「iPhone 15 Pro」には感圧式の音量ボタンがやってこない? アップルのサプライヤーが事実上認める

今年秋に発売とみられる「iPhone 15」シリーズのうちProモデルは、音量ボタンが感圧式ソリッドステートボタン、つまり「ボリュームボタンが1つの細長いボタンとなり、指の圧力を検知する」方式になるとの噂もありました。が、その後に今年は採用が見送られ、来年の「iPhone 16 Pro」に搭載されるとの予想が有力となっています

↑iPhone 15 Proは感圧式ソリッドステートボタンがないかも

 

それに続き、アップルのサプライヤーが事実上「iPhone 15 Proに新たな音量ボタンは搭載されない」と明らかにしました。

 

米シーラス・ロジック社は株主向け書簡で、「これまで述べてきたHPMSのビジネスチャンスのうち、今年秋に導入される予定だった新製品は、もはや見込みがなくなりました」との趣旨を述べています。ここでいうHPMSとは「High-Performance Mixed-Signal」の略であり、iPhone 8等の3D Touch(感圧式タッチ)を実現したTaptic Engine用部品にも含まれていました。

 

同社は昨年末に「来年(2023年)にはスマートフォンに新しいHPMSコンポーネントを市場に投入」との見通しを述べていました。そこから、iPhone 15 Proモデルの音量ボタンが感圧式に代わる可能性が浮上していた経緯があります。

 

以前iPhone 15 Proには合計3つのTaptic Engineが搭載されると噂されており、そのためシーラス・ロジック社にも大きな収益をもたらすと予想されていました。が、今回その見込みがなくなったとして、同社は「このコンポーネントに関連する収益を内部モデルから削除しています」と述べています。

 

その一方で、iPhone 15 Proではサイレントスイッチが「アクションボタン」に置き換えられ、様々な機能を割り当てるなどカスタマイズができると噂されています。こちらも当面は、物理的に動く部分がある従来型のボタンが採用され、将来的には感圧式ボタンに置き換えられるのかもしれません。

 

iPhone 15 Proモデルに関しては、ベゼルがより狭くなり、背面カメラのバンプ(出っ張り)がより大きくなると予想されています。iPhone 14 Proからデザインが一新されるようですが、翌年のiPhone 16 Proではさらに革新的な変化が期待できそうです。

 

Source:Cirrus Logic(PDF)
via:Wccftech

紙に印刷された文字を、「メモ」アプリに簡単コピペ! 【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「紙に印刷された文字を「メモ」アプリにコピペする方法」です。

 

 

「カメラ」や「写真」アプリを使えば、写真内のテキストをコピーしたり翻訳したりできますが、テキストを残しておきたいときに、いちいちコピー&ペーストするのはちょっと面倒に感じませんか? そんなときは「テキストをスキャン」を使って、ダイレクトに文字を取り込みましょう。

 

方法はとても簡単。「メモ」アプリを開いて新規メモをタップし、ツールバーのカメラアイコンをタップ。メニューから[テキストをスキャン]を選びます。もしメニューに[テキストをスキャン]が見当たらない時は、「設定」の[一般]→[地域と言語]で[テキスト認識表示]をオンにしましょう。

 

[テキストをスキャン]を選ぶとカメラが有効になるので、取り込みたいテキストにカメラを向けましょう。すると検出した文字が自動的にメモに表示されます。

 

目的のテキスト部分が検出できたら[入力]をタップ。これでメモにテキストが保存できました。

 

検知しているテキストの一部を取り込みたい時は、右下のボタンをタップし、読み込みたい文字をドラッグで選択してから[入力]をタップしましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhoneの写真背景をイッキに削除! 編集効率をグッと上げる方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「ファイル」を使って写真の背景を複数枚削除しよう」です。

 

 

iOS 16の「写真」アプリを使えば、写っている人物やペットなどを背景から切り抜くことができ、それをほかのアプリや書類にコピー&ペーストしたり、メッセージなどで送ったりできます。

 

とっても便利ですが枚数が多いと同じことの繰り返しで面倒に感じませんか? 今回はこの背景からの切り抜きを複数の写真にまとめて行う方法を紹介します。

 

手順は次のとおり。まず、「ファイル」アプリを開き、「iCloud Drive」の画面上で右上の[…]をタップ、「新規フォルダ」と進みます。新規フォルダが作成されたら、わかりやすい名前をつけましょう。今回は、猫の写真を複数まとめて切り抜きたいので、猫 と名付けました。

 

続いて、「写真」アプリを開き、右上の[選択]をタップ。切り抜きたい写真を選択します。選択できたら、画面左下の共有マークをタップ。[ファイルに保存]を選び、先ほど作成したフォルダに保存しましょう。

 

「写真」アプリを閉じ、「ファイル」アプリを再び開くと、作成したフォルダに写真が入っていることが確認できました。フォルダを開き、画面右上の[…]をタップ、「選択」と進みます。切り抜きたい写真を選択し、画面右下の[…]をタップ。リストから、[背景を削除]を選択します。

 

すると複数の写真の背景がまとめて切り抜けました。これなら何枚あっても、手間がかからず簡単に背景が削除できますね。

 

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バッテリ消費が気になる…iPhoneの「常時表示ディスプレイ」をオフにする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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iPhone 14 Pro/Pro Maxには、iPhoneシリーズではじめて「常時表示ディスプレイ」が搭載されました。ディスプレイを常に点灯できるので、スリープモードになった画面をタップすることなく時刻や通知内容を確認でき便利な反面、バッテリ消費が気になっていた方もいるでしょう。

 

でもご安心を。iOS 16.2からは常時表示をオフできるようになりました。今回はその切り替え方法について紹介します。

 

ホーム画面から「設定」を開き[画面表示と明るさ]をタップ。[常に画面オン]からオンとオフの切り替えが可能です。ちなみに、[壁紙を表示]をオフにすれば常時表示をオンにしたときに壁紙を非表示に。つまり真っ黒な状態にすることができます。

 

真っ暗にすることによって、今の設定が常時表示中だとすぐに判断がつきますし、真っ黒な画面ではウィジェットや時刻を際立たせることができるので、必要な情報に集中しやすくなります。

 

同様に[通知を表示]をオフにすれば、常時表示に切り替わったときに通知が非表示になり、時刻やウィジェットだけ表示されるようになります。知らない人に通知が見られることを防げるので、防犯面でも安心です。

 

常時表示そのものが不要な方は[常に画面オン]をオフにしましょう。

 

常時表示自体を無効にしたい、時刻やウィジェットだけ表示したい、それぞれの好みに応じて設定を変更してみましょう。

 

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こんな機能あったんかい! iPhoneで複数写真を一括編集する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「写真」アプリで複数の写真を一括編集しよう!」です。

 

 

iPhoneのカメラで撮った写真を「写真」アプリ内で編集できることは皆さんご存知ですよね。明るさやコントラストを調整したり、彩度の変更をしたり…より良い写真に仕上げるのに欠かせない機能です。しかし、たとえば複数の写真に同じ編集をしたいとき、1枚1枚同じ作業を繰り返すのはちょっと面倒に感じませんか? 今回はそんな手間を省ける写真編集の便利技を解説します。

 

まず編集したい写真を選択し、画面右上の[編集]をタップ。[調整]画面が開いたら、画面下部から写真を編集します。編集が終わったら画面右上の[…]をタップして[編集内容をコピー]を選択。

 

続いて同じ編集を行いたい写真を選び[…]をタップ。メニューから[編集内容をペースト]を選びます。これで選択した写真に同じ編集が施されます。ちなみに、編集内容のコピーは、編集画面にある[調整][フィルター]どちらにも対応しています。

 

撮った写真を一様に明るくしたい、はたまた同じフィルター効果を施したい、そんなときはこの方法で複数の写真をまとめて編集してみましょう。

 

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こんな機能あったんかい! iPhoneで複数写真を一括編集する方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

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iPhoneのカメラで撮った写真を「写真」アプリ内で編集できることは皆さんご存知ですよね。明るさやコントラストを調整したり、彩度の変更をしたり…より良い写真に仕上げるのに欠かせない機能です。しかし、たとえば複数の写真に同じ編集をしたいとき、1枚1枚同じ作業を繰り返すのはちょっと面倒に感じませんか? 今回はそんな手間を省ける写真編集の便利技を解説します。

 

まず編集したい写真を選択し、画面右上の[編集]をタップ。[調整]画面が開いたら、画面下部から写真を編集します。編集が終わったら画面右上の[…]をタップして[編集内容をコピー]を選択。

 

続いて同じ編集を行いたい写真を選び[…]をタップ。メニューから[編集内容をペースト]を選びます。これで選択した写真に同じ編集が施されます。ちなみに、編集内容のコピーは、編集画面にある[調整][フィルター]どちらにも対応しています。

 

撮った写真を一様に明るくしたい、はたまた同じフィルター効果を施したい、そんなときはこの方法で複数の写真をまとめて編集してみましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iOS 16で登場! Siriを使ってハンズフリー通話や音声入力をもっと便利にするテクニック【iPhoneの“知っ得”便利技】

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今回は、iOS 16で登場したSiriの新機能を解説します。

 

 

【その1】Siriで通話を終了する

iPhoneで通話を終了するには、ディスプレイに表示された赤い受話器のボタンをタップするのが一般的ですよね。しかし、iOS 16ではSiriを使って通話を終えるられるようになりました。何か作業をしながら通話しているときなど、通話終了のためにわざわざ手を止める必要がなくなってとても便利なので、ぜひ活用してみてください。

 

「設定」を開いて[Siriと検索]をタップ。ここで[“Hey Siri”を聞き取る]がオンになっているのを確認して[通話を終了]をオンにしましょう。[“Hey Siri”を聞き取る]がオンになっていないと[通話を終了]の項目は現れないので注意してください。

 

この設定がされていれば、通話中に「Hey Siri、通話を終了して」と呼びかけるだけで通話を切ることができます。ただ、Siriに呼びかけた音声コマンドは、通話相手にも聞こえてしまうのでご注意を。

 

【その2】Siriで絵文字を入力する

メールを書くシーンで実践してみましょう。

 

「おはようございます。今日は宜しくお願いします。笑顔の絵文字」

 

このように、声のみで簡単に絵文字が入力できました。顔の絵文字以外にも、動物や記号など、さまざまな絵文字が音声で入力できます。

 

【その3】句読点の認識機能

これまでの音声入力では、「まる」や「てん」など、句読点を入力するにはそれを声に出す必要がありました。しかしiOS 16では、音声で話した内容を認識し、句読点を自動で配置。より簡単に、手入力と変わらないような自然な文章で、スムースなやり取りができるでしょう。

 

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「iPhone 15 Pro Max」はソニーの新型イメージセンサー搭載、カメラ性能は大幅アップかも!

今年秋に発売とみられる「iPhone 15」シリーズのうち、最上位モデル「iPhone 15 Pro Max(ないしUltra)」のみにペリスコープ望遠カメラ、すなわち高い光学倍率を実現する仕組みが搭載されると噂されています。

↑画質が大幅にアップしそう

 

そうして望遠カメラが強化されるほか、iPhone 15 Pro Maxのメインカメラには新型イメージセンサーが使われ、大きく性能が上がる可能性が浮上しています。

 

昨年発売のiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxはメインカメラが12MP(1200万画素)から48MPに変更され、カメラのハードウェアが大きな飛躍を遂げていました。そして次期モデルについても、有名リーカーIce universe氏は最大画素数は同じながらも、より進化したソニー製の新型センサー「IMX903」が使われると予想しています。

このメインセンサーの寸法は1/1.14インチとなり、iPhone 14 Pro/Pro Maxの1/1.28インチよりもわずかに大きいそうです。一般的にイメージセンサーが大きいほど、画素数当たりに取り込める光の量が多くなり、写真の表現力が向上する傾向があります。が、それに合わせてレンズも大きくする必要があり、スマートフォンの厚みも増すことになります。

 

このサイズの変化は、以前の予想レンダリング画像でも確認された「背面カメラのバンプ(出っ張り)が大きくなる」ことと符合しているようです。さらに、噂のペリスコープ望遠カメラも加われば、写真撮影の機能は大きくパワーアップすることになりそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:Wccftech

App Storeのサブスク問題、アプリ内から解決できるように

App Storeのアプリのサブスクリプション登録に問題があった場合、アプリから直接解決できるようになるとの方針が、Apple(アップル)の公式文章にて明かされています。

↑BigTunaOnline / Shutterstock.comより

 

従来、App Storeのアプリにおけるサブスクリプションの問題、たとえば支払い方法に問題がある場合、設定アプリやApp Storeアプリから変更を行う必要があります。これにより、再度サブスクリプションを申し込む必要があり、またアプリ内割引や紹介による特典が受けられなくなるケースがあるのです。

 

今夏からApp Storeのアプリで予定されている変更では、サブスクリプションの登録に問題があった、情報を更新するシートがアプリ内に表示されます。これによりユーザーはアプリから離れることなく、サブスクリプションの情報を修正することが可能になるのです。この機能を利用するために、開発者がアプリに変更をくわえる必要はありません。

 

ドキュメントによれば、アプリからサブスクリプションの問題を解決するには、デバイスが「iOS 16.4」か「iPadOS 16.4」を搭載している必要があります。App Storeや設定アプリなどを行き来しなくてもよくなるのは、ユーザーにとってメリットと言えるでしょう。

 

Source: Apple via MacRumors

iPhone 15 Proのアクションボタン、意外と高機能かも…?

iPhone 15 Pro/Pro Maxでの搭載が期待されている「アクションボタン」の複数の新機能について、リークアカウントの941が伝えています。

↑ShrimpApplePro(Twitter)より

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、ミュートスイッチの代わりに「アクションボタン」の搭載が期待されています。一方で最新のレポートによれば、音量ボタンのデザインは変更されず、またクリック感を振動で再現する静電式の「ソリッドステートボタン」も採用されないようです。

 

今回の報告によれば、iPhone 15 Pro/Pro Maxでは電源ボタンのかわりに、アクションボタンとボリュームボタンの組み合わせで電源を切ったり、再起動がおこなえます。さらにアクションボタンを軽く押すとカメラのオートフォーカス、強く押すと写真撮影、強くかつ長く押すとビデオ撮影ができるというのです。

 

なお先述のように、最新レポートでは音量ボタンへのソリッドステートボタンの採用は否定されています。そのため、「軽く押す/強く押す」などの操作は実際には採用されない可能性もあります。個人的には、写真を取ろうとして動画を撮影してしまった…などのミスが起きないかどうかが、若干気になるところです。

 

Source: 941 / Twitter 1, 2, 3 via MacRumors

高級感アップ。iPhone 15/15 Plusの背面は曇りガラスに?

今年の登場が期待される中価格スマートフォン「iPhone 15/15 Plus」にて、背面に曇りガラスが採用されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

昨年投入された「iPhone 14 Pro/14 Pro Max」では、背面に曇りガラスが採用されていました。一方でiPhone 14/14 Plusの背面には、クリアなガラスが採用されています。

 

今回の情報を提供したWeiboアカウントは、以前に「iPhone 14にイエローモデルが登場する」と言い当てたアカウントです。ただしiPhone 15 Pro/Pro Maxのチタンフレームとは異なり、iPhone 15/15 Plusではアルミニウム製のフレームが採用され、ベゼルも細くならないなど、そのデザインは依然として差別化されます。

 

Proモデルで取り入れられたデザインや機能が、その後に標準モデルに取り入れられるという流れは、以前にも存在していました。今年のiPhone 15/15 Plusは、その外観がよりかっこよくなるのかもしれません。

 

Source: Weibo via MacRumors

「iPhone 15 Pro Max」は可変ズーム? 2種類の光学倍率で撮影できるかも

今年秋に発売とみられる「iPhone 15」のうち最上位モデルの「iPhone 15 Pro Max」は、ペリスコープ望遠カメラが搭載され、高い光学倍率ズームが実現すると噂されています。これはレンズやミラーにより光の向きを変え、本体に対して横方向にレンズを配置することで、スマートフォンの厚みを抑えつつ高倍率の光学ズームを実現できるしくみです。

↑写真はiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max

 

そんなiPhone 15 Pro Maxに、可変ズームレンズを備えた望遠カメラが搭載される可能性が浮上しています。

 

この噂は、TwitterユーザーのRevegnus氏(@Tech_Reve)が発信しているものです。それによれば、iPhone 15 Pro Maxには前モデル(iPhone 14 Pro Max)と同じイメージセンサーが採用されつつ、「可変ズーム」が搭載されるそうです。

 

サムスンのGalaxy S23 Ultraは光学3倍ズーム(解像度10MP)と光学10倍のペリスコープ望遠カメラ(10MP)を1ずつ搭載しています。これに対してiPhone Pro Maxの望遠カメラは1つで、光学的に3倍までしかズームできません。

 

すでに可変ズーム機構は、ソニーのXperia 1 IIIにも搭載されています(ソニーの用語では「可変式望遠レンズ」)。レンズが動くことで、2種類の光学倍率(2.9倍と4.4倍)を切り替えられるわけです。

 

ちょうどサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」も可変ズームカメラを1つだけ搭載すると噂されていましたが、iPhone 15 Pro Maxも同じアプローチを取るのかもしれません。

 

もしも今回の噂話が本当であれば、iPhone 15 Pro Maxは2つの光学倍率ズームを使い分けられるはず。様々な新機能やチタン製のフレームを採用するため高額になるとの噂もありますが、その価格に見合った高性能になると期待したいところです。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

iPhone 15 Proの音量ボタンに変化なし? ミュートはボタンに変更か

今年の登場が期待される「iPhone 15 Pro」シリーズにて、ボリュームボタンのデザインが変わらないことを、リークアカウントのUnknownz21が報告しています。

↑ShrimpApplePro(Twitter)より

 

iPhone 15 Proシリーズでは以前、ボリュームボタンのアップとダウンが一体化され、ミュートはスイッチからボタンに変更されることが報告されていました。しかし先日には著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が、物理的に上下しない「ソリッドステートボタン」の非搭載を報告していたのです。

 

Unknownz21によれば、iPhone 15 Proシリーズでは従来どおりのアップとダウンに分割されたボタンが搭載されるとのこと。一方で、ミュートスイッチはボタンに切り替えられるそうです。これはApple社内で「リンガーボタン」または「アクションボタン」と呼ばれており、機能のカスタマイズが可能になることが期待されています。

 

以前には、iPhone 15 Proでは触覚フィードバック「Taptic Engine」を搭載することで、振動でクリック感を再現すると期待されていました。同様の仕組みは、MacBookの「TrackPad」でも採用されています。しかし先日のKuo氏のレポートでは「技術的な問題」により、ソリッドステートボタンの搭載が見送られたと報告されていたのです。

 

別のアナリストによれば、ソリッドステートボタンの採用は2024年の「iPhone 16」からになる、との指摘も登場しています。なにはともあれ、ミュートスイッチに変わって搭載されるアクションボタンの利便性に、期待したいものです。

 

Source: Unknownz21 / Twitter via MacRumors

iPhone 15 Proのダミー、進化した側面ボタンがあらわに

「iPhone 15 Pro」のものとされるダミーユニットの動画が、中国版TikTokに投稿されています。

↑鸿漾科技 / TikTokより

 

iPhone 15 Proではクリック感を再現する静電式のボタンが搭載されることが、以前から報告されていました。また、ボリュームボタンのアップ/ダウンが一体化され、ミュートがスライドからボタンになるなどのデザイン変更も予測されています。

 

今回投稿された動画からは、やはりiPhone 15 Proの側面のボリュームボタンが一体化され、ミュートもボタンに変更されていることがわかります。このミュートボタンは「アクションボタン」として、さまざまな機能が利用できるようです。

 

iPhone 15 Proでは本体部品がチタンに変更され、外部ポートとしてはUSB-Cが採用されるようです。さらに背面カメラも大型化し、本体はより丸みを帯びた形状となることも報告されています。

 

ボリュームボタンやミュートスライダーが静電式のボタンになれば、故障率の低下や防塵/防水性能の向上が見込まれます。今年のiPhoneは、よりタフで信頼できるモデルに進化するのかもしれません。

 

Source: 鸿漾科技 / TikTok via MacRumros

iPhone 15 Proの全貌が判明!? 巨大カメラ突起に新色ディープ・レッドなど…

今年の登場が期待されているApple(アップル)の次期スマートフォン「iPhone 15 Pro(仮称)」のデザイン画像を、海外テックサイトの9to5Macが掲載しています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proの最大の変更は、本体が丸みを帯びたチタン製の筐体に変更されることです。丸みを帯びた本体は、持ったときの感触が現行モデルよりもソフトになることでしょう。また、本体サイズはiPhone 14 Proとくらべてわずかに小さくなります。

 

iPhone 15 Proの背面カメラの突起は、「iPhone 14 Pro」シリーズよりもさらに大きくなる模様。一方で「iPhone 15 Pro Max」の背面カメラの突起はそこまでは大きくなく、ペリスコープレンズを含めたカメラ設計の違いが注目されます。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proの画面を囲うベゼルは1.55mmと、さらに細くなっています。外部ポートには「USB-C」を採用。これは、4モデルあるiPhone 15シリーズにすべて共通しています。また、Appleによる「MFi認証」を取得したUSB-Cケーブルでのみ、高速充電が可能なようです。本体側面には、振動によりクリック感を再現する新たなボリュームボタンとミュートボタンが搭載されます。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proでは「ディープ・パープル」のかわりに、新色として「ディープ・レッド」が登場するようです。というわけで大幅な進化を遂げるであろうiPhone 15 Pro、その登場が待ち遠しいものです。

 

Source: 9to5Mac

530万円だと!? 未開封の初代iPhone、またもや高値で落札。特徴は赤い「Lucky You」ステッカー

未開封の「初代iPhone」がオークションサイトのWrightに出品され、4万320ドル(約530万円)の高値にて落札されました。

↑画像はWrightより

 

これまでも未開封の初代iPhoneは何度かオークションに登場しており、今年2月には6万3,000ドル(約830万円)で落札。また3月にも5万5,000ドル(約720万円)で落札されていました。

 

今回出品された初代iPhoneは、パッケージのシュリンクに「Lucky You」という赤いステッカーが貼ってあるのが特徴です。シュリンクにはわずかな破れがあるものの、X線画像による診断により、中身には手がつけられていないことが確認されています。

 

一方で、同品は4万〜6万ドルの予想価格にて出品されていましたが、最終的な落札価格は4万320ドルに。出品者はもうすこし高い値段での落札を期待していたことでしょう。ここ数ヶ月の未開封な初代iPhoneの落札価格を考えると、市場での需要は若干下がっているのかもしれません。

 

しかし、以前は同品の相場価格が3万ドル台だったことを考えると、今後もじわじわと初代iPhoneの価値は上がっていく可能性があります。

 

Source: Wright via 9to5Mac

有名リーカーが反論! 「iPhone 8/8 Plus」「iPhone X」、iOS 17対応か

Apple(アップル)の次期「iOS 17」で、iPhone 8やiPhone 8 Plus、iPhone Xなどのサポートが打ち切られるとの噂が報じられていました。しかし新たに、実績ある匿名リーカーが「そうではない」と海外メディアにリーク。それらのデバイスもiOS 17にアップデートできると主張しました。

iphone8-photo
↑iPhone 8、どうなる?

