「Pixel 8」シリーズ、ついにUSB-Cから外付けディスプレイに映像出力が可能に!

Googleは6月のPixelスマートフォン向けアップデート「Feature Drop」を発表。ついに、Pixel 8シリーズをUSB-C経由で外付けディスプレイに接続し、大画面で映画やスライドなどのコンテンツを表示できるようになると明らかにしました。

↑外付けディスプレイに手軽に出力

 

このアップデートは11日(現地時間)から配信が始まり、今後数週間にわたって展開される予定です。

 

こうしたUSB-Cによる有線接続での外付けディスプレイへの映像出力は、「DisplayPort Alternate Mode」と呼ばれます。もともとPixel 8シリーズはハードウェアレベルでは対応していましたが、なぜか封じられていました。

 

先月初め、Android 14ベータ版で外付けディスプレイ出力は有効となっていましたが、ようやく本番環境でも提供されます。

 

ただし、当面はPixelスマホの画面をそのまま映すミラーリング・モードのみ。横長ディスプレイの真ん中に縦長スマホがこじんまり表示されるか、横向きにして拡大表示となります(どのように見えるかは下の画像を参照)。

↑Pixelスマホの画面を外付けディスプレイで表示(画像提供/Android Authority)

 

今回のアップデートを受けて、AndroidスマホをPCのように使える「デスクトップ・モード」への期待が再び高まっています。Googleは長年にわたってこの機能をテストしてきたものの、2019年には単なる実験プロジェクトに過ぎないとコメントしていました

 

しかし、次期Android 15ベータ版では複数のウィンドウが扱える、進化したデスクトップ・モードが確認されています。これが正式に採用されることを期待したいところです。

 

Source: Google
via: Ars Technica

サードパーティ製部品が使われているスマホも返却へ。グーグルが修理方針を転換

グーグルはスマートフォンの修理ポリシーを変更しました。デバイスの内部にサードパーティ製部品が含まれていたとしても、顧客に返却するなどの手段を取るとAndroid Authorityに伝えています。

↑サードパーティ製が使われていても返却へ(画像提供/グーグル)

 

これまでグーグルは、修理に送られてきたスマホの内部にサードパーティ製部品が含まれていた場合、デバイスを保管する、つまり返却しないとの姿勢を取っていました。2023年7月からスタートしたこのポリシーには、多くの批判が寄せられていたのです。

 

しかし6月4日、同社はこのポリシーを撤回。Android Authorityに以下のような声明を出しています。

 

お客様がPixelスマートフォンを修理のためにグーグルに送った場合、サードパーティ製部品の有無にかかわらず、弊社ではそれを保管しません。安全上の懸念がある場合、状況によっては修理を完了できないことがあります。その場合、お客様に返送するか、お客様と協力して今後の方針を決定します。この点を明確にするために、利用規約を更新しています。

 

このような問題はグーグルだけではなく、サムスンも独立系の修理業者に対し、「スマホにサードパーティ製部品があった場合、デバイスを分解して顧客情報を報告すること」と義務付けていたことが判明しています。

 

メーカー側にとって、自社の利益を損ないトラブルまで起こす可能性があるサードパーティ製部品は排除したい存在であることも事実。今後は、顧客の権利を尊重するような明確なポリシーを表明してほしいものです。

 

Source: Android Authority

次期「Pixel 9」のベンチマーク結果が流出! Tensor G4の実力やいかに

グーグルの次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 9」シリーズのベンチマークスコアを、海外テックサイトのRozetkedが掲載しました。

↑Pixel 9の性能は?(画像はPixel 8)

 

Pixel 9シリーズでは上位モデルの「Pixel 9 Pro/Pro XL」だけでなく、背面カメラ数を減らした「Pixel 9」を含む、3モデルの登場が噂されています。実機とされる画像からは、背面カメラが側面フレームから分離し、より強調されたデザインになることが示唆されていました。

 

Rozetkedによれば、Tensor G4のCPUは1+3+4コア構成とのことで、「Pixel 9/9 Pro」に搭載された「Tensor G3」の1+4+4コア構成から変更されていることがわかります。Armいわく、Tensor G4の高性能コアに採用されている「Cortex-X4」は、Tensor G3の「Cortex-X3」から性能が15%向上しているとのこと。

 

実際、ベンチマークスコアは、Pixel 9/9 Pro/9 Pro XLがそれぞれ1,016,167/1,148,452/1,176,410ポイントとなったようです。これはPixel 8の877,443ポイントから、十分な性能向上と言ってよさそう。

 

すでにカラーバリエーションなど、さまざまな情報が明らかになっているPixel 9シリーズ。例年通りなら今年10月頃に発売されるはずですが、それまでにさらなる情報が届きそうです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

端末価格で安いのは? Google Pixel 8aはどこで買うべきか

近年急速にシェアを拡大しているGoogle Pixelシリーズ。その廉価モデルの最新作「Google Pixel 8a」が、2024年5月14日に発売されました。

 

Google ストアを始め、大手通信キャリアのオンラインショップなどさまざまなチャネルで販売されていますが、「下取りありで実質◯万円」や「2年後に端末返却で実質◯円」など、条件つきの価格が目立ちます。

 

そこで本記事では、できるだけシンプルに各社の端末価格を一覧で比較し、一括購入するならどこがお得かを解説します。また、端末価格が落ち着きつつある前モデル「Google Pixel 7a」もあわせて比較してみましょう。

↑Google Pixel 8a

 

円安の影響は? 前モデルとの価格差をチェック

記録的な円安水準が続くいま、スマホの価格も高騰傾向にあります。そこではじめに、前モデルであるGoogle Pixel 7a(以下、7a)の端末価格と比較をしてみましょう。

 

【Google Pixel 8aとGoogle Pixel 7aの端末価格(Google ストア)】

現行価格 発売時の価格
Google Pixel 8a 7万2600円 7万2600円
Google Pixel 7a 6万9300円 6万2700円
※2024年5月22日時点の情報(以下同)
※価格は税込(以下同)

 

Google ストアの現行価格を見ると、現行の価格差は3300円とあまり大きくありません。ただし、7aは発売日の2023年5月11日、6万2700円に設定されていましたが、同年11月に現在の価格に値上げされています。

 

そのため、発売時の端末価格のみを比較すると、前モデルから約1万円の値上げという結果になりました。

 

大手通信キャリアの価格を一覧でチェック

Google Pixel 8a(以下、8a)をネットで購入する場合、Google ストアに加え、ドコモ、au、ソフトバンクのオンラインショップが選択肢となります。現時点で、楽天モバイルはPixelシリーズを販売していません。

 

まずは、これらの端末価格を一覧で比較してみましょう。なお、大手通信キャリアには2年ほどで端末を返却すれば安価にスマホを使える「端末購入プログラム」が導入されていますが、本記事ではこれに触れず、一括で購入する場合の金額を比較します。

 

【Google Pixel 8aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 7万2600円
ドコモオンラインショップ 8万4480円 5万2030円

(5G WELCOME割適用)

8万4480円
auオンラインショップ 8万円 5万8000円

(au Online Shop お得割適用)

6万9000円

(au Online Shop お得割適用)

ソフトバンクオンラインショップ 7万7760円 5万5776円

(オンラインショップ割適用)

・7万7760円

・5万5776円

(U22オンラインショップ割適用)

 

割引を適用させない場合、一括価格がもっとも安いのはGoogle ストアです。最高額であるドコモと比較するとその差は1万1880円と、無視できない価格差となっています。

 

ところが、他社からの乗り換え割を適用した場合、もっとも安価に購入できるのはドコモです。これは、ドコモの「5G WELCOME割」で8aを購入した場合の割引額が約3万3000円と大きくなっているためで、割引後はGoogle ストアよりも約2万円安い、5万2030円で購入することができます。

 

一方、新規契約の場合、割引の恩恵はほとんどありません。唯一Google ストアよりも安価になるのはauのみ。ソフトバンクオンラインショップでは、5歳から22歳までなら「U22 オンラインショップ割」が新規契約にも適用できますが、それ以外に割引は効きません。

 

なお、基本的に各社とも、8aへの機種変更時に適用できる割引はありません。

 

ただし現在、auが期間限定で「5G機種変更おトク割」を展開しており、8aへ機種変更する際に6万3500円で購入できるキャンペーンを実施しています。こちらのキャンペーンは2024年6月30日までなので、auユーザーで機種変更を検討している人は早めに手続きをしましょう。

 

価格下落は? 前モデルのGoogle Pixel 7aを狙ってみる

IIJmioのサイトから

 

8aは廉価モデルとはいえ、割引を適用させなければ約7万円。キャリアの乗り換え割引を適用しても、最安値は約5万円と決して安い買い物ではありません。スマホの端末価格をもう少し節約したい場合、前モデルである7aも選択肢に入ります。プロセッサーの性能などは8aと比べると劣りますが、全体的な機能は十分と言えるでしょう。

 

7aはGoogle ストアや大手通信キャリアに加え、サブブランドでも取り扱いがあります。ただし、ソフトバンクやUQモバイルなど、多くの販売窓口で在庫切れが目立っていることに要注意。ここでは、本記事執筆時点で在庫がある販売窓口の端末価格を比較していきます。

 

【Google Pixel 7aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 6万9300円
ドコモオンラインショップ 5万3911円 5万3911円 5万3911円
ワイモバイルオンラインストア 5万5440円 ・3万3120円

(シンプル2 S契約時)

・2万9520円

(シンプル2 M/L契約時)

・4万3920円

(シンプル2 S契約時)

・4万320円

(シンプル2 M/L契約時)

IIJmio(中古) 5万7800円 4万4800円 5万7800円

 

8aの場合、割引未適用の価格はGoogle ストアが最安値でしたが、7aの場合、もっとも高額なのがGoogle ストアという結果になりました。また、乗り換え割引を適用させた場合の最安値はドコモでしたが、7aに割引は適用できないことに要注意。そのため、他社からドコモに乗り換える場合、7aよりも8aのほうが安くなる結果になっています。

 

そんな中、注目したいのがワイモバイルの価格です。ワイモバイルは乗り換える際にどのプランに加入するかによって割引金額が変わりますが、シンプル2 MまたはLに加入した場合、2万9520円という格安価格で購入することができます。

 

一方、MVNOでPixelシリーズを取り扱っている事業者はほとんどありません。IIJmioでは取り扱いがあるものの、中古品であることに注意が必要。未使用品のため、状態は良好ですが、新品とは異なることを理解したうえで購入をしましょう。

 

少し良いものを長く使うという節約方法

ここまで解説してきたとおり、乗り換え割引を適用させれば8a、7aともに比較的安価に購入することできます。これ以外にも、各社の下取りキャンペーンを併用することで、さらなる節約も可能です。

 

またPixelシリーズの場合、他社製品と比較してソフトウェアアップデートの提供期間が長いという特徴があります。

 

【Google Pixelのソフトウェアアップデート提供期間】

Androidバージョン

アップデートの提供期限

セキュリティ

アップデートの提供期限

Google Pixel 8a 2031年5月まで 2031年5月まで
Google Pixel 7a 2026年5月まで 2028年5月まで

 

8aのアップデートは発売日から7年間提供されることになっており、2031年5月までは最新のAndroid OSを使うことが可能です。

 

故障リスクやバッテリーの経年劣化などで、実際にこれだけ長く使うのは不可能かもしれませんが、ひとつの機種をできるだけ長く使うことで、円安・物価高時代に対抗するという方法も選択肢と言えるでしょう。

「One UI Watch 6」のベータ版、Galaxy Watchにまもなく登場!?

サムスンのスマートウォッチ「Galaxy Watch」向けに、最新バージョン「Wear OS 5」をベースにした「One UI Watch 6」のベータ版が、まもなくリリースされるようです。

↑「One UI Watch 6」ベータ版の配信はもうすぐみたい(画像提供/Google)

 

Wear OS 5はGoogleが開発しているスマートウォッチ向けのOSで、今年5月に発表されたばかり。その特徴は、消費電力の削減によりバッテリー駆動時間が伸びたこと。Googleは「Wear OS 5でマラソンを走ると、消費電力が最大20%削減されます」とうたっています。

 

今回、XユーザーのTheordysm氏は、サムスンのフォーラムページからOne UI Watch 6のベータ版に関する情報を発見しました。昨年の「Wear OS 4」が「One UI Watch 5」のベータ版として6月初旬にGalaxy Watch向けにリリースされたことを考えると、Wear OS 5(One UI Watch 6)も同様のスケジュールとなりそうです。

 

Wear OSの最新バージョンは、まずGalaxy Watch向けにリリースされ、次にGoogleの「Pixel Watch」に登場し、最終的に他のブランドのスマートウォッチにリリースされます。One UI Watch 6をインストールしたGalaxy Watchのバッテリーがどれだけ長持ちするようになるのか、今から楽しみです。

 

Source: Theordysm / X via 9to5Google

「Google検索」の極秘情報が流出! 検索順位の仕組みが判明?

Googleのサービスの根幹ともいえる「Google検索」。その検索結果のランク付けや表示の要素を記載した内部文章が漏洩したと、ソフトウェア会社のSparkToroが報告しています。

↑仕組みがバレた?(画像提供/Google)

 

SparkToroのRand Fishkinが入手した「Google APIコンテンツ・ウェアハウス」には、検索結果を生成するさまざまな要素がどのように機能するかを従業員に説明する、社内APIドキュメントが含まれています。合計2500ページ以上のドキュメントには、古いものから最新のものまで存在するそう。

 

このデータでは、Google検索が検索結果を順序付ける際に考慮する要素を含んでいます。しかし、最終的にランキングを決定する各要素の「重要性/重み」は明らかにされていません。

 

今回のデータはGoogleが3月27日にGitHub経由で誤って公開し、5月7日に削除されたようです。しかしデータはサードパーティーのサービスによってインデックス化されていたため、このようなコピーが流出しました。

 

Googleは今回の漏洩について、まだコメントを出していません。今回のデータによるGoogle検索のハックは難しそうですが、誰もが日々使っている巨大システムの内部が垣間見えた、興味深い出来事と言えそうです。

 

Source: SparkToro via 9to5Google

「Google検索」の極秘情報が流出! 検索順位の仕組みが判明?

Googleのサービスの根幹ともいえる「Google検索」。その検索結果のランク付けや表示の要素を記載した内部文章が漏洩したと、ソフトウェア会社のSparkToroが報告しています。

↑仕組みがバレた?(画像提供/Google)

 

SparkToroのRand Fishkinが入手した「Google APIコンテンツ・ウェアハウス」には、検索結果を生成するさまざまな要素がどのように機能するかを従業員に説明する、社内APIドキュメントが含まれています。合計2500ページ以上のドキュメントには、古いものから最新のものまで存在するそう。

 

このデータでは、Google検索が検索結果を順序付ける際に考慮する要素を含んでいます。しかし、最終的にランキングを決定する各要素の「重要性/重み」は明らかにされていません。

 

今回のデータはGoogleが3月27日にGitHub経由で誤って公開し、5月7日に削除されたようです。しかしデータはサードパーティーのサービスによってインデックス化されていたため、このようなコピーが流出しました。

 

Googleは今回の漏洩について、まだコメントを出していません。今回のデータによるGoogle検索のハックは難しそうですが、誰もが日々使っている巨大システムの内部が垣間見えた、興味深い出来事と言えそうです。

 

Source: SparkToro via 9to5Google

「Chromebook Plus」に新モデルが登場! AI機能がパワーアップ

Googleは、AcerやAsus、HPから販売される「Chromebook Plus」の新モデルを6機種発表しました。さらに、Chromebook Plus向けのAI(人工知能)機能も強化されます。

↑Acerの「Chromebook Plus Spin 714」(画像提供/Google)

 

Chromebook Plusとは、セキュリティ機能やGoogleアプリの動作、最大10時間のバッテリー駆動時間を保証したノートパソコン。350ドル(約5万5000円※)〜と、廉価に購入できるのも特徴です。

※1ドル=約157.6円で換算(2024年5月29日現在)

 

上画像のAcerの「Chromebook Plus Spin 714」は、最新世代の「Intel Core Ultra」プロセッサを搭載したモデル。コンバーチブルデザインでノートパソコンとしてだけでなく、タブレットとしても使用可能。1440p QHD解像度のWebカメラやAIによるオーディオ・ビデオ拡張機能、デュアルマイクと上向きスピーカー、DTS Audioを搭載しています。Best Buyでの販売価格は699ドル(約11万円)〜。

↑編集マジックが特徴の一つ(画像提供/Google)

 

Chromebook Plus Spin 714を含むChromebook Plusでは、「Google AI」による機能が組み込まれています。例えば、「編集マジック」では被写体を選んで位置を変更したり、サイズを変更したりすることが可能。また、生成AIによる壁紙とビデオ通話背景を利用できます。「Help me write」では、文章の作成をGoogle AIが手伝ってくれます。

 

Chromebook PlusではAIチャットボット「Gemini」がホーム画面に表示され、素早くアクセスすることが可能。さらに、「Gemini Advanced」や2TBのストレージが利用できる「Google One AI プレミアム」プランが12か月無料で利用できます。

 

Chromebook PlusのGoogle AIやGeminiによる新機能は、すでに利用が可能。人工知能をフル活用できるChromebook Plusは、学業や仕事に大いに活躍してくれそうな予感です。

 

Source: Google 1, 2

「Chromebook Plus」に新モデルが登場! AI機能がパワーアップ

Googleは、AcerやAsus、HPから販売される「Chromebook Plus」の新モデルを6機種発表しました。さらに、Chromebook Plus向けのAI(人工知能)機能も強化されます。

↑Acerの「Chromebook Plus Spin 714」(画像提供/Google)

 

Chromebook Plusとは、セキュリティ機能やGoogleアプリの動作、最大10時間のバッテリー駆動時間を保証したノートパソコン。350ドル(約5万5000円※)〜と、廉価に購入できるのも特徴です。

※1ドル=約157.6円で換算(2024年5月29日現在)

 

上画像のAcerの「Chromebook Plus Spin 714」は、最新世代の「Intel Core Ultra」プロセッサを搭載したモデル。コンバーチブルデザインでノートパソコンとしてだけでなく、タブレットとしても使用可能。1440p QHD解像度のWebカメラやAIによるオーディオ・ビデオ拡張機能、デュアルマイクと上向きスピーカー、DTS Audioを搭載しています。Best Buyでの販売価格は699ドル(約11万円)〜。

↑編集マジックが特徴の一つ(画像提供/Google)

 

Chromebook Plus Spin 714を含むChromebook Plusでは、「Google AI」による機能が組み込まれています。例えば、「編集マジック」では被写体を選んで位置を変更したり、サイズを変更したりすることが可能。また、生成AIによる壁紙とビデオ通話背景を利用できます。「Help me write」では、文章の作成をGoogle AIが手伝ってくれます。

 

Chromebook PlusではAIチャットボット「Gemini」がホーム画面に表示され、素早くアクセスすることが可能。さらに、「Gemini Advanced」や2TBのストレージが利用できる「Google One AI プレミアム」プランが12か月無料で利用できます。

 

Chromebook PlusのGoogle AIやGeminiによる新機能は、すでに利用が可能。人工知能をフル活用できるChromebook Plusは、学業や仕事に大いに活躍してくれそうな予感です。

 

Source: Google 1, 2

Pixel 10向け「Tensor G5」、TSMCが製造中!?

グーグルが2025年にリリースすると予想される「Pixel 10」シリーズ。その搭載プロセッサ「Tensor G5(仮称)」が台湾のTSMCによって製造されると海外で報じられています。

↑サムスンからTSMCにスイッチ(画像提供/グーグル)

 

グーグル独自のプロセッサ「Tensor」を搭載したPixelシリーズでは、「Pixel 6」シリーズに搭載された「Google Tensor」から、現行モデルの「Pixel 8」シリーズに搭載されている「Tensor G3」まで、その開発と製造にはサムスンが密接に関わってきました。

 

次期モデルの「Pixel 9」シリーズでも、引き続きサムスンが「Tensor G4(仮称)」を製造し、かなり小規模なアップグレードになることが予測されています。しかし、同社が製造するチップには熱と電力効率に問題があると報告されているのです。

 

今回、Android Authorityが入手した取引データベースの情報によれば、Tensor G5の略称である「Laguna Beach」が、TSMC独自のパッケージング技術である「InFO_POP」を採用すると記載されています。今回見つかったのはチップの最初のリビジョンで、今後のバージョンアップが予定されています。

 

さらに今回の情報からは、Tensor G5に16GBのメモリが搭載されることも確認されました。Pixel 9やPixel 10に搭載されるTensor G4やG5では、AI(人工知能)処理のために大容量のRAMを搭載するとみられています。

 

例年通りのスケジュールなら、Tensor G5を搭載したPixel 10シリーズは2025年の後半に登場するはず。もし大幅にアップグレードされたPixelスマートフォンが欲しいのなら、Pixel 10を待ってみてもいいかもしれません。

 

Source: Android Authority

Android版「YouTube Music」、鼻歌で曲を探せるようになった!

「この歌、何だっけ?」……とおぼろげにメロディーは覚えているものの、曲名を思い出せないのはよくあることです。そんなときに役立つ「鼻歌で楽曲が探せる」機能がAndroid版YouTube Musicアプリで展開されています。

↑この歌、何だっけ? 鼻歌で見つけよう

 

この新機能が有効になったアプリでは、右上にある虫眼鏡ボタンをタップすると、マイクの横に新たな波形アイコンが表示されます。そちらの新ボタンを選ぶと、「曲を再生、歌う、または鼻歌」を発するよう求められます。

 

ここで再び波形アイコンをタップすると、アプリは聞き取りを開始。ユーザーが鼻歌を歌ったり口ずさんだりすると、驚くほどの速さで識別し、お目当ての曲を探し当ててくれます。

↑鼻歌で検索(画像提供/9to5Google)

 

フルスクリーンの検索結果ページには、カバーアートや曲名、アーティスト、アルバム、年、さらには再生またはライブラリへの保存のショートカットが表示されます。探し当てた曲をすぐに聴くことも、曲名だけを確認することも、スマホに保存して後に取っておくこともできるわけです。

 

実はAndroid版YouTube Musicは、今年3月からこの機能のテストを始めていました。また、Android版YouTubeやGoogle Play Musicアプリでは以前から使うことができ、うろ覚えの曲でもハミングすると、かなりの精度で的中させています。

 

この鼻歌サーチは、Android版YouTube Musicのバージョン7.02 で確認されています。iOS版ではまだ使えませんが、「街やテレビで流れた曲を探す」のであれば、iPhoneの標準アプリShazamが代わりとなりそうです(鼻歌はなかなか認識してくれませんが)。

 

Source: 9to5Google

Google Playストア、「支払いを他人に頼む」ボタンをインドで追加

Google Playストアは、有料アプリやアプリ内で購入したアイテムを他人に支払ってもらうように頼める新しいボタンを一部地域で追加しました。記事執筆時点では、インドで展開していることが確認されています。

↑他人に支払いをお願いすることができちゃいます

 

すでにGoogle Playには家族で支払いを一まとめに管理できる「ファミリー用お支払い」があり、子どもが親に購入の承認を求めることができます。新ボタンは、それ以外の人にお金を出してと依頼できるものです。

 

この「Ask someone else to pay for this item」(このアイテムの支払いを誰かに頼む)ボタンをタップすると、次のような警告が表示されます。

 

  • 支払いを頼む相手が、ユーザーの完全なメールアドレスを知っている必要がある
  • 頼む相手が購入するアイテムを見ることができ、返金もリクエストできる
  • リンクの有効期限は24時間

 

この支払いリンクには、購入したいアイテムと価格が添付されており、支払いを頼みたい相手を連絡先から選んでタップすれば、依頼は完了です。

 

「他の人に支払いを頼む」ボタンについてGoogleは、「親戚や友人に代わってプレゼントしたり、支払ったりできる素晴らしい方法」と説明。でも、実際には自分の欲しい物を誰かに買ってもらうために使われることが多そうです。

 

Googleのサンプル画面では、架空のゲーム内通貨を買うために25ルピー(約47円※)を支払うよう友達に頼む人が写っています。この機能は最初にインドのユーザー向けに提供されますが、他の市場に拡大する時期や可能性には言及していません。

※1ルピー=約1.9円で換算(2024年5月27日現在)

 

Google Playでアプリを配信している開発者にとっては、支払ってもらえる手段が広がる素晴らしいアップデートとなります。ですが、ユーザーにとっては友情を壊すボタンにならないよう祈りたいところです。

 

Source: Android Authority

次期「Pixel 9」シリーズ、全カラバリが流出! ゴールドも!?

