Pixel 7とPixel 7 Pro、FCC認証を通過! 10月13日にPixel Watchと同時発売?

米グーグルの次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 7」シリーズは10月6日に予約受付開始、13日に発売と噂されています。そんななか、それらしきデバイスが米連邦通信委員会(FCC)の認証を通過したことが明らかとなりました。

 

米国で無線を使う機器を発売するにあたっては、まずFCCに届け出て適合性基準を満たす必要があります。そのため発売前の製品もいち早く登録され、そこから未発表の情報が分かることも珍しくありません。

 

さてFCC文書で確認されたのは4つのモデル、「GP4BC」「GVU6C」「GE2AE」および「GQML3」です。最初の2つはサブ6GHzの5Gに対応し、ほかの2つはミリ波(サブ6GHzより高速だが使えるエリアが狭い5G通信)にも接続できるものです。

 

米国ではミリ波対応モデルが発売される一方で、世界的にはミリ波帯の5Gはそれほど普及していないため、一部地域ではサブ6GHz対応のみのモデルが発売されると見られています。実際、アップルのiPhone 13シリーズも米国モデルは5G対応ですが、日本向けモデルは非対応となっています。

 

また、上記のうちGP4BCとGE2AEはUWB技術を搭載しています。UWBとは超広帯域無線通信の意味で、GPSよりも精度の高い位置検出を可能とする技術のこと。やはりPixel 6 ProもUWBを採用していたことを考えると、この2つがおそらく上位モデルの「Pixel 7 Pro」だと思われます。

 

また4機種ともWi-Fi 6EやBluetooth、NFC、ワイヤレス充電など、ハイエンド機に求められる機能はもれなくサポートしているようです。

 

Pixel 7シリーズには2代目の独自開発チップ「Tensor 2」搭載が予想されながらも、あまり性能向上はなく、カメラも前モデルと大差ないようです。また画面サイズや解像度、画面リフレッシュレート(標準モデルは90Hz、Proモデルは120Hz)など基本的な仕様は同じながらも、Proモデルの画面は明るくなる可能性が浮上しています

 

おそらくPixel 7とPixel 7 Pro、そしてスマートウォッチのPixel Watchも10月に発表・発売されるはず。さらに噂の折りたたみスマホ「Pixel Fold」もそこに加わるかどうか不明ですが、同社は情報どころか実機そのものを漏らしやすいこともあり、まもなく何かがリークされてくるのかもしれません。

 

Source:MySmartPrice
via:GSMARENA

「2025年までには折りたたみスマホが主流に」サムスンが大胆予想

韓国サムスンでスマートフォン部門を率いるRoh Tae-moon氏は記者会見において、「2025年までに折りたたみスマートフォンが主流となる」と発言しました。

↑サムスンより

 

サムスンはスマートフォン業界のなかでも、折りたたみスマートフォンに最も力を入れているメーカーでしょう。つい先日にも、新型の横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip4」を発表しています。

 

Tae-moon氏は記者にたいして、「今後数年以内に、サムスンが販売するプレミアムスマートフォンの50%以上が折りたたみスマートフォンになる」と語りました。そして、折りたたみスマートフォンが主流になるとの見通しを表明したのです。

 

サムスンの折りたたみスマートフォンビジネスは拡大を続けており、前モデルの「Galaxy Z Fold3」と「Galaxy Z Flip3」をあわせて約710万台も販売しました。一方でプレミアムスマートフォン「Galaxy S21シリーズ」は約2000万~2500万台が販売されたと伝えられています。

 

調査会社のCounterpointは、折りたたみスマートフォン市場は2022年に1600万台、2023年には2600万台へと拡大すると主張しています。拡大を続ける折りたたみスマートフォン市場でも、やはりサムスンがナンバーワンメーカーとなるのかもしれません。

 

Source: The Korea Herald via 9to5Google

OnePlusも折りたたみスマホに参入か? CEOが部品をチラ見せ

中国OnePlusの共同創業者であるPete Lau氏は、開発中の折りたたみスマートフォンのものと思われる部品画像を、自身のツイッターアカウントに掲載しています。

↑OnePlus/Twitterより

 

先日に韓国サムスンが新製品を発表したように、ますます盛り上がりをみせる折りたたみスマートフォン市場。サムスンだけでなく中国ファーウェイやシャオミ、モトローラやOPPOも、折りたたみスマートフォンを投入しています。

 

今回Lau氏が投稿したのは、OnePlusの折りたたみスマートフォンのヒンジ部品のようです。ただし、今回の投稿からはそれ以上の情報を読み取ることはできません。

 

2020年当時、Lau氏は折りたたみスマートフォンに関しては「まだプライムタイムではない(時期尚早だ)」と語っていました。そして、折りたたみスマートフォンにより適した新たなディスプレイ技術の登場を待っていたのです。

 

OnePlusを傘下にくわえたOPPOがすでに折りたたみスマートフォン「Find N」を投入したことを考えれば、OnePlusからの折りたたみスマートフォンの登場が近くても、おかしくはありません。また今回のヒンジ部品も、Find Nのものに近いという指摘もあります。

 

過去のリーク情報によれば2023年にも登場するかもしれない、OnePlusの折りたたみスマートフォン。新たなプレイヤーの登場により、今後も折りたたみスマートフォン市場がより盛り上がることは間違いないでしょう。

 

Source: Pete Lau/Twitter via Phone Arenaより

OPPOの折りたたみスマホは「Find N Fold/Flip」の2モデルに?

中国OPPOが折りたたみスマートフォン「Find N Fold」「Find N Flip」を開発しているとの情報を、海外テックサイトのPricebabaが報じています。

↑OPPOより

 

2022年にはブランド初の折りたたみスマートフォン「Find N」を投入した、OPPO。同スマートフォンは横長なアスペクト比のディスプレイを採用したことで、動画視聴などに適したデバイスとなっています。また先月には、OPPOが2機種の次期折りたたみスマートフォンを開発しているとの情報も伝えられました。

 

今回報じられたFind N FoldはFind Nと同じ横折りタイプ、Find N Flipは縦折りタイプになるとされています。ちょうど、韓国サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」と同じ命名ルールのようです。

 

Find N Fold/Flipは、プロセッサーに最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載するとのこと。また両スマートフォンがEUIPO(欧州連合知的財産権庁)に登録されていることから、Find Nのように中国だけでなく、グローバルにローンチされる可能性も指摘されています。

 

現時点では、横折りと縦折りの2タイプの折りたたみスマートフォンを販売しているのは、サムスンだけです。もし今回の報道が正しければ、OPPOはサムスンと同様に多様な折りたたみスマートフォンで、シェア獲得を目指そうとしているのかもしれません。

 

Source: Pricebaba via 9to5Google

iPad Pro対抗? 大画面なXiaomi Pad 5 Proがお手ごろ価格で登場

中国シャオミは新型タブレット「Xiaomi Pad 5 Pro」を海外発表しました。

↑シャオミから

 

Xiaomi Pad 5 Proは2021年8月に海外発表された同名のタブレットを刷新したものです。具体的には、より大きなディスプレイやバッテリー、大容量のRAMを搭載しています。

 

新モデルのXiaomi Pad 5 Proは12.4インチ/2560×1600ドット/リフレッシュレート120Hz駆動のディスプレイを搭載。なお画面はスペックアップだけでなく、タッチサンプリングレートが240Hzから120Hzへと下がっていたり、色深度が10ビットから8ビットへと変更されたりもしています。

 

プロセッサーはSnapdragon 870で、RAM容量は6GB/8GB/12GB、内蔵ストレージは128GB/256GB。背面には5000万画素メイン+200万画素深度センサーのデュアルカメラを、前面には2000万画素のセルフィーカメラを搭載しています。

 

バッテリー容量は8600mAhから10000mAhへと増え、2日以上持つとしています。また67Wの高速充電に対応しており、68分での満充電が可能です。さらに、フルサイズのキーボードやスタイラスにも対応しています。

 

Xiaomi Pad 5 Proの中国向けの価格は3000元(約6万円)からとなっています。スペックはそれなりではありますが、12.4インチの大画面タブレットがこの価格で入手できるというのは、なかなか魅力的ではないでしょうか。

 

Source: Phone Arena

Pixel 6a、実は90Hz表示ができた! Googleがあえて“封印”していた理由とは?

Googleの最新スマートフォン「Pixel 6a」は、廉価モデルながらも上級モデルPixel 6が持つ機能をほとんど備えています。どちらもGoogleの独自開発チップ「Tensor」を搭載し、デザインもほぼ同じ。メインの広角カメラはPixel 6の50MPに対してPixel 6aは12MPと差が付けられていますが、その他のスペックは横並びです。

↑Googleより

 

そしてPixel 6aの画面は、Google公称では最大リフレッシュレートが60Hzとされています。Pixel 6の90Hzよりも差が付けられた……と思いきや、実は90Hz表示できることが分かりました。

 

Twitterユーザーでアプリ開発者のNathan氏は、Pixel 6aの隠された90Hz表示をロック解除できたと報告しています。

 

有名リーカーMax Weinbach氏も確認が取れたと言っており、事実だと裏打ちされています。本当は90Hzで表示できるというのに、Googleがあえて封印していたというわけです。

 

Pixel 6aは日本では5万円前半のお手ごろ価格ながらも有機ELディスプレイを採用しており、液晶を使ったアップルのiPhone SE(第3世代)よりも見やすいと評判です。それでも、この価格なら高いリフレッシュレートの表示は無理かなと諦められていたはずが、思いがけないプレゼントが舞い込んだかっこうです。

 

では、なぜGoogleはPixel 6aの性能を抑えているのか?

 

1つにはPixel 6が599ドル~(以下、米国価格)に対してPixel 6aは449ドル~であり、かなりの価格差があります。Pixel 6にはより多くのRAMやメインカメラが搭載され、フレーム素材もいいものは使われていますが、性能がそれほど違うわけではありません。そのため、高いリフレッシュレートで差別化してやる必要があるとも推測されます。

 

もう1つの理由として考えられるのは、Pixel 6aはPixel 6よりもバッテリー容量が少ないことです(4614mAhに対して4410mAh)。リフレッシュレートが上がれば、それだけバッテリーの消耗も速くなるので、あえて60Hzに制限したのかもしれません。

 

Source:Nathan
via:PhoneArena

Galaxy Z Fold4の便利なタスクバー、Fold3にもやってきます

韓国サムスンが新たに発表した、縦折りスマートフォン「Galaxy Z Fold4」。同スマートフォンに採用された新たなタスクバーが、従来モデルの「Galaxy Z Fold3」にも移植されることが、海外テックメディアの9to5Googleにより伝えられています。

↑サムスンより

 

Galaxy Z Fold4では画面下部に、パソコンやタブレットのようなタスクバーが表示されています。このタスクバーにはお気に入りや最近使ったアプリが表示され、マルチタスク機能がさらに改善されています。

 

具体的には、アプリのウィンドウ間の素早い移動や、アプリの同時起動、大画面を活用したアプリごとのメニュー表示など、生産性が大きく改善されています。

 

Galaxy Z Fold4の新しいタスクバーは、大画面向けにカスタムされた「Android 12L」をベースとした「One UI 4.1.1」にて実現されています。そしてこのOne UI 4.1.1と新しいタスクバーがGalaxy Z Fold3にも移植されることが、サムスンから9to5Googleに対して説明されたのです。

 

現時点では、Galaxy Z Fold3にいつOne UI 4.1.1や新しいタスクバーが配信されるのかは、明かされていません。しかし今後は、より折りたたみスマートフォンやタブレットがパソコンのインターフェイスに近づくことになりそうです。

 

Source: 9to5Google

意外と安い、初の2億画素スマホ「Motorola X30 Pro」が海外発表

米モトローラは初となる2億画素イメージセンサーを搭載したスマートフォン「Motorola X30 Pro」を中国向けに発表しました。

↑モトローラより

 

Motorola X30 Proは韓国サムスンが開発した2億画素イメージセンサー「HP1 ISOCELL」を搭載。8K解像度/30fpsでの録画や、16ピクセルをまとめての高感度撮影が可能です。その他にも、マクロ撮影も可能な5000万画素超広角カメラ、2倍ズームが可能な1200万画素カメラ、6000万画素のセルフィーカメラを搭載しています。

 

画面には6.7インチ/最大144Hz駆動/最大1250ニトの有機ELディスプレイを搭載。10億色や10bit表示、HDR10+やDCI-P3カバー率100%を実現しています。プロセッサは「Snapdragon 8+ Gen 1」で、8GB/12GB RAMと128GB/256GB/512GB ストレージを搭載。バッテリー容量は4610mAhで、125Wと極めて高速な有線充電に対応しています。

 

Motorola X30 Proの価格は3699元(約7万3000円)からと、意外にも廉価。まずは、中国から販売が開始されます。世界初の2億画素イメージセンサーを搭載しながら廉価に投入される本スマートフォン、まずはどれだけ美しい写真/映像が撮影できるのかを、確認してみたいものです。

 

Source: Android Central

かなりコスパいいんじゃないの? 新折りたたみスマホ「Moto Razr 2022」が海外発表

米モトローラは新型折りたたみスマートフォン「Moto Razr 2022」を中国向けに発表しました。

↑モトローラより

 

韓国サムスンの「Galaxy Z Flip4」と同じく、縦折りタイプとなるMoto Razr 2022。その特徴は、より高速な6.7インチ/FHD+解像度/最大144Hz駆動のディスプレイを採用していることです。また外側のディスプレイも2.7インチと、より大型なものが採用されています。

 

プロセッサには最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。これに、12GB RAMと512GB 内蔵ストレージが組み合わされています。カメラは外側が5000万画素メイン+1200万画素超広角、内側が3200万画素セルフィーカメラとなっています。

 

本体のヒンジは改善された「Star Trail」構造により、開いたときによりフラットな形状となります。内蔵バッテリーも3500mAhと、前モデル「razr 5G」から拡大されています。

 

Moto Razr 2022の価格は5999元(約12万円)からで、まず中国向けに投入されます。Galaxy Z Flip4よりも一部スペックで勝りながら若干廉価なMoto Razr 2022は、十分な競争力がある折りたたみスマートフォンといえそうです。

 

Source: 9to5Google

とにかく薄い折りたたみスマホ「Xiaomi Mix Fold 2」が中国デビュー

中国シャオミは新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi Mix Fold 2」を、海外向けに発表しました。

↑シャオミより

 

Xiaomi Mix Fold 2の最大の特徴は、5.4mmという本体の薄さ。これは、先日発表された韓国サムスンの「Galaxy Z Fold4」の6.3mmよりも、さらに薄くなっています。

 

スペックも最先端で、プロセッサに米クアルコムの「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。これに、12GBのRAMと最大1TBのストレージを組み合わせています。内部には8.02インチ/最大120Hz駆動ディスプレイを、そして外側には6.56インチ/最大120Hz駆動ディスプレイを搭載しています。

 

メインカメラには、ライカブランドの5000万画素カメラを搭載。その他にも、1300万画素超広角カメラや800万画素望遠カメラを採用しています。なお、外部ディスプレイ側にはセルフィーカメラは搭載されていません。

 

バッテリー容量は4500mAhで、67Wの有線充電機能を搭載。本体サイドの指紋センサーや、Harman Kardonがチューニングしたデュアルスピーカーの搭載も特徴です。OSにはAndroid 12Lをベースとした「MIUI 13」を搭載し、折りたたみスマートフォン向けに最適化されています。

 

Xiaomi Mix Fold 2では、スターゴールドとムーンシャドウブラックの2色が用意。ベースモデルの12GB RAM/256GB ストレージモデルが8999元(約18万円)で、まず中国から販売が開始されます。先述のGalaxy Z Fold4よりも廉価ということもあり、かなり注目のモデルとなりそうです。

 

Source: XDA Developers

Galaxy Z Flip4は最新チップ搭載&バッテリー強化で、先代と同じ999ドル!

サムスンは8月10日午後10時~の「Galaxy Unpacked」イベントにて、最新の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」を発表しました。もう1つの折りたたみ製品「Galaxy Fold」シリーズが横開きでタブレット風になるのに対して、こちらは前モデルと同じく「ふだんはコンパクト、タテに開くと大型ディスプレイ」のクラムシェル型を受け継いでいます。

↑サムスンより

 

まず注目すべきは、搭載プロセッサとして最新のSnapdragon 8+ Gen 1を採用した、ということ。小さな筐体ながらも、より大型でハイエンドのGalaxy Z Fold4と並んでスペックアップとなりました。

 

またメイン画面は、開いた状態で6.7インチ、2640×1080ドットかつ120Hz駆動。そしてカバー画面(外側のディスプレイ)は1.9インチで512×260ドットということで、先代のFlip3から特に変化はありません。かたやカメラはメインが1200万画素+超広角が1200万画素、自撮りカメラが1000万画素と画素数では前モデルと差はないものの、イメージセンサーは65%明るくなっており、昼夜を問わず写真やビデオを鮮明かつ安定して撮れると謳われています。

 

実用面でありがたいのは、バッテリーが3700mAhの大容量になったことでしょう。先代の3300mAhから実に1割以上も増えており、これまでFlipシリーズの弱点だったスタミナも改善されるはず。さらに超高速充電もサポートされ、有線では先代の15Wから25Wへとアップし、約30分で50%まで充電できるそうです。

 

さらにFlipシリーズの魅力である「小ささ」も進化。折りたたみ時は71.9mm×84.9mm×17.1mmとなり、前モデルの72.2mm×86.4×17.1mmよりも「幅が狭く、背も低く」でありつつ開いた画面サイズは同じ。ちなみに重さは約187gで、Flip3より約3g増ということに。見かけはほぼ先代と変わりませんが、よりスリムなヒンジ、直線的なエッジや美しく加工された背面ガラス、光沢のある金属フレームなど、細部に至るまで完成度が高められています。

 

そしてRAM容量は8GBで、Flip3から据え置き。ストレージは128GB/256GB/512GBの3タイプありりますが、「市場や販売経路により異なる場合がある」との但し書きが付けられています。その価格は999ドル~で、前モデルFlip3と同じとなっています。値上げとの噂もあっただけに、サムスンが折りたたみスマホ普及のために頑張ったのかもしれません。発売は8月26日ですが、おそらく日本ではキャリア経由の販売となるため、そちらの続報を待ちたいところです。

 

Source:Samsung

Galaxy Z Fold4が正式発表、「スペック以外の進化」きっちりあります!

↑サムスンより

 

韓国サムスンは新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」を海外発表しました。本体デザインやスペックなどが、前モデルから順当に進化しています。

 

Galaxy Z Fold4では、アップグレードされた5000万画素広角カメラと30倍のスペースズームカメラ、1200万画素超広角カメラを搭載。ピクセルサイズの拡大や23%明るくなったセンサー、処理能力の向上により、夜間でも鮮明な写真の撮影が可能です。プロセッサには最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。スリムなヒンジや軽量化、狭いベゼルといった、デザイン上の細かな改良もくわえられています。

 

さらにGalaxy Z Fold4は、大画面向けにカスタマイズされた「Android 12L」を搭載した最初のスマートフォンとなります。バッテリー容量は4400mAhと、前モデルから変わっていません。

 

↑サムスンより

 

画面は内側が7.6インチ/最大120Hz駆動ディスプレイで、画面の下に400万画素のセルフィーカメラを内蔵。外側には6.2インチ/最大120Hz駆動のサブディスプレイと1000万画素セルフィーカメラを搭載しています。Flexモードでは画面の片方をノートパソコンのように起こすことで、手ぶらでの動画視聴が可能です。本体にはArmor Aluminumフレームとヒンジカバー、Gorilla Glass Victus+のカバーガラスを採用することで、耐衝撃性能が向上。また、IPX8の防水性能に対応しています。

 

ソフトウェアでは新しいタスクバーにより、PCのようなレイアウトでお気に入りのアプリや最近使ったアプリにアクセス可能に。スワイプジェスチャーやマルチタスク機能も洗練されています。

 

さらに、ChromeやGmailなどの米グーグル製アプリがドラッグ&ドロップに対応。Google Meet では、YouTube での動画の共同視聴やビデオ通話でのゲームなどがシェアできます。もちろんスタイラス「S Pen」に対応し、ペンケース付きスタンドカバーで気軽に持ち運ぶことができます。

 

Galaxy Z Fold4はグレイグリーン、ファントム・ブラック、ベージュ、バーガンディの4色がラインナップ。RAM容量は12GBで内蔵ストレージは256GB/512GBですが、サムスンストアでは1TBストレージモデルが限定で用意されています。海外価格は1799ドル(約24万円)からとなっています。製品はグローバル向けに8月10日から予約を開始し、8月26日より一部の国で販売が開始されます。なお、日本向けのリリーススケジュールはまだ発表されていません。

 

Source: サムスン

Fold4よりすごいかも。「Xiaomi Mi MIX Fold 2」が激薄ボディで8月11日発表へ

中国シャオミは次期折りたたみスマートフォン「Xiaomi Mi MIX Fold 2」を8月11日に発表します。事前情報によれば、こちらはどうやら「世界最薄の折りたたみスマートフォン」としてデビューするようです。

↑シャオミより

 

 

上のプロモーションビデオが示すように、Xiaomi Mi MIX Fold 2の本体はUSB-Cポートとほぼ同程度の薄さ。リークアカウントのIce universeによれば、同スマートフォンの本体厚は5mm台で、韓国サムスンが8月10日に発表する「Galaxy Z Fold4」よりもずっと薄くなるようです。

 

動画からはその他にも、外部ディスプレイにはパンチホールカメラがあり、一方で内部ディスプレイにはパンチホールやノッチが存在しないことも確認できます。以前の噂では、両者のサイズは6.5インチ/8インチになり、120Hzでの高速駆動に対応するようです。また、最新プロセッサのSnapdragon 8+ Gen 1の搭載も報じられています。

 

Galaxy Z Fold4/Filp4のイベント翌日に発表されるXiaomi Mi MIX Fold 2は、消費者の注目をすべてさらってしまうような折りたたみスマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source: Ice universe/Twitter via WccfTech

イベント直前ですが、Galaxy Z Fold4/Flip4の実機のリークをどうぞ

韓国サムスンから本日のイベントでの発表が期待されている次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(どちらも仮称)」の実機とされる画像を、リークアカウントのNohが投稿しています。

↑Noh/Twitterより

 

Galaxy Z Fold4/Flip4では、すでにほとんどの外観スペック情報が流出しています。それによると、Galaxy Z Fold4では画面がより横幅になり、Galaxy Z Flip4では外部ディスプレイが大きくなるなどの変更があるようです。もちろん、両者とも最新スペックへのアップグレードも指摘されています。

 

今回掲載された実機とされる画像からは、青みがかったグレーカラーのGalaxy Z Fold4と、ブルーカラーのGalaxy Z Flip4の画像が確認できます。Galaxy Z Flip4のヒンジ部分は現行モデルの「Galaxy Z Flip3」と比較して、よりスリムになっているようです。

 

さらに注目すべきは、Galaxy Z Fold4/Flip4のディスプ入れの折り目がより小さく、目立たなくなっているようにみえることです。両スマートフォンでは以前にも、ディスプレイの折り目が目立たなくなると報じられたことがあり、より見やすい画面表示が可能になることが期待されます。

 

まもなく発表される、Galaxy Z Fold4/Flip4。現時点ではサプライズはあまりなさそうですが、順調に使い勝手を改善したモデルに仕上がるようです。

 

Source: Noh/Twitter 1, 2

Galaxy Z Fold4/Flip4のスペック、多分全部わかりました

韓国サムスンの8月10日のイベントでの発表が期待されている「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」の詳細なスペック情報を、ドイツ語テックサイトのWinFutureが掲載しています。

↑9to5Googleより

 

Galaxy Z Fold4

内部ディスプレイ:7.6インチ/2176×1812ドット/120Hz駆動

外部ディスプレイ:6.2インチ/2316×904ドット/120Hz駆動

プロセッサー:Snapdragon 8+ Gen 1

RAM/内蔵ストレージ:128GB RAM/256GB、512GB、1TB

カメラ:5000万画素メイン+1200万画素超広角+1000万画素3倍ズーム、400万画素セルフィー、1000万画素外部カメラ

バッテリー容量:4400mAh、25Wのワイヤレス充電と15Wの逆ワイヤレス充電

その他:SペンやeSIM対応、IPX8の防水対応

 

Galaxy Z Flip4

内部ディスプレイ:6.7インチ/2640×1080ドット/120Hz駆動

外部ディスプレイ:1.9インチ/512×260ドット

プロセッサー:Snapdragon 8+ Gen 1

RAM/内蔵ストレージ:8GB、128GB

カメラ:1200万画素メイン+1200万画素超広角、1000万画素セルフィー

バッテリー容量:3700mAh、25Wのワイヤレス充電と15Wの逆ワイヤレス充電

その他:指紋認証センサー、IPX8の防水対応

 

これらの情報を参照すると、Galaxy Z Fold4はプロセッサの刷新とよりワイドなディスプレイの搭載、Galaxy Z Flip4は同じくプロセッサの刷新と大きな外部ディスプレイ、大容量バッテリーの搭載が特徴となりそうです。サムスンにとってプレミアムモデルとなるGalaxy Z Fold4/Flip4ですが、ここに掲載されていない便利な機能の追加にも期待したいものです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

Galaxy Z Fold4、SペンもAndroid 12Lもバッチリ使えそうです

韓国サムスンからの近日中の発表が期待されている横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold4(仮称)」について、スタイラス「Sペン」や「Android 12L」への対応を示唆する画像が、Telegramグループに掲載されています。

↑Telegramより

 

8月10日のイベントにて発表されるであろう、Galaxy Z Fold4。以前に流出した公式らしき画像では、その本体デザインが現行モデル「Galaxy Z Fold3」とほぼ変わらないことが示唆されていました。

 

今回掲載された画像では、まずGalaxy Z Fold4にて新型のSペンケースが登場することがわかります。ケースが存在するということは、Galaxy Z Fold3と同じくSペンに対応することは間違いないでしょう。

 

↑Telegramより

 

さらにディスプレイには、Android 12Lのタスクバーが描写されています。Android 12Lは大画面デバイスに最適化されており、素早いアプリの切り替えなどマルチタスク機能が改善されています。

 

外部ディスプレイは6.2インチ/縦横比23.1:9と、Galaxy Z Fold3よりも幅広に。内部ディスプレイも7.6インチ/縦横比21.6:18と、よりワイドになっています。また外部ディスプレイは、ヒンジとベゼルがスリムになっています。

 

このように、前モデルからさまざまな改良が加えられそうなGalaxy Z Fold4。特にディスプレイがよりワイドになることで、動画視聴がさらに快適になりそうです。

 

Source: Telegram via 9to5Google

噂の折りたたみPixel、折りたたみ画面にはカメラホールなし?

