iPhone 14シリーズ用レザーケース、春の新色2つを追加? iPhone 14のイエローと同時発表かも

アップルは季節ごとに新たなアクセサリー製品を投入することが多いのですが、今年の春にもiPhone 14シリーズ用のレザーケースに新色を追加するとの噂が報じられています。

Image:Majin Bu

 

TwitterアカウントのMajin Bu氏は、iPhone 14、iPhone14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max用の純正レザーケースに2色が追加され、春の新作コレクションとして登場すると主張しています。かつてBu氏はiPhone 14シリーズが発売される直前に、純正ケースの画像をリークしていたことがあります

 

今回の新色は、ディープバイオレットとゴールデンブラウン2つとのこと。これらは両方とも、過去モデル用の純正アクセサリーにあったものです。まず、ディープバイオレットはiPhone 12シリーズ用のレザーケース。そしてゴールデンブラウンはiPhone 13シリーズ用レザーケースやレザーウォレットのほか、AirTag用レザーキーリングでも用意されていました。

 

過去にアップルはiPhoneケースの色を再利用したことがあるため、今回の噂にも一定の信ぴょう性があります。たとえばiPhone 11用レザーケースにはフォレストグリーンがありましたが、後にiPhone 14用のレザーケースに使われていました。

 

昨年のアップルは3月9日(日本時間)にiPhone用ケースとApple Watch用バンドの新作コレクションを発表していたので、今年もまもなく新色を発表するのかもしれません。また、噂のiPhone 14/14 Plusの新色イエローも、それらと同時に登場する可能性もありそうです。

 

Source:Majn Bu(Twitter)
via:MacRumors

iPhone 15 Pro、ミュートがボタンになり音量ボタンは一体化?

今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro」において、音量ボタンが一体化され、またミュートスイッチはボタンに変更されることを、海外テックサイトの9to5Macが伝えています。

↑9to5Macから

 

iPhone 15 Proで物理式ではなく押し込めない静電容量式のボタンが採用されることは、以前から報告されていました。さらにアップルは、将来のiPad Proでも静電容量式ボタンの採用を計画しているようです。

 

今回の9to5Macの報告によれば、iPhone 15 Proでは音量アップと音量ダウンのボタンが一体化され、押す場所によって機能が切り替えられるボタンになるとのこと。なおこのような一体化されたボタンは、過去のiPhoneやiPadでも採用されたことがあります。

 

そしてミュートスイッチは、押して機能を切り替えるミュートボタンに変更されるとのこと。こちらのボタンも音量ボタンと同じく、静電容量式のものとなることが指摘されています。

 

iPhone 15 Proでは外部ポートがLightningからUSB-Cへと変更され、本体形状も縁がカーブしたものになることが報告されています。また、ディスプレイのベゼルは細くなるとのこと。さらに音量ボタンやミュートボタンにも変更が加えられるなど、そのデザインは大きく刷新されることになりそうです。

 

Source: 9to5Mac

人命救助のさいに落としたiPhone 11、水深7mで1週間も生き延びる!

iPhoneが防水仕様になってから数年が経ちましたが、アップル公称の数値を超えた水深でiPhone 11が1週間も生き延びたとの報告が届けられています。

↑防水仕様のiPhone

 

ブラジルのメディアG1によると、学生のブレノ・ラファエル氏は首都ブラジリアにあるパラノアー湖でカヤックを漕いでいたところ、溺れている女性を発見。ラファエル氏はためらうことなく、すぐに水に飛び込んで女性を救ったそうです。そして湖岸まで連れて行った後、自分のiPhone 11をなくしたことに気づきました。

 

ラファエル氏はそのiPhoneを諦めていましたが1週間後、ダイビングのインストラクターのエディニョ・ロシャ氏が生徒たちとナイトダイビングをした際に、水深7mでiPhoneを発見したのでした。

 

ロシャ氏は水中から引き上げたとき、このiPhoneは使えないと思っていたそうです。が、実際には画面が動いており、iPhoneの緊急メニューから持ち主を確認し、SNS上で呼びかけたそうです。

 

その投稿を見たラファエル氏は、ロシャ氏のもとを訪れました。本人確認もかねてiPhoneにパスコードを入力してもらったところ、ロックを解除できて持ち主だとわかるとともに、何ごともなかったかのように使えたとのことです。

 

最初の防水対応iPhoneはiPhone 7であり、最大水深1mまで30分間耐えられるIP67認証を取得していました。そしてラファエル氏のデバイスはiPhone 11であり、水深2mまで、最長30分耐えられるIP68認証を受けています。つまり、アップルの公称値を遙かに超えて生き延び続けたことになります。

 

とはいえ、アップル公式の1年保証は、水を含む液体による損傷は対象外。いざというときのことを考えると、水没も対象となる有料保証サービスAppleCare+に加入しておくのもよさそうです。

 

Source:G1

via: 9to5Mac

アップルがApple Watch Ultraの水深・水密テストを受け付け開始! どんなときにテストしたらいい?

アップルは3日、Apple Watch Ultraの深度ゲージと水密が正常かどうかを確認したいユーザー向けに、通常のオンラインサポート経由で「水深・水密テスト」の申し込みを受け付けることを発表しました。

↑Apple Watch Ultra

 

Apple Watch Ultraの水深アプリは最大深度40mに対応していますが、それだけの深さでは水圧もかなりの高さとなります。ハードウェアとしては深度100mの耐水性能を備えているものの、それは何も損傷がない状態でのことでしょう。

 

公式説明によれば、次のような場合には水深・水密テストに出した方がいいとのことです。

 

  • Apple Watch Ultraに搭載されている深度ゲージの機能を確認したいとき
  • 自転車での走行中に衝突したり、ハイキング中に岩にぶつけたりするなど、Apple Watch Ultraに目に見えないダメージが及んでいる可能性があるとき

 

この水深・水密テストでは、まずApple Watch Ultraの外装にひび割れや損傷がないか、目視で確認するとのこと。それで問題がないように見える場合は、水深計と水密をテストすると説明されています。

 

またApple Watch Ultraに目に見えない損傷がある場合は、水深・水密テストで動作不能となることもあり、基本保証やAppleCare+の対象とならない限り、交換費用がかかるとも但し書きされています。

 

アップルは、このサービスに料金がかかるかどうか明らかにしていません。また「国や地域によってはご利用いただけない場合があります」とされているため、テストを希望する人は、公式サポート窓口に問い合わせした方がよさそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

iPhone 14に新色グリーン追加? 今週中に発表されるかも

今年の春、iPhone 14とiPhone 14 Plusに新色のイエローが追加されるとの噂が報じられています。

↑写真はiPhone 11

 

海外からも信頼ある日本のブログ「Macお宝鑑定団Blog」は、中国SNSのWeiboでの「春、iPhone 14、イエロー」との投稿を引用しています。これを投稿した刹那数码氏は昨年初め、アップルが春に新製品発表イベントを行うことを的中させていました

 

さらに複数の情報源が米MacRumorsに、アップルのPRチームが今週(6~10日)に製品説明会を予定していると伝えたそうです。アップルは昨年も3月8日にiPhone 13シリーズの新色グリーンを発表しているため、今回の説明会はiPhoneの新色に関連している可能性がありそうです。

 

アップルは現行モデルの売上を伸ばすためか、春にiPhoneの新色を発表することがよくあります。2021年4月にも、iPhone 12とiPhone 12 miniのパープルを発表していました

 

また、2018年のiPhone XRと、2019年のiPhone 11の本体色にもイエローが用意されていました。iPhone 14のイエロー追加が本当だとして、それらの色とどう違うのかは興味深いところです。

 

Source:Weibo
via:Macお宝鑑定団Blog, MacRumors

Macがより高性能に? アップルがドイツの拠点に10億ユーロ投資

アップルはドイツのミュンヘンにあるシリコンデザインセンターの拡張に、10億ユーロ(約1400億円)を投じると発表しました。

↑アップルから

 

アップルは欧州におけるシリコンデザインセンターの本部として、2021年にミュンヘンに施設を設立しました。同社は過去5年で800社以上のドイツ企業に180億ユーロ(約2兆6000億円)を投入しています。

 

アップルによれば、今後6年間でドイツのエンジニアリング分野に10億ユーロを追加投資することで、ミュンヘンのシリコンデザインセンターを拡張します。具体的にはザイドルシュトラーセにある最先端の研究施設の設計と建設がおこなわれ、「コラボレーションとイノベーションを強化する」と伝えているのです。

 

ザイドルシュトラーセの新しい施設に加え、アップルのチームはシリコンデザインセンター拡張の一環として、DenisstrasseとMarsstrasseにある複数の追加研究開発スペースを占有することになりました。ArnulfstrasseとHackerbrückeにあるエンジニアリング施設とともに、この新しい施設はミュンヘンのMaxvorstadt地区の中心に位置するアップルのヨーロッパにおけるシリコンデザインセンターとなります。

 

「Mチップ(Apple シリコン)」の投入により、MacやiPadの魅力をますます高めているアップル。今後もその開発はさらに強化されることになりそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

アップルのヘッドセット、ジェスチャーでiPhoneの操作を引き継げる?

アップルからの投入が期待される「AR/VRヘッドセット」にて、「Continuity」「Handoff」といった機能が利用できる可能性を、海外テックサイトのPatently Appleが伝えています。

↑9to5Macから

 

ContinuityとはMacやiPhoneによる複数の連携機能を意味します。ワイヤレスファイル転送機能「AirDrop」やテザリング機能「Instant Hotspot」、アプリの作業内容をほかのデバイスに引き継ぐ「Handoff」などがこれに相当します。

 

アップルが出願した特許によれば、ユーザーはMacでドキュメントを作成し、その内容をAR/VRヘッドセットに引き継ぐことができます。また、視線とジェスチャーだけでオーディオのHandoffを操作する方法も説明されています。

 

具体的には、AR/VRヘッドセットでiPhoneを見るもしくは何らかのジェスチャーで、開かれているドキュメントがiCloud上で共有され、ヘッドセットでも開かれるというのです。また、iPhoneから「HomePod」でオーディオを転送する操作でも、ヘッドセットが活用できるとしています。

 

以前の報道によれば、AppleのAR/VRヘッドセットは空中タイピングが可能だったり、あるいは目が不自由な人を助けることができたりするとも伝えられています。同社のヘッドセットは、産業用に終わらない未来を実現しようとしているのかもしれません。

 

Source: Patently Apple via 9to5Mac

iPhone 15 Proは新チップの性能アップによって買い替え需要促進?

アップルが今年投入すると噂の「iPhone 15 Pro」では、3nmプロセスで製造される次世代プロセッサーが消費者の買い替えを促進すると、台湾紙のDigiTimesが報じてます。

↑Yalcin Sonat/Shutterstock.com

 

iPhone 15 Proでは、TSMCの第1世代3nmプロセス「N3」で製造される「A17」プロセッサーの搭載が期待されています。一般的にプロセスの数字が小さくなるほど、プロセッサーは高性能かつ省電力化がすすみます。

 

DigiTimesによれば、A17における大幅な改良により、消費者の買い替え需要を喚起するとのこと。具体的には、「iPhone 14 Pro」の5nmプロセスで製造される「A16 Bionic」と比較して、35%の省電力化が実現するようです。もちろん、パフォーマンスも大幅に改善されます。

 

報道によると、アップルは製造コストが高いにも関わらず、第1世代の3nmプロセスの初期注文を100%調達したとのこと。なお標準モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、iPhone 14 Pro/Pro MaxとおなじA16 Bionicが採用されるそうです。さらにTSMCが今年後半から製造を開始する「N3E」(N3の拡張バージョン)でも、アップルが最初の顧客となります。

 

USB-Cや新デザイン、新素材の採用が噂されるiPhone 15 Pro。あらゆる進化が期待されていますが、プロセッサーもそのひとつとなりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

AIけん制か、アップルがChatGPT搭載メールアプリに年齢制限

アップルがチャット型AI「ChatGPT」を搭載したメールアプリ「BlueMail」に対して、17歳以上という年齢制限を要求したことが判明しました。

↑BlueMail

 

ChatGPTはOpenAIが開発したチャット型AIで、ユーザーと自然な形での会話ができます。質問に回答するだけでなく、小説やプログラミングのコードを記述することも可能です。

 

BlueMailの共同設立者であるベン・ヴォラック氏によれば、アップルは「未成年が不適切なコンテンツに触れることを防ぐため、17歳以上の年齢制限を設ける必要がある」として、ChatGPTのアップデートをブロックしたそうです。

 

BlueMailのChatGPTを利用した機能は、過去のメールからテキストを抽出し、新しいメールの作成を支援するというものでした。一方でアップルは、AIが生成したコンテンツに対して「フィルタリングが含まれていない」ことを問題視しています。

 

BlueMailの開発元は、アップルの決定には納得できないとThe Wall Street Journalに語っています。過去のメールからどのようにして若年層に不適切なコンテンツが生成されるのかは不明ですが、今後のアップルの対応が注目されます。

 

Source: 9to5Mac

Apple重役、「Mac Pro」のApple Siliconへの移行を示唆

Apple(アップル)の幹部が、「Mac Pro」や「Apple Watch」の将来的な進化についてインドのIndia Today紙に語りました。

↑Apple Siliconにゆっくり移行中

 

同紙は、Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当副社長ことBob Borchers(ボブ・ボーチャーズ)氏にインタビューを行いました。次期Mac Proでは「Apple Silicon(アップル・シリコン)」の搭載、そして次期Apple Watchはバッテリー持続時間がポイントになるようです。

 

Borchers氏は「全てのMacをApple Siliconに移行する計画なのか?」という質問に対して、「私たちは当初から製品ライン全体をApple Siliconで実現することが目標であると明言してきた」と回答し、Mac ProのApple Siliconへの移行を示唆しました。

 

また、同氏は将来のApple Watchについて「バッテリー駆動時間の問題に取り組み続けている」と述べており、高速充電やリアルタイムの健康やフィットネスのトラッキング機能によってバッテリー駆動時間のバランスを模索しているそうです。

 

なかなかApple Siliconへの移行が進まないMac Proですが、製品の刷新計画は実行されているようです。

 

Source: India Today via MacRumors

クラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」、デビュー迫る?

Apple(アップル)がクラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」のリリースを準備している可能性を、海外テックサイトのMacRumorsが伝えています。

Apple Music Classical
「Apple Music Classical」ついにリリースか

 

Appleといえば、2021年にクラシック音楽の配信サービス「Primephonic」を買収。その時から、同社からのクラシック音楽配信サービスの登場が期待されており、もともとは2022年リリース予定だったとみられています。

 

配布が開始された「iOS 16.4」のベータ版から見つかった情報によれば、Apple Music Classicalを視聴するには「Apple Music」アプリをインストールしておく必要があるとのこと。現時点でApple Music Classicalが発表される気配はありませんが、今後iOS 16.4のベータ版や正式リリースで突如解禁される可能性も。

 

クラシック音楽ファンにとっては、注目のサービスとなりそうです。

 

Source: MacRumors

iPhone 15 Pro、非認証ケーブルだと転送・充電スピードダウン?

今年発売のiPhone 15 Proでは、「MFi認証」のないUSB-Cケーブルを接続するとデータ転送と充電の速度が制限されることを、リークアカウントのShrimpAppleProが報告しています。

iPhone 15 Pro
「MFi認証」なしのケーブルでは制限がみられる?

 

iPhone 15シリーズでは、外部端子がLightningからUSB-Cに変更されると噂されています。一方で接続するアクセサリによりその機能が制限されるという情報は、中国語SNSのWeiboでも報告されていました。

 

ShrimpAppleProによれば、Foxconn(フォックスコン)はすでにMFi認証に準拠したUSB-Cケーブルや「EarPods」などのアクセサリを量産している、とのこと。一方でMFi認証がないUSB-Cケーブルを接続すると、ソフトウェアによりデータ転送と充電速度が制限されると報告しているのです。

 

現時点でApple(アップル)からの正式な発表はありませんが、iPhone 15の性能をフルに利用したい場合には、純正のケーブルやアクセサリを利用したほうが無難かもしれません。

 

Source: ShripmApplePro / Twitter via MacRumors

iPhoneの未来予想、画面下にFace IDやカメラが内蔵される?

将来のiPhoneに画面下Face IDや画面下カメラが搭載されるとの予測を、韓国電子新聞のThe Elecが報じています。

↑画像はMacRumorsより

 

現在のiPhoneでは「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」として、画面上部のパンチホールにFace IDとフロントカメラが配置されています。一方で、一部のAndroidスマートフォンでは、ディスプレイに覆われて見えない画面下カメラを搭載したモデルがすでにいくつか登場しています。

 

The Elecによれば、Apple(アップル)は2024年の「iPhone 16 Pro」に画面下Face IDを搭載するとのこと。現在のスマートフォンの生産プロセスを考えれば、この技術の採用に大きな困難はないと伝えています。そして2026年には、カメラ機能を使わないときはカメラの穴が見えない、画面下カメラが採用されると報告しているのです。

 

このように2024年の画面下FaceIDと、2026年の画面下カメラの採用を予測する報告は、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏も寄せていました。また2025年には、「Pro」ではない通常のiPhoneにも画面下Face IDが採用されるようです。

 

Face IDやフロントカメラが画面下に内蔵されれれば、ディスプレイの表示領域がさらに広がるというメリットがあります。これらの報告が正しければ、iPhoneのデザインは今後も大きく進化することになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

iPhone 15 Pro Maxはメジャーアップデートモデル? 本体サイズもカメラ突起も小さめに

アップルから今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro Max(あるいはiPhone 15 Ultra)」について、その詳細な3Dレンダリングとサイズ情報を、著名リークアカウントのIce universeが報告しています。

iPhone 15 Pro Max
↑iPhone 15 Pro Max。Ice universe(@UniverseIce)/ Twitterより

 

Ice universeの投稿した画像によれば、iPhone 15 Pro Maxの本体サイズは高さ159.90mm × 幅76.70mm × 厚さ8.30mmになるとのこと。これは、現行モデルの「iPhone 14 Pro Max」の高さ160.70mm × 幅77.60mm × 厚さ7.850mmから若干小さく、そして分厚くなる計算です。

 

 

そしてiPhone 15 Pro Maxのカメラの突起は3.60mmになる、とのこと。これはiPhone 14 Pro Maxの4.18mmから、0.58mm薄くなります。またカメラ突起が小さくなることにより、iPhone 15 Pro Maxの最も厚い部分は11.84mmで、iPhone 14 Pro Maxの12.03mmから0.19mm薄くなるようです。

 

iPhone 15 Pro Maxはそれだけでなく、iPhone 14 Pro Maxからディスプレイのベゼルがより薄くなり、筐体はわずかに湾曲した形状となるようです。また、外部ポートがLightningからUSB-Cへと変更されることも報じられています。これらの情報を統合すると、iPhone 15 Proシリーズは本体デザインからサイズまでが変更される「メジャーアップデートモデル」といえるでしょう。

 

Source: Ice universe / Twitter 1, 2 via 9to5Mac

アップル、目が不自由な人々を助けるAR / VRヘッドセット新機能を開発中か

アップルは初代AR / VRヘッドセットを開発し、早ければ年末までに発売すると予想されています。その後も第2世代などシリーズ化していくと思われており、将来のバージョンでは目の病気を持つ人を助けることができるかもしれません。

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↑スマートグラスでARアプリケーションを使用する図

 

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者によると、同社内には最重要機密を扱うグループXDG(Exploratory Design Group)があり、そのエンジニアが次世代ディスプレイ技術や人工知能、そして視覚的な問題を抱える人々を支援するAR / VRヘッドセットの機能などに取り組んでいるそうです。

 

それ以上の詳細は不明ですが、アップルにとってアクセシビリティ(どんな人でも同じように利用できること)は常に重要な分野です。同社は誰もが自社製品を使えることを目指しており、iPhoneやiPad、Macでもさまざまな視覚、聴覚、身体機能につき支援するアクセシビリティ設定が用意されています

 

アップルの初代AR / VRヘッドセットは、10以上のカメラを内蔵し、その一部は周囲のマッピングに使われると噂されています。これにより、目の不自由な方に周囲の状況を音声案内できる可能性がありそうです。

 

また米MacRumorsは、加齢黄斑変性症(AMD)のような視界に死角ができる病気の人を対象にした機能があるかもしれない、と指摘。例えばARグラスの「Oculenz for AMD」は、すでにAMD患者の視界を補う仕組みが取り入れられています。

 

今のところアップル製AR / VRヘッドセットにつき、具体的なアクセシビリティ設定の情報はないようです。が、将来的にiPhoneに取って代わるほどの普及率を狙うなら、「誰しも使えること」は何よりも重視されるはず。アップルならではの独創性あるアプローチを期待したいところです。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

Appleのヘッドセットは「空中タイピング」が可能かも

Apple(アップル)からの投入が予測されている「AR/VRヘッドセット」において、空中でのタイピングが可能だと、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑MacRumorsより

 

AppleのAR/VRヘッドセットに関しては、今年6月に開催されるWWDCでの発表が予測されています。また「SiriでARアプリが作成できる」など、かなり意欲的な新機能が盛り込まれるようです。

 

今回の報道によれば、AppleのAR/VRヘッドセットには目の動きとハンドジェスチャーを利用したテキスト入力方式「In-air typing」が搭載されているとのこと。これによりiPhoneとペアリングをしなくても文字が入力できるのですが、一方で「まだ、iPhoneのタッチスクリーンでのキーボードを使用したくなるかもしれない」と、その完成度の低さも指摘しています。

 

AppleのAR/VRヘッドセットはセットアップに「iPhone」を必要とせず、「iCloud」のユーザーデータを独立してダウンロードすることができます。また2024年には第2世代のAR/VRヘッドセットや、廉価なAR/VRヘッドセットも投入されるようです。

 

ヘッドセットを装着し、空中で文字が入力できると聞くと、まるで映画のワンシーンのようにも感じられます。入力の快適さも含め、製品リリースまでにその完成度が高まっていてほしいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

リサイクルされるはずの中古スニーカー、実は海外に輸出されていた! AirTagの追跡により明らかに

シンガポール政府と化学メーカーのダウなどが共同で行っているスニーカーのリサイクル事業について、本当かどうかをAirTagにより調査したところ、ほとんどが他国へ輸出されていたことが分かったと報じられています。

↑中古スニーカーの行方は?

