iPhone 13シリーズとiPhone 12シリーズは何が違うの? 主な違いを比較

アップルが、9月15日に発表したiPhone 13、iPhone 13 Proシリーズ。ムービー撮影などの進化が注目される本シリーズですが、販売が継続される前モデルのiPhone 12とはどこが違うのか、それぞれの主な違いと主な共通点をまとめてみました。

 

①ディスプレイ

↑新作のiPhoneは、ノッチが縮小され、画像の表示領域が拡大

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
5.4インチSuper Retina XDRディスプレイ

2340×1080pix

476ppi

6.1インチSuper Retina XDRディスプレイ

2532×1170pix

460ppi

5.4インチSuper Retina XDRディスプレイ

2340×1080pix

476ppi

ノッチの縮小化

6.1インチSuper Retina XDRディスプレイ

2532×1170pix

460ppi

ノッチの縮小化

6.1インチProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ

2532×1170pix

460ppi

ノッチの縮小化

6.7インチProMotion搭載Super Retina XDRディスプレイ

2778×1284pix

458ppi

ノッチの縮小化

 

画面サイズは、iPhone 13/iPhone 12ともにminiが5.4インチ、iPhone 13 Pro Maxが6.7インチで、ほかは6.1インチ。解像度は、画面サイズにより異なります。

 

iPhone 13 Proシリーズは、”ProMotion搭載”Super Retina XDRディスプレイを採用していて、最大フレームレート120Hzに対応。ゲームプレイ時にフレームレートを向上させ、通常時は落とすなど、10~120Hzの範囲で自動調整する機能も備えています。

 

また、iPhone 13以降では、フロントカメラを搭載するノッチ部分が縮小されており、より広い範囲の画像表示を可能にしました。なお、6機種のディスプレイ全てが、OLEDディスプレイ(有機EL)となっています。

 

②カメラ

↑iPhone 13シリーズでは、レンズの配置を12シリーズの縦並列から対角に変更しました

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

光学式手ブレ補正

広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

光学式手ブレ補正

広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

広角・超広角

2倍の光学ズームレンジ

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

広角・超広角・望遠

6倍の光学ズームレンジ

デュアル光学式手ぶれ補正

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

LiDARスキャナ搭載

ナイトモードのポートレート

広角・超広角・望遠

6倍の光学ズームレンジ

デュアル光学式手ぶれ補正

センサーシフト光学式手ブレ補正

シネマティックモード対応

LiDARスキャナ搭載

ナイトモードのポートレート

 

カメラ性能では、iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone 13 Proシリーズの間に明確な差があります。

 

まず、iPhone 12シリーズとiPhone 13シリーズを比較すると、手ブレ補正機能がiPhone 13シリーズは、高性能なセンサーシフト光学式手ブレ補正を標準搭載。また、ムービー撮影中に、被写体にあわせて自動でピント調節をする、シネマティックモードにも対応しています。

 

これに加えて、iPhone 13 Proシリーズでは、カメラが3基になっているため光学ズームレンジが6倍に拡大し、被写体との距離をレーザーで測るLiDARスキャナも搭載。さらに、ナイトモードでもポートレート撮影が可能になっているほか、RAWデータの記録、長編映画や放送向けの映像で使用されているフォーマット「ProRes」への対応など、Proの名に恥じない性能を備えました。

 

③チップ

↑アップルの発表によれば、A15 Bionicは、「他社主要製品より、50%高速」とのこと

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
A14 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A14 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU4コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU5コア、ニューラルエンジン16コア) A15 Bionic(CPU6コア、GPU5コア、ニューラルエンジン16コア)

 

iPhone 12シリーズはA14 Bionic、iPhone 13/iPhone 13 ProシリーズはA15 Bionicを搭載。世代が異なるため、A15 Bionicのほうが高性能です。

 

また、iPhone 13 Proシリーズのみ、GPUが5コアと、グラフィック性能がより高まっているため、高負荷なグラフィック表示を要求されるゲームにも向いているでしょう。

 

④バッテリーの持ち時間

↑新世代のiPhoneは、バッテリーの持続時間を従来機種より向上させました

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
最大15時間のビデオ再生 最大17時間のビデオ再生 最大17時間のビデオ再生 最大19時間のビデオ再生 最大22時間のビデオ再生 最大28時間のビデオ再生

 

バッテリー性能には段階的な違いがあり、上位モデルであるほど、バッテリーの持続性は高くなっています。また、iPhone 12シリーズとiPhone 13シリーズの間での世代間格差も存在します。

 

⑤ボディ素材とカラーリング

↑iPhone 13シリーズのカラバリ

 

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
アルミニウム

6色(パープル・ブルー・グリーン・プロダクトレッド・ホワイト・ブラック)

アルミニウム

6色(パープル・ブルー・グリーン・プロダクトレッド・ホワイト・ブラック)

アルミニウム

5色(スターライト・ミッドナイト・ブルー・ピンク・プロダクトレッド)

アルミニウム

5色(スターライト・ミッドナイト・ブルー・ピンク・プロダクトレッド)

ステンレススチール

4色(シルバー・グラファイト・ゴールド・シエラブルー)

ステンレススチール

4色(シルバー・グラファイト・ゴールド・シエラブルー)

 

ボディ素材は、iPhone 13 Proシリーズのみがステンレススチール、それ以外はアルミニウムとなっています。カラバリはiPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone 13 Proシリーズでそれぞれ異なっており、iPhone 13 Proシリーズにはプロダクトレッドがありません。

 

⑥本体サイズと重さ

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
64.2×131.5×7.4mm

133g

71.5×146.7×7.4mm

162g

64.2×131.5×7.65mm

140g

71.5×146.7×7.65mm

173g

71.5×146.7×7.65mm

203g

78.1×160.8×7.65mm

238g

※サイズはすべて、幅×高さ×厚み

 

iPhone 13シリーズは、iPhone 12シリーズと比べて、ほんの少し厚く、重くなりました。ただし、どちらもわずかな差に収まっており、体感での違いはあまりなさそうです。

 

一方、iPhone 13 Proは、iPhone 13と同一の画面サイズ、本体サイズながら、重さには30gの開きがあります。

 

⑦容量と価格

iPhone 12 mini iPhone 12 iPhone 13 mini iPhone 13 iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max
64GB:6万9800円

128GB:7万5800円

256GB:8万7800円

64GB:8万6800円

128GB:9万2800円

256GB:10万4800円

128GB:8万6800円

256GB:9万8800円

512GB:12万2800円

128GB:9万8800円

256GB:11万800円

512GB:13万4800円

128GB:12万2800円

256GB:13万4800円

512GB:15万8800円

1TB:18万2800円

128GB:13万4800円

256GB:14万6800円

512GB:17万800円

1TB:19万4800円

 

iPhone 13シリーズでは、容量の下限が128GBからとなり、大容量化が進行。iPhone 13 Proシリーズでは、iPhone初となる1TBモデルが登場しました。

 

 

6機種で共通の主なポイント

↑「探す」機能に対応したMagSafeウォレットアクセサリ。アクセサリを紛失しても安心です

 

・エッジ部分が角ばった本体デザイン

OLEDディスプレイ(有機EL)

・Face IDの搭載(指紋認証は非対応)

・IP68等級の防塵・耐水性能

・MagSafeアクセサリとワイヤレス充電への対応

 

今回の進化ポイントは、カメラの高性能化、チップの高性能化、大容量化、と言えそうです。新型iPhoneの予約は、9月17日午後9からスタート。発売日は9月24日となっています。

最高スペックの「iPhone 13 Pro」登場、マクロ撮影可能なカメラや最長バッテリーなどを搭載

アップルは9月15日、最新の「iPhone 13 Pro」シリーズを発表。6.7インチの「iPhone 13 Pro Max」と6.1インチの「iPhone 13 Pro」をラインアップします。価格は以下のとおりです。

 

iPhone 13 Pro Max
128GBモデル 13万4800円(税込)
256GBモデル 14万6800円(税込)
512GBモデル 17万800円(税込)
1TBモデル 19万4800円(税込)

 

iPhone 13 Pro
128GBモデル 12万2800円(税込)
256GBモデル 13万4800円(税込)
512GBモデル 15万8800円(税込)
1TBモデル 18万2800円(税込)

 

予約は9月17日開始で、販売は9月24日からとなります。

 

iPhone 13 Proシリーズは、カメラシステムの最大の進歩、これまでで最長のバッテリー持ち、最速のパフォーマンスを備えたとするモデル。ここでは、その特徴をいくつかのポイントに分けて紹介します。

 

ポイント1 あらゆるスマホで最速のグラフィックパフォーマンス

まずは搭載されている最新チップから見ていきます。iPhone 13 ProシリーズにはA15 Bionicチップが搭載。新しい6コアCPUと5コアGPUという構成になっており、これまでのiPhoneで最高のグラフィックパフォーマンスを実現するうえ、あらゆるスマホで最速のグラフィックパフォーマンスを実現したとうたっています。

 

ポイント2 3眼カメラはマクロ撮影や明るい撮影が可能

続いてカメラを見ていきます。カメラは12MPセンサー搭載で77mmの望遠、広角、超広角カメラの3眼構成。さらに、A15 Bionicチップによる新しい画像信号プロセッサーを搭載しており、これまでのiPhoneで最高のカメラシステムを備えたといいます。

 

↑3眼構成のiPhone 13 Proシリーズ。iPhone 13シリーズにはない望遠が追加されています

 

また、超広角はマクロ撮影も可能。2cmまで寄って被写体を撮影できるほか、スローモーションやタイムラプス動画の撮影も可能です。なお、光学ズームは3倍となっています。

 

↑マクロはこのように鮮明な撮影が可能

 

さらに、超広角はf値1.8に加えて新たなオートフォーカスシステムを採用することで、より明るい撮影が可能。これに加えて3眼すべてで暗い場所でも撮影できる「ナイトモード」や、色やコントラスト・照明を改善することで複数人が写る撮影でも全員の顔が明るくなる「スマートHDR4」などを搭載しています。

 

↑超広角カメラはこれまで以上に多くの光を集め、暗くなりにくい撮影ができます

 

一方の動画では、撮影中に自動でフォーカスを変更できる機能を備えたシネマティックモードを搭載するうえに、長編映画や放送向けの映像で使用されているフォーマット「ProRes」に対応。より高い色再現度と優れた圧縮を実現するといいます。

 

↑動画中に新たな被写体が登場すると、その被写体にピントを合わせるシネマティックモード

 

このほか、動画は4K/30p撮影が可能です。

 

ポイント3 最大120Hz対応の「ProMotion」採用Super Retina XDRディスプレイ

ディスプレイは最大フレームレート120Hzに対応する「ProMotion」採用のSuper Retina XDRディスプレイを搭載。可変フレームレートにも対応しており、ゲームプレイ時はフレームレートを最大にし、通常操作ではフレームレートを落とすなど、10~120Hzの間でフレームレートを自動変更します。

 

↑最大120Hz駆動に対応。スマホゲームも楽しめます

 

また、有機ELパネルを採用するうえに、明るさはこれまでのiPhoneで最大の1000ニットを実現しています。

 

ポイント4 前モデルに比べて最大2時間半長持ちするバッテリーと高耐久ボディ

バッテリーはA15 Bionicチップによる優れた電力効率性と大型バッテリーを搭載することで、iPhone 13 Pro MaxであればiPhone12 Pro Maxに比べて最大2時間半長持ちするとのこと。ビデオ再生の場合は、最大28時間再生が可能です。

 

↑これまでのiPhoneで最長のバッテリー容量を実現

 

また、ボディの素材は耐摩耗性と耐腐食性を備えたステンレススチールバンドやテクスチャード加工のマットガラスバックなどを採用。さらに表面全体にナノメートルスケールの金属セラミックを何層も塗布して耐久性を確保しています。

 

これに加えて、IP68等級の防塵・耐水性能を備えています。

 

iPhone 13 Pro Maxの本体サイズは約幅78.1×高さ160.8×厚さ76.5mm、重さは238g。iPhone 13 Proは幅71.5×高さ146.7×厚さ7.65mmで、重さは203gです。

 

ここ数年は20万円超えも珍しくないiPhoneですが、今回は1TBモデルでも19万円台とちょっとお買い得です。早めに購入したいという人は、9月17日の予約に臨みましょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

動画視聴やオンライン会議が劇的にラクになる! MagSafe充電器専用スタンドが便利

MagSafeで充電をしたままで、通知を確認したり、動画を見たり、オンライン会議に参加したり……それをラクにするMagSafe充電器専用スタンド「OWL-MSSTD01」が、オウルテックから発売されました。

↑OWL-MSSTD01 ※使用には別売のApple純正MagSafe充電器が必要です

 

同製品は、Apple純正MagSafe充電器を装着して使用する、iPhone 12シリーズ専用アルミスタンド。自由自在に角度調整が可能で、下部にはシリコンパットも付いているので安定性もあります。折りたたみ式でコンパクトに収納可能な本体は、持ち運びもラクラク。

 

「スマホ用のスタイリッシュなアルミスタンドシリーズ(OWL-STD03)が人気なので、その路線でMagSafeスタンドも作ってみたいと思いました。MagSafe装着部には、排熱用のホールがあり、動画視聴やオンライン会議などでも負荷が少なくなるように工夫しました」(オウルテック担当者/以下同)

 

アルミ製なのでiPhone本体とも相性が良く、インテリアにも溶け込むシンプルなデザインで、充電中にスタンドや端末が熱くならないのか気になるところですが、熱対策もしっかりしているとのことで安心。

 

スタンドは2軸で、それぞれ180度展開可能なので、使い込んでいるうちに、使い方によってそれぞれ違う、自分だけの“理想の角度”が見つかるかも!? そんな愛着も湧きそうなワイヤレス充電スタンドです。

端末をしっかりガード!「iPhone 12」向け耐衝撃ケース5選

2020年秋発売の「iPhone 12」。ディスプレイには「セラミックシールド」という強化ガラスが使用され、従来のモデルより耐落下性能に優れていますが、それでも万が一の破損はやっぱり怖い! そこで今回は、落下時などの衝撃を吸収し和らげることができる、耐衝撃ケースのおすすめ5選をご紹介します。

 

目次

 


ケースを付けたままワイヤレス充電も可能!


Spigen iPhone 12 | 12 Pro(6.1インチ)ケース ウルトラハイブリッド

衝撃を吸収する側面のTPU素材と、背面の透明度が維持出来るハードなポリカーボネートを組み合わせたケース。本体の薄さを維持しつつ、カメラレンズもしっかり保護出来る高さに設計されています。両面とカメラレンズに段差を設置し、予期せぬダメージから守ります。また、落下時の衝撃をできる限り緩衝できるよう、四隅で衝撃を吸収する「エアクッションテクノロジー」を採用。本体機能でもある「ワイヤレス充電」も、ケースを装着したまま行えます。

【詳細情報】
重量:29g
カラー:クリスタルクリア・サンドベージュ・ネイビーブルー・マットブラック・レッド

 


画面だけでなく大切なレンズも傷から守る段差設計!


Humixx For iPhone 12 ケース 耐衝撃

サイドのTPU素材には、マットな滑り止め加工が施されているのでグリップ感がよく、落下防止にもなります。ケース表面には指紋付着防止ナノオイルコーティングを施しており、汚れや指紋が付きにくく、指紋の痕が嫌な方におすすめです。正面側の縁は液晶より1.5mm高いため、画面を下にして置いても液晶への傷を最小限に防ぐことができ、背面のレンズ部分は高低差のある設計でレンズより1.2mm高いので、大切なカメラレンズを傷から守ることができます。また、レンズ部分は大きくカットされ、夜間に撮影する場合もフラッシュの乱反射を防止します。

【詳細情報】
重量:35g

 


柔らかなゴム素材だから取扱いやすさ抜群!


McDuLL iPhone 12 360度保護 耐衝撃性ケース

握りやすさ、取り付けやすさ、取り外しやすさに優れた柔らかなゴム素材のケース。エッジの突起でカメラを保護し、両面には耐摩耗性がある9H強化ガラスを使用。高品質の柔らかいTPUと四隅のエアクッションで衝撃を吸収します。保護ケースを装着していてもワイヤレス充電が可能。ユーザーからは「ちょうど前面、背面のカバーが側面でピッタリ重なる感じなので、側面部分が二重になって落下時の衝撃を吸収できるほど、しっかりとしています。ボタン操作も問題がありません」という声も。

【詳細情報】
重量:47.3g
カラー:ブラック、グリーン、レッド、ブルー

 

落ち着いたカラーとハニカムパターンがおしゃれ


Caseology 耐衝撃 iPhone 12 ケース ハニカム パララックス

マット仕上げケースの背面にサラサラな立体ハニカムパターンを加えた人気のケースです。柔らかいTPUケースに、ポリカーボネート素材のバンパーをさらに重ねたハイブリッド構造で、スリムさと保護力を兼ね備えています。精密なカットでボタンやホールにズレなくフィット。また、ワイヤレス充電に対応しています。シンプルで落ち着いたカラーでありながら、オシャレなパターンでシーンを選ばず使えます。

【詳細情報】
梱包重量:120g
カラー:マットブラック・ミッドナイトグリーン・バーガンディ・ミッドナイトブルー

 


定期券やクレジットカードの収納スペース付き!


Spigen iPhone 12 | 12 Pro(6.1インチ)ケース スリムアーマーCS

ソフトなTPUとハードなポリカーボネート素材を組み合わせたケースです。四隅に施したエアクッションの加工で衝撃を吸収します。背面をスライドさせると、交通系電子マネーやクレジットカードなど、最大2枚まで収納できるのが特徴。ユーザーからは「前回使用していたスマホから使っていますが、後ろにカードポケットがついており、収納しているカードを使うことはほとんどないけれど、付いているととても便利です。このケースは大好きです」という声も。

【詳細情報】
重量:46g
カラー:ブラック、ローズゴールド

 

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手頃なサイズで意外に落としやすい!?「iPhone 12 mini」を保護する耐衝撃ケース5選

発売以来、手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で人気を集めている「iPhone 12 mini」。扱いやすいサイズですが、小さい分、意外と手から落としやすいという懸念点も。そこで今回は、万が一の衝撃から本体をしっかり守る、耐衝撃性に優れたケースを紹介します。丈夫なポリカーボネート素材と、衝撃を和らげるソフトなTPU素材を組み合わせたケースが、特に人気のようです。

 

目次

 


クリアケースにありがちな黄ばみを防ぐバイエルTPU素材を採用!


Humixx iPhone 12 mini用耐衝撃ケース

パネルと本体の間に0.3mmの隙間があるため、背面への衝撃を緩和し、本体をしっかりと守ります。また、背面はレンズより1.3mm高く設計されており、カメラレンズを傷から保護します。黄ばみに強いバイエルTPU素材と耐候性に優れたポリカーボネートパネルを採用しているのも特徴です。ユーザーからは「汚れがついてもサッと拭けば取れるし、この携帯の寿命まで使えそうです。グリップ感もあります。手にぴったりフィットして握りやすいです。ワイヤレス給電も試しましたが、もちろんちゃんと充電されました」という声も。

【詳細情報】
サイズ:135.8×68.5×11.5mm
重量:30g

 


段差設計でカメラのレンズも傷から守る!


Spigen iPhone 12 mini(5.4インチ)ケース タフアーマー

ソフトなTPUケースにハードポリカーボネートパーツを重ねた二重構造で、保護力を高めたMIL規格取得のケース。落下時の衝撃を和らげられるよう、四隅で衝撃を吸収する「エアクッションテクノロジー」、ケースの内側にクモの巣状の「スパイダーパターン」の衝撃吸収加工を採用しています。また、前面と背面のフチをわずかに高く設計し、ディスプレイとカメラのレンズを傷から保護します。ケースをはめてしまうと見えなくなりがちだったAppleマークも見える設計になっているのもうれしいですね。

【詳細情報】
サイズ:76.2×10.2×152.4mm
重量:37g
カラー:ブラック、ガンメタル

 


アウトドアシーンにもうってつけなトレッキングモデル!


エレコム iPhone 12 mini ハイブリッド ケース NESTOUT Trekking

アウトドアでの使用に最適なケース「NESTOUT(ネストアウト)」シリーズのトレッキングモデル。軽くて丈夫なポリカーボネートと弾力性のあるTPU、2種類の素材を使用した耐衝撃構造を採用しています。落下時に最も大きな衝撃が予想される四つ角にエアクッションを設置し、効率的に衝撃を吸収。また、ケース背面には凸型に設計されたベゼルを配置し、傷やダメージを防ぎます。 専用ホルダーが付属しており、バックパックのショルダーストラップなどに装着して、端末をワンアクションで脱着可能です。

【詳細情報】
梱包サイズ:212×114×40mm
発送重量:40g
カラー:オリーブ、スモーキーブルー、ブラック、ライムイエロー

 


ワイヤレス充電、サイドボタン操作などもスムーズなサイズ!


Miracase iPhone 12 mini用 TPUバンパーカバーケース

ガラスフィルム付き全面保護ケースカバー。高感度スクリーンガラスプロテクターは、スクリーンにフィットし、クラック・透かし・指紋・すり傷を防止してくれます。また、ソフトな衝撃吸収性TPUバンパーにより、スマホを360度保護。四隅で衝撃を吸収する「クッションコーナー」を採用し、盛り上がったエッジは、落下やその他の衝撃から画面とカメラを保護します。適正なサイズ設計デザインにより、ワイヤレス充電、サイドボタン操作、スクリーンタッチなどもスムーズに扱えます。

【詳細情報】
梱包サイズ:150×80×18mm
発送重量:80g
カラー:ブルー、ブラック

 


定期券やクレジットカードが収納できる!


Spigen iPhone 12 mini(5.4インチ)ケース スリムアーマーCS

TPUとポリカーボネート素材を組み合わせており、四隅に施したエアクッションの加工で衝撃を吸収。交通系ICカードやクレジットカードなどを最大2枚まで収納できるのが特徴です。ユーザーからは「自分は定期券とキャッシュ&クレジットカードの2枚を入れて、お財布を出すことはほとんどなくなりました。お昼なんかは、携帯ひとつで行けるので、すごい楽です」「見た目もスッキリしていて思ったよりも嵩張ってなくていいです。カード入れにはPASMOともう一枚クレカを入れてますが、スマホリングを付けた状態でもちゃんとPASMOは認識されて支払いできるし自動改札も問題なく通れました」と好評です。

【詳細情報】
サイズ:76.2×10.2×152.4mm
重量:40g
カラー:ブラック、ローズゴールド

 

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※耐衝撃性能の発揮はメーカー規定の取り扱い方にのっとった場合に限ります。

※性能の保証はメーカーが負います。

iPhone新色からAirTag、Apple TV 4Kまで! Apple Eventに登場した注目製品を一挙に紹介

4月21日午前2時(日本時間)から行われたApple Eventでは、iMacやiPad proのほかにも多数の新製品が登場しました。こちらの記事では、それらの注目アイテムを一挙紹介します。

 

iPhone 12の新色パープル

iPhone 12の6.1インチと、5.4インチのiPhone 12 miniに追加される新色パープルが紹介されました。スペックや価格などは既存モデルと同様になります。価格はiPhone12が9万4380円~、iPhone 12 miniが8万2280円~。

↑iPhone 12と12 miniに追加される新色パープル

 

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紛失や忘れ物を防ぐ「AirTag」

AirTagはBluetoothを利用したトラッカーで、ユーザーの持ち物をあっという間に見つけてくれます。iOSデバイスの「探す」から検索が可能で、iPhone 12のようなU1チップを搭載したデバイスなら、紛失した物が近くにあればAR表示を用いて誘導してくれます。さらに、「Hey Siri、お財布を探して」と指示すれば、タグ自身に搭載しているスピーカーを鳴らして見つけることも可能です。

↑コインのような大きさのAirTag

 

↑マップなどから場所を確認できます

 

↑U1チップを搭載したiPhone 12なら、より詳細な案内を表示できます

 

また、AirTagは不要な追跡に使われないように設計されています。誰かのAirTagがユーザーの持ち物に紛れ込んでも、iPhoneが検知してアラートを表示するなど、プライバシーに配慮した設計となっています。

 

そのほか、1年以上使えるバッテリーと耐水性能も備えています。Apple Store Appで購入すると、イニシャル、絵文字、または両方を組み合わせた刻印で自分だけのAirTagをオーダーすることも可能。価格は1個3800円、4個パックが1万2800円。専用のキーリングやループなども用意されます。

↑キーリングやループといった専用アクセサリーも用意されます

 

iPhone連携でどんなテレビでもプロ画質で楽しめる

Apple TV 4Kは、A12 Bionic搭載によってかつてないレベルのパフォーマンスを実現しました。ドルビービジョンなどハイダイナミックレンジの形式に対応しており、リアルな色合いや細部を表現。また、HDR高フレームレートで、より滑らかにビデオを再生することができます。そして、ゲームプレイが一段とリアルとなり、120Hzフレームレート対応で動きもよりスムーズになっています。

↑新しいApple TV 4K

 

↑A12 Bionicチップにより性能を強化

 

リモコンのSiri Remoteはタッチ対応クリックパッドを搭載しており、5方向の操作ができ、素早く映像コンテツを選択できます。外側のリングを使い、ジョグコントロールも可能。リングを回して、映像を目的の場所まで早送りする事も可能。さらに、テレビ用の電源操作やミュートができるボタンも備えられています。

↑新しくデザインされたSiri Remote

 

そして、さらに高画質で映像を楽しむための機能があります。通常、テレビはメーカーごとに色味や画質が異なりますが、iPhoneの先進的なセンサーを連係してキャリブレーションを行い、どんなテレビでもプロが確認している画質と同じように調整できます。価格は32GBモデルが2万1800円、64GBモデルが2万3800円。

↑iPhoneの光センサーをテレビ画面の表示位置に合わせます

 

↑カラーバランスなどを測定し、テレビに合わせた画質にApple TVの方で調整します

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

今回のイベントで注目を集めたiPad ProやiMacだけではなく、ここで紹介した新製品も高スペックなものばかり。特にAirTagは性能だけではなく、ファッションのひとつとして活用することもできそう。AppleTV 4Kは自宅での時間が増えるなかで気軽に高品質なネット動画を楽しめるようになります。Appleのならではの魅力的なアイテムが出揃った新製品発表会でした。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

丈夫で画面割れから守るだけじゃない! 様々な特徴を持った、iPhone 12用ガラスフィルム5選

2020年秋に発売された「iPhone 12」シリーズは、ディスプレイに「セラミックシールド」と呼ばれる新素材が採用されており、従来のiPhoneより丈夫なディスプレイになっていますが、それでも万が一の“画面割れ”が心配……。ここでもやはり頼りたいのが保護フィルム。元々はディスプレイを守るためのものなので、“丈夫であること”は基本中の基本ですが、様々なニーズにこたえる特徴を持った製品が最近では増えています。今回はネット通販で人気のiPhone 12用ガラスフィルムをご紹介します。

 

目次

 


ケースと干渉しないほどよいサイズ感!


NIMASO 2枚セット ガラスフィルム iPhone 12/iPhone 12 Pro/11/XR用

しっかりとしたラウンドエッジ加工が施されており、引っかかりのないデザイン。表面硬度9Hと非常に高い硬度の素材を採用し、日々の生活で発生しうるスリ傷はもちろんのこと、不注意で落下してもスマホをしっかり守れます。本体の縁にスペースを残すデザインを取っているため、スマホケースと干渉せず併用できるのも特徴です。また、専用の貼り付けガイド枠が同梱されており、ガイド枠を利用することで、本体とフィルムがズレることなく簡単にフィルムを貼ることができます。

【詳細情報】
梱包サイズ:18×11×1.6cm
重量:80g

 


透明度抜群でFace IDにも対応!