米グーグルからの投入が噂されている折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad」について、その内外のカメラ配置に関する情報を、リークアカウントのDigital Chat Stationが伝えています。

↑グーグルのスマホ「Pixel」シリーズ

 

Pixel NotePadに関しては以前のリーク情報により、韓国サムスンの「Galaxy Z Fold」シリーズや中国OPPOの「Find N」のように、横折りタイプの製品になることが予測されています。つまり本体の内側に大きな折りたたみディスプレイを、そして外側には小さなサブディスプレイを搭載するようです。またその見た目はFind Nに近い、より横長なものとなるとされています。

 

Digital Chat Stationの報告によれば、Pixel NotePadは「Pixel 7」のデザインを受け継ぎつつ、Find Nにも似た小ぶりな内側の折りたたみディスプレを搭載。外部ディスプレイの中央にはパンチホールカメラが搭載されるものの、内部の折りたたみディスプレイにはパンチホールはなく、フルスクリーンデザインになるとのこと。さらに本体のベゼルに、超小型ホールカメラが搭載されるとしているのです。

 

なお超小型のホールカメラがどのようなものかは、現時点では不明です。サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold3」にて採用されているディスプレイ下カメラとも、あるいはFind Nの画面左隅の内部カメラとも、異なるものなのかもしれません。

 

一方で「Google カメラ」アプリでは、Pixel NotePadを開いて自撮りをしようとすると、スマートフォンを裏返すようにメッセージが表示されるようです。このことから、Pixel NotePadでは外部カメラの方が撮影品質がよい、あるいは内部カメラ自体が存在しない可能性もあります。

 

いまだ謎多きPixel NotePad。一方でサムスンは8月10日のイベントにて次期折りたたみスマートフォンを発表します。あとに続くであろうPixel NotePadがどのような差別化を打ち出すのかに、注目したいものです。

 

Source: Weibo via 9to5Google

スケルトンスマホ「Nothing Phone (1)」が8月19日から量販店/オンライン/MVNOでも買えるぞ!

英Nothingは新型スマートフォン「Nothing Phone (1)」を8月19日から、家電量販店やECサイトにて国内販売を開始すると発表しました。なお、製品予約は8月10日から開始します。

↑Nothingより

 

Nothing Phone (1)はミドルレンジ向けのスマートフォンで、背面のスケルトンデザインやLED発光機能「グリフ・インターフェイス」が特徴。8月2日には、KITH TOKYOにて限定発売も実施されました。また、発売前に20万台以上の先行予約を集めていることも報じられています。

 

今回発売されるのは、先行発売された8GB RAM/256GB ROMモデル(6万9800円、以下すべて税込)だけでなく、8GB RAM/128GB ROMモデル(6万3800円)や12GB RAM/256GB ROMモデル(7万9800円)も含まれます。使い方にあわせて、好みのモデルを選択することができます。

 

さらに同時発売として、45W PD対応アダプター(4980円)やPhone (1)ケース(ブラック/クリア:2980円)、Phone (1)プロテクター(2980円)も登場。なお、45W PD対応アダプターは公式サイトとKITH TOKYO限定となります。

 

Nothing Phone (1)が販売されるのは、エディオン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ、蔦屋家電+、KITH TOKYO、Amazon、ひかりTVショッピング、Nothing公式サイト、IIJmio、NTTレゾナントとなっています。販売チャンネルが広まることにより、Nothing Phone (1)がより身近な存在となりそうです。

 

Source: Nothing

細かい部分まで見やすくなる? YouTubeが動画の一部を拡大表示できる「ピンチしてズーム」をテスト開始

YouTubeには有料のプレミアム会員限定で、まだ公式の投入にいたらない新機能を実験的に利用できる特典が用意されています。その新たなものとして、動画の一部を2本の指でつまんで広げたり縮めたりできる「ピンチしてズーム」機能が公開されました。

↑YouTubeに新機能登場

 

こうしたプレミアム会員向けのテスト(人柱?)機能が、後に正式なYouTubeの一部として実装された例は何度もあります。たとえばChromeブラウザーで音声検索できる機能も、元はといえばYouTubeアプリでの「ベータ版の新機能を試す」が始まりでした。また、バックグラウンド再生は今でも「プレミアム会員だけ」とされています

 

さて今回の「ピンチしてズーム」機能は、数年前からできた「横向きで、画面いっぱいに表示する」機能とは少し違い、2本の指で広げて画面の一部を拡大表示できるというもの。YouTubeの公式ページを見るかぎり、ポートレート(タテ画面)モードに特化して作られているようです。

↑Image:Google

 

すでにプレミアム会員の人は、YouTubeアプリで利用できます。まず右上にあるプロフィール写真をタップして、「あなたのPremiumの特典」を選びます。その先にある「新機能を試してみる」から、「ピンチしてズーム」の下にある「試してみる」ボタンを押して有効にするだけです。もっとも、新機能を使えるようになるまでに少し時間がかかります(手元にある環境では1~2時間ほど)。

 

実際に使用するときは、タテ画面のままでは利用できず、動画の右下にあるボタンを押して横表示の全画面にする必要があります。どの部分でもピンチ操作でき、中央には「2.6×」など倍率が表示され、指で画面を押さえてスライドすると移動も可能です。ただ、iOS版ではポーズをかけた状態でも動かせるところが、Android版では動かせないなど、少し挙動が違うようです。

 

この「ピンチしてズーム」機能は、9月1日まで利用できる予定です。

 

将来的に無課金ユーザーにも提供されるかどうか不明ですが、もし一般公開されれば、いちいちスクリーンショットを撮るまでもなく、動画のまま小さな文字やキャラクターが確認しやすくなりそうです。

Source:YouTube
via:9to5Google

背面光るといいことあるの? Nothing Phone(1)を使ってわかった使い勝手の良さ

ワイヤレスイヤホン「Nothing ear(1)」の成功により、一躍注目のテック企業となったNothing。同ブランドの次の一手は、多くの人が予測していたようにスマートフォン分野への進出でした。

↑ロンドンを拠点にするNothingから登場したNothing Phone(1)

 

日本での発売も予定されている「Nothing Phone(1)」は、すでに消費者からの関心が失われてしまったスペック競争から離れ、背面にスケルトンを採用するなどの新鮮なデザインが特徴です。そんなNothing Phone(1)を1週間ほど試用する機会がありましたので、その使い勝手を中心にご紹介します。触ってみると、ユーザービリティの向上に焦点を当てていることがわかりました。

 

ミニマムなパッケージング

まずはパッケージから見ていきます。Nothing Phone(1)は、まるで分厚いCDケースのような紙製の外箱に入れられて出荷されます。凝ったデザインのパッケージとは裏腹に、電源アダプターが同梱されないなど、中に入っている物はシンプルです。

 

その内部には、Nothing Phone(1)の本体、USB Type-Cケーブル、SIMピン、そして説明書が同梱。SIMピンは持ち手がスケルトン仕様となっており、なかなか作りこまれています。

↑パッケージは紙製

 

↑内容物。説明書に日本語の項目はありません

 

また、Nothing Phone(1)ではタフネスなTPU製ケースと、電源アダプターがオプションで用意されています。アダプターはホワイトとクリアのプラスチックを組み合わせたもので、ここでもスケルトンデザインが強調されています。

↑純正アクセサリもシンプル。左はオプションの電源アダプター

 

シンプルながら高級感のあるデザイン

↑節度をわきまえた大画面

 

Nothing Phone(1)の電源を入れると、鮮やかな有機ELディスプレイが目に飛び込みます。このディスプレイは6.55インチと大きめで、「iPhone 13 Pro Max」より少し小さい程度。個人的には手に余るということはありませんでした。

 

カバーガラスに米コーニングの「ゴリラガラス」を採用しているためか、指紋などが付いても布などで簡単に拭えるのも好印象でした。

↑背面がぴかりと光ります

 

Nothing Phone(1)を特徴づけるのは、やはりスケルトンデザインの背面とLED発光機能「グリフ・インターフェイス」。内部の部品が丸見えなのはインパクトが大きく、思わず他人に自慢したくなってしまいます。このあたりは物欲を刺激するポイントでしょう。加えて、目に見える部品のほぼすべてがブラック(あるいはホワイト)に統一されているので、高級感も感じられました。

↑本体の質感は高いです

 

本体の厚さは8.3mmで、重量は193.5g。リサイクルアルミニウム製のフレームは質感もよく、ずっと触っていたいと思わせてくれました。それにしてもこのデザイン、どこかアップルの「iPhone」シリーズを思い起こさせますね。

 

通知や充電時に便利な、実用性高いグリフ・インターフェイス

↑多機能なグリフ・インターフェイス

 

背面が発光するグリフ・インターフェイスには、さまざまな機能が割り振られています。光るという装飾的な部分に注目がいきがちですが、実用性もしっかり兼ね備えているわけです。

 

例えば、Nothing Phone(1)のディスプレイを下向きにして机に置けば、グリフ・インターフェイスが通知ランプとして動作し、通話に対応することができます。ミュート設定や本体ボタンを操作しなくても、置き方ひとつでサイレントモードを利用できるのは便利でした。

 

さらに、着信音の設定では、電話をかけてきた人ごとに特定の発光パターンを設定できます。家族など、大切な人からの着信にいち早く対応したいときに重宝しそうです。

 

また、ケーブルによる充電中には、グリフ・インターフェイスが光ってその進行状況を教えてくれます。ディスプレイを見なくてもバッテリー残量がわかるのは、これまた便利です。

 

動画や写真撮影の際には、グリフ・インターフェイスを補助光として点灯させる「グリフィルライト」を利用できます。フラッシュよりも柔らかいこのLED発光機能は、人物の顔などを優しく照らせるでしょう。

 

なお、グリフ・インターフェイスのAPIは外部に仕様が公開されているので、外部の開発者が自分のアプリをグリフ・インターフェイスに対応させることも可能です。

 

【グリフ・インターフェイスの画面フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

余計なアプリを取り除いたことで、シンプルで使いやすいNothing OS

↑余計なアプリはいらないとうたうNothing OS

 

Nothing Phone(1)には、Android OSをベースにカスタムした「Nothing OS」が搭載。操作してみると、グーグル純正以外のアプリがほとんど存在しないことに気づきます。これにより、目当てのアプリや機能にすぐにアクセスできるはずです。「ゼロ・ブロートウェア(不要なアプリゼロ)」をうたうNothing OSならではといえます。

 

ユーザーインターフェイスは、丸みを帯びたポップなデザインに統一されています。独自OSとなると言語面で不安に思うかもしれませんが、システムの日本語化も十分に進められており、使っていて困ることはありませんでした。

↑わかりやすいインターフェイス

 

カメラはiPhoneとそん色なくきれい、でもちょっと癖あり?

スペック競争から離れたとはいえ、気になるポイントもあるはず。特にカメラは頻繁に使うだけにどういった写真を撮影できるのかは知りたいところです。

 

Nothing Phone(1)の背面カメラは、メインに1/1.56インチのソニー製5000万画素イメージセンサーを、超広角にはサムスン製5000万画素イメージセンサーを搭載したデュアル構成。OIS(光学手ブレ補正)とEIS(電子動体ブレ補正)を組み合わせることで、十分な撮影画質を確保しています。

↑屋外撮影に問題なし

 

十分な光量が確保できる屋外や屋内では、Nothing Phone(1)は美しい絵を描写してくれます。私が所有するiPhone 13 Pro Maxと比較しても、写真や動画の美しさに差は感じませんでした。

↑海産物も美しく描写してくれます

 

ド派手な色の海産物も、記憶にあるような美しい色で描き出してくれます。また一部のAndroidスマートフォンで散見されるような、不自然な色の強調なども見られませんでした。

↑残念ながらナイトモードの実力はわからず……

 

Nothing Phone(1)にはナイトモードも搭載されており、暗い水族館でも威力を発揮してくれるはず……と期待していたのですが、どうも当日はナイトモードへの切り替えがうまくいかなかったせいか、ボケボケっとした写真を撮影してしまいました。今後は自動でのナイトモードへの切り替えなどが、アップデートにより配信されることを期待したいものです。

 

十二分の完成度と手に取りやすい価格のスマホ

↑今後の機能追加に期待

 

普段使いにおいては、Nothing Phone(1)はどんなシーンでもキビキビと動作し、メインのスマートフォンとして十分に利用できる印象です。ただし、日本における「おサイフケータイ」には対応していないので、ICカードを別途持ち歩くなどの運用が必要になります。またグリフ・インターフェイスも、個人的にはよりエンタメ寄りの機能(音楽にあわせて光るなど)の登場に期待したいものです。

 

とはいえ、ブランド初のスマートフォンとして、Nothing Phone(1)は十二分な完成度に仕上がっています。RAM 8GB/内蔵ストレージ256GBモデルが6万9800円(税込み)というお求めやすい価格設定も、新しいモノ好きなあなたの背中をそっと後押ししてくれるはず。楽しく持ち歩けるスマートフォンといえそうです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

Source: Nothing

Pixelスマホに「セラミックモデル」が将来登場するかも?

米グーグルの「Pixel」スマートフォンにて、セラミック素材のモデルが将来追加される可能性を、著名リークアカウントのdigital chat stationが報告しています。

↑Jack Skeens/Shutterstock.com

 

今回の情報は、iPhoneも製造する台湾フォックスコンの担当者から入手したものです。それによると、現在グーグルはフォックスコンの中国工場にて、2機種のスマートフォンを製造しているというのです。

 

この2機種のスマートフォンのうち、1機種は以前より噂されていた折りたたみスマートフォン「Pixel Notepad」だとされています。そしてもう1機種では、セラミック製のボディを採用した機種だというのです。この機種では次期プロセッサ「Tensor 2」や2K解像度ディスプレイ、5000万画素のソニー製イメージセンサー「IMX787」を搭載するとも伝えられています。

 

グーグルはこれまでPixelスマートフォンの素材として、ガラスや金属、プラスチックを採用してきました。また、グーグルがハイエンドモデルのPixelスマートフォン「G10Lynx(L10)」を準備しているとの情報も報じられています。セラミック素材のハイエンドなPixelスマートフォン、どのような手触りになるのか実に気になります。

 

Source: Weibo via 9to5Google

今度は廉価版のウワサ。Nothingが「Phone(1) Lite」をインド向けに開発?

英Nothingがスマートフォン「Nothing Phone(1)」の廉価版「Nothing Phone(1) Lite」を開発していると、海外テックサイトの91Mobilesが報じています。

↑廉価版の噂(画像提供/Nothing)

 

Nothing Phone(1)はミドルレンジ向けのスマートフォンで、背面のスケルトンデザインやLED発光機能「グリフ・インターフェイス」が特徴。最近では日本でも販売が開始されました。

 

91Mobilesによれば、Nothing Phone(1) Liteは発売済みのNothing Phone(1)から、ワイヤレス充電機能を省略。RAM容量は6GBへ減少し、なんと背面のグリフ・インターフェイスも搭載されないと伝えられています。一方、バッテリー容量は5000mAhと若干増加するとか。

 

91Mobilesは、Nothing Phone(1) Liteが2022年10月にインドに投入されると述べていますが、NothingはThe Mobile Indianからの問い合わせに対して、Liteバージョンの存在を否定しています。

 

Nothing Phone(1)の価格はミドルレンジ向けスマートフォンとしては標準的なものですが、インドのように、より廉価なスマートフォンが求められる市場もあるはず。特徴的なグリフ・インターフェイスがなくなるという情報は若干気になりますが、はたしてNothing Phone(1) Liteは本当に登場するのでしょうか?

 

Source: The Mobile Indian via 91Mobiles

先祖返り? サムスンの折りたたみスマホから「Z」が消える日

サムスンの折りたたみスマートフォンは、「Galaxy Z Flip3」や「Galaxy Z Fold3」というように、すっかり「Z」が定着しています。しかし、これから発売する折りたたみデバイスの名前には「Z」を入れず、「Galaxy Fold 4」や「Galaxy Flip4」と呼ばれるかもしれない、との噂が伝えられています。

↑名前から「Z」が消えるかも(画像はGalaxy Z Flip3とGalaxy Z Fold3)

 

有名リーカーのSnoopytech氏によれば、サムスンは折りたたみシリーズのブランド名から「Z」の文字を外して、次期Galaxy Flip4とFold 4以降はパッケージにも印刷しなくなるとのこと。なぜかといえば、ロシア軍が「Z」の文字を使っているからだと主張しています。

実際、ウクライナ侵攻に参加したロシア軍車両の多くには「Z」の文字が描かれていました。その意味は不明で、軍事地帯を意味しているとの説もあれば、ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領を指しているという人も。ロシア国防省はInstagramの公式アカウントで「勝利のために」という意味だと示唆していました

 

いずれにせよ、すでにサムスンがブランド名から「Z」の文字を消す方向で動いているのは事実の模様。すでにリトアニア、ラトビア、エストニアなど一部のEU諸国では、「Galaxy Z Fold3」と「Galaxy Z Flip3」はそれぞれ「Galaxy Fold 3」と「Galaxy Flip3」と表記されていることが4月には伝えられていました

この噂が本当かどうかは、8月10日の「Galaxy Unpacked」イベントでわかるはず。もともと、2019年に発売された初代はシンプルに「Galaxy Fold」だったこともあり、先祖返りとなるかもしれません。

 

Source:Snoopytech(Twitter)
via:Gizmochina

ハイエンドなのに8万円台!?「OnePlus 10T」が9月下旬に新発売

中国のOnePlusは、新型スマートフォン「OnePlus 10T」を海外向けに発表しました。最新スペックながら649ドル(約8万7000円※)という価格が大きな特徴です。

※1ドル=約133.7円で換算(2022年8月4日現在。以下同様)

↑コスパが良さそう(画像提供/OnePlus)

 

OnePlus 10Tは6.7インチ/FHD+解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。これに、米クアルコムの最新プロセッサ「Snapdragon 8+ Gen1」が組み合わされています。RAM容量は8GB/12GB/16GBで、128GB/256GBのUFS 3.1内蔵ストレージがラインナップされています。

 

背面には5000万画素メインカメラ+800万画素超広角+200万画素マクロのトリプルカメラを、前面には1600万画素カメラを搭載。本体には4800mAhバッテリーが使用されており、北米仕様では125W/グローバル仕様では150Wの高速充電が可能です。十分なバッテリー容量を確保するために、本体側面のアラートスライダー(サイレントモードスイッチ)は排除されました。

 

採用OSは出荷当初はAndroid 12(OxygenOS 12.1)ですが、2022年後半にはAndroid 13(OxygenOS 13)が搭載される予定です。

 

OnePlus 10Tの本体カラーはムーンストーン・ブラックとジェイド・グリーンの2色。9月29日からRAM 8GB/ROM 128GBモデルが649ドル、RAM 16GB/ROM 256GBモデルが749ドル(約10万円)で販売されます。残念ながら日本での販売計画は発表されていないOnePlus 10Tですが、同ブランドの一日も早い日本上陸を待ちたいものです。

 

Source: OnePlus via 9to5Google

サムスンスマホは自分で直そう。iFixitが純正部品を販売開始

韓国サムスンは修理業者の米iFixitと提携し、Galaxyスマートフォンの純正の修理用パーツの販売を開始しました。

↑iFixitより

 

今年4月に発表されていた、サムスンとiFixitとの提携による純正修理用パーツの販売計画。また消費者によるガジェットを修理する権限の主張をうけて、マイクロソフトグーグルもiFixitからの純正修理部品の販売を開始しています。

 

今回の修理パーツ販売の対象となるのは、「Galaxy S20シリーズ」「Galaxy S21シリーズ」「Galaxy Tab S7+」となります。パーツには修理用のガイドも含まれており、ユーザーが修理店や公式サポートに頼らずとも、自宅でデバイスを修理できるようになっています。またサムスンはiFixitと並行して、アメリカの直営店「Samsung 837」でも修理パーツを販売する予定です。

 

販売パーツとしては、ディスプレイやガラス製の背面パーツ、充電ポートなどが用意されています。またディスプレイ交換キットには返却用の箱が付属し、壊れた部品をリサイクルすることもできます。なお、現時点ではバッテリー部品の販売は発表されていません。

 

今回発表されたプログラムはサムスンが販売する製品の一部でしかなく、また需要が多いバッテリー部品も販売されていません。しかし今後も純正修理部品の販売が拡大することで、ユーザーがお気に入りの製品を手放さなくても、すぐに修理して使えるようになることが期待されます。

 

Source: iFixit via 9to5Google

Nothing Phone(1)の耐久度はどれくらい? タフな耐久テスト動画が登場

英Nothingのスマートフォン「Nothing Phone(1)」の耐久テスト動画を、海外YouTubeチャンネルのJerryRigEverythingが公開しています。また同スマーフォンには、新たなソフトウェア・アップデートも配布されています。

↑JerryRigEverything/YouTubeより

 

Nothing Phone(1)はNothingによる2番目のプロダクトで、背面のスケルトンデザインやLED発光機能が特徴です。日本でも、8月2日よりKITH TOKYOにて販売が開始されています。

 

 

JerryRigEverythingによる耐久テスト動画では、ディスプレイや本体の強度をチェック。ガラスの強度はレベル6のひっかきテストで傷がつくなど一般的でしたが、本体はアルミフレームのおかげか、力をかけても折れたり割れたりすることはありませんでした。現代的なスマートフォンとして、十分な強度を備えているといえるでしょう。

 

一方でNothing Phone(1)へと配布が開始された「Nothing OS 1.1.2」では、ディスプレイオフ時にも指紋認証アイコンを表示する、夜になると常時点灯ディスプレイがオフになる、充電パフォーマンスやサード製充電器との互換性の向上、Bluetoothコーデックの問題の修正などがおこなわれています。

 

製品のリリース直後ということもありますが、素早い機能追加と修正がおこなわれているNothing Phone(1)。今後は背面の「グリフ・インターフェイス」をさらに活用できる機能追加に期待したいものです。

 

Source: JerryRigEverything/YouTube, 9to5Google

Pixel 7は10月13日に発売? 秋イベントにて正式発表されるかも

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7/7 Pro」が10月13日に販売されるとの情報を、著名リークアカウントのJon Prosser氏が伝えています。

↑グーグルより

 

次期ハイエンドスマートフォンに位置づけられる、Pixel 7シリーズ。グーグルはすでにその外観を公開しており、現行モデル「Pixel 6」シリーズに極めて似たデザインとなることがわかっています。また内部には次期プロセッサ「Tensor 2」が搭載され、人工知能関連の処理も進化します。

 

一方で以前のリーク情報によれば、Pixel 7のTensor 2の性能向上は限定的で、またカメラセンサーやスペックに関してもあまり大きなアップデートはないようです。

 

Jon Prosser氏が独自に得た情報によれば、Pixel 7/7 Proは10月6日に予約が開始され、10月13日に販売が開始されるとのこと。また、発表イベントも10月6日に開催されるようです。一方で同氏は、グーグルが過去にスマートフォンの発売スケジュールを変更したことがある、とも指摘しています。

 

グーグルは毎年秋に新型のPixelスマートフォンを発売しており、10月13日というスケジュールは、違和感のないものです。一方でPixel 6/6 Proや「Pixel 6a」ではディスプレイ指紋認証機能での不具合が相次いで報告されており、Pixel 7シリーズではこの点が抜本的に解決されることを期待したいものです。

 

Source: FrontPateTech

スケルトンスマホの中身とは? Nothing Phone(1)分解動画が公開

英Nothingが発表した新型スマートフォン「Nothing Phone(1)」の分解動画を、YouTubeチャンネルのPBKreviewsが投稿しています。

↑PBKreviews/YouTubeより

 

Nothing Phone(1)はミドルレンジ向けのスマートフォンで、内部パーツがみえる背面のスケルトンデザインや、背面のLED発光機能が特徴。日本でも、8月2日よりKITH TOKYOにて限定発売が開始されます。

 

今回の分解動画では、Nothing Phone(1)には背面の細かな部品を見せないために、さまざまなプレートが配置されていることがわかります。分解自体は、ネジを外すだけです。またワイヤレス充電コイルとLEDライトは、おたがいに接続されたプレート上に配置されています。

 

メインボードには、プロセッサーや背面カメラを搭載。バッテリーは粘着シートで本体に取り付けられています。そしてディスプレイの背面には、さまざまなフレキシブルケーブルが配置されています。

 

PBKreviewsによるNothing Phone(1)の分解容易度は、3/10点と、あまり高くはありませんでした。個人でここまでスマートフォンを分解するケースはそうないと思いますが、スケルトンスマートフォンの中身をさらに詳しく知るという意味では、なかなか貴重な動画ともいえます。

 

Source: PBKreviews/YouTube via GSMArena

選べる楽しさ。Galaxy Z Flip4では71カラーものカスタマイズが可能に?

