テスラの公式アプリ、Apple Watchで使えるようになった!

テスラの車両が「Apple Watch」の公式アプリからコントロールできるようになりました。

↑Apple Watchでテスラ公式アプリが使える(画像提供/テスラ)

 

テスラの車両はスマートフォンのアプリにより、さまざまな機能をコントロールすることができます。同様のことをApple Watchで行うためには、「Watch for Tesla」などのサードパーティ製アプリを使用する必要がありました。

 

テスラによれば、今月後半に配布されるアップデートにより、スマートフォンアプリと同様の機能がApple Watchでも利用できるようになるとのこと。車両のロックを解除したり施錠したり、トランクやフロントトランクを開閉したり、バッテリー状態を確認したり、空調を設定したり、さまざまなことがApple Watchで行えるようになります。

 

テスラによれば、Wear OSを搭載したスマートウォッチに同様のアプリが提供されるかどうかは未定とのこと。テスラを公式アプリでコントロールしたいドライバーは、しばらくiPhoneとApple Watchを使うことになりそうです。

 

Source: Tesla/X via MacRumors

「iPhone」だけ勢いが戻らない! 世界のスマホ市場で苦戦が続く

2024年、世界のスマートフォン市場が大幅に回復したにもかかわらず、「iPhone」の成長は最小限にとどまっていると、調査会社のIDCが報告しています。

↑出荷台数の低調が続くiPhone

 

今回の調査によれば、今年の世界のスマホの出荷台数は6.2%増加し、12億4000万台に達したとのこと。しかし、同時期のiPhoneの出荷台数の伸びはわずか0.4%にとどまったと言います。

 

iPhoneの出荷台数が低調な理由には、中国など主要市場におけるアップルの課題があるようです。中国ではシャオミやファーウェイがハードウェアとソフトウェアの開発に積極的に投資しており、先月ファーウェイは自社製チップを搭載した新型スマートフォン「Mate 70」を発表しました。

 

さらに、アジア太平洋やラテンアメリカ、中東、アフリカの新興市場では、Androidスマホが7.6%の成長を達成。Androidスマホのメーカーは、平均販売価格295ドル(約4万4000円※)という手ごろな端末を販売しています。

※1ドル=約150円で換算(2024年12月3日現在)

 

その一方、アップルの出荷台数は2025年に改善する見通しともIDCは報告しています。iOSデバイスは来年3.1%の成長が見込まれているのに対して、Androidスマホの成長は1.7%になるそう。

 

しかしIDCは、「Apple Intelligence」のような生成AIなどの機能は、消費者の需要に大きな影響を与えられなかったと結んでいます。Apple Intelligenceは国際的な展開が遅れており、アップルによる今後のテコ入れが必要となりそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」シリーズで噂される8つの新機能とは?

2025年に発売されるであろう「iPhone 17 Pro/Pro Max」。8つの新機能が導入されるかもしれないと噂されています。海外メディアのMacRumorsがそれらをまとめているので紹介しましょう。

↑どの予想が当たるかな?

 

1: アルミフレーム

アルミフレームの採用が噂されています。本体の背面は「一部がアルミニウム、一部がガラス」という新しいデザインになるようです。

 

2: 長方形のカメラ突起

背面には、従来より大きいアルミニウム製の長方形のカメラ突起が搭載されるようです。

 

3: A19 Proチップ

次世代のA19 Proが搭載されると言われています。同チップは新しい第3世代の3nmプロセスで製造。これにより、パフォーマンスと電力効率の向上が期待されます。

 

4: アップル設計のWi-Fi 7チップ

iPhone 17の少なくとも1モデルに、従来のブロードコムではなく、アップルが自社開発したWi-Fi 7チップが搭載されるようです。

 

5: 2400万画素の前面カメラ

iPhone 17では4モデル全てに、アップグレードされた2400万画素の前面カメラが搭載される見込み。

 

6: 4800万画素の望遠カメラ

iPhone 17 Pro/Pro Maxの背面には、1200万画素から4800万画素へとアップグレードされた望遠カメラが搭載される模様。

 

7: 12GBのRAM

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、RAM容量が8GBから12GBへとアップグレードされるそう。

 

8: より小さなDynamic Island

iPhone 17 Pro Maxでは顔認証機能「Face ID」システムに「メタレンズ」を搭載することで、画面上部のパンチホールことDynamic Islandが大幅に狭くなるようです。

 

これらの予想がどれだけ的中するのか、2025年を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

アップル、「M5」の生産をTSMCに発注! 最初に搭載するのは…

アップルが、次世代Macなどに搭載される「M5(仮称)」チップの生産を台湾のチップメーカー・TSMCに発注した、と韓国メディアのThe Elecなどが報じています。

↑M5を最初に搭載するデバイスは…

 

現行モデルのMacや「iPad Pro」には、「M4」チップが搭載されています。このチップもTSMCが生産しており、「第2世代の3nm(7メートル)」テクノロジーが採用されています。

 

The Elecによれば、M5は強化された「ARMアーキテクチャ」を搭載し、TSMCの3nmプロセスで製造されるとのこと。次世代の「2nmプロセス」が採用されなかったのは、主に生産コストが原因のようです。ただし、M5ではTSMCの「System on Integrated Chip(SoIC)」技術を取り入れることで、M4から大幅に進化しているとも伝えられています。

 

従来のチップと比較して、M5は熱管理を強化して電力効率を向上します。これにより、デバイスのパフォーマンスと効率が大幅に改善される模様。M5の生産は早ければ2025年後半に開始され、最初の搭載製品は同年末から2026年初頭に発売される可能性があります。

 

M5を最初に搭載する製品としては、iPad ProやMacBook Pro、MacBook Air、空間コンピューターの「Apple Vision Pro」などが予測されています。同チップではAI(人工知能)機能がどれだけ強化されるのかにも注目が集まりそうです。

 

Source: MacRumors

【西田宗千佳連載】「Apple Intelligence」シフトで“お買い得”になった今年のアップル製品

Vol.144-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

Appleは例年、9月にiPhoneを発売する。そして10月・11月にはMacやiPadなど、残る主要製品を発売することが多い。今年もそうした部分に変化はなかった。10月なかばに「iPad mini」を、10月末に「iMac」「Mac mini」「MacBook Pro」を発売し、ラインナップ全体を刷新している。

 

基本的にはどれもプロセッサーの刷新が中心の内容だ。ここでプロセッサーを刷新するのは、その年の新技術を導入するため……という部分もあるのだが、特に今年については、「Apple Intelligence」の準備という部分が大きい。

 

Apple Intelligenceは生成AIをベースとした機能だ。複数のAIモデルを、クラウドに頼らない「オンデバイスAI」として動かす。そのためには、AIの推論を担当する「Neural Engine」と、より大きなメインメモリーを必要とする。

 

特にiPhoneとiPadについては、対応のハードルが少々高い。Macは2020年発売の「Appleシリコン搭載Mac」であれば条件を満たすが、iPhoneは2023年発売の「iPhone 15 Pro」シリーズか、今年発売の「iPhone 16/16 Pro」シリーズでないと対応できない。iPadについても、Appleシリコンである「Mシリーズ」搭載の製品のみが対象。iPad miniについては、今年発売の新機種でプロセッサーをiPhone 15 Proシリーズと同じ「A17 Pro」に切り替えて対応することとなった。

 

Appleとしては、販売する主要製品のほとんどをApple Intelligence対応とし、今後のソフトウエア基盤とする必要性がある。だから、ここで一気に各製品を刷新しておきたかったわけだ。現状、Apple Intelligenceに対応しないのは「iPad」と「iPhone SE」くらい。特別な価格重視モデル以外では使われる基本機能になってきた。

 

また面白いことに、Macについてはメインメモリーの拡充も行われた。新製品ではないものの、MacBook Air(M2もしくはM3搭載製品)の場合、価格据え置きのまま、最小メモリー容量を8GBから16GBに変更する措置が取られた。Apple Intelligenceは8GBでも動作するものの、十分な余力を生み出すには16GBの方が望ましい……と判断されたわけだ。

 

そんなことから、今年のApple製品は全体に“ちょっとお買い得”になっている。プロセッサーが高性能になったのは当然として、メインメモリーは増量され、ストレージ容量も増えた。Apple製品自体が全体的には少し高めの価格設定ではあるし、円安の影響を受けてはいるものの、“今年がお買い得”であるのは間違いない。特にメモリーについては、容量の増加だけでなくアクセス速度の向上もあり、実パフォーマンスの向上にも寄与している。

 

Apple Intelligenceは、日本では2025年4月以降に提供予定となっている。だから、Apple Intelligence自体を目的にApple製品を買い替えるのはまだ時期尚早と言っても良い。一方でメモリーや性能のことを考えると、Apple Intelligenceがなくてもお買い得であり、買い替えなどには良いタイミングと言って良さそうだ。

 

では、Apple Intelligence自体の評価はどうだろうか? その点は次回のウェブ版で解説する。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

「メール」でフォントや文字サイズが勝手に変わるのを防ぐ方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『メール』でフォントや文字サイズが勝手に変わるのを防ぐ方法」です。

 

 

Webサイトや他のソフトからテキストをコピーして「メール」ソフトの新規メール作成画面にペーストすると、フォントや文字色、文字サイズ、リンクなど、元の書式がそのまま反映されるため、場合によっては見づらくなることがあります。

 

しかし、「メール」ソフトの設定をあらかじめ変更しておけば、常に標準テキストとしてペーストすることが可能です。この動画では、その設定方法を解説します。

 

 

まず、「メール」ソフトを開いたら、メニューバーの「メール」から「設定」を選びます。

 

設定ウインドウが開いたら、「作成」タブをクリック。次に、最上部にある「メッセージのフォーマット」から「標準テキスト」を選択しましょう。こうすることで、新規メール作成時にフォーマットが標準テキストとなり、Webページなどからコピーしたテキストも書式が含まれない標準テキストとしてペーストされます。

 

なお、同じ画面にある「受信メッセージと同じフォーマットを使用」のチェックをオフにしておくと、受け取ったメールに対して返信する際も、標準テキスト形式でメールを作成できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

にわかに話題の「LLM Siri」、リリースは早くとも2026年春?

音声アシスタント「Siri」の改良版「LLM Siri(仮称)」のリリースは早くとも2026年になると、米ブルームバーグが報じています。

↑Hey Siri、LLM化はいつ?

 

以前の報道によれば、LLM Siriは「高度な大規模言語モデル(LLM)」を活用することで、ChatGPTのようなチャットボットに対抗するものになると言われていました。

 

ブルームバーグによれば、LLM Siriは2025年6月の開発者向け会議「WWDC(Worldwide Developers Conference)」で発表されるものの、2026年春まで利用できないとのこと。具体的には「iOS 19」ではなく「iOS 19.4」のアップデートで提供されるようです。

 

今後のリリースが予定されている「iOS 18.2」ではChatGPTのSiriへの統合が追加され、その後のアップデートでGoogleの「Gemini」との統合が続くと予想されています。「iOS 18.4」では、Siriの画面認識、詳細なアプリごとのコントロールなどの機能が強化される予定。

 

高性能なLLM Siriがリリースされれば、iPhoneユーザーはChatGPTやGeminiに頼る必要性が下がるはず。生成AI分野で先を走るOpenAIやGoogleに対して、アップルがどこまで対抗できるのかに注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「AirPods Max」、しばらくチップは「H1」のまま!?

アップルにはヘッドホン「AirPods Max」をアップデートする「具体的な計画がない」と、米ブルームバーグが報じています。

↑チップを変えない理由は?

 

AirPods Maxは今年9月にアップデートされました。本体のLightningポートがUSB-Cポートに変わり、新カラーが登場しました。その一方、搭載チップは「H1」のままで、AirPods Proの「H2」と比べると若干見劣りしてしまいます。

 

ブルームバーグによれば、アップルは「当面の間、AirPods Maxを現在の形で販売し続けることを考えている」とのこと。さらに、AirPods Maxの売り上げが低すぎるため、開発リソースを割り当てることを正当化できないという見方もあるそうです。

 

先述のようにAirPods MaxにはH1チップが搭載されているため、AirPods Proに存在する「アダプティブオーディオ機能」が使用できないうえ、アクティブノイズキャンセリング(ANC)も改善されていません。「しばらくアップデートがないのなら、せめて価格の見直しを」とも考えてしまいますが、あまり期待しないほうがよさそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

【西田宗千佳連載】性能アップの新iPad miniから見えるAppleの戦略

Vol.144-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

性能を大きく進化させ生成AIに対応させる

Appleは10月23日から新型の「iPad mini」を発売した。刷新は3年ぶりだが、新型には大きな特徴がある。といっても、製品の外観はまったくと言っていいほど変わっていない。電子書籍を読んだり動画を見たりするだけなら、差は分かりづらいかもしれない。

 

今回の刷新の主軸は“中身の変化”だ。プロセッサーが昨年のフラッグシップiPhoneに搭載された「A17 Pro」に変更され、CPU・GPUともに強化されている。それ以上に大きいのは、AIの推論能力が倍近くになり、メインメモリーも4GBから8GBまで増えた。

 

これはなんのためかと言うと、Appleがアメリカで10月から導入したAI機能「Apple Intelligence」に対応するためだ。

 

Apple Intelligenceは要約や画像生成など、多数の機能を備えている。大量の返信が連なったメール全体の内容を理解し、短い要約を読むだけで内容を把握する機能や、周囲に書かれた文章の内容からそれに合った画像を生成する機能がある。音声アシスタントのSiriとの対話はよりなめらかなものになり、やり取りしたメールやメッセージの文脈を読んだ対応もするようになる。

 

ただ、プライバシーに配慮してほぼすべての処理をクラウドではなく端末内で行うため、プロセッサーには一定以上の性能が必要になる。その基準が「A17 Pro」搭載なのだ。iPhoneの場合も、Apple Intelligenceが動作するのは、A17 Proを搭載した2023年のフラッグシップであるiPhone 15 Proからとなっている。

 

残るモデルのうちminiを先行させる

Appleは今後、Mac、iPhone、iPadのすべてでApple Intelligenceを共通のコア機能として活用していくが、そのためには製品の刷新が必須となる。Macはすでに全機種がApple Intelligence対応だし、iPhoneも安価な「SE」を除けば、現行モデルのほとんどが対応している。

 

そうなると、iPadシリーズのなかでも残されたもっとも安い「iPad」と「mini」のうちminiから刷新を……ということなのである。時期がいつかはわからないが、「iPhone SE」や「iPad」も、性能を底上げした新機種が出てくる可能性は高くなった。

 

Appleにとっては、Apple Intelligenceはそれだけ重要な存在である……という証でもあるのだが、日本で使えるようになる時期は「2025年内」とされている。

 

すでにApple Intelligenceが搭載された新OSは正式公開されているが、現状はアメリカ英語のみの対応で、日本ではほとんどの機能が使えない。写真からワンタッチで気になる部分を消す「クリーンアップ」のみ、言語を問わず利用可能になっている。これだけでは、まだ恩恵は感じづらいだろう。

 

しかしiPhoneを含め、それでも製品をすぐに買う意味はあるのか? 他社はどのように対抗してくるのか? その点は次回以降で解説する。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

次期「iPhone 17 Pro」シリーズに大変身の予感! 意外な素材が復活?

次期「iPhone 17 Pro/Pro Max」ではデザインが大幅に変更されると、米テック系メディアのThe Informationが報じています。

↑次期モデルで久々の大変身!?

 

The Informationによれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxはアルミフレームの珍しいハイエンドiPhoneになるとのこと。現行の「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではステンレススチールフレームが採用されていますが、次期iPhone 17 Proシリーズを皮切りにiPhoneはアルミ素材に戻る計画だと言います。

 

具体的には、iPhone 17 Pro/Pro Maxは背面の一部にアルミニウムやガラスを使用したデザインとなるそう。背面の上半分はアルミニウム素材であり、「従来の3Dガラスではなくアルミニウム製の長方形のカメラ突起」を取り入れると言います。このカメラ突起はiPhone 16 Pro/Pro Maxより大きくなりそう。さらに、iPhone 17 Pro/Pro Maxの下半分はワイヤレス充電をサポートするためにガラス製となります。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 17 Pro/Pro Maxは久々のメジャーアップグレードモデルになりそう。超薄型モデルの「iPhone 17 Air」だけでなく、Pro/Pro Maxの進化にも注目です。

 

Source: The Information via MacRumors

次期「iPhone 17 Air」、薄さ5mmのために失われるのは何?

次期「iPhone 17 Air」は厚みが5mmになる。そんな驚きの情報を米テック系メディアのThe Informationが報じています。

↑どれくらい薄くなるんだ!?(画像はiPhone 14 Pro Max)

 

iPhone 17 Airは超薄型モデルとして投入されることが期待されており、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏は以前に「本体の厚みが約6mmで、最も薄いiPhoneになる」と報告していました。

 

The Informationによれば、iPhone 17 Airのプロトタイプの本体厚は5mm〜6mmで、これまでで最も薄いiPhoneになるとのこと。「iPhone 16」の本体厚は7.8mm、「iPhone 16 Pro」は8.25mmです。

 

iPhone 17 Airは超薄型の設計を実現するため、妥協点がいくつかある模様。まず、物理的なSIMトレーがなくなり、「eSIM」を利用することになります。また、本体下部に二つ目のスピーカーを設置するスペースがないため、イヤーピース部分にスピーカーが1個だけ搭載されます。

 

iPhone 17 Airでは、現在のクアルコム製モデムより小さく、電力効率に優れた「アップル独自の5Gモデム」が搭載されるとのこと。ただし、このモデムは高速な「ミリ波(mmWave 5G)」には対応していないようです。本体背面のカメラは中央にシングルカメラが搭載されるそう。

 

さまざまな工夫を凝らすことで、画期的な超薄型モデルになるかもしれないiPhone 17 Air。期待が高まります。

 

Source: The Information via MacRumors

次期「iPhone 17 Air」、SIMトレーがない!?

次期「iPhone 17 Air」では物理的なSIMトレーが多くの国で消える、と米テック系メディアのThe Informationが報じています。

↑iPhone 17 AirはeSIMだけ?

 

米国向けの「iPhone 14」「iPhone 15」「iPhone 16」では、すでにSIMトレーがなく、代わりに「eSIM」を使うように設計されています。米国以外の国や地域ではSIMトレーがないiPhoneは販売されていません。

 

The Informationによれば、iPhone 17 Airの全てのプロトタイプにはSIMカードトレーが存在しないとのこと。中国ではスマートフォンへのeSIMの搭載が認められていないため、この端末が中国向けに販売されるかどうかは不明です。

 

2022年にeSIMに対応したiPhone 14が発売されたとき、アップルは「iPhoneを紛失したり盗まれたりしても、eSIMは取り外すことができないから、物理SIMよりも安全だ」とアピールしていました。さらに、iPhoneでは複数のeSIMを管理することができるため、旅行中に物理SIMカードを購入したり持ち運ぶ必要がなくなります。

 

日本でも利用者が徐々に増えつつあるeSIM。日本でSIMトレーなしのiPhone 17 Airが発売されるかどうかは不明ですが、そんなモデルが発売されたら、eSIMの利用は広がるかもしれません。

 

Source: The Information via MacRumors

「Siri」の逆襲計画が浮上! LLM化してChatGPTに追い付く!?

アップルが、音声アシスタント「Siri」の高性能バージョンとなる「LLM Siri」を開発していると米ブルームバーグが報じています。

↑ChatGPTに追い付ける?

 

アップルはすでに「Apple Intelligence」として、AI(人工知能)機能を自社製品に導入しています。同機能ではSiriが強化されており、「より自然な会話ができる」とアピール。また、Apple IntelligenceからOpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」にアクセスすることも可能です。

 

ブルームバーグによれば、LLM Siriは「高度な大規模言語モデル(LLM)」を活用することで、ChatGPTのようなチャットボットに対抗することを目指しているとのこと。具体的には、ChatGPTのように会話を継続することができるうえ、より複雑なタスクを実行できるようになると言います。

 

現在、アップルはiPhone/iPad/Mac向けの別のアプリにおいてLLM Siriをテスト中。将来的には、これが現在のSiriと置き換わる予定です。LLM Siriは早ければ2025年に発表される可能性があり、「iOS 19」がお披露目されるであろう6月のWWDC頃となるかもしれません(実際のリリースは翌年になると現段階ではみられています)。

 

他社の音声アシスタントと比較して、力不足が否めなかったSiri。しかし、生成AIを取り入れることで逆襲を計画しているのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「MacBook Pro」、有機EL化は2026年〜2027年までお預け?

