アップル、大画面iMacを準備中か。次期Studio Displayも

大画面を搭載した「次期iMac」や、外部ディスプレイ「Pro Display XDR」「Studio Display」の次期モデルに関する情報を、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑Krisda/Adobe Stockより。大画面iMac、需要は十分だと思いますが、果たしてどうでしょうか

 

アップルはインテル製プロセッサからの移行に伴い、2021年に27インチモデルのiMacを廃止しました。現在は、24インチのiMacが唯一のオールインワンデスクトップとなっています。そしてガーマン記者によれば、「アップルは最終的には大型なiMacを再び投入する可能性がある」とのこと。なお、同氏は具体的な計画については言及しておらず、再登場するとしても27インチになるとは限らないようです。

 

次期Studio Displayに関しては、現行モデルと同様のデザインを採用し、27インチの画面サイズになるとのこと。そして「M5」チップを搭載したMacと同時に、2026年までに登場する見込みだと述べています。

 

ハイエンドな外部ディスプレイのPro Display XDRに関しては、「開発の優先度は低い」と伝えています。ガーマン記者は2022年、「Appleシリコンを搭載した次期Pro Display XDRを開発している」と報じましたが、現在もその計画が続いているのかは不明です。

 

大画面なiMacについては、その再登場を楽しみしているアップルファンも多いはず。早めの製品販売を期待したいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

iPhone 17 Proはアルミフレームに回帰? チタンをやめる理由は…

今年の「iPhone 17」シリーズではアルミフレームが採用され、チタンフレームが廃止されるとの情報を、調査会社のGF Securitiesが報告しています。

↑Asher / Xより。モデルによってはハイブリッド構造もありえるとか

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」、そして一昨年の「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、チタンフレームが採用されました。チタン素材は軽量で本体重量の削減に貢献するものの、アルミ素材に比べて熱伝導率が低いという問題もあります。

 

GF Securitiesでアナリストをつとめるジェフ・プー氏によれば、iPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxでは「環境への配備」から、アルミフレームを採用するとのこと。アルミ素材はチタン素材よりも炭素排出量が少ないため、アップルがかかげる「2030年までにすべての製品とサプライチェーンをカーボンニュートラルにする」という目標にも合致します。

 

なお、超薄型モデルの「iPhone 17 Air」では、引き続きチタンフレームが採用されるようです。これについて著名アナリストのミンチー・クオ氏は、「iPhone 17 Airのフレームはチタンとアルミのハイブリッド構造となり、iPhone 15 Proよりもチタン素材の割合が少なくなる」と述べています。

 

iPhoneのフレームの素材は、これまでアルミ→ステンレス→チタンと変わってきました。アルミ素材への回帰はなんだか寂しくもありますが、ユーザーの使い勝手の向上に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 17、有線での充電速度が向上するらしいけど……

アップルからの今年の発売が期待されている「iPhone 17」シリーズでは、有線充電の速度が大幅に向上すると、投資会社のGF Securitiesが報告しています。

↑Front Page Techより。近年は無線充電を利用している人も多そうですが……

 

報告によれば、iPhone 17、iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxのすべてのモデルが、最大35Wの有線充電に対応するとのこと。なおChargerLABによれば、現行モデルの「iPhone 16 Pro Max」は最大約30Wの有線充電が可能でした。また、アップルの「140W USB-C電源アダプタ」を使用した際は、最大37Wの充電速度に達しました。

 

また海外メディアのPhoneArenaは、標準モデルのiPhone 16でも「ベンチマークテストやゲームプレイなどの非常に負荷の高い状況」では最大38W前後で充電される場合があるとしたものの、平常時の充電速度は20W前後だと報告しています。

 

このことを考えると、iPhone 17シリーズでの有線充電速度の向上は、使用感にそれほど大きく影響しないと言えそうです。また、ワイヤレス充電機能「MagSafe」を利用した時の充電速度が向上するのかも気になるところですね。

 

Source: MacRumors

今年のiPhone、デザインが大幅に変更されそう

アップルの「iPhone」のデザインが今年後半に大幅に変更されると、著名リークアカウントのDigital Chat Stationが報じています。

↑yalcinsonat/Adobe Stockより。カメラバー横長化の噂があります

 

報告によれば、今年の超薄型iPhoneこと「iPhone 17 Air(仮称)」では、背面に「横長のバー」が採用されるとのこと。これにより、カメラ突起が横に大きく広がるデザインとなるようです。一方で上位モデルの「iPhone 17 Pro」は、「大きな横長のマトリックスデザイン」を採用すると指摘しています。

 

先日、リークアカウントのジョン・プロッサー氏は、iPhone 17 Proのレンダリング画像を公開しました。それによれば、iPhone 17 Proの3つのリアカメラは三角形の配置を維持するものの、背面全体にわたる新しい長方形のバーに収められています。またiPhone 17 Airでも、同様の横長のリアカメラバーが搭載されるようです。

 

iPhone 17シリーズのデザイン変更に関しては、海外メディアのザ・インフォメーションによれば、iPhone 17 Proの背面は「一部アルミ、一部ガラス」となり、「従来の3Dガラスではなく、アルミ製の長方形カメラ突起」を搭載すると報告していました。どの情報が正しいのかはまだ分かりませんが、iPhone 17のデザインが大きく変わる可能性は高そうです。

 

Source: Digital Chat Station / Weibo via MacRumors

次期MacBook Air、まもなく登場?! M5搭載のProは秋発売かも

「M4」チップを搭載した「次期MacBook Air」が3月までに発売されると、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑udovichenko/Adobe Stockより。登場は「数週間以内」になるかも

 

報告によれば、13インチ/15インチの次期MacBook Airの正確な発売時期はまだ明らかになっていないとのこと。しかし「数週間以内に登場する」とも言及しており、発売時期が近づいているのは間違いないようです。

 

アップルは2024年12月に配信した「macOS Sequoia 15.2」のアップデートの中で、「未発表のMac」の情報を誤って配信しました。そのうちの「Mac16,12」が13インチ/M4 MacBook Air、「Mac16,13」が15インチ/M4 MacBook Airに相当するようです。

 

またガーマン記者は、2025年秋に「M5」チップを搭載した「MacBook Pro」が投入され、その後の2026年前半にM5を搭載した「iPad Pro」が投入されると報告しています。「M4」チップの時にはiPad ProがMacに先んじて導入されましたが、M5ではその順番が変更されるようです。

 

さらにM5搭載MacBook Proのリリース前に、「Mac Studio」と「Mac Pro」にもM4チップが導入されるとしています。これらの製品は、2025年の6月に開催されるであろう「WWDC(世界開発者会議)」前後に登場する可能性があります。まずは、M4を搭載したパワフルな次期MacBook Airの登場に期待したいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

前の方がよかった? iPhone 17 Pro/Airのカメラデザインが判明か

アップルからの投入が期待される「iPhone 17 Pro」や「iPhone 17 Air」の背面カメラの予測デザイン画像が、海外にて投稿されています。

↑ Front Page Techより。トリプルカメラは従来通りの三角形配置ですが……

 

上の画像は、YouTubeチャンネルのFront Page Techが投稿したiPhone 17 Proの予測デザイン画像です。3つの背面カメラは従来と同じ三角形に配置されていますが、そのカメラが長方形の「カメラバー」の内部に収められていることがわかります。

 

Front Page Techによれば、iPhone 17 Proはツートンカラー仕上げとなっており、カメラバー部分が本体背面よりも暗い色調になるとのこと。また、カメラバーの右側にはLEDフラッシュやリアマイク、LiDARスキャナーが搭載されています。

↑WEIS Studioより

 

続いてこちらは、WEIS Studioが公開した超薄型モデル「iPhone 17 Air」の予測デザイン画像です。本体背面にはシングルカメラが搭載されており、その周りを長方形のカメラバーが囲うデザインとなっています。

 

iPhone 17 Airは本体の厚さがわずか5.5mmと、史上最も薄いiPhoneになる予定です。参考までに、「iPhone 16 Pro」の本体の厚さは8.25mm、11インチの「iPad Pro」の厚さは5.3mmとなっています。

 

iPhone 17 Proの背面カメラの配置が三角形なら、なぜカメラバーを大きくするのかと思ってしまいますが……。はたしてiPhone 17 ProやAirは、今回のようなデザインのまま登場するのでしょうか?

 

Source: MacRumors 1, 2

新iPhone SE、製品名は「iPhone 16E」かも。SEシリーズ終了か

アップルの廉価なiPhoneが「iPhone 16E」の名称でリリースされる可能性が海外にて指摘されています。

↑画像提供:Majin Bu/X。スペックはある程度噂が出揃っているものの、製品名がどうなるかは注目です

 

アップルは米国時間2月19日に、新製品の発表を予定しています。新製品は「次期iPhone SE」になることが確実視されていますが、このデバイスが「iPhone SE 4」ではなくiPhone 16Eとしてリリースされるという予測は、以前から存在していました。

 

今回ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、アップルが発表するのが「新しいファミリーの新メンバー」だと表現しています。これは、次期iPhone SEが「iPhone 16」シリーズの一員として、iPhone 16Eの名称で投入されるという噂を、裏付けるものとなっています。

 

次期iPhone SEは6.1インチの有機ELディスプレイや顔認証機能「Face ID」、アクションボタンを備えた「iPhone 14」に似たデザインになると予測されています。また、iPhone 16と同じ「A18」チップや8GB RAM、独自設計の5Gモデムを搭載し、AI機能「Apple Intelligence」に対応するようです。

 

今回の噂が正しければ、2016年から発売されてきた廉価モデルの「iPhone SE」シリーズが終了することとなります。これがiPhoneの廉価モデルの底上げを意図したものなのか、あるいは値上げが予定されているのか、今後が注目されます。

 

Source: MacRumors

次期iPhone SEのデザイン・スペックを大予測! 気になる価格は……

米国時間で19日にも発表される可能性がある、「次期iPhone SE」。これまでの情報から、デザインからスペック、価格までを直前予測してみました。

↑MacRumorsより。いよいよ次期iPhone SEの登場が迫ってきている様子です

 

デザイン

次期iPhone SEは、「iPhone 14」と同じデザインを採用するようです。画面は6.1インチの有機ELディスプレイで、ホームボタンがなくノッチを搭載した全画面デザインとなる見込み。ボディはアルミニウムとガラス製で、もちろん5Gアンテナを搭載します。

 

本体背面には、シングルカメラを搭載。最新のiPhoneに存在する「アクションボタン」や「カメラコントロールボタン」は採用されないようです。本体下部のライトニングポートは廃止され、USB-Cポートになる模様。また、無線充電機能「MagSafe」に対応します。

 

スペック

プロセッサには「A18」チップを搭載。8GB RAMを搭載し、AI機能の「Apple Intelligence」に対応します。ストレージ容量は、128GBからとなるようです。

 

シングルカメラは4800万画素の広角レンズを搭載し、望遠や超広角は非搭載。次世代のポートレート機能や、2倍ズームに対応する見込み。さらに自社開発の5Gモデムを搭載し、衝突検出や衛星経由のSOSに対応。バッテリーはiPhone 14と同じ仕様で、最大20時間のビデオ再生が可能となりそうです。

 

価格

現行モデルの429ドル(日本価格で6万2800円)から、より高くなる可能性があるでしょう。これまでの情報を総合すると、500ドル(約7万6000円)を目指している可能性が指摘されています。

 

約3年ぶりのアップデートとなる次期iPhone SE。どれだけコスパの優れたモデルとして登場するのかに期待したいです。

 

Source: MacRumors

何かと話題のDeepSeek、アップルがAI採用を見送っていた

アップルが人工知能機能「Apple Intelligence」のパートナーとして、中国企業「DeepSeek」の採用を見送ったと、The Informationが報じています。

↑Julien Eichinger / Adobe Stockより。世界的に話題となっているDeepSeekですが……

 

DeepSeekは競合のAIチャットボットと比較して、低コストかつ低消費電力で開発されていることが特徴です。しかしアメリカなど一部の国では、プライバシー上の懸念からDeepSeekを政府機関のデバイスで使用することを禁止する動きもあります。

 

そしてアップルはApple Intelligenceを中国で展開するにあたり、現地の中国企業と提携する必要があります。報道によれば、アップルは昨年バイドゥ(Baidu)をパートナー候補としていたものの、最終的にバイドゥはアップルの基準を満たしておらず、ここ数ヶ月で他の企業モデルを探していました。

 

アップルはアリババ、テンセント、バイトダンスが開発したAIモデルを検討しており、現時点ではアリババとの提携を進めているようです。一方で、DeepSeekは採用が見送られました。

 

Apple Intelligenceは今年、中国語を含む複数の新しい言語をサポートする予定です。新しい言語の追加は4月のソフトウェアアップデートで予定されていますが、中国国内でのApple Intelligenceの提供は、承認が下りるまで制限される可能性があります。ますます進化するAI機能、今後も何が起きるのか予測できません。

 

Source: The Information via MacRumors

iPhoneの買い替えサイクルが変化! 2年で新しくするユーザーが増えている理由とは?

iPhoneユーザーの買い替え頻度がわずかに早まっており、これまで長期化していた買い替えサイクルの傾向が逆転しつつあると、調査会社のConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)が報告しています。

↑2年で買い替えるユーザーが増加中

 

CIRPが公開した2024年12月のデータによれば、新しいiPhoneを購入したユーザーのうち、以前のデバイスから2年以内に買い替えた人の割合が36%に達したとのこと。これは前年同期の31%から増加しています。しかしその一方、3年以上使用したユーザーの割合も33%に達しました。

 

この動きは、CIRPが2014年にデータの集計を開始して以来、初めての大きな変化とされています。長期的には端末の使用期間が伸びる傾向にある一方、一部のユーザーにおいては買い替えのペースが加速している模様。CIRPによれば、2年で買い替えるユーザーの割合は2020年の水準に戻ったようです。

 

iPhoneの買い替えが早まった原因は何か? キャリアのプロモーションやインセンティブが買い替えのサイクルに影響している可能性がありそう。AI機能「Apple Intelligence」が動機となっているという見方もあります。

 

一方、iPhoneの買い替えが早まった時期は、iPhoneの販売がやや低迷している時期とも一致していました。もしかすると、iPhoneの人気が低下したことで、熱心なファンによる買い替えが目立っているだけなのかもしれません。

 

Source: CIRP via MacRumors

「折りたたみiPhone」、超薄型ガラスのサプライヤーがついに決定!

アップルの「折りたたみiPhone」で使用される超薄型ガラス(UTG)のサプライヤーが決まったと、韓国紙のThe Elecが報じています。

↑折りたたみ用超薄型ガラスを供給するのは…

 

The Elecによれば、中国メーカーのLens Technologyが折りたたみiPhone向けUTGの主要サプライヤーになるとのこと。同社は、アップルが必要とするUTGの約70%を供給することになったようです。その原材料は米コーニングが提供する模様。

 

Lens Technologyは超薄型ガラスの大量生産能力や資金力で優れた実績があり、特にガラスの強化処理や、カット後の側面のひび割れの防止技術、エッチング技術に強みがある企業です。

 

同社は2025年に超薄型ガラスの生産ラインを拡大する予定であり、アップルが2026年後半に予定している初の折りたたみデバイスの発売に備えていると言われています。アップルは超薄型ガラスの中央部分のみを薄くすることで、全体的な厚みを確保し、耐久性を向上させるようです。

 

折りたたみiPhoneではLens Technologyだけでなく、韓国企業のDowoo InsysとUTIも、超薄型ガラスの提供元として候補にあがっています。特にDowoo Insysは2024年10月に、超薄型ガラスの中央部分を薄くする技術に関する特許を取得しています。

 

一方、アップル初の折りたたみデバイス向けディスプレイは、サムスン・ディスプレイが独占提供する可能性が濃厚。折りたたみiPhoneの動向から目が離せません。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

「Galaxy S25 Ultra」と「iPhone 16 Pro Max」が恒例のスピード対決! 圧勝したのは…

サムスンの「Galaxy S25 Ultra」とアップルの「iPhone 16 Pro Max」は、ともにフラッグシップ機の最上位モデルとして、さまざまな尺度で比較されています。1月にはベンチマーク対決が行われていましたが、今度は実世界でのアプリスピードテストで勝負し、その結果が公表されました。

↑今回の勝者は?(画像提供/PhoneBuff/YouTube)

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、両モデルを使ったスピードテストを実施。このテストではロボットアームによりFacebookやマイクロソフトのOfficeなど定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競います。これは毎年恒例イベントとなっており、昨年はGalaxy S24 UltraがiPhone 15 Pro Maxに僅差で敗れました

 

しかし、今回は違いました。Galaxy S25 Ultraは、生産性アプリ(Officeなど)で早くからリードを確立し、画像編集アプリでも優位をキープ。最も注目すべきは、iPhoneよりもLumaFusionの動画処理が約25%速かったことです。

 

これまでiPhoneが得意としてきたゲーム性能でも、Galaxy S25 Ultraは優位を保ちました。「Subway Surfers」や「Flip Diving」など、ほとんどのゲームでiPhoneと同等または上回った一方、「Going Balls」と「Forward Assault」ではiPhoneが僅差で勝利しています。

 

Galaxy S25 Ultraは、1周目を2分18秒で完了し、iPhone 16 Pro Maxに15秒の差をつけました。2周目は「どれだけアプリをRAMに保持できるか」のテストとなり、iPhoneがわずかに差を縮めていますが、それでもGalaxyが最終的に勝利を収めています。

 

今回Galaxy S25 Ultraが素晴らしい結果を出した要因は、オーバークロックされたSnapdragon 8 Eliteと40%大型化されたベイパーチャンバー冷却システム、そしてiPhoneの8GBよりも多い12GB RAMのおかげでしょう。

 

アップルは毎年、より高速で電力効率の高いチップを投入しているため、今秋の「iPhone 17」シリーズがどれほど強化されるかは興味深いところです。今後もサムスンとアップルは競い合い、よりパワフルなスマートフォンを開発してくれるでしょう。

 

Source: PhoneBuff (YouTube) 
via: MacRumors

アップル、2月19日に新製品を発表へ! ついに次期「iPhone SE」とご対面!?