ESR iPhone 12 ガラスフィルム 2枚入り

最大で5kgの力に耐えられるように強化されているiPhone 12/iPhone 12 Pro用保護フィルム。透明度抜群のガラスにより、簡単にFace IDでロック解除できます。付属のクリーニングキットと貼り付けガイド枠を使えば貼り付けも簡単。ユーザーからは「同梱のガイドを利用して貼り付けることでスピーカー位置もズレることなくしっかりと貼り付けることができ、貼る時に気泡が入ってしまっても使用している間にすぐ気泡が抜けていくため、快適に使用できます」という声も。

【詳細情報】
サイズ:14.36×6.84×0.03cm
重量:80g

 


万が一割れたときも安心の飛散防止加工!


Spigen iPhone 12 | 12 Pro ガラスフィルム Glas tR EZ Fit(2Pack)

飛散防止加工が施されているので、万が一割れたときも安心のフィルムです。貼り付けキットが付いており、簡単に位置決めができ、初心者でも簡単に貼り付けることが可能。硬度9H以上で傷つきにくく、側面は曲面加工され、滑らかな手触りでガラスの厚さが気になりにくい設計です。レビューには「貼り付けキットがあるおかげでほぼ間違いなく失敗しないという安心感はとても大きいです。フィルム自体も指の滑りもよく、ひっかかりもないので不満はありません」という声も。

【詳細情報】
サイズ:16.18×8.89×0.71cm
重量:120g

 


強靭さと360°曲げても割れない柔軟性を両立!


OVER’s 10H ガラスザムライ 高品質 iPhone 12 (らくらくクリップ付き)

柔軟性と強度を兼ね揃えた、フィルムをOの字まで360度曲げても割れない独自開発の「Oシェイプ」技術を採用。 表面硬度は10H(鉛筆硬度試験)と高く、カッターやナイフでも傷つけられない硬度で本体を守り抜きます。失敗せず貼り付けられる付属クリップ付き。ユーザーからも「触った感触もスルスルとしていて操作しやすく、指紋も付きにくいと感じます。らくらくクリップは使った後はスマホスタンドにもなる。ここまで至れり尽くせりでこの値段はかなり安いと思います」と好評です。

【詳細情報】
梱包サイズ:25×15×2cm
発送重量:100g

 


カメラ用の保護フィルムやケースも付いたお得なセット


AloMit iPhone 12用ガラスフィルム3枚+レンズ保護フィルム3枚

画面ガラスフィルム3枚、カメラ保護フィルム3枚、透明ケース1個のセット。表面硬度9Hの旭硝子製を採用し、丈夫な素材と剛性の高い構造で、保護ガラス表面の傷を防止して長く安心して使えます。画面ガラスの厚みは0.22mmで透明度は99.9%と高く、iPhone本体が持つ高精細な画面を損なうことはありません。また、特殊な飛散防止設計により、万が一割れてしまった際にもガラス片が飛散することなく、高い安全性を実現しています。四隅には、高品質の強靭性TPU素材を採用し、落下時の衝撃を最大限に吸収して本体を守ります。

【詳細情報】
サイズ:40.61×22.83×2.54cm
重量:0.64g
セット内容:画面ガラスフィルム3枚+レンズ保護フィルム3枚+衝撃吸収コーナーケース1個

 

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カメラ部分を傷や汚れから保護する、iPhone 12用レンズカバー5選

スマートフォンを新しく購入したとき、ボディはケースで守り、ディスプレイは保護フィルムで守り……と、“万が一”に備えてガードを固めますよね。しかし、意外と傷付きやすく、ガードを怠りがちなのがカメラ。鍵などの小物と一緒にポケットやバッグに放り込んでおくと、知らぬ間に傷が付いていることも起きがちなのです。そんな大事なスマートフォンの高性能レンズを、細かい傷から守ってくれるのがレンズカバーです。今回は、2020年秋に発売され、まだまだ人気の「iPhone 12」のレンズカバーをご紹介します。

 

目次

 


台座ごとカバーできる構造だから防塵効果◎!


Xeokone iPhone 12用 カメラフィルム 2眼レンズ保護

レンズ部分だけではなく四角い台座部分もカバーできる、剥がれにくいカメラカバーです。カバーの密着度合いが高いので、レンズのみを覆うカバーと比べて防塵効果が高く、ホコリが入りにくい構造です。高品質なメイドインジャパンの旭硝子製、ハードコーティング加工により外部からの衝撃をフィルムが吸収し、画面へのダメージを最小限に抑えます。万が一破損した際も飛散防止加工によって破片はほとんど飛び散りません。また、強力な撥水撥油コーティングを施しているため、汚れや油分をはじき、指紋が付きにくくなっています。

【詳細情報】
梱包サイズ:18.2×10×2.2cm
発送重量:40g

 


エアーレス加工で気泡が消えるから誰でもきれいに貼れる!


ALLFUN iPhone 12用 カメラフィルム 硬度9H

レンズに置くだけで自動的に吸着し、エアーレス加工により気泡が消えるので、誰でもきれいに貼り付けることができます。撥油疎水コーティング加工で、耐油性に優れ、指紋が付きにくく、付着した汚れも簡単に拭き取れます。強化ガラスフィルムは日本製の旭硝子を採用し、業界最高レベルの9H硬度で耐衝撃性と耐傷性に優れ、飛散防止加工も施されています。高い光通過率で撮影時の画質を損ないません。

【詳細情報】
梱包サイズ:9.4×5.8×1.6cm
発送重量:20g

 


万が一割れても破片が飛び散りづらいから安全!


SUGURE iPhone 12 カメラフィルム レンズ保護 アルミニウムカバー

非常に薄いアルミニウム合金と強化ガラスレンズを使用した、フルカバータイプの保護フィルム。9H硬度で傷、破損を防ぎます。透明度は99%以上。飛散防止加工により万一割れても強化ガラス破片が飛び散りづらく、とても安全です。ユーザーからは「カメラのガードは、地面などに落としてもしっかりとガードしてくれていて、粘着力がとても強く、見映えも変わらなくて最高です!」という声も。

【詳細情報】
梱包サイズ:7×7×1.6cm
発送重量:10g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


2.5Dラウンドエッジ加工で貼り付け後も自然な仕上がり!


AUNEOS iPhone 12用 カメラフィルム フラッシュ穴に黒ゴム

カバーの縁は2.5Dラウンドエッジ加工で、段差を感じない自然な仕上がり。2眼のレンズ部分だけでなく、四角い台座部分もカバーする、剥がれにくいレンズカバーです。露出オーバー防止のため黒い縁取りをしており、フラッシュ撮影でカバーが光ってしまう現象を防止します。ガラス透明度は99.9%と高く、貼ったままでもカメラ撮影に影響はほとんどありません。旭硝子製の強化ガラスを使用した本品は、カメラレンズ全面を守り、バッグやポケットの中で付いてしまう引っかき傷に対して高い耐性を持ちます。

【詳細情報】
梱包サイズ:13.6×7.4×1.6cm
発送重量:20g

 


失敗しても貼りなおせる2枚入り!


YOFITAR iPhone 12用 カメラフィルム 露出過度防止

フィルムは失敗してしまっても貼り直せる2枚入りなので、貼り付けが苦手な人にも安心です。9Hガラスフィルムを採用し、落下時のカメラへの衝撃、破損を防ぎ、鋭いものからの摩擦による細かい傷などもしっかりガード。四角い台座ごと覆って保護しながら、カメラレンズ内のホコリの巻き込みを防止します。透過率99.9%のクリアガラスで、装着した状態でも、美しい映りはそのまま。特殊加工により、ガラスフィルム全体が粘着面になっています。

【詳細情報】
梱包サイズ:10.4×6.9×2cm
発送重量:20g

 

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新料金プラン目前の今こそ再検討しよう! iPhone現行5機種、10のチェックポイント

3月にはMNO各社からオンライン専用の新ブランドなどが提供されることもあり、5G対応の通信プランをリーズナブルに選択できるようになります。2020年秋に発売されたiPhone 12シリーズが気になりつつも、「5Gモデルはちょっと高いからなぁ…」と二の足を踏んでしまっていた皆さんにとって、今春は維持費の見直しとともに、端末を新調するのにも最適なタイミングとなるでしょう。

 

本稿では、iPhone SE(第2世代)を含めて、改めて現行iPhoneの選び方について、10のポイントでチェックしていきます。

 

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12シリーズ+SE(第2世代)=計5機種ある

2020年秋に登場した「iPhone 12」シリーズは、全部で4機種。価格が安い順に「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」です。これに、同年4月に発売された「iPhone SE(第2世代)」を加えた計5機種が、現行のラインナップとなります。なお、iPhone SE(第2世代)は、5Gには対応していません。

↑左から順に「iPhone SE(第2世代)」「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」

 

1)見た目を比べてみる → 12とSEに大きな差

外観については、ホームボタンのあるSE(第2世代)を除き、iPhone 12シリーズは、上部にノッチのある「X(テン)」シリーズのデザインで統一されています。本体のエッジはアンテナの都合もあって角張りました。前面ガラスには耐久性に優れる「Ceramic Shield」が使われていることも4機種で共通です。

↑SEより12 miniの方がディスプレイサイズが大きい。12と12 Proはサイズが共通している

 

また、iPhone 12シリーズには、ディスプレイにOLEDが使われており、コントラスト比が高いのが特徴。動画視聴時に、深みのある黒を表現できます。液晶ディスプレイを使う「iPhone SE(第2世代)」と比べると、視野角がついた際などに一定の差が出ます。

↑暗所で真正面からコンテンツを視聴する分には、SEでもバックライトが気になることはなく、黒の表現にそこまでの差は感じないが……
↑明るいところで、少し角度がつけてみると、黒の表現に違いがあるのが一目瞭然だ

 

一方で、「Touch ID(指紋センサー)」が使えることはSEだけの特権。どうしてもFace IDが苦手など、こだわりがある場合には、有力な選択肢となるでしょう。

 

2)サイズ感を比べてみる → 機動性は12 miniが◎

本体サイズに注目すると、最もコンパクトなのは「iPhone 12 mini」です。ホームボタンのある「iPhone SE」よりも小さく、筆者は片手で握った状態で、画面の対角線上もタッチ操作が行えました。

↑筆者の場合、片手持ちでは、SEと12 miniは最上段のアプリアイコンまで届いた。一方、12/12Proは上2段分が届かず、12 Pro Maxは上3段が届かなかった

 

12と12 Proは、これよりも一回り大きく、筆者の手では、端末を持ち直さないと画面上部には指が届きません。また、12 Pro Maxはさらに大きいので、片手でのタッチ操作では画面の半分程度まで届かすのがやっと。両手操作やリングタイプの周辺機器が必須です。

 

ただし、iOS 14では、背面タップ操作をカスタマイズすることで、コントロールセンターを表示するなどのショートカット操作が行えるようにもなっていますし、タッチ操作頻度の少ないホーム画面上部をウィジェット用に活用する手もあります。さらに、在宅時間が長い人ならば、「Siri(シリ)」を使って操作することで、最低限のタッチ操作で済んでしまう場面も増えているでしょう。文字入力も音声入力を活用できれば、さほど片手操作に囚われる必要はないかもしれません。

 

3)価格を比べてみる → SE(2nd)はやっぱり安い

各機種の画面サイズと、Apple Storeにおける価格(税別)は下記の通りとなります。

 

普段から外部ストレージを使って小まめに容量の整理を行えている人はともかく、一般的な運用を想定するならば、どの機種を選ぶ場合にも、長期的な運用を前提に128GB以上のモデルを選択するのが無難です。特に、SE(第2世代)/12 mini/12については、最小構成での価格の安さが目を引きますが、ストレージ不足に悩まされないためには、5000円プラスの128GBを基準に検討しておくべきでしょう。さらに、動画をよく撮影する人ならば、256GBを選んだ方が安心です。

 

4)チップセットを比べてみる → 12とSEで1世代違う

チップセットに関しては、iPhone 12シリーズは共通して「A14 Bionic」を搭載しており、4機種間に大きな性能差はありません。一方、iPhone SEも、2019年モデルの「iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max」にも使われた「A13 Bionic」を搭載。5Gには対応しないものの、アプリ利用で不満を感じることはほぼありません。

 

iPhone SE(第2世代) :A13 Bionic
iPhone 12シリーズ   :A14 Bionic

↑両手持ちでゲームアプリをプレイするならば、画面サイズ的に、12/12 Pro/12 Pro Maxがおすすめ。SEや12 miniでもできなくはないが、特にSEでは表示領域がかなり小さくなるので、画面上にゲームパッドなどが表示されるタイトルでは不利になる

 

5)スピーカーを比べてみる → 12シリーズの圧勝

内蔵スピーカーについては、iPhone 12シリーズ、SE(第2世代)のどちらもステレオスピーカー搭載しています。しかし、音質を聞き比べてみると、かなり差を感じます。

↑SEも十分な音量がでるものの、12シリーズの方がクリアかつ迫力ある音響を楽しめる

 

SEでも、10畳以上の部屋でスピーカー代わりになりそうな十分大きな音量は出せますが、低音域のクオリティでは、iPhone 12シリーズのそれに劣ります。

 

なお、iPhone 12シリーズに関しては、12 miniと12 Pro Maxを聴き比べてもさほど違いはありません。機種間での差分はさほど気にせずに選んで問題ないでしょう。

 

6)MagSafe対応は? → 12シリーズのみ

iPhone 12シリーズのみが使える新機能としては「MagSafe」があります。これは、背面に対応周辺機器をぴったりと張り付けられるという規格です。例えば、対応のワイヤレス充電器を使う場合、iPhone 12シリーズでは、充電器のコイルがずれるような心配がありません。また、カーマウントやカードを収納できるケースなども便利です。

↑カードを収納できるレザーウォレット(左)とMagSafe充電器(右)

 

一方で、iPhone 12シリーズには、端末自体に磁力があるため、腕時計などの磁力に弱い機器類などは重ね置きしないように気をつけておいた方が良い注意点も——。英語版のサポートページでは、ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)から15cm以上の距離を離すように、という注意書きも追記されています。

 

7)電池もちを比べてみる → 12 Pro Maxが有利か

各機種の画面輝度を最大にした状態で、Wi-Fi接続下でYouTubeの動画を3時間視聴し、バッテリーの減り具合を記録してみました。視聴した映像は、夜間に焚き火がゆらめいている動画で、OLEDに有利な条件ではありましたが、SEと12シリーズには大きな差が出ました。

 

↑Wi-Fi接続下でYouTubeを視聴し、30分毎にバッテリー残量の%を記録。120分経過後には、iPhone 12 Pro Maxが89%、iPhone 12/12 Proが85%、iPhone 12 miniが81%、iPhone SE(第2世代)が67%になった

 

また、iPhone 12シリーズの中でも、12 miniと、iPhone 12/12 Pro、12 Pro Maxのそれぞれには僅かに違いがありました。特にバッテリーもちが良かったのが、12 Pro Maxです。なお、今回のテスト条件では画面サイズが共通するiPhone 12と12 Proの間に大きな差は生まれませんでした。

 

なにより、iPhone 12 miniは電池もちが心配、という人も多かったでしょうが、SEと比べてみて、十分スタミナは高いと思うので、そこまで過敏に構える必要はないでしょう(まぁ、5G通信をした場合はどうなるかわかりませんが……)。

 

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8)背面カメラを比べてみる → 望遠ならProを

背面カメラの仕様に関しては、SE(第2世代)がシングルカメラを、iPhone 12/12 miniがデュアルカメラシステムを、iPhone 12 Pro/12 Pro Maxがトリプルカメラシステムを搭載します。各機種のカメラの仕様は下記の通りです。

 

・iPhone 12 Pro Max
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.2絞り値
・iPhone 12 Pro
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値 望遠:ƒ/2.0絞り値
・iPhone 12
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値
・iPhone 12 mini
画素数:1200万画素 超広角:ƒ/2.4絞り値 広角:ƒ/1.6絞り値
・iPhone SE(第2世代)
画素数:1200万画素 広角:ƒ/1.8絞り値

 

旅行先の記念撮影など、超広角カメラでの撮影が行い場合には、12シリーズの方がメリットがあります。特に12シリーズは「スマートHDR 3」に対応したことで、逆光下などの難しい条件下でも鮮明かつ綺麗な写真が撮れることがポイント。下記の作例のように、従来機と比べてもカメラ性能の進化は顕著です。

↑「iPhone 12」の超広角カメラで撮影。「スマートHDR 3」の恩恵で、色味も自然に写っている。超広角やスマートHDR 3はSE(第2世代)にはないメリットの一つだ

 

↑比較用に、同じ構図を19年モデルの「iPhone 11 Pro」で撮影したもの。こちらはスマートHDR 3非対応なので、iPhone 12で撮影したものと比べて色味がやや不自然だ

 

また、望遠カメラが必要な場合には、Proシリーズを選択した方が満足度は高まるでしょう。例えば、遠くの被写体を撮影する際や、小物や食べ物を撮影するときに手元の影を入れたくないような場面で活躍します。

 

ちなみに、12 Proの望遠カメラが光学2倍相当なのに対し、12 Pro Maxは2.5倍相当で、倍率がやや異なります。実際に撮影してみると、12 Pro Maxの方がぐっと被写体に寄れるので、使い勝手は良好。屋外で花や鳥を撮影したり、遠くから子どもやペットを撮影するなら、後者の方が便利です。

↑各機種で一番上の枝を撮影。望遠カメラのあるProシリーズなら精細感を失わずに、葉の形を捉えられる

 

ちなみに、12シリーズは前面カメラでも、やや広角での撮影ができます。こちらは従来機種でも使えた特徴ではありますが、カメラアプリの中心に表示されるUIで、画角を切り替えられるのは、SEにはない特徴です。

 

9)動画撮影を比べてみる → 12シリーズが良好

動画撮影に関しては、iPhone 12 シリーズが「ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影」をサポートしたのがポイント。明暗差の激しいシーンでも、階調豊かな映像が撮影可能です。

 

↑「設定」>「カメラ」>「ビデオ撮影」から「HDRビデオ」をオンにして(左)から撮影。焚き火を撮影した動画ファイルの左上に「HDR」と表示されている(右)

 

↑HDRで撮影した動画の一部をスクリーンショットで撮影したものがこちら。薪の黒い部分も黒つぶれせず、ディティールが残っているのがわかる(※ただし、表示するディスプレイや輝度によって見え方が異なることがあるかもしれない)

 

例えば、実際に撮影したHDR動画では、炎の明るい部分と、影になる薪の表面も精細感を残したまま、撮影できているのがわかりました。

 

なお、Proシリーズは60fpsまで対応しますが、12と12 miniは最大30fpsまでしか対応していない点が異なります。動画作品を作るのを目当てに購入する場合には、Proシリーズの方がおすすめですよ。

 

10)こだわり撮影機能を比べてみる → Proが◎

Proシリーズには、カメラシステムのなかに、iPad Proにも搭載された「LiDARスキャナ」が組み込まれました。AR機能を活用する際の空間認識が素早くでき、暗所や棚などの通常認識しづらい空間でも、AR機能が使いやすくなっています。

 

また、同センサーは、ポートレートモードの強化にも利用されています。12シリーズでは、暗所での「ナイトモードポートレート」撮影に対応するほか、被写体の輪郭をより正確に認識できるようになりました。

 

実際に撮影してみて、大きな違いを感じるのは、コップにストローが刺さっているような場面。LiDARスキャナーなしのモデルでは、ストローが背景として認識されてボケてしまうのに対し、Proシリーズではストローも被写体として認識されます。

↑iPhone 12 Pro/12 Pro Maxでは、ストローまでしっかり被写体として認識されているのがわかる。特にPro Maxではコップ全体を大きく捉えら得ているのが特徴だ。一方、12/12 miniではストローの先端がボケてしまっている。SEでは同条件でポートレート撮影自体がうまくできなかったので、上記の画像は画面をキャプチャしたものとなっている

 

バリエーションが多く、どのiPhoneが良いか悩んでしまうところではありますが、やはり自身の使用スタイルにあったモデルを選択するのがおすすめです。価格や新しく追加されたminiなども気になる要素ではありますが、それだけでなく、総合的に使いやすいモデルを判断して選んでみてください。

 

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2021年のAppleに期待するのは5G対応、M1搭載の…!? 2020年の月別で振り返るApple

パンデミックの影響もあり、例年の慣習が通用しなかった2020年——。製品発表を伴うAppleのイベントも完全にオンライン化されました。秋の製品発表が、3か月に分かれて行われたことも印象的でしたね。同社が近年実施しているサプライズ形式の製品リリースも含め、ほぼ毎月のように何かしらの話題のある年だったとも感じます。

 

本稿では、ハードウェアの製品発表にフォーカスし、改めて同年に発表された内容を振り返ってみましょう。

 

【3月】新型「iPad Pro」発表

3月18日(日本時間)には、iPad ProやMacBook Airなどの新製品が発表されました。iPad Proの新モデルでは、背面カメラにLiDARスキャナーが搭載されたほか、iPad用の「Magic Keyboard」が登場したこともトピックでした(Magic Keyboardの販売時期は少しズレました)。

MacBook Airでは、シザー構造のキーボードが採用されたのがこのタイミングでした。ちょうど、この後に春の緊急事態宣言が出され、本格的なテレワーク需要が増えてきたところ。多くの人が注目した機種だったのではないでしょうか。

新iPad Proの何が良いってトラックパッド対応よ! 2 in 1のMacBook Air的にも使えるしビジネスに最適っしょ

やっぱりMacBook Air好き! 新モデルはMagic Keyboard搭載で…安くなりました!

 

【4月】「iPhone SE」が第2世代に

4月16日には、従来の4.7型機種をベースにしたiPhone SE(第2世代)が発表されました。比較的安価でありつつ、チップセットにはA13 Bionicを積んでいたことで、ライトユーザー層には待望のモデルでした。また、たまたまマスク装着時でも使いやすいTouch ID搭載が搭載されている久しぶりのiPhoneということでも注目されましたね。結局、同年の販売データランキングなどでも上位を占める定番モデルとなりました。

おかえり。ホームボタン! 5万円弱のiPhone SEを買う前に考えておきたいこと

【5月】13インチ「MacBook Pro」がアップデート

5月4日には、13インチの「MacBook Pro」の新モデルが発表されました。こちらもバタフライ式のキーボードからシザー構造のキーボードへと戻ったのがトピック。ストレージが増えるなどの仕様強化も目立ちました。

 

筆者はMacBook Proユーザーなのですが、もうすっかりバタフライ式の打鍵感に慣れてしまったので、「次の買い替えでまた新しいキーボードに指を慣らさねば……」と覚悟したタイミングでもありました。

新MacBook Pro、ストレージ2倍にMagic Keyboard採用。「在宅勤務」の相棒感あるな

【6月】WWDCは完全オンラインに

6月のワールドワイドデベロッパカンファレンス(世界開発者会議、WWDC)は、例年とは異なり完全オンラインで開催されました。Apple Silicon搭載のMac miniが開発者向けに用意されたのもこのタイミング。そのほか、「watchOS 7」については、手洗い検出機能の追加が発表されるなど、2020年らしい発表もありました。

本稿では、細部を割愛しますが、各OSの新機能や新サービスについても、iOSのウィジェット対応や、コンテンツの立体音響対応など、挑戦的な変化も多く見られましたと思います。

 

【WWDC2020まとめ】今回のアップル発表は結局何がすごかった? 5分で読めるまとめ

 

【8月】27インチ「iMac」が発表

8月4日には、iMacの上位モデルである27インチモデルのメジャーアップデートが発表されました。デザインに大きな変更はなかったものの、仕様は全方位で強化。Retina 5KディスプレイがTrue Tone対応になったり、大容量のSSDオプションを選択できるようになったり、と細かいトピックもありました。

ちなみに、後述するM1対応製品についても、ハイエンドのMacBookをはじめ、iMacなどでもまだ出ていません。クリエイティブな業種では、まだまだこちらのiMacが主力製品ですね。

新「27インチiMac」の大事な4つの変化。一見変わってないようだけど…実はパワフル

 

【9月】Appleイベント(1回目:ウォッチ&iPad)

9月にはスペシャルのつかない「Appleイベント」を開催。ウォッチ2機種——血中酸素ウェルネスセンサーを備えた「Apple Watch Series 6」と、常時表示は非対応なもののベゼルレスディスプレイを搭載する「Apple Watch SE」——が発表されました。また、第8世代に相当するA12 Bionic搭載の「iPad」や、Proシリーズに近いデザインを備えた「iPad Air」も同イベントにて発表されました。

筆者としては、iPhoneを持っていない家族にウォッチ使わせるための機能が整えられたタイミングで、SEを出してきたのが興味深かったです。iPad Airも、「もしProを所有していなければ買っただろう」と思うくらい完成度の高い製品でした。

【スペック徹底比較】Apple Watch Series 6 & Apple Watch SEとおまけにSeries 3の違いを比べてみました

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【10月】Appleイベント(2回目:スピーカー&iPhone)

10月には2回目のAppleイベントを開催。りんごサイズのスマートスピーカー「HomePod mini」や、5G対応を果たした「iPhone 12」シリーズの4モデルが発表されました。

 

HomePod miniは、従来からあったHomePodよりもかなりコンパクトになったことで、ちょっとした隙間に設置しやすくなったのがポイント。筆者も実際に2台購入して使っています。

 

iPhoneでは、これまでなかったサイズの「iPhone 12 mini」が話題に。国内の5G整備状況がまだそれほど進んでいなかったこともあり、iPhone SE(第2世代)よりも小さく、画面は大きいというハードウェアのデザイン的な側面が、多くの場面で評価されていたように思います。

 

ちなみに、Proシリーズのカメラには、iPad Proにも搭載されたLiDARスキャナーが加わったこともトピック。なおProシリーズのカメラは後日のアップデートで、Apple ProRAW形式での撮影も可能になっています。

初スマートスピーカーの大本命に!「HomePod mini」の基本から強化されたSiri連携まで細かく使い倒す

スタンダードな「iPhone 12」が買いか? 「機種選びのポイント」をmini/Pro Max発売前に再チェック

価格、性能も肉薄するiPhone 12とiPhone 12 Proーー「あえてPro」を選ぶべき理由を探った

 

【11月】Appleイベント(3回目:M1搭載Mac)

11月には3回目のイベントを実施。WWDCで予告されていた「M1」チップが大々的に発表されるとともに、それを搭載した「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」が発表されました。

 

M1搭載MacBook Airは、比較的リーズナブルな価格の割に、性能面の評価も高く、省電力性も強化されているという点で、コストパフォーマンスが飛び抜けた存在になったのではないでしょうか。

Appleの新チップ「M1」の凄さが1分でわかるまとめ! mac OS Big Surについても触れます。

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【12月】「AirPods Max」を発表

12月8日には、オーバーイヤー型のワイヤレスヘッドフォンである「AirPods Max」が発表されました。AirPods Proでもお馴染みのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を備え、一部有線接続にも対応します。

 

強気な価格相応のハイエンド仕様で、見た目も高級感がありますが、癖のある専用ケースには賛否両論の様子。サードパーティ製のケースの併用にも注目ですね。

AirPods Maxレポート:長期使用で見えてきた「6万円ヘッドホンを楽しむヒント」

 

こうして振り返ると、ソフトウェア面から下地を整えてきた2019年とは異なり、2020年にはハードウェア製品に関して、これまでになかった“新しいもの”がたくさん発表された印象を受けます。LiDARスキャナ、HomePod mini、iPhone 12 mini、M1搭載Mac、AirPods Maxなどなど、新しい技術や製品シリーズが世に出てきた1年でした。

 

コロナ禍で外出機会が減り、5Gの恩恵などはまだあまり感じられていませんが、在宅時間を豊かにするために、ちょうど良い製品が揃ったとも言えそうですね。2021年以降については、今年登場しなかったもの——例えば、「iPadシリーズの5G対応」や「M1搭載のハイエンドMacBook、iMac」などがどうなるのか——について引き続き、注目したいところです。

2020年の「ベスト5Gスマホ」はどれだ? モバイルライターが選ぶトップ5ランキング

2020年3月に商用サービスが開始された5G。新たに発売されたスマホは、ほとんどが5G対応で、まさに “5G元年” といった様相でした。でも、まだ5Gにつながるエリアは限定的。せっかく5Gスマホを買ったのに、「5G」という表示が出ず、虚しい気持ちになった人もいることでしょう。また、そんな噂を聞いて、5Gスマホへの機種変更を躊躇している人もいるかもしれませんね。

 

5Gに関してはそんな2020年でしたが、日本で発売された5Gスマホの、ほぼ全機種に触れた筆者が “初めての5Gスマホ” としてレコメンドしたい5機種を選びましたので、紹介していきましょう。一応、順位をつけましたが、それぞれ個性が異なり、価格も異なる端末なので、同率1位と言ってもいいほどです。予算に合って、惹かれるモデルがあれば、ぜひお店に行って触れてみてくださいね。

 

第5位:Galaxy Z Flip 5G

スマホの新しいトレンドとして注目される「フォルダブル」、つまり折りたためるディスプレイを搭載するモデル。海外では、複数のメーカーがリリースしていますが、日本では今のところGalaxyの独壇場。今年は、本のように開ける「Galaxy Z Fold2 5G」に加えて、縦開きの「Galaxy Z Flip」「Galaxy Z Flip 5G」も発売されました。

↑au/サムスン電子製/価格:18万5835円(かえトクプログラム適用時:11万1435円)。開くと約H167×W74×D6.9mmで、折りたたむと約H87×W74×D15.4mmになる

 

Galaxy Z Flip 5Gは、2月に発売された4GモデルのGalaxy Z Flipを5Gに対応させたもの。5Gになってもサイズ感はそのまま。コンパクトに折りたたんで持ち歩けて、使うときに開いて約6.7インチの大画面を利用できます。折りたたみ時には小さいサブディスプレイで時刻や通知を確認できます。世代によっては、ガラケーの使い勝手が返ってきたようで、懐かしく感じるかもしれません。

↑時刻や電池残量などを確認できるサブディスプレイを搭載。閉じた状態で、このサブディスプレイでプレビューを確認して撮影することも可能

 

半開きにすると、端末を置いて撮影できたり、ハンズフリーで動画を見たり、ビデオ通話ができたり、フォルダブルならではの使い勝手も考え尽くされています。使っているだけで注目され、人に自慢できること請け合いですが、ネックは価格。次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用しても10万円超え。でも、この端末は返したいくないですよね?