有機ELディスプレイを搭載した「MacBook Pro」が2026年から2027年に発売されると、台湾調査会社のTrendForceが報告しています。

↑ディスプレイの変化はしばらく先になりそう

 

現行モデルのMacBook Proには、ミニLEDバックライトによる液晶ディスプレイが搭載されています。

 

有機ELディスプレイには、より深い黒や高いコントラスト比、明るさの向上、電力効率の向上などのメリットがあります。このディスプレイを導入することで本体の薄型化が進むかもしれません。

 

TrendForceによれば、アップルはディスプレイパネルのサプライヤーに対して、ノートパソコンサイズの有機ELディスプレイの投資拡大を奨励したとのこと。この動きはMacBook Proへの搭載を見越したものといってよさそうです。また、LGとサムスンが有機ELディスプレイのサプライヤーになるとも言います。

 

その一方、MacBook Proの大きなアップデートは当面の間ないことも予測されています。2025年の次期「MacBook Pro」では「M5/M5 Pro/M5 Max」チップが搭載されるはずですが、有機ELディスプレイが使用されるのはそれ以降になりそうです。

 

アップルのタブレット「iPad Pro」は有機ELディスプレイを搭載することで、大幅な薄型化を実現しました。これにならって、さらに薄いMacBook Proの登場に期待したいものです。

 

Source: TrendForce via MacRumors

写真家が教える「iPhone16/16Pro」で失敗しない撮影術とは?進化した超広角カメラと望遠カメラを活用した5つの撮影シーン

2024年9月に発売されたiPhoneの新モデル「iPhone 16」。@Livingでは今回も、年々進化するiPhoneのカメラ機能を使った撮影術を解説します。今回はフォトグラファーのコムロミホさんに、撮りおろしの作例写真を用いながら、撮影のポイントを解説していただきました。

 

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

撮りたい瞬間を逃さない!
iPhone 16のカメラ性能が大幅に進化

新作発表のたびに驚くべき進化を遂げるiPhoneのカメラ機能。とくに今回は、すべてのモデルでカメラの性能が大幅に向上しています。

 

48メガピクセル(4,800万画素)のメインカメラ(Fusionカメラ)のほか、超広角カメラはiPhone 16/16 Plusが12メガピクセル(1,200万画素)に、iPhone 16 Pro/Pro Maxはメインカメラと同等の48メガピクセルに進化。またProモデルの望遠カメラは、iPhone 16 Pro/Pro Max両機種で光学5倍ズームが可能になりました。

 

「実際にiPhone 16シリーズで撮影してみて、『iPhoneのカメラってここまで進化しているんだ!』と非常に驚きました。これを使ってぜひ作品を撮ってみたいと思いましたね」(フォトグラファー・コムロミホさん、以下同)

 

コムロさんがとくに注目したのが「カメラコントロールボタン」です。本体右側面に搭載されたボタンをワンプッシュするだけでカメラが瞬時に起動し、最短2プッシュで写真撮影ができます(動画はカメラ起動後に長押しで撮影開始)。

 

カメラコントロールボタンは、タッチ操作にも対応。撮影画面でボタンを軽く2回押すと、露出、被写界深度、ズームなどの設定が表示されます。左右にスワイプすることで細かい調整ができるので、実質、指一本で操作が完結します。

 

「すぐにカメラを起動できるのはすごく便利だと思います。撮りたいと思った瞬間に、タイムラグなしで撮影できるのがいいですね」

 

撮影の前に押さえておきたい3つのポイント

まずはカメラの設定や構図などの基本を教えていただきます。

 

1.高解像度で撮影するには事前の設定が必要

初期設定では48メガピクセルの高解像度の撮影が無効になっているため、撮影前に設定を変更する必要があります。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「フォーマット」→「解像度コントロール」(Proモデルは「Pro RAWと解像度コントロール」)をON

 

2.「三分割構図」「放射線構図」を意識する

「被写体を配置する位置で、写真の印象は大きく変わります。被写体をどのように際立たせたいかを考え、構図を意識しながら撮影することで、写真の魅力はぐっと増します。ここでは基本の『三分割構図』と、広角で奥行きを表現できる『放射線構図』をご紹介します。少しずつ、構図のバリエーションを増やしていきましょう」

 

【三分割構図】
画面を縦横に三分割し、縦横の線が交わる「交点」やそのライン上に被写体を配置する構図です。これにより、空間のバランスを取ることができます。

 

「わかりやすいよう、三分割構図を使った作例にガイドラインを入れています。被写体と背景の比率が1:2になるように、分割したラインの上に被写体を配置すると、背景を活かした写真を撮ることができます」

 

【放射線構図】
奥行きを出したいときにおすすめの構図です。ある一点(収束点)から線が放射状に伸びたように見える構図で、広角レンズを使った撮影と相性がいいのが特徴。道の奥行きや建物の高さを表現したいときに活用してみましょう。

 

「手すりや地面上の線が放射状になるように配置することで、道の奥行きを強調できます。広角になるほど奥行き感が出やすくなるので、画角を調整しながら撮影してみましょう」

 

3.「水平」を意識する

「風景撮影では特に、水平を取ることを意識しましょう。iPhoneのカメラには、画面上で水平を確認できる『水平器』機能があり、これを有効にすると撮影画面中央に水平器が表示されます」

 

水平が取れると、「水平器」機能で表示された線が一直線になり、白から黄色に変わります。そのタイミングでシャッターを切りましょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→構図の「水平」をON

 

iPhone 16のカメラで撮りたい
5つの撮影シーンとポイント

基本的な構図と設定を押さえたら、早速撮影に挑戦してみましょう。今回の作例撮影では、iPhone 16 Proを使用します。

 

1.「超広角カメラ」で迫力のある写真を撮る

「超広角カメラは、視覚的な効果をうまく活かすと印象的な写真を撮ることができます。構図を工夫し、被写体との距離や角度を調整すれば、広がりや奥行きを強調したダイナミックな撮影が可能です」

 

超広角カメラへの切り替えは、撮影画面に表示される「.5」をタップするだけ。ワンタッチでスムーズに切り替えることができます。

 

 

2.「マクロモード」で被写体のディテールにフォーカス

超広角カメラの画質向上により、被写体に接近して撮影するマクロモードも、より高画質で撮影できるようになりました。細部まで鮮明に捉えることができるので、迫力のあるクローズアップ撮影が可能です。

 

マクロ撮影ができる距離まで被写体に近づくと、画面左下に花のアイコンが表示され、自動的にマクロモードに移行します。

 

花を撮影する際は、マクロモードを活用して花びらや花芯の質感、色のグラデーションなど細部に焦点を当てると、より印象的な写真に仕上がります。

 

「ぐっと寄ることで水滴の質感まで捉えることができ、マクロモードでしか撮れない写真に仕上がりました」

 

花壇やお花畑で撮影するときは、アングルも意識してみましょう。下の写真はスマホを傾け少し斜め上から撮影したもの。アングルを変えることで、背景の写り込む範囲を変えることができます。

 

「写真の主役となる花を決めたら、真上からではなく斜めからアプローチするといいでしょう。角度をつけて撮影するとほかの花も写り込むので、奥行きが生まれ立体感のある写真に仕上がります」

 

3.被写体を際立たせる「望遠カメラ」の活用法

「望遠カメラは、遠くの被写体を大きく写し出したいときに活躍します。運動会や遊園地など、人ごみの中にいる人物を撮影するときにも便利です」

 

近づくと逃げてしまいそうな鳥も、望遠カメラなら離れた場所から大きく切り取ることができます。背景を引き寄せて撮影できるため、背景のタワーも大きく写り、迫力のある写真になりました。

 

「望遠カメラは、背景を整理したいときにも有効です。被写体が写る範囲を整理することによって、余計なものの写り込みが減り、被写体をより際立たせることができます」

 

左は標準域、右は光学5倍の望遠カメラで同じ場所から撮影。雑然とした背景から被写体だけを際立たせることができます。

 

4.「ポートレートモード」の効果的な使い方

背景をぼかすことで人物などの被写体を際立たせることができる「ポートレートモード」。カメラアプリを起動し、撮影モードを左右にスワイプすることでポートレートモードに切り替えられます。

 

画面の右側にある「撮影モード」をスワイプして「ポートレート」を選択すれば設定は完了。F値は、左上の「f」マークから設定します。

 

ポートレートモードで重要になるのが、「F値(絞り値)」の設定です。カメラレンズの絞り具合を示す数値で、背景のボケ具合をコントロールできます。

 

「F値を小さくすると、被写界深度(ピントが合って見える範囲)が浅くなり背景がボケやすくなるため、ポートレート撮影など被写体を際立たせたいときにおすすめです。反対にF値を大きくすると、被写界深度が深くなり、ピントが合う範囲が広がるので、風景撮影などに適しています。
例えば、観光地などで人物と背景を一緒に撮る場合、F値を小さくするとせっかくの景色がぼけてしまいます。そうならないためには、F値を大きくすること。そうすれば、人物と背景の両方にピントが合った写真を撮ることができますよ」

 

F値は、撮影画面上部の「f」マークを押すと調整できます。iPhone 16の場合は、f1.4からf16まで設定できます。

 

「2枚ともf1.4で撮影。左の写真は手前の花にピントを合わせて背景をぼかしました。右の写真は奥にピントを合わせて『前ボケ』を作り、奥行を強調しています。構図やF値は同じでも、ピントの位置を変えるだけで、写真の雰囲気はガラリと変わります」

 

せっかくなので、ポートレートを撮影するときのコツも教えていただきました。

 

「撮影した自分の写真を見て、『写真写りが悪い……』と感じたことのある人は多いでしょう。もしかしたらそれは、広角のデフォルメ効果が原因かもしれません。というのも、広角レンズで顔に近づくと、デフォルメ効果により遠近がつくため、顔の形が歪んで写ってしまうからです。
そうならないためにも、人物の写真を撮るときは望遠カメラで撮影してみてください。物理的に近づくのではなく、少し離れた位置から望遠カメラで近づけば、顔の歪みがなくなり自然な写りになりますよ」

 

5.進化した「フォトグラフスタイル」でより自由な表現が可能に

撮影中に写真のトーンやカラーをリアルタイムで調整できる「フォトグラフスタイル」機能は、iPhone 16シリーズでさらにアップデートされ、より直感的で細かな調整が可能になりました。

 

「コントロールパッドを指でドラッグするだけで、トーンやカラー、明るさを自在に調整できます。撮影画面右上からコントロールパッドを開くと、撮影中の画面にも自動で反映されます。直感的な操作で簡単に絵作りができるのも、この機能のすごいところですね」

 

画面下部に表示されているのが「コントロールパッド」。撮影中はもちろん、編集画面からも調整できます。

 

新しい「フォトグラフスタイル」では、フィルターのバリエーションも大幅に増えました。なかでも注目なのが「スキントーン」。被写体となる人物の肌を自動で認識し、好みの色相に調整することができます。

 

左上はフィルターなしの写真。人物の肌色や周辺の環境に合わせて、自然な肌のトーンに補正してくれます。

 

シーンや被写体の雰囲気に応じてさまざまな撮影を楽しめるフィルター機能は、コムロさんご自身も普段の撮影で積極的に活用しているそう。

 

「『スターブラック』というフィルターを使って撮影しました。主役となる被写体(この写真の場合は中央の人物)を囲むようにして撮影する『トンネル構図』で、被写体を印象的に見せることができます」

 

「同じ構図の写真でも、フィルターの使い方次第で多彩な表情を楽しむことができます。自分のそのときの感情や表現したい世界観を演出できるのも、フィルターを使った撮影の醍醐味です」

 

「4K120fps」の映像美!
プロ級の画質で動画撮影が可能に

最後に紹介するのが、動画撮影機能です。iPhone 16シリーズは、動画の撮影機能も大きく進化しており、Proモデルは最大4K120fpsに対応しています。fpsとは、動画1秒あたりのフレーム数のこと。この数字が大きいほど、滑らかで高精細な映像となり、とくにスローモーション映像で威力を発揮します。

 

撮影した動画は、「写真」アプリの編集機能のなかにある、時計マークのような「再生速度」アイコンから再生速度を調整できます。

 

「街で人が行き交う様子や、鳥が飛んでいく様子など、日常の何気ない風景もスローモーションでドラマチックに表現することができます。ただし、120fpsはデータ容量がかなり大きくなってしまうため、普段の動画撮影で使うにはオーバースペック。普段は30fpsに設定しておき、スローモーション撮影を行いたいときに120fpsを選ぶとよいでしょう」

 

動画撮影で活躍するおすすめの機能が、もうひとつあります。それは、iPhone 16シリーズから登場した「風切り音の低減」。動画撮影中のノイズを自動で調整してくれるので、風が強い環境でもクリアな音で記録することができます。iPhone 16シリーズを購入したら、事前にこの設定を有効にしておくといいでしょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「サウンド収録」→「風切り音の低減」をON

 

何気ない日常のワンシーンを楽しんで

最後に、コムロさんにiPhoneカメラならではの楽しみ方についてうかがいました。

 

「iPhoneのカメラの最大の魅力は、いつでもどこでも持ち運べること。つねに携帯しているので、本格的なカメラを持っていなくても、気軽に直感的に撮影できますよね。街を歩いているときや旅行に行ったときに、『これいいな』と感じた瞬間を写真に収めておくと、たとえそれが日常の何気ないシーンだったとしても、後から見返したときに特別な思い出になるのではないでしょうか。
iPhone 16シリーズでは撮影の幅が広がり、より多彩な楽しみ方ができるようになったと思います。ぜひ新しいiPhone 16シリーズで、たくさん写真を撮ってみてくださいね」

 

 

Profile


フォトグラファー / コムロミホ

文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。 撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。アシスタントを経て、現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークにしながら旅を続けている。YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」でカメラや写真の情報を配信中。
X
Instagram

次期「iPhone 17 Air」、5倍ズームレンズを搭載しない!?

次期「iPhone 17/17 Air」に光学5倍のズームレンズは搭載されない、と韓国メディアのThe Elecが報じています。

↑カメラ性能の高さより薄さを重視?(画像はiPhone 16 Pro Max)

 

The Elecによれば、光学5倍ズームを可能にするテトラプリズムレンズは、iPhone 17シリーズでは上位モデルのPro/Pro Max専用になるとのこと。iPhone 17 Airは超薄型モデルになると噂されているので、これは驚くことではありません。

 

「iPhone 16」の標準モデルでは、最大2倍の光学ズームが使用可能。これを参考にすれば、標準モデルのiPhone 17には少なくとも2倍の光学ズームが提供されるはずです。ただし、超薄型のiPhone 17 Airでは4800万画素のシングルリアカメラだけしか搭載しない可能性があり、光学ズームのスペックは未知数です。

 

iPhone 17 Airに関してはさまざまな噂が流れており、6.6インチ前後のディスプレイや「A19」チップ、「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」、シングルリアカメラ、アップル独自設計の5Gモデムが搭載されるだろうとみられています。このうち5Gモデムについては、iPhone 17 Airが初めて採用するモデルとなるかもしれません。

 

次期iPhone 17 Airの動向から目が離せません。

 

Soruce: The Elec via MacRumors

コピー&ペースト時に元のファイルを削除する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「コピー&ペースト時に元のファイルを削除する方法」です。

 

 

macOSでは、外部ストレージにファイルをドラッグすると、「移動」ではなく「コピー」されますが、場合によっては「移動」だけしたいと思うこともあるのではないでしょうか。

 

そんなときにお勧めしたいのが、ドラッグ&ドロップではなく、ショートカットキーを使う方法です。

 

…とはいえ、macOSはファイルの「カット&ペースト」には対応していませんので、次の手順を行います。

 

 

まず、ファイルを選択したら[command]+[C]キーを押してコピーします。次に、外部ストレージなどにペーストする際に、通常のペーストのショートカットキーの[command]+[V]ではなく、[command]+[option]+[V]キーを押します。

 

これにより、元のファイルが自動的に削除され、「移動」と同じ状態になるんです。

 

たとえば、内蔵ストレージの空き容量を増やすために大きなファイルを外部ストレージに移動したいとき、通常であれば外付けストレージにコピーした後、元のファイルをゴミ箱に移動し、さらにゴミ箱を空にするといった操作が必要ですが、このショートカットキーを使うことでそれらの操作が不要になり、効率的にファイルを「移動」することができます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

アップルの「Pro Display XDR」、量子ドット技術を導入? きっと美しすぎる…

アップルが販売するプロ向けのディスプレイ「Pro Display XDR」の次期モデルには「量子ドット技術」が採用されると、業界アナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が報告しています。

↑プロではなくても肉眼で見たい

 

量子ドットとは光を別の色に変更できる半導体結晶のことで、より鮮やかな色の表現が可能になります。アップル製品では最新の「MacBook Pro」がすでに同技術を取り入れています。

 

ヤング氏によれば、次期Pro Display XDRの量子ドット技術では、現行モデルと同等かそれ以上の色域をサポートし、モーションパフォーマンスが向上するとのこと。つまり、Pro Display XDRはより美しくなり、ディスプレイの応答速度も改善されるようです。

 

次期Pro Display XDRについては、米ブルームバーグが「『Appleシリコン』を搭載したアップデート版が開発されている」と以前に報じていました。現時点でその販売時期はわかっていませんが、プロ向けにとことんスペックを向上させた次期モデルの登場に期待です。

 

Source: DSCC via MacRumors

iPhoneの「写真編集」がおかしい! 変更を保存できない人が続出

「iOS 18」にアップグレードした「iPhone」において、写真の編集内容が保存されないバグが一部のユーザーに発生していると、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑編集した写真を保存できない?

 

MacRumorsによれば、写真の編集内容を保存しようとすると「この写真の保存中にエラーが発生しました。後でもう一度お試しください」とのメッセージが表示されるとのこと。これにより編集内容は保存できず、「キャンセル」を押して変更を破棄するしか手が打てなくなります。

 

このバグの多くは「iPhone 16」ユーザーから寄せられているようですが、一部の古いiPhoneでも発生している模様。MacRumorsのチームもこのバグに何度か遭遇しており、これまでのiOS 18の全てのバージョンに影響を与えていると伝えています。

 

現時点でこのバグの原因は特定されていません。MacRumorsは「Live PhotoかiCloud Photosの問題の可能性がある」と指摘しています。

 

がんばって編集した写真を保存できない今回のバグ。早めに修正されてほしいですね。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17 Air」、やっぱりiPhone史上最薄になる!?

次期「iPhone 17 Air」は本体の厚みが約6mmで、最も薄いiPhoneになると、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が報告しています。

↑噂のiPhone 17 Airはウルトラスリム?(画像はiPhone 16 Pro)

 

iPhone 17 Airの厚みについては、「iPhone 6」ほど薄くならないと韓国の情報筋が最近伝えていました。iPhone 17 Airには「A19」チップやシングルリアカメラ、最大120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイが搭載されるようです。

 

しかしプー氏によれば、iPhone 17 Air(同氏の報告では『iPhone 17 Slim』と表記)の本体の厚みは約6mmであり、このモデルはiPhone 6の6.9mmより薄くなるとのこと。つまり、iPhone史上最薄になります。さらに、iPhone 17 Airの厚みは「iPhone 16/16 Pro」シリーズのモデルの約4分の3になると同氏は付け加えています。

 

近年のiPhoneは本体が徐々に厚みを増しており、iPhone 16 Pro/Pro Maxの本体厚は8.25mmに達しています。「スペックはそれなりでいいから持ちやすいiPhoneがほしい」というニーズにiPhone 17 Airは応えることができるのでしょうか?

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17」、最新の3nmプロセスをチップに導入!?

次期「iPhone 17」シリーズに搭載される「A19/A19 Pro」チップには、台湾の半導体メーカーのTSMCで最新となる第3世代3nmプロセス「N3P」が導入される予定だと、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が述べています。

↑チップのさらなる進化に期待

 

現行モデルの「iPhone 16」シリーズに搭載されている「A18/A18 Pro」チップは、TSMCの第2世代3nmプロセス「N3E」で製造されています。その前の「iPhone 15 Pro/Pro Max」の「A17 Pro」チップは、第1世代3nmプロセス「N3B」でした。

 

次期iPhone 17のN3Pは、N3Eと比較してプロセスが縮小される見込み。これにより、パフォーマンスや電力効率が向上するはずです。以前の報道では、TSMCは2024年後半にN3Pプロセスによるチップの量産を開始すると言われていました。

 

次期iPhone 17のパフォーマンスに期待です。

 

Source: MacRumors

アップルが「テレビの開発」を検討!? なんでまた…

アップルがテレビ製品の開発を検討していると、米ブルームバーグが報じています。

↑テレビ開発案は捨てきれない?