アップルのティム・クックCEOは、「(米国時間)2月19日、新しい家族に乞うご期待!」と自身のXアカウントに投稿しました。

↑次期iPhone SEに早く会いたい

 

現時点でその内容は明らかになっていませんが、その目玉は次期「iPhone SE」になる可能性が高そうです。次期iPhone SEは6.1インチの有機ELディスプレイと顔認証機能「Face ID」を搭載し、4800万画素の背面カメラやUSB-Cポートを採用。8GB RAMやアップル初の自前5Gモデムを搭載することで「Apple Intelligence」に対応するだろうとみられています。

 

その一方、新型「AirTag」が登場するとも囁かれており、位置情報の検出精度の向上が期待されています。


すでにフランスのある小売店のウェブサイトで次期iPhone SEに関する情報が掲載されたことが目撃されています。詳細スペックなどには触れていませんが、製品発表を見越しての動きのようです。

 

最近のiPhoneは円安により値上がりが続いていますが、手ごろでパワフルな次期iPhone SEの登場に期待です。

 

Source: Tim Cook /X,  MacRumors 1,2

アップル、心拍数モニタ可能なワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」をリリース

アップルは「Beats」ブランドの心拍数モニタリング機能を搭載したワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」を発表しました。

↑アップル傘下になったBeatsブランドの新ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」が登場

 

Powerbeats Pro 2は、LED光学センサーから毎秒100回以上のパルスを発することで血流を測定。ワークアウトのために心拍数をモニタリングでき、データはフィットネスアプリとリアルタイムで連携します。

 

イヤホンは「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」や、「外部音取り込みモード」を利用可能。ユーザーの耳に合わせて音質を変更する「アダプティブイコライゼーション」も使用できます。

 

従来モデルに比べて付け心地の向上をうたっており、改良されたイヤーフックにはニッケルチタン合金を採用。また、重量も20%軽量になっています。

 

左右のイヤーパッドは1回の充電で最大10時間の再生が可能。充電ケースを含めれば最大45時間の再生に対応します。Fast Fuel機能も搭載しており、5分の充電で1.5時間の音楽再生ができるとのことです。ちなみに、ワイヤレス充電ケースは前モデルと比較して33%小さくなっています。

 

Powerbeats Pro 2の価格は3万9800円(税込)で、本体カラーはジェットブラック/クイックサンド/ハイパーパープル/エレクトリックオレンジの4色。アップルのオンラインストアにて、すでに販売が開始されています。軽く付け心地も向上したPowerbeats Pro 2は、ワークアウトなどでさらに活躍する機会が増えそうです。

 

Source: Apple

メキシコ湾が消える? 「アメリカ湾」問題、アップル地図アプリにも影響

アップルの純正の「地図」アプリにて、メキシコ湾(Gulf of Mexico)の名称が「アメリカ湾(Gulf of America)」に変更されていることが、ブルームバーグにより報告されています。

↑実は他のアプリでも……

 

報道によれば、アップルの地図アプリでメキシコ湾を検索すると、地図にはメキシコ湾と表示されていますが、名前が空白のままとなります。そしてそのエリアをタップすると、アメリカ湾と表示されるようになったのです。

 

ブルームバーグによれば、アップルは先日よりアメリカのユーザー向けに、この変更を開始しました。近いうちにアメリカのほとんどのユーザーに、アメリカ湾という名称が表示され、将来的には全世界のユーザーにも、アメリカ湾が表示されるようになります。

 

実はアップルだけでなく、グーグルが提供する「グーグルマップ」や配車アプリ「Waze」でも、すでにアメリカ湾が表示されています。これは、米国地名情報システム(GNIS)のデータにアメリカ湾が登録されたからです。

 

トランプ大統領の方針で始まった、メキシコ湾のアメリカ湾への名称変更。個人的には聞き慣れたメキシコ湾がなくなるのは寂しいのですが、果たしてアメリカ湾という名称に慣れる日は来るのでしょうか。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

折りたたみiPhone、かなり大きなデバイスになる可能性

アップルの「折りたたみiPhone」について、詳細なスペック情報をリークアカウントのLukanlosreveが報告しています。

↑CozyDigital/Adobe Stockより。折りたたみiPhoneの発表・発売はまだ先の見込みですが、詳細スペックの噂が聞こえてきはじめました

 

まず折りたたみiPhoneは、本のように横に折りたたむ形状となります。内部ディスプレイのサイズは6.1インチのiPhoneを2台並べたものに相当し、合計で12インチを超える(?)そう。これが正しければ、「iPad」を横に折りたたんだ場合に相当する、かなり大きなデバイスとなります。

 

折りたたみiPhoneのディスプレイは、サムスンが提供。なお2027年には、「折りたたみiPad」と「折りたたみMacBook」が登場するそうです。また折りたたみiPhoneは開いた状態での厚さは4.6mm、折りたたんだ状態では9.2mmとなります。

 

フロントカメラには「Meta Lens」技術が採用され、超薄型になるとのこと。背面には「メインカメラ+超広角カメラ」の、デュアルカメラが搭載されます。バッテリーは2個搭載し、合計容量は5000mAhになります。

 

折りたたみiPhoneの発売時期は、2026年秋になりそうです。新たな形状のiPhoneが来年登場するのか、注目して見守りたいものです。

 

Source: Jukanlosreve via MacRumors

なぜ? Apple Watchを足首に付ける人増加中、米で新トレンド

アップルの「Apple Watch」を手首ではなく足首に装着する人がアメリカで増えていると、ニューヨーク・タイムズが報じています。

↑ニューヨーク・タイムズより。様々な理由から、足首に装着することでメリットがあると考える人もいるそうです

 

報道によれば、Apple  Watchを手首ではなく足首に装着することで、以下のようなメリットがあるそうです。

 

  • 手首が細い人はApple Watchが緩すぎて、心拍数が正確に計測できない。
  • 手首にタトゥーがある人は、インクが心拍数測定に影響を与える可能性があると考えている。アップルも公式サポート文章で、「一部のタトゥーがセンサーの光を遮り、正確な測定が難しくなる可能性がある」と認めている。
  • 歩数計測の精度が上がると考えている人がおり、手首より足首の方がより正確にステップカウントができると信じている。
  • 皮膚の状態が理由で、手首につけられない人もいる。
  • 医療従事者など、一部の職業では手首にアクセサリーをつけられない場合がある。

 

アップルはこの報道についてコメントを出しておらず、また公式のサポート文章では、Apple Watchの心拍数やカロリー測定機能は手首での使用を前提に検証されていると記載されています。

 

アメリカでさらに広まれば、日本に上陸するのでしょうか。ブームの今後が気になるところです。

 

Source: The New York Times via MacRumors

えっ!? 次期iPhone SEが今週にも発表されそう

アップルの「次期iPhone SE」が今週発表されると、ブルームバーグが報じています。

↑8th/Adobe Stockより。思ったより早い発表が期待できそうです

 

ブルームバーグはこれまで、次期iPhoneが「今週以降」に発表されると報じてきました。今回は、より具体的に「今週」に発表されると指摘しているのです。

 

なお、アップルは今週は特別なイベントを予定していません。つまり次期iPhone SEはイベントではなく、プレスリリースをつうじて発表される可能性があります。

 

次期iPhone SEの予測スペックとしては、6.1インチの有機ELディスプレイと顔認証機能「Face ID」を搭載。背面には4800万画素のシングルカメラを搭載し、USB-Cポートを採用します。内部には「A18」チップと、アップルが独自設計した5Gモデム、そして人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するために8GB RAMを搭載します。

 

次期iPhone SEは499ドル(約7万6000円)に値上がりすると予測されています。円安の今となっては若干割高感もありますが、それでも最新チップを搭載したiPhoneが安めに購入できるとすれば、かなり嬉しいといえそうです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

「AppleCare+」が米で値上げ。サブスクへの移行が始まった

アップルは、米国においてiPhone向けの保証プラン「AppleCare+」の価格を上げると同時に買い切りプランを縮小しています。

↑AppleCare+を安定した収入源に

 

例えば、「iPhone 16」向けのAppleCare+の月額料金は、従来の9.99ドルから10.49ドル(約1600円※)に変更されました。この50セントの値上げは、現行のiPhoneラインナップ向けのすべてのAppleCare+(標準プラント盗難・紛失プランの両方)に適用されます。2年契約のAppleCare+の価格は変更されておらず、iPad、Mac、Apple Watch向けの価格も据え置かれています。

※1ドル=約152円で換算(2025年2月6日現在)

 

一方、アップルは今週からAppleCare+の一回限りの購入プランを、Apple Storeの店頭やデバイス上での購入オプションから廃止。今のところ、Appleのオンラインストアではまだ一回限りのAppleCare+が購入可能です。

 

ユーザーが解約しない限り、アップルに定期的な収入をもたらすAppleCare+のサブスクプラン。今後も、買い切りからサブスクへの移行が進められることになりそうです。

 

Source: MacRumors

アップル、イベントの案内方法を変える「インビテーション」アプリを新発表!

アップルは先日、友人や家族などとイベントを開くのに役立つiPhone向け新アプリ「Appleインビテーション」を発表しました。

↑イベントの案内もiPhoneで(画像提供/アップル)

 

Appleインビテーションでは、シーンに応じたカスタムの参加依頼を作成することができます。イベントの共有や参加可否の連絡、共有アルバムへの投稿、「Apple Music」のプレイリストへの参加が簡単にできるようになっています。

 

この新機能では、写真ライブラリまたは、さまざまなシーンやイベントテーマの背景ギャラリーから画像を一つ選択。マップや天気と統合されているので、ゲストにイベント会場への経路や、その日の天気予報を伝えられます。参加者は写真やビデオを、共有アルバムに投稿することができ、イベントのサウンドトラックにApple Musicを利用することもできます。

 

人工知能機能「Apple Intelligence」の「Image Playground」により、コンセプトや説明、写真ライブラリ内の人物をもとに、オリジナルの画像を生成できます。参加依頼の文章は作文ツールによって作成可能。

 

AppleインビテーションはApp Storeで配布中。「icloud.com/invites」を通じてウェブ上でもアクセスすることができます。「iCloud+」のサブスクリプションの登録者は参加依頼を作成可能。参加可否の連絡は「Apple Account」やApple製デバイスの有無を問わず、誰でもできます。

 

なかなか面倒なイベントの作成からメンバーの収集までを、一つのアプリで完結できるAppleインビテーション。パーティーを開催する機会が多い方は、一度試してみてもよさそうです。

 

Source: アップル

アップル、Mac接続型「ARスマートグラス」の開発を中止

アップルは、Macに接続する「拡張現実(AR)スマートグラス(スマートメガネ)」の開発を中止したようです。

↑やーめた(画像提供/Trent Erwin/Unsplash)

 

現在アップルはヘッドセット「Apple Vision Pro」を販売していますが、これはMacやiPhoneへの接続を必要としません。

 

米ブルームバーグによれば、アップルは一般的なメガネのように見える、AR機能を備えたスマートグラスを開発していたそう。ARアプリケーションに必要な処理能力を提供するために、Macと接続する予定だったようです。アップルのエンジニアによれば、ARスマートグラスはiPhoneと同等の性能を10分の1の消費電力で実現する必要があったとのこと。

 

アップルは当初、ARスマートグラスをiPhoneに接続することを検討していました。しかし、その処理能力とバッテリー容量が不足していることから、Macを電源とする方式に切り替えたとのこと。しかし幹部がこの接続方式の実用性に疑問を抱き、プロジェクトが中止されたというのです。

 

アップルが開発していたARスマートグラスは、Apple Vision Proよりも軽量で、ヘッドストラップを必要とせず、装着者の目の前にある前面スクリーンも搭載していませんでした。レンズにはユーザーの行動に合わせて色を変化させる機能が搭載され、周囲の人々への視覚信号としても機能します。

 

ブルームバーグによれば、アップルのARスマートグラスに関する噂は10年前から存在していたとのこと。気軽に装着できるARスマートグラスの開発は復活するのでしょうか? 多くの人がアップルの動向に注目しています。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

新型「Powerbeats Pro 2」、2月11日に発売!?

アップル傘下のオーディオブラド「Beats by Dr. Dre」の新型ヘッドホン「Powerbeats Pro 2」が2月11日に発売されると、米ブルームバーグが報じています。

↑次期モデルはもっとスポーティーになりそう

 

2025年の発売が予告されていたPowerbeats Pro 2。以前にはそのティーザー広告に大谷翔平選手が登場し、2019年発売の初代モデル(生産終了済み)と比較して、縦長でスリムな形状になることがわかっています。

 

ブルームバーグによれば、Powerbeats Pro 2の米国向け価格は250ドル(約3万8000円※)になるとのこと。「AirPods Pro」よりもスポーツに特化した仕様となり、調整可能なイヤーフックを備え、激しい運動中にもしっかりと装着することができるようです。内部には「AirPods Pro 2」と同じ「H2」チップが搭載され、初代モデルよりもアクティブノイズキャンセリング(ANC)が向上するようです。

※1ドル=約153円で換算(2025年2月5日現在)

 

また、Powerbeats Pro 2はワークアウト中の心拍数モニタリング機能を搭載することが判明しています。さらに新カラーとして、鮮やかな「エレクトリックオレンジ」が登場する模様。音質の向上やバッテリー持続時間の延長、アンドロイドスマートフォンとの互換性が向上し、充電ケースはUSB-Cポートを搭載するようです。

 

新機能がたくさん搭載され、よりスポーティーに生まれ変わるPowerbeats Pro 2。製品の正式発表が楽しみですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップルとソニー、「Vision Pro」の命運をかけたコントローラーをいつ出す?

アップルとソニーは「PlayStation VR2 Senseコントローラー」を「Apple Vision Pro」ヘッドセットに対応させるための共同開発を継続していると、米ブルームバーグが報じています。

↑このコントローラーにApple Vision Proの命運がかかっている

 

PlayStation VR2 SenseがApple Vision Proに将来的に対応するという噂は、昨年12月にも報じられていました。この二つを組み合わせれば、ユーザーはコントローラーのサムスティックと方向パッドでスクロールし、トリガーボタンで操作選択をすることで、オフィス作業などの生産性タスクやメディア編集でもこれらのデバイスを活用できると言われています。

 

今回の報道によれば、アップルとソニーの共同開発は「依然として継続中」とのこと。2025年後半の「visionOS」のソフトウェアアップデートでこの新機能が導入されるだろうと言われています。

 

また、PlayStation VR2 SenseがApple Vision Proに対応することで、「ゲーム用途に加え、OSをより精密に操作できる可能性がある」とのこと。しかし、「Apple Vision Proの販売不振を打開する決定打にはならない」とも付け加えています。

 

ゲーム分野でも生産性タスクでも、あまり存在感を示すことができていないApple Vision Pro。PlayStation VR2 Senseコントローラーが今後の起爆剤になり得るかどうか注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル対EU、ポルノアプリ問題で再燃?

欧州のiPhone向けサードアプリストアに突如出現した、ポルノアプリの「Hot Tub」。当然というべきか、アップルはこのアプリを「承認しない」と反発しています。

↑外部ストア開放の悪影響が表れてきた

 

日本ではiPhoneのアプリストアは「App Store」しかありませんが、欧州では「デジタル市場法(DMA)」により、サードパーティーによるアプリストアの開設とアプリの配布が認められています。

 

欧州の「AltStore」という代替アプリストアに登場したHot Tubは、「アップルが承認した初のポルノアプリ」をうたっています。もちろん今回の声明にあるように、アップルはこのアプリを承認していません。

 

Hot Tubについて、アップルは「ポルノアプリによるユーザーの安全性リスクを懸念しており、このようなアプリがアップルのエコシステムに対する消費者の信頼を損なう」と述べているのです。

 

欧州におけるサードアプリストアでは、アップルはアプリがマルウェアか詐欺、その他の重大な問題がないかどうかだけをチェックします。しかし、Hot Tubのようなポルノアプリが堂々と配布されてしまうと、今後はアップルのチェックをもっと厳しくする必要がありそうです。

 

Source: MacRumors

アップル、「MacBook」を開けても起動しないように設定する方法を公開!

「MacBook」などを開けたり電源に接続したりしたときに自動で起動しないようにする方法を、アップルが公開しました。

↑自動的に起動してほしくないときが意外とある

 

現在の「Appleシリコン」を搭載した「MacBook」は、蓋を開けると自動的に起動するように設計されています。また、同チップを採用したMacも電源に接続すると自動で起動します。

 

アップルによれば、最新の「macOS Sequoia」を搭載したMacでは、「ターミナル」アプリに以下のコマンドを入力することで、パソコンを開けたり電源に接続したりしても起動しないようにすることができるとのこと。

 

・蓋の開閉と電源接続の両方で起動しない

sudo nvram BootPreference=%00

・蓋の開閉でのみ起動しない

sudo nvram BootPreference=%01

・電源接続でのみ起動しない

sudo nvram BootPreference=%02

・設定を元に戻す

sudo nvram -d BootPreference

 

MacBookを開けて掃除をするときや、マシンを起動せずに充電したい場合などで、これらのコマンドが役立つかもしれません。

 

Source: Apple via MacRumors

 

「Apple Intelligence」、近日中に日本語などに対応へ

アップルのAI(人工知能)機能「Apple Intelligence」が近日中に日本語に対応すると、同社のティム・クックCEOが明かしました。

↑もうすぐ日本語で使えるようになる

 

Apple Intelligenceは、ユーザーの背景を理解し生成AIを活用することで、通知の要約や文章の校正、絵文字の生成、文字起こしなどができます。現在は米国や英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカなど英語圏の地域でのみ利用できます。

 

2024年第4四半期の決算発表に登壇したクック氏によれば、Apple Intelligenceは近日中にフランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、日本語、韓国語、簡体字中国語の8言語に対応するとのこと。さらに、4月に予定されているアップデートでは、インドとシンガポールのユーザー向けにローカライズされた英語も追加されるそうです。

 

決算発表の中でクック氏は、Apple Intelligenceの重要性について強調し、「一度使い始めると、それなしの生活は考えられなくなる」と述べています。特に、メールの要約機能を非常に価値あるツールとして取り上げ、自身も毎日数百通ものメールの管理で使用していると明かしました。

 

長らく英語圏にのみ対応していたApple Intelligence。いよいよその真価が問われることになりそうです。

 

Source: MacRumors

「折りたたみiPhone」、サプライヤー選定でやっと最終段階に到達!

