販促や自宅のスマート化に! かざせばスマホを操作できるNFCタグ「MM-NFCT100」

サンワサプライは、スマートフォンをかざすだけで通信や情報取得が可能なNFCタグ「MM-NFCT100」を1月30日に販売開始しました。

 

記事のポイント

工夫しだいで様々な活用が可能なNFCタグです。リモコン操作を覚えさせる、かざすだけで特定のアプリを起動できるようにするなど、日々の生活のスマート化にも貢献してくれるでしょう。

 

NFCチップを直径2.2cmの小さなシール内部に埋め込んだタグ。NFC用アプリでタスクを書き込むことで、Wi-Fi・BluetoothのON/OFFやアプリの起動などを、かざしたスマートフォンに実行させられます。壁面やカーブ面などにも貼り付けできるほか、タグの情報は何度でも書き換え可能です。

 

たとえば会社・キャンペーンのURLをタグに書き込んでポスターやはがきに貼るなど、販促品としても利用できるとのこと。また、記憶したリモコンの赤外線情報を使って家電を操作する「スマートリモコン」の動作をNFCタグに登録しておけば、家電をNFCタグにかざすだけで操作可能になるなどの活用法があるとしています。

 

ただし、電波を遮断して読み込めない場合があるため、アルミなどの金属面への貼り付けには対応していないとのことです。

 

100枚入り。

 

サンワサプライ
MM-NFCT100
販売価格:2万4200円(税込)

Nothing、次期フラッグシップ機「Phone(3)」を3月4日に発表へ

英テクノロジー企業のNothingが、次世代スマートフォン「Phone(3)」を開発していることはしばらく前から囁かれていましたが、どうやら同社は噂の新モデルを「3月4日に発表する」ことに決めたようです。

↑もっとワクワクさせてくれ(Melvin Lauber/Unsplash)

 

これはNothingのX公式アカウントで発表されていることです。「パワーの視点」とのフレーズと共に、3月4日午前10時(グリニッジ標準時)と予告。日本時間では同日の19時となります。

 

さらに同社は、Nothing Phone(3)の背面をティザー動画でチラ見せ。そこにはカメラが三つあり、Nothingのデバイスとしては初めてのことです。また、従来のメインカメラと超広角カメラに三つ目の望遠カメラが加わる可能性が示唆されている模様。

 

最近、Nothingは「WIP」(作業中)とラベルを付けた一連の写真を公開していました。これらは、Nothing Phone(2)やPhone(2a)でおなじみのGlyphインターフェース(背面のLEDライトにより通知や着信、充電状況などを視覚的に知らせる)を引き継ぐと予告しているようです。

 

Nothing Phone(3)は、画期的なフラッグシップ機となる見通しです。これまでNothingのスマホはミドルレンジ(中価格帯)でしたが、この新モデルは「AI搭載プラットフォーム」になる可能性もあり、もしかしたらAndroid向けの最新鋭チップSnapdragon 8 Eliteが搭載されるかもしれません。

 

Source: Nothing (X)
via: PhoneArena

「Galaxy S25 Ultra」、カバーガラスがもっと優秀になった! 磨きをかけた画面の耐久性とは?

サムスンは、非常に強力な保護機能を備えたディスプレイを主力スマートフォンにいつも搭載してきました。昨年のGalaxy S24 Ultraでもカバーガラス素材に当時としては最新の「Corning Gorilla Armor」を導入していましたが、後継機のGalaxy S25 Ultraでは第2世代の「Corning Gorilla Armor 2」を採用し、画面の見やすさと耐久性をさらに向上させています。

↑画面がもっと強く、もっときれいになった(画像提供/Samsung)

 

Galaxy S24 Ultraの画面は初代Gorilla Armorにより、モバイル機器として最強の頑丈さと反射防止特性を備え、輝度とコントラスト比を向上させていました

 

Galaxy S25 Ultraは、業界初の耐擦傷性反射防止ガラスセラミックカバー素材であるCorning Gorilla Armor 2を搭載。この保護ガラスも耐久性と視認性を両立させるものです。

 

サムスンは、コーニング社のラボテストにおいて「Gorilla Armor 2はコンクリートを模した表面に、最大2.2mの高さから落ちても耐えられました」と公式プレスリリースで述べています。その一方、「他のガラスセラミック素材では、1mの高さから落ちると壊れた」とのこと。

 

さらに、Gorilla Armor 2は「優れた耐傷性を維持し、反射防止コーティングを施した競合のリチウムアルミノケイ酸塩カバーガラスより4倍以上の耐傷性を示した」とサムスンは主張。つまり、固いものによる引っ掻きにも強いわけです。

 

反射防止特性については、コーニング社が「屋内と屋外の両方の環境で表面反射を劇的に低減する」と述べています。しかし、第1世代からどれほど改善したのかは明らかにされていません。

 

前モデルのGalaxy S24 Ultraも、落下テストと引っ掻きテストで素晴らしい結果を残していました。そこからさらに強化されたGalaxy S25 Ultraは、日常的な環境の下でもっと安心して使えそうです。

 

Source: Samsung, Corning

via: Sammobile

Galaxyの「スケッチアシスト」、AIのデザインを調節する新機能を導入!

サムスンのGalaxyスマートフォンで使える「スケッチアシスト(AIスケッチ)」は、簡単な手描きをAIが凝ったイラストに直してくれるという機能であり、「Galaxy AI」のなかでも楽しい機能として好評です。

↑AIにどれくらいデザインしてもらう?(画像提供/サムスン)

 

この機能が最新のOne UI 7において、より便利になったことが明らかとなりました。

 

サムスンはスケッチアシストをマルチモーダル(複数の異なる入力や多様な情報源を組み合わせて利用できるシステム)化し、テキストでの説明や音声コマンドも利用できるとアナウンスしています

 

しかし、サムスン情報サイトのSammobileによると、手描きスケッチを解釈する際、AIが画像変換にどれだけ積極的に関与するかを調節できるスライダーが、Galaxy S25の「Galaxy AI」設定画面に追加されたとのこと。

 

スケッチアシストを使ったとき、手描きを少し修正しすぎていると感じたことがあるなら、この新機能は便利でしょう。新たな「スケッチマッチング強度」スライダーには「低」から「高」まで四つのレベルがあるそう。

 

最低レベルでは、多少歪んでいたり、不完全な部分があったとしても、AIは元のスケッチになるべく近づけるようにします。逆に最高レベルにすると、AIは自由にスケッチを解釈して修正するという具合です。

 

つまり、スライダーを最低に設定すると、より人間味が残る。最高レベルにすると、見かけを大きく変えながらも、その背後にある人間のアイデアは維持する。このようなコンセプトでしょう。

 

ライバルのアップルもApple Intelligenceを進化させるために努力しており、同社とサムスンが競争を通じてAI機能を高め合うことに期待です。

 

Source: Sammobile

「Galaxy S25 Ultra」と「iPhone 16 Pro Max」がベンチマーク対決! 大きな差が出た

サムスンのGalaxy S25 UltraとアップルのiPhone 16 Pro Maxは、それぞれ現在トップクラスのチップ「Snapdragon 8 Eilte」と「A18 Pro」を搭載しています。この二つのモデルをベンチマークテストで比較したところ、Galaxy S25 Ultraがマルチコア性能で勝利したと報告されています。

↑実力が判明(画像提供/Samsung/YouTube)

 

技術やガジェットの最新情報を発信しているXアカウントの@TECHINFOSOCIALSは、Geekebench 6による性能テストの結果をシェアしました。

 

それによれば、Galaxy S25 Ultraはシングルコアスコアが3220で、iPhone 16 Pro Maxの3457に敗れました。先代のGalaxy S24 Ultra(Snapdragon 8 Gen 3搭載)もiPhone 15 Pro Maxには及ばず、この方面ではアップルが依然として優位を保っています。

 

その一方、マルチコア性能ではGalaxy S25 Ultraが10223ものスコアを叩き出し、iPhone 16 Pro Maxの8553に対して約20%もの差をつけました。

 

Snapdragonの改善が目立っているようです。Galaxy S25シリーズ向けの「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」は動作クロック数が4.47GHzであり、標準のSnapdragon 8 Eliteの4.32GHzより高速化されています。

 

また、Galaxy S25 Ultraの冷却システム「ベイパーチャンバー」は前モデルより大型化しており、長時間にわたる重い処理でも優秀な性能を発揮するでしょう。

 

Source: @TECHINFOSOCIALS (X) 
via: Wccftech

サムスン、超薄型の「Galaxy S25 Edge」を4月頃に発売へ! これまでの噂を覆す設計とは?

サムスンは「Galaxy Unpacked」で新型フラッグシップ「Galaxy S25」シリーズを発表した後、サプライズで薄型モデル「Galaxy S25 Edge」のティザー動画を公開しました。これまで「Galaxy S25 Slim」として噂されていたものです。

↑Galaxy Unpackedにサプライズ登場した「Galaxy S25 Edge」(画像提供/9to5Google/Samsung)

 

同イベントでは「年内に発売」とされていましたが、サムスンの担当者が「4月頃に発売する」と述べたと伝えられています。

 

Galaxy Unpackedの会場では、Galaxy S25 Edgeの実物が展示されていました。ただし、メディア関係者も手に取ることは許可されなかったそうです。とはいえ、Galaxy S25 Edgeの隣にはGalaxy S23とS24のモックアップが置かれ、厚みの違いが強調されています。

 

正面から見ると、画面サイズはGalaxy S25+(6.7インチ)とほぼ同じで、ベゼルがより狭くなっている模様。しかし、他のGalaxy S25シリーズでは背面カメラが三つ以上あるのと違って、Edgeは二つだけです。著名リーカー@Onleaks氏はトリプルカメラの予想画像を公開していましたが、外れたかたちです。

 

また、サムスン担当者はイベント会場で重要な情報を二つ発表したそう。まず、厚さは約6mmとのこと。@Onleaks氏は約6.4mmだと主張していましたが、それより薄いようです。

 

もう一つは、Galaxy S25 Edgeの発売日。4月頃に発売されるとのことで、2025年4月~5月に発売されるという以前の報道と一致しています。

 

おりしも、中国の強制製品認証制度(CCC)のデータベースに、Galaxy S25 Edgeらしきモデル番号「SM-9370」が登録されました。やはり数か月以内に発売される可能性が高そうですが、日本でも販売されると期待したいところです。

 

Source: 9to5Google

Googleの「Pixel a」シリーズ、コスト上昇で搭載チップを見直し?

Googleでは、フラッグシップ機のPixelシリーズを発売した後に廉価モデルのPixel aシリーズを投入することが通例となっています。Pixel 8シリーズとPixel 8aは同じTensor G3チップを搭載し、未発表の「Pixel 9a」もPixel 9シリーズに使われたTensor G4を採用すると予想されています

↑費用と性能をどうやって両立させるか?

 

そのパターンが続くとすれば、「Pixel 10a」を含む次期「Pixel 10」シリーズは「Tensor G5」を搭載するはず。しかし、Pixel 10aはTensor G5を搭載しないのではないかとの情報が報じられています。

 

Android Authorityが入手した資料によると、Googleが2026年に発売するスマートフォンの開発コード名は次の通り。

  • Pixel 10a:「stallion(種馬)」または「STA5」
  • Pixel 11:「cubs(子グマ)」または「4CS4」
  • Pixel 11 Pro:「grizzly(灰色熊)」または「CGY4」
  • Pixel 11 Pro XL:「kodiak(ヒグマ)」または「PKK4」
  • Pixel 11 Pro Fold:「yogi(テレビアニメに登場した熊のキャラクター)」または「9YI4」

 

Pixel 11シリーズは熊にちなんでいるようです。以前のPixel 6は鳥類、Pixel 7は猫、Pixel 8は犬、Pixel 9は爬虫類であり、Pixel 10シリーズはウマ科という具合です。

 

注目すべき問題は、Googleが完全にカスタム化されたTensor G5をミッドレンジのPixel 10aに導入するのか? あるいは、サムスン設計のTensor G4をもう1年使い続けるか? Googleはこれらの選択肢について検討しているとAndroid Authorityは述べています。

 

後者になれば、Pixel aシリーズには2年連続でTensor G4が搭載されることになります。フラッグシップ機とミッドレンジ(中価格モデル)に同じチップを使うという従来のパターンを止める理由は不明。しかし、Android AuthorityはTensor G5が大型チップとなり、コストが上昇するためだと推測しています。

 

Pixel aシリーズは「価格は安いがフラッグシップ機に近い性能」により、高いコストパフォーマンスを実現してきました。Pixel 10aにもその伝統が受け継がれることを祈るばかりです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

サムスン、三つ折りスマホを「Galaxy Z Flip7」などと同時に発売!?

サムスンは2025年に同社初の三つ折りスマートフォンを発売するとみられています。その発売は、次期二つ折りスマホの「Galaxy Z Fold7」や「Galaxy Z Flip7」と同じ頃になるかもしれません。

↑折りたたみスマホユーザーはきっと迷う

 

1月20日、著名リーカーのJukanlosreve氏は韓国メディアのThe Elecを出典としながら、サムスンの三つ折りスマホに関する情報を発信しました。同氏によれば、部品の生産は今年の第2四半期(4~6月)に始まり、製品は第3四半期(7~9月)に発売されるとのこと。

 

サムスンは、縦折りのGalaxy Z Flipシリーズと横折りのGalaxy Z Foldシリーズを毎年7月頃に発売しています。つまり、三つ折りスマホも同時に発売される可能性があるわけです。

 

その画面サイズは、広げたときに9.9~10インチとなり、スマホよりもタブレットに近くなるようです。韓国のニュースメディア・ET Newsも同様の情報を伝えており、畳んだときは普通のスマホとほぼ同じサイズになると述べていました。

 

折りたたみ方式については、左右のパネルを両方とも内側に折りたたむ形になるという見方があります。ファーウェイのMate XTが折りたたみ時に画面の一部が外にむき出しになるのに対して、サムスンの方式は衝撃に強くて頑丈であると見られています。

 

今回の報道によれば、2025年内にサムスンが発売する折りたたみスマホは「Galaxy Z Fold7」「Galaxy Z Flip7」と三つ折りスマホに加えて、お手ごろ価格の「Galaxy Z Flip FE」の4機種になるとのこと。三つ折りスマホの生産台数は、発売からの1年間でわずか20万台になりそうであり、入手は難しいかもしれません。それでも、折りたたみスマホ愛好者には幅広い選択肢が提供されそうです。

 

Source: Jukanlosreve (X)
via: Gizmochina

わずか4mm!? Oppoが世界最薄の折りたたみスマホ「Find N5」を準備中

中国のスマートフォンメーカー・Oppoは、2月に新型折りたたみデバイス「Find N5」を発売するとみられています。本製品は広げたときにわずか4mmの薄さとなり、折りたたみ製品として世界初のIP69定格(防塵防水性能)を備えているようです。

↑Find N5の薄さに世界は驚く

 

Oppo FindシリーズのプロダクトマネージャーであるZhou Yibao氏は、「Find N5がどれほど薄いか」を示す画像を中国SNSのWeiboに公開しました。Find N5をiPhone 16 Pro Max、重ねた状態の銀行のカード4枚、および2枚重ねの1元硬貨と比べています。

↑Find N5(手前)とiPhone 16 Pro Maxを比べた画像(画像提供/Oppo/Weibo)

 

iPhone 16 Pro Maxの厚さは8.3mm。銀行のカードが厚さ約1mmとすれば、Find N5はざっと4mmとなります。2024年に発売されたHonor Magic V3は閉じて9mm、開いて4.35mmで世界最薄の折りたたみスマホと言われましたが、その記録を塗り替える可能性があります。

 

また、Oppoが公開した別の動画では、Find N5がIPX6(強い水の噴流に対する保護)、IPX8(継続的な水没に対する保護)、IPX9(高温高圧の水ジェットに対する保護)の防水等級を備えていると言われています。

 

水中撮影にも対応しているそうですが、水中では30分以上使わないようにとOppoは警告しています。

 

最近、Find N5はベンチマーク投稿サイトのGeekbench Browserにも登場し、Snapdragon 8 Eliteの7コア版(低消費電力版)を使っていることや、16GBのRAMとAndroid 15を搭載していることが明らかとなっています

 

Oppo Find N5は、中国以外のグローバル市場では「OnePlus Open 2」として発売される見通しです。素晴らしい薄さと性能が、日本国内でも入手できることを期待したいところです。

 

Source: Weibo, Gizmochina
via: 91mobiles

「Galaxy S25 Ultra」がデビューしたばかりですが…。次期モデルの望遠カメラはもっと凄くなる可能性が浮上!

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズがデビューを飾りましたが、次期「Galaxy S26」シリーズに関して新たな情報が流れています。最上位モデル「Galaxy S26 Ultra」の望遠カメラが200MP(2億画素)になる可能性が浮上しました。

↑カメラ性能にこだわるなら、もう1年待つべき?

 

中国SNS・Weiboを拠点とするリーカーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は、「サムスンは1/1.5インチのセンサーを備えた2億画素のペリスコープ望遠カメラの使用評価プロセスを開始した」と述べています。

 

同氏ははっきりと述べていませんが、高画質の望遠カメラが搭載されるデバイスという理由により、これは「Galaxy S26 Ultra」用であると推測されています。

 

サムスンはGalaxy S24 Ultra以来、50MPの望遠レンズ(光学5倍ズーム)と10MPの望遠レンズ(光学3倍ズーム)の構成を採用し続けてきました。もし望遠カメラが200MPとなれば、いずれかの画素数が数倍になることを意味しています。

 

Digital Chat Station氏は、この新しい望遠カメラは今年発売される5機種のフラッグシップのうち3機種に搭載される可能性があるとも述べています。

 

すでに中国のAndroidスマートフォンでは、2億画素の望遠レンズを備えたモデルが登場しています。昨年5月に「vivo X100 Ultra」が2億画素の望遠レンズを搭載して登場。そのレンズは「vivo X 200 Pro」にも導入されていました。これらのイメージセンサーは1/1.14インチであり、サムスン製より少し大きくなっています。

 

Galaxy S25 Ultraも十分に魅力的ではありますが、今回の情報を踏まえて買い替えはもう1年待つかどうか……。頭を悩ませるユーザーがいるかもしれません。

 

Source: Weibo
via: 91mobiles

次期「Galaxy S25 Ultra」、RAM 16GBモデルはアジア限定!? 日本はどうなる?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」に16GB RAM搭載モデルがあることは確実とみられています

↑16GB RAMモデル、日本にも来て!

 

内蔵ストレージ512GBと1TBモデルに16GB RAMが使われると言われていますが、入手できるのは一部の国だけだと報じられています。

 

著名リーカーの@chunvn8888氏は、Galaxy S25 Ultraの16GB RAMモデルが「アジア市場限定だ」と述べています。今のところ中国、韓国、インド、ベトナムでは販売の予定があることが分かっているそう。このアジア市場に日本が含まれているかどうかは不明です。

 

同氏によれば、ほとんどの国や地域では、256GB、512GB、1TBのストレージ容量に関係なく、すべて12GBのRAMが搭載される見通しとのこと。もっとも、Galaxy S25 Ultraは販売地域をとわず、最新かつ最高のAndroid向けチップ「Snapdragon 8 Elite」を搭載することが確実視されています

 

サムスンはかつてGalaxy S20 Ultraに16GB RAMを搭載したことがあります。しかし、翌年のGalaxy S21 Ultra以降は12GB RAMが通常となりました。同社は「Galaxy AI」に力を入れており、オンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内で処理)のために大量のRAMを積み込むと予想されていましたが、やはりコストが高くつくためブレーキを掛けたのかもしれません。

 

Galaxy S25シリーズは標準モデルにもSnapdragon 8 EliteとRAM 12GBが搭載され、性能はかなり高くなる見込み。そのGalaxy AIもiPhoneのApple Intelligenceに圧勝するとの噂もあり、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: @chunvn8888 (X)
via: Sammobile

次期「Galaxy S25」シリーズの一年後に凄いのが来る!? 新型バッテリー導入の可能性が浮上

サムスンは数日後に、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で披露する予定です。そんななか、2026年の「Galaxy S26」シリーズは新型バッテリーを採用することで容量が大幅にアップするという可能性が浮上しています。

↑買い替えは一年後まで待つ?

 

XユーザーのJukanlosreve氏は、信頼性の高いリーカーIce Universe氏の発言を引用しながら、次のGalaxy S26シリーズではシリコンカーボンバッテリーが搭載されると主張。

 

このシリコンカーボンバッテリーとは、リチウムイオン電池の負極材料を従来のグラファイト(黒鉛)からシリコンに置き換える技術のことです。シリコンはエネルギー密度が高いため、持続時間を長くすることが可能。充電速度のアップや長寿命化も期待できます。

 

この技術はすでにOnePlus 13やHonor Magic7 Proなど中国製スマートフォンに搭載されており、スマホのサイズを増やすことなく、大容量バッテリーを実現しています。

 

今回の情報では、新型バッテリーの容量について具体的な数値は示されていません。しかし、Honorが約2年前にシリコンカーボンバッテリーの搭載を発表した際、従来より約13%も容量が増えると説明していました。

 

そのままの容量アップが実現するとすれば、Galaxy S24が4000mAhだったのに対して「Galaxy S26」は4520mAh、Galaxy S24 Ultraの5000mAhに対して「Galaxy S26 Ultra」は5650mAhになる見通しです。

 

おそらくGalaxy S25シリーズは従来型のバッテリーを搭載していると思われますが、電力効率のいい「Snapdragon 8 Elite」によってバッテリー持ちは良好なはず。来年のGalaxy S26シリーズでは、さらなる改善が期待できそうです。

 

Source: Jukanlosreve (X) 
via: Tom’s Guide

「Snapdragon 8 Elite」が低発熱版を新開発! 折りたたみスマホ向け最強チップの誕生!?

サムスンは今年、少なくとも4つの新型折りたたみ式スマートフォンを発売すると予想されています。そのうちの一部に搭載されると思われる新型チップをクアルコムが発表しました。

↑高性能コアが減っても最強チップの一つ

 

クアルコムは、最新鋭チップ「Snapdragon 8 Elite」の新バージョン「SM8750-3-AB」を公式サイトにひっそりと掲載しました。7コアCPUを搭載しており、二つのプライムコア(最大4.32GHz)と六つの高性能コア(最大3.53GHz)という構成。オリジナルのSnapdragon 8 Eliteと比べると高性能コアが一つ少なく、より低価格な下位版である可能性が高いと思われます。

 

著名リーカーのMishaal Rahman氏は、OEM情報筋の話として、この7コア版Snapdragon 8 Eliteは折りたたみスマホ向けだと述べています。CPUコアが一つ無効にされているため、発熱が少なく、薄型デバイスや折りたたみ製品に向いているというわけです。

 

通常版より性能は少し落ちることなりますが、それでもベンチマークアプリ「AnTuTu」では2%、Geekbenchのマルチコアでは7%低い程度に留まるようです。

 

サムスン製品で言えば、次期縦折りの「Galaxy Z Flip」や横折りの「Galaxy Z Fold7」、それに超薄型の「Galaxy S25 Slim」に搭載されるかもしれません。もっとも、Galaxy Z Flip7はサムスン製の「Exynos 2500」チップを使うとの噂もありました

 

通常版Snapdragon 8 Eliteを使うと噂の「Galaxy S25」シリーズほど高性能にはならなさそうですが、それでも発熱が低ければパフォーマンスも落ちにくく、バッテリー持ちのよさも期待できるでしょう。

 

Source: Google Docs, Mishaal Rahman (X)

via: Sammobile

好評すぎて申し込み殺到も。前澤友作氏の”株配り”新サービス「KABU&モバイル」ってなに?

ファッション通販サイト「zozo」を大きく育ててその後ヤフーに売却、近年はSNSにおける「お金配り」などで常に話題に事欠かない前澤友作氏。そんな日本屈指の有名経営者が、新たなサービス「KABU&(カブアンド)」をリリースしました。

 

受付開始と同時に申し込みが殺到し、一部ではトラブルも発生するほど大きな注目を集めている本サービス。混乱の影響もあって2024年末には一時的に新規申し込みを停止していましたが、2025年1月20日正午から全サービスの申し込みを再開する見込みです。

 

そんなKABU&が一体どういうサービスであるのか、概要をわかりやすく解説します。

KABU&のサイトから

 

インフラサービス利用で未公開株がもらえる

「KABU&」は、インフラサービスの利用額に応じて、「株式会社カブ&ピース」の株引換券がもらえるサービスです。

 

サービスイン時点で用意されているのは、「KABU&でんき」や「KABU&ガス」、「KABU&モバイル」など、以下の6サービスとなります。

KABU&のサイトから

 

それぞれのサービスには還元率が定められており、利用額に応じて1枚1円の価値がある「株引換券」を入手できます。

 

例えば「KABU&でんき」で月1万円分利用した場合、入手できる株引換券は1%分の100枚となります(月額500円の「KABU&プラス」会員なら還元率が倍)。

 

現時点での株価は1株5円(見込額)なので、株引換券5枚で1株をもらうことが可能です。上記のように月1万円利用で100枚の引換券をもらった場合、20株を受け取ることができます。

 

受け取った株は、将来「株式会社カブ&ピース」が上場した後で売却することができます。仮に株価が大きく値上がりしたタイミングで売却できれば、利益を出すことができるのです。

 

なお、サービスイン時点では上記の6サービスですが、同社の「新株式発行届出目論見書」には「クレジットカード事業を2025年中に開始することを予定」と記載されているので、今後もサービスの拡大が行われそうです。

 

人気の「KABU&モバイル」はお得なのか? 他社プランと比較

KABU&のサイトから

 

現時点で「KABU&」には6つのサービスがありますが、このうち特に大きな注目を集めているのが「KABU&モバイル」です。

 

還元率が他のサービスよりも高く、通常で10%、KABU&プラス会員なら20%分の株引換券を受け取れることで人気を集めています。特にサービス開始直後は申し込みが殺到し、SIMカードの配送遅延や回線切り替えの不具合など、複数のトラブルが発生してしまうほどでした。

 

ここからは「KABU&モバイル」の料金プランを他社MVNOプランと比較してみましょう。

 

KABU&モバイルの各プランと他社比較

データ容量 月額料金 株引換券 他社MVNOの同データ容量プラン例
3GB 1078円 107枚/月

(プラス会員は215枚)

・HISモバイル/自由自在2.0プラン3GB:770円

・NUROモバイル/VSプラン:792円

・LIBMO/なっとくプラン(3GB):980円

5GB 1298円 129枚/月

(プラス会員は259枚)

・NUROモバイル/VMプラン:990円

・IIJmio/5ギガ:990円

・mineo/マイピタ5GB:1518円

10GB 1738円 173枚/月

(プラス会員は347枚)

・HISモバイル/自由自在2.0プラン10GB:1340円

・NUROモバイル/VLプラン:1485円

・IIJmio/10ギガ:1500円

20GB 2178円 217枚/月

(プラス会員は435枚)

・日本通信SIM/合理的みんなのプラン:1390円

・IIJmio/20ギガ:2000円

・mineo/マイピタ20GB:2178円

50GB 3828円 382枚/月

(プラス会員は765枚)

・日本通信SIM/合理的50GBプラン:2178円

・イオンモバイル/50GB:3608円

・IIJmio/50ギガ:3900円

※価格は税込

 

「KABU&モバイル」のプラン構成は3GB・5GB・10GB・20GB・50GBの5つで、どれも10%の還元率で株引換券をもらうことができます(プラス会員は20%)。他にも通話定額オプションなども用意されており、それらを利用した場合、さらに株引換券の枚数が加算されていきます。

 

他社MVNOが提供している同じデータ容量のプランと比較すると、目立って安いというわけではありませんが、十分安価な設定です。料金の10%が株引換券として還元されることを考えれば、お得な料金設定だと言って良いでしょう。

 

なお、回線はドコモ・au・ソフトバンクの3社から選ぶことが可能です。

 

手を出しても大丈夫? リスクもチェック

「KABU&」は、株式投資に縁のなかった人でも気軽に始められる革新的なサービスと言えます。

 

通常、株式の売買を行うためには証券口座を開設する必要がありますが、「KABU&」の未公開株をもらう際に証券口座は不要です(上場後に売却する場合は口座開設が必要)。そのため、これまで株に縁がなかった人も気軽に始めることができます。

 

加えて、通常の株式投資をする場合は資金を用意して株を購入する必要があり、仮に値下がりすれば損をする可能性もあります。しかし、「KABU&」の場合はサービス利用時の還元でもらえる引換券と交換で株が手に入るので、新たに投資資金を用意する必要がないということも、投資初心者にとって安心なポイントと言えるでしょう。