 

「アップルがテレビを発売する」という噂は2009年から2011年にかけて何度か流れていましたが、実現しませんでした。しかし今、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、「アップルブランドのテレビ」を作るというアイデアが再検討されているとのこと。

 

現在、アップルはテレビに接続するデバイスとして「Apple TV」を販売しています。最近では、同社がスマートディスプレイを2025年3月に発売すると報じられました。これはアップルが検討している新しいスマートホームデバイスの一つになる可能性があります。

 

アップルのティム・クックCEOは、2011年に「テレビ市場への参入には興味がない」と述べています。同社の方針が変更されるのかどうか、今後の動向に注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

最小で最高のMac miniが誕生!デザインも一新した「M4搭載Mac mini」実機レビュー

アップルは、歴代デスクトップ型Macの中でも最小サイズとなる新しいM4搭載Mac miniを発売しました。macOS 15.1からサービスを開始したApple Intelligenceの使い勝手と合わせて、最新のMac miniの実機をレポートします。

↑史上最小サイズ・最高スペックを実現したM4搭載Mac miniをレポートします

 

歴代最小・最軽量のMac mini。M4版とM4 Pro版をラインナップ

Mac miniは、アップルが2005年に最初のモデルを発売した小型のデスクトップ型Macです。その他のMacとしては、ディスプレイ一体型でマウスやキーボードなど周辺機器が付属する「iMac」などもありますが、最新のMac miniは本体のほか商品パッケージに同梱する付属品が1.8メートルの電源ケーブルだけというシンプルな仕様。それぞれのユーザーの用途に合わせた、あるいは使い慣れた周辺機器と組み合わせるようなDIY的なPC環境構築が楽しめます。

 

発売20周年を前に、今年のMac miniは大きくデザインが変わりました。縦横サイズが12.7cm、高さは5cmで、質量は700g前後と、歴代モデルの中でも最小・最軽量となります。極小サイズの本体にはしっかりAC電源も内蔵しており、付属の電源ケーブルを挿すだけで省スペース設置が可能です。

↑本体の背面。HDMI、イーサーネットポートと3基のThunderboltポートを搭載しています

 

アップルが独自に設計した最新のApple M4チップを採用し、上位モデルには、さらに高性能なM4 Proチップを載せたラインナップもあります。基本モデルの価格はM4チップ機が9万4800円(税込)から、M4 Proチップ機が21万8800円(税込)から。ちなみにApple Storeでの購入なら、搭載するメインメモリやストレージ容量などをカスタマイズ可能です。メインメモリの最小容量は16GBで、M2/M2 Pro版の従来Mac miniと比べて倍になっています。

 

電源ボタンが底面に……。気になるならタテ置きもあり

筆者は発売に先駆けてM4 Pro搭載のMac miniを試しました。外観の特徴はM4搭載のMac miniと変わりません。本体の質量はM4機が670gですが、M4 Pro機は少し重い730g。いずれにせよ、片手で軽々と持ち運べるサイズ感で、一般的なノートPCよりも軽いわけです。

 

本体の縦横サイズは、長辺サイズが約15cmのiPhone 16 Proと並べてみるとわかりやすいでしょうか。デスクトップの限られたスペースを有効に活用しながらMacが置けます。

↑iPhone 16 Proとサイズを比較。12.7cm四方のMac miniを並べると小ささがわかりやすいでしょうか

 

本体の背面には高速伝送に対応するThunderboltポートが3基あります。M4機は転送速度が最大40GbpsのThunderbolt 4ポート、M4 Pro機は最大速度が120GbpsのThunderbolt 5ポートと速度の違いがあるため、その点は留意すべきでしょう。動画に写真、オーディオの大容量ファイルを頻繁に扱うクリエイターの方なら、Thunderbolt 5ポートの恩恵を日々実感できると思います。

 

筆者はあまりMacで重いファイルを扱うことはないのですが、今回のレポートのためMac miniを初期設定する際、Thunderbolt 5を搭載するMacどうしを直結して「移行アシスタント」を利用してみました。結果、約250GBのデータを転送したところ、10〜15分前後で作業が完了しています。データの重さを考えれば、かなり高速と言っていいでしょう。

 

本体のフロント側には、2基のUSB-Cポートと3.5mmヘッドホンジャックを備えています。SDカードリーダーやポータブルオーディオ機器を接続したり、映画・音楽鑑賞の際に有線ヘッドホンを着脱しやすいです。

↑フロント側にもUSB-Cポート、ヘッドホンジャックがあるため、アクセサリー機器やヘッドホン・イヤホンが素速く着脱できます

 

また、電源ボタンが本体の背面から底面に移動しています。そのままヨコ置き設置すると、電源を投入する際に指が届きにくくなっていますが、Mac miniはタテ置きも可能です。タテ置きするためのスタンドは多くのアクセサリーメーカーが商品化してきましたので、デザインが変わったMac miniに対応するスタンドが登場する日はそう遠くないと思います。

↑タテ置き設置をすると底面の電源ボタンにアクセスしやすくなります

 

外からは見えないものの、コンパクトな本体内には空冷ファンが内蔵されています。M4 Proチップが負荷の大きなタスクも涼しい顔でこなしてしまうためか、筆者は新しいMac miniの実機を試してから約1週間のあいだ、ファンが回る音を聞いていません。最小・最軽量ということで静音性や冷却能力を気にする方もいると思いますが、非常に静かです。

 

M4チップ、M4 ProチップのGPUには、コンピュータグラフィックスにより表現する光と陰影のリアルな表現を可能にする「ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングエンジン」が搭載されています。このエンジンはM3世代のチップから採用が始まったものなので、従来のM2、M2 Pro採用Mac miniには載っていません。グラフィックスの美麗なPCゲームをプレイする方なら、光がもたらす映像のリアリティにこだわるゲームコンテンツの世界により深く没入できるでしょう。

 

ゲーム機や4K対応のメディアストリーマーになるが、スピーカーはやや非力

なお、筆者は新しいMac miniをApple Studio Displayと組み合わせて試しています。Thunderboltケーブルは映像信号のほかにデータ転送も行えるので、 Studio Display側のポートをMac miniのUSBポートとして拡張できます。

↑Apple Studio Displayとの組み合わせはやはり特別に好相性です

 

サードパーティーのゲーミング用ディスプレイ、または大きな画面の4KテレビをHDMIケーブルでつなぎ替えれば、Mac miniがゲームコンソールやメディアストリーミングプレーヤーにもなります。コンパクトで軽く、可搬性能に優れるMac miniの特徴がさらに活きてきます。

 

Mac miniの弱点を挙げるとすれば、パワフルな6スピーカーシステムを内蔵するiMacに比べるとスピーカーサウンドが非力なところです。これを肉付けするためにアップルのスマートスピーカーであるHomePodシリーズを使う手もありますが、BluetoothやUSBケーブルでよりシンプルに接続できるサードパーティーのスピーカーにも良い製品が沢山あります。Mac miniとデザインもマッチするボーズの新製品「Bose SoundLink Home speaker」もおすすめです。

 

M4搭載Mac miniの発売に先駆けて、アップルが無料のソフトウェアアップデートとして提供を開始したmacOS 15.1から、アップル独自の生成AIモデルを活用するApple Intelligenceのサービスがスタートしました。Apple M1チップ以降を搭載するMacがApple Intelligenceに対応します。Apple Intelligenceに含まれる新機能はAIによる画像処理を中心とする「クリーンアップツール」のほかは、MacのデバイスとSiriの言語環境を英語(米国)にすると有効化され、日本でも試すことができます。

↑Apple Intelligenceの「クリーンアップツール」。写真に写り込んだ不要な被写体を選択して消し、跡を自然な見え方になるように加工してくれます

 

ただし、macOSの「メール」アプリに搭載される「要約」機能など現時点ではまだ英語にのみ使える機能が大半です。アップルは2025年にApple Intelligenceの日本語対応を予告しています。その頃には、現在macOS 15.1の段階ではまだ利用できない画像生成機能の「Image Playground」などが公開されていることを期待しましょう。

 

コンパクトな筐体でもパワフル。周辺機器との組み合わせ方を工夫したい

ほかのデスクトップ版Macと比べた場合のMac miniの大きなメリットは、デスクトップやリビングルームの限られたスペースを活用して、生活空間の邪魔にならないように置くことが可能な点です。利用するには組み合わせる周辺機器が必要になりますが、逆に言えば、周辺機器を自由に選べるということでもあります。パワフルでできることが多いので、自分なりの環境を構築したいところです。

 

反対に、買ってすぐ本格的に活用できるオールインワンのデスクトップ型Macを探している方には、M4チップを搭載した新しいiMacがおすすめです。

「アップルはスマートリングを作らない」オーラのCEOが発言

「アップルはスマートリング製品を投入しないだろう」と、スマートリングを販売しているOura(オーラ)の代表が発言しました。

↑アップルには難しそう

 

2024年に入り、韓国メディアが「アップルがスマートリング『Apple Ring(仮称)』を開発している」と報道。しかし、米ブルームバーグは「(アップルは)検討しているものの、積極的に開発しておらず、発売する予定もない」と伝えるなど、情報は錯綜していました。

 

Ouraのトム・ヘイルCEOは、「アップルのスマートリングは『Apple Watch』の売り上げを下げる可能性がある」と指摘。「この製品カテゴリー(スマートリング)で正しくビジネスが行えない」ため、製品は投入されないだろうと述べています。

 

スマートリングは健康管理機能やフィットネスの追跡が可能なことから、スマートウォッチと競合することが以前から指摘されていました。さらに、アップルは今月、「将来の製品がiPhoneほどの利益を生むことはないかもしれない」と述べるなど、なにやら新製品開発に弱気な姿勢も見せています。

 

現在のテック業界ではAI(人工知能)などのソフトウェアやサービスが話題の中心です。OuraのCEOが指摘する通り、アップルが新たにスマートリングを投入する可能性はあまり高くないのかもしれません。

 

Source: CNBC via MacRumors, New York Post

アップル、家の司令塔的な「スマートディスプレイ」を2025年3月に発売!?

アップルは早ければ2025年3月にAI(人工知能)を搭載したスマートディスプレイを発売する予定だと、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑家の司令塔的な存在になりそう?

 

同記者によれは、アップルのスマートディスプレイは約6インチのディスプレイを搭載するとのこと。「iPad」に似ているものの、画面は長方形ではなく正方形で、縁のベゼルはより分厚いとのこと。本体前面の上部にはカメラがあり、ビデオ通話機能「FaceTime」が利用できるほか、音楽を再生するためのスピーカーとバッテリーが搭載されると言います。カラーはシルバーとブラックの2色が存在するそう。

 

スマートディスプレイにはタッチベースのインターフェイスが採用され、「iPhone」のスタンバイモードと「watchOS」を組み合わせたような外観になり、主に音声で操作するようです。アプリへのアクセスとスマートホーム製品を制御するために人工知能機能「Apple Intelligence」が統合され、音声アシスタント「Siri」によるアプリとタスクのコントロールが可能です。

 

機能としては天気や今後の予定、写真のスライドショー、カスタマイズが可能なホーム画面が利用できるそう。また、異なる部屋のデバイスをインターホンとして利用したり、接続されたスマートホームカメラからのアラートやカメラ映像を確認したりできると言います。搭載アプリには、SafariやApple News、Apple Music、メモ、カレンダー、写真が含まれる模様。

 

ガーマン記者によれば、アップルはこのスマートディスプレイを自宅における「コマンドセンター」として位置付けているとのこと。なにやら目がまわるほど多機能な製品ですが、果たして私たちの生活をより豊かにしてくれるデバイスになるのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「AirTag」は2025年半ばに登場!? ますます便利な存在になりそう

アップルの紛失防止タグ「AirTag」の次期モデルが2025年半ばに発売されると、米ブルームバーグが報じています。

↑ますます頼りになりそう

 

現行モデルのAirTagは、2021年4月にリリースされました。本体内部には「U1」チップを搭載し、その位置をユーザーに正確に知らせることが可能。NFCタップにより、連絡先情報を表示することもできます。

 

ブルームバーグによれば、次期AirTagは「B589」というコードネームで開発されており、位置追跡機能が向上した新チップを搭載するとのこと。これは「iPhone 15」シリーズから導入されている第2世代の超高帯域(UWB)チップである「U2」を指しているようです。これにより、より遠くまで正確な検出機能が利用できる可能性があります。

 

さらに、ストーカーによる使用を防ぐため、次期AirTagの内蔵スピーカーは取り外しが難しくなるとのこと。本体の外観は現行モデルと似ており、デザイン的に大きな変更はないと言われています。

 

お財布やバッグ、スーツケースなどに取り付けて使えるAirTag。最新OSでは航空会社との位置情報の共有も可能になるなど、さらに便利な存在になりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

今こそ旧型iPhoneが狙い目! 新品をおトクに購入できるのはどこ?

2024年9月20に発売されたiPhone 16シリーズは今回も大きな注目を集めています。スペック向上やApple独自のAI「Apple Intelligence」への対応といった話題が挙がるなか、多くの人が気になっているのはやはり価格の高さでしょう。

 

Apple Storeオンラインで購入した場合、最安値の「iPhone 16 128GB」でも12万4800円(税込、以下同)。「iPhone 16 Pro Max 1TB」に至っては24万9800円と、お財布には少々厳しい金額となっています。

 

「iPhone 16シリーズを購入する余裕はないけれど、iPhoneを使いたい」……そんな人におすすめなのが旧型のiPhone。まだ十分使えるスペックを有しながらも、iPhone 16の登場で購入しやすい金額に落ち着いてきており、今が狙い目の時期と言えます。各社の在庫状況と価格を比較してみましょう。

 

旧型iPhoneはどこで売っている? いつまで使える?

Appleのサイトから

 

はじめに、旧型iPhoneに関する基礎知識を2つチェックしておきましょう。まずは販売チャネルについてです。

 

最新のiPhoneは基本的に、Apple Store、大手通信キャリア4社、家電量販店で販売が行われています。旧型機種の場合、上記に加えてサブブランド(UQモバイルやワイモバイルなど)でも取り扱いが見られることが特徴です。

 

そして、もう一つ気になるのが、「旧型iPhoneはいつまで使えるのか」という点。

 

iPhoneの場合、発売日から5~6年程度で最新iOSへのアップデート対象外となります。そのため、2021年発売の「iPhone 13」の場合、2026~2027年頃にメジャーアップデートの対象外となることが予想されます。

 

もちろん、最新のiOSに更新されなくても継続して使用することはできますが、旧型機種を購入するうえでの目安にすると良いでしょう。

 

iPhoneの発売日とアップデート期限予想

機種名 発売年 最終メジャーアップデート(予想)
iPhone 16 2024年 2029年頃
iPhone 15 2023年 2028年頃
iPhone 14 2022年 2027年頃
iPhone 13 2021年 2026年頃

 

iPhone 15はauとソフトバンクが狙い目

ソフトバンクのサイトから

 

ここからは、「iPhone 15」「iPhone 14」「iPhone 13」と遡りながら、各社の在庫状況と価格を比較していきます。

 

なお、旧型iPhoneは中古品や整備済製品が数多く流通しており、一部のMVNOでも販売されていますが、ここでは新品のみを対象とします。また、大手通信キャリアが実施している、端末を2年程度で返却することで安価にスマホを使える「端末購入プログラム」についても本記事では割愛し、シンプルに「いくらで購入できるのか」を比較していきます。

 

まずは、「iPhone 15」を見てみましょう。本来のラインナップは128GB・256GB・512GBの3モデルですが、ドコモ・au・ソフトバンクでは128GB以外在庫なしとなっています。そのため、128GBに絞って比較していきましょう。

 

iPhone 15 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

11万2800円
ドコモ

オンラインショップ

13万625円 10万8625円

┗5G WELCOME割:2万2000円割引

au

オンラインショップ

13万1400円 8万7400円

┗au Online Shop お得割:4万4000円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

13万896円 8万7024円

┗オンラインショップ割:4万3872円割引

楽天モバイル 13万1800円 実質9万9800円

┗対象製品購入(一括・24回払い)&プラン申し込み:2万円割引

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

UQモバイル 13万1400円
・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

11万2800円 実質11万1672円

┗1%ポイント還元:1128ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

 

最新のiPhone 16の場合、Apple Storeオンラインか家電量販店で購入するのがお得で、大手通信キャリアで購入するのは若干割高な設定となっていました。

 

ところが、旧型iPhoneの場合は大きく異なります。一括価格はApple Storeオンラインや家電量販店のほうが安価ですが、大手通信キャリアの乗り換え割引を適用させると、かなりお得に購入することができます。

 

中でも注目なのはauとソフトバンクです。双方とも他社からの乗り換え割引が約4万4000円と大きく、8万7000円程度で購入することが可能です。

 

一方、サブブランドではUQモバイルで取り扱いがありますが、乗り換え割引の対象外のため、割高な価格設定となっています。また、同じくサブブランドのワイモバイルでは、iPhone 15の取り扱いはありません。

 

iPhone 14は取り扱いを始めたばかりのワイモバイルがお得

ワイモバイルオンラインストアのサイトから

 

iPhone 14も、128GB以外は在庫なしや販売終了となっているケースが多いので、128GBのみを比較していきます。

 

iPhone 14 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

9万5800円
ドコモ

オンラインショップ

12万4465円 11万4565円

┗5G WELCOME割:9900円割引

au

オンラインショップ

12万7900円 9万4900円

┗au Online Shop お得割:3万3000円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

12万7440円 10万5456円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 12万800円 実質8万8800円

┗対象製品購入(一括・24回払い)&プラン申し込み:2万円割引

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

UQモバイル 12万7900円 9万4900円

┗UQ mobileオンラインショップ おトク割:3万3000円割引 ※1

ワイモバイル 12万7440円 8万3520円

┗他社からのりかえ:4万3920円割引 ※2

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

9万5800円 実質9万4842円

┗1%ポイント還元:958ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

※1. トクトクプラン/コミコミプランと増量オプションⅡに加入した場合

※2. シンプル2 M/Lに加入した場合

 

iPhone 14で最安値となったのは、2024年10月24日に取り扱いを始めたばかりのワイモバイルです。

 

他社からの乗り換え割引が4万3920円と高額に設定されているため、最安値の8万3520円で購入することができます。ただし、この割引を受けるためには「シンプル2 M」または「シンプル2 L」いずれかのプランに加入する必要がある点には注意が必要です。

 

他には、楽天モバイルも実質8万円台で購入できるので、こちらも有力な選択肢と言えそうです。

 

まだまだ使えるiPhone13は5万円台から!

ワイモバイルオンラインストアのサイトから

 

【本文】

2021年に発売されたiPhone 13の場合、取扱窓口が大きく減ります。Apple Storeオンラインでは終売。大手通信キャリアや家電量販店でも大半が品切れの状況でした。

 

一方、比較的在庫が充実しているのが、サブブランドです。一部品切れはあるものの、UQモバイルやワイモバイルではまだ在庫が残っていました。ここでも、128GBの価格を比較してみましょう。

 

iPhone 13 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
UQモバイル 11万4720円 8万3370円

┗UQ mobileオンラインショップ おトク割:2万2000円割引 ※1

┗UQ mobileオンラインショップ スペシャルセール:9350円割引 ※2

ワイモバイル 9万6480円 5万2800円

┗他社からのりかえ:4万3680円割引 ※3

ビックカメラ.com 9万5800円 実質9万4842円

┗1%ポイント還元:958ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

※1. トクトクプラン/コミコミプランと増量オプションⅡに加入した場合

※2. 「故障紛失サポート(有料)」に加入した場合

※3. シンプル2 M/Lに加入した場合

 

ここでも目を引くのはワイモバイルです。一括購入価格が安く設定されているうえ、他社からの乗り換え時に最大で4万3680円値引きされるため、5万円台前半で手に入れることが可能となっています。

 

3年前の機種なのでチップセットやカメラ周りのスペックは現行機に劣りますが、前述したとおり、あと2年程度は最新iOSへのアップデートが行われることが予想されます。5万円台で購入できるのはかなりお得と言えるでしょう。

 

ここまで解説してきたとおり、旧型iPhoneはApple Storeオンラインで購入するよりも、乗り換え割引を適用させて大手通信キャリアやサブブランドで購入するほうが良いという結果になりました。

 

ただし、在庫状況には注意が必要です。特にストレージ容量の大きな機種に終売が目立っているため、旧型機種の購入を検討している人は早めにチェックするようにしましょう。

 

「メッセージ」アプリで「あとで送る」機能を使う方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「メッセージ」アプリで「あとで送る」機能を使う方法」です。

 

 

日付が変わった瞬間に「誕生日おめでとう!」のメッセージを送ろうと思ったけど寝落ちして朝になってしまったことや、時間指定してメッセージを送りたいと思った経験があるかもしれません。そんな時のために、iOS 18から追加された「後で送る」機能を使ってみましょう。

 

 

いつものように送信先を指定してメッセージを書き込んだら、テキストボックス左にある[+]をタップ。その中にある[あとで送る]を選ぶと日時が指定できるので、いつ何時に送りたいか設定しましょう。

 

すぐに送るメッセージと同じように吹き出しができますが、輪郭が点線になって「あとで送る」メッセージだと一目でわかります。指定した日時になると自動的に送信してくれます。

 

指定した日時で送信する前なら[編集]をタップして時間を編集したり削除したり、今すぐ送ったりできます。メッセージの内容を書き換えたいときは吹き出しをロングタップして[編集]を選びましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

次期「AirPods Pro」、心拍数測定機能に関するヒントを発見!

将来の「AirPods」で健康関連機能が増えるかもしれない。「iOS 18」や「Powerbeats Pro 2(仮称)」にそのヒントがあると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑そろそろ心拍数を測りましょう

 

2025年に発売されると思われるPowerbeats Pro 2では、心拍数測定機能の搭載が以前に報じられていました。iOS 18のコードを見てみると、Powerbeats Pro 2をトレッドミルなどのジム機器に接続して心拍数を測定できるようになり、そのデータはiPhoneのヘルスケアアプリやその他の対応アプリで確認できるようになると言います。

 

Powerbeats Pro 2と同じように、次期AirPods Pro(AirPods Pro 3)も来年に発売されることが噂されています。このことから、次期AirPods Proにも心拍数の測定機能が搭載される可能性が高まっているのです。

 

また、「Apple Watch Series 8」以降では手首の温度検知機能が搭載されていますが、これと同じように、将来のAirPodsでも体温の測定が可能になるかもしれません。今後のAirPodsのヘルスケア機能の進化を、楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

macOS Sequoiaの新機能「iPhoneミラーリング」を使ってみよう!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「macOS Sequoiaの新機能『iPhoneミラーリング』を使ってみよう!」です。

 

 

macOS Sequoiaでは、手持ちのiPhoneの画面をワイヤレスでMacに映す「iPhoneミラーリング」という機能が搭載されました。この機能を使うと、iPhoneの画面をワイヤレスでMacに映し出し、MacのキーボードやマウスでiPhoneを操作できるんです。では、早速その使い方を見ていきましょう!

 

まず、MacとiPhoneのWi-FiとBluetoothをオンにし、DockかLaunchpad、あるいはアプリ化されている「iPhoneミラーリング」をクリックします。はじめて「iPhoneミラーリング」を使う際は、このような画面が表示されるので、[続ける]をクリックしましょう。

 

次に、画面の指示に従ってiPhoneのロックを解除しましょう。iPhoneミラーリングを使用していない時も、iPhoneに届いた通知をMacの通知センターに表示させたいときは[許可]を、表示させたくないときは[許可しない]を選び、[開始]ボタンをクリックしましょう。最後に、MacのTouch IDを使うか、Macのログインパスワードを入力すると、iPhoneの画面がMacに表示されます。iPhoneのロックが解除されている場合、Macの画面には「iPhoneが使用中です」というメッセージが表示されます。Mac上で操作したい場合は、iPhoneをロックしましょう。すると、Mac上にiPhoneの画面が表示されます。

 

なお、2度目以降はDockの「iPhoneミラーリング」アイコンをクリックしたあと、Touch IDを使うかMacのログインパスワードを入力するだけで、iPhoneと接続できます。

 

 

 

MacにiPhoneの画面が表示されたら、iPhoneの画面を左右にスワイプしてホーム画面のページを切り替えたり、アイコンをクリックしてアプリを利用したりできます。アプリを利用中にホーム画面に戻るには、ウインドウ上部にカーソルを合わせると現れる、碁盤の目のようなアイコンをクリックしましょう。また、ほかのアプリに切り替えるには、同じくウインドウ上部にカーソルを合わせると表示される右端のアイコンをクリックすればOKです。

 

この機能を使えば、Mac用のソフトがないiOSアプリをMac上で利用でき、たとえば、iPhone上でAmazonミュージックをひらいて再生すれば、Macのスピーカーから音楽を流すこともできるんです。なお、iPhoneのカメラやマイクなどの機能はiPhoneミラーリングには対応していないので、その点には注意しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

アップル、「スマートホームカメラ」の発売を計画中?