アップルは、「折りたたみiPhone」の主要サプライヤーの選定で最終段階にいるようです。

↑折りたたむのに奮闘中!

 

韓国語サイトのNaverに投稿された情報によれば、アップルはサプライヤー候補に対して、厚さ、サイズ、曲率半径といった現在の業界標準を維持しつつ、耐久性と折り目で大幅な改善を求めているとのこと。一部の韓国部品メーカーはこれらの厳しい仕様を満たすために、最近大きな進展を遂げたと言います。

 

サプライヤーの選定プロセスは2月下旬から4月上旬に結論が出されるものの、アップルは最終決定を下していないとのこと。なお、海外メディアのThe Informationは2026年にも「クラムシェル型」の折りたたみiPhoneが発売されると報じています。

 

さらにアップルは、大型の折りたたみデバイスの開発も進めているようです。米ウォール・ストリート・ジャーナルは以前、アップルが19インチのラップトップ型の折りたたみデバイスを開発していると報じました。米ブルームバーグは、2028年に「巨大な折りたたみiPad」が発売されると述べています。折りたたみiPhoneの技術は、これらのデバイスでも重宝されるかもしれません。

 

Source: Naver via MacRumors

アップル、「AirPods」を手動でアップデートする方法を公開!

アップルが「AirPods」のファームウェアサポートページを更新し、具体的なインストールの手順を公開しました。

↑耳より情報!(画像提供/Dagny Reese/Unsplash)

 

アップルは定期的にAirPods、AirPods Pro、AirPods Max向けに新しいファームウェアをリリースしてきましたが、これまでそのインストール方法に関する十分な説明はありませんでした。

 

AirPodsをアップデートする手順は以下の通りです。

 

  1. AirPodsが、Wi-Fiに接続されたiPhone、iPad、またはMacのBluetooth範囲内にあることを確認
  2. AirPodsを充電ケースに入れ、ケースの蓋を閉じる
  3. 充電ケースに充電ケーブルを接続し、ケーブルのもう一方をUSB充電器またはポートに接続
  4. ケースの蓋を閉じたまま、最低でも30分間待機。これによりファームウェアがアップデート
  5. 充電ケースの蓋を開けて、AirPodsを再びiPhone、iPad、またはMacに接続
  6. ファームウェアのバージョンを再確認。アップデートできない場合はAirPodsをリセットし、再度アップデートを試みる

 

筆者はAirPods Proを使用していますが、充電ケーブルに接続しないとアップデートができないとは知りませんでした。アップデート方法が公開されたのはありがたいと言えるでしょう。

 

Source: Apple via MacRumors

「HomePod mini」がついにアップグレードへ! 次期モデルが年内に登場か

アップルのスマートスピーカー「HomePod mini」の次期モデルが年末に向けて発売されると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑ついに次期モデルが出る

 

現行モデルのHomePod miniは4年以上も前となる2020年11月に発売されました。「iPhone 12」シリーズと同時に発売されたといえば、長らくアップグレードが行われなかったことがわかるでしょう。

 

同記者によれば、次期HomePod miniは、アップルが独自開発したWi-FiとBluetoothの統合チップが搭載され、「Wi-Fi 6E」に対応するとのこと。現行モデルのHomePod miniは「Wi-Fi 4」にだけ対応しているため、次期モデルでは「Siri」や音楽再生などで、より速くて安定したWi-Fi接続が可能になります。

 

その他にも、次期HomePodでは以下の可能性が取り沙汰されています。

 

  • 新しい「S」チップの搭載
  • 音質の向上
  • 新しいカラーの登場
  • 低遅延の「Handoff」体験向けの新たな「Ultra Wideband」チップの搭載

 

今年は次期HomePod miniだけでなく、6〜7インチディスプレイを搭載した「スマートホームハブ」も登場すると予想されています。アップルのスマートホーム製品の動向から目が離せません。

 

Source: MacRumors

アップル、HomePodとiPadをミックスした「ホームハブ製品」を投入準備!

7インチディスプレイを搭載した「HomePod」のようなホームハブ製品が2025年に発売されると、米ブルームバーグが報じています。

↑2025年で最も大事なアップル製品になるかも

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルのホームハブ製品は「今年最も重要なアップル製品のリリース」になるとのこと。このデバイスは「小型で手ごろなiPadのようなもの」であり、「家電を操作したり、FaceTimeチャットをしたり、その他のタスクをこなしたりする」と言います。

 

ガーマン記者は以前、このホームハブ製品はスピーカー付きの卓上ベースに取り付けたり、壁に取り付けたりできると述べていました。また、カスタマイズ可能なウィジェット重視のホーム画面を搭載した「homeOS」を搭載し、「Siri」「Apple Intelligence」「HomeKit」が動作するそう。さらに、カメラ映像を表示する家庭用セキュリティシステムとしても機能し、内蔵カメラでFaceTimeビデオ通話も可能です。

 

このようなホームハブ製品市場には、グーグルの「Nest Hub」やアマゾンの「Echo Show」など、すでにライバル製品が存在します。アップルが新製品にHomePodのブランドを使用するのかどうかはまだわかりませんが、使いやすくてかっこいいホームハブ製品の登場に期待したいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「折りたためるセクション」や「ハイライト」を使って「メモ」を見やすく編集する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『メモ』で『折りたためるセクション』や『ハイライト』を使う方法」です。

 

 

思いついたことを手軽に書き留めておきたいときに便利なのが「メモ」アプリ。長い文章を作成する際の下書きやアイデアをまとめる際に便利な新機能がiOS 18で追加されたので使い方を紹介してみましょう。

 

ます最初は「折りたためるセクション」です。文章が長い時は段落分けすると見やすいですが、iOS 18では「見出し」や「小見出し」の下に書かれたテキストが折りたためるようになりました。早速使ってみましょう。

 

手順は簡単。見出しにしたいテキストを選択。[あぁ]をタップして「見出し」を選びます。そうすると見出しや小見出しにしたテキストの先頭に[∨]マークが付きます。ここをタップすると、その後に続くテキスト部分が隠れて見えなくなります。[>]をタップすると隠れていたテキストが再び現れます。

 

折り畳まれるのは次の見出しや小見出しまで。「小見出し」を使えば階層的にテキストを隠すことができるので上手に使い分けてください。

 

もう1つ紹介したいのは「ハイライト」の機能です。太字やイタリックなどを使ってもテキストの一部を強調できますが、その横にあるペンシルボタンをタップすると選択部分に色を付けてハイライト表示にできます。横にある[●]をタップすればパープル、ピンク、オレンジ、ミント、ブルーの5色から色も変えられます。

 

文字の色だけでなく、マーカーペンを使った時のように色がつくのでガッチリ目立たせたいときに使ってみましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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次期「iPhone SE」の新たなダミーが出現! 廉価モデルとは思えない出来栄え

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」のダミーモデルの画像や動画を、リークアカウントのMajin Buが新たに投稿しています。

↑美しい仕上がりに期待(画像提供/Majin Bu/X)

 

今回のダミーモデルは、アップルのパートナー工場から漏れた情報に基づきケースメーカーが製作したもの。

 

ブラックとホワイトのダミーモデルでは、本体前面の中央やや左にインカメラが搭載されています。つまり、次期iPhone SEは「iPhone 14」と同じ通常のノッチデザインとなり、「iPhone 15」以降のパンチホール「ダイナミックアイランド」は搭載されないようです。

 

次期iPhone SEは背面に、シングルカメラを搭載。本体素材はアルミフレームとガラス製プレートで構成されています。「アクションボタン」や「カメラコントロール」といったボタンは存在しない見込み。

 

次期iPhone SEは「A18」チップや8GB RAM、4800万画素の広角カメラ、アップル自前のモデムチップを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するようです。今春にも登場しそうな次期iPhone SEは、大いに市場を賑わす製品となりそうです。

 

Source: Majin Bu/X via MacRumors

アップル、「カメラ付きAirPods」を模索中。何ができるようになる?

アップルは、カメラを搭載した「AirPods」のリリースを検討し続けているようです。

↑カメラを搭載する目的は?

 

米ブルームバーグによれば、AirPodsに内蔵される小型カメラは写真撮影用ではなく、赤外線センサーとして機能するとのこと。ただし、その具体的な用途は詳しく説明されていません。

 

アナリストのミンチー・クオ氏は以前、赤外線カメラを搭載したAirPodsはヘッドセット「Apple Vision Pro」と組み合わせることで、より高度な空間オーディオ体験を提供すると述べていました。例えば、特定の方向に顔を向けると、その方向の音源が強調されるそう。

 

さらに、赤外線カメラを搭載したAirPodsは「空中ジェスチャー操作」が可能になり、手の動きでデバイスが操作できるようになるかもしれません。

 

ブルームバーグによれば、カメラを搭載したAirPodsは2026年に量産されるとのこと。つまり、製品は2026年から2027年に発売される可能性があります。AirPodsがウェアラブル製品としての性格をさらに強めるのかどうか、今後の動向に注目です。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17」、パンチホールは小さくならない⁉︎

次期「iPhone 17」では画面上部の「ダイナミックアイランド」が小さくならないと、著名アナリストのミンチー・クオ氏が述べています。

↑ダイナミックアイランドの大きさは変わらない?

 

ダイナミックアイランドとは、iPhoneのフロントカメラや顔認証機能「Face ID」を1箇所にまとめたもので、Androidスマートフォンでは「パンチホール」と呼ばれることもあります。

 

以前には、「iPhone 17 Pro」ではFace IDに「メタレンズ」を採用することにより、ダイナミックアイランドが「大幅に小さくなる」との予想がありました。

 

しかしクオ氏によれば、iPhone 17のダイナミックアイランドのサイズは「ほぼ変わらない」とのこと。これが標準モデルのiPhone 17だけを意図しているのか、あるいは上位モデルのiPhone 17 Pro/Pro Maxを含んでいるのかは不明ですが、従来の噂とは異なります。

 

iPhone 17ではダイナミックアイランドだけでなく、背面カメラが横一列の並びになったり、超薄型モデル「iPhone 17 Air」が登場すると言われたり、本体デザインが大きく変更されると囁かれています。今後の動向から目が離せません。

 

Source: Ming-Chi Kuo/X via MacRumors

次期「iPhone SE」、iPhone 16と同じチップを搭載⁉︎

次期「iPhone SE」には、「iPhone 16」と同等のチップが搭載される可能性があると、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑iPhone SEにも搭載される?

 

同メディアによれば、次期iPhone SEには「T8140」という識別子のチップが搭載されるとのこと。これは「iPhone 16/16 Plus」の「A18」と、「iPhone 16 Pro/Pro Max」の「A18 Pro」の両方に該当します。しかし、次期iPhone SEが廉価モデルに相当することを考えると、搭載されるのはA18 ProではなくA18になりそう。

 

次期iPhone SEは3月から4月までに発表される見込みです。本体には6.1インチの有機ELディスプレイと、Face IDやUSB-Cポート、4800万画素のシングルカメラ、アップル独自設計の5Gモデムが搭載されると噂されています。さらに8GB RAMの搭載により、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するようです。

 

そのほかにも、MacRumorsは次期「iPad Air」が「M3」チップを、次期「iPad」は「A16チップ」を搭載すると述べています。今年の新型iPhoneやiPadは、さらに強力なチップを搭載して登場することになりそうですね。

 

Source: MacRumors

アップルの「Black Unityコレクション」、すごく凝った新作を発表!

黒人歴史月間を讃え、黒人の文化とコミュニティを祝福するアップルの「Black Unityコレクション」。先日その新作が発表されました。「Apple Watch」向けの新バンド「Black Unityスポーツループ」や新たな文字盤、iPhone、iPad向けの壁紙があります。

↑新しいBlack Unityコレクション(画像提供/アップル)

 

Black Unityスポーツループは、バンドが凸凹になる独自のパターンの織り方で作られており、片側にはグリーン、反対側にはレッドが見えるようになっています。手首を動かすと、色がグリーンからレッドに変わる途中でイエローが現れるそう。

 

新たな文字盤「ユニティリズム」は、レッド、グリーン、イエローの糸を撚り合わせたカスタム文字が特徴です。ユーザーが手首を上げて時間を確認すると、糸の房が融合し、抽象的なブラシストロークが数字に変わります。また、ユニティリズムの使用中は1時間ごとと30分ごとに、個性的でリズミカルなチャイムが時刻を知らせます。

 

Black Unityスポーツループはオンラインのアップルストアで注文を受け付けており、直営店では今週から発売予定です。価格は6800円(税込)。ユニティリズムの文字盤は、ソフトウェアアップデートで提供されます。

 

Source: アップル

次期「iPhone SE」や「iPad Air」などの発売時期、より具体的な情報が判明!

「iPhone SE」「iPad Air」「iPad」の次期モデルは、今年の3月から4月までに発売される可能性が高いと海外で伝えられています。

↑春に新モデルが続々登場?

 

Xの非公開アカウントが共有した情報によれば、次期iPhone SEやiPad Air、iPadには「iOS 18.3」や「iPadOS 18.3」がインストールされるとのこと。つまり、これらの製品は「iOS 18.4」や「iPadOS 18.4」のリリース前となる3月から4月までに発表される可能性が高いのです。

 

次期iPad Airは「M3」チップの搭載が予想されています。次期iPadは「A17 Pro」チップや8GB RAMを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応する模様。次期iPhone SEは6.1インチの有機ELディスプレイやFace ID、USB-Cポート、4800万画素カメラ、最新のAシリーズチップと8GB RAM、独自設計の5Gモデムを搭載する見通しです。

 

iOS 18.3とiPadOS 18.3の最終ベータ版は今週配信されており、来週には既存のiPhoneおよびiPad向けに正式にリリースされる予定。新たにやってくるiPhoneやiPadの登場を楽しみに待ちたいですね。

 

Source: MacRumors

新「Magic Keyboard」、次期iPad AirやiPadと同時に登場!?

アップルが「iPad Air」や「iPad」の次期モデルに向けて「Magic Keyboard」のアップグレードを計画していると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑操作性の向上に期待

 

2024年5月に発表された「iPad Pro」では、アルミ製のパームレストを採用したMagic Keyboardの新モデルが登場しました。パームレストの他に、従来より大きなガラス製トラックパッドやファンクションキーを備えていることも特徴です。

 

ガーマン記者によれば、次期iPad Airや次期iPadと同時に登場するMagic  Keyboardは、iPad Pro向けのMagic Keyboardといくつかの機能を共有しているとのこと。少なくとも、デザインの変更は期待できそうです。

 

次期iPad Airや次期iPad、そして新しいMagic Keyboardは今年の3月から4月の発売が期待されています。新Magic Keyboardを組み合わせることで、操作性がさらに向上することに期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期iPad Air、やっぱり「M3」チップを搭載?

アップルの次期「iPad Air」に「M3」チップが搭載される、と著名リークアカウントのエヴァン・ブラス氏が述べています。

↑次期iPadシリーズのチップはどうなる?

 

最近、米ブルームバーグが次期iPad Airには最新の「M4」チップが搭載されると報じていました。

 

しかし今回、ブラス氏は11インチ/13インチの次期iPad Airや、廉価な次期「iPad」の情報を含むソースコードの画像を共有。そこには、次期iPad AirにM3チップが搭載されると記載されているのです。

 

その一方、次期iPadの搭載チップに関しては不明。ブルームバーグによれば、次期iPadは「A17 Pro」チップや8GB RAMを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するとのこと。

 

次期iPad AirやiPadは今年の3月から4月の発売が予想されています。できれば、上位モデルのiPad Proに負けないくらい魅力的な新機種に登場してほしいですね。

 

Source: MacRumors

中国の「iPhone離れ」がどんどん加速! どうするアップル?

「iPhone」の販売台数が中国で大幅に減少しており、同国のスマートフォン市場に占めるアップルのシェアは3位に転落したと調査会社のCounterpoint Researchが報告しています。

↑かつての中国では究極の高級スマホだったが…

 

今回の調査によれば、2024年第4四半期におけるiPhoneの出荷数は前年比で18.2%減少したとのこと。その結果、アップルのシェアは17.1%に下がり、1位のファーウェイ(18.1%)、2位のシャオミ(17.2%)に次ぐ順位となりました。アップルの前年同期の市場シェアは19%でトップでした。

 

iPhoneの地位が低下している要因として、中国ブランドとの競争激化や、人工知能機能「Apple Intelligence」を中国で提供できていないことが挙げられています。一方、ファーウェイはフラッグシップの「Mate 70」シリーズやミッドシップの「Nova 13」シリーズが好調でした。

 

なお、中国スマホ市場も前年同期比で3.2%減少と、マイナス成長となりました。強力なライバルがひしめく中国でiPhoneはどのようなポジションになるのか? 今後も注目です。

 

Soruce: Counterpoint Research via MacRumors

アプリのアイコンカラーを変更する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「アプリのアイコンカラーを変更する方法」です。

 

 

最新のiOS 18では、ホーム画面の外観モードに合わせてアプリアイコンをライトモードやダークモードに切り替えたり、ユーザーが自由にカラーを指定したり、壁紙に合わせた色合いを選んだりできるようになりました。その方法を解説しましょう。

 

変更は簡単。ホーム画面の空いている場所をロングタップしてアイコンが波打つ状態になったら、画面左上の[編集]をタップ。メニューから[カスタマイズ]をタップします。

 

 

すると画面の下にアイコンカラー変更のシートが現れます。ここで[ダーク]を選ぶとアプリアイコンも黒色ベースに変わります。[自動]を選べばホーム画面の外観モードに合わせてアプリのアイコンもダークモードに切り替えてくれます。

 

壁紙の色合いに合わせたい時は[色合い調整]をタップしましょう。今、表示している壁紙に合わせて最適な色合いを自動的に選択してくれます。

 

そのほかの色合いにしたければカラーバーや濃淡を調節するバーを使って変更してみてください。スポイトを使えば画面上をタップしてその場所の色を選ぶこともできます。

 

時刻によってホーム画面のダークモードに合わせてアプリのアイコンもブラック調に切り替えたり、壁紙に合わせて色調を変えたり、はたまた自分好みのカラーにしたり、いろいろカスタマイズを楽しんでみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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次期「iPad Pro」が2025年に登場!? スペックのアップデートに注目

アップルが次期「iPad Pro」を2025年中に発売する、と韓国のニュースサイト・The Elecが報じています。

↑早くも次期モデルが出る?

