サムスンが伝授! 猛暑にスマホのバッテリーを消耗させない5つの工夫

夏の暑さはスマートフォンにとっても過酷。動作が遅くなり、バッテリーが消耗してしまう可能性があります。そこで、サムスンが先日公開した「夏でもスマホを安全に保つためのヒント」をご紹介しましょう。

↑最終手段があるらしい…

 

サムスンによると、一番大切なのはスマホ自体が熱くなるのを避けること。スマホが熱くなっていると気づいたら、次のようなことを試すといいそうです。

 

1: 太陽が当たらない場所に置く

シンプルですが、これが最も基本的なことです。特に注意したいのは、クルマのフロントガラスやダッシュボードにスマホホルダーを設置して、そこにスマホを置いている場合。車内の温度が高くなるうえ、直射日光が当たるかもしれません。暑くなる場所にスマホを置きっぱなしにしないように注意しましょう。

 

2: 使っていないアプリを閉じる

アプリはスマホの電力と作業メモリに負担がかかるので、使い終わるたびに閉じるべき。特にモバイルゲームのようにグラフィックを多用したアプリは、スマホへの負担が大きいため、使用後に閉じる癖をつけるといいでしょう。

 

3: 画面の明るさ・解像度を調整する

スマホの画面の明るさや解像度を調整することもおすすめ。画面の明るさを上げると使用電力が大きくなり、スマホの温度も上がります。

 

スマホの画面の明るさ調整が自動設定になっているなら、屋外など太陽光が当たる場所にいると、自動的にディスプレイの明るさが上げられるので、この自動調整をオフにしておくと効果的。

 

さらに、ディスプレイの解像度も高いほど使用電力が多くなるため、解像度の設定が可能なスマホなら、その設定を見直すこともいいでしょう。

 

4: 充電に気をつける

適切な充電の仕方も覚えておきましょう。バッテリーを完全に使い切ることを繰り返すと、寿命が短くなりやすいそうです。スマホが完全に充電されているのに、充電器につないだままスマホを使うことも、もちろん避けるべきだと言います。

 

5: 機内モードを利用する

サムスンが最終手段としておすすめしているのが、機内モードの利用です。機内モードにすると主要な機能以外が無効になり、熱くなっていたスマホがクールダウンしやすくなるとのこと。もしスマホが熱くなっていると思ったら、一時的に機内モードにして様子を見てみるのもいいでしょう。

 

これらのことに注意して、スマホを猛暑から守ってあげましょう。

 

【主な参考記事】

The Sun. TK Samsung shares ‘cradle’ mistake overheating your phone, slowing it down and killing battery life in list of summer fails. July 24 2024

スマホ・SNS疲れにあり? ちょっとだけスマホとして使えるガラケー、1万円台で登場。7月26日から

モバイル製品を取り扱うJapan Orbic(ジャパンオルビック)は、4G折りたたみフォン 「Orbic JOURNEY Pro 4G」を、7月26日から発売します。価格は1万9800円(税込)となっています。

記事のポイント

一部で期待されていたガラケーライクな折りたたみフォンがついに発売されます。価格が手ごろなので2台目の端末にもいいですし、慣れ親しんだフィーチャーフォンを使いたい人にもハマりそうです。

 

本機は、音声通話メインの使用はもちろん、スマートフォンやSNSと少し距離を置いたライフスタイルを意識する人にも最適とうたうシンプルな折りたたみ式フォンです。

 

広々としたキーパッド、シンプルな操作性、前面と背面のカメラ、と一見するとただのガラケーですが、異なる点はKaiOSを搭載しQualcomm QM215を採用している部分です。KaiOSとは、フィーチャーフォン向けに設計されたLinuxベースのオペレーティングシステムのこと。つまり、本機でもインターネットブラウジングや画像の共有、地図など、ちょっとしたスマートフォンの機能を使えるのです。

 

着信やメッセージを通知する外部ディスプレイは1.77インチ。内部TFT LCDディスプレイは3.2インチで、大きな文字や明るさの調整が可能とのこと。シニアやキッズにも安心して使ってもらえそうです。

 

スペック表

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、折りたたんだ状態はGalaxy S24 Ultraとソックリ!?

ここ数か月、サムスンは、折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」より画面が大きく、ボディが薄いバージョンを準備しているとの噂が相次いでいます。その製品名が「Galaxy Z Fold6 Ultra」と呼ぶ情報源もあれば、「Galaxy Z Fold6 Slim」になるとの報道もありました。

↑期待が高まるGalaxy Z Fold6 Slim(画像提供/Ice Universe)

 

注目を集めるこのデバイスの情報を、著名リーカーが詳しく発信しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce Universe氏は中国SNSのWeiboで、Galaxy Z Fold6のスリム版は韓国では「Galaxy Z Fold6 Slim」、中国では「W25」という製品名で10月に発表されると主張。「W25」は、まさに中国の3C認証サイトで見つかっていた名前です。

 

Ice Universe氏は、Galaxy Z Fold6 Slimのカバー画面(折りたたんだ状態での外側ディスプレイ)は6.5インチで、Galaxy S24 Ultraと同じアスペクト比19.5:9になると言います。折りたたみ画面は8インチになると述べていますが、どちらもGalaxy Z Fold 6より広くなっています。

 

さらにGalaxy Z Fold 6 Slimはチタン製フレームを採用し、より薄くて軽くなるとのこと。サムスンがそうした方向性を目指すのは、中国の折りたたみ市場で「薄さ競争」が始まっているためとの報道もあります

 

韓国メディアのThe Elecは、Galaxy Z Fold6 Slimは薄くなるために、Sペンを検知するデジタイザーを取り除いたと報じていました。Sペンは使えなくなるものの、「標準モデルより高いスペックを実現している」と付け加えています。

 

2025年の「Galaxy Z Fold7」では、Galaxy S24 Ultra並の薄さを追求するとの噂もありました。まず中国・韓国限定の高級モデル向けに技術を開発したうえで、来年の標準モデルに応用するのかもしれません。

 

Source: ITHome
via: Sammobile

次期「Galaxy S25」シリーズ、ついに衛星通信に対応!?

サムスンはフラッグシップスマートフォンに衛星通信機能を搭載すると、何年も前から噂されてきました。今年初めに発売されたGalaxy S24シリーズでも可能性は高まりましたが、結局は実現していません。

↑今度こそサムスンのスマホも衛星通信を搭載か

 

しかし最近、次期「Galaxy S25」シリーズに衛星通信を搭載する準備を進めている手がかりが、サムスン製アプリから見つかりました。

 

アップルが2022年のiPhone 14シリーズに「衛星経由の緊急SOS」を搭載してから、この機能への注目が集まっています。携帯電話の電波が届かない場所やWi-Fiの圏外でもテキストメッセージを送信でき、これにより多くの人命が救われてきました。

 

Android Authorityが最新のサムスン製アプリを数多く調べたところ、衛星を経由した通信に関するテキスト文字列を緊急SOS、電話、Samsungメッセージで発見したようです。それぞれの詳細は次の通り。

 

  • 緊急SOS: ユーザーが緊急時に衛星を使って通信できることを示唆するもの。携帯電話の電波が圏外のときに緊急サービスを利用できるとのこと
  • 電話: 衛星モードでメッセージを送受信できる機能。携帯電話の電波が使える場合でも、緊急時に接続される可能性があります
  • メッセージ: サムスン製メッセージアプリは衛星通信に非対応。衛星経由でテキストを送受信するには、Googleメッセージを標準メッセージアプリに設定する必要があります

 

今のところ、どのGalaxyスマートフォン(あるいはタブレット)が衛星通信に対応しているかは不明。もしかするとGalaxy AIのように「当初は最新スマホが対応、後にアップデートで旧機種も対応」という展開になるのかもしれません。

 

Source: Android Authority

次期「Pixel 9」と「Pro XL」の新たな画像が登場! ピンクは確定っぽいが…

Googleが次期スマートフォン「Pixel 9」シリーズを正式発表するイベント「Made by Google」が、およそ3週間後に迫っています。そんななか、標準モデル「Pixel 9」と大型のProモデル「Pixel 9 Pro XL」のGoogle公式らしきCG画像がネット上に登場しました。

↑注目のカラーと仕上げは?(画像提供/Google)

 

リーカーのSudhanshu Ambhore氏は、Pixel 9とPixel 9 Pro XLと称するレンダリング(CG)画像をXでシェアしました。後者については、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLのデザインがほぼ同じであることから、確かにPro XLだと裏付ける手がかりはありませんが、かなり大きな印象があります。

 

これらは先週、Googleが公式サイトに掲載した画像と完全に一致。Pixel 9はピンクのカラバリが、Pixel 9 Pro XLは噂にあった「Porcelain」カラーが写っているようです。

 

以前のリーク動画ではPixel 9の背面パネルは光沢仕上げに、Pixel 9 Pro XLはマット仕上げとなっていたはずでしたが、今回はどちらも同じ仕上げに見えます。

 

また先月、アルジェリアで撮影されたハンズオン動画では、Pixel 9は鮮やかなピンク色でしたが、今回の画像では少し暗くて落ち着いた感じです。こうした違いは、見る角度やライティングによるものかもしれません。

 

Pixel 9 Pro XLについては、RAM 16GBやストレージ256GBを搭載していると示すリーク画像も登場しています。Googleの最新AI「Gemini」も快適に動くことになりそうです。

 

Source: Sudhanshu Ambhore(X) 
via: 9to5Google

SNS運用でだいぶ活躍しそう! ASUS「Zenfone 11 Ultra」を仕事目線でレビュー

ASUS JAPANが、「Zenfone」シリーズの最新機種にして、ハイエンドモデルである「Zenfone 11 Ultra」を発売しました。コストパフォーマンスに優れるZenFoneシリーズらしく、メモリー16GB/ストレージ512GBで15万9800円(税込)、メモリー12GB/ストレージ256GBだと13万9800円(税込)と、ハイエンドとしてはお買い得なモデルです。

 

筆者は都内を拠点に、企業の運営するSNSの戦略設計や制作・分析を行なっており、フルリモートで働いています。案件の規模感によっては自身で撮影したり、文章やデザインを制作したりしています。

 

今回はそうした業務においてZenfone 11 Ultraはどこまで活躍できるのか、本当にお買い得といえるのか、発売前にASUS JAPANからお借りして試してみました。

 

最もうれしかったのはまさかのツインアプリ機能でした

最新機種の紹介ながら、今回Zenfone 11 Ultraを使う中で、筆者が正直一番うれしかったのはまさかの「ツインアプリ」機能でした。

↑SNSのアプリは複数ログインが可能に!

 

ツインアプリは1台の端末で同じアプリを2つインストールすることができるというもの。SNSの戦略設計や分析を行なうことの多い筆者の仕事柄、Instagramの複数アカウントを使い分けてログインして管理することが多かったのですが、基本的に1アプリ5アカウントまでしかログインができず、それ以上は都度ログイン・ログアウトする必要がありました。最近では多要素認証が必要なことから、時にはクライアントと連絡を取りながらログイン……という面倒さも感じていたところ、ツインアプリでInstagramのアプリを2つ使えるのであれば純粋に2倍の10アカウントまでログインできるわけです。これはとてもありがたい機能でした。

 

すでに数年前から用意されている機能ではありますが、SNS運用の仕事が一般的になりつつあるいまは特に重要で、筆者のように重宝する人は多いはず。もっと広く知られてほしい機能だと感じます。

 

またSNSのほかにもPokémon GOや原神、PUBGなどのゲームアプリもツインアプリの対応となっているので、ひとつの端末で複数のアカウントでゲームを楽しむこともできます。正直この機能だけでも、Zenfoneを選ぶ大きなメリットになりそうです。

 

イイ感じのショート動画をあっという間に作れそうなカメラ

背面には3つのカメラを搭載しており、それぞれ広角・超広角・望遠と役割が異なります。

↑6軸ジンバルモジュール搭載の高画質カメラを搭載

 

広角カメラには6軸ジンバルモジュールを搭載しているおかげで、静止画・動画ともにカメラのフレーミングをする際の挙動がとても滑らかに感じられました。特に動画の撮影では安定感があり、撮影体験を豊かにしてくれます。本機1台でお出かけ、撮影しながら移動途中にアプリで動画編集すれば、あっという間にショートムービーの制作もできてしまいそうです。

↑ナチュラルな発色、多様なシーンで活躍できそうです

 

↑片手の手持ち撮影でもこれだけ滑らかなムービー撮影が可能

 

また望遠カメラでは光学で3倍、デジタルで最大30倍のズームに対応しています。超広角(×0.7)、広角(×1)、望遠(×2~3)、超望遠(×10~30)をそれぞれ比較して見てみましょう。

↑Zenfone 11 Ultraの超広角(0.7倍)では歪み補正は加えられているものの、全体的に超広角撮影時の不自然さは見られず、ナチュラルな写りに感じました

 

またこれまでスマートフォンで写真を撮るときは超広角と通常の画角のみ使うことが多かったのですが、普段のシチュエーションで2倍・3倍のズームをしてみると意外とおもしろく切り取れたりするものです。

↑ビール缶を手持ちで撮影することが多いので、光学ズームは手放せません(2倍ズームで撮影)

 

↑3倍ズームで切り取ると、シンプルな照明も印象的な写りに

 

↑AIが明暗を調整してくれる、鮮やかな写り

 

以前ASUSから発売されているゲーミングスマホの「ROG Phone 7」をレビューしたときに感じられたビビッドすぎるカメラの写りとは、かなり違うように感じられました。また手持ちのiPhone 15よりも、実際に眼で見た色に近い忠実な写りとなっています。

 

光の影になっている部分もノイズを感じることなく写ってくれますし、ROG Phone 7では特に鮮やかな描写をしていた3原色の緑もZenfone 11 Ultraでは自然な写りのように感じられます。

普段あんまりゲームしなくてもゲーミングスマホ「ROG Phone」は意味ある? 使い込んでみた!

 

お借りした当初はロケハン程度ならカメラを持たずにZenfone 11 Ultraだけで行けるかな〜と思っていましたが、これだけ高機能なカメラを搭載していると実制作でも使えそうなレベルだと感じました。撮影後にVSCOなどの編集アプリで色味を調整し、Canvaで装飾を施せば、Zenfone 11 Ultraだけで満足のいくクオリティで制作物ができそうです。

 

心配を減らせる急速充電と大容量バッテリー

スマートフォンやモバイルバッテリーなど、現代の暮らしでは充電するものが多く、時にはスマートフォンの充電を忘れて寝落ちしてしまった……なんて経験のある方も多いのではないでしょうか。Zenfone 11 Ultraは、急いで充電器に繋いだけれど、全然バッテリーが貯まらないまま家を出る時間になってしまった……という不安とはもうお別れです。

 

65Wの急速充電が可能な充電器を使えば、0%から100%までの充電が最速39分で可能。朝の支度をしている時間にサッと充電すれば、もうバッテリーの心配をすることはありません。

 

実際にそんなシチュエーションを再現してみたところ、目覚めたときにはバッテリーが17%、朝の支度を30分で済ませて家を出るまで充電していたら82%まで回復しました。これだけあれば何とか1日は持ちこたえられそう、少なくとも職場に着くまでにバッテリーの切れを心配する必要はまったくなさそうです。

↑30分の充電でバッテリーは65%充電されました

 

バッテリー容量は5500mAhと、筆者の日常的に使っているGoogle Pixel 7(4355mAh)と比較しても約1.3倍の大容量です。仕事の連絡を返したり、SNSやYouTubeで動画を見たりして1日使っても夕方にモバイルバッテリーから充電しなくても良いというのは、心に余裕ができました。外出に持ち出す荷物もひとつ減るので、うれしいポイントです。

 

なお上記に示した充電速度を確かめるべくバッテリーを消費するために、100%の状態からディスプレイの輝度を最大にしてYouTubeを8時間半ほど再生して、ようやく17%まで減少しました。これだけタフに使っても、なおバッテリーライフが残っているというのには驚きです。仕事のみならずプライベートにおいてもSNSに張り付いている人でも安心できるでしょう。

 

リフレッシュレートの高さやイヤホンジャックも満足度を高めてくれる

Zenfone 11 Ultraはハイエンドだけあって、ほかにもグッとくるポイントがいくつかあります。ひとつはリフレッシュレートです。

 

Zenfone 11 Ultraでは120Hzのリフレッシュレートが設定できます。普段使っているiPhone 15は最大60Hz、Pixel 7でも90Hzのため、滑らかな動きの違いに最初は戸惑うほどでした。ブラウジングやXのタイムラインを上下にスワイプしている際のスムーズさはハイエンドスマートフォンを使っているという満足感とともに、一度慣れた状態でiPhone 15に戻ったら物足りないと感じました。

↑リフレッシュレート144Hzはゲームをプレイ中のみ設定が可能

 

もうひとつは、イヤホンジャック。近年発売されるスマートフォンはイヤホンジャックが削減されがちですが、Zenfone 11 UltraにはUSB Type-C端子に加えて3.5mmのイヤホンジャックが搭載されています。スマートフォンからWeb会議などに参加する際の音声安定化も期待ができます。

 

外出先で突然Web会議に入らなければいけないときに限ってBluetoothの接続がうまくいかなかったり・充電が切れていたりで焦った経験をした方も多いのではないでしょうか。便利なワイヤレスイヤホンは増えてきていますが、一周回って信頼できるのは有線イヤホンだと個人的には考えており、日常的にWeb会議をするビジネスパーソンであれば必携だと思っています。

↑今も昔も接続の安定性は有線イヤホンに軍配が上がります

 

先進的なAI機能をバリバリ使うにはもう少し時間がかかるかも

2024年に入ってから発表されたスマートフォンには、生成AIを搭載した機種も多く見られるなかで、本機種でも通信を必要としないオンデバイスAIが搭載されているのは目玉のひとつといえるでしょう。

 

Zenfone 11 UltraにはASUS独自のAIアルゴリズムを使用した、オンデバイスAIによるAI文字起こし機能・AI通話翻訳機能・AI壁紙生成機能・AI画像検索機能・AIノイズキャンセリング機能が発売時点では提供されています。なお利用に際しては別途キットをダウンロードする必要があります。それぞれ2GB近くのデータをダウンロードするので、購入してすぐに使い始めることができない点には注意しましょう。

 

仕事で最も重宝しそうなのは、AI文字起こし機能です(7月3日時点ではベータ版としての提供)。Zenfone 11 Ultraに搭載されているAIを使えば、本体内で文字起こしまで完結できるため、より効率的に作業ができるようになります。

 

クライアントとの打ち合わせ時にこの機能を使えば、終了時には文字起こしデータが仕上がっています。そのデータをもとにChatGPTなどの生成AIに「議事録を作成して」と指示を出せば、サクッと議事録まで作ることができるようになるわけです。これまで人力で時間を掛けて、時には聞き落としてしまう……というヒューマンエラーが起こり得た部分が、テクノロジーの力によって便利に進められるようになりました。

 

ただこのような生成AIを業務に取り入れるには、使いこなす側のスキルが試される部分が多いのも事実です。今後AIの活躍する領域はどんどん広がってくることは間違いないでしょうから、このように小さな部分から少しずつ慣れていくことが大切でしょう。

 

満足の機能性と未来への期待感がある一台

1日の大半を共にするスマートフォンは、小さな点でも妥協したくはないもの。広角から望遠までカバーするカメラ機能にイヤホンジャックの搭載など、プライベートはもちろん仕事で使うことを想定してもパフォーマンスの高い一台だと感じました。

 

Zenfone 11 Ultraで新たに搭載されたオンデバイスAI機能は、日常生活の中での活躍というよりはシーンを限定して機能を発揮してくれそうです。AIがどんどん私たちの暮らしを便利にしてくれるような、未来への期待感が感じられる機能でした。

 

なお、公式通販サイトである ASUS Storeでは「Zenfone 11 Ultraシリーズ発売キャンペーン」を実施中。8月31日(土)16:59までの購入で、3つの購入者特典(別売りケースのプレゼント、アクセサリー同時購入で15%オフ、送料無料)が受けられます。

↑公式サイトから

 

本体に充電器は付属していないので、65Wの急速充電に対応したAC充電器をおトクに同時購入するのもおすすめです。同じくASUSから発売されているROGシリーズのロゴが入っているのも、所持欲を満たしてくれそうです。

 

OS:Android 14(ZenUI)

SoC:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3(オクタコア)

メモリー容量 :16GB

ストレージ :512GB(UFS 4.0)

ディスプレイ:6.78型 LTPO AMOLEDディスプレイ(1~120Hz、最大144Hz)

解像度:2400×1080ドット(フルHD+)

アウトカメラ:広角(5000万画素)、超広角(1300万画素)、望遠(3200万画素)

インカメラ:3200万画素

バッテリー駆動時間:【Wi-Fi通信時】 約15.9時間/【モバイル通信時】 約13.9時間(5G)、約16.5時間(LTE)

バッテリー容量:5500mAh

サイズ:高さ163.8×幅76.8×奥行き8.9mm

本体質量:約225g

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

次期「Galaxy Z Fold7」、Galaxy S24 Ultra並みに薄くなる!? サムスンが必死になる背景とは

サムスンの最新横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」は、前モデルより軽くなりつつ、わずかに薄くなりました。しかし、同社のモバイル部門トップであるTM Roh氏が、次期「Galaxy Z Fold7」はGalaxy S24 Ultra並に薄くして、サムスン製折りたたみスマホの中で最もスリムなデバイスにするよう指示したと報じられています。

↑スリムになりたい(画像はGalaxy Z Fold6)

 

最新のGalaxy Z Fold6は折りたたみ時の厚さが12.1mmであり、前モデル(13.4mm) より薄くなっています。しかし、韓国ニュースメディアNaverによると、TM Roh氏は「折りたたんだときに通常のスマホ(Galaxy S24 Ultraをベースに7.7mm)と同じぐらいに薄く」するよう開発チームに命じているとのこと。実現すれば、Galaxy Z Fold 7はFold6より約36%も薄いことになります。

 

この背景には二つの事情があると伝えられています。一つ目は、サムスンが折りたたみスマホ市場を成長せるには「薄くて軽い製品」が必要だと考えていること。現在の折りたたみデバイスは分厚くて重いため、2023年の世界スマホ市場のわずか1.6%しか占めていませんでした。

 

二つ目は、折りたたみスマホ市場で「薄さ競争」が始まっていること。今月、中国のHonorは「世界最薄の折りたたみスマホ」としてMagic V3(9.2mm)を発売。Xiaomiは厚さ9.47mmのMix Fold4を投入しています。

 

しかし、折りたたみスマホを「薄く・軽く」することは、内部スペースが狭くなることを意味します。Galaxy Z Fold6は冷却のためにベイパーチャンバーを内蔵していますが、それを収納することも難しくなるでしょう。また、薄型化した場合はバッテリー容量を小さくし、バッテリー持ちの時間を妥協することを迫られる可能性もあります。

 

サムスンはGalaxy Z Fold6よりも薄い「Galaxy Z Fold6 Ultra」または「Galaxy Z Fold6 Slim」を2024年中に中国や韓国で限定発売すると噂されています。それらが実際に登場するのか、Galaxy S24 Ultra並に薄くできないからと発売を見送られるのか、続報を待ちたいところです。

 

Source: Naver
via: Wccftech

ゲームめちゃ捗りそう、中国のゲーミングスマホREDMAGICに最新モデルが登場。7月25日から予約開始

中国深センに本社を置くスマートフォンメーカーのREDMAGIC(レッドマジック)は、高性能なSoC「Snapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョン」を搭載したスマホ「REDMAGIC 9S Pro」を発表。7月25日から、日本公式サイトにて先行予約が開始されます。

 

記事のポイント

「ゲーミングスマホ」と呼ばれるカテゴリの製品が少ないなか、ゲームをするための機能や性能に振り切った製品。スペックに申し分はなさそうなので、「ゲーミングスマホがほしい」という人には間違いなく選択肢に上がるでしょう。

前モデル「REDMAGIC 9 Pro」で好評だったというデザインや人気カラーを継承しつつ、9S Proは現時点で最も高性能なSoCであるSnapdragon 8 Gen 3 リーディングバージョンを搭載。さらに、最大80Wの急速充電を可能とするほか、6500mAhの大容量バッテリーや冷却ファンや冷却ジェルを採用した「ICE 13.5冷却システム」を装備するなど、ゲームをするために作られたスマホと言えます。

 

モンスター級ゲーミングスマホとうたわれる理由はそれだけではありません。ゲームの世界に没入できるよう、インカメラをスクリーンの下に隠し、パンチホール・ノッチのないフルディスプレイを実現。画面占有率は93.7%にも及びます。

 

また、背面は独自の一体型ガラスを使用し、特別に設計された部品を用いてレンズを本体に完全に組み込むことで、横向きでゲームをするときでも持ちやすい仕様になっているとのこと。

 

150Wの高出力を誇る充電ドッグ「REDMAGIC DAO 150W GaN 充電ドック」も同時発売されます。

 

なお、日本での正式発売は8月5日からとなっています。先行予約販売期間中は9S Proが最大5000円オフで購入できる予約クーポンも配布されます。

 

メーカー:REDMAGIC

製品名:REDMAGIC 9S Pro

販売価格:

Sleet スリート (ブラック)12GB + 256GB:12万2800円

Frost フロスト (ホワイト)12GB + 256GB:12万2800円

Cyclone サイクロン (黒スケルトン)16GB + 512GB:15万2800円

Snowfall スノーフォール (シルバー)16GB + 512GB:15万2800円

※価格はすべて税込

「Galaxy Z Flip6」、ポートレートで2倍ズーム撮影ができるようになっていた!

サムスンの最新縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、広角カメラのイメージセンサーが前モデルの12MPから50MPに大きく強化されました。つまり、Galaxy Z Flip5より4倍以上もディティールが細かい写真を撮れるようになったわけです。

↑ポートレートはお手の物

 

最近では、ポートレートモード(背景ぼかし)で2倍ズーム撮影が可能になったことが明らかとなりました。

 

Galaxy Z Flip5では、背面のメインカメラが12MPに留まっていたため、2倍以上の倍率で高品質の写真を撮ることができません。そのためサムスンもポートレートモードを1倍に制限せざるを得ませんでした。

 

しかし、Galaxy Z Flip6のメインカメラでは、等倍と2倍ズームの両方でポートレート撮影ができます。これにより撮影する際の自由度が高まり、被写体に物理的に近づく必要性が減りました。

 

サムスン製品情報サイトSammobileが50MPカメラで等倍と2倍ズームで撮影したポートレート写真は次の通りです。

↑等倍と2倍ズームで撮影したポートレート(画像提供/Sammobile)

 

Galaxy Z Flip6は「縦折りかつ薄型」というデザインのため、搭載できるイメージセンサーにも制約があります。超広角カメラの画素数は12MPに留まり、あいかわらず望遠カメラが積まれていません。

 

とはいえ、イメージセンサーが進化したことで夜景撮影もきれいになり、進化したことは確かです。ポートレート写真をたくさん撮る人にとって、Galaxy Z Flip6は最高のパートナーとなりそうです。

 

Source: Samsung
via: Sammobile

Nothingの「CMF Phone 1」、バックカバーやアクセサリを自作できる3Dファイルを公開!!

先週、英Nothing Technologyはお手ごろ価格の新型スマートフォン「CMF Phone 1」を正式発表しました。その最大の特徴は、バックカバーを気分に合わせた色に交換したり、カスタムアクセサリを取り付けたり、さまざまな模様替えができることです。

↑カスタマイズ力が高い(画像提供/Nothing)

 

そうしたバックカバーやアクサセリをユーザーが3Dプリンタで自作できるよう、Nothingは3Dファイルを公開しました。

 

Nothingは公式サイトで、自社製品の寸法を詳しく書いたドキュメントや図面を公開。それと合わせて、CMF Phone 1用バックカバーの3Dモデルを含む.stlファイルと.stpファイルをダウンロード可能としています。前者は精度の高い3Dデータであり、後者は主に3Dプリンタへデータを送るときに使われるファイル形式です。

 

これらのファイルを使えば、Nothing公式バックカバーの色変えバージョンを作ったり、アレンジ版を3Dプリンタで出力したりすることもたやすくできるわけです。

 

Nothingは「あなたが経験豊富なメーカーであろうと謙虚な愛好家であろうと、CMF Phone 1にはエキサイティングな機会が満ちあふれています」と述べています。個人ユーザーが自分専用のアクセサリを好きに作るもよし、サードパーティーのアクセサリー企業がCMF Phone 1用の製品を作っても構わないと呼びかけているようです。

 

CMF Phone 1の背面にアクセサリやバックカバーを取り付けるネジは、すべて一般的な「M2」を使っているため、交換パーツは簡単に入手できるはずです。お手元に3Dプリンタがある方であれば、気軽にチャレンジしてもいいかもしれません。

 

Source: Nothing
via: 9to5Google

次期「Pixel 9」シリーズ、8Kビデオ撮影に対応!? 大注目のカメラ性能の最新予想

GoogleのPixelスマートフォンは、新型モデルが登場するたびに進歩するカメラ性能が注目を集めてきました。次期「Pixel 9」シリーズについても、全モデルともカメラが大きく強化され、少なくとも一部の機種は8K動画撮影に対応するとの噂が報じられています。

↑Pixel9シリーズのカメラ性能に期待!(画像提供/Kamila Wojciechowska)

 

著名リーカーのKamila Wojciechowska氏によれば、標準モデルPixel 9の超広角カメラは、前モデルのソニー製IMX386からIMX858に変更。画素数は50MPで同じであるものの、センサーが大型化するため、暗い場所や夜間などでの撮影クオリティが上がることになりそうです。

 

さらに、自撮りカメラにはオートフォーカス機能が追加されるとのこと。固定焦点式のぼやけた画質ではなく、くっきりと鮮明な自撮りが可能となるでしょう。

 

次にPixel 9 ProとPixel 9 Pro XLは、自撮りカメラ、望遠カメラ、超広角カメラすべてにIMX858センサーを搭載すると言います。他の2つもさることながら、自撮りカメラは前モデルの10.5MP から50MPへと5倍近くになり、iPhone 15 Proモデル(12MP)をはるかに超えています。

 

また、Pixel 8 Proにあった赤外線温度センサー「Melexis MLX90632」を引き継ぐとのこと。ほとんど使い道がなかったとの声もありますが、Googleが残す方針を採るのは興味深いことです。

 

新たにPixel 9シリーズに加わる「Pixel 9 Pro Fold」、すなわち折りたたみデバイスPixel Foldの後継機もカメラが少し調整されるようです。まず超広角カメラのイメージセンサーはIMX386からサムスン製の3LUに、内側の自撮りカメラはIMX355からサムスンの3K1に置き換えられるとのこと。

 

どちらもセンサーサイズが小さくなっており、一見すればダウングレードではないかと思いますが、これはPixel 9 Pro Foldが前モデルより2mm薄くなったためのようです。とはいえ、上手くいけば撮影の品質にほとんど影響ないかもしれません。

 

最後に、Pixelカメラアプリの次期バージョンでは、8K(7680×4320)ビデオを毎秒30フレームで録画できるようになるとのこと。具体的にどのモデルが可能かは分かっていませんが、8K録画できるアプリで使う「8K」アイコンは見つかっています。

 

毎年のようにユーザーの予想を大きく超えてくるPixelスマホのカメラですが、今年もハードウェア・ソフトウェアともに充実のアップデートを期待できそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

Galaxy Z Flip6、「ドラえもん特別エディション」が香港で限定発売!

