「Galaxy Z Flip5」の外側ディスプレイはデカく、折りたたみのシワは目立たなくなる? 有名アナリスト予測

サムスンの次期折りたたみスマートフォンのうち、縦折りでコンパクトな「Galaxy Z Flip5」に関するアナリスト予測が報じられています。

↑Galaxy Z Flip4(写真)からどう進化するのか?

 

この噂の発信源は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏です。Young氏はiPad mini(第6世代)の画面サイズを正確に予想していたほか、iPhone 14 Proモデルの画面が常時表示になることも的中させていました

 

さてYoung氏のスーパーフォロー(有料プランに登録したフォロワーのみが見られるボーナス)向けつぶやきによると、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイ(折りたたんだ状態で外側にある画面)は3インチ以上になり、Galaxy Z Flip 4の1.9インチよりも遙かに大きくなるとのこと。

 

現行のGalaxy Z Flip4のカバー画面は小さすぎてフルサイズのアプリを動かせず、通知の表示やカメラのファインダー代わりにしか使えません。しかし、3インチの大きさになれば、Galaxy Z Fold 4のカバー画面ディスプレイ(6.2インチ)には及ばないにせよ、様々な使い道が開けそうです。

 

とはいえ、今年初めにYoung氏はGalaxy Z Flip4のカバー画面が大きくなると予想したものの、結局は外しています。今回も、さらなる追加の情報を待った方がいいでしょう。

 

Young氏が示した2つ目の予想は、Galaxy Z Flip 5は新たなヒンジ(折りたたみの軸部分)デザインによりディスプレイの折り目が目立たなくなる、ということ。折りたたみ画面のシワは設計的に避けられないものですが、少しでも減れば大歓迎のはず。

 

これまでのサムスン製折りたたみスマホの歴史を振り返ると、Galaxy Z Flip4は横折りの「Galaxy Z Fold5」と共に2023年の夏~秋にかけて登場するはず。今ではAndroid各社の折りたたみデバイスも増えてはいますが、完成度や使いやすさから考えると、当分はサムスンの独走が続くかもしれません。

 

Source:Ross Young(Twitter)
via:Tom’s Guide

「Galaxy S23」シリーズ用純正ケースのカラバリがリーク。Ultraモデルの本体色はベージュあり?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、2023年2月に正式発表・発売されると予想されています。その際に、同時に発売されるサムスン純正アクセサリーについての噂が届けられています。

 

この情報の発信源は、リーカーのローランド・クワント氏(@rquandt)氏です。クワント氏はGoogle Pixel Watchが発売される直前に、公式マーケティング資料をツイートしていたことがあります。

 

さてクワント氏の新たなツイートによれば、サムスン純正のGalaxy S23用ケースのカラバリは次の通りとのことです。

  • レザーカバー:キャメル、ブラック、グリーン
  • ストラップ付きシリコンカバー:ブラック、ホワイト
  • シリコンカバー:カーキ、ネイビー、オレンジ、コットン、バイオレット
  • フレームカバー:ブラック、ホワイト
  • クリアビューカバー:ブラック、バイオレット、カーキ、クリーム
  • 透明カバー:ウルトラファイン

さらにクワント氏は、最上位モデルGalaxy S23 UltraのSペンがブラック、グリーン、ローズ、ベージュの4色であるともツイート。つまり本体カラーも、これらと同じ4色になると思われます 。

ただし、最後に「このリストは完ぺきではありません」とも付け加えており、他にもカラバリが存在する可能性が匂わされているようです。

 

また、新型の純正モバイルバッテリー(パワーバンク)も準備中とも伝えられています。

バッテリーの色はベージュで容量は1,000mAh、25Wの超高速充電が可能とのこと。Galaxy S23シリーズは、純正アクセサリー類もかなり充実することになりそうです。

Source:@rquandt(Twitter) 
via:Wccftech

Pixel 7aも新デザインに移行? 高コスパが期待できる予測画像が登場

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントの@OnLeaksが投稿しています。

↑SmartPrixより

 

これまでの噂では、Pixel 7aではカメラ性能の向上やワイヤレス充電への対応が指摘されていました。さらに、画面リフレッシュレートが90Hzに向上するとの情報も登場しています。

 

今回投稿された画像からは、Pixel 7aの背面のカメラバー(カメラ突起)のデザインが、「Pixel 7」シリーズと統一されていることがわかります。カメラバーはガラス素材でないことはわかりますが、これが金属なのかプラスチックなのかは、現時点では不明です。

 

Pixel 7aの本体カラーはホワイトとダークグレーの2色。本体サイズは高さ152.4 x 幅72.9 x 厚み9.0mm(カメラ突起は10.1mm)で、Pixel 6aよりもわずかに(高さ0.2mm x 幅1.1mm x 厚み0.1mm)大きくなるようです。

 

というわけで、外観的にはPixel 7シリーズとほぼ変わらないであろう、Pixel 7a。さらに噂どおりにカメラやディスプレイの性能向上、ワイヤレス充電機能が追加されれば、非常に「お買い得」な廉価スマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source: Smartprix via 9to5Google

海外で急増する「折りたたみスマホ」、日本にないもの一気見せ!

サムスンの「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」は画面を二つに折りたたむことのできる折りたたみスマートフォンという新しいジャンルの製品です。開くと7.6インチ画面の小型タブレットになるGalaxy Fold4、閉じると手のひらに収まるコンパクトサイズになるGalaxy Z Flip4とどちらも魅力的な製品ですが、価格が高めなことや折りたたみモデルの選択肢が少ないことから、まだ知名度はあまり高くありません。

↑サムスンの最新折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

 

ところが海外に目を向けると、すでに折りたたみスマートフォンは多くのメーカーから製品が出てきています。世界のスマートフォンのシェア上位メーカーのうち、アップル以外のメーカーはすべてラインナップの最上位モデルに折りたたみスマートフォンを加えているのです。それではどんな製品が出ているのか、特徴的な製品を紹介しましょう。参考に2022年11月時点での現地価格も記載します。なお折りたたみスマートフォンには横側に開く小型タブレットスタイルと、縦に開くスマートフォンスタイルの2種類があります。まずは横折式のモデルをいくつかピックアップしました。

 

折りたたみ方式も様々、大画面から小型サイズまで魅力的な横折り式モデル

1.シャオミ「Xiaomi MIX Fold 2」

日本でも格安スマートフォンを次々と出して存在感を高めつつあるシャオミも折りたたみスマートフォンを出しています。Xiaomi MIX Fold 2は角をシャープに仕上げた全体的にスクエア感の強いボディーが特徴で、画面サイズは開くと8.02インチ、閉じると6.56インチ。閉じたときの画面サイズは折りたたみスマートフォンの中で最大であり、閉じたときもスマートフォンとして使いやすい画面サイズです。本体サイズは開くと161.1×144.7×5.4mmで最薄サイズ。閉じると161.1×73.9×11.2mm、重量は262gになります。

↑シャオミの「Xiaomi MIX Fold 2」

 

カメラにも大きな特徴があり、老舗のカメラメーカーであるライカとコラボした5000万画素カメラを搭載しています。ライカならではのフィルム時代を思わせる味のある写真を撮ることができるというわけです。カメラは他に1300万画素の超広角、800万画素の2倍望遠を搭載。チップセットにSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しており、価格は8999元(約12万2000円)です。

↑ライカ監修のカメラを搭載

 

2.ファーウェイ「Mate Xs 2」

日本でのスマートフォン新製品の投入が停滞しているファーウェイですが、海外では現在も年間数モデルの新機種を投入しています。ファーウェイはサムスンと共に2019年から折りたたみスマートフォンを手掛けており、これまで数機種を販売してきました。最新モデルのMate Xs 2は他メーカーのモデルとは異なり、横に折りたたむタイプですが、画面は表示面を表にした状態で折りたたむ「山折り式」を採用しています。画面サイズは7.8インチ、本体サイズは開いたときが156.5×139.3×5.4mm、閉じたときが156.5×75.5×11.1mm、重量は255g。シャオミのXiaomi MIX Fold 2と並んで最薄モデルとなります。

↑ファーウェイの「Mate Xs 2」

 

カメラはシャオミ同様に5000万画素カメラを搭載。超広角1300万画素、光学3倍800万画素というトリプル仕上げ。なお以前ファーウェイはライカと協業していましたがライカはシャオミとのコラボに切り替えており、ファーウェイのこちらのモデルのカメラからはライカの名前が消えています。とはいえ「スマホのカメラと言えばファーウェイ」と誰もが認める実績をそのまま引き継いでおり、カメラも十分な性能を持っています。チップセットはSnapdragon 888を搭載、通信方式は4Gのみに対応し、価格は9999元(約20万2000円)となっています。

↑他社にはない画面を外にして折る構造

 

3.OPPO「Find N」

日本ではRenoシリーズを中心にしているOPPOも折りたたみスマートフォンを海外で販売しています。Find Nは折りたたみモデルながら本体の形状はやや小ぶり。横折り式ながら閉じたときはコンパクトな大きさで持ち運べるのが魅力になっています。画面サイズは開いたときが7.1インチ、閉じると5.49インチ。閉じたときの画面の縦横比は18:9で一般的なスマートフォンと変わらず、違和感なく使うことができます。サイズは開いたときが132.6×140.2×8.0mm、閉じると132.6×73×15.9mmで、厚みはあるものの閉じたときの大きさも他社品と比べると小型です。重量は275g。

↑横折りスタイルでコンパクトサイズのOPPO「Find N」

 

小型ながらもカメラは5000万画素+1600万画素+1300万画素光学2倍望遠と手を抜かない設計。発売が2021年12月と他社の最新モデルよりやや早いこともあり、チップセットはSnapdargon 888を搭載するなど若干性能が劣りますが、それでもハイエンドモデルであることには変わりありません。また開いたときの画面の形状も横が長く縦が短いため、タブレット画面としても使いやすくできているわけです。価格は6989元(約14万1000)です。

↑タブレット同様、開くと横手方向を長くしたデザイン

 

カメラを強化したハイスペックモデルも登場

4.HONOR「Magic V」

HONOR(オナー)は元々ファーウェイのスマートフォンのサブブランドでしたが、現在は独立したメーカーになっています。ファーウェイ時代からの高品質なスマートフォン設計を引き継いでおり、HONORの製品はカメラ性能にも優れています。そのHONORの折りたたみスマートフォンMagic Vは、折りたたみスマートフォンの中でも最強のカメラスペックを誇ります。画面サイズは開くと7.9インチ、閉じると6.45インチ。本体サイズは開いたときが160.4×141.1×6.7mm、閉じたときが160.4×72.7×14.3mmです。重量は288g。

↑ファーウェイから独立したHONORの「Magic V」

 

カメラは5000万画素の広角、5000万画素の超広角、5000万画素のスペクトル測定と3つの5000万画素カメラを搭載。さらにフロントカメラも4200万画素と超高解像度のものを外画面、内画面のどちらにも搭載。5つのカメラの総画素数は2億3400万画素にも達します。カメラ性能を重視しても購入できるモデルと言えるでしょう。チップセットはSnapdragon 8 Gen 1、価格は9999元(約20万2000円)です。

↑折りたたみスマホとして最強のカメラを搭載する

 

5.vivo「X Fold+」

vivoは日本に一切絡んでいない謎のスマートフォンメーカーと思われるかもしれません。しかし世界のスマートフォン出荷台数の上位に入る大手メーカーです。vivoは2022年4月に初の折りたたみX Foldを発売し、わずか5か月後の9月にチップセットを乗せ換えたマイナーチェンジモデルX Fold+を投入しました。画面サイズは閉じたときが8.03インチでこれは折りたたみスマートフォンの中で最大サイズ。閉じると6.53インチです。本体サイズは開くと162×144.9×6.3mm、閉じると162×74.5×14.6mm。重量は311gあります。

↑開くと最大画面サイズのvivo「X Fold+」

 

vivoもスマートフォンのカメラ性能には定評があり、ソニーのXperiaシリーズと同様にレンズメーカーのツアイスと提携したレンズを搭載しています。X Fold+のカメラは5000万画素+4800万画素超広角+1200万画素2倍望遠+800万画素5倍望遠。望遠を近距離、遠景と2つ搭載。デジタルで最大60倍の望遠撮影も可能です。チップセットはSnapdragon 8+ Gen 1。価格は9999元(約20万2000円)。

↑HONOR Magic Vにも負けないカメラ性能

 

縦折り式はスタイル重視

続いて縦に折りたたむコンパクトモデルを紹介します。同じ折りたたみスマートフォンと言っても、縦折り式のモデルは開けば一般的なスマートフォンと大きさは変わりませんから、小さく持ち運べることや、たたんだときの外パネルの色を活かして身の回りのアクセサリのように使えることで、女性を中心に人気になっています。

 

1.ファーウェイ「Pocket S」

製品名にポケットとついていることからわかるように、縦折り式スマートフォンはたためばポケットにもすっぽりと入ってしまいます。ファーウェイが2022年11月に出したPocket Sは5988元(約12万1000円)と比較的買いやすい価格であり、パステル系の色も含めた5つのカラバリでファッション性を大きくアピールしています。開いたときの画面サイズは6.9インチ、本体サイズは開くと170×75.5×7.2mmですが、閉じると87.3×75.5×15.2mmと本当に小さくなります。

↑ファッショナブルな折りたたみモデル、ファーウェイ「Pocket S」

 

2.モトローラ「razr 2022」

モトローラは日本でも折りたたみスマートフォンを出していましたが、最新モデルrazr 2022は本体デザインを大きく変え、より使いやすさを追求した2022年モデル。最大の特徴は閉じたときもスマートフォンとしてある程度操作できるように大型の外画面を搭載していること。2.7インチ画面を上蓋に搭載することでカメラのプレビューやメッセージを読むなど閉じたままでも簡単な操作を行えます。開いたときの画面サイズは6.7インチ、本体サイズは開くと167.0×79.8×7.6mm、閉じると86.5×79.8×17mmで重量は200g。価格は5999元(約12万1000円)です。

↑モトローラはデザインを一新した「razr 2022」が登場

 

折りたたみスマホはどこで買える? 日本への投入はある?

今回紹介した折りたたみスマートフォンは価格を見るといずれも人民元になっています。つまりこれらのモデルはすべて中国国内で販売されているのです。それでは中国以外では購入できないのでしょうか? 現時点ではファーウェイがアジアやヨーロッパの一部の国で製品を販売していますが、グーグルサービスが搭載されていないというデメリットもあります。またモトローラは中国以外への販売も今後行うと見られており、他にはHONORが次の折りたたみモデルからはグローバル展開すると明言。

 

シャオミやOPPOなど日本でもある程度知名度が高まっているメーカーは、ぜひ日本に折りたたみスマートフォンを出してほしいところです。価格が高価なことや折りたたみディスプレイの修理体制などを考えるとまだ投入するタイミングではないと考えているのかもしれません。しかしiPhoneの最上位モデルが20万円を越えているだけに、高価な製品でも性能や仕上げが優れていれば日本の消費者も興味を示す可能性は大いにあります。日本で実績のあるモトローラにはぜひrazr 2022の投入を期待したいものです。

ファーウェイ渾身の次期折りたたみスマホ「Mate X3」がまもなくデビュー?

ファーウェイが次期折りたたみスマートフォン「Mate X3(仮称)」をまもなく発売する可能性が高いとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

 

ファーウェイは2021年に、折りたたみスマートフォン「Mate X2」を発表。内部に8インチの折りたたみディスプレイ、外部に6.45インチのサブディスプレイを搭載した横折りタイプのハイエンド製品でした。

 

今回のWeiboへの投稿によれば、Mate X3は間もなく発売される予定で、そのデザインはサムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 4」に似たものとなるとのこと。つまり、Mate X2から引き続き横折りタイプのスマートフォンになることが示唆されています。

 

また気になることに、Mate X3はGalaxy Z Fold 4などのライバル機種と比較して、かなり安くなることも指摘されています。プロセッサには最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、2023年の早い時期の発売が期待されているのです。

 

ところでファーウェイといえば、米国による輸入規制の対象となったこともあり、日本を含めて先進国での入手が難しい状況にあります。Mate X3が日本に上陸することができるのかどうかも、注目したいものです。

 

Source: Weibo via GizmoChina

「Galaxy S23」シリーズ、2023年2月のイベントで発表? サムスン幹部が発言したとのウワサ

サムスンが次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズを発表するイベントを、2023年2月に米国で開催するとのウワサが報じられています。

 

韓国の全国紙・韓国中央日報の英語版JoongAng Dailyによると、事情に詳しいサムスン電子の幹部が、米国で2月上旬に「Galaxy S23」シリーズを投入すると語ったとのこと。そのために自社イベント「Unpacked」が現地で開催されるとしています。

 

この幹部は場所や日付について言及は避けたものの、地元メディアが「2月の第1週にサンフランシスコで開催」と伝えていることから、物理的な場所の確保が示唆されていることは、会場に人を入れた対面式イベントとなるようだと考えられています。

 

Galaxy S23シリーズが2023年初めに発売ではないかと考えられていたのは、9月に韓国のバッテリー認証機関データベースに「Galaxy S23+」の情報が見つかった件からも推測されていました。現行モデルのGalaxy S22+も9月に認証され、翌年2月に発売されていたためです。

 

次期Galaxy S23シリーズに関しては、かなり期待の持てるウワサが次々と届けられています。まず全モデルに最新鋭チップSnapdragon 8 Gen 2が搭載され、しかもクロック数を上げた特別バージョンが用意されるなど。さらに、iPhone 14のような衛星通信機能も採用されるとの予想もあり。

 

また最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」は2億画素のカメラセンサーを搭載する上に、1200万画素や5000万画素(画像が明るくて高精細)モードを備える可能性や、実際に撮った写真のクォリティが圧倒的とのリーク情報もありました

 

その一方でデザインに大きな変化はないと見られていますが、Ultraモデルは画面の端がフラットになりペン書きしやすくなるとのウワサもあります。インフレ圧力によりS22よりもお高くなると予想されていますが、それに見合った満足感が得られそうです。

 

Source:Korea JoongAng Daily
via:Wccftech

イーロン・マスク、「テスラフォン」を作るかも? アップルやグーグルにTwitterアプリを追放された場合

イーロン・マスク氏がTwitterを買収してCEOに就任して以来、コンテンツモデレーション(投稿管理)担当スタッフが大量にリストラ。それによりヘイトスピーチや差別発言が横行する恐れもあり、アップルやグーグルのアプリストアからiPhone・Android用アプリを削除される可能性が浮上しています。

↑「テスラフォン」開発の噂が浮上

 

そんななか、マスク氏が実際そうした事態が起きた場合、自前の「テスラフォン」とでも言うべきスマートフォンを開発するかもしれないと示唆しています。

 

これまでマスク氏は数々の物議を醸す施策を行っており、最近も「投票」の結果を受けてトランプ元大統領のアカウントを凍結解除していました

 

ほぼすべての行動は、マスク氏の「言論の自由は絶対」という姿勢から来ています。が、これらはアップルとグーグルのガイドラインと反する可能性があり、もしも改められない場合は「両社のアプリストアから追放されるかもしれない」とツイッターの元信頼・安全責任者が指摘していました

 

かたやマスク氏も、有料プラン「Blue」を月額8ドルに値上げした後に「iOS/Androidアプリストアの手数料が高すぎる。インターネットの隠れた税金だ」と批判。アップルとグーグルへの不満を露わにしていました。

 

そして11月26日(米現地時間)、マスク氏はあるツイートに反応し、「ほかに選ぶ余地がなければ自分で代わりのスマートフォンを作る」と述べたしだいです。

 

「Tesla Pi Phone」(テスラフォン)は長年にわたり、漠然と噂されてきたものです。実際、マスク氏がCEOを務めるテスラ社は独自のチップ技術、ゲームやアプリなどのソフトウェア、さらにはLinux OSを搭載した100万台以上のクライアント(電気自動車の車載OS)を保有している実績があり、技術的には可能性はゼロではないでしょう。

 

とはいえ、今のところマスク氏の思いつきの域を出ず、実現する可能性は低いはず。またTwitterユーザーもiPhoneやAndroid用アプリの利用比率がかなり高く、アップルやグーグルに逆らってそれを手放すよりも、マスク氏も妥協することを余儀なくされると推測されます。

 

もっとも、次の行動が予測できないマスク氏だけに「絶対にあり得ない」とは言い切れません。今後の展開を見守りたいところです。

 

Source:Elon Musk(Twitter) 
via:9to5Mac

Galaxy S23にiPhone風の衛星通信機能が搭載される?

サムスンの次期スマートフォン「Galaxy S23」に衛星通信機能が搭載されることを、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑Steve H.McFlyのツイートから

 

スマートフォンの衛星通信機能といえば、アップルの「iPhone 14」にて緊急通報機能が搭載されました。

 

またGalaxy S23シリーズに関しては、前モデルのデザインの継続や「Ultra」モデルでのフラットディスプレイの採用カメラ性能の向上などが噂されています。

 

The Elecによれば、Galaxy S23では衛星インターネット接続サービスなどを展開するイリジウムの通信衛星を利用したサービスを提供するとのこと。さらに緊急通報機能だけでなく、「テキストメッセージや低用量の画像などのデータを数百kbpsで送信できる」そうなのです。これには、高速通信に必要な衛星通信のアンテナが利用されています。

 

iPhone 14の衛星通信機能では、遠隔地でのSOS機能としての活用が期待されています。今後はAndroidスマートフォンでも、同様の機能の採用が広まるのかもしれません。

 

Source: The Elec via 9to5Google

中価格スマホが性能向上。Snapdragon 782Gをクアルコムが発表

クアルコムはミドルレンジスマートフォン向けの新型プロセッサー「Snapdragon 782G」を発表しました。

↑クアルコムより

 

これまでクアルコムはミドルレンジスマートフォン向けプロセッサーとして、「Snapdragon 778G+」を提供してきました。同プロセッサーは、Nothingのスマートフォン「Nothing Phone (1)」にも搭載されています。

 

Snapdragon 782Gは6nmプロセスで製造されるプロセッサーで、最大2.7GHz駆動の「Cortex-A78」コアを1基搭載。これに最大2.2GHz駆動のCortex-A78を3基、最大1.9GHz駆動の「Cortex-A55コア」を4基組み合わせることで、CPUパフォーマンスが5%ほど向上しています。またGPUには「Adreno 642L」を採用し、こちらは10%ほど性能が向上しています。

 

プロセッサーは最大16GBのLPDDR5 RAMをサポート。また、「Snapdragon X53」モデムにより最大通信速度が2.9GbpsのWi-Fi 6Eと、ミリ波の5G接続に対応するほか、Bluetooth 5.2も利用できます。加えて、高速充電機能「Quick Charge 4+」にも対応し、約15分でバッテリーを半分まで充電可能です。

 

現時点ではSnapdragon 782Gの出荷時期は明かされていませんが、今後数か月以内に搭載スマートフォンが登場することが予測されています。気軽に購入できるミドルレンジスマートフォンの、さらなる性能向上に期待したいものです。

 

Source: クアルコム via 9to5Google

Galaxy、ファーウェイ、シャオミ、OPPO…年始来最安値続々!【Amazonブラックフライデー2022情報】モバイルガジェット編

Amazon.co.jpにて11月25日から開催中の「Amazonブラックフライデー」。GetNavi webでは、2022年Amazonブラックフライデーから、気になるセール情報をピックアップ。このページは、スマートフォンなどモバイルガジェットの注目アイテムを紹介します。

 

まず、Galaxyからは、SIMフリースマートフォン「M23」、タブレット「S8 Ultra」「S8 +」が、年始来最安値となっています!

 

ファーウェイからは2種類のスマートウォッチ、Amazon.co.jp限定モデル「Watch GT3 Elite」と、「GT Runner」が、年始来最安値でお買い得です。

 

シャオミからはスマートフォン「Xiaomi 11 T Pro 8 GB + 128 GB」、ベストセラーのスマートウォッチ「スマートバンド 7」、ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 3 Lite」が年始来最安値で登場。その他「POCO F4 GT」「スマートバンド 5」などもセール対象です。

 

OPPOはフラッグシップモデルのスマートウォッチ「Watch Free ブラック/ホワイト」が、年始来最安値の特別価格です。

 

ワイモバイルはSIM契約を条件にスマートフォンをお得に販売。今回のブラックフライデーでは、新規でプランSを契約すると、「AQUOS wish」「AQUOS wish2」「OPPO Reno7 A」「Xperia Ace III」がさらにお得になるキャンペーンを実施します。

 

また、対象のスマートフォンとmineoセットを購入し、SIM契約した人を対象に、スマートフォンがさらにお得になるポイント還元キャンペーンも実施します。

 

家族のカバンやランドセルに入れておくだけで、スマートフォンで居場所がわかり、離れていても見守ることができる「KDDI あんしんウォッチャー」も、年始来最安値です。

GPU性能は60%も上!「Snapdragon 8 Gen 2」、Exynos 2200を圧倒的に上回る

サムスンの次期スマートフォン「Galaxy S23」シリーズは、クアルコムの最新チップSnapdragon 8 Gen 2を搭載することが予想されています。現行のGalaxy S22シリーズの中には、販売地域により(ヨーロッパや東南アジアなど)サムスンの自社開発・製造のExynos 2200が採用されたモデルも存在しますが、最近、Snapdragon 8 Gen 2はExynos 2200よりマルチコア性能が45%、GPU性能は60%も上回っているとのベンチマーク結果が報じられています。

↑Exynos 2200を凌駕(画像提供/Qualcomm)

 

このベンチマーク結果(定番アプリGeekbench 5使用)は、有名リーカーIce universe氏がツイート。それによれば、Snapdragon 8 Gen 2のシングルコアスコアは1467、マルチコアスコアは5182。対して、Exynos 2200はそれぞれ1170と3563であり、特にマルチコアスコアで圧倒的な違いが生まれています。

 

また、GPU性能については、Snapdragon 8 Gen 2はExynos 2200よりも60%高速で、エネルギー効率も88%向上しているとのこと。つまり「スピードアップしながら、バッテリー持ちが良くなっている」というわけですが、こちらは裏付けとなるベンチマーク結果がシェアされていません。

 

Exynos 2200もSnapdragon 8 Gen 2も共に「4nm」(回路線幅)プロセス技術が使われており、数値的には同じに見えます。が、前者はサムスン自社生産であり、後者は台湾TSMCの工場で委託生産が行われており、「サムスンとTSMCの技術力の差が出た」と推測されます。

 

Galaxy S22シリーズに採用されたSnapdragon 8 Gen 1も、サムスンの4nm技術が使われていましたが、こちらも発熱が大きくなり性能が低下する「サーマルスロットリング」に悩まされがちでした。Snapdragon 8 Gen 2はTSMCの優れた製造技術により、性能が十分に発揮できるかもしれません。

 

Galaxy S23シリーズでは、Exynosチップは一切使わず、全モデルがSnapdragon 8 Gen 2搭載の可能性が高まっています。日本向けモデルはSnapdragon 8 Gen 1からGen 2へと移行して順当に進化しそうですが、ヨーロッパなどではExynoss 2200からの改善が大きくなりそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter) 

via:Wccftech

Nothing Phone (1)、Android 13ベータプログラムを近日中にリリースか

デジタルブランドのNothingを率いるCarl Pei氏は、スマートフォン「Nothing Phone (1)」向けの「Android 13(Nothing OS 1.5.0)」のベータプログラムを近日中にリリースすることを示唆しました。

↑OSのアプデが楽しみ(画像提供/Nothing)

 

Nothing Phone (1)は7月に発表されたスマートフォンで、背面のスケルトンデザインやLED発光機能が特徴。製品発売時には「Android 12」をベースにした「Nothing OS 1.0.0」が搭載されていました。

 

 