韓国サムスンからの近日中の発表が期待されている折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」にて、71カラーものカスタマイズが可能との情報が、海外掲示板のRedditに掲載されています。

↑91Mobilesより

 

8月10日に開催されるイベントで、横折タイプの「Galaxy Z Fold4(仮称)」との同時発表が期待されているGalaxy Z Flip4。流出しているレンダリング画像からは本体カラーの追加が示唆されており、また背面パネルのカスタマイズ可能な「Bespoke Edition」においても、そのバリエーションの追加が報告されていました。

 

Redditへの投稿によれば、サムスンの公式サイトに誤ってGalaxy Z Filp4のすべてのカラーリングの組み合わせが掲載されていたとのこと。それによれば、まず基本のカラーバリエーションとして「ブルー」「ボラパープル」「グラファイト」「ピンクゴールド」の4色が用意されます。

 

さらにGalaxy Z Flip4のBespoke Editionでは、フレームに「ブラック」「シルバー」「ゴールド」の3色が用意され、これに「グリーン」「ネイビー」「レッド」「イエロー」「ホワイト」のパネルを上下に組み合わせることができます。これにより、71カラーものパターンが選択できるようになるというのです。

 

そのほかにもサイトには、Galaxy Z Fold 4では「ベージュ」「グレー/グリーン」「ファントムブラック」のカラーリングが用意されると記載されていました。すでに熟成の域といった感じもあるGalaxy Z Flip/Foldシリーズですが、新たなカラーリングの追加により、さらに広い顧客へとリーチすることができそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

「Galaxy Z Fold4」、お値段据え置き? 折りたたみスマホ普及のためサムスンが踏ん張るかも

サムスンは8月10日、あと10数日後に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」を発表すると予想されています。が、昨今の原材料高やインフレを受けてアップル製品やMeta社のヘッドセット、Xiaomi製品など値上げが相次ぐこともあり、こちらも先代より高くなるのでは、との心配も高まっています。

↑Galaxy Z Fold3

 

しかし、少なくともドル建て価格ではGalaxy Z Fold4は前モデルFold3から価格が据え置きになるとの噂が報じられています。

 

韓国サイトNaverによると、現地でのFold 4とFlip 4価格については詳しく説明されています。それによれば、サムスンはFold 4の価格を上げるつもりはないそうです。まず256GBモデルは、前モデルと同じく199万8700ウォンで販売されるとのこと。また512GBモデルは209万7700ウォンとされています。

これらは米ドルに換算すれば、それぞれ約1800ドルと1900ドル。同じく、先代のFold3の予約価格と同じです。やはり物価の急上昇やインフレの影響はあるものの、サムスンは折りたたみスマホを普及させるために踏み止まるようです。

 

ただし、地域や為替レートによって価格は変動する可能性があるとのこと。Galaxy Z Fold3は、たとえばNTTドコモ版は税込23万7600円で(当時のレートでは)米国より少しお高めでしたが、これを維持するのか、円安をストレートに反映するのかは興味深いところです。

 

かたやGalaxy Z Flip4は、256GB版で129万9000ウォンであり、昨年より4万5000ウォン(約35ドル)高くなるそうです。この噂話は、インド経由で流れてきた欧州のリーク情報とも一致しています。

 

昨年Flip3の米国価格は999ドル~だったため、どんな値上げであれ、1000ドルの大台に乗るのは確実のようです、

 

サムスンとしては、Galaxy Z Flip 4がFold 4よりも売れると予想しているとのこと。つまり高価なFold4は値上げせずにユーザー離れを抑えて、比較的お手ごろなFlip4で利益を上げようとしているのかもしれません。

 

Source:Naver
via:BGR

コンパクトなのにハイエンド。ASUS Zenfone 9はジンバルカメラがすごい!

台湾ASUSは新型フラッグシップスマートフォン「Zenfone 9」を海外発表しました。コンパクトながら最先端のスペック、そしてジンバルカメラの搭載が特徴です。

↑ASUSより

 

Zenfone 9は5.9インチと、ハイエンドなAndroidスマートフォンとしては小型なディスプレイを搭載。これにより、本体サイズが146.5×68.1×9.1 mmと小さくおさえられています。ディスプレイは1080p解像度で最大120Hz駆動、HDR10+の表示に対応しています。

 

一方でZenfone 9はプロセッサに「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載した、フラッグシップスマートフォンでもあります。さらに最大16GBのRAM、最大256GBのストレージを搭載し、Android 12を採用しています。

 

↑ASUSより

 

本体背面には6軸ジンバル機構を搭載した、5000万画素のメインカメラを搭載。写真や動画撮影時の手ブレを、強力に防いでくれます。その他にも1200万画素の超広角カメラや、1200万画素の前面カメラを搭載しています。

 

バッテリー容量は4300mAhで、最大30Wの高速充電に対応。IP68の防塵・防水仕様となっています。本体サイドの指紋センサーでは、スクロール操作も可能。また、イヤホンジャックも搭載しています。

 

Zenfone 9の海外向け価格は799ユーロ(約11万円)で、まずは欧州、香港、台湾にて販売が開始されます。日本での販売予定は未発表ですが、数少ないコンパクトなハイエンドAndroidスマートフォンとして、早めの国内投入を待ちたいものです。

 

Source: ASUS via 9to5Google

販売場所までかっこいい! Nothingが「Phone(1)」が8月2日に国内限定発売へ

Nothingが、同社の新型スマートフォン「Nothing Phone(1)」を8月2日にKITH TOKYOにて限定販売することを公式ツイッターアカウントで明らかにしました。

↑限定販売されることになったphone(1)(画像提供/Nothing)

 

Nothing Phone(1)は7月13日に正式発表されたスマートフォンで、内部パーツが透けてみえるスケルトンデザインや、LED発光機能「グリフ・インターフェイス」の搭載が特徴。日本市場においては8月にRAM 8GB/内蔵ストレージ256GBモデルが6万9800円にて投入されることが発表されています。

 

Nothingによれば、Nothing Phone(1)は「英国、ヨーロッパを含む40以上の国と地域で主にnothing.techと一部のキャリアショップで7月21日(木)からオープン販売」されます。しかしこれまで、日本での販路についてはjp.nothing.techを除き、明かされていませんでした。今回はそのオフライン販売店のうちの一つとして、KITH TOKYOが公表された形です。

 

なお、KITHとはNY発のライフスタイルブランドで、スニーカーファンから熱い支持を受けています。2020年に渋谷区にオープンしたKITH TOKYOは、アジアにおける旗艦店。キャリアショップではなくライフスタイルブランドからいち早く販売されるのも、従来の枠にとらわれないNothingらしい選択ともいえるでしょう。

 

Source: Nothing/Twitter

内部でRGBファンが回転! Nubiaのゲーミングスマホ「RedMagic 7S Pro」がグローバル発売される

中国Nubiaは新型ゲーミングスマートフォン「RedMagic 7S Pro」を国際版として発表しました。なお同スマートフォンは、今月初旬に中国向けに案内されたものと同一の製品です。

↑Nubiaより

 

もともとはZTEの子会社として、現在は独立したスマホメーカーとして独り立ちしているNubia。その特徴はとにかく高性能なゲーミングスマートフォンや腕時計型のスマートフォンなど、尖った製品を投入し続けていること。今年4月には、本体両端にトリガーボタンを搭載した「RedMagic 7」を国内にて投入しています。

↑Nubiaより

 

RedMagic 7S Proの最大の特徴は、本体背面に搭載されたRGBライティングによるファンです。このファンはスケルトンデザインにより、最大20,000rpmにて回転する様子が外部から確認できます。さらに「10層多次元冷却システム」を組み合わせることで、ヘビー級のゲームで遊んでいても本体温度の上昇を抑えることが可能です。

 

さらに前モデルから引き続き、本体両端にはトリガーボタンを搭載。また内部には、デュアルパプティック振動モーターを搭載しています。さらにオーディオやRGBライト、触覚フィードバックを処理するための専用チップ「Red Core 1」を搭載。ゲーミングスマートフォンらしく音の低遅延にもこだわっており、有線イヤホン用の3.5mmのイヤホンジャックも搭載しています。

 

画面は6.8インチ/1080p解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイで、プロセッサは最新のSnapdragon 8 Plus Gen 1、RAM容量は最大18GBで512GBの内蔵ストレージを搭載。背面には6400万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロカメラを、前面には1600万画素の画面下カメラを搭載。バッテリー容量は5,000mAhで、最大65Wでの高速有線充電(中国版は最大135W)が可能です。

 

RedMagic 7S Proの国際版は8月9日から、729ドル(約10万円)にて販売されます。残念ながら日本向けの投入は予定されていない同スマートフォンですが、Nubiaには今後も挑戦的なスマートフォンをリリースしてほしいものです。

 

Source: The Verge

次期Google Pixelのスペック情報がリーク! ハイエンド機や折りたたみ機の仕様が見えてきた!?

米グーグルによる開発が噂される「ハイエンドPixel」や「折りたたみPixel」、それに来年の発売が予定されている「Pixel 7」や「Pixel Tablet」のスペック情報を、リークアカウントのKuba Wojciechowski氏が伝えています。

↑Jack Skeens/Shutterstock.com

 

ハイエンドPixelは「G10」とも呼ばれているデバイスで、以前には「Pixel 6 Pro」に似たスペックになるとも報じられていました。また折りたたみPixelに関しては、「Pixel NotePad」の名称での投入が噂されています。

 

Kuba Wojciechowski氏によれば、まずハイエンドPixelは「Lynx(L10)」のコードネームで開発されており、2022年の投入が予測されているとのこと。メインカメラにはサムスンの5000万画素イメージセンサー「GN1」、サブカメラにはソニーの6400万画素イメージセンサー「IMX787」が採用されるようです。

 

そして折りたたみPixelは「Pipit/Passport」のコードネームで開発されており、メインカメラにはGN1、サブカメラにはソニーの「IMX363」「IMX386」「IMX355」が採用されるとしています。

 

また来年投入されるPixel 7でもメインカメラにGN1、サブカメラにソニーの「IMX381」を搭載。Pixel Tabletではメインカメラとサブカメラの両方にソニー製の800万画素イメージセンサー「IMX355」を採用するようです。

 

これらの情報が正しければ、今後投入されるPixelスマートフォンではカメラスペックに関するアップグレードは、あまり期待できなさそうです。しかし米グーグルはAI(人工知能)処理によるカメラの付加機能を重視していることから、そちらの面での進化を楽しみにしたいものです。

 

Source: Kuba Wojciechowski/Twitter 1, 2, 3

またか…Pixel 6aで登録していない指でもアンロックできたとの報告

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 6a」にて、ディスプレイ指紋認証機能がうまく動作しないという事例を、YouTubeチャンネルのBeebomなどの複数ソースが報告しています。

↑Beebom/YouTubeより

 

日本でも7月28日には販売が開始される、Pixel 6a。そのディスプレイにはタッチすることで指紋を読み取り、画面ロック解除などに使えるディスプレイ指紋認証機能が搭載されています。一方ですでに発売されている「Pixel 6/6 Pro」では、ディスプレイ指紋認証機能の動作が遅い、不安定だなどの不具合報告が相次いでいました。

 

 

今回Beebomによって公開された動画では、なんと未登録の指紋でもロックが解除できてしまう様子が確認できます。この不具合が一部のPixel 6aに限定されたものなのか、あるいは共通する不具合なのかは現時点では不明ですが、かなり深刻な不具合であることが予測されます。一方で海外メディアのAndroid Policeのライターがテストしたところ、Pixel 6aのディスプレイ認証機能はきちんと動作しました。

 

なおPixel 6のケースでは、一部のスクリーンプロテクターにて指紋の読み取りに問題が発生し、グーグルは推奨するスクリーンプロテクターを案内した経緯もあります。ハードウェア、あるいはソフトウェアのどちらが問題なのかは現時点ではわかりませんが、早めに問題が解決されてほしいものです。

 

Source: Beebom/Youtube via Android Police

限定カラーが定番化! Galaxy S22に新色「ボラ・パープル」が追加

韓国サムスンは、スマートフォン「Galaxy S22」シリーズの新色「ボラ・パープル(Bora Purple)」を発表しました。

↑サムスンより

 

サムスンはこれまでも、Galaxy S8やGalaxy S9、Galaxy Z Flip3などにおいて、パープルカラーを投入してきました。またGalaxy S22にもパープルカラーはすでに存在していましたが、こちらはサムスン公式ストアの限定カラーでした。

 

サムスンによれば、パープルはGalaxyシリーズにおける特徴的なスタイルとのこと。さらに、ボラは韓国語で紫を意味しているそうです。もしそうだとすると、韓国語ではボラ・パープルは「紫、紫」とダブってしまうような気もしますが…。

 

Galaxy S22シリーズのボラ・パープルはキャリアや小売店経由にて、8月10日から販売されます。またアメリカでの販売予定は伝えられていますが、日本での販売予定については現時点では発表されていません。

 

8月10日といえば、サムスンはイベント「Galaxy Unpacked」を開催します。同イベントでは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」の発表が期待されており、こちらでもボラ・パープルのバリエーションが登場することになるかもしれません。

 

Source: サムスン via 9to5Google

Pixel 6aが忍者タートルズ風になっちゃった!

いよいよ販売開始が間近な米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 6a」ですが、その外観を『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートル(以下、忍者タートルズ)』風にしてしまうスキンが、Dbrandから発表されました。

↑Dbrand

 

Pixel 6aは5月に開催された開発者イベント「Google I/O」にて発表されたスマートフォンで、上位モデルの「Pixel 6/6 Pro」と共通した、横長な背面カメラ突起が特徴のデザインを採用しています。またイベントでは、新型スマートフォン「Pixel Buds Pro」も発表されました。

 

Dbrandのスキンは、そんなPixel 6aの外観をグリーンをベースにレッド、ブルー、オレンジ、パープルを組み合わせることで、『忍者タートルズ』風にするものです。カメラ部分の突起が忍者タートルズのバンダナのようで、なんとも上手にマッチしたデザインといえるでしょう。

 

なおDbrandのスキンは厚さがわずか0.25mmで、スマートフォンを保護しながら、その使用感に影響を与えないのも特徴です。なお同製品が『忍者タートルズ』から公式にライセンスを取得しているかどうかについては、言及されていません。

 

Dbrandの『忍者タートルズ』風スキンの価格は24.95ドル(約3400円)で、現在予約を受付中。製品出荷は8月上旬を予定しています。画一的になりがちなスマートフォンの外観をガラッと変えられる、興味深いアイディア製品となりそうです。

 

Source: Dbrand via The Verge

OnePlusの次期スマホ、ハッセルブラッドとのコラボはやめちゃうの?

中国OnePlusは8月3日(現地時間)にイベント開催し、次期フラッグシップスマートフォン「OnePlus 10T」を発表することを明かしました。

↑OnePlusより

 

高いコストパフォーマンスで海外にて人気の、OnePlusのスマートフォン。最近ではカメラブランド「ハッセルブラッド」とのコラボレーションにより、カメラ性能の向上にも力を入れていました。なお、日本でのスマートフォン発売を予定している英Nothingを率いるカール・ペイ氏は、OnePlusの共同創業者でもあります。

 

OnePlusによれば、OnePlus 10Tは米クアルコムの「Snapdragon 8+ Gen 1」プロセッサを搭載するハイエンドスマートフォンとなり、新OSの「OxygenOS 13」を搭載する予定です。また、イベント案内で発表された画像の明るさを調整すると、背面には3~4個のカメラを搭載していることがわかります。

 

一方で海外テックメディアのThe Vergeが公開したOnePlus 10Tのものとされる画像をみると、そこにはハッセルブラッドのカメラシステムのロゴが存在せず、また同社のスマートフォンで特徴的だったアラート/ミュートスライダーも搭載されていないことがわかります。OnePlusのリュー氏はハッセルブラッドカメラの非搭載について、「あるべき価格設定にてハイエンドスマートフォンを投入するため」だと、The Vergeに説明しているのです。

↑OnePlusより

 

別のリーク情報によれば、OnePlus 10Tでは150Wの高速充電機能が搭載される可能性も示唆されています。またOnePlusのリュー氏は、OnePlus 10Tには6.7インチディスプレイや5000万画素カメラが搭載され、グリーンとマットブラックのカラーリングが用意されることも伝えています。カメラブランドとのコラボを失ったOnePlusの次期ハイエンドスマートフォンは、はたして消費者に受け入れられることになるのでしょうか。

 

Source: OnePlus via The Verge 1, 2

写真加工がより便利に、Pixel 6aで進化した消しゴムマジックが別のPixelにも対応へ

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 6a」に搭載されている消しゴムマジックの新機能「カモフラージュ」が、上位モデルの「Pixel 6/6 Pro」にも配信されることを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。

↑グーグルより

 

Pixel 6aはPixel 6/6 Proの廉価版に位置づけられたスマートフォンですが、プロセッサーには同一の「Tensor」を搭載。そしてAI(人工知能)処理による、写真の中の写り込みを消去できる「消しゴムマジック」が利用できます。

 

この消しゴムマジックについて、Pixel 6aでは、写真に写り込んだ不要なものの色を変更できる「カモフラージュ」機能も追加されています。

 

上の画像は、Pixel 6aにて消しゴムマジックのカモフラージュを利用した例です。もともとは緑色だった背景のクーラーボックスを、砂と同じ茶色に変えることで、より目立たなくすることに成功しています。

 

Pixel 6/6 Pro向けのカモフラージュ機能の配信は、Pixel 6aの発売日と同じ7月28日予定。写真の背景のオブジェクトを自由に消したり色を変えたりできるPixelスマートフォンは、高度なAI処理をよりわかりやすい形で実装した成功例といえそうです。

 

Source: The Verge, Google Japan Blog 1, 2

やっぱり廉価版? 予約始まったPixel 6aの分解でわかったこととは

日本でも予約が始まった、グーグルの新型スマートフォン「Pixel 6a」。こちらをいち早く入手したYouTuberのPBKreviewsが、早速詳細な分解動画を公開しています。

↑PRKreviews/YouTubeより

 

おさらいすると、Pixel 6aは上位モデル「Pixel 6/6 Pro」の廉価版に相当するスマートフォン。上位モデルと同じ「Tensor」プロセッサーを搭載しながら、カメラスペックや本体素材を変更することで、価格を抑えることに成功しています。

 

今回の分解動画では、Pixel 6aの背面素材がプラスチックであることがわかります。これはPixel 6/6 Proに採用されている背面のガラス素材と比較して、一般的に廉価であるのが特徴です。

 

そのほかに目立った特徴としては、バッテリー部品の取り外しがPixel 6/6 Proと比較して容易になっていることも報告されています。これにより、修理の難易度が低下していることが予測されます。

 

このように、Pixel 6/6 Proから若干の変更や改良がくわえられているPixel 6a。最新のTensorプロセッサーを搭載したスマートフォンが廉価に購入できることを考えれば、たとえ多少スペック面での違いがあったとしても、かなりお得なモデルであることは間違いなさそうです。

 

Source: PRKreviews/YouTube via 9to5Google

「Galaxy Z Flip4」、先代より100ドル値上げ? 「Galaxy Z Fold4」も高くなりそう…

サムスンは数年前から折りたたみスマートフォン「Galaxy Z」シリーズを販売していましたが、昨年、Galaxy Z Flip3を999ドル~(開始価格)まで値下げして驚かれました。それまで折りたたみスマホには高価なイメージがあり、少なくともサムスンが1000ドル以下にしたことは初めてだったからです。

↑Galaxy Z Flip3

 

しかし、その後継モデル「Galaxy Z Flip4」が8月10日に発表されるまでに1か月を切った今となって、今年はそうではなさそうな気配が伝えられています。

 

インドのスマホ情報サイトPricebabaのリークによると、欧州でのGalaxy Z Flip 4の価格はベースモデル(ストレージが最小の128GB)で1080ユーロ、つまり1099ドルに引き上げる可能性があるそうです。また256GBモデルでは1160ユーロ(1179ドル)、512GBでは1280ユーロ(1301ドル)とさらに高くなるようです。

 

これまでサムスンが米国と欧州で価格を近くしていたことを考えると、おそらくGalaxy Z Flip 4は米国でも1099ドル~となり、前モデルから100ドル値上げと予想するのが自然と思われます。

 

今年の折りたたみモデルは安くなるとの風の噂もありましたが、今なお半導体不足は続いており、新型コロナ感染はまたも再拡大しており、かつプロセッサも最新のSnapdragon 8+ Gen 1に載せ替えとなれば、100ドルほどの値上げはやむをえなさそうです。

 

より気になるのは、もう1つの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」はいくらになるのか?ということです。Galaxy Z FoldシリーズはZ Flipシリーズよりもプレミアムな位置づけであり、100ドル値上げで済めばいいほうで、さらに値上げ幅が上積みされるのかもしれません。

 

一応、Galaxy Z Flip4の基本スペックをまとめておくと(予想ですがほぼ確定)次の通りです。

  • メイン画面:6.7インチFHD+ sAMOLED、120Hz
  • カバーディスプレイ(外側の画面):2.1インチsAMOLED
  • プロセッサー:Snapdragon 8+ Gen 1
  • RAM:8GB
  • 背面のメインカメラ:12MP+12MP(超広角)
  • 内側の自撮りカメラ:10MP

 

どちらの折りたたみスマホも先代と見かけは変わりませんが、折り目がグッと目立たなくなり、またZ Fliip4はよりカラフルになる見通しです 。発表・発売の8月までに円安がどれほど進んで、日本での価格がどれほど高くなるか……との心配はいったん忘れて、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Pricebaba
via:Wccftech

未来に行く準備はOK? Pixel 6aとPixel Buds Proが予約開始、Pixel Buds A-Seriesプレゼントも!