 

2022年、シンガポール政府とダウなどは、寄付された靴のゴム底や中底を遊び場やランニングコースの材料にする取り組みを始めました。

 

が、米Reutersの記者はダウが以前リサイクルの目標を達成できなかったことから、自ら11足の靴にAirTagをひそかに取り付けて寄附し、実際にどこに靴がどこに運ばれているのかを確認したそうです。

 

その結果、ほとんどの靴がインドネシアで発見されることに。結局のところ、それらはリサイクル事業に関わる廃棄物管理会社に雇われたという中古品の輸出業者により持ち去られていたそうです。

 

この調査結果を受け、ダウは国家機関のスポーツ・シンガポールや他のスポンサーとともに独自の調査を開始したとのこと。その後、同社は問題の輸出業者が3月1日からプロジェクトから外れることを確認したそうです。

 

ダウは声明にて、同社とプロジェクトパートナーは「このプログラムにより回収された靴の不正な持ち出しや輸出を認めず、回収とリサイクル過程の整合性を守ることに引き続き尽力する」と主張しています。

 

AirTagは時として、思わぬ真実を暴くことがあります。たとえばロストバゲージが持ち主とは正反対の方向に送られていたことや、強盗犯がAirTag入りの荷物を盗んだばかりに居場所が発覚した事件も記憶に新しいところです。

 

その一方でストーカーに悪用されたこともありましたが、アップルの安全対策により逮捕されたとのニュースもありました。今後もソフトウェアアップデートにより、ますます便利に、そして安全になると期待したいところです。

 

Source:Reuters
via:AppleInsider

来年の有機ELなiPad Proはかなりお高く?

2024年の投入が噂される有機ELディスプレイを搭載した「次期iPad Pro」について、その価格が高額になる可能性を韓国ニュースサイトのThe Elecが伝えています。

↑jes2u.photo / Shutterstock.comより

 

次期iPad Proに有機ELディスプレイが搭載される可能性は、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者も報告していました。また、Apple(アップル)がSamsung(サムスン)やLGにパネルを発注しているという情報も登場しています。

 

The Elecによれば、Appleは来年に11.1インチと13インチの有機ELディスプレイを搭載した次期iPad Proを投入するとのこと。一方で、このパネルが部品費用の中で最も大きな割合を占めることになるそうです。

 

またAppleは、次期iPad Proの生産プロセスに新たに「2スタック・タンデム構造」を採用しようとしています。これは有機ELディスプレイの輝度を2倍に、そして寿命を4倍にする技術。このような新技術の採用も、次期iPad Proのコストを押し上げる要因となるようです。

 

現行モデルのiPad Proは「ミニLED」方式による液晶ディスプレイを搭載しており、かなり価格も高くなっています。さらに円高傾向が続くなかで、次期iPad Proがどれだけ高くなるのかには、若干不安を感じてしまいます。

 

Source: The Elec via MacRumors

戦々恐々? Apple独自の5Gモデムの来年登場をライバルが予測

Apple(アップル)が独自開発した「5Gモデム」が2024年にもロールアウトされるとの予測を、Qualcomm(クアルコム)のCEOが発言しています。

↑bluefish_ds / Shutterstock.comより

 

AppleのiPhoneシリーズでは、これまでQualcommのモデムが採用されてきました。一方でAppleが独自モデムの開発に取り組んでいることは、これまで何度も報じられてきました。

 

先日開催されたMWC 2023のカンファレンスに登壇したQualcommのCristiano Amon(クリスティアーノ・アモン)CEOは、「Appleは2024年に独自のモデムを開発すると予測している。しかしもし我々のモデムが必要なら、その準備がある」と発言しています。

 

BloombergのMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は以前に、Appleの独自開発モデムはまずハイエンドモデムから導入され、3年後にQualcommのモデムが完全に廃止されると報告していました。一方で今年の「iPhone 15」シリーズでは、引き続きQualcommのモデムが全モデルで採用されるとも予測されています。

 

もしAppleが独自モデムの採用に踏み切れば、iPhoneの通信能力をより柔軟にコントロールできるようになるはずです。通信速度が向上するのかどうかも含め、今後の動向に注目したいものです。

 

Source: Carolina Milanesi / Twitter via MacRumors

次期iPhone SE計画は終わっていない!? 6.1インチモデル投入か

Apple(アップル)が6.1インチサイズの「次期iPhone SE」の開発を再開したと、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑ALDECA studio / Shutterstock.comより

 

次期iPhone SEに5.7〜6.1インチの大画面が搭載されることは、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏も報告していました。一方でKuo氏は今年1月、「2024年の次期iPhone SEの投入はキャンセルされた」とも報告していました。

 

今回のKuo氏の報告によれば、次期iPhone SEにはApple独自開発の「5Gモデム」が搭載されるとのこと。また6.1インチの有機ELディスプレイはベゼルが薄く、「iPhone 14」と同等のものになるとも述べています。

 

次期iPhone SEの5Gモデムについては、6GHz以下の帯域(サブ6帯)での通信にのみ対応するようです。なお、現行モデルの「iPhone SE(第3世代)」はQualcomm(クアルコム)のモデム「Snapdragon X57」が搭載されています。

 

二転三転する次期iPhone SEに関する情報ですが、もし本当に発売されるとすれば、2024年3月以降となる可能性が高そうです。日本でも人気の高い、廉価なiPhoneの次期モデルの登場を楽しみにしたいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / Twitter via MacRumors

4月登場と噂の15.5インチMacBook Airに期待されるいくつかの機能とは

アップルが今年4月に15インチの次期MacBook Airを投入すると、ディスプレイアナリストのRoss Young氏が報告。またそこで期待されるいくつかの機能の詳細をレポートしています。

↑WeDesing/Shutterstock.comより

 

次期MacBook Airに関しては、15.5インチサイズの製品が今年4月に投入されることを、Young氏が以前にも報告していました。この大画面MacBook Airは、すでに量産も開始されているようです。

 

Young氏によれば、次期MacBook Airでは15.5インチの「液晶ディスプレイ」が搭載されるとしています。iPhoneやiPadなどで導入がすすんでいる「有機ELディスプレイ」は、次期MacBook Airでは採用されないようです。プロセッサーに関しても、現行の13インチモデルと同じく「M2」が搭載されるとのこと。

 

次期MacBook Airでは、大容量バッテリーの搭載も期待されています。13インチMacBook Airのバッテリーは最大18時間駆動するので、15.5インチMacBook Airは20時間程度の使用が可能かもしれません。また通信規格では「Wi-Fi 6E」や「Bluetooth 5.3」といった、最新のものが採用されるようです。

 

このようにさまざまなアップデートが期待されている、15.5インチの次期MacBook Air。大画面のMacBookが「MacBook Pro」よりも安く買えるとすれば、かなり魅力的な選択肢となりそうです。

 

Source: MacRumors

iPhone 15はさらにバッテリー長持ちに? 有機ELドライバーチップとプロセッサーの省電力化が進みそう

今年秋の「iPhone 15」シリーズについての噂が次々と届けられていますが、新たに有機ELドライバーチップの改善によりバッテリー持ちがさらに良くなる可能性が浮上しています。

↑こちらはiPhone 14 Pro

 

台湾メディアの経済日報によれば、iPhone 15シリーズには電力効率が高い有機ELドライバーチップが採用されるとのこと。このチップはプロセッサーと有機ELパネルの間にあり、発光素子のオンオフを制御する不可欠のパーツです。

 

iPhone 15シリーズ用の有機ELドライバーチップは、これまでの40nmプロセスから28nmプロセスへと強化。ここでいう「○○nm」とは半導体の回路線幅のことであり、一般的には小さくなるほど処理能力が向上し、電力効率が上がる傾向があります。この新型チップでも消費電力がさらに削減され、バッテリー持ちが良くなると伝えられています。

 

「iPhone 15 Pro」モデルに搭載される「A17 Bionic」チップは、台湾TSMCの3nm製造ラインで作られるとの予想が有力です。iPhone 14 Pro搭載のA16 Bionicは4nmプロセスであり、そこからプロセスを微細化することで、処理能力と省電力性の向上が期待されています。

 

実際にTSMCの会長は、同社の3nm技術が4nmよりも電力効率が35%も改善すると述べていました。iPhone 15は全モデルともバッテリー持ちが長くなり、特にProモデルはスタミナが強化されることになりそうです。

 

Source:経済日報
via:9to5Mac

アップル、すでにiPad Pro向け有機ELパネルをサムスンとLGに発注済み? 発売は2024年かも

アップルは2024年に、初の有機ELディスプレイ搭載iPad Proを発売すると噂されています。その有機ELパネルを供給するのは、これまでのiPhoneやApple Watch向けと同じくサムスンディスプレイおよびLGディスプレイだと有力視されてきました

↑iPad Pro

 

そんななか、すでにアップルが両社にiPad用の有機ELパネルを発注したとのサプライチェーン情報が報じられました。

 

韓国の業界誌BusinessKoreaによれば、このパネルは10.9インチと12.9インチのiPad用とのことです。中国のディスプレイ大手BOEも発注候補に上ったものの、最終的には除外されたそうです。

 

信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も、有機EL版iPadは2024年に登場すると述べていたことがあります

 

Young氏いわく、搭載パネルは「タンデムスタック構造」になるとのこと。これは赤、緑、青の発光層を2段重ねにする方式で、輝度の向上や画面の長寿命化が見込め、消費電力も約30%削減可能。さらに最大120HzのProMotion(可変リフレッシュレート)にも対応すると付け加えていました。

 

またBusinessKoreaは、アップルが2026年から有機ELディスプレイ搭載MacBookを量産する準備を進めていると報じています。現在のハイエンド製品、たとえば12.9インチiPad Pro(2022)や14/16インチMacBook Pro(2023)にはミニLEDバックライト搭載ディスプレイが採用されていますが、今後は有機ELに移行していくのかもしれません。

 

Source:BusinessKorea
via:SAMMOBILE

カメラのナイトモードが進化? iPhone 15 Proに新型LiDAR搭載か

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro」にて、「LiDAR」センサーがアップグレードされることを、著名アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑The Toidi/Shutterstock.comより

 

LiDARセンサーは光が反射する距離と時間を測定することで、物体までの深度情報を計測する機能です。これにより、「AR(拡張現実)」関連機能の実装が実現しています。アップルは2020年の「iPhone 12 Pro」シリーズにて、LiDARスキャナーの搭載を始めました。

 

クオ氏のツイートによれば、iPhone 15 Pro/Pro MaxではLumentumとWIN SemiにかわってソニーがLiDARスキャナーを提供すると伝えています。ソニーの時間飛行型VCSEL(LiDARスキャナーの部品)は、既存の部品よりも消費電力が低いようです。

 

iPhone 15 Proがソニー製のLiDARスキャナーを搭載することで、バッテリー駆動時間が延長することが期待されます。さらに、ナイトモードやオートフォーカスなどのカメラ機能、そしてAR機能への恩恵もあり得るそうです。

 

iPhoneに搭載された「第2の目」として活躍する、LiDARスキャナー。iPhone 15 Proではそのアップグレードにより、さらに便利な機能が搭載されるのかもしれません。

 

Source: Ming-Chi Kuo / Twitter via MacRumors

アップルの廉価ヘッドセット、2025年にハイエンドモデルと同時登場?

アップルが2025年に第2世代となるハイエンドヘッドセットとローエンドヘッドセットを投入するとの予測を、著名アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

アップルが廉価版のヘッドセットを開発していることは、以前にも海外テックサイトのThe Informationにより報じられていました。またNikkei Asiaによれば、この廉価版ヘッドセットはフォックスコンが開発しており、大量生産と生産効率の向上に焦点が当てられているようです。

 

今回のクオ氏の報告によれば、第2世代のハイエンドヘッドセットとローエンドヘッドセットはそれぞれLuxcaseictとフォックスコンにより製造されるとのこと。そして、両製品の投入時期は2025年になると伝えているのです。

 

アップルの第1世代となるハイエンドヘッドセットに関しては、3000ドル〜5000ドル(約40万円〜67万円)とかなり高価になることが予測されています。一方で第2世代のローエンドヘッドセットは「ハイエンドMacと同等の価格」となるようです。現在のiPhoneのように、第2世代では通常モデルと「Proモデル」が登場するのかもしれません。

 

アップルの第1世代ヘッドセットは、今年6月の開催が期待される「WWDC」での発表が予測されています。デュアル4K解像度ディスプレイや十数個のカメラ、高度なアイトラッキングとハンドトラッキング機能の搭載が期待される同製品ですが、はたして私達一般消費者にもメリットのあるプロダクトとなるのかどうかが気になります。

 

Source: Medium via MacRumors

iPhone 15 Plusの予測レンダリングが登場、細ベゼルがかっこいい!

今年の投入が期待されているアップル「iPhone 15 Plus(仮称)」の予測レンダリング画像を、海外テックサイトの9to5Macが投稿しています。

↑9to5Macより

 

今年のiPhone 15シリーズでは、標準モデルのiPhone 15/iPhone 15 Plusと、ハイエンドモデルのiPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxの登場が予測されています。すでにシリーズの新色に関する情報も登場しており、iPhone 15では画面にパンチホール「Dynamic Island」が配置されるようです。

 

今回の予測レンダリング画像を見ると、6.7インチサイズのiPhone 15 Plusでも画面にDynamic Islandが搭載されていることがわかります。また画面を囲うベゼルが細くなっており、よりスタイリッシュな印象です。

↑9to5Macより

 

本体背面にはデュアルカメラを搭載。外部ポートは、LightningからUSB-Cへと変更されるようです。本体の背面は「わずかに丸みを帯びたエッジ」になると説明されています。

 

iPhone 15とiPhone 15 Plusでは、「A16」チップやクアルコム製の「X70」モデム、ブルーとピンクのカラーバリエーションの登場などが期待されています。今年のiPhone 15シリーズはProモデルとの差が小さい、かなり魅力的な製品となりそうです。

 

Source: 9to5Mac

iPhone 15 Proの新色「ダークレッド」はこんな大人カラーに?

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15」「iPhone 15 Pro」シリーズにおける新色の情報を、海外テックサイトの9to5Macが報じています。

↑9to5Macより

 

iPhoneではこれまで、シリーズごとに特徴的なカラーリングのモデルが投入されてきました。例えば「iPhone 14」シリーズではパープル、「iPhone 14 Pro」シリーズではディープパープルが存在します。

 

9to5Macによれば、iPhone 15 Proシリーズでは上のような「バーガンディー(ワイン色)」にも近い、ダークレッドカラーが投入されるとのこと。こちらはカラーコードが「#410D0D」で、「ダークシエナ」と表記されています。

↑9to5Macより

 

一方でiPhone 15シリーズでは、濃いピンクと鮮やかなライトブルーの新色が追加されるようです。ピンクの方は「カラーコード:#CE3C6C」で「テレマゼンタ」、ブルーは「カラーコード:#4DB1E2」で「ピクトンブルー」と呼ばれているようです。

 

iPhone 15 Proではチタン素材が新たに採用されるとの噂もあります。同スマートフォンのダークレッドカラーは、新しい素材のiPhoneをさらに引き立てることになりそうです。

 

Source: 9to5mac

Pixelの「消しゴムマジック」がiOS版Google フォトでも使えるように

「Google フォト」のiOS版アプリにおいて、「消しゴムマジック」機能が「Google One」加入者向けに提供されています。

↑Googleより

 

消しゴムマジックは「Pixel 6」以降のスマートフォンで利用可能な画像編集機能で、写真の中の意図しない人物や物の写り込みを簡単に除去することができます。またGoogle Oneでは、ストレージ容量の追加を含めたさまざまなパッケージが提供されます。

 

そして今後はiPhoneやiPadでも、Google Oneに加入していればGoogle フォトで消しゴムマジックが利用できるようになります。またGoogle フォトには新しいHDRビデオエフェクトや、専用のコラージュスタイルが追加されています。

 

さらにGoogle Oneの会員向けに、写真のプリント注文の送料が無料となります。これらの機能はすでに展開が始まっており、今後数週間ですべてのGoogle Oneメンバーに提供される予定です。Googleの便利な消しゴムマジック機能、iPhoneやiPadでもぜひ活用してみたいものです。

 

Source: MacRumors

まるでProみたい。iPhone 15は6.2インチ画面とDynamic Islandを搭載?

今年の登場が噂されている「iPhone 15」は、ディスプレイサイズが大型化され、ディスプレイ内部にパンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が配置されるとの情報を、9to5Macが伝えています。

↑9to5Macより

 

「iPhone 14 Pro」シリーズで導入された、Dynamic Island。その内部には、フロントカメラと顔認証機能「Face ID」の両方が搭載されています。

 

9to5Macが新たに公開したレンダリング画像によれば、iPhone 15シリーズでは「iPhone 14」シリーズと異なり、画面上部のノッチを廃止してDynamic Islandを採用するとのこと。このことから、iPhone 15/15 Proの4モデルではすべてがDynamic Islandを搭載することになります。

 

iPhone 15シリーズの本体下部には、LightningではなくUSB-Cポートを採用。背面カメラは、引き続きデュアルカメラとなるようです。さらにディスプレイサイズが6.1インチから6.2インチに大型化することも指摘されています。またiPhone 15 Proシリーズとは異なり、ボリュームボタンなどは静電容量式ではなく物理的なボタンとなるようです。

 

9to5Macが伝えるiPhone 15シリーズのデザイン変更は、リークアカウントのUnknowsz21の実機画像の投稿からも確認できます。iPhone 14 ProとiPhone 14ではその外観に大きな差がありましたが、iPhone 15 proとiPhone 15ではその差も小さくなりそうです。

 

Source: 9to5Mac, MacRumors

アップルの廉価な第2世代ヘッドセットはフォックスコン製?