次期Googleフラッグシップ機の「Pixel 9」シリーズは、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」のほか、折りたたみ機の「Pixel 9 Pro Fold」の全4モデルになると噂されています

↑次はどんな色になる?

 

それらのカラーバリエーションが、Google公式壁紙のネーミングから明らかになったと報じられています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、Google社内で準備されたPixel 9シリーズ用の壁紙を入手したと主張。

 

これら壁紙の色に付けられたコード名は、毎年スマートフォン本体の色と一致しているため、カラーバリエーションも分かったというわけです。

 

今回、Android Authorityが公開したカラーコード名は次の通りです。

 

Pixel 9

Obsidian(オブシディアン)
Porcelain(ポーセリン)
Jade(ジェイド)
Peony(ピオニー)

↑Pixel 9向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro/Pixel 9 Pro XL

Obsidian
Porcelain
Hazel(ヘーゼル)
Rose(ローズ)

↑Pixel 9 Pro/Pro XL向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro Fold

PorcelainまたはGold(ゴールド)

↑Pixel 9 Pro Fold向けの色(画像提供/Android Authority)

 

このうちオブシディアンは、ストレートな黒のようです。ただし、光沢仕上げと噂されるPixel 9とマット仕上げのPixel 9 Proでは、背面パネルの色合いが異なるかもしれません。

 

ポーセリンはPixel 8aにもあり、真っ白というよりはベージュに近い印象です。

 

また、ジェイドはPixel 8が発売前に噂されていた情報に挙がっていましたが、最終的にはグレーに近いヘーゼルとなっています。

 

これらは初期のコード名に過ぎず、最終的には異なる名前を使う可能性も高いと但し書きされています。また、一部の色は発売時には提供されない可能性もあるとのこと。

 

おそらくPixel 9シリーズが発売されるのは、例年通りであれば今年10月頃のはず。あと5か月近くもあるだけに、さらなるリーク情報も飛び出してきそうです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

Google、生成AIに「Gemini」と名付けた理由を明かす

最近のGoogleは、自社のAI機能の製品名すべてに「Gemini」という言葉を使っています。これまで同社は「Gemini」の意味を明らかにしていませんでしたが、初めて名前の由来を公式に説明しています。

↑その意味は?

 

Google Deepmindチームによると、初期には「Titan」という名前を使っていたそう。これにはギリシャ神話の側面もありますが、もっぱら土星最大の衛星を想定していたとのことです。

 

共同技術責任者のジェフ・ディーン氏は、宇宙つながりで双子座の「Gemini」を発想。天文学ではギリシャ神話に登場する双子「カストル」と「ポルックス」にちなんだ星座の名前であり、最も明るい二つの星にちなんで名付けられたもの。

 

つまり、AIモデルのGeminiには二つの意味が込められているというわけです。

 

一つ目は、これがAI分野の2つの研究グループ、DeepmindとGoogle ResearchのBrainチームが合併したという「当時のGoogleで起きていた状況にピッタリだ」ということ。言語モデルに取り組む、両チームの距離を縮めたいとの思いがあったそうです。

 

もう一つの意味は、NASAが196o年代に行ったジェミニ計画、すなわち有人宇宙ロケットの月面着陸プロジェクトです。Geminiの共同技術責任者でオリオール・ヴィンヤルス氏は「LLM(大規模言語モデル)を訓練するという途方もない努力が、ロケットを打ち上げる精神と共鳴したから」と語っています。

 

また、Geminiは言語モデルの規模によりNano、Flash、Pro、Ultraといった種類があります。これも元々は「大きさの異なる星がたくさんあることから、宇宙の星の名前を使った」命名方法も検討したものの、今の形に落ち着いたとのことです。

 

スマートフォン向けオンデバイス(クラウドサーバーとの通信なしで動く)AIの第2世代Gemini Nanoは、Pixelスマホのほかサムスンの次期Galaxyデバイスでも動くと噂されています。今後も、さらなる進化を期待したいところです。

 

Source: Google

グーグルの生成AI「Gemini」、新機能のデモで堂々と間違える

グーグルは年次開発者会議「Google I/O」で、生成AI「Gemini」により検索が新時代を迎えるとアピールしていました。その最も目を引く新機能の一つが「撮った動画からAIが検索する」でしたが、自信たっぷりに間違った答えを披露したと指摘されています。

↑生成AIには難問(画像提供/グーグル)

 

これは「Gemini時代の検索」動画の59秒から確認できることです。フィルムカメラの巻き上げレバーが動かなくなった様子を撮影した後に「なぜレバーが最後まで動かないのか?」と質問しています。

Geminiは動かなくなった原因として考えられる要因をリストアップ。その後に対策がいくつか挙げられていますが、その中の一つが「後ろのフタを開けて、フィルムをそっと外す」というもの。

 

フィルムカメラの仕組みを知っている人であれば、絶対にやってはいけない最悪の選択肢だと分かるはず。もしも指示通りに裏ぶたを開ければ、その瞬間に撮影した写真は感光して台なしになってしまいます。

↑珍回答をハイライト(画像提供/グーグル)

 

まだまだ発展途上のAIが出した答えに間違いが混じるのはやむを得ないとして、グーグルはわざわざ最悪の回答をハイライト表示。「巻き上げボタンをしっかり押し込む」も危うい感じではありますが、かすんでしまいます。

 

同社は昨年2月、会話型AIサービス「Bard」の紹介で、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が太陽系外の惑星を初めて撮影した」という不正確な答えを堂々と出したことで株価が急落していました。もはや、AIイベントの恒例となっているのかもしれません。

 

Source: グーグル

via: The Verge

「Pixel 8a」、上位モデルとの性能比較で大善戦! やはりお買い得です

最近、グーグルが発売したスマートフォンのPixel 8aは、手ごろな価格ながらも、上位モデルのPixel 8シリーズと同じTensor G3チップを搭載することが魅力の一つとなっています。しかし、実はPixel 8よりも性能が落ちるとのベンチマーク結果が公開されました。

↑上位モデルには負けるけど…(画像提供/グーグル)

 

Android情報サイトのAndroid Authorityは、Pixel 8a、Pixel 8、Pixel 8 Proのベンチマークを比較しました。ベンチマークアプリとしては、Geekbench 6とPCMark Work 3.0を使っています。

 

その結果は、どちらもPixel 8aが上位モデルの後塵を拝しています。GeekBench 6のCPUテストでは、シングルコアスコアはPixel 8と並びながらも、マルチコアスコアで差が付くことに。かたやPCMarkテストでは、Pixel 8と僅差ですが、Proモデルにはかなりの差が付けられています。

↑ベンチマーク結果①(画像提供/Android Authority)

 

かたやグラフィック性能に目を向けると、Pixel 8aのTensor G3チップは、少なくとも短時間では上位モデルとほぼ同じ性能を発揮。しかし、長時間となるとスロットリング(発熱による破損を避けるため、動作クロックを下げる)のために下降の一途をたどっています。

↑ベンチマーク結果②(画像提供/Android Authority)

 

それでも前モデルのPixel 7aと比べれば、CPUのシングルコア・マルチコア、グラフィック性能の全てが上回っています。お手ごろな価格を考えれば、十分にお買い得な実力を備えていると言えそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

「Pixel」の修理をもっと簡単にしたいグーグル、驚きの最終目標を明かす!

グーグルは自社のPixelスマートフォンにおいて、ユーザーに「修理する権利」を認め、パーツ類を販売しています。同社はその方針をさらに進めて、最終的には特別な工具なしに修理できることを目指すと明らかにしました。

↑修理をもっと簡単に

 

これは、グーグルの公式ポッドキャスト番組「Made by Google」で語られたものです。

 

最も重要なのは、最初から修理しやすいように設計されていること。出演者は「エンジニアは接着剤が好き」だが「修理技術者は接着剤が嫌い」だと話しています。

 

例えば、日本の修理工場に行ったとき、「接着剤をすべて取り出し、削り取るだけ」の部署もあったそうです。それだけ、パーツを固定する接着剤は修理にとって厄介というわけです。

 

その後、グーグル社内では修理しやすさの改善に取り組んでいるとのこと。製品ごとに「保守性(修理しやすさ)のための設計スコアカード」を用意しており、次第にスコアが上がっているそうです。

 

最終目標は「修理専用ツールが不要な修理」とのこと。「キッチンの引き出しに手を入れれば、スクリーンを交換できるようにしたい」と述べています。

 

グーグルと提携する修理業者のiFixitは、電子レンジで加熱して接着剤に熱を伝える「Opener」(iPad用は「iOpener」)を販売しています。これらの道具はそう高価なものではありませんが、いずれはネジ回しのドライバーのように、身近な道具だけでスマホの修理が可能になると期待したいところです。

 

Source: Made by Google Podcast
via: 9to5Google

「Pixel Tablet」、充電スピーカーホルダーなしの単品販売を開始!

グーグルは5月8日、Pixelシリーズ初のタブレット製品「Pixel Tablet」の単品販売を開始しました。Googleストアで販売しており、価格は6万8800円(税込)~となっています。

↑用途次第では単品でも十分(画像提供/グーグル)

 

もともとPixel Tabletは昨年6月に発売されましたが、当時は充電スピーカーホルダーが同梱。このホルダー抜きで買うことはできませんでした。

 

しかし、グーグルは新たにPixel Tablet本体のみを再発売。充電スピーカーホルダーとのセットも7万9800円~で販売しており、差額は1万1000円です。スピーカーホルダーは単品で買うと1万7800円かかるので、両方とも買う場合はセット販売のほうが6800円だけお安くなります。

 

もっとも、Pixel Tabletを部屋に置いてスマートディスプレイ代わりにするのではなく、あくまでタブレットとして使うのであれば、スピーカーホルダーの必要性は薄くなります。家の中で持ち運んだり外で活用したりしたい人にとっては、単純にお手ごろ価格になったと言えそうです。

 

これに先立ち、リークアカウント@MysteryLupinは「グーグルがペンやBluetoothキーボードとともにPixel Tablet(ドックなし)を再発売する」と述べていました。もっとも、今のところPixel Tablet専用ペンやキーボードは登場していないようです。

 

今後、Pixel TabletもPixelスマホと同じく、Feature Drops(機能アップデート)により多くの新機能が使えるようになる見通しです。例えば、「かこって検索」は今月末までに広く展開されるはず。グーグルの生成AI機能Geminiも今年の夏に提供される模様です。

 

現在、Pixel Tablet単品はGoogleストアで予約受付中。配達予定は5月14日となっています。

 

Source: Googleストア
via: 9to5Google

Androidの「かこって検索」、iPhoneでも同じような機能が使えます!

今年初め、グーグルはAndroid向けに、画面に映っているものを丸で囲むなどして検索できる「かこって検索」機能を発表しました。すでに同社のPixelデバイスやサムスンのGalaxyスマートフォンに展開されており、好評を呼んでいます。

↑iPhoneでもほぼ同じように使える(画像提供/Google/YouTube)

 

これとほぼ同じ機能が、GoogleレンズアプリとiOSのショートカットのおかげで、どのiPhoneでも再現できるようになりました。

 

かこって検索とGoogleレンズの主な違いは、前者がホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しして、どのアプリを開いていてもアクセスできること。それ以外は、同じ検索とOCR(光学文字認識)技術を使っています。

 

現在グーグルは、画面のスクリーンショットを撮影し、それをGoogleレンズに送信するショートカット「Search your Screenshot」を配布中です。これを起動すると「開いているアプリのスクリーンショット」写真をすぐにGoogleレンズで分析でき、かこって検索とほぼ同じ感覚で使えます。

 

iPhone 15 Proモデルの場合、アクションボタンに登録すれば、ボタン一押しでいつでも呼び出せます。また、アクションボタンがないiPhoneでも「背面タップ」とひも付けておけば、背中を素早くタップするだけでショートカットが起動できます。

 

利用方法は次の通りです。

  • iPhoneからこのリンクにアクセスし、ショートカットを入手
  • 「設定」アプリから「アクセシビリティ」>「タッチ」と進む
  • 下の方にある「背面タップ」を選ぶ
  • 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選ぶ
  • 「アクセシビリティ」や「スクロールジェスチャ」の下にあるショートカットから「Search your Screenshot」を選ぶ
  • iPhoneの背面をダブルタップまたはトリプルタップしてショートカットを実行

 

こうすることでiPhoneが現在のスクリーンショットを撮影し、Googleレンズに送信。その後は素早くテキストをコピーしたり、翻訳したり、画像を検索したりできます。また、最初に実行する際、グーグルとの画像共有は「常に許可」を選んでおきましょう。

 

本家のかこって検索のように指で丸を描いて指定はできませんが、すでに起動時に画像は自動認識されており、より広い部分を指定したり、一部に絞ったりすることも可能です。

 

廉価モデルiPhone SEでも、最新のAndroidスマホとほぼ同じことができるグーグルからのプレゼントを、賢く使っていきたいところです。

 

Source: 9to5Google

お手ごろ感ありまくり!「Pixel 8a」が最新チップを搭載してデビュー

グーグルが、ミドルレンジ向けスマートフォン「Pixel 8a」を発表しました。

↑高機能なのに価格が良心的!(画像提供/グーグル)

 

丸みを帯びたエッジや、マットな背面、アルミフレームを採用した、Pixel 8a。端末をハンズオンした9to5Googleによると、本体エッジの丸みにより、以前の「Pixel 6a」よりも持ちやすさが向上しているとのこと。

 

本体背面には6400万画素メインカメラと、1300万画素の超広角カメラを搭載。前面カメラは1300万画素です。Pixelシリーズで特徴のAI(人工知能)機能はPixel 8aでも健在で、複数写真を組み合わせる「ベストテイク」や、画像編集機能の「編集マジック」、音声をクリアにする「音声消しゴムマジック」が利用できます。

 

内蔵型AIアシスタントとして「Gemini」を搭載したことにより、アイデアのブレインストーミングやお礼のメッセージの作成、旅行の計画を立てるのに役立てられます。Geminiの拡張機能では、メールの要約や未読メールの確認が可能です。

 

Pixel 8aでは「Pixel 8/8 Pro」と同じ、「Tensor G3」チップを搭載。セキュリティアップデートやAndroidアップグレードを含む、7年間のソフトウェアサポートが提供されます。保護者向けの制限機能もより簡単に設定できるようになりました。

 

Pixel 8aの本体価格は7万2600円(税込)で、本日より予約受付を開始しています。円高の影響で各社のフラッグシップスマートフォンが値上がりしている中、最新スペックなのに8万円以下で購入できるPixel 8aは、消費者にとって魅力的な選択肢となりそうです。

 

Source: Google, 9to5Google

3機種が噂される次期「Pixel 9」シリーズ、人気メーカー製の専用ケースが流出!

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズが正式に発表されるのは、おそらく数か月先のこと。ですが、すでに人気のアクセサリーメーカー製と称するPixel 9シリーズ用ケースの写真が公開されています。

↑流出したPixel 9シリーズ用ケースの写真(画像提供/Android Central)

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Centralは、薄くて軽いケースを作ることで知られるThinborne製のケースを入手したそう。それは新しいシリーズの構成がPixel 9、Pixel 9 ProおよびPixel 9 Pro XLの3機種になるというを裏付けていました。

 

実際、Thinborne自らもPixel 9 Pro XL用ケースの画像を公式サイトに公開しています。

 

昨年のPixel 8と Pixel 8 Proは、ディスプレイが完全にフラット(直線的で平ら)になったものの、本体の側面は丸みを帯びたままでした。対してPixel 9は、側面もよりフラットになると噂されています。今回リークされたThinborne製ケースは、Pixel 9シリーズが全体的にどれほどフラットになるか示しているようです。

 

Thinborne製ケースから判断すると、Pixel 9とPixel 9 Proは、Pixel 7aと同じくらいコンパクトになる可能性がありそうです。さらに、最も大きなPixel 9 Pro XLはPixel 8 Proよりも少し背が高くなるとのもありますが、これらの写真はその話とも符合しています。

 

Pixel 9シリーズは、今年10月かそれ以降に発売されると予想されています。しかし、今月14日(現地時間)の年次開発者会議「Google I/O」では、もしかしたらチラ見せ程度はあるのかもしれません。

 

Source: Android Central
via: Wccftech

iPhone対Android、セキュリティはどっちが上? 明白な差が判明

iPhoneとAndroidでは、どちらのほうがセキュリティがより強固で、プライバシーが保護されているのか? 長年にわたるこの問題についてサイバーセキュリティ技術を扱うメディアのCybernewsが実際に検証し、結果を報告しました。

↑セキュリティ能力がより高いのは…

 

今回の検証では、ドイツのApp StoreとGoogle Playストアからトップ100のアプリを、それぞれ工場出荷状態にリセットしたiPhone SEとAndroidスマートフォンにインストール。その後、両方のスマホをアイドル状態にしておき、外部サーバーにアクセスする頻度と、そのサーバーがどこにあるかをチェックしています。

 

その結果、iPhoneは1日あたり平均3308クエリ(問い合わせ)を外部サーバーに送信したのに対し、Androidは2323クエリを送信。つまり、前者が後者より42%多く情報を外部とやり取りしていたことになります。

 

が、話はそれで終わりません、iPhone発クエリのうち60%はアップルに送られていましたが、Androidスマホがグーグルに送ったクエリはわずか24%。いずれも、残りはサードパーティ企業が宛先となっています。

 

例えば、iPhoneは中国アリババのロシア内サーバーに1日平均1回アクセスしていたのに対して、Androidは13回も問い合わせていました。また、中国のサーバーへのアクセス回数はiPhoneが1回もなかったのに対して、Androidスマホは1日平均5回でした。

 

さらに、iPhoneがSNSのサーバーにアクセスする回数も、Androidよりはるかに少ない結果になっています。Facebookの場合、Androidが1日平均200回に対して、iPhoneは20回。TikTokに関しては、iPhoneは5日間で合計36回に対して、Androidスマホは800回近くアクセスしていました。

 

こうした結果から、Cybernewsは「(欧米にとっての)非友好的な国への問い合わせはiPhoneのほうが少ない」との結論を導き出しています。

 

なお、CybernewsはApp StoreとGoogle Playのトップ100アプリについても分析したところ、前者には「あからさまなアドウェアと思しきアプリが一つもなかった」とのこと。しかし、Playストアでは「広告付きの懐中電灯やいたずらジェネレータ、怪しげなPDFビューア」があったと述べています。

 

Source: Cynbernews
via: PhoneArena

Pixelのフラッグシップ機の「傷つきやすいカメラバー」、海外のユーザーが独自に加工してみたら…

グーグルのフラッグシップ機Pixel 7 ProとPixel 8 Proは洗練されたデザインながら、背面カメラバーの金属部分はポリッシュ仕上げのため傷が付きやすく、使い続けていると見た目が損なわれがちです。

↑ユーザー自らサテン仕上げに(画像提供/the_skinny_drummer/Reddit)

 

そこで両モデルを持つユーザーが自らつや消し加工したところ、とても素敵な仕上がりになったと報告しています。

 

ここ数年のPixel Proモデルは、背面カメラバーの金属部分が、ケースに入れていてもかなり傷つきやすくなりました。より安価な標準モデルのPixel 7とPixel 8はマット仕上げを採用し、耐久性が向上しているのとは対照的と言えます。

 

大手掲示板Redditユーザーのthe_skinny_drummer氏は、「光沢あるカメラバーに耐えられない」として、自らをサテン仕上げ(金属の表面に方向性ある短い筋目を付けてつや消しにすること)に挑戦したところ、非常にいい感じになったと写真を公開しました。

その加工に使われたのは、スコッチ・ブライトの研磨パッド。所要時間わずか5分で「グーグルがやるべきことをやった」と述べています。

 

確かにカメラ周りの見た目は良くなったものの、もしグーグルに修理に出す場合、好意的に扱われない可能性があります。また、金属製ではない背面ガラスや、カメラレンズにも傷が付く危険も。実際にPixel 7 Proでそれが起こっている恐れもあり、絶対におすすめできないでしょう。

 

とはいえ、グーグルが標準モデルでもマット仕上げを採用している以上、Proモデルでも不可能ではないはず。次期「Pixel 9 Pro」では、ポリッシュ仕上げかマット仕上げか、ユーザーが選べる仕様が望まれるかもしれません。

 

Source: Reddit
via: 9to5Google

話題を集める次期「Pixel 8a」、今度はハンズオン動画が流出!

