoneのディスプレイ下部に内蔵されるのは「iPhone 17 Pro」からになると、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑franz12 / Shutterstock.comより

 

現在のTouch IDはディスプレイ上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」に配置されており、外部から視認することができます。一方でこのTouch IDが画面下に内蔵され見えなくなることは、以前から予測されていました。

 

Young氏によれば、2025年に投入されるiPhone 17 Proまでは、引き続き画面上部にTouch IDが配置されるとのこと。さらにカメラも画面下に内蔵されることで、「完全なフルスクリーンデザイン」を実現するというのです。

 

Young氏は以前、画面下Touch IDは2024年の「iPhone 16 Pro」にてデビューすると予測していたので、その時期が1年遅れることになります。その理由として、センサーの問題が存在すると指摘しています。

 

2017年に登場の「iPhone X」にてデビューした、Face ID。あと何年かは、その姿を引き続きiPhoneの上部に見ることができそうです。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

Apple Watch Ultraが大胆なブルーに! 海外宝石商がカスタムモデルを公開

海外の宝石商のDe Billas Luxが公開した動画では、「陽極酸化処理(アルマイト)」を施したApple Watch Ultraの姿を見ることができます。本体はブルー、そしてゴールドに染色されたDigital Crownの姿は、かなりの迫力です。

↑Watch Plating Pros / YouTubeより

 

De Billas Luxによれば、今回の技術を利用すればApple Watch Ultraをさまざまな色に染色することができるとしています。しかし、最も需要が多いブラックについては、現時点ではサービスを提供する予定はないようです。

 

De Billas Luxが陽極酸化処理施したApple Watch Ultraの価格は、1499ドル(約20万円)。人とは異なるインパクトのあるApple Watchをお求めの方は、検討してみてもいいかもしれません。

 

Source: Watch Plating Pros / YouTube via 9to5Mac

AirPods Pro(第2世代)泥棒、「探す」アプリのおかげで捕まる! ポケットの中で充電ケースが鳴り始める

昨年秋に発売されたAirPods Pro(第2世代)の充電ケースにはUWB(超広帯域無線)通信可能な「U1」チップが内蔵され、iPhone等の「探す」アプリからどこにあるか正確に分かります。しかもケースにはスピーカーがあり、探すため音を鳴らすこともできます。

↑「探す」アプリが活躍!

 

この機能を活用して、ジムで盗まれたAirPods Proを回収できたエピソードが報じられています。

 

TwitterユーザーのRiberio氏は、AirPods Proをジムに忘れたところ、何者かに盗まれてしまいました。そこで「探す」アプリで監視してみると、泥棒は仕事場や自宅、ビーチなどに持っていったことが分かったそうです。

 

Riberio氏は泥棒が近所に来るのを待ち、マークされた住所に行きました。そこは職場であり、呼び鈴を鳴らして本人と話をすることに。すぐにジムで見た覚えがある男だと分かり、相手がドアを閉めたとき「サウンドを再生」ボタンを押すと、ポケットの中でAirPods Proケースが鳴り始めたとのことです。

 

そして相手がAirPods Proを手に取ったとき、Riberio氏はそれをつかみ取り、自分が持ち主だと言いました。そのとき泥棒は何の反応もなく、ショックを受けていたそうです。ちなみに、この泥棒が使っていたのはiPhoneではなく、Androidスマートフォンでした。

 

この話はハッピーエンドで終わっていますが、もしもアップル製品を盗まれて泥棒の場所を突き止めたとしても、絶対に自分で取り戻しに行ってはいけません。たまたまRiberio氏は屈強そうな人物であり、泥棒も凶暴ではなく観念したため、不測の事態を招かなかっただけでしょう。

 

たとえばAirPodsにより盗まれたクルマの場所を特定しながらも、警察に通報して後は任せた人たちもいました。自力で解決を焦らないよう、くれぐれも気をつけたいところです。

 

Source:Riberio(Twitter)
via:BGR

意味は…? AirPodsを有線化しUSB-Cコネクタを追加した猛者現る

Apple(アップル)のワイヤレスイヤホン「AirPods」を有線イヤホンとし、さらにUSB-Cコネクタを追加した改造が、海外にて話題となっています。

↑Exploring the Simulation / YouTubeより

 

ハードウェプロトタイピングコンサルタントを名乗るPillonel氏は、以前にはSamsung(サムスン)のスマートフォン「Galaxy A51」にライトニングコネクタを追加した人物。さらにAirPodsのケースやiPhone XにUSB-Cポートを追加した実績もあります。

 

今回作成された有線版のAirPodsは、USB-Cポートに接続することで、ケース無しでの充電ができます。そしてPillonel氏は今回のプロジェクトの意義について、「製品の修理が極めて難しく、消耗品ではない(修理しやすい)有線イヤホンを購入することを検討してほしい」と述べているのです。

 

もちろんAirPodsのようなワイヤレスイヤホンには、ケーブルに邪魔されずに気軽に利用できるという利点があるのですが…。Pillonel氏の訴えにどれだけの人が賛同するのかが、気になるところです。

 

Source: MacRumors

次期Apple Watchはマイチェンに? macOS 13.4は新Macに対応か

今年の「次期Apple Watch」では大きなアップグレードは予定されておらず、また「macOS 13.4」では次期Macへと対応することを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑charnsitr / Shtterstock.comより

 

Apple(アップル)は6月5日から開発者会議「WWDC 2023」を開催し、その場で「watchOS 10」を含む次期OSが発表されると期待されています。また先日には、macOS 13.4のベータ版の配布も始まっています。

 

報道によれば、watchOS 10は大規模なアップグレードとなり、ユーザーインターフェイスに注目すべき変更が予定されている、とのこと。ただし、その具体的な内容については触れられていません。そして年内に投入される次期Apple Watchでは、控えめなハードウェアの変更しか期待できないとも伝えています。

 

一方でmacOS 13.4は5月に一般公開され、新しいMacのサポートが追加される予定とのこと。事前の噂では、Appleは「M2 Ultra」チップを搭載した「次期Mac Pro」と、「M3」チップを搭載した「次期MacBook Air」の投入を予定しているとされています。次期ハードウェアの投入に向けて、Appleは着々と準備をすすめているようです。

 

Source: Bloomberg via MacRurmos

「iPhone 15 Pro」の新たなボタン、手袋を着けたままでも使える? 感度の調整ができるかも

今年秋に発売とみられる「iPhone 15」シリーズのうちProモデルは、音量ボタンと静音スイッチが機械式から静電容量式ソリッドステートボタンになることが有力視されています。そんななか、これらのボタンが手袋やケースを着けたままでも問題なく使えるとの噂が伝えられています。

↑寒い日には特に嬉しい機能かも

 

米MacRumorsによると、この情報源はiPhone 14 Proのダイナミックアイランド(画面上の楕円状スペース)について発表前に正しい情報を伝えた人物とのことです。つまり、かなり信ぴょう性は高いと思われます。

 

新たな静電容量式ボタンに関しては、微小なモーターの振動により押した感覚を再現するTaptic Engineを使うため、iPhone本体の電源がオフのときや残りバッテリーが少ない状態での動作が危ぶまれていました。

 

それについては、超低消費電力プロセッサを搭載することで解決するとの噂も届けられています。現在の一部モデルでも電池切れのとき「探す」アプリで現在地をリアルタイムで捕捉できますが、その発展形というわけです。

 

さて、静電容量式ボタンに替わることに伴うもう1つの疑問は、一般的に静電容量式センサーは肌に直に触れる必要があるため、手袋を着けたまま、ケースを装着したまま使えるかどうか、ということです。

 

この件につき情報提供者は、次期iOS 17では様々な利用シーンに対応するため、ユーザーがボタンの感度をカスタマイズできる新たな設定があると述べています。ちょうどiPhone 12以降でマスクを着けたままFace IDが使えるように、ケースや手袋ごとに細かく調整できるのかもしれません。

 

アップルからMFi(Made for iPhone)認証を受けているケースメーカーは、発売前に次期iPhoneのデザインや素材につき詳細な情報を受け取り、ボタンの位置やその他に合わせて微調整を行います。アップル純正のケースやMFi認証品であれば、感度が悪いなどの問題が起きる可能性は低そうです。

 

Source:MacRumors

統一規格Matterの登場で普及する?「スマートホーム」の基礎知識と導入のしかた

2017年に「Amazon Alexa」や「Google Home」などが登場し「スマートホーム元年」とさかんに言われたものの、いまだ家庭に普及したとは言えないのが実情。ところが、2022年にアマゾンやグーグル、アップルなどが参画するスマートホーム統一規格が登場したことで、状況はかわってきています。家電エバンジェリストとして活動し、スマートホームにくわしい安蔵靖志さんに解説していただきました。

 

「スマートハウス」とは違う!? 「スマートホーム」とは何か

「スマートホーム」という言葉をご存じでしょうか? 「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」を組み合わせた「スマートハウス」と混同されがちですが、スマートホームというのは家の中にある家電や設備などを自動化できるようにするものです。2017年に米アマゾンが「Amazon Alexa」、米グーグルが「Google Home(Google Nest)」という音声アシスタントを引っさげて日本に進出しましたが、これらを搭載するスマートスピーカーやスマートディスプレイ(画面付きスマートスピーカー)と連携することで音声による操作が可能だというのもスマートホームの大きな特徴になっています。

 

いよいよスマートホームが身近になる?

筆者はいよいよ2023年が、本当の「スマートホーム元年」になるのではないかと予想しています。これまではAmazon、Google、Appleなどが独自にスマートホーム規格を提供していたのですが、それらを横断する統一規格「Matter(マター)」が2022年に策定され、Matterに対応するスマートホーム機器が登場し始めたからです。

 

「スマートホーム機器」とはスマートフォンと連携できる家電のこと

スマートホーム機器とは、スマートフォンアプリを使って操作や状態の可視化などができる「スマート家電」や、既存の家電や設備などをスマート家電のように使えるようにする機器、人や物の動き、温度・湿度・照度を検知できるセンサー、セキュリティカメラや、ドアロックをスマート化する「スマートロック」などのセキュリティ機器を総称したものです。

 

まずはこの構成する要素を詳しく確認していきましょう。

 

・通信機能を内蔵し、単体でスマホと連携する「スマート家電」

スマート家電というのはBluetoothやWi-Fi(無線LAN)などの通信機能を内蔵し、別途アクセサリーなどを追加しなくても単体でスマホアプリやスマートスピーカーなどと連携できる家電のことです。スマホアプリで遠隔操作ができる「ロボット掃除機」や、室内環境の可視化や遠隔操作ができる「エアコン」や「空気清浄機」などが挙げられます。そのほか、ドラム式洗濯乾燥機や冷蔵庫、オーブンレンジ、電気調理鍋、LEDシーリングライトなど、スマート家電は続々と増えています。

 

・既存の家電や設備などを “スマート化” する「スマート化サポート機器」

将来的にはすべての家電や設備がスマート化、もしくはインテリジェント化するのは間違いないですが、現状ではスマート化していない家電や設備がほとんどです。そこで活躍するのが「スマート化サポート機器」です。

 

スマート化をサポートする機器の代表として挙げられるのが「スマート家電リモコン」です。スマート家電リモコンはいわゆる「学習リモコン」の一種で、照明やテレビ、エアコンなどの機器を、スマホアプリやスマートスピーカーから赤外線を通じて操作できるようにするというものです。赤外線リモコンの操作を学習できるため、赤外線リモコンが付属する家電や設備なら基本的にどれでも操作できるようになるのが大きな特徴です。

 

そのほか、給湯機のお湯はりスイッチや壁スイッチなどの物理スイッチを押したり引いたりできる「スイッチロボット」や、カーテンの開閉をスマート化できる「スマートカーテン」などもあります。

 

・人や物の動き、温度・湿度・照度を検知できる「センサー」

人やペット、物などの動きを検知する「人感センサー」や、ドアや窓の開閉を検知する「ドア・窓開閉センサー」、温度や湿度、照度など室内環境の変化を検知できるセンサーなど、各種センサーもスマートホームを構成する上で重要な要素です。

 

これらを利用することで家族の出入りや人・ペットの動きを検知して別のスマートホーム機器と連携したり、室内環境の変化に応じてスマホアプリにお知らせしたりと、さまざまな連携操作が可能になります。

 

・セキュリティカメラやスマートロックなどの「セキュリティ機器」

スマートホーム機器にはもちろんセキュリティ機器もあります。屋内外の人や物、ペットなどの動きを撮影できるセキュリティカメラのほか、ドアロックに取り付けてスマート化できるスマートロックなども家のセキュリティを向上させる上で重要な機器です。そのほか、前出のドア・窓開閉センサーなどもセキュリティ向上に活用できます。

 

スマートホームのメリットは? 操作性・快適性・安全性の向上

スマートホームのメリットとして挙げられるのが以下の3つです。

 

・家電や設備の状態の可視化と操作性の向上
・家電や設備の遠隔操作や自動化による快適性の向上
・セキュリティ強化による安全性の向上

 

一つひとつ見ていきましょう。

 

・家電や設備の状態がわかる、操作しやすくなる!