アップルがスマートホームカメラと、健康管理機能を強化した「AirPods」を数年後に発売する計画であると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑アップルのスマートホームカメラ計画とは?

 

同氏によれば、アップルのスマートホームカメラの量産は2026年に開始される予定で、長期的には数千万台の販売を目指しているとのこと。このカメラはワイヤレス接続が可能で、人工知能(AI)機能「Apple Intelligence」や「Siri」と統合されるとも言います。

 

これまでアップルは2025年にも「スマートディスプレイ」のようなスマートホームデバイスをリリースするだろうと噂されていました。今回クオ氏が報告した2026年のスマートホームカメラは、それとは別の製品になるようです。

 

健康機能を強化したAirPodsに関しては、「Apple Watch」のような「より多くの健康管理機能」が搭載され、中国のGoertekが2026年モデルの主要なサプライヤーになるとのこと。また、スマートホームカメラもGoertekによって組み立てられる予定とされています。

 

以前、アップルの次期「Powerbeats Pro 2」にはワークアウト中の心拍数をモニタリングする機能が搭載されると報じられました。将来のAirPodsにも同様の機能が搭載されるのかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

次期「iPhone SE」、カメラモジュールの量産が12月に開始!

次期「iPhone(iPhone SE 4)」のカメラモジュールの量産が12月に開始されると、韓国ニュースサイトのAjunewsが報じています。

↑次期モデルへの期待が止まらない

 

次期iPhone SEは「iPhone 14」に似たデザインとなり、6.1インチの有機ELディスプレイ、新しいAシリーズチップ、USB-Cポート、4800万画素の背面シングルカメラ、FaceIDを搭載すると言われています。また、8GB RAMを搭載することで「Apple Intelligence」に対応する一方、アップル初の5Gモデムを導入する模様です。

 

Ajunewsによれば、次期iPhone SEの廉価なフロントカメラモジュールはLG Innotek(LGイノテック)が供給するとのこと。現在、最終テストが実施されており、来月からモジュールの量産が始まると言います。

 

LG Innotekは、新型スマートフォンの発売の約3か月前にカメラモジュールを供給してきました。そのため、今回の情報は次期iPhoneが2025年の3〜4月に発売されるという噂と一致します。アップルの情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、アップルのサプライヤーが2025年第1四半期(1〜3月)までに約860万台の次期iPhone SEを生産すると述べています。

 

次期iPhone SEの発売は着々と近づいているようです。

 

Source: Ajunews via MacRumors

iPhoneのプロトタイプが見つかる! 背面のロゴは何のシンボル?

背面にアップルのロゴがない「iPhoneのプロトタイプ」とされる物が、YouTubeチャンネルのAppleDemoYTにより公開されています。

↑見つかったiPhoneのプロトタイプ(画像提供/AppleDemoYT/YouTube)

 

電子機器をリサイクルする施設から調達された今回のデバイス。背面にはAppleのロゴの代わりに、三日月が二つあわさったようなオシャレなロゴが配置されています。このロゴはラテン語で「Vesica Piscis」と呼ばれるそう。

 

このプロトタイプのiPhoneは主に「iPhone 13 Pro」と「iPhone 14 Pro」の部品で作られていますが、音量ボタンと電源ボタンは押してもカチッという音がしません。また、音量ボタンはアップとダウンが一つのボタンに統合されており、SIMトレーはねじで固定されています。

 

プロトタイプのiPhoneの電源を入れると、「iPhoneにマイクロコントローラーの初期化が完了した」とのメッセージが表示され、Macに接続すると「Bender」というラベルが表示されます。なお、カメラなどの内部コンポーネントの一部は機能しないそう。

 

AppleDemoYTによれば、これは特定のiPhoneのプロトタイプではなく、実験的な機能のテストデバイスであり、ボタンが上下しない触覚フィードバック技術をテストするために設計された可能性があるそうです。

 

「iPhone 15」や「iPhone 16」では触覚フィードバックボタンの搭載が噂されていましたが、実現しませんでした。将来のiPhoneでは、さらに先進的なボタンが搭載されることを期待したいものです。

 

Source: AppleDemoYT/YouTube via MacRumors

噂の「iPhone 17 Air」、iPhone 6ほど薄くならない!?

2025年の発売が期待されている薄型「iPhone 17 Air」は、2014年にリリースされた「iPhone 6」ほど薄くならないと、海外リークアカウントが報じています。

↑薄くするのは難しい(画像はiPhone 16 Pro Max)

 

次期iPhone 17 Airの本体には「A19」チップやシングルリアカメラ、最大120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイが搭載されると言われています。

 

韓国SNSのNaverに投稿された情報によれば、アップルはiPhone 17 Airの薄型化において問題に直面しているとのこと。デバイスを薄くするには、より薄い基板でバッテリーを製造する必要がありますが、コストがかかるため、アップルは技術的な妥協点を探しているようです。

 

現時点では、iPhone 17 Airはバッテリーの厚さだけで約6mmになるとされています。そのため、かつて登場したiPhone 6の6.9mmより薄くなる可能性は低そう。

 

アップル製品のなかで最も薄い製品は、現在販売されている「13インチiPad Pro」の5.1mm。iPhone 17 Airがこの数字にどれだけ迫れるのかに注目が集まります。

 

Source: Naver via MacRumors

アップル、「AirTag」に新機能を導入! 15の航空会社と位置情報を共有へ

アップルは紛失防止タグ「AirTag」において、航空会社との位置情報の共有機能を導入すると発表しました。

↑空港で紛失した荷物が見つかりやすくなりそう(画像提供/アップル)

 

まもなく配信される次期アップデートの「iOS 18.2」のパブリックベータ版では、「アイテムの位置情報を共有(Share Item Location)」することで、プライバシーを保護しながら、航空会社などの第三者と情報を直接簡単に共有することができます。

 

具体的にはiPhone、iPad、Macの「探す」アプリで、「アイテムの位置情報を共有」のリンクを生成することができます。このリンクを受け取ったユーザーは、アイテムの位置を表示するウェブサイトにアクセスできるのです。ウェブサイトの情報は自動的に更新され、リンクは7日後に期限切れとなります。

 

この新機能は今後数か月以内に、エアリンガス、エア・カナダ、ニュージーランド航空、オーストリア航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ブリュッセル航空、デルタ航空、ユーロウイングス、イベリア航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空、カンタス航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ターキッシュ・エアラインズ、ユナイテッド航空、ヴァージンアトランティック航空、ブエリング航空など、15社以上の航空会社で利用が開始されます。今後さらに多くの航空会社が追加される予定。

 

従来では、AirTagをスーツケースなどに取り付けても、ロストバゲージ(荷物紛失)の際には自分で位置情報を探し出し、航空会社に訴える必要がありました。iOS 18.2の新たな機能で、紛失した荷物が見つかりやすくなることに期待です。

 

Source: Apple via MacRumors

「MacBook Pro」、2025年にM5を搭載!? でもその翌年には…

2025年、「M5」シリーズのチップを搭載した次期「MacBook Pro」が投入されると、アップルの情報に詳しいミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑いつ買い替える?

 

アップルは10月末に、「M4」シリーズのチップを搭載したMacBook Proを発表。チップの性能やディスプレイの明るさ、前面カメラの性能が向上し、M4 Pro/M4 Maxを搭載した上位モデルでは超高速な「Thunderbolt 5」ポートも搭載されています。

 

クオ氏によれば、M5チップを搭載した次期MacBook Proのカメラモジュールの出荷が2025年に始まるとのこと。次期MacBook Proでは大きなデザイン変更は行われず、有機ELディスプレイや薄型デザインなどへの刷新は2026年に行われるとしています。

 

同じような情報は米ブルームバーグも報じており、M5/M5 Pro/M5 Maxを搭載したMacBook Proが来年発売されると予測しています。M5シリーズのチップ開発はすでに完了に近づいている模様。

 

MacBook Proの大幅なアップデートが2026年に予定されているとすれば、M5 MacBook Proは小改良モデルになるはず。アップグレード内容を見極めて、購入を検討したいものです。

 

Source: MacRumors

2026年、iPhoneがデジカメみたいに絞りで遊べるようになる!?

2026年に投入されるであろう「iPhone 18 Pro」では、カメラに可変絞りが搭載されると著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑写真撮影がもっと楽しくなりそう

 

近年のiPhone(14 Pro/15 Pro/16 Pro)のメインカメラには、絞りがf値1.78に固定されたレンズが搭載されています。その一方、デジタルカメラなどのレンズは絞りを変化させることで、さまざまな照明条件で適切な撮影を行うことができます。

 

クオ氏によれば、iPhone 18 Proの新しいメインカメラとシャッターはSunny OpticalとLuxshareが提供するとのこと。可変絞りレンズの部品はSunny OpticalとLargan Precisionが供給するようです。これによりiPhone 18 Proは被写界深度をもっと細かく制御することで、背景を滑らかにぼかすことが可能になります。

 

iPhone 18 Proだけでなく、来年の「iPhone 17 Pro」では望遠カメラに4800万画素センサーが搭載されると噂されています。iPhoneのカメラはまだまだ進化しそうですね。

 

Source: MacRumors

「MacBook Air」、有機ELディスプレイの搭載を2027年後に延期!?

有機ELディスプレイを搭載した「MacBook Air」の投入が2027年から延期された可能性があると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑有機ELディスプレイが遠のく

 

現行モデルのMacBook Airには、13.6インチ/15.3インチの「Liquid Retina」ディスプレイが搭載されています。その一方、上位モデルの「MacBook Pro」には、ミニLEDバックライトを採用した「Liquid Retina XDR」ディスプレイが搭載されていますが、両モデルとも有機ELディスプレイには移行していません。

 

今回の報道によれば、アップルは当初、有機ELディスプレイを搭載したMacBook Airを2027年に発売する予定だったとのこと。しかし、有機ELディスプレイの高騰とサプライチェーンの課題により、導入が延期されたというのです。

 

さらに、有機ELディスプレイを搭載した「iPad Pro」の販売実績が期待外れだったことも関係していると報じられています。2024年のiPad Proの出荷台数は1000万台が予想されていましたが、現在は600万台から700万台になると下方修正されています。液晶ディスプレイから有機ELディスプレイへの移行が、価格の上昇を正当化するほど魅力的でなかったことを示唆している模様。

 

液晶ディスプレイと比べてより深い黒が表現でき、コントラスト比が高く消費電力を抑えられる有機ELディスプレイ。MacBook Airへの導入はいつになるのでしょうか?

 

Source: The Elec via MacRumors

「探す」アプリ、アップル以外のデバイスと情報共有が可能に!

現在ベータ版が配布されている「iOS 18.2」において、「探す」アプリにアイテムの位置を信頼できる人と共有できる機能が追加されていると、MacRumorsが報じています。

↑なくした物は必ず見つける!

 

現在の探すでも、アイテムの場所を家族や友人と共有することは可能です。しかし、同機能を利用するためには相手もiPhoneやMacを使用している必要があります。

 

そこで、iOS 18.2のベータ版では、探すに「アイテムの場所を共有」「連絡先情報を表示」のオプションが追加されました。アイテムの場所を共有を選ぶとリンクが作成され、リンクを開いた人がアイテムの場所を確認できます。リンクはアップル以外のデバイスでも開くことができるので、iPhoneやMacを持っていない人が、紛失したアイテムを探すことができるのです。共有したリンクは1週間後に期限切れとなり、リンクにアクセスした人数を確認することができます。

 

また、連絡先情報を表示を選択すると、スマートフォンやタブレットから紛失したアイテムに接続して、その所有者の電話番号やメールアドレスなどの詳細情報が記載されたウェブサイトを開くことができます。

 

探すアプリの説明では、これらの新機能は航空会社の従業員など、第三者を通じてアイテムを見つけるのに役立つとされています。紛失したスーツケースなどの荷物を探すのに活用することができるかもしれません。

 

Source: MacRumors

アップル、「iPad Air」「iMac」など向けに90Hz駆動のディスプレイを開発?

アップルが「iPad Air」「iMac」「Studio Display」向けに90Hz駆動のディスプレイを開発していると、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑新しいディスプレイが来る?

 

現行モデルのiPad AirやiMac、Studio Displayには、60Hz駆動の通常の液晶ディスプレイが搭載されています。その一方、最新の「iPhone」や「iPad Pro」は、最大120Hzでの駆動が可能な「ProMotion」ディスプレイを採用しています。

 

9to5Macが入手した情報によれば、アップルが開発している90Hz駆動ディスプレイはまず、「M3」チップを搭載した「iPad Air」に採用され、最終的には24インチのiMacとStudio Displayに使用されるとのこと。なお、これは有機ELディスプレイではなく、液晶ディスプレイによる新型「Liquid Motion」パネルになると言います。

 

米ブルームバーグによれば、次期iPad Airは2025年初頭に登場する予定とのことですが、次期Studio DisplayやiMacは不明。これらの製品に90Hzの高速駆動ディスプレイが搭載されることになるのかどうか注目です。

 

Source: 9to5Mac

次期「Apple Vision Pro」、新チップを搭載して2025年に登場!?

アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」の次期モデルに「M5」チップが搭載され、2025年に投入されると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が述べています。

↑これからどんな変化を見せてくれる?

 

現行モデルのApple Vision Proには「M2」チップが搭載されており、頭脳の役割を果たしています。また、それと一緒に搭載されている「R1」チップは、12個のカメラ、5個のセンサー、6個のマイクからの入力を処理しています。

 

クオ氏のレポートでは、M5を搭載した次期Apple Vision Proの詳細は共有されていません。一方、その廉価版の生産は2027年以降まで延期されているとも報告しています。

 

米ブルームバーグも、アップルが新チップを搭載したApple Vision Proの投入を検討していると報じているものの、具体的な時期については述べていません。同じように、スペックを落とした廉価版の計画は存在しているものの、発売時期は不明としています。

 

他方、ブルームバーグはアップルがiPhoneに接続するメガネのようなデバイスを「真剣に検討している」とも報じています。これは映画鑑賞などに使用するデバイスになるとのこと。アップルのXRデバイスへの取り組みから目が離せません。

 

Source: Ming-Chi Kuo/X via MacRumors

スマートグラスだったら買ってもいい? アップルが社内調査を実施

アップルがスマートグラスに関して従業員にアンケート調査を行っていると、米ブルームバーグが報じています。

↑親近感を抱くメガネは、やっぱりこんな形?

 

アップルは現在、空間コンピューターとしてヘッドセットの「Apple Vision Pro」を販売中。その一方、メタとレイバンが共同開発したスマートグラスに似た製品を開発しているとも報じられています。

 

ブルームバーグによれば、アップルの製品システム品質チームは、「市場に出回っているスマートグラスのユーザー調査」への参加者をメールで募集したとのこと。同社が新しい市場に参入するかどうかを決める際、社内調査を使うのはよくあることだそうです。

 

海外メディアのMacRumorsによれば、アップルのスマートグラスは本質的にはワイヤレスイヤホン「AirPods」のアップグレード版であり、追加機能が搭載された物になるとのこと。具体的にはカメラ、 Siri、音楽を聴くための内蔵スピーカーを備えた、シンプルなメガネになると言います。健康機能が組み込まれる可能性もあるそう。

 

現在販売されているApple Vision Proは、本体価格の高さや製品の重さのため、一般的な消費者の間であまり人気がありません。そんな状況を受けて、アップルがスマートグラスの開発に取り組むのかどうかに注目です。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」シリーズ、アップル特製「Wi-Fiチップ」を搭載!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」には、アップル独自の「5Gモデム」が初めて採用され、「iPhone 17 Pro/Pro Max」には自社開発の「Wi-Fi 7チップ」が搭載されると、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が報告しています。

↑アップルのチップ独立作戦、2025年に加速へ

 

同氏によれば、2025年に投入される次期iPhone SEから、独自開発の5Gモデムの搭載が始まる一方、Wi-Fiチップにはブロードコム(Broadcom)製の物が採用されるとのこと。また、iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、独自の5Gモデムに加えて自社開発のWi-Fi 7チップが搭載されると言います。

 

同様の予想は著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が述べており、iPhone 17シリーズのうち少なくとも1モデルに、独自Wi-Fiチップが搭載されると伝えていました。さらに、超薄型モデルの「iPhone 17 Air」には、独自5Gモデムが搭載されるとも予想しています。

 

現在、アップルは5Gモデムにクアルコム製のチップを、Wi-Fiチップにはブロードコム製を使用しています。アップルがこれらを自社開発することで、両社への依存度を減らし、より柔軟な製品開発が可能になるはず。5GモデムやWi-Fiチップの変化により、今後のiPhoneがどれだけ進化するのかに注目です。

 

Source: MacRumors

MacBook Pro、2026年に「真のオーバーホール」を予定!?

アップルの「MacBook Pro」は2026年に薄型デザインを導入し、有機ELディスプレイを搭載すると米ブルームバーグが報じています。

↑2026年まで待ってもいいかも(画像提供/アップル)

 

先日発表された最新モデルのMacBook Proは、チップに「M4」を新採用。画面には従来通りのミニLEDバックライトによる「Liquid Retina XDR」ディスプレイを使用し、光の反射を抑える「Nano-textureディスプレイ」オプションが選択可能となりました。本体デザインは従来モデルからほぼ変わっていません。

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者によれば、2026年のMacBook Proは薄型デザインと有機ELディスプレイを搭載することで「真のオーバーホール」が行われるとのこと。

 

しかしその一方、2025年のMacBook Proでは、ミニLEDディスプレイが引き続き搭載されると、ディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏や著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は述べています。

 

また、ブルームバーグは2025年のMacBook Proに搭載される「M5/M5 Pro/M5 Max」について、すでに完成に近づいているものの、わずかなパフォーマンスの向上しか期待できないと述べています。

 

深い黒の表現や、圧倒的なコントラストを誇り、本体の薄型化や軽量化にも寄与する有機ELディスプレイ。そんな画面を搭載したMacBook Proを2026年まで待つという選択肢もありそうです。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17/17 Air」、120Hz駆動のProMotionディスプレイを搭載!?

2025年の発売が期待される次期「iPhone 17/17 Air(仮称)」に、120Hz駆動のProMotionディスプレイが搭載されると韓国のETNewsが報じています。

↑ディスプレイのさらなる進化に期待

 

現行モデルの「iPhone 16」では上位モデルの「Pro/Pro Max」にProMotionディスプレイが搭載されています。これにより120Hz駆動の滑らかな表示ができるだけでなく、駆動周波数を落とすことで「常時表示ディスプレイ」や消費電力の削減が可能になりました。

 

ETNewsによれば、来年発売されるiPhone 17の全モデルに低電力なLTPOディスプレイが搭載されるとのこと。これにより、iPhone 17の全ラインナップで120Hzでの可変リフレッシュレート表示が可能になると言います。

 

ProMotionディスプレイは2021年に「iPhone 13 Pro/Pro Max」に導入され、その後はPro/Pro Maxモデルに限定されていました。ETNewsによれば、iPhone 17/17 AirのLTPOディスプレイはサムスンやLGが提供するそう。

 

iPhone 17/17 AirにProMotionディスプレイが搭載されるとの情報は、ディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏も以前に報告していました。iPhone 17では、全モデルでディスプレイのスペック向上に期待できそうです。

 

Source: ETNews via MacRumors

次期「iPad」、2025年春に発売? Apple Intelligenceへの対応は…

アップルが次期「iPad(第11世代)」を2025年春に発売すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者が報じています。

↑次期モデルは来春デビュー?

 

2022年10月に発表された現行モデルのiPad(第10世代)は、10.9インチの液晶ディスプレイと「A14」プロセッサを搭載。USB-CコネクタとTouch IDを本体に搭載し、Apple Pencil(USB-C/第1世代)に対応しています。

 

ガーマン記者によれば、アップルは次期iPadの開発に注力しており、この次期モデルを来春、次期「iPhone SE」や次期「iPad Air」とほぼ同時期に発売する予定とのこと。また、「次期iPadは現行バージョンとほぼ同じデザインになるが、スペックは向上する」と述べています。

 

次期iPadは「iPhone 15」に搭載された「A16」チップを採用するかもしれません。しかし、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するために「A17 Pro」や「A18」が導入される可能性もありそう。

 

アップルは最近、Apple Intelligenceに対応した新型「iPad mini」を発売しました。次期iPadがそれに続くことを期待したいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

新型「MacBook Pro」がデビュー! M4搭載で最大24時間も駆動

アップルは、「M4」チップを搭載した新型「14インチ/16インチMacBook Pro」を発表しました。

↑新型MacBook Pro(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Proには、M4を搭載した14インチMacBook Proと、「M4 Pro/Max」を搭載した14インチ/16インチMacBook Proが存在します。M4は10コアCPU/10コアGPUと最大32GBのRAMを搭載するのに対し、M4 Pro/Maxは最大16コアCPU/最大40コアGPUと最大128GBのRAMを備えています。新型モデルは前世代から大幅にパワーアップしただけでなく、最大24時間のバッテリー駆動時間を実現しました。

 

「Liquid Retina XDR」ディスプレイは最大1000ニトの輝度にパワーアップし、画面上部には1200万画素のセンターフレームカメラを搭載。M4 Pro/Max搭載モデルには、Thunderbolt 5ポートが用意されています。さらに、全モデルで「Nano-textureディスプレイ」が選択可能。人工知能機能「Apple Intelligence」にも対応しています。色は全モデルでシルバーとスペースブラックのどちらかを選択可能。

 

海外メディアのThe Vergeは新型MacBook Proについて、「エントリーモデルの14インチMacBook Proは『Pro』ブランドに少しだけ値するようになり、追加のUSBポートが気分を盛り上げてくれる」と評価しています。

 

M4 14インチMacBook Proの価格は24万8000円〜、M4 Pro/Max 14インチMacBook Proは32万8800円〜、M4 Pro/Max 16インチMacBook Proは39万8800円〜。予約注文は始まっており、販売は11月8日から開始されます。

 

Source: アップル

「Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル」が新発売! データ転送速度に歴然の差

アップルは、純正アクセサリの「Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル(1m)」の販売を開始しました。

↑Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル(1m)(画像提供/アップル)

 

本製品は最新規格のケーブルであり、最大120Gb/s(USB 4では最大40Gb/s)のデータ転送速度を達成。過去の「Thunderbolt 3」ケーブルの最大40Gb/sと比較すれば、その差は歴然です。また、DisplayPort 2.1でのビデオ出力や、最大240Wの充電にも対応。もちろん、以前の「Thunderbolt 3および4」に対応した機器でも利用できます。

 

この新製品は他のケーブルと見分けやすいようにThunderboltのロゴが入っており、絡まずに巻くことができる編組デザインを採用しています。最大6台のThunderbolt(USB-C)対応デバイスと連結接続することが可能で、「Studio Display」や「Pro Display XDR」、ドック、外付けドライブなどが使用できます。

 

Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル(1m)はブラックカラーのみが用意されており、国内向け価格は9980円(税込)です。大容量の動画ファイルの転送などで、このケーブルが大いに役立ちそうです。

 

Source: アップル

新型「Mac mini」、M4とスリムボディを引っ提げて登場!