 

2024年5月に発売された現行モデルのiPad Proは、Macに先駆けて「M4」チップを搭載。また、有機ELディスプレイによる美しい画面表示や超薄い本体デザインも特徴です。

 

The Elecによれば、次期iPad Proでは「小規模な変更」のみが予定されており、外観は現行モデルと似ているものになるとのこと。つまり、デザイン変更というよりもスペックのアップデートが主な刷新点となりそうです。

 

さらに、韓国企業のLXセミコンが次期iPad Proのディスプレイドライバーを供給する可能性があるとのこと。次期iPad Proの部品が4月から5月に量産されることから、製品の発売は年末頃になる可能性があります。

 

現行モデルのiPad Proは真っ先にM4を搭載しましたが、次期iPad ProもMacに先駆けて「M5」チップを搭載するのかどうか? 今後の動向に注目しましょう。

 

Source: The Elec via MacRumors

米アップルストアで「iPhone SE」の在庫が減少! 新モデルが来てる

米国のアップルストアにおいて「iPhone SE」の在庫が減少している、と米ブルームバーグが報じています。

↑新モデルの登場は近い

 

今回の報道によれば、iPhone SEの在庫の減少は「新モデルの登場が間近に迫っている、信頼できるサイン」とのこと。なお、現時点でiPhone SEはアップルのオンラインストアで注文可能です。

 

著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、次期iPhone SE(iPhone SE 4)は2025年第1四半期(1月〜3月)に発売されるとのこと。これまでのiPhone SEの発売スケジュールと同じように、次期iPhone SEも今年の3月か4月に発売される可能性が高そうです。

 

次期iPhone SEは「iPhone 14」に似たデザインになる見通し。画面は6.1インチの有機ELディスプレイで、新しいAシリーズチップと8GB RAM、Face IDやUSB-Cポート、4800万画素のシングリアカメラ、アップル独自開発の5Gモデムを搭載。人工知能機能「Apple Intelligence」もサポートします。

 

ダミーモデルも流出し、いよいよ登場が近づいている次期iPhone SE。期待はさらに高まります。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone 17 Air」の部品が流出! 噂のカメラバーが見えた

次期「iPhone 17 Air(仮称)」のパーツとされる画像をリークアカウントのMajin Buが公開しました。

↑カメラバーを搭載したiPhone 17 Airのパーツ(画像提供/Majin Bu/X)

 

アナリストのミンチー・クオ氏によれば、iPhone 17 Airは最薄部が5.5mmと超薄型モデルになるとのこと。6.6インチの有機ELディスプレイや「A19」チップ、シングルリアカメラを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応します。

 

今回の画像を見ると、iPhone 17 Airの背面には横長の「カメラバー」が存在していることがわかります。カメラバーの左側にはリアカメラ用らしき円形の切り抜きが、右側にはLEDフラッシュ用とマイク用の穴が確認できます。

 

このような横長のカメラバーは「iPhone 17 Air」と「iPhone 17 Pro」の両方に採用される可能性があります。次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」はシングルリアカメラを搭載するようですが、カメラバーは搭載しない見通しです。

 

次期iPhone 17は超薄型モデルのAirが登場するだけでなく、背面にカメラバーを採用するなど、そのデザインが大きく変わりそうな予感です。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

次期「iPhone 17」、高温対策で新たな説が浮上!

次期「iPhone 17」では放熱設計の大幅なアップグレードが予定されている、と中国テックニュースサイトのMyDriversが報じています。

↑熱くならないためにはどうすれば…

 

2年前に発売された「iPhone 15 Pro/Pro Max」がチタン製ボディを採用したことで、本体の熱問題が度々指摘されるようになりました。翌年の「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではアルミニウム製の熱構造やグラフェンシート、バックガラスを採用したものの、依然として高負荷時には熱問題が発生するとの報告があります。

 

MyDriversによれば、iPhone 17シリーズの全機種は「ベイパーチャンバー式ヒートシンク」を採用するとのこと。これにより、熱をより広い面積に均一に分散させ、加熱による熱低下(サーマルスロットリング)を防ぎ、一貫した性能が発揮できると言います。

 

著名アナリストのミンチー・クオ氏は、iPhone 17 Pro/Pro Maxではベイパーチャンバー技術とグラフェンシートを組み合わせた、専用の冷却システムが搭載されると報告していました。しかし、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、iPhone 17 Pro/Pro Maxではグラフェンシートのみが採用されると述べています。

 

iPhoneの熱問題はユーザーによって程度が異なるかもしれませんが、放熱性能が高まり安心して使用できるようになれば、うれしいアップグレードとなりそうです。

 

Source: MyDrivers via MacRumors

「TikTok」が米「App Store」から消える。トランプ2.0でどうなる?

アップルのアプリストア「App Store」が、米国内において動画共有アプリ「TikTok」を削除しました。その後、TikTokサービスの利用は再開されましたが、TikTokユーザーは第2次トランプ政権の対応に注目しています。

↑米国が警戒するTikTok

 

2024年、米国はTikTokを運営する中国バイトダンスに対して、TikTokの所有権を手放すように求める法案を可決しました。これは国家安全保障上のリスクを懸念したものですが、結局バイトダンスはTikTokを手放さなかったため、1月19日にアップルは米国内でTikTokをApp Storeから削除しました(日本では今でもTikTokをダウンロードすることが可能)。

 

しかし、ドナルド・トランプ氏は米国大統領に就任する前の19日、「TikTokの禁止を執行する前に、さらに猶予を与える大統領令を月曜日(20日)に発行する」と発言。これにより、米国でのTikTokのサービスが再開されたのです。

 

アップルは「米国人を外国の敵対勢力が管理するアプリケーションから保護する法律(Protecting Americans from Foreign Adversary Controlled Applications Act)に基づき、バイトダンスとその子会社が開発したアプリは、米国内のユーザー向けのApp Storeでのダウンロードおよび更新ができなくなります」として、TikTokアプリの提供は再開していません。

 

米国の政策はTikTokだけでなく「CapCut」や「Lemon8」など、さまざまなアプリにも影響を与えています。トランプ新大統領の動向から目が離せません。

 

Source: MacRumors 1, 2

次期「iPhone SE」のダミーモデルが流出! アクションボタンはどこ?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」のダミーモデルとされる画像を、リークアカウントのSonny Dickson氏が投稿しました。

↑iPhone SE 4のダミーモデル(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

今回のダミーモデルは、アップルのパートナー工場から漏れた情報を基にケースメーカーが作成。画像を見ると、次期iPhone SEはやはり「iPhone 14」に似たデザインとなるようです。本体はアルミニウム製のシャーシで、ガラス製の背面、シングルレンズのリアカメラが搭載されています。

↑アクションボタンなどは見当たらない(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

しかし、次期iPhone SEには「iPhone 16」以降で採用された、アクションボタンやカメラコントロールボタンが見当たりません。これが最終仕様なのかどうかは現時点ではわかりませんが、ケースメーカーがこれらの機能を考慮していないことから、両ボタンが採用される可能性は低そうです。

 

一方、次期iPhone SEは「iPhone 16E」という名称で販売される可能性が指摘されています。同モデルは「A17 Pro」チップと8GB RAM、4800万画素のシングルリアカメラを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応すると予想されています。

 

次期iPhone SEは今年の3月か4月に発売される見込み。価格は500ドル(約7万8000円※)未満になるとみられています。高性能かつ手ごろな次期iPhoneの登場に期待しましょう。

※1ドル=約155円で換算(2025年1月21日現在)

 

Source: Sonny Dickson/X via MacRumors

「HomePod mini」と「Apple TV」の次期モデル、発売次期が判明!?

アップルは「HomePod mini」と「Apple TV」の次期モデルを「年末に向けて発売」すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑発売時期を教えて

 

次期HomePod miniでは、新しい「Sシリーズ」チップの搭載や音質の改善、新しいカラーオプションの追加が期待されています。次期Apple TVではより高速な「Aシリーズ」チップや、「FaceTime」ビデオ通話用の内蔵カメラを搭載し、米国では99ドル(約1万6000円※)と廉価に発売される可能性が指摘されています。

※1ドル=約156円で換算(2025年1月16日現在)

 

ガーマン記者によれば、これらのデバイスにはWi-FiとBluetoothを統合したアップル自前のチップが搭載されるとのこと。このチップは「Wi-Fi 6E」をサポートし、6GHz帯域での高速かつ低遅延な通信が期待できます。

 

次期HomePod miniとApple TVはアップルのスマートホーム戦略の一環であり、今年中に投入されるであろうスマートディスプレイこと「スマートホームハブ」に続く製品になるはず。アップルは「Face ID」対応のドアベルやロック、セキュリティカメラを開発しているとも噂されており、今後も同社のスマートホーム製品がさらに拡充することになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップルの「スマートホームハブ」、発売延期の可能性が浮上!

アップルからの投入が噂されている「スマートホームハブ」。その発売は今年の春とみられていましたが、今年後半まで延期される可能性があると米ブルームバーグが報じています。

↑スマートホームハブはもうしばらくお待ちを

 

これまでの情報によれば、アップルのスマートホームハブは7インチの正方形ディスプレイやFaceTimeカメラ、スピーカーが搭載され、アップルのアプリが動作する新しい「homeOS」が導入される見通しです。このスマートホームハブは壁掛けができるだけでなく、机やテーブルに置くためのドックも設計されていると言われています。

 

このスマートホームハブは、今年3月に発売される予定でした。しかしブルームバーグによれば、このデバイスのOSは「App Intents」機能に大きく依存しており、この機能は「iOS 18.4」および「iOS 19」のリリースまで完成しない見込みであるため、「ハードウェアの出荷の遅れにつながる可能性がある」とのことです。

 

発売の具体的な時期は開発者向け会議「WWDC 2025」以降になるかもしれませんが、アップルは今年3月にスマートホームハブを発表する可能性はまだ残っています。「HomePod」に続くアップルのスマートホーム製品が成功するのかどうか、今後を見守りたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

初の米国製「iPhoneチップ」、量産開始に近づく!

米国内で初めて生産されるiPhone向け「Aシリーズ」チップの量産が近づいていると、Nikkei Asiaが報じています。

↑「アメリカファースト」チップに注目

 

これまでAシリーズのチップは、韓国のサムスンや台湾のTSMCが製造してきました。TSMCは米アリゾナ州でAシリーズチップを製造するための工場を建設していたのです。

 

Nikkei Asiaによれば、このアリゾナ州のTSMC工場において、Aシリーズのチップの試験生産が完了したとのこと。現在、アップルはその品質と性能を最終確認しているそうです。品質保証のプロセスが完了すれば、最初の商用チップの量産は早ければ今四半期(1月〜3月)に開始される予定。

 

TSMCのアリゾナ工場では、主に古いiPhone向けのAシリーズチップが製造されます。これは「iPhone 15/15 Plus」の「A16 Bionic」や「Apple Watch Ultra 2」向けの「S9 SiP」チップとなるようです。

 

貿易摩擦や地政学的なリスクを背景に押し進められてきたTSMCの米国工場の新設。消費者としては、米国で製造されたチップがiPhoneの製品価格にどう影響するのかが気になるところです。

 

Source: Nikkei Asia via MacRumors

次期「iPad Air」はM3を飛ばす!? M4版が2025年に発売する可能性が浮上

次期「iPad Air」は「M3」チップをスキップして「M4」を搭載すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑M2からM4へ(Sanjeev Mohindra/Unsplash)

 

現行モデルのiPad Airには「M2」チップが搭載されており、次期モデルにはM3が使われるとこれまでは予想されていました。しかしその一方、ハイエンドモデルの「iPad Pro」はすでにM4を搭載しています。

 

ガーマン記者によれば、次期iPad Air(コードネーム:J607、J608、J637、J638)はデザインの変更より、むしろスペックのアップグレードに重点が置かれているそう。2025年モデルがM4にアップグレードされる可能性は十分にあり、iPad Proと同じ性能になっても驚くべきことではないと述べているのです。

 

次期iPad Airはアップル自前の「5Gモデム」を導入する可能性があると同時に、ファンクションキーを搭載した新しい「Magic Keyboard」を開発しているとも囁かれています。

 

M4を搭載したiPad Proが2024年5月に発売されたことを考えれば、今年はM4版iPad Airが登場してもおかしくないはず。iPadの進化が加速していることを感じさせますね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「Apple Watch SE」、新デザインで2025年に発売!?

次期「Apple Watch SE(Apple Watch SE 3)」が新しいデザインとなって2025年に発売される、と米ブルームバーグが報じています。

↑次のApple Watch SEは素材に注目(Jass〔akajassd〕Hernandez/Unsplash)

 

昨年9月、ブルームバーグは次期Apple Watch SEに「iPhone 5cのようなカラフルなプラスチック製ケースが採用される」と報じていました。現在のApple Watch SE(Apple Watch SE 2)は、アルミニウム製のケースを使っています。

 

今回の報道は、次期Apple Watch SEのデザインについて具体的に述べていません。次期Apple Watch SEがプラスチック製になれば、本体価格が安くなり、子ども向けにもっと気軽に購入できることでしょう。

 

次期Apple Watch SEはデザインの変更だけでなく、新しいチップを搭載することも期待されています。現行モデルのApple Watch SEは「S8 SiP」チップを搭載していますが、これが「Apple Watch Series 10」と同じ「S10 SiP」チップなどに置き換えられるのかもしれません。

 

現行モデルのApple Watch SEは2022年9月に発売されました。3年後となる2025年9月にどのような姿の次期Apple Watch SEが見られるのか、いまから楽しみです。

 

Source: Bloomberg

アップル、スマホの市場シェアが減少。中国メーカーに追い付かれそう!?

2024年のスマートフォン市場におけるアップルのシェアが前年の19%から18%に減少した、と調査会社のCounterpoint Researchが報告しています。

↑落ちていく…(Vinicius “amnx” Amano/Unsplash)

 

同社のレポートによれば、iPhoneの販売台数は前年同期比で2%減少。人工知能(AI)機能「Apple Intelligence」の欠如が「iPhone 16」の売り上げに影響を与えたとみられています。iPhoneの勢いは中国で衰えたものの、中南米などの新興市場では強い成長を維持。「Pro/Pro Max」といったハイエンドモデルが人気を博したようです。

 

スマートフォン市場は4%の成長を記録しました。サムスンはAI機能を搭載した「Galaxy S24」シリーズや廉価な「A」シリーズにより、トップシェアを維持。また、中国メーカーのファーウェイやHonor、モトローラが、トップ10のスマホメーカーの中で最も急成長しているブランドとなりました。

 

アップルはApple Intelligenceの機能をベータ版として段階的にリリースしていますが、「ChatGPT」のようなクラウドベースのAIサービスと比較すると、あまり話題になっているとは言えません。今後は音声アシスタント「Siri」がApple Intelligenceによって大幅に強化される予定なので、そこに注目です。

 

Source: Counterpoint  Research via MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」、全カメラを4800万画素に統一!?

次期「iPhone 17 Pro/Pro Max」では、三つのカメラ全てに4800万画素のイメージセンサーが搭載されるとリークアカウントのDigital Chat Stationが投稿しています。

↑画素数を統一してパワーアップ

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」は広角カメラ(Fusionカメラ)と超広角カメラが4800万画素である一方、望遠カメラは1200万画素となっています。また、下位モデルの「iPhone 16/16 Plus」には、4800万画素の広角カメラと1200万画素の超広角カメラが搭載されています。

 

Digital Chat Stationによれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxは4800万画素の「テトラプリズムカメラ」を装備し、背面カメラが全て4800万画素に統一されるとのこと。その一方、フロントカメラは2400万画素になると伝えています。

 

気になることに、iPhone 17 Pro/Pro Maxの広角カメラのイメージセンサーは1/1.3インチで、iPhone 16 Pro/Pro Maxの1/1.28インチから若干小さくなるとも報告されています。この差はごくわずかなので、実際の写真での画質の差はあまりなさそうです。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxは背面カメラ部分にアルミ素材が採用され、カメラ突起も長方形になると噂されています。このようなデザイン変更に合わせてカメラシステムも変わるのかもしれません。

 

Source: Weibo via MacRumors 1, 2

2026年、iPhoneのカメラセンサーがソニーからサムスンに変わる!?

2026年に投入されるであろう「iPhone 18」では、カメラにサムスン製のイメージセンサーが搭載されると台湾のDigiTimesが報じています。

↑ソニーとサムスンが対決

 

iPhoneのイメージセンサーは長らくソニーが供給してきました。ここにサムスンが入り込むことになれば、注目すべき変化となるはずです。

 

DigiTimesによれば、iPhone 18には「PD-TR-Logic」という技術を採用したサムスン製の3層構造のスタック型イメージセンサーが搭載されるとのこと。これにより、iPhone 18のカメラは応答性がよくなったり、写真のノイズが軽減したり、ダイナミックレンジが向上したり、さまざまな効果が期待されます。

 

2024年には著名アナリストのミンチー・クオ氏が、サムスンが2026年にもiPhone向けに4800万画素の超広角カメラのイメージセンサーを出荷すると予想していました。このセンサーがiPhoneの「Fusionカメラ(メインカメラ)」や望遠カメラにも採用されるのか、あるいは「iPhone 18 Pro/Pro Max」モデルに限定されるのかは現時点で不明です。

 

iPhoneのイメージセンサーがソニーからサムスンに変わってしまったら、日本人としてはどこか寂しさを感じます。それだけに今後の動向から目が離せません。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

噂の「iPhone 17 Air」、超薄くなるために導入する新装置とは?