普段生活をしていて、生活環境(家電や設備)の状態を知りたいというシーンがいくつかあります。例えば春や秋の暖かい日に、自宅で留守番しているペットが暑い思いをしていないかとか、出かけた後にドアロックをしっかり閉めたかどうか確認したい、といったシーンです。

 

例えば温度・湿度センサーを搭載するスマート家電リモコンを使うと、設置した部屋の室温や湿度を外出先からチェックするだけでなく、エアコンをオンにすることも可能になります。スマートロックを導入すると、ロックの開閉をスマホアプリで行えるだけでなく、ロックの開閉状況を出先から確認し、必要に応じてロックをかけることもできます。コンセントに挿した機器を遠隔操作できるようにする「スマートプラグ」の一部には、接続した機器が使っている電力を可視化できる製品もあります。

 

スマートホーム機器を導入すると、家電や設備の状態を可視化できるだけでなく、さらにそれらの家電や設備を遠隔操作できるようになります。

 

・家電や設備の遠隔操作や自動化で快適に使える!

先ほども紹介しましたが、ペットを飼っている家庭の場合、夏はエアコンを付けっぱなしにするのが当然だと思います。しかし春や秋の場合、エアコンを付けておいた方がいいのか不要なのかが分からないという日も多いことでしょう。しかし前出の温度・湿度センサー付きスマート家電リモコンを導入すると室内環境を可視化できるので、エアコンを無駄に付ける必要がなくなります。例えば室温が30℃を超えたらお知らせする、もしくはエアコンを自動的にオンにするといった設定を行えば、ペットを危険な目に遭わせる心配もありません。利便性の向上や省エネにつながるだけでなく、快適性も向上するというわけです。

 

帰宅直前に遠隔操作でエアコンをオンにしておけば、涼しくて(もしくは暖かくて)快適な部屋に帰宅することができ、一瞬たりとも不快な思いをしなくて済みます。

 

外出中だけではありません。起床した直後にリビングのエアコンを付けておけば、起きて着替えた直後から快適な環境で過ごせます。リビングにいながらにして、寝る前のベッドルームの室温を整えておくといった使い方もできます。

 

・セキュリティが強化され安全性が高まる!

スマートホームの導入メリットとして一般的に注目されやすいのが、セキュリティカメラやスマートロックなどの導入による安全性の向上です。

 

最近は防水性能を備えるバッテリータイプのセキュリティカメラもあり、室内だけでなく屋外にも配線なしで設置できるようになっています。センサーにより人や物の動きを検知して自動的に録画する機能なども備えているため、低コストで気軽にセキュリティを強化できます。

 

また、スマートロックを導入すればドアロックの状態確認や遠隔操作が可能になります。スマート家電リモコンなどを通じて照明を遠隔操作して在宅を装うことで、出張や旅行などの長期外出時の空き巣被害を防ぐといった使い方も可能です。

 

どこから取り入れるのがベスト? スマートホーム機器の導入アイデア 3

では、スマートホーム機器はどこから導入するのが一番いいのでしょうか? 各家庭におけるニーズによって異なりますが、いくつかのパターンで紹介しましょう。

 

1.家電を自動化して便利に活用したいなら……「スマート家電リモコン」から

スマートホームのメリットをもっとも実感しやすいのは、なんといっても「スマート家電リモコン」でしょう。インターネット環境やWi-Fi(無線LAN)環境さえあれば、数千円の追加でさまざまな家電が遠隔操作できるようになります。赤外線が届く範囲の家電を操作できるため、部屋ごとに設置する必要はあるものの、エアコンを買い替えずにスマート化できるのが最大のメリットではないでしょうか。ペットを飼っている家庭ならより安心・安全な室内環境にできますし、一人暮らしで帰宅前に室内を快適な環境に整えておくというのにも便利です。

いわゆる学習リモコンをスマート化したものなので、エアコンや照明などのオン・オフ状態が分かるわけではありません。しかし温度センサーや照度センサーを搭載したものであれば、エアコンや照明の状態を推測することができます。エアコンや照明の消し忘れを確認して遠隔操作でオフにするといった活用方法もありますので、一家に少なくとも1台あると省エネにもつながります。

 

【おすすめ製品】

SwitchBot「SwitchBotハブ2」

温度・湿度・照度センサーを搭載し、遠隔操作でエアコンを付けたり、温度・湿度・照度センサーを条件にした自動化機能も備えるスマート家電リモコンです。家族がエアコンをリモコンで操作した際の赤外線を検知してエアコンの状態を把握し、外出先からでもエアコンの状態を把握できる機能を備えています。スマートホーム統一規格「Matter」に対応し、Google・Amazonのスマートスピーカーやスマートディスプレイのほか、アップル「iPhone」シリーズの「ホーム」アプリなどから機器の状態を把握したり操作したりできます。

 

2.離れた家族を見守りたいなら……「スマートディスプレイ」から

離れて住む高齢の親を見守りたい、もしくはコミュニケーションを取りたいというニーズには、音声アシスタントを内蔵し、液晶ディスプレイとカメラを搭載する「スマートディスプレイ」がおすすめです。

 

普段は日時やスケジュール、家族写真を表示するフォトフレームのように使えるのですが、スマートフォンやスマートディスプレイから呼びかけることでビデオ通話をしたり、室内の様子を映像で確認するセキュリティカメラとして使ったりできます。セキュリティカメラ機能はオフにすることもできるので、家族でもプライバシーはしっかり守れます。

 

スマートディスプレイは声をかけるだけで音楽や動画を再生できますし、音声アシスタントにニュースや天気予報を聞くといった活用法もあります。こちらも一家に1台あると便利な機器です。

 

【おすすめ製品】

アマゾン「Echo Show 10」

左右約350度回転できる10インチディスプレイを搭載するスマートディスプレイです。カメラで人の顔を認識することで、常に真正面に顔をとらえながらビデオ通話をしたり、スマホアプリでディスプレイを回転させることで室内全体を見渡せるセキュリティカメラとしても使えます。

 

3.防犯対策をしたいなら……「スマートロック」から

防犯対策にはセンサーライトやセキュリティカメラなどさまざまなものがありますが、警察庁の調べによると侵入窃盗の4割から5割は「無締まり」つまり無施錠となっています(警察庁「令和3年の刑法犯に関する統計資料」によると「無締まり」が約53.1%)。窓のこれは無施錠も含まれているのですが、玄関ドアの無施錠を防いでセキュリティを強化できるのが「スマートロック」です。スマートロックは両面テープを使ってサムターンに貼り付けることで、玄関ドアをスマホアプリなどで施錠・解錠できるようにする機器です。スマホを持たない子供がいる家庭の場合、リモコンキーなどを使ってスマホなしでも施錠・解錠ができるモデルがおすすめです。

 

【おすすめ製品】

SwitchBot「SwitchBotスマートロック+指紋認証パッド」

さきほど紹介したスマート家電リモコンと同じメーカーなので、同じスマホアプリを使って施錠・解錠ができるスマートロックです。別売りの「指紋認証パッド」を玄関の外側に装着することで、ボタン1つで施錠、指紋(100個まで登録可能)やパスコード、別売りのNFC(近距離無線通信)カードキーを使った解錠ができるようになります。スマホを持たないお子さんがいる家庭にもぴったりの組み合わせです。

 

スマートホーム機器を導入することで家の中の利便性や快適性、安全性を向上できます。いきなりすべてを導入する必要はなく、自分の興味のある機器から導入することが可能です。一度体験したら元には戻れないくらい便利で快適だと思いますので、ぜひ自分の興味のある範囲から導入してみてください。

 

プロフィール

Techジャーナリスト・家電エバンジェリスト / 安蔵靖志

一般財団法人家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。
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提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

iPhone 15 Pro Maxの高倍率ズームカメラ、意外とコストはお安く?

今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro Max」における高倍率光学ズームを実現する「ペリスコープカメラ(あるいはペリスコープレンズ)」の詳細を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

ペリスコープカメラとは、光の軸を90度屈折させることで、スマートフォンの小さな筐体でも高倍率ズームを実現する技術。一部のハイエンドAndroidスマートフォンでは、すでに同カメラによる10倍の光学ズーム機能が利用できます。

 

Kuo氏のレポートによると、iPhone 15 Pro MaxのペリスコープレンズはLarganが納入するとのこと。さらに部品あたりの価格はわずか4ドル(約530円)で、メーカーにほとんど利益がないことも報じられているのです。

 

ペリスコープカメラについては、以前には「iPhone 14 Pro」への搭載が期待されていました。しかしそれは実現せず、現在はiPhone 15 Pro Maxへの搭載が予測されています。

 

さらにKuo氏は、「iPhone 16」ではGeniusというメーカーがペリスコープカメラを提供すると報告しています。過去のiPhoneがそうであったように、iPhone 15 Pro Maxにて導入される高倍率な光学ズーム機能も、いずれさまざまなiPhoneで利用できるようになってほしいものです。

 

Source: 9to5Mac

なんと…WWDCではAppleのヘッドセットは披露されない?

Apple(アップル)の「AR/VRヘッドセット」が開発者会議「WWDC 2023」では発表されず、また量産が延期されたことを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

AppleのAR/VRヘッドセットに関しては、両目にそれぞれ4K解像度ディスプレイを搭載し、アイ/ハンドトラッキングが可能など、ハイエンドな製品となることが予測されています。また、以前にはWWDC 2023での発表の可能性も報告されていたのです。

 

Kuo氏によれば、AppleのAR/VRヘッドセットは量産時期が2023年第3四半期の半ばから終わりにまで延期されたとのこと。またそれにともない、WWDC 2023での発表も不確実となったと報告しているのです。さらに製品の出荷台数の予測も、50万台から20~30万台へと減らされています。

 

現在AppleのAR/VRヘッドセットに関しては、景気後退をきっかけとした市場からの反響の悪さ、ハードウェアのスペックの妥協、デバイスの重量、エコシステムとアプリケーションの準備不足、価格の高さが懸念材料となっています。そして製品価格も3000ドルから4000ドル、あるいはそれ以上になるだろうと予測されているのです。

 

AppleのAR/VRヘッドセットについては以前にも、その投入時期を巡って社内が二分されているとの報道が登場してます。同社にとってAR/VRヘッドセットという新たな市場への参入は、それなりのリスクを伴うものとなりそうです。

 

Source: MacRumors

ちょい小画面な「有機EL搭載MacBook Air」が開発中かも

Apple(アップル)が13.4インチの有機ELディスプレイを搭載した「MacBook Air」を開発しているとの情報を、ディスプレイ業界アナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑NDQ / Shutterstock.comより

 

Young氏によれば、AppleのサプライヤーがMacBook Proに有機ELディスプレイが十分に提供できるようになるのは、2026年以降になるとのこと。一方で、早ければ2024年には現行モデルの13.6インチよりもすこし小さな、13.4インチの有機ディスプレイを搭載したMacBook Airが登場するとしているのです。

 

有機ELディスプレイは既存の液晶ディスプレイに対して、省電力でコントラスト比が高いというメリットがあります。一方で液晶ディスプレイにも、画面をより明るくしやすいという特徴があるのです。

 

また韓国電子新聞のThe Elecは、Samsung(サムスン)がMacBook ProやMacBook Air向けの有機ELディスプレイを用意しており、こちらにはより信頼性の高い「2スタック」の有機ELディスプレイパネルが搭載される可能性も示唆されています。

 

一方でYoung氏は、Appleが液晶ディスプレイを搭載した15インチMacBook Airを年内にも投入するだろうと予測しています。大画面モデルに有機ELディスプレイ搭載モデルの登場と、MacBook Airは近い将来に大きな進化を遂げそうです。

 

Source: MacRumors, 1, 2

「iPhone 15 Pro」の新たな側面ボタン、電源オフでも利用できる可能性が浮上

2023年の登場が期待される「iPhone 15 Pro」の側面ボタンが、電源オフやバッテリー切れの状態でも利用できるようになるとMacRumorsが報じています。

↑バッテリー切れでも使用できる機能が増えそう

 

iPhone 15 Proでは、物理的に上下しない静電容量方式の音量ボタンとミュートボタンの搭載が期待されていると同時に、音量ボタンが一体化されたり、ミュートスイッチがアクションボタンに変更されたり、その外観や機能も刷新される可能性があります。

 

MacRumorsによれば、iPhone 15 Proでは超低消費電力プロセッサを搭載することで、iPhoneの電源がオフ、またはバッテリーが空になった状態でも、特定の機能が利用できるとのこと。例えば「Find My」でiPhoneを最大24時間探すことができたり、「Apple Pay Express Mode」を最大5時間利用できたりするそうです。

 

振動でボタンのクリックを再現する「Taptic Engine」については、電源オフ時でも利用できるようにするために、テストが続けられているとのこと。一方でバッテリーが空の状態で同機能が利用できるかどうかは、まだわからないとも伝えています。

 

Taptic Engineを利用した触覚システムは、MacBookシリーズのトラックパッドでも採用されていますが、2023年のiPhoneは内部だけでなくボタンの進化にも注目です。

 

Source: MacRumros

「iPhone 15 Pro」でサイレントスイッチがアクションボタンに変わる?

