サムスン、次期「Galaxy Z Fold7」で超薄型を世界に展開!? それとも…

サムスンは先週、韓国限定で新型折りたたみスマートフォンのGalaxy Z Fold Special Edition(以下「Galaxy Z Fold SE)を発売しました。これは、全世界で発売中のGalaxy Z Fold6を超薄型にして画面を広くしたほか、背面カメラを強化したモデルです。

↑次は超薄型を世界で販売?(画像はGalaxy Z Fold6)

 

そんなサムスンに関する新たな噂が流れており、今度は次期「Galaxy Z Fold7」において二つのバリエーションを開発していると報じられています。

 

サムスンの未発表製品に詳しい情報サイト・Galaxy Clubは、折りたたみスマホ「Galaxy Z」の次期モデルにおいて三つの開発コード名を確認したと主張しています。

 

  • コードネームB7: 「Galaxy Z Flip7」(縦折りモデル)
  • コードネームQ7: 「Galaxy Z Fold7」(横折り標準モデル)
  • コードネームQ7M: 未知のGalaxy Foldバリエーション

 

まだ2024年内の情報に過ぎないため、サムスンが2025年に三つ(以上)の折りたたみスマホを発売すると保証しているわけではありません。とはいえ、少なくとも三つのデバイスの開発が進んでいる可能性は高いようです。

 

このうち「Q7M」が「Galaxy Z Fold7 SE」ではなく「未知のGalaxy Foldバリエーション」とされているのは、コード名に「M」という字が含まれているからです。

 

もともとGalaxy Z Fold SEのコード名は「Q6A」でした。もし未知のデバイスが後継モデルであれば、「Q7M」ではなく「Q7A」となるはず。

 

この「M」という文字は何通りかの可能性が考えられます。一つには超薄型モデルを地域限定ではなく、全世界の市場向けにするため、新たな名称を付けたという推測。

 

あるいは、Q7Mは超薄型の特別モデルではなく、デザインを完全に一新したものかもしれません。つい先日も、サムスンが2025年に三つ折り(折りたたみ軸が二つある)スマホを発売するかもしれないと噂されていました

 

中国のファーウェイが9月、世界初の三つ折りスマホ「Mate XT」を発売して注目を集めていました。サムスンも、なるべく早く対抗する必要があるかもしれません。

 

Source: GalaxyClub
via: Sammobile

次期「Pixel 9a」、メインカメラが48MPに下がっても心配ご無用な理由とは?

Googleの次期廉価版スマートフォン「Pixel 9a」のメインカメラが現行のPixel 8aから変更され、解像度が64MPから48MPになるとの噂が報じられています。

↑Pixel 9aの予想CG画像(画像提供/Onleaks/Android Headlines)

 

Pixel 7aとPixel 8aはどちらも64MPのメインカメラを搭載しており、Pixel 6a以前の12MPを上回っていました。両モデルともソニー製のイメージセンサー「IMX787」であると思われますが、Pixel 9aでは変更が加えられるようです。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesによると、Pixel 9aのメインカメラは48MPのセンサーに移行し、一見すれば格下げのようです。しかし「メガピクセルサイズが大きい」ため、見栄えのよい写真が撮れるはずだと主張しています。おそらく撮像素子が大きくなり、取り込める光の量が増えるためでしょう。

 

最新の折りたたみ機のPixel 9 Pro Foldもメインカメラは48MPであり、それと同じものだとすれば、Pixel 9aのカメラも目立って劣化することはないと思われます。

 

また、Pixel 9aには13MPの自撮りカメラが搭載され、上位機種のPixel 9シリーズと同じ「一緒に写る(Add Me)」も利用できると言われています。これは集合写真を撮ったとき、撮影者を後から撮影し、2枚の写真を合成する機能です。

 

Pixel 9aの発売は2025年の早い時期、おそらく3月頃になると予想されています。期待の大きい製品だけに、さらなる追加情報を待ちたいところです。

 

Source: Androido Headlines
via: 9to5Google

サムスン、「三つ折りスマホ」を2025年に発売!? 巻き返しの戦略は…

つい最近、ファーウェイは三つ折りスマートフォン「Mate XT」を発表して全世界を驚かせました。それに続き、サムスンも2025年内に独自の三つ折りスマホを発売する可能性があると報じられています。

↑折りたたみスマホ市場で巻き返しなるか?

 

韓国メディアのZDNet Koreaによると、サムスンは2025年に「画面を2回折りたためる“三つ折り”モデル」の発売を検討しているとのこと。それと合わせて、タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip7」の廉価版も発売される可能性があると述べています。

 

サムスンは折りたたみスマホの販売が伸び悩むなか、製品ラインアップを拡充させ、巻き返しを図る計画のようです。最近発表されたばかりの超薄型モデル「Galaxy Z Fold Special Edition」はその一環とされています。

 

また、サムスン・ディスプレイのパートナー企業はすでに「三つ折りモデルの部品開発を完了」しており、製品化に向けた準備が整っていると報じられています。もっとも、最終的な決定はまだ下されていないため、もう少し動向を見る必要があるようです。

 

その一方、リークアカウントのJukanlosreve氏は、上記のGalaxy Z Flip7は「廉価版」ではなく「強化版」に近いと聞いたと発信しています。実際、サムスンの関係者が「現時点で低価格モデルを発売する予定はない」と証言したとの報道もありました

 

サムスンの三つ折りスマホとGalaxy Z Flip7のハイエンド版、ともに続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: ZDNet Korea
via: Tom’s Guide

「Pixel 6」、Android 15のアップデートに要注意! 文鎮化の報告が続出

GoogleがPixelデバイス向けにAndroid 15の配信を始めてから、ほぼ1週間が経ちました。そんななか、一部のPixel 6がアップデートにより起動しなくなったとの報告が相次いでいます。

↑アップデートは慎重に

 

この現象は、特定のアプリを保存して非表示にできる新機能「プライベートスペース」を有効にした後に起こっているとのこと。匿名掲示板のRedditには、2件の報告があります。ユーザーの「GegoByte」氏はプライベートスペース内のアプリを開いた直後にデバイスが応答しなくなったと述べており、「Homer_95」氏はバッテリー残量が十分あったのに、普通に使っている最中に突然故障したとのことです。

 

どちらのユーザーも、電源ボタンと音量下ボタンを同時に長押ししてリセットしたものの、効果がなくて「(自分のスマートフォンが)完全に死んだ」と表現しています。Pixel 6をPCに接続しても検出されず、救いにはならなかったそうです。

 

また、他にもAndroid 15にアップデートした翌日に画面が突然真っ暗になって起動しなくなったと報告しているユーザーがいます。Googleに連絡したところ、保証の対象外で有償の修理のみ受け付けていると言われたそう。

 

昨年もPixel 6シリーズは、Android 14に更新するとストレージにアクセスできなくなる不具合が起きていました。今年7月には一部のデバイスが工場出荷時にリセットすると使用不能になるなど、トラブルが相次いでいます。

 

もっとも、7月の件はGoogleが速やかに対応し、問題を防ぐための手順を公開していました。ともあれPixel 6ユーザーはAndroid 15への更新は避けておき、Googleの正式発表を待ったほうがよさそうです。

 

Source: Reddit(1),(2) 
via: 9to5Google

将来のGalaxyスマホ、「設定」メニューが操作不要になる?

サムスンが、Galaxyスマートフォンを「設定」メニューを操作せずに利用できるAI機能を開発中との噂が流れています。

↑AIが設定してくれるようになる?

 

ここ数年、同社はGalaxyに数多くのAI機能を導入してきました。スマホ画面で気になるものを丸く囲むだけで検索できる「かこって検索」やリアルタイム通訳、編集した写真の余白を自動的に埋めてくれるAI編集サジェストなど、ユーザー体験を向上させるための「Galaxy AI」機能が提供されています。

 

韓国メディアのET Newsによると、サムスンはGalaxyスマホの「設定」メニューを操作する必要性をなくしたいとのこと。全般的な使用パターンに基づいてニーズを予測し、変更または微調整したいものを検出するAI機能を導入する予定だと報じています。

 

一般的にスマホの設定は手間がかかるうえに複雑であり、変更しても本人の希望に沿うとは限りません。ユーザーの行動を分析し、先回りして使いやすい自動的に設定を調整する機能は、使用体験の大幅な改善につながることでしょう。

 

現在、Galaxyスマホは音声アシスタント「Bixby」を通じて設定を変更できますが、手動での操作が必要なこともあり、それほど快適な体験ではありません。

 

もし新たなGalaxy AI体験が上手く実装されれば、ユーザーとスマホとの関わり方が一変する可能性もあるでしょう。iPhoneのiOSやアプリ設定も使いやすいとは言えませんが、スマホ全般が足並みをそろえてAIにより進化することを祈りたいところです。

 

Source: ET News
via: Wccftech

新「Snapdragon 8 Elite」、人気ベンチマークアプリでアップルに圧勝!?

クアルコムの次期ハイエンドスマートフォン用チップ「Snapdragon 8 Elite」が正式に発表されました。これまで「Snapdragon 8 Gen 4」の仮名で呼ばれていましたが、前Snapdragon 8 Gen 3より性能が飛躍的に高まっているとの噂が次々と届けられてきました。

↑パワーアップした性能を見よ!(画像提供/クアルコム)

 

新たな情報として、人気ベンチマークアプリのAnTuTuのスコアが300万点を超え、iPhone 16 Proモデルに搭載されたA18 Proチップを大幅に上回ると伝えられています。

 

これは中国のRealmeがまもなく発表するフラッグシップ機「GT7 Pro」のもので、インドメディアのSmartPrixが信頼性の高いリーカー・Onleaksとの協力で報じました。同製品は、Snapdragon 8 Eliteを搭載すると噂されています。

 

そのAnTuTuスコアは3,025,991ポイント。対して、iPhone 16 Pro Maxは1,651,728ポイントだったそうです。ちなみに、Mediatekの最新ハイエンドチップ・Dimensity 9400(ivo X200 Pro搭載)は3,007,853との報告もありました

 

とはいえ、AnTuTuはAndroidスマホ用チップの計測に重点を置いているため、総合力を評価するためには、他のベンチマークソフトの結果を待つ必要があるでしょう。Geekbench 6による計測では、Snapdragon 8 Eliteのシングルコアスコアは2884、マルチコアは8840とのスコアも出ていましたが、これはA18 Proと比べてシングルコアが劣り、マルチコアが上回っています。

 

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズは、標準モデルがDimensity 9400、最上位のUltraモデルがSnapdragon 8 Eliteを搭載すると噂されています。どちらのチップも高性能となり、iPhone 16シリーズにとって手強いライバルとなりそうです。

 

Source: SmartPrix
via: Wccftech

サムスン、超薄型の「Galaxy Z Fold Special Edition」をついに発表!

サムスンはついに、超薄型の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold Special Edition」(以下、Galaxy Z Fold SE)を正式に発表しました。通常のGalaxy Z Fold6よりも薄くて軽く、まずは韓国で10月25日に発売されます。

↑ついに登場したGalaxy Z Fold SE(画像提供/サムスン)

 

Galaxy Z Fold SEの折りたたみ時の厚みは10.6mmであり、Galaxy Z Fold6の12.1mmよりも薄くなっています。重さは236gで約3g軽くなっただけですが、ディスプレイは折りたたみ画面と外側のカバー画面がともに少し広くなり、それぞれ8インチと6.5インチ(Fold6は7.6インチと6.3インチ)になりました。

 

さらに、搭載RAMは16GBとなり、Galaxy Z Fold6の12GBより増えたことで、リアルタイムの会話通訳や画像編集、音声の要約や文字起こし機能といった「Galaxy AI」の改善が期待できます。なお、搭載プロセッサーはGalaxy Z Fold6と同じSnapdragon 8 Gen 3です。

 

最も注目すべき変更点は。背面のメインカメラが標準モデルの50MPから200MPに強化されたこと。これにより、同社のフラッグシップ機Galaxy S24 Ultraに並ぶことになります。

 

デザイン上の標準モデルとの違いは、背面パネルとカメラ周り。背面ガラスはストライプ柄となり、これまでのフラットなパネルとは明らかに異なっています。トリプルカメラを収めるカメラバーも、標準モデルの丸みを帯びたものから、角ばった印象に変わっています。

 

また、噂通りSペンには非対応だと製品ページで確認できます。

 

Galaxy Z Fold SEの価格は278万9600 ウォンで、日本円で約30万円(※)です。中国での発売も有力視されていますが、それ以外の国での販売予定は不明です。

※1ウォン=約0.11円で換算(2024年10月22日現在)

 

Source: Samsung
via: Engadget

「Galaxy Z Fold6 SE」の価格が判明!? サムスン史上最も薄いがゆえに…

サムスンの超薄型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6 Special Edition」(通称: Galaxy Z Fold6 SE)は実物らしき画像が登場するなど、いよいよ現実味を増しています。

↑薄いのでプレミアム付き

 

そんななか、Galaxy Z Fold6 SEの発売日や価格が判明したとの噂が報じられています。

 

韓国メディアのFNN Newsによると、サムスン電子はGalaxy Z Fold6 SEの発売日を10月25日に決定したとのこと。その寸法は折りたたみディスプレイが推定8インチ、カバー(外側)ディスプレイが6.5インチ、折りたたんだ状態の厚さは10.6mm、広げると4.9mmであると伝えています。

 

これらは、複数のメディアや信頼性の高いリーカーが主張してきた数値とも一致しています。中国メーカーのHonorは厚さ9.2mmのMagic V3を、Xiaomiは9.47mmのMix Fold4を発売済みであり、それらには及びませんが、サムスン製品史上では最も薄い折りたたみスマホとなります。

 

また、Galaxy Z Fold6 SEは他社製品よりも頑丈であることが優位性の一つとして挙げられています。もう一つの強みは「Galaxy AI」機能が搭載されていること。

 

価格については、韓国では300万ウォン(約33万円※)~になる可能性があるとされています。Galaxy Z Fold6標準モデルは223万ウォン~であり、4割近くも高価ということになります。

※1ウォン=約0.1円で換算(2024年10月17日現在)

 

今のところGalaxy Z Fold6 SEは、韓国と中国だけの限定販売になるとみられています。折りたたみスマホにおいて「薄い」ことは大きな魅力となるため、将来的に日本での発売も期待したいところです。

 

Source: FNN News
via: BGR

シャオミ、2万円切りのエントリースマホ。120Hzディスプレイ搭載の「Redmi 14C」

シャオミ・ジャパンは10月17日、エントリークラスのスマートフォン「Redmi 14C」を販売開始しました。

 

記事のポイント

価格を抑えつつ5000万画素のデュアルカメラ、120Hzディスプレイを搭載したエントリースマホ。バッテリー容量も多めなので、通話とちょっとしたアプリだけ利用できれば問題ない、という方には十分なスペックではないでしょうか。

 

OSはAndroid 14で、搭載SoCはMediaTek Helio G81-Ultraで、メモリ/ストレージ構成は4GB/128GB、8GB/256GBをラインナップ。バッテリー容量は5160mAhと、この価格帯の製品としては大容量なのが特徴で、18Wの急速充電にも対応します。

↑カラバリは3色展開。細かい話ですが、それぞれわずかに重量が異なります

 

本体は6.88インチサイズ、リフレッシュレート120Hzのディスプレイを採用。カメラは5000万画素の背面デュアルカメラ、1300万画素のフロントカメラを装備します。カラバリはスターリーブルー、セージグリーン、ミッドナイトブラックの3色展開です。

 

SIMスロットはnanoSIM×2で、無線通信はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)、Bluetooth 5.4に対応します。本体サイズは約77.8×171.88×8.22mm、重量は約204.8~211.9g。販売価格は4GB/128GBモデルが1万7980円、8GB/256GBモデルが2万3980円 。

 

シャオミ・ジャパン
Redmi 14C
実売予想価格:1万7980円(税込)~

「Android 15」、Pixel向けに配信開始! 主な新機能は…

Googleは、自社のPixelデバイス向けに最新のAndroid 15の配信を始めました。先月、Android 15は正式に公開されていたものの、実際のAndroidデバイスでようやく利用できるようになります。

↑配信が始まったAndroid 15(画像提供/Google)

 

主な新機能の一つは、スマートフォンを他人に使わせるときに、特定のアプリを保存して非表示にできる「プライベートスペース」。GoogleはSNSや出会い系、銀行アプリなどを例として挙げています。

 

プライベートスペースに保存したアプリは、最近使用したアプリや通知、設定には表示されません。アクセスするには、顔や指紋などの認証を追加で行う必要があります。

 

また、折りたたみスマホやタブレットでは、タスクバーを固定したり解除できたりするようになります。これにより、アプリへのアクセス方法を柔軟に変更し、素早く利用できるようになります。また、頻繁に並べて使う(折りたたみスマホの2画面や、タブレットの左右など)二つのアプリがある場合、その組み合わせを設定し、一つのアイコンをタップするだけで同時に起動できます。

 

さらに、Android 15には盗難検出ロックやオフラインデバイスロック、リモートロック機能が追加されます。AIが急なひったくりなどを検知してスマホをロックしたり、泥棒が持ち主の追跡を避けるためにオフラインにしようとした場合にロックしたり、盗まれたスマホを遠隔でロックできたりします。

 

この盗難防止機能は、GoogleによればAndroid 10以降の「ほとんどの」デバイスに搭載される予定であり、すでに一部のユーザーには提供しているとのことです。

 

Source: Google
via: The Verge

かなりの良コスパでは? 満充電わずか19分、ライカ共同開発のトリプルカメラ採用「Xiaomi 14T シリーズ」

シャオミ・ジャパンは10月10日、ライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載するハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14T シリーズ」を発表しました。発売は、「Xiaomi 14T Pro」が11月下旬以降、「Xiaomi 14T」が12月中旬以降の予定。

 

記事のポイント

ハイエンドスマホとしてはコスパを抑えた注目製品で、「Xiaomi 14T Pro」は11万円切りとかなりの良コスパ。写真性能にこだわるユーザーは大いに検討すべきでしょう。

 

シリーズモデルは「Xiaomi 14T Pro」および「Xiaomi 14T」の2機種。ディスプレーはリフレッシュレート144Hz、約6.7インチの有機ELパネルを採用し、IP68相当の防水・防塵に対応、おサイフケータイが利用可能といった共通点を備えます。

↑ライカ共同開発のトリプルカメラシステムを搭載。上位モデルと下位モデルでイメージセンサーが異なります

 

Xiaomi 14T Proは、搭載SoCがMediaTek Dimensity 9300+ で、メモリ/ストレージ構成は12GB/256GB、12GB/512GBをラインナップ。バッテリー容量は5000mAhと大容量で、120Wの超急速充電により、わずか19分間の充電で0%からの満充電が可能としています。加えて、充電回数(充電サイクル)が1600回に達しても80%の最大容量を維持できるとのこと。無線通信は最新規格のWi-Fi 7に対応します。

 

前述したライカ共同開発のトリプルカメラシステムに加え、Xiaomi 独自の1/1.31インチ大型イメージセンサー「Light Fusion 900」を搭載。望遠ズームは最大2.6倍、デジタルズームは30倍で、様々な画角の撮影が可能となっています。自然なボケ効果を高めたポートレート撮影モードに加え、動画撮影では「映画モード」を搭載。デフォルトで2.39:1のフィルムアスペクト比となり、映画のような背景ぼかし効果、自動焦点切り替え機能などにより、映画や物語のような動画を撮影しやすくなっています。

 

本体サイズは約75×160×8.4mm、重量は約209g。販売価格は12GB/256GBモデルが10万9800円、12GB/512GBモデルが11万9800円 。

↑2モデルとも急速充電が可能ですが、上位モデルはわずか19分で充電が完了するとのこと

 

Xiaomi 14Tは、SoCにMediaTek Dimensity 8300-Ultraを搭載し、メモリ/ストレージ構成は12GB/256GBのみ。バッテリー容量は5000mAhですが、こちらは急速充電が67Wまで対応で、50分間で満充電が可能としています。無線通信はWi-Fi 6Eに対応。

 

トリプルカメラシステムは画素数こそ上位モデルと共通ですが、イメージセンサーは ソニー製の「 IMX906 イメージセンサー」(1/1.56インチ)になり、望遠ズームは最大2倍とややスペックを抑えています。

 

本体サイズは約75.1×160.5×7.8mm、重量は約195g (レモングリーンのみ約193g) 。

 

シャオミ・ジャパン
Xiaomi 14T Pro
実売予想価格:10万9800円(税込)~

噂の中韓限定「Galaxy Z Fold6 SE」、新たな画像が流出! 折り目が絶品!?

サムスンはまもなく、超薄型の「Galaxy Z Fold6 Special Edition」(以下「Galaxy Z Fold6 SE)」を中国と韓国で発売すると噂されています。つい先日も、サムスン公式や小売ストアのサイトに情報が掲載されたとの報告がありました

↑薄さ勝負に挑む

 

そして今度は、この新モデルがどれほど薄いのかを示す画像を著名リーカーがシェアしました。

 

未発表のAndroid製品に詳しいEvan Blass氏は、2枚の写真をXに投稿。同氏のアカウントは非公開ですが、Android Authorityなどの複数のメディアが転載しています。

 

今回の写真について、Blass氏は製品名を明らかにしていません。しかし、折りたたみ機器であることは間違いなく、Galaxy Z Fold6 SEを示唆している可能性が高いと見られています。

 

2枚の画像のうちの1枚は側面から見たもの。Galaxy Z Fold6と比較していませんが、かなり薄くなっていることがうかがえます。具体的には、折りたたんだ状態で厚さが12.1mmから10.6mmに、1.5mm削られると予想されています

 

もう1枚の画像は背面に並ぶ三つのカメラが写っており、通常モデルより盛り上がり方が大きくなっている模様。これはメインカメラが通常の約5000万画素から2億画素になるという噂を裏付けているのかもしれません。

 

その一方、別の著名リーカー・Ice Universe氏は「折り目の制御が上手くいっており、これまで以上によくなっている」と述べています。Galaxy Z Fold6通常モデルでも、折りたたみ画面のシワは以前より目立たなくなっていますが、いっそう改良されることになりそうです。

 

もっとも、Galaxy Z Fold6 SEは日本や米国での発売は望み薄。なぜなら、中国の薄い折りたたみスマホ市場では、Oppoやファーウェイ、OnePlus、Vivo、Honor、Xiaomiといった現地の大手メーカーとの競争が激化し、対抗する製品を投入する必要性が高まっており、それ以外の国や地域とは事情が違うからです。

 

Source: Android Authority

via: PhoneArena

MediaTek、「Dimensity 9400」の高性能をアピール! アップルのA18 Proを超えたって本当?

先日、MediaTekは「Dimensity 9400」を正式に発表しました。TSMCの最先端3nm技術「N3E」で製造された初のAndroidスマートフォン向けチップですが、このN3EはiPhone 16 ProモデルのA18 Proにも使われています。

↑アップルを追い越した?(画像提供/MediaTek)

 

MediaTekは、このDimensity 9400がCPUのマルチコアとGPU性能においてA18 Proより勝っていることを示すベンチマーク結果を公表しました。

 

テックエンスージアストのBen Geskin氏は、同社がDimensity 9400とA18 Proのパフォーマンスを比較したプレゼンテーションの様子をシェアしています。

 

これによれば、ベンチマークアプリGeekbench 6によるCPUマルチコアスコアは、Dimensity 9400が9500に対して、A18 Proは8600。GPUスコアは前者が2500である一方、後者は2100とのこと。グラフィック性能に関しては、約19%も上回っていることになります。

 

なぜCPUシングルコアスコアがないかといえば、この分野はアップルのAシリーズチップが圧倒的な強さを誇ってきたからでしょう。Dimensity 9400のCPUコア数は8つ、A18 Proは6つであり、コア数が多い分だけマルチコア性能は有利というわけです。

 

しかし、AndroidスマホメーカーのOnePlusは、自社製品にクアルコムのSnapdragon 8 Gen 4カスタム版を搭載すると発表した際、A18 Proのマルチコアスコアは9615だと主張していました。つまり、Mediatekが示したデータには疑わしい部分があり、同社のチップ製造能力がアップルに匹敵するようになったことをアピールしたいだけではないかと指摘されています。

 

サムスンはDimensity 9400を次期「Galaxy S25」標準モデルや廉価な「Galaxy S25 FE」に採用すると噂されています。Mediatekの主張が本当であり、これらのスマホがiPhone 16 Proを上回る高性能になると期待したいところです。

 

Source: Ben Geskin (X)
via: Wccftech

ライカ共同開発カメラ搭載でコスパ抜群。シャオミのハイエンドスマホ「Xiaomi 14Tシリーズ」が発表

Xiaomiは10月10日、ライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載するハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14Tシリーズ」を発表しました。この記事では、発表に際して実施された製品内覧会の様子をレポートします。

↑Xiaomi 14T Pro(左)とXiaomi 14T(右)

 

Xiaomi 14Tシリーズは、高い性能・機能性を備えながらも手の届きやすい価格帯を実現したハイエンドモデル。日本で販売されるTシリーズとして初めて、ライカと共同開発したカメラシステムを採用している点が注目です。

 

直近のXiaomiは、グローバル市場において16四半期連続でスマートフォンブランド第3位を維持しており、日本市場においても出荷台数ベースで第3位(シェア6%)に躍進しています。日本市場では「Xiaomi 14 Ultra」という弩級のフラッグシップモデルを投入していますが、今回発表されたXiaomi 14Tシリーズは、それよりも手ごろなコスパ重視のモデルという位置づけです。

 

Xiaomi 14T Proは11月下旬以降、Xiaomi 14Tは12月中旬以降に発売予定。Xiaomi 14T ProのSIMフリー版は12GB RAM・256GB ROMモデルが10万9800円(税込)、12GB RAM・512GB ROMモデルが11万9800円(税込)で提供されます。キャリアモデルに関しては、ソフトバンクの「神ジューデン対応モデル」第3弾として11月下旬以降に発売されますが、現時点で価格は未定となっています。

 

Xiaomi 14Tはau版とUQモバイル版が12月中旬以降に発売される予定です。両者とも価格は現時点で未定となっており、SIMフリー版の販売は予定されていません。

 

カラーは2機種とも3色展開。超急速充電への対応も注目

新シリーズはチタンカラーを全面的に採用し、Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tで異なる色展開を提供しています。

↑Xiaomi 14T Proのカラバリはいずれも高級感ある”チタンカラー”を採用

 

Xiaomi 14T Proは3色展開で、チタンブラック、チタングレー、チタンブルーをラインナップしています。チタンブラックは14T Pro特有のカラーで、マットな仕上げに微細な粒子感のあるテクスチャーを備え、光を吸収するような質感で深みのある高級感を演出しています。

↑Xiaomi 14T Proのブラック。素材は同じですが、表面処理によって光沢感がある仕上げになっています

 

チタングレーとチタンブルーは14T Proと14Tに共通の色です。チタングレーは、チタン本来の色味に近い独特の風合いを持ち、光の当たり方によっては茶色系にも見える深みのある色合いが特徴です。サテンのような柔らかな光沢を持ち、なめらかで上品な印象を与えます。チタンブルーは、柔らかな光沢を持つメタリックな仕上げで、光を繊細に反射します。表面は滑らかで均一であり、青みがかった薄紫色が高級感とモダンな印象を醸し出しています。

↑Xiaomi 14T(上)とXiaomi 14T Pro(下)の背面。Proはやや丸みを帯びた形状です。側面の仕上げもより高級感があります

 

↑Xiaomi 14Tのカラバリはチタンカラーに加え、ヴィーガンレザーを採用したレモングリーンをラインナップ

 

一方、Xiaomi 14Tは、チタングレーとチタンブルーに加え、このモデルだけのカラーとしてレモングリーンをラインナップしています。レモングリーンは14T独自の色で、ヴィーガンレザー(人工皮革)を採用。手に馴染むような柔らかさと温かみのある触感を持ちながら、フレッシュな色味を兼ね備えているのが特徴です。

↑Xiaomi 14Tのレモンイエロー。自然由来の素材を含む100%リサイクル素材で皮のすべすべした質感を表現しています

 

急速充電への対応も注目ポイントです。Xiaomi 14T Proは120W Xiaomiハイパーチャージに対応し、わずか19分で1%から100%まで充電可能。一方、Xiaomi 14Tは67W Xiaomiターボチャージに対応し、15分で約50%まで充電できます。両モデルとも5000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、充電器も同梱されています。また「Xiaomi 14T Pro」のみ、Qi規格で最大10Wのワイヤレス充電に対応するとのこと。バッテリーの長寿命化技術も搭載しており、充電回数(充電サイクル)が1600回に達しても80%の最大容量を維持できる設計となっています。

 

トリプルカメラは機種ごとにセンサーと最大ズーム倍率が異なる

新シリーズの目玉は、ライカと共同開発した高性能カメラシステムです。両モデルともライカブランドが付いたズミルックスレンズを搭載しています。このレンズは7枚組の非球面レンズで構成され、優れた光学性能を発揮します。光を効率的に取り込む設計で、特に夜間や低光量環境での撮影性能が向上しているのが特徴です。

↑ライカとコラボしたトリプルカメラシステムを搭載

Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tは、共にトリプルカメラシステムを採用していますが、イメージセンサーと望遠ズーム上限に違いがあります。Xiaomi 14T Proは、独自ブランドの1/1.31インチ大型イメージセンサー「Light Fusion 900」を搭載しています。望遠ズームは最大2.6倍、デジタルズームは30倍です。

 

このセンサーは、13.5EVという高いダイナミックレンジを持ち、14ビットの色深度により、約1兆6000万色という豊富な色彩表現が可能としています。明暗差の激しいシーンでも細部まで鮮明に撮影でき、より自然で繊細な色表現に優れています。

 

一方、Xiaomi 14Tは1/1.56インチのソニー製IMX906イメージセンサーを使用しており、こちらも高品質な撮影が可能なのは同じ。ただし望遠ズームは最大2倍と、Proよりもやや短くなっています。

 

ポートレート撮影においては、2つの特徴的なモードを搭載。まず、ライカポートレートモードでは、ライカカメラ特有の自然な描写で、より立体感のある人物写真を撮影できます。もうひとつのマスターポートレートモードでは、23mm、35mm、50mm、75mmの4つの固定画角が選択でき、渦巻き状などの印象的なボケ効果を加えられます。被写体をより際立たせ、アーティスティックな雰囲気の写真を簡単に撮影できるわけです。

 

発表会の会場で実機での撮影を体験する機会がありました。体験したのは下位モデルのXiaomi 14Tでしたが、ライカならではの質感が感じられるポートレートモードや、夕暮れ時の低光量環境での撮影を試すことができました。

↑JPEG プロポートレートでソフトフォーカスに仕上げた写真。AIによる輪郭検出特有のブレ感が見られますが、柔らかい雰囲気になっています

 

↑JPEG ポートレートモードでモノクロームフィルターを使い撮影。ライカゆずりのフィルターを多数搭載しています

 

↑JPEG 超広角でビルを撮影。やや手振れが入ってしまいましたが、異なる照明環境を正しい色味で検出できていることが分かります

 

Geminiの「かこって検索」などAI機能もカバー

Xiaomi 14T ProはフラッグシップSoC「MediaTek Dimensity 9300+」、Xiaomi 14TはDimensity 8300-Ultraを搭載。AI関連の機能も利用可能で、Google Geminiもサポートしており、画面をなぞるだけで検索ができる「かこって検索」機能にも対応します。

 

写真編集においては、たとえばAI拡大機能を使用すると、写真の背景に合わせて周辺の様子を自動的に生成し、画角を広げられます。さらにAIポートレート機能では、人物のモデルを作成し、プロンプトで指示した通りにその人物を入れたポートレートを作成可能です。20枚ほどの写真で人物を学習する手間はありますが、架空の旅先での記念写真や仮想空間での写真のような面白いポートレートを作成できます。

↑人物の顔を覚えて、仮想のポートレートを作成できるユニークな機能があります

 

動画編集においても、AIフィルム機能を使用することで、短いハイライト動画を簡単に作成可能。AIレコーダー機能は、録音の書き起こしや話者認識、さらには翻訳まで対応しています。これにより、会議や講義の内容を効率的に記録し、後で容易に参照することができます。

 

Xiaomi 14Tシリーズは、これらのAI機能をオンデバイス(端末単体)で処理できる性能を備えていますが、画像生成AIや文字起こしなどの機能は現時点ではクラウドを使っているそうです。

 

ディスプレーは両モデルとも6.7インチ有機EL。リフレッシュレートは最大144Hzサポート

両モデルとも、6.7インチの1.5K解像度(2712×1220)有機EL(AMOLED)ディスプレーを搭載しています。薄型ベゼルデザインを採用し、最大144Hzのリフレッシュレートにも対応。新しいカスタム発光素材を採用することで、より鮮やかで力強い視覚体験を実現したとのことです。AI機能により、使用シーンや時間に応じて色温度と輝度を最適に調整するなど、アイケア効果にも配慮しています。

