節分の時期が近づき、スーパーやコンビニだけでなく様々な専門店も“恵方巻”をリリース。なかにはこれまでの恵方巻の概念を覆すような商品もあり、注目を集めている。
出典画像:プレスリリースより
崎陽軒らしさ全開の恵方巻が話題
まずは“シウマイ”でお馴染みの崎陽軒。同店からは「選べる恵方巻きシリーズ」として「口福恵方巻き」と「シウマイ恵方まん」の2種類の恵方巻が販売される。「口福恵方巻き」は、鯛や蟹といった海の幸や玉子焼きなどが入った正統派の恵方巻。こちらは3600食限定で、価格は700円となっている。
そして“変わり種”として注目を集めたのが、「シウマイ恵方まん」。一般的な恵方巻のようにご飯を海苔で巻いたものではなく、そもそも“寿司”ですらない。同店の名物“シウマイ”のあんを中華まんの皮で巻いた料理で、形は長さ10cm、直径4cmのロール状。まさにシウマイの店「崎陽軒」らしい恵方巻だ。
こちらは1万食が用意されており、価格は320円。実は毎年この時期になると販売されるメニューなのだが、初めて知った人からは「なんだこれ… ちょっと食べてみたい」「こんな食べ物があったのか」「肉まんっぽいシウマイってこと? 絶対美味しいやつやん!」「『恵方まん』って言葉がパワーワードすぎる」といった声が続出した。
また「細長いシウマイが恵方巻なら円筒形の食べ物がすべて恵方巻になってしまうのでは…」「恵方巻の定義について考えさせられる食べ物」との声も上がっており、“恵方巻”の概念を覆されたという人も少なくない。
SUBWAYは節分用サンドイッチをリリース
お次は美味しいサンドイッチを食べることが出来るSUBWAYの恵方巻で、こちらもオリジナリティ溢れる商品となっている。同店が節分に向けて販売するのは、恵方巻ならぬ「恵方サブ(680円)」。恵方巻に見立てた長さ約30cmのサンドイッチで、レギュラーサイズの2倍の大きさだ。
具材は同店の人気商品である「BLT」「ローストチキン」「たまご」の食材を使っており、3種類のメニューを1つのサンドイッチで堪能できる。恵方を向いてサンドイッチにかぶりつくという新しい風習の提案に、SNSなどでは「アヴァンギャルドすぎるだろ…」「“巻き”要素を完全に捨ててるのが潔くて好感持てる」「通常の恵方巻よりも難易度高そう」といった声が相次いでいる。
一般的な恵方巻と言えばやはり巻き寿司だが、今年の節分はシウマイやサンドイッチにかぶりついてみてはいかが?