アップルは、「M4」チップを搭載した新型「Mac mini」を発表しました。

↑より小さくなったMac mini(画像提供/アップル)

 

新型Mac miniの最大の特徴は、本体の小型化です。電力効率を改善し、全ての排気を底面から行う新たなサーマルアーキテクチャを採用することで、設置スペースが従来モデルの半分以下となる、わずか12.7センチ四方におさめました。

 

チップには新たにM4を搭載。「M1」搭載モデルより最大1.8倍高速なCPUパフォーマンスと、最大2.2倍高速なGPUパフォーマンスを実現しています。本体メモリは16GBに増量され、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応しています。

 

また、「M4 Pro」を搭載した上位モデルでは、本体前面と背面に「Thunderbolt 5」ポートを搭載。また、素材から製造、輸送、使用における温室効果ガス排出量を80%以上削減したことで、初のカーボンニュートラルなMacであることもアピールされています。

 

新型Mac miniに関して海外メディアのThe Vergeは、「非常に小型だが、十分な予算があれば非常に強力なマシンにできる」「多くのプロシューマーやクリエイターにとってM4 Proは十分だろう」と肯定的に評価しています。

 

新型Mac miniの価格は9万4800円〜(税込)ですでに予約を開始しており、11月8日から販売が開始されます。小型かつパワフルなM4 Mac miniは、デスクトップのMacを選ぶ際、有力な候補となりそうです。

 

Source: Apple

USB-C対応の新型「Magic Keyboard」などが登場! マウスの充電ポートの位置が惜しい

アップルは、USB-Cポートを搭載した「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」を発表しました。

↑アクセサリの新モデルが登場(画像提供/アップル)

 

新しいアクセサリの外観や機能は従来モデルと変わりませんが、接続/充電用のLightningポートがUSB-Cポートに変更されました。また、それらのカラーにブラックが加わりました(Magic Keyboardでは「Touch ID」搭載のテンキー付きモデルだけがブラックを追加)。

 

LightningバージョンのMagic Mouseは充電ポートが本体底面に配置されており、充電する際にはマウスを裏返してUSB-Cケーブルを接続する必要がありました。その設計は今回のUSB-Cバージョンでも変わらず、マウスを裏返して充電する必要があります。

 

新型のMagic Keyboard(テンキー付き)/Magic Mouse/Magic Trackpadは、それぞれ2万5800円/1万800円/1万8800円(全て税込)で販売が始まっています。Magic Keyboardでは、テンキーがないバージョン(2万1800円)やTouch IDがないモデル(1万4800円)も販売中。

 

USB-Cに対応し、さらに使いやすくなった新型Magic Keyboard/Magic Mouse/Magic Trackpad。次期バージョンでは、Magic Mouseの充電ポートの位置をぜひ変更してほしいものです。

 

Source: Apple via MacRumors

「Apple Intelligence」の配信開始! まずは英語でトライしちゃう?

アップルは「iOS 18.1」などに向けて人工知能機能「Apple Intelligence」の配信を開始しました。

↑英語で試してみて(画像提供/アップル)

 

Apple Intelligenceでは文章に磨きをかけたり、通知やメール、メッセージの要約を表示したり、より自然で有能な「Siri」を体験したり、クリーンアップを使って画像から不要な対象物を削除したりすることができます。

 

作文ツールでは、ほとんどすべての文章を書く場面で書き直し、校正、要約をすることが可能。Siriは新たなインターフェイスを採用し、より自然に文脈に則しており、緊密にシステム体験に統合されています。写真アプリでは自然な言葉で検索することができ、メモリー機能では説明を入力するだけでムービーが作成できます。

 

「優先メッセージ」では、メールアプリの受信ボックスの先頭に重要なメールが表示されます。また、通知も優先順位をつけて集中できるように手助けしてくれます。メモアプリと電話アプリでは音声の録音や文字起こし、要約ができます。

 

Apple Intelligenceは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」において無料で使用することが可能。さらに、今回提供されるのは「初期機能」とされており、今後数か月間でより多くの機能が提供される予定です(オリジナルの絵文字「ジェン文字」の生成や「Image Playground」による画像生成、作文ツールの強化と「ChatGPT」との連携、カメラコントロールによる対象物の理解の強化など)。

 

Apple Intelligenceは「iPhone 16」シリーズや「iPhone 15 Pro/Pro Max」、M1移行を搭載した「iPad」とMacで使用できますが、デバイスと「Siri」の言語を「英語(米国)」に設定する必要があります。

 

日本語への対応はいつ? プレスリリースには「(来年)4月には、ソフトウェアアップデートにより対応言語を拡張し、1年間でさらに多くの言語に対応します」と記されており、日本語への対応はしばらく先になりそうです。

 

「M4 iMac」が新登場! 世界最高のオールインワン? 海外の反応は複雑

アップルが、「M4」チップを搭載した新型「iMac」を公式に発表しました。

↑新しいiMac(画像提供/アップル)

 

新型iMacは、最新のM4チップを採用したことにより、「M1」を搭載したiMacと比較して日々の生産性では最大1.7倍、負荷の高いワークフローでは最大2.1倍高速になったと言います。搭載メモリは16GB〜となり、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応しました。

 

新型iMacの画面サイズは24インチのままですが、上位モデルでは画面の反射を抑える「Nano-textureガラス」のオプションが選択可能。センターフレームカメラに対応した1200万画素カメラを画面上部に搭載している一方、本体に最大4個のThunderbolt 4ポートを備えています。

 

M4に搭載された人工知能処理を担当する「Neural Engine」は、M1と比較して3倍以上高速になりました。アップルはこの点を「AIのための世界最高のオールインワン」だとアピールしていますが、海外メディアのThe Vergeのコメント欄には「27インチモデルはないの?」「32インチモデルが登場したら起こしてくれ」など、大画面モデルを待望する声が寄せられています。

 

新型iMacのカラーリングはグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、シルバーの7色。19万8800円(税込)〜で予約を開始しており、11月8日に発売されます。内部スペックを刷新したiMacは、購入しやすいデスクトップMacとして存在感を発揮しそうです。

 

次期「iPhone 17 Pro Max」だけ「Dynamic Island」を小型化する!?

2025年の発売が期待される「iPhone 17 Pro Max」において、画面上部の「Dynamic Island」がより小さくなると、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が報告しています。

↑Dynamic Islandがもっとスッキリするかも

 

Dynamic IslandはAndroidスマートフォンにおける「パンチホール」のような存在で、フロントカメラと顔認証機能「Face ID」を一か所に配置しています。初登場は「iPhone 14 Pro/Pro Max」で、現行モデルの「iPhone 16」シリーズでは全モデルで採用されています。

 

プー氏によれば、iPhone 17 Pro MaxではFace IDに「メタレンズ」を採用することで、Dynamic Islandが「大幅に狭くなる」とのこと。メタレンズは微細なパターンが刻み込まれた薄くて平なレンズで、より正確に光を集めることができます。これにより、FaceIDのシステムが小型化できるようなのです。

 

なお、小型化するDynamic IslandはiPhone 17 Pro Maxでのみ採用され、画面サイズが小さい「iPhone 17 Pro」や、標準モデルの「iPhone 17」には適用されないそう。

 

最近のiPhoneの特徴的なデザインとなったDynamic Island。今後はそのサイズが小さくなることで、画面表示がよりスッキリするのかもしれません。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone SE」、12月に量産開始!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」の量産が今年12月に始まると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑もうすぐ量産開始!

 

次期iPhone SEに関しては、ベースモデルの「iPhone 14」と同じデザインになることがされています。6.1インチの有機ELディスプレイや顔認証機能「Face ID」、新しいAシリーズのチップ、8GBのRAM、USB-Cポート、4800万画素のリアカメラ、アップル自社開発のモデムを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するようです。

 

クオ氏によれば、アップルのサプライヤーは2025年第一四半期(1月〜3月)までに次期iPhone SEを約860万台生産するとのこと。次期iPhone SEが今年12月に量産を開始するとすれば、その発売は来年の3月か4月になる可能性が高そうです。

 

次期iPhone SEの販売価格は400〜500ドル(約6万1000円〜7万7000円※)になると予測されています。円安の影響でハイエンドなiPhoneの価格がますます上昇する中、廉価かつパワフルな次期iPhone SEの登場には大いに期待したいものです。

※1ドル=約153円で換算(2024年10月29日現在)

 

Source: Medium via MacRumors

次期「iPad mini 8」、有機ELディスプレイを搭載!?

次期「iPad mini(iPad mini 8)」に有機ELディスプレイが搭載されると、業界アナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が報告しています。

↑数年後に画面がもっと美しくなる

 

先日発表された最新のiPad mini(iPad mini 7)は、8.3インチの液晶ディスプレイ(Liquid Retina)ディスプレイを搭載しています。その一方、上位モデルの「iPad Pro」や「iPad Air」は有機ELディスプレイを搭載しており、画面駆動周波数を大幅に変化させる「ProMotionテクノロジー」を利用することができます。

 

ヤング氏によれば、次期iPad miniは有機ELディスプレイを搭載することで、画面の明るさの向上やより深い黒によるコントラスト、電力効率の向上によるバッテリー寿命の改善が期待されるとのこと。

 

しかし、現行モデルのiPad miniが先週発売されたばかりであることを考えると、次期iPad miniが発売されるのは数年後になる可能性があります。かつては毎年アップデートされていたiPad miniですが、近年は2〜3年のアップデートサイクルに移行しているのです。

 

すでに上位モデルでも採用されている有機ELディスプレイが、次期iPad miniに搭載される可能性はかなり高い模様。手のひらサイズのiPad miniで美しい画面が見れる日を楽しみに待ちましょう。

 

Source: Ross Young/X via MacRumors

豪の20代女性、iPhoneを落として岩の間に7時間も挟まれる

オーストラリアで最近、ある女性がiPhoneを落とし、それを拾おうとして岩の間に数時間も閉じ込められてしまいました。

↑岩の間に落ちてしまったキャンベルさん(画像提供/NSW Ambulance)

 

マチルダ・キャンベルさん(23歳)は、ニューサウスウェールズ州のハンターバレーで写真を撮っていたときに、iPhoneが手から離れてしまいました。落としたiPhoneを拾おうとしたとき、足を滑らせて3メートル下に落ち、二つの大きな岩の間に挟まれてしまったのです。

 

救助隊がキャンベルさんのもとに到着するまでに1時間を要し、80〜500kgの岩を7個も取り除いたり、木製のフレームを組み立てたりと救出するまでにさらに数時間がかかりました。

 

しかし、同救助隊によれば、キャンベルさんは岩の間に7時間も閉じ込められていたにもかかわらず冷静だったそう。彼女は擦り傷、打撲傷、脊椎骨折を負いました。

 

残念ながら、救助隊はキャンベルさんのiPhoneを救出することができませんでした。アウトドア活動をするときは安全が第一。iPhoneを落としたら場合によっては諦めることも必要、というのが今回の教訓といえそうです。

 

Source: ABC News via MacRumors

カレンダーアプリに日時付きのタスクを表示させる方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「カレンダーアプリに日時付きのタスクを表示させる方法」です。

 

 

iOS 18から「カレンダー」アプリと「リマインダー」アプリの親和性がアップして、カレンダーにリマインダーの内容を表示できるようになりました。早速その方法を紹介しましょう。

 

 

まずはリマインダーの表示です。カレンダーを開いたら画面の下部にある[カレンダー]をタップ。[その他]にある[日時設定ありリマインダー]にチェックを入れて[完了]をタップするだけです。これでリマインダーに設定した項目がカレンダーに表示されます。項目名の先頭にある丸印をタップすればリマインダー項目を実行済にできます。

 

カレンダーが月表示でコンパクト表示の場合にはグレーのドットで表示されるため、スワイプ操作でスタックや詳細表示に展開すればリマインダー項目の内容も確認できます。

 

カレンダー表示が「一日」や「複数日」「リスト」でも予定と一緒にリマインダーの項目を表示してくれます。ただしカレンダーに表示できるのは日時設定がある項目だけです。日時設定がない項目は表示されないので、こちらは従来通り「リマインダー」アプリの方で管理しましょう。

 

リマインダーの作成もカレンダー上から行えます。画面上部にある追加ボタン[+]をタップしたら[リマインダー]タブを選択。後は「リマインダー」アプリの時と同じようにタイトルや日時などを入力して[追加]をタップましょう。

 

カレンダー上に表示されているリマインダー項目をタップすれば詳細が確認できるし、[編集]をタップして編集することも可能です。[“リマインダー”で表示]をタップすれば「リマインダー」アプリに切り替わって項目を確認、編集できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

アップル、Xboxみたいな新ゲームアプリを開発中!?

アップルが、ゲーム専用のApp Storeのような新アプリを用意していると9to5Macが報じています。

↑新しい狙いは?

 

9to5Macがその事情に詳しい筋から得た情報によれば、アップルの新アプリではApp Storeと「Game Center」の機能が一か所に統合されるとのこと。このアプリには「今すぐプレイ」「ユーザー」「フレンド」などのタブが用意され、今すぐプレイでは編集コンテンツやゲームの提案が表示されるそうです。また、このアプリにはチャレンジやリーダーボード、実績などが表示され、App Storeと「Apple Arcade」の両方のゲームが紹介されると言います。

 

新アプリには特別なゲームイベントや重要なアップデートに関する情報も通知されるうえ、「FaceTime」や「iMessage」との統合も実験中とのこと。また、「App Clip」を基にしたミニゲームも検討されているそうです。

 

これらの情報をまとめると、アップルの新アプリはiPhone向けの「Xboxアプリ」のように機能し、プレーヤーは自分のステータスや友人のアクティビティを確認したり、新しいゲームを検索したり、ゲームライブラリを確認したりできるようになる模様。どのような形でリリースされるのかに注目です。

 

Source: 9to5Mac

新「M4 Mac」が発表間近!? 狙っている人は用意せよ

「M4」チップを搭載した次期Macシリーズが来週(10月28日〜)にも発表されると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑いよいよ新モデルがお披露目?

 

10月23日、同記者は「来週はAppleにとって忙しい1週間になる。月曜日にApple Intelligence、その後にM4 Macの発表、木曜日には業績発表だ」とXに投稿。また、来週水曜日にはジャーナリストやコンテンツクリエーターがロサンゼルスの体験会に招待されるとも伝えています。

 

その一方、リークアカウントのソニー・ディクソン氏は10月22日、「5つのUSB-Cポートを搭載した次期『Mac mini』が今週発売されるかもしれないと聞いた」と報告しています。

 

その他の次期Macについては、M4とThunderboltポートを備えた14インチMacBook Pro、「M4 Pro/Max」を搭載した14インチ/16インチMacBook Pro、そしてiMacが登場すると期待されています。さらに、次期Macに合わせて新しいキーボードやマウス、トラックパッドが登場するという情報も……。

 

今週から来週にかけてアップルにはいつも以上に注目です。

 

Source: Mark Guzman/X via MacRumors

「充電しながらバックアップ」で100万台突破! Apple公認「Qubii」最新モデルがクラファン開催

“スマホを充電しながら自動バックアップ”できるアイテムとして、全世界で累計販売台数100万台を突破したQubiiシリーズ。シリーズ最新モデルの「Qubii Power」が現在クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGとkibidangoでプロジェクトを共同開催中です。

 

記事のポイント

クラウドファンディング支援金額は3000万円突破! と、“スマホを充電しながら自動バックアップ”できるQubiiシリーズの最新モデル。しかもApple社公認だから安心度も高い。クラファンは10月31日までと終了間近なので、気になった方は急いだほうが良いかもしれません。

 

Qubii Powerはただの充電器ではありません。急速充電器+バックアップ+外部ストレージと、なんと1台3役の頼れるヤツ。データはmicroSDカードに保存でき、カードを交換すれば保存容量は無制限となっています。

↑スマホバックアップ中のPD充電に対応。ノートPC、タブレット端末の急速充電にも対応します。本体サイズは53×53×30.7mm

 

↑バックアップできるデータは写真・動画、連絡先、iCloud、SNSにアップロードした画像など

 

↑PCを充電しながら、スマホからバックアップした写真や動画を移動して加工や編集が可能

 

Qubii PowerはAppleに認証されたMFiプロダクトです。MFi認証とは、他社製品とApple製品(iPod/iPad/iPhoneなど)との互換性を保証することを示すもの。Qubiiシリーズは代々厳しいApple社のライセンスをクリアした「MFi認証」プロダクト。iPhoneのOSがアップデートしても使用可能です。

 

クラウドファンディングでは特別価格で購入できます。またすべての支援者に、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリア規格の変換アダプタセットをプレゼント。

↑世界200か国以上で使用可能なので、海外旅行や出張時にも便利

 

Maktar
「Qubii Power」
プロジェクトページ
GREEN FUNDING:https://j.maktar.com/greenfunding
kibidango:https://j.maktar.com/kibidango

アップル、新しいキーボードやマウスなどを開発中!?

アップルが新モデルの「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」の開発を進めていると、MacRumors寄稿者のAaron Perris氏が報告しています。

↑どんなふうになるかな?

 

アップル純正のキーボードやマウス、トラックパッドとなるMagic KeyboardやMagic Mouse、Magic Trackpad。しかし、充電用にLightningポートが搭載されているなど、その設計の古さが目立ちます。

 

Perris氏が「iOS 18.1」のベータ版から発見したコードからは、「Magic Mouse 2」「Magic Trackpad 2」および、いくつかの「Magic Keyboard」に関する言及がありました。これには、指紋認証機能「Touch ID」とテンキー付きのバージョンや、それらを搭載していないモデルが含まれるようです。

 

先述のように、次期Magic MouseやMagic Keyboard、Magic Trackpadには新しくUSB-Cポートが搭載される可能性があります。現行モデルのMagic Mouseでは本体下部にLightningポートが搭載されていますが、この位置が変更されるかもしれません。

 

アップルは今年10月にも「M4」チップを搭載した新型Macをリリースする見込みで、それと同時に次期Magic MouseやMagic Keyboard、Magic Trackpadが登場する可能性があります。これらのアクセサリにどんな進化があるのか、楽しみに待ちましょう。

 

Source: MacRumors

次期「iPad」もApple Intelligenceに対応する可能性が浮上! チップはどうなる?

2025年後半に登場するエントリーレベルの「iPad」がAI機能「Apple Intelligence」に対応すると、米ブルームバーグが報じています。

↑エントリーレベルもApple Intelligenceに対応?(画像提供/アップル)

 

現行モデルの「iPad(第10世代)」は、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。その頭脳には「A14 Bionic」チップを採用しています。しかし「iPad Pro」や「iPad Air」「iPad mini」と異なり、Apple Intelligenceには対応していません。

 

ブルームバーグによれば、2025年3月に登場する次期「iPhone SE」もApple Intelligenceに対応するとのこと。これにより、次期iPadを含めて画面を搭載したほぼ全てのアップル製デバイスが、同機能をサポートすることになるそうです。

 

次期iPadのチップに関しては、「iPhone 15」に搭載された「A16」が採用される可能性があります。しかし、Apple Intelligenceへの対応を考えれば、「iPhone 15 Pro」や「iPhone 16」に搭載された「A17 Pro」や「A18」が採用されるかもしれません。

 

次々と製品をApple Intelligenceに対応させるアップル。まずは、近日中に一般公開される「iOS 18.1」で、その人工知能がどれだけ便利なのかを体験してみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iPhone 16」、バッテリーの消耗が今までより激しい!? 一部ユーザーが困惑

「iPhone 16」シリーズと「iOS 18」の組み合わせでは、バッテリーの消耗が激しくなるという報告が一部のユーザーから寄せられています。

↑いまはバッテリーを消耗しやすいだけ?

 

MacRumorsの読者のT1aajさんによれば、所有しているiPhone 16 Proをあまり使用してないにもかかわらず、バッテリー残量が1日半で100%から60%近くまで低下したとのこと。一方、JulianLさんは、iPhone 16 Pro MaxはiPhone 15 Pro Maxと比較して、充電間隔が50〜60%も短くなったと報告しています。

 

一部のユーザーは、バックグラウンドのアクティビティが問題を引き起こしている可能性があると指摘。huanbrotherさんによれば、スリープ時のスタンバイモードで猛烈にアクティビティが実行されており、バッテリーが4時間20分で70%から59%まで11%消耗したそうです。さらに「iPhone 12」からiPhone 16に機種交換したOk-Interest-6561さんも、1晩で10〜15%ほどバッテリーが消耗することに気づきました。

 

バッテリーの問題は、iPhoneの使い方が人によって異なるため、原因を特定することは困難。また、新しいiPhoneの発売直後やiOSのリリース後には、一般的にシステムがバッテリーをより多く消耗する傾向があります。iPhone 16とiOS 18で発生している今回の問題が一過性のものかどうか、今後を見守りましょう。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17」、じわじわと注目を集める新モデルとは?