↑半開きにすることで卓上に置いて操作するなど、折りたたみ形状を生かした使い方が可能

 

第4位:iPhone 12 mini

秋に発売されたiPhone 12シリーズも全4機種が5Gに対応。最も注目されたのは、最も小さくて軽いiPhone 12 miniでしょう。

↑SIMフリー、NTTドコモ、au、ソフトバンク/アップル製/価格:8万2280円(SIMフリー版 64GBモデル)〜。サイズはH131.5×W64.2×D7.4mmで、重さはわずか133g

 

5.4インチの有機ELディスプレイを搭載し、重さは133g。横幅は64.2mmしかないので、片手で楽に操作できます。されど、最新のA14 Bionicチップを搭載し、パフォーマンスは他の3機種と比べて遜色なし。ゲームやマルチタスク操作はもちろん、4Kビデオの編集もサクサクと行えます。

↑5.4インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載。4Kビデオの再生・編集もスムーズに行える

 

上位モデルのiPhone 12 Pro/12 Pro Maxは超広角+広角+望遠のトリプルカメラを搭載していますが、12/12 miniは超広角+広角のデュアルカメラ。されど、実際に撮り比べてみたところ、画質にはさほど差はない印象。望遠がなくても、デジタルズームでも2〜3倍くらいまでなら鮮明な画質で撮れます。

↑左がiPhone 12 Pro Maxで、右がiPhone 12 mini。超広角(1200万画素)+広角(1200万画素)のデュアルカメラを搭載。デジタルズームは最大5倍

 

ボディが小さい分、バッテリー容量が少なめで、電池持ちは今ひとつ。しかし、大きく重くなりがちな5Gスマホで、このサイズを実現したことは高く評価すべきでしょう。

 

第3位:TCL 10 5G

ここ数年、世界市場でテレビの出荷台数を伸ばしている中国の大手家電メーカー・TCL。2019年から自社ブランドのスマホの製造・販売を開始しましたが、早くも2年目にして5Gスマホをリリース。SIMフリーモデルで、3万9800円という激安価格をしました。

 

6.53インチの液晶ディスプレイは、パンチホール型のインカメラを搭載することで、91%の画面占有率を実現。テレビの開発で培った「NXTVISION」という高画質化技術によって、写真や動画、ゲームをより鮮やかな画質に拡張したり、SDR動画をリマスターして、HDR並みのコントラストと色合いにアップコンバートすることが可能。

↑SIMフリー/TCLコミュニケーション製/価格:3万9800円。6.53インチの液晶ディスプレイを搭載。解像度はフルHD+(2340×1080ドット)で、自分好みの画質にカスタマイズすることも可能

 

6400万画素をメインとする4眼カメラを搭載し、超広角撮影に加え2cmまで近づけるマクロ撮影も楽しめます。AIによる被写体・シーン認識にも対応し、不自然には見えない範囲で、映える写真を撮ることが可能。さらに、4500mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、満足度が高い仕様です。

↑背面にはクアッドカメラと指紋センサーを搭載

 

ボディが210gとやや重く、SIMを1枚しか挿せないことは残念ですが、この価格なら納得。コスパを重視する人は、TCLというメーカーを覚えておいて損はないでしょう。

↑SIMフリースマホは2枚のSIMを挿せる機種が多いが、TCL 10 5GはシングルSIM仕様。なお、microSD(最大1TB)は装着可能

 

第2位:Xperia 5 II

今年2機種の5Gスマホをリリースしたソニーモバイル。「Xperia 1 II」は約6.5インチの4Kディスプレイを搭載し、「Xperia 5 II」は約6.1インチのフルHD+ディスプレイを搭載。どちらも1220万画素のトリプルカメラを搭載しています。Xperia 1 IIの方がグレードが高く、価格も高いのですが、個人的には、Xperia 5 IIの使い勝手に強く惹かれました。

↑NTTドコモ、au、ソフトバンク/ソニーモバイルコミュニケーションズ製/価格:9万9900円(スマホおかえしプログラム適用時:6万6600円)*NTTドコモ版の場合。約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しつつ、ボディ幅は約68mmに抑えられているので、片手でも楽に操作できる

 

Xperiaは縦横比が21:9の「シネマワイドディスプレイ」を搭載し、大画面ながらボディ幅が細く、片手で操作しやすいことが利点。Xperia 1 II/5 IIにはデジカメライクに設定・撮影できる「Photography Pro」というアプリがプリインされていますが、とくにXperia 5 IIとの相性は◎。横向きにして構えて、側面のカメラボタンをシャッターにする操作感はデジカメそのもの。

↑デジタル一眼カメラと同じように詳細な設定ができる「Photography Pro」アプリは、横向きで使う仕様。側面のカメラボタンをシャッターにして、デジカメライクに撮影できる

 

さらに、Xperia 1 IIにはない5 IIのアドバンテージが、120Hzの高速リフレッシュレートに対応したこと。ゲームや動画再生に有利であることはもちろん、通常の画面スクロール時にもなめらかな表情が得られます。

↑リフレッシュレート(画面の更新速度)は120Hzに設定でき、ゲームプレイ時はタッチサンプリングレート(タッチ反応の頻度)は最大240Hzにできる

 

性能と使い勝手のバランスが良く、ボディの質感などデザイン面での完成度も高い。価格がもう少し安ければ、1位にしたかったモデルです。

 

第1位:Mi 10 Lite 5G

1位に選んだのは、auからリリースされたシャオミ製の5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」。最大の魅力は価格です。9月に発売された当初から5Gスマホでは最安だったのですが、さらに値下げされて、12月28日現在、一括価格は3万2470円。次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用すれば、なんと実質2万5990円で購入できるんです。

↑au/シャオミ製/価格:3万2470円(かえトクプログラム適用時:2万5990円)。約6.6インチの有機ELディスプレイを搭載。しずく型ノッチに搭載されたインカメラは約1600万画素

 

ちょっと心配になるような安さですが、性能や使い勝手はお値段以上。プロセッサーはSnapdragon 765G(最大2.4GHz)で、メモリ(RAM)は6GB。ミドルクラスの最上位と言える仕様で、日常的な用途での操作感はハイエンドモデルと比べて遜色なし。約6.6インチの有機ELディスプレイを搭載し、画面内に指紋センサーを内蔵。4800万画素をメインとするクアッドカメラは4Kビデオの撮影にも対応。4160mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池持ちも安心。

↑指紋センサーはディスプレイ内に搭載。画面オフの状態からでも素早くロックを解除できる

 

↑背面パネルは光沢が強めで、ハイエンドモデルに見える仕上がり。4眼カメラはメイン(広角)+超広角+マクロ+深度センサーという構成

 

強いて弱点を挙げるとしたら防水とおサイフケータイに対応していないこと。それらがなくても平気なら、買って損なしのモデルでしょう。

 

気になるモデルはありましたか? ビビッと響くモデルがなかった人は、2021年に発売されるモデルに期待しましょう。筆者は、さらに高性能で、価格的にも魅力がある5Gスマホが増えるのではないかと予測しています。

 

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iPhone 12のカメラを使いこなすには? 写真教室講師が教える、日常をiPhoneで印象的に撮影する方法

クリスマスや年末年始が近くなり、街がグッと華やかになってきました。これからますます、写真に残したい風景や瞬間が増えるはず。そんな時、スマホで手軽に、より素敵に写真が撮れたらうれしいですよね。

 

今回は、Appleの最新機種「iPhone 12」のカメラ機能にフォーカス。ピント合わせや露出補正などの基本操作から、「ポートレートモード」などを活用した撮影のポイントまでを紹介します。教えていただくのは、写真教室「たのしいカメラ学校」を主催する矢島直美さん。そのレクチャーに従って、編集部が実際に撮影してみました。

 

最新iPhoneのカメラはデジタル一眼カメラにも負けない美しい画づくりと高機能が魅力

2020年10月に発表された第14世代のiPhoneは、「iPhone 12」「 – 12 mini」「 – 12 Pro」「 – 12 Pro Max」の4種類が展開。それぞれカメラの機能や性能もより進化して、撮影をさらに手軽、かつ本格的に楽しむことができるようになりました。

 

今回紹介するiPhone 12は、Proと比べて価格的にお手頃でありながら、撮影体験を十分に楽しめる機能が搭載されています。また、12と同じカメラスペックの12 miniは、女性でも無理なく片手で操作できるサイズ感なのもうれしいところ。しかも、以前から搭載されている手ぶれ補正や明るさの調節機能など、自動で作動する機能で、撮影をさりげなくサポートしてくれるので安心です。

 

「ちなみにiPhone 12の上位機種であるiPhone 12 Proでは広角、超広角に加え、望遠レンズが搭載されています。とはいえ、今回レクチャーするiPhone12 にも魅力的な機能がたくさんあります。一緒に写真撮影を楽しみましょう」(たのしいカメラ学校代表・矢島直美さん、以下同)

 

撮影を始める前に確認したい、3つの基本操作

まずは、カメラアプリを扱ううえで基本となるポイントからマスターしましょう。

 

1. ピントを合わせる

きれいな写真を撮るためには、ピント合わせが必須です。基本的にはカメラ任せで問題ないのですが、狙った被写体とは違うところにピントを合わせてしまうことがあるので、下記の方法でしっかりとピント合わせを行ないましょう。

 

(1) メインとなる被写体が写る部分をタップする
画面上で、被写体のピントを合わせたい部分をタップして、狙いを定めます。

 

(2) 黄色い枠が表示されるので、ピントが合っているか確認する
タップした部分にピントが合い、黄色い枠が表示されます。ピントが合っていることを確認できたら、カメラは前後に動かさず、そのままシャッターを切りましょう。

 

2. 明るさを調整する

ピントを合わせて写真を撮ったはずなのに、なんだか暗いな……と思った通りの明るさにならない時がありますよね。そんなときは、明るさを調節できる機能を使いましょう。「1. ピントを合わせる」で狙いを定めると表示される黄色い枠の脇に、“太陽”のマークが出てきますが、これが写真の「明るさ」を簡単に調整できるマークです。

 

(1)「1. ピントを合わせる」と同じ手順で、被写体にピントを合わせる
画面をタップして、被写体にピントを合わせます。

 

(2) 太陽マークをタッチし、上下にスライドする
画面をタップして黄色い枠と太陽マークを表示。ピントが合っているのを確認したら、横に表示された太陽をタッチし、そのまま指を上下にスライドしてみましょう。上にスライドすると画面が明るく、下にスライドすると画面が暗くなります。

 

(3) 画面を見ながら好みの明るさに調節する
被写体が思った通りの明るさで写るよう、調整したら、シャッターを切りましょう。

 

iPhoneのカメラには、「AE/AFロック」という機能が搭載されています。ピントのほか、画面の明るさや焦点距離を一定に保ち続けてくれる機能です。ピントを合わせたい被写体を長押しし、画面上部に「AE/FEロック」と表示されればOK。明るさとピントを合わせたまま、続けて複数枚撮影したいときに重宝します。

↑「AE/AFロック」は、発動すると画面上部にこのように表示されます

 

画面上の太陽マークをスライドさせる以外にも、露出補正を行えます。撮影画面に表示される目盛りを左右にスライドすることで、画面の明るさを自在に変えられる機能です。プラスだと明るく、マイナスだと暗くなります。露出補正は「設定」からオンにすることができます。

 

【設定方法】
(1)「設定」→「カメラ」→「設定の保持」→「露出調整」をオン
(2) カメラを開き、「露出調整」機能で明るさを調節(以下を参照)

↑左上の小さな目盛りマークをタップし、シャッターボタンの上に露出調整の目盛りを表示させます

 

↑あるいは、すでにフラッシュやタイマーなどの撮影機能が表示された状態であれば、±マークをタップすれば、露出調整の目盛りが出現します

 

↑目盛りをマイナスにスライドすれば、撮れる写真は暗くなります

 

↑目盛りをプラス側にスライドすれば、撮れる写真は明るくなります

 

ちなみに、AE/AFロックと露出補正は何が違うのでしょうか?

 

「AE/AFロックは、狙ってピントを合わせた場所を基準に明るさを決めますが、露出補正では明るさとピントをそれぞれ独立させて操作できるので、知っておくと便利ですよ」

 

3. 画面の水平垂直を意識する

せっかくの素敵な写真、なんだか傾いてしまっている……と感じたことはありませんか? そんな時は「グリッド」機能の活用がおすすめです。グリッドをオンにすると、画面上に縦横2本の線が表示され、レンズに写った画面が9分割されます。この線を参考に調節してみてください。なお、グリッドも「設定」からオンにすることができます。

 

(1)「設定」→「カメラ」→「グリッド」をオンにする
「設定」から、「グリッド」機能をオンにします。

 

(2) 画面に映る景色を見ながら水平垂直を合わせる
その状態でカメラを起動すると、画面上に線が表示されます。被写体や風景とグリッド線を照らし合わせ、水平垂直がとれているかを確認しましょう。

↑四角い対象物を撮影するときなどにも重宝します。また、「グリッドを設定すると、被写体を真上・真下から撮りたいとき、カメラを構えると画面中央に白と黄色の十字が表示されます。二つの十字が重なると真上・真下でiPhoneを構えられているということ。目安として、上手に使っていきましょう」

 

ピントや露出など、基本操作をマスターできたら、さっそく撮影してみましょう。食べ物や人物、夜景など、被写体やシチュエーションごとに使う機能やコツを、引き続き矢島直美さんに教えていただきました。

被写体ごとにコツを押さえよう

写真に“残す”と言うだけあって、あとから見返したときに素敵だなと思うような写真を撮りたいですよね。さまざまなシチュエーションごとに、気を付けたいポイントやコツ、使用する機能を紹介していきます。ほんの少しコツを意識するだけで、写真の見栄えは格段に変わります。早速チャレンジしてみましょう。

 

1. 「食べ物」をおいしそうに撮る方法

おいしそうなごはんを写真に残したい。その時にまず気をつけたいのは、その場の明るさ。十分に明るい場所で撮影することがとても重要です。また、「被写体のどこを主役にしたいか」「背景に余計なものが入ってないか」を意識すると、印象的な写真に仕上がります。

 

また、「食べ物の厚みを見せて美味しそうに写したいときなどは、斜めから。絵画的に写したいときは真俯瞰から撮ってみましょう」

 

今回はスーパーで購入したサラダと、お店で買ったサンドイッチを使って、公園での撮影にチャレンジしてみました。

 

・真俯瞰

こちらは、エビが添えられたサラダを真俯瞰(真上からのアングル)で撮影したもの。透明なプラカップがチープに見えてしまうかもしれないので、それが目立たないようにグッと寄って撮影しました。それによって、食べ物をフィーチャーでき、エビのぷりっとした質感も伝わって、おいしそうな印象に。

 

続いて、サンドイッチは斜めから。

 

・斜俯瞰

斜めから撮ることで、サンドイッチの立体感が表現できました。

 

また、コーヒーやお茶など透明感のあるドリンクは、逆光(太陽など光源に向かった方向)の位置でカメラを構えつつ、“太陽マーク”で明るく露出補正することで、光がドリンクを透過する様子をきれいに写せます。

 

・順光

 

・逆光

順光(光源を背にしてカメラを構える)の写真(上)と、逆光で撮影した写真(下)。光の当たり方が変わるだけで、こんなに印象が変わります。

 

2. 何気ない道端の「植物」を印象的に撮る方法

道端で見つけた花やカフェで飾られた花などは、カメラで撮影したくなりますね。印象的に写すためにはどうしたらいいのでしょうか。次の写真を見比べてみてください。

 

・引き

 

・寄り

引きと寄りでは、花の印象が大きく変わることが分かります。植物を撮るときは、しゃがんだり、近づいたりして撮影しましょう。今回は、ひとつの花にクローズアップして撮影してみました。寄ることで花びらやおしべ・めしべの質感まで描写できています。背景に「ボケ」も発生しており、被写体がより引き立って奥行き感が出ていますよね。

 

また、花びらは薄く、光を通すので、逆光で撮影をしてみるのもオススメです。いつもと違った雰囲気の花が撮れますよ。

 

・逆光

逆光で撮影することで、花びらの透明感が表現できました。

 

花が密集している場所であれば、手前をぼかすのもテクニックのひとつ。被写体にしたい花を定めて、被写体の手前にも植物がくるように意識してカメラを構えてみましょう。

 

・前ボケ

手前がぼけるとこんな写りに。また、奥の反射が円形のボケ(玉ボケ)になり輝いて見えます。

 

「ローアングルで被写体を撮影するときは、スマホを逆さまに構えてみると撮りやすいですよ。写真上部に余白を作りやすいので、抜け感もプラスすることができます」

 

3. 「人物」をより魅力的に撮る方法

人物撮影をするときは、iPhone 12の「ポートレート」モードを利用するのがおすすめです。背景と人物を自動で判別して、背景を加工しぼかしてくれます。それによって人物が引き立ち、より本格的な写りに。

 

ポートレートモードには、「照明効果」という機能が搭載されています。カメラ画面下部の立方体のマークをドラッグすると、さまざまな写りを試せます。顔をよりはっきりと写せる「スタジオ照明」、モノクロでスタイリッシュな写真が撮れる「ステージ照明(モノ)」など、試してみたい効果がたくさん。今回は「自然光」に設定しています。

 

さらにこのモードでは、絞りを表す「F値」で背景のぼかし具合も調整可能(画面右上の「f」をタップ)。数字が小さいほど、ボケは強くなります。今回はもっと小さな「1.4」に設定してみました。

 

次の写真を見てください。

「AE/AFロック」を使用して明るさのみ調整し、撮影しています。がらりと印象が変わりました。ポイントは、見せたい被写体の顔に光が当たるようにすること。

 

「人物撮影は遊びながら、楽しんで撮影しましょう。笑った瞬間、うつむいた瞬間、目を向けてくれた瞬間など、さまざまな表情を撮影してみてください。いい瞬間を切り取るには、まずはたくさん撮ることを心がけるといいと思います。お友だちや家族と、iPhoneで気軽に撮影し合って遊んだりすれば、新たなコミュニケーションツールとしても楽しめますよ」

 

4. お気に入りの「風景」を美しく撮る方法

散歩中に出会った素敵な景色。そのままカメラに収めたいけれど、うまく美しさを切り取れない……。そんな時は、iPhone 12の画面下部の「0.5×」「1×」というところをタップしてみてください。すると、画角が大きく変化します。これは、iPhone 12に搭載された、「広角レンズ」と「超広角レンズ」の切り替えが行なわれているからなのです。

 

・広角レンズ

 

・超広角レンズ

上が広角カメラ(1×)、下が超広角カメラ(0.5×)での撮影。同じ場所で撮影しても、写る範囲がかなり違うことが分かります。

 

「自分の好きな写りのカメラモードを選択したら、画面上のグリッドの出番です。写る風景とグリッドを照らし合わせながら、水平垂直を整えましょう。水平垂直がきちんと取れていると、写真のクオリティがアップしますよ」

 

5. 美しい「夜景」を見たままに撮る方法

最後に紹介するのは、夜景の撮り方です。ぶれたり、目視するよりも意外ときれいではなかったり、明るく写って雰囲気が台無しだったりと、何かと難しい夜景の撮影。そんな時に役立つのは、明るさ調整の機能や「ナイトモード」です。

 

iPhoneのカメラは通常、暗い場所を撮ろうとすると、自動で画面が明るくなってしまいます。それを自分で調節することが、夜景を撮影するコツのひとつです。今回は、東京タワーを主役に東京の夜景を撮影してみました。

 

東京タワーをメインにして撮影するため、東京タワーをタップしてピントを合わせ、明るさを調節します。今回はやや暗めに設定して、光にメリハリを持たせ、きりっとした夜景を撮ることができました。逆に、わざと明るめに写して、より光が輝くようにしても魅力的です。さまざまな写りを試し、自分の好みのテイストを探しましょう。

 

また、iPhone12には、「ナイトモード」が搭載されていて、暗い場所でも鮮明な描写が可能です。特別な設定は必要なく、周囲の光量をiPhoneが判断し自動でナイトモードを発動します。ナイトモードに移行すると、画面にこんな表示が出てきます。

「画面上部左側に黄色の秒数表示が出ると、ナイトモードに切り替わります。この場合(黄色地に「3秒」表示)はシャッターを押してから「3秒」撮影し続けるので、3秒間はカメラが動かないよう固定しましょう。手持ちでも大丈夫ですが、カメラが動いてしまうと画面に白と黄色の十字のカーソルが出てきますので、参考にしてください。光量に応じて秒数の表示は異なり、黄色の秒数表示部をタップすると秒数が調整できます。ナイトモードは、セルフィーやポートレートモードなどでも使用できますので、楽しんでくださいね!」

 

iPhoneの撮影機能をマスターして、充実したカメラライフを!

さまざまなシチュエーションごとに撮影のコツを紹介してきましたが、知らなかった機能などもあったのではないでしょうか。コツをマスターするカギは“たくさん撮ること”だと矢島さんは言います。

 

「写真は1枚撮影して終わり、という方も多いと思います。でも、違う角度から被写体を見たらより素敵に写るかもしれません。撮りたいと思ったものを、いろんな角度から観察することが上達への近道です。また、『写真が上手い人はセンスがいい』とよく言われますが、『知識』があるからこそ『センスのいい』イメージが湧くのだと思います。まずはたくさん撮って経験値を積み、iPhoneでの撮影をより楽しみましょう!」

 

コツをつかみ、写真を撮ることの楽しさを体感してみてください。

 


『たのしいカメラ学校の教科書 カメラ1年生 iPhone・スマホ写真編』(インプレス)
1200円+税

 

【プロフィール】

たのしいカメラ学校 代表 / 矢島直美

株式会社第一プログレス在職中に、雑誌『カメラ日和』を企画。2008年より編集長に就任。2016年に広く一般向けの新しい写真教室「たのしいカメラ学校」をスタート。カメラの使い方・撮り方の基本から写真を使ったものづくりの講座まで多彩な講座を行ない、東京を中心に全国で写真講座を開催。その他企業・自治体向けの専門的なカメラ研修のほか、Apple JapanのiPhoneカメラセミナー、住田美容専門学校の撮影講座の講師を務める。写真教室の受講生は9507人(※2020年5月1日現在)。写真教室のレッスン内容をまとめた著書に『カメラ1年生 デジタル一眼カメラ編』『カメラ1年生 iPhone・スマホ写真編』(共にインプレス刊)がある。

 

【iPhone】これ知ってた? 実は「カメラ」アプリでQRコードを読み取れます

iOS 11では、iPhoneの「カメラ」アプリで、QRコードを読み取ることができるようになりました。そのため、QRコードを読み込むために、別のアプリをインストールしておく必要は、ほとんどありません。ここでは、「カメラ」アプリでQRコードを読み取るための設定と読み取り方法について解説します。

 

「カメラ」アプリでQRコードを読み取れるように設定する

QRコードを読み取るためには、事前に「カメラ」アプリの設定を変更し、QRコードを読み取れるようにしておく必要があります。

↑ホーム画面から「設定」を起動し、画面を下にスワイプして「カメラ」をタップします

 

↑「QRコードをスキャン」をオンにします

 

「カメラ」アプリでQRコードを読み取る

「カメラ」アプリでQRコードを読み取るときは、QRコード全体がきれいに表示されるように、iPhoneの位置を調整しましょう。また、QRコードがぼけているような状態だと、うまく読み取ることができないので注意してください。

↑「カメラ」アプリを起動してQRコードを読み取ります。QRコードを読み取ると、画面上部に通知が表示されます。この通知をタップすることで、QRコードのリンク先を開くことができます

 

ウェブページ上のQRコードからリンク先を開く

iOS 11では、「カメラ」アプリだけでなく、ウェブページ上のQRコードからリンク先を開くこともできるようになりました。ただし、ウェブページ上の画像データに組み込まれているQRコードは、リンク先を開くことができません。

↑ウェブページ上にあるQRコードをロングタッチします

 

↑表示されたメニューの「“○○”を開く」をタップすれば、リンク先を開くことができます。新規タブで開きたい場合は、ひとつ下の「新規タブで開く」をタップしましょう

 

「カメラ」アプリがあれば、ほとんどのQRコードを読み取ることができます。ですが、QRコードのサイズが小さかったり、読み取る場所が薄暗かったりすると、うまく読み取れないときもあります。そのようなときは、QRコードを読み取るためのアプリをインストールしましょう。QRコードを読み取るアプリであれば、iPhoneの「カメラ」アプリで読み取れないようなQRコードでも、しっかりと読み取れることがあります。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【いまさら聞けない】使っているiPhoneのバッテリーの状態を知りたいときは?

iPhoneを長く使っていると、突然再起動したり、電源が落ちてしまったりする現象に悩まされることが出てきます。そんなときは、まずバッテリーの状態を確認してみましょう。

 

設定から現在のバッテリーの状態を確認する

iOS 11.3以降、設定からバッテリーの状態を確認できるようになりました。バッテリーの最大容量が80%を下回っていれば、劣化がかなり進んでいます。Apple Storeでバッテリーの交換をするか、端末を買い替えたほうがよいでしょう。

↑「設定」→「バッテリー」をタップします

 

↑「バッテリー」画面の「バッテリーの状態(ベータ)」をタップします

 

↑「バッテリーの状態(ベータ)」画面の「最大容量」をチェックしましょう

 

ピークパフォーマンス管理をオフにできる

バッテリーが劣化すると、iPhoneの動作に必要な電力が得られない場合、動作が不安定になってしまいます。これを防ぐため、一度でもバッテリーの電力不足が原因でiPhoneが再起動してしまうと、動作速度を落とす「ピークパフォーマンス管理」機能が有効になります。

 

ただ、この状態では全体的に動作速度が低下するので、どうしても動作速度を落としたくないときは、この機能をオフにすることもできます。

↑バッテリーに問題がない場合は、「お使いのバッテリーは、現在、標準のパフォーマンスに対応しています。」と表示されます。バッテリーが劣化し、パフォーマンス管理が適用されると、「ピークパフォーマンス性能」の下にパフォーマンス管理を無効にする案内文が表示されます

 

Apple Storeでバッテリーを交換する場合、AppleCareに加入しているかどうかによって支払金額が異なるため、事前に加入状況を確認しておきましょう。また、AppleCareに加入していても、場合によって保証対象外になることがあるのでご注意ください。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【いまさら聞けないiPhone】iOS 11で進化したとウワサの「AssistiveTouch」をもっと便利に使いたい

AssistiveTouchは、画面上に半透明のボタンを表示し、いろいろな機能を実行できる仕組みです。iOS 11で大幅に拡張されて使いやすくなった機能の1つです。

 

画面上のアイコンをタップすることで、表示されたメニューからさまざまな操作を行うことができます。iOS11になってからは、このアイコンをダブルタップしたり、長押しすることで、さまざまな操作を行うことができるようになりました。ここではアクションの設定方法をご紹介します。

 

AssistiveTouchのカスタムアクションを設定する

iOS 10までのAssistiveTouchでは、画面上の半透明のボタンをタップすればメニューが表示され、3D Touchで押し込めば別の機能を実行できました。iOS 11では、ボタンのタップと3D Touchに加えて、ダブルタップとロングタッチ(長押し)にも機能を割り当てることができるようになっています。

↑「設定」アプリ→「一般」→「アクセシビリティ」→「AssistiveTouch」をタップします

 

↑カスタムアクションを設定したい項目をタップします。ここでは「ダブルタップ」を選択します

 

↑ダブルタップしたときのアクションを選択します

 

↑これで、画面上の半透明のボタンをダブルタップするだけで、スクリーンショットを撮ることができます

 

iOS 11では、再起動やApple Pay、簡易アクセス、シャッター、緊急通報などの機能もAssistiveTouchで選択できます。標準的なボタン操作ではうまくいかない機能や、iPhone Xでは操作にコツが必要な簡易アクセス機能などを割り当てると便利でしょう。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【iPhone】いつのまにか「Siri」が“タイプ入力”に対応していた!?