 

そして、後々株が値上がりした際に売ることができれば、大きなリターンを得られる可能性もあるので、一般的なポイント還元を受けるよりも夢のある話と言えます。

 

一方、このサービスを利用することで生じるリスクはあるのでしょうか? 想定されるリスクのうち、代表的なものを4つピックアップしてみました。

 

・上場できなければ株を売却できない

株引換券で手に入れられる株式会社カブアンドピースの株は未公開株で、現時点では売ることができません。自由に売買ができるのは、この株が上場した後のこととなります。上場まではどんなに早くても数年を要するので、それまでは株の売却ができないことは覚えておく必要があります。さらに、もしもこの事業がうまくいかず上場できなかった場合、株を売却することはできないというリスクをはらんでいます。

 

しかし、こうした懸念について前澤氏は「3年以内に上場できなければ、株を買い取ります。」との宣言を発表。2027年12月31日までに上場できなかった場合、カブアンド種類株式の払込金額相当額×1.2倍、またはその時点で第三者算定機関が算出する評価額のうちいずれか小さい方の価格を適用して買い取りを実施するとしています。

 

・株の価値が下がる可能性がある

株式の価格は大きく上下するものです。そのため、今後株価が下がった場合、取得時よりも1株あたりの価値が下がることもリスクの一つです。

 

・株の希薄化のリスクがある

「KABU&」のサービスを多くの人が利用すればするほど、より多くの株式が追加で発行されます。発行済み株式の総数が多くなれば、1株あたりの価値は下がってしまいます。これを「株の希薄化」と言います。「KABU&」のサービスが使われなければ上場が遠のいてしまいますが、一方で人気が出すぎた場合は希薄化が起きてしまうということもリスクとして認識しておくべきでしょう。

 

・通常の株主よりも行使できる権利が制限される

通常、証券口座を通して購入する株は「普通株式」と言います。一方、「KABU&」の株引換券で交換できる株式は「種類株式」と言い、「普通株式」とは行使できる権利が異なります。たとえば、本株式の種類株主の場合、株主総会における議決権を有していないことや、仮に会社が解散した場合でも残余財産の分配は受けられないなどのことが違いとして挙げられます。

 

以上4つが代表的なリスクと言えます。中でももっとも大きなリスクは「仮に上場できなかった場合、もらった株を売却することができない」という点ですが、3年後をタイムリミットにした株の買い取りが発表されたこともあって、ひとまず最大の懸念は回避できそうです。万が一、買い取りが実現されないような事態に陥ったとしても、追加で借金を背負うなどということはありません。

 

上記のとおり、「KABU&モバイル」のサービス内容を見てみると、他社と比較しても十分安価な水準のサービスとなっています。生活に欠かせないインフラサービスを使いながら「数年後の夢を買う」というくらいの気持ちで利用してみるのも面白いかもしれません。

【西田宗千佳連載】スマホAIでの「日本ならでは」要素をどう組み立てていくのか

Vol.145-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はシャープから登場した「AQUOS R9 pro」。ライカ社との協業でカメラ性能をアップさせた、シャープの開発意図を探る。

 

今月の注目アイテム

シャープ

AQUOS R9 pro

実売価格19万4600円〜

↑ライカカメラ社が監修した高精細な5030万画素の標準・広角・望遠カメラを搭載するSIMフリースマホ。カメラが3眼となり、標準カメラには1インチを超える1/0.98インチのセンサーを搭載する。美しい写真を撮影可能だ。

 

2024年のスマートフォンに現れた大きな傾向のひとつに「AIの搭載」がある。

 

正確に言えば、スマホへのAI搭載は以前から行われていた。カメラの画質向上や音声認識は、AIの力がなければ実現出来ない。ただそこに「生成AI」を中心とした様々な新しいAIも登場し、それらをスマホの中に組み込むことが差別化要因になり始めている。

 

こうした傾向は、GoogleやAppleといった大手プラットフォーマーが中心になったものだ。生成AIなどの開発には大きなコストが必要であり、プラットフォーマーとして広く様々な機器に組み込んでいく前提がないと、なかなか元が取りづらい。

 

一方、大手の言うがままに生成AIを搭載しても、機能自身は「同じプラットフォームを採用する他社」も提供可能なので、差別化が難しくなる。Androidの場合、GoogleのPixelもライバルになるのが悩ましいところである。プラットフォーマーを除くと、総花的な機能を開発して自社製品に実装するだけの量を出荷できるのはサムスンくらいのもの……という部分もある。

 

では他はどうするのか?

 

シャープはかなり特徴的な取り組みをしている。生成AIとして「留守番電話」に特化した機能を搭載しているのだ。

 

文字による留守番電話の書き起こしや確認といった機能は珍しいものではない。

 

なぜシャープが重視するのかといえば、“携帯電話での留守番電話の仕組みが、日本と他国では異なる”からだ。携帯電話事業者側に留守番電話の機能があるのは日本型であり、海外はあくまでスマホ側で行うことになっている。海外のプラットフォーマーは日本に合わせたものを作ってはくれないので、シャープは日本向けにAIを作って対応することになったわけだ。

 

これは、今後の日本メーカーにとって大きな教訓を含んでいる。

 

グローバルな企業の日本最適化が、今後も綿密なままだと期待するのは難しい。人口が減って購買力が下がるとすれば、日本語を重視してもらえるとは限らないし、ご存じの通り、すでにその傾向は出ている。

 

だとすれば、彼らがサポートできないところは日本メーカーが作って差別化要素としつつ、コアな機能はグローバルなプラットフォーマーのものを使ってコストと機能の最適化を行う……というのは有用な方法論であり、今後増えていってほしい形ではある。

 

シャープはそこに「留守録」という切り口を見つけているわけだが、他にはどんな切り口があるのだろうか? そこでなにをするかが、2025年以降、メーカーにとって知恵の絞りどころになっていくのだろう。

 

ただ、それができるのは「日本メーカー」とは限らない。日本市場を重視する中国メーカーが手がける可能性もある……というのが、いまのメーカーの力関係を考えると現実的な路線なのかもしれない。

 

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次期「Galaxy S25」シリーズ、前モデルから値上がりする可能性が浮上!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズの仕様やデザインに関する情報は次々と流出していますが、価格はいまだに分かっていません。しかし、サムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」が目前に迫るなか、前Galaxy S24シリーズから少し値上がりする可能性が浮上しました。

↑値上がりはやむを得ないらしい

 

韓国メディアのFNNEwsによると、サムスン電子はGalaxy S25シリーズの国内出荷価格を社内で確認したとのこと。クアルコムの最新鋭チップ「Snapdragon 8 Elite」を搭載しているほか、RAMやストレージ容量を増やすため、製造コストが大幅に増加しているそうです。

 

また、ドル高ウォン安のため、部品の輸入コストも上昇。同社は値上げによる需要の低迷を恐れて価格の据え置きを検討していたようですが、最終的にはGalaxy S24シリーズより少し値上げする程度に落ち着いたと報じられています。日本での価格に言及はありませんが、同様の可能性は高そうです。

 

その一方、Galaxy S25シリーズではさらに優れたAI機能を提供することで、プレミアム・スマートフォン市場においてアップルのiPhoneに対する優位をさらに広げようとしていると報じられています。

 

すでにGalaxyスマホやタブレットで実現している「Galaxy AI」機能は、ユーザーの用途に即していて好評を呼んでいますが、次期One UI 7では数々の未公表AI機能があるそう。特に一新されたAI音声アシスタント「Bixby」は「Galaxy S25シリーズ最大のセールスポイントになる」と囁かれています。

 

今後サムスンは縦折りスマホ「Galaxy Z Flip7」や横折りの「Galaxy Z Fold7」、お手ごろ価格の縦折り端末「Galaxy Z Flip FE」などを続々と発売する見通し。これらもGalaxy AIによって使いやすさが向上すると期待したいところです。

 

Source: FNNews
via: Sammobile

今度は次期「Galaxy S25」シリーズの公式画像が流出! 美しい仕上がりにほれぼれ

サムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」が間近に迫るなか、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズの鮮明な画像や公式プロモーション画像とされるものが流出しました。

↑もっと美しくなったデザインに期待大

 

同社の未発表製品に詳しいリーカーのEvan Blass氏は、「Galaxy S25」および「Galaxy S25+」の画像を自らのニュースレターで公開。これまでで最も鮮明な画像には、ダークブルーのカラーバリエーションが写っています。その色はカメラ周りのリングにも及んでいる模様。

↑流出してしまった次期Galaxy S25とS25+の公式画像(画像提供/Evan Blass)

 

さらに、最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」の公式プロモ画像では、コーナーの曲線や背面カメラモジュール周り、Sペンを見ることができます。また、これまで何度も見てきたように画面ベゼルも極薄となっています。

↑左側に「Now Brief」が見える(画像提供/Evan Blass)

 

チラリと見えている「Now Brief」は、おそらくサムスンが先月予告していたGalaxy AI機能の1つ「Now Bar」でしょう。これはユーザーの生活に合わせて「独自に調整された実用的なヒントとおすすめ事項」を先回りして表示するもの。例えば、旅行の際には空港に向けて出発する時間を教えてくれたり、長時間のフライト中に旅行プレイリストを作ってくれたりします。

 

Galaxy S25シリーズでは、ハードウェアとともにソフトウェアのGalaxy AI機能も大いに進化しているはず。美しい本体デザインもあいまって、日常生活を豊かにするデバイスとなりそうです。

 

Source: 9to5Google, Sammobile

Xiaomiの次期縦折りスマホ「MIX Flip 2」が2025年前半に登場!? Galaxy Z Flipを超えるかも

中国・Xiaomiの縦折りスマートフォン「MIX Flip」は2024年7月に発売(グローバル版は9月)されました。お手ごろ価格ながらも、折りたたみおよびカバー(外側)画面ともにサムスンのGalaxy Z Flip6よりも大きいことが注目を集めました。

 

↑早くも後継機「MIX Flip 2」の噂が流れる(画像提供/Xiaomi)

 

その後継機「MIX Flip 2」が早くも2025年前半に登場し、性能や背面カメラ構成などが次期「Galaxy Z Flip7」に近くなると伝えられています。

 

Weiboで活躍するリーカーのDigital Chat Station(数码闲聊站)は昨年末、Xiaomi MIX Flip 2が2025年前半に登場すると主張していました。初代モデルの好調な販売が後継モデルの大幅なアップグレードを促したと付け加えています。

 

そのアップグレードは具体的に次の通りです。

  • Snapdragon 8 Elite搭載(初代モデルはSnapdragon 8 Gen 3)
  • 折りたたみ画面サイズは6.85インチ、カバー画面は4インチ(初代と同じ)
  • ワイヤレス充電対応(初代は有線充電のみ)
  • IPX8の防水性能(初代は防水なし)
  • 初代より薄い

 

さらに、Digital Chat Stationは最新の投稿で、MIX Flipは背面デュアルカメラ構成を引き継ぎつつ、望遠カメラを超広角カメラに置き換えると述べています。

 

その内訳は、50MPのメインカメラと50MPの超広角カメラとのこと。これはGalaxy Z Flip6(メインカメラは50MP、超広角カメラは12MP)と似ており、Galaxy Z Flip7のカメラ構成もそうなるのではないかと予想されています。

 

つまり、MIX Flip 2とGalaxy Z Flip 7は、多くのスペックが共通している模様。しかし、初代MIX Flipのスペックを踏まえると、バッテリー容量と充電に関してはMIX Flip 2が優っているかもしれません。

 

MIX Flip 2も、おそらくグローバル版が登場すると思われます。できれば、日本市場での展開も期待したいところです。

 

Source: Weibo
via: Sammobile

割安なのに、実用性とデザインも兼ね備えた「折りたたみスマホ」! 通常価格で10万円を下回る「nubia Flip 2」

ZTEジャパンは、スマートフォンブランド「nubia(ヌビア)」より、折りたたみスマートフォン「nubia Flip 2」を、ワイモバイルにて1月23日に発売します。1月16日に予約受付を開始しました。

 

記事のポイント

「nubia(ヌビア)」は、若い世代に向けた個性とライフスタイルを重視したスマホブランド。今回発売するのは、「便利さ、革新性、スタイルを兼ね備えた」一台とのこと。コンパクトさがウリなのはもちろん、外部ディスプレイによく使うアプリを表示させておけば、いちいちスマホを開かなくても各種操作が叶います。

 

軽量かつスタイリッシュなデザインが特徴の折りたたみスマホです。メインディスプレイは6.9インチ、重さは約191g。OSは、Android14を搭載しています。

 

約3インチの外部ディスプレイに、デバイスを開かずに通知の管理、音楽の操作、NFC決済などができます。

 

メインカメラは約5000万画素。デジタル一眼レフのような美しい写真を撮影できるとしています。高度なヒンジデザインにより、さまざまなアングルからの撮影を楽しめるのも魅力です。

 

カラバリは、BLACK、WHITE、LIGHT BLUE。

 

ZTEジャパン
nubia Flip 2
通常価格:8万5680円(税込)

次期「Galaxy S25」シリーズ、純正マグネットケースでQi2に対応する可能性が高まる!

サムスンのGalaxyスマートフォンが2025年中にワイヤレス充電規格「Qi2」に対応することは、すでにワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)が発表しています。しかし、Qi2準拠のためにはスマホ本体に磁石を内蔵する必要がありますが、次期「Galaxy S25」シリーズでは純正のマグネットケースが必須になる可能性が浮上していました

↑Qi2を使うためには純正マグネットケースが必要になりそう(Sanju Pandita/Unsplash)

 

そんななか、WPCはQi2の最新バージョン「Qi v2.1」規格を発表し、その一部として認証制度「Qi2 Ready」を導入しました。

 

この「Qi2 Ready」は、スマートフォンとアクセサリーの「認定された組み合わせ」をQi2対応と見なすというもの。つまり、「Androidスマホと純正の磁石内蔵ケースの組み合わせ」でもQi2準拠となるわけです。

 

これは以前、WPCが「Qi2」対応デバイスには磁石を内蔵すべきと述べていたことからの後退となります。

 

おそらく、磁石を内蔵せずにQi2機能を提供したいAndroidスマホメーカーからの要望をくみ取ったのでしょう。メーカー側としては、スマホに磁石を内蔵すると、重みが増したり設計上の問題が生じやすくなったりするため、そうすることを避けたかったはずです。

 

ともあれ、Galaxy S25シリーズ+純正マグネットケースが正式に「Qi2対応」となる可能性は高まったことになります。Qi2は磁石により充電器との位置合わせが楽になるので、すごく便利なはずです。

 

また、「Qi2 Ready」がメーカーの純正品だけでなくサードパーティ製品にも拡大すれば、お手ごろ価格で良質な「Qi2 Ready」対応ケースやアクセサリーが続々と出てくるかもしれません。

 

Source: Business Wire
via: 9to5Google

Nothing、次期フラッグシップモデル「Phone(3)」をもうすぐ発表!?

英・Nothing Technologyは、「Phone(3a)」や「Phone(3a) Plus」など廉価スマートフォンを開発中と噂される一方、次期フラッグシップ機「Phone(3)」に関する情報はあまり聞こえてきません。

↑次期Phone(3)にワクワクしてきた(Melvin Lauber/Unsplash)

 

しかし、同社は2025年の第1四半期(1月~3月)に「画期的なスマホ」を発表する可能性があることが明らかとなりました。

 

信頼性の高いリーカー・Evan Blass氏は、同社のカール・ペイCEOの社内メールらしきものをXでシェア。ただし、Blass氏はアカウントを非公開としているため、フォロワーしか見ることができません。

 

このメールでは近年、Nothingの成長は目覚ましく、2024年は同社にとって極めて重要な年だったと振り返っています。その結果、スマホおよびオーディオ業界で「最も急速に成長しているブランド」になれたそうです。

 

その成長が、2025年の「さらなる大きな野望」に拍車をかけているとのこと。カメラおよびソフトウェアチームを約50%拡大し、製品の性能を強化し、さらなるイノベーションの実現に向けた基盤を整えたと同CEOは述べています。そんな2025年に投入する新製品の一つがPhone(3)であるようです。

 

Phone(3)に関しては「ユーザーインターフェースの革新」や「AI搭載プラットフォーム」への第一歩を踏み出す模様。つまり、光るGlyphインターフェースを改良したり、Nothing OSにAIを本格的に組み込んだりすることが示唆されています。それ以上の、ハードウェア的な詳細には踏み込んでいません。

 

メールの最後は「第1四半期最初のイベントは、世界が大いに期待する画期的なスマートフォンの発表」で締めくくっています。文脈的にはNothing(3)とは異なる製品のようであり、もしかすると、低価格なサブブランドでの未発表製品「CMF Phone 2」が驚きのコンセプトでデビューするかもしれません。Nothing から目が離せません。

 

Source: Android Authority

サムスンの「三つ折りスマホ」、2025年中に20万台だけ発売!? 入手困難となれば…

サムスンは折りたたみスマートフォン市場で苦戦を強いられており、それを覆すために三つ折りスマホを開発中とみられてきます。最近では、その生産台数や折りたたみ方式に関する新たな情報が報じられました。

↑発売されたら大人気となりそう(画像提供/Samsung Display)

 

著名リーカーのJukanlosreve氏は、サムスンが三つ折りスマホの発売を2025年に予定しているとXで主張。生産予定台数はわずか「約20万台」とのことです。

 

ファーウェイの三つ折りスマホ「Mate XT」は本来は2万元(約43万円※)でしたが、人気による品薄のため6万~7万元(約130万〜150万円)ものプレミアム価格が付いています

※1元=約21.5円で換算(2025年1月15日現在)

 

サムスンの三つ折りスマホもMate XTと同じようになる可能性が高く、希望小売価格は35万円以上となるでしょう。約20万台しか出荷しないとなると、入手はかなり難しそうです。

 

さらにJukanlosreve氏によれば、本製品の折りたたみ方式は、サムスンディスプレイが発表した「Flex G」と似たデザインになるとのこと。Flex Gとは左右のパネルを両方とも内側に折りたたむというものです。

 

この技術はCES 2025でも展示されており、韓国メディアも「画期的な方式」として採用されると報じていました。Mate XTの外折りを1回、内折りを1回する方式を「インアウト」と呼ぶのに対して、Flex Gの方式は「インフォールディング(内側に折りたたむ)」とも呼ばれます。

 

インフォールディング設計は折りたたむとディスプレイが外側に露出しないため、落下や衝撃に強いとみられています。高価格が予想される三つ折りスマホだけに、Flex Gの導入が実現すれば、信頼性の高さから大きな人気を勝ち得そうです。

 

Source: Jukanlosreve (X)
via: PhoneArena

次期「Galaxy S25 Slim」、超薄型の代償が明らかに…

サムスンは、1月23日未明(日本時間)の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で次期「Galaxy S25」シリーズを発表するとみられています。このシリーズには新たに超薄型の「Galaxy S25 Slim」が加わり、ラインナップが従来の3モデルから4モデルに増える見通しです。

↑超薄型は代償を伴う

 

そんななか、Galaxy S25 Slimらしきベンチマーク結果が見つかり、他の3機種と同じく、Androidスマホ向けとして最高かつ最速のSnapdragon 8 Eliteチップを搭載していることが確認されました。

 

この情報は人気ベンチマーク投稿サイトのGeekbench Browserで発見されました。型番は「SM-S937U」であり、搭載RAMは12GB、オーバークロック(通常より高い周波数)で動作するパフォーマンスコアを備えていると示されています。

 

しかし、残念ながらマルチコア性能は低迷しているようです。最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」もベンチマークは見つかっていますが、シングルコアスコアは3049、マルチコアスコアは9793。それに対して、Galaxy S25 Slimはシングルコアは3005と善戦しているものの、マルチコアは6945と散々な結果となっています。

 

おそらく、超薄型のために排熱がうまく行われず、スロットリング(チップの破損を防ぐためにクロック周波数を落とすこと)を起こしているのかもしれません。

 

それでも、現在Snapdragon 8 EliteはAndroidデバイス向けの最高のチップと言われています。今回のスコアは社内テストの結果と推測されるため、発売までには調整して動作速度が上がると期待したいところです。

 

Source: Geekbench Browser

via: Wccftech

次期「Galaxy S25 Ultra」、Sペンがまさかのダウングレード!?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズが1月23日の発表に向けて突き進むなか、デバイスを入手した小売業者が「(スタイラスの)SペンがBluetoothに対応していない」と述べています。

↑Sペンのダウングレードは他の機能が補う

 

Galaxy Noteシリーズが廃止され、その機能がGalaxy S Ultraに統合された際、Sペン(スタイラス)は使えるようになりました。これまでのSペンはBluetooth接続機能を備えており、非対応のスタイラスではサポートされない追加機能を利用できます。

 

しかし、リーカーのIshan Agarwal氏によると、Galaxy S25 UltraのSペンにはBluetoothが搭載されない予定のため、リモコン操作やジェスチャーによるデバイス操作などの機能が使えなくなるそうです。

 

SペンはGalaxy S Ultraの最も魅力的な機能の一つであり、他のハイエンドスマホと差別化する要因となっています。しかし、ほとんどの人はスタイラスで文字を書いたり走り書きをしたりする以上の用途で使わないのかもしれません。

 

Bluetooth接続がないことの利点としては、充電する必要がなくなることが挙げられます。とはいえ、機能が減ることに変わりはなく、Sペンでの生産性を重視するユーザーにとってはいいニュースではないでしょう。

 

もっとも、Galaxy S25 ULtraは前機種よりも40%高速になると言われています。さらに、超広角カメラと低照度での動画撮影がパワーアップするうえ、新しいデザインが採用されると囁かれています。それらのアップデートが、SペンのBluetooth非対応を補って余りあると期待したいところです。

 

Source: Ishan Agarwa/X
via: PhoneArena

カラーが判明! 次期「Galaxy S25」シリーズの公式画像が発表目前に流出

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズの発表が間近に迫っているなか、新たに公式画像とされるものが流出し、デザインやカラーバリエーションが明らかとなりました。

↑もう待てない!

 

未発表のAndroidデバイス情報に詳しいAndroid Headlinesによれば、まず「Galaxy S25」と「Galaxy S25+」はアイスブルー、ミント、ネイビー、シルバーシャドウの4色とのこと。

 

かたや「Galaxy S25 Ultra」は、チタニウムブラック、チタニウムグレー、チタニウムシルバーブルー、チタニウムホワイトシルバーの構成とされています。

 

本体デザインは3機種ともディスプレイや背面プレート、フレームが全てフラット。ただし、フレームは端に向かって少し丸みを帯びています。横から見ると、背面カメラのデザインが前S25シリーズから変更されていることが分かります。上部が下部よりも広くなり、ほこりが入りやすくなっているようです。

 

スペックに関しては、3機種ともオーバークロック版(動作周波数を標準より速める)Snapdragon 8 Eliteを搭載。すべての機種に12GB以上のRAMが使われ、Galaxy S25 Ultraは16GBバージョンもあることが有力視されています

 

Galaxy S25は、フルHD+解像度と120Hzの可変リフレッシュレートを備えた6.2インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載。バッテリー容量は4000mAhであり、25Wの充電に対応していると言います。メインカメラは50MPで、超広角カメラは12MP、望遠カメラは10MPと伝えられています。

 

Galaxy S25+は、6.7インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載。解像度はWQHD+(3120 x 1440)であり、120Hzの可変リフレッシュレートに対応しているようです。バッテリー容量は4900mAhであり、45W充電できる見込み。カメラはGalaxy S25と同じ構成になる見通しです。

 

そして、Galaxy S25 Ultraは6.9インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載。 解像度はWQHD+(3120 x 1440)であり、120Hzの可変リフレッシュレートに対応します。バッテリー容量は5000mAhであり、45Wの急速充電も可能。背面には200MPのメインカメラ、50MPの超広角カメラ、10MPで光学3倍ズーム望遠カメラ、光学5倍で50MPの望遠カメラが搭載されるとのことです。

 

Source: Android Headlines

【西田宗千佳連載】老舗カメラメーカーの「写真への価値観」を求めるスマホメーカー

Vol.145-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はシャープから登場した「AQUOS R9 pro」。ライカ社との協業でカメラ性能をアップさせた、シャープの開発意図を探る。

 

今月の注目アイテム

シャープ

AQUOS R9 pro

実売価格19万4600円〜

↑ライカカメラ社が監修した高精細な5030万画素の標準・広角・望遠カメラを搭載するSIMフリースマホ。カメラが3眼となり、標準カメラには1インチを超える1/0.98インチのセンサーを搭載する。美しい写真を撮影可能だ。

 

スマホにとって、カメラは大きな差別化要因だ。特にハイエンドスマホにとっては、高価な先端イメージセンサーを使った“カメラ特化”が重要な方向性といえる。そこで得た差別化要因は、次第にマス向けの製品にも活用され、裾野へと広がっている。

 

そんな中、カメラメーカーとコラボレーションするスマホも増えてきた。

 

シャープやシャオミはライカと組み、Oppo(オウガ・ジャパン)はハッセルブラッドと提携している。特に2024年は、これらのメーカーのスマホが目立った年でもあった。

 

カメラメーカーのお墨付きがあるスマホ、というのは昔からあった。だが5年ほど前までは、その市場価値はいまほど大きくなかったように思う。

 

理由は、画質やカメラとしての機能がまだ未熟だったからだと考える。スマホのカメラ機能が未熟な時期には、センサーの性能や基本的な画質補正などの進化の幅がまだ大きい。そうすると、カメラメーカーと組んだからということより、わかりやすいスペックの方が有効になる。

 

しかしいまは、スマホのカメラもかなり画質が上がってきた。ハイエンドなセンサーを搭載した製品ならなおさらだ。

 

一定の水準を超えたカメラを作る場合、重要になるのは“写る”ことではない。写った画像・映像で“どのような色・写りにするのが良いのか”ということだ。シンプルな言い方をすれば、同じような映像がデータとして得られたとして、どの色にすることを選ぶのか……という話でもある。

 

写真の写りは、レンズの選び方や特性によって変わるところもあるし、その後の処理によって変わる部分もある。カメラメーカーとして長い経験があるところは、その判断基準を持っている。デジタルカメラでの知見に限ったことではない。カメラブランドとして長くビジネスできているということは、“このカメラであればこういう写真が撮れる”ということを消費者・ファンが支持し、判断して購入しているということでもある。

 

単にブランドを貸すだけでは、そうしたファンを失う可能性にもつながる。だからこそ現在は、“高画質になったカメラでどんな色の写真を残すのか”という判断基準の決定について、カメラメーカーとスマホメーカーが協力して臨むようになってきているわけだ。

 

ただ、ライカがシャープやシャオミと提携しているからといって、シャープとシャオミのカメラが同じ写りになるわけではない。色などの選び方の傾向として「ライカっぽさ」が双方にあるものの、どこを重視するかは同じにはならない。筆者の見るところ、2社製品の間にはズームやコントラストに関する考え方の違いがあるように感じる。この辺まで見ていこうとすると、製品選びはなかなか難しいものだ。

 

他方で、現在スマホメーカーと組んでいるのは「日本のカメラメーカー以外」と言える。日本メーカーは一眼において競争を繰り広げている最中で、まだまだスマホメーカーとの深い協業には至りづらいのだろう。日本で元気なスマホメーカーが減った、という影響も否定できない。この辺、2025年にも変化はないと予想しているが、どうなるかはまだ見えてこない。

 

では、カメラ以外の差別化点はどこか? 今はAIに注目が集まっている。そこでどんな点に着目すべきかは、次回のウェブ版で解説しよう。

 

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サムスン、革新的なディスプレイ技術を猛アピール! 製品化されそうなのは…

韓国のサムスンディスプレイは、世界最大級のテクノロジー見本市「CES2025」でさまざまなディスプレイ技術を公開しました。実際に製品化される前の高度な技術がアピールされています。

↑画面を引き伸ばすことができるSlidable Flex Duet(画像提供/Samsung)

 

「Slidable Flex Duet」はその一つ。巻き取った画面を引き伸ばせるスライド式ディスプレイです。画面の両側から引き出すと、8.1インチから12.4インチに拡張します。

 

複数のアプリを並べて使ったり、外出先で友達と一緒に映画を観たりする場面では便利そう。約8インチというサイズを踏まえると、このディスプレイはもしかしたらAndroidタブレットに使われるのかもしれません。

 

ほかにも、8インチから17.3インチまで一方向に拡大する「Slidable Flex Solo」や、わずか5.1インチ画面が6.7インチまで垂直に伸びる「Slidable Flex Vertical」など、複数のスライド式ディスプレイが披露されています。

 

その一方、サムスンは2種類の三つ折りディスプレイを展示しています。同社は数年前からコンセプトモデルを発表してきましたが、ちょうど2025年内には三つ折りスマホを発売するとの噂もあることから、注目が集まっています。

 

一つは、S字のようにディスプレイを内側と外側に折り曲げるタイプ。こちらは、世界初の三つ折りスマホとなったファーウェイの「Mate XT」と近い印象があります。

 

もう一つは、「G」の形のように2枚のパネルを内側に折りたたむ方式。折りたたみ画面にかかる負担も少なく、機構も複雑ではないため耐久性は高そうですが、どのような製品に向いているのかは不明です。

 

さらにサムスンは、折りたたむと13.1インチ、広げると18.1インチの折りたたみディスプレイも展示中。2年前にも17.3インチのものを公開していましたが、より大きくなっています。

 

これらは実際の製品に搭載すると高価になりそうですが、ワクワクする技術ですね。

 

Source: Tom’s Guide, Sammobile

Galaxyスマホ、「Qi2」に2025年中に対応することが判明!