↑画像提供/MacRumors

 

フォックスコンが、アップルの廉価な第2世代ヘッドセットの開発をしていると、Nikkei Asiaが報じています。

 

アップルのヘッドセットといえば、6月に開催される開発者向け会議「WWDC」にて、「AR/VRヘッドセット」を発表するとの予測があります。一方で、プロセッサーやディスプレイ解像度をおさえた廉価なヘッドセットが2024年〜2025年に投入される、との報道も出ているのです。

 

Nikkei Asiaの報道によれば、アップルの最初のヘッドセットは3000ドル〜5000ドル(約40万円〜67万円)と「非常に高価」な製品になるとのこと。一方で第2世代のヘッドセットは「ハイエンドなMac」と同等の、より手頃な価格帯になるようです。

 

アップルの第2世代ヘッドセットでは価格をおさえるために、大量生産と生産効率の向上に焦点があてられるとしています。なお、具体的なスペックや価格に関する情報は報じられていません。

 

まだ最初の製品が発表されていないにもかかわらず、第2世代の廉価モデルが噂される、アップルのヘッドセット。それだけアップルがXR(ARやVR)分野に真剣なのか、あるいはまだまだ計画が定まっていないのかは、気になるところです。

 

Source: Nikkei Asia via MacRumors

将来のApple Watchバンドは着ている服に合わせて色が変わる? アップルが特許を取得

将来のApple Watch用バンドは勝手に色が変わり、ユーザーの着ている服に合わせたり、情報を知らせたりする可能性を示す特許出願が見つかりました。

↑Apple Watch

 

アップルがUSPTO(米特許商標庁)から新たに付与された特許「色を調整できる時計バンド(Watch Band With Adjustable Color)」は、さまざまな服に合わせていろいろなバンドを買うのではなく、たった1つだけ買って、その色を変えるアイデアを提案するものです。

 

特許文書によれば「すでに販売中の時計は、カスタマイズのために異なるバンドを取り外して交換できる機能を提供しています」とのこと。しかし、「ユーザーは希望する色または色の組み合わせそれぞれにつき、別の時計バンドを用意する必要があります」と続け、バンドを交換する手間や複数のバンドを買うコストを省くことを配慮しているわけです。

 

そして「視覚的な表示のため、時計バンドの1つまたは複数の色を制御・選択、 および/または調整できるはずです」として、「エレクトロクロミック機能」を備えた時計バンドに言及しています。このエレクトロクロミックとは「加えられた電圧」により「さまざまな色や色の組み合わせを1つのバンドに表示できる」機能を意味しています。

 

特許文書では、この機能を軸としてさまざまなアイデアが披露されています。主な例は、フィラメント(細かい糸状の線)から織られた生地によるバンドを中心に展開。フィラメントの一部または全体にエレクトロクロミック機能を持たせることができ、たとえば「フィラメントの1つ以上に、導体およびエレクトロクロミック層を含められる」と述べられています。

 

さらに特許では、この機能が時計バンドに搭載すると役に立つことが特に強調されています。「時計バンドを取り外したり交換したりせずに、色の選択と調整を行えます」「異なる時計バンドが必要なく、さまざまな色を異なるタイミングで表示できます」というぐあいです。

 

また、時計全体が「ユーザーに通知するために」色を変えられるとも示唆。「特定のアイコンや形および/またはテキストを表示できる」とも書かれています。

 

アップルのようなハイテク大手は、毎週のように大量の特許を出願・取得しており、実際に実用化や製品化されるものはごく一部です。今回の特許もApple Watch用バンドに反映されるとは限りませんが、通知が電光掲示板のようにバンドに表示されればおもしろいかもしれません。

 

Source:USPTO
via:AppleInsider

iPhone 15 ProはRAM容量も速度もアップグレード!?

Apple(アップル)から年内の発売が期待されている「iPhone 15 Pro」のRAM(メモリ)仕様に関する詳細を、台湾調査会社のTrendForceが伝えています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 ProシリーズのRAMについては、以前もTrendForceが「RAM容量が6GBから8GBへと増量される」と伝えたことがあります。一方でリークアカウントのShrimpAppleProは、「高速メモリーのLPDDR5Xの採用が見送られた」とも報告しています。

 

TrendForceの報告によれば、iPhone 15 Proでは「RAMの容量とスペックがアップグレードされる」としています。なお、具体的なRAM容量や仕様については、今回は報告されていません。

 

iPhone 14シリーズでは、上位モデルの「iPhone 14 Pro」シリーズだけに6GB RAMが搭載されました。これにならえば、iPhone 15のベースモデルは6GB RAM、上位モデルのiPhone 15 Proシリーズでは8GB RAMが搭載されそうです。またRAMのスペックとしては、「LPDDR5」のより高速なモデルが搭載されるのかもしれません。

 

スマートフォンのRAM容量やスペックはあまり目立つ項目ではありませんが、アプリの動作の「キビキビさ」に影響する重要な指標です。今年のiPhone 15 Proシリーズでも、さらなる高速動作が実現することを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

ピンクが可愛い! Beats Fit Proに3色の新カラーが登場しました

Apple(アップル)傘下ブランド「Beats」のワイヤレスイヤホン「Beats Fit Pro」に、「コーラルピンク」「ボルトイエロー」「タイダルブルー」の3色が追加されました。

↑Appleより

 

Beats Fit Proは2021年末に発表されたワイヤレスイヤホンで、ウイングチップにより耳へのフィット感を高めたモデル。アクティブノイズキャンセリング機能や外音取り込みモード、空間オーディオにも対応しています。

 

Beats Fit Proではこれまで、「ストーンパープル」「セージグレイ」「Beatsホワイト」「Beatsブラック」の4色が販売されてきました。今回追加された3色は、より春らしいパステルカラーとなっています。

 

Beats Fit Proの国内向け価格は2万8800円(税込)で、AppleオンラインストアやApple Storeの店舗、正規販売店にて「まもなく登場」と案内されています。徐々に暖かくなる春に向けて、ジョギングやフィットネス向けワイヤレスイヤホンとしてピッタリの製品となりそうです。

 

Source: Apple

Apple Storeアプリがアップデート。保存アイテムリストの共有が可能に、実店舗の情報もより詳しく!

iPhone用とiPad用のApple Storeアプリが更新され、 保存したアイテムのリストを共有したり、アップルストア周辺の情報をより詳しく確認できるようになりました。

↑Apple Store(アップルストア)

 

これまでもApple Storeアプリは、実店舗のアップルストアについて営業時間や利用できるショッピング方法、無料講座「Today at Apple」などの情報が提供されてきました。今回のアップデートでは、さらに詳しい場所や周辺の情報が分かるようになりました。

 

またApple Storeアプリ内では興味ある製品をリストに保存しておく機能があります(製品ページ右上のしおりアイコンをタップ)。この保存したリストを、友達や家族と共有できるようになりました。右上の共有ボタンをタップして、共有したい相手を選ぶことができます。

 

さらにアプリ内の様々な場所から、保存したアイテムにアクセスして購入できるようになりました。

 

iPhoneおよびiPad向けApple Storeアプリの更新に関する公式リリースノートは、次の通りとなっています。

  • 保存したアイテムのリストを友だちや家族と簡単に共有できます。
  • アプリ内の様々な場所から保存したアイテムにアクセスして購入できます。
  • Apple Storeや周辺の情報をより詳しく確認できます。

 

Apple Storeアプリの最新バージョンは5.19です。まだ新機能を使えない方は、手動でアップデートしてみるといいかもしれません。

 

Source:App Store

Apple Watch、カラダの異変を何度も通知して消化管出血のピンチを救う!

これまで多くの人々の命を救ってきたApple Watchが、今度は持ち主が重度の内出血を起こしていることを報せ、治療を受けるきっかけになったと感謝されています。

↑Apple Watch

 

大手掲示板Redditのユーザー「digitalmofo」氏は、Apple Watch Series 7が「集中モード」(do not disturb)にしていたにも関わらず、命の危険を知らせてくれたと投稿しています。ちなみに集中モードとは、仕事に集中していたり、重要な会議中や映画を見ているときなどに、気を散らす通知を減らせる機能です。

 

このdigitalmofo氏はお昼になんだか疲れたので、Apple Watchを集中モードにして、ソファに横になってちょっと昼寝したとのこと。そして起きてから通知を確認すると、10回以上も高心拍数の通知を受け取っていたそうです。

 

そのため再び横になったものの、やはり高心拍数の通知は止まらず。そこでかかりつけ医にオンライン診療を受け、脈拍数や酸素(おそらく血中酸素濃度)をチェックしてから、そのまま911(緊急通報)に電話したとのこと。

 

はじめ救急隊は心臓発作だと言ったものの、検査した結果ヘモグロビンは3g/dLちょっと(正常値は13~16程度)で、消化管出血(胃や腸などからの出血)でした。もしもその時に輸血を受けていなかったら、助からなかったと言われたそうです。

 

digitalmofo氏は看護師さんや先生、献血してくれた人たちや治療を手伝ってくれた人たちに感謝しつつ、「もしもApple Watchがなかったら、私はそのまま気を失って死んでいたでしょう」と振り返っています。

 

Apple Watchは心電図アプリなどが注目されやすいのですが、他にも様々なセンサーにより身体に起きた異変を知らせ、隠された病気を発見するきっかけとなってきました。その通知には、素直に耳を傾けた方がよさそうです。

 

Source:Reddit
via:Wccftech

ChatGPT対抗サービスの登場などはなし、アップルの「WWDC for AI」の内容は?

アップルが今月始めに開催した、社員向けの人工知能関連イベント「WWDC for AI」の内容を、Bloombergが報じています。

↑Nong4/Shutterstock.comより

 

アップルが毎年開催している、WWDC for AI。「私達の才能は、まさに最前線にある」とうたっているように、これは同社のAIに関する最先端の取り組みを紹介するものです。イベントはアップル本社のSteve Jobs Theaterにて開催され、参加できなかった従業員向けにライブストリーミングも実施されました。

 

報道によれば、アップルのAIチームのチーフは「機械学習はかつてないほど速く進化している」と語っています。一方で、チャットAI「ChatGPT」に対抗するサービスや、「ゲームチェンジャー」となるような内容、あるいはプレビューは明かされませんでした。

 

アップルにとって最も重要なイベントは6月のWWDCであり、もしAIに関する重要な発表があれば、その場で発表されることでしょう。「AR/VRヘッドセット」や関連ソフトウェアの発表も含めて、WWDCを楽しみにしたいものです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

マットなチタン仕上げ! iPhone 15 ProのUSB-Cポート画像がリークか

「iPhone 15 Pro」の実機とされる画像を、リークアカウントのUnknownz21が投稿しています。

↑Unknownz21 / Twitterより

 

アップルからの年内の投入が期待されている、「iPhone 15」シリーズ。そのうちでも上位モデルに相当する「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」では、外部ポートが「Lightning」から「USB-C」へと変更されると噂されています。また、ディスプレイや本体デザインの変更を示唆する予測レンダリング画像も登場しています。

 

今回投稿された画像は、iPhone 15 Proの底面のみを撮影したものです。それでも、そこにLightningではなくUSB-Cポートが存在しているのが、はっきりとわかります。また本体上下のエッジも、よりなだらかな曲面となっているようです。

 

iPhone 15 Proの素材に目を向けると、現行の「iPhone 14」シリーズのステンレスとは異なり、あまり光沢がありません。これは、本体素材が「チタン」に変更されることを意味しているようです。すでにチタン素材が採用されている「Apple Watch Ultra」でも、本体はくすんだマット仕上げとなっています。

 

今回の画像はiPhone 15 Proの一部だけをとらえたもので、同スマートフォンの全貌を知ることはできません。チタン製のiPhone 15 Proの本体がどれだけ軽量になるのかを、ぜひ手にとって体験してみたいものです。

 

Source: Unknowsz21 / Twitter via 9to5Mac

約40万円のアップル製ヘッドセット、実は大人気? 関連企業が「需要の急増」に備えている噂

アップルが開発中と噂のAR/VRヘッドセット発表が、6月のWWDC(世界開発者会議)まで延期されるとの予想が報じられたばかり。そんななかで、約3000ドル(約40万円)するとも言われているこの高額ヘッドセットについて、なんとアップルのサプライヤーは需要の急増に向けて準備を整えているそうです。

↑アップルのヘッドセットは6月の登場が噂されています

 

台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesの有料記事によれば、光学コンポーネントとモジュールサプライヤーは、新型の拡張現実(XR)デバイスによる需要の急増に備えているとのこと。また、アップルが「今年(2023年)後半」に複合現実(MR)ヘッドセットを発売するとも述べています。

 

ちょうど先週の半ば、アップルの内部情報に詳しいMark Gurman記者が「当初は4月にヘッドセット発表イベントを開催する予定だったが、6月のWWDCまで延期された」と報じていました

 

「WWDCで新型ヘッドセットを発表し、今年後半に発売」というスケジュールは、実はとても理に叶っていることです。つまり、WWDCでヘッドセットとともに開発ツールを公表し、サードパーティの開発者たちがアプリを作る準備を整える。そして数か月後、ヘッドセット本体がお店に並ぶ頃には各種のアプリも揃っている……という状況が理想的なためです。

 

アップルのAR/VRヘッドセットは「Reality Pro」と呼ばれ、左右の目ごとに4Kディスプレイを搭載、度付きメガネの装着にも対応するとの噂話もありました。また側面にはApple Watchのようなデジタルクラウンがあって回すだけでデジタル世界と現実を行き来できるほか、Mac並みの強力なプロセッサーも搭載。それだけにバッテリーの消耗も激しく、1回の充電につき2時間だけ使えるといわれています

 

これだけリッチな仕様であれば、3000ドルという高価格も避けにくいはず。しかし、業界筋が「需要の急増」を予想しているとすれば、その価格を超えた素晴らしい体験をもたらすのかもしれません。

 

Source:DigiTimes
via:iMore

iPhone 14 Proのフロントカメラ、修理しやすくなりました

アップルが「iPhone 14 Pro/Pro Max」のフロントカメラおよびその周囲のセンサー類が含まれる「TrueDepthカメラシステム」の修理をより簡単にしたことを、海外テックサイトの9to5Macが伝えています。

↑MariaLev/Shutterstock.comより

 

これまでiPhone 14 ProのフロントカメラやFace ID部分が故障した場合には、iPhoneを本体ごと交換する必要がありました。しかし先週からApple StoreとApple認定プロバイダーでは、カメラのみの交換が可能になっています。

 

iPhoneのフロントカメラやFace ID部分の交換がこれまでできなかった理由としては、「TrueDepthモジュール」の単一ユニットによる修理方法がなかったことがあげられます。そのため、iPhoneの発売直後は特定の修理に数か月かかるという状況が発生していました。

 

フロントカメラやFace IDは、自撮りやiPhoneのロック解除を行なうための大切なパーツ。これらの修理がより気軽にできるようになったことで、よりiPhoneを安心して使えそうです。

 

Source: 9to5Mac

ロバにクラゲ…iOS 16.4ベータで新導入された絵文字がこちらです

Apple(アップル)が先日配布を開始した「iOS 16.4」のベータ版にて、複数の新たな絵文字が追加されていることが判明しました。

↑MacRumorsより

 

今回発見された新たな絵文字はロバ、クラゲ、シェイクフェイス、ピンクハート、ライトブルーハート、ムース、ガチョウ、ウィング、ヒヤシンス、サヤエンドウ、ジンジャー、フルート、マラカス、ブラックバードなどとなっています。

 

これらの絵文字は2022年7月に新たに提案され、同年9月に新しいUnicodeの標準としてリリースされました。AppleはこのUnicodeの標準から新たなデザインを書き起こすため、新たな絵文字の追加には通常数か月がかかります。

 

新しい絵文字はiOS 16.4ベータ版だけでなく、iPadOS 16.4、watchOS 9.4、macOS Ventura 13.3などでも利用可能です。これらのOSは近日中にパブリックベータが公開され、正式リリースは数週間後になることが予測されています。

 

Source: MacRumors

折りたたみiPad/iPhoneに一歩前進? Appleが特許取得

Apple(アップル)が折りたたみiPadやiPhoneに関する特許を取得していたことが、海外メディアのCNBCの報道により判明しました。

↑USPTOより

 

Appleの折りたたみデバイスといえば、以前には「2024年に折りたたみiPadが投入される」とのアナリストによる報告が登場していました。またその後には、折りたたみiPhoneの投入が予定されているとのこと。さらに、「2025年に折りたたみMacBookが登場する」との予測も登場しています。

 

今回の特許は、「仮想ボタンとして機能する側面タッチセンサーを備えた、クラムシェルデザインのデバイス」に関するものです。2021年4月に出願された今回の特許では、「デバイスの部品がディスプレイを補強する入力面として、あるいはディスプレイが折りたたまれている時に使用するために機能する」ことが解説されています。

 

特許の内容としては、クラムシェル型の本体の外装全体でタッチ入力が可能になると説明されています。また、「ディスプレイをデバイスの一部または全部に巻きつけ」、湾曲した側面にカメラコントロールやボリュームボタンなどのタッチセンサーを搭載することもできるようです。

 

いつものことですが、特許の出願がただちに製品化に結びつくわけではありません。それでも数年後に登場するかもしれない折りたたみiPadやiPhone、MacBookの登場を、楽しみにしたいものです。

 

Source: CNBC via MacRumors

持ちやすそう! iPhone 15 Proの予測デザインがこちらです

Apple(アップル)からの今年の投入が期待されている「iPhone 15 Pro」の予測レンダリングを、3DアーティストのIran Zelbo氏と海外テックサイトの9to5Macが公開しています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proはより細いベゼル、より丸いエッジデザイン、Lightningポートを廃止してUSB-Cポートを採用する、などの噂が伝えられています。今回の予測レンダリングは、ケースメーカーからの情報とそれらの噂をベースにしたものです。

 

今回の予測レンダリングでまず目につくのが、丸くラウンドした本体背面の形状です。情報によれば、これはガラス素材のエッジをわずかにカーブさせ、メタルフレームとの一体化をはたしているとのこと。現行モデルのiPhoneと比べ、かなり持ちやすさが向上しそうです。

 

↑9to5Macより

 

外部端子はLightningポートからUSB-Cポートへと変更。また背面カメラの飛び出しもより大きくなっており、撮影性能の向上が期待できます。側面のボリュームボタンは物理方式から静電容量式となり、ミュートボタンの形状も変わるようです。

 

今回の予測レンダリングが正しければ、iPhone 15 Proは本体デザインが変更される「メジャーアップグレードモデル」に相当しそうです。個人的に現行モデルのiPhone 14 Proは持ちにくいな…と思っていたので、ぜひこの新デザインが実現してほしいものです。

 

Source: Ian Zelbo / Twitter via 9to5Mac

将来iPhoneがメッセージを送った人の声で読み上げてくれる? アップルが特許を出願

アップルがiPhoneの「メッセージ」(iMessage)アプリに送った人の声でテキストメッセージを読み上げさせる新機能を検討していることが、特許出願から明らかとなりました。

↑メッセージ(iMessage)

 

すでに「メッセージ」で録音した声を送信したり、Siriの声でテキストを読み上げさせることは可能です。が、この新たな特許は、受信した側が送った本人の声で読んでもらうよう選ぶことができる、というものです。

 

そのメリットは「受信したメッセージを読む必要がなくなり、ユーザー体験を向上させられるとともに、デバイスの効率を高められる」ことと説明。たとえば人通りの多い道を歩いていてスマホを取り出せないとき、料理中でiPhoneの画面を見ている余裕がない場合などに、ハンズフリーで着信内容を本人の声で聴けて便利になるというわけです。

 

この技術は送信者の「音声モデル」を作り、それに基づき「メッセージ」アプリが音声を合成するという発想です。特許文書によれば「第1のユーザー(送信者)は音声モデルへのアクセスを提供するための要求に対応」し、その音声モデルは「第2の電子機器に提供される」とのこと。

Image:USPTO/Apple

 

つまり「メッセージ」で送信する際に、音声ファイルを添付するオプションが用意。そして受信側はメッセージ本文だけでなく、音声ファイルも受信するかどうかを尋ねられます。そうすると、それ以降のメッセージも送信者の声で読み上げられるようになる、という仕組みです。

 

ほか特許では、前もって音声ファイルだけを送ることも可能とされています。そうすればメッセージが届いたときに音声ファイルを同時にダウンロードしなくても良くなり、すぐに読み上げできる見通しです。

 

あらゆるアップルの特許と同じく、これが本当にiOSに実装されるのか、将来のiPhoneで使えるようになるのかどうかは不明です。

 

もっともビデオ会議は互いに接続するまでには手間がかかり、メッセージに音声ファイルを添付するとダウンロードに時間がかかります。もしも手軽に「親しい相手の肉声で、すぐにメッセージを読み上げてもらえる」機能が実現したなら、遠く離れて暮らす家族やカップルには喜ばれそうです。

 

Source:USPTO
via:9to5Mac

ワクワクしてきた。「15インチMacBook Air」の量産は1月下旬に始まっていたと台湾紙が報道

Apple(アップル)の「15インチMacBook Air」の量産が、すでに1月から始まっていたと台湾紙のDigiTimesが報じました。

↑期待が高まる15インチMacBook Air

 

最近では15インチ辺りのMacBook Airに関する報道が増えています。例えば、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏はAppleが15.5インチのMacBook Airのディスプレイパネルの生産を2月から始めており、4月初旬にも投入されると報告していました。

 

しかしDigiTimesによれば、15インチMacBook Airの量産は旧正月(1月下旬)から始まっているとのこと。また、プロセッサには現行の13インチモデルと同じく「M2」が搭載されるとされています。

 

15インチMacBook Airで気になるのがディスプレイ品質ですが、おそらくP3広色域やTrue Toneに対応するなど、現行モデルと同等になると見られます。輝度は最低でも500nit(ニト)以上になるでしょうが、ここはさらにスペックが向上するかもしれません。また本体が大きくなることで、より大容量なバッテリーが搭載されることでしょう。

 

最新の「16インチMacBook Pro」は円高の影響もあり、かなり高額な製品となっていますが、それに代わる大画面かつお求めやすいMacBookとして、15インチMacBook Airの登場には期待が高まります。

 

Source: DigiTimes via 9to5Mac

 

待望のApple「AR/VRヘッドセット」、発表はWWDCまでお預けか?