Pei氏は、Android 13(Nothing OS 1.5.0)へとアップデートしたNothing Phone (1)のシステム画面のスクリーンショットをツイッターに投稿。具体的な時期には触れなかったものの、「(Android 13のベータプログラムは)近日中にリリースする」ともツイートしています。

 

以前には2023年前半になるとも報じられていた、Nothing Phone (1)のAndroid 13へのアップデート。他社のAndroidスマートフォンでは既に同OSへのアップデートが始まっているので、Nothing Phone (1)も早めのアップデートを期待したいものです。

 

Source: Carl Pei / Twitter via 9to5Google

Snapdragon 8 Gen 2を初搭載!「 Vivo X90 Pro+」が新登場

Vivoは、クアルコムの新型プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」を初めて搭載したスマートフォン「Vivo X90 Pro+」を中国で発表しました。

↑Vivoより

 

Vivo X90 Pro+は6.78インチ/QHD+解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。画面には光学式の指紋認証センサー「Qualcomm 3D Sonic」が内蔵されています。RAM容量は12GB RAMで256GB UFS 4.0ストレージを搭載するなど、きわめてハイエンドな仕様です。

 

背面カメラにはソニー製の5000万画素1インチセンサー「IMX989」を使用。これにポートレート撮影用の2倍ズーム/5000万画素イメージセンサー「IMX758」と、6400万画素の3.5倍ズームカメラ、4800万画素の超広角カメラ、3200万画素の前面カメラを搭載しています。

 

Vivo X90 Pro+は4700mAhのバッテリーを装備し、80Wの優先充電と50Wのワイヤレス充電をサポート。中国向けの端末には「Android 13」をベースにした「OriginOS 3」が使われます。

 

Vivo X90 Pro+は12月6日から6499元(約12万6000円※)にて販売されます。プロセッサもカメラもトップスペックの本スマートフォン、日本への上陸を期待したいものです。

※1元=約19.4円で換算(2022年11月24日現在)

 

Source: Weibo via 9to5Google

スマホ・タブレット・ウェアラブルがお得になるクーポン配布! 楽天ポイントも最大15倍に……OPPOの楽天市場店ブラックフライデーセール

オウガ・ジャパン(OPPO)は、11月22日20時~11月27日1時59分の間、「OPPO公式楽天市場店」で、対象アイテムがお得になるブラックフライデーセールを開催します。

 

同セールでは、全アイテムを対象に最大1200円オフのクーポンを配布するほか、OPPO Watch Freeが4980円オフ、対象スマートフォンが1000円オフとなるクーポンを配布します。また、期間中は最大15倍の楽天ポイントを付与します。

 

さらに、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルを購入すると、OPPOオリジナルミニエコバッグをプレゼントします。

「Galaxy S23」シリーズ、Snapdragon 8 Gen 2特別バージョン搭載? 他社スマホより速いかも

米クアルコムは最新モバイルプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2」を発表しましたが、このチップはサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに採用されることが確実視されています

↑Image:Qualcomm

 

さらに、Galaxy 23シリーズにはクアルコムが公式発表したものとは違う、特別バージョンが用意されているとの噂が報じられています。

 

有名リーカーIce universe氏によれば、サムスン製品向けのSnapdragon 8 Gen 2は「スペシャルエディション」とのこと。CPUのクロック数(プライムコア「Cortex-X3」)は通常版の3.2GHzから3.36GHzに、GPUも680MHzから719MHzへと強化されているそうです。

 

先日もIce universe氏は、Snapdragon 8 Gen 2の通常版は識別子が「SM8550-AB」であるのに対して、「SM8550-AC」という型番も存在しており、それがサムスン専用だとほのめかしていました。今回、その特別バージョンはクロック数が向上していると付け加えた次第です。

 

また定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserでは、「Galaxy S23 +」(SM-S916U)らしきベンチマークが発見されていました。そこでも、CPUコア(Cortex-X3)が3.36GHzの周波数で動作することが確認されています。

 

クアルコムにとっては、サムスンはAndroidスマートフォンメーカーの最大手であり、より高価な特別版Snapdragon 8 Gen 2を販売することで大きな利益が得られるはず。かたやサムスンもCPUとGPUのクロック周波数を上げることで、Snapdragon 8 Gen 2を搭載する競合他社の製品より速いGalaxy S23を販売することができ、市場での優位性を保てると思われます。

 

もっとも、最上位モデル「Galaxy S23 Ultra」のグローバル版らしきデータもGeekbench Browserで発見されているものの、iPhone 14 Proに搭載されたA16 Bionicには及ばないとの報告もありました

 

とはいえ、このベンチマーク結果はあくまで試作機のそれに過ぎないはず。2023年初めに発売されるまでには、ソフトウェアの改善により潜在能力が引き出されていると期待したいところです。

Source:Ice universe(Twitter)
via:Wccftech

ゲームも動画もヌルサク!「Snapdragon 8 Gen 2」が新登場

クアルコムは新型モバイルプロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」を発表しました。

↑隙のない仕上がり(画像提供/クアルコム)

 

Snapdragon 8 Gen 2は、ゲームの新レンダリング技術「レイトレーシング」や新動画コーデック「AV1」に対応していることが特徴。これによって、ゲームでは現実世界での光の挙動をより正確にシミュレートできるうえ、対応動画サービスではデータ通信量を抑えた動画再生が可能になります。

 

プロセッサの内部では、1+4+3構成のコアを搭載。これは3.2GHzで動作する1基のプライムコア「Cortex X3」、2.8GHzで動作する4基のパフォーマンスコア、2GHzで動作する3基のエフィシェンシーコアから成り立っています。これにより、前世代モデル(Snapdragon 8 Gen 1)と比較してCPUの電力効率が40%向上し、性能は最大35%高速化。さらにAdreno GPUはVulkan 1.3をサポートすることで、電力効率が45%、性能が最大25%向上しています。

 

Qualcomm AI Engineは2倍大きな「Tensor」アクセラレータを採用することで、AI(人工知能)性能が最大4.35倍向上。Snapdragon X70 5Gモデムは、5G接続やWi-Fi 7通信、デュアルBluetooth接続を提供します。2億画素のイメージセンサーをサポートし、最大8K/60fps HDRでビデオ再生が可能です。

 

Snapdragon 8 Gen 2を搭載したスマートフォンは2022年末までに、エイスースやモトローラ、OPPO、シャープ、ソニー、シャオミなどから投入される予定。単純な性能向上だけでなくレイトレーシングやAV1への対応により、同プロセッサはさらに隙のない製品に仕上がっているようです。

 

Source: 9to5Google

コナン、セーラームーン、鉄腕アトムのスマホ!? 中国で広がる日本アニメの「コラボスマホ」

有名アニメなどのキャラクターとコラボしたスマートフォンはこれまで日本でもいくつか登場しています。ちょっと古いですがジョジョスマホ「JOJO L-02K」や、さらに古くなるとドラクエスマホ「SH-01F DRAGON QUEST」などが販売されました。しかし最近はあまりこの手のコラボ製品は出てきていません。日本のスマートフォンの売り方はまだまだキャリア売りが主流のため、「キャラクタースマホ」をメーカーが自由に販売しにくいのもその一因でしょう。

 

ところが海外では日本のアニメとコラボしたスマートフォンが今も続々と登場しています。特に中国では年に数機種が発売されています。中国と聞くと著作権を無視した違法なものと思われるかもしれませんが、大手メーカーがしっかりと版権を取って大々的に販売しているのです。日本のアニメは中国でもMZ世代を中心に人気であり、キャラクタースマートフォンは発売されるやすぐに完売するほどです。

 

こんなスマホのパッケージは見たことがない!

しかもその出来栄えは「キャラクターをスマホの背面に印刷した」なんてレベルではありません。たとえばこのスマートフォンの「箱」を見てください。普通はスマートフォンを買うと小さな箱に入っていますよね。ところがこちらは大きな段ボール箱がお店から出てきて、その中からこんなものが現われるのです。

↑巨大なマンションの模型、これはそう、日本人の多くが知っているアレだ

 

これはOPPOが2021年7月に発売した名探偵コナンのコラボモデル「OPPO Reno6 Pro+ 5G 名探偵コナン限定版」。名探偵コナンに出てくる毛利小五郎探偵事務所そのものがスマートフォンのパッケージになっているのです。屋根を開けると中にはおせち料理のお重箱が重なっているような構造になっており、スマートフォン本体の箱とアクセサリが入った箱、続いてアクセサリの箱も出てきます。アクセサリはコナンを知っている人なら「なるほどな」と思えるデザインのものばかり。

↑コナンに出てくる小道具が様々なアクセサリとなって付属してくる

 

そしてスマートフォン本体には背面に江戸川コナンと毛利蘭のイラストが入っているのですが、このスマートフォンに中国語で「真実はいつもひとつ」と語りかけると背面の色が変わるという機能まで搭載。マニアが喜びそうな作り込みがされています。

↑「真実はいつもひとつ」と語りかけると背面の色が変わる

 

ここまで凝った製品を出すとは中国メーカーもなかなかのものですよね。しかしメーカーに力があるだけではなく、中国はメーカーが自由にスマートフォンを開発し販売できる環境にあります。つまり通信キャリアの都合に合わせて新製品を投入する必要がありません。もちろん開発した製品が売れ残ればメーカーだけの責任になります。しかし各メーカーの「中の人」には確実にマニアがおり、確実に売れるモデルを出すために人気の日本のキャラクターモデルを出しているわけです。中国メーカーのスマートフォン新製品発表会を取材しても、メーカー側で対応してくれるスタッフはほぼ20代の若い人たち。日本のアニメを見て育った社員が多くいます。

↑ストラップにもこだわり。マニアな社員がいなければここまでやらないだろう

 

Z世代の「中の人」が開発する日本のアニメキャラのスマホ

名探偵コナンスマートフォンはOPPOのキャラクターモデルの中でも行くところまで行ってしまったと思えるほどの製品でした。ここまで箱が大きいと輸送も大変ですよね。こんな製品を出せたのは、その前にも凝ったマニアックなコラボモデルを出したからできたのでした。OPPOの目立ったコラボスマートフォンとして有名なのは2019年の「OPPO Reno Ace GUNDAM Limited Edition」。そう、ガンダムとのコラボモデルです。このモデルは2019年がガンダム放送開始40周年ということを記念して発売されました。日本ではなく中国のガンダムファン向けというのが面白いところですね。白、赤、青のトリコロールカラーを纏い、モビルスーツのデザインはRX-78-2を忠実に再現しています。

↑OPPOがガンダム40周年を祝って投入したガンダムスマホ

 

この「ガンダムスマホ」は好評版でそれに気をよくしたOPPOは2020年に今度はエヴァンゲリオンとコラボした「OPPO Ace2 EVA Limited Edition」を発売。そのパッケージは誰もが「まさか?」と思わせるもの。エヴァンゲリオンに出てくる円筒状のエントリープラグをそのままスマートフォンのパッケージにしてしまいました。

↑ここまでくるとOPPOの本気度合いがマジなレベルであることがわかる

 

もはやスマートフォン本体だけではなくパッケージも含めたすべてが製品の世界観を表しており、マニア心を大きくくすぐる製品になっていると言えます。版権を取るだけでもかなり大変だと思いますが、メーカー側の熱心な働きかけが日本側を動かしたのでしょう。また中国メーカーの社内も意思疎通が早く、このような製品を迅速に出せるのかもしれません。しかしここまで完成度が高ければ日本で出しても売れそうな気がしますね。

 

セーラームーンも中国では大人気

OPPOほどパッケージにこだわらなくとも、付属のアクセサリでキャラクターの世界観を明確にアピールしたスマートフォンも過去には出ていました。「自撮りスマホ」としてアジアで人気だったMeituが2017年に発売した「M8 セーラームーン限定版」です。パッケージはピンク色でセーラームーンのシルエットがゴールドで入っています。これを見るだけでもわくわくできる仕上げです。

↑Meitu M8 セーラームーン限定版のパッケージ

 

パッケージを開けて出てくるのはピンク色のM8。背面は同様にシルエット入りです。付属の透明カバーをつけてもハートのエンブレム状の飾りはそのシルエットを隠しません。カバーも含めてしっかりとデザインを設計しているというわけです。

↑セーラームーンファンにはたまらない。これを作ったのは中国のスマホメーカーなのだ

 

さらに自撮りスマホらしく自撮り棒が付属するのですが、これが「スパイラルハートムーンロッド」そのものなのです。セーラームーンがいざという時に取り出すこのスティックを握りながら自撮りができる、これはもうセーラームーンファンにとって至福のひとときでしょう。ここまで凝ったアクセサリが出てきたのは、おそらくこのM8 セーラームーン限定版が最初だと思います。

↑この自撮り棒だけでも欲しいと思う人はいるかも(後に別売された)

 

実はMeituは以前からハローキティやドラえもんとコラボしたスマートフォンを出していましたが、パッケージや本体や壁紙にキャラクターを配置する程度のものでした。自撮りスマートフォンメーカーであったMeituは「次は自撮り棒を付属させたモデルを出したい」と考え、最適な自撮り棒とキャラクターの組み合わせとしてセーラームーンとのコラボを実現させたのでしょう。もちろん社内にセーラームーンファンがいたことは想像に難くありません。

↑Meituは次々と日本のキャラクターを採用。セーラームーンは2モデル出している

 

Meituはその後も「セーラームーンスマホ第二弾」や「ドラゴンボールZ」「カードキャプターさくら」「ちびまる子ちゃん」など次々と日本のコラボモデルを投入。しかしスマートフォンメーカーとしての体力が続かずシャオミに買収されてしまい、歴史に終止符を打ちます。ただしMeituは元々美顔アプリ「BeautyPlus」を開発していた企業であり、今でもアプリメーカーとして残っています。

↑MeituのドラゴンボールZスマホ

 

こんなアニメキャラもスマホになった

キャラクタースマートフォンに熱心だったのはこの2社だけではありません。たとえばシャオミは2018年に「Mi 6X 初音ミクモデル」を投入。初音ミクと言えば2013年にドコモから「Xperia feat.HATSUNE MIKU SO-04E」が発売になりましたが、それから5年後にシャオミからも同じキャラクターのモデルが出てきたわけです。シャオミは2021年にブルース・リーのコラボモデルなども出しており、2022年5月には鉄腕アトムをモチーフにした「Redmi Note 11T Astro Boy Edition」を発売。まさか鉄腕アトムまでも中国でスマートフォンになるだなんて、日本のアニメは古い作品も人気なのです。

↑鉄腕アトムまでスマホ化された

 

日本のキャラクター以外でも各メーカーは様々なコラボを行っています。ZTE傘下のNubiaはゲーミングスマートフォンでトランスフォーマーとコラボ。一方OPPOから分離したRealmeは無印良品などのデザイナー、深澤直人氏コラボ製品を出して「おしゃれなスマホメーカー」を演出しています。しかし2022年5月にナルトとコラボした「Realme GT Neo 3 Naruto Edition」を発売するなど、やはり日本のキャラクターにも注目しているようです。Realmeは日本でスマートウォッチやモバイルバッテリーなどIoT製品を出していますが、まだあまり知られた存在になっていません。「ナルトスマホ」などを出せば一気に知名度が上がると思いますがどうでしょうか。

↑日本で出せばRealmeの知名度も広がりそうだ

 

日本に参入する中国メーカーの数もここ数年でかなり増えました。コスパに優れた製品が目立ちますが、実は日本人の知らない間に海外でキャラクタースマートフォンを次々と出しているのです。もしかすると海外から逆輸入の形で日本人のよく知っているキャラクターのスマートフォンがそのうち出てくるかもしれません。日本での販売に期待したいものですね。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

折りたたみスマホ「Pixel Fold」外観判明!? 約25万円とお高いかも…

グーグルからの発表が期待されている折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(あるいはPixel Notepad)」の予測レンダリング画像を、YouTubeチャンネルのFront Page Techが掲載しています。

↑Front Page Techより

 

Pixel Foldに関してはこれまでいくつも噂が登場していますが、最新の情報によれば本体側面には指紋認証センサーが搭載されるようです。また、製品のリリースは2023年の3月など早い時期が予測されています。

↑Front Page Techより

 

今回Front Page Techが掲載した画像では、Pixel Foldが若干幅広な画面(本体)アスペクトを採用していることがわかります。これはサムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズよりも、OPPOの「Find N」に近いものです。

 

本体外側のカバーディスプレイには950万画素のアンダーディスプレイカメラが内蔵され、背面には大きなメインカメラの突起が存在。本体内側では、ベゼル部分に950万画素カメラを内蔵。側面にはロックボタンに指紋認証センサーが内蔵されます。また、本体カラーはホワイトとブラックの2色となります。

 

最後にFront Page Techは、Pixel Foldの価格は1799ドル(約25万円)で2023年5月に発売されるとの情報を伝えています。同時期にはグーグルの開発者イベント「Google I/O」の開催が期待されており、イベント発表の内容が大いに注目されることとなりそうです。

 

Source: Front Page Tech / YouTube via 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」で撮った写真はS22 Ultraに圧勝? サンプル写真がリークされる

サムスンの次期ハイエンドスマートフォン「Galaxy S23 Ultra」では、カメラが前モデルの最大1億800万画素から2億画素になると噂されています。では、実際にどれほど撮った写真に違いが出るのか? その「サンプル」と称される画像が公開され、現行のGalaxy S22 UltraやグーグルのPixel 7 Proと比べられています。

↑カメラがGalaxy S22 Ultraから大幅進化!?

 

有名リーカーIce universe氏は、中国Weiboにてカボチャのサンプル写真をシェアしています。左がS23u(Galaxy S23 Ultra)、真ん中がS22u(Galaxy S22 Ultra)、Pixel 7 Proとのこと。

↑カボチャを撮り比べてみた

 

これら3つの比較では、Galaxy S23 Ultraのシャープネス(輪郭強調)コントラスト、色や質感が優れていることが確認できます。ほか2つのディティールは甘く、次期モデルほどの情報量はないようです。とはいえ、Ice universe氏はズーム倍率を書いていないため、厳密に条件をそろえたかどうかは不明です。

 

またメインカメラの画素はGalaxy S23 Ultraが2億画素、Galaxy S22 Ultraが1億800万画素に対して、Pixel 7 Proは5000万画素と大幅に差を付けられています。2億画素のセンサーであれば、5000万画素よりも捉えられるディティールも段違いでしょう。

 

またIce univere氏は、Galaxy S23 Ultraのデフォルト(標準)解像度が3000×4000=1200万画素であり、噂されていた1250万画素ではないと追記。ほか5000万画素モードもあるとの情報を再確認しつつ、2億画素モード=12240×16320だと述べています。

 

もし今回の「サンプル」が本物だとすれば、製品版となる前の試作機で撮られたと思われます。つまり、ハードウェアやカメラアプリの調整により、さらに撮影のクォリティが高くなる可能性もあるはず。今後の続報を、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Weibo
via:9to5Google

ライカスマホ第2弾「Leitz phone 2」登場。前モデルからカメラ性能が進化、専用撮影モードも!

ライカカメラジャパンは第2弾となる独自スマートフォン「Leitz phone 2(ライツフォン・ツー)」を、日本市場にて発表しました。

↑ライカカメラジャパンより

 

昨年6月に同じくライカから発表された「Leitz Phone 1」では、スマートフォンでは珍しい大型の1インチセンサーを搭載。また、ライカレンズやカメラならではの写りを再現する撮影モードも採用されました。

 

Leitz phone 2では、前モデルの2020万画素から4720万画素に画素数が向上した1インチセンサーを搭載。これに、F1.9の明るいレンズを組み合わせています。

 

専用の撮影モード「Leitz Looks」では、「Summilux(ズミルックス)28」、「Summilux(ズミルックス)35」、「Noctilux(ノクティルックス)50」を採用。また、「Monochrome(モノクローム)」「Cinema Classic(シネマクラシック)」「Cinema Contemporary(シネマコンテンポラリー)」の3種類のフィルターも利用できます。さらにLeitz phone 2の専用機能として、「Golden Hour Widget(ゴールデンアワーウィジェット)」を搭載。日の出後と日没前に美しい写真を撮るのに最適な時間を表示します。

 

画面は6.6インチ/最大240Hz駆動の有機ELディスプレイで、プロセッサーにはSnapdragon 8 Gen 1を採用。本体カラーは「ライカM8 ホワイト」をモチーフとした「ライカ ホワイト」が採用されています。

 

Leitz phone 2はソフトバンクから、11月18日より発売されます。価格は22万5360円(税込み)とお高めですが、ライカらしい撮影ができるカメラがポケットサイズになったと考えれば、逆にお得なのかもしれません。

 

Source: ライカカメラジャパン

Pixel 7aは優れたカメラ性能でリフレッシュレートは90Hz対応? 望遠レンズはないかも

米グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」の噂がにわかに活発となっていますが、現行モデルのPixel 6aよりもカメラ性能や画面のリフレッシュレートが向上する噂が報じられています。

↑Image:Google

 

今回の噂の発信源は、開発者のKuba Wojciechowski氏です。これまでもWojciechowski氏はグーグルが開発中の謎のデバイス、コード名「Lynx」を追っており、先日もワイヤレス充電対応などの手がかりを見つけていました。そして「Lynx」の正体はPixel 7aだと、米9to5Googleが主張しているしだいです。

 

さてWojciechowski氏がカメラドライバー周りの深掘り分析をしたところ、Pixel 7/7 Proのカメラが「Pixel 22 Premium」に対して、Lynxは「Pixel 22 Mid-range」と呼ばれていることがわかったそうです。つまりLynxのカメラ性能はミッドレンジにすぎず、プレミアムなPixel 7/7 Proより下だと仄めかされています。

 

また最新の調査では、これまで見つかっていた「Samsung GN1(1/1.3インチ、5000万画素)」センサーが削除されているとのこと。Wojciechowski氏は、GN1センサーは新たなセンサーが用意されるまでテストに使われていたに過ぎない、と推測しています。

 

今のところLynxに載っているイメージセンサーは、「l10_wide(IMX787)」と「l10_UW(IMX712)」の2つ。つまり、Pixel 7aの背面には広角と超広角のデュアルカメラが搭載されるようです。

 

先日、Wojciechowski氏はIMX787が望遠センサーに使われると述べていましたが、最新の調査では望遠レンズの記載がなくなっているそうです。そこから、IMX787が古い(非望遠の)IMX363に置き換えられ、7aはミッドレンジ機としては優れたカメラ品質となるはずだ、との趣旨が付け加えられています。

 

ちなみにIMX363は、Pixel 3シリーズからPixel 6aまで、4世代(4年間)にわたって採用され続けてきたイメージセンサーです。ようやく、安価なPixel aシリーズのカメラもテコ入れされるようです。

 

また液晶パネルはSamsungから調達し、(最大)リフレッシュレートは90Hzになるとのこと。もっともPixel 6aも90Hz表示が可能ながらも60Hzに制限されていることが判明しており、もしかしたらPixel 7aでも同様の制限が課されるのかもしれません。

 

Source:Kuba Wojciechowski(Twitter) 
via:PhoneArena

Pixelスマホを「SIMカードを挿すだけ」でロック解除できる特大バグ発見! 11月のアップデートで解決します

米グーグルは11月初め、月例のAndroidおよびPixelスマートフォン向けセキュリティアップデートを配信開始しました。その中に、Pixelスマホのロックをパスコードや生体認証なしに解除できるバグの修正が含まれていることが明らかとなりました。

↑早急にアップデートを

 

このバグ(CVE-2022-20465)は、セキュリティ研究者のDavid Schutz氏が発見したもの。自らのブログで「物理的にアクセスできる攻撃者は、ロック画面の保護(指紋、パスコードなど)を回避して、ユーザーのデバイスに完全にアクセスできる」と述べています。つまり、実際にPixelスマホを手に取れるハッカーは容易く実行できてしまうわけです。

 

そのやり方は、ざっと次の通りです。

  1. PIN(暗証番号)でロックされたSIMカードをPixelスマホに入れる
  2. PIN入力を3回間違える
  3. PUK(PINロック解除)コードを入力し、新しいPINコードを入力する
  4. Pixelスマホは完全にロック解除される

つまりハッカーは自分のPINロックされたSIMカードを持っていき、被害者のデバイスのSIMを交換し、上記の手順を行うだけ。条件を満たしたSIMカードがあれば、特別なスキルがなくてもPixelスマホを乗っ取れます。

 

今年半ば、Schutz氏はこのバグをグーグル(正確にはAndroidのバグ報奨金プログラム)に報告したものの、実際にグーグルが解決に動いたのは9月のことでした。その報酬として、7万ドルの報奨金が支払われたそうです。

 

11月のセキュリティ更新は、Pixel 4a以降で利用できます。要するに「PUKコードが分かっているSIMカードを持っていれば、ただSIMを交換するだけでPixelスマホが完全にロック解除できる」という特大の不具合のため、該当する製品をお持ちの方は速やかにアップデートをお勧めします。

 

Source:David Schutz,Google
via:9to5Google

 

※Schutzのuは、ウムラウト付きが正式な表記です

Pixel 6aが自分で直せる! 純正パーツをiFixitが発売開始

修理業者のiFixitは、グーグルの廉価スマートフォン「Pixel 6a」の純正修理部品の販売を開始しました。

↑iFixitより

 

アメリカで盛り上がる「消費者が電子機器を修理できる権利」にあわせ、今年4月に発表されていたグーグルとiFixitの提携。すでにiFixitからは、「Pixel 2」から「Pixel 6」までのディスプレイやバッテリー、リアカメラなどの部品購入が可能です。

 

今回iFixitから発売されたのは、iFixtのディスプレイやバッテリー、リアカメラなどの部品。例えばディスプレイは99.99ドル(約1万5000円)、バッテリーは39.99ドル(約5,900円)、背面広角カメラは56.99ドル(約8,400円)となっています。

 

iFixitによる純正パーツの販売では、修理用の工具や画像付きの詳細な説明書も付属します。製品の修理には電子機器の取り扱いに関する経験が必要となりますが、腕に覚えがある方は、自力でのPixel 6aの修理に挑戦してみるのも良さそうです。

 

Source: iFixit via 9to5Google

iPhoneっぽい? Xiaomi 13シリーズの予測画像が登場

中国シャオミの次期フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 13」「Xiaomi 13 Pro」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントのSteve H.McFlyが投稿しています。

↑Steve H.McFly / Twitterより

 

シャオミは今年3月に、「Xiaomi 12」シリーズを海外発表。ハイエンドモデルのXiaomi 12 Proでは最先端のSony IMX707超大型メインセンサーを搭載し、8K解像度の動画撮影にも対応しています。

 

今回投稿されたXiaomi 13シリーズの予測レンダリング画像では、その背面カメラのデザインがXiaomi 12シリーズから変化し、Proモデルでは同じ大きさのトリプルカメラが配置されています。これはどこか、「iPhone 14 Pro」シリーズを連想させるデザインです。

 

Xiaomi 13では6.2インチのフラットディスプレイを搭載し、画面中央にパンチホールカメラを配置。サイドフレームもフレットな形状となっています。一方でXiaomi 13 Proは6.55インチのカーブディスプレいを搭載し、こちらもパンチホールカメラを採用。本体サイドはカーブしたものとなっています。

 

現時点ではXiaomi 13シリーズのスペックに関する詳細については伝えられていませんが、2023年末までに中国にてリリースされる可能性が指摘されています。今回の予測レンダリング画像は若干インパクトに欠けるものですが、ライカと提携したカメラ性能の進化に期待したいものです。

 

Source: Steve H.McFly / Twitter via 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」、フラット画面でペン書きしやすく? カメラは2億画素のほか5000万画素モードもあるかも

次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、2023年初めに発売されることが有力視されています。そのうち最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」につき、ディスプレイの形状やカメラ性能について新たな情報がリークされました。

↑Image:OnLeaks/SmartPrix

 

この最新情報は、どちらも有名リーカーIce universe氏がツイッターでシェアしているものです。同氏はサムスン製スマートフォンの事情に詳しく、Galaxy S23シリーズに関しても何度も情報を発信してきました。

 

まず最初のツイートは、Galaxy S23 UltraとGalaxy S22 Ultraのミドルフレーム(画面を含む本体部分)の端やディスプレイの角を並べて比べた画像です。Galaxy S23 Ultraの画面端は従来モデルと同じく丸みを帯びながらも、よりフラットな(角張った、平面的な)形に近づいているようです。

 

つまりGalaxy S23 Ultraでは、ディスプレイ端のカーブをより小さくすることで、使える画面が広くなっていると思われます。少し手に持ちにくくなる可能性もありますが、S23 Ultraのようにスタイラス(Sペン)を使う場合、フラットなディスプレイを好むユーザーも多いのかもしれません。

 

2つ目のツイートは、おそらくサムスン製のカメラアプリの一部と思しき画像です。そこには「3:4 200MP」と「3:4 50MP」つまり2億画素と5000万画素の撮影モードがあると仄めかされています。

Galaxy S23 Ultraに2億画素カメラが搭載されることは、以前から確実と見られていました。その一方で「5000万画素モードはない」との噂もあり。すなわち2億画素と1250万画素の2モードしかないとされていたわけです。

 

が、第3の解像度として5000万画素モードもあれば、「最大限に精細な画像」と「最大限に明るい画像」の中間でも撮影できて、より自由度が高くなるはず。また2億画素であれば1枚当たりのデータ量も大きくなり、それだけ内蔵ストレージも圧迫してしまいますが、そろそろ残り容量が厳しいかな……というとき5000万画素を便利に使えそうです。

 

Galaxy S23シリーズは最上位のUltra、標準のGalaxy S23やGalaxy S23 Plusを含め、すべてクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 2を搭載される見通しです。そのベンチマーク結果らしきものは発見済みで、性能は前モデルを大きく超えているようです。

 

噂が本当だとすれば、まもなくサムスンから公式イベントの予告があり、年明け早々にGalaxy S23シリーズがお披露目されるはず。その日を、心待ちにしたいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter)

via:Tom’s Guide

サムスン「Galaxy S23」では自社チップExynos不採用? クアルコム幹部がほのめかす

これまでサムスン製スマートフォンのフラッグシップ機には、クアルコム製プロセッサーと自社開発のExynosチップの2種類が用意されてきました。しかし次期「Galaxy S23」シリーズではクアルコムのSnapdragon 8 Gen 2だけが採用され、サムスン製のExynos 2300は不採用との噂が報じられています。

↑次期フラッグシップモデルにサムスン製のExynos 2300が不採用の噂

 

有名リーカーのIce universe氏は、クアルコムCFO(最高財務責任者)の声明を引用してツイートしています。

 

それによれば「わが社のG S22(Galaxy S22シリーズ)でのシェアは75%だったが、G S23(Galaxy S23シリーズ)グローバルシェアに上がる」とのこと。要はGalaxy S23シリーズは完全にクアルコム製チップへと移行し、Exynosモデルは存在しないと示唆しているようです。

 

そしてGalaxy S23シリーズに採用されるクアルコム製チップは、Snapdragon 8 Gen 2になることが定説となっています(ベンチマークサイトにも出現)。

 

現行のGalaxy S22シリーズは、日本や北米などでは「Snapdragon 8 Gen 1」、欧州や中東ほか一部の地域は「Exynos 2200」搭載モデルが投入されています。では、なぜ次期シリーズではExynosチップが不採用となる見通しなのか?