アップルが投入すると思われる新型スマートフォン「iPhone 17 Air」は、本体の厚さが5.5mmになると著名アナリストが報告しています。

↑次はもっと薄いモデルが店頭に並ぶ

 

ミンチー・クオ氏によれば、iPhone 17 Airは「最薄部が5.5mm」になるとのこと。この表現から、本体は超薄型になる一方、背面カメラの突起部分は分厚くなることが予想されます。なお、iPhone 17 Airでは、4800万画素のシングルカメラが搭載される見込みです。

 

5.5mmという厚さが正確なら、iPhone 17 Airはこれまで最も薄かった「iPhone 6」の6.9mmを超え、史上最薄のiPhoneになるでしょう。この次期モデルは「iPhone 16/16 Plus」と比べたら約30%薄く、「iPhone 16 Pro/Pro Max」より約33%スリムになります。

 

クオ氏によれば、iPhone 17 Airは物理的なSIMカードスロットがなく、完全にデジタルな「eSIM」を採用するとのこと。これにより、「iPhone 17シリーズ」はより多くの国でeSIM専用になる可能性があります。

 

iPhone 17 Airは今年後半に量産が開始され、他のiPhone 17シリーズとともに9月に発売されると予想されています。その薄さを早く手に取って体験したいですね。

 

Source: Medium via MacRumors

「iPhone SE」と「iPad」の次期モデル、4月までに発売されることが濃厚!

iPhone SEとiPadの次期モデル(iPhone SE 4とiPad 11)はそれぞれ4月までに発売されると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑次期モデルへの期待が膨らむ

 

iPhone SEの後継機種と新しいiPadは、iOS 18.3と一緒に開発されているようです。しかし、ソフトウェアアップデートとデバイスが同時にリリースされることを意味するわけではないと同記者は説明。これらのデバイスは「iOS 18.4がリリースされる前」の4月までに発売されると言います。

 

次期iPhone SEは「V59」、次期iPadは「J481」のコードネームで開発されていると噂されています。昨年12月下旬には、とあるリークアカウントが、V59とJ481がiOS 18.3およびiPadOS 18.3とともにリリースされると主張していました。

 

次期iPhone SEは「iPhone 14」に似たデザインとなり、6.1インチディスプレイやFace ID、USB-Cポート、4800万画素の背面カメラ、新型Aチップ、8GB RAM、独自設計の5Gモデムを搭載するとみられています。また、人工知能機能の「Apple Intelligence」にも対応する模様。

 

他方、次期iPadは現行モデルの「iPad(iPad 10)」よりも新しいAチップと8GB RAMを搭載し、Apple Intelligenceに対応するようです。スペックが大きく向上しそうなiPhone SEとiPadの次期モデルには、お手ごろな価格で登場してほしいですね。

 

Soruce: Mark Gurman/X via MacRumors

iPhoneをブラジルの海で紛失! 驚きの展開が待っていた

海の中に沈んでいたiPhoneが再び動作し、持ち主の手元に戻るという幸運な出来事が海外で報じられています。

↑海の中に長時間沈んでも動いた(画像提供/Thiago Itagaki/Threads)

 

Threadsへの投稿によれば、Thiago Itagakiさんはブラジルのサンパウロ州のマレシアスビーチで泳いでいるとき、海中でiPhoneを発見したそう。「水深約3メートル、砂浜から約10メートルの場所」にあったiPhoneは、ビーチで持ち主を探しても見つけることができませんでした。

 

そこで、ItagakiさんはiPhoneを完全に乾かし、充電してみたところ、問題なく動きました。持ち主を見つけるために「メディカルID」を確認したところ、緊急連絡先にあった電話番号を見つけ、持ち主に連絡。驚くことに、持ち主のカップルはiPhoneを大晦日に紛失し、このiPhoneは水中に4日間も沈んでいたことがわかりました。

 

iPhoneは「iPhone 7」以降、防水性能を備えていますが、それは特定の深度と時間内でのみ保証されています。今回のように海中に4日間も沈んでいたのに再び動作したのは、非常に幸運なケースといえるでしょう。

 

また、iPhoneでは「ヘルスケア」アプリから、メディカルIDを登録することができます。メディカルIDはパスワードなしで重要な情報を確認できるので、万が一に備えて連絡先を登録しておくのもよさそうです。

 

Source: Thiago Itagaki / Threads via 9to5Mac

Apple Intelligence、「ニュースの要約機能」を改善へ

不正確なニュースの要約機能が問題となっている「Apple Intelligence」について、アップルはアップデートを予定していると英BBCに伝えました。

↑ヘッドラインの難しさを痛感

 

Apple Intelligenceでは、人工知能(AI)を活用したさまざまな機能を提供しており、その中に「ニュースの要約機能」が存在します。しかしBBCは、「大会が始まっていないダーツ選手権の優勝者が決まった」「著名テニスプレーヤーが同性愛者だとカミングアウトした」など、誤った見出しが複数もApple Intelligenceで配信されたとして、アップルに対策を求めていたのです。

 

アップルは、「Apple Intelligenceの機能はベータ版として提供されており、ユーザーからのフィードバックをもとに継続的に改善を進めています。数週間以内にリリース予定のソフトウェアアップデートでは、表示されるテキストがApple Intelligenceによる要約であることをさらに明確にします。予期しない要約の通知を目にした場合には、懸念を報告するようにユーザーにお願いしています」と釈明しました。

 

Apple Intelligenceのニュースの要約機能に関しては、重大事件に関する誤報が流れたとして、国境なき記者団(RSF)が機能の無効化を求めていました。Apple Intelligenceの改善に注目しましょう。

 

Source: BBC via MacRumors

実売22万円のApple Watch用高級ケース⁉ まるでブランド腕時計な「CRCS46 – Silver/Black」

PRINCIPE priveは、Apple Watchの高級ケースを取り扱うブランド「GOLDEN CONCEPT」から、ブラックセラミックベゼルが特徴の新モデル「CRCS46 – Silver/Black」を1月9日に販売開始しました。

 

記事のポイント
Apple Watchのデザインをガラっと変えたいなら、こんな高級ケースを使ってみるのはどうでしょうか。かなりインパクトは強いですが着脱は容易なので、他のケースと併用してシーンにより付け替えてみるというのも面白いかもしれません。

 

Apple Watch  Series 10 – 46MMとの互換性がある、45mm x 49mmサイズのケース。職人の手作業による彫刻や塗装により、あたかもブランド腕時計のような高級感あるデザインが特徴です。

 

重量は160g(Apple Watch含まず)で、独自機構「ハッチベゼルシステム」により、ワンタッチでApple Watch本体をケースに装着・取り外し可能。深みのあるブラックセラミックベゼルと、316Lステンレススチールのケースを組み合わせたデザインで、洗練されたスタイルを提供するとしています。

↑ブラックセラミックのベゼル部分が目を引きます

 

ステンレススチール製のハウジングとリンクブレスレットには、いずれも異なるポリッシュ仕上げを採用。また、バックル部分はバタフライバックル仕様となっています。

 

PRINCIPE prive
CRCS46 – Silver/Black
市場想定価格:22万円(税込)

次期「iPhone 17」、背面カメラの凸凹が消える!?

次期「iPhone 17」では、本体背面のカメラ突起が一体感を増したデザインになると海外で報じられています。

↑背面カメラの凹凸がなくなる?

 

リークアカウントのFixed Focus Digitalによれば、iPhone 17では製造プロセスの全面的な刷新が予定されているとのこと。これにより、新しいガラスと金属の接合素材技術が採用され、「本体のカメラバンプと背面カバーの接合部が段差ではなく、傾斜になる」と言います。

 

「iPhone 17 Pro/Pro Max」ではチタンフレームが廃止され、アルミフレームに戻ると噂されています。さらに、背面は全面ガラス素材ではなく、上部がアルミニウムになる一方、下部はワイヤレス充電向けのガラス素材になると伝えられています。

 

さらに、海外メディアのThe Informationは、iPhone 17 Pro/Pro Maxではアルミ製の長方形のカメラバンプが採用されると報じています。中国の情報筋によれば、このカメラ突起の形状は長方形というより、むしろ「細長い楕円形」になるそう。

 

近年のiPhoneの特徴ともいえる四角いカメラ突起。次期iPhoneでは、そのデザインが大きく変わるのかもしれません。

 

Source: Weibo via MacRumors

次期「iPhone 17 Air」、ついに価格が判明!?

次期「iPhone 17 Air」の価格と本体スペックに関する新たな情報が韓国メディアで報じられています。

↑iPhone 16 Plusと同じ価格?

 

韓国ニュースサイトのSisa Journalによれば、iPhone 17 Airの価格は899ドル(約14万円※)〜になるとのこと。これはiPhone 16 Plusと同じぐらいの価格であり、実質的には「iPhone 17 Plus」の代わりとしてiPhone 17 Airが投入されることになりそうです。

※1ドル=約158円で換算(2025年1月6日現在)

 

また、iPhone 17 Airの本体の厚さは6.25mmを目指して開発されているとのこと。これが正しければ、iPhone 17 Airはこれまでで最も薄いiPhoneとなり、iPhone 16/16 Plusと比較して約20%、iPhone 16 Pro/Pro Maxと比較して約25%も薄くなる計算です。

 

iPhone 17 Airは約6.6インチディスプレイや「A19」チップ、前面カメラと顔認証機能を収めた「Dynamic Island」、シングルリアカメラ、独自設計の5Gモデムを搭載すると言われています。超薄型の最新iPhoneへの期待が高まります。

 

Source: Sisa Journal via MacRumors

次期「iPhone SE」、まさかの値上がり!?

アップルの次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」の価格が現行モデルより高くなる可能性があるとの噂が流れています。

↑値上がりは勘弁してください

 

現行モデルのiPhone SEは429ドル(日本価格は6万2800円)で販売されています。しかし、韓国のソーシャルメディアのNaverに寄せられた情報によれば、次期iPhone  SEの価格は約500ドル(7万9000円※)以下になるとのこと。

※1ドル=約158円で換算(2025年1月6日現在)

 

次期iPhone SEは「Face ID」や有機ELディスプレイ、USB-Cポートを搭載し、より現代的なフルスクリーンデザインになると予想されています。そのようなアップデートを考えれば、若干の値上がりは仕方ないのかもしれません。

 

その一方、リークアカウントのMajin Buは、次期iPhone SEの名称が「iPhone 16E」になると指摘。現時点では「E」が大文字なのか、小文字なのか、あるいは「E」が四角で囲まれるロゴになるのかは分かっていません。他の可能性も残っており、「iPhone 16 SE」やiPhone SEという名称がそのまま使われることもあり得ます。

 

次期iPhone SEは、今年3月の発売が期待されています。願わくば、スペックやデザインが大幅に進化しながらも、お手ごろな価格で登場してほしいですね。

 

Source: Naver, Majin Bu / X via MacRumors 1, 2

次期「Magic Mouse」、新たな操作方法を導入して2026年に発売!?

アップルの「Magic Mouse」の次期モデルがタッチと音声コントロールに対応して2026年に発売されると、韓国のリークアカウントが報告しています。

↑劇的な進化に期待

 

次期Magic Mouseに関しては、本体の再設計が予定されていると米ブルームバーグが以前に報じていました。下部に配置されて使いにくい充電ポートの位置がついに変更され、本体も人間工学的に使いやすいデザインになる可能性が指摘されています。

 

今回のリークアカウントのyeux1122によれば、次期Magic Mouseではタッチ、音声コントロール、手のジェスチャーを組み合わせた新しい操作方法に対応するとのこと。今日のコンピューターの使い方に適した形になるために進化するそうです。

 

次期Magic Mouseは2026年に、有機ELディスプレイと「M6」チップを搭載した「MacBook Pro」と共に発売されることが報告されています。本体デザインの変更や充電ポートの位置変更、新たな操作方法への対応など、次期Magic Mouseはかなり意欲的な製品になる予感です。

 

Source: Naver via MacRumors

なぜアップルは自前の検索エンジンを作らないのか? 幹部が明かした理由は…

なぜアップルは自前の検索エンジンを開発しないのか? 同社のエディ・キュー上級副社長がその理由を説明しました。

↑自前の検索エンジンを作らない理由とは?

 

米ワシントンD.C.の連邦裁判所に宣誓書を提出したキュー氏。それによると、アップルが検索エンジンを開発しない理由は以下の通りです。

 

  • 検索エンジンの開発には「数十億ドル」と「何年もの時間」が必要で、これによりアップルが注力する「他の成長分野」への投資や人材が削がれる。
  • 検索ビジネスは人工知能(AI)の影響で「急速に進化」しており、アップルが検索エンジンを開発することは「経済的なリスクが高い」
  • 「現実可能な」検索エンジン事業を構築するには「ターゲット広告」を販売する必要があるが、これはアップルの主要事業ではなく、同社の「長年のプライバシー保護への取り組み」に反する。
  • 検索エンジン事業を成功させるために必要な「専門的な人材」と「運営インフラ」がアップルには十分にない。

 

アップルは「Safari」ブラウザでグーグルを標準の検索エンジンにしていますが、その契約が反トラスト法に違反しているとの判決が2024年に下されました。キュー氏はこの判決に反論するために上記の理由を述べたのです。

 

キュー氏はアップルとグーグルが検索エンジンに関する契約を続けられなくなった場合、「アップルがユーザーのニーズに最も合った製品を提供し続ける能力が大きく損なわれるだろう」と述べています。これが真実なのか、あるいはポジショントークなのか、今後を見守る必要がありそうです。

 

Source: fingfx.thomsonreuters.com(PDF) via MacRumors

「ベゼルなしiPhone」の開発が難航! アップルはどんな画面を目指しているのか?

アップルの「ベゼルレスiPhone」の開発は難航しており、2026年の発売には間に合わないと韓国メディアのThe Elecが報じました。

↑iPhoneからベゼルがなくなる日はいつに…

 

報道によれば、アップルはサムスンディスプレイやLGディスプレイと協力して、ベゼルレスのiPhoneを開発しているとのこと。これは、サムスンやシャオミのスマートフォンに搭載されている既存の曲面ディスプレイと大きく異なるとされています。どうやらアップルは、曲面ディスプレイの端で発生する「拡大鏡効果」を解決したいそう。

 

アップルが独自に目指す曲面ディスプレイとは、iPhoneの特徴であるフラットなディスプレイと角ばった側面を維持しながら、画面を端までシームレスにのばすデザイン。このディスプレイ設計は現在の「Apple Watch」に似ており、「小石のようだ」と表現する関係者もいます。

 

しかしこのような曲面ディスプレイは、有機ELディスプレイをダメージから守る技術を発展させる必要があります。また、iPhoneの内部部品を収納する十分なスペースを確保することも課題になります。

 

アップルはこの曲面ディスプレイを2026年予定のiPhone 18に搭載するために計画を立てていたものの、そのタイムラインは延期される可能性が高いとのこと。今後の動向に注目です。

 

Source: The Elec via MacRumors

「Apple TV」の廉価版が2025年に発売!? ビデオ通話ができる可能性も

ストリーミングデバイス「Apple TV」の次期モデルが、2025年に99ドル(約1万6000円※)で発売されるかもしれないと、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

※1ドル=約157円で換算(2024年12月26日現在)

↑今年は買ってみる?

 

現行モデルの「Apple TV 4K」は64GBモデルが129ドル(日本では1万9800円)、128GBモデルが149ドル(日本では2万3800円)で販売されています。その一方、2010年と2012年に発売されたApple TVは99ドルと安価で、2012年モデルは最終的に69ドル(約1万1000円)に値下げされました。

 

現行モデルのApple TV 4Kが発表されたときにも、クオ氏は将来的に廉価なモデルが登場すると予測していました。

 

次期Apple TVでは、より高速な「Aシリーズ」チップの搭載と「Wi-Fi 6E」への対応がささやかれている一方、カメラが内蔵されるという噂もあります。「tvOS 17」ではApple TVに「FaceTime」アプリが追加され、接続したiPhoneやiPadの背面カメラを利用することでビデオ通話が可能になりました。Apple TVにカメラが搭載されれば、本体だけでビデオ通話ができるようになるかもしれません。

 

次期Apple TVが2025年のいつ頃に発売されるのかは不明。最近は円安の影響でアップル製品が値上がりする中、廉価な次期Apple TVの登場を待ちたいものです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 18」Proシリーズはデジタル一眼カメラに近づく! 著名アナリストが主張を繰り返す

「iPhone 18 Pro/Pro Max」のメインカメラには、デジタル一眼カメラに近い撮影機能が搭載されるとアナリストのミンチー・クオ氏が再び伝えています。

↑iPhoneのカメラはデジタル一眼カメラっぽくなる?

 

クオ氏によれば、iPhone 18 Pro/Pro Maxのメインカメラには「可変絞り」が搭載されるとのこと。これにより、ユーザーはカメラのレンズを通る光の量を調整し、センサーに届く光をコントロールできます。同氏は以前にも同じようなことを述べていました。

2026年、iPhoneがデジカメみたいに絞りで遊べるようになる!?

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、f/1.78の固定絞りが搭載されています。また、ソフトウェア的にボケの大きな写真を作り出す「ポートレートモード」も利用可能。

 

iPhone 18 Pro/Pro Maxの可変絞りでは、被写界深度(フォーカスが合う範囲)をより細かくコントロールできるようになるはずです。しかし、スマートフォンは物理的に小さなイメージセンサーを搭載しているため、これがどの程度の効果をもたらすのかは不明。

 

今回クオ氏は、iPhone 18 Pro/Pro Maxの可変絞りはオランダのBE Semiconductorが提供するとも述べています。iPhone 18 Pro/Pro Maxでさらに柔軟な表現ができるようになるといいですね。

 

Source: Medium via MacRumors

M4搭載の次期「MacBook Air」、もうすぐ登場!? 次期iPadより早いかも…

M4チップを搭載した次期「MacBook Air」が、「iPhone SE」や「iPad」の次期モデルより早く発表されると、米ブルームバーグが報じました。また、次期iPadの発売に関する新たな噂も流れています。

↑次期モデルにもうすぐ会える?

 

報道によれば、次期MacBook Airや次期iPhone  SE、次期iPadは2025年の春にリリースされる一方、M4を搭載した13インチ/15インチの次期MacBook Airが、それらより先に発売されるとのこと。2025年前半には次期「AirTag」や次期「iPad Air」も登場すると言われています。

 

次期MacBook Airはデザインに大きな変更はなく、M4の搭載やマイナーな改善にとどまる模様。また、センターステージカメラや「Thunderbolt 4」の搭載も予測されています。

 

他方、次期iPadは「iPadOS 18.3」をインストールして出荷されるとMacRumorsが報じました。iPadOS 18.3は2025年の1月下旬または2月下旬にリリースされることから、次期iPadは3月ごろに出荷されると予想されています。

 

アップルは数か月前に、M4を搭載した「MacBook Pro」「iMac」「Mac mini」を発表しました。これらに匹敵する性能を備えた次期MacBook Airの登場に期待です。

 

Source: MacRumors 1, 2

2024年のAppleまとめ。今年の振り返りから「次のiPhone」を予想する!