 

この反論は、iPhone 14 Proモデルの正式発表前にダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)を正確に予想したのと同じリーカーによるものです。

 

同じ情報源は最近、次期iPhone 15 Proモデルには超低消費電力プロセッサーが搭載され、iPhone本体の電源がオフの状態やバッテリー切れでも、新たな静電容量式のボタンは問題なく動作すること、また手袋を着けたままでも使えて感度の調整も可能であることを述べていました

 

これらの噂話は、アップル社内の開発チームの“中の人”から聞いたとのことで、もしも本当であれば信ぴょう性が高そうです。

 

アップルがiOSのメジャーアップデートに際しても、過去モデルを切り捨てなかった前例は存在しています。例えばiOS 15は、iOS 14が動く全ての過去機種はそのまま移行できました。一部の新機能は古いモデルでは使えない制限を課すことで、どうにか調整を図っていたようです。

 

その一方でiOS 17が、iPhone XとiPhone 8/8 Plusをサポート対象から外すとみられたのは、先日の噂が初めてではありません。そう予想された理由の1つは、これらのモデルが5年前のものであり、以前アップルがソフトウェア更新を打ち切っていた経過年数と一致しているからです。

 

もう1つの理由は、これらに搭載されたA11 Bionicチップには「checkm8」という修正できない脆弱性があることです。この不具合はbootrom exploit、つまり読み出し専用領域にあるため、ソフトウェア更新により書き換えできないわけです。

 

どちらの噂話が正しいのかは、現地時間6月5日から開催される世界開発者会議「WWDC 2023」で明らかにされるはず。一般的に新製品ほどセキュリティ対策が厳重に施されているため、iPhone XやiPhone 8/8 Plusユーザーは買い替え時かもしれません。

 

Source:MacRumors

iPhoneのヌルヌル画面、2年後には標準モデルにも拡大?

iPhoneの高速ディスプレイ駆動技術「ProMotion」が、2年後には“非Pro”なiPhone(標準モデル)にも拡大すると、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

ProMotionは2021年の「iPhone 13 Pro」にて導入された技術。表示するコンテンツにより画面の駆動周波数を変化させることで、よりスムーズな表示と消費電力の削減を実現しています。

 

 

Young氏によれば、2025年の「iPhone 17」シリーズの標準モデル(iPhone 17/iPhone 17 Plus)では、ディスプレイ方式が「LTPS」から「LTPO」に切り替わるとのこと。これによりProMotionの利用が可能となり、標準モデルのiPhoneでもヌルヌルとスムーズな表示ができるようになるのです。

 

ProMotionでなく、iPhone 17の標準モデルでは「常時点灯ディスプレイ」の搭載も期待されています。これにより、画面をオフにした状態でも通知などの表示を確認することができるようになるはず。これまで「Proモデル」か標準モデルかで差別化されていたiPhoneのディスプレイですが、近いうちにその差が小さくなるのかもしれません。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

画面下Touch IDの登場は「iPhone 17 Pro」までおあずけ?

顔認証機能「Face ID」がiPhoneのディスプレイ下部に内蔵されるのは「iPhone 17 Pro」からになると、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑franz12 / Shutterstock.comより

 

現在のTouch IDはディスプレイ上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」に配置されており、外部から視認することができます。一方でこのTouch IDが画面下に内蔵され見えなくなることは、以前から予測されていました。

 

Young氏によれば、2025年に投入されるiPhone 17 Proまでは、引き続き画面上部にTouch IDが配置されるとのこと。さらにカメラも画面下に内蔵されることで、「完全なフルスクリーンデザイン」を実現するというのです。

 

Young氏は以前、画面下Touch IDは2024年の「iPhone 16 Pro」にてデビューすると予測していたので、その時期が1年遅れることになります。その理由として、センサーの問題が存在すると指摘しています。

 

2017年に登場の「iPhone X」にてデビューした、Face ID。あと何年かは、その姿を引き続きiPhoneの上部に見ることができそうです。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

「iPhone 15 Pro」の新たなボタン、手袋を着けたままでも使える? 感度の調整ができるかも

今年秋に発売とみられる「iPhone 15」シリーズのうちProモデルは、音量ボタンと静音スイッチが機械式から静電容量式ソリッドステートボタンになることが有力視されています。そんななか、これらのボタンが手袋やケースを着けたままでも問題なく使えるとの噂が伝えられています。

↑寒い日には特に嬉しい機能かも

 

米MacRumorsによると、この情報源はiPhone 14 Proのダイナミックアイランド(画面上の楕円状スペース)について発表前に正しい情報を伝えた人物とのことです。つまり、かなり信ぴょう性は高いと思われます。

 

新たな静電容量式ボタンに関しては、微小なモーターの振動により押した感覚を再現するTaptic Engineを使うため、iPhone本体の電源がオフのときや残りバッテリーが少ない状態での動作が危ぶまれていました。

 

それについては、超低消費電力プロセッサを搭載することで解決するとの噂も届けられています。現在の一部モデルでも電池切れのとき「探す」アプリで現在地をリアルタイムで捕捉できますが、その発展形というわけです。

 

さて、静電容量式ボタンに替わることに伴うもう1つの疑問は、一般的に静電容量式センサーは肌に直に触れる必要があるため、手袋を着けたまま、ケースを装着したまま使えるかどうか、ということです。

 

この件につき情報提供者は、次期iOS 17では様々な利用シーンに対応するため、ユーザーがボタンの感度をカスタマイズできる新たな設定があると述べています。ちょうどiPhone 12以降でマスクを着けたままFace IDが使えるように、ケースや手袋ごとに細かく調整できるのかもしれません。

 

アップルからMFi(Made for iPhone)認証を受けているケースメーカーは、発売前に次期iPhoneのデザインや素材につき詳細な情報を受け取り、ボタンの位置やその他に合わせて微調整を行います。アップル純正のケースやMFi認証品であれば、感度が悪いなどの問題が起きる可能性は低そうです。

 

Source:MacRumors

iPhone 15 Pro Maxの高倍率ズームカメラ、意外とコストはお安く?

今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro Max」における高倍率光学ズームを実現する「ペリスコープカメラ(あるいはペリスコープレンズ)」の詳細を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

ペリスコープカメラとは、光の軸を90度屈折させることで、スマートフォンの小さな筐体でも高倍率ズームを実現する技術。一部のハイエンドAndroidスマートフォンでは、すでに同カメラによる10倍の光学ズーム機能が利用できます。

 

Kuo氏のレポートによると、iPhone 15 Pro MaxのペリスコープレンズはLarganが納入するとのこと。さらに部品あたりの価格はわずか4ドル(約530円)で、メーカーにほとんど利益がないことも報じられているのです。

 

ペリスコープカメラについては、以前には「iPhone 14 Pro」への搭載が期待されていました。しかしそれは実現せず、現在はiPhone 15 Pro Maxへの搭載が予測されています。

 

さらにKuo氏は、「iPhone 16」ではGeniusというメーカーがペリスコープカメラを提供すると報告しています。過去のiPhoneがそうであったように、iPhone 15 Pro Maxにて導入される高倍率な光学ズーム機能も、いずれさまざまなiPhoneで利用できるようになってほしいものです。

 

Source: 9to5Mac

今秋iPhone 15、フランスでは物理SIMトレイがない? 日本もいずれeSIM専用モデルになるか

2022年秋に発売されたiPhone 14シリーズのうち、米国で販売されるモデルからは物理SIMトレイがなくなっていました。こうしたeSIM専用モデルが、2023年秋に発売が予想されている「iPhone 15」シリーズでは、フランスやその他の地域に広がるかもしれないと報じられています。

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↑今後iPhoneから物理SIMトレイがなくなる?

 

これまでアップルはEUに属するほとんどの諸国で同じiPhoneモデルを販売してきたため、フランスでSIMカードトレイがなくなれば、他の諸国でも廃止される可能性があります。たとえばフランスで販売中のiPhone 14 Pro(モデル番号A2890)は英国やアイルランド、ドイツやイタリアなど数十カ国でも流通しています。

 

アップルはiPhone 14シリーズを米国で発売したとき、eSIMはiPhoneを紛失したり盗まれたりしても取り外せないため、物理SIMよりも安全だと宣伝していました

 

最新のiPhoneでは8個以上のeSIMをインストールでき、海外に行ったときも物理的なSIMカードを入手したり交換したりする必要がなくなります。またiPhone 13以降のモデルでは、同時に2つの電話番号を使うことができます。

 

ちなみにアップルの公式サポート文書では、世界中のeSIMサービスを提供している通信業者のリストが国別に紹介されています

 

またiPhoneを買い替えたとき、eSIMは素早く転送でき(一部キャリアのみ)面倒な通信設定の手間も省けます。いずれ日本向けモデルも、eSIM専用になるのかもしれません。

 

Source:iGeneration
via:MacRumors

Face IDが性能アップ? iPhone 15では近接センサーを統合か

今年の投入が期待される「iPhone 15」にて、近接センサーが画面上部のパンチホールこと「Dynamic Island」に統合されることを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Thanes.Op / Shutterstock.comより

 

顔の接近を検知して、画面をオンオフすることにも利用されている近接センサー。現行モデルの「iPhone 14」シリーズでは、Dynamic Islandの外側となるディスプレイ下部に搭載されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 15シリーズでは全モデルでDynamic Islandを搭載しています。なお近接センサーが内蔵されることによる、Dynamic Islandのサイズなどの変更はないようです。

 

このような変更は、リークアカウントのUnknownz21も報告しています。同氏によれば、iPhone 14の近接センサーの波長が1380nmなのにたいして、iPhone 15シリーズの近接センサーでは940nmの波長が利用されるようです。

 

現時点では、近接センサーをFace IDに内蔵するメリットはわかっていません。しかし海外テックサイトの9to5Macは、これがFace ID機能の性能向上につながったり、あるいはコスト削減の狙いがあるとも指摘しています。個人的には、Face IDの精度がさらにたかまり、より素早い顔認証が可能になることを期待したいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo via 9to5Mac

iPhone 15 Pro、新たな音量/ミュートボタンのデザイン判明か?

iPhone 15 Proの音量ボタンやミュートボタンのデザインを示すCAD画像を、リークアカウントのShrimpAppleProが掲載しています。

↑画像はShrimpApplePro / Twitterより

iPhone 15 Proでは、音量ボタンやミュートボタンが静電式の動かないボタンになる可能性が以前から指摘されていました。また音量ボタンは、ボリュームアップとダウンが一体化するようです。

 

 

今回のCDA画像をみると、やはり音量ボタンのボリュームアップとダウンが一体化した、長い大きなボタンになっていることがわかります。またミュートスイッチも、スライド式ではなくボタンになっています。おそらく、どちらのボタンも物理的に動作するのではなく、静電式となっていることでしょう。

 

静電式のボタンは現在販売されている「iPhone SE(第3世代)」や、MacBookの「Force Touchトラックパッド」にて、すでに採用されています。これらはデバイス内部に内蔵された振動モーター「Taptic Engine」により、クリック感を再現しています。

 

一方で通常モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、引き続き物理的な音量ボタンやミュートスイッチが搭載されるようです。今年のiPhone 15シリーズでは、その細かな外観でも差別化されるようです。

 

Source: ShrimpApplePro / Twitter via MacRurmosより

iPhone 15、高速充電は“MFi認証”「USB-C」充電器のみ? 出荷台数は前年比30%〜40%予測

今年の登場が期待されるiPhone 15シリーズでは、MFi認証を取得したUSB-C充電器を利用した場合に高速充電が可能になるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

apple-charger
年々進化してきたAppleの高速充電器

 

iPhone 15では、外部端子が「Lightning」から「USB-C」へと変更される可能性が指摘されています。また上位モデルのiPhone 15 Pro/Pro Maxでは、USB-Cを利用した高速通信が可能だとの報告も存在しています。

 

Kuo氏によれば、AppleはiPhone 15で高速充電や高速通信といったUSB-Cの特徴を、MFi認証を取得したケーブルや充電器でのみ利用できるよう制限するとのこと。これにより、自社製の20WのUSB-C電源アダプタの需要が向上することを狙っているようです。

 

さらにiPhoneユーザーがApple純正品を含むMFi認証の充電器を複数購入することによる、買い替え需要も予測されているようです。Kuo氏は「(USB-C 20W電源アダプタの出荷台数は)前年比30%〜40%の大幅な伸びを見せる」と報告しています。

 

iPhone 15で充電や通信速度が向上するのはありがたいですが、それにより充電器の買い替えが必要になるのは、ユーザーにとってはコスト増につながります。Apple製品のファンにとっては、なんとも悩ましい選択となりそうです。

 

Source: Medium via MacRumors

iPhone 15 Pro Maxの極細ベゼルはスマホ史上最細レベル!?

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro Max」において、スマートフォン史上でもっとも細いベゼルが採用されるとの情報を、リークアカウントのIce universeが報告しています。

↑ShrimpApplePro / Twitterより

 

iPhone 15 Proでは現行モデルの「iPhone 14 Pro」シリーズよりも細いベゼルが採用されることは、以前から報告されていました。また上画像のように、細いベゼルを確認できるiPhone 15シリーズのディスプレイ部品のリーク画像も登場しています。

 

Ice universeによれば、iPhone 15 Pro Maxのベゼル幅は1.55mmと、これまでで最も細いものになるとのこと。これはiPhone 14 Proの2.17mm、サムスンのGalaxy S23 Ultraの1.95mm、さらにシャオミの「Xiaomi 13」の1.88mmよりも、さらに細くなると伝えています。

 

さらにiPhone 15シリーズでは、ベゼルのエッジがわずかにカーブしていることも報告されています。これは、「iPhone 11」と同一のもの。そして、「Apple Watch 8」のような没入感のあるディスプレイデザインになるようなのです。一方で「iPhone 15/15 Plus」のベゼルは細くならないようですが、最新iPhoneのデザイン進化に期待したいものです。

 

Source: Ice universe via MacRumors

iPhone 15 Pro、iPhone X以来の値上げになるかも?

Apple(アップル)が今年に投入するであろう「iPhone 15 Pro」は、米国において「iPhone X」以来の値上げとなことを、アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が伝えています。

↑MariaLev / Shutterstock.comより

 

米国ではiPhone Xが999ドル(約13万円)に値上げされて以来、最新の「iPhone 14 Pro」までその価格は変わっていません。一方で「iPhone 15 Pro Max(あるいはUltra)」がかなり値上げされることは、以前にもリークアカウントのLeaksAppleProが報告していました。

 

Pu氏によれば、iPhone 15 Proはチタンフレームや「Taptic Engine」による触覚フィードバックを備えた静電式ボタン、「A17 Bionic」チップ、増加したRAMや「Pro Max」モデルの高倍率ペリスコープレンズなど、さまざまなアップグレードが予定されているとのこと。これにより、価格の上昇が予測されているのです。

 

アメリカにおけるインフレ率や原材料の高騰を考えると、今年のiPhone 15 Proの価格が値上げされたとしても、不思議ではありません。さらにアメリカ国外ではiPhoneの価格はたびたび値上げされていることから、日本におけるiPhone 15 Proの価格はかなりのものとなりそうです。

 

Source: MacRumors

どちらがバッテリー長持ち? iPhone 14 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraが対決! 結果は……

Apple(アップル)のiPhone 14 Pro Maxと、サムスンのGalaxy S23 Ultraは良きライバルとみられており、2月終わりにもスピード対決を繰り広げていました。今回は「どちらがバッテリーが長く持つか」勝負の結果が公開されています。 

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PhoneBuff/YouTubeより

 

このバッテリー持ち対決を行ったのは、YouTubeチャンネルのPhoneBuff氏です。今回もスピードテストと同じくロボットアームを使って各種アプリを次々と起動させ、どちらが最後までスタミナが持つかを検証しました。

 

Galaxy S23 Ultraのバッテリー容量は5,000mAhであり、iPhone 14 Pro Maxの4,323mAhよりも優位に立っています。一方でiPhoneはアップルがハードウェアとソフトウェア(iOS)ともに設計を手がけており、緊密に統合していることが有利といえます。

 

ほかiPhone 14 Pro Maxの画面サイズは6.7インチなのに対して、Galaxy S23 Ultraは6.8インチとやや大きめ。どちらも1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応していますが、解像度はiPhone 14 Pro Maxが1,290×2,796なのに対して、Galaxy S23 Ultraが少し高い1,440×3,088という違いがあります。

 

そして気になる勝負の結果は、iPhone 14 Pro Maxが合計27時間44分、Galaxy S23 Ultraが27時間6分。38分の差で前者の勝利となりました。

 

PhoneBuff氏は、iPhone 14 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraの落下耐久テストも行っています。比較するとGalaxy S23 Ultraのほうが少しだけダメージを受けなかったものの、どちらも4回の落下を耐え抜き、ほぼ完全に動作していました。これら2つのデバイスは、あらゆる面でほぼ互角といえそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:9to5Mac

iPhone 15はiPhone 14のケースに入る? 入らない?