最近、グーグルの廉価版スマートフォンの新モデル「Pixel 8a」の予想CG画像や「実物」と称する写真が、ネットに次々と登場しています。これまでは静止画ばかりでしたが、ついに実際に手に取ったハンズオン動画がXに公開されました。

↑今度は動画が流出(画像はPixel 7a)

 

リークアカウントの@MysteryLupinは、「pixel 8a」と題した動画をXに投稿。そこにはグリーン(Mint)とブルー(Bay)の2色という、数日前に流出したカラーバリエーションと一致するものが確認できます。

 

この直前、別のXアカウントの@Mohamma11824513は「モロッコの市場で売られている」というブルーとグリーンらしきPixel 8aの写真をシェアしていました。

 

これまでの噂話をまとめると、Pixel 8aの仕様はざっと次の通りです。

  • ディスプレイ: 6.1インチ、フルHD・有機EL、120Hz対応
  • チップセット: Tensor G3
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • 背面カメラ: メイン64MP(光学手ぶれ補正)+超広角13MP
  • 前面カメラ: 13MP
  • OS: Android 14
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 充電速度: 最大27W

 

ここにあるTensor G3は、上位モデルPixel 8シリーズに搭載されたチップのマイナーチェンジ版と言われています。ただしパッケージング技術(さまざまな部位を一つのチップに収める技術)が異なるために「熱くなりやすい」だけであり、低クロック版ではないとのこと。

 

前モデルのPixel 7aは、昨年の年次イベント「Google I/O」で発表されました。後継モデルのPixel 8aも今年のGoogle I/O(現地時間で5月14日開催)で登場すると予想されていますが、価格も気になるところです。

 

Source: @MysteryLupin(X) 
via: GSMArena

「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像が流出! メモリが…

グーグルの次期スマートフォン「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像を、海外サイトのRozetkedが掲載しました。

↑流出した「Pixel 9 Pro」の画像(画像提供/Rozetked)

 

Pixel 9シリーズでは、従来と異なり、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3モデルの投入が予想されています。このうちPixel 9 ProとPro XLは背面にトリプルカメラを備えた上位モデルに相当する模様。また、全モデルで次世代プロセッサ「Tensor G4」を搭載します。

 

今回、実機画像として投稿されたのは、6.1インチディスプレイを搭載したPixel 9 Pro。ブート画面によれば、このデバイスは「caiman」と名付けられており、16GB RAMや128GBストレージを搭載しています。「Pixel 8/8 Pro」のRAM容量は8GB/12GBだったので、かなりのスペックアップとなりそうです。

 

本体背面に目を向けると、そこにはトリプルカメラが搭載され、本体フレームから分離したカメラ突起が存在。このデザインは、以前に登場したPixel 9シリーズの予測レンダリング画像と一致しています。本体外周のフレームには光沢があり美しいのですが、実際に使用すると指紋が目立ちそうな予感です。

 

例年通りなら、今年の秋にも市場に投入されるであろうPixel 9シリーズ。新型プロセッサのTensor G4と大容量RAMの組み合わせで、どれだけのパフォーマンスを発揮できるのかが、今から楽しみです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

「Pixel」スマホの衛星通信対応はもうすぐ? 準備が着々と進行中

「Pixel」スマートフォンが衛星通信機能に対応するように準備が進められており、地図の位置情報の共有も予定されいると海外メディアで報じられています。

↑衛星通信でユーザーの居場所を特定するように

 

携帯電波の届かない場所で役立つ「衛星経由の緊急SOS」がPixelスマホに追加される可能性は、以前にも9to5Googleが報じていました。これは「安全性と緊急事態」の項目に「衛星SOS」という項目が一時表示されていたというのが証拠となっています。

 

Nail Sadykov氏の報告によれば、自分のデバイスを衛星に合わせるためのUIが、Pixelスマホ向けに搭載されていたそう。衛星SOSに接続するプロセスでは、視界に障害物がないように注意する通知が表示されます。

 

また、PiunikaWebは、衛星を利用した位置情報共有のサポートを示唆する文字列が、「Google Map」の最新ベータ版に追加されていると指摘。その詳細は不明ですが、ユーザーは1日に最大5回、15分おきかそれ以上のタイミングで位置情報を更新できるというのです。これは自分の家族や友人と位置情報を共有し、最後にいた居場所を知らせるための機能だと推測されます。

 

PixelスマホやGoogle Mapがいつ衛星通信をサポートするのかはまだ分かっていません。しかし、今年の秋のリリースが期待されている「Pixel 9」シリーズでは、衛星通信機能への対応がされています。それに合わせて、Google Mapにも衛星経由の位置情報の共有機能が追加されることでしょう。最新のiPhoneのように、Pixelスマホでも衛星通信が利用できる日は、もう間もなくとなりそうです。

 

Source: Nail Sadykov, PiunikaWeb  via 9to5Google

「Galaxy S25」でもサムスンとグーグルが提携!? 狙いはもちろん…

サムスンはGalaxy S24シリーズにおいてグーグルと協力し、生成AI機能の一部として同社の「Gemini Nano」を搭載しました。両社はさらに次世代機「Galaxy S25」シリーズでも提携を続け、第2世代Gemini Nanoを利用可能にするとの噂が報じられています。

↑グーグルとのコラボを継続(画像提供/サムスン)

 

リークアカウントの@negativeoneheroは、グーグルの第2世代「Gemini Nano」バージョンがGalaxy S25シリーズに採用され、サムスンが同製品でのオンデバイスAIを進化させるため、グーグルとの協力を始めたと述べています。

 

オンデバイスAIとは、外部のクラウドサーバーに依存せず、スマホ内で処理を完結させる仕組みのこと。サムスンの「Galaxy AI」はオンデバイスAIとクラウド依存AIが混ざっており、そのうちGemini Nanoはオンデバイスに属しています。

 

オンデバイスAIを動かすには、かなり強力なプロセッサを搭載する必要があります。先日もGalaxy S25シリーズにサムスン製の次期チップ「Exynos 2500」あるいはクアルコム製の「SnapDragon 8 Gen 4」が搭載されるとの台湾サプライチェーン情報がありましたが、どちらも強力なAI処理能力を備えるとみられ、今回のリーク情報と符合しています。

 

今のところ、第2世代Gemini NanoがGalaxy AIに追加の機能をもたらすのか、「リアルタイム通訳」など既存のものを強化するに留まるのかは不明。

 

ともあれ、Androidスマホでは最高クラスのハードウェアを製造するサムスンと、生成AIの最前線を行くグーグルが再びタッグを組むことで、Galaxy S25シリーズはさらに使いやすくなると期待したいところです。

 

Source: @negativeonehero
via: Wccftech

今度は「Pixel 8a」の色が流出!? 見覚えのあるラインアップ

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 8a」の本体カラーリングが四色判明したと、海外テックサイトのAndroid Headlinesが報じています。

↑流出したPixel 8aのカラー(画像提供/Android Headlines)

 

現行モデルの「Pixel 7a」では、ブルー、ホワイト、ブラック、レッド(正式名称はSea、Snow、Charcoal、Coral)の四色が投入されています。

 

Android Headlinesによれば、Pixel 8aには上画像のようにグリーン、ホワイト、ブラック、ブルー(正式名称はMint、Porcelain、Obsidian、Bay)の四色が存在するとのこと。これは、Pixel 8のグリーン(Mint)やブラック(Obsidian)、そしてPixel 8 Proのホワイト(Porcelain)やブルー(Bay)と共通したカラーラインアップです。

 

Pixel 8aは7aよりも丸みを帯びた本体デザインとなり、6.1インチディスプレイを搭載。プロセッサには「Tensor G3」の低クロック版が搭載されるとされています。

 

例年通りなら、Pixel 8aは5月14日から開催されるイベント「Google I/O」で発表されるはず。Pixel 7aと同様に、廉価ながらさまざまなAI(人工知能)機能を活用できる、コスパの高いスマホになってほしいものです。

 

Source: Android Headlines via 9to5Google

Pixel 9+最上位+折りたたみ。グーグルはどう名づける? 予想は…

グーグルの次期折りたたみスマートフォンの名称が「Pixel 9 Pro Fold」になると、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑次は「Pixel 9 Pro Fold」が投入される?

 

グーグルは2023年5月に、初となる折りたたみスマホ「Pixel Fold」を発表。内側に7.6インチ、外側に5.8インチのディスプレイを搭載しました。一方で、同社は今年ハイエンドモデル「Pixel 9」シリーズを投入すると期待されています。

 

Android Authorityによれば、グーグルの次期折りたたみスマホは「comet」というコードネームで開発されているとのこと。そして、Pixel 9シリーズでは通常のスマホが「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3機種、そして折りたたみスマホの「Pixel 9 Pro Fold」が投入されるというのです。

 

次期折りたたみスマホがPixel 9 Pro Foldと名付けられれば、これは製品がPixel 9シリーズの最上位モデルに位置づけられていることを、消費者にわかりやすくアピールできそうです。

 

近年、グーグルはフラッグシップのPixelスマートフォンを10月に発表しています。次期プロセッサ「Tensor G4」を搭載したPixel 9 Pro Foldも、それと同時に登場するかもしれません。

 

Source: Android Authority

もうすぐ発表? 新型「Pixel Buds Pro 2」らしき充電ケースの登録が認証機関で見つかる

グーグルがワイヤレスイヤホンPixel Buds Proを発売してから、もうすぐ2年が経過します。そんな中、後継モデル「Pixel Buds Pro 2」用らしき充電ケースの登録が複数の認証機関で見つかったと報告されています。

↑新モデルはまもなく発表?

 

これらはインドメディアの91mobilesが発見したもので、デンマークの国内認証機関UL Demkoと韓国のSafety Koreaのデータベースにあったと述べています。

 

充電ケースの型番は「GH8tQ」でバッテリー容量は650mAhとのこと。これは初代のバッテリー容量(620mAh)より少し大きくなっており、駆動時間が長くなる可能性もありそうです。

 

製造委託先が重慶VDLエレクトロニクスであること以外に、具体的な情報は他に出ていません。いつ発売されるのか、どのような機能が搭載されるのか、これまでに噂話もなかったようです。

 

しかし、初代Pixel Buds Proの例を振り返れば、同じく5月の開発者会議Google I/Oで発表され、今年後半に発売するという展開となるのかもしれません。

 

初代製品のスペックと特徴を軽くまとめると、インイヤータイプのデザインで、耳の形状に合わせてノイズキャンセリングを調整する「Silent Steal」機能を搭載。

 

また、内蔵センサーが耳の奥の気圧を測定して自動的に減圧することで快適に使用でき、ノートPCやタブレット、Android OSやiPhoneなど接続先の切り替えもスムーズ。「OK Google」と話しかけるだけで、道案内やリアルタイム翻訳なども利用できます。

 

もしPixel Buds Pro 2が5月に発表されるのであれば、今後数週間のうちにさまざまな噂や自称リークも出てくるはず。噂のお手ごろ価格スマホ「Pixel 8a」とともに、全貌が明らかになることを楽しみに待ちたいところです。

 

Source: 91mobiles
via: Wccftech

グーグルの開発チーム、「かこって検索」の裏側を語る! 誤作動が起きるのは…

グーグルやサムスン製スマートフォンで使えるAI機能の「かこって検索」は、スマホ上で見つけたものを、アプリを切り替えずに検索できて好評を呼んでいます。

↑開発チームが裏側を語った

 

しかし、画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しすると、間違ってタスク切り替えを呼び出してしまったり、他のジェスチャー操作を使いたいのに、かこって検索が暴発したりするなど、一部では不満の声も上がっています

 

この点について、開発チームが操作性を改善していくとの趣旨をポッドキャストで語りました。

 

グーグル公式ポッドキャスト「Made by Google Podcast」の最新エピソードには、かこって検索の開発チームが出演。そこでは上記の操作について「製品の良し悪しを左右すると分かっていたので、最速のアクセス方法は何かを考えるのにすごく時間を費やした」と述べています。

 

最も重視したのは、OSのどこからでもアクセスできるということ。そうした発想から、ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しする現在の方法にたどり着いたそうです。

 

暴発しやすいとの苦情に対しては「まだ先があり、ユーザーが望むときに発動され、望まないときに発動されないようにするために多くの努力をしている」とコメント。現在進行形で改善を進めているようです。

 

また、かこって検索は、実際にはGoogleレンズが大きな役割を果たしていることも明らかになりました。Googleレンズとは、写真や画像を認識し、名前や詳細情報まで教えてくれるアプリのこと。

 

すなわち「技術の多くは、実際には(Google)レンズであり、ビジュアル検索機能、画面上のOCR(光学文字認識)です」と言います。

 

かこって検索の開発は、2023年1月頃にスタートしたそう。同チームは、Googleレンズのように対象をタップして選ぶほうが「丸でかこう」より速いと認めつつも、こちらのほうが「楽しい」と感じたと語っています。

 

今のところ人気が急上昇している使い方は、画像の中のテキストをコピーすること。例えば、YouTubeの字幕や、Instagramアプリ内のテキストなど、普通はコピー&ペーストできないものもコピーしたり検索したりできます。

 

グーグルは今後も「かこって検索」で多くのことを計画しているそう。できることがもっと増えたり、対象スマートフォンが拡大したりするのでしょうか? 今後の発展に期待です。

 

Source: Made by Google
via: 9to5Google

「Pixel 8a」の新たな目撃情報を入手! 今度は米大手キャリアがうっかり掲載

グーグルの廉価版スマートフォン「Pixel 8a」が準備中であることを裏付ける情報が次々と報じられ、先日もBluetooth SIG認証を取得したことが明らかとなり、発売が近づいているとみられています。

↑Pixel 8aの目撃情報を入手(画像はPixel 7a)

 

そんな中、今度は米国の大手キャリアの公式サイトでPixel 8aが目撃されました。

 

著名リーカーのEvan Blass氏は、UScellularのウェブサイトで見たというスクリーンショットを公開。そこには「Google Pixel 8a」とハッキリ書かれています。同社はPixel 8aのチュートリアルも早々に公開してしまったものの、すでに削除済みです。

 

今回の画像では、前モデルPixel 7aよりも本体が丸みを帯び、ベゼルは少し細くなりながらも上位モデルPixel 8より太く、他のPixelスマートフォンとは一線を画すデザインが確認できます。

 

先週末にも、Pixel 8aに4つの本体カラーバリエーションがあることをAndroid製品情報サイトのAndroid Headlinesが「独占情報」として掲載。それらはObsidian(黒)、Mint(ミント)、Porcelain(ポーセリン)、Bay(青)の4つとされ、それぞれの写真も公開していました。

 

今のところ、Pixel 8aの予想スペックは次の通りです。

  • 画面サイズと解像度: 6.1インチ/2400×1080(Pixel 7aと同じ)
  • 最大リフレッシュレート: Pixel 7aの90Hzから120Hzにアップ
  • HDRのピーク輝度: 1400ニト
  • 有線映像出力(DP Alt Mode)に対応
  • 搭載チップ: Tensor G3(Pixel 8シリーズに採用)のマイナーチェンジ版
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • カメラ: メインカメラ64MP/超広角カメラ13MP(Pixel 7aと同じ)
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 有線充電速度: 最大27W
  • 米国での価格: 500~550ドル(約7万7000円〜8万5000円〔※〕。前Pixel 7aは499ドル~)

 

おそらくグーグルは、5月14日に開催する年次イベント「Google I/O」でPixel 8aを正式発表するはず。価格がなるべく安くなるよう期待しつつ、当日を待ちたいところです。

※1ドル=約154円で換算(2024年4月16日現在)

 

Source: Evan Blass(X)
via: PhoneArena

「Pixel 9」シリーズの発売はもはや確実! 公式アプリから新たな手がかりが見つかる

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズの予想CG画像が続々と登場しているなか、今度は公式アプリのベータ版の中に「Pixel 9」の記述があったと報告されています。

↑Pixel 9は確実に来ている(画像提供/91mobiles)

 

この情報は、グーグルアプリの最新ベータ版(15.14.34.29.arm64)から見つかったもの。それは二つあり、その一つはユーザーが新しいAndroidデバイスを設定する際のGoogleアシスタント・セットアップのコード内に含まれているものです。

 

もう一つは、同じセットアップ画面に表示されるアニメーション関連ファイルであり、こちらにも「pixel 9」の名前が含まれていたとのこと。どちらも、それ以上の情報は表示できませんが、これによりPixel 9が登場することはほぼ確実となりました。

 

ここ数週間にわたり、さまざまなリーク情報が届けられたことで、Pixel 9シリーズに関する情報はかなり明らかになった感があります。

 

  • これまでの2モデルから3モデルの構成に(「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」)
  • Pixel 9は背面デュアルカメラ、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLは背面トリプルカメラ
  • Pixel 9とPixel 9 Proの本体サイズは同じ
  • 画面サイズはPixel 9よりもPixel 9 Proのほうが大きい(おそらくPixel 9 Proのほうがベゼルが狭い)
  • 全モデルとも次世代の「Tensor G4」チップ搭載

 

ほかにも、Pixel 9は側面がフラットになって角が丸くなり、まるでiPhone 15 Proのようになると予想されています。よりパワフルかつスタイリッシュ、豊富なカメラ機能もあり、グーグルならではのAI機能がフル活用されると期待したいところです。

 

Source: The SP Android
via: Tom’s Guide

紛失とおさらば! Androidの「デバイスを探す」機能がパワーアップ

グーグルは、Android向けに強化された「デバイスを探す」ネットワークの提供を開始しました。まずは北米からですが、ゆくゆくは全世界で利用可能になる予定です。

↑バッテリー切れでも探せます

 

その目玉機能の一つが、オフラインのAndroidスマートフォンを探せること。当初はPixel 8とPixel 8 Proのみ電源がオフ、またはバッテリーが切れていても発見できると発表していましたが、いずれ他社の次世代スマホでも使えるようになるとグーグルが述べています。

 

Pixel 8シリーズは、特殊なハードウェアを使うことで、電源オフの状態でも内蔵Bluetoothチップに電源が供給される仕組みとなっています。

 

Android情報サイトAndroid Authorityの取材に対して、グーグルは「他のSoC(スマホ用チップの製造元)やOEM(各スマホメーカー)と協力して、バッテリー切れのデバイスを見つける機能を、他のプレミアムAndroid製品にも提供する方法を検討しています」と回答しました。

 

つまり、次世代ハードを搭載する予定のフラッグシップ機は、電源切れの状態でも「探す」機能に対応する可能性があるということ。そもそもスマホをなくしたときに困るのは、バッテリー切れで「探す」アプリでも音を鳴らせない場合のため、グーグルの新機能はかなり役に立つと思われます。

 

すでにiPhoneでは、電源をオフにしてから24時間以内であれば見つけることが可能。ようやく、Androidも追いつくようです。

 

過去の機種がこの機能に対応するかどうかは不明ですが、今後は高価なハイエンドスマホを買った場合は、紛失してしまう恐れが減ることになりそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

お手ごろ価格スマホ「Pixel 8a」、Bluetooth SIG認証を取得! まもなく発表・発売かも

Googleは、次期お手ごろ価格スマートフォン「Pixel 8a」が準備中であることを公式に認めており、数か月前にパッケージ写真らしき画像も流出していました

↑Pixel 8aはまもなく発表・発売?

 

すでにスペックに関する情報も次々と届けられるなか、Pixel 8aがBluetooth SIG(Bluetooth関連機器の認証機関)の認証を取得したことが明らかとなりました。

 

世界各国でBluetooth内蔵デバイスを発売する前には、事前にBluetooth SIGの認証を得ることが恒例となっています。つまり、Pixel 8aの発表・発売が間近に迫っている可能性が高まったというわけです。

 

Bluetooth SIGデータベースに登録されたモデル番号は、G8HNN、GKV4X、G6GPR、G576D。これらは先月、Googleが米FCC(連邦通信委員会)に申請していたものと一致しています

 

このうちG6GPRは、ベトナム方面から流出したパッケージ写真でも確認できます。

 

今までのところ、Pixel 8aに関するリーク情報は次の通りです。

  • 画面サイズと解像度はPixe 7aと同じ6.1インチ/2400×1080
  • 最大リフレッシュレートはPixel 7aの90Hzから120Hzにアップ
  • HDRのピーク輝度は1400ニト
  • 有線映像出力(DP Alt Mode)に対応
  • 搭載チップはTensor G3(Pixel 8シリーズに採用)のマイナーチェンジ版
  • カメラ: メインカメラ64MP/超広角カメラ13MP(Pixel 7aと同じ)
  • 米国での価格:500~550ドル(前Pixel 7aは499ドル~)

 

これらの噂話が正しければ、Pixel 8aは「ほぼPixel 8」の高性能なデバイスになるはず。しかし、米国での価格は値上げの可能性もあり、最近の円安のもとでは日本での価格が気になるところです。

 

Source:Mukul Sharma(X)
via:91mobiles

次期「Pixel 9」の予想動画が公開! まるでiPhoneなのはどうして?

先日、Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 9」の予想CG画像を、インドメディア91mobilesが公開しました。情報を提供したリークアカウントの@OnLeaks(Steve H.McFly氏)は未発表Android製品の予想において定評があり、この画像も信ぴょう性が高いと思われます。

↑公開されたPixel 9の予想画像(画像提供/Technizo Concept/YouTube)

 

これを基に「Pixel 9をいろんな角度から眺めるとどう見えるか?」を確認できる予想動画が公開されています。

 

テック系YouTubeチャンネルのTechnizo Conceptは、ピンク、イエロー、ブラック、グリーンの4色を想定したPixel 9の予想動画を公開。これらの色が正しいかどうかは不明ですが、デザインに関しては@OnLeaksの情報に沿っています。

 

この動画では、Pixel 9は側面が平らになり、角が丸くなっていることが確認できます。前モデルまでは側面は丸みを帯び、本体の角は直線的となっていましたが、その印象が一変。iPhone 15 Proなどに近く、コメント欄でも「iPixelだ」と呼ぶ声もあります。

 

Pixel 9について、先日の91mobiles情報を改めて整理しておくと次の通りです。

 

  • コンパクトなボディに分厚い背面カメラ部分(本体を合わせた厚みが12mm)。Pixel 8から引き続きデュアルカメラ
  • ディスプレイの中央にはパンチホールの自撮りカメラ。電源ボタンと音量キーは本体の右側に配置
  • ディスプレイのサイズは約6.03インチ
  • 本体サイズは約152.8 x 71.9 x 8.5mm(Pixel 8は150.5 x 70.8 x 8.9 mm)

 

Pixel 9シリーズは「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の予想CGも公開済み。つまり、Pixel 8の2モデル構成から3モデル構成になるというわけです。

 

また、3機種とも次期チップ「Tensor G4」チップを搭載するものの、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLの二つは背面トリプルカメラを採用すると予想されています。つまり、Proモデルとの主な違いはカメラと画面サイズだけであり、特にPixel 9のスペックが低いということはなさそうです。

 

Source: Technizo Concept(YouTube) 
via: Wccftech

Pixel 9の廉価版? 2カメラで小さめディスプレイの“第3モデル”が存在か

Google(グーグル)の次期スマートフォン「Pixel 9シリーズ」に3番目のモデル「Pixel 9」が存在するとして、海外テックサイトの91Mobilesが予測レンダリングと詳細情報を掲載しています。

↑91Mobilesより

 

Pixelスマートフォンは長らく、画面サイズの大きさで「標準モデル/Proモデル」の2機種が投入されていきました。また、時期をずらして、スペックと価格をおさえた「aシリーズ」も発売されてきました。さらに「Pixel 9 Pro」の予測レンダリング画像も以前に登場しており、背面カメラがより強調されたデザインとなるようです。

 

91Mobilesによれば、Pixel 9は上位モデルの「Pixel 9 Pro/9 Pro XL」と同一のデザインを採用しながら、背面カメラが3個ではなく2個になっているなどの違いがあります。またPixel 9 Pro(約6.2インチ)と比較して、約6.03インチと小さめのディスプレイを搭載。一方で本体サイズは152.8×71.9×8.5mmと、Pixel 9 Proとほぼ同じになるようです。

 

以前リークされたGoogleのPixelリリース計画のロードマップでは、Pixel 9のほか2種類のPixel 9 Proが発売されるとのことでしたが、このようにPixel 9シリーズで3モデルが登場することは、廉価な「aシリーズ」が消滅することを示唆しているのかもしれません。3モデルで最もスペックが低いとされるPixel 9には、手軽に購入できる価格で登場してほしいものです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

なぜかグーグルが宣言! アップルの「RCS」導入は今秋から

Apple(アップル)が次世代携帯電話メッセージサービス「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」を2024年秋から導入すると、Androidの公式サイトに記載されているのが見つかりました。

↑Googleより

 

RCSはSMS(ショートメッセージサービス)と同じく電話番号で送受信が可能ながら、長い文章や大きな添付ファイルを送信することができます。すでに米国の携帯キャリアだけでなく、日本でも「+メッセージ」としてサービスが提供されています。

 

Appleは2023年11月、RCSの導入を発表しました。その時は「来年後半」と漠然としていましたが、今回のAndroidのサイト表記により、その時期がはっきりしました。おそらく今年秋に提供される「iOS 18」「iPadOS 18」にて、RCSの導入が予定されていることでしょう。

 

AppleはRCSの対応を長らく渋っていた経緯がありますが、今秋からようやくiPhoneでもRCSが利用できるようになります。SNS全盛の昨今にRCSがどれだけ必要とされているのかは不明ですが、一度くらいは使ってみたいものです。

 

Source: Android via 9to5Mac

次期「Pixel 9」シリーズ、タッチ感度を自動調整する新機能を搭載!?