 

有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、「あらゆる面でSnapdragon 8 Gen 2(コード名は「SM8550」)が優れているから」と身もふたもない分析をしていました。

 

先日Ice universe氏は「サムスン電子(チップの開発・量産を担当)は一部でExynosチップを使い続けたいと希望している」と述べていましたが、モバイル部門(スマートフォン担当)に却下されたのかもしれません。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:Wccftech

気軽な縦折りスマホ「Pocket S」がファーウェイからデビュー

ファーウェイは縦折りタイプの新型スマートフォン「Pocket S」を中国国内向けに発表しました。

↑ファーウェイより

 

すでに横折スマートフォン「Mate X」シリーズを展開しているファーウェイですが、2021年12月には縦折りタイプの「P50 Pocket」を発表。上品なデザインや(当時としては)高性能な「Snapdragon 888」プロセッサを搭載するなど、かなり力の入ったモデルでした。

 

今回のPocket SはP50 Pocketのデザインをほぼそのまま受け継ぎながら、プロセッサを「Snapdragon 778G」に変更し、トリプルカメラをデュアルカメラ(4000万画素メイン+1300万画素超広角)へと削減しています。

 

画面は6.9インチの有機ELディスプレイで、解像度は2790×1188ドット、最大120Hz駆動/タッチサンプリングレート300Hzを実現。背面には1.04インチの有機ELディスプレイと、1070万画素のセルフィーカメラを搭載しています。OSはファーウェイ独自開発の「Harmony OS 3.0」で、背面ディスプレイの表示のカスタムも可能です。

 

Pocket Sの本体カラーはミントグリーン、ゴールドイエロー、ローズピンク、アイスクリスタルブルー、ブラックの5色で、価格は5988元(約12万円)から。中国向けに、11月10日から発売を開始します。現時点ではグローバル展開の予定は発表されていませんが、ぜひ日本市場へも投入してほしいものです。

 

Source: ファーウェイ via GSMArena

ライカレンズがスマホに合体! シャオミのスマホ案がワクワクしかしない!

シャオミはライカのカメラレンズを合体できるコンセプトスマートフォン「Xiaomi 12S Ultra Concept」を発表しました。

↑Agatha Tang / Twitterより

 

すでにライカと提携し、カメラ性能を追求したスマートフォンを市場に投入しているシャオミ。今回のコンセプトのもととなった「Xiaomi 12S Ultra」でも1インチセンサーとライカブランドのレンズ「Leica Summicron 1:1.9-4.1 / 13-120 ASPHカメラシステム」を組み合わせています。

 

Xiaomi 12S Ultra Conceptでは本体背面にリングマウントを設けることで、ライカの「Mレンズ」が装着可能。カメラモジュールを保護する、サファイアガラスレイヤーも採用されています。またスマホでMレンズを利用するために、スピードブースター/レンズエクステンションチューブも存在するようです。

 

スマートフォンの本体には、2個の1インチセンサーを搭載。イメージセンサーの詳細は不明ですが、片方は通常の背面カメラ、そして片方はMレンズ用に利用しているようです。また、本格的なカメラでおなじみのフォーカスピーキングやヒストグラム表示、さらには10ビットでのRAW画像撮影が利用できるとアピールしています。

 

現時点では、Xiaomi 12S Ultra Conceptが実際に発売されるかどうかは不明です。光学的な性能が極めて高いライカMレンズをスマートフォンと組み合わせることで、どれだけ美しい写真や動画が撮影できるのか、ぜひ見てみたいものです。

 

Source: Agatha Tang / Twitter via 9to5Google

もっとコンパクトになりました! “片手で使える”サイズが魅力的なASUS「Zenfone 9」

ASUS JAPANは、SIMフリースマートフォン「Zenfone 9」を、11月4日に発売します。

 

同製品は、5.9型ディスプレイに、幅68.1mm×高さ146.5mm、重さ169gと片手で扱いやすいサイズで、先代モデル「Zenfone 8」(幅68.5mm×高さ148mm)よりも本体サイズを小型化。片手での操作性を向上する背面ダブルタップ機能や、電源ボタンと指紋認証センサーとタッチセンサーの3つを一体にしたZenTouchボタンなどの機能を搭載。手が小さな人でも簡単に片手操作を行える片手モードも搭載しています。

 

ASUSのスマートフォンで初となる内蔵6軸ジンバルモジュールを搭載。アクションカメラのように、歩きながらの手持ち撮影でも画面が揺れない、滑らかな動画撮影が可能。

 

背面にはSONY IMX 766センサーを使用した5000万画素の広角メインカメラと、SONY IMX 363センサーを使用した1200万画素の超広角カメラの、2つのアウトカメラを搭載。前面にはSONY IMX 663センサーを使用した1200万画素のインカメラを搭載しています。

 

HDR10+対応のAMOLEDディスプレイで、鮮やかな色表示と、グレーっぽくならない本物の黒色を表示。マスク着用時の顔認証にも対応した、ストレスのない認証機能も搭載しています。

 

カラーバリエーションはミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト、スターリーブルー、サンセットレッドの4色。メモリとストレージは、「16GB+256GB」のモデルと、「8GB+256GB」のモデルと、「8GB+128GB」のモデルの3モデルを用意しています。

 

税込価格は、8GB+128GBモデルが9万9800円、8GB+256GBモデル(ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト)が11万2800円、16GB+256GB(ミッドナイトブラックのみ)が12万9800円です。

BlackBerryみたい。Androidスマホの原型「Google G1」画像が明らかに

iPhoneより前に開発が進められていたスマートフォン「Google G1」のレンダリング画像を、Androidの共同創業者ことリッチ・マイナー氏がツイッターに投稿しました。

↑Androidスマホの原型「Google G1」(画像提供/Rich Miner)

 

今日ではGoogleのモバイル向けOSとして知られているAndroidですが、実はアンディ・ルービン氏やマイナー氏が携帯電話向けソフトウェアの開発会社として2003年に立ち上げたものなのです。その後、Googleは2005年にAndroidを買収し、2008年にHTCから「HTC Dream」が世界初のAndroid搭載スマートフォンとして登場しました。

 

今回、画像が掲載されたのは、HTC DreamのベースとなったGoogle G1。スライド式のディスプレイとその下から現れるキーボードは、HTC Dreamとほぼ同一のデザインとなっています。一方でHTC Dreamとは異なり、その本体は鮮やかなグリーンカラー。また本体下部には、リング形状のボタンが搭載されています。

 

マイナー氏によれば、当時Androidでは「BlackBerry」に近い「Sooner」というデバイスと、タッチスクリーンを備えたHTC Dreamを開発していたとのこと。しかし、アップルから2007年に「iPhone」が発売された後、Soonerはキャンセルされ、Google G1がHTC Dreamとしてリリースされました。

 

というわけで、Androidスマートフォンの前身となったGoogle G1。今では数え切れないほどのバリエーションが存在するAndroidスマートフォンが、このGoogle G1のアイディアから始まったと考えると実に興味深いものです。

 

Source: Rich Miner / Twitter via 9to5Google

iPhone8からiPhone14まで対応の「iOS16」で見逃しがちな便利機能

2022年9月にiPhone14が発売となり、それに伴ってiOS16が正式リリースされました。今回アップデートに対応している機種は、iPhone8以上とiPhone SE(第2世代以降)。そのため「最新のiPhoneに変える予定はない」という人も、iOS16にアップデートすることで、さまざまな新機能が使えるようになります。

 

そこで今回は、iOS16によってできるようになったことや、知っておくべき新機能について解説。ウェブディレクターのかたわら、iPhoneやMacなどのApple製品やITツールについて自身のブログでも発信している、ばんかさんに教えていただきました。

新機能が多数追加! iOS16の特徴や、大きく変化したところは?

iOSのメジャーアップデートでは、さまざまな新機能が追加されたりビジュアルが大きく変わったりします。約1年ぶりのメジャーアップデートとなったiOS16は、一体どのようなところが進化したのでしょうか?

 

「今回リリースされたiOS16は、メジャーアップデートのわりにはガラリと変わったところが少なく、ささやかなアップデート内容だったという印象です。とはいえ、ロック画面がカスタマイズできるようになったところは、ビジュアル面での大きな変化。カスタマイズ機能の追加については、以前から期待する声があがっていたので、今回のアップデートを喜ぶユーザーも多かったと思います。

そのほか、カメラ、メッセージ、マップなどのアプリに、より便利に使える機能が追加されたり、実装はまだ先ですがiCloudでの写真共有がさらに簡単になったり……。ビジュアル面だけでなく、機能面でのうれしい変化もありました」(ばんかさん、以下同)

 

しかし細かなアップデートも多いため、「何が変わったのかわかりにくいところもあるかもしれません」と、ばんかさん。そこで「iOS16でこれだけはおさえておきたい!」という7つの機能をピックアップし、詳しく解説していただきました。さらに、設定方法や具体的な使い方についても紹介します。

 

これだけはおさえておきたい! iOS16の7つの機能

1.ロック画面を自分好みにカスタマイズ

「今回のアップデートでもっとも大きく進化したとも言えるのが、ロック画面を自分好みにカスタマイズできるようになったところ。ロック画面を複数つくれるようになったことに加え、壁紙にアルバムの写真をランダム表示できるようになるなど、壁紙設定のバリエーションも広がりました。設定が面倒だという人は、Appleが用意してくれているおしゃれな壁紙から選ぶのもおすすめです」

 

↑ロック画面を長押し→画面下の+マークをタップすると、さまざまな壁紙を提案してくれます。

 

「また、ロック画面に最大4つまでウィジェットを追加できるようになったところも大きな変更点の一つです」

 

「ウィジェット」とは、ホーム画面上で情報が見られるよう、アプリの一部を表示する機能のこと。具体的にはどのような使い道があるのでしょうか? ばんかさんに聞いてみました。

 

「カレンダー、天気、アラームなど、よく使う機能を設定しておくと、ロック画面上ですぐに確認することができるので便利です。僕は普段、iPhoneにBluetoothでオーディオの接続をすることが多いので、バッテリー残量を確認できるようウィジェットを設定しました。これにより『いつのまにかイヤホンのバッテリーがなくなっていた!』と慌てることも少なくなりました」

↑ロック画面を長押し→画面下の「カスタマイズ」をタップ。ウィジェットの設定だけでなく、時刻のフォントやカラーの変更なども可能です。

 

2.バッテリー残量をパーセンテージ表示に

「ロック画面以外のビジュアルの変更点として挙げられるのが、バッテリー残量をパーセンテージ表示に設定できるようになったこと。これまでiPhone 13やiPhone XRなど、iPhone X以降のFace ID搭載モデルのホーム画面では、おおまかなバッテリー残量しか確認できなかったので、 ひと目で確認できるようになったことは、個人的にはうれしい変更点でした」

「今は上の画像のように、フル充電されたバッテリーのアイコンの上にパーセンテージが表示されていますが、今後はアイコンでも数字でも残量がわかるようなデザインになるそう。さらに見やすい表示になるのではと期待しています」

 

【設定方法】

設定アプリの「バッテリー」→「バッテリー残量(%)」をオン

 

3.文字入力時に“手応え”が感じられる、触覚フィードバック機能が追加

「もうひとつ、個人的にとてもうれしかったアップデートが、キーボードに触覚フィードバックが付いたことです。これまではiPhoneをマナーモードにすると、文字を入力するときのカチカチ音が消えてしまい、文字を入力したという実感が得られませんでした。しかし今回のアップデートで触覚フィードバックの機能が追加され、マナーモードにしているときでも、キーを入力するたびにiPhoneが振動するようになりました。地味な変化かもしれませんが、昔ガラケーを使っていた身としては、文字を入力する楽しさのようなものが再び感じられるようになって、とてもうれしく思っています」

 

【設定方法】

設定アプリの「サウンドと触覚」→「キーボードのフィードバック」→「触覚」をオン

 

4.画像加工の素材に活用もできる、写真の切り抜き機能が追加

カメラアプリで追加になったのが、写真の切り抜き機能です。iPhoneのカメラで撮影した写真を長押しすると、人や動物などの被写体を背景から自動的に切り取ってくれます。

ただし、iPhoneが切り取るのは、あくまで写真の中で『メイン』と認識した被写体だけ。被写体を変更したり、切り取り範囲を調整したりといった、細かい調整はできません。このように少し癖がある機能ですが、切り取りの精度はかなり高いと思います」

↑画像(左)を長押しすると背景から被写体を切り抜いた画像へ(右)。切り抜いた画像は、コピーや共有ができます。

 

切り取った後の写真はカメラロールに保存することはもちろん、SNSやTwitterにアップすることも可能です。僕はiPadで手書きの日記をつけているので、切り取った写真を貼り付けたりして活用しています。切り取った写真を素材にすれば、アイデア次第でさまざまな使い方ができそうですよね」

 

5.テキスト認識表示が日本語に対応!

「もう一つ、カメラアプリで追加になった便利な機能がテキスト認識表示の機能。アルファベットや数字を読み取る機能は以前からありましたが、iOS16からは日本語テキストにも対応できるようになりました。読み取るときはわざわざ写真を撮る必要はなく、カメラをかざすだけでOK! そのままコピーして、検索したり翻訳したりすることが可能です」

↑画像右下のマークをタップすると自動で読み取りが開始されます。印刷された文字だけでなく、手書きの文字も読み取ることができました。

 

「例えば、この機能で説明書を読み取っていつでも確認できるようメモにコピー、保存しておく、ということもできそう。また、カメラだけではなく動画にも対応しているので、録画した動画を一時停止してその中のテキストをコピーすることも可能です」

 

6.スクリーンショットを保存せず、コピー&貼り付けが可能に

スクリーンショットを、コピーして貼り付けられるようになったのもおさえておきたい変更点。従来のようにカメラロールにいちいち保存しなくても、LINEやTwitterで画像をシェアすることが可能になりました。これにより、カメラロールの中にいたずらにスクリーンショット画像が溜まって容量を圧迫していく……という問題も解消できそうです」

 

7.iCloud写真共有ライブラリで、写真の共有がより簡単に(2022年内に実装予定)

「まだ実装されていないものの、iCloud写真共有ライブラリは、特に僕が期待している機能です。現在もすでにiCloud共有アルバムという機能はあって、僕も妻とアルバムをつくって、子どもやペットの写真を共有しています。しかし現状は、共有する写真を一枚一枚選んで手動でアップしなければならず、少し手間だと感じることもあるんですよね。

その手間を解消してくれるのが、今後実装される予定のiCloud写真共有ライブラリ。設定ツールを使うことで特定の写真を自動的にライブラリにアップすることが可能になるとのことで、より簡単、かつ手軽に写真の共有ができるようになります。ただし、容量が無制限だったiCloud共有アルバムとは違って、アルバムを作成した管理者のiCloudストレージを使うことになるので、すぐにストレージがいっぱいになってしまうという懸念もあります。その場合は有料のアップデートをして容量を増やす必要が出てくるかもしれませんが、写真を撮る機会が多い人にとっては、簡単に整理もできて、とても便利な機能ではないかと思っています」

 

次のページでは、知っておくとさらに便利な新機能を解説していただきます。

まだまだある! 知っておくと便利な新機能

ここからは、知っておくとさらに便利な新機能を一部ご紹介。今回のアップデートをきっかけに、これまでに使ったことがなかったiPhoneの機能を活用して、より便利に使いこなしてみるのもいいかもしれません!

 

ロック画面上でリアルタイムの情報をチェック!「ライブアクティビティ」

2022年内に実装予定だという新機能「ライブアクティビティ」。 この機能は、リアルタイムで更新される情報をロック画面で確認できるようになるものだそうです。

 

「ライブアクティビティを使うことで、例えば、デリバリーサービスの配達状況や、スポーツの試合状況などを、アプリを開くことなく通知画面で確認することが可能になります」

 

複数の経由地設定、交通費の残高不足アラートなど。マップアプリにも新機能が追加

そして、移動する上で欠かせないマップアプリにも新機能が追加されたそうです。

 

「マップアプリに追加された新機能の一つは、経路上に複数の経由地を追加できるようになったこと。さらに、マップアプリ上からウォレットアプリに登録している交通系ICカード(SuicaやPASMO)の残高確認・チャージができるようになりました。例えば目的地までの経路を電車で検索したとき、そこまでの残高が足りなければアラートを出してくれます。マップアプリ上でチャージもできるので、残高不足によって改札で引っかかるということもなくなりそうですよね」

 

音声入力がさらに使いやすく進化!

音声入力機能も強化され、より実用的になりました。

 

「これまでできなかった句読点や絵文字などの音声入力が可能になったことも、普段からこの機能を使っている人にとってはありがたいアップデート。とくに句読点の自動入力は便利ですね。文章の区切りや終わりを自動的に判断して『。』を付けてくれるのです。たとえば『おはようございます。今日の天気は晴れです』と言葉で発したときに、ちゃんと文章の区切りで『。』を入れてくれるのです。今までは手で入力する必要があったので、あまり実用性を感じてはいなかったのですが、今回のアップデートで強力な文字入力ツールとなりました」

 

いつするべき? アップデートをする前に知っておきたいこと

定期的にリリースされるiOSですが、気になるのがアップデートをするべきタイミング。いざアップデートをしようと思っても、時間がかかるため面倒だと感じたり、なんとなくタイミングを逃したりと、つい先延ばしにしてしまうという人も多いのではないでしょうか。そこで、最後に今回のようなメジャーアップデートをすべきタイミングや、アップデート時に注意したいポイントについて、ばんかさんに教えてもらいました。

 

アップデートはiOSがリリースされてすぐではなく、少し落ち着いてから行うことをおすすめします。とくに今回のようなメジャーアップデートは、大掛かりなアップデートになることが多く、リリース直後は不具合が起こったり、新しいiOSにアプリが対応していなかったりすることもあるためです。

目安としては、何度かマイナーアップデートが行われ、また、自身が利用している各アプリが『iOS16に対応した』と、アナウンスされてからだと安心です。とはいえ、セキュリティ面でも最新のものが一番良いですし、ずっと古いままだとアプリが対応しなくなっていくので、やはりどこかのタイミングで最新のiOSに随時アップデートするべきだと思います」

 

最新のiPhone14を手に入れられなくても、iOS16にアップデートすることでより便利にiPhoneが使えるようになるはず。ぜひ、本記事を参考にしてさまざまな新機能を試してみてください。

 

プロフィール

ITツールナビゲーター・Webディレクター / ばんか

月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を主宰するメディアライター。「ウェブとアプリとガジェットで明日をちょっと楽しくする」をモットーに、ITサービスやガジェットの紹介や活用法の提案をしている。All Aboutのガイドライターとしても活動中。

来年のPixel 7aではカメラ性能向上やワイヤレス充電に期待!?

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a(仮称)」において、カメラ性能の向上やワイヤレス充電機能の追加が予定されていることを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Mr.Mikla / Shutterstock.comより

 

Pixelのaシリーズはグーグルの廉価スマートフォンで、今年には最新モデル「Pixel 6a」が登場。独自プロセッサー「Tensor」を搭載するなどコストパフォーマンスの高さは相変わらずでしたが、残念ながらワイヤレス充電機能は搭載されず。また、背面には1220万画素メイン+1200万画素超広角、前面には800万画素カメラを搭載しています。

 

9to5Googleによれば、Pixel 7aは「Lynx」というコードネームで開発されています。そして同スマートフォンは、「P9222」というワイヤレス充電用のチップを搭載。これは5Wでの速度の充電しかできないことから、イヤホンの充電ケースのようなものに最適な仕様だとも指摘されています。

 

さらにPixel 7aのカメラには、「Pixel 6」シリーズに搭載されたイメージセンサー「Samsung GN1(1/1.3インチ、5000万画素)」が搭載されます。これに、望遠用の「ソニーIMX787(1/1.3インチ、6400万画素)」、超広角用の「ソニーIMX712(1300万画素)」の2つのセンサーが組み合わされるとしています。メインカメラの性能向上だけでなく、望遠カメラの搭載も注目ポイントとなりそうです。

 

というわけで、現行モデルから大きなアップグレードが期待できそうなPixel 7a。最近は大幅な円安が話題ですが、コストパフォーマンスの高さはそのまま続いてほしいものです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 7/Proは初の64ビットアプリ専用Androidスマホ! 実行速度がアップ、バックグラウンドのアプリも落ちにくいらしい

米グーグルのスマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」は新しめの64ビットアプリしか動かないのでは? と囁かれていましたが、同社がそれは事実だと正式に認めました。

↑Pixel 7シリーズ

 

これはAndroidアプリ開発者向けブログで明かされたことです。「Pixel 7は64ビットアプリのみサポートする初のAndroidスマホです」と題されて、そのメリットが詳しく説明されています。

 

64ビットアプリの長所は「32ビットアプリでは利用できない特別なレジスタや命令にアクセスできるため、より速く動作する 」ということ。最新のプロセッサーでは64ビットコードを実行すると、最大25%も性能が上がるそうです。

 

では32ビットアプリ対応を止めると、どんな良いことがあるのか? グーグルによれば、32ビットアプリを実行してないときも使っていたRAMを最大150MBも節約できるとのこと。この結果、バックグラウンドのアプリが強制終了することが少なくなると述べられています。バックグラウンドのアプリはRAM上に保持されているため、RAM不足になると「落ちる」(再び呼び出すと、ゼロから起動する)ことになりますが、そうしたストレスが減るわけです。

 

またセキュリティ面では、アドレス空間が広がるためにASLR(メモリー上の実行コードやデータの配置をランダム化する)などの防御が効果的となり、ハッカーがデバイスを乗っ取る危険を減らせると述べられています。このほかアプリ開発者向けには、より便利なツールを使えるともアピールされています。

 

最後に64ビット専用端末では、CTSテスト(Androidの互換性テスト)にかかる時間を半減でき、各ベンダーはより速く簡単にデバイスを更新できるとのこと。つまり各社のAndroid端末が、アップデートしやすくなるわけです。

 

すでにPixel 7/Proでは、「フラッピーバード」など古い32ビットアプリが動かないとの声が上がっていました。グーグルとしてはそれには目をつぶり、新しい64ビットアプリの動作が軽くなることや、メモリーを節約してアプリが落ちにくくなるメリットを優先するようです。

 

しかし一方で、グーグルはAndroid GoやAndroid TV、Wear OSでの32ビットサポートを継続するとしています。またGoogle Playストアでも「32ビット専用デバイスに32ビットアプリを提供し続けます」ともあり、古めのAndroidスマホで32ビットアプリを新規、あるいは再ダウンロードする上で何の問題もないようです。

 

Source:Android Developers Blog
via:9to5Google

好評「Pixel 7」シリーズに早くも新モデル!? コード名「G10」が解明される

最近、グーグルのスマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」が発売されたばかりですが、このシリーズに新モデルが投入される可能性が浮上しました。

↑好評のPixel 7 Pro。後継者はそっくりになる?

 

有名リーカーのKuba Wojciechowski氏とインドメディアの91mobilesは共同で、次期グーグルPixel端末、コード名「G10」の詳しい情報が判明したと伝えています。

 

この「Pixel G10(仮)」は3120×1440の高解像度ディスプレイを採用し、画面の寸法は高さ155mm×幅71mmとのこと。これはインチに直すと、Pixel 7 Proの6.7インチ画面と同じ数字となります。また、前面カメラの穴の位置や、角や端っこが丸みを帯びている点も現行モデルと同じだそう。

 

2022年5月、米9to5GoogleもAOSP(Androidオープンソースプロジェクト)から「Felix」と「Lynx」というコード名で呼ばれる、2つの次期Pixelスマホの手がかりを発見していました。また、Wojciechowski氏も数か月前に、やはり「「Lynx (L10)」の情報をAndroid 13ベータ版から見つけ、カメラ用センサーの仕様に言及していたこともあります。

 

 

ただし、91mobilesによれば、今回のPixel G10はPixel 7シリーズではなく、後継の「Pixel 8」シリーズを開発する初期段階でのプロトタイプである可能性も高いとのこと。

 

他にPixel G10に関して分かっているのは、BOE製の画面パネルを採用することだそうです。このBOEとは中国のメーカーであり、iPhone用画面パネルの一部を供給しています。一方、画面内指紋センサーはクアルコム製を採用しており、全体的なパーツ構成もPixel 7 Proに近いと見られています。

 

今のところPixel 7とPixel 7 Proともにユーザーの評判はとても良いだけに、同じシリーズのバリエーションであれ、後継モデルであれ、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:91mobiles

プロが教える「Google Pixel 7」の2つの魅力。iPhone 14を含めた検討で注意すべき点とは?