Apple(アップル)からの今年の投入が期待されている「iPhone 15」シリーズにて、「iPhone 14」シリーズのケースやディスプレイ保護フィルムが利用できるかどうかを、国内サイトのMacお宝鑑定団が報告しています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15では、全モデルがパンチホールデザイン「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」を採用し、本体縁の形状はより丸くなる模様。また上位モデルのiPhone 15 Pro/15 Pro Maxでは音量ボタンが一体化され、ディスプレイのベゼルもより細くなるようです。

 

今回のMacお宝鑑定団の報告によれば、iPhone 15はiPhone 14と筐体サイズに若干の違いがあるため、うまくはまりません。一方でiPhone 14 Plusの場合は、大丈夫なようです。そしてiPhone 15 Pro/15 Pro Maxはケースのサイズ違いやカメラの高さ、音量ボタンの形状が異なっているため、iPhone 15 Pro/15 Pro Maxのものはフィットしませんでした。

 

またiPhone 15/15 Plusは前面カメラがDynamic Islandになるため、iPhone 14/14 Plusの画面保護フィルムは利用できません。iPhone 15 Pro/Pro Maxでも画面のR(曲がり具合)がiPhone 14 Pro/Pro Maxとは異なるため、画面保護フィルムは流用できませんでした。

 

というわけで、iPhone 15シリーズではiPhone 14シリーズのケースや画面保護フィルムは、基本利用できないと考えたほうがよさそうです。今年に新しいiPhoneの購入を検討されている方は、アクセサリ類の購入し直しも頭に入れておいたほうがいいでしょう。

 

Source: Macお宝鑑定団 via 9to5Mac

往年のiPhoneゲームがパソコンで蘇るアプリ、ひっそり登場

最新のiOSではプレイできないゲームをパソコンでエミュレートするためのツール「touchHLE」が、海外にて公開されています。

↑9to5Macより

 

iOSには『Super Monkey Ball』や『Flight Control』『Angry Birds(初代)』など、かつて大いに人気を博したものの、アップデートが行われないためプレイできないゲームがいくつかあります。そこで開発者のhikariは、iPhone向けに作られた古いアプリをMacやWindowsでプレイするためのツールを作成したのです。

 

ツールでは画面へのタッチをエミュレートするだけでなく、音を鳴らしたり、加速度センサーからのコマンドをジョイスティックに置き換えることもできます。なお、touchHLEはあくまでも“ゲームを動かすためのツール”であり、iOSのエミュレーターではありません。

 

touchHLEでは著作権を侵害することを防ぐため、Appleによるコードは一切使用していません。また、iOSのリバースエンジニアリングもしていないとのこと。つまり、一般の人が利用しても問題ないことをうたっています。

 

touchHLEはGitHubにて公開されています。更新が止まってしまったiOSのレトロゲームをプレイする際には、かなり役立つツールとなりそうです。

 

Source: 9to5Mac

iPhoneがTouch IDに回帰? フルスクリーンに内蔵の噂

Apple(アップル)が指紋認証機能「Touch ID」をディスプレイ下に内蔵することを検討していると、リークアカウントのyeux1122が報告しています。

↑mama_mia / Shutterstock.comより

 

Touch IDといえば、「iPhone 8」や「iPhone SE(第3世代)」などに搭載されていた、指紋認証機能。当時はディスプレイの下部に、物理的なボタンが搭載されていました。一方で「iPhone X」が登場して以来、フラッグシップモデルでは顔認証機能「Face ID」に置き換えられています。

 

yeux1122の報告によれば、Appleはまずディスプレイ下にFace IDを内蔵したiPhoneを投入し、その2〜3年後にディスプレイ下にTouch IDが搭載されるというのです。

 

iPhoneにディスプレイ下Face IDが搭載されるという情報は何度も報じられており、韓国ニュースサイトのThe Elecは「2024年にディスプレイ下Face ID、2026年にディスプレイ下フロントカメラが登場する」と報告しています。一方でディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、「ディスプレイ下Face IDは2025年まで登場しない」とも伝えています。

 

ディスプレイにTouch IDが内蔵すれば、マスクや帽子などを装着したままでも、簡単にiPhoneをアンロックできるというメリットがあります。一方で、濡れた指だと認識が難しいという問題も…。iPhoneがTouch IDに回帰する未来があるのかどうか、気になるとことです。

 

Source: yeux1122 via MacRurmos

iPhone 15/15 Plusに搭載されないかもしれない、2つの機能とは

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15/15 Plus」において、リフレッシュレートが可変する「ProMotion」と常時点灯機能が搭載されないことを、海外テックサイトが伝えています。

↑Framesira/Shutterstock.comより

 

2022年に販売された「iPhone 14 Pro/Pro Max」では、ディスプレイの駆動速度を1Hz〜120Hzまで変化させるProMotionに対応しています。これにより静止画などを表示している際には、画面駆動周波数を抑えて消費電力を抑えることができます。またiPhone 14 Pro/Pro Maxでは常時点灯機能により、画面をオフにしたままでも通知などが確認できます。このような機能は、通常モデルとなる「iPhone 14/14 Plus」には搭載されていません。

 

報道によれば、iPhone 15/15 Plusには低消費電力ディスプレイ「LPTO」が搭載されないため、ProMotionや常時点灯機能には対応しないとしています。アップルはiPhone 15シリーズのディスプレイパネルの手配をすでにすませており、量産準備をすすめていることも報じられています。

 

一方でiPhone 15/15 Plusでは、現行モデルの40nmではなく28nmプロセスでディスプレイドライバーチップが製造されるため、より電力効率が向上することも期待されています。これらの小改良により、iPhone 15/15 Plusでもよりバッテリー駆動時間が延長されることを期待したいものです。

 

Source: yeux1122 via MacRumors

iPhone 14/14Plus、新色イエローが登場!3月14日に発売

アップルは3月7日夜、iPhone 14とiPhone 14 Plusの新色「イエロー」を発表しました。数日前からの噂が的中したかたちです。

↑Image:Apple

 

新しいイエローのiPhone 14とiPhone 14 Plusは、3月10日(金)から予約注文の受付が始まり、3月14日(火)から販売されます。なおiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxには、新色はありません。

 

イエローのiPhone 14は、アルミニウムの側面とガラスの背面ともにイエローという配色です。これまでのミッドナイト、スターライト、PRODUCT(RED)、ブルー、パープルに加わり、iPhone 14/14 Plusのカラーバリエーションは6色となります。

↑Image:Apple

 

またiPhone 14とiPhone 14 Plusの純正シリコーンケースの新色として、カナリアイエロー、オリーブ、スカイ、アイリスの4つが加わっています。

 

さらにApple Watch用バンドにも春の新色が用意されており、ソロループ、ブレイデッドソロループ、スポーツバンドなどに次のカラーバリエーションが加わっています。

↑Image:Apple

 

  • スプラウトグリーン
  • カナリアイエロー
  • オリーブ
  • パープルフォグ
  • ブライトオレンジ
  • スカイ

 

iPhoneと純正ケース、Apple Watchのバンドも新色にそろえて、春らしさを満喫してみてもよさそうです。

Source:Apple(1),(2) 

iPhone 15のフロントガラスが流出、やっぱりベゼルが細いぞ!

Apple(アップル)からの今年のリリースが期待される「iPhone 15」シリーズのものとされるフロントガラス部品を、リークアカウントのShrimpAppleProが投稿しています。

↑ShrimpApplePro / Twitterより

 

iPhone 15シリーズではすでに予測レンダリング登場しており、iPhone 15 Pro/Pro Maxモデルでは画面を囲う縁ことベゼルが細くなることが予測されています。また、iPhone 15/15 Plusにも画面上のパンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が搭載されるようです。

 

 

ShrimpAppleProの投稿した動画からは、やはりiPhone 15 Pro/Pro Maxにてベゼルが細くなること、そして全モデルにDynamic Islandが搭載されることが確認できます。このようにベゼルが細くなることで、より没入感が向上することが期待できます。一方でiPhone 15/15 Plusのベゼルは、iPhone 14/14 Plusからあまり変わらないようです。

 

iPhone 15シリーズではそのほかにも、Pro/Pro Maxにて音量ボタンが一つになりミュートがスイッチからボタンに変更されることも伝えられています。このような細かな調整により、iPhone 15(特にPro/Pro Max)はより「カッコいい」iPhoneとして登場することになりそうです。

 

Source: ShrimpApplePro / Twitter via 9to5Mac

iPhone 14シリーズ用レザーケース、春の新色2つを追加? iPhone 14のイエローと同時発表かも

アップルは季節ごとに新たなアクセサリー製品を投入することが多いのですが、今年の春にもiPhone 14シリーズ用のレザーケースに新色を追加するとの噂が報じられています。

Image:Majin Bu

 

TwitterアカウントのMajin Bu氏は、iPhone 14、iPhone14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max用の純正レザーケースに2色が追加され、春の新作コレクションとして登場すると主張しています。かつてBu氏はiPhone 14シリーズが発売される直前に、純正ケースの画像をリークしていたことがあります

 

今回の新色は、ディープバイオレットとゴールデンブラウン2つとのこと。これらは両方とも、過去モデル用の純正アクセサリーにあったものです。まず、ディープバイオレットはiPhone 12シリーズ用のレザーケース。そしてゴールデンブラウンはiPhone 13シリーズ用レザーケースやレザーウォレットのほか、AirTag用レザーキーリングでも用意されていました。

 

過去にアップルはiPhoneケースの色を再利用したことがあるため、今回の噂にも一定の信ぴょう性があります。たとえばiPhone 11用レザーケースにはフォレストグリーンがありましたが、後にiPhone 14用のレザーケースに使われていました。

 

昨年のアップルは3月9日(日本時間)にiPhone用ケースとApple Watch用バンドの新作コレクションを発表していたので、今年もまもなく新色を発表するのかもしれません。また、噂のiPhone 14/14 Plusの新色イエローも、それらと同時に登場する可能性もありそうです。

 

Source:Majn Bu(Twitter)
via:MacRumors

iPhone 15 Pro、ミュートがボタンになり音量ボタンは一体化?

今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro」において、音量ボタンが一体化され、またミュートスイッチはボタンに変更されることを、海外テックサイトの9to5Macが伝えています。

↑9to5Macから

 

iPhone 15 Proで物理式ではなく押し込めない静電容量式のボタンが採用されることは、以前から報告されていました。さらにアップルは、将来のiPad Proでも静電容量式ボタンの採用を計画しているようです。

 

今回の9to5Macの報告によれば、iPhone 15 Proでは音量アップと音量ダウンのボタンが一体化され、押す場所によって機能が切り替えられるボタンになるとのこと。なおこのような一体化されたボタンは、過去のiPhoneやiPadでも採用されたことがあります。

 

そしてミュートスイッチは、押して機能を切り替えるミュートボタンに変更されるとのこと。こちらのボタンも音量ボタンと同じく、静電容量式のものとなることが指摘されています。

 

iPhone 15 Proでは外部ポートがLightningからUSB-Cへと変更され、本体形状も縁がカーブしたものになることが報告されています。また、ディスプレイのベゼルは細くなるとのこと。さらに音量ボタンやミュートボタンにも変更が加えられるなど、そのデザインは大きく刷新されることになりそうです。

 

Source: 9to5Mac

人命救助のさいに落としたiPhone 11、水深7mで1週間も生き延びる!

iPhoneが防水仕様になってから数年が経ちましたが、アップル公称の数値を超えた水深でiPhone 11が1週間も生き延びたとの報告が届けられています。

↑防水仕様のiPhone

 

ブラジルのメディアG1によると、学生のブレノ・ラファエル氏は首都ブラジリアにあるパラノアー湖でカヤックを漕いでいたところ、溺れている女性を発見。ラファエル氏はためらうことなく、すぐに水に飛び込んで女性を救ったそうです。そして湖岸まで連れて行った後、自分のiPhone 11をなくしたことに気づきました。

 

ラファエル氏はそのiPhoneを諦めていましたが1週間後、ダイビングのインストラクターのエディニョ・ロシャ氏が生徒たちとナイトダイビングをした際に、水深7mでiPhoneを発見したのでした。

 

ロシャ氏は水中から引き上げたとき、このiPhoneは使えないと思っていたそうです。が、実際には画面が動いており、iPhoneの緊急メニューから持ち主を確認し、SNS上で呼びかけたそうです。

 

その投稿を見たラファエル氏は、ロシャ氏のもとを訪れました。本人確認もかねてiPhoneにパスコードを入力してもらったところ、ロックを解除できて持ち主だとわかるとともに、何ごともなかったかのように使えたとのことです。

 

最初の防水対応iPhoneはiPhone 7であり、最大水深1mまで30分間耐えられるIP67認証を取得していました。そしてラファエル氏のデバイスはiPhone 11であり、水深2mまで、最長30分耐えられるIP68認証を受けています。つまり、アップルの公称値を遙かに超えて生き延び続けたことになります。

 

とはいえ、アップル公式の1年保証は、水を含む液体による損傷は対象外。いざというときのことを考えると、水没も対象となる有料保証サービスAppleCare+に加入しておくのもよさそうです。

 

Source:G1

via: 9to5Mac

iPhone 14に新色グリーン追加? 今週中に発表されるかも

今年の春、iPhone 14とiPhone 14 Plusに新色のイエローが追加されるとの噂が報じられています。

↑写真はiPhone 11

 

海外からも信頼ある日本のブログ「Macお宝鑑定団Blog」は、中国SNSのWeiboでの「春、iPhone 14、イエロー」との投稿を引用しています。これを投稿した刹那数码氏は昨年初め、アップルが春に新製品発表イベントを行うことを的中させていました

 

さらに複数の情報源が米MacRumorsに、アップルのPRチームが今週(6~10日)に製品説明会を予定していると伝えたそうです。アップルは昨年も3月8日にiPhone 13シリーズの新色グリーンを発表しているため、今回の説明会はiPhoneの新色に関連している可能性がありそうです。

 

アップルは現行モデルの売上を伸ばすためか、春にiPhoneの新色を発表することがよくあります。2021年4月にも、iPhone 12とiPhone 12 miniのパープルを発表していました

 

また、2018年のiPhone XRと、2019年のiPhone 11の本体色にもイエローが用意されていました。iPhone 14のイエロー追加が本当だとして、それらの色とどう違うのかは興味深いところです。

 

Source:Weibo
via:Macお宝鑑定団Blog, MacRumors

iPhone 15 Proは新チップの性能アップによって買い替え需要促進?

アップルが今年投入すると噂の「iPhone 15 Pro」では、3nmプロセスで製造される次世代プロセッサーが消費者の買い替えを促進すると、台湾紙のDigiTimesが報じてます。

↑Yalcin Sonat/Shutterstock.com

 

iPhone 15 Proでは、TSMCの第1世代3nmプロセス「N3」で製造される「A17」プロセッサーの搭載が期待されています。一般的にプロセスの数字が小さくなるほど、プロセッサーは高性能かつ省電力化がすすみます。

 

DigiTimesによれば、A17における大幅な改良により、消費者の買い替え需要を喚起するとのこと。具体的には、「iPhone 14 Pro」の5nmプロセスで製造される「A16 Bionic」と比較して、35%の省電力化が実現するようです。もちろん、パフォーマンスも大幅に改善されます。

 

報道によると、アップルは製造コストが高いにも関わらず、第1世代の3nmプロセスの初期注文を100%調達したとのこと。なお標準モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、iPhone 14 Pro/Pro MaxとおなじA16 Bionicが採用されるそうです。さらにTSMCが今年後半から製造を開始する「N3E」(N3の拡張バージョン)でも、アップルが最初の顧客となります。

 

USB-Cや新デザイン、新素材の採用が噂されるiPhone 15 Pro。あらゆる進化が期待されていますが、プロセッサーもそのひとつとなりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

iPhone 15 Pro、非認証ケーブルだと転送・充電スピードダウン?

今年発売のiPhone 15 Proでは、「MFi認証」のないUSB-Cケーブルを接続するとデータ転送と充電の速度が制限されることを、リークアカウントのShrimpAppleProが報告しています。

iPhone 15 Pro
「MFi認証」なしのケーブルでは制限がみられる?

 

iPhone 15シリーズでは、外部端子がLightningからUSB-Cに変更されると噂されています。一方で接続するアクセサリによりその機能が制限されるという情報は、中国語SNSのWeiboでも報告されていました。

 

ShrimpAppleProによれば、Foxconn(フォックスコン)はすでにMFi認証に準拠したUSB-Cケーブルや「EarPods」などのアクセサリを量産している、とのこと。一方でMFi認証がないUSB-Cケーブルを接続すると、ソフトウェアによりデータ転送と充電速度が制限されると報告しているのです。

 

現時点でApple(アップル)からの正式な発表はありませんが、iPhone 15の性能をフルに利用したい場合には、純正のケーブルやアクセサリを利用したほうが無難かもしれません。

 

Source: ShripmApplePro / Twitter via MacRumors

iPhoneの未来予想、画面下にFace IDやカメラが内蔵される?

将来のiPhoneに画面下Face IDや画面下カメラが搭載されるとの予測を、韓国電子新聞のThe Elecが報じています。

↑画像はMacRumorsより

 

現在のiPhoneでは「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」として、画面上部のパンチホールにFace IDとフロントカメラが配置されています。一方で、一部のAndroidスマートフォンでは、ディスプレイに覆われて見えない画面下カメラを搭載したモデルがすでにいくつか登場しています。

 

The Elecによれば、Apple(アップル)は2024年の「iPhone 16 Pro」に画面下Face IDを搭載するとのこと。現在のスマートフォンの生産プロセスを考えれば、この技術の採用に大きな困難はないと伝えています。そして2026年には、カメラ機能を使わないときはカメラの穴が見えない、画面下カメラが採用されると報告しているのです。

 

このように2024年の画面下FaceIDと、2026年の画面下カメラの採用を予測する報告は、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏も寄せていました。また2025年には、「Pro」ではない通常のiPhoneにも画面下Face IDが採用されるようです。

 

Face IDやフロントカメラが画面下に内蔵されれれば、ディスプレイの表示領域がさらに広がるというメリットがあります。これらの報告が正しければ、iPhoneのデザインは今後も大きく進化することになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

iPhone 15 Pro Maxはメジャーアップデートモデル? 本体サイズもカメラ突起も小さめに

アップルから今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro Max(あるいはiPhone 15 Ultra)」について、その詳細な3Dレンダリングとサイズ情報を、著名リークアカウントのIce universeが報告しています。

iPhone 15 Pro Max
↑iPhone 15 Pro Max。Ice universe(@UniverseIce)/ Twitterより

 

Ice universeの投稿した画像によれば、iPhone 15 Pro Maxの本体サイズは高さ159.90mm × 幅76.70mm × 厚さ8.30mmになるとのこと。これは、現行モデルの「iPhone 14 Pro Max」の高さ160.70mm × 幅77.60mm × 厚さ7.850mmから若干小さく、そして分厚くなる計算です。

 

 

そしてiPhone 15 Pro Maxのカメラの突起は3.60mmになる、とのこと。これはiPhone 14 Pro Maxの4.18mmから、0.58mm薄くなります。またカメラ突起が小さくなることにより、iPhone 15 Pro Maxの最も厚い部分は11.84mmで、iPhone 14 Pro Maxの12.03mmから0.19mm薄くなるようです。

 

iPhone 15 Pro Maxはそれだけでなく、iPhone 14 Pro Maxからディスプレイのベゼルがより薄くなり、筐体はわずかに湾曲した形状となるようです。また、外部ポートがLightningからUSB-Cへと変更されることも報じられています。これらの情報を統合すると、iPhone 15 Proシリーズは本体デザインからサイズまでが変更される「メジャーアップデートモデル」といえるでしょう。

 

Source: Ice universe / Twitter 1, 2 via 9to5Mac

戦々恐々? Apple独自の5Gモデムの来年登場をライバルが予測

Apple(アップル)が独自開発した「5Gモデム」が2024年にもロールアウトされるとの予測を、Qualcomm(クアルコム)のCEOが発言しています。

↑bluefish_ds / Shutterstock.comより

 

AppleのiPhoneシリーズでは、これまでQualcommのモデムが採用されてきました。一方でAppleが独自モデムの開発に取り組んでいることは、これまで何度も報じられてきました。

 

先日開催されたMWC 2023のカンファレンスに登壇したQualcommのCristiano Amon(クリスティアーノ・アモン)CEOは、「Appleは2024年に独自のモデムを開発すると予測している。しかしもし我々のモデムが必要なら、その準備がある」と発言しています。

 

BloombergのMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は以前に、Appleの独自開発モデムはまずハイエンドモデムから導入され、3年後にQualcommのモデムが完全に廃止されると報告していました。一方で今年の「iPhone 15」シリーズでは、引き続きQualcommのモデムが全モデルで採用されるとも予測されています。

 

もしAppleが独自モデムの採用に踏み切れば、iPhoneの通信能力をより柔軟にコントロールできるようになるはずです。通信速度が向上するのかどうかも含め、今後の動向に注目したいものです。

 

Source: Carolina Milanesi / Twitter via MacRumors

次期iPhone SE計画は終わっていない!? 6.1インチモデル投入か

Apple(アップル)が6.1インチサイズの「次期iPhone SE」の開発を再開したと、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑ALDECA studio / Shutterstock.comより

 

次期iPhone SEに5.7〜6.1インチの大画面が搭載されることは、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏も報告していました。一方でKuo氏は今年1月、「2024年の次期iPhone SEの投入はキャンセルされた」とも報告していました。

 

今回のKuo氏の報告によれば、次期iPhone SEにはApple独自開発の「5Gモデム」が搭載されるとのこと。また6.1インチの有機ELディスプレイはベゼルが薄く、「iPhone 14」と同等のものになるとも述べています。

 

次期iPhone SEの5Gモデムについては、6GHz以下の帯域(サブ6帯)での通信にのみ対応するようです。なお、現行モデルの「iPhone SE(第3世代)」はQualcomm(クアルコム)のモデム「Snapdragon X57」が搭載されています。

 

二転三転する次期iPhone SEに関する情報ですが、もし本当に発売されるとすれば、2024年3月以降となる可能性が高そうです。日本でも人気の高い、廉価なiPhoneの次期モデルの登場を楽しみにしたいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / Twitter via MacRumors

iPhone 15はさらにバッテリー長持ちに? 有機ELドライバーチップとプロセッサーの省電力化が進みそう

今年秋の「iPhone 15」シリーズについての噂が次々と届けられていますが、新たに有機ELドライバーチップの改善によりバッテリー持ちがさらに良くなる可能性が浮上しています。

↑こちらはiPhone 14 Pro

 

台湾メディアの経済日報によれば、iPhone 15シリーズには電力効率が高い有機ELドライバーチップが採用されるとのこと。このチップはプロセッサーと有機ELパネルの間にあり、発光素子のオンオフを制御する不可欠のパーツです。

 

iPhone 15シリーズ用の有機ELドライバーチップは、これまでの40nmプロセスから28nmプロセスへと強化。ここでいう「○○nm」とは半導体の回路線幅のことであり、一般的には小さくなるほど処理能力が向上し、電力効率が上がる傾向があります。この新型チップでも消費電力がさらに削減され、バッテリー持ちが良くなると伝えられています。

 

「iPhone 15 Pro」モデルに搭載される「A17 Bionic」チップは、台湾TSMCの3nm製造ラインで作られるとの予想が有力です。iPhone 14 Pro搭載のA16 Bionicは4nmプロセスであり、そこからプロセスを微細化することで、処理能力と省電力性の向上が期待されています。

 

実際にTSMCの会長は、同社の3nm技術が4nmよりも電力効率が35%も改善すると述べていました。iPhone 15は全モデルともバッテリー持ちが長くなり、特にProモデルはスタミナが強化されることになりそうです。

 

Source:経済日報
via:9to5Mac

カメラのナイトモードが進化? iPhone 15 Proに新型LiDAR搭載か

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15 Pro」にて、「LiDAR」センサーがアップグレードされることを、著名アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑The Toidi/Shutterstock.comより

 

LiDARセンサーは光が反射する距離と時間を測定することで、物体までの深度情報を計測する機能です。これにより、「AR(拡張現実)」関連機能の実装が実現しています。アップルは2020年の「iPhone 12 Pro」シリーズにて、LiDARスキャナーの搭載を始めました。

 

クオ氏のツイートによれば、iPhone 15 Pro/Pro MaxではLumentumとWIN SemiにかわってソニーがLiDARスキャナーを提供すると伝えています。ソニーの時間飛行型VCSEL(LiDARスキャナーの部品)は、既存の部品よりも消費電力が低いようです。

 

iPhone 15 Proがソニー製のLiDARスキャナーを搭載することで、バッテリー駆動時間が延長することが期待されます。さらに、ナイトモードやオートフォーカスなどのカメラ機能、そしてAR機能への恩恵もあり得るそうです。

 

iPhoneに搭載された「第2の目」として活躍する、LiDARスキャナー。iPhone 15 Proではそのアップグレードにより、さらに便利な機能が搭載されるのかもしれません。

 

Source: Ming-Chi Kuo / Twitter via MacRumors

iPhone 15 Plusの予測レンダリングが登場、細ベゼルがかっこいい!