米グーグルは7月21日から、新型スマートフォン「Pixel 6a」とワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」の予約を国内で開始しました。どちらも7月28日から販売が開始され、Google ストアでの価格はそれぞれ5万3900円と2万3800円(どちらも税込み)となっています。

↑グーグルより

 

Pixel 6aとPixel Buds Proはどちらも、5月12日のイベントにて発表されました。Pixel 6aは上位モデル「Pixel 6/6 Pro」と同じ「Tensor」プロセッサを搭載しながら、カメラスペックや本体素材を変更したことで、廉価に購入できるのが特徴です。

 

Tensorプロセッサの搭載により、オフラインでも使えるリアルタイム翻訳や、肌の色を正確に再現するリアルトーン、暗い場所や夜間に撮影できる夜景モード、写り込みを消去できる消しゴムマジックなどの機能が利用できます。

 

Pixel Buds Proは、Pixel Budsシリーズとして初めてアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載。これと6コアのカスタムオーディオ チップとカスタム設計のスピーカードライバーを組み合わせることで、高度なノイズ消去機能を実現しました。

 

Pixel Buds ProではPixelスマートフォンやAndroid スマートフォンと、簡単にペアリングすることが可能です。またハンズフリーで利用できる Google アシスタントにも対応し、「OK Google」と話しかけるだけで、道案内や40言語のリアルタイム翻訳などを利用できます。

 

さらにPixel 6aの購入者向け特典として、1台購入するごとに「Pixel Buds A-Series」が1台プレゼントされます(在庫がなくなり次第終了)。最近は円安でさまざまなデジタルガジェットが値上がりする中、最新スペックを廉価にゲットできるPixel 6aは注目の製品となりそうです。

 

Source: グーグル

廉価なGalaxy FEシリーズは消滅なのか? 今年はプレミアムモデルに注力の報道

韓国サムスンは廉価なハイエンドスマートフォン「Galaxy S22 FE」の投入をとりやめたものの、来年には「Galaxy S23 FE」を投入する計画があることを、韓国系ニュースサイトのTheElecが伝えています。

↑画像はGalaxy S20 FE

 

サムスンが2020年から「Galaxy S20 FE(Fan Edition)」として投入を始めた、Galaxy FEシリーズ。しかし2022年に入っても「Galaxy S22 FE」が投入されなかったことから、シリーズが廃盤となるのでは…という噂は、以前より報じられていました。

 

TheElecによれば、サムスンは300万台の生産を予定してたGalaxy S22 FEの計画をとりやめ、そのチップをプレミアモデルの「Galaxy S22 Ultra」に割り当てたとのこと。これにはチップの出荷不足や、より利益の大きなプレミアモデルを重視するというビジネス上の理由があげられています。

 

一方で、来年には「Galaxy S23 FE」を300万台製造する計画を、現在も取りやめにしていないようなのです。これが正しければ、Galaxy FEシリーズは2022年には投入されないものの、2023年には復活することになります。

 

Galaxy FEシリーズは最新プロセッサーにスペックダウンしたカメラや本体素材を採用することで、その本体コストを抑えています。しかし同世代の「Galaxy S」シリーズからあまり値段が変わらず、その存在意義が明確でなかったのも事実です。もしGalaxy S23 FEが登場するのなら、よりアグレッシブな価格設定などに期待したいものです。

 

Source: TheElec via 9to5Google

Nothing Phone(1)が初アプデ、テスラ車との連携やNFT関連で更新

英Nothingから先日発表されたスマートフォン「Nothing Phone(1)」に対する、初となるソフトウェアアップデート「Nothing OS 1.1.0 for Phone(1)」が公開されています。

↑Nothingより

 

Nothing Phone(1)はミドルレンジ向けスマートフォンで、内部パーツがみえる背面のスケルトンデザインや、背面の発光機能「グリフ・インターフェイス(Glyph Interface)」が特徴です。日本市場では、8月の販売が予定されています。

 

Nothing OS 1.1.0 for Phone(1)では、まず電気自動車ブランドのテスラの車両との機能連携が追加されています。これにより通知内のクイック設定ボタンから、ヘッドライトを点滅させて車両の場所を見つけやすくしたり、乗車前にエアコンとライトをオンにしたりする、などが可能となります。

 

またNFTウィジェット機能では、ウィジェットパネルに新しい「NFTギャラリー」を追加。これにより、ホームスクリーンにNFTによるデジタルアートを表示することが可能になります。

 

今回のアップデートのファイルサイズは約120MBで、2022年7月のセキュリティパッチも含まれます。正式販売前ですので端末を所有しているユーザーは限られるでしょうが、今後も素早いアップデートの配信に期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

折りたたみスマホは次世代へ。Galaxy Z Fold4/Filp4(仮)発表イベントは8月10日に!

韓国サムスンはイベント「Galaxy Unpacked」を8月10日に開催すると発表しました。また同社幹部のDr. TM Roh氏は、次期折りたたみスマートフォンこと「Galaxy Z Fold4/Flip4(ともに仮称)」の投入も予告しています。

↑サムスンより

 

サムスンは折りたたみスマートフォンを継続的に投入しており、昨年8月には横折りタイプの「Galaxy Z Fold3 5G」と、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip3 5G」を発表しました。またGalaxy Z Fold4/Flip5に関してはすでにその公式らしき画像が流出しており、前モデルからほぼ同一の本体デザインが引き継がれることが予測されています。

 

そのほかにも、Galaxy Z Fold4/Flip4ではディスプレイ素材やヒンジ構造が進化することで、フレキシブルディスプレイの折り目が目立たなくなることも報じられています。折りたたみスマートフォンではどうしても中央の折り目が気になるケースが多いので、この改善は歓迎されるものとなるでしょう。

 

さらにイベントでは、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5/Watch5 Pro」や、次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2 Pro」の発表が期待されています。前者では大画面やチタン素材を搭載したProモデルの登場など、大幅なアップデートが報じられているのです。

 

矢継ぎ早に折りたたみスマートフォンを投入するサムスンですが、他社からも米モトローラの「razr(第3世代)」や、中国OPPOからの製品投入も予測されています。近い将来、多くの人が折りたたみスマートフォンを日常的に利用することになるのか、注目です。

 

Source: サムスン 1, 2 via 9to5Google 1, 2

音楽にあわせてスマホが光る。Nothing Phone(1)の隠しモードが判明

英Nothingが発表した新型スマートフォン「Nothing Phone(1)」において、背面のLED発光機能「グリフ・インターフェイス(Glyph Interface)」による音楽にあわせた発光機能「Music Visualization」が存在することが、海外にて報じられています。

↑Nothingより

 

グリフ・インターフェイスとは900個以上のLEDを利用した発光機能で、電話の着信やスマートフォンの充電状態、あるいはカメラ撮影の補助ライトとして利用することが可能です。

 

 

ツイッターアカウントのDylan Rousselによると、Music Visualizationは現時点では隠し機能としてNothing Phone(1)に搭載されています。使い方としてはまずアドレス帳に「Abra」という連絡先を追加し、グリフ・インターフェイスの設定にて任意の着信音を選択し、保存。すると、グリフ・インターフェイスのページにMusic Visualizationのトグルが表示されるのです。この状態で音楽を再生すると、再生中の曲にあわせてグリフ・インターフェイスのLEDが点滅します。

 

現時点では、このMusic Visualizationが正式な機能として今後導入されるのかどうかは不明です。Nothing Phone(1)のグリフ・インターフェイスは今後もアップデートが予定されているので、さらなる新機能の追加に期待したいものです。

 

Source: Dylan Roussel/Twitter via 9to5Google

 

欲しかったかも。プラスチック製の廉価なSurface Duo開発機が流出

米マイクロソフトがキャンセルしたと思われるプラスチック製かつミドルレンジ向けの「Surface Duo」が、海外オークションサイトのeBayに出品されていたと報じられています。

↑eBayより

 

マイクロソフトが販売する、折りたたみスマートフォンの「Surface Duo」シリーズは、韓国サムスンが販売する「Galaxy Z」シリーズなどとは異なり、分割された2画面を搭載していることが特徴です。また2021年には、当時としてはほぼ最新スペックを採用した「Surface Duo 2」が発表されました。

 

今回eBayに出品されていたSurface Duoは、開発機(Dev unit)と説明されているものです。「Cronos」というコードネームで開発されていたこのSurface Duoは、Surface Duo 2の廉価版として、今年中に市場に投入される予定だったことが伝えられています。

 

廉価なSurface Duoでは、本体素材にプラスチックが採用されていることも特徴です。また背面カメラのデザインもSurface Duo 2から異なっており、画面もカーブディスプレイではなくなるなど、コストカットの努力が垣間見られます。

 

今回のCronosと呼ばれるSurface Duoは計画が中止されましたが、現在は2023年後半の投入が予定されている次期フラッグシップモデル「Surface Duo Go」へと注力していることも報じられています。Surface Duoブランドはまだまだ消費者に根付いたとは言い難いのが現状ですが、ぜひとも次期モデルでは魅力的な製品に登場してほしいものです。

 

Source: eBay via 9to5Google

「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」の公式レンダリング画像がリーク!Flip4はよりカラフルに

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 4」と「Galaxy Z Flip 4」は、ほぼ全スペックが明らかになっている上に、8月10日のイベントで発表されることも確実と見られています。それに続いて、これら2つの公式レンダリングと称される画像が公開されました。

↑Image:91Mobiles/Evan Blass

 

1つは、有名リーカーEvan Blass氏がインドの情報サイト91Mobilesに発表したものです。そのレンダリングを見る限り、見かけはどちらも先代モデル(Galaxy Z Fold3とGalaxy Z Flip3)とあまり変わり映えしないようです。しかし以前からの噂話でも、折りたたみ画面の折り目がグッと目立たなくなったりと「使ってみれば分かる」ことが変わると言われており、特に驚きはありません。

Image:91Mobiles/Evan Blass

 

またGalaxy Z Fold4の本体色は、やはり前から予想されたブラック、ベージュ、グリーンの3色。ここには出ていませんが、Blass氏はブルゴーニュ・レッド(Burgundy Red)が追加されると述べていたことがあります。

 

ともあれパッと見のルックスはほとんど変わりがないため、先代モデルとは新たな壁紙で差別化を図っているようです。またGalaxy Z Flip4についても、Blass氏の提供する画像では先代モデルとの違いはよく分かりません。

 

しかし、MySmartPrice(やはりインドサイト)が業界関係者から手に入れたという「公式なプレス向けレンダリング画像」では、噂通りの大型化したカバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側画面)が確認できます。どちらのリーク画像も、グレー、ラベンダーパープル、ゴールド/クリームとライトブルーという、さらにカラバリが増えるとの予想を裏付けるものです。

↑Image:MySmartPrice

 

これまでの噂が正しければ、2つの折りたたみスマートフォンはともに8月10日にお披露目されるはず。あと3週間ほどですが、公式発表の前にさらに詳しい情報が届けられるのかもしれません。

 

Source:91mobiles,MySmartPrice
via:Toms’s Guide

液冷ゲーミングスマホの最新機種「Black Shark 5」シリーズは、 高性能高コスパでゲーマーの良い選択肢になりそう

液冷ゲーミングスマホ「Black Shark」を販売するブラックシャーク科技ジャパンは、最新機種の「Black Shark 5」「Black Shark 5 Pro」を発表しました。正規代理店のビーラボから販売されます。

 

高性能チップの性能を最大限に引き出す高い冷却力や、さまざまなゲーミングアシスト機能を最大のウリにしている同シリーズは、多くのスマホゲーマーから高い支持を得ています。前作のBlack Shark 4シリーズからの進化など、その製品の概要をレポートします。

 

リフレッシュレート144Hzに対応したゲーム特化スマホ

Black Sharkシリーズの特徴は、性能面がゲーミング用途に特化していること。高性能チップを搭載していることはもちろん、それらのパフォーマンスを高いレベルで維持するための液冷による冷却機構を備えるほか、有機EL液晶を採用。さらにディスプレイは、リフレッシュレート144Hz・タッチサンプリングレート720Hzに対応しています。

↑高性能なゲーミングディスプレイ。ディスプレイのスペックは近しいですが、Black Shark 5はE4 AMOLED、Proは10ビットOLEDと、パネルに細かい違いがあります

 

Black Shark 5シリーズの画面サイズは6.67インチで、アスペクト比20:9と前機種を踏襲しました。端末を横にしてゲームをするというシチュエーションを主に想定しているため、通常のスマホより長辺が長いサイズになっています。

 

解像度はともに2400×1080ドット。最大輝度は明るめの1300ニトとなっており、ゲーム画面を鮮やかに映し出します。

↑Black Shark 5 Pro。縦長であることが写真からも見てとれます

 

従来機より50%アップした放熱力がチップの性能を引き出す

CPUとGPUは、Black Shark 5がクアルコム社のSnapdragon 870とAdreno 650、ProがSnapdragon 8 Gen 1とAdreno 730をそれぞれ搭載。メモリーは、Black Shark 5とProでそれぞれ8GB・12GB(ともにLPDDR5)、ストレージは128GB・256GBとなっています。特に、Proが搭載するSnapdragon 8 Gen 1は、クアルコム社のフラッグシップのチップであり、本機が高性能であることを最も物語る部分です。

↑両機種が搭載するチップセット

 

発熱が大きいチップを搭載している両機種。これらの性能を強く引き出すため、冷却性能は従来機種からさらにパワーアップしました。毛細パイプと冷却液用チューブが内部に張り巡らされたBlack Shark 5シリーズでは、前モデルと比較して冷却液の流量が30%、熱を放散するベイパーチャンバープレートからの放熱量は50%、それぞれアップしているといいます。

 

バッテリー容量は両機種ともに4650mAh。また、120Wでの充電が可能なアダプターが本体に同梱されています。なお、15分で満充電可能な急速充電モードと、発熱を抑えながらも24分で満充電に至る恒温充電モードがあります。

 

また、ゲームをしながら充電をすることが多いユーザーのための機能「バイパス充電モード」を標準搭載しているのも本シリーズの特徴。これは、電池を迂回して電源から直接スマートフォンに給電できる機能です。充電をしながらスマホを使う場合、通常では電源から電池に充電→電池からスマホに給電という流れになります。ですが本機種では、電源からスマホに直接電気を送れるので、電池への充電回数が減り、結果として電池寿命が伸びる、というわけです。バッテリー消費が激しいゲーム用途に特化したスマホならではの機能といえるでしょう。

↑バイパス充電モードでは電池の発熱も防げるので、同機能は発熱対策としても機能します

 

背面カメラは3眼。Proは1億800万画素に対応

両機種とも、背面には、メイン、広角、マクロの3つのカメラを装備。その画素数は、Black Shark 5がメイン・広角・マクロの順に6400万・1300万・200万、Proが1億800万、1300万、500万です。

↑背面向かって左上に3眼のカメラを搭載。カメラの配置は、Black Shark 4から変化しています

 

↑カメラ付近の本機背面。画面点灯中は、カメラ右にある緑のライトが妖しく光ります。なお本体カラーは、ブラック1色での展開です

 

スピーカーは両機種ともに、ハイレゾ音源にも対応したデュアルステレオスピーカーを端末の短辺に内蔵。その音を筆者が聴いた印象では、音圧が強く、迫力重視なように感じられました。ゲームのBGMや効果音も臨場感たっぷりに鳴らしてくれそうです。

 

また、Proにはノイズキャンセリング機能付きのマイクが4つ内蔵されており、騒がしい環境でも音声をクリアに録音できます。雑音がある環境でのボイスチャットも十分に可能です。

↑本機の下辺。写真上部に写っている穴がスピーカー。スピーカーは、本体の両端に搭載されています。中央は、充電用のUSB-Cジャック

 

なお、本シリーズにはステレオミニジャックは搭載されていませんので、注意が必要です。

 

ユーザーの声を受け、独自機能「マジックプレス」が復活

さて、Brack Shark 5シリーズにはさまざまなゲーミングアシスト機能が搭載されていますが、最も注目すべきなのは感圧タッチ機能を利用した「マジックプレス」です。この機能は、強くタッチしたときに別の動作を当てはめられるというもの。これにより、Black Shark 5シリーズでは、他機種よりも素早い操作が可能になります。

 

この機能は、Black Shark 3には搭載されていたものの、前モデルのBlack Shark 4シリーズでは廃止されていました。しかし、ユーザーから復活させてほしいという声が多く集まったことから、今回の搭載に至ったそうです。

 

また、18種類のショートカット動作を割り当てられる2つのポップアップトリガーを継続して搭載。こちらのボタンは、ゲーム中のさまざまなボタンにマッピングして利用することもできます。

↑継続搭載となったマグネット式ポップアップトリガーと、復活した「マジックプレス」

 

↑ポップアップボタン(写真右上)は、ポップアップトリガー(ボタン横の出っ張り)を横にスライドすることにより出現。ポップアップトリガーは長辺の両端に設置されています

 

また、スマートアシスタント機能「SHARK CHAN」もユニーク。シャークちゃんなるアシスタントキャラクターが、アラームや壁紙、充電中に出現します。

↑SHARK CHANを起動。身体にタッチするとしゃべってくれる

 

端末のパフォーマンスやタッチの感度など、ゲームに関するさまざまな設定ができる「SHARK SPACE」も、従来機種から引き続き搭載されています。

↑SHARK SPACEから設定できる各種項目

 

従来のフラッグシップBlack Shark 4 Proも併売

両機種の価格は、Black Shark 5が6万9800円(税込み)、Black Shark 5 Proが11万8800円(税込み)となっています。なお、Black Shark 5シリーズは、現在「工場から輸送中」とのことで、ピーラボの矢野社長によれば、8月初旬くらいから一般販売が可能になるそうです。

↑新機種の価格

 

一方で、予約販売はすでにスタートしています。7月27日までに予約をすると「早割」として、Black Shark 5シリーズと同時に発表された低遅延ゲーミングイヤホン「Black Shark Type-C Earphones 2」がついてくるキャンペーンも実施中です。

 

また、従来のフラッグシップモデルであった、Black Shark 4 Proも併売されるとの発表がありました。4 Proは、チップセットの性能では5と5 Proの中間に位置しており、5シリーズにはないステレオミニプラグを搭載しているという特徴があります。なお、最新機種の登場に合わせ、Black Shark 4 Proの価格は従来の8万9980円(税込み)から、7万9860円(税込み)に値下げされます。

↑Black Shark 4 Pro

 

現在かなりのスピードで円安が進行しているため、スマホの価格は全体的に高騰しています。そのため、ビーラボでも最新機種の価格設定にはかなり苦心をしたそうです。

 

その苦心の結果、Black Shark 5シリーズは、性能比でコスパが良いといえる価格が実現されました。性能、価格の両面で、スマホゲーマーにとって有効な選択肢となりそうです。

iPhone 13 Pro Max、ゲーム性能でXiaomi 12S Ultraに敗北! Snapdragon 8+ Gen1のスゴさと冷却性能のおかげか

2022年7月現在、アップルのiPhone 13シリーズに搭載されたA15 Bionicは最速のモバイル向けチップと思われています。しかし、クアルコムの最新チップSnapdragon 8+ Gen1を搭載したXiaomi 12S Ultra(7月初旬に発売)がゲームの性能においてiPhone 13 Pro Maxを上回ったと報じられています。

↑Qualcomm Snapdragon

 

YouTubeチャンネルのGolden Reviewerが『原神』を両デバイスで実行したところ、Xiaomi 12S Ultraは平均57.7fps(1秒間に57.7フレーム)を記録。これはiPhone 13 Pro Maxばかりか、Snapdragon 8 Gen 1を積んだGalaxy S22 Ultraを上回っています。なお『原神』のゲーミングテストは画質設定を最高にして、室温25度の環境で実施されたものです。

 

そして平均温度は、Xiaomi 12S UltraがiPhone 13 Pro MaxとGalaxy S22 Ultraの両方を下回っています。つまり低温に抑えてスロットリング(CPUの温度が上がり過ぎたときにクロック周波数を下げて温度を下げるしくみ)を起こりにくくしたことが大きく貢献したと推測されます。

 

もともとSnapdragon 8 Gen1はサムスンが製造を請け負っていましたが、後継チップのSnapdragon 8+ Gen1は製造がTSMCに移行しています。どちらも多くの仕様や機能はほぼ同じであり、ともに4nmプロセス製造です。

 

が、動作クロックや電力効率はTSMC製が大きく改善したと公式に謳われています。つまり、サムスンとTSMCの技術力の差ではないかとの指摘もあり。ほか、サムスンの歩留まり率が低い(約35%)ことに嫌気が差したクアルコムが、TSMC(初期生産で70%以上)に移行したとの噂もありました

 

またXiaomi 12S Ultraは冷却性能の高さもアピールしており、その点も有利に働いたと思われます。

 

ただしA15 Bionicの強みは、Snapdragon 8+ Gen 1よりも電力効率(図表の「1ワット当たりFPS)が優れていることです。つまりiPhone 13 Pro Maxで『原神』を遊ぶ場合、Xiaomi 12S Ultraよりバッテリー持ちが良くなると思われます。

 

しかし、同じA15 Bionicを搭載した第6世代iPad miniは、より多くの電力を消費しつつも、Xiaomi 12S Ultraの平均fpsを上回っています。iPad mini 6の方がiPhone 13 Pro Maxよりクロック周波数が低いはずですが、iPhoneよりも筐体が大きいため熱設計にも余裕がありそうです。

 

クアルコムの次世代チップ「Snapdragon 8 Gen 2」もTSMCの4nm技術で製造され、さらに電力効率が上がるとの噂話もあります。iPhoneのゲームでの優位も、そろそろ危ういのかもしれません。

 

Source:Golden Reviewer(Twitter) 
via:Wccftech

サムスンの次期折りたたみスマホは8月10日発表か。Galaxy Z Flip4はこんなデザインに?