Siriは音声で命令や検索が可能な便利な機能ですが、場面によっては声を出しづらいこともあります。そんなときは設定を変更して、キーボードから使えるように切り替えましょう。

 

キーボードでSiriを使えるように設定変更

Siriの入力方法を変更する設定は「Siriと検索」画面ではなく、「一般」の「アクセシビリティ」画面にあります。

↑「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」をタップします

 

↑「アクセシビリティ」画面で下の方にスクロールして、「Siri」をタップします

 

↑「Siri」画面で「Siriにタイプ入力」のスイッチをタップしてオンにします

 

↑Siriを起動するとキーボードが表示され、タイプ入力で命令や検索を実行できます

 

以前はSiriへの命令は音声だけでしたが、iOS 11からタイプ入力に対応しました。スマホに話しかけることに抵抗を感じていた人でも、この方法ならSiriを活用できるので助かります。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1

【いまさら聞けないiPhone】iOS 11の写真保存形式「HEIC」って何? WindowsでJPEGに変換するには?

iOS11では写真をHEIF(ヒーフ/High Efficiency Image File Format)という新しい形式で保存するようになりました。拡張子は「.heic」で、JPEGと比較してファイルサイズが小さい割に、画質の劣化が少ないという特徴があります。

 

WindowsでHEICファイルを開こうとすると……

HEIC形式には大きなメリットがありますが、新しい形式なので、まだあまり一般には普及していません。Windowsでも、そのままでは扱えないのです。

↑HEIC形式のファイルは、そのままではWindowsで扱えません。試しにダブルクリックしてみましょう

 

↑「フォト」が起動しますが、コーデックの追加が必要だというメッセージが表示されてしまいます

 

↑追加のコーデックは有料ですから、小額とはいえ悩ましいところです

 

iMazing HEIC ConverterでJPEGに変換

HEIC形式の写真をJPEGやPNG形式に変換するなら、無料アプリの「iMazing HEIC Converter」が便利です。オフラインで使用できるため、高速で安全に作業できる点が魅力です。

↑iMazing HEIC ConverterのWebページ(https://imazing.com/heic)にアクセスしてインストーラをダウンロードします

 

↑iMazing HEIC Converterをインストールして起動したら、ウィンドウにHEICファイルをドラッグ&ドロップするか、「File」メニューから開きます

 

↑ウィンドウの左下でファイル形式や画質などを設定し、右下の「Convert」をクリックします

 

↑保存場所を選ぶと変換が実行されるので、完了したら「Show Files」をクリックします

 

↑変換されたファイルはWindowsで認識できるので、プレビューアイコンも表示されます

 

iPhoneで転送時のフォーマットを設定

iPhoneではパソコンなどに写真を転送する際に、自動的に互換性の高い形式に変換するか、そのままHEIC形式で転送するかを、あらかじめ選択しておくことができます。

↑「設定」アプリを開き、「写真」をタップします

 

↑「写真」設定の最後で、転送時に変換するかどうかを事前に設定しておけます

 

現時点ではHEIC形式は不便なことが多いですが、写真を長期的に保存することを考えると、高画質で省スペースな点は魅力的。ほかのOSでも早めに標準サポートしてほしいですね。

※iMazing HEIC Converterで変換した写真をSNSなどにアップする場合は、「Keep EXIF data」のチェックを外しておきましょう

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1

【iPhone】アプリを「取り除く」と「削除」の違いって何?

アプリを削除すると、そのアプリで作成した書類や設定などのデータもいっしょに削除されます。しかし、iOS 11では通常の「削除」の代わりに「取り除く」を実行すると、アプリの本体だけを削除できるので、書類や設定などのデータは残ります。

 

書類とデータを残してアプリ本体だけアンイストール

ストレージの容量が不足したときなどに、一時的にアプリをアンインストールする場合は、「削除」ではなく「取り除く」を選ぶと再インストール時の手間を減らすことができます。

↑「設定」アプリ→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップします

 

↑下部のアプリの一覧から取り除きたいアプリを選んでタップします

 

↑選択したアプリ名の画面で「Appを取り除く」をタップします

 

↑確認のメッセージが表示されたら「Appを取り除く」をタップします

 

アプリのアンイストールはホーム画面でアイコンをロングタッチして「×」をタップするのが一般的ですが、この方法はデータが残らない「削除」になります。再び使う可能性のあるアプリの場合は「取り除く」の方が便利です。

※「iPhoneストレージ」画面にある「非使用のAppを取り除く」で「使用」をタップすると、この画面では元に戻せません。その場合は「設定」→「iTunes StoreとApp Store」画面で切り替えられます。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1

iPhoneの「Live Photos」機能って何? 面白い動画がつくれるかも!

Live Photosはシャッターを切る前後の1.5秒ずつを自動的に動画撮影してくれるもので、3D Touchすると再生できます。このLive PhotosをiOS 11では編集できるようになりました。

 

動く被写体をLive Photosで撮影

動画にする被写体は普通の静止画の写真と違って、動きのあるものの方がいいでしょう。人物のスナップでも、表情が変化する一瞬を撮影できれば動画に最適です。

↑「カメラ」アプリで画面上部中央の二重丸アイコンをタップして、Live Photosをオンにしてから写真を撮影します

 

エフェクトでループまたはバウンスを選択

Live Photosから動画にする場合のエフェクトには2種類あります。「ループ」は通常の再生の繰り返しで、境界がクロスフェードします。「バウンス」は通常の再生と逆再生が行ったり来たりするエフェクトです。

↑「写真」アプリで撮影したLive Photosの画像を表示し、上方向にスワイプします

 

↑「エフェクト」が表示されるので、「ループ」または「バウンス」を選んでタップします

 

↑Live Photosが動画に変換され、3Dタッチしなくても再生されます

 

Live Photosは何気ない観光写真や記念撮影のときでも、たまたまその瞬間に何かハプニングが起きると、面白い動画のネタ元にできます。ストレージに余裕があるなら、普段からオンにしておくといいでしょう。

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4.1

iPhoneの容量不足、もしかしたら「添付データ」が原因かも? サクッと対処法

「メッセージ」アプリでは、写真や動画、GIF、ステッカーなど、さまざまなデータを添付できます。しかし、送受信したデータが増えてくると、iPhoneの容量不足を招いてしまうことも……。とはいえ、写真などを1点ずつ選んで削除するのも面倒ですよね。そこで、もっと簡単に空き容量を増やす2種類の方法をご紹介します。

 

【方法1】

「iPhoneストレージ」で不要データを一括削除

「iPhoneストレージ」は、iOS 11で新たに搭載された機能です。iPhoneの内部ストレージ(データの保存領域)の使用状況を確認し、容量が足りないときは不要なデータを簡単に削除して、空き領域を確保することができます。

↑「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップします

 

↑「おすすめ」の一覧にある「大きい添付ファイルを再検討」をタップします。表示されていない場合は「すべてを表示」をタップしてみましょう(この方法でも表示されない場合については後述します)

 

↑メッセージの添付ファイルが、サイズの大きい順に表示されます。1点ずつ削除したい場合は、ファイルを左へスワイプして「削除」をタップします。複数のファイルを一括削除したい場合は「編集」をタップしましょう

 

↑不要なファイルをタップしてチェックを付け、右上のゴミ箱アイコンをタップします。これでファイルが削除され、空き容量が増えます

 

ストレージの使用状況によっては、「おすすめ」に「大きい添付ファイルを再検討」が表示されないこともあります。その場合は、以下の手順で添付ファイルを削除しましょう。

↑「iPhoneストレージ」の画面下部にあるアプリの一覧から、「メッセージ」を選んでタップします

 

↑「写真」「ビデオ」などの項目をタップすると添付ファイルの一覧が表示され、不要なものを選んで削除できます

 

【方法2】

メッセージの保存先をiCloudに変更する

いちいちデータを確認して削除するのは面倒! 手間をかけずに空き容量を増やしたい! そんな人に最適な、もう1つの方法を紹介します。

 

iOS 11.4では、メッセージのデータをiCloudに保存する機能が追加されました。この設定をオンにするとiPhone本体にはデータが保存されなくなり、容量不足の解消には非常に効果的です。

↑「設定」画面の一番上に表示されている自分の名前をタップし、表示される画面で「iCloud」をタップします

 

↑「ICLOUDを使用しているAPP」の一覧で、「メッセージ」をオンにします。なお、この設定はいつでもオフに戻せます

 

方法2は、一度設定するだけで容量を大幅に節約でき、写真や動画をよく送受信する人には特におすすめです。また、同じAoole IDを使っているiPhone/iPad/Macでデータを同期でき、どのデバイスからも同じようにやりとりできるのもメリットです。ただ、iCloudのストレージ使用量が増えてしまうため、無料プランのユーザーには厳しいかもしれません。状況に合わせて、都合のいい方法を選びましょう。

 

※メッセージの保存先をiCloudにした場合、iPhoneからメッセージ本文や添付ファイルを削除すると、iCloudや同期先のデバイスからも削除されるので注意が必要です

 

▼動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

整理整頓の第一手! iPhone3台同時に“置くだけ充電”でさらばタコ足

ただでさえ、家電やPCのケーブルでタコ足配線になっているのに、夫婦ふたりでスマホの充電をすると、リビングがごちゃごちゃして見栄えが悪いんだよなぁ。使い勝手を考えると、充電する場所を分散させるわけにもいかないし……。最近はワイヤレスの充電器も増えてきているみたいだけど、結局その配線が必要だから、見栄えも変わらないだろうな〜。できればスマホをまとめて充電できるとうれしいんだけど、そんな都合のいいものはない?

 

給電台の上に置いておくだけで、急速充電スタート!

 

そんな人におすすめしたいのが、ワイヤレス充電器の「preforza(プレフォルツァ)」。給電台に置くだけで、iPhoneなら3台、iPadなら1台をワイヤレスで充電できます。ワイヤレス充電システムを組み込んだiPhone7以降の機種は、置くだけで充電がスタート。それ以前のiPhoneを使用していても、専用の受電ケースを装着すれば使用できるので、ワイヤレス充電を諦めていた人もご安心を。「preforza」を1個購入すると、受電ケースが1種類サービスでついてくるので、お財布にも優しいのがうれしいポイント。Apple純正アクセサリの証「MFi」を取得しているから、純正ケーブルよりも早くフル充電できるんです。

 

STEP1
土台パーツを給電台に設置する

まず、土台となる2個のプラスチックパーツを給電台の両端に差し込みます
↑まず、土台となる2個のプラスチックパーツを給電台の両端に差し込みます

 

STEP2
プレートをかぶせるように装着

↑スマホを置く台となるプレートを、給電台の上から被せるようにして、はめ込みます

 

STEP3
受電ケースを装着

↑「iPhone6」、「iPhone6s」、「iPhone 6Plus」、「iPhone 6sPlus」、「iPad Air 2」、「iPad mini 2」「iPad mini 3」を使っている場合は、スマホ本体に受電ケースを装着します。このとき、ライトニングコネクタを差し込んでから、ケースにはめ込むようにしましょう

 

STEP4
給電台の上に端末を乗せれば、充電スタート

↑給電台の上に対応端末を置けば、ワイヤレス充電がスタート。「iPhone」は3台まで同時に、「iPad Air 2」、「iPad mini 2」、「iPad mini 3」は1台の充電が可能です

 

まとめ

iPhoneやiPadを置いておくだけで急速に充電ができる「preforza」。カラーは赤、黒、白の3色を展開するので、家のインテリアと合わせて購入すれば、よりおしゃれに見えますよ! 専用の受電ケースも公式ページから3240円で購入できるので、家電量販店まで探しに出かけなくてもOK。受電ケースも本体と同様に3色展開なので、家族で色違いを使用するのもおすすめです。快適に素早く充電ができる「preforza」で、デスクやテーブル周りをすっきりさせてみませんか?

 

【商品情報】

シスラボ「preforza(プレフォルツァ)」
1万800円

 

参田家の人々とは?

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ちょっと気弱なお父さん、元気でしっかり者のお母さん、もうすぐ小学生の娘、甘えん坊の赤ちゃん、家族を見守るオスの柴犬の4人と1匹家族。年中困ったことが発生しては、宅配便で届いた便利グッズや、ご近所の専門家からの回覧板に書かれたハウツー、知り合いの著名なお客さんに頼って解決策を伝授してもらい、日々を乗り切っている。
https://maita-ke.com/about/

 

日々の「参った!」というお悩みを5分で解決!「参田家(まいたけ)のおうち手帖」

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【iPhone】アプリの切り替えがラクラク!! 意外と知らない「3Dタッチ」便利ワザ

最近使ったアプリに切り替えるには、ホームボタンをダブルクリックしてAppスイッチャーを表示するのが一般的です。しかし、この方法は意外と面倒ですし、なかにはダブルクリックが苦手という人もいるでしょう。実は、3Dタッチ対応のiPhoneなら、ホームボタンを使わずにアプリを切り替えられる方法があるんです!

 

3Dタッチを使えばアプリの切り替えが簡単!

3Dタッチは、画面を強めに押し込むことで、さまざまな機能を利用できる操作方法です。アプリを切り替える場合は、画面の左端を押して操作を開始します。ここからの手順は2種類ありますが、まずは直前に使っていたアプリにワンタッチで切り替える方法を紹介します。

↑画面の左端を、3Dタッチでギュッと押します。ここではアプリを表示した状態ですが、ホーム画面からも同様に操作できます

 

↑直前に使っていたアプリの画面が、端の部分だけ表示されます。画面から指を離さずに、そのまま右端近くまで引き出すようにスワイプします

 

↑引き出したアプリが画面全体に表示されます。これで、ホームボタンを使わずにアプリを切り替えることができました

 

Appスイッチャーも3Dタッチで表示できる

もう1つの方法として、ホームボタンを使う場合と同様に、Appスイッチャーを表示することも可能です。最近使ったアプリの一覧を表示し、そのなかからアプリを選んで切り替えたり、終了させたりできます。

↑画面の左端を3Dタッチで押したあと、指を離さず、さらに強く押し込みます。あるいは、少しだけ右へスワイプしてもOKです

 

↑Appスイッチャーが表示されます。画面を左右にスワイプし、使いたいアプリを選択すれば切り替えられます。また、上へスワイプしてアプリを終了させることもできます

 

この機能はiOS 11でいったん廃止されましたが、ユーザーの惜しむ声に押されたのか、iOS 11.1以降では再び使えるようになりました。操作には少々コツが必要ですが、慣れてしまうと非常に便利です。ぜひ一度お試しあれ!

 

※ここで紹介した機能は、3Dタッチ対応の機種(iPhone 6s以降)のみで使用できます。また、iPhone Xでは対応していません

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【iPhone】お呼びじゃないときにSiriが誤って起動する……これってなんとかならない?

iPhoneの音声アシスタントとしておなじみの「Siri」。話しかけるだけで天気を調べたり、アラームをセットしたりと、さまざまな機能を利用できます。しかし、誤操作で起動してしまい、煩わしく感じることもあるのでは? そんなときの解決方法をご紹介します。

 

誤操作でSiriが起動すると煩わしい!

Siriを起動するには、ホームボタンを長押しする方法が一般的です。しかし、ちょっと押しただけのつもりが長押しと認識され、用もないのにSiriが起動してしまった、という経験のある人は多いでしょう。ホームボタンを押せば取り消せますが、こんなことが頻繁に起こると面倒です。

↑ホームボタンを誤って長押しすると、Siriが起動してしまいます

 

「Hey Siri」のみで起動するように設定

Siriの起動には、「Hey Siri」と話しかける方法もあります。ホームボタンによる起動をオフにして、「Hey Siri」だけをオンにしておけば、誤操作を防いでSiriを利用することができます。

↑「設定」→「Siriと検索」をタップします

 

↑「“Hey Siri”を聞き取る」をオンにしてから、「ホームボタンを押してSiriを使用」をオフにします

 

自分の声が認識されるように設定する

いままで「“Hey Siri”を聞き取る」がオフになっていた場合は、オンにしたときに「“Hey Siri”を設定」画面が表示されます。画面の指示に従って設定を行い、自分の声が認識されるようにしましょう。

↑「“Hey Siri”を設定」画面が表示されたら、「続ける」をタップします

 

↑iPhoneに向かって話しかけるように求められるので、指示に従います。合計5回話しかける必要があります

 

この設定が完了すると、ホームボタンを長めに押してしまっても、誤ってSiriが起動することはありません。ちょっとしたことですが、iPhoneをより快適に使うために役立つでしょう。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【iPhone】アプリのレビュー依頼が煩わしい!! そんなときはこの設定をお試しあれ

アプリを使っているとき、評価やレビューを依頼する画面が表示されることがあります。この煩わしい表示を、iOS 11ならApp Storeの設定を変更することで非表示にできます。

 

アプリの使用中に突然表示されるレビュー依頼

App Storeには、ユーザーがアプリに対して星の数で評価を付けたり、レビューを書いたりできる機能があります。この機能自体はアプリを選ぶ際の参考になりますし特に問題はないのですが、アプリ使用中に評価やレビューを依頼する画面が表示されてしまうことがあります。こういった画面が勝手に出てくるのは、煩わしく感じるときもありますよね。

↑アプリの評価を求める画面の例

 

アプリ内で表示されるレビュー依頼をオフに!

iOS 11では、App Storeの設定に「App内評価とレビュー」という項目が追加されました。これをオフにするだけで、アプリ内のレビュー依頼を非表示にすることができます。

↑「設定」→「iTunes StoreとApp Store」をタップします

 

↑「App内評価とレビュー」をオフにします

 

ここで紹介した設定を行った場合でも、App Storeに直接アクセスして評価を付けたりレビューを書いたりすることは可能です。自主的に評価したいと思うアプリがあったら、ぜひ協力してあげましょう。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

iPhoneの「ピープル」機能って使ってる? 実は人物ごとに表示/非表示のカスタマイズが可能!

iPhoneの「写真」アプリには、同じ人物の写真を自動的に1つのアルバムにまとめる「ピープル」機能があります。iOS 11では、ピープルの表示/非表示などを管理する機能が搭載されました。

 

特定の人物を「ピープル」から削除する

「写真」アプリでは、iPhoneに保存されているすべての写真を自動的にスキャンし、人物の顔が認識されると「ピープル」アルバムにまとめて表示されます。認識の精度はそれなりに高いですが、完璧というわけではありません。たとえば、写真に写っているキャラクターの人形や、スクリーンショットに写った顔のイラストまで人物として認識してしまうことがあります。

 

また、あまり親しくない人の写真は、わざわざアルバムにまとめたくない場合もあるでしょう。そんなときは、該当する人物を「ピープル」から削除しましょう。なお、この操作を行っても写真そのものは削除されません。

↑「写真」アプリの「アルバム」画面を開き、「ピープル」をタップします

 

↑人物ごとに自動作成されたアルバムの一覧が表示されます。このなかから任意の人物を選んでタップします

 

↑選択した人物のアルバムが表示され、写真を確認できます。設定を変更するには、画面を上へスワイプします

 

↑画面下部に表示される「“ピープル”アルバムから削除」をタップします

 

↑確認のメッセージが表示されるので、「“ピープル”アルバムから削除」をタップします

 

削除した人物を「ピープル」に再表示するには

「ピープル」から削除しても、写真そのものを削除したわけではなく、顔認識の情報も保持されています。そのため、「やっぱり表示したい」と思ったときは、簡単に元に戻すことができます。

↑「アルバム」画面の「すべての写真」または「カメラロール」から、削除した人物の写真を探してタップします。写真が表示されたら上にスワイプし、「ピープル」の画像をタップします

 

↑表示される画面の下部にある「“ピープル”アルバムに追加」をタップします

 

「ピープル」の顔認識は、iPhoneを電源に接続して画面をロックした状態のときに自動で実行されます。写真の枚数が多いと、初回の実行時はかなり時間がかかるので、気長に待ちましょう。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.4

【iPhone便利術】スクリーンショットをサクッと加工!! iPhone「マークアップ」機能の使い方

iOS 10から搭載された「マークアップ」機能が、iOS 11ではスクリーンショット撮影直後なら簡単に呼び出せるようになりました。使えるツール類なども以前より充実しているので、ぜひ活用してみましょう。

 

スクリーンショットの編集を開始

スクリーンショットは電源ボタンとホームボタンを同時に押すと撮影できます。iPhone Xではホームボタンの代わりに音量アップボタンを使います。また、Assistive Touchを使っても撮影可能です。

↑スクリーンショットを撮影した直後に、画面左下のサムネイルをタップします

 

 フリーハンドで線や文字を書き込む

マークアップ画面では、ペン先の形状と線の色を選んでフリーハンドの描画が可能です。消しゴムツールでタップすると、ストローク単位で描画の削除も可能です。

↑ペン先とカラーをタップして選択します

 

↑ここではラインマーカーで赤色を選択して書き込んでいます

 

テキストや図形を書き込む

フリーハンドでは上手に書き込みができないと感じたら、テキストと図形を配置するといいでしょう。位置やサイズ、カラーなども簡単な操作で変更できます。

↑テキストを入力したい場合は「+」をタップし、メニューで「テキスト」を選択します。図形を配置したい場合は、四角形、円形、吹き出し、矢印のいずれかタップします

 

↑テキストの内容はキーボードから入力します。フォントやサイズの変更は「AA」をタップすると表示されるメニューから行います。「●」で文字カラーの変更も可能です

 

書き込みが済んだら「完了」をタップして変更を保存します。あとはメールに添付するなど、目的に応じて画像を活用してください。

※通常、スクリーンショットはPNG形式のファイルとして保存されますが、書き込みをした場合はJPEG形式に変換されるので注意しましょう

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3.1

【iPhone】写真を真上から撮影したい!! 「カメラ」アプリの地味に便利な機能

iPhoneの「カメラ」アプリで被写体を正確に真上から撮影しようと思っても、画面で見ているだけではなかなか上手くいかないもの。そんなときには、「カメラ」アプリの「水準器」機能を活用してみましょう!

 

カメラ設定でグリッド表示をオンにする

「グリッド」は「カメラ」アプリの画面に縦と横の線をマス目状に表示して、iPhoneを構える向きを調整する際の目安にするものです。実はここに、水平かどうかを測るための「水準器」の機能も内蔵されているのです。

↑「設定」アプリ→「カメラ」をタップします

 

↑「カメラ」設定の画面で「グリッド」のスイッチをタップしてオンにします

 

グリッドの中央で十字を合わせて撮影

「カメラ」アプリの画面にグリッドが表示された常態でiPhoneを水平に近付けると、「水準器」機能の十字が表示されます。2個の十字の位置を合わせることで、iPhoneの向きを水平にすることが可能です。

↑「カメラ」アプリを起動してiPhoneを水平に近いポジションで構えると、画面の中央に2個の十字が表示されるので、両者が重なるように角度を調整します

 

↑2つの十字が重なって1つに見えたら、シャッターボタンをタップします

 

「カメラ」アプリのグリッドと「水準器」機能は、特に書類などのスキャンで効力を発揮します。もしも手持ちで水平を維持するのが大変な場合は、専用のスタンド(台)もあるので、そういった道具の導入も検討してみるといいでしょう。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3.1

【iPhoneの悩み】メッセージ通知が煩わしい! 不要なものだけオフにできないの?