今年の投入が期待されているアップル「iPhone 15 Plus(仮称)」の予測レンダリング画像を、海外テックサイトの9to5Macが投稿しています。

↑9to5Macより

 

今年のiPhone 15シリーズでは、標準モデルのiPhone 15/iPhone 15 Plusと、ハイエンドモデルのiPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxの登場が予測されています。すでにシリーズの新色に関する情報も登場しており、iPhone 15では画面にパンチホール「Dynamic Island」が配置されるようです。

 

今回の予測レンダリング画像を見ると、6.7インチサイズのiPhone 15 Plusでも画面にDynamic Islandが搭載されていることがわかります。また画面を囲うベゼルが細くなっており、よりスタイリッシュな印象です。

↑9to5Macより

 

本体背面にはデュアルカメラを搭載。外部ポートは、LightningからUSB-Cへと変更されるようです。本体の背面は「わずかに丸みを帯びたエッジ」になると説明されています。

 

iPhone 15とiPhone 15 Plusでは、「A16」チップやクアルコム製の「X70」モデム、ブルーとピンクのカラーバリエーションの登場などが期待されています。今年のiPhone 15シリーズはProモデルとの差が小さい、かなり魅力的な製品となりそうです。

 

Source: 9to5Mac

iPhone 15 Proの新色「ダークレッド」はこんな大人カラーに?

アップルからの今年の投入が期待される「iPhone 15」「iPhone 15 Pro」シリーズにおける新色の情報を、海外テックサイトの9to5Macが報じています。

↑9to5Macより

 

iPhoneではこれまで、シリーズごとに特徴的なカラーリングのモデルが投入されてきました。例えば「iPhone 14」シリーズではパープル、「iPhone 14 Pro」シリーズではディープパープルが存在します。

 

9to5Macによれば、iPhone 15 Proシリーズでは上のような「バーガンディー(ワイン色)」にも近い、ダークレッドカラーが投入されるとのこと。こちらはカラーコードが「#410D0D」で、「ダークシエナ」と表記されています。

↑9to5Macより

 

一方でiPhone 15シリーズでは、濃いピンクと鮮やかなライトブルーの新色が追加されるようです。ピンクの方は「カラーコード:#CE3C6C」で「テレマゼンタ」、ブルーは「カラーコード:#4DB1E2」で「ピクトンブルー」と呼ばれているようです。

 

iPhone 15 Proではチタン素材が新たに採用されるとの噂もあります。同スマートフォンのダークレッドカラーは、新しい素材のiPhoneをさらに引き立てることになりそうです。

 

Source: 9to5mac

まるでProみたい。iPhone 15は6.2インチ画面とDynamic Islandを搭載?

今年の登場が噂されている「iPhone 15」は、ディスプレイサイズが大型化され、ディスプレイ内部にパンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が配置されるとの情報を、9to5Macが伝えています。

↑9to5Macより

 

「iPhone 14 Pro」シリーズで導入された、Dynamic Island。その内部には、フロントカメラと顔認証機能「Face ID」の両方が搭載されています。

 

9to5Macが新たに公開したレンダリング画像によれば、iPhone 15シリーズでは「iPhone 14」シリーズと異なり、画面上部のノッチを廃止してDynamic Islandを採用するとのこと。このことから、iPhone 15/15 Proの4モデルではすべてがDynamic Islandを搭載することになります。

 

iPhone 15シリーズの本体下部には、LightningではなくUSB-Cポートを採用。背面カメラは、引き続きデュアルカメラとなるようです。さらにディスプレイサイズが6.1インチから6.2インチに大型化することも指摘されています。またiPhone 15 Proシリーズとは異なり、ボリュームボタンなどは静電容量式ではなく物理的なボタンとなるようです。

 

9to5Macが伝えるiPhone 15シリーズのデザイン変更は、リークアカウントのUnknowsz21の実機画像の投稿からも確認できます。iPhone 14 ProとiPhone 14ではその外観に大きな差がありましたが、iPhone 15 proとiPhone 15ではその差も小さくなりそうです。

 

Source: 9to5Mac, MacRumors

iPhone 15 ProはRAM容量も速度もアップグレード!?

Apple(アップル)から年内の発売が期待されている「iPhone 15 Pro」のRAM(メモリ)仕様に関する詳細を、台湾調査会社のTrendForceが伝えています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 ProシリーズのRAMについては、以前もTrendForceが「RAM容量が6GBから8GBへと増量される」と伝えたことがあります。一方でリークアカウントのShrimpAppleProは、「高速メモリーのLPDDR5Xの採用が見送られた」とも報告しています。

 

TrendForceの報告によれば、iPhone 15 Proでは「RAMの容量とスペックがアップグレードされる」としています。なお、具体的なRAM容量や仕様については、今回は報告されていません。

 

iPhone 14シリーズでは、上位モデルの「iPhone 14 Pro」シリーズだけに6GB RAMが搭載されました。これにならえば、iPhone 15のベースモデルは6GB RAM、上位モデルのiPhone 15 Proシリーズでは8GB RAMが搭載されそうです。またRAMのスペックとしては、「LPDDR5」のより高速なモデルが搭載されるのかもしれません。

 

スマートフォンのRAM容量やスペックはあまり目立つ項目ではありませんが、アプリの動作の「キビキビさ」に影響する重要な指標です。今年のiPhone 15 Proシリーズでも、さらなる高速動作が実現することを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

マットなチタン仕上げ! iPhone 15 ProのUSB-Cポート画像がリークか

「iPhone 15 Pro」の実機とされる画像を、リークアカウントのUnknownz21が投稿しています。

↑Unknownz21 / Twitterより

 

アップルからの年内の投入が期待されている、「iPhone 15」シリーズ。そのうちでも上位モデルに相当する「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」では、外部ポートが「Lightning」から「USB-C」へと変更されると噂されています。また、ディスプレイや本体デザインの変更を示唆する予測レンダリング画像も登場しています。

 

今回投稿された画像は、iPhone 15 Proの底面のみを撮影したものです。それでも、そこにLightningではなくUSB-Cポートが存在しているのが、はっきりとわかります。また本体上下のエッジも、よりなだらかな曲面となっているようです。

 

iPhone 15 Proの素材に目を向けると、現行の「iPhone 14」シリーズのステンレスとは異なり、あまり光沢がありません。これは、本体素材が「チタン」に変更されることを意味しているようです。すでにチタン素材が採用されている「Apple Watch Ultra」でも、本体はくすんだマット仕上げとなっています。

 

今回の画像はiPhone 15 Proの一部だけをとらえたもので、同スマートフォンの全貌を知ることはできません。チタン製のiPhone 15 Proの本体がどれだけ軽量になるのかを、ぜひ手にとって体験してみたいものです。

 

Source: Unknowsz21 / Twitter via 9to5Mac

iPhone 14 Proのフロントカメラ、修理しやすくなりました

アップルが「iPhone 14 Pro/Pro Max」のフロントカメラおよびその周囲のセンサー類が含まれる「TrueDepthカメラシステム」の修理をより簡単にしたことを、海外テックサイトの9to5Macが伝えています。

↑MariaLev/Shutterstock.comより

 

これまでiPhone 14 ProのフロントカメラやFace ID部分が故障した場合には、iPhoneを本体ごと交換する必要がありました。しかし先週からApple StoreとApple認定プロバイダーでは、カメラのみの交換が可能になっています。

 

iPhoneのフロントカメラやFace ID部分の交換がこれまでできなかった理由としては、「TrueDepthモジュール」の単一ユニットによる修理方法がなかったことがあげられます。そのため、iPhoneの発売直後は特定の修理に数か月かかるという状況が発生していました。

 

フロントカメラやFace IDは、自撮りやiPhoneのロック解除を行なうための大切なパーツ。これらの修理がより気軽にできるようになったことで、よりiPhoneを安心して使えそうです。

 

Source: 9to5Mac

折りたたみiPad/iPhoneに一歩前進? Appleが特許取得

Apple(アップル)が折りたたみiPadやiPhoneに関する特許を取得していたことが、海外メディアのCNBCの報道により判明しました。

↑USPTOより

 

Appleの折りたたみデバイスといえば、以前には「2024年に折りたたみiPadが投入される」とのアナリストによる報告が登場していました。またその後には、折りたたみiPhoneの投入が予定されているとのこと。さらに、「2025年に折りたたみMacBookが登場する」との予測も登場しています。

 

今回の特許は、「仮想ボタンとして機能する側面タッチセンサーを備えた、クラムシェルデザインのデバイス」に関するものです。2021年4月に出願された今回の特許では、「デバイスの部品がディスプレイを補強する入力面として、あるいはディスプレイが折りたたまれている時に使用するために機能する」ことが解説されています。

 

特許の内容としては、クラムシェル型の本体の外装全体でタッチ入力が可能になると説明されています。また、「ディスプレイをデバイスの一部または全部に巻きつけ」、湾曲した側面にカメラコントロールやボリュームボタンなどのタッチセンサーを搭載することもできるようです。

 

いつものことですが、特許の出願がただちに製品化に結びつくわけではありません。それでも数年後に登場するかもしれない折りたたみiPadやiPhone、MacBookの登場を、楽しみにしたいものです。

 

Source: CNBC via MacRumors

持ちやすそう! iPhone 15 Proの予測デザインがこちらです

Apple(アップル)からの今年の投入が期待されている「iPhone 15 Pro」の予測レンダリングを、3DアーティストのIran Zelbo氏と海外テックサイトの9to5Macが公開しています。

↑9to5Macより

 

iPhone 15 Proはより細いベゼル、より丸いエッジデザイン、Lightningポートを廃止してUSB-Cポートを採用する、などの噂が伝えられています。今回の予測レンダリングは、ケースメーカーからの情報とそれらの噂をベースにしたものです。

 

今回の予測レンダリングでまず目につくのが、丸くラウンドした本体背面の形状です。情報によれば、これはガラス素材のエッジをわずかにカーブさせ、メタルフレームとの一体化をはたしているとのこと。現行モデルのiPhoneと比べ、かなり持ちやすさが向上しそうです。

 

↑9to5Macより

 

外部端子はLightningポートからUSB-Cポートへと変更。また背面カメラの飛び出しもより大きくなっており、撮影性能の向上が期待できます。側面のボリュームボタンは物理方式から静電容量式となり、ミュートボタンの形状も変わるようです。

 

今回の予測レンダリングが正しければ、iPhone 15 Proは本体デザインが変更される「メジャーアップグレードモデル」に相当しそうです。個人的に現行モデルのiPhone 14 Proは持ちにくいな…と思っていたので、ぜひこの新デザインが実現してほしいものです。

 

Source: Ian Zelbo / Twitter via 9to5Mac

将来iPhoneがメッセージを送った人の声で読み上げてくれる? アップルが特許を出願

アップルがiPhoneの「メッセージ」(iMessage)アプリに送った人の声でテキストメッセージを読み上げさせる新機能を検討していることが、特許出願から明らかとなりました。

↑メッセージ(iMessage)

 

すでに「メッセージ」で録音した声を送信したり、Siriの声でテキストを読み上げさせることは可能です。が、この新たな特許は、受信した側が送った本人の声で読んでもらうよう選ぶことができる、というものです。

 

そのメリットは「受信したメッセージを読む必要がなくなり、ユーザー体験を向上させられるとともに、デバイスの効率を高められる」ことと説明。たとえば人通りの多い道を歩いていてスマホを取り出せないとき、料理中でiPhoneの画面を見ている余裕がない場合などに、ハンズフリーで着信内容を本人の声で聴けて便利になるというわけです。

 

この技術は送信者の「音声モデル」を作り、それに基づき「メッセージ」アプリが音声を合成するという発想です。特許文書によれば「第1のユーザー(送信者)は音声モデルへのアクセスを提供するための要求に対応」し、その音声モデルは「第2の電子機器に提供される」とのこと。

Image:USPTO/Apple

 

つまり「メッセージ」で送信する際に、音声ファイルを添付するオプションが用意。そして受信側はメッセージ本文だけでなく、音声ファイルも受信するかどうかを尋ねられます。そうすると、それ以降のメッセージも送信者の声で読み上げられるようになる、という仕組みです。

 

ほか特許では、前もって音声ファイルだけを送ることも可能とされています。そうすればメッセージが届いたときに音声ファイルを同時にダウンロードしなくても良くなり、すぐに読み上げできる見通しです。

 

あらゆるアップルの特許と同じく、これが本当にiOSに実装されるのか、将来のiPhoneで使えるようになるのかどうかは不明です。

 

もっともビデオ会議は互いに接続するまでには手間がかかり、メッセージに音声ファイルを添付するとダウンロードに時間がかかります。もしも手軽に「親しい相手の肉声で、すぐにメッセージを読み上げてもらえる」機能が実現したなら、遠く離れて暮らす家族やカップルには喜ばれそうです。

 

Source:USPTO
via:9to5Mac

iPhone 15 Proはベゼルが超薄型? 湾曲デザインを採用か

アップルからの投入が期待されている「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」において、超薄型のベゼルが採用される可能性を、リークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

Iphone14
↑写真はiPhone 14 Pro

 

iPhone 15シリーズのディスプレイに関しては、最上位モデルのiPhone 15 Pro Maxにて現行モデル(iPhone 14シリーズ)よりもさらに明るいディスプレイが搭載される可能性を、ShrimpAppleProが報告していました。なお同アカウントは、iPhone 14 Proにおける横長パンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」の登場を言い当てた実績があります。

 

今回ShrimpAppleProは、以前にツイートしたiPhone 15 Proシリーズのベゼルが超薄型になることについて、他のソースからも確認ができたと伝えています。どうやらiPhone 15 Proのディスプレイは「Apple Watch Series 7」以降のApple Watchと同じように、ベゼルがさらに細くなるようです。

 

さらにShrimpAppleProは、iPhone 15のベゼルが湾曲したデザインになることも報告しています。毎年進化するiPhoneのデザインですが、今年はそのディスプレイの変化に注目したいものです。

 

Source: ShrimpApplePro via MacRumors

iPhone 14 Pro Max、製造にいくらかかっている? 部品コストは13 Pro Maxより3.7%上昇

最新のiPhone 14 Pro Maxは、いったい製造においくら掛かっているのか? 使用パーツのコストを単純に合計した額では、先代のiPhone 13 Pro Maxよりも少し高くなっていることが明らかとなりました。

iPhone 14 Pro Max
↑製造コストが気になるところ

 

香港の調査会社Counterpoint Researchは、アップルがiPhone 14 Pro Maxを作るのにどれだけのコストが掛かるかのレポートを公開しています。その結果によれば、ストレージ128GB版では部品の合計額は約464ドル(約6万1000円)だったとのこと。この額は、iPhone 13 Pro Maxをおよそ3.7%上回っています。

 

コストが増えた主な理由は、背面メインカメラが48MPに強化(13 Pro Maxは12MP)されたことに加えて、新たな常時表示ディスプレイによるものと分析されています。

 

その一方で、昨年よりも価格が下がっているパーツも。最も値下がりが目立つのは5G通信関連パーツで、先代モデルと比べて「5Gセルラー技術の普及に伴う部品価格が下がった」ことで、全体に占めるコストは13%にまで低下したそうです。すでに5G元年から数年が経っており、ほとんどのスマホに搭載されたことから、量産効果でコストダウンされたと思われます。

 

そして心臓部分のA16 Bionicチップは、1年前のA15 Bionicより約11ドルも値上がりしました。このチップを含む「プロセッサー」関連は、部品コスト全体の20%にも上っています。

 

またアップルの自社設計チップは総コストの22%以上を占めており、iPhone 13 Pro Maxのそれよりも大きくなっています。同社は独自モデムやWi-Fi/Bluetooth統合チップも開発中との噂もあり、今後ますます外部への発注を減らしていくのかもしれません。

 

これらの数字は材料費のみを対象としており、組み立てやパッケージ、流通などのコストは含まれていません。またアップルは研究開発やマーケティングに莫大な資金を投じていることもあり、原価だけを見て高すぎる、といった議論は意味がないでしょう。

 

それでも部品コストが年ごとにどう変わり、最終的なiPhoneの価格にどう影響するのかを考察するのは、非常に興味深いことです。

 

なおCounterpointによると、最もコスト増が激しかったのは、iPhone 11からiPhone 12に移行する時だったそうです。部品コストは26%も増えていますが、これは主に(12シリーズで初採用だった)5Gモデムによるもの。やはり最先端の技術は、お金が掛かりがちのようです。

 

Source:Counterpoint Research
via:9to5Mac

iPhone 15 Proはベゼルが超薄型? 湾曲デザインを採用か

アップルからの投入が期待されている「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」において、超薄型のベゼルが採用される可能性を、リークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

Iphone14
↑写真はiPhone 14 Pro

 

iPhone 15シリーズのディスプレイに関しては、最上位モデルのiPhone 15 Pro Maxにて現行モデル(iPhone 14シリーズ)よりもさらに明るいディスプレイが搭載される可能性を、ShrimpAppleProが報告していました。なお同アカウントは、iPhone 14 Proにおける横長パンチホール「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」の登場を言い当てた実績があります。

 

今回ShrimpAppleProは、以前にツイートしたiPhone 15 Proシリーズのベゼルが超薄型になることについて、他のソースからも確認ができたと伝えています。どうやらiPhone 15 Proのディスプレイは「Apple Watch Series 7」以降のApple Watchと同じように、ベゼルがさらに細くなるようです。

 

さらにShrimpAppleProは、iPhone 15のベゼルが湾曲したデザインになることも報告しています。毎年進化するiPhoneのデザインですが、今年はそのディスプレイの変化に注目したいものです。

 

Source: ShrimpApplePro via MacRumors

iPhoneのサブスク計画が延期? 開発や技術に問題か…

Apple(アップル)が「iPhoneのサブスクリプション」の導入を延期したことが、Bloomberg(ブルームバーグ)によって報じられています。

↑renan.ce / Shutterstock.comより

 

iPhoneのサブスクリプションに関しては、2022年末~2023年初めに導入されるとの情報が以前に報じられていました。米国ではiPhoneを24回の分割払いで利用できる「iPhoneアップグレードプログラム」が提供されていますが、導入が噂されるサブスクリプションではiPhoneはレンタルするもので返却する必要があるようです。

 

今回の報道によれば、Appleは現在「Apple Payの月賦払い」「iPhoneのハードウェアのサブスクリプション」という2つのフィンテック商品を開発しています。このうちのiPhoneのサブスクリプションは、「エンジニアリングと技術的な後退」により、延期されたとしているのです。

 

もともとiPhoneのサブスクリプションは、2021年の「iPhone 13」か2022年の「iPhone 14」と同時に導入される予定でした。これは「デバイスにより金額が異なり、まだ具体的な金額は決定されていない」とのこと。なお計画は中止されたわけではなく、Apple内部で引き続き進行中だとしています。

 

高額なiPhoneを購入せずに利用できるサブスクリプションは、大きな需要が見込めそうです。端末を壊した際の修理代金などは気になるところですが、プログラムの実現を楽しみにしたいものです。

 

Source: Power On newsletter via 9to5Mac

iPhoneにUSB-CとLightningの両ポートを搭載した猛者現る

とあるエンジニアが、LightningポートとUSB-Cポートの両方を搭載したiPhoneを制作したことが話題となっています。

↑Redditより

 

 

iPhoneといえば、長らくLightningポートしか搭載していないことで有名。一方で海外では、独自にUSB-Cポート搭載iPhoneやUSB-Cポート搭載AirPodsケースを自作した人物も登場しています。

 

今回Redditに投稿された画像では、iPhoneの底面にLightningポートとUSB-Cポートと備えた奇妙なiPhoneの姿を確認できます。これらの2個のポートは、両方とも完全に機能するとのこと。投稿者によれば、「(かつてのiPhoneのように)ヘッドフォンと充電機能を同時に使うことができて便利だ」とコメントしています。

 

今年投入される「iPhone 15」では、とうとう外部ポートがUSB-Cへと変更されるとの噂もあります。今回のようなLightningポートとUSB-Cポートの両方を備えたiPhoneは登場しないと思いますが、iPhoneの今後の進化に期待したいものです。

 

Source: Reddit via 9to5Mac

iPhone 15のUSB-Cポート、接続機器により機能に制限が?