韓国サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(どちらも仮称)」を8月10日のイベントにて発表するとの情報を、リークアカウントのEvan Blassが伝えています。

↑Evan Blass/Twitterより

 

折りたたみディスプレイの品質向上など、すでにさまざまな噂が登場しているGalaxy Z Fold4/Flip4。両スマートフォンともすでにFCC(連邦通信委員会)の認証を通過しており、その正式発表が近いことが予測されています。さらにイベントでは、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズや、次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2 Pro」の同時発表も予測されています。

 

今回Evan Blassが掲載した画像は、その形状から縦折りタイプのGalaxy Z Flip4だと予測されます。ただし情報源を秘匿するために画像はぼやかされており、詳細は判断できません。

 

↑91Mobilesより

 

一方で91Mobilesは、Galaxy Z Flip4の公式らしき画像を投稿しています。現行モデルの「Galaxy Z Flip3」から大きな変更はないものの、よりフラット形状なフレームが採用され、カメラモジュールの出っ張りが大きくなることが予測されます。

 

また韓国ニュースサイトのETNewsは、来年の投入が予測される折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5/Flip5(仮称)」の情報を伝えています。それによれば、両スマートフォンは現行モデルを大きく上回る台数が生産され、カメラ仕様の変更があるようです。

 

折りたたみスマートフォン業界をリードするサムスンですが、次期モデルやその先でも、他社を突き放すべくさらに注力を続けるようです。

 

Source: Evan Blass/Twitter, 91Mobiles, ETNews via The Verge, 9to5Google 1, 2

たった約2.1万円! Galaxy M13シリーズが海外デビュー

韓国サムスンはインド市場向けに、廉価スマートフォン「Galaxy M13/M13 5G」を発表しました。

↑サムスンより

 

サムスンの廉価スマートフォンシリーズといえば「Galaxy A」シリーズが有名ですが、実はインドでは「Galaxy M」シリーズとして、同様の廉価スマートフォンを展開しています。2021年に発表された「Galaxy M12」は、6.5インチの液晶ディスプレイやExynos 850プロセッサー、4800万画素メイン+500万画素超広角+200万画素マクロ+200万画素深度+800万画素フロントカメラを搭載。OSにはAndroid 11が採用されていました。

 

今回発表されたGalaxy M13は、わずかに大型化した6.6インチの液晶ディスプレイを搭載。こちらの解像度はFHD+で、ピーク輝度は480ニト、Gorilla Glass 5のコーティングが施されています。

 

プロセッサーは引き続きExynos 850を採用。しかしながら、背面のメインカメラは5000万画素に強化されています。また、バッテリー容量も6000mAhへと拡大されました。

 

そしてGalaxy M13の5G対応モデルでは、プロセッサーに台湾MediaTekの「Dimensity 700」を採用。なおこちらでは、6.5インチディスプレイや5000mAhバッテリーなど、Galaxy M12のスペックを部分的に受け継いでいます。また、Galaxy M13シリーズはどちらもAndroid 12を搭載しています。

 

Galaxy M13はRAM 4GB/内蔵ストレージ 64GBモデルが1万1999ルピー(約2万1000円)、Galaxy M13 5GはRAM 4GB/内蔵ストレージ 64GBモデルが1万3999ルピー(約2万4000円)にて販売されます。廉価スマートフォンではありますが、両機種とも日常使用においては十分なスペックといえそうです。

 

Source: サムスン via 9to5Google

喜びもつかの間、文鎮に…。発売前の「Pixel 7 Pro」がまたもや流出

米Googleは5月の「Google I/O」イベントで、次期フラッグシップ機「Pixel 7」シリーズをチラ見せしました。その後に公式の情報発信は途絶えていますが、なぜか標準モデル「Pixel 7」がeBayで出品されていたり 、高級モデル「Pixel 7 Pro」を購入した人が知らずに3週間も使っていたと報告されていました

↑「Pixel 6 Pro」の中古品を買ったはずが……

 

そんな不思議な出来事が新たに発生し、メディアを賑わせています。7月12日、あるTwitterユーザーは、友人がなぜかPixel 7 Proを手に入れられたとツイート。悲しい顛末を含めて報告しています。

 

About40 Clan氏がツイートした話によると、2か月前に彼の友人がFacebookマーケットプレイス(2022年7月現在、日本では未提供)で中古のPixel 6 Proを購入したそう。実際に商品が送られてきたのは6月のことでしたが、驚くべきはPixel 6 Proの代わりに未発売のPixel 7 Proを送りつけてこられたことです。

最初は見かけがPixel 6 Proと違っていたため奇妙に思われたそうですが、端末情報を調べてみると、確かにAndroid 13を搭載したPixel 7 Pro(デバイス名の「cheetah」はPixel 7シリーズの開発コード名)だと確認できます。また外観も、1か月ほど前に流出したデバイス と一致しているようです。

 

それに気づいたAbout40 Clan氏と友人は喜んで使っていたものの、やはりGoogleが遠隔操作によってデータを消してしまい、現在は起動さえできなくなったそう。彼らは開発者コミュニティXDAに助けを求める投稿までしていますが、このPixel 7 Proは現在のところ文鎮の他に使い道がなく、購入した友人が販売主から返金を受けられるかどうかも分かりません。

 

前回に続いて今回もGoogleがリモートでデータ消去したと主張されている(真偽は不明です)のは気になるところですが、それ以上に次期フラッグシップ機が何度も流出しているのは、にわかには信じがたいことです。もしかして、話題作りのため……ではないと思いたいところです。

 

Source:About40 Clan(Twitter)
via:Wccftech

スリムでスタイリッシュなデザイン+良コスパ! モトローラのエントリークラス「moto e」シリーズ新作「moto e32s」7月15日発売

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「moto e32s」を、7月15日に発売します。税込価格は2万1800円。

↑左:スレートグレイ、右:ミスティシルバー

 

同製品は、最薄部8.5mm、質量185gで、手になじむスリムなデザインが特徴。本体カラーは、スレートグレイとミスティシルバーの2色展開です。

 

6.5インチ HD+ディスプレイは、20:9のアスペクト比を採用。90Hzのリフレッシュレートで様々なコンテンツをなめらかに表示します。

 

1600万画素メインカメラ、200万画素深度センサー、200万画素マクロカメラで構成したAIトリプルカメラシステムと、800万画素のフロントカメラを搭載。高速フォーカスレンズで、動きの多い被写体も的確にピントを合わせて撮影します。

 

OSはAndroid 12で、MediaTek Helio G37 オクタコアプロセッサーを搭載。RAM4GB、ストレージ64GBを内蔵し、microSDカードにより最大1TBの拡張が可能です。バッテリー容量は5000mAh。

「Galaxy Z Flip4」もFCCを通過! Fold4には新色「ブルゴーニュ・レッド」が登場か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」が、FCC(米連邦通信委員会)の認証を通過したと海外で報じられました。その一方、「Galaxy S22」や「Galaxy Z Fold4」には新色が導入されるかもしれません。

↑Galaxy Z Flip4の予測レンダリング画像(画像提供/91Mobiles)

 

サムスンは8月のイベントで、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip4」と横折りタイプの「Galaxy Z Fold4」を発表すると予測されています。後者はすでにFCCの認証を通過していることが数日前に判明していました。

 

Galaxy Z Flip4もFCCの認証を通過したことで、近日中にGalaxy Z Fold4と同時に正式発表される可能性がかなり高くなりました。今回の資料からはその詳細を知ることはできませんが、Flip4はWi-Fi 802.11a/n/ac/axと5G(ミリ波とサブ6の両方)、ワイヤレス充電に対応するようです。

 

↑新色のボラ・パープル(画像提供/WinFuture)

 

一方、ドイツのテックサイトのWinFutureは、Galaxy S22/S22+/S22 Ultraの「ボラ・パープル(Bora Purple)」と呼ばれる新色の画像を掲載しました。この新色がいつ投入されるのかは不明ですが、Galaxy Z Fold4/Flip4と同時発表されるのかもしれません。

 

さらに、リークアカウントのEvan Blassは、Galaxy Z Fold4に「ブルゴーニュ・レッド(Burgundy Red)」の新色が登場し、128GB/256GB/512GBの内蔵ストレージのラインナップが用意されるとも伝えています。

 

正式発表を前にし、さまざまな情報が登場するようになったGalaxy Z Fold4/Flip4。折りたたみスマートフォン業界をリードするサムスンによる、次なる一手に注目です。

 

Source: GSM Arena, WinFuture, Evan Blass/Twitter via 9to5Google 1, 2

コンパクト路線を継承! ASUSが「Zenfone 9」を7月28日にお披露目

台湾のASUSは、7月28日に次期フラッグシップスマートフォンの「Zenfone 9」を海外に向けて発表します。

↑コンパクトな「Zenfone 9」(画像提供/ASUS)

 

ZenfoneシリーズはASUSのフラッグシップスマートフォンで、「Zenfone 4」ではデュアルカメラを全機種で採用したり、「Zenfone 7」ではフリップカメラを搭載したりするなど、先進的な機構を採用してきました。また、他社のフラッグシップスマートフォンと比較して本体サイズがコンパクトなのも特徴です。

 

現時点でZenfone 9の詳細は公開されていませんが、イベント告知サイトで「Compact Size. BIG POSSIBILITIES.」をうたうように、同シリーズの特徴であるコンパクトな本体サイズは維持される模様。画面を囲うベゼルはサイド部分が細いのに対して、上下は若干分厚いようです。

 

最近のリーク情報では、Zenfone 9では本体サイドに「ZenTouch」と呼ばれる機構が内蔵され、「Smart Key」として画面のスクロール操作ができるとも伝えられていました。本体スペックは画面が5.9インチ/120Hz駆動で、プロセッサが最新のSnapdragon 8+ Gen 1。背面には5000万画素センサーを含むデュアルカメラを搭載。バッテリーは4300mAhで、IP68の防塵・防水性能を備えているようです。

 

現時点で噂されている本体価格は、800ユーロ〜900ユーロ(約11万円〜12万4000円※)。レッド、ブラック、ブルーの3色で展開されるとのこと。スマートフォンサイズの大型化がますますすすむなか、片手で持ちやすいコンパクトなZenfone 9の登場に期待したいものです。

※1ユーロ=約138円で換算(2022年7月14日現在)

 

Source: ASUS

モトローラの次期折りたたみスマホ「razr(第3世代)」は見た目スッキリ! 海外で公開される

米モトローラの次期折りたたみスマートフォン「razr(第3世代)」の姿が、同社幹部によって公開されました。

↑Weiboより

 

折りたたみスマートフォンとしてのrazrシリーズは、2019年に初代モデルが登場し、2020年には5G通信に対応した「razr 5G」が発売されました。どちらも、ディスプレイを縦方向に折りたたむことでコンパクトに持ち運べるのが特徴です。また、本体を折りたたんだ状態ではカメラ上部に「こぶ(飛び出し)」が存在しています。

 

Lenovo Mobile Chinaにてゼネラルマネージャーを務めるChen Jin氏が公開した、razr(第3世代)。その本体からは先述のこぶがなくなり、折りたたみディスプレイが本体の四隅まで広がっていることがわかります。このようなデザインは、韓国サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」とも共通しています。また本体外部には、引き続き大画面のサブディスプレイが搭載されているようです。

 

これまでのリーク情報によれば、razr(第3世代)は本体背面に5000万画素メイン+1300万画素超広角のデュアルカメラを搭載。またプロセッサに米クアルコムの「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載し、120Hz駆動ディスプレイを採用するなど、一気にハイエンド級の性能を手に入れるようです。

 

現在の折りたたみスマートフォン市場では、矢継ぎ早に新製品を投入するサムスンが他社を一歩リードしています。しかしモトローラやOPPO、シャオミ、ファーウェイなど、他のプレーヤーからの魅力的な製品の登場にも期待したいものです。

 

Source: Weibo 1, 2 via 9to5Google

Nothing Phone(1)がついに日本上陸! 初めて欲しくなったAndroidスマートフォン

ロンドンをベースとしたNothing Technologyは以前より投入を予告していた、ブランド初となるスマートフォン「Nothing Phone(1)」を正式発表しました。これまでのAndroidスマートフォンとは一線を画す、若い感性による新鮮なデザインが特徴のスマートフォンです。

↑Nothing Phone(1)プレブリーフィングより

 

中身が丸見えなスケルトンデザイン

↑Nothing Phone(1) プレブリーフィングより

 

Nothing Phone (1)のデザイン上の最大の特徴となるのは、本体背面のスケルトンデザインです。これにより、充電コイルやカメラパーツ、基板など、内部の様子が丸見えに。この外観から、米アップルがかつて投入した中身が透けて見える「初代iMac」を思い出す方もいらっしゃることでしょう。

↑Nothing Phone(1) プレブリーフィングより

 

背面には、974個のLEDによる発光機能「Glyph Interface(グラフ・インターフェイス)」を搭載。このGlyph Interfaceがさまざまなパターンで発光することにより、電話の着信からスマートフォンの充電状態まで、画面を伏せたままで表示することができます。さらに、グラフ・インターフェイスは動画撮影時には補助ライトとしても利用できるんです。

 

シンプルかつソリッドな本体

↑Nothing Phone(1) プレブリーフィングより

 

Nothing Phone(1)の本体フレームは100%リサイクル素材の、アルミニウム。また、プラスチックは本体外部には利用されていません。これにより、軽量かつプレミアムな質感を実現しています。フラットな外周は、かつてアップルから投入された「iPhone 4S」を連想させます。また本体は、IP53の防塵・防水仕様に準拠しています。

↑Nothing Phone(1) プレブリーフィングより

 

6.55インチの有機ELディスプレイには、業界でも高グレードなパーツを採用。ディスプレイの端を折りたたむことにより、画面の四隅(ベゼル)の太さを統一しています。具体的なスペックは、可変120Hz駆動、タッチサンプリングレート240Hz10ビットカラー表示とHDR10+に対応、ピーク輝度は1200ニトなどなど。搭載プロセッサは米クアルコムの「Snapdragon 778G Plus 」で、ハイエンドなスペックではありませんが、日常仕様からゲーム用途まで十分なパフォーマンスを発揮してくれるはずです。

↑Nothing Phone(1) プレブリーフィングより

 

本体背面には、デュアルカメラを搭載。メインカメラには1/1.56インチのソニー製5000万画素イメージセンサー、超広角カメラにはサムスン製5000万画素イメージセンサーを搭載。OIS(光学手ブレ補正)とEIS(電子動体ブレ補正)をくみあわせることで、十分な撮影画質を確保しながら、カメラモジュールの薄型化にも貢献しています。そしてこれに、ステレオデュアルスピーカーが組み合わされています。

 

余計なものを省いた独自カスタムOS

↑Nothing Phone(1) プレブリーフィングより

 

OSは、Android OSをカスタムした「Nothing OS」を採用。ソフトウェアからハードウェアまで、一貫したウィジェットカラーを採用しています。さらにプリインストールアプリを40%削減し、アニメーションを最小限に抑えることで、サクサクとした動作を楽しむことができます。

 

なお、おサイフケータイに関しては現在対応を検討中。こちらは、普段遣いのスマートフォンとしては若干不便に感じるかもしれません。

 

日本市場への最適化が鍵に

↑Nothing Phone(1) プレブリーフィングより

 

Nothing Phone(1)の本体カラーはブラックとホワイトの2色で、まず公式サイトにて予約を開始。国内価格は、RAM 8GB/内蔵ストレージ256GBモデルが6万9800円となっています。標準的なミドルレンジ市場向けのスマートフォンらしい価格設定ともいえますし、強烈な円安の中でよく頑張った、とも考えることもできるかもしれません。

 

Nothingはプレブリーフィングの会場にて、繰り返し「既存の(Android)スマートフォンはつまらない」という言葉を繰り返していました。私もその点に関しては完全に同意しており、Androidスマートフォンはスペック以外に魅力を感じることがあまり多くありません。

 

しかしNothing Phone(1)はスケルトンデザインやGlyph Interfaceを採用することで、他のAndroidスマートフォからは一線を画す、「持ってカッコいい/ワクワクするスマートフォン」という立ち位置を確立しています。おサイフケータイへの未対応は残念ではありますが、ガジェット好きなアーリーアダプターとしては、ぜひ手に入れておきたい1台ではないでしょうか。

 

Source: Nothing

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

幻に終わった巻取りスマホ「LG Rollable」、動作する実機動画が登場

韓国LGが2021年に発表したものの、同社のスマートフォンビジネスからの撤退で実現しなかった巻取りスマートフォン「LG Rollable」。その動作する実機の動画を、YouTubeチャンネルの아우레올(アウレオール)が投稿しています。

↑아우레올/YouTubeより

 

LG Rollableは、本体内部に収納されたフレキシブルディスプレイを片方に展開することで、コンパクトな本体サイズと大画面を同時に実現するべく開発されたスマートフォンです。すでに市販されている折りたたみスマートフォンとくらべ、本体の厚さを抑えられることがメリットでしょう。また中国OPPOも巻取りスマートフォン「OPPO X 2021」を発表していますが、こちらも市販化には至っていません。

 

 

今回の動画では、LG Rollableがどのようにして画面を展開するのかが確認できます。本体背面のボタン、あるいは画面サイドから引き出したランチャーのボタンをクリックすることで、画面が横方向に拡大/縮小。その動作は、なかなかスムーズです。

 

先述のように、LG RollableはLGのビジネスの方針転換の影響により、市場には投入されなかった「幻」のスマートフォンとなってしまいました。またこれにより、巻取りスマートフォンが今後市場に投入されるのかどうかも不透明となっています。

 

巻取りスマートフォンは(折りたたみスマートフォンと比べて)あまり画面を大きく展開できないので、消費者へのインパクトとしてはもう一声ほしいかな、というのが個人的な印象です。もし本体の両方から画面を左右に大きく拡大できるようになれば、さらに違った展開があったのかもしれません。

 

Source: 아우레올/YouTube via 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold4」、FCCの認証を通過! 8月のイベントで正式発表か

サムスンの次期折りたたみスマートフォンは2種類が準備中であり、8月10日の「Unpacked」イベントで発表されると噂されています 。そのうち横折りで開くとタブレット大になる「Galaxy Z Fold4」が、連邦通信委員会(FCC)の認証を通過したことが明らかとなりました。

↑「Galaxy Z Fold4」はいよいよ来月発表か?(写真左は“Fold3”)

 

FCCデータベースから発見されたのは、「SM-F936U」のモデル番号を持つ端末です。型番の末尾に「U」が付くことから、米国向けモデルと推測されます。

 

やはり通信機能としては2Gから最新の5Gミリ波まで対応しており、Wi-FiやBluetoothのほかNFCのサポートも確認されています。また前モデルと同じく、タッチペンのSペンが使えることも示唆されています。

 

さらにプロセッサはサムスン独自開発のExynosではなく、クアルコム製チップであることも記載されています。これまでの噂ではGalaxy Z Fold4と、縦折りでコンパクトになる「Galaxy Z Flip4」ともにSnapdragon 8 Plus Gen 1を搭載するとされ、それを裏付けるベンチマーク結果も流出していました

 

これまでのリーク情報をまとめると、Galaxy Z Fold4は7.2インチ/120Hz駆動のメインディスプレイ+6.2インチ/120Hz駆動のサブディスプレイ、バッテリー容量も4400mAhかつ25Wの高速充電とされ、ほぼ前モデルのGalaxy Z Fold3の仕様そのままに。また、RAMが12GB/16GB(後者は中国版モデルのみ)となることも同じと予想されています。

 

ただしメインカメラは5000万画素、光学ズームは最大3倍となり、前モデルの1200万画素+光学ズーム最大2倍からは進化。さらに折り目が目立たなくなるとの画像も公開されており、大きな飛躍はないものの、着実に使いやすくはなっているようです。

 

その一方でお値段の噂はほとんどありませんが、おそらく折りたたみデバイスなりのプレミアム価格となるはず。もっともサムスンは折りたたみ有機ELパネルのコストを下げる技術を開発中とも噂されており、今後に期待したいところです。

 

Source:Notebookcheck

クアルコムに太刀打ちできず、Galaxy S23は独自SoC非搭載との噂

韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23(仮称)」シリーズにて、同社の独自プロセッサー「Exynos」が採用されないとの情報を、著名アナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。

↑画像はGalaxy S22

 

サムスンはこれまで、フラッグシップスマートフォン「Galaxy S」シリーズにて、Exynosと米クアルコムの「Snapdragon」プロセッサーを、市場にあわせて採用してきました。現行モデルの「Galaxy S22」シリーズでも、市場ごとに「Exynos 2200」か「Snapdragon 8 Gen 1」が採用されています。

 

今回クオ氏の報告によれば、Galaxy S23シリーズではすべての市場において、Snapdragonのプロセッサーが採用されるとしています。この理由について、サムスンの「Exynos 2300」はクアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2(仮称)」に太刀打ちできないため、とのこと。

 

サムスンのExynosプロセッサーでは、顧客に説明しないままにパフォーマンスを勝手に落としたことで、以前に大きな問題となりました。その後にリリースされたExynos 2200でも、ゲームやアプリの動作で問題が指摘されていました。

 

一方でサムスンは今年4月、Galaxyスマートフォン向けに専用のプロセッサーを開発していると表明しています。Exynosにかわる新たなハイエンドプロセッサーが登場するのかどうか、今後の動向が注目されそうです。

 

Source: 9to5Google

Google製タブレット、着々と準備中? Androidアプリから新たなアニメーション見つかる

Googleが来るべき「Pixelタブレット」に備えて、Android用の「データ復元ツール」 アプリを更新し、新たなアニメーションを追加したことが明らかとなりました。

Image:Google

 

この「データ復元ツール」アプリは、メッセージやアプリなどのデータをAndroid端末の間で簡単な操作だけでコピーできるというもの。また、最近Android 12搭載スマートフォンすべてに対応した「Androidに移行」アプリとの組み合わせで、iPhoneからも同様のデータをコピーできるようになりました。

 

さて米9to5Googleは、Playストアを通じてロールアウトが始まった本アプリの最新版(バージョン1.0.455404737)を解析しています。その結果、Androidタブレットにデータをコピーする際に表示する6つの新しいアニメーションが見つかったそうです。

 

従来のアニメーションとの主な違いは、表示されるデバイスの1つがスマートフォンではなくタブレットに見えるように大きくなっている点です。6つのアニメーションはバラバラだったようですが、9to5Googleが繋ぎ合わせて1本にまとめています。

 

これらアニメーションには”copying_animation_tablet “などタブレット一般を思わせる名前が付けられているものの、それぞれに “Tangor “というコードネームが埋め込まれているそうです。この「Tangor」は、Pixelタブレットの開発コード名である可能性が高いことが指摘されていました

 

この手がかりから、今回のアニメーションはPixelタブレットの利用を想定して設計されたものと推測されます。しかし、アプリのコードを調べると、画面の解像度が600dpi(1インチ以内に600ドット)以上であれば同じアニメーションを表示するらしく、Pixelタブレット専用ではないとわかったそうです。

 

もともと「Androidに移行」もPixelスマートフォン専用でしたが、後にAndroid 12搭載スマートフォンに対応しました。それと同じように「データ復元ツール」も初めはPixel Tabletのみ、ゆくゆくは他社製のAndroidタブレットにも対応するのかもしれません。

Source:9to5Google

サイドボタンでスクロール? ASUS Zenfone 9の不思議な機能と詳細がリーク

台湾ASUSの次期フラッグシップスマートフォン「Zenfone 9」に関する映像やスペック情報を、リークアカウントのSnoopyTechが伝えています。

↑SnoopyTech/Twitterより

 

ASUSのフラッグシップスマートフォンとして展開されてきた、Zenfoneシリーズ。現行モデルの「Zenfone 8」ではフロントカメラとしても使えるフリップ式リアカメラを搭載するなど、意欲的な設計も特徴です。

 

 

今回投稿された動画では、Zenfone 9の本体サイドに「ZenTouch」と呼ばれるセンサーが搭載されると紹介されています。さらにこのZenTouchに埋め込まれた「Smart Key」をスワイプ操作することで、ウェブページをスクロールすることができるというのです。このような機能は韓国サムスンや米グーグルのスマートフォンにも搭載されたことがありますが、なかなか興味深い機能です。

 

背面にフリップ式ではない、通常のデュアルカメラを搭載。ここにはソニー製イメージセンサー「IMX766」とジンバル機能が採用されています。画面は5.9インチ/120Hz駆動で、プロセッサは最新のSnapdragon 8+ Gen 1、RAM容量は8GB/12GB/16GBで内蔵ストレージは128GB/256GB、デュアルバッテリーの容量は4300mAh。IP68の防塵・防水仕様となり、イヤホンジャックも搭載するとしています。

 

情報によれば、Zenfone 9の本体カラーはレッド、ブラック、ブルーの3色で、価格は800〜900ユーロ(約11万円〜12万円)とのこと。Zenfone 8と比較するとよりプレミアム路線となりそうですが、それに見合うだけの魅力的な端末となることに期待したいものです。

 

Source: SnoopyTech/Twitter via The Verge

6月発売のフラッグシップ端末が「プライムデー」に! 「POCO F4 GT」5000円オフ

シャオミから生まれたスマートフォンブランドPOCOは、7月12日0時~13日23時59分までAmazonで開催される「プライムデー」にて、日本で6月23日に発売した最新フラッグシップ機種「POCO F4 GT」がお得に購入できるPOCO「レベルアップ セール」を実施します。

 

同セールでは、日本市場向けにゲーミング機能を強化した、POCO F4 GT 12G+256G(三色)が、通常価格の税込8万4800円から、5000円割引となる税込7万9800円で購入できます。

 

POCO F4 GTについての詳細は、6月24日掲載「スマホはもうこれでいい? POCO F4 GTが最新スペック/7万円台で日本上陸」をご覧ください。

「Google Pixel」の人気急落。米ユーザーの36%が乗り換えを検討中とアナリストが分析

Googleは最新スマートフォンPixel 6aをまもなく発売しますが、Pixelスマートフォンの人気は急激に落ち込んでおり、ユーザーの36%が他のメーカーへの乗り換えを検討しているとの調査データが出ています。

↑人気ガタ落ちで正念場?(画像はGoogle Pixel 6 Pro)

 

TradingPlatforms社のアナリストによると、Googleの最新スマホは大半のレビューが肯定的だったわりにユーザー体験でライバルに追いつくことに苦労しているとのこと。また、初期のPixelスマホは人気を集めていたものの、もはや今はそうではないそうです。

 

Pixel 6と6 Proは2021年秋に発売され、新しいデザインやGoogle独自のTensorチップを採用し、最初のうちは最高のAndroid端末の1つになると期待を集めていました。が、実際に使ってみればバグだらけ。ディスプレイがちらつく、修正アップデートでWi-Fiに接続できなくなる 、充電速度が遅い、DACが作動しないなど問題が山積みでした。

 

それらの多くは解決していますが、画面内指紋センサーの認証が遅いことはアップデートでもあまり改善されていません。それは高速な超音波式ではなく、古い光学式を採用しているためと考えられています。そのため廉価モデルのPixel 6aでは違うセンサーが使われており、実際に反応が良くなっているらしいことが確認されています

 

Googleは2022年2月にPixel 6のおかげで第4四半期の売上記録を更新したと発表し、5月にはPixel 6シリーズがPixel 5やPixel 4よりも売れたと述べていました。それだけ発売直後の売れ行きが好調だったとすれば、期待と現実の落差にガッカリした人の割合も多かったのかもしれません。

 

実際、5月にはPixel 6が携帯ショップでの売れ行きが芳しくなく、売上を伸ばすために営業担当者にキックバックを出しているとの噂が報じられたこともあります。

 

これらが本当かどうかはわかりませんが、スマートフォンもユーザーからの信頼が最も大切であることは間違いないはず。Googleは品質管理を強化し、バグを出さず、出てしまった分はすぐに対応することで、信頼を取り戻すよう期待したいところです。

 

Source:TradingPlatforms
via:PhoneArena

Nothing phone (1)の純正ケース、背面LEDも装着したまま確認可能?

