iPhone 16の背面カメラはスッキリおしゃれなデザインに!? 新たな予測レンダリングが登場

今年のリリースが期待されている「iPhone 16/16 Plus」にて、新たな縦型の背面カメラとカメラ突起のデザインが採用されるとの情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、2個の背面カメラが斜めに配置されています。カメラ周辺の突起は「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じように正方形で、カメラとカメラの隙間が目立つデザインとなっています。

 

MacRumorsは2023年12月にiPhone 15/15 Plusの予測レンダリングを公開し、縦型の背面カメラと正方形のカメラ突起というデザインが検討されていると伝えていました。しかし最新のレンダリングでは、縦型の背面カメラの周辺にピル型(縦型)の突起が配置され、よりスッキリしたデザインに仕上がっています。

 

このような縦型の背面カメラとカメラ突起は、「iPhone X」でも採用された歴史があります。また、iPhone 15/15 Plusで縦型の背面カメラとカメラ突起の採用は、著名リーカーのMajin Buも報告しています。

 

縦型カメラとカメラ突起はiPhone 15/15 Plusのカメラを減らしたデザインよりも、より完成度が高い印象です。今年のiPhone 16/16 Plusが、より魅力的なデザインで登場することに期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、アプリを次々起動するスピード対決! その結果は?

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S24 Ultraは、いずれも現行スマートフォンの中で性能がトップクラスと見られており、これまで数々の名勝負を繰り広げてきました。ベンチマーク対決では抜きつ抜かれつ、バッテリー持続時間ではGalaxy S24 Ultraが勝利を収めるといった具合です。

Image:PhoneBuff/ YouTube

 

それに続き、実際にアプリを次々と起動したときのスピードはどちらが速いかを検証した結果を、著名YouTuberが公開しています。

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、恒例のフラッグシップiPhoneおよびサムスンの最上位モデルを使ったスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うものです。

 

ちなみに、昨年のGalaxy S23 UltraとiPhone 14 Pro Maxの対決では、1周目がGalaxy S23 Ultraが勝ったものの、2周の合計ではiPhone 14 Pro Maxが逆転。誤差を考慮に入れて「引き分け」と判定していました

 

序盤では、Galaxy S24 UltraはiPhone 15 Pro Maxよりもリード。しかし、一部のアプリ(主にゲーム)がAndroidよりもiOSに最適化されているためか、その差は次第に縮まり、最終的には抜き去られてから1周目が終了。

 

そして2周目は、「先ほど起動したアプリをRAM(メモリ)から読み出す」ことも含まれるため、RAMが多いほど有利になるはず。iPhone 15 Pro Maxが8GBに対して、Galaxy S24 Ultraは12GBを搭載しており、後者が巻き返しできる可能性もありました。

 

確かにGalaxy S24 Ultraは善戦しているものの、追撃はできず。結局、2周の合計で2分57秒37に対して、iPhone 15 Pro Maxは2分54秒71となり、僅差で敗北することになりました。

Image:PhoneBuff/YouTube

それでも、かつてフラッグシップiPhoneとGalaxy Sシリーズとは大きなスピード差があったことから、十分に改善したと言えるでしょう。

 

また、内蔵ストレージ読み書き速度では、Galaxy S24 Ultraが最大75%も上回っていました。今後もアップルとサムスンが競い合い、スマホ性能を底上げしていくと期待できそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:Wccftech

知っていましたか? “動く写真”ことLive Photosがロック画面に設定できるようになったんです!【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Live Photosで動くロック画面を作ってみよう」です。

 

 

iOS 17では、ロック画面に動く写真を設定できるようになりました。シャッターを切った前後の1.5秒ずつの映像を記録する「Live Photos」を設定することで、iPhoneの起動時にLive Photosが再生されます。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Live Photosを撮影します。「カメラ」アプリを開き、画面右上からLive Photosのボタンが表示されていることを確認しましょう。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、ボタンをタップすればLive Photosの撮影モードに切り替わります。あとは通常どおりシャッターボタンをタップし撮影すればOKです。Live Photosを撮影できたら、次はロック画面を設定しましょう。

 

「設定」アプリを開き、[壁紙]をタップ。[+新しい壁紙を追加]を選んだら[Live Photos]と進みます。すると、ロック画面にしやすそうなLive PhotosをiPhoneが提案してくれます。もし、提案の中に設定したいLive Photosがない場合は、[アルバム]→[Live Photos]と進み、好きなものを選びましょう。

 

ロック画面の設定画面に切り替わったら、左下のアイコンを確認します。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、まずはアイコンをタップしてみましょう。すると、このように「モーションエフェクトは使用できません」と表示されることがあります。この場合は、iPhoneのロック画面を解除してもLive Photosが静止画として表示されてしまうので、別のLive Photosを選びましょう。

 

あるいは、このように「この写真でモーションエフェクトを使用してみましょう」と表示されることがあります。この場合は、アイコンをもう一度タップすれば動いた状態でロック画面に設定できます。

 

必要に応じて日付や時刻、ウィジェットのカスタマイズを行い、[追加]をタップ。すると[壁紙を両方に設定]と[ホーム画面をカスタマイズ]の選択画面が表示されます。今回は、ホーム画面とロック画面に同じ壁紙を設定したいので前者を選択しました。

 

壁紙のカスタマイズ画面に移ったら、右側のホーム画面の[カスタマイズ]ボタンをタップ。デフォルトではアプリが見やすくなるように壁紙にぼかしがかかっています。もしぼかしが不要であれば、右下の[ぼかし]をタップしましょう。最後に[完了]を押せばこれで設定は終了です。

 

ちなみに、ホーム画面に設定したLive Photosには動きはつかず、静止画として表示されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 16、大型画面とキャプチャーボタン以外の変更はナシ? デザイン刷新はiPhone 17以降になるかも

2024年の「iPhone 16」シリーズでは大きなデザイン変更はなく、2025年の「iPhone 17」シリーズ以降にて大幅なデザイン変更と生成AI機能が搭載されるとの報告を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16では、電源ボタンの下に新たにキャプチャーボタンが搭載されることが、以前から報告されいています。このキャプチャーボタンはタッチや圧力検知に対応し、さまざまなカメラ操作が可能だとの情報もあります。

 

Kuo氏によれば、iPhone 16では大型ディスプレイとキャプチャーボタン以外の、大幅なデザイン変更はないとのこと。事前情報によれば、上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではディスプレイサイズが6.3/6.9インチに大型化するとも報告されています。

 

Kuo氏はそれだけでなく、包括的な生成AI機能が搭載されるのは、iPhone 17以降になると報告しています。以前にBloomberg(ブルームバーグ)は今年リリースされる「iOS 18」にて、史上最大のアップデートが予定されていると報告しています。iOS 18ではSiriにさまざまなAI機能が追加されることが期待されていますが、それが真価を発揮するのはiPhone 17以降、ということなのかもしれません。

 

個人的には、iPhone 16 Pro/Pro Maxにてディスプレイサイズが変更されれば、十分に大きな変更点だと感じますが……iPhone 17以降では、あっと驚くような新デザインが用意されているのかもしれません。

 

Source: MacRumors

Appleがスマホに関する特許を取得……将来のiPhoneはスライド式ボディで画面が大きくなる?

Apple(アップル)がスライド式ボディとフレキシブルディスプレイを搭載したスマートフォンに関する特許を取得したことが、海外にて報じられています。

↑USPTOより

 

Appleがフレキシブルディスプレイを搭載した「折りたたみiPad」を開発しているという情報は、以前から報じられていました。また将来は、折りたたみiPhoneが登場する可能性も指摘されています。

 

2021年に取得され、今回更新された「スライド式拡張可能ディスプレイを有する電子機器」という特許。その内容としては、フレキシブルディスプレイを巻物のように筐体内に巻き取ることができる、スライド式のスマートフォンが解説されています。

 

特許の説明では、スマートフォンの本体をスライドさせることで内部のディスプレイを引き出し、画面を大きくすることができます。またコンパクトな状態に戻したときにはディスプレイは平らになり、また自動で巻き戻るようにバネでテンションをかけることも想定されているようです。

 

すでに多数のAndroidスマートフォンメーカーからリリースされている折りたたみスマートフォンは、ヒンジ部分にしわができたり、また通知を確認するためのサブディスプレイを搭載する必要があります。しかしフレキシブルディスプレイでメイン画面を大きくできる今回の特許は、そのような課題を解決する糸口になるのかもしれません。

 

Source: USPTO (PDF) via Apple Insider

iPhone 16 Pro Maxのカメラが大幅進化? 大型メインカメラセンサーを搭載か

今年の「iPhone 16 Pro Max」では広角(メイン)カメラにより大きなイメージセンサーが搭載されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに掲載されています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、広角カメラに1/1.28インチのセンサーを搭載しています。またiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、超広角カメラが1200万画素から4800万画素に進化するというもあります。

 

Weiboに情報を投稿したリークアカウントのDigital Chat Stationによれば、iPhone 16 Pro Maxではカスタマイズされた4800万画素のソニー製センサー「IMX903」を搭載。センサーサイズが1/1.14インチへと大型化することで、ダイナミックレンジや背景のボケが改善され、低照度環境での撮影品質も大幅に向上する可能性があるのです。

 

さらにiPhone 16 Pro Maxでは、性能向上のための積層設計や、高品質な画像データ変換のための14ビットADC(Analog-to-Digital Converter)、より優れたダイナミックレンジとノイズコントロールのためのDCG(Digital Gain Control)が搭載されるとしています。

 

Digital Chat Stationはその他にも、iPhone 16 Pro/Pro MaxはiPhone 15 Pro/Pro Maxのデザインを踏襲し、若干湾曲したディスプレイを搭載。iPhone 16 Pro/Pro Maxは前モデルとほぼ同じ厚さになるとしています。

 

スマートフォンのカメラで利用頻度が一番高いのは、やはり広角カメラ。iPhone 16 Pro Maxでの広角カメラの進化は、私達にも体感できるものとなりそうです。

 

Source: MacRumors

漢字の読み方がわからず入力できない問題を解決! iOS 17の日本語手書き入力機能なら安心【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「読みがわからない漢字を手書きで入力しよう」です。

 

 

iPhoneで漢字を入力するとき、その漢字の読みを知っていれば仮名入力ができますが、読みがわからないと入力できず困ってしまいますよね。そんなときに使いたいのが、iOS 17から搭載された日本語の手書き入力機能です。

 

実は、以前から中国語のキーボードであれば手書き入力ができ、それで代用する方法もありました。しかし、多くの漢字は認識されるものの、ひらがな・カタカナが認識されないことがネックとなり、あまり実用的とはいえませんでした。その点、日本語のキーボードならより便利に使うことができます。さっそく使い方を解説しましょう。

 

手順は簡単。「設定」アプリ開き、[一般]から[キーボード]を選びます。続いて、再び[キーボード]を選んだら[新しいキーボードを追加]をタップ。

 

[日本語]→[手書き]をタップし[完了]を押せばOKです。これで日本語用の手書きのキーボードが追加されました。

 

実際に使ってみるとこんな感じ。画面左下の地球儀マークをタップし、キーボードを切り替えます。手書き入力することで、読みのわからない漢字を入力することができました。ちなみに、Safari上でこの機能を活用すれば、入力した漢字の読みをWeb検索することも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 16 Pro/Pro Maxはクアルコム最新モデム「Snapdragon X75」搭載? ただし標準モデルは前年と変わらないかも

Apple(アップル)の「iPhone 16 Pro/Pro Max」にて、Qualcomm(クアルコム)の最新モデム「Snapdragon X75」が搭載される可能性を、海外アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15」では全モデルで、モデムにQualcommの「Snapdragon X70」を搭載しています。一方で2023年2月には、Qualcommは最新モデムのSnapdragon X75を発表。キャリアアグリゲーションなどの技術により、ダウンロード/アップロード速度が向上しています。さらに基板面積が25%削減され、消費電力も最大20%削減されています。

 

Pu氏によれば、iPhone 16 Pro/Pro MaxではモデムにSnapdragon X75を搭載する一方で、標準モデルの「iPhone 16/16 Plus」は引き続きSnapdragon X70を搭載するとのこと。これにより、Proモデルと標準モデルとの間で通信速度の差別化が実現するようです。

 

一方でAppleは、自社で5Gモデムを開発しているとも噂されています。しかしこちらはプロジェクトが難航しており、搭載製品の登場は2025年以降になりそう。今年の新型iPhoneも、モデム部品は引き続きQualcommから提供されることになりそうです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 16/16 Plus」は8GB RAM搭載? Wi-Fi 6Eをサポートするかも

今年のリリースが期待される「iPhone 16/16 Plus」にて、8GB RAMの搭載と「Wi-Fi 6E」のサポートが、海外アナリストのJeff Pu氏により報告されています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では6GB RAMを搭載し、「Wi-Fi 6」をサポートしています。一方で上位モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」は8GB RAMを搭載し、より高速なWi-Fi 6Eをサポートすることで、差別化をしています。

 

Pu氏の報告によれば、iPhone 16/16 Plusは8GB RAMを搭載し、Wi-Fi 6Eに対応することで、iPhone 15 Pro/Pro Maxに匹敵するスペックとなります。一方でiPhone 16 Pro/Pro MaxのRAM容量は8GBに据え置きとなるものの、「Wi-Fi 7」へのサポートが噂されています。

 

RAM容量が増えることで、アプリやゲームのスムーズな動作が期待されます。iPhone 16/16 Plusは、上位モデルとそれほど遜色のない性能となるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

航空機事故で機内から吹き飛ばされたiPhone、約5000m落下も傷ひとつない状態で発見される!

1月5日に発生したアラスカ航空機の事故で、機内から吹き飛ばされたiPhoneが地上で無事に発見されたとして、話題となっています。

↑Seanathan Bates / Xより

 

アラスカ航空機の事故は、米オレゴン州のポートランドの空港から離陸したボーイング737Max-9型機で発生しました。上空1万6000フィート(約5000m)で窓を含む胴体の一部が吹き飛ばされ、出発したポートランドの空港に緊急着陸。幸いなことに、乗客や乗員に死亡者や重症者はいませんでした。

 

 

一方でワシントン州バンクーバーに住むSean Batesさんは、ポートランドのBarnes Road脇で、落ちていたiPhoneを発見します。端末は完全に動作しており、アラスカ航空に関するメールが開かれていました。Batesさんは国家運輸安全委員会(NTSB)に通報し、このiPhoneが機内から吹き飛ばされた2台のスマートフォンのうちの1台だと伝えられたのです。

 

ケースを装着した状態のiPhoneは本体に傷はなく、またディスプレイも割れていない状態でした。海外メディアのWiredによれば、スマートフォンは高いところから落としても低いところから落としても、その速度はあまり変わらないそうですが……傷ひとつなく見つかったのは、かなり幸運なケースといえそうです。

 

Source: Seanathan Bates / X via MacRumors

iPhoneにBlackBerryのような物理キーボードを追加するアイディアケース「Clicks」

iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能にするケース「Clicks」が登場しました。

↑Clicksより

 

iPhoneといえば物理キーボードを搭載しないことで、現在のスマートフォンのスタンダードな存在となったのが有名です。iPhoneの発表時に故Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、「物理キーボードは無駄だ」と切り捨てたのを、憶えている人も少なくないはず。

 

そんなJobsの思いを裏切るかのように登場したClicksは、iPhone 14 Pro/15 Proに装着することで、iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能とします。ケースはハードウェアキーボードとして機能するので、ソフトウェアキーボードは表示されなくなります。

 

キーボードは文字入力だけでなく、ディクテーションの起動や絵文字、ホーム画面への移動やスクロールなどのショートカットも利用可能。暗い場所では内蔵バックライトがキーボードを照らしてくれます。ケースはLightningかUSB-Cに対応しており、パススルー充電も可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、MagSafeは搭載していません。本体カラーはイエローとグレーの2色です。

 

Clicksの価格は139ドル(約2万円)で、2月~3月に出荷予定。また2024年春には、iPhone 15 Pro Maxに対応したモデルも159ドル(約2万3000円)でリリースされます。タッチパネル式スマホ全盛の今でも物理キーボードが忘れられないあなたに、うってつけの一品となりそうです。

 

Source: Clicks

iPhoneにBlackBerryのような物理キーボードを追加するアイディアケース「Clicks」

iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能にするケース「Clicks」が登場しました。

↑Clicksより

 

iPhoneといえば物理キーボードを搭載しないことで、現在のスマートフォンのスタンダードな存在となったのが有名です。iPhoneの発表時に故Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、「物理キーボードは無駄だ」と切り捨てたのを、憶えている人も少なくないはず。

 

そんなJobsの思いを裏切るかのように登場したClicksは、iPhone 14 Pro/15 Proに装着することで、iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能とします。ケースはハードウェアキーボードとして機能するので、ソフトウェアキーボードは表示されなくなります。

 

キーボードは文字入力だけでなく、ディクテーションの起動や絵文字、ホーム画面への移動やスクロールなどのショートカットも利用可能。暗い場所では内蔵バックライトがキーボードを照らしてくれます。ケースはLightningかUSB-Cに対応しており、パススルー充電も可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、MagSafeは搭載していません。本体カラーはイエローとグレーの2色です。

 

Clicksの価格は139ドル(約2万円)で、2月~3月に出荷予定。また2024年春には、iPhone 15 Pro Maxに対応したモデルも159ドル(約2万3000円)でリリースされます。タッチパネル式スマホ全盛の今でも物理キーボードが忘れられないあなたに、うってつけの一品となりそうです。

 

Source: Clicks

「iPhone 17」シリーズは自撮りがめちゃキレイに!? 2400万画素前面カメラ搭載か

2025年の登場を予定している「iPhone 17」シリーズに2400万画素の前面カメラが搭載されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15」シリーズには、1200万画素の前面カメラが搭載されています。一方で上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」では背面カメラがすべて4800万画素になることや、独自チップによる「Wi-Fi 7」への対応も噂されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 17では6枚レンズを搭載した、オートフォーカス可能な2400万画素の前面カメラが採用されます。これは、iPhone 15/16の5枚レンズを搭載した1200万画素の前面カメラからのアップグレードとなります。

 

前面カメラの画素数が向上することで、写真のディテールの向上や、ズームやトリミングの際の画質劣化が少なくなることが期待されます。また6枚構成のレンズも、画質を若干向上させてくれることでしょう。

 

なおiPhone 17 Pro/Pro Maxは、顔認証機能「Face ID」をディスプレイ下部に内蔵する、初のiPhoneになると予測されています。これにより、画面上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」は小型化するようです。さらに2027年の「iPhone 19 Pro/Pro Max」では、前面カメラもディスプレイ下部に内蔵され、「完全なオールスクリーン」デザインへと進化することが噂されています。iPhoneの前面カメラやFace IDは、今後もますます進化するようです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 17」シリーズは自撮りがめちゃキレイに!? 2400万画素前面カメラ搭載か

2025年の登場を予定している「iPhone 17」シリーズに2400万画素の前面カメラが搭載されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15」シリーズには、1200万画素の前面カメラが搭載されています。一方で上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」では背面カメラがすべて4800万画素になることや、独自チップによる「Wi-Fi 7」への対応も噂されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 17では6枚レンズを搭載した、オートフォーカス可能な2400万画素の前面カメラが採用されます。これは、iPhone 15/16の5枚レンズを搭載した1200万画素の前面カメラからのアップグレードとなります。

 

前面カメラの画素数が向上することで、写真のディテールの向上や、ズームやトリミングの際の画質劣化が少なくなることが期待されます。また6枚構成のレンズも、画質を若干向上させてくれることでしょう。

 

なおiPhone 17 Pro/Pro Maxは、顔認証機能「Face ID」をディスプレイ下部に内蔵する、初のiPhoneになると予測されています。これにより、画面上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」は小型化するようです。さらに2027年の「iPhone 19 Pro/Pro Max」では、前面カメラもディスプレイ下部に内蔵され、「完全なオールスクリーン」デザインへと進化することが噂されています。iPhoneの前面カメラやFace IDは、今後もますます進化するようです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro/Maxの予測レンダリング画像が登場! 画面サイズが大型化、アクションボタンは物理式のまま?

2024年のリリースが期待される「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の予測レンダリング画像を、海外メディアのMacRumorsが投稿しています。

↑MacRumorsより

 

MacRumorsは以前にも、標準モデルに相当する「iPhone 16」の予測レンダリング画像を投稿していました。同モデルでは背面カメラが縦方向に配置されるだけでなく、電源ボタン下に静電容量式の「キャプチャー」ボタンが配置されることを示唆していました。

 

今回の予測レンダリング画像からは、iPhone 16 Pro/Pro Maxが「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ曲面エッジデザインと、チタンフレームを採用することを示唆しています。ディスプレイサイズはそれぞれ6.3/6.9インチで、iPhone 15 Pro/Pro Maxの6.1/6.7インチから大型化。これにより、iPhone 16 ProとPro Maxの両方で「テトラプリズムレンズ」による5倍望遠カメラが搭載されるようです。

 

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxのアクションボタンは、物理式かつ大きさもiPhone 15 Pro/Pro Maxから変わっていません。一方でキャプチャーボタンは静電容量式になることで、本体から飛び出さないフラットなデザインとなるようです。

 

今回のiPhone 16 Pro/Pro Maxの予測デザインは現時点の情報にもとづいたもので、製品リリースまでに変更が加えられる可能性があります。「ビデオ撮影用」とも噂されるキャプチャーボタン、便利に使えるかどうかが気になるところです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro/Maxの予測レンダリング画像が登場! 画面サイズが大型化、アクションボタンは物理式のまま?