ワイヤレス充電技術の国際標準規格を策定する業界団体のワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)は、2025年中にサムスンのGalaxyデバイスがQi2規格に対応することを明らかにしました。GoogleもQi2規格の開発を主導するそうです。

↑Qi2がいよいよGalaxyにもやって来る

 

WPCの公式リリースによれば、2025年にはAndroidデバイスで「Qi2の加速」が起こり、より多くのスマートフォンがQi2に対応するとのこと。現在、Qi2に対応したAndroidスマートフォンは、HMD Skylineただ一つです。

 

WPCは2025年には「サムスンのGalaxyデバイスでQi2対応のAndroidデバイス」が登場すると思われると述べています。次期Galaxy S25シリーズについては、対応する純正ケースを装着すればQi2充電できるとの噂もありますが、単体で充電できるかどうかは気になるところです。

 

さらにWPCは、GoogleもQi2にコミットしており、「高出力ワイヤレス充電技術」を含むQi2.2の開発を主導しているとも述べています。これは、一部のPixelスマホで実装された高速充電を指しているようです。

 

すでにGoogleはPixelスマホにおいて、自社製の充電スタンドPixel Standと組み合わせることで、Qiの最大15Wを超える23Wでの充電を実現しています。同社がこの技術をWPCに提供したことで、他社の充電器やスマホがより高速な充電に対応することになりそうです。

 

Googleが今後のPixelスマホにQi2を採用するとの噂はまだありませんが、そうした展開になるのが極めて自然でしょう。Qi2対応となれば、高速充電が可能となるほか、磁石によりスマホと充電器の位置合わせが楽になります。

 

Galaxy S25シリーズがQi2に対応すれば、Qi2準拠のサードパーティ製充電器も発売されやすくなるうえ、Qi2対応の他社製スマホが続々と登場する好循環につながるはず。とりあえず、1月23日未明に開催されるサムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」に注目しましょう。

 

Source: BusinessWire
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」の実機らしき写真が流出! これまでの噂は本当だった

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S25 Ultra」は、まもなく発売すると噂されています。そんななか、本体の一部と称する写真が公開され、前モデルより丸みを帯びたエッジや薄くなったベゼルが映し出されています。

↑次は手に当たっても痛くない

 

ここ数年、Galaxy Sシリーズ最上位のUltraモデルは、本体の角が鋭く直線的であり、一部ユーザーから好評を呼んでいました。その反面、片手で持ちにくいとの声もあり、次期Galaxy S25 Ultraでは以前の丸いエッジに戻すとの予想が有力になっています。

 

リーカーのJukanlosreve氏は、別の著名リーカーのIce Universe氏から提供された「S25 Ultra」の右端だけの写真をXに公開しています。

 

とはいえ、Galaxy S25 UltraのエッジはiPhone 16ほど丸くはなく、Galaxyらしい直線的な趣も残しているようです。それでも、「手に当たって痛い」とか「持ちづらい」と感じることは少なくなりそうです。

 

かたや画面ベゼルも、Galaxy S24 Ultra以上に薄くなっているのが見てとれます。以前、Ice Universe氏はGalaxy S25 UltraのベゼルがiPhone 16 Pro Maxより少しだけ薄いと述べていましたが、今回の写真はそれを裏付けています。

 

ほかにも、Galaxy S25 Ultraは最新かつ最高のスマホ向けチップ・Snapdragon 8 Eliteを搭載し、RAMは最大16GBになるのはほぼ確実。優れたデザインを誇り、重いゲームもサクサク動き、優秀な「Galaxy AI」を搭載するなど、次期iPhoneにとって手強いライバルとなりそうです。

 

Source: Jukanlosreve (X) 
via:PhoneArena

「Galaxy Unpacked」は1月23日未明に開催! 話題の超薄型モデルもお披露目!?

サムスンは、2025年初の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を1月22日午前10時(太平洋時間)に米カリフォルニア州サンノゼで開催することを発表しました。日本時間では23日の午前3時〜となります。

↑見どころはたっぷりありそう(画像提供/Samsung)

 

このイベントはYouTube、サムスン公式サイトおよびニュースルームでストリーミング配信される予定。各メディアに送られた招待状では「Galaxy AIの次の進化」とともに「新しいGalaxy Sシリーズ」もお披露目すると予告しています。

 

これまでに流出した情報を踏まえると、次期「Galaxy S25」シリーズは全モデルに最新かつ最高性能のSnapdragon 8 Eliteチップを搭載し、標準モデルのRAMも8GBから12GBに増加。さらに最上位モデルの「Galaxy S25 Ultra」では、角がより丸みを帯びたデザインになるとみられています。

 

また、サムスンが発表した公式ビジュアルは、次期フラッグシップ機が従来の三つから四つになると示唆。かねてからの噂通り、第4のモデルとして超薄型の「Galaxy S25 Slim」も発表される可能性がありそうです。

 

ほかにも、今回のイベントでは第2世代スマートリング「Galaxy Ring2」やXRヘッドセット、ARスマートグラスも発表されるのではないかと囁かれています。サムスンの技術の粋を見るのが楽しみですね。

 

Source: Samsung
via: The Verge

次期「Galaxy S25」シリーズ、Apple Intelligenceのはるか上を行くAIを搭載!?

サムスンは1月22日頃に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズをお披露目すると噂されています。その日が近づくなか、同シリーズに搭載される「Galaxy AI」機能がiPhoneのApple Intelligenceをはるかに超えているという声が聞こえてきました。

↑Galaxy AIの進化に注目

 

著名リーカーのIce Universe氏は、Galaxy S25シリーズは「最先端のAIとは何か」をアップルに教えることになると述べています。新AI機能の多くは今のところ流出していないとのこと。同氏はそのことにすごく驚いているそうです。

 

さらに、「Galaxy S25 Ultra(最上位モデル)の新機能もほとんどリークされていない」とIce Universe氏は付け加えています。

 

Galaxy S25シリーズではGoogleとの協力がより一層深まるほか、サムスンのAI音声アシスタント「Bixby」が一新されて帰ってくるとの噂もあります。Ice Universe氏いわく、それは「Galaxy S25シリーズ最大のセールスポイントになる」とのこと。

 

サムスンはオンデバイス(クラウドと通信せず、端末内で処理する)AI機能に力を入れており、Galaxy S25標準モデルのRAMを前世代の8GBから12GBに増やして動作をスムーズにする見込み。次期One UI 7には音声消しゴム機能を追加するようです。

 

アップルもApple Intelligenceの改良を重ねており、サムスンとのAI競争は激化するはず。GalaxyとiPhoneともに性能を高め合うと期待できそうです。

 

Source: Ice Universe (X)

via:Wccftech

次期「Galaxy Z Flip FE」、2025年の発売は確実!? お買い得の理由は…

サムスンは次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip7」を2025年の夏頃に発表すると予想されていますが、その廉価モデルの「Galaxy Z Flip FE」が年内に登場する可能性が高まりました。

↑廉価モデルに期待(画像はGalaxy Z Flip5)

 

FEとは「ファンエディション(Fan Edition)」の意味であり、フラッグシップ機の一部性能を落とすことでお手ごろ価格にしたモデルを指します。昨年後半にはGalaxy Z Flip FEの噂が相次ぎ、搭載チップのリーク情報もありました

 

インドメディアのSmartPrixによると、すでにGalaxy Z Flip FEはGSMAデータベース(モバイル通信の業界団体GSMAが提供するもの)に載っているとのこと。12月27日に登録され、製品名は「Galaxy Z Flip XE」、モデル番号SM-F761Bとしてリストアップされていました。

 

この名称に含まれる「XE」はスペルミスか、あるいは発見を避けるための対策かもしれません。あるいは、サムスンがまだ製品名を迷っている可能性もあります。

 

また、モデル番号の末尾にある「B」はグローバル版を意味しており、中国・韓国での限定販売だったGalaxy Z Fold SEとは違って、Galaxy Z Flip FEは全世界で購入できるようです。

 

その一方、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、Galaxy Z Flip FEにはGalaxy Z Flip6と同じディスプレイが使われると主張。同氏は以前に「次期Galaxy Z Flip7と同じになる」と述べていましたが、1年前のフラッグシップ並みに軌道修正されています。

 

もっともGalaxy Z Flip6のディスプレイも評判がよく、もっと安くなるとすれば非常にお買い得となるでしょう。さらなる情報を待ちたいところです。

 

Source: SmartPrix, Ross Young (X)

Galaxy S24シリーズの指紋ロック解除、「One UI 7」でもっと速くなる!?

サムスンは現在、Android 15をベースとしたユーザーインターフェイス「One UI 7」をベータテスト中です。その安定版は次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズが発表された後、他の旧機種にも配信されると予想されています。

↑指紋ロックを一瞬で解除!?

 

そんなOne UI 7安定版では、Galaxy S24シリーズの指紋ロック解除が高速になると著名リーカーが主張しています。

 

未発表のサムスン製品やソフトウェアに詳しいIce Universe氏は、One UI 7を入れたGalaxy S24 Ultraで指紋ロックを解除するデモ動画をXで公開。ロックの解除が非常に速くなり、ロック解除音も「カチッ」とクリック感のあるものとなっています。

 

すでにGalaxy S24シリーズは指紋認証をスピーディーに行える最新のハードウェアを備え、光学式より高速な超音波センサーを搭載しています。しかし、One UIが最適化されていないためか、競合他社のスマホよりも遅いと不満の声が上がっていました

 

それがOne UI 7ではアニメーションも強化され、高速化している模様。以前はロック解除アニメーションを無効にしないと、スピーディーには感じられませんでした。いずれにせよ、Ice Universe氏はOne UI 6よりも素早いと述べており、期待していいようです。

 

ほかにも、One UI 7では文章生成アシスト機能や自動通話録音機能と文字起こし、カメラアプリの再設計、音声消しゴム機能が追加される見通しです。目新しいAI機能のみならず、基本的な動作や操作もスムーズになりそうです。

 

Source: Ice Universe (X) 
via: GSMArena

次期「Galaxy S25」標準モデル、ベンチマークテストで不思議なスコアをつける

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズは、標準モデルもハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite」と12GB RAMを搭載することが有力視されています。最近では新たなベンチマーク結果が登場し、その可能性がさらに高まりました。

↑ベンチマークスコアで変なところが…

 

人気ベンチマークアプリの投稿サイト・Geekbench Browserにおいて、「SM-S931B」なるサムスン製デバイスが出現。「SM-931x(xは地域により異なる)」はGalaxy S25標準モデルの型番とみられており、「B」は全世界向けのグローバル版を意味しています。

 

そこでは、Snapdragon 8 Eliteと12GB RAMが搭載されていることを確認できます。また、Snapdragon 8 Eliteの通常クロック数は4.32Ghzであるのに対して、今回は4.47GHzであることから、オーバークロック版(クロック数を高め、動作速度をアップしたもの)だと分かります。

 

しかし、シングルコアスコアが2986、マルチコアスコアが9355という結果は、同じチップで通常クロック版を搭載した他社のデバイスよりも低めです。今回のデータはあくまでもプロトタイプ版であるかもしれず、発売までに最適化が進められ、製品版ではより速くなる可能性がありそうです。

 

サムスンは1月22日頃に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、Galaxy S25シリーズを正式に発表すると同時にXRデバイスをお披露目すると予想されています。これまでの噂通り、高性能なフラッグシップ機が登場すると期待したいところです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Wccftech

【西田宗千佳連載】メーカーはなぜ「ハイエンドカメラスマホ」を作るのか

Vol.145-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はシャープから登場した「AQUOS R9 pro」。ライカ社との協業でカメラ性能をアップさせた、シャープの開発意図を探る。

 

今月の注目アイテム

シャープ

AQUOS R9 pro

実売価格19万4600円〜

↑ライカカメラ社が監修した高精細な5030万画素の標準・広角・望遠カメラを搭載するSIMフリースマホ。カメラが3眼となり、標準カメラには1インチを超える1/0.98インチのセンサーを搭載する。美しい写真を撮影可能だ。

 

現在のスマホにとって、カメラは最大の差別化要素になっている。理由は主に2つある。

 

ひとつは言うまでもなく、カメラがスマホのなかでももっとも使われる機能のひとつであるからだ。誰もが毎日使う機能であるからこそ、“画質が良くなった”という点は大きなアピール力を持つ。

 

ふたつ目は“まだ進化しており、差がつく領域である”ということだ。

 

“スマホのカメラ性能はもう十分”と言われるが、実際にはそうでもない。かなり高画質になったのは事実だが、十分に明るいところでしっかりとホールドして撮影した時には綺麗……というのが正しい。

 

スマホは一眼カメラなどに比べ、使うシーンも使う人のスキルもバリエーションが広い。手ブレしにくく、暗いところでもしっかり写るカメラが求められている。望遠倍率ももっと高い方がいい。

 

どれも「カメラ」としては非常に厳しい条件であるが、スマホという商品特性を考えると改善すべき部分だ。特に動画画質については伸びしろが大きいし、ニーズも大きい。

 

プロセッサーやディスプレイも進化しているが、多くの人にとっては、カメラに比べると差がわかりづらいだろう。スマホの平均買い替えサイクルは4年強と言われている。年齢が低いと3年以内、高齢になると4年以上と差があり、実は一律に語るのは難しい。しかしどちらにしろ、買い替えサイクルが長くなっている一因は“性能への不満が小さくなっている”ことにある。そのなかでメーカーとしてカメラへの注力を続けるのは合理的だ。

 

カメラは光を取り込んで映像にするもの。だからレンズやセンサーのサイズは大きいに越したことはない。

 

一方で、スマホ向けのイメージセンサーは、もはや“ひとつのパーツを高性能化すれば画質があがる”ようなシンプルな存在ではない。イメージセンサーとレンズ、さらにはその背後にあるソフトウエア処理の組み合わせで決まる。

 

センサーは複数搭載されるようになったが、広角や望遠といった画角で使い分けているだけではない。複数のセンサーで撮影されたデータを処理の過程で併用し、適切な一枚を作り上げる場合も多い。

 

そうなると、カメラ画質を重視するには「複数のセンサー」があって、それぞれが“できるだけ大判のもの”であることが望ましい。すっかり定着したセオリーだが、パーツコストを考えると、両方を満たせるのは高価なハイエンド製品のみ……ということにもなる。

 

ただ、ハイエンド製品で磨いたノウハウやソフトウエアは、一定のタイムラグがあった後、コストが低いモデルにも展開されていく。前出のように、ひとつパーツをつければ高画質になるような、シンプルな時代ではない。イメージセンサーメーカーはパーツとともに一定のノウハウも提供するし、Qualcommなどのプロセッサーメーカーもカメラ関連ソフトウエアを提供してはいるが、どのスマホでも同じように働くわけではないし、他社の価値に乗っかるだけでは差別化もできない。

 

結果、“自社でハイエンドなカメラを搭載したスマホを作って世に出す”ことができていない場合、その後の普及型スマホを差別化していく要素を失うことになるわけだ。

 

ハイエンドのスマホは売れる量が限られる。高付加価値だがビジネス的にはリスクがある。シャープはカメラで差別化した「AQUOS R9 pro」を発売したが、その狙いはハイエンドというビジネスだけでなく、今後のスマホを差別化するために必須のものであるから……という事情もあるのだ。

 

ではそのノウハウは、どのように構築されていくのか? そこは次回のウェブ版で解説する。

 

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【西田宗千佳連載】遅れてきた「シャープのライカスマホ」

Vol.145-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はシャープから登場した「AQUOS R9 pro」。ライカ社との協業でカメラ性能をアップさせた、シャープの開発意図を探る。

 

今月の注目アイテム

シャープ

AQUOS R9 pro

実売価格19万4600円〜

↑ライカカメラ社が監修した高精細な5030万画素の標準・広角・望遠カメラを搭載するSIMフリースマホ。カメラが3眼となり、標準カメラには1インチを超える1/0.98インチのセンサーを搭載する。美しい写真を撮影可能だ。

 

じっくりと開発してカメラ機能に注力する

シャープは12月に同社のフラッグシップスマホ「AQUOS R9 pro」を発売した。カメラを主軸としたフラッグシップスマホであり、著名カメラメーカーのライカとの協業モデルでもある。

 

12月にカメラに力を入れたフラッグシップモデルを提供するのは、同社の商品化サイクルを外れた部分がある。いままでは春ごろに出ている製品だったが、今回は年末の登場になった。

 

理由はじっくりと開発を進めてきたためだ。

 

スマホにもいろいろな種類がある。雑誌やウェブではハイエンド機種が取り上げられがちだが、実際に売れるのは安価なモデルやお買い得なモデルである。今年のシャープは、ミドルハイクラスと言える「AQUOS R9」を初夏に出して主軸とし、さらに低価格な機種などを用意した。AQUOS R9ではあえてミドルクラスのプロセッサーである「Snapdragon 7+ Gen3」を使い、コストを下げつつ実パフォーマンスは維持する……というパターンを採用している。

 

ただ、そうなるとトップレベルのパーツを使った製品がなくなってしまう。それでは問題なので、カメラにとことんこだわった「R9 pro」を開発し、発売したのだ。

 

シャープのスマホ事業を統括する、同社・ユニバーサルネットワークビジネスグループ長兼通信事業本部の小林 繁本部長は、「自社技術を含めた世の中の技術をすべて投入できるため、ブランド全体に対し効果が大きい。世界のトップ集団にとどまるには必要な商品だ」と説明する。

 

20万円近くの製品なので、販売数量はR9や他のAQUOSシリーズほど多くはならない。しかし、ブランド価値の維持や最新技術に対するキャッチアップを考えると、ハイエンドスマホを作ることには意味がある…ということなのだろう。

 

そこで「カメラ」にフォーカスするのも、現在のスマホ市場を見据えたやり方と言える。

 

ライカの知名度を生かし市場で優位な地位を築く

ハイエンドスマホと言っても、性能差はなかなかわかりづらい。ゲームなどの用途でも高性能は求められるが、より多くのニーズがあるのは“カメラの高画質化”だ。

 

センサーを大型化し、複数搭載する“大型化・複眼化”は既定路線で、それだけでは差別化が難しくなった。そこで、カメラのセンサーをどう使ってどんな写真を撮るのか、そこではどんな画質チューニングを行うのか、という点が大切になってくる。

 

シャープがライカと提携しているのも、画質や“ライカらしい写り”にこだわりのあるライカと組むことで、一定の差別化が行えるためだ。単に写るカメラを作るのは難しくない。だが、“どう写るべきか”“どういう写りが好ましいのか”といったノウハウはカメラメーカーにある。彼らの知名度を生かすことはマーケティング上も優位であり、だから提携が続いているのだ。

 

一方で、ライカはシャオミとも提携しており、市場に「ライカ搭載スマホ」が複数並ぶ。そこでの差別化はどうなるのだろうか? また、進化してくるAIの取り込みはどうなるのか? そこは次回以降で解説していく。

 

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次期「Galaxy S25」シリーズ、韓国で2月7日に発売!? 日本は…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズは、韓国などで2月7日に発売されるとの噂が伝えられています。

↑次期モデルが日本で発売される日は…

 

この情報は、韓国メディアのFNN Newsが報じました。同メディアは、薄型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6 Special Edition」に関しても正確な情報を公式発表前に発信していました

 

Galaxy S25シリーズなどを発表するイベント「Galaxy Unpacked」が2025年1月22日(日本時間は23日)に行われることは、複数の情報源が伝えています。2月7日はその約2週間後となりますが、この日程は例年通りです。Galaxy S24シリーズは1月17日に発表され、海外ではグローバル版が1月31日に発売されました。日本では4月11日にデビュー。それと同じくらいのスケジュールを想定したら、Galaxy S25シリーズの国内での発売は4月下旬となりそうです。

 

今回の報道では、これまでに噂されていた情報が再確認されています。Galaxy S25 Ultraはストレージ512GB以上ではRAMが16GBに増えたり、Galaxy S25シリーズ全モデルに最先端のSnapdragon 8 Eliteチップが搭載されたり……。

 

また、Galaxy S25/S25+/S25 Ultraと同時に超薄型の「Slim」モデルが発表されるものの、他の3モデルより遅れて発売されるとも言われています。Slimモデルがどれほど薄くなるのかは明らかにされていません。

 

価格については、Galaxy S25シリーズの製造コストは上がっているものの、値上げをすれば売り上げに響くとサムスンは懸念しているそう。そのため、値上げはわずかに留まるとの見通しを述べています。

 

Source: FNN News
via: 9to5Google

サムスン、2025年の「折りたたみスマホ」生産を大幅に削減へ。三つ折りで挽回なるか?

サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」の生産台数を前モデルから大幅に減らすと報じられました。

↑現行モデルの売れ行きにがっかり

 

同社は初の折りたたみスマホGalaxy Foldを2019年に発売して以来、新世代の製品を出すたびに生産台数を増やしてきました。しかし、他社との競争が激化するなか、苦戦を強いられているようです。

 

韓国メディアのETNewsによると、サムスンはGalaxy Z Fold 7を200万台、Galaxy Z Flip7は300万台、合計500万台を製造する予定とのこと。これは、現行モデルのGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6を合わせた820万台から大幅な削減。現行モデルは期待を裏切ったと推測されています。

 

サムスンは現行の折りたたみモデルで前世代(Galaxy Z Fold5/Flip5)より10%程度の成長を目指していましたが、目標には届かなかったようです。

 

ただし、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏によると、中国では他の折りたたみスマホ各社も出荷を減らす予定とのこと。サムスンだけでなく、折りたたみスマホ市場が全般的に停滞しているようです。

 

もっともET Newsは、サムスンが「ディスプレイを2回折りたたむ(三つ折り)」製品を発売し、折りたたみスマホ市場を拡大する予定であるとも報じています。

 

この製品は広げた状態で9~10インチ程度、たためば普通のスマホと同じサイズとなり、「画期的な折り方」になるとの報道がありました。発売時期はまだ不明ですが、折りたたみスマホ市場に大きなインパクトをもたらしそうです。

 

Source: ETNews
via: 9to5Google

Nothing、三つの手ごろな新型スマホを開発中!? 初の光学ズームを搭載する可能性も

英・Nothing Technologyが新型スマートフォン3機種を開発していると海外メディアで再び報じられました。これらは「Phone(3a)」「Phone(3a) Plus」「CMF Phone 2」とみられています。

↑Phone(2a)などの後継モデルが開発中?

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、最新のNothing OS 3.0から手がかりを見つけたそう。このうちPhone(3a)とPhone(3a) PlusにはクアルコムのSnapdragon 7s Gen 3チップが、CMF Phone 2にはMediaTek製チップが搭載される可能性があると言います。

 

現在、Nothingは上位モデルをベースにした手ごろな価格のPhone(2a)や強化型のPhone(2a)Plus、安価なサブブランドのCMF Phone 1を販売中。新たに浮上した3モデルはこれらの後継機種と思われます。

 

12月初め、やはり3つの新型スマホが開発中との噂がありましたが、なぜかチップ性能がPhone(2)より低くなっていました。これが廉価モデルであれば、理にかなっていると思われます。

 

Android Authorityによると、Phone(3a)は望遠カメラを、Phone(3a)Plusはペリスコープカメラを搭載する可能性があるとのこと。後者は、iPhone 16 Proモデルの5倍望遠カメラに使われたテトラプリズム技術と同様の物です。

 

これが事実であれば、Nothing製スマホの中で初めて光学ズーム(レンズを動かして焦点距離を拡大・縮小する)を搭載することになります。

 

また、Phone(3a)とPhone(3a)Plusは、Nothing初のeSIM対応スマホになる可能性があるそう。二つの物理SIMカードスロットを備えるか、物理SIMが一つ+eSIM一つでデュアルSIMが使えるのかもしれません。

 

Source: Android Authority

“折りたたみスマホ”が徐々に浸透してきた2024年。来年は「3つ折りスマホ」の国内販売もあるか?

2024年も、さまざまなスマートフォンが市場に登場しました。全体としては検索や翻訳、画像生成・編集といった「AI機能」を強化した製品が多かった印象ですが、もうひとつ注目すべきトレンドといえば「折りたたみスマホ」でしょう。

 

折りたたみタイプのスマートフォンそのものは、2018年頃から市場で注目されはじめるなど、それなりの歴史があります。折り曲げ可能なディスプレーの開発が進んだという背景もあって、年々ラインナップが増加。2024年は昨年に続きGoogle Pixel、サムスンのGalaxyといった人気シリーズの折りたたみモデルが揃って登場したほか、Motorolaが「razr 50」シリーズの大規模な広告キャンペーンを打ったこともあり、日本国内でも見かける機会が多くなってきました。

 

Pixel、Galaxyの折りたたみモデルは定番化。廉価な製品も登場の兆し

日本で折りたたみスマホ市場をけん引しているメーカーといえば、サムスンです。2024年7月には横折りタイプの「Galaxy Z Fold6」、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip6」を合わせてリリース。横折りタイプは展開時にタブレットのような大画面を活用でき、縦折りタイプは折りたたみ時のコンパクトさや、カメラ撮影を利用する際の柔軟性といった点にメリットがあります。

↑Galaxy Z Fold6

 

↑Galaxy Z Flip6

 

いずれも同社独自のAI機能「Galaxy AI」が利用可能であり、従来モデルよりハードウェアが高性能化していることに加え、特に「Galaxy Z Fold6」は薄型化・軽量化にも注力。折りたたみタイプのデメリットとして挙げられがちな「重さ・厚さ」を緩和するなど、完成度を高めてきました。

 

2023年の「Google Pixel Fold」に引き続き、2世代目の製品となる「Google Pixel 9 Pro Fold」をリリースしたのがGoogleです。メインディスプレーを従来の7.6インチから8インチへ、カバーディスプレーを5.8インチから6.3インチへ大型化しつつ、本体重量は281gから256.5gに落としているのが大きな特徴。厚みも12.1mmから10.5mmにスリム化したことで、使い勝手が向上しています。高価格機種は今後も軽量・スリムさを追い求める路線が続くでしょう。

↑Google Pixel 9 Pro Fold

 

もうひとつ、縦折りタイプで注目を集めたのがMotorolaの「razr 50」および「razr 50 Ultra」。折りたたんだままでも操作可能な大型のアウトディスプレーを搭載しており、筐体には鮮やかなカラバリを採用するなど、外観のキャッチーさも魅力と言えます。「razr 50」は実売10万6000円前後と価格を抑えているのもポイントで、15~20万円を超えるモデルがほとんどの折りたたみスマホにあって、”折りたたみ最初の1台”として選択肢に挙がりやすそうです。

↑razr 50
↑razr 50 Ultra

また、低価格という面でより強烈なのが、ZTEの「Libero Flip」。ワイモバイルから登場し、6万3000円(各種割引適用で3万円台)という折りたたみ型としては異例の安価さで話題となりました。こうした廉価モデルの登場もあり、2024年は折りたたみスマホが”より買いやすくなった”1年だったと言えると思います。

↑Libero Flip

2025年は”3つ折りスマホ”の国内登場に期待?