Apple(アップル)が2023年に投入するであろう「iPhone 15 Pro」において、サイレントスイッチの代わりにアクションボタンが搭載されると海外テックサイトのMacRumorsが報じています。

↑アクションボタンが搭載されるかも(画像提供/ShrimpApplePro〔Twitterより〕)

 

iPhone 15 Proでは本体側面のボタンが、物理的に動作しない「静電式ボタン」に変更されることが以前から報告されていました。ボリュームボタンはアップとダウンが一体化され、サイレントスイッチはボタンに変わるかもしれないのです。

 

MacRumorsのフォーラムに寄せられた情報によれば、iPhone 15 Proには「Apple Watch Ultra」のような、アクションボタンが搭載されるとのこと。詳細は不明ですが、MacRumorsによれば以下のような機能が利用できる可能性があるそうです。

 

「サイレント」「Do not disturb」「フラッシュ」「ローパワーモード」「ライト/ダークモード」「画面の回転」「ホーム画面」「ロック画面の表示」「コントロールセンターを開く」「通知センターを開く」「カメラを開く」「スクリーンショット」「画面録画」「ショートカットを実行」「アプリスイッチャーの表示」「アプリのライブラリを表示」「Shazam」「ボイスオーバー」「拡大鏡」「バックグランドサウンド」

 

実はこれらの機能は、iPhoneの背面をタップすることで起動するアクセシビリティ機能「Back Tap」において既に操作できます。iPhoneのサイレントスイッチはあまり操作することがないので、代わりにアクションボタンが搭載されたら便利だと思う人も多いかもしれません。

 

Source: MacRumors

ついに「Apple Payで後払い」が米国で開始! 利息・手数料なしは魅力的だが…

アップルは米国で、後払いシステム「Apple Pay Later(Apple Payで後払い)」を開始しました。2022年6月に発表されていましたが、ようやく実用化にこぎ着けた格好です。

↑「Apple Payで後払い」がついに実用化

 

当面は一部のユーザー向けに限られたプレリリース版ですが、今後数か月以内に全ての対象ユーザーに提供する予定だと述べられています。

 

「Apple Payで後払い」は、購入した商品の支払いを利息や手数料なしで、6週間にわたり4回に分割にできるというもの。Apple Payがオンラインまたはアプリで使える場所であれば、どこでも利用できます。

 

2023年初めにも、アップルが直営店の従業員に参加させてテストしていたことが確認されており、そろそろ開始も間近だと予想されていました。

 

クレカ会社化

手続きは、ユーザーがiPhoneの「ウォレット」アプリ内でローンを申し込むところから始まります。利用しただけでは信用(米国では個人の返済履歴などが点数化され、あらゆる金融機関に使われる)に影響はないものの、購入後にはローンや支払い履歴が「信用情報機関に報告され、信用に影響を与える可能性がある」そうです。ローンの額は50ドル~1000ドル(6600円〜13万2700円※)の範囲とされています。

※1ドル=約132.7円で換算(2023年3月30日現在)

 

また、ローンを申し込んだ場合、ユーザーの財務状況が良好かどうかを確認するため、ソフトプル(信用調査会社からレポートを取り寄せること)を行うそう。要はアップル自体がクレジットカード会社のようにお金を貸し、ユーザーの信用状況を調べるわけです。

 

そこで承認されると、ようやくローンはApple Payが使える加盟店でのオンラインおよびアプリ内購入で利用できるようになります。また「Apple Payで後払い」を設定しておくと、購入時にApple Payの支払い操作の流れでローンを申し込むことも可能。

 

「Apple Payで後払い」のローン返済は、「ウォレット」アプリで管理できます。これまでの全てのローン返済額の合計と、今後30日間の返済額の合計が表示されるとのこと。返済期日が近づくと、ウォレットと電子メールに連絡が届くため、計画的に返済できるとうたわれています。

 

いつ日本でも利用できるようになるのか、そもそも将来的に利用できるのかどうかは現時点で不明。しかし、金融の専門家からは「借金を重ねやすくなる可能性がある」との指摘もあり、もし国内で提供が始まっても、ご利用は計画的にしたいところです。

 

Source:Apple
via:9to5Mac

AirTag、旅行中のストーカー被害を防ぐ! 安全対策の警報音が危険を知らせる

アップルの忘れ物トラッカー「AirTag」は本来、なくしたものや忘れ物を探すために使われますが、残念ながらストーキング目的で使う人も後を絶たないようです。しかし、そうした悪意ある使われ方をされたものの、アップルがAirTagに組み込んだ安全対策によって旅行中に危機を逃れた人たちが体験談を語りました。

↑ストーカー被害を防ぐ設計になっている

 

オーストラリアのメディア・7NEWSによると、エミリー・シンクレアさんとジェーンさんが一緒に旅行し、初めてバリ島に行きました。その数日後、奇妙な音が聞こえてきたため荷物を探ると、何者かがAirTagを忍ばせていたそう。おそらく目的であり、到着した空港で入れられたと推測されています。

 

アップルはAirTagに数々の安全対策を施しており、おかげでストーキングに気づいた人たちも数多くいます。ただ、シンクレアさんたちはアップル製品を一切持っておらず、よってiPhoneを通じて警告を受け取ることもできませんでした。

 

すぐにAirTagのバッテリーを取り出したものの、すでに居場所を知られている恐れもありました。そのためシンクレアさんたちは8泊分の宿泊をキャンセルし、その日のうちにタクシーで移動して、より人口の多い地域にいるようにしたとのこと。結局、旅行も途中で切り上げて帰国したそうです。

 

AirTagは悪用されることを防ぐため、登録者の手元から離れてしばらく経つと、動いた時点で音が鳴る仕組みになっています。シンクレアさんたちはこの音を聞いたためにストーキングに気づいたと考えられるので、アップルの対策が機能した一例と言えるでしょう。他社のBluetoothトラッカーでは、こうしたセキュリティへの配慮を欠いた製品が珍しくありません。

 

また、アップルはAndroidデバイス向けにも、不審なAirTagを検出できるアプリ「トラッカー検出」を提供しています。プライバシーや自分の身を守るためには、こうした安全対策を賢く使っていきたいところです。

 

Source:7NEWS
viaWccftech

「WWDC 2023」は6月5日から開催! ヘッドセットの発表に期待大

Apple(アップル)は開発者向け会議「WWDC 2023」を現地時間6月5日から9日まで開催すると発表しました。

↑ついにヘッドセットを発表!?(画像提供/Apple)

 

WWDC 2023はApple Park(Apple本社)で開催されます。イベントでは基調講演や、開発者を支援するイベントの「State of the Union」が実施されます。またイベントに直接参加できない開発者のために、カンファレンスはオンラインでも公開される予定です。

 

WWDCは通年、ソフトウェア関連の発表の場となっており、2023年も「iOS 17」「iPadOS 17」「macOS 14」「watchOS 10」「tvOS 17」に関する発表が期待されます。さらに、「15インチMacBook Air」のリリースもあるかもしれません。

 

しかし、今回最も期待されているのは、AR/VRヘッドセット「Reality Pro(仮称)」の発表です。同ヘッドセットは両目に4K解像度ディスプレイを搭載し、アイ/ハンドトラッキング機能をそなえ、3000ドル(約40万円※)と高価な価格で投入されるとされています。同ヘッドセットに関連したソフトウェアの発表もあるかも……。

※1ドル=約132.7円で換算(2023年3月30日現在)

 

開発者だけでなく私たち消費者にとっても楽しみなWWDC 2023。6月が待ち遠しいですね。

 

Source: Apple and 9to5Mac

クラシック専門「Apple Music Classical」ついに世界リリース。ただし日本は…

Apple(アップル)はクラシック音楽のストリーミングアプリ「Apple Music Classical」を正式リリースしました。

↑画像はApple公式サイトより

 

Apple Music Classicalは単体のアプリケーションで、500万曲以上という世界最大のクラッシック音楽のカタログが用意されています。専門家によるプレイリストや作曲者紹介、作品解説の提供も特徴です。

 

Apple Music Classicalのインターフェイスは、作品名やオーケストラ、指揮者、客演アーティスト、録音年までをひと目で分かるように表示。またクラッシック音楽に特有の複雑な楽章やトラック、作品番号を考慮して、作曲家や作品、作品番号、指揮者、アーティスト、楽器、作品の通称など、あらゆるキーワードの組み合わせでの検索が可能です。

 

楽曲は最大24ビット/192kHzのロスレスオーディオにて配信。ドルビーアトモスによる空間オーディオで、没入感のある楽曲再生が可能です。

 

またベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、カーネギーホール、シカゴ交響楽団、ロンドン交響楽団、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルハーモニック、パリ国立オペラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による独占的なコンテンツも提供しています。

 

Apple Music Classicalは「Apple Music」のサブスクリプション会員なら、追加費用無しで利用できます。リリースは世界中で始まっていますが、残念ながら日本を含む一部地域では利用できません。クラシックファンにとって実に魅力的な本サービス、ぜひ日本でのサービス展開を待ちたいものです。

 

Source: Apple

今秋iPhone 15、フランスでは物理SIMトレイがない? 日本もいずれeSIM専用モデルになるか

2022年秋に発売されたiPhone 14シリーズのうち、米国で販売されるモデルからは物理SIMトレイがなくなっていました。こうしたeSIM専用モデルが、2023年秋に発売が予想されている「iPhone 15」シリーズでは、フランスやその他の地域に広がるかもしれないと報じられています。

iphone14-photo
↑今後iPhoneから物理SIMトレイがなくなる?

 

これまでアップルはEUに属するほとんどの諸国で同じiPhoneモデルを販売してきたため、フランスでSIMカードトレイがなくなれば、他の諸国でも廃止される可能性があります。たとえばフランスで販売中のiPhone 14 Pro(モデル番号A2890)は英国やアイルランド、ドイツやイタリアなど数十カ国でも流通しています。

 

アップルはiPhone 14シリーズを米国で発売したとき、eSIMはiPhoneを紛失したり盗まれたりしても取り外せないため、物理SIMよりも安全だと宣伝していました

 

最新のiPhoneでは8個以上のeSIMをインストールでき、海外に行ったときも物理的なSIMカードを入手したり交換したりする必要がなくなります。またiPhone 13以降のモデルでは、同時に2つの電話番号を使うことができます。

 

ちなみにアップルの公式サポート文書では、世界中のeSIMサービスを提供している通信業者のリストが国別に紹介されています

 

またiPhoneを買い替えたとき、eSIMは素早く転送でき(一部キャリアのみ)面倒な通信設定の手間も省けます。いずれ日本向けモデルも、eSIM専用になるのかもしれません。

 

Source:iGeneration
via:MacRumors

Apple Carの自動運転システム、iPhoneサプライヤーが部品提供?

Apple(アップル)による開発が噂されている自動車「Apple Car(通称)」について、iPhoneの「LiDARセンサー」を製造するサプライヤーが提供する可能性を、中国語メディアの経済日報(Economic Daily News)が報じています。

↑withGod / Shutterstock.comより

 

これまでの報道によれば、Apple Carは自動運転機能を備えた電気自動車となります。12万ドル(約1600万円)の価格設定や、ハンドルやペダルがない完全な自動運転システム、共用座席などのデザインが取り入れられると以前には報じられていましたが、Bloomberg(ブルームバーグ)によればそのような計画は中止されたとしています。

 

経済日報によれば、AppleはApple Carの自動運転機能を改善し、テストを拡大しているとのこと。そしてサプライヤーのWenmaoが、Apple CarにLiDARセンサーを提供する可能性があるとしているのです。同社はすでに、iPhoneやiPad Pro向けにLiDARセンサーを提供しています。

 

さらにAppleサプライヤーのFoxconn(フォックスコン)は、Siemens(シーメンス)と共同で高度な運転支援システムを開発していることも報じられています。これも、Apple Carの量産に向けた動きではないかと予測されているのです。

 

現時点では、Apple Carは限定的な自動運転機能を搭載し、よりオーソドックスな自動車のデザインとなり、価格も10万ドル(約1300万円)以下で販売されると予測されています。2026年の発売が噂されているApple Carですが、その実現までにはまだまだ試行錯誤がありそうです。

 

Source: Economic Daily News via MacRumors

Appleがヘッドセットを幹部にお披露目? 従業員からは疑問の声も…

Apple(アップル)が「AR/VRヘッドセット」を幹部に披露したことを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。一方で、そのリリースに関しては社内から疑問の声もあがっているようです。

↑MacRumorsより

 

Bloombergの報道によれば、Appleは2018年からAR/VRヘッドセットのデモを社内向けに実施してきたとのこと。しかし今回のデモは「洗練され、華やかで、エキサイティング」な、非常に重要なものだったそうです。

