Sponsored by 株式会社TCL JAPAN ELECTRONICS
2025年現在、大型テレビは世界的なトレンドと言っていいでしょう。日本は「海外に比べて住居が狭め」という固有の事情があるものの、価格的に手が届きやすい大型製品が増えてきたこともあって、今後は60インチ越えのテレビの需要が高まることが予想されます。実際、大画面で観る映像は迫力満点で、没入感も段違い! 一度体験したら、もう小さな画面には戻れないほどの魅力があります。
そんな大画面テレビの世界で、いま注目すべきブランドがTCL。2024年には、85型以上の超大型テレビ出荷台数、Mini LEDテレビ出荷台数、Google TV出荷台数の3カテゴリーにおいてグローバルシェア第1位を獲得しており、いまや大画面テレビ市場をリードする世界的ブランドと言って差し支えありません。
そのTCLから、2025年の最新モデルが発表されました。なかでも「C8K」は、TCLが世界の大画面テレビ市場のリーダーたる技術を詰め込んだという注目モデル。画質・音質など、実力のほどを確認していきましょう。

高級テレビで流行の「量子ドット+Mini LED」とは
C8Kの詳細に触れる前に、まずはTCLが得意とする「Mini LED」と「量子ドット」とは何か、簡単に解説しましょう。
そもそも液晶テレビは、バックライトの光を液晶シャッターで制御し、カラーフィルターを経由させることで映像を映し出す仕組みです。この構造から液晶テレビは明るい映像が得意な一方で、黒の再現が難しく、コントラストが低いと言われています。
そこで近年使われるようになってきたのがMini LEDです。バックライトを従来のLEDから超小型化したMini LEDへと置き換えることで、光の制御がより細かく行えるようになったため、明暗の差をしっかり描き分けることが可能に。結果として、液晶テレビの弱点とされるコントラストが改善されます。

このMini LEDには、色の再現性を高める「量子ドット」技術が併用される場合がほとんど。従来のLEDとカラーフィルターの組み合わせでR(赤)・G(緑)・B(青)を取り出す方法では、どうしても光の変換ロスが発生してしまっていましたが、ここに量子ドット技術を用いることで変換効率を改善でき、純度の高い色を取り出すことができるようになります。

つまり、高コントラストな描写と鮮やかな色彩表現をかなえるのが、Mini LEDと量子ドットという2つの技術なのです。
TCLの最新モデルであるC8Kは、これらの技術を両方採用した「量子ドットMini LEDテレビ」です。さらに、後述する高画質技術との組み合わせにより、最大5000nits(65および75インチモデルは最大4500nits)の高輝度と最大7000:1のコントラスト比、そしてDCI-P3を97%カバーする広色域という、近年のテレビとしては非常に高いスペックを実現しています。
C8Kのココが凄い! 「全領域ハロー制御技術」で鮮明かつ自然なコントラストを実現
とはいえ最近では、Mini LEDと量子ドットを採用するモデルは珍しくありません。ではそのなかで、TCLのC8Kに注目すべきなのはなぜか? それは、両技術をベースとしながら、さらに画質を高める新技術が投入されているからです。
その新技術こそが「全領域ハロー制御技術」。Mini LEDチップにレンズ技術、信号制御、独自開発パネルなど7つの技術を統合することで、明るい部分の光が暗部に滲んでしまうハロー現象(光漏れ)を抑制。自然なコントラストを実現するというものです。

詳しく見ていきましょう。光源には従来比で明るさが53.8%アップ、エネルギー効率も10%向上した「高輝度ライトエミッティングチップ」を搭載。このチップが発する光を、第4世代レンズ技術により開発された「超凝縮マイクロレンズ」で制御することで、調光ゾーンの明るさを均一化しています。

また、レンズとパネルの距離を短くする「スーパーマイクロOD技術」により、本体のスリム化と光の拡散防止を両立。光制御には進化した「DLBアルゴリズム(Dynamic Lighting Bionic Algorithm)」を用いて、明暗のディテールが強化されました。

さらに、応答速度を高めてゴーストのない映像描写を実現する「トランジェントレスポンス」や、10億段階以上の微細な調光によって、2024年モデルの2倍以上という細かな再現を可能にした「マルチモーダル23ビット制御技術」が投入されています。