サムスンは新型の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」の発表からわずか数日後に、日本の『ドラえもん』とコラボした特別モデルを発表しました。正式名称は「Galaxy Z Flip6 Doraemon Limited Edition」であり、香港だけの限定販売となります。

↑どこでもドアで香港に買いに行きたい(画像提供/サムスン)

 

同社は香港向け公式サイトで本製品を発表し、現在は予約受付中。この特別モデルは800台のみ生産され、先着順で販売されます。価格は1万698香港ドル(約21万7000円※)であり、内蔵ストレージは512GBです。

※1香港ドル=約20.3円で換算(2024年7月16日現在)

 

そんなGalaxy Z Flip6・ドラえもんエディションの箱には、次のような同梱物が入っています。

 

  • ドラえもん特別エディション用スマホスタンド
  • ドラえもん特別エディション用の本体保護ケース

 

このうちスマホスタンドは、特殊な磁石により背面のどこにでも装着できます。

↑Galaxy Z Flip6・ドラえもんエディション(画像提供/サムスン)

 

Galaxy Z Flip6本体にはドラえもんの特別テーマやオープニング・アニメーション(香港でのイベント用ひみつ道具「100%友達を呼ぶ鈴」)、ロック画面やホーム画面、アプリの特別アイコンもプリインストール済みです。

 

また、公式サイトで予約した人には、ドラえもん特別仕様のトートバッグをプレゼント。ほかにも、有料の保証サービスSamsung Care+や65W USB PD充電器も無料で付いてきます。

 

香港でのドラえもん人気はすごいものがあり、今年5月の大型イベント「100%ドラえもん&フレンズ」でも世界初のドローンショーが行われていました。日本国内でも、Galaxy Z Flip6ドラえもんエディションの発売を望みたいところです。

 

Source: Samsung
via: Sammobile

次期「Pixel 9 Pro」シリーズ、「Gemini Advanced」が1年間無料?

Googleの新製品発表イベント「Made by Google」開催まであと1か月を切ったなか、次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9 Pro」を買うと有料のAIチャットサービス「Gemini Advanced」が1年間、無料で使えるかもしれないと報じられています。

↑次の魅力はGemini Advanced?(画像はPixel 8 Pro)

 

米9to5GoogleがGoogleアプリの最新ベータ版(バージョン15.28)を解析したところ、「あなたのPixel Proは、新機能に優先的にアクセスできる最も優秀なAIモデル・Gemini Advancedのサブスクリプションに1年間、無料で登録できます」との文字列が見つかりました。

 

次期Pixel 9シリーズは、標準モデル「Pixel 9」と上位モデル「Pixel 9 Pro」、大型の「Pixel 9 Pro XL」および折りたたみ機「Pixel 9 Pro Fold」の4機種になると予想されています。ここでいう「Pixel 9 Pro」はおそらくPixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Foldを指しているのでしょう。

 

Googleはまもなく、モバイル機器を使って人間とAIが自然に会話できる「Gemini Live」を展開する予定であり、利用するにはGemini Advancedが必須となります。つまりPixel 9 Proモデルでは、Gemini Liveが主なAI機能の一つになる可能性があるようです。

 

ほかにも、Google Oneで提供している「AIプレミアム」と同じく、2TBストレージも付いてくる模様。これは日本の場合は月額2900円であり、AIよりも「Googleフォトの置き場」として魅力を感じる人がいるかもしれません。

 

さらに「P9」シリーズへの言及としては、6か月間の無料トライアルが受けられるとの文字列も見つかっています。これは標準モデルPixel 9を指している可能性があります。

 

Pixel 9シリーズは、前モデルよりプロセッサーも処理能力がアップし、全体的なハードウェアの改善が予想されています。ですが、最も注目されるのはGoogleの強みである先進的なAI機能となりそうです。

 

Source: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」、片手で持ちやすくなる? デザイン改良の可能性が浮上

サムスンは、フランスの首都パリで行われたUnpackedイベントでGalaxy Z Fold6などの新型折りたたみスマホを発表しましたが、すでに世界の注目は次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズに移っています。そのうち最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」のデザインについて著名リーカーが詳しい情報を発信しました。

↑片手で持ちにくいとも言われるGalaxy S24 Ultra

 

現行のGalaxy S24 Ultraは四隅が角張り、側面がシャープになったことで、一部ユーザーからは片手で持ちにくいとの声が上がっています。そんななか、サムスンの未発表製品に詳しいIce Universe氏は、次期モデルのデザインが変更されると主張しました。

 

Xへの投稿によると、Galaxy S25 Ultraのミドルフレームは前面と背面が非対称にデザインされており、背面に近いほうは丸みを帯び、ディスプレイ側は直線的とのこと。これはサムスンがホールド感、つまり持ちやすさを考えた結果だと述べています。

 

また、ミドルフレームは前モデルよりも狭くなりつつ、本体幅はS24 Ultraとほぼ同じ。そのため、見た目には画面周りのベゼルが薄くなっているとのことです。

 

これに先立ち、Ice Universe氏はGalaxy S25 Ultra本体の厚みは8.4mmで、S24 Ultraより0.2mm薄くなっていると主張していました。それでも、(本体の内部スペースが小さくなることにより)カメラのイメージセンサーに影響はなく、画質が落ちたり望遠性能が下がったりすることもないと示唆していました。

 

Galaxy S24 Ultraのデザインは持ち心地に賛否があるほか、実際の寸法よりも幅広く見えると評されていました。もしサムスンがこの通りの変更をするのであれば、ユーザーの声に耳を傾け、自社製品をより使いやすくする方針の表れかもしれません。

 

Source: Ice Univerese(X) 

via: Wccftech

「Pixel 9 Pro XL」をPixel 9と比較した動画が登場! 画面のサイズがあまり変わらない!?

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9」シリーズのうち、標準モデルPixel 9の実物らしき写真は相次いで流出していました。今度は、最大サイズと噂される「Pixel 9 Pro XL」を手に取った動画が公開されています。

↑Pixel 9 Pro XL(左)とPixel 9を比較(画像提供/Pixophone/TikTok)

 

TikTokユーザーのPixophone氏は、Pixel 9 Pro XLらしきデバイスを紹介する二つの動画をシェアしました。背面にはGoogle製プロトタイプ恒例の「G」のロゴがあり、発売前のハードウェアであることを示しています。

 

これらの動画では小型のPixel 9と比較しており、大きさ以外のいくつかの違いが確認できます。まず、Pixel 9が光沢ある背面に対して、Pixel 9 Pro XLは指紋が付きにくいマット仕上げになっています。その一方、側面のレールは逆になっており、Pixel 9 Pro XLの周囲はピカピカして少し安っぽい印象があります。

 

また、Pixel 9の画面サイズは6.24インチ、Pixel 9 Pro XLは6.73インチと噂され、本体の大きさもかなり違うと予想されていました。しかし今回の動画を見る限り、劇的な差があるというわけではなさそう。ちなみに、「Pixel 9 Pro」の画面サイズは6.34インチとの説が有力です

 

さらに、Pixel 9 Pro XLとGalaxy S24 Ultraとの比較もあります。Galaxy S24 Ultraは画面サイズが6.8インチ、しかも箱形の角ばったデザインのため、明らかにPixel 9 Pro XLより大きい模様。Pixel 9 Pro XLの背面カメラバーがどれほど太いかもよくわかります。

↑Galaxy S24 Ultra(右)と比べると背面カメラバーが際立つ(画像提供/Pixophone/TikTok)

 

Pixel 9 Pro XLはPixel 9シリーズ最大の機種となるものの、画面サイズはPixel 8 Proの6.7インチとほとんど差がありません。Googleがどのように「XL」ぶりをアピールするのか興味深いところです。

 

Source: Pixophone(TikTok)
via: 9to5Google

Nothingサブブランドが初のスマホ発売!「CMF by Nothing」が3製品を発表

イギリスのコンシューマー・テクノロジー・ブランドNothingのサブブランドCMF by Nothingは、2024年7月8日にCMF Phone 1、CMF Watch Pro 2、CMF Buds Pro 2という3つの新製品を発表。すべての製品はcmf.techおよび正規販売パートナーから購入できます。7月8日より先行予約を開始し、7月12日より一般販売を開始。

 

CMF Phone 1

・8GB + 128GBモデル: 209ポンド/239ユーロ
・8GB + 256GBモデル :239ポンド/269ユーロ

※日本での発売日、価格は未定。

CMF Phone 1に搭載された最新のMediaTek Dimensity 7300 5Gプロセッサーは、Nothingと共同開発されたもので、高速で安定した処理能力を効率的に提供。また、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載したCMF Phone 1は、1回の充電で最長2日間の連続使用が可能。RAMブースターを使用した最大16GBのRAMも相まって、マルチタスクを快適に処理できます。

 

CMF Phone 1は、強力なソニー製50MPリアカメラと、さらに豊かなぼけ効果をもたらす専用のポートレートセンサーを備え、現実の生活をありのままに撮影することを可能にしました。前面には16MPのセルフィーカメラが搭載。これらの画像はすべて6.67インチの明るいSuper AMOLEDディスプレイで表示され、極めてスムーズな120Hzのアダプティブリフレッシュレートはなめらかな操作性を実現しています。

 

仕事から遊びまで、あらゆる場面でユーザーをナビゲートするのはNothing OS 2.6。機能的でありながらパーソナライズも可能なオプションを備えています。

 

CMF Phone 1はバックカバーを気分に合わせた色に交換したり、カスタムアクセサリを追加したりすることで、完全にパーソナライズされた日常体験を作り出すことができます。

■CMF Phone 1のアクセサリー

・ケース(ブラック、オレンジ、ライトグリーン、ブルー):29ポンド
・スタンド:19ポンド
・ランヤード:19ポンド
・カードケース:19ポンド

※日本での発売日、価格は未定。

 

CMF Watch Pro 2

実売価格1万1000円 (税込)

交換可能なベゼル、高解像度の1.32インチAMOLED常時表示ディスプレイ、カスタマイズ可能な100種類以上の文字盤を備えた、多用途でスタイリッシュなスマートウォッチです。

 

120種類以上のスポーツモードをサポートし、5種類のスポーツを自動認識します。また、心拍数、血中酸素飽和度 (SpO₂)、ストレスレベルを24時間モニタリングします。

 

さらに、Bluetooth通話、音楽の遠隔操作に加え、通知の受信やカメラの遠隔操作、天気予報の確認といった機能も利用できます。また、アクティブなライフスタイルに対応できるよう、IP68等級の防水・防塵性能を備え、最大11日間のバッテリー寿命を誇ります。

 

CMF Buds Pro 2

実売価格1万1000円 (税込)

クラス最高レベルの機能を備え、リスニング体験を向上させるよう設計されています。ケースにはカスタマイズ可能なスマートダイヤルが搭載されており、サウンドのあらゆる設定を指先で簡単に調整できます。

 

11mmのバスドライバーと6mmのツイーターを組み合わせたデュアルドライバーを搭載しており、ハイレゾオーディオワイヤレス認証のLDACテクノロジー、Dirac Opteoも相まって、Buds Pro 2は驚くほど没入感のある鮮やかなHiFiサウンドを提供します。最大50dBのノイズ低減効果を持ち、最大5,000Hzの帯域幅をカバーする進化したハイブリッドアクティブノイズキャンセリングにより、雑音に邪魔されることなく、原音に忠実でクリアなサウンドを集中して楽しむことができます。

 

Clear Voice Technology 2.0とWind-Noise Reduction 2.0を搭載した6基のHDマイクによって通話が明瞭に保たれ、いかなる環境でもクリアな通話が可能。空間オーディオ効果による立体的な音環境は、より深い没入感を作り出します。

 

ケースと併用することで最大43時間の驚異的な連続再生を実現し、10分間の急速充電で7時間の音楽再生が可能です。

 

Editor’s Eye

スマホの国内価格が未定ですが、サブブランドだけに相当お買い得なのではないかと期待がかかります。スマートウォッチはフェイスデザインが特徴的で、定番品を避けたいという人にニーズがありそうです。(GetNavi web編集部デジタル担当/西牧裕太)

iOS版「グーグルマップ」、スピードメーターと速度制限機能を追加!

iOSとCarPlay向けの「グーグルマップ」にスピードメーターと速度制限の機能が導入されていると、海外テックメディアのTechCrunchが報じています。

↑安全運転をもっとサポート(画像提供/TechCrunch)

 

Android向けのグーグルマップでは2019年から、スピードメーターと速度制限が導入されています。これにより、現在の移動速度やその場所での速度制限、移動式スピードカメラを確認することが可能になったのです。

 

iOSとCarPlay向けのグーグルマップの新機能は、基本的にAndroid向けのスピードメーターと速度制限と同じ。ユーザーがナビゲーションを開始すると、地域に応じて車両の速度がマイルかキロメートルで表示され、アイコンは速度インジケーターに応じて色が変わり、ドライバーに制限速度を守るようにさりげなく促します。

 

グーグルマップでスピードメーターと速度制限をオンにするには、アプリのプロフィールから設定→ナビゲーション→運転オプションへと移動する必要があります。

 

iOSとCarPlay向けのグーグルマップのスピードメーターと速度制限が全世界で展開されていることをTechCrunchはグーグルへの取材で確認しています。クルマの運転でグーグルマップを使うiPhoneユーザーには、ありがたい機能となりそうです。

 

Source: TechCrunch via MacRumors

まだ忘れないで!「Galaxy Z Fold6 Ultra」開発の可能性が再浮上

サムスンの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」が正式に発表されましたが、最上位モデル「Ultra」が後日発売されるとの噂が以前にありました。その見込みは消えたように思えたものの、まだ同社が開発している可能性が浮上しています。

↑Galaxy Z Fold6 Ultraの可能性は…

 

ここ数か月、サムスンの次期横折りスマートフォンはいくつか種類があると噂されてきました。一つ目は標準モデルのGalaxy Z Fold6、二つ目は製造コストを減らした廉価モデル、三つ目は薄型モデルの「Galaxy Z Fold6 Slim」、最後に最上位モデル「Galaxy Z Fold 6 Ultra」です。

 

最近ではUltraモデルの話を聞かなくなりましたが、ドイツのテック系情報サイトWinfutureによると、このデバイスはGalaxy Z Fold6標準モデルやGalaxy Z Flip6と同時に発売する予定だったとのこと。韓国だけの限定販売を計画していたものの、延期されたと述べています。

 

まだ実際に発売されるかどうかは不明なものの、サムスンは中国で超薄型の折りたたみ機・Honor Magic V3が発売されることから「内部的に」プレッシャーを感じているそう。そのため、より薄く、より大きな画面を搭載したUltraモデルが「現実的な答え」になるかどうかを検討していると述べています。

 

もっとも、このUltraモデルが、10月発売と予想されるSlimモデルと同じ製品かどうかは不明。Winfutureはこの件に触れていませんが、同サイトが挙げたモデル番号「SM-F958」はスリムモデルの噂で出てきたことはなく、もっぱらUltraモデルの型番とされてきました

 

いずれにせよ、今年のGalaxy折りたたみ機の新製品はまだまだ登場する模様。これらの特別モデルは中国や韓国だけで発売されるとみられていますが、日本を含めた海外展開にも期待したいところです。

 

Source: Winfuture
via: 9to5Google

PDFの翻訳から文章や画像の生成までAIが実行。サムスン新スマホ「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」

サムスン電子は、製品発表イベント「Samsung Galaxy Unpacked 2024」を開催。折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」を発表しました。日本でも7月31日に発売します。Samsungオンラインショップで販売されるSIMフリーモデルのラインアップと税込価格は下記のとおりです。

 

Galaxy Z Fold6

256GBモデル 24万9800円(シルバーシャドウ/ネイビー/クラフテッドブラック/ホワイト)

512GBモデル 26万7800円(シルバーシャドウのみ)

1TBモデル 30万3800円(シルバーシャドウのみ)

 

Galaxy Z Flip6

256GBモデル 16万4899円(ブルー/シルバーシャドウ/ミント/イエロー/クラフテッドブラック/ホワイト)

512GBモデル 18万2900円(シルバーシャドウのみ)

 

両モデルのクラフテッドブラック/ホワイトはSamsungオンラインショップ限定カラーです。

 

メモの要約、会話の翻訳、文章生成まで幅広くGalaxy AIがサポート

サムスンは2024年にリリースしたGalaxy S24シリーズから「Galaxy AI」と呼ばれるAI機能を打ち出しており、今回登場した折りたたみスマホにもGalaxy AIを搭載。日本では「折りたたみAIフォン」としてアピールしています。これにともない、いくつかの新機能も搭載されました。

 

たとえば「ノートアシスト」機能では、会議時にとったメモの内容を分析して要約したり、メモを別の言語に翻訳したりできます。また、メモを取りながら録音しておくと、録音中の該当時間にどんなメモを取ったか示してくれます。さらに、作成したノートに対してAIが生成したカバーや画像でデコレーションすることも可能です。

↑Galaxy AIによってこれだけのアシストをしてくれるようになりました

 

「閲覧アシスト」では、Webページのテキスト全文を読み込んで、記載されている内容を要約してくれます。

↑Webページを開いているときに画面下にあるGalaxy AIのアイコンを押すと、要約と翻訳を選べます

 

要約を押すと、画面下半分にWebページの要約が表示

 

さらに、PDFファイルを開いている状態でAI機能をオンにすると、PDFに記載されている言語を翻訳することも可能です。本文はもちろん、PDF内の図版や画像内テキストも翻訳できます。

 

会話のリアルタイム通訳ほか、録音データの文字起こしや要約もしてくれます。会話のリアルタイム通訳は複数の話者がいるような場面でも利用できるため、海外の講義や会議でも活躍してくれそうです。

 

文章の生成機能も追加されました。 Samsungキーボードを立ち上げて、単語やキーワードを入力すると、ワードに合った文章を生成してくれます。文章は「標準」「Eメール」「ソーシャルメディア」「コメント」と、「プロフェッショナル」「カジュアル」「丁寧」の中から選べます。

 

【文章の生成機能をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

イラストを描けば画像にしてくれる機能も搭載

画像でもAI機能を活用できます。人物を撮影すると顔を認識して写真からアバターを作れる「ポートレートスタジオ」を搭載。また、画像内にイラストを描いて囲うだけで画像を生成する機能も搭載しました。かなり粗いイラストでも描きたいものを正確に読み取って、いくつかのスタイルの画像を生成してくれます。

 

【画像の生成機能をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

なお、これらの機能はSペンから呼び出すことができます。

 

Galaxy Z Fold6はシリーズ史上最軽量/最薄に

横折りのGalaxy Z Fold6は、大画面とGalaxy AIによってさらなる生産性アップや効率化を実現できるとうたったモデルです。また、シリーズ史上で最も軽く薄いことも特徴。重さは約239gで、閉じたときの厚みは約1.2cmに抑えられています。

↑Galaxy Z Fold6。奥がシルバーシャドウ、手前がネイビーのモデルです

 

ディスプレイは開いた画面が7.6インチ、閉じたときの画面が6.3インチ。輝度は2600nitでリフレッシュレートは1~120Hzの可変式となっています。

↑開くとタブレットのような印象は変わらず

 

SoCはクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを搭載し、メモリーは12GBです。バッテリーは4400mAh。

↑背面カメラは50MP/12MP/10MPの3眼構成です

 

主なスペック

SoC Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
ディスプレイ 開いたとき7.6インチ、閉じたとき6.3インチ
メモリー 12GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB
バッテリー 4400mAh
カメラ 背面カメラ:50MP/12MP/10MP
インカメラ:10MP
防水防塵 IP48
生体認証 指紋/顔
サイズ 開いた状態:約132.6×153.5×5.6mm
閉じた状態:約68.1×153.5×12.1mm
重さ 約239g

 

Galaxy Z Flip6はカバー画面とカメラが進化

縦折りのGalaxy Z Flip6はカバー画面の使い勝手とカメラ体験が進化しました。カバー画面は天気に合わせて画面が変わったり、選択した画像に合わせて生成AIで壁紙を提案してくれたりします。

↑Galaxy Z Flip6

 

カバー画面でメッセージは最大7個まで表示でき、返信時は3つの内容を提案。ハンズフリー通訳も表示してくれます。加えてウィジェットのカスタマイズも可能で、ヘルスケア画面やリマインド、天気など好みに合わせて表示を変えられます。

↑ウィジェットのカスタマイズが可能

 

背面カメラは50MPと12MPの2眼構成。カメラを起動して人数や人の写りによって自動で画角を調整してフレーミングしてくれる機能を新たに搭載しています。

↑カメラが目立つよう、リングを付けたようなデザインになっています

 

ディスプレイは開いた状態で6.7インチ、カバー画面は3.4インチで、輝度は2600nit、リフレッシュレートは1~120Hzの可変式です。

↑開くと6.7インチの縦長画面に

 

SoCやメモリーはGalaxy Z Fold6と変わらずで、バッテリーは4000mAhとなっています。

 

主なスペック

SoC Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
ディスプレイ 開いたとき6.7インチ、カバー画面3.4インチ
メモリー 12GB
ストレージ 256GB/512GB
バッテリー 4000mAh
カメラ 背面カメラ:50MP/12MP
インカメラ:10MP
防水防塵 IP48
生体認証 指紋/顔
サイズ 開いた状態:約71.9×165.1×6.9mm
閉じた状態:約71.9×85.1×14.9mm
重さ 約187g

 

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6はauとドコモからも販売されます。auは7月31日発売で、ドコモは7月下旬以降の発売です。それぞれ販売されるカラバリとストレージは以下のとおりとなっています。

 

au

Galaxy Z Fold6

シルバーシャドウ 256GB/512GB/1TB

※512GB/1TBはau Online Shop限定で展開

ネイビー 256GB

 

Galaxy Z Flip6

ブルー 256GB

シルバーシャドウ 256GB/512GB

ミント 256GB

イエロー 256GB

※シルバーシャドウの512GBモデルとイエローのモデルはau Online Shop限定で展開

 

ドコモ

Galaxy Z Fold6

シルバーシャドウ 256GB/512GB

※シルバーシャドウの512GBモデルはドコモオンラインショップ限定

 

Galaxy Z Flip6

ブルー 256GB

シルバーシャドウ 256GB

ミント 256GB

※ミントの256GBモデルはドコモオンラインショップ限定

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

ファーウェイ、世界初「三つ折りスマホ」を発売!? ライバルのはるか先を行く技術とは?

すでに折りたたみスマートフォンとして二つ折りが普及しているなか、中国のファーウェイが世界初の三つ折りデバイスを開発していると著名リーカーらが主張しています。

↑ライバルのはるか先を行く技術を開発中

 

Digital Chat Station氏は中国のSNS・Weiboに「新しい研究開発用の折りたたみ試作機を見た」と投稿。このデバイスは2つのヒンジ(折りたたみ軸)を備えた画期的な「内側折りたたみ+外側折りたたみ」であり、画面サイズは約10インチだと述べています。

 

ちなみに、同氏はiPhone 15標準モデルのメインカメラが48MPになることを的中させていました

 

この投稿では、折りたたみ画面のシワが上手く制御されており、「はるか先をいく技術」が詰め込まれ、しばらく競合他社は追いつけないとも述べています。折りたたみ市場では今のところサムスンが最先端を走っていますが、それをも凌ぐようです。

 

Digital Chat Station氏はどのメーカーか特定していませんが、折りたたみの技術でサムスンに匹敵、あるいは上回る可能性がある企業はファーウェイ以外に考えにくいでしょう。

 

一方、ほぼ時を同じくして、信頼性の高いリーカーIce Universe氏も「ファーウェイは世界初の三つ折りスマホを発売する」とXに投稿しています。

 

同氏は、サムスンが普通の折りたたみ機を薄くする研究に苦戦しており、技術力がファーウェイよりも「はるかに遅れている」と述べています。さらに「三つ折りの前提条件の一つは、ファーウェイの強みである薄さだ。これはサムスンの弱点でもある」と付け加えています。

 

実はファーウェイは数年前から、三つ折りデバイスの研究開発をしています。最初に特許を出願したのが2021年のことで、2022年にも提出。2023年に出願された特許では、二つのヒンジと外側に折りたためるフレキシブル画面を備えた三つ折りスマホが描かれていました。

↑ファーウェイの三つ折りスマホの設計図(画像提供/Gizmochina)

 

もしも約10インチもの折りたたみスマホが登場すれば、まだ7.5インチに留まるGalaxy Z Fold5などサムスン製品を大きく引き離すことになります。十分に安ければ、アップルのiPadにとっても脅威となるかもしれません。

 

Source: Weibo, Ice Universe(X)
via: Gizmochina

「Galaxy Z Fold6 Slim」、Sペン不在の穴を埋める驚きのスペックが判明!?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」には、薄型の特別モデル、通称「Galaxy Z Fold6 Slim」が開発中だと噂されてきました。新たなサプライチェーン情報によれば、本製品の準備が進んでおり、数か月後に中国などで発売されると言われています。

↑Slimモデルはどれほど薄くなる?(画像はGalaxy Z Fold5)

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、Galaxy Z Fold6 Slimのディスプレイは広くなるとのこと。折りたたみ画面は8インチ、外側のカバーディスプレイは6.5インチとなり、Galaxy Z Fold6標準モデルの7.6インチ/6.3インチより大きくなると伝えています。

 

このGalaxy Z Fold6 Slimモデルは、早ければ2024年の第4四半期に発売される見通し。中国など一部の市場で40万~50万台を出荷する予定と報じています。

 

ディスプレイの広さは優れているものの、薄くするためにSペンのデジタイザー(ペンの位置や圧力などを検知してデジタル信号に変換するセンサー層)を削除したとのこと。つまり、Galaxy Z Fold3以降で利用できたSペンが使えなくなるようです。

 

また、Galaxy Z Fold6 Slimが「標準モデルより高いスペックを実現している」とThe Elecは述べています。具体的にどのスペックが優れているのか、搭載プロセッサーが異なるのかは不明です。

 

ある部品メーカーの関係者によると、Galaxy Z Fold6 Slimの開発は今年(2024年)の第1四半期に急きょ始まったとのこと。サムスンのスマホ開発は通常、1年以上かかるため、Galaxy Z Fold6標準モデルよりも発売が遅れるのはやむを得ないでしょう。

 

中国などにGalaxy Z Fold6 Slimが投入されることは、テック系情報サイトGizmochinaも主張していました。それらしき製品が、中国3C期間の認証を通過したことも確認されています

 

すでにGalaxy Z Fold6標準モデルの「フルスペック」も著名リーカーが公開しており、折りたたみ時の厚さは前モデルより1.3mm薄い12.1mmになると言われています。Galaxy Z Fold6 Slimがどれほど薄くなるか、興味深いところです。

 

Source: The Elec

サムスン、「Galaxy AI」を2026年以降に有料化する可能性が浮上!

サムスンは今年初め、フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズに搭載する形で生成AI機能「Galaxy AI」を投入しました。その人気のためか、2月に同社は1969万台ものスマートフォンを販売して市場シェア20%を獲得し、アップルの18%(1741万台)を上回ったとの調査結果がありました

↑プレミアム版を仕込み中?

 

今のところサムスンはGalaxy AIを無料で提供しています。しかし、「2026年以降は有料化する」可能性が浮上しました。

 

サムスンは全世界の7都市で特設会場「Galaxy Experience Spaces」を設けて、Galaxy AIを体験できるとのニュースリリースを発表。この生成AI機能を次期折りたたみスマホGalaxy Zシリーズなどに展開すると述べています。

 

ただし、気になる一文が脚注にありました。「Galaxy AI機能は、サポートされているサムスンGalaxyデバイスで2025年末まで無料で提供されます」と書かれており、2026年以降は有料にすることもあり得ると匂わせています。

 

GoogleのGemini、OpenAIのChatGPT、マイクロソフトのCopilotなど、各社の提供する生成AIは無料で利用できるサービスを用意しています。それと同時にGemini AdvancedやChatGPT Plus、Copilot Proなど上位の有料プランを提供しており、無料ユーザーとの差別化を図っている状況です。

 

サムスンも自社のGalaxyスマートフォンを購入したユーザーには無料のGalaxy AIを提供しつつ、追加の月額料金を支払えば、強化された「Galaxy AI+」が使えるなど、二段構えの料金体系となるのかもしれません。

 

アップルも自社の「Apple Intelligence」をしばらくは無料にしつつ、長期計画には有料プラン「Apple Intelligence+」を立ち上げる可能性があると報じられていました。生成AIサービスには莫大なサーバー施設への投資や電気代がかかるため、有料化はやむを得ないかもしれません。

Google「Pixel 9」シリーズ、ついに超音波式指紋センサーを採用!?

Google Pixelスマートフォンの指紋センサーは、Pixel 6シリーズ以降ディスプレイ内蔵型に切り替わり、それ以前の「背面にタッチ式指紋リーダー」と比べて、ロック解除のスピードが遅かったり認証されにくかったり、不満の声が上がっていました。

↑指紋の読み取り速度が上がるかも

 

それでも年を追うごとに性能は上がっていましたが、最近では次期「Pixel 9」シリーズが超音波式指紋センサーを採用するのではないかと噂されています。

 

Android Authorityの情報筋によると、「Pixel 9」と「Pixel 9 Pro」には超音波式指紋センサー、具体的にはクアルコムの3D Sonic Gen 2が搭載される予定とのこと。これは超音波を使って指の凹凸を読み取り、スキャンした指紋を詳細に再現するというもの。サムスンのGalaxy S24 Ultraに備えられており、使いやすさは証明済みです。

 

このセンサーは第2世代であり、指紋読み取り面積は8x8mm。第1世代の4x9mmより77%大きくなったことで、指を置きやすくなるとともに、1.7倍の生体データを取得できるようになり、読み取り速度も50%アップしました。

 

これまでのPixelスマホの指紋センサーは光学式であり、要は明るい光を当てて写真を撮ることで機能します。そのため速度が遅く、精度も低く、指が濡れたり汚れたりしていると読み取りにくくなります。

 

例えば、Pixel 6シリーズでは画面保護フィルムとの相性が悪く、誤作動が相次いでいました。そこで、GoogleはPixel 6aで新たなセンサーを採用し、少し改善しましたが 、それでも超音波式センサーには及びませんでした。

 

その一方、折りたたみ式の「Pixel 9 Pro Fold」だけは、前モデルと同じく電源ボタンに内蔵した指紋センサーを引き継ぐとのこと。こちらは不評が上がっていなかったため、Pixel 9シリーズは全機種とも指紋によるロック解除が快適になりそうです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、中国の公的機関が認証? 日本での販売は…

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」において、薄型モデルを投入するとの噂が相次いでいました。このデバイスが、中国3C機関の認証を通過したとテック系情報サイトのGizmochinaが主張しています。

↑Galaxy Z Fold6 Slimが発売されるのは中国と韓国だけ?