2024年のリリースが期待される「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の予測レンダリング画像を、海外メディアのMacRumorsが投稿しています。

↑MacRumorsより

 

MacRumorsは以前にも、標準モデルに相当する「iPhone 16」の予測レンダリング画像を投稿していました。同モデルでは背面カメラが縦方向に配置されるだけでなく、電源ボタン下に静電容量式の「キャプチャー」ボタンが配置されることを示唆していました。

 

今回の予測レンダリング画像からは、iPhone 16 Pro/Pro Maxが「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ曲面エッジデザインと、チタンフレームを採用することを示唆しています。ディスプレイサイズはそれぞれ6.3/6.9インチで、iPhone 15 Pro/Pro Maxの6.1/6.7インチから大型化。これにより、iPhone 16 ProとPro Maxの両方で「テトラプリズムレンズ」による5倍望遠カメラが搭載されるようです。

 

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxのアクションボタンは、物理式かつ大きさもiPhone 15 Pro/Pro Maxから変わっていません。一方でキャプチャーボタンは静電容量式になることで、本体から飛び出さないフラットなデザインとなるようです。

 

今回のiPhone 16 Pro/Pro Maxの予測デザインは現時点の情報にもとづいたもので、製品リリースまでに変更が加えられる可能性があります。「ビデオ撮影用」とも噂されるキャプチャーボタン、便利に使えるかどうかが気になるところです。

 

Source: MacRumors

作業効率爆上がり! iOS 17「時計」の複数タイマー設定が便利すぎる【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「時計アプリで複数のタイマーを設定しよう」です。

 

 

iOS 17では「時計」アプリのタイマー機能がパワーアップしました。これまでは1度に1つのタイマーしかセットできなかったのに対し、複数のタイマーをセットできるようになったんです。たとえば、2種類の料理を同時に作るとき、野菜を焼く時間を測りながら麺を茹でる時間も測るなど便利に使えます。さっそく使い方を解説します。

 

手順は簡単。「時計」アプリを開き、好みの時間でタイマーをセット。[開始]をタップしてカウントダウンを始めます。

 

続いて、画面右上の[+]ボタンをタップし、2つ目以降のタイマーを追加すればOKです。

 

これで複数のタイマーを同時に進行できました。ちなみに、稼働中のタイマーの残り時間はロック画面から確認することができるうえ、ロック画面からそれぞれのタイマーをストップ・削除することも可能です。

 

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信頼できる相手とパスワードを共有するには? iOS 17で使える安全な共有方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「パスキー/パスワードを家族や仲間と共有する」です。

 

 

家族や信頼できる友だちとパスワードを共有するときってどうしていますか? パスワードを書いた紙を渡す? メールでパスワードを送る? どちらもセキュリティ的には危険ですよね。かといってパスワード共有ソフトを使うのは面倒だし手間がかかると感じる人もいるでしょう。

 

iOS 17では、こうしたパスワードやパスキーを、作成したグループの参加メンバーで共有できるようになりました。グループに参加しているメンバーは誰でもパスワードの追加、変更が可能なうえ、パスワードを変更すると全員のデバイス上で変更されるのでとっても便利なんです。

 

さらに、パスワードはエンドツーエンドで暗号化されるためセキュリテにも安全。エンドツーエンドの暗号化とは、パスワードを共有する際にデータが暗号化され、グループ内のメンバーのみが内容を確認できるセキュリティ対策のこと。これにより、Appleや悪意のある第三者がデータを傍受する危険性を低らして、安全にデータを共有できるんです。さっそく使い方を見ていきましょう。

 

まず最初にパスワードを共有するグループを作成します。「設定」アプリを開き、[パスワード]を選択。リストから共有したいパスワード/パスキーを長押しします。

 

続いて、ポップアップメニューから[グループへ移動]→[新規グループ]を選択。

 

[グループ名]にわかりやすい名前をつけ、[グループメンバー]内の[+人を追加]をタップして参加者を指定。最後に[追加]を押せばOKです。これで共有グループができました。

 

実際に使ってみるとこんな感じ。グループメンバーは、各Webサイトで最新のパスワードを使って素早くログインできます! また、グループの作成者は他のメンバーを追加、または削除したり、グループそのものを削除したりすることも可能です。

 

ちなみに、パスワードが更新されると一部サイトをのぞき、設定アプリ内のパスワードは新しいものに書き換わりますが、変更があったことは通知されない点には注意しましょう。

 

なお、この機能を利用するには、グループ作成者・参加メンバーともに iOS 17、iPadOS 17、macOS Sonoma以降にアップデートしている必要があります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 15 Pro Maxは純正品かMFi認証済みUSB-Cケーブルで充電すべし! それを裏付ける写真が公開

アップルはiPhoneユーザーに対して、安全のために純正ないしMFi(Made for iPhone)認証を受けた周辺機器を使うよう繰り返し警告しています。それが本当だと証明するように、iPhone 15 Pro Maxを安もののケーブルで充電したところ、ケーブルが溶けて指を火傷してしまったというエピソードが伝えられています。

↑安もののケーブルで酷いことに……

 

大手掲示板RedditのNoisilyMarvellousというユーザーは、最近購入したiPhone 15 Pro Maxを充電器に接続したところ、ケーブルが溶けてしまい、本体にもダメージが残ってしまったと報告しました。

 

それと合わせて投稿した写真では、燃え残ったUSB-Cポートの金属部分がiPhone 15 Pro Maxに突き刺さっています。これを除去する方法はないかと、掲示板で質問しているわけです。

Image:Reddit

 

初めはどのような機器を使ったか明かしませんでしたが、後に「AmazonからトラベルアダプターとUSB-Cケーブルを買った」と言い、さらに「ジェネリックなUSB-Cケーブル」だと述べています。つまり、アップルの正規品でも、MFi認証を取得したサードパーティ製品でもないと判明しました。

 

結局のところ、この人物はUSB-Cポートから残骸を引き抜くことはできました。が、ポートの内側は黒ずんでおり、ケーブルで充電できなくなったとぼやいています。

 

ここ数年のiPhoneはワイヤレス充電に対応しているため、どうにか充電はできそうです。もっとも、公式延長保証のAppleCare+にも加入していないとのことで、もし修理するなら相当な金額がかかるかもしれません。

 

最近のiPhone、特にProモデルは非常に高価でもあり、USB-Cケーブルや充電器は少し高くとも純正品やMFi認証済み製品を買い、事故を避けるよう心がけたいところです。

 

Source:Reddit
via:BGR

Apple「初売り」2024年は4日間開催! iPhone購入で限定「辰」AirTagがもらえるかも

Appleは、2024年1月2日より、Apple Storeにて初売りを開催します。

 

2024年は、初売りの期間をこれまでの1月2日、3日の2日間から延長し、1月2日から5日までの4日間の開催となります。

 

2024年初売り限定オファーとして、購入製品によって4000円から最大3万円のApple Gift Cardをプレゼント。新年のApple Gift Cardは、2023年と同じく水引をモチーフとしたデザインとなっています(オンラインでは電子版ギフトカードの提供)。

 

また、対象のiPhoneを購入すると、先着5万名に、干支の辰の絵文字が描かれた特別バージョンの「AirTag」をプレゼントします。対象のiPhoneは、「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」「iPhone 13」「iPhone SE」。AirTagのオファーは、Apple Store Appでの購入は対象外となっており、ウェブのオンラインストアおよび店頭での購入が対象です。

 

Apple Trade Inを利用して、現在持っているデバイスを下取りに出すことで、さらにお得に購入可能。ペイディあと払いプランApple専用の利用で、金利0%の分割払いでのご購入も可能です。

 

初売り限定オファーの詳細は、Apple公式サイトをご覧ください。

iPhoneが20年前の携帯ゲーム機に変身!? 懐かしのiPod風にできる壁紙も

iPhoneを「ゲームボーイアドバンスSP」や「iPod」風にする壁紙が、海外にて公開されています。

↑Gumroadより

 

まず上は、Gumroadにて公開されているゲームボーイアドバンスSP風の壁紙です。iPhoneの電源を入れれば、まるでゲームボーイアドバンスSPを開いて持っているように見える…かもしれません。壁紙のバリエーションとしては、「イエロー、オレンジ、ピンク、レッド、ライムグリーン、グリーン、ティール、ブルー、ブラック、グレー」の10色と、限定版ゲームボーイアドバンスSPの3色が含まれています。壁紙のダウンロードは無料です。

 

そしてOliurにて配布されいてるのは、「初代iPod」「iPod mini」「iPod Classic」の壁紙です。iPodの画面部分にはロック画面のウィジェットとして、日付や時刻を表示することができます。

↑Oliurより

 

これらのiPodの壁紙は、14ドル(約2000円)にて販売されています。ちょっとお高い…かな? しかし、すでに販売が終了してしまったiPodを手のひらに復活させる壁紙としては、魅力的な提案といえそうです。

 

Source: Gumroad, Oliur via 9to5Mac 1, 2

画面サイズ大型化で搭載可能に? 「iPhone 16 Pro」も高倍率望遠カメラ搭載か

2024年の「iPhone 16 Pro」の望遠カメラに「テトラプリズムレンズ」が搭載されるとの情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

今年発売された「iPhone 15 Pro Max」では、望遠カメラにテトラプリズムレンズを搭載。これにより、光学5倍ズームが可能になりました。またiPhone 16 Pro/Pro Maxのカメラシステムでは、メインカメラの画質向上超広角カメラの高画質化が以前に報告されています。

 

MacRumorsによれば、「iPhone 15 Pro」では6.1インチという本体サイズの制約から、テトラプリズムレンズが搭載できなかったとのこと。しかしiPhone 16 Pro/Pro Maxでは画面サイズが6.3インチ/6.9インチに大型化することから、両モデルでテトラプリズムレンズが搭載でき、望遠カメラの倍率が向上するというのです。

 

なお今回の情報は生産前のもので、iPhone 16 Proの最終的な販売モデルにテトラプリズムレンズが搭載されるかどうかは不明です。iPhone 16シリーズの販売は来年となるはずなので、それまでに計画が変更される可能性もあります。

 

以前から何度か報告されていた、iPhone 16 Proへのテトラプリズムレンズの報告。カメラ性能がPro Maxモデルに近づくことで、iPhone 16 Proの人気も高まりそうです。

 

Source: MacRumors

「iOS 18」ベータ版コードから明らかに!? 「iPhone 16」シリーズは4機種を投入予定か

2026年の「iPhone 16」シリーズでは4機種が投入されるとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが報じています。

↑IgorOmilaev / Shutterstock.comより

 

近年、Apple(アップル)は4機種の新型iPhoneを投入するサイクルを繰り返しています。「iPhone 14」以降の場合だと、上位モデルの「Pro/Pro Max」と標準モデルの「iPhone ●(●はナンバー)/Plus」の4機種が含まれます。

 

MacRumorsが「iOS 18」のベータ版のコードから見つけた情報によると、「Crystal」と呼ばれる同OSには、4機種のiPhoneが含まれていたとのこと。具体的には、「D47 – iPhone 16」「D48 – iPhone 16 Plus」「D93 – iPhone 16 Pro」「D94 – iPhone 16 Max」が存在するようです。

 

iPhone 16シリーズは、全モデルが新たなチップ「t8140 – Tahiti」を搭載。これは次期プロセッサ「A18」に相当し、iPhone 16/16 Plusのものは「D4y」、iPhone 16 Pro/Pro Maxは「D9x」と呼ばれています。これは「iPhone 15」シリーズとは異なり、iPhone 16では全モデルで新型プロセッサが搭載されることを意味します。

 

これまでどおりのスケジュールなら、iOS 18は来年6月にベータ版がリリースされ、9月に一般公開されることでしょう。またそれにあわせ、iPhone 16シリーズの販売も開始されるはずです。大画面化やカメラの進化など、iPhone 16シリーズの進化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro、超広角カメラは4800万画素に進化? めちゃキレイになるかも

2024年の「iPhone 16 Pro(仮称)」では4800万画素の超広角カメラが搭載されると、中国語SNSのWeiboにリークアカウントが投稿しています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では広角カメラに4800万画素センサーを搭載している一方で、超広角カメラと望遠カメラは1200万画素となっています。また以前には、2025年の「iPhone 17 Pro Max」の望遠カメラにて4800万画素センサーが採用されるとの情報も伝えられています。

 

WeiboアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16 Proでは複数の4800万画素センサーが採用され、望遠カメラのみが1200万画素センサーを搭載するとのこと。超広角カメラが4800万画素センサーにアップグレードされることでより多くの光を取り込むことができ、とくに低照度環境での撮影画質が向上する可能性があります。

 

またiPhone 15 Proの広角カメラには、4800万画素センサーの4画素を1画素として扱う「ピクセルビニング」という機能があり、低照度での撮影に役立てています。iPhone 16 Proでは、超広角カメラでも同機能が使える可能性があります。さらに、超広角カメラでの「Apple ProRAW」写真の撮影も可能になるようです。

 

毎年進化する、iPhoneのカメラ性能。来年のiPhone 16 Proでは、超広角カメラによる風景や集合写真の撮影が、より楽しくなりそうです。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

iPhone 16、謎の“キャプチャーボタン”の用途が判明!? ビデオ撮影用かも

「iPhone 16」への搭載が予測されている「キャプチャーボタン」がビデオ撮影に使われるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑MacRumorsより

 

今年発売された「iPhone 15 Pro」には、さまざまな機能を割り当てることができる「アクションボタン」が搭載されました。そして来年のiPhone 16では、さらにキャプチャーボタンが追加されるとの情報が、以前から伝えられていたのです。このキャプチャーボタンは電源ボタンの下に位置し、振動でボタンの動作を再現する「ソリッドステートボタン」になる可能性が高そうです。

 

キャプチャーボタンはソリッドステートボタンとなり、押し続けることでカメラが起動し、ビデオ撮影を開始します。押す強さにより写真かビデオ(あるいは空間ビデオ)かを切り替えられる可能性がありますが、現時点では確定していません。なお、iPhone 16では4モデルすべてで「Apple Vision Pro」向けの空間ビデオが撮影できるようです。

 

Bloombergによれば、キャプチャーボタンはビデオ撮影のための専用ボタンとして機能するとのこと。また米国モデルのiPhoneでは、キャプチャーボタンの搭載により5G通信の「mmWave(ミリ波)」アンテナが本体逆側に移動します。

 

iPhoneでビデオを撮影する機会がますます増えている現在では、専用のキャプチャーボタンの搭載は理にかなっているといえます。またビデオをあまり撮影しないユーザーのために、他の機能への割り当ても可能になっていると便利そうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 15のUSB-Cポート、「外付けディスプレイに表示」から「他のデバイスを充電」まで! 様々な使い道のご紹介

iPhone15シリーズでは、全モデルとも従来のLightning端子に替えてUSB-Cポートを採用しました。これにより様々な周辺機器が繋がるようになりましたが、具体的に「どんな使い道があるか」を米9to5Macがまとめています。

 

iPhone 15のバッテリーで他の機器を充電する

iPhone 15はUSB-Cポートから最大27W充電が可能ですが、iPhoneから他の機器に約4.5Wでの充電も可能です。実際、iPhone 15からAndroidスマートフォンと互いに充電し合うYouTuberもいました

 

外付けディスプレイに簡単に出力できる

Lightningでは別売りのアダプタを介してしか外付けディスプレイに接続できませんでした。しかし、iPhone 15ではUSB-C – HDMIケーブルを使うことで、画面ミラーリングにより4Kテレビやモニターに映し出すことができます。

 

またiPhone 15 ProモデルではA17 Proチップのパワーにより、『バイオハザード ヴィレッジ』など大作ゲームを、XboxやPlayStationのゲームコントローラーを使ってプレイできます。さらにiPhoneをテレビに接続すれば大画面で楽しめるというわけです。

ポータブルUSB-C HDDやSDカードで内蔵ストレージを拡張

これら外部ストレージをUSB-Cで繋げば、iPhoneのFilesアプリから直接ファイルを閲覧できます。SDカードリーダーを接続すれば、iPhoneの写真ライブラリに直接、写真を取り込むことも可能です

 

またiPhone 15 Proのカメラアプリでは、ProRes 4Kで60fpsの動画を外部ストレージに直接録画できます。128GBモデルでは単体では機能制限がありますが、それも回避できます。

 

USB-C有線キーボードや有線インターネットに接続する

USB-Ethernetアダプタで有線インターネットに繋ぐことで、ネット接続が爆速になることも注目を集めていました。

 

有線ヘッドフォンをつなぐ

アップルがiPhone 7でヘッドホン端子を廃止して以来、AirPodsのようなBluetoothワイヤレスイヤホンが普及しています。が、最近はUSB-C端子を備えた高級ヘッドホンも増えており、それらと有線接続することも可能となりました。

 

USB-Cマルチポートハブを接続できる

iPhone 15側にはUSB-C端子が1つしかありませんが、ハブを繋げれば、上記の周辺機器を複数、同時に繋ぐことができます。またUSB-Cはデータと電力を同じポートでやり取りできるため、「iPhoneを充電しながら有線キーボードや有線インターネットに接続、有線ヘッドホンで音楽を楽しむ」ことも可能でしょう。

 

Source:9to5Mac

iPhone 17 ProはWi-Fiが爆速に? 独自チップ搭載で「Wi-Fi 7」対応か

2025年の投入が期待される「iPhone 17 Pro」にて、Apple(アップル)が独自設計したWi-Fiチップが搭載されるとの予測を、アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が伝えています。

↑Camilo Concha / Shutterstock.comより

 

Pu氏の報告によれば、iPhone 17 Proは独自チップにより「Wi-Fi 7」をサポート。2.4GHz、5GHz、6GHz帯の電波を利用することで、より高速かつ低遅延、そして信頼性の高い通信が可能になるとのこと。Wi-Fi 7の最大通信速度は40Gbpsと、現在最も新しい「Wi-Fi 6E」と比べて4倍も向上しています。

 

このようにiPhone 17 Proに独自のWi-Fiチップが搭載されることで、現在Wi-Fiチップを提供しているBroadcom(ブロードコム)にとっては、大きな脅威となります。また2026年には、「iPhone 18」シリーズの全モデルに独自Wi-Fiチップが搭載されるようです。

 

今年1月にはBloomberg(ブルームバーグ)が、AppleがWi-FiとBluetoothを組み合わせた独自チップを開発しており、2025年から製品に搭載されると報じていました。AppleはiPhoneのプロセッサ「Aシリーズ」だけでなく、Wi-Fiチップなども独自開発する道を歩もうとしているようです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 17 Pro Max」の望遠レンズは4800万画素になる? 背面カメラ全てがそうなるかも

2024年の次期「iPhone 16」シリーズでは、Proモデルが大小ともに高倍率のテトラプリズム望遠レンズを搭載すると噂されています。そんななか、翌々年の「iPhone 17 Pro Max」には4800万画素の望遠レンズが搭載される可能性が高いと著名ジャーナリストが主張しています。

↑望遠レンズも4800万画素に?

 

香港の投資会社Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏は、投資家向けに研究ノートを発表。そのなかでiPhone 17 Pro Maxには強化された4800万画素の望遠レンズが採用され、2024年初頭に米国で発売予定のVision Proヘッドセット向けに最適化されると述べています。それ以上のレンズに関する詳細や、具体的にVision Proとどう連携するのかは触れていません。

 

iPhone 15 Proモデルには、4800万画素のメインレンズ、1200万画素の超広角レンズ、1200万画素の望遠レンズが搭載。そしてiOS17.2以降は、Vision Proの三次元環境で追体験できる空間ビデオが撮影可能となりました。iPhoneを横向きに構えると、メインレンズと超広角レンズの組み合わせで、奥行きのある空間映像が記録できるしくみです。

 

数か月前、Pu氏はiPhone 16 Proモデルが4800画素の超広角レンズを搭載すると主張していました。つまり、iPhone 17 Pro Maxは背面カメラすべてが4800万画素で構成される初のiPhoneとなるのかもしれません。画素数が増えれば、写真のディテールがより細かくなり、トリミングやプリントアウトにも役立つはず。

 

とはいえ、iPhone 17 Proモデルの発売は2025年9月と予想され、あと2年近く先のこと。その間にアップルが方針を変更する可能性もありますが、続報を待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

iPhoneの新盗難防止機能がiOS 17.3で追加へ……Face IDかTouch IDでの認証を追加

Apple(アップル)は「iOS 17.3」のベータ版にて、iPhoneに新たな盗難防止機能を追加しています。

↑Appleより

 

実は最近、iPhoneのパスコードを覗き見た後にデバイスを盗むという手法が横行しています。この場合、窃盗犯がApple IDのパスワードをリセットしたり、紛失モードをオフにしたり、パスワードを覗き見ることができるなど、iPhoneの強固なセキュリティが無駄になってしまいます。

 

一方でiOS 17.3のベータ版には「盗難デバイス保護(Stolen Device Protection)」という機能が追加されました。これを利用すれば、「iCloud Keychain」に保存されているパスワードの保護、紛失モードのオフ、コンテンツの設定と消去などのアクションに、Face IDかTouch IDでの認証が必要となるのです。

 

またApple IDアカウントのパスワードの変更など特に重要な操作については、「セキュリティ遅延」という機能が追加されています。この場合、まずFace IDかTouch IDで認証し、1時間待ってからまたFace IDかTouch IDで認証する必要があるのです。ただし、自宅や職場などではこのようなアクションは必要ありません。

 

盗難デバイス保護は、設定アプリの「Face IDとパスコード」の項目から利用できます。このような新たなセキュリティ機能で、さらにiPhoneが安心して使えるようになることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

「Siri」の体験が向上? iPhone 16のマイク強化と「Apple GPT」で大幅に進化か

Apple(アップル)の「iPhone 16」にてマイク性能が向上し、音声アシスタント「Siri」のAI(人工知能)体験が向上すると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

AppleとAIに関する話題では、同社がAIチャットボット「Apple GPT」を開発していると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。またこれにより、Siriの機能が強化されるとの観測も登場しているのです。

 

今回のKuo氏のレポートによれば、「Siriのハードウェアとソフトウェアの機能と仕様を強化することが、AIが生成するコンテンツを促進する鍵だ」としています。そして大規模言語モデル(LLM)のSiriへの統合は、音声入力処理の処理性能に大きく依存するようなのです。

 

これらを踏まえて、iPhone 16ではマイクが大幅にアップグレードされます。そしてS/N比が改善されることにより、「Siriの体験が大幅に向上する」とのこと。また、新型マイクでは防水性能も改善されます。

 

Kuo氏によれば、今年の第3四半期(7月〜9月)にはSiriのチームが再編成され、ジェネレーティブAIとLLMを統合。2024年にはLLMによる新しいSiri機能が「iOS 18」に搭載されます。Siriは市場でもあまり存在感が示せていませんが、今後のさらなる機能強化に期待したいものです。

 

Source: Medium via MacRumors

仕事もプライベートも充実間違いナシ! 「Safari」の新機能「プロファイル」を使いこなそう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「プロファイルを作成して用途ごとにSafariを使い分ける」です。

 

 

1台のiPhoneを仕事とプライベートの両方で活用していると、「お気に入り」に登録したページや閲覧履歴が混在して使いにくいと思ったことはありませんか?

 

そこで使いたいのが、iOS 17で「Safari」に追加された「プロファイルの作成」という新機能です。「お気に入り」や閲覧履歴、タブグループ、機能拡張などを「仕事」や「プライベート」「勉強」などのシーンごとに切り替えて、用途に応じて使い分けることができます。ではさっそく使ってみましょう!

 

プロファイルの作成は簡単。「設定」アプリを開き、[Safari]、[新規プロファイル]と進みます。

 

[名前]にプロファイルの名前を入力し、アイコンと色を選択。「仕事」や「プライベート」、「学校」などわかりやすい名前をつけましょう。

 

続いて、左上のプロファイルの名前をタップし、最下部の「プロファイル」のサブメニューから切り替えたいプロファイルを選択。これでプロファイルが作成されました!

 

Safariを開くとこんな感じ。スタートページにそのプロファイルの専用ページが表示されています。背景には、プロファイル作成時に選んだ色とアイコンが反映されていてとてもわかりやすいですね。

 

ちなみにiPhoneで作成したプロファイルは同じApple IDでサインインしているiPad、Macといった別のデバイスのSafariにも反映されます。

 

また、Safariのプロファイルは、「設定」アプリ→[Safari]と進んだ画面からいつでも追加、編集、削除することが可能です。

 

ただし、プロファイルを削除すると、そのプロファイルに関連づけていた「お気に入り」や履歴が消去されてしまうので注意してください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「ゼロハリバートン」など人気のiPhoneケース入り! ユニケース、1万5000円以上が入った「福袋」5500円……12月18日まで

ユニケースは、同社が運営する「UNiCASE(ユニケース)」のオンラインストアにて、iPhoneケースが入った福袋の予約受付を行なっています。

 

価格は5500円(税込)で、UNiCASE公式オンラインストアの予約受付期間は12月18日まで。

 

スマホリング、イヤホン、ケーブル、バッテリーなど2点以上のスマホ関連アクセサリーと、iPhoneケース「ZERO HALLIBURTON」「MAELYS LOUNA Cross Body Case」のどちらかが必ず入った、総額1万5000円(税込)相当のアイテム入り福袋です。

 

Copyright (C) 2023 UNiCASE All Rights Reserved.