↑6.7インチの狭額縁ディスプレーを搭載

 

防水防塵性能においては、両モデルともIP68規格に対応し、セキュリティ面ではディスプレー内蔵タイプの指紋認証センサーとカメラによる顔認証の両方をサポート。そのほか、日本市場向けのおサイフケータイもきっちり対応しています。

 

ネットワークに関しては、Xiaomi 14T Proは最新のWi-Fi 7、Xiaomi 14TはWi-Fi 6Eをそれぞれサポート。もちろん両機種とも5G対応で、SIMは物理的なnanoSIMとeSIMの両方を利用可能です。

 

100インチの超大型チューナーレススマートTVなど複数製品もあわせて発表

今回の発表会では、スマートフォン以外にも複数のカテゴリの製品が発表されました。

 

スマートウォッチは「Redmi Watch 5 Lite」と「Redmi Watch 5 Active」の2機種が登場しています。「Redmi Watch 5 Lite」は、GPSを搭載し、価格は6480円(税込)です。1.96インチの有機ELディスプレイを採用し、スマートフォンなしでもランニングなどのワークアウトが可能です。「Redmi Watch 5 Active」は、3980円(税込)とより手頃で、2インチの液晶ディスプレイを搭載。両モデルとも最大18日間の長時間バッテリー持続を実現し、アウトドアや旅行時の使用に適しています。

↑5種GPS対応の「Redmi Watch 5 Lite」(右2製品)と、低価格な「Redmi Watch 5 Active」(左2製品)

 

↑Xiaomi Smart Band 8にもチタン風の新色が追加されました

 

また、新たなワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5」も発表されました。1万1480円(税込)で、アクティブノイズキャンセリングを搭載したインナーイヤー型モデルです。

 

11mmデュアルマグネットドライバーを内蔵し、Qualcomm aptX Losslessによるハイレゾ再生に対応。AI搭載のノイズリダクション機能により、風速12m/sの風の中でもクリアな通話が可能としています。ユニークな機能としてワンタップで最大3時間の録音ができる機能を搭載しています。電池持ちも優れており、イヤホン単体で6.5時間、充電ケース併用で最大39時間の音楽再生が可能。10分の急速充電で約2時間の音楽再生ができます。

↑ANC対応ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5」

 

さらに、昨年の86インチモデルを上回る100インチの超大型チューナーレススマートテレビ「Xiaomi TV Max 100 2025」も発表。4K解像度の量子ドット(QLED)パネルを採用し、10億色以上を表現する広色域を実現しています。144Hzのリフレッシュレートに加え、ドルビービジョンのようなHDR規格や、ドルビーアトモスなどの空間オーディオもサポート。OSはGoogle TVを搭載し、各種配信アプリにも対応します。市場想定価格は29万9800円(税込)。

↑Xiaomi TV Max 100 2025。人物は左からXiaomi Japanのプロダクトプランニング担当の安達晃彦氏と、Xiaomi Japanの大沼彰社長

 

新しいロボット掃除機は「Xiaomi ロボット掃除機 X20 Max」と「Xiaomi ロボット掃除機 X20 Pro」の2モデルをラインナップ。フラッグシップモデルとなるX20 Maxは、壁や家具の近くで自動的に伸びる伸縮モップアームと、吸い込んだ髪の毛を自動的にカットする毛絡み防止ブラシを内蔵。届きにくい場所もしっかり掃除でき、自動モップ洗浄と乾燥機能を備えたオールインワンステーションにより、掃除機本体の手入れも簡単となっています。

↑Xiaomi ロボット掃除機 X20 Max。カラバリはハイエンドならではの特別感を意識したブラックを用意

 

↑Xiaomi ロボット掃除機 X20 Pro。こちらは一般的なホワイトのボディ

 

X20 Proもオールインワン型で、両モデルとも部屋の形や障害物を正確に把握するための構造化光方式とレーザーナビゲーションシステムを搭載。家具や壁を避けながら効率的に掃除ができるとしています。吸引力については、X20 Maxが最大8000Pa、X20 Proが7000Paと強力で、さまざまな床の種類でも効果的に掃除ができます。価格はX20 Maxが7万4800円(税込)、X20 Proが6万9800円(税込)。

↑Xiaomi スマート空気清浄機 4 Compact。背が低く置き場所を選びにくい設計です

 

「Xiaomi スマート空気清浄機 4 Compact」は、背の低いコンパクトサイズながら高性能な3-in-1フィルターを搭載。0.3μmの粒子を99.97%捕捉する能力を持ち、粒子状物質センサーにより清浄の強弱を自動で調整可能とのこと。静かな動作音と効率的な省エネ設計が特徴で、Xiaomi Homeアプリによる遠隔操作にも対応し、価格は9580円(税込)です。

 

このほか、モバイルバッテリーの「Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh(Integrated Cable)」とUSBハブ「Xiaomi 5-in-1 Type-C ハブ」も発表されています。

↑Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh(Integrated Cable)は、USB-Cケーブルを格納できるモバイルバッテリー。価格は3080円(税込)です

 

↑Xiaomi 5-in-1 Type-C ハブ。1つのType-CポートをUSB 3.0ポートやHDMIポートに拡張できます。価格は3380円(税込)

 

今後もストア展開を継続か

冒頭でも少し触れましたが、Xiaomiは日本市場での存在感を着実に高めています。8月には約20製品、そして10月には31製品ものスマートライフ製品を一気に発表し、販売を開始しました。これらの製品群は掃除機から筆記用具まで多岐にわたり、まさに店舗の棚を埋め尽くすほどの幅広いラインナップとなっています。

 

ちなみに日本でのXiaomiの実店舗展開は、現在渋谷パルコのポップアップストアのみ。このポップアップストアは好評を博しているとのことで、発表会では2度目の出店期間の延長がアナウンスされました。

↑渋谷パルコのポップアップストアは2回目の出店期間延長が発表されました

 

これは、将来的な日本でのMi Store(Xiaomiの直営店)展開を見据えた伏線と考えられます。多様な製品ラインナップを一気に揃え、ポップアップストアでの反応を慎重に観察することで、日本市場での本格的な小売展開に向けた情報を収集し、戦略を練っているようです。

 

この動きは、Xiaomiが単にスマートフォンメーカーとしてだけでなく、総合的なスマートライフブランドとして日本市場に浸透しようとする野心的な計画の一環と言えるでしょう。豊富な製品ラインナップとポップアップストアでの成功を足がかりに、本格的な店舗展開に向けて着々と準備を進めているのではないでしょうか。

次期「Galaxy S25」シリーズ、全3モデルの実物写真がついに登場!?

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを2025年初めに公式発表すると噂されています。最近では、著名リーカーが新たに全3モデルの実物らしき写真を公開しました。

↑新モデルのデビューが近づく

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、机の上で3台のスマートフォンをKeyboardに立てかけた写真をXでシェア。それと合わせて「S25、S25+、S25 Ultra」だと述べています。

 

これまでにリークされた画像はCAD図面からの予想CG画像や、それを基にしてアルミニウムで成形したダミーモデルのどちらかであり、実物らしきデバイスはありませんでした。

 

今回の画像には三つのGalaxy S25シリーズの前面しか映っておらず、画面には保護プロテクターが取り付けられています。背面カメラや側面のボタンなど、詳細な部分は確認できません。

 

とはいえ、大まかなイメージは、これまでの噂を裏付けるもの。特にGalaxy S25 Ultraでは、角が丸みを帯びて持ちやすくなると予想されており、そんな情報と符合しているようです。ただし、S25やS25+のほうが丸まっている印象ですが、それだけUltraモデルは全画面デザインに近いのかもしれません。

 

ここ最近、Galaxy S25シリーズの噂話が続々と届けられてきました。標準モデルのS25とS25+には安価で高性能なMediatek製「Dimensity 9400」チップが搭載される一方、Ultraモデルはクアルコム製のハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 4」が採用されるという見方があります。

 

また、Android 15をベースとした「One UI 7」がGalaxy S25 Ultra上で動く予想画像も登場。このOne UI 7には最新のAI機能が追加される可能性が高く、Galaxy S25シリーズは最先端のAIスマホとなりそうです。

 

Source: Ice Universe (X)
via: Tom’s Guide

次期廉価版「Galaxy S25 FE」、スリムボディで2025年に登場!?

サムスンが次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを2025年初めに発売すると予想されるなか、早くも廉価モデル「Galaxy S25 FE」の情報が伝えられています。

↑もっとスリムになりたい(画像はGalaxy S24 FE)

 

FEとは「ファンエディション(Fan Edition)」の略であり、フラッグシップ機を基に一部の機能を簡略化することで価格を抑えた廉価モデルのこと。サムスンは2022年に「Galaxy S22 FE」を発売しなかったこともあり、毎年FEモデルが登場するとは限りません。

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、Galaxy S25 FEは2025年内に発売される予定とのこと。画面サイズは6.7インチで、前モデルのGalaxy S24 FEと同じです。しかし、サムスンはS25 FEを「スリム」モデルとして、つまり薄型化するつもりだとのこと。

 

今回の報道では、どれほどスリムになるかには言及していません。Galaxy S24 FEの厚みは8mmですが、サムスンはGalaxy 24標準モデル(7.6mm)の薄さに近づけようとしているのかもしれません。

 

この機種をスリムにするため、薄くて幅広なバッテリーを採用する可能性があるとも伝えられています。これはスマホを薄型化する場合の一般的なアプローチですが、幅広バッテリーを採用するには、メイン回路基板の設計を見直す必要があります。

 

搭載チップも報じられていませんが、MediaTek Dimensity 9400が搭載され、Galaxy S25標準モデルにはSnapdragon 8 Gen 4が採用されるとの噂もあります。いずれにせよ、「お手ごろ価格で高性能」は実現しそうです。

 

Source: The Elec
via: Sammobile

次期「Galaxy S25」標準モデル、MediaTek製チップ搭載を裏付ける新情報が浮上!

サムスンは、次期フラグシップ機「Galaxy S25」の標準モデルに、価格を抑えるためにMediaTek製の「Dimensity」チップを採用するとのリーク情報が何度か伝えられてきました。それらは単なる噂でしたが、今度はGoogleがうっかりその噂は本当であると裏付けてしまった可能性が浮上しています。

↑Googleは多分知っている…

 

GoogleのAlphaChip(AI研究部門であるDeepMindが開発した、チップ設計を支援するためのAI技術)ページでは、この技術がどれほどチップ設計を高速化・最適化したかを説明しています。実際、AlphaChipはGoogleやMediaTekのチップ設計に導入済みです。

 

その後、Googleは「例えば、世界トップクラスのチップ設計企業であるMediaTekは、AlphaChip技術を拡張して、電力、性能、チップ面積を改善しながら、サムスンの携帯電話で使われている Dimensity Flagship 5Gのような最先端チップの開発を加速しています」と述べています。

 

すでにサムスンは最新タブレット「Galaxy Tab S10」シリーズにDimensity 9300+を搭載しており、両社が協力することは不思議ではありません。しかし、今のところMediaTekチップを搭載したサムスン製スマートフォンは一つもなく、Googleがうっかり口を滑らせた可能性があります。

 

実際、このことを各種メディアが指摘した後、Googleは一部記述を修正し、サムスンへの言及はなくなっています。そのため、ますます「つい口を滑らせてしまった」という印象を強めています。

 

Dimensity 9400チップは、クアルコムの次期チップ「Snapdragon 8 Gen 4」の性能をあらゆる面で上回りつつ、価格は20%安いとの噂もあります。Galaxy S25には価格を抑えつつ、高性能であることを期待できるかもしれません。

 

Source: Wayback Machine
via: Wccftech

次期「Galaxy S25」標準モデル、価格を抑えても高性能になりそうな理由とは?

サムスンは2025年初めに次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズを発売し、最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」にはクアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載すると噂されています。

↑なめるなよ

 

その一方、標準モデル「Galaxy S25」にはMediatek製の安価なDimensity 9400チップを搭載すると著名リーカーが主張しています。

 

リーカーのJukanlosreve氏は、(Galaxy S25)標準モデルはDimensity搭載だとXで述べています。

 

この人物は以前「Revegnus」や「Tech_reve」名義で活動していたことがあり、Android未発表製品のリークには一定の信頼性があります。

 

今回の投稿では、具体的にどのDimensityチップかは明らかにしていません。しかし、MediatekはDimensity 9400をSnapdragon 8 Gen 4の対抗チップに位置づけ、20%安くするとの報道がありました

 

Snapdragon 8 Gen 4が高価なため、Galaxy S25 Ultraは前モデルから値上げする可能性が高まっています。そこで、サムスンがDimesity 9400を採用することで、Galaxy S25標準モデルの価格を抑えると推測されている次第です。

 

最近もサムスンはタブレット製品のGalaxy Tab S10シリーズにDimensity 9300+を採用しており、スマホにもMediatek製チップを搭載しても不思議ではありません。

 

Dimensity 9400は安いから性能が低いかといえば、そんなことはなさそうです。このチップを搭載したスマホのAntutuベンチマークスコアは300万点を超え、Snapdragon 8 Gen 3を圧倒していました。

 

サムスンがDimensityチップを採用することで、Galaxy S25標準モデルが安くて高性能になると期待したいところです。

 

Source: Jukanlosreve(X) 
via: Wccftech

次期「Galaxy S25 Ultra」と「One UI 7」を組み合わせた予想画像が登場! iPhoneにそっくり!?

サムスンはようやく、Android 15ベースの「One UI 7」ベータ版を2024年末までに公開することを明らかにしました。このOne UI 7と次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」を組み合わせた予想CG画像を著名リーカーが公開しています。

↑iPhoneにどんどん似てきた

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、「One UI 7 + Galaxy S25 Ultra」という画像をXでシェア。同氏はサムスン社内に情報源を持っていると推測され、非常に信ぴょう性が高いリーカーとして知られています。

 

例年であれば、最新版One UIのベータ版はもっと早く登場しており、昨年もOne UI 6ベータは8月に登場していました。One UI 7はそれより数か月遅れており、来年1月に登場するであろう「Galaxy S25」シリーズに間に合うかどうかは不明。

 

今回の画像では、新規設計のコントロールセンターのみが表示されています。最近のサムスンはOne UIの設計をアップルに寄せているとの声もありましたが、今回もその傾向は変わっていないようです。

 

具体的にはiOS 18のような分割通知パネルがあり、現在のOne UI 6.1以上にアイコンが丸みを帯びています。

 

他のリーク情報では、こうしたデザイン変更はアプリドロワー(アプリの一覧を引き出す機能)やホーム画面、設定アプリ全体に及んでいると言われています。また、バッテリー残量表示やカメラアプリのボタンなども一新されていると伝えられていました。

 

こうした新しいデザインが、さらにベゼルが狭くなって全画面デザインに近づくと噂されるGalaxy S25 Ultraに映えるかもしれません。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Tom’s Guide

次期「Galaxy S25 Ultra」のダミーモデルが登場! 持ちやすさは…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」は片手で持ちやすくなると噂されており、予想CG画像も登場していました。

↑次期モデルの情報がまたもや流出

 

それに続き、実際に手に取れるアルミニウム製ダミーモデルの写真とビデオが登場し、あらゆる方向から次期モデルの詳細を確認することができます。

↑公開されたGalaxy S25 Ultraのダミーモデル(画像提供/Online Solitaire/Xleaks7)

 

これは、海外ブログのOnline Solitaireが著名リークアカウントのXleaks7(David Kowalski氏)と協力して公開したもの。その寸法は162.82 x 77.65 x 8.25 mmとのことで、別の著名リークアカウント・Onleaksの情報とも符合しています

 

現行のGalaxy S24 Ultraは162.3 x 79 x 8.6 mmであり、それよりも少し背が高くて横幅は狭くなり、わずかに薄くなっています。

 

また、本体の角は丸みを帯びており、角張ったS24 Ultraよりも数年前のS21 Ultraに似ています。これは複数の情報源が伝えていたほか、著名リーカーのIce Universe氏が紹介していたS25 Ultra専用ケースとも一致するものです。

 

Galaxy S24 Ultraは高性能ではあるものの、大きすぎて持ち運びにくいとの声が上がっていました。S25 Ultraでは丸みを帯びた角と薄型ボディにより、持ちやすさが大幅に改善されそうです。

↑持ちやすそう(画像提供/Online Solitaire/Xleaks7)

 

次期モデルは、Galaxy S24 Ultraより幅が狭くなりながらも画面サイズが同じであれば、ベゼルは薄くなるはず。それを裏付けるような前面からの画像があるほか、自撮りカメラ用のパンチホール(視界を確保するため、画面に空けた穴)も確認できます。

 

先日には、Galaxy S25 UltraがクアルコムのSnapdragon 8 Gen 4を搭載することを裏付けるベンチマーク結果が登場し、優れたマルチコア性能を備える可能性が高まっています。さらに、超広角カメラの画素数は50MPとなり、S24 Ultraの4倍以上になるとの噂もありました

 

Galaxy S25 Ultraの発売は2025年初めと予想されています。それまでに、さらなるリーク情報が届くことになりそうです。

 

Source: Online Solitaire
via: Gizmochina

Google、Android向けの新たな「盗難防止機能」をついに展開!

Googleは、Android 10以上のデバイスを対象に3つの新たな盗難防止機能の展開を始めました。今年5月に予告していたものが、ようやく実現しました。

↑セキュリティ性能アップ(画像提供/Google)

 

この新機能を有効にするには、Androidスマートフォンの「設定」アプリで「盗難保護」(Theft protection)を検索するか、Googleサービスページ内の「すべてのサービス」>「ユーザーとデバイスの安全性」を確認します(「デバイスを探す」と「不明なトラッキングアラート」の間に追加)。

 

これら3機能のうち2つはAIによる自動検出と動作であり、残り1つはユーザーが手動で行うもの。以下にそれぞれの機能を簡単に紹介します。

 

盗難検出ロック

ロックが解除された状態でスマホを使用しているとき、Android端末のセンサーやWi-Fiなどにより「誰かがいきなり、スマホを持ち去った」かどうかをAIが判断します。

 

これを検出すると、端末の画面が自動的にロックされ、泥棒が個人データにアクセスするのを防ぎます。要は「使用中にひったくられたとき、すぐにロックを掛けてくれる」機能です。

 

オフラインデバイスロック

スマホを盗んだ泥棒が、持ち主が「デバイスを探す」により位置追跡することを妨害するため、オフラインにしようとした場合にAIがロックを掛けます。何度も不自然にロック解除に失敗した場合でも発動します。

 

Googleは二つの条件を挙げています。

  • ロックが解除されている間、端末はアクティブに使われる必要があります
  • 画面は1日に最大2回までロック可能

 

リモートロック

別の端末から、盗まれた端末をロックする機能。ユーザーはandroid.com/lock にアクセスしたうえで、指定の番号に電話をかけます。さらに自分の電話番号(設定時に確認済み)を確認し、セキュリティ・チャレンジを行うだけです。

 

ちなみに、同様の盗難防止機能はiOS 17.3以降でも実装されています。AndroidとiPhoneともに、泥棒やひったくり対策はますます強固となっていきそうです。

 

Source: 9to5Google

ドンキの新MVNO「マジモバ」、一部プランは最安クラス? 実力を比較でチェック

総務省のデータによると、大手通信事業者から通信回線を借りてサービスを運用する「MVNO」の数は、2023年末で1890社に上ります。さまざまな業種の企業がMVNO事業に参入するなか、2024年9月13日、新たにドン・キホーテなどを運営する株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が、エックスモバイルと提携した新MVNOサービス「マジモバ」をリリースしました。

 

あの”ドンキ”が繰り出すMVNOとして注目を集める本サービスを徹底解説するとともに、他社のMVNOサービスとも比較しながら、そのおトクぶりを探っていきます。

 

料金の安さに加えて特典がアツい!

マジモバのサイトから

 

「マジモバ」としてリリースされたのは、SIMサービスとWi-Fiサービスの2つですが、ここではSIMサービスについて解説をします。まずは、プラン概要を一覧で見てみましょう。

 

マジモバプラン概要

プラン名 データ容量 月額料金 特典
驚安プラン 3GB 770円 UCSカード支払いでポイント5倍
最驚プラン 15GB 2508円 ・UCSカード支払いでポイント5倍

・商品の無料クーポンを毎月提供

25GB 3278円
50GB 6050円

※価格は税込

 

マジモバのSIMカードが使用しているのはNTTドコモの回線で、プランは全部で4種類用意されています。このうち、3GBのプランが「驚安プラン」で、15GB・25GB・50GBのプランが「最驚プラン」と位置づけられています。770円(税込、以下同)からという月額料金も気になるところですが、マジモバで特に注目したいのは、関連サービスとの連動でよりお得になる2つの特典です。それぞれ細かく見てみましょう。

 

①月額料金をUCSカードで支払えばポイントが通常の5倍

マジモバのサイトから

 

全プランに共通する特典が、「UCSマークが付いたクレジットカードで月額料金を支払うと、ポイントが通常の5倍付与される」というものです。

 

例えば、ドン・キホーテの電子マネーmajicaと一体になったクレジットカード「majica donpen card」の場合、通常還元率は0.5%(200円で1ポイント)ですが、マジモバの月額料金分は5倍の2.5%還元となります。

 

②商品の無料クーポンを毎月提供する「#今月のおごり」

PPIHのプレスリリースから

 

15GB以上の最驚プランで利用できる特典です。最驚プランに加入した上でmajicaアプリの登録をすれば、商品と無料で交換できるクーポンを毎月受け取れます。

 

クーポンは3種類の中から1つを選ぶことができ、食料品やお菓子、日用品などさまざまなジャンルの商品がラインナップされています。好きなものを選べるので、不要なクーポンを付与されることはほぼなく、家計の節約に役立ってくれそうです。

 

通話を多用する人は要注意

一方、マジモバを契約するうえで注意しておきたいのは、通話に関する仕様です。

 

他社プランの場合、5~10分程度の通話定額がプランに組み込まれていることもありますが、「マジモバ」は月額料金を抑えるために通話定額はカットされています。

 

通話料金は30秒21.89円なので、通話を多用する人はかけ放題オプションに加入するほうが良いでしょう。また、キャッチホンや留守番電話が有料オプションであることにも注意が必要です。

 

マジモバの通話関連オプション一覧

オプション名 月額料金 概要
かけたい放題ライト 880円 10分までの通話が何度でも無料
かけたい放題フル 1980円 通話無料
キャッチホン 330円
留守番電話 440円

※価格は税込

 

全プランを他社MVNOと徹底比較!

ここからは、3GB、15GB、25GB、50GBの各プランを、他社のMVNOプランと比較してお得度をチェックしていきます。

 

3GBプラン価格比較

会社名 プラン名 データ容量 月額料金
マジモバ 驚安プラン 3GB 770円
エキサイトモバイル Fitプラン 690円
HISモバイル 自由自在2.0プラン 770円
NUROモバイル VSプラン 792円
LIBMO なっとくプラン 980円

※価格は税込

 

月3GBのプランがあるMVNOは膨大な数にのぼるため、ここでは特に安さが際立つ5社をピックアップして比較しました。

 

最安値こそエキサイトモバイルに譲っていますが、マジモバはそれに続く価格となっており、HISモバイルと同額となっています。数あるMVNOの中でもトップクラスの安さと言って良いでしょう。

 

15GBプラン価格比較

会社名 プラン名 データ容量 月額料金
マジモバ 最驚プラン 15GB 2508円
NUROモバイル VLLプラン 1790円
IIJmio 15ギガ 1800円

※価格は税込

 

15GBちょうどのプランを提供しているMVNOは少なく、NUROモバイルやIIJmioなど一部に留まります。

 

この3社で比較すると、マジモバは約700円ほど高価な価格設定になっています。上で解説した通り、マジモバの最驚プランにはクーポン付与などの特典があるため単純な比較はできないものの、あくまで価格だけで見た場合は他社のほうが有利です。

 

25GBプラン価格比較

会社名 プラン名 データ容量 月額料金
マジモバ 最驚プラン 25GB 3278円
エキサイトモバイル Flatプラン 2970円
ロケットモバイル S(SoftBank)プラン ニコニコプラン 25.2GB 2948円

※価格は税込

 

25GBちょうどのプランを提供しているMVNOも多くはありませんが、エキサイトモバイルやロケットモバイルが該当し、価格は双方とも2900円台となっています。

 

マジモバとの価格差は300円程度なので、前述のクレカ特典やクーポン特典などを上手に活用すれば、最安値クラスで使用できると言ってよいでしょう。

 

50GBプラン価格比較

会社名 プラン名 データ容量 月額料金
マジモバ 最驚プラン 50GB 6050円
日本通信SIM 合理的50GBプラン 2178円
イオンモバイル 50GB 3608円
IIJmio 50ギガ 3900円
Nifmo 50GB 6050円

※価格は税込

 

近年、MVNO各社では取り扱うプランのデータがどんどん大容量化しており、50GBプランを提供する会社も増えてきました。

 

ここでは5社をピックアップして比較していますが、中でももっとも目を引くのは日本通信SIMです。2024年9月30日、これまでの「合理的30GBプラン」から価格はそのままの「合理的50GBプラン」が登場したことにより、他サービスと比較しての圧倒的な安さが際立っています。さらにこのプランには、「通話5分かけ放題」または「月70分無料通話」が付帯するので、お得度では他社を圧倒する内容と言えるでしょう。

 

その他サービスに関しては、IIJmioやイオンモバイルがマジモバよりも2000円以上安価となっています。マジモバの特典を最大限に活用したとしてもなお、他社サービスを選ぶほうがお得だと言えるでしょう。

 

3GBと25GBは最安値クラス!

ここまで解説してきた通り、マジモバの価格を同等の他社MVNOサービスと比較すると、3GBと25GBは安価な部類である一方、15GBと50GBはそこまで安くないことがわかりました。特典を使える場合はよりお得と言えるので、ドンキをよく使う人やUCSカードユーザーなら、3GBと25GBは有力な選択肢となるはずです。

 

ただしMVNOの場合、必ずしも通信品質が良好とは言えない場合もしばしばあります。通信品質は時間帯やエリアによって左右されるので、SNSなどでユーザーの口コミをチェックしたうえで最適なものを選ぶようにするといいでしょう。

 

噂の「Galaxy Z Fold6 Special Edition」、10月下旬の発売が濃厚!

サムスンはまもなく、折りたたみスマートフォンのGalaxy Z Fold6の薄型バージョン「Galaxy Z Fold6 Special Edition」を中国や韓国で発売すると噂されています。折りたたみ画面や外側の画面が広く、2億画素カメラを搭載するとの予想もあります。

↑特別版のデビューは近い

 

そんななか、サムスンのインド向け公式サイトに「Galaxy Z Fold6(Special Edition)」のページが登場しました。

 

このページによれば、Galaxy Z Fold6 SE(略称)は白(ホワイト)と黒(クラフテッドブラック)の2色とのこと。いずれも通常モデルにある色ですが、逆にいえばシルバーシャドウやネイビーの色が欠けており、「特別版」であることを示唆しているのかもしれません。

 

また、サムスンのお膝元である韓国では小売業者のT Storeで「Galaxy Fold6 Special Edition」の発売日と予約期間が掲載されたと報告されています。

 

それによれば、10月18日~10月24日に予約申込みを受付け、10月25日に発売するとのこと。これは10月~12月に発売されるという噂と一致しています

 

Galaxy Z Fold6 SEは8インチの折りたたみ画面と6.5インチのカバー(外側)画面を搭載し、閉じた状態では10.6mm、開いた状態では4.9mmの厚さになると言われています。標準モデルのGalaxy Z Fold6は厚さが12.1mmのため、本当であれば1.5mm薄いことになります。

 

そんな薄さを実現するため、デジタイザー層(ペン入力を認識する層)を省き、Sペンが使えないかもしれないとの説もあります。ともあれ、本当に登場するのであれば、日本での発売も期待したいところです。

 

Source: Samsung India, sawtooth special edition(X)
via: PhoneArena

次期「Pixel 9a」の予想画像が登場! 二つの注目点とは?

Googleの次期廉価スマートフォン「Pixel 9a」の予想CG画像やカラーバリエーションに関する情報が流出しました。

↑Pixel 9aの予想CG画像(画像提供/Onleaks/Android Headlines)

 

Android未発表製品に詳しいAndroid Headlinesは、著名リークアカウントのOnleaksが提供した情報に基づき、「5Kレンダリング画像」を公開しています。

 

まず、この高精細なCG画像で注目されるのは、前モデルのPixel 8aにあった背面カメラバーがなくなっていること。2021年のPixel 6シリーズ以来、Googleスマホには背中側の左から右までを覆うように「カメラパーツを全て収めたバー」があることが共通していました。

 

それがPixel 9aで廃止されるかもしれません。カメラが平らに並び、その横にフラッシュが配置されるという、一般的なスマホのデザインに近づいているようです。

 

もう一つ注目すべき点は、ディスプレイ周りのベゼルが分厚いこと。Pixel 9シリーズは全機種とも薄くなっていたため、かなり目立つ印象です。

 

さらに、Android Headlinesはカラバリをスクープ。Pixel 9aは4色で展開されると言います。そのうち、 PorcelainとObsidianはPixel 8aから引き継ぎつつ、AloeとBayが「Peony」と「Iris」に入れ替わるとのこと。PeonyはPixel 9の同名カラーと似ている一方、Irisは青紫となるそうです。

 

Pixel 9aの寸法は154×73×8.5mmであり、Pixel 8aと比べて「少し背が高く、幅が広く、やや薄く」なる見通しです。また、バッテリー容量は小さくなる可能性があるとのこと。

 

Pixel 8aは今年5月に発表されたため、Pixel 9aも2025年の同じ時期にリリースされることが予想されます。Pixel 9シリーズと同じくTensor G4チップ搭載とも噂されており、十分に価格が安くなれば、お買い得のスマホとなりそうです。

 

Source: Android Headlines(1),(2)

「Galaxy S」シリーズ、標準モデルが2026年に消える!?

長年、サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S」シリーズは、標準モデル、大型モデル、ハイエンドモデルの3機種で構成されています。しかし、2026年の「Galaxy S26」シリーズでは標準モデルが廃止される可能性があると報じられています。

↑標準モデルがなくなるかも

 

同社の未発表製品に詳しいSammobileによると、2025年の「Galaxy S25」シリーズは現状のままになる見通しとのこと。しかし、翌年には標準モデルがなくなり、「Galaxy S26+」と「Galaxy S26 Ultra」の二つになるかもしれないと独自の情報源に基づき伝えています。

 

サムスンはすでに、ハイエンドタブレット「Galaxy Tab S10」でも標準モデルを廃止し、Galaxy Tab S10+とGalaxy Tab S10 Ultraの2機種としています。そんな再編の動きがGalaxy Sのスマホに及んでも不思議ではありません。

 

Sammobileによれば、現時点ではサムスン社内の意思決定プロセスを明確にはつかめず、何も確定していないものの、現実になる可能性はあるとのこと。そのうえで推測できる理由をいくつか挙げています。

 

その一つは、標準モデルとPlusモデルが似通っていること。サイズやバッテリー容量、充電速度、ストレージ容量の他は特に違いはありません。

 

また、一般的に小型のスマホは世界的に売り上げが落ちていることも指摘されています。実際、アップルもiPhone 13 miniをもって小型モデル発売を打ち切り、iPhone 14以降は大型のPlusモデルに置き換えました。

 

これまでGalaxy Sシリーズの標準モデルはPlusモデルより売れていたようですが、小型だったからではなく、価格が安かったためかもしれません。最近発売されたGalaxy S24 FEはより安く、大きい画面サイズが人気を博しており、標準モデルの存在価値が薄らいだ可能性もありそうです。

 

Source: Sammobile

次期「Galaxy S25 Ultra」、RAM 16GB版は100%確実! 著名リーカーが断言

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」でRAM 16GBバージョンが出ることは「100%確実」であると著名リーカーが主張しています。

↑LPDDR5X DRAMがGalaxy S25 Ultraに使われるかも(画像提供/サムスン)

 

ここ最近、同社はGalaxyスマートフォンに「Galaxy AI」機能を搭載することに注力しています。クラウドと通信せず、端末内で処理を完結するオンデバイスAIは、RAM容量が多ければ多いほどスムーズに動くため、Galaxy S25 Ultraでは16GB版もあると予想されていました

 

その一方、サムスンは2021年のGalaxy S21 UltraではRAM 12GB版と16GB版を発売したものの、それ以降のフラッグシップ機では12GB版しか出していませんでした。また、先日登場したベンチマーク結果でも12GBと表示されており、確定には至っていませんでした。

 

そんななか、サムスンの未発表製品に詳しいIce Universe氏が「S25 Ultraには16GBバージョンがある」とXに投稿。さらに「100%確実だ」と念を押しています。

 

これに先立ち、サムスンは8月初めにスマホ向けオンデバイスAIに「業界最薄」のLPDDR5X DRAM量産を開始したと発表していました。それは12GBと16GBの2種類ですが、うち後者がGalaxy S25 Ultraに使われるのかもしれません。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: PhoneArena

「Snapdragon 8 Gen 5」の情報が流出! 性能が大幅にパワーアップ!?

クアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 4」は、まもなく「One Plus 13」や「Galaxy S25 Ultra」といったAndroidフラッグシップ機に搭載されてデビューを飾ると予想されています。そんななか、早くも後継チップ「Snapdragon 8 Gen 5」の情報が流出し、Snapdragon 8 Gen 4より大幅に性能アップする可能性が浮上しています。

↑もっとすごくなりそう

 

中国のSNS・Weiboで活躍する著名リーカーのThe Undead氏は、Snapdragon 8 Gen 5の情報を投稿しました。すでに投稿は削除済みですが、複数のサイトがスクリーンショットを保存・公開しています。

↑The Undead氏の投稿(画像提供/Weibo)

 

それによれば、Snapdragon 8 Gen 5のCPUコア構成は8 Gen 4と同じで、2つの高性能コア+6つの高効率コア。ただし、クロック速度が大きく跳ね上がるようです。

 

すなわち、開発コード名「Pegasus」の高性能コアは5.0GHzで、高効率コアでさえ4.0GHzとのこと。もし本当なら、Snapdragon 8 Gen 4の高性能コア(4.32GHz)と高効率コア(3.53GHz)より著しく高いことになります。ちなみに、iPhone 16 Proモデルに搭載されたA18 Proチップは4.04GHzです。

 

もっとも今回のリークでは、この高いクロック速度がTSMCのN3Pノードで製造されたチップに限られることを示唆しています。N3PとはTSMCの3nmプロセス(回路線幅)技術の第3世代であり、来年の「iPhone 17」に搭載される「A19」チップに使われると予想されています

 

以前には、クアルコムはSnapdragon 8 Gen 5をデュアルソーシング戦略、つまりTSMCとサムスン製造の2種類にするとの報道がありました。これはサムスンのGalaxyスマホ向け(おそらく「Galaxy S26 Ultra」)バージョンが、TSCMではなくサムスンのSF2ノード(2nmチップ製造技術)で作られる可能性があることを意味しています。

 

これまでスマホ向けチップは、サムスン製よりTSMC製のほうが性能が高く、動作も安定していました。しかし、SF2ノードが優秀であれば、TSMC製チップと同等またはそれ以上の性能を発揮するかもしれません。

 

Source: NotebookCheck
via: Gizmochina

約1100万台のAndroidデバイスがマルウェアに感染か。サイバーセキュリティ企業が警告

サイバーセキュリティ企業のカスペルスキーは、少なくとも1100万台のAndroidデバイスが危険なマルウェアに感染した可能性があると警告しています。

↑悪質なアプリに気をつけて

 

同社のブログによると、2019年に初めて発見されたローダ型マルウェア「Necro」が復活し、Google Playストアで配信されているアプリを通じて広まっているとのこと。ローダ型とは、デバイスに感染してから外部のサーバーに接続し、他のマルウェアをダウンロードして実行するタイプを指します。

 

Necroもアドウェアやサブスクリプション詐欺、感染したデバイスを踏み台とするものまで、さまざまな悪質な追加ペイロード(マルウェア)を呼び込むとのこと。

 

カスペルスキーは、Spotifyの改造版アプリや写真編集のWuta Camera、ウェブブラウザのMax Browserや通信アプリのWhatsApp、マインクラフトのMODなどでNecroの痕跡が見つかったと報告しています。

 

特に多かったのはWuta Cameraであり、約1000万回もダウンロードされていました。バージョン6.3.2.148で感染し、6.3.7.138以降では含まれていないため、古いバージョンを使っている人はすぐにアップデートする必要があるでしょう。

 

次に多かったのはMax Browserであり、約100万回ダウンロードされていたとのこと。こちらはバージョン1.2.0で感染し、カスペルスキーがGoogleに通報したため、Playストアから削除されています。ただし、サードパーティのアプリストアではまだ配布されているため、ダウンロードしないよう気をつけたいところです。

 

たとえPlayストアで配布されている正規のアプリでも、マルウェアに汚染している可能性はあります。BleepingComputerは、今回の件ではまさにそれが起こり、悪意ある広告ソフトウェア開発キット(SDK)を通じてNecroがインストールされたと指摘しています

 

Source: Kaspersky
via: Tom’s Guide

次期「Galaxy S25 Ultra」、ダントツのマルチコア性能が判明!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」については、すでに多くのリーク情報が届けられています。最近では、このデバイスは噂通りクアルコム製のハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載し、マルチコア性能がiPhone 16 Proを上回る可能性を示す手がかりが登場しました。

↑Snapdragon 8 Gen 4の搭載は確実

 

この情報は人気ベンチマーク投稿サイト・Geekbench Browserで見つかりました。型番の「SM-S928U」は、Galaxy S25 Ultraの米国向けモデルを示すと見られています

 

それによれば、搭載チップはSnapdragon 8 Gen 4であり、シングルコアスコアは3069、マルチコアスコアは9080とのこと。iPhone 16 Proモデル搭載のA18 Proは3409/8492であり、シングルコア性能では劣りつつ、マルチコアでは上回る結果となっています。

 

とはいえ、Galaxy S25 Ultraが発売されるまでには、あと数か月はあるはず。先日、同じくSnapdragon 8 Gen 4を採用したOne Plus 13のベンチマーク結果が登場していましたが、シングルコア・マルチコアともに今回のスコアを上回っています。

 

つまり、今後も微調整を重ねれば、Galaxy S25 Ultraはさらに高性能を引き出せる可能性があるでしょう。クアルコムは昨年も、サムスン向けに特製の「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を提供しており、次期モデルでも引き続き実現すると思われます。

 

また、今回のベンチマーク結果では搭載RAMが12GBとありますが、噂通り16GBのバリエーションもあると期待したいところです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Sammobile

次期「Galaxy S24 FE」、ついに公式開封動画まで流出!

サムスンのGalaxy S24をベースとした、お手ごろ価格モデルの「Galaxy S24 FE」は、まもなく発売されると噂されています。その公式らしき米国向け開封動画がリークされ、搭載チップやカラーバリーションなどが確認できます。

↑ついに動画も流出(画像提供/Android Authority)

 

この動画は、信頼性の高いリーカーのEvan Blass氏がXで公開。ただし、記事執筆時点ではアカウントは非公開となっており、フォロワーしか見ることができません。

 

そこではブルー、グラファイト、グレー、ミント、イエローの5色が紹介されており、以前の噂とほぼ一致

 

また、その動画では「Galaxy FEシリーズ史上最もパワフルなカメラ」「圧倒的な低照度ポートレート」と言われています。メインカメラは50MP、超広角カメラは12MP、光学3倍ズーム望遠が8MP、自撮りカメラは10MPとのことで、米Android Headlinesが公開したプロモーション資料を裏付けるものです。

 

さらに搭載チップは、サムスン独自開発のExynos 2400eと明言されています。これは一部地域向けGalaxy S24に搭載されたExynos 2400のアンダークロック版(動作クロック数を下げたもの)。歴代の米国向けGalaxy FEシリーズはクアルコムのSnapdragonチップを採用していましたが、コストを下げるためかもしれません。

 

ディスプレイは6.7インチ、ピーク輝度は1900ニト、Gorilla Glass Victus+を採用し、バッテリー容量は4700mAh。IP68等級の防塵・防水性能を備え、Galaxy AIをサポートするともこの動画ではうたわれています。

 

別のリークでは、Galaxy S24 FEの米国価格は前モデルより50ドル値上げになると伝えられていました。日本向けモデルは、なるべく価格を抑えるよう期待したいところです。

 

Source: Evan Blass(X)
via: GSMArena, Android Authority

iPhone 16 Pro MaxとGalaxy S24 Ultra、バッテリー持続時間が長いのはどっち? 意外な結果が判明

アップルは最新スマートフォンのiPhone 16 Pro Maxにおいて、iPhone史上最長のバッテリー駆動時間を実現したと主張しています。同社はバッテリー容量を公開していませんが、ブラジルの規制機関が公開した情報から、昨年のiPhone 15 Pro Maxより6%増だと判明しています。

↑バッテリー持続時間が最もいいのは…(画像提供/Mrwhosetheboss/YouTube)

 

しかし、実際にバッテリー持ちを検証してみたところ、Galaxy S24 Ultraのほうが勝っていたと報告されています。

 

YouTubeチャンネルのMrwhosethebossは、iPhone 16シリーズ全機種を昨年のiPhone 15などと並べつつ、そこにGalaxy S24 Ultraを交えてバッテリー持続テストを行いました。これは日常的な使い方をシミュレートしたもので、SNSやYouTube、Slackなどのアプリを使っています。

 

iPhone 16とiPhone 16 Proは好調なスタートを切っており、特にiPhone 16は、序盤のヘルスアプリを終えた時点で最もバッテリー残量が多くなっています。

 

そして総合的なバッテリー持続テストでは、iPhone 16 Pro MaxとGalaxy S24 Ultraが拮抗していたものの、後者がすぐにリードを奪い、最後まで譲らず勝利しました。

 

以下、それぞれのスマホを持続時間の順に並べたもので、下に行くほど長くなります。

 

  • iPhone 15: 7時間45分
  • iPhone 16: 8時間19分
  • iPhone 16 Pro: 8時間19分
  • iPhone 16 Plus: 8時間45分
  • iPhone 15 Pro Max: 9時間35分
  • iPhone 16 Pro Max: 11時間22分
  • Galaxy S24 Ultra: 12時間31分

 

昨年はiPhone 15 PlusがiPhone 15シリーズの中で最もバッテリー持ちが優れていたのですが、今年の「Plus」は首位から転落したようです。

 

ともあれ、約1年前に発売されたGalaxy S24 Ultraが最新のフラッグシップiPhoneに勝てたのは驚きです。次期「Galaxy S25 Ultra」はプロセッサー性能も大幅な改善が予想されていますが、さらにバッテリー持ちも良くなると期待したいところです。

 

Source: Mrwhosetheboss (YouTube) 
via: Wccftech

格安スマホプラン「povo」新トッピングの実力をチェック! 他社と比較しても最安クラス

povo2.0は、基本料金がゼロ円からはじまる格安スマホプランで、自分のスタイルに応じて通話やデータの「トッピング」を自由に選べることが特徴です。2024年8月14日、これまで8つだったデータトッピングに、新たに3つが追加されたことで注目を集めています。

↑povoのサイト(https://povo.jp/beginner/norikae/)から

 

本記事では新データトッピングの内容を解説するとともに、他社プランと比較してそのお得ぶりをチェックしていきます。

 

常設のデータトッピングは3種類増えて合計11種類に

povoのデータトッピングは、動画のサブスクをセットにしたものなどユニークな項目が定期的にリリースされていますが、その多くは期間限定で提供されるものです。一方、「いつものトッピング」と位置づけられる常設のトッピングは8種類。まずは、こちらをチェックしてみましょう。

 

povo2.0の常設データトッピング一覧

データ量 期間 価格 約1ヵ月あたりのデータ量と価格
データ使い放題 24時間 330円 使い放題/9900円(30日間)
データ使い放題 7日間×12回 9834円 使い放題/約3278円(28日間)
データ追加1GB 7日間 390円 4GB/1560円(28日間)
データ追加3GB 30日間 990円 3GB/990円(30日間)
データ追加20GB 30日間 2700円 20GB/2700円(30日間)
データ追加60GB 90日間 6490円 20GB/約2164円(30日間)
データ追加300GB 90日間 9834円 100GB/3278円(30日間)
データ追加150GB 180日間 1万2980円 25GB/約2164円(30日間)

※価格は税込(以下同)

 

データ量・期間が異なるトッピングを幅広くラインナップしており、組み合わせることでさまざまなニーズに合わせた自由な料金プランを構築できます。基本的に期間が長いものほどお得な設定となっており、例えば「データ追加(20GB)30日間」と「データ追加(60GB)90日間」は、双方とも1ヵ月あたりに換算すると20GBですが、前者は月2700円で後者は月約2164円と、期間が長いトッピングの方が安く利用できます。

 

そして、今回追加されたデータトッピングは下の3種類です。

 

povo2.0の新規データトッピング

データ量 期間 価格 約1ヵ月あたりのデータ量と価格
データ追加1GB 180日間 1260円 約166MB/210円(30日間)
データ追加120GB 365日間 2万1600円 10GB/1800円(約30日間)
データ追加300GB 365日間 2万4800円 25GB/約2067円(約30日間)

 

まず、「データ追加1GB(180日間)」は、サブ回線に適したトッピングで、1ヵ月あたり210円という格安価格で電話回線を維持することができます。データ量は1ヵ月あたり166MBとわずかなので、不用意に通信を行わないよう注意しましょう。

 

2つめは「データ追加120GB(365日間)」です。こちらは1ヵ月あたりに換算すると、10GBを1800円で使用することができます。既存のトッピングには1ヵ月あたり10GB程度の項目がなかったので、選択肢が増えてより使いやすくなったと言えるでしょう。

 

そして3つめが「データ追加300GB(365日間)」です。これは1ヵ月あたりに換算すると25GBで約2067円となります。既存のトッピング「データ追加150GB(180日間)」は1ヵ月あたり25GBで約2164円なので、月100円ほどお得に利用できるようになりました。

 

以上のとおり、今回追加されたトッピングはどれも期間が180~365日間と長く、全体的に安価な設定となっています。

 

 

1ヵ月あたり約10GBプランは価格重視ならMVNOの方がお得

↑povoのサイト(https://povo.jp/spec/topping/120G_365d/)から

 

ここからは新プランのうち「データ追加120GB(365日間)」と「データ追加300GB(365日間)」を他社プランと比較してみましょう。

 

まず、「データ追加120GB(365日間)」を比較するため、1ヵ月約10GBの他社プランをピックアップしました。

 

毎月約10GBのプラン比較

会社名 プラン名 1ヵ月のデータ量が約10GBの場合の料金
povo データ追加120GB(365日間) 10GB/1800円(約30日間)
irumo(docomo) irumo 9GB 9GB/3377円(割引適用で2090円)
LINEMO LINEMOベストプラン 3GB超~10GB/2090円
楽天モバイル Rakuten 最強プラン 3GB超~20GB/2068円
mineo マイピタ 10GB 10GB/1958円
IIJmio 10ギガプラン 10GB/1500円
NUROモバイル VLプラン 10GB 10GB/1485円
日本通信SIM 合理的みんなのプラン 10GB/1390円(通話5分かけ放題
または月70分無料通話付帯)

 

これを見ると、楽天モバイルやLINEMOなど安価なことで知られるサービスよりもpovoの方がお得な価格となっていることがわかります。

 

ただし、IIJmioや日本通信SIMなど、MVNOの一部はpovoよりも安価なサービスを提供しています。特に安さが際立つのは日本通信SIMです。「合理的みんなのプラン」は10GBで1390円。さらに「通話5分かけ放題」または「月70分無料通話」のいずれかを選べるので、お得度で言えば圧倒的です。

 

通信品質はpovoの方が良好ですが、価格を重視するのならこうしたMVNOを選ぶといいでしょう。

 

 

1ヶ月20~30GBの場合はMVNOと比較しても最安クラス!

↑povoのサイト(https://povo.jp/spec/topping/300G_365d/)から

 

続いて、「データ追加300GB(365日間)」を他社と比較してみましょう。こちらのプランは1ヵ月あたり25GB/2067円ですが、他社プランは1ヵ月20GBのものが多く、厳密な比較はできません。そのため、ここでは20~30GBのプランをピックアップして比較していきます。

 

毎月20~30GBのプラン比較

会社名 プラン名 1ヵ月のデータ量が約10GBの場合の料金
povo データ追加300GB(365日間) 25GB/約2067円(約30日間)
ahamo(docomo) ahamo 20GB/2970円(通話5分かけ放題)
UQモバイル コミコミプラン 20GB/3278円(通話10分かけ放題)
ワイモバイル シンプル2 M 20GB/4015円(割引適用で2178円)
LINEMO LINEMOベストプランV 20GB超~30GB/3960円(通話5分かけ放題)
楽天モバイル Rakuten 最強プラン 20GB超~無制限/3168円(アプリ利用で通話かけ放題)
mineo マイピタ 20GB 20GB/2178円
IIJmio 20ギガプラン 20GB/2000円
NUROモバイル NEOプラン 20GB 20GB/2699円
日本通信SIM 合理的30GBプラン 30GB/2178円(通話5分かけ放題
または月70分無料通話付帯)

 

povoは1ヵ月あたり25GB、他社は20GBとpovoの方がデータ量が多いにも関わらず、povoの方が安いケースが見られます。データ量に対する価格だけで言えば、最安クラスと言ってよいでしょう。なお、20GB程度のプランの場合、他社では5~10分程度の通話無料オプションが付帯することが多くなっています。

 

仮にpovoで「5分以内通話かけ放題」を別途追加する場合、トッピング代金月額550円が加算されるので、1ヵ月あたり2617円となりますが、それでもなお、ahamoなどより安価に利用することが可能です。

 

ここまで解説してきたとおり、povoの新トッピングは他社と比較してもお得であることがわかります。MVNOの場合、さらに安いプランも見られますが、価格と通信品質のバランスを考えると、povoの新トッピングは有力な選択肢になると言えるでしょう。

サムスン、最も安価なスマホのOSアップデートを6年に延長!?

サムスンは今年初めに発売したGalaxy S24シリーズ以降、Galaxy Z Fold6やFlip6などフラッグシップ機に7年間のソフトウェア・アップデートを約束しています

↑安価なモデルにもOSアップデートを長く提供へ

 

この方針を、同社の最も安価なスマホとなる「Galaxy A15」にも拡大し、6年間のAndroid OSアップデートを提供するとの噂が報じられています。

 

昨年、GoogleはPixel 8シリーズでセキュリティ更新とAndroidアップデートの両方を7年間にわたり提供する方針を打ち出しました。それは今年のPixel 9シリーズにも受け継がれたほか、サムスンも後に続いた格好です。

 

テック系メディアのThe Tech Outlookは、Galaxy A16の「独占情報」として、そのデザインと主な機能および仕様を公開しました。それによれば、本製品は6.7インチのディスプレイを搭載し、Exynos 1330またはMediaTek Dimensity 6300チップを採用し、IP54の防水機能があるとのこと。

 

より注目されるのは、低価格スマホとして「クラス最高」のOS/セキュリティアップデートを提供するとうたっていること。どちらも6年間のサポートを受けられ、前モデルのGalaxy A15はOSアップグレードが4年、セキュリティ更新が5年だったことから大幅な延長となります。

 

Galaxy A16はインドや発展途上国向けの製品であり、日本での発売はないと思われます。しかし、Galaxy S24シリーズやGalaxy Z Fold6/Flip6ほど高価ではないミドルレンジ製品でもソフトウェア・アップデート期間が延長される可能性が高まったことになり、続報を待ちたいところです。

 

Source: The Tech Outlook
via: 9to5Google

Xiaomi、Galaxyを上回る縦折りスマホ「MIX Flip」を全世界でまもなく発売!

中国のXiaomiは、8月の世界スマートフォン販売台数で2位となり、3位のアップルを抜き去ったとの調査結果が出ていました。そんな同社が、折りたたみスマホ「MIX Flip」をまもなく全世界で発売すると発表しています。

↑世界で発売されるMIX Flip(画像提供/Xiaomi)

 

Xiaomi MIX Flipは同社初の縦折りスマホであり、7月に中国向けに発表されました。本製品は4インチのカバー(外側)画面、内側の折りたたみ画面は6.86インチ、Snapdragon 8 Gen 3プロセッサーと4780mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

 

これらはサムスンの縦折りスマホ・Galaxy Z Flip6(カバー画面3.4インチ、折りたたみ画面6.7インチ)を上回り、バッテリー容量は横折りスマホ・Galaxy Z Fold6(4400mAh)さえも凌いでいます。

 

Xiaomiの創業者でCEOのレイ・ジュン(雷軍)氏は、9月にMIX Flipが世界市場に登場するとXで予告。ここでいう世界市場とはおそらくEU諸国を指していますが、日本も含まれる可能性があります。

 

勢いづくXiaomi。8月のスマホ出荷台数は前年比22%増となり、わずかな差でアップルを上回りました。もっとも、9月にはiPhone 16シリーズが発売されたことから、長続きしないと思われます。それでも、Xiaomiスマホの人気は着実に向上しているようです。

 

Source: Lei Jun(X)
via: 9to5Google

Pixel 9シリーズの中で充電速度が最も遅いのはどれ? 意外な事実が判明

Googleの第2世代折りたたみスマートフォン・Pixel 9 Pro Foldは、あらゆる面で前モデルPixel Foldより大幅に改善されています。しかし、充電速度についてはPixel 9シリーズのなかで最も遅いことが明らかとなりました。

↑充電が一番遅いのは…

 

Pixel 9 Pro XLの有線充電は、公式には最大37Wであるとうたわれており、ここ数年で最も強化されています。Pixel 9とPixel 9 Proも有線で27W充電が可能となり、過去モデルより速くなりました。

 

しかし、Pixel 9 Pro Foldはかなり遅いことをGoogleが認めました。米9to5Googleは、有線での最大充電速度は21Wに限られると確認したとのこと。これはGoogle純正の45W USB-C急速充電器を使った場合ですが、さまざまなサイトが行った検証結果と一致しています。

 

つまり、Pixel 9 Pro FoldはPixel 9シリーズの中で最も高価であるにもかかわらず、最も充電速度が遅い機種ということになります。もっとも、バッテリー容量は4650mAhであり、Pixel 9やPixel 9 Proの4700mAhより小さいことから、あまり問題ないかもしれません。

 

また、Pixel 9 Pro FoldのみGoogle製のPixel Stand充電器と互換性がなく、ワイヤレス充電の最大速度はわずか7.5Wにとどまります。Pixel 9 Proは最大21W、Pixel Pro XLは最大37Wであり、大きく差が付けられています。

 

ワイヤレス充電を愛用しているPixel 9 Pro Foldユーザーは、充電に時間がかかることを覚えておき、小まめに充電したほうがいいかもしれません。

 

Source: 9to5Google

Google Pixel 9シリーズを少しでも安く買うには? オンライン販売価格を徹底比較

人気のGoogle純正スマホ「Google Pixel」の最新作Pixel 9シリーズが、2024年8月22日に販売を開始しました(一部機種は9月上旬発売)。

 

気になるのはやはり価格ですが、各社の販売ページを見ると「下取りありで実質◯円」や「24か月で返却すれば実質◯円」などの表記が多く見られ、実際の購入金額がいまいちわかりにくくなっています。

 

そこで本記事では、結局いくらで購入できるのかを知るため、できるだけシンプルな価格比較をしてみました。

 

Pixel 9シリーズのスマホは4種類。8よりも値上げの傾向

Googleのサイトから

 

今回発売されたPixel 9シリーズは大きく、「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro」「Google Pixel 9 Pro XL」「Google Pixel 9 Pro Fold」の4機種に分けられ、さらに、それぞれで異なるメモリー(ROM)のものが販売されています。

 

価格は全体的に上がっており、Google ストアでGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 9の価格を比較すると、前者は11万2900円(税込、以下同)で、後者は12万8900円となっており、1万6000円の差がありました。

 

販売しているのは現在のところ、Google ストアに加え、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアです。本記事ではこれらのオンラインショップの一括購入価格を調べるとともに、乗り換え割やポイント還元を適用した場合の価格を比較しています。

 

なお、キャリア各社が展開している、1~2年で端末を返却する「端末購入プログラム」は本記事では取り上げません。また、Google ストアで実施しているストアクレジット特典など、実施期間の短いキャンペーンや割引は除外しています。

 

Pixel 9はメモリー(ROM)によって割引額が異なる

Googleのサイトから

 

はじめに、今回発売されたPixel 9シリーズの中で、もっともベーシックな機種であるGoogle Pixel 9の価格比較をしていきます。

 

Pixel 9は、メモリー(ROM)の容量によって割引額が異なるため、128GBと256GBを別々に見ていきましょう。

 

Google Pixel 9 128GB 価格比較

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&
ポイント還元適用価格
Google ストア 12万8900円
NTTドコモ 14万8060円 実質11万6060円
┗5G WELCOME割:2万2000円割引
┗dポイント還元:1万ポイント還元
au 14万4900円 12万2900円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
ソフトバンク 15万1200円 実質13万1200円
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:2万ポイント還元

※価格は税込
※2024年8月22日時点
※1. PayPayポイント還元は1等2万ポイント、2等1万ポイント、3等8000ポイント、4等5000ポイントのいずれか

 

まず、128GBの価格を比較します。

 

一括購入価格がもっともお得なのは、Google ストアの12万8900円です。キャリアと違い他社からの乗り換え時に適用できる割引はありませんが、割引なしでもかなり安価な水準です。

 

一方、キャリアで購入する場合、一括購入価格は高価ですが、乗り換え時に適用できる割引やポイント還元キャンペーンを適用すれば、大幅に価格を抑えることが可能です。

 

ドコモは他社からの乗り換え時、対象機種なら「5G WELCOME割」が適用され、2万2000円割引されます。128GBは対象に含まれるため、割引を受けることが可能。これに加え、Pixel 9購入&応募でdポイントが1万ポイント還元されるキャンペーンも展開しているので、実質金額は11万6060円となり、もっともお得な価格となります。

 

auにも他社からの乗り換え時に適用される割引「au Online Shop お得割」があり、2万2000円引きで購入できます。

 

ソフトバンクの割引は少々特殊です。まず、128GBの場合は他社からの乗り換え時に適用できる割引はありません。

 

一方、事前応募型のポイント還元キャンペーンが用意されており、1等2万ポイント、2等1万ポイント、3等8000ポイント、4等5000ポイントのいずれかの還元を受けられます。

 

ただし、仮に1等の2万ポイントに当選してもなお、他社より高価という結果になっているため、128GBに限ってはソフトバンクで購入するのは割高となってしまいます。

 

Google Pixel 9 256GB 価格比較

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&
ポイント還元適用価格
Google ストア 14万3900円
NTTドコモ 16万7090円 実質15万7090円
┗dポイント還元:1万ポイント還元
au 16万4800円 14万2800円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
ソフトバンク 16万5600円 実質12万3616円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:2万ポイント還元

※価格は税込
※2024年8月22日時点
※1. PayPayポイント還元は1等2万ポイント、2等1万ポイント、3等8000ポイント、4等5000ポイントのいずれか

 

256GBの場合、お得な購入方法が大きく変わります。

 

256GBをもっとも安価に購入できるのは、ソフトバンクです。この機種はソフトバンクの乗り換え割引「オンラインショップ割」の対象であると同時に、PayPayポイント還元の対象でもあるため、仮に1等(2万ポイント)に当選すれば実質12万3616円で購入できます。

 

4等(5000ポイント)の場合でも実質価格は13万8616円となり、ほかよりも安価に購入可能です。

 

一方、128GBでは最安値だったドコモですが、256GBは「5G WELCOME割」の対象外となるので、もっとも高価という結果になりました。

 

Pixel 9 Proはソフトバンクのポイント還元が大きい

Googleのサイトから

 

上位機種であるGoogle Pixel 9 Proは、すべてのバージョンを一覧で比較していきます。

 

Google Pixel 9 Pro 価格比較

販売窓口 ROM 一括購入価格 乗り換え割引&
ポイント還元適用価格
Google ストア 128GB 15万9900円
256GB 17万4900円
512GB 19万4900円
NTTドコモ 128GB 18万5350円 実質17万5350円
┗dポイント還元:1万ポイント還元
256GB 20万2730円 実質19万2730円
┗dポイント還元:1万ポイント還元
512GB 22万5940円 実質21万5940円
┗dポイント還元:1万ポイント還元
au 128GB 17万9900円 15万7900円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
256GB 19万4900円 17万2900円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
512GB 21万4900円 19万2900円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
ソフトバンク 128GB 18万3600円 実質13万1616円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元
256GB 20万1600円 実質14万9616円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元
512GB 22万6800円 実質17万4816円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元

※価格は税込
※2024年8月22日時点
※1. PayPayポイント還元は1等3万ポイント、2等2万ポイント、3等8000ポイント、4等5000ポイントのいずれか

 

Pixel 9 Proで注目したいのは、ソフトバンクのPayPayポイント還元です。

 

Pixel 9よりも1等と2等のポイントが増えており、1等なら3万ポイント、2等なら2万ポイントの還元が受けられます。たとえば、128GBの場合、1等なら実質13万1616円、2等なら実質14万1616円、3等なら実質15万3616円、4等なら実質15万6616円となります。

 

上位当選の場合、かなりお得に購入できるので、必ず購入前に抽選に参加するようにしましょう。

 

Google Pixel 9 Pro XLはラインナップに違いあり

Proの大画面版であるGoogle Pixel 9 Pro XLは、128GB、256GB、512GBの3モデルを展開しています。しかし、ドコモでは256GBのみの扱いとなっていることに注意が必要です。

 

Google Pixel 9 Pro XL 価格比較

販売窓口 ROM 一括購入価格 乗り換え割引&
ポイント還元適用価格
Google ストア 128GB 17万7900円
256GB 19万2900円
512GB 21万2900円
NTTドコモ 128GB
256GB 22万7700円 実質21万7700円
┗dポイント還元:1万ポイント還元
512GB
au 128GB 19万9900円 17万7900円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
256GB 21万4900円 19万2900円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
512GB 23万4900円 21万2900円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
ソフトバンク 128GB 20万8800円 実質15万6816円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元
256GB 22万6800円 実質17万4816円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元
512GB 24万8400円 実質19万6416円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元

※価格は税込
※2024年8月22日時点
※1. PayPayポイント還元は1等3万ポイント、2等2万ポイント、3等8000ポイント、4等5000ポイントのいずれか

 

価格を比較すると、ドコモは割高。

 

auは乗り換え割の2万2000円を適用させた金額が、Google ストアの価格とまったく同じという結果になりました。

 

ここでも、注目なのはソフトバンクです。

 

128GBの場合、ポイント還元1等なら15万6816円、2等なら16万6816円、3等なら17万8816円、4等なら18万1816円となります。つまり、2等以上ならGoogle ストアよりもお得に購入することができます。

 

Google Pixel 9 Pro FoldはGoogle ストア一択!

Googleのサイトから

 

これまで見てきた機種は、キャリアで乗り換え割などを適用させれば、Google ストアよりも安価に購入可能な場合がありました。

 

しかし、折りたたみスマホのGoogle Pixel 9 Pro Foldに関しては少し事情が変わってきます。

 

Google Pixel 9 Pro Fold 価格比較

販売窓口 ROM 一括購入価格 乗り換え割引&
ポイント還元適用価格
Google ストア 256GB 25万7500円
512GB 27万7500円
NTTドコモ 256GB 29万4800円 実質26万4800円
┗dポイント還元:3万ポイント還元
512GB 31万7570円 実質28万7570円
┗dポイント還元:3万ポイント還元
au 256GB 28万9800円 26万7800円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
512GB 30万9800円 28万7800円
┗au Online Shop お得割:2万2000円割引
ソフトバンク 256GB 30万6000円 実質25万4016円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元
512GB 33万1200円 実質27万9216円
┗オンラインショップ割:2万1984円割引
┗PayPayポイント還元1等当選時 ※1:3万ポイント還元

※価格は税込
※2024年8月22日時点
※1. PayPayポイント還元は1等3万ポイント、2等2万ポイント、3等8000ポイント、4等5000ポイントのいずれか

 

ドコモでは本機種に限り、還元されるdポイントが3万ポイントに増えていますが、これを適用してもGoogle ストアより高価です。

 

auも同じで、乗り換え割を適用してもGoogle ストアより高くなっています。

 

唯一の例外は、ソフトバンクの256GBモデルを乗り換えで購入するパターン。この際、ポイント還元で1等に当選した場合に限りGoogle ストアより3500円ほど安価になりますが、2等以下ならGoogle ストアの方がお得に購入できるため確実性に欠けます。

 

Google Pixel 9 Pro Foldを購入するのなら、基本的にはGoogle ストア一択と考えてよいでしょう。

 

新規や機種変更の場合も基本はGoogle ストアがお得

ここまで解説してきたとおり、各社の乗り換え割引の値引き幅は大きく、キャリアや機種によってはGoogle ストアよりも安価に買える場合があります。

 

一方、新規契約や機種変更の場合、割引は限定的です。たとえばauでは、新規契約時にも割引を適用できますが、割引幅は乗り換え時と比較して小さくなっています。

 

auではこのほかにも、機種変更ユーザーを対象にした「Pixel 9シリーズ機種変更おトク割」という最大3万3000円引きのお得なキャンペーンを実施しており、これを適用できればかなり安価に購入可能となります。ただし、こちらは2024年9月末までの期間限定キャンペーンです。

 

こうしたキャンペーンを除けば、基本的にはGoogle ストアで購入したほうがお得と考えてよいでしょう。

 

Pixel 9シリーズは、安くても12万程度。最高級機種は25万円を超える、決して安くはないスマホです。少しでもお得に購入できるよう、最新の割引情報をチェックするようにしましょう。

残念なポイントも……ドコモ「eximo ポイ活」はキャンペーン中なら価値大

NTTドコモが8月1日に「eximo ポイ活」を開始しました。同社では2024年4月、「ドコモポイ活プラン」の第一弾として「ahamo ポイ活」の提供を開始しており、eximo ポイ活はそれに続くプランとなっています。

NTTドコモのサイトから

 

ドコモのクレジットカード「dカード」は必須ですが、うまく使えば月間5000ポイントの還元を受けられる本プラン。還元条件をしっかりチェックし、より効率的なポイ活ルートを探しましょう。

 

eximo ポイ活の概要をチェック! 「eximo」との違いは?