↑MySmartPriceより

 

英Nothingからの発表が間近なスマートフォン「phone (1)」のものとされる純正ケースの画像を、海外テックサイトのMySmartPriceが掲載しています。

 

日本時間7月13日0時のイベントにて、詳細が発表されるphone (1)。その特徴は内部パーツが外から見えるスケルトンデザインと、内部に搭載されたLED発光機能「グリフ(Glyph)」です。このLED発光機能には、メッセージの通知やバッテリー充電の経過など、さまざまな機能が割り当てられることも判明しています。

 

今回MySmartPriceが掲載したのは、その純正のTPUケースです。TPUとは一般的に裏側が透けてみえる(透けないようにすることも可能)素材で、phone (1)でもケースを装着したまま、LED発光機能が利用できるようになっています。

 

なお、phone (1)ではブラックとホワイトの2色のラインナップが存在します。今回のケースはブラックカラーにあわせたダーク系のものですが、ホワイトカラーにあわせたケースが存在するかどうかは不明です。

 

phone (1)に関しては、あらたに付属ケースを細長い形状にした「ear (1) STICK」の投入もリークされています。phone (1)の発表イベントではスマートフォン本体だけでなく、周辺機器やアクセサリの登場にも期待したいものです。

 

Source: MySmartPrice

時代は“パカパカ”に回帰? OPPOが2種類の折りたたみスマホを開発中との噂

中国OPPO初の折りたたみスマートフォン「OPPO Find N 5G」が発売されてから数か月が経ちました。そんな折、同社が新たな2種類の折りたたみスマホ開発に取り組んでおり、年内に発売予定との噂が伝えられています。

↑OPPO Find N

 

有名リーカーのDigital Chat Station氏によると、1つはサムスンのGalaxy Z Flip 3に似たクラムシェル(縦折り)型であり、開発コード名は「Dragonfly(トンボ)」。新たなヒンジ構造と120Hzリフレッシュレート画面を備えており、デバイス全体の厚みを減らすことが優先事項だそうです。

 

もう1つは本のような横折り型で、Oppo Find Nの後継モデル「Find N2」とのこと。こちらも120Hzディスプレイを備えており、現行モデルよりも薄くて軽くすることを目指していると述べられています。

 

これら折りたたみスマホ以外にも、OPPOは今年後半に一連の高性能フラッグシップ・スマートフォンをリリースすると噂されており、QualcommのSnapdragonやMediaTek Dimensityプロセッサを採用するそうです。それ以上の詳細は語られていませんが、おそらくFindシリーズとRenoシリーズの後継機になると思われます

 

先日、OPPOの子会社であるOnePlusも折りたたみスマホを2023年に投入するとの噂話のほか、サムスンも約10万円台の折りたたみスマホを開発中との報道もありました。高価な印象のあった折りたたみスマホも、今後は価格競争が激しくなり、しだいに普及していくのかもしれません。

 

Source:IThome
via:MSPoweruser

ライカカメラ x ソニーの新1インチセンサー搭載! ハイエンドスマホ「Xiaomi 12S Ultra」が正式発表

↑シャオミより

 

中国シャオミは新型ハイエンドスマートフォン「Xiaomi 12S Ultra」を海外発表しました。ライカブランドのカメラと、ソニー製の新型1インチセンサーの搭載が特徴です。

 

Xiaomi 12S Ultraで注目したいのは、なんといってもライカと提携したカメラシステム。1インチ/5030万画素のソニー製イメージセンサー「IMX989」をメインカメラに搭載し、(Sony Xperia Pro-Iとは異なり)クロッピングせずに1インチセンサーの全域にて撮影が可能です。そのほかにも、背面に1/2インチ/4800万画素広角カメラ+1/2インチ/4800万画素望遠カメラ、フロントに3200万画素カメラを搭載しています。

 

これらのイメージセンサーに、ライカブランドレンズ「Leica Summicron 1:1.9-4.1 / 13-120 ASPHカメラシステム」が組み合わされています。こちらには、レンズのまぶしさを軽減し、レンズ間の画質を統一させるためのコーティングを実施。カメラアプリでは、ライカのフィルターやフォトスタイルが利用可能です。さらに動画撮影では、Dolby Vision HDRでの撮影(最大4K解像度/60fps)が利用できます。

 

スペックに目を向けると、画面は6.73インチ/3200 x 1440ドット/120Hz駆動でプロセッサはSnapdragon 8+ Gen 1、RAMは最大12GBで内蔵ストレージは最大512GB。バッテリー容量は4860mAhで、Xiaomi Surgeチップを2基搭載することで67Wの高速有線充電、50Wの高速無線充電、10Wのリバース無線充電が利用できます。また、IP68の防塵・防水性能も達成。本体上部の赤外線リモコンポートからは、家電の操作も可能です。

 

Xiaomi 12S Ultraは中国にて予約が開始されており、7月6日から発売予定。価格はRAM 8GB/256GB内蔵ストレージモデルで5999元(約12万円)からとなっています。カメラスペックをとことん突き詰めた本スマートフォン、日本を含む国際展開にぜひ期待したいものです。

 

Source: シャオミ via Engadget

Pixel 6 Proへの顔認証機能の追加、グーグルはまだ諦めていない!?

米グーグルのスマートフォン「Pixel 6 Pro」にて、「顔認証機能」に関する開発が現在も続けられていることを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Mr.Mikla/Shutterstock.comより

 

昨年10月に国内発売されたPixel 6とPixel 6 Proですが、その生体認証システムには画面指紋認証機能が採用されたものの、顔認証機能は搭載されませんでした。一方で非公式な情報ではありますが、Pixel 6 Proでは顔認証機能が搭載されるとの情報何度か報じられていたのです。

 

一方でグーグルの開発者向けサイトことGoogle Gitに掲載された情報によれば、Pixel 6 Pro向けに「FACE_UNLOCK_BOOST」という処理が追加されました。これは顔認証機能がアクティブになると、CPUのパフォーマンスが1秒間ブーストされるというもの。このことから、Pixel 6 Proでは現時点でも同機能に関する開発が継続されていると推測できるのです。

 

9to5Googleによれば、顔認証機能がPixel 6ではなくPixel 6 Proだけに開発されている理由は、フロントカメラの仕様の差にあるとしています。Pixel 6 Proに搭載されているイメージセンサーの「IMX663」ではPixel 6の「IMX355」とは異なり、デュアルピクセルオートフォーカス(DPAF)をサポートしています。これにより、Pixel 6 Proでは顔の特徴を読み取る深度マップが生成できるとしているのです。

 

Pixel 6シリーズでは画面指紋認証機能の認識速度問題が指摘されるなど、その実装は十分なものとはいえません。「Pixel 4」シリーズにて一度は搭載された顔認証機能、ぜひその復活に期待したいものです。

 

Source: Google Git via 9to5Google

タフネススマホでも妥協なし。Galaxy XCover 6 Proがサムスンからデビュー

韓国サムスンは新型タフネススマートフォン「Galaxy XCover 6 Pro」を海外にて発表しました。サムスンの同様のスマートフォンとしては、最も高スペックなモデルとなっています。

↑サムスンより

 

これまでもタフネススマートフォンとして、XCoverシリーズをリリースしてきたサムスン。前モデルの「Galaxy XCover 5」では、IP68の防塵・防水性能と「MIL-STD-810H」準拠の耐衝撃性能、そしてプロセッサにExynos 850を搭載していました。

 

今回のGalaxy XCover 6 Proでは、プロセッサを米クアルコムの「Snapdragon 778G」へと刷新。6GBのRAMと128GBの内蔵ストレージを組み合わせ、本体性能を向上させています。また画面も6.6インチ/FHD+解像度/120Hz駆動のTFT液晶ディスプレイへと、大型化。バッテリー容量は4050mAhで、より長時間の利用が可能です。背面には5000万画素メイン+800万画素サブカメラを、前面には1300万画素を搭載しています。

 

タフネス性能は前モデルと変わらず、IP68の防塵・防水性能を実現し、MIL-STD-810H準拠の超耐久性シャーシを採用しています。充電にはUSB-CポートかPOGOピンを利用し、バッテリーの交換も可能となっています。さらにプリインストールアプリ「Knox Capture」による、バーコードの読み取りも可能です。また電源ボタンには、指紋読み取り機能が内蔵されています。

 

Galaxy XCover 6 Proは7月から、ヨーロッパやアジア、中東の一部地域で発売予定。ドイツ向け価格は600ユーロ(約8万5000円)だと案内されています。成功の向上したタフネススマートフォンは、現場での作業効率をより高めることになるでしょう。

 

Source: サムスン via 9to5Google

スマホセンサーの巨大化競争! シャオミとソニーが「IMX989」を共同開発

中国シャオミは、ソニーと共同で、スマートフォン向けの1インチサイズのセンサー「IMX989」を開発したとWeiboに投稿しています。

↑でっかく「1インチサイズ」をアピール(画像提供/シャオミ)

 

ますます巨大化と高画質化を続ける、スマートフォン向けのイメージセンサー。すでにソニーの「Xperia Pro-I」やシャープの「Aquos R6/R7」には、1インチセンサーが搭載されています。一方、韓国のサムスンは先日、2億画素イメージセンサーを2種類も発表しました。

 

IMX989の詳細は現時点では明かされていませんが、「より優れた集光能力」とか「より速いフォーカス」「より優れたダイナミックレンジ性能」がうたわれています。シャオミによれば、「クロッピングなしでの1億画素」も達成しているとか。つまり、以前登場した1インチセンサーよりも高画質になることが期待できます。また、IMX989の開発に1500万ドル(約20億円以上※)を費やしたことも明かされています。

※1ドル=約136.5円で換算(2022年6月30日現在)

 

IMX989を搭載したスマートフォンとしては、7月4日に中国で発表される「Xiaomi 12S Ultra」が投入されることになります。こちらはカメラブランドのライカとのコラボレーションも発表されており、同じくライカカメラを搭載した「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」も投入される予定です。

 

スマートフォンのカメラ性能としては、高解像度かも一役買っていますが、やはりセンサーサイズの拡大が重要。新たな1インチセンサーを搭載したXiaomi 12S Ultraの画質がどれだけのものになるのか、楽しみですね。

 

Source: Weibo via 9to5Google

2024年に投入予定!? サムスンが「約10万円台の折りたたみスマホ」を開発中か

韓国サムスンが100万ウォン(約10万5000円※)以下の折りたたみスマートフォンを開発している、と韓国ニュースサイトのETNewsが報じています。

※1ウォン=約0.1円で換算(2022年6月30日現在)

↑サムスンが数年以内に廉価版折りたたみスマホを投入するかも(写真はGalaxy Flip 3 )

 

韓国サムスンは折りたたみスマートフォン「Galaxy Z」シリーズを投入していますが、横折りタイプの「Galaxy Z Fold3」や縦折りタイプの「Galaxy Z Flip3」の海外価格は1099.99ドル(約15万円※)と、気軽に購入できるものではありません。その一方、先日にはサムスンが折りたたみディスプレイの低価格化につながる新技術を開発したことも話題になりました。

※1ドル=約136.5円で換算(2022年6月30日現在)

 

今回のETNewsの報道によれば、サムスンは2年以内に100万ウォン以下の折りたたみスマートフォン投入する予定とのこと。具体的には2024年の製品発表を目指しており、Galaxy Z Fold3/Flip3の両方の廉価モデルが開発されているそうです。

 

この廉価版折りたたみスマホの詳細はわかっていませんが、ETNewsはプレミアム機能を除外し、コア機能のみを搭載すると述べています。これは筆者の推測ですが、プロセッサやカメラ、ディスプレイ、防水機能などでプレミアムモデルと区別する可能性が考えられます。

 

サムスンはすでに、廉価スマホシリーズ「Galaxy A」シリーズを展開しており、日本でも一部モデルが発売されるなど、好評を博しています。これにならい、折りたたみスマートフォンでも「Galazy ZA(仮称)」シリーズが登場するのかもしれません。

 

Source: ETNews via 9to5Google

iPhoneユーザーにラブコール!「Androidに移行」アプリがAndroid 12スマホに対応!

2022年4月、GoogleはiOSアプリ「Androidに移行」を公開しました。これはiPhoneユーザーがAndroidスマートフォンに手軽に乗り換えられるツールですが、当初はPixelスマホ向けにしか使えませんでした。

↑iPhoneからAndroidスマホへの乗り換えがより簡単に

 

しかし、Googleは6月29日(現地時間)、ブログ記事「Androidに乗り換えるべき10の理由」の中で、本アプリがすべてのAndroid 12スマートフォンに対応したことを発表しました。

 

この「Android に移行」アプリは写真や動画、連絡先、カレンダーの予定などの重要なデータを、ケーブルを使わずに新しいAndroidデバイスにすばやく安全に移動できるものです。

 

以前はGoogleドライブをインストールして、データをバックアップして……と面倒な手間がかかりました が、本アプリでは乗り換え先のAndroidデバイスに表示されるQRコードを読み込み、指示された通りに操作するだけで移行できます。

 

今回のブログ記事で興味深いのは、GoogleがiPhoneからAndroidに乗り換えるべき「10の理由」を挙げていること。以下、そのリストです。

 

  1. 新しい方法で自分を表現する( 筆者注釈:Googleは、Gboard〔絵文字も入力しやすいキーボー〕)やメッセージアプリ、およびRCS〔携帯電話で文字や画像などのメッセージを交換するための標準規格〕を推しています)
  2. どこでも誰とでもビデオチャット(Google Meet、WhatsApp、さらにFaceTime〔ウェブ版〕を最新版Chrome」で使えるとうたわれています)
  3. お気に入りの音楽を聴く( DRMフリーの音楽であれば、Android携帯に転送できます。また Apple Musicで購入あるいはダウンロードした楽曲は、引越先のAndroid端末でも引き続きアクセス可能)
  4. お気に入りのアプリなど(Google Play ストアからダウンロード)
  5. プライバシーを第一に考えたアプローチ(Googleは「Androidは悪質なアプリ、マルウェア、フィッシング、スパムを退治し、脅威の一歩先を行くためのお手伝いをします」とアピール)
  6. よりよく連携できるデバイスが増える(ChromebookやWear OSスマートウォッチ、Google TV、Fast Pair ヘッドフォン、そして AirPodsも使えるとのこと)
  7. Googleのアプリやサービスでもっと仕事を(Google翻訳やGoogleドキュメント)
  8. デバイス間で音楽や写真などを共有する(Android と Chrome OS 間での Nearby Share、Google フォト)
  9. Android ウィジェットでホーム画面をカスタマイズ(重要な情報にアクセスできる「ウィジェット」をホーム画面に置くことができます)
  10. 誰にとっても便利なテクノロジー(TalkBack〔画面読み上げ〕とLive Transcribe〔音声文字変換〕)

 

FaceTimeやAirPodsのくだりは少し無理やりな印象もありますが(一応Androidでも使えるが、iPhoneのほうが使いやすい)、iOSからAndroidに乗り換えを考える際の検討材料となるかもしれません。

 

Source:Google Blog
via:9to5Google

Google、Pixelの「自動車事故検出機能」をAndroidスマホにも導入か

GoogleのPixelスマートフォンには、専用アプリ「緊急情報サービス」が提供されており、ユーザーはその一部として「自動車事故検出機能」を利用することができます。最近これらが、Pixel以外の他社Androidスマートフォン向けにも用意されていることが明らかとなりました。

↑Androidスマホも自動車事故を自動的に検出するようになりそう

 

ここでいう自動車事故検出機能とは、スマホのモーションセンサー(高速走行中の衝撃や急停止を検知)やマイク(衝突音を聞き取る)などを組み合わせ、重大な交通事故に遭ったときに自動的に緊急サービスに連絡してくれるというもの。まずスマホが振動して大きな音が鳴り、救助が必要かどうかを確認してから応答がない場合は、緊急通報に電話して現在位置を共有してくれます

米9to5Googleによると、「緊急情報サービス」アプリの最新版(バージョン2022.05.25)を解析したところ、Googleが自動車事故検出やその他の機能について、新たなテキストをいくつか用意していることがわかったそうです。

 

注目すべきは、それぞれに「nonpixel」(非Pixel)というタグが付けられていること。新たに追加されたテキストはどれも、既存のメッセージの中の「Pixel」を「あなたのデバイス」または「個人の安全」のような、より一般的な言葉に替えているようです。

 

その他の「緊急情報サービス」機能もPixel以外のAndroidデバイスに引き継がれるようで、「危機警告」や「安全確認」を示すコードも作成中とのこと。

 

これら「緊急情報サービス」機能をPixel以外のAndroidスマホでどうやって使えるようになるかは、まだ明らかにされていません。どのデバイスが恩恵を受けられるのかも不明。例えば、Androidでも最低限のバージョンが必要とされたり、メーカーごとに利用できたり、できなかったりする可能性が考えられます。

 

いずれにせよ、命を救えるかもしれない「緊急情報サービス」が、Google製ではないAndroidデバイスで使えるようになるのは素晴らしいこと。これと同じように、自動文字起こし機能も、Pixelスマホ以外で利用可能になると期待したいところです。

 

Source:9to5Google

期待を上回る斬新さ!「Nothing phone (1)」の新たな背面画像などが明らかに

英Nothing初のスマートフォン「phone (1)」の公式レンダリング画像がリークされ、海外テックサイトの「WinFuture」で掲載されました。

↑背面のLED発光が際立つphone (1)(画像提供/WinFuture)

 

7月13日の正式発表を控えているphone (1)の背面に関する情報はすでに公開されていますが、画面を含む本体前面や側面のデザインは、あまりよくわかっていませんでした。また、別の情報によれば、phone (1)では本体カラーとしてホワイトとブラックの2色が用意されていることも伝えられています。

 

↑シャープな印象を与えるphone (1)(画像提供/WinFuture)

 

今回、WinFutureが掲載したのは、phone (1)のホワイトとブラックカラーの精細なプレス向け画像。これまで公開されていたホワイトモデルとは異なり、ブラックカラーが本体を上手に引き締めている印象を与えています。背面のLED発光機能もより目立ちますね。

 

本体前面では、ディスプレイ左上にパンチホールカメラを搭載。画面を囲うベゼルは細め。本体側面には電源ボタンや音量ボタン、アンテナらしき切り欠きが存在し、その見た目はアップルの「iPhone 4S」のようにも見えます。

 

 

リークが止まらないphone (1)。6月29日には、NothingのCEOを務めるCarl Pei氏は、phone (1)のプロセッサに「Snapdragon 778G+」が搭載されることをTwitterで明かしましたが、この斬新なスマートフォンは、まだまだメディアを賑わせてくれそうです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

「iFixit」がGoogle Pixelの修理部品を販売開始!「修理する権利」が拡大

米グーグルと修理業者のiFixitは、「Pixel」スマートフォンの純正修理パーツの販売を開始しました。

↑Pixelシリーズは自分で直す(画像提供/iFixit)

 

もともと、2022年4月に発表されていたグーグルとiFixitとの提携。これは、iFixitのサイトで純正の修理部品を販売し、ユーザーが購入して自分で修理するというプログラムです。すでに、米マイクロソフトやサムスンもiFixitと提携し、修理部品の販売を始めました。

 

今回、iFixitにて販売が開始されたのは、「Pixel 2」から「Pixel 6」までのディスプレイ、バッテリー、充電ポート、接着剤、リアカメラといった部品。「Pixel 6a」の部品販売も2022年秋から開始される予定で、修理ガイドの完全セットも同時期に販売されます。

 

修理部品の価格を見てみると、例えばPixel 6 Proのリアカメラは「Genuine Part」として169.99ドル(約2万3250円※)で販売されています。修理工具「Fix Kit」は7ドル(約960円)。さらに、購入サイトからはiFixitが作成した画像付きのステップバイステップの修理ガイドを閲覧することもできます。

※1ドル=約136.7円で換算(2022年6月30日現在)

 

iFixitの修理パーツは米国、英国、カナダ、オーストラリア、およびPixelスマートフォンが販売されているEU各国にて購入可能。消費者によるガジェットを自分で修理する権利の拡大が叫ばれる中、このような純正修理パーツの販売はますます拡大していくことが期待されます。

 

Source: iFixit via 9to5Google

Nothing phone (1)の海外価格は約5万円台に? 12GB RAMモデルも投入されそう

↑Nothingより

 

英Nothingのスマートフォン「phone (1)」が海外では約5万円台にて販売されるとの情報を、海外テックサイトの91Mobilesが報じています。

 

7月13日には正式発表される、Nothingのphone (1)。すでにその特徴的は本体背面のスケルトンデザインやLED発光機能は公開されていますが、本体スペックや価格情報はまだ明かされていません。

 

91Mobilesによれば、インドにおけるphone (1)の価格は3万1000ルピーから3万6000ルピー(約5万3000円〜6万2000円)になるとのこと。もし以前の噂どおりにphone (1)に「Snapdragon 778 Plus」が搭載されるとしたら、この価格設定は個人的には「高くも安くもないかな……」といった印象です。なお今回の報道によれば、phone (1)ではRAM 8GB+128GB内蔵ストレージ/RAM 8GB+256GB内蔵ストレージ/RAM 12GB+256GB内蔵ストレージの3バリエーションが用意されるとのこと。さらに、本体カラーはブラックとホワイトの2色となるようです。

 

またインドでは、phone (1)は発表イベントから2週間後に販売が開始されるとのこと。Nothingは日本においても、Tシャツの購入者が7月13日からphone (1)を先行購入できると案内していたので、2週間後の一般向け発売というスケジュールは、他の地域でも共通となっている可能性があります。

 

個人的にはNothingのワイヤレスイヤホン「ear (1)」のように、インパクトのある価格設定を想像したのですが……しかし今回の情報はあくまでも噂ですので、発表イベントの内容に期待したいものです。

 

Source: 91Mobiles

Pixel 7とPixel tablet、カメラ撮影機能にかなり差がつくかも?

