Beats(ビーツ)ブランドの次期ワイヤレスヘッドホン「Beats Studio Pro(仮称)」が連邦通信委員会(FCC)へと登録されていることが、海外にて報じられています。
↑Hadrian / Shutterstock.comより
Beats Studio Proは現行モデルのヘッドホン「Beats Studio3 Wireless」の後継モデルとしての登場が期待されている製品です。先日には開発者のAaron氏が、Beats Studio Proの製品コード「A2924」を「macOS Ventura 13.4」のベータ版から発見しています。
今回の登録からはBeats Studio Proの詳細は確認できないものの、FCCへの登録は通常、製品発売が近日に迫っていることを示唆しています。また先述のベータ版からは、同製品がデザイナーのSamuel Ross(サミュエル・ロス)氏とのコラボレーションとしてリリースされる可能性も指摘されています。
新世代のBeatsブランドのヘッドホンとして、Beats Studio Proでは改良されたアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能や周辺音取り込みモードなどの追加が期待されています。また、「Hey Siri」が利用できるようになるかもしれません。同製品の近日中のリリースを、楽しみにしたいものです。
今回の報告は「macOS Ventura 13.4」のリリース候補版(RC版)から見つかったもので、その内部のコードには「A2924」という型番が存在していました。なお、Appleは近日中にBeatsブランドのワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds+」を投入すると噂されていますが、今回の型番とは異なります。
Beats Studio Proの詳細はまだわかっていないものの、これはBeats Studio3 Wirelessの後継機種になることが予想されます。Beats Studio3 Wirelessでは古い「W1」チップを搭載しているため、これを刷新することでアクティブノイズキャンセリングの性能が向上したり、トランスパレンシー(環境音)モードが追加されるかもしれません。また、声でSiriを呼び出す「Hey Siri」への対応も期待されています。
Beats Studio Proの投入は、iOS 17やmacOS 14のリリース後の時期になると期待されています。Beatsブランドのフラグシップとなる新ヘッドホン、その機能改善に期待したいものです。
Apple(アップル)傘下ブランド「Beats」の次期イヤホン「Beats Studio Buds+(仮称)」がFCC(連邦通信委員会)のデータベースに登録されていることが、海外テックメディアのMacRumorsによって報告されています。
↑Appleより
ノイズキャンセリングと空間オーディオに対応した現行モデルの「Beats Studio Buds」が発表されたのが、2021年の6月。一方でケースにUSB-C端子を搭載した「Beats Studio Buds+」の開発が進められていることも、以前から報告されていました。
通常、未発表製品がFCCに登録されると、その正式リリースが近いことが予測されます。そういった意味でも、Beats Studio Buds+の発売時期はそう遠くないのかもしれません。
以前に海外テックサイトの9to5Macは、Beats Studio Buds+はカスタムイヤチップを搭載し、「Hey Siri」などの機能をサポート。また現行モデルの「Beats Studio Buds」と同じく、アクティブノイズキャンセリングやトランスペアレンシーモード(環境音モード)が利用できると伝えていました。
Beats by Dr. Dre(ビーツ)は、新開発のウイングチップを備えた「Beats Fit Pro ワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン」を2022年初旬に発売します。国内での販売価格は未定ですが、米国では199.99ドルで販売されます。カラーはストーンパープル、セージグレイ、Beatsホワイト、Beatsブラックの4色をラインナップ。
↑Beats Fit Pro ワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン
Beats Fit Proは、何千もの耳を測定してデジタルモデル化されたというウイングチップにより、高いフィット感を実現していることが特徴。硬いコアを柔らかくしなやかな素材で包んだ形状により、あらゆる耳の形にフィットします。スポーツなどのアクティブなシーンでも安定した装着感で使用できます。