そして液晶パネルには、グループ会社のTCL CSOTが開発した「CrystGlow WHVAパネル」を採用。蝶の羽のように配列された液晶分子が電解に対して垂直に並ぶ構造により、光の遮断性能を向上させ、最大7000:1のネイティブコントラスト比を実現しています。

この全領域ハロー制御技術を搭載したうえで、Mini LEDの制御を最大3840と極めて細かいエリアに分割して光の形状を緻密に制御する「プレサイスローカルディミング」を組み込んでいるのがC8Kです。そのハロー制御性能は「一般的なMini LEDと比べて数倍」とのこと。パネルの開発からテレビの組み立てまで一貫して手掛ける、TCLならではの技術と言えるでしょう。
さらに、優れた演算処理能力を持つAI映像エンジン「AiPQ Pro プロセッサー」が、画質と環境に応じて映像を最適化。最先端の技術によって、あらゆるシーンが高画質に再現されます。
チェックポイント(1)
明るいのに”黒”もくっきり描画。美しい色彩にも注目
実際にC8Kを視聴してみると、明るく華やかで、色鮮やかという言葉がピッタリな映像です。発色は明瞭、かつグラデーションも滑らかで、美しい色彩表現が楽しめます。

川辺の風景を映し出したシーンでは、川に反射する太陽光がきらりとまぶしく、森林の緑も生き生きと再現されます。4Kらしい解像感で、風に揺れる木々の葉が細かに描き分けられるのもリアリティを高めています。
全領域ハロー制御技術の効果を感じさせるのは、明るい光に黒が侵食されず、陰影がくっきりしているところ。激しい銃撃シーンで銃口の明滅が消えたあと、立ち込める硝煙がたゆたう様など、画面の隅々までしっかり制御されていることがわかります。暗部のディテールも掴みやすく、まぶしいスポットライトに照らされた人物の黒い服装の装飾まで、しっかり見て取ることができました。

必ずしも“高画質なコンテンツ”だけでなく、地上波放送からYouTubeの動画まで、幅広く楽しめる映像になっています。
チェックポイント(2)
テレビから”枠”を取り除く! 非表示領域ゼロの狭額縁デザインで没入感が凄い
C8Kのもうひとつの大きな魅力と言えるのが、本体デザインです。本製品は“革命的”なベゼルレスデザインをうたう「Virtually ZeroBorder」を採用しています。

一般的なベゼルレスデザインをうたうテレビは、製品のベゼル(額縁)部分をなるべく狭く設計しているのが特徴です。画面の占有率を高めることで、まるで映像がその場に浮かんでいるかのような印象が得られ、コンテンツ視聴時の没入感が高まるといったメリットがあります。
Virtually ZeroBorderは、このベゼルレスデザインをさらに推し進めたもの、ということができるでしょう。まず、ベゼルの幅は3~5mmと極狭に設計されています。そして注目すべきは、”ZeroBorder”の名前の通り、ベゼルと映像が表示される領域の間に入る黒い縁(非表示領域)がほぼゼロに近いほど狭くなっている点です。テレビやディスプレイはその構造上、非表示領域を完全になくすのが極めて難しいのですが、TCLは新たな素材の開発、製造機器の導入といった企業努力によりこれを実現しています。

実際にC8Kで映像コンテンツを見てみると、まるで映像が宙に浮いているような感覚に陥ります。いくら画面が大きかったとしても、映像を囲む枠が目に入ったとたんに空間の広がりが感じにくくなってしまいますが、C8Kなら“テレビを観ている“ことを忘れるほどの没入感が得られると言っていいでしょう。
なお、ウルトラスリムデザインにより本体の厚さが抑えられているのもポイントです。横から見てもスッキリしているから、部屋に置いていても圧迫感が少ないのは嬉しいところです。

チェックポイント(3)
Bang & Olufsen監修の音響システム
映像鑑賞において画質と同じくらい重要なのが、サウンドのクオリティでしょう。
近年の薄型化が進むテレビでは、どうしてもサウンドが犠牲になりがちです。どれだけ大画面でも、音質がいまいちで物足りないということも多いのが現実。しかし、C8Kは高音質も諦めませんでした。
C8Kに搭載されるスピーカーは、デンマークのハイエンド・オーディオブランド「Bang & Olufsen」と共同開発したもの。TCLが培ってきた技術と、オーディオファンからの評価も高いBang & Olufsenのノウハウが融合して生まれました。具体的なスピーカーユニットの構成などは非公開となっていますが、Bang & Olufsenが設計・製造したスピーカーを内蔵しており、サウンドのチューニングもBang & Olufsenが監修しているとのことです。