最大80%オフ! Apple Watchバンドやフレームがブラックフライデーセールでお得に

ライフスタイルブランド「GAACAL(ガーカル)」を運営するrainboww(レインボー)は、12月1日まで、公式オンラインストア限定で最大80%オフのブラックフライデーセールを開催しています。

 

目玉アイテムは、Apple WatchバンドやApple Watchフレームなど。Apple Watch Series 1-9/SE 1-2/Ultra 1-2に対応したアクセサリーが特価となっています。

↑「パンクブレス」PUレザースタッズ2重巻きアップルウォッチバンド(全5色)

 

そのほか、iPhoneケース(iPhone15シリーズ対応含む)、スマホショルダー類など、全87アイテムがセールの対象です。

↑「軽やかメタリック」メタリックアップルウォッチフレーム(全4色)

「メッセージ」アプリが、会話を特定した返信に対応! iOS 17で使えます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「メッセージ」アプリの新機能「スワイプで返信」の使い方」です。

 

 

新しくリリースされたiOS 17では「メッセージ」にいくつか新機能が追加されました。今回はその中から「スワイプで返信する方法」を紹介します。

 

iOS 17ではどのメッセージへの返信かがわかりやすいよう、特定のメッセージを引用して返信できるようになりました。

 

手順はとっても簡単! 引用したい吹き出しをこんな風に右にスワイプし、テキストを書き込んだら矢印ボタンをタップ。

 

すると、特定した吹き出しにぶら下がる形でメッセージを送れるんです。

 

この機能を使えば、どのメッセージへの返信かが一目瞭然で便利ですね!

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「iPhone 15」アクセサリーもセール対象! 最大30%オフ「MOFTブラックフライデー2023」12月1日まで開催

LEMORE社が手掛ける、PC・スマホ・タブレットアクサセリーブランドMOFT(モフト)は、MOFT日本公式ストアにて、最大30%オフの「MOFTブラックフライデー2023」を12月1日までの期間限定で開催しています。

 

ブラックフライデーセールでは、「iPhone 15」対応製品を含む全アイテムがセール対象となります。

 

主なセール対象アイテムは、「MOFT 七変化マルチスタンド」「iPhone 15/14シリーズ対応 MOVAS(TM)レザーケース」「Snap-Onスマホスタンド 耐久強化版」など。

iOS 17で登場! 圏外でも役に立つ「マップ」アプリの新機能【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「マップ」アプリの新機能「オフラインマップ」の作り方」です。

 

 

iOS 17の「マップ」アプリでは、地図の一部をダウンロードしておくことで、オフラインの環境下でも、地図を参照したり、目的地の評価や営業時間を調べたりすることが可能になりました。さっそくその手順を見ていきましょう。

 

「マップ」を開いて検索ボックスの右端にある自分のアカウントのアイコンをタップし、[オフラインマップ]→[新しいマップをダウンロード]と進みます。

 

エリアを入力し、四角い枠が現れたらドラッグしてエリアを指定しましょう。続いて[ダウンロード]をタップすれば、iPhoneに地図データが保存されます。

 

これでiPhoneがオフラインの状態でも、ダウンロードしたマップを参照できるようになりました。

 

オフラインマップを開くとこんな感じ。

 

通常のマップと変わらず、地図を参照したり、電車を利用した場合の経路検索をしたりといったことができ大変便利です。

 

さらに、アカウントアイコンをタップしてオフラインマップと進むと、オフラインマップの自動アップデートやしばらく使用していない場合の自動削除などのオプションを設定できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 15 Pro Maxを4台注文したら60台送られてきた! 合計価格は1400万円以上

iPhone 15 Pro Maxはとても人気があるためか、公式オンラインストアでの配送予定は12月以降となっているモデルもあります。そんななかアップルが、4台注文したTikTokerに誤って60台も出荷してしまったと報じられています。

↑なぜ60台も送ってしまったのか

 

TikTokユーザーの@legends_gio氏は、自分用にiPhone 15 Pro Max 1TBを1台、チーム用にiPhone 15 Pro Max 256GBを3台注文したとのこと。いざ荷物が届いてみると、iPhone 15 Pro Max 1TBが3台ではなく3箱も届き、合計60台もあったそうです。

 

つまり、本来の注文は3600ドル(約54万円)だったものの、9万6000ドル(約1440万円)になってしまったわけです(米国でのiPhone 15 Pro Max 1TBの価格は1599ドル)。

 

これは明らかにアップルのミスのようですが、@legends_gio氏は受け取った60台を転売したり配布したりできないでしょう。なぜなら、アップルは遠隔操作でiPhoneをロックし、使えなくすることが可能だからです。

 

その後に@legends_gio氏が返品したのか、アップルが9万6000ドルもの支払いを請求したのかは不明です。ともあれ、全世界でiPhone 15 Pro Maxを欲しくても入手できない人々がかなりいることも事実でしょう。送りすぎた商品を速やかに回収し、本当に必要なユーザーの手に渡ることを祈りたいところです。

 

Source:TikTok
via:91mobiles

対応環境が限定的だけどすごくイイ、ソニーの完全ワイヤレス「INZONE Buds」をiPhoneで試した

ソニーがゲーミングブランドのINZONE(インゾーン)から左右独立型のゲーミングワイヤレスイヤホン「INZONE Buds(WF-G700N)」を発売しました。このイヤホン、付属のUSB-Cトランシーバーを使うと2.4GHzワイヤレスによる「超低遅延」でゲームを快適に楽しめます。

 

ルックスも「PlayStation 5」っぽくてカッコイイのですが……、対応するOSが「Windows 11/10」に限られるのが懸念点。では、USB-Cを搭載する新しいiPhone 15で使えないのでしょうか? 実機をソニーから借りて試してみました。

↑USB-Cを搭載するiPhone 15シリーズで、ソニーのゲーミングイヤホン「INZONE Buds」(税込2万9700円)を試してみました

 

ソニーから最強ゲーミングイヤホン登場の予感。ただし対応環境が限定的……

INZONE Budsは「ゲーミングイヤホン」です。一般的なワイヤレスイヤホン以上に低遅延が求められます。

 

PCやゲーミング機器と、イヤホンとの間の伝送遅延を徹底的になくすため、接続方式をBluetoothではなく2.4GHzデジタル無線を採用。左右イヤホンのほか、USB-C接続のトランスミッター(送信機)がペアになっている製品で、専用の充電器ケースに入れて一緒にチャージができます。

↑イヤホンとUSBトランシーバーを同時に充電できるケースを採用

 

また、本機はノイズキャンセリングと外音取り込みの機能を搭載します。フル充電の状態から最長11時間(ノイキャンON時)の連続使用に対応するタフネスも魅力のひとつです。

 

基本のワイヤレス接続はデジタル無線方式なのですが、実はAndroidスマホについては新しいBluetoothオーディオの技術であるLE Audio(エルイーオーディオ)に対応します。というか、INZONE Buds はLE Audioにしか対応しません。

 

LE Audioはいま私たちが当たり前のように使っているBluetoothオーディオの仕組みと少し違う技術です。そのため残念ながら「LE Audioに対応していないBluetoothオーディオ機器ではINZONE Budsが使えない」のです。

 

LE Audioじゃない方の、より広く普及する「Bluetooth Classic Audio(EDR)」の側にも低遅延伝送ができるオーディオコーデックは存在するのですが、ソニーはあえてLE Audio対応の一択に絞り込んだ格好です。

 

Pixel 8 ProでBluetooth LE Audio接続を試す

では、LE Audioで接続できるスマホはどれぐらいあるのでしょうか? 国内で発売されているスマホでは、今のところソニーのXperiaシリーズの上位モデルなど、一部のスマホに限られるのですが、先頃グーグルのPixel 8シリーズがLE Audioに対応しました。

 

筆者がPixel 8 Proで試したところ、LE Audio(LC3コーデック)でペアリングして、オーディオの入出力(リスニングと通話)がどちらも可能でした。

↑Google Pixel 8 ProにINZONE Budsのトランシーバーを接続

 

↑Pixel 8 ProはINZONE BudsとのBluetooth LE Audio接続にも対応しています

 

さらに実験してみたところ、Android 12、Android 13を入れたPixel 6 ProではINZONE BudsがBluetooth機器のリストに出てこないため、ペアリングの段階から不可でした。

 

OSをAndroid 14にアップデートしたPixel 7で試すと、INZONE Budsのペアリングはできるものの音が鳴らず、サウンドの再生ができません。INZONE BudsをBluetooth LE Audio接続で楽しめるグーグルのスマホは、今のところGoogle Pixel 8シリーズに限られそうです。

 

iPhone 15 Proと使えるのか? できたこと・できなかったこと

さて、今回のテーマは「INZONE BudsをiPhone 15で楽しむ方法」です。iPhone 15によるBluetooth接続の実験結果は「アウト」でした。iPhoneやアップルのデバイスがLE Audioに対応していないからです。Bluetooth機器のリストにイヤホンが表示されないため、ペアリングができません。

 

やはりiPhone 15の場合、INZONE Budsは2.4GHzデジタル無線接続が基本ということになります。その使い方を詳しく紹介しましょう。

 

INZONE Budsのワイヤレスイヤホンとトランシーバーは、あらかじめペアリングされています。そのため、USBトランシーバーを筆者のiPhone 15 Proに挿すだけで音楽を聴いたり、内蔵するマイクによるハンズフリー通話を楽しんだりできました。ノイキャンや外音取り込みの機能もバッチリ動きます。

↑INZONE Budsを飛行機の中などで試しました

 

本体左右のタッチセンサーリモコンも正しく動作するのですが、ひとつ不便なところがあります。INZONE Budsの豊富な機能の設定に必要な専用アプリ「INZONE Hub」がWindows OSにしか対応していないため、リモコン操作の設定をiPhoneから変更できません。何が不便かと言えば、初期設定時にはリモコンに割り当てられていない「音楽の再生と一時停止」がイヤホンから操作できないことです。

 

さらに、INZONE Hubアプリがないと、イヤホンの本体設定だけでなく、ステレオ収録されたゲーム音声を7.1chサウンドに再現できるバーチャライザーの「360 Spatial Sound for Gaming」やイコライザー機能なども使えません。いくつかの機能が使えないことは譲るとして、イヤホンのリモコン設定を変えられる機能だけでもiPhoneユーザーに解放してもらいたいです。

 

ワイヤレス伝送は確かに超低遅延で気に入るポイント多し

ただ、リモコンの件を除けば、筆者はINZONE Budsがとても気に入りました。iPhoneユーザーにも利便性を実感できるワイヤレスイヤホンだと思います。

 

2.4GHzデジタル無線接続の低遅延性能は期待以上です。Apple Arcadeで配信されているゲームの音声が遅延なく快適なうえに、GarageBandでピアノの鍵盤をたたいてみても音が遅れずに聞こえてきます。これは感動的でした。iPad版の音楽制作アプリ「Logic Pro」を使って音楽を制作しているクリエイターの方にも、モニタリングに使える左右独立型のワイヤレスイヤホンとしてINZONE Budsがおすすめです。

↑ワイヤレスイヤホンの場合、大抵遅延が気になってしまう「デジタル楽器の演奏」も、デジタル無線接続のINZONE Budsは見事に克服しています

 

また、INZONE BudsはUSBトランシーバーを差し替えるだけで、接続先のデバイスを素早くスイッチできます。iPhoneにiPad、Mac、Pixelスマホで試しましたが、トランシーバーを差し替えて10秒前後でリスニングとハンズフリー通話がすぐに使えます。Bluetoothペアリングのように切り換え操作で時間を取られないので、すごく快適です。

↑USBトランシーバーを挿し換えるだけで、iPhoneからMac、Pixelスマホへの接続切り替えが素早く完了します

 

トランシーバーには「PS5/Mobile」と「PC」を切り換えるスライドスイッチがあります。どちら側に設定してもiPhoneで問題なく使えました。

 

イヤホンにもBluetoothモードとUSBトランシーバーモードの切り替えが存在します。左右のイヤホンを同時に約1秒長押しすると、ボイスガイドが流れてモードが切り替わります。LE Audioに対応するスマホにBluetoothで接続したいときに、機器リストにINZONE Budsが表示されない場合はモードを切り替えてみましょう。

 

ゲーミング向きのサウンドチューニング

INZONE Budsのサウンドは解像度が高く、中高音域の抜けの良さとクールな音色が印象的でした。音楽再生はボーカルの輪郭が鮮明。ゲームや映画を再生してみてもやはりダイアローグが聞きやすいと感じます。加えて効果音の粒立ちが鮮やかで、雄大な音場描写も魅力的です。

 

INZONE Budsには、ソニーの左右独立型ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ「WF-1000XM5」と同じ、ソニーの独自開発による8.4mm「ダイナミックドライバーX」が搭載されています。それでいて、INZONE Budsの方が低音域のバランスをやや抑えめにしているように感じられます。WF-1000XM5の方が音楽の密度が高くウォームな音色。反対にINZONE Budsの方は音場の見晴らしの良さが特徴的です。

 

Amazon Music UnlimitedのUltra HD音質のコンテンツで試してみたところ、INZONE Budsはデジタル無線接続と、Androidの場合はBluetooth接続でも最大48kHz/24bitの高音質再生ができました。音楽再生を楽しむためのワイヤレスイヤホンとしても贅沢な仕様です。

↑INZONE Budsは最大48kHz/24bitの高音質ワイヤレス再生に対応しています

 

ノイズキャンセリングや外音取り込みにも1000Xシリーズの開発から得たノウハウが活きています。特に室内では周囲にいる人の話し声がよく消えるので、ゲームはもちろん映画・アニメの細かな音も明瞭に聞こえます。

 

一方、飛行機にも乗って試しましたが、低いエンジン音が持続的に聞こえるようなノイズは1000Xシリーズのイヤホンの方が強く抑え込む印象です。

 

IZNONE HubアプリがiOSに対応すれば、iPhoneでもブレイクする予感

INZONE Buds は1000Xシリーズの左右独立型ワイヤレスイヤホンに比べると本体は少し大きめですが、フィット感は安定します。筆者は最新のWF-1000XM5よりも「PS5っぽい」未来的なデザインが好みに合いました。

 

使い始めのころはiPhone 15に挿したUSBトランシーバーが、ゲームを楽しむ際などに邪魔な感じもしましたが、慣れれば気にならないサイズ感だと思います。もちろん欲を言えばもっと小型化してほしいですが。

 

それでも、USBトランシーバーをiPhoneやMac、Pixelスマホの間で挿し替えるだけですぐに使えるので、筆者はINZONE Budsを仕事用のワイヤレスイヤホンとしても1台手に入れたくなりました。iPhoneでINZONE Hubが使えないという大きな課題も残っていますが、ここはソニーにぜひIZONEシリーズの普及拡大のために避けては通れない「頑張りどころ」としてチャレンジしてもらいたいと思います。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

“一芸重視”が最適解!プロが推す高コスパスマホ5選

すべてのスペックが高いハイエンドモデルは当然満足度が高いが、格安モデルには一抹の不安もある。注目は手の届きやすい価格ながら、一部の仕様がハイエンドモデル並みな“一芸スマホ”。長期の使用でも満足できるモデル選びをプロがナビゲートする。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。
●価格は直販サイト、取り扱いキャリアにより異なる場合があります。

 

【私が教えます!】

モバイルライター・井上 晃さん

スマートウオッチやスマホを中心に、デジタルアイテム全般を精力的に取材。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿する。

 

【バランスの良さ】
ミドルレンジ以上の体験ができる圧倒的コスパの「a」シリーズ

Google
Google Pixel 7a

実売価格:6万2700円

6.1型のミドルレンジモデルで、プロセッサーには上位機種と同じTensor G2を搭載。「a」シリーズとしては初めてワイヤレス充電にも対応した。画面内蔵型の指紋センサーに加え、顔認証もサポート。

SPEC●CPU:Google Tensor G2●ディスプレイ:6.1インチ(1080×2400)●メモリ+ストレージ:8GB+128GB●背面カメラ:広角64MP+ウルトラワイド13MP●サイズ/質量:W72.9×H152×D9.0mm/193.5g

 

↑IP67の防水防塵をサポートしており、水回りや屋外での利用も安心だ。耐傷性能も備える

 

↑「Google フォト」内の「ボケ補正」機能を使えば、動きが激しくてブレてしまった被写体を鮮明に補正できる
↑「Tensor G2」はGoogleが独自開発したプロセッサー。第1世代より電力効率が20%向上、機械学習処理が60%高速化している

 

【ここに一芸アリ!】

「望遠カメラこそ備えませんが、コンピューテーショナルフォトグラフィーを生かした撮影で、十分満足できるでしょう。最低5年間のセキュリティアップデートが保証され、長期使用を見据えやすいのもポイント」(井上さん)

 

【カメラ性能】
イチバン安いiPhoneだが頭脳は13シリーズと同等

Apple
iPhone SE

実売価格:6万2800円

2022年3月に発売された第3世代モデル。チップセットにはA15 Bionicを搭載し、5G通信もサポートする。現状のiPhoneラインナップでは、4.7型の画面とTouch ID内蔵のホームボタンを備える貴重な選択肢だ。

SPEC●CPU:A15 Bionic●ディスプレイ:4.7インチ(750×1334)●ストレージ:64 GB●背面カメラ:12MP●サイズ/質量:W67.3×H138.4×D7.3mm/144g

 

↑背面カメラは約1200万画素の単眼。「スマートHDR 4」や「フォトグラフスタイル」などの機能にも対応する

 

【ここに一芸アリ!】

「超広角や望遠への切り替えはできないものの、撮影した写真の質感などを機械学習によって最適化する『Deep Fusion』はしっかりサポート。高倍率ズームや夜景などの厳しい環境でなければ十分キレイな画質です」(井上さん)

 

【エンタメ性能】
21:9のスリムなディスプレイと高音質ステレオスピーカーを搭載

ソニー
Xperia 10 V

実売価格:6万7100円

7月上旬に発売されたXperiaシリーズにおける普及価格帯モデル。約6.1型の有機ELディスプレイを搭載し、21:9のアスペクト比も健在だ。背面カメラは超広角(800万画素)、広角(4800万画素)、望遠(800万画素)の3眼。

SPEC●CPU:Qualcomm Snapdragon 695 5G Mobile Platform●ディスプレイ:約6.1インチ(1080×2520)●メモリ+ストレージ:6GB+128GB●背面カメラ:超広角8MP+広角48MP+望遠8MP●サイズ/質量:約W68×H155×D8.3mm/約159g

↑Xperia 10シリーズでは初となるフロントステレオスピーカーを搭載

 

【ここに一芸アリ!】

「細長い画面は動画の“ながら視聴”に最適。サウンドは内蔵スピーカーでも十分楽しめるほか、『DSEE Ultimate』もサポートするので、ワイヤレスヘッドホンなどでストリーミング音源をより良い音で楽しめるのもナイス」(井上さん)

 

【画面の美しさ】
4万円台ながら6万円台の競合に見劣りしない高画質

OPPO
OPPO Reno9 A

実売価格:4万6800円

「Reno7 A」の後継に当たるミドルレンジ機で、約6.4型のフルHD+有機ELディスプレイを搭載。背面カメラは広角(4800万画素)、超広角(800万画素)、マクロ(200万画素)の3眼だ。IP68の防水防塵やおサイフケータイにも対応。

SPEC●CPU:Qualcomm Snapdragon 695 5G●ディスプレイ:約6.4インチ(1080×2400)●メモリ+ストレージ:8GB + 128GB●背面カメラ:広角約48MP+超広角約8MP+マクロ約2MP●サイズ/質量:約W74×H160×D7.8mm/約183g

 

↑画面のリフレッシュレートは可変で90Hz/60Hzをサポート。タッチサンプリングレートも最大180Hzある

 

【ここに一芸アリ!】

「背面はガラス素材が採用されたうえ、同社が『OPPO Glow』と呼ぶ加工も施されており、質感が良くなりました。4万円台でありながら、画面は有機ELで90Hzに対応。6万円台の競合にもそれほど見劣りしません」(井上さん)

 

【バッテリー性能】
ミドルレンジでは異例の画面仕様と強化されたバッテリーに注目!

サムスン
Galaxy A54 5G

実売価格:6万9850円

Galaxy A53 5Gの後継として5月に発売。約6.4型の有機ELディスプレイを搭載する。背面カメラは標準(5000万画素)、超広角(1200万画素)、マクロ(500万画素)の3眼。5年間のセキュリティアップデート保証もポイント。

SPEC●CPU:Exynos 1380●ディスプレイ:約6.4インチ(1080×2340)●メモリ+ストレージ:6GB+128GB●背面カメラ:超広角12MP+広角50MP+マクロ5MP●サイズ/質量:約W76.7×H158.2×D8.2mm/約201g

 

↑従来通りリフレッシュレート120Hzをサポートするほか、新たにHDR表示にも対応。映像の質にこだわれる仕様だ

 

【ここに一芸アリ!】

「120HzのリフレッシュレートとHDRを兼ね備えたハイエンド並みのディスプレイが魅力。さらにバッテリー持ちが強化され、ビデオ再生時間が従来機の最大18時間から21時間まで増えたことも見逃せません」(井上さん)

 

想定用途に合った特性を重視して選ぶのが正解

昨今は本体価格10〜20万円というハイエンドスマホが多い一方、“スマホは使えれば良い”と割り切る人は安価なモデルに目が行きがち。だが1〜3万円台のモデルを選ぶと、プロセッサーの処理性能や防水仕様、ストレージ容量など思わぬところで不満が出やすいので注意が必要だ。

 

その点、4〜6万円台で手が届くミドルレンジモデルは現実的な選択肢として注目。プロセッサーなどの基本性能や独自の機能が充実しており、使い勝手もストレスを感じにくい程度に洗練されているモデルが数多く発売されている。

 

「一部の仕様がハイエンド並みというモデルも増えていますので、カメラやディスプレイなど、想定用途にあった特徴さえ押さえておけば、長期使用を見据えても十分に満足できるでしょう。例えばGoogle Pixel 7aはプロセッサーとして上位モデルと同じ『Tensor G2』を搭載。処理性能と電力効率が向上しています。サムスンのGalaxy A54 5Gは120Hz・HDRの有機ELディスプレイを備え、高画質で動画を楽しむことができます」(井上さん)

iPhone 16に追加ボタン? アンテナも移動するかも

来年の投入が期待される「iPhone 16」に新たなボタンが搭載され、アンテナの位置が移動するとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑Thanes.Op / Shutterstock.comより

 

今年販売が開始された「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、音量ボタンの上に「アクションボタン」を搭載。さまざまな機能を割り当てることができます。また以前には、iPhone 16に静電容量式の「キャプチャーボタン」が搭載される可能性も報じられました。

 

WeiboのリークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16では追加ボタンが搭載されるかわりに、5Gのミリ波アンテナの位置が右側から左に移動するとのこと。また、iPhone 16のアクションボタンは静電容量式となり、本体と同じ高さに設置されるようです。

 

アクションボタンは標準モデルの「iPhone 15/15 Plus」には搭載されませんでしたが、新しいボタンはiPhone 16の全モデルに搭載されるとのこと。どのような使い方が可能になるのか、注目したいところです。

 

Source: Weibo via MacRumors

一部のiPhoneがWi-Fiに繋がりにくい/異常に遅いバグ、次期iOS 17.2で解決の見通し! アップルが回答

先月iOS 17が配信開始されてから、複数のiPhoneユーザーが「Wi-Fiが繋がりにくい」「頻繁に途切れる」「異常に遅い」との不満を漏らしていました。それから数週間が経ちましたが、アップルがiOS 17.2で修正することが明らかとなりました。

↑アップル、迅速に対応

 

この問題は、Wi-Fiを一度無効にしてから再び有効にすると解決することも多かったものの、効果は一時的に過ぎず、すぐに元に戻ってしまうとの声も上がっていました。

 

アップル情報サイトiClarifiedはこの問題につき、アップルにバグレポートを提出したとのこと。その後アップルはiOS 17.2ベータ版をリリースし、これで問題が解決するはずだと回答したそうです。

 

その回答によれば「皆様からのフィードバックの結果、最新のアップデートであるビルド21C5029gには、この問題を解決するソフトウェアの変更があります」とのこと。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」をタップして、最新のアップデートを確認するよう勧めています。

 

そしてiClarifiedのスタッフがベータ版を試したところ、Wi-Fiのパフォーマンスが改善されたことが確認されたそうです。もっとも、まだ十分な時間を使っていないためか、「全ての問題が完全に解決したかどうかはまだ不明です」と但し書きを付けています。

 

iOS 17.2の正式版は、2023年内にリリースされる見通しです。ウェブブラウザやメール、ゲームに至るまでWi-Fiは必要不可欠な要素でもあり、なるべく早い配信を期待したいところです。

 

Source:iClarified
via:9to5Mac

「iPhone 16 Pro」、望遠カメラの光学ズームが強化されて本体は薄く軽く? しかし価格は上がるかも

先月発売されたiPhone 15 Pro Maxは、iPhone初の光学5倍望遠カメラを搭載して話題を呼びました。2024年秋の「iPhone 16」シリーズでは、小さい方の「iPhone 16 Pro」も高倍率の望遠カメラを採用すると噂されています。

↑HOYA製ガラスモールドレンズを採用?