Googleが自社で設計する最新のGoogle Tensor G2チップを搭載した新しいスマートフォン「Google Pixel 7」シリーズを発売しました。今回は、国内で特に人気の高いスマホの最新モデル「iPhone 14」シリーズとの違いについても触れながら、Pixel 7シリーズの特徴を解説したいと思います。

↑Googleの新スマートフォン「Google Pixel 7」(左)と「Google Pixel 7 Pro」(右)

 

上位モデルGoogle Pixel 7 Proはカメラ機能が充実

筆者はふだん、スマホはiPhoneとGoogle Pixelの2台持ちで使っています。Googleが2021年秋に発売したGoogle Pixel 6シリーズも1年間メインのAndroidスマホにしてきました。そのなかで、最新のGoogle Pixel 7シリーズは大きく2つの点でGoogle Pixel 6シリーズよりも魅力的であると感じます。

 

ひとつはカメラと写真まわりのAI技術を活かした新機能がさらに充実したことです。そしてもうひとつは顔認証への対応。それぞれの使い勝手を紹介します。

 

まず、Google Pixel 7シリーズには6.3インチのGoogle Pixel 7と、6.7インチのGoogle Pixel 7 Proがあります。カメラ機能を重視するのであれば、名前にProが付く上位モデルを買うべきでしょう。なぜならProのトリプルレンズカメラは機能が充実しているからです。

↑トリプルレンズカメラを搭載するGoogle Pixel 7 Pro。高精細なズーム撮影、マクロ撮影が楽しめます

 

一例として、Google Pixel 7 Proの望遠カメラには、4800万画素クアッドベイヤー配列のセンサーが搭載されています。光学ズームは最大5倍。光学ズーム撮影による写真・動画の精細感も充実していますが、最大30倍のデジタルズームにも要注目です。ズームの倍率で比べるとiPhone 14 Proシリーズの約2倍。望遠カメラ性能に力を入れていることがうかがえます。

 

また、Google Pixel 7 Proではズーム撮影時に、高画素のセンサーでキャプチャーした画像データを“切り抜き”処理しているうえに、ソフトウェアによる超解像処理も施しています。この切り抜きと超解像処理により、遠くの被写体も高精細な写真に記録できるわけです。

 

さらに、ズーム撮影時には被写体をスムーズにフレーム内に納められるよう、画面の左上に少しズームを引いたガイド画面が表示。インターフェースも気が利いています。

↑この距離から最大30倍の高精細なデジタルズーム撮影が可能

 

↑ズーム撮影時には被写体を捉えやすいよう、画面の左上にガイドが表示されます

 

AIテクノロジーを活かした「ボケ補正」機能が楽しい

Google Pixel 7シリーズだけに搭載される「ボケ補正」もGoogleらしいAIの技術を活かした楽しい新機能です。Android標準の「フォト」アプリに読み込んだ写真データの“ピンボケ”やノイズをソフトウェア処理によって補正します。つまり、ほかのデジカメやスマホで撮影した写真データも読み込めば補正可能なわけです。

 

フォトアプリで補正したい写真を開き、「ツール」から「ボケ補正」を選択します。補正レベルは0〜100まで1ステップごとに強弱の微調整が可能。100まで上げてしまうと被写体周辺のノイズまで目立ってしまう場合があるので、適切なレベルを丁寧に探りながら修正するといいでしょう。

 

筆者も過去に撮影した決定的瞬間を捉えた写真が少しピンボケしていたので、Google Pixel 7で直してみました。鮮鋭度が向上したことがわかるでしょうか。

↑左が補正前、右が補正後の写真。犬の舌や床の模様の精細感がアップしています

 

ボケ補正は、過去に家族や友だちと撮った大切な記念写真、旅行のスナップなど、できる限りピンボケを直したいときに役立ちます。ただ、いくらGoogleのAI技術が優れていたとしても元のピンボケやノイズの多さによっては補正しきれない場合もままあります。

 

Google Pixel 7シリーズを買ったとしても、急いでカメラのシャッターをきる前に必ずピントや露出を合わせるクセを付けるべきでしょう。

 

このほかにも写真によるクリエイティビティを高めてくれる写真に写りこんだ人や物を消す「消しゴムマジック」や、長時間露光撮影が可能な「モーションモード」はGoogle Pixel 6シリーズから受け継がれています。ビデオはHDR撮影や、背景のボケ味を加える「シネマティックぼかし」にも新たに対応しました。

 

顔認証と指紋認証にダブル対応

Google Pixel 7シリーズのもうひとつ魅力的なところは顔認証と指紋認証によるダブルの画面ロック解除に対応したことです。

 

フロントカメラによる顔認証は、Google Pixel 7シリーズがスリープ状態から解除されていれば、フロントカメラに顔を向けるだけで瞬時にロックを解除します。

↑顔認証機能を有効にすると、ロック解除時にフロントカメラを注目するようにガイドが表示されます

 

iPhoneのようにマスクを着けたままでの顔認証には対応しませんが、Google Pixel 6シリーズも搭載するディスプレイ埋め込みタイプの指紋認証センサーを併用できるので問題なし。アレルギー持ちの筆者は、これから冬・春と屋外でマスクを着けて過ごすことも多くあるので、Google Pixel 7シリーズの新しい仕様を歓迎しています。

 

1年前に発売のモデルでも、Google Pixelシリーズ内で買い替えはあり

ひとつ前のモデルにあたる、Google Pixel 6 Proからの買い換えはアリなのでしょうか。

 

先述した通りGoogle Pixel 7 Proのカメラは進化していますが、Google Pixel 6 Proの方もデジタル超解像ズームでいえば20倍対応です。

 

また、夜景モードによる暗い場所での撮影は、Google Pixel 7シリーズの方がシャッターをきってからの処理速度が最大2倍に向上していますが、撮れる写真に圧倒的な出来映えの差はないように感じます。これはGoogle Pixel 6 Proに搭載の初代Google Tensorチップの完成度が十分に高いことの証左でもあります。

 

結論を言えば、Google Pixel 6 Proからの買い換えは無理にしなくても良いと筆者は思います。

↑左がGoogle Pixel 6 Pro、右がGoogle Pixel 7 Pro。サイズやデザインはあまり大きく変わっていません

 

一方、2021年夏に発売されたGoogle Pixel 5a (5G)よりも前の世代のGoogle Pixelシリーズについては、この機会にGoogle Pixel 7シリーズに買い換えることを検討して良いと思います。

 

たとえば、Google Tensorチップが載っていないGoogle Pixelシリーズでも、特徴的な機能としておなじみの「レコーダー」アプリによる音声文字起こしは使えます。またFeature Drop(Google Pixelシリーズ向けのソフトウェアアップデート)による新機能や改善された機能の提供は数か月ごとに実施されるので、古いモデルでも物足りなさは感じないかもしれません。

 

ただ、AIを活用するカメラや音声を含む言語処理の機能は今後もますます進化を続けます。Googleは年内に、Google Pixelシリーズだけが搭載する「レコーダー」アプリに“話者認識”をしながらテキストを文字に起こせる機能を追加することを明らかにしています。

 

現在のレコーダーアプリの機能については、Google TensorチップありなしのGoogle Pixelシリーズの間で使い勝手に大きな違いはないと感じましたが、今後はAI関連の機能が高度化すれば、最新のGoogle Tensor G2チップを搭載するGoogle Pixel 7シリーズの方がより快適に感じられるかもしれません。

↑左がGoogle Pixel 7、右が2020年に発売されたGoogle Pixel 4a(5G)。デザインで見ても、古いモデルの方がやや味気ないので、今こそGoogle Pixel 7シリーズに買い換えるべきかもしれません

 

Phone 14シリーズ含めて購入を検討する際の注意点

アップルの最新スマホであるiPhone 14シリーズを含めて、購入を検討するなら注意点はどこにあるでしょうか。

 

Google Pixel 7とGoogle Pixel 7 Pro、それぞれのライバルがiPhone 14、iPhone 14 Proであると仮定した場合、まずGoogle Pixel 7シリーズの強みは価格がひと回りほど手頃なことです。

 

GoogleストアではGoogle Pixel 7が8万2500円(税込)から、Google Pixel 7 Proが12万4300円(税込)からという価格で販売されています。iPhone 14シリーズは同じ128GBのストレージを選択した場合でも、iPhone 14が11万9800円(税込)から、iPhone 14 Proは14万9800円(税込)からと、それぞれPixelシリーズと比べた場合に価格差は小さくありません。

 

ただ、Google Pixel 7シリーズの弱点は、4つの機種が揃うiPhone 14シリーズに対して、2種類の機種しか揃っていないところにあります。特に、リッチなカメラ機能を搭載した「Google Pixel 7 Proの小さいモデル」があれば欲しかったという声もあると思います。

↑左が6.7インチのGoogle Pixel 7 Pro、右が6.1インチのiPhone 14 Pro。Google Pixel 7シリーズには「小さいプロ」がないことが弱点と言えるかもしれません

 

また、MacユーザーにとってはAirDropによるワイヤレスでの簡単ファイル転送など、iPhoneの方が連携に優れていたり、Apple WatchがAndroidスマホと組み合わせて使えなかったりするなど、考慮したい点があるでしょう。そのあたりは、少し高価でもより便利なAppleデバイスによるエコシステムの活用を優先したくなります。

 

iPhoneからGoogle Pixelへの乗り換えは、各プラットフォーム独自の機能やサービスごと「お引っ越し」ができるかを含めて慎重に検討する必要がありそうです。

 

個性派揃いのAndroidに対するGoogle Pixelシリーズの価値とは

他社のAndroidスマホからGoogle Pixel 7シリーズに買い換える選択は有効なのでしょうか。

 

Androidスマホの場合、メーカーによるコンセプトの違いや、端末ごとに特徴的な機能、対応するサービスが異なっている場合が多くあります。たとえばGoogle Pixelシリーズに比べると、ソニーのXperiaシリーズは動画や音楽をよりハイクオリティに楽しめるスマホです。

 

また、シャープのAQUOS R7は搭載するライカ監修のカメラによって、撮影できる写真にはPixelシリーズとはひと味違う魅力があります。

 

一方、「レコーダー」アプリによる音声の自動文字起こしができることや、Google アシスタントによる音声操作が素早くこなせることなど、Google Pixelシリーズの「強み」も数多くあります。

 

ほかのAndroidスマホからの乗り換えを検討する際には、Google Pixelシリーズの機能やサービスが自分の期待にどれほどマッチするのか、あるいは今愛用しているスマホの機能を手放せるのかなどが熟考のポイントになりそうです。

↑Google Pixelシリーズだけに搭載されている「レコーダー」アプリ。音声の自動文字起こし機能が秀逸で、ビジネスシーンにも活躍する場所が多々あります

 

キャンペーンも利用するとお買い得

Google Pixel 7シリーズはハイレベルな機能と価格のバランスがとても良いスマホです。上質な外観の仕上げと、レベルの高いカメラまわりの機能で、特にProモデルはフラグシップモデルの貫禄が感じられます。

 

国内の大手通信キャリアではKDDIとソフトバンクの2社がGoogle Pixel 7シリーズを取り扱っています。また、筆者が本稿を執筆している10月18日時点、グーグルストアではGoogle Pixel 7シリーズを購入する際、対象となるスマホを下取りに出すと最大5万円がキャッシュバックされるキャンペーンを2022年11月17日午後23時59分まで実施しています。こうしたお得なキャンペーンなどを利用して、体験してみるとよくわかるGoogle Pixelシリーズの魅力に多くの方が触れてほしいです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

Material Youも使えます! Android 13(Go Edition)はアプデやカスタマイズ機能が進化

米グーグルは廉価スマートフォン向けのモバイルOS「Android 13(Go Edition)」を正式発表しました。

↑グーグルより

 

「Android 13」は今年リリースされた最新モバイルOSで、プライバシーやセキュリティ、UIの最適化、インターフェイスの調色機能「Material You」の搭載が特徴です。一方でAndroid(Go Edition)は、低性能な端末や低速な通信環境でも利用できるように最適化されています。

 

グーグルによれば、Android 13(Go Edition)は信頼性、ユーザビリティ、カスタマイズに焦点があてられています。具体的にはGoogle Playのシステムアップデートを導入し、Androidのメジャーリリースとは別に、重要なソフトウェアアップデートを定期的に受け取ることができるようになりました。

 

自分に適したコンテンツをより簡単に見つけられるように、ホーム画面から右にスワイプして、記事やその他のコンテンツのリストを見ることができる「発見(Discover)」機能が登場。さらにAndroid 12から採用されたMaterial YouがGo editionにも導入され、スマートフォンの壁紙と配色をカスタマイズできるようになっています。その他にも通知許可やアプリ言語設定など、Android 13の主要な機能も提供されます。

 

Android 13(Go Edition)を搭載したスマートフォンは、2023年に発売される予定です。日本ではあまり縁のないGo editionのスマートフォンですが、新興国では広く活用されることが期待されます。

 

Source: グーグル via 9to5Google

スクリーンがびょ〜んと伸びている! モトローラとレノボが「巻き取りデバイス」を披露

中国レノボと子会社のモトローラは、「Lenovo Tech World」というイベントで、巻取りスマートフォンと巻取りノートパソコンのデモを披露しました。

↑びょ〜ん(画像提供/レノボ)

 

巻取りスマートフォンとは、本体内部にディスプレイを巻き込み、必要なときに引き出して画面を拡大するというもの。以前には韓国LGが巻取りスマートフォン「LG Rollable」を発表したものの、製品投入は実現しませんでした。また、モトローラによる巻取りスマートフォンの投入も以前から噂されていました。

 

今回公開された動画からは、モトローラの巻取りスマートフォンでは画面が上方向にせり出しているほか、動画などの表示コンテンツのサイズが自動で変更されていることがわかります。一方、レノボの巻取りノートパソコンは、ブラウザやモバイルアプリのマルチタスクに活用できる模様。

 

↑スクリーンが上下に伸び縮みする(画像提供/レノボ)

 

現時点で、これらの巻取りスマートフォンやノートパソコンがいつ、どのような形でリリースされるのかは不明。近い将来、私たちの手元にこのような巻取り式のデバイスがやってくることを楽しみにしたいものです。

 

Source: レノボ/YouTube via GSMArena, The Verge

Pixel 7/Pro、初の64ビット専用Androidスマホに? 「フラッピーバード」など古いアプリが動かず

アップルがiPhoneで32ビットアプリのサポートを終了したのは数年前のこと(iOS 11)でしたが、米グーグルが新発売したPixel 7とPixel 7 Proは64ビットアプリのみに対応する初のAndroidスマートフォンとなるようです。

↑Image:Google

 

ツイッターユーザーのMishaal Rahman氏は、Pixel 7シリーズが初の64ビット専用Androidスマートフォンである可能性をつぶやきました。そのため、古い32ビットアプリである「フラッピーバード」はインストールできなかったそうです。

 

さらにRahman氏はシェルで「フラッピーバード」をサイドロード(Google Playストアなど公式の手段を経由しないインストール)できず、エラーメッセージが出たと報告しています 。他に複数のユーザーが新型Pixelスマホで特定のアプリをサイドロードできないと確認し、それらは32ビットアプリだと分かっています。

 

しかし、Pixel 7シリーズ搭載のAndroidは、64ビット専用バージョンではなさそうです。なぜなら、32ビットアプリをインストールしようとすると、「アプリがお使いのスマートフォンと互換性がないため、インストールされません」というメッセージが表示されるため、あえて(動く可能性があるのに)ブロックしていると思われるからです。

 

とはいえ、グーグルは長年にわたりAndroidアプリの64ビット化に努力を注いできたため、特にユーザーが不便な思いをすることはなさそうです。Google Playストアも2019年8月以降、すべてのアプリに64ビット対応を義務付け、64ビット対応のない32ビットアプリは配信が停止されています。

 

Pixelシリーズ初のタブレット「Pixel Tablet」も、64ビット専用のAndroid 13を搭載すると噂されています。これからAndroidデバイスを使う人や、最近のアプリを利用する人には何の問題もありませんが、古い32ビットゲームアプリを遊びたい人は、昔のAndroidスマホを手放さない方がよさそうです。

 

Source:Mishaal Rahman(Twitter)
via:Gizmochina

Pixel 7の無料Google One VPN機能、12月から提供開始へ

米グーグルは新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズ向けの無料VPN機能を12月より提供することを、サポート文章にて明かしています。

↑グーグルより

 

今月に正式発表されたPixel 7/Pixel 7 Proは、新型プロセッサ「Tensor G2」の搭載が特徴。これにより、人工知能を活用したスマート機能がさらに強化されています。また、「Google One」におけるVPN機能が無料で提供されることも予告されていました。

 

更新されたグーグルのサポートドキュメントにて明かされた、Pixel 7でのGoogle OneによるVPN機能の提供スケジュール。なお日本語版のドキュメントには同様の記述はまだ追加されていませんが、英語版のドキュメントには「インドとシンガポールのPixel 7およびPixel 7 Proは、VPN by Google Oneの対象外です」と記載されていることから、日本はその対象地域であることが予測されます。

 

なお、Google OneのVPN機能は月額1,300円/年額1万3000円の「2TB」プランにて提供されています。Pixel 7ではこのVPN機能が無料で利用できますが、他のGoogle One機能は有料にてプランに加入する必要があります。

 

Google Oneのアプリを利用することで、簡単にインターネット通信のセキュリティを向上させられるVPN機能。将来のPixelスマートフォンを含め、さまざまなデバイスでの展開が予測されます。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Pixel 7の頭脳「Tensor G2」、5nmプロセスで製造か

米グーグルが先日発表したスマートフォン「Pixel 7」シリーズに搭載されているプロセッサー「Tensor G2」が5nmプロセスで製造されているとの情報を、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑グーグルより

 

Tensor G2は「Pixel 6」シリーズに搭載されていた「Tensor」の後継プロセッサーで、パフォーマンスの向上や消費電力の効率化、機械学習機能の強化が施されています。これによって、「シネマティックぼかし」やワンタップでのピンぼけ写真の補正、高速な「Google アシスタント」などが利用できるようになりました。

 

Android Authorityによれば、Tensor G2は韓国サムスンの5nmプロセスを利用。一部で噂されていた、台湾TSMCやサムスンの最新の4nmプロセスの利用を否定しています。サムスンには「5LPE」とより新しい「5LPP」という2種類の5nmプロセスがありますが、このうちどちらがTensor G2に利用されているのかは不明です。

 

Tensor G2では20%の電力効率の向上、60%の機械学習処理性能の向上をうたっていますが、肝心の「Cortex-X1」コアはわずか50Hzしかスピードアップしていません。このことからも、4nmではなく5nmのプロセスの採用が予測されていました。

 

というわけで製造プロセスというスペックでは、残念ながら最先端ではない模様のTensor G2。しかしPixelシリーズはグーグルによる機械学習を活用した付加機能が特徴なので、グーグルとしても最先端のスペックはそこまで重視していないのかもしれません。

 

Source: Android Authority

Pixel 6シリーズでもPixel 7新機能の一部が使えるようになる! グーグルが予告

10月6日に米グーグルが発表した「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」には、過去のモデルにはなかった新機能が搭載されると謳われています。しかし、これまでグーグルが初めは最新モデル専用と紹介した機能を、後にソフトウェア更新により古いPixelスマホにも追加してきました。

↑Pixel 6シリーズでも使用可能になるという「クリアコーリング」とは?

 

その前例通り、去年のPixel 6シリーズでもPixel 7が持つ新機能の一部が、しばらく待てば利用できると予告されています。

 

海外スマートフォン情報サイトPhoneArenaによると、グーグルはTensorチップを搭載した全てのPixelスマホ(つまりPixel 6とPixel 7の全モデル)で「クリアコーリング」が使えるようになると述べているそうです。

 

クリアコーリングとは、電話で通話しているとき、機械学習により背後のノイズを抑えて、相手の声を聴き取りやすくするもの。また出たくない着信があれば「silence」(静かに)といえばミュートできる機能も、Pixel 6シリーズで利用できる予定です。これはPixelスマホでアラームやタイマーを「ストップ」や「スヌーズ」と言って止められるのと同じ、音声アシスタントの強化となります。

 

また、写真や動画で肌の色をリアルに再現する「リアルトーン」の改善も含まれるとのこと。さらに「ガイドフレーム(Guided Frame)」もPixel 6シリーズに提供されると予告されています。

 

このガイドフレームは、目の不自由な人が自撮りをするときに、声でスマホの適切な位置を案内してくれる機能です。「スマホを右と上に動かしてください」と言ってガイドしたり、ユーザーが準備しやすいようカウントダウンタイマーが搭載される予定です。

 

ほかPixel 7シリーズで実現する顔認証がPixel 6 Proで使える予定があるか問い合わせたところ、グーグルは「現時点では共有できる情報はない」と回答したそうです。完全に否定されたわけでもなく、続報を待ちたいところです。

 

これらは12月の「Pixel Feature Drop」(グーグルが3か月ごとに提供している機能アップデートプログラム)で、Pixel 6シリーズに配信される予定です。Pixel 7モデルの目玉機能となった「ワンタップでピンボケ補正」が使えないのが残念ですが、それでも大いにパワーアップすることになりそうです。

 

Source:PhoneArena

Pixel 7/7 Proの新チップ「Tensor G2」は機械学習が60%も高速に! 「ワンタップでピンボケ補正」も実現

米グーグルは最新スマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」に搭載するプロセッサーとして、「Google Tensor G2」チップを正式に発表しました。このチップについてはさまざまな噂が飛びかっていましたが、ようやく実力の程が明かされた格好です。

↑Image:Google

 

この「Tensor G2」は、先代のPixel 6シリーズに搭載された「Tensor」チップに続く、グーグルの独自開発プロセッサー。グーグルいわく、まず先代のPixel(Tensor)よりも電力効率が20%向上したとのことです。

 

初代Tensorチップの評判が芳しくなかった点の1つは、バッテリー持ちが良くなかったことにあります。たとえばiPhone 13 Pro Maxが1回の充電で2日と20時間も持ったのに対して、Pixel 6 Proは1日と17時間とのテスト結果もありました

 

これを改善するためにグーグルも電力効率の改善に力を入れたそうで、その結果バッテリー持続時間が延びたとうたっています。

 

一方で、Tensorシリーズの強みは、グーグルのお家芸である「機械学習」と「人工知能」。そのためTPU(Tensor Processing Unit)も強化されており、Tensor G2は機械学習の処理が60%も高速化されたそうです。

 

そうしたTensor G2の処理能力と機械学習能力がアップしたことで、Pixel 7と7 Proは「シネマティックぼかし」やワンタップでピンボケ写真を補正(ほかの機器で撮影した写真でも可能)、肌の色の微妙な違いを美しく正確に再現する「リアルトーン」などの機能が利用できるわけです。このほか、Google アシスタントによる文字入力も2.5倍も速くなったとのことです。

 

もう1つの核となるのは、セキュリティチップ「Titan M2」の搭載。機密性の高い個人情報を保護する「Protected Computing」をはじめ何重ものセキュリティを備えており、これまで以上にユーザーの安全を守ることができそうです。

 

Source:Made by Google(YouTube) , Google

グーグル、Pixel 7とPixel 7 Proを正式発表! 8万2500円からで顔認証あり、Proは超解像ズーム30倍を実現

米グーグルは10月6日の新製品発表イベント「Made by Google ’22」で、新型スマートフォン「Pixel 7」および「Pixel 7 Pro」を正式に発表しました。

↑Image:Google

 

Pixel 7の価格は8万2500円から、Pixel 7 Proは12万4300円から(ともに税込)で、すでに予約購入が可能となっています。記事執筆時点での配送予定は、どちらも10月中旬頃です。

 

Pixel 7とPixel 7 Proともに、新たなプロセッサー「Google Tensor G2」チップを搭載。前世代のGoogle Tensorチップよりもパフォーマンスの向上や消費電力の効率化、機械学習の強化が施されているそうです。

 

これにより、長時間バッテリー駆動を実現。消費電力などを抑えつつ、グーグルの機械学習モデルを実行することで、高速とバッテリー持ちのよさを両立しているようです。

 

また新たなセキュリティチップ「Titan M2」を搭載。これまで以上の、徹底したセキュリティを実現しているとうたっています。

 

さらにTensor G2の高度な画像処理装置とグーグルの最先端の計算写真学により、写真の画質とカメラ撮影時の処理速度が向上。静止画でも高い効果を発揮するほか、動画撮影もきわめて精彩になるといいます。被写体に焦点を合わせたまま背景をぼかす「シネマティックぼかし」などのエフェクトも利用できます。

 

そしてProモデルについては、望遠レンズが先代(Pixel 6 Pro)の光学4倍ズームから5倍へと強化されています。デジタル処理を組み合わせた超解像ズームも20倍から30倍となり、離れた場所でも高画質な写真を撮影できます。さらに緻密なディティールを捉えられる「マクロフォーカス」もProモデル限定です。

 

ほかディスプレイの解像度や背面カメラの解像度は先代と変わっておらず、リークされた資料は本物だったようです。外見上の変化は、Pixelシリーズの象徴といえる「カメラバー」が以前の「金属製の枠+ガラスカバー」から「本体フレームと一体化した金属」になったことでしょう。

 

普段使いするスマートフォンにとって大事なロック解除については、指紋認証のほか「顔認証」が明記されています。先代のPixel 6とPixel 6 Proではついに実現しなかったので、悲願の機能と言えそうです。

 

Pixel 7のカラーはLemongrassとSnow、Obsidianの3色、Pixel 7 ProはHazelとSnowとObsidianの3色から選べます。なお、内蔵ストレージはPixel 7が128GBか256GBの2種類、Pixel 7 Proは128GB/256GB/512GBの3種類から選択可能です。

 

両モデルとも日本価格はPixel 6や6 Proよりも値上がりしていますが、為替レートは1ドル138円(Proモデルの米国価格は899ドル)ほどで、実は思いやりある設定といえます。この1年ほどの進化を実感できるお値段としては、リーズナブルかもしれません。

 

Source:Google

最近のトレンドは「2億画素」。「 Xiaomi 12T Pro」が新登場

中国のシャオミは、2億画素カメラを搭載したスマートフォン「Xiaomi 12T Pro」を発表しました。

↑「Xiaomi 12T Pro」(画像提供/シャオミ)

 

2億画素カメラを搭載したスマートフォンとしては、米モトローラブランドが2022年8月に「Motorola X30 Pro」をリリース。また、韓国のサムスンも2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP1」や「ISOCELL HP3」を開発・製造しています。

 

Xiaomi 12T Proは背面に、2億画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロカメラを搭載。メインカメラには1/1.22インチのISOCELL HP1を採用し、8K解像度の動画撮影やOIS(光学手ブレ補正)などに対応しています。

 

画面は6.67インチ/120Hz駆動の有機EL ディスプレイで、本体プロセッサには「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。RAM容量は8GB/12GB、128GB/256GBのUFS 3.1ストレージを搭載しています。

 

バッテリー容量は5,000mAhで、120Wの高速充電に対応。20分以内にバッテリーをフル充電できるそうですが、ワイヤレス充電には対応していません。

 

12T Proの本体カラーはブラック/シルバー/ブルーで、海外価格は699ポンド(約11万5000円※)から。10月20日から販売が開始されます。残念ながら日本市場向けのリリース情報はありませんが、今後のハイエンドスマートフォンでは2億画素カメラの搭載が当たり前となりそうです。

※1ポンド=約164円で換算(2022年10月6日現在)

 

Source: 9to5Google

発表イベント直前で驚きの情報!「Pixel 7と7 Pro」はmicroSDスロットを搭載か?