はじめにeximo ポイ活の元となるプラン、「eximo」について簡単におさらいをしましょう。eximoは、使用したデータ量に応じて月額料金が三段階で変わる仕組みとなっており、3GBを超えると以降は一律の料金で無制限に使えるプランです。

NTTドコモのサイトから

 

一方、eximo ポイ活は段階制ではなく無制限のみで、月額料金は1万615円(税込、以下同)と、3GB以降のeximoの月額基本料金よりも3000円ほど割高な設定となっています。しかし、eximo ポイ活プランに加入したうえで、dカードで買い物などをするとdポイントが上乗せして還元され、通常のeximoよりもお得に使うことが可能となります。

 

eximo ポイ活の概要

eximo ポイ活
月額料金 1万615円(データ量無制限)
各種割引 ・みんなドコモ割:-1100円 ※1

・ドコモ光セット割 またはhome 5Gセット割:-1100円

・dカードお支払割:-187円

割引適用後月額料金 8228円
dポイント月間還元上限 5000ポイント
実質月額料金 ※2 2728円

※1 3回線以上の場合

※2 dカードで5万円分の決済をした場合

 

まず、eximo ポイ活の月額料金1万615円には、家族割引などの各種割引を適用することができます。これらをすべて適用できれば、月額料金は8228円となります。さらにdカードで買い物などをすると、dポイントが月間最大で5000ポイント還元されます。現在はキャンペーン期間中で還元率が10%にアップしているため、dカードで5万円の支払いをすれば最大の5000ポイントを受け取れます。これに加えて、通常のポイント還元である1%もあわせて還元されるので、還元率は11%となり、実質の月額料金を大きく抑えることができます。

 

仮に、dカードで5万円分を決済した場合、ポイント還元によってeximo ポイ活の実質月額料金は2728円となります。通常のeximoを無制限で使用した場合の月額料金は4928円なので(各種割引の適用後)、dカードに支払いを集約している人は、非常にお得なプランといえるでしょう。

 

毎月5000ポイントの還元を受けるには? 還元方法をチェック!

eximo ポイ活で還元を受ける方法は大きく分けて2つありますが、メインとなるのは「dカードによる対象決済」です。

NTTドコモのサイトから

 

eximo ポイ活に加入したうえで、「dカード/dカードGOLD」か、「d払い(支払い方法をdカードに設定するか、電話料金合算払いに設定)」で支払いすると、通常よりも多くのdポイントが還元されます。

 

eximo ポイ活におけるdカード決済時の還元率

dカードGOLD dカード
eximoポイ活で上乗せされる還元率 10% ※3(通常5%)

┗還元上限5000ポイント

10% ※3(通常3%)

┗還元上限5000ポイント

通常還元率 1%

┗還元上限なし

※3 2024年8月1日~終了時期未定のキャンペーン適用時

 

還元率はdカードの種類によって異なり、dカードGOLDは5%、dカードは3%が通常還元率に上乗せされます。ただし前述のとおり現在はキャンペーンで、上乗せ還元率が10%に増加中。つまり、月間5万円の決済をすれば還元上限の5000ポイントを受け取ることが可能です。

 

このキャンペーンの期間は「2024年8月1日~終了時期未定」となっており、しばらくの間は通常還元率とあわせた11%の還元を受けることができそうです。なお、毎月のドコモの携帯電話料金や電子マネーへのチャージなど、一部の支払いは対象外となることに注意しましょう。

 

還元を受ける2つめの方法は、マネックス証券の口座を開設し、dカードGOLDでクレカ積立をすること。これにより、積立分の還元率が通常よりも1%加算されます。

NTTドコモのサイトから

 

ただし、dカードによる対象決済と比較すると、上乗せ分の還元率が低いことや、dカードGOLD限定であるため、ユーザーを選ぶ特典といえそうです。

 

お得なプランだが、残念な点も

eximo ポイ活は、ドコモの無制限プランを実質大幅割引で使える、インパクトの大きいプランです。しかし、残念なポイントも大きく分けて2つ存在します。

 

その1 dカードGOLDの恩恵が少ない

dカードGOLDは年会費1万1000円のゴールドカードで、dカードにはないさまざまな特典が用意されています。しかし、eximo ポイ活におけるdカードGOLDの利点は、

 

・dカード決済の上乗せ還元率が5%であること(通常のdカードは3%)

・マネックス証券で積立をした際、還元率が+1%されること

 

の2点くらいしかありません。しかも現在はキャンペーンによりdカード決済時の上乗せ還元率が一律10%となっているため、dカードGOLDの優位性はほとんどありません。これは少々残念なポイントといえるでしょう。

 

その2 各種割引のハードルが高い

これまで見てきたように、月額2728円で使うためには、「家族3人以上がドコモを利用」「ドコモの自宅インターネットサービスを契約」「dカードで携帯電話料金を支払い」という3つの割引条件をクリアし、さらに買い物などで毎月5万円をdカードで支払う必要があります。ドコモのサービスにどっぷりと浸かっている人以外、すべてをクリアするのは困難であることは残念なポイントです。

 

各種割引を適用できない人の場合、先行プランであるahamo ポイ活も選択肢のひとつとなるでしょう。

ドコモも「ahamo ポイ活」で参入! 大手キャリアのポイ活・マネ活プランは本当にお得?

 

eximo ポイ活とahamo ポイ活の比較

eximo ポイ活 ahamo ポイ活
月額料金 1万615円(無制限) 7150円(100GB)
各種割引 ・みんなドコモ割:-1100円 ※1

・ドコモ光セット割 または

home 5Gセット割:-1100円

・dカードお支払割:-187円

割引適用後月額料金 8228円
上乗せ還元率 ・dカード GOLD:10% ※4(通常5%)

・dカード:10% ※4(通常3%)

・dカードGOLDでd払い:10%※4(通常5%)

・d払い:10%※4(通常3%)

通常還元率 1%(dカードGOLD、dカード、一部を除くd払い) 1%(d払い)
上乗せ分の月間還元上限 5000ポイント 4000ポイント
実質月額料金※5 2728円 2750円

※1 3回線以上の場合

※4 キャンペーン期間中のみ

※5 たまったポイントを月額料金に充てた場合

 

eximo ポイ活とahamo ポイ活の主な違いは以下の4つです。

 

・ahamo ポイ活は無制限ではなく月間100GB

・ahamo ポイ活には各種割引がない

・上乗せ分の還元上限はahamo ポイ活のほうが少ない

・ahamo ポイ活にはマネックス証券クレカ積立特典がない

 

ahamo ポイ活は月間の還元上限こそ少ないものの、各種割引を適用しないでも安価なので、家族割引や自宅インターネット割引を使用できない人におすすめです。

 

家族構成や、月々のクレジットカード使用額など、自身の使用状況と照らし合わせながら、最適なポイ活プランを選ぶようにしましょう。

次期「Galaxy S25 Ultra」、ベゼルと背面カメラがiPhone 16 Pro Maxより薄い!?

先日アップルが発表したiPhone 16 Pro Maxは、ディスプレイが6.9インチに大型化しつつ、ベゼルがさらに細くなっていました。サムスンのGalaxy S24 Ultraは6.8インチ画面ですが、本体の幅は広く(iPhone 16 Pro Maxが77.6mmに対して79.0mm)、ベゼルが太くなっています。

↑もっとスリムに

 

しかし、次期「Galaxy S25 Ultra」では画面サイズが広くなりつつ、iPhone 16 Pro Maxよりベゼルが狭くなるとの噂が報じられています。

 

著名リーカーのIce Universe氏によると、サムスンはベゼルを前モデルより0.2mm薄くしているとのこと。この点でiPhone 16 Pro Maxに勝つと言います。

 

同氏はGalaxy S25 Ultraを正面から見た予想CG画像を、iPhone 16 Pro Maxに並べて公開。これは別の情報源に基づく予想画像と一致しており、最終的なデザインとなる可能性が高いようです。

 

また、Ice Universe氏はGalaxy S25 UltraとiPhone 16 Pro Maxの背面カメラを比較する画像もシェアしています。前者は本体から2.4mm盛り上がっているのに対して、後者は4.3mm。ということで、Galaxy S25 Ultraは厚みを抑えていると思われます。

 

Galaxy S25 Ultraは、次期ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載。超広角カメラと3倍望遠カメラが50MPに強化されると言われており、2025年の1~2月に発表される見通しです。

 

アップルはiPhone 16シリーズ全機種がApple Intelligenceに対応したとアピールしていますが、サムスンも次期「Galaxy S25」シリーズでGalaxy AIをさらに強化してくる展開となりそうです。

 

Source: Ice Universe(1),(2)
via: GSMARENA

次期「Galaxy S24 FE」は値上げを抑える!? 意外な価格が判明

サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S24」をベースにしながら価格を抑えた「Galaxy S24 FE」については、公式らしき画像や仕様もリークされ、ほぼ全て判明した印象もあります。価格の情報が不足していましたが、最近、信頼性の高いリーカーが詳細な情報を発信しています。

↑そんなに値上げしない?

 

XユーザーのArsène Lupin(@MysteryLupin)氏は、Galaxy S24 FE(128GB)のEUでの価格が749ユーロ(約11万8000円※1)、256GBモデルが809ユーロ(12万8000円)であると述べています。同氏はGoogle Pixel 9 Pro XLの正式発表前にスペックを的中させるなど、数々の実績で知られています。

※1: 1ユーロ=約157.6円で換算(2024年9月18日現在)

 

これに先立ち、Galaxy S24 FEのEU価格は799ユーロ(約12万6000円)~となり、100ユーロ値上げになるとの噂もありました。それと比べれば50ユーロ安くなり、それほど高くはならなさそうです。

 

もっとも、前Galaxy S23 FEは699ユーロ(約11万円)~だったため、それからは50ユーロの値上げとなります。EUとの付加価値税の違いから、米国では650ドル(約9万2000円※2)〜への値上げが予想されていますが、以前予想された700ドル~より50ドル安くなる見通しです。

※2: 1ドル=約141.7円で換算(2024年9月18日現在)

 

Galaxy S24 FEは6.7インチの有機ELディスプレイを搭載し、解像度はフルHD+で最大120Hz、ピーク輝度は120ニト。自撮りカメラは10MP、背面のメインカメラは50MP、超広角カメラは12MP、望遠カメラは8MP(光学3倍ズーム)となり、前モデルGalaxy S23 FEと同じ仕様になると予想されています

 

また、Arsène Lupin氏はGalaxy S24 FEのカラバリはグラファイト、ミント、イエロー、ブルーの4色であると主張。これはAndroid Headlinesの情報と概ね一致しています。

 

ともあれ、Galaxy S24 FEの値上げ幅が抑えられる可能性は高まったようです。日本でもお手ごろ価格を期待したいところです。

 

Source: Arsène Lupin(X)
via: PhoneArena

「Pixel 9 Pro Fold」はどれほど頑丈? 過酷な耐久性テストの結果は…

Googleの最新折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」の耐久性テストが行われ、どれだけ頑丈なのかが検証されました。

↑どこまで耐えた?(画像提供/JerryRigEverything/YouTube)

 

テック系YouTubeチャンネルのJerryRigEverythingを主催するザック・ネルソン氏は、おなじみの拷問のような耐久性テストをPixel 9 Pro Foldに実施。同氏は、前モデルのPixel Foldが発売されたときも同様の検証を行っています

 

まず、外側のGorilla Glass Victus 2保護ガラスは「(モース硬度)レベル6で傷がつき、レベル7で溝が深くなる」とのこと。モース硬度とは鉱物の硬さを評価する尺度であり、カッターナイフやハサミは5.5前後といわれています。

 

一方、内側の折りたたみ画面を保護するUltra Thin Glassはレベル2で傷がつき、爪でも傷がついています。

 

Pixel 9 Pro Foldのカバー素材は、ヒンジ(折りたたみの軸)の表面も含めて「航空宇宙グレードの高強度アルミニウム合金」で作られており、ヒンジ内部は 「多層合金スチール」とうたわれています。

 

しかし、本製品はIPX8(防水機能のみ)、つまり防塵機能がないため、土や砂にさらされるとヒンジがガリガリと音を立てています。

 

さて、今回の目玉となる折り曲げテストは、閉じた状態では問題がありませんでした。しかし、開いてから背面側に折り曲げると、左右の背面パネルが合わさってヒンジに覆いかぶさっているものの「全く抵抗がないように」折れていきます。

 

さらに力を加えると、内蔵されたアンテナやディスプレイがケースから飛び出してしまいました。一方、ヒンジは初代と同じく無事であり、他の部分が壊滅的となっています。

 

サムスンの最新折りたたみスマホのGalaxy Z Fold6は同じようなテストに耐え、最終的にはここまでひどい壊れ方はしていません。

 

一般的に折りたたみスマホは非常に高価であり、故障してしまうと金銭的にもダメージが大きくなります。すでに6世代も重ねているサムスンは、そこに重きを置いて改良しているのかもしれません。

 

Source: JerryRigEverything(YouTube) 
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25」標準モデルの予想画像が登場! 注目は背面カメラのデザイン

先日、サムスンの次期最上位フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」の予想CG画像が登場しました。それに続き、今度は標準モデル「Galaxy S25」の物が公開されています。

↑Galaxy S25の予想CG画像(画像提供/Android Headlines/Onleaks)

 

サムスンは「Galaxy S25」シリーズを2025年初めに発売する見通しです。大幅なデザイン変更は多分ないと予想されていますが、まさにその通りの画像をAndroid Headlinesが掲載しています。

 

今回の情報提供者も、Galaxy S25 Ultraと同じく、著名リークアカウントのOnleaksであるそう。やはりCAD(設計図)に基づいており、少なくとも寸法は正確だと思われます。

 

ボディ形状は前Galaxy S24とほぼ同じで、全体的に少し小さくなっているものの、サイズは似たようなもの。すなわち146.9×70.4×7.2mmであり、Galaxy S24の147 x 70.6 x 7.6mmより少し背が低くて幅が狭く、厚みもわずかに薄くなっているそうです。

 

唯一の大きな変更点は、背面カメラのデザイン。従来通り三つのレンズがあることに変わりはありませんが、Galaxy Z Fold6で初採用されたのと同じテクスチャリング(数本の溝を掘る仕上げ)が確認できます。

 

Galaxy S25シリーズは、全モデルともクアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載すると予想されています。それにより高性能・長時間のバッテリー持ちを実現する一方、チップのコストが上がっているため、値上がりする可能性が高そうです

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」、マルチコア性能でiPhone 16に圧勝する予感!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズには、クアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 4」が搭載されると噂されています。このチップを採用したOnePlus 13のベンチマーク結果が登場し、優れた性能を予感させる内容となっています。

↑Snapdragon 8 Gen 4に期待大

 

信頼性の高いリーカーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は、OnePlus 13に搭載されたSnapdragon 8 Gen 4のGeekbench 6によるベンチマーク結果をシェアしました。

 

それを見る限り、OnePlus 13はRAM 16GBを搭載し、Snapdragon 8 Gen 4のCPUは高効率コア×6+高性能コア×4の構成となっています。高性能コアはアップルのチップのA18より二つ多く、クロック数はA18の4.04GHzを上回る4.32GHzで動いているようです。

 

シングルコアのスコアは3226で、同じテストをしたA18の3409より遅くなっています。しかし、マルチコアスコアは10049に達し、A18の8492を約18%も上回ることになりました。iPhone 15 Pro Maxに搭載されたA17 Proと比べたら、約39%も速くなっています。

 

この結果を見る限り、Snapdragon 8 Gen 4は『原神』など処理が重いゲームでも楽々と動かすことができそう。また、サムスンのフラッグシップ機には、通常よりも動作クロック数が高い特別版のチップが搭載されることが恒例となっており、Galaxy S25シリーズもかなり期待できそうです。

 

Source: Weibo
via: Wccftech

6.3インチの“片手持ちAIスマホ”「Google Pixel 9 Pro」発売! カメラ性能はiPhone15 Proと比べてどう?

先日はGetNavi webで、グーグルの生成AI「Gemini(ジェミニ)」が購入後すぐに楽しめる6.8インチのAIスマホ「Google Pixel 9 Pro XL」をレポートしました。続いて9月4日には、片手持ち操作も快適にこなせる“AIスマホ”「Google Pixel 9 Pro」が発売を迎えたということで、今回はこのGoogle Pixel 9 Proのレポートをお届けします。ほかのPixel 9シリーズとの違いに加え、サイズが近いアップルの「iPhone 15 Pro」とカメラの使い勝手を比較してみました。

↑片手で持ちながら操作しやすい6.3インチの「Google Pixel 9 Pro」をレポートします

 

Pixel 9 Proは大小2サイズ展開。違いは?どちらを選ぶ?

まず上位機種であるPixel 9 ProとPixel 9 Pro XLの比較から見ていきましょう。

 

主な違いは本体サイズ、それから価格です。価格に関しては、Pixel 9 Proが15万9900円(税込)から、Pixel 9 Pro XLが17万7900円(税込)からで、Pixel 9 Proの方が1万8000円安価です。サイズは6.3インチでコンパクトな9 Proと、それよりはやや大きい6.8インチの9 Pro XL、という住み分けがされています。

 

その他の性能面はほぼ同等なので、お財布の状況や画面サイズの好みに合わせて選べばよいでしょう。

↑右が6.3インチのPixel 9 Pro、左が6.8インチのPixel 9 Pro XL。画面(=本体)のサイズと価格以外に違いはありません

 

ディスプレイはどちらもグーグルが品質にも太鼓判を押す「Super Actua ディスプレイ」です。有機ELパネルの比較的新しい制御技術であるLTPO(低温多結晶酸化物)方式を採用したことで、性能が高くパネルが消費する電力を低く抑えられるメリットを備えています。

 

ちなみに下位モデルであるPixel 9の「Actua ディスプレイ」は制御方式が異なるのですが、端末としてのバッテリー駆動時間はPixel 9シリーズの全モデルで一律「24時間以上」とされています。長期間使い込んでみないと差は表れにくいと思いますが、筆者が昨年から使っているGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proはバッテリーの持ちに大きな差を感じないので、そこまで気にする必要はないかもしれません。

↑Pixel 9 Proシリーズは、他の対応する機器にワイヤレス充電による“おすそわけ”ができるバッテリーシェアを搭載しています

 

また、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLはカメラのスペックが同一となっています。たとえばiPhoneの場合、iPhone 15 Proシリーズでは“Max”の方が望遠カメラが最大5倍光学ズーム対応なのに対して、15 Proは最大3倍というように、カメラやストレージの仕様に違いがありましたから、ここはメリットと言えるでしょう。従来のGoogle PixelはProが欲しければ大判のスマホを持つ覚悟が必要でしたが、6.3インチのコンパクト機が登場したことで、「コンパクトで高性能なPixel」を期待するユーザーの需要を満たすことができそうです。筆者も6.1〜6.3インチ前後のスマホの方が好きなので、Pixel 9 Proに好感を持ちました。

 

カラバリは同じ4色展開。筆者の手もとにある実機は9 Proがホワイト系の「Porcelain」、9 Pro XLがピンク系の「Rose Quartz」です。

 

Pixel 9 ProとPixel 9、お得なのはどっち?

続いてGoogle Pixel 9 Proと、下位モデルであるGoogle Pixel 9の違いについて触れていきます。

 

端末のサイズはまったく一緒と言ってよいでしょう。ディスプレイのサイズは同じ6.3インチです。ディスプレイの解像度と画素密度は若干Proの方が高く、輝度もHDR通常値・ピーク値ともにProが上です。とはいえ、Pixel 9もHDR表示時の最大輝度が1800nitsまで確保されているので、十分に高い視認性が確保されています。

↑ディスプレイのサイズは同じ6.3インチ。左側はPixel 9 Proで、右側がPixel 9です。画面輝度のスペックに違いはあるものの、どちらも明るい屋外でクッキリと冴えわたる映像が見られます

 

搭載するカメラユニットの数は、Pixel 9 Proが望遠カメラを含むトリプル仕様で、Pixel 9は広角と超広角カメラを載せたダブル仕様です。背面のカメラバーにはProが温度センサーを搭載しているので見分けがつきますが、全体に形状はよく似ています。

 

外装の仕上げは大きく異なっています。Pixel 9 Proは光沢感を強調したサイドフレームにつや消しの背面ガラス。Pixel 9は光沢のある背面パネルにつや消し処理を施したサイドフレームと、対称的なデザインになっています。ちなみにProとPro XLは同じ仕上げです。

↑背面のガラスパネルは、右側のPixel 9が光沢、左側のPixel 9 Proがつや消し処理となっています

 

↑サイドフレームは右側のPixel 9がマットなつや消し、左側のPixel 9 Proが光沢加工です

 

RAM(メインメモリ)とストレージの仕様も少し異なりますが、メインチップは同じグーグル純正の「Tensor G4」です。Pixel 9 Pro XLのレポートでも詳しく触れたGeminiのサービスですが、実際に2機種で試してみると、ふつうに使いこなすぶんには処理速度の差などは感じられません。ストレージ容量に関しては、Pixel 9は最大256GBですが、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLは最大512GBまで選べます。

 

カメラの違いは先ほど少し触れましたが、Pixel 9 Proシリーズが搭載する望遠カメラは、やはり何かと便利です。光学5倍ズーム、デジタルズームは最大30倍。30倍デジタルズームを使って撮影した写真は、フォトアプリの編集ツールから「ズーム画質向上」を使うと被写体の輪郭線などディティールが引き立ち、粗さが改善されます。

↑右側がPixel 9 Proで撮影したデジタル30倍ズームの写真。左側のPixel 9はデジタルズームの限界が8倍止まりです

 

↑Pixel 9 Proシリーズが搭載する「ズーム画質向上」。左側が元の写真。ズーム画質向上をかけると右側写真のように輪郭線がパリッとします

 

ほかにも動画ブースト(明るさ改善)や8Kビデオ、プロ設定など、Pixel 9 Proにしかないカメラの機能も沢山ありますが、筆者は旅行の時に風景写真を撮る機会が多いので、やはりProシリーズの望遠カメラを重視します。Pixel 9シリーズのスタート価格は12万8900円(税込)なので、Pixel 9 Proよりも3万1000円ほど安価ですが、自分が必要とするカメラ機能の有無はしっかりと吟味して選ぶのがおすすめです。

 

Pixel 9 ProとiPhone 15 Pro、カメラなどの違いは?

簡単ではありますが、最後にアップルのiPhone 15 ProとGoogle Pixel 9 Proの比較もしてみます。なお、2024年9月10日時点のiPhone 15 Proの販売価格は15万9800円(税込)から。Pixel 9 Proの15万9900円(税込)とほぼ同額です。

 

iPhone 15 Proは画面サイズが6.1インチなので、6.3インチのGoogle Pixel 9 Proより本体が少し小ぶりで、タテ・ヨコ幅ともにPixel 9 Proの方がやや大きめです。厚さは0.25mmしか変わらないので、手に持ってみてもほぼわかりません。

↑右側がGoogle Pixel 9 Pro、左側はiPhone 15 Pro。画面サイズのぶん、本体もPixelの方がやや大きめです

 

この2機種はカメラのコンセプトが異なるので、機能も大きく違います。今回はその詳細に踏み込むことはしませんが、日常の使い勝手で差を実感するポイントはやはり「望遠カメラ」かもしれません。

 

iPhone 15 Proは光学3倍、デジタル15倍ズームです。光学5倍、デジタル30倍ズームに対応するGoogle Pixel 9 Proの方が遠くの被写体に寄れるので便利です。デジタルズーム撮影時の安定感も、Pixel 9 Proの方が少し勝っている手応えがありました。さらにPixel 9 Proの「ズーム画質向上」を使うとピシッとフォーカスを合わせたズーム写真が手軽に撮れると思います。

↑左側がGoogle Pixel 9 Pro、右側がiPhone 15 Proの最大デジタルズームで撮った写真。Pixelの方が被写体により近付ける手応えがあります

 

Pixel 9シリーズの目玉機能であるGeminiは、Gemini Liveなど一部機能がまだ日本語に対応していませんが、チャットや画像生成などはPixel 9シリーズの発売時点から色々使えます。かたやアップル独自の生成AIプラットフォームであるApple Intelligenceは、今のところ米国など英語圏から、英語のみに対応する形でのスタートしか見えていません。この秋から“AIスマホ”をフル活用したい方は、グーグルの上位サービスである「Gemini Advanced」が6か月間無料で試せるプランが付いてくるGoogle Pixel 9 Proを選ぶのがベストな選択になるかもしれません。

ファーウェイ、世界初の三つ折りスマホ「Mate XT」を発表!

ファーウェイは、世界初の三つ折りスマートフォン「Mate XT」を正式発表しました。中国で発売され、価格は1万9999人民元(約40万円※)~となっています。

※1人民元=約20円で換算(2024年9月12日現在)

↑Mate XT(画像提供/HUAWEI VMALL)

 

Mate XTは従来の折りたたみ式スマホよりもヒンジ(折りたたみ軸)が一つ多く、新機軸を切り拓いています。たたまれた本体を2回開くと、アスペクト比16:11で10.2インチの大型ディスプレイが現れます。

 

また、1回だけ広げると7.9インチとなり、Google Pixel 9 Pro Foldとほぼ同じサイズになるため、従来の折りたたみ機と近い使い方も可能。完全に折りたたんだ状態では6.4インチ画面で、厚さは12.8mmとなり、一般的なスマホとかなり似た形状になります。

↑折りたたんだ状態(画像提供/HUAWEI VMALL)

 

完全に広げた状態では、最も薄い部分の厚みは3.6mmですが、USB-Cポートがある部分は少し分厚くなっています。

 

かなり特殊なフォームファクタですが、一般的なフラッグシップ機に期待される機能は全て詰め込んでいる模様。16GBのRAM容量、最大1TBのストレージ、衛星通信、50MPのメインカメラ、12MPの超広角カメラ、12MPの5.5倍望遠カメラが搭載されています。

 

さらに、5600mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大66Wの急速充電と最大50Wのワイヤレス充電に対応しています。

 

この三つ折りスマホは、実際にファーウェイの幹部が使っている様子が目撃されていました。試作機は約60万円もコストがかかったとの噂もありましたが、コスト削減に成功したのかもしれません。

 

一般的な二つ折りスマホよりもかなり高価ですが、記事執筆時点では530万人以上が予約しています。コンパクトに持ち歩けて大画面が使えるデバイスは、実はニーズが大きかったのかもしれません。

 

Source: HUAWEI VMALL

via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」の予想画像が初公開! iPhone 16 Pro Maxより軽い?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」については、さまざまな情報が飛び交っています。「2025年発売の全スマートフォンの中で最薄」の噂に続き、おそらく初の予想CG画像が新たにネット上に登場しました。

↑Galaxy S25 Ultraの予想画像(画像提供/Android Headlines & Onleaks)

 

著名リーカーのOnleaksが提供した情報に基づき、Android HeadlinesはGalaxy S25 Ultraの予想CG画像を公開。ただし、別の著名リーカーのIce Universe氏はこの画像がCAD(設計図)に基づくとして、ベゼルやミドルフレーム、背面カメラなど一部に間違いがあるとも指摘しています

 

それでも、大まかなデザインは以前からの噂と符合しており、Galaxy S25 Ultraは上下左右すべてがフラットになっている模様。ここ数年のiPhoneや、それに続いたようなPixel 9シリーズのデザインとも似通っています。

↑ライバルのモデルより軽いとも(画像提供/Android Headlines & Onleaks)

 

また、寸法が162.8 x 77.6 x 8.2mmとの予想もIce Universe氏の見解と一致。新たな情報では重さが219gになるとされており、これが本当なら、Galaxy S24 Ultra(232g)やiPhone 16 Pro Max(227g)より軽くなります。

 

Galaxy S25 Ultraの背面カメラは、S24 Ultraから超広角カメラだけが強化され、画素数が4倍になると予想されています。また、10月に正式発表される予定のクアルコム製「Snapdragon 8 Gen 4」チップを搭載し、非常に高性能になるものの、チップ価格が高価なため値上げになる可能性も囁かれています

 

Source: Android Headlines
via: GSMArena

次期「Galaxy S25 Ultra」、超広角カメラの画素数が4倍に!? 最新イメージセンサーを搭載か

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」については、さまざまな噂が飛び交っています。最近では、背面カメラの一部が大幅に強化されると著名リーカーが発信しました。

↑超広角カメラだけアップデート

 

サムスンのGalaxy Ultraシリーズは、同社のスマホの中で常に最高のスペックを搭載することに重点を置いてきました。特にメインカメラが200MP(2億画素)であることは際立っていますが、昨年のGalaxy S23 Ultraから同じ仕様に留まっています。

 

著名リーカーのIce Universe氏によると、Galaxy S25 Ultraのメインカメラは変更されないが、超広角カメラは変更されるとのこと。長年にわたり12MPセンサーを使っていましたが、OnePlusやGoogleの競合製品と並ぶ50MPに交換すると述べています。具体的にはサムスンの最新イメージセンサー「ISOCELL JN3」を使うそう。

 

それ以外は、メインカメラには200MPのISOCELL HP9センサー、3倍望遠には10MPのIMX754センサー、5倍望遠はIMX854とのこと。これらは全てGalaxy S24 Ultraと同じままです。

 

以前、別のリーカーがGalaxy S25 Ultraでは超広角カメラと3倍望遠カメラともに50MPになると主張していました。このうち望遠カメラは据え置きとなり、超広角カメラだけがアップデートされるようです。

 

先週、Ice Universe氏は、Galaxy S25 Ultraのサイズは162.8 x 77.6 x 8.2mmとなり、2025年に発売されるスマホの中で最も薄いモデルの一つになると述べていました。本当であれば、最新のiPhone 16 Pro/Pro Max(厚さ8.25mm)よりも薄いことになりますが、さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: 9to5Google

次期「Galaxy S24 FE」、カラバリが4つ判明!

サムスンは、お手ごろ価格で高性能な次期スマートフォン「Galaxy S24 FE」を、まもなく発表すると予想されています。先月、米FCC(連邦通信委員会)の認証を取得しており、発売が間近に迫っている可能性は高いでしょう。

↑スクープされたGalaxy S24 FEのカラバリ(画像提供/Android Headlines)

 

本体のカラバリは5色との噂もありましたが、そのうち4色の実物らしき画像がネット上に登場しました。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesは、29枚の画像を「独占情報」として掲載しています。今回、紹介されているのはグラファイト、ブルー、グリーン、イエローの4つ。ただし、正式な呼び方は不明です。

 

ここで欠けているのはシルバー(ないしホワイト)のようですが、それは以前のリーク情報で確認できます。

 

Galaxy S24 FEと前モデルGalaxy S23 FEのデザインは似通っていますが、最大の違いは側面のフレーム。Galaxy S23 FEではわずかに丸みを帯びていましたが、Galaxy S24 FEはフラットになっています。今回の写真ではアゴ(画面下)の部分が分厚くなっていると確認できます。

 

Galaxy S24 FEの各種スペックは、ほぼ明らかになった印象があります。ディスプレイは6.7インチの有機EL画面で、解像度はフルHD+で最大120Hz、ピーク輝度は1900ニト。メインカメラは50MPで、超広角カメラは12MP、望遠カメラは8MP(光学3倍ズーム)になりそうです。

 

搭載チップは全世界でサムスン製のExynos 2400であり、米国向けモデルにもクアルコムのSnapdragonチップは採用されない可能性があると指摘されていました

 

充電速度は有線・ワイヤレスとも確認されており、それぞれ最大25W、15Wとのこと。どちらも前Galaxy S24 FEと変わりません。

 

前機種が10月初旬に登場したので、おそらくGalaxy S24 FEもそうなると思われます。あと1か月ほどですが、続報を待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines

次期「Galaxy S25 Ultra」、ついに驚きの薄さが判明!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」は、ライバルの最上位モデルより薄くなると噂されています。実際にどれぐらい薄くなるのか? 寸法に関する情報を著名リーカーが発信しています。

↑8.2mmになったって!