 

そんななか、iPhone 16 Proモデルではカメラレンズが大幅に刷新されるとの噂が伝えられています。

 

台湾メディアの経済日報によると、アップルは高度なガラスモールドレンズを採用する予定とのこと。それによりレンズの厚みが減り、iPhone本体も薄く軽くできるほか、光学ズームの倍率をさらに高めることができるそうです。

 

ただし新型ガラスは製造が難しくて生産量が限られているため、使われるのは望遠レンズのみ。それでもレンズの価格が10~20%上がるため、iPhone 16 Proの製造コストを押し上げるかもしれないとのことです。

 

またアップルもiPhone 16 Proのレンズ改良を非常に重視しており、世界有数のガラスモールドレンズ製造企業HOYAを訪問したとのこと。たしかにHOYAの公式サイトには「大量に高精度な面形状のガラスモールドレンズを生産しています」と書かれています。

 

今年7月、著名リーカーのDigital Chat Station氏はiPhone 16 Proモデルに新たな「ペリスコープ超望遠レンズ」が搭載されると主張していました。一般的に「超」望遠レンズとは焦点距離300mm以上のカメラに冠せられるもので、iPhone 15 Pro Maxに搭載された5倍テトラプリズムレンズの120mmを遥かに超えています。

 

iPhone 16世代では、小さなProモデルでも光学5倍ズームを実現しつつ、大きなPro Maxモデルではそれ以上のすごい倍率でズームできるようになるのかもしれません。

 

Source:経済日報
via:MacRumors

AppleイベントはiPhone 15 Pro Maxで撮影。その手法が公開

Apple(アップル)は先日開催したイベント「Scary Fast」をすべて「iPhone 15 Pro Max」で撮影したとして、その舞台裏を公開しています。

↑Appleより

 

「Behind the Scenes」として公開された動画では、複数のiPhone 15 Pro Maxや撮影アプリ「Blackmagic Camera」、タイムコードジェネレーター「Tentacle Sync」を活用して、イベントを撮影した様子が公開されています。さらに、撮影にはジンバルやドリー、クレーン、ドローンも活躍しました。

 

またプロの視点として、iPhone 15 Pro Maxの外部ストレージへの撮影機能や、「Apple Log」によるポストプロダクションでの広いダイナミックレンジも、高品質な撮影に役立ったことが語られています。

 

プロ仕様の照明や多数のスタッフで撮影する様子は、一般人には真似ができないのも事実。しかし、iPhoneで高品質な撮影がしたい方には、必見の動画といえるでしょう。

 

Source: Apple / YouTube via MacRumors

iPhoneに「Google 検索」アプリが標準搭載? あったかもしれない計画とは

Google(グーグル)が「iPhone」に「Google 検索」アプリの標準搭載(プリインストール)を望んでいたことが、裁判の過程で判明しました。

↑Primakov / Shutterstock.comより

 

現在Googleは、検索エンジンに関して独占禁止法に違反しているとして、訴訟されています。同裁判に関連して、GoogleがApple(アップル)に検索エンジンの標準設定で年間180億~200億ドル(約2兆7000億円~3兆円)支払っている、との報告も登場しています。

 

さかのぼること2018年、GoogleでCEOを務めるSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)氏がAppleのTim Cook(ティム・クック)CEOに、iPhoneにGoogle 検索をプリインストールして出荷するように要請したとのこと。しかし、Cook氏がこの提案を受け入れることはありませんでした。

 

Googleの狙いとしては、iPhoneにGoogle 検索がプリインストールされれば、Googleへのトラフィックが増え、その結果Appleへの支払いも増えると考えていたとのこと。そして、iOS用のGoogle 検索アプリの開発と、将来へわたる長期サポートを約束すると提案していたのです。

 

Apple製品ではGoogle 検索が標準設定されているものの、ユーザーは「Bing」「Ecosia」「Yahoo!」「DuckDuckGo」などに切り替えることも可能です。裁判の行方によっては、Google 検索が標準設定されるかわりに、ユーザーが検索エンジンを自分で設定することになるのかもしれません。

 

Source: The Verge

次期iOS 17.2、iPhone 15 Proのアクションボタンがさらに便利に! 「未開封iPhoneをアプデ」もやって来そう

アップルはiPhone 15 Proを発表した際に、新たなアクションボタンに10種類の機能が割り当てられると述べていました。が、その1つは後ほど登場とされ、これまで9種類しか使うことができませんでした。

↑アクションボタンの機能が新たに追加

 

現在ベータ版がテスト中のiOS 17.2では、ようやく最後の1つが実現することが明らかとなりました。

 

iOS 17.2からは、iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxでは、アクションボタンに「翻訳」を割り当てられるとのこと。この新たなオプションは、設定アプリのアクションボタン項目内で、「ボイスメモ」と「拡大鏡」の間に位置しています。

 

ここで「翻訳」を割り当てると、アクションボタンを押すことでダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)で翻訳セッションが起動。わざわざ翻訳アプリを起動する必要はありません。

 

この「翻訳」アプリは2020年、iOS 14にて導入されたものです。すべてiPhone内で処理され、結果も端末内に保存されるため、オフラインでも使うことができます。

 

次期アップデートでは、アクションボタンに次の10個の機能が割り当てられることになります。

 

  • サイレントモード: 従来のサイレントスイッチと同じ
  • フォーカス: 集中モードをオンまたはオフにする
  • カメラ: アクションボタンを1回押すだけでカメラアプリを起動、写真やビデオ撮影もできる
  • フラッシュライト: iPhone背面のフラッシュライをオンオ
  • ボイスメモ: ボイスメモの録音を開始または停止する
  • 翻訳:翻訳アプリを起動し、会話やテキストを翻訳できる
  • 拡大鏡:iPhoneのカメラを、小さな文字やモノを見る拡大鏡にできる
  • ショートカット: アプリを開いたり、お気に入りのショートカットを実行する
  • アクセシビリティ: お気に入りのアクセシビリティ機能に素早くアクセスする
  • ノーアクション: 何もしない

 

また米9to5MacがiOS 17.2ベータSDK(ソフトウェア開発キット)を調べたところ、噂の「未開封のiPhoneをワイヤレスでアップデートできる」機能を確認したとのことです。

 

iOS 17.2が正式リリースされれば、iPhone 15 Proのアクションボタンがさらに多機能となり、また最新のセキュリティアップデートをした状態でのiPhoneを購入できることになりそうです。

 

Source:9to5Mac(1),(2) 

大切な家族だから……iOS 17の「写真」新機能「ピープルとペット」は、ペットの名前も登録できます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ピープルとペット&強化された「画像を調べる」の使い方」です。

 

 

iOS 17では、「写真」アプリの機能がパワーアップしました。今回の動画では、「ピープルとペット」と「画像を調べる」の使い方を解説します。

 

まずは「ピープルとペット」です。従来は人物のみが対象の「ピープル」という機能でしたが、iOS 17からは写真に写っている人、犬、猫、うさぎなどが認識される「ピープルとペット」にリニューアルされました。早速使い方を見ていきましょう。

 

手順は簡単です。ペットが写っている写真を開き、写真下にある肉球のようなマークをタップ。すると、写真の下にペットの顔写真とはてなマークが表示されるので、それをタップし「このペットの名前を指定」から名前を入力します。続いて、「次へ」、「完了」と進めばOKです。こうしておくことで、登録したペットの写真が「ピープルとペット」アルバムに自動で収集されるようになります。

 

続いて「画像を調べる」です。この機能は、写真アプリに写っているものを認識し、SiriやWeb検索の結果から対象物の情報を得られる機能。

 

iOS 16までは、写真下のiマークをタップし、ペットの上に表示される肉球マークを押すことで対象物を検索していましたが、iOS 17からは、対象物をロングタップし、表示されるメニューにある[調べる]をタップするだけで、詳しい情報を検索できるようになりました。しかも、動画でも使うことが可能です。

 

さらに、食べ物の場合は料理の写真を認識して似たレシピを探したり、お店が特定できる場合は経路を地図で表示したりしてくれるほか、洗濯物のタグを調べると記号やマークの意味を調べることも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

2023年9月に発売された「iPhone 15」シリーズ。ラインナップはiPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxの4種類で、今回もさまざまな機能が進化しています。注目のカメラ機能も高性能になり、よりクオリティの高い写真が撮れるようになりました。

 

毎年、進化するカメラ機能を使いこなし撮影する方法を解説してきた@Living。今回も、iPhone 15シリーズのカメラの進化したポイントや上手に写真を撮るための方法を、作例を交えながら紹介していきます。解説と作例の制作は、写真家のこばやしかをるさんにお願いしました。

写真のプロに聞いた、iPhoneカメラの魅力

新しいiPhoneが発売されるたびに話題になるカメラ機能の進化。写真のプロであるこばやしさんに、iPhoneカメラのすごさをあらためて教えていただきました。また、実際に15Proで撮影してみて感じたことについても伺いました。

 

「iPhoneカメラのすごさは、撮った絵がすでに完成されているところです。画質の良さはもちろんなのですが、画像処理の能力が高いので、後からソフトで色味などを調整しなくても、満足度の高い写真を撮ることができます。iPhone 15 Proで撮影してみて、よりいっそう、そのすごさを実感しました。iPhoneカメラの登場によって、一眼レフを持っていなくても、日常の中で気軽にクオリティの高い写真が撮れるようになったことは、本当に革新的なことだとあらためて感じました」(写真家・こばやしかをるさん、以下同)

 

万人が好むような絵を描き出してくれるところもiPhoneカメラの良さです。また、iPhone 14シリーズではProシリーズのみだった4800万画素での撮影も、15シリーズからはすべての機種で対応できるようになりました。

 

こちらはナイトモードで撮影した写真。暗い場所でも自動で明るさを調整し、目で見る以上にきれいな絵を描き出してくれます。

 

iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方

 

押さえておきたい、
iPhoneカメラで撮影するときのポイント

高性能のiPhoneカメラですが、使いこなすために知っておきたいiPhoneならではの特徴もあります。撮影する前に押さえておきたいポイントや活用すると便利な機能について教えていただきました。

 

1.レンズの特性を知っておく

「iPhoneのカメラは、1倍で撮影してもかなり画角が広くなるのが特徴の一つです。例えば15 Proでは、1倍のレンズが24ミリなのですが、これは一眼レフでいうとかなり広角のレンズ。そのため、1倍で撮影したときに歪んで見えたり、画角が広すぎると感じたりしたときは、2倍で撮影するのがおすすめです。
iPhone 15シリーズからは、Proシリーズ以外でも『2倍』のズームオプションが追加されたので、タップするだけで簡単に切り替えることができます。ちなみに、15 Proは2倍と3倍のズームオプション、Pro Maxには2倍と5倍のズームオプションが搭載されています」

 

15 Pro のカメラ画面。タップするだけで倍率を簡単に切り替えることができます。

 

それぞれの数字を長押しすると、何ミリのレンズで撮影しているのかを確かめることができます。

 

「また15Proシリーズでは、メインカメラのレンズを24ミリ、28ミリ、35ミリから選ぶことも可能です。一眼レフでレンズを付け替えるような感覚を、iPhoneカメラではタップするだけで行うことができます」

 

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「メインカメラ」から、レンズを追加したりデフォルトのレンズを選択したりできます。

 

2.とにかく水平・垂直を意識!

「これはiPhoneカメラでの撮影に限りませんが、写真はとにかく水平・垂直を意識することが大切。特に画面の中心にある被写体や、地面や水平線が斜めになっていると、とても違和感のある写真になってしまうので注意しましょう。iPhone15シリーズのカメラには、水平・垂直での撮影がしやすくなるための2つのガイド機能があるのでぜひ活用してみてください」

 

 

「一つ目の機能が、格子状のガイド線を表示させる『グリッド』。常に表示させておくことで、水平・垂直が取りやすくなり、構図も決めやすくなります。そして二つ目がiOS17から追加された『水平』を表示する機能です。画面の真ん中に表示される線が一直線になるよう調整し、カメラが水平の状態で撮影するようにしましょう」

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「グリッド」と「水平」をON

 

進化した「ポートレート」機能を使いこなす!

iPhone15シリーズのカメラの中で、これまでと比べて特に進化しているのがなんといってもポートレート機能です。撮影後もさまざまな編集ができるなど、とても万能に使えるため、こばやしさんも「最初からすべてポートレートで撮影しておいても良いのでは?」とおっしゃるほど! ポートレート機能で進化したポイントや使いこなすための方法を教えていただきました。

 

1.通常のカメラでもポートレート撮影が可能に

「iPhone15シリーズの通常のカメラでは、被写体を認識すると自動でポートレートモードに切り替えることができます。これにより、わざわざ『ポートレートモード』に切り替えなくても、より気軽で簡単にポートレート写真を撮ることが可能になりました」

 

通常の「写真」モードで人物などの被写体を認識すると、画面の左下に「f」マークが出てくるように。タップすると背景が自然にぼかされ、簡単にポートレート写真を撮影することができます。

 

「ポートレートで撮影後は、『編集』からF値の調整が可能です。一眼レフカメラなどのレンズの絞り値と同様で、数値が小さいほど背景がぼけやすくなります」

 

2.ポートレートモードのオン・オフを後から切り替えできる

「iPhone15シリーズでは、ポートレートモードで撮影した後にポートレートのオン・オフも選べるようになりました。とりあえずポートレートモードで撮影しておけば、『やっぱり普通の写真にしたい』と思ったときでも、オフにするだけで切り替えられるのでとても便利です」

 

左がポートレートモードで撮影した写真で、右がオフにした写真。ポートレートモードで撮影した写真はカメラロールの左上にポートレートのオン・オフを切り替えるタブが表示されます。

 

3.ピントを合わせたい被写体を自由に変更できる!

「ポートレート機能の進化の中でも、特に驚いたのが、ピントを合わせる被写体を後から変えられる機能。『こんなことができて良いのか!』と、すごすぎて恐ろしくなりました(笑)」

 

「例えば左は、手前のケーキにピントを合わせてポートレートモードで撮影した写真。右も同じ写真ですが、後から編集して、後ろにぼやけて映っていたサンドイッチにピントを合わせました。手前のケーキは自然にぼかされています」

 

 

「ピントの切り替えはとても簡単。『編集』から左上の『f』マークを選び、ピントを合わせたい被写体をタップするだけでOKです。さらにF値を調整して、ぼかし具合を変えることもできます」

 

ただし、これは確かにすごい機能ですが、だからといって“なんでもぼかせば良い”というわけでもない、とこばやしさん。

 

「今回の写真の場合なら、サンドイッチとケーキのうち、主役として見せたいものにピントを合わせるのが良いと思います。あるいはどちらも見せたい場合は、ポートレートをオフにするのもアリです。『何をどのくらい見せたいか』を考えながら、上手に活用しましょう」

 

こちらがポートレートをオフにした写真。「サンドイッチもケーキもかわいらしくて写真映えするので、ぼかさずにどちらも見せるのも良いと思います」とこばやしさん。

 

4.撮影できる被写体の幅が広がる、望遠のポートレート

「ポートレートの望遠機能も、さまざまな場面で活用できて便利です。中でも私が使いやすいと感じたのが、15Proに搭載されている3倍のズームオプション。近づくことが難しい被写体も上手に撮れますし、背景にきれいな玉ボケをつくることができます」

 

「こちらは3倍のポートレートモードで撮影した散歩中の犬の写真。近づいて撮ったかと思うほど鮮明に撮影することができました。ポートレートモードはこのように、ペットの写真や柵などの中にいて近づけない動物などを撮るときにも重宝します」

 

「こちらも同じく、3倍のポートレートモードで撮影した花の写真です。望遠のポートレートで撮るときは、背景に奥行きのある場所で撮るのがおすすめ。後ろにきれいな玉ボケができるので、雰囲気のある写真を撮影することができます」

 

いつもの写真をワンランクアップさせるための撮影術

ここからは、iPhoneで撮る写真をワンランクアップさせるためのコツをご紹介。ちょっとしたコツで、いつもの写真もより素敵に仕上がります。

 

・「光」を上手に活用する

写真を撮る上でとても重要なのが「光」。同じ構図でも、光の入り方などによって写真の印象は大きく異なります。正解があるわけではなく、光を上手に操れるようになることが大切です。

「左側は光が差し込まない場所で撮影し、右側は被写体の斜めから光が入る場所で撮影しました。同じ構図でも雰囲気の異なる写真になることがわかりますが、どちらの写真が良いというわけではありません。光の角度や向きによって写真の雰囲気が異なるとを知っておくことで、写真が撮りやすくなったり、自分のイメージに近い写真を撮ることができるはずです。

 

また食べ物の写真を撮るときには、食べ物の『顔』を意識することもポイント。この写真では、ケーキの上の部分やサンドイッチの中身がうまく見える角度から撮ると良いと思います。そのほか、平らなものは俯瞰で撮影するなど、その食べ物がおいしそうに見える角度を探してみてください」

 

もう一つのポイントとして、「明るさ(露出)」の調整についても教えていただきました。

 

「被写体をタップすると太陽マークが表示され、それを上下に動かすと明るさを調整できます。また、画面上部の下矢印をタップして、プラスマイナスのマークを選ぶと、数値で調整することも可能です。後者のやり方で設定した数値は、次にカメラを開くまでロックされます(iPhone11以降対応)」

 

「明るさは、肉眼で見えるのと同じくらいになるよう調整するのが基本です。左の写真のように明るくし過ぎると、白くなりすぎたり見せなくても良い部分まで見えたりするので注意。逆に露出を下げ過ぎると暗くなってしまいますが、右の写真くらいの暗さなら水面の影が濃く見えて素敵だと思います。明るいところと暗いところの差などもチェックしながら、好みで調整してみてください」

 

・トリミングでバランスを整える

不要なものが映ってしまったときはもちろん、写真全体のバランスを整えたいときにも便利なのがトリミング機能です。

「トリミングをするときは、まず画角を決めるのがおすすめ。例えば、インスタグラムに投稿したいときは、スクエアや縦向きの4:5で行うのが良いと思います。上の写真では、右端に映ってしまったオレンジのネット部分をカットし、噴水が真ん中にくるよう位置を調整しました。さらに、上下の葉っぱと水面のバランスを見ながら整えれば、よりクオリティの高い写真に仕上がります」

 

・「主役」を決めてから撮る

きれいな風景を撮ってもなんだかぼんやりした写真になってしまう……。そんなときには見せたいもの=「主役」をはっきり決めてから撮影してみましょう。

こちらはNG。

 

“主役”が明確なOKカット。

 

「例えば、花の写真を撮るときにやってしまいがちなのが、上の作例のように全体を撮ってしまうこと。どこを見せたいのかが分からず、写真の中にスカスカな部分もあって、ぼんやりした印象になってしまいます。

 

一方で下の写真のように、主役の花を決めて撮ると花の美しさがより伝わります。また、主役の選び方も大切。花の場合は、花びらがしっかりと上を向いているものや、色が鮮やかなもの、傷んでいないものを選ぶようにすると、映える写真が撮れると思います。常に『何を見せたいか』を意識しながら撮影してみてください」

 

iPhone 14の夜景撮影術…AE/AFロックやポートレートモードの使いこなし方

 

日常で「素敵な写真」を撮るには?

最後にこばやしさんから、iPhoneカメラを使って、日常の中で素敵な写真を残すためのアドバイスをいただきました。

 

「私が素敵だなと思うのは、温度、空気、音などを感じられる写真です。それは例えば、友達といるときや、ご飯を食べるときなど、その場を『楽しい』と感じながら撮った写真によく表れます。

 

また、良い写真を撮るためには素直さも大切です。技巧にこだわりすぎるよりも、丁寧に撮ることを意識したり、被写体に対して『好き』というまっすぐな気持ちをもったりすると、自然と写真も良いものになると思います。iPhoneのカメラは、気軽にいつでも撮影ができて、日常の写真を残しやすいところが大きな魅力です。季節の移り変わりや美しい光など、日常の小さなところに目を向けながら、自分が『いいな』と素直に思える瞬間をぜひたくさん撮ってみてください」

 

Profile

写真家・クリエイター / こばやしかをる

写真塾やワークショップを通して、写真は楽しい! をカタチにする写真企画のブランド「Photo Plus+」主宰。スマホカメラから一眼レフまで幅広く指導している。クリエイターとして、デザイン制作・企画、プロデュース、ディレクションを行いながら、写真・カメラ雑誌、WEB等にも執筆・寄稿するなど、ライターとしても活動中。
HP

iPhone 15の部品修理が今週にも始まるみたい

「iPhone 15」の部品修理が今週にも開始されると、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑Appleより

 

これまでiPhone 15が故障した場合には、修理ができずに製品を交換する必要がありました。これはApple直営店や正規サービスプロバイダに修理部品がなかったためで、新型iPhoneの発売直後にたびたび発生する現象です。

 

MacRumorsが入手した内部メモによれば、今週からiPhone 15の4モデル全てで部品が入手できるようになり、Apple直営店や正規サービスプロバイダでの修理が可能になるとのこと。これには、背面ガラスやバッテリー、スピーカー、ディスプレイ、背面カメラ、ミッドフレームが含まれます。一方でiPhone 15 Pro/Pro MaxのTaptic Engineやメインマイクを含む修理には、デバイス全体の交換が必要です。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体構造の変更により背面ガラスの修理代金が大幅に値下げされています。今後は、iPhone 15シリーズの修理がさらに簡単になりそうです。

 

Source: MacRumors

アマゾン、「パスワードなしログイン」のパスキーに対応。iPhoneの顔パスでサインインできる!