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」は、まもなく新製品発表イベント「Made by Google」で発表される見通しですが、ここに来て、なんと両モデルともmicroSDスロットが搭載される可能性が浮上しました。

↑「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」にもあるかも?

 

著名リーカーevleaksことEvan Blass氏は、まずPixel 7/7 Proの公式レンダリングらしき画像をツイートしています。それらはグーグル公式に発表した画像や、アマゾンがフライング掲載したものとほぼ同じであり、特に目新しくはありません。Proだけの新色「ヘーゼル」も既出の情報です。

ただし、続く公式のクイックスタートガイドらしき文書に、注目を集める情報が。Pixel 7の左側に「microSDトレイ」あるいは「SIM/microSDトレイ」とあるのです。

 

アップルのiPhone 14シリーズは米国向けには物理SIMカードスロットが廃止され、eSIMのみとされています。それに対してグーグルがそこまでは踏み切れず、物理SIMスロットを残しておくのは理解できるかもしれません。

 

が、これまでの歴代Pixelスマートフォンには、microSDカードスロットが内蔵されたことは一度もありません。それどころかグーグルの方針としては、Android端末ではmicroSDによるストレージ増設を推奨していなかったはず。

 

もしも最新のPixelスマートフォンでmicroSDが使えて、たっぷりとストレージが確保できれば喜ぶ人が多いかもしれません。とはいえ、単なる誤植の可能性もあり、正式発表で本当かどうかを確認したいところです。

 

Source:Evan Blass(Twitter) 
via:NotebookCheck

Pixel 7/7 Proの詳細なスペックシートが流出! どちらも顔認証に対応、Proは望遠レンズも強化?

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」は、10月6日の新製品発表イベント「Made by Google」で正式にお披露目される予定です。その直前に、ほぼ完全なスペックシートと思われる画像がリークされています。

↑Image:Google

 

有名リーカーのYogesh Brar氏は先日もPixel 7 Proの「噂話」とするスペック表を公開していましたが、今回はグーグル公式のマーケティング資料と推測されます。

 

これまでの噂話と同じく、この資料でもPixel 7と7 Proはグーグル独自開発の次期プロセッサー「Tensor G2」を除き、Pixel 6および6 Proとほとんど変わらないことが再確認されています。すなわちディスプレイや背面カメラの解像度も同じ、RAMや内蔵ストレージの容量も引き継いでいるようです。

 

ただし今回の資料では、新モデルはカメラ性能が強化されていることがうかがえます。まずPixel 7 Proの望遠レンズは、Pixel 6 Proの光学4倍ズームから5倍になるようです。

 

またデジタル超解像ズームは、20倍から30倍にパワーアップされるとのこと。さらにマクロ撮影も性能が上がり、「マクロフォーカス」と呼ばれるようです。Pixel 7 Proに新たな望遠センサーが搭載されることは、Android 13ベータ版などから手がかりが見つかっていました

 

注目すべきは、Pixel 7と7 Proともに指紋認証に加えて「顔認証機能あり」とされている点でしょう。このうち顔認証はPixel 6/6 Pro世代では実現しておらず、悲願の機能と言えます。

 

これはPixel 7の前面カメラも、Pixel 7 Proと同じく10.8MPとなること(先代の6 Proも解像度は同じ)と関係があると思われます。Pixel 6 Proも理論的には顔認証に対応できるものの、バッテリーを消耗する懸念から実装が見送られたとの説もありました。が、Pixel 7世代では新チップTensor G2の電力効率が上がったことで可能になるのかもしれません。

 

10月6日のイベントではこれらリークの答え合わせができそうですが、Pixelタブレットの追加情報や、噂の折りたたみスマホPixel Foldをチラ見せすることも期待したいところです。

Source:Yogesh Brar(Twitter) 

Google Pixel 7、去年のPixel 6と同じ価格に? アマゾンが立て続けにフライング掲載

米グーグルの最新スマートフォン「Pixel 7」シリーズは、10月6日の「Made by Google」イベントで正式発表される見通しです。まだ価格は公式には明らかにされていませんが、米国やヨーロッパのアマゾンが“半公式リーク”といえそうな情報を漏らしたと報じられています。

↑Twitterに投稿されたAmazonスクリーンショットの一部

 

まず米国のアマゾンはPixel 7の製品ページを、価格と合わせて載せてしまったことが発見されています。このページは一晩で消されており、現在は見ることができません。

 

これに先立ち米量販店チェーンTarget内からのリークもあり、やはりPixel 7は599ドル、Pixel 7 Proは899ドルとの画像が公開されていました。もっとも、アマゾンは仮に適当な数値で空欄を埋めたプレースホルダーを載せたかもしれず、Target情報が本当だと確認されたわけでもなく、「可能性が高まった」に過ぎません。

 

しかし、さらにヨーロッパのアマゾン(スペイン向けサイト)でも、Pixel 7が649ユーロという情報が載っていたとのこと。この額は、昨年のPixel 6発売当時と同じ値段です。

 

三度目の正直ともいいますが、3つもリークが相次げば、単なる偶然である可能性は限りなく低いはず。つまりPixel 7とPixel 7 Proとも、Pixel 6やPixel 6 Proからお値段が据え置きになる見通しが強まりました。

 

どちらも先代からあまりスペックが変わらず、プロセッサーが最新の「Tensor G2」チップに載せ替えられるだけと見られています 。とはいえ、Pixelシリーズの強みは「お値段の割に高性能、グーグルの最新AI技術も使える」ことにあり、お買い得にはなりそうです。

 

Source:Jose Morales Ros(Twitter)
via:9to5Google

性能や冷却の強化に独自機能で、ゲームを存分に楽しめるスマホ「ROG Phone 6」シリーズ

ASUS JAPANは9月30日、ゲーミングブランド「ROG」から、6.78型のSIMフリースマホ「ROG Phone 6 Pro」および「ROG Phone 6」を発表。10月7日に発売します。希望小売価格は、ROG Phone 6 Proが16万9800円(税込み)、ROG Phone 6が12万9800円(税込み)からとなっています。

↑ROG Phone 6 Pro

 

どちらもゲーミングスマホならではの高性能を追求したモデル。プロセッサーには、最新かつハイエンドなクアルコムの「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載し、ROGブランドのスマホの中で最高性能を実現しています。

 

また、スマホとしては大容量のメモリーとストレージも特徴で、ROG Phone 6 Proは18GBメモリーと512GBのストレージを搭載。ROG Phone 6は12GBメモリー/256GBストレージモデルと、16GBメモリー/512GBストレージのモデルをそろえています。

↑ROG Phone 6

 

これらのスペックにより、多くのスマホでは負荷が重いと感じるようなゲームも快適に遊べるほか、ゲームと複数のアプリを切り替えて楽しむといった際にもパフォーマンスを発揮するといいます。

 

さらに、こうしたゲームを楽しむ際などに発生する熱によって、性能が低下することを防ぐ冷却機構も強化。プロセッサーの熱を移動させるベイパーチャンバーを前モデルのROG Phone 5より30%大型化したうえに、熱を広範囲に拡散するグラファイトシートを85%大型化し、プロセッサーの高い性能を引き出すとしています。

 

ディスプレイは有機ELを採用しており、解像度は2448×1080ドット、リフレッシュレートは165Hz、応答速度は1ms。FPSやTPS、格闘ゲームなど、動きの速いゲームも相手の動きなどがハッキリかつなめらかに見えるとのこと。また、動画視聴時もブレや残像感の少ない映像を楽しめるそうです。

 

ゲーミングスマホならではの機能としては、本体を横向きに持ったときに上部左右の端に来る、超音波のタッチセンサー「AirTrigger 6」を搭載しています。タップやスワイプに反応し、ゲーム内のタッチ操作などを割り当てることで、ゲーム機のような操作性を実現。

 

また、スマホ本体を上下左右に動かして操作する「モーションコントロール機能」や、ゲーム中に変更したい設定や情報にアクセスできるアシストツール「Game Genie」などを搭載しています。

↑左のROG Phone 6 Proは設定したアニメーションやテキストを表示できる2.0型OLEDディスプレイを搭載。右のROG Phone 6は、異なる色や光り方を設定できるドットマトリクスLEDを搭載しています

 

このほかスペックは下記のとおりです。

製品名 ROG Phone 6 Pro ROG Phone 6
プロセッサー Snapdragon 8+ Gen 1
メモリー LPDDR5 18GB LPDDR5 16GB LPDDR5 12GB
ストレージ 512GB 256GB
ディスプレイ 6.78型ワイド有機ELディスプレイ、2448×1080ドット、165Hz
カメラ 背面:5000万画素広角カメラ/1300万画素超広角カメラ/500万画素マクロカメラ
前面:1200万画素
バッテリー容量 6000mAh
OS Android 12(ROG UI)
サイズ 高さ173×幅77×奥行き10.4mm
重量 239g
付属品 USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、Aero Case、ROG ARカード、ユーザーマニュアル、製品保証書

 

また、アメリカンコミック『バットマン』とROG Phone 6のコラボスペシャルエディション製品「ROG Phone 6 BATMAN Edition」も同時に発表。指紋認証やUIにBatarangを採用したり、『バットマン』のテーマパックがプリインストールされたりと、特別仕様のモデルとなっています。スペックは、12GBメモリー/256GBストレージモデルと同じです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

さらに、ROG Phone 6シリーズ専用のアクセサリーも登場。外付けの冷却ユニットや、ゲームコントローラーなどが発表されました。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

ついに「PASMO」がGoogle Payに対応! Androidスマホで新規発行も楽ちん

主に関東地方でおなじみの交通系ICカード・PASMOが、9月28日からスマートフォンの支払いサービスGoogle Playに対応することになりました。これまでAndroidスマホでPASMOを使うには、モバイルPASMOアプリをインストールする必要がありましたが、今後はGoogle PayアプリだけでPASMOカードを利用できるようになります。

↑ついに登場!(画像提供/PASMO)

 

Google Payとは非接触型のモバイル決済のこと。NFC、おサイフケータイ(6.1.5以上)対応かつ、Android 6.0以上の対応端末で利用できますが、従来のSuica、nanaco、楽天Edy 、WAONなどの主要な電子マネーにPASMOが加わったのです。

 

Google Payアプリでは新規のPASMOカードを簡単に発行できるほか、モバイルPASMOアプリに登録されているPASMOカードをひも付けることができます。買い物の支払いや鉄道、バスなどの交通機関の支払いに使えるほか、Googleアカウントに保存されたクレジットカードによりチャージすることも可能。

 

 

ただし、定期券については新規購入や区間変更、払い戻しができず、継続購入のみに対応しています。新規購入や払い戻しなどは、モバイルPASMOアプリで行うことが可能。他にも、カードの移行やオートチャージに関しても、モバイルPASMOアプリのみの機能となっています。

 

モバイルPASMOアプリのほうができることは多いのですが、Google Payは(対応端末であれば)Androidスマートフォンに標準で入っているため、すぐに使うことができる点がメリットでしょう。なお、1台のAndroid端末で発行できるPASMOは1枚までとなっています。

 

Source:モバイルPASMO, Google

バッテリー容量5000mAh! OPPO独自の急速充電技術も搭載「OPPO A77」

オウガ・ジャパン(OPPO)は、「OPPO A77(オッポ エーナナナナ)」を、10月6日より順次販売を開始します。税込価格は2万4800円。カラーバリエーションはブルーとブラックの2種類です。

 

同製品は、「OPPO A シリーズ」の最新機種で、容量5000mAhのバッテリーを採用しています。OPPO独自の急速充電技術「33W SUPERVOOC」を搭載し、30分で約50%までの充電、約5分の充電で3時間の連続通話が可能です。夜間過充電防止機能も搭載しており、AIがユーザーの夜間の充電習慣を分析して、段階的に充電の電流電圧を調整。夜間の過充電によるバッテリーへのダメージを軽減できるので、夜間に充電する習慣のあるユーザーにもおすすめです。

 

CPUにMediaTek HelioG35を搭載。ストレージは128GBで、外部メモリも対応可能。RAMは最大4GBまで拡張可能で、最大8GBのRAMとしても使用できます(ストレージの空き容量を十分確保している場合、その一部を使用してRAMを拡張できます。ROMの一部を使用するので、応答速度はRAMの速度と異なります)。

 

薄さ約8mm、重さ約187gの薄型軽量デザインを採用。OPPO独自の背面加工「OPPO Glow」を採用。指紋や汚れがつきにくい、サラサラとした質感です。

 

解像度1612×720の約6.5インチディスプレイを採用。ブルーライトを抑えて目の疲れを防ぐなど、目にやさしいアイケア機能も搭載しています。ステレオスピーカーはDirac3.0にも対応し、音声の中にあるノイズを低減することで低音の音質を向上させています。

 

5000万画素の広角カメラと200万画素の深度カメラを搭載し、夜景モードでは、最適化された低照度撮影技術で光源の少ない暗い場所でも鮮やかな写真が簡単に撮影可能。800万画素のインカメラは通常モードに加え、ポートレートモード、AIビューティー機能に対応しています。

Galaxy S23、背面カメラがスッキリデザインに?

韓国サムスンからの来年初頭の投入が期待されている次期スマートフォン「Galaxy S23」について、新たな予測レンダリング画像を著名リークアカウントのSteve H.McFlyが投稿しています。

↑Steve H.McFlyのツイートから

 

Galaxy S23については別のリークアカウントのIce universeが、「現行モデルのGalaxy S22からデザインはあまり変わらない」と報告していました。また搭載プロセッサーについては、米クアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」だけとなるのか、あるいは自社製の「Exynos」が引き続き採用されるのか、現時点では不透明です。

 

今回の予測レンダリング画像からは、Galaxy S23のデザインがGalaxy S22と基本的にはあまり変わらないことがわかります。しかし背面のカメラ突起はよりフラットなデザインとなっており、むしろ「Galaxy S22 Ultra」のデザインを連想させます。またGalaxy S23では、フレームにより丸みを帯びたエッジが採用されています。

 

このデザイン変更は、サムスンがベースモデルのGalaxy S23とハイエンドモデルの「Ultra」シリーズの外観を統一しようとしていることがうかがえます。ただし、あまりおもしろみのないデザインともいえるかもしれません。

 

今回のリークでは、Galaxy S23や「Galaxy S23+」がGalaxy S22シリーズと比較して、わずかに本体サイズが大きくなっていることも伝えられています。GalaxyシリーズのフラッグシップモデルとなるSシリーズの、さらなる進化に期待したいものです。

 

Source: Steve H.McFly/Twitter via 9to5Google

Pixel 7 Proのスペック、先代モデルとあまり変わらず? 充電スピードは上がるかも

米グーグルは10月6日の「Made by Google」イベントで、次期スマートフォン「Pixel 7」および「Pixel 7 Pro」の正式発表を予告しています。そのうちPixel 7 Proにつき、有名リーカーが詳しいスペック予想を発信しています。

↑Image:Google

 

次期Pixel 7 Proのスペック表らしきものをツイートしているのは、リーカーのYogesh Brar氏です。最近もBrar氏はGalaxy Z Fold4やGalaxy Z Flip4、さらにはNothing phone(1)などの情報を正式発表前につぶやき、実際にほぼ的中させていました。

 

今回シェアされた情報が正しければ、Pixel 7 Proはグーグル独自開発の次期プロセッサー「Tensor G2」を除き、Pixel 6 Proとあまり変わらないようです。

 

まず6.7インチQHD+ AMOLED LTPOディスプレイ、RAMは12GB、内蔵ストレージは128/256GBの2種類、バッテリー容量の5000mAhもほぼ同じです。ただし30Wの高速充電ができることは、Pixel 6 Proの最大23Wを上回っている模様です。

 

またPixel 7 Proの内蔵カメラは50MPのメインカメラ、12MPの超広角カメラ、48MP望遠カメラとのこと。さらに前面カメラは11MPとされており、これらはすべてPixel 6 Proとほとんど同じ数値となっています。

 

以上をまとめると、ほぼ大半のハードウェアは先代モデルと同じ、プロセッサーを載せ替えて充電速度が上がっただけ。Pixel 7 Proというよりは「Pixel 6.5 Pro」という印象があります。

 

とはいえ、価格も去年と同じぐらいになる(北米では899ドル程度)になるとの噂もあります。Tensor G2チップは機械学習機能が大幅に向上すると見られており、グーグル得意のAI技術が楽しみであれば、十分に魅力的な製品となりそうです。

Source:Yogesh Brar(Twitter)
via:Wccftech

ディスプレイは画期的? Surface Duo 3(仮)はGalaxy Z Fold4のようなデザインになりそう

米マイクロソフト(以下「MS」)の折りたたみスマートフォン「Surface Duo 2」が登場してから数ヵ月が経ちました。その次世代モデル「Surface Duo 3(仮)」は10月13日深夜のSurfaceイベントでは登場しそうにないものの、2023年に発売されるかもしれないと噂されています。

↑Surface Duo 3で新たな噂が

 

そんななか、Surface Duo 3が従来の「2つの画面をヒンジで繋ぐ」形ではなく、サムスンのGalaxy Z Fold4のような「1つの画面を折りたたむ」方式になる可能性を窺わせる特許が出願されていることが明らかとなりました。

 

MSが出願した特許「FOLDABLE DISPLAY DEVICE」は、折りたたみ式デバイスに焦点を当てたもの。 この書類は2021年に提出され、今年の初めに公開されており、同社が開発中と思しき次期スマートフォンの製品像が詳しく説明されています。

 

そこに書かれている折りたたみデバイスは、Surface Duoシリーズの「2画面をヒンジで繋いでいるため回転が可能」と、Galaxy Z Fold4の「継ぎ目のない1つの大画面」の長所を合わせ持つ感があります。すなわち、1枚の折りたたみパネルを0度~360度まで開けるしくみが述べられています。

 

特許出願にある画像では「大画面のタブレット」と「片手で使えるスマートフォン」の形態を切り替えられることが示されています。また折りたたみディスプレイは、内側と外側の両方に曲げられるそうです。

 

これに対して、サムスンほか競合他社の製品はほとんどが「画面は内向きのみ折りたたみ可能、外側にカバーディスプレイ」という方式です。もしもSurface Duo 3が内向き/外向きの両方で折り曲げられるなら、画期的なデバイスになりそうです。

 

MSのようなハイテク大手企業は大量の特許を出願および取得しており、そのうち製品化や実用化にこぎ着けるものは、ごく一部に過ぎません。今回の特許も、Surface Duo 3が実際に開発されていたり、アイデアが製品に使われることを裏付けるわけではないでしょう。

 

とはいえ、内側にも外側にも曲げられるなら、カバーディスプレイも不要となり、ひいては折りたたみスマホの軽量化にも繋がる可能性があります。MSのSurfaceシリーズは使いやすさに定評があり、それがSurface Duoシリーズでも実現することを期待したいところです。

 

Source:Windows Latest

Pixel 7の価格は昨年と同等? しかし円安の影響が気になる…

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7」の価格情報を、海外メディアのAndroid Policeを立ち上げたArtem Russakovskii氏が伝えています。

↑グーグルより

 

今年5月に発表され、10月6日には予約が開始される米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズ。すでにその本体や純正ケースのカラーリングなども公開されていますが、価格やモデル情報はまだ発表されていません。

 

 

Russakovskii氏によれば、Pixel 7のアメリカ向けの価格は599ドルからになる、とのこと。また大画面モデルの「Pixel 7 Pro」は899ドルからだとしています。この価格は、昨年発売された「Pixel 6」「Pixe 6 Pro」のものと変わりません。

 

また米小売店のTargetでは、Pixel 7シリーズに100ドル(Pixel 7 Proでは200ドル)のギフトカードが付属すると指摘しています。ただし、同様のキャンペーンが日本で行われるかどうかは不明です。

 

というわけで、円安の影響を除けば昨年と同じような価格で投入されるであろう、Pixel 7シリーズ。新型プロセッサ「Tensor G2」により、どれだけスマート機能が拡張されるのかに期待したいものです。

 

Source: Artem Russakovskii via 9to5Google

一足先に「Pixel 7シリーズ」純正ケースの色が判明!

米Googleから近日中にリリースが予定されている新型スマートフォン「Pixel 7/Pixel 7 Pro」ですが、そのケースのカラーリング情報がリークされた模様です。

↑Pixel 7のケースの色(画像提供/9to5Google)

 

Pixel 7シリーズに関しては、先日、本体カラーに関する情報が公開されました。基本モデルの「Pixel 7」では「オブシディアン(Obsidian)」「レモングラス(Lemongrass)」「スノー(Snow)」、そして大画面モデルのPixel 7 Proは「オブシディアン(Obsidian)」「ヘーゼル(Hazel)」「スノー(Snow)」が用意されています。

 

↑Pixel 7 Proのケースの色(画像提供/9to5Google)

 

海外テックメディアの9to5Googleによれば、本体カラーとほぼ同じように、Pixel 7では「レモングラス(Lemongrass)、オブシディアン(Obsidian)、チョーク(Chalk)の3色のケースが存在するとか。そしてPixel 7 Proではヘーゼル(Hazel)、オブシディアン(Obsidian)、チョーク(Chalk)が用意されているようです。

 

本体ケースの形状は、背面カメラの突起に合わせて切り欠きが用意され、切り欠き周辺が盛り上がっている模様。また、電源とボリュームボタンには光沢のある金属パーツが配置されており、背面の「G」ロゴは反射するデザインのようです。

 

Pixel 7のケースの海外における価格は、2021年と同様の29ドル(約4200円※)になるとのこと。10月6日から予約が開始されるPixel 7シリーズですが、新しい純正ケースは売れるのでしょうか?

※1ドル=約144.7円で換算(2022年9月22日現在)

 

Source: 9to5Google

「Wi-Fi 7」対応のスマホ第1号は、2024年に「Galaxy」からやってくる?

韓国サムスンが2024年に投入すると予測されているハイエンドスマートフォン「Galaxy S24(仮称)」に、最新の無線通信規格「Wi-Fi 7」が採用されると、台湾のDigiTimesが伝えています。

↑Wi-Fi 7に対応する最初のデバイスは、やっぱりGalaxy?

 

Wi-Fi 7は、別名「IEEE 802.11be」と呼ばれることもある規格で、2.4GHz帯と5GHz帯、6GHz帯の電波を利用します。最大40Gbpsでの通信が可能となり、対応機器は2024年に登場する予定。

 

DigiTimesによると、Wi-Fi 7に対応した最初のスマートフォンは、早ければ2024年後半にも登場する可能性があるとのこと。そして、その1つがGalaxy S24になると述べているのです。他のメーカーを見てみると、米クアルコムは、すでにWi-Fi 7に対応するWi-Fiチップ「Wi-Fi 7 Networking Pro Series」を発表しており、ホームルーターやノートパソコンから、Wi-Fi 7対応製品が登場すると期待されています。

 

将来のGalaxyシリーズに関しては、2023年の「Galaxy S23」にて独自プロセッサ「Exynos」が搭載されない(あるいは搭載される)という噂や、さらに2025年の「Galaxy S25」では物理ボタンが一切なくなるという話もあります。毎年、最新技術を真っ先に採用するGalaxyですが、その進化から目が離せません。

 

Source: DigiTimes via GSM Arena

幻のLG巻き取りスマホ「Rollable」の新たな動画が公開! 実は結構優れていた?

韓国LGが2021年に発表し、世界初の巻き取りスマートフォンになるはずだった「LG Rollable」。結局は同社がスマートフォン市場から撤退してしまったため、開発後期に凍結されたと噂されつつ世に出ないまま、幻のデバイスとなっていました。

↑幻で終わったLGの巻き取りスマホ

 

つい数か月前にも実機の動画が公開されていましたが、巻き取り機構をチラ見せする程度の内容。しかし、韓国のYouTuberがLGの社員から借りたという「ほぼ完成版」のLG Rollableを紹介する動画を新たに公開しました。

 

今回の動画は、正式な製品のようにパッケージに収められた状態から“開封”するもの。箱は左右に引っ張ることで開き、しだいにデバイス本体が姿を現すさまは「巻き取り」そのものです。

 

LG Rollableは、本体内部に巻き取られたフレキシブルディスプレイが引き出され、大画面を実現する仕組み。先日の動画では画面が滑らかに伸び縮みすることが確認できましたが、どれほどの重さか、動画を観るとどんな感じとなるのか……といった詳細は不明でした。

 

新たな情報によれば、LG RollableはSnapdragon 888プロセッサに12GBのRAM、そして256GBのストレージを搭載する予定だったとのこと。本体サイズは 169.5 x 109.4 x 10.5mm、重量は285gと重めです。有機ELディスプレイは6.8インチから7.4インチに広げられ、4500mAhのバッテリーを搭載しているそうです。

 

また、巻き取った状態では背面ディスプレイを使うことができ、配置したウィジェットやフル機能のカメラアプリを利用可能。このようなアイデアは優れていると言えそうです。

 

このLG Rollableは幻の製品となってしまいましたが、最近サムスンは巻き取りスマホ関連らしき特許を取得しており、米モトローラも同社初の巻き取りスマホ「Felix」を開発中との噂もあります。2023年は、巻き取りスマホ元年となるのかもしれません。

 

Source:YouTube
via:PhoneArena

幻のLG巻き取りスマホ「Rollable」の新たな動画が公開! 実は結構優れていた?

韓国LGが2021年に発表し、世界初の巻き取りスマートフォンになるはずだった「LG Rollable」。結局は同社がスマートフォン市場から撤退してしまったため、開発後期に凍結されたと噂されつつ世に出ないまま、幻のデバイスとなっていました。

↑幻で終わったLGの巻き取りスマホ

 

つい数か月前にも実機の動画が公開されていましたが、巻き取り機構をチラ見せする程度の内容。しかし、韓国のYouTuberがLGの社員から借りたという「ほぼ完成版」のLG Rollableを紹介する動画を新たに公開しました。

 

今回の動画は、正式な製品のようにパッケージに収められた状態から“開封”するもの。箱は左右に引っ張ることで開き、しだいにデバイス本体が姿を現すさまは「巻き取り」そのものです。

 

LG Rollableは、本体内部に巻き取られたフレキシブルディスプレイが引き出され、大画面を実現する仕組み。先日の動画では画面が滑らかに伸び縮みすることが確認できましたが、どれほどの重さか、動画を観るとどんな感じとなるのか……といった詳細は不明でした。

 

新たな情報によれば、LG RollableはSnapdragon 888プロセッサに12GBのRAM、そして256GBのストレージを搭載する予定だったとのこと。本体サイズは 169.5 x 109.4 x 10.5mm、重量は285gと重めです。有機ELディスプレイは6.8インチから7.4インチに広げられ、4500mAhのバッテリーを搭載しているそうです。

 

また、巻き取った状態では背面ディスプレイを使うことができ、配置したウィジェットやフル機能のカメラアプリを利用可能。このようなアイデアは優れていると言えそうです。

 

このLG Rollableは幻の製品となってしまいましたが、最近サムスンは巻き取りスマホ関連らしき特許を取得しており、米モトローラも同社初の巻き取りスマホ「Felix」を開発中との噂もあります。2023年は、巻き取りスマホ元年となるのかもしれません。

 

Source:YouTube
via:PhoneArena

サムスン、Galaxy S23へのExynos搭載を諦めていない?

韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23(仮称)」シリーズに同社の独自プロセッサ「Exynos」が搭載される可能性を、リークアカウントのIce universeが報告しています。

↑Karlis Dambrans/Shutterstock.com

 

サムスンは長らく自社スマートフォン「Galaxy」シリーズに、独自プロセッサのExynosと米クアルコムの「Snapdragon」シリーズを組み合わせて搭載してきました。しかし来年初頭に登場するであろう「Galaxy S23」ではExynosは搭載されず、「Snapdragon 8 Gen 2」だけが採用されるという報告を、著名アナリストのミンチー・クオ氏が伝えていたのです。

 

Ice universeの報告によれば、現在サムスン内部ではGalaxy S23にExynosを搭載するか、あるいはしないかで対立が発生しているそう。具体的にはSamsung MX(Mobile eXperience)部門はExynosの性能に失望しているものの、トップレベルの幹部はSamsung Semiconductorsが製造する「Exnos 2300」の搭載を望んでいるそうなのです。

 

昨年リリースされたGalaxy S22に搭載された「Exynos 2200」は「Snapdragon 8 Gen 1」と比較し、GPU性能は若干優れていたものの、CPU性能では劣っていました。この傾向は、Exynos 2300がもしリリースされれば続くことが予測されています。

 

来年初頭にリリースされるGalaxy S23のプロセッサがまだ決定されていない、というのは若干驚きでもありますが…。個人的には、サムスンにはまだまだ独自プロセッサ開発で頑張って欲しいものです。

 

Source: Ice universe/weibo via PhoneArena

フワちゃんもCM登場! Pixel 7は10月6日に予約開始

米グーグルは新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズを現地時間10月6日から予約開始すると、公式YouTube動画にて明かしました。動画には、日本のお笑いタレント「フワちゃん」も登場しています。

↑グーグルより

 

 

Pixel 7は今年5月に一部情報が公開されたスマートフォンで、現行モデル「Pixel 6」シリーズ譲りのデザインと、新型プロセッサ「Tensor G2」の搭載が特徴。またグーグルは10月6日にPixel関連のイベントを予定しており、その場でリリースに関する詳細が発表されると期待されています。

 

今回のCMでは、モザイクがかかったスマートフォンを手にした複数の人物が登場。「3つのカメラ」と発言するなど、これは明らかにPixel 7シリーズ(特に、Pixel 7 Pro)を意識したものです。そして画面下部では小さな文字で、10月6日の予約開始がアピールされています。

 

さらに動画の最後では、「時計もあるの!?」とのセリフがあります。このことから、同日にはスマートウォッチ「Pixel Watch」の詳細発表、あるいは予約開始がおこなわれる可能性が高そうです。

 

日本ではPixel 7シリーズにあわせたポテトチップスの応募が開始されるなど、いよいよその登場が近づいています。イベントではスペックの向上だけでなはい、なんらかのサプライズの登場にも期待したいものです。

 

Source: グーグル/YouTube via 9to5Google

Pixel 7に搭載のTensor G2、機械学習性能などが大幅向上か

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7 Pro」に搭載されるプロセッサー「Tensor G2」の詳細やベンチマーク結果を、リークアカウントのKuba Wojciechowski氏が伝えています。

↑グーグルより

 

Pixel 7シリーズは今秋の投入が予定されているスマートフォンで、次期独自プロセッサー「Tensor G2」の搭載が特徴です。グーグルは同プロセッサーについて、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化されると説明していますが、その詳細については明かしていません。

 

Wojciechowski氏によれば、Tensor G2は2基のCortex-X1コア、2基のCortex-A76コア、4基のCortex-A55コアを搭載。これは「初代Tensor」と変わりませんが、動作クロックが向上しています。また4nmプロセスを利用することで、ベンチマークスコアは約10%向上しています。

 

GPUはMali-G78からMali-G710へとアップグレード。これにより性能が20%、電力効率が20%向上し、さらに機械学習でも性能が35%向上すると予測しています。なお、Pixel 7 ProはPixel 6 Proと同じく12GBのRAMを搭載するようです。

 

今回の情報が正しければ、Pixel 7のTensor G2はPixel 6の初代Tensorから、順当なアップグレードモデルとなりそうです。あとは、グーグルがこの性能向上をどのようなスマート機能へと活用するのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: kuba Wojciechowski/Twitter via 9to5Google

折りたたみGalaxyがさらに進化! デコれる縦折り「Galaxy Z Flip4」と万能の横折り「Galaxy Z Fold4」どっちを選ぶ?

サムスン電子ジャパンは8日、第4世代の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold」を日本向けに発表しました。携帯電話キャリア各社から、9月29日に発売されます。東京・原宿にあるGalaxyスマホのショウルーム「Galaxy Harajuku」から、最新モデルのできばえをレポートします。

↑Galaxy Z Fold4(左)と、Galaxy Z Flip4(右)

 

Galaxy Zシリーズは、折りたためる画面「フォルダブルディスプレイ」を使ったスマートフォンです。コンパクトミラーのように小さくたためるGalaxy Z Flipと、縦長のスマホと大画面タブレットを1台にまとめたGalaxy Z Foldという2つのシリーズで展開しています。いずれも性能の高さは折り紙付きで、“普通のスマホ”の最上位モデル並みにサクサクと動きます。

 

新モデルからは「発売後4世代までのAndroid OSのバージョンアップを保証します」という公約も表明されており、長く使う上でも安心して選べるようになっています。

 

ハイスペック&おしゃれな縦折りスマホ「Galaxy Z Flip4」

Galaxy Z Flip4は、縦に二つ折りできるスマートフォンです。NTTドコモ、au、楽天モバイルの3キャリアから発売されます。“普通のハイスペックスマホ”と同じくらいの価格帯で、防水やおサイフケータイにも対応してます。

↑Galaxy Z Flip4

 

折りたたむと手鏡のようなコンパクトな形になり、小さなハンドバッグやズボンのポケットにもすっきりと収まります。それでいて、開くと意外と大きな、6.7インチの縦長スマートフォンに変形。画面の動きをなめらかにする120Hz駆動にも対応しているので、TwitterやInstagramのようなSNSも広い画面で表示できます。

 

Galaxy Z Flip4には外側に小さなサブ画面がついており、待受画像や短い動画、GIFアニメーションなどを設定できます。この画面もタッチパネルで、通知を確認したり、簡単な文章を返信したりといった操作を閉じた状態で行えます。さらに、サブ画面からカメラ起動して、高画質な外側のカメラでセルフィー(自分撮り)をするという機能まで搭載。Galaxy Z Flip4ではポートレートモードもサブ画面からの起動に対応しているので、よりリッチなセルフィーができます。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

 

もちろん、折りたためるというだけでなく、性能も折り紙付きです。スマホの性能の要となるチップセットには、2022年夏時点でも最も高性能なSnapdragon 8+ Gen 1(オクタコア)を搭載。メモリ(RAM)は8GBと、ハイスペックモデルとして十分に“使える”構成になっています。5Gでは「ミリ波帯」と呼ばれる周波数帯に対応していて、都心の駅前のような混雑した場所でも高速な通信が期待できます。

 

最新の折りたたみディスプレイの目新しさと、いにしえのガラケーのようにレトロ感のある可愛さも兼ね備えたGalaxy Z Flip4。その一番の魅力は、自分らしさを表現できることでしょう。トレンドにめざとい若い女性ユーザーには、ケースをデコレーションして楽しむ人もいるようです。

 

Galaxyブランドではこうした自分らしくアレンジする使い方を応援していて、9月に開催された「東京ガールズコレクション 2022」ともコラボレーションしています。デコGalaxyを手に取ったファッションモデルがランウェイを闊歩しました。

 

また、Galaxy Z Flip4の発売にあわせて、スマホケースブランド「CASEPLAY」は「リング付き着せ替えシートfor Galaxy Z Flip4」を発売します。着せ替えシートは別売のGalaxy純正クリアケース「Clear Cover with Ring」と組み合わせて飾れるシートで、サンリオのキャラクターやスポーツブランドのFILAのコラボデザインも用意。10月31日までにGalaxy Z Flip4を購入した人には、1枚無料でプレゼントされます。

↑クリアケースをデコってより自分らしくアレンジする楽しみも

 

↑スマホケースブランドのCASEPLAYとコラボして、クリアケース用の着せ替えシートを発売

 

【Galaxy Z Flip4の価格】

・NTTドコモ版 Galaxy Z Flip4 SC-54C:価格未定
・au版 Galaxy Z Flip4 SCG17:15万9870円
・楽天モバイル版 Galaxy Z Flip4:13万9800円

 

縦長&大画面! スタイル自在な「Galaxy Z Fold4」

横開きタイプの「Galaxy Z Fold4」は、開くと大画面のタブレットのように、閉じた状態で縦長のスマートフォンにという、二刀流の使い方ができるスマートフォンです。2台の機器の機能が1台にまとまっている分、価格は“普通のスマホ”の最上位モデルよりもお高めの約25万円。NTTドコモとauで販売されます。

 

このGalaxy Z Fold4は、内側の折りたたみ画面の縁がすっきりとした形状になり、前世代モデルのGalaxy Z Fold3よりも引き締まったデザインに進化しています。

↑Galaxy Z Fold4

 

横折りタイプの折りたたみスマホには一般的なスマホよりも重いという弱点がありますが、Galaxy Z Fold4は前世代モデルより8gのダイエットに成功しています。それでも重量は263gあり、iPhone 14 Pro Max(約240g)と比べると、高級ボールペン1本分ほど余分に重くなっています。ただし、実機を手にしてみると、重さがある割には持ちやすいと感じました。単に軽量化しただけでなく、重心の位置を考慮した設計により、手で持った時の負担を抑えているのでしょう。

 

そして、使い勝手の面では、大きな進化を遂げています。タブレット向けのOS「Android 12L」に対応して“マルチタスク”の機能がより使いやすくなりました。これまでのAndroidスマートフォンでは、2つのアプリを同時に開く「マルチウインドウ」の操作がやや複雑でしたが、Android 12LではWindowsやMacのような“タスクバー”が画面の下に表示されます。2つのアプリを並べて起動したい時の操作は、タスクバーのアイコンを引っ張って表示したい位置に動かすだけと、手軽で分かりやすい方法になりました。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

LINEやSlackのメッセージを返しながらカレンダーで予定を確認したり、メールを見ながらオフィスアプリで書類をチェックしたりと、2つのアプリを並べて使いたいシーンはよくあるもの。こうしたマルチタスク作業は、サッと画面を開いて大画面に切り替えられるGalaxy Z Fold4で効率的に行えます。

 

Galaxy Z Fold4の良いところは、スマホモードとタブレットモードの切り替えが非常に素早く行えることです。「スマホとタブレットの2台持ち」でもマルチタスク作業はできますが、Galaxy Z Fold4なら普段はスマホとして使いつつ、必要な時に大画面に移って、開いているアプリをそのままで作業を継続できます。2台持ちでは工夫が必要なデータのやり取りも、そもそも1台のスマホで完結するため必要がありません。

 

さらに、折りたたみスマホならではのユニークな使い方もできます。90度ほどの角度で折りたたんだ状態にすると、横長の2画面で使えます。例えば、上の半分でZoomなどのビデオ会議アプリを表示して、下の半分でメモを取るという使い方ができます。別売の「Sペン」を使うと、手書き入力でメモを取ったり、イメージ図をスケッチして残すこともできます。

↑90度の状態は動画視聴に便利

 

↑別売のSペンを用意すると、ペン入力も可能に

 

もちろん、Galaxy Z Fold4は、Androidスマートフォンとしても最高峰の性能を備えています。チップセットはGalaxy Z Flip4と同じSnapdragon 8+ Gen 1搭載で、メモリ(RAM)は12GBと余裕のある容量。5G・ミリ波帯の通信機能や、IPX8相当の防水性能、おサイフケータイも搭載しています。メインカメラはトリプルカメラで、超広角や光学3倍ズームを搭載、折りたたみ画面側にも、目立ちづらい画面下インカメラを搭載しています。

 

折りたたみスマホには目新しさがありますが、Galaxy Z Fold4はすでに4世代目に入り、着実に使い勝手を向上させています。特に今回、Android OSのバージョンアップによって、複数アプリの同時展開がしやすくなった点は、かなり実用的な性能向上と言えそう。スマホをバリバリ活用して仕事の生産性を高めたい人にはぜひ検討したい1台です。

 

【Galaxy Z Fold4の価格】

・NTTドコモ版 Galaxy Z Fold4 SCG16:価格未定
・au版Galaxy Z Fold4 SCG16:24万9960円

 

ノイキャン性能が強力な「Galaxy Buds2 Pro」

Galaxy Zシリーズの発売にあわせて、イヤホンとスマートウォッチの新製品も発表されました。このうちイヤホンの「Galaxy Buds2 Pro」は、完全ワイヤレスイヤホンの最上位モデルです。9月29日発売で、希望小売価格は3万1000円。Amazon.co.jpや家電量販店のほか、au Styleなどau取り扱い店でも販売されます。

↑Galaxy Buds2 Pro

 

Galaxy Budsシリーズは丸っこい見た目と、強力なノイキャン(アクティブノイズキャンセリング)機能が持ち味のイヤホンです。Buds2 Proでは柔らかい色合いを採用し、Galaxy Z Flip4と組み合わせた時に統一感のある見た目になりました。ソラマメのようなコロッとした設計はさまざまな人の耳を研究して設計されたもので、装着したときの圧迫感が少なく、長時間使っても疲れにくいような形状とされています。

 

ノイキャン性能は前世代モデルから約40%向上。工事現場のような騒がしい場所でも音楽が聴けるほど、パワフルな性能を備えています。さらに、話しかけてくる人を検知すると自動で会話モードに切り替えて、音量を下げる機能も搭載。例えばコンビニのレジで会話するときに、イヤホンの付け外しをしなくても済むようになっています。

 

Galaxy Buds2 Proは、Galaxy スマートフォンとの組み合わせで真価を発揮します。スピーカーシステムのような立体感のある音響になる「空間オーディオ」の機能に対応。Dolby Atmosもサポートしており、NetflixやDisney+の映像もサラウンド再生できます。また、Budsシリーズとしては初めて、24bit収録のHi-Fi音源の再生にも対応してます。

 

なお、Galaxy Buds2 Proは一般的なBluetoothイヤホンのように、パソコンやゲーム機など、Galaxyスマホ以外の機器でも利用できます。その場合、高音質な音楽再生機能は利用できず、Bluetoothの基本的なコーデック(SBC/AAC)のみ接続となります。

 

Galaxy Z Flip4を予約購入した人を対象に、Galaxy Budsシリーズがお得に手に入れるキャンペーンが実施されます。特典は(1)Galaxy Buds2 Pro購入で1万5000円の現金キャッシュバックか、(2)スタンダードモデルの「Galaxy Buds2」の無料提供のどちらかを選べます。

 

Google対応スマートウォッチ「Galaxy Watch」新型も

スマートウォッチGalaxy Watchシリーズからは、「Galaxy Watch5」と「Galaxy Watch5 Pro」の2製品が発表されました。いずれも、9月29日発売です。

↑Galaxy Watch5

 

Galaxy Watch5/5 ProはWearOSを搭載しており、GoogleアシスタントなどGoogle製のアプリに対応します。また、スマートフォンと同じように、Google Playから時計向けのアプリをダウンロードすることもできます。

↑WearOS搭載で、Google アシスタントなどを利用できる

 

健康づくりやフィットネスを助ける多数の機能を搭載しており、心拍数や睡眠状況、ストレスレベルなど記録に対応。Galaxy Watchならではの機能としては、指を当てるだけで体脂肪率などを計測する「体組成計」機能を備えています。

↑活動量計の機能のほかに、体脂肪率や水分量を計測する体組成計機能を搭載

 

標準モデルの「Galaxy Watch5」は40mmバンドと44mmバンドの2つのサイズで各3色を展開。家電量販店などで販売されるWi-Fiモデルのほか、au限定でLTEモデルも販売されます。LTEモデルはauの「ワンナンバーサービス」に対応し、スマホと同じ電話番号で通話の発着信が可能です。

↑Galaxy Watch5。バンド幅ごとに各3色のラインナップ

 

上位モデルの「Galaxy Watch5 Pro」は、チタン製の頑丈なケースとマグネット式のバックルを採用したタフなモデルです。GPS計測オンで20時間持続する大容量のバッテリーを搭載し、アウトドア活動でより使いやすくなっています。

↑上位モデルのGalaxy Watch5 Pro

 

また、Proモデル限定の機能として「ルートワークアウト」を搭載します。これは、あらかじめ作成した道順を読み込んで、正しい方向に進んでいるかを知らせる機能です。トレッキングで道を確かめたり、競技大会と同じコースを走ったりするときの手助けになります。

↑Proのみの「ルートワークアウト」機能を搭載。コースに沿って移動する競技をサポートする

 

なお、Galaxy Z Fold5を発売前に予約した人を対象に、Galaxy Watchがお得に手に入るキャンペーンが実施されています。予約購入の特典として、(1)Galaxy Watch5シリーズの購入金額から2万5000円をキャッシュバックか、(2)Galaxy Watch4を無料プレゼント、のどちらかを選べます。

 

【Galaxy Watch5の価格】

40mm Wi-Fiモデル:4万4200円~
44mm Wi-Fiモデル:4万8800円~
40mm LTEモデル(au版):5万2800円
44mm LTEモデル(au版):5万7530円

 

【Galaxy Watch5 Proの価格】

45mm Wi-Fiモデル:7万800円~

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

将来のGalaxyスマホ、一切物理ボタンがなくなる?

韓国サムスンが将来投入するスマートフォンには物理ボタンが一切搭載されないとの情報を、リークアカウントのConnorが伝えています。

↑Connor/Twitterより

 

スマートフォンから物理ボタンを排除するという試みは、中国Vivoなどがコンセプトモデルとして発表していますが、実際の製品ではまだ広まりをみせていません。一方で、将来のiPhoneが物理ボタンレスになるという噂も、以前から報じられてきました。

 

Connorによれば、サムスンはスマートフォンから電源ボタンや音量調整ボタンなどを排除することを計画している、とのこと。これらの機能はソフトウェアとして、画面に表示されることも指摘されています。

 

スマートフォンから物理ボタンを排除することは、より洗練されたデザインの実現や、機械的な故障率の低下につながります。一方で画面を見ないと操作ができないなど、ユーザビリティが悪化する可能性も存在します。

 

またConnorは、「Galaxy S25(仮称)」や特別モデルにて、物理ボタンレスデザインが採用される可能性を指摘しています。ただし少なくとも、来年初頭に登場するであろう「Galaxy S23」シリーズや「Galaxy Z 5」シリーズでは、これまでどおりに物理ボタンが搭載されることになりそうです。

 

Source: Sonnor/Twitter via WccfTech

Appleと反対の道を行く? Googleが「Pixel mini」を開発中とのウワサ

Googleが小型バージョンのスマートフォン「Pixel mini(仮称)」を開発しているとの情報を、著名リークアカウントのDigital Chat Stationが伝えています。

↑Pixel miniが出る?(画像はGoogle Pixel 6 Pro)

 

これまでのPixelスマートフォンでは、通常サイズのスタンダードモデルと、大画面かつカメラなどのスペックを向上させた「Pro(以前はXL)」モデルが投入されてきました。

 

Digital Chat Stationによれば、Googleは「小型画面のフラッグシップスマホ」を開発しているとのこと。この端末は「neila」の開発コードが割り当てられており、ディスプレイの中央にはパンチホールカメラを搭載。背面は「ファミリースタイルデザイン(?)」になると述べていますが、詳細は不明です。

 

しかしこの情報に対して、海外テックサイトの9to5Googleは、Pixel miniのような小型スマートフォンが投入される可能性は低いだろうと予想。その理由として、まずneilaという開発コードのネーミングは、これまでのPixelスマートフォンのそれには合致しないこと、そして小型スマートフォンへの需要が大きくないことを挙げています。最近ではAppleが新しい「iPhone 14」シリーズで「mini」モデルを廃止しました。

 

Pixel miniが本当に登場するのかどうか、今後も目が離せません。

 

Source: Digital Chat Station/Weibo via 9to5Google

「Galaxy S23シリーズ」は2023年初めに発売? 韓国で手がかりが見つかる

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズが準備中であるのは確かとしても、いつ発表・発売されるかについての情報はありませんでした。しかし、このシリーズが2023年初めに登場するという手がかりが公的な認証データベースから見つかったと海外で報じられています。

↑新シリーズは2023年初めに出る?(画像はギャラクシーS22)

 

スマートフォン情報サイトのSamMobileは、韓国のバッテリー認証機関であるSafety Koreaのデータベースから「Galaxy S23+」のバッテリー認証を見つけたと述べています。

 

先代のGalaxy S22+も同じく9月に認証され、翌年2月に発売されていました。そこから、Galaxy S23+も2023年初めに発売ではないかと推測されているしだいです。

 

なぜGalaxy S23+のバッテリーと判断されたかといえば、本体の型番が「SM-S916B」と予想されるなか、バッテリーの型番が「EB-BS916ABY」だったため。

 

Galaxy S23シリーズは、「Galaxy S23」「Galaxy S23+」および「Galaxy S23 Ultra」の3機種になると見られています。Sammobileによれば、他2つのバッテリーに関する情報は見つからなかったとのこと。とはいえ、2021年も2022年も、Galaxy Sシリーズは3機種が同時に発表されていた経緯があります。

 

これまでのところ、Galaxy S23シリーズに関してはベースモデル(S23)のカメラ性能があまり変わらない 、Ultraには2億画素のカメラと新たな指紋認証センサーが搭載される 、3モデルとも前年と同一のデザインになる、などの噂が届けられてきました。

 

先日発表されたiPhone 14シリーズも、標準モデルは昨年と同じに見えると、他ならぬスティーブ・ジョブズ氏の娘がからかっていました。すでに完成度の高い筐体はあまり変える必要がなく、内部パーツの性能を高めることに専念しているのかもしれません。

 

Source:Sammobile
via:Wccftech

Pixel 7のストレージ容量が判明? Pixel 6同様に512GBモデルはアメリカ市場のみか

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズの、ヨーロッパ向けのストレージ容量が判明したと、ドイツ語テックサイトのWinFutureが報じています。

↑グーグルより

 

今年5月にデザインやプロセッサなど一部情報が公開された、Pixel 7シリーズ。一方で発売日や価格、モデル情報は現時点では明かされておらず、10月6日のイベントでの詳細発表が待たれています。

 

WinFutureが掲載したヨーロッパ市場向けの情報によると、Pixel 7/7 Proでは全モデルにて、128GB/256GBの2モデルが投入されるとのこと。これは、昨年にヨーロッパ向けに投入されたPixel 6/Pixel 6 Proと同じストレージ容量です。

 

一方で、昨年のアメリカ市場向けのPixel 6 Proでは、512GBモデルが登場していました。しかし現時点では、Pixel 7/7 Proにて512GBモデルがグローバルに展開されるかどうかは不明となっています。

 

WinFutureはその他にも、Pixel 7/7 Proは10月6日のイベントから2週間以内に出荷されるとも報告しています。グーグルはこれまで製品発表と出荷を同タイミングでおこなってきましたが、Pixel 7/7 Proの出荷時期は10月上旬となりそうです。

 

本体カラーリングを味に反映したポテトチップが日本にてプレゼントされるなど、登場に向けてじょじょに盛り上がるPixel 7/7 Pro。個人的には、昨今の円安の影響がどこまで出るのかが不安でもあります。

 

Source: 9to5Google

グーグル製ポテチがPixel 7にあわせて再来! 4つの味をゲットしよう

米グーグルは「Pixel 7」シリーズのリリースにあわせ、日本市場にて「Google Original Chips」の応募の受け付けを開始しました。

↑グーグルより

 

このキャンペーンは、Pixel 7/7 Proにグーグル純正チップ「Tensor G2」が搭載されるのに合わせ、プロセッサーを意味するChipとポテトチップを掛けたもので、グーグルが自社開発のオリジナルチップを採用していることをアピールする意図があると思われます。

 

Pixel 7シリーズはグーグルが今年5月に一部情報を公開したスマートフォンで、10月6日のイベントではリリースに関する詳細が公開されるものと期待されています。またグーグルは2021年にも「Pixel 6」シリーズにあわせ、純正のポテトチップ「Google Original Chips」のプレゼントキャンペーンを実施していました。

 

今回プレゼントされるGoogle Original Chipsは、「Snow Cheese flavor」「Hazel Onion flavor」「Salty Lemon flavor」「Obsidian Pepper flavor」の4つの味のセット。これらの異なる味は、Pixel 7の本体カラーにあわせたものです。

 

Google Original Chipsは、こちらのGoogle Storeのページから応募可能。抽選帰還は9月13日から23日までで、一時発送は9月末、二次発送は10月上旬を予定しています。

 

名前から想像する限りは、どの味も美味しそうなGoogle Original Chips。日本市場でのPixel 7のリリースを、さらに盛り上げてくれることになりそうです。

 

Source: グーグル

ハッセルブラッドとのコラボ復活? OnePlus 11 Proの予測レンダリングが登場

中国OnePlusの次期ハイエンドスマートフォン「OnePlus 11 Pro」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントのSteve H.McFlyが投稿しています。

↑Steve H.McFly/Twitterより

 

コストパフォーマンスに優れたスマートフォンで人気のOnePlusですが、今年8月に発表されたハイエンドスマートフォン「OnePlus 10T」では、これまであったカメラブランド「ハッセルブラッド」とのコラボレーションがなされませんでした。また同社は、折りたたみスマートフォンの投入も示唆しています。

 

今回公開されたOnePlus 11 Proの予測レンダリング画像では、背面のカメラを強調したデザインが確認できます。またカメラ突起の中央には「Hasselblad」のロゴも存在しており、本モデルでは同ブランドとのコラボレーションが復活するようです。さらに本体には、ミュートなどの操作をする「アラートスライダー」が復活していることも確認できます。

 

現時点ではOnePlus 11 Proの詳細はわかっていないものの、最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」の搭載が予測されています。ハッセルブラッドとのコラボも含め、カメラ性能のアップグレードを期待したいものです。

 

Source: Steve H.McFly/Twitter via 9to5Google

Pixel 7シリーズのカラーリングが判明。背面カメラにも違いアリ

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7/7 Pro」の全カラーラインナップが、公式に公開されました。

↑グーグルより

 

今年5月に製品の概要が発表され、10月のイベントでは詳細の発表が期待されている、Pixel 7シリーズ。すでに本体デザインも公開されており、大体のカラーリングも判明しています。また搭載プロセッサーの正式名称が「Tensor G2」になることも、最近発表されました。

 

今回の情報によれば、Pixel 7には「オブシディアン(Obsidian)」「レモングラス(Lemongrass)」「スノー(Snow)」の3色が存在します。これらの3モデルでは、カメラバーがマット仕上げとなっています。

 

↑グーグルより

 

そしてPixel 7 Proでは、「オブシディアン(Obsidian)」「ヘーゼル(Hazel)」「スノー(Snow)」をラインアップ。こちらは、カメラバーが艶あり加工されています。

 

このように、そのデザインから搭載プロセッサーまでがすでに公開されているPixel 7シリーズ。イベントでは、価格や発売日、詳細な機能などの発表を期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

ゲームプレイもゲーム配信も存分に楽しめる! “ゲーム”に特化した「Xperia 1 IV Gaming Edition」発表……「Xperia 1 IV(SIMフリーモデル)」も

ソニーは、「Xperia 1 IV Gaming Edition」「Xperia 1 IV(SIMフリーモデル)」を発表しました。

 

Xperia 1 IV Gaming Editionは、ゲームプレイヤーとゲーム配信者向けの様々な機能を実装したXperia 1 IV。

 

ゲームプレイヤー向けには、ゲーム用に作られたγチューニングで、暗いシーンを意図的に明るく表示し、隠れている敵や障害物の視認性を高める「L-γ レイザー」、帯域ごとの音量調整で、勝つために必要な特定の音を際立たせる「オーディオイコライザー」、ヘッドセットの形状に特化したマイクチューニングで雑音を除去する、ボイスチャットマイクの最適化などを搭載しています。

↑L-γ レイザー

 

ゲーム配信者向けには、最大120fpsのなめらかな映像で記録する「120Hz ハイフレームレート録画」や、ボタンを押した約30秒前から録画される「RT レコード」機能などを搭載。また、「ゲームエンハンサー」から簡単にゲームプレイのライブ配信が可能で、視聴者のコメントをオーバーレイで表示することができるほか、配信時の画面レイアウトも簡易的にカスタマイズ可能です。

 

Xperia 1 IV Gaming Editionの発売は10月14日、市場想定価格は19万円前後です。

 

Xperia 1 IV(SIMフリーモデル)は、ブラック、アイスホワイト、パープルのカラーバリエーションで、RAMが16GB、ROMが512GBと、現在各キャリアで発売中の「通信事業者モデル」(RAM12GB/ROM256GB)よりも増えているのが特徴です。

 

環境に配慮した新パッケージを採用し、竹やさとうきび、市場で回収したリサイクル紙を由来とする、同社独自開発のオリジナルブレンドマテリアルを使用しています。

 

Xperia 1 IV(SIMフリーモデル)の発売は9月16日、市場想定価格は17万5000円前後です。

使いやすさにこだわった、お手軽エントリーモデル! 「Galaxy A23 5G」発売決定……10月下旬

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、スマートフォン「Galaxy A23 5G」をNTTドコモ、au、UQ mobile、J:COM MOBILE向けに、10月下旬に販売を開始します。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、ホワイトの3色(J:COMはブラックとホワイトの2色)。

税込価格は、J:COM MOBILE版が2万8800円

 

同製品は、手になじむ丸みを帯びたデザインで、手の小さい女性や、子どもでも持ちやすいサイズ感ながら(約150×71×9.0mm)、約5.8インチの見やすい画面を搭載。

 

「かんたんモード」を搭載し、文字やアイコンを大きく見やすくできるだけでなく、シンプルな操作が可能です。使い方を無料で電話相談できる「Galaxy使い方相談」にも対応しており、スマートフォンの使い方に困ったときも、ホーム画面の専用ボタンを押すだけでサポートセンターへの問い合わせが可能です。

 

バッテリー容量は4000mAh。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。

 

また、「新しい生活様式」に合わせて、顔認証に加え、指紋認証も搭載。端末側面の指紋センサーに指を置くだけで、素早く画面ロックを解除可能。「おサイフケータイ」機能も備えています。

今度こそ発売?「グーグルの折りたたみスマホ」が2023年3月に登場か

米グーグルは折りたたみデバイスを開発中だと長らく噂されていますが、いまだに正式な発表も予告もありません。そんななか、本製品が2023年3月に発売されると予想されています。

↑ついにPixelの折りたたみスマホが出る?