2024年、アップルはiPhone 16シリーズをはじめ、様々な新製品を発売しました。2025年4月にはソフトウェアアップデートによる日本語対応も決まっている、独自の生成AIサービス「Apple Intelligence」についてもおさらいしながら、「次世代のApple製品」を予想してみます。

 

アップル独自の生成AI「Apple Intelligence」が誕生した

↑2024年にアップルのクパティーノ本社で開催された「WWDC 24」。トークセッションの壇上にはCEOのティム・クック氏(画像左)のほか、Apple Intelligenceを担当する機会学習・AI戦略の責任者であるジョン・ジャナンドレア氏(画像中央)、ソフトウェアエンジニアリングの統括責任者であるクレイグ・フェデリギ氏(画像右)が登壇しました

 

振り返れば2024年もアップルの周囲はいつも賑やかでした。

 

iPhoneにMacなど、主要製品に対応するアップル独自の生成AIサービス「Apple Intelligence」が6月に誕生。提供開始は10月28日からで、当初は「アメリカ英語のみ」の対応となりますが、最新のOSにアップデートして、デバイスとSiriの言語を英語に変えれば日本でも試せます。

 

Apple Intelligenceには様々な生成AIを活用する機能があります。その中から発表時にアップルが予告したものが、いま次々と実装されている段階です。

 

Apple Intelligenceが届いたメールの内容を要約したり、ユーザーが書いたテキストを用途に合わせて清書してくれる機能などは、現時点で英語のみの対応です。そのため便利に感じる場面は限られます。

 

おすすめは「写真」アプリに新しく追加された「クリーンアップ」。言語環境を英語に変えなくても即戦力として使えます。写真アプリに保存した静止画データから、削除したい被写体を選択してきれいさっぱり消去する機能です。

↑写ってほしくない被写体を「写真」アプリによる簡単な後処理加工で消せる「クリーンアップ」。iOS 18.2以降から試せます

 

グーグルのスマホ「Pixel」シリーズにも「消しゴムマジック」という似た機能があります。両方試している筆者の印象では、Apple Intelligenceのクリーンアップ機能の方が、不要なオブジェクトの消し方が自然で上手なように思います。

 

直近では12月11日に各デバイスのOSがアップデートされ、SiriにChatGPTが対応したり、AIで画像を生成するImage Playgroundが追加されました。OSの設定からChatGPT連携をオンにすると、Siriに聞いた少し複雑な質問を、代わりにChatGPTが答えてくれます。ChatGPTのアプリをあまり使ってこなかった方は、SiriにChatGPTが連携することで便利さを実感できるかもしれません。

 

Image Playgroundは独立したアプリとしてiOSやmacOSに追加されます。人物のポートレートなどベースになる写真データを選んで、任意のキーワードを追加するとApple Intelligenceがちょっと気の利いた画像を素速く生成します。

 

Image Playgroundは試すと楽しさが実感できる機能ですが、画像のテイストがちょっとアメリカンなところが気になります。サービスが日本語にも対応する頃には、テイストが日本人の好みに合わせてチューニングされているといいですね。

↑iPhoneのImage Playgroundアプリを遊んでみました。筆者のセルフポートレートから“異世界おじさん”の写真を生成。プリセットされている「Fantasy」「Summer」などのキーワードのほかに、フリーワード入力から「Video Game」「Knight」を追加すると、まずまずの画像が生成されました。メッセージなどに添付して使えます

 

大きくなったiPhone 16。次は待望の「新SE」か?

2024年にはiPhone 16ファミリーの4モデルが発売されました。上位のiPhone 16 Proシリーズは「iPhone史上最大の画面サイズ」になりました。iPhone 16 Proが6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxが6.9インチ。本体の厚さサイズは変えず、タテ・ヨコの大きさと質量を“少しだけアップ”した程度に抑えています。

アップルが9月に開催したイベントでiPhone 16ファミリーの4モデルが発表されました

 

iPhone 16ファミリーはすべてのモデルがApple Intelligence対応です。iPhone 16シリーズは背面メインカメラのレンズ配置がiPhone 12シリーズ以来に一直線に戻り、Apple Vision Pro用の空間写真や空間ビデオが撮れます。

 

本体側面には新しいユーザーインターフェースである「カメラコントロール」ボタンを追加しました。カメラアプリを起動して、シャッターを切ったり様々な設定変更の操作が素速くできます。iPhoneの画面ロックを解除しなくても、カメラコントロールボタンを押せばカメラアプリが起動します。まわりの人にiPhoneを預けて、写真を撮ってもらいやすくなりました。

 

2025年に注目すべきiPhoneの話題はずばり「次のiPhone SE」です。高い確率で、新しいチップが載ってApple Intelligence対応になると思います。また時代の流れから考えると、おそらく本体のサイズは6インチ台に大きくなって、Touch IDを内蔵するホームボタンが省かれるのではないでしょうか。

↑写真は現行第3世代のiPhone SE。次世代のモデルはスペックとデザインがどこまで変わるのか注目です

 

次のiPhone SEには、現在アップルが独自に開発を進める5Gモデムが搭載されるのではないかというウワサもあります。そうなった場合、現在のクアルコムが提供する5Gモデムと比べて通信の速度や安定感が変わるものなのかが気になります。

 

iPhone 16シリーズは2023年に発売されたiPhone 15シリーズから価格を据え置いています。おそらく次世代のiPhone SEは現行第3世代のiPhone SEの価格(6万2800円、税込/64GB)を越えてくるでしょう。それでも7〜8万円台に収まってほしいところですが、実現すればiPhoneとApple Intelligenceのさらなる普及拡大に弾みをつけそうです。

AI対応のiPadが充実

iPadは最上位のPro、高機能なAir、コンパクトなminiの新製品が2024年に出揃いました。iPad Airには初の大型13インチのモデルを追加。A17 Proチップを搭載するiPad miniもApple Intelligence対応です。

↑2024年5月にはロンドンでiPad Pro、iPad Airの新製品が発表されました

 

iPadの専用デジタルペンにも、新しい「Apple Pencil Pro」が追加されました。2024年モデルのiPadはすべてApple Pencil Proと、USB-CのApple Pencilのみに対応します。Apple Pencil Proは本体にセンサーを内蔵する箇所を強めに指で押す「スクイーズ」と、本体を回転させる「バレルロール」という新しいジェスチャー操作に対応。触感フィードバックを内蔵したことで、ペンツールの切り替え操作も確実に行えます。筆者はそそっかしいので、よくApple Pencil Proの所在を見失うことがありますが、iPadまたはiPhoneの「探す」アプリから探索できるようになってひと安心です。

 

一方、まだ発表されていないのは“無印”のiPad。2025年には、Apple Intelligence対応を果たした”11世代”モデルが登場することはほぼ間違いないでしょう。iPadには、ラフなスケッチをきれいなイラストに描き変える「マジックワンド」という“iPad専用”のApple Intelligenceの機能があります。このような楽しい機能こそ、比較的安価な無印iPadのユーザーに広く遊んでほしいとアップルは考えているはずです。

↑Apple Pencilで超ラフに描いたスケッチから、ゴージャスなイラストを生成してくれる「マジックワンド」。iPadで楽しむApple Intelligenceの象徴的な画像生成AIの機能です

 

Apple M4チップが拡大。MacBook Airはどうなる?

2024年はアップルが独自に開発するAppleシリコンの最新チップセット「Apple M4」シリーズを搭載するiPad ProとMacが発売されました。

 

Macはコンパクトになった新デザインの「Mac mini」と、一体型デスクトップの「iMac」、そして上位のモバイルノートである「MacBook Pro」がM4チップを搭載しています。もちろんすべてのモデルがApple Intelligence対応です。

↑Mac miniのデザインが大きく変わりました。最新のM4、M4 Proチップが選べます

 

MacについてはmacOS 15.1以上、Apple M1以降のチップを搭載していることがApple Intelligenceを活用するための条件です。2020年に発売されたMacBook AirでもOKなので、他のアップルのデバイスよりも比較的敷居が低いと言えます。ChatGPTと連携するSiriや、メールにWordなどサードパーティ製のドキュメント作成アプリケーションなどを含むシステム全体で使える「作文ツール」など、来年の4月以降にApple IntelligenceとMacとの相性の良さを日本語で体験できる機会が楽しみです。

 

2025年にはまず、M4チップを搭載するMacBook Airが順当に出てくるものと思います。上位のM4 Proチップが選べる「ほぼProなMacBook Air」も実現すれば、ポータビリティの高いプロフェッショナル向けMacBookとして、多くのクリエイターやビジネスパーソンに注目されそうです。

 

10周年を迎えたApple Watch。こちらも次は待望の「新SE」か?

2024年はアップルがApple Watchを発表してから10年目のアニバーサリーでした。節目に誕生した「Apple Watch Series 10」は本体が一段と薄くなりました。ヘルスケアに関わる新機能として、ウォッチを装着して眠るだけで睡眠時無呼吸の症状が調べられる機能がSeries 10とUltra 2に追加されています。最新のwatchOS 11に「翻訳」アプリが載ったことにより、Apple Watchがオフラインの状態でも“ポケット翻訳機”のように便利に使えます。

↑Apple Watch Series 10は本体がさらに薄くなり、装着感がアップしています

 

次は廉価モデルであるApple Watch SEの新製品を期待している方が大勢いると思います。秋にSeries 10が発表される直前、「新しいApple Watchがプラスチックの筐体を採用するのではないか」というウワサも流れました。アップルはいま、製品の筐体からパッケージまで、環境負荷の高いプラスチック素材の使用を徹底削減することに力を入れています。その流れに反して、これからアップルが単純なプラスチックを使ったApple Watchを出すことは考えにくいと思います。

 

例えば100%廃棄された材料からアップサイクルした「アップル独自開発の高機能プラスティック」を発表して、Apple Watchの「発売から10年」を華々しく祝う革新的なSEが誕生する可能性はあると思います。

 

2025年にアップルは「まったく新しいプロダクト」を発表するのか

アップルに関する2024年の大きな出来事といえばもうひとつ、ヘッドマウントタイプの“空間コンピュータ”である「Apple Vision Pro」が、日本では6月から商品として発売されています。

 

価格が59万円〜という高価なデバイスなので、販売台数的にはアップルが苦戦を強いられているとも言われています。ところが、筆者が今までに取材したvisionOS向けのアプリやサービスを開発しているデベロッパの方々は、みな“やる気”に燃えていました。Apple Vision Proが布石になって、より多くの人々の手と目に触れる斬新な没入型コンテンツがこれから出揃うかも、という期待がわいてきます。

↑2024年はアップルが新カテゴリの製品となるApple Vision Proを発売した重要な年です。デベロッパとの連携により今後どんなアプリやサービスが開拓されるのか注目です

 

あるいはApple Vision Proのようなヘッドマウントタイプのウェアラブルデバイスが、これからはApple Watchのようにユーザーの健康を見守り支援するデバイスとして成長する可能性もあると思います。Apple Vision Proはアップルにとって成功なのか否かを性急に判断する必要はありません。

 

アップルがディスプレイを搭載するHomePodのようなスマートデバイスを開発しているというウワサも聞こえてきます。もしもそれが、アマゾンやグーグルが先行する“スマートディスプレイ”のようなデバイスなのだとすれば、相当革新的な製品でなければ大きな成長は見込めないだろうと筆者は思います。むしろアップル独自開発の5Gモデムを搭載する「常時コネクテッドなMacBook」といったプロダクトの方が勝ち筋をつくれそうです。

 

2025年もアップルの動向に注目しましょう。

 

【ギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

次期「HomePod」、7インチ液晶画面とA18チップを搭載!?

アップルが、7インチ液晶ディスプレイとA18チップを搭載した次期「HomePod」を2025年に投入すると、台湾のDigiTimes紙が報じています。

↑iPhone 16に使われているA18チップを搭載?

 

同紙によれば、アップルは中国メーカーの天馬に対して、次期HomePodの液晶ディスプレイを発注しているとのこと。製品の価格は不明ですが、この液晶ディスプレイは非常に安価に供給されるそうです。また、次期HomePodは人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するとも言われています。

 

次期HomePodにディスプレイが搭載されることは以前から報じられてきました。著名アナリストのミンチー・クオ氏は、次期HomePodに6〜7インチのディスプレイやA18チップ、Apple  Intelligenceが搭載され、2025年後半に発売されると予測しています。米ブルームバーグも、約6インチディスプレイを搭載した「スマートホームハブ」が投入されると報じていました。

 

ディスプレイを搭載したスマートホーム製品の中には、グーグルの「Nest Hub」やアマゾンの「Echo Show」があります。次期HomePodがこれらのライバル製品とどう戦うのか注目されます。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

 

次期「AirPods Pro」、心拍数や体温の測定ができる!?

アップルがワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」の次期モデル(AirPods Pro 3)に心拍数モニタリングや体温測定機能を搭載すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じました。

↑ヘルスケア機能をパワーアップへ

 

ガーマン記者によれば、次期AirPods Proの心拍数測定機能はアップル内部で「初期開発段階」にあるとのこと。この機能が実現すれば、「Apple Watch」と同じようにヘルスケアやフィットネスで活用できるようになるはずです。次期AirPods Pro 3のデータはApple  Watchほど精度が高くないものの、悪くない結果だったとも伝えられています。

 

アップルが2025年の発売を予定しているワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」でも、心拍数の測定機能の搭載が予測されています。これによって、ランニングマシンのようなジム機器に接続して心拍数を測定し、iPhoneの「ヘルスケア」アプリや他の対応アプリでデータを確認することができるようになる見込み。

 

現時点で次期AirPods Proの発売時期は不明です。

 

アップルは将来、AirPodsに小型カメラを搭載し、AI(人工知能)を活用した新機能の導入を計画しているとも噂されており、AirPodsは同社にとってさらに重要なウェアラブル製品になる予感がします。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、「顔認証スマートインターホン」を2026年に発売!?

アップルが顔認証機能「Face ID」に対応したスマートインターホンを発売する予定だと、米ブルームバーグが報じました。

↑近未来の玄関シーン

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルのスマートインターホンはドアノブとワイヤレス接続し、ユーザーがFace IDを使ってドアを自動的に開錠できるとのこと。このスマートインターフォンは、「HomeKit」に対応したサードパーティ製ロックとも連携する可能性があるそうです。

 

スマートインターホンの中には、アマゾンの「Ring」シリーズのようにビデオカメラを搭載している製品があります。しかし、アップルのスマートインターホンがビデオ撮影機能を搭載するかどうかは現時点で不明。

 

アップルのスマートインターホンには自前の「Wi-Fiチップ」が搭載されるそうです。このチップは、ユーザーデータを保護する「Secure Enclave」機能を搭載。もしカメラが備わっていれば、動画をiCloudに暗号化して保存することもできるはずです。

 

ガーマン記者によれば、アップルのスマートインターホンは2026年に発売される可能性が高いとのこと。iPhoneだけでなく自宅のドアも顔認証でロックを解除する未来が近づいているようです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「Apple Intelligence」、ニュースの見出しで重大ミス! 海外の大手メディアが激怒

アップルの生成AIが、海外の殺人事件に関するニュースで事実と異なる見出しを生成したとして、英BBCや国境なき記者団(RSF)から批判されています。

↑フェイクニュースが混じっていることをお忘れなく

 

アップルが配布を開始した「iOS 18.2」のアップデートでは、AI機能「Apple Intelligence」によるニュースの要約機能が追加されました。今回のトラブルでは、米国で発生した殺人事件の容疑者に関する誤った見出しをBBCのニュースを元に作成して配信してしまったのです。

 

BBCの広報担当者は、この虚偽のヘッドラインについてアップルに抗議。また、RSFはこの問題について、「信ぴょう性のある情報を公共に提供するには、生成AIのサービスは未熟すぎる」とコメントしています。

 

Apple Intelligenceが誤った見出しを流したのは、今回が初めてではありません。以前には「イスラエルのネタニヤフ首相が逮捕された」という間違ったヘッドラインを、米ニューヨーク・タイムズ紙の報道を元にして生成したことがありました。

 

Apple Intelligenceのニュース機能は「iPhone 15 Pro」や「iPhone 16」シリーズ、および最新のOSを搭載したiPadやMacで利用可能。この機能はデフォルトで有効になっていますが、ユーザーが手動で無効化することもできます。従来のメディアと同じように、ユーザーはAIが生成したニュースの真偽を見定める必要がありそうです。

 

Source: BBC via MacRumors

【iOS 18新機能】「視線トラッキング」の使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『視線トラッキング』を使う方法」です。

 

 

iPhoneには視覚や聴覚、身体機能などを補助するための「アクセシビリティ」機能が備わっています。iOS 18では、このアクセシビリティに「視線トラッキング」が追加されました。この機能を使えば、手を触れることなく視線だけでiPhoneを操作できます。早速、設定方法と使い方を紹介してみましょう。

 

まず「視線トラッキング」を有効にする方法ですが、ホーム画面から「設定」を開いて[アクセシビリティ]をタップ。「身体機能および動作」のグループから[視線トラッキング]を選びます。次の画面で[視線トラッキング]をオンにすると画面が暗転して「画面上を動く点を目で追ってください」のメッセージと共にカウントダウンが始まります。

 

 

顔から30センチぐらいの距離でiPhoneを安定した場所に置くか、できたら目の高さに構えて、カウントダウンが終了するのを待ちましょう。カウントダウンが終わると視線トラッキングの調整が始まります。画面上に色のついた丸印が現れるので、目で追って調整を行いましょう。この時、顔を動かすのではなく視線を動かすのがコツです。視線トラッキングの調整が終わると「視線トラッキング」の画面に戻ります。これで準備は完了です。

 

すでに視線トラッキングがオンになっているので、画面にはあなたの視線を示す丸いカーソルが表示されています。視線を動かすと丸いカーソルが移動します。視線を動かさずに同じ場所を見つめるとタップが実行されます。スイッチのオンオフやリンクの選択は、視線を項目の上に重ねると輪郭枠が表示されるので、そのまま視線を動かさずに見続けましょう。

 

ホーム画面のウィジェットやアプリも視線トラッキングで開けます。ホーム画面に戻りたいときは画面の右上の隅を見つめたままにしましょう。うまく視線でコントロールできない場合は、画面の左上の隅を見つめて視線トラッキングを再調整してみましょう。

 

視線トラッキングのコントロールも用意されているので、コントロールセンターに追加しておくと簡単にオンオフできて便利です。視線トラッキングをオンにした時は、再度調整が必要になるので、その都度行ってください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「Apple Intelligence」は期待外れ? iPhoneユーザーの7割が必要ないと米調査で回答

多くのiPhoneユーザーはAI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」に興味がないと、ガジェット買取プラットフォームのSellCellが報告しています。

↑ユーザーの期待を超える日は来るのか?