こうした流れを受けて、2025年も多くの折りたたみスマートフォンが登場すると思われます。横折りタイプの製品は構造上どうしても高額になりがちで、劇的に価格が落ちることは考えにくいですが、縦折りタイプに関しては今後も普及価格帯の製品が増えていくのではないでしょうか。

 

一方で、シャオミの「MIX Fold 4」や「MIX Flip」、Honorの「HONOR Magic V3」など、折りたたみスマホが盛り上がる中国市場では販売されたものの、そもそも日本では展開がないモデルも多数ありました。特に注目を集めていた次世代トレンドとも言えるファーウェイの3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT」は、同社が日本国内でのスマホ販売を控えているため、今後の国内販売も見込み薄であるのが残念なところです。

↑ファーウェイの世界初3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT」。国内発売は見込み薄ですが、来年には他メーカーの3つ折りスマホが国内でも登場するかも?

 

しかし、3つ折りスマホは他メーカーも開発を進めていることが噂されています。その中で国内投入の可能性がありそうなメーカーを挙げるなら、やはりサムスンでしょう。現時点で公式な発表はありませんが、世界的な電子機器の見本市「CES 2022」にて3つ折りタイプのコンセプトモデルを展示するなど、かなり早い段階から開発を進めていることがうかがえます。リリースされたとしても、必ずしも国内での発売があるとは限りませんが、期待したいところです。

 

【ギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

この性能で8万円未満とは! サムスンの最新AIスマホ「Galaxy S24 FE」

サムスン電子ジャパンは、「Galaxy S24シリーズ」の最新スマートフォン「Galaxy S24 FEを12月26日に発売しました。

記事のポイント

「Galaxy S24シリーズ」のフラッグシップモデル。トリプルカメラシステムとAIサポートにより、撮影した写真をクリエイティブに編集しやすいのが大きな特徴です。

 

搭載SoCはExynos 2400eで、メモリ・ストレージ構成は8GB・128GBのみ。6.7インチ、解像度フルHD+、リフレッシュレート120Hzの有機EL(AMOLED)ディスプレーを採用します。OSはAndroid 14です。筐体はIP68規格の防水・防塵性能を備えます。

↑トリプルカメラを採用。AI機能も合わせ、多彩な撮影が楽しめます

 

広角5000万画素・超広角1200万画素・望遠800万画素のトリプルアウトカメラシステムを搭載。「ProVisual engine」の高度なAIアルゴリズムによる、被写体の鮮やかで繊細な質感の再現をうたいます。また、フォトアシストによるオブジェクトのサイズ調整、移動、削除といったAI編集にも対応します。

 

「かこって検索」などAndroid標準のAI機能に加え、同社独自のAI機能「Galaxy AI」に対応。リアルタイムの音声翻訳やウェブサイトの要約といった機能を利用可能です。

 

バッテリー容量は約4700mAhで、筐体サイズは幅77×奥行8×高さ162mm、重量は約213g。カラーはブルー・グラファイト・グレー・ミントの4色展開です。

 

ブランド名(メーカー名):Samsung
商品名:Galaxy S24 FE
実売価格:7万9800円

次期「Galaxy S25」シリーズ、標準モデルのRAMも12GBが確実に!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズでは、標準モデル「Galaxy S25」と「Galaxy S25+」にもRAM 12GBが搭載されると報じられています。

↑RAMの増量は確実に(画像はGalaxy S24)

 

ここ最近のハイエンド・スマートフォンは、オンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内で処理)を動かすため、搭載RAMは増える傾向にあります。中国メーカーの「OnePlus 13」は、基本容量が12GB・最大が24GBとなっていました。

 

そんななか、信頼性の高いリーカーのAbhishek Yadav氏は「Galaxy S25シリーズの基本RAM容量は12GBになる。Galaxy S25とS25+の8GBバリエーションはない」と述べています。

 

その通りであれば、バックグラウンドで実行しているアプリ(RAMに保持する)を呼び出すときも、オンデバイスAIを使うときも、動作はスムーズかつ軽快になると期待できます。

 

現在のGalaxy S24標準モデルのRAMは8GBしかなく、ハイエンドAndroidスマホの中では少ないほうです。しかし、その数か月後に発売された折りたたみスマホGalaxy Z Flip6は前モデルの8GBから12GBに増やされていました。さらに、中価格帯のGalaxy A55も最大12GBのRAMを搭載しています

 

Galaxy S25シリーズの全モデルがRAM 12GB以上になることは、他のリーカーも予想していました。今回の情報でその可能性がさらに高まったことになります。

 

Galaxy S25のサイズは約146.9 x 70.4 x 7.2mmとなり、S24の147 x 70.6 x 7.6mmに対してわずかに小さくなるとの情報もあります(画面サイズは同じ6.17インチ)。これらが本当であれば、Galaxy S25は「コンパクトでありながらGalaxy AIがサクサク動く」頼もしいデバイスとなりそうです。

 

Source: Abhishek Yadav (X) 
via: Wccftech

povo×ローソンでスマホ0円運用は可能か? 物価高時代のモバイル節約術

NTTドコモの廉価版料金プラン「ahamo」が、料金そのままでデータ容量を20GBから30GBにアップするなど、各社のプランで使用可能データ量の増大が相次いでいます。一方で、そこまで多くのデータは使用しないという人も多いのではないでしょうか。

 

そんな中、ローソンに来店するだけで使用可能なデータ容量が増える「povo Data Oasis」がスタートしてライトユーザーから注目を集めています。

 

物価高時代、どのように通信費を節約していくべきか? povoの新サービス解説とともに、「超格安プラン」を比較検討してみました。

 

月間通信量の中央値は意外に少ない

通信各社が展開するスマホプランのデータ量は近年、少しずつ増大を続けています。最近だと、ahamoが料金はそのままで月間データ量を20GBから30GBに増やしたことを皮切りに、UQモバイルやLINEMOも追随するという動きがありました。

 

ここで一つ疑問に思うのが、「本当にすべてのユーザーがそんなに多くのデータ量を使っているのだろうか」ということです。

 

電車通勤時に多くのデータ量を消費するような人なら、大容量プランや無制限プランを選択するべきでしょう。しかし、車・自転車通勤で、自宅と職場ではWi-Fiを使用するような人の場合、データ量をほとんど消費しないというケースも多く見られます。

 

ICT市場のリサーチを行うMM総研が2024年7月に行った調査によると、スマホ利用者の月間データ通信量は平均11.47GBで、前回調査と比較して0.39GB増加しています。

 

一方、中央値は3GBとなっており、有効回答のうち52.9%が月3GB以下の通信量で済んでいるという結果が出ています。このうち、月1GBで収まっているユーザーは25.6%もいたそうです。

 

世の中は物価高時代。データ量をほとんど使用していない人は、できるだけ通信料がかからないプランに乗り換えて節約をするべきでしょう。

 

では、povoが新たに始めた無料データチャージサービス「povo Data Oasis」とはどんなものなのでしょうか。

 

ローソンに行くだけでデータがもらえる!

povoのサイトから

 

データ量を多く使わないライトユーザーにとって、有力な選択肢となる格安スマホプラン「povo」。月々の基本料金は0円で、必要に応じて「1GB/7日間」や「24時間使い放題」などのトッピングを都度購入するシステムなので、上手く使えば月々の通信料を大きく抑えることができます。

 

そのpovoが、ローソンと組んだ新たなサービス「povo Data Oasis」をスタートさせました。これは、ローソンに行くだけでデータ容量0.1GB(24時間使用可能)をチャージできるというもので、月10回、合計1GBまで無料で使えることになります。

 

実際にチャージをしてみましたが、手続きはローソンでpovo×LAWSONの専用サイトにアクセスし、「チャージを追加する」を選択するだけ。初回はメールによる認証が必要でしたが、2回目以降は拍子抜けするほど簡単に0.1GBを追加することができました。

 

povoのサイトから

 

位置情報をオンにした上でローソンに行って簡単な操作をするだけなので、買い物の必要はなし。また、アンケートに答えるなどといった手間も不要なので、ユーザーファーストの便利なサービスに仕上がっていると感じました。月1GB程度で収まるライトユーザーには大きな助けとなるはずです。

 

ただし、「povo Data Oasis」のみでスマホを0円運用することはできません。povoには「180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがある」という決まりがあるため、無料チャージのみだと継続使用は不可能です。

 

これを回避するためには、低価格トッピングとの組み合わせがおすすめです。

 

povoには「1GB/180日間 1260円」というトッピングがあります。1ヵ月あたりにすると210円で約0.17GBしか使えませんが、これに「povo Data Oasis」を組み合わせれば、月210円で1.17GBを使うことができます。

 

「povo Data Oasis」には月10回までという制限があるため、毎日外出する人は上記の条件で使い続けることは少々難しいですが、外出が少なめのライトユーザーの場合、これで十分という人もいるのではないでしょうか。

 

商品購入でデータがもらえる「povo shop」 も合わせて使いたい

povoのサイトから

 

節約運用をする際にもう一つ注目したいpovo×LAWSONのサービスが「povo shop」です。これは、ローソンの商品とpovoの通信データをセットでお得に購入できるもの。

 

これまでも同様のサービスはあったのですが、以前は購入後すぐにデータ量が追加されるものの、ローソンの商品は後日クーポンがメールで送られてくるシステムとなっており、使い勝手が良いものではありませんでした。

 

今回それが改善され、5分以内を目安にデジタルクーポンがメールで届くようになっています。

 

実際に「ローソンお買い物券500円分+データ追加0.3GBで500円」のセットを購入してみましたが、0.3GBは購入後即時反映され、それとほぼ同時に案内メールが届き、記載されているコードを店内にあるLoppiに入力することで、お買い物券をその場で発行することができました。

↑Loppiで発券したお買い物券のレシート

 

サービスイン時点では、お買い物券500円分やプレミアムロールケーキ、からあげクンなどとのセットが販売されており、どれもデータ量は0.3GB(24時間)となっていました。

 

ローソンで買い物をする人は、上記の「povo Data Oasis」を組み合わせて使うことで、より多くのデータ量を稼ぐことが可能になります。

 

超格安プランは他にどんな選択肢がある?

ここまで解説してきたとおり、povoの場合はローソンに立ち寄るという手間を惜しまなければ、月210円で約1.17GBを使うことが可能です。

 

それでは、他社の場合どんな選択肢があるのでしょうか? ここからは超格安プランを3つピックアップしてみます。

みんギガのサイトから

 

基本料金・月額料金ともに0円のサービスが「みんギガ」です。

 

アンケートに答えると、1回につき0.5GBもらえるシステムとなっており、一切の出費なく使うことが可能です。月2回程度アンケートが配信されるので、無料で1GB使えることになります。

 

ただし、サービス対象がZ世代のみとなっており、18歳以上25歳以下でないと申し込みできないことが難点です。

 

・HISモバイル

HISモバイルのサイトから

 

HISモバイルが展開している超格安プランが「自由自在2.0プラン」です。

 

月額料金は280円と最安値クラスですが、データ量は100MB(0.1GB)と控えめなので、サブ回線として使うか、ほとんど外出しない人にはおすすめできるプランです。

 

一方、メイン回線で使う場合、いくらライトユーザーでも月100MBではあっという間に使い切ってしまいます。

 

追加データ量は1GBごとに200円で購入できるので、月480円1.1GBとして使うのが現実的な使い方となるでしょう。

 

・日本通信SIM

日本通信SIMのサイトから

 

格安SIMの老舗である日本通信SIMが展開する「合理的シンプル290プラン」も、節約派には有力な選択肢です。

 

プラン名どおり、月額料金は290円。データ量は月1GBなので、Wi-Fiメインのライトユーザーなら、これだけで十分運用が可能です。

 

超格安プランはpovoと日本通信SIMが一歩リードか

超格安で使えるプランを4つ紹介しましたが、このうちZ世代限定の「みんギガ」と、月0.1GBの「HISモバイル」は、使う人を選ぶサービスと言えそうです。

 

povoまたは日本通信SIMが多くのライトユーザーにとって有力な選択肢となりそうですが、それぞれ以下のようなメリットとデメリットがあるので、どちらが良いかは使い方や生活スタイルによっても変わってくるでしょう。

povo(小容量トッピング+povo Data Oasis 月210円/約1.17GB)

・メリット→KDDIのオンライン専用格安プランなので、通信品質が比較的安定している

・デメリット→povo Data Oasisを使えるのは月10回まで。ローソンに行く手間も必要

日本通信SIM(合理的シンプル290プラン 月290円/1GB)

・メリット→月10回のような制限はなく、毎月1GBを使える

・デメリット→MVNOのため、通信品質が若干劣る

 

スマホはもはや生活インフラなので、基本的にはいたずらに節約するべきではありません。しかし、ほとんど使っていないのに中容量以上のプランを契約し続けて、毎月データを余らせることほど無駄なこともないでしょう。ここで紹介したような超格安プランも視野に入れ、賢く節約をしてみてください。

使って初めて分かった”縦折りスマホ”のメリット。Motorola「razr 50」レビュー

縦折りタイプの折りたたみスマホって本当に必要? という疑問

筆者は、2つの機能をあわせ持つ2-In-1の製品を好んで使っています。例えば、2-In-1ノートPC。通常のノートPCとしての機能に加え、ディスプレイを折り返すとタブレットのようにも使えて、さまざまな局面で重宝します。

 

そんな趣向を持っているので、折りたたみスマホも気になる製品です。先日発売された「Google Pixel 9 Pro Fold」のように、「折りたたんだときはスマホとして使え、横に開けばタブレットのように使える」という分かりやすい特徴に魅力を感じていました。

 

一方で、折りたたみスマホには縦に開くFlipタイプもあり、こちらにはあまり惹かれていませんでした。「縦方向に折りたたんでも小さくなるだけでは?」 「機能面でプラスアルファのメリットはなさそう」と考えていたためです。

↑Motorola「razr 50」。実売価格10万6000円前後

 

そんな筆者に、motorolaの縦型折りたたみスマホ「razr 50」をレビューする機会が訪れました。

 

折りたたんだときのコンパクトさはやはり魅力

まずは開いた状態で手に持ってみると、かなり大型のスマホであることがわかります。高さは約17cm、画面サイズは約6.9インチで、現行スマホの中でもトップクラスに大きい製品となっています。

↑開いた状態ではほぼ7インチの大画面。液晶も綺麗なので、コンテンツ視聴には向いています

 

ところが、折りたたむことで高さは約8.8mmとなり、手のひらに収まるサイズに。しかも、razr 50の背面には約3.6インチのサブディスプレーが配置されています。

↑背面サブディスプレーが見える折りたたみ後のrazr 50。従来モデル「razr 40」からサブディスプレーが大型化し、わざわざ画面を開かなくとも多くの操作が可能になりました

 

シャツの胸ポケットに入れてみると、折りたたみ時の小ささがよくわかります。開いた状態でポケットに入れると、1/3~半分程度はみ出してしまい若干みっともなく見えますが、折りたたんだ状態だとポケットにすっぽりと収まってくれました。

 

折りたたんだ状態の厚さがそんなに気にならないのも好印象です。厚さは展開時で約7mm、折りたたみ時でも約1.6cmしかないため、ポケットに入れた状態で横から見ても目立ちません。このコンパクトさは、横折りのスマホにはない大きなメリットだと感じました。

↑たたまずに胸ポケットに入れるのはさすがに不格好

 

↑たためばすっぽりと収まります。本体が意外と薄いのは驚きました

背面ディスプレーは便利ではあるけれど……

razr 50のもう一つの特徴は、背面に設置された3.6インチディスプレーです。自由度が高く、さまざまなアプリを折りたたんだままで使用できます。

↑メッセージへの返信など、ちょっとした用途なら使える3.6インチのサブディスプレー。さすがに小さいので、動画の視聴などはメインディスプレーを使う方がいいです

 

天気やスケジュールのほか、メッセージアプリや身だしなみチェック用のミラーアプリなど、すぐに確認したいものを背面ディスプレーで見るという使い方は便利だと感じました。

 

ただし、サブディスプレーの大きさは3.6インチしかないので、用途は限定されてしまいます。例えばYouTubeを表示させることも可能ですが、小さくて少々見にくいと感じました。

 

また、縦型の動画は視聴に適していません。下写真はすべて同じショート動画を表示させているところですが、背面ディスプレーだと上下が大きくクロップされました(画像右上)。折りたたんだままで90度回転させると縦方向の表示領域が広くなりますが、それでもすべてを表示しきれていません(画像右下)。動画は素直にメインディスプレーで見たほうが良さそうです。

↑サブディスプレーはさすがに小さいので、動画視聴には不向きです

 

ちなみに背面ディスプレーを使うときは、テント型にして自立させると便利です。

 

仕事で使用する場合に自立させてPCの横に置き、AIアプリを表示させておくとか、ビデオチャットを表示してPCでは別の画面を見るといった使い方が想定できます。

↑テント状態はこのタイプの端末ならでは

 

以上のように、本機種の背面ディスプレーには、「自由度の高さ」や「自立できること」などのメリットがあると感じました。

 

しかし正直なところ、わざわざ小さな背面ディスプレーを使わずに、開いてメインディスプレーを使えばいいのではないかと感じる局面も多くあります。

 

撮影で評価一変! 縦折り+背面ディスプレイの真価を発揮

ここまで端末を触ってみたところ、本機の明確なメリットとして感じられたのは「縦折りでコンパクトになること」でした。一方、形状を変えて自立できることや、背面ディスプレーの存在は便利ではあるものの、「普段使いで本当に必要な機能だろうか」と感じる場面も多かったのは事実です。

 

ところが、本機を屋外に持ち出してカメラでの撮影をしてみると、その評価が一変しました。

 

縦折りの形状や背面ディスプレーがあることで、撮影の自由度が大幅にアップすることがわかり、印象が大きく変わったのです。3つのポイントに分けて見てみましょう。

 

①セルフィー撮影がより楽しく

↑高画素のアウトカメラでプレビューを見ながらセルフィー撮影が可能。これはかなり便利です

 

背面ディスプレーの存在はセルフィー撮影を格段に便利にしてくれます。写真のようにテント型にして自立させ、カメラを起動することで、画角や表情を確認しながら撮影可能です。

 

この撮影スタイルの大きな強みは、アウトカメラで撮影できるということ。本機のアウトカメラは5000万画素メインカメラ+1300万画素超広角/マクロカメラのデュアル構成。インカメラ( 3200万画素)と比較して最大画素数が高いだけでなく、より広角で撮影できるので、セルフィー表現の幅が大きく広がりそうです。

 

リアルタイムで自分をモニターしながら動画撮影できるので、TikTokユーザーなどにも最適な機能でしょう。

 

②ローアングル撮影時に便利

↑通常のスマホよりもアングルに縛られず、構図にこだわった撮影がしやすいです

 

高層ビルやタワーなどを迫力のある画角で撮影するため、地面に膝をつき、ローアングルでスマホを構えた経験はないでしょうか。通常のスマホの形状だと、低い位置で画面を確認しながら撮影しようとすると、どうしても無理な体制になってしまいます。

 

これも、背面ディスプレーを使うことで解決します。ここでは、razr 50をテント型にして地面近くに置き、ローアングルで自転車を撮影してみました。

 

こんなに低い位置から撮影しても、寝転ぶような姿勢をとることは一切なく、背面モニターを上から覗き込むだけで画角の確認をすることができました。これは、通常のスマホでは難しい、折りたたみスマホならではのメリットでしょう。

 

③カムコーダーモードが超優秀!

↑まるでビデオカメラのように構えて撮影できるのが「カムコーダーモード」。安定感・操作感ともに良好で、長時間の動画撮影にはピッタリです

 

今回razr 50を試してみて、一番好印象だったのが「カムコーダーモード」です。写真アプリを立ち上げた状態で90度折り曲げると、カムコーダーモードに変更され、ビデオカメラのようなポジションで動画撮影ができるようになります。

 

通常、スマホで横位置の動画を撮影する場合、スマホをつまむような形になり、どうしても安定感に欠けてしまいます。

 

ところが、カムコーダーモードなら、手のひらにすとんと乗る形になり、安定感は抜群。滑り落ちてしまうかもという不安はなく、楽に撮影を続けることができました。操作感も良く、画面タッチでレンズの切り替えや拡大/縮小、縦横の変更なども簡単に行うことができます。

 

このスマホを購入したら、動画撮影の時間が増えそうだな思うくらい使い勝手の良いモードだと感じました。手ぶれ補正などはそこそこですが、普段使いなら十分なレベルと言えるでしょう。

 

コンパクトさとカメラ撮影の自由度の高さこそ魅力。この機能で10万円台はお買い得かも

レビュー前は「縦折りスマホ懐疑派」ともいえる考えを持っていましたが、一通り試してみたところ考えは一変しました。

 

確かに、横折り(Fold)タイプの折りたたみスマホのように、タブレットとしても使用できるというメリットはありません。しかし、縦折りの形状を生かした自撮り機能やカムコーダーモードなど、一般的なスマホではできなかった機能が多くあり、2-In-1どころか、それ以上の可能性を感じる製品でした。コンパクトさとカメラ撮影の自由度の高さに魅力を感じる人であれば、本製品が選択肢に入ってきそうです。また、さまざまなアプリを導入して使いこんでいけば、より便利な使い方を思いつくかもしれません。

 

そして、最後にもう一つ付け加えたい本機のメリットが価格です。折りたたみスマホはハイエンドモデルが多く、実売20~30万円を超える高価格帯であることもめずらしくありません。

 

razr 50はモトローラ公式サイトの価格が13万5801円で、Amazonなど通販サイトではSIMフリーモデルが実売10万6000円前後で購入可能です。キャリアの場合、乗り換え割引を適用させれば9万円を切る価格での購入も視野に入ってきます。

 

FeliCa(おサイフケータイ)対応など普段使いに便利な機能も備えており、縦折りスマホの利便性を試す最初の一台として、有力な選択肢になるのではないでしょうか。

「Galaxy Unpacked」の開催日時が流出!? 次期「Galaxy S25」は4モデルを発表?

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを2025年初めに発表すると予想されています。そのためのイベントである「Galaxy Unpacked」は2025年1月22日(現地時間)に開催されると複数の情報源が伝えました。

↑次期モデルのお披露目はもうすぐ(画像はGalaxy S24 Ultra)

 

その一人は、信用性の高いリーカーのAlvin氏。Xへの投稿によると、1月22日午前10時(太平洋標準時)に米カリフォルニア州・サンノゼでGalaxy Unpackedが開催されるとのこと(日本時間では1月23日の午前3時となります)。

 

その場で発表される新製品はGalaxy S25シリーズの3モデル(標準、大型(+)、Ultra)とのこと。ほかには、「Project “Moohan”」と呼ばれるXRヘッドセットの予告映像も流れるそうです。このヘッドセットは以前から噂されていましたが、共同開発したGoogleが正式に発表していました

 

さらに、別の著名リーカーのIce Universe氏は「裏が取れた」として、「Galaxy Unpackedが1月22日に開催」とのイタリア語が書かれた画像をシェア。すでに画像は「著作権者の申し立てのため削除」と表示されており、サムスンの公式画像だった可能性を示しています。

 

そこには、Galaxy S25シリーズらしきデバイスが四つありました。S24シリーズまでは3機種であり、第4の超薄型モデル「Galaxy S25 Slim」も発表される可能性がありそうです。

 

Source: Alvin (X) 
via: Tom’s Guide, GSMArena

次期「Galaxy S25 Slim」、凄すぎるスペックが判明! 最上位機種「Ultra」に匹敵

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズにおいて、第4のモデルとなる超薄型の「Galaxy S25 Slim」を開発していると何度も伝えられてきました。最近では、その詳しい仕様が判明したと著名リーカーらが主張しています。

↑Galaxy S25 Slimのスペックにびっくり(画像はGalaxy S24 Ultra)

 

Debayan Roy(別名Gadgetsdata)氏は、Galaxy S25 Slimのスペックを細かくXに報告。同氏はNothing Phone(2a)やRealme GT 6Tなど、他社の未発表スマホについても正確な情報を発信してきました。

 

画面サイズは6.66インチ(「Galaxy S25+」と同じ)、メインカメラは2億画素(サムスン製のISOCELL HP5センサー)、50MPの超広角カメラ(同ISOCELL JN5)、光学3.5倍ズームの50MP望遠カメラ(同ISOCELL JN5)を搭載するとのこと。さらに、他のGalaxy S25シリーズにも搭載が予想されるSnapdragon 8 Eliteチップを使うとも述べています。これらは、ほぼ最上位機種「Galaxy S25 Ultra」に匹敵するものです。

 

バッテリー容量は4700mAh~5000mAhとのこと。現行のGalaxy S24シリーズが4000mAh~5000mAhのため、十分なバッテリー持ちが期待できるでしょう。

 

別の著名リーカーのIce Universe氏は、「Galaxy S25 Slimは6.xミリという薄さになる可能性がある」と主張。アップルも超薄型モデル「iPhone 17 Air」で約6mmの薄さを実現すると噂されており、2025年は両社が激突することになるかもしれません。

 

Source: Debayan Roy/X, Weibo
via: Sammobile

次期「Galaxy S25 Ultra」は全部で七色!? 最も生産台数が多いのは…

サムスンの次期最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」に新色の「チタニウム・ホワイトシルバー」が登場するとの噂があります。最近では著名アナリストがその裏を取ったうえ、全カラバリのうちブラックの製造量が最も多いと述べています。

↑次はもっとカラフルになりそう

 

ディスプレイ関連サプライチェーンの専門アナリスト・Ross Young氏は、Galaxy S25 Ultraは全七色のチタニウム・カラーが提供される予定だとXに投稿。

 

さらに同氏は、各カラーを製造台数が多い順に並べています。最も多く作られる色はチタニウム・ブラック。「例年、ブラックが最も売れる」という経験に基づいているようです。

 

二番目に多く製造されるカラーはシルバーブルー。グレーは現行のS24 Ultraにもありますが、ホワイトシルバーは上述の通り新色となります。ジェットブラックとジェイドグリーン、ピンクゴールドは一部の国向けに、サムスン公式サイトで販売されることになりそう。

 

今回のカラーバリエーションを見る限り、例年以上に独自性を重視したものとなっているようです。これまでリークされた予想CG画像はグレーやブラックばかりでしたが、実際の製品は購買欲をそそるカラフルなボディになりそうです。

 

Source: Ross Young (X)
via: Wccftech

次期「Pixel 10」、MediaTek製のモデムに切り替え!? 発熱の軽減に期待

GoogleのPixelスマートフォンは、自社設計のTensorチップに切り替えた後、しばらくの間、熱くなりやすかったり、通信が不安定になったりするなど不具合が珍しくありませんでした。また、TensorチップはサムスンのExynosチップをベースとしたこともあり、最新のPixel 9シリーズも同社のモデムを使っています。

↑モデムを変えて返品を減らせるか?

 

しかし、それが2025年の「Pixel 10」シリーズではMediaTek製の新型モデムに切り替わると報じられています。

 

モデムが熱くなるのは、電力消費が高いことを意味しており、バッテリー持続時間にも影響を与えます。Google社内でもPixelスマホが返品される最大の理由は発熱にあることを認める文書が流出していました

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、Pixel 10のプロトタイプではMediaTek製のモデムをテストしているとのこと。一時はiPhone 16シリーズと同じクアルコム製のSnapdragon X75モデムも検討していたものの、最終的にはMediaTekを選んだようです。

 

具体的には、MediaTekの未発表モデム「T900」を採用する予定とのこと。このモデムの詳しい情報はありませんが、Googleがサムスン製モデムよりも優れていると判断したと考えるのが妥当でしょう。

 

しかし、クアルコム製より優れているかどうかは不明。同社のチップは一般的に他社より高価なため、Googleは価格面からMediaTekを選んだ可能性もありそうです。

 

いずれにせよ、Pixel 10シリーズは新型モデムチップにより、発熱が減り、バッテリー持ちもよくなると期待したいところです。

 

Source: Android Headlines

次期「Galaxy S25 Ultra」に新カラー!「すごくきれい」と絶賛される色は…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズの本体色はどうなるか? 標準モデルに関しては複数の噂が伝えられてきましたが、最近では最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」に新色が追加されると著名リーカーが述べています。

↑新色はとても美しいっぽい(画像はGalaxy S24 Ultra)

 

Galaxy S25 Ultraは、最高峰の性能を誇るSnapdragon 8 Eliteチップや2億画素のメインカメラ、12MPから50MPに強化された超広角カメラ、一部オプションではRAM 16GBを搭載すると予想され、写真からAIまで幅広く活用できると期待されています。ボディは前S24 Ultraより片手で持ちやすくなりつつ 、カラーは「チタニウムブラック」「チタニウムグレー」などを引き継ぐとの噂もありました。

 

しかし、サムスンの未発表製品に詳しいIce Universe氏は「100%確かな情報」として、一般販売される4色の中に前面と背面が白、ミドルフレームがシルバーの「チタニウム・ホワイトシルバー」があると主張。「すごくきれい!」と言います。

 

現行のGalaxy S24 Ultraでは、一部の国でオンライン限定カラーとしてチタニウム・ブルー、チタニウム・イエロー、チタニウム・グリーンの3色を提供しています。落ち着いた色を好むユーザーにとっては選択肢が少なかったので、チタニウム・ホワイトシルバーの登場は歓迎されることになりそうです。

 

Source: Ice Universe (X)
via: PhoneArena

Google、Androidスマホ向け「乗り物酔い」対策機能を準備中!