2025年に発売されるであろう「iPhone 17 Pro」や「iPhone 17 Air(仮称)」のスペックが海外メディアで詳しく報じられています。

↑新しい名前が加わるかも

 

著名アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏によれば、上位モデルに相当するiPhone 17 Pro/Pro Maxは4800万画素の望遠カメラを搭載するとのこと。フロントカメラは2400万画素に強化されると言います。フロントカメラと「Face ID」を搭載する「Dynamic Island」は大幅に狭くなる模様。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、RAM容量が12GBに増量すると言います(iPhone 16 Pro/Pro Maxは8GBのRAMを搭載)。これにより、「Apple Intelligence」のパフォーマンスが向上するとみられています。チップはTSMCの3nmプロセスで製造される「A19 Pro」が搭載されるそう。

 

一方、超薄型モデルに相当するiPhone 17 Airは、6.6インチディスプレイと「A19」チップを搭載する模様です。RAM容量は8GB。アルミフレームや4800万画素のシングル背面カメラ、2400万画素のフロントカメラを採用するとされています。

 

これらの情報が正しければ、最大のサプライズは超薄型モデルのiPhone 17 Airとなりそうです。

 

Source: MacRumors 1, 2

どうなっているんだ?「iPhone 16 Pro」シリーズで謎のフリーズや再起動が発生

アップルの最新スマートフォン「iPhone 16 Pro」の一部において、ランダムにフリーズや再起動が起きていることが、RedditやMacRumorsのフォーラム、アップルのコミュニティに報告されています。

↑一部のユーザーはがっかり

 

この問題が発生したユーザーによると、ディスプレイが反応しなくなるか、タッチ入力が非常に遅くなり、その後にiPhoneが再起動したとのこと。また、スタンバイモード時にiPhoneが予期せずに再起動したという報告もありました。

 

この問題に関する報告は、iPhone 16の発売が開始されてから現在まで続いています。すでに配布された「iOS 18.0.1」や、現在ベータ版が配布されている「iOS 18.1」では、この問題は解決されていません。

 

iPhone 16の発売直後にアップルにこの問題を報告したものの、交換されたデバイスでも同様の問題が発生した人もいました。苦情のほとんどが上位モデルの「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」から寄せられており、Proモデルに限定された問題である可能性もあります。

 

筆者もiOS 18をインストールした「iPhone 15 Pro」やiPhone 16 Pro Maxにおいて、ディスプレイやiOSが反応しなくなる現象に遭遇しました。この問題のできるだけ早い解決を待っています。

 

Source: Reddit, MacRumors, Apple Community

2026年の「iPhone」、全機種でRAMが12GBになる!?

2026年に登場する予定の「iPhone 18(仮称)」では、12GBのRAMと2nmプロセスで製造されるチップが全モデルに搭載されるという情報が、中国のSNSのWeiboに投稿されました。

↑RAMを増やしてAI機能をパワーアップ

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」において、チップは3nmプロセスで製造されており、RAM容量は8GBとなっています。著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏によれば、2025年に発売される「iPhone 17 Pro/Pro Max」では、RAMが12GBに増量されるとのこと。

 

今回のWeiboへの投稿によれば、iPhone 18に搭載される「A20」チップでは、パッケージ方法が従来の「InFo」から「WMCM」に変わるとのこと。これにより、CPUやGPU、RAMといった部品が密接に統合され、高性能化や柔軟な配置が可能になるというのです。

 

また、iPhone 18では、標準モデルの「iPhone 18/18 Plus(あるいは18 Air)」でも、12GBのRAMを搭載することになりそう。これにより、人工知能機能「Apple Intelligence」の性能が底上げされるかもしれません。

 

Source: Phone Chip Expert/Weibo via MacRumors

 

ウインドウのタイル表示をスムースに行う方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ウインドウのタイル表示をスムースに行う方法」です。

 

 

macOS Sequoiaでは、ウインドウを半分、または1/4に分割表示する機能が追加されました。ウインドウを画面の端にドラッグすると、白い枠が表示され、そこにドロップするとウインドウが綺麗に並びます。しかし、ドラッグが端に行きすぎると隣のスペースに移動してしまうこともあり、操作に少しコツが必要です。

 

 

そんなときは、[option]キーを押しながらドラッグすればスムーズに配置できます。ウインドウを掴んだまま[option]キーを押すと、画面の端までドラッグしなくても、白い枠が表示されます。その枠内に入ったらウインドウを離して該当の場所に配置しましょう。

 

ちなみに、複数のウインドウを一括で分割表示したいときは、ウインドウ左上にある緑色のボタンにマウスカーソルを合わせます。ポップアップ画面が開いたら、「画面全体に配置」の中から目当てのレイアウトを選びましょう。すると、現在開いている複数のウインドウを一瞬で分割表示できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

Apple Vision Pro、現状打開の起爆剤を2025年に投入!?

アップルが「Apple Vision Pro」の廉価版を2025年に投入すると、米ブルームバーグが報じました。価格は2000ドル(約30万円※)とされています。

※1ドル=約149.3円で換算(2024年10月17日現在)

↑この先の見通しは…

 

Apple Vision Proは日本でも今年6月に販売が始まったヘッドセットで、両目それぞれに4K以上の解像度のディスプレイや12個の外部カメラを搭載するなど、ハイエンドな作りとなっています。ただし、価格は約60万円〜と極めて高額です。

 

ブルームバーグによれば、アップルは廉価版が初代モデルの2倍売れると予測しているとのこと。ただし、IDCの調査ではApple Vision Proの販売台数は50万台に達していないことから、廉価版の販売台数もあまり多くはならない見込みです。

 

廉価版Apple Vision Proは価格を下げるために、性能の低いプロセッサや安価な素材が使用されると予想されています。また、ユーザーの顔を外部に表示する「EyeSight」ディスプレイが省かれ、解像度が低いディスプレイが搭載される可能性もあります。

 

価格の高さや大きくて重たい本体により、購入と装着のハードルが高いApple Vision Pro。廉価版が作られても、一般の人たちが本当に使いたくなるデバイスになるのかどうかはまだ分かりません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、カメラ付きAirPodsとスマートグラスを2027年に投入!?

アップルがカメラを内蔵した「AirPods」とスマートグラスを2027年に発売すると、米ブルームバーグが報じています。

↑メタに負けないためには…

 

ブルームバーグによれば、カメラを内蔵したAirPodsやスマートグラスは空間コンピューター「Apple Vision Pro」を超えて、より幅広い層にAR(拡張現実)機能をアピールする製品になるとのこと。この背景には、約50万円と高額で重く、加熱しやすいというApple Vision Proの問題点があるようです。

 

アップル内部のVision Products Groupでは、メタの「Ray-Ban」とのコラボレーションに匹敵する、スマートグラスの発売を検討しているとのこと。具体的には、AirPodsやスマートグラスに搭載されたカメラで周囲の状況を分析し、ユーザーに関連情報を提供できるようにすると言います。

 

なお、今年後半のソフトウェアアップデートでは、「iPhone 16」にも同様の機能が追加されます。カメラを対象物に向け、クリックしてホールドするジェスチャーで、その情報を取得することが可能。例えば、レストランでは営業時間や評価が表示され、植物ならその種類がわかります。チラシなどの日付は、カレンダーアプリにその日付が追加されます。

 

スマートグラスやAirPodsにカメラが搭載されると、プライバシーの問題が気になりますが、アップルのARデバイスの進展に今後も注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone SE」のケースが流出! アクションボタンはない?

次期「iPhone SE」のケースとされる画像をリークアカウントのソニー・ディクソン(Sonny Dickson)氏が公開しています。

↑次期「iPhone SE」のケース(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

次期iPhone SEは6.1インチの有機ELディスプレイや「A18」チップ、顔認証機能「Face ID」を搭載すると言われています。本体デザインは「iPhone 14」風になり、自社開発の5Gチップを導入する可能性も。発売時期は2025年初めとなりそうです。

 

ディクソン氏が投稿したケース画像は、次期モデルに関するさまざまな噂を裏付けるもの。ただし、音量ボタンの上の位置には切り欠きがあり、従来通りの物理的な「サイレントスイッチ」が搭載されるようです。つまり「iPhone 15 Pro」以降で導入された、さまざまな機能が割り振れる「アクションボタン」は搭載されないことになります。

 

筆者はアクションボタンを搭載した「iPhone 16 Pro Max」を使っていますが、正直使いこなしていないのが現状。結局、以前と変わらないサイレント機能を割り当てています。次期iPhone SEにアクションボタンが搭載されなくても、それほど大きな欠点とはならない気がしています……。

 

Source: Sonny Dickson/X via MacRumors

じゃじゃーん! これがAI時代の新型「iPad mini」だ!

アップルが「iPad mini」の新型モデルを正式に発表しました。チップには「A17 Pro」を搭載し、「Apple Pencil Pro」に対応していることが特徴です。

↑新型iPad mini(画像提供/アップル)

 

前世代の「iPad mini(第6世代)」の「A15」チップからA17 Proに進化したことで、新型iPad miniはAI機能「Apple Intelligence」を使用可能。もちろん、A17 ProではCPUやGPU、Neural Engineの性能がパワーアップしています。

 

ディスプレイサイズは8.3インチで、前世代と変わりません。背面の1200万画素広角カメラは、ダイナミックレンジが拡張された写真を撮影できる「スマートHDR4」に対応。本体ストレージでは新たに512GBモデルが追加され、「Wi-Fi 6E」に対応しています。

 

Apple Pencil Proでは、スクイーズ(強く押した状態)や本体の回転を検知。また、ディスプレイに触れずに操作する「ホバー」機能もあります。

 

海外メディアのThe Vergeは新型iPad miniに関して、「AI時代に向けて歓迎すべきアップグレードだ。スピードやストレージも増している」と好意的に報じています。

 

新型iPad miniはすでに予約を開始しており、10月23日から販売が開始されます。価格は128GBモデルが7万8800円からで、本体カラーはスペースグレイ、ブルー、パープル、スターライトの4色。本体デザインこそ前世代から変わらないものの、パワフルかつ低価格なiPadとして活躍してくれそうです。

 

Source: アップル

次期「iPhone 17 Pro」シリーズ、バッテリーの修理がもっと簡単になる!?

2025年に発売される予定の「iPhone 17 Pro/Pro Max」には取り外しやすいバッテリーが採用されると、リーカーのMajin Bu氏が述べています。

↑もっと修理しやすくなりそう

 

従来のiPhoneでは、バッテリーの固定方法として接着剤が使用されており、分解のしやすさという意味で大きな課題となっていました。今年発売された「iPhone 16/16 Plus」では、接着剤に電流を流すことによりバッテリーが取り外せる新技術が採用されています。

 

Majin Bu氏によれば、iPhone 16/16 Plusと同じバッテリーの取り外し技術が、「iPhone 17/17 Air(仮称)/17 Pro/17 Pro Max」に導入されるとのこと。その裏付けとして、同アカウントは四つの異なるサイズのバッテリー部品の画像を公開しています。

 

バッテリーが取り外しやすくなることにより、iPhone 17シリーズでは分解修理やバッテリーの交換が容易になると予想されます。iPhone 17シリーズへの新技術の導入が楽しみです。

 

Source: MajinBu Official via MacRumors

アップル、スマートリングは作らない! その簡単な理由は…

アップルはスマートリングを発売する予定はないと、米ブルームバーグが報じています。

↑本社の形はリングだが…

 

アップルがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を発売するという報道は過去にあり、韓国紙のElectronic Timesは、そのデバイスは生体認証によりユーザーの健康情報を追跡できると報じていました。

 

しかし、ブルームバーグによれば、アップルはスマートリングを検討していたものの、積極的に開発しておらず、発売する予定もないと言います。

 

アップルは心拍数や睡眠情報が計測できるデバイスとしてスマートウォッチの「Apple Watch」を販売しています。これに加えてApple Ringが発売されると、お互いの売り上げを食い合う可能性があります。

 

Apple Watchは将来的に血圧や血糖値の計測が可能になると噂されています。アップルはそこに注力しているのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

ホーム画面上でアプリをロックしたり非表示にする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「アプリをロックしたり非表示にする方法」です。

 

 

アップルは、iOS 18に標準機能としてアプリのロック機能を搭載しました。この機能を使えば、アプリを開く際にFace IDやTouch IDで認証したり、パスコードを入力しないと開くことができなくなります。メールやチャットツールなど他人に見られたくないアプリには、このロック機能を付加しておきましょう。

 

ロックするにはホーム画面上でアプリをロングタップ。クイックアクションメニューが表示されるので、そこから[Face IDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]を選びましょう。確認のダイアログが表示されるので[Face IDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]をタップ。Face IDやTouch IDで認証するとロック機能が有効になります。

 

ロックするだけではなくホーム画面から非表示にすることもできます。アプリをロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]を選んだ際にダイアログ内で[非表示にしてFace IDを必要にする]または[非表示にしてTouch IDを必要にする]を選んでみましょう。Face IDやTouch IDで認証後、非表示にするか確認の画面が表示されるので[アプリを非表示]をタップ。アプリのアイコンがホーム画面から消えます。

 

非表示にしたアプリを開きたいときは、ホーム画面の最後のページにあるアプリライブラリの画面まで進んで一番下の[非表示]のフォルダをタップ。認証されると非表示にしたアイコンが現れるのでタップして再度認証した後、アプリが開きます。単にロックするだけでなく使用しているアプリの存在も隠したい時に使いましょう。

 

また、ロック機能を無効にしたいときはアプリをロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にしない]もしくは[Touch IDを必要にしない]を選びましょう。認証が通ればロックが無効になります。

 

非表示にしたアプリも、再度ロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にしない]もしくは[Touch IDを必要にしない]を選べばロックは無効になりますが、ホーム画面には戻ってきません。アプリライブラリでロングタップして[ホーム画面に追加]で再表示しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「Apple Watch Series 10」をiFixitが分解! 修理しやすさは…

本体が大幅に薄型化と軽量化した「Apple Watch Series 10」。分解レポートでおなじみのiFixitがその内部構造を詳細に報告しています。

↑修理は容易ではない(画像提供/iFixit/YouTube)

 

iFixitによれば、Apple Watch Series 10は本体に密閉ケースを採用しているとのこと。これにより、センサー部品に影響を与えることなく薄型化をすることが可能になりました。しかしその一方、その内部にアクセスすることは非常に困難です。

 

Apple Watch Series 10には327mAhのバッテリーが内蔵されています。「iPhone 16」シリーズでは新たな接着剤が採用されていますが、Apple Watch Series 10では従来と変わらない接着剤が使用されています。

 

Apple Watch Series 10では、画面の視野角が広がったことがアピールされていました。しかしiFixitによれば、ディスプレイに関しては「Apple Watch Series 9」からの変更点は確認できなかったそう。

 

Apple Watch Series 10はバッテリーにアクセスして、底部のガラスを交換するのが非常に難しいため、修理容易度のスコアは3/10とiFixitは評価しています。

 

Source: iFixit/YouTube via MacRumors

純正ソフトのユーザガイドを素早く閲覧する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「純正ソフトのユーザガイドを素早く閲覧する方法」です。

 

 

Macでは、純正ソフトの使用中に、メニューバーの「ヘルプ」から、各ソフトの使い方を解説したユーザガイドを開くことができます。しかし、よく参照するユーザガイドをその都度たどるのは少し面倒ですよね。そこで今回は、そんなユーザガイドを素早く開く方法を2つ解説します。

 

まず、ユーザガイドをSafariの「リーディングリスト」に登録する方法です。

 

 

該当のソフトを開いた状態で、メニューバーから「ヘルプ」を選んでユーザガイドを開きます。続いて、ウインドウ右上にある共有ボタンをクリックし「リーディングリストに追加」を選択。すると、ユーザガイドがSafariのリーディングリストに追加されます。

 

こうすることで、ユーザガイドを参照したいときにSafariを起動すればすぐにリーディングリストからアクセスすることが可能です。

 

もう1つは、ユーザガイドをPDF化する方法です。

 

 

保存したいユーザガイドを開いたら、メニューバーの「ファイル」から「プリント」を選択。次に、ポップアップ画面下部の「PDF」をクリックし、保存場所を指定したら「保存」をクリックしましょう。すると、そのページがPDFとして書き出されます。

 

ただし、青文字で書かれたリンク先のページは、オフライン状態では閲覧することができません。オフラインで閲覧できるのはPDFで保存したページのみですので、その点には注意しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

次期「iPad mini」、ヒットの予感がする理由とは?

11月1日に発表される可能性がある次期「iPad mini」。海外メディアのMacRumorsがまとめた、そのアップデート内容を紹介しましょう。

↑新モデルに期待

 

次期iPad miniは、現行モデルのiPad mini(iPad mini 6)と同じデザインであり、8.3インチディスプレイを引き続き搭載するとのこと。ただし、画面スクロールの不具合が解決されるとの情報もあります。

 

チップに関しては、「iPhone 15 Pro」と同じ「A17 Pro」か「iPhone 16」の「A18」が搭載される模様。これにより、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応します。

 

前面カメラは縦向きではなく横向き方向に搭載され、背面カメラは「HDR 4」のサポートや、より幅広い絞りなどのアップグレードがあるそう。無線通信機能では「Wi-Fi 6E」「Bluetooth 5.3」をサポート。また、「Apple Pencil Pro」が使えるようになると言われています。

 

次期iPad miniはスペースグレイ/スターライト/ピンク/パープルの4色が登場し、11月上旬の発売が期待されています。ほぼ最新スペックにアップデートされる次期iPad miniは、人気モデルとなる予感がします。

 

Source: MacRumors

発売目前の「M4搭載Mac」、ベンチマークで性能の高さが明らかに!

アップルが近日中にリリースすると思われる、「M4」チップを搭載したMacのベンチマークスコアが、Geekbenchに投稿されています。

↑M4はよさそうだ

 

M4はアップルの最新チップで、すでに現行モデルの「iPad Pro」に搭載されています。最近ではM4を搭載した「次期MacBook Pro」とされるパソコンの開封動画が投稿されました。

 

Geekbenchに投稿された「Mac16, 1」とされるM4 Macは10コアCPUが搭載されており、シングルスコアは3864でマルチスコアは15288でした。9コアCPUを搭載したM4 iPad Proのシングルスコアは3647、マルチスコアは13135なので、性能が向上していることがわかります。

 

8コアCPUを搭載した「M3」チップと比較すると、M4はシングルコアで26.7%、マルチコアで30.6%もパワーアップ。なお、M3を搭載した「iMac」はシングルスコアが3048、マルチスコアは11708でした。

 

GPU性能の目安となる「Metal」のスコアは、M4 Macが57603を記録。M4 iPad Proの53374から着実に性能を伸ばしています。

 

今回Geekbenchに登場したM4は標準モデルのM4で、次期Mac miniや14インチMacBook Proへの搭載が期待されています。さらにハイエンドなMac miniやMacBook Proには、より高速な「M4 Pro」「M4 Max」が搭載されることでしょう。M4チップでパワーアップしたMacシリーズ、早く登場してほしいですね。

 

Source: Geekbench Browser via MacRumors

本物? M4搭載の新型「MacBook Pro」の開封動画が出現

発売前の「M4」を搭載した新型「MacBook Pro」とされるコンピューターの開封動画を、YouTubeチャンネルのWylsacomが公開しました。

↑一足先に新型MacBook Pro(?)を開封(画像提供/Wylsacom/YouTube)

 

フェイスブックのプライベートグループで販売されていた、今回のM4 MacBook Pro。信憑性は不明ですが、そのパッケージには詳細なスペック情報が記載されています。

 

14インチの新型MacBook Proは、10コアCPUのM4を搭載。8コアCPUの「M3」から強化されています。Geekbench 6のベンチマーク結果によれば、M4はM3と比較して最大25%高速になっているとのこと。

 

14インチの新型MacBook Proの最小RAM容量は、16GBからスタート。本体には3つのThunderbolt 4ポートを搭載しています。ベース仕様の14インチモデルでも「スペースブラック」のカラーリングが選択可能。

 

米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は、M4 MacBook Proが10月下旬に発表され、一部モデルは11月1日に発売されると報告しています。今回のM4 MacBook Proが本物かどうかを断言することはできませんが、発売は近づいているようです。

 

Source: Wylsacom/YouTube via MacRumors

「Mac Studio/Pro」と「AirTag」、次期モデルのリリース時期が判明!?

アップルの「Mac Studio」「Mac Pro」「次期AirTag」の次期モデルのリリース時期について、米ブルームバーグが詳細に報じています。

↑新しいMacシリーズはこれから続々出てくる(画像はMac Mini)

 

その報道によれば、次期Mac Studioは2025年6月のWWDCでデビューし、同年半ばに発売される可能性があるそう。一方、Mac Proは2025年後半に発売されるようです。次期Mac StudioとMac Proはどちらも、まだ発表されていない「M4 Ultra」チップを搭載するとのこと。

 

次期AirTagは、2025年前半に発表される予定と言います。次期AirTagは新型チップを搭載することで、位置追跡機能が向上するそう。これは「iPhone 15」以降で採用されている第2世代の「超広帯域(UWB)」チップに相当しそうです。

 

著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、次期AirTagがアップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」と統合される可能性を以前に指摘していましたが、それについては今回報告されていません。

 

M4を採用したアップル製品は今年5月に「iPad Pro」が発売されており、年内にはM4を搭載した「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」のリリースが期待されています。よりパワフルなMacシリーズが次々と登場しそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

アップルの最新版OS、Xboxコントローラーと有線接続が可能に!