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9」シリーズでは、指が濡れていたり、画面保護シートが貼られていたりするかを自動的に判別してタッチ感度を調整する「アダプティブ・タッチ(Adaptive Touch)」機能が追加される可能性があると判明しました。

↑一歩先のディスプレイへ

 

すでにPixelシリーズには、画面保護シートを貼ったときのタッチ感度を向上させる「画面保護シート モード」が用意されています。次期Pixel 9シリーズはその一歩先へと進むかもしれません。

 

Android OSに精通するAndroid Authorityが、先月配信されたAndroid 14 QPR3ベータ1を調べたところ、Googleが「設定」>「ディスプレイ」>「タッチ感度」に「アダプティブ・タッチ」設定を追加する準備を進めている手がかりを発見しました。

 

この設定はPixel 8 Proでは表示されないものの、コードを調べたところ、アダプティブ・タッチが有効になっていると「タッチ感度が環境、行動、画面保護シートに合わせて自動的に調整される」ことが分かりました。

 

どのような環境や行動によりタッチ感度が自動調整されるかは不明ですが、濡れた指(または濡れた画面)が考慮される可能性はありそうです。ちなみにOnePlus 12シリーズは、画面が濡れているときでも問題なく使えるアクアタッチ機能を搭載しています。

 

その後、最新のAndroid 14 QPR3ベータ3内のコードでは、アダプティブ・タッチが「P24」用の機能だと明示されていました。Google社内では「P23」はPixel 8とPixel 8 Proを指していたことから、「P24」はPixel 9を意味している可能性が高そうです。

 

ただし、Googleは新型デバイス向けの機能を、後に旧機種向けにPixel Feature Dropアップデートにより提供することもあります。当初はアダプティブ・タッチがPixel 9独占だとしても、将来的にはPixel 7やPixel 8シリーズなど過去モデルでも利用できるようになると期待したいところです。

 

Source: Android Authority

via: PhoneArena

Google、お手ごろ価格スマホ「Pixel 8a」を準備中だと公式に認める。バッテリーの詳しい情報が分かるようになるかも

Googleの次期廉価スマートフォン「Pixel 8a」は、様々なリーク情報があったものの、同社は公式に開発中とも準備中とも述べていません。が、ひょんなことから発売予定であることを認めました。

↑思わぬ形で「Pixel 8a」が“公式発表”に?

 

Android 14のQPR1アップデートでは、Googleはバッテリー情報(設定アプリの「デバイス情報」内)に新機能を追加し、充電サイクル数とバッテリーの製造日を表示しました。これはユーザーに歓迎されましたが、Pixelスマートフォンでは3月のFeature Drop(アップデート)で消えてしまいました。

 

これにつき、Googleはバグ追跡ページで「この表示はPixel 8a以降でのみ有効であり、意図した通りの動作です」とコメント。つまり、本機能が将来のPixelスマホに搭載されることや、今後Pixel 8aが登場することを同社が初めて公式に認めたことになります。

 

なぜ本機能が現行のPixelスマホで使えたのか、また消す必要があったのか、正確な理由は不明です。が、表示された数値はあまり正確ではなかったとの指摘もあり、将来のモデルに必要なハードウェアを追加する予定かもしれません。

 

Pixel 8aは今後数カ月、おそらく5月の開発者会議「Google I/O」にて発表が予想されています。昨年夏には早くもベンチマーク結果が登場し、今年初めにはパッケージ写真までが流出していました

 

最近のPixelスマホはGoogleの独自AI機能も搭載されており、そちらの方面でも期待できるはず。さらなるリーク情報や、Googleの公式発表を楽しみにしたいところです。

 

Source:Google
via:9to5Google

Googleの「かこって検索」機能、Pixel 7シリーズにも展開中!

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズやGoogleのPixel 8シリーズでは、便利な新機能「かこって検索」(Circle to Search)を使うことができます。写真の中にある物をスタイラスや指で丸く囲むと、Googleの検索結果をすぐに入手できるようになりました。

↑早く来て

 

この新機能が、旧モデルのPixel 7やPixel 7 Proシリーズでも徐々に利用可能となっています。

 

これはGoogleサーバー側のアップデート(Googleアプリは最新バージョンにしておくこと)によるもので、すでに一部のデバイスでは有効になっています。今後「数週間かけて」全てのユーザーが利用できる見通し。

 

運良くアップデートが来たユーザーは自動的に有効になります。ユーザー側で設定を変更したり行動を起こしたりする必要はありません。

 

アップデートで利用可能になったら、かこって検索は次の手順で使うことができます。

 

  • 画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しして「かこって検索」を呼び出し
  • Google検索バーとグラデーションが表示
  • 検索する画像やテキストを丸で囲むか、ハイライト表示するか、なぞるか、タップする
  • 正確に操作する場合は、2本の指を使って画面をズームしたり移動させてから、丸で囲む

 

今のところ、「かこって検索」が使えるGoogle製品はPixel 7シリーズとPixel 8シリーズのみ。Pixel 6以前の過去モデルにもやって来ることを期待したいところです。

 

Source: Google Blog
via: 9to5Google

Googleの「かこって検索」機能、Pixel 7シリーズにも展開中!

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズやGoogleのPixel 8シリーズでは、便利な新機能「かこって検索」(Circle to Search)を使うことができます。写真の中にある物をスタイラスや指で丸く囲むと、Googleの検索結果をすぐに入手できるようになりました。

↑早く来て

 

この新機能が、旧モデルのPixel 7やPixel 7 Proシリーズでも徐々に利用可能となっています。

 

これはGoogleサーバー側のアップデート(Googleアプリは最新バージョンにしておくこと)によるもので、すでに一部のデバイスでは有効になっています。今後「数週間かけて」全てのユーザーが利用できる見通し。

 

運良くアップデートが来たユーザーは自動的に有効になります。ユーザー側で設定を変更したり行動を起こしたりする必要はありません。

 

アップデートで利用可能になったら、かこって検索は次の手順で使うことができます。

 

  • 画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しして「かこって検索」を呼び出し
  • Google検索バーとグラデーションが表示
  • 検索する画像やテキストを丸で囲むか、ハイライト表示するか、なぞるか、タップする
  • 正確に操作する場合は、2本の指を使って画面をズームしたり移動させてから、丸で囲む

 

今のところ、「かこって検索」が使えるGoogle製品はPixel 7シリーズとPixel 8シリーズのみ。Pixel 6以前の過去モデルにもやって来ることを期待したいところです。

 

Source: Google Blog
via: 9to5Google

Android Auto、クルマを駐車しないと使えないアプリが分かりやすく! 長文メッセージの要約も可能に

Android Autoは、スマートフォンを車載システムに接続してカーナビや各種のアプリを使うことができ、便利な機能として親しまれています。

↑Android Auto

 

その最新版では、クルマが駐車しているときだけ使えるアプリのアイコンには「P(Parked)」マークが付くようになりました。

 

Android Autoのアプリには様々なものがありますが、中にはクルマが完全に停止している場合、つまり運転中には使えないものもあります。その1つが、海外でも広く親しまれているの「GamesSnacks」。タッチ操作で遊べるミニゲーム集であり、主にEV(電気自動車)の充電中に暇つぶしとして遊ばれています。

 

このGameSnacksなど一部アプリは、クルマが走行中に起動すると、「駐車中でなければ動きません」というエラーメッセージが表示されます。が、開こうとしたときに初めて警告され、それまでは走行中に使えるのか、駐車中のみかは区別が付きませんでした。

 

しかし、最新版のAndroid Autoでは、駐車中だけ使えるアプリには「P」マークが表示されます。ドイツのブログSmartDroidが、Android Auto 11.4から有効になったと報告しています。

Image:9to5Google

 

またAndroid Auto 11.4では、ついに長文のメッセージを要約して読み上げることが可能となりました。ただしGoogleは「一部のデバイス、地域、国、言語ではご利用いただけません」と但し書きをしています。

 

これらのアップデートは今のところ展開中ですが、なかなか利用できない場合は、Google Playストアでアップデートを確認するとよさそうです。

 

Source:SmartDroid,Google
via:9to5Google

まもなくPixelスマホに衛星SOS機能がやって来る? 携帯の電波やWi-Fiが届かない場所でも助けを呼べるかも

iPhone 14シリーズ以降に搭載された「衛星経由の緊急SOS」機能は、携帯の電波が届かない場所で遭難した人たちを救うなど、数々のお手柄を立ててきました

↑無人島に流されても安心!?

 

この機能が、Google Pixeスマートフォンにまもなく追加される可能性が浮上しています。

 

米9to5Googleは3月初旬現在、Pixelスマホで設定アプリから「安全性と緊急事態」を開くと、「緊急SOS」と「自動車事故検出」の間に「衛星SOS」機能が表示される可能性が高いと報告しています。もっとも手元の環境(Pixel 6a/場所は日本)では、特に何も追加されていません。

 

しかし、表示される環境であっても、今のところ「衛星SOS」をタップしても何も反応がないようです。もう少し時間が経てば、メニューが表示されるようになると予想されます。

 

そこで9to5Googleはルート化した(本来ユーザーに与えられていない権限を獲得し、Android内部のシステムを制御する)Pixelスマホを通じて、隠しメニューへのアクセスに成功。衛星SOSのページには「Pixelを使えば、携帯電話やWi-Fiに接続できないときに、緊急サービスとメッセージをやり取りしたり、現在地を共有したりできます」と書かれていました。

Image:9to5Google

 

さらにGoogleは、ユーザーの氏名や電子メール、電話番号や位置情報、端末情報や緊急情報が、緊急サービスおよび衛星サービスプロバイダーにも共有されると説明しています。

 

このページは衛星SOSが「どの国で対応しているか」を示す公式ページにリンクしていますが、そのページは公開されていません。

 

いつGoogleがこの機能を正式に配信するのか、どの国で配信するのかも不明です。iPhone用の衛星SOS機能はいまだに日本に提供されていませんが、こちらはサービス開始を期待したいところです。

 

Source:9to5Google

Google マップの事故報告機能、最近は役立たずに? CarPlayやAndroid Autoは一向に対応せず

Google マップには数年前から、事故やスピード違反取締の報告機能があり、多くのユーザーが情報を共有してきました。が、この機能は改善されず、役立たずになりつつあると米9to5Googleが報じています。

↑Google マップ

 

本機能が導入されたのは、2019年のこと。工事や道路封鎖、事件や障害物などが分かるため、ドライバーから便利だと称賛を集めてきました。

 

Google マップ上では、運転ナビを使っている際に、画面の右側にある小さなメニューから報告を送ることができます。素早く簡単ですが、スマートフォンの小さな画面でしか使えず、操作性がいいとも実用的とも言えません。

 

最近ではiPhoneやAndroidを車載システムに接続するAndroid AutoやCarPlayが普及しています。これらはアプリを車側の大きなディスプレイに表示するため、より見やすく、安全に使うことができるもの。が、なぜかGoogleは事故報告機能を、Android AutoやCarPlayに未だに追加していません。

 

かたやGoogle傘下のカーナビアプリWazeはiOS/Android版ともに報告機能を備えている上に、Android AutoとCarPlayユーザーにも提供しています。ただし、日本でのWazeユーザーは少なく、よって報告・シェアされる情報も少なくならざるを得ません。

 

今やGoogle マップは、歩行者にとってもドライバーにとっても必須のアプリとなっています。最近ではAndroid版Googleマップがトンネル内でも位置情報が取得できるようになり、天気も表示可能になっているだけに、事故の報告機能もCarPlay/Android Autoでの対応を望みたいところです。

 

Source:9to5Google

「Pixel Fold 2」の予想CG画像が登場! カメラバーのデザインは変更、第4のセンサーあり?

米Googleは折りたたみスマートフォンの第2世代モデル「Pixel Fold 2」を開発中だと噂されています。先日も、Google独自開発チップの最新版である「Tensor G4」を採用し、16GBのRAMを搭載するとの予想が伝えられていました

↑Pixel Fold

 

それに続き、Pixel Fold 2初の予想レンダリング(CG)画像が公開されています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいサイトAndroid Authorityは、今月初めにPixel Fold 2の実機と称する写真を公開。しかし、(おそらくGoogle社内での)「検閲が厳しいため」として、わざと画像を不鮮明にしていたようでした。

Image:Android Authority

 

しかし、YouTuberのTT Technology氏は新たな3Dレンダリング画像を公開。あくまでAndroid Authorityの写真を元にしているに過ぎないため、実物とは細部が異なる可能性もあることに注意が必要です。

Image:TT Technology/YouTube

 

今回のCG画像では、カメラ周りのデザインがPixel Foldから大きく変化していることが確認できます。初代モデルは筐体の左から右までカメラバー(カメラ関連パーツを収めた部分)が伸びる形でしたが、後継モデルでは左隅にカメラが移され、横長の長方形となっています。

 

背面カメラについては、Pixel Fold 2は初代と同じくメイン、超広角、望遠カメラのトリプルカメラだと予想されています。予想CGでは4つ目のセンサーが確認できますが、これがPixel 8 Proのような表面温度センサーなのか、あるいは対象との距離を測るLiDARなど別のセンサーかは不明です。

 

初代Pixel Foldは高価な折りたたみスマホながら、Pixel 7シリーズと同じTensor G2プロセッサーを搭載。その後に次世代のTensor G3を採用したPixel 8シリーズが登場したため、すぐに性能が追い抜かれていました。次期モデルは、非折りたたみ機に勝る性能を持つと期待したいところです。

 

Source:TT Technology(YouTube) 
via:91mobiles

謎の次期Googleスマートフォンが認証サイトで見つかる。Pixel 9 Pro(仮)かPixel Fold 2(仮)かも

米Googleは様々な次期スマートフォンの開発に取り組んでいると噂されています。たとえばPixel 8シリーズの廉価モデル「Pixel 8a」、次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズ、そして折りたたみタイプの後継モデル「Pixel Fold 2」といったところです。

↑謎の“Pixelスマホ”を発見?

 

そんななか、デンマークの認証機関UL DEMKOのサイトから、次期Googleスマートフォンとして「GH2MB」の型番が見つかりました。

 

そのトレードマーク/ブランドはGoogleで、モデル番号は「GH2MB」。そして定格容量(蓄えられる電気の量)4942mAhのバッテリーを搭載すると記載されていることから、公称の容量は約5000mAhとなる可能性が高いと思われます。

Image:MySmartPrice

 

たとえばPixel 8のバッテリー容量(公称)は4575mAhであり、廉価モデルPixel 7aは4575mAh。つまり低価格の「Pixel 8a」よりもフラッグシップ機の「Pixel 9」シリーズ、特に上位のProモデルに近いものです。

 

また、大容量バッテリーは電力消費が多い折りたたみ機にも適しているため、Pixel Fold 2(仮)に関連している可能性もあります。

 

Pixel 9 Pro(仮)に関しては、すでにインドメディアMySmartPriceが予想画像を公開しています。またPixel Fold 2(仮)も、試作機と称する写真が出回っていました

 

さらに、未発表のGoogle独自開発チップセット(おそらく「Tensor G4」)が、人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeekbench Browserで見つかっています

 

これら次期スマートフォンをGoogleが開発中としても、一挙に発表するとは考えにくいことです。今年1年かけて、順番にお披露目していくのかもしれません。

 

Source:MySmartPrice
via:Gizmochina

Android版「Googleマップ」、ついに天気を表示! iOS版に追いついた

iOS用のGoogleマップでは、以前からマップを見ているときに天気と大気質指数(AQI)が表示されていましたが、Android版Googleマップでも、ようやく同じ機能が備わったことが明らかとなりました。

↑ついに天気もチェックできるように

 

具体的には検索バーの下に小さな長方形のボックスが追加され、そこに情報が表示されるようになりました。デフォルト設定では天気や気温が確認できます。

 

なお、AQIの表示は対応している地域のみ。筆者の居住する地域は対象外となっているようです。

 

これをタップすると、その日の最高気温/最低気温や12時間内の予報など、より多くの天気情報が書かれたカードが開き、スワイプして表示を切り替えられます。また、AQI部分をタップすると、マップ上にAQIレイヤーが読み込まれ、地域ごとの大気質を確認することが可能。

 

この天気予報ボックスは少し小さいものの、地図をスクロールして別地域に移ると、その場所での状況に合わせてアップデートされます。出勤や出張、旅行などに出かける前に、傘を持っていくかどうか、厚着にするか薄着にするかを判断するうえで重宝しそうです。

 

この機能はiOS版Googleマップの定番であり、ごく自然に統合されていましたが、ここ数週間でAndroidにも展開され始めた模様。バージョンは11.113.xとのことで、もし反映されていない場合は、アプリを強制終了して再起動してみると有効になるかもしれません。

 

Source: 9to5Google

「Pixel Fold 2」、最新の「Tensor G4」チップを搭載!? ライバルに食らい付くか

グーグルは2023年5月、同社初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表しました。搭載チップは独自開発チップの第2世代である「Tensor G2」に留まり、数か月後に登場したPixel 8シリーズの第3世代チップ「Tensor G3」に追い抜かれています。

↑次はTensor G4を搭載!?

 

しかし、後継モデルの「Pixel Fold 2」では、Tensor G3を飛ばして最新の「Tensor G4」を搭載する可能性があるとAndroid情報サイトAndroid Authorityが主張しています。

 

匿名の情報筋によれば、ここ数か月、グーグルは社内でPixel Fold 2をテストしているとのこと。初期プロトタイプにはTensor G3を搭載していたものの、最新のプロトタイプは噂のTensor G4チップにシフトしていると述べています。

 

ちなみに、Pixel Tabletの初期プロトタイプには第1世代のTensorチップが使われていましたが、結局は第2世代のTensor G2チップに変更したそう。つまり、発売前に最新チップに載せ替えた例が過去にあったわけです。

 

しかし、グーグルは新たなTensorチップのお披露目を秋の新製品発表イベントで行うことを恒例としています。そのため、もしPixel Fold2が初代と同じく5月に発表されるなら、Tensor G4が搭載される可能性は低くなります。が、そのタイミングで発表されなければ、10月に次期「Pixel 9」シリーズと同時に発表したうえで、Tensor G4を搭載するのかもしれません。

 

Android Authorityによれば、Pixel Fold2はまだEVT(エンジニアリング検証テスト)の段階に入ったばかりとのこと。ハイテク製品が正式な量産に入る前には、EVT→DVT(設計検証テスト)→PVT(生産検証テスト)の過程を経るため、5月に発表される見込みは薄そうです。

 

また、Pixel Fold 2には16GBのRAMが搭載されるといいます。これはPixel Foldから4GB増となり、歴代のPixelスマホでも最大のメモリ容量となります。内蔵ストレージには、初代FoldやPixel 8で使われているUFS 3.1と比べて、より高速なUFS 4.0規格を使うと伝えられています。

 

同じ横折りスマホとしてはサムスンのGalaxy Z Fold5がパワフルなため、現行のPixel Foldは少し物足りない印象もあります。搭載チップも強力で、メモリ容量も増やし、今流行りの生成AIをスピーディーに動かせる、とPixel Fold 2に期待したいところです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

次期「Pixel 9 Pro」のレンダリング画像が登場! 何かに似ているような…

グーグルの次期スマートフォン「Pixel 9 Pro」とされるレンダリング画像を、リークアカウントのOnLeaksが作成し、公開しました。

↑「Pixel 9 Pro」のレンダリング画像(画像提供/MySmartPrice)

 

現行モデルの「Pixel 8および8 Pro」は2023年10月に発表されました。新型プロセッサ「Tensor G3」の搭載や、AI(人工知能)機能の進化が特徴です。画面サイズはそれぞれ6.2、6.7インチで、本体サイドはカーブした形状となっています。

 

今回登場したPixel 9 Proのレンダリング画像を見ると、背面カメラの形状が変化していることがわかります。このデザインはPixel 8および8 Proのものというより、折りたたみスマホ「Pixel Fold」に似ています。トリプルカメラの横には2つの切り欠き(ノッチ)があり、これらはフラッシュと温度センサーに相当する模様。

 

電源ボタンとミュートボタンは本体右側にあり、SIMカードスロットはUSB-Cポートの下側に移動しています。本体サイドはわずかにカーブしたフラット形状となっており、アップルの「iPhone」を連想させます。Pxiel 9 Proのディスプレイサイズは6.5インチと記載されていますが、Pixel 8 Proと本体サイズがほぼ変わらないことから、これは誤りの可能性があります。

 

例年通りなら、2024年後半に投入されるであろうPixel 9および9 Pro。定評のあるAI機能がどのように進化するのかにも注目です。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

次期「Pixel 8a」のパッケージ写真が流出! 背面カメラバーのデザインは変更?

ここ数年、グーグルはフラッグシップ機を発売してから数か月後に、廉価モデルのPixel aシリーズを発売してきました。最新のPixel 8およびPixel 8 Proが登場してから約3か月しか経っていませんが、その廉価版「Pixel 8a」の商品パッケージらしき写真が公開されています。

↑最新モデルのヒントが見つかった

 

X(旧Twitter)ユーザーの@chunvn8888氏は、Facebook上で見つけた画像を「ベトナム人がまたもやPixelをリーク」としてシェア。それは組立て前の箱の様子を捉えており、ハッキリと「Pixel 8a」と書かれています。

 

ちなみにベトナムは、グーグルがPixel製品の生産を行っている国であるためか、たびたびリーク情報が発信されてきた経緯があります。正式発表前にリークされたPixel 7aの画像でも、言語設定がベトナム語となっていました

 

実際にPixel 8aを手に取ったハンズオン画像は、すでに2023年9月(Pixel 8シリーズ正式発表の直前)にリークされていました。そちらの色はブルーでしたが、今回の物はブラックです。

 

また、解像度が高めなおかげで、背面カメラバーの盛り上がりが控えめで、本体フレームからは切り離され、背面パネルの一部になっていることも確認できます。

 

昨年秋に予想CG画像とともに伝えられた噂によれば、Pixel 8aの画面サイズは6.1インチ。本体サイズは152.1×72.6×8.9mmであり、現在の7a(152×72.9×9mm)より少し背が高く、幅が狭く、薄いとのことでした。

 

過去の事例から考えると、Pixel 8aは5月頃の開発者会議「Google I/O」で発表されるはず。Pixel aシリーズは手ごろな価格も魅力ですが、Pixel 7aは前6aよりも値上げとなっていました。Pixel 8aの価格にも注目が集まりそうです。

 

Source: @chunvn8888(X)

via: 9to5Google

「Pixel 8シリーズ」、ミント系の新色デビューまで秒読み段階!