Googleが、Androidスマートフォンにおいて乗り物酔いを軽くする新機能「モーションキュー(Motion Cues)」をテストしていることが明らかになりました。

↑乗り物酔いを抑える新機能とは?

 

アップルはすでにiOS 18で、独自の「車両モーションキュー」を実装。クルマなど路上を走る車両に乗っているとき、アニメーションのドットが画面に表示して、乗り物酔いを完全に防げなくとも軽くするものです。実際、iPhoneユーザーからは好評を得ているようです。

 

Android Authorityは、APK(アプリのインストールパッケージ)を解析したところ、モーションキュー機能を発見したとのこと。そしてGoogle Play Storeベータ版(v24.29.32)で実際に同機能を起動。

 

すると、設定アプリに「Motion Cues」の項目が追加されました。これを有効にすると、画面に約14組の小さなドットが出現。ドットは車両の動きを反映して移動し、視覚と身体の感覚のズレを小さくすることで、乗り物酔いを抑える仕組みです。

↑テスト版「モーションキュー」の画面(画像提供/Android Authority)

 

この機能には、ユーザーが車内にいることを検知すると自動的に有効になるオプションもあります。そこには「運転中は自動的に有効」と表示されていますが、運転している本人が乗り物酔いするほどスマホを使っていいわけがありません。よって、Googleも同機能を調整中であり、仮のテキストを入れているだけかもしれません。ということは、実装するまでにはしばらく時間がかかる可能性があります。

 

ともあれ、Googleが準備を進めていることは間違いなさそう。いつになるか不明ですが、実装を期待して待ちたいところです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25」の「Qi2」導入説、マグネットケースが必要!?

先日、サムスンの次期「Galaxy S25」シリーズが、ついにQi2規格を採用するとの噂が報じられました。スマホ本体に磁石を内蔵することで、ワイヤレス充電をする際に位置合わせが簡単になると予想されます。

↑え、Qi2が使えるのはマグネットケースだけ?(画像はGalaxy S24 Ultra)

 

しかし、新たにサムスン純正の「マグネットケース」画像がリークされ、単純にそうはならない可能性が浮上しました。

 

このQi2規格は、アップルがiPhoneで採用しているMagSafe技術をベースとしています。これにより充電の位置合わせのほか、スマホの背面に付けるカードケースなど、アクセサリーの可能性が広がると期待を集めています。

 

そんななか、フィンランドのメディア・Suomimobiiliは、携帯電話キャリアの手違いから、多くのGalaxy S25シリーズの公式(サムスン純正)アクセサリーが明らかになったと報じています。

 

そこには「スタンディングケース」「ラギッドケース」「クリアケース」のほか、マグネットケースが含まれていました。

 

もしサムスンがGalaxy S25シリーズ本体にQi2を採用しているなら、すべての純正ケースに磁石を内蔵しているはず。しかし、クリアケースとは別にマグネットケースがあるということからは、他のケースに磁石が入ってないとも推理できます。

 

したがって、サムスンはQi2を標準採用しておらず、マグネットケースを装着した場合だけQi2充電できるのではないかと指摘する声もあります。

 

アップルは現在、純正ケースすべてをMagSafe(Qi2)に対応させています。現在、唯一Qi2を採用したAndroidスマホ「HMD Skyline」では2種類の公式ケースがともに磁石を内蔵しています。

 

現時点でサムスン純正ケースに関する他の情報はありません。続報を待ちたいところです。

 

Source: Suomimobiili
via: 9to5Google

高性能かつ良コスパ、AI機能もしっかり使えるAndroidスマホ「Galaxy S24 FE」

サムスン電子ジャパンは12月12日、Androidスマートフォン「Galaxy S24 FE」(SIMフリーモデル)を発表しました。12月26日より販売開始します。

 

記事のポイント

Android標準のAI機能に加え、独自の「Galaxy AI」による翻訳やアシスト系機能も利用できる本製品。ワイヤレス充電やIP68の防水・防塵機能も備えるなど、フラッグシップモデルに近い機能性とパフォーマンスを実売10万円以下で実現しており、コスパの良さが最大の魅力と言えるでしょう。

 

上位モデルに比肩する高い性能と、同社独自のAI機能「Galaxy AI」による写真編集や作業アシストの恩恵を受けられるのが大きな特徴。搭載SoCはExynos 2400eで、メモリ/ストレージ構成は8GB/128GB。バッテリー容量は4700mAhで、従来機種「Galaxy S23 FE」のバッテリー(4500mAh)よりも大容量化されています。OSはAndroid 14。

↑カラバリは4色展開

 

画面サイズは6.7インチで、解像度フルHD+、リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイを採用。背面カメラは広角5000万画素+超広角1200万画素+望遠800万画素のトリプルカメラシステム。そのほか、1000万画素のフロントカメラも装備します。カラバリはブルー、グラファイト、グレー、ミントの4色展開です(ミントのみSamsungオンラインショップ限定)。

 

SIMスロットはnanoSIM+ eSIMで、無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.3に対応します。本体サイズは約162×77.3×8mm、重量は約213g。

 

サムスン電子ジャパン
Galaxy S24 FE
実売予想価格:7万9800円(税込)~

次期「Galaxy S25 Ultra」、超広角カメラのパワーアップはほぼ確実!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」のカメラは、前モデルより強化されるとの噂が相次いでいます。それを裏付ける新たな手掛かりが見つかりました。

↑他の追随を許さないカメラ性能(画像はGalaxy S24 Ultra)

 

インドメディアの91mobilesは、全世界で人気のカメラアプリ「Camera FV-5」から「SM-S938U」(米国版Galaxy S25 Ultraの型番)に搭載される超広角および望遠カメラのセンサーが明らかになったと述べています。

 

91mobilesによれば、どちらも50MPセンサーを使っているとのこと。現行のGalaxy S24 Ultraでは、超広角カメラが12MP、光学3倍の望遠カメラが10MP、光学5倍が50MPです。つまり、超広角カメラの画素数が4倍以上となります。

 

今回見つかったデータによると、この50MPセンサーは、ピクセルビニング(複数の隣り合うピクセルを一つにまとめ、画像の感度を向上させる)機能により、12.5MPの写真を生成。さらに、電子式手ぶれ補正機能を搭載し、絞り値はF1.7で焦点距離23.2mm相当とのことです。

 

この絞り値はGalaxy S24 Ultraの超広角カメラと同じでありながらも、より強力なイメージセンサーが使われているというわけです。

 

Galaxy S25 Ultraのメインカメラは前モデルから変わらない一方、超広角カメラが50MPになることは、著名リーカーのIce Universe氏も「確認した」と述べていたことで、信ぴょう性が一層高まりました。

 

次期Galaxy S25シリーズは、標準機から最上位のUltraまで、全モデルが現時点で最高峰のSnapdrragon 8 Eliteチップを採用すると噂されています。同チップは画像処理能力も優れており、特にGalaxy S25 Ultraはライバルの追随を許さないカメラ性能を誇ることになりそうです。

 

Source: 91mobiles
via: PhoneArena

次期「Galaxy S25」シリーズ、ついに「Qi2」に対応!?

ワイヤレス充電規格「Qi2」が発表されてから 約2年が経過しましたが、まだAndroidスマートフォンには広く導入されていません。そんななか、サムスンの次期「Galaxy S25」シリーズがQi2に対応する可能性があると著名リーカーが述べています。

↑やった! ついにQi2が使えそう(画像はGalaxy S24 Ultra)

 

この新規格は従来のQiより速く充電できるほか、デバイスに磁石を内蔵することで充電器との位置合わせが簡単になります。さらに、磁力でスマホの背面にカードケースを着けるなど、アクセサリーの可能性も広がります。

 

こうしたメリットは、すでにiPhoneのMagsafeにより実現しています。もともとアップルが提供したMagsafe技術をベースとしているため、「AndroidスマホでもiPhoneと同じことができる」わけです。

 

GoogleのPixel 9シリーズは「ようやくQi2を採用」と期待を集めましたが、結局は実現しませんでした。OnePlus 13も噂に上りましたが、そうではないことが明らかとなっています

 

しかし、サムスンの未発表製品に詳しいIce Universe氏は、Galaxy S25シリーズがQi2対応になるとの噂は「本当だ」と回答したとのこと。著名リーカーのJukanlosreve氏が、WeiboのプライベートチャットでIce Universe氏に確認したようです。

 

最大充電速度は15W止まりで、Magsafe 2(Qi2規格にも対応)の25Wには及ばない模様。それでも、ワイヤレス充電するときの位置合わせが簡単になればストレスが減るでしょう。また、スマホ最大手のサムスンが採用することで、他のメーカーにも普及し、対応アクセサリーが充実すると期待したいところです。

 

Source: Jukanlosreve (X)
via: 9to5Google

12GBは時代遅れ? 次期「Galaxy S25 Ultra」がRAMを増加する可能性が浮上!

2025年初頭にサムスンが発売すると噂の「Galaxy S25 Ultra」。その搭載RAMとストレージ容量には三つのバリエーションがあると著名リーカーが主張しています。

↑Galaxy AIにしかるべきRAMを

 

アップルやサムスンの未発表製品について最近情報を発信しているJukanlosreve氏は、Galaxy S25 UltraのRAMとストレージ容量には三通りあると述べています。

 

  • 12GBのRAMと256GBのストレージ
  • 16GBのRAMと512GBのストレージ
  • 16GBのRAMと1TBのストレージ

 

ストレージ容量は目新しくありませんが、RAMには注目すべきでしょう。サムスンが16GB RAMを最後に搭載したのはGalaxy S21 Ultraであり、それ以降のGalaxy S Ultraモデルは12GBだけでした。

 

しかし、今やGoogleもPixel 9 Pro/Pro XLに16GBを搭載するなど、他社のAndroidハイエンドスマホでも16GBは珍しくありません。アップルもiPhone 16標準モデルのRAMを8GB、つまり前モデルより2GB増やしていましたが、その理由は多分、オンデバイス(クラウドと通信せず、端末内で処理)AIをスムーズに動かすためでしょう。サムスンもGalaxy AIに力を入れており、特に次期One UI 7では新機能を盛り込む方針です。

 

ストレージが256GBのモデルでは、依然としてRAMは12GBにとどまるようですが、アップルも同じ方針をiPad Proで行っています

 

Galaxy S25 Ultraはクアルコムの最新チップSnapdragon 8 Eliteを搭載すると噂されています。同チップは現在最強の性能を誇るとみられており、AIやゲームなどあらゆる用途で大活躍しそうです。

 

Source: Jukanlosreve (X)
via: PhoneArena

Galaxy S24シリーズ、もうすぐ「音声消しゴム」機能を導入!?

サムスンは先週、One UI 7のベータ版を正式に発表しました。まず米国、韓国、ドイツなどでGalaxy S24シリーズに提供され、安定版は次期「Galaxy S25」シリーズと共に2025年1月に公開されると予想されています。

↑音声消しゴムの導入は近い

 

このOne UI 7には、現在のベータ1では利用できない「音声消しゴム」(Audio Eraser)機能が次のアップデートで追加されると著名リーカーが主張しています。

 

サムスン製品に詳しいIce Universe氏は、音声消しゴム機能をスクリーンショットと共に紹介。そこには「動画内の気になる雑音を排除するには、音声、風切り音、その他の音量を調整します」と書かれています。

 

この機能は、おそらくGoogleがPixelシリーズに提供している「音声消しゴムマジック」と似たもの。AIにより動画を解析し、「音楽」「声」「ノイズ」「周囲の人」といったカテゴリごとに音声を調整することで、聞きたい音以外を小さくできる機能です。音声消しゴムは実現すれば非常に便利な機能となるでしょう。

 

最後に、One UI 7の主な発表済み機能を以下にまとめておきます。

 

  • 文章生成アシスト機能: ユーザーはアプリを切り替えることなくコンテンツを要約したり、スペルや文法を確認したり、メモをオートフォーマットで箇条書きにしたり、より高度な文章生成が可能になります
  • 自動通話録音機能と文字起こし: 通話中に手書きでメモを取る必要がなくなります
  • Now Bar機能: スマホのロック画面から直接、重要な通知にすぐアクセスできます
  • カメラUXの再設計: 撮影設定をより直感的に操作できるようになります。カメラのボタン、コントロール、モードが再設計され、必要な機能を見つけやすくなり、撮影中の写真や録画中のビデオをより鮮明に表示できます

 

Source: Weibo
via: Gizmochina

Google、Pixel 6と7シリーズなどのOSアップデートを2年延長!

GoogleはPixel 6とPixel 7シリーズ、およびPixel FoldのAndroid OSアップデート保証を2年延長し、発売から5年までに変更しました。

↑OSアップデート期間が延長!

 

この情報は同社の公式サポートページでこっそり発表されていました。もともと、これらの機種においてOSアップデートは発売から3年、セキュリティアップデートは5年とされていました。

 

それが「5年間のOSアップデートとセキュリティアップデート」と改められています。GoogleもXの公式アカウントで、そうした方針変更を認めています。

 

最近のPixel 8とPixel 9シリーズでは7年間のアップデート保証に移行していましたが、旧機種も少しだけ長くなった格好です。また、このアップデート期間の延長には「Pixel Dropsによる新機能やアップグレード機能も含まれる場合があります」とのこと。もっとも、Pixel Tabletは従来のままです

 

今のところ、Googleアップデート方針は次のようになります。

 

  • Android OSおよびセキュリティアップデートを7年間提供: Pixel 8、Pixel 8 Pro、Pixel 8a、Pixel 9、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Fold
  • Android OSおよびセキュリティアップデートを5年間提供: Pixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 6a、Pixel 7、Pixel 7 Pro、Pixel 7a、Pixel Fold
  • Android OSを3年間、セキュリティアップデートを5年間提供: Pixel Tablet

 

Source: Google
via: 9to5Google

次期「Pixel 9a」、これまでの噂を裏付ける新たな写真が流出!

Googleの次期廉価スマートフォン「Pixel 9a」の実機とされる写真が再び流出しました。

↑次期Pixel 9aの新たな画像が流出(画像はPixel 9 Pro)

 

数か月前、ベトナムの非公開FacebookグループにPixel 9aの試作機らしき画像がシェアされていました。10月には、著名リークアカウントの情報を基にした予想CG画像も公開されています。

 

いずれも、Pixel 9シリーズに見られた箱形のデザインを受け継ぎつつ、歴代Pixelスマホの特徴だった背面のカメラバーがなくなり、ほぼ平面上にカメラとフラッシュが並んでいました。

 

最近では、新たにFenibook氏が2枚の画像をXに投稿。「Google Pixel 9aが流出」と説明しています。これらの写真はカメラバーがなくなっているなど、以前の情報を裏付けています。背面にはデュアルカメラが並び、右には消灯したフラッシュがあります。

 

ディスプレイを正面から見た画像ではベゼルを確認することができ、前モデルPixel 8aと同じく太めです。また、両方の画像で左右のエッジが平らになっていることが見て取れます。

 

これまでの情報では、Pixel 9aは上位モデルPixel 9と同じくTensor G4チップを搭載し、Pixel 8aより少し大きいにもかかわらず、2g軽くなるとされています。メインカメラの解像度は64MPから48MPに下がりながらも、ピクセルサイズが大きくなるため画質はよくなるとも伝えられています。

 

また、Pixel 8aは今年5月に発売されましたが、Pixel 9aは早ければ2025年3月に発売されると複数の情報源が裏付けています。あと3か月ほどですが、追加の情報を待ちたいところです。

 

Source: Fenibook
via: 9to5Google

次期「Galaxy Z Flip7/Fold7」、画面がもっと大きい!? ということはバッテリーも…

サムスンは折りたたみスマートフォン市場を開拓してきましたが、ここ最近は中国メーカーとの厳しい競争にさらされています。今年5月には世界市場のトップをファーウェイに奪われたと調査で判明しました

↑どちらも画面が大きくなりそう

 

そんななか、次期「Galaxy Z Flip7」(縦折り)と「Galaxy Z Fold7」(横折り)はさらに大きな画面を搭載すると著名アナリストが予想しています。

 

ディスプレイ業界専門アナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏は、Galaxy Z Fold7はGalaxy Z Fold Special Edition(以下、Galaxy Z Fold SE)と同じ画面サイズになると述べています。

 

中国・韓国だけで発売されたGalaxy Z Fold SEは外側のカバー画面が6.5インチ、折りたたみ画面が8インチであり、いずれもGalaxy Z Fold6(外側のカバー画面は6.3インチ、折りたたみ画面は7.6インチ)を上回っています。

 

また、Galaxy Z Flip7の折りたたみ画面は6.7インチから6.85インチに、カバー画面も3.4インチから4インチ程度になるとのこと。つまり、次期折りたたみ機は両方とも画面が広くなるというわけです。画面が広くなればボディも大きくなり、より大容量のバッテリーを搭載するために必要なスペースを確保できるはず。

 

さらに、デバイスを折りたたんだままでも、画面のなかで窮屈な思いをすることなく使えるようになりそうです。特にGalaxy Z Flip7のカバー画面が4インチになれば、初代iPhone SEと同程度のサイズになり、折りたたんだ状態でもアプリが従来より使いやすくなるかもしれません。ただし、サムスンがそれを望んでいるのか、これまで通りウィジェットに限るのかは不明です。

 

広くなった画面と大型のバッテリーに加えて、クアルコムの最上位モバイルチップ「Snapdragon 8 Elite」が搭載されれば、凄まじいパワーが期待できます。もっとも、サムスンが性能的には少し控えめな自社製チップ「Exynos 2500」を採用するとの噂もあり、続報を待ちたいところです。

 

Source: Ross Young (X)
via: Sammobile

「ハッセルブラッド」コラボカメラでリッチに撮ろう! 次世代ハイエンドスマホ「OPPO Find X8」

OPPOは12月12日、ハイエンドスマートフォンの新製品「OPPO Find X8」を販売開始します。

記事のポイント

昨今のハイエンドスマホには充実したカメラ機能がつきものですが、本製品は日本国内でも人気の「ハッセルブラッド」とのコラボカメラシステムにより、アーティスティックな写真撮影が楽しめるのが魅力。国内で初めてSoCにDimensity 9400を搭載する機種ということもあり、ハイスペック端末としてもおすすめできます。

 

搭載SoCは最新のフラッグシップモデルであるMediaTek Dimensity 9400で、メモリ/ストレージは16GB/512GBといった高級機らしい構成。バッテリー容量は5630mAhと大容量で、最大80Wの急速充電にも対応します。OSはAndroid 15をベースにした「OPPO ColorOS 15」です。

 

本体は薄さ約7.9mm、重量約193gと、ハイエンドモデルながら薄くて軽いボディを採用。ディスプレイサイズは約6.6インチで、解像度2760×1256ドット、最大輝度1600nit、リフレッシュレート120Hzのパネルを搭載しています。パネルの4辺すべてが約1.45mmの狭額縁設計により、画面占有率を高めつつ本体サイズをコンパクトにまとめているのが特徴です。

↑3つのアウトカメラはすべて5000万画素の撮影に対応。MILスペック準拠の耐久性、IP69&IP68の防水・防塵性能も備えます

 

スウェーデンの著名カメラメーカー「ハッセルブラッド」とコラボレーションしたカメラシステムは、超広角・広角・望遠と、すべてのアウトカメラで約5000万画素の撮影を実現しているのが大きなポイント。約3200万画素のインカメラも含め、すべてのカメラで4K・60fpsの動画を撮影が可能できます。加えて、Hasselblad監修のポートレートモードやフィルター、「AI消しゴム2.0」「AI反射除去」といった付加機能により、リッチな写真表現が可能としています。

 

SIMスロットはnanoSIM + nanoSIM/eSIMで、無線通信はWi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応します。カラバリはスターグレー、スペースブラックの2色展開で、販売価格はいずれも13万9800円前後。

 

OPPO
OPPO Find X8
実売予想価格:13万9800円(税込)~

スケールでかっ! 8000mAhの大容量バッテリースマホをRealmeが開発中!?

ここ数年、スマートフォンに搭載されるバッテリーは大容量化していく傾向があります。iPhone 16 Pro Maxは4685mAh、Galaxy S24 Ultraは4855mAh、Google Pixel 9 Pro XLは5060mAhといった具合です。

↑バッテリーの容量をどれだけ増やせるか?

 

そんななか、中国のRealmeの次期フラッグシップ機「Realme GT8 Pro」らしきモデルが、最大8000mAhの大容量バッテリーをテストしていると噂されています。

 

WeiboユーザーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は、Realmeが次期フラッグシップ機において次の3つの構成を検討中だと述べています。同氏は、未発表のiPhoneやAndroidデバイスについて正確な情報を発信することで知られています。

 

  • 7000mAhのバッテリーに120Wの高速充電を搭載し、42分でフル充電が可能
  • 7500mAhのバッテリーに100Wの高速充電を搭載し、55分でフル充電が可能
  • 8000mAhのバッテリーに80Wの高速充電を搭載し、70分でフル充電が可能

 

今のところ最大級のバッテリーと充電速度を誇るスマホは、6000mAh/80Wの高速充電に対応したOnePlus 13でしょう。iPhone 16 Proモデルは26~27W、Galaxy S24 Ultraは最大45W、Pixel Pro XLは最大37Wに過ぎません。

 

2024年初め、Realmeは320Wの超高速充電技術を発表。スマホを5分以内にフル充電できると主張していましたが、確かに大容量化に伴い高速充電の必要性は増していると言えそうです。

 

最近Realmeは存在感を増しており、2024年の上半期には世界市場シェアで8.2%を獲得。世界のトップ15のスマホブランドランキングでは7位にランクインしています。同社はまだ日本に展開していませんが、発売を期待する人も少なくないかもしれません。

 

Source: Weibo
via: PhoneArena

Nothing、新型スマホ3機種を2025年前半に発売!? チップが気になる…

英・Nothing Technologyが3機種の新型スマートフォンを2025年前半の発売に向けて開発している、と著名リーカーが主張しています。

↑次はどのチップを使う?

 

Nothingのスマホは、洗練されたデザインや背面のLEDライトが光るGlyphインターフェース、高性能なスペックが注目を集めてきました。すでにPhone(1)やPhone(2)、廉価モデルのPhone(2a)を発売し、海外では高速化したPhone(2a) Plusも登場しています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいYogesh Brar氏によると、Nothingは3機種の新型スマホを開発しているとのこと。これらは2025年前半に発売される可能性があると述べています。

 

これに先立ち、ベンチマーク投稿サイトGeekbench Browserに「Nothing Phone(3)」らしきスマホのデータが見つかっていました。モデル番号は「A059」であり、Snapdragon 7s Gen 3チップやRAM 8GBを搭載。Android 15が動いているようです。

 

気になるのは、前Phone(2)に搭載されているチップのSnapdragon 8+ Gen 1がフラグシップ向けであるのに対して、Snapdragon 7s Gen 3はミドルレンジ向けであり、性能も低めであること。Nothingとしては価格を抑えて、新たなユーザーの獲得を目指しているのかもしれません。

 

Source: Yogesh Brar (X) 
via: PhoneArena

次期「Galaxy S25」シリーズ、Wi-Fi 7に対応! 通信速度が2倍以上も違う!?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」「Galaxy S25+」「Galaxy S25 Ultra」が、米連邦通信委員会(FCC)の認証を取得しました。米国での発売が間近に迫っています。その登録データから、3モデルとも高速なWi-Fi 7(Wi-Fi 802.11be)に対応していることが明らかとなりました。

↑通信速度の増加に期待

 

現行のGalaxy Sシリーズの中で、Wi-Fi 7に対応しているのはGalaxy S24 Ultraのみ。Galaxy S24、S24+、S24 FEでは、ほとんどの市場でExynos 2400/2400eチップを採用しており、これらはWi-Fi 7をサポートしていないため、Wi-Fi 6E止まりとなっています。

 

2024年において他にWi-Fi 7接続できるGalaxy端末は、Galaxy Z Fold SEとGalaxy Tab S10 Ultra。Galaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6は、Galaxy S24 Ultraと同じチップを搭載しており、本来はWi-Fi 7に対応しているはずですが、なぜかサポートしていません。

 

なお、Wi-Fi 6Eの最大データ速度は2.4Gbpsに対して、Wi-Fi 7は5.8Gbps。すべての条件を満たせば、Wi-Fi 7は2倍以上も転送スピードが速くなるわけです。

 

ただし、FCCの登録データによると、超広帯域(UWB)通信のサポートはS25+とS25 Ultraに限られているとのこと。接続機能については、まだ少し差があるようです。

 

Source: 91mobiles
via: Sammobile

宇宙から自撮り!? 米で開発される世界初のサービスとは?

著名YouTuberのマーク・ローバー氏が、Googleと米携帯通信大手のT-Mobileと協力して人工衛星を打ち上げ、地球とユーザーの自撮り写真を合成するサービスを行うと発表しました。

↑あなたのために地球を撮る

 

ローバー氏はNASAとアップルに勤務したことがあるエンジニアで、科学技術や自作ガジェットの動画で人気を集めています。車上荒らしにキラキラした粉をまき散らす「キラキラ爆弾」世界最大の水鉄砲を作ったことで有名になりました。

 

今回ローバー氏は、Google Pixelスマートフォンに表示した自撮り画像の背景を、実際に撮影した地球を背景として使うことができる衛星を打ち上げるとのこと。要は自撮り写真を宇宙に送ると、衛星軌道からの地球を景色にした画像に合成してくれるわけです。

 

ユーザーがローバー氏に自分の住んでいる場所を伝えると、衛星がその人の住む場所の上空に来るときに撮影してくれるそう。その時刻にユーザーが外に出れば、技術的には2回撮影されると同氏は述べています。

 

衛星の両側にはカメラ2台とGoogle Pixelスマホ2台が取り付けられ、大きなソーラーパネルからバッテリーパックに電力を送るという仕組み。

 

太陽エネルギーを集め、地球を撮影し、自撮り写真を送受信するには、衛星の向きを少なくとも3方向に変える必要があります。しかし、衛星には姿勢を変えるためのプロペラやスラスターがありません。そのため衛星内部にはフライホイールがあり、必要に応じて衛星の向きを変えられるようにしています。

 

この衛星は2025年1月にスペースX社により打ち上げられ、その数か月後に自撮りの撮影を始める予定。

 

ローバー氏とT-Mobileは「無料」と宣伝していますが、そのためには条件があります。子ども向け教育プログラム「CrunchLabs」に加入するか(費用は年間25~80ドル〔約3800〜1万2000円※〕)、T-Mobileと契約するか、Googleに招待されたPixelスマホ購入者のいずれか。残念ながら日本では利用できなさそうです。

※1ドル=約150円で換算(2024年12月3日現在)

 

Source: Mark Rober (YouTube)
via: The Verge

次期Galaxy S25の「極薄モデル」、全世界で発売される可能性が高まる!

サムスンは次期「Galaxy S25」シリーズにおいて、超薄型の「Slim(スリム)」モデルを第4のモデルとして準備中だと噂されています

↑極薄モデル、日本に来て!

 

薄型の折りたたみ機「Galaxy Z Fold Special Edition」は中国・韓国での限定販売でした。しかし、次期「Galaxy S25 Slim」は日本など全世界で発売される可能性が高まっています。

 

テック系著名ライターのErencan Yılmaz氏は、モデル番号「SM-S937B」のサムスン製スマートフォンが発見されたとして、これがGalaxy S25 Slimのグローバル版、つまり全世界で発売されるバージョンだと主張しています。

 

これに先立ち、インドメディアのSmartPrixはGSMA(携帯通信事業者の国際的な業界団体)のIMEIデータベースにGalaxyスマホである「SM-S937U」の登録を見つけていました

 

すでにGalaxy S25 シリーズのうち「Galaxy S25」が「SM-S931x」、「S25+」が「SM-S936x」、「S25 Ultra」が「SM-S938x」であることは確認されています(末尾の「x」は発売される国や地域のこと。「U」は米国向け))。そのため、SM-S937Bは第4の機種であるスリムモデルと見られているわけです。

 

Yılmaz氏が見つけた「SM-S937B」にある「B」は、全世界向けモデルであることを示しています。Galaxy Z Fold SEと違い、特定地域だけの限定販売にならないようです。

 

Galaxy S25 Slimの詳細は不明ですが、信頼性の高いリーカーのIce Universe氏は「“Ultra”カメラを搭載する」と述べていました。Galaxy S24 Ultraと同じく200MPのカメラを採用するのかもしれません。

 

Source: Erencan Yılmaz (X)

via: Sammobile

次期「Galaxy S25 Ultra」の新たな画像が流出! Sペンスロットはどこにある?