 

インドメディアのMySmartPriceは未発売のサムスン製品「W25」を3C認証サイトで発見したと報告しました。3Cとは中国の強制認証制度であり、人体の健康などにかかわる製品は必ず届け出て認証を受けることが義務付けられます。

 

同サイトは、これがGalaxy Z Fold6の中国版だと推測しました。しかし、GizmochinaのライターはGalaxy Z Fold Slimあるいは「Galaxy Z Fold6 Ultra」であり、サムスン社内でのコード名はQ6Aだと主張。さらにディスプレイ専門アナリストRoss Young氏に問い合わせ、Galaxy Z Fold6の通常モデルとは画面のサイズが異なるという確認を取ったという流れです。

 

この「Q6A」というコード名は、以前もGalaxy Z Fold6の特別バージョンとして噂されていたものです。一時は廉価モデルとの説もありましたが、GizmochinaはGalaxy Z Fold6 UltraまたはGalaxy Z Fold6 Slimだと述べています。

 

また、上記のYoung氏は、Q6Aの画面サイズがGalaxy Z Fold6の通常モデルと異なると語っていたことがあります

 

このGalaxy Z Fold6特別バージョンが中国や韓国だけの限定販売になるとの予想もあり、Gizmochinaもその説を支持しています。

 

その理由はコスト。折りたたみ画面の開発には莫大なコストがかかり、それが製品の価格に反映されます。Galaxy Z Fold6でさえ非常に高価になることを考えれば、特別バージョンはそれ以上となり、全世界で販売するリスクは避けられるというわけです。

 

もしもGalaxy Z Fold6 Slim(あるいはUltra)が実際に発売されても、日本では入手しにくそうです。いずれ十分に製造コストが下がり、後継モデルが国内でも販売されるようになることを期待したいところです。

 

Source: Gizmochina

Nothing、「CMF Phone 1」のカメラ性能を初公開! ソニー製のイメージセンサーを搭載

英Nothing Technologyは安価なサブブランドCMFで、新型スマートフォン「CMF Phone 1」とともに新型ワイヤレスイヤホン「Buds Pro 2」とスマートウォッチ「Watch Pro 2」を7月8日に正式発表すると予告しています

↑正式発表まで待てない!(画像提供/Nothing Technology)

 

それに続き、CMF Phone 1のカメラやBuds Pro 2の性能など、新たな情報が公開されました。

 

CMF Phone 1の背面メインカメラは、ソニー製のイメージセンサーとF1.8のレンズを備え、画素数は50MP(5000万画素)です。

 

これは「自然で美しい画像を撮影するように設計」されており、先進的なアルゴリズム(Ultra XDR含む)により「照明条件に関係なく、明るく臨場感ある写真を撮影できます」と述べています。ただしOIS(光学手ブレ補正)には言及していないため、この機能はなさそうです。

 

次に、イヤホンのCMF Buds Pro 2は、最大50dBのノイズを低減できるハイブリッドANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載。これは初代モデルより5dB高く、性能がアップしています。カラーバリエーションはブラック/グレーとブルーの2色で、デュアルドライバーを搭載し、NothingまたはCMF Phone 1を通じてChatGPTを利用できるとのことです。

↑新型ワイヤレスイヤホン(画像提供/Nothing Technology)

 

最後に第2世代スマートウォッチCMF Watch Pro 2は、前モデルのような四角い文字盤ではなく、丸い文字盤を搭載。本体ケースはアルミニウム製となっています。

 

Nothingの製品は価格のわりにデザインが優れており、性能も非常に好評を呼んでいるため、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Nothing(X), Gizmochina
via: GSMArena

19分で充電終わるのすごすぎ! しかも8万円切りのプレミアムスマホ「Motorola edge 50 pro」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月3日、急速充電スマホ「motorola edge 50 pro」シリーズを発表しました。発売は7月12日を予定しています。

 

モトローラといえば折りたたみスマホの新モデル「motorola razr 50」をグローバル発表したニュースもありますが、今回日本向けに発表されたのはそれではなく“折りたたまない方”のプレミアムモデルedgeシリーズの新型です。

↑モトローラが7月3日に発表した急速充電スマホ、motorola edge 50 pro

 

ソフトバンク向けの「motorola edge 50s pro」とSIMフリー版の「motorola edge 50 pro」の2種類を展開します。SIMフリー版は通信キャリアとしてはMVNOのIIJmioが独占で取り扱います。単体販売ではAmazonや家電量販店などの多くの販路で販売します。

 

どちらもデザインや主な機能は共通。ソフトバンク版がメモリー8GBとなっているのに対して、SIMフリー版がメモリー12GBとなっている程度の違いです。

↑SIMフリー版のmotorola edge 50 pro

 

↑ソフトバンク向けのmotorola edge 50s proは3色展開

 

価格はソフトバンク版が8万5584円(税込)。ただし購入から12か月後に返却するプログラムを利用すると、実質12円で利用できます。一方のSIMフリー版はモトローラの直販価格で7万9800円(税込)。IIJmioではややこしい条件なしで、6万9800円(税込)で販売します。

↑ソフトバンク版は複雑な割引きで実質12円

 

↑IIJmioではSIMフリー版もモトローラ直販より1万円安く提供します

 

引き締まった形状にスタイリッシュな仕上げ

edge 50 proのデザインは、スタイリッシュな優美さと扱いやすい触り心地を両立しています。

 

前面はカーブディスプレイを採用し、側面にかけて滑らかに落ち込む形状となっています。6.7インチの大型ディスプレイ、背面のカーブと相まって端末全体が引き締まった形状です。

 

背面にはヴィーガンレザー(合皮)を使用し、すべすべ、サラッとした触感になっています。手に優しく落としづらいスタイリッシュな仕上げ。このヴィーガンレザーは再生プラスチックを使っていて、環境に優しい素材です。

 

モトローラは色彩管理を専門にしているPANTONE社と提携していて、スマホのカラーバリエーションにもPANTONEの色名を使っています。motorola edge 50 proではブラックビューティとリュクスラベンダーの2色を展開。ソフトバンク版ではこの2色にバニラクリームが加わり、3色展開となっています。

 

19分でフルチャージできる爆速充電に対応

最大の特徴は125Wの急速充電に対応していることです。USB PD規格をモトローラ独自に拡張した「125W TurboPower」充電に対応。専用充電器を使うと、バッテリー残量1~100%までの充電がわずか19分で完了します。ワイヤレス充電はQiで最大15Wをサポート。

↑125Wの急速充電器が同梱されています

 

ソフトバンクは急速充電のスマホをシリーズ化した「神ジューデン」というブランドを展開していますが、motorola edge 50s proもそのラインアップに加わります。XiaomiやOPPOの急速充電モデルに加えた、3ブランド目の選択肢となっています。

 

なお、急速充電の125W対応は付属の純正充電器を利用した場合のみ。この充電器を自宅以外にも置きたいという人は、別途8800円(税込)で購入することも可能です。共通規格のUSB PD3.0対応の充電器の場合は、最大100Wで充電できます。

 

ちなみに、充電まわりの仕様はソフトバンク版独自ではなく、SIMフリー版のmotorola edge 50 proも共通になっています。125W急速充電で、USB PD規格との互換性もあります。

 

PANTONE監修のディスプレイは特に肌色表現に優れる

ディスプレイはOLEDパネルを採用。解像度は2712×1220ドットとなっています。端末の左右両端まで隅々に広がるカーブディスプレイは、画面の境界を感じさせない臨場感を演出しています。

↑ディスプレイを手に持っている感覚

 

144Hzの高リフレッシュレート駆動対応で、SNSアプリなどの画面操作も快適にできそうです。またHDR 10+もサポートしています。色の再現性ではPANTONE社の監修も入っていて、特に肌色を適切な色味で表現できるようになっています。

 

カメラもPANTONE監修で色味の再現が正確に

カメラシステムは4眼カメラで、5000万画素のメインカメラ、1300万画素の超広角カメラ、1000万画素の3倍光学ズームカメラ、ToFセンサーという構成になっています。5000万画素のメインカメラはレーザーオートフォーカスと光学式手ブレ補正(OIS)を搭載。薄暗いシーンでもピントを的確に合わせて、手ブレを抑えた写真を撮影できます。超広角と3倍望遠はメインカメラではまかないきれない画角をカバー。ToFセンサーは動画撮影時のブレも補正しています。

 

また、インカメラは5000万画素を採用。前モデルより画素数がアップしています。

 

もちろん、カメラでもPANTONE社の監修付き。色味を正確に再現できるとしています。

↑カメラもPANTONE社の監修付き

 

カメラに「moto ai」機能搭載で性能アップ

そして、2024年のスマホの発表に欠かせない要素が“AI”です。モトローラは「moto ai」として、カメラ機能をAIで改善したとアピールしました。

 

moto aiのカメラ機能はどのようなものがあるのでしょうか。基本的な部分では白飛びや手ブレにおいてAIによる改善が盛り込まれています。数十枚を連写してそのフレームを合成し、白飛びや手ブレを抑えるという仕組みです。特に設定せずに、シャッターボタンを押すだけで機能します。使う人としては、小難しいことを考えずに、きれいに撮影してくれるカメラになったといえます。

 

また、今回新たに加わった望遠レンズを強化し、最大30倍のデジタルズームを行なうための画素補完にもAIを使っています。動画ではAIオーディオズームとして、画面の中の人物の声をしっかり検出する機能も備えています。

↑moto aiによるカメラ画質改善

 

↑黒い被写体にフォーカスを合わせても、白飛びを抑えた写真を撮れます。これはmoto aiによる改善

 

撮影機能ではミニチュア風の写真を撮れるティルトシフト撮影も搭載。さらにAdobe Scanと連動して書類を簡単に撮影できる文書撮影モードもあります。ここまで来るとモトローラのAIではなさそうですが、これもmoto aiと呼ばれています。

↑カメラモードも追加

 

ただし、これらのAIの使い方は他社のスマホでは以前から搭載されています。アプローチとしては堅実ではあるものの2024年に発表する「AIスマホの新機能」としてはインパクトが薄めと言わざるを得ません。

 

moto aiの機能のうち“AIっぽい”機能が壁紙生成機能です。その日の服装を撮影すると、その柄を取り入れた壁紙を作成してくれます。日々の装いにあわせてスマホをイメチェンできる楽しさがありそうな機能です。

↑AIによる壁紙作成機能

 

↑ジャケットを撮ったら万華鏡のようなパターンが生成されました

 

PCと連携できるSmart Connect

モトローラスマホにはWindows PCと連携するSmart Connectという新機能があります。PCとWi-Fiで接続して、PCのウインドウのひとつとしてスマホのアプリを映し出せます。

 

Windows標準の機能でもこのようなスクリーンミラーリングは可能ですが、Smart Connectでは3つのアプリを同時に起動できるようになっています。さらにスマホ上にマウスカーソルを表示して、PCの外部ディスプレイのひとつのように操作することもできます。たとえばスマホ宛のメールに対してキーボードを使ってしっかり返信したいときに便利に使えそうです。

↑PCとスマホが深く連携するSmart Connect

 

直感的な操作ができるジェスチャーも搭載

モトローラスマホではおなじみの、便利なジェスチャー機能も搭載しています。カメラを起動したいときは、スマホを持った手首をひねるだけ。3本指で画面をスライドしてスクリーンショットを撮れたり、アプリ上で指を左右に動かすと画面分割を起動できたりします。直感的な操作でスマホを使いこなせるのが快適です。

 

ちなみに日本向けの機能にはしっかり対応しています。防水防塵はIP68相当で、FeliCa/おサイフケータイも搭載。マイナンバーカードのスマホ搭載も発売後のソフトウェアアップデートで対応予定となっています。

 

まとめ

motorola edge 50 proシリーズは、プレミアム機能を備えながらも挑戦的な価格設定を実現したスマートフォンです。125Wの超高速充電により、わずか19分でフル充電が可能なため、常に忙しく動き回るアクティブなユーザーにとって重宝しそうです。

 

高性能な4眼カメラシステムとmoto aiによる撮影機能は、手軽にパッと良い写真を撮りたいユーザーの期待に答えられそうです。6.7インチの大画面ディスプレイに144Hzの高リフレッシュレートと、動画視聴やゲームを遊ぶうえでも隙のないスペックになっています。

 

価格と性能のバランスが優れているため、高機能スマートフォンを手に入れたいが、フラッグシップモデルほどの出費は避けたいと考える学生や若手社会人にとって、特に魅力的な選択肢となりそうです。

 

主なスペック

OS:Android 14

CPU:Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3(オクタコア)

メモリー:8GB(ソフトバンク版:edge 50s pro)/12GB(SIMフリー版:edge 50 pro)

ストレージ:256GB

SDカード:非対応

モバイル通信:5G

SIM:nanoSIM/eSIM

Wi-Fi:Wi-Fi 6E

Bluetooth:Bluetooth 5.4

背面カメラ:約5000万画素(広角)/約1300万画素(超広角)/約1000万画素(3倍望遠)/ToFセンサー

インカメラ:約5000万画素

外部端子:USB Type-C(USB 3.1、DisplayPort 1.4)

生体認証:指紋認証、顔認証

NFC/おサイフケータイ:○

FMラジオ:非搭載

Moto Secure:〇

内蔵スピーカー:ステレオスピーカー

バッテリー:4500mAh

急速充電:125W TurboPowerチャージ対応

ワイヤレス充電:15W ワイヤレス充電(Qi準拠)

大きさ:約162mm×73mm×8.2mm

重さ:約186g

防水防塵:IP68

「LINEMOベストプラン」登場で考えたい、月10GBのデータ通信でお得なのはどこ?

ソフトバンクのオンライン専用ブランドLINEMOが2024年7月下旬、新料金プラン「LINEMOベストプラン」の提供を開始します。これまでのLINEMOは3GBと20GBという2つのデータ容量から選ぶ仕組みでしたが、新プランでは使ったデータ量に応じて料金が変化するシステムへと変更になりました。

LINEMOのサイトから

 

本記事では、LINEMOの新プランを細かく解説するとともに、「データ容量月10GB」にスポットをあてて、他社プランとの比較をしていきます。

 

少し複雑だけど幅広いニーズに応えたLINEMOベストプラン

はじめに、LINEMOの新プランはどこが変わったのか、新旧を比較しながら見ていきましょう。

 

LINEMOの旧プラン

LINEMOのサイトから

 

プラン名 データ容量・月額料金 通話料 容量超過時の通信速度
ミニプラン 3GB:990円 22円/30秒 300kbps
スマホプラン 20GB:2728円 22円/30秒 1Mbps

※価格は税込(以下同)

 

LINEMOの旧プランは月間3GBの「ミニプラン」と、月間20GBの「スマホプラン」という2つで構成されていました。月間データ量に加えて、規定のデータ量を超えた際の通信速度にも違いが見られることが特徴です。

 

LINEMOの新プラン

LINEMOのサイトから

 

プラン名 データ容量・月額料金 通話料・付帯通話オプション 容量超過時の通信速度
LINEMOベストプラン ・~3GB:990円
・3GB超~10GB:2090円
22円/30秒 ・10GB超~15GB:300kbps
・15GB超:128kbps
LINEMOベストプランV ・~20GB:2970円
・20GB超~30GB:3960円
5分/1回の通話で国内なら無料(5分超過後は22円/30秒) ・30GB超~45GB:1Mbps
・45GB超:128kbps

 

わかりやすくシンプルだった旧プランと比較すると、新プランは少々複雑な仕組みです。

 

これまでと同様に2プラン構成ですが、使用したデータ容量に応じて料金が変わるように変更されました。その結果、旧プランよりも幅広いニーズに応えるものとなっており「3GB超~10GB」および「20GB超~30GB」が新たな選択肢として加わった形になっています。

 

また、通話料に大きな変更があったことも特徴のひとつ。旧プランの通話料は一律に「22円/30秒」でしたが、新プランのうち「LINEMOベストプランV」には、1回5分までの国内通話無料が含まれています。

 

さらに、容量超過時の通信速度にも変更が加わっています。旧プランではミニプランが300kbps、スマホプランが1Mbpsで統一されていましたが、新プランでは速度制限がより厳しくなるように変更されました。

 

Rakuten最強プランとahamoを強く意識

新しい料金プランは、楽天モバイルとahamoを強く意識したものになったと言えます。

 

まず、段階的に料金が変動する仕組みは、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」と似ています。毎月多くのデータ通信をする場合は楽天モバイルのほうがお得ですが、10GB以下の場合、LINEMOのほうが若干安価に利用することができます。

 

そして、LINEMOベストプランVの「20GBまで:2970円、1回5分以内の国内通話が無料」というサービス内容は、ahamoとまったく同じものとなっています。

 

楽天モバイルとahamoの料金

プラン名 データ容量・月額料金 通話料・付帯通話オプション 容量超過時の通信速度
Rakuten最強プラン ・~3GB:1078円
・3GB超~20GB:2178円
・20GB超:3278円
22円/30秒(Rakuten Link使用で通話料無料) なし(大容量使用時に制限がかかる場合もあり)
ahamo ・~20GB:2970円
・100GB:4950円(大盛りオプション適用)
5分/1回の通話で国内なら無料(5分超過後は22円/30秒) 1Mbps

 

価格だけで見ると他社の「月10GB」の方がお得

ここまで解説してきたとおり、LINEMOベストプランは旧プランと比較して仕組みが少々複雑になってしまったものの、「10GB」や「30GB」という新たな選択肢が追加されたことが強みとなっています。

 

なかでも特に注目したいのは「10GB」というデータ量です。

 

近年、大手通信キャリアでは無制限プランが中心となり、MVNOでも「月30GB」や「月50GB」などの大容量プランが次々と登場しています。

 

このように大量のデータを使うユーザーが増える一方で、大半のユーザーはそこまで多くのデータを使用していません。MM総研が今年発表したデータによると、スマホ利用者の月間データ通信量の平均は11.08GBで、全体の75.7%が月10GB以下しかデータ量を使用していないとされています。

 

3GB程度では心もとないけれど、20GB超は少し多すぎるというユーザーにとって、LINEMOの新プランはちょうどいい選択肢であるといえるでしょう。

 

ただし、注意しなければならないのは、他社のプランにはLINEMOよりも安価な10GBプランが多数あること。

 

LINEMOの公式ページには、新プランについて「10GB以下最安」という記述がありますが、これは「最大通信速度110Mbps超・年齢条件なし受付中プラン」という枠組みの中で比較したものです。通信速度が多少遅くなってもいいのなら、下記のように安価な選択肢があることを覚えておきましょう。

 

月間10GBの料金プラン比較

会社名・プラン名 月額料金 通話料・付帯通話オプション
LINEMOベストプラン 2090円 22円/30秒
mineo「マイピタ 10GB」 1958円 22円/30秒
IIJmio 1500円 11円/30秒
NUROモバイル「VLプラン」 1485円 11円/30秒(NUROモバイルでんわ使用時)
日本通信SIM「合理的みんなのプラン」 1390円 国内通話ひと月70分無料または5分/1回の通話で国内なら無料(超過後は11円/30秒)

 

ここでは10GBプランのあるMVNOから4プランをピックアップしましたが、どれも2000円を切る価格で、LINEMOベストプランよりもお得となっています。特に注目したいのは、日本通信SIMが提供する「合理的みんなのプラン」です。

日本通信SIMのサイトから

 

今回ピックアップした10GBプランの中では最安値で、LINEMOベストプランと比較すると価格差は700円。さらに、70分の国内通話または1回5分までの国内通話無料も付帯しており、お得度で言えば間違いなくトップクラスです。

 

通信速度が速いLINEMOか、コスパに優れた日本通信SIMか、重視するポイントを定めたうえで、自分にあったプランを選んでみましょう。

「Pixel 9」、アルジェリアですでに発売中!? ピンク色の実機っぽい動画が流出

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 9」のうち、標準モデルはオブシディアン(黒)、ポーセリン(ベージュ)、ジェイド(グレー)、ピオニー(ピンクに近い赤紫)の全4色になると噂されています。そのうち、ピオニーらしきPixel 9のハンズオン動画がネット上で公開されています。

↑本当にもう販売中?(画像提供/Hani Mohamed Bioud/X)

 

XユーザーのHani Mohamed Bioud氏は、Pixel 9らしきスマホを手に取った動画をシェア。それと合わせて「Pixel 9はアルジェリアでは発売されている。ストレージは256GB、色はピンク」とも述べています。

 

その色合いから、おそらく4つのカラバリのうちピオニーと思われるものです。Googleは8月13日(現地時間)に「Made by Google」イベントにおいてPixel 9シリーズを発表すると予想されるため、ダミーモデルではなく本物である可能性が高いと思われます。

 

そのデザインは、以前からの噂通り背面のカメラバーが丸みを帯び、フラットディスプレイを搭載。側面が直線的になっている以外は、現行のPixel 8から大きな変化はなさそうです。

 

今年のPixel 9シリーズは、Pixel 9のほか、上位モデル「Pixel 9 Pro」や大型の「Pixel 9 Pro XL」に加えて、折りたたみ機の「Pixel 9 Pro Fold」の全4モデルになると噂されています

 

ちなみに、Pixel 9/9 Pro/9 Pro XLの予想ディスプレイサイズや寸法は次の通りです

 

  • Pixel 9: 画面サイズは約6.03インチ/約152.8 x 71.9 x 8.5mm
  • Pixel 9 Pro: 画面サイズは約6.1インチ/約152.8 x 71.9 x 8.5mm
  • Pixel 9 Pro XL: 画面サイズは約6.5インチ/約162.7 x 76.6 x 8.5mm

 

標準モデルは鮮やかな本体カラー、上位モデルは大胆なデザインの刷新、さらにはGoogleの新たな生成AI機能により、大きな人気を呼ぶかもしれません。

 

Source: Hani Mohamed Bioud(X)
via: PhoneArena

噂の「Galaxy S24 FE」、著名アナリストが予想するカラバリは…

サムスンは2024年内に、フラッグシップ機をベースにした安価な「Galaxy S24 FE」を発売する見通しです。これまでにスペックに関する噂話や予想CG画像が報じられてきましたが、今度は新たに本体カラーの情報が届けられています。

↑Galaxy S24 FEは5色展開らしい…

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、Galaxy S24 FEのカラーバリエーションをXに投稿。かつて同氏はGalaxy S24シリーズの本体色を予想し、的中させていました。

 

今回の投稿によれば、Galaxy S24 FEのカラバリはブラック、グレー、ライトブルー、ライトグリーン、イエローの5色とのこと。このうち、最も出荷台数が多いのはブラックだと主張しています。

 

ライトグリーンは、先月リークされた予想レンダリング画像で確認済み。この画像では、6.65インチもの大型ディスプレイに加え、前モデルよりスリムなベゼルが見てとれました。

 

搭載プロセッサーは、ほとんどの国でサムスン製のExynos 2400になりそうです。これはフラッグシップ機のGalaxy S24とGalaxy S24+の一部モデルに採用したのと同じチップ。つまり、上位モデル並みの性能になる可能性が高いわけです。

 

ほかにも、次期モデルは12GBのRAMを搭載し、OSはAndroid 14になる見込み。カメラはメインが50MP、超広角カメラが12MP、光学3倍ズームの望遠カメラは8MPというふうに、前モデルのGalaxy S23 FEと同じ構成になると見られています

 

サムスンがGalaxy S24 FEをいつ発売するかは不明ですが、今年末~2025年初めに登場することになりそうです。

 

Source: Ross Young(X)
via: Sammobile

次期「Snapdragon 8 Gen 4」、フレーム補完技術を搭載!? ゲーム体験の向上に期待

サムスンの次期ハイエンド・スマートフォン「 Galaxy S25」シリーズなどに搭載が噂される「Snapdragon 8 Gen 4」チップは、前世代より性能が大幅に高くなると予想されています。

↑パフォーマンスアップに期待

 

そんなスマホ向け最先端チップに、デスクトップPC用GPUと同じ「フレーム補完技術」が搭載されると著名リーカーが主張しています。

 

このフレーム補完技術(一般的にはフレーム生成技術)は、NVIDIAが自社のグラフィックボードRTX 40シリーズ向けに送り出し、その後にAMDが独自のバージョンを発表したもの。前者はDLSS 3、後者はAMD Fluid Motion Framesと呼ばれます。

 

具体的には、AIを使って新しいフレームを生成し、レンダリングされたフレームの間に挿入する技術です。例えば、それによって60fps(秒間60フレーム)を120fpsに引き上げることが可能になります。

 

著名リーカーDigital Chat Station(DCS)氏は、「Snapdragon 8 Gen 4がGPU補完技術を正式にサポート」と中国のSNS・Weiboに投稿。さらに『原神』で1080p+120fpsを維持できることに期待したい」と述べています。

 

この情報は、韓国方面からの噂話とも一致しています。原神は高解像度や高フレームレートを設定できるものの、それを実際に動かせるスマホがほとんどありません。

 

さらにDCS氏は、フレーム補完技術がSnapdragon 8 Gen 3とSnapdragon 8s Gen 3もサポートしていると付け加えています。つまり、今後のソフトウェア・アップデートにより、Galaxy S24シリーズなど1世代前のデバイスでも、処理の重いゲームがサクサク動くようになると期待できそうです。

 

Source: Digital Chat Station
via: Wccftech

Google折りたたみ機「Pixel Fold」のプロトタイプが流出! スタイラスペンが使えた?

Google初の折り畳みスマートフォン「Pixel Fold」は2023年6月に発売されましたが、その数年前から折りたたみデバイスが開発中だと噂されていました。その初期プロトタイプの写真がネット上に公開されています。

↑流出したGoogle折りたたみデバイスのプロトタイプ(画像提供/Android Authority/XDA Developer)

 

ことの始まりは、GoogleがPixel 6シリーズと同時に2021年末に「Passport(パスポート)」と呼ばれる折りたたみ機を発売予定との内部文書がリークされたことです。

 

さらに2022年末には著名リーカーのOnleaks氏が予想レンダリング画像を公開。この頃にはすでに現在のPixel Foldとほぼ同じデザインが見てとれました。

 

実はこの最終バージョンの前に別のプロトタイプがあったものの、「満足いかない」との理由で破棄していたことをGoogleは公式に明かしていました

 

今回Android Authorityが掲載したのは、その幻に終わったモデルのようです。折りたたみ機はコード名「pipit」と「passport」の2種類あると噂されましたが、これらは「ある時点では別々のプロジェクト」だったものの、最終的には「pipit」に合流したそうです。

 

この試作機「pipit」は、背面のカメラバーはPixel 6と似ているものの、他はPixel Foldとほぼ同じデザインのようです。後ろ側はガラス張りで、上部と下部には金属製のレールがあります。表面のテクスチャーは、単に後付けで貼ったスキンに過ぎません。

 

それ以外は、画面のアスペクト比はやフレーム、ヒンジも同じ。あくまで社内でのテスト機であり、公に見せることは想定していないためか、自由気ままな壁紙が設定されています。

↑さまざまな角度から見たテスト機(画像提供/Android Authority/XDA Developer)

 

カメラについてはメインと超広角の二つしかなく、Pixel Foldにある望遠カメラはなし。両方ともPixel Foldより世代が古いセンサーを使っていたとのことです。

 

内側の折りたたみ画面も、Pixel Foldとパネルが全く同じだと確認が取れたとされています。ただし、プロトタイプではスタイラスペンが使えたそうで、そちらは製品版より勝っています。

 

そしてpipitのプロセッサーやモデムは、第1世代のTensorチップとExynos Modem 5123を搭載。これらもPixel Foldより一世代古く、Pixel 6と同じであり、1年延期されたことで性能が上がったようです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

「Galaxy Z fold6」と「Flip6」の最新予想! 全カラバリが判明!?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」および「Galaxy Z Fold6」は、7月10日夜のGalaxy Unpackedイベントで発表される見通しです。すでに数々の噂話が流れてきましたが、新たに予想CG画像や全カラーバリエーションの情報が届けられています。

↑新たな予想CG画像(画像提供/Evan Blass)

 

著名リーカーのEvan Blass氏は、Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6の予想CG画像をXおよびSubstackのメルマガでシェアしました。概ねこれまでのリーク情報を裏付ける内容となっています。

 

Galaxy Z Fold6は、内側の折りたたみ画面と外側のカバーディスプレイともに横幅が広くなり、正方形に近づいています。カバーディスプレイのベゼルも細くなったようで、ヒンジ(折りたたみ軸)もスリムになっている模様。本体色はシルバーとダークネイビーブルーの2色。このうちシルバーはGalaxy S24 Ultraのチタニウムグレーに似ており、チタニウム製ボディとなる噂が本当である可能性を示しています。

 

さらにドイツメディアのWinfutureは、オーストラリアのオンラインショップから見つけたとして、Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6の画像を掲載。全カラバリも公開しており、Galaxy Z Fold 6はグレー、ネイビーブルー、ピンクの計3色。Galaxy Z Flip 6はグレー、ブルー、グリーン、イエローの4色とのことです。

 

これら折りたたみスマホは、どちらも現行モデルのSnapdragon 8 Gen 2チップからSnapdragon 8 Gen 3に強化され、さまざまな改良が加えられると予想されています。Galaxy Flip6のバッテリー容量が増えていることが確認済みであり、Galaxy Z Fold6はより薄くなるといったところです。

 

Source: Evan Blass(X), Winfuture

via: 9to5Google

Googleが「Pixel 9 Pro」をチラ見せ。8月のイベントで全てが明らかに!

Googleは新型ハードウェア発表イベント「Made by Google」を8月13日に開催すると予告しました。同時に、次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9 Pro」らしきデバイスをチラ見せしています。

↑もうすぐベールを脱ぐ(画像提供/Google)

 

公式ストア内では「Google Pixel」から始まる12秒間のアニメーションが表示。「ⅸ」(ローマ数字の9)が表示されるとともに、デバイスのボタンが付いた横側と背面のカメラバーが煌めいています。

 

三つのカメラが並び、Pixel 8より丸みを帯びたカメラバーは、前に流出した「Pixel 9 Pro」の写真とソックリです。

 

Made by Googleの基調講演は、Google本社のある米カリフォルニア州マウンテンビューにて、現地時間で8月13日午前10時に開始。日本時間では14日の深夜2時にスタートします。

 

すでに海外の大手メディアは、Googleから招待状を受け取っています。そこには「最高のGoogle AI、Androidソフトウェア、およびPixelポートフォリオ・デバイスを紹介します」と書かれており、複数のPixel製品のほか、新たな生成AI機能の発表もありそうです。

 

この場で発表が予想されるPixelデバイスは、まずスマートフォンの「Pixel 9」シリーズ。今年は「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」のほか、折りたたみ機の「Pixel 9 Pro Fold」の全4モデルになると噂されています

 

ほかにも、第3世代のスマートウォッチ「Pixel Watch 3」は、41mm/45mmの2サイズ展開になると見られています。大型サイズの製品名は「Pixel Watch 3 XL」になり、予想CG画像も公開されています

 

Googleストアのトップページには「新たなマジックをお見逃しなく」と意味深な言葉もあります。Pixel 8シリーズでは、写真から消したいものを取り除ける「消しゴムマジック」や、動画に入り込んだ雑音を小さくできる「音声消しゴムマジック」が使えますが、さらなる「魔法」に期待したいところです。

 

Source: Google Store

via: 9to5Google

「Pixelスマホ」は使用中止か即刻アップデートせよ! 米政府が職員に要請する理由とは?

GoogleのPixelデバイスに深刻な脆弱性が見つかったとして、米政府は連邦政府職員に対して7月4日までにアップデートするか、使用を中止するよう求めていると米Forbesが報じています。

↑即刻アップデートを

 

これはゼロデイ脆弱性「CVE-2024-29748」に関するものです。Googleは6月にセキュリティ・アップデートを配信するとともに対処したと報告していました。「高深刻度」とラベル付けされ、放置すれば「限定的な標的型攻撃」を受ける可能性があります。

 

すでにアップデート済みであれば問題ありませんが、そうでなければ設定アプリから更新する必要があります。今回の警告は政府職員に向けられたものですが、それ以外のユーザー、特に企業サーバーに接続している個人ユーザーも速やかに対応すべきでしょう。

 

Googleは脆弱性について詳しく説明していませんが、政府も動いていることから、普通の脆弱性よりも少し深刻なようです。また、この脆弱性は「他のAndroidデバイスでも最終的に、Android 15にアップデートされたときに修正されます」と同社は述べており、Pixel以外にも及ぶ可能性をほのめかしています。

 

AndroidベースのOSであるGrapheneOSの開発者も、「これはPixel固有ではない」として、他のAndroidデバイスも危険にさらされると指摘しています。

 

また、修正プログラムはAndroid 15に含まれるものの、Android 14にはバックポート(新バージョンでの修正を古いバージョンにも適用する)されないとのこと。つまり、Android 14のままで、15にアップデートしなければ、脆弱性を修正できない可能性が高いということです。

 

つまり、Pixelスマホのユーザーは今すぐ設定アプリからアップデートしたほうがよさそう。その他のAndroidデバイスは静観するしかなさそうです。

 

Source: Forbes
via: Engadget

サムスンの新製品発表会「Galaxy Unpacked」、オランダのサイトで広告が目撃される

サムスンは7月10日に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、数々の新製品をお披露目すると噂されています。それを裏付けるように、オランダの携帯電話プロバイダ「Mobile.nl」サイトに、この日にちが一時的に登場しました。

↑新製品への期待が高まる

 

オランダのテック系サイトTweakersによれば、同サイトに下記の画像が掲載されたとのこと。すでに記事執筆時点ではサイトから削除されており、「404」(ページが存在していない)が表示されています

↑オランダのサイトで目撃された画像(出典/Tweakers)

 

今回のバナーにはサムスンの生成AI「Galaxy AI」を意味する星マークもありました。ちょうど先日、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」にも落書きした絵をきれいに描き直す新AI機能が搭載されるとの噂が伝えられていました

 

Mobile.nlはイベントの開催地を明らかにしていませんが、フランス・パリで開催される説が有力です。なぜなら2024年夏季オリンピックが開催される場所であり、サムスンが五輪の公式パートナーだからです。

 

このGalaxy Unpackedイベントでは、次期折りたたみスマホやスマートウォッチなどが登場すると噂され、新製品リストも流出していました。価格についてもリーク情報が流れており、例えば、米国では縦折りの「Galaxy Z Flip6」が前モデルより100ドル近く高くなると言われています。

 

ほかにも、サムスン初のスマートリング「Galaxy Ring」も正式発表される見通し。さらに「Galaxy Watch7」シリーズや最高級モデルの「Galaxy Watch Ultra」、タブレットの「Galaxy Tab S10」シリーズや、新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」シリーズも登場する可能性があります。

 

Source: Tweakers
via: Gizmochina

「Galaxy S25 Ultra」、新型センサー搭載でカメラの画素数が4~5倍アップ!?