 

SellCellの調査(※)によれば、iPhoneユーザーの47.6%は、AI機能をスマートフォン購入時の重要な要素だと考えているとのこと。しかし、Apple Intelligenceを使用したユーザーの73%が「自分にはほぼ全く必要のない機能だ」と感じていたのです。

※調査は2024年11月下旬〜12月上旬に実施。米国の18歳以上の成人2000人以上が参加

 

この点はiPhoneユーザーに限りません。サムスンの「Galaxy」スマートフォンユーザーの87%もAI機能が必要なかったとSellCellは報告しています(スマホ購入時にAI機能を重視しているGalaxyユーザーの割合は23.7%)。

 

アップルは2024年10月に「iOS 18.1」とともに、Apple Intelligenceをリリース。そのうちテキスト編集や要約、複数の通知をまとめる機能はそれぞれ72%と54%のユーザーが使用していました。一方でメッセージ機能や画像編集機能、写真検索機能、音声メモの要約は使用率がかなり低くなっていました。

 

また、興味深いことに、AIサービスに料金を支払う意欲があると回答したユーザーも少数であり、アップルユーザーの場合は11.6%、サムスンユーザーはわずか4%でした。

 

SellCellは、iPhoneとGalaxyのAI機能は「期待外れ」とレポートの見出しで述べています。今後は一般向けにアピールできるAI機能の開発が必要かもしれません。

 

Source: SellCell via MacRumors

「iPad」の有機EL化、2026年から拡大!? 翌年には折りたたみ化も…

アップルが「折りたたみiPad Pro」や、有機ELディスプレイを搭載した「iPad Air」「iPad mini」の投入を予定しているとディスプレイ関連調査会社のDSCCが報告しています。

↑折りたたみ版の開発に注目

 

DSCCによれば、2026年には8.5インチの有機ELディスプレイを搭載したiPad miniが、翌年には11インチ/13インチの有機ELディスプレイを搭載したiPad Airが発売される予定とのこと。これにより、低価格の「iPad」を除くすべてのiPadが有機ELディスプレイに移行することになります。

 

さらに、18.8インチの有機ELディスプレイを搭載した折りたたみiPad Proが2027年に登場するとのこと。アップルの折りたたみデバイスがiPad ProなのかMacBookなのかは複数の見方が存在しており、以前には米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「20インチの折りたたみMacBookが3年以内に発売される」と報じていました。

 

米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルは2028年の発売を視野に入れて大画面の折りたたみiPadを開発しているとのこと。画面の折り目が残らず一枚のガラスとして見えるデザインを目指していると言います。

 

iPhoneやApple Watchと異なり、iPadやMacBookといった大画面デバイスへの有機ELディスプレイの導入は遅れています。今後の動向から目が離せません。

 

Source: DSCC via MacRumors

次期「AirTag」、新たな追跡能力を獲得!?

アップルは2025年に紛失防止タグ「AirTag」の次期モデルを発売するとみられていますが、アイテムの追跡範囲が大幅に拡大されるようです。

↑もっと広く、もっと正確に

 

米ブルームバーグの報道によれば、次期AirTagには第2世代の「Ultra Wideband(UWB)」チップが搭載されるとのこと。これは「iPhone 15」以降や「Apple Watch Ultra 2」に搭載されたチップで、現在のAirTagに搭載されている「初代UWB」チップの最大3倍の追跡範囲を実現すると言われています。

 

一方、iPhone 15以降では、混雑した場所で友人を探す「Precision Finding(正確な場所を見つける)」という機能が搭載されています。最大約60メートルの範囲内で相手を追跡する同機能が、次期AirTagにも搭載されることになりそう。

 

先月、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、「次期AirTagは通信範囲を拡大する一方、内蔵スピーカーがより取り外しにくくなる」と述べていました。これはストーカー行為対策のようです。アクセサリ自体に大きなデザイン変更はないと同記者は予測しています。

 

筆者は現行モデルのAirTagをいくつか所有していますが、いくつか故障したりして、耐久度はあまり高くないという印象を持っています。この点も次期AirTagで改善されることを期待しています。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

【iOS 18新機能】「計算メモ」の使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『計算メモ』の使い方」です。

 

 

買い物メモなどで計算が必要な場合、一旦「計算機」アプリを開いて計算、その答えをコピーし「メモ」アプリにペーストする作業をしている人も多いかもしれません。iOS 18なら、そんな面倒なことをしなくても、メモに計算式を入力するだけで答えを表示してくれるんです。

 

使い方は簡単。今までのようにメモを開いたら、計算したい式をそのまま入力しましょう。イコールを入力した瞬間、答えが表示されます。入力した数値や数式を変えても即、答えを出してくれます。

 

簡単な四則演算だけではなく変数を使った計算もできます。お馴染みのX、Y、Zといった変数以外にもアルファベットが使えるので、Apple =160円、Orange = 230円、(Apple × 16)+(Orange ×25)= といった式でもちゃんと答えを表示してくれます。もちろん、変数の値や数式を書き換えれば答えも自動的に計算し直してくれます。

 

計算式を入力できるのはキーボードだけではありません。マークアップを使って手書きで入力した計算式でも、ちゃんと答えを出してくれます。手書きの場合は数値をタップするとスライダーで増減もできます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhoneとMacBookの「折りたたみ版開発計画」、ディスプレイに進展!?

アップルが「iPhone」と「19インチのMacBook」の折りたたみ版を開発していると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が報じています。

↑折りたたみ版の開発はどんな感じ?

 

WSJによれば、折りたたみiPhoneは「iPhone 16 Pro Max」より大きな内向きの折りたたみディスプレイを搭載しているとのこと。このデバイスは2026年から2027年に発売される可能性があります。

 

アップルは折りたたみiPhoneの開発で大きな課題に直面しており、特にヒンジの設計や画面を保護するレイヤーの開発に苦労している模様。当初は外向きディスプレイを搭載する案も検討されましたが、現在は内向きディスプレイを採用する方向で開発が進められています。

 

一方、19インチの折りたたみMacBookについては、MacBookとしては史上最大の画面サイズとなります。なお、具体的な発売時期は明言されていません。ただし折りたたみMacBookの発売は、折りたたみiPhoneの後になるそう。

 

アップルがこれらのデバイスを本当に投入するかどうかに注目です。

 

Source: The Wall Street Journal via MacRumors

アップル、「Magic Mouse」を再設計へ。ついに充電ポートの位置を変える!?

アップルが「Magic Mouse(マジックマウス)」の再設計に取り組んでいると米ブルームバーグが報じています。

↑どうかこれを解決してください

 

Magic Mouseには、ユーザーの間で「本体の背面に充電ポートがあり、ひっくり返さないと充電できない」という不満が長年存在しています。数か月前に本体のLightningポートがUSB-Cポートに切り替わりましたが、充電ポートの位置は残念ながら変わりませんでした。

 

ブルームバーグによれば、ようやくアップルはこの不満を解消するために、Magic Mouseの再設計に取り組んでいるとのこと。「アップルは充電ポートの問題を含め、より実用的な製品を目指している」と言います。また、人間工学的にもっと使いやすいデザインになる可能性もあるそう。

 

海外メディアのMacRumorsは、次世代のMagic Mouseはロジクールの「MX Master 3S」に似たものになると指摘。このマウスは、親指をのせるスペースを備えたエルゴノミックデザイン、前面に配置されたUSB-Cポート、精密なトラッキング機能、二つのスクロールホイールなどが特徴です。

 

新しいMagic Mouseのリリースは早くても2026年半ばになると言われています。アップルがユーザーの不満を解消してくれる新製品を投入することに期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「Apple TV」と「HomePod mini」、独自のWi-Fi/Bluetoothチップを導入!?

「Apple TV」と「HomePod mini」の次期モデルが2025年にそれぞれ発売され、独自のWi-Fi/Bluetoothチップが導入されると米ブルームバーグが報じています。

↑自前の通信チップに移行へ

 

ブルームバーグによれば、アップルは「Wi-Fi 6E」に対応したカスタム設計のWi-Fi/Bluetoothチップを開発しているとのこと。これが現在使用されているブロードコムのチップに取って代わり、次期Apple  TVとHomePod miniに搭載されると言います。

 

アップル社内で「Proxima」と呼ばれるWi-Fi/Bluetoothチップは、2025年から製品に搭載される予定。まずは「iPhone 17」「Apple TV」「HomePod」に採用され、2026年には「iPad」と「Mac」に搭載されると言われています。

 

さらにアップルは、現在開発している5GモデムチップとWi-Fi/Bluetoothチップを統合する計画。これにより、エネルギー効率のよいワイヤレスシステムを構築し、iPhoneやiPadのバッテリー使用量を削減することができます。

 

アップルは2025年3月に、AI(人工知能)を搭載したスマートディスプレイを投入するとも報じられています。この製品にも独自開発のWi-Fi/Bluetoothチップが搭載されるかどうかは現時点で不明ですが、今後のアップル製品の通信システムの進化に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

噂の薄型「iPhone 17 Air」、量産に向けて前進!

2025年に投入されると噂されている薄型の「iPhone 17 Air(仮称)」が、台湾の電子機器受託生産大手のフォックスコンにおいて「新製品導入フェーズ(NPI)」に入ったとDigiTimes紙が報じています。

↑フォックスコン、iPhone 17 Airを形にできるか?

 

次期iPhone 17 Airに関してはさまざまな情報が登場しており、米ブルームバーグは「iPhone 16 Proより本体が約2mm薄くなる」と報じています。本体背面の中央にはシングルカメラが搭載され、アップル独自設計の5Gモデムチップが採用される模様。

 

DigiTimesによれば、フォックスコンのNPIフェーズでは設計検証とプロトタイプテストから始まり、サプライヤーの認定と製造プロセスの開発が続き、製品がコンセプトから量産に移行するとのこと。その後はパイロット生産を経て、本格的な量産が開始されます。

 

iPhone 17 AirはiPhoneの「Plus」モデルに取って代わって販売され、サイズは「iPhone 17 Pro」と「iPhone 17 Pro Max」の中間になると予想されています。年々本体が分厚くなるiPhoneのアンチテーゼとしてiPhone 17 Airが投入されることになるのか、今後に注目です。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」、横長の背面カメラを導入!?

次期「iPhone 17 Pro/Pro Max」に横長の背面カメラが搭載されると、ある中国のリークアカウントが伝えています。

↑次はどんな形のカメラになるのか…

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxのデザインが変更されるという情報は、以前に海外メディアのThe Informationが報じていました。それによれば、本体背面の上半分はアルミ素材となり、「従来の3Dガラスではなく、アルミ製の長方形のカメラ突起」が搭載されるとのこと。本体の下半分はワイヤレス充電のサポートのためにガラス製になると言います。

 

WeiboアカウントのDigital Chat Stationがサプライチェーンから得た情報によれば、やはりiPhone 17 Pro/Pro Maxはカメラデザインが大幅に変更されるとのこと。「カメラの配置の詳細は不明だが、モジュールは細長い楕円形だ」と報告しています。

↑本当にこうなるの?(画像提供/MacRumors)

 

これらの情報が正しければ、iPhone 17 Pro/Pro Maxはグーグルのスマートフォン「Pixel」と同じようなカメラデザインを導入することになります。iPhoneは「11」から現行モデルの「16 Pro/Pro Max」まで、正方形の背面カメラ突起を採用してきました(「iPhone 16/16 Plus」は久々に縦長のカメラ突起となっています)。

 

iPhoneの今後のデザインに注目です。

 

Source: Digital Chat Station/Weibo via MacRumors

【西田宗千佳連載】新機種の中でも特に完成度の高い「Mac mini」に注目

Vol.144-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

iPad miniに加えてもう1つ、10月末にアップルが発表したMac新製品のなかで注目を集めた製品がある。新型の「Mac mini」だ。

 

Mac miniは小型のデスクトップ型Mac。2010年に初代モデルが登場以来14年間、「薄くて小さなMac」として親しまれてきたのだが、今回の新モデルはさらに小さくなった。本体は手のひらに乗るほどのサイズしかない上に、従来のデザインに比べて設置面積は半分以下になった。

 

それでいて、性能は非常に高い。最新の「M4」は、M1からM2、M2からM3への進化に対して伸びしろが大きい。さらにGPUの性能を求める場合には、M4でなく「M4 Pro」も選べる。

 

しかも安い。ディスプレイやキーボードなどを別途用意する必要があるとはいえ、もっとも廉価なモデルは9万4800円(税込)。性能を考えると、Macのなかはもちろん、Windows PCと比較しても安価である。

 

こうした小型のPCは、Appleだけが開発しているものではない。ノートPC向けのプロセッサーを使い、手のひらサイズの「ミニPC」を作るメーカーは増えてきている。NVIDIAやAMDのハイエンドGPUを使うPCはともかく、そうでないなら、もはや「デスクトップ型」といえども大柄にする理由は減ってきた。

 

ただ、Windows系のミニPCと比べてもMac miniは小さい。そして、動作音も静かだ。筆者はWindowsのミニPCと新しいMac miniを両方持っているが、動作音の静かさや消費電力の点で、Mac miniの完成度は頭一つ抜け出している印象だ。Windows系のミニPCもコスパの良い製品が多く、注目のジャンルではなるのだが、電源が外付けであったり動作音が大きかったりと、Mac miniほど洗練された製品は見当たらない。

 

Mac miniが小さなボディかつ静かな製品になっている理由は、AppleシリコンがスマホやノートPC向けの技術から生まれたもので、省電力性能が高いためだ。プロが使うにしろ一般の人が使うにしろ、Mac上での処理の多くはさほど性能を必要としない。用途によっては、時々高い性能を必要とすることもあり、ピーク性能は重要な要素だ。だが同時に、性能負荷が下がったら速やかに消費電力を下げ、プロセッサーを冷やして動作することも必要になってくる。その結果として、ファンや電源が小さくなってボディも小さく、静かなPCになる。

 

Macも他のPCと同じく、より多く売れるのはノート型(MacBook Air)ではある。だがMac miniも、人気があって長く使われる製品であり、Appleが力を入れている商品であることに違いはない。AppleはApple Intelligenceに合わせてプロセッサーを刷新し、自社製品の性能向上をしてきた。Mac miniはそのタイミングに合わせて出てきた意欲作といえそうだ。

 

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「Apple Watch」、2025年に導入しそうな新機能が判明!

「Apple Watch」が2025年に血圧モニタリング機能を導入すると同時に、次期「Apple Watch Ultra 3」は衛星経由のテキストメッセージに対応するだろうと米ブルームバーグが報じています。

↑これで血圧をチェック

 

現行モデルの「Apple Watch Series 10」では心拍数や血中酸素濃度、睡眠などのデータを計測できますが、血圧モニター機能は搭載していません。一方、「iPhone 14」以降のモデルでは、米国とカナダにおいて衛星経由のメッセージを送信することができます。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple Watch向けの血圧モニタリング機能の開発を強化しており、早ければ2025年に完成する可能性があるとのこと。この機能は正確な血圧の上下数値を計測するのではなく、血圧が上昇傾向にあるかどうかを追跡し、高血圧の場合には警告を送信する仕組みです。

 

この機能は2025年に次期Apple Watch Ultra 3と標準モデルの「Apple Watch Series 11」に搭載される可能性が高いとのこと。また、Apple Watch Ultra 3ではiPhoneと同じように衛星ネットワークに接続し、テキストを送信できるようになるそうです。

 

Apple Watchのヘルスケア機能の進化に期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

「iPad mini」、有機EL化のスケジュールが判明!? 早ければ…

有機ELディスプレイを搭載した「iPad mini」は、早ければ2026年に発売される可能性が高いと、調査会社のOmdiaが報告しています。

↑有機EL化のスケジュールは…

 

現行モデルのiPad miniは、8.3インチの「Liquid Retinaディスプレイ」という液晶ディスプレイを搭載。その一方、上位モデルの「iPad Pro」は有機ELディスプレイを採用し、最大120Hz駆動による滑らかな表示を可能にする「ProMotionテクノロジー」に対応しています。

 

Omdiaによれば、iPad miniは有機ELディスプレイを2026年か2027年に導入する予定。さらに「iPad Air」も、2027年か2028年に有機ELディスプレイに移行すると言います。これらのデバイスには、シンプルな60Hz駆動の「シングルスタック有機ELディスプレイ」が搭載されるそう。

 

Macに関しては、「MacBook Pro」が早ければ2026年に「デュアルスタック」の有機ELディスプレイを導入し、「MacBook Air」が2028年に120Hzのシングルスタック有機ELディスプレイを搭載するとOmdiaは予測しています。さらに、2028年以降には120Hzのシングルスタック有機ELディスプレイを搭載した「18.8インチの折りたたみ式デバイス」が発売されるそう。

 

黒がより濃く、高いコントラスト比を実現する有機ELディスプレイ。このディスプレイがiPad miniだけでなく、今後さまざまなアップル製品に採用されるのは間違いなさそうです。

 

Source: MacRumors

次期「HomePod」、有機ELディスプレイを搭載!?

アップルの次期「HomePod」に6〜7インチの有機ELディスプレイが搭載されると、韓国メディアのSE Dailyが報じています。

↑有機EL画面を搭載したら買っちゃう?

