快適収納を叶えてくれるマルチバックパック「Makers Backpack」が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で日本先行販売を開始。ノートパソコンや周辺機器を持ち歩くのに最適なバックパックなのだが、目標金額達成までには予断を許さない状況だ。
出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より
「入れる」と「取り出す」を追求したバックパック
出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より
同プロジェクトに挑戦したのは、技術力の高い海外の企業の製品を取り扱っている「ヤベツジャパン」。今回は韓国のプロダクトメーカー「GIGL」と契約を結び、彼らが開発した「Makers Backpack」をクラウドファンディングという形で紹介した。
「Makers Backpack」はとにかく“収納”にこだわったバックパックで、“前面”と“背面”に異なる荷物を収納可能。まず前面には15.4インチ以下のノートパソコンを収納できるスペースや、小物類を整理するのに最適なたくさんのポケットが。また全面はフルオープンにできるので、取り出すときもカバンの中を漁る必要はない。
出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より
そして背面には自由に動かすことのできる仕切りがあり、衣類などの旅行用具をしまうのにうってつけ。ゴム製のネットも備えつけられているので、ちょっとした小物もしっかり納められる他、ファスナーが180度開くのでスーツケースのように使用することも可能だ。
「入れる」と「取り出す」を追求してきた「GIGL」ならではの収納能力だが、専用マルチポーチをつけることでさらに収納が快適に。ペン挿しやツール挿しのほか、ジッパーつきの袋が2つついており、小さな道具をまとめてしまうことができる。ちなみにこのマルチポーチはリターンとしても用意されており、1万7570円以上のコースを支援すると入手可能。
出典画像:「もうスーツケースは不要!? 快適収納を叶えるマルチバックパック」CAMPFIRE より
また「Makers Backpack」には水筒や傘などを固定できるちょっとしたスペースや、貴重品を保管出来る隠しスペースも搭載されている。ひたすら収納を突き詰めたバックパックに、2月8日時点で17万1010円もの支援金額が。しかし目標金額が30万円なのに対し、募集終了まではあと18日。まだまだ十分達成可能だが、ギリギリ届くかどうかといった状況だ。
多機能バックパックの戦国時代に突入!?
近年「Makers Backpack」のような多機能バックパックが続々と登場しており、ガジェットファンの間で密かに注目されている。例えば「Bobby」というバックパックは内部にバッテリーを搭載しており、USB充電ポートからスマートフォンなどの充電が可能。海外のクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で注目を集め、「バックパックに充電機能をつけるという発想は素晴らしいと思う」「デザイン性も抜群でとても気に入っている」との声が寄せられていた。
またバックパックにもIoT(Internet of Things)技術の波がきており、昨年はスマートフォンと連動させることで様々な機能を発揮するバックパック「BACKPAIX」が日本に上陸。こちらは専用のスマホ用アプリで設定すると、紛失防止アラーム機能や、自転車用の“ウインカー”機能をバックパックに搭載できる。
急速に進化している多機能バックパックの中で、ひたすら“収納”を突き詰めた「Makers Backpack」はどのように受け入れられるのか。今後の展開にも注目していきたい。