先日、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」らしきデバイスを手に取ったハンズオン動画が公開されていました。それに続き、今度はより細部までわかる画像が流出しています。

↑気になるSペンスロットの位置は…

 

今回の動画は、上述のリーク動画を公開した人物から、大手掲示板のRedditユーザーのu/GamingMK氏が入手。元々リークした本人は、その後Redditアカウントを削除しているため、どこから未発表製品を手に入れたのかは確認できません。それでも、前にリークされた端末と同じものであることは確かなようです。

 

新たなリーク画像では、前回は映っていなかったスマートフォンの底面を見ることができます。USB-CポートやSIMスロット、スピーカーにSペン(スタイラス)のスロット、ケーブルで充電している写真が掲載されています。

↑新たな流出画像(画像提供/Android Authority/Reddit)

 

注目すべきは、Sペンスロットが左側にあること。サムスンはこれを反対側に移すかもしれないという噂が以前に流れ、予想CG画像でもどこにあるかが明確ではありませんでした。今回の画像によれば、Galaxy S24 Ultraと同じ配置となるようです。

 

3枚目の写真では、Galaxy S25 Ultraの左端ベゼルがアップで映り、かなり薄くなっている印象を受けます

 

ほかにも、u/GamingM氏は、Galaxy S25 Ultra上で動く次期「One UI 7」のスクリーンショットを何枚か提供しました。現在のOne UI 6.1.1と違い、分割通知パネルがあり、各アイコンの丸みが増していることは、著名リーカーが公開した画像と一致しています。

 

Galaxy S25シリーズは、2025年1月に発表されると噂されています。それまでにOne UI 7もさらにブラッシュアップされ、より使いやすくなっていると期待したいところです。

 

Source: Android Authority

次期「Galaxy S25 Ultra」っぽい動画が登場! 現行モデルとの明らかな違いとは?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」は、2025年1月に発表される見通しです。最近では本物と思われるデバイスを手に取ったハンズオン動画が登場しました。

↑次期モデルの発表が待ちきれない

 

これは大手掲示板Redditに投稿されたもの。タイトルには「S24 Ultra」という文字がありますが、著名リーカーのIce Universe氏は「明らかにS25 Ultraだ!」とコメントしています。

 

Galaxy S25 UltraらしきスマートフォンはS24 Ultraと異なり、コーナーが角ばらずに湾曲している模様。また、背面に向かってわずかに曲がるミッドフレーム(前面と背面のパネルをつなぐパーツ)を備えていることが確認できます。

 

これらの組み合わせにより、手に取ったときに角が当たりにくくなり、人間工学的にも快適性が大いに改善されています。Galaxy S25 Ultraが片手で持ちやすくなるとの予想は、以前にIce Universe氏も述べていました

 

ほかにも、金属製の側面はフラットで、画面周りのベゼルが非常に薄くて均一であることが見てとれます。電源ボタンと音量ボタンは本体の右側面にあり、背面には4個のカメラが搭載され、Galaxy S24 Ultraと概ね同じデザインとなっています。

 

以前の情報では、Galaxy S25 Ultraは6.8インチの有機ELディスプレイと12MPの自撮りカメラ、背面には200MPのメインカメラ、50MPの望遠カメラ(光学5倍ズーム)、50MPの超広角カメラ、10MPの望遠カメラ(光学3倍ズーム)を搭載すると伝えられていました。基本的にはS24 Ultraからスペックを引き継ぎながらも、広角カメラは12MPから50MPに4倍以上も強化されるようです。

 

次期モデルはクアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Elite」を搭載し、基本のRAM容量は12GB、上位の構成では16GBも選べるとの説が有力です。

 

Source: Reddit
via: Sammobile

サムスン、Androidのゲームが手軽に無料で遊べるクラウドサービスを米で開始!

サムスンは、昨年からGalaxyデバイス(スマートフォンやタブレットなど)向けにクラウドゲームサービスのベータテストを米国で行っていました。このサービスがベータ期間を終えて、正式に開始されました。

↑Galaxyスマホがもっと楽しくなる

 

サービス開始時にプレイできるのは『Candy Crush Saga』『Honor of Kings』『Monopoly Go』など23のゲームに限られます。ただし、サムスン製デバイスのユーザーは無料で利用可能。

 

本サービスはXboxクラウドゲーミングなどとは違い、プレイできるのはAndroidのゲームだけです。メリットは大容量のゲームをダウンロードせず、すぐに始められること。スマホの内蔵ストレージを圧迫する心配もありません。

 

使い方については、Androidネイティブ(非クラウド)ゲームの広告をクリックするとGalaxyストアに誘導され、アカウント設定やダウンロードをすることなく、数秒以内にゲームを始めることができます。

 

サムスンのモバイルクラウドサービスで遊べる全てのゲームは、Galaxyストアのリスト、Samsung Gaming Hub(ゲームを1か所で管理できるサービス)、または広告内のリンクからアクセスできます。

 

公式リリースによれば、広告をクリックしたユーザーの半分が、そのゲームを実際にプレイしたとのこと。これは広告業界の平均と比べて10倍だと言います。

 

また、Galaxyデバイスでのクラウドゲーミングがベータ期間中に驚異的な成長を遂げたそう。米国とカナダでは、月間アクティブユーザー数が前年比で149%増加したとのことです。

 

今のところ本サービスは米国のみで利用できますが、今後数か月のうちに他の国や地域に拡大されるはず。日本でも提供されてほしいですね。

 

Source: Samsung
via: PhoneArena

次期「Galaxy S25」シリーズにこれまでの噂を裏付ける新情報! 期待はマックス

数々の情報が飛び交っているサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」。発表時期は2025年1月5日になる可能性が浮上していましたが、1月22日になるとの説もあります。

↑スペックはほぼ確定か

 

そんななか、ギリシャの人気テック系サイト・TechManiacsが、「非常に信頼できる情報源」から入手した同シリーズ全モデルに関する情報を公開。これまでに噂されていた情報を裏付けています。

 

まず、Galaxy S25シリーズ全機種は、現在最も強力なチップであるSnapdragon 8 Eliteを採用し、サムスン製チップのExynos 2500を搭載しないとのこと。全モデルの搭載RAMが12GBになるとも言い、別の著名リーカーの情報と一致しています。

 

背面カメラについては、標準モデルの「S25」と「S25+」ではハードウェアの変更はないものの、Snapdragon 8 Eliteの新たなISP(画像信号プロセッサー)によって強化されると言います。その一方、最上位モデル「S25 Ultra」の超広角カメラは前世代の12MPから50MPと4倍の画素数になるそう。これらの予想も6月に流出した情報と符合しています。

 

バッテリー容量と画面サイズもGalaxy S25シリーズと同じままで、充電速度も変わらないようです。ただし、新型チップの搭載により電力効率が改善され、バッテリー持ちはよくなるかもしれません。

 

最後に、Galaxy S25シリーズは全モデルとも価格は前世代から据え置きだとTechManiacsは述べています。中国のあるリーカーはS25 Ultraが値上げすると主張していましたが、今のところ「価格は変わらない」という見方が有力です。

 

Source: TechManiacs
via: GSMArena

次期「Galaxy Z Flip」シリーズが戦略転換!? 自社チップ説が浮上!

サムスンは縦折りの廉価スマートフォン「Galaxy Z Flip FE」を2025年に発売すると噂されています。それとともに標準モデル「Galaxy Z Flip7」も登場する見通しですが、両機種の搭載チップが分かったと著名リーカーが主張しています。

↑次期モデルは自社チップになる?

 

同社の未発表製品に詳しいJukanlosreve氏は、Galaxy Z Flip FEはサムスン製チップ「Exynos 2400e」を、Galaxy Z Flip7は未発表の「Exynos 2500」を搭載するとXで述べています。

 

Galaxy Z Flip FEに搭載されるというExynos 2400eチップは、Galaxy S24 FEにも搭載されていました。フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズが採用したExynos 2400と同じアーキテクチャで、少しクロック速度を落としてコストを削減したものです。サムスンが手ごろな価格を実現しようとするうえでこのチップを採用するのは自然なことでしょう。

 

それでも、Exynos 2400eはかなり強力なチップであり、ウェブを見たり軽いゲームをしたりするうえでは、ほとんどExynos 2400に遅れを取っていません。実際、Galaxy S24 FEでも性能の高さは証明済みであり、Galaxy Z Flip FEにとってよい選択と言えそうです。

 

一方、Galaxy Z Flip7は、今回の噂が正しければ自社製チップを採用することになります。今年発売されたGalaxy Z Flip6はクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3チップを搭載していました。サムスンは戦略を転換しているのかもしれません。

 

Exynos 2500は、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズへの搭載が噂されていたものです。最近ではGalaxy S25は全モデルがSnapdragon 8 Eliteを搭載すると予想されていますが、その代わりに自社製チップは折りたたみスマホに採用されるのかもしれません。

 

Source: Jukanlosreve (X) 
via: GSMArena

写真家が教える「iPhone16/16Pro」で失敗しない撮影術とは?進化した超広角カメラと望遠カメラを活用した5つの撮影シーン

2024年9月に発売されたiPhoneの新モデル「iPhone 16」。@Livingでは今回も、年々進化するiPhoneのカメラ機能を使った撮影術を解説します。今回はフォトグラファーのコムロミホさんに、撮りおろしの作例写真を用いながら、撮影のポイントを解説していただきました。

 

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

撮りたい瞬間を逃さない!
iPhone 16のカメラ性能が大幅に進化

新作発表のたびに驚くべき進化を遂げるiPhoneのカメラ機能。とくに今回は、すべてのモデルでカメラの性能が大幅に向上しています。

 

48メガピクセル(4,800万画素)のメインカメラ(Fusionカメラ)のほか、超広角カメラはiPhone 16/16 Plusが12メガピクセル(1,200万画素)に、iPhone 16 Pro/Pro Maxはメインカメラと同等の48メガピクセルに進化。またProモデルの望遠カメラは、iPhone 16 Pro/Pro Max両機種で光学5倍ズームが可能になりました。

 

「実際にiPhone 16シリーズで撮影してみて、『iPhoneのカメラってここまで進化しているんだ!』と非常に驚きました。これを使ってぜひ作品を撮ってみたいと思いましたね」(フォトグラファー・コムロミホさん、以下同)

 

コムロさんがとくに注目したのが「カメラコントロールボタン」です。本体右側面に搭載されたボタンをワンプッシュするだけでカメラが瞬時に起動し、最短2プッシュで写真撮影ができます(動画はカメラ起動後に長押しで撮影開始)。

 

カメラコントロールボタンは、タッチ操作にも対応。撮影画面でボタンを軽く2回押すと、露出、被写界深度、ズームなどの設定が表示されます。左右にスワイプすることで細かい調整ができるので、実質、指一本で操作が完結します。

 

「すぐにカメラを起動できるのはすごく便利だと思います。撮りたいと思った瞬間に、タイムラグなしで撮影できるのがいいですね」

 

撮影の前に押さえておきたい3つのポイント

まずはカメラの設定や構図などの基本を教えていただきます。

 

1.高解像度で撮影するには事前の設定が必要

初期設定では48メガピクセルの高解像度の撮影が無効になっているため、撮影前に設定を変更する必要があります。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「フォーマット」→「解像度コントロール」(Proモデルは「Pro RAWと解像度コントロール」)をON

 

2.「三分割構図」「放射線構図」を意識する

「被写体を配置する位置で、写真の印象は大きく変わります。被写体をどのように際立たせたいかを考え、構図を意識しながら撮影することで、写真の魅力はぐっと増します。ここでは基本の『三分割構図』と、広角で奥行きを表現できる『放射線構図』をご紹介します。少しずつ、構図のバリエーションを増やしていきましょう」

 

【三分割構図】
画面を縦横に三分割し、縦横の線が交わる「交点」やそのライン上に被写体を配置する構図です。これにより、空間のバランスを取ることができます。

 

「わかりやすいよう、三分割構図を使った作例にガイドラインを入れています。被写体と背景の比率が1:2になるように、分割したラインの上に被写体を配置すると、背景を活かした写真を撮ることができます」

 

【放射線構図】
奥行きを出したいときにおすすめの構図です。ある一点(収束点)から線が放射状に伸びたように見える構図で、広角レンズを使った撮影と相性がいいのが特徴。道の奥行きや建物の高さを表現したいときに活用してみましょう。

 

「手すりや地面上の線が放射状になるように配置することで、道の奥行きを強調できます。広角になるほど奥行き感が出やすくなるので、画角を調整しながら撮影してみましょう」

 

3.「水平」を意識する

「風景撮影では特に、水平を取ることを意識しましょう。iPhoneのカメラには、画面上で水平を確認できる『水平器』機能があり、これを有効にすると撮影画面中央に水平器が表示されます」

 

水平が取れると、「水平器」機能で表示された線が一直線になり、白から黄色に変わります。そのタイミングでシャッターを切りましょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→構図の「水平」をON

 

iPhone 16のカメラで撮りたい
5つの撮影シーンとポイント

基本的な構図と設定を押さえたら、早速撮影に挑戦してみましょう。今回の作例撮影では、iPhone 16 Proを使用します。

 

1.「超広角カメラ」で迫力のある写真を撮る

「超広角カメラは、視覚的な効果をうまく活かすと印象的な写真を撮ることができます。構図を工夫し、被写体との距離や角度を調整すれば、広がりや奥行きを強調したダイナミックな撮影が可能です」

 

超広角カメラへの切り替えは、撮影画面に表示される「.5」をタップするだけ。ワンタッチでスムーズに切り替えることができます。

 

 

2.「マクロモード」で被写体のディテールにフォーカス

超広角カメラの画質向上により、被写体に接近して撮影するマクロモードも、より高画質で撮影できるようになりました。細部まで鮮明に捉えることができるので、迫力のあるクローズアップ撮影が可能です。

 

マクロ撮影ができる距離まで被写体に近づくと、画面左下に花のアイコンが表示され、自動的にマクロモードに移行します。

 

花を撮影する際は、マクロモードを活用して花びらや花芯の質感、色のグラデーションなど細部に焦点を当てると、より印象的な写真に仕上がります。

 

「ぐっと寄ることで水滴の質感まで捉えることができ、マクロモードでしか撮れない写真に仕上がりました」

 

花壇やお花畑で撮影するときは、アングルも意識してみましょう。下の写真はスマホを傾け少し斜め上から撮影したもの。アングルを変えることで、背景の写り込む範囲を変えることができます。

 

「写真の主役となる花を決めたら、真上からではなく斜めからアプローチするといいでしょう。角度をつけて撮影するとほかの花も写り込むので、奥行きが生まれ立体感のある写真に仕上がります」

 

3.被写体を際立たせる「望遠カメラ」の活用法

「望遠カメラは、遠くの被写体を大きく写し出したいときに活躍します。運動会や遊園地など、人ごみの中にいる人物を撮影するときにも便利です」

 

近づくと逃げてしまいそうな鳥も、望遠カメラなら離れた場所から大きく切り取ることができます。背景を引き寄せて撮影できるため、背景のタワーも大きく写り、迫力のある写真になりました。

 

「望遠カメラは、背景を整理したいときにも有効です。被写体が写る範囲を整理することによって、余計なものの写り込みが減り、被写体をより際立たせることができます」

 

左は標準域、右は光学5倍の望遠カメラで同じ場所から撮影。雑然とした背景から被写体だけを際立たせることができます。

 

4.「ポートレートモード」の効果的な使い方

背景をぼかすことで人物などの被写体を際立たせることができる「ポートレートモード」。カメラアプリを起動し、撮影モードを左右にスワイプすることでポートレートモードに切り替えられます。

 

画面の右側にある「撮影モード」をスワイプして「ポートレート」を選択すれば設定は完了。F値は、左上の「f」マークから設定します。

 

ポートレートモードで重要になるのが、「F値(絞り値)」の設定です。カメラレンズの絞り具合を示す数値で、背景のボケ具合をコントロールできます。

 

「F値を小さくすると、被写界深度(ピントが合って見える範囲)が浅くなり背景がボケやすくなるため、ポートレート撮影など被写体を際立たせたいときにおすすめです。反対にF値を大きくすると、被写界深度が深くなり、ピントが合う範囲が広がるので、風景撮影などに適しています。
例えば、観光地などで人物と背景を一緒に撮る場合、F値を小さくするとせっかくの景色がぼけてしまいます。そうならないためには、F値を大きくすること。そうすれば、人物と背景の両方にピントが合った写真を撮ることができますよ」

 

F値は、撮影画面上部の「f」マークを押すと調整できます。iPhone 16の場合は、f1.4からf16まで設定できます。

 

「2枚ともf1.4で撮影。左の写真は手前の花にピントを合わせて背景をぼかしました。右の写真は奥にピントを合わせて『前ボケ』を作り、奥行を強調しています。構図やF値は同じでも、ピントの位置を変えるだけで、写真の雰囲気はガラリと変わります」

 

せっかくなので、ポートレートを撮影するときのコツも教えていただきました。

 

「撮影した自分の写真を見て、『写真写りが悪い……』と感じたことのある人は多いでしょう。もしかしたらそれは、広角のデフォルメ効果が原因かもしれません。というのも、広角レンズで顔に近づくと、デフォルメ効果により遠近がつくため、顔の形が歪んで写ってしまうからです。
そうならないためにも、人物の写真を撮るときは望遠カメラで撮影してみてください。物理的に近づくのではなく、少し離れた位置から望遠カメラで近づけば、顔の歪みがなくなり自然な写りになりますよ」

 

5.進化した「フォトグラフスタイル」でより自由な表現が可能に

撮影中に写真のトーンやカラーをリアルタイムで調整できる「フォトグラフスタイル」機能は、iPhone 16シリーズでさらにアップデートされ、より直感的で細かな調整が可能になりました。

 

「コントロールパッドを指でドラッグするだけで、トーンやカラー、明るさを自在に調整できます。撮影画面右上からコントロールパッドを開くと、撮影中の画面にも自動で反映されます。直感的な操作で簡単に絵作りができるのも、この機能のすごいところですね」

 

画面下部に表示されているのが「コントロールパッド」。撮影中はもちろん、編集画面からも調整できます。

 

新しい「フォトグラフスタイル」では、フィルターのバリエーションも大幅に増えました。なかでも注目なのが「スキントーン」。被写体となる人物の肌を自動で認識し、好みの色相に調整することができます。

 

左上はフィルターなしの写真。人物の肌色や周辺の環境に合わせて、自然な肌のトーンに補正してくれます。

 

シーンや被写体の雰囲気に応じてさまざまな撮影を楽しめるフィルター機能は、コムロさんご自身も普段の撮影で積極的に活用しているそう。

 

「『スターブラック』というフィルターを使って撮影しました。主役となる被写体(この写真の場合は中央の人物)を囲むようにして撮影する『トンネル構図』で、被写体を印象的に見せることができます」

 

「同じ構図の写真でも、フィルターの使い方次第で多彩な表情を楽しむことができます。自分のそのときの感情や表現したい世界観を演出できるのも、フィルターを使った撮影の醍醐味です」

 

「4K120fps」の映像美!
プロ級の画質で動画撮影が可能に

最後に紹介するのが、動画撮影機能です。iPhone 16シリーズは、動画の撮影機能も大きく進化しており、Proモデルは最大4K120fpsに対応しています。fpsとは、動画1秒あたりのフレーム数のこと。この数字が大きいほど、滑らかで高精細な映像となり、とくにスローモーション映像で威力を発揮します。

 

撮影した動画は、「写真」アプリの編集機能のなかにある、時計マークのような「再生速度」アイコンから再生速度を調整できます。

 

「街で人が行き交う様子や、鳥が飛んでいく様子など、日常の何気ない風景もスローモーションでドラマチックに表現することができます。ただし、120fpsはデータ容量がかなり大きくなってしまうため、普段の動画撮影で使うにはオーバースペック。普段は30fpsに設定しておき、スローモーション撮影を行いたいときに120fpsを選ぶとよいでしょう」

 

動画撮影で活躍するおすすめの機能が、もうひとつあります。それは、iPhone 16シリーズから登場した「風切り音の低減」。動画撮影中のノイズを自動で調整してくれるので、風が強い環境でもクリアな音で記録することができます。iPhone 16シリーズを購入したら、事前にこの設定を有効にしておくといいでしょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「サウンド収録」→「風切り音の低減」をON

 

何気ない日常のワンシーンを楽しんで

最後に、コムロさんにiPhoneカメラならではの楽しみ方についてうかがいました。

 

「iPhoneのカメラの最大の魅力は、いつでもどこでも持ち運べること。つねに携帯しているので、本格的なカメラを持っていなくても、気軽に直感的に撮影できますよね。街を歩いているときや旅行に行ったときに、『これいいな』と感じた瞬間を写真に収めておくと、たとえそれが日常の何気ないシーンだったとしても、後から見返したときに特別な思い出になるのではないでしょうか。
iPhone 16シリーズでは撮影の幅が広がり、より多彩な楽しみ方ができるようになったと思います。ぜひ新しいiPhone 16シリーズで、たくさん写真を撮ってみてくださいね」

 

 

Profile


フォトグラファー / コムロミホ

文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。 撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。アシスタントを経て、現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークにしながら旅を続けている。YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」でカメラや写真の情報を配信中。
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Androidスマホに新機能! ログイン情報の引き継ぎがiPhoneみたいにラクになる?

iPhoneを紛失したり新型に買い替えたりする場合、前の機種をバックアップしていれば、1時間後にはほとんど元のまま使うことができます。アップル純正アプリはもちろん、サードパーティ製アプリでもすぐにログインが可能です。

↑スマホを新しくしても使いやすくなる

 

そんなiPhoneと同じような機能をAndroidスマートフォンで実現する「資格情報の復元(Restore Credentials)」をGoogleが発表しました。

 

この新機能では、Android標準機能のバックアップおよび復元プロセスにより復元キー(ログイン情報)を処理し、「新しいデバイス上でシームレスにユーザーがアカウントにログインできる」とのこと。

 

Googleによると、この機能は「快適」な体験をもたらし、古いスマホで受信していた通知を新たなデバイスで受信できるそうです。

 

仕組みは一つのデバイスでログインし、クラウドにバックアップすると、新たなデバイスをセットアップする際にキーが復元されるというもの。Googleは「ユーザーによる操作は不要」と述べています。もちろん、アプリの復元キーを手動で別のデバイスに移動させる直接的なオプションも用意されています。

 

他方、開発者側でもアプリに「BackupAgent」を実装する必要があります。もっとも、それ以上は何も操作する必要はなく、アプリは保存された復元キーを新しいスマホの最初の起動時に検出するはずです。

 

iPhoneが旧機種から新機種に乗り換えやすいのは、意識しなくても大半のログイン情報が引き継がれるためでしょう。同じ仕組みがAndroidにも導入されれば、新機種を買った直後に実用することができそうです。

 

Source: Ars Technica

次期「Galaxy Z Fold7」、三つ折りと超薄型モデルを2025年にダブル投入!?

サムスンが2025年に三つ折りスマートフォンと次期折りたたみスマホの薄型モデル「Galaxy Z Fold 7 SE」を投入する可能性がある、と著名リーカーが主張しています。

↑三つ折りと超薄型をダブル投入?(画像はGalaxy Z Fold6)

 

韓国Naverのニュースアグリゲーター(情報通)であるyeux1122氏によれば、サムスンは次期二つ折りスマホ「Galaxy Z Fold7(通常版)」と「Galaxy Z Fold7 SE(超薄型)」、それらに加えて「Fold7(三つ折り)」を投入するとのこと。

 

先日も韓国サプライチェーン情報筋は、サムスンが画面を2回折りたたむ(いわゆる三つ折り)スマホの開発を始め、ファーウェイのMate XTと違ってインフォールディング方式を取り入れていると伝えていました。それにより折りたたみ画面が外側に露出せず、落下や衝撃に強くなるようです。

 

サムスンが2025年に向けてGalaxy Z Fold7のバリエーション開発を進めていることは、すでに手がかりが見つかっています。今年、Galaxy Z Fold6の薄型モデル「Galaxy Z Fold Special Edition(SE)」が発売されたように、Galaxy Z Fold7の超薄型モデルが登場するとの推測も浮上しています。

 

ほかにも、yeux1122氏によれば、次期縦折りスマホ「Galaxy Z Flip7」と廉価モデル「Galaxy Z Flip7 FE」も登場するそう。この点も著名アナリストの予想が裏付けられた格好です。

 

来年は、サムスンの折りたたみ製品ラインアップが大きく充実しそうです。

 

Source: Naver
via: Wccftech

国内では発売困難なファーウェイの世界初3つ折りスマホ「Mate XT ULTIMATE DESIGN」に触れてきた

華為技術(ファーウェイ)が中国市場向けに発表した最新のフォルダブルスマートフォン「HUAWEI Mate XT ULTIMATE DESIGN」を体験する機会を得ました。このデバイスは、世界初の「Z字状」3つ折り構造を採用した商用トリプルフォルダブルスマートフォンとして大きな注目を集めています。

 

内折りと外折りを組み合わせることで独特な形状を実現しており、折りたたんだ状態でも外側の画面が使用可能な一方、完全に開いた状態では大画面タブレットのように使用できます。この独自の構造により、ユーザーは状況に応じて1画面、2画面、3画面の使い分けが可能です。

 

興味深いことに、本製品は中国市場で約40万円という高価格帯で販売されているにもかかわらず、初回販売分は即座に完売しました。中国の消費者の最新技術への高い関心と、ファーウェイブランドの強さがうかがえます。

 

外装にはレザー風の高級感のある素材が使用され、精密に設計された2つのヒンジでスムーズに開閉できるようになっています。単に技術的に目新しいだけでなく、ユーザーの所有欲を満たすような質感も兼ね備えているわけです。

 

【ギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

3段階に”広がる”スマホ

↑閉じた状態では普通のスマホと変わりません

 

閉じた状態での見た目は、一般的なスマホと変わりません。6.4インチの画面は縦長すぎることもなく、普通のスマホと同じ感覚でアプリを操作できます。

↑光学絞り搭載のカメラを装備しています

 

デバイスを一段階開くと、7.9インチの表示領域の2画面モードになります。タブレットとスマートフォンの中間的なサイズとなり、電子書籍の閲覧に最適です。スマホ向けアプリを左右に並べたマルチタスク操作にも便利でしょう。例えば、電車の中でメールを確認しながらウェブブラウジングを行うなど、立ったまま効率的に作業したいときに役立ちそうです。

↑完全に開いた3画面モード

 

↑開ききった裏面はこんな感じ

 

↑外折りと内折りを組み合わせているのが分かります

 

そして、デバイスを完全に開いた3画面モードでは、10.2インチの大画面が広がります。この状態では、裏面にカメラモジュールが配置された3番目の画面も表示領域として活用されます。フルサイズのタブレットに匹敵するこの大画面は、動画視聴やドキュメント編集などの没入型作業に適しているでしょう。紙でたとえるならA5サイズに近いサイズ感で、プレゼンテーション作成や資料確認にも便利そうです。

 

実際に使用してみて、特に印象的だったのは画面切り替えのスムーズさです。開いた画面に応じてホーム画面がきっちりと再構成される様子には感心させられました。ファーウェイ独自のHarmonyOSがよく作りこまれているということでしょう。

↑iPhone 16(画像左)との比較

 

↑画面を開いて縦置きすると、高さはペットボトル1本分くらい

 

↑Galaxy Z Fold6(画像左)との比較

 

Z字型の折りたたみ構造は、内側開きと外開きの組み合わせになっています。具体的には、1番目と2番目の画面の間のヒンジは外開き、2番目と3番目の画面の間のヒンジは内側開きになっています。

 

この設計は、スマホの使い方の幅を広げます。例えば、2画面モードの状態で外側の画面をスタンドのようにして自立させられるのです。キーボードを接続して文章を入力する際に便利そうです。なお、日本語入力については、一般的な日本語入力とは異なる操作感がありました。後述するように、そもそも日本での発売を想定していないモデルのため、しっかりローカライズがなされていないということなのでしょう。

↑2画面モードで、3画面目をスタンド代わりに使い文字入力、なんて使い方も可能

 

高性能なカメラモジュールを3番目の画面の裏側に配置しており、デバイスを閉じた状態でも、完全に開いた状態でも利用できるよう設計されています。通常のスマートフォンのように手軽に撮影できるだけでなく、タブレットのように大画面で構図を確認しながら撮影することも可能です。今回の短時間の試用では十分な検証はできませんでしたが、トリプルカメラで最大50倍のデジタルズームや、F1.4~F4.0相当の光学可変絞りも備えるなど、スマホカメラとしては最高峰のスペックを備えています。

 

重量は、画面保護フィルムを含まない状態で298gです。これは一般的なスマートフォンほぼ2台分に相当します。3つの機能(スマートフォン、小型タブレット、大型タブレット)を1台に統合していることを考えれば、十分以上に健闘していると考えられるでしょう。ポケットに入れて携帯するよりは、鞄に入れて持ち歩くほうがこのスマホにはふさわしそうです。

 

 

日本発売が絶望的なのが残念でならない

↑開ききった状態の画面は10.2インチと、タブレット並みになります

 

↑第4世代iPad Air(10.9インチ)との比較

 

HUAWEI Mate XT | ULTIMATE DESIGNは、フォルダブルスマートフォンの新たな可能性を示す画期的な製品です。タブレットと肩を並べる10.2インチは、折りたたみスマホのイメージを刷新する可能性を秘めています。

 

しかし、ファーウェイは数年前から日本でのスマートフォン投入を控えています。これは米国との対立により、Google Playの搭載が認められなくなったことが大きな要因です。残念ながら、このスマートフォンが日本で投入される可能性は極めて低いと言わざるを得ません。技術の粋を集めた製品でありながら、日本では利用できないのが残念です。

次期「Galaxy S25」シリーズ、全モデルでRAMが12GBになるのに価格は据え置き!?