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、Galaxy S25 Ultraのサイズは162.8 x 77.6 x 8.2mmであると述べています。

 

この情報が正しければ、Galaxy S25 Ultraは2025年内に発売されるスマートフォンの中で最も薄い製品の一つとなるでしょう。ただし、Galaxy S6(2015年発売)の厚さはわずか7mmだったため、サムスン史上最も薄いフラッグシップ機というわけではありません。

 

ちなみに、過去5年間に発売されたサムスンの全フラッグシップ機との比較は次の通りです。

  • Galaxy S20 Ultra: 166.9 x 76.0 x 8.8 mm
  • Galaxy S21 Ultra: 165.1 x 75.6 x 8.9 mm
  • Galaxy S22 Ultra: 163.3 x 77.9 x 8.9 mm
  • Galaxy S23 Ultra: 163.4 x 78.1 x 8.9 mm
  • Galaxy S24 Ultra: 162.3 x 79.0 x 8.6 mm
  • Galaxy S25 Ultra: 162.8 x 77.6 x 8.2 mm

 

Galaxy S25 Ultraはデザインが一新され、片手で持ちやすくなり、横幅が少し狭くなりつつベゼルも薄くなり、ディスプレイは広くなると言われています。手に収まりやすくなりながら、全画面デザインにより近づく模様。

 

ほかにも、Ice Universe氏はGalaxy S25 Ultraの急速充電が45Wであり、バッテリー容量は5000mAhであると述べています。これらは前モデルのGalaxy S24 Ultraと同じであり、バッテリーにおいて進歩はなさそうです。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Sammobile

Googleの「かこって検索」機能、流れている曲やQRコードにも対応!

GoogleのAI機能「かこって検索」は、Pixelスマートフォンだけでなくサムスン製品にも広まり、最近ではGalaxyの廉価モデルにも対応しています。画面上で丸く指で囲った物をすぐに調べられる便利さが好評ですが、流れている曲の検索やQRコードの読み取りといった新機能が展開中だと報じられています。

↑もっと便利に

 

海外大手掲示板のRedditユーザーは、Galaxy S23シリーズに曲の検索機能が追加されているといち早く報告していました。その後、米9to5Googleも新機能が使えることを確認しています。

 

本機能が展開されたデバイスでは、検索バーと翻訳ボタンの間に音符アイコンが登場。これをタップすると「スマートフォンからソーシャルメディアで再生されている曲と、近くのスピーカーから再生されている音楽」が検索できるとのこと。前者の場合はスマホのマイクから聞き取っているため、ヘッドホンで再生しているときは使えません。

 

また、QRコードとバーコード読み取り機能は、Android OSの分析で知られるMishaal Rahman氏が報告しています。もともと6月下旬にAndroidベータ版から手がかりが見つかっていましたが、現在では複数のユーザーに展開中のようです。

 

すでに流れている曲の検索もQRコードの読み取りも別のアプリで可能です。しかし、これらがすべて「かこって検索」に統合されると、ますますその利便性は高まりそうです。

 

Source: 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold7」と「Flip7」、まさか「Exynos 2500」チップを搭載!?

先日、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズ全モデルは、クアルコムの次期ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載するとの予想をお伝えしました 。それを裏付けつつ、次期「Galaxy Z Fold7」や「Galaxy Z Flip7」といった折りたたみ機はサムスン製のExynosチップを搭載するかもしれないと報じられています。

↑Exynosになっても高性能であってほしい

 

長年にわたり、Galaxy Sシリーズには、サムスンの自社製ExynosチップとクアルコムのSnapdragonチップの両方を使う「デュアルチップ」戦略が採られています。米国や日本向けにはSnapdragonを、その他の世界市場ではExynosという具合です。

 

2023年にはデュアルチップ戦略から方向転換し、Galaxy S23シリーズ全体にSnapdragon 8 Gen 2を採用。しかし、翌年のGalaxy S24シリーズではデュアルチップに戻りました。

 

韓国の金融情報メディア・Hankyung Korea Marketによると、サムスンはGalaxy S25シリーズ全モデルにSnapdragon 8 Gen 4を使うとのこと。主にAI性能でiPhoneに勝つためであり、クアルコムも諸条件で歩み寄ったようです。このチップはTSMCの3nmプロセスで量産され、次期「iPhone 16」に搭載される「A18」にも劣らないと伝えられています。

 

しかし、2025年後半に発売される可能性のあるGalaxy Zシリーズの次世代機には、「Exynos 2500」を搭載する予定だと言います。サムスンの3nm技術で量産するExynos 2500は歩留まり率(生産した内の良品の割合)に問題があると噂されていましたが、その向上に力を入れているとのことです。

 

サムスンはExynos 2500チップの改良を急いでおり、Galaxy S25シリーズ全モデルに搭載予定だとも言われましたが、2025年初めには間に合わないようです。

 

現行のGalaxy Z Fold6/Flip6はSnapdragon 8 Gen 3の高性能が好評を呼んでいます。Exynos 2500チップも、その後継機にふさわしいパフォーマンスや省電力性能を備えていると期待したいところです。

 

Source: Hankyung Korea Market
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25」シリーズ、値上げの可能性が高まる理由とは?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズは、クアルコムの次期ハイエンド向けチップ「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載すると噂されています。しかし、このチップが大幅に高価となるため、Galaxy S25 Ultraは前モデルから値上げされると報じられています。

↑チップは優秀みたいだけど…

 

今年初め、Galaxy S25シリーズはSnapdragonとサムスン製「Exynos 2500」チップの両方を採用し、販売する国や地域により搭載チップが異なるデュアルチップ戦略になるとの予想が伝えられていました。その後、サムスン工場で3nmプロセスの歩留率が悪いため、Exynos 2500は出荷できず、結局はSnapdragon一択になるとの見通しを著名アナリストが述べています

 

なぜサムスンがデュアルチップを目指したかと言えば、Snapdragon 8 Gen 4が前8 Gen 3チップから値上げ幅が大きくなるとみられるため。そこで、自社製チップ搭載の比率を上げて、製造コストと価格を抑えようというわけです。

 

しかし、リークアカウント@yamazakiによると、Snapdragon 8 Gen 4は約30%値上げされ、Galaxy S25シリーズの価格も高くなるとのこと。

 

数か月前、信頼できる情報源もSnapdragon 8 Gen 4の価格が最大30%上がると主張していました。Galaxy S25シリーズが値上げされる可能性がより一層高まった格好です。

 

Snapdragonチップは性能や省電力においてExynosチップに勝っているので、Galaxy S25シリーズが優れたスマホになる可能性が高まったという意味では確かに朗報です。でも、はたしていくらになるのでしょうか……。

 

Source: @yamazaki(X)
via: Wccftech

噂の「Galaxy Z Fold6 Special Edition」、新型ガラスで折り目が目立たない!? Sペンは…

サムスンはまもなく、折りたたみスマートフォン・Galaxy Z Fold6の薄型モデル「Galaxy Z Fold6 Special Edition」を中国や韓国で発売すると予想されています。標準モデルよりも折りたたみ画面や外側のディスプレイが広く、2億画素カメラを搭載すると噂されています。

↑スリムになってシワが消える?

 

このGalaxy Z Fold6 SE(略称)が、新方式の画面保護ガラスを使うことで折りたたみのシワが目立たなくなると著名アナリストが主張しています。

 

ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、Galaxy Z Fold SEの製造が9月に始まるとXで述べています。これは、発売が噂されるのと同じ月。「大半は中国に輸出され、残りは韓国」とのことで、欧米や日本など他の国や地域での販売はしばらくなさそうです。

 

その一方、Galaxy Z Fold6 SEにはUFG(Ultra Flexible Glass)が使われるとのこと。これまでのサムスン製折りたたみスマホには、UTG(超薄型ガラス)が使われてきました。特に最新のGalaxy Z Flip6では改良型のUTGが採用され、折り目が目立たなくなっています

 

これに対してUFGは、Young氏によれば「継ぎ目の部分を除いてUTGよりも厚く、耐傷性、耐久性、継ぎ目の目立たなさを高める」とのこと。つまり厚さが不均一になっており、シワを軽減することと画面の耐久性を両立させるというわけです。

 

同氏は、薄くするためにデジタイザー(ペン入力を認識する層)を削り、コストも削減すると主張。これによりSペンが使えなくなると述べています。

 

しかし、著名リーカーのIce Universe氏はSペンが使えると主張し、Ross氏と意見が割れてます。どちらが正しいか、あと1か月もせずに明らかになるかもしれません。

 

Source: Ross Young(X), Ice Universe(X) 
via: NotebookCheck

次期「Galaxy S25 Ultra」、ライバルの最上位モデルより薄くて軽くなる可能性が浮上!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」は、フレームの角が丸みを帯びて持ちやすくなると噂されており、ベゼルの薄型化によって画面が広くなると予想されています。

↑次のモデルへの期待が膨らむ

 

それに続き、次期Galaxy S25 Ultraは、次期「iPhone 16 Pro Max」や「Pixel 9 Pro XL」より薄くて軽くなると著名リーカーが主張しています。

 

未発表のサムスン製品に詳しいIce Universe氏は、「Galaxy S25 UltraがiPhone 16 Pro MaxやPixel 9 Pro XLを含めて、まもなく発売されるUltraフラッグシップ機のなかで最も薄くて軽いスマホになる」とXで述べています。

 

iPhone 16 Pro Maxの寸法はまだ明らかではありませんが、9月10日深夜に公式発表される見通しです。その一方、Pixel 9 Pro XLの厚さは8.5mm、重さは221g。ちなみに、Galaxy S24 Ultraの厚さは8.6mm、重さは232gとなっています。

 

今回の情報が正しければ、Galaxy S25 Ultraの厚さは最大でも8.4mm、重さは220g以下となるはず。Galaxy S24 Ultraは、先代のGalaxy S23 Ultra(234g)からわずかしか軽くなっていませんでしたが、次期モデルは加工技術が進歩したのかもしれません。

 

なお、Ice Universe氏が言う「まもなく発売されるUltraフラッグシップ機」には、「 Oppo Find X8 Ultra」や「Xiaomi 15 Ultra」「vivo X200 Ultra」などが含まれると推測されます。

 

薄くて軽く、驚くほどベゼルが狭く、片手でも持ちやすいというGalaxy S25 Ultra は、非常に魅力的な製品となる可能性があります。

 

Source: Ice Universe(X)
via: GSMArena

次期「Galaxy S24 FE」、米FCC認証を取得! 実物の写真も初公開

サムスンのお手ごろ価格で高性能な次期スマートフォン「Galaxy S24 FE」は10月に発売される見通しです。そんななか、本製品が米国のFCC(連邦通信委員会)の認証を取得するとともに、実物の画像が初公開されました。

↑発売は近い(画像提供/Android Headlines)

 

米国でスマホなどの無線を使う機器を販売するに当たっては、まずFCCの認証を得る必要があります。FCCに認証されたら、数か月以内に発売されることが一般的です。

 

今回の写真では、Galaxy S24 FEが放射線測定のため専用の機器に接続されていることが確認できます。ディスプレイはオフになっており、遠くからの撮影ではありますが、本体のデザインはGalaxy S24やGalaxy S24+と似通っていると分かります。

↑放射線測定を受けるGalaxy S24 FE(画像提供/FCC/MySmartPrice)

 

また、FCCへの登録によると、Galaxy S24 FEのサイズは162×77.3mmとのこと。前Galaxy S23 FEの寸法が158.0×76.5mmのため、少し大きくなっているようです。ただし、今回の情報からは厚さがどれほどかは分かりません。

 

すでにGalaxy S24 FEの公式プロモーション資料らしき画像はネット上に公開され、主な仕様は明らかになっています。すなわちGalaxy S24/S24+と同じくフラットなアルミニウムフレームを備えつつ、上位モデルのような薄いベゼルはなく、少しアゴの部分が太くなっているようです。カラーバリエーションはブルー、グラファイト、ミント、シルバー、イエローの5色が用意されているとされています。

 

国際版と同じく、米国版もサムスン製のExynos 2400チップを搭載するとの手がかりもありました。これまで米国版ではクアルコム製のSnapdragonチップを搭載してきましたが、その費用が高くなってきたことと関係があると推測されます。

 

Source: MySmartPrice
via: Sammobile

噂のサムスン薄型折りたたみスマホ、ついに製品名が判明!?

サムスンは、最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」の薄型バージョンの発売準備を進めていると噂されています。最近では、その製品名やメインカメラの情報を著名リーカーが発信しています。

↑驚くほどスリムかも

 

未発表のAndroid製品に詳しいEvan Blass氏は、薄型モデルの製品名が「Galaxy Z Fold6 Special Edition」になるとXに投稿。それとともに、折りたたみ画面が8インチ、外側のカバーディスプレイが6.5インチであることや、折りたたみ時の厚さが10.6mm(開いた状態では4.9mm)であると示す画像をシェアしています。

 

ただし、現在Blass氏のアカウントは非公開になっており、一般ユーザーは見ることができません。

 

この中で注目すべきは、10.6mmという薄さでしょう。Galaxy Z Fold6標準モデルの12.1mmに対して11.5mmになるとの報道もありましたが、今回の情報が本当であれば、厚さが1.5mmも削られることになります。

 

また、別の投稿でBlass氏は、Galaxy Z Fold Special Editionが2億画素のメインカメラを搭載する可能性を示唆する画像をシェア。これは、まだ製品名が「Galaxy Z Fold6 Ultra」になると思われていた頃に噂されていたことがあります。

 

一般的に折りたたみスマホは構造が複雑であり、収納スペースも限られるため、カメラ性能を大幅に強化するのは難しいと言われていました。しかし、ようやく技術的な限界が突破できたのかもしれません。

 

Source: 9to5Google(1) ,(2) 

「Pixel 9 Pro XL」は頑丈で修理しやすい! その理由が明らかに

Googleは最新フラッグシップ機「Pixel 9 Pro XL」において、前モデルからあらゆる面で設計を見直したと強調していました。そこで、実際に修理業者が分解した結果、耐久性と修理しやすさが改善したと報告されています。

↑分解されるPixel 9 Pro XL(画像提供/iFixit/YouTube)

 

ハイテク製品の分解で知られる修理業者のiFixitは、早速Pixel 9 Pro XLをバラしています。まず、Pixel 6~8までは、内部に手を入れるためには画面を取り外す必要がありました。しかし、Pixel 9 Pro XLでは前面(ディスプレイ)と背面それぞれを別々に取り外せる「デュアルエントリー」設計になっていることが明らかになりました。

 

そのため、バッテリーを交換する場合、背面のガラスパネルを取り外すだけで作業を行えます。それでも、iFixitは画面側を外す際、部品を壊さずにやり遂げることに少し苦労している模様。

 

同じく「ギザギザのスライド式プルタブ」を引っ張ってバッテリーを取り外すのは難しく、前モデルから改善はされていません。

 

その一方、デュアルエントリー設計に伴い、画面が取り付けられる中央プレートが導入され、他の部品は反対側に配置されています。このプレートには、画面とバッテリー用のヒートシンクで覆われた大きな穴が真ん中に開いており、構造的な剛性を高めているのが確認できます。実際、本製品は「Pixel 8の2倍の耐久性」があるとGoogleは宣伝していました。

 

注目すべきは、USB-CポートがSIMスロットとともに独立したドーターボード(独立したプリント基板)上に置かれていること。これらが故障した場合でも、マザーボードに直付けでないため、簡単に交換できるわけです。

 

今回の動画は冷却用のベーパーチャンバーに触れていませんが、実際に冷却システムが優秀であることは証明済み。来年の「Pixel 10」シリーズではプロセッサーの性能が大幅に向上すると予想されており、非常に優秀なスマホになると期待できそうです。

 

Source: iFixit(YouTube)
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」の新たな予想画像が登場! 全画面デザインにますます期待

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」に関しては、片手で持ちやすい新デザインの噂や、初期モックアップらしき画像が登場していました

↑最新の予想画像(画像提供/Ice Universe/Weibo)

 

それに続き、著名リーカーがより詳しい予想CG画像を公開し、側面の形状を明らかにしています。

 

未発表のAndroidデバイスに詳しいIce Universe氏は「Galaxy S25 Ultraのレンダリング画像」を中国SNSのWeiboでシェア。これまでの噂通り、側面はフラットになり、角は丸みを帯びて、手で保持しやすくなっているようです。

 

以前のリーク情報では、Galaxy S25 Ultraは本体の横幅が少し狭くなりつつベゼルも薄くなるため、ディスプレイは広くなると伝えられていました。実際、今回の予想CG画像でも現行のGalaxy S24 Ultraと比べて狭額縁となり、より全画面デザインに近づいた印象を受けます。

 

ほかにも、Galaxy S25 UltraはSnapdragon 8 Gen 4チップを搭載したり、メインカメラに200MPのISOCELL HP2センサーを採用したり、超広角カメラと光学3倍望遠レンズをともに50MPに強化したりするとの噂があります。アップルのFace IDを凌ぐ顔認証技術「Polar ID」を搭載する一方、大容量のRAM 16GBを搭載するとの予想も

 

広いディスプレイを備えながら片手で持ちやすく、仕事からゲームまで大活躍する高性能デバイスを期待できそうです。

 

Source: Weibo
via: Gizmochina

Xiaomi、「ボタンなしスマホ」を2025年前半に発売? 市場を揺るがす計画とは…

中国の大手スマートフォンメーカーのXiaomi(シャオミ)が、物理的なボタンがないフラッグシップ機「Zhuque」を2025年前半に発売する可能性があると報じられています。

↑Xiaomiのボタンなしスマホとは?(画像提供/Smartprix)

 

インドメディアのSmartprixによれば、本製品はジェスチャーや感圧式エッジ、あるいは音声コマンドの組み合わせにより操作するかもしれないとのこと。ボタンがない代わりに、ディスプレイをなぞったり、本体の端を強く押したりするというわけです。

 

また、本製品はアンダーディスプレイ(画面埋込み型)の自撮りカメラを搭載するとも伝えられています。すでにサムスンがGalaxy Z Fold6などに導入していますが、より洗練されたものになる可能性がありそう。

 

さらに、プロセッサーにはクアルコムの次期ハイエンド向けチップ「Snapdragon 8+ Gen 4」を使うとのこと。このプロセッサーについて詳しくは不明ですが、ベースとなるSnapdragon 8 Gen 4は素晴らしい性能になるとの公式資料が流出していました

 

この開発プロジェクトは初期段階にあるため、まだ変更される可能性があるとのこと。Xiaomiは本製品を初めとして、フラッグシップのスマホ市場を揺るがす大きな計画を持っているようです。

 

過去に中国メーカーのMeizuは、ボタンや外部ポートなどが一切ない「穴なしスマホ」ことMeizu Zeroを発売していました。結局は人気が出ずにニッチな製品に終わっていましたが、高い技術力やブランドを持つXiaomiだけに、こちらはヒットするかもしれません。

 

Source: Smartprix
via: GSMArena

Pixel 9シリーズが新機能を追加!「アダプティブ・タッチ」とは?

Googleは先日、新製品発表イベント「Made by Google」において新型スマートフォン「Pixel 9」シリーズをお披露目しました。最近では、その場では言及しなかった新機能として「アダプティブ・タッチ(Adaptive Touch)」が追加されたことが明らかとなりました。

↑濡れた指でも操作できる

 

Android情報サイトのAndroid Authorityによれば、Pixel 9シリーズの設定アプリ>「ディスプレイ」>「タッチ感度」の下にアダプティブ・タッチが追加されたとのこと。このオプションには「タッチ感度が環境や操作、画面保護シートに合わせて自動的に調整されます」との説明があります。

 

このアダプティブ・タッチ機能は、3月にAndroid Authorityが手がかりを見つけたと報告していたもの。当時はどのような環境や行動に合わせて調整するのかが不明でしたが、Pixel 9シリーズの実物で検証したところ、その一つが濡れた指(濡れた画面)であると確認できたと報告しています。

 

本機能を搭載したPixel 9と非搭載のPixel 8 Proを比較したところ、前者では濡れた指でスクロールしても、普通に操作ができています。しかし、Pixel 8 Proで同じことをすると一時的に反応しなかったり、画面を拡大する症状が起きたりしています。

 

すでにPixel 8シリーズでも「画面保護シート モード」があり、有効にすると単純にタッチ感度が上がります。新たなアダプティブ・タッチ機能は、画面保護シートだけでなく、より多くの状況でタッチ感度を自動調整できるようになった模様です。

 

外出時にディスプレイが雨で濡れたり、洗い物をした手でスマホを触ったりするのはありがちなこと。この新機能のおかげで、Pixel 9シリーズの操作に余分なストレスを感じなくて済むかもしれません。

 

Source: Android Authority

サムスン、三つ折りや巻き取り式のスマホを開発中! 課題は…

サムスンは折りたたみスマートフォン市場を開拓しましたが、中国のスマホメーカー各社も相次いで参入し、今日では技術や価格ともに厳しい競争に晒されています。そんななか、同社が持ち運びやすさと大画面を両立する新たな折りたたみ式に取り組んでおり、三つ折りや巻き取り式を発売する可能性があることを明らかにしました。

↑製品化なるか(画像提供/Abhijeet Mishra/YouTube)

 

韓国で開催された(8月20~23日)情報ディスプレイに関する国際会議「IMID 2024」に、サムスンのビジネスモバイル/ITディスプレイ責任者のChung Yi氏が参加。その基調講演で、同社がAI時代のスマホのニーズを満たすため、複数のフォームファクタを開発していると述べました。

 

サムスンは5G時代の夜明けとともに、いち早く折りたたみスマホ「Galaxy Fold」を投入。それを振り返りつつ、6Gが迫るなか、ディスプレイのさらなる大型への需要に応じるとのことです。

 

そうした文脈において「ダブル折りたたみやマルチ折りたたみ、巻き取り式など、さまざまなフォームファクタ製品を開発中です」と述べました。これらデバイスの発売時期は明らかにされていませんが、現在の二つ折りに甘んじていないのは確かなようです。

 

ダブル折りたたみとは、二つの折りたたみ軸を持ち、三つ折りできるデバイスということでしょう。すでに中国ファーウェイが発売間近との噂もあり、サムスンが先を越すのは難しいかもしれません。

 

一方、巻き取り式とは、普段は非折りたたみスマホに見えながら、左右に引っ張ると収納されていたディスプレイが引き出され、大画面になる仕組みです。かつてLGが試作品を公開しながらも未発売に終わりましたが、サムスンもコンセプトモデルの実機を展示したことがあります。

 

いずれも「技術的には可能」に近づいているようですが、ネックとなるのは価格でしょう。ファーウェイの三つ折りスマホも小売価格が約60万円になると噂されていますが、大幅なコストダウンを期待したいところです。

 

Source: PhoneArena
via: Wccftech

次期「Galaxy S24 FE」、米国版もExynos 2400チップを搭載する可能性が浮上!

サムスンのGalaxy S24をベースにお手ごろ価格にしたスマートフォン「Galaxy S24 FE」は、10月に発表される見通しです。グローバル版にはサムスン製のExynosチップが搭載されながらも、米国モデル(これまでは日本版と同じ仕様)ではクアルコムのSnapdragonチップを採用すると予想されていました。

↑日本版もExynosチップになる?(画像はGalaxy S21 FE)

 

しかし、米国版でもExynosチップを採用する可能性が出てきました。

 

Galaxy S24 FEの米国向けモデルである型番SM-S721Uが、ベンチマーク投稿サイトGeekbenchに登場。それによれば、Exynos 2400チップ(モデル番号S5E9945)と8GB RAMを搭載しているとのこと。サムスンが米国向けGalaxy SシリーズでExynosチップを採用するのは約10年ぶりのことになります。

 

このExynos 2400は、今年初めにGalaxy S24シリーズに導入され、Galaxy S24とGalaxy S24+のグローバルモデルに採用されています。歴代Exynosチップの性能はSnapdragonチップにかなりの差を付けられていましたが、最新のExynos 2400とSnapdragon 8 Gen 3では縮まっています

 

また、Geekbenchの結果では、Android 14搭載とされています。おそらくサムスン製のOne UI 6.1が動き、同社の「Galaxy AI」機能を搭載していると思われます

 

最近のサムスンは、Snapdragonチップにこだわりがないようです。次期タブレット「Galaxy Tab S10+」と「Galaxy Tab S10 Ultra」はMediaTekのDimensity 9300+を搭載することが予想されていますが、このチップは優秀であり、現世代のハイエンドスマホ向けチップを凌駕しています。

 

Galaxy S24 FEの米国向けモデルがExynos 2400搭載であれば、日本向けモデルも同じチップを採用すると予想されます。Snapdragon 8 Gen 3を搭載したGalaxy S24ほどの性能はなさそうですが、価格を抑えると期待したいところです。

 

Source: MySmartPrice
via: Sammobile

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、9月25日に韓国で発売!?

サムスンの薄型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6 Slim」が、韓国の規制機関による認証を通過したことが明らかとなりました。また、一部カメラの性能についてもリーク情報が届けられています。

↑「Galaxy Z Fold6 Slim」のデビューは近い

 

インドメディアの91mobilesは、サムスン製の端末「SM-F958N」が韓国の規制機関・Safety Koreaの公式サイトで見つかったと報告。この型番は、以前からGalaxy Z Fold6 Slimを意味すると報じられてきたものです。

 

一般的に、新型スマホなどは規制機関の認証を受けてから数か月以内に発売されます。つまり、Galaxy Z Fold6 Slimの発売が近づいている可能性が高まったわけです。

 

韓国の大手メディア・朝鮮日報によると、現地ではGalaxy Z Fold6 Slimが早ければ9月25日に発売されるとのこと。通常モデルの12.1mmより薄い10mm強になり、折りたたみ画面のサイズは8インチ、カバー(外側)ディスプレイは6.5インチ。それぞれ通常モデルの7.6インチ/6.3インチより広くなる一方、価格は約2100ドル(約30万円※)になると報じています。

※1ドル=約144.7円で換算(2024年8月27日現在)

 

この薄さを実現するために、サムスンはSペン(スタイライス)非対応として、0.3mmのデジタイザー(ペン入力を認識する層)フィルムを削除。また、サムスンディスプレイなどのグループ会社と協力して、ディスプレイパネルやカメラモジュールなどのサイズと厚みも小さくしたとのことです。

 

また、オランダの情報サイト・The Galaxy Clubは、折りたたみ画面下のカメラは通常モデルの4MPから5MPに強化される可能性があると報じています。ほかにも、10MPの(カバー画面側の)自撮りカメラと背面の超広角カメラは通常モデルと同じ解像度とのこと。

 

発売地域については、複数の情報源が韓国と中国に限られると伝えています。30万円前後の高価な製品になるとすれば、まずこれらの国でユーザーの反応を確認し、その後、他の地域での発売を検討するのかもしれません。

 

Source: 91mobiles, 朝鮮日報, Galaxy Club

「Pixel 9 Pro XL」、ゲームの動作が旧モデルより遅い!? 冷却システムは優秀だが…

GoogleはPixel 9シリーズ搭載チップを「ベンチマークで勝つために作っていない」と説明していました。ただの数値に意味はなく、ユーザー体験を高めることが狙いというわけです。

↑処理速度より過熱防止を優先?(画像提供/Google/YouTube)

 

しかし、そのユーザー体験の一つであるゲームでは、Pixel 9 Pro XL(Tensor G4搭載)は最新の他社製スマートフォンに遅れを取るばかりか、2年前のPixel 7 Pro(Tensor G2搭載)より処理が遅いというテスト結果が報告されています。

 

テック系YouTuberのDame Tech氏は、豪華なグラフィックで知られるゲーム『原神』を幅広いスマホやタブレットで動かし、それぞれの平均フレームレートやチップのピーク温度を公表しています。この数値が高ければ高いほどスマホが高速に処理し、快適にプレイできることを意味しています。

 

Pixel 9 Pro XLは720pの解像度、さまざまなビジュアル設定を最大に設定した状態で、平均フレームレート39.2を記録しました。Galaxy S24 Ultra搭載のSnapdragon 8 Gen 3はTensor G4より31%速く、iPhone 15 Pro MaxのA17 Proは51%も上回ることになります。そこまでは予想通りですが、Pixel 7 Proに搭載されているTensor G2(45.3fps)よりも遅いことが驚きです。

 

その一方、Pixel 9 Pro XLのピーク温度は37度に留まり、Pixel 7 Proを含む他のスマホよりも低くなっています。Googleが新たに搭載したベイパーチャンバーなどの冷却システムは正常に動いており、サーマルスロットリング(高温による破損を防ぐため、動作クロック数を下げるシステム)は起きていないようです。

 

これらを総合すると、GoogleはTensor G4の過熱を防ぐために、わざと電力リミッターをかけて動作を遅くしているのかもしれません。

 

もっとも、将来的に原神はPixel 9シリーズに最適化したアップデートを行い、さらに性能が向上する可能性もあります。ベイパーチャンバーがしっかりと機能し、チップが過熱していないことが確認できたのは朗報といえそうです。

 

Source: Dame Tech(X)
via: Wccftech

次期「Snapdragon 8 Gen 4」の公式資料が流出!? 充実の性能が明らかに

クアルコムの次期ハイエンドスマートフォン向けチップ「Snapdragon 8 Gen 4」は、サムスンの「Galaxy S25 Ultra」などへの搭載が予想されています。このチップは、クアルコムが独自開発するCPUコア「Oryon」を搭載し、前世代より大幅にパフォーマンスが向上すると期待されています。

↑最強チップ

 

最近、その公式資料らしきスライドが公開され、仕様に関して手がかりが明らかとなりました。

 

インドメディアのSmartPrixによると、Snapdragon 8 Gen 4には標準(SM8750)とパフォーマンス(SM8750P)からなる二つのバージョンがあるとのこと。後者は性能アップを重視しており、Galaxy S25 Ultra専用になると言います。

 

さらに、公開されたスライドによれば、このチップは3nmプロセス(おそらくTSMC製)を採用するとのこと(○nmプロセスとは回路線幅を意味し、小さくなるほど性能と電力効率が高まる傾向がある)。2024年8月現在では、スマホ向けチップで3nm技術を採用したものはiPhone 15 Proモデル搭載のA17 Proだけです。

↑公開されたスライド(画像提供/SmartPrix)

 

これに先立ち、Snapdragon 8 Gen 4のベンチマーク結果と称するデータが登場しました。前Snapdragon 8 Gen 3と比べてシングルコア性能は約35%、マルチコアは約30%もアップしています。

 

今回のスライドに戻ると、本チップにはクアルコム史上最も高速なGPUになる可能性がある「Adreno 830」が搭載されます。別の情報源からは「GPU補完技術を正式にサポート」との噂もあり、リッチなグラフィックでの『原神』を高解像度かつ高フレームレートで遊べるかもしれません。

 

ほかにも、ISP(画像信号プロセッサー)Spectra 8シリーズの最新版が搭載されるそう。スライドでは「究極の写真撮影とビデオ撮影体験」を実現するとうたっています。さらにVPU(視覚処理専用プロセッサー)は4K動画のデコードとエンコードにも対応し、Adreno DPUはスマホ本体および外付けディスプレイの4K表示もサポートしているとのこと。

 

また、強力なNPU(機械学習に特化したプロセッサー)も搭載し、オンデバイスの生成AIを高速に処理できるようです。

 

基本スペックが非常に充実しているSnapdragon 8 Gen 4。その強力なほうを搭載することが予想されるGalaxy S25 Ultraは、ゲームから生成AIまで幅広いジャンルで活躍しそうです。

 

Source: SmartPrix
via: Sammobile

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、Sペンに対応しない本当の理由は…

折りたたみスマートフォン市場での薄さ競争が激しくなるなか、サムスンはGalaxy Z Fold6の薄型モデル「Galaxy Z Fold6 Slim」を準備中と噂されています。すでに中国の公的機関もそれらしき製品を認証済みであることから、まもなく発売される可能性が高まっています。

↑Sペンに対応しない理由とは?(画像はGalaxy Z Fold5)

 

本製品はボディにチタン素材を使って薄さと軽さを実現するとみられていますが、そのためにSペンが使えなくなると韓国メディアのThe Elecが報じています。

 

これまでサムスン製折りたたみスマホのバックプレート(ヒンジと折りたたみパネルの間を支える部分)にはSUS(ステンレス鋼)かCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が使われてきました。そのパーツに初めて軽くて強度も高いチタンの採用が検討されているとのことです。

 

Galaxy Z Fold2までのバックプレートはSUS製でしたが、Sペン対応のGalaxy Z Fold3以降はCRFPが使われてきました。金属のプレートがSペンの認識を妨げる可能性があるためです。Galaxy Z FlipシリーズはSペンに対応していないためCFRPにする必要がなく、一貫してSUSを使っています。

 

数か月前から、Galaxy Z Fold6 SlimがSペンに対応しないとの噂はありました。その理由は薄くするためにデジタイザ(ペン入力を読み取る層)を削ったからであると伝えられていましたが、チタン素材も一因だったようです。