 

この折りたたみ製品は「Pixel Notepad」、あるいは「Pixel Fold」という仮称で呼ばれています。2021年頃から話題に上っていたものの、同年末には「サムスンのGalaxy Z Fold3/Z Flip3に対抗できない恐れから、部品の発注を中止した」との噂話もありました。

 

それに続き、2022年5月にはGalaxy Z Fold4よりも使いやすくなるかもと言われましたが、まもなく「やはりサムスン製品に対抗できない」ために2022年末の発表を見送ったとの報道も。

 

かと思えば、数日前にグーグルがスマートフォン製造の拠点を中国からベトナムに移行するという記事のなかで、Pixel Notepadは「引き続き中国で生産する」と軽く触れられていた次第です。

 

さて今回の噂の発信源は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏のツイート。Young氏は折りたたみ画面のパネル生産が始まるまでに4か月あると前置きして、2023年3月には発売されるだろうと述べています。

 

これまでもYoung氏は折りたたみPixelについて何度も触れていましたが、部品の発注が間近に迫っているとなれば、今度こそ発売される可能性が高いかもしれません。

 

それらしき端末の手がかりは、Android 13ベータ版のコード内からも発見されています。XDAによると、その開発コード名は「Passport」または「Pipit(P7)」で、カメラ部品としてサムスンのISOCELL GN1センサー、ソニーのIMX363/ IMX386/ IMX355センサーが搭載されるとのこと。

 

今回の情報が正しいとすれば、10月6日の「Made by Google」イベントでは正式発表はなさそうですが、せめて「閉じたり開いたり」のチラ見せ程度は期待したいところです。

 

Source:Ross Young(Twitter) 

via:Phonearena

“折りたたみGalaxy”縦折り横折りどちらを選ぶ? フォルダブルスマホ「Galaxy Z Flip4」「Galaxy Z Fold4」国内発売決定!

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、縦折り型スマートフォン「Galaxy Z Flip4」をNTTドコモ、au、楽天モバイル向けに、横折り型スマートフォン「Galaxy Z Fold4」をNTTドコモとau向けに、9月29日に販売を開始します。

↑Galaxy Z Flip4の税込価格は、楽天モバイル版が13万9800円

 

Galaxy Z Flip4

Galaxy Z Flip4は、折りたたみ時は約85×72×15.9mmとコンパクトなサイズ感ながら、開けば約6.7インチのディスプレイで、SNSや動画視聴など様々なコンテンツを楽しめます。カラーは、ピンク ゴールド、ボラ パープル、グラファイトの3色(ドコモ版は半角スペースなし。楽天モバイルはボラ パープル、グラファイトの2色)展開です。

 

約1.9インチのカバーディスプレイは、撮影した写真や動画を壁紙として設定したり、Galaxy Themesから様々なデザインスタイルを選ぶことができるほか、気分や服装に合わせてカバーディスプレイのコーディネートも可能。別売りのGalaxy 純正アクセサリー「Clear Cover with Ring」をデコって自分だけの1台にカスタマイズすることもできます。

 

端末を開かなくても、カバーディスプレイから通知確認や簡易メッセージの返信ができるほか、電話の応答・拒否、音楽の再生・停止などの操作を片手で簡単に行うことが可能です。閉じた状態で電源ボタンを2回押すだけでカメラを起動でき、カバーディスプレイでプレビューを確認しながら、アウトカメラでセルフィー撮影が可能です。

 

アウトカメラは、それぞれ約1200万画素の広角・超広角レンズを搭載しています。広角カメラは、光を取り込む量が約65%改善。進化した手振れ補正で、夜景や星空などの暗いシーンでも明るく鮮明に撮影できます。

 

開閉角度を保ち、自立することができるので、様々な角度からハンズフリーでの撮影が可能。カメラに手のひらを向けるだけで撮影が可能な「手のひらシャッター」機能と組み合わせれば、カメラから離れた撮影もハンズフリーで行えます。

 

メインディスプレイには高い柔軟性の超極薄ガラスUTGを使用し、約20万回の開閉耐久テストもクリア。背面やカバーディスプレイには、Corning Gorilla Glass Victus+、フレームにはアーマーアルミニウムを使用しており、従来よりも耐久性が向上しています。防水IPX8にも対応。アフターサポートとして、購入から1年間は無償で保護フィルムの交換が可能です。

 

Galaxy史上最速のプロセッサと、従来より容量が約10%増加した3700mAhのバッテリーで、動画やSNSなどを快適に利用できます。急速充電対応により、約30分で半分の充電が可能です。

 

Galaxy Z Fold4

Galaxy Z Fold4は、メインディスプレイは約7.6インチのDynamic AMOLED(有機EL)で、前モデルより表示領域が広くなりました。閉じた状態で使うカバーディスプレイは約6.2インチで、片手でも操作しやすいサイズ感なので、SNSのチェックやメッセージの返信も簡単に行えます。質量は263gと、軽量化も行なっています。

 

Galaxy史上最速CPUとRAM12GBで、ヘビーなゲームもで大画面で快適に楽しめます。電力効率の良いCPU搭載により、バッテリー持続時間が改善され、急速充電対応により約30分で半分の充電が可能です。

 

表示するコンテンツに合わせて、ディスプレイのリフレッシュレートを1Hzから120Hzまで自動で最適化。明るさも向上し、直射日光下でも画面が見やすくなりました。インカメラはディスプレイの下に埋め込まれており、動画などのコンテンツ表示の妨げになりません。

 

メインディスプレイは、手書きができるSペンに対応。スワイプするだけで複数のアプリを同時起動できるマルチウィンドウや、PCのようにアプリアイコンをディスプレイ下部に常時表示しておくことが可能なタスクバー機能で、動画を見ながらブラウジング、SNS、メッセージアプリなどへの切り替えも快適に行えます。メインディスプレイでは最大3件の分割表示と、最大5件のポップアップ表示が可能で、カバーディスプレイでは最大2件の分割表示と最大5件のポップアップ表示が可能です。

 

広角約5000万画素、超広角約1200万画素、望遠約1000万画素の3つのアウトカメラを搭載し、最大30倍のズームに対応。広角カメラは約23%明るく撮影ができるようになりました。強化された光学式手振れ補正や、AIによるオートフォーカス機能により、撮影時のブレを抑制し、動く被写体を撮影する場面でも、ピントがブレにくく、様々なシーンを鮮明に映し出すことができます。

 

直前に撮った写真を確認しながら撮影できる「キャプチャービューモード」や、ズーム時にどこをズームしているかを大きく表示してくれる「ズームマッププレビュー」など、大画面を生かした撮影が可能。90度に折り曲げた状態での撮影も可能です。撮られている様子を被写体自らカバーディスプレイで確認できる「デュアルプレビュー」も搭載されており、撮影する方も撮影される方もプレビューを確認しながら撮影できます。

 

Galaxy Z Flip4同様、メインディスプレイには高い柔軟性の超極薄ガラスUTGを使用。約20万回の開閉耐久テストもクリアしています。背面やカバーディスプレイには、Corning Gorilla Glass Victus+、フレームにはアーマーアルミニウムを使用し、耐久性が向上。防水IPX8にも対応しています。アフターサポートも強化され、購入から1年間は無償で保護フィルムの交換が可能です。

残念だけど…。「Pixel 3a/3a XL」に最後のAndroid 12アップデートが配信

米グーグルは自社スマートフォン「Pixel 3a/3a XL」向けに、最後の「Android 12(Android 12L)」のアップデートを配信しました。

↑残念ながらアップデートはこれで終わり

 

Pixel 3a/3a XLは2019年5月に発売されたスマートフォンで、前年に発売された「Pixel 3/3 XL」の廉価版に相当。当時からミドルレンジ相当のスペックでしたが、性能的には現在でも十分利用できるスマートフォンです。

 

だからこそ残念な気もしますが、グーグルは以前に、Pixel 3a/3a XLへのアップデートの提供は2022年5月に終了すると発表していました。しかしPixelスマートフォンでは、その後にもう1回アップデートが提供されるのが恒例。

 

Pixelスマートフォンでは、初代Pixel、Pixel 2、Pixel 3にてアップデートの提供が終了しており、今回のPixel 3a/3a XLは、Android 12L(12.1)が最終バージョンとなります。なお、アップデート後のバージョン名は、「SP2A.220505.008」となります。

 

Source: グーグル via 9to5Google

仕事とプライベートを1台で手軽に分ける! Android 13が「仕事用プロファイル」を再設計

スマートフォン1台を仕事とプライベートの両方で使うのは、よくあること。でも、会社用と個人用のデータを分けていなかったり、職場で見せてはマズいデータがあったりと、仕事とプライベートはスマホの中でごちゃ混ぜになりがちです。

↑仕事とプライベートをきちんと分けます

 

しかし、米グーグルの最新モバイル向けOS「Android 13」では、仕事用プロファイル(Android 5.0以降で搭載 )が再設計されており、個人データと仕事用データが分離され、会社の管理ポリシーを守りながら、より快適に利用できると報じられています。

 

この機能は法人・企業のAndroid端末管理サービス「Android Enterprise」の下で実現するとか。仕事用とプライベート用、2台を持ち歩いて使い分けるのではなく、1台で仕事とプライベートを両立しやすくするものです。

 

Android 13の改良点の1つは、従業員がアプリを個人用と仕事用、どちらのプロファイルで開くかを指定できるようにしたこと。例えば、仕事用に見たYouTube動画が個人のウォッチリストに影響することを防げるようです。また、アプリで写真をシェアするとき、仕事用と個人用のフォトギャラリーを切り替えて、見られたくない写真を除外しておくこともできるとか。

 

Pixelスマートフォンのユーザー向けには、仕事用プロファイルが音声自動文字起こし機能と連携し、「仕事のメール用に口述された会社の専門用語が個人のチャットから排除される」そうです。つまり、プライベートな会話で社外秘がうっかり漏れる心配が減るかもしれません。

 

さらに、従業員が自分のデバイスのプライバシー設定などを管理しやすくなり、どのデータが会社の管理者と共有されているか、どういう制限が課されているかを確認できるそう。かたや管理者側でも、各デバイスのWi-Fi接続をより細かく制御できるようになり、Wi-FiやBluetooth、パスワード操作のセキュリティログも取れるようになっています。

 

ほかにも、従業員が会社の無線LANを使うために個人用プロファイルに切り替えたとき、トラフィックを自動的に暗号化する「Stay Private on Work Wi-Fi」機能があるそう。これらの一部は「近日公開」とされていますが、個人のプライバシーを守りやすくなると同時に、会社のセキュリティーを高めるために、さまざまな工夫が凝らされているようです。

 

Source:Google

via:The Verge

 

Pixel 7や7 Pro、Pixel Watchがついに正式発表! グーグルが10月6日に新製品イベント開催へ

米グーグルは、新製品発表イベント「Made by Google」を10月6日午後11時(日本時間)に開催することを発表しました。すでに5月の開発者イベント「Google I/O 2022」で予告していた次期スマートフォンPixel 7と7 Pro、そして同社初のスマートウォッチPixel Watchの機能や価格、発売時期などが明らかにされる見通しです。

↑Image:Google

 

このイベントは米ニューヨークにて、会場に報道関係者を入れた対面式で行われます。また全世界にライブ中継され、GoogleStore.com/eventsまたはMade by GoogleのYouTubeチャンネルで家にいながら楽しむことができます。

 

当日は上記のスマートフォンやスマートウォッチのほか、Nestの最新スマートホーム製品も発表される予定です。またティザー動画では、なぜか発売済みのワイヤレスイヤホンPixel Buds Proも紹介されています。

 

すでにPixel 7/7 Proのハードウエアについては、これまで何度も試作機らしきものが流出しているほか、8月には実際に手に取ったハンズオン動画や、小売用パッケージ(つまり試作機ではなく製品版)の開封動画さえも公開されています。

 

とはいえ、Pixelシリーズの真価はAIに支えられた豊富なソフトウェア機能にかかっており、以前の「リアルタイム文字起こし機能」などを超えるサプライズがあるか注目したいところです。

 

かたやPixel Watchに関しては、グーグル純正のWear OS 3(サムスンのGalaxy Watch 5に搭載されたWear OS 3はカスタム版)がどのようなものか分かるはず。

 

また、今回は「It’s all coming together this fall(すべてが、この秋に1つに集まる)」としてグーグル製品のエコシステムが強調されているだけに、PixelスマホやNest製品との連携も見逃せないでしょう。

 

Source:Google

Tensor G2がPixel 7に搭載へ。顔認証などセキュリティ強化に期待

米グーグルは10月のPixelイベントの開催とともに、次期スマートフォン「Pixel 7」シリーズに「Tensor G2」プロセッサを搭載することを明かしました。

↑グーグルより

 

今年5月のPixel 7シリーズの発表段階では、「次世代Tensor」としか案内されていなかったTensor G2。なお同プロセッサでは、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化されるとうたわれています。

 

今回明らかになったのはTensor G2の名称のみで、その詳細は明かされていません。初代Tensorは韓国サムスンとの協力により、同社のスマートフォン向けプロセッサ「Exynos」を発展させたものでした。Tensor G2でも、同様のアプローチが採用されるのかどうかが気になります。

 

またこれまでのグーグルの先例を参考にすると、Tensor G2は次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」や、投入が噂される折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(Pixel Fold)」への搭載も期待できます。

 

さらに、Pixel 7シリーズでは「Pixel 6」シリーズにて実現しなかった顔認証機能が、Tensor G2にて搭載されることになるかもしれません。グーグルの独自プロセッサがどこまで進化することになるのか、イベントでの詳細発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: 9to5Google

「Snapdragon 6 Gen 1」が正式発表、廉価スマホでも1億画素センサーが利用可能

米クアルコムはスマートフォン向けの新型プロセッサ「Snapdragon 6 Gen 1」「Snapdragon 4 Gen 1」を発表しました。

↑クアルコムより

 

すでにハイエンド/ミドルレンジスマートフォンむけに、「Snapdragon 8+ Gen 1」と「Snapdragon 7 Gen 1」を発表しているクアルコム。今回のSnapdragon 6 Gen 1/4 Gen 1は、それらの下位モデルに相当します。

 

Snapdragon 6 Gen 1は4nmプロセスにて製造され、4基のCortex-A78コアと4基のCortex-A55コアを搭載。前世代に比べて全体的なパフォーマンスが40%向上し、グラフィックスも35%強化されています。

 

プロセッサにはトリプルイメージシグナルプロセッサ(ISP)が搭載され、最大1億800万画素のイメージセンサー、スタッガードHDR、4K動画撮影、Wi-Fi 6Eに対応しています。

 

Snapdragon 4 Gen 1は6nmプロセスにて製造され、2基のCortex-A78コアと6基のCortex-A55コアを搭載。前世代よりもCPU性能が15%、GPU性能が10%向上しています。1億800万画素イメージセンサーにも対応しますが、4K動画撮影は利用できません。

 

Snapdragon 6 Gen 1は早ければ2023年第1四半期に、そしてSnapdragon 4 Gen 1は早ければ2022年第3四半期にスマートフォンに搭載される予定です。今年後半から来年には、廉価なAndroidスマートフォンのカメラ性能がぐっと向上しそうです。

 

Source: 9to5Google

このまま発売? Pixel 7 Proのアンボックス動画が登場

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7 Pro」のアンボックス(開封)動画が、海外にて投稿されています。

↑Gadgetefull BD/Facebook

 

Pixel 7は今年5月に発表されたスマートフォンで、「Pixel 6」シリーズとほぼ同一デザインを採用。また次期プロセッサ「Tensor 2(仮称)」の搭載や、他のグーグルデバイスとの連携も特徴です。また先日には、スマートフォン単品のハンズオン動画も登場していました。

 

バングラデシュの小売業者となるGadgetfull BDが公開した動画では、Pixel 7 Proの小売用パッケージを確認することができます。箱のデザインは「Pixel 6」シリーズと基本的に同じで、中にはQuick Switch AdapterとUSB-Cケーブルが同梱され、一方で充電器は同梱されていません。

 

また動画に登場するPixel 7 Proは、「Pixel 6 Pro」と比較してディスプレイ端のカーブがより緩やかになっていることがわかります。

 

現時点では、Pixel 7シリーズの発売日はまだ発表されていません。しかしそのパッケージや本体の外観は、サプライズの少ないものとなりそうです。

 

Source: Gadgetfull BD/Facebook via 9to5Google

サムスンの以前の折りたたみスマホ、Android 12Lにアプデできます

韓国サムスンはすでに発売済みの折りたたみスマートフォンやスマートウォッチ向けに、「Android 12L」や「Wear OS 3.5」の配布を開始します。

↑Gabo_Arts/Shutterstock.com

 

Android 12Lの特徴は、折りたたみスマートフォンや大画面タブレットへの最適化。素早い画面分割やアプリ切り替えのためのタスクバー、OSとアプリの2カラムレイアウトが利用できます。また先日発表された折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」では、最初からAndroid 12Lがインストールされています。

 

今回Android 12Lの配布が始まったのは、昨年リリースされた「Galaxy Z Fold 3」と「Galaxy Z Flip 3」です。これらの製品では「One UI 4.1.1」のアップデートの一部として、Android 12Lが利用できます。またOne UI 4.1.1は、Galaxy Z Fold 2やGalaxy Z Flip/5G、そして初代Galaxy Foldにも提供される予定です。

 

さらに、スマートウォッチ「Galaxy Watch4」シリーズはWear OS 3.5を含む「One UI Watch 4.5」が展開されます。これによりアクセシビリティが改善され、フルQWERTYキーボードが利用可能に。また、新しいウォッチフェイスも搭載されています。

 

サムスンによると、これらのアップデートはすべて今週から展開され、今後数週間かけてグローバルに展開されます。日本のキャリア向け端末にいつアップデートが反映されるのかは現時点では不明ですが、Android 12Lの新インターフェイスをいち早く体験してみたいものです。

 

Source: 9to5Google

噂の折りたたみPixelスマホ、2023年に発売予定?

米グーグルの折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(あるいはPixel Fold)」が2023年に投入されるとの情報を、ニューヨーク・タイムズが報じています。

 

これまでも何度かその存在が報じられてきた、Pixel NotePad。一方で開発は順調ではないようで、以前には2022年第4四半期(10月〜12月)の発表が先送りされた、との報道も伝えられています。

 

今回の報道によれば、グーグルは現在のスマートフォン製造拠点の一部を、中国からベトナムへと移行する予定とのこと。そして、2023年にはハイエンドスマートフォンの半分をベトナムにて生産することを目指しているそうです。これが正しければ、来年の「Pixel 8」は中国産とベトナム産の両方が存在することになります。

 

一方でPixel NotePadに関しては、引き続き中国にて生産されるとのこと。これには、折りたたみディスプレイやヒンジなどの複雑な部品の製造を中国でおこなう必要があるからだとしています。

 

韓国サムスンの「Galaxy Z Fold4」や中国OPPOの「Find N」ように、横折りタイプになるとも噂されているPixel NotePad。同製品が高級路線を取るのか、あるいはコスパに優れたモデルとして登場するのかにも、注目したいものです。

 

Source: The New York Times via Android Police

iPhone 14が怖い? サムスンがアップルをからかうCM公開

アップルは8日の「Far Out」イベントで「iPhone 14」シリーズを発表するとみられています。新型iPhoneは(少なくともProモデルは)値上げが確実ななかで、今でも絶好調のiPhone 13を上回るほど売れに売れて、さらに中国でも一人勝ちするとの予想もあります

↑サムスンがアップルをからかっていると話題に

 

そうした状況は、Androidスマートフォンメーカー各社にとって大きな脅威となるはず。そのひとつであるサムスンが、まだ発売されてもいないiPhone 14をからかうCMを公開しています。

 

このCMの始まりは「アップルの最新ローンチに向けてシートベルトを締めて下さい。世界を見渡しても、あなたの方向はそちらではありません」というもの。自社製品の広告より、むしろアップルのイベントを知らせるような語りかけです。

 

そして「スマートフォンの最高解像度カメラは、誰かのポケットに入ってます」として、Galaxy S22 Ultraのカメラ性能をアピール。さらに「いいね!が殺到するような壮大なムーンショット(途方もない未来を先取りした挑戦)」として自社の折りたたみスマホGalaxy Z Flip4を推しています。

 

これらの(自社の)イノベーションは「あなたの身近にあるiPhoneにもうすぐやってくるわけではありません。それは、発売中のGalaxyにあります」とのこと。つまり、アップルのスペシャルイベントを見る必要はない、最高のスマホはサムスンが用意しているから、と言いたいと推測されます。

 

海外テックメディアBGRは、このCMをサムスンが「恐怖」している表れと分析し、iPhone 14にとって最高の宣伝になると指摘しています。たしかに、サムスン製スマホやAndroidにしか興味がなかった人も、逆にiPhone 14に興味を持つきっかけになる可能性もありそうです。

 

サムスンがiPhoneをからかうCMを出すことは今回が初めてではなく、以前もアップルのジーニアスバーのような場所を舞台にしたコント(?)「Ingenius」シリーズを展開していたことがあります。どれほどGalaxyスマホの売上増に効果があるのかは不明ですが、「iPhone 14 Pro」のパンチホールもネタにするのかもしれません。

 

Source:Samsung(YouTube) 
via:BGR

「Pixel 8」はバッテリー持ちが良くなる? 次期「Tensor 3」チップは3nm製造のうわさ

米グーグルは、2023年後半に発売の次期スマートフォン「Pixel 8」向けに、第3世代の独自開発チップ「Tensor 3」を搭載すると予想されています。このTensor 3チップを韓国サムスンが製造するとの噂に続き、同社の3nm技術により量産される可能性が高いとの観測が伝えられています。

↑Pixel 8はTensor 3チップ搭載?

 

サムスンは最近、GAA(Gate-All-Around)技術による3nmチップを量産し始めているだけに、順当な展開とはいえそうです。今年秋に登場するPixel 7シリーズには先代の「Tensor 2」チップ採用が予想され、そちらは4nmプロセス製造との噂もあり、やはり想定の範囲内とも思えます。

 

とはいえ、サムスンと台湾TSMCとでは、同じプロセスルールでも技術力の差があり(サムスン製は歩留まりが悪く、電力効率が劣るとの指摘も)Tensor 3ではTSMCに移行するのでは……と見る向きもありましたが、サムスンに留まるようです。

 

ちなみに「3nm」や「4nm」などの数値は、半導体の回路線幅(プロセスルール)のこと。この数値が小さくなればなるほど、一般的には処理能力が向上し、消費電力は小さくなる傾向があります。また数字がプロセスルールでも、ファウンダリ(半導体の製造請負企業)ごとに技術にバラツキがあり、単純に同世代や同じ性能とはいえません。

 

サムスン公称では、同社の第2世代3nm GAAプロセスは5nm技術と比べ、消費電力が最大 50%減り、性能が30%アップ、面積は35%小さくなるなど著しく改善したと主張されています。

 

もっとも、この第2世代技術が量産に使われるのは2024年と予想されているため、Tensor 3は第1世代の3nm GAAプロセスで製造される可能性が高いと思われます。こちらは同社の5nm技術よりも消費電力が最大45%も減り、性能は23%向上しているとのこと。特に省電力、つまりバッテリー持ちが良くなると期待できそうです。

 

その一方で、グーグルはしばらくサムスンの4nm技術を使い続けるとの説もあります。なぜなら、同社のPixelスマートフォンはiPhoneやサムスン製品の生産台数には及ばないために量産効果が働きにくく、高度な3nm技術ではコストが高くなりすぎる恐れがあるためです。

 

Tensor 3については、今のところ細かな仕様は不明です。グーグルのPixelスマホは、iPhoneや他社のハイエンドAndroid端末とのパワー勝負を避けて機械学習に重きを置いていますが、処理速度も改善されれば満足度もアップしそうです。

 

Source:BusinessKorea
via:Wccftech

HTCスマホが約4年ぶりに日本発売! 10月1日発売「HTC Desire 22 pro」

HTC NIPPONは、約4年ぶりの日本発売となるスマートフォン「HTC Desire 22 pro」の予約販売を開始しました。

 

カラーバリエーションは、チェリーブロッサム、ダークオーク、サルサ・レッドの3色。発売日は10月1日(サルサ・レッドのみ10月末予定)で、税込価格は6万4980円です。

 

同製品は6.6インチディスプレイを搭載。1080×2412の解像度と、120Hzリフレッシュレートで、動画やゲームを、くっきりなめらかに表示します。

 

カメラは、6400万画素のメインカメラ、1300万画素のウルトラワイドカメラ、500万画素の深度センサー搭載の背面カメラ、3200万画素のフロントカメラを採用。AIシーン認識やビューティモードなどを活用することができます。

 

対応周波数は、3G・LTE・5G(Sub6)の、日本国内すべての帯域をカバー。バッテリー容量は4520mAhで、高速充電、ワイヤレス充電に加えて、VIVE Flowなどへの給電に対応。対応機器へのワイヤレスリバース充電も利用できます。

 

そのほか、IP67の防水・防塵性能や、「おサイフケータイ」対応など、日本独自の機能も搭載しています。

 

また、HTC VIVEの超軽量小型VRグラス「VIVE Flow」に最適化されており、組み合わせて使うことで、リラクゼーションやパーソナルシアターなど、様々なコンテンツを楽しめます。VIVE Flowのセット版は11万4900円。

Xperia新モデル「Xperia 5 IV」発表! カメラやオーディオが大きく進化

ソニーはXperiaの新モデル「Xperia 5 IV」を発表しました。近年のXperiaで顕著なプロユースも叶えるエンタメマシン化が、Xperia 5でも実現されています。前モデル「Xperia 5 III」から、主にディスプレイ、カメラやオーディオで大きく進化。その詳細をお届けします。

 

カラーバリエーションはブラック、エクリュホワイト、グリーンの3色。156×67×8.2mmで前モデルよりコンパクトながら、バッテリー容量は5000mAhに増加。ワイヤレスチャージやおすそわけ充電に対応しています。(※Xperia 5 III…157×68×8.2mm、4500mAh)

 

ディスプレイも前モデルと比較し、輝度が50%向上して視認性がアップしたほか、視聴環境に応じて、白飛びや黒つぶれを軽減し、コンテンツの明暗をしっかり再現する「リアルタイムHDRドライブ」を搭載しています。

 

カメラは、すべてのレンズに120fps高速読み出しセンサーを搭載。後述する「リアルタイム瞳AF」や広いダイナミックレンジ、4k 120fps ハイフレームレート/スローモーション撮動画影などの撮影性能が実現されました。

 

動画撮影は、4K 120fpsのスローモーション撮影が可能なほか、BASICモードで「瞳AF」や「オブジェクトトラッキング」を搭載。安定した動画をエモーショナルな表現力を持って生み出すことが可能になりました。

 

写真撮影では、20fpsのAF/AE連写撮影とHDRにより、豊かな色彩と高コントラストな写真が撮れる「HDR連写」が可能です。

 

また、すべての焦点距離で高精度に瞳を検知する「リアルタイム瞳AF」(人物/動物)や、AIによる距離情報解析によって、動く被写体にもピントを合わせ続けることができる「リアルタイムトラッキング」を搭載しています。

 

フロントカメラはセンサーサイズが従来の1/4インチから1/2.9インチへと大きくなり、4K HDR撮影に対応。画素数も800万画素から1200万画素にアップしました。明るくノイズが少ない自撮りが可能です。

 

新構造のフルステージステレオスピーカーは、前モデルより最大音圧約30%、低音域(100-200Hz)の音圧が20~50%向上。スピーカーユニットには専用エンクロージャーを搭載し、筐体の振動による不要な音を抑制。マグネット増強による駆動力の強化と、大振幅に対応する各部の構造の改良が行われています。

 

クラウドプロセシングで、ノイズや部屋の残響特性の除去を行い、真空管マイクの周波数特性やスタジオ録音機材の繊細・良質な響きを再現し、ハイクオリティのレコーディング体験を提供する「Music Pro」も搭載しています。(※月額課金制。初月100MBのデータ高音質化まで無料)

 

その他、「ゲームエンハンサー」のライブストリーミング機能では、視聴者のチャットをオーバーレイで表示可能なほか、ストリーミング画面のレイアウトを簡単にカスタマイズ可能です。

 

Xperia 5 IV SPEC●SoC:Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform ●ディスプレイ:6.1インチ 21:9 FHD+ 120Hz OLED ●RAM:8GB ●ROM:128GB、256GB ●リアカメラ:1200万画素(16mm超広角・24mm広角・60mm望遠) ●バッテリー:5000mAh ●サイズ:156×67×8.2mm ●質量:172g

Pixel 7/7aは高音質なBluetooth LE Audioに対応するかも?