↑フロントカメラが強化される?(画像/グーグル)

 

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」シリーズにおけるフロントカメラ撮影性能や、タブレット「Pixel tablet」のカメラ仕様に関する情報を、海外テックサイトの9to5Google が伝えています。

 

今年秋の発売が予定されている、次期スマートフォンのPixel 7/Pixel 7 Pro。こちらではプロセッサが「次世代Tensor」へと刷新され、ディスプレイスペックのアップグレードも噂されています。また、Pixel tabletは2023年の投入が予定されています。

 

9to5googleが「Googleカメラ」アプリのバージョン8.5を解析したところ、Pixel 7/7 Proの前面カメラでは4K解像度での動画撮影が可能とのこと。これは、上位モデルの「Pixel 6 Pro」だけが前面カメラでの4K解像度の動画撮影が可能だったのとは対照的です。なお下位モデルの「Pixel 6」では800万画素と前面カメラの解像度が低く、FHD解像度での動画撮影しかできませんでした。

 

一方でPixel tabletでは、公開されている画像からは背面のシングルカメラのみの搭載がわかっています。そして9to5Googleによれば、こちらでは60fps/4K解像度の動画撮影ができない、あるいは4K解像度の動画撮影がまったくできない可能性が指摘されているのです。さらに、オーディオズーム、スローモーションビデオ、アクションパン写真など、Pixelスマートフォンに搭載されているさまざまな撮影機能が利用できない可能性もあります。

 

タブレットではあまり写真や動画を撮影する機会は少ないので、本格的な撮影機能は不要だと判断されたのかもしれません。一方で、Pixel 7のカメラ撮影機能は順当にアップグレードされるようです。

 

Source: 9to5Google

メタバーススマホ「HTC Desire 22 Pro」誕生! VRヘッドセットやアバター作成に対応

↑HTCより

 

台湾HTCはメタバースに特化したミドルレンジスマートフォン「Desire 22 Pro」を発表しました。

 

メタバースとは、XR(VRやAR、MRなど)によって、ユーザーが3次元の仮想空間などによりコミュニケーションをとるというもの。HTCはVRヘッドセット「VIVE」シリーズを投入するなど、もともとメタバースに近い位置にいました。またメタバースに特化したスマートフォンを投入することも、今月半ばに示唆していました。

 

 

Desire 22 Proのなにがメタバースなのかといえば、まずAndroidスマートフォンと連携して動作する小型VRヘッドセットの「Vive Flow」に完全対応。さらにEngadget Chinaによれば、アプリ「Viveverse」ではスマートフォンで新たなバーチャルアバターを作成したり、暗号通貨やNFTを保管する「Vive Wallet」も管理できます。

 

その他のスペック情報としては、画面は6.6インチ/FHD+解像度/120Hz駆動でプロセッサはSnapdragon 695、8GBのRAMと128GBのストレージを搭載。背面には6400万画素メイン+1300万画素超広角+500万画素深度センサーを、前面には3200万画素カメラを配置。搭載OSはAndroid 12となっています。

 

Desire 22 Proの価格は399ポンド(約6万6000円)で、台湾では7月1日から、英国では8月1日から出荷が開始されます。VRヘッドセットやアバター作成への対応が「メタバーススマホ」という言葉にふさわしいのかどうかは謎ですが、HTCからの久々のスマートフォンの登場をまずは喜びたいものです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 6a、指紋認証が6 Proよりも劇的にサクサク? ハンズオン動画が公開

Googleの最新スマートフォンPixel 6aは来月発売ですが、すでにマレーシアでは転売されており、少なくとも2台が野放しになっています。つい先日も、実際に手に取るハンズオン動画が公開されたばかりです。

Image:Izami Gadget

 

そして新たに、最も気になる点の1つである「どれだけ指紋センサーの反応が優れているか」などを含んだ新たな動画が2本も登場しています。

 

もっとも米9to5Googleは、これらPixel 6aで動くソフトウェアが最終版ではないとクギを刺しています。2台ともに4月のセキュリティパッチを当てた状態にあり、7月の発売当日には、何らかの修正や最適化のアップデートが降ってくるだろう(そのため動作も変化するかもしれない)というわけです。

 

それを念頭に置いて、最初の動画はYouTubeのFazli Halim氏による、Pixel 6aと6 Proを比較したものです。以前Google幹部は「Pixel 6aにはPixel 6およびPixel 6 Proとは異なる画面内指紋センサーが搭載されています」と回答していました

注目すべきは、動画の4分55秒あたりです。Pixel 6 Proが何度も指紋認証をしくじっているのに対して、Pixel 6aはたった1回でロック解除できています。この良好な反応がソフトウェアの工夫によるものだとすれば、Pixel 6や6Proの「少し長押しが必須」もアップデートにより改善されるのかもしれません。

 

もう1本は、YouTuberのIzami Gadget氏によるもの。こちらはPixel 6aとiPhone 13 Pro Maxのカメラ比較をしています。中価格帯のスマホとお高いフラッグシップを対決させるのは不公平ではありますし、またGoogleも発売前にカメラを調整してくることは間違いないはず。

この動画では、Pixel 6aが4分間の動画を撮影し、さらに写真を4分も撮り続けたあと「デバイスが過熱しています。デバイスが冷えるまでカメラを閉じてください」と警告が出ています。こちらは今後のアップデートによる修正が予想されますが、カメラバーの下に埃が溜まりやすいことはどうにもならなさそうです。

 

Source:YouTube(1) ,(2) 

via:9to5Google

Galaxy S23/23+、カメラ性能のサプライズは少なめかも?

韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23/S23+(仮称)」のカメラスペックに関する情報を、海外テックサイトのGalaxyClubが伝えています。

↑画像はGalaxy S22、Framesira/Shutterstockより

 

現行モデルとなる「Galaxy S22/S22+(日本未投入)」では、背面に5000万画素メイン+1000万画素3倍望遠+1200万画素超広角カメラを搭載しています。さらに上位モデルとなる「Galaxy S22 Ultra」では、1億800万画素メイン+1000万画素10倍望遠+1000万画素3倍望遠+1200万画素超広角カメラが搭載されています。

 

一方でGalaxyClubによれば、Galaxy S23/S23+では新しい望遠カメラは採用されず、ともに1000万画素望遠カメラが搭載されるとのこと。これは、3倍ズームを実現した現行モデルとほぼかわらないスペックです。

 

このようにGalaxy S23/S23+のカメラの仕様があまり変わらない原因としては、Galaxy S22/S22+にてカメラスペックが大きく改善された(メインカメラが1200万画素から5000万画素に)ことが影響している可能性があります。これにより、Galaxy S22/S22+ではその撮影性能が大きく改善されました。

 

もしカメラ性能を重視するなら、来年登場するであろうGalaxy S23/S23+ではなく、再来年Galaxy S24/S24+を待ってみるという選択肢もありかもしれませんね。

 

Source: GalaxyClub via 9to5Google

Nothing phone (1)、カメラや画面、バッテリースペックはこんな感じ?

英Nothingからの発売が近づいているスマートフォン「phone (1)」に関する、ディスプレイやカメラ、バッテリーに関する詳細なスペック情報を、海外テックサイトの91Mobilesが伝えています。

↑Nothingより

 

日本時間7月13日0時の正式発表が予定されている、phone (1)。現時点ではそのスペックは一切公開されていませんが、非公式なベンチマーク結果からはプロセッサに「Snapdragon 778G Plus」、そして8GBのRAMを搭載することが推測されています。また、OSにはAndroid 12を採用しているようです。

 

そして91Mobilesによれば、Nothingはインドにおける店頭販売にて、Reliance Digitalという業者と交渉しているそう。さらにリークアカウントのYogesh Brar氏により、以下のような詳細なスペックも伝えられています。

 

画面:120Hz駆動の有機ELディスプレイ
プロセッサ:Snapdragon 778G Plus
RAM容量:8GB
背面カメラ:5000万画素メイン+1600万画素サブ
フロントカメラ:1600万画素
バッテリー:4500mAhで急速充電に対応し、背面LEDライトが点灯
OS:Android 12ベースの「Nothing OS」

 

今回の情報が正しければ、phone (1)はちょうどミドルレンジ向けのスマートフォンということになります。日常使用で動作に不満が出ることはないでしょうが、最新iPhoneやGalaxyのようにスペックでゴリ押しするようなタイプでもないようです。

 

とはいえphone (1)の狙いは、独自開発のNothing OSによる新たな体験や、背面のLED発光機能によるユーザビリティの改善にあるはず。また個人的には、ぜひお求めやすい価格にて日本でも発売してほしいものです。

 

Source: 91Mobiles

廉価ながらミドルレンジ、POCOからポコポコと高コスパスマホ登場

中国シャオミから派生したスマートフォンブランドのPOCOは、廉価なミドルレンジスマートフォン「POCO X4 GT」「POCO F4」を海外発表しました。

↑POCOより

 

POCO X4 GTは144Hz駆動/タッチサンプリングレート270Hzの、ゲーム向け6.6インチ有機ELディスプレイの搭載が特徴です。また本体の冷却機構も強化されています。

 

プロセッサーは「Dimensity 8100」で8GB RAMと128GB/256GBの内蔵ストレージを搭載。背面カメラは6400万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロで、前面カメラは2000万画素となっています。また、本体に3.5mmイヤホンジャックを搭載しているのも特徴です。

 

POCO X4 GTは6月27日より、オンラインストアや一部小売店にて発売。海外価格は380ユーロ(約5万4000円)からとなっています。

 

↑POCOより

 

POCO F4は、POCOのスマートフォンとしてはじめてカメラに光学手ブレ補正(OIS)機能を採用。背面カメラは6400万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロ、前面カメラは2000万画素となっています。

 

本体スペックは、画面が6.67インチ/120Hz駆動/タッチサンプリングレート360Hzで、プロセッサーはSnapdragon 870、RAM容量は6GB/8GBで内蔵ストレージは128GB/256GBです。

 

POCO F4は6月27日からオンラインストアや一部小売店にて販売が開始され、海外価格は400ユーロ(約5万7000円)からとなっています。

 

POCOは先日、廉価なハイエンドスマートフォン「POCO F4 GT」の日本での発売を発表しています。将来的には、今回海外向けに発表されたようなミドルレンジのスマートフォンも、ぜひ国内向けに投入してほしいものです。

 

Source: GSMArena

噂のゲーミングChromebookは安価に高品質ゲームを楽しめるかも

複数メーカーからの投入が期待されている、ゲーム体験を高めるべく設計されたノートパソコン「ゲーミングChromebook」。こちらについて、「Stadia」や「GeForce Now」といったクラウドゲームサービスに注力したものになるとの情報が、海外テックサイトの9to5Googleによって伝えられています。

 

もともと教育市場などをターゲットにした、廉価でシンプルな設計のChromebook。しかし今年はじめには、RGB発光が可能なキーボードを搭載したゲーミングChromebookが、HP(ヒューレット・パッカード)やレノボなどのメーカーに開発されていることを、9to5Googleが報告していたのです。

 

今回の報道によれば、Googleはメーカーが特定の製品を「Cloud Gaming Device」として区別できる仕組みについて取り組んでいます。そしてCloud Gaming Deviceに該当するChromebookでは、「Cloud Gaming Partner Platform」というアプリケーションがバンドルされ、GeForce Nowへのショートカットとして利用できるのです。

 

さらに、すでにChromebookのサポートが正式に開始されたStadiaも、ゲーミングChromebookではGeForce Nowとともに、画面下部の「シェルフ」に固定表示される予定です。また、ゲーミングChromebookをセットアップするときには、ChromeOSの「Explore」アプリから、プレイするゲームを探すことができます。

 

というわけで、ハードウェアから搭載ソフトウェアまで、ゲーム仕様にガッツリカスタマイズされるであろうゲーミングChromebook。クラウドサービスを利用することで、廉価に高品質なゲームが遊べるプラットフォームとして、注目されることになるかもしれません。

 

Source: 9to5Google

Pixel 7 Proは画面が明るくなってタッチ操作もしやすい? プロトタイプの解析から可能性が浮上

Googleは次期フラッグシップPixelシリーズについて詳細をほとんど明らかにしていませんが、なぜかプロトタイプがeBayに出品されていたこともあります。そのひとつを別経路で入手したTelegram上の「Google News」グループが、本製品について新たにわかった情報を公開しています。

画像提供:Google

 

米9to5Googleによると、1つは新チップTensor 2では「2+2+4」のCPUレイアウトが採用され、このうち高効率(省電力を優先し、性能を抑えたもの)な4コアには「Cortex-A55コア」が使われるとのこと。こちらは、先週お伝えした通りです。

 

2つ目は、Pixel 7 Proにはハプティクス(触覚フィードバック)用チップとして、Pixel 6 Proよりも1世代新しいCirrus Logic CS40L26が搭載されるかもしれないとのことです。かたやUWB接続もできるSTMicroelectronicsのST54K NFCの代わりに、UWBなしのST21NFCが搭載されるとも指摘されています。

 

UWBとは超広帯域無線通信のことで、アップルの忘れ物トラッカーAirTagにも採用され、GPSよりも精度の高い位置検出を可能とする技術。もっとも、UWBなしのチップが搭載されても、UWB自体は別の部品で処理される可能性が高く、なくなるわけではないようです。

 

最後にPixel 7 Proのプロトタイプには、Pixel 6 Proよりも1世代新しいSamsung S6E3HC4ディスプレイパネルが搭載されると主張されています。以前Pixel 7シリーズのディスプレイについては、前モデルと同じパネルを使うか、ないしは新たなパネルに替えられるか、どちらかの準備がされていると伝えられていました

 

ほかPixel 7 Proのディスプレイについては、「ネイティブ1080pモード」に対応して省電力に繋がるかもしれないとも言われています。また、Pixel 7 Pro用らしきコードからは、前モデルの最大輝度800ニトに対して、高輝度モードで1000ニトが出るとの分析もありました

 

おおむねPixel 7 Proは「プロセッサの進化はさほどなく、画面や操作性が少し良くなる」程度に収まりそうです。「iPhone 14」シリーズもProモデルだけ最新チップを搭載、そのチップもあまり性能が向上していない……との予想もあり、今年はiPhone・Androidともに控えめなアップグレードかもしれません。

Source:9to5Google

謎が多いGoogleの独自OS「Fuchsia」がNest Hub Max向けに配布開始

米Googleはスマートディスプレイ「Nest Hub Max」向けに、独自OS「Fuchsia(フクシア)」をPreview Programとして配信を開始しました。

 

FuchsiaはGoogleが独自開発しているOSで、組み込みシステムからスマートフォン、コンピューターまで幅広いデバイスでの動作を想定しています。またLinuxをベースとしたAndroid OSとは異なり、Zircon(ジルコン)とよばれるカーネル(OSの中核部分のこと)を採用。2021年5月には、スマートディスプレイの「初代Nest Hub」向けにOSの配布が開始されました。

 

そして今回は、このFuchsiaの展開がNest Hub Maxにも広がったこととなります。なお初代Nest Hubのときと同じように、システムがFuchsiaに切り替わったとはいえ、特別な機能が追加されるわけではなく、またはっきりとわかるような違いもありません。

 

今後は初代Nest HubやNest Hub Maxだけでなく、Nest Hub(第2世代)もFuchsiaにアップデートされることが予測されています。一方、そのほかのスマートスピーカーやChromecastデバイスがアップデートされるかどうかは不明です。

 

Googleがすすめる、未だに謎の多いFuchsiaの戦略。現在のようにスマートディスプレイなどの小型デバイス向けOSにとどまるのか、あるいは動作の想定どおり、スマートフォンやタブレット、コンピューターまで展開することになるのか、今後の計画が注目されます。

 

Source: 9to5Google

仮想通貨SOLがWeb3対応スマホ「Solana Saga」発表

Essential Productsの血を引くAndroidスマートフォンメーカーのOSOM Productsは、仮想通貨「SOL」を開発するSolana Labsと提携したスマートフォン「Solana Saga」の開発を発表しました。

↑OSOM

 

Essential Productsとは、“Androidの父”ことアンディ・ルービンが立ち上げたブランド。同ブランドのスマートフォン「Essential Phone」はそのピュアなOS設計が評価されましたが、その後にEssential Productsは解散し、知財は英Nothingが買収しています。

 

そしてEssential Productsの中心メンバーが立ち上げたのが、今回話題となっているOSOM Products。以前には、セキュリティに優れたスマートフォン「OSOM OV1」の開発を発表していました。

 

今後OSOM Productsは、ブロックチェーンなどの暗号技術やWeb3に特化したスマートフォン「Solana Saga」を開発することになります。一方で、OSOM OV1の計画はSolana Sagaに受け継がれるのです。

 

Solana Sagaでは、Web3での取引やトークンやNFTなどのデジタル資産を簡単かつ安全に管理することができます。本体スペックはプロセッサがSnapdragon 8+ Gen 1、12GB RAM、6.55インチ/120Hz駆動ディスプレイ、4100mAhバッテリー(ワイヤレス充電対応)、5000万画素メイン+1200万画素超広角カメラと、ハイエンドそのものです。

 

Solana Sagaは米国、カナダ、英国にて販売され、価格は1000ドル(約13万円)。購入にはSolanaの仮想通貨「SOL」が必要です。製品は2023年第1四半期(1月~3月)に出荷されます。仮想通貨に対応したスマホは以前にHTCからも投入されたことがありますが、Solana Sagaが成功を収めるかどうかに注目したいものです。

 

Source: OSOM via 9to5Google

スマホはもうこれでいい? POCO F4 GTが最新スペック/7万円台で日本上陸

中国シャオミから生まれた高コスパスマートフォンブランドのPOCOから、新型ゲーミングスマートフォン「POCO F4 GT」が日本向けに発表されました。最新スペックが7万4800円から手に入る、お値打ち感が特徴です。

↑シャオミより

 

POCO F4 GTは、プロセッサに最新の「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載し、もちろん5G通信に対応。内蔵RAMには最大6400MbpsのLPDDR5 RAM、内蔵ストレージにはUFS 3.1 ROMが採用されています。画面は6.67インチの有機ELディスプレイで、120Hzのリフレッシュレートと480Hzのサンプリングレートを実現しています。

 

充電システムとしては120Wのハイパーチャージ(急速充電)に対応した、4700mAhの大容量バッテリーを搭載しています。これに冷却システム「LiquidCool3.0」を組み合わせることで、ヘビーなゲームでも安定して動作させることが可能です。

 

ゲーム向けの機能としては、マグネット式のポップアップトリガーを本体に搭載。ボタンはゲームだけでなく、カメラや録画、懐中時計などにも割り振ることができます。本体にはクアッドスピーカーを搭載し、迫力のオーディオ再生が可能です。

 

POCO F4 GTは6月23日から、Amazon.co.jpや楽天市場にて販売が開始されています。価格は8GB RAM+128GB ROMモデルが7万4800円で12GB RAM+256GB ROMモデルが8万4800円ですが、6月26日23時59分まではセール価格として、それぞれ6万4800円/7万9800円で販売されます。極めて高いコストパフォーマンスを誇るPOCOのスマートフォン、今後の日本での展開が楽しみです。

 

Source: シャオミ, PR Times

2億画素スマホに期待! サムスンが小型新センサー「ISOCELL HP3」を発表

韓国サムスンは新たな2億画素のスマートフォン向けイメージセンサーとなる「ISOCELL HP3」を発表しました。

↑サムスンより

 

スマートフォン向けイメージセンサーで、最先端を走るサムスン。2021年には初の2億画素イメージセンサー「ISOCELL HP1」を発表しています。ただしこのISOCELL HP1を搭載した一般市場向けのスマートフォンはまだ登場しておらず、ISOCELL HP3はサムスンにとって2番目の2億画素センサーとなります。

 

ISOCELL HP3の特徴は、業界最小となる0.56マイクロメートル(μm)の画素サイズを実現したこと。ISOCELL HP1から12%小さいイメージセンサーにより、1/1.14インチというサイズに2億画素を詰め込みつつ、センサーモジュールを20%小型化しています。さらに4個のピクセルを1個、あるいは16個を1個として扱うことで、5000万画素/1250万画素の高感度イメージセンサーとしても利用可能です。

 

ISOCELL HP3では最大8K/30fps、または4K/120fpsでの動画撮影が可能。Super QPDオートフォーカスソリューションにより、より正確で素早いオートフォーカスができます。また改良されたSmart-ISO Pro機能により、センサーのダイナミックレンジがさらに広がり、14bitでの色表現も可能となっています。

 

ISOCELL HP3は現在サンプル出荷が始まっており、今年中に量産が開始されます。ISOCELL HP1やISOCELL HP3の登場により、スマートフォンのカメラ画素数競争はさらに激しいものとなりそうです。

 

Source: サムスン via 9to5Google

コスパに期待? Nothing phone (1)のスペックがみえてきたかも

英Nothingによる初参入となるスマートフォン「phone (1)」について、本体スペックを示唆するベンチマーク結果が、海外テックサイトのWccfTechに掲載されています。

↑Nothingより

 

背面にスケルトンデザインを採用し、LED発光機能を搭載するなど、すでにデザインで大いに注目されているphone (1)。しかしその詳細なスペックについては、これまで明かされることはありませんでした。

 

↑WccfTechより

 

ベンチマークアプリのGeekbench 5にて発見されたphone (1)のものとされるベンチマーク結果では、そのプロセッサに「Snapdragon 778G Plus」が搭載されていると記載されています。これは2021年10月に発表されたスマートフォン向けのミドルレンジ向けプロセッサで、5G通信に対応し、またゲーミング性能を向上させています。なおRAM容量は8GBと、こちらもミドルレンジ相当のスペックのようです。

 

その他に確認できる情報としては、OSにAndroid 12を搭載。なお次期OSとなる「Android 13」のリリースが近づいていることから、phone (1)でも発売後にアップデートが予定されていることが推測されます。

 

現時点ではこれらのデータは非公式なもので、実際に販売されるphone (1)のスペックとは異なる可能性があります。なお、Nothingのワイヤレスイヤホン「ear (1)」は国内価格が1万2650円と、その値段の安さも話題となりました。phone (1)も、高いコストパフォーマンスのスマートフォンとして登場することに期待したいものです。

 

Source: WccfTech

折りたたみスマホの費用が下がる!? サムスンが有機EL製造の新技術を開発か

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold4」を8月10日に発表すると噂されています 。が、シリーズを重ねながらも基本的なデザインはあまり変わらず、また非折りたたみスマホよりも価格はかなり高いと予想されています。

↑サムスンが新しい方法でディスプレイを作るかも

 

そんな中、サムスンがベゼルレス(画面の枠が非常に狭い)の折りたたみスマホを実現できる、フレキシブル有機ELディスプレイのラミネート方法の開発に成功したと報じられています。そればかりか、ディスプレイの全体的な厚みを減らすことができるため、より安価に製造できる可能性につながるとか。

 

ラミネートとは、有機ELパネルの素材を接着し、ガラスで覆う工程のこと。これまでサムスンは透明粘着テープ層を1枚ずつ挿入していたものの、加工時間がかかるうえ、材料コストも高くつきます。新しい方法では、この作業をインクジェットのように素材を吹き付ける方式に替えてしまおうというわけ。

 

韓国の電子業界情報誌The Elecによると、サムスンはこのインクジェット印刷方式につき、折りたたみ式デバイスに付きものの「ヒンジの折り目から材料が染み出す」という問題を克服したそう。

 

さらに新たなインクジェット方式では、前面カメラ用に開けたパンチホールのような切れ目でも、より高い精度で回り込めるとのことです。すでにサムスンは試験装置を発注しており、ベトナム工場での量産テスト開始を控えていると伝えられています。

 

現在、インクジェット装置市場は米国の3Mが独占していますが、サムスンは、ほかのメーカー製品で代用しようとしているそう。この新たなラミネート方式が成功すれば、サムスンからより安く、より軽く、より量産しやすい折りたたみデバイスが登場することになりそうです。

 

また、サムスンは世界最大の有機ELメーカーであることから、有機ELパネル全体がより良く安いものになり、他社のスマートフォンやタブレット、PC製品も恩恵を受けるのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:Wccftech

CPUが5%向上! MediaTekが新型ハイエンドプロセッサ「Dimensity 9000+」を発表

台湾のMediaTekは5Gスマートフォン向けの新型ハイエンドプロセッサ「Dimensity 9000+」を発表しました。

↑MediaTek Dimensityが進化(画像はDimensity 9000。画像提供/メディアテック)