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S25 Ultra」が登場するのは2025年初めと思われますが、すでに「背面カメラが大幅に強化される」との噂が相次いでいました。それを裏付けるように、リーカーが新たな情報をもたらしています。

↑カメラの性能がさらに向上!?

 

リークアカウントのSperandio4Techは「Galaxy S25 Ultraの新たな(カメラ)センサー」が明らかになったとXで主張。大まかに言えば、超広角カメラと光学3倍望遠レンズがともに解像度50MPになると述べています。

 

まず、超広角センサーは、1/2.76インチの「JN1センサー」に変更するとのこと。現行のGalaxy S24 Ultraは1/2.55インチで小さくなる格好ですが、それでも12MPから50MPに移行。つまり、解像度が4倍以上になるというわけです。

 

また、光学3倍望遠カメラも、1/3インチの新型Isocellセンサー(サムスン製イメージセンサー)を搭載。こちらも解像度が大きく跳ね上がり、従来の10MPから50MPに、なんと5倍になる計算です。

 

このようにハードウェアが大幅に改善されつつ、カメラの画質と機能を拡張するアルゴリズム(ソフトウェア)も準備中とのこと。Galaxy S24 Ultraのアルゴリズムは、画質と手ぶれ補正を大きく改善していました。

 

その一方、標準モデル「Galaxy S25」と「Galaxy S25+」のカメラに大きな変更はなく、どちらも超広角カメラは12MP、望遠カメラは10MPのままだと予想されています。

 

Galaxy S25シリーズはクアルコムの次期チップ「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載すると噂されていますが、このチップは最先端の3nmプロセス製造となるため、30%もの値上げが予想されています。それが本体の価格に上乗せされる可能性もありますが、生成AI機能やカメラの性能が飛躍的に向上すれば、十分にお買い得なスマホとなりそうです。

 

Source: Sperandio4Tech(X) 
via: Wccftech

「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」のプロトタイプ写真が流出! 折りたたみ画面のシワは…

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」は、折りたたみ画面のシワが目立たなくなるとの噂が相次いでいました。今度は、それがどの程度なのかを推測できる試作機の画像がネット上に流出しています。

↑流出した「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」のダミーモデル(画像提供/9to5Google)

 

米9to5Googleは、信頼性の高いリーカーSonny Dickson氏を通じて、両モデルのプロトタイプ写真を入手したとのこと。この画像には、それぞれの外側と内側のディスプレイが写っていますが、第6世代でもディスプレイには大きな折り目がついているようです。

 

とはいえ、このデバイスはあくまで試作機(あるいはダミーモデル)であり、ここから大幅な変更が加えられる余地が残されています。全体的なボディは最終的な製品と同じながらも、画面だけは古いバージョンを装備している可能性もありそう。

 

今回の画像には、両デバイスともヒンジ(折りたたみ軸)部分に「Samsung」と刻印されています。通常のダミーモデルは、あくまでサードパーティーがアクセサリを開発するために自作するものであり、こうしたロゴまで入れる必要はないはず。サムスン社内から流出したことを示しているのかもしれません。

 

また、両デバイスとも折りたたみ画面まわりのベゼルが前モデルより狭くなっているようで、全体的なサイズが小さくなるか、サイズは同じのまま画面だけ大きくなるとも考えられそうです。

 

サムスンはGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6を、新型ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチと同時に、7月10日にパリで発表する予定と見られています。実際に発表される製品版では、シワが小さくなっているように祈りたいところです。

 

Source: 9to5Google

3万円台で過不足なし! モトローラから「moto g64 5G」登場

モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月20日、Androidスマートフォン「moto g64 5G」を発表しました。6月28日から公式オンラインストア「MOTO STORE」のほか、Amazonや家電量販店などで発売します。価格は3万4800円(税込)。

 

moto g64 5Gは、洗練された美しいデザインと優れた機能性を兼ね備えたとうたう、ミドルレンジの5Gスマホです。6.5インチのFHD+ディスプレイを搭載し、120Hzの高リフレッシュレートに対応。滑らかな画面表示を実現します。また、Dolby Atmos対応のステレオサウンドを搭載しており、立体感のある音響体験が可能です。

 

カメラは、5000万画素のメインと200万画素のマクロを組み合わせたデュアルカメラシステムを採用しています。またクワッドピクセルテクノロジーにより、低光量環境でも高品質な写真撮影が可能としています。さらに、1600万画素のフロントカメラも搭載しており、セルフィーやビデオ通話も高画質で楽しめるとのこと。

 

スペックは、MediaTek Dimensity 7025プロセッサーを搭載しており、8GBメモリーと128GBのストレージを内蔵しています。また、バッテリーの容量は5000mAhで、長時間の使用が可能です。30Wの「TurboPowerチャージ」にも対応しています。

 

このほか、おサイフケータイやIP52相当の防水・防塵に対応し、日本のユーザー向けの仕様を備えています。

 

本体の厚さは7.99mm、質量は約177gと、手にフィットする薄型軽量デザインとなっています。カラーはスペースブラックとシルバーブルーの2色展開です。

 

なお、同日にワイモバイルの新商品として「moto g64y 5G」も登場。7月上旬に発売します。moto g64 5Gとの違いはメモリーが4GBになっていることと、カラバリにバニラクリームが追加されていることが挙げられます。

「CMF Phone 1」、7月8日に発表へ! 新型スマートウォッチとワイヤレスイヤホンも

英テクノロジー企業のNothingは、安価なサブブランドのCMFで新型スマートフォン「CMF Phone 1」を7月8日に発表すると予告しました。新型ワイヤレスイヤホン「Buds Pro 2」とスマートウォッチ「Watch Pro 2」も登場すると述べています。

↑謎のダイヤルの意味が明らかに(画像提供/CMF by Nothing/X)

 

これは「CMF by Nothing」アカウントがXでシェアした情報です。英国の夏時間(BST)で7月8日10時発表とのこと(日本時間では8日の18時)。

 

CMF Phone 1は、公式アカウントが物理ダイヤルの付いたオレンジ色のボディをチラ見せ。安価で高性能なチップ「MediaTek Dimensity 7200」を搭載するとのリーク情報もありました

 

一方、「CMF Buds Pro」と「Watch Pro」は、どちらも現行モデルの後継機やバリエーションのようです。国内ではそれぞれ「CMF by Nothing Buds」と「CMF by Nothing Watch Pro」が販売中であり、どちらも低価格なわりに高性能であることが人気を集めています。

 

今回の予告では短い動画があり、円形の製品と、Phone 1のように物理的なダイヤルを備えたものが確認できます。現行のWatch ProはApple Watchのようにボディが四角となっていますが、新モデルは丸い文字盤になる可能性もありそうです。

 

Source: CMF by Nothing(X)
via: 9to5Google

「ちょうどいいスマホ」の新水準。急速充電やAI編集機能対応のOPPO Reno11 Aレビュー

OPPOは6月20日、Androidスマートフォン「OPPO Reno11 A」を発表しました。多くの人の使い方に寄り添ったミッドレンジスマートフォンです。メーカー直販版の価格は4万8800円(税込)で、発売は6月27日。ワイモバイル・楽天モバイルと各MVNOでも販売されます。

↑OPPO Reno11 A

 

OPPO Reno11 Aの特徴は主に以下の4点が挙げられます。

・薄型デザインで大画面

・48分、超急速充電対応

・MediaTek製チップで性能向上

・AI写真編集ツール搭載

 

一方で気になる点はこの2点です。

・角張った形状

・プリインストールアプリが多い

 

ここでは、それぞれの詳細を見ていきましょう。

 

価格帯で考えると高品質なディスプレイ

OPPO Reno11 Aの画面サイズは6.7インチと、前モデル「OPPO Reno9 A」に比べて大きくなりました。動画が見やすい長めの画面で、額縁が細く、スタイリッシュな作りです。前面カメラはパンチホール型ですが、カメラ穴は小さく、画面を見ているときにそれほど目立ちません。

↑画面占有率は93.4%と高め

 

ディスプレイは価格帯を踏まえても高品質です。10ビットカラー対応で、当然HDRも再生可能。120Hz駆動で滑らかに動くのでSNSも楽しめます。また、本体に保護フィルムが貼り付けられているので、使い始めるときにフィルムを購入する必要がありません。

 

背面は最近のミッドレンジらしく、カメラを強調したデザインを採用しています。カメラ部の出っ張りは1mmほどと控えめです。

 

カラーはスーツに合いそうなダークグリーンと、オシャレなコーラルパープルの2色をそろえます。

↑カラーは2色展開

 

少し気になったのは、本体の側面が角ばった形状になっているところで、指先に当たる感触があまり心地よくないと感じました。前世代モデルのOPPO Reno9 Aでは付属していた保護ケースが今回は同梱されないため、余計に本体の手触りが気になってしまうのかもしれません。

 

最短48分で100%になる急速充電対応

実用的な特徴として、OPPO Reno11 Aは超急速充電に対応します。専用の充電器とケーブルを用意した場合は、最大67Wの急速充電が可能。スマホを100%まで充電するのにたった48分で済みます。

 

また、OPPO Reno11 Aは端末側もUSB-PDによる最大55Wの急速充電に対応しているため、標準規格のUSB-PD充電器を使えます。充電機器はメーカーの種類も幅広いので、好みに合わせて選べるでしょう。

 

急速充電をするとバッテリーがへたるのではないかという疑問が湧きますが、長く使ううえでの配慮もなされています。独自のバッテリー管理の仕組みがあり、動作する際の電池の消耗を抑えられるといいます。

 

なお、67Wの「SUPERVOOC充電器」は別売りです。7920円(税込)とお値段が張る製品ですが、USB-PDとも互換性があり、モバイルPCも充電できます。IIJmioでOPPO Reno11 Aを購入するユーザーには無料でプレゼントされます。

↑67WのSUPERVOOC充電器

 

4万円台ながらAI編集ツール搭載

4万円台のスマホとしては珍しく、AIによる写真編集ツールを搭載します。発売当初からの搭載ではなく、7月のアップデートで配信されます。

 

「AIクリッピング」という機能で、Google Pixelの消しゴムマジックのように、選択した部分の一部を写真から削除して、何もなかったかのように埋め合わせることができます。

↑なぞった部分が消える消しゴムマジック的な機能を搭載

 

また、iPhoneが搭載するような、被写体を長押しするだけで白抜きにできる機能も備えています。LINEアプリなどに貼り付ければ“疑似スタンプ”として楽しめます。

↑写真を長押しすると……

 

↑被写体が切り出されてコピーされます

 

PixelやiPhoneでは、これらの機能はオンデバイスで処理されますが、OPPOの場合はクラウドサーバー上で処理が行なわれます。この価格帯のスマホでこれらの機能を実現するために、OPPOがクラウドサーバーを用意した点では、ユーザー体験向上のための努力が感じられます。

 

背面カメラは3眼構成で、広角約6400万画素、超広角約800万画素、マクロ約200万画素。2倍ズームも画質劣化を抑えて撮影できます。インカメラは約3200万画素と高解像度です。

↑上のカメラは6400万画素。下のサークルには800万画素と200万画素のカメラが8の字を描いて並びます

 

【作例フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

MediaTek製チップで価格を抑えつつ性能向上

OSはAndroid 14ベースで、独自UIのColorOS 14を搭載。ファイルマネージャーやボイスメモ、天気アプリやリラックス音源アプリなど、実用的なツール類がそろっています。

↑さまざまなアプリをそろえています

 

日本向けのカスタマイズとしては、おサイフケータイとマイナンバーカードのスマホ搭載にも対応しています。

 

プリインストールアプリは多めで、アゴダやBooking.comのような旅行予約アプリのほか、カジュアルゲームがいくつか入っている点は気になります。これらのアプリを使わない人にはアンインストールを手間に感じるかもしれません。

↑筆者にとってはよく使うアプリだったO Reluxアプリ。海の音や睡眠用の音楽など、心地よい音を再生できます

 

スマホの性能を決めるチップセットには、今回初めてMediaTek社製のDimensity 7050を採用し、パフォーマンスを向上させました。ベンチマークスコアでは5年前のフラッグシップスマホを上回るスコアを出しています。

↑ベンチマークスコアでは5年前のフラッグシップ「Galaxy S10」を上回る程度の性能

 

パフォーマンス管理にも独自の工夫を取り入れています。OPPOはトリニティエンジンという、計算資源やメモリー、ストレージを細かく管理する仕組みを開発しました。たとえばアプリを使っているうちに生じるキャッシュファイルの重複を圧縮し、アプリを快適に実行できる状態を保ち続けるとしています。

 

Web閲覧や動画視聴、電子書籍などで2週間ほど試用しましたが、カクつきやもたつきを感じることはありませんでした。KindleやBlueskyのような軽量なアプリが中心なら、何不自由なく快適に過ごせそうです。

 

「ちょうどいい」を一歩超えた新時代のミッドレンジスマホ

OPPO Reno11 Aは、急速充電対応やAI写真編集ツールなど、ハイエンドモデルに匹敵する機能を搭載しながら、4万円台という手頃な価格設定を実現しました。単に「ちょうどいいスマホ」という枠にとどまらない、新時代のミッドレンジスマートフォンと位置付けられます。

 

6.7インチの大画面ディスプレイは、没入感のある動画視聴体験やスムーズなSNSの利用を可能にします。MediaTek製チップセットやトリニティエンジンの導入によって、普段使いの些細なストレスをなくす、スペックに現れない性能向上も実現。

 

「ちょうどいい」を一歩超えた、ミッドレンジスマホの新水準を打ち立てたOPPO Reno11 A。この夏の注目モデルとなりそうです。

 

OPPO Reno11 Aの主なスペック

大きさ 約75×162×7.6mm
重さ 約177g
画面サイズ 6.7インチ
ディスプレイ 有機EL フルHD+(2412×1080ドット)
駆動速度 120Hz
背面カメラ 約6400万画素(広角)+約800万画素(超広角)+約200万画素(マクロ)
インカメラ 約3200万画素
SoC MediaTek Dimensity 7050
メモリー 8GB
ストレージ 128GB
OS Android 14(ColorOS 14)
生体認証 ディスプレイ内指紋認証・顔認証
おサイフケータイ 対応
防水防塵 IP65対応
SIM デュアルSIM(nanoSIM×2/eSIM)
急速充電 最大67W(SUPERVOOC)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、10月に中国で発売!?

サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に薄型モデルを投入するとの噂は、現れたり否定されたりしていました。しかし、中国で実際に10月に発売されると著名リーカーが主張しています。

↑「Slim」が発売される確率は高い(画像はGalaxy Z Fold3)

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce Universe氏によると、サムスンは薄型のGalaxy Z Fold6を「W25」と名付け、10月に中国で販売予定とのこと。標準モデルのGalaxy Z Fold6より軽くて画面は大きく、Sペン(スタイラス)には対応しないと述べています。

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も、標準モデルより画面が大きくてSペンが使えないスリムモデルが登場すると予想。両氏ともサムスンの未発表製品に関する情報は確かなことから、Galaxy Z Fold6 Slimが登場する可能性は高まりました。

 

サムスンは他社に先がけて折りたたみスマホを発売し、この分野で圧倒的なシェアを誇っていました。しかし、その後に中国企業の猛追を受け、ついに2024年第1四半期に首位から陥落し、ファーウェイにトップの座を明け渡しています

 

そのために、まず中国でシェアを取り返すべく、折りたたみスマホの「分厚くて重い」弱点を克服したスリムモデルの投入に踏み切るのかもしれません。

 

サムスンは7月10日にフランスのパリで「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、新型の折りたたみスマホやスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンを発表すると予想されています。今回の噂が正しければ、それから3か月後にGalaxy Z Fold6 Slimが登場することになりそうです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: 9to5Google

次期「Galaxy Z Flip6」のベンチマーク結果が判明! 高性能になる予感

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」については、折りたたみ画面のシワが減る外側の画面が大型化するなど噂される一方、スペックに関する情報は乏しい感がありました。

↑Galaxy Z Flip6のベンチマーク結果は?(画像提供/@Onleaks/Smartprix)

 

そんななか、Galaxy Z Flip6のベンチマーク結果が登場し、搭載プロセッサーやRAM容量の手がかりが得られました。

 

人気ベンチマークアプリの投稿サイト・Geekbench Browserに、「SM-F741B」という型番のサムスン製スマホが登場。この型番は、NBTC(タイの電波法)認証からGalaxy Z Flip6だと分かっています

 

それによれば、Galaxy Z Flip6はSnapdragon 8 Gen 3チップや12GB RAMを搭載。これらは両方ともGalaxy Z Flip5のSnapdragon 8 Gen 2や8GB RAMを上回るもの。以前からの噂話が裏付けられた形です。

 

最近のGalaxyスマホは、生成AI機能「Galaxy AI」の一部をオンデバイス(クラウドと通信せず、端末内で完結)で処理できます。この機能をスムーズに使うために、RAM容量を増やすのかもしれません。

 

また、Geekbench 6.3によるシングルコアスコアは2247、マルチコアスコアは6857で、それぞれ現行モデルより13.2%および30%もアップしています。

 

今のところGalaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証

 

価格については1099ドル(約17万4000円※)~(内蔵ストレージ256GB)との噂もありました 。前モデルGalaxy Z Fold5は999ドル~だったため、少し値上げとなります。

※1ドル=約158円で換算(2024年6月20日現在)

 

とはいえ、性能が大幅にアップし、カメラやバッテリー容量も強化されるなら、お値段以上のアップデートとなりそうです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Wccftech

Google AIでなにができるの? 7万円台の「Pixel 8a」で検証してみた

5月14日にグーグルが発売したAndroidスマホ「Google Pixel 8a」(以下、Pixel 8a)が好調のようです。本機には独自設計の最新プロセッサー「Tensor G3」が搭載され、「Google AI」のさまざまな機能が使えます。価格は7万2600円(税込)。

 

このAIスマホを1か月ほど使ってみた筆者がおすすめする、Pixel 8aの実践的なAI機能を紹介します。

 

片手持ち操作も快適な6.1インチ。バッテリーも長持ち

Pixel 8aはディスプレイのサイズが6.1インチ。最大120Hz駆動に対応する有機ELの「Actuaディスプレイ」は、自然な色再現と滑らかな動画表示が特徴です。背面には広角64MP・超広角13MPのデュアルレンズカメラを搭載しています。前面の13MPカメラと合わせて、本機で撮影できる写真や動画のクオリティはとても安定しています。

↑コンパクトな6.1インチ。片手持ち操作も快適にこなせます

 

↑有機ELを採用する「Actuaディスプレイ」は発色が自然

 

Tensor G3チップは最先端のAI機能を高速に処理できる​パフォーマンスを備えていますが、同時にAIに関連する機能を1日中ふつうに使いながら、むやみにバッテリーを消費しないように駆動効率の最適化も図っています。グーグルが公式スペックに記載するバッテリーのスタミナは「24時間以上持続可能」となっていますが、実際には1日半ぐらい持つ印象です。最大72時間のバッテリー持ちを実現する「スーパーバッテリー セーバー」の機能もあります。

 

「a」が付かないPixel 8/Pixel 8 Proとの違いは「バッテリーシェア」の機能がないことです。PixelスマホでQi対応デバイスをワイヤレス充電できる機能で、対応イヤホンや2台持ちしているiPhoneがPixel 8aだとチャージできない点はピンチが訪れたときに不便さを実感することがあります。

 

本体はPixel 8よりも縦横サイズが2mmほど広くなりました。筆者の実感としては、Pixel 8の方が手に持つとグリップ感がより安定します。

↑左がPixel 8a、右がPixel 8。Pixel 8aの方が縦横のサイズが2mmほど広くなっています

 

AI画像編集機能はプロ向けソフトなみの実力

Pixel 8aが搭載するGoogle AI機能は多岐に渡りますが、筆者はやはりAIによる写真と動画の加工機能がとても役に立っています。

 

Google Pixel純正の「フォト」アプリにはさまざまなAIによる写真・動画の編集機能があります。特筆すべき良いところは、写真などはPixel 8aで撮影した素材でなくても、フォトアプリで読み込めれば独自のAI編集ができることです。Pixel 8aがあれば、PCと画像編集ソフトで時間をかけて写真を補正する手間はもう必要ないかもしれません。

 

筆者がよく使う「ボケ補正」は、​手ブレなどで精細感を欠いてしまった写真のディティールをAIと​機械学習の力で​直す​機能です。夜景などは、撮影したその場で確認するとキレイに撮れているように見えても、PCに取り込んでみたら輪郭がぼんやりしていることがよくあります。そんなときに、フォトアプリの「編集」から「ボケ補正」を選ぶだけでシャキッとした写真になります。加工があまり不自然にならないように、補正レベルは0から100の間で細かく調整できます。

↑フォトアプリの「ボケ補正」。補正レベルを細かく調整できます

 

大勢が写るグループ写真は、誰かの目線や表情がイケてない場合が多々あります。同じ場所で複数のショットを撮っておけば、あとからGoogle Pixelの「ベストテイク」機能で、各人のいいとこ取りをしたベストな1枚を合成して残せます。

 

貴重なフォトチャンスを逃してしまっても、Pixel 8aがあれば「やり直し」が効くところがGoogle AIの魅力です。たとえば旅行に行って歴史的建造物の前で自撮りをパシャリ。スマホの画面でプレビューを入念にチェックしたはずなのに、写真に写る自分が建物の手前に被りすぎていることもよくあります。Pixel 8aの「編集マジック」を使えば写真に写る自分の立ち位置や大きさを変えて、背後に写るランドマークの方をより目立たせた写真に加工できます。

↑黄色い印を付けたアイコンが「編集マジック」。被写体のサイズや配置を自由に変更できます

 

ただし、被写体を動かした元の場所にある画像はAIが機械学習によって復元してくれるのですが、建物などの場合は復元された画像が不自然になる場合もあります。あとで編集マジックを使う前提だとしても、自撮り撮影の際にはプレビューチェックを欠かさないようにしましょう。

↑左が編集前、右が編集後の写真。建物の形などはAIがキレイに復元していますが、人物の影は元の位置のままでした

 

不要な画像・音声をAIで消す

AIによる写真補正機能といえば、Pixel 6シリーズから搭載する「消しゴムマジック」の便利さが図抜けています。観光地など人通りが絶えない場所で、背景に人が写り込んでいない写真を撮ることは困難です。Pixel 8aの「消しゴムマジック」があれば、フォトレタッチの技術がなくても不要な被写体をサクッと消せます。

↑「消しゴムマジック」で背後に写る人物を消去。SNSにも公開しやすくなります

 

Pixel 8シリーズから搭載が始まった「音声消しゴムマジック」も、ビデオに収録された音声の種類をAIが自動で分類して、たとえば「人の声だけ残して、ノイズを消す」といった後加工が簡単にできる機能です。観光地のきれいな風景を動画で撮影中に、クルマのクラクションが鳴っても「うるさいノイズだけを消す」こともできます。使いこなせるようになると動画撮影の幅がグンと広がる実感があります。

↑「音声消しゴムマジック」の機能。動画に含まれる音声を自動で分類して、消したい音だけを消せるようになります

 


↑元の動画。背景で盛大にノイズが鳴り響いています

 


↑音声消しゴムマジックをかけると、ノイズだけが消えて、人の声や自然の音だけが残ります

 

メインカメラでの撮影時には最大8倍の超解像ズームが効きます。遠くの被写体もPixel 8aなら手ブレを抑えながらキレイに撮れます。

 

グーグルの生成AI「Gemini Nano」で何ができる?

カメラ系以外のGoogle AI機能の中では「かこって検索」が便利です。Pixel 6以降のモデルや、サムスンのGalaxyシリーズの一部機種などが対応しています。たとえば誰かがSNSに投稿したギターの写真にグッときたときも、画像を「かこって検索」すれば即座にWebで検索したり、取り扱っているショップを調べたりすることができます。

↑インスタで見つけた気になるギターを「かこって検索」で調べると、機種や扱っているショップなどをすぐに調べられます

 

Pixel 8aは今後予定しているグーグルのFeature Dropアップデートにより、デベロッパーオプションとしてグーグル独自のモバイル向け生成AI「Gemini Nano」が使えるようになることが予告されています。

 

Gemini Nanoに一足早く対応したPixel 8 Proでは、Pixel純正のレコーダーアプリで録音した音声のテキスト文字起こしを「要約」できるほか、メッセージアプリなどでGboardを使ったスマートリプライ(テキストをAIが先読みして提案する機能)が搭載されました。これらの機能はPixel 8 Proがオフラインの状態でも使える、デバイス上に搭載された生成AIベースの機能です。日本でも使えるのですが、対応する言語が英語のみなので、正直あまり筆者の生活の中で活躍する場面はありません。Pixel 8aへの対応と、日本語対応を期待しながら待ちましょう。

↑Gemini Nanoが実現するレコーダーの「要約」機能。今のところ日本語の要約には対応していません

 

グーグルの下取りサービスを使えばさらに安く買える

価格面において、携帯通信キャリアによる割引サービスを上手に活用すれば上位のPixel 8がPixel 8aに並ぶお得な価格で買える場合もあります。一方で、上位のPixel 8でなければ力不足、と感じることもないと思います。ですので、最先端のGoogle AIをとりあえず体験してみるのに、Pixel 8aは最適といえます。

 

Googleストアの下取りプログラムを活用してPixel 8aを買う場合、Pixel 6aからの買い換えは最大1万4000円、Pixel 7aからであれば最大1万9000円の値引きが適用されます。また、グーグルはPixel 8aに対して、今後7年間に渡ってOSアップデートとセキュリティアップデートを提供し続けることを宣言しています。Google AIのアップデートもPixel 8aで長く楽しめる可能性も考えれば、7万円台のGoogle AIスマホは十分にお買い得だといえそうです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Android向け最強チップ「Snapdragon 8」シリーズ、次世代は価格が最大30%もアップ!?

2025年、主なハイエンドのAndroidスマートフォンは、クアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載すると予想されています。しかし、このチップが現行のSnapdragon 8 Gen 3から大幅に値上げされる可能性があると著名アナリストが主張しています。

↑価格がどんどん高くなる

 

SnapdragonチップはAndroid向けで最も強力なチップとして人気を集めていますが、年を追うごとに高価になっています。どれほどかと言えば、この7年間で5倍近くとの指摘もあります。

 

信頼性の高いアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、次期Snapdragon 8 Gen 4の値上げ幅は25~30%にも及び、1個あたり190~200ドル(約3万円~3万2000円※)になるとのこと。

※1ドル=約158円で換算(2024年6月18日現在)

 

これほど値上がりする主な理由は、TSMCの「最新でより高価なN3Eノード」、つまり3nmプロセス技術を使うため。このN3Eは3nm製造技術の第2世代であり、新型iPad Proに搭載されたM4チップにも投入。それほど高度な技術であるがゆえに、製造費も高くつくというわけです。

 

チップの価格が上がれば、サムスンの次期ハイエンド機「Galaxy S25 Ultra」などの価格にも上乗せされるかもしれません。もっとも、ここ数年でスマホ本体はSnapdragonチップほど値上がりしていないため、メーカーが値上がりを抑える可能性もありそうです。

 

その一方、Kuo氏はクアルコムがWindowsノートPC向けに安価なチップを発売する予定とも付け加えています。現行のSnapdragon X Elite/X Plusは、マイクロソフトやDell、LenovoなどのノートPCに搭載されて発売が始まりましたが、どれも安くはありません。

 

しかし、新型チップ「Canim」は、Snapdragon X Eliteと同じAI処理能力を持ちながら、599ドル~(約9万5000円)の低価格PCに搭載される見通し。さらに高価になったハイエンドAndroidスマホを買うか、AI処理に優れた安価なノートPCを買うか、頭を悩ませる日が来るかもしれません。

 

Source: Medium
via: 9to5Google

HTCから新作スマホ「U24 Pro」がデビュー! 海外メディアも高評価

HTCが新型スマートフォン「HTC U24 Pro」を発表しました。

↑HTC U24 Pro(画像提供/9to5Google)

 

かつては名作スマホを数多く投入してきたHTCですが、近年は端末の発売ペースが激減。2023年5月にリリースされた「HTC U23 Pro」は、6.7インチディスプレイとSnapdragon 7 Gen 1、Android 13を搭載した、お手ごろ価格のスマートフォンでした。

 

HTC U24 ProはプロセッサにSnapdragon 7 Gen 3を搭載した、ミドルレンジスマートフォンです。ディスプレイは6.8インチでFHD+解像度、12GBのRAMと256GB/512GBのストレージ、Android 14を搭載。背面カメラは5000万画素メイン+800万画素超広角+5000万画素望遠カメラで、前面には5000万画素のセルフィーカメラを搭載しています。

 

HTC U24 Proは、最近のハイエンドスマホからは省かれがちな、microSDカードスロットやイヤホンジャックを搭載していることも特徴。その他にも、4600mAhのバッテリーを搭載し、最大60Wの有線充電と最大15Wのワイヤレス充電に対応。NFCやBluetooth、IP67の防塵防水性能を実現しています。

 

HTC U24 Proについて海外メディアは好意的に受け止めており、9to5Googleは「かなりよい」と評価。GsmArenaは「ミドルレンジスマートフォンでの中国ブランドとの競争は厳しいが、(HTC U24 Proは)興味深いデバイスで、HTCがスマートフォン分野でまだ生き残っているのは喜ばしい」と伝えています。

 

HTC U24 Proの本体カラーはトワイライト・ホワイトとスペース・ブルーの2色で、ヨーロッパ市場では564ユーロ(約9万5000円※)で販売されます。日本販売の有無を含めて、今後の展開に注目です。

※1ユーロ=約169円で換算(2024年6月18日現在)

 

Source: HTC via 9to5Google

発売間近の「Galaxy S24 FE」の予想CG画像が登場! 大画面を実現!?

サムスンのお手ごろ価格かつ高性能スマートフォン「Galaxy S24 FE」は、発売が間近に迫っているとの手がかりが見つかっています。搭載プロセッサーやバッテリー容量など各種スペックの予想も、複数の情報源から伝えられていました。

↑公開された「Galaxy S24 FE」の予想CG画像(画像提供/Onleaks/GizNext)

 

そんななか、今度はその予想CG画像がネット上に登場しました。

 

信頼性の高いリークアカウントのOnLeaks(Steve H.McFly氏)はテックサイトGizNextと協力し、Galaxy S24 FEの「5Kレンダリング」と「360度動画」を公開しています。

 

それによれば、Galaxy S24 FEの寸法は、前Galaxy S23 FEの158 x 76.5 x 8.2mmに対し、162 x 77.3 x 8mmとのこと。

 

ボディがわずかに大きくなり、ベゼルが薄くなったおかげで、ディスプレイは前モデルの6.4インチに対して6.65インチの大画面を実現。上位モデルGalaxy S24(6.2インチ)とGalaxy S24+(6.7インチ)の中間となるようです。

 

さらに、背面にはトリプルカメラがあり、筐体の側面はフラット。底面にはUSB-Cポートがあります。電源ボタンと音量ボタンは向かって右側に配置され、おおむねGalaxy S24やGalaxy S24+に近い印象です。ただし、下側のベゼルは他の3辺よりも分厚くなっています。

 

Galaxy S24 FEの搭載プロセッサーは、ほとんどの国でサムスン製Exynos 2400を搭載する見通し。ただし、米国など一部地域では、Galaxy S24シリーズと同じSnapdragon 8 Gen 3を採用する可能性が高いとされています。前Galaxy S23 FEでは、日本向けモデルも米国と同じSnapdragon 8 Gen 1を搭載していたため、その例に倣うのかもしれません。

 

ほかにも、基本のRAM容量は8GBながらも、オプションで12GBモデルも用意されているとの手がかりも見つかっていました。背面トリプルカメラについては、前モデルと全く同じになるとのリーク情報が伝えられています

 

Source: GizNext
via: Sammobile

次期「Galaxy Z Fold6」、手書きのスケッチから画像を生成!? ライバルの先を行く機能とは

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」には、全く新しいAI機能が搭載されると著名リーカーが主張しています。

↑新しいAI体験を準備中

 

Androidやサムスンの未発表製品に詳しいリーカーのIce Universe氏は、次期Galaxy Z Fold6において「新AIがアップルより先に実現する」ことや「落書きが画像になる」との情報を画像付きでXに投稿しました。

 

これらの画像は「15世紀から18世紀にかけてのインドの建築物」という題名になっており、その説明や手書きのスケッチが左側の画像に添えられています。AIがその画像を取り込み、手書きのメモに基づいて3Dのイメージを生成。できたのが右側の画像のようです。

 

さらに、Ice Universe氏は他のユーザーからの質問に、後日Galaxy S23とGalaxy S24シリーズにもアップデートで提供されると答えています。

 

先週、「サムスン・カザフスタンから流出したと思われる」というGalaxy Z Fold6(とタテ折りの「Galaxy Z Flip6」)の公式画像らしきものがインターネットに登場。そこには「Galaxy AI」のロゴも確認できました。

↑カザフスタンから流出(画像提供/Reddit)

 

また、サムスンも「今後の折りたたみ式デバイス向けにGalaxy AI体験をさらに最適化します」と公式に述べたばかりです。

 

ここ最近、サムスンはGalaxy AIをフラッグシップ機の目玉としています。今年初めに発売したGalaxy S24シリーズは「かこって検索」や生成AIによる写真編集機能をいち早く利用することができました。これらの機能は後にGalaxy S23シリーズなどの過去モデルにもソフトウェア更新により追加されました。

 

開くと大画面になるGalaxy Z Foldシリーズは、手書きのメモやスケッチを描きやすく、非折りたたみ機とは違った方向で生成AIを活用できると期待したいところです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: Tom’s Guide

次期「Galaxy S25 Ultra」、アップルの上を行く顔認証技術「Polar ID」を搭載!?