Apple(アップル)の「iPhone 15」に搭載されるUSB-Cポートにて、純正アクセサリに限定された機能が用意されていることが、中国SNSのWeiboにて報告されています。

↑charnsitr / Shuterstock.com

 

iPhone 15にLightningポートではなくUSB-Cポートが搭載されることは、以前から報告されていました。またUSB-Cによる高速通信が可能なのは上位モデル「iPhone 15 Pro」シリーズだけになるとの情報も登場しています。

 

Weiboの報告によれば、AppleはiPhone 15のUSB-Cポートと併用する、Lightning互換のチップを開発したとのこと。これにより、ファームウェアによってUSB-Cポートに接続されるアクセサリを制限することが可能になるはずです。

 

現時点では、iPhone 15のUSB-Cポートにどのような制限が設けられるのかはわかっていません。例えば純正のケーブルや周辺機器を接続したときだけ、高速通信やよりワット数の高い充電を提供する、などの用途が想定されます。あるいは、Lightning端子を搭載したアクセサリをiPhone 15で利用できるようにするためのものなのかもしれません。

 

純正アクセサリを接続したときだけ追加機能を提供するケースは、Androidスマートフォンなどでも見受けられます。すでに広く普及したUSB-Cが今年のiPhone 15にもやってくることを、楽しみにしたいものです。

 

Source: Weibo via 9to5Mac

iPhone 15 Pro Maxのディスプレイはさらに明るくなる? 現行モデルは2000 nits

今年の投入が期待されているアップルの「iPhone 15 Pro Max(仮称)」で、現行モデルよりさらに明るいディスプレイが搭載される可能性を、リークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

iphone 14 Pro Max
↑画像はiPhone 14 Pro Max

 

現行モデルの「iPhone 14 Pro Max」では、屋外にて2000 nits(ニト)のピーク輝度を実現。ShrimpAppleProによれば、iPhone 15 Pro Maxでは、ピーク輝度が2500 nitsにまで向上したサムスンの次世代ディスプレイを採用する「可能性がある」とのこと。

 

ピーク輝度が向上すれば、直射日光がディスプレイにさしこむ屋外でも、画面が見やすくなるというメリットがあります。一方で消費電力も同時に向上するので、iPhone 15 Pro Maxでのピーク輝度の向上は屋外に限定されるのかもしれません。

 

しかしディスプレイアナリストのRoss Young氏は「そのような変更は聞いていない」と9to5Macに伝えており、今回の情報はまだ確定というわけでもないようです。

 

また以前のリークによれば、iPhone 15 Pro Maxはより細いベゼルを採用したり、「Ultra」モデルでチタンフレームが採用されるなどの情報も伝えられています。

 

Source: ShrimpApplePro 🍤 Vtuber / Twitter

via 9to5Mac

Google、ChromeのBlinkエンジンをiOSで動作させる取り組みを開始

ウェブブラウザ「Chrome」にて利用されているGoogle(グーグル)の独自エンジン「Blink」を、iOS上にて動作させる取り組みが始まったことを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑BigTunaOnline / Shutterstock.com

 

グーグルはデスクトップ版やAndroid版のChromeにて、自社開発のエンジンことBlinkを使用しています。しかしiOS版ではApple(アップル)の要求により、「Safari」ブラウザと同じエンジン「WebKit」を使用しているのです。

 

The Registerが発見した新しいプロジェクトでは、GoogleのチームがChrome/Chromium(開発版)のBlinkエンジンを、iOSに移植する取り組みを始めたことが判明しています。ただし現時点ではBlinkを搭載したiOS版Chromeがリリースされる予定はなく、開発者向けの縮小されたアプリケーション「content_shell」に移植されることになりそうです。

 

グーグルは今回の取り組みについて、「これはiOSでのパフォーマンスを理解するために、オープンソースプロジェクトの一環として開発している実験的なプロトタイプです。ユーザーに提供されることはなく、私たちはAppleのポリシーを遵守していきます」との声明を発表しています。

 

というわけで、Blinkエンジンを利用したChromeブラウザのiOSへの投入はまだまだ難しそうな様相です。この点、いずれAppleによる規制が緩和されることを願いたいものです。

 

Source: The Register via 9to5Google

iPhoneで逆ワイヤレス充電ができる未来も…? 開発が継続中の報告

Apple(アップル)がiPhoneにおける「逆ワイヤレス充電機能」の開発を続けていることを、海外テックサイトの9to5Macが伝えています。

↑Michael Gordon / Shutterstock.comより

 

逆ワイヤレス充電とは、スマートフォンからワイヤレスイヤホンのケースやスマートウォッチを充電する機能で、すでにAndroidスマートフォンでは実現しています。一方でiPhoneでは、ワイヤレス充電で電力を受け取ることしかできません。

 

9to5Macによれば、Appleは「iPhone 14 Pro」シリーズにおいて、逆ワイヤレス充電機能の実装を予定していたとのこと。しかし開発の遅れから、リリースには間にあいませんでした。一方でAppleは、現在もソフトウェアの最適化をすすめ、逆ワイヤレス充電機能の搭載を目指しているというのです。

 

「iPhone 12」以降のiPhoneでは逆ワイヤレス充電に必要なハードウェアの一部が搭載されていることが、FCC(連邦通信委員会)への登録から明らかになっています。さらに純正モバイルバッテリー「MagSafe Battery Pack」を接続した場合には、iPhoneからMagSafe Battery Packへとワイヤレス充電することも可能です。

 

iPhoneに逆ワイヤレス充電機能が搭載されれば、ワイヤレスイヤホン「AirPods」やスマートウォッチ「Apple Watch」をiPhoneの上に置くだけで、充電ができるようになるはずです。次世代ワイヤレス充電規格「Qi2」ではAppleのマグネットによる「MagSafe」もサポートされることから、近い将来の機能実装を楽しみにしたいものです。

 

Source: 9to5Mac

高そう……Pro MaxよりハイエンドなiPhoneが2024年に登場か

アップルが2024年に「Pro Max」よりもさらにハイエンドなiPhoneを投入するとの予測を、Bloombergが報じています。

↑Framesira/Shutterstock.com

 

2023年の投入が期待される「iPhone 15」では最上位の「Ultra」モデルが登場することが、以前から報告されていました。このUltraモデルはチタン製フレームが採用されることや、「iPhone 14 Pro Max」よりも大幅に値上げされることが予測されています。

 

一方で2024年の「iPhone 16」シリーズでは、Pro Maxの代わりではなくその上位モデルとしてUltraが登場すると、Bloombergは報告しているのです。詳細はまだわかっていませんが、より優れたカメラや最先端のチップ、より大きなディスプレイの搭載があり得るとしています。一方でこのUltraが「折りたたみiPhone」になる可能性については、否定されています。

 

Bloombergは、Ultraモデルの投入がiPhoneの平均価格の引き上げに役立つことを指摘しています。またアップルのCEOであるティム・クック氏も、消費者がよりスマートフォンにお金を払うことを望んでいる、と発言しているのです。

 

アップル製品のUltraモデルといえば、2022年にはよりハイエンドな「Apple Watch Ultra」が登場しました。これにならい、2024年にはiPhoneにもUltraモデルが登場するのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

新品・未開封の初代iPhone、落札予想価格は約650万円! 新記録を達成かも

未開封の初代iPhoneがオークションに出品され、なんと5万ドル(約650万円)以上で落札されると予想されています。

↑初代iPhone

 

この初代iPhoneは、2007年に発売されたもの。3.5インチの画面と200万画素のカメラ、8GBのストレージを搭載し、当時は599ドルで販売されていました。出品したカレン・グリーン氏によれば、管理職に就いたお祝いで友人達からプレゼントされたそうです。

 

しかし、グリーン氏はすでに携帯電話の回線を3つ契約しており、それは当時のiPhoneでは使えなかったとのこと。そのため未開封のまま棚に置いておき、念のためフェルトのパジャマで包んでおきました。

 

その後グリーン氏はeBayに未開封の初代iPhoneが1万ドルで出品されていると聞いたり、2019年にはテレビ番組に出演して専門家に鑑定してもらったり(推定額5000ドル)と、何度か売却を考えていたと語っています。が、それでも数年間は持ち続けていました。

 

そして昨年10月、グリーン氏は工場で封印された初代iPhoneが約4万ドルで落札されたと知ったとのこと。当時、彼女はタトゥースタジオを開業したばかりで、資金が必要でした。

 

そこでグリーン氏は、オークションハウス(上記のオークションも担当)のLCG Auctionsに連絡。LCGによれば、10月の落札額が新記録だったこともあり、他の人からも連絡があったものの、実際に価値あるモノを持っていたのはグリーン氏だけだったそうです。

 

グリーン氏は「あと10年ぐらい我慢できるのなら、おそらくiPhoneを手放しません」と語っています。とはいえ、タトゥースタジオを続けて行くには売らざるを得ないようです。

 

新品・未開封の初代iPhoneは、数か月前に約3万5000ドルで落札されたことが話題となっていましたが、まだまだ価値は上がりそうです。もしも押し入れの中で未開封品を見つけたのなら、大事に取っておくといいことがあるかもしれません。

 

Source:LCG Auctions
via:The Guardian

iPhone 14 Plusの苦戦続くもiPhone 15 Plus登場のうわさ。価格で差別化か?

iPhone 14シリーズのうち、高価なProモデル2つはよく売れているものの、標準モデルは苦戦。特に大きなiPhone 14 Plusは全世界的に不人気かもしれないことは、数か月前にお伝えしました

↑iPhone 14 Plus

 

その後も「Proモデルは人気、標準モデルは不調」という状況は変わっていないものの、2023年秋にiPhone 14 Plusの後継機「iPhone 15 Plus」が登場するとの予想が報じられています。

 

信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、iPhone 14シリーズ向けディスプレイパネル出荷量のグラフを、Twitterのスーパーフォロー(有料プランに登録したフォロワーのみが見られる特典)向けに公開しました。モデルごとのパネルの出荷枚数は、その機種の人気を反映していると思われます。

 

それによると、iPhone 14のパネル出荷は少し増えた一方で、iPhone 14 Plus向けパネル出荷は12月~1月にかけてゼロになっています。それでいて、iPhone 14で増えた分はiPhone 14 Plusのマイナス分を相殺できるほどではなく、標準モデル全体として減っている格好です。

 

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max向けパネルの合計は、iPhone 14シリーズ全体の75%に上ることに。かたやiPhone 14 Plusのパネル出荷は2月に再開される可能性がありますが、それでも全体の5%未満だと予想されています。

 

やはりiPhone 14 Plusの不人気は変わらないようですが、米9to5Macは(おそらく独自の情報源から)アップルがまだiPhone 15 Plusの発売を予定していると述べています。テコ入れのために何か変化が用意されているかどうかは不明としつつ、iPhone 15とiPhone 15 Plus両方とも値下げが仄めかされています。

 

その一方で、「iPhone 15 Pro」や「iPhone 15 Pro Max(あるいはUltra)」モデルの値上げが噂されています。ハイエンドのProモデルと標準モデルに機能と価格の面で差を付けることで、お金に余裕のあるユーザーにはProモデルを魅力的に見せる一方で、標準モデルはお買い得さを強調する狙いがあるのかもしれません。

 

Source:9to5Mac

iPhone 14 衝突検出機能が有能。自動車事故からわずか数分で警察が到着!

アップルのiPhone 14シリーズに搭載された衝突検出機能により、自動車事故が起きてから数分以内に警察が駆けつけたと、オーストラリアの地元メディアが報じています。

iPhone14-emergency
↑iPhone14シリーズに搭載された衝突検出機能(Emergency SOS)

 

同メディアによると、現地のタスマニア州で馬用の荷車を牽引していた四輪駆動トラックが切り株に衝突したとのこと。そこでiPhone 14の衝突検出機能が近くの警察に通報し、乗客が意識を失っていたなかで8分以内に現場に駆けつけてもらえたそうです。

 

14歳から20歳までの5人が病院に搬送され、うち重傷の1人は空路でメルボルンに搬送。こうした命に関わる事故では、すぐに対応できるかどうかが分かれ目となります。また地域に警官がたまたま居合わせたことも、対応時間の短縮につながったようです。

 

iPhone 14シリーズは発売から約4ヶ月しか経っていませんが、すでに衝突検出機能が多くの事故被害者を助けています。またWiFiや携帯電話の電波が届かないところでも、警察に連絡できる衛星経由の緊急SOS機能も搭載されています。

 

一方で誤作動を起こすこともあり、遊園地やスキー場の近くにあるレスキュー隊に負担を掛けているとの報告も相次いでいます。ジェットコースターでも誤作動トラブルが起きたため、乗り物にデバイスを持ち込まない、あるいは電源を切るよう求める立て看板を掲げるところも

 

とはいえ、日本の消防士の方は「本当に重大な事故が起きたときに役立つ機能なので、オフにして下さいとは言えません」とも語っていました

 

すでにアップルも問題を認識しており、iOS 16.1.2では「iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化」をしたと発表。まだまだ誤報は多いようですが、現場に不要な負担を掛けず、大切な命が少しでも多く救えるように調整を望みたいところです。

 

Source:ABC News
via:MacRumors

iPhoneのデフォルト着信音を何度も聴きたくなる曲にアレンジしたミュージシャン現る

iPhone標準の着信音は、放置しておくと邪魔に感じることがあります。それこそがアップルの狙い(早く電話を取ってもらうため)と思われますが、繰り返し聞きたくなるようアレンジしたミュージシャンが現れました。

↑電話を取るのがもったいない名曲!?

 

iPhoneデフォルト(標準)着信音として知られるのが、「オープニング」として知られるものです。最近のiPhoneではデフォルトが「反射」に変更されていますが、おそらく「オープニング」を思い浮かべる人の方が多いはず。

 

音楽家のトニー・アン氏はInstagramにて、まずiPhone 14 Proらしき機種で「オープニング」を再生。そしてピアノでゆっくりと弾き始め、やがて少しずつテンポを上げて華麗な調べとなり、ついには繰り返し聞きたくなるようなメロディアスな仕上がりです。元々の着信音は短いパートの繰り返しですが、アレンジ版は完成した1つの「曲」となっています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Tony Ann(@tonyannnn)がシェアした投稿

 

すでにInstagramでは95万件以上の「いいね!」が付いています。ただ1つもの足りないのは、1分強の短いクリップのみで、デフォルトの着信音を変更できるダウンロードのリンクが用意されていないことでしょう。

 

Android端末をお持ちの方でも、この曲を聴いたら、今の着信音から変えたくなるかもしれません。もっともデフォルト設定を切り替えてしまうと、いつまでの着信音に聞き入ってしまい、電話を取るのが遅れることになりそうです。

 

Source:tonyannnn(Instagram) 
via:Wccftech

スキー場で転んだiPhone 14ユーザーから誤報が多発。日本でも増えているとの報道

iPhone 14の新機能である衝突検出機能は、本来はユーザーが深刻な交通事故に巻き込まれたと検出した場合、自動的に緊急電話を掛けるのが本来あるべき動作です。しかし、ジェットコースターに乗っているだけで誤作動したとの報告も相次いでいました

↑誤報は日本のゲレンデでも起きていた

 

これまでは海外からの報道が多かったのですが、日本のスキー場でも誤作動を起こし、地元の救急隊に負担を掛けていると報じられています。

 

長野県内の5市町村を管轄する北アルプス広域消防本部によれば、2022年12月16日~2023年1月23日までに919件の緊急通報があり、このうち134件は近くのスキー場からの誤報だったとのこと。これらは主にスマートフォンの「自動機能」によるもので、スキーやスノーボードに乗ったユーザーが転んだり、人とぶつかったときに作動したとみられています。

 

また総務省の消防庁は、「スマートフォンから自動で119番を発信する機能」について注意喚起を発表しています。文書では「近年発売されたスマートフォン」とありますが、同庁は「誤通報はiPhone 14シリーズからが多い」とコメントしたとの報道もあります。

 

もっともGoogleのPixelスマートフォン等にも自動車事故の検出機能が搭載されており、誤報のすべてがiPhone 14シリーズと決まったわけではありません。

 

かたや海外でも、iPhone 14シリーズや新型Apple Watchが誤作動を起こし、転倒したスキーヤーやスノーボーダーからの緊急通報が殺到しているとの報道もあり。現場の緊急通報センターからは「負担になっている」との証言も伝えられていました。アップルもこのニュースを受けて、連絡を取りつつフィードバックを集めているともコメントしています。

 

その一方で、iPhone 14の衝突検知機能のおかげで、事故に遭った妻のもとに救急車よりも早く駆けつけたという夫もいました。またオーストラリアでは、iPhone 14からの緊急通報を受けて、事故発生からわずか8分で警察が現場に到着したとのニュースもあります

 

誤報により本当の事故への対応が遅れるのは絶対に避けるべきですが、一方では実際に救われた命もあり、今後のアップルによる改善を期待したいところです。

 

Source:Japan News
via:9to5Mac

iPhone 15のうちProモデルだけ高速なWi-Fi 6E対応? 今年は標準モデルとの格差がさらに開きそう

今年秋の登場が噂されている「iPhone 15」シリーズでは、すでにiPad ProやMacBook Proに導入された無線規格「Wi-Fi 6E」が採用されるとの噂話がありました。が、その後に流出した文書から、実は高価なProモデルのみに限られる可能性が浮上しています。

↑こちらはiPhone 14シリーズ

 

この流出した文書は、アップル関連のリーカーUnknownz21氏が米MacRumorsに提供したものです。そこにはアンテナ設計のあらましが掲載され、より高速なWi-Fi 6E仕様は「D8x」つまりiPhone 15 Proモデル2つに限られると書かれています。

↑MacRumorsより

 

かたや「D3y」と表記されているiPhone 15標準モデルは、引き続きWi-Fi 6を使うとのこと。ちなみに「D7x」はiPhone 14 ProとPro Max、「D2y」はiPhone 14とiPhone 14 Plusを意味しており、それぞれプラス1したものが後継モデルとなる模様です。

 

現行機種のiPhone 14シリーズでも、高価なProモデルだけに最新チップのA16 Bionicが搭載されるなど、標準モデル(A15チップ搭載)と差別化が図られています。

 

その路線がiPhone 15シリーズでも引き継がれることは、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も予想しているところです。その意味で、iPhone 15 ProモデルのみWi-Fi 6E対応となるのは理に叶っていると言えそうです。

 

iPhone 14シリーズが対応したWi-Fi 6は、無線周波数として2.4GHzと5GHzに対応したもの。Wi-Fi 6Eはそれに加えて6GHzにも対応しており、より高速な通信や低遅延、大容量化を実現しています。もっともWi-Fiルーターの側もWi-Fi 6Eに対応している必要があり、ご家庭で利用する場合は、古いWi-Fi 6までのルーターであれば買い換えなければいけません。

 

ほかUnknownz21氏が入手した文書では、iPhone 15 Proモデルには、高速な3nmプロセス製造の「A17」チップとソリッドステート(感圧式。物理的に動く部分がない)の音量および電源ボタン搭載も確認されているとのこと。その一方、iPhone 15標準モデルはA16チップを使い、ソリッドステートボタンは搭載されないそうです。

 

これらの情報は、やはり複数のアナリストらの予想とも一致しています。iPhone 15 Proモデルと標準モデルとの格差はさらに開きそうですが、お値段もより高くなるのかもしれません。

 

Source:MacRumors

iPhone 14の衛星経由の緊急SOS、雪の中で遭難した2人の女性を救う!人命救助のゲームチェンジャーになるかも

アップルは2022年11月中旬から、iPhone 14シリーズでの「衛星経由の緊急SOS」を米国やカナダなど一部の国で提供を始めています。それによる数々のエピソードが伝えられてきたなか、また2人の女性がこの機能により救出されたことが明らかとなりました。

↑衛星経由の緊急SOS

 

カナダの地方紙Times Colonistによると、2人の女性はアルバータ州への旅行から帰宅する途中、マクブライド(ブリティッシュコロンビア州の小さな村)の近くで道に迷ったそうです。事故で幹線道路が閉鎖されたため、Google マップで代わりのルートを探したとのこと。

 

が、探したルートは吹雪の後に部分的に除雪されていたに過ぎませんでした。そのため彼女たちは20kmほど進んだところで「雪の壁」にぶつかり、立ち往生することに。しかもスマートフォンも圏外でした。そこで女性の1人がiPhone 14を持っていたため、衛星経由の緊急SOSを使おうと思いついたそうです。

 

それにより、アップルのコールセンターにメッセージと位置情報を送信することに成功。さらにカナダの「Northern911」からブリティッシュコロンビア州の緊急サービスチームが呼び出され、GPS座標を含む情報を渡したとのことです。

 

最終的にカナダのレスキュー部隊は2人の女性の位置をGPS座標により特定でき、車を雪の中から引っ張り出し、高速道路に戻るのを手伝ったそうです。もしもiPhone 14の新機能がなかったら、捜索は1週間以上にわたる大がかりなものになったかもしれない、と語られています。

 

BC(ブリティッシュコロンビア)捜索救助隊のシニアマネージャーであるドワイト・ヨーキム氏は、これが現地での「最初の(衛星経由の緊急SOS)使用」だと述べています。さらに「これはゲームチェンジャー(画期的なこと)です。この技術は、人命救助とその時間を縮められる可能性を秘めているのです」と付け加えています。

 

ちなみにヨーキム氏のチームは、年間で約1700〜1800件の捜索をしているとのこと。が、この衛星経由の緊急SOSは、その数を大幅に減らせるかもしれないわけです。「遭難した人がどこにいるか正確にわかれば、あとは救助に向かうだけです」と語られています。

 

この機能はまだ米国とカナダ、フランス、ドイツ、アイルランドや英国でしか使えませんが、少しでも早く日本を含む全世界で利用可能になることを望みたいところです。

 

Source:Times Colonist
via:9to5Mac

iPhone 14の夜景撮影術…AE/AFロックやポートレートモードの使いこなし方

2022年9月に発売されたiPhoneの新モデル「iPhone 14」。気になるカメラの性能と撮影術については、「iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方」でも取り上げましたが、今回はさらに踏み込んで、きれいに夜景を撮影する方法について紹介します。

 