米Amazonは、ウェブブラウザとモバイルアプリにパスキー対応を追加し、パスワードなしでAmazonアカウントにサインイン可能になったと発表しました。すでに日本でも利用できます。

Image:Amazon

 

パスキーとは「パスワードやその他のフィッシング可能な認証要素に代わる、より安全性の高い認証手段」とうたわれる技術です。ユーザーはパスワードを覚えたり、二要素認証コードを入力する必要もなくなりますが、スマートフォンなど認証されたデバイスが必須となります。

 

Amazonでのパスキーの設定はカンタンです。設定から[アカウント設定]>[ログインとセキュリティ]>[パスキー]と進み、パスキーを追加するだけ。これによりFace IDやTouch IDなどの生体認証、あるいはロック画面の暗証番号を入力するだけでAmazonアカウントにログインできます。

 

これまで新規のPCやタブレットでAmazonにサインインするためには、その都度パスワードを入力したり、二要素認証を使う煩わしさがありました。しかしパスキーを有効にすれば、表示されるQRコードをスマホのカメラで捉え、顔や指で本人認証することで、すぐにサインインできます。

 

またパスワードのような流出の危険性も低く、ワンタイムパスワードよりもフィッシング攻撃を受けにくいため、ユーザーはより安全にお買いものできるようになります。

 

当初はiOSのAmazon公式ショッピングアプリで展開され、Androidの公式アプリでも近日中にサポートされる予定とのことです。記事執筆時点では、日本国内のiPhoneでも動作しています。

 

Source:Amazon
via:MacRumors

iPhone 15シリーズの製造コストは過去最高?「iPhone 16」シリーズは米国でも値上げの可能性

今年のiPhone 15シリーズは、米国での価格は昨年のiPhone 14シリーズから据え置きとなりました。が、製造コストが14を大幅に上回ったため、来年の「iPhone 16」シリーズは値上げになる可能性があるとアナリストが推測しています。

↑iPhone 16シリーズは米国でも値上げかも

 

日経の英字新聞Nikkei Asiaは、分解調査会社フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズの協力のもと、iPhone 15シリーズを分解して部品のコストを確認。その結果、iPhone 15 Pro Maxの部品コストは558ドルと計算され、iPhone 14 Pro Maxから12%も上昇。これはiPhone部品の総コストとしては過去最高となります。

 

たとえば2018年から2021年まで、アップルのiPhone Pro Maxモデルの部品コストの合計は400ドル~450ドルだったとのこと。それが2022年と2023年では2年連続で上昇しており、過去最高額を更新したそうです。

 

これらコスト増をアップル側が吸収した格好ですが、Nikkei Asiaは2024年モデル(iPhone 16)では部品価格がアップした分を顧客に転嫁するだろうと推測しています。つまり、いよいよ米国での価格も値上げになるというわけです。

 

それぞれの部品については、iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラは30ドルになり、前モデルから380%もアップ。またチタンフレームは50ドルで、前モデルのステンレススチール製よりも43%アップしています。A17 Proチップも130ドルで、A16 Bionicチップより27%高くなっているとのこと。

 

またiPhone 15標準モデルもコスト増を免れず、部品の総計は423ドルで、iPhone 14よりも16%増。かたやiPhone 15 Plusは442ドルで、前モデルから10%増。小さい方のiPhone 15 Proは523ドルで、8%増に収まっています。

 

iPhone 15シリーズの価格は、日本ではわずかにiPhone 14シリーズよりも上がっていましたが、円安を織り込めば控えめな印象がありました。しかし、iPhone 16では容赦なく値上げされるのかもしれません。

 

Source:Nikkei Asia
via:MacRumors

全モデル最新チップへ!? iPhone 16も「A18」搭載か

来年の「iPhone 16」シリーズの全4モデルに「A18」シリーズのチップが搭載されるとの情報を、アナリストのJeff Pu氏が報告しています。

↑Jack Skeens / Shutterstock.comより

 

来年のスタンダードモデル「iPhone 16/16 Plus」に専用設計の「A17」チップが搭載されるという情報は、以前に中国筋から報じられていました。また、iPhone 16シリーズのチップに次世代の3nm製造プロセス技術「N3E」が採用されるとの情報も伝えられています。

 

Pu氏によれば、iPhone 16/16 Plusには「A18」チップ、iPhone 16 Pro/Pro Maxには「A18 Pro」チップが搭載されるとのこと。またA18/A18 Proの両方に、先述の3nm製造プロセス「N3E」が採用されるとしています。

 

これまでのiPhoneでは、上位モデルの「Pro/Pro Max」に最新チップ、そして標準モデルには前年の最新チップが搭載されてきました。iPhone 16/16 PlusにA18チップが搭載されれば、そのようなルールが変わることになります。一方で、ユーザーには新型チップの搭載をアピールできそうです。

 

Pu氏といえば、「iPhone 15 Pro/Pro Max」でのソリッドステートボタンの非搭載を最初に報告した人物。iPhone 16シリーズの前モデルへのA18チップの搭載も的中するのかどうか、注目です。

 

Source: MacRumors

アップル版チャットボットAI、「iOS 18」には実装されるかも? プライバシー保護に重点を置く見通し

アップルはChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)に基づく生成AIを、社内で独自に開発中との噂もありました。それが早ければ2024年後半には、iPhoneとiPadに実装され始めると著名アナリストが主張しています。

↑アップル版ChatGPTはiOS 18に搭載?

 

投資会社アナリストのJeff Pu氏は投資家向け研究ノートで、サプライチェーン情報筋の話として、アップルは2023年に数百台のAIサーバーを構築し、来年にはさらに台数を増やす可能性が高いと述べています。

 

Pu氏によれば、アップルはクラウドベースのAIと、いわゆる「エッジAI」(「デバイス内で処理を行い、クラウドとの通信を減らすしくみ)を組み合わせて提供するとのこと。また、顧客のプライバシーを保護する形で、個人データをどのように利用・処理するかを検討することになるとも付け加えています。

 

もしも2024年後半に実現すれば、「iOS 18」と「iPadOS 18」から生成AI機能の展開が始まることになります。が、どのように活用していくのかは未知数です。

 

独自の情報源を持つThe Informationは、アップルがSiriにLLMを組み込み、ユーザーが複雑なタスクを自動化できるようにする予定だと報じていました。

 

また著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、アップルの生成AIへの取り組みは「競合他社に大きく遅れをとっている」と述べていました。iPhoneへの組み込みは2024年後半には間に合わず、2025年以降になる可能性もありそうです。

 

アップルのティム・クックCEOは、米Forbesのインタビューで「我々は何年も生成AIに取り組んでおり、多くの研究を行ってきました」と言いつつ「本当に思慮深くアプローチし、深く考えていくつもりです」とも述べていました。特にiPhoneではプライバシーを厳重に守る必要があるため、実装を急ぐことはないのかもしれません。

 

Source:MacRumors

iPhoneの夜のシャットダウンバグ、iOS 17.1で直っていない……!?

iPhoneで報告されている、夜に勝手にシャットダウンしてしまうという問題が、「iOS 17.1」で解決されていないことを、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.comより

 

この問題は、「iOS 17.0.1」や「iOS 17.0.3」をインストールしたiPhoneを使っているユーザーから寄せられていました。問題が発生すると、朝にiPhoneがパスコード画面になったり、アラームが正しい時刻に鳴らなかったりするようです。また、iPhoneが再起動している場合もあれば、数時間電源が切れていたケースも報告されています。

 

Apple(アップル)は今週にもiOS 17.1を一般公開する予定ですが、すでに公開されている開発者向けのベータ版では、残念ながらiPhoneの夜間のシャットダウンバグは修正されていませんでした。

 

夜間にiPhoneの電源が切れているかどうかは、設定アプリのバッテリーのタブから、過去24時間の充電状況をチェックすることができます。そこに空白がある場合、iPhoneの電源は一定期間オフになっています。「iPhone 15」のユーザーを中心に報告されている今回のバグ、早めの修正が待たれます。

 

Source: MacRumors Forums, MacRumors

ぜひアプデを。iOS 17.1でiPhoneの画面焼き付きが修正へ

Apple(アップル)が近日中にリリースする予定の「iOS 17.1」では、iPhoneの画面の焼き付き問題が解決されるとの情報を、海外サイトのMacRumorsが報告しています。

↑Appleより

 

今年9月に発売された「iPhone 15」シリーズではリリース直後から、画面が焼き付くという報告が寄せられていました。また、AppleはすでにiOS 17.1のリリース前バージョンとなる「iOS 17.1 Release Candidates」を開発者向けに配布しています。

 

MacRumorsによれば、iOS 17.1のフィーチャーノート(機能リスト)には、「ディスプレイ画像の保持を引き起こす可能性がある問題に対処する」という記載があります。これは、先述の画面の焼き付きを解決するものとおもわれます。

 

iOS 17.1ではその他にも、「Apple Watch」のペアリングの問題、着信音のバグ、キーボードの反応の問題、衝突検知機能の最適化が予定されています。

 

ディスプレイの焼き付きはiPhone 15シリーズのユーザーから多く寄せられていますが、同様の問題は「iPhone 12 Pro」や「iPhone 13 Pro」でも発生しているようです。有機ELディスプレイを搭載したiPhoneユーザーは、iOS 17.1がリリースされたら早めに適応したいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 15 Pro Max、iPhone 14 Pro Maxよりダウンロード速度が96%も高速化!

iPhone 14 Pro Maxは発売直後、「英米で最速の5Gスマホ」というテスト結果が出ていました。今年の最新モデルiPhone 15 Pro Maxも、米国でのモバイル通信速度がどれほど優れているかを示すレポートが発表されています。

 

今回のテストも、インターネット接続のスピードテストで有名な企業Ooklaが行ったものです。各社のスマートフォンにつき、アップロードおよびダウンロード速度、繋がりやすさなどを比較しています。

 

このテストは定期的に行われており、今回は2023年第3四半期(7~9月)に米国で最も普及しているスマホに関しての調査。2022年秋にはiPhone 14 Pro Maxがトップに立ちましたが、2023年第1四半期には王座から転落しています

 

さて、今回の結果は、iPhone 15 Pro Maxは、ダウンロード速度の中央値(データの数値を小さい順に並べたときの、真ん中の数値)が251.37 Mbpsで、候補にある他のスマホ全てを圧倒したほか、iPhone 15 Proよりも10%ほど速くなっています。

 

また、iPhone 14 Pro Maxが今年第2四半期(4~6月)に記録した127.83Mbpsと比べれば、iPhone 15 Pro Maxのダウンロード速度は96.6%も上回っています。

 

しかし、iPhone 15 Pro/Maxは発売直後で市場シェアが低いため、iPhone全体の平均ダウンロード速度はサムスン製スマホに及んでいない結果となりました。

 

iPhone 15やiPhone 15 Plusも、iPhone 15 Pro Maxと同じクアルコム製のSnapdragon X70モデムを搭載していますが、ランキング上位にはありません。それぞれの搭載チップがA16 BionicとA17 Proと違うものであり、性能差がダウンロード速度に影響しているのかもしれません。

 

Source:Speedtest
via:9to5Mac

未開封のiPhoneをアプデ? ストアに“謎技術”導入か

Apple(アップル)が小売店の未開封のiPhoneをソフトウェアアップデートできるシステムを計画していると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Savvapanf Photo / Shutterstock.comより

 

小売店で販売されているiPhoneのソフトウェアは、常に最新というわけではありません。例えば「iPhone 15」シリーズは「iOS 17」がインストールされて出荷されましたが、現在Appleは「iOS 17.0.2」をリリースしています。

 

報道によれば、Appleは小売店のスタッフが開封前のiPhoneを、ワイヤレス経由でアップデートできるシステムを準備しているとのこと。具体的には「独自のパッドのような装置」の上に未開封のiPhoneを置くことで電源を入れ、ソフトウェアをアップデートできるというのです。

 

このようなシステムが導入されれば、ユーザーは店舗から最新の状態のiPhoneを購入できるようになります。これにより最新の機能が最初から利用できるようになるだけでなく、重要なソフトウェアのバグ修正なども実施できるようになります。セキュリティ面でもメリットのある、店舗でのソフトウェアのアップデートシステム。早く導入されてほしいものですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

未開封のiPhoneをアプデ? ストアに“謎技術”導入か

Apple(アップル)が小売店の未開封のiPhoneをソフトウェアアップデートできるシステムを計画していると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Savvapanf Photo / Shutterstock.comより

 

小売店で販売されているiPhoneのソフトウェアは、常に最新というわけではありません。例えば「iPhone 15」シリーズは「iOS 17」がインストールされて出荷されましたが、現在Appleは「iOS 17.0.2」をリリースしています。

 

報道によれば、Appleは小売店のスタッフが開封前のiPhoneを、ワイヤレス経由でアップデートできるシステムを準備しているとのこと。具体的には「独自のパッドのような装置」の上に未開封のiPhoneを置くことで電源を入れ、ソフトウェアをアップデートできるというのです。

 

このようなシステムが導入されれば、ユーザーは店舗から最新の状態のiPhoneを購入できるようになります。これにより最新の機能が最初から利用できるようになるだけでなく、重要なソフトウェアのバグ修正なども実施できるようになります。セキュリティ面でもメリットのある、店舗でのソフトウェアのアップデートシステム。早く導入されてほしいものですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 15 Pro Max、早くも画面に焼き付きが? 一部ユーザーが報告

iPhone 15 Pro Maxが発売されてから1か月近くが経過しましたが、すでに一部のユーザーが画面に焼き付きが起こったと報告しています。

↑iPhone 15 Pro Maxは2023年9月に発売

 

XユーザーのTarun Vats氏は、iPhone 15 Pro Maxに画面の焼き付き問題が発生していると添えて投稿。大手掲示板Redditや、アップル公式コミュニティでの報告を紹介しています。

 

一般的に画面の焼き付きとは、同じ画像を長時間にわたって表示した後、他に何をしていても画面に画像の跡が残ってしまうことです。Redditでは、ネットサーフィンしたり、メールをチェックしたり、YouTubeでビデオを観たりと、普通に使っていただけだと強調しています。

 

特に目立つのは、仮想キーボードが幽霊のように焼き付いている様子であり、各キーの文字も写り込んでいます。Redditでは5件ほど確認されている一方で、以前のモデルでは同じ問題は起こらなかったと複数のユーザーがコメントを付けています。

 

こうした焼き付きは、通常は時間が経つにつれて消えていくものです。また、長い時間にわたり画面に変化のないアプリや、マップのように同じ画像を表示し続けるアプリは、画面の焼き付きを起こす有力な候補となり得るでしょう。

 

しかし、画面の焼き付きが起こるには長い時間がかかるため、まだ発売から1か月も経っていないiPhone 15 Pro Maxで起こるには早すぎると思われます。PhoneArenaは、ハードウェアの問題であり、ソフトウェア更新では解決しないかもしれないと指摘しています。

 

とはいえ、報告件数は多くはないため、ごく一部に限られている可能性もあるでしょう。続報を待ちたいところです。

 

Source:Tarun Vats(X),Reddit,Apple
via:PhoneArena

もう!? iPhone 16のチップ技術「N3E」が量産へ

次期iPhoneこと「iPhone 16(仮称)」で採用予定のチップ技術「N3E」が量産段階に入ったことを、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、台湾TSMCの第1世代3nmプロセス「N3B」を採用。他社に先駆けて、3nmプロセスのチップを搭載しました。一方でiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、第2世代の3nmプロセス「N3E」の 採用が予測されています。

 

DigiTimesによれば、N3EはN3Bと比較してより低コストで、生産効率の目安となる「歩留まり」も改善されているとのこと。さらに、チップの性能と電力効率の向上にも重点がおかれています。そして2024年からはN3Eプロセスで製造された3nmチップが、すべてのiPhone 16シリーズへと搭載されるようなのです。

 

さらに2024年後半からは、TSMCは新たに「N3P」プロセスを量産体制に移行させる予定です。N3Pでは速度が5%向上し、消費電力が5〜10%され、チップ密度が1.04倍になるとのこと。これらの新技術により、未来のiPhoneがどれだけ高性能になるのかを楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 16 Pro」は最新5Gモデムを搭載? 標準モデルとは通信速度やバッテリー持ちに差が付くかも

2024年の「iPhone 16」シリーズのうち高価なProモデルにはクアルコム製の最新モデムチップが搭載され、より高速で省電力に優れた5G通信が可能になると著名アナリストが主張しています。

↑ダウンロード速度やバッテリー持ちも改善するかも?

 

投資会社Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏は投資家向け研究ノートのなかで、「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」にはクアルコムのSnapdragon X75モデムチップが搭載されると述べています。

 

その一方で、標準モデル「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」には、iPhone 15シリーズ全機種に使われたSnapdragon X70モデムが搭載されるとのこと。これまでアップルは、廉価モデルiPhone SEを除き、各世代のiPhone全てに同じモデムを搭載してきたため、これは戦略の転換を意味しています。

 

2023年2月に発表されたSnapdragon X75は、X70と比べて5Gのダウンロードとアップロードの速度が速くなるよう改良されています。さらに回路基板の専有面積を25%減らし、消費電力が最大20%も減少。スマートフォンのサイズを小さく、バッテリー持ちを長くしやすくなるわけです。

 

またSnapdragon X75は最新の「5G Advanced」規格にも対応。5G速度を向上させるための機械学習の強化も組み込まれています。アップルは2015年発売のiPhone 6sが「LTE Advanced」をサポートしたように、iPhone 16 Proモデルでも「5G Advanced」対応を謳う可能性があります

 

この予想が本当であれば、iPhone 16 ProモデルとiPhone 16標準モデルは、iPhone 15世代のようにプロセッサーが差別化(A16 BionicとA17 Pro)されるばかりか、異なるモデムチップが採用されることで、通信速度やバッテリー持ちも差が付けられるかもしれません。

 

Source:MacRumors

動画で留守電を残せる! iOS 17の新機能「FaceTime」ビデオメッセージを使ってみよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「FaceTime」でビデオメッセージを送ろう!」です。

 

 

新しくリリースされたiOS 17にはいろいろな新機能が追加されました。今回はその中の1つ、FaceTimeでビデオメッセージを残す方法を紹介しましょう。

 

FaceTimeして相手が出なかったらどうしますか? 相手から折り返しを待つ? それともメールやメッセージを残しておく? iOS 17にアップデートしたiPhoneなら留守番音声を残すようにビデオメッセージが残せるんです。

 

ではさっそくFaceTimeでビデオ通話してみましょう。相手が応答できないと『しげるさんは参加できません』という画面に切り替わります。[もう一度発信]と[ビデオ収録]というボタンが表示されるので後者をタップ。するとカウントダウンが始まります。

 

5秒後に録画がスタートするのでメッセージとして残したい内容を録画しましょう。メッセージが終わったら録画ボタンをタップして録画停止。上向の矢印ボタンをタップすれば録画したメッセージを相手に送れます。

 

もしあなたがビデオ通話を受けた側だった場合は、FaceTimeの履歴に[ビデオ]という項目が表示されているはずです。ここをタップすれば相手が残したビデオメッセージが再生できます。

 

ちなみにこのビデオ収録にはポートレートモードやスタジオ照明といったエフェクトが使えます。必要に応じてコントロールセンターから切り替えましょう。

 

さらに、画面に向かってピースをすると風船が上がるといった面白い仕掛けも備えます。ぜひ試してみてください。

 

なお、この動画でメッセージを残す機能が使えるのは、お互いのiPhoneがiOS 17に対応しているときだけ。相手がiOS 16より前だと[ビデオ収録]のボタンがタップできません。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

iPhone 15 Proのアクションボタン、誤動作が起きにくく

iOS 17.1の最新ベータ版(iOS 17.1 Beta 3)では、「iPhone 15 Pro/Pro Max」がポケットの中で誤動作を起こさないように、修正が加えられています。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体側面に新たにアクションボタンが設置されています。アクションボタンにはさまざまな機能をユーザーが割り当てることが可能です。

 

そしてiOS 17.1の最新ベータ版では、iPhone 15 Pro/Pro Maxをポケットに入れた状態で、アクションボタンを押してもカメラやフラッシュライト、ボイスメモ、フォーカス、拡大鏡などの機能が起動しなくなっています。これにより、誤動作でバッテリーが浪費されることがなくなります。

 

一方で、ミュート機能やショートカットなどポケットの中でも使う可能性がある機能は、iOS 17.1のベータ版でもそのまま利用可能です。iPhone 15 Pro/Pro Maxから新たに登場したアクションボタン、今後もますます便利に使えそうです。

 

Source: MacRumors

iPhone 15 Pro MaxやGalaxy Z Fold5など「最も高いスマホ」を集めて浸水・落下テスト! 結果は……?

最新のiPhone 15 Proモデルはチタン製フレームを採用していますが、背面ガラスが割れやすくなったとの報告も相次ぎました

Image:Allstate Protection Plans

 

そんななか、米保険会社Allstate Protection PlansがiPhone 15 Pro Maxを含む最も高価なスマホを集めて、恒例の浸水&落下耐久テストを行いました。

 

同社は新型iPhoneが発売されるたび落下テストを行っており、ケースの有り無し2パターンで実施することもあります

 

今回のテスト対象となったのはiPhone 15 Pro Maxのほか、サムスンGalaxy S23 UltraやGalaxy Z Fold5、Google Pixel Fold等です。これら高級スマホの背面は、すべてガラス製です。

 

まず各スマホを水中に30分間浸してから、同じ高さと角度から落とす装置を使い、6フィート(約180cm)の高さから歩道に落下させています。

 

どのスマホもそこそこの防水性能を持っているため、水没テスト後も問題なく動いています。が、落下テストは「ガラスをコンクリートに叩きつける」という相性の悪さのためか、どれも例外なくダメージを受けました。

 

前面ディスプレイを下にしての落下テストでは、iPhone 15 Pro Maxは1回目の落下でヒビだらけになり、使いものにならなくなっています。同じことがGalaxy S23でも起こっており、特にiPhoneが弱いわけではありません。

 

そしてGalaxy Z Fold5とPixel Foldの折りたたみ画面は、フレームに傷が付いたり、画面が凹んだりしたものの、2回の落下テストに耐え抜きました。もっとも、閉じた状態での外側のディスプレイは、2台とも粉々となっています。

 

さらに背面を下にした落下テストでは、iPhone 15 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraともヒビだらけになっています。iPhone 15 Pro Maxの本体機能は使えますが、背面カメラのうち2台が動作しなくなりました。

 

落下テストは、スマホが落ちる角度やぶつかる素材、落下スピードにより結果が変わります。Allstate Protection Plansも同じ状況になるよう調整していますが、やはり予測不能な要素が入るため、今回のテスト結果が全てではないでしょう。

 

ともあれ、iPhone 15 Pro Maxは他社スマホより特に頑丈でもなければ、特にひ弱いわけでもないようです。いずれにせよ、スマホは保護ケースを着けて使った方がよさそうです。

 

Source:Allstate Protection Plans(YouTube) 
via:MacRumors

「Galaxy S23 Ultra」と「iPhone 15 Pro Max」がバッテリー持続時間でCPU性能で頂上決戦! 勝ったのは……

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S23 Ultra、2つの最新スマートフォンは性能で接戦を繰り広げています。グラフィック負荷の高いテストではGalaxy S23 Ultraが上回り、別のテストではiPhone 15 Pro Maxが4秒の差を付ける結果も出ていました

Image:PhoneBuff

 

それに続きバッテリー持続テストが行われ、どちらも優秀な結果を残したという動画が公開されています。

 

YouTuberのPhoneBuff氏は、まず1時間の通話テストから開始。それを終えた後、iPhone 15 Pro Maxのバッテリー残量は100%のままに対して、Galaxy S23 Ultraは97%まで低下しており、iPhone側の表示がおかしい可能性が指摘されています。もっとも、その後はiPhone 15 Pro Maxの残量も減り続けており、正常に動作しているようです。

 

さらにメールやブラウザも1時間テストを実施したところ、これらは負荷が高いためか、両者とも79%と互角に。InstagramやYouTubeを実行している間も拮抗を続けていましたが、ゲーム『Alto’s Adventure』にいたってはGalaxy S23 Ultraがついに逆転、バッテリー残量が上回っています。

 

このまま逃げ切るかと思いきや、iPhone 15 Pro Maxはジリジリと巻き返していきます。そしてSnapchatでは再逆転し、Galaxy S23 Ultraの電源が切れた時点でも、iPhone 15 Pro Maxのバッテリーは6%残っています。

 

最終的なバッテリー持ちは、iPhone 15 Pro Maxが27時間44分に対して、Galaxy S23 Ultraは27時間6分。テストの大半でiPhoneが遅れを取っていたことを考えると、後半の粘りが驚異的と言えるでしょう。

Image:PhoneBuff

 

また、iPhone 15 Pro Maxのバッテリー容量は4441mAhに対して、Galaxy S23 Ultraは5000mAhと上回っています。Androidスマホは省電力の面で、まだまだ改良の余地があるのかもしれません。

Image:PhoneBuff

 

Source:PhoneBuff(YouTube)
via:Wccftech

iOS 17のバグ? 一部ユーザーからWi-Fiが「繋がりにくい」「異常に遅い」との声

iPhone 15 Proモデルが過熱する問題については、修正アップデートiOS 17.0.3が配信開始されました。

↑今度はWi-Fiが?