Googleがまもなく、Pixel 8とPixel 8 Proの新色を発表する可能性が浮上しています。

↑新色のデビューが濃厚(画像提供/Google)

 

まず「Made by Google」アカウントは、2進数による謎の暗号をX(旧Twitter)に投稿。これを解読すると「Fresh year, Fresh drop」(フレッシュイヤー、フレッシュドロップ)となります。

 

さらに、リンク先には米国のGoogleストアがあり、「Minty Fresh」と表示されています。Pixel 8シリーズのうえに塗られた色や、URLには「pixel-mint」の文字列もあることから、新色がミントグリーンだと示唆しているようです。

 

また、同ページにはストリートアーティストの@itsaliving氏が、米ニューヨークでスペシャルイベントを行うとの予告も。Google Pixel 8とのコラボだと明かされており、1月26日午前1時(日本時間)から開催予定です。

 

Pixel 8シリーズに、新色が加わる兆しは以前からありました。例えば、数か月前、背面のカメラバーが少し緑を帯びたモデルがGoogleストアに登場。その後、特に公式には何の動きもなかったことから、新年の売れ行きに弾みを付けるため、先送りにしていたのかもしれません。

 

また、日本のGoogle公式アカウントも「くるぞ……」と予告しています。

 

フォロワーからは「ハンギョドン?」のレスも付いていますが、本当にハンギョドンとのコラボが実現すれば、より大きな注目が集まりそうです。

 

Source: Made by Google(X)
via: The Verge

次期「Pixel Watch」、ついに2つのサイズを開発中!?

2024年の次期「Pixel Watch(Pixel Watch 3)」に向けて2つのサイズが開発されていると海外メディアの9to5Googleが報じています。

↑大きくなってくれたらな…

 

Pixel Watchは初代モデル、2世代目の「Pixel Watch 2」のどちらでも、直径41mm・厚さ12.3mmの1サイズのみ用意されています。これは、41mmと45mmを揃えるアップルの「Apple Watch Series 9」や、40mmと44mmが販売されているサムスンの「Galaxy Watch 6」と比べて、小さな本体サイズです。

 

9to5Googleによれば、グーグルは「Pixel Watchが小さ過ぎる」という声に応えるため、Pixel Watch 3では2サイズを投入するとのこと。これによって、画面サイズが大きくなったり、大容量バッテリーの搭載による長時間駆動が実現したりすることが期待されます。一方、現行モデル向けのバンドが大型モデルで使い回せるのかどうかが気になるところ。

 

腕時計業界では、男性向けと女性向けでサイズを変えた2モデルが投入されることがよくあります。次期Pixel Watchでは、太い腕にも似合う大画面モデルの登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

【西田宗千佳連載】Googleはなぜ生成AIでマルチモーダルにこだわるのか?

Vol.134-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはGoogleが発表した生成AI「Gemini」。Googleがこだわっているマルチモーダル性の生成AIにせまる。

 

今月の注目アイテム

Google

Gemini

↑Googleがマルチモーダルとしてゼロから構築した新しい生成AI。テキスト、画像、音声、動画、コードなどさまざまな種類の情報を一般化してシームレスに理解し、操作し、組み合わせることが可能だ。同社のGoogle Pixelにも採用予定。

 

Googleの生成AIであるGeminiは、文字だけでなく画像・音声も含めた「マルチモーダル性」の高さが特徴だ。

 

人間は文字だけから理解しているわけではなく、目や耳から入る情報すべてを日常的に使っている。AIが人間を助ける存在としてもっと便利で賢いものになるには、人間と同じように画像・音声も活用できた方が便利なのは間違いない。

 

たとえば、テキストで「音声の中に含まれる内容」について質問する、というのは人間にとって自然なことだが、AIにとってはまだ特別なこと。それを実行する場合、生成AIが高いマルチモーダル性を備えていることが望ましい。

 

特にGoogleは、初期からマルチモーダルなAI開発に積極的だった。理由は、彼らがスマートフォンのプラットフォーマーでもあるからだ。デジタル機器を介してマルチモーダルな情報にアクセスする場合、当然カメラやマイクが必要になる。PCにもついているし別々に用意することもできるが、常に持ち歩いている可能性が高いスマホは、カメラもマイクも内蔵しているので使いやすい。

 

画像からネット検索や翻訳をする「Googleレンズ」は、すでに存在するマルチモーダルなAIのひとつ、といってもいい。ネット検索で動画や音声も対象とし、多様かつ適切な回答を目指したい、というのがGoogleの狙いであり、そのためにマルチモーダル技術の研究をしてきた、という面もある。

 

現在の生成AIはWebから使うのが基本だが、今後より一般性の高いサービスが増えることになるなら、それはスマホの上で展開されることも増えるだろう。特に、人のアシスタントのような生成AIになるなら、スマホの上で動いてくれる方がありがたい。

 

そう考えると、生成AIにとってのマルチモーダル性は、スマホ向けほど重要……ということになり、Googleが力を入れるのもわかる。

 

また、スマホではより即応性・プライバシー重視が必要にもなってくる。消費電力の点を考えても、常に通信し続けるクラウド側での動作にはマイナスもある。

 

Geminiは最初からサイズが小さく、スマホで動かすことを前提とした「Nano」も用意されている。すでに「Pixel 8 Pro」向けには実装され、ボイスレコーダー機能の「音声書き起こしの要約」に使われている。ただし現状は英語の書き起こしのみに対応している。

 

サイズの小ささは賢さに直結するため、サーバーで動く「Gemini Ultra」や「Gemini Pro」に比べると制限は大きい。だが、用途や対応言語を制限した形でなら有用であり、そのことは商品電力の少なさやわかりやすさに通じていそうだ。

 

このところ各社は、性能を競う「超大型モデル」だけでなく、スマホやPC単独で動作する小型の生成AIも作るようになってきた。Geminiが初期から「スマホ向けの小型版」を用意しているのは、スマホやPCで「オンデバイスの生成AIが増えていく」ことを意識しているのだろう。

 

それが2024年じゅうに花開くかはまだわからないが、PCやスマホの在り方・使い方を変える技術になるのは間違いない。

 

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最新版「Android用Googleマップ」、トンネル内でも位置情報の取得が可能に!

これまでのGoogleマップは、運転中にトンネルに入ると位置情報が止まってしまい、役に立たなくなることがありました。これは地下ではGPSの信号が届きにくくなるためです。

↑トンネルに入っても安心

 

しかし、最新版のAndroid用Googleマップでは「Bluetoothトンネルビーコン」がサポートされるようになり、トンネル内でも位置情報が取得できるようになりました。

 

実はBluetoothビーコンは、新しい技術ではありません。Google傘下のカーナビアプリWazeは、ニューヨーク、シカゴ、パリ、ブリュッセルなどの大都市を含む世界中のトンネルで、以前から同技術を採用していました。

 

Googleは、このWazeビーコン・プログラムが「GPS信号が届かない地下のドライバーにシームレスなナビゲーションを提供し、位置情報サービス、ドライバーの安全性向上、トンネル内のリアルタイムのイベントの可視性を確保する」と説明しています

 

さて、最新版のAndroid用Googleマップには、「設定」>「ナビの設定」>「運転オプション」内に「Bluetooth トンネル ビーコン」が追加されており、そこでは「Bluetooth トンネル ビーコンをスキャンし、トンネル内での位置情報の精度を改善します」と述べられています。

↑最新版のAndroid用Googleマップ

 

この機能は2023年10月頃、一部のユーザー向けに初めて表示されていましたが、現在では広く利用できるようです。iOS版Googleマップでは、記事執筆時点では利用できません。

 

Source:SmartDroid
via:9to5Google

【西田宗千佳連載】最新生成AI「Gemini」の投入を急いだGoogle

Vol.134-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはGoogleが発表した生成AI「Gemini」。ここ数年、Googleが開発してきた生成AIの流れを追う。

 

今月の注目アイテム

Google

Gemini

↑Googleがマルチモーダルとしてゼロから構築した新しい生成AI。テキスト、画像、音声、動画、コードなどさまざまな種類の情報を一般化してシームレスに理解し、操作し、組み合わせることが可能だ。同社のGoogle Pixelにも採用予定。

 

Googleは今後同社が活用する生成AIの基盤技術として、新たに「Gemini(ジェミニ)」を開発した。

 

同社はここ数年で、複数の生成AIを開発している。最初に世に出たのは「BERT」。2018年に論文の形で発表され、2019年には検索エンジンに組み込んでいる。当時は「生成AI」という言い方はされておらず、自然な文章を処理して検索に活かす「自然言語処理技術」とされていた。

 

だが、BERTは「Bidirectional Encoder Representations from Transformers(Transformerによる双方向のエンコード表現)」の略。Transformerはその後の生成AIに使われる技術で、GPTのTも「Transformer」だ。

 

この後、2021年には会話に特化した生成AIである「LaMDA」を投入、同時により汎用性の高い「PaLM」を開発、2023年5月からは、GoogleのチャットAIサービス「Bard」に、PaLMの最新モデルである「PaLM 2」を導入している。

 

Geminiは、5月にPaLM 2が公開されるのと同時に“次に向けた開発”として存在が公表されていた。だが、さすがにPaLM 2の提供を開始したばかりなので、Geminiの投入はしばらく先……と予想されていた。

 

だがその予想は覆され、Geminiは2023年内に投入されることになった。名前の「Gemini」は双子座のことだが、Google社内のAIチームと、Google傘下でAIを開発してきたDeepMindが一丸となって開発したから……という意味でもあるようだ。

 

この開発ペースからは、Googleがどれだけ“急いで開発をしているか”が見えてくるようだ。最上位の「Ultra」の公開が2024年であること、以前解説したようにデモビデオが編集されたもの=実際の動作とは異なるものであった、という点からも、Googleの焦りを感じる。

 

Googleとしては、賢さで先行していると言われる「GPT-4」を超えた生成AIを提示したい、という意気込みがあるのは間違いない。

 

そして、GPT-4との差別化点として彼らが強調するのは「マルチモーダル性」だ。マルチモーダルとは、テキスト・画像・音など複数の情報を並列に扱うこと。人間が文字も絵も音も扱って考えているのと同じような流れと言って良い。

 

従来の生成AIは文字ベースの情報を中心に学習し、そこに画像や音声の学習結果も加える形でマルチモーダル性を実現してきた。しかしGeminiの場合、最初の学習からテキスト・画像・音を並列に扱って作り上げられたため、「絵を見て答えを文章で返す」「絵と音から内容を把握して回答する」といった処理に向いているという。

 

GPT-4を超えていると噂される「Gemini Ultra」は、この記事を書いている2023年末の段階では未公開であり、その性能を実際に確かめることはできていない。また、GPT-4に画像認識を加えた「GPT-4V」でも、Gemini Ultraと同じようなテストをパスしたという報道もあり、どちらが賢いか結論を出すのは難しい状況だ。

 

とはいえ、Googleがマルチモーダルに向かうのは正しい方向性であり、それは、Googleの抱える事業の性質にも大きく関わってくる話だったりもする。それがなにで、どういう影響が出てくるかは次回解説する。

 

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【西田宗千佳連載】2023年の生成AIブームは異例の展開だった

Vol.134-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはGoogleが発表した生成AI「Gemini」。Geminiをはじめとする生成AIが盛り上がった背景を解説する。

 

今月の注目アイテム

Google

Gemini

↑Googleがマルチモーダルとしてゼロから構築した新しい生成AI。テキスト、画像、音声、動画、コードなどさまざまな種類の情報を一般化してシームレスに理解し、操作し、組み合わせることが可能だ。同社のGoogle Pixelにも採用予定。

 

2022年頃から、IT関連大手の多くが、先を争うように「生成AI」の開発に取り組んでいる。ご存知のとおり、2023年は、ChatGPTのブーム的な盛り上がりもあって「生成AIイヤー」になった。

 

特定の技術が盛り上がってブームになる、というのは毎度のことではある。一方、今回の生成AIブームには、いつもと違うところもある。

 

それは、大手の動きが圧倒的に速いことだ。

 

大手は資金力も人材も豊富なので、後日トレンドに追いつくには有利である。ただどうしても判断から決断までの速度は遅くなりがちで、トレンドの多くはスタートアップ的な企業から生まれ、彼らがリードする形で市場を構成していた。今回もOpenAIが市場をリードしているという意味では、過去と同じとも言える。

 

だが今回、OpenAIとともに市場をリードしているのは大手だ。

 

OpenAIを支えているのはマイクロソフトのクラウドであり、マイクロソフトはOpenAIの生成AIである「GPTシリーズ」を使って自社のソフトやサービスを差別化している。毎月のようにサービス更新を進め、Windows 11やMicrosoft 365といった主要製品への生成AI搭載を始めている。

 

アドビも自社生成AI「Firefly」を3月に発表、すでに何度もバージョンアップを繰り返している。PhotoshopやIllustratorなどの主要製品に搭載しており、しかも操作性はかなり良い。

 

Amazonは国内の場合あまり目立たないものの、音声アシスタント「Alexa」への生成AI導入を発表済み。英語では2024年初頭にもテストが始まる。また、クラウドインフラ部門であるAWSは、AWSでのサービス構築やヘルプデスク構築にチャットとして生かせる「Amazon Q」という独自の生成AIを作っている。

 

MetaはもともとAI研究に積極的だが、現在は「Llama 2」という生成AIを作り、オープンソースの形で公開中。Llama 2を使ったチャットAI「Meta AI」も開発中だが、こちらには用途別に明確な「キャラクター」が設定され、Facebook MessengerやWhatsAppの会話から呼び出し、いろいろなことを質問できるようになっている。

 

そしてGoogleも例外ではない。チャットAI「Bard」を提供し、検索でも、生成AIでのまとめ機能を組み込んだ「SGE」を提供している。その基盤も、2023年5月には「PaLM 2」を発表しつつも、12月初頭には「Gemini」を発表している。

 

挙げてみただけでも、各社が怒涛のように生成AI関連サービスを開発・提供している様がよくわかる。大手がここまで矢継ぎ早にサービスを展開するのは異例のことで、それだけ各社が生成AIの可能性を高く評価しているという証でもある。

 

そしてその背景にあるのは、大手ほど、サーバーを含めた計算資源とその運用予算を豊富に持っている、という点がある。生成AIの開発と学習には高性能なサーバーが大量に必要となるが、スタートアップは規模の小ささゆえに、その確保が難しい。

 

生成AIは現状、大手に非常に有利な状況で展開しているのだが、そのなかでも先端を走るのがOpenAI・マイクロソフト連合だ。Googleはそこに追いつくためにも、他社以上のペースで生成AIの基盤技術刷新を必要としていた……ということができるだろう。

 

では、その新しい基盤となるGeminiはどのような特質を持っているのか? 次回はその点を解説していく。

 

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【西田宗千佳連載】発表するも炎上、Googleの新AI「Gemini」とは

Vol.134-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはGoogleが発表した生成AI「Gemini」。同社が生成AIにおいて巻き返しを図るために開発した新たな技術の実力を探る。

 

今月の注目アイテム

Google

Gemini

↑Googleがマルチモーダルとしてゼロから構築した新しい生成AI。テキスト、画像、音声、動画、コードなどさまざまな種類の情報を一般化してシームレスに理解し、操作し、組み合わせることが可能だ。同社のGoogle Pixelにも採用予定。

 

複合的な学習により生成AIの能力を拡大

12月6日(アメリカ時間)、Googleは、新しい生成AIである「Gemini(ジェミニ)」を発表した。

 

その能力は凄まじい。最大の特徴は、文章だけでなく絵や音など多数の要素を理解して答える「マルチモーダル性」にある。従来、生成AIと言えば、テキストを入力することで回答を得るものがほとんど。画像を理解するものも増えてはきたが、補助的な要素だった。

 

だがGeminiは、ゼロから学習を構築する段階で、テキスト情報だけでなく画像や音声などもあわせて、複合的な学習が行なわれている。だから、「手書きのテストを読んで採点し、間違った部分がどこかを解説する」ことや「2つの自動車の絵を見てどちらが空力的に有利か」を判断したりできる。

 

Googleは、Geminiで最も規模の大きなモデルである「Gemini Ultra」を使った場合、「主要な32のベンチマークのうち、30で競合を超える」「57科目を組み合わせた専門知識を図るテストで、人間の専門家を上回る」とその能力を誇示する。

 

同社は2023年に吹き荒れた「生成AIの嵐」のなかで、OpenAIのGPT-4に先手を取られ、ずっと後手に回りっぱなしだ。AI開発といえばGoogle……というイメージも強かったので、これは同社にとって忸怩たるものがあっただろう。

 

Geminiのデモビデオが公開されると、“これまでの生成AI のイメージとは違う”“次の段階にGoogleが進んだ”とネットでは絶賛の嵐が巻き起こった。

 

マルチモーダル性はまだ非公開のまま

だが、その時間も短かった。

 

翌日になって、デモビデオが編集されたものであり、ビデオで示されたままの素早く賢い反応が“いま実現できる”わけではない、と報道されたからだ。「結局はフェイクなのか」と多くの人は考え、落胆した。

 

これはGoogleの取った手法が悪かった、と筆者も考える。

 

実のところ、ビデオの冒頭には“反応など画像をキャプチャしたもので、リアクションのなかから気に入ったものを選んでいる”と書かれていた。そのため、ビデオは編集されたものであると認識はできたし、反応の素早さなどは実際のものとは異なるだろう……と予測できたわけだが、結局Googleは、ビデオを“うまく作りすぎて失敗”したのだ。

 

逆に言えば、Googleはそのくらい焦っており、強く優位性を示したいと考えていたのだ。では、Geminiの優位性は完全に偽物なのか?

 

おそらくそうではない。Geminiはまだ開発途上であることが公表されている。もっとも高性能な「Ultra」は2024年になってからの公開とされており、2023年じゅうに使えるのは「Pro」のみ。こちらは速度と賢さのバランスが良好なもの、とされているが、性能はGPT-3.5相当という。しかも最大の特徴であるマルチモーダル性については、まだ全容が一般向けに公開されていない。

 

Googleがビデオで示したのは、2024年春以降に実現する可能性があるGeminiの姿だった。

 

では、Geminiは実際どのようなものになるのか? その将来はスマホにも大きな変化をもたらすことになる。それがどんなものになるのかは、次回以降解説していく。

 

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Android Auto、過去OSで動作しなくなりそう……

車載アプリケーション「Android Auto」が古いバージョンのAndroid OSで動作しなくなる可能性を、海外メディアの9to5Googleが伝えています。

↑Roman Vyshnikov / Shutterstock.comより

 

Android Autoは2014年にリリースされた車載アプリケーションで、車載システムにAndroidスマートフォンを接続することで、ナビや音楽再生、電話、メッセージなどが利用できます。以前はスマートフォン単体でも利用することができましたが、2022年に同機能の提供は終了しています。

 

9to5GoogleがAndroid Autoの最新アップデート(バージョン11.0)の内部コードから見つけた情報によれば、今後のAndroid Autoでは「Android Oreo(Android 8)」が新たな最低要件となるとのこと。これに関連して、新しいバージョンへのアップデートを即すメッセージも通知されるようです。アップデートを促すメッセージはスマートフォンだけでなく、車載システムにも表示されます。

 

このような流れは「Chrome」ブラウザや「Google カレンダー」にも訪れており、現行バージョンが「Android Nougat(Android 7)」に対応する最後のバージョンだと明かされています。もしお手持ちのスマートフォンで古いAndroidが動作している場合は、(もし可能ならば)アップデートをしたほうがよさそうです。

 

Source: 9to5Google

iOS版のGmailアプリに不要なメールを簡単に「配信停止」できるボタンが追加! ボタン一発で登録解除できます

ほとんどの人が毎日のように大量のメールを受け取っているなか、10月にGoogleはGmailに新たなスパムメール対策を導入すると発表しました。そのひとつである「簡単に配信停止ができるボタン」が、iOS版Gmailアプリにひそかに展開されています。

↑Gmail

 

これはAndroid Authorityが最初に発見したもの。日本語版では「登録解除」(Unsubscribe)ボタンは送信者の名前の横か、件名のすぐ下にあります。

↑登録解除

 

「登録解除」ボタンをタップすると、ユーザーが本当に登録解除を希望しているかどうかを確認するポップアップが表示。そこで確認ボタンを押すと、Gmailはユーザーのアカウントから送信者の登録解除アドレスにメールを送り、配信停止処理を行うしくみ。

Image:Android Authority

 

アプリ上部の3点ドットメニューから「配信停止」を選ぶことも、メールの下までスクロールして「登録解除」ボタンを探す必要もありません。

 

これによりユーザーはプロモーションやスパム、登録した覚えがないメールマガジンなど、簡単に登録解除ができるようになって大助かりのはず。今後は、わざわざ配信停止を申し込むメールアドレスを探したり、自ら手続きする必要が激減するでしょう。

 

Gmailの「登録解除」ボタンは、今のところスマートフォン版ではiOSしか利用できません。また、すでにPCブラウザ版では提供されており、差出人名の横に表示。もっとも、一部のメールでは配信停止のため、ウェブサイトにアクセスする必要があり、まだ少し手間がかかるようです。

 

Source:Android Authority
via:Gizmochina

一部のGoogle Home/Miniがアプデで文鎮化。グーグルが修正へ

Google(グーグル)はスマートスピーカー「Google Home」「Google Home Mini」の一部において、アップデート後にデバイスが動作しなくなったことを認めました。

↑Colin Hui / Shutterstock.com

 

今回問題が報告されているのは、Google Home(2016年モデル)とGoogle Home Mini(2017年第1世代)です。Googleによれば、一部のGoogle HomeとGoogle Home Miniをアップデートした後に、4つの白いライトが点灯してデバイスが反応しなくなるケースがあるとのこと。この問題は今後のアップデートにて解決され、また問題が発生したユーザーはカスタマーサポートに連絡するように伝えています。

 

RedditやNestのコミュニティに寄せられた報告によれば、一部のユーザーはデバイスを再起動することで、再び動作を開始したとのこと。しかしほとんどのユーザーは、自分で問題を解決することができないようです。Google HomeとGoogle Home Miniにはリセットボタンがありますが、これを使ったリセットもできませんでした。

 

アップデートが配布された数週間前から報告が始まった、今回のトラブル。もし問題がおきた場合には、慌てずにGoogleのサポートに連絡しましょう。

 

Source: Reddit, Google Nest Community via 9to5Google

Google Playストア、リモートでAndroidアプリのアンインストールが可能に! 手軽に空き容量を増やせます

Googleは、Android向けのアプリストア「Google Playストア」において、他のAndroidデバイスからリモートでアプリをアンインストールできる新機能を追加しました。

↑もっと便利になりました

 

これはGoogleシステム更新の詳細の中で、ひっそりとアナウンスされたものです。今後、Playストアでは「接続されているデバイス」上のアプリをアンインストールできるとのこと。それ以上は詳しく説明していませんが、Android関連の全てのデバイス(自動車、PC、スマートフォン、テレビ、スマートウォッチ)でサポートされています。

 

この機能が実際にどのように使えるのか、TheSpAndroidは有効にした上で画面の画像を公開しています。

 

Playストアのバージョン38.8(まだ広く展開されていません)では、Playストアの「アプリを管理」セクションに、現在使っている端末とは別のAndroidデバイスに入れたアプリが表示されるようになります。その一覧から、他の端末上にあるアプリをアンインストール可能になるそう。

 

より具体的には、チェックボックスをタップしてアプリを選び、削除したい端末を指定。そこでは複数アプリをチェックでき、右上のゴミ箱アイコンを押すと一括してアンインストールできるとのことです。

 

また、名前やサイズでアプリの順番を並び替えることも可能。サイズ順に並び替えれば、他のデバイスでストレージ容量を圧迫している大きめのアプリを簡単に取り除くことができます。

 

この新機能のメリットは、1つには「手元にその端末がなくとも、アプリをアンインストールできる」ということ。新たなAndroidスマホを買って愛用アプリをインストールする際に、旧スマホでは使わなくなるから……と思いながら忘れることもなく、すぐその場でアンインストールが可能となります。

 

また、古くて処理が遅いスマホでは、アンインストールにも時間がかかることがあります。が、別の動作が軽い端末から遠隔でアンインストールできれば、待ち時間も節約できるはず。Googleが用意した新機能を、賢く使っていきたいところです。

 

Source:Google, TheSpAndroid
via:9to5Google

スマホの「プッシュ通知」を政府が知りたい!? 米議員が警鐘

iPhoneやAndroidスマートフォンの「プッシュ通知」を政府が監視している、と米上院議員が警告しています。

↑プッシュ通知さえインテリジェンス?