【関連記事】 iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方

 

iPhone 14のカメラ性能をおさらい

夜景撮影術を知る前に、iPhone 14のカメラ性能についておさらいしておきましょう。メインカメラの画素数はiPhone 13シリーズと同等の1200万画素ですが、F値(絞りの大きさによるカメラに取り込まれる光量を数値化したもの)がF1.6からF1.5に向上して、より明るく鮮やかに撮影することが可能になりました。また、独自機能「ポートレートモード」も進化し、従来の被写体の背景ボカシに加えて、iOS 16では被写体の前ボケ撮影も可能になったのです。

 

新たに搭載された機能は、「Photonic Engine(フォトニックエンジン)」。カメラ機能を高画質にする「Deep Fusion(ディープフュージョン)」を画像処理の早い段階で適用することで、暗い場面でもより美しい画像が得られるという技術で、最大2倍の性能向上が見込めるとか。さらに、強力な手ぶれ補正機能「アクションモード」により、動きながらの撮影でもジンバル(3軸電動で手ぶれを防止するデバイス)を用いているかのような、スムーズな映像も撮影できるようになりました。

 

iPhone 14のカメラを使って夜景を撮影してみよう

早速、夜景撮影のコツを共有していきましょう。夜景を撮影すると、上手くピントが合わなかったり、うす暗く写ってしまったり……とがっかりしたこともあるのでは? iPhone 14のカメラの性能を活用すれば、それも克服できるはず。夜景撮影のコツとして、以下のポイントをおさえておきましょう。

 

1.「ナイトモード」でより鮮明な画像を撮影する

iPhone 11シリーズから実装されている「ナイトモード」とは、暗闇でもきれいに写真が撮影できるモードのこと。iPhone本体が自動的に暗闇を判断しモードを切り替えるので、ユーザーがとくに設定をする必要はありません。

 

ちなみにiPhone 14では、前述のPhotonic Engineが搭載されたことにより、従来のシリーズよりも切り替わるタイミングが遅くなったように感じられると思いますが、これは通常モードであってもより暗所での撮影が可能になったため。

 

つまりカメラ任せでもじゅうぶんきれいな夜景は撮れるわけですが、もっと自分好みの鮮明さで撮影したい! と思うなら、手動でナイトモードに設定し、任意でシャッタースピード(カメラのシャッターを開けている時間=露光時間)を選ぶことも可能。基本的に、露光時間が長いほうが、被写体を明るく鮮明に写しとれます。

 

↑ナイトモード時は、画面左上に黄色いアイコンが表示されます。数字は露光時間で、場所の暗さに応じて変化。下部のメーターを左右させることで任意でシャッタースピードを選ぶこともできます。

 

【「ナイトモード」のマニュアル設定】
(1) カメラアプリを開いた状態で、画面左上の「ナイトモード」アイコンをタップ。
(2) アイコンがグレーから黄色になったことを確認。
(3) 黄色になったアイコンを再びタップ。露出時間を調整して完了。

 

ただし、シャッタースピードが遅くなり露光時間が長くなるほど、写真はブレやすくなります。任意で選べるとはいえ、iPhoneは周囲の明るさに応じた適正な範囲内で、露光時間の最大値を調整してくれるので、失敗はしにくいといえるでしょう。

 

2.「AE/AFロック」でピントと明るさを自分好みに

続いて、明るさやピントも、自分好みに調整してみましょう。その際に活用したいのが、「AE/AFロック」機能です。

 

AEとは、Automatic Exposureの略で露出(明るさ)を自動調整する機能。またAFはAuto Forcusの略で、自動でピントを合わせてくれる機能のこと。つまりこれらをロックし自動調整を行わないことで、いつもと違った写真が撮れるわけです。

 

まずはiPhone 14で、フルオートでイルミネーションを撮影してみましょう。iPhone 14では明るいイルミネーションが白飛びすることも、暗い周囲が黒つぶれすることもなく、美しい夜景写真が撮れます。

 

↑オートで撮影。

 

ではちょっと人とは違った写真を撮るには? ここで「AE/AFロック」機能を使い、自動調整を無効にしてみます。

 

↑「AE/AFロック」を使った写真。

 

「AE/AFロック」によってピントと明るさをマニュアルモードにしてから、明るさだけを変えてみます。例えばあえて全体的に暗くし、イルミネーションだけが浮かび上がらせる、なんてことも。

 

【AE/AFロックの操作方法】
(1) 撮影画面の中で、露出とピントを合わせたいところを長押しする。
(2) 「AE・AFロック」の文字が表示されたらロック完了。

 

↑AE/AFロックを設定した画面。

 

明るさは、タップした場所の明度が基準となって調整されますが、タップした部分を示す黄色い枠の横にある太陽マークを上下にスライドさせることで、好みの明るさに調整し固定することが可能です。

 

↑太陽マークを上にスライドすれば明るく、下にスライドすれば暗く調整できます。

 

3.「前ボケ・後ろボケ」でメインの被写体を際立たせる

焦点を絞って周囲をボカすことで被写体を際立たせると、ぐっとセンス良く写ります。iPhone 14と同時に発表された最新OS、iOS 16の「ポートレートモード」では、前方にピントを合わせ後ろをボカすだけでなく、逆の前ボケ撮影も可能になりました。前後を自在にボカせるようになったことで、必要な被写体だけがより際立つ一枚をさまざまに撮影できるようになったというわけです。

 

イルミネーションなどの夜景をポートレートモードで撮影すると、光が丸くボヤけている “玉ボケ” 効果を狙うことができます。まずは、後ろボケから見てみましょう。

 

前方の被写体が際立ち、背景のイルミネーションがきれいに玉ボケしています。

↑前方にピント。

 

後方にピント。

 

ポートレートモードでは、主要な被写体にだけフォーカスがあたっているおかげで、前後にモノがあってもすっきりまとまった印象の画像を撮影することができます。ちなみにこの際にも効果的なのが、さきほどの「AE/AFロック」。ロックしてしまえば、カメラを動かし好きなアングルを探していても、ピントが外れてしまうことがありません。

 

【応用編】水面のリフレクションを狙う

最後に、iPhone 14の機能や性能に頼らないおまけの撮影術。ほかにも新鮮な夜景写真を撮ってみたいという場合は、「リフレクション」を狙ってみてはいかがでしょうか?

 

雨上がりで濡れた地面には、イルミネーションなどの光が映り込んでいます。この映り込みがあると、より幻想的な画像を撮影可能。雨上がり以外にも、池や湖など水面であればリフレクション写真を撮ることができます。

 

同じ場所でもがらりと雰囲気が変わる夜景。コツをしっかり押さえることで、スマホでは難しいと思われている夜景もきれいに撮影することができるはずです。お出かけの帰り道や夜の散歩の時には、綺麗な「夜景」をぜひ撮影してみてはいかがでしょうか。

 

 


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

「iPhone 15」は4機種ともDynamic IslandでUSB-Cポート、Ultraモデルはカメラもスゴい? 「iOS 17」から手がかり発見かも

アップルのスマートフォン向け次期OSの「iOS 17」から、今年秋に発売が予想される「iPhone 15」シリーズの手がかりが見つかったと報じられています。

↑iPhone 15シリーズは全モデルDynamic Island搭載?

 

まだiOS 17は開発者向けベータテストも始まっておらず、どのような新機能があるのかは公開されていません。今月初め、アップルの社内情報に詳しいMark Gurman記者は、同社はまもなく発表予定のAR/VRヘッドセットに集中するため、iOS 17(コード名「Dawn」)では「いくつかの新機能を犠牲にしている」と述べていました

 

今回の情報の発信源は、有名リーカーのLeaksApplePro氏です。同氏の予想には当たり外れがあり、信ぴょう性が飛び抜けて高いとは言えないものの、iOS 17は新機能よりも「安定性と効率性に重点を置くことになる」点ではGurman氏と一致しているようです。

 

LeaksApplePro氏の情報源によれば、iOS 17のコード内にはiPhone 15に関する手がかりがいくつかあったそうです。まず、iOS 17では6モデルでDynamic Island(ディスプレイ上部にある、通知やボタンがダイナミックに表示される領域)が動作するとのこと。

 

つまりiPhone 14シリーズではProモデル限定だったDynamic Islandが、iPhone 15シリーズでは標準モデル2つにも採用されるということ。長年にわたり標準モデルに付きものだったノッチ(画面上部の切り欠き)がついに消滅するとの見通しです。

 

またiOS 17のコードでは、iPhone 15シリーズは4機種ともUSB-Cポートを搭載する一方で、2モデル(おそらく高価なProモデル)のみデータ転送速度が速いUSB 3.2相当になるとのこと。こちらも、Gurman氏の予想と符合しています。

 

さらに「iPhone 15 Pro Max(ないしUltra)」つまり最上位モデルでは、画像処理ソフトがより進化しているとのこと。すなわち、UltraがProモデルよりも優れたカメラを搭載する可能性があるようです。

 

iPhone 15 Ultraが特別仕様となり、Proモデルとの差が開くことは、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も述べていたことです。Kuo氏はUltraだけペリスコープ望遠レンズが搭載されると予想していましたが、それに応じて画像処理ソフトもUltra仕様になるのかもしれません。

 

Source:HowToiSolve

iPhone 15はWi-Fi 6E対応で無線通信がさらに安定する?

Apple(アップル)からの今年の投入が期待される「iPhone 15」シリーズにて、最新の無線通信規格「Wi-Fi 6E」への対応が追加されるという情報を、Barclays(バークレイズ)のアナリストことBlayne Curtis(ブレイン・カーティス)氏とTom O’Malley(トム・オマリー)氏がつたえています。

↑Appleより

 

Wi-Fi 6Eとは以前の「Wi-Fi 6」をさらに拡張した規格で、2.4HGz帯や5GHz帯だけでなく、6GHz帯の電波も利用。これにより、最大9.6Gbpsでのより安定した通信が可能となります。なお、現行モデルの「iPhone 14」シリーズはWi-Fi 6にのみ対応しています。

 

今回の報告では、上位モデルこと「iPhone 15 Pro」シリーズでのみWi-Fi 6Eがサポートされるのか、あるいはiPhone 15シリーズの全機種で同規格がサポートされるのかは、明言されていません。また以前には、「iPhone 13」やiPhone 14でもWi-Fi 6Eへの対応が噂されていましたが、それは実現しませんでした。

 

Appleのプロダクトでは、iPad ProやMacBook Pro、Mac miniなど一部のデバイスにてWi-Fi 6Eへのサポートが追加されています。この流れに従えば、そろそろiPhoneがWi-Fi 6Eに対応してもよさそうです。Wi-Fi 6Eの利用は対応ルータの導入が必要となりますが、iPhoneのさらなる通信の安定化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

“最速の5Gスマホ”iPhone 14 Pro Maxよりも速いスマホ現る!? 首位交代の理由とは?

iPhone 14 Pro Maxは発売された当時、サムスンなど競合他社の製品を抑えて、英米でダウンロード速度が最も速いスマートフォンの座を獲得していました

↑iPhone 14 Pro Max

 

しかし、最新の調査では他2つのAndroidスマートフォンがそれを上回り、iPhone 14 Pro Maxが王座から降りることになっています。

 

今回のテストも、インターネット接続のスピードテストで有名な企業Ooklaが行ったものです。最新テストでは米国の主要キャリアにつき、ダウンロードおよびアップロード速度、一貫性(回線が繋がり続ける)、可用性(回線が繋がるかどうか)等に関して比較されています。

 

前回のレポートは2022年第3四半期を対象としており、iPhone 14 Pro Maxの中央値(データを小さい順に並べ、ちょうど中央の数値)はダウンロード速度147Mbps、アップロード速度17Mbpsでトップを獲得していました。

 

が、最新の第4四半期版では、なんとサムスンのGalaxy Z Fold4がダウンロード速度(中央値)147.24Mbpsでトップに。それに次ぐ米グーグルのPixel 7 Proは、137.11Mbpsで2位となっています。

↑第4四半期版の結果

 

iPhone 14 Pro Maxは133.84Mbpsで3位、14 Proは130.14Mbpsを記録して4位に。アップロード速度とレイテンシー(遅延/数値が小さいほど優秀)はいずれも僅差ですが、Pixel 7 Proはアップロードが15.53Mbps、レイテンシが50msとトップに輝いています。

 

またメーカー別のダウンロード速度では、サムスン製品がiPhone全体に対して約7Mbpsの差をつけて総合首位に立つという結果となりました。

↑メーカー別ダウンロード速度

 

今回のテストで興味深いのは、iPhone 14 Pro Maxのダウンロード速度(中央値)が第3四半期よりも下がっている点でしょう。つまり第3四半期から第4四半期にかけて、より多くのiPhone 14 Pro Maxが通信速度が遅い地域にいるユーザーの手に渡った可能性も推測されるわけです。

 

米9to5Macは、発売当初のiPhone 14 Pro Maxユーザーの比率は大都市圏で高かったため、第3四半期にはダウンロード速度が高くなり、第4四半期には地方まで広まったために低くなったかもしれないと指摘しています。

 

いずれにせよ、アップルとサムスン、グーグルのスマートフォンは、その他のメーカー製品よりもダウンロード速度が高いには違いなさそうです。これら3社の製品は、少なくとも通信速度に大きな差はなく、好みにより選んでもいいかもしれません。

 

Source:Ookla
via:9to5Mac

iPhone 15はApple Watchのように美しい? 細いベゼルの新デザイン採用か

今年の登場が期待される「iPhone 15 Pro(仮称)」について、ベゼルが細い新デザインが採用されるとの情報を、リークアカウントのShrimpAppleProが伝えています。

↑ms_pics_and_more/Shutterstock.comより

 

今回の報告によれば、iPhone 15シリーズでは「iPhone 14」シリーズと同サイズの画面が採用されます。つまり、6.1インチの2モデル(iPhone 15/iPhone 15 Pro)と、6.7インチの2モデル(iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro Max)の合計4モデルが投入されるようです。さらに、画面上部の横長パンチホールこと「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」も継続して採用されます。

 

ディスプレイは、iPhone 15シリーズの4モデルすべてに曲面ベゼルを採用。さらにiPhone 15 Pro/Pro Maxでは細いベゼルを採用することで、「Apple Watchのような、より美しいデザイン」を実現するとしているのです。なおShrimpAppleProは以前、iPhone 15のデザインについて「前面は四角いが背面は丸みを帯び、iPhone 5cに似ている」とも報告していました。

 

個人的に現行モデルのiPhoneはデザインはすごく美しいものの、持ったときに背面のエッジが手に食い込んで痛い印象があります。この点についても変更が行われるのかどうか、期待したいものです。

 

Source: ShrimpApplePro / Twitter via 9to5Mac

iPhone 14 Pro Maxの画面スジ問題、iOS 16.3にて修正されます

「iPhone 14 Pro Max」にて発生しているディスプレイに横スジが表示される問題が、「iOS 16.3」にて修正されるとMacRumorsが報告しています。

↑MacRumrosより

 

iPhone 14 Pro Maxでは、電源オンまたはロック解除時に、画面全体に横線が点滅する問題が報告されていました。Apple(アップル)は内部向けのメモにてこの問題を認め、修正版のリリースを約束していたのです。

 

MacRumorsが入手したiOS 16.3の最終ベータによれば、同バージョンでは上記の問題が修正されています。なお、どれだけのiPhone 14 Pro Maxがこの問題の影響を受けているのかは不明です。またiOS 16.3では、「Apple ID」にて2ファクタ認証オプションにおける物理セキュリティキーへの対応の追加、iCloud暗号化のにおける「Advanced Data Protection」のグローバル提供も予定されています。

 

iOS 16.3は来週に、一般向けにリリースされる予定です。iPhone 14 Pro Maxユーザーを心配させた今回のトラブルですが、ソフトウェア的に解決できる問題だとわかり、ユーザーとしてはひと安心といったところではないでしょうか。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Proでは高倍率な光学ズームがさらに身近になりそう

Apple(アップル)からの来年の投入が期待される「iPhone 16 Pro」シリーズにて、全機種で高倍率なペリスコープレンズが搭載されるとの情報を、韓国ニュースサイトのThe Elecが伝えています。

↑NDQ / Shutterstock.comより

 

iPhone 15シリーズでは、最上位モデルの「iPhone 15 Pro Max」にてペリスコープレンズの望遠カメラが搭載されることが、以前から報告されていました。またiPhone 15 Proシリーズではソニー製の新型イメージセンサーの搭載も予測されています。

 

The Elecによれば、iPhone 15 Pro Maxに搭載されるペリスコープレンズは「Folded Zoom」と呼ばれ、高倍率なズーム撮影を可能にします。Appleはこのペリスコープレンズに使用されるOIS(光学手ブレ補正)アクチュエーターについて新たなサプライヤーを探しており、日本メーカーから韓国メーカーに供給元が切り替わる可能性があるとのこと。

 

そしてiPhone 16では「Pro Max」だけでなく「Pro」モデルにも、Folded Zoomが導入されるというのです。なおiPhone 15でProとPro Maxの差別化が図られる理由は、「iPhone 14 Pro Max」の販売が好調だったこともあるようです。

 

ハイエンドなAndroidスマートフォンではすでに一般的になっている、ペリスコープレンズによる高倍率な光学ズーム機能。今年から来年にかけて、iPhoneの望遠撮影機能も大きく進化することになりそうです。

 

Source: The Elec

iPhoneの目覚ましをスヌーズするのに、たったの22ステップ? カラクリ装置を作り上げた猛者現る

iPhoneで目覚ましをスヌーズ(いったん切った後、一定時間後に再び鳴り始める)するには、画面をタップするか、どれかのボタンを押すだけで済みます。これを部屋のほとんどを占めるような凝った仕掛けを作り、たっぷり22ステップもかけて完了させた猛者が現れました。

Image:Joseph’s Machines/CASETiFY

 

この仕掛けを作ったのは、コメディアンのジョセフ・ハーシャー氏。そのYouTubeチャンネル「Joseph’s Machines 」には複雑な仕組みにより単純なことをする装置がたっぷりと紹介されています。こうしたカラクリは日本ではテレビ番組にあやかって「ピタゴラ装置」と呼ばれますが、海外では「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」(米国の漫画家の名前から)という豆知識もあります。

 

さてハーシャー氏の新作は、「iPhoneを破壊する機械?」と題されたもの。iPhone用のケースメーカー企業CASETiFYとのコラボで作られているため、オチも同社の製品を宣伝する方向となっています。

 

ベッドで眠るハーシャー氏が枕元のぬいぐるみを引っ張ると、引き上げられたハンマーが鳴り響くiPhoneを直撃。そしてバスケットに落ちたiPhoneは次々とハンマーに打たれて先に送り出され、オモチャの車に撥ねられてホウキに受け止められ、パチンコの玉のようにバウンドしながら落下。

 

さらに汽車に乗せられ、カタパルトにより2階の窓から発射。そして地面に落ちたiPhoneを待ち受けていた戦車が……ということで、「これだけヒドい目に遭わされても、CASETiFY製ケースに入れられたiPhoneは無事」とアピールする狙いです。

 

さらにCASETiFYは、ハーシャー氏がどのようにiPhoneを苦しめる装置を作り上げたかを明かす舞台裏の動画も公開しています。これだけの労力をかけた後だけに、ハーシャー氏も本当にグッスリ眠れたのかもしれません。

 

Source:Joseph’s Machines x CASETiFY(YouTube) 
via:Cult of Mac

microLED画面がiPhoneやiPad、Macにもやってくるかも!

Apple(アップル)がApple WatchだけでなくiPhoneやiPad、Macにも「microLED(マイクロLED)ディスプレイ」を導入するとの見通しを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Dmitrii Pridannikov / Shutterstock.comより

 

microLEDとは微細なLEDで一つ一つの画面のドットを構成するディスプレイ方式で、より明るく正確な色の再現が可能です。先日には、来年の「Apple Watch Ultra」にてこのmicroLEDが採用されるとの報道が登場しました。

 

今回のBloombergの報道によれば、2024年のApple Watch Ultraにつづいて、まずiPhone、そしてiPadやMacにもmicroLEDが導入されるとのこと。また、Apple(アップル)は同技術の開発に約6年を費やしたと報告しているのです。

 

Appleは2017年頃からコードネーム「T159」として、microLEDディスプレイの開発プロジェクトを開始。同ディスプレイでは明るさ、色再現性、視野角が改善され、まるで画像がディスプレイガラスの上に「描かれた」ように見えるそう。そして、Samsung(サムスン)やLGによる部品供給を置き換えると伝えています。

 

Bloombergによれば、将来的にはすべてのAppleの主要製品にmicroLEDが搭載されるとのこと。独自プロセッサ「Apple Silicon(アップルシリコン)」で自社製品の内製化をすすめるアップルですが、次の目標はディスプレイとなるのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 14シリーズは買い? プロがジャッジするも判断が割れる

iPhoneをはじめとして、Appleの新製品が今秋続々と登場。円安の影響もあり全体的に価格が上昇したが、果たして性能はそれに見合うレベルに高められているのか? Apple製品に精通するプロが、各アイテムの進化ぶりに判定を下す!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちがJUDGEします!