最新の「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」において、Xboxコントローラーを有線接続して使用することが可能になったと、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑アップルのデバイスに有線接続できる

 

これまで、アップルのデバイスにはXboxやPlayStationのコントローラーをBluetooth経由で接続することができましたが、有線接続はPlayStationのコントローラーでしか利用できませんでした。

 

MacRumorsによれば、最新のiOSやmacOSでは「カスタムUSBプロトコル」をサポートしたことにより、Xboxのコントローラーを有線接続することが可能になったとのこと。Lightningポートを搭載したiPhoneやiPadでは、「Lightning – USB カメラアダプタ」を使用する必要があります。

 

Xboxのコントローラーを有線接続できるようになることで、ゲームプレイ中の遅延を嫌うゲーマーや、有線接続しかできないコントローラーを持っている方には、歓迎されるアップデートとなりそうです。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone SE」、革新的な通信チップまで搭載!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」に、5G通信だけでなくWi-FiやBluetooth、GPSをまとめた「オールインワン5Gモデム」が搭載されると、9to5Macが報じています。

↑次期モデルにますます期待が膨らむ

 

アップルが独自の5Gモデムの開発に取り組んでいることは以前から報じられていました。9to5Macによれば、次期iPhone SEに搭載される5Gモデム「Centauri(コードネーム)」では、Wi-FiやBluetooth、GPSといった別々の部品が必要なくなるというのです。

 

さらに、次期iPhone SEには「A18」チップが搭載され、AI機能「Apple Intelligence」に対応すると報じられています。また、Apple Intelligenceの動作に必要な8GBのRAMも搭載されるようです。

 

台湾のDigiTimes紙によれば、アップルは次期iPhone SEに搭載される有機ELディスプレイの調達を開始したとのこと。次期iPhone SEでは、現行モデルの4.7インチから6.1インチに画面が大型化し、物理ホームボタンのかわりに顔認証機能「Face ID」を搭載すると噂されています。

 

本体デザインからスペックまで、大きく進化しそうな次期iPhone SE。現行モデルと同じように、コストパフォーマンスに優れるモデルとして投入されてほしいものです。

 

Source: 9to5Mac, DigiTimes via MacRumors 1, 2

「Apple Intelligence」、いよいよ10月28日のiOS 18.1で解禁?

AI機能「Apple Intelligence」に対応した「iOS 18.1」が10月28日にリリースされると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者が報じています。

↑AIのブレイクスルーになるか?

 

Apple Intelligenceは先日配信された「iOS 18」に搭載されず、10月のiOS 18.1でのリリースが予定されていました。

 

しかし、同記者によれば、iOS 18.1のリリースは予定より遅くなっているとのこと。これは、アップルがスムーズなリリースを実現し、増加するトラフィックに備えてAIクラウドサーバーを準備するために、時間をより多く費やしていることが原因とされています。

 

Apple Intelligenceはまず、「iPhone 15 Pro/Pro Max」と「iPhone 16」シリーズに一部機能がリリースされます。12月にリリースされる「iOS 18.2」では、「ChatGPT」のサポートなど高度な機能が展開される予定。音声アシスタント「Siri」の全面的な刷新は2025年初頭が予定されています。

 

テック業界の競合他社から遅れて登場するApple Intelligence。どれくらいの完成度になっているか注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「M4搭載Mac」と次期「iPad mini」、11月1日に発売!?

アップルが「M4」チップを搭載したMacや次期「iPad mini(iPad mini 7)」を11月1日に発売すると、米ブルームバーグが報じています。

↑もうすぐ新モデルが続々登場?

 

M4は今年5月に発売された「iPad Pro」に初めて搭載されたチップで、第2世代の3nmプロセスを採用することによって性能の向上と消費電力の削減を実現。人工知能処理も強化されており、AI機能「Apple Intelligence」に対応しています。

 

ブルームバーグによれば、アップルはM4を搭載した低価格の14インチMacBook Proと、M4 Pro/M4 Maxを搭載したハイエンドな14インチ/16インチのMacBook Proを用意しているとのこと。また、M4/M4 Proを搭載したMac miniや、M4を搭載したiMacも準備されています。

 

また、刷新された次期iPad miniも11月初旬に発売される可能性があるとのこと。2021年に再設計された同タブレットにとって久々のアップデートとなりそうです。

 

さらに、2025年の前半には、M4を搭載した13インチ/15インチのMacBook Air、そしてApple Intelligenceに対応した次期「iPhone SE」、新型Magic Keyboardが付属する11インチ/13インチの「iPad Air」が投入されるとも言います。

 

Macのハイエンドモデルの刷新はもう少し後になるようで、M4を搭載した「Mac Studio」および「Mac Pro」の登場は2025年半ば以降になるようです。M4チップの搭載により、ますますパワーアップしたMacが楽しみです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「AirPods Pro」、現行モデルよりはるかに優れたノイキャン機能を搭載!?

現行モデルの登場からすでに2年が登場している、アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」。次期モデル(AirPods Pro 3)で予想されるアップグレードをMacRumorsがまとめているので紹介しましょう。

↑もっとすごい没入感に期待

 

次期AirPods Proでは、イヤホン本体と充電ケースのデザインが両方とも変更されるようです。より高速なオーディオチップが搭載され、オーディオ品質が改善されるそう。アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は現行モデルに比べて「はるかに優れている」と言われています。

 

ヘルスケア機能に関しては、次期AirPods Proでは新しいセンサーを搭載することで、イヤホンが外耳道内で体温を測定することが可能。

 

将来的には、2026年モデルのAirPodsで赤外線カメラが搭載されるとのこと。空間コンピューター「Apple Vision Pro」と組み合わせることで、空間オーディオ体験が向上します。

 

ハイエンドなワイヤレスイヤホン市場で、圧倒的な強さを見せるAirPods Pro。次期モデルの進化が楽しみです。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone SE」に期待大! 最新の機能を惜しげもなく搭載か

2025年春の発売が期待されている次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」。その詳細について海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑かなりお買い得かも

 

次期iPhone SEの最大の変更点はデザインであり、「iPhone 14」を彷彿とさせる外観になる見込みです。ディスプレイは4.7インチから6.1インチに大型化し、画面の上部には顔認証機能「Face ID」を搭載。フルスクリーンデザインになるため、物理的なホームボタンがなくなります。

 

チップには「iPhone 16」と同じ、「A18」を搭載。RAMも4GBから8GBに増量されます。背面カメラは1200万画素から4800万画素にアップグレードされ、アップル設計の5Gモデムを搭載。下部のLightningポートはUSB-Cポートに変更され、アクションボタンが採用されます。

 

チップやRAMが増強されたことにより、次期iPhone SEは人工知能機能「Apple Intelligence」に対応。販売価格は400ドル〜500ドル(約5万9000円〜7万3000円※)の間になる模様です。

※1ドル=約146.6円で換算(2024年10月4日現在)

 

iPhone 14の外観にiPhone 15/16相当の最新機能を盛り込むことになりそうな、次期iPhone SE。登場すれば、かなりの人気モデルとなりそうです。

 

Source: MacRumors

M4チップ搭載の新型「Mac」シリーズ、年内に発売か!?

「M4」チップを搭載した新型の「iMac」「MacBook Pro」「Mac mini」が今年発売されると、米ブルームバーグが報じています。

↑M4チップ版のデビューはもうすぐ?

 

ブルームバーグによれば、次期iMacにはM4チップが搭載されるものの、本体のデザインは変更されないとのこと。周辺機器の「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」にUSB-Cポートが搭載されるかどうかは現時点で不明です。

 

次期MacBook Proでは、14インチおよび16インチモデルにおいて「M4」「M4 Pro」「M4 Max」を搭載した新製品が登場するとされています。こちらも本体デザインは変更されない模様。有機ELディスプレイや薄型デザインへの移行は、2026年以降になりそうです。

 

一方、次期Mac miniにはM4/M4 Proチップが搭載され、セットトップボックス「Apple TV 4K」とほぼ同じサイズになると言われています。本体からはUSB-Aポートがなくなり、5個のUSB-Cポートが搭載される見込みです。

 

M4は「iPad Pro」にすでに搭載されており、「M2よりも最大1.5倍高速なCPU」「M2より最大4倍高速なGPUレンダリング」をうたっています。その上位モデルとなるM4 ProやM4 Maxのパフォーマンスにも期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

えぇー!?「iPhone 16 Pro Max」の有線充電速度は45Wに達していなかった…

「iPhone 16 Pro Max」の有線接続での充電速度が、以前に噂されていた45Wに達していないと、ChargerLABが報告しています。

↑45Wの噂はハズレ(画像提供/アップル)

 

iPhone 16シリーズの有線充電速度が45Wになるとの情報は、中国の認証機関経由の情報により報告されていました。アップルはiPhone 16シリーズの充電速度を公表していませんが、「20Wかそれ以上のアダプタに接続することで、約30分で最大50%の充電が可能だ」とうたっています。

 

今回、ChargerLABが検証したところ、iPhone 16 Pro Maxの有線充電速度は約30Wでした。これは「iPhone 15 Pro」の27Wの有線充電速度からあまり変わっていません。また、純正の「140W USB-C 電源アダプタ」に接続したところ、37Wの充電が一時的に可能だったと言います。

 

その一方、海外メディアのPhoneArenaのレビューでは、iPhone 16の有線充電速度が最大37Wに到達。しかし、これは「ベンチマークテストやゲームプレイなど、非常に負荷がかかったとき」に限られていたそうです。

 

予想に反して、45Wに達していないiPhone 16シリーズの有線充電速度。充電速度より安全性を重視したスペック設計になっているのかもしれません。

 

Source: ChargerLAB via MacRumors

次期「iPhone SE」と「iPad Air」、2025年初めに登場?

アップルが、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応した次期「iPhone SE」や「iPad Air」を2025年初めに発売すると、米ブルームバーグが報じています。

↑新モデルに期待

 

その報道によれば、次期iPhone SEは「iPhone 14」と同じデザインで、顔認証機能「FaceID」を実現するフルスクリーンディスプレイを搭載するとのこと。「iPhone 15 Pro/Pro Max」や「iPhone 16」シリーズと同様に、Apple Intelligenceに対応すると言います。

 

一方、次期iPad Airは内部スペックが刷新されるとのこと。「iPad Pro」の「Magic Keyboard」の機能を一部搭載した新しいMagic Keyboardが、11インチモデルと13インチモデルの両方に登場するとされています。

 

アップルはこれまで、3月〜4月にかけてiPhone SEやiPad Airの新モデルを発表してきました。次期iPhone SEやiPad Airも、同時期のバーチャルイベントやプレスリリースで発表される可能性があります。iPhone SEは2022年以来アップデートが行われていないので、登場すれば特に注目を集めそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、Apple Intelligence搭載のスマートホームデバイスを来年投入か

アップルが「iPad」のようなディスプレイを搭載したスマートホーム製品を2025年に少なくとも1モデル投入すると、複数の海外メディアが報じています。

↑ついに来年デビューか(画像提供/MacRumors)

 

米ブルームバーグによれば、アップルのスマートホーム製品は2モデルが存在するとのこと。ハイエンドモデル「J595」はiPadのようなディスプレイを搭載し、カレンダーやメモ、ホームなどのアプリが実行できるそうです。また、ローエンドモデル「J490」は「スマートディスプレイ」として設計されています。

 

アップルのスマートホーム製品については以前から噂があり、プロトタイプのデザインでは「HomePod」にロボットアームでiPadを取り付けたようなものになるとされていました。ブルームバーグによれば、アップルのスマートホーム製品はどちらもAI機能「Apple Intelligence」をサポートするそう。ハイエンドモデルの価格は1000ドル(約15万円※)を超えると言います。

※1ドル=約147円で換算(2024年10月3日現在)

 

さらに、海外メディアの9to5Macは、ローエンドのスマートディスプレイ製品には「正方形のディスプレイ」が搭載されると同時に、Apple Intelligenceを実行するために「A18」チップも導入されると報じています。本体に搭載したカメラはハンドジェスチャーを認識する一方、音声による操作も可能です。

 

アップルはスマートホーム製品としてHomePodや「Apple TV 4K」を販売していますが、新たな製品はこれらをひとまとめにしたプロダクトになる模様。私たちの暮らしを便利にする製品に仕上がっているのかどうか、来年に注目です。

 

Source: MacRumors 1, 2

ショートカットをロック画面ウィジェットに追加する【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマはショートカットをロック画面ウィジェットに追加するです。

 

 

みなさん、ショートカットは活用していますか? ショートカットとは、iPhoneの基本的な機能や操作などを自動化して、ワンタップで実行できるようにしてくれる便利な機能です。ショートカットを使えば、自宅までの帰路を調べたり、何時ごろに帰れるかを家族に連絡したりがワンタップで行えます。

 

通常はホーム画面から「ショートカット」アプリを開いて、作成してあるショートカットを選ぶのですが、そんな面倒な手順を踏まなくてもホーム画面に追加すればワンタップで実行できます。でも、もっと素早くショートカットを実行できるのをご存知ですか? それが今回紹介する、ロック画面にウィジェットとして登録する方法です。これならロック画面から一発でウィジェットを実行できます。

 

手順は簡単。ロック画面を長押しして[カスタマイズ]をタップしてロック画面をタップ。もしくは[設定]から[壁紙]を選んで現在の壁紙からロック画面をタップしてロック画面のカスタマイズ画面を表示します。

 

 

次に時刻表示の下にある枠をタップしたら「ウィジェットを追加」のシートから[ショートカット]を選んでアイコンをタップしましょう。枠内に追加されたショートカットのアイコンをタップすると、「ショートカット」アプリに登録してあるショートカットがリストアップされるので、実行したいショートカットを選びましょう。ショートカットのシートの[×]をタップ、ウィジェットを追加のシートに戻ったら[×]をタップ。最後に画面右上の[完了]をタップします。

 

こうすればホーム画面に切り替えなくてもロック画面から即、ショートカットが実行できます。ロック画面には4つまでウィジェットを追加できるので、よく使うショートカットを登録しておくと便利です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「大画面のiMac」、復活の可能性はどれくらいある?

長らく製品が投入されない「大画面iMac」。新製品が登場する可能性はどれくらいあるのか? 海外テックメディアのMacRumorsが検討しています。

↑いつ戻ってくる?

 

現在、アップルは24インチディスプレイと「M3」チップを搭載したiMacを販売しています。過去には27インチディスプレイを搭載したiMacや、上位モデルの「iMac Pro」を販売していたこともありました。

 

2023年11月、アップルは新しい27インチのiMacをリリースする予定はないと明かしました。しかし、米ブルームバーグや著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、アップルが32インチディスプレイを搭載したiMacを開発しており、2024年後半か2025年に発売する予定だと報告しているのです。

 

クオ氏によれば、大画面iMacにはミニLEDディスプレイが搭載され、明るさやコントラスト比が向上するとのこと。一方、ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は「アップルは大画面iMacを検討しているが、それが『M4』チップを搭載しているのか、あるいは翌年以降に登場するのかは不明だ」と今年8月に伝えているのです。

 

このような情報をまとめると、大画面iMacは開発されているものの、リリースに関するタイムスケジュールは不明ということになります。淡い期待を抱きながら、新しい情報を待つことにしましょう。

 

Source: MacRumors

廉価版「Apple Vision Pro」、ディスプレイの解像度は現行モデルの半分以下!?

アップルが「Apple Vision Pro」の廉価版に低解像度ディスプレイの使用を検討していると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑スペック半減?

 

Vision Proは両目に合計2300万ピクセルの超高解像度なmicro-OLEDディスプレイを搭載し、美しいVR/MR表示を可能にしています。本体には「M2」チップと「R1」チップ、12個のカメラ、5個のセンサー、6個のマイクを搭載するなど、ハイエンドな作りになっています。

 

DigiTimesによれば、廉価版のVision Proではピクセル密度が1500PPIのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載するとのこと。このディスプレイの提供は、日本のジャパンディスプレイ(JDI)やサムスンディスプレイ(SDC)などが検討していると言います。

 

現行のVision Proではmicro-OLEDディスプレイのピクセル密度は3391PPIなので、廉価版のスペックはその半分以下になります。本体価格を下げることができるはずですが……。

 

米ブルームバーグは今年6月、廉価版のVision ProはiPhoneやMacと接続することが可能で、本体スペックをより下げることができると報じていました。さらに視野角が狭くなり、アバター機能「EyeSight」は削減され、本体は軽量化すると言います。

 

DitiTimesによれば、廉価版の量産は2〜3年後になるとのこと。それまでに、現行モデルのApple Vision Proの勢いが衰えてしまわないか、若干心配でもあります。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

価格差5万円越え!? iPhone16シリーズはどこでお得に買えるのか

毎年秋の恒例行事となった新型iPhoneの発売。今年は9月20日に「iPhone 16シリーズ」が発売されました。

 

新SoCであるApple A18の搭載や、人工知能プラットフォーム「Apple Intelligence」への対応など、機能面も気になるところですが、第一にチェックしたいのはやはり価格でしょう。

 

ここでは、Apple公式を始めとするさまざまな販売窓口の価格を一覧で確認していきます。

 

iPhone 16シリーズは大きく分けて4機種

Appleのサイトから

 

iPhone 16シリーズとして新たに加わったのは、「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の4機種。さらにそれぞれの機種に、128GBや256GBなど、異なるストレージを採用するモデルをラインナップしています。

 

販売窓口は、Apple Store、大手通信キャリア、家電量販店などとなっており、それぞれで価格や割引が異なります。

 

本記事では、オンラインで購入する場合の一括購入価格を比較するとともに、キャリアの乗り換え割を適用させた場合の価格も比較していきます。ただし、2年程度でiPhoneを返却することを前提とした「端末購入プログラム」や、下取りサービスを利用した場合の金額は取り上げません。シンプルに「結局いくらで購入できるのか?」を比較していきましょう。

 

iPhone 16、キャリアの乗り換え割は最大2万円超だが……

はじめに、ベーシックな機種である「iPhone 16」を比較します。この機種のストレージ容量は、128GB・256GB・512GBの3モデルが用意されています。

 

iPhone 16価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

128GB 12万4800円
256GB 13万9800円
512GB 16万9800円
ドコモ

オンラインショップ

128GB 14万5200円 13万9700円

┗5G WELCOME割:5500円割引

256GB 17万2810円 16万7310円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 21万1640円 20万6140円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

128GB 14万6000円 14万500円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

256GB 16万9500円 16万4000円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 20万9700円 20万4200円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

128GB 14万5440円
256GB 17万1360円 14万9376円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 21万1680円 18万9696円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 128GB 14万1700円 実質12万9700円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

256GB 16万1800円 実質14万9800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 20万1800円 実質18万9800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

128GB 12万4800円 実質12万3552円

┗1%ポイント還元:1248ポイント

256GB 13万9800円 実質13万8402円

┗1%ポイント還元:1398ポイント

512GB 16万9800円 実質16万8102円

┗1%ポイント還元:1698ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

まず、公式のApple Storeオンラインの価格を見てみると、最安値の128GBが12万4800円(税込、以下同)となっています。これは、前モデルiPhone 15の発売時価格と同額で、値上げは回避された形となりました。

 

続いて、大手通信キャリアでの販売価格を見てみましょう。iPhone 16シリーズはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社とも販売を行っており、それぞれ価格や他社からの乗り換え割引金額が異なります。

 

4社のうち、一括価格がもっとも安いのは楽天モバイルです。さらに「初めての契約」や「他社からの乗り換え」などの条件を満たせば、楽天ポイントが最大で1万2000ポイント還元されます。

 

他社からの乗り換え割引がもっとも大きいのはソフトバンクです。128GBこそ対象外なものの、その他のモデルは一律に2万1984円の割引が適用されます。しかし楽天モバイル・ソフトバンクともに、割引を最大限適用してもなお、Apple Storeオンラインよりも1万円以上の高価格となっています。ドコモやauはもっと高価で、2万円以上高いケースもあることには注意が必要でしょう。

 

一方、注目したいのは家電量販店のオンラインストアでSIMフリーのiPhone 16を購入する方法です。今回はヨドバシ.comとビックカメラ.comの価格を調査しましたが、どちらもApple Storeオンラインと同価格で各モデルを販売しています。さらに1%のポイントが還元されるぶん、Apple Storeよりもお得に買うことが可能です。

 

大画面版のiPhone 16 Plusは約14万円~

iPhone 16 Plusは、iPhone 16の大画面版と位置づけられているモデルです。画面サイズは6.1インチから6.7インチに拡大されており、動画を迫力のある画面で楽しめます。

 

また、バッテリー駆動時間も向上しており、iPhone 16が「最大22時間のビデオ再生」に対し、iPhone 16 Plusは「最大27時間のビデオ再生」が可能となっています。iPhoneで動画をよく見るのなら、こちらを検討しても良いでしょう。

 

価格一覧は下表のとおりで、最低価格はiPhone 16より1万5000円高い13万9800円から。iPhone 16と同様にキャリアで購入するよりも、Apple Storeオンライン、または家電量販店のオンラインストアで購入する方法がおすすめです。

 

iPhone 16 Plus 価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

128GB 13万9800円
256GB 15万4800円
512GB 18万4800円
ドコモ

オンラインショップ

128GB 16万8410円 16万2910円

┗5G WELCOME割:5500円割引

256GB 19万80円 18万4580円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 23万1000円 22万5500円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

128GB 16万6200円 16万700円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

256GB 18万7600円 18万2100円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 22万8000円 22万2500円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

128GB 16万7760円 14万5776円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

256GB 18万9360円 16万7376円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 22万9680円 20万7696円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 128GB 15万8800円 実質14万6800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

256GB 18万800円 実質16万8800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 21万8900円 実質20万6900円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

128GB 13万9800円 実質13万8402円

┗1%ポイント還元:1398ポイント

256GB 15万4800円 実質15万3252円

┗1%ポイント還元:1548ポイント

512GB 18万4800円 実質18万2952円

┗1%ポイント還元:1848ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

iPhone 16 Proはストレージ違いが4種ラインナップ

Appleのサイトから

 

iPhone 16の上位版にあたる機種がiPhone 16 Proです。現行最上位のチップA18 Proを搭載するほか、カメラ性能なども向上したモデルとなっています。また、この機種のみストレージ容量が128GB、256GB、512GB、1TBの計4モデル用意されていることも特徴です。

 

Apple Storeオンラインでの価格は、128GBでも15万9800円。1TBの場合は23万4800円と、かなり高額となっています。キャリアの販売価格はさらに高く、ドコモの場合、1TBの価格が28万6330円(割引適用後)で、Apple Storeオンラインと約5万円の価格差が生じていることに注意が必要です。