Apple(アップル)のAR/VRヘッドセットの発表時期が予定より遅れており、6月の開発者会議「WWDC」で披露される見込みであるとBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑AppleのAR/VRヘッドセット予想図(画像提供/MacRumors)

 

Appleの公式アプリに「Reality OS」「xrOS」の文字が登場するなど、その登場が間近に迫っている同社のAR/VRヘッドセット。以前にBloombergは「今春にも発表される」と報じていましたが、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は「開発の遅れで投入は今秋になる」と報告していました。

 

今回のBloombergの報道によれば、AppleはAR/VRヘッドセット「Apple Reality Pro(仮称)」の発表時期を再び延期したとのこと。春の発表を諦め、毎年6月に開催されるWWDCで発表する予定と伝えています。遅延の理由は複数あり、ハードウェアとソフトウェアの両方が原因となっているようです。

 

AppleのAR/VRヘッドセットは、高解像度ディスプレイやハンド/アイトラッキング、M2チップや多数のカメラを搭載し、3000ドル(約40万円※)とかなり高価な価格で投入されるだろうと予想されています。

※1ドル=約133.7円で換算(2023年2月16日現在)

 

WWDCはOSに関する発表がメインとなりますが、過去にはハードウェアが発表されたこともあります。AppleがReality OSやxrOS、AR/VRヘッドセットを発表するには最適なイベントとも言えるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

根強い「12インチのMacBook」復活説。早ければ2023年前半に量産開始?

かつて2015年から2019年まで発売されていた、12インチのMacBook。小さくて軽い本体デザインが人気を博しましたが、Apple(アップル)は同製品の再投入を現在もまだ計画しているとリークアカウントのyeux1122氏が報告しています。

↑復活説が取り沙汰される12インチのMacBook

 

先日、Bloomberg(ブルームバーグ)は12インチMacBookは2023年に投入されないと報じていましたが、yeux1122氏が台湾のApple関連サプライヤーから得た情報によると、Appleは12インチMacBookを投入するかどうかを引き続き検討しており、生産を準備しているそうです。早ければ2023年前半にも量産が開始される可能性があるとのこと。

 

12インチのMacBookに関する情報は錯綜しています。著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、12インチMacBookに関する情報は聞いていないとのこと。また、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏も、13インチ未満のMacBookの投入に関しては懐疑的な見方を示しています。

 

小型なノートパソコンやスマートフォンが人気の日本では需要が高そうな12インチのMacBook。復活はあるのでしょうか?

 

Source: yeux1122 / Naver via MacRumors

iPhone 15 Proはベゼルが超薄型? 湾曲デザインを採用か

アップルからの投入が期待されている「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」において、超薄型のベゼルが採用される可能性を、リークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

Iphone14
↑写真はiPhone 14 Pro

 

iPhone 15シリーズのディスプレイに関しては、最上位モデルのiPhone 15 Pro Maxにて現行モデル(iPhone 14シリーズ)よりもさらに明るいディスプレイが搭載される可能性を、ShrimpAppleProが報告していました。なお同アカウントは、iPhone 14 Proにおける横長パンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」の登場を言い当てた実績があります。

 

今回ShrimpAppleProは、以前にツイートしたiPhone 15 Proシリーズのベゼルが超薄型になることについて、他のソースからも確認ができたと伝えています。どうやらiPhone 15 Proのディスプレイは「Apple Watch Series 7」以降のApple Watchと同じように、ベゼルがさらに細くなるようです。

 

さらにShrimpAppleProは、iPhone 15のベゼルが湾曲したデザインになることも報告しています。毎年進化するiPhoneのデザインですが、今年はそのディスプレイの変化に注目したいものです。

 

Source: ShrimpApplePro via MacRumors

iPhone 14 Pro Max、製造にいくらかかっている? 部品コストは13 Pro Maxより3.7%上昇

最新のiPhone 14 Pro Maxは、いったい製造においくら掛かっているのか? 使用パーツのコストを単純に合計した額では、先代のiPhone 13 Pro Maxよりも少し高くなっていることが明らかとなりました。

iPhone 14 Pro Max
↑製造コストが気になるところ

 

香港の調査会社Counterpoint Researchは、アップルがiPhone 14 Pro Maxを作るのにどれだけのコストが掛かるかのレポートを公開しています。その結果によれば、ストレージ128GB版では部品の合計額は約464ドル(約6万1000円)だったとのこと。この額は、iPhone 13 Pro Maxをおよそ3.7%上回っています。

 

コストが増えた主な理由は、背面メインカメラが48MPに強化(13 Pro Maxは12MP)されたことに加えて、新たな常時表示ディスプレイによるものと分析されています。

 

その一方で、昨年よりも価格が下がっているパーツも。最も値下がりが目立つのは5G通信関連パーツで、先代モデルと比べて「5Gセルラー技術の普及に伴う部品価格が下がった」ことで、全体に占めるコストは13%にまで低下したそうです。すでに5G元年から数年が経っており、ほとんどのスマホに搭載されたことから、量産効果でコストダウンされたと思われます。

 

そして心臓部分のA16 Bionicチップは、1年前のA15 Bionicより約11ドルも値上がりしました。このチップを含む「プロセッサー」関連は、部品コスト全体の20%にも上っています。

 

またアップルの自社設計チップは総コストの22%以上を占めており、iPhone 13 Pro Maxのそれよりも大きくなっています。同社は独自モデムやWi-Fi/Bluetooth統合チップも開発中との噂もあり、今後ますます外部への発注を減らしていくのかもしれません。

 

これらの数字は材料費のみを対象としており、組み立てやパッケージ、流通などのコストは含まれていません。またアップルは研究開発やマーケティングに莫大な資金を投じていることもあり、原価だけを見て高すぎる、といった議論は意味がないでしょう。

 

それでも部品コストが年ごとにどう変わり、最終的なiPhoneの価格にどう影響するのかを考察するのは、非常に興味深いことです。

 

なおCounterpointによると、最もコスト増が激しかったのは、iPhone 11からiPhone 12に移行する時だったそうです。部品コストは26%も増えていますが、これは主に(12シリーズで初採用だった)5Gモデムによるもの。やはり最先端の技術は、お金が掛かりがちのようです。

 

Source:Counterpoint Research
via:9to5Mac

次期24インチiMacの投入、早くても2023年後半に?

次期iMacが早くても2023年後半までは発売されないことを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

imac
↑スタイリッシュなiMac

 

次期iMacについては、以前にもBloombergが「『M3』チップを搭載した次期iMacは2023年末まで登場しない」と報告していました。また上位モデルの「次期iMac Pro」も、開発が難航しているようです。

 

今回の報道によれば、アップルは2023年後半まで新しい24インチモデルのiMacを発売する予定はないとのこと。そして同社は「M2」チップを搭載したiMacのアップデートをスキップし、M3チップを搭載したモデルをリリースするそうです。

 

一方でM3チップについては、TSMCの3nmプロセスを利用して製造することで、性能と電力効率が向上すると伝えています。またM3チップは、2023年後半の投入が予測されている「次期MacBook Air」や「次期13インチMacBook Pro」、「次期Mac mini」にも投入されるようです。

 

現在はIntel(インテル)プロセッサを搭載した27インチiMacとiMac Proが製造中止となっているため、24インチiMacが唯一新品で購入できるiMacとなっています。デスクトップ版のMacを刷新したいファンのためにも、早めの製品登場に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 15 Proはベゼルが超薄型? 湾曲デザインを採用か

アップルからの投入が期待されている「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」において、超薄型のベゼルが採用される可能性を、リークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

Iphone14
↑写真はiPhone 14 Pro

 

iPhone 15シリーズのディスプレイに関しては、最上位モデルのiPhone 15 Pro Maxにて現行モデル(iPhone 14シリーズ)よりもさらに明るいディスプレイが搭載される可能性を、ShrimpAppleProが報告していました。なお同アカウントは、iPhone 14 Proにおける横長パンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」の登場を言い当てた実績があります。

 

今回ShrimpAppleProは、以前にツイートしたiPhone 15 Proシリーズのベゼルが超薄型になることについて、他のソースからも確認ができたと伝えています。どうやらiPhone 15 Proのディスプレイは「Apple Watch Series 7」以降のApple Watchと同じように、ベゼルがさらに細くなるようです。

 

さらにShrimpAppleProは、iPhone 15のベゼルが湾曲したデザインになることも報告しています。毎年進化するiPhoneのデザインですが、今年はそのディスプレイの変化に注目したいものです。

 

Source: ShrimpApplePro via MacRumors

15.5インチのMacBook Airが4月初旬にもやってくる?

15.5インチサイズの「MacBook Air」が4月初旬にも投入されるとの情報を、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑WeDesing / Shutterstock.comより

 

現行モデルのMacBook Airは、13.3インチディスプレイを搭載しています。Young氏は以前にも、Appleが15.5インチのMacBook Airを2023年に投入すると報告していました。また15インチのMacBook Airの存在については、Bloomberg(ブルームバーグ)も報道しています。

 

今回のYoung氏の報告によれば、Appleは15.5インチのMacBook Airのディスプレイパネルの生産を今月から開始するとのこと。そして、製品は4月初旬に発売されると報告しているのです。

 

現時点では15.5インチのMacBook Airの詳細はわかっていませんが、おそらく現行モデルと同デザインで、プロセッサが刷新されることが期待されています。15.5インチといえば「MacBook Pro」の16インチとほぼ同サイズですが、MacBook Proと同程度のサイズかつ廉価に購入できるMacBook Airの登場に期待したいものです。

 

Source: Ross Young / Twitter via 9to5Mac

iPhoneのサブスク計画が延期? 開発や技術に問題か…

Apple(アップル)が「iPhoneのサブスクリプション」の導入を延期したことが、Bloomberg(ブルームバーグ)によって報じられています。

↑renan.ce / Shutterstock.comより

 

iPhoneのサブスクリプションに関しては、2022年末~2023年初めに導入されるとの情報が以前に報じられていました。米国ではiPhoneを24回の分割払いで利用できる「iPhoneアップグレードプログラム」が提供されていますが、導入が噂されるサブスクリプションではiPhoneはレンタルするもので返却する必要があるようです。

 

今回の報道によれば、Appleは現在「Apple Payの月賦払い」「iPhoneのハードウェアのサブスクリプション」という2つのフィンテック商品を開発しています。このうちのiPhoneのサブスクリプションは、「エンジニアリングと技術的な後退」により、延期されたとしているのです。

 

もともとiPhoneのサブスクリプションは、2021年の「iPhone 13」か2022年の「iPhone 14」と同時に導入される予定でした。これは「デバイスにより金額が異なり、まだ具体的な金額は決定されていない」とのこと。なお計画は中止されたわけではなく、Apple内部で引き続き進行中だとしています。

 

高額なiPhoneを購入せずに利用できるサブスクリプションは、大きな需要が見込めそうです。端末を壊した際の修理代金などは気になるところですが、プログラムの実現を楽しみにしたいものです。

 

Source: Power On newsletter via 9to5Mac

将来のApple Watchはカメラ内蔵、バンドから外して撮影できる? アップルが特許を取得

アップルが将来のApple Watchに、カメラを追加する可能性を窺わせる特許を取得したことが明らかとなりました。

↑カメラ内蔵Apple Watch が登場するかも?

 

今週初め、アップルはバンドからApple Watchを着脱できるしくみに関する特許を取得。それはバンドの中心部にネスト(巣)が設けられ、そこからウォッチ本体をすばやく取り外せるというものです。

Image:Apple/USPTO

 

手首から取り外したApple Watchの新たな使い道も色々と提案されていますが、その1つが内蔵カメラで写真を撮れる、という案です。たとえば図3では、指の間にウォッチをはさみ、撮影している様子が描かれています。

Image:Apple/USPTO

 

さらに図4は、下側(手首側)にカメラを内蔵したApple Watchの断面とそれが捉える視野をイメージとしたもの。つまりApple Watchを手首から取り外し、内側にあるカメラ部分をかざして写真を撮るわけです。

 

アップルがApple Watchのカメラ関連特許を申請したのは、今回が初めてではありません。昨年も「時計内蔵カメラ」という別の特許を取得しており、それはデジタルクラウンにカメラを内蔵するというものでした。

Image:Apple/USPTO

 

また2019年には、バンドの端に内蔵して角度を調整できるカメラの特許を取得。このアイディアは、すでに「Wristcam」というサードパーティ製品で実現したりしています。

 

中小企業でも製品化できている以上、アップルが純正品を作ることも難しくはないはず。そうしていないのは、プライバシーを侵害する盗撮のリスクや、小さなApple Watchではバッテリーが持たないなど、数々の思惑が働いたためとも推測できます。

 

もっともアップルのようなハイテク大手は、毎週のように莫大な数の特許を申請・取得しており、そのうち実用化や製品化にこぎ着けるのはごく一部に過ぎません。今回の特許も、あくまで「社内で研究している」以上の事実を示すものではないでしょう。

 

とはいえ、Metaが開発中と噂のスマートウォッチについても、カメラが内蔵されているリーク画像が流出していました。いずれプライバシー対策を施してバッテリー持ちも問題ないカメラ内蔵スマートウォッチが、各社から登場するのかもしれません。

 

Source:Patently Apple

iPhoneにUSB-CとLightningの両ポートを搭載した猛者現る

とあるエンジニアが、LightningポートとUSB-Cポートの両方を搭載したiPhoneを制作したことが話題となっています。

↑Redditより

 

 

iPhoneといえば、長らくLightningポートしか搭載していないことで有名。一方で海外では、独自にUSB-Cポート搭載iPhoneやUSB-Cポート搭載AirPodsケースを自作した人物も登場しています。

 

今回Redditに投稿された画像では、iPhoneの底面にLightningポートとUSB-Cポートと備えた奇妙なiPhoneの姿を確認できます。これらの2個のポートは、両方とも完全に機能するとのこと。投稿者によれば、「(かつてのiPhoneのように)ヘッドフォンと充電機能を同時に使うことができて便利だ」とコメントしています。

 

今年投入される「iPhone 15」では、とうとう外部ポートがUSB-Cへと変更されるとの噂もあります。今回のようなLightningポートとUSB-Cポートの両方を備えたiPhoneは登場しないと思いますが、iPhoneの今後の進化に期待したいものです。

 

Source: Reddit via 9to5Mac

アップルのミニLED搭載27インチディスプレイ、また延期? 2023年春には発売されなさそう

アップルが開発中と噂される27インチの高級ディスプレイが、2023年の第1四半期(4~6月)に発売される見込みはなくなったとのアナリスト予測が報じられています。

↑高級ディスプレイは再び延期か

 

この27インチ高級ディスプレイは、画面サイズはStudio Displayと同じながらも、最上級モデルPro Display XDRと同じくミニLEDバックライトが搭載された製品です。

 

そしてアップルの未発表製品に詳しいアナリストRoss Young氏は米MacRumorsに対して、このディスプレイが量産に入る兆しは見られないと伝え、発売は差し迫っていないと示唆したそうです。かつてYoung氏は、本製品が昨年6月に発売されると予想。その後「10月に延期された」と修正し、さらに2023年初頭になったと述べていました

 

以前Young氏は、このディスプレイが最大120HzのProMotion(可変リフレッシュレート)に対応していると発言していました。同じサイズであることから、Studio Displayの後継モデルになるかもしれず、もしくはStudio Display(税込で約22万円)とPro Display XDR(約73万円)の中間に位置づけられる可能性もありそうです。

 

Young氏は、ディスプレイ専門サプライチェーン調査会社DSCCのCEOでもあります。過去にはiPhone 13 Proや14/16インチMacBook Pro(2021)の画面がProMotion対応となることや、M2 MacBook Airのディスプレイが13.6インチになることを的中させてきた実績があります。

 

アップルは2019年12月にPro Display XDRをMac Pro(第2世代)と同時に発売し、2022年3月にStudio DisplayをMac Studioとともに発売しています。この27インチ・ミニLEDディスプレイも、噂の「M2 Ultra」搭載Mac Proと同時リリースとなるのかもしれません。

 

Source:MacRumors

iPhone 15のUSB-Cポート、接続機器により機能に制限が?

Apple(アップル)の「iPhone 15」に搭載されるUSB-Cポートにて、純正アクセサリに限定された機能が用意されていることが、中国SNSのWeiboにて報告されています。

↑charnsitr / Shuterstock.com

 

iPhone 15にLightningポートではなくUSB-Cポートが搭載されることは、以前から報告されていました。またUSB-Cによる高速通信が可能なのは上位モデル「iPhone 15 Pro」シリーズだけになるとの情報も登場しています。

 

Weiboの報告によれば、AppleはiPhone 15のUSB-Cポートと併用する、Lightning互換のチップを開発したとのこと。これにより、ファームウェアによってUSB-Cポートに接続されるアクセサリを制限することが可能になるはずです。

 

現時点では、iPhone 15のUSB-Cポートにどのような制限が設けられるのかはわかっていません。例えば純正のケーブルや周辺機器を接続したときだけ、高速通信やよりワット数の高い充電を提供する、などの用途が想定されます。あるいは、Lightning端子を搭載したアクセサリをiPhone 15で利用できるようにするためのものなのかもしれません。

 

純正アクセサリを接続したときだけ追加機能を提供するケースは、Androidスマートフォンなどでも見受けられます。すでに広く普及したUSB-Cが今年のiPhone 15にもやってくることを、楽しみにしたいものです。

 

Source: Weibo via 9to5Mac

HomePod(第2世代)の詳細分解報告が登場、修理が簡単に?