ジャーナリスト

西田宗千佳さん

モバイル機器、PC、家電などに精通するジャーナリスト。取材記事を雑誌や新聞に寄稿するほか、テレビ番組の監修なども手掛ける。

デジタルライター

井上 晃さん

スマホやスポーツウオッチなどを中心にデジタル系の新製品やサービスを紹介。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿している。

 

iPhone 14/14 Plus

久しぶりに大画面の「Plus」が復活。チップはiPhone 13と同じA15 Bionicの採用となったが、Photonic Engineを搭載するなど、カメラ機能が一段と進化している。

 

衝突事故検出機能も加わりより安心して使える

 

iPhone 14

11万9800円〜

iPhone 14 Plus

13万4800円〜

 

カメラは1200万画素のメインと超広角のデュアル。新たに採用されたPhotonic Engineにより明るさが中程度から低度の写真の性能を大きく向上させている。自動車事故など大きな衝撃を検知した際に指定連絡先に自動で通話する「衝突事故検出」機能を搭載。

↑焦点距離13mmの超広角カメラも1200万画素。より質感の高い写真が撮影できるようになった

 

↑デュアルコア加速度センサーやエアバッグの作動を感知する気圧計により、自動車などの衝突事故を検出

 

大きな進化はなかったが新たな進化軸をアピール

iPhone 14では「mini」がラインナップから外れ、6.7インチの大画面モデル「Plus」が復活。今回搭載チップはiPhone 13と同じA15 Bionicということで少々拍子抜けではあったが、カメラ機能は静止画、動画とも着実に進化している。注目は、自動車事故などで大きな衝撃を受けた際に自動的に指定の連絡先に発進する「衝突事故検出」機能の搭載だ。

 

「スマホの差別化が難しくなったなかで、事故対策など“安心・安全”をポイントにし始めたことを感じます。今日すぐに役立つものではないけれど“アップル製品を選び続けると安心”というメッセージでしょう」(西田さん)

 

またiPhone 14では、衛星にダイレクトで接続し、携帯の電波やWi-Fiが圏外の場所でも緊急メッセージが送信できる緊急SOS機能も搭載されている。

 

「圏外でも緊急メッセージを衛星経由で送れるようになったことは、通信機器の未来を感じさせるものでした。ただし、同機能はまずアメリカ・カナダでの提供であり、日本での提供は未定。せっかくの新機能が使えないのは少々残念に感じます」(井上さん)

 

iPhone 13ユーザーにとっては、iPhone 14に買い替えるメリットは正直小さい。だが、久しく機種変更していないiPhoneユーザーにとっては、進化したカメラ機能や衝突事故検出機能などは魅力的。より快適、安心に使えることを考慮すると、買い替えも視野に入れて良い。

 

【JUDGEMENT】

≪△≫ iPhone 13からの買い替えはオススメできない

「チップはA15 Bionicが踏襲されるなどiPhone 13から性能があまり変わっていないので、1年での買い替えはオススメしません。数年前から同じ機種を使い続けている人なら十分な進化を感じられるでしょう。Plusは、大型画面がPro Maxよりも安く手に入るという意味では、より選びやすい製品と言えます」(西田さん)

 

≪◎≫ 数年ぶりの購入なら電池持ちの伸びが買いの理由に

「ストリーミングでのビデオ再生の連続稼働時間を比べると、iPhone 11は最大10時間でしたが、iPhone 14では最大16時間まで増えたのは大きな進化と言えます。またカメラは光学式のズームインはないものの、画像処理の進化によりデジタルズームでもそこそこキレイに写るので、日常使いでは困りません」(井上さん)

 

■iPhoneシリーズ新旧スペック比較

 

14 Pro/14 Pro Maxのメインカメラのクワッドピクセルセンサー採用による4800画素へのアップが目を引く。iPhone 14 Plusは6.7型有機ELディスプレイを搭載。手軽に大画面を楽しみたい人にピッタリだ。

一部iPhone 14 Proの画面に横線が点滅する症状、アップルが調査中?まもなく修正アップデート出るかも

先日、iPhone 14 Proユーザーの一部から、電源を入れたときに画面上に横線が点滅するとの報告が相次いでいるとお伝えしました。この問題をアップルが認識しており、まもなく修正アップデートを配信する予定との有力情報が届けられています。

Image:MacRumors forum/Reddi

 

この症状は、iPhone 14 Proモデルの電源投入時に、1本または複数の緑と黄色の線がディスプレイ上で点滅し、数秒後に消えるというものです。先月の時点では、アップルがこの問題を調べているのか、またハードウェアが原因なのかソフトウェアの不具合によるのか、正確な情報は不明でした。

 

しかし、米MacRumorsが入手したアップルの内部メモによると、同社はこの問題が存在していると認め、それがハードウェアの欠陥が原因ではないとしつつ、もっか調査中であり、修正するiOSアップデートをまもなく配信する予定だと述べているそうです。

 

そこではiPhone 14 Proユーザーから「電源を入れたり、携帯電話のロックを解除したりしたときに、すぐに画面全体に横線の点滅が現れると報告があるかもしれません」として、先日の苦情が事実であると認められているようです。さらに「アップルはこの問題を認識しており、解決するソフトウェアアップデートが間もなくリリースされます」とも付け加えられているとのこと。

 

次期メジャーアップデートとなるiOS 16.3は現在、開発者とパブリックベータプログラム参加者を対象にテスト中です。こちらは少なくとも数週間は正式版が出ないと見られていますが、もしかするとバグを修正するための中継ぎとして「iOS 16.2.1」などが近々にリリースされるのかもしれません。

Source:MacRumors

「iPhone 15 Pro」物理ボタンがなくなる? 好評ならiPad Proにも採用されるかも

今年秋に発売が予想される「iPhone 15 Pro」モデルの音量ボリュームと電源ボタンは、物理的に押し込む従来型から、機械的に動く部分がない「ソリッドステート」式に変更されると噂されています。

↑ソリッドステート式に変更されるかもしれない物理ボタン

 

そんななか、この変更がユーザーに好評であれば、将来的に他のハイエンド製品もその後に続くかもしれないとのアナリスト予測が報じられています。

 

アップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、昨年10月末に音量ボタンと電源ボタンがソリッドステート式に置き換えられるとの予想を述べていました

 

ソリッドステート式は「Taptic Engine」という微小なモーターで振動を発生させ、センサーにより指の圧力を感知すると、振動を返すことで押し下げた錯覚を起こさせる方式です。この仕組みは「触覚フィードバック」とも呼ばれ、最近のMacBookのトラックパッドにも採用されています。

 

Kuo氏は最新のツイートで、この予想を再確認。そしてiPhone用のTaptic Engineチップを供給するシーラス・ロジック社が利益を得ることになると指摘しています。

 

そして新デザインにつきユーザーの反応が良ければ、今後ほかのハイエンドモデルにも採用される可能性があるとのこと。Kuo氏は具体的な製品名を挙げていませんが、おそらくiPad ProやApple Watchを指しているとも推測されます。

 

iPhoneのボタンをソリッドステート式にすれば、物理ボタンに必要な開口部がなくなり、さらに耐水性能が改善するとともに、経年劣化により摩耗したり壊れる可動部品をなくすことができるはず。が、あまりiPhoneを頑丈に作りすぎると、アップルも買い替え需要が減ってしまい困る可能性もあるかもしれません。

 

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter)
via:MacRumors

プロがiPhone 14 Proシリーズをジャッジ! 進化は地味だが高評価

iPhoneをはじめとして、Appleの新製品が今秋続々と登場。円安の影響もあり全体的に価格が上昇したが、果たして性能はそれに見合うレベルに高められているのか? Apple製品に精通するプロが、各アイテムの進化ぶりに判定を下す!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

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ジャーナリスト

西田宗千佳さん

モバイル機器、PC、家電などに精通するジャーナリスト。取材記事を雑誌や新聞に寄稿するほか、テレビ番組の監修なども手掛ける。

デジタルライター

井上 晃さん

スマホやスポーツウオッチなどを中心にデジタル系の新製品やサービスを紹介。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿している。

 

iPhone 14 Pro/14 Pro Max

Dynamic Islandと常時表示ディスプレイの採用で、インターフェイスがより進化。メインカメラは4800万画素にアップし、より解像感の高い写真が撮影できる。

 

グラフィック性能が大きく向上したA16 Bionicチップを搭載

 

iPhone 14 Pro

14万9800円〜

iPhone 14 Pro Max

16万4800円〜

 

A16 Bionicチップは、5コアのGPUと、毎秒17兆回近くの演算が可能な新しい16コアのNeural Engineを搭載。グラフィックスを生かしたゲームやアプリケーションに最適だ。メインカメラは1200万画素から、撮影シーンに応じて働くクワッドピクセルセンサーを採用した4800万画素に進化した。

↑4つのピクセルをひとつにまとめて使うクワッドピクセルセンサーを採用。細部まで質感の高い撮影ができるようになった

 

↑1Hzのリフレッシュレートを誇るSuper Retina XDRディスプレイを採用。iPhone初となる常時表示ディスプレイを実現している

 

新たなUIが採用されてより便利に使えるように

メインカメラにクワッドピクセルセンサーを採用し、4つのピクセルをひとつにまとめて使うことで48MP(4800万画素)の高画質を実現したのが数値面でのわかりやすい変化。プロはディスプレイの進化が大きいと語る。

 

「『常時表示ディスプレイ』の進化が大きいです。使い慣れると非常にわかりやすく、これまでのiPhoneとの大きな差だと感じるでしょう」(西田さん)

 

常時表示ディスプレイとは、iPhoneを操作していないときや机の上に置いている状態でも、必要な情報を常に受け取ることができる新機能。時計の下に表示されるウィジェットは最大4つを選択して配置することが可能だ。

 

また、これまで画面上部に配置されていたインカメラ(True Depthカメラ)も変更されている。横長のパンチホール型に刷新され、「Dynamic Island」という新UIデザインを採用。通知やアラート、再生中の音楽情報などを表示して、必要な情報をシームレスに確認することができる。

 

「これまで画面上部にカメラが配置されていたことの煩わしさが軽減されました。ただしユーザーにとってのメリットは、一部のショートカット操作などに限られていて、まだまだ発展途上という印象も受けました」(井上さん)

 

インターフェイスで大きな進化を遂げたiPhone 14 Pro。

 

「常時表示機能ははじめ違和感があるものの、慣れれば欠かせない機能。ゆえにこれまで以上にカスタマイズが重要ですね」(井上さん)

 

【JUDGEMENT】

≪○≫ 数値的な進化よりも常時表示ディスプレイに注目

「数値的な性能向上は小幅にとどまったと言えます。カメラは確かに大きく高画質化していますが、スマホの画面でしか見ないなら差がわかりづらいでしょう。ただ、今回のモデルは常時表示を含めたディスプレイの変化が大きなポイント。ほかのスマホとは少し違う使い勝手になっていて、大きな差別化点となっています」(西田さん)

 

≪○≫ 望遠が3倍と新たに2倍を選べるようになった

「地味な進化ですが重要なのが、望遠撮影時に3倍だけでなく2倍を選ぶUIが追加されたこと。結構必要とするシーンも多かったので、13 Proシリーズと比べて扱いやすくなりました。『アクションモード』の使い勝手も良く、カメラ重視でiPhoneを購入するならば狙い目です。ただし、万人ウケするモデルではないでしょう」(井上さん)

 

■iPhoneシリーズ新旧スペック比較

 

14 Pro/14 Pro Maxのメインカメラのクワッドピクセルセンサー採用による4800画素へのアップが目を引く。iPhone 14 Plusは6.7型有機ELディスプレイを搭載。手軽に大画面を楽しみたい人にピッタリだ。

「iPhone 15」いよいよ試験生産が開始? 今年は品不足が起こりにくいかも

今年秋に発売が予想される「iPhone 15」につき、早くも大手の組立サプライヤーである台湾Foxconnが初期のNPI(新製品導入)生産に入ったとの噂が報じられています。

↑iPhone 15の試験生産開始?

 

台湾の経済メディア経済日報によると、Foxconnは中国・深センの工場で「新型ハイエンドiPhone 15」(高価なProモデル)のNPIに取りかかり、量産に向けたウォームアップを始めたとのことです。NPIとは「New Service Introduction(新製品導入)」の略であり、まず新製品を試作し、不具合を洗い出したり効率のいい仕組みを探り、本格的な量産体制を整えるための準備のことです。

 

今年のNPIが例年と異なる点としては、中国とインドでのiPhoneの量産時期の時差を縮めるために行われることだと指摘されています。ここ数年、まず中国で新型iPhoneの量産が始まり、その後に6~9か月ほど遅れてインドでの量産が開始。それが昨年には2か月に短縮され、今年は数週間になる見通しだそうです。

 

この「中国とインドでの量産がほぼ同時に開始」との予想は、実はiPhone 15 Proモデルの入手しやすさに大きく影響するものと思われます。昨年末にiPhone 14 Pro/Pro Maxが品不足となっていたのは、主に中国・鄭州市にある世界最大のiPhone工場が新型コロナ禍により操業が制約されたため、と見られているからです。

 

アップルも中国に依存しすぎている現状を見直し、生産拠点をインドに移す動きを加速しているとの報道もありました。もしもインドで素早くiPhone 15 Proの量産が始まれば、中国に何が起きても品不足は起こりにくいかもしれません。

 

iPhone 15のラインアップは、iPhone 14シリーズと同じサイズで「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max(ないしUltra)」の4機種になると予想されています。

 

そして上位モデルのiPhone 15 Pro/Ultraの本体はチタンフレーム、ソリッドステート(物理的に押し込む機械式ではなく、触覚フィードバックで押し下げ感覚を演出)の音量ボタン、転送速度が速いUSB-Cを搭載。かたや標準モデルはDynamic Island(iPhone 14 Proモデルの画面上部にある、様々な仕組みが利用できる領域)や遅いUSB-Cポートの採用が噂されています

 

このうちiPhone 15 Ultraは、iPhone 14 Pro Maxより大幅に値上げされるとの予想もあります。発売される頃には円高が進み、日本での価格がサイフに優しくなることを期待したいところです。

 

Source:経済日報
via:Gizmochina

来年の次期iPhone SE投入はキャンセル? モデム開発難航か…

Apple(アップル)の2024年における「次期iPhone SE」の投入がキャンセルされたことを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ氏)が報告しています。

↑Gabo_Arts/Shutterstock.comより

 

次期iPhone SEに関しては量産計画が中止、あるいは2024年まで延期される可能性を、クオ氏が以前に報告していました。またApple独自開発のモデムについても、今年の「iPhone 15」には搭載されないだろうと台湾紙のDigiTimesが報じています。

 

クオ氏によれば、現時点でAppleは次期iPhone SEを2024年に投入することはない、とのこと。また次期iPhone SEでは自社製のモデムチップの搭載を予定していましたが、「自社製モデムの性能がQualcomm(クアルコム)のものに及ばない」という懸念から、採用を見送ったとのこと。同氏によれば、Appleはまず次期iPhone SEにて自社製モデムの性能をテストし、その後に「iPhone 16」にて採用する予定だったとしています。

 

AppleとQualcommの間には以前に特許紛争があったこともあり、Appleは継続的に自社製モデムの導入を検討してきました。しかし今回の報告が正しければ、それはすぐに始まるというわけではなさそうです。

 

Source: Medium via 9to5Mac

Face ID対応iPhoneの基板にTouch IDボタンを自力で付けた猛者現る

アップルは2017年にiPhone Xを発売して以来、フラッグシップ機では顔認証のFace IDを採用しつつ、指紋認証のTouch IDを廃止しています。

↑Touch IDの復活を望む声も少なくない

 

ユーザーがTouch ID復活を望んでもアップルが叶えてくれないなか、自力で「Face ID搭載iPhoneに自力でTouch IDボタンを追加」を成し遂げた猛者が現れました。

 

この偉業(?)を達成したのは、中古アップル製デバイスの改造を得意とするfix Apple氏です。自称「iPhoneハードウェア技術者」の同氏は、先日もiPhone 14 Pro Maxの画面をサムスンのGalaxy風に湾曲ディスプレイへと改造していました

 

今回の改造は、より正確にいえば「A12 Bionicの基板」を使ったもの。おそらくiPhone XSまたはiPhone XS Maxのいずれかを使ったと思われます。どちらもFace IDのみで、Touch IDが搭載されていない機種です。

 

最近のAndroidスマートフォンでは画面内の指紋認証が流行っていますが、この改造では筐体の内部スペースが限られているために使われていません。その代わり、iPad mini(第6世代)やiPad(第10世代)のようにサイドボタンの1つに指紋センサーが埋め込まれています。

 

さらにA12のダイ(型)に直接パーツを取り付け、リボンケーブルによりサイドボタンに取り付け。その上ロジックボードの丸い切り欠きにハンダ付けのワイヤを丁寧に通したり、できるだけスペースを節約しています。短い動画の最後では、iPhoneが実際に指紋を認識できることが示されています。

 

アップル独自開発のA15 Bionicは、iPhone 14シリーズとiPhone SE(第3世代)両方に搭載されており、チップやiOSがFace IDとTouch IDともに対応していることは明らかなはず。それでもアップルがフラッグシップ機にTouch IDを復活させないのは、Face IDの方がはるかにセキュリティ対策がしっかりしているためかもしれません。

 

Source:fix Apple
via:Wccftech

Appleの初売りは1月2日~3日! 最高3万2000円分のギフトカードと卯年AirTagをゲットせよ

Apple(アップル)は年明けの1月2日と3日に、毎年恒例の初売りを実施すると発表しました。

↑Appleより

 

来年のAppleの初売りでは、対象商品の購入者を対象に最高3万2000円分のお正月デザインの「Apple Gift Card」がプレゼントされます。さらに対象のiPhoneを購入すれば、卯(うさぎ)年モチーフの特別な「AirTag」もプレゼントされます。

 

キャンペーンでは、「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 12」「iPhone SE」を対象に8,000円分のギフトカードをプレゼント。「AirPods Pro(第2世代)」「AirPods(第2世代)」「Lightning充電ケース付きAirPods(第3世代)」「AirPods Max」なら最高1万2000円、「Apple Watch SE」なら8,000円、「iPad Air」「iPad(第9世代)」「iPad mini」なら最高8,000円、「MacBook Air」「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」なら最高3万2000円がプレゼントされます。

 

さらに、「iPad Pro・iPad Air⁠用Magic Keyboard」「Smart Keyboard Folio」「Apple Pencil(第2世代)」「MagSafe⁠デ⁠ュアル充電パッド」なら最高8,000円、「Studio3 Wireless」「Solo3 Wireless」「Powerbeats Pro」「Beats Fit Pro」「Beats Studio Buds」「Beats Flex」でも最高8,000円のギフトカードがプレゼントされます。

 

繰り返しになりますが、Appleの初売りは1月2日と3日限定。また、卯年モチーフの特別なAirTagは先着3万人限定となっています。欲しいアイテムがあれば、お早めにどうぞ!

 

Source: Apple

iPhone 14 ProのA16、GPU機能の重要機能が削除されていた模様

アップルのスマートフォン「iPhone 14 Pro」シリーズに搭載されている「A16 Bionic」プロセッサーにて、GPU関連の重要な機能が削除されていたことを、海外ニュースサイトのThe Informationが報じています。

↑MariaLev / Shutterstock.comより

 

A16 Bionicは前世代の「A15 Bionic」と同様のアーキテクチャ(設計)を採用しています。今年9月の発表時にも、アップルは「GPUのメモリー帯域幅が50%増加した」と触れただけで、具体的な機能拡張については明かされていませんでした。

 

今回の情報によると、アップルはA16 Bionicにおいて、光線の動きをシミュレートして3D映像を描画する「レイトレーシング」機能の追加を予定していたとのこと。しかしエンジニアリング上の不手際により、開発の後半になって設計に決定的にな設計ミスがあることが判明。実装は中止されたのです。

 

このような設計ミスが起きた原因について、The Informationは「新機能の追加に野心的すぎた」と伝えています。もともと、レイトレーシングの追加は「予備計画」にすぎなかったとのこと。しかしテスト用のハードウェアは予想を上回る電力を消費し、バッテリー寿命が短くなったり、デバイスがオーバーヒートする恐れがあったりしたとしています。さらに、アップル社内でGPU開発の方針をめぐった対立があったことも報じられているのです。

 

というわけで、ある意味「骨抜き」となって世に出てしまったA16 Bionic。「iPhone 15 Pro」の「A17」では、レイトレーシングを含めたGPU機能の大幅拡張に期待したいものです。

 

Source: Information via Engadget

iPhoneのバッテリーを交換しやすくするよう義務づけ? EUが法案を検討中

2024年12月28日以降、EU(欧州連合)ではiPhoneを含むスマートフォン全般が充電端子としてUSB-Cの採用が義務づけられます

↑EUからの無茶振り?