サムスンのGalaxyスマートフォンは顔認証で画面のロックを解除できますが、決済はできません。対して、iPhoneのFace IDが決済まで可能なのは、それだけ強固なセキュリティーが保証されているからです。

↑Polar IDって何?

 

しかし、次の最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」では、Face IDにも匹敵する顔認証技術「Polar ID」を採用すると、あるリーカーが主張しています。

 

iPhoneにおけるFace IDの欠点は、顔を正確に認識するため投光イルミネーターやドットプロジェクタなどが必要であり、装置が大型化すること。そのため、最新のiPhone 15 Proモデルでも「ダイナミックアイランド」として画面内に広いスペースを取っています。

 

リーカーのHaizaki Ryouhei氏は、サムスンがGalaxy S25 Ultraに、Face IDのライバルであるPolar IDを搭載するとXで主張。アップルと違い、追加のセンサーを必要とせず、パンチホール(画面上に穴が一つ開いたデザイン)のまま実現できると述べています。

 

さらに、PolarIDは「Face IDよりもさらに安全で、他の顔認識技術よりも上手く機能する」とも付け加えています。

 

ここでいうPolar IDとは、Metalenz社が開発した顔認証システム。この技術は、近赤外線偏光カメラとメタ光学技術を使っており、Snapdragon 8 Gen 3(Galaxy S24シリーズに搭載)チップを搭載したリファレンスモデルで有効性を実証したと発表していました

 

かたや、別のリーカーのSawyer Galox氏は、同技術はGalaxy S25 Ultraでは間に合わず、再来年の「Galaxy S26 Ultra」まで待つことになると述べています。

 

iPhoneのFace IDは、ただ画面をのぞき込むだけで、支払いの決済ができる便利な仕組みです。これ以上に安全性が高いPolar IDが、2025~2026年のGalaxyスマートフォンにやって来る可能性は高そうです。

 

Source: Haizaki Ryouhei(X)
via: 91mobiles

「Pixel 8」シリーズ、ついにUSB-Cから外付けディスプレイに映像出力が可能に!

Googleは6月のPixelスマートフォン向けアップデート「Feature Drop」を発表。ついに、Pixel 8シリーズをUSB-C経由で外付けディスプレイに接続し、大画面で映画やスライドなどのコンテンツを表示できるようになると明らかにしました。

↑外付けディスプレイに手軽に出力

 

このアップデートは11日(現地時間)から配信が始まり、今後数週間にわたって展開される予定です。

 

こうしたUSB-Cによる有線接続での外付けディスプレイへの映像出力は、「DisplayPort Alternate Mode」と呼ばれます。もともとPixel 8シリーズはハードウェアレベルでは対応していましたが、なぜか封じられていました。

 

先月初め、Android 14ベータ版で外付けディスプレイ出力は有効となっていましたが、ようやく本番環境でも提供されます。

 

ただし、当面はPixelスマホの画面をそのまま映すミラーリング・モードのみ。横長ディスプレイの真ん中に縦長スマホがこじんまり表示されるか、横向きにして拡大表示となります(どのように見えるかは下の画像を参照)。

↑Pixelスマホの画面を外付けディスプレイで表示(画像提供/Android Authority)

 

今回のアップデートを受けて、AndroidスマホをPCのように使える「デスクトップ・モード」への期待が再び高まっています。Googleは長年にわたってこの機能をテストしてきたものの、2019年には単なる実験プロジェクトに過ぎないとコメントしていました

 

しかし、次期Android 15ベータ版では複数のウィンドウが扱える、進化したデスクトップ・モードが確認されています。これが正式に採用されることを期待したいところです。

 

Source: Google
via: Ars Technica

Nothingの「CMF Phone 1」、安くて高性能なチップ「Dimensity 7300」を搭載? コスパがいいかも

英テクノロジー企業のNothingは、安価なサブブランドCMFから新型スマートフォン「CMF Phone 1」を発売すると予告し、物理ダイヤルが付いたデザインをチラ見せしていました

↑このダイヤル、もう覚えた?(画像提供/Nothing)

 

この新型スマホはNothing Phone(2a)をベースとして、MediaTek Dimensity 7200チップを搭載しているとの噂が以前にありましたが、最近では改良型のDimensity 7300チップを採用する可能性が浮上しています。

 

リークアカウントGadget Bitsは、CMF Phone 1の搭載チップやその他の詳細をXでシェア。これまでリークの実績はないものの、最近CMF Phone 1関係の情報を積極的に発信していました。

 

今回の自称リークにあるDimensity 7300は、Nothing Phone (1)内蔵のSnapdragon 778G+と同等の性能を発揮すると予想されるものです。MediaTekが先月末に発表し、「AIとモバイルゲームをレベルアップする」とアピールしていました

 

このDimensity 7300は、Dimensity 7050の後継チップ。前チップよりも消費電力が25%も減っており、AI関連タスクでは2倍のパフォーマンスを発揮するとうたっています。また、噂にあったDimensity 7200が6nmプロセス(半導体の回路線幅)に対して4nmであり、基本的なチップ構成は同じながら性能が向上しています。

 

同アカウントが予想する各種スペックは次の通りです。

 

  • ディスプレイ: 6.7インチFHD+AMOLED 120hz
  • 生体認証: 画面内指紋認証
  • 背面カメラ: デュアルカメラ/50MP OIS(手ぶれ補正)と4k+30fps動画が撮影可能
  • 自撮りカメラ: 16MP
  • バッテリー: 5000mAh
  • Glyph(背面のLEDライト)なし/NFC搭載
  • 背面はレザー
  • 価格: 2万ルピー(約3万8000円※)以下(※1ルピー=約1.9円で換算)

 

これらの予想が当たっていれば、コストパフォーマンスが高いスマホとなるはず。日本での発売も期待したいところです。

 

Source: Gadget Bits(X) 
via: 91mobiles

噂の「Galaxy Z Fold6 Slim」、Sペンが使えないのに価格は高い!?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に、新たなラインアップが追加されるとの噂が何度も報じられてきました。この新機種が「Ultra」ではなく「Slim」であり、標準モデルよりも高価になると著名リーカーが主張しています。

↑スリムになるのは難しい(画像はGalaxy Z Fold5)

 

Androidの未発表製品に詳しいIce Universe氏は、サムスンがGalaxy Z Fold6 Slimの準備に取り組んでおり、これは「Ultra」ではないと中国SNSのWeiboで述べています。

 

同氏によれば「Ultraではなく、ただ薄いだけ」とのこと。つまり、標準モデルよりも仕様がアップグレードされているわけではなく、薄さに特化したバージョンになるようです。

 

性能が落ちているわけではないものの、薄さと引き換えにSペンが使えないともIce Universe氏は述べています。このスリムモデルが薄型化のため、デジタイザー(ペン入力を読み取る層)を省くことは、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏も伝えていました

 

最も注目すべきは、仕様のアップグレードやSペン対応がなくても、Galaxy Z Fold6 Slimは標準モデルよりも高いと示唆されていることでしょう。

 

サムスンと競合するアップルも、2025年には「iPhone 17 Slim」を、Pro Maxよりも高い価格で発売するとの噂もありました。スマホの薄型化は、それほど難しい技術が必要なのかもしれません。

 

サムスンは7月10日に噂される「Galaxy Unpacked」イベントで、次期「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を発表する可能性が高いと見られています。

 

しかし上記のYoung氏は、Galaxy Z Fold6 Slim用の画面パネル出荷が2024年第4半期だと述べ、2025年初頭に「Galaxy S25」シリーズと同時に発表する可能性を示唆していました。

 

かたや「Galaxy Z Fold6 Ultra」はスリムモデルとは別にあり、韓国国内だけで限定発売されるとの噂もあります。サムスンは今年から来年にかけて折りたたみスマホのバリエーションを次々と投入し、ユーザー人口を広げる狙いかもしれません。

 

Source: Ice Universe(Weibo) 
via: Gizmochina

次期「Galaxy S25 Ultra」のスペックはどうなる? 著名な情報通の予想は…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25 Ultra」の発売は数か月先とみられていますが、すでにカメラやデザインなどのリーク情報は次々と届いています。すでに準備が整いつつあることを示すように、今度は国際移動体装置識別番号(IMEI)認証サイトに、それらしきデバイスが発見されました。

↑これまでの情報を整理すると…

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Headlinesは、サムスン製の端末「SM-S938U 」をIMEIデータベース内で発見。Galaxy 24 Ultraの型番が「SM-S928U」(「U」は米国向けモデル)だったことから、後継機のGalaxy S25 Ultraを意味するというわけです。

 

このデータベースには、Galaxy S25 Ultraの詳細な仕様は書かれていません。ただし、カメラの性能や生成AI機能を助ける高速ストレージなど、リーク情報はさみだれ的に伝えられてきました。

 

そんななか、著名リーカーのBenIt Bruhner Pro氏は、Galaxy S25 Ultraの「噂とリークされたスペック」をまとめてXに投稿しています。同氏はサムスンの未発表製品やソフトウェアに詳しく、数々の「Galaxy AI」機能を正確に予想していました

 

そこで挙げられたGalaxy S24 Ultraの仕様は、概ね次の通りです。

 

  • ディスプレイ: 6.9インチ/ピーク輝度3000ニト
  • プロセッサー: Snapdragon 8 Gen4 for Galaxy
  • RAM: 12~16 GBのLPDDR5X
  • ストレージ: 256 GB/512 GB/1TB
  • カメラ: メイン200MP(センサーサイズが少し大型化)/超広角50MP/3倍ズームは50MP/5倍ズームは50MP
  • バッテリー: 5000~5500 mAh/有線充電 65W対応(テスト中)/ワイヤレス充電 Qi2(MagSafe互換)25W
  • デザイン: カメラやフレームデザインは更新/新色あり

 

これらをGalaxy S24 Ultraと比べると、画面のピーク輝度は2600ニトから3000ニトに増加。背面カメラは3倍ズームが10MPから50MP、5倍ズームが12MPから50MPへと大幅にアップグレードされているようです。

 

つまり、プロセッサーも最新世代となり、画面はより明るく、望遠カメラはより鮮明に撮れるということ。正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Android Headlines, BenIt Bruhner Pro(X) 
via: 91mobiles

6月12日にお披露目!「HTC」が久しぶりに新型スマホを投入へ

HTCが新型スマートフォンの投入を予告しました。同社にとって久しぶりの新モデルの投入となりそうです。

↑明日お会いしましょう(画像提供/HTC/X)

 

HTCといえば、Androidスマートフォンの創世記には評判の高いモデルを多数投入していました。近年は端末の投入ペースが落ち、2022年9月に4年ぶりの日本向けスマホを投入していました。現在の同社の主力スマホは、2023年5月に発表されたミドルレンジモデルの「HTC U23 Pro」となっています。

 

今回の予告からは、HTCの新型デバイスがどのようなものになるのかは不明。投稿された画像にはスマートフォンの横からの姿と、「6月12日に正式発表」というコメントが添えられています。

 

昨年にHTC U23 Proが投入されたことを考えると、今回のスマホは「HTC U24」に相当する可能性が高そう。HTCの近年のスマホの傾向を踏まえると、HTC U24もミドルレンジ向けモデルとなりそう。今年4月には、「HTC U24 Pro」という未発表スマートフォンが、Google Play Consoleに登録されているのも見つかっています。

 

以前にはメタバーススマホ「HTC Desire 22 Pro」を投入するなど、なんとか他社との差別化を図ろうとしているHTC。今回の新型スマホがどんな端末になるのか楽しみです。

 

Source: HTC / X via 9to5Google

Nothingが「CMF Phone 1」をチラ見せ! 物理ダイヤルは何に使うのか…

Nothingのサブブランド「CMF」は、物理ダイヤルを搭載したブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」の画像を公開しました。

↑「CMF Phone 1」のダイヤル(画像提供/Nothing)

 

コストパフォーマンスに優れ、スケルトンによる特徴的なデザインのスマホを投入しているNothing。昨年には、そのサブブランドのCMFからお手ごろ価格のスマートウォッチワイヤレスイヤホン、急速充電器が発表されました。

 

現時点では、CMF Phone 1の全体の外観やスペック、発売日や価格は判明していません。Xに投稿された画像から、本体の隅に物理ダイヤルが存在していることがわかります。CMFの公式アカウントによれば、このスマホは「デザインが素晴らしく、他社が見落としている分野の製品」とのこと。何やら自信満々です。

 

最新のデジタルガジェットと物理的なインターフェイスという組み合わせは、2022年4月に出荷されたゲーム機「Playdate」でも話題となりました。Playdateには本体サイドにクランクが搭載され、これを回すことでゲームを操作することが可能です。

 

Nothingは今年3月、廉価なスマートフォン「Phone (2a)」を発表しました。このスマホはMediaTek製のプロセッサや5000万画素のデュアル背面カメラ、最大120Hz駆動の5.7インチディスプレイを搭載していますが、CMF Phone 1はこのPhone (2a)がベースとなっている可能性があります。

 

CMF Phone 1の物理ダイヤルでは、一体何ができるのか……。ただの音量調整ダイヤルでないことを祈りつつ、今後の詳細発表を待ちたいものです。

 

Source: CMF by Nothing / X via 9to5Google

デザインだけじゃない、Nothing Phone (2a)は人とスマホの関係性を見直す設計思想が魅力

個性的なスマホを世に送り出しているNothingから、初の廉価版「Nothing Phone (2a)」が登場しました。日本ではオープンマーケットモデル(SIMフリー版)として販売中。価格は4万9800円(税込)からとなっています。このスマホは、同社初のおサイフケータイ対応モデルでもあります。

 

ユニークさが目立つ製品ですが、スマホの実用面ではどのような魅力があるのか、ここでは改めて探っていきます。

↑Nothing Phone (2a)

 

コストダウンを感じるものの、ワクワク感のあるデザイン

Nothing Phone (2a)は、スタイリッシュでありながらガジェット感もあり、手にすると単なるツールを超えた満足感があります。モノとして手に取って楽しいという製品です。

 

スタイリッシュさを体現する、個性的なデザインも目を引きます。スケルトンのバックパネル越しに、リボンケーブルが敷かれた見せ回路が透けて見えます。この回路はロンドンの地下鉄路線図にインスパイアされているそうです。印象としては昔のゲームボーイのようにワクワク感がありながら、目立ちすぎず、引き締まったデザインになっています。

 

またカメラカバーの部分は有機的な曲線で形づくられていて、ほかのスマホのように出っ張りが目立って煩わしいということもありません。

 

一方で、バックパネルには若干のコストダウンが見られます。上位機種のガラス素材と比べると、Nothing Phone (2a)のプラスチック製バックパネルは、やや安っぽい手触り。指紋や汚れが付きやすく、拭き取りにくいのは気になるところです。

 

演出的でありながら実用性もある「Glyphインターフェイス」

ユニークな機能として、Nothing Phone (2a)には「Glyphインターフェイス」というハードウェアの仕掛けがあります。カメラの周りを半周するようにリング状のLEDライトが仕込まれ、通知や音楽再生に合わせて光で演出してくれるのです。

 

電話の着信時には、スマホを伏せておくだけで背面のライトがゆっくり点滅し、着信を上品に知らせてくれます。メッセージを受信すると、ライトが特定のパターンで光ることで、通知を視覚的に確認できます。

↑スマホが光る「Glyphインターフェイス」の設定画面

 

また、「ミュージックの視覚化」機能を使えば、音楽の再生に合わせてライトがリズミカルに点滅し、まるでDJブースのようにピカピカ光る演出を楽しめます。「Glyph Composer」機能を使って、ユーザー自身がライトの光り方をカスタマイズすることもできます。

 

さらに、「Glyphタイマー」機能を使えば、リングライトで時間経過を示すタイマーとして活用できます。

 

「スマホを主体的に使う」意識ができあがるモノクロなホーム画面

もうひとつユニークな部分であり、筆者が気に入ったのは、モノクロームなホーム画面へのこだわりです。

 

Nothingはホーム画面に置けるウィジェットを、20種類以上も用意しています。すべてのウィジェットがモノクロームで作られていて、アイコンを並べるだけですっきりとしたホーム画面を作成できます。

↑統一感のあるホーム画面を手軽に作成できる

 

睡眠をサポートするAndroidの標準機能「おやすみ時間モード」では、スマホの全体をグレースケールで表示できますが、Nothingのホームアプリではアプリの色合いはそのままで、ホーム画面をモノクロにできます。

 

また、アプリのアイコンも含めてすべてモノクロに設定も可能。アプリのアイコンから色をなくして、グレースケールで統一したホーム画面を作れるのです。

↑Google Playアプリのアイコンもモノクロで表示できる

 

単にアプリのアイコンを単色にしただけですが、使ってみるとホーム画面を見るときの誘惑が減って、目的のアプリを探しやすくなります。使いたいアプリにたどり着くまでの操作で、ほかのアプリも目に入ってつい開いてしまうのはよくあることですが、モノクロになることで必要なアプリだけ開いて、用が済んだらスマホの操作は終わりという気持ちになるのです。

 

漫然とスマホを触るのではなく、主体的にスマホを使おうという意識になります。

↑生成AIで壁紙を作成する機能も搭載。モノトーンデザインの壁紙は特に作りやすい

 

Glyphインターフェイスはポモドーロ・タイマーとして使える

先に紹介した、Glyphインターフェイスのリングライトも、スマホから意識を切り離すのに役立ちます。Glyphタイマー機能を使えば、ポモドーロ・テクニックのタイマーとして活用できるのです。

 

ポモドーロ・テクニックは、25分の作業と5分の休憩を繰り返すことで、集中力を維持しながら効率的に作業を進める時間管理法です。一般的にはキッチンタイマーがよく使われますが、Glyphタイマーはそれとよく似た特徴を持っています。

 

キッチンタイマーは文字盤の目盛りが減っていくのに対し、Glyphタイマーはリングライトが徐々に消灯していき、さながら蚊取り線香のようです。どちらもアナログ的に時間の経過を可視化するので、直感的に残り時間を把握でき、作業に集中しやすくなります。

↑Glyphライトをポモドーロ・タイマーのように使える。スマホを伏せて置けるので気をそらす心配が減らせる

 

また、スマホ画面を見なくても時間がわかるため、ほかのアプリを開いてしまう誘惑を避けられます。時間を設定してスマホを裏返しておけば、リングライトが時間を知らせてくれるので、スマホに触れずに済むのです。

 

惜しむらくは標準の時計アプリとの連携がないことです。Nothing PhoneはGoogle製の時計アプリを採用していますが、Glyphタイマーの設定はこのアプリとは連動しません。

 

Glyphタイマーの設定は設定パネルの奥深くに位置しており、少々わかりづらいのですが、通知パネルにショートカットを設置することができます。ただ、ホーム画面の時計ウィジェットを開くと標準の時計アプリが起動するため、Glyphタイマーの設定場所を探し回ってしまった経験が何度かありました。

 

もしGlyphタイマーが標準の時計アプリに対応していれば、Googleアシスタントの音声入力でもタイマー設定ができるようになるでしょう。ぜひ今後のアップデートで改善されることを期待します。

 

スマホとしての基礎は十分

目新しい機能で選ぶとしても、スマホとしての使い勝手が十分に保証されていなければ検討要素にはなりません。

 

その点、Nothing Phone (2a)は性能面で物足りなさを感じることはないでしょう。ユニークな機能を利用する以前に検討課題となる、スマホとしての性能のベースラインはきっちり抑えている印象です。

 

CPUは8コアチップの「Dimensity 7200 Pro」、メモリーは8GB/12GB搭載で、4年前のフラッグシップスマホ並みの性能があります。WebサイトやYouTube再生は余裕でこなせますし、軽いゲームも快適に動かせるでしょう。

 

OSはAndroid 14を搭載しています。また3年間のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートを提供。十分に使い続けられるでしょう。

 

背面カメラは5000万画素の標準+5000万画素の広角カメラの2眼仕様です。暗所撮影に強く、価格帯を考慮すれば実用的と言えます。

 

Nothing Phone (2a)はスマホと人の関係性を見直すきっかけになる

Nothing Phone (2a)は、カメラやディスプレイの性能において、他社の同価格帯のスマートフォンと比べて突出しているわけではありません。

↑スマホとのあり方を見直すきっかけを与えてくれる1台

 

一方で、モノトーンに統一されたホーム画面は、使いたいアプリ集中しやすくなるように設計されており、スマホを意識的に使うという本質的なところを促しています。

 

Glyphインターフェイスも現状では発展途上な部分もありますが、ディスプレイに依存せずにスマホの状態を知らせるツールとして興味深い存在です。

 

スマホと人との関係性を見直すきっかけを与えてくれる一貫した設計思想があり、思想が機能として反映されていることが、Nothing Phone (2a)の妙味と言えるでしょう。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

サードパーティ製部品が使われているスマホも返却へ。グーグルが修理方針を転換

グーグルはスマートフォンの修理ポリシーを変更しました。デバイスの内部にサードパーティ製部品が含まれていたとしても、顧客に返却するなどの手段を取るとAndroid Authorityに伝えています。

↑サードパーティ製が使われていても返却へ(画像提供/グーグル)

 

これまでグーグルは、修理に送られてきたスマホの内部にサードパーティ製部品が含まれていた場合、デバイスを保管する、つまり返却しないとの姿勢を取っていました。2023年7月からスタートしたこのポリシーには、多くの批判が寄せられていたのです。

 

しかし6月4日、同社はこのポリシーを撤回。Android Authorityに以下のような声明を出しています。

 

お客様がPixelスマートフォンを修理のためにグーグルに送った場合、サードパーティ製部品の有無にかかわらず、弊社ではそれを保管しません。安全上の懸念がある場合、状況によっては修理を完了できないことがあります。その場合、お客様に返送するか、お客様と協力して今後の方針を決定します。この点を明確にするために、利用規約を更新しています。

 

このような問題はグーグルだけではなく、サムスンも独立系の修理業者に対し、「スマホにサードパーティ製部品があった場合、デバイスを分解して顧客情報を報告すること」と義務付けていたことが判明しています。

 

メーカー側にとって、自社の利益を損ないトラブルまで起こす可能性があるサードパーティ製部品は排除したい存在であることも事実。今後は、顧客の権利を尊重するような明確なポリシーを表明してほしいものです。

 

Source: Android Authority

次期「Galaxy Z Fold6」の新たなダミーモデルが流出! シワが減った?

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に注目が集まっており、先日も著名リーカーが予想レンダリング画像を公開していました

↑新たに流失したGalaxy Z Fold6のダミーモデル(画像提供/Ali TA Tech/X)

 

それに続き、ネット上にGalaxy Z Fold6のダミーモデルと称するものが登場しました。

 

リーカーのAli TA Techは「韓国のフォーラムで見つけた」というダミーモデルの写真をXで公開しています。こうしたダミーモデルは、サードパーティーのアクセサリー企業が、製品の正式発表前に情報を集め、独自に作成することが一般的です。

 

今回の画像も、以前のリークに基づく予想CG画像と一致しており、幅がより広くなったカバー(折りたたんだときの外側)ディスプレイや、正方形に近づいた折りたたみ画面が確認できます。

 

また、現行モデルGalaxy Z Fold5本体の角は丸みを帯びていますが、こちらはGalaxy S24 Ultraのように直角に近くなっています。こうした形状も、複数の情報源が伝えてきたことです。

 

ただし、今回の写真を見る限りでは、折りたたみ画面の中央にあるシワはまだ目立っています。筆者の手元にあるGalaxy Z Fold5よりは折り目が浅くなっている印象もありますが、競合他社もシワの除去を進めているため、製品版ではさらに軽減していると期待したいところです。

 

Galaxy Z Fold6のほか、次期縦折りの「Galaxy Z Flip6」や新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズは、フランスのパリで開催される「Galaxy Unpacked」イベントでのお披露目が噂されています。それまでに、さらに細部まで分かるダミーモデルや実物の写真が登場するのかもしれません。

 

Source: Ali TA Tech(X) 
via: Tom’s Guide

次期「Galaxy S25 Ultra」、ストレージが「UFS 4.1」に進化!? AI機能を強烈に後押し

サムスンの最上位スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、高速な「UFS 4.0」規格のストレージを採用しています。次期「Galaxy S25 Ultra」では、さらにアクセス速度がアップした「UFS 4.1」ストレージを採用し、Galaxy AI機能が改善される可能性が浮上しました。

↑次はもっと軽快に動きそう

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーののSawyer Galox氏は、Galaxy S25 UltraはUFS 4.1ストレージを搭載するとXで主張。これまでのUFS 3.0やUFS 4.0と比べて、どれほどアクセス速度が改善するかを示したグラフを投稿しています。

 

サムスンとグーグルはGalaxy S24シリーズで提携していますが、Galaxy S25シリーズでも協力は続き、第2世代Gemini Nanoが利用可能になるとの噂もありました

 

Gemini NanoなどオンデバイスAI、つまり「クラウドと通信せず、スマホ内部だけで処理を完結する」AIは、大容量のRAMと高速なストレージが必要になります。

 

サムスンはスマホ向けに先進技術の「UFS 5.0」も開発中であるものの、おそらく2027年まで実用化はできません。その一方で「高速バージョンのUFS 4.0」の準備も進行中と見られていました

 

もっとも、最新の標準モデルGalaxy S24の128GB版では、低速なUFS 3.1ストレージが搭載されています。次期Galaxy S25シリーズでも、一部モデルが低速ストレージのままなのか、それとも格上げされるのかは気になるところです。

 

Galaxy S24 Ultraに話を戻すと、最大RAM容量を前モデルの12GBから16GBに引き上げるとの予想もありました。大容量RAMと高速ストレージを組み合わせれば、Galaxy AIもサクサク動きやすくなるはず。

 

その一方で、次期「iPhone 16」シリーズもさまざまなオンデバイスAI機能が利用できると噂されています。2024年後半から2025年初めにかけて、アップルとサムスンのAIスマホ対決が繰り広げられることになりそうです。

 

Source: Sawyer Galox(X)
via: Wccftech

次期「Pixel 9」のベンチマーク結果が流出! Tensor G4の実力やいかに

グーグルの次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 9」シリーズのベンチマークスコアを、海外テックサイトのRozetkedが掲載しました。

↑Pixel 9の性能は?(画像はPixel 8)

 

Pixel 9シリーズでは上位モデルの「Pixel 9 Pro/Pro XL」だけでなく、背面カメラ数を減らした「Pixel 9」を含む、3モデルの登場が噂されています。実機とされる画像からは、背面カメラが側面フレームから分離し、より強調されたデザインになることが示唆されていました。

 

Rozetkedによれば、Tensor G4のCPUは1+3+4コア構成とのことで、「Pixel 9/9 Pro」に搭載された「Tensor G3」の1+4+4コア構成から変更されていることがわかります。Armいわく、Tensor G4の高性能コアに採用されている「Cortex-X4」は、Tensor G3の「Cortex-X3」から性能が15%向上しているとのこと。

 

実際、ベンチマークスコアは、Pixel 9/9 Pro/9 Pro XLがそれぞれ1,016,167/1,148,452/1,176,410ポイントとなったようです。これはPixel 8の877,443ポイントから、十分な性能向上と言ってよさそう。

 

すでにカラーバリエーションなど、さまざまな情報が明らかになっているPixel 9シリーズ。例年通りなら今年10月頃に発売されるはずですが、それまでにさらなる情報が届きそうです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold 6」、新たな予想画像が登場! ディスプレイの形はどう?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6(仮称)」とされる予測レンダリング画像や実機画像を、リークアカウントのIce universe氏が投稿しています。

↑Ice universe氏が公開した予測レンダリング画像(画像提供/Ice universe/X)

 

現行モデルの「Galaxy Z Fold 5」では、外側ディスプレイの端が丸まったデザインとなっていますが、Galaxy Z Fold 6ではより角張った形になることが以前から報告されていました。また、同スマホでは駆動時間の延長や画面の折り目の低減も報告されています。

 

今回Ice universe氏が公開した予測レンダリング画像では、外側ディスプレイの端が角張っており、左右対称になっていることがわかります。これにより、Galaxy Z Fold 6はさらにソリッドな「板状」のデザインとなるようです。

↑角張った形に(画像提供/Ice universe/X)

 

Ice universe氏はGalaxy Z Fold 6の実機らしき画像も投稿しており、こちらからも外側ディスプレイがより角張った形状になっていることがわかります。

 

サムスンは7月10日に「Galaxy Unpacked」を開催し、そこでGalaxy Z Fold 6などが発表されると予想されています。果たしてどんな形になるのでしょうか?

 

Source: 9to5Google 1, 2

アップル、iPhoneの耐久テストをついに公開!「修理しやすさより頑丈さ」こそ地球に優しいと主張

iPhoneは頑丈に作られている一方、ユーザーが自分で修理したり、サードパーティの修理業者が自前で直したりすことは非常に難しくなっています。単にこじ開けにくいだけではなく、非純正の部品と交換できないようソフトウェアでロックする仕組みなどを講じているためです。

↑公開されたiPhoneの耐久テストの一場面(画像提供/MKBHD/X)

 

この点について、アップル幹部が修理しやすさよりも耐久性を高めることを優先していると語っています。

 

有名なテック系YouTuberのMKBHDことマルケス・ブラウンリー氏はアップルに招待され、未発表のiPhoneなどが発売される前に受ける耐久性テストをXで公開しました。耐水性能をチェックするため180度から水を低圧ジェット噴射で吹きかける、産業用ロボットを使って落下テストを行い、超高輝度ライトと高速度カメラで観察するという具合です。

 

さらに、ブラウンリー氏は、アップルのハードウェアエンジニアリング責任者であるジョン・ターナス氏と対談し、デバイスの耐久性と修理しやすさをどうやって両立させているかを聞いています。

 

ターナス氏は、アップルが一つの製品を発売する前に1万台以上をテストしているうえ、他の懸念事項が見つかれば、さらにテストを行なっているとコメント。耐久性のテストには多額の費用が掛かっているが、それには全て正当な理由があるというわけです。

 

また、ターナス氏は製品の耐久性に重きを置いていると発言。耐久性の高さはユーザーにとって良いことであり、アップルがその考えを実践してから故障率は激減しているので、「最終的には地球にとっても良いことなのです」と述べています。

 

耐久性と修理しやすさを天秤にかけると、前者が上回るとのこと。「実際に計算してみれば、これだけの耐久性を持たせられるのであれば、修理が少し難しいほうが良いという閾値があると分かる」と説明しています。

 

つまり、iPhoneを頑丈に作ることで故障が減れば、部品の交換や廃棄も減ることになり、全世界や地球レベルで考えればユーザーにとっても地球環境にとっても優しいということでしょう。

 

しかし、ほとんどのスマートフォンは前側と背面にガラス板があるため(背面はワイヤレス充電のため)機能停止までは行かなくともひび割れしやすく、できるだけ修理しやすいほうがユーザーにも有り難いはず。アップルは先回りして修理代金の値下げや、交換しやすい設計変更を行っていましたが、さらなる歩み寄りが求められるのかもしれません。

 

Source: MKBHD(X)
via: Wccftech

povoが楽天モバイル対抗プランで話題に! いま無制限プランを使うならどこがいい?