修理業者のiFixitは、Apple(アップル)の新型スマートスピーカー「HomePod(第2世代)」の詳細な分解報告を発表しました。

↑iFixitより

 

 

HomePod(第2世代)は2023年1月に発表された製品で、本体上部のバックライト「Touchサーフェス」の拡大や、新型プロセッサの搭載が特徴。音声アシスタント「Siri」も、より賢くなっています。

 

iFixitによれば、HomePod(第2世代)では本体の組み立てに利用される接着剤の量が、初代モデルから大幅に削減。ドライバーを使って、より簡単に分解できるようになっています。本体上部にはロジックボードがあり、その下にはウーファーが存在。ウーファーの下には、電源とアンプ基板が収められています。

 

またデジタルアンプを冷却するために、巨大なヒートシンクが搭載されていることにも注目。これは「Appleがいかにオーディオ品質の向上に真剣かをしめしている」と、iFixitは報告しています。

 

というわけで、修理のしやすさがかなり向上したHomePod(第2世代)。初代モデルから見た目はあまりかわりませんが、あれこれ細かな変更がくわえられているようです。

 

Source: iFixit / YouTube via 9to5Mac

「製品として魅力ある」2022年注目集めたApple Watch Ultraをプロが判定

iPhoneをはじめとして、Appleの新製品が今秋続々と登場。円安の影響もあり全体的に価格が上昇したが、果たして性能はそれに見合うレベルに高められているのか? Apple製品に精通するプロが、各アイテムの進化ぶりに判定を下す!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちがJUDGEします!

ジャーナリスト

西田宗千佳さん

モバイル機器、PC、家電などに精通するジャーナリスト。取材記事を雑誌や新聞に寄稿するほか、テレビ番組の監修なども手掛ける。

デジタルライター

井上 晃さん

スマホやスポーツウオッチなどを中心にデジタル系の新製品やサービスを紹介。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿している。

Ultraが加わりより幅広い層へ訴求する

3ラインが新たに登場したApple Watchの、注目はやはりApple Watch Ultra。日ごろのフィットネスやトレーニングというレベルを超えた、極限での使用も想定したスペックを備え、タフさを誇るモデルだ。

 

「機能アップはかなり落ち着いてきた印象。そのために、デザインを大きく変えた『Ultra』を用意したのでしょう。素材を変えた“ラグジュアリー路線”より、製品としての魅力があります」(西田さん)

 

これまでApple Watchでは、スタンダードモデルのほかに、Apple Watch NikeやApple Watch Hermèsなど、機能面やデザインで“選ぶ”魅力を付加してきた。今回は“タフさ”という新たな選択肢をUltraでアピールしている。

 

「12万円超という価格はインパクトがありますが、実はアウトドア向けのスマートウオッチとしては適正。電池の持ちもGPSを使用した屋外ワークアウトで最大12時間まで伸びたので、1泊2日程度の登山などでも利用しやすくなったと言えます」(井上さん)

 

またApple Watch UltraとApple Watch Series 8が新対応した皮膚温の測定は、女性が便利に使える機能として注目したいポイントだ。

 

「約5日間就寝時に着用することで、手首の皮膚温の基準値が判定され、そこからの変動を毎晩計測する仕組みです。測定したデータによって、過去に遡った排卵日の推定や、周期予測の精度向上などに役立てられます」(井上さん)

 

Apple Watch Ultra

耐久レースや探検、冒険など、過酷な環境に挑むアスリートのために加わった新たなラインが「Apple Watch Ultra」だ。搭載される高精度なGPSアンテナは、トレーニングやレースの際に重宝する。

 

アスリート必携! 過酷な環境に耐えるタフな新ライン

↑3種類のバンドが付属。探検家向けのアルパインループバンド(左)、耐久レースのアスリート向けとなるトレイルループバンド(中)、ウォータースポーツ向けのオーシャンバンド(右)を用意している

 

Apple Watch Ultra

12万4800円

 

アスリートや冒険家向けに開発された新ラインが登場。-20℃〜55℃の温度帯で可動するタフなスペックがウリだ。高精度なGPSアンテナを搭載し、Apple Watch史上最も正確な位置やルートの情報を提供する。

↑Apple Watch Ultraは3つのマイクを内蔵。マイクで音声を取り込むと同時に周囲の背景音を低減するので、鮮明な音質を実現する。風が吹きつける環境下では、独自のアルゴリズムで風の音を低減する

 

↑暗闇で文字の視認性が向上する「ウェイファインダー」。ナイトモード有効時に表示されるモードだ

 

↑GPSを使って移動したルートを表示する「バックトレース」。道に迷ったときに足取りを確認できる

 

【JUDGEMENT】

≪◎≫ 価格が高いのは事実だが安心感や満足度も高い

「アウトドア向けではありますが、むしろ“最新機能全部入り”であり、バッテリー動作時間も通常使用時でもほかのラインより長い36時間というApple Watchです。高価ですが、安心して長く使いたい人向けですね」(西田さん)

 

≪○≫ -20℃でも動くので雪山で頼りになるはず

「動作温度が-20℃までに拡大したことに注目。寒さが厳しい地域の方やウィンタースポーツが好きな人、あるいは雪山登山をする方で、従来モデルの挙動に不満があった人ならば、Ultraに変えるメリットは大きいです」(井上さん)

 

■Apple Watchシリーズ 新旧スペック比較表

16インチMacBook Pro(2023)、最もバッテリーが長持ちするノートPCかも

最新の16インチMacBook Pro(2023)は、強力なプロセッサー「M2 Pro」や「M2 Max」を搭載し、優れた処理能力を発揮しています。その一方でバッテリー持続時間についても、おそらく最も長持ちするWindowsノートPCとの競争に勝ったとのテスト結果が公開されています。

Image:Apple

 

海外テック系サイトのTom’s Guideは、複数のAppleシリコン(独自開発チップ)搭載MacBookとWindowsノートPCの中でもバッテリー駆動時間が特に優秀な製品を比較テストしました。画面の明るさは150ニトで、連続してウェブサーフィンをしてどれだけ持つか、というもの。

 

ちなみに実験に使われた16インチMacBook Proは、M2 Maxチップと96GBのRAM、4TBのSSDを搭載したフル装備モノです。

 

その結果は、16インチ M2 Max MacBook Proはフル充電で18時間56分も動作し、次点の13インチM2 MacBook Proに36分の差をつけています。それに続く3位に登場したのは、WindowsノートPCの、Dell Latitude 9510です。18時間17分という記録は素晴らしいものではありますが、画面の解像度はフルHDにすぎず、より精細な画面を持つMacBook Proより有利だったはず……とほのめかされています。

Image:Tom’s Guide

 

ほかM2 Pro搭載のエントリーモデル(最も安価な)14インチMacBook Pro(2023)も16時間37分、M1搭載の13インチMacBook Proも16時間32分と大善戦しています。また数時間の差はあるものの、M1 MacBook Airも14時間8分となかなかの健闘ぶりです。

 

外出先でコンセントのない環境で仕事をする場合、16インチ M2 Max MacBook Proは大活躍してくれそうです。もっとも、テストに使われた構成では75万円以上もかかる(日本向け価格)ため、あくまでプロフェッショナル向けの製品かもしれません。

 

Source:Tom’s Guide

世界初のUSB-C搭載iPhoneを作った男、今度はAirPods Pro充電ケースを改造!

「世界初のUSB-Cポートを備えた改造iPhone」を作った人物が、次はAirPods充電ケースのLightning端子をUSB-Cに取り替えたことが注目を集めていました

Image:Ken Pillonel/YouTube

 

その本人が、今度はAirPods Proの充電ケースをUSB-C搭載に改造し、そのやり方を公開しています。

 

ロボット工学エンジニアのKen Pillonel氏は、AirPods充電ケースの改造に成功した後、AirPods Proで同じことをやってみたいという要望がたくさん寄せられたそうです。

 

そもそもAirPods Proのケースは開けられるように設計されていませんが(修理業者iFixitによる修理しやすさスコアは10点中0点)可能ではあります。ただし、作業中に何らかのダメージが生じるかもしれません。そこでKen氏は、カスタムUSB-C PCB(プリント基板)とブラケットを設計しつつ、ボトム(下側)ケースの交換品も自作しています。

 

さらにAirPodsの時と同じく、Ken氏は作業プロセスを撮影し、技術的なノウハウをGitHubに無料公開しています。これを見れば誰でも同じことができるはず……ですが、高度な加工技術や工作機械が必要となるため、しり込みするかもしれません。

 

もっとも、アップルは2023年内に初のUSB-C搭載iPhoneとAirPodsを発売するとの予想が有力となっています。それまでに、どうしてもUSB-C搭載AirPods Pro充電ケースが欲しい人は、チャレンジしてみてもよさそうです。

 

Source:Ken Pillonel
via:9to5Mac

「Apple Watch」がmicroLEDを導入するのは2025年!? 著名アナリストが予測

Apple(アップル)のスマートウォッチ「Apple Watch」に新方式ディスプレイの「microLED(マイクロLED)」が採用されるのは2025年になるだろうと、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑2025年にディスプレイが変わる?

 

microLEDとは微細なLEDをディスプレイのバックライトに使用する技術で、正確な色の再現や輝度の向上が可能となります。以前には2024年のApple WatchにmicroLEDが搭載されることがアナリストによって報告された一方、「Apple Watch Ultra」ではディスプレイサイズが拡大するとの情報もあります。

 

Young氏は、Apple Watchの部品サプライヤーことOsramから得た情報により、Apple WatchへのmicroLEDの搭載が2025年になることが確認できたと述べています。なお、Osramは同年からmicroLED製品の収益について報告すると表明しており、どうやらこれがAppleへのmicroLEDディスプレイの出荷を意味しているようです。

 

確かにBloomberg(ブルームバーグ)も先日、Apple(アップル)はApple Watchだけでなく、iPhoneやiPad、MacにもmicroLEDを採用すると報じていたので、近いうちにApple製品のディスプレイのクオリティはさらに向上するかもしれません。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

デザイナーが「iPhone Ultra」を独自に設計。その出来栄えは…

2023年にApple(アップル)が発表するのではないかと噂されている「iPhone Ultra(あるいはiPhone 15 Ultra)」。その予測レンダリング画像をデザイナーのJonas Daehnert(デビッド・シェイ)氏が公開しました。

↑創造的だ(画像提供/Jonas Daehnert)

 

Appleが最上位モデルとしてiPhone 15 Ultraを今年に投入する可能性は以前から報じられていました。iPhone 15 Ultraではチタンフレームカーブエッジシャーシを採用することで、より差別化されたモデルとなると言われています。さらに、カメラスペックの向上や高速なUSB-C通信機能の採用も噂されています。

 

そんな中、今回Daehnert氏が投稿したオリジナルのレンダリング画像は、前述のリーク情報を参考にしたというより、「Apple Watch UltraのデザインをiPhoneに組み込んだら…」と想像して作ったものとなっています。確かにオレンジカラーのアクションボタンや底面ポート、盛り上がった音量ボタンとタフネスなミュートスイッチ、特徴的なスピーカーホールにディスプレイエッジ、ラウンドしたコーナーなど、随所にApple Watch Ultraのデザインを確認することができますね。

 

iPhone Ultraに関しては、ブルームバーグが「2024年にPro Maxの上位モデルとして投入される」と報じたことがあります。このiPhone Ultraでは、より大きなディスプレイや性能が向上したカメラ、上位モデルのプロセッサが導入されるのではないかと言われています。

 

現時点では、投入の有無がまだはっきりしないiPhone Ultra。しかし、ファンの期待は募るばかりです。

 

Source: Jonas Daehnert / Twitter via 9to5Mac

「Apple Watch Series X」と「SE 3」は2024年に登場? 画面は最大10%大きくなる予想

Apple(アップル)が大型ディスプレイを搭載した「Apple Watch Series X」と「Apple Watch SE(第3世代)」を2024年に投入するだろう、と調査会社Omdiaのアナリストが報告しています。

↑大きくなり続けそう

 

現行モデルのApple Watchでは、「Apple Watch Series 8」が45mm/41mm、「Apple Watch Ultra」が49mm、「Apple Watch SE(第2世代)」が44mm/40mmのケースサイズを採用。最近では台湾紙のDigiTimesが、ディスプレイが10%大きくなった「Apple Watch Ultra」が2024年に投入されると報じていました。

 

アナリストのDavid Hsieh(デビッド・シェイ)氏によれば、Apple Watch Series Xでは1.89インチ/2.04インチの2種類のディスプレイサイズが用意されており、これはApple Watch Series 8よりも5%〜10%大きいとのこと。また、Apple Watch Series Xという名称については、第10世代モデルとなることから「iPhone X」のように「Series X」と名付けられると予測していますが、まだ確定はしていないようです。

 

一方、Apple Watch SE(第3世代)については、Apple Watch Series 8と同じ画面サイズになるとのこと。2023年の「Apple Watch Series 9」については、Apple Watch Series 8から画面サイズは変わらないそうです。

 

Apple Watchはモデルを重ねるごとに、徐々に画面サイズを大型化してきました。2024年のApple Watchの画面がさらに大きくなるのかどうか、注目です。

 

Source: informa via MacRumors

アップル、金利0%の「Apple Payで後払い」を直営店でテスト開始!

2022年6月、アップルは後払いシステム「Apple Payで後払い」を発表しました。これは米国のユーザーがApple Payの支払いを利息や手数料なしで、6週間にわたり4回の分割にできるというものです。そして最近、アップルが社内テストを拡大し、直営店の従業員も参加させて、いよいよ一般公開が近づいている兆しが見えたと報じられています。

↑Apple Payで後払いを試験中

 

アップルは支払いに関する新機能を、まず直営店のアップルストアでテストすることがよくあります。例えば、自社のクレジットカード「Apple Card」(日本では未提供)も、2019年にストアの従業員がテストを開始。また、iPhoneがタッチ決済端末になる「Tap to Pay」も本社近くのビジターセンターから試験運用していました。

 

Apple Payで後払いは2022年6月の開発者イベント「WWDC 2022」で発表され、本来はiOS 16と同時にリリースされるはずでした。

 

が、実際には搭載されず、その後に続報もなし。アップルの社内事情に詳しいMark Gurman記者は、当時アップルが「サービスを展開する上でかなり大きな技術的・工学的課題」を抱えており、そのため延期になったと述べていました

 

最新の記事でGurman氏は、現在アップルは米金融大手のゴールドマン・サックスと協力して、高額な買い物の支払いを数か月に分割できる代わりに、金利を上乗せするオプションを準備していると報じています。

 

Apple Payで後払いが発表された当時、アップルは顧客の与信管理(取引先として相応しいかをなどを調査し、確実に貸付金を回収するための業務)を行う完全子会社まで設立していました。アップルは金融業界でも影響力を増していくことになりそうです。

 

Source:Bloomberg
via:Engadget

「中身が大胆に進化」新AirPods Proは買いなのかをプロが解説

iPhoneをはじめとして、Appleの新製品が今秋続々と登場。円安の影響もあり全体的に価格が上昇したが、果たして性能はそれに見合うレベルに高められているのか? Apple製品に精通するプロが、各アイテムの進化ぶりに判定を下す!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私がJUDGEします!

オーディオ・ビジュアルライター

山本 敦さん

オーディオ機器に精通。AppleやGoogleなど海外のITジャイアントから、勢い盛んなスタートアップまで、取材を精力的にこなす。

 

AirPods Pro

2代目となるAirPods Proが登場。初代はノイズキャンセリング機能搭載イヤホンとして長く人気をキープしたモデルだったため、その進化に注目が集まった。

 

H2チップの導入でノイキャン性能が大幅に向上!

 

AirPods Pro

3万9800円

 

初代モデルと比較して最大2倍のノイズキャンセリング性能を実現。新たに搭載された「適応型環境音除去」機能は、周囲の大きなノイズをオンデバイス処理で低減することで、より快適なリスニング環境をもたらす。

↑タッチコントロール機能が進化。軸部分を軽く上または下にスワイプして素早く音量を調整できるほか、軸部分を押して音楽の変更や着信への応答なども可能

 

↑初代モデルでは付属イヤーチップはL、M、Sの3種類だったが、新たにXSが追加され4種類に。耳穴サイズが小さい人でもフィットしやすくなった

 

↑耐汗耐水性能を備えた、新デザインの充電ケースが同梱。新たにストラップループが設けられて、持ち運び時により自由なスタイルを選べるようになった

 

ノイキャン性能がより向上しサウンドもよりパワフルに

2019年の初代モデル発売以来、3年ぶりにモデルチェンジしたAirPods Pro。その進化をプロはどう評価するのか。

 

「ノイズキャンセリング機能の消音効果がグンと上がったのはもちろんですが、サウンドがよりパワフルになりました。外部音取り込みモードにしても、音楽や通話音声が明快に聴こえるのは大きな進化と言えます」(山本さん)

 

アップルは新たにH2チップを採用することにより、初代モデルから約2倍のノイズキャンセリング効果を生み出すとしている。その効果は聴く人や環境により異なるが、プロを唸らす効果は進化の確かな証だ。新チップによる機能として、周囲のノイズを抑えてより快適にリスニングできる「適応型環境音除去」を搭載。様々なシーンでより音楽や動画を快適な環境で視聴可能だ。

 

さらなる注目点はストラップホールが設けられた充電ケース。

 

「長めのストラップを付けておけば首掛けスタイルで持ち歩けるし、大きめリュックの中に入れても見つけやすいですね。どこへ入れたんだろうと探すストレスもなくなりそうです」(山本さん)

 

音質、そして使い勝手に関しても、2代目は着実に進化している。

 

【JUDGEMENT】

≪◎≫ 穏やかに見えて大胆に進化iPhoneユーザーなら必買

「外観は初代と変化ないですが、中身は大胆に進化しました。騒々しい地下鉄車内のノイズ消去もバッチリです。クリアな外部音取り込みに、明瞭に聴こえるサウンドが加わったことで色々な場所で使いやすくなりました。ソフトウェアアップデートによる今後の進化も期待できそう。iPhoneユーザーなら迷わず買いです」(山本さん)

 

■AirPods Proシリーズ 新旧スペック比較表

Mac、iPhoneのように新モデルが毎年登場するかも?

