Appleの薄型軽量ノートPCである、Mac Book Air (以下、MBA)。新作の最大の変更点は、SoC(CPUなど主要な処理を行うチップセット)として「M4」が採用されたこと。これにより、動画編集など負荷の高い作業も、より快適にこなすことができるようになった。それでいてサイズやバッテリー駆動時間は前モデルと同等をキープしているのは美点と言えよう。
Apple Parkがある米カリフォルニア州の都市クパティーノは、サンフランシスコ国際空港を降りてから車で約1時間の場所にあります。今回、日本から取材に訪れたジャーナリストチームは最寄りの都市サンノゼに拠点を構えて、現地時間6月5日に始まったWWDC23を取材しました。サンノゼは元々静かな街ですが、今回は昨年と比べて街中が一段と活気にあふれていました。
アップルが独自に開発した、Apple Vision Proのための専用OS「visionOS」は6月末から開発キットがリリースされる予定です。また東京を含む世界6都市には、開発者とデバイスの体験を共有するためのApple Vision Pro developer labsが開設されます。Apple Vision Proを活用するための、アプリ開発なども今後進んでいくでしょう。
Apple Vision Proはアメリカでは2024年初旬、そのほかの国と地域では2024年の後半から販売を開始します。まだ少し先のことのように思えますが、デベロッパーが開発キットの提供を受けて、そこから日本語対応のアプリやサービスを作り込む時間を考えれば意外と発売まで「あまり日がない」状況なのかもしれません。
Prediction updates: 1. New 15" MacBook would go to mass production in mid-1H23, and launch date may be 2Q23 or later. 2. New 15" MacBook may offer two CPU options, M2 (with 35W adapter) & M2 Pro (with 67W adapter). 3. I haven't heard of any plans for rumored 12" MacBook yet. https://t.co/zm09nMvG7R
watchOS 9にも新しい文字盤が追加されます。中にはデザインやカラーがとてもポップな文字盤もあります。同時にOSのワークアウトをユーザーの好みに合わせてカスタマイズしたり、ランニングフォームをチェックできたりする機能も加わります。このことから、秋には“スポーツ推し”でカジュアルなルックスの「Apple Watch Sport Edition」的な新シリーズが出てくるのではないかと筆者は楽しみにしています。
↑カジュアルなデザインもそろうwatchOS 9の新しい文字盤
ヘルスケア系の機能は、睡眠の深さや質を判定できる「睡眠ステージ」が新たに追加。またApple Watch Series 7が搭載するQWERTY配列のキーボードが日本語入力をサポートします。iPhoneを持たずにCellularモデルのApple Watchだけを身に着けて外出する際にも、メールやメッセージに対してより複雑な応答が可能になるでしょう。