2024年4月25日、povoが新たなトッピング「データ使い放題(7日間)12回分」の提供を開始しました。料金は9834円(税込、以下同)で、1か月に換算すると3278円。この金額は楽天モバイルの月額料金と同額であることから、「povoが楽天に真っ向から対抗した」と話題になりました。

 

本記事では、次第に充実しつつある大手通信キャリア、サブブランド、MVNOそれぞれの無制限プランをピックアップして解説するとともに、通常のプランを「実質無制限」で使えるテクニックなども紹介します。

 

大手4社の無制限プランをおさらい

一般的に、MVNOは小容量~中容量、サブブランドは中容量~大容量、大手通信キャリアは無制限プランに強いという傾向があります。そこでまずは、大手通信キャリア4社の無制限プランを一覧で比較してみましょう。なお、ここでは基本的な無制限プランを解説します。

会社名 プラン名 月額料金 割引適用時の月額料金
ドコモ eximo 7315円(3GB超使用時) 4928円(※1)
au 使い放題MAX 5G/4G 7238円(3GB超使用時) 4928円(※2)
ソフトバンク メリハリ無制限+ 7425円(2GB超使用時) 4928円(※3)
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3278円(20GB超使用時)  3168円(※4)
※1:「みんなドコモ割(3回線以上)」「ドコモ光セット割/home 5G セット割」「dカードお支払割」適用時
※2:「家族割プラス(3回線以上)」「auスマートバリュー」「au PAY カードお支払い割」適用時
※3:「新みんな家族割(3回線以上)」「おうち割光セット」「PayPayカード割」適用時
※4:「最強家族プログラム」適用時

 

ドコモ・au・ソフトバンクの3社は、ほぼ横並びと言える月額料金です。割引の仕組みもまったく同じで「3回線以上の家族割引」「自宅インターネットとのセット割引」「系列クレジットカードでの支払い割引」を適用させることで月額4928円と、3社とも同額となります。

 

大手通信キャリアの中で異彩を放つのが、楽天モバイルです。月額料金は3278円と他社の半額以下、さらに最近は割引も拡充され、家族割引「最強家族プログラム」を適用させれば毎月110円割引、ユーザーが22歳までなら毎月110ポイント還元、12歳までなら毎月最大440ポイント還元などが用意されています。楽天モバイルには通信品質の不安がつきまといますが、プラチナバンドの試験電波も発射されて品質改善が期待されるいま、やはり注目したい通信キャリアと言えるでしょう。

 

しかし、無制限プランといえども通信速度制限の可能性があることは覚えておきましょう。ソフトバンクの場合では「200GB/月超で最大4.5Mbpsに速度制限される」となっており、中画質程度の動画なら大きなストレスなく再生できる速度まで制限されます。

 

サブブランド・MVNOの主な無制限プランをおさらい

大手通信キャリアが4社とも無制限プランを展開する一方、サブブランドやMVNOで無制限プランを提供しているところは多くありません。ここでは、新たなトッピングを開始したpovoと、ユニークな無制限プランを提供しているmineoとトーンモバイルの3社を紹介します。

 

【サブブランド・MVNOの無制限プラン】

会社・サービス名 プラン名

(povoはトッピング名)

月額料金

(povoはトッピング1回の料金)

割引適用時の月額料金
povo データ使い放題(24時間) 330円
データ使い放題 7日間×12回分 9834円

(約1か月あたり3278円)

mineo マイそくプレミアム

(最大3Mbps)

2200円 2145円(※5)
マイそくスタンダード

(最大1.5Mbps)

990円 935円(※5)
マイそくライト

(最大300kbps)

660円 605円(※5)
マイそくスーパーライト

(最大32kbps)

250円 195円(※5)
トーンモバイル 1100円
※5:「家族割引」または「複数回線割引」適用時。「家族割引」3回線以降は、月165円割引

 

「データ使い放題 7日間×12回分」の使い勝手がいいpovo

povoのサイトから

 

povoには従来、1回330円の「データ使い放題(24時間)」がラインアップしています。povoのトッピングは当面、期間満了日の23時59分まで使えるため、実質2日間使用することができます。そのため、このトッピングを2日に1回購入すれば、1か月4950円で使い放題にすることが可能です。

 

一方、今回新たにスタートしたデータ使い放題 7日間×12回分の料金は9834円。1か月あたりにすると3278円となり、これまでよりも安価に使い放題が利用できるようになりました。前述のとおり、この金額は楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」とまったく同じ金額であることは要注目です。

 

こちらのトッピングは購入後即時、1回目の7日間使い放題が適用されます。残りの11回分は、メールで送付されたプリペイドコードを入力することで、そこから7日間の使い放題を都度利用できます。プリペイドコードの入力期限は購入日から160日間なので、好きなタイミングで7日分を使えることが大きな魅力。使用データ量にばらつきがある人にとって最適な無制限プランと言えるでしょう。

 

できるだけコストを抑えたい人にとって選択肢になるmineo「マイそく」

mineoのサイトから

 

mineoの料金プランは大きく分けて、月々のデータ容量から選ぶ「マイピタ」と、最大通信速度で選ぶ無制限プラン「マイそく」の2つがあります。

 

マイそくはさらに細かく4つのプランに分けられており、最大3Mbpsの速度が出る「プレミアム」から、最大32kbpsの「スーパーライト」までラインアップしています。最上位のプレミアムでも月額2200円という格安価格なので、できるだけ安価に使い放題環境を作りたい人にとっては、マイそくがファーストチョイスとなるはずです。

 

ただし、安いぶん制限があることに要注意。どのプランも「月~金曜日の12時台」は32kbpsに速度が制限されます。32kbpsだとテキストの送受信くらいしかできないので、昼休みにインターネットを使う人には不向きです。また、3日間で10GB以上利用した場合も速度制限がかかると明記されています。

 

これらの速度制限を回避するため、1回(24時間)198円で高速データ通信に切り替えられるオプションも販売されていますが、使いすぎると他社より月間コストが高くなるので、計画的な利用が求められます。

 

動画をそこまで見ないならおすすめなトーンモバイル

トーンモバイルのサイトから

 

トーンモバイルは、少々変則的な使い放題プランを月額1100円という格安料金で提供しています。このプランの特徴は、動画視聴時は使い放題にならないということ。動画視聴はチケット制となっており、チケット1枚で1GB分の動画を観ることができます。動画チケットは毎月1枚配布され、追加で購入したい場合は1枚(1GB)330円で購入することも可能です。

 

1GBはYouTube(360Pの動画)なら約3時間で上限に達するので、ひんぱんに動画を楽しむ人や高画質で視聴したい人には不向きですが、そうでない人にはおすすめできるプランと言えるでしょう。

 

「速度制限がゆるい通信キャリア」や「カウントフリーオプション」にも注目

「無制限」や「使い放題」ではないものの、うまく使うことで「実質無制限」として使えるプランやオプションも存在します。ここでは、2つの方法を解説します。

 

その1 速度制限がゆるい通信キャリアを選ぶ

多くの通信キャリアの場合、月間のデータ量を超過すると200~300kbpsまで通信速度が制限されます。この程度の速度の場合、画像の少ないWebページ閲覧やSNS利用程度が限界で、動画を視聴するのは難しいと言えます。

 

一方、速度制限後も1Mbpsの速度が出せることを強みにしているサブブランドやMVNOも存在します。1Mbpsなら低画質の動画を再生することも可能なので、そうしたプランを選んで「実質無制限」として使用することも可能です。

 

なお、下表に速度制限後も1Mbpsのプランをピックアップしましたが、同様のサービスを提供している会社はほかにもあるので、乗り換え先を選ぶときは注目してみるといいでしょう。

 

【速度制限後が1Mbpsのプラン例】

会社・サービス名 プラン名 1Mbpsの速度制限に達するデータ量 月額料金 割引適用時の月額料金
ahamo ahamo 20GB 2970円
UQモバイル トクトクプラン 15GB 3465円 2178円(※1)
コミコミプラン 20GB 3278円
ワイモバイル シンプル2 M 20GB 4015円 2178円(※2)
シンプル2 L 30GB 5115円 3278円(※2)
LINEMO スマホプラン 20GB 2728円
NUROモバイル NEOプラン 20GB 2699円
NEOプランW 40GB 3980円
J:COMモバイル J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 10GB 2178円
20GB 2728円
※6:「自宅セット割」「au PAYカードお支払い割」適用時
※7:「おうち割光セット(A)」「PayPayカード割」適用時

 

その2 カウントフリーオプションを活用する

特定のアプリで通信をした場合のデータ量がカウントされなくなる「カウントフリーオプション」を活用することも「実質無制限」にする方法のひとつです。

 

カウントフリーオプションはさまざまなMVNOが導入していますが、その多くはLINEやInstagramなどが対象で、そもそものデータ量があまり多くないアプリ・サービスがフリー対象となっています。

 

そんな中で注目したいのが、動画視聴時の通信量カウントがフリーになる「BIGLOBEモバイル」と「LinksMate」のオプションです。

会社名 オプション名 月額料金 対象アプリ例
BIGLOBEモバイル エンタメフリー・オプション 308円 【動画配信】

YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids

【音楽・ラジオ配信】

YouTube Music、Apple Music、Spotify、radikoなど

【電子書籍配信】

dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天kobo

LinksMate カウントフリーオプション(※1) 550円  【動画配信】ABEMA、ニコニコ動画、U-NEXTなど

【ゲーム】

アークナイツ、モンスターストライク、荒野行動など多数

※8: 対象のアプリやゲームの通信量カウントが90%以上OFF

 

BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」は、月額308円でYouTube、ABEMA、U-NEXTなど動画サイトのほか、音楽配信サービスや電子書籍配信などもカウントフリーにできるオプションです。BIGLOBEモバイルでもっとも安いプランは、月額1078円の「プランS」なので、動画中心に利用している場合、月額1386円という激安価格で「実質無制限」にすることも可能です。

 

また、LinksMateが提供する「カウントフリーオプション」にも要注目。こちらは対象の通信量カウントが90%以上OFFになるという仕組みのため上限が存在しますが、ABEMAやニコニコ動画などの動画サイトに加え、数多くのスマホゲームも対象になることが大きなポイントです。自分がよく利用するアプリ・ゲームが対象なら、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

以上のほかにも通信キャリアによっては、高速通信と低速通信をスイッチで任意で切り替えることができ、低速時にはデータ量を消費しない仕組みを採用している会社も存在します。この低速モードを多用することで実質無制限プランとして使うことも可能です。

 

月額料金を気にしないのであれば、通信品質や速度が優れた大手通信キャリアの無制限プランを選ぶのが無難です。乗り換える前には、SNSでユーザーの口コミなどもチェックしつつ、プランを選ぶことをおすすめします。

 

端末価格で安いのは? Google Pixel 8aはどこで買うべきか

近年急速にシェアを拡大しているGoogle Pixelシリーズ。その廉価モデルの最新作「Google Pixel 8a」が、2024年5月14日に発売されました。

 

Google ストアを始め、大手通信キャリアのオンラインショップなどさまざまなチャネルで販売されていますが、「下取りありで実質◯万円」や「2年後に端末返却で実質◯円」など、条件つきの価格が目立ちます。

 

そこで本記事では、できるだけシンプルに各社の端末価格を一覧で比較し、一括購入するならどこがお得かを解説します。また、端末価格が落ち着きつつある前モデル「Google Pixel 7a」もあわせて比較してみましょう。

↑Google Pixel 8a

 

円安の影響は? 前モデルとの価格差をチェック

記録的な円安水準が続くいま、スマホの価格も高騰傾向にあります。そこではじめに、前モデルであるGoogle Pixel 7a(以下、7a)の端末価格と比較をしてみましょう。

 

【Google Pixel 8aとGoogle Pixel 7aの端末価格(Google ストア)】

現行価格 発売時の価格
Google Pixel 8a 7万2600円 7万2600円
Google Pixel 7a 6万9300円 6万2700円
※2024年5月22日時点の情報(以下同)
※価格は税込(以下同)

 

Google ストアの現行価格を見ると、現行の価格差は3300円とあまり大きくありません。ただし、7aは発売日の2023年5月11日、6万2700円に設定されていましたが、同年11月に現在の価格に値上げされています。

 

そのため、発売時の端末価格のみを比較すると、前モデルから約1万円の値上げという結果になりました。

 

大手通信キャリアの価格を一覧でチェック

Google Pixel 8a(以下、8a)をネットで購入する場合、Google ストアに加え、ドコモ、au、ソフトバンクのオンラインショップが選択肢となります。現時点で、楽天モバイルはPixelシリーズを販売していません。

 

まずは、これらの端末価格を一覧で比較してみましょう。なお、大手通信キャリアには2年ほどで端末を返却すれば安価にスマホを使える「端末購入プログラム」が導入されていますが、本記事ではこれに触れず、一括で購入する場合の金額を比較します。

 

【Google Pixel 8aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 7万2600円
ドコモオンラインショップ 8万4480円 5万2030円

(5G WELCOME割適用)

8万4480円
auオンラインショップ 8万円 5万8000円

(au Online Shop お得割適用)

6万9000円

(au Online Shop お得割適用)

ソフトバンクオンラインショップ 7万7760円 5万5776円

(オンラインショップ割適用)

・7万7760円

・5万5776円

(U22オンラインショップ割適用)

 

割引を適用させない場合、一括価格がもっとも安いのはGoogle ストアです。最高額であるドコモと比較するとその差は1万1880円と、無視できない価格差となっています。

 

ところが、他社からの乗り換え割を適用した場合、もっとも安価に購入できるのはドコモです。これは、ドコモの「5G WELCOME割」で8aを購入した場合の割引額が約3万3000円と大きくなっているためで、割引後はGoogle ストアよりも約2万円安い、5万2030円で購入することができます。

 

一方、新規契約の場合、割引の恩恵はほとんどありません。唯一Google ストアよりも安価になるのはauのみ。ソフトバンクオンラインショップでは、5歳から22歳までなら「U22 オンラインショップ割」が新規契約にも適用できますが、それ以外に割引は効きません。

 

なお、基本的に各社とも、8aへの機種変更時に適用できる割引はありません。

 

ただし現在、auが期間限定で「5G機種変更おトク割」を展開しており、8aへ機種変更する際に6万3500円で購入できるキャンペーンを実施しています。こちらのキャンペーンは2024年6月30日までなので、auユーザーで機種変更を検討している人は早めに手続きをしましょう。

 

価格下落は? 前モデルのGoogle Pixel 7aを狙ってみる

IIJmioのサイトから

 

8aは廉価モデルとはいえ、割引を適用させなければ約7万円。キャリアの乗り換え割引を適用しても、最安値は約5万円と決して安い買い物ではありません。スマホの端末価格をもう少し節約したい場合、前モデルである7aも選択肢に入ります。プロセッサーの性能などは8aと比べると劣りますが、全体的な機能は十分と言えるでしょう。

 

7aはGoogle ストアや大手通信キャリアに加え、サブブランドでも取り扱いがあります。ただし、ソフトバンクやUQモバイルなど、多くの販売窓口で在庫切れが目立っていることに要注意。ここでは、本記事執筆時点で在庫がある販売窓口の端末価格を比較していきます。

 

【Google Pixel 7aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 6万9300円
ドコモオンラインショップ 5万3911円 5万3911円 5万3911円
ワイモバイルオンラインストア 5万5440円 ・3万3120円

(シンプル2 S契約時)

・2万9520円

(シンプル2 M/L契約時)

・4万3920円

(シンプル2 S契約時)

・4万320円

(シンプル2 M/L契約時)

IIJmio(中古) 5万7800円 4万4800円 5万7800円

 

8aの場合、割引未適用の価格はGoogle ストアが最安値でしたが、7aの場合、もっとも高額なのがGoogle ストアという結果になりました。また、乗り換え割引を適用させた場合の最安値はドコモでしたが、7aに割引は適用できないことに要注意。そのため、他社からドコモに乗り換える場合、7aよりも8aのほうが安くなる結果になっています。

 

そんな中、注目したいのがワイモバイルの価格です。ワイモバイルは乗り換える際にどのプランに加入するかによって割引金額が変わりますが、シンプル2 MまたはLに加入した場合、2万9520円という格安価格で購入することができます。

 

一方、MVNOでPixelシリーズを取り扱っている事業者はほとんどありません。IIJmioでは取り扱いがあるものの、中古品であることに注意が必要。未使用品のため、状態は良好ですが、新品とは異なることを理解したうえで購入をしましょう。

 

少し良いものを長く使うという節約方法

ここまで解説してきたとおり、乗り換え割引を適用させれば8a、7aともに比較的安価に購入することできます。これ以外にも、各社の下取りキャンペーンを併用することで、さらなる節約も可能です。

 

またPixelシリーズの場合、他社製品と比較してソフトウェアアップデートの提供期間が長いという特徴があります。

 

【Google Pixelのソフトウェアアップデート提供期間】

Androidバージョン

アップデートの提供期限

セキュリティ

アップデートの提供期限

Google Pixel 8a 2031年5月まで 2031年5月まで
Google Pixel 7a 2026年5月まで 2028年5月まで

 

8aのアップデートは発売日から7年間提供されることになっており、2031年5月までは最新のAndroid OSを使うことが可能です。

 

故障リスクやバッテリーの経年劣化などで、実際にこれだけ長く使うのは不可能かもしれませんが、ひとつの機種をできるだけ長く使うことで、円安・物価高時代に対抗するという方法も選択肢と言えるでしょう。

「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Ring」のバッテリー容量が判明!

サムスンは今年7月の新製品発表イベント「Unpacked」で、新型の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」とスマートリング「Galaxy Ring」を正式発表すると噂されています。この両製品が米連邦通信委員会(FCC)のデータベースから発見され、それぞれの搭載バッテリー容量が明らかとなりました。

↑バッテリー容量はどれほど上がった?(画像提供/@Onleaks/Smartprix)

 

米国内で無線機器を販売するには、事前にFCCの認証を受ける必要があります。公的機関への届出でもあり、メーカー側も正確な仕様を申告するため、「最も信頼性の高いリーク情報源」と評する声もあります。

 

まず、Galaxy Z Flip6のバッテリー容量は3790mAhとのこと。これは現行モデルGalaxy Z Flip5が公称する3700mAhより高いものの、以前の噂にあった4000mAh、すなわちGalaxy S24並には及んでいません。

 

とはいえ、サムスンは今後の新型スマートフォンにバッテリーAIを導入し、消費電力を細かく制御することで、同じバッテリー容量でも駆動時間を伸ばすとの噂もあります。容量の増加がわずかだとしても、AIとの組み合わせにより大幅にバッテリー持ちが改善されることもあり得そうです。

 

次に、Galaxy Ringに関しては、サイズが5号(指周りが約4.5cm)から12号(約5.2cm)まである模様。これを他社のスマートリングと比べると、Evie Ringとは同じですが、6号~13号のOura Ring Gen 3や、5号~14号まであるUltrahuman Ring Airとは異なります。

 

また、バッテリー容量はサイズにより17mAh~22mAhとのこと。Oura Ring Gen 3は15mAh~22mAhであり、一度の充電で7日間は使えます。そしてサムスン幹部は、自社のGalaxy Ringは最大9日間は持つと述べていました

 

普段、身に着けていることを忘れがちなウェアラブル機器は、バッテリー持ちが長いほど使いやすくなるもの。サムスンがアピールしていた通り、他社を大きく引き離すスタミナを期待したいところです。

 

Source: MySmartPrice
via: The Verge

Pixel 10向け「Tensor G5」、TSMCが製造中!?

グーグルが2025年にリリースすると予想される「Pixel 10」シリーズ。その搭載プロセッサ「Tensor G5(仮称)」が台湾のTSMCによって製造されると海外で報じられています。

↑サムスンからTSMCにスイッチ(画像提供/グーグル)

 

グーグル独自のプロセッサ「Tensor」を搭載したPixelシリーズでは、「Pixel 6」シリーズに搭載された「Google Tensor」から、現行モデルの「Pixel 8」シリーズに搭載されている「Tensor G3」まで、その開発と製造にはサムスンが密接に関わってきました。

 

次期モデルの「Pixel 9」シリーズでも、引き続きサムスンが「Tensor G4(仮称)」を製造し、かなり小規模なアップグレードになることが予測されています。しかし、同社が製造するチップには熱と電力効率に問題があると報告されているのです。

 

今回、Android Authorityが入手した取引データベースの情報によれば、Tensor G5の略称である「Laguna Beach」が、TSMC独自のパッケージング技術である「InFO_POP」を採用すると記載されています。今回見つかったのはチップの最初のリビジョンで、今後のバージョンアップが予定されています。

 

さらに今回の情報からは、Tensor G5に16GBのメモリが搭載されることも確認されました。Pixel 9やPixel 10に搭載されるTensor G4やG5では、AI(人工知能)処理のために大容量のRAMを搭載するとみられています。

 

例年通りのスケジュールなら、Tensor G5を搭載したPixel 10シリーズは2025年の後半に登場するはず。もし大幅にアップグレードされたPixelスマートフォンが欲しいのなら、Pixel 10を待ってみてもいいかもしれません。

 

Source: Android Authority

次期「Galaxy S25 Ultra」、望遠と超広角カメラが5000万画素に向上!?

2025年の投入が期待されているサムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S25 Ultra」において、メインカメラ以外のカメラが大幅にアップグレードされると海外で報じられています。

↑カメラが全体的にパワーアップしそう

 

現行モデルの「Galaxy S24 Ultra」では、2億画素のメインカメラに、5000万画素/1000万画素の3倍/5倍ズームカメラ、1200万画素の超広角カメラが組み合わされています。

 

Ice universe氏によれば、Galaxy S25 Ultraでは望遠カメラと超広角カメラの両方に5000万画素が採用されるとのこと。メインカメラは2億画素のままですが、これによってさらに強力なカメラシステムが実現するというのです。

 

Galaxy S25 Ultraには1インチのカメラセンサーが搭載されるとの情報も伝えられているほか、ベゼルデザインの変更やAI(人工知能)処理向けの大容量RAMの搭載も噂されています。例年通りのスケジュールなら、Galaxy S25シリーズが登場するのは来年初頭になるはずですが、今からその進化が楽しみです。

 

Source: Ice universe / Weibo via 9to5Google

Android版「YouTube Music」、鼻歌で曲を探せるようになった!

「この歌、何だっけ?」……とおぼろげにメロディーは覚えているものの、曲名を思い出せないのはよくあることです。そんなときに役立つ「鼻歌で楽曲が探せる」機能がAndroid版YouTube Musicアプリで展開されています。

↑この歌、何だっけ? 鼻歌で見つけよう

 

この新機能が有効になったアプリでは、右上にある虫眼鏡ボタンをタップすると、マイクの横に新たな波形アイコンが表示されます。そちらの新ボタンを選ぶと、「曲を再生、歌う、または鼻歌」を発するよう求められます。

 

ここで再び波形アイコンをタップすると、アプリは聞き取りを開始。ユーザーが鼻歌を歌ったり口ずさんだりすると、驚くほどの速さで識別し、お目当ての曲を探し当ててくれます。

↑鼻歌で検索(画像提供/9to5Google)

 

フルスクリーンの検索結果ページには、カバーアートや曲名、アーティスト、アルバム、年、さらには再生またはライブラリへの保存のショートカットが表示されます。探し当てた曲をすぐに聴くことも、曲名だけを確認することも、スマホに保存して後に取っておくこともできるわけです。

 

実はAndroid版YouTube Musicは、今年3月からこの機能のテストを始めていました。また、Android版YouTubeやGoogle Play Musicアプリでは以前から使うことができ、うろ覚えの曲でもハミングすると、かなりの精度で的中させています。

 

この鼻歌サーチは、Android版YouTube Musicのバージョン7.02 で確認されています。iOS版ではまだ使えませんが、「街やテレビで流れた曲を探す」のであれば、iPhoneの標準アプリShazamが代わりとなりそうです(鼻歌はなかなか認識してくれませんが)。

 

Source: 9to5Google

次期「Galaxy Z Flip6」の新たな予想画像が登場! Galaxy S24に近い?

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」を巡り、さまざまな噂が相次いでいるなか、サードパーティのケースメーカーが作ったという予想CG画像が公開されました。

↑次はどうなりそう?

 

これは信頼性の高いリーカーであるRoland Quandt氏が、Xに投稿したものです。こうした予想CG画像は、非公式のアクセサリーメーカーがスマホの発売に合わせて製品を作るため、独自の情報を集めて自作することが珍しくありません。

 

すぐに目に付くのは、現行のGalaxy Z Flip5よりもフレームが平らになっていること。全体的な印象として、Galaxy S24シリーズのそれに印象が近くなっています。

 

もう一つの変更点は、スピーカーグリル周辺であり、複数の小さな穴から一つの幅広い切り欠きに変更されています。ちょうどGalaxy S24シリーズでも、Galaxy S23にあった複数の穴が1つの広い切り欠きとなっていました。

 

また、背面のカメラ二つは間隔が狭くなっており、ともに大型化している可能性を示しています。これは、前モデルのメインカメラが12MPから50MPに、4倍以上も画素数が増えるとの噂と関係があるのかもしれません。

 

以前Galaxy Z Flip6の一部モデルには、サムスン自社開発のExynosチップが搭載されるとの予想もありましたが、韓国メディアのThe Elecは全世界でクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3が採用されると報道。一般的にSnapdragonチップはExynosチップより性能が高い傾向にあります。

 

サムスンは7月10日にフランス・パリで「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、Galaxy Z Flip6ほか多くの新製品を発表すると予想されています。それまでに、さらなる追加情報を待ちたいところです。

 

Source: Roland Quandt(X) 
via: PhoneArena

「Galaxy Z Fold6」シリーズにまさかの新機種!? 謎の「Slim」とは

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」の最上位モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」を発売予定だとの噂が相次いでいました。しかし、突如として薄型の「Galaxy Z Fold6 Slim」を開発しており、今年の第4四半期(10~12月)に発売されるとの情報が飛び込んできました。

↑「Galaxy Z Fold6 Slim」計画は本当に存在するのか?

 

この情報は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏が発信。Galaxy Z Fold6よりもディスプレイが大きく、価格は同じぐらい。ただしSペンは使えないと述べています。

 

さらに、今後は折りたたみ画面と外側のカバー画面の寸法を明らかにするとも予告。また、この機種が「Galaxy Z Fold6 Ultra」と呼ばれるかもしれないとのことですが、デジタイザー(ペン入力を読み取る層)がないため、間違いなくスリムになるそうです。それ以上の、具体的な内容には踏み込んでいません。

 

Galaxt Z Fold6 Ultraも規制機関のデータベース内に型番が見つかりつつも、韓国だけの発売になる可能性もあります。Galaxy Z Fold6 Slimも同じ扱いになるのかもしれません。

 

もっとも、この噂を伝えたのは、今のところYoung氏ただ一人だけです。同氏はサムスンの未発表製品について正確な予想をしてきましたが、より多くの情報源によって裏付けされることを待ちたいところです。

 

Source: Ross Young(X)

via: Sammobile

期間限定! シャオミのアイテムを購入&体験できる「Xiaomi POP-UP Store」渋谷PARCOに登場……9月1日まで

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、5月25日から渋谷PARCOの5階にて「XiaomiPOP-UP Store」を期間限定でオープンします。

 

今回の出店は、グローバルで展開しているXiaomi Storeのデザインコンセプトを踏襲した内容で、日本では初の試み。

 

5月に発売した「Xiaomi 14 Ultra」「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」「Redmi Note 13 Pro+ 5G」をはじめ、最新のウェアラブル製品や、テレビ、モニター、ロボット掃除機などのIoT製品を含む、シャオミ製品の体験や購入が可能。POCOブランド最新スマートフォン「POCO F6 Pro」とタブレット「POCO Pad」をはじめとした、オンライン専売の製品も数多く展示します。

 

Xiaomi Storeは中国、インド、ヨーロッパ、南米、東南アジアなど世界各国で展開されており、今年は8周年を迎えます。ブランドのシンプルさとユーザーフレンドリーなデザインを反映した、ミニマリストでモダンな美学を強調した店舗デザインで、シャオミが発表した最新のテクノロジーを体験することができます。

 

オープンイベントも開催され、店舗で5000円(税込)以上購入すると、先着100名にシャオミ製品をプレゼント。

 

また、Xiaomi JapanのXアカウント(@XiaomiJapan)をフォローしたうえで、来店時に、店舗内のおすすめ製品の写真や動画を、@XiaomiJapanへのメンションとハッシュタグ「#渋谷でシャオミ」をつけて投稿し、スタッフへ投稿を見せると、製品購入の有無にかかわらず、シャオミグッズをプレゼントします。

 

 

開催期間は9月1日までで、時間は11時~21時。入場は無料です。

「Galaxy Z Flip6」、メインカメラの画素数が4倍以上になる可能性大! 新たな証拠が見つかる

昨年夏、サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」が、50MPのメインカメラを搭載してテスト中との噂が浮上しました。それが本当であることを裏付ける新たな手がかりが見つかったと報じられています。

↑メインカメラの性能が上がりそう(画像はGalaxy Z Flip5)

 

Galaxy Z Flipシリーズのカメラ構成は、2年連続で据え置きとなっています。すなわち12MPのメインカメラ、12MPの超広角カメラ、10MPの自撮りカメラという具合です。

 

しかし最近、全世界で人気のカメラアプリ「Camera FV-5」内に、Galaxy Z Flip6のグローバル版(モデル番号: SM-F741)が発見され、そこで50MPのメインカメラが確認されました。

 

正確には「12.5MPのプライマリ背面カメラ」と書かれているものの、それは2×2ピクセルビニング(4画素を1画素として扱うことで鮮明な画像を得る)のため。つまり、50MPのイメージセンサーが搭載されているものの、標準設定では12.5MPの写真が撮れるというわけです。

 

さらに新型 50MP カメラの絞り値は f/1.8 で、EIS(電子式手ぶれ補正)と OIS(光学式手ぶれ補正)を備えているとのこと。この情報が本当であれば、画素数は4倍以上に向上するばかりか、手ぶれ補正も優秀なカメラが得られることになります。

 

一方、Galaxy Z Flip6はインドでBIS(強制認証制度)承認を得たことも明らかとなりました。あと数か月ほどで、正式に発表されることになりそうです。

 

Source: 91mobiles
via: Android Headlines

「Galaxy Z Fold6」、3年ぶりにカメラのデザインが変わる!?

ここ数年、サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズでは、背面カメラのデザインはほぼ同じでした。が、次期「Galaxy Z Fold6」では新設計になる可能性が浮上しています。

↑斬新なデザインになる?

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は、独占情報として「Galaxy Z Fold6背面カメラの詳細なデザイン」をXで公開。

 

新デザインでは、カメラレンズの周囲に金属製のレールがあり、何本ものテクスチャー(溝)も追加されています。これはサムスンの全製品を見渡しても、かつて例がないデザインです。

 

ただし、画像の下部には「AI生成」の透かしが入っていることから、元の画像があるにせよ、部分的には加工されているようです。

 

それでも、斬新なデザインはユーザーに歓迎されるはず。Galaxy Z Foldシリーズは過去3世代にわたり、「三つのカメラレンズが縦並びで盛り上がっている」という、似通った見かけでした。

 

サムスンはGalaxy Z Fold6のカメラを強化するとの噂もありつつ、それは最上位モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」に限られる可能性があります

 

折りたたみスマホは構造が複雑であり、収納スペースも限られるため、イメージセンサーを大型化するなどカメラ性能を強化するのも難しいと言われています。そうした限界を、技術革新が打ち破ると期待したいところです。

 

Source: Ice universe(X) 
via: 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold6」、画面の折り目がもっと目立たなくなる可能性大!