 

一方でAppleのAR/VRヘッドセットは、「明確なキラーアプリがなく、コンテンツが限られ、外部バッテリーを数時間ごとに交換する必要があり、一部のテスターは不快と感じるデザイン」といった、潜在的な問題を抱えているとのこと。さらに、その価格も3000ドル(約39万円)とかなり高額になるようです。

 

そしてThe New York Times(ニューヨーク・タイムズ)によれば、Appleの一部の社員はAR/VRヘッドセットの有用性や価格について、懸念を表明しているとも報じています。さらに、実用的なiPodやiPhoneとは異なり「問題点を洗い出すためにリリースされるのではないか」という疑問の声もあがっているそうなのです。

 

さらにAppleの従業員だけでなく、幹部のなかにもAR/VRプロジェクトの将来性を疑問視する者がいるとも報じられています。たしかにARやMRヘッドセットはまだ十分な市場を開拓するには至っておらず、Appleの製品がそんな風潮を変えることができるのかどうかが気になります。

 

Source: Bloomberg, The New York Times via MacRumors 1, 2

iOS 16.4、PS5のDualSense Edge ワイヤレスコントローラーに対応しました

新たに配布が始まった「iOS 16.4」などにて、ソニーの「PlayStation 5」向けコントローラー「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」への対応が追加されました。

↑ソニーより

 

DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは今年1月に発売されたコントローラーで、リマッピングが可能なボタンやスティック、トリガーの感度の微調整、操作プロファイルの切り替え、コントローラー上のUIなど、豊富なカスタマイズ機能が特徴です。

 

今回はiOS 16.4だけでなく、iPadOS 16.4、macOS Ventura 13.3、tvOS 16.4でもDualSense Edge ワイヤレスコントローラーが利用できるようになっています。これまで同コントローラーの対応を待っていたApple製品のユーザーには、ありがたいニュースといえるでしょう。

 

これまでPlayStatin 5のコントローラー「DualSense」やXbox Series S/Xのコントローラー、そして「Nintendo Switch」のジョイコン/プロコンや「スーパーファミコン コントローラー」にも対応してきたApple製品。今後も、幅広いゲーミングデバイスへの対応を期待したいものです。

 

Source: MacRumors

Apple Watchの血糖値測定機能、実現は3〜7年後に?

Apple Watchに血糖値の測定機能が搭載されるのは3~7年後になることを、Bloomberg(ブルームバーグ)記者のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑DenPhotos / Shutterstock.comより

 

Apple Watchに血糖値や心電図の測定機能が将来搭載されるとの予測は、以前から報告されていました。またGurman氏は2月に、Appleが「非侵襲的な血糖値の測定機能」において大きな進捗を遂げ、針などを刺さなくても血糖値が測定できるようになると報告していました。

 

今回のGurman氏の報告によれば、Appleはシリコンフォトニクスチップを使って皮膚下にレーザーを照射し、体内のグルコース濃度(血糖値)を測定する計画とのこと。しかし、Apple Watchに入るサイズのセンサーと、アルゴリズムを開発するには、少なくとも3~7年は必要だと報告しているのです。

 

Appleは2010年にRareLightという企業を買収し、その技術を利用したグルコースモニタリングの研究をおこなっています。さらにAvolante Health LLCと呼ばれるスタートアップによって、血糖値の計測技術の開発を続けています。

 

Apple Watchではすでにさまざまな病気の予兆を見つけることが可能となっており、血糖値の測定機能が搭載されれば、ヘルスケア機能のさらなる強化が可能となることでしょう。その実現はまだまだ遠そうですが、Apple Watchの今後の進化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

USB-Cを搭載した次期AirPods Proがまもやくやってくる?

Apple(アップル)からUSB-Cポートを搭載した「次期AirPods Pro」がまもなく登場することを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Moma okgo / Shutterstock.comより

 

先日のAppleが配布を開始したベータ版の「iOS 16.4」には、次期AirPodsとそのケースへの言及が含まれていました。Kuo氏によれば、その次期AirPodsがUSB-Cポートを搭載した次期AirPods Proに相当するというのです。

 

Kuo氏によれば、次期AirPods Proは今年の第2四半期(4月~6月)から第3四半期(7月~9月)の大量出荷が予測されているとのこと。一方で、標準モデルの「AirPods」のケースをUSB-Cに移行させる計画はないようです。

 

Kuo氏は次期AirPods Proだけでなく「iPhone 15」シリーズ、そして「Magic Keyboard」や「Magic Trackpad」「Magic Mouse」「MagSafe Battery Pack」もUSB-Cへと移行することを報告しています。これには、欧州連合(EU)における2024年12月28日までのUSB-Cへの移行を義務付ける法律が関係しているようです。

 

次期AirPods ProにUSB-Cポートが搭載されれば、手持ちのUSB-Cケーブルや充電アダプタが流用できるというメリットがあります。個人的にも、Appleによる「脱Lightning」の動きが始まることを楽しみにしたいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / Twitter via 9to5Mac

米麻薬取締局、AirTagを捜査に使用。他のGPSトラッカーより信頼性が高いから?

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、本来はなくしものを探すためのガジェットですが、結果として自動車泥棒の逮捕に繋がることもありました。そんななか、米麻薬取締局(DEA)が中国から国内の麻薬製造業者に送られた違法な用具を追跡するためにAirTagを使ったと報じられています。

↑AirTagの“潜入捜査”!?

 

米Forbes報道によると、米国境警備隊は2022年5月、中国からのピルプレス機と錠剤染料を含む2つの荷物を発見しました。これらは麻薬の売人宛ての荷物だと疑われ、DEAに通報されたとのこと。そこでDEAは荷物にAirTagを貼り付けて動きを追跡することを選んだものの、こんなやり方でAirTagを使ったのは初めてのようです。

 

なぜDEAがGPSベースの追跡装置ではなくAirTagを使ったのか、捜索令状には記載されていません。が、AirTagについては「正確な位置情報」が得られ、それにより「麻薬や麻薬の稼ぎを保管する場所、規制薬物を入手する場所、それらを配布する場所に関する証拠を入手できる」と説明されています。

 

Forbesの取材に応じた元刑事は、DEAがAirTagを使ったのは、接続性の信頼性が他のデバイスよりも高いからではないか(追跡しやすい)、あるいは過去に警察が使ったGPSデバイスが失敗したからではないか、と推測しています。

 

AirTagには追跡を防止する機能も備わっており、こうした「潜入捜査」には向いていないかもしれません。もしかするとDEAが、AirTagに何らかの加工をしていた可能性もありそうです。

 

Source:Forbes
via:MacRumors

米麻薬取締局、AirTagを捜査に使用。他のGPSトラッカーより信頼性が高いから?

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、本来はなくしものを探すためのガジェットですが、結果として自動車泥棒の逮捕に繋がることもありました。そんななか、米麻薬取締局(DEA)が中国から国内の麻薬製造業者に送られた違法な用具を追跡するためにAirTagを使ったと報じられています。

↑AirTagの“潜入捜査”!?

 

米Forbes報道によると、米国境警備隊は2022年5月、中国からのピルプレス機と錠剤染料を含む2つの荷物を発見しました。これらは麻薬の売人宛ての荷物だと疑われ、DEAに通報されたとのこと。そこでDEAは荷物にAirTagを貼り付けて動きを追跡することを選んだものの、こんなやり方でAirTagを使ったのは初めてのようです。

 

なぜDEAがGPSベースの追跡装置ではなくAirTagを使ったのか、捜索令状には記載されていません。が、AirTagについては「正確な位置情報」が得られ、それにより「麻薬や麻薬の稼ぎを保管する場所、規制薬物を入手する場所、それらを配布する場所に関する証拠を入手できる」と説明されています。

 

Forbesの取材に応じた元刑事は、DEAがAirTagを使ったのは、接続性の信頼性が他のデバイスよりも高いからではないか(追跡しやすい)、あるいは過去に警察が使ったGPSデバイスが失敗したからではないか、と推測しています。

 

AirTagには追跡を防止する機能も備わっており、こうした「潜入捜査」には向いていないかもしれません。もしかするとDEAが、AirTagに何らかの加工をしていた可能性もありそうです。

 

Source:Forbes
via:MacRumors

Face IDが性能アップ? iPhone 15では近接センサーを統合か

今年の投入が期待される「iPhone 15」にて、近接センサーが画面上部のパンチホールこと「Dynamic Island」に統合されることを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Thanes.Op / Shutterstock.comより

 

顔の接近を検知して、画面をオンオフすることにも利用されている近接センサー。現行モデルの「iPhone 14」シリーズでは、Dynamic Islandの外側となるディスプレイ下部に搭載されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 15シリーズでは全モデルでDynamic Islandを搭載しています。なお近接センサーが内蔵されることによる、Dynamic Islandのサイズなどの変更はないようです。

 

このような変更は、リークアカウントのUnknownz21も報告しています。同氏によれば、iPhone 14の近接センサーの波長が1380nmなのにたいして、iPhone 15シリーズの近接センサーでは940nmの波長が利用されるようです。

 

現時点では、近接センサーをFace IDに内蔵するメリットはわかっていません。しかし海外テックサイトの9to5Macは、これがFace ID機能の性能向上につながったり、あるいはコスト削減の狙いがあるとも指摘しています。個人的には、Face IDの精度がさらにたかまり、より素早い顔認証が可能になることを期待したいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo via 9to5Mac

Apple、映画館での映画上映をさらに拡大?

Apple(アップル)が映画館での映画公開の拡大を計画していることを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Burdun Iliya / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、Appleは動画ストリーミングサービス「Apple TV+」向けとして、映画への支出を年間10億ドル(約1300億円)へと増やすとのこと。これにともない、さらなる映画館での映画の上映も計画されているというのです。

 

なおAppleは、2021年に映画『CODA』『Cherry』を数週間だけ一部の映画館で公開しています。そして同社は今後、より予算をかけた映画を大規模に公開する予定だというのです。これにより、Appleはハリウッドを含めた映画業界でのApple TV+での知名度を高め、「文化的なイベントを作り出す」ことを狙っているというのです。

 

さらにAppleは、『Argylle』や『Napoleon』などApple TV+の複数タイトルの劇場公開に向けて、配給会社と交渉していることも報じられています。これらの映画は、少なくとも1か月間は世界中の映画館で上映されるそうなのです。Appleが上映する映画、一度は日本のスクリーンでも鑑賞してみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Appleがリモートワークにさらに厳しく。逆らえばクビも!?

Apple(アップル)が従業員の出勤管理をさらに強化していることを、PlatformerのZoe Schiffer(ゾイ・シファー)記者が伝えています。

↑Drop of Light / Shutterstock.comより

 

Schiffer記者によれば、Appleは従業員が週に3回以上オフィスにきていることを確認するため、バッジの記録で出勤記録を細かく監視しているとのこと。そしてリモートではなく対面での出勤条件を満たさない場合、「さらに厳しい警告」を与えるとしているのです。これに関しては「解雇される可能性がある」との従業員の証言もありますが、Schiffer記者はこれが「全社的な方針ではないようだ」とも伝えています。

 

Appleは新型コロナウイルスの拡大とともに、リモートワークにシフトしていました。しかし1年前には、部分的な対面出勤を要求する「ハイブリッド型」へと変化。まずは週1回から、そして昨年9月からは週3日の出勤を要求しています。

 

Appleの出社方針に関しては、Bloomberg(ブルームバーグ)も「対面での勤務義務の履行を厳格化した」と報じています。また社内のチームによっても、対面出勤の日数に違いがあるようです。

 

アメリカのテック企業の間ですすむ、リモートワークからの離脱。これが世界的に普及することになるのかも、気になるところです。

 

Source: 9to5Mac

 

※Zoeeは、ウムラウト付きが正式な表記です

カージャック未遂犯、マニュアル車が運転できずAirTag付きのキーを盗んだためにスピード逮捕!

アップルの忘れ物トラッカーAirTagのおかげで、窃盗犯が捕まることは珍しくはありません。が、犯人がマニュアル車をどう運転するか知らずに盗もうとして失敗したあげく、AirTag付きの鍵を持って逃げたために逮捕されたという事件が報じられています。

↑なんともおマヌケな話…

 

米イリノイ州シカゴの地元メディアCWBChicagoによると、犯人のアンドリュー・モラン(25歳)は「このままでは誰かに殺されるから、車を奪わないといけない」と被害者に言ったとのこと。モランが銃を持っていると思った被害者は、車から降りて近くの店から警察に通報したそうです。

 

が、その車アウディA3はマニュアル車でした。モランはスティックシフト(シフトレバーを手動で切り替える)の運転方法を知らなかったため、結局は動かせず。そのうち警察のサイレンが近づくにつれて、諦めて逃げ出したそうです。監視カメラには、カージャック未遂の犯行が記録されていました。

 

その後モランは、シカゴ地下鉄のブルーラインに飛び乗りました。が、警察は被害者の「探す」アプリでAirTagつきの車のキーフォブ(リモコンタイプのスマートキー)を追跡し、アディソン駅で停車中の車内でモランを逮捕したとのこと。他の乗客は、警察が現場に到着したとき、モランがキーフォブを捨てたと証言しています。

 

つまり、今回の犯人は運転もできないマニュアル車を盗もうとして、しかもAirTag付きのカギを持って逃げたばかりに自分の場所を警察に教えてしまったわけです。もしもカギを盗まなかったとしたら、警察も追跡や逮捕には手こずっていたのかもしれません。

 

犯人にとっては二重の不運とヘマが重なったかっこうですが、被害者にとっては二重の幸運に恵まれたといえそうです。

 

Source:CWBChicago
via:9to5Mac

「Apple Watch」の新発明、機能やデザインがバンドで変わる?