アップルのチップ設計者であるTim Millet (ティム・ミレー)氏はTechCrunchのインタビューで、今後のMacが毎年、あるいはそれに近いサイクルでアップデートされる可能性を示唆しています。

Mac Book

 

今回のインタビューは、独自プロセッサである「M」シリーズやチップ開発の歴史をテーマにしたものです。Millet氏はアップルが初代プロセッサ「M1」にて、大きなヒットの機会を得たと語っています。そして「M2」では類を見ない大きなパフォーマンスアップを実現しました。

 

Macのアップデートタイミングについては、アップルがチップ開発のスケジュールを制御することで、毎年アップデートされるiPhoneのようにMacにも変化が訪れるだろうとしています。Millet氏は「Macユーザーを待たせるようなことはしたくありません。テクノロジーのカーブから、Macが離れてしまうことは避けたいのです」と語っています。

 

現在のMacはMシリーズにプロセッサが移行したことで、「MacBook Air」や「Mac mini」などの一部のモデルは、たしかにリリースサイクルが早くなりました。一方で「Mac Pro」では長らくMプロセッサを搭載した製品が登場していないように、実際には独自プロセッサがすべての問題を魔法のように解決するわけでもないようです。

 

とはいえ、つぎつぎと性能が向上したMacが登場すれば、より多くのユーザーを引きつける原動力となることでしょう。

 

Source: TechCrunch via 9to5Mac

iPhone 15 Pro Maxのディスプレイはさらに明るくなる? 現行モデルは2000 nits

今年の投入が期待されているアップルの「iPhone 15 Pro Max(仮称)」で、現行モデルよりさらに明るいディスプレイが搭載される可能性を、リークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

iphone 14 Pro Max
↑画像はiPhone 14 Pro Max

 

現行モデルの「iPhone 14 Pro Max」では、屋外にて2000 nits(ニト)のピーク輝度を実現。ShrimpAppleProによれば、iPhone 15 Pro Maxでは、ピーク輝度が2500 nitsにまで向上したサムスンの次世代ディスプレイを採用する「可能性がある」とのこと。

 

ピーク輝度が向上すれば、直射日光がディスプレイにさしこむ屋外でも、画面が見やすくなるというメリットがあります。一方で消費電力も同時に向上するので、iPhone 15 Pro Maxでのピーク輝度の向上は屋外に限定されるのかもしれません。

 

しかしディスプレイアナリストのRoss Young氏は「そのような変更は聞いていない」と9to5Macに伝えており、今回の情報はまだ確定というわけでもないようです。

 

また以前のリークによれば、iPhone 15 Pro Maxはより細いベゼルを採用したり、「Ultra」モデルでチタンフレームが採用されるなどの情報も伝えられています。

 

Source: ShrimpApplePro 🍤 Vtuber / Twitter

via 9to5Mac

iPhone発表イベントも対面式に? アップル社内AIサミットがリアルタイムライブになる噂

アップルが毎年恒例の社内AIサミットを、人を会場に入れる対面式で開催予定だと報じられました。ここからiPhone発表イベントなども従来のように、人を集めた会場での実施に戻る可能性が浮上しています。

apple
↑Apple Park Visitor Center

 

アップルは2020年初め、新型コロナ禍になって以来、主要なイベントはすべてオンラインで行ってきました。しかし2022年9月のiPhone 14発表イベントで、基調講演は事前収録の動画を流しながらも、新製品を手に取れるハンズオンイベントは対面式で実施。少しずつコロナ前のカタチに戻りつつあります。

 

今回の噂話は、アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者が発信。本イベントはApple Park内のイベントホールであるスティーブ・ジョブズ・シアターに人を入れて開催し、出席できない従業員向けにはストリーミングもされるとのことです。

 

このAIサミットは、アップルの従業員だけを対象としている以外は、同社の年次開発者会議WWDC(Worldwide Developers Conference)と似ています。つまり、まず社内に限定した対面式イベントを行い、問題なければ外部のメディア関係者も招いたWWDC基調講演を実施。さらに今秋のiPhone発表イベントを対面式で……という展開があり得そうです。

 

一方で、近年のiPhone発表イベントの完成度の高さは、時間と手間をじっくりかけられる事前収録ビデオによるところが大きいはず。リアルタイムの対面ライブに戻すと、逆にクオリティを担保したうえでのスムーズな進行が難しくなるかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(Twitter) 
via:AppleInsider

iPad Proに有機EL画面を提供するのはSamsungとLGに?

Apple(アップル)からの投入が期待されている有機ELディスプレイを搭載した「iPad Pro」について、Samsung(サムスン)やLGがパネル部品を提供するとの情報を、韓国ニュースサイトのETNewsが伝えています。

↑Appleより

 

iPad Proの有機ELディスプレイへの移行については、以前にBloomberg(ブルームバーグ)などが報じていました。さらにSamsungからのパネル部品の提供も、以前に韓国ニュースサイトのThe Elecが伝えています。

 

ETNewsによれば、SamsungとLGはiPad Pro向けの有機ELディスプレイの量産に向けて、工場を準備しているとのこと。またこのディスプレイは、フレキシブル有機ELとリジッド有機ELの技術を組み合わせた「ハイブリッドパネル」だとも説明されています。

 

ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、Appleが有機ELディスプレイを搭載した「13インチMacBook Air」や「11.1インチiPad Pro」、「13インチiPad Pro」を2024年に投入すると報告していました。また著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏も、有機ELディスプレイを搭載したMacBookの投入を予測しています。

 

通常の液晶ディスプレイに比べてコントラスト比が高く、消費電力の小さな有機ELディスプレイ。その特徴的な「黒の締り」を、iPad Proでも早く体験したいものです。

 

Source: ETNews via MacRumors

iPhoneで逆ワイヤレス充電ができる未来も…? 開発が継続中の報告

Apple(アップル)がiPhoneにおける「逆ワイヤレス充電機能」の開発を続けていることを、海外テックサイトの9to5Macが伝えています。

↑Michael Gordon / Shutterstock.comより

 

逆ワイヤレス充電とは、スマートフォンからワイヤレスイヤホンのケースやスマートウォッチを充電する機能で、すでにAndroidスマートフォンでは実現しています。一方でiPhoneでは、ワイヤレス充電で電力を受け取ることしかできません。

 

9to5Macによれば、Appleは「iPhone 14 Pro」シリーズにおいて、逆ワイヤレス充電機能の実装を予定していたとのこと。しかし開発の遅れから、リリースには間にあいませんでした。一方でAppleは、現在もソフトウェアの最適化をすすめ、逆ワイヤレス充電機能の搭載を目指しているというのです。

 

「iPhone 12」以降のiPhoneでは逆ワイヤレス充電に必要なハードウェアの一部が搭載されていることが、FCC(連邦通信委員会)への登録から明らかになっています。さらに純正モバイルバッテリー「MagSafe Battery Pack」を接続した場合には、iPhoneからMagSafe Battery Packへとワイヤレス充電することも可能です。

 

iPhoneに逆ワイヤレス充電機能が搭載されれば、ワイヤレスイヤホン「AirPods」やスマートウォッチ「Apple Watch」をiPhoneの上に置くだけで、充電ができるようになるはずです。次世代ワイヤレス充電規格「Qi2」ではAppleのマグネットによる「MagSafe」もサポートされることから、近い将来の機能実装を楽しみにしたいものです。

 

Source: 9to5Mac

アップルが注力しているのはMac Studioよりも次期Mac Pro?

アップルが当面は新しい「Mac Studio」を発売せず、現在は「次期Mac Pro」に注力していることを、Bloombergのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑Maarten Zeehandelaar/Shutterstock.com

 

次期Mac Studioに関しては、以前に未発表プロセッサー「M2 Max」を搭載したMacに関するベンチマークスコアが報告されていました。また次期Mac Proに関しては、プロセッサーを含めた予測スペック仕様に関する噂が登場しています。

 

ガーマン記者によれば、アップルは「次期Mac Proの機能がMac Studioと似ている」ことから、両者を同時に販売することをためらっているとのこと。そして、「次期Mac Studioを発売しない」「M3/M4世代まで刷新しない」といった選択肢を検討しているそうです。

 

パワフルなプロセッサーを搭載したMac Studioの存在は、たしかにMac Proと重なる部分が多いといえます。一方でMac Studioは本体が小さいことから拡張性に制限があり、冷却性能にも限界があるため、プロの現場からは次期Mac Proの投入が待たれていました。なかなか新モデルの登場しないMac Proですが、プロユーザーをMacに引き止めるためにも、早めの製品投入が待たれます。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

高そう……Pro MaxよりハイエンドなiPhoneが2024年に登場か

アップルが2024年に「Pro Max」よりもさらにハイエンドなiPhoneを投入するとの予測を、Bloombergが報じています。

↑Framesira/Shutterstock.com

 

2023年の投入が期待される「iPhone 15」では最上位の「Ultra」モデルが登場することが、以前から報告されていました。このUltraモデルはチタン製フレームが採用されることや、「iPhone 14 Pro Max」よりも大幅に値上げされることが予測されています。

 

一方で2024年の「iPhone 16」シリーズでは、Pro Maxの代わりではなくその上位モデルとしてUltraが登場すると、Bloombergは報告しているのです。詳細はまだわかっていませんが、より優れたカメラや最先端のチップ、より大きなディスプレイの搭載があり得るとしています。一方でこのUltraが「折りたたみiPhone」になる可能性については、否定されています。

 

Bloombergは、Ultraモデルの投入がiPhoneの平均価格の引き上げに役立つことを指摘しています。またアップルのCEOであるティム・クック氏も、消費者がよりスマートフォンにお金を払うことを望んでいる、と発言しているのです。

 

アップル製品のUltraモデルといえば、2022年にはよりハイエンドな「Apple Watch Ultra」が登場しました。これにならい、2024年にはiPhoneにもUltraモデルが登場するのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

AirPods Maxなどの登場は来年以降? 廉価版AirPodsは1万円台との噂も

「次期AirPods Max」や「HomePod mini」、「廉価版AirPods」が2024年後半に量産されるとの報告を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑WML Image/Shutterstock.com

 

アップルが廉価版AirPodsを開発しているとの予測は、以前にも別のアナリストによって報告されていました。またその投入が2024年以降になることも、Bloombergによって伝えられています。

 

Kuo氏によれば、次期AirPods MaxやHomePod mini、廉価版AirPodsは2024年末から2025年に販売されるとのこと。現行モデルのAirPods MaxとHomePod miniが2020年に発売されたことを考えると、次期モデルの登場まで4年以上も待つことになりそうです。またAirPods Maxには、新カラーバリエーションの投入の噂もあります。

 

廉価版AirPodsに関しては、「AirPods Lite」という名称で投入されるという予測もありました。具体的な機能はまだわかっていませんが、99ドル(約1万3000円)とかなり廉価に投入されるようです。

 

一方で、アップルがカメラとHomePod、Apple TVを合体させた製品を開発しているとの報告も登場しています。同社のオーディオ製品は、今後時間をかけてじっくりと熟成されていくのかもしれません。

 

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter via 9to5Mac

新品・未開封の初代iPhone、落札予想価格は約650万円! 新記録を達成かも

未開封の初代iPhoneがオークションに出品され、なんと5万ドル(約650万円)以上で落札されると予想されています。

↑初代iPhone

 

この初代iPhoneは、2007年に発売されたもの。3.5インチの画面と200万画素のカメラ、8GBのストレージを搭載し、当時は599ドルで販売されていました。出品したカレン・グリーン氏によれば、管理職に就いたお祝いで友人達からプレゼントされたそうです。

 

しかし、グリーン氏はすでに携帯電話の回線を3つ契約しており、それは当時のiPhoneでは使えなかったとのこと。そのため未開封のまま棚に置いておき、念のためフェルトのパジャマで包んでおきました。

 

その後グリーン氏はeBayに未開封の初代iPhoneが1万ドルで出品されていると聞いたり、2019年にはテレビ番組に出演して専門家に鑑定してもらったり(推定額5000ドル)と、何度か売却を考えていたと語っています。が、それでも数年間は持ち続けていました。

 

そして昨年10月、グリーン氏は工場で封印された初代iPhoneが約4万ドルで落札されたと知ったとのこと。当時、彼女はタトゥースタジオを開業したばかりで、資金が必要でした。

 

そこでグリーン氏は、オークションハウス(上記のオークションも担当)のLCG Auctionsに連絡。LCGによれば、10月の落札額が新記録だったこともあり、他の人からも連絡があったものの、実際に価値あるモノを持っていたのはグリーン氏だけだったそうです。

 

グリーン氏は「あと10年ぐらい我慢できるのなら、おそらくiPhoneを手放しません」と語っています。とはいえ、タトゥースタジオを続けて行くには売らざるを得ないようです。

 

新品・未開封の初代iPhoneは、数か月前に約3万5000ドルで落札されたことが話題となっていましたが、まだまだ価値は上がりそうです。もしも押し入れの中で未開封品を見つけたのなら、大事に取っておくといいことがあるかもしれません。

 

Source:LCG Auctions
via:The Guardian

iPhone 14 Plusの苦戦続くもiPhone 15 Plus登場のうわさ。価格で差別化か?

iPhone 14シリーズのうち、高価なProモデル2つはよく売れているものの、標準モデルは苦戦。特に大きなiPhone 14 Plusは全世界的に不人気かもしれないことは、数か月前にお伝えしました

↑iPhone 14 Plus

 

その後も「Proモデルは人気、標準モデルは不調」という状況は変わっていないものの、2023年秋にiPhone 14 Plusの後継機「iPhone 15 Plus」が登場するとの予想が報じられています。

 

信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、iPhone 14シリーズ向けディスプレイパネル出荷量のグラフを、Twitterのスーパーフォロー(有料プランに登録したフォロワーのみが見られる特典)向けに公開しました。モデルごとのパネルの出荷枚数は、その機種の人気を反映していると思われます。

 

それによると、iPhone 14のパネル出荷は少し増えた一方で、iPhone 14 Plus向けパネル出荷は12月~1月にかけてゼロになっています。それでいて、iPhone 14で増えた分はiPhone 14 Plusのマイナス分を相殺できるほどではなく、標準モデル全体として減っている格好です。

 

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max向けパネルの合計は、iPhone 14シリーズ全体の75%に上ることに。かたやiPhone 14 Plusのパネル出荷は2月に再開される可能性がありますが、それでも全体の5%未満だと予想されています。

 

やはりiPhone 14 Plusの不人気は変わらないようですが、米9to5Macは(おそらく独自の情報源から)アップルがまだiPhone 15 Plusの発売を予定していると述べています。テコ入れのために何か変化が用意されているかどうかは不明としつつ、iPhone 15とiPhone 15 Plus両方とも値下げが仄めかされています。

 

その一方で、「iPhone 15 Pro」や「iPhone 15 Pro Max(あるいはUltra)」モデルの値上げが噂されています。ハイエンドのProモデルと標準モデルに機能と価格の面で差を付けることで、お金に余裕のあるユーザーにはProモデルを魅力的に見せる一方で、標準モデルはお買い得さを強調する狙いがあるのかもしれません。

 

Source:9to5Mac

さらに画面が10%大きくなった「Apple Watch Ultra」が2024年に登場か? 台湾紙が報道

Apple(アップル)はディスプレイが従来より10%大きい「Apple Watch Ultra」を2024年に投入するだろう、と台湾のDigiTimes紙が報じています。

↑今度は画面がもっと大きくなる?(画像はApple Watch Ultra)

 

2022年に発表されたApple Watch Ultraは、過去最大の49mmディスプレイを搭載。また、タフネスな本体デザインも特徴ですが、最近ではテックアナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が「2024年に大型のマイクロLEDディスプレイを搭載したApple Watchが投入される」と報告していました。

 

DigiTimes紙によれば、2024年のApple Watch Ultraは2.1インチディスプレイを搭載するとのこと。現行のApple Watch Ultraのディスプレイは約1.93インチなので、2024年モデルでは10%近く画面が大きくなり、ケースサイズが50mmを超える計算となります。また、ディスプレイはマイクロLED方式となり、有機EL方式の現行モデルと比較してより明るく、低消費電力で、コントラスト比が向上すると期待されています。

 

以前、台湾調査会社のTrendForceは、AppleがマイクロLEDディスプレイをiPhoneやAR/VRスマートグラスなど、さまざまなプロダクトに導入する計画だと報じました。しかしその一方で、マイクロLEDディスプレイはコストが高いことから、その移行には数年がかかる見込みです。

 

iPhoneよりも先に有機ELディスプレイを採用したApple Watchですが、マイクロLEDディスプレイでも先陣を切ることになるのかもしれません。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

「超高倍率ズームカメラ」の搭載はiPhone 16 Pro Maxまでお預け! 著名アナリストが予測

高倍率ズームを実現するペリスコープカメラが、2025年の「iPhone 16」シリーズでは「Pro Max」モデルに限定されるだろうと、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑超高倍率ズームカメラはいつ来る?(画像提供/Apple)

 

ペリスコープレンズは光軸を曲げることで、小さなスマートフォンでも高倍率ズームを可能にする技術。すでにAndroidスマートフォンのハイエンドモデルでの採用が広まっています。また、2023年の「iPhone 15 Pro Max」2024年のiPhone 16 Proシリーズへの搭載も噂されています。

 

Kuo氏によれば、2025年の時点ではiPhone 16 Pro Maxが、ペリスコープカメラ「Folded Zoom」を搭載した唯一のiPhoneになるとのこと。これには、より大型で筐体内のスペースに余裕があるPro Maxモデルのほうがペリスコープレンズを搭載しやすいという理由があるそうです。

 

Androidスマートフォンでは、光学10倍ズームを実現しているペリスコープカメラ。近い将来、iPhoneのカメラでも画質を保ちながら、ぐぐっと被写体に近寄ることができるかもしれません。

 

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter via MacRumors

Apple、2025年に折りたたみディスプレイ搭載の新型ノートパソコンを投入か?

Apple(アップル)が20.5インチの折りたたみディスプレイを搭載したノートパソコンを2025年に投入するだろうと、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が予測しています。

↑こんなMacBookを開発中?(画像提供/MacRumors)

 

Appleが折りたたみディスプレイを搭載したMacBookを開発しているとの情報は以前から何度か報じられてきました。MacBookだけでなく、折りたたみiPadが2024年に投入されるとの情報もあります。

 

Young氏は2025年に折りたたみディスプレイを搭載したノートパソコンが投入されるものの、折りたたみiPadに関する情報は入手していないとツイート。これは、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者の報告とも一致しているでしょう。

 

Young氏によれば、Appleの折りたたみディスプレイ搭載MacBookは、ノートパソコン形状の時にはフルサイズのオンスクリーンキーボードが表示され、広げた状態では外付けキーボードと接続できるとのこと。そして、Appleにとって全く新しいカテゴリーの製品になるだろうと述べているのです。

 

広げたときに大画面タブレットとして利用できるMacBookは便利そうなうえ、20.5インチという大きさなら外部ディスプレイとしての使い方もできるかもしれません。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

テーブルに跡が…。「HomePod」の地味に困る問題が未解決とYouTuberが指摘

Apple(アップル)が2023年1月に発表したスマートスピーカー「HomePod(第2世代)」において、「特定の木製のテーブルに設置すると跡が残る」という問題があまり解決されていないと、テック系YouTuberのMarques Brownlee氏が報告しています。

↑テーブルに跡が残っている(画像提供/Marques Brownlee)

 

この問題は以前から存在しており、「初代HomePod」でも一部の木製テーブルにおいたときに白いリング状の跡が残ることがあるとAppleは説明していました。その理由はHomePodの底面のシリコンベースが、木製のテーブルにオイルを拡散するから。このような跡はシリコンベースを持つスピーカーではよく起こり、スピーカーを移動させて数日待つか、あるいは布で机の表面を拭き取ると跡が消えることもあります。

 

 

Brownlee氏によれば、新型HomePodでは跡の程度は軽減しているものの、この問題は継続しているとのこと。なおAppleのサポートドキュメントでは、この問題が新型HomePodでも起きるかどうかについて言及していません。また、この問題はシリコンベースを採用していない「HomePod mini」には無関係です。

 

というわけで、一部のユーザーの間で地味な弱点を指摘されている新型HomePod。次期モデルでは、なんらかの改良が施されるのでしょうか?

 

Source: Marques Brownlee / YouTube via MacRumors

飛行機の中に忘れた財布を「AirTag」で発見! 35都市も飛んでいた…

空港でのロストバゲージ探しなど、忘れ物や紛失物を見つけるのに役立つアップルの忘れ物トラッカー「AirTag」。過去には、このデバイスのおかげで荷物を航空会社に送りかえしてもらえた話もありました

↑またまたお手柄

 

最近では、飛行機の中に財布を忘れた乗客が、航空会社に「見つからなかった」と言われつつ、財布がいくつもの都市を飛んで行くのを見守ることになったと嘆いています。

 

この乗客の名はジョン・ルイスさん。本人のツイートによると、飛行機を乗り継ぐときに機内に財布を忘れてしまったそうです。しかし、ルイスさんは財布にAirTagを着けていたため、「探す」アプリによりその正確な位置を確認することができました。

 

そこでアメリカン航空に何度も連絡を取ったものの「徹底的に機内を掃除したけど見つからなかった」と回答されたとのこと。その間にもルイスさんは財布がまだ飛行機の中にあり、35以上の都市を飛び回っていたとツイート内の動画で述べています。「財布がまだ飛行機の中にあって回収されていないのに、どうやって徹底的に掃除したと言うことができるの?」というわけです。

 

その後、アメリカン航空はTwitterのDMで、AirTagによる財布の移動記録などをルイスさんに質問。もっとも「この数日間で、財布に貯まった(サイフが飛んだ距離に応じた)マイルは全部もらえるの?」との質問にはすぐに答えてもらえなかったようです。

 

一度ロストバゲージになったり、世界中を移動する飛行機の中でなくしたりした物を取り戻すことは至難の業。いざというときのために、旅行するときにはスーツケースなどにAirTagを入れておくのが良いかもしれません。

 

Source:John Lewis(Twitter)
via:9to5Mac

AirPods部品がインドで生産開始! アップル、中国依存から抜け出す大きな一歩に?