 

Galaxy S24 Ultraにもチタンフレームが採用されていますが、そのフレームは折りたたみ式と異なり、直接ディスプレイパネルの後ろにないために干渉しないというわけです。

 

Galaxy Z Fold 6 Slimは10月~12月に正式発表されるものの、中国と韓国だけで限定販売になると予想されています。その理由の一つとして2000ドル(約29万円※)を超える価格になる可能性が挙げられていますが、いずれ日本やその他の地域で発売されると期待したいところです。

※1ドル=約145円で換算(2024年8月21日現在)

 

Source: The Elec
via: Sammobile

AIスマホの本命キタ! 最新「Google Pixel 9」シリーズ速報レビュー

グーグルが、独自設計の「Tensor G4」チップとAndroid OSを載せた純正スマホ「Google Pixel 9」シリーズ4製品を発表しました。その中から、8月22日に先行発売する6.8インチの「Google Pixel 9 Pro XL」と6.3インチの「Google Pixel 9」を速報でレビュー。ここでは、AIを活用した機能周りを中心に見ていきます。

↑左が6.8インチのGoogle Pixel 9 Pro XL、右が6.3インチのGoogle Pixel 9

 

グーグルの生成AI「Gemini」と一体感を深めたPixel

Pixel 9シリーズは、折りたたみの「Google Pixel 9 Pro Fold」を含む4つのモデルをラインアップ。そのすべてが発売時点から独自の生成AIモデル「Gemini(ジェミニ)」を搭載します。グーグルのデジタルアシスタントといえば「Google アシスタント」が広く知られていますが、GeminiはGoogle アシスタントと違い、音声やテキストによってユーザーと流ちょうに、深いコミュニケーションをとれる生成AIです。なお、ユーザーが「OK グーグル」と話しかけたときに、GeminiとGoogle アシスタントのどちらを起動させるかは本体の設定から選べます。

 

Geminiは、Pixel本体の側面にある電源ボタンを長押しして立ち上げることもできます。立ち上げると、画面の下にテキスト入力するプロンプトに加え、キーボード/マイク/カメラを切り替えるアイコンが表示。Geminiに教えてほしいことをテキストベースで質問したり、Pixelのカメラで撮った被写体について「この食材を使った料理のレシピ」や「この商品はどこで買える」のかを聞けたりします。

↑電源ボタンの長押し操作でGeminiが起動します。長押し操作のアクションや、起動するデジタルアシスタントはスマホの設定から変更できます

 

PC版のGemini、またはAndroidのモバイルアプリ、iPhoneのGoogle アプリに統合されているGeminiを使ったことがあれば操作感はほぼ一緒です。違いは電源ボタンで素早く立ち上がるうえに、スマホのカメラも駆使できるところ。ここに純正スマホのPixel 9シリーズでGeminiを使うメリットを感じました。

↑Pixel 9のカメラで撮影した被写体についてすぐ調べてもらえるところに、スマホとGeminiの相性の良さを実感しました

 

GmailやGoogle マップと連携するGemini。英会話に役立つライブチャット機能も

Geminiを設定する際にはユーザーのGoogle アカウントを登録するのですが、これによってグーグルの各種サービスとの連携性が高まります。Geminiのプロンプトにテキストをタイピングして検索する際、冒頭に「@」を入力するところから始めてみてください。GmailやGoogle ドキュメント、Google ドライブ、Google マップ、YouTubeなどを指定してから連携検索が可能です。

 

たとえば「@Gmail ヨドバシ.comから7月に届いていた請求書の金額をまとめて」とお願いすると、メールを素早く選り分けて金額を教えてくれます。「@ Google マップ 新宿から六本木一丁目まで自動車で移動したい」と伝えると、最短のルートを調べてからGoogle マップに誘導してくれます。日ごろからグーグルのアプリやサービスを多用している方は、Gemini連携がとても便利に感じられるはずです。

↑Google マップと連携するGemini。現在地点から目的の場所まで移動する方法をすぐに調べてくれます

 

Pixel 9シリーズには「Gemini Live」という、Geminiと自然な会話でライブチャットを楽しめる機能もあります。ただし発売当初はGeminiアプリの言語環境を「英語」に設定して、ユーザーが英語でGeminiに話しかける必要があります。日本語入力にはまだ対応していません。

↑ライブチャット機能の「Gemini Live」は英語による入力のみに対応しています。AIらしくない、かなりスムーズな音声会話をできるところが大きな魅力。日本語対応が待ち遠しい機能です

 

試してみたところ、Geminiは英語の文法や単語の発音があまりキレイではなくても、話者の意図を汲んで応答してくれます。Geminiから返ってくる答えがAIとは思えないほどに流麗なので、英会話が半人前な筆者には聞き取ることが難しいほどでした。

 

さらに、Geminiアプリの「Gemini App Activity」には、ユーザーがGeminiと交わした会話をテキストで振り返られるように、簡単な文字起こしのデータが一定期間保存されます。Geminiと話して、テキストで復習すれば「英語会話の壁打ち先生」のように活用できるでしょう。アプリの言語を英語にさえすれば、Gemini Liveは無料で試せるのでおすすめです。

↑Gemini Liveで話した内容はアプリの設定メニューの中にある「Gemini App Activity」からテキストで確認できます

 

撮影機能も進化し、グループ撮影には人物を後から追加する「一緒に写る」が便利

カメラのAI機能周りもチェックしてみましょう。写真に写り込んでほしくない被写体を後から消せる「消しゴムマジック」や、グループフォトに写る全員の顔をイケてる笑顔に差し替えられる「ベストテイク」のような、スマホのカメラで撮影した写真・動画のAI編集機能がPixel 9ではさらに拡充されました。

 

カメラアプリに搭載する「一緒に写る」は、スマホを他人に預けてシャッターを切ってもらうことなく、最大3人までのグループフォトを撮影・加工できる機能です。最初に2名が写る写真を撮り、プレビューされる写真を見ながら残りの1名をフレームに入れて2回目のシャッターを切ると、3名が一緒に写るグループフォトができあがります。

 

たとえば、大自然の中で自分たちのほかに誰もいない場合、グループ自撮りに役に立ちそうです。周囲に人がいたとしても、海外旅行の際に見ず知らずの他人にスマホを渡すと、盗まれるリスクもあります。一緒に写るを使いこなせれば、そうしたリスクもなく安心です。

 

また、一緒に写るの本来的な使い方ではありませんが、同じ人物を2回撮ってコラージュもできます。なお、一緒に写れる被写体は「人間」でなければならず、ぬいぐるみや花などでは使えません。

 

Android標準のGoogle フォトアプリには「イマジネーション」という、写真の一部をGeminiが生成した画像と差し替えられる、クリエイティブな新機能も追加されています。たとえば背景のイメージをGeminiに伝えて作ってもらい、その背景を任意の画像に差し込むといったことができます。

 

Pixel 9シリーズの発売時点では、イマジネーションのプロンプトが英語入力にしか対応していませんが、簡単な単語を並べるだけでも楽しめます。

↑「一緒に写る」で撮った写真に「イマジネーション」で背景を加工してみました

 

Google フォトのAI編集機能にはほかにも、写真の背景を引き延ばせる「オートフレーム」があります。被写体に寄りすぎて窮屈に見える写真にゆったりとスペースを作ったり、タテに構えて撮った写真をヨコ向きに近い印象に作り替えたりしてくれます。被写体にもよりますが、自然の風景などであれば比較的違和感のない画像を生成・拡大してくれます。

↑背景の画像を引き延ばせる「オートフレーム」。被写体にもよりますが、違和感の少ない画像を生成してくれます

 

ビジネスにも使いやすいPixel 9がAIスマホの本命

筆者はサムスンが発売した、独自の生成AIソリューション「Galaxy AI」を載せたGalaxy Z Fold6Galaxy S24もレビューしています。特にフォルダブルスマホであるGalaxy Z Fold6は、Galaxyシリーズ専用のSペンで描いたラフな絵を、Galaxy AIが雰囲気のあるイラストに仕上げてくれる「AIスケッチ」のような独自機能が魅力的でした。

↑Sペンを使ったクリエイティブな生成AI活用ができるサムスンのGalaxyシリーズ

 

Galaxy AIも賢さではグーグルのGeminiに大きく引けを取らないと思います。ですが、GeminiをGmailやGoogle ドライブなどと連携させられるため、たとえばビジネスシーンにも活きる使い方ができそうですし、これからも機能が拡大する可能性を感じます。そうしたことを踏まえると、Google Pixel 9シリーズが次に来るAIスマホの本命だと思います。

 

「AIスマホができること」にいち早く触れて、今後より深く知るためには、いまからなるべく早くPixel 9シリーズを手に入れるべきかもしれません。

 

なお、Pixel 9 Proシリーズであればハードウェアスペックが高く、そのうえより賢い「Gemini 1.5 Pro」をベースにしたGemini Advancedが利用できる「Google One AI プレミアム プラン」の、無料体験も6か月付いてきます。

↑Google Pixel 9 Proシリーズは高性能なトリプルレンズカメラを搭載。Pixel 9シリーズよりもカメラとして表現の幅が豊かなスマホです

 

大画面のGoogle Pixel 9 Pro XLは17万7900円(税込)。大画面スマホにこだわりがなければ、9月発売予定の6.3インチ「Google Pixel 9 Pro」の方が1.8万円ほど安い(税込15万9900円)のでおすすめです。それよりもさらに3.1万円安くなるPixel 9(税込12万8900円)も良いAIスマホですよ。

 

Google ストアでは発売から2024年9月2日まで、Pixel 9シリーズの販売価格を大幅に割り引くキャンペーンも実施しているので、購入を考えているのであれば要チェックです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Google、Pixel 9搭載チップを擁護。「ベンチマークで勝つために作っていない」

Googleは今年のフラッグシップ機「Pixel 9」シリーズにおいて、全モデルに新型チップ「Tensor G4」を採用しました。しかし、流出したベンチマーク結果では、やはり競合他社のスマホよりも遅れを取っていることが明らかとなっています

↑ベンチマークで勝つことがすべてではない(画像提供/Google/YouTube)

 

そんななか、Google幹部がTensor G4はベンチマークで良いスコアを出すためではなく、実際のユーザー体験に合わせて設計していると述べています。

 

インドのビジネス新聞Financial Expressの取材に対して、GoogleのPixel製品管理チームの主要メンバーであるSoniya Jobanputra氏は、チップ設計では「速度や偉業」を目的としてないとコメント。さらに「特定のベンチマークを打ち負かすためではなく、実用性を高めるために設計しています」と述べています。

 

要は、Pixel 9シリーズを日常的に操作する際、直接的な便利さをもたらすように作っているということ。

 

その一つが「アプリを開くときの問題点」の解消とのこと。アプリを素早く起動したり、複数のアプリを開いているときに切り替えやすくしたりというわけです。

 

もう一つが、AIとの緊密な統合。Tensor G4はマルチモーダル化、つまりテキストや画像、音声を理解して処理できるGemini Nanoにも最適化されたと言います。実際「Made by Google」イベントでは、Pixel 9シリーズは過去機種よりオンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内で処理)性能が3倍となり、毎秒45トークンを処理できると説明していました。

 

この取材の中で、Jobanputra氏はゲームの性能について触れていません。ゲームこそが従来のベンチマークと最も密接な関連があり、その結果が良くなるほど快適に遊べるものです。

 

来年の「Pixel 10」シリーズに搭載される「Tensor G5」チップは、iPhone 15 ProのA17 Proと同じ高度な技術により製造されると噂されています。その結果、処理速度が上がり、電力効率も高まる=バッテリー持ちもよくなると期待できます。

 

もっとも、Pixel 9シリーズも最高のAI体験ができることは確かであり、あと1年待つか、今すぐに買うかは悩ましいところです。

 

Source: Financial Express
via: Wccftech

「Galaxy Note」が帰ってくる!? 驚きの可能性が浮上

サムスンのスマートフォンブランド「Galaxy Note」シリーズは、2020年の「Galaxy Note20」以降、登場していません。同社の幹部も「Galaxy Noteは今後(Galaxy Sシリーズの)Ultraとして登場する」として、Noteブランドを廃止したと述べていました

↑復活してもおかしくない

 

しかし、このブランドが次期「Galaxy S25」シリーズで復活し、「Galaxy S25 Ultra」が「Galaxy S25 Note」になる可能性があると著名リーカーが示唆しています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいYogesh Brar氏は、Googleが折りたたみデバイスPixel Foldの後継機に「Pixel 9 Pro Fold」と毛色の違った名前を付けたことに言及。サムスンも同じことをする可能性があるとしつつ、「Galaxy S25 Ultra」は「Galaxy S25 Note」に、「Galaxy S25+」は「Galaxy S25 Pro」になるかもしれないと述べています。

 

ちなみに、Brah氏はメーカーを越えてAndroidスマートフォンの情報を正確に伝えた数々の実績があります。例えば、Pixel Foldの価格やNothing Phone(2a)の仕様を的中させていました

 

ここ数年のGalaxy S Ultraシリーズはスタイラスペンが使えるため、ブランド名を「Galaxy Note」に変えてもおかしくはありません。

 

かたやGalaxy S25+は「Pro」になることで、サムスン製スマホの中での位置づけも重みを増すことになりそうです。また、Galaxy S24+では12GBのRAMを搭載しており、Galaxy S24 Ultraと全く同じになるとともに、Galaxy S24と差別化を図っています。

 

Galaxy Noteというブランド名は、まさにペンでメモを取れるプレミアム機能にふさわしいと思われます。もし実現すればイメージチェンジとなり、過去のGalaxy Noteファンが帰ってくるかもしれません。

 

Source: Yogesh Brar(X)
via: Wccftech

Googleストアから消えた初代「Pixel Fold」、復活の可能性は?

Googleは最新の折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」を発売した直後に、公式ストアで初代折りたたみ機Pixel Foldの販売を終了しました。しかし、まもなく販売を再開する予定だと伝えられています。

↑また会える?

 

先日の「Made by Google」イベント終了後、Googleストアの「スマートフォン」ページからPixel 7やPixel 7 Proが消されました。しかし、実は「機種の比較」のリンク先では両モデルとも販売していることが確認できます(記事執筆時点では「在庫なし」のため購入不可)。その一方、Pixel Foldはストアのどこにもありません。

 

そこで、Android CentralがGoogleに連絡を取ったところ、Pixel 9 Pro Foldが「利用可能」になった後(おそらく9月上旬に予約が終了して発売された後)、オンラインストアに戻ってくると回答されたそうです。

 

ただし、元々の価格より値引きされるかどうかには言及していません。Pixel 8やPixel 8 Proも値引きされていないことを考えると、見通しは不透明と言えそうです。

 

これまでPixelシリーズが公式ストアから完全に消されてから、数週間後に復活したという例はなかったはず。実際にPixel Foldが復活した際に、Googleがどのように説明し、価格をどのように設定するのか、非常に興味深いところです。

 

Source: Android Central
via: 9to5Google

お値段2万円以下! かなりコスパ良いんじゃない!? Android 14搭載「DOOGEE N55」

DOOGEE(深圳市道格创想电子商务有限公司)は、Androidスマートフォン「DOOGEE N55」を発売しました。価格は1万9800円(税込)です。

 

同製品は、OSにAndroid 14を搭載。6.56インチのHD+ IPSディスプレイと90Hzのリフレッシュレートで、滑らかな動画鑑賞を楽しめます。

 

9GBのRAMと128GBのROMを備えており、さらに最大1TBまで拡張可能なストレージをサポート。デュアルSIMに対応し、4G LTEおよび5G Wi-Fiにも対応しています。

 

13MPのAIデュアルカメラと8MPのフロントカメラを搭載。多言語に対応しています。

 

■カラー:ブラック、ベージュ
■サイズ:163.2×75.8×7.89mm
■重量:195g
■プロセッサ:Spreadtrum T606 オクタコア 1.6GHz
■GPU:Mali G57 MP1
■解像度:1612×720ピクセル
■バッテリー容量:5150mAh

大好評の「かこって検索」機能、Galaxyの廉価モデルにも対応!

これまでGoogleのAI機能「かこって検索」はPixel 8/9シリーズやサムスンのGalaxy Sシリーズなどハイエンド製品に限られていました。そんな本機能が一部のGalaxy AシリーズやタブレットのGalaxy Tab S9 FEシリーズといった廉価モデルに対応しました。

↑大好評のかこって検索(画像提供/サムスン)

 

かこって検索は、画面に映っているものをスタイラスや指で丸く囲むと、Google検索の結果がすぐ得られる機能です。以前からGoogleレンズで同様のことはできましたが、より素早く手軽に利用できることが好評を呼んでいます。

 

サムスンは一部のGalaxy Aシリーズ、具体的にはGalaxy A55、Galaxy A54、Galaxy A35、Galaxy A34に展開予定だと発表。その後に、廉価タブレットのGalaxy Tab S9 FEとGalaxy Tab S9 FE+にも拡大する予定とのことです。

 

当初、サムスン製スマホにおいて、かこって検索はGalaxy S24シリーズなど高価な製品のプレミアムな機能と位置づけられていました。しかし、その後サムスンは本機能を含む「Galaxy AI」をGalaxy S22シリーズほか過去モデルにも展開。さらに今後数か月のうちに、Galaxy Aシリーズの既存および新機種にもGalaxy AIが搭載される見通しです

 

今のところ、かこって検索はAndroid専用ですが、iPhoneでもiOSのショートカット+Googleレンズにより同様のことができます。非常に便利な機能であり、将来的にはさらに普及していくのかもしれません。

 

Source: Samsung
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」のモックアップ画像が流出! 現行モデルとの違いは…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」について多くのリーク情報が出回っているなか、初期モックアップらしき画像を著名リーカーが公開しています。

↑角は丸くなるかも

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、謎のスタイラス付きスマートフォンの画像をXでシェア。特に製品名には言及していませんが、フォロワーらは「Galaxy S25 Ultraだ!」とリプライしており、同氏も否定していません。

 

これに先立ち、Ice Universe氏はGalaxy S25 Ultraに関するさまざまなリーク情報を発信しており、Galaxy S24 Ultraの発表前にも実物と一致する写真を公開していました

 

今回シェアされたモックアップ写真では、Galaxy S25 Ultraの角は現行機種より丸くなっている模様。Galaxy S24 Ultraの角張ったエッジは洗練された印象を与えるものの、人によっては持ちにくく感じるものです。

 

7月上旬、Ice Universe氏はエッジが丸みを帯びて持ちやすくなると主張していました。最新の投稿では、それを裏付けるべくモックアップ写真を公開したようです。

 

さらに同氏は、Galaxy S25 UltraとGalaxy S24 Ultraを並べた画像もシェアしています。違いは微妙ですが、角が丸みを帯びたことで、明らかに異なるデザインとなっています。比較画像を見る限り、画面サイズとアスペクト比は変更されない可能性が高いようです。

 

サムスンは、Galaxy S25 Ultraのディスプレイとカメラを大幅に強化するとも予告しています。またバッテリー容量は前機種と同じながらも、クアルコムの次期ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 4」を採用することで電力効率が改善し、バッテリー持ちがよくなるかもしれません。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Android Police

次期「Pixel 10」シリーズ、チップの製造技術が変わる!? 性能が大幅に向上する可能性も

Googleはフラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9」シリーズとともに最新チップ「Tensor G4」を正式発表しました。その性能は前Tensor G3とほとんど変わらないとのベンチマーク結果が登場していますが、新たな情報によれば、次期「Pixel 10」シリーズに採用される「Tensor G5」チップはアップルのA17 Proと同じ高度な製造技術が使われると言われています。

↑次期モデルまで待つほうが賢明?

 

これまでGoogleのTensorチップは、サムスンが製造を担当していました。今年のTensor G4チップもサムスン製であり、4nmプロセス技術で作られています。ここでいう「○nm」とは回路線幅のことであり、一般的に小さくなるほど性能が向上し、消費電力が小さくなる傾向があります。

 

しかし、次のTensor G5チップはTSMC製造となり、すでに設計図も引き渡しているとの噂がありました。さらに同社の第2世代3nmプロセス、つまりiPhone 15 Pro搭載のA17 Proと同じ技術を使うとの観測も報じられています

 

台湾メディア工商時報の最新記事は、そうした噂を裏付けつつ、先進パッケージング技術「InFO-POP」を使うと報じています。パッケージングとは製造した半導体チップを保護しつつ、外部の回路と接続する工程のことであり、InFO-POPは薄型化と省電力を実現するものです。

 

このInFO-POP技術もアップルのA17 Proに使われており、SoCの小型化や発熱の低下を期待できます。それにより他のパーツを搭載する貴重なスペースを確保しやすくなり、さらなる多機能の実現につながります。

 

これらの情報が正しければ、Tensor G5はG4からパフォーマンスと電力効率ともに、大幅に改善される可能性が高くなります。Pixel 9シリーズは円安寄りの為替レートで国内価格が設定されているため、来年のPixel 10シリーズを待つのもいいかもしれません。

 

Source: 工商時報
via: Wccftech

お手ごろ価格で高性能な「Galaxy S24 FE」の発売が迫る? 10月に予定との噂

サムスンのお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S24 FE」のデザインや仕様は、数日前にリークされていました。それに続き、発売スケジュールが明らかになったと報じられています。

Image:Android Headlines

 

韓国の電子業界誌ETNewsの報道によると、サムスンは10月にGalaxy S24 FEを、12月に廉価モデルのGalaxy A16を発売する予定とのこと。この発売時期は、昨年10月に発売されたGalaxy S23 FEのスケジュールとも一致しています

 

今回の記事では、Galaxy S24 FEの各種スペックにも触れています。すなわち6.7インチの有機ELディスプレイはピーク輝度が1900ニト、背面にはトリプルカメラが搭載され、バッテリー容量は4565mAhで25Wの高速充電に対応、ワイヤレス充電や逆充電(ワイヤレスイヤホンなどを充電できる)も可能とのことで、先日のリーク情報を裏付けています。

 

Galaxy S24 FEにおける最大のアップグレードは、6.7インチの大型画面と搭載チップでしょう。画面は前モデルの6.4インチから広くなり、搭載チップはサムスン独自開発のExynos 2200からExynos 2400に変更される見通しです。新チップは旧型よりもはるかに電力効率が向上し、高性能です。

 

なおExynosチップはグローバル版に採用され、米国や日本向けモデルにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載するとの噂もあります。それが本当であれば、日本で販売されるバージョンは、かなりの高性能が期待できそうです。

 

Source:ETNews
via:Sammobile

Pixel 9シリーズ、ついに超音波式指紋センサーを搭載! 前モデルより50%スピードアップ

ついにGoogleの最新スマートフォン「Pixel 9」シリーズが登場しました。新型プロセッサー「Tensor G4」もさることながら、ついに超音波式指紋センサーを採用したことが注目を集めています。

↑精度や認識速度が向上!

 

これまでPixelシリーズは、数世代にわたりディスプレイ内蔵の光学式指紋センサーを搭載してきました。明るい光を当てて写真を撮ることで機能する方式ですが、認識も遅く、精度も低く、指が濡れていたり汚れていると読み取りにくいなど数々の問題を抱えていました。

 

しかし、Pixel 9シリーズは超音波式に切り替わることが判明しました。Google自らがその事実を公表しつつ、前モデルより50%高速になったと述べています。ただしPixel 9 Pro Foldのみは、画面内ではなく側面に指紋センサーがあるため例外となっています。

 

さらにクアルコムは、Pixel 9シリーズが自社の「3D Sonic Gen 2」 センサーを使っているとの声明を出しています。

 

これはサムスンがGalaxy S24 Ultraなど主力デバイスに採用しているのと同じ指紋センサーです。第2世代の製品でもあり、指紋読み取り面積は8×8mm。第1世代の4×9mmより77%大きくなったことで、指を置きやすくなるとともに、1.7倍の生体データを取得できるようになり、読み取り速度も50%アップしています

 

Googleがどのバージョンを使っているのかは明らかではありませんが、前モデルよりも快適に反応し、誤動作が減ることは間違いないでしょう。

 

Source:Qualcomm(X)
via:9to5Google

ファーウェイの三つ折りスマホ、小売価格は約60万円に? コスト削減を急いでいる噂

中国ファーウェイが三つ折りタイプのスマートフォンを開発中との噂が報じられた後、その実物らしきデバイスを使っている場面が目撃されていました

↑気になるお値段は?

 

まもなく本製品が発売される可能性が高まっているものの、小売価格は4000ドル(約60万円)になるかもしれないと伝えられています。

 

リークアカウントの@jasonwill101は、三つ折りのエンジニアリング試作機は3万5000人民元(約70万円)以上の費用がかかっており、ファーウェイがコスト削減を続けていると主張しています。同アカウントは、クアルコムの次期チップ「Snapdragon 8 Gen 4」につき開発状況を報じてきた実績があります。

 

たとえ製品版が4000ドルまで下がったとしても、サムスンの「Galaxy Z Fold6」(1900ドル~)と比べて2倍以上となります。この途方もない高価格は、生産台数が少ないことが原因である可能性もありますが、今回の噂話では言及していません。

 

またファーウェイは台湾TSMCの最新技術によるチップを入手できず、中国内のSMICに頼らざるを得ないため、プロセッサーの性能はGalaxy Z Fold6よりも劣ることになりそうです。

 

それでも、折りたためば通常のスマホと同じサイズとなり、広げれば約10インチとなり、画面のシワも目立たないモバイル機器は非常に魅力的です。サムスンを初めとした競合他社も技術に磨きをかけ、三つ折りスマホが続々と登場することを期待したいところです。

 

Source:@jasonwill101(X)
via:Wccftech

今年は3モデル展開だぞ! AI性能もさらに向上したGoogle Pixel 9シリーズがついに登場

Googleの新しいスマートフォン「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro」「Google Pixel 9 Pro XL」が8月14日から予約販売を開始。

記事のポイント

今回のPixelシリーズは3サイズ展開が注目でしょう。大型の6.8インチを楽しめるGoogle Pixel 9 Pro XLにするか、コンパクトで手に取りやすい価格のGoogle Pixel 9にするかなど、選ぶ楽しみができそうです。もちろん性能アップも見どころで、特にTensor G4搭載によって、Gemini Nanoでどんなことができるのかも期待したいところ。

Google Pixel 9は、カメラバーが進化し、カメラを前面中央に配置した新しいデザインを採用。手に心地よくフィットし、Google Pixel 8と比較して2倍の耐久性を実現しています。

 

 

Proモデルからは2つの異なるサイズが登場。Google Pixel 9 Proは6.3インチ、Google Pixel 9 Pro XLは 6.8インチのディスプレイを搭載しています。ディスプレイのサイズと充電速度を除けば、仕様と機能はすべて同じです。

 

どちらも「Super Actuaディスプレイ」と、新しい42MP前面カメラを搭載し、暗い場所でもより鮮明で明るい写真を撮影することができます。

 

また本体はシルクのようなマット加工のガラス仕上げの背面と、ポリッシュ加工のメタル側面を備え、高級感を演出しているとのこと。

Google Pixel 9は、6.3インチの「Actuaディスプレイ」を搭載し、Google Pixel 8よりも35% 明るくなりました。

 

カメラに関しては、Proモデルと同じメインカメラと超広角カメラを搭載。超広角レンズは、Google Pixel 8の12MPから48MPへ大幅に進化しています。一方、前面カメラにはオートフォーカスが搭載され、より鮮明な自撮り写真を撮影できるようになりました。

 

さらに、Google Pixel 8と比較して、画面をオンにした状態でアクティブに使用した場合のバッテリー寿命が約20% 長くなりました。

 

Google Pixel 9シリーズには新しいカスタムSoC「Tensor G4」を搭載。Google DeepMindと共同で設計したこのチップは、最先端のAIモデルを実行するように最適化されているといいます。スマホ上でテキスト、画像、音声を理解できるようにするマルチモダリティを備えた「Gemini Nano」を実行する初のプロセッサーでもあります。

 

シリーズ全体のメモリーもアップグレード。Google Pixel 9には12GB、Google Pixel 9 ProとGoogle Pixel 9 Pro XLには16GBを搭載しています。

 

またAIはカメラ機能にも利用され、たとえば「一緒に写る」機能を使えば、三脚を用意したり、周囲の人に撮影をお願いしたりすることなく、その場にいる全員がそろった写真を生成できます。さらに、暗い場所でも詳細を捉えた写真を撮影できるよう、パノラマもアップデート。これにより、暗い場所でも高品質のパノラマが撮影できるようになりました。

 

編集マジックの「オートフレーム」を使用すると、古い写真も新しい写真も、フレームや構図を自動調整。加えて、編集マジックの「イマジネーション」では、「写真に写っている野原に花を追加する」など、写真上で見たいものを入力して、アイデアを形にできます。

 

Google Pixel 9 ProとGoogle Pixel 9 Pro XLでは「動画ブースト」も利用可能。ビデオ夜景モードの処理速度が2倍になり、さらに48MP/5倍望遠レンズを使用して、超解像ズーム動画で最大20倍の高解像度ズーム動画を録画することもできます。

 

Google ストア 販売価格(税込)

Google Pixel 9 128GB:12万8900円
Google Pixel 9 256GB:14万3900円
Google Pixel 9 Pro 128GB:15万9900円
Google Pixel 9 Pro 256GB:17万4900円
Google Pixel 9 Pro 512GB:19万4900円
Google Pixel 9 Pro XL 128GB:17万7900円
Google Pixel 9 Pro XL 256GB:19万2900円
Google Pixel 9 Pro XL 512GB:21万2900円

折りたたみスマホ「Google Pixel 9 Pro Fold」登場、薄さとGoogle史上最大のディスプレイを実現

Googleの新しい折りたたみ式スマートフォン、「Google Pixel 9 Pro Fold」が8月14日から予約販売を開始。カラーはPorcelainとObsidianの2色で展開します。

記事のポイント

見どころは開いたときの薄さと大画面。Pixel Foldは7.6インチディスプレイ+外側に5.8インチディスプレイでしたが、Google Pixel 9 Pro Foldは8インチの「Super Actua Flex インナー ディスプレイ」と6.3インチの「Actua アウター ディスプレイ」を搭載し、画面サイズが大型化しています。気になるのはこの大画面で、AI処理を使ってどんなことができるのかでしょう。特に競合となりうるサムスンの「Galaxy Z Fold6」とできることは何が違うのか、などが今後の注目点になりそうです。

Google Pixel 9 Pro Foldは、これまでで最も薄いとうたう折りたたみ式スマートフォンであり、モバイルデバイス史上最大とするインナーディスプレイを搭載。流体摩擦ヒンジにより、本体を平らに開くことができるほか、大きくて明るい「Super Actua Flexディスプレイ」を備えています。

 

2023年に登場した「Google Pixel Fold」よりも80% 明るいディスプレイにより、明るい場所でも画面をくっきりと見ることができます。また、傷に強い Corning Gorilla Glass Victus 2を採用し、最大1.5mの水中に30分間浸しても耐えられるIPX8等級の防水性能を実現しています。

 

チップには最新の「Tensor G4 チップ」を採用。またデバイス上のAIと連携し、ペアリングしたアプリを分割画面で簡単に操作してマルチタスクを実行したり、写真をドラッグ&ドロップしたり、Google Meetをデュアル スクリーンで使用して、通話相手に自分の顔や見ているものを共有したりできます。

 

カメラは3眼構成で、超広角カメラはマクロフォーカスが可能になったほか、折りたたんだ状態でも開いた状態でも両方の前面カメラで顔認証ができるようになりました。加えて編集マジック、ベストテイク、動画ブースト、プロコントロールなどの機能も利用できます。

 

Google ストア 販売価格(税込)

Google Pixel 9 Pro Fold 256GB:25万7500 円
Google Pixel 9 Pro Fold ケース:7920 円

ファーウェイ、世界初の三つ折りスマホをまもなく発売? 実物らしきデバイスが目撃される

ファーウェイは2019年に同社初の折りたたみスマートフォン「Mate X」を発売し、今では世界初の三つ折りスマホを開発中と噂されています。そんななか、同社の幹部がその実物らしきデバイスを飛行機の中で使っている写真がネット上に登場しました。

↑Huawei Mate Xs

 

最近、ファーウェイのコンシューマー部門CEOのリチャード・ユー氏が未発表の三つ折りスマホを持っている写真が中国内のSNSに投稿されました。

Image:Weibo/Gizmochina

 

手元を拡大すると、ディスプレイには2つの折り目があり、三つ折りできることがうかがえます。また、左上には自撮りカメラ用のパンチホールがあるようです。

Image:Weibo/Gizmochina

 

この写真につき、著名リーカーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は「私が以前見た研究開発プロトタイプと一致している」とコメント。さらに「内側折りたたみ+外側折りたたみ+ダブルヒンジのデザインとなっている」と付け加えています。

 

約1か月前、Digital Chat Station氏は三つ折りプロトタイプの画面サイズが約10インチであり、折りたたみのシワが上手く制御され、競合他社より「はるか先を行く技術」が詰め込まれていると述べていました。まさに、その実物が姿を現したというわけです。

 

今回の投稿では、三つ折りスマホの厚みは全体的に抑えられており、ファーウェイ独自開発チップ「Kirin 9」シリーズが搭載され、次期フラッグシップ機Mate 70よりも早く発売されるとも予想しています。

 

Mate 70シリーズは、2024年第4四半期(10月~12月)の後半に発売されると噂されています。世界初の三つ折りスマホは、10月頃に登場するのかもしれません。

 

Source:Gizmochina

Galaxy S24 Ultra、AI機能がPixel 8 Proより最大8倍も高速! チップ性能の差が反映されているかも

サムスンの最上位スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、少し前までGoogleの最上位スマホだった「Pixel 8 Pro」と比べた際に、要約やリアルタイム翻訳、画像編集などのAI機能が大幅に速いとの検証結果が報告されています。

↑Galaxy S24 Ultra

 

ハイテク製品の技術テストやアドバイスを行う企業Signal65は、2つのデバイスの性能をAIベンチマークツールでテストした報告書を公開しています。それによれば、Galaxy S24 Ultraは全てのベンチマークでPixel 8 Proを上回り、一部のシナリオでは3倍以上、最大8倍ものパフォーマンスを記録しているとのこと。

 

興味深いことに、Galaxy S24 Ultraは写真に写り込んだものを消す処理も高速です。この機能はGoogleがかなり以前から取り組んできたものですが、後から登場したGalaxy AIが追い抜いたようです。

 

またモノを消すプロセス、つまりオプションから「除去」を選び、オブジェクトの周りをなぞり、最終的な結果が得られるまでの時間は、GIMPなど一部デスクトップ画像編集アプリよりも短くなっています。「PCよりもスマホで作業する方が速い」というわけです。

 

注目すべきは、今回のテストのほとんどがオンデバイスAI(クラウドサーバーと通信せず、端末内で完結する)を対象にしていることです。Galaxy S24 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 3チップがGoogleのTensorチップよりもはるかに高性能であることが、そのまま反映されています。

 

特にSnapdragon 8 Gen 3のうち、AIと機械学習を処理するNPU(ニューラルプロセッシングユニット)は高速です。最新のPixel 9 Proに搭載されたTensor G4の性能は未知数ですが、大きく進化していると期待したいところです。

 

Source:Signal65
via:Sammobile

「スマホ+サブスク」の必須2大サービスはどこのセット契約がお得?