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」は、まもなく7月に発表されると噂されています。初代モデルGalaxy Foldが2019年に発売されて以来、毎年改良が続けられているなか、次期モデルは折り目がさらに目立たなくなるとの有力情報が届いています。

↑折り目がもっと見えなくなりそう(画像はGalaxy Z Fold3)

 

信頼性の高いリーカーのIce universe氏は、「折り目は完全には除去されていないものの、テスターによるとGalaxy Z Fold6では折り目が軽減されているとのことだ」とXで述べています。

 

Ice universe氏はサムスンの未発表製品に特に詳しく、現行モデルGalaxy Z Fold5に関しても正確な情報を発信していたことがあります

 

ここ数年、折りたたみスマホを投入している各社は、画面のシワが目立たない仕組みに精力的に取り組んでいます。例えば、競合するOnePlus Openでは、折り目を減らすことに成功していました。

 

サムスンも折り目を減らす方法を進歩させており、さらに改善しても驚くことではありません。現行モデルのGalaxy Z Fold5でも水滴型ヒンジ(画面が内側にたわみ、上下が密着する)を採用し、折りたたんだときに薄くなり、画面のシワも目立たなくなっています。

 

また、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip6」では、超薄型ガラスの改良によりシワを減らすとの報道もありました。同じ技術がGalaxy Z Fold6にも持ち込まれるのかもしれません。

 

ほかにも、Galaxy Z Fold6は、Snapdragon 8 Gen 3や改良されたカメラ、さらにはAI制御によりバッテリー持ち時間も最大30分伸びると噂されています。競合他社を圧倒する、素晴らしい折りたたみスマホに仕上がっていることを期待したいところです。

 

Source: Ice universe(X) 
via: Wccftech

次期「Pixel 9」シリーズ、全カラバリが流出! ゴールドも!?

次期Googleフラッグシップ機の「Pixel 9」シリーズは、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」のほか、折りたたみ機の「Pixel 9 Pro Fold」の全4モデルになると噂されています

↑次はどんな色になる?

 

それらのカラーバリエーションが、Google公式壁紙のネーミングから明らかになったと報じられています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、Google社内で準備されたPixel 9シリーズ用の壁紙を入手したと主張。

 

これら壁紙の色に付けられたコード名は、毎年スマートフォン本体の色と一致しているため、カラーバリエーションも分かったというわけです。

 

今回、Android Authorityが公開したカラーコード名は次の通りです。

 

Pixel 9

Obsidian(オブシディアン)
Porcelain(ポーセリン)
Jade(ジェイド)
Peony(ピオニー)

↑Pixel 9向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro/Pixel 9 Pro XL

Obsidian
Porcelain
Hazel(ヘーゼル)
Rose(ローズ)

↑Pixel 9 Pro/Pro XL向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro Fold

PorcelainまたはGold(ゴールド)

↑Pixel 9 Pro Fold向けの色(画像提供/Android Authority)

 

このうちオブシディアンは、ストレートな黒のようです。ただし、光沢仕上げと噂されるPixel 9とマット仕上げのPixel 9 Proでは、背面パネルの色合いが異なるかもしれません。

 

ポーセリンはPixel 8aにもあり、真っ白というよりはベージュに近い印象です。

 

また、ジェイドはPixel 8が発売前に噂されていた情報に挙がっていましたが、最終的にはグレーに近いヘーゼルとなっています。

 

これらは初期のコード名に過ぎず、最終的には異なる名前を使う可能性も高いと但し書きされています。また、一部の色は発売時には提供されない可能性もあるとのこと。

 

おそらくPixel 9シリーズが発売されるのは、例年通りであれば今年10月頃のはず。あと5か月近くもあるだけに、さらなるリーク情報も飛び出してきそうです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

Google、生成AIに「Gemini」と名付けた理由を明かす

最近のGoogleは、自社のAI機能の製品名すべてに「Gemini」という言葉を使っています。これまで同社は「Gemini」の意味を明らかにしていませんでしたが、初めて名前の由来を公式に説明しています。

↑その意味は?

 

Google Deepmindチームによると、初期には「Titan」という名前を使っていたそう。これにはギリシャ神話の側面もありますが、もっぱら土星最大の衛星を想定していたとのことです。

 

共同技術責任者のジェフ・ディーン氏は、宇宙つながりで双子座の「Gemini」を発想。天文学ではギリシャ神話に登場する双子「カストル」と「ポルックス」にちなんだ星座の名前であり、最も明るい二つの星にちなんで名付けられたもの。

 

つまり、AIモデルのGeminiには二つの意味が込められているというわけです。

 

一つ目は、これがAI分野の2つの研究グループ、DeepmindとGoogle ResearchのBrainチームが合併したという「当時のGoogleで起きていた状況にピッタリだ」ということ。言語モデルに取り組む、両チームの距離を縮めたいとの思いがあったそうです。

 

もう一つの意味は、NASAが196o年代に行ったジェミニ計画、すなわち有人宇宙ロケットの月面着陸プロジェクトです。Geminiの共同技術責任者でオリオール・ヴィンヤルス氏は「LLM(大規模言語モデル)を訓練するという途方もない努力が、ロケットを打ち上げる精神と共鳴したから」と語っています。

 

また、Geminiは言語モデルの規模によりNano、Flash、Pro、Ultraといった種類があります。これも元々は「大きさの異なる星がたくさんあることから、宇宙の星の名前を使った」命名方法も検討したものの、今の形に落ち着いたとのことです。

 

スマートフォン向けオンデバイス(クラウドサーバーとの通信なしで動く)AIの第2世代Gemini Nanoは、Pixelスマホのほかサムスンの次期Galaxyデバイスでも動くと噂されています。今後も、さらなる進化を期待したいところです。

 

Source: Google

次期「Galaxy Z Flip6」、超薄型ガラスの改良で折りたたみ画面のシワが目立たない!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、カバー画面の大型化やバッテリー容量の強化が噂されてきました。それに続き、新技術の導入により折りたたみ画面のシワが目立たなくなり、頑丈になるとの情報が届けられています。

↑次はシワが目立たないかも(画像はGalaxy Z Flip5)

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Flip6の折りたたみ画面に厚めの超薄型ガラス(Ultra-Thin Glass〔UTG〕)素材を採用する予定とのこと。現行モデルにもディスプレイ保護材にUTGは使われていますが、より厚くするというわけです。

 

具体的には、現行の約30μmから50μmに変更。これによりディスプレイ表面が飛躍的に頑丈になるとともに、画面のシワが目立たなくると述べています。折り曲げても割れないUTGを厚くするのは難しく、それだけ製造技術が進化したようです。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6は、前モデルと同じく水滴型ヒンジ(折りたたんだとき、たわんだ部分が水滴のように丸くなる方式)を採用する予定とのこと。しかし、翌年の「Galaxy Z Flip7」以降では、新たなヒンジ機構と進化したUTGを搭載するかもしれないと伝えています。

 

今のところ、Galaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

さらにThe Elecは、アップルがサムスンディスプレイやLGディスプレイと折りたたみ式デバイスの開発に共同で取り組んできたとも主張。台湾の電子業界誌DigiTimesも先週、アップルとサムスンが折りたたみデバイス開発について合意したと報じていました

 

これまでGalaxy Z Flipシリーズや、横折りのGalaxy Z Foldシリーズで培ってきた折りたたみ技術が、将来のiPhoneに搭載されるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: Wccftech

次期「Galaxy Z Flip6」、超薄型ガラスの改良で折りたたみ画面のシワが目立たない!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、カバー画面の大型化やバッテリー容量の強化が噂されてきました。それに続き、新技術の導入により折りたたみ画面のシワが目立たなくなり、頑丈になるとの情報が届けられています。

↑次はシワが目立たないかも(画像はGalaxy Z Flip5)

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Flip6の折りたたみ画面に厚めの超薄型ガラス(Ultra-Thin Glass〔UTG〕)素材を採用する予定とのこと。現行モデルにもディスプレイ保護材にUTGは使われていますが、より厚くするというわけです。

 

具体的には、現行の約30μmから50μmに変更。これによりディスプレイ表面が飛躍的に頑丈になるとともに、画面のシワが目立たなくると述べています。折り曲げても割れないUTGを厚くするのは難しく、それだけ製造技術が進化したようです。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6は、前モデルと同じく水滴型ヒンジ(折りたたんだとき、たわんだ部分が水滴のように丸くなる方式)を採用する予定とのこと。しかし、翌年の「Galaxy Z Flip7」以降では、新たなヒンジ機構と進化したUTGを搭載するかもしれないと伝えています。

 

今のところ、Galaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

さらにThe Elecは、アップルがサムスンディスプレイやLGディスプレイと折りたたみ式デバイスの開発に共同で取り組んできたとも主張。台湾の電子業界誌DigiTimesも先週、アップルとサムスンが折りたたみデバイス開発について合意したと報じていました

 

これまでGalaxy Z Flipシリーズや、横折りのGalaxy Z Foldシリーズで培ってきた折りたたみ技術が、将来のiPhoneに搭載されるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: Wccftech

280万台売れたベストセラースマホの後継「arrows We2」「arrows We2 Plus」が登場

FCNTは、Androidスマートフォンの新機種「arrows We2」と「arrows We2 Plus」を発表しました。8月中旬に発売します。arrows We2はNTTドコモとau、UQ mobileが、arrows We2 PlusはNTTドコモが取り扱います。MVNOや量販店での取り扱いも予定しているそうです。

↑arrows We2 Plus(左2台)とarrows We2

 

Androidで一番売れた「arrows We」の後継機

初代arrows Weは2021年12月発売で、つい最近まで販売していた入門モデルです。2万円弱で手に入るお手頃さから、初めてスマホを手に取る人が多く選ぶ機種となり、Androidスマホとしては国内最多の280万台を出荷するベストセラーモデルとなりました。

↑arrows We2はNTTドコモとau/UQ mobileから発売します

 

arrows We2はそんなarrows Weを継ぐエントリークラスのスマートフォンです。販売価格は初代arrows Weと同じくらいの価格帯を想定します。つまり一括価格で2万円前後、MNPでの購入なら0円で買える価格水準となるでしょう。

 

2年半かかってのモデルリニューアルということで、性能は大幅に向上しています。まず、画面サイズは6.1インチにサイズアップしました。チップセットはMediaTek製のDimensity 7025を搭載し、初代arrows We比でCPU性能は30%アップ、GPU性能は18%アップとなっています。

↑arrows We2の特徴まとめ

 

このスマホならではの特徴は、頑丈さです。1.5mの高さから落としても画面が割れず、防水性能にも影響がでないように、独自基準での落下試験を実施しています。

 

タフネスさでは、MIL規格で23項目の耐久試験を実施。サウナのような高温環境や、雪山のような極寒の環境で動かしてみたり、激しい水流を当ててみたりして耐久性を確認しています。さらに、ハンドソープで手洗いできることも、耐久試験を通して確認。まさに、お風呂でも安心して使えるスマホとなっています。

↑MIL規格で23項目の耐久試験を通過しています

 

↑ハンドソープで洗えるという特徴

 

操作では「Exlider」(エクスライダー)というユニークな機能があります。これは右側面にある指紋センサーを、マウスのホイールのようになぞって、画面のスクロール操作ができるというもの。画面上の拡大も最大5倍まで対応します。

 

Exliderなら、画面をタップせずにページ送りできるので、広告を誤って触ってしまうことはありません。筆者としては「あらゆるスマホにもついていてほしい」と思ってしまう便利な機能です。

↑指紋センサーをスライドしてページ送りできるExliderが復活

 

カメラはデュアルカメラで、広角5010万画素、マクロ190万画素という構成。流行のクアッドピクセル技術を取り入れていて、暗い場所では4画素を大きな1画素として扱い、解像感が高くノイズが少ない写真を撮影できます。

↑カメラは流行のクアッド技術を採用し、暗所に強くなりました

 

ホーム画面は、シニア向けのシンプルモードや、子ども向けのジュニアモードを搭載。初めての1台を意識した構成になっています。また通話対策では、迷惑な電話番号を保存する「迷惑電話対策機能」や、詐欺に使われる言葉を警告する「還付金詐欺警告機能」なども備えています。

 

なんとハイスペ、2台目持ちに選びやすいarrows We2 Plus

arrows We2 Plusは、同じarrows Weシリーズとくくるには驚きのハイスペックになっています。4年前のハイエンドモデルから買い替えても違和感なく使える性能です。

↑同じWeブランドとは思えないぐらいスペック高めのarrows We2 Plus。NTTドコモから発売します

 

チップセットはSnapdragon 7s Gen 2を搭載。メモリーは8GBで、仮想メモリー機能によって16GB相当に拡張可能で、arrowsとしては最大級のメモリー容量になっています。

 

ディスプレイは144Hz駆動もサポートしており、Exlider機能でスクロールしたときの動きもぬるぬると表示されます。

 

メインカメラはクアッドピクセル対応の5010万画素で、静止画で光学式手ブレ補正(OIS)が利用できます。つまり夜景などでブレを抑えて撮影できます。

↑arrows We2 Plusのスペックまとめ

 

厚さ8mmとスタイリッシュな見た目ながらタフネスさにも妥協はありません。1.5mからの落下試験やMIL規格での23項目の試験、ハンドソープでの洗浄も対応しています。

 

バッテリーは5000mAhの容量を搭載したうえ、Qnovo社の長寿命技術によって、4年後も劣化を抑えて使えるとしています。OSバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートは4年保証をうたいます。

 

arrows We2 Plusならではの機能としては、「自律神経のチェック機能」を備えています。自律神経の状態を正確に計測。日々のストレスに耐えられる状況なのかを図る目安とすることができます。

↑自律神経を計測するためのセンサーを備えています

 

医療機器ではありませんが、心電図を使って計測する精度で測定できるように、計測精度には工夫を凝らしたとしています。計測は背面の脈拍センサーに指を2分間ほど当てる必要があるため、食事の後や就寝前などに時間をかけて計る使い方になるでしょう。

 

専用のアプリでは、自律神経を改善させるためにどのような活動をすれば良いか、アドバイスする機能もあります。

↑自律神経のチェック機能は、京都大学名誉教授の森谷敏夫氏が監修。生活の中で自律神経の機能を高めるためのアドバイスも確認できます

 

らくらくスマホや、折りたたみスマホも投入も視野に

FCNTは2023年5月末に経営破たんを経ており、10月に中国Lenovo社の子会社となっています。新生FCNTとして初となる製品発表会では、今後の製品投入の方向性について紹介されました。

↑FCNTは中国レノボ傘下の新体制に。ロゴも刷新しました

 

FCNTがこれまで重視していた、人に寄り添う技術の使い方は変えずに続けて行くと表明。実際に今回発表されたarrows We2シリーズも、良い意味でFCNTらしい、着眼点のユニークな製品となっています。

 

製品開発では「シニア向け」「ヘルスケア」「サステナビリティ」の3つの軸を重視するとしています。シニア向けのらくらくスマホや、再生素材を多用した「arrows N」の新型を今後発表すると予告しました。新製品のうちいずれかの機種は2024年内に発表される見込みです。

 

また、ハイエンドモデルの投入についても言及。FCNTとしては2020年の「arrows 5G」を最後にハイエンドモデルは途絶えていますが今後、標準型と折りたたみ型のハイエンドモデルの投入を計画しているそうです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

ソニーの新ミッドレンジスマホ「Xperia 10 VI」登場、スリムながらロングバッテリー搭載

ソニーは、最新のミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VI」を発表しました。カラーバリエーションはブルー、ブラック、ホワイトを用意。発売は7月上旬以降を予定しています。

 

Xperia 10 VIは、約5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながらも、重量約164gの軽量設計を実現したスマホです。サイズは縦約155mm、横約68mmで片手でも操作しやすいコンパクトさに収まっています。また、背面パネルには半透明の樹脂材を採用し、柔らかい色合いのデザインも特徴としています。

 

耐久性にも優れており、防水・防塵性能はIP65/68規格に準拠したほか、ディスプレイには「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しています。

 

チップセットには、Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platformを採用し、従来機種よりも約10%動画再生時間が向上した省電力性を備えています。

 

撮影面では「Video Creator」アプリを搭載しました。撮影した写真や動画を簡単に編集し、約1分でショート動画を作成できるとしています。また背面には、16mm、26mm、52mmの3つの焦点距離に対応した2眼カメラを搭載しており、光学2倍相当で画質劣化を抑えて撮影可能とのこと。加えて、好みの色味で撮影できる「ルック」機能も搭載しています。

 

ディスプレイは、約6.1インチのフルHD+有機ELを採用したうえに、BRAVIAの技術を取り入れた「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載しています。これにより、ポケットサイズでありながら没入感のあるシアター体験を楽しめるそうです。

 

フロントステレオスピーカーは、従来機種よりもダイナミックレンジが広がり、より自然な音質バランスと音量を実現。また3.5mmのオーディオジャックも搭載しているほか、ワイヤレス伝送時のコーデック技術「LDAC」にも対応しています。さらに、ソニー独自のAI技術「DSEE Ultimate」により、ストリーミングサービスなどの音源をハイレゾ相当の高音質で再現します。

写真の表現力にこだわったフラッグシップモデル、ソニー「Xperia 1 VI」登場

ソニーは、フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI」を発表しました。通信事業者モデルとSIMフリーモデルを用意し、それぞれのラインアップは下記のとおりです。

 

通信事業者モデル

ブラック、プラチナシルバー/12GBメモリー、256GBストレージ/6月上旬発売

 

SIMフリーモデル

ブラック、カーキグリーン、プラチナシルバー、スカーレット/16GBメモリー、512GBストレージ(ブラック、カーキグリーンのみ)・12GBメモリー、512GBストレージ(全色)・12GBメモリー、256GBストレージ(全色)/6月21日(16GBメモリー、512GBストレージモデルは8月23日)

 

Xperia 1 VIは、85mmから170mmまでの焦点距離を持つ望遠光学ズームレンズを搭載したスマホ。自然な色味と豊かなぼけ表現で人物の表情を美しく捉えることができるとしています。また、最大倍率約2倍のテレマクロ撮影が可能で、肉眼では捉えられない細部まで高精細に写し出すとのこと。これにより、花の中心部や小さな被写体のディテールまで鮮明に撮影できます。

 

イメージセンサーには、ソニー独自の「Exmor T for mobile」が搭載されており、低照度環境でもノイズを抑えたクリアな写真が撮影可能。さらに、AIを活用した姿勢推定技術が導入されており、被写体の骨格を認識して高精度なAF(オートフォーカス)追従が可能です。

 

カメラアプリはクイック設定での切り替えが簡単になるなど、インターフェースを刷新。さらに、プロ動画モードが追加され、タッチトラッキング中に明るさや色味の自動調整が可能で、詳細な設定とともに動画の撮影ができます。

 

ディスプレイは、ソニーのテレビ「BRAVIA」の高画質を再現するAI画質調整技術「Powered by BRAVIA」と、直射日光下での視認性を向上させる「サンライトビジョン」機能を搭載しています。さらに、進化したフルステージステレオスピーカーは、大音量時の歪みを低減し、低音域の性能が改善されることで、迫力と臨場感のある音響体験を楽しめるとのこと。

 

ゲームプレイにおいてはアシスト機能「ゲームエンハンサー」に新機能「FPS Optimizer」を搭載し、プレイ環境に応じてCPUやフレームレートを最適化します。加えて、Snapdragon 8 Gen3 Mobile PlatformのElite Gaming機能により、高速で快適なゲームプレイを実現するとしています。

サムスン、「Galaxy Z Fold6」廉価版の発売を見送り? もっと薄くしたいが…

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」は2つのバリエーション、つまり標準モデルと安価な「FE」モデルの2種類になると噂されてきました

↑廉価版の差別化が難しい

 

しかし、そのうちのFEモデルをサムスンが発売しない可能性が浮上しています。

 

韓国の電子業界誌・The Elecは、同社がGalaxy Z Fold6の廉価モデルを発売する計画を「全面的に見直している」と報じています。

 

なぜか? それはサムスンが廉価モデルを「(ライバル製品と)差別化する要因」がないことと「業界の不確実性」を検討しているためと伝えています。

 

このうち「差別化する要因」とは、廉価モデルを薄くすることです。

 

当初、Galaxy Z Fold6 FEはSペン非対応とすることでデジタイザー(Sペンを認識する層)を省き、薄くなるはずでした。が、既存モデルと同程度の耐久性や防塵・防水性能を追加した結果、中国製の折りたたみスマホよりも薄くなくなってしまったそうです。

 

また、「業界の不確実性」とは、折りたたみスマホをめぐる市場の先行きが不透明なことです。

 

サムスンが安価な折りたたみスマホを投入すると予想されたのは、これが初めてではありません。が、今回は複数の情報源が伝えたうえに、Sペン非対応や性能が低めのチップセットを搭載するなど、かなり具体的な詳細を伝えていました。

 

そのため、廉価モデルのプランが完全に捨て去られたとは考えにくいはず。とはいえ、今年は見送られ、2025年以降となるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: 9to5Google

おサイフケータイにも対応、さらに高性能化したASUS新スマホ「ROG Phone 8シリーズ」

ASUS JAPANは5月15日、ゲーミングスマホの最新モデル「ROG Phone 8シリーズ」を発表しました。ラインアップは「ROG Phone 8 Pro Edition」「ROG Phone 8 Pro」「ROG Phone 8」の3製品で、それぞれ希望小売価格(税込)は以下のとおりです。

 

ROG Phone 8 Pro Edition 21万9800円

ROG Phone 8 Pro 17万9800円

ROG Phone 8 15万9800円

↑ROG Phone 8

 

なお、ROG Phone 8 Pro Editionは数量限定での販売となります。

 

ROG Phone 8シリーズはゲーミングスマホらしい、高性能なスペックを採用したスマホです。SoCはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を、メモリーは最大で24GBを、ストレージは最大で1TBを搭載しています。また今回はシリーズとして初めておサイフケータイとQi規格によるワイヤレス充電に対応しています。

↑最高クラスのスペックを備えるROG Phone 8シリーズ

 

↑おサイフケータイ対応で電子マネーで決済が可能に

 

バッテリーは5500mAhと大容量。また有線だと65Wの急速充電に対応し、Qi規格によるワイヤレス充電では最大15Wで充電が可能です。これまでのシリーズ同様、充電の端子は本体下部と本体側面にUSB Type-Cを備え、ゲームプレイ中でも充電できるよう配慮されています。

 

ディスプレイは約6.78型で、有機ELを採用。また解像度は2400×1080ドット、リフレッシュレートは最大165Hzを実現しています。加えて、リフレッシュレートは1~120Hzの可変式を採用しており、自動で最適化されるために消費電力の削減が期待できます。

 

音質面ではデュアルスピーカーを搭載し、ステレオサウンドを実現しています。空間オーディオ技術の「Dirac Virtuo」やハイレゾにも対応。さらに、コーデックにaptX AdaptiveおよびaptX Losslessにも対応しているため、有線・無線を問わず高音質を楽しめます。

 

ゲーミングならではの機能としては、統合管理アプリ「Armoury Crate」を搭載。ゲームをバックグラウンドで実行したり、ゲーム内のテキストデータをキャプチャーしたりといった操作が可能です。

 

冷却性能もこれまで同様に力をいれており、「GameCool 8 冷却システム」を搭載しています。SoCを全方位から冷却する「360° SoC Cooling System Gen 2」によって熱効率が前モデルから22%向上。また別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」を装着すればより冷却できます。

↑ROG Phone 8 Pro Edition。通常別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」が付属します

 

ROG Phone 8 Pro EditionとROG Phone 8 Proにおいては、本体背面に「AniMe Vision」を搭載。カスタマイズできる341個のミニLEDで天気や時計、バッテリー残量などを表示できます。さらに、文字やアイコンなどのアニメーションも作れるとのこと。

↑ROG Phone 8 Pro。「ROG」と表示されているのがAniMe Visionによるもの

 

最近ではゲーミングスマホをビジネス用として、容量の大きいファイルを開いて外出先で閲覧するなどの使い方をするユーザーもいるそうです。ROG Phone 8シリーズはおサイフケータイに対応で、今後そうした用途で広まる可能性がありそうです。もちろんゲームユーザーにとってもいい選択肢になるでしょう。

ROG Phone 8 Pro Edition ROG Phone 8 Pro ROG Phone 8
プロセッサー Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メモリー 24GB 16GB
ストレージ 1TB 512GB 256GB
ディスプレイ 約6.78型有機ELディスプレイ/2400×1080ドット/最大165Hz(1~120Hzの可変リフレッシュレート対応)
アウトカメラ 広角(5000万画素)、超広角(1300万画素)、望遠(3200万画素)
インカメラ 3200万画素
インターフェイス USB 2.0(Type-C)、USB 3.1(Type-C)、nanoSIMスロット×2、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー容量 5500mAh
本体サイズ 高さ163.8×幅76.8×奥行き8.9mm
重さ 約225g
OS Android 14(ROG UI)
カラー ファントムブラック ファントムブラック、レベルグレー

 

「Pixel 8a」、上位モデルとの性能比較で大善戦! やはりお買い得です

最近、グーグルが発売したスマートフォンのPixel 8aは、手ごろな価格ながらも、上位モデルのPixel 8シリーズと同じTensor G3チップを搭載することが魅力の一つとなっています。しかし、実はPixel 8よりも性能が落ちるとのベンチマーク結果が公開されました。

↑上位モデルには負けるけど…(画像提供/グーグル)

 

Android情報サイトのAndroid Authorityは、Pixel 8a、Pixel 8、Pixel 8 Proのベンチマークを比較しました。ベンチマークアプリとしては、Geekbench 6とPCMark Work 3.0を使っています。

 

その結果は、どちらもPixel 8aが上位モデルの後塵を拝しています。GeekBench 6のCPUテストでは、シングルコアスコアはPixel 8と並びながらも、マルチコアスコアで差が付くことに。かたやPCMarkテストでは、Pixel 8と僅差ですが、Proモデルにはかなりの差が付けられています。

↑ベンチマーク結果①(画像提供/Android Authority)

 

かたやグラフィック性能に目を向けると、Pixel 8aのTensor G3チップは、少なくとも短時間では上位モデルとほぼ同じ性能を発揮。しかし、長時間となるとスロットリング(発熱による破損を避けるため、動作クロックを下げる)のために下降の一途をたどっています。

↑ベンチマーク結果②(画像提供/Android Authority)

 

それでも前モデルのPixel 7aと比べれば、CPUのシングルコア・マルチコア、グラフィック性能の全てが上回っています。お手ごろな価格を考えれば、十分にお買い得な実力を備えていると言えそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

次期「Galaxy Z Fold6」、駆動時間が最大30分伸びる? その理由は…

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズで、生成AIをさらに活用すると噂されています。最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」では、そのために最大RAMを増やすとの予想も出ました

↑AIでバッテリーの性能をアップ?

 

そんななか、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」ではバッテリーAI機能が導入され、前モデルより駆動時間が最大30分も伸びると著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーPandaFlash氏は、サムスンのバッテリーAIにより、同じパフォーマンスでも5~10%はバッテリー駆動時間が伸びるとXに投稿。さらに、Galaxy Z Fold6は同技術により20~30分はバッテリー持ちが良くなると述べています。

 

現在、PandaFlash氏はアカウントに鍵をかけ、閲覧できる人を制限しています。が、テックメディアのWccftechがスクリーンショットを公開しています。

↑PandaFlash氏の投稿(画像提供/Wccftech)

 

ここから得られる手がかりは二つ。まず、Galaxy S25シリーズよりも古いGalaxyスマホでも、ソフトウェア更新を通じてバッテリー駆動時間が改善する可能性です。

 

Galaxy Z Fold6は、Galaxy S24シリーズと同じSnapdragon 8 Gen3チップを搭載すると予想されています。つまり、Galaxy S25シリーズの登場が噂される来年初めよりも前にバッテリーAIが展開され、しかもS24シリーズなど過去モデルも恩恵を受けるかもしれないわけです。

 

もう一つは、Galaxy Z Fold6のバッテリー容量が前モデルより増えなくても、バッテリー駆動時間が伸びる可能性。これに先立ち、信頼性の高いリーカー・Ice universe氏が「Galaxy Z Fold6は(Z Fold5と同じ)バッテリー容量4400mAhのまま」と述べていました。

 

より新しいチップを搭載するGalaxy S25シリーズでは、バッテリーAIも賢くなり、さらにバッテリー駆動時間の伸びが期待できそうです。

 

Source: Wccftech 

電話はAIが対応、シャープ高性能なスマホ「AQUOS R9」などが登場

シャープは「AQUOS R9」と「AQUOS wish4」を発表しました。新モデルはデザインを一新し、有機的な曲線を取り入れた印象的な見た目になりました。

↑デザインを刷新した新モデル「AQUOS R9」と「AQUOS wish4」

 

AQUOS R9は7月上旬以降の発売で、NTTドコモとソフトバンクが取り扱います。AQUOS wish4は7月中旬以降で、ドコモとY!mobileが販売します。また、シャープ独自のSIMフリー版も販売予定です。AQUOS R9は10万円前後、AQUOS wish4は3万円台前半となる見込み。

↑5月8日に製品発表会を実施しました。この時点では実機の展示は撮影用のみで、動作を試すことはできませんでした

 

AQUOS R9とAQUOS wish4は、三宅一成氏のデザインスタジオ「miyake design」監修のもとデザインを刷新しました。デザイン上のポイントとして、カメラを囲う部分に“自由曲線”を採用。真円ではなく、四角形でもない柔らかい楕円で囲っています。たとえるなら、『もののけ姫』のコダマのような、ユーモラスな印象を与えます。

↑AQUOS R9

 

↑AQUOS wish4

 

proモデルはないけどライカ監修カメラや強力なスピーカーで高性能化

2023年はAQUOS R8とAQUOS R8 proという2つのフラグシップモデルを投入したシャープ。今回は上位版の「pro」モデルを投入しない判断となりました。為替の状況などから、高性能モデルは製造コストが高止まりしてしまうためとしています。

 

そんななかで登場したAQUOS R9は前作AQUOS R8から引き続き、鮮やかなディスプレイ、ライカ監修のカメラを搭載しています。画面は有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載。画面スクロールは240Hz表示に対応し、ぬるぬるとなめらかに動くのも健在です。

 

【AQUOS R9のデザインをチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

内蔵スピーカーは“スマホAQUOS史上最大”に強化。スマートフォンの内部基盤から独立した「BOX構造」のスピーカーを2つ設置して、最大音量を従来の2.5倍に拡大しました。低音域は2倍にブーストしています。

↑重低音に強いBOX構造のスピーカーを搭載

 

新しいデザインに対応して、熱設計は今回、AQUOSとして初めてベイパーチャンバーを採用。ハイエンドスマホで採用が多い放熱部品で、ゲームやカメラのような処理負荷が高いアプリを動作させるうえで重要な役割を果たします。

 

カメラは独ライカカメラが画質を監修。レンズには「ヘクトール」というライカのカメラに由来する名前が付けられています。デュアルカメラで、標準5030万画素+広角レンズ5030万画素。標準レンズには光学式手ブレ補正(OIS)を新たに搭載し、手ブレに強くなりました。

↑カメラはライカ監修

 

前作のAQUOS R8では省かれていた、「耐衝撃性能」もサポートしました。MIL-STD-810相当で落下の衝撃に対する耐性を確保しています。

↑AQUOS R9の特徴まとめ

 

↑AQUOS R9の主なスペック

 

生成AI採用で留守番電話の要約や代わりに通話してくれる機能も搭載

AQUOS R9には、生成AIを活用した、電話の文字起こし機能が搭載されました。留守番電話の内容を、生成AIが文字を起こして、要約してくれます。これにより録音を聞かずに、電話の要点を素早く確認できます。AQUOSスマホとして初めて、生成AIを取り入れた機能です。

 

また、「代わりに聞いときます」機能も備えています。これは、着信があったときに機械の応答に切り替えられるというもの。知らない人からの着信で直接話すのをためらうときに便利に使えるとしています。

↑AIが通話を文字起こしする機能を搭載

 

なお、文字起こしや要約のタスクはオンデバイスAIを用いて端末上で処理する形です。つまりAI機能を使う際もプライバシーは保たれていて、通信容量を使う心配もいりません。

 

「つよかわ」がテーマのAQUOS wish4

AQUOS R9と同時発表のエントリーモデルにあたるAQUOS wish4も新デザインになりました。

 

AQUOS wish4のテーマは「つよかわ」。かわいいビジュアルでいて、実は頑丈に作られています。手頃な価格に抑えて、スマホを初めて手にする若い人に使ってほしいという製品です。

↑AQUOS wish4。カラーはブルー、ホワイト、ブラック。Y!mobile版はピンクもラインナップする

 

↑本体は再生プラスチック60%を採用。大気汚染への負荷を抑えられる低VOC塗料を使用している

 

画面は約6.6インチと、シリーズの中で最大に。動画をゆったり見られるサイズ感になっています。カメラも5010万画素に強化して、夜景も撮れるようになりました。

 

防水防塵に加えて、ハンドソープで洗える動作確認を実施。お風呂で使えることも確認しています。耐衝撃性能はMIL規格に準拠していて、何回か落としたくらいでは壊れません。

↑AQUOS wish4の特徴まとめ

 

↑AQUOS wish4の主なスペック

 

海外展開を強化、スペックも現地のニーズを見越した仕様に

シャープはAQUOS R9とAQUOS wish4で海外展開を強化する方針です。AQUOS R9は日本、インドネシア、台湾、シンガポールで同時期に発売。AQUOS wish4は日本、台湾、シンガポールへ展開します。

 

“日本発のスマホ”として海外でも販売できるように、現地のニーズを見越した仕様を調整しています。

 

たとえばAQUOS R9では、内蔵スピーカーを強化していますが、これは東南アジアでは地下鉄で通話する習慣が当たり前になっているなど、大きな音が求められるためだといいます。

 

一方AQUOS wish4の場合は、大画面や5000万画素カメラも海外展開を見越してのものでしょう。そのうえでシャープは、日本のスマホならではのこだわりを訴求します。「ハンドソープで洗える」といったようなスペックに現れない特徴が、海外展開時のアピールポイントになるようです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「Pixel」の修理をもっと簡単にしたいグーグル、驚きの最終目標を明かす!