「メッセージ」アプリでは、特定のスレッドを選んで通知をオフにすることが可能です。「設定」アプリの「通知」でオフにする場合とは違って、ほかの相手からのメッセージは通知が表示されるので、状況に応じて使い分けましょう。

 

スレッドの通知を非表示にする

特定の相手からのメッセージに限って通知をオフにしたい場合には、「メッセージ」アプリのスレッドの一覧画面から設定します。この方法であれば、ほかの大切なメッセージを見落とす心配はありません。

↑「メッセージ」アプリで通知を止めたいスレッドを選んで左方向にスワイプします

 

↑右側に表示させる青色の「通知を非表示」をタップします

 

再び通知を表示するには

「メッセージ」アプリのスレッドの一覧画面では、通知のオン/オフの状態が「おやすみモード」の三日月アイコンの有無で確認できます。再び通知をオンにする手順は、オンにしたときと同様なので簡単です。

↑通知が非表示になっているスレッドの左側には、「おやすみモード」を示す三日月アイコンが表示されています

 

↑再び通知を表示したい場合はスレッドを左方向にスワイプし、「通知を表示」をタップします

 

iOS 11から搭載されたこの機能を利用すると、重要度が低い通知が次々に表示されることを防止できます。一方、本当に大切な相手からの通知は表示されるので、無用なトラブルを避けるためにも役立ちます。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3.1

【iPhone】パスワード手打ちは面倒!! そんな人はSafariの「自動入力」を使おう

Safariで利用するWebサイトのアカウントとパスワードは保存が可能なので、1回だけ入力すれば2回目以降は自動入力できます。同じApple IDならiPadやMacのSafariで保存したパスワードも共有できるので便利です。

 

ユーザ名とパスワードを保存する

パスワードを保存するには、Safariの「自動入力」設定がオンになっている必要があります。また、どうしても初回だけはパスワードを入力しなければなりません。ただし、ほかのiPhoneやiPad、MacのSafariでパスワードを保存済みの場合は、そのまま利用できます。

↑「設定」アプリ→「Safari」→「自動入力」をタップします

 

↑「ユーザ名とパスワード」のスイッチをタップしてオンにします

 

↑初回は普通にパスワードを入力してサインインします

 

↑メッセージが表示されるので、「パスワードを保存」をタップします

 

保存したパスワードを自動入力する

保存済みのパスワードは、サインイン時にアカウントを選択することで自動入力できます。同じWebサイトで複数のアカウントを利用している場合でも、ユーザ名を選んでサインインできるので使い分けが可能です。

↑2回目以降のサインイン時はキーボードの上部に表示される「パスワード」をタップします

 

↑サインインに使いたいアカウントを選んでタップします

 

↑自動的にパスワードが入力されるので、そのままサインインします

 

↑「設定」アプリ→「アカウントとパスワード」→「AppとWebサイトのパスワード」をタップすると、保存したアカウントとパスワードを確認でき、編集や削除も可能です

 

パスワードを自動入力する機能は以前からありましたが、iOS 11では設定の場所やアカウントの選択方法が変更されており、多くのアカウントを管理する際に使いやすくなりました。

 

「設定」アプリ→「アカウントとパスワード」ではパスワードが丸見えになりますから、必ずパスコードや指紋認証を設定しておきましょう。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhone】iOS 11から搭載された「画面収録」機能ってご存知?

iOS 11から搭載された「画面収録」の機能ってご存知ですか? この機能を利用すれば、iPhoneの画面上での操作を動画として保存することができます。

 

画面収録を使うための準備

「画面収録」機能は「コントロールセンター」から利用しますが、初期状態ではアイコンが表示されません。事前に設定を変更して、使えるように準備しておきましょう。

↑「設定」アプリ→「コントロールセンター」→「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします

 

↑「コントロールを追加」リストの下のほうにある「画面収録」の「+」をタップします

 

↑「含める」のリストに「画面収録」が追加されていればOKです

 

実際に画面収録を実行する

「画面収録」はアイコンをタップした3秒後にスタートします。音声も収録したい場合には、収録開始前にマイクのオン/オフを切り替えておきます。

↑準備ができたらコントロールセンターで「⦿」アイコンをタップ。カウントダウン後に画面収録が始まります

 

↑音声も同時に収録したい場合にはコントロールセンターで「⦿」アイコンを強く押し込むかロングタッチし、「マイクオーディオ」をタップしてオンにしてから「収録を開始」をタップします

 

↑画面収録を終了するには、赤い表示のステータスバーをタップします

 

↑確認のダイアログが表示されるので、「停止」をタップします

 

動画の前後には余計な部分が記録されてしまいますが、保存後に「写真」アプリでトリミングできるので問題ありません。

※コントロールセンターの設定を変更したのに「画面収録」が使えない場合には、「設定」アプリ→「一般」→「機能制限」で「画面収録」がオンになっているかを確認しましょう

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhone X】ホームボタンがないの不便……実は設定1つでラクラク解決!

iPhone Xにはホームボタンがありません。このため、従来のiPhoneユーザーのなかには操作性に違和感を感じる人もいるでしょう。しかし、「AssistiveTouch」を上手く利用すれば、ホームボタンに似た使い勝手を復活させることが可能です。

 

AssistiveTouch自体は、かなり以前からiOSに搭載されています。この設定を「ホーム」アイコンだけにして利用すると、画面上の自由な位置にホームボタンを配置できるのです。

↑「設定」アプリ→「一般」→「アクセシビリティ」をタップします

 

↑「操作」にある「AssistiveTouch」をタップします

 

↑「AssistiveTouch」のスイッチをタップしてオンにし、「最上位メニューをカスタマイズ」をタップします

 

↑アイコンの数が1個になるまで、右下にある「-」をタップします

 

↑最後に残ったアイコンをタップします

 

↑「ホーム」をタップしてチェックを付けてから、「完了」をタップします

 

↑AssistiveTouchのアイコンをドラッグして、使いやすい位置に移動します

 

アプリの使用中にAssistiveTouchのアイコンをタップすれば、一発でホーム画面に戻れます。置き場所は自由ですので、アプリのボタンなどと重なった場合は、ドラッグして位置をズラしましょう。

※AssistiveTouchに2個以上の機能を割り当てた場合は、1回目のタップで選択肢が表示されるようになります

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhone】これは面倒がなくてラク!! 自宅のWi-Fiに友人の端末をサクッとつなぐ便利ワザ

来客に自宅のWi-Fiアクセスポイントを使わせる場合、パスワードを教えるのはセキュリティ上気になりますし、何より手打ちするのは面倒。そんなときは、iOS 11から搭載された「パスワード共有」を利用して、簡単・安全に利用を許可しましょう。

 

ゲストのiPhoneでWi-Fiアクセスポイントを選択

「パスワード共有」は、自分が使用しているWi-Fiアクセスポイントへの他者からの接続を、iPhoneを使って許可する機能です。まず、ゲストが「設定」アプリからWi-Fiアクセスポイントを選択します。

↑ゲストのiPhoneで「設定」アプリ→「Wi-Fi」で「Wi-Fi」のスイッチをタップしてオンにしてから、接続したいアクセスポイントの名前をタップします

 

↑「パスワードを入力」の画面が表示されたら、ホストからの接続許可を待ちます

 

ホスト側のiPhoneからパスワードを送信

アクセスを許可するには、ホスト側のiPhoneの「連絡先」にゲストの氏名とApple IDのメールアドレスを登録しておく必要があります。登録済みの場合は、自動的に「パスワード共有」の画面が表示されます。

↑ホスト側のiPhoneに「Wi-Fiパスワード」画面が表示されたら、「パスワードを共有」をタップします

 

↑ゲストのiPhoneにパスワードが送信されるので、「完了」をタップします

 

↑ゲストのiPhoneが、ホスト宅のWi-Fiアクセスポイントに接続されます

 

「パスワード共有」を利用するには「連絡先」への登録のほかに、モバイルデータ通信、Wi-Fi、Bluetoothのいずれかがオンになっている必要があります。うまくいかない場合は、設定を確認してみましょう。

※利用の条件を満たしているのにゲストのiPhoneで「パスワード共有」の画面が表示されない場合は、いったんスリープしてからスリープ解除してみるのが効果的です

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.3

【iPhoneスーパーあるある】ハイフンや引用符を自動で変換!? iOS 11「スマート句読点」機能って何?

iPhoneで英文の入力中に、複数のハイフンや引用を示すクォーテーションマークを使おうとすると、意図しない形状に自動修正されてしまいます。これはiOS 11から採用された「スマート句読点」機能によるもので、設定からオン/オフを切り替えられます。

 

スマート句読点による自動修正の実例

スマート句読点がオンの状態では、連続2個のハイフンはダッシュに変更されます。クォーテーションマークはシングル・ダブルとも、開始と終了を示すペアの形状になります。

↑ハイフン(-)を連続して入力すると、2個ごとにダッシュ(―)に自動変換されます

 

↑引用符の「”~”」は「“~”」に、「’~’」は「‘~’」に自動変換されます

 

スマート句読点の設定をオフにする

スマート句読点は「設定」アプリでオン/オフを切り替えることが可能です。自動変換がわずらわしい場合は、オフにしておくといいでしょう。

↑「設定」アプリ→「一般」→「キーボード」をタップします

 

↑「キーボード」設定の画面で「スマート句読点」のスイッチをタップしてオフにします

 

↑スマート句読点をオフにしておくと、同じように入力しても自動変換されません

記号の形状を選んで入力するには

引用符やハイフン、ダッシュなどの記号類は、キーボードのキーをロングタッチしてバリエーションを選ぶことができます。

↑「”」キーや「’」キーをロングタッチすると記号のバリエーションが表示されるので、そのまま指を動かし、使いたいものの部分で指を離します

 

↑同様に「-」キーをロングタッチしてもバリエーションの選択が可能です

 

スマート句読点がオンだとロングタッチ入力でも「–」は強制的に「―」になってしまいます。引用符は大丈夫ですが、やはりスマート句読点はオフにしておき、必要に応じてロングタッチで記号を選ぶ方がいいでしょう。

※スマート句読点をオフに切り替えても、すでに入力済みダッシュや句読点は変更されません。必要な場合は、手動で修正しましょう

 

【動作確認バージョン】
iOS ver. 11.3

【iPhone】数が増えすぎて閉じるのが面倒!! Safariのタブ操作は「ロングタッチ」を活用すべし

Safariでは複数のタブを開いておいて、表示を切り替えながら使えます。しかし、タブの数が増えすぎると、選んだり閉じたりするのが大変ですよね。そんなときはロングタッチのメニューを活用しましょう。

 

【従来の方法】タブの切り替え画面を出して操作

従来の方法ではタブの切り替え画面を出してから操作するので、タブの数が多いとスクロールやタップが面倒です。

↑Safari画面の右下にあるタブ切り替えのアイコンをタップします

 

↑タブを閉じるには各タブの左上の「×」をタップするか、閉じたいタブを左にフリックします。「+」や「プライベート」でタブを追加することも可能です

 

【新しい方法】アイコンのロングタッチでメニューを活用

タブ切り替え画面を呼び出すアイコンをロングタッチするとメニューが表示され、「すべての○個のタブを閉じる」「このタブを閉じる」「新規プライベートタブ」「新規タブ」といった操作がダイレクトに選択できるので便利です。

↑Safari画面の右下にあるタブ切り替えのアイコンをタップではなくロングタッチしましょう

 

↑メニューが表示されるので、実行したい操作を選んでタップします

 

↑「すべての○個のタブを閉じる」または「新規タブ」を選ぶと、新しいタブが表示されます

 

↑「新規プライベートタブ」を選んだ場合は、このような暗い色のタブが表示されます

 

Safariの画面下部には、ほかにもロングタッチに対応したアイコンがあります。「戻る」や「進む」のアイコンは履歴を一覧表示でき、「ブックマーク」アイコンならお気に入りやリーディングリストへの追加が可能です。

 

■動作確認バージョン
iOS ver. 11.2.6の場合

【iPhone】“片手持ち派”必見!! キーボードを左右にずらせば操作がラクラク!

iPhoneの画面上のキーボードで文字入力をする際、ディスプレイのサイズと手の大きさの関係で、片手で入力しようとすると一部のキーに指が届きにくいことがあります。そんなときは、キーボードを少し片側に寄せてみましょう。

 

キーボードの表示を左右の端に寄せる

キーボード右下の地球儀アイコンは「かな入力」と「ローマ字入力」を切り替えるときなどにタップするものですが、ロングタッチするとメニューが表示され、キーボードの種類の直接選択や表示位置の変更ができるのです。

↑キーボードの左下にある地球儀アイコンをロングタッチしましょう

 

↑メニューが表示されたら、下部の3つのアイコンのうち、左側のものをタップします

 

↑キーボードが左側に寄って表示されます。元に戻すには右側の「>」をタップしましょう

 

↑右端に寄せるには、同様の手順でメニューの右下のアイコンをタップします

 

↑キーボードが右側に寄って表示されます。元に戻すには左側の「<」をタップしましょう

 

メニューからキーボード設定の画面を開く

地球儀アイコンをロングタッチすると表示されるメニューを使えば、「設定」アプリの「キーボード」設定画面に直接ジャンプすることも可能です。キーボードの表示位置だけでなく、ほかの設定もすばやく変更できるので便利です。

↑地球儀アイコンをロングタッチし、メニューが表示されたら「キーボード設定」をタップします

 

↑「設定」アプリの「キーボード」画面が表示されます。この画面からキーボードの位置を変更するには「片手用キーボード」をタップします

 

↑「片手用キーボード」画面でも、キーボードの位置を切り替えることが可能です

 

「片手用キーボード」の設定は、画面を横向きにしているときは残念ながら効果がありません。しかし、ここで紹介したテンキー入力のときだけでなく、ローマ字や英語のフルキーボードでも、絵文字のパレットでも利用できます。

※キーボードの種類を1種類だけに設定している場合、地球儀アイコンが表示されないのでメニューを使った設定変更ができません。その場合はホーム画面から「設定」アプリを起動し、「キーボード」の「片手用キーボード」で変更しましょう

 

【動作確認バージョン】
iOS ver. 11.2.6

なんとキズを自己修復! クールなデザインで機能的なスマホケース4選

現在ではさまざまな種類が販売されている「スマホケース」。長い間同じケースを使っていると、「新しいモノに買い替えようかな」と悩んでしまうこともありますよね。そこで今回はクールなデザインで機能的なスマホケース4選をご紹介。頑丈で壊れにくいケースやインパクト抜群のイラストなど、イチ押し商品をピックアップしているのでこの機会に買い替えてみては?

 

シンプルなビジュアルなのに機能性抜群!

出典画像:「AndMesh」公式サイトより出典画像:「AndMesh」公式サイトより

AndMesh
iPhone Xケース Mesh Case

硬すぎず・柔らかすぎず・ベタつかない新素材の「エラストマー」を採用した「iPhone Xケース Mesh Case」。握った時に心地よい「ラウンド構造」や、米軍MIL規格準拠のドロップテストをクリアした「耐衝撃性&保護性」が備わっています。デザインはシンプルですが、見た目からは想像できないほどの頑丈さと使い心地は必見。

 

<注目ポイント>

・硬すぎず・柔らかすぎず・ベタつかない新素材「エラストマー」

・米軍MIL規格準拠のドロップテストをクリアした「耐衝撃性&保護性」

・握った時に心地よい「ラウンド構造」

「iPhone X」に搭載されている“Qi充電”にも対応しています。ケースを装着したままワイヤレス充電ができるので、充電器のコードが邪魔になる心配がありません。ケースカラーは、「ブラック」「グレー」「ネイビー」「レッド」の計4色とバリエーションが豊富です。ケースをつけるとiPhone側面のボタンが隠れてしまいますが、軽く押せば反応する設計になっているのでご安心を。

 

大人気シリーズの「STAR WARS」を描いた「基板アート」

出典画像:「PCB ART moeco」公式サイトより出典画像:「PCB ART moeco」公式サイトより

PCB ART moeco
FLASH DEATH STAR 基板アート iPhone Xケース 黒

世界中で大人気の映画「STAR WARS」に出てくる“デス・スター”が描かれた「FLASH DEATH STAR」。ケース裏面には「基板アート」が施されており、インパクトがあるデザインが特徴的です。スーパーレーザー部に埋め込まれた「LED」は赤色に発光。他にない作り込まれたビジュアルの同商品をお見逃しなく!

 

<注目ポイント>

・インパクト絶大の「基板アート」

・ ケースが割れにくい「TPU素材」を採用

・ スーパーレーザー部に埋め込まれた「赤色LED」

ケースにはTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を採用。TPUとは、しなやかな弾力性と硬質プラスチックのような強靭さを持った高分子化合物です。「脱着しやすい」「ケースが割れにくい」などさまざまなメリットがあり、デザイン性だけでなく機能性も充実しているのが魅力的。

 

世界中から人気を集める南カリフォルニア発「耐衝撃ケース」

出典画像:「プリンストン」公式サイトより出典画像:「プリンストン」公式サイトより

URBAN ARMOR GEAR
UAG Galaxy Note8用ケース

南カリフォルニア発URBAN ARMOR GEAR社の耐衝撃ケース、Galaxy Note8用ケースが登場しました。独自の耐衝撃設計が、あらゆる方向からの衝撃を緩和。危険が多い自然の中でも安心してスマートフォンを操作できるので、アウトドア好きの人は必見のアイテムです。

 

<注目ポイント>

・アメリカが定めた試験法規格をクリアした高い「耐衝撃性」

・アウトドアにぴったりの機能が満載

・特徴がそれぞれ違う3タイプのケース

同商品は、それぞれ特徴が違う3タイプのケースを用意。高い耐衝撃性と軽量デザインを実現した「Monarch Case」や、快適な操作性の「Plasma Case」、透明ボディを採用した「PLYO Case」があります。どれも高い耐衝撃性を備えており、アメリカ国防総省が定めた試験法規格をクリア。世界中から愛されている「UAG」の最新版を試してみましょう。

 

iPhoneのビジュアルを活かすスマホケース

出典画像:「My Case Shop」公式サイトより出典画像:「My Case Shop」公式サイトより

Just Mobile
iPhone X TENC

美しいフォルムが特徴の「iPhone X TENC」。ケースに“耐衝撃性弾性素材”を使用しており、細かな傷がつきにくい「自己修復機能」を実現しています。ケースは、iPhoneの見た目を損なわないように高透明度の素材を採用。スリムでコンパクトなデザインなので、iPhoneの色やロゴなども隠れる心配がありません。

 

<注目ポイント>

・細かい傷を目立たなくする「自己修復機能」搭載

・iPhoneの外見を損なわない高透明度のケース

・保護性・防塵性が高いデザイン

ケースの背面には「ポリカーボネート」、フレーム部分は「TPU」をとり入れているので着脱がラクチン。また保護性・防塵性が高い設計になっており、スマホが壊れる原因を漏れなく解消しています。シンプルなデザインが好きな人にはぴったりのアイテムなので、ぜひチェックしてみて。

Android派も納得! iPhoneデビューこそ“X”を選ぶべき5つの絶対的理由!

バルセロナでは現在、年に一度開催されるモバイルの祭典、MWC(モバイル・ワールド・コングレス)で賑わっています。刺激的な新たなスマホや技術の発表に触発されている人も多いはず。そんななか、ケータイ・スマホの購入を検討する人もいるのではないでしょうか。

 

新端末が続々姿を表していますが、まず検討に入るモデルといえば、やはりiPhoneでしょう。特に最新端末である「iPhone X」は、発売からしばらく経ちますが、いまから購入しても決して遅くないと言える魅力のあるモデルです。そこで、本記事では「初めてiPhoneを使う人」にとって、iPhone Xが最もオススメできると断言できる、5つの絶対的理由をご紹介します。

 

【絶対的理由1】iPhone同士の連携がうれしい

きっと皆さんの周りにもiPhoneを使っている人がいるでしょう。そもそも、iPhoneを使っている人が身近にいれば、操作が分からなくなったときに「ちょっとこれどーするの?」と訊けます。そして大抵の場合、そうした疑問を解消してくれるはずです。身近にこうした“iPhoneのベテラン”が多いのが、初心者にとって一番のメリットかもしれません。

 

また、iPhone同士で使える便利な機能があります。例えば、「AirDrop(エアードロップ)」が良い例です。これはすぐ近くにいるiPhoneユーザーに写真や動画を素早く共有できる機能のこと。機能をオンにして、送信先を指定するだけで、写真を渡せます。無線通信を利用するので、ケーブルなどで接続する必要はありません。

 

↑「AirDrop」を活用すると、近くのiPhoneに写真などのデータを素早く共有できる。iPhoneだけでなく、iPadなどのApple製デバイスにも共有可能だ↑「AirDrop」を活用すると、近くのiPhoneに写真などのデータを素早く共有できる。iPhoneだけでなく、iPadなどのApple製デバイスにも共有可能だ

 

iPhoneを使う理由については、「直観的に分かりやすいから」「使いやすいから」といったことをよく耳にしますが、こうした部分は人によっても異なることがあるでしょう。しかし、「iPhoneを使っている人がたくさんいて、そうした人に質問できる。そして連携も取りやすい」というのは、iPhoneを使おうとする誰しもに共通するメリットです。

 

【絶対的理由2】Androidからもすんなりと移行できる

では、なぜiPhoneのなかでも「X」に注目するのか。その一つの理由は、操作性でAndroidに共通する部分があるから。例えば、iPhone Xには、ホーム画面に戻るための物理ボタンがありません。いままでAndroidのスマホをずっと使ってきた人にとって、端末側面にあるボタンと、画面上のボタンで操作するのは、きっと朝飯前でしょう。

 

180228tama11↑iPhone Xには、ほかのiPhoneシリーズと違い画面下部に「ホームボタン」がない

 

また、機内モードやWi-Fiのオン・オフを切り替えるためのスイッチも画面の上端から現れます。この点もAndroidを使ってきた人なら違和感なく使える部分です。ちなみに、Androidと違うのは、画面上端がスッキリしていること。特に設定をカスタマイズしなくとも、通知を知らせるアイコンがバンバンと表示されたりしません。

 

180228tama12↑画面上端の右端を下へスワイプすると、Wi-Fiなどをオン・オフできるスイッチの画面「コントロールセンター」が表示される。反対にほかのiPhoneでは、画面下から上へスワイプする

 

なお、データ移行については「Move to iOS」というAndroid向けアプリが提供されていますので、参考にしてみてください。ちなみに、初めてスマホデビューするという人にとっては、ホームボタンがない最新の操作方法に慣れておけるというメリットがありますよ。

 

【絶対的理由3】バッテリー関連の管理が気楽である

ほかのiPhoneに比べて、バッテリー持ちが良いというのもiPhone Xならではの特徴です。これはディスプレイに有機ELを採用している点が大きいでしょう。

 

ざっくり原理を説明すると、液晶ディスプレイでは、バックライトが常に点灯しています。黒を再現するには、シャッターでその光を遮るんです。一方、有機ELディスプレイでは、明るいところがピンポイントで光る仕組みのため、バックライトが不要。つまり、真っ黒なところは、何も光りません。これが節電につながり、さらに黒の表現が美しくなる理由です。

 

180228tama13↑iPhone Xのディスプレイには有機EL(OLED)が採用されている。有機ELを使ったスマホの特徴は、電池持ちがよいこと。そして、黒に深みが出てコントラストが美しくなることだ

 

また、最新のiPhone Xおよび8/8 Plusならワイヤレス充電にも対応します。「Qi(チー)」という規格に対応した充電パッドを購入すれば、ケーブルを接続せずに充電できます。

 

180228tama14↑Qi対応のワイヤレス充電パッドにiPhone Xを置くだけで小まめに充電できる

 

例えば、会社のデスク――。または、自宅の書斎、キッチンの棚、ベッドサイド――。普段スマホを置いている場所に、こうしたチャージャーを設置することで、小まめに充電が可能になります。充電コードを接続し忘れて困った、なんて事態はもう起こりません。

 

【絶対的理由4】画面が大きいから見やすい。でも持ちづらくない

iPhone Xのディスプレイは、対角線で5.8インチという大型。数字だけ見ればiPhone 8 Plus(5.5インチ)より画面がデカい。それなのに、端末の横幅はそれぞれ70.9mmと78.1mm。つまりiPhone Xのほうがスリムなのに画面は大きいということになります。

 

180228tama15↑動画コンテンツを視聴するには最適だ。動画再生中にピンチアウト(2本の指で拡大するような操作のこと)すれば、最大表示に切り替わる

 

また、水滴で誤動作を起こしづらくなっていることも、ほかのiPhoneに比べるとメリットと言えます。半身浴をしながらのんびり動画を視聴したい、といったシーンで、画面に水が付いてもiPhone Xならへっちゃら。軽く画面の水気を拭きとれば、それほどイライラせずに操作できちゃいます。

 

180228tama16↑水滴がついた状態でも、ある程度は画面タッチで操作できる。ちなみに、言うまでもないが、充電しながら浴槽で使用するのは危険なので絶対に控えよう

 

【絶対的理由5】2つのカメラを使い分ける流行りの機能が体験できる

スマホを使う理由の半分が、「電話」そのものより「カメラ」である、という人も多いのではないでしょうか。やはり新しいスマホを買うなら、最先端の機能を試せる方ほうがワクワクしますよね。スマホのカメラの性能はここ数年で大きく進化しました。画素数が大きくなり、レンズが明るくなり――、そしてついには、カメラのレンズが2つ付くようになりました。

 

180228tama17↑iPhone XやiPhone 8 Plusにもカメラが2つ付いている

 

この2眼カメラが搭載されているおかげで、iPhone Xでは背景をボカして、雰囲気の良いポートレート写真を撮れます。「ちょっと古いコンパクトデジカメより綺麗なのかも?」と感じる人も多いでしょう。

 

180228tama18↑2倍の光学ズームを使えば、手元の影や周囲のモノが邪魔になる構図でも、綺麗に撮影できる

 

180228tama19↑iPhone Xで「ポートレートライティング」を活用した作例。背景がボケている

 

また、iPhone Xと8 Plusを比較すると、前面カメラに違いがあります。iPhone Xは前面カメラでもポートレート撮影が可能。また、顔認証機能「Face ID(フェイスアイディ)」によって、ロック解除やアプリ購入時の認証を行うことができます。

 

180228tama20↑iPhone Xでは前面に「TrueDepthカメラ」というシステムを採用している。ちょうどディスプレイの凹型のくぼみ部分にこのカメラのシステムが配置されている画面は「アニ文字」というiPhone Xオリジナルの機能

 

180228tama21↑iPhone Xの前面カメラでは「ポートレート」モードで背景をボカし、ライティングが悪い場所でも顔を明るく調整できる

 

iPhone Xだけでしか使えない撮影機能があると、記念撮影のときにはきっと大活躍。「せっかくならiPhone Xのカメラで撮ろうよ」なんて依頼で、盛り上がれると良いですね。最後になりましたが、iPhone Xの価格は11万2800円~。小さくない買い物になるかもしれませんが、いま初めて使うiPhoneなら、長く大切に使う前提で、絶対に後悔しないものを選んでください。

あなたにも「内なるスティーブ・ジョブズ」がいる。ジョブズのビジネス術を理解するための8つのメソッド

初めて手にしたアップル社製品。それは人それぞれだと思う。筆者の場合は、2010年に購入した第4世代iPod Shuffleだった。アップルデビューは、自分でも驚くくらい遅い。仕事関係ではMacを使っている人たちが多いが、初めて触ったPCがwindowsだった筆者は、なんとなく乗り換えないままここまで来ている。

 

 

95454048 - handsome little child with the green apple

 

茂木健一郎氏のアップル愛あふれるひと言

そんな筆者がiPhone 5sを手にしたのは、こちらも遅ればせながら3年前だった。Macと違って、iPhoneは4のあたりから欲しくて欲しくて仕方がなかった。プライベートの旅行や仕事で時々訪れたアメリカのデパートには、必ずと言っていいほどアップル製品の自動販売機が置かれていた。いつか必ず手に入れると決めてから、かなりの時間が経ってしまった。

 

だから、マイファースト・iPhoneを手にした時のインパクトは人並み以上だったに違いない。docomoのお店の窓口のお姉さんも、筆者に真新しい箱を手渡し、開けさせてくれた。理由を尋ねると、その儀式的な瞬間にこだわりたい人が多いのだという。

 

話が前後するが、スティーブ・ジョブズが亡くなった直後に追悼番組が放送されていた。この番組にゲストとして出演していた茂木健一郎氏が語った言葉が、とても印象的だった。

 

「アルゴリズムの優劣がコンピューティングでは決してなくて、エクスペリエンス全体がコンピューティングだと思う」

 

そしてポケットからiPhoneを取り出し、「これがコンピューティングだ」とおっしゃった。このひと言が、筆者のiPhoneへのパッションをさらにかき立てることになったのだ。

 

 

ジョブズが残した言葉

「図解」スティーブ・ジョブズ全仕事』(桑原晃弥・著/学研プラス・刊)は、「はじめに」の前に記された印象的な言葉から始まる。

 

次にどんな夢を描けるか。それがいつも重要だ。

 

あんなに小さな音楽プレーヤー、そしてあんなに使いやすいスマートフォンが作られた過程にいくつもあるに違いない要所には、夢のかけらがきらめいているのだろう。ユーザーは、日々製品を使っていく中でそのきらめきを感じることができるからこそ、ますますアップル製品に愛着が湧く。茂木先生のあの番組でのひと言も、そういうことだったんじゃないだろうか。

 

もちろん筆者も、毎日手に取るiPhone7を通じて同じことを感じている。

 

 

あなたの中のジョブズ的な部分

映画を見ても伝記本を読んでも、スティーブ・ジョブズという人はエキセントリックな天才というイメージで描かれることが圧倒的に多い。本書は、こうしたイメージに疑問を感じ取ろうとするところから出発する。

 

「スティーブ・ジョブズはすごい人物だが、その下で働くのは大変そうだね」 「彼は天才だ。学んだり、真似したりする対象ではない」――ジョブズに関心がある人の多くが口にする言葉だ。でも、それは本当だろうか。

『「図解」スティーブ・ジョブス全仕事』より引用

 

そして著者の桑原さんは、次のようなジョブズ像をあえて示す。

 

天才というより、平凡だが夢を持った若者が挫折をくり返しながら円熟していく成長物語の主人公というべきではないだろうか。天才というなら、困難の中で自己実現を果たす生き方の天才というのが正解だ。だから、私たち自身の規範にできるし、学んだり、真似したりすることもできる。というのが私の考えである。

『「図解」スティーブ・ジョブズ全仕事』より引用

 

誰の内側にもジョブズ的な部分がある、ということなのだろう。

 

 

8つのメソッド

本書は、以下のように8つのメソッドに分けた構成になっている。

 

1. 問題解決の新しい道を開いた――挑戦力のメソッド

2. 「ノー」を発想の中心に置いた――貫徹力のメソッド

3. チャンスのつくり方を変えた――逆境力のメソッド

4. プレゼンテーションを劇場化した――説得力のメソッド

5. 世界的ヒットでライフスタイルを変えた――独創力のメソッド

6. チームづくりの常識を変えた――人材力のメソッド

7. イノベーションを戦略に高めた――改革力のメソッド

8. 大きなビジョンを身近に引き寄せた――情熱力のメソッド

 

このように考えると、スティーブ・ジョブズはつくづくメソドロジーの人なのだと思う。はてなキーワードによれば、メソドロジーは、「能力を伝授するために体系づけた方法論」と定義されている。

 

そして、天才と呼ばれることが多かった自分が宿す能力を多くの人たちに伝授することを通じて、数々のヒット商品を形にしていったのではないだろうか。

 

 

ジョブズという多面体クリスタル

ジョブズの名前を聞いて、ほとんどの人がスタイリッシュなプレゼンテーションを最初に思い浮かべるだろう。でもそれは、スティーブ・ジョブズという多面体クリスタルのような存在の一面にすぎない。

 

ドラマチックなプレゼンテーションは氷山の一角であって、それを実現させるための数限りないメソドロジーが広がっていたのだろう。そういったジョブズらしさをイラストと共に味わっていくという本書のコンセプトは、中学生にも大企業のエグゼクティブにも同じように伝わりやすいに違いない。

 

すべての根底にあったのは、夢だったのかもしれない。ただそれは、思い描くだけのものでは決してなかった。きちんと計画し、多くのメソドロジーを通じて実現されるべきものだったのだ。

 

【著書紹介】

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図解 スティーブ・ジョブズ全仕事

著者:桑原晃弥
出版社:学研プラス

2011年10月に逝去したアップル社の天才CEO スティーブ・ジョブズがその生涯に成し遂げた業績と手法を詳細図解で徹底検証。イノベーション、チームマネジメント、プレゼン、交渉術…彼のビジネスメソッドのすべてがわかる決定版!