スマホは生活に欠かせないものですが、定額で動画や音楽などを楽しめるサブスクもまた、必須のサービスと考えている人も多いのではないでしょうか。

 

必ず発生する支出こそ、できるだけ節約をしたいもの。そこで着目したいのが、スマホと各種サブスクをセットで契約するとお得になるサービスです。できるだけ支出を切り詰めたい物価高の今、必須サービスの見直しから節約を始めてみませんか。

 

「スマホ+サブスク」は楽天モバイルがお得度で一歩リード?

大手通信キャリアは4社とも、スマホとサブスクをセットで契約するとお得になる割引やサービスを展開しています。なかでもいま、要注目なのが楽天モバイルです。

楽天モバイルのサイトから

 

楽天モバイルは、契約者向けのサブスク関連サービスを数多くラインアップしています。まず、契約者は追加料金なしで「NBA Rakuten」や「パ・リーグSpecial」を利用できることが大きなポイント。バスケや野球ファンはこれだけでも乗り換えを検討する価値があります。

 

さらに2024年7月9日からは、新たなオプションサービス「トク得!エンタメセレクション」を開始。楽天モバイル経由で「Hulu」もしくは「DAZN」と契約すれば、それぞれの月額利用料に対して最大で20%の楽天ポイントが還元されます。

 

ほかにも、音楽のサブスク「楽天ミュージック」が月5時間まで無料で利用できる特典なども付帯するため、楽天モバイルはサブスク関連サービスの手厚さにおいて、大手通信キャリアのなかでも一歩リードと言える充実ぶりとなっています。

楽天モバイルのサイトから

 

ドコモはサブスクの料金をdポイントで最大25%還元

ドコモのサイトから

 

ドコモは、各種サブスクの月額利用料がdポイントで還元されるサービス「爆アゲセレクション」を提供しています。対象となるサブスクは「Disney+」「Netflix」「Spotify」など全7種類。どれも還元率が高く、たとえば月額料金が高額なDAZNの場合、月々764ポイントと大きな還元を受けることが可能です。

 

注意点は、対象となるプランが「eximo」と「ahamo」に限られること。格安プランの「irumo」は対象外、または還元率が低下します。

 

ドコモ「爆アゲセレクション」

サービス名 月額利用料 dポイント還元率 実質月額利用料
Disney+ 990円(スタンダードプラン) 20%(180ポイント) 810円
Netflix 1490円(スタンダードプラン) 20%(271ポイント) 1219円
Lemino 990円(Leminoプレミアム) 10%(90ポイント)※1 900円
YouTube 1280円(YouTube Premium) 20%(233ポイント) 1047円
DAZN 4200円(DAZN for docomo) 20%(764ポイント) 3436円
Spotify 980円(Standardプラン) 25%(223ポイント) 757円
Apple Arcade 900円 10%(82ポイント) 818円

※価格は税込(以下同)
※1 「DAZN for docomo」を除くほかの対象サービスと同時契約した場合は20%還元

 

auは各種サブスクとのセットプランあり

auのサイトから

 

auでは、スマホとサブスクがセットになったプランを提供しています。基本となるのは無制限プランである「使い放題MAX 5G/4G」。これに加え、各種サブスクとのセットプランが全部で5種類用意されています。

 

ここで注目してほしいのは、「個別に契約した場合との価格差」です。

 

たとえば、NetflixやDAZNに加え、電子書籍サービスのピッコマなども含まれる「使い放題MAX 5G ALL STARパック3」の場合、すべてを個別に契約した際にかかる料金と比較すると、月額7299円もお得に利用することができます。

 

スマホは無制限、サブスクもいろいろ契約するというヘビーユーザーにとって注目すべきプランと言えるでしょう。

 

auの使い放題プラン

プラン名 月額料金 含まれるサブスク
(カッコ内は通常の月額利用料金)
(使い放題MAX 5G/4G+サブスクの個別契約)-それぞれのプランの月額料金(割引適用前)
【参考】使い放題MAX 5G/4G ・7238円

・4928円(各種割引適用時)※2

使い放題MAX 5G with Amazonプライム ・8107円

・5797円(各種割引適用時)※2

・Amazon Prime(600円)

・TELASA(618円)

-349円
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック2(P) ・8437円

・6127円(各種割引適用時)※2

・Netflix(広告つきスタンダードプラン、790円)

・Amazon Prime(600円)

・TELASA(618円)

-809円
使い放題MAX 5G/4G ドラマ・バラエティパック ・9108円

・6798円(各種割引適用時)※2

・U-NEXT(Paraviベーシックプラン ドラマ・バラエティパック専用、1017円)

・FOD PREMIUM(976円)

・TELASA(618円)

-741円
使い放題MAX 5G/4G DAZNパック ・1万208円

・7898円(各種割引適用時)※2

・DAZN(4200円) -1230円
使い放題MAX 5G ALL STARパック3 ・1万1187円

・8877円(各種割引適用時)※2

・Netflix(広告つきスタンダードプラン、790円)

・Amazon Prime(600円)

・TELASA(618円)

・YouTube Premium(1280円)

・DAZN(4200円)

・Apple Music(1080円)

・ピッコマ(700円)

・GeForce NOW Powered by au(1980円)

-7299円

※2 「auスマートバリュー」「家族割プラス(3人以上で加入時)」「au PAY カードお支払い割」適用時の価格

 

ソフトバンクはPayPayポイントで最大20%還元、対象サブスクが多い

ソフトバンクのサイトから

 

ソフトバンクにはユーザーが加入できる「ソフトバンクプレミアム」というプログラムがあり、PayPayポイントが通常よりも多く貯まるなどの各種特典を受けることができます。この特典の中に、エンタメ系サブスクの月額利用料金から最大で20%のPayPayポイントが還元される特典が用意されています。

 

大きな特徴は、対象サブスクの多さ。13種が対象で、他社では還元対象外のものも多く含まれています。

 

特におすすめなのは、ABEMAとSPOTV NOWの2つ。どちらも還元率が20%と高く、さらに双方ともドコモや楽天では還元対象外のため、これらのサブスクを利用している人は要チェックです。

 

ソフトバンクプレミアム「エンタメ特典」

サービス名 月額利用料 PayPayポイント還元率 実質月額利用料
Apple TV+ 900円 5%(41ポイント) 859円
Apple Arcade 900円 5%(41ポイント) 859円
Netflix 1490円
(スタンダードプラン)
5%(68ポイント) 1422円
U-NEXT 2189円(月額プラン、ポイント増量) 10%(199ポイント) 1990円
Hulu 1026円 10%(93ポイント) 933円
DAZN 4200円 10%(382ポイント) 3818円
ABEMA 960円 20%(175ポイント) 785円
DMM TV 550円 10%(50ポイント) 500円
バスケットLIVE 550円 10%(50ポイント) 500円
ベースボールLIVE 660円 20%(120ポイント) 540円
J SPORTSオンデマンド 2640円 10%(240ポイント) 2400円
SPOTV NOW 2000円 20%(364ポイント) 1636円
釣りビジョンVOD

for ソフトバンクプレミアム

1320円 20%(240ポイント) 1080円

 

U-NEXTユーザーは「y.u mobile」なら大幅節約に!

前述のとおり、大手通信キャリアは4社とも、サブスクに関連する特典や専用プランなどを展開しています。一方、同様のサービスを展開しているMVNOは多くありません。

 

そんななかで、要注目なのがU-NEXTとヤマダホールディングスが共同出資して設立したMVNO「y.u mobile」です。

y.u mobileのサイトから

 

y.u mobileの料金プラン

プラン名 月額料金・容量 U-NEXTの月額プラン料金込み 毎月もらえる

U-NEXTポイント

シングル 5GB:1070円
シングル U-NEXT 10GB:2970円 1200円分
シェア U-NEXT 20GB:4170円 1200円分

 

y.u mobileの料金プランは3つありますが、このうちプラン名に「U-NEXT」と入っているものは、U-NEXTの月額料金がプランに含まれています。たとえば、「シングル U-NEXT」の場合、月額2970円で10GBのデータ容量に加えて、U-NEXTの月額プランを利用することが可能です。U-NEXTを単体で契約した場合の月額利用料金は2189円なので、10GBを実質781円で利用できます。これは他社と比較してもかなり安価な水準と言えるでしょう。

 

さらに注目したいのが、毎月もらえる1200円分のU-NEXTポイントです。このポイントは電子書籍の購入や、映画館の割引クーポンへの交換などに使えますが、y.u mobileで10GB分のデータ容量と交換することも可能です。多くのデータを使う人はポイントをデータ容量交換に充てることで、データ容量20GB、さらにU-NEXTも使えて、月額2970円で利用できる破格のサービスとなります。

 

また、2人以上で使用できるプラン「シェア U-NEXT」もあり、うまく使えばさらなる節約も可能です。

 

大手通信キャリアと比較すると、スマホの通信速度や通信品質の面でどうしても劣ってしまいますが、お得度は圧倒的と言えるサービスです。すでにU-NEXTを契約している人も、これから契約を考えている人も、スマホごとの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6、世界初のGemini Nano対応折りたたみスマホだと判明!

サムスンの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」では、Googleの大規模言語モデルGeminiの最小バージョンであるGemini Nanoが動くことが判明したと、米Android Authorityが報告しています。

↑Galaxy Z Fold6(右)

 

Galaxy Z FoldシリーズとGalaxy Z Flipシリーズは「Galaxy AI」を搭載していますが、旧モデルではサムスン独自のAIモデル(Samsung Gauss)を使っています。

 

が、Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6には「AICoreサービス」がプリインストールされているとのこと。このAICoreは、Gemini Nanoモデルのダウンロードとアップデートを処理するAndroidのシステムサービスです。

 

今のところGemini Nanoは、Pixel 8シリーズと、サムスンのGalaxy S24シリーズのみ対応していると公表されています。それがGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6で使えるということは、両モデルが「世界初のGemini Nano対応折りたたみスマホ」になったことを意味しています。

 

Galaxy Z Fold6/Flip6でのGemini Nano動作が確認できたのは、GoogleメッセージアプリのMagic Compose(文章マジック)機能です。これはチャット会話のうち直近20件のメッセージを使って文脈を理解し、それに応じて返信を提案するものです。

 

またGoogleキーボードでも「スマートリプライ」機能でGemini Nanoを使えるはずですが、なぜかGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6ではその機能がないとのことです。

 

Gemini Nanoの強みは、オンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内で処理を完結する)のため反応が素早く、プライバシーが保護されることです。サーバーからの応答がモタついたり、個人情報が漏れる恐れがないわけです。

 

いくつかのサードパーティ製アプリは、オンデバイスAI処理にGemini Nanoを使う予定です。AdobeはPDFファイルの要約に、Grammarlyは文法の修正などに利用するという具合です。折りたたみスマホでも生産性がめざましく向上すると期待できそうです。

 

Source:Android Authority
via:Sammobile

お手ごろ価格の高性能スマホ「Galaxy S24 FE」の仕様が完全に分かった? カラバリは5色かも

お手ごろ価格の高性能スマートフォン「Galaxy S24 FE」は数か月後に発売とみられますが、正式発表前に大量のリーク情報がネット上に登場しました。

Image:Android Headlines

 

米Android Headlinesはプロモーション資料らしき画像を、本体カラーおよび仕様とともに公開しています。

 

カラバリはブルー、グラファイト、ミント、シルバー、イエローの5色とのこと。大まかなデザインはGalaxy S24標準モデルとよく似ており、前面/背面や側面すべてがフラットで、角は丸みを帯びています。ただし、画面周りのベゼル(特にアゴ部分)が少し太くなっています。

Image:Android Headlines

 

Galaxy S24 FEのディスプレイは6.7インチの有機EL画面で、解像度はフルHD+で最大120Hz、ピーク輝度は1900ニト。画面はGorilla Glass Victus 2+により保護され、頑丈さも確保されています。

Image:Android Headlines

 

またIP67等級のため、防塵(ホコリ)・防水性能も優れています。自撮りカメラは10MP、背面のメイン(広角)カメラは50MP、超広角カメラは12MP、望遠カメラは8MP(光学3倍ズーム)を搭載しており、前モデルGalaxy S23 FEと同じ仕様です。

Image:Android Headlines

 

搭載プロセッサーは、ほとんどの市場でExynos 2400になるとのこと。とはいえ、米国や日本向けモデルにはSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxyチップが搭載されるかもしれません。

 

今回の資料には言及がありませんが、12GB RAMと256GB/512GB(オプション)ストレージを搭載するとの噂もありました。いずれも、上位機種のGalaxy S24に遜色ないものです。

 

そしてバッテリー容量は4565mAhであり、1回の充電で最大78時間のオーディオ再生と29時間のビデオ再生が可能だと謳われています。

Image:Android Headlines

 

ソフトウェア面では、最近のサムスン製デバイスに搭載された「Galaxy AI」が使えるとのこと。Android 14ベースのOne UI 6.1.1がインストール済みであり、「かこって検索」や「AIスケッチ」など便利なAI機能が箱から出してすぐに使えそうです。

Image:Android Headlines

 

まだ価格は分かっていませんが、米国では昨年のGalaxy S23 FEと同じ599ドル(約8万8000円)~だと予想されています。ただし、サムスンは今年フラッグシップ機を値上げしたため、649~699ドル(約9万500円~10万2000円)に跳ね上がるかもしれません。

 

Source:Android Headlines
via:Sammobile

Pixel 9 Pro XLの価格が判明? 正式発表前にすべてのスペックが分かったかも

Googleの次期スマートフォンPixel 9シリーズは、まもなく「Made by Google」イベントにて正式発表される見通しです。その直前に、非折りたたみで最大サイズである「Pixel 9 Pro XL」のスペックや価格がリークされました。

Image:@MysteryLupin

 

リークアカウント@MysteryLupinは、Pixel 9 Pro XLの実物写真とともに、各種スペック等をシェアしています。

 

それによれば、Pixel 9 Pro XLはTensor G4チップ、16GBのRAM、ピーク輝度が3000ニトに達する6.8インチディスプレイ、Gorilla Glass Victus 2(画面保護ガラス)、42MPの自撮りカメラ、50MPのメインカメラ、超広角と望遠カメラは48MPとのこと。

 

これらは、別の著名リーカーが伝えた情報とも一致しています。ただし画面のピーク輝度については、以前に噂のあった2050ニトよりも高くなっています。

 

今回のリークで最も注目すべきは、128GB版の米国価格が1099ドルと伝えている点です。発売当初のPixel 8 Proは999ドルだったので、画面が大きくなって100ドルの差額ということになります。

 

ほか、Pixel 9 Pro XLの1TBストレージ版にも言及しています。これが本当であれば、歴代Pixelシリーズの中でも最大容量となります。

 

別の投稿で、@MysterLupinは新たなAI機能について説明しています。そこにはAI画像ジェネレーターの「Pixel Studio」や、写真の中のオブジェクトを別ものに「変形」できる「Reimagine」等が含まれるとのこと。

 

さらに新たな「天気アプリ」にも触れつつ、前にもリークされた「Pixel Screenshots」に再び言及。「自然言語を使ってスクリーンショットを検索できる」機能だと説明しています。

 

ほぼPixel 9シリーズの情報は発表前に丸わかりとなった印象がありますが、ここ最近は為替レートの変動が激しいため、それが日本での価格にどう影響するのか興味深いところです。

 

Source:@MysteryLupin
via:9to5Google

新世代の折りたたみAIスマホ「Galaxy Z Fold6」レビュー! 強い魅力で一度使うと手放せない

サムスンのGalaxyシリーズに独自の生成AIソリューション「Galaxy AI」を載せた、折りたたみスマートフォンの最新モデル「Galaxy Z Fold6」が発売されました。ここでは、折りたたみスマートフォンの進化をリードしてきたGalaxyによる最新モデルの魅力を、Galaxy AIの最新機能を中心にレポートしていきます。

↑Galaxy AIを搭載するスマートフォン「Galaxy Z Fold6」をレビューします

 

軽くてスリムになるなど、デザインが一新

Galaxy Z Fold6は、本体を横に開くと7.6インチのメインディスプレイが広がる折りたたみスマートフォンです。本体を閉じた状態でも、オールスクリーンデザインの6.3インチ・サブディスプレイ(カバーディスプレイ)による操作が可能。両方のディスプレイには高精細な有機ELを採用しており、別売りのSペンによるテキストやイラストの手書きにも対応します。

↑手書き入力に欠かせないSペン。純正アクセサリーである「Galaxy Z Fold6 S Pen Case」(1万9250円・税込)に付属しています

 

前機種のGalaxy Z Fold5に比べると、四隅のラウンド(角の丸み)がなくなってシャープなデザインになっています。グリップ感がとても良く、ディスプレイに映像が広々と表示されます。

 

もうひとつZ Fold5に比べると、閉じた状態でメインディスプレイ側がほぼピタリと重なり合い、よりすき間が目立たなくなりました。ヒンジ側と厚みのバランスに偏りがなく、閉じた状態で約幅68.1mmになる「横幅がスリムなスマホ」は、片手だけの画面操作もスムーズにできます。

↑6.3インチのカバーディスプレイ。横幅が約68.1mmとスリムなので、片手による操作をとてもスムーズにこなせます

 

↑開いたメインディスプレイは、中心の“折り目”がかなり目立たなくなりました。NetflixやYouTubeの動画を大きな画面で心地よく視聴できます

 

閉じた状態での本体の厚さは約12.1mm(開いた状態は約5.6mm)で、質量は約239g。参考までに、iPhone 15 Pro Maxの221gと比べても大きく変わりません。カメラとして構える際にも本体の重さを感じることなく、軽快に写真やビデオを撮れます。

↑本体を開いた状態の厚さは約5.6mm

 

↑閉じた状態でも厚さは約12.1mm。上下の本体がバランスよく閉じます

 

メインディスプレイを開くときには、決まった角度でヒンジがピタリと固定されるので、たとえばノートPCのように途中まで開いた状態で動画を視聴しても、途中でゆるゆるっと画面が傾くことがないのも安心です。ただ、本体をテーブルに置いたままサブディスプレイをタッチ操作すると、カメラユニットの張り出しがテーブルに接触するためガタつきます。本体カメラ側をなるべくフラットにするけど重量が増してしまうケースを装着するか、スリムで軽い本体の優位性を楽しむべきか悩ましいところです。

 

PDFの内容を要約・翻訳するSamsung Notesがとても便利

ここからは性能に目を向けてみましょう。Galaxy Z Fold6にはGalaxy AIの各機能をパワフルに処理する、クアルコムの高性能なシステムICチップ(SoC)が搭載されています。「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」という、Galaxyシリーズのためにカスタマイズされたチップです。パフォーマンスに優れるCPU/GPUのほか、AI処理に特化するNPUを統合しています。

 

さらにGalaxy Z Fold6は内部に発生する熱をクールダウンするため、大型のベイパーチャンバーを中心とする冷却システムも内蔵されています。チップが高負荷な処理をする際に、冷却システムが熱を効率よく逃がすことでパフォーマンスの低下を防ぎます。

 

こうした性能をもって利用できるAIはどれほどのものか、Galaxy AIの新機能を中心に試してみました。はじめに、テキストメモやイラストの作成に役立つ、Galaxy AI搭載のアプリ「Samsung Notes」を紹介します。

 

テキストの要約や翻訳の作業はお手のもの。メールに添付されたPDFファイルをSamsung Notesで読み込み、そのまま内容を要約・翻訳できる機能も備わっているのですが、これがとても便利です。筆者はひんぱんにメールで送られてくる新製品のプレスリリースや、インタビューのためのPDF資料を、Samsung Notesに読み込んでざっくりと内容を把握したいときに役立てました。

↑メールから直接PDFファイルをSamsung Notesに読み込み可能。Galaxy AIアイコンをタップすると「翻訳」「要約」メニューが表示されます

 

↑要約したい箇所を選択して「生成」アイコンをタップします

 

↑賢く要約を生成。4ページぐらいのPDFであれば数秒で要約が作成されます

 

音声データのテキスト化は日本語の精度がいまひとつ

Galaxy Z Fold6の内蔵マイクで音声を記録して、音声データからテキストに起こしたり、要約したりする機能もSamsung Notesにあります。複数人数が参加する会話は話者分離も可能です。

 

ただ、音声認識とテキスト化の精度は、あくまで筆者が使ってみた印象ですが、100点満点中で英語が90点だとすれば、日本語は50~60点前後です。単語の認識力がいまひとつなことと、「えー」「あのー」といったフィラーワード、つまりは“言いよどみ”をそのまま拾ってしまいます。会話の内容を大まかに振り返りつつ、大事なところは聞き直すための指標にはなるものの、仕事用の議事録として提出するためには下処理が必要です。

↑Samsung Notesではタイピングでメモを取りながら音声を記録して、後に音声ファイルのテキスト起こしも可能。テキストは要約もしてくれます

 

なお、Galaxy Z Fold6にはGalaxyシリーズ純正の「ボイスレコーダー」アプリもあります。録音品質の選択やステレオ録音など、Samsung Notesよりも少し込み入った設定ができますが、文字起こしや話者認識の精度はどちらのアプリも同じでした。

 

画像生成機能「AIスケッチ」「ポートレートスタジオ」が楽しい

Samsung NotesのGalaxy AIには「AIスケッチ」という、画像生成系の新機能があります。Sペン、または指で描画した簡単なスケッチから気の利いたイラストを自動生成してくれます。企画書やプレゼンテーションに挿入するための簡単なイラストを描く用途に活躍しそうです。

 

【AIスケッチの使用例をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

AIによる画像生成系ではもうひとつ、画像や動画のギャラリーアプリにポートレートスタジオという、人物の写真から似顔絵のイラストを自動作成する機能が加わりました。Galaxy Z Fold6で撮影したポートレート写真、またはギャラリーアプリに読み込んだ人物の写真を開いて、画面に表示されるポートレートスタジオのアイコンをタップするだけで、10秒前後で画像を生成します。

↑ギャラリーアプリから「ポートレートスタジオ」にアクセスします

 

↑人物の特徴点をよく捉えた似顔絵を仕上げてくれました

 

イラストは人物の顔の特徴を器用に捉えていると思いますが、似顔絵としては若干「盛る」気配りが欠けている印象を受けました。ホンモノの人物よりも、ほんの少しかわいく、カッコよく描いてほしい。反対にホンモノの人物が美女・美男だった場合、イラストの方が平凡に仕上がる傾向も気になりました。

 

ほかにもギャラリーアプリでAIスケッチを使って写真に背景を追加することもできます。加工を施した写真には、微妙にAIで書き足したことがわかるほどに誇張感が滲みます。でも、そこにはGalaxy AIの開発チームによる、フェイク画像の悪用や誤用を避けようとする狙いも垣間見えてきます。

 

通話時のAIは精度に不安も、検索と純正の通訳は日常生活で活躍

日常的によく使うスマートフォンのアプリや機能にもGalaxy AIが組み込まれています。たとえば「Samsungブラウザ」アプリにはページの長いテキストを要約・翻訳する機能があります。筆者は海外の新製品発表のニュースを読むときにブラウザーの翻訳機能をよく使いました。

 

Galaxy S24シリーズから搭載する「かこって検索」は、Galaxy Z Fold6だと7.6インチの大画面ディスプレイなので、検索したい対象のオブジェクトが囲みやすくて便利です。

↑「かこって検索」はGalaxy Z Fold6の大画面と好相性

 

「電話」アプリによる音声通話をアシストする機能には、「テキスト通話」と「リアルタイム通訳」があります。

 

テキスト通話は音声を書き起こしてくれる機能です。Galaxy端末のユーザーが通話時「声を発することができない」環境にいる場合に活用できます。また、スマホでタイピングしたテキストを音声に変換して相手に伝えることもできます。音声でのやり取りに比べると若干のタイムラグは発生しますが、使い慣れればビジネスシーンにも役立てられそうです。

 

リアルタイム通訳は「英語←→日本語」の設定で試しました。「どれぐらいリアルタイムなのか?」が気になるところかもしれません。筆者の感覚では、やはり発話からテンポが遅れるぶんの「慣れ」が必要だと思います。

 

また通訳のクオリティにも若干の不安があります。音声通話の履歴がテキスト化されて画面に表示されるので、意図していたことと違う内容を相手に伝えてしまった場合にやり直しは効きます。ただ、その場ですぐに「ごめん、今の会話はなし!」であることを相手に伝えるための機転も必要です。現時点ではなかなか使いこなしが難しい機能だと思いました。

↑左側が「テキスト通話」、右は「リアルタイム通訳」。日本語音声の認識精度がますます高くなることを期待したいです

 

とはいえリアルタイム通訳は世界中のスマホユーザーに役立つ機能です。今後の目覚ましい進化を期待しましょう。

 

外国語によるコミュニケーションをサポートしてくれる機能には、ほかにもGalaxy純正の「通訳」アプリがあります。Galaxy Z Fold6の場合、メインディスプレイ側に日本語で話したフレーズの文字起こしとほぼリアルタイムに通訳されるフレーズを表示しつつ、カバーディスプレイの方には対面相手に外国語のテキストを表示して見せることができます。もちろん通訳されたフレーズの音声もスピーカーから聞こえてきます。通訳の精度・レスポンスともに「電話」アプリよりも完成度が高く、こちらは即戦力として使えそうなアプリです。

↑純正の「通訳」アプリ。Galaxy Z Fold6の大きなメインディスプレイに、自分が話した日本語とリアルタイム通訳による外国語のテキストが表示されます。音声も内蔵スピーカーから聞こえてきます

 

↑カバーディスプレイ側に翻訳されたテキストを表示。翻訳を相手に見せながら会話ができる便利な機能です

 

カメラは光学2倍/3倍ズームを選べる、デジタルズームは最大30倍

最後に、Galaxy Z Fold6が搭載するメインカメラで風景を撮影してみました。トリプルレンズカメラでは、約5000万画素のセンサーを搭載する広角レンズによる光学2倍相当のズーム撮影と、約1000万画素のセンサーを搭載する望遠カメラによる光学3倍ズームを選んで撮り分けられます。筆者の作例は等倍ズームによるものですが、料理に影を落としたくないときには本機の2倍・3倍のズーム撮影が頼りになると思います。

↑トリプルレンズカメラ仕様

 

デジタルズームは最大30倍。昼の明るい環境であれば超望遠撮影時にも比較的ノイズの少ない写真を撮れます。20倍以上を使うと、カメラを向けている被写体の位置が補足しやすくなる便利な「ズームマップ」が起動します。

↑望遠カメラによる光学3倍ズーム撮影。階段、屋根のディティールが自然に再現されています

 

↑30倍デジタルズームで撮影。明るい時間帯であれば、なかなか使える機能です

 

↑20倍ズーム以上を選択すると「ズームマップ」が起動。遠くの被写体を狙いやすくなります

 

ノートPCにもできないことをこなせる「折りたたみAIスマホ」

Galaxy Z Fold6はテキストの要約、翻訳など実用的な生成AI機能をパワフルに動かせる高いパフォーマンスを備えたスマートフォンです。手書き入力はSペンを駆使し、テキスト入力はBluetoothキーボードをペアリングすれば、簡易なモバイルワークステーションとしてビジネスシーンの戦力にもなってくれるでしょう。

 

5G対応の常時ネットワーク接続や、Galaxy S24に肩を並べるほど充実したカメラ機能も載っている“スマホ兼タブレット”は、一般的なノートPCにもできないことをコンパクトな本体でバリバリにこなしてくれます。価格は約25万円からと安くはありませんが、新世代の折りたたみAIスマホには、一度使ってしまうと手放せなくなりそうな強い魅力があります。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

次期「Galaxy S24 FE」は発売間近!? 公式サポートページが見つかる

サムスンの次期スマートフォン「Galaxy S24 FE」は、ハイエンド機のGalaxy S24をベースにしたお手ごろ価格バージョンです。このデバイスに関しては何度も噂が伝えられてきました。最近では、この製品がまもなく発売される手がかりがサムスンの公式サイトから見つかっています。

↑次期モデルのデビューは近い

 

サムスンのフランス向け公式サイト上には、「SM-S721B」という未発表のモデル番号があります。この番号は、以前サムスンのサーバー内で見つかったGalaxy S24 FE国際モデルの型番と一致しています(前Galaxy S23 FEはSM-711B)。

 

このページには最小限の情報しか載っていませんが、「Galaxyスマートフォンでファイルを管理する方法を教えてください」などの項目がいくつもあり、スマホ用サポートページであることは間違いなさそうです。

 

これまでの噂によると、Galaxy S24 FEはサムスン製のExynos 2400またはSnapdragon 8 Gen 3を搭載し、内蔵RAMは8GBのほか12GBオプションも用意され、Galaxy S24やS24+と同等になるとみられています

 

デザイン面では、前Galaxy S23 FEよりも本体が薄く、大きなディスプレイを搭載すると予想されています。もっとも、最近ネット上に現れたダミーモデルは、画面周りのベゼルが分厚く、特にアゴ(画面下)の部分が目立っていました。

 

背面カメラについては、前モデルと全く同じになるとのリーク情報があります。

 

今回のサポートページの登場は、Galaxy S24 FEの発売が間近に迫っている可能性を示すものでしょう。これまでの前例から考えると、正式発表や発売は数か月以内に行われることになりそうです。

 

Source: Gizmochina

発売前の「Pixel 9 Pro Fold」、台湾のスタバで目撃される!

Googleの次期折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」は、一部画像がチラ見せされたり、公式プロモーション資料と称するものが流出したりしています

↑台湾のスタバで目撃されたPixel 9 Pro Fold(画像提供/Android Authority)

 

8月14日の「Made by Google」イベントでの正式発表が迫るなか、台湾のスターバックスでPixel 9 Pro FoldをGoogle純正ケースに入れて使っている人が目撃されました。

 

米メディアのAndroid Authorityは、とあるFacebook非公開グループから写真を入手したそう。そこにはPixel 9 Pro Foldが背面から写っており、広げた状態でスタンドに立てかけて使われています。これまでのリーク情報にあったように、2列に並んだ背面カメラ、カバー(外側)デイスプレイの丸みを帯びた角、薄くなった筐体が確認できます。

 

しかし、以前の予想CG画像と実物とでは印象が大きく違っています。例えば、背面カメラのバンプ(収納している盛り上がり部分)は驚くほどスリムに見え、カバーディスプレイの角もかなり丸まっているようです。

 

今回の写真で目新しいのは、Google公式のPixel 9 Pro Fold用ケースでしょう。以前の公式アクセサリーにもあった「G」ロゴがあり、折りたたみを邪魔することなく、180度開いているように見えます。

 

すでにPixel 9 Pro/Pro XL用の公式ケース画像も流出しており、同じように「G」ロゴが入ったデザインが確認されています。

 

まだ公式発表イベントまで日にちがありますが、今後も実物を目撃したという写真が続々と登場するかもしれません。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

「Galaxy Z Fold6」の耐久性をYouTuberがテスト! 前モデルでは起きなかった現象が…

折りたたみデバイスにおいて最も心配されるのが耐久性です。海外のYouTuberがサムスンの最新折りたたみスマートフォン・Galaxy Z Fold6の耐久テストを行った結果、ほとんどの項目をクリアしたと報告されています。

↑弱点があった?