 

それに続き、今度は家電製品の内蔵バッテリーを「簡単に取り外し、交換できるよう」義務づける法案が検討されていることが明らかとなりました。

 

今年9月、欧州議会と理事会は「電池の持続可能性、性能、耐久性を向上させるための要求事項の強化」に合意。もしも新たな規則が成立すれば、家電製品に搭載されるバッテリーは消費者自身が「簡単に取り外し、交換できる」よう設計しなければならなくなります。また、企業は古いバッテリーを回収してリサイクルすることが法的に義務づけられます。

 

ただし、この義務は法律が施行されてから3年半後のこと。一応、企業は対応するには十分な猶予が与えられることになりそうです。

 

さらに欧州委員会(欧州議会に法律を提案)は、充電式でないモバイル電池の使用を違法にすることも検討する見通しです。つまり単なる乾電池を使うことまで禁じる急進的な措置のようですが、それだけに期限は「2030年12月31日」と8年以上も先のこと。こちらは、実現する可能性が低いかもしれません。

 

今やiPhoneほか多くのスマートフォンがバッテリーを「簡単に取り外し、交換」できなくなっているのは、筐体のサイズを小さくすることや、防水性能を高める意図も大きいと思われます。もしもEUが設計の変更まで強制するなら、スマホが大型化したり防水性が低くなったり、逆にユーザーの不利益になるかもしれません。

 

Source:European Parliament
via:9to5Mac

iPhone 15では自社製モデム使わず? Qualcomm継続採用の報道

Apple(アップル)の次期スマートフォン「iPhone 15(仮称)」では、Qualcomm(クアルコム)製の5Gモデムが採用されることを、台湾紙のDigiTimesが伝えています。

↑Camilo Concha / Shutterstock.comより

 

Appleはこれまで、iPhoneシリーズのモデムにQualcommの部品を採用してきました。一方でAppleが独自にモデム部品を開発しているとの情報も、これまでたびたび報じられています。

 

DigiTimesによれば、Appleは5Gモデムの開発を継続しているものの、iPhone 15ではQualcommのモデム部品が採用されるとのこと。これはつまり、Apple製の5Gモデムの開発が、iPhone 15のリリースに間に合わないことを意味しています。

 

iPhone 15では、Qualcomm製の最新モデム「X70」の搭載が期待されています。これはAI(人工知能)により通信速度が高速化され、通信範囲の改善、品質の向上、低遅延、最大60%の電力効率の向上が実現されています。

 

以前の報道では、Appleは早ければ2023年にも自社製の5Gモデムへと切り替えると報じられていました。しかしDigiTiemsによれば、Appleは現在、数年以内のQualcomm製モデム部品の置き換えを目指しているそうです。

 

とはいえユーザーからすれば、性能が向上すればモデムがQualcomm製でもApple製でもあまり関係のない話。来年のiPhone 15でも、トラブルなく安定した性能を実現してほしいものです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

一部iPhone 14 Proユーザーから「画面に横線が点滅する」との報告あり。後日アップデートで修正かも

iPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxの一部ユーザーから、電源を入れたときに画面に横線が点滅し、その理由も解決方法が分からないと報告しています。

Image:MacRumors forum/Reddit

 

海外掲示板Redditでは、数十人のiPhone 14 Proユーザーが、デバイスの電源を入れたとき、1本または複数の緑と黄色の線が画面上で点滅し、数秒後に消える場合があると述べています。アップルに修理に持ち込んだところ、修理エンジニアからハードウェアに問題があるわけではなく、iOS 16のバグだとの趣旨が告げられたそうです。

 

また米MacRumorsの読者フォーラムによれば、この症状はiOS 16.2アップデート後に始まったようです。もっとも、一部のユーザーからはiOS 16.2以前でも起こっていたとの証言もあり。

 

あるRedditユーザーは、アップルから電話があり、同社も問題を認識しており、修正アップデートに取り組んでいると知らされたとのこと。もっとも、それ以上の詳しい内容は不明です。

 

アップルは現在(12月23日時点)開発者とパブリックベータテスターを対象にiOS 16.3のテストを行っているものの、このアップデートは来年初めまで一般公開されないと思われます。

 

とはいえ、この問題が多くのユーザーに起こっている場合は、iOS 16.2.xなどマイナーアップデートが前倒しに配信される可能性もありそうです。

 

Source:Reddit, MacRumors Forum
via:MacRumors

新年はスマホのケースやフィルムを新調しよう。好きな組み合わせを選べるUNiCASE「New Year Set」

ユニケースは、同社が運営するUNiCASE(ユニケース)店頭にて、2023年初売りから「New Year Set」を数量限定で販売します。

 

New Year Setは、UNiCASEのスマートフォンケース約440種類から好きな製品1点と、フィルム貼りサービス券1枚、オーディオ製品1点がセットになった福袋。税込価格は5000円で、1万4000~2万6000円相当のセットです。

 

対象となるケースや、その他詳細は、ユニケース公式サイトをご覧ください。

 

Copyright (C) 2022 UNiCASE All Rights Reserved.

iPhone 14 Proの品不足も解消? 最大のiPhone工場で新型コロナ対策がほぼ終了

ここ最近、iPhone 14 Proモデルが品不足となっていたのは、中国・鄭州市にある世界最大のiPhone工場が新型コロナ禍により操業が制限されていたからだと見られています。そのために、生産台数が予定より600万台も減るかもしれないとの推測もありました

↑世界最大のiPhone工場に朗報が飛び込んできました

 

その鄭州市の工場が「高リスク」分類から外され、新型コロナ対策のほとんどが緩和されたと報じられています。

 

米Bloombergの報道によれば、この工場を運営する台湾Foxconn(鴻海)は「ポイント・トゥ・ポイント」システムを終わらせたと発表したとのことです。これは従業員が寮と生産ラインの間のみ移動が許され、工場内でのほかの場所に行くことは一切認められない、というもの。このため、カフェテリアやレジャー施設も利用できず、従業員らの不満は非常に高まっていました。

 

これまで中国では都市封鎖のもとでも、大規模工場については従業員が24時間365日構内にとどまり、寮と生産ラインの間を行き来するだけの「クローズドループ」方式で生産が認められてきました。家族の元から離れて、娯楽も限られている従業員にとって過酷な状況が続いていたわけです。

 

そして鄭州市のiPhone工場では、施設内で新型コロナの感染拡大が起こり、事態は悪化します。従業員らは集団隔離されたうえに食料や物資も不足し、さらには約束された特別ボーナスも支払われずで、逃亡や抗議活動にも発展。Foxconnが事態を収めるために退職金を支払うと、2万人以上が離職することになり、人手不足が深刻になっていました。

 

その後、鄭州市の大部分は2週間前に閉鎖が解除されていましたが、Foxconnの工場は「高リスク」に指定されていたためにクローズドループ方式が続けられることに。それが、ようやく解除されたしだいです。

 

iPhone 14 Proモデルの生産が、需要に追いつくほどに改善するまでには、まだかなりの時間がかかりそうです。が、少なくとも労働条件が劇的に改善されることで、従業員を募集しやすくなり、人手不足は時間とともに解消されていくのかもしれません。

Source:Bloomberg
via:9to5Mac

折りたたみのないiPhoneではウェーブできない! またサムスンがアップルをからかうCMを公開

サムスンはアップルに対抗意識を燃やしているのか、iPhoneを揶揄するような広告をたびたび打ち出しています。つい先月も、iPhone 14シリーズには(Galaxyスマートフォンのように)折りたたみ機構や高性能カメラなどの革新性がないとからかう動画を公開していました

↑Galaxyの折りたたみスマホ

 

それに続き、ワールドカップをテーマとしたCMで「iPhoneには折りたたみがない」と強調していることが明らかとなりました。

 

この動画は全世界の一部地域で公開されており、TikTokユーザーから「目撃した」との声もあります。そのうちサムスン公式アカウントが中国Weiboに投稿したものを、Twitterユーザーが見つけてシェアしている格好です。

 

サムスンはサッカーの試合を見る群衆を、スマートフォンに見立てて客席にズラリと配置。そしてサムスンの折りたたみ式スマホは折りたたんでウェーブを起こしているなか、iPhoneらしきデバイスは参加できずに涙目しているというストーリーです。

 

最近YouTubeで公開されていた「On the Fence」というCMも、折りたためない側のiPhoneから折りたためるサムスン製品へと「垣根を越える」内容でした。サムスンは折りたたみこそ時代の最先端、ユーザーが本当に欲しかったものとアピールしたいようです。

 

しかし、ディスプレイ関連サプライチェーン専門誌DSCCによれば、実際のスマートフォン市場はその逆に動いているようです。サムスンの折りたたみ式スマホ(2021年発売)の生産台数に占める比率は、2022年第3四半期には29%だったものの、iPhone 14シリーズ発売後の第4四半期にはわずか7%に落ち込んだとのこと。つまり「サムスン製折りたたみ式スマホのシェアが、iPhone 14に奪われている」可能性があるわけです。

 

アップルは折りたたみ式iPhoneを検討していると噂されているものの、「信じられないほど高価」になりかねないことや、技術的なトラブルがあったときにリスクが高すぎるとして、当分は投入しないとの分析もあります。iPhoneは折りたたみに「できない」のではなく「あえてしない」のかもしれません。

 

Source:Alvin(Twitter) 
via:9to5Mac

驚きの「100万円スマホ」にも歴史あり。あなたの知らない「超高級スマホ」の世界

最近のスマートフォンは高価格化が進んでいます。「iPhone 14 Pro Max」の1TBモデルは23万9800円、またサムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」は24万9700円です。最新技術を搭載した製品とは言え、ある程度のスペックのノートパソコンより高い価格となるとなかなか手が出せそうにありません。

 

ところがもっと高価なスマートフォンはブランドコラボモデルですでに日本でも販売されたことがあります。サムスンの折りたたみスマートフォンの二世代前のモデル「Galaxy Z Fold2 5G」とニューヨーク発のファッションブランド「Thom Browne」のコラボモデル「Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition」はスマートウォッチなどがセットでしたが価格は41万4700円。中古の自動車も買えてしまいそうです。

↑Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition。日本では約40万円で販売された

 

20年の歴史を誇るVERTU

しかし海外を見ればさらに高いスマートフォンも出ています。本体に貴金属や本革を使用した本物志向の製品です。考えてみれば一流の洋服を着ているのに、プラスチックやステンレスなど一般的な素材でできているスマートフォンを持つというのもアンバランスかもしれません。超高級スマートフォンはそんな一流の素材の製品を好む層向けに販売されています。「こんな高いもの買えるわけがない」と思っても、50万円でも100万円でもいいから良い素材の製品が欲しい、そう思う人もいるのです。買える人は限られますが、今回はそんな様々な高級素材を贅沢にあしらった超高級スマートフォンを紹介します。

↑特定のユーザー層をターゲットにした超高級スマホ(8848)

 

超高級スマートフォンはいくつかのメーカーが手掛けていますが、古くから製品展開を行い、一時は日本にも店舗を構えていたVERTU(ヴァーチュ)が一番有名かもしれません。2002年に最初のラグジュアリーケータイを投入し、サファイアグラスの画面に金やプラチナを使った本体、さらにルビーやダイヤをちりばめたモデルもあるなど本物素材をふんだんに使った製品は1000万円というありえない価格の製品もあったほどです。世界で数台しかない限定モデルの中には日本の漆を使った2000万円の「シグネチャー 吉祥」も。4台だけが生産されました。

↑VERTU初のケータイ「シグネチャー」ゴールドモデル。発売時の価格は数百万円

 

しかしVERTUもスマートフォン化の波に乗れず2017年に倒産。その後資本を変えて再出発し、現在はAndroidスマートフォンを中心とした展開を行っています。VERTUの価格は本体の「素材」によって大きく異なります。一般的なスマートフォンは本体カラーが数色、メモリ構成も数パターンにすぎませんが、超高級スマートフォンは本体の素材だけでも複数のバリエーションを持ちます。たとえば質感にこだわった本革仕上げの「iVERTU」の一部モデルを見てみましょう。革の種類に加え本体の一部に金素材を使うかどうかによって、多数の製品が販売されています。

↑iVERTUのモデルバリエーション。写真以外にも複数ある

 

この中で最高価格のモデルは「iVERTU Himalaya Happy Diamond 18K Gold & Diamonds」です。白が美しく希少価値の高いワニ革「ヒマラヤクロコダイルレザー」を背面に貼り付け、さらに背面のV字のモールド(VERTUの「V」の字をイメージしたもの)は18金仕上げ、そしてその上にダイヤモンドをちりばめています。価格は3万4350ドル、約500万円という冗談のような価格です。しかし素材を考えると当然で、そもそも1年間に1台売れるかどうか、という製品なのです。もちろん店舗に在庫は無く受注生産品です。スペックは高級モデルにふさわしく6.67インチの画面にチップセットはSnapdragon 888、カメラは6400万画素+6400万画素超広角+500万画素マクロ+200万画素深度測定と4つ搭載しています。

↑500万円の「iVERTU Himalaya Happy Diamond 18K Gold & Diamonds」

 

もちろんすべてのモデルが超高級素材を使っているわけではありません。最新モデル「METAVERTU」のカーボンファイバーモデルなら3600ドル、約52万円です。これならだいぶ安いと感じてしまいますね。なおVERTUのWEBサイトを見ると、ほとんどが背面の写真ばかり。つまりスマートフォンとしての性能は一定水準あり、本体の質そのもので選ぶ製品ということなのです。とはいえこのMETAVERTUのスペックもなかなかのもので、チップセットはSnapdragon 8 Gen 1、メモリは18GB、ストレージは1TBもあります。画面サイズは6.67インチ、カメラは6400万画素+5000万画素の超広角+800万画素の望遠です。

↑「METAVERTU」のカーボンファイバーモデルは52万円とだいぶ安い

 

実はVERTUは折りたたみスマートフォンも出しています。中国のみで販売され価格は4万2800元、約86万円です。もはやスマートフォンの価格とは思えませんが、これが超高級スマートフォンの世界なのです。なおこの折りたたみスマートフォンは中国の折りたたみスマートフォンメーカー「Royole」がベースモデルを作っており、VERTUの高級仕上げとして「VERTU Fold 3」というモデルでリリースされました。画面サイズは7.2インチで画面を外側に折りたたむ形状、カメラは4800万画素に1600万画素の超広角の2つ、チップセットは非公開です。

↑VERTUの折りたたみスマートフォン「VERTU Fold 3」

 

8848は中国発の超高級スマホ

VERTUは今でも一定のユーザー層がおり、特に中国では富裕層が指名買いしているとも言われています。このVERTUの後を追いかけるように登場したのが8848ブランドのスマートフォン。北京エベレスト移動通信が手掛けるこの超高級スマートフォンは、VERTU同様に本体背面は本革仕上げ、ルビーなどをあしらったモデルも用意されています。8848のスマートフォンは中国発ということもあり、高級感に加えどことなくエレガントなテイストを加えたデザインが特徴。赤系統の色合いは中国らしくあざやかな仕上がりです。

↑8848のスマートフォン。中国メーカーらしく赤の発色がいい

 

8848のスペックはチップセットがSnapdragon 865とやや古いものを搭載。実は発売されたのが今から2年前なのです。このチップセットでも今でも十分問題なく利用できますが、実はここが超高級スマートフォンの弱点にもなります。つまりスマートフォンのチップセットはまだまだ技術進化が進んでおり、1年おきに新しいチップが出てきます。それに対応するように毎年新製品を投入するような大量生産方式は超高級スマートフォンのビジネスモデルには合いません。1つのプラットフォームで2年以上製品を出し続けなくてはならず、1つのバリエーション展開だけでは販売から1年もたつとスペック的に見劣りしてしまうのです。8848も他のシリーズ展開はまだ行われておらず、今後新製品が投入されるかどうかは不明です。

↑スポーツカーをイメージしたデザインのモデルもある

 

なお8848の背面に見える円形のものはサブディスプレイで、本体を裏返しておいても着信を表示したり、あるいはカメラのプレビューとしても使えます。このデザインは後に他のメーカーも真似をしましたが、スマートフォンの裏にスマートウォッチを張り付けたようなデュアルディスプレイは便利な使い方もできそうです。8848の各モデルの価格は2万元前後(約40万円)。VERTUと比べると比較的買いやすくなっています。

↑ドラゴンをあしらった中国らしいデザインのモデルもある

 

価格を抑えたラグジュアリーモデルを展開するKreta

さて現在、積極的に超高級スマートフォンを出しているメーカーとしては、同じく中国のKretaがあります。Kretaは複数のシリーズを展開しており、折りたたみモデルも出しています。Kretaのスマートフォンの宝飾は本物のダイヤではなくスワロフスキーを採用していることもあり価格はやや安めです。たとえばこちらのKreta Oneは52カラットのスワロフスキーダイヤを搭載、カーフレザー仕上げで価格は1万4900元(約30万円)から。ようやく一般人でも手の届きそうな価格です。

↑スワロフスキーダイヤをちりばめたKreta One

 

最新モデルのZeus 1シリーズはチップセットをメディアテック製とすることでさらに価格を引き下げ、9999元(約20万円)からとiPhoneよりも安く買うこともできます。このクラスの製品となるとそれこそ冒頭に書いたブランドコラボモデルと価格は変わりありません。しかし逆に言えば富裕層の方には「安すぎる、もっと高いモデルを!」という要求が出てきそうです。

↑iPhone最上位モデルよりも安いZeus 1

 

多くの国ではまだまだスマートフォンは、スペックやブランドで買うものです。今回紹介した超高級スマートフォンが上陸すれば「本体の素材で選ぶ」という新しい選択が生まれるかもしれませんが、販売台数が多く見込めないことから多国での展開は難しそうです。VERTUも現在の主な販売国は中国とベトナムなどに留まっています。とはいえドバイなど中東ではiPhoneのボディーに金メッキを施したカスタムモデルが人気になるなど、貴金属などを使った本物素材のスマートフォンを求めるユーザーは世界中に存在します。スマートフォンの日用品化、生活必需品化が進めば、いずれ超高級なモデルを手掛けるメーカーも増えていくでしょうね。

↑iPhone 14 Pro Maxの24金モデル。ドバイでの価格は1万2000ディルハム(約47万円)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhoneの衛星通信、将来は動画視聴も可能に? アップルが特許を出願

アップルが提出した特許により、将来のiPhoneで衛星通信を利用した高速接続が利用できる可能性が浮上しました。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

アップルは「iPhone 14」シリーズにて、衛星通信による緊急通報機能を追加。携帯電波のない遠隔地からでも、緊急機関に助けを求めることが可能です。一方でこちらでは、ネットサーフィンやSNS、そしてもちろん動画視聴などは利用することはできません。

 

アップルが提出した特許では、衛星通信を利用してテキスト以外のデータをやり取りするアイディアが説明されています。具体的にはメディアデータ(動画ストリーミングやテレビ、ラジオなど)、音声データ(電話の音声データ)、インターネットといったデータを通信できるのです。

 

アップルは衛星通信機能のサポートのために、衛星を運用しているGlobalstarに4億5000万ドル(約620億円)の投資を発表しています。現時点ではiPhoneの衛星通信機能がどのように拡張されるのかは不明ですが、もしかすると将来は、携帯の電波がなくてもリッチなコンテンツが楽しめるようになるかもしれません。

 

Source: Patently Apple via 9to5Mac

100人で無限ホワイトボードを共有! アップルの「フリーボード」はもう試した?

アップルはiPhone、iPad、Mac向けにホワイトボードアプリ「フリーボード」(Freeform)をリリースしました。

↑アップルより

 

フリーボードは他人とのコラボレーションに利用するアプリで、友人と無限の仮想ホワイトボードを共有することができます。ホワイトボードには写真やファイル、図面、リンク、メモなどを追加することが可能。iPhoneやiPadのカメラから直接画像を挿入することもできます。

 

アプリではファイルやFinderといった、アップルの他のアプリとも連携して動作。iMessageやFaceTimeによりディスカッションをすることも可能です。またジェスチャーのサポートにより、ボード間のシームレスな移動が可能。iPhoneとiPadなら、キャンバスに指で描くことができます。また、Apple Pencilもサポートされます。

 

最大100人との共同作業も特徴で、共同作業では誰かが編集すると、メッセージスレッドの一番上にアクティビティのアップデートが表示されます。さらに高速同期機能とiCloudとの統合により、他の人の投稿を見ることができます。ボードはPDFとしてエクスポートしたり、スクリーンショットを撮ることも可能です。

 

というわけで、アップル製品向けに広く登場したフリーボード。年末年始に友人と旅の計画をたてたりする際にも、役立てることができそうです。

 

Source: アップル (日本語)

2023年の「iPhone 15 Ultra」、iPhone 14 Pro Maxより大幅に値上げかも

来年(2023年)のフラッグシップiPhoneのうち最上位モデルは、「iPhone 15 Pro Max」ではなく「iPhone 15 Ultra」と呼ばれるとも噂されています。このUltraモデルが、iPhone 14 Pro Maxよりも大幅に値上げされる可能性があると報じられています。

↑来年のiPhone最上位モデルは大幅値上げか

 

リーカーのLeaksApplePro氏によれば、iPhone 15 Ultraは(米国価格で)1,199~1,299ドル程度になるかもしれない、とのこと。iPhone 14 Pro Maxが1,099ドル~だったため、100~200ドルもの値上げになるというわけです。

 

アップルがiPhone 14シリーズの米国価格をiPhone 13から値上げしなかったことは、9月の発表イベントでも驚かれていました。ここ最近は急激なインフレもあり製造コストが上昇しているものの、高価な専用部品を使うiPhone 14 Proモデルさえ例外ではありませんでした。

 

2017年にiPhone Xを発売して以来、アップルは上位モデルの価格を上げていません。そのため同社は年を追うごとに利幅を下げている事情があり、ついに値上げに踏み切るかもしれないというわけです。

 

具体的にはiPhone 15 Ultraの製造コストは、iPhone 14 Pro Maxより90ドル高くなるとのことです。最近の日経報道では、iPhone 14 Pro Maxの製造コストは501ドルであり、iPhone 13 Pro Maxよりも60ドル高いとされていました。

 

iPhone 15 Ultraについては、最上位モデルにふさわしい付加価値がプラスされるとの噂が相次いでいます。

 

まず、iPhone 15全モデルがLightning端子からUSB-Cに移行するなか、Proモデル(Ultra含む)はデータを高速転送できるUSB-C 3.2またはThunderbolt 3仕様に。また傷が付きにくく高級感のあるチタン素材がUltra専用になることは、以前LeaksApplePro氏ご本人が述べていたことです。

 

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは飛ぶように売れており、供給が需要に追いつかないほどです。その流れを考えると、新型iPhoneの平均価格を押し上げて利益を増やすためにも、iPhone 15 Ultraを差別化しつつ値上げするのは理に叶っているはず。

 

その一方で、このところ円安ドル高は落ち着いてきた感もあり、国内価格がそれほど上がらないよう祈りたいところです。

 

Source:Howtoisolve
via:BGR