ケース内側のボタンを長押しするとケースのLEDランプが点滅して、Bluetoothペアリングモードに切り替わったことを知らせてくれます。Androidスマホの場合はこの状態から、あらかじめスマホにインストールした「Beats」アプリからペアリング設定を行うか、またはAndroid 6.0以上のデバイスであればGoogle Fast Pairによるワンタッチペアリングが使えます。Android向けのBeatsアプリからはイヤホンのバッテリー残量を確認したり、本体リモコンボタンの設定変更などができます。Studio BudsはAirPodsシリーズよりさらにAndroidスマホのユーザーに優しい使い勝手に踏み込んでいるところが魅力的です。
↑Android版のBeatsアプリも使いやすい
iPhoneとAndroidスマホのどちらとも相性抜群
Studio Budsの実機をチェックしていきましょう。充電ケースは表面がさらっとしたマット仕上げで、楕円形のデザインにより手の中に心地よく収まります。イヤホンはケースのフタを開いて横向きに収納します。尖った形状の側面をつまんでケースから出し入れするのですが、ハウジングの表面も指触りがさらっとしているので、着脱時に落とさないよう気を付けましょう。
Studio BudsのサウンドはApple Musicの音源をリファレンスにして試聴しました。Studio BudsもBluetoothのオーディオコーデックはAAC/SBCに対応しています。AirPodsシリーズと同様にApple Musicのロスレス/ハイレゾロスレスコンテンツを再生すると圧縮がかかります。
ルパン三世の名曲リミックス「LUPIN THE THIRD JAM」からYUC’eが歌う「夢ならいいのに」を聴きました。ボーカルとジャズバンドによる演奏は生演奏のように鮮やかで生々しく、音像が立体的に蘇ります。ボーカルの音像が前に張り出してきて、奥行き方向へ広がる演奏も見晴らしも良好。そのサウンドに引き込まれます。
Studio Budsを最新のOSを搭載するiPhone、iPadとペアリングすると、Apple Musicのドルビーアトモスによる空間オーディオ対応コンテンツを選曲した時に、ステレオ版ではなく空間オーディオ版を自動選択する機能が使えます。
7月末に配信が開始されたばかりのアリス=紗良・オットの作品「Echoes of Life」を試聴すると、空間オーディオらしい雄大なコンサートホールの情景が目前に広がります。ピアノの音像が前に迫り来るような臨場感。低音はどっしりと深く沈みます。アップルとのコラボレーションが始まってから、ビーツのイヤホン・ヘッドホンが共通の特徴としてきた中高音域の透明感と伸びやかさは最新モデルのStudio Budsにも確かに受け継がれています。
Studio BudsのANC機能は、自動車の走行音から人の話し声までバランス良く消音してくれます。筆者の体感的な印象で比べると、ANCの効果はAirPods Proよりもビーツの方が若干強力だと思います。反対に外音取り込みモードに切り換えると、やはり環境音がとてもクリアに聴こえるAirPods Proの良さが目立ってきます。ANCと外音取り込みのモードを切り換えた時に音のバランスが崩れないところはStudio Budsもお見事。
アップルは6月15日、「Beats by Dr. Dre」ブランドから完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」を発表。発売は今夏としており、価格は1万7800円(税込)です。
Beats Studio Budsは、音楽を聴く、映画をストリーミングする、友人と通話するといった幅広いシチュエーションにおける、優れたオーディオ再生と快適さの実現を重視して設計したとうたうモデル。2枚の振動板を採用した独自の8.2mmドライバーを搭載しており、パワフルかつバランスのとれた音響を実現したとしています。
上野優華さん
2012年にキングレコード主催のボーカルオーディションでグランプリを受賞。2017年4月26日にシングル「友達ごっこ」をリリース、8月2日には同曲を含む15曲を収録した「上野優華 Hi-Res Best Selection」をハイレゾでリリースした。またライブで披露したMr.Children「しるし」のカバーが音源化リクエスト多数につき配信シングルが実現。SNSでも大きな話題を呼び週間 USEN HIT J-POP ランキング1位を獲得した。来年1月17日には待望の2ndフルアルバム「U to You」のリリース、2/4には赤坂BLITZでのワンマンライブが決定している。