実際に体験してみると、まさにB&O流というべき上質なサウンドが楽しめました。ことさらに重低音を強調して迫力を出すようなことはせず、量感のある低域と涼やかな高域によるナチュラルな再現性。まるでステレオスピーカーの高音質をテレビに持ってきた、というような印象を受けました。

音声モードは「映画」「ニュース」「音楽」「ゲーム」「ナイト」「スポーツ」「カスタム」が用意されています。「標準」がないのは珍しいですが、基本的には「映画」を選んでおくのがオススメです。
「カスタム」モードでは、Bang & Olufsen独自のオーディオ調整機能「Beosonic」が使用できるのも見どころでしょう。東西南北にそれぞれ「明るい」「穏やか」「温かい」「元気」というサウンド傾向が割り振られていて、カーソルを動かすだけで気分にあわせて直感的にイコライジングできます。個人的には「明るい」+「穏やか」の位置に調整すると、空間性が出ておもしろく感じられました。

立体音響フォーマットはDolby Atmos、DTS:Xをサポート。サウンドバーなどのオーディオシステムを追加せずに、テレビだけで臨場感ある音響空間を体験できます。
チェックポイント(4)
ゲーム向け製品顔負けの高リフレッシュレートに対応
さまざまなコンテンツを楽しむというのなら、ゲームも外すことはできません。みんなでワイワイと遊ぶゲームは、大画面だと楽しさも倍増します。
ただし、近年はPCゲームの盛り上がりやゲーム機の性能向上もあって、フレームレート(映像のコマ数)が一般的な60fps(1秒間に60コマ)を超える場合も増えてきました。これをしっかり表示するにはテレビやディスプレイ側もリフレッシュレート(画面の更新回数)を60Hz(1秒間に60回更新)以上に高める必要があるため、近年のテレビにはある程度の高リフレッシュレート対応が求められています。
もちろん、C8Kはその点も抜かりなし。ゲーミング機能「GAME MASTER」を搭載し、144Hz VRRに対応。さらに独自アルゴリズムによって、最大288Hzのオーバードライブ表示にも対応しています。ハイスペックなゲーミングPCとの組み合わせでも、まるでゲーミングディスプレイのようになめらかな映像表示を実現してくれるでしょう。

また、独自のゲーム専用補助機能「Game Bar」を呼び出せば、フレームレートのリアルタイム表示や画面キャプチャが可能に。このほかにも、ゲームに最適な画像設定を行う「オートゲームモード」をはじめとしたゲームプレイを快適にする機能が多数用意されているので、よりゲームの世界に没入することができそうです。

チェックポイント(5)
4KチューナーからVoDまで、膨大なコンテンツにアクセス可能
C8Kはテレビとしての対応力が高く、テレビ放送はもちろん、各種映像配信サービスにも対応しています。
チューナーは地上デジタル×2基、BS4K/110度CS4K×2基、BS/110度CS×2基を内蔵。VRR/ALLM対応のHDMI入力を3系統備え、うちHDMI1およびHDMI2が最大4K 144Hz入力、HDMI3は最大4K 60Hz入力に対応します。またUSB-A入力も2基搭載しています。

さらにGoogle TV搭載で、YouTube、Netflix、Hulu、Amazon Prime Video、Disney+、U-NEXT、Apple TV+、TELASA、FOD、AbemaTVといった主要なサービスをサポート。サービスを横断してのコンテンツ検索が可能なので、観たい作品にすぐたどり着けます。


AirPlay 2やChromecast機能で、スマートフォンなどからのキャストも簡単。プレーヤーやゲーム機との接続、USBメモリーに保存されたファイル再生など、あらゆるコンテンツをC8Kで楽しむことができます。
結論。最新技術満載でコスパも良し、長く使い続けられる1台
高画質に高音質、そして多機能と三拍子揃ったTCLのC8K。これだけの実力を備えながら、65インチで36万円前後というコストパフォーマンスの高さも魅力です。
日本でも今後、テレビの大画面化の波はますます勢いを増しそうな印象があります。最先端の性能を持つC8Kなら、長く愛用できる1台になることでしょう。
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撮影/ヒゲ企画