 

ロン・ワイデン(Ron Wyden)上院議員が司法省に寄せた書簡によれば、外国の政府当局がアップルやアルファベットに対して、プッシュ通知に関するデータを要求しているとのこと。実はiPhoneやAndroidスマートフォンに表示されるプッシュ通知はほぼ全てアップルやグーグルのサーバーを経由しているのです。

 

ワイデン氏によれば、アップルとグーグルはアプリからユーザーに流れるトラフィックを独自に把握することができ、「ユーザーが使用するアプリを政府が監視することを容易にできる立場にある」とのこと。そして司法省に対して、プッシュ通知の監視行為に関する公開討論を妨げないように求めています。

 

ワイデン氏が受け取った情報によれば、米国と外国の政府機関がプッシュ通知に関するメタデータをアップルやグーグルに求めているとのこと。この外国政府とは「米国と同盟関係にある民主主義国家」だとしており、日本人としてもどの国が該当しているのか気になるところ。

 

今回の書簡を受けて、アップルとグーグルはプッシュ通知の監視に関する情報をユーザーに提供していくと述べています。

 

Source: Reuters

チャットアプリ「Beeper Mini」が新登場! iMessageに憧れるAndroidユーザーは要チェック

Androidスマートフォンでアップルの「iMessage」を使うことができるアプリ「Beeper Mini」が、Google Playストアで公開されました。

↑注目のBeeper Mini(画像提供/MacRumors)

 

iMessageはアップルが提供するメッセージサービスで、iPhoneやMacで利用することができます。これまでもクラウド上のMacを経由したり、あるいはApple IDでサインインしたりすることで、アップルのデバイス以外でiMessageを利用する方法がありました。

 

しかし、Beeper MiniはiMessageに登録された電話番号でAppleのサーバーと直接通信することで、AndroidスマホでのiMessageの利用を可能にしました。これにより、メッセージの送受信やリアクション、スレッド、高画質画像の共有、グループチャットなどの機能を使うことができます。

 

Beeper Miniの開発者によれば、同アプリはメッセージや連絡先、Apple IDのパスワードにはアクセスしないとのこと。アプリのコードはオープンソースとして公開され、透明性をアピールしています。

 

Beeper MiniはGoogle Playで配布されており、2ドル(約290円※)の月額料金で利用可能。AndroidスマホでiPhoneを持っている友人とチャットをするときに「青いバブル」のメッセージが送れるのは、なかなか便利といえそうです。

※1ドル=約147円で換算(2023年12月6日現在)

 

Source: MacRumors

新たなAndroidマルウェア「FjordPhantom」登場。約4200万円をだまし取られた被害者も

あるAndroidマルウェアがアジア諸国で大混乱を引き起こし、タイでは1000万バーツ(約4200万円※)をだまし取られた被害者もいたと報じられています。

※1バーツ=約4.2円で換算(2023年12月3日現在)

↑新しいマルウェアに要注意

 

サイバーセキュリティ企業のPromonが発見した「FjordPhantom」は、これまでにない手法を用いたマルウェア。恐ろしいのは、検知を避けるのが非常にうまいことです。

 

この攻撃の始まりは、電子メールやSMS、メッセージアプリから。銀行の正規アプリに見せかけたものをダウンロードするように促します。

 

ダウンロードされたアプリは、本物の銀行アプリを含みながらも、アプリへの攻撃を可能にするマルウェア部分(FjordPhantom)を備え、仮想環境で実行されます。

 

そしてダウンロード後、銀行のカスタマーサポートを装った攻撃者チームが電話をかけ、ユーザーにアプリを操作する手順を案内。マルウェアを通じて、攻撃者はユーザーの行動を追跡できるようになり、送金するよう誘導したり、認証情報を盗んだりすることができます。その認証情報を使って、さらなる攻撃も仕掛けられます。

 

FjordPhantomの手口は、仮想化ソリューションを使っていること。まずアプリを仮想コンテナにインストールして、Androidのサンドボックス(アプリのコードやデータを他のアプリやシステムから隔離するセキュリティ機能)を回避。それにより、検知されることなく攻撃が仕掛けられる仕組みです。

 

さらに、スマホ内部に侵入したFjordPhantomは、追加コードを銀行アプリに注入し、さらなる攻撃が可能となります。そうした攻撃対象となりうる銀行アプリは複数確認されているそう。

 

通常、Google Playストアでダウンロードできるアプリは、Googleにより安全性がチェックされているはず(それをかいくぐるマルウェアも少なくありませんが)。信頼できるアプリストア以外ではアプリをダウンロードせず、たとえ相手が銀行を名乗っていても、電話で機密情報を伝えないよう気をつけたいところです。

 

Source:Promon
via:PhoneArena

ファイルが勝手に消えた!? 謎のデスクトップ版「グーグルドライブ」事件

グーグルのオンラインストレージサービス「ドライブ」のデスクトップアプリでファイルが勝手に消えていたことが、海外で多数のユーザーから報告されています。

↑ファイルが消えた…!?

 

グーグルドライブヘルプなどに寄せられた報告によれば、数か月あるいは数年分のファイルが突然消えていることにユーザーが気づいたとのこと。このケースではアカウントからデータが削除され、データが作成される前の状態に戻ってしまいます。また、スプレッドシートのデータが数か月、あるいは数年分消えていたという報告もあります。

 

グーグルはフォーラムへの投稿でこの問題を公式に認めました。デスクトップアプリ「Drive for desktop」が原因だとしており、同社は現在調査を進めています。同時に、Drive for desktopの「アカウントの切断」をクリックしないこと、またアプリのデータフォルダを削除や移動しないでくださいとユーザーにアドバイスしています。

 

グーグルはストレージに余裕があれば、Google Driveのデータフォルダ「%USERPROFILE%\AppData\Local\Google\DriveFS(Windows)」「~/Library/Application Support/Google/DriveFS(macOS)」のコピーを作成してほしいと案内。重要なデータが紛失してしまうかもしれないだけに、早めに解決されてほしいものです。

 

Source: Google Drive Help via 9to5Google

Androidスマホの「スナップショット」でクラッシュ続出! 広がる戸惑い

一部のAndroidスマートフォンで、日付や天気をすぐ確認できるウィジェット「スナップショット」(海外名は「At a Glance」)がクラッシュするとの声が相次いでいます。

↑スナップショットで異常発生

 

Android Central や大手掲示板のReddit などに寄せられている報告によると、画面に「読み込みに失敗しました」などのエラーメッセージが表示され、その後、スマホを再起動してウィジェットを削除し、再追加しようとすると、必ずクラッシュする」とのことです。

 

こうしたメッセージは、Pixel 8 ProやGalaxy S23 Ultra、Galaxy S22、OnePlus 11、OnePlus 8T、Galaxy A54まで、幅広いAndroidスマホで確認されています。そのほとんどがAndroid 12~Android 14で動いており、最近のほとんどの機種に影響を与える可能性があります。

 

また、Pixelユーザーからは、誤動作するウィジェットをホーム画面から削除できず、再起動しては同じ症状の繰り返しに陥っているとの声が上がっています。さらに、エラーメッセージには開発者向けの専門的な用語がふんだんに使われているため、さらに戸惑いを増している模様。

↑エラーメッセージ(画像提供/Android Central)

 

グーグルアプリのアップデートなどで一時的に解決したユーザーもいるようですが、全ての場合に効果があるとは言えず、多くの人々が解決を模索している状態です。

 

記事執筆時点では、グーグルはこの件に関して公式の見解も修正アップデートも提供していません。今後の対応を待ちたいところです。

 

Source:Android Central, Reddit
via:PhoneArena,Gizmochina

グーグル、「休眠アカウント」の削除をまもなく開始! 残すためにはどうすればいい?

2023年5月、グーグルは長年にわたり使われていないグーグルのアカウントを早ければ12月1日から削除すると警告しました。アカウントを消されたくない場合、すぐに行動を起こしたほうが良いと米9to5Googleが呼びかけています。

↑休眠アカウントの削除までもうすぐ

 

公式リリースによれば、2年の期間内に使用されていないGoogleアカウントは無効と見なされます。これにより、GmailであれYouTubeであれ、「グーグルのサービスにログインできない」「過去のメールが削除される」「グーグルフォトの写真を見られない」といったことが起こります。

 

グーグルは今年12月から2024年にかけて、アカウント削除を実施する予定。ただし、削除する前にメールを送信したり再設定用のメールアドレスに通知したり、何度か警告を送ると述べています。

 

休眠アカウントの定義は「グーグルアカウントが少なくとも2年間使用されていない、またはサインインされていない」アカウント。

 

アカウントを消されたくない場合、何らかのアクションを起こすことが必要です。過去2年間に一度でもサービスを使ったことがあれば、アカウントは有効なまま維持されます。

 

具体的には、次のような操作を行うと良いでしょう。

  • メールを読む、送信する
  • グーグルドライブを使用する
  • YouTubeを見る
  • 写真を共有する
  • アプリをダウンロードする
  • グーグル検索を使用する
  • 「グーグルでログイン」機能でサードパーティ製のアプリやサービスにログインする

 

最近グーグルのアカウントを使っていないけど、まだ残しておきたい人は、すぐに行動することをお勧めします。

 

Source:Google
via:9to5Google

変な広告に注意! グーグル、「Bard」を悪用する詐欺グループを訴える

グーグルの生成AI「Bard」は日本語にも対応し、世界中で広く利用されるようになってきました。しかし同時に、それを悪用しようとする犯罪者が増えつつあります。

↑おかしな広告に気をつけて

 

そこで同社は、Bard人気を利用してマルウェアを広めようとする詐欺師グループを訴えると発表しました。

 

グーグルは11月13日(現地時間)に米カリフォルニア州で提訴した訴訟の中で、ベトナムに拠点を置くと思しき人物がSNSアカウントを開設し、Bardを「ダウンロード」するように促す広告を掲載していると述べています。

 

Bardはグーグルのサーバーを使うクラウドサービスであり、「ダウンロード」できません。このダウンロードは、実際には被害者にマルウェアを配信し、そのSNSのログインデータを盗み出すことが目的です。

 

被告は、Bardの 「最新バージョン」をダウンロードできると偽る身元不明の3人。彼らは「グーグル、グーグルAI、Bardを含むグーグルの商標を使って、無防備な被害者を誘い、マルウェアをコンピュータにダウンロードさせている」とのこと。特にFacebookの有料広告を使っていると指摘しています。

 

この訴訟は、最新テクノロジーへの関心を悪用し、十分に理解していない人をどのように食い物にしているかを浮き彫りにしています。例えば、今回の詐欺師は「Bardが有料のサービスやアプリだ」と示唆していますが、実際には無料で利用できます。

 

グーグルの公式ブログによると、これらの詐欺師に対して300件ほどの削除要請を提出済みとのこと。さらに、今後悪質なドメインを設定できないようにしつつ、米国のドメイン登録機関に悪質ドメインを無効にするよう要請しているそうです。デジタル詐欺師らが取り締まられるよう祈りつつ、知識不足につけ込む手口には気をつけたいところです。

 

Source: Google Blog
via: The Verge

iPhoneに「Google 検索」アプリが標準搭載? あったかもしれない計画とは

Google(グーグル)が「iPhone」に「Google 検索」アプリの標準搭載(プリインストール)を望んでいたことが、裁判の過程で判明しました。

↑Primakov / Shutterstock.comより

 

現在Googleは、検索エンジンに関して独占禁止法に違反しているとして、訴訟されています。同裁判に関連して、GoogleがApple(アップル)に検索エンジンの標準設定で年間180億~200億ドル(約2兆7000億円~3兆円)支払っている、との報告も登場しています。

 

さかのぼること2018年、GoogleでCEOを務めるSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)氏がAppleのTim Cook(ティム・クック)CEOに、iPhoneにGoogle 検索をプリインストールして出荷するように要請したとのこと。しかし、Cook氏がこの提案を受け入れることはありませんでした。

 

Googleの狙いとしては、iPhoneにGoogle 検索がプリインストールされれば、Googleへのトラフィックが増え、その結果Appleへの支払いも増えると考えていたとのこと。そして、iOS用のGoogle 検索アプリの開発と、将来へわたる長期サポートを約束すると提案していたのです。

 

Apple製品ではGoogle 検索が標準設定されているものの、ユーザーは「Bing」「Ecosia」「Yahoo!」「DuckDuckGo」などに切り替えることも可能です。裁判の行方によっては、Google 検索が標準設定されるかわりに、ユーザーが検索エンジンを自分で設定することになるのかもしれません。

 

Source: The Verge

一部のPixelスマホをAndroid 14に更新するとストレージがアクセス不可に! Googleは修正を約束

一部のGoogle Pixelスマートフォンにつき、ユーザーがAndroid 14にアップデートすると、内蔵ストレージにアクセスできなくなる症状が報告されていました

↑Googleは調査中

 

これにつきGoogleが、バグ修正への取り組みやデータ復旧の可能性など、より詳しい回答を発表しました。

 

Googleはまず、この問題をPixel 6およびそれ以降のモデルをAndroid 14にアップデートし、かつ複数のユーザーを設定している場合に起こることを確認したと述べています。主要ユーザー以外のプロファイルを作っているときにのみ発生する、というわけです。

 

この複数ユーザーとは、ユーザーやゲスト、制限付きプロファイル等が含まれます。ただし、主要ユーザーや仕事用プロファイルで複数のGoogleアカウントを持つことは含まれません。

 

そしてデバイスによっては、メインユーザーが内蔵ストレージにアクセスできなくなる可能性もあり。あるいは「出荷時リセット」というメッセージを表示して再起動する場合もあるとのことです。

 

後者の場合、このメッセージを受け入れると、バックアップされていないデータが失われる可能性があり、拒否すると「Pixel is starting」とのメッセージを表示して繰り返し再起動するそうです。

 

すでにGoogle Playのシステムアップデートを展開しており、他のデバイスでも同じ問題が起こるのを防ぐようにしたとのこと。この修正を適用するには、[設定]>[セキュリティとプライバシー]>[アップデート]>[Google Playシステムアップデート]を開きます。最新バージョンの日付は2023年10月1日であり、それより古ければアップデートをお勧めします。

 

また、現在ストレージにアクセスできない 人のために、「出荷時リセットを必要とせずに問題を修復し、ファイルへのアクセスを回復する」修正アップデートに取り組んでいるとのことです。

 

さらに出荷時リセットをした人を含む全てのユーザーに対して、Googleは「OTA(無線)アップデートが利用可能になるまで、端末上でセカンダリー(2人目)ユーザーを作成したり、ログインしたりすること」を避けるように警告しています。

 

このバグが起こるとインストールしたアプリやデータにアクセスできなくなる恐れがあります。複数のプロファイルを作らないよう気をつけて、Googleのさらなる対応を待ちたいところです。

 

Source:Google
via:9to5Google

Pixel 8 Proの顔認証ロック、全く似ていない兄弟の顔で突破されてしまったとの報告アリ

Googleが発売したばかりのPixel 8とPixel 8 Proの顔認証ロックは、「最高レベルのAndroid生体認証クラスに適合」したと謳われています。そのため、銀行や支払いアプリの決済で利用できるようになりました。

Image:Google

 

しかし、「かなり違って見える」兄弟の顔で、何度もロック解除できてしまったと報告されています。

 

大手掲示板Redditのユーザーは、Pixel 8 Proに顔ロックを設定してから弟に渡してみると、毎回ロック解除できたとのこと。もっとも、本人の顔でも問題なくロック解除できるそうです。

 

念のため、弟のPixel 7 Proに自分の顔を設定したところ、弟は顔を設定し直すまでロック解除できず。より安全になったはずのPixel 8 Proでは弟が銀行口座に問題なくアクセスできるのに、弟のPixel 7 Proは単に画面をロック解除さえできず、おかしいとしか言いようがない……と述べています。

 

Googleによると、Pixel 8とPixel 8 ProはAndroid生体認証の最高基準であるクラス3を満たしているとのこと。つまり、他人が顔認証ロックを解除できる可能性は極めて低いはずです。

 

このRedditユーザーによると、自分にもっと似ていると思う父の顔でも試してみたところ、解除できなかったそうです。もっとも、本人が主張しているよりも弟の顔がソックリ、あるいは一卵性双生児なのかもしれません

 

とはいえ、Pixel 8シリーズはまだ発売から日が浅いため、多くのユーザーの手に渡ってから、同じようなことが起こっているかどうか確認する必要があるでしょう。

 

Source:Reddit
via:Gizmochina

Pixel 8シリーズやAndroidスマホでもロスレスUSBオーディオ再生が可能に! Google幹部が予告

最近の音楽ストリーミングサービスでは、オリジナルの音源そのままで聴ける「ロスレスオーディオ」が普及しつつあります。すでにAmazon Music、Apple Musicなどが対応済みです。

↑Android端末にロスレスUSBオーディオ搭載!?

 

そんななか、Pixel 8およびPixel 8 Proやその他のAndroidスマートフォンでも、将来のアップデートでロスレスUSBオーディオ(USB有線接続によるロスレス再生)を追加するとGoogle幹部が述べました。

 

Mishaal Rahman氏は、Googleのエンジニアリング担当副社長Dave Burke氏が大手掲示板Redditに投稿したコメントを紹介しています。

 

それによると、ロスレスUSBオーディオはPixel 8とPixel 8 Pro、その他のAndroid端末に将来的に搭載。オーディオミキサーなどの処理を省略するため、「ビットパーフェクトな音源」を聴けると説明しています。

 

つまり一切圧縮することなく、オリジナルに近い音源をスマートフォンからUSB経由でヘッドホンやイヤホンに転送できるということ。すべての楽器が1つ1つ際立ち、ボーカルはより聞こえやすくなり、圧縮で失われていた小さな音まで聴き取りやすくなるわけです。

 

ワイヤレス接続のBluetoothは帯域が狭いため音源を非可逆圧縮(解凍時に元の状態に戻せない)するため、ロスレス再生は非常に難しくなっています。もしもロスレス音源を聞きたければ、USBの有線イヤホン等に移行する必要があるでしょう。

 

またスマホでロスレスオーディオを聴く場合、通信データの消費量も多くなるため、データ使用量の上限や通信速度の制限に気をつけた方がいいでしょう。また、ダウンロードしてオフラインで聴く場合でも、通常の音楽ファイルよりもサイズが大きく、ストレージを消費するので注意が必要です。

 

Source:Mishaal Rahman(X)
via:PhoneArena

「Pixel 8 Pro」の新機能、古いモデルでも使えるようになる可能性が浮上!

先日Googleが発売した「Pixel 8 Pro」は、最新プロセッサー「Tensor G3」を搭載し、本製品でしか使えない独占機能があると宣伝されています。しかし、その機能の一部が古いPixelスマホでも使えるようになる可能性が明らかとなりました。

↑新機能の一部は古いモデルでも使える?(画像提供/Google)

 

Pixel 8 Proの最も魅力的な新機能の1つは、カメラアプリに高度な「プロ設定」が導入されたこと。写真を撮る前にシャッタースピードやISOなど多くの設定を調整することが可能となりました。これらは、他のPixelスマホでは使えない専用機能とうたわれています

 

しかし、著名リーカーのKamila Wojciechowska氏は、Pixel 8 Proの新たなカメラ機能がPixel 7 Proでも動くビデオをシェアしました。

 

Kamila氏は最新版のGoogleカメラAPK(Android用のソフトウェアパッケージ)をいち早く入手し、新機能を強制的に有効にしたとのこと。この機能はPixel 6からPixel 7 Proまで、Google Tensorチップを搭載した全てのPixelスマホで動くようだと述べています。

 

なぜGoogleが新機能をPixel 8 Pro以外で動かないようにしたのかは不明。とはいえ、当初は一部のPixelスマホに限られていた消しゴムマジックも、後に他の機種に解放されていました。カメラアプリのプロ設定も、将来ソフトウェアアップデートにより対象スマホが広がるのかもしれません。

 

Source:Kamila Wojciechowska(X) 
via:BGR

iPhone 15 Pro MaxやGalaxy Z Fold5など「最も高いスマホ」を集めて浸水・落下テスト! 結果は……?