Apple(アップル)は、「Apple Watch」がバンドなどのアクセサリーの種類によって異なる動作を行う特許を出願しています。

↑バンドが変われば、時計本体の動作も変わるかも

 

Patently Appleが発見した特許出願では、NFCチップを搭載したウェアラブルデバイスとバンドについて説明されています。それによれば、バンドを装着するとウォッチフェイスの表示が変わったり、アウトドアタイプのバンドを装着すればフィットネスアプリが起動したり、スイムバンドを外すと水を排出したりできるとのこと。

 

さらに、NFCチップがバンドに内蔵された追加のセンサーやディスプレイとの通信を可能にするとも言われています。将来もっと高機能なバンドが登場するのかもしれません。

 

いつものことですが、特許が出願されたからといって実際に製品が登場するとは限りません。しかし、接続されたバンドによってApple Watchのデザインや機能が変わることは、なかなか面白そうです。

 

Source: Patently Apple via The Verge

iPhoneの音声通話が変わる!「声を分離」がiOS 16.4で拡大される可能性大

近日中に一般公開される予定の次期iOS 16.4において、普通の電話回線での通話でも「ボイスアイソレーション」(日本では「声を分離」)モードが使えることが明らかとなりました。

↑「声を分離」が普通の電話でも使えるようになりそう(画像提供/Apple)

 

アップルが公開したメモを見た米メディアのMacRumorsによると、「声を分離」モードは、自分の声を優先して周囲の騒音を遮断し、通話相手の声がよく聞こえたり、逆に相手にも自分の声がクリアに聞こえたりするようになる機能とのことです。

 

もともと「声を分離」モードは、iOS 15またはmacOS Monterey以降を搭載したiPhoneやMacで、FaceTimeやWhatsAppなどのアプリを通じたVoIP通話(インターネットを通じた通話技術)で利用することができました。しかし、普通の電話回線での通話では利用できず、アップルも通話品質を向上できる方法を提供してきませんでした。

 

なお、FaceTime通話では、コントロールセンターを開き、「マイクモード」をタップしてから「声を分離」を選ぶことで利用できます。一般の音声通話でも同じ方法で利用できるようになるのかもしれません。

 

ほかにもiOS 16.4では、新しい絵文字なども導入されたり、各種のバグも直ったりする予定。まもなく一般公開されるはずであり、正式リリースを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

ディスプレイ付きHomePod、投入は来年に延期? コスト削減の一環か

「ディスプレイを搭載したHomePod」の投入が早くても来年に延期されたことを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

home-pod
↑画像は「HomePod mini」

 

Apple(アップル)がHomePodにディスプレイを搭載した製品や、あるいはHomePodにApple TVを合体させた製品を開発していることは、以前より報告されていました。また著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、「7インチディスプレイを内蔵したHomePodが2024年初頭に登場する」と報告しています。

 

Bloombergによれば、ディスプレイを搭載したHomePodの投入の延期は、業務効率化のためのコスト削減の一環として決定されたとのこと。そのかわり、Appleは「AR/VRヘッドセット」などのより差し迫ったプロジェクトに予算を割り当てることができると報じています。

 

また現在、Google(グーグル)やAmazon(アマゾン)、Meta(メタ)、Microsoft(マイクロソフト)はコスト削減のために、大規模な人員削減を実施しています。今回のディスプレイ付きHomePodの投入延期は、そのような人員削減を避けるためのものだった可能性があります。

 

まだまだ姿がはっきり見えないAppleのHomePodの派生製品。私たちの日々の暮らしを、さらに便利にしてくれることを期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 15 Pro、新たな音量/ミュートボタンのデザイン判明か?

iPhone 15 Proの音量ボタンやミュートボタンのデザインを示すCAD画像を、リークアカウントのShrimpAppleProが掲載しています。

↑画像はShrimpApplePro / Twitterより

iPhone 15 Proでは、音量ボタンやミュートボタンが静電式の動かないボタンになる可能性が以前から指摘されていました。また音量ボタンは、ボリュームアップとダウンが一体化するようです。

 

 

今回のCDA画像をみると、やはり音量ボタンのボリュームアップとダウンが一体化した、長い大きなボタンになっていることがわかります。またミュートスイッチも、スライド式ではなくボタンになっています。おそらく、どちらのボタンも物理的に動作するのではなく、静電式となっていることでしょう。

 

静電式のボタンは現在販売されている「iPhone SE(第3世代)」や、MacBookの「Force Touchトラックパッド」にて、すでに採用されています。これらはデバイス内部に内蔵された振動モーター「Taptic Engine」により、クリック感を再現しています。

 

一方で通常モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、引き続き物理的な音量ボタンやミュートスイッチが搭載されるようです。今年のiPhone 15シリーズでは、その細かな外観でも差別化されるようです。

 

Source: ShrimpApplePro / Twitter via MacRurmosより

iPhone 15、高速充電は“MFi認証”「USB-C」充電器のみ? 出荷台数は前年比30%〜40%予測

今年の登場が期待されるiPhone 15シリーズでは、MFi認証を取得したUSB-C充電器を利用した場合に高速充電が可能になるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

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年々進化してきたAppleの高速充電器

 

iPhone 15では、外部端子が「Lightning」から「USB-C」へと変更される可能性が指摘されています。また上位モデルのiPhone 15 Pro/Pro Maxでは、USB-Cを利用した高速通信が可能だとの報告も存在しています。

 

Kuo氏によれば、AppleはiPhone 15で高速充電や高速通信といったUSB-Cの特徴を、MFi認証を取得したケーブルや充電器でのみ利用できるよう制限するとのこと。これにより、自社製の20WのUSB-C電源アダプタの需要が向上することを狙っているようです。

 

さらにiPhoneユーザーがApple純正品を含むMFi認証の充電器を複数購入することによる、買い替え需要も予測されているようです。Kuo氏は「(USB-C 20W電源アダプタの出荷台数は)前年比30%〜40%の大幅な伸びを見せる」と報告しています。

 

iPhone 15で充電や通信速度が向上するのはありがたいですが、それにより充電器の買い替えが必要になるのは、ユーザーにとってはコスト増につながります。Apple製品のファンにとっては、なんとも悩ましい選択となりそうです。

 

Source: Medium via MacRumors

次期「AirPods」と「Beats Studio Buds+」の開発が進んでいる? USB-Cへ変更か

Apple(アップル)が次期「AirPods」やワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds+」の開発を進めていることが、複数の海外サイトで報じられています。

↑画像は9to5Macより

 

MacRumorosによれば、Appleが配布を開始したベータ版のiOS 16.4で、次期AirPodsとそのケースへの言及が確認されたとのこと。なお、それぞれのモデル番号は「A3048」「A2968」だとされています。

 

AirPodsは2021年にアップデートされたばかりで、次期モデルの登場には若干早いとの指摘もあります。もしかすると、これは本体ケースの外部端子が「Lightning」から「USB-C」へと変更される兆候なのかもしれません。

 

一方で9to5Macは独自情報として、Appleが新型ワイヤレスイヤホンのBeats Studio Buds+を開発していると報じています。同イヤホンはBeatsのカスタムチップを搭載し、「Hey Siri」などの機能をサポートしているようです。また現行モデルの「Beats Studio Buds」と同じく、アクティブノイズキャンセリングやトランスペアレンシーモード(環境音モード)が利用できるとも伝えられています。

 

現時点では、両製品の登場時期はまだわかっていません。例年どおりなら、次期AirPodsは次期iPhone(iPhone 15)とともにリリースされる可能性があります。

 

Source: 9to5Mac, MacRumors

Apple Watch、2度の警告で“肺血栓”見つかるきっかけに 放置していれば「命を奪っていたかも」

Apple Watch(アップルウォッチ)にはさまざまな健康関連センサーが搭載されており、気づきにくい病気を知らせることが珍しくありません。最新のケースとして、一度は医者が見のがした肺の血栓が判明するきっかけとなり、おかげで適切な治療を受けられたと海外ニュースで報じられています。

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↑Apple Watchで健康管理をする人は増えている

 

米オハイオ州クリーブランドに住むKen Counihan氏は、もともとApple Watchを自分の行動や摂取カロリーを記録するために購入しました。ある日Apple Watchに呼吸数が上がっていると警告されたため、外来診療でみてもらうことに。そのとき医者はレントゲン写真を撮り、気管支炎の薬を出しただけでした。

 

しかし家に帰ると、その日の夜に再びApple Watchの血中酸素ウェルネスAppが警告を発しました。通常は95%以上のはずが、80%台半ばまで下がり始めたと伝えてきたのです。Counihan氏は「ただ疲れているだけだ」と言ったものの、心配した妻と息子に病院に行くよう説得されたそうです。

 

そしてApple Watchが示した数値を踏まえて、医者がさらにCTスキャンしてみたところ、肺の複数箇所に血栓ができていることが分かりました。診察に当たった医師は「血栓はかなり深刻な症状であり、Counihan氏の命を奪っていたかもしれない」と述べています。

 

さらに医師はCounihan氏に「肺に血栓ができた人の60%は、寝たまま目が覚めない可能性がある」と語ったそうです。また最近は、患者の多くがスマートウォッチや健康関連デバイスで得た情報を持って来院するとのこと。

 

Counihan氏は他の人にも今回のエピソードを話しているようで、その話を聞いてApple Watchを買った友人もいると語っています。また「私の人生を救ってくれました」とApple Watchに感謝を表明しています。

 

Apple Watchが直接に病名を知らせたわけではありませんが、身体に何らかの異変が起こっていると気づくきっかけになったのは事実でしょう。警告を受け取った時は、医者に診てもらったほうがよさそうです。

 

Source: News 5 Cleveland
via:Wccftech

iPhone 15 Pro Maxの極細ベゼルはスマホ史上最細レベル!?

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro Max」において、スマートフォン史上でもっとも細いベゼルが採用されるとの情報を、リークアカウントのIce universeが報告しています。

↑ShrimpApplePro / Twitterより

 

iPhone 15 Proでは現行モデルの「iPhone 14 Pro」シリーズよりも細いベゼルが採用されることは、以前から報告されていました。また上画像のように、細いベゼルを確認できるiPhone 15シリーズのディスプレイ部品のリーク画像も登場しています。

 

Ice universeによれば、iPhone 15 Pro Maxのベゼル幅は1.55mmと、これまでで最も細いものになるとのこと。これはiPhone 14 Proの2.17mm、サムスンのGalaxy S23 Ultraの1.95mm、さらにシャオミの「Xiaomi 13」の1.88mmよりも、さらに細くなると伝えています。

 

さらにiPhone 15シリーズでは、ベゼルのエッジがわずかにカーブしていることも報告されています。これは、「iPhone 11」と同一のもの。そして、「Apple Watch 8」のような没入感のあるディスプレイデザインになるようなのです。一方で「iPhone 15/15 Plus」のベゼルは細くならないようですが、最新iPhoneのデザイン進化に期待したいものです。

 

Source: Ice universe via MacRumors

Apple Watchが鎌状赤血球症の治療に役立つ? 海外の大学で報告

アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」が「鎌状赤血球症」の治療に役立つ可能性があるとの報告を、デューク大学の研究者が公開しています。

↑oasisamuel / Shutterstock.comより

 

鎌状赤血球症では血管閉塞症により、激しい痛みが発生することがあります。そこで今回の研究では患者に「Apple Watch Series 3」を提供し、健康データを機械学習で処理。鎌状赤血球症による痛みの発生を予測し、早期に警告を発することで、鎮痛剤や生理食塩水などでの治療が可能になるというのです。

 

研究者はApple Watchの心拍数、心拍変動、活動データから得られた1万5683点のデータと、病院の電子カルテから得られたデータとを照合。そして、血管閉塞症を予測する機械学習モデルを作成しました。

 

今回の研究とは別にアップルで機械学習やアクセシビリティを研究するColin Lea(コリン・リー)氏は、音声認識アルゴリズムと機械学習を活用することで、吃音者の発音に関する問題を緩和し、単語の誤認識を約80%も低減できると報告しています。

 

最新のデバイスと機械学習により、ますます進化する現代のヘルスケア機能。まだ研究段階ではあるものの、今後もApple Watchで、さらに病気の予知や予防ができることを楽しみにしたいものです。

 