 

新型スマホの頑丈さを検証することで知られるYouTubeチャンネルのJerryRigEverythingは、Galaxy Z Fold6をお馴染みの拷問テストにかけ、どれだけ持ちこたえるかを試しました。

 

ピカピカの新品を開封した直後、ディスプレイやボディをカッターで引っ掻いたり、火であぶったり、逆方向に折り曲げたり、およそ日常的な使い方から外れた試練にさらしています。

 

折りたたみ画面はプラスティックで覆われているため、ガラスで保護されたカバー(外側)画面よりも傷が付きやすいようです。ライターの熱であぶられると約25秒間は持ちこたえ、その後にプラスチックが溶けて画素が黒く焦げています。

 

おおむねGalaxy Z Fold6は善戦していますが、ヒヤリとする場面が二つありました。一つ目は、砂まみれにするテストです。

 

サムスンは、Galaxy Z Fold6のIP48、つまり「直径1.0mm以上のワイヤーや固形物体が内部に侵入しない」防塵性能をうたっています。しかし実際に砂まみれにすると、ヒンジに砂が入り込み、広げたり畳むたびにジャリジャリと音がしています。この点において前モデルGalaxy Z Fold5より弱くなっている、との評価が下されました。

 

もう一つは、ディスプレイを一層ずつはぎ取っている最中に煙が噴き上がり、燃え始めていること。これはバッテリーとは関係なく、分解中にリボンケーブルが損傷してしまったことが原因のようです。やはり前モデルでこんなことは起こらなかったと指摘されています。

 

これら二つの現象は普通に使っている限りほぼあり得ないため、心配するには及ばないと言えそうです。折りたたみスマホは一般的に高価なため、今後もサムスンには耐久性を改良していくことを期待したいところです。

 

Source: JerryRigEverything
via: GSMARENA

次期「Galaxy S25」シリーズ、ディスプレイとカメラが超パワーアップ!? サムスン幹部が予告

サムスン幹部が、次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズにおいてディスプレイとカメラを大幅に強化することを予告したと報じられています。

↑パワーアップする機能は…

 

金融メディアのSeeking Alphaが書き起こしたサムスンの最新決算説明会によると、同社のモバイル・エクスペリエンス担当副社長のダニエル・アラウージョは、次期Galaxy S25シリーズの新機能についてコメントしたとのこと。これは将来のサムスン製スマートフォンに搭載するAIに関しての質問に答えたものです。

 

アラウージョ氏は、Galaxy S24シリーズで初搭載された「Galaxy AI」が、新型折りたたみ機やウェアラブル機器にも展開されるなど、自社の取り組みを振り返っています。さらに「進化するAI技術のトレンドを先取りしていく」とも述べています。

 

それらと並行して、ハードウェアの改良を続けていくことにも言及。特にGalaxy S25シリーズは、ディスプレイとカメラを中心に「最高級のアップグレード」を行うほか、AI性能を高めてプレミアムな体験を提供するため「業界最高水準」のチップとメモリを使うと約束しています。

 

Galaxy S25シリーズのディスプレイやカメラが具体的にどのように強化されるのかは不明。とはいえ、プロセッサについてはクアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 4」あるいはサムスン独自開発の3nmチップ「Exynos 2500」を搭載する可能性が高いと見られています。

 

最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」に関しては、超広角カメラと光学3倍レンズがともに解像度50MP、つまりS24 Ultraの4~5倍になるとのリーク情報もありました。ディスプレイもさることながら、カメラの強化こそが人気の鍵となるでしょう。

 

Source: Seeking Alpha
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」、大容量の16GBを搭載!?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」は、過去数年のGalaxy Sシリーズの中でも大幅なアップグレードが予想されています。片手で持ちやすいデザイン、より高速なプロセッサー、改善されたカメラシステム、さらなる新AI機能の追加など……。

↑朗報です!

 

それに続き、搭載RAMが16GBになる可能性があると著名リーカーが示唆しています。

 

信頼性の高いリーカー・Ice Universe氏は、「16GB yes!」とXに投稿。ここではGalaxy S25 Ultraに直接の言及はしていませんが、同氏はたびたび話題にしているうえ、フォロワーたちの「Galaxy S25 Ultraのこと?」との質問を否定していないことから、ほぼ間違いないと思われます。

 

現行のGalaxy S24 UltraはRAM 12GBを搭載していることから、今回のリークが本当であれば4GB増となります。また、S24 UltraのRAMはLPDDR5Xですが、S25 Ultraはより高速なLPDDR6を使うとの報道もありました

 

最近流行りのオンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内だけで処理する)を動かすため、次期「iPhone 16」シリーズもRAMを増やし、Googleの「Pixel 9 Pro」シリーズも16GBを積み込むと噂されています。もしGalaxy S25 Ultraに高速かつ大容量のRAMが搭載されたら、ライバルのスマホよりAIが快適に使えるようになるかもしれません。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Sammobile

「Galaxy Z Flip」、米警察がボディカメラとして試験導入

サムスンは、縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip」シリーズの宣伝において、通常はライトユーザー向けに写真撮影や通訳モードなどを中心にアピールしています。最新のGalaxy Z Flip6では、ドラえもん特別エディションも発売していました

↑米国市民の安全を守るか(画像提供/サムスン)

 

しかし、同社は米国の警察がGalaxy Z Flipシリーズを取締り用のボディカメラとして活用しているとのニュースリリースを発表しました。

 

公式リリースによると、米ミズーリ州の二つの警察署がパイロット(テスト)プログラムに参加し、Z Flipを日常業務に組み込んでいるとのこと。その中には透明性を促進するためのボディカメラとしての使い道も含まれており、警察がこうした方法で折りたたみデバイスを活用するのは初めてだと述べています。

 

一般販売されているZ Flipと警察が使っているものには、いくつか違いがあります。まず、ボディカメラのソリューション企業として知られる米国のVisual Labsと協力し、法執行機関向けにカスタマイズしたとのこと。

 

その一つは、緊急時にボディカメラの録画を始められるよう、音量ボタンを再マッピング(割り当て)していること。また、容疑者を追跡するために高速で走っていると検知したり、ダッシュカムと併用したり、パトカーの非常灯が作動したとき、自動的に録画を始めるように設定したりできるというものです。

 

この警察向けGalaxy Z Flipの試験導入は、米国の五つの州で25の都市警察に拡大されているそうです。

 

自社製品を法執行機関に活用させることに関与しているハイテク企業は、サムスンだけではありません。例えば、米アマゾン傘下のスマートドアベル企業のRingは、令状なしに警察に映像を提供していました。が、その後に要求に応じるのは止めると表明しています

 

折りたたみスマホ市場はまだまだ規模が小さいため、サムスンも新たな市場の開拓に苦労しているのかもしれません。

 

Source: Samsung

via: Engadget

発表が近づく「Pixel 9」シリーズの公式資料が流出!? 主要スペックがばれた…

Googleの次期スマートフォン「Pixel 9」シリーズは、8月14日深夜の「Made by Google」で正式発表される予定です。しかし、そのイベントを前にして、すでに多くの噂話やリーク情報が伝えられてきました。

↑全貌がほぼ明らかになってしまった!(画像提供/Google)

 

そんな状況のなか、Google公式プロモーション資料と称するものがネット上に公開され、デザインやスペックに関する多くの手がかりが得られます。

 

この情報は著名リークアカウントのOnleaks(Steve Hemmerstoffer氏)が、インドメディアの91mobilesに提供しました。

 

まず、画面については、標準モデルのPixel 9には6.3インチのActuaディスプレイ、Pixel 9 Proには6.3インチ、Pixel 9 Pro XLには6.8インチの Super Actuaディスプレイがそれぞれ搭載されると言われています。

 

折りたたみ機のPixel 9 Pro Fold には、6.3インチのActuaディスプレイ(外側のカバー画面)と8インチのSuper Actua Flexディスプレイ(折りたたみ画面)が搭載されるとのこと。

 

次に、背面カメラについては、Pixel 9には50MPのメイン(広角)カメラと48MPの超広角カメラが搭載されます。Pixel 9 Pro/Pro XLは50MPのメインカメラ、48MPの超広角、48MPの望遠カメラを装備。Pixel 9 Pro Foldはメインカメラが48MP、超広角が10.5MP、望遠カメラが48MPになるとのことです。

 

かたや自撮りカメラの解像度は、Pixel 9は10.5MP、Pixel 9 Pro/Pro XLには42MP、Pixel 9 Pro Foldには10MPが搭載されると言います。

 

プロセッサーは、Pixel 9シリーズの4モデル全てが、同じTensor G4チップセットを採用するとのこと。RAM容量はPixel 9が12GB、Pixel 9 Pro/Pro XLおよびPro Fold6には16GBを搭載。最新チップと大容量RAMの組み合わせにより、全機種とも生成AI機能がサクサク動きそうです。

 

目玉機能は、やっぱりGoogleが独自開発した「Gemini AI」。新機能としては、近くで火災や洪水が発生した場合に警告する「緊急SOS」や、スクリーンショットを検索できる「Pixel Screenshots」などがあると書かれています。ほかにも、電話を録音して文字起こしできるとのリーク情報もありました。

 

今のところ、価格についての情報はほとんどありません。前モデルより確実に高性能となっているだけに値上げは避けられなさそうですが、小幅に抑えるよう祈りたいところです。

 

Source: 91mobiles
via: Wccftech

次期「Pixel 9」シリーズ、AIが電話を録音して要約する新機能を搭載!?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 9」シリーズには、集合写真に後から自分(写真を撮っていた人)を付け足す「Add Me」や、過去のスクリーンショットを検索できるなど、さまざまなAI機能が新たに加わると予想されています。

↑AIも会話を聞いています(画像提供/Google)

 

そうした新機能として、電話の録音や再設計されたパノラマ撮影があるとの噂が報じられています。

 

Androidアプリ開発者のDylan Roussel氏は、Pixel 9シリーズには、AIによる「Call Notes」(通話録音と文字起こし)機能があるとXに投稿しました。Roussel氏は未発表のAndroid製品に詳しく、Nothing Phone (2a)についても正式発表前に正確な情報をリークした実績があります

 

アップルの次期iOS 18の電話アプリにも、音声の録音や書き起こし、要約機能が追加されます。公式リリースでは、英語(米国や英国など)やスペイン語、フランス語のほか、日本語にも対応すると予告しています

 

すでにPixelスマホもレコーダーアプリに書き起こしや要約機能(Pixel 8以降)を備えています。このCall Notes機能も、おそらくGoogle製電話アプリに搭載されると思われます。

 

その一方、Pixel 9シリーズには「再設計されたパノラマモード」が搭載されるとのこと。GoogleはPixel 8シリーズで360度写真を撮影できる「Photo Sphere」モードを削除しましたが、それを上回る使いやすさを期待したいところです。

 

Source: Dylan Roussel(X)
via: 9to5Google

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、実はあまり薄くない!? 本命は2025年のモデルか

サムスンの折りたたみスマートフォンは年を追うごとに薄くなっており、最新モデルGalaxy Z Fold6は折りたたんだ状態で12.1mmとなっています。その薄型モデル「Galaxy Z Fold6 Slim」も2024年内に中国・韓国で発売されると噂されていますが、あまり薄くならないとの予想が報じられています。

↑薄さとリスクの板挟み

 

かつてサムスンは折りたたみスマホ市場をリードしていましたが、今では中国メーカーとの「薄さ」競争に晒されています。中国のHonorは厚さ9.2mmのMagic V3を、Xiaomiは9.47mmのMix Fold4を発売しており、それらと比べればGalaxy Z Fold6は「分厚い」印象があります。

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Fold6 Slimを11.5mmまで薄くできたとのこと。これはSペン(スタイラス)の認識に必要なデジタイザーを削除したことによるところが大きく、それだけで0.6mm減らせたようです。

 

さらに、サムスンは薄い内装材をどれほど使うかを検討しているものの、それにより製造コストが上がるほか、製品の信頼性を落とす恐れが発生するとのこと。この信頼性とは、20万回の折りたたみテストに耐えられることや、防水防塵性能を意味しています。

 

つまり、薄くすればするほどデバイスが壊れやすくなったり、水やホコリが侵入しやすくなりかねない。もし発売後に不具合が起きれば、サムスンが打撃を受ける可能性もあり、慎重になっているようです。

 

その一方で、折りたたみ画面は8インチ、カバーディスプレイ(外側の画面)は6.5インチで、どちらもGalaxy Z Fold6より広くなる見通しです。これは、著名リーカーIce Universe氏の情報とも一致しています

 

このスリムモデルに使われた部品は「来年の折りたたみスマホに応用される」予定とのこと。一部の部品は、すでに量産が始まっていると伝えられています。

 

2025年の「Galaxy Z Fold7」は、Galaxy S24 Ultra(7.7mm)並に薄くすることを目指しているとの報道もありました。サムスンがGalaxy Z Fold6 Slimで培ったノウハウを、来年のモデルに生かすと期待したいところです。

 

Source: The Elec
via: 9to5Google

「Nothing Phone (2a) Plus」の全スペックが判明!? パワーアップしている機能は…

英Nothing Technologyは、新たな廉価スマートフォン「Nothing Phone (2a) Plus」を7月31日に発表すると予告しています。その搭載プロセッサーがDimensity 7350 Proであり、前モデルPhone (2a)より全体的に10%近く高速になると述べていました

↑何が変わる?

 

そのNothing Phone (2a) Plusの主要なスペックをインドメディアのSmartPrixが掲載しています。

 

まず、画面はサイズが6.7インチであり、解像度は1080p、ピーク輝度が1300ニト、最大120Hzとのこと。これらは前Nothing Phone (2a)と全く同じ仕様です。

 

また、背面カメラはOIS(光学手ぶれ補正)付き50MPのメインカメラと50MPの超広角カメラを搭載。こちらもNothing Phone (2a)と同じ構成となります。

 

しかし、自撮りカメラは32MPから50MPにアップグレードするとのこと。また、4Kビデオ録画にも対応するそうです。

 

この記事が公開された後、Nothing公式アカウントが自ら「フロントカメラは50MP」とXに投稿しました。リーク情報が正しかったことが裏付けられたかっこうです。

 

SmartPrixによれば、バッテリー容量は5000mAhであり、Phone (2a)と同じながらも、前モデルの45Wよりも高い50Wの急速充電に対応するとのこと。また、8GB RAM+256GBストレージと、12GB RAM + 256GBストレージの2種類が発売されると伝えられています。ちなみに、Nothing Phone (2a)のRAMは8GBのみでした。

 

まだNothing Phone (2a) Plusのデザインは分かっていませんが、Nothingスマホの特徴である背面のGlyph(LEDライト)が前モデルよりも増えているかどうかが注目でしょう。同じであっても、プロセッサーの性能が向上し、RAM容量がアップしているなら、コストパフォーマンスの高い製品となりそうです。

 

Source: SmartPrix
via: 91mobiles

次期「Pixel 9」、全カラバリの画像がついに登場!?

Googleは8月14日深夜2時からの「Made by Google」イベントで、次期スマートフォンPixel 9シリーズを正式発表する予定です。すでに多くのリーク情報が届けられているなか、標準モデルPixel 9の四つのカラーバリエーションがネット上に公開されました。

↑次の色展開は…

 

Android Headlinesは独占リークとして、「Porcelain(ポーセリン)」、「Obsidian(オブシディアン)、「Rose(ローズ)」、「Green(グリーン)」のPixel 9標準モデル画像を掲載。一部の色の名前は違っていますが、以前リークされた情報と概ね一致しています。

 

色の名前は最終的なものではない可能性がありそう。なぜなら、次期ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro 2」のリークされた名称と異なっているからです。もしGoogleが呼び方を統一するのであれば、「ローズ」は「ラズベリー」に、「グリーン」は「モヒート」になるかもしれません。

 

ほかに注目すべきは、Pixel 9標準モデルの側面・金属部分がサテン(つや消しのマット)仕上げ、背面ガラスが光沢仕上げになっていること。先日リークされたPixel 9 Proモデル画像では、側面が光沢仕上げ、背面がマット仕上げに見えたことと対照的と言えます。

 

以下はそれぞれのカラバリと本体の画像です。

 

ポーセリン

画像提供/Android Headlines

 

オブシディアン

画像提供/Android Headlines

 

ローズ

画像提供/Android Headlines

 

グリーン

画像提供/Android Headlines

 

数週間前にも「ローズ」らしきピンクのPixel 9写真が登場していましたが、そちらのほうが鮮やかな色に見えました。ともあれ、実物を手に取れる日を期待して待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

親のスマホどうするか問題。「小容量ギガ+通話し放題」でお得な選択肢は?

2024年7月1日、auの新プラン「スマホスタートプランベーシック 5G/4G」がスタートしました。ケータイからスマホに乗り換える人、または22歳以下でスマホを新規契約する人向けのプランで、既存のプランよりもデータ容量が大容量になったことが特徴です。

 

本記事では、auの新プランを解説するとともに、親世代に多い「ギガは小容量でいいけれど、かけ放題のオプションはつけたい」というニーズに応えるには、どのキャリアやプランが良いのかを比較検討していきます。

 

auのスマホスタートベーシック 5G/4Gは30GBの大容量が特徴

auのサイトから

 

はじめに、auが7月1日に新しく始めたスマホスタートベーシック 5G/4Gをチェックしてみましょう。

プラン名 スマホスタートプランベーシック 5G/4G
データ容量と月額料金 30GB:5203円
割引 ・auスマートバリュー:永年-550円

・家族割プラス:3人以上で永年-550円、2人で永年-220円

・au PAY カードお支払い割:永年-187円

・スマホスタート1年割:翌月から1年間-1188円

・スマホスタート1年割ベーシック(U22):翌月から1年間-550円

割引適用時 ・22歳以下:2178円(1年間のみ、2年目以降は3916円)

・23歳以上:2728円(1年間のみ、2年目以降は3916円)

通話定額オプション

(国内通話24時間無料)

・通話定額2:1980円

┗通話定額割60:-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 3608円(1年間のみ、2年目以降は4796円)

※価格は税込(以下同)

 

スマホスタートプランベーシック 5G/4Gは前述のとおり、ケータイからスマホに乗り換える人、または22歳以下でスマホを新規契約する人向けのプランです。本プランの大きな特徴は、月間データ容量が30GBと大容量であること。そして、22歳以下への割引が手厚くなっていることが挙げられます。各種割引を最大限に適用できれば、1年間限定で月30GBを2178円で使えるので、非常にお得なプランと言えるでしょう。

 

また、このプランには60歳以上なら通話オプション代金が1100円割引となる「通話定額割60」を適用できることも特徴。通話を多用する親世代のユーザーが使ってもお得なプランとなっています。

 

auだと小容量プランも用意

一方、月30GBという大容量プランのため、あまりデータを使用しないシニア世代は持て余してしまいます。その場合、小容量プランが選択肢にあがります。

プラン名 スマホスタートプランライト 5G/4G スマホミニプラン5G/4G
データ容量と月額料金 4GB:2453円 ・~1GB:3465円

・~2GB:4565円

・~3GB:5665円

・~4GB:6215円

割引 ・au PAY カードお支払い割:永年-187円

・スマホスタート1年割:翌月から1年間-1188円

・auスマートバリュー:永年-550円

・家族割プラス:3人以上で永年-550円、2人で永年-220円

・au PAY カードお支払い割:永年-187円

割引適用時 1078円(1年間のみ、2年目以降は2266円) ・~1GB:2178円

・~2GB:3278円

・~3GB:4378円

・~4GB:4928円

通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・通話定額2:1980円

┗通話定額割60:-1100円

・通話定額2:1980円

┗60歳以上の通話割引:なし

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1958円(1年間のみ、2年目以降は3146円) ・~1GB:4158円

・~2GB:5258円

・~3GB:6358円

・~4GB:6908円

 

auには既存の小容量プランとして、ケータイからの乗り換えおよび22歳以下の新規契約者のみが使える「スマホスタートプランライト 5G/4G」と、誰でも契約可能な「スマホミニプラン 5G/4G」の2つがあります。

 

どちらも月間データ量が4GBなので、あまりデータを使用しないシニア世代にはちょうどいいプランと言えるでしょう。

 

ただし、後者のスマホミニプラン 5G/4Gには「通話定額割60」を適用できないことに要注意。通話オプションを適用させた場合の月額料金に大きな違いが生まれます。

 

60歳以上が優遇されるプランを4つピックアップ

プライベートで音声通話を多用する人の場合、LINE通話や、楽天モバイルがリリースしている「Rakuten Link」など、インターネット回線を用いた音声通話を使って節約をしているケースが多く見られます。

 

一方、シニア世代の場合、音質の良い電話回線を用いた音声通話への支持が根強く、定額通話オプションに人気が集まっています。

 

auの場合は60歳以上に適用できる通話オプション割引がありますが、ほかのキャリアの対応状況はどうなのでしょうか? ここでは60歳以上が優遇される4つのプランをピックアップして解説します。

 

ケータイからの乗り換えなら有力な候補となるソフトバンク

ソフトバンクのサイトから

 

ソフトバンクにも、auと同様にケータイからの乗り換えや22歳以下の新規契約者が加入できる「スマホデビュープラン+ライト(4GB)」と「スマホデビュープラン+ベーシック(20GB)」の2つがラインナップしています。

 

このうち親世代のスマホプランにおすすめしたいのは、スマホデビュープラン+ライト(4GB)です。

プラン名 スマホデビュープラン+ライト
データ容量と月額料金 4GB:2266円
割引 1年おトク割:翌月から1年間-1188円
割引適用時 1078円(1年間のみ、2年目以降は2266円)
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・定額オプション+:1980円

┗60歳以上通話おトク割:永年-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1958円(1年間のみ、2年目以降は3146円)

 

こちらは、auのスマホスタートプランライト 5G/4Gとほぼ横並びの内容と価格です。60歳以上が使える通話オプション割引も用意されており、通話定額オプションをつけた場合の料金は月額1958円で、auとまったく同じ金額となっています(2年目以降は3146円)。

 

ケータイからの乗り換えならば、auと並んで有力な選択肢となるプランといえます。

 

2年目以降もお得なワイモバイル

ワイモバイルのサイトから

 

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルにも、60歳以上で通話オプションが永年1100円割引になる「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」があります。

 

月間データ容量4GBの「シンプル2S」と組み合わせれば月額1958円で、au・ソフトバンクと同じ月額料金となります。しかも、auとソフトバンクは最初の1年間のみの価格で、2年目からは価格が上がりますが、ワイモバイルはずっとこの価格で使えるのでお得です。

 

また、家族で加入すれば2台目以降の料金が安くなる割引もあるので、家族で契約をまとめる場合はワイモバイルがおすすめです。

プラン名 シンプル2S
データ容量と月額料金 4GB:2365円
割引 ・おうち割光セット(A):永年-1100円

・PayPayカード割:永年-187円

・家族割引サービス:2台目以降永年-1100円

割引適用時 1078円(おうち割光セットとPayPayカード割を適用)
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・スーパーだれとでも定額+:1980円

┗60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン:永年-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1958円

 

月額1870円とかなりお得なUQモバイル

UQモバイルのサイトから

 

auと同系列のUQモバイルにも永年1100円割引となる「60歳以上通話割」が提供されています。

 

通話メインの高齢者におすすめしたいのは、1GB・15GBの2段階料金となっている「トクトクプラン」。自宅インターネットとのセット割引である「自宅セット割」などを適用したうえで1GB未満に抑えれば、月額990円で済ませることができます。

 

これに、60歳以上の人が「通話放題」を追加しても、月額料金は1870円とお得な価格水準になっています。

プラン名 トクトクプラン
データ容量と月額料金 ・~1GB:2277円

・~15GB:3465円

割引 ・自宅セット割:-1100円 または 家族セット割:-550円

・au PAY カードお支払い割:-187円

割引適用時 990円(~1GBで、自宅セット割とau PAY カードお支払い割適用)
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・通話放題:1980円

┗60歳以上通話割:永年-1100円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) ・~1GB:1870円

・~15GB:3058円

 

割引を適用しなくてもかなり安価なイオンモバイル

イオンモバイルのサイトから

 

MVNOであるイオンモバイルには、60歳以上を対象とした「やさしいプラン」が用意されています。1~10GBまで1GB刻みでデータ容量を選べるほか、夫婦2人で加入すれば容量をシェアすることもできるという自由度の高さが魅力です。

 

また、本記事で取り上げた他社のプランは、自宅インターネットとのセット割や家族割引などを適用できないと割高になってしまいますが、イオンモバイルの場合は割引を適用しないでも安価なことが特徴です。

 

さらに、60歳以上なら、24時間かけ放題の「イオンでんわフルかけ放題」が440円割引の1210円で利用できることもポイント。

 

1GBプランと組み合わせたときの価格は月額1848円で、今回紹介したプランの中でもっとも安い価格となっています。

プラン名 やさしいプラン
データ容量と月額料金 1GB:638円
割引 なし(夫婦2人でシェアするプランあり)
割引最大適用時 638円
通話定額オプション(国内通話24時間無料) ・イオンでんわフルかけ放題:1650円

┗契約者本人が60歳以上の場合:永年-440円

割引適用かつ通話定額オプション適用(60歳以上) 1GB:1848円

 

店舗サポート体制も要チェック

ここまで解説してきたとおり、多くの事業者が60歳以上のユーザーに対する通話割引を用意しており、小容量プランに24時間かけ放題オプションをつけても、60歳以上なら月額2000円未満に抑えることが可能です(auとソフトバンクは1年間のみ)。

 

ただし、自宅インターネットとのセット割引や家族割引を使えない場合は割高となることが多いので、各種割引を適用させなくても安価なイオンモバイルが価格面では有利といえます。

 

ほかのMVNOにも、これらと同等の金額またはより安い金額で「小容量+通話し放題」にできるプランはありますが、親が使うスマホであることを考えると、店舗における対面サポートの有無も重視すべきでしょう。

 

その点、本記事で紹介した事業者はすべて実店舗を全国各地に展開しているため、離れた場所に暮らす親も安心できる選択肢となるはずです。

次期「Pixel 9」シリーズ、かつてない写真編集機能を仕込み中!?

Googleの次期スマートフォン「Pixel 9」シリーズで注目されている新要素の一つは、同社が得意とするAI機能です。新たに流出した情報によれば、AIを使った、かつてない写真機能「Add Me」が搭載される可能性があるようです。

↑写真の機能がパワーアップ(画像提供/Google)

 

Android Headlinesは、著名リークアカウントのOnleaks(Steve H.McFly氏)から提供されたとして、公式プロモーションと称する動画を公開しました。その動画は「YouTube利用規約への違反」があったとして削除済みですが、スクリーンショットは複数のサイトが保存・再公開しています。

 

その中には、次期Pixel 9シリーズに搭載される新AI機能が実際に動く様子が紹介されていました。例えば、冷蔵庫の中味の写真からレシピを提案するGeminiや、撮影したスクリーンショットから情報を検索できる「Pixel Screenshots」などが含まれています。

 

最後に紹介された新機能が、これまで噂のなかった「Add Me」。ザックリ言えば、集合写真に写っていない人を後から追加できるというものです。

 

そのやり方は、まずほとんどのメンバーが写っている写真を撮り、その後にPixelスマホを他の人に渡し、同じ場所で2枚目の写真を撮ってもらう。それを合成して、元々の写真にもう一人を加えるものと推測されます。

↑Add Me機能の様子(画像提供/Android Headlines/Onleaks)

 

プロモ動画によれば、前の写真に写ったメンバーを2回目の撮影で重ね合わせ、その後にAIが違和感のないようにつなぎ合わせる模様。

 

この仕組みは、Pixel 8シリーズに搭載された「ベストテイク」と似ています。そちらは、集合写真を続けて何枚か撮っておき、一人ずつ最も好きな表情を選んで合成するという機能でした

 

注目すべきは、この新機能が「近日公開」と但し書きされていることです。つまり、発売直後には利用できず、後日のアップデートで追加される可能性を示しています。また「すべてのカメラ、アプリ、モードで利用できるわけではない」ともあり、使える場面も限られているようです。

 

歴代Pixelシリーズはカメラの性能にも定評があり、そこにGoogleのAI機能が加われば、非常に強力となるはず。8月14日深夜2時の「Made by Google」イベントでの正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines
via: 9to5Google

サムスンが伝授! 猛暑にスマホのバッテリーを消耗させない5つの工夫

夏の暑さはスマートフォンにとっても過酷。動作が遅くなり、バッテリーが消耗してしまう可能性があります。そこで、サムスンが先日公開した「夏でもスマホを安全に保つためのヒント」をご紹介しましょう。

↑最終手段があるらしい…

 

サムスンによると、一番大切なのはスマホ自体が熱くなるのを避けること。スマホが熱くなっていると気づいたら、次のようなことを試すといいそうです。

 

1: 太陽が当たらない場所に置く

シンプルですが、これが最も基本的なことです。特に注意したいのは、クルマのフロントガラスやダッシュボードにスマホホルダーを設置して、そこにスマホを置いている場合。車内の温度が高くなるうえ、直射日光が当たるかもしれません。暑くなる場所にスマホを置きっぱなしにしないように注意しましょう。

 

2: 使っていないアプリを閉じる

アプリはスマホの電力と作業メモリに負担がかかるので、使い終わるたびに閉じるべき。特にモバイルゲームのようにグラフィックを多用したアプリは、スマホへの負担が大きいため、使用後に閉じる癖をつけるといいでしょう。

 

3: 画面の明るさ・解像度を調整する

スマホの画面の明るさや解像度を調整することもおすすめ。画面の明るさを上げると使用電力が大きくなり、スマホの温度も上がります。

 

スマホの画面の明るさ調整が自動設定になっているなら、屋外など太陽光が当たる場所にいると、自動的にディスプレイの明るさが上げられるので、この自動調整をオフにしておくと効果的。

 

さらに、ディスプレイの解像度も高いほど使用電力が多くなるため、解像度の設定が可能なスマホなら、その設定を見直すこともいいでしょう。

 

4: 充電に気をつける

適切な充電の仕方も覚えておきましょう。バッテリーを完全に使い切ることを繰り返すと、寿命が短くなりやすいそうです。スマホが完全に充電されているのに、充電器につないだままスマホを使うことも、もちろん避けるべきだと言います。

 

5: 機内モードを利用する

サムスンが最終手段としておすすめしているのが、機内モードの利用です。機内モードにすると主要な機能以外が無効になり、熱くなっていたスマホがクールダウンしやすくなるとのこと。もしスマホが熱くなっていると思ったら、一時的に機内モードにして様子を見てみるのもいいでしょう。

 

これらのことに注意して、スマホを猛暑から守ってあげましょう。

 

【主な参考記事】

The Sun. TK Samsung shares ‘cradle’ mistake overheating your phone, slowing it down and killing battery life in list of summer fails. July 24 2024

スマホ・SNS疲れにあり? ちょっとだけスマホとして使えるガラケー、1万円台で登場。7月26日から

モバイル製品を取り扱うJapan Orbic(ジャパンオルビック)は、4G折りたたみフォン 「Orbic JOURNEY Pro 4G」を、7月26日から発売します。価格は1万9800円(税込)となっています。

記事のポイント

一部で期待されていたガラケーライクな折りたたみフォンがついに発売されます。価格が手ごろなので2台目の端末にもいいですし、慣れ親しんだフィーチャーフォンを使いたい人にもハマりそうです。

 

本機は、音声通話メインの使用はもちろん、スマートフォンやSNSと少し距離を置いたライフスタイルを意識する人にも最適とうたうシンプルな折りたたみ式フォンです。

 

広々としたキーパッド、シンプルな操作性、前面と背面のカメラ、と一見するとただのガラケーですが、異なる点はKaiOSを搭載しQualcomm QM215を採用している部分です。KaiOSとは、フィーチャーフォン向けに設計されたLinuxベースのオペレーティングシステムのこと。つまり、本機でもインターネットブラウジングや画像の共有、地図など、ちょっとしたスマートフォンの機能を使えるのです。

 

着信やメッセージを通知する外部ディスプレイは1.77インチ。内部TFT LCDディスプレイは3.2インチで、大きな文字や明るさの調整が可能とのこと。シニアやキッズにも安心して使ってもらえそうです。

 

スペック表