最新のiPhone 15 Proモデルはチタン製フレームを採用していますが、背面ガラスが割れやすくなったとの報告も相次ぎました

Image:Allstate Protection Plans

 

そんななか、米保険会社Allstate Protection PlansがiPhone 15 Pro Maxを含む最も高価なスマホを集めて、恒例の浸水&落下耐久テストを行いました。

 

同社は新型iPhoneが発売されるたび落下テストを行っており、ケースの有り無し2パターンで実施することもあります

 

今回のテスト対象となったのはiPhone 15 Pro Maxのほか、サムスンGalaxy S23 UltraやGalaxy Z Fold5、Google Pixel Fold等です。これら高級スマホの背面は、すべてガラス製です。

 

まず各スマホを水中に30分間浸してから、同じ高さと角度から落とす装置を使い、6フィート(約180cm)の高さから歩道に落下させています。

 

どのスマホもそこそこの防水性能を持っているため、水没テスト後も問題なく動いています。が、落下テストは「ガラスをコンクリートに叩きつける」という相性の悪さのためか、どれも例外なくダメージを受けました。

 

前面ディスプレイを下にしての落下テストでは、iPhone 15 Pro Maxは1回目の落下でヒビだらけになり、使いものにならなくなっています。同じことがGalaxy S23でも起こっており、特にiPhoneが弱いわけではありません。

 

そしてGalaxy Z Fold5とPixel Foldの折りたたみ画面は、フレームに傷が付いたり、画面が凹んだりしたものの、2回の落下テストに耐え抜きました。もっとも、閉じた状態での外側のディスプレイは、2台とも粉々となっています。

 

さらに背面を下にした落下テストでは、iPhone 15 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraともヒビだらけになっています。iPhone 15 Pro Maxの本体機能は使えますが、背面カメラのうち2台が動作しなくなりました。

 

落下テストは、スマホが落ちる角度やぶつかる素材、落下スピードにより結果が変わります。Allstate Protection Plansも同じ状況になるよう調整していますが、やはり予測不能な要素が入るため、今回のテスト結果が全てではないでしょう。

 

ともあれ、iPhone 15 Pro Maxは他社スマホより特に頑丈でもなければ、特にひ弱いわけでもないようです。いずれにせよ、スマホは保護ケースを着けて使った方がよさそうです。

 

Source:Allstate Protection Plans(YouTube) 
via:MacRumors

Pixel 8シリーズの顔認証、銀行アプリやキャッシュレスでも利用可能に。新型チップにより機械学習が進化したおかげ

これまでPixelスマートフォンの顔認証機能は、画面ロック解除だけに利用でき、アプリへのログインや支払いに使うことはできませんでした。それが最新モデルPixel 8やPixel 8 Proでは、「Googleウォレットなどの銀行や支払いアプリが利用できるようになりました」とされています

Image:Google/YouTube

 

しかし、Pixel 8シリーズは以前のモデルと同じく、前面カメラが1つしかありません。つまり、顔認証ハードウェアも変わりないのですが、なぜ高性能になったのか? それをGoogleが「新しい機械学習の進歩のおかげ」と説明しています。

 

iPhoneのFace IDで銀行の決済などができたのは、3D顔認証を導入しているためです。それに対してAndroidスマートフォンは、何年も前から顔ロック解除を採用しながらも、2Dモデルを使っているため安全性に乏しく、決済などセキュリティが求められることには利用できませんでした。、

 

これにつきGoogleは、先日のイベント「Made by Google」で詳しく触れませんでした。しかし、Pixel 8シリーズを発表するサイトでは「Google Tensor G3はTitan M2セキュリティチップと連携して個人情報を保護し、Pixelを高度な攻撃に強くします。そして今、Pixel 8の顔認証ロックは最高レベルのAndroid生体認証クラスに適合」したからだと述べています。

 

では、Googleのいう「最高レベルのAndroid生体認証クラス」とは何か? Android Centralは、Android端末の生体認証セキュリティには様々な階級があり、クラス3が最も強く、クラス1が最も弱いとコメント。Pixel 8シリーズは、最強のクラス3というわけです。

 

Pixel 8シリーズのAIによる強化は、「ベストテイク」や「編集マジック」に注目が集まりがちです。ですが、日常的によく使うキャッシュレス決済などを「顔だけで完了」は快適さを飛躍的に増すことになりそうです。

 

Source:Google, Android Central
via:BGR

「Android 14」が正式リリース!「最もカスタマイズできるOS」と言われる新機能とは?

Googleは、最新モバイル向けOSとなる「Android 14」の配布をPixelスマートフォンで始めました。

↑リリースが始まった「Android 14」(画像提供/Google)

 

Android 14には、カスタマイズ可能なロック画面や進化したセキュリティ機能などが追加されています。

 

ロック画面では、異なる時計のスタイルや形状を入れ替えることが可能。AI(人工知能)を利用した壁紙ジェネレーターも登場しました。

 

セキュリティ機能としては「Passkey」のサポートが強化されており、サードパーティ製アプリへのサインインにおいて指紋を使用することができるようになります。アプリはAndroidの新しい認証マネージャーを使い、ユーザーのサインイン方法をまとめて簡素化します。

 

その他には、より優れたカメラ拡張機能や10ビットHDR画像のサポート、新しい「Health Connect」機能が追加されました。

 

Android 14は「Pixel 4a」「Pixel 5」とそれ以降のPixelスマートフォンで利用可能。Samsung(サムスン)やNothing、OnePlusなどのスマートフォンも年内に対応するでしょう。

 

海外メディアのAndroid Policeから「最もカスタマイズできるAndroid OS」と評価されており、自分のスマホでも早く使ってみたいと思います。

 

Source: Google via The Verge

「Pixel Watch 2」がデビュー!「初代の不具合を全て修正した」と海外メディアが及第点

Google(グーグル)が新型スマートウォッチ「Pixel Watch 2」を発表しました。

↑発表された「Pixel Watch 2」(画像提供/Google)

 

Pixel Watch 2はバッテリー駆動時間が大幅に向上し、「常に画面をON」にしても一日中バッテリーが持つようになりました。30分で50%までの高速充電にも対応しています。

 

本体には100%再生アルミニウムを採用し、初代モデルから10%の軽量化を実現。クラウンは以前より大きく丸みを帯びており、操作がしやすくなりました。

 

Pixel Watch 2には健康状態を測定する3つの新しいセンサーと、改良されたAI心拍数アルゴリズムが搭載されています。心拍数センサーは精度が向上し、HIIT、スピニング、ローイングなどのアクティビティだけでなく、消費カロリーやアクティブな心拍ゾーン、今日のエナジースコア、睡眠の読み取りも正確になりました。また、Fitbitアプリとの同期も引き続き可能です。

 

ほかにも、転倒検知や緊急SOSだけでなく、緊急事態の共有や安全確認といったPixelスマートフォンの予防安全機能もPixel Watch 2で利用することができます。より進化した「Wear OS 4」を搭載したこのスマートウォッチでは、GmailやGoogle カレンダーといったアプリを使うことも可能。

 

海外メディアのAndroid PoliceはPixel Watch 2について、「初代モデルの不具合をすべて修正した。画期的な新機能はないが、Pixel Watch 2に求められているのはそれではない」と一定の評価を与えています。

 

Pixel Watch 2の価格はWi-Fiモデルが5万1800円で、4G LTEモデルが5万9800円。すでに予約を開始しており、10月12日から販売が開始されます。

 

Source: Google

「Pixel 8と8 Pro」がデビュー! AI機能の進化が「最高に心地よい」が…

Google(グーグル)が、新型スマートフォン「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」を発表しました。

↑賛否両論(画像提供/Google)

 

Pixel 8/8 Proの特徴は、新型プロセッサ「Tensor G3」の搭載とAI(人工知能)機能の進化。例えば「ベストテイク」では、集合写真にある全員の顔をアルゴリズムが最高の表情に変えてくれます。Google フォトの「編集マジック」では被写体の位置やサイズを変更したり、背景を際立たせたりすることが可能。「音声消しゴムマジック」では、動画内の気が散る音を簡単に軽減することができます。

 

Pixel 8/8 Proは6.2インチ/6.7インチディスプレイを搭載し、画面の明るさが向上しました。Pixel 8 Proは全てのカメラがアップグレードされ、低照度環境での撮影能力が向上。マクロフォーカスの向上や、10倍光学ズームが可能です。また、本体背面には温度センサーを搭載し、食べ物などの対象物の温度を確認することができます。Pixel 8は、Pixel 7から本体サイズが小さくなっています。

 

海外メディアのAndroid PoliceはPixel 8 Proに関して、「Googleのハードウェアがこれほど心地よく感じたことはない」と評価しているものの、Pixel 8に対しては「ここ数年で最もインパクトが弱い小型フラッグシップ機」と厳しい評価を下しています。

 

Pixel 8/8 Proの本体カラーはHazel、Obsidian、Rose/Bay、Obsidian、Porcelainが登場。Pixel 8の価格は128GB/256GBモデルが11万2900円/12万2900円で、Pixel 8 Proは128GB/256GB/512GBが15万9900円/16万9900円/18万8900円。10月4日から予約が開始されており、10月12日に販売が開始されます。

 

Source: Google

Pixel Buds Pro、まもなく3つの新機能「会話検出」「聴覚ウェルネス」「クリアな通話」をアップデートで追加かも

Googleのワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」は、発売から1年以上が経ちました。まだ後継モデルは出そうにありませんが、まもなくソフトウェアアップデートにより新機能が追加されると噂されています。

↑もうすぐ新機能追加?

 

著名リーカーのKamila Wojciechowska氏によると、まもなくGoogleはPixel Buds Proに「会話検出」「聴覚ウェルネス」「クリアな通話」という、3つのアップデートを提供する予定とのことです。

 

まず「会話検出」は、人との会話を検知すると自動的に外部音取り込みモードに切り替え、音楽などの再生を一時停止するというもの。第2世代AirPods Proに備わっている「会話感知」(背景のノイズを抑えて、音量を下げる)とは少し違います。

 

続いて、「聴覚ウェルネス」機能とは、今の騒音レベルがどれぐらいかを視覚的に表示し、聴力を守るために平均どのぐらいの音量まで大丈夫かのガイドラインが確認できるとのこと。これはApple Watchの「ノイズ」アプリと似て非なるものですが、より控えめのようです。

 

最後に、Pixel Buds ProはBluetoothスーパーワイドバンドによる「クリアな通話」機能が搭載されるかもしれないとのこと。Mishaal Rahman氏は、これを通話相手の周囲のノイズを減らし、イヤホンを装着している人の耳に聞こえる相手の声を強調する機能だと説明しています。

 

本日夜の「Made by Google」イベントでは、次期スマートフォンPixel 8/Pixel 8 Proや、新型スマートウォッチPixel Watch 2が正式発表される見通しです。Pixel Buds Proのファームウェアも、それに合わせてアップデートされるのかもしれません。

 

Source:Mishaal Rahman(X)
via:The Verge

発表イベント直前で…。「Pixel 8 Pro」の前代未聞の画像が流出!

まもなく10月4日の「Made by Google」イベントで、次期フラッグシップ機のPixel 8シリーズが正式発表される見通しです。そんな中、早くもPixel 8 Proの非公式な開封画像が登場してしまいました。

↑新たな非公式画像で分かったことは?(画像提供/Google)

 

これまでPixel 8 Proの画像は公式・非公式を問わず何度もシェアされてきましたが、今回ほどさまざまな角度から見られるものは例がありません。なお、元々のVật Vờ StudioによるFacebook記事は非公開とされていますが、米9to5Googleほか複数のサイトが保存した上で再公開しています。

 

さて、今回の画像は、工場出荷状態でのPixel 8 Proを開封したもの。ざっと見たところ、パッケージの外見や中身はPixel 6やPixel 7とほぼ同じで、USB-C to USB-Cケーブルが同梱され、紙のマニュアルやクイックスイッチアダプタ(他のスマホからのデータ移行に使用)も確認できます。

 

Pixel 8 ProのエッジはPixel 7 Proよりも丸みを帯びているようですが、ついに曲面ディスプレイは廃止され、フラット画面になる模様。また、背面のカメラバーには全てのレンズが収納されており、うわさの温度センサーも搭載されています。

 

さらに、少なくともブラックのPixel 7 Proにはマット(つや消し)ガラスが使われていることも確認可能。ほかにも「Porcelain」カラーの背面も同じようにマットな質感になっているようですが、単に画像の解像度が粗いために、そう見えるだけかもしれません。

↑Vật Vờ Studioが公開した画像

 

Pixel 8およびPixel 8 Proのほぼ全スペックは、信頼性の高いリーカーKamila Wojciechowska氏がXでシェアしています。

 

両モデルともGoogleの最新チップ「Tensor G3」を搭載し、OSもセキュリティも7年間もの超長期アップデートを受けられると言われています。末永く使える名機になると期待しつつ、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

「Pixel Watch 2」の新たな画像が流出! Fitbitの機能は何が追加される?

Googleの第2世代スマートウォッチ「Pixel Watch 2」の発表が間近に迫っているなか、情報が次々と流出しています。最新のリーク画像では、Pixel Watch 2に搭載されるFitbit関連機能の改良をはっきり確認することができます。

↑Fitbitの機能が盛りだくさん?(画像提供/Evan Blass)

 

Googleは2021年にウェアラブル大手のFibitを買収。その機能の多くを初代Pixel Watchに搭載しており、後継モデルPixel Watch 2にもさらなる機能の追加がうわさされてきました

 

信頼性の高いリーカー・Evan Blass氏が公開した画像の1つは、EDAセンサーによるストレス追跡機能。EDAとは「皮膚電気活動」のことで、Fitbitデバイスにも搭載されています。

 

今回の画像では、Fitbit Sense 2でも計測できる「Body Response(身体反応)」を確認することが可能。これは1日を通じて身体がストレスにどのように反応しているかを確認できるもの。Pixel版の画面は少しスッキリしていて、一目で理解しやすそうです。

 

また、Fitbitワークアウト(運動)を管理するための新たなユーザーインターフェース(UI)も公開されました。再設計されたUIは、心拍数が「ターゲット(Target)」と共に大きく表示。Fitbitが、心拍数を高める活動を行った時間を計る機能に当たるようです。

 

これに先立ち、ランニングや屋外のサイクリングで一定のペースを守らせる「ペーストレーニング」機能もあるとのうわさもありました

 

ほかにも、Blass氏はXで「Pixel 8 Proを予約注文するとPixel Watch 2が無料でもらえる」ことや「Pixel 8標準モデルを予約注文するとPixel Buds Proが無料で付いてくる」と書いた画像を公開しています。

 

Pixel 8シリーズ単体でも前モデルより大幅な強化が予想されていますが、いっそう便利となりそうです。

 

Source:Evan Blass(X)
via:9to5Google

まだPixel 8正式発表前なのに? 早くも「Pixel 8a」らしきハンズオン写真が公開

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8」シリーズは、10月4日夜の「Made by Google」イベントで正式発表される見通しです。Googleストアでも予告しており、新型スマートウォッチ「Pixel Watch 2」と共に公式画像も掲載しています。

↑来年5月に発表のはずが、もう?(Image:Abhishek Yadav)

 

その数か月後に廉価モデル「Pixel 8a」が登場するはずですが、早くもリーク画像がネット上で公開されています。

 

リーカーのAbhishek Yadav氏はX(Twitter)に、Pixel 8aと称する画像をシェアしています。実際に手に持ったハンズオン画像であり、Pixel 8a初の実物写真かもしれません。

 

この画像では、背面のカメラバーに楕円状の切り込みがあり、その中に2つのカメラを搭載。全体的なデザインは青のカラーを含めて、上位モデルPixel 8シリーズに似ているようです。

 

また現行モデルPixel 7aと比べて角も丸くなり、Pixel 8シリーズに近い形状となっています。もっとも背面は光沢仕上げとなっており、こちらはPixel 7aと同じ印象です。

 

そして前側のディスプレイも角が丸みを帯びていますが、ベゼルはかなり太めです。歴代のPixel aシリーズも上位モデルよりベゼルが太かったため、想定の範囲内とは言えそうです。

 

すでにPixel 8aらしきベンチマークテストの結果は、8月末に発見されていました。搭載チップはPixel 8シリーズと同じTensor G3ながら、アンダークロック版(動作クロック周波数を下げたもの)のもようです。また開発コード名「Akita」は、以前リークされたGoogleの開発ロードマップにも登場していました。

 

これまでのGoogleのスケジュール通りとすれば、Pixel 8aは2024年(5月頃)の開発者向けイベント「Google I/O」でデビューする可能性が高そうです。まだPixel 8が正式発表前ですが、Google社内では前倒しで準備が進んでいるのかもしれません。

 

Source:Abhishek Yadav(X) 
via:9to5google

Google マップ、アップル純正マップのように明るい配色をテスト中。道順が見やすくなる?

スマートフォンの道案内としてお馴染みのGoogleマップですが、アップル純正マップのように明るい色合いをテストしていると米9to5Googleが報じています。

↑Google マップ

 

たとえば水の青色は前よりずっと明るくなり、少し緑も混じるようになりました。下の画像は現在/リニューアル後/アップルマップを比較したものですが、海や湖、川が目立ち、とても鮮やかに変更されています。

↑左が現行バージョン、真ん中がリニューアル後、右がアップルマップ

 

反対に、公園や森林などの自然の多いエリアには濃い緑(一部青)を使っています。道路は白からグレーになり、より道筋を把握しやすくなりました。また「道」として一貫性を持たせるためか、高速道路も黄色から濃いグレーに。こちらも、アップルの色づかいに近づいています。

 

かたやダークテーマは変更されておらず、アップルマップよりも依然として暗いままです。

↑ダークモードは、リニューアル後もアップルマップの方が見やすい?

 

他の部分では、ナビ時に最も重要な情報(次の道を右に曲がるなど)は濃い緑色を使っており、少し分かりやすくなった印象もあります。

 

1つ1つの調整は劇的ではないものの、組み合わせることで、全体的にはかなり違って見えるようです。

 

まだ全てのスマートフォンで使えるわけではなく、Androidスマホに限りロールアウト(時差のある展開)されているようです。まだテスト段階かもしれないため、全世界でローンチする前に、微調整するのかもしれません。

 

Source:9to5Google

Google「Pixel 8」シリーズ、欧州では大幅値上げ? カラーバリエーションも明らかに

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 8」シリーズは、10月4日午後11時(日本時間)に開催されるMade by Googleイベントで登場する見通しです。すでに予想CG画像や実物画像、スペックなどが報じられてきましたが、価格には様々な説がありました。

↑値段も気になるがカラバリも気になる

 

そんななか、EU(欧州)諸国における価格やカラーバリエーションの噂話が伝えられています。

 

海外テックメディアThe Tech Outlookは独占情報として、EUでの価格やストレージの種類、カラーバリエーションを発信しています。

 

それによれば、Pixel 8のストレージ128GB版は、23%の付加価値税込みで874ユーロ(約13万8000円)。そして256GB版は949ユーロ(約15万円)とのことです。発売当初のPixel 7は650ユーロ(約10万2000円)~であり、かなりの値上げとなります。

 

またPixel 8 Proは、最低容量の128GBストレージで1,235ユーロ、256GBで1309ユーロ512GBモデルは1,461ユーロとのこと。ちなみに、発売当時のPixel 7 Proは900ユーロ~でした。

 

これらの値上げは少し行き過ぎとも思えるので、さらなる続報を待ってから判断したほうがよさそうです。

 

一方、カラーバリエーションに関する情報は信頼できそうです。まずPixel 8はHazel、Obsidian、Rose、Mintの4色で、ProモデルはBay、Obsidian、Porcelain、Mintの4色とのことです。

 

最近Pixel 8シリーズに関しては、カメラアプリが数年ぶりに刷新され、低照度での撮影に強くなる可能性が浮上していました。新型プロセッサー「Tensor G3」搭載により画像処理も強化されそうですが、なるべく値上げは控えめになるよう祈りたいところです。

 

Source:The Tech Outlook
via:GSMArena

Googleが初公開!?「Pixel 8 Pro」の実物画像をチラ見せ

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 8」シリーズは、10月4日午後11時(日本時間)に開催される「Made by Google」イベントで発表されると予想されています。プロモ動画がリークされたり実機と称する画像がネット上に登場したりするなど、すでに数々の手がかりが見つかっていますが、新たに、上位モデル「Pixel 8 Pro」初の公式画像(静止画)が同社の公式サイトに登場しました。

↑新作の画像をスクープ(画像はPixel 7 Pro)

 

この画像はGoogleの「サブスクリプション&サービス」ページに掲載されましたが、記事執筆時点では削除済み。しかし、テックメディアWccftechがスクリーンショットを入手したおかげで、Pixel 8 Proと「Pixel Watch 2」の姿を確認することができます。

↑Google公式ページに一時的に掲載されていたPixel 8 Proの画像(画像提供/Wccftech)

 

一見すれば、前モデルのPixel 7 Proとソックリ。しかし、これまでの噂や流出したプロモ動画が示唆していたように、その筐体は先代よりも丸みを帯びており、カメラバーも3つのレンズを収納するため大きくなっています。

 

また、Pixel Watch 2のディスプレイはよく見えませんが、前モデルのバンドとは違っているようです。

 

Pixel 8シリーズは新型プロセッサー「Tensor G3」を搭載し、バッテリー容量や充電速度もアップすると見られています。少し値上げすることも予想されていますが、それでも十分にお買い得となりそうです。

 

Source:Wccftech

試作機?「Pixel 8a」らしきベンチマーク結果が早くも登場!

Googleは2023年秋に、次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8」および「Pixel 8 Pro」を発売すると予想されています。そんな中、その廉価モデルとなる「Pixel 8a」らしきベンチマークテストの結果が早くも登場しました。

↑Pixel 8aは前モデルを超えるのか?

 

このテスト結果は、ベンチマークアプリ「Geeknbench」の報告サイトに登場。このコードネーム “Akita “と呼ばれる試作機は、Pixel 8/8 Proに搭載される「Tensor G3」チップのアンダークロック版(動作クロック周波数を下げたもの)を採用し、最大8GBのRAMを積むようです。

 

シングルコアスコアは1218、マルチコアスコアは3175を記録。これらはTensor G2を搭載したPixel 7と同等か、わずかに下回る数値です。

 

もっとも、まだ試作段階でソフトウェアを最適化していないとすれば、製品版の発売までに上がっていく可能性もありそうです。

 

現行モデルのPixel 7aはミドルレンジ(中価格帯)ながら高性能で、最高の格安5Gスマートフォンと絶賛する声も

 

その一方で、Pixel 7aの売れ行きによっては、Pixel 8aの発売が見送られるとの噂もありました。こうして試作機らしきデータが出てきたということは、GoogleもPixel 7aの販売状況に満足しているのかもしれません。

 

Pixel 8シリーズに搭載されるTensor G3チップに関しては、より新世代のCPUコアや最新ストレージ規格への対応、GPUコアの更新など、全面的なアップグレードになるとのリーク情報もありました。さらなる続報に期待したいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:PhoneArena

男性の声できっぱり断るフレーズ収録「応答くん」、超絶人気になった理由に迫る!

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「家電編」から、男性の声で応答してくれる音声ボタン「応答くん」をピックアップ。予想を超えるヒットの秘密とは? 家電ライターの小口寛さんに注目のポイントを解説してもらいました!