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iPhoneユーザーに最高のイヤホンはどれだ!? Lightningイヤホン人気5機種を3人のプロが聴き比べ

iPhone 7の登場以降、iPhoneシリーズからイヤホンやヘッドホンを接続するためのステレオミニジャックが省かれ、従来のイヤホンを利用するためには付属の変換アダプターを利用するか、Bluetoothなどのワイヤレス接続を行わなければならなくなりました。その後、オーディオメーカー各社からはLightning端子に直接接続できるLightningコネクタを採用したモデルが登場。徐々にラインナップも拡充し、好みのサウンドや機能を備えたモデルを選べるようになってきています。

 

そこで今回は、iPhoneで音楽を聴いている人にオススメな、Lightning端子を搭載したイヤホン5機種を紹介。3人のプロが各機種の音質や使い勝手をチェックしています。

 

【今回試した機種】

1.AKG「N20LT」

2.ラディウス「HP-NHL21」

3.1MORE「E1004」

4.パイオニア「RAYZ PLUS」

5.JBL「REFLECT AWARE」

 

レビューを行ったのは、オーディオライターの山本 敦さん、e☆イヤホン秋葉原店 店長の”ゆーきゃん”さん、編集部オーディオ担当の一條 徹の3人。いずれも、普段使用しているオーディオプレーヤーやスマートフォンを持参し、聴き込んだ音源を試聴しています。

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Lightningイヤホンのメリットは?

Lightning接続で音楽を再生する場合、従来のステレオミニ端子と違い、音楽データがデジタルのままiPhoneより出力されます。デジタル出力されたデータは、イヤホンに内蔵されたDACによってアナログ変換されアンプで増幅されたのち、イヤホンから音が再生されます。このため、LightningイヤホンはDAC/アンプを必ず内蔵しており、その多くが48kHz/24bitのハイレゾ音源にも対応しています。

 

今回紹介しているラディウスの「HP-NHL21」やパイオニア「RAYZ PLUS」は、iPhoneに接続すると、一部有料のハイレゾ再生アプリが無料で使えるようになるので、iPhoneで手軽にハイレゾ再生が楽しめます。ハイレゾ音源を聴いてみたいけど、専用プレーヤーやポータブルアンプを購入するのはハードルが高いと思っている方は、はじめの1歩としてLightningイヤホンを選んでみてもいいでしょう。

 

また、Lightning端子からは電源の供給も行えるため、イヤホン側にバッテリーを搭載しなくともノイズキャンセル機能が使えるのも魅力。出かける前に充電しておく必要もなく、いざノイズキャンセル機能を使おうしたらバッテリー切れで使えなかった……ということもありません。

20180214-i05 (2)↑3人のプロが1機種ずつ試聴を行いました

 

1.人気モデルがLightning仕様に

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AKG「N20LT」(e☆イヤホン販売価格1万2519円)

●ドライバー :7mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 : 20Hz~20kHz●インピーダンス : 24Ω●感度 : 76dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC  : 48kHz/24bit対応

オーストリアのオーディオメーカーAKG(アーカーゲー)の人気機種「N20」をLightning端子仕様にしたモデル。振動板の振幅時に発生する背圧を最適化する「ベンチレーション・システム」搭載により、ワイドレンジ再生と広々とした空間表現を実現。装着性を高める「アングルド・イヤチップ構造」により、耳にしっかりフィットします。

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2.ハイレゾ再生アプリが無料で使える

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ラディウス「HP-NHL21」(e☆イヤホン販売価格2万6870円)

●ドライバー :13mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 : 5Hz~24kHz●インピーダンス : -●感度 :102dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC  : 48kHz/24bit対応

ドライバーの磁束密度を高める「High-MFD構造」により、低域から高域までキレのあるクリアなサウンドを実現。低音域の再現性を高めるバスポート構造も採用している。同社のハイレゾ再生アプリ「NePLAYER」と合わせて使えば、EQやサラウンド機能も利用可能。

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3.ノイキャン機能搭載のハイブリッド型イヤホン

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1MORE「E1004」(e☆イヤホン販売価格1万8980円)

●ドライバー :ハイブリッド型(10mm径ダイナミック+BA)●再生周波数帯域 : 20Hz~20kHz●インピーダンス : 32Ω●感度 : 110dB●ケーブル長 : 1.25m●DAC : ハイレゾ非対応

サウンドエンジニアのLuca Bignardi氏がサウンドチューニングを行った、ハイブリッド型ドライバー搭載モデル。独自のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、周囲の騒音を低減して音楽を楽しめる。ハウジングには耐久性の高いエアーチタンを採用する。

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4.音楽を聴きながらiPhoneの充電も可能

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パイオニア「RAYZ PLUS」(e☆イヤホン販売価格1万9310円)

●ドライバー :9.2mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 : 10Hz~22kHz●インピーダンス : 16Ω●感度 : 100dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC : 48kHz/24bit対応

世界初、音楽を聴きながらiPhoneを充電できる「チャージングポート」を備えたLightningイヤホン。省エネ性能に優れた第2世代モジュール「LAM2」を搭載し、iPhoneのバッテリーの消費を抑えて音楽を楽しめる。ノイズキャンセリング機能を備えるほか、周囲の音を内蔵マイクで拾って再生する「HearThru」機能も搭載。オンキヨーのハイレゾ再生アプリ「HF Player」も無料でフル機能を利用できる。なお、チャージングポートを省いた「RAYZ」(同1万4990円)もラインナップしている。

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5.スポーツにも使える防水仕様

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JBL「REFLECT AWARE」(e☆イヤホン販売価格1万9323円)

●ドライバー :14.6mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 :10Hz~22kHz●インピーダンス : 16Ω●感度 : 97dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC : ハイレゾ非対応

フィードバック方式とフィードフォワード方式を合わせた「ハイブリッド方式ノイズキャンセリング」により、高い精度のノイズキャンセリングを実現。周囲の音の聴こえやすさを3段階で調整できる「アンビエントアウェア」により、使用中も周囲の音を聴くことができる。IPX5相当の防水性能を備え、スポーツ時の汗や雨にも対応する。

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【結論】あなたに合ったイヤホンはコレだ!

それぞれ個性的な特徴を備えた5機種ですが、手軽にイイ音を楽しみたいなら価格が手ごろなAKG「N20LT」、ハイレゾ再生を手軽に楽しみたいなら再生アプリが無料で使えるラディウス「HP-NHL21」かパイオニア「RAYZ PLUS」、ノイズキャンセル機能を使いたいなら1MORE「E1004」、パイオニア「RAYZ PLUS」、JBL「REFLECT AWARE」の3機種、ジョギングなどでも使いたいなら防水性能を備えたJBL「REFLECT AWARE」がオススメです。ぜひ、e☆イヤホンの店頭で試聴してみて下さい。

 

イヤホン & ヘッドホン専門店 「e☆イヤホン」

今回、企画に協力頂いたe☆イヤホンは、東京・秋葉原、渋谷と、名古屋、大阪・梅田、日本橋の6店舗を構える国内最大級のイヤホン&ヘッドホン専門店。店内取扱アイテムは約2万4000点オーバーで、常時 新品約4000機種以上/中古約4000機種以上試聴が可能です。また、国内外のオーディオ製品の新品販売はもとより、独占先行取扱モデルや、オリジナル商品の企画/開発及び販売も行っているほか、修理やチューンナップ、中古買取/中古販売も実施。店内は、イヤホン & ヘッドホンのビギナーからハイエンドユーザーまで、幅広いユーザーで賑わっています。

↑e☆イヤホン秋葉原店(1F外観)↑e☆イヤホン秋葉原店(1F外観)

 

このほか、世界初のオーダーメイドイヤホン“カスタムIEM”の店舗も展開しており、耳型採取から対応可能。一般のユーザーをはじめ、プロミュージシャンや著名アスリートなど、多くの顧客に利用されています。

 

また同社が主催する大規模オーディオイベント「ポタフェス」も日本各地で開催。直近の「ポタフェス2017」(秋葉原)では、2日間の開催期間中、約5万6000人が来場するなど、盛況となっています。

 

e☆イヤホン 秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビル4F
営業時間:11:00~20:00
休日:無休

http://www.e-earphone.jp

【JK専用】女子高生による女子高生のためのスマホケース「Pécotto Speaker Case for iPhone 8/7」

ソフトバンク コマース&サービスは、「SoftBank SELECTION(ソフトバンクセレクション)」ブランドから、女子高生の「欲しい!」をカタチにしたiPhone 8/iPhone 7向けケース「Pécotto Speaker Case for iPhone 8/7」を2月16日に発売します。カラーはストロベリーピンク、ライラックパープル、ミントブルーの3色展開で、価格は2448円。

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「Pécotto Speaker Case for iPhone 8 / 7」は、全国に約6万人の会員を持つ日本最大級の10代女子メディア「マイナビティーンズ」に所属する現役女子高生と共同開発した女子高生のためのiPhoneケース。

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「友達との動画視聴」「自撮りなど写真撮影へのこだわり」「スマホの落下によるストレス」「イヤホンが絡まる」など、グループインタビューでのキーワードをもとに、デザインの好みやカラー、普段の使い方、不満に感じることなど、女子高生のリアルな意見を盛り込んで作られています。

 

特徴はスマホの音量を拡大させる「スピーカー」。教室で友だちと一緒に動画を見たり、ダンスの授業で音楽を流したり、「友達と動画や音楽を楽しむときに、周りの音がうるさくて音が聞こえない」「スピーカーは荷物になるので持ち歩きたくない。いっそケースにスピーカーが付いていれば便利!」というアイデアをカタチにし、意識せずに持ち歩けて、すぐに使えるスピーカー機能をケース背面に搭載してあります。

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次に動画視聴や自撮りに便利な「スタンド」。スマホの利用シーンとして多く挙がった「動画視聴」と「写真撮影」。2つの利用シーンで便利なスタンド機能を搭載しています。動画視聴時に見やすい角度に立てられるだけでなく、ナイトプールやテーマパークなど自撮り棒を使用できない場所でも、スマホを立てて離れて撮影できるので、大人数での自撮りや他撮り風の写真を楽しめます。

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そのほか、手が小さい人でもしっかりとホールドできるよう、背面のスピーカー部分に指をかけると、スマホの落下を防止できます。また、イヤホンの絡まりや断線を防止する「イヤホン巻き取り」機能も搭載。スピーカー部分にイヤホンを巻き付ければ、かばんの中で絡まりがちなケーブルをすっきり収納できるコードホルダーとしても利用できます。巻き取った後もスピーカーがコードに覆いかぶさるような設計で、すっきりと収納でき、ケーブルの断線などリスクも抑えることが可能です。

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本ケースは、ケース上下のパーツを交換することでバイカラーのケースに変更可能で、友だちとお揃いで色違いのケースを持つことができます。なお、今回販売する3色のケースを組み合わせると全9パターンの色合いを楽しめます。

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女子高生のために開発されたケースですが、動画視聴などを楽しむ人には、スタンドやスピーカー機能があるのでオススメのケースといえそうですね。

【iPhone】iOS 11なら「ドラッグ&ドロップ」でテキスト移動できるって知ってた?

iPhoneでメールを作成しているとき、文章の位置を移動したいケースがあります。従来では文章を選択して、「コピー」や「切り取り」をして貼り付けるしかありませんでしたが、iOS 11では選択範囲をドラッグ&ドロップで移動できるようになりました。今回は便利なテキスト移動の方法をご紹介します。

 

選択したテキストを移動する

テキストを選択する方法は従来までと同様に、ロングタッチから「選択」で行います。選択状態になったら、あとはドラッグ&ドロップで好きな位置まで動かせばOKです。

20180205_y-koba6 (1)↑新規メール画面上でロングタッチし、表示されたメニューで「選択」をタップします

 

20180205_y-koba6 (2)↑左右のバーをドラッグして、移動したいテキストを選択状態にします。この状態で選択範囲をドラッグしてみます

 

20180205_y-koba6 (3)↑このように選択したテキスト部分が浮き上がるように動きます。あとは、そのまま任意の位置まで動かしてドロップしましょう

 

20180205_y-koba6 (4)↑このように選択したテキストを移動できました

 

20180205_y-koba6 (5)↑このテキストの移動は、メールだけでなく「メモ」など、ほかのアプリの一部でも利用できます

 

コピーや切り取りを利用する方法と比較すると、貼り付ける手間が省け、よりスピーディーに移動ができます。長い文章を作成するシーンではかなり重宝しますので、ぜひお試しください!

【iPhone】ロングタッチはもう古い! リンクを新規タブで開く最も簡単な方法

リンクを新しいタブで開きたいときは、従来はロングタッチから操作メニューを経由する必要がありました。でも、そのやり方はもう古いかも……。なんとiOS 11からは、メニューを経由せずにダイレクトに開けるようになったんです!

 

従来の方法をおさらい

従来の方法でリンクを新規タブで表示する場合は、リンクをロングタッチして「新規タブで開く」を選択します。

20180205_y-koba8 (1)↑新規タブで開きたいリンクをロングタッチします

 

20180205_y-koba8 (2)↑操作メニューの一覧が表示されるので「新規タブで開く」をタップすれば、新しく追加されたタブでリンクが開かれます

 

iOS 11なら2本の指でタップするだけでOK!

iOS 11からはリンクを2本の指でタップするだけで、新しいタブで開くことができます。メニューを経由する必要がないので非常に簡単です。

20180205_y-koba8 (3)↑新規タブで開きたいリンクを2本の指でタップします

 

20180205_y-koba8 (4)↑新しいタブが追加され、このようにリンクのWebページが表示されます

 

2本の指の間隔を1~2㎝空けて、「トン」っと軽快にタップするのがポイントです。間隔が近すぎると指を1本と認識しまい、逆に間隔が広すぎても認識しません。画面サイズの小さいiPhoneだと少しやりづらいかもしれませんが、iPadでは押しやすくてオススメです。

 

ただ、編集部のiPad mini4ユーザーからは、右手だけで「持つ」「スクロールする」「タップ」するを行うので使いづらいとの声も。一方、左手でiPadを持って右手で操作するという人にはピッタリです。機種や普段の使い方にもよりますが、慣れれば使いやすい操作だと思うので、積極的に取りいれてみてはいかがでしょう。

視覚障がい者目線のiPhoneとMac――ブラインドライターがApple製品を使って変化したこと

視覚障がいを持つ人にとって、iPhoneやMacは使いやすいものなのか?

 

本稿は、iPhoneの持つユニバーサル性を掘り下げるべく、ブラインドライター(※1)として活躍する松田昌美さんにインタビューした記事だ。前回は、iPhoneの「アクセシビリティ」機能の解説および、松田さんにふだんのiPhoneの使い方を聞いた。

 

アクセシビリティとは、画面の文字を読み上げる「ボイスオーバー」やSiriのタイプ入力機能など、視覚や聴覚、身体に障がいを持つ人をサポートをしてくれる機能。iOSのそのほかの機能と同様、こちらもOSアップデートごとに進化を遂げている。

 

今回は、アクセシビリティの新しい機能を松田さんに使ってもらい、実際の使い勝手を聞いてみた。記事の後半では、iPhoneに限らずMacを含めた、松田さんのApple生活を紹介。こうしたテクノロジーの登場によって、松田さんの生活がどのように変化してきたのか、という点にもフォーカスしたい。

 

※1:視覚に障がいを持っているが、聴力を生かして音声をテキスト化する「テープ起こし」のプロ。テープ起こしとは、インタビュー・講演などの発話内容をテキストデータにすること。取材者が記事執筆前に行うのが一般的だが、時間と手間がかかる作業といわれている

 

ボイスオーバーが画像の内容を説明できるようになった

iOS 11では、ボイスオーバーの画像認識が進化した。写真の被写体がなんであるのかを判別し、音声で伝えてくれる。同機能を試すには、同機能をオンにしている状態で写真アプリを起動し、写真を指定した状態で「3本指」でタップを行えばよい。

 

筆者が試したところ、「ハンバーガー」や「太陽」「レシート」などが映った写真をズバリ判別できた。一方で、飲料水の写真を「ヨーグルト」と誤認識する場面も。また、現段階では判別できない被写体も多く、はっきりと認識できる対象は限られている印象だ。

002↑ボイスオーバーで、「ハンバーガー」と判定された写真

 

――松田さんは「ボイスオーバー」の画像認識を使ったことはありますか?

 

ありますよ。以前から「何人写っています」「明るいです」といった情報は教えてくれました。判別できる対象が増えると便利ですね。

003↑松田昌美さん。東京都内在住の31歳。静岡県内の盲学校を卒業後、上京。26歳のときに目の病気が進行して、現在の視力は目の前に出された指の数がわかる程度。ブラインドライターとしてテープ起こし業を行っている。メディア出演はNHK「ハートネットTV」、ウェブメディア「ログミー」など多数。https://peraichi.com/landing_pages/view/blindwriter

 

希望としては、もっと具体的なことを教えてくれるとうれしいです。例えば、手書き文字などを読み上げてくれると便利だなって。そうすると郵便物などもiPhoneで読めて日常生活がラクになります。

 

ちなみに筆者は手持ちの「iPhone X」でボイスオーバーを試したが、同モデルではスワイプアップ操作が別の操作に割り当てられるため、iPhone Xの一部操作が行えなくなってしまった。視覚障がいを持つ人には、ホームボタンがある機種(iPhone 8/8 Plusなど)をオススメしたい。

 

「色を反転」に「スマート」モードが非常にいい

iOSでは、色覚異常をはじめとした視覚障がいに対するサポートとして、ディスプレイの調整が行えるよう。こちらもアクセシビリティの設定項目から、カスタマイズ可能。具体的には、ホワイトポイントを下げたり、グレースケールを有効にしたり、カラーフィルタを選択したりすることができる。なかでも、「色を反転(スマート)」という設定が追加された点には注目したい。

 

006↑「色を反転(クラシック)」(左)と「色を反転(スマート)」(右)の違い

 

――そもそも「色を反転」させるのはどういったメリットがありますか?

 

ウェブサイトなどで、白地の背景が広いと眩しすぎると感じてしまう人がいるんです。私も視力があったときは、そうでした。例えるなら、フラッシュをずっと直視している感じでしょうか、目で文字を追えなくなるんですよ。かといって、バックライトを暗くしてしまうと見えなくなってしまいます。「色を反転」を有効にすると、白と黒が入れ替わるので、文字の背景が黒地になって、反対に文字が白くなる。これで、まぶしさを低減できるわけです。

 

――「色を反転(スマート)」だと、色を反転させても「画像」や「メディア」などの色が変わらないようになりました。

 

それは良いですね! いままでの「色を反転」だと、画像がすべて“レントゲン写真”みたいになっていましたから。写真が“ガーン”って感じになっていて気持ち悪くて……(笑)。あとは、ピンクのハートの絵文字を黒にしないで欲しい、と思うこともありましたから。

 

筆者が検証したところ、新設定だとテキストなどの色を反転しつつ、写真などは自然な色味に保てた。こうした特徴は、「写真」などの標準アプリに加え、「YouTube」などの動画コンテンツでも対応。しかし、Googleの画像検索画面などでは反映されなかった。どうやら、アプリによってまだ差があるようだ。

 

松田さんはどうやって「ブラインドライター」をしているのか?

取材の内容を録音した音源データから、発言をテキストに起こしていく「テープ起こし」という作業。ブラインドライターである松田さんはApple製品を活用しながら、こうした作業をこなしている。

 

――文字起こしではApple製品を使っているんですか?

 

PCでは、もともとWindowsを使っていて、最近Macに変えたんです。実は、テープ起こしの作業は、マシンを酷使してしまうんです。壊れたときに「あっ、依頼の納期が間に合わない!」といった経験も。いまからWindows 10のPCを買って専用ソフトを用意してると、間に合わないし、金額もかかるし……そんなときにAppleの店員さんが「ボイスオーバー」が使えるよって勧めてくれたんです。

 

――実際にMacにしたときはどうでしたか?

 

手に持った時に、「なんじゃこりゃ」と思いました。当時使っていた旧マシンよりもすごく軽くて、これならどこにでも持っていけるな、と。すごい衝撃でした。キーボードの配置が違ったので最初は動揺しましたが、カスタマイズしてもらってなんとかなりました。キーボードタッチが軽いので、肩が凝らなくなったのは良い点ですね。打鍵音も良くて、Mac好きだな、ってなりましたよ。オシャレなのは大事だなって。

 

あとはMacのサポートがとても丁寧でした。普段ボイスオーバーを使っていることを伝えて、「こういうことがしたい」と伝えて。設定などはリモート操作で助けてもらったりしました。

 

――Macの改善して欲しいところはありますか?

 

テープ起こしが快適にできるアプリケーションが欲しいですね。いまある不便な部分を解消しようと、現状では、色々ジェスチャー機能(※2)を駆使して、なんとか使っています。そもそも、Macを操作している盲人ってあまりいないんですよ。だから各所でアピールしてます。「Macとボイスオーバーをつかうと、こういうことができるんだぜ!」って。

※2:Macのトラックパッドはタップ、スワイプ、ピンチしたり、1 本指または 2 本指を広げたりして、便利な操作(拡大・縮小・ウェブページの遷移など様々)が可能。

 

――iPhone、Macと、Apple製品ファンなんですね。

 

使い勝手とは別で、どうしてもMacを使いたい理由があるんです。私、「tenbo」という障がい者ファッションのデザイナーの鶴田能史(つるた たかふみ)さんと友だちで、鶴田さんがMac用のスキンシートを出していて、とてもオシャレなんです。「せっかくだったら、そのシートを貼って、よりスタリッシュ&かわいくなったMacでカフェで仕事したい!」と思って(笑)。プロダクトのデザインが優れているというのは、人の行動を変えようとするパワーがありますよね。

 

あとひとつ言えるのは、Appleから変える気はないので、「お願いだからもうちょっと安くして欲しいー!」ってことですかね(笑)。WindowsのPCに、音声ソフトを別途購入して追加することを考えたら同じぐらいの金額なんですけれども。加えて、ボイスオーバーがもう少しだけ賢くなってくれたら言うことなしです。

 

――そう言えば、Windowsも同時に使っているんですか?

 

いいえ。例えば「ガラケー」と「iPhone」と2台持ちすると、つい慣れているガラケーを使ってしまいますよね。それと同じことをしてしまいそうだったので、あえてWindowsは片づけてしまいました。Macだけにしてしまえば、Macでやらざるを得ない。覚えてしまえば大丈夫です。そこまでしてカフェで仕事したいか!って話ですけどね(笑)。

 

テクノロジーで松田さんの生活はどう変わったか?

――iPhoneやMacと出会ったことで、生活はどんな風に変化がありましたか?

 

パソコンを外に持ち出せることになったことは大きいですね。そもそもリンゴが好きなので、あのマークを持ち歩けるのも良い。スタイリッシュでかわいいです。あとこれはAppleさんでは推奨していないと思いますが、カメラ性能がよいので、「拡大読書機」を買わずとも、ある程度iPhoneで済んでしまうんですよ。それが凄く助かるなと――。

 

――「拡大読書機」ってなんですか?

 

簡単に言うと、虫眼鏡のテレビバージョンですかね。iPhoneで撮影して写真をズームすれば、ちょっとしたものなら、小さい文字でも読めてしまうというわけです。

 

――ほかにはどんなことがありますか?