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを2025年1月に発表すると予想されています。最近では、ある著名リーカーが新たな情報を発信し、同シリーズでは標準モデルでもRAM 12GBが搭載される一方、価格はS24シリーズと同じになるかもしれません。

↑RAMを増量する理由は…

 

これはリークアカウントの@JukanlosreveがXに投稿した情報に基づくものです。この投稿は削除済みですが、Sammy Fansなど複数のサイトがその情報を確認しています。

 

それによれば、「Galaxy S25」「Galaxy S25+」「Galaxy S25 Ultra」の米国での価格はそれぞれ、前モデルと同じ799ドル(約12万4000円※)、999ドル(約15万5000円)、1299ドル(約20万円)になるとのこと。内蔵ストレージ容量も変更されず、標準モデルS25は128GB~、S25+およびS25 Ultraは256GB~とされています。

※1ドル=約155円で換算(2024年11月21日現在)

 

その一方、Galaxy S25、S25+、S25 Ultraの全モデルがRAM 12GBを搭載する模様。Galaxy S24の標準モデルはRAM 8GBであり、増量されることになります。また、S25 Ultraは16GBバージョンもあるとされていますが、これは信頼性の高いリーカー・Ice Universe氏の情報とも一致しています

 

全モデルに採用されるとみられる最新の高性能チップ「Snapdragon 8 Elite」は、前モデルのSnapdragon 8 Gen 3から順当なアップグレードです。しかし、なぜRAMが増量されるのか? おそらくオンデバイスAI機能(クラウドと通信せず、端末内で処理する)に対する人気の高まりに応えるためでしょう。

 

サムスンはモバイル製品の主軸として「Galaxy AI」を大々的に宣伝していますが、全機種のRAMを増やせば、AI性能が著しく改善するはずです。

 

実際、GoogleもPixel 9シリーズで同じ戦略を採っており、Pixel 9は前モデルのRAM 8GBから12GBに増量し、Pixel 9 ProとPixel Pro XLでは16GBにすることで、オンデバイスAI機能をスムーズに実行可能としています。

 

Source: Sammy Fans
via: Gizmochina

次期廉価版「Galaxy Z Flip FE」、ついに2025年に発売!? 最新のスペックを一部導入?

サムスンが縦折りスマートフォンの格安モデル「Galaxy Z Flip FE」を開発中であるとの噂が、ここ数か月にわたりささやかれています。今度はある識者が「その発売は来年(2025年)だ」と主張しています。

↑どうせなら最新のスペックをちょっと盛り込んで

 

ディスプレイ専門アナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏によると、サムスンはGalaxy Z Flip FEを来年ようやく投入する予定とのこと。さらに、ディスプレイは次世代の標準モデル「Galaxy Z Flip7」と同じになる可能性が高いと述べています。

 

しかし、カメラとプロセッサーは「異なる」かもしれないそう。つまり、これらの性能を落として、標準モデルと差別化すると示唆しています。

 

その一方、横折りスマホの廉価モデル「Galaxy Z Fold FE」の開発はまだ始まっていないこともヤング氏は明らかにしています。つまり、サムスンは2025年に縦折り型スマホのみ廉価モデルを投入する予定のようです。

 

Galaxy Z Flip FEには、少し前の自社製フラッグシップ向けチップ「Exynos 2400」を搭載するとの噂もありました。しかし、本製品が発売される頃には1年以上も前のチップとなっているため、次のExynos 2500になる可能性もありそうです。

 

また、現行のGalaxy Z Flip6には望遠カメラが搭載されていません。Galaxy Z Flip7には望遠カメラを追加し、Galaxy Z Flip FEにはGalaxy Z Flip6と同じカメラを搭載するのかもしれません。

 

Source: Ross Young (X) 
via: Sammobile

「Snapdragon 8 Elite」のスゴさを見せつける動画が公開! 次期「Galaxy S25」にますます期待

クアルコムのAndroid向けハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite」は、次期「Galaxy S25」シリーズに搭載されることが予想されています。

↑次期「Galaxy S25」で遊ぶのが楽しみ

 

このチップの性能は、PCゲームの大作『Cyberpunk 2077』を安定して60fps(1秒間に60フレーム表示)で動かせるほど優れていることを示す動画が公開されています。

 

LetCook氏は、Snapdragon 8 Eliteを搭載したデバイスで動いているという『Cyberpunk 2077』の動画をXでシェア。

 

グラフィック設定は720p(1280×720)の低解像度ですが、注目すべきは右上のfps表示。ほぼずっと60以上を保っています。また、通常の移動よりもハードウェアへの負担が大きい戦闘シーンを扱っていることもポイントでしょう。

 

(ちなみに、Android用の『Cyberpunk 2077』アプリはありませんが、Windowsエミュレータ「GameFusion」を使っているようです)

 

これに先立ち、Snapdragon 8 Elite内蔵のGPU「Adreno 830」は、携帯ゲーミングPCであるASUS Rog AllyのRadeon 780Mより強力であることを示すベンチマーク結果が登場していました

 

もっとも、今回の動画ではレイトレーシング機能(リアルな影や反射などの表現)を有効にしていないことが分かります。確かにSnapdragon 8 Eliteはハードウェアによるレイトレーシングに対応していますが、有効にすればパフォーマンスはかなり落ちる可能性が高そうです。

 

ともあれ、数年前ではスマホ上でAAAゲームを動かすことは不可能だと思われてきました。今後は続々とスマホに移植されるのかもしれません。

 

Source: LetCook (X)
via: Wccftech

次期「Galaxy S25」、標準モデルのカラーに新説が浮上!?

サムスンは2025年初めにフラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを発表するとみられています。そんななか、本体のカラーバリエーションに関する噂が伝えられています。

↑次は何色があるかな?

 

未発表のAndroid製品に詳しいEvan Blass氏は、Galaxy S25シリーズ標準モデル(Galaxy S25とS25+)の基本カラーが「ブルー」「ミント」「ネイビー」「シルバー・シャドウ」の4つになるとAndroid Headlinesで述べています。

 

これに先立ち、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、Galaxy S25の基本カラーが「ムーンナイト・ブルー」「シルバー・シャドウ」「スパークリング・ブルー」「スパークリング・グリーン」、Galaxy S25+はそれらに「ミッドナイト・ブラック」を加えた5色になると主張していました

 

なお、Young氏はS25およびS25+の限定カラー(少量生産)に「コーラルレッド」「ピンクゴールド」「ブルー/ブラック」があるとも付け加えています

 

一見するとBlass氏とYoung氏の情報は食い違っていますが、実は同じ色を指しており、名前が違うだけかもしれません。例えば、ブルー=ムーンナイト・ブルーの可能性もあるわけです。

 

その一方、最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」のカラーにおいては、両者とも「チタニウムブラック」「チタニウムブルー」「チタニウムグレー」「チタニウムシルバー」の4色で完全に一致しています。

 

今回の記事には言及がなかった、超薄型モデル「Galaxy S25 Slim」の情報も待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines

サムスンの三つ折りスマホ、画期的な折り方を導入!? ファーウェイとの違いは…

サムスンは2025年に三つ折りスマートフォンを発売すると噂されており、それを裏付けるような特許出願も見つかっています

↑ファーウェイ製品との差別化を狙う

 

新たな情報では、この製品の折りたたみシステムが画期的な方式になると韓国メディアのET Newsが報じています。

 

同メディアの匿名情報筋によると、サムスンは画面を2回折りたたむ(三つ折り)スマホの開発を始めたとのこと。そのデザインと「発売モデル」は11月末までに完成すると述べています。

 

サムスンの三つ折りスマホは、広げた状態で9〜10インチ程度となり、従来のスマホよりもGalaxy Tab S9のようなタブレットに近い画面サイズとのこと。折りたたんだ状態では、普通のスマホとほぼ同じサイズになる見通しです。

 

ただし、ファーウェイのMate XTと異なり「インフォールディング(内側に折りたたむ)」デザインになるそう。Mate XTは外折りを1回、内折りを1回の「インアウト」設計ですが、サムスン版は両方とも内側に折りたたむというわけです。

 

なぜインフォールディング設計にするのか? 匿名の業界関係者は、インアウト方式は「折りたたむとディスプレイが外部に露出し、落下や衝撃に対して弱くなるからだ」と述べています。

 

サムスンは来年、従来型二つ折りスマホの後継機「Galaxy Z Fold7」や「Galaxy Z Flip7」、廉価モデルの「Galaxy Z Fold FE」や「Galaxy Z Flip FE」などを発売すると予想されています。同社の折りたたみラインアップは、ますます充実することになりそうです。

 

Source: ET News
via: Android Authority

次期「Snapdragon 8 Elite 2」、性能がさらに25%アップ!? 課題は…

クアルコムのAndroid向けフラッグシップチップ「Snapdragon 8 Elite」は発売されたばかりですが、早くも後継チップに関する噂が伝えられています。

↑後継モデルに期待(画像提供/クアルコム)

 

Snapdragon 8 Eliteは、新たなOryonコアを搭載したことで、性能が前世代(Snapdragon 8 Gen 3)から大幅にアップしています。しかし、著名リークアカウントのJukanlosreve氏は、次期チップ(Snapdragon 8 Elite 2)では性能がさらに向上すると主張しています。

 

Xへの投稿によると、Snapdragon 8 Elite 2とMediaTekの次期チップ「Dimensity 9500」は、Geekbench 6でシングルコアスコアが4000前後になる可能性があるとのこと。

 

Snapdragon 8 Eliteは現在、同ベンチマークで約3200のスコアを記録しています。今回の情報が事実であれば、後継チップの性能は約25%向上することになります。すでに8 Eliteの性能が優れていることを考えれば、その進歩は確かに素晴らしいでしょう。

 

しかし、Snapdragon 8 Eliteは高速を実現するために動作クロック速度を4.32GHzに上げています。それにより高熱になり、サーマルスロットリング(熱による破損を防ぐため、動作を低速に抑える)が起きやすいとの報告がありました。後継チップでは性能を向上させつつ、どのように熱を管理するのかが問われそうです。

 

この点に関して、Jukanlosreve氏はSnapdragon 8 EliteがTSMCのN3P技術で製造されるとも伝えています。N3Pは、Snapdragon 8 Eliteで使われたN3Eより性能が高く、電力効率も改善されると言われています。この変化が発熱を軽減するかどうかはまだ不明。

 

Snapdragon 8 Eliteは、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズへの搭載が噂されています。その次の「Galaxy S26」シリーズにはSnapdragon 8 Elite 2が採用され、ダントツの性能を誇るのかもしれません。

 

Source: Jukanlosreve (X)
via: Gizmochina

次期「Galaxy S25」シリーズ、アンケート調査で発売日がうっかり判明!?

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズに関する情報を一切公開していません。しかし、同社がアンケート調査を行った際、うっかり発売日を示唆してしまったことが明らかになりました。

↑次期モデルの発売日が流出!?

 

IMEI Pham氏は、サムスンによるオンライン調査の文面をXでシェア。このアンケートは「2025年のGalaxy Sシリーズ」を顧客が購入するときに希望する特典に関して意見を集めることを目的としており、特に発売日には言及していません。

 

しかし、アンケートに回答した人は1月5日に10%の割引が受けられると書かれており、その日にGalaxy S25シリーズが登場する可能性を示しています。

 

今年のGalaxy S24シリーズは1月31日に、昨年のGalaxy S23シリーズは2月17日に発表されました。今回の情報が本当であれば、Galaxy S25シリーズなどの新製品を発表するイベント「Galaxy Unpacked」は、まもなく予告されるかもしれません。

 

Galaxy S25シリーズはS24シリーズからさまざまな点が変更されると噂されていますが、最大のアップデートは最上位の「Galaxy S25 Ultra」になる見通しです。このUltraモデルは、本体の角の部分が丸みを帯びたデザインになる一方、ディスプレイ周りは直線的なままになると伝えられています

 

また、超薄型の「Galaxy S25 Slim」も登場しそうなものの、他のメインモデルから数か月遅れで発売されるとの噂があります

 

Source: IMEI Pham (X)
via: Android Police

2026年の「Pixel 11」、かなり野心的なバッテリー持続時間を目指す!?

Googleが2026年に発売すると噂されるスマートフォン「Pixel 11」シリーズや、搭載チップの「Tensor G6」に関する情報が相次いで流出しています。新たな情報では、同社はPixel 11とTensor G6で36時間ものバッテリー駆動時間を目指している可能性が浮上しました。

↑課題の一つはバッテリー

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、Tensor G6の設計/計画ドキュメントを見たとのこと。そのなかでGoogleは、Pixel 6/7ユーザーの86%未満が(1回の充電で)1日を乗り切れていないと述べているそうです。

 

さらに「バッテリー持続時間は常にコンジョイント分析(消費者が商品やサービスのどの要素を重視しているかを評価)の最上位に位置づけられています」「バッテリー持ちの長さがユーザーを引きつけ、より高い満足度で忠誠心をアップさせる」とも書かれていました。

 

注目すべきは、「ユーザーは36時間のバッテリー持ちを期待している」という記述。文脈から、おそらくGoogleがユーザー調査を行った結果でしょう。

 

Tensor G6やPixelでそんな期待に応えるのか、あるいは単に念頭に置いているだけなのかは不明。Pixel 9シリーズでは公式に「24時間以上のバッテリー駆動時間」をうたっていますが、Pixel 6~Pixel 8でも「バッテリー駆動時間は24時間以上」と宣伝していました。

 

アップルのiPhone 16 Pro Maxは、ビデオ再生で最大33時間と主張していますが、いつかPixelはそれを超えることができるのでしょうか? 注目です。

 

Source: Android Authority

via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」の予想画像が登場! やっぱり「Note」っぽい?

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S25 Ultra」の予想レンダリング(CG)画像が公開されました。

↑次期モデルの最新予想画像が登場!

 

これは未発表製品の予想CG画像で知られるTechnizo Concept氏が、Xで公開したものです。すでに実物らしきデバイスダミーモデルの写真が登場していましたが、それらを総合したものと言えそうです。

 

今回の画像から分かることの一つは、前モデル(Galaxy S24 Ultra)からの大きなデザイン変更です。

↑やっぱりNoteに似ている?(画像提供/Technizo Concept/X)

 

ここ数年、Galaxy SシリーズのUltraモデルは本体の角が鋭く直線的でしたが、次期バージョンでは柔らかな丸みを帯びており、持ちやすくなりそう。Galaxy S25 Ultraの製品名は「Galaxy S25 Note」になるかもしれないとの噂がありましたが、確かにGalaxy Note 20に似ている印象はあります。

 

また、レンダリング画像には噂される四つのカラーバリエーションが反映されており、ブラック、ブルー、グレー、シルバーという構成になっています。

↑何色がいいかな?(画像提供/Technizo Concept/X)

 

Galaxy S25 Ultraの寸法は、S24 Ultraより少し背が高く、幅が狭く、薄くなると伝えられています。S24 Ultraのサイズが162.3 x 79 x 8.6mmであるのに対して、次期モデルは162.82 x 77.65 x 8.25mmになる模様

 

次期モデルは、新デザインに加えて強力な新型チップ「Snapdragon 8 Elite」を搭載する可能性が高いと見られています。さらにディスプレイは、明るさや視野角、色精度など多くの面で改善されていると著名リーカーが主張していました

 

これらの情報が正しければ、Galaxy S25 UltraはiPhone 16 Pro Maxの強力なライバルとなり、ユーザーにとって魅力あるスマホとなりそうです。

 

Source: Technizo Concept (X)
via:PhoneArena

次期廉価モデル「Galaxy Z Flip FE」、サムスン製フラッグシップ向けチップを搭載!?

サムスンは折りたたみスマートフォン「Galaxy Z」シリーズにおいて格安モデルを開発中と噂されています。これら新モデルは、フラッグシップ機をベースに製造コストを下げた「FE」(Fan Edition)バージョンとして、「Galaxy Z Fold FE」(横折り)と「Galaxy Z Flip FE」(縦折り)と呼ばれる可能性があります。

↑廉価版のチップに注目(画像はGalaxy Z Flip5)

 

このうちGalaxy Z Flip FEにはフラッグシップ向け自社チップが搭載されると著名リーカーが主張しています。

 

リークアカウントのJukanlosreveは、Galaxy Z Flip FEにはExynos 2400が搭載されるとXで述べています。同アカウントは、以前「Revegnus」や「Tech_reve」と名乗っていた人物と同一と見られており、一定の信ぴょう性があります。

 

Exynos 2400は同社のフラッグシップ機・Galaxy S24/S24+において、EUなど一部の地域向けモデルに採用されているチップです。つまり、廉価モデルながらも、1ランク上のチップが搭載されるというわけです。

 

以前、Galaxy Z Flip FEやGalaxy Z Fold FEにはクアルコム製のSnapdragon 7s Genが搭載されるとの噂がありました。このチップは中価格帯のスマホに搭載されることが多く、Exynos 2400のほうが格上となります。

 

Galaxy Z Flip FEは2025年に発売されると予想されていますが、詳細なスペックは不明。本製品が登場する頃には、Exynos 2400も1年前の物となり、コストが下がっているはずです。カメラやバッテリー、ディスプレイなどの性能を少し下げて、低価格を実現するのかもしれません。

 

Source: Gizmochina

「Galaxy Z Fold SE」、折り目の美しさに絶賛の嵐!

サムスンの超薄型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold Special Edition(SE)」は、韓国での発売に続き、中国でも「W25」としてデビューを飾りました。

↑Galaxy Z Fold SEは折り目がもっと目立たない

 

そんなGalaxy Z Fold SEは、折りたたみ画面のシワがGalaxy Z Fold6標準モデルより目立たなくなっていることを示す動画が公開されました。

 

サムスン未発表製品のリーク情報で知られるIce Universe氏は、10月上旬に「今回サムスンは、折り目の制御がこれまで以上にうまくなっている」と述べ、シワが軽減されると示唆していました。

 

それに先立ち、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏もGalaxy Z Fold SEのシワが目立たなくなると主張していました。画面保護ガラスとしてUFG(Ultra Flexible Glass)を使い、これまでのUTG(超薄型ガラス)より強度も高くなると述べていました。

 

実際にGalaxy Z Fold SEが発売された後、Ice Universe氏はGalaxy Z Fold SE(正確には中国版のW25)の動画をXでシェア。デバイスを広げた状態でさまざまな角度から撮影していますが、折り目を見つけるのが確かに難しくなっています。同氏は「(折りたたみ)市場の中でほとんどベスト」と絶賛しています。

 

Ice Universe氏は、折り目が見えるものの、それでも軽微と分かる別の動画を公開。画面をオフにして、他社の折りたたみスマホ(OnePlus Open)と比べていますが、Galaxy Z Fold SEのほうは平らに見え、より優れているとの印象を受けます。

 

折りたたみ式スマホの折り目は、完全に除去することは機能的に不可能かもしれませんが、以前ほど目立たなくなっていることは確かです。

 

サムスンは2025年に折りたたみスマホ後継モデルの「Galaxy Z Fold7」や、その超薄型モデルを全世界向けに発売すると噂されています。Galaxy Z Fold SEに投入した技術が次の製品に活用されることを期待したいところです。

 

Source: Ice Universe (X)
via: Tom’s Guide

Androidのファイル共有機能「Quick Share」、スマホの初期設定中に存在をアピールへ

Googleやサムスンのスマートフォンで使えるQuick Share機能は、「Android版AirDrop」といえるものです。他のデバイスと簡単にファイルを共有できるのですが、その存在を知らないユーザーも少なくないでしょう。

↑Quick Shareって知ってる?

 

そこでGoogleは、新型Android製品の初期セットアップ中に、Quick Shareをユーザーに紹介することを義務付けたとの噂が報じられています。

 

もともとGoogleはAndroidデバイス全般で使えるファイル共有機能「Nearby Share」を展開していました。もともとQuick Shareはサムスンが開発した機能でしたが、それをNearby Shareと統合したものが、現在のQuick Shareです。

 

この機能は非常に使いやすく、ユーザーは写真や動画、ファイル、さらにはURLを近くにある他のAndroid端末やタブレット、Chromebook、さらにはWindows PCとワイヤレス経由で送受信できます。動作は素早く、定期的にアップデートされて機能が向上していますが、そもそもユーザーが「この機能を自分のスマホでも使える」と知らなければ意味がありません。

 

Android情報に詳しいAndroid Authorityによると、Google Playストアを含むGoogleモバイルサービスのOEM(Android製品を作る企業)向けの規約が更新されたとのこと。これにより、Android 15以降を搭載したすべての新製品はセットアップ時に、Quick Shareの機能と動作について説明する画面を表示するよう義務付けられたと述べています。説明のあとにユーザーは同機能を有効または無効にしたり、プライバシー設定を変更したりできるそう。

 

Pixel 9シリーズはすでにこの紹介を行っており、他社のAndroidスマホやタブレットが後に続きそうです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

サムスン製「三つ折りスマホ」の特許書類が公開! ますます期待が膨らむ設計とは?

サムスンが三つ折りスマートフォンを2025年にも発売すると噂されているなか、同社が実際に特許を出願していることが明らかとなりました。

↑サムスンの三つ折りスマホの特許書類(画像提供/USPTO)

 

米特許商標庁(USPTO)は最近、サムスンが申請した特許書類を公開しました。この文書は2021年7月に提出されたもので、11月に誰もが閲覧できるようにした形です。

 

この書類に添付された画像の一部は、明らかに三つ折りスマホです。サムスンはこれまで三つ折りデバイスを発売したことがありません。

 

特許書類では、折りたたんだ状態と広げた状態の両方で耐久性と弾力性をアップした折りたたみ画面の設計について詳しく説明されています。

 

そのデザインは折り曲げやすく、ディスプレイにかかる負担を軽くするため、開口部を戦略的に配置した特殊なバリア層(外部から画面に異物の侵入を防ぐ層)を使っています。

 

サポートプレート(画面を支えるための構造パーツ)と接着層(画面とサポートプレートを結び付ける層)は、ステンレス鋼やガラスなどの耐久性のある素材でできており、折り曲げた状態でも開いた状態でも、安定性を高め、ディスプレイを確実に保持するというものです。

 

ディスプレイパネルには合成樹脂やその他の素材からなる反射防止層が透明窓とともに含まれており、反射を低減する工夫もあります。さらに、ディスプレイの下にもバリア層や保護用のクッション層が設けられており、損傷を防ぐ対策も施されています。

 

ファーウェイは9月、世界初の三つ折りスマホ「Mate XT」を発売し、折りたたみスマホ市場に大きなインパクトを与えました。しかし今回の特許が将来の製品に反映されるなら、サムスンは大きく巻き返せるかもしれません。

 

Source: USPTO
via: MSPowerUser

「Galaxy A」スマホで「macOS High Sierra」を動かしたい! 奇妙なロマンがついに実現

サムスンのスマートフォン「Galaxy A」シリーズのある機種で、macOS High Sierraを動かすことに成功したと言う人が現れました。

↑Galaxy Aでも動いちゃった

 

Galaxy Aとは、サムスン製スマホのうち低価格の機種に付けられるブランド名です。大手掲示板・Redditユーザーの「Aggressive_Level7574」氏は、具体的にどのモデルかを明らかにしていませんが、実際にmacOS High Sierraの動作に成功したと示す写真を投稿しています。

 

投稿のタイトルは「サムスンGalaxyでmacOS High Sierra(ついに動作)」となっており、AndroidスマホでmacOSを動かすことに何度も失敗してきたと示唆しています。

↑Galaxy Aで動作するmacOS High Sierra(画像提供/Aggressive_Level7574/Reddit)

 

同氏はそのコメント欄で、仮想マシンアプリ「Vectras VM」を使ってエミュレーションで動かしたと明かしています。macOS High Sierraは7年前のOSではありますが、高価なフラッグシップ機のGalaxy Sシリーズ以外でやり遂げたのは素晴らしいことです。

 

もっとも、Galaxy AシリーズはSamsung DeX(サムスン製スマホをデスクトップPCのように使える機能)に対応していないため、外付けディスプレイに表示できないことが嘆かれています。

 

しかし、Dexはフラッグシップ機ではサポートされているため、例えば、Galaxy S24 UltraにVectras VMをインストールし、macOS High Sierraを外付けディスプレイに表示することは可能でしょう。うまく行けば、macOSをアップデートできるかもしれません。

 

今回の投稿では、Galaxy Aスマホで起動したmacOSのパフォーマンスが十分かどうかには触れていません。実用性があるかどうかはさておき、両手に収まるスマホ上でmacOSが動くことにはロマンがありそうです。

 

Source: Reddit
via: Wccftech

大人気の「Galaxy Z Fold Special Edition」、第2弾の予約販売が5分で完売!

先月サムスンは超薄型の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold Special Edition」(以下、Galaxy Z Fold SE)を韓国だけで限定発売し、すぐに売り切れていました 。第2弾の予約受付が始まりましたが、その分もすでに完売しています。

↑Galaxy Z Fold SEの第2弾の販売は5分で完売したという(画像提供/サムスン)

 

公式サイトでは、準備した在庫は全てなくなり、追加の在庫が用意できしだい、客に通知すると述べています。Galaxy Z Fold SEの価格は278万9600韓国ウォン(約30万円※)であり、驚くほどの売れ行きです。

※1ウォン=約0.1円で換算(2024年11月7日)

 

Galaxy Z Fold SEの本体カラーはブラックシャドウのみであり、内蔵ストレージは512GBの1種類だけです。

 

本製品はGalaxy Z Fold 6のスリム版であり、バッテリー容量は同じですが、より大きなディスプレイとより高性能なカメラを備えています。外側のカバー画面は6.5インチでアスペクト比21:9、折りたたみ画面は8インチでほぼ正方形です。両方の画面ともに、最大2600ニトのピーク輝度を実現しています。

 

背面のメインカメラは、Galaxy S24 Ultraと同じくOIS(光学手ブレ補正)対応の200MP。また、12MPの超広角カメラ、光学3倍ズームの10MP望遠カメラ、カバー画面には10MPの自撮りカメラ、折りたたみ画面側には4MPの自撮りカメラを搭載しています。

 

搭載プロセッサーはSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxyであり、Galaxy Z Fold6標準モデルと同じ。その一方、搭載RAM容量は16GBであり、標準モデルの12GBを上回っています。

 

Galaxy Z Fold SEは高価なため、サムスンは韓国のほか中国だけで発売し、市場の評判を確認すると言われています。これだけ初期の反応がよければ、噂の次期モデル「Galaxy Z Fold7 SE」は全世界で展開されるかもしれません。

 

Source: Samsung
via: Sammobile

サムスン、廉価な「Galaxy Z Flip FE」を2025年に発売!?