 

が、今度はiOS 17をインストールしたiPhone、特にiPhone 15モデルでWi-Fiが繋がりにくい、データ転送速度が超遅いと一部ユーザーが報告しています。

 

米9to5Macの読者David Chen氏によると、アプリがコンテンツを読み込めなかったり、接続が超遅く感じたりするとのこと。ほかアプリ開発者のWillian Max氏 も、iPhone 15 Pro MaxをWi-Fiに接続したとき、異常に遅いことに気づいたと述べています。

 

また9to5MacライターのFilipe Esposito氏も、iPhone 15 Pro MaxでWi-Fi接続時にThreadsやTikTok、Safari等のアプリで読み込みが止まることがあると報告。

 

ほかM2 iPad Pro(最新版iPadOSを使用)でも同じ症状が起こっているものの、Macでは問題なくウェブを閲覧できるため、ネットワークではなくiOS 17/iPadOS 17の問題だと示唆しています。

 

また公式アップルサポートコミュニティでも、iPhone 15 Pro MaxのWi-Fiは定期的に切断されるが、ほか全ての機器は問題なく繋がるとのこえもあり。Xでも、iPhoneがWi-Fi接続時に「ページの読み込みが非常に遅い」と嘆くユーザーが見つかっています。

 

今のところ、この問題が広範囲に及んでいるのか、それとも一部ユーザーに限られているのかは不明です。もしもiOS 17のバグであれば、早急な対応が望まれそうです。

 

Source:9to5Mac

 

※Espositoの1つ目のoは、アキュートアクセント付きが正式な表記です

Proは大型化? iPhone 16のサイズと重量が完全判明か

来年登場が期待される「iPhone 16/16 Plus」「iPhone 16 Pro/Pro Max」の詳細な寸法と重量の情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑Thanes.Op / Shutterstock.comより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxは、「iPhone 15 Pro/Pro Max」よりも大きな6.27インチ/6.85インチディスプレイを搭載し、本体サイズはiPhone 16 Pro/Pro Maxの幅が71.45mm/77.58mm、高さが149.6mm/163.0mmと、それぞれ大型化するとのことです。

 

iPhone 16 Pro/Pro MaxはiPhone 15 Pro/Proとおなじチタン素材のフレームを採用。本体縁はわずかにカーブした形状となります。本体側面にはわずかに大きくなったアクションボタンと、静電容量式の「キャプチャーボタン」を搭載するようです。

 

iPhone 16/16 Plusは、iPhone 15/15 Plusと同じ寸法で、重量は173g/203gと2gほど重くなるとのこと。ディスプレイサイズは6.1インチ/6.7インチで変わらず、静電容量式のアクションボタンとキャプチャーボタンが搭載されるそうです。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 16 Pro/16 Pro Maxでの最大の変更点はディスプレイサイズとなりそうです。また、キャプチャーボタンの活用方法も気になるところです。

 

Source: MacRumors

アチアチなiPhone 15 Pro、過熱問題をiOSアプデで修正へ

Apple(アップル)は「iPhone 15 Pro/Pro Max」において発生してる過熱問題を解決するために、「iOS 17」の修正アップデートを配布すると明かしています。

↑Appleより

 

Appleによると、iPhone 15 Pro/Pro Maxはセットアップまたはデバイスの復元後の数日間、バックグラウンドアクティビティの増加により、想定よりも熱くなる可能性があるとのこと。さらにiOS 17のバグや、一部のサード製アプリのアップデートにより、システムに過度の負荷がかかっているケースがあり、アプリの開発者とともに修正プログラムを開発しています。

 

なお以前には著名アナリストにより、iPhone 15 Pro/Pro Maxの過熱問題は本体の軽量化とチタン素材の採用が原因だと指摘されていました。しかしAppleは海外メディアのMacRumorsにたいして、「iPhone 15 Pro/Pro MaxのチタンフレームはiPhone 14 Pro/Pro Maxのステンレススチールと比較して、優れた放熱性を達成している」として、そのような事実を否定しています。

 

買ったばかりのiPhone 15 Pro/Pro Maxが過熱するという事態は一部ユーザーをがっかりさせたでしょうが、近いうちにその問題は修正されるようです。

 

Source: Forbes via MacRumors

iPhone 15で一部CarPlayが動作しない!? 意外な原因とは…?

Apple(アップル)が先日から販売を開始した「iPhone 15」シリーズにおいて、車載システム「CarPlay」がうまく動作しないとの報告が、海外メディアのMacRumorsのフォーラムに寄せられています。

↑Appleより

 

CarPlayとはiPhoneを車のオーディオやモニターに接続することで、iPhoneを操作するシステムです。接続にはケーブルやBluetoothを利用し、Siriや電話、マップ、iTunesなどが利用できます。またiPhone 15シリーズでは、外部ポートにLightningポートではなくUSB-Cポートを採用しています。

 

MacRumorsのフォーラムには、充電ができるがCarPlayが利用できないという不具合報告が複数寄せられています。これらの問題が発生したユーザーの多くは、USB-A to USB-Cケーブルを使用していたのも特徴です。一方で、Belkinなどの一部のUSB-A to USB-Cでは、問題なく利用できたというユーザーもいました。

 

MacRumorsに寄せられた情報によれば、この問題はすでにAppleに報告されており、問題の修正がすすめられているそうです。CarPlayに対応した多くの車載システムではUSB-Aポートが利用されていることから、今回の不具合が早めに修正されることに期待したいものです。

 

Source: MacRumors Forum, MacRumors

iPhone 15シリーズ、一部のモバイルバッテリーで正常に充電できないとの声。逆充電機能が原因かも

アップルは今年のiPhone 15シリーズ全モデルにUSB-Cポートを搭載し、USB-CケーブルやUSB-C対応モバイルバッテリーが利用できるようにしました。しかし、一部のモバイルバッテリーが正常に動作しないと複数のユーザーが報告しています。

↑iPhone 15がモバイルバッテリーを充電!?

 

これらは大手掲示板Redditや、米MacRurmosの掲示板に寄せられている声です。それらはiPhone 15を充電できない、あるいは「iPhone 15からモバイルバッテリーに充電しようとする」というもの。おそらく、iPhone側の逆充電機能(スマホから他の機器に電力を供給する)が原因と推測されています。

 

また、全てのモバイルバッテリーが使えないわけではありません。とはいえ、様々なモバイルバッテリー製品で確認されており、機能しない製品すべてを列挙することはできないようです。

 

動作しないと報告されているモデルのひとつは、「Anker PowerCore Slim 10000 PD」です。

 

あるユーザーがAnkerのカスタマーサポートに問い合わせたところ「iPhone 15シリーズの逆充電機能によりUSB-Cポートでの影響が出るようで、現在のところ解決策はありません」との回答。そしてUSB-Aポートを使うしかなく「全てのパワーバンク製品につきテストを行い、解決策を見出すよう努めます」と伝えられたそうです。

 

MacRumorsがテストしたところ、USB PD規格に対応したほとんどのモバイルバッテリーは問題なく動作しているようです。今後の各メーカーの対応や、続報を待ちたいところです。

 

Source:Reddit,MacRumors Forum
via:MacRumors

もう使ってみた? iOS 17の新機能「連絡先ポスター」と「NameDrop」【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「連絡先ポスター」と「NameDrop」の使い方」です。

 

 

iOS 17では、コミュニケーション関連の機能が大きく再設計されました。中でも電話の発信時に、自分の好きな画像を相手の待受画面に表示できる「連絡先ポスター」は目玉機能ですよね。さらに、iPhone同士を近づけて、先ほどの「連絡先ポスター」を交換したり、データ共有などを素早くできる「NameDrop」も見逃せません。今回はこの2つの新機能について解説します。

 

まず「連絡先ポスター」の作り方です。iOS 17にアップデートしたiPhoneで「連絡先」を開くと、友達への連絡や共有時の新しい表示方法を選択できる案内が表示されます。

 

[続ける]をクリックするとシンプルな連絡先ポスターが表示されるので、必要に応じて名前の入力内容を書き替えておきましょう。

 

次にポスターの選択です。その場でカメラを使って写真を撮ることもできますし、ミー文字やカラーだけというポスターも選べます。

 

あとは画面の指示に従って[続ける]をタップ。

 

最後に[完了]をタップすれば連絡先ポスターの完成です。

 

作成した連絡先ポスターを相手に渡したいときは、これまでのようにAirDropする必要はありません。お互いのiPhoneを近づけると画面が波紋のように揺らいで自分の連絡先ポスターがiPhoneのディスプレイに表示されます。[受信のみ]をタップすれば相手の連絡先ポスターが受け取れます。

 

[共有]をタップすればお互いの連絡先ポスターを共有できます。

 

名刺を交換するのと同じ感覚で連絡先の受け渡しができるので、iOS 17にアップデートしたユーザはぜひ試してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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どう変わった? iPhone 15 Proの速攻分解レポート

Apple(アップル)の新型スマートフォン「iPhone 15 Pro」の分解レポートを、YouTubeチャンネルのPBKreviewsが掲載しています。

↑PBKreviews / YouTubeより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体素材にチタンを採用。また本体構造の変更により修理がしやすくなったり、バッテリー容量が大きくなったなどの報告も存在します。

 

 

PBKreviewsのレポートによれば、iPhone 15 Proの本体構造は、「iPhone 14 Pro」からはあまり変更されていません。しかしミッドフレームシャーシが再設計され、先述のように背面ガラスパネルを簡単に取り外せるようになっています。

 

また、iPhone 15 Proのバッテリー容量は3,274mAhで、iPhone 14 Proの3,200mAhよりも大きくなっていることがわかります。なおAppleによれば、iPhone 15 ProとiPhone 14 Proのオフラインでのビデオ再生時間は、どちらも最大23時間となっています。

 

今回の分解ではiPhone 15 Proのロジックボードも見ることができますが、新型チップ「A17 Pro」を含めた、その詳細はまだわかっていません。これについては、修理会社のiFixitからの詳細な分解レポートを待つ必要がありそうです。

 

Source: PBKreviews / YouTube via MacRumors

iPhone 15 Pro、落下すると壊れやすいとのテスト報告

Apple(アップル)の「iPhone 15 Pro」の落下テストの結果を、YouTubeチャンネルのApple Trackが報告しています。

↑Apple Track / YouTubeより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体素材として「チタン」を初採用。本体のエッジは丸みを帯びた形状となり、ディスプレイのベゼルも細くなるなどの改良がくわえられています。

 

 

しかしApple Trackのテストによれば、iPhone 15 Proを落とすと丸みを帯びたチタン素材の側面から衝撃が前面と背面ガラスに広がり、クモの巣状のひび割れがおきてしまいました。ステンレス素材を採用し側面がフラットな「iPhone 14 Pro」よりも、強度が落ちていると報告しています。

 

一方でiPhone 15 ProのチタンフレームはiPhone 14 Proのステンレススチールと比較して、傷が目立ちにくいようです。また海外メディアの9to5Macは、ステンレス素材はフレームがひずむことで衝撃を吸収するのに対し、チタン素材は剛性が高いため衝撃が吸収されず、逆に損傷が大きくなるとの考察も掲載しています。

 

なお、本来の落下テストはより専門的な施設で、より多くの回数をこなす必要があります。iPhone 15 Pro/Pro Maxが以前のiPhoneよりも壊れやすいのかどうかは、さらなるテスト結果を待つ必要がありそうです。

 

Source: Apple Truck / YouTube via 9to5Mac

iPhone 15、USB-Ethernetアダプタで有線インターネットに繋ぐとダウンロード激速に!

先週発売されたiPhone 15シリーズには全モデルにUSB-Cコネクタが搭載され、様々な機器が繋がるようになりました。外付けディスプレイに映像を出力することや、Androidスマートフォンと接続して、互いに充電し合うことも可能です

Image:Apple

 

そうした機器の1つにUSB – Ethernet(イーサネット)アダプタがあり、iPhoneをWi-Fiよりも高速な有線インターネット接続できることが明らかとなりました。

 

この情報は、アップルが公式サポート文書に書いていることです。USB-Cコネクタに接続できる各種デバイスの中に、USB – Ethernetアダプタが含まれています。

 

iPhoneをアダプタ経由でEthernetケーブルに接続すると、[設定]アプリ内に隠されていたEthernetメニューが出現し、IP関連や様々な設定オプションが表示されます。

↑設定メニュー内に「Ethernet」が出現!(Image:MacRumors Forum)

 

MacRumorsの読者は、iPhone 15 Proにアダプタを使って有線インターネットに接続すると、ダウンロードとアップロードの速度が1GBps近くになったと報告しています。

↑メチャメチャ速い!(Image:MacRumors Forum)

 

これまでのiPhoneでもLightning用のアダプタを使えば有線インターネットに繋げましたが、接続スピードが遅かったり、接続が不安定との声もありました。iOSのアップデートなど、大容量データをダウンロードするときに便利に使えるかもしれません。

 

Source:Apple,MacRumors Forum

iPhone 15/15 Plusの底面マイク、壊れても少し安心?

先日より発売が開始されたApple(アップル)の「iPhone 15/15 Plus」では底面マイクの修理が可能なことが、海外テックメディアのMacRumorsにより指摘されています。

↑Appleより

 

これまでのiPhoneや最新の「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、底面マイクだけを交換することができず、ミッドフレームのシャーシ全体を交換する必要があります。一方で、iPhone 15 Pro/Pro Maxでは背面ガラスが交換しやすくなるなどの改良も施されています。

 

MacRumorsによれば、Apple StoreおよびApple正規サービスプロバイダは、iPhone 15/15 Plusの底面マイクが修理できるようになったとのこと。一方でイヤホン横やリアカメラ横などの別のマイクの修理には、やはりミッドフレームの交換が必要なようです。

 

このように部品単品での交換が可能になると、修理代金が大幅に下ることが予測されます。実際に、先述のiPhone 15 Pro/Pro Maxでは背面ガラスの傷の修理代金が、大幅に値下がりしました。iPhone 15/15 Plusでも、修理代金が下がることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

アップル、「iPhone 15 Proのチタンフレームに指で触れると一時的に変色」とコメント。布で拭けば戻ります

先週末に発売されたiPhone 15 Proモデルは、ケースを着けないと擦り傷が付いたとの報告がありました。それに続き、アップルが公式に「指で触れると一時的に変色することがある」可能性を述べています。

Image:Apple

 

アップルはiPhoneのお手入れに関する公式サポート文書(英語版)を更新し、iPhone 15に関する説明を追加しています。

 

それによれば、iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro Maxの場合は「肌の油分により外側のバンドの色が一時的に変化することがあります」とのこと。要はチタンフレームに直に指で触れると、その部分が変色するというわけです。

 

ただし永続するものではなく、指紋は他のiPhoneと同じように拭き取れば、きれいな元の状態に戻るとのことです。アップルは「柔らかく、少し湿らせた、糸くずの出ない布でiPhoneを拭くと、元の外観に戻ります」と述べています。

 

iPhone 15シリーズが発表された後、SNSで「チタンフレームが指紋で変色した」という写真が出回っていました。しかし、結局はただの汚れに過ぎず、色が元に戻らない心配はないとアップルが明言したかたちです。

 

それでも、指紋が目立ちやすいことは事実です。美しい外観を保ちたい、なるべく汚れを着けたくない人は、ケースを着用しておくか、こまめに拭き取った方がよさそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

iPhone 15シリーズの箱、偽造品かどうかを見破れるセキュリティシステムを導入か

高額なiPhoneは詐欺の対象になりやすく、中古品や整備済み品を偽造した箱に詰め替えて、新品同様の価格で販売している悪質な業者もいたりします。そうした詐欺対策のためか、アップルはiPhone 15シリーズの箱に本物であると確認できるセキュリティシステムを導入したようです。

↑箱にUVライトを当てると…?(Image:Majin Bu)

 

著名リーカーMajin Bu氏は、中国SNSのWeiboに投稿された動画をX(Twitter)でシェアしています。そこではiPhone 15の箱の裏にUV(紫外線)ライトを当てた時だけ見えるホログラムのラベルとQRコードがあることが確認できます。

 

これをMajin Bu氏は「本物の箱を認識し、詐欺を防ぐためにアップルが導入した対策です」と推測しています。悪質な業者が箱の見た目をソックリにしても、UVライトさえあれば簡単に見破れるというわけです。

 

アップルがこの対策に何も言及していないのは、詐欺師がコピーしやすくなることを防ぐためでしょう。もっとも、ホログラムは(確認できるだけでも)上下の2箇所に付けられており、偽造するにしても高い技術やコストが必要となりそうです。

 

もちろん、他人や見知らぬ店からiPhoneを買う場合、本当に新品のiPhoneかどうかをチェックする方法はいくつかあります。まず箱の隅々まで注目し、他のiPhoneの箱と比べてみることです。雑な偽造であれば、箱にあるべきシリアル番号もないかもしれません。

 

またiPhone 15シリーズでは充電サイクル数や製造時期、初めて使った時期を「設定」アプリで確認できます。決して安い買い物ではないだけに、細心の注意を払いたいところです。

 

Source:Majin Bu(X)
via:9to5Mac

iPhone 15/15 Proの充電速度が判明した…かも

↑Appleより

 

「iPhone 15/15 Pro」のUSB-Cポートでの充電速度は最大27Wで、最大4.5Wの給電が可能だと、MACお宝鑑定団が報告しています。

 

iPhone 15シリーズでは、全モデルにてLightningポートにかわりUSB-Cポートを搭載。Apple(アップル)によれば、「20W以上の電源アダプタを接続すれば、30分で最大50%の充電が可能」だとうたっています。

 

一方で、iPhone 15/15 Proの充電速度が最大27Wだとすれば、これは「iPhone 14 Pro」と変わらないことになります。以前には「iPhone 15では最大35Wでの充電ができる」というも登場しましたが、どうやらそれは外れたようです。

 

一方で最大4.5Wでの給電速度は、Lightningポートによる300mWという給電速度を大きく上回っています。これにより、iPhone 15/15 ProではAirPods Proの充電ケースやApple Watchの充電速度が向上するのかどうかも、気になるところです。

 

Source: MACお宝鑑定団 via MacRumors

えっ……iPhone 15 Proの128GBモデル、動画撮影に制限アリ

「iPhone 15 Pro」の128GBモデルでは外部ストレージを接続しない限り、4K/60fpsのProResコーデックの動画が録画できないことが、Apple Storeアプリの記載から判明しました。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、高品質なProResコーデックの動画を録画することができます。さらに大容量なProResコーデックの動画を、外部ストレージに直接録画することも可能です。

 

しかしiPhone 15 Proの128GBモデルでは外部ストレージを接続しない限り、ProResコーデックの動画は1080p/30fpsでしか録画することができません。一方でこのような制限は、256GBモデルや512GBモデル、1TBモデルには存在しません。なお、最小ストレージが256GBの「iPhone 15 Pro Max」には、このような制限は存在しません。

 

ProResコーデックの動画が1080p/30fpsでしか録画できないという制限は、「iPhone 14 Pro」にも存在していました。容量が小さなiPhoneでProResコーデックの動画を録画するとすぐにストレージがいっぱいになってしまうので、このような制限が存在することは想像できますが…できれば、技術仕様のページに情報を載せておいてほしかったものです。

 

Source: MacRumors

来年に期待!? 「iPhone 16 Pro」は5倍の光学ズームができるかも

「iPhone 15 Pro Max」に搭載されている5倍光学ズームレンズが「iPhone 16 Pro/Pro Max」の両モデルに搭載される可能性を、アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro Maxには「テトラプリズムレンズ」が搭載されており、「光線を4回連続して反射」することで、光学5倍ズームが可能です。ただし、「iPhone 15 Pro」には同レンズは搭載されておらず、光学3倍ズームレンズが搭載されています。

 

Kuo氏のレポートによれば、iPhone 16 ProはiPhone 15 Proの6.1インチよりも大きな、6.3インチディスプレイを搭載。この変更によりデバイス全体のサイズが大きくなり、テトラプリズムレンズを搭載することで、光学5倍ズームが可能になるというのです。

 

このようにiPhone 16 Proにも高倍率なズームレンズが搭載されるという噂は、以前にも登場しています。iPhoneの最上位モデルの機能が翌年に小さなProモデルに搭載される例は以前にもあったので、光学5倍ズームのテトラプリズムレンズもiPhone 16 Proにやってくることを期待したいものです。

 

Source: Medium via MacRumors

iPhone 15シリーズやApple Watch Series 9/Ultra 2のバッテリー容量が判明しました

先日Apple(アップル)より発表された「iPhone 15」シリーズと「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」のバッテリー容量が、中国登録機関のデータベースから判明しました。

↑Appleより

 

登録情報によれば、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxのバッテリー容量はそれぞれ3,349mAh/4,383mAh/3,274mAh/4,422mAhとなっています。これは、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxの3,279mAh/4,325mAh/3,200mAh/4,323mAhから、それぞれわずかに増加しています。

 

なお、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxの最長動作時間は20時間/26時間/23時間/29時間で、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxから変わっていません。このあたり、実際の動作時間に関するテストを待ちたいところです。

 

そしてApple Watch Series 9の41mm/45mmモデルとApple Watch Ultra 2のバッテリー容量は、それぞれ282mAh/308mAh/564mAhとなっています。このバッテリー容量は「Apple Watch Series 8」から変わっていませんが、「Apple Watch Ultra」の542mAhからは若干増えていることがわかります。

 

なお、Apple Watch Series 9の最長動作時間は18時間、Apple Watch Ultra 2の最長動作時間は36時間で、それぞれ前モデルから変わっていません。こちらは、バッテリー容量なりの仕様といえそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors 1, 2

iPhone 15シリーズやApple Watch Series 9/Ultra 2のバッテリー容量が判明しました

先日Apple(アップル)より発表された「iPhone 15」シリーズと「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」のバッテリー容量が、中国登録機関のデータベースから判明しました。

↑Appleより

 

登録情報によれば、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxのバッテリー容量はそれぞれ3,349mAh/4,383mAh/3,274mAh/4,422mAhとなっています。これは、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxの3,279mAh/4,325mAh/3,200mAh/4,323mAhから、それぞれわずかに増加しています。

 

なお、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxの最長動作時間は20時間/26時間/23時間/29時間で、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxから変わっていません。このあたり、実際の動作時間に関するテストを待ちたいところです。

 

そしてApple Watch Series 9の41mm/45mmモデルとApple Watch Ultra 2のバッテリー容量は、それぞれ282mAh/308mAh/564mAhとなっています。このバッテリー容量は「Apple Watch Series 8」から変わっていませんが、「Apple Watch Ultra」の542mAhからは若干増えていることがわかります。

 

なお、Apple Watch Series 9の最長動作時間は18時間、Apple Watch Ultra 2の最長動作時間は36時間で、それぞれ前モデルから変わっていません。こちらは、バッテリー容量なりの仕様といえそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors 1, 2