 

ブログもかけるようになりました。HTMLなので、だいたいボイスオーバーで読み上げてくれます。これも助かっています。あとは、ウェブ版のKindleとか、気軽に本を買って読めるようになりました。これはうれしかったですね。それまでは、高田馬場にある「日本点字図書館」というところに申請しないといけなかったので。雑誌みたいに文字組が複雑だと、なかなか追いかけられないですけれどね。でも、そういったときも、拡大鏡機能を使ってiPhoneから読んでいます。

008↑慣れた手つきでiPhoneの「写真」アプリを操作する松田さん

 

いまは、iPhoneでマップが音声ナビゲーションしてくれれば、視覚障がい者だからといって知らないところにだって行けなくもない。もし住所がわかれば、どこそこのコーヒーショップにだって行けるようになった。そのうち視覚障がい者でも安全にクルマに乗れるような社会が実現するんじゃないかって、いまから期待してしまう――、松田さんはこう述べる。

 

もちろんテクノロジーは完全ではない。困ったら人に尋ねる必要はまだあるだろう。しかし、じゃあ「点字ブロックあったら、どこでもいけるのか?」というとそうでもない。それと同じだ。

 

松田さんはiPhoneやMacに出会って、いままで制約があってできなかったことができるようになった。そして、挑戦しようとする姿勢も芽生えた。テクノロジーの発展は、私たちを便利にしてくれるのはもちろん、新しい一歩を踏み出す後押しをしてくれるのだ。

 

レンズ装着も可能! iPhoneをカメラに変えるスマホケース「bitplay SNAP! X」

コペックジャパンは、物理シャッターボタンを搭載したiPhone X用ケース「bitplay SNAP! X」を発売しました。カラーはブラック、ホワイト、ネイビー、カーキの4色展開で、価格は5940円です。

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bitplay SNAP! Xは、ケースにシャッターボタンが組み込まれており、まるでデジタルカメラのように簡単にかつ直感的にスナップショットが行えるiPhone X用カメラケース。

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別売の交換レンズを装着することで、iPhone Xのカメラ性能をさらに高められることが特徴です。

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別売のレンズはワイド、フィッシュアイ、マクロ、望遠をはじめ、新しいCPLフィルターなど多彩なバリエーションをラインナップしています。

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シリコングリップは交換も可能で、水洗いすることで粘着力が復活。本体にはシリコングリップが2つ同梱されています。

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ダブルレンズマウントを取り入れたSNAP!シリーズで初めてのケースで、本格的な写真撮影を楽しんでみてはいかがですか?

 

iOS 11では「手書きメール」が送れる!? ぬくもり伝わるiPhoneの新機能

家族や友達など親しい相手にメールを送るとき、「手書き文字が使えたら……」なんて思ったことはありませんか? iPhoneのメールで使える文章は、従来は通常の入力文字しかありませんでした。しかし、iOS 11からは何と手書き文字でメールを作成できるようになったんです。今回は、手書き文字を使ったメールの作成方法をご紹介します。

 

手書き入力でメールを送信する

iOS 11から使えるようになったメールの手書き機能ですが、使い方はいたって簡単。入力モードを「描画を挿入」に切り替えるだけで、手書き入力ができるようになります。手書き文字はPNG形式の画像として添付される仕組みです。

20180115_y-koba2_iOS11 (1)↑新規メール画面の本文入力欄でロングタッチ、もしくはダブルタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (2)↑メニューが表示されるので、右端の矢印をタップし、次のメニューでも再び右端の矢印をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (3)↑表示された項目の中から、「描画の挿入」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (4)↑手書き入力モードになるので、画面上をタッチして文字を書きましょう。書き終わったら、左上の「完了」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (5)↑ダイアログが表示されるので、「描画を挿入」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (6)↑メール本文に手書き文字が添付されるので、通常のメールと同様に宛先と件名を指定して、右上の「送信」をタップします

 

20180115_y-koba2_iOS11 (7)↑手書き文字はPNG形式の画像になっています。受信側では添付ファイルをタップして表示できます

 

手書き文字のメールは、手書きならではのぬくもりが伝わるのがいいところ。ビジネスシーンなどには不向きですが、家族や友人などへのメッセージにはピッタリ。お祝いや感謝の言葉を伝えたいときは、ぜひ活用してみてください!

【iPhone】重要なメモが一目瞭然! iOS 11の「ピンで固定」が見逃しを防止に大活躍

iOS 11ではさまざまな機能が強化されましたが、標準搭載されている「メモ」アプリもそのひとつ。新たに、特定のメモをピン留めできるようになったんです。ピン留めすることで、メモをに表示できるので、見逃したくない大切なメモを固定しましょう。

 

重要なメモをピン留めする

「メモ」アプリでは、通常は編集日時が新しいメモが上から順番に表示されます。しかし、ピン留めを実行することで、編集日時に関わらず最上段に固定することができるのです。

20180115_y-koba1 (1)↑「メモ」を起動して、作成済みのメモの一覧画面で最上段に表示したいメモのタイトルを右へスワイプします

 

20180115_y-koba1 (2)↑左側にピン留めアイコンが表示されるので、これをタップします

 

20180115_y-koba1 (3)↑最上段に「ピンで固定」というリストが追加され、ここにピン留めしたメモのタイトルが表示されるようになります

 

20180115_y-koba1 (4)↑ピン留めを解除したい場合は、「ピンで固定」リストでメモを右へスワイプ。表示された解除アイコンタップすれば元の一覧に戻ります

 

メモの数が多くなると、大事なメモが目に付きにくくなるものです。今回ご紹介したピン留め機能を上手に使って、見逃しを防止してくださいね。

スマホで細かい字が読みづらい! iPhoneの機能で何とかならない?

iPhoneには「拡大鏡」という機能が搭載されていて、カメラ画面を利用して小さな文字を拡大表示できます。拡大鏡はiOS 10でもトリプルクリックで呼び出すことができましたが、トリプルクリック自体が使いにくいという人も多かったと思います。しかし、iOS 11からはその不便さが解消! 何とコントロールセンターから簡単に呼び出せるようになったんです!

 

コントロールセンターに「拡大鏡」を追加する

コントールセンターから拡大鏡を利用できるようにするには、「コントロールセンターをカスタマイズ」から設定を行います。

20180109_y-koba1 (1)↑「設定」→「コントロールセンター」を開いて、「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします

 

20180109_y-koba1 (2)↑「コントロールを追加」フィールドにある項目の一覧から、「拡大鏡」の「+」ボタンをタップします

 

20180109_y-koba1 (3)↑「含める」フィールドに「拡大鏡」が追加されていれば設定は完了です

 

拡大鏡を利用する

コントロールセンターからアイコンをタップするだけで拡大鏡を起動できます。カメラ画面が表示され、画面上に映った部分の拡大や縮小、固定表示などが可能です。

20180109_y-koba1 (4)↑画面下部を上にスワイプしてコントロールセンターを表示。虫眼鏡のアイコンをタップします

 

20180109_y-koba1 (5)↑拡大したい書面などをカメラ内に映し、ピンチアウトもしくは画面下部のスライダーを右へドラッグすると拡大表示できます。ちなみに、ロックボタンをタップするとピントを固定でき、シャッターボタンをタップすると画面を固定できます

 

家電製品の取扱説明書や契約約款など、細かい字の書面を読む機会は意外と多いもの。そんなとき、この「拡大鏡」を使えば、大きな文字で快適に読むことができます。ぜひ活用してみてください。

iPhoneの「手書きメモ」に革命!? iOS 11から背景に罫線や方眼紙が設定可能に!

iOS 11では、「メモ」アプリの機能が大幅にアップデートされました。そのひとつが、手書きメモ作成時の背景機能。なんと手書きの画面背景に、罫線や方眼紙を設定できるようになったのです。罫線や方眼紙を表示すれば、文字の曲がりや比率に注意しながら書くことができます。今回は、「メモ」の罫線や方眼紙の使い方をご紹介します。

 

メモ作成時に背景を設定する

手書きメモの背景は初期状態では無地の白色ですが、設定を変更して、罫線3種類、方眼紙3種類から選択できます。種類によって罫線は段の間隔が、方眼紙はマス目のサイズが異なります。iPhoneやiPadなど、お使いのデバイスに最適なものを指定するといいでしょう。

20170109_y-koba2 (1)↑「メモ」を起動して、新規メモの画面を開きます。右上の「共有」アイコンをタップします

 

20170109_y-koba2 (2)↑表示されたダイアログで「罫線と方眼」をタップします

 

20170109_y-koba2 (3)↑罫線と方眼の一覧が表示されるので、好きなものをタップしましょう

 

20170109_y-koba2 (4)↑ここでは、もっともマス目のサイズが大きいものを選択しました。マス目があることで、文字の大きさを均等かつ真っ直ぐに書きやすくなります

 

初期設定の画面背景を罫線や方眼にする

「メモ」の背景は、初期設定で罫線や方眼を指定することもできます。事前に設定しておけば、手書きメモの作成時に自動的に同じ種類の罫線や方眼が表示されるようになります。

20170109_y-koba2 (5)↑「設定」→「メモ」をタップします

 

20170109_y-koba2 (6)↑表示された画面で「罫線と方眼」をタップします

 

20170109_y-koba2 (7)↑使用したい背景をタップします。指定した背景が手書きメモの作成時に自動的に表示されます

 

罫線や方眼は、iPhoneはもちろん、入力スペースの大きいiPadでの手書きではさらにお役立ち度がアップします。曲がらず、まっすぐに文字を手書きしたいときはぜひ活用してみてください。

iOS 11の「ファイル」アプリならこんなに簡単!! 異なるオンラインストレージ間のコピーはiPhoneで!

オンラインストレージ間のコピーは、各サービスの純正アプリでは対応していないことがあります。そんなとき、iOS 11で新たに搭載された「ファイル」アプリを使えば、対応するオンラインストレージ間でデータのコピーが簡単にできちゃうんです!

 

異なるストレージ間でデータをコピーする

まずは使用するストレージの純正アプリをインストールして初回ログインを済ませておきます。あとは「ファイル」アプリを起動すれば、「場所」にストレージの一覧が表示されるのでアクセスしましょう。

 

コピー手順はデータを選択してコピー先を選択するだけですが、対象がフォルダーの場合は、コピー先としてストレージ内の特定のフォルダーを指定する必要があります。最上位の階層にコピーしたい場合は、後述する手動でのコピー方法を使いましょう。

20171214_y-koba1 (1)↑事前に純正アプリのインストールとログインを済ませたら、「ファイル」アプリを起動。コピーしたいストレージ名(ここでは「Dropbox」)をタップします

 

20171214_y-koba1 (2)↑ブラウズ画面にストレージ内のデータが表示されます。画面右上の「選択」をタップします

 

20171214_y-koba1 (3)↑選択モードになるので、コピーしたいデータをすべてタップしてチェックを入れ、画面下部のフォルダーアイコンをタップします

 

20171214_y-koba1 (4)↑元の画面に戻り、コピー先のストレージ(ここでは「iCloud Drive」)をタップ。ストレージ内にあるフォルダーが表示されるので、コピー先にするフォルダー(ここでは「保管用」)をタップして、右上の「コピー」をタップします

 

20171214_y-koba1 (5)↑データのコピーが実行されます。指定した場所を開いてコピーを確認しましょう

 

20171214_y-koba1 (6)↑なお、フォルダーではなくファイルをコピーした場合は、コピー先にストレージの最上位の階層を指定できます。ストレージ名の部分(ここでは「iCloud Drive」)をタップして右上の「コピー」をタップすればOKです

 

手動でコピーすることも可能

「ファイル」では手動でコピーを実行することも可能です。フォルダーの場合、通常の方法ではコピー先にストレージの最上位階層を指定できませんでしたが、手動なら好きな場所にコピーできます。

20171214_y-koba1 (7)↑コピーしたいデータをロングタッチすると、メニューが表示されるので、「コピー」をタップします

 

20171214_y-koba1 (8)↑次に、コピー先のストレージを開いて、何もない地点をロングタッチ。表示されたメニューから「ペースト」をタップします

 

20171214_y-koba1 (9)↑コピーが実行されますので、データを確認しましょう

 

「ファイル」なら、純正アプリ間では難しいコピーもスムーズに実行できます。複数のオンラインストレージを使っている人は、ぜひお試しください!

 

※なお、今回ご紹介した機能は「ファイル」で使える大半のオンラインストレージで可能ですが、現時点(2017年12月13日)ではOneDriveが非対応となっています。

視覚障がい者目線のiPhone――ブラインドライターからみたiPhoneの進化とは?

iPhone 8とiPhone 8 Plusの発売、およびiOS 11のリリースからはや2か月以上、iPhone Xの発売からも約1か月、新しいiPhone熱も一段落してきたタイミングだ。

 

さて、多くの人に普及しているiPhoneだが、「アクセシビリティ」という設定項目があるのをご存じだろうか? 「設定」→「一般」の下層に位置する目立たない項目だが、実は重要な役割を担っている。これをカスタマイズすることで、視覚や聴覚に障がいを持つ人でもiPhoneを利用できるのだ。そして、こちらの機能群も着実に進化を遂げている。

 

そこで今回は、ブラインドライターとして活躍する松田昌美さんに、iPhone 8(iOS 11)を使ってもらい、視覚障がい者の立場からiPhoneについて語ってもらった。ブラインドライターとは、視覚に障がいを持っているが、聴力を生かして音声をテキスト化する「テープ起こし(※)」のプロ。松田さんはiPhone 4sからのユーザーでiPhone歴は7年。前編となる本記事では、従来機能も含めたiPhoneの全体的な使い勝手について、後編では最新機能について触れていく。

 

※:インタビュー・講演などの発話内容をテキストデータにすること。取材者が記事執筆前に行うのが一般的だが、時間と手間がかかる作業といわれている

 

20171206_iphone_001

松田昌美さん。東京都内在住の31歳。静岡県内の盲学校を卒業後、上京。26歳のときに目の病気が進行して、現在の視力は目の前に出された指の数がわかる程度。日中は会社員として働きつつ、帰宅後や土日を利用してブラインドライターとしてテープ起こし業を行っている。メディア出演はNHK「ハートネットTV」、ウェブメディア「ログミー」など多数。https://peraichi.com/landing_pages/view/blindwriter

 

「らくらくホン」が主流の時代に、iPhoneの世界へ

――iPhoneはどのモデルから使っていますか?

 

最初にiPhoneを購入したのは4sのときなので、約7年ですね。いま使っているのは、iPhone 6 Plusです。それ以前はいわゆる「ガラケー」を使っていました。

 

――なぜiPhone に替えたのでしょう?

 

インターネットを自由にやりたかったというのが大きな理由ですね。外出先で「Yahoo!」を検索できたときには、感動しました。一方で、視力的な意味でも使いやすさはありました。画像を拡大しやすいので、ガラケーよりも見やすかったのです。デザインは、ブラックがかっこいいなって思っていました。

 

――実際に、スマホに替えてみてどうでしたか?

 

正直、すごく大変でした。実はその当時、視覚障がい者の間ではスマホってタブーだったんですよ。ガラケーではボタン操作が当たり前ですが、iPhoneはボタンなんてほとんどないから! いちばん早く乗り換えたので、「バカなんじゃないの?」とか「無謀なんじゃない?」と知人には言われていました。

 

ただ、そのころは、いまよりもう少し視力があったので、画面を拡大したり、文字のサイズアップや太さを調整したりすることで対応できていました。

 

20171206_iphone_002↑いまではiPhoneをスラスラ操作する松田さん

 

だんだん慣れてくると、「文字の倍率を上げてもぼやけないで鮮明に見えるな」とか、「PDFが画面上で見える!」といった、便利なところが分かってきて、どんどんハマりました。写真を加工するアプリもいっぱいあって、楽しかったです。

 

――iPhoneに乗り換えなかった人はどんな携帯電話を使っていたのですか?

 

目が見えない方にとって、当時の主流は、ドコモのらくらくホンでした。というのも、音声読み上げがついていたからです。障がいがあると、新しいことを始めるのに勇気がいるので、「できれば替えたくない」と思っている人が多かったんじゃないでしょうか。

 

“手元でインターネットがやりたくて、美しいデザインに惹かれて”というAppleが提供する価値は、何も健常者のためだけのものではない――「すべての人に平等」と語る松田さん。続いてのパートでは、より具体的な機能で感動した点について掘り下げていこう。

 

Apple製品は音声読み上げソフトの追加購入がいらなかった

――iPhoneに替えて感動したことはありますか?

 

「音声読み上げ」機能が最初から搭載されているのが衝撃でした。この当時、パソコン別途、読み上げ用の装置を買ってきて追加するのが普通だったんですよ。しかも、それが高額! Apple製品だったら追加購入しなくて良いんだと驚きました。

 

ほかにも、「ズーム機能」がついていて、画面を拡大できるんです。そういった機能の中から使いたいものをカスタマイズできるところに感動しました。

20171206_iphone_003↑「ズーム機能」のイメージ。iPhoneにはピンチイン/アウトでできる拡大/縮小以外に、より拡大率を挙げられる「ズーム機能」が搭載されている。「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「ズーム機能」で設定可能

 

――4sから購入されていたということですが、いまは何台目ですか?

 

いまは3台目ですね。最初が4s、次が5s、いまは6 Plusですね。画面の大きさは大きいほうが良いと思って6 Plusにしましたが、ポケットに入れづらかったので、次はサイズダウンしようかな、と思っています。

 

表情豊かにインタビューに答えてくれる松田さん。彼女はケースにもこだわりがあり、いま使っているケース(下写真)は友人がデザイナーを務める「tenbo」というブランドのもの。「iPhoneは自分を主張できるアクセサリーの多さも魅力ですよね」と語ってくれた。

20171206_iphone_004

 

視力の低下ともに「ボイスオーバー」を利用するように

――3年くらい前に視力の低下が進行したと聞いています。どういったところが変わりましたか?

 

それまでは「ズーム機能」に頼っていたのですが、本格的に「Voice Over(ボイスオーバー)」を活用するようになりました。

20171206_iphone_005↑「ボイスオーバー」。画面内で表示されている文字を読み上げてくれる機能で、iPhoneのすべての内蔵アプリと連携。他社製アプリにも対応しているものがある

 

――「ボイスオーバー」の良いところ、悪いところは?

 

とても便利なんですけど、当初は読み上げ音声の滑舌が悪かったし、日本語は言語として難しいのか、なかなか読み上げてくれませんでした。また、人命とか地名とか苦手みたいで、「佐村河内」とか読めないですね(笑)。

 

あとはiOSが変わるたびに、新しい単語が読み上げられるようになったり、逆に読み上げられなくなったりします。最近だと、「Messenger」アプリが読めなくなったりしました。こうしたアプリごとの不具合も、対処方法を知らないと困りますね。そんなとき、ダウングレードも簡単にできれば良いのにな、と思ったりします。

 

そもそも、音声に対応してないと、「らくらくホンでいい」となってしまう人も出てきますからね。“おしゃれなモノ好き”な私としてはiPhoneを使いたいですけど。

 

――App Storeアプリを購入するとき、そのアプリが「ボイスオーバー」に対応してるというのはわかるんですか?

 

パっと一目でわかる表示はないんですよ。とりあえずインストールして試して、「これは使えないんだ」とひとつひとつ判断しています。冒険ですよね。いくつかダウンロードして、対応するものを見つけて保管する。友だち同士で、情報をシェアするのも大事になってきます。

 

そんななかでも、絵文字が詳細に読めるようになったときは感動しました。ひと口に絵文字といってもバリエーション豊かですよね。「男性の不快な顔」、とか「赤のハートマーク」といったところまで教えてくれるので、視覚障がいがあっても絵文字を正確に送信できるんです。

 

そう、LINEも最初のころは、スタンプ選択しても「スタンプ」「スタンプ」しか言わなかったから、「それはわかるよ!」となっていました(笑)。最近は声が出るスタンプもあるから良いですね。例えば、志村けんが「だっふんだ」って言ったりしてるのが分かると、見えなくても面白いのが伝わりますから。

 

――ほかにも良い機能はありますか?

 

「ボイスオーバー」をオンにしているときだけ使える機能があるんですよ。例えば、画面を3本指でトリプルタップすると、「スクリーンカーテン」がオンになって、画面が真っ暗になります。こうすると電池持ちがかなり良くなるんです。

 

20171206_iphone_007↑このほかにも昨日は豊富。例えば、「ローターアクション」もボイスオーバーに関連する機能だ。画面くるっと傾ける感覚で、画面を同時スワイプしよう。すると「読み上げ速度」など、上下スワイプで変化する項目を変更できる

 

「ボイスオーバー」への不満もある一方、松田さんはこれまでできなかったことが確実にできるようになってきていて、コミュニケーションの幅が広がったとも語ってくれた。さて、LINEやMessengerといったキーワードが出てきたが、iPhoneといえば魅力はやはりアプリ。松田さんはどのようなアプリを愛用しているのだろうか。

 

Siriはやっぱり頭がいい

――よく使うアプリやオススメのアプリはどういったものがあるのでしょう?

 

LINEやTwitter、Safari、Messenger、乗り換え案内あたりをよく使います。オススメは「TapTapSee(タップタップシー)」というアプリですね。カメラにモノを写すと、「何色の●●です」と教えてくれるんです。これを使ってから、服のコーディネートができるようになった友だちがいるし、モノの種類を判別するときに役立っています。例えば、「缶ビール」と「缶ジュース」の違いを判別できるわけです。

 

20171206_iphone_006↑「TapTapSee」を試した様子

 

あとはアプリというと少し違うかもしれませんが、Siriは頭が良いですね。音声でメール入力できたりしますし。「ボイスオーバー」って、オンにして使っていると、たまにフリーズしてしまうんですよ。そうなると再起動させるか、ボイスオーバーを一旦オフにするかしないといけなくて。Siriはそういうとき、助けてくれる。「ちょっと困ったらSiri」って感じですね。

 

あとは、どこに置いたか分からなくなったら、「Hey Siri」って呼びかけると、音で返してくれるから見つかりやすい。「歌って」とかもありますよね。アレでたまに助けてもらっています。

 

「iPhoneはかっこいい」――松田さんがサラっと述べた言葉に、筆者は刺さるものを感じた。視覚的なハンデの有無に関わらず、デザインの力は普遍的なものなのだ。一方、こうした魅力を感じられることは、陰から支えるテクノロジーの恩恵も大きい。

 

次回はiOS 11で追加された機能を中心に深掘り。テクノロジー、そしてiPhoneの進化が人生の選択肢の幅を広げてくれるという点をお伝えしていきたい。

 

iOS 11でさらに進化! iPhoneのコントロールセンターをカスタマイズする方法まとめ

iPhoneの画面下部を上へスワイプすることで表示される「コントロールセンター」。さまざまな機能に関するアイコンが並び、ワンタップで機能を切り替えたり、すばやく設定ができるのが特徴です。iOS 11では表示するアイコンの種類の設定や、並び順の入れ替えもできるようになりました。今回は便利になったコントロールセンターのカスタマイズ方法をご紹介します。

 

カスタマイズできるアイコンは18種類

コントロールセンターでカスタマイズができるのは、最下段にある小さなアイコン群に限定されます。この領域で最大18種類の機能の表示/非表示を設定できます。なお、上段にある「ネットワーク関連」「ミュージック」などはカスタマイズ非対応で常時表示されます。まずはコントロールセンターで使える機能の一覧を確認してみましょう。

20171207_y-koba1-01_R↑初期状態でコントロールセンターを表示した画面。カスタマイズできるのは最下段のエリアのアイコン。最大18種類のアイコンの表示/非表示を設定できる

 

【カスタマイズできない機能一覧】

20171207_y-koba1_02↑上の機能はカスタマイズ非対応で、コントロールセンターに常時表示されます。一部、3Dタッチによって表示可能な項目や、3Dタッチでさらに詳細な設定が可能な項目があります

 

【カスタマイズできる機能一覧】

20171207_y-koba1_03↑上の18種類の機能はカスタマイズ可能で、コントロールセンターへの表示/非表示、並び順の設定ができます

 

コントロールセンターをカスタマイズする

コントロールセンターの全体像がわかったところで、実際にカスタマイズしてみましょう。

20171207_y-koba1-04_R↑「設定」→「コントロールセンター」を開いて、「コントロールセンターをカスタマイズ」をタップします

 

20171207_y-koba1-05_R↑「含める」には、現在コントロールセンターに表示中の機能が表示されます

 

20171207_y-koba1-06_R↑「コントロールを追加」には、現在非表示の機能が並んでいます。コントロールセンターに表示したい場合は、機能名(ここでは「アラーム」)の先頭の「+」ボタンをタップします

 

20171207_y-koba1-07_R↑タップした機能が「含める」の一覧に追加されます。なお、コントロールセンターに表示したくない場合は、先頭の「-」ボタンをタップして「削除」をタップすれば非表示にできます

 

20171207_y-koba1-08_R↑アイコンの並び順を変更したい場合は、「含める」の一覧で機能名の右側のアイコンをロングタッチしてドラッグすれば順番を移動できます。この一覧の上から順に、コントロールセンターの左から順に4個ずつアイコンが表示されます

 

20171207_y-koba1-09_R↑設定が終わったら、コントロールセンターを表示して確認してみましょう

 

よく使う機能を登録しておけば、コントロールセンターからすばやく操作ができるようになります。逆に不要なアイコンを非表示にしておけば、コントロールセンターがスッキリして見やすくなります。自分のスタイルに合わせて、ぜひカスタマイズしてみてください。

ARでこんなに便利になっちゃうの!? 暮らしを激変させそうな期待のAR対応iOSアプリ5選

最近耳にすることが増えた「AR(Augmented Reality)」は、日本語にすると「拡張現実」。簡単に言ってしまえば、スマホのカメラに写した景色に、情報を重ねて表示させる技術です。従来もAR機能を持つアプリがなかったわけではありませんが、機能を独自に開発する手間があったり、ARマーカーを使用しなくてはならない、という提供側の負担・制限がありました。

 

しかし、iOS 11を搭載するiPhone・iPadでは「ARKit」というフレームワーク(アプリケーション開発の土台となる枠組み)を利用できるようになりました。これにより、続々と精度の高いARアプリが登場してきています。今回は、日本国内の開発者が提供する注目のARアプリを5つご紹介します。AR技術で一体どんなことが実現されつつあるのか、チェックしておきましょう。

 

 

1)「アメミル」は情報を視覚的に捉える新機能を搭載

「アメミル」と言えば、天候情報を調べる定番のアプリ。雨雲の接近をレーダー表示やアラートで確認できる機能を搭載します。機械学習に関する新機能「Core ML」にも対応しており、降雨パターンを解析し、気象予報士による解説を組み合わせて表示することもトピックです。

 

同アプリがAR機能を使用するのは、2つの「3Dモード」にて。1つ目はカメラをかざすことで、実際の景色と近い未来の天候情報を重ねることができる「気象レーダーAR」。2つ目は日本地図を衛星視点で眺めるような画面を表示させ、地図上に降雨情報が表示される「サテライトアイ」です。ちなみにARKitは主に後者で使われています。

20171127_ashida202↑「アメミル」で画面を横にすると表示される「気象レーダーAR」の画面

 

アプリを起動すると、まず「2Dモード」で起動。ここでは、通常のマップ上に降雨情報が重なって表示される状態に。端末を横画面にするか、あるいは画面上の「3D」ボタンをタップすると、「気象レーダーAR」画面に切り替わります。周囲360度にカメラを向けると、実際の景色と周囲10kmの降雨情報がアニメーションになって表示されます。なお、月額120円の会員の場合には、先1時間の雨量予測も確認可能になります。

20171127_ashida203↑同じく「サテライトアイ」の画面。降雨量が3Dの棒グラフとして現れる

 

そして、3D画面で衛星マークが描かれたボタンをタップすると、サテライトアイ画面に切り替わります。日本を上空から眺められるほか、棒グラフで立体的に降雨量が表示されるので、近づいてくる雨の状況が視覚的に分かりやすいのがメリット。出張や旅行で訪れる地域が、どのくらい雨が降っているのか、と確認するのにも役立ちそうですね。

 

2)身体も使って楽しく学習する「算数忍者AR」

学習アプリもAR機能の恩恵を受けやすいジャンル。「算数忍者AR」では、算数の問題を解く際に、カメラを使って回答を立体的に探すという工夫を凝らしています。

20171127_ashida204

↑「算数忍者 AR」の画面。難易度は3種類から選択

 

同アプリを起動したら、「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3段階でレベルを選択。続いて「平面を見つけてタップしてください」の文字が表示されるので、実際の平面をカメラに写してタップします。すると、画面上にステージが表示されて、ゲームスタートという流れに。

20171127_ashida205↑ステージのサイズを調整する画面

 

ゲームのルールは簡単。足し算や引き算といった算数の問題がステージ中央に表示されるので、その答えを持った人物を探していきます。建物の陰に隠れていたりするので、iPhoneやiPadを持って身体を動かしつつ、角度を変えて解答を探しましょう。10問正解するとステージクリアとなります。