Source: MyHealthyApple via MacRumors

Siri機能を改善? Appleが自然言語生成機能をテスト中の報道

Apple(アップル)新たな自然言語生成機能を「Siri」向けに開発していることを、海外テックサイトの9to5Macが報じています。

↑Andrey Suslov / Shutterstock.comより

 

自然言語生成とは会話や小説のような自然な文章を作る機能で、OpenAIの「ChatGPT」などが話題となっています。またApple(アップル)が、ChatGPTに類似した技術を開発していることも、以前に報じられていました。

 

9to5Macによれば、Appleはコードネーム「Bobcat」と呼ばれる技術を開発しており、最新の「tvOS 16.4」のベータ版にてテストされているとのこと。これはSiriの機能改善に利用され、将来的にはAppleの他のプラットフォームにも搭載されることも伝えられています。

 

現在のApple TVでは、Siriはジョークを話すために自然言語の生成機能を使っています。一方でAppleは、自然言語生成機能をタイマーに利用できるかどうかを実験しているそうです。というわけで直接のChatGPTの対抗馬…というわけではないようですが、シェアの低迷するSiriの機能改善のために、自然言語生成機能が貢献することに期待したいものです。

 

Source: 9to5Mac

将来はApple Watchを着けた手を振ってスマート家電を操れる? アップルが特許を取得

Apple Watchは健康の管理から電子マネーの支払いまで様々な使い道がありますが、将来的にはスマートホーム対応機器を指差してオン・オフを切り替えたり、手首をひねって操作できる可能性が浮上しています。

↑Apple Watchでスマート家電を操作できるようになるかも

 

米Patently Appleによると、アップルが取得した特許を使えば、例えばApple Watchを持つ人がHomeKit(アップル製品とスマート家電を繋ぐしくみ)対応ランプの近くにいれば、そのリモコンがその時計盤に表示され、ジェスチャーで操作できるかもしれないそうです。

Image:Patently Apple

 

他にも手首を回してランプを暗くしたり、手と指の動きによりHomePodを操作することも想定されているようです。今年末に登場が予想される「watchOS 10」での実現は間に合いそうにありませんが、超能力者や魔法使いのように、手をかざすだけで家の中のあらゆる機器を操れる夢がいつか叶うと期待したいところです。

 

もっとも現在のwatchOS 9でも、すでにApple Watchの画面を触ることなく、手や指の動きにより操作できる機能は搭載されています。それが「AssistiveTouch」 という機能です。

 

この機能を使うには、Apple Watchの[設定]>「アクセシビリティ」>「AssistiveTouch」をオンにします。たとえば「モーションポインター」をオンにすると、Apple Watchを上下左右に傾けて操作することができ、あるアイテムの上でポインターを一定時間動かさないでおくと、それをタップしたことになります。

 

すでにアップル製品では、iPhoneで再生中の音楽を近づけるだけでHomePodに引き継げたり、iPhoneをMacのWebカメラにしたり連携が充実しています。それがスマートホーム製品にも広がり、いっそう便利になる日が来るのを待ちたいところです。

 

Source:Patently Apple
via:iMore

iPhone 15 Pro、iPhone X以来の値上げになるかも?

Apple(アップル)が今年に投入するであろう「iPhone 15 Pro」は、米国において「iPhone X」以来の値上げとなことを、アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が伝えています。

↑MariaLev / Shutterstock.comより

 

米国ではiPhone Xが999ドル(約13万円)に値上げされて以来、最新の「iPhone 14 Pro」までその価格は変わっていません。一方で「iPhone 15 Pro Max(あるいはUltra)」がかなり値上げされることは、以前にもリークアカウントのLeaksAppleProが報告していました。

 

Pu氏によれば、iPhone 15 Proはチタンフレームや「Taptic Engine」による触覚フィードバックを備えた静電式ボタン、「A17 Bionic」チップ、増加したRAMや「Pro Max」モデルの高倍率ペリスコープレンズなど、さまざまなアップグレードが予定されているとのこと。これにより、価格の上昇が予測されているのです。

 

アメリカにおけるインフレ率や原材料の高騰を考えると、今年のiPhone 15 Proの価格が値上げされたとしても、不思議ではありません。さらにアメリカ国外ではiPhoneの価格はたびたび値上げされていることから、日本におけるiPhone 15 Proの価格はかなりのものとなりそうです。

 

Source: MacRumors

尻に火がついた? AppleがChatGPT風AIを開発の報道

Apple(アップル)のエンジニアがチャット型AI(人工知能)「ChatGPT」に類似した技術を開発していることを、The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)が報じています。

↑Juicy FOTO / Shutterstock.com

 

ChatGPTとはOpenAIが開発したチャット型の人工知能で、ユーザーと自然な会話をすることができます。今月には台湾紙のDigiTimesが「AppleがAI開発を見直している」と報じた一方で、ChatGPTを搭載したメールアプリに年齢制限を要求したということもありました。

 

The New York Timesはまず、AppleのAIアシスタント「Siri」の開発がいかに難航しているかを伝えています。現在はSiriのデータベースにいくつかの新しいフレーズをくわえるだけでも6週間、複雑な機能を追加するには1年近くかかるとのこと。

 

一方で報道によれば、「Appleのエンジニアは毎週、言語生成コンセプトをテストしている」とも伝えているのです。これには、Siriチームのエンジニアも含まれているとのこと。ただしこれが新たなAI機能として登場するのか、あるいはSiriの改善に利用されるのかは、現時点では不明です。

 

Appleは社内にて人工知能関連イベント「WWDC for AI」を開催するなど、確かに人工知能技術への注力をすすめています。SiriはApple製品でしか使えないという制限があることから、個人的には全く新しいAIツールの登場に期待したいものです。

 

Source: The New York Times via 9to5Mac

ややっ!? 「realityOS」文字列がApple公式からまたも発見

Apple(アップル)が公式に提供するソースコードに「realityOS」への言及があったことが、海外テックメディアの9to5Macにより報じられています。

↑9to5Macより

 

realityOS(あるいはxrOS)は、Apple(アップル)からの投入が噂される「AR/VRヘッドセット」に搭載される予定のOSです。以前にはWindows向けのApple公式アプリからも「Reality OS」「xrOS」の文字列が見つかっており、その正式発表が近づいていることが予測されています。

 

今回のrealityOSという文字列は、AppleがGitHubにて開発者向けに公開しているソースコードから発見されました。コードには「iOS」「macOS」「watchOS」といったプラットフォームとともに、realityOSや「Reality Simulator」「Wolf(プラットフォームのコードネーム)」が併記されていました。

 

両目に4K解像度ディスプレイを採用し、アイトラッキング/ハンドトラッキングや多数のカメラ、M2チップなどの搭載が噂される、AppleのAR/VRヘッドセット。3000ドル(約40万円)とかなり高価になるという噂もありますが、あるかもしれないWWDCでの発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: Aaron / Twitter via 9to5Mac

Apple「AR/VRヘッドセット」部品、ついに初リークか 

Apple(アップル)の「AR/VRヘッドセット」のものとされる部品画像がリークされたと海外メディアが報じています。なおリークアカウントのMr.White氏がTwitterでリークしたとみられていますが、現在アカウントは非公開です。

ARVR-headset
↑画像はMacRumorsより

 

AppleのAR/VRヘッドセットは、2023年6月のWWDCでの発表と、年内の発売が噂されていました。製品は4K解像度ディスプレイやハンド/アイトラッキング、M2チップや多数のカメラを搭載するなどかなりハイエンド志向で、3,000ドル(約40万円)での発売が予測されています。

 

今回リークされた画像は、ユーザーの目の周りに設置されるリボンケーブル状のものです。おそらく、ディスプレイ部品を接続するために利用されるものとおもわれます。

↑画像はMacRumorsより

 

もう1つは、ケーブルに沿って何らかのセンサー、あるいはカメラを搭載するためのもののようです。

 

残念ながらAR/VRヘッドセットの全貌を知ることは、今回の画像からは難しいでしょう。しかし年内の発売に向けて、着実に製品開発が進められているようです。今後もさらなる製品リークや情報公開がすすむことを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

どちらがバッテリー長持ち? iPhone 14 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraが対決! 結果は……

Apple(アップル)のiPhone 14 Pro Maxと、サムスンのGalaxy S23 Ultraは良きライバルとみられており、2月終わりにもスピード対決を繰り広げていました。今回は「どちらがバッテリーが長く持つか」勝負の結果が公開されています。 

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PhoneBuff/YouTubeより

 

このバッテリー持ち対決を行ったのは、YouTubeチャンネルのPhoneBuff氏です。今回もスピードテストと同じくロボットアームを使って各種アプリを次々と起動させ、どちらが最後までスタミナが持つかを検証しました。

 

Galaxy S23 Ultraのバッテリー容量は5,000mAhであり、iPhone 14 Pro Maxの4,323mAhよりも優位に立っています。一方でiPhoneはアップルがハードウェアとソフトウェア(iOS)ともに設計を手がけており、緊密に統合していることが有利といえます。

 

ほかiPhone 14 Pro Maxの画面サイズは6.7インチなのに対して、Galaxy S23 Ultraは6.8インチとやや大きめ。どちらも1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応していますが、解像度はiPhone 14 Pro Maxが1,290×2,796なのに対して、Galaxy S23 Ultraが少し高い1,440×3,088という違いがあります。

 

そして気になる勝負の結果は、iPhone 14 Pro Maxが合計27時間44分、Galaxy S23 Ultraが27時間6分。38分の差で前者の勝利となりました。

 

PhoneBuff氏は、iPhone 14 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraの落下耐久テストも行っています。比較するとGalaxy S23 Ultraのほうが少しだけダメージを受けなかったものの、どちらも4回の落下を耐え抜き、ほぼ完全に動作していました。これら2つのデバイスは、あらゆる面でほぼ互角といえそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:9to5Mac

「Apple Watch Ultra」に“microLED搭載”の噂再び。タイミングは2025年?

Apple(アップル)が2024年から2025年に、microLED(マイクロLED)ディスプレイを搭載した「Apple Watch Ultra」を投入すると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

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↑Apple Watch Ultra

 

microLEDディスプレイとは、バックライトに微細なLEDを利用した方式で、正確な色の再現や輝度の向上が可能となります。以前、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、Apple WatchにmicroLEDが搭載されるのは2025年になると報告していました。

 

今回のDigiTimesの報告によれば、Appleは2014年にカリフォルニア州を拠点とするLuxVueを買収して以来、microLEDディスプレイの開発をすすめてきたとのこと。ただし同ディスプレイは依然として高価なため、まず画面の小さなApple Watch Ultraから投入を開始するとしています。

 

microLEDディスプレイのサプライヤーとしてはヨーロッパのams OSRAMが主要業者となり、2026年から2027年にはEpistarなど台湾サプライヤーが参加する可能性もあるそうです。そして将来はiPhoneやiPad、MacBookにもmicroLEDディスプレイの搭載を拡大すると報じています。

 

画面サイズの大型化も噂されるApple Watch Ultra。ディスプレイ方式の切り替えもあり、今後もかなりの高価格帯の製品として販売されることになりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumros

AirPodsに「聴覚支援機能」が近い将来搭載されるかも?

Apple(アップル)のワイヤレスイヤホン「AirPods」に、2年以内に聴覚を支援する健康機能が搭載されることを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Mohd Syis Zulkipli / Shutterstock.comより

 

今回のGurman氏の報告によれば、Appleはすでに「Live Listen(ライブリスニング)」や「Conversation Boost」などの聴覚支援機能をAirPodsに組み込んでいますが、これらはまだFDA(米食品医薬品局)の認証を受けたものではありません。そして将来は、AirPodsが同様の認可を受けた形で、健康機能をサポートする予定だと予測しているのです。

 

著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は以前より、将来のAirPodsにて健康モニタリング機能が追加される可能性を指摘していました。またAppleは以前に特許出願にて、AirPodsに生体センサーを内蔵し、体温や心拍数、発汗レベルなどを検出するといったアイディアも披露しています。

 

以前にAppleの技術担当副社長のKevin Lynch(ケビン・リンチ)氏は、AirPodsが将来的に健康データを提供する可能性を示唆していました。AirPodsがただのワイヤレスイヤホンの領域を超えた、ヘルスケア情報も提供するデバイスに進化することを期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Appleのヘッドセット、投入時期を巡り社内が二分?