朗報。iPhone 15 Proの修理代金が大幅値下げしました

Apple(アップル)の「iPhone 15 Pro/Pro Max」では「背面ガラスの損傷」の修理代金が大幅に値下げされていることが、公式サイトの情報により判明しました。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体フレームにチタン素材を採用しただけでなく、背面ガラスパネルが取り外しやすい構造になっています。これにより、修理がより簡単になっているのが特徴です。なお同様の構造は、昨年登場した「iPhone 14/14 Plus」でも採用されています。

 

Appleの公式サイトを参考にするとiPhone 15 Pro/Pro Maxの背面ガラスの損傷の修理代金は2万5900円/2万9800円。iPhone 14 Pro/Pro Maxの7万5800円/8万2800円と比較して、かなり安価なことがわかります。なお、iPhone 14/14 Plus/iPhone 15/15 Plusの背面ガラスの損傷の修理代金は、2万5900円/2万9800円で変わっていません。

 

またAppleの保証プラン「AppleCare+」に加入している場合、背面ガラスの損傷の修理代金は3,700円にまで下がります。

 

背面ガラスは、ケースをつけないで落下したときなど、壊れやすいパーツ。しかしiPhone 15 Pro/Pro Maxなら、背面ガラスの損傷時にも大きな出費が強いられなくてすむはずです。

 

Source: Apple via MacRumors

気になる…iPhone 15 Proのベンチマーク結果が公開

Apple(アップル)の新型スマートフォン「iPhone 15 Pro」のものとされるベンチマークスコアが、Geekbenchのデータベースに登録されています。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxには、新型チップの「A17 Pro」を搭載。3nmプロセスで製造された同チップはパフォーマンスと電力効率の向上が期待されており、Appleからも「10%のCPU性能と20%のGPU性能の向上」がうたわれています。

 

Geekbenchに登録されたiPhone 15 Pro(モデル番号はiPhone 16,1)のベンチマークスコアによれば、A17 Proの動作周波数は3.78GHzで、6コアCPUを搭載。シングルコアテストは2,908ポイント、マルチコアテストは7,238ポイントを記録しています。またiPhone 15 Pro Max(モデル番号はiPhone 16,2)のスコアはシングルコアテストが2,846ポイント、マルチコアテストは7,024ポイントでした。

 

一方で「A16 Bionic」を搭載した「iPhone 14 Pro」のGeekbenchスコアは、シングルコアテストは2,642ポイント、マルチコアテストは6,739ポイントで、「iPhone 14 Pro Max」はシングルコアテストは2,546ポイント、マルチコアテストは6,631ポイント。iPhone 15 Pro/Pro MaxはiPhone 14 Pro/Pro Maxと比較して、CPU性能が約10%向上していることがわかります。

 

また、iPhone 15 Pro/Pro MaxのRAM容量が8GBであることも判明しました。A17 ProチップとRAM容量の増加もあわせて、iPhone 15 Pro/Pro Maxではさらに軽快な動作が期待できそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors

iPhone 15にUSB-Cゲームコントローラーが続々対応。Android版Backbone Oneもそのまま使えます

iPhone 15が正式にLightningコネクタからUSB-Cに切り替わったことを受けて、周辺機器メーカー各社も本格的に対応を始めています。そんななか、Backbone社が自社のUSB-CゲームコントローラーがiPhone 15シリーズで動作確認ができたと報告しています。

Image:Backbone

 

同社のBackboneコントローラーは、iPhoneと合体して携帯ゲーム機に変身させる製品です。昨年7月にはPlayStation公式ライセンスを受けたバージョンが海外で発売され、今年5月には日本国内でも販売開始しています

 

従来のiOS用はLightningコネクタ、Android用はUSB-Cポートを備えていますが、今後は「Android用をiPhone 15全モデルで使える」というわけです。

 

なお、すでにUSB-C版を持っているユーザーは、AndroidのBackboneアプリ経由でiPhone対応アップデートが自動的に提供されるとのこと。アップデートするには、AndroidスマホをBackboneコントローラーに接続し、Backboneアプリを起動する必要があります。

 

また、今後の新規販売分については、箱から出してすぐにAndroidとiPhone 15にフル対応していると謳われています。

 

Backbone Oneは、素材や仕上げにもこだわっており、高品質なプレイが楽しめます。『Call of Duty』や『Minecraft』、『原神』などの人気タイトルにもフル対応し、ほとんどのApple Arcadeゲームも問題なく遊べます。

 

特に「Backbone One – PlayStation Edition」はDualSenseワイヤレスコントローラーと△○×□のボタン表記も同じで、PS4やPS5のゲームを実機に近い感覚でリモートプレイ可能です。

 

Backbone Oneの他にも、Rotor RiotやRazer Kishi V2、GameSir X3といったUSB-CゲームコントローラーがiPhone 15での動作を確認済みです。すでにAndroid版(USB-Cポート版)を持っている人は、流用できてオトクかもしれません。

 

Source:Backbone
via:9to5Mac

特別な相手には特別なサウンドを。メアドごとに通知音を変える方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「音だけで判別できて便利! メールアドレスごとに通知音を変える方法」です。

 

 

メールが届くとバナーで通知されますが、これだけだと見逃してしまう恐れがあるのでサウンドを設定している人も多いはず。

 

でもメールが届いたとき、みんな同じ音で通知されたのでは仕事のメールなのかプライベートのメールなのか区別がつきません。ですので用途ごとにメールアドレスを使い分けているなら、アカウントごとに通知音を変えておくと便利です。

 

方法は、ホーム画面から[設定]→[メール]→[通知]→[通知をカスタマイズ]と選ぶと、「メール」で使っているアドレスが表示されます。

 

通知音を設定したいアドレスをタップしたら、[通知]がオフになっていたらオンに切り替え、[サウンド]から通知音を選びましょう。

 

こうしてアドレスごとに別の通知音を設定しておけば、仕事のメールならこのサウンド、プライベートのメールならこっちのサウンド、と音で区別できるようになります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 15シリーズと新Apple Watchハンズオン! 今年はどのモデルがおすすめ?

アップルがカリフォルニアの本社Apple Parkで開催したスペシャルイベントにおいて、2023年モデルのiPhone 15シリーズやApple Watch Series 9など注目の新製品を発表しました。ここでは、イベントの模様を振り返りながら、各新製品を体験した筆者のファーストインプレッションをレポートします。

↑アップルの米国本社Apple Parkで開催された新製品発表イベントを現地で取材しました

 

世界中からジャーナリストがApple Parkに集結

6月にアップルが開催した世界開発者会議「WWDC 23」以来、筆者にとって今年2度目のアップル本社での取材となりました。今回iPhoneやApple Watchの発表会は本社敷地内の特別な施設であるSteve Jobs Theaterの大ホールで開催されました。

↑カンファレンス開幕前のSteve Jobs Theater

 

↑Steve Jobs Theaterに登壇したティム・クックCEO

 

スペシャルイベントはオンラインでも配信されましたが、現地では冒頭にアップルのティム・クックCEOがステージに立ち、「アップルの仲間たちと共につくった素晴らしいプロダクトを、今回もみなさんに紹介できることをとてもうれしく思う」とスピーチ。アップルはコロナ禍以降、対面開催のイベントステージは現地に招待された参加者も同時配信されるオンラインストリーミングの動画を着席して観るスタイルでそろえています。今後もしばらくこの形式が定着しそうです。

 

ただ、ステージのプレゼンテーションが動画であっても、エキサイティングな発表があった際には都度、スクリーンに向かって大きな歓声があがるところが「さすがアメリカ!」と、感じるところです。

 

カンファレンスの終了後は、同じSteve Jobs Theaterに設けられたハンズオンエリアでのプロダクト体験が待っています。アップルの新製品にいち早く触れる機会とあって、招待されたジャーナリストも気分が高揚する楽しい時間です。

↑iPhoneのハンズオンエリアに大勢のジャーナリストが押し寄せてきます

 

値上げしたiPhone 15シリーズ

今秋のスペシャルイベントで登場したのは、iPhone 15シリーズ、iPhone 15 Proシリーズ、ならびにApple WatchのSeries 9とUltra 2などです。プレスリリースではワイヤレスイヤホンのAirPods Proも発表されましたが、ハンズオンエリアに展示はありませんでした。

 

iPhone 15シリーズは6.1インチの「iPhone 15」と6.7インチの「iPhone 15 Plus」の2機種。昨年登場した大きめのPlusが今年も継続された格好です。ストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15が12万4800円(税込)から、iPhone 15 Plusは13万9800円(税込)から。2022年モデルのiPhone 14シリーズから5000円ほど値上がりしています。

↑左が6.7インチのiPhone 15 Plus、右が6.1インチのiPhone 15

 

iPhone 15 Proシリーズも6.1インチの「iPhone 15 Pro」と6.7インチの「iPhone 15 Pro Max」の2機種が登場。ウワサされてきたiPhone初のUltraモデルはなかったものの、カメラを中心に唯一追加された機能があることから、事実上iPhone 15 Pro Maxは今年発表のラインナップの中ではフラグシップモデルとして君臨するiPhoneになりました。

 

こちらもストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15 Proが15万9800円(税込)から、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円(税込)からとなり、Proは1万円、Pro Maxは2万5000円の価格上昇となりました。

 

いずれも値上げとなりましたが、Proシリーズは初のチタンボディを採用するなど、充実の機能を満載しています。ポイントとなる機能を振り返ってみましょう。

 

汎用性の高いUSB-Cを搭載、ケーブルをまとめられるのはやっぱり魅力

iPhone 15シリーズはアップル独自設計による「A16 Bionic」チップを搭載しました。iPhone 14 Proシリーズと同じチップであることから、Proシリーズ並みの底力を持つスタンダードシリーズのiPhoneが誕生したと受けとめることができます。

 

新製品についてはすでにGetNavi webで速報もしていますので、詳細を繰り返すことはしませんが、ここでは筆者がハンズオンで体験したインプレッションを伝えたいと思います。

 

アップルは2022年登場のiPhone 14/iPhone 14 Plusから内部設計を大きく変えて、強度を保ちながら部品構成を最適化。結果として本体質量の軽量化を実現しています。そのノウハウを継承したiPhone 15シリーズもまた軽く、スリムなスマートフォンになりました。

 

見た目は、背面ガラス全体にカラーを埋め込む技法を初めて採用したことから、従来のiPhoneに比べて透明感のある淡い色合いになりました。

 

デュアルレンズカメラはiPhone 14シリーズと同じく、ふたつのレンズを斜めに並べたデザインとしています。広角と超広角によるデュアルレンズカメラは、広角側に48MPの高解像度センサーを搭載しました。センサーの中央部を切り出して劣化のない2倍ズームを実現する機能も搭載され、少し遠くの風景や手もとの料理、人物などにカメラを一歩近づけてダイナミックな写真・動画を撮りたいときに便利に使えそうです。

↑広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズシステム。広角カメラが2倍ズーム撮影に対応しました

 

今回発表されたiPhone 15シリーズの4機種はすべて、コネクターがLightningからUSB-Cに切り替わりました。これにより、たとえばiPhoneで撮影した高画質・大容量のビデオや複数の写真を、ケーブル経由でより速くMacなどにバックアップできます。しかし、なにより便利なのは、最近のガジェットはUSB-Cを採用する製品も多くあり、Macや最近のiPad、ワイヤレスオーディオなど多くのバッテリーを内蔵するガジェットと充電ケーブルをまとめられるところが魅力的です。

 

(編集部注:イベント後に、iPhone 15およびiPhone 15 Plusはデータ転送速度がLightningと同じであることが明らかになっています

↑iPhone 15/15 Proシリーズの4機種にUSB-Cコネクターが採用されました

 

ほかにもiPhone 14 Proから搭載された、ディスプレイ側の新しい情報表示インターフェースであるDynamic IslandがiPhone 15シリーズに搭載されました。デザイン的にも「新しいiPhone」の統一感が生まれたように思います。

↑Dynamic Islandも搭載。各種情報にアクセスしやすくなります

 

こだわりの写真や動画を撮影するならiPhone 15 Pro Max

iPhone 15 Proシリーズは、iPhoneで初めてボディのメイン素材にチタニウムを採用しました。見た目に新鮮なだけでなく、軽量で剛性の高い金属であるチタンの特徴を活かした「アップル史上最も軽いProモデル」であることから、イベントに集まったジャーナリストにも一番人気の新製品でした。

↑人だかりが絶えなかったiPhone 15 Proシリーズのハンズオンエリア

 

本機はこれまでのProシリーズ同様、トリプルレンズカメラシステムを継承しています。6.7インチのiPhone 15 Pro Maxは画面のサイズが大きいだけでなく、トリプルレンズカメラを構成する望遠カメラで光学5倍ズーム撮影ができます。画質に優れる光学ズーム撮影は35ミリフイルム換算で120ミリに相当する単焦点レンズです。また、デジタルズームもProの最大15倍に対して、Pro Maxは最大25倍までサポートします。

↑Pro Maxは最大5倍のズーム撮影に対応します

 

iPhoneで“プロなみ”のこだわりを込めた写真や動画を撮影して楽しみたい人は、iPhone 15 Pro Maxを選ぶべきです。ただし、高精細な写真や動画を撮りまくってしまうとストレージの空き容量が気になるところ。iPhoneはできる限り大きなストレージの機種を選んで、9月18日から提供されるiCloud+の6TB(月額3900円・税込)、12TB(月額7900円・税込)のプランを活用する手もアリです。

 

もうひとつ変更点として、iPhone 15 Proシリーズは左側の側面に、サイレントスイッチの代わりに新しい「アクションボタン」を搭載しました。iOSの設定からフラッシュライトやボイスメモ、拡大鏡など、ボタンを押したときに呼び出すアプリや機能を選べます。筆者はインタビュー取材のときによくボイスメモを使うので、アクションボタンを活用したいがために次はiPhone 15 Proシリーズに買い換えるつもりです。会議の議事録でボイスメモを利用する人は、同じような活用が考えられるでしょう。

↑左サイドにアクションボタンが新しく搭載されています

 

↑アクションボタンにはいくつか割り当てられる機能のプリセットがあります

 

Apple Watchのジェスチャー操作「ダブルタップ」に期待

Apple Watchは2022年の秋に発売されたタフネスモデルの最新モデル「Apple Watch Ultra 2」と、着々と進化を遂げてきたナンバリングモデルの「Apple Watch Series 9」が登場しました。

↑新色ピンクのアルミニウムケースが追加されたApple Watch Series 9

 

Apple Watch Series 9にはApple Watchで初めてのカラーバリエーションとして「ピンク」のアルミニウムケースモデルが追加されます。価格は41ミリのアルミニウムケースモデルが5万9800円(税込)から。Apple Watch Series 8からケースの種類・サイズのモデルは変わっていません。

 

Apple Watch Ultra 2は初代モデルと同じデザインの49mmチタニウムケース仕様。価格は4000円アップの12万8800円(税込)です。

↑Apple Watch Ultra 2も登場します

 

ふたつの新しいApple Watchにはアップルが独自に設計したウェアラブル向けの「S9 SiP」チップが搭載されます。高い性能と省電力駆動を実現したハイパフォーマンスなチップを載せたことによって、Siriによる音声操作でできることが増えたうえに、音声操作に対するレスポンスも向上しています。

 

注目なのは、S9 SiPチップとApple Watchが搭載するさまざまなセンサーが連動することによって実現した、新しいジェスチャーユーザーインターフェースの「ダブルタップ」です。

↑高性能なS9 SiPチップが、Apple Watchに搭載される各種センサーとの連携で実現する「ダブルタップ」が便利に使えそうです

 

Apple Watchを身に着けている手の、親指とひとさし指を2度たたくようなフィンガージェスチャーによって、ユーザーが画面やボタンに触れることなく片手だけで操作できるようになりました。たとえばタイマーの停止、音楽の再生、アラームのスヌーズなどができ、便利な機能です。実機で体験しましたが、指による操作に対する反応が小気味よく正確なので、実際に使う機会が方々で訪れるでしょう。

 

ダブルタップはApple Watchの発売後、10月に予定しているソフトウェアアップデートで追加されます。

 

なお、ヘルスケア系の新機能が物足りない印象ですが、9月19日に配信がスタートするwatchOS 10にはメンタルヘルスのセルフチェックやサイクリングのワークアウトが充実する機能などが盛りだくさんです。

 

最後に、今年のおすすめモデルはバランスが取れているApple Watch Series 9。昨年Apple Watch Ultraを買った人、Apple Watch Series 8やApple Watch SEからのステップアップを狙っている人など、幅広くおすすめしたい完成度です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhone 15シリーズと新Apple Watchハンズオン! 今年はどのモデルがおすすめ?

アップルがカリフォルニアの本社Apple Parkで開催したスペシャルイベントにおいて、2023年モデルのiPhone 15シリーズやApple Watch Series 9など注目の新製品を発表しました。ここでは、イベントの模様を振り返りながら、各新製品を体験した筆者のファーストインプレッションをレポートします。

↑アップルの米国本社Apple Parkで開催された新製品発表イベントを現地で取材しました

 

世界中からジャーナリストがApple Parkに集結

6月にアップルが開催した世界開発者会議「WWDC 23」以来、筆者にとって今年2度目のアップル本社での取材となりました。今回iPhoneやApple Watchの発表会は本社敷地内の特別な施設であるSteve Jobs Theaterの大ホールで開催されました。

↑カンファレンス開幕前のSteve Jobs Theater

 

↑Steve Jobs Theaterに登壇したティム・クックCEO

 

スペシャルイベントはオンラインでも配信されましたが、現地では冒頭にアップルのティム・クックCEOがステージに立ち、「アップルの仲間たちと共につくった素晴らしいプロダクトを、今回もみなさんに紹介できることをとてもうれしく思う」とスピーチ。アップルはコロナ禍以降、対面開催のイベントステージは現地に招待された参加者も同時配信されるオンラインストリーミングの動画を着席して観るスタイルでそろえています。今後もしばらくこの形式が定着しそうです。

 

ただ、ステージのプレゼンテーションが動画であっても、エキサイティングな発表があった際には都度、スクリーンに向かって大きな歓声があがるところが「さすがアメリカ!」と、感じるところです。

 

カンファレンスの終了後は、同じSteve Jobs Theaterに設けられたハンズオンエリアでのプロダクト体験が待っています。アップルの新製品にいち早く触れる機会とあって、招待されたジャーナリストも気分が高揚する楽しい時間です。

↑iPhoneのハンズオンエリアに大勢のジャーナリストが押し寄せてきます

 

値上げしたiPhone 15シリーズ

今秋のスペシャルイベントで登場したのは、iPhone 15シリーズ、iPhone 15 Proシリーズ、ならびにApple WatchのSeries 9とUltra 2などです。プレスリリースではワイヤレスイヤホンのAirPods Proも発表されましたが、ハンズオンエリアに展示はありませんでした。

 

iPhone 15シリーズは6.1インチの「iPhone 15」と6.7インチの「iPhone 15 Plus」の2機種。昨年登場した大きめのPlusが今年も継続された格好です。ストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15が12万4800円(税込)から、iPhone 15 Plusは13万9800円(税込)から。2022年モデルのiPhone 14シリーズから5000円ほど値上がりしています。

↑左が6.7インチのiPhone 15 Plus、右が6.1インチのiPhone 15

 

iPhone 15 Proシリーズも6.1インチの「iPhone 15 Pro」と6.7インチの「iPhone 15 Pro Max」の2機種が登場。ウワサされてきたiPhone初のUltraモデルはなかったものの、カメラを中心に唯一追加された機能があることから、事実上iPhone 15 Pro Maxは今年発表のラインナップの中ではフラグシップモデルとして君臨するiPhoneになりました。

 

こちらもストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15 Proが15万9800円(税込)から、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円(税込)からとなり、Proは1万円、Pro Maxは2万5000円の価格上昇となりました。

 

いずれも値上げとなりましたが、Proシリーズは初のチタンボディを採用するなど、充実の機能を満載しています。ポイントとなる機能を振り返ってみましょう。

 

汎用性の高いUSB-Cを搭載、ケーブルをまとめられるのはやっぱり魅力

iPhone 15シリーズはアップル独自設計による「A16 Bionic」チップを搭載しました。iPhone 14 Proシリーズと同じチップであることから、Proシリーズ並みの底力を持つスタンダードシリーズのiPhoneが誕生したと受けとめることができます。

 

新製品についてはすでにGetNavi webで速報もしていますので、詳細を繰り返すことはしませんが、ここでは筆者がハンズオンで体験したインプレッションを伝えたいと思います。

 

アップルは2022年登場のiPhone 14/iPhone 14 Plusから内部設計を大きく変えて、強度を保ちながら部品構成を最適化。結果として本体質量の軽量化を実現しています。そのノウハウを継承したiPhone 15シリーズもまた軽く、スリムなスマートフォンになりました。

 

見た目は、背面ガラス全体にカラーを埋め込む技法を初めて採用したことから、従来のiPhoneに比べて透明感のある淡い色合いになりました。

 

デュアルレンズカメラはiPhone 14シリーズと同じく、ふたつのレンズを斜めに並べたデザインとしています。広角と超広角によるデュアルレンズカメラは、広角側に48MPの高解像度センサーを搭載しました。センサーの中央部を切り出して劣化のない2倍ズームを実現する機能も搭載され、少し遠くの風景や手もとの料理、人物などにカメラを一歩近づけてダイナミックな写真・動画を撮りたいときに便利に使えそうです。

↑広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズシステム。広角カメラが2倍ズーム撮影に対応しました

 

今回発表されたiPhone 15シリーズの4機種はすべて、コネクターがLightningからUSB-Cに切り替わりました。これにより、たとえばiPhoneで撮影した高画質・大容量のビデオや複数の写真を、ケーブル経由でより速くMacなどにバックアップできます。しかし、なにより便利なのは、最近のガジェットはUSB-Cを採用する製品も多くあり、Macや最近のiPad、ワイヤレスオーディオなど多くのバッテリーを内蔵するガジェットと充電ケーブルをまとめられるところが魅力的です。

 

(編集部注:イベント後に、iPhone 15およびiPhone 15 Plusはデータ転送速度がLightningと同じであることが明らかになっています

↑iPhone 15/15 Proシリーズの4機種にUSB-Cコネクターが採用されました

 

ほかにもiPhone 14 Proから搭載された、ディスプレイ側の新しい情報表示インターフェースであるDynamic IslandがiPhone 15シリーズに搭載されました。デザイン的にも「新しいiPhone」の統一感が生まれたように思います。

↑Dynamic Islandも搭載。各種情報にアクセスしやすくなります

 

こだわりの写真や動画を撮影するならiPhone 15 Pro Max

iPhone 15 Proシリーズは、iPhoneで初めてボディのメイン素材にチタニウムを採用しました。見た目に新鮮なだけでなく、軽量で剛性の高い金属であるチタンの特徴を活かした「アップル史上最も軽いProモデル」であることから、イベントに集まったジャーナリストにも一番人気の新製品でした。

↑人だかりが絶えなかったiPhone 15 Proシリーズのハンズオンエリア

 

本機はこれまでのProシリーズ同様、トリプルレンズカメラシステムを継承しています。6.7インチのiPhone 15 Pro Maxは画面のサイズが大きいだけでなく、トリプルレンズカメラを構成する望遠カメラで光学5倍ズーム撮影ができます。画質に優れる光学ズーム撮影は35ミリフイルム換算で120ミリに相当する単焦点レンズです。また、デジタルズームもProの最大15倍に対して、Pro Maxは最大25倍までサポートします。