サムスンは2025年に次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズや、横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold7」の超薄型モデルを発売するかもしれないと噂されています

↑お手ごろ版の登場に期待

 

新たな情報では、それらと一緒に縦折りスマホのGalaxy Z Flipシリーズの廉価モデルが準備されていると著名リーカーが主張しています。

 

韓国のブロガー・yeux1122氏によると、来年は「Galaxy S25 Slim」「Galaxy Z Flip FE」および「Galaxy Z Fold7追加ラインアップ」の発売はほぼ確定しているとのこと。このうち、Galaxy S25 Slimは4月頃に登場すると述べています。

 

ここでいうFEとは「Fan Edition」の略であり、Galaxy S24 FEのようなフラッグシップ機をベースに低価格にした製品を指します。また「Galaxy Z Fold7追加ラインアップ」とは、全世界向けの薄型モデルを意味していると思われます。

 

yeux1122氏は、第10世代iPadがM2搭載iPad Proと同時に発売されることや、iPhone 15シリーズで常時表示はProモデルのみになることを正確に予想していました

 

今回の情報は、最近のサムスン幹部の発言(リークアカウント@Jukanlosreve経由)とも一致しています。そこでは、お手ごろな価格の折りたたみスマホを準備していることが示唆されていました。

 

また、中国テックメディアのMyDriversも、縦折り廉価モデル「Galaxy Z Flip FE」が開発中だと主張していたことがあります

 

先日、韓国限定で発売された「Galaxy Z Fold Special Edition」は、通常モデルよりも薄くて高価となっていました。それとは対照的に、「Galaxy Z Flip FE」はGalaxy Z Flip6に基づきながらも、より安いプロセッサーなどを採用してコストを下げるのかもしれません。

 

Source: Naver Blog
via: Tom’s Guide

次期「Galaxy S25」シリーズ、「シームレスアップデート」に対応する可能性が浮上!

最近のGoogleのPixelスマートフォンはA/Bシステム(シームレス)アップデートを採用しており、ユーザーがスマホを使いながらバックグラウンドで最新のアップデートをインストールし、後で再起動して更新を完了することが可能です。

↑アップデートをもっと安心に

 

サムスン製スマホで対応している物はGalaxy A55 5Gのみですが、2025年初めに登場するフラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズにこの機能が実装されるとの噂が伝えられています。

 

リーカーのChun Bhai氏は「S25シリーズはA/Bアップデートをサポートしている」とXに投稿。同氏は信頼性の高いリーカー・Ice Universe氏やディスプレイ専門アナリストRoss Young氏にフォローされている人物です。

 

このA/Bシステムアップデートのメリットは、ざっと次のようなものがあります。

 

  • アップデート中もデバイスを使えるため、アップデートが高速化する
  • 中断や起動時間が短くなるため、デバイスが使えない時間が減る
  • アップデートに失敗した場合、前に稼働していたバージョンを再起動できるため、信頼性が向上する

 

現行のGalaxy S24シリーズでは、Android更新の際にデバイスを完全に再起動させて完了するまでに数分かかります。この方法では効率が悪いうえ、無事にインストールが終わるとも限らず、不安な思いをさせられるとの声もあります。

 

今回の情報が正しければ、Galaxy S25シリーズはAndroid更新を手軽に、かつ安心に行えるようになるはず。それ以前のGalaxy Sシリーズでも可能になるのか、続報を待ちたいところです。

 

Source: Chun Bhai (X)
via: PhoneArena

サムスン、次期「Galaxy S25」で極薄モデルを発売!? アップルに対抗!

アップルは2025年秋、次期「iPhone 17」シリーズの一つとして、超薄型モデル「iPhone 17 Air」を発売すると噂されています。そんななか、サムスンが次期フラッグシップ機「Galaxy S25」のスリムバージョン開発を始めたと報じられています。

↑iPhoneがAirで来るなら、Galaxyも…

 

韓国メディアのETNewsによると、サムスンは2025年初めにGalaxy S25シリーズを発売した後、Galaxy S25のスリムモデルの発売を検討しているとのこと。最近発売されたGalaxy Z Fold Special Edition(以下、Galaxy Z Fold SE)と同じように、薄さを強調する方針だと言います。

 

9to5Googleによれば、著名リークアカウント@Jukanlosreveは本製品が4月に少量だけ発売される可能性があると述べているそう。Galaxy Z Fold SEも、標準モデルGalaxy Z Fold6より数か月遅れで発売されていました。

 

このスリムモデルが他のGalaxy S25シリーズとどう違うのかが知りたいところですが、薄くなる以外は今のところ不明です。

 

このスリムモデルに対するユーザーの反応がよければ、サムスンは再来年の「Galaxy S26」シリーズにも組み込むかもしれないとET Newsは報じています。

 

アップル側では、iPhone 17 Airは大型の標準モデル「iPhone 17 Plus」に取って代わると噂されています。サムスンも「Galaxy S26+」に代えて、「Galaxy S26 Slim」を投入するのかどうかが興味深いところです。

 

Source: ETNews
via: 9to5Google

3年ぶりに最新「らくらくスマートフォン」登場! 5030万画素カメラ搭載、日々の健康管理に役立つ機能も

FCNTは、らくらくスマートフォンの最新機種「らくらくスマートフォン F-53E(ラクラクスマートフォン エフゴーサンイー)」を、2025年1月下旬にNTTドコモより発売します。

 

SIMフリーモデルの「らくらくスマートフォンLite MR01」を、2024年12月上旬以降に全国のドコモショップで販売します。

 

記事のポイント

3年ぶりに登場した、らくらくスマートフォンシリーズの後継機種です。従来よりも大画面で、持ちやすさ・見やすさ・使いやすさ、スペックと機能を向上させたとのこと。迷惑電話対策機能など、セキュリティ面にも配慮しているほか、4000mAhのバッテリー搭載。4年後でも電池が元気で、長期間快適に使い続けられます。

 

「らくらくスマートフォン F-53E」は、2022年2月発売の「らくらくスマートフォン F-52B」以来、3年ぶりの後継機種です。

 

ディスプレイの最大照度を約1.3倍アップし、高解像度の有機ELディスプレイを採用。画面サイズは約5.4インチと、持ちやすさにこだわりながらも大きく、見やすくなっています。

 

ホーム画面は標準ホームと、シンプルホームから選択できます。文字は、従来の“UD新丸ゴ”に加え、今回新たに“UD黎ミン”を採用し、見やすさにも配慮しています。

 

聞きやすさについては、「あわせるボイス」、「はっきりボイス」機能で向上させています。

 

・あわせるボイス……自分に合わせ、相手の声を聞きやすく調整し、快適な会話をサポート
・はっきりボイス……ユーザーの周囲環境を検知し、通話受話音質の調整を行う周囲騒音に応じて、通話受話音を強調する

 

その他、相手の声の速度を落として通話できる「ゆっくりボイス」や、マスクでこもった相手の声を聞き取りやすく補正する「マスク通話モード」があり、安心して電話できます。

 

カメラ機能も充実。光学手ブレ自動補正(OIS)機能やAIシーン認識が搭載された5030万画素カメラで、きれいな写真を撮ることができます。センサーはSONY IMX882を採用。

↑補正機能などにより、被写体を自動認識し、露出・彩度などを最適化するので、暗いシーンでも明るくきれいに撮れます

 

ユーザーを守るための仕組みもあります。「迷惑電話対策機能」により、電話帳未登録の番号から電話がかかってきた時は、迷惑電話対策機能によって発信者側にけん制メッセージを自動で伝えます。

 

また通話内容から還付金詐欺リスクを自動検出し、けん制と注意喚起で、振り込め詐欺リスクを抑止する「還付金詐欺対策機能」も搭載。さらに「らくらく迷惑メール判定」は、ドコモメールやSMSで面識のない不特定の者から、口座への振込などの現金をだまし取る内容の迷惑メール(架空請求・融資保証金詐欺)を受信すると注意喚起を行います。

 

さらに、健康管理について関心が高いシニアにとってうれしい仕組みもあります。

 

FCNTが提供する健康管理アプリ「ララしあコネクト」に、「自律神経活性度の測定・管理機能」を搭載しています。背面カメラ下のセンサーが指先のバイタルデータを読み取り、自律神経のはたらきを測定します。

 

全身の機能をコントロールする自律神経の活性度を示す自律神経パワーと、心身のアクティブ度を示す自律神経バランスの2つがわかります。

↑測定結果は、レポート画面からいつでも見返せます

 

発売日前日まで、予約購入キャンペーンを実施しています。対象期間内にらくらくスマートフォン F-53Eを予約し、購入すると、dポイント(期間・用途限定)3000ポイントがもらえます。

 

FCNT
「らくらくスマートフォン F-53E」
価格 :未定(24年11月1日現在)
カラー:ピンク、ゴールド、ネイビー

「らくらくスマートフォンLite MR01」

次期「Galaxy S25 FE」、仕方なく「Exynos 2400」を搭載!?

サムスンのフラッグシップ機をベースにした廉価モデル「Galaxy S24 FE」は発売されたばかりです。しかし、早くも後継機「Galaxy S25 FE」の噂が次々に流れています。先日には次期モデルが2025年に発売され、S24 FEよりスリムになると報じられていました

↑次期モデルのチップは微妙に変わる?

 

今度は新たに、Galaxy S25 FEがサムスン製チップ「Exynos 2400」を搭載するのではないかと報じられています。

 

著名リークアカウントchunvn8888によると、サムスンは自社製のExynos 2500チップ開発をひっそり中止したとのこと。そのため同社はGalaxy S25シリーズの全モデルにSnapdragon 8 Eliteを採用し、Galaxy S25 FEにはGalaxy S24(グローバル版の標準モデル)と同じExynos 2400を搭載すると主張しています。

 

サムスンが次期フラッグシップ機にExynos 2500の搭載を望みながらも、同社の工場で歩留率が悪く、出荷は難しいとの噂は数か月前から伝えられていました。次期折りたたみ機の「Galaxy Z Flip7」も同チップ搭載の可能性があるとみられていましたが、今回の投稿では「そちらもキャンセルされた」とのこと。

 

一般的に、Snapdragonチップは処理能力と電力効率でExynosチップより優れているため、Galaxy S25を待ち望むファンにとってはよいニュースです。しかし、その一方でExynos 2500がキャンセルされたとすれば、Galaxy S25 FEのチップ選択肢が限られることになります。

 

販売中のGalaxy S24 FEは、Exynos 2400チップのクロック速度を落とした「Exynos 2400e」を搭載していますが、それでも十分な性能を発揮しています。

 

Exynos 2400eが発表された当時、Galaxy S25 FEは「Exynos 2500e」を使うのではないかとの憶測が飛び交いました。しかし、ベースとなるExynos 2500が存在しないのであれば、派生型である2500eもなくなります。

 

そのため、Galaxy S25 FEが通常のExynos 2400チップを採用することは理にかなっています。サムスンとしても、前機種よりも高性能なチップを搭載していると主張できるはず。とはいえ、Exynos 2400とExynos 2400eの差はわずかにすぎません。

 

Galaxy S25 FEの発売は1年近く先のことでしょう。今後もさらなる続報を待ちたいところです。

 

Source: @chunvn8888 (X)
via: Sammobile

次期「Pixel 9a」、スペックが向上するうえ価格は据え置き!?

Googleの次期廉価スマートフォン「Pixel 9a」は、2025年3月ごろに発売される見通しです。すでに搭載カメラのリーク情報が届けられているなか、今度は価格に関する情報が報じられています。

↑現行モデルと同じ価格だとうれしい

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesによると、Pixel 9aの価格はPixel 8aと同じで、米国では499ドル(約7万7000円※)になるとのこと。ちなみに、Google公式ストアでのPixel 8aの価格は7万2600円(税込)です。

※1ドル=約153.5円で換算(2024年10月31日現在)

 

Pixel 9aはPixel 8aより2g軽い186gでありながら、画面はPixel 9 Proと同じ6.3インチ、バッテリー容量は5000mAH、寸法も154.7×73.3×8.9mmとなり、全て大型化している模様。ディスプレイはPixel 8aから引き続き、最大120Hzに対応していると言われています。

 

また、背面のメインカメラは48MP、超広角カメラは13MP、自撮りカメラは13MPになるとのこと。バッテリーは18Wの有線接続と7.5Wのワイヤレス接続で充電され、搭載RAMは8GB、内蔵ストレージはPixel 8aと同じく128GBまたは256GBです。

 

チップはPixel 9シリーズと同じくTensor G4を搭載するそう。別の情報源は、Pixel 9a向けTensor G4は少しバージョンが異なり、最新モデムチップを搭載していない(衛星通信に対応しない)と主張していました

 

Pixel 9シリーズの日本向け価格は、前モデルよりも全般的に高くなっていました。Pixel 9aの価格が8aから据え置きとなれば、人気スマホとなるかもしれません。

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

Google Pixel、フラッグシップ機のカメラとAI機能を2025年以降にパワーアップへ!

Googleが2025年に発売予定の次期フラッグシップ機「Pixel 10」シリーズと、翌年に登場する見通しの「Pixel 11」シリーズにおいて、カメラ関連のハードウェアやAIによるソフトウェア機能が大幅に進化すると報じられています。

↑大幅な進化が待っている?

 

この情報は、未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityが、Googleのチップ部門からスクープしました。

 

まず、Pixel 10シリーズは、搭載チップ「Tensor G5」の強化されたTPU(機械学習とAI処理に特化したプロセッサー)を活用し、AIによる新たな写真および動画編集機能を備える予定とのこと。

 

その一つである「ビデオ生成ML(Video Generative ML)」は、「写真アプリでキャプチャ後、生成AIベースで直感的なビデオ編集をする」と伝えられています。要は、実際にビデオを理解できるAIを使い、ユーザーが簡単に編集できることを目的としているようです。

 

さらに、音声で使う写真編集ツール「Speak-to-Tweak」や、簡単なスケッチを素敵な絵に変換する「Sketch-to-Image」も検討しているそう。このうち後者は、サムスンがGalaxy AIで提供する「スケッチアシスト」に似ているかもしれません。

 

一方、Pixel 11シリーズでは、写真とビデオ撮影の両方で、次世代の望遠レンズと機械学習により、最大100倍のズームとなる可能性があるそう。もっとも、それぞれアルゴリズムが異なるため、写真とビデオでは画質に差が出るかもしれないと示唆しています。

 

さらに、消費電力を抑えた改良版の「シネマティックぼかし」や、暗い場所でも鮮明な録画ができる「ウルトラ・ローライト・ビデオ」などの機能も追加されるかもしれません。

 

Pixel 10とPixel 11シリーズともに、搭載チップは台湾TSMCの最先端3nm技術により製造されるとの噂があります。それにより処理能力や消費電力が改善され、AIを活用した新機能が大活躍すると期待したいところです。

 

Source: Android Authority

Pixelスマホ、「顔認証」の弱点を2026年に克服する!?

GoogleのPixelスマートフォンでは顔認証に通常のカメラを使っていますが、暗闇など低照度のもとでは機能しません。この弱点が2026年の「Pixel 11」シリーズで克服されるかもしれないとの噂が報じられています。

↑顔認証を改善へ

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、Pixel 11に搭載される「Tensor G6」チップに内蔵されるISP(画像を処理するプロセッサー)は、アンダーディスプレイのIR(赤外線)カメラシステムをサポートする予定とのこと。

 

実はPixel 4(2019年発売)の顔認証では、ドットプロジェクター(赤外線ドットを投影して顔の3Dマップを作る)、フラッドイルミネーター(赤外線を照射する)、二つのIRカメラが活用されていました。そのため、どんなに暗くてもユーザーを認識できたわけです。

 

しかし、Pixel 7では純粋に通常カメラベースとなり、IRカメラは廃止されました。さらに、Pixel 8以降は顔認証がGoogleウォレット/ペイや銀行の取引、その他アプリのサインインに使用可能となっています。これらは十分に明るい場所では機能しますが、暗い場所では認識しないことがよくあり、指紋センサーに頼らざるを得ません。

 

もしIRカメラが復活し、アンダーディスプレイ=画面の下に埋め込む方式であれば、ベゼルが太くなったりノッチ(画面上部の切り欠き)を設けたりする必要がなく、全画面デザインが保たれるはずです。

 

ライバルのアップルは、2026年の「iPhone 18 Pro」モデルでアンダーディスプレイのFace ID(顔認証)を導入すると噂されています。また、Tensor G6チップはiPhone 18 Proの「A19」チップと同じ技術で製造されるとの予想もあり、Pixel 11シリーズは大きな進化を遂げることになりそうです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

ライカ搭載のシャープ最上位スマートフォン「AQUOS R9 pro」が登場!

シャープは、フラッグシップモデルのスマートフォン「AQUOS R9 pro」を商品化します。日本では2024年12月上旬以降に発売。

 

記事のポイント

ライカカメラ社監修の5030万画素・3眼カメラ(標準・広角・望遠)で構成される「バリオ・ズミクロン」カメラシステムを搭載したスマートフォン。写真だけでなく、ムービーも鮮やかに撮影することが可能です。

 

本機は、ライカカメラ社が監修した標準・広角・望遠の3眼カメラで構成される「バリオ・ズミクロン」カメラシステムを搭載。3つのカメラすべてに5030万画素の高精細イメージセンサーを採用しています。標準カメラには1インチを超える1/0.98インチのイメージセンサーを搭載し、暗所でも鮮明に美しく撮影できます。広角カメラは122度の超広角撮影やマクロ撮影ができるほか、望遠カメラは光学2.8倍ズームに対応。デジタルズームの併用により最大20倍のズームが可能で、遠くの被写体もはっきりと写せます。

 

CPUは、最新の「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」を搭載。12GBの大容量RAMやベイパーチャンバーを採用した放熱システムとの組み合わせにより、データ容量が大きいアプリを複数起動してもスムーズな動作が続きます。また、大型のスピーカーBOXを上下に配置。上部のスピーカーBOXをフルメタル化することで音圧を増し、迫力あるサウンドを実現しました。1~240Hz可変駆動のPro IGZO OLEDディスプレイは解像度がQuad HD+にアップし、高精細で臨場感あふれる映像を楽しめます。

 

さらに、当社独自の生成AI機能「電話アシスタント」を搭載。留守番電話を要約して表示する機能のほか、会話の中からキーワードを自動抽出してメモとして残せる新機能にも対応し、電話によるコミュニケーションをサポートします。

 

シャープ
「AQUOS R9 pro」

[依存度チェックリスト付き]社会問題化するSNS依存と“SNSデトックス”の方法

私たちは日々、オンラインを通じて大量の情報に晒され続けています。近年は「SNS疲れ」という言葉を耳にする機会も増えました。延々と更新されていく情報を追い続けることで精神的負担が積み重なったり、ひっきりなしに届く通知やメッセージにすぐ応じなければいけないストレスを感じたり……。そればかりか、華やかで満ち足りた(ように見える)誰かの暮らしをSNSで目にする機会が増えたことで、劣等感を感じ、悩む人も。

 

そこでSNSに依存してしまう問題と対策について、ネット・ゲーム依存予防回復支援MIRA-i心理師として活動する森山沙耶さんに話を伺いました。

 

 

大人の女性も依存傾向。
SNS依存の現状

 

子どもから大人まで、身近にSNS使っている人が大半を占める現代。日頃のストレス解消を目的に、SNSに過度に関わってしまうことで、SNS依存に陥ってしまう場合もあると言います。

 

「もともとお子さんのSNS依存とご家族の問題に長く向き合ってきた経験がありますが、最近では大人の女性の相談を受ける機会が増えています。
SNSに夢中になりすぎてSNSから離れられない状況になってしまうと、どんな人でも日常のさまざまな場面で問題が発生します。仕事があると分かっているのに毎日夜遅くまでSNSの閲覧がやめられず、朝起きることができない、そして仕事に遅刻してしまう、など現実的な問題が起きている場合は心配ですね。SNSに依存している状況があると思います」(ネット・ゲーム依存予防回復支援MIRA-i心理師・森山沙耶さん、以下同)

 

SNS依存は誰にでも起こりうる

「SNS依存の問題と向き合うときには、その背景に何が潜んでいるのかを理解することが大切です。SNS依存になってしまう場合、日常的に何か問題を抱えている人も多いからです。
ストレスや不安感を落ち着かせるために、手に取りやすいスマホについつい頼ってしまう、という経験をお持ちの方も少なくないでしょう。息抜き程度に始めたオンラインゲームにハマってしまうとか、複数のサブスク、またはSNSに登録して、最新の情報や好きなアーティストの発信を見ないと落ち着かない、とか。ただ楽しくて始めたものでも、いつの間にか夢中になってやめられなくなっていた。それは誰にでも起こりうることです」

 

あなたは大丈夫?
SNS依存度チェック

自分ではSNS依存に陥っているかどうかの判断がつきにくい、と話す森山さん。そこで今回は、自分で簡単にチェックできるセルフアセスメントテストをご用意いただきました。

 

※提供=一般社団法人日本デジタルウェルビーイング協会

 

※提供=一般社団法人日本デジタルウェルビーイング協会

 

チェックテストの結果をみて、「依存傾向があるな」と感じた場合は、できる限り早い段階で対処することが必要だと森山さんは言います。解決のコツをしっかり理解することでSNS依存からは抜け出しやすくなります。

 

SNS依存から抜け出すためにすべきこと

もしSNS依存に陥ってしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

 

「大前提として、依存の状態であるならば一人でなんとかしようとするのはとても難しいと思います。信頼できる人に……それは家族でも友人でもよいのですが、まずは相談してみてください。病院だけでなく、行政でも相談窓口が設置されている場合もあります。また、私は民間のサポート団体に所属していますが、プロのカウンセリングを受けるのも良いでしょう。周りのサポートを得ることがとても大切です」

 

SNS依存の問題を自分で解決しようとするとさまざまな問題が逆に起きやすい、と森山さんは続けます。

 

「1人でどうにかしようと思っても、本当に難しい。SNSの閲覧を減らそうと思ってなんとか閲覧時間を制限してコントロールしようするのですが、誰かに咎められるわけでもないので、けっきょくまた閲覧してコントロール不能な状態になる……それを繰り返してしまうと自分にガッカリしてしまい、“どうせ私はできないんだ”という諦めモードになりやすいです。
そもそも依存という状態はすでに自分で自分をコントロールできない状態を指します。誰かの助けがある方が早い段階でSNS依存の問題を解決できるでしょう」

 

 

SNS依存から脱却するためには、暮らしを整え、生活スタイルの中にSNS以外の大切な要素を増やすことも効果的なのだとか。

 

「SNSに依存しなくても大丈夫な状態に整えていきましょう。私たちには人間関係を築いたり、食事をして、寝て、というように生きていく上での大切な土台があります。人として生きていく上でもっとも基本になる部分をまず1つずつ取り戻していくことです。食べる時間も惜しんでSNSにのめり込んでいるなら、まずは食事から。寝る間も惜しんでSNSばかり見てしまうのなら、まずは睡眠から、というように。
一気にすべてを改善しようとすると逆に辛くなってしまうことがありますから、慌てずに1つずつ、人しての当たり前の生活を取り戻していけるように取り組むことが大切です」

 

今日からできる!
簡単なSNSデトックスの方法

 

依存とまでいかなくても、SNSを見過ぎてしまっているという人や、ちょっとSNSから距離を置きたい、と思っている人は少なくないでしょう。そんなときにオススメのSNSデトックスのコツを3つ、森山さんにご紹介いただきました。

 

1.SNSアプリやサブアカウントを整理する

「まずSNSに触れる時間を減らすために何ができるかを考えましょう。登録しているアプリの通知を全部ONにしているのだったら、あまり見ないアプリの通知はOFFにしてしてみてください。アプリの登録数を半分以下に減らすのもいいですね。通知が少なくなれば、自然と閲覧時間も減っていきます。
また、インスタグラムなどでサブアカウントを複数持っている人の場合、各アカウントで情報閲覧したりコミュニケーションを取っているととても時間がかかってしまいます。そういうアカウントをまずは減らしていく。それだけでもかなりスッキリすると思います」

 

2.「スクリーンタイム」を活用する

「iPhoneではスクリーンタイムで各アプリの使用時間を制限することが可能です。ハマっているゲームアプリに夢中になりすぎて何時間もやめることができなかったり、インスタグラムやLINEなど、延々と友人とコミュニケーションを取り続けてしまったり……そんな方こそ、スクリーンタイムで各アプリの使用時間を制限しておくことをおすすめします。SNSから切り上げるタイミングを掴みやすくなるので、ぜひ活用してみてください」

 

3.見すぎてしまうアプリを見えにくくする

「スマホを立ち上げたとき、開いたページにお気に入りのアプリがあるとすぐに閲覧してしまうことがありますよね。さらに閲覧し始めると、あっという間に何時間も経過してしまって、仕事や家事に影響が出てしまう場合もあるでしょう。そこで、お気に入りのアプリほど見えにくくしたり、すぐにたどり着けないようにしてしまいましょう。アプリのアイコンをフォルダに入れて見えにくくしたり、スマホのずっと後ろのページに入れたりするのが効果的です」

 

「デトックスを試してみる場合、まずはこれらの方法から、自分にとって無理なくできそうなものを選んでみてください。そして1週間など一定期間続けてみて、効果的であったかを振り返ることで、自分に合う方法を見つけてもらいたいと思います」

 

「connected not addicted / リアルにつながろう」キャンペーン

10月7日より「connected not addicted / リアルにつながろう」 キャンペーンがスタート。現実世界におけるデジタル依存症と対策についてJDWA代表理事森山沙耶さんと、TIKTOKクリエーター景井ひな氏によるトークセッションが開催されます。
「日本デジタルウェルビーイング協会(JDWA)とシュウ ウエムラがパートナーシップを結び、デジタルに関わるさまざまな社会問題の解決をサポートする活動を展開。シュウ ウエムラはメイクアップを通じた自己探究や自己表現を応援することを使命とし、この活動を通じて、どこにいても誰もがデジタルの縛りから解放され、個々人の可能性を存分に開花させ、自分の人生を自信を持って生きるためのサポートをしたいと考えています」
PRイベント後には、特設ウェブサイトや大学キャンパス、企業等で、啓発活動を行われる予定です。

 

Profile

ネット・ゲーム依存予防回復支援MIRA-i心理師 / 森山沙耶

2012年東京学芸大学大学院教育学研究科を修了後、家庭裁判所調査官として勤務。少年事件・家事事件の調査を行う中で、非行少年の更生や離婚調停など家庭紛争の調整に関わる。その後、大学病院や福祉施設にて心理臨床を経験。2019年8月、独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターにてインターネット/ゲーム依存の診断・治療等に関する研修(医療関係者向け)を修了後、MIRA-iの設立に携わる。現在はネット・ゲーム依存専門心理師として、カウンセリングだけでなく講演活動も行う。二児の母としても奮闘中。

次期「Galaxy S25」、やっぱり全モデルが「Snapdragon 8 Elite」を搭載!?

ここ数か月間、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズに搭載されるチップを巡り、さまざまな情報が飛び交っています。特に、標準モデル「Galaxy S25」は、サムスン自社開発のExynos 2500かMediatek製のDimensity 9400が採用されるのではないかと言われています。

↑やっぱりこれがいい(画像提供/クアルコム)

 

そんななか、Galaxy S25シリーズは全モデルがクアルコムのハイエンドチップSnapdragon 8 Eliteを全世界で搭載すると著名リーカーが主張しています。

 

先週初め、クアルコムがSnapdragon 8 Eliteを発表した際、サムスン電子でスマートフォンなどを統括するTM Roh氏は、このチップがGalaxy S25シリーズに使われる可能性が高いと述べていました。

 

それに続き、未発表のサムスン製品に詳しいIce Universe氏が「Galaxy S25シリーズはSnapdragon 8 Eliteチップを使う。Exynos 2500やDimensity 9400ではない」とXに投稿しました。

 

これまで最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」だけはSnapdragon 8 Eliteを確実に搭載すると見られていました。

 

Exynos 2500もDimensity 9400も、前世代より飛躍的に進化を遂げているものの、アップルのA18 ProのCPU性能と同等というSnapdragon 8 Eliteが全モデルに搭載されるとすれば、ユーザーにとっては朗報でしょう。

 

また、Snapdragon 8 EliteのGPU性能はA18 Proを超えており、電力効率にも優れているとの噂もありました。今回の情報が本当であれば、標準モデルのGalaxy S25はコストパフォーマンスに優れたスマホとなりそうです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: Sammobile