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」「Pixel 7a」が、高音質な「Bluetooth LE Audio」に対応する可能性を、海外テックサイトの9to5Googleが指摘しています。

↑グーグルより

 

先日に配布が始まった「Android 13」では、Bluetooth LE Audio規格の初期サポートが組み込まれています。Bluetooth LE Audioでは、例えばワイヤレスイヤホンの両方を直接スマートフォンと接続したり、一つのデバイスから複数の再生デバイスで楽曲を再生することができます。また、従来規格「Bluetooth Classic」よりも電力効率が改善されているのも特徴です。

 

Bluetooth LE Audioではオーディオコーデック「LC3」への対応により、オーディオの高い圧縮率を実現しています。さらに、Android 13では「高音質」なプロファイルが利用できるようになっているのです。

 

そしてAndroid OSのコードに関する開発向けのウェブサイト(AOSP)にて、これらの新コーデックがPixel 7/Pixel 7a向けのものであると、グーグル関係者が発言しています。なおPixel 7aはまだ未発表のスマートフォンですが、来年の投入が期待されています。

 

一方でBluetooth LE Audioの利用には、対応イヤホンも必要となります。グーグルの最新イヤホン「Pixel Buds Pro」もまだBluetooth LE Audioには対応していませんが、今後のソフトウェアアップデートなどにより、Pixel 7シリーズとの同時対応を期待したいものです。

 

Source: AOSP via 9to5Google

Galaxy Z Fold4、耐久テストに合格! ヒンジが砂利の侵入を防ぎきった

サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」も、初代モデル(Galaxy Fold)が登場してから3年目かつ4代目であり、かなりの改良が重ねられていると謳われています。

↑Image:JerryRigEverything

 

では、どれだけ頑丈になったのか? 一般ユーザーでは怖くてとてもできない耐久テストを行った結果を、海外YouTubeチャンネルのJerryRigEverythingが公開しています。

 

Galaxy Z Fold4は見かけも先代のGalaxy Z Fold3とソックリですが、その基本的な構造や各部の作りは、カバー(外側)ディスプレイが「Gorilla Glass Victus」から「Gorilla Glass Victus+」に変更された以外は変わっていません。これまで通りIPX8等級の防水性能を持ち、内側の折りたたみ画面はプラスチックカバーで保護されています。

 

さて外部ディスプレイを守るGorilla Glass Victus+は、やはりモース硬度6(ダイヤモンドが10、ルビーやサファイアが9)で傷が付き、硬度7で深い溝が刻まれてしまい、先代より傷つきにくくなったわけではなさそうです。

その一方で内部ディスプレイはまだ柔らかく、爪だけで跡が残り続ける可能性もあり、強く押さない方がよさそうです。また硬度2のピックでは、消えないマークが付いてしまいました。

 

ほかライターの火で両側のディスプレイをあぶったり、カミソリでそれ以外の部分に傷を付けたあと、ヒンジ(折り曲げ軸)の両側に砂利をまぶされています。その状態で何度も開け閉めを繰り返しても砂利はヒンジの中に入り込むことができず、見事に侵入を防ぎきっています。

 

ちなみに修理業者iFixitが初代Galaxy Foldを分解したところ、ヒンジは閉じても開いた状態でもすき間があり、ホコリなどのゴミを取り込んでディスプレイを傷つけやすいと分析されていました。Galaxy Z Fold4は、さすがに3年分の進歩があったようです。

 

最後に折り曲げテストが行われましたが、閉じた状態ではほとんど曲がらず、開いていてもあまりたわんでいません。こうしてGalaxy Z Fold4は、過酷な耐久テストに合格したのでした。

 

もっともテックメディアThe Vergeは、買ってから数か月後にディスプレイにトラブルが起こったとの報告が多数あると指摘しています。とはいえ、修理費も先代より下がっているので、ユーザーは少し安心できそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 

廉価スマホに? Snapdragon 6 Gen 1の詳細判明か

米クアルコムの次期ローエンド~ミドルレンジ向けプロセッサ「Snapdragon 6 Gen 1(仮称)」に関する情報を、リークアカウントのEvan Blassが伝えています。

↑DANIEL CONSTANTE/Shutterstock.com

 

すでにハイエンド向けに「Snapdragon 8+ Gen 1」を、そしてミドルレンジ向けに「Snapdragon 7 Gen 1」を発表しているクアルコム。モデルナンバーを考えると、今回のSnapdragon 6 Gen 1はその下位に位置することが想定されます。

 

 

リーク情報によれば、Snapdragon 6 Gen 1は4nmプロセスで製造され、2.2GHz駆動の「Kryo」CPUコアと「Adreno」GPUを搭載。最大12GBのLPDDR5 RAMとUFS 3.1ストレージをサポートし、「Snapdragon X62」モデムを搭載することで、ミリ波/6GHz帯の5G通信に対応するようです。

 

その他にも、120Hz/FHD+解像度ディスプレイやBluetooth 5.2、Wi-Fi 6E、Quick Charge 4 Plusをサポート。最大4800万画素のシングルカメラや、4K HDRでのビデオ撮影にも対応することが伝えられています。

 

クアルコムはイベント「Snapdragon Tech Summit」を11月15日から11月17日に開催し、その場で次世代フラッグシッププロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」と、今回のSnapdragon 6 Gen 1を発表する可能性が高そうです。ぜひ、Snapdragon 6 Gen 1を搭載した廉価かつ十分な性能のスマートフォンの登場を楽しみにしたいものです。

 

Source: Evan Blass/Twitter via XDA Developers

Galaxy S23シリーズの外観、S22からあまり変わらないかも…

韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズに関して、本体デザインやディスプレイに関する情報を、リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑Framesira/Shutterstock.comより

 

Galaxy S23シリーズに関しては、以前にもベースモデルのカメラ性能はあまり変わらない独自プロセッサを搭載しないUltraモデルにて2億画素カメラと新たな指紋認証センサーが搭載される、などの噂が伝えられています。

 

Ice universeによれば、ベースモデルの「Galaxy S23」「Galaxy S23+」は「Galaxy S22」と同一のデザインを採用。ディスプレイやカメラスペック、バッテリーも変更がなく、プロセッサのみが「Snapdragon 8 Gen 2」に刷新されると伝えています。

 

一方でGalaxy S23 Ultraも基本的にはGalaxy S22 Ultraと同デザインとなるものの、ディスプレイはカーブデザインからフラットデザインに変更されるとのこと。

 

今回の情報が正しければ、Galaxy S23シリーズはどのモデルも外観的な変更がほぼない「マイナーアップデート」モデルとなりそうです。現在サムスンは折りたたみスマートフォンを次々と投入しており、さらに「折りたたみGalaxyタブレット」の発売も噂されています。そんな中、Galaxy Sシリーズに割けるリソースはあまり大きくないのかもしれません。

 

Source: Ice universe 1, 2 via 9to5Google

Pixel 8に搭載? Googleの独自プロセッサー「Tensor 3」をサムスンが開発中か

米グーグルの第3世代の独自プロセッサー「Tensor 3(仮称)」を韓国サムスンが開発しているとの情報を、海外テックサイトのGalaxy Clubが報じています。

↑Tensor 3開発中の噂が持ち上がっています

 

Tensorシリーズはグーグルの「Pixel 6/7」に搭載されているプロセッサーで、AI(人工知能)関連の処理を強化しているのが特徴です。ただし総合的なパフォーマンスやモデムの通信速度では、米クアルコムなどのプロセッサーに一歩劣るところがあります。

 

Galaxy Clubによれば、現在グーグルはサムスンと共同でTensor 3の初期テストをすすめており、そのテストボードは「Ripcurrent」と呼ばれているそう。さらに、Tensor 3の開発コードが「S5P9865」となることも報じられています。

 

現時点では、Tensor 3がどのような仕様や性能になるのかは判明していません。しかし先述のとおり、課題であったプロセッサーの性能や熱問題、モデム性能を向上させてくることを期待したいものです。

 

なおTensor 3は、例年どおりのスケジュールなら来年後半に投入されるであろう「Pixel 8(仮称)」シリーズへの搭載が期待されています。クアルコムや米アップルなど強力なライバルの多いプロセッサー業界ですが、Tensorシリーズでは人工知能処理など、「グーグルらしさ」を維持してほしいものです。

 

Source: Galaxy Club via 9to5Google

Galaxy Z Flip4の分解動画が公開。前モデルからの改良点が明らかに

サムスンの新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」は前モデルからの大幅な改良が期待され、それを裏付けるように公式の宣伝も発信されています。では、どういった点が変更されているのか? その内部設計を探るため、分解した動画が公開されています。

↑Image:PBK Reviews

 

この動画は、新型スマートフォンの分解でおなじみのYouTubeチャンネルPBK Reviewsが公開したものです。グーグルのPixel 6aについても、発売前にどこかから入手してバラし、バッテリーが交換しやすそうだとコメントしていました

 

さて今回のビデオは、もっぱら「修理しやすいかどうか」に焦点を当てています。この点については、Galaxy Z Flip4はFlip 3同じように分解も簡単で修理もしやすそうです。本製品は見かけと同じく内部についても前モデルから大きな変更はないことが明らかとされています。

 

ただし、内蔵バッテリーは2つに分かれており、取り外しには多少の注意が必要で、接着剤を柔らかくするためにイソプロピルアルコールが使われています。また大きい方のバッテリーは他の部品の下に入り込んでいるため、取り出すためにはかなり苦労しているようです。

 

そして前モデルと同じく、Galaxy Z Flip4の折りたたみディスプレイも繊細な作りで、取り扱いには細心の注意が求められます。

 

そうして各種部品を外してから見えてくる内部アーキテクチャは、Galaxy Z Flip3とわずかな違いしかありません。その1つはバッテリーのコネクタが反対側に移され、カメラ下にあるメイン基板と連動するようになったことです。

 

また、新モデルのミリ波5Gアンテナは2本から1本に減らされていますが、空いたスペースは使われないまま。これらの違いを除けば、前モデルとハードウェアは似通っており、修理しやすさの評価も変わらないようです。

 

サムスンの発表でもディスプレイの解像度などは前機種と変わらず、プロセッサーやカメラのセンサー、バッテリーを増量したことが強調されていました。つまりはマイナーチェンジということですが、それだけ前のGalaxy Z Flip3の完成度が高かったのかもしれません。

 

Source:PBK Reviews
via:Gizmochina

Nothing Phone (1)、Android 13アプデは2023年までおあずけか

英Nothingのスマートフォン「Nothing Phone (1)」について、「Android 13」の配布時期が2023年前半になることが、海外テックメディアのAndroid Authorityによって報告されています。

↑pear worapan/Shutterstock.com

 

Android 13は、すでにPixelスマートフォン向けに先週からリリースが開始されています。一方で、Nothing Phone (1)ではまだその配信時期が発表されていませんでした。

 

一方でAndroid AuthorityがNothingから受け取った声明によれば、Nothing Phone (1)へのAndroid 13の配信は2023年前半になるとのこと。これに関しては、「Nothingのハードウェアとソフトウェアのアップグレードを微調整したい」とも伝えています。

 

Nothing Phone (1)では、3年間のAndroid OSのメジャーアップデートと、4年間の隔月セキュリティアップデートが約束されています。これはPixelや韓国サムスンのGalaxyと比べると、そこまで長いものではありません。

 

というわけで、かなり遅めとなるNothingによるAndroid 13へのアップデート。このあたり、規模の小さな新興メーカーとしては難しいところがあるのかな…とも感じます。

 

Source: Android Authority via 9to5Google

Pixel 6a、過酷な耐久テストをクリア! 折曲げの圧力にも耐えきる

新たなスマートフォンを買うたびに、落としたり何かに触れた拍子で傷が付かないか気にしてしまいがちです。あるYouTuberが、発売まもないPixel 6aを対象として過酷なテストをしたところ、それほどひどく傷つかないことが証明されました。

↑Image:JerryRigEverything

 

この耐久テストは、新型スマホの頑丈さを検証することで有名なZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)が行ったもの。先日もNelson氏はOnePlus 10Tを拷……厳しい試練を与えて、小枝のようにポッキリ折っていました。

 

Nelson氏による一連のテストは、カミソリやライターを使うなど、普通のユーザーが絶対にやらないような究極のストレスを与えるものです。Pixel 6aの画面にモース硬度6(ダイヤモンドが10、ルビーやサファイアが9)試験をすると、かなり大きな傷が付いています。が、本製品のカバーガラスに使われた「Gorilla Glass 3」はほぼ10年前の技術であることを考えると、それほどひどい結果ではありません。

 

さらに画面をひっかいた後、ディスプレイ下の指紋センサーが機能するかどうかもテスト。こちらはモース硬度7のピックで深い傷を付けても問題なく認識しており、Pixel 6/6 Proで苦情が多かった指紋認証はかなり改善されていることが確認できます。

 

かたや背面パネルはプラスチック製のため、カミソリの刃を当てると大ダメージを喰らっています。こんな状況はあり得ないとも思われますが、実は「ポケットに鍵と一緒にPixel 6aを入れておく」シチュエーションはわりとあるのかもしれません。

 

興味深いのは、ケースの側面が金属製であると確認されていることです。一般にプラスチック製の電源ボタンやボリュームボタンは欠けやすい傾向にあるため、ふだん使いで大きく評価できそうなポイントです。

 

最後の曲げ耐久性テストには、Pixel 6aは見事に合格しています。上位モデルより安価な素材を使いながらも、容赦ない圧力にも耐え、たわみも最小限に抑えられ、ひび割れたり反り返ったり、大きなダメージもなさそうです。

 

先行したPixel 6/6Proがバグだらけだったため人気が落ちているとの調査結果もありましたが、Pixel 6aは今のところ大きな不具合は聞こえてきません。日本では米国よりも破格の安さということもあり、Pixelブランドの支持率は持ち直すのかもしれません。

Source:JerryRigEverything
via:9to5Google

Galaxy S23 Ultraはスキャン領域が広く高速な指紋センサー搭載?カメラは2億画素のうわさ

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズのうち、最上位モデルの「Ultra」はかなりの高性能になると予想されています。同社がどれほど力を入れているかといえば、独自プロセッサーのExynosをあえて採用せず、クアルコム製の高性能な「Snapdragon 8 Gen2」に一本化すると言われるほどです。

↑Galaxy S23 Ultraの指紋センサーに関するウワサが持ち上がりました

 

そして新たに、かなりスキャン領域が広くて素早く認証できる指紋センサーを搭載するとの噂が届けられています。

 

有名リーカーのAlvin氏によると、Galaxy S23 Ultraにはクアルコムの3D Sonic Max指紋スキャン技術が採用されるかもしれないそうです。この技術はすでにVivo X80 ProやiQOO 9 Proなど他社スマホに採用されており、指紋を認識できるエリアが広く、「迅速かつ高いセキュリティ性能」を持つこともうたわれています

 

ちなみにAndroidスマホに搭載されている指紋センサーは超音波式の方が新しくて精度が高く、光学式はそれよりもコストが安い代わりに認証速度が遅い傾向があります。GoogleのPixel 6やPixel 6 Proは光学式であり、色々と不具合が報告されていました(ソフトウェアの問題もあるはずですが)。

 

ともあれ、Galaxy S23 Ultraに最新の指紋センサーが採用されるのは、喜ばしいことでしょう。しかし、サムスンがS23シリーズすべてに実装するのか、それともUltra限定にするのか、不明な点もあります。

 

このほか、最近の噂話では、Galaxy S23 Ultraに搭載予定の「Snapdragon 8 Gen 2」は台湾TSMCにより4nmプロセスで製造されるとのこと。またサムスン初の2億画素カメラを搭載するとも言われています(未発表の「ISOCELL HP2」センサー採用)。

 

今年9月に発表と見られる「iPhone 14 Pro」モデルのカメラは、前世代の1200万画素から4800万画素に強化されると予想されていますが、少なくとも画素数についてはサムスン製スマホと大きく水をあけられるのかもしれません。

Source:Alvin(Twitter) 
via:GSMARENA

最新のAndroid 13でPixel 4のワイヤレス充電に問題発生、原因などは?

米グーグルがリリースを開始した最新モバイル向けOS「Android 13」をインストールした「Pixel 4」シリーズの一部ユーザーから、ワイヤレス充電に問題が発生したとの報告が伝えられています。

 

Pixel 4は2019年に発売されたスマートフォンで、前モデルの「Pixel 3」シリーズとおなじく、ワイヤレス充電機能を搭載しています。またAndroid 13は、先週からPixelスマートフォン向けの配信が開始されました。

 

海外掲示板のRedditに寄せられた報告によれば、主に「Pixel 4」と上位モデルの「Pixel 4 XL」にて、Android 13のインストール後にワイヤレス充電機能が使えなくなったと伝えています。ただし問題が発生しているのはPixel 4だけでなく、「Pixel 6」シリーズでも報告が上がっています。

 

現時点では、なぜPixel 4とAndroid 13との組み合わせでワイヤレス充電機能に問題が発生しているのかはわかっていません。ただし、充電関連のソフトウェアに問題があることも指摘されています。Pixelスマートフォンでは、特定の状況下で充電を遅くしたり止めたりすることがあるのです。

 

なお「Pixel 6」シリーズとは異なり、Pixel 4ではAndroid 13をインストールした後でも「Android 12」にロールバック(インストールし直し)をすることも可能。もし手持ちのPixel 4にて問題が発生してしまったら、このような手法を検討してみるのもよさそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

サイズ感などがわかった! Pixel 7/7 Proの詳細なハンズオン動画がはやくも登場

今秋の発売が予定されている米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」シリーズについて、発売前にも関わらずそのプロトタイプのハンズオン動画が、YouTubeチャンネルのUnbox Therapyで公開されています。

↑Unbox Therapy/YouTubeより

 

Pixel 7シリーズは、現在販売されている「Pixel 6」シリーズとほぼ同一のデザインを採用。それでいて次期プロセッサー「Tensor 2」や背面カメラの強化が特徴です。

 

今回の動画に登場したのは、「オブシディアンカラー」と呼ばれるカラーリングのモデルです。ブートローダーの画面では、Pixel 7(コードネーム:Panther)には韓国サムスン製の8GB RAMと128GBのストレージが搭載されていることがわかります。また、動画の「モデル名:GVU6C」は「Sub-6(サブ6)」対応モデルのようです。

 

一方で動画のPixel 7 Pro(コードネーム:Cheetah)は「mmWave(ミリ波)」対応モデル(GE2AE)で、12GB RAMと256GBの内蔵ストレージを搭載しています。

 

本体サイズと重量は、Pixel 6の幅が74.92mm/重さが205g(それぞれ実測値)なのにたいし、Pixel 7は幅が73.20mm、重さが195g。Pixel 6 Pro幅が75.89mm/重さが208g(それぞれ実測値)なのにたいし、Pixel 7 Proの幅が76.68mm/重さが209gとなっています。10月の登場も噂されるPixel 7シリーズ、はやくその実物を見てみたいものです。

 

Source: Unbox Therapy/YouTube via 9to5Goolge

便利だからどうにか搭載したい? グーグルはPixelシリーズへの顔認証の追加を諦めてなさそう

米グーグルが自社スマートフォン「Pixel 6」シリーズと「Pixel 7」シリーズへの顔認証機能の搭載を検討していることを、海外テックメディアの9to5Googleが伝えています。

↑Pixelシリーズ

 

現在販売されている「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」には、顔認証機能が搭載されておらず、かわりに画面指紋認証機能が採用されています。一方で、両スマートフォンには発売前は顔認証機能が搭載される予定であったことは、以前にも報じられていました。

 

今回の報道によればグーグルはAndroid 13において、Pixel 6/7のディスプレイ指紋センサーと、フロントカメラによる顔認証機能を組み合わせることを検討しているそう。具体的には、顔認証機能で顔を部分的に認識できれば、指紋認証機能の条件を緩める、という仕組みになるようなのです。

 

このように指紋認証センサーと前面カメラを組み合わせれば、追加のハードウェアなしで顔認証機能を搭載できる可能性があります。さらには、フロントカメラの性能がPixel 6 Proにくらべて劣るPixel 6や、廉価な「Pixel 6a」でも、顔認証機能が利用できるようになるというのです。

 

また9to5Googleは、次期モデルのPixel 7シリーズでも顔認証機能の開発がすすめられていることを伝えています。手袋をはめているときや指が濡れているときにも利用できる顔認証機能の搭載、Pixelスマートフォンでもぜひ実現してほしいものです。

 

Source:  via 9to5Google

バッテリー駆動時間が延長できる!?「Pixel 6 Pro」で1080pモードが使える「裏技」が判明

米グーグルのスマートフォン「Pixel 6 Pro」に、“改造”した「Android 13」を導入することで、画面解像度を「1080p」に落として動作させることができると、TwitterユーザーのMile氏が報告しています。

↑画像解像度を落とすことができるPixel 6 Pro

 

以前にもAndroid 13のベータ版で発見されていた、Pixel 6 Proでの解像度の変更機能。このように解像度を落とすことで、プロセッサやディスプレイの負荷を抑えてバッテリー駆動時間が延長されるなどの効果が期待されています。

 

 

Mile氏はAndroid 13にカスタムを加えることで、通常は1440pで動作するPixel 6 Proのディスプレイを、1080pで動作させることを可能にしました。しかし、この改造版では、AndroidのUIが時々奇妙な動作をしたり、アイコンが互いに重なったりするなどの不具合が発生している様子。

 

なお、グーグルの次期スマートフォンこと「Pixel 7 Pro」では、1080pでの動作が標準で選択可能と予測されています。まだ詳細は不明ですが、バッテリー容量が低下すると自動で画像解像度が変更されるなどの便利な機能が現れるかもしれません。

 

Source: Mile/Twitter via 9to5Google

一部の「Pixelスマホ」で「Android 12」のアプデが必要、13のインストール前に

米グーグルにより配布が開始された「Android 13」にて、一部のPixelスマートフォンではアップデート前に「Android 12」の更新が必要であるようです。

↑Pixel 6シリーズでは、まず「Android 12」の更新が必要(画像はGoogle Pixel 6 Pro)

 

Android 13ではタブレットや折りたたみスマートフォン向けの新しいインターフェイスが導入され、プライバシー機能も改善。なお、「Pixel 6」シリーズのスマートフォンの場合、インストール後に「Android 12」へと戻すことができません。

 

グーグルによると、現地時間8月15日にリリースされた「Android 12」のアップデートは、エラーではなく意図的であるとのこと。これは古いバージョンのAndroidを実行しているPixelスマートフォンに向けたもので、今後数週間にわたってロールアウトが行われます。しかし、グーグルは今回のAndroid 12のアップデートに関するメッセージが紛らわしかったとして、現在変更作業に取り組んでいます。

 

海外テックメディアの9to5Googleによれば、今回のAndroid 12のアップデートが配信されたのは「Pixel 6」シリーズや「Pixel 6a」「Pixel 5a」とのこと。若干リリース作業でゴタゴタが続いている印象のAndroid 13ですが、早くその使い勝手を試してみたいものです。

 

Source: 9to5Google

Galaxy Z Fold4/Flip4、バッテリー長持ちする「Light」設定があります

韓国サムスンが先日発表した新型折りたたみスマートフォン「Galazy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」に、バッテリー駆動時間を延長する新しいパフォーマンスプロファイル「Light」が含まれていることがわかりました。

↑サムスンより

 

なお、Galaxy Z Fold4は前モデル「Galaxy Z Fold3」からバッテリー容量は変わっていない(4400mAh)ものの、Galaxy Z Flip4は「Galaxy Z Flip3」からバッテリー容量が大幅に増えています(3300mAhから3700mAh)。

 

そして海外掲示板のRedditに投稿された内容によれば、両スマートフォンに搭載された「OneUI 4.1.1」には、「標準」「Light」という2個のプロファイルが存在しています。一方で、以前存在していた「処理性能を強化」のボタンはなくなっています。

 

そしてOSの説明によれば、標準プロファイルでは性能とバッテリー駆動時間のバランスがとられ、Lightではよりバッテリー駆動時間が伸びるように設定されるのです。

 

Redditユーザーのテストでは、Lightモードではベンチマークアプリのパフォーマンスが20%低下したとのこと。一方で海外テックメディアの9to5Googleによれば、Galaxy Z Fold4/Flip4では「標準」がデフォルトで設定されており、また両者に大きな違いはなかったそうです。

 

いくらスマートフォンが高性能になっても、電源が入らなければただの板。状況に応じて、この新しいバッテリープロファイルをうまく活用したいものです。

 

Source: Reddit via 9to5Google