↑Pro Maxは最大5倍のズーム撮影に対応します

 

iPhoneで“プロなみ”のこだわりを込めた写真や動画を撮影して楽しみたい人は、iPhone 15 Pro Maxを選ぶべきです。ただし、高精細な写真や動画を撮りまくってしまうとストレージの空き容量が気になるところ。iPhoneはできる限り大きなストレージの機種を選んで、9月18日から提供されるiCloud+の6TB(月額3900円・税込)、12TB(月額7900円・税込)のプランを活用する手もアリです。

 

もうひとつ変更点として、iPhone 15 Proシリーズは左側の側面に、サイレントスイッチの代わりに新しい「アクションボタン」を搭載しました。iOSの設定からフラッシュライトやボイスメモ、拡大鏡など、ボタンを押したときに呼び出すアプリや機能を選べます。筆者はインタビュー取材のときによくボイスメモを使うので、アクションボタンを活用したいがために次はiPhone 15 Proシリーズに買い換えるつもりです。会議の議事録でボイスメモを利用する人は、同じような活用が考えられるでしょう。

↑左サイドにアクションボタンが新しく搭載されています

 

↑アクションボタンにはいくつか割り当てられる機能のプリセットがあります

 

Apple Watchのジェスチャー操作「ダブルタップ」に期待

Apple Watchは2022年の秋に発売されたタフネスモデルの最新モデル「Apple Watch Ultra 2」と、着々と進化を遂げてきたナンバリングモデルの「Apple Watch Series 9」が登場しました。

↑新色ピンクのアルミニウムケースが追加されたApple Watch Series 9

 

Apple Watch Series 9にはApple Watchで初めてのカラーバリエーションとして「ピンク」のアルミニウムケースモデルが追加されます。価格は41ミリのアルミニウムケースモデルが5万9800円(税込)から。Apple Watch Series 8からケースの種類・サイズのモデルは変わっていません。

 

Apple Watch Ultra 2は初代モデルと同じデザインの49mmチタニウムケース仕様。価格は4000円アップの12万8800円(税込)です。

↑Apple Watch Ultra 2も登場します

 

ふたつの新しいApple Watchにはアップルが独自に設計したウェアラブル向けの「S9 SiP」チップが搭載されます。高い性能と省電力駆動を実現したハイパフォーマンスなチップを載せたことによって、Siriによる音声操作でできることが増えたうえに、音声操作に対するレスポンスも向上しています。

 

注目なのは、S9 SiPチップとApple Watchが搭載するさまざまなセンサーが連動することによって実現した、新しいジェスチャーユーザーインターフェースの「ダブルタップ」です。

↑高性能なS9 SiPチップが、Apple Watchに搭載される各種センサーとの連携で実現する「ダブルタップ」が便利に使えそうです

 

Apple Watchを身に着けている手の、親指とひとさし指を2度たたくようなフィンガージェスチャーによって、ユーザーが画面やボタンに触れることなく片手だけで操作できるようになりました。たとえばタイマーの停止、音楽の再生、アラームのスヌーズなどができ、便利な機能です。実機で体験しましたが、指による操作に対する反応が小気味よく正確なので、実際に使う機会が方々で訪れるでしょう。

 

ダブルタップはApple Watchの発売後、10月に予定しているソフトウェアアップデートで追加されます。

 

なお、ヘルスケア系の新機能が物足りない印象ですが、9月19日に配信がスタートするwatchOS 10にはメンタルヘルスのセルフチェックやサイクリングのワークアウトが充実する機能などが盛りだくさんです。

 

最後に、今年のおすすめモデルはバランスが取れているApple Watch Series 9。昨年Apple Watch Ultraを買った人、Apple Watch Series 8やApple Watch SEからのステップアップを狙っている人など、幅広くおすすめしたい完成度です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhone 15の新ケース素材「ファインウーブン」とは

Apple(アップル)は「iPhone 15」シリーズや「Apple Watch Series 9」にあわせて、「FineWoven(ファインウーブン)」と呼ばれる新ケースやバンド、アクセサリを導入しました。

↑Appleより

 

Appleによれば、FineWovenとは「耐久性に優れたマイクロツイル製で、柔らかくスエードのような感触です。環境にも配慮して作られており、再生素材を68%使用することで、レザーに比べて炭素排出量を大幅に削減しています」とのこと。より環境に優しい素材のようです。

 

FineWovenを利用したアクセサリはiPhone 15シリーズのケースやApple Watch Series 9のバンドだけでなく、「MagSafe対応iPhoneファインウーブンウォレット」「AirTagファインウーブンキーリング」なども登場。今後もさらに、同素材のアクセサリが増えそうな予感です。

 

一方でイベントでも発表されましたが、AppleはFineWoven素材のアクセサリの導入にあわせて、レザーケースやレザーバンドなどの、レザー素材のアクセサリを廃止しています。肌によく馴染み、使い込むほどに風味が増すレザー素材のアクセサリの廃止は、残念に思う方も多いかもしれません。

 

Source: Apple 1, 2, 3, 4, 5

iPhone 15 Pro、通信規格もガッツリ強化されています

Apple(アップル)が発表した新型スマートフォン「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、「Wi-Fi 6E」や「Thread(スレッド)」といったネットワーク規格へのサポートが追加されています。

↑Appleより

 

前モデルの「iPhone 14 Pro/Pro Max」では、無線通信は「Wi-Fi 6」しか対応していませんでした。Appleによれば、Wi-Fi 6Eに対応している同社製品はMacBook Pro(2023年モデル)やMac mini(2023年モデル)、Mac Studio(2023年モデル)、Mac Pro(2023年モデル)、iPad Pro 11インチ(第4世代)/12.9インチ(第6世代)に限定されています。

 

一方でiPhone 15 Pro/Pro Maxでは、Wi-Fi 6Eでは2.4GHz帯と5GHz帯だけでなく、6GHz帯の電波も利用することで、より安定した通信が可能となります。また、最大9.6Gbpsの高速通信も利用できます。

 

次にThreadとはメッシュ状のスマートホームネットワークシステムを意味し、Thread対応のスマートホーム製品を直接制御することができます。Apple製品では、これまで「HomePod mini」や「Apple TV」でしかThreadに対応していませんでした。

 

Source: MacRumors 1, 2

iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max、正式発表! USB-C搭載で写真や動画の転送も高速、A17 Proはレイトレ対応でゲームも大充実

アップルは9月13日深夜の「Wonderlust.」イベントで、iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro Maxを正式発表しました。

↑アップルから

 

iPhone 15標準モデルと同じく、従来のLightningコネクターに代えてUSB-Cポートを搭載。従来のLightning(USB 2.0仕様)と比べて最大20倍高速なUSB 3に対応し、写真や動画の転送も高速化されます。

 

Proモデル限定の「A17 Pro」は、アップル初の3nmチップ。6コアのCPUを搭載し、最大10%高速になっているとのこと。また16コアのNeural Engineは2倍高速となり、文字入力のオートコレクト(自動修正)や、写真アプリでの人やモノの切り抜きもより正確でスピードアップすることになりそうです。

 

またA17 ProのGPUは性能や電力効率、複雑なアプリの実行、新たなレンダリング機能に重きを置いています。特にハードウェアによるレイトレーシング処理にも対応し、『バイオハザード4』などがゲーム専用機さながらに遊べることも予告されています。

 

従来のサイレントスイッチは、新たな「アクションボタン」に置き換え。長押しすることで着信とマナー(無音)モードを切り替えられるほか、さまざまな操作を割り当てられます。たとえばボイスメモの録音を開始したり、カメラを起動したり、お気に入りのショートカットを実行できたりします。

↑アップルから

 

さらにボディ素材は、ステンレススチールに代えてチタン合金を採用。これにより強度と軽さを実現し、「アップル史上、最も軽いProモデル」を実現しています。

↑アップルから

 

このほかiPhone 15 Pro Maxは、「iPhone史上、最高倍率の光学ズーム」を実現。焦点距離120mmで光学5倍となっており、クローズアップや野生動物の写真を撮ることも可能に。さらに「最も先進的な」手ぶれ補正システムも搭載されています。

 

iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの本体カラーは、ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4種類。予約受付は9月15日(金)から、発売は9月22日(金)から。iPhone 15 Proは15万9800円~、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円~となっています。

iPhone 15/iPhone 15 Plusが発表、4800万画素カメラにUSB-C! 価格は799ドル(約12万円)から

↑アップルより

 

アップルは新製品発表イベントにて、新型スマートフォン「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」を発表しました。

 

iPhone 15シリーズの中でも、標準モデルとして位置づけられるiPhone 15/iPhone 15 Plus。最大の進化としては、背面に4800万画素のワイドカメラを搭載したことがあげられます。これにより撮影画質が向上しただけでなく、2倍ズームでの撮影も可能になりました。

↑アップルより

 

外部端子はLightningから、USB-Cに変更。充電がしやすくなっただけでなく、今後販売される「AirPods Pro」のUSB-C対応充電ケースを充電することもできます。

 

また、画面上部のフロントカメラと顔認証機能「Face ID」は、「Dynamic Island」にまとめられています。

 

プロセッサーは「A16 Bionic」にアップデート。ウルトラワイドバンドチップも第2世代となり、「探す」アプリからの位置情報の取得がより正確になりました。

 

iPhone 15/15 Plusの海外価格はそれぞれ799ドル/899ドル(約12万円/約13万円)で、9月22日に発売を開始します。

イベント直前! iPhone 15/15 Proのウワサを総まとめ

まもなく開催されるイベントでの発表が期待される「iPhone 15/15 Pro」シリーズの詳細について、Bloomberg(ブルームバーグ)が予測スペックを報じています。

Framesira / Shutterstock.comより

 

上位モデルのiPhone 15 Pro/Pro Maxではチタン製シャーシを採用し、約10%の軽量化だけでなく耐久性も向上。指紋が目立たないブラッシュ仕上げが採用され、金属フレームとディスプレイのエッジはよりなめらかになっています。またディスプレイのベゼルが約3分の1まで小さくなっており、画面がより大きく見えます。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxの「A17 Bionic」チップは3nmプロセスで製造され、パフォーマンスの向上とバッテリー駆動時間の延長を実現。RAM容量も増加します。超広角カメラと望遠カメラは前モデル(1200万画素)よりピクセル数が増え、iPhone 15 Pro Maxには最大6倍光学ズームが可能に。iPhone 15/15 PlusにはA16 Bionicが搭載され、4800万画素の広角カメラが搭載され、画面上部には「Dynamic Island」が配置されます。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxの本体サイドのアクションボタンには、電話やカメラ、録音などさまざまな操作が割当可能に。iPhone 15シリーズの全モデルが「U2」ウルトラワイドチップを搭載し、位置情報がより正確に把握できます。また、ワイヤレス充電が高速化され、修理もより簡単になります。

 

iPhone 15シリーズの詳細は、本日深夜に開催されるイベントにて明かされるはず。今年のiPhoneの進化を、楽しみにしたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

無念……Appleイベント後に消える製品のウワサ

「iPhone mini」シリーズや複数のシリコン製アクセサリ/バンドが、Apple(アップル)のイベント後にディスコン(販売終了)となるとの情報が報じられています。

↑Karlis Dambrans / Shutterstock.com

 

Appleは2020年に「iPhone 12 mini」を、そして翌年に「iPhone 13 mini」を発表。5.4インチサイズの本体は小型スマートフォンファンを喜ばせましたが、その後に後継モデルが登場することはありませんでした。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者によれば、現在iPhone 13 miniの在庫は少なくなっており、オンラインストアでは出荷予定日が大幅に伸びているとのこと。このことは、iPhone 13 miniの販売が終了する可能性を示唆しています。

 

さらにMacRumorsは、シリコーン素材を採用したiPhoneケースやApple Watchのバンド、AirTagのケースなどの販売が終了すると伝えています。これらのアクセサリは、より環境に優しい次世代素材を使用したものに置き換えられるそうです。

 

「iPhone 15」シリーズ向けには、新たなケース「ファインウーブン(FineWoven)」が登場するとの情報もあります。この新素材が、他の製品向けにも投入されるのかに注目したいものです。

 

Source: Mark Gurman / X via MacRumors 1, 2

iPhone 15 ProのRAMやストレージ容量、判明したかも

iPhone 15 Proに8GB RAMと最低128GBストレージが搭載され、999ドル(約15万円)から販売されるとの情報を、台湾調査会社のTrendForceが伝えています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

iPhone 15 Pro/Pro MaxのRAM容量の増加やスペックの向上は、以前にも報じられていました。一方で本体価格に関しては、100ドル〜200ドルほど値上げされるという見方が一般的です。

 

TrendForceによれば、iPhone 15 Pro/Pro Maxのストレージ容量は、「iPhone 14 Pro/Pro Max」と同じ128GB/256GB/512GB/1TBの4モデルが用意されるとのこと。またRAM容量は6GBから8GBに増量されることで、マルチタスクでのパフォーマンスが向上するとも主張しています。

 

そして価格に関しては、iPhone 15 ProがiPhone 14 Proと同じ999ドルから販売されるのにたいし、iPhone 15 Pro MaxはiPhone 14 Pro Maxの1099ドルから100ドル値上げされ、1199ドル(約18万円)になるというのです。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは軽量なチタンフレームやカスタマイズ可能なアクションボタン、A17 Bionicチップを搭載し、iPhone 15 Pro Maxでは最大6倍の光学ズームが可能になるとの噂も存在します。そのような高度なカメラ機能を考慮して、最上位モデルの iPhone 15 Pro Maxはさらなる値上げが予定されているのかもしれません。

 

Source: TrendForce via MacRumors

iPhone 15発表後、USB-C対応の純正アクセサリーが続々登場? 新型MagSafeバッテリーパックも準備中かも

まもなく「iPhone 15」 シリーズが発表され、Lightning端子からUSB-Cポートに移行したことも明かされる見通しです。それに伴い、多くのアップル純正アクセサリーにもUSB-Cが追加されると著名ジャーナリストが主張しています。

 

アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、米MacRumorsのポッドキャスト番組で、同社が2024年までにAirPods全モデルやMac用の周辺機器を含むアクセサリー製品をUSB-Cに移行しようとしていると述べています。

 

かつて、2012年にLightningコネクタが導入されたときと同じく、USB-Cへの以降は比較的速やかに行われるそうです。

 

その例としては「USB-Cを搭載した新型MagSafeデュアル充電パッド」や「新型MagSafeバッテリーパック」などが挙げられています。どちらの製品とも、現行モデルにはLightningコネクタやLightning対応ケーブルが同梱されているものです。

 

ただし、これら新型アクセサリーが、9月13日深夜の「Wonderlust.」イベントで登場するかどうかは不明です。

 

またGurman氏によれば、製造中止となった「Apple Watch Magnetic Charging Dock」(アップル純正の充電ドック)がUSB-Cポートを搭載して再登場するかもしれないとのこと。

 

さらに、新型MagSafeバッテリーパックが開発中ながらも、まだ発売準備はできていないそうです。

 

この次世代バッテリーパックは複数を積み重ねて「デイジーチェーン接続」でき、一度にワイヤレス充電できるという新しいコンセプトのもの。例えば、2台のiPhoneをバッテリーパックの左右に1台ずつ置いて、同時に充電できると予想されています。

 

さらにGruman氏は、まもなく発表されるUSB-C充電ケース付きAirPods Proが「第3世代AirPods Pro」としては販売されないと述べています。真の第3世代AirPods Proは、来年か2025年初めに発表され、より大幅にアップデートされるとのこと。

 

アップルの正式発表に先立ち、すでにUSB-Cポートを備えたMagSafeバッテリーパックの偽者が登場しているとの報告もあります。偽造アクセサリー業者も、USB-Cへの移行を大急ぎで進めているのかもしれません。

 

Source:MacRumors

iPhone 15 Pro、めっちゃ軽くなるかも!

今週のイベントでの登場が期待される「iPhone 15 Pro/Pro Max」について、その詳細な重量情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑IIIARKED / Shutterstock.comより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは本体フレームにチタン素材を採用することで、重量が軽くなることが以前から噂されてきました。なお、現行モデルの「iPhone 14 Pro/Pro Max」は本体フレームにステンレス素材を採用しています。

 

今回の報道によれば、iPhone 15 Pro/Pro Maxの本体重量はそれぞれ185g/216gになるとのこと。これは、iPhone 14 Pro/Pro Maxの206g/240gと比較して、それぞれ約10%も軽い計算になります。約10%軽ければ、実際に手に持ってその軽量化を体感することもできることでしょう。

 

なおiPhone 15 Pro/Pro Maxの185g/216gという重量は、Pro/Pro Maxモデルのなかでは「iPhone X」の174g、「iPhone XS/iPhone XS Max」の177g/208gに次ぐ軽さ。じょじょに重くなっていた近年のiPhoneですが、iPhone 15 Pro/Pro Maxは一石を投じるモデルとなりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Appleのイベントで登場するのは、「iPhone 15 Ultra」ではなく……?

9月12日(日本時間9月13日)に開催されるApple(アップル)のイベントにて、「iPhone 15 Ultra」という名称の新型iPhoneは発表されないとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

今年は「iPhone 15」シリーズの最上位モデルとして、従来どおりの名称「iPhone 15 Pro Max」ではなく、「iPhone 15 Ultra」が採用されるという噂は、以前に何度か登場していました。しかしイベントが近づくにつれ、iPhone 15 Pro Maxが正式名称になるという見方が大勢を占めつつあります。

 

今回のBloombergの報道によれば、今年登場するのは「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」の4モデルとなり、iPhone 15 Ultraは含まれないとしています。同紙は以前にiPhone 15 Ultraの登場を報じたこともありましたが、やはり今回発表されるのはiPhone 15 Pro Maxとなる可能性が高そうです。

 

iPhone 15 Pro Maxでは、最大6倍の光学ズームを実現する「ペリスコープレンズ」の搭載が噂されています。またチタンフレームやアクションボタン、新型チップなど、全面的にブラッシュアップされたモデルとなるようです。一方で、その価格は1199ドル(約18万円)からと、かなりお高くなるようですが…。その値段に見合う進化を、期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップルストア従業員、「iPhone 15(仮)と同時にUSB-C充電アダプターも買って下さい」とお客にお勧めするかも

アップルは「iPhone 15」シリーズを9月13日午前2時~(日本時間)のイベントで発表した後、15日に予約受付開始、22日に発売すると予想されています。もしかすると、一部の新製品が13日から店頭で販売が始まるかもしれないと著名ジャーナリストが述べていました

↑iPhone 15販売時に伝える“注意”とは

 

そんななか、アップル直営店の従業員は、新製品は既存のLightning充電ケーブルや充電アダプターは使えないことをお客に強調するよう指導されていると報じられています。

 

韓国ブログNaverへの投稿によれば、iPhone 15シリーズを購入するお客様には、次の注意事項を販売時に強調するよう指示されているそうです。

 

  • USB-C対応充電器を持っていなければ、同時に購入を勧める
  • USB C変換アダプターとケーブルの購入を推奨する
  • 特に 既存の充電器とケーブルではiPhone 15を充電できないと強く注意しておく

 

最近のiPhoneには充電ケーブルのみ同梱されており、充電アダプターは別に調達する必要があります。もしもiPhone過去モデルのユーザーがiPhone 15に買い替えた場合、Lightning対応の充電アダプターを使い回せると思い込んでいるとトラブルが起きるので、未然に防ぐためと思われます。

 

アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone 15発売後は純正の20W USB-C電源アダプターへの買い替え需要が強くなると予想していました。アップルストア店頭でも同時購入をお勧めすることで、売上を伸ばす狙いもありそうです。

 

13日深夜のイベントでは、AirPods Pro用のUSB-C対応充電ケースが発表される可能性もあります 。その翌朝には、さっそくアップルストアで発売されるのかもしれません。

 

Source:Naver
via:MacRumors

Apple直営店もiPhone 15に全力投球? イベント後にアプデのウワサ

Apple(アップル)がiPhone 15の発表イベント後に直営店をアップデートするとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑ThewayIsee / Shutterstock.comより

 

Appleは9月12日(日本時間9月13日)にイベントの開催を予告しており、同イベントでは「iPhone 15」シリーズや「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」といった製品の発表が期待されています。また、「AirPods」シリーズのUSB-C端子への移行など、細かなアップデートもあるかもしれません。

 

Gurman記者によれば、Apple直営店は9月12日のイベント直後の夜に、アップデートを予定しているとのこと。これは、いくつかの製品がイベント後にすぐに発売される可能性を示唆していますが、あるいはマーケティング用の資料を設置するだけという可能性もあるそうです。

 

これまでのiPhoneの販売スケジュールを振り返ると、秋のイベントでの発表から約1週間後に発売されるのが恒例でした。ですので、今回噂されているApple直営店のアップデートはiPhone 15やAirPodsへのUSB-Cの採用や、iPhone 15 Pro Maxでの高倍率ズームを実現する「ペリスコープカメラ」の存在を、顧客に周知するためのものかもしれません。

 

Source: Mark Gurman / X via MacRumors

アップルはiPhone 15へのUSB-C採用を笑顔で発表?しかし社内では懸念がありそう

アップルは9月13日午前2時(日本時間)にスペシャルイベントを開催し、「iPhone 15」シリーズを発表すると見られています。今年の最新モデルは、全4機種ともLightning端子に替えてUSB-Cポートを搭載することが確実視されています。

↑アップルにとってはさぞかし胃の痛い話……

 

こうした方針変更は、EUが2024年末以降に域内で発売されるスマートフォンにつき、有線充電端子としてUSB-C採用を義務づけるため、アップルもやむを得ず対応すると推測されています

 

が、発表イベント当日、アップルはUSB-Cの採用を「ユーザーにとっての大きな勝利」とポジティブに表現すると著名ジャーナリストが主張しています。

 

アップルの社内事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、同社が次のようにUSB-Cの利点をアピールすると予想しています。

  • お客様は充電ケーブル1本でiPhone、Mac、iPadを使えるようになる
  • 新型iPhoneのハイエンドモデルでは、データ転送速度が飛躍的に向上する
  • 場合によっては、iPhoneの充電も速くなる
  • iPhoneは何十億ものアップル以外のデバイスで使われる充電器と互換性を持つことになる(充電アダプタを流用できる)

 

その一方で、アップルにとってのデメリットも列挙されています。

  • Lightning規格を使っていたアクセサリーメーカーからのライセンス収入を失うことになる
  • この切り替えにエンジニアリング資源と資金を割かなければならない
  • Androidのエコシステムと互換性が高まることで、顧客がアップルから離れやすくなる恐れがある
  • ユーザーの反発を買うリスクがある(2012年のLightning移行時や、2016年にヘッドホンジャックを廃止したときに怒りを呼んだ)

 

これらの懸念を軽くするため、アップルはiPhone 15の箱にUSB-Cケーブルを同梱するとのこと。それでも、最近のiPhoneには充電アダプタが付いてこないため、すでにLightning対応アダプタを持っている人からは反発が避けられないかもしれません。

 

なぜ、アップルは頭の痛いUSB-Cへの切り替えを笑顔で発表するのか? Gurman氏によれば、それは「新製品の紹介、あるいはメディアに対応するときは、常に強気の姿勢で臨む」という鉄則があるため。13日の基調講演では、EUについても、政府のUSB-C付けを何度も批判したことにも言及しないと予想しています。

 

また、政府が製品設計に影響を与えたという、潜在的に有害な前例も作りたくないためとも指摘しています。要は公的機関がiPhoneの設計に発言権を持つと思わせるのはマズい、ということでしょう。

 

そうした予備知識を持っておくと、iPhone発表イベントも味わい深く鑑賞できそうです。

 

Source:Bloomberg
via:GSMArena