 

MediaTekといえば、かつてはローエンド〜ミドルレンジ向けにコストパフォーマンスに優れたプロセッサをラインナップしていました。しかし最近では、最新の4nmプロセスを採用した「Dimensity 9000」をいち早く投入するなど、ハイエンド向け市場でも存在感を増しています。

 

Dimensity 9000+は5G通信に対応したプロセッサで、ARMv9アーキテクチャと4nmオクタコアプロセッサを搭載。具体的には最大3.2GHz駆動のウルトラコア「Cortex-X2」を1基、高性能コアの「Cortex-A710」を3基、高効率コアの「Cortex-A510」を4基搭載。これにGPU「ARM Mali-G710 MC10」を組み合わせることで、CPU性能は5%以上、GPU性能は10%向上しています。

 

プロセッサは最大180Hz/フルHD+の解像度や最大144Hz/WQHD+のディスプレイ、3億2000万画素カメラに対応。内蔵モデムはサブ6GHz帯にて、下り最大7Gbpsでの通信が可能です。また、Wi-Fi 6Eや新GNSS、Bluetooth 5.3にも対応しています。

 

Dimensity 9000+を搭載したスマートフォンは2022年第3四半期に登場する予定。2022年には米クアルコムから「Snapdragon 8+ Gen 1」や、アップルから「A16(仮称)」が投入されるはずですが、これらの次世代プロセッサにDimensity 9000+がどれだけ対抗できるのか、注目したいものです。

 

Source: WccfTech

「Pixel 7 Pro」のCPU性能が意外としょぼいかも? Tensor 2のコアに限界説が浮上

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7/7 Pro」に搭載されるプロセッサ「次世代Tensor(Tensor 2)」に関する情報が、Google News Telegramのグループに投稿されました。

↑CPUが冴えない!?(画像提供/グーグル)

 

グーグルが2022年秋の投入を発表し、すでにその本体デザインも判明しているPixel 7シリーズ。その内部に搭載されるTensor 2の詳細はまだ判明していませんが、「写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化される」と言われています。また、より進化した4nmプロセスで製造されることにより、省電力化も期待できるとも報じられていました。

 

しかし、ここに来て気になる情報が。Google News Telegramへの投稿によれば、Tensor 2では「2+2+4」のCPUレイアウトが採用されるそうです。このうちの高効率な4コアは、ARMv8をベースとした「Cortex-A55コア」が採用されるとのこと。しかし、その一方でARMv8ベースのコアは、新型の「ARMv9」ベースのコア(Cortex-X2やCortex-A710、Cortex-A510など)と組み合わせることができないことから、その性能の向上は限定的となる可能性が指摘されています。

 

もしこの情報が正しければ、Tensor 2は、米クアルコムの「Snapdragon 8 Gen 1」やアップルの「A15 Bionic」といった最新プロセッサと比べて見劣りするかもしれません。さらに、他社からは2022年内にも次世代プロセッサが投入される予定です。

 

というわけで、もしかすると期待はずれなものとなるかもしれない、Tensor 2のCPUスペック。しかし、グーグルはPixelシリーズにて人工知能関連の処理に力を入れていることから、そちら方面での性能向上に期待したいものです。

 

Source: Telegram via Android Authority

 

Nothingが「phone (1)」の北米販売を見合わせ。日本上陸計画に変更なし

英Nothingの初となるスマートフォン「phone (1)」が米国とカナダで販売されない、と海外テックサイトのPCMagが報じました。同社はこの報道を認めています。

↑え、北米では発売されないの!? (画像提供/Nothing)

 

ワイヤレスイヤホン「ear (1)」にてヒットを飛ばしたNothingの次期プロダクトとなる、phone (1)。すでにスケルトンデザインが特徴となる背面デザインや、背面のLED発光機能が公開されています。また、日本時間7月13日0時には製品の発表イベントが予定されています。

 

PCMagに寄せられたNothingの声明によると、同社はイギリスやヨーロッパなどのマーケットに重点を置いているとのこと。なぜなら、すでに現地の大手通信事業者と強力なパートナーシップを結んでいるからです。また、スマートフォンの販売には技術的な問題だけでなく、キャリアとのパートナーシップや現地の規制に対応する必要があるとも同社は述べています。

 

将来的には、米国でサポートされたスマートフォンを発売する計画があるとのこと。phone (1)に関しては、米国のコミュニティメンバーだけがクローズドベータプログラムとして、端末を入手できるとしています。

 

 

ここで気になるのが、日本でphone (1)が入手できるのかどうか。しかし、ご安心を。上のツイートのように、Nothingの公式アカウントが日本上陸を宣言しています。この新進気鋭のスマートフォンが7月に発表されるのを楽しみに待っていましょう。

 

Source: PCMag

 

あの折りたたみスマホがよりオシャレに!? Galaxy Z Flip4はさらにカラバリが増えるとの噂

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」について、カスタマイズ可能な「Bespoke Edition」にさらなる新色が追加されるとの情報を、海外テックサイトのSamMobileが伝えています。

 

事前情報によれば、Galaxy Z Flip4は現行モデル「Galaxy Z Flip3」のデザインを受け継ぎながら、外側のサブディスプレイが大きくなることが予測されています。プロセッサには最新のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載し、バッテリー容量が拡大され、折りたたみディスプレイの「シワ」が目立たなくなることも予測されています。

 

SamMobileによれば、Galaxy Z Flip4のBespoke EditionではGalaxy Z Flip3のときと同じく、ユーザーが外装カバーのカラーリングを選択することができます。またGalaxy Z Flip3では49通りのカラーパターンが選択できましたが、Galaxy Z Flip4 Bespoke Editionではそれ以上のバリエーションが提供されるそうです。

 

さらにGalaxy Z Flip3のBespoke Editionは、限られた国でしか販売されず日本での発売はありませんでした。しかしGalaxy Z Flip4 Bespoke Editionでは、販売国が拡大されることも伝えられているため、日本での発売もありえるかもしれません。

 

8月10日のイベントでの発表が期待されている、Galaxy Z Flip4。Bespoke Editionの登場時期はまだわかっていませんが、カラフルな新色の登場に期待したいものです。

 

Source: SamMobile

 

3年以上サクサク使える5Gスマホ! 「OPPO Reno7 A」は劣化防止機能を搭載

オウガ・ジャパン(OPPO)は16日、Androidスマートフォン「OPPO Reno7 A(オッポ リノセブン エー)」を発表しました。

↑OPPO Reno7 A

 

SIMフリー版(オープンマーケット版)の価格は4万4800円(税込)。6月23日より、全国の家電量販店やMVNOなどで販売されます。また、携帯キャリアのau、UQモバイル、Y!mobile、楽天モバイルも取り扱いを表明しています。

 

軽くて大画面、“長く使えるスマホ”目指す

OPPOのRenoシリーズは、手触りや普段使いでの使い勝手の良さを重視したスマートフォンです。初代モデルの発売から3年目を迎え、特にSIMフリースマホのなかでは定番のシリーズになっています

↑OPPO Reno7 Aの前面。有機ELディスプレイになりました

 

新モデルの「OPPO Reno7 A」は、性能こそ大きく向上していないものの、“長く使える”スマホを目指してデザインやソフトウェアの見直しが図られています。

 

カラーバリエーションは白系色の「ドリームブルー」と、黒系色の「スターリーブラック」を展開。一見してシンプルな2色ですが、背面に特殊な加工を施すことで、光の当たり具合によってキラキラと輝くようなユニークな素材になっています。それでいて、手触りはザラザラとして指紋が付きにくい仕上げになっています。

 

画面サイズは約6.4インチで、大きさは約H159.7×W73.4×D7.6mm。重さは約175g。厚みはiPhone 13シリーズとほぼ同じです。

 

前世代モデルより0.6mm薄くなっていますが、側面はやや四角くなり、板のような形状になっています。スラッとした見かけではないものの、手のひらに当たった時の感触は好印象。指に馴染むザラザラの背面も相まって、しっかりと手に収まります。

↑2色を並べたところ

 

↑樹脂製ながらつややかな質感がある

 

↑側面は角張った形状

 

性能はそこそこ。“3年使える”工夫も

2021年に発売された「Reno5 A」と比較すると、Reno7 Aの性能向上はそれほど大きくありません。ただし、普段使いで必要な性能や機能の大部分はカバーしています。

 

スマホの性能の要となるチップセットはSnapdragon 695 5Gを搭載。メモリ(RAM)は6GBを備えています。動画再生やWebサイトの閲覧などの用途なら、2年ほど使っても性能不足を感じることはないでしょう。内蔵ストレージは128GB。最大1TBのmicroSDに対応しており、保存領域を拡張できます。

 

Reno7 Aでは新たに「システム劣化防止機能」を備えています。この機能は、スマホを使い続けると溜まってくる不要なファイルなどを自動で整理するというもの。OPPOによると「36カ月使っても、システムの劣化は5%以内に抑えられる」としています。

 

色鮮やかな有機ELディスプレイに

画面は6.4インチの有機ELディスプレイを装備。解像度はFHD+(2400×1080)と高めです。90Hz駆動という、なめらかなスクロール表示にも対応しています。

 

前世代モデルの液晶ディスプレイから有機ELへと変更されたことで、写真や動画をより色鮮やかに表現できるようになり、重さの軽減にもつながっています。

↑6.4インチと大きめな有機ELディスプレイを採用

 

なお、細かい点ですが、ディスプレイの最大輝度はピーク時で600ニトと有機ELディスプレイとしては暗めな仕様です。日中の日差しが強い屋外では、見えづらく感じることがあるかもしれません。

 

電池長持ち、防水、おサイフケータイ対応

バッテリー容量は4500mAhと、前モデルから500mAh増量。18Wの急速充電をサポートしています。

 

日本向けの機能として、防水防塵をサポート。おサイフケータイに対応し、モバイルSuicaを利用できます。また、マイナンバーカードのスマホ搭載にも対応予定です。

↑防水やおサイフケータイもしっかりサポート

 

また、音楽再生ではハイレゾ音源の再生も対応。3.5ミリイヤホンジャックを搭載し、有線イヤホンを接続が可能で、FMラジオ機能も搭載しています。生体認証は「ディスプレイ指紋認証」と顔認証が利用できます。

 

カメラは“必要十分”な性能

背面カメラは3眼で、4800万画素の広角カメラ(F1.7)、800万画素の120度超広角カメラ(F2.2)、マクロ用の200万画素補助カメラという構成。インカメラは1600万画素(F2.4)となっています。

↑背面カメラの構成。広角レンズのセンサーはソニー製

 

画素数だけで比較するなら、前世代モデルのReno5 Aよりも下がっており、ポートレート撮影用のモノクロ補助カメラも省かれています。画質に大きな差はないものと思われますが、デジタルズームを利用した時の写りの荒さなどで影響がでるかもしれません。動画撮影は1080P(フルHD)解像度に対応します。

 

カメラの性能は同価格帯の製品と比べても抑えられているものの、ユニークな撮影機能がいくつか搭載されています。

↑ユニークな撮影機能を搭載

 

新機能で時に目を引くのが「AIパレット」という写真編集機能です。これは、“お手本の写真に色味を合わせる”という補正を簡単に行えるもので、例えば「曇り空で撮った風景写真をもっと鮮やかにしたい」という時に、夕焼け空の写真と合成して、簡単に夕焼け風の色味に加工できます。

↑「AIパレット」の利用イメージ。お手本写真と似たような色合いへ調整できる

 

このほか、一眼カメラで撮るような“玉ボケ”を簡単に再現できる「ネオンポートレート」機能を搭載。この機能はReno7 Aからインカメラでも利用できるようになりました。

 

5G対応で2回線利用も

モバイル通信は、国内では5Gと4Gの両方が利用可能。5Gは、au、楽天モバイル、ソフトバンクが提供するサブ6周波数帯をカバーします。NTTドコモが提供しているサブ6周波数帯のうち「Band n79」には非対応となっているため、ドコモ網で利用する場合は、5Gが多少入りづらいと感じるかもしれません。

 

デュアルSIMでは、nanoSIMスロットのほかにeSIMにも対応し、2回線で通話の待受が可能です。オープンマーケットモデル(SIMフリー版)と楽天モバイル版は、nanoSIM×2枚の組み合わせでの利用も可能となっています。

 

この他、通信周りの使用としては、Wi-FiがWi-Fi 5(IEEEa/b/g/n/ac)までをサポート。Wi-Fi 6は“非対応”となっています。Bluetooth 5.1に対応し、aptx/aptx HD/LDACといったハイレゾ音源向きのオーディオコーデックにも対応しています。

↑主な特徴一覧

 

OSアップデートは“最低2回”は提供予定

“長く使える”という触れ込みのOPPO Reno7 Aで気になるのは、アップデートがどれだけ長く提供されるのか、という点でしょう。この点についてOPPOは具体的な期限を示していませんが「少なくとも3年間はアップデートを提供する方針だ」と説明しています。

 

OSは発売時は「Android 11」に準拠し、OPPO独自のホーム画面やジェスチャー操作を加えた「ColorOS 12」を搭載しています。現行の最新世代のAndroid 12(ColorOS 12)についても、近日中に提供される見込みです。

 

また、OPPOの担当者は「2回先のOSバージョンアップについても準備を進めている」としています。Android 13へのバージョンアップも期待できるでしょう。

 

まとめ:本当に“長く使える”か未知数だが、愛着のわきそうなスマホ

OPPO Reno7 Aは、比較的手頃な価格帯ながら、大きな画面や防水防塵、おサイフケータイなどに、普段使いに必要な機能の大部分をカバーしています。処理性能は価格相応ですが、ほとんどの人には不足を感じないでしょう。

↑Reno7 Aのキャッチフレーズは「ときめき、長持ち。」

 

OPPOがアピールする“長く使えるスマホ”が本当かどうかは、発売時点では判断が難しいでしょう。ただし、スマートフォンの性能向上は数年前よりも緩やかになっているため、以前よりも買い替え頻度を下げることはできるでしょう。新たに搭載された「システム劣化防止機能」という根拠もあります。

 

一方でモノとしての質感の良さからは「愛着がわきそう」だと感じました。オーソドックスな2色展開ですが、背面素材が光を受けて滑らかに輝くさまは、独特な楽しさがあります。反面、手に取った時の印象も、ザラザラとした手触りで、手のひらへのフィット感をしっかり考えて設計されています。

 

「常に新しいスマホを手に取って、最新の技術に触れていたい」という人にはOPPO Reno7 Aでは物足りなく感じるかもしれません。一方で、普段使いの相棒として、長く使うなら“飽きが来ない”というのは良いことかもしれません。

 

サプライズでタブレットの投入も予告

OPPO Reno7 Aの発表会では、新しいジャンルの製品としてタブレット端末の投入が予告されました。2022年下半期の発売を目指して開発を進めているとしています。

 

具体的な製品名については明らかにされていませんが、OPPOのおひざ元の中国では2022年に入って「OPPO Pad」と「OPPO Pad Air」という2製品が発売されています。いずれも約11インチと標準的なサイズで、薄型で音にもこだわった製品となっています。どちらかが日本向けに投入される可能性も高いでしょう。

 

ちなみに、Androidタブレットは長らく新製品が乏しい状況が続いていましたが、2022年に入って、競合メーカーのXiaomiもタブレット「Xiaomi Pad 5」を発表するなど、にわかに活況を呈しています。Googleが2022年内に正式版を提供する「Android 13」では、タブレット端末にあわせた画面表示の改善も予定されています。OPPOの日本向け投入で、Androidタブレットの存在感がさらに増すことになるかもしれません。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

Nothing phone (1)のLED発光機能、使い方が(すこし)わかりました

↑Marques Brownlee/YouTubeより

 

英Nothingからの初となるスマートフォン「phone (1)」の背面に搭載されているLEDについて、その機能の詳細が海外YouTuberのMarques Brownleeにより動画で公開されています。

 

7月13日の正式発表が予定されている、phone (1)。その後に公開された本体背面のデザインでは、スケルトン素材により内部が透けてみえることや、複数の発光LEDが搭載されていることが判明しています。

 

 

今回の動画によると、phone (1)の発光LEDは「通知があった時に光る」「リバースワイヤレス充電時に光る」「有線充電の進行状況を光って教える」「カメラ用の補助ライト」「動画撮影時に赤く点灯する」「着信音にあわせて点滅する」といった、複数の機能が割り当てられています。

 

さらに詳細はまだわかっていませんが、音声アシスタント「Google アシスタント」との連携機能も予定されているようです。これは、Google アシスタントを起動する「ヘイ、グーグル」にあわせて点灯することが想定されます。

 

現時点ではこのLED発光機能のすべての機能はまだわかっておらず、今後の開発状況や発売後のアップデートにより、さらなる新機能が搭載される可能性もあります。

 

まるでガラケー時代を思い起こさせるような、phone (1)のLED発光機能。スケルトンな本体デザインをうまく生かした機能といえそうです。

 

Source: Marques Brownlee/YouTube via 9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」、折り目が前モデルよりグッとマシになる? 画像が公開

韓国サムスンは次期折りたたみスマートフォンを2タイプ準備していると噂されていますが、そこで気になるのが「折りたたみ部分のシワはどうなるのか」ということでしょう。縦折りでコンパクトになる「Galaxy Z Flip4」では折り目がずっと目立たなくなり、ほとんどの人は満足すると報じられていました

 

それに続き、横開きでタブレット大になる「Galaxy Z Fold4」について、前モデルのGalaxy Z Fold3と折り目を比較する画像が公開されています。

 

サムスン未発表製品に数々の実績のあるリーカーIce universe氏は、「Fold3 vs Fold4のシワ」と称して、同じ角度から撮ったという画像をツイートしています。Ice氏は5月末にもGalaxy Z Fold4のシワが前モデルより少し軽減されながらも、まだ目に見えると述べていました

 

たしかにメイン画面には目立つ折り目が付いてはいますが、それほど掘りは深くなく、より控えめにはなっているようです。この折り目は、サムスンの採用するヒンジ設計によるものと思われます。

 

韓国の業界情報誌ET Newsによれば、中国メーカーOppoやHUAWEI、Honorなどが折りたたみデバイスに使う水滴型ヒンジは、折りたたんだときにディスプレイがヒンジの内側に入り込むため、両側の画面を密着できるというもの(下の動画を参照のこと)。それに対してサムスンの「U字型ヒンジ」は折りたたんだときスキマができ、シワがつきやすいと説明されていました。

 

Galaxy Z Fold 4は、見かけはほぼFold3と同じながらも、画面はより広くなって使いやすくなり 、カメラ性能もGalaxy S22のようなハイエンド機に近づくと予想されています

 

これまで折りたたみスマホは高価格ながらも、折りたたみと引き換えにさまざまな性能で妥協を強いられ、ニッチ市場に留まってきた印象もあります。ですが、カメラ性能が引き上げられ、折り目も目立たなくなれば、今年こそメジャーにのし上がるのかもしれません。

 

サムスンは8月10日の「Unpacked」イベントにて、これらの折りたたみスマホを発表すると噂されています。出来れば価格も一般ユーザーに歩み寄ることを期待したいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:PhoneArena

限定100台! Nothing phone (1)がシリアルナンバー入りモデルを先行オークション販売へ

英Nothingはブランド初のスマートフォン「phone (1)」の、最初の100台をシリアルナンバー付きの限定アイテムとして、日本時間6月21日22:00から日本時間22日21:59までDropXにて出品すると発表しました。

↑Nothingより

 

ブランド初のプロダクトとなるワイヤレスイヤホン「ear (1)」が、国内外でヒットとなったNothing。7月13日に正式発表されるphone (1)に関してはすでにその背面デザインが公開されており、中身がみえるスケルトンデザインや特徴的な発光機能の搭載が確認されています。

 

さらにphone (1)のデザインに関しては、「ニューヨークの地下鉄マップをデザインしたマッシモ・ヴィネッリなどのアーティストからインスピレーションを受け、複雑なシステムをアートのように見せています」とのこと。本体フレームは100%リサイクルアルミニウムで、プラスチック部品の50%以上にバイオベースまたはポストコンシューマーリサイクルの材料を使用していることも明かされています。

 

今回出品されるDropXは、オンラインマーケットプレイスのStockXが提供する、ブランドやクリエイターがユーザーに向けて限定品を直接販売できるフォーマット。2021年にear (1)が最初の100台をオークションに出品した際には、シリアルナンバー入りの1台が小売価格の10倍以上の価格で落札されたそうです。

 

コモデティ化したスマートフォン業界に革新をもたらすべく、新たなデザインにて市場に参入するphone (1)。今回のオークションに出品されるシリアルナンバー入りモデルにも、プレミア価格がつくことになるのかもしれません。

 

Source: StockX, Nothing

複数のプロ機材が1台で完結、Xperia PRO-Iの撮影性能がすごい

各ジャンルの有識者たちに“栄誉ある”金字塔的アイテムを聞き込み。最新のテクノロジーを結集したベストバイをドドンと紹介していく!!

 

トレンドのデジタルガジェットを、各ジャンルに精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”の数々を紹介する。いま何を買うべきか、迷った際の指針にしてほしい! 今回はソニーの「Xperia PRO-I」だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ハイスペックなカメラ機能を備え撮影の仕事にも使える

【スマートフォン】

ソニー

Xperia PRO-I

実売価格19万8000円

1.0型イメージセンサーを搭載するモデル。同社ミラーレス一眼や上位コンデジなどのパーツやテクノロジーを受け継ぐとともに、4K HDR対応有機ELディスプレイや即時データ伝送を行える5G通信機能を備える。

 

SPEC●CPU:Snapdragon 888 5G●内蔵メモリ:12GB(RAM)、512GB(ROM)●カメラ:約1220万画素/約800万画素●ディスプレイ:約6.5インチ有機EL/4K/21:9/HDR対応/120Hz駆動●サイズ/質量:約W72×H166×D8.9mm/約211g

 

私が激推しします!

モバイルライター

井上 晃さん

スマホやスマートウオッチなどを中心に新製品やサービスを取材。情報誌やウェブメディアに寄稿する。

 

カメラ機能に特化したスマホの人気が高まっている。なかでも「PRO」の名を冠し高い撮影性能を誇るXperia PRO-Iを、井上さんは推す。

 

「約20万円と、決して安い買い物ではありません。パッと見、エントリークラスのXperiaと大きな違いはありませんが、中身はネーミングが示すように、静止画や動画を高い次元で追求するプロも納得のモデル。単に1インチセンサーのカメラを搭載しただけではなく、ハイレベルな用途を想定した撮影アプリも備わり、仕事道具として十分活躍します。また、シューティンググリップや外付けディスプレイなど、周辺機器も豊富なので、予算があれば柔軟な使い方に対応可能です」

 

どのように使うかのイメージもすでに広がっている。

 

「YouTubeやSNS等に戦略的な動画投稿をする機会があるのならば、凝った動画を撮影するうえで、ぜひ入手して利用したいです。5Gにも対応しているので、容量無制限の通信プランなどを契約しておけば、現場で撮影したデータをその場で共有することもできるでしょう。これまではいくつものプロ用機材を使わなければできなかったことがスマホ一台で完結するのはスゴいことです」

 

↑本機に搭載する1.0型イメージセンサー「Exmor RS」。同社のプレミアムコンパクトカメラ「RX100 VII」のものを本機向けに最適化している

 

↑本体側面のシャッターボタン。こちらもRX100シリーズで使用されているスイッチ部品を用いて、カメラ同様の使い心地を実現した

 

↑動く被写体を追い続ける「オブジェクトトラッキング」を搭載。タップした被写体にピントを合わせることも可能で、動画撮影時も被写体を逃さない

 

トリプルカメラを搭載で7万円弱のハイコスパスマホにも注目!

Xiaomi

Xiaomi 11T Pro

実売価格6万9800円(8GB+128GB)

日本初登場のXiaomi旗艦モデル。7万円弱ながらSnapdragon 888を搭載し、1億800万画素メインを含む3眼カメラも備える。生活防水やおサイフケータイ対応など、使い勝手も抜かりない。

↑HDR10+の撮影に対応。10億色以上の色を使って、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く、細部まで鮮明に表現できる