アップルは中国に製造を依存しすぎている現状を改めるため、インドに製造拠点を移す計画を進めているとみられていました。最新ニュースとして、米国に拠点を置く同社のサプライヤーがインドでAirPods部品の製造を始めたと、米メディアが報じています。

AirPods
↑アップルのワイヤレスヘッドフォンであるAirPods

 

Bloombergは、フロリダ州に拠点のあるJabil(ジェイビル)社のインド部門が、中国とベトナムの組立工場にAirPodsの筐体(プラスチック製の本体)の出荷を始めたと伝えています。iPhone用の部品に次ぎ「アップルがインドでの生産を拡大するための重要な一歩を踏み出した」ようです。

 

Jabil社の公式サイトによると、同社の工場はインド西部にあり、2,500人以上の従業員を雇用しているとのこと。

 

アップルが製造拠点を中国国外に移すことを急いでいるのは、製造のリスクを減らすためと思われます。2022年は同国のゼロコロナ政策のもとでのロックダウン(都市封鎖)による混乱があり、今も米政府による対中輸出規制が強まっています。

 

しかし実際、中国内には製造インフラや精緻なサプライチェーン網が築き上げられているほか、大規模かつ安価な労働力という強みもあり、それらを他の国に移すのは非常に難しいこと。だからこそインドでAirPodsの部品製造が始まったことは、大きな意義があると見られているわけです。

 

さらに中国に拠点のあるアップルのサプライヤーが、インドで製造を始めるため、インド政府の認可を待っているとの報道もあります。認可がなかなか下りないのは、中国とインドの間に国境紛争をめぐる激しい対立があることが一因のようです。

 

アップルは今後2年以内に、インドでのiPhone製造能力を3倍にしたい考えとのこと。実際、今年秋発売と予想されるiPhone 15において、中国とインドでの量産がほぼ同時に始まるとの推測もあります。脱中国依存の試みで今後、最新iPhoneが品不足になりにくくなるかもしれません。

 

Source:Bloomberg

via:MacRumors

iPhone 14 衝突検出機能が有能。自動車事故からわずか数分で警察が到着!

アップルのiPhone 14シリーズに搭載された衝突検出機能により、自動車事故が起きてから数分以内に警察が駆けつけたと、オーストラリアの地元メディアが報じています。

iPhone14-emergency
↑iPhone14シリーズに搭載された衝突検出機能(Emergency SOS)

 

同メディアによると、現地のタスマニア州で馬用の荷車を牽引していた四輪駆動トラックが切り株に衝突したとのこと。そこでiPhone 14の衝突検出機能が近くの警察に通報し、乗客が意識を失っていたなかで8分以内に現場に駆けつけてもらえたそうです。

 

14歳から20歳までの5人が病院に搬送され、うち重傷の1人は空路でメルボルンに搬送。こうした命に関わる事故では、すぐに対応できるかどうかが分かれ目となります。また地域に警官がたまたま居合わせたことも、対応時間の短縮につながったようです。

 

iPhone 14シリーズは発売から約4ヶ月しか経っていませんが、すでに衝突検出機能が多くの事故被害者を助けています。またWiFiや携帯電話の電波が届かないところでも、警察に連絡できる衛星経由の緊急SOS機能も搭載されています。

 

一方で誤作動を起こすこともあり、遊園地やスキー場の近くにあるレスキュー隊に負担を掛けているとの報告も相次いでいます。ジェットコースターでも誤作動トラブルが起きたため、乗り物にデバイスを持ち込まない、あるいは電源を切るよう求める立て看板を掲げるところも

 

とはいえ、日本の消防士の方は「本当に重大な事故が起きたときに役立つ機能なので、オフにして下さいとは言えません」とも語っていました

 

すでにアップルも問題を認識しており、iOS 16.1.2では「iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化」をしたと発表。まだまだ誤報は多いようですが、現場に不要な負担を掛けず、大切な命が少しでも多く救えるように調整を望みたいところです。

 

Source:ABC News
via:MacRumors

2024年内に折りたたみiPadは出ない? 有機EL版iPad Pro登場は可能性が高そう

アップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、アップルが2024年に折りたたみiPadを発売すると語っていました。が、アップルの未発表製品に詳しい人物が、この予想に対して否定的な見解を述べています。

MacRumors
↑Image:MacRumors

 

アップルの社内情報に精通するBloombergのMark Gurman記者は、2023年内に新型iPadが出る可能性は低いとのKuo氏の見通しに同意しています。かたや2024年には、再設計された有機EL版iPad Proや無印iPad、そしてiPad miniも登場するとのこと。しかし2024年に折りたたみiPadが出るとは「聞いたことがない」と付け加えています。

 

ほとんどの場合、Kuo氏とGurman氏の予想はほぼ一致してきましたが、折りたたみiPadについては真っ二つに見解が分かれた格好です。

 

さらに、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も「2024年には複数の有機EL版iPadが登場しますが、2024年の折りたたみiPadについては何も聞いてません」とコメントしています。

 

かつてKuo氏は「早ければ2024年、iPhoneとiPadの中間にある折りたたみ機が出る」と予想したものの、その後に「早ければ2025年」に軌道修正していました。

 

あくまでGurman氏とYoung氏が否定しているのは「2024年内」ということで、2025年には折りたたみiPadが出る可能性があるのかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(Twitter)

2024年内に折りたたみiPadは出ない? 有機EL版iPad Pro登場は可能性が高そう

アップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、アップルが2024年に折りたたみiPadを発売すると語っていました。が、アップルの未発表製品に詳しい人物が、この予想に対して否定的な見解を述べています。

MacRumors
↑Image:MacRumors

 

アップルの社内情報に精通するBloombergのMark Gurman記者は、2023年内に新型iPadが出る可能性は低いとのKuo氏の見通しに同意しています。かたや2024年には、再設計された有機EL版iPad Proや無印iPad、そしてiPad miniも登場するとのこと。しかし2024年に折りたたみiPadが出るとは「聞いたことがない」と付け加えています。

 

ほとんどの場合、Kuo氏とGurman氏の予想はほぼ一致してきましたが、折りたたみiPadについては真っ二つに見解が分かれた格好です。

 

さらに、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も「2024年には複数の有機EL版iPadが登場しますが、2024年の折りたたみiPadについては何も聞いてません」とコメントしています。

 

かつてKuo氏は「早ければ2024年、iPhoneとiPadの中間にある折りたたみ機が出る」と予想したものの、その後に「早ければ2025年」に軌道修正していました。

 

あくまでGurman氏とYoung氏が否定しているのは「2024年内」ということで、2025年には折りたたみiPadが出る可能性があるのかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(Twitter)

「折りたたみiPadの2024年投入は確定」著名アナリストが太鼓判!

Apple(アップル)が「折りたたみiPad」を2024年に投入することを確信していると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑9to5Macより

 

Kuo氏といえば、以前にも折りたたみiPhoneの2024年の投入を報告していました。また別の報告では、Appleが9インチの有機ELディスプレイを搭載した折りたたみ端末を開発していることも伝えています。さらに将来的には、MacBook Proに折りたたみディスプレイが搭載されるとの報道も登場しています。

 

今回の報告では、Kuo氏は「来年に折りたたみiPadが投入されることを確信している」と、より確度の高い情報として、予測を伝えています。この折りたたみiPadにはカーボンファイバー製のキックスタンドが採用され、軽量化と耐久性を高めるとも伝えられています。

 

さらにKuo氏やディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、折りたたみiPadの後には、「折りたたみiPhone」の投入が控えていると予測しています。最近はますます画面サイズが大きく、そして重さも重くなっているiPadシリーズですが、気軽に持ち運べる折りたたみタイプの製品が登場すれば、新たな需要を掘り起こすことができそうです。

 

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter via 9to5Mac

次期iPad miniはプロセッサ刷新して来年投入か

Apple(アップル)が「次期iPad mini」を2024年に投入するとの予測を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が伝えています。

↑Hadrian / Shutterstock.com

 

現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。前世代よりも大きな8.3インチディスプレイを搭載し、プロセッサには「A15 Bionic」を採用。物理ホームボタンのないフルスクリーンデザインとなり、「第2世代Apple Pencil」にも対応しています。

 

今回のKuo氏の報告によれば、Appleは2024年第1四半期(1月〜3月)に次期iPad miniの量産を開始するとのこと。そのため、今後の9か月〜12か月には新しいiPadは投入されないとも指摘しています。

 

Kuo氏は以前、次期iPad miniではプロセッサが刷新される可能性を示唆していました。また画面には、120HzのProMotionディスプレイが採用されるとの情報もあります。一方でディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、ProMotionディスプレイの搭載はないとも指摘しています。何はともあれ、今後のiPad miniの刷新に期待したいものです。

 

Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter via MacRumors

iPhoneのデフォルト着信音を何度も聴きたくなる曲にアレンジしたミュージシャン現る

iPhone標準の着信音は、放置しておくと邪魔に感じることがあります。それこそがアップルの狙い(早く電話を取ってもらうため)と思われますが、繰り返し聞きたくなるようアレンジしたミュージシャンが現れました。

↑電話を取るのがもったいない名曲!?

 

iPhoneデフォルト(標準)着信音として知られるのが、「オープニング」として知られるものです。最近のiPhoneではデフォルトが「反射」に変更されていますが、おそらく「オープニング」を思い浮かべる人の方が多いはず。

 

音楽家のトニー・アン氏はInstagramにて、まずiPhone 14 Proらしき機種で「オープニング」を再生。そしてピアノでゆっくりと弾き始め、やがて少しずつテンポを上げて華麗な調べとなり、ついには繰り返し聞きたくなるようなメロディアスな仕上がりです。元々の着信音は短いパートの繰り返しですが、アレンジ版は完成した1つの「曲」となっています。

 

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すでにInstagramでは95万件以上の「いいね!」が付いています。ただ1つもの足りないのは、1分強の短いクリップのみで、デフォルトの着信音を変更できるダウンロードのリンクが用意されていないことでしょう。

 

Android端末をお持ちの方でも、この曲を聴いたら、今の着信音から変えたくなるかもしれません。もっともデフォルト設定を切り替えてしまうと、いつまでの着信音に聞き入ってしまい、電話を取るのが遅れることになりそうです。

 

Source:tonyannnn(Instagram) 
via:Wccftech

一体なぜ? 新型MacBook Proはヒートシンクが小さくなってるみたい

先日よりApple(アップル)が海外で販売を開始した「新型MacBook Pro」にて、ヒートシンクが小型化しているとの報告を、修理業者のiFixitが寄せています。

↑iFixitより

 

新型MacBook Proでは、最新プロセッサ「M2 Pro/M2 Max」を搭載。また以前にiFixitが実施した分解報告により、その内部パーツの構成は前モデルのMacBook Proからほぼ変わっていないことも判明しています。

 

新たなiFixitによる報告によれば、新型MacBook ProではM2 ProおよびM2 Maxのフットプリント(基板サイズ)が縮小。これは、以前の大きな2個のメモリモジュールの代わりに、小さな4個のメモリモジュールを採用したことが影響しているようです。そしてその結果、ヒートシンクが小型化したようです。

 

新型MacBook Proにおける設計変更について、SemiAnalysisのチーフアナリストであるDylan Patel(ディラン・パテル)氏は、「Appleが新型MacBook Proを設計したとき、ABF基板が非常に不足していました。そこでメモリモジュールの設計を変更することで、プロセッサからメモリまでの配線をよりシンプルにし、レイヤーを削減。これにより、基板サイズを小型化することに成功したのです」と述べています。

 

現時点ではヒートシンクの小型化が、新型MacBook Proの熱設計にどのように影響しているのかは不明です。この点については、マシンに重い負荷をかけた上での長期間のレポートを待つ必要がありそうです。

 

Source: iFixit via MacRumors

スキー場で転んだiPhone 14ユーザーから誤報が多発。日本でも増えているとの報道

iPhone 14の新機能である衝突検出機能は、本来はユーザーが深刻な交通事故に巻き込まれたと検出した場合、自動的に緊急電話を掛けるのが本来あるべき動作です。しかし、ジェットコースターに乗っているだけで誤作動したとの報告も相次いでいました

↑誤報は日本のゲレンデでも起きていた

 

これまでは海外からの報道が多かったのですが、日本のスキー場でも誤作動を起こし、地元の救急隊に負担を掛けていると報じられています。

 

長野県内の5市町村を管轄する北アルプス広域消防本部によれば、2022年12月16日~2023年1月23日までに919件の緊急通報があり、このうち134件は近くのスキー場からの誤報だったとのこと。これらは主にスマートフォンの「自動機能」によるもので、スキーやスノーボードに乗ったユーザーが転んだり、人とぶつかったときに作動したとみられています。

 

また総務省の消防庁は、「スマートフォンから自動で119番を発信する機能」について注意喚起を発表しています。文書では「近年発売されたスマートフォン」とありますが、同庁は「誤通報はiPhone 14シリーズからが多い」とコメントしたとの報道もあります。

 

もっともGoogleのPixelスマートフォン等にも自動車事故の検出機能が搭載されており、誤報のすべてがiPhone 14シリーズと決まったわけではありません。

 

かたや海外でも、iPhone 14シリーズや新型Apple Watchが誤作動を起こし、転倒したスキーヤーやスノーボーダーからの緊急通報が殺到しているとの報道もあり。現場の緊急通報センターからは「負担になっている」との証言も伝えられていました。アップルもこのニュースを受けて、連絡を取りつつフィードバックを集めているともコメントしています。

 

その一方で、iPhone 14の衝突検知機能のおかげで、事故に遭った妻のもとに救急車よりも早く駆けつけたという夫もいました。またオーストラリアでは、iPhone 14からの緊急通報を受けて、事故発生からわずか8分で警察が現場に到着したとのニュースもあります

 

誤報により本当の事故への対応が遅れるのは絶対に避けるべきですが、一方では実際に救われた命もあり、今後のアップルによる改善を期待したいところです。

 

Source:Japan News
via:9to5Mac

iPhone 15のうちProモデルだけ高速なWi-Fi 6E対応? 今年は標準モデルとの格差がさらに開きそう

今年秋の登場が噂されている「iPhone 15」シリーズでは、すでにiPad ProやMacBook Proに導入された無線規格「Wi-Fi 6E」が採用されるとの噂話がありました。が、その後に流出した文書から、実は高価なProモデルのみに限られる可能性が浮上しています。

↑こちらはiPhone 14シリーズ

 

この流出した文書は、アップル関連のリーカーUnknownz21氏が米MacRumorsに提供したものです。そこにはアンテナ設計のあらましが掲載され、より高速なWi-Fi 6E仕様は「D8x」つまりiPhone 15 Proモデル2つに限られると書かれています。

↑MacRumorsより

 

かたや「D3y」と表記されているiPhone 15標準モデルは、引き続きWi-Fi 6を使うとのこと。ちなみに「D7x」はiPhone 14 ProとPro Max、「D2y」はiPhone 14とiPhone 14 Plusを意味しており、それぞれプラス1したものが後継モデルとなる模様です。

 

現行機種のiPhone 14シリーズでも、高価なProモデルだけに最新チップのA16 Bionicが搭載されるなど、標準モデル(A15チップ搭載)と差別化が図られています。

 

その路線がiPhone 15シリーズでも引き継がれることは、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も予想しているところです。その意味で、iPhone 15 ProモデルのみWi-Fi 6E対応となるのは理に叶っていると言えそうです。

 

iPhone 14シリーズが対応したWi-Fi 6は、無線周波数として2.4GHzと5GHzに対応したもの。Wi-Fi 6Eはそれに加えて6GHzにも対応しており、より高速な通信や低遅延、大容量化を実現しています。もっともWi-Fiルーターの側もWi-Fi 6Eに対応している必要があり、ご家庭で利用する場合は、古いWi-Fi 6までのルーターであれば買い換えなければいけません。

 

ほかUnknownz21氏が入手した文書では、iPhone 15 Proモデルには、高速な3nmプロセス製造の「A17」チップとソリッドステート(感圧式。物理的に動く部分がない)の音量および電源ボタン搭載も確認されているとのこと。その一方、iPhone 15標準モデルはA16チップを使い、ソリッドステートボタンは搭載されないそうです。

 

これらの情報は、やはり複数のアナリストらの予想とも一致しています。iPhone 15 Proモデルと標準モデルとの格差はさらに開きそうですが、お値段もより高くなるのかもしれません。

 

Source:MacRumors

新型MacBook ProをiFixitが早速分解。修理マニュアルには興味深いポイントも

分解修理業者のiFixitは、海外で販売が開始された「新型MacBook Pro」の分解レポートを公開しています。

↑iFixitより

 

 

1月17日に発表されたMacBook Proには、新型プロセッサー「M2 Pro/M2 Max」を搭載。また、Wi-Fi 6Eや8K解像度でのHDMI出力にも対応しています。一方で、本体デザインに関しては従来モデルから変わっていません。またアップルは現在、「セルフサービス修理プログラム」としてMacBook Proを含む自社製品の分解マニュアルを公開しています。そこでiFixitは2021年モデルのMacBook Proの分解マニュアルを利用して、新型MacBook Proの分解レポートをおこなっています。

 

新型MacBook Proは外観がそうであるように、内部のパーツも2021年モデルのMacBook Proからほとんど変わっていません。また多くの部品がロジックボードにはんだ付けされていることから、修理可能スコアは「5/10」と、それほど高くはありませんでした。

 

一方でアップルの修理マニュアルには、数多くのセキュリティに関する警告が記載されています。またユーザーがバッテリーに触れないように、そして修理時にはディスプレイを机の端に引っ掛けるように指示しているなど、興味深いポイントがいくつかあるそうです。

 

というわけで、前世代モデルからそれほど大きな変更は確認されなかった、新型MacBook Pro。プロセス技術が進化した次期プロセッサーや、有機ELディスプレイへの将来的な切り替えにも期待したいものです。

 

Source: iFixit / YouTube via 9to5Mac

iPhone 14の衛星経由の緊急SOS、雪の中で遭難した2人の女性を救う!人命救助のゲームチェンジャーになるかも

アップルは2022年11月中旬から、iPhone 14シリーズでの「衛星経由の緊急SOS」を米国やカナダなど一部の国で提供を始めています。それによる数々のエピソードが伝えられてきたなか、また2人の女性がこの機能により救出されたことが明らかとなりました。

↑衛星経由の緊急SOS

 

カナダの地方紙Times Colonistによると、2人の女性はアルバータ州への旅行から帰宅する途中、マクブライド(ブリティッシュコロンビア州の小さな村)の近くで道に迷ったそうです。事故で幹線道路が閉鎖されたため、Google マップで代わりのルートを探したとのこと。

 

が、探したルートは吹雪の後に部分的に除雪されていたに過ぎませんでした。そのため彼女たちは20kmほど進んだところで「雪の壁」にぶつかり、立ち往生することに。しかもスマートフォンも圏外でした。そこで女性の1人がiPhone 14を持っていたため、衛星経由の緊急SOSを使おうと思いついたそうです。

 

それにより、アップルのコールセンターにメッセージと位置情報を送信することに成功。さらにカナダの「Northern911」からブリティッシュコロンビア州の緊急サービスチームが呼び出され、GPS座標を含む情報を渡したとのことです。

 

最終的にカナダのレスキュー部隊は2人の女性の位置をGPS座標により特定でき、車を雪の中から引っ張り出し、高速道路に戻るのを手伝ったそうです。もしもiPhone 14の新機能がなかったら、捜索は1週間以上にわたる大がかりなものになったかもしれない、と語られています。

 

BC(ブリティッシュコロンビア)捜索救助隊のシニアマネージャーであるドワイト・ヨーキム氏は、これが現地での「最初の(衛星経由の緊急SOS)使用」だと述べています。さらに「これはゲームチェンジャー(画期的なこと)です。この技術は、人命救助とその時間を縮められる可能性を秘めているのです」と付け加えています。

 

ちなみにヨーキム氏のチームは、年間で約1700〜1800件の捜索をしているとのこと。が、この衛星経由の緊急SOSは、その数を大幅に減らせるかもしれないわけです。「遭難した人がどこにいるか正確にわかれば、あとは救助に向かうだけです」と語られています。

 

この機能はまだ米国とカナダ、フランス、ドイツ、アイルランドや英国でしか使えませんが、少しでも早く日本を含む全世界で利用可能になることを望みたいところです。

 

Source:Times Colonist
via:9to5Mac

アップルのAR/VRヘッドセット、Siriで誰でもARアプリが作成可能に?