 

世間の不安の声を拾い上げ予想を超えるヒットを生んだ

ライソンは独自の着眼点で数多くのアイデア家電を生み出し、ヒットを連発している気鋭の家電メーカー。「応答くん」は女性のひとり暮らしや高齢世帯などが、玄関先でドアを開けて対面することへの不安を汲み取った商品だ。「はい」「ありがとうございます」のほか、「いま、忙しいんで」「これ以上来たら警察呼びますよ」などのきっぱりと断るフレーズも収録し、迷惑なセールスへの対処にも心強い。ニッチな需要に思えるが、社会的な不安なども背景に、予想以上のヒットとなっている。

 

「白昼の押し込み強盗など、イヤな事件が立て続けに起こっている昨今、必然的に防犯・セキュリティへの意識が高まっています。本機は、女性が住んでいると知られたくないというニーズにマッチ。単体で使えるシンプルさに加えて、テレビで防犯アイテムとして紹介されたことが売れ行きを後押ししました」(小口さん、以下同)

 

ほかにも、自動検知やスマホ連携機能を搭載する、録画機能付きインターホンやセキュリティカメラなど、手軽に始められる防犯家電の裾野は広がっている。

 

「今後の防犯家電のトレンドとしては、IoTの製品にも注目。比較的安価で、ワイヤレス&バッテリー内蔵の工事が要らないアイテムが増えてきています」

 

対面が不安な女性や高齢者に代わり男性の音声で応答する

ライソン
応答くん
実売価格1980円
2022年11月発売

ボタンを押すと男性の声で応答してくれる音声ボタン。宅配便の受け取りやセールスへの対応時などにインターホン越しに使用することで、玄関先で対面することへのストレスや不安を軽減してくれる。全16種類の音声パターンを収録しており、様々なシチュエーションに対応可能。

 

↑しつこい迷惑電話にも対応可能。「ピンポーン(インターホンの音)」も収録されており、来客を理由に電話を切ることができる

 

↑壁面に設置するための専用ホルダーと両面シールが付属。インターホンの横に設置すれば、必要な時にサッと使いやすい

 

↑ボタンを押すとひろゆき氏の音声が流れる「ひろゆきの論破くん」(実売価格1980円)は4月に発売し、1万台出荷済みとこちらも売れ行き好調。録り下ろしを含む16種の音声で “論破” できる

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>家電ライター 小口 覺さん
ITから家電まで幅広く精通。自慢したくなる家電を指す「ドヤ家電」の名付け親でもある。

 

女性の不安や恐怖を 軽減するアイデアに拍手

「発売1週間で初回ロットの5000台が完売、半年で2万台突破と、発表時にはこんなにヒットするとは思わず。女性の不安や恐怖心を理解していなかったダメな男です……。今後のバリエーションにも期待ですね」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★
影響力:★★★★

 

【コレもチェック!】

自動検知機能を搭載したバッテリー駆動のドアベル

↑画像提供:Google

Google
Google Nest Doorbell
実売価格2万3900円

バッテリー式のスマートドアベル。人や荷物、クルマなどを検知して通知する。スマホからはリアルタイムの映像や録画の確認、訪問者に事前に設定したメッセージで応答することも可能。

 

↑スマホだけでなく、「Google Nest Hub」などとも連携。カメラ映像へ瞬時に切り替えて応答ができる

 

夜間でもフルカラーでしっかりと記録

TP-Link
Tapo C420S2
実売価格3万1450円

バッテリー内蔵型のワイヤレスセキュリティカメラ2台とハブのセット。AIによる検知機能や400万画素の高画質を備える。専用アプリでリアルタイム映像のチェックや管理が可能だ。

 

↑バッテリーは最大180日間持続。また、「スターライトセンサー」で夜間でもフルカラーで録画できる

Google「Pixel 8」シリーズのカメラアプリ、数年ぶりのリニューアル? 低照度での撮影にも強くなるかも

GoogleのPixelスマートフォンは、カメラアプリの使いやすさが好評を呼んできました。そのカメラアプリのUI(ユーザーインターフェース=操作画面)が、次期「Pixel 8/8 Pro」にて数年ぶりに一新されると著名リーカーが主張しています。

↑カメラの使いやすさに定評がある、Google「Pixel」シリーズ

 

信頼性の高いリーカー Kamila Wojciechowska氏によると、新アプリでは手の届きやすさを改善するため、画面の下部に操作系を置くことに重点が置かれているそうです。

 

まず設定を呼び出すボタンは、左上から左下に移ったとのこと。とはいえ、設定メニューは今までと同じく、上半分に表示されるようです。また、下から上に指をスワイプするジェスチャー操作でも呼び出せるとのことです。

 

また新UIでは、写真モードとビデオモードが完全に分離されています。現行アプリでは混在していますが(シャッターボタン内の白丸が大きければ写真、小さければ動画)、改訂版では写真と動画のアイコンで分かりやすく切り替えられるようになっています。

 

まず写真モードでは、アクションパン/長時間露光/ポートレート/フォト(普通の写真)/夜景/パノラマの6モードを確認できます。

(Image:9to5Google)

 

かたや動画モードでは、パン/ブラー/スローモーション/タイムラプスの4モードあり。ビデオ手ぶれ補正は設定メニューに移動し、標準/ロック/アクティブを選ぶことができます。

(Image:9to5Google)

 

またシャッターボタンの位置は真ん中で変わらないものの、自撮り/背面カメラの切り替えボタンが右に、最近撮った写真の確認が左となり、左右が入れ替わりました。ズームの倍率切り替えはその上に表示され、モード切替はシャッターボタンの下にあります。

 

一方、Googleは「スタッガードHDR」機能の開発に取り組んでいるそうです。これは3つの異なる露出(短、中、長)で撮影し、最終的に1つの画像に結合する技術のこと。通常のHDRと同じ効果を出しつつ、写真がぼやけるおそれを減らすものです。

 

さらに「Adaptive touch」という新機能もあるそうです。こちらはシーンに応じてフラッシュの強さを調整したり短くすることで「露出オーバーを防ぎ、低照度での撮影を改善」するそうです。

 

これまで動画と静止画、どちらを撮影しているか分かりにくく、また操作メニューが上下に分かれて指が届きにくいこともありました。新アプリでは、片手でも思った通りに操作しやすくなりそうです。

 

また前例からは、この新しいカメラアプリUIはまず最初にPixel 8シリーズに実装され、その後にPixel 6や7といった過去モデルでも利用できる可能性が高そうです。1~2年前のPixelスマホを持っている人たちも、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Android Authority
via:9to5Google

Google「Pixel Watch 2」の詳細なスペックが判明! やはりプロセッサーは大幅に進化のもよう

Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 2」は、おそらく今年秋に発売と予想されています。先日も米FCC(連邦通信委員会)への登録が発見され、正式発表が間近に迫っている可能性が高まっています。

↑思わぬ形で判明か

 

そんななか、Pixel Watch 2(開発コード名「Eos」)がGoogle Play Consoleの機器カタログに出現し、詳細なスペックが明らかとなりました。

 

ちなみにGoogle Play Consoleとは、アプリ開発者がGoogle Playストアで販売するアプリの提出や管理ができるツールのこと。その機器リストには対象となるデバイスが登録され、仕様の一部や、場合によっては画像が掲載されていることもあります。またGoogleの正式データベースのため、登録された情報は事実に他なりません。

 

このリストによると、Pixel Watch 2の搭載チップはクアルコム製のSnapdragon W5(Qualcomm SW5100)に変更されるようです。前モデルのExynos 9110は2018年、つまり5年前に出荷されたのに対して新チップは昨年7月に発表されたもの。プロセスルール(回路線幅)も10nmから4nmとなり、処理速度と省電力性能ともに大幅な改善が期待できそうです。

 

そして搭載RAMは2GBとのこと。この容量は、初代モデルと変わりありません。

 

さらにPixel Watch 2のOSはAndroid 13ベース、つまりWear OS 4がプリインストール。また、Wear OS 4の新機能「バックアップ(および復元)」に対応する手がかりも見つかりました。

↑正式発表前に、ほぼ全てのスペックが明らかに(Image:9to5Google)

 

Pixel Watch 2のディスプレイ仕様は前モデルと同じで、解像度384×384、画素密度は320ppiとのこと。ただし、Googleは画面パネルを中国BOE製からサムスン製に切り替えたとの噂もあり、画質は良くなるのかもしれません。

 

ほかPixel Watch 2に関しては、ボディがアルミ製になって軽くなるとの噂もありました。1回の充電でバッテリーが数日持つとの予想もあり、スポーツや旅での大活躍に期待したいところです。

 

Source:9to5Google

Google「Pixel Watch 2」、まもなく発売かも? 米FCCへの登録が発見される

Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 2」に関しては、すでに様々な噂話が届けられてきました。それに続き、米連邦通信委員会(FCC)への登録が発見され、まもなく発売される可能性が高まりました。

↑Pixel Watch 2はもうすぐ発売?

 

米国内で無線機器を販売するには、FCCの認証を受ける必要があります。そしてFCCの認証を受けてから、数か月以内に発売されることが通例となっています。

 

今回発見されたモデルは「G4TSL」、「GC3G8」、「GD2WG」の3つ。最初のモデルはWi-Fi/Bluetoothモデルで、後の2つはセルラー(4G LTE)モデルです。

 

しかし、今回のデータには以前の噂にあったUWB(超広帯域無線)への言及はどこにもありません。UWBも無線技術の一種であることから、もしも搭載されていれば登録に書かれているはず。つまり、UWBは搭載されていないようです。

 

このUWB技術は、アップルのAirTagやサムスンのGalaxy SmartTagといった忘れ物トラッカーにも搭載され、精密な位置検出を可能にしています。もしもPixel Watch 2に採用されたなら、どこかに置き忘れてもPixelスマートフォンから「左前方に1mのところ」など探しやすくなったかもしれません。

 

もう1つ興味深いのは、「メタルメッシュストラップ(バンド)」と「メタルスリムストラップ」への言及です。

 

Googleは初代Pixel Watchを発表した当時、メタルメッシュバンドを2023年春に発売予定だと述べていましたが、いまだに実現していません。また「メタルスリム」バンドという言葉は初出ですが、メタルメッシュバンドのスリム版なのか、まったく別ものなのかは不明です。

 

たとえUWBがなくても、Pixel Watch 2は非常に期待が持てそうな噂話が相次ぎました。アルミ製ボディで軽くなる、新型プロセッサー搭載により充電なしに数日もバッテリーが持つようになる、というぐあいです。次期「Apple Watch Series 9」の良きライバルとなるかもしれません。

 

Source:FCC
via:9to5Google

Google「Pixel 8 Pro」のプロモ動画がリーク。オーディオ版消しゴムマジックが追加、本体色にブルーあり?

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8 Pro」の実機とされる画像は、7月に公開されたばかりです。

↑「消しゴムマジック」に新機能?

 

それに続き、Googleの公式プロモーションらしき動画がリークされました。新機能として音声版の「消しゴムマジック」が追加されたり、本体色にブルーが登場する可能性が浮上しています。

 

8月12日、最近作られたばかりのX(元Twitter)アカウント「EZ」が、14秒間のビデオクリップを投稿しました。今回のビデオにも、昨年のPixel 7 Proプロモ動画と同じように、左上には「G Pixel」のロゴが入っています。

 

また「オーディオマジック消しゴム(Audio Magic Eraser)は、Googleフォトの動画エディターの一部のようです。少し時間をかけて動画内の音を識別し終わると「ノイズ」、「人の声」、「音楽」のスライダーが表示。Googleフォトの他のフィルターと同じように、左右にスライダーを動かしてその音を小さくできるというものです。

 

また動画内では、「オーディオマジック消しゴムを搭載した唯一のスマートフォン」とのフレーズもあり。その後に「グーグルが設計した唯一のスマートフォン」と続きますが、これは前から使われている言葉です。

 

ここからは、Googleが「消しゴムマジック」の人気を広めようとしていることが推測できます。すでに消しゴムマジックは、静止画で人や物を消したり、「カモフラージュ」で色を変えられることが好評を呼んでいます。

 

最後に、Pixel 7aのSeaとよく似た水色のPixel 8 Pro本体も確認できます。ほか、3つのレンズをまとめて収納したカメラバーも、これまでのリーク写真と一致しています。また噂通り、カメラの右側には温度センサーも搭載されるようです。

↑やはり体温が測定できそう!(Image:EZ)

 

Pixel 8シリーズは10月に発売され、少し値上げになるとの噂話もあります。それでも、お値段以上のアップグレードとなるのかもしれません。

 

Source:EZ(X) 
via:9to5Google

モバイル版Gmailアプリ、ついに翻訳機能が使えるように! スマホで英文メールがスラスラ読めます

Googleは、Chromeブラウザで長年サポートしてきた翻訳機能を、ついにスマートフォン版のGmailにも追加しました。Android版とiOS版ともに、今後しばらく時間をかけて提供される予定です。

↑Gmail

 

この新機能は個人・法人ユーザーとも、Googleアカウントがあれば利用できます。

 

メッセージ本文の言語がアカウント設定の言語と違う異なる場合、本文の前に「翻訳先」のバナーが表示されます。これをタップするとメッセージ本文が翻訳され、再び原文を表示することも可能。また英語など特定の言語を「自動的に翻訳」するよう設定できます。

↑スマホでも英文メールをさっと翻訳!(Image:Google)

 

ちなみにiOSの言語設定は[設定]アプリを開いて[一般]>[言語と地域]から、Androidの言語設定は[設定]アプリ内の[言語と入力]から確認・変更できます。

 

もしも異なる言語が自動検出されなかった場合は、右上の3つのドットメニューをタップし、手動で翻訳することもできます。また、バナーの「×」をタップして、「Don’t translate [language] again(この言語を二度と翻訳しない)」を選ぶと、特定の言語につき翻訳を無効にすることも可能です。

 

Android版のGmail翻訳機能は8月8日から順次ロールアウトされ、iOS版は8月21日から提供される予定です。これまではPCでメールを開くか、スマホでスクリーンショットを撮ってGoogleレンズ等で翻訳する必要があったので、モバイルで英文メールなどを読むハードルが一気に下がりそうです。

 

Source:Google WorkSpace
via:9to5Google

視聴体験が良くなる? Googleが「YouTubeの動画」を要約するAI機能を実験中

米Googleは、AIを使ってYouTube動画の要約を自動生成する実験を行っていることを明らかにしました。

↑AIの要約は参考になる?

 

これまで同社は、AIをチャットボット「Bard」やモバイル版Gmailでメール作成を手伝う「Help me write」などに活用してきましたが、その幅がますます広まることになりそうです。

 

このテストは、7月31日付けのサポートページで判明。今のところ限られた本数の英語ビデオの横だけに表示され、限られた数のユーザーだけ見ることができるそうです。

 

AIによる要約はYouTubeの視聴ページや検索ページに表示され、人間のクリエイターが書いた説明を置き換えることなく、あくまで「動画の簡単な要約」を提供することを目的としています。それを読んで、視聴者が自分に合うかどうかを判断する助けになれば良いそう。

 

The Vergeの問い合わせに対して、Googleの広報担当者は「生成AIを使用してYouTube動画の要約を作成する視聴者向けの新機能をテストしています。新機能を正式にリリースする前にテストを繰り返し、視聴者とクリエイターにとって最高の体験を構築し、洗練させていきます」と述べています。

 

また、視聴者はモバイル機器で英語のVlog(日常生活の動画)やショッピング、ハウツー動画を閲覧する際に、自動生成された要約を見る可能性もあるとのこと。

 

AIによる要約がYouTubeクリエイターの動画作りに良い影響を与えるかどうかは興味深いところです。GoogleのAIチャットボットBardは日本語にも対応しているため、いずれ日本語でも動画の要約が読めるかもしれません。

 

Source:Google

via:The Verge

もうすぐPixelスマホが長文を要約してくれる? Google アシスタントに生成系AI機能が追加かも

最近ブームの生成系AIにおいて、最も分かりやすい機能の1つは「長文を箇条書きにして要約してくれること」でしょう。この要約機能が、AndroidのGoogle アシスタントでまもなく使えるかもしれません。

↑Google アシスタントに“新機能”?

 

今年Googleは生成系AI技術をベースに、新たなサービスや既存アプリ・機能の改良を発表しました。その1つがチャット型AI「Bard」やノートブック向けAI「NotebookLM」であり、モバイル版GmailにもAIがメール作成を手伝う「Help me write」が提供中です

 

その一方、すでに自動要約はGoogle ドキュメントに搭載されており、長い文書を要点に分解してくれるもの。この便利な機能がAndroidスマートフォン向けに準備中であることが、最新Googleアプリのベータ版(バージョン14.29)の解析から明らかになりました。

 

具体的にはGoogle アシスタントが、Chromeブラウザでウェブ閲覧中に呼び出されたとき「要約」を提案。また「Summarize this(これを要約して)」と言って、直接頼むこともできるそうです。

 

が、今のところ要約を頼んでも、アシスタントはエラーを返すだけ。まだ、実際に動作する機能は備わっていないようです。

 

また、要約機能がGoogleのPixelスマホ専用になるかどうかも、まだ分かっていません。以前もGoogleは、Pixel製品だけで使えるアシスタント独占機能を強調していただけに、こちらも「Google製品に限る」となる可能性もありそうです。

 

もしも要約機能が正式リリースされれば、Google アシスタントに最新の生成系AIが統合された最初の例となり、日常生活の中でも大活躍するのかもしれません。

 

Source:9to5Google

ファイル共有が超手軽に! GoogleがWindows向け「Nearby Share」を正式リリース

Google(グーグル)は、無線データ共有機能「Nearby Share」をWindows向けに正式リリースしました。

↑かなり便利そうなWindows向け「Nearby Share」(画像提供/Google)

 

Nearby Shareとは、Androidスマートフォン同士やChromebookに画像や動画、URL、テキストなどを送信できる機能。Apple(アップル)の「AirDrop」と同じ機能です。Googleは2023年3月から、Windows向けにNearby Shareのベータテストを開始していました。

 

今回、正式にリリースされたWindows向けのNearby Shareは、ベータテストからより安定度を高めて投入されました。ファイル転送の残り時間が表示されるので、動画やフォルダ全体などの大容量ファイルを送信する際に役立つでしょう。また、画像のプレビューも表示されるようになりました。

 

Googleによれば、将来的には一部のWindows PCにNearby Shareがプリインストールされるとのこと。すでにHP(ヒューレット・パッカード)が提携メーカーとして発表されており、今後Nearby Shareにも新機能が追加される予定です。

 

Windows向けのNearby Shareアプリは、64ビット版のWindows 10かそれ以降のバージョンで利用可能。BluetoothとWi-Fi/有線LANを有効にしておき、両方のデバイスが5メートル以内に置かれている必要があります。WindowsとAndroidスマートフォンの両方を使うユーザーにとっては、かなり便利なツールとなりそうです。

 

Source: Google via 9to5Google

Pixel Foldにヒップホップ誕生50周年記念モデルが登場

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」にて、ヒップホップ50周年を祝う限定モデル「Hip Hop 50 Pixel Fold」が登場しました。

↑Courtney Hill / Twitterより

 

Pixel Foldは2023年5月に発表された折りたたみスマートフォンで、内側に7.6インチ、外側に5.8インチディスプレイを搭載。内側の折りたたみディスプレイではアプリを全画面、あるいは分割して表示することができます。

 

 

今回のHip Hop 50 Pixel Foldはオプシディアンカラーの本体に、側面とカメラ突起にメタリックのアクセントを追加。カメラ突起には、ヒップホップ50周年のエンブレムがほどこされています。

 

400台が限定生産されるHip Hop 50 Pixel Foldは、残念ながら一般販売はされません。そのかわりTwitter(ツイッター)の「#GiftFromGoogle」プログラムとして、ヒップホップカルチャーにインスパイアされた写真を投稿した人の中から選ばれた人に、このスマートフォンを配布しています。

 

#GiftFromGoogleのプログラムは7月18日まで応募が可能で、受賞者は同月24日に発表されます。ヒップホップ文化とガジェットをこよなく愛する方は、応募してみてもいいかもしれません。

 

Source: Courtney Hill / Twitter via 9to5Google

iPhone 15だけじゃない? Pixel 8も高くなるかも…

Google(グーグル)からの投入が期待されるハイエンドスマートフォン「Pixel 8」について、本体価格が上昇することを、リークアカウントのYogesh Brar氏が報告しています。

↑Driod Lifeより

 

Pixel 8についてはすでに実機とされる画像がリークされており、背面カメラバッテリー容量のスペックアップが期待されています。一方で、Apple(アップル)の次期ハイエンドスマートフォン「iPhone 15 Pro Max」に関しても、値上げを指摘する報道が登場していました。

 

 

Brar氏によれば、Pixel 8のベースモデルはストレージが128GBで、649ドル(約9万1000円)から販売されるとのこと。これは、「Pixel 6」や「Pixel 7」のベースモデルの599ドル(約8万4000円)から、若干の値上げとなります。

 

このような値上げは他のPixelスマートフォンでもおこなわれており、「Pixel 7a」でも前モデル「Pixel 6a」から50ドル(約7000円)の値上げが実施されました。このことを考えれば、Pixel 8シリーズの値上げもしかたないのかもしれません。

 

Brar氏はその他にも、Pixel 8における「Tensor G3」プロセッサや小型化した6.17インチディスプレイの搭載、新しいメインカメラセンサーの採用などを伝えています。若干の値上げがあったとしても、それに見合う価値のあるスマートフォンに仕上がっていてほしいものです。

 

Source: Yogesh Brar / Twitter via 9to5Google

Pixel Fold、本体を薄くするためアルミニウム素材を使用。そのため曲がりやすい?

先週、Google初の折りたたみスマートフォンPixel Foldの頑丈さを検証する動画が、YouTubeチャンネルのJerryRigEverythingにて公開されました

↑ヒンジ部分はステンレススチールで補強していたが…(Image:JerryRigEverything/YouTube)

 

このビデオでは内側と外側のディスプレイに爪やカギなどで傷を付ける、熱を加える、ヒンジがホコリに耐えられるかどうかを試しています。そして最後に「本来の方向と反対側に折り曲げる」テストをしたところ、デバイスが真っ二つに折れる結果となりました。

 

なぜ、こんなことになったのか? 耐久テストを行ったザック・ネルソン氏がPixel Foldを分解し、原因を分析しています。

 

Pixel Foldが簡単に壊れてしまった理由の1つは、フレームに使った素材に関係しているようです。一般的にスマートフォンの筐体にはステンレススチールが使われますが、Googleはできる限り薄くするためにアルミニウムを採用(公式にも認めています)。それにより、ステンレスよりも曲げやすくなっていると分析されています。

 

また今回の動画では、Pixel Foldの防水加工が、サムスンがGalaxy Z Fold 4に採用しているものとは違うことも指摘されています。

 

Galaxy Z Fold 4の防水にはゴム製の充填材が使われているのに対して、Pixel Foldは時間が経つともろく、ひび割れやすくなる可能性ある硬質プラスチック素材を使っているとのこと。いったんヒビが入ると、防水レベルは急激に落ちてしまいます。そのためネルソン氏は、サムスンの防水加工の方が長持ちするため優れているとコメントしています。

 

さらに内側のディスプレイを分解すると、折り目を補強するためのステンレススチール製スラット(薄板)が発見されました。これが、Googleが公式に謳う「折りたたみスマートフォンの中で際立って耐久性の高いヒンジ」を支える仕組みの1つとなっているようです。

 

Pixel Foldの外側のカバーディスプレイは背が低くて幅が広く、しかも本体が薄いため、Galaxy Z Fold4よりも使いやすいとの声もあります。が、もしもPixel Foldを購入する場合は、頑丈なケースも合わせて買うとよさそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:PhoneArena

「Pixel Fold」の耐久性は本当に最強? テストしたら意外な結果が…

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」の耐久テストをYouTubeチャンネルのJerryRigEverythingが行い、その結果を投稿しました。

↑こうやって折ろうとすると…(画像提供/JerryRigEverything・YouTube)

 

Pixel Foldは折りたたみ可能な7.6インチディスプレイを内側に搭載しています。本体のヒンジは耐久度が高く、折りたたんだ状態の厚みは業界最薄レベルとうたっていました。

 

では、実際にはどうなのか? JerryRigEverythingは今回、Pixel Foldの内側と外側のディスプレイをテスト。「どれだけ傷に強いか?」『熱を加えるとどうなるか?」「ヒンジがほこりに耐えられるか?」などを検証しましたが、特に大きな弱点は見つかりませんでした。

 

しかし、内側のディスプレイを外側に折り曲げると、スマホのフレームがアンテナ部分で折れ、ディスプレイが故障し、最終的にはデバイスがグニャグニャに曲がって壊れてしまったのです。Samsung(サムスン)や他社の折りたたみスマートフォンと比較すると、これは弱いと言わざるを得ません。

 

もちろん、動画のように折りたたみスマホを反対側に無理やり曲げる人はほとんどいないでしょう。絶対に真似などしないでほしいのですが、「Pixel Foldは変なふうに折り曲げると壊れてしまうことがある」と頭に入れておくと良いかもしれません。

 

Source: JerryRigEverything / YouTube