 

現行モデルのHomePodは本体上部にディスプレイではなく、バックライトの「Touchサーフェイス」を搭載。この部分は現在の操作にあわせて淡く発光します。小型モデルの「HomePod mini」にそのような機構は存在しません。

 

SE Dailyは業界関係者の話として、2025年発売予定の次期HomePodの有機ELディスプレイを、中国のディスプレイメーカー・Tianma(天馬)が供給すると伝えています。

 

アップルがディスプレイを搭載したHomePodを開発しているという噂は以前から流れていました。アナリストのミンチー・クオ氏は「WWDC 2025の後、おそらく同年の第3四半期(7月〜9月)に発売される」と報告。クオ氏もディスプレイを提供するのは天馬だと指摘していますが、それが有機ELディスプレイかどうかは明言していません。

 

アップルはディスプレイを搭載した次期HomePodだけでなく、「iMac G4」にも似たオールインワンのホーム管理デバイスを開発しているとも言われています。アップルのスマートホームデイバイスがどのように進化するのか、今後に注目です。

 

Source: SE Daily via MacRumors

アップルとソニー、「Apple Vision Pro」向け「PlayStation VR2 Senseコントローラー」を共同開発!

アップルとソニーは、ヘッドセットの「Apple Vision Pro」が「PlayStation VR2 Senseコントローラー」に対応するように共同開発を進めていると、米ブルームバーグが報じています。

↑VRゲームを改善するために秘密兵器を導入

 

Apple Vision Proは本体外部に搭載したカメラにより、腕や指の動きを読み取ることで操作できます。「PlayStation 5」や「Xbox」のコントローラーでもApple Vision Proを操作することは可能ですが、VRゲームに必要な「6自由度(6DoF)」に最適化されていないという問題があります。

 

ブルームバーグによれば、アップルとソニーのパートナーシップは数か月前から話が進められており、Apple Vision ProのオプションアクセサリーとしてPS VR2 Senseコントローラーが導入されるとのこと。現在、PS VR2 Senseコントローラーは単品で販売されていないので、アップルの小売店やオンラインストアから販売される可能性があると指摘されています。

↑PlayStation VR2 Senseコントローラー(画像提供/MacRumors)

 

さらに、Apple Vision ProとPS VR2 Senseコントローラーを組み合わせることで、オフィス作業などの生産性タスクやメディア編集にも利用できるそう。ユーザーはコントローラーのサムスティックト方向パッドでスクロールし、トリガーボタンで選択操作ができると言います。

 

現時点では、いつApple Vision ProがPS VR2 Senseコントローラーに対応するのかは不明。進展に期待しましょう。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone SE」、カメラ性能がiPhone 16と同じになる!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」は4800万画素のリアカメラと、1200万画素のTrueDepthフロントカメラを搭載すると、韓国ニュースサイトのET Newsが報じています。

↑次のカメラは十分よさそう

 

現行モデルのiPhone SE(iPhone SE 3)は、背面に1200万画素のシングルカメラ、ディスプレイ上部にFaceTime HDカメラ(700万画素の写真)を搭載。また、「iPhone 16/16 Plus」では、背面のメインカメラが4800万画素、前面はTrueDepth(1200万画素の写真)となっています。

 

ET Newsによれば、来年の第1四半期(1月〜3月)に発売される次期iPhone SEの前面および背面のカメラモジュールは、韓国のLG Innotekが供給するとのこと。次期iPhone SEのカメラセットアップは、カメラの個数を除いてiPhone 16と同等になる可能性があります。

 

次期iPhone SEは「iPhone 14」と同様のフルスクリーンデザインで、Touch IDの代わりにFace IDを採用し、液晶ディスプレイではなく有機ELディスプレイを搭載すると言われています。USB-Cポートやアクションボタンを採用し、AI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」に対応するために8GB RAMを搭載する模様。さらに、アップル独自設計の5Gモデムチップも組み込まれるそうです。

 

次期iPhone SEの背面カメラが4800万画素になれば、iPhone 16と同じように2倍のズーム撮影も可能になるはず。お求めやすいiPhoneのカメラ性能に注目です。

 

Source: ET News via MacRumors

「MacBook Pro」、有機ELディスプレイを搭載したらノッチが消える!?

有機ELディスプレイを搭載した将来の「MacBook Pro」では、画面上部のノッチがなくなると、MacRumorsが報じています。

↑ノッチのデザインも変わりそう

 

現行モデルのMacBook Proでは、画面上部にノッチが存在し、顔認証機能「Face ID」のパーツが搭載されています。また、近年のiPhoneでは、画面内にパンチホールの「Dynamic Island」としてFace IDの部品が配置されています。

 

MacRumorsによれば、2026年に発売される14インチ/16インチのMacBook Proにはノッチではなく、ディスプレイ内部にパンチホールが搭載されるとのこと。これが小さなピンホールなのか、あるいはiPhoneのような大型なDynamic Islandなのかは現時点で不明です。

 

さらに、MacBook Proからノッチがなくなることで、ディスプレイ上で表示可能なピクセル数が増え、macOSのメニューバーの使用可能な領域がわずかに増加する可能性もあります。

 

有機ELディスプレイには明るさの向上やより深い黒の表示、高いコントラスト比、バッテリー駆動時間の増加などのメリットがあります。iPhoneのようにパンチホールを搭載したMacBook Pro、ぜひ見てみたいですね。

 

Source: MacRumors

iPhoneに久々の朗報! TSMCの「2ナノメートルチップ」開発は順調

台湾のチップメーカー・TSMCにおいて、「2nm(ナノメートル)プロセス」によるチップの開発が順調に進んでいるとLiberty  Times Netが報じました。この技術は2026年の「iPhone 18 Pro」に導入されると予想されています。

↑2ナノチップの搭載が楽しみ

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、TSMCの「3nmプロセス」で製造された「A18 Pro」チップが搭載されています。

 

今回の報道によれば、TSMCは2nmチップの試作で期待を上回る「歩留まり60%以上」という成果を出したとのこと。この工場では、現在の「3nm FinFETプロセス」から大幅に進歩した新しいナノシートアーキテクチャーを実装しています。

 

iPhone 18 Proに関しては、著名アナリストのミンチー・クオ氏も、「2nmチップと12GB RAMを搭載する」と報告していました。標準モデルの「iPhone 18」は3nmチップを搭載するそう。

 

プロセスの数字は小さければ小さいほど、チップの性能や電力効率はより高くなります。2nmチップは処理性能と省電力性が向上することで、AI(人工知能)などの機能によい効果をもたらすとみられています。

 

Source: Liberty Times Net via MacRumors

セルラーモデル「Mac」、2026年以降に登場!? もっと早くしてー!

アップルがセルラー通信(携帯通信)に対応した「Mac」の導入を検討していると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑Wi-FiやiPhoneがなくてもネットにつなげられたら…

 

スマートフォンの「iPhone」はもちろん、「iPad」でもセルラー通信に対応したモデルが販売されている一方、Macにセルラーモデルは存在しません。「Windows」を搭載したノートパソコンにはセルラー通信に対応した製品がいくつも存在します。

 

ガーマン記者によれば、アップルはMacに今後モデムチップを追加する可能性を調査しているとのこと。さらに、セルラー対応Macは2026年以降に登場する可能性が高いと指摘しているのです。

 

アップルといえば、独自開発を進める5Gモデムチップを2025年にも導入すると噂されています。この5Gモデムチップは、次期「iPhone SE」や「iPhone 17 Air」、次世代「iPad」から使用され、問題がなければ、その後はフラッグシップ製品に搭載される予定。

 

5Gモデムチップを搭載したMacは、Wi-FiやiPhoneがなくてもセルラー通信を利用して、インターネットに接続することができるようになります。早めに登場してほしいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

噂の「iPhone 17 Air」、iPhone史上最薄説を裏付ける新情報!

噂されているアップルの「iPhone 17 Air(仮称)」は、現行モデルの「iPhone 16 Pro」より本体が約2mm薄くなると、米ブルームバーグが報じています。

↑iPhone 16 Proより2mmも薄いらしい

 

iPhone 16 Proの本体の厚さは8.25mm。今回の情報が正しければ、iPhone 17 Airの厚さは約6.25mmになり、これまでで最も薄いiPhoneということになります(これまでで最も薄かったのは「iPhone 6」の6.9mmでした)。

 

iPhone 17 Airには、従来のクアルコムのチップよりも小型で、アップルが独自に設計した5Gモデムチップが導入されると噂されています。これによりバッテリー寿命やカメラ性能、ディスプレイ品質を犠牲にすることなく、スリム化されたiPhone 17 Airの設計が可能になったと報じられています。

 

2017年に発売された「iPhone X」以来、iPhoneは厚みを増しています。もし来年、iPhone 17 Airが本当に登場すれば、新たな需要を掘り起こすことができるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

【西田宗千佳連載】Apple Intelligenceは発展途上。本質は2025年になってから花開く

Vol.144-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

「Apple Intelligence」とは、生成AIなどを使ったAIモデルをOSに複数搭載し、いろいろな機能をより便利に使えるようにするフレームワークである。Appleの場合、同じ機能をiPhone・Mac・iPadの主要3製品にすべて搭載し、基盤技術として利用していく。

 

10月末に各種OSのアップデートがあり、アメリカ英語ではApple Intelligenceが使えるようになっている。日本語での対応は2025年4月以降だ。だが日本で売られているApple製品でも、言語の設定を「英語」にすれば、そのままでApple Intelligenceが使える。

 

Apple Intelligenceの有効化により一番目立つのは「Siriの変化」だ。従来は丸いボールが表示されていたが、Apple Intelligence後には「画面の周囲が虹色」で表されるエフェクトになる。以前は“音楽を流す”“なにかを検索する”といったことに使う場合が多かったと思うが、Apple Intelligenceの導入により、個人の行動やアプリの利用履歴を活用し、「パーソナルなコンテクスト」に合わせて回答するようになる。

 

また、会話はよりなめらかなものになる。単に言い回しが自然になるだけではない。人間の側が、言い淀んだり言い間違ったりしても、その内容を汲み取って会話を続けようとする。これまでは「どういう命令を与えるとSiriがきちんと動くか」を理解した上で一定の命令を与える、という使い方が馴染んだが、人に話しかけるのに近い対話で、「おすすめのレストランまでの道筋を示して、カレンダーに予定をメモとして組み込む」といったことが可能になる。

 

メールやウェブの要約もできる。特にメールについては、たくさんの返信が続いた長いものでも、“これまでの会話はどんなものだったか”という感じの内容で要約を作ってくれて、かなり便利だと感じる。

 

画像や動画も、「海の近くにあるヨット」のような自然文で検索可能になる。Apple Intelligenceが画像になにが映っているかを把握し、検索のための情報を作る仕組みが導入される。結果として、より人間的な発想で画像検索が可能になるわけだ。

 

ただ、これらの機能があっても、“Apple製品が劇的に賢くなった”とまでは言えない。結局のところ、ちょっと検索や要約が便利になっても、それは付加的な要素に過ぎない。AIでスマホが大きく変わる……というところまでは進化していない。

 

Apple Intelligenceは段階的に機能が投入される。10月末のアップデートは「第一弾」に過ぎず、年内に第二弾、年明けにさらに機能が少しずつ追加されていく。そんなこともあって、まだまだ本命と言えるほどの機能向上ができていない、というのが筆者の見立てだ。日本語でのサービスは2025年以降なのだが、その時期であっても、Apple Intelligenceはまだ“進化途上”である。そういう意味では慌てる必要もなく、単純に「お買い得なタイミングだから買う」という考え方で十分だ。

 

実のところ、AI関連機能の“産みの苦しみ”は、Appleだけの課題ではない。GoogleにしろMicrosoftにしろ、同じように付加価値を出しきれてはいない。2025年に向けて機能が模索され、価値を高めていく……と考えれば良いだろう。

 

そんな中、1機種だけ大きく価値を変えた「新Mac」がある。そのMacの話は次回のウェブ版で解説することとしたい。

 

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アップル、検索などでアマゾンのAIチップを使っていた!

アップルの検索サービスには、「Amazon Web Services(AWS)」のカスタムAI(人工知能)チップ「Inferentia and Graviton」が利用されていることが明らかになりました。

↑Siriのごひいきチップが判明

 

アップルで機械学習とAI担当ディレクターを務めるBenoit Dupin氏が「AWS re:Invent」のカンファレンスで語ったところによれば、アマゾンのAIチップは「信頼性が高く、確実で、世界中のアップルの顧客にサービスを提供できる」とのこと。

 

また、同氏はアマゾンの「Trainium2」チップを「Apple Intelligence」やその他のAIモデルの事前トレーニングに使用できるかどうかをテストする予定だと言います。

 

現地メディアによれば、アップルは10年以上にわたり「Siri」「Apple Maps」「Apple Music」において、AWSを利用しているそう。Inferentia and Gravitonでは40%の効率向上を実現しており、Trainium2では最大50%の効率向上が見込まれています。

 

AIチップといえばNvidiaが有名ですが、アマゾンのチップは低価格な選択肢として存在感を増していくかもしれません。

 

Source: CNBC via MacRumors

アップルの「HomeKit」、ロボット掃除機のサポートを2025年初頭に延期

アップルは、スマートホーム向けの管理システム「HomeKit」におけるロボット掃除機のサポートを2025年初頭まで延期したことを明らかにしました。

↑ロボット掃除機への対応はもう少し先に

 

アップルは今年6月の開発者向け会議「WWDC」で同サポートを発表しました。これにより、HomeKitからロボット掃除機を起動したり、音声アシスタント「Siri」に特定の部屋を掃除するように頼めたりするようになります。さらに、掃除機やモップがけ、電源制御、掃除モード、充電状態などの「ロボット掃除機のコア機能」が利用できるようになる予定です。

 

秋にリリースされた「iOS 18」にこのサポートは含まれていませんでした。その代わり年内のアップデートでロボット掃除機が利用できると案内していたのです。

 

しかし、公式サイトで表記が変更されました。「この機能は2025年初頭に利用可能になります。Siriによるロボット掃除機の制御は英語(米国)でのみ利用可能」と案内されているのです。

 

アップルはおそらく今月中に「iOS 18.2」をリリースするでしょうが、ロボット掃除機のサポートは含まれない模様。iPhoneからロボット掃除機をスマートに制御できるようになるまで、もう少しだけ待つ必要がありそうです。

 

Source: Apple via MacRumors, 9to5Mac

MacBook ProのTouch Barが恋しい?「Flexbar」をどうぞ!

以前の「MacBook Pro」に搭載されていた、キーボード上部のタッチインターフェイス「Touch Bar」。このシステムを再現したサードパーティ製「Flexbar」がクラウドファンディングに登場しています。

↑Flexbar(画像提供/ENIAC/Kickstarter)

 

Touch Barでは、横長のタッチディスプレイに表示されているボタンを押すことで、さまざまな機能が実行できます。しかし、2021年モデルのMacBook ProからTouch Barは徐々に廃止されていきました。

 

Flexbarは、かつてのTouch Barを単体の製品として切り出したようなプロダクトです。MacやiPad、iPhone、PCにUSB-C経由で接続することで、有機ELディスプレイ(10インチ・2K解像度)にさまざまなボタンが表示され、タッチ操作ができます。また、YouTubeやマイクロソフトのアプリ、アドビなどのアプリに合わせて、専用のショートカットが用意されています。

 

Touch Barと同じように、Flexbarはタスクウィンドウに応じてコントロールが自動的に切り替わります。ユーザーは好みのレイアウトを作成することができ、マルチステップのマクロやシーケンスをサポートします。

 

Flexbarは120ドル(約1万8000円※)を出資することで、製品を一つ手に入れることができます。プロジェクトはすでに目標金額を達成済みで、出荷時期は2025年2月を予定。この興味深い製品が現実のものになるのか、注目が集まります。

※1ドル=約150円で換算(2024年12月5日現在)

 

Source: Flexbar/Kickstarter via MacRumors

「折りたたみiPhone」、2026年後半に登場して強烈なインパクトを与える!?

2026年後半に「折りたたみiPhone」が登場することにより、折りたたみスマートフォン市場が活性化すると、ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏が報告しています。

↑折りたたみスマホ市場はiPhoneを待っている?

 

ヤング氏によれば、現在の折りたたみスマホ市場は顧客の関心の低下により、低迷しているとのこと。しかし、アップルが折りたたみiPhoneを投入することで、2026年は同市場にとって記録的な年になる可能性があると言います。具体的には、2026年には市場が30%以上成長し、その後の2027年と2028年も20%の成長が続くと同氏は予測しています。

 

アップルが折りたたみiPhoneを開発しているという噂は以前から存在しており、早ければ2026年後半に製品が発表されると一部では言われています。その画面は7.9〜8.3インチとなり、サムスンの「Galaxy Z Flip」のようなクラムシェル型のデザインになるという見方があります。

 

Androidではさまざまな折りたたみスマホが登場していますが、アップルがこの市場に本当に参入するのかどうかに注目が集まります。

 

Source: DSCC via MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」、アルミ素材に戻るなんてあり得ない! 中国の情報筋が反論

次期「iPhone 17 Pro/Pro Max」の本体素材にはチタンが採用されると、リークアカウントのInstant Digitalが報じています。

↑アルミ製の復活は本当?

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、チタン素材が採用されていますが、最近では米テック系メディアのThe Informationが、iPhone 17 Pro/Pro Maxの本体はアルミニウム製に戻ると報道しました。背面の上半分はアルミニウム素材で、下半分はガラス素材になると言います。

 

しかし今回、Instant Digitalは「もちろん、iPhone 17 Proはチタン素材を使い続ける。アルミニウム素材に切り替わるなんて誰が信じられるだろう。ありえないことだ」と主張。「最近のiPhoneでは、Proシリーズのステンレススチール素材からチタン素材までをセールスポイントとしてアピールしてきた。アルミニウム素材に切り替えたら、どうやって売り込むのだろう?」

 

Instant Digitalの予測はいつも正しいとは限りませんが、「iPhone 14」のイエローモデルや「iPhone 15/15 Plus」の背面すりガラスの登場など、予測が正確だったこともあります。筆者もiPhone 17 Pro/Pro Maxが廉価なアルミニウム素材に切り替わるとは思えないのですが、はたしてどうなるのでしょうか?

 

Source: Instant Digital/Weibo via MacRumors