アップルからの投入が噂される「AR/VRヘッドセット」について、音声アシスタント「Siri」経由でARアプリが作成できるとの情報を、海外テックサイトのThe Informationが報じています。

↑MacRumorsより

 

アップルのAR/VRヘッドセットは、年内の発表とリリースが噂されています。スペックとしては両目に4K解像度ディスプレイを搭載し、アイトラッキングなど高度な機能を搭載するものの、3000ドル(約39万円)とかなり高額なデバイスになることも予測されています。

 

今回の報道によれば、アップルのAR/VRヘッドセットは開発者と顧客の両方が、ARアプリケーションを作成できるように設計されているとのこと。具体例として、Siriを利用することでグラフィックのデザインやアニメーションをプログラムし、バーチャルな動物が現実の物体の上を動き回る……といったアプリを作れるというのです。

 

アップルは2017年に、モントリオールを拠点とするFabric Softwareを買収しており、ARアプリの開発には同社の技術が活用されます。ただし今回のレポートは、2021年に同ツールを見たというレポートを元にしているため、現在はその内容に変更が加えられている可能性もあります。

 

アップルはiPhoneやiPad向けに、AR作成ツールとして「Reality Composer」などをすでに提供しています。その拡張として、AR/VRヘッドセットでも敷居の低い開発ツールが提供されるのかもしれません。

 

Source: The Information via MacRumors

Appleによる独自Wi-Fiチップ開発が中断? その理由とは…

Apple(アップル)が独自のWi-Fiチップの開発を一時停止していることを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

Appleは現在、Broadcom(ブロードコム)からiPhone向けのWi-Fiチップを購入しています。またAppleはモデムチップの独自開発も噂されていますが、これはWi-Fiチップとは別物です。

 

Kuo氏によれば、AppleはBluetooth通信機能を含まない、Wi-Fiチップを開発していたとのこと。しかし現在はチップの設計リソースを、将来のiPhoneなどのに搭載される3nmプロセスに集中させているそうです。この開発リソースの不足により、Wi-Fiチップだけでなくモデムチップの開発も遅れていることが報告されています。

 

また今後2~3年の間に「Wi-Fi 6E」や「Wi-Fi 7」が広まることを考えると、Appleが独自のWi-Fiチップを使用する可能性は低いだろうとしています。そしてWi-Fi 6EやWi-Fi 7では、Broadcomのチップが利用されるだろうと報告しているのです。

 

Appleといえば、独自プロセッサ「Mシリーズ」のMacやiPadへの導入では、大成功をおさめました。それと同じことを、Wi-Fiチップやモデムチップでも繰り返そうとしているのかもしれません。

 

Source: MacRumors

iPhone 14の夜景撮影術…AE/AFロックやポートレートモードの使いこなし方

2022年9月に発売されたiPhoneの新モデル「iPhone 14」。気になるカメラの性能と撮影術については、「iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方」でも取り上げましたが、今回はさらに踏み込んで、きれいに夜景を撮影する方法について紹介します。

 

【関連記事】 iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方

 

iPhone 14のカメラ性能をおさらい

夜景撮影術を知る前に、iPhone 14のカメラ性能についておさらいしておきましょう。メインカメラの画素数はiPhone 13シリーズと同等の1200万画素ですが、F値(絞りの大きさによるカメラに取り込まれる光量を数値化したもの)がF1.6からF1.5に向上して、より明るく鮮やかに撮影することが可能になりました。また、独自機能「ポートレートモード」も進化し、従来の被写体の背景ボカシに加えて、iOS 16では被写体の前ボケ撮影も可能になったのです。

 

新たに搭載された機能は、「Photonic Engine(フォトニックエンジン)」。カメラ機能を高画質にする「Deep Fusion(ディープフュージョン)」を画像処理の早い段階で適用することで、暗い場面でもより美しい画像が得られるという技術で、最大2倍の性能向上が見込めるとか。さらに、強力な手ぶれ補正機能「アクションモード」により、動きながらの撮影でもジンバル(3軸電動で手ぶれを防止するデバイス)を用いているかのような、スムーズな映像も撮影できるようになりました。

 

iPhone 14のカメラを使って夜景を撮影してみよう

早速、夜景撮影のコツを共有していきましょう。夜景を撮影すると、上手くピントが合わなかったり、うす暗く写ってしまったり……とがっかりしたこともあるのでは? iPhone 14のカメラの性能を活用すれば、それも克服できるはず。夜景撮影のコツとして、以下のポイントをおさえておきましょう。

 

1.「ナイトモード」でより鮮明な画像を撮影する

iPhone 11シリーズから実装されている「ナイトモード」とは、暗闇でもきれいに写真が撮影できるモードのこと。iPhone本体が自動的に暗闇を判断しモードを切り替えるので、ユーザーがとくに設定をする必要はありません。

 

ちなみにiPhone 14では、前述のPhotonic Engineが搭載されたことにより、従来のシリーズよりも切り替わるタイミングが遅くなったように感じられると思いますが、これは通常モードであってもより暗所での撮影が可能になったため。

 

つまりカメラ任せでもじゅうぶんきれいな夜景は撮れるわけですが、もっと自分好みの鮮明さで撮影したい! と思うなら、手動でナイトモードに設定し、任意でシャッタースピード(カメラのシャッターを開けている時間=露光時間)を選ぶことも可能。基本的に、露光時間が長いほうが、被写体を明るく鮮明に写しとれます。

 

↑ナイトモード時は、画面左上に黄色いアイコンが表示されます。数字は露光時間で、場所の暗さに応じて変化。下部のメーターを左右させることで任意でシャッタースピードを選ぶこともできます。

 

【「ナイトモード」のマニュアル設定】
(1) カメラアプリを開いた状態で、画面左上の「ナイトモード」アイコンをタップ。
(2) アイコンがグレーから黄色になったことを確認。
(3) 黄色になったアイコンを再びタップ。露出時間を調整して完了。

 

ただし、シャッタースピードが遅くなり露光時間が長くなるほど、写真はブレやすくなります。任意で選べるとはいえ、iPhoneは周囲の明るさに応じた適正な範囲内で、露光時間の最大値を調整してくれるので、失敗はしにくいといえるでしょう。

 

2.「AE/AFロック」でピントと明るさを自分好みに

続いて、明るさやピントも、自分好みに調整してみましょう。その際に活用したいのが、「AE/AFロック」機能です。

 

AEとは、Automatic Exposureの略で露出(明るさ)を自動調整する機能。またAFはAuto Forcusの略で、自動でピントを合わせてくれる機能のこと。つまりこれらをロックし自動調整を行わないことで、いつもと違った写真が撮れるわけです。

 

まずはiPhone 14で、フルオートでイルミネーションを撮影してみましょう。iPhone 14では明るいイルミネーションが白飛びすることも、暗い周囲が黒つぶれすることもなく、美しい夜景写真が撮れます。

 

↑オートで撮影。

 

ではちょっと人とは違った写真を撮るには? ここで「AE/AFロック」機能を使い、自動調整を無効にしてみます。

 

↑「AE/AFロック」を使った写真。

 

「AE/AFロック」によってピントと明るさをマニュアルモードにしてから、明るさだけを変えてみます。例えばあえて全体的に暗くし、イルミネーションだけが浮かび上がらせる、なんてことも。

 

【AE/AFロックの操作方法】
(1) 撮影画面の中で、露出とピントを合わせたいところを長押しする。
(2) 「AE・AFロック」の文字が表示されたらロック完了。

 

↑AE/AFロックを設定した画面。

 

明るさは、タップした場所の明度が基準となって調整されますが、タップした部分を示す黄色い枠の横にある太陽マークを上下にスライドさせることで、好みの明るさに調整し固定することが可能です。

 

↑太陽マークを上にスライドすれば明るく、下にスライドすれば暗く調整できます。

 

3.「前ボケ・後ろボケ」でメインの被写体を際立たせる

焦点を絞って周囲をボカすことで被写体を際立たせると、ぐっとセンス良く写ります。iPhone 14と同時に発表された最新OS、iOS 16の「ポートレートモード」では、前方にピントを合わせ後ろをボカすだけでなく、逆の前ボケ撮影も可能になりました。前後を自在にボカせるようになったことで、必要な被写体だけがより際立つ一枚をさまざまに撮影できるようになったというわけです。

 

イルミネーションなどの夜景をポートレートモードで撮影すると、光が丸くボヤけている “玉ボケ” 効果を狙うことができます。まずは、後ろボケから見てみましょう。

 

前方の被写体が際立ち、背景のイルミネーションがきれいに玉ボケしています。

↑前方にピント。

 

後方にピント。

 

ポートレートモードでは、主要な被写体にだけフォーカスがあたっているおかげで、前後にモノがあってもすっきりまとまった印象の画像を撮影することができます。ちなみにこの際にも効果的なのが、さきほどの「AE/AFロック」。ロックしてしまえば、カメラを動かし好きなアングルを探していても、ピントが外れてしまうことがありません。

 

【応用編】水面のリフレクションを狙う

最後に、iPhone 14の機能や性能に頼らないおまけの撮影術。ほかにも新鮮な夜景写真を撮ってみたいという場合は、「リフレクション」を狙ってみてはいかがでしょうか?

 

雨上がりで濡れた地面には、イルミネーションなどの光が映り込んでいます。この映り込みがあると、より幻想的な画像を撮影可能。雨上がり以外にも、池や湖など水面であればリフレクション写真を撮ることができます。

 

同じ場所でもがらりと雰囲気が変わる夜景。コツをしっかり押さえることで、スマホでは難しいと思われている夜景もきれいに撮影することができるはずです。お出かけの帰り道や夜の散歩の時には、綺麗な「夜景」をぜひ撮影してみてはいかがでしょうか。

 

 


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

App Storeトップのフィル・シラー氏、Twitterアカウントを削除してMastodonに登場!

実業家のイーロン・マスク氏がTwitterを買収して様々な混乱が起こった後、アップルのApp Store責任者であるフィル・シラー氏は自らのTwitterアカウントを削除していました

Image:Phil Schiller/Mastodon

 

そのシラー氏が、Twitterの対抗馬として注目されるMastodonに公式アカウントを開設しました。

 

フィル・シラー氏を名乗る人物がMastodonに登場したのは、つい最近のこと。が、MastodonにはTwitterのように認証済バッジがないため、そのアカウントが本当にシラー氏のものかどうか不明でした。

 

そこで米9to5Macがシラー氏ご本人に確認したところ、Mastodonアカウントは公式なものだと判明した次第です。アップル幹部と強いコネのあるブロガーのジョン・グルーバー氏も、独自の情報源から確認が取れていたそうです。

 

シラー氏はTwitterアカウントを消した理由を明かしていませんが、それはマスク氏が「アップルがTwitterへの広告掲載を辞めた」と仄めかして批判したのと同じ週の出来事でした。

 

その後マスク氏はアップル本社に招待され、ティム・クックCEOと直接に会談。そして素晴らしい会話を交わせた、すべては誤解だったとツイートしていました。もっとも、それでもシラー氏がTwitterに戻ってくることはありませんでした。

 

Twitterは先週、サードパーティの開発者が自社のAPIを使ってTwitter用クライアントアプリを作ることを正式に禁止しました。そのため、TwitterrificやTweetbotといった有名アプリが終了に追い込まれています。おそらく、これらのアプリが広告を表示しないため、Twitterの広告収入にマイナスに働くと判断されたようです。

 

興味深いことに、シラー氏はMastodonへの投稿で、Tweetbot開発元が作ったクライアントアプリ「Ivory」の宣伝をしています。ここから、色々と何かを読み解けるのかもしれません。

 

Source:Philip Schiller(Mastodon) 
via:9to5Mac

「iPhone 15」は4機種ともDynamic IslandでUSB-Cポート、Ultraモデルはカメラもスゴい? 「iOS 17」から手がかり発見かも

アップルのスマートフォン向け次期OSの「iOS 17」から、今年秋に発売が予想される「iPhone 15」シリーズの手がかりが見つかったと報じられています。

↑iPhone 15シリーズは全モデルDynamic Island搭載?

 

まだiOS 17は開発者向けベータテストも始まっておらず、どのような新機能があるのかは公開されていません。今月初め、アップルの社内情報に詳しいMark Gurman記者は、同社はまもなく発表予定のAR/VRヘッドセットに集中するため、iOS 17(コード名「Dawn」)では「いくつかの新機能を犠牲にしている」と述べていました

 

今回の情報の発信源は、有名リーカーのLeaksApplePro氏です。同氏の予想には当たり外れがあり、信ぴょう性が飛び抜けて高いとは言えないものの、iOS 17は新機能よりも「安定性と効率性に重点を置くことになる」点ではGurman氏と一致しているようです。

 

LeaksApplePro氏の情報源によれば、iOS 17のコード内にはiPhone 15に関する手がかりがいくつかあったそうです。まず、iOS 17では6モデルでDynamic Island(ディスプレイ上部にある、通知やボタンがダイナミックに表示される領域)が動作するとのこと。

 

つまりiPhone 14シリーズではProモデル限定だったDynamic Islandが、iPhone 15シリーズでは標準モデル2つにも採用されるということ。長年にわたり標準モデルに付きものだったノッチ(画面上部の切り欠き)がついに消滅するとの見通しです。

 

またiOS 17のコードでは、iPhone 15シリーズは4機種ともUSB-Cポートを搭載する一方で、2モデル(おそらく高価なProモデル)のみデータ転送速度が速いUSB 3.2相当になるとのこと。こちらも、Gurman氏の予想と符合しています。

 

さらに「iPhone 15 Pro Max(ないしUltra)」つまり最上位モデルでは、画像処理ソフトがより進化しているとのこと。すなわち、UltraがProモデルよりも優れたカメラを搭載する可能性があるようです。

 

iPhone 15 Ultraが特別仕様となり、Proモデルとの差が開くことは、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も述べていたことです。Kuo氏はUltraだけペリスコープ望遠レンズが搭載されると予想していましたが、それに応じて画像処理ソフトもUltra仕様になるのかもしれません。

 

Source:HowToiSolve

iPhone 15はWi-Fi 6E対応で無線通信がさらに安定する?

Apple(アップル)からの今年の投入が期待される「iPhone 15」シリーズにて、最新の無線通信規格「Wi-Fi 6E」への対応が追加されるという情報を、Barclays(バークレイズ)のアナリストことBlayne Curtis(ブレイン・カーティス)氏とTom O’Malley(トム・オマリー)氏がつたえています。

↑Appleより

 

Wi-Fi 6Eとは以前の「Wi-Fi 6」をさらに拡張した規格で、2.4HGz帯や5GHz帯だけでなく、6GHz帯の電波も利用。これにより、最大9.6Gbpsでのより安定した通信が可能となります。なお、現行モデルの「iPhone 14」シリーズはWi-Fi 6にのみ対応しています。

 

今回の報告では、上位モデルこと「iPhone 15 Pro」シリーズでのみWi-Fi 6Eがサポートされるのか、あるいはiPhone 15シリーズの全機種で同規格がサポートされるのかは、明言されていません。また以前には、「iPhone 13」やiPhone 14でもWi-Fi 6Eへの対応が噂されていましたが、それは実現しませんでした。

 

Appleのプロダクトでは、iPad ProやMacBook Pro、Mac miniなど一部のデバイスにてWi-Fi 6Eへのサポートが追加されています。この流れに従えば、そろそろiPhoneがWi-Fi 6Eに対応してもよさそうです。Wi-Fi 6Eの利用は対応ルータの導入が必要となりますが、iPhoneのさらなる通信の安定化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

大切に保管を。アップルが「セキュリティキー」機能の詳細を公開

Apple(アップル)が、先日から配布されている「iOS 16.3」でサポートが開始された物理セキュリティデバイス「セキュリティキー(Security Key)」の詳細を公開しました。

↑なくさないでね(画像提供/Apple)

 

セキュリティキーとは、スマートフォンやパソコンの外部ポートに差し込むことで、ウェブサイトやアプリへのログインにおけるセキュリティを高めることができるデバイス。iOS 16.3だけでなく、同じく配布が開始された「iPadOS 16.3」「macOS 13.2」でもセキュリティキーへのサポートが追加されています。

 

Appleによれば、セキュリティキーの使用は「フィッシングやソーシャルエンジニアリング詐欺などの標的型攻撃からの保護」に役立つとのこと。Apple IDへのサインインでは、従来の6桁の認証コードではなく、パスワードとセキュリティキーを使用した二段階認証が利用できるのです。

 

注意点としては、セキュリティキーを紛失した場合、Apple IDアカウントへのアクセスが永久にできなくなる可能性があります。そのため、最低でも2つのセキュリティキーを設定し、複数の場所に保管しておくことが推奨されています。なお、iOS 16.3では最大6つまでのセキュリティキーがサポートされています。

 

iPhoneやiPadでApple IDのセキュリティキーを有効にするには、設定アプリから自分のアカウント名をタップし、「パスワードとセキュリティ」→「セキュリティキーを追加」から、画面の指示に従います。同様の手順でセキュリティキーの削除も可能。

 

デバイスの取り扱いには注意する必要がありますが、セキュリティキーはオフィスで使うiPhoneやiPad、Macの安全性を高めることができそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

「新型MacBook Pro」、SSDが遅くなっていることが判明

先日、Apple(アップル)から発表された「新型MacBook Pro」のストレージ「SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)」の性能が、ベースモデルでは前世代モデルから低下していると海外で報じられています。

↑SSDが少しゆっくりになった?

 

同じような報道は以前にもありました。2022年に発表された「MacBook Air(M2)」のベースモデル(256GBモデル)では、SSDの構成チップの変更により、2020年に発表された「MacBook Air(M1)」よりもSSDの性能が落ちるという現象が発生していました。

 

同様の現象は新型MacBook Proのベースモデル(512GBモデル)でも発生しているようです。ベンチマーク結果を見ると、MacBook Pro(M2 Pro/M2 Max)のストレージ読み取り速度は2973.4MB/s、書き込み速度は3154.5MB/sで、MacBook Pro(M1 Pro/M1 Max)の読み取り速度の4900.3MB/s、書き込み速度の3950.8MB/sから、明らかに速度が低下しています。

 

9to5Macによれば、MacBook Pro(M2 Pro/M2 Max)では512GBのSSDが2個のチップで構成されており、MacBook Pro(M1 Pro/M1 Max)の4個から減少しています。これにより、MacBook Air(M2)と同じようにSSDの性能が低下しているようなのです。

 

少し残念な気持ちもしますが、MacBook Proの購入を検討する際にはSSDという観点からも他のモデルと比較してみてはいかがでしょうか?

 

Source: 9to5Mac