 

購入はApple Storeオンラインか、家電量販店のオンラインストアがおすすめです。

 

iPhone 16 Pro 価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

128GB 15万9800円
256GB 17万4800円
512GB 20万4800円
1TB 23万4800円
ドコモ

オンラインショップ

128GB 19万2830円 18万7330円

┗5G WELCOME割:5500円割引

256GB 21万8790円 21万3290円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 25万5090円 24万9590円

┗5G WELCOME割:5500円割引

1TB 29万1830円 28万6330円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

128GB 18万8600円 18万3100円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

256GB 21万4700円 20万9200円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 25万1300円 24万5800円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

1TB 28万8200円 28万2700円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

128GB 18万8640円 16万6656円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

256GB 21万8160円 19万6176円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 25万4160円 23万2176円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

1TB 28万8000円 26万6016円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 128GB 18万1800円 実質16万9800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

256GB 20万5800円 実質19万3800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 24万2800円 実質23万800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

1TB 27万8800円 実質26万6800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

128GB 15万9800円 実質15万8202円

┗1%ポイント還元:1598ポイント

256GB 17万4800円 実質17万3052円

┗1%ポイント還元:1748ポイント

512GB 20万4800円 実質20万2752円

┗1%ポイント還元:2048ポイント

1TB 23万4800円 実質23万2452円

┗1%ポイント還元:2348ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

iPhone 16 Pro Maxは販売価格が30万円に迫る

iPhone 16 Proの画面サイズは6.3インチと比較的大画面ですが、それよりも更に大きい6.9インチのモデルがiPhone 16 Pro Maxです。画面サイズの他に、バッテリー駆動時間もiPhone 16 Proより向上していることが特徴と言えるでしょう。ラインナップは256GB、512GB、1TBの3種類で、このモデルには128GBが用意されていません。

 

最上位モデルにあたる本機種は、Apple Storeオンラインでの購入価格も高額で、約19万円から25万円となっています。キャリアでの販売価格は更に高くなっており、30万円に迫る結果となりました。

 

iPhone 16 Pro Max 価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

256GB 18万9800円
512GB 21万9800円
1TB 24万9800円
ドコモ

オンラインショップ

256GB 23万1440円 22万6940円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 27万3680円 26万8180円

┗5G WELCOME割:5500円割引

1TB 29万9310円 29万3810円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

256GB 23万3000円 22万7500円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 26万9800円 26万4300円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

1TB 29万6500円 29万1000円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

256GB 23万6160円 21万4176円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 27万2880円 25万896円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

1TB 29万5920円 27万3936円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 256GB 22万4800円 実質21万2800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 26万800円 実質24万8800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

1TB 28万6800円 実質27万4800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

256GB 18万9800円 実質18万7902円

┗1%ポイント還元:1898ポイント

512GB 21万9800円 実質21万7602円

┗1%ポイント還元:2198ポイント

1TB 24万9800円 実質24万7302円

┗1%ポイント還元:2498ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

購入経路はApple Storeオンラインか家電量販店が狙い目

先日発売されたGoogle Pixel 9シリーズなどは、キャリアの乗り換え割引を適用すると、Googleストアよりも安価に購入できるケースがありました(参考記事)

 

ところが、ここまで解説してきたとおり、iPhone 16の場合はApple Storeとキャリアの販売価格に大きな差があります。結果として、キャリアの乗り換え割引を適用させてもなお、Apple Storeのほうが大幅に安価に購入可能となっています。今後、キャリアが値下げや乗り換え割引の増額などを行う可能性もありますが、基本的にはApple Storeで購入するのが無難と言えるでしょう。

 

そのほかの販売ルートとしては、家電量販店がおすすめです。こちらは基本的にApple Storeオンラインと販売価格が同じように設定されている上、店舗のポイント還元があるので、実質1000~2000円ほどお得に購入できます。ただし、発売当初から多くのモデルで欠品が相次いでいるほか、すでに終売となっているものがあるため、好きなタイミングで購入するのは難しいかもしれません。

 

以上のように、iPhone 16は最低価格でも12万超えで、キャリアの大きな割引も期待できない状況です。あくまでも価格やコスパを重視するなら、iPhone 16の発売にともない値下げが行われたiPhone 15をチェックしてみても良いでしょう。

「iPhone 16」標準モデル、バッテリーの取り外しに新しい方法を導入!

先日発売された「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」では電気を流してバッテリーを取り外すことになると、分解レポートで有名なiFixitが報告しています。

↑電流でバッテリーを取り外す(画像提供/iFixit/YouTube)

 

これまでのiPhoneでは、バッテリーは粘着剤により固定されていました。これを剥がすのが、修理の際の手間となっていたのです。上位モデルの「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」では、引き続きバッテリーの固定に粘着剤が使用されています。

 

しかし、iPhone 16/16 Plusでは、9V乾電池などの低電圧の電流を使用してバッテリーを取り外します。

 

具体的にはワニ口クリップを9V乾電池の取り付け、プラスクリップをバッテリーの銀色のタブに接続し、マイナスクリップをスピーカーモジュールの右下のアースネジに接続します。90秒ほど経つと接着剤が剥がれ、バッテリーをiPhoneから簡単に取り外すことができるのです。

 

iFixitは、iPhone 16/16 Plusは「これまでで最も修理しやすいiPhoneだ」と述べ、修理しやすさのスコアは10点満点中7点であると高く評価しているのです。

 

電流でバッテリーを外すという、新たな手法を導入したiPhone 16/16 Plus。この方式が全てのiPhoneに採用されることに期待です。

 

Source: iFixit via MacRumors

iPhone 16の「カメラコントロール」、自撮りもできるように

「iPhone 16」シリーズに搭載されたカメラボタンの「カメラコントロール」で、今後は自撮り(セルフィー)が可能になることがベータ版から判明しました。

↑自撮りも簡単

 

カメラコントロールでは、カメラを起動して写真を撮影したり、ビデオを撮影したりすることができます。さらに指をスライドさせることで、写真の構図やズーム、露出、被写界深度などを調整することが可能です。

 

「iOS 18.1」のベータ5から発見された情報によれば、カメラコントロールをスライドしてレンズを切り替えて人物アイコンを選択することで、前面の自撮りカメラが使用できるそう。物理的なボタン操作で背面カメラと前面カメラが切り替えられるのは、なかなか便利です。

 

カメラコントロールに別の設定を割り当てている場合は、カメラアプリを開いてカメラコントロールを有効にし、画面をタップしてツールを切り替える必要があります。自撮りカメラとレンズを切り替える設定は「カメラ」の見出しの下にあります。

 

iOS 18.1より以前は、このジェスチャーでは0.5倍、1倍、2倍、5倍(Proモデルのみ)の背面カメラを切り替えることができました。今後も、カメラコントロールのジェスチャーがさらに拡張されることに期待です。

 

Source: MacRumors

「AirPods Pro 2」の補聴器機能、セットアップが判明!

アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 2」に今後追加されるヒアリング補助機能(補聴器機能)。そのセットアップの詳細が「iOS 18.1」のベータ版から判明しています。

↑ヒアリング補助機能のセットアップ画面(画像提供/MacRumors)

 

AirPods Pro 2のヒアリング補助機能は、イヤホンのマイクで周囲の音を拾い増幅することで、「軽度から中程度の難聴が認められる方向けに、処方箋不要のヒアリング補助機能を提供する」と説明されています。これにより、ユーザーごとにパーソナライズされたサウンドの増幅が可能としているのです。

 

iOS 18.1のベータ版に隠されていたヒアリング補助機能を起動すると、ユーザーは聴力検査を受けるか、聴覚専門医による検査結果をアップロードするように求められます。テスト時間は約5分間。音が聞こえるたびに画面をタップするように求められ、その後、補聴器機能をオンにすることができます。

 

AirPods Pro 2のヒアリング補助機能は、日本を含む100以上の地域でこの秋に利用可能になる予定。ちょっと聞き取りづらいけど、補聴器を使うほどでもないという方にとって便利な機能となりそうです。

 

Source: MacRumors

4つのiPhone16、選ぶならどれ?全機種触ったライターが「キホンのギモン」に答える

iPhone 16シリーズは、アップルが2024年9月に発表した新しいiPhoneです。4つの新製品をまとめて試した筆者が、iPhone 16シリーズに関する「10個のキホンのギモン」に答えます。

 

【Q1】iPhone 16シリーズのラインナップは?

9月20日に発売されるiPhone 16シリーズの4つのラインナップは下記の通りです。価格はApple Storeを参照しています。

↑2024年にアップルが発売する4つのiPhone。左からiPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max

 

【iPhone 16シリーズ】
・iPhone 16(6.1インチ)/12万4800円(税込)〜
・iPhone 16 Plus(6.7インチ)/13万9800円(税込)〜

カラバリ:ウルトラマリン/ティール/ピンク/ホワイト/ブラック

 

【iPhone 16 Proシリーズ】
・iPhone 16 Pro(6.3インチ)/15万9800円(税込)〜
・iPhone 16 Pro Max(6.9インチ)/18万9800円(税込)〜

カラバリ:デザートチタニウム/ナチュラルチタニウム/ホワイトチタニウム/ブラックチタニウム

 

iPhone 16シリーズの本体サイズは従来モデルと変わりません。アルミニウム筐体を採用しており、とにかく軽いのがポイントといえます。200gを切る重量199gで、なおかつ6.7インチの大画面モデル「iPhone 16 Plus」が今年の筆者のおすすめです。明るいカラバリが多いのも魅力ですね。

 

プロのビデオ&フォトクリエイターも満足させるカメラ機能を満載した「iPhone 16 Pro」は、2023年のiPhone 15 Proシリーズよりも画面サイズがアップしました。大きい方のPro MaxはiPhone史上最大サイズの6.9インチディスプレーを搭載します。

 

【Q2】iPhone 16 ProシリーズよりiPhone 16シリーズの方が軽いのはどうして?

主な理由は、本体に使われている金属素材がシリーズごとに異なるからです。iPhone 16シリーズは品質と強度を確保したアルミニウム素材がメインで、美しい色合いと滑らかな手触りが特徴です。

 

一方のiPhone 16 Proシリーズは、iPhone 15 Proシリーズに引き続き、強くて軽量なチタニウムを採用しました。上品な輝きがiPhoneのフラッグシップモデルらしい貫禄を感じさせてくれます。

↑なめらかなチタニウムの質感が楽しめるiPhone 16 Pro。画像は新色のデザートチタニウム

 

【Q3】iPhone 16 Proシリーズのカメラの特徴が知りたいです。

iPhone 16 Proシリーズは、48MP Fusion広角・48MP超広角・12MP望遠のトリプルカメラにより構成される「Proのカメラシステム」を搭載しています。望遠カメラは光学5倍ズーム。遠くの被写体に寄って撮ったときにも、精細感を保った立体的な写真やビデオが撮れます。48MPの近接マクロ撮影も圧巻。

 

加えて注目したいのが、スローモーション撮影まわりの新機能。最大4K/120fpsのDolby Vision高画質&高速シャッター撮影で撮った被写体を、写真アプリによる再生時にスローモーションで閲覧したり、そのままスローモーション動画として保存できます。ほかにも、本体のUSB Type-C端子に外部ストレージを接続しておくことで、4Kビデオを外部ストレージに保存しつつ長尺の動画を記録できるなど、動画制作に携わるプロフェッショナルにとって使い勝手のよい機能が充実していることが、iPhone 16 Proシリーズのカメラの特徴と言えるでしょう。

↑高速シャッターで撮影した動画のフレームレートを24fpsまで落とすことで、映画のような超スローモーション映像として楽しめます

 

余談ですが、iPhone 15 Proシリーズまであった「ProとPro Maxのカメラ性能差」は、この世代ではなくなりました。ProとPro Maxは、純粋にサイズの違いで選んでよいわけです。

 

【Q4】2つのシリーズ、サイズやカメラ以外に目立つ差はあるの?

厳密にはプロセッサの処理性能差などもありますが、より注目すべきはディスプレー性能の違いでしょう。

 

iPhone 16 Proシリーズには、有機EL方式のSuper Retina XDRディスプレーをより高精細に見せる「ProMotionテクノロジー」が採用されています。これにより画面の書き換え速度が最大120Hzとなりますが、これはiPhone 16シリーズの2倍相当の値です。たとえば、Webブラウザの画面をタテにささっとスクロールした時に文字のチラつきが抑えられたり、動画やゲームの速い動きを違和感なく滑らかに見せてくれます。端末のバッテリーを過剰に消耗しないよう、コンテンツに応じて書き換え速度を調整してくれるのもポイントです。

↑6.9インチの圧倒的な大画面を搭載したiPhone 16 Pro Max

 

今年のiPhone 16 Proシリーズは、ディスプレー周辺の黒い縁(ベゼル)をより細くしたことで、画面サイズを大きくしながら本体のサイズアップを最小限にとどめました。映像コンテンツを視聴すれば、没入感がさらに向上したことを実感できるはずです。また、スタンバイ時にも画面に時計やウィジェットなどを表示したままにできる「常時表示ディスプレイ」に対応していることもProシリーズの魅力と言えます。

 

【Q5】iPhone 16シリーズのカメラの特徴を教えてください。

iPhone 16シリーズは48MP Fusion/12MP超広角カメラによるデュアルカメラシステムを搭載しています。iPhone 15シリーズは2つのレンズを斜めに配置していましたが、iPhone 16シリーズでは再びストレートに並ぶデザインに戻りました。レンズ同士の視差を利用して、Apple Vision Proのようなヘッドマウントディスプレーで立体的に視聴できる空間ビデオ・空間写真が撮れるようになります(同じ機能はProシリーズにも搭載)。

↑iPhone 16シリーズがマクロ撮影に対応。被写体にグンと寄った迫力のある写真やビデオが撮れます

 

iPhone 15シリーズから大きく進化した点は、ひとつが「マクロ写真撮影」に対応したことです。料理や花などの被写体にクローズアップし、きれいな写真・ビデオが撮れます。もうひとつ、広角カメラのクオリティも上がりました。光学2倍相当のズームでもきれいに撮影できます。被写体に撮影者の影が落ちないよう、2倍ズームで料理などを撮影すれば、全体を明るくキレイに撮りやすいでしょう。

 

【Q6】新しく搭載された「カメラコントロール」って何ですか?

カメラコントロールは、iPhoneによる写真やビデオの撮影を楽しくする新しいユーザーインターフェースです。iPhone 16とiPhone 16 Pro、全4モデルの本体側面に搭載された、物理的なクリック感があるボタンとなっています。

 

シングルクリックやダブルクリックでiPhoneのカメラを起動できるほか、クリックやボタンの上をなぞるスライド操作でカメラアプリのオプション機能がコントロールできます。従来、カメラアプリを開いてから2〜3タップして選択する必要があった「フォトグラフスタイル」など、映える写真を撮るための機能にもアクセスしやすくなりました。

 

筆者がおすすめする機能は「被写界深度」。カメラコントロールを開いてからボタンを軽くダブルクリックして、表示されるメニューから被写界深度を選びます。写真にいい感じの“ボケ味”が簡単に加えられます。

↑4つのiPhoneが共通に搭載した「カメラコントロール」ボタン。ひと工夫を加えた”映える”写真が撮れます

 

【Q7】Apple Intelligence(アップル・インテリジェンス)って何ですか?

今年アップルが発表した、新しいアップル独自のAIサービスの総称です。iPhone、iPad、Macに搭載するアプリやSiriと連携して、Apple Intelligenceが検索をサポートしたり、画像の生成、文章の要約などを行ってくれます。iPhoneの場合、Siriを呼び出すとディスプレーの周囲がレインボーカラーに光る新しいユーザーインターフェースも実装されました。

↑色鮮やかに光るSiri。Apple IntelligenceではSiriのユーザーインターフェースのデザインも変わります

 

Apple Intelligenceは、年内にまず米国英語版がリリースされる見込み。日本でもiPhoneなどデバイスの言語設定を米国英語に切り替えれば使えるのですが、入力できる検索コマンド、要約できるテキストなどは英語に限られます。2025年には、日本国内でも正式なサービスインが予定されています。

 

Apple Intelligenceに対応するiPhoneは限られますが、2024年モデルのiPhone 16シリーズとiPhone 16 ProシリーズはすべてApple Intelligence対応なので、アップルによる最新のAIサービスをいち早く体験・活用したい方は要注目です。

 

【Q8】iPhoneでゲームを快適に楽しむための機能はありますか?

ゲームの映像を滑らか、かつ高精細に楽しみたいのであれば、先述のProMotionテクノロジーを搭載するiPhone 16 Proシリーズがおすすめですが、iPhone 16世代のモデルに共通するモバイルゲーミング用途での注目ポイントも紹介しておきます。

 

ひとつはiOS 18に搭載される「ゲームモード」です。iPhoneでゲームアプリを立ち上げると、画面に「ゲームモード」がオンになったことを知らせるポップアップが出ます。ゲームモードでは、ゲームアプリ以外のバックグラウンド処理を抑えつつ、同時にゲームコンテンツの映像をなめらかに安定させるための処理を行います。特にグラフィックスに凝ったレーシングゲーム、FPS、アクションゲームなどに有効です。またAirPodsシリーズをペアリングしている場合は、Bluetooth音声の遅延が軽減されます。リズムゲームなどのプレイが快適になるわけです。

↑ゲームモードをオンにするとiPhoneの様々な処理がゲーミングのために最適化されます

 

また、iPhone 16世代の4機種は最新の無線通信規格であるWi-Fi 7に対応します。ご自宅に高速インターネット回線を敷いて、Wi-Fi 7対応のルーターなどを導入した場合、iPhoneで楽しむゲームもより快適になると思います。

 

【Q9】SNSの動画が映える機能はありますか?

iPhone 16世代の4モデルが搭載する「オーディオミックス」はいかがでしょうか? iPhone 16のカメラアプリで撮影したビデオに限られますが、収録した音声を後から加工して「背景の音を消して撮影者の声に寄る」「背景の音を立体的に、映画のように再生する」といった「サウンド映え」要素が盛れる機能です。トークの音声が本当にキレイに録れるので、仕事に使う本格的なプレゼンテーション用の動画制作にも向いていると思います。

↑iPhone 16のカメラで撮影したビデオの音声を後処理から加工できる「オーディオミックス」

 

【Q10】じゃあ山本さんはどのiPhoneを買うんですか?

皆さんにiPhone 16 Plusをおすすめしておきながら恐縮ですが、iPhone 16 Pro(デザートチタニウム/256GB)にしました。

色々悩んでiPhone 16 Proにしました。予約注文の開始直後はのんびりアニメを観て、14日のAM1時ごろに注文したら発売日到着には間に合いませんでした……

 

普段から仕事でiPhoneの機能や、関連する製品・サービスの取材をする機会が多いので、最上位のiPhoneを持っておきたかったからです。iPhone 16だけにあって、iPhone 16 Proにない機能はありませんからね。一方で、やはり「軽さ」はiPhone 16シリーズの大きな魅力だと思います。iPhone 16 Plusなら移動中でもゲームや電子書籍が軽快に楽しめるよなぁ……と今も後ろ髪を引かれています。

アップルの元デザイナーとOpenAI、「AIハードウェア」を共同開発!

以前にアップルで最高デザイン責任者を務めたジョニー・アイブ(Jony Ive)氏が、OpenAIと共同で人工知能(AI)ハードウェアを開発していると、米ニューヨークタイムズ紙が報じています。

↑ジョニー・アイブ氏とコラボ

 

アイブ氏といえば、アップルで「iMac」「MacBook」「iPod」「iPhone」「iPad」などのプロジェクトに関わった伝説のデザイナー。2019年6月の退社後は、マーク・ニューソン(Marc Newson)氏と立ち上げたデザイン会社で活動しています。

 

今回の報道によれば、アイブ氏はOpenAIを率いるサム・アルトマン(Sam Altman)氏と共同で、AIハードウェアのプロジェクトに関わっているとのこと。アップルを設立した故スティーブ・ジョブズ氏の妻であるローレン・パウエル・ジョブズ氏が代表を務めるエマーソン・コレクティブ(Emerson Collective)も、資金を提供しているそうです。

 

このプロジェクトは、年末までに10億ドル(約1430億円※)を確保する可能性があるとのこと。計画はまだ初期段階にあり、従業員も10人しかいないと言います。AIハードウェアの詳細と発売時期は判明していません。

※1ドル=約143円で換算(2024年9月25日現在)

 

現時点では謎に包まれているこのプロジェクト。テック業界の著名人が手がけるプロジェクトだけに、私たちの生活に本当に役立つAI製品が登場することに期待です。

 

Source: The New York Times via MacRumors

一部の「iOS 18」ユーザーにタッチスクリーン問題が発生

先日リリースされた「iOS 18」をiPhoneにインストールした一部のユーザーから、タッチスクリーンに不具合が生じていると海外で報告されています。

↑タッチを拒否?

 

大手掲示板のRedditへの投稿によれば、iOS 18を導入したiPhoneにおいてタッチスクリーンの応答が断続的に低下する問題が発生したとのこと。具体的には、タッチやスワイプが一時的にできなかったそうです。

 

今回の問題は最新の「iPhone 16」シリーズだけでなく、「iPhone 14」シリーズを含むさまざまなデバイスで発生。この問題は仮想キーボードを操作するときに顕著であり、入力ミスを誘発しているそうです。

 

海外メディアの9to5Macは、この問題はソフトウェアに関連している可能性が高いと述べています。根本的な原因は、iOS 18が偶発的なタッチを無視するために設計した、過敏なタッチを拒否するアルゴリズムにあるようです。

 

さらに画面の端に触れると、一時的に全てのタッチが無視されるケースがあることから、iPhone 16の狭いベゼルで問題がさらに悪化し、タッチを拒否するアルゴリズムが動作しやすくなっている可能性があります。

 

もし今回の問題がソフトウェアに起因しているのなら、アップデートで解決する可能性があります。アップルの対応が待たれます。

 

Source: Reddit, 9to5Mac via MacRumors