Apple(アップル)からの年内の投入が噂される「AR/VRヘッドセット」について、その発売時期をめぐりCEO(最高経営者)や重役、そしてデザインチームの意見が別れていたことを、Financial Times(ファイナンシャル・タイムズ)が報じています。

↑9to5Macより

 

AppleのAR/VRヘッドセットに関しては、Bloomberg(ブルームバーグ)によれば6月の開発者会議「WWDC」にて発表され、年内にも発売される見込みです。また製品は高解像度ディスプレイやハンド/アイトラッキング、M2チップや多数のカメラを搭載し、3000ドル(約40万円)とかなり高価になると予測されています。

 

今回のFinancial Timesの報道によれば、幹部のJeff Williams(ジェフ・ウィリアムズ)氏が率いるオペレーションチームは、たとえデバイスが高価であっても、先進的なヘッドセットをできるだけ早く出荷したいと考えていたそう。一方でデザインチームは、軽量な「ARスマートグラス(メガネ)」が実現可能になるまで、製品投入を待ちたかったそうなのです。

 

そしてAppleを率いるTim Cook(ティム・クック)CEOは、Williams氏による製品の早期投入を支持。たとえ製品が高価であり、また消費者へのアピールが大きくなかったとしても、今このタイミングで市場に参入すべきだと判断したようなのです。

 

これまでの噂が正しければ、AppleのAR/VRヘッドセットは消費者向けというよりも、業務での使用を意識した製品となりそうです。はたして同社の賭けが吉と出るか凶と出るか、今後を見守りたいものです。

 

Source: Financial Times via 9to5Mac

十分な睡眠を取っている人はわずか3割! Apple Watchを使った研究で明らかに

Apple Watchには、睡眠を記録する機能が備わっています。これにより4万2000人以上から集めたデータに基づき、ほとんどの人が十分な睡眠を取っていないことが分かったと報じられています。

↑十分な睡眠、取っていますか?

 

今回の調査結果は、アップルが大手医療機関と提携して進めている研究のうち、「Apple Heart and Movement Study」を通じて得られたものです。同社とブリガム·アンド·ウイメンズ病院およびアメリカ心臓協会(AHA)との提携のもと行われ、米国に住む人なら誰でもiPhoneのApple HealthアプリやApple Researchアプリを使って参加できます。

 

さてブリガム·アンド·ウイメンズ病院の研究者らは、Apple Watchユーザーの290万回を超える睡眠を分析したとのこと。その結果、健康な成人に推奨される最低限、一晩7時間以上の睡眠をとっている人は、わずか31%に過ぎないと判明したそうです。

Image:Apple Heart and Movement Study

 

AHAは、一晩あたり7時間~9時間の睡眠を推奨しています。少なくとも7時間の睡眠をとらないと心血管疾患、認知機能の低下と認知症、うつ病、肥満、血圧・血糖値・コレステロール値が上昇するリスクが高まるそうです。

 

ほか、興味深いデータがいくつも明らかにされています。

 

  • 平日は66.4%の人が午前12時前に寝るが、週末は56.6%にまで下がる
  • 10日以上の睡眠データを提供した参加者(合計4万2,455人)につき、平均睡眠時間は6時間27分
  • すべての州で、AHAが推奨する睡眠時間を満たしているユーザーは40%未満

 

忙しい日々のなか7時間の睡眠を取るのは難しそうですが、寝不足が重なれば慢性病にかかったり、ひいては寿命を縮めかねません。Apple Watchで睡眠を追跡しておき、なるべく早く寝るよう心がけたいところです。

 

Source:Apple Heart and Movement Study
via:9to5Mac

iPhone 15はiPhone 14のケースに入る? 入らない?

Apple(アップル)からの今年の投入が期待されている「iPhone 15」シリーズにて、「iPhone 14」シリーズのケースやディスプレイ保護フィルムが利用できるかどうかを、国内サイトのMacお宝鑑定団が報告しています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15では、全モデルがパンチホールデザイン「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」を採用し、本体縁の形状はより丸くなる模様。また上位モデルのiPhone 15 Pro/15 Pro Maxでは音量ボタンが一体化され、ディスプレイのベゼルもより細くなるようです。

 

今回のMacお宝鑑定団の報告によれば、iPhone 15はiPhone 14と筐体サイズに若干の違いがあるため、うまくはまりません。一方でiPhone 14 Plusの場合は、大丈夫なようです。そしてiPhone 15 Pro/15 Pro Maxはケースのサイズ違いやカメラの高さ、音量ボタンの形状が異なっているため、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxのものはフィットしませんでした。

 

またiPhone 15/15 Plusは前面カメラがDynamic Islandになるため、iPhone 14/14 Plusの画面保護フィルムは利用できません。iPhone 15 Pro/Pro Maxでも画面のR(曲がり具合)がiPhone 14 Pro/Pro Maxとは異なるため、画面保護フィルムは流用できませんでした。

 

というわけで、iPhone 15シリーズではiPhone 14シリーズのケースや画面保護フィルムは、基本利用できないと考えたほうがよさそうです。今年に新しいiPhoneの購入を検討されている方は、アクセサリ類の購入し直しも頭に入れておいたほうがいいでしょう。

 

Source: Macお宝鑑定団 via 9to5Mac

7インチ画面を搭載したHomePodが2024年初頭に登場?

Apple(アップル)が7インチディスプレイを内蔵した「HomePod」を2024年初頭にも発表すると、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が報告しています。

↑AlexLMX / Shutterstock.comより

 

AppleがiPadやApple TV、HomePodを統合した製品を開発していることは、以前から報じられていました。また今年には、本体上部の「Touchサーフェス」を大型化した「HomePod(第2世代)」も登場しています。

 

Kuo氏の報告によれば、7インチディスプレイを搭載したHomePodは、現行モデルとは全く異なるデザインになるとのこと。そして7インチディスプレイを搭載することにより「Appleの他のハードウェアとの密接な統合が可能になり、スマートホーム戦略の大きな転換点となる」と報告してるのです。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)は今年はじめ、Appleが「壁に取り付けてHomeKit製品を操作したり、ビデオやFaceTime通話を処理できるiPadのような製品」「iPadとApple TV、HomePodを統合した製品」を開発していると報じたことがあります。Kuo氏が今回報告した製品が後者に相当するのか、あるいは全く新しいデバイスを検討してるのかは、現時点では不明です。

 

他社からは、すでに製品が投入されているスマートディスプレイ。Appleが同様の製品の販売を検討しているのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / Medium via 9to5Mac

Apple Watch、36歳作家の隠れた心臓の異常を発見! 「この機能を使うとは思わなかった」

Apple Watchの健康関連センサーで命が救われたとの報告は、これまで数え切れないほどありました。その最新のケースとして、英国に住む36歳の作家が命に関わる心臓の異常があると知らされたと報じられています。

↑またしてもApple Watchが命の危機を救う!

 

英ベッドフォードシャーに住むアダム・クロフトさんは、BBCのインタビューに対して、ある晩めまいが起こったことを振り返っています。水を汲もうとキッチンに行くと「世界が閉じていく」ように感じ、なんとか床に伏せて冷や汗をかいたとのこと。そのときは、あまり気にせずにベッドに入ったそうです。

 

その翌朝、Apple Watchはクロフトさんに、心房細動が数時間おきに起きていると警告していました。そこで111(電話医療相談)に電話したところ、1時間以内に病院に行くよう指示されたとのこと。さらに病院で追加の検査を行うと、実際に心房細動が起こっていることが確認されたと述べられています。

 

Apple Watchの心電図アプリは、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを検知した場合に通知してくれます。心房細動は不整脈の一種であり、治療をせずに放置すると、心臓に血栓ができ、脳卒中の原因となることもあります。

 

この機能を、クロフトさんは「使うとは思っていなかった」と振り返っています。以前もApple Watchが検知しない「小さな鼓動」があったものの、その後は数か月間起きておらず、深刻だと思えるような痛みや症状もなかったとのこと。

 

そのため、もしもApple Watchが知らせてくれなければ、症状や治療に関するアドバイスをもらえる111に電話することもなかったと語られています。寝ているときも着けっぱなしのウェアラブル機器だけに、健康診断では見のがされていた身体の異常も見つけてくれるのかもしれません。

 

Source:BBC
via:9to5Mac

有機ELなiPad Pro、なんとお値段2倍近くに?

Apple(アップル)からの投入が噂されている「有機ELディスプレイ搭載iPad Pro」について、現行モデルからの大幅な値上げとなることを、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑Dohma48/ Shutterstock.comより

 

有機ELディスプレイ搭載iPad Proについては、以前にも値上げがされるとの予測が報じられていました。またBloomberg(ブルームバーグ)によれば、製品は2024年にも投入されるようです。

 

今回のThe Elecの報道によれば、有機ELディスプレイを搭載したiPad Proは11インチモデルが1500ドル(約20万円)から、12.9インチ版が1800ドル(約24万円)からになるとのこと。これは、現行モデルの11インチが799ドル(約11万円)から、12.9インチモデルが1099ドル(約15万円)からなのと比べて、2倍近い値上げになる計算となります。

 

このような大幅な値上げについて、The Elecは「LG DisplayとSamsung Displayが納入を予定してる有機ELディスプレイパネルはまだ開発中で、価格が決定していない。材料費としては、ディスプレイパネルの調達コストが最も大きい」と指摘しています。

 

The Elecはこのような大幅値下げについて、業界でも賛否の両方の声があると紹介しています。個人的にはiPad Proが日本価格で20万円を超えると、さすがに購入を躊躇してしまいそうです。

 

Source: The Elec via 9to5Mac

iPhoneがTouch IDに回帰? フルスクリーンに内蔵の噂

Apple(アップル)が指紋認証機能「Touch ID」をディスプレイ下に内蔵することを検討していると、リークアカウントのyeux1122が報告しています。

↑mama_mia / Shutterstock.comより

 

Touch IDといえば、「iPhone 8」や「iPhone SE(第3世代)」などに搭載されていた、指紋認証機能。当時はディスプレイの下部に、物理的なボタンが搭載されていました。一方で「iPhone X」が登場して以来、フラッグシップモデルでは顔認証機能「Face ID」に置き換えられています。

 

yeux1122の報告によれば、Appleはまずディスプレイ下にFace IDを内蔵したiPhoneを投入し、その2〜3年後にディスプレイ下にTouch IDが搭載されるというのです。

 

iPhoneにディスプレイ下Face IDが搭載されるという情報は何度も報じられており、韓国ニュースサイトのThe Elecは「2024年にディスプレイ下Face ID、2026年にディスプレイ下フロントカメラが登場する」と報告しています。一方でディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、「ディスプレイ下Face IDは2025年まで登場しない」とも伝えています。

 

ディスプレイにTouch IDが内蔵すれば、マスクや帽子などを装着したままでも、簡単にiPhoneをアンロックできるというメリットがあります。一方で、濡れた指だと認識が難しいという問題も…。iPhoneがTouch IDに回帰する未来があるのかどうか、気になるとことです。

 

Source: yeux1122 via MacRurmos

手首からChatGPTに質問できる! Apple Watchアプリ「watchGPT」登場

大人気のAIチャットボット「ChatGPT」を、Apple Watchで手軽に使えるアプリ「watchGPT」がApp Storeに登場しました。

↑watchGPT

 

このアプリはApple Watchを使って手首でChatGPTと対話できるほか、テキストや電子メール、SNSで素早く共有できるオプションもあり。また、文字盤からすぐにアクセスできるコンプリケーション(ショートカット)も用意されています。

 

watchGPTの特徴は、ざっと次の通りです。

  • Apple WatchからChatGPTにアクセスできる
  • 質問に対する回答を素早く得ることができ、また、タイプすることなく(音声入力で)長いメッセージを作成できる
  • テキスト、電子メール、またはSNSを通じて、他の人とチャットの結果をシェアできる
  • 個人データを収集しない
  • 英語、オランダ語、フランス語、スペイン語に対応

 

開発者の1人であるHidde van der Ploeg氏は、実際にwatchGPTが動くデモをTwitterで公開しています。

 

watchGPTは、日本でもApp Storeから650円で購入できます。またPloeg氏は今後のアップデートで、次のような新機能を追加すると予告しています。

  • 今のところ質問できるのは1つだけだが、次のアップデートでは会話が可能になる予定
  • コンプリケーションから直接、入力できるようにする
  • 更新履歴の追加
  • デフォルトで音声入力ができるオプション

 

日本語では使えないのが残念ですが、watchGPTが将来的に対応、ないし国産のChatGPT対応Apple Watchアプリが登場することを期待したいところです。

 

Source:App Store
via:9to5Mac

アップルのクラシック音楽アプリ「Apple Music Classical」、3月28日に提供開始! ただし日本は除く

アップルはクラシック音楽に特化したアプリ「Apple Music Classical」の予約登録を受け付け、3月28日に提供開始することを発表しました。

Image:Apple

 

有料プランApple Musicに加入している人は、追加料金なしで楽しむことができます。ただし、サービス開始時には日本や中国、韓国、ロシア、台湾、トルコ、アフガニスタン、パキスタンでは利用できません。

 

アップルは2021年8月に、クラシック音楽ストリーミングサービスのPrimephonicを買収し「名高いクラシック音楽体験をApple Musicで利用できるようになります」と予告していました。その後、昨年4月にiOS 15.5ベータ版から「Apple Music Classical」の文字列が見つかっていましたが、ようやく実現の運びとなりました。

 

公式リリースによれば、このアプリは「完全に最適化された検索により、世界最大のクラシック音楽カタログのあらゆる録音を素早く簡単に見つけられます」とのこと。それらを没入型空間オーディオと最高の音質、かつ広告なしで聴けると謳われています。

 

Apple Music Classicalは最大192kHz/24bitのハイレゾロスレスでストリーミングされ、空間オーディオ音源は「数千」もあるとのことです。さらに 作曲家の経歴や主要作品の解説など、聴きながら学べる情報も満載だと予告されています。

 

このアプリは当初はiOS専用であり、iOS 15.4以降をサポート。そしてAndroid版も、近日中に公開とされています。Apple Music本体もマルチプラットフォーム対応のため当然の展開と思われますが、日本でのサービス開始がいつになるのかも気になるところです。

 

Source:App Store
via:The Verge

ChatGPTの波紋広がる。Appleが「AI開発」を見直していると台湾紙が報道

Apple(アップル)がAI(人工知能)の開発を見直していると台湾のDigiTimes紙が報じています。

↑AppleのAI戦略は?