20171127_ashida206↑プレイ中の画面。数字を出しているキャラから正解を探す

 

ステージをクリアするたびに仮想のカードがゲットでき、「これくしょん」の画面に追加されていきます。同画面もARで表示され、立体的に確認できるのがユニークです。

20171127_ashida207↑ご褒美のカードもARで確認

 

今後は、算数以外にも様々な科目で展開することが期待されます。

 

3)測定アプリ「LIFULL HOME’S」で内見した部屋をメモできる

部屋の広さを計測するメジャーアプリも定番です。「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」は、物件を検索できるアプリですが、ARを利用して部屋の計測を行う機能も新たに追加されました。

 

同アプリでARを活用するには、「便利機能」タブの「見学メモ」をタップしましょう。見学メモの機能は「部屋を計測」と「写真を撮る」の2種類となっていて、前者がARを利用しています。

20171127_ashida208↑LIFULL HOME’Sのアプリ画面。測定画面には「ホームズくん」が登場

 

計測画面を起動すると、「部屋でぼくを探してね」とのメッセージが表示されます。しばらくカメラを部屋内の床に向けていると、イメージキャラクターの「ホームズくん」が画面内に登場。部屋の間取りを測定するためのポインタをタップすると、その場所までホームズくんが走ります。息をゼイゼイと切らす細かい演出も楽しめます。

20171127_ashida209↑写真と併せて測定結果を保存できる

 

ARKitを活用したメジャーアプリは数多く出ていますが、キャラクターを表示させる点がユニークです。機能も、位置情報で写真と測定結果が連動してメモできるようになっていて実用的。1日に数件の内見を行う場合に、大まかな広さを手軽に控えられます。ちなみに、正確に測定するコツは「使用者も移動しつつ、測定ポイントの近くまで寄ってポインタをタップすること」とのこと。

 

4)複数ブランドの家具を選んでそのまま買える「RoomCo AR」

家具を画面上に配置して、サイズ感や色合いをシミュレーションできるアプリも増えてきています。中でも「RoomCo AR」は、複数のブランドが提供する家具を一気に表示できること、複数のアイテムを同時に表示できること、の2点でユニーク。各メーカーが提供しているARアプリだと、自社製品しか表示できないことも多々ありますので、いろいろ比較検討したい人にはこちらの方がオススメです。

20171127_ashida210↑RoomCo ARの画面。まずは「アイテムを配置」をタップ

 

同アプリを起動したら「アイテムを配置」を選択。「カテゴリ」か「ブランド」から検索してアイテムを選びましょう。

20171127_ashida211↑「カテゴリ」で検索しているイメージ。価格やサイズを指定して絞り込むことも可能

 

選択後にアイテムを表示し、目的の位置に配置すれば、実際に設置した際の圧迫感や色のバランスなどを確認できます。気に入ったら、そのまま各メーカーの直販サイトへのリンクにアクセスして、購入すればOK。

20171127_ashida212↑ラグマットにソファ、ペンダントライトをARで配置

 

また、実際にウェブで購入しなくても、家具の目星をつけておいて、お店に行って確認するという使い方もできそうですね。店舗まで何度も足を運ぶ必要がなくなるという点もメリットです。ちなみにソファーやインテリアのほか、仏壇やピアノ、家電、パソコンなども表示できますよ。

 

5)健康促進アプリ「Standland」では成果をリアル画面に並べて楽しむ

「Standland」は“座りっぱなし”を防ぐ健康促進アプリ。1時間に1分間歩けば、スタンドしていた時間として記録されます。スタンドを繰り返すことで、ゲーム内に表示させられるキャラクターを増やしていけます。ねこ、うさぎ、ふくろう、ひよこなど、全14種類の仲間をゲットするのを目標に、コツコツと立つ時間を作るわけです。

20171127_ashida213↑「Standland」の画面。かわいいキャラのそばに立った回数を表示

 

同アプリに追加されたのが、こうしたキャラクターをAR表示させて記念撮影する機能。雲に乗っている「雲ジェミー」をタップすると、AR画面が表示されるので、キャラクターを配置して、静止画や動画で撮影して共有できます。

20171127_ashida214↑獲得したキャラクターをARで表示

 

一見ARとは関係ないアプリでも工夫次第でAR機能を面白く活用できる良い例ですね。

 

以上、今回は5つのアプリを紹介しました。AR対応アプリが増えれば、私たちの習慣も少しずつ変わってくるかもしれません。iPhone 6s以降をお持ちの方は、まずは気になるアプリを試してみてはいかがでしょうか。

iOS 11の新機能「緊急SOS」ってどう使う? 備えあれば憂いなしのiPhone活用テク

何かと物騒になったと言われる昨今、いつ緊急事態に遭遇するかわかりません。実はiOS 11から、緊急時にすばやく警察や消防などに通報できる「緊急SOS」機能が搭載されました。端末がロックされていても、すばやく警察(110番)、消防(119番)、海上保安庁(118番)に通報できるのが特徴です。今回は「緊急SOS」の基本的な使い方をご紹介します。

 

「緊急SOS」を実行する

緊急SOSは、スリープボタンを5回連続押すことで起動します(iPhone 8/8 Plusのみ音量ボタンを長押しして起動)。画面が切り替わったら、表示されたボタンをスライドしてメニューから通報先を選択すれば通報されるしくみです。

20171127_y-koba1 (1)↑端末のスリープボタンを5回連続で押すと(iPhone 8/8 Plusは音量ボタンを長押しする)、ロックが解除されてこのような画面が表示されます。「緊急SOS」のボタンを右へスライドしましょう

 

20171127_y-koba1 (2)↑通報先の一覧が表示されるので、通報したい項目をタップすると電話が発信されます

 

「自動通報」なら警報音付きのカウントダウンが可能

緊急SOSには「自動通報」機能もあります。緊急SOSを起動すると自動的にカウントダウンを開始し、3秒後に通報先のメニューが表示されます。必要に応じてカウントダウン時に警報音を鳴らすこともできて不審者対策には最適です。

20171127_y-koba1 (3)↑「設定」→「緊急SOS」をタップし、「自動通報」のスイッチをオンにします。カウントダウンで警報音を鳴らしたい場合は、下の「カウントダウンで音を出す」もオンにしましょう。逆に密かに通報したい場合は、音はオフにしていくといいでしょう

 

20171127_y-koba1 (4)↑設定後に緊急SOSを起動すると、このようにカウントダウンが実行されるしくみです

 

備えあれば憂いなし! 事件、事故、急病など、緊急通報が必要なケースに備えて、緊急SOSの使い方をしっかりチェックしておきましょう。

「iPhoneにはケースをつけない」という人にこそオススメな背面保護フィルム

サンワサプライは、iPhone X、iPhone 8/8 Plus用の背面保護フィルム3種を発売しました。ラインナップは、iPhone Xに対応する「PDA-FIP71FP」、iPhone 8に対応する「PDA-FIP69FP」、iPhone 8 Plusに対応する「PDA-FIP70FP」で、価格はいずれも950円。

Print

 

iPhone XおよびiPhone 8/8 Plusには、背面に従来のアルミ素材ではなくガラスパネルが採用されています。本製品はiPhoneの背面ガラスパネルに貼り付ける透明フィルムで、背面をキズや汚れから守ります。そのため、iPhoneが持つ優れたデザインの外見を損なわず、キレイなまま使い続けることができます。

 

フィルムには指紋防止加工を施しており、フィルム表面に指紋や脂汚れが残りにくくなっているので、背面をキレイに保てます。専用設計でiPhoneの背面にフィットするサイズなので、購入後すぐに貼り付け可能。また、接着面にはシリコン素材を使用しているので、本体にピッタリと貼り付きます。

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カド落ち対策としてバンパーケースを使用している人や、ケースをつけずにそのまま使いたいという人にもオススメな背面保護フィルム。うっかり背面のガラスを傷つけてしまう前に、こちらのフィルムでしっかり保護しておきましょう。

iPhone 8/Xに合わせるならコレ! 周りに差をつけるオシャレなiPhoneケース6選

9月の発表から待つこと約2か月、ついに11月3日より「iPhone X」が発売されました。さっそく機種を変更された方も多いのではないでしょうか。新しいスマートフォンを購入すると、合わせて欲しくなるのはオシャレ&便利なスマートフォンケース。今回はiPhone Xや、iPhone8/8 Plusに対応したおススメのスマホケースを紹介します。男性と女性が使えるデザインのものをピックアップしているので、ぜひお気に入りのアイテムを見つけてください。

 

滑らかなレザーがオシャレな万能ケース

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画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

HUKURO

iPhone X 手帳型ケース

楽天市場実売価格 8640円

滑らかで艶のある特製レザーに包まれた「iPhone X 手帳型ケース」は、大画面でも簡単に操作できるようにバックグリップが備わっています。また卓上に置いても安定するので、スムーズな操作が可能。カードポケットにはICカードなどが入れられるので、通勤の際に役立つ便利なアイテムです。

<注目ポイント>

・栃木レザーの滑らかな質感&スタイリッシュなデザイン

・指1本を添えるだけで安定性と操作性がアップするバックグリップ

・落下対策に便利なストラップループ付き

ブランド「HUKURO」は品質・機能・デザインにおいて高品質のものを追求。今回のiPhoneケースは、真鍮製のロゴボタンをスペシャルな仕様にデザインしています。素早く開閉できるようにマグネット式を採用。スマートフォンに無理な力がかからないため、本体が傷つく心配がありません。

 

落としても傷つかない頑丈な構造

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REARTH

Ringke Fusion

楽天市場実売価格 1380円

iPhone8と8 Plusに対応した「Ringke Fusion」は衝撃保護に特化しています。うっかりスマートフォンを落としても、特別に設計されたTPUクッション構造と衝撃に強いTPU素材がしっかりと保護。バックパネルには高強度のプロティクティブ機能を備えているため、擦り傷や摩擦に強いのも特徴的です。

<注目ポイント>

・衝撃保護&吸収に特化した頑丈なデザイン

・自由自在にできるカスタマイズでオリジナルケースが作れる

・擦り傷や摩擦にも強い対摩傷性コーティング

本体とケースの間にオリジナルの素材を挟んで好みのスマホケースにアレンジできます。挟む素材は、思い出の写真やお気に入りの包装紙など身近なものでもOK。世界に1つだけのオリジナルケースが作れるので、周りとケースがかぶりたくない人にはおススメですよ。

 

重力なんて気にしない! アウトドア好きに必見のiPhoneケース

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ROOT CO.

Gravity Shock Resist Case Pro.

楽天市場実売価格 4320円

アウトドアシーンにぴったりのiPhone X専用ケース「Gravity Shock Resist Case Pro.」。「ポリカーボネート」と「TPU」の2層構造で、持ちやすさと強さを実現しています。高さ122cmから26方向の落下試験をクリアしているので、耐衝撃性と耐久性に優れたアイテム。アウトドア好きには必見のスマホケースです。

<注目ポイント>

・ケースに直接カラビナを取り付けられる

・アップルマークが見えるポートホール

・ケースを装着したままワイヤレス充電に対応

ケースに直接カラビナが付けられるようになっているので、バッグなどに装着すれば落下防止に役立ちます。またケースの裏側にあるポートホールからはアップルマークが見えるデザインに。窓部分はPCとTPUの2重構造になっているため、傷や砂もブロックしてくれる優れものです。

 

キュートなリボンが女性の心をくすぐる

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TeddyShop

リボンデザイン 手帳型 スマホケース

楽天市場実売価格 1480円

装飾されたリボンが可愛らしい「リボンデザイン 手帳型 スマホケース」は、iPhone XとiPhone8、8 Plusに対応。デザインは2種類から選べて、ちょこんと付いた立体的なリボンが特徴のAタイプと、プレゼントのようにリボンにくるまれたBタイプがあります。色の種類は「ショッキングピンク」や「ムラサキ」、「ネイビー」など豊富に揃えているので、お気に入りのものがきっと見つかるはず。

<注目ポイント>

・女性から人気の上品でキュートなリボン

・スタンド機能でゆっくりと動画が楽しめる

・ディスプレイを保護してくれるコンパクトな手帳型

ケースのデザインは、ディスプレイを保護してくれる手帳型。内側には定期券やよく使うカードが入れられる便利なカードポケットが付いています。さらにお札も入る“裏側ポケット”があるので、ちょっとした買い物なら財布を出さなくてもOK。動画をゆっくりと楽しみたい人には嬉しいスタンド機能も搭載しています。

 

カラフルなラビットファーがオシャレ

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edge tribe

ファーポンポンデコケース

楽天市場実売価格 2280円

全機種対応のスマホケース「ファーポンポンデコケース」は、ケースの裏側に付いたボリューム感のあるラビットファーがポイント。カラーバリエーションも豊富で、「パープル」「ローズ」「イエロー」など計7色の中から選べます。ケース本体のデザインも全10種類あり、好きな色を組み合わせることも可能。

<注目ポイント>

・可愛いデザインのラビットファー

・ファーは取り外し可能なのでシーンに合わせてアレンジできる

・カラーバリエーションが豊富のファー&ケース

ラビットファーは取り外しができるので、気分によって違う色を楽しむことも。ケースのサイドは本体デザインを活かすためにクリアを採用しています。スピーカーホールや各種ボタン操作などの妨げにならないデザインになっているため、ファーが邪魔になる心配はありませんよ。

 

トレンドカラー「テラコッタ」を取り入れた大人のスマホケース

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ミナショップ

テラコッタ 手帳型ケース

楽天市場実売価格 3759円

全機種に対応している「テラコッタ 手帳型ケース」は、落ち着いた色が揃う女性向けのスマートフォンケース。デザインはシンプルな手帳型で、今期トレンドの「テラコッタカラー」を取り入れています。他の色は「ティムド」「モーブリーフ」「ヌードブラック」「オフホワイト」があり、大人の女性にグッとくるものが満載。

<注目ポイント>

・今期トレンドを取り入れた「テラコッタカラー」のケース

・開閉ラクラク! ボタンはワンタッチで開けられる

・大人の女性に響くなシックなカラー(全5色)

全体を通してシックな色合いになるように、中央にある留め具にはベージュ色のストーンを付けています。ストーンの周りにある台座ストーンは1粒ずつハンドメイドで制作。別途販売のショートチェーンが付けられる仕様になっているので、持ち運びの際に一味違った見せ方ができるのが魅力的です。

 

協力:楽天市場

iOS 11にしてからiPhoneの通信量が増えた!? いますぐ確認すべき4つの設定項目

「以前とiPhoneの使い方は変えてないのに、なぜか通信量が増えてるんだけど……」。iOS 11にアップデートしてから、こんな悩みを持っている人が多いようです。実はその悩み、iOS 11から加わった設定項目に原因があるかもしれません。今回は、iOS 11の通信量を低減するポイントをご紹介します。

 

【その1】

「写真」のモバイルデータ通信をオフにする

iOS 11では、写真をライブラリへアップロードする際に、モバイルデータ通信を使用する設定が加わりました。しかも、初期状態ではオンになってしまいます。これをオフに切り替えれば、ムダな通信量を低減できます。

20171124_y-koba3 (1)↑「設定」を開いて、「写真」をタップします

 

20171124_y-koba3 (2)↑「モバイルデータ通信」をタップします

 

20171124_y-koba3 (3)↑初期状態では「モバイルデータ通信」がオンになっているので、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう

 

【その2】

「iTunes StoreとApp Store」のモバイルデータ通信をオフにする

「iTunes StoreとApp Store」の設定には、以前からモバイルデータ通信の項目がありました。初期状態ではオフになっているはずですが、念のため確認しましょう。iOS 11では、さらにApp Storeの自動再生に関する項目が加わっています。初期状態ではオンになっているので、プレビュービデオがモバイルデータ通信で再生されてしまいます。「オフ」もしくは「Wi-Fiのみ」に切り替えて、ムダな通信量を低減しましょう。

20171124_y-koba3 (4)↑「設定」を開いて、「iTunes StoreとApp Store」をタップします

 

20171124_y-koba3 (5)↑「モバイルデータ通信」がオンになっているようなら、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう。次に、その下にある「ビデオの自動再生」をタップします

 

20171124_y-koba3 (6)↑初期状態では「オン」が選択されているので、「オフ」をタップしてチェックを入れましょう

 

【その3】

「ミュージック」のモバイルデータ通信をオフにする

iOS 11では「ミュージック」の設定にもモバイルデータ通信の項目が加わり、初期状態ではオンになっています。オンのままだと、ライブラリのアップデートやアートワークの読み込みにモバイルデータ通信が使用されてしまいます。オフに切り替えて通信量を低減しましょう。

20171124_y-koba3 (7)↑「設定」を開いて、「ミュージック」をタップします

 

20171124_y-koba3 (8)↑「モバイルデータ通信」をタップします

 

20171124_y-koba3 (9)↑初期状態では「モバイルデータ通信」がオンになっているので、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう

 

【その4】

「ビデオ」のモバイルデータ通信をオフにする

iOS 11では、「ビデオ」の設定にもモバイルデータ通信の項目が加わりました。こちらに関しては初期状態でオフになっていますが、もしオンになっていると購入した映画やテレビ番組がモバイルデータ通信で再生されてしまいます。念のため確認して、きちんとオフにしておきましょう。

20171124_y-koba3 (10)↑「設定」を開いて、「ビデオ」をタップします

 

20171124_y-koba3 (11)↑「再生にモバイルデータ通信を使用」がオンになっているようなら、スイッチをタップしてオフに切り替えましょう

 

「こんなにもたくさんモバイルデータ通信の設定項目があったのか…」と驚いたのではないでしょうか? しっかりチェックして、通信量の節約に生かしてください!

便利すぎるだろ……iPhoneで異なるストレージのデータを一元管理できる「ファイル」活用テク

iOS 11では、新たに「ファイル」というアプリが追加されました。さまざまなストレージサービスのファイルを一元的に管理できるのが特徴で、iOS標準の「iCloud Drive」に加え、「Dropbox」「Googleドライブ」「OneDrive」などにもアクセスできます。なお、iCloud Drive以外のストレージにアクセスする場合は、別途対応アプリのインストールが必要です。

 

大量のファイルを管理する場合、目的のファイルを見つけにくいことがありますが、このアプリではファイルにタグを付けることができます。ジャンルなどによりタグを付けておけば、ファイルが格段に見つけやすくなります。なお、タグ機能を使えるのは、いまのところiCloud Drive、Dropbox、Googleドライブなどに限られています(2017年10月13日現在)。

 

任意のタグを作成してファイルを整理する

この「ファイル」アプリ、インストール後ドック(ホーム画面下部の部分)に入っていますが、見当たらない場合はホーム画面を色々と調べてみてください。無意識に消してしまった場合は、一般的なアプリ同様「App Store」からダウンロードできます。

 

「ファイル」では好きな名称のタグを作成できます。タグには特定の色を割り当てることができるので、タグを付けたファイルが見た目にもわかりやすくなります。作成したタグはブラウズ画面にリスト登録され、タグごとにファイルを絞り込み表示できるようになります。

20171113_y-koba2 (1)↑「ファイル」アプリを起動し、画面下部の「ブラウズ」をタップすると、アクセス可能なストレージサービスの一覧が表示されます。タグを付けたいファイルがあるストレージをタップします(ここではiCloud Drive)

 

20171113_y-koba2 (2)↑タグを付けたいファイルを数秒間ロングタッチして指を離すと、ポップアップメニューが表示されます。右端の矢印アイコンをタップします

 

20171113_y-koba2 (3)↑メニューが移動するので、「タグ」をタップします

 

20171113_y-koba2 (4)↑画面上部の「新規タグを追加」をタップします

 

20171113_y-koba2 (5)↑タグにしたい好きな名称を入力し、下の色の一覧から割り当てたい色をタップしてチェックを入れます

 

20171113_y-koba2 (7)↑作成されたタグが一覧に追加されました。タグをタップしてチェックを入れると、このタグがそのままファイルに適用されます。同様の手順で好きなタグを作成しておきましょう

 

20171113_y-koba2 (8)↑ファイル一覧を見ると、タグを付けたファイル名の先頭に割当てた色が付いています

 

20171113_y-koba2 (9)↑ブラウズのトップ画面には、作成したタグのリストが表示されます。タグごとにファイルを表示したい場合は、ここからタグ名(ここでは「企画関連」)タップします

 

20171113_y-koba2 (6)↑このように「企画関連」のタグを付けたファイルだけが表示されます

 

タグに対応したストレージサービスなら、サービスの垣根を超えてタグで効率的にファイルを表示できるようになります。ファイルの用途や種類ごとにタグを付けて、スッキリとファイルを整理するといいでしょう。

iPhoneユーザー待望の機能がiOS 11で実現! AirPodsで左右別々に動作を割り当てられるように

iPhoneユーザーにはおなじみのApple純正ワイヤレスイヤホン「AirPods」。従来からイヤホンをダブルタップすることで、Siri、再生/一時停止、オフなどの操作ができましたが、iOS 11ではさらに進化! なんと左右のイヤホンで別々の動作を割り当てられるようになりました。

 

AirPodsの左右で別々の動作を設定する

iOS 11からは、イヤホンをダブルタップしたときの動作を左右で個別に設定できるようになりました。割り当て可能な操作の種類も増え、従来の「Siri」「再生/一時停止」「オフ」に加え、「次のトラック」「前のトラック」も設定できます。

20171110_y-koba1_ic (1)↑「設定」→「Bluetooth」を開き、「自分のデバイス」にあるAirPodsの横にある「i」アイコンをタップします

 

20171110_y-koba1_ic (2)↑「AIRPODをダブルタップ」に設定項目がありますので、ここから左右それぞれの動作を設定します

 

20171110_y-koba1_ic (3)↑まずは「左」をタップして設定していきます。動作の一覧が表示されるので、割り当てたいもの(ここでは「次のトラック」)をタップしてチェックを入れます

 

20171110_y-koba1_ic (4)↑前の画面に戻って、今度は「右」をタップして設定します。同様に動作の一覧から割り当てたいもの(ここでは「前のトラック」)をタップしてチェックを入れればOKです

 

これでイヤホンをダブルタップするだけで前後のトラックに移動できるようになりました。左右での個別設定は、AirPodsの新たな魅力を引き出すことができます。ユーザーの方ははぜひお試しください!

iPhoneの背面をセカンドスクリーンとして使う電子ペーパー内蔵ケース「InkCase IVY」

ソフトバンクは、iPhoneの背面に時計や予定などを表示できるOaxis製のE-Ink搭載iPhoneケース「InkCase IVY(インクケース・アイヴィ)」を、クラウドファンディングプラットフォームの「+Style」で販売開始しました。カラーはブラック、ホワイト、ウッドブラック、ウッドホワイトの4色展開で、価格は4980円です。

20171109-i02 (3)

 

InkCase IVYは、背面の一部が電子ペーパーを使ったディスプレイになっていて、時計や予定などの情報を表示できるiPhone 7/iPhone 8向けのケース。厚さ3.1mmながら耐衝撃性能も備えています。

↑TO DOリストなどを表示可能↑TO DOリストなどを表示可能

 

iPhoneとケースは、Bluetooth接続を利用して連携。2.13インチのE-InkディスプレイにiPhoneの通知やスケジュール、TODOリスト、時計などを表示できます。ケースに内蔵されたバッテリーで駆動するため、iPhone本体のバッテリーを消費せずに使えることが特徴で、ケース内蔵のバッテリーは、1回の充電で最大2か月持続します。

↑ケースは薄型↑ケースは薄型で装着しても厚みが気にならない

 

表示方法は自由に選べ、顔文字、画像、パターン、ロゴ、アイコンを送ればiPhone背面のスタイルをカスタマイズできます。また、名前をInkCase IVYに登録しておけば不在着信、SNSメッセージ、電子メールなどの通知を受信すると、受信のお知らせもしてくれます。

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iPhone 7/8の背面をセカンドスクリーンとして活用できる「InkCase IVY (インクケース・アイヴィ)」。iPhone 7/8ユーザーはぜひチェクしてみてください。

【iPhone】手書きメモをPDFで共有できる! 「メモ」アプリに追加された「スキャン機能」が有能

iPhoneに搭載されている「メモ」アプリは、手軽にメモを作成できるため、買い物リストやTo Doの作成などに重宝してる人も多いでしょう。この「メモ」がiOS 11でさらにバージョンアップ! なんと手書きメモのスキャン機能が使えるようになりました。スキャンするだけで紙のメモをデジタル化でき、さらにPDF変換して保存することもできるんです。紙のメモの管理に困っている人はぜひ活用してみましょう!

 

手書きメモをスキャンする

「メモ」のスキャン機能は、カメラで撮影するだけで簡単に書類をデジタル化できます。紙の範囲や傾きなどを自動的に検知して撮影できるので手間がかかりません。

20171031_y-koba6 (1)↑「メモ」アプリを起動し、新規メモの作成画面を開きます。ここで画面下部にある「+」アイコンをタップします

 

20171031_y-koba6 (2)↑表示されたメニューから「書類をスキャン」をタップします

 

20171031_y-koba6 (3)↑カメラ画面が表示されるので、デジタル化したい書類をカメラ内に収めると、自動的に黄色いスペースで書類を認識してくれます。撮影は自動的に行われますが、下の「◎」ボタンをタップして手動で撮影することもできます

 

20171031_y-koba6 (4)↑撮影が終わると左下にプレビューが表示されるので、問題なければ右下の「保存」をタップしましょう

 

20171031_y-koba6 (5)↑画像がメモ画面に添付されるので、右上の「完了」をタップすればそのまま保存できます

 

スキャンしたメモをPDFに変換する

スキャンしたメモをPDFに変換したい場合は、「共有」メニューから実行します。保存先はiPhone内はもちろん、iCloud Driveなどのオンラインストレージも指定できます。

20171031_y-koba6 (6)↑手書きメモをスキャンした後のメモ画面で、右上の「共有」アイコンをタップします

 

20171031_y-koba6 (7)↑表示されたメニューから「PDFを作成」をタップします

 

20171031_y-koba6 (8)↑すぐにPDFに変換されて画面が表示されるので、問題なければ左上の「完了」をタップします

 

20171031_y-koba6 (9)↑表示されたメニューで「ファイルを保存」をタップします

 

20171031_y-koba6 (10)↑保存場所(ここでは「iCloud Drive」)をタップし、右上の「追加」をタップ。これでPDF化したファイルが保存されます

 

紙の手書きメモは、いざ確認したいときに見つからなかったり、間違えて捨ててしまったりと意外と管理が面倒なもの。今回ご紹介した「メモ」でデジタル化して、スッキリと整理しちゃいましょう!

【iOS 11】実はこんな方法も! 電源ボタンを使わず電源を切る便利テク

iPhoneの電源を切る場合、本体の電源ボタンを押すのが基本です。しかし、ボタンが壊れているなどの理由で使えないときもありますよね。実は、そんなときに使えるボタンを押さずに電源を切る方法があるんです! 従来から事前に設定しておけば「AssistiveTouch」機能を使うことで電源を切ることができましたが、iOS 11からは設定メニューに電源を切る項目が追加されたため、わかりやすい操作で電源を切れるようになりました。

 

設定メニューから電源を切る

20171026_y-koba1_iPhone (1)↑まずは「設定」を開いて「一般」をタップします

 

20171026_y-koba1_iPhone (2)↑画面最下部にある「システム終了」をタップします

 

20171026_y-koba1_iPhone (3)↑このように電源をおしたときと同じ終了用画面が表示されます。あとは「スライドで電源オフ」のスイッチを右へスワイプすれば電源がオフになります

 

AssistiveTouchを使って電源を切る方法に比べると、はるかに簡単になったのがわかると思います。電源ボタンに不具合が発生した際は、この方法でサクッと終了しましょう。