グーグルは自社のPixelスマートフォンにおいて、ユーザーに「修理する権利」を認め、パーツ類を販売しています。同社はその方針をさらに進めて、最終的には特別な工具なしに修理できることを目指すと明らかにしました。

↑修理をもっと簡単に

 

これは、グーグルの公式ポッドキャスト番組「Made by Google」で語られたものです。

 

最も重要なのは、最初から修理しやすいように設計されていること。出演者は「エンジニアは接着剤が好き」だが「修理技術者は接着剤が嫌い」だと話しています。

 

例えば、日本の修理工場に行ったとき、「接着剤をすべて取り出し、削り取るだけ」の部署もあったそうです。それだけ、パーツを固定する接着剤は修理にとって厄介というわけです。

 

その後、グーグル社内では修理しやすさの改善に取り組んでいるとのこと。製品ごとに「保守性(修理しやすさ)のための設計スコアカード」を用意しており、次第にスコアが上がっているそうです。

 

最終目標は「修理専用ツールが不要な修理」とのこと。「キッチンの引き出しに手を入れれば、スクリーンを交換できるようにしたい」と述べています。

 

グーグルと提携する修理業者のiFixitは、電子レンジで加熱して接着剤に熱を伝える「Opener」(iPad用は「iOpener」)を販売しています。これらの道具はそう高価なものではありませんが、いずれはネジ回しのドライバーのように、身近な道具だけでスマホの修理が可能になると期待したいところです。

 

Source: Made by Google Podcast
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」、AIをサクサク動かすために最大RAMを増量!?

サムスンの次期フラッグシップ最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」は、2025年の初めに発表されることが予想されています。しかし、すでに噂話がいくつかあり、画面周りのベゼルが狭くなる以外、見かけはあまり変わらないとみられています。

↑ついに最大RAMを増量?

 

そんななか、最大RAM容量は前モデルGalaxy S24 Ultraの12GBよりも増やされつつ、最大ストレージ容量は同じとの噂が新たに報じられています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーのSawyer Galox氏は、Galaxy S25 Ultraに3つのタイプがあるとXに投稿しています。

 

すなわち(RAM)12GB+(ストレージ)256GB、16GB+512GB、16GB+1TBとのこと。Galaxy S24 Ultraの最大ストレージも1TBであり、変化はないということです。

 

数年前、サムスンはGalaxy S20 UltraやGalaxy S21 Ultraでは16GB RAMモデルを発売していましたが、Galaxy S22 Ultra以降は12GBモデルのみとしています。なぜ、スペック面で一歩後退させたかは明らかにしていませんが、部品コストの上昇と関係があるのかもしれません。

 

では、その方針を変える理由とは何か? サムスンはGalaxy S25シリーズ全モデルに、グーグルのGemini Nano第2世代バージョン搭載を検討しているとの噂もありました。こうした生成AIは搭載RAMが多いほど動かしやすいため、コスト増に見合うだけデバイス販売に貢献するという戦略とも推測されます。

 

かたやストレージに関しては、1TB以上の大容量を求めているユーザーはごく一握りのはず。まして2TBともなれば価格も大幅に上げざるを得ないため、そちらは見送った可能性もありそうです。

 

Source: Sawyer Galox(X) 
via: Wccftech

次期「Galaxy Z Fold 6」、外側画面は幅が広くなる?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6」のパーツとされる画像を、リークアカウントのICE UNIVERSEが投稿しています。

↑幅が広がりそう(画像提供/ICE UNIVERSE/X)

 

サムスンの折りたたみスマホのなかでも、横折りタイプに相当する「Galaxy Z Fold」シリーズ。次期モデルのGalaxy Z Fold 6に関しては、「内側ディスプレイの幅が広くなる」「Galaxy S24 Ultraのようなデザインになる」などの情報が伝えられています。また、プレミアムモデルの「Galaxy Z Fold 6 Ultra」が登場する可能性も高いようです。

 

今回、ICE UNIVERSE氏はGalaxy Z Fold 6について、「外側ディスプレイの幅は60.2mmで、Galaxy Z Fold 5の57.4mmから広くなる。ユーザーエクスペリエンスは向上するが、広過ぎるということはない」と指摘しています。また、投稿された画像を見ても、Galaxy Z Fold 6のほうが、Fold 5よりも横幅が広く見えます。

 

Galaxy Z Fold 6の外側ディスプレイは幅が広くなるだけでなく、エッジがより鋭く(あるいは四角く)なっている模様。このことから、デバイスの高級感の向上にも一役買うことが期待されます。

 

サムスンは今年7月にスマートフォンの発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催すると予想されています。さらに高級感の向上したGalaxy Z Fold 6や、縦折りスマホ「Galaxy Z Flip 6」、そしてプレミアムモデルの「Galaxy Z Fold 6 Ultra」の登場に期待したいものです。

 

Source: ICE UNIVERSE / X

モトローラの次期「Razr 50 Ultra」の画像が流出! 現行モデルとの違いは…

モトローラの次期折りたたみスマートフォン「Motorola Razr 50 Ultra」とされる画像が海外で流出しました。

↑流出した「Motorola Razr 50 Ultra」とされる写真(画像提供/91Mobiles)

 

モトローラは折りたたみスマホを数世代にわたり投入しており、現行モデルの「Motorola Razr 40 Ultra」では、内側に6.9インチの折りたたみディスプレイ、外側に3.6インチのディスプレイを搭載。また、小さな外側ディスプレイを搭載した廉価版の「Motorola Razr 40」も投入されています。

 

今回流出したMotorola Razr 50 Ultraの画像を見ると、そのデザインはMotorola Razr 40 Ultraとほぼ変わりません。内側の折りたたみディスプレイは本体全面に広がっており、背面には2個のカメラを搭載。カメラの周囲には外側ディスプレイがあり、ネイビーブルーの底面バックプレートが装着されています。

 

91Mobilesによれば、Motorola Razr 50 Ultraにはブルー、オレンジ、グリーンのカラーバリエーションが用意され、12GBと512GBのストレージを搭載したバリエーションが存在するそう。Motorola Razr 40 Ultraの最大RAM容量は8GB、ストレージは256GBなので、こちらはスペックアップとなります。

 

Motorola Razr 50 Ultraの具体的な発売スケジュールや価格は現時点で不明。Motorola Razr 40 Ultraが昨年6月に発売されたことを考えると、Motorola Razr 50 Ultraに関する情報は今後さらに増えそうです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

お手ごろ感ありまくり!「Pixel 8a」が最新チップを搭載してデビュー

グーグルが、ミドルレンジ向けスマートフォン「Pixel 8a」を発表しました。

↑高機能なのに価格が良心的!(画像提供/グーグル)

 

丸みを帯びたエッジや、マットな背面、アルミフレームを採用した、Pixel 8a。端末をハンズオンした9to5Googleによると、本体エッジの丸みにより、以前の「Pixel 6a」よりも持ちやすさが向上しているとのこと。

 

本体背面には6400万画素メインカメラと、1300万画素の超広角カメラを搭載。前面カメラは1300万画素です。Pixelシリーズで特徴のAI(人工知能)機能はPixel 8aでも健在で、複数写真を組み合わせる「ベストテイク」や、画像編集機能の「編集マジック」、音声をクリアにする「音声消しゴムマジック」が利用できます。

 

内蔵型AIアシスタントとして「Gemini」を搭載したことにより、アイデアのブレインストーミングやお礼のメッセージの作成、旅行の計画を立てるのに役立てられます。Geminiの拡張機能では、メールの要約や未読メールの確認が可能です。

 

Pixel 8aでは「Pixel 8/8 Pro」と同じ、「Tensor G3」チップを搭載。セキュリティアップデートやAndroidアップグレードを含む、7年間のソフトウェアサポートが提供されます。保護者向けの制限機能もより簡単に設定できるようになりました。

 

Pixel 8aの本体価格は7万2600円(税込)で、本日より予約受付を開始しています。円高の影響で各社のフラッグシップスマートフォンが値上がりしている中、最新スペックなのに8万円以下で購入できるPixel 8aは、消費者にとって魅力的な選択肢となりそうです。

 

Source: Google, 9to5Google

3機種が噂される次期「Pixel 9」シリーズ、人気メーカー製の専用ケースが流出!

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズが正式に発表されるのは、おそらく数か月先のこと。ですが、すでに人気のアクセサリーメーカー製と称するPixel 9シリーズ用ケースの写真が公開されています。

↑流出したPixel 9シリーズ用ケースの写真(画像提供/Android Central)

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Centralは、薄くて軽いケースを作ることで知られるThinborne製のケースを入手したそう。それは新しいシリーズの構成がPixel 9、Pixel 9 ProおよびPixel 9 Pro XLの3機種になるというを裏付けていました。

 

実際、Thinborne自らもPixel 9 Pro XL用ケースの画像を公式サイトに公開しています。

 

昨年のPixel 8と Pixel 8 Proは、ディスプレイが完全にフラット(直線的で平ら)になったものの、本体の側面は丸みを帯びたままでした。対してPixel 9は、側面もよりフラットになると噂されています。今回リークされたThinborne製ケースは、Pixel 9シリーズが全体的にどれほどフラットになるか示しているようです。

 

Thinborne製ケースから判断すると、Pixel 9とPixel 9 Proは、Pixel 7aと同じくらいコンパクトになる可能性がありそうです。さらに、最も大きなPixel 9 Pro XLはPixel 8 Proよりも少し背が高くなるとのもありますが、これらの写真はその話とも符合しています。

 

Pixel 9シリーズは、今年10月かそれ以降に発売されると予想されています。しかし、今月14日(現地時間)の年次開発者会議「Google I/O」では、もしかしたらチラ見せ程度はあるのかもしれません。

 

Source: Android Central
via: Wccftech

iPhone対Android、セキュリティはどっちが上? 明白な差が判明

iPhoneとAndroidでは、どちらのほうがセキュリティがより強固で、プライバシーが保護されているのか? 長年にわたるこの問題についてサイバーセキュリティ技術を扱うメディアのCybernewsが実際に検証し、結果を報告しました。

↑セキュリティ能力がより高いのは…

 

今回の検証では、ドイツのApp StoreとGoogle Playストアからトップ100のアプリを、それぞれ工場出荷状態にリセットしたiPhone SEとAndroidスマートフォンにインストール。その後、両方のスマホをアイドル状態にしておき、外部サーバーにアクセスする頻度と、そのサーバーがどこにあるかをチェックしています。

 

その結果、iPhoneは1日あたり平均3308クエリ(問い合わせ)を外部サーバーに送信したのに対し、Androidは2323クエリを送信。つまり、前者が後者より42%多く情報を外部とやり取りしていたことになります。

 

が、話はそれで終わりません、iPhone発クエリのうち60%はアップルに送られていましたが、Androidスマホがグーグルに送ったクエリはわずか24%。いずれも、残りはサードパーティ企業が宛先となっています。

 

例えば、iPhoneは中国アリババのロシア内サーバーに1日平均1回アクセスしていたのに対して、Androidは13回も問い合わせていました。また、中国のサーバーへのアクセス回数はiPhoneが1回もなかったのに対して、Androidスマホは1日平均5回でした。

 

さらに、iPhoneがSNSのサーバーにアクセスする回数も、Androidよりはるかに少ない結果になっています。Facebookの場合、Androidが1日平均200回に対して、iPhoneは20回。TikTokに関しては、iPhoneは5日間で合計36回に対して、Androidスマホは800回近くアクセスしていました。

 

こうした結果から、Cybernewsは「(欧米にとっての)非友好的な国への問い合わせはiPhoneのほうが少ない」との結論を導き出しています。

 

なお、CybernewsはApp StoreとGoogle Playのトップ100アプリについても分析したところ、前者には「あからさまなアドウェアと思しきアプリが一つもなかった」とのこと。しかし、Playストアでは「広告付きの懐中電灯やいたずらジェネレータ、怪しげなPDFビューア」があったと述べています。

 

Source: Cynbernews
via: PhoneArena

カメラが魅力の「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」は何が違う? 撮り比べてみた!

2024年4月、カメラ自慢のハイエンドスマホ2機種が発売されました。「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」です。この記事では、カメラ機能にフォーカスして、両機種の個性をチェックしていきます。

↑Leitz Phone 3(左)とGalaxy S24 Ultra(右)

 

ズーム撮影が強力なGalaxy S24 Ultra

Galaxy S24 Ultraは、あらゆるシーンを1台のスマホで撮影できるように、画角の異なるレンズを4つ搭載。なめらかな高倍率ズームを可能としています。

↑Galaxy S24 Ultra。リアルタイム通訳や写真の編集などができる「Galaxy AI」が目玉機能だが、高倍率ズームが自在なカメラも特徴だ。端末価格は18万9700円(税込)から

 

Galaxy S24 Ultraのカメラの写りには安定感があり、柔軟なズームに対応できるのが魅力です。5倍~10倍にズームしても画質劣化が少なく、遠くの小動物や建物も大きく写せます。

 

Galaxy S24 Ultraのカメラ構成は、0.6倍、1倍、2倍、3倍、5倍、そして10倍という6つの画角で画質の劣化を抑えるように構成されています。ただこれは使う人が意識する必要はありません。適切な画角に適切なレンズが割り当てられるようになっているので、直感的なズーム操作で撮影できます。

↑自由自在にズームができるように、得意なズーム倍率を組み合わせた多眼カメラを採用

 

前世代モデルでは光学10倍ズームのレンズを搭載していましたが、本機では5倍ズームに抑えて、近距離での描写力を高めています。加えて、5倍ズームでの8K撮影も可能となりました。手ブレも抑えた見応えのある映像を記録できます。

↑高倍率ズームはGalaxy S24 Ultraのカメラの真骨頂

 

【Galaxy S24 Ultraの作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

カメラの機能ではありませんが、ギャラリーアプリでは「インスタントスローモーション再生」を新たに搭載しています。動画再生時に画面を長押しするとスローモーションで再生されるという機能です。もともとスローモーションで撮っていない動画でも、AIがコマを補完してスローモーションで再生してくれます。常に動き回る小動物が、どんな動きをしているのかを確認するときにとても役に立ちました。

 

撮影の楽しみを実感できるLeitz Phone 3

Galaxy S24 Ultraが動画もズームも撮影できる万能なスマホカメラだとすると、Leitz Phone 3はまったく違ったスタイルを追求しています。

↑Leitz Phone 3。カメラを引き立たせる外観デザインが特徴となっている。端末価格は19万5696円(税込)

 

Leitz Phone 3のメインカメラは19mm相当の単眼レンズのみとシンプルです。このカメラは、スマホとしては大判な1インチのイメージセンサーを搭載。ほかのスマホでは描けない、自然なボケ味を表現できるようになっています。

↑象徴的な単眼レンズは、ライカブランドのレンズ名「SUMMICRON 1:1.9/19 ASPH.」を冠しています

 

そしてLeitz Phone 3には、特徴的な撮影モード「Leitz Looks」があります。これは、フィルムカメラの撮影体験を、カメラアプリで再現するものです。

 

ライカのカメラレンズの風合いを、ソフトウェア処理で再現。ライカの名前を冠する「仮想レンズ」を選んで撮影します。フィルターを装着して、画面全体の雰囲気を調整することもできます。

↑レンズを切り替えながら撮る楽しみを疑似体験できるLeitz Looksモードを搭載

 

Leitz Phoneは光学的なボケ効果が入りやすいスマホですが、Leitz Looksでは被写体を認識して、画像処理によるボケ感の演出もしてくれます。前世代モデルとの違いとして、ボケ感の調整が細かくできるようになりました。

 

仮想レンズは3種類、フィルターは「なし」も含めて6種類あり、絞り値の設定は5~6種類あります。フィルターのかけ具合は大雑把で、あまり調整の余地がありません。被写体が認識されるかどうかによっても、効果が大きく変わります。そのため、印象的に写すにはどのように構図を配置するかを考えて撮影する必要があります。

 

Leitz Looksで印象的な絵を撮るためには、適切な構図を考えて、光の位置を調整して、カメラ(仮想レンズ)の特性を踏まえて適切なフォーカス位置を選ぶ作業が発生します。一見、手間に感じるかもしれませんが、これはカメラを使う楽しさでもあって、構図を予想しては撮っての試行錯誤を繰り返すことにおもしろさを見いだせるように思います。

 

プレビュー画面と撮れる写真の写りには大きな差があるのも、アナログカメラのファインダーを覗いて撮る感覚を再現しているからこそかもしれません。

 

【Leitz Phone 3の作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

鉄板のGalaxy S24 Ultra、試行錯誤のLeitz Phone 3

スマホカメラの利便性を、何も考えずにパッと撮れることに見出すなら、Galaxy S24 Ultraに勝るものはありません。多眼カメラによる高倍率ズームをわかりやすいUIに統合していて、画面操作に戸惑うことなく、このカメラを使いこなすことができます。

 

一方でLeitz Phone 3は、撮影の楽しみを味わうカメラになっています。Leitz Looksのプレビュー画面で写る内容と、実際に撮れる写真には大きな差があって、「どうしてこうなるの?」と戸惑いを感じるかもしれません。その戸惑いに向き合う中で、構図や被写体を意識して撮り、最後は運に任せるという撮影スタイルになっていくことでしょう。

 

いつでも安定した写真を撮れるGalaxy S24 Ultraに対して、外すことも多いが的を捉えると心を射貫く写真を撮れるLeitz Phone 3。同時期に登場しながらそれぞれ対照的な魅力を持つカメラスマホとなっています。

 

(撮影協力:市川市動植物園)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Pixelのフラッグシップ機の「傷つきやすいカメラバー」、海外のユーザーが独自に加工してみたら…

グーグルのフラッグシップ機Pixel 7 ProとPixel 8 Proは洗練されたデザインながら、背面カメラバーの金属部分はポリッシュ仕上げのため傷が付きやすく、使い続けていると見た目が損なわれがちです。

↑ユーザー自らサテン仕上げに(画像提供/the_skinny_drummer/Reddit)

 

そこで両モデルを持つユーザーが自らつや消し加工したところ、とても素敵な仕上がりになったと報告しています。

 

ここ数年のPixel Proモデルは、背面カメラバーの金属部分が、ケースに入れていてもかなり傷つきやすくなりました。より安価な標準モデルのPixel 7とPixel 8はマット仕上げを採用し、耐久性が向上しているのとは対照的と言えます。

 

大手掲示板Redditユーザーのthe_skinny_drummer氏は、「光沢あるカメラバーに耐えられない」として、自らをサテン仕上げ(金属の表面に方向性ある短い筋目を付けてつや消しにすること)に挑戦したところ、非常にいい感じになったと写真を公開しました。

その加工に使われたのは、スコッチ・ブライトの研磨パッド。所要時間わずか5分で「グーグルがやるべきことをやった」と述べています。

 

確かにカメラ周りの見た目は良くなったものの、もしグーグルに修理に出す場合、好意的に扱われない可能性があります。また、金属製ではない背面ガラスや、カメラレンズにも傷が付く危険も。実際にPixel 7 Proでそれが起こっている恐れもあり、絶対におすすめできないでしょう。

 

とはいえ、グーグルが標準モデルでもマット仕上げを採用している以上、Proモデルでも不可能ではないはず。次期「Pixel 9 Pro」では、ポリッシュ仕上げかマット仕上げか、ユーザーが選べる仕様が望まれるかもしれません。

 

Source: Reddit
via: 9to5Google

噂は本当だった! 高級折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 6 Ultra」の決定的な証拠が見つかる

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」では、高級なバリエーション「Galaxy Z Fold6 Ultra」も開発中だと噂されてきました。

↑Galaxy Z Fold6 Ultraの型番が見つかった

 

そんななか、未発表のAndroidデバイスに詳しいサイト・Android Policeが規制機関のデータベースで型番を発見し、「本当に発表されることを自信を持ってお伝えする」と主張しています。

 

これまでサムスンは、Galaxy Z Foldシリーズで「Ultra」モデルを投入したことがありません。同社はGalaxy S20シリーズで初めて「Ultra」モデルを発売し、最近ではGalaxy S24 Ultraが大成功を収めています。そして今年は、「Samsung Galaxy Z Fold 6 Ultra」と名付けて発売する予定とのことです。

 

同サイトは「SM-F958N」という型番のデバイスを発見。サムスンは通常、Ultraモデルの下一桁を8とするため、これが「Fold 6 Ultra」だと推測しています。

 

例えば、Galaxy S23の型番はSM-S911xですが、S23 UltraはSM-S918x(xは販売する国や地域により異なる)でした。その一方で、サムスンは、下一桁が「8」の折りたたみスマホを発売したことはありません。Galaxy Z Fold 5の型番はSM-F946xであり、Fold 4の型番はSM-F936xという具合です。

 

これは、別の媒体であるGalaxy Clubの見解とも一致しています。両社が別のデータベースを閲覧したのであれば、それだけGalaxy Z Fold6 Ultraが実在する可能性が高まったことになります。

 

が、データベースにはSM-F958Nというモデル以外、他に「SM-F958x」が存在しませんでした。この「N」は韓国市場を意味していることから、Galaxy Z Fold 6 Ultraも韓国での限定販売になる可能性が高い模様。

 

これまでGalaxy Z Fold6 Ulraについて報じられた噂は、ざっと次の通りです。

 

  • Galaxy Z Fold5と同じくトリプルカメラ構成、ただし性能がアップする可能性
  • これまでのGalaxy Z Foldシリーズよりも薄くて軽くなる
  • Galaxy S24 Ultraのように、Sペンを収納できるスロットが内蔵される可能性あり
  • 「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」チップを搭載

 

Galaxy Z Foldシリーズは非折りたたみのフラッグシップ機よりも高価でしたが、Galaxy Z Fold6 Ultraがおいくらになるかは気になるところです。

 

Source: Android Police

サムスンの「Galaxy Unpacked」、開催日は7月10日が濃厚! ぴったりの場所があった

毎年、夏から秋にかけて恒例の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を行っているサムスン。2024年は7月10日に開催されることを「確認」したと、同社の情報に詳しいサイト・Sammobileが主張しています。

↑パリでお披露目へ

 

同サイトによると、複数の情報源が「サムスンは7月10日を開催日に選んだ」と伝えてきたとのこと。以前も7月だと伝えていましたが、より日にちが絞り込まれました。

 

その開催場所とされるのは、フランスの首都パリ。現地では夏季オリンピックが7月26日から開催され、サムスンは世界最大のスポンサーの1つです。新製品発表イベントもそこで行うことが、最高の宣伝になるというわけです。

 

次のUnpackedイベントで発表が予想されている新製品は、ざっと次の通りです。

  • 次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Fold6」
  • 次期横折りスマホ「Galaxy Z Flip6」
  • 新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」
  • 新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズ

 

ほかにも、発表済みのスマートリング「Galaxy Ring」の独自機能や価格、発売日などの詳細を明らかにすることになりそうです。

 

Unpackedイベントの公式招待状は、5月下旬か6月上旬に発送される可能性が高いとのこと。あと1か月ほどで、サムスンが何らかの動きを起こすのかもしれません。

 

Source: Sammobile

話題を集める次期「Pixel 8a」、今度はハンズオン動画が流出!

最近、グーグルの廉価版スマートフォンの新モデル「Pixel 8a」の予想CG画像や「実物」と称する写真が、ネットに次々と登場しています。これまでは静止画ばかりでしたが、ついに実際に手に取ったハンズオン動画がXに公開されました。

↑今度は動画が流出(画像はPixel 7a)

 

リークアカウントの@MysteryLupinは、「pixel 8a」と題した動画をXに投稿。そこにはグリーン(Mint)とブルー(Bay)の2色という、数日前に流出したカラーバリエーションと一致するものが確認できます。

 

この直前、別のXアカウントの@Mohamma11824513は「モロッコの市場で売られている」というブルーとグリーンらしきPixel 8aの写真をシェアしていました。

 

これまでの噂話をまとめると、Pixel 8aの仕様はざっと次の通りです。

  • ディスプレイ: 6.1インチ、フルHD・有機EL、120Hz対応
  • チップセット: Tensor G3
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • 背面カメラ: メイン64MP(光学手ぶれ補正)+超広角13MP
  • 前面カメラ: 13MP
  • OS: Android 14
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 充電速度: 最大27W

 

ここにあるTensor G3は、上位モデルPixel 8シリーズに搭載されたチップのマイナーチェンジ版と言われています。ただしパッケージング技術(さまざまな部位を一つのチップに収める技術)が異なるために「熱くなりやすい」だけであり、低クロック版ではないとのこと。

 

前モデルのPixel 7aは、昨年の年次イベント「Google I/O」で発表されました。後継モデルのPixel 8aも今年のGoogle I/O(現地時間で5月14日開催)で登場すると予想されていますが、価格も気になるところです。

 

Source: @MysteryLupin(X) 
via: GSMArena

「Galaxy Z Fold6」と「Flip6」のカラー予想をアップデート! 数量限定色とは?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(縦折り)は、今年7月に発売されると噂されています。これらのカラーバリエーションについて、以前も予想したことがある著名アナリストが修正したレポートを発表しました。

↑気になる数量限定色とは?

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、数か月前にも両機種のカラバリについてXに投稿していました。今回は、色の呼び方が変わったり一部の色が別のものになったりしたと述べています。

 

以前、同氏はGalaxy Z Flip6がライトブルー、ライトグリーン、シルバー、イエローの4色になる一方、Galaxy Z Fold6はダークブルー、ライトピンク、シルバーの3色だと伝えていました。

 

しかし、最新情報ではGalaxy Z Flip6は上の4色は残りながらも、ライトグリーンは「ミント」に、シルバーは「シルバーシャドウ」という名前に変更。そこに数量限定のクラフトブラック、ピーチ、ホワイトの3色が加わるとしています。

 

かたやGalaxy Z Fold6では、ダークブルーが「ネイビー」、シルバーが「シルバーシャドウ」に変更。そして数量限定カラーとしてクラフトブラックとホワイトが追加されたと言います。

 

以上を整理すると、それぞれのカラバリは次の通りとなります。

 

Galaxy Z Flip6(全7色)

  • 通常色: ライトブルー、ミント、シルバーシャドウ、イエロー
  • 数量限定: クラフトブラック、ピーチ、ホワイト

Galaxy Z Fold6(全5色)

  • 通常色: ネイビー、ライトピンク、シルバーシャドウ、
  • 数量限定: クラフトブラック、ホワイト

 

ちなみに、前モデルのGalaxy Z Fold5は全5色、Galaxy Z Flip5は全8色でした。

 

加えて、Young氏はGalaxy Z Flip6とGalaxy Z Fold6のストレージ容量についてもさり気なく触れています。

 

まずGalaxy Z Flip6は256GBと512GBの2種類。そしてGalaxy Z Fold5は、256GB、512GB、1TBの3種類とのこと。こうした構成は、Galaxy Z Flip5およびGalaxy Z Fold5と同じものです。

 

特に縦折りのGalaxy Z Flipシリーズは畳めばコンパクトで軽く、値段も控えなためか、性別を問わず愛用されている印象もあります。サムスンはそこを意識して、ファッショナブルで多彩な色を用意しているのかもしれません。

 

Source: Ross Young(X)
via: Tom’s Guide

「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像が流出! メモリが…

グーグルの次期スマートフォン「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像を、海外サイトのRozetkedが掲載しました。

↑流出した「Pixel 9 Pro」の画像(画像提供/Rozetked)

 

Pixel 9シリーズでは、従来と異なり、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3モデルの投入が予想されています。このうちPixel 9 ProとPro XLは背面にトリプルカメラを備えた上位モデルに相当する模様。また、全モデルで次世代プロセッサ「Tensor G4」を搭載します。

 

今回、実機画像として投稿されたのは、6.1インチディスプレイを搭載したPixel 9 Pro。ブート画面によれば、このデバイスは「caiman」と名付けられており、16GB RAMや128GBストレージを搭載しています。「Pixel 8/8 Pro」のRAM容量は8GB/12GBだったので、かなりのスペックアップとなりそうです。

 

本体背面に目を向けると、そこにはトリプルカメラが搭載され、本体フレームから分離したカメラ突起が存在。このデザインは、以前に登場したPixel 9シリーズの予測レンダリング画像と一致しています。本体外周のフレームには光沢があり美しいのですが、実際に使用すると指紋が目立ちそうな予感です。

 

例年通りなら、今年の秋にも市場に投入されるであろうPixel 9シリーズ。新型プロセッサのTensor G4と大容量RAMの組み合わせで、どれだけのパフォーマンスを発揮できるのかが、今から楽しみです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

Galaxyスマホの画面に「緑色の線」が走る問題が発生、インドではディスプレイを無償交換か

最近のソフトウェア更新により、多くのGalaxyスマートフォンにおいて「緑色の線」が走る問題が発生。これを受けてサムスンが、インドで一部の機種に限り、ディスプレイの無償交換を提供していることが明らかとなりました。

↑緑色の線が画面に走る問題が発生(画像提供/9to5Google)

 

この問題は、有機ELディスプレイを搭載したGalaxyスマホで画面全体に緑色の線が入るというもの。Android情報に詳しいAndroid AuthorityはGalaxy S21 FEとGalaxy S21 Ultraに、サムスン製品情報サイトSammobileはGalaxy Z Flip3など古めの機種に起こっていると報告していました。

 

サムスンの動向に精通するTarun Vats氏は、同社の公式サポートチャットにおいて、「緑色の線」問題が起こったユーザーに1回限りの画面交換が提供されている事例を二つ確認。これはGalaxy S21、S21+、S21 Ultra、S22 Ultraや、S20、S20+、S20 Ultra、Note 20、Note 20 Ultraにも及んでいます。

 

通常、こうしたサポート・チャットからは公式のポリシー変更は分かりませんが、今回は2度も繰り返されているため、事実と思われます。

 

今回の報告ではインドだけですが、他の地域でも無償交換に応じる可能性は低くなさそう。また、サポート・チャットでは「過去3年以内に購入された端末に限り無料」とも書かれているため、中古品には及ばないかもしれません。

 

Source: Tarun Vats(X)
via: 9to5Google