 

AppleはAI機能をさまざまな分野で利用しており、iPhoneのカメラの画像処理にも人工知能が活用されています。また、2023年2月には、AI関連の社員向けイベント「WWDC for AI」も開催しました。

 

DigiTimesによれば、チャット型AI「ChatGPT」の成功を受けて、AppleやMeta(メタ)、Amazon(アマゾン)などがAI開発を見直しているとのこと。そして、AI機能を組み込んだ次世代CPUの開発が活性化されるとサプライチェーン筋が指摘しているそうです。

 

また、同紙は、Appleが新しいコンテンツを生成できる人工知能「ジェネレーティブAI」の開発競争から距離を置いていたとも言われています。WWDC for AIでも焦点はヘルスケアやプライバシー、コンピュータービジョンなどに当てられ、ジェネレーティブAIに関する発表はありませんでした。

 

ChatGPTの衝撃的な登場で賑わうAI分野。Appleはこの領域でどう動いてくるのか? その動向から目が離せません。

 

Source: DigiTimes Via MacRumors

噂の15インチMacBook Air、やはり4月に発売? 有名アナリストが強調

アップルが晩春から夏にかけて15インチの大型MacBook Airを発売するとの噂がありましたが、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストが4月に発売される見込みだと異を唱えています。

↑MacBook Air

 

先月、ディスプレイ関連サプライチェーン調査会社DSCCのRoss Young氏は、アップルが15.5インチMacBook Air用ディスプレイパネルの生産を始めたと主張。その進行状況から考えて、新型MacBook Airは4月上旬に発売と予想していました

 

Young氏はiPad mini(第6世代)の画面サイズが8.3インチになると的中させるなど、未発表アップル製品のディスプレイ情報につき数々の実績があります。なお、大型MacBook Airの画面サイズは15インチと複数の情報源が述べているなか、Young氏だけが「15.5インチ」と主張している次第です。

 

が、今週初めにBloombergのMark Gurman記者は「初の15インチMacBook Air」が晩春から夏にかけて発表されると報道。たとえば6月のWWDC(世界開発者会議)で「M3」チップと一緒に登場するかもしれない、と仄めかしていました。

 

それを受けてYoung氏のフォロワーが「15インチMacBook Airは、前にあなたが保証したとおり4月発売ですか?」と質問。これにYoung氏は「そうです」と答え、4月発売説に自信があると強調したかっこうです。

 

M2チップ搭載の13インチMacBook Airは昨年6月のWWDCで発表され、翌7月に発売されていました。もしも新型の13インチ/15インチMacBook Airが4月に発売されるとすれば、少し早すぎる印象はありますが、もしかすると先に15インチ、数か月後に新型13インチという展開もあり得るのかもしれません。

 

また15インチモデルがM2チップを搭載するのか、それともM3チップとなるのかは、今のところ噂話が錯綜しています。有名アナリストMing-Chi Kuo氏はM2およびM2 Proのオプションもあり得ると述べていたことがありました。

 

ディスプレイが15インチになれば筐体やバッテリー容量も大きくなり、バッテリー駆動時間も伸びが期待できるはず。ますます屋外でも大活躍できる、優秀なモバイルノートPCとなりそうです。

 

Source:Ross Young(Twitter)
via:MacRumors

13インチMacBook Proも「M3」に進化する?

アップルが「M3」チップを搭載した「13インチMacBook Pro」の投入を予定していることを、海外テックサイトの9to5Macが報告しています。

↑Nitchakul Sangpetcharakun/Shutterstock.com

 

M3チップを搭載した新型Macに関しては、「13/15インチMacBook Air」の投入が噂されています。また、M3チップを搭載した次期iMacも開発がすすめられているようです。

 

9to5Macが入手した情報によれば、M3チップを搭載した13インチMacBook Proは「J504」というコードネームで開発されているとのこと。また、次期MacBook Airと同じ8コアのM3チップが搭載されるようです。加えて9to5Macによれば、アップルは13インチMacBook Proから「Pro」の名称を外すことを検討したものの、それは中止したとも伝えています。

 

M3チップを搭載した13インチMacBook Proの投入時期に関しては、いまのところ不明です。ただし、BloombergのMark Gurman記者は、M3チップを搭載したMacBook Airが6月のWWDCまでに発表されると報告しています。

 

14インチ/16インチMacBook Proに先駆けて、最新チップが搭載されてきた13インチMacBook Pro。その新モデルの登場は、意外と間近なのかもしれません。

 

Source: 9to5Mac

マイクロソフト、「Outlook for Mac」を無料提供! 購入もサブスクもなしで使えます

マイクロソフトは、macOS向けにメールアプリのOutlookを無料で提供開始しました。これまではMicrosoft 365の有料サブスクリプション加入かOfficeの購入が必要でしたが、現在すでにMac App Storeで公開されています。

↑Image:Microsoft

 

「Outlook for Mac」は、Outlook.com、Gmail、iCloudほかIMAPをサポートするメールプロバイダに対応しており、複数のメールアカウントを1つの受信トレイに統合することもできます。

 

またアップル独自開発のM1およびM2チップ搭載Macでもキビキビと動き、macOSのウィジェットや通知センターにも最適化されています。

 

マイクロソフトは、iOS版Outlookと一緒に使う便利さを強調。具体的にはiOSとmacOSのハンドオフ(連係)にも対応しており、Macで書きかけのメールをiPhoneに引き継ぐこともできる、というぐあいです。

↑Image:Microsoft

 

さらに今後追加されるOutlookプロファイルでは、macOSの集中モードとも連携し、仕事に集中しているときに通知を制限することも可能となります。

 

これまでMacの大手メールアプリは、MozillaのThunderbirdほか種類が少なく、選択肢が限られていました。Outlook for Macは何でもできる万能アプリではないものの、完全無料で試せるのはありがたいところです。

 

via:Engadget

iPhone 15/15 Plusに搭載されないかもしれない、2つの機能とは

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15/15 Plus」において、リフレッシュレートが可変する「ProMotion」と常時点灯機能が搭載されないことを、海外テックサイトが伝えています。

↑Framesira/Shutterstock.comより

 

2022年に販売された「iPhone 14 Pro/Pro Max」では、ディスプレイの駆動速度を1Hz〜120Hzまで変化させるProMotionに対応しています。これにより静止画などを表示している際には、画面駆動周波数を抑えて消費電力を抑えることができます。またiPhone 14 Pro/Pro Maxでは常時点灯機能により、画面をオフにしたままでも通知などが確認できます。このような機能は、通常モデルとなる「iPhone 14/14 Plus」には搭載されていません。

 

報道によれば、iPhone 15/15 Plusには低消費電力ディスプレイ「LPTO」が搭載されないため、ProMotionや常時点灯機能には対応しないとしています。アップルはiPhone 15シリーズのディスプレイパネルの手配をすでにすませており、量産準備をすすめていることも報じられています。

 

一方でiPhone 15/15 Plusでは、現行モデルの40nmではなく28nmプロセスでディスプレイドライバーチップが製造されるため、より電力効率が向上することも期待されています。これらの小改良により、iPhone 15/15 Plusでもよりバッテリー駆動時間が延長されることを期待したいものです。

 

Source: yeux1122 via MacRumors

iPhone 14/14Plus、新色イエローが登場!3月14日に発売

アップルは3月7日夜、iPhone 14とiPhone 14 Plusの新色「イエロー」を発表しました。数日前からの噂が的中したかたちです。

↑Image:Apple

 

新しいイエローのiPhone 14とiPhone 14 Plusは、3月10日(金)から予約注文の受付が始まり、3月14日(火)から販売されます。なおiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxには、新色はありません。

 

イエローのiPhone 14は、アルミニウムの側面とガラスの背面ともにイエローという配色です。これまでのミッドナイト、スターライト、PRODUCT(RED)、ブルー、パープルに加わり、iPhone 14/14 Plusのカラーバリエーションは6色となります。

↑Image:Apple

 

またiPhone 14とiPhone 14 Plusの純正シリコーンケースの新色として、カナリアイエロー、オリーブ、スカイ、アイリスの4つが加わっています。

 

さらにApple Watch用バンドにも春の新色が用意されており、ソロループ、ブレイデッドソロループ、スポーツバンドなどに次のカラーバリエーションが加わっています。

↑Image:Apple

 

  • スプラウトグリーン
  • カナリアイエロー
  • オリーブ
  • パープルフォグ
  • ブライトオレンジ
  • スカイ

 

iPhoneと純正ケース、Apple Watchのバンドも新色にそろえて、春らしさを満喫してみてもよさそうです。

Source:Apple(1),(2) 

M3なiMacは開発の最終段階に? いよいよ今年登場か

「次期iMac」が開発の最終段階にあり今年にリリースされることを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Mr.Mikla / Shutterstock.comより

 

長らくアップデートのないApple(アップル)のiMacですが、以前にBloombergは「『M3』チップを搭載した次期iMacが2023年末までに登場する」と報告していました。なお、現行プロセッサの「M2」を搭載したiMacの投入は見送られるようです。

 

今回のBloombergの報道によれば、次期iMacは「J433」「J434」というコードネームで開発されているとのこと。現在はエンジニアリング検証テスト(EVT)の「高度な段階」にあり、生産テストが行われているとしています。

 

また次期iMacでは、24インチ以外のモデルは存在しないようです。本体カラーはシルバー、ブルー、ピンク、オレンジといった、現行モデルのiMacと同じものがテストされているとのこと。また、イエロー、グリーン、パープルといったカラーが登場する可能性もあります。

 

というわけで、今年の後半には登場しそうな次期iMac。ファンを待たせただけのことはある、強力かつ魅力的なマシンとして登場してほしいものです。

 

Source: 9to5Mac

iPhone 15のフロントガラスが流出、やっぱりベゼルが細いぞ!

Apple(アップル)からの今年のリリースが期待される「iPhone 15」シリーズのものとされるフロントガラス部品を、リークアカウントのShrimpAppleProが投稿しています。

↑ShrimpApplePro / Twitterより

 

iPhone 15シリーズではすでに予測レンダリング登場しており、iPhone 15 Pro/Pro Maxモデルでは画面を囲う縁ことベゼルが細くなることが予測されています。また、iPhone 15/15 Plusにも画面上のパンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が搭載されるようです。

 

 

ShrimpAppleProの投稿した動画からは、やはりiPhone 15 Pro/Pro Maxにてベゼルが細くなること、そして全モデルにDynamic Islandが搭載されることが確認できます。このようにベゼルが細くなることで、より没入感が向上することが期待できます。一方でiPhone 15/15 Plusのベゼルは、iPhone 14/14 Plusからあまり変わらないようです。

 

iPhone 15シリーズではそのほかにも、Pro/Pro Maxにて音量ボタンが一つになりミュートがスイッチからボタンに変更されることも伝えられています。このような細かな調整により、iPhone 15(特にPro/Pro Max)はより「カッコいい」iPhoneとして登場することになりそうです。

 

Source: ShrimpApplePro / Twitter via 9to5Mac

M3 MacBook Airは6月のWWDCまでにリリース?

Apple(アップル)が「M3」チップを搭載した「13/15インチMacBook Air」を今年6月のWWDCまでに発表するとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑WeDesing / Shutterstock.comより

 

次期MacBook Airが今年4月に登場するという情報は、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏やディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏も報告しています。また同モデルでは、15インチの大画面モデルが登場するようです。

 

今回のGurman氏の報告によれば、次期MacBook Airではまず13インチモデルにM3チップが搭載される可能性が高いとのこと。一方で15インチモデルに関しては、M3が搭載される可能性と、「M2 Pro/M2 Max」が搭載される可能性の両方があるようです。なお、M3の上位モデルに相当する「M3 Pro/M3 Max」は2024年に登場するようです。

 

さらに、M3チップと有機ELディスプレイを搭載した「iPad Pro」が2024年前半に登場することも報告しています。さらに「早ければ2025年には、エキサイティングなMacのアップグレードがやってくる」とのこと。こちらはもしかすると、タッチ操作に対応し有機ELディスプレイを搭載したMacBookに相当するのかもしれません。

 

Source: Power On via 9to5Mac