Galaxyスマホの画面に「緑色の線」が走る問題が発生、インドではディスプレイを無償交換か

最近のソフトウェア更新により、多くのGalaxyスマートフォンにおいて「緑色の線」が走る問題が発生。これを受けてサムスンが、インドで一部の機種に限り、ディスプレイの無償交換を提供していることが明らかとなりました。

↑緑色の線が画面に走る問題が発生(画像提供/9to5Google)

 

この問題は、有機ELディスプレイを搭載したGalaxyスマホで画面全体に緑色の線が入るというもの。Android情報に詳しいAndroid AuthorityはGalaxy S21 FEとGalaxy S21 Ultraに、サムスン製品情報サイトSammobileはGalaxy Z Flip3など古めの機種に起こっていると報告していました。

 

サムスンの動向に精通するTarun Vats氏は、同社の公式サポートチャットにおいて、「緑色の線」問題が起こったユーザーに1回限りの画面交換が提供されている事例を二つ確認。これはGalaxy S21、S21+、S21 Ultra、S22 Ultraや、S20、S20+、S20 Ultra、Note 20、Note 20 Ultraにも及んでいます。

 

通常、こうしたサポート・チャットからは公式のポリシー変更は分かりませんが、今回は2度も繰り返されているため、事実と思われます。

 

今回の報告ではインドだけですが、他の地域でも無償交換に応じる可能性は低くなさそう。また、サポート・チャットでは「過去3年以内に購入された端末に限り無料」とも書かれているため、中古品には及ばないかもしれません。

 

Source: Tarun Vats(X)
via: 9to5Google

お手ごろの「Galaxy S24 FE」、発売は2024年後半?

サムスンが、フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズの廉価版となる「Galaxy S24 FE」を準備中との噂はありつつも、しばらく情報が途絶えていました。しかし最近、2024年の後半に発売されることや開発コード名が分かったと報じられています。

↑夏のデビューは早過ぎるかも

 

サムスンの未発表製品に詳しいGalaxyClub.nlによると、同社は今年もファン・エディション(FE。フラッグシップ機の一部性能を下げて安価にしたモデル)を投入する予定とのこと。Galaxy S21FEの翌年には何も発売されませんでしたが、昨年Galaxy S23 FEが登場したことに続き、Galaxy S24 FEも開発中であると述べています。

 

Galaxy S24 FEの開発コード名は「R12」。これは最初のFEモデルだったGalaxy S20 FEが「R8」、21 FEが「R9」、S23 FEが「R11」だったこととも整合性が取れています。

 

その他の仕様について、追加情報はありません。とはいえ、これまでにGalaxy S24 FEの噂話はいくつも届けられてきました。それらを振り返ると、ざっと次の通りです。

 

  • 搭載プロセッサー: Galaxy S24シリーズと同じく、サムスン製のExynos 2400またはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3
  • 内蔵RAMおよびストレージ: 12GB LPDDR5X RAMと128GB UFS 3.1ストレージ、または256GB UFS 4.0ストレージ
  • バッテリー容量: S23 FEより500mAh大きい4500mAh

 

韓国のサプライチェーン情報筋は、Galaxy S24 FEは「今年夏」に発売される予定だと主張していました。Galaxy S23 FEが10月発表だったことから、夏は早過ぎると思われ、やはり10月以降となるのかもしれません。

 

Source: GalaxyClub

via: 9to5Google

「Pixel」スマホの衛星通信対応はもうすぐ? 準備が着々と進行中

「Pixel」スマートフォンが衛星通信機能に対応するように準備が進められており、地図の位置情報の共有も予定されいると海外メディアで報じられています。

↑衛星通信でユーザーの居場所を特定するように

 

携帯電波の届かない場所で役立つ「衛星経由の緊急SOS」がPixelスマホに追加される可能性は、以前にも9to5Googleが報じていました。これは「安全性と緊急事態」の項目に「衛星SOS」という項目が一時表示されていたというのが証拠となっています。

 

Nail Sadykov氏の報告によれば、自分のデバイスを衛星に合わせるためのUIが、Pixelスマホ向けに搭載されていたそう。衛星SOSに接続するプロセスでは、視界に障害物がないように注意する通知が表示されます。

 

また、PiunikaWebは、衛星を利用した位置情報共有のサポートを示唆する文字列が、「Google Map」の最新ベータ版に追加されていると指摘。その詳細は不明ですが、ユーザーは1日に最大5回、15分おきかそれ以上のタイミングで位置情報を更新できるというのです。これは自分の家族や友人と位置情報を共有し、最後にいた居場所を知らせるための機能だと推測されます。

 

PixelスマホやGoogle Mapがいつ衛星通信をサポートするのかはまだ分かっていません。しかし、今年の秋のリリースが期待されている「Pixel 9」シリーズでは、衛星通信機能への対応がされています。それに合わせて、Google Mapにも衛星経由の位置情報の共有機能が追加されることでしょう。最新のiPhoneのように、Pixelスマホでも衛星通信が利用できる日は、もう間もなくとなりそうです。

 

Source: Nail Sadykov, PiunikaWeb  via 9to5Google

Nothingの「Phone (2)」と「Ear」がChatGPTと統合! その感覚はまるで…

英Nothing Technologyは先週、新型の完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear」と廉価モデルの「Nothing Ear (a)」を発表。それに続き同社のスマートフォンNothing Phone (2)向けに、人気のChatGPTと統合するソフトウェア更新を配信開始しました。

↑ChatGPTと統合されました(画像提供/Nothing Technology)

 

これはNothing OS 2.5.5により実現するもの。まだ前モデルのPhone (1)と廉価モデルPhone (2a)には提供されず、今のところPhone (2)専用となっています。

 

主なアップデート内容は、ざっと次の通りです。

  • カメラが「Ultra XDR」(一般的にはUltraHDR)に対応
  • RAMブースター機能
  • 新しいレコーダーウィジェットを追加。外出先で簡単にオーディオ録音可能に
  • 新しいバッテリーウィジェットを追加

 

最大の新要素は、Phone (2)にChatGPTを統合したこと。ホーム画面にChatGPTのウィジェットが追加され、ChatGPT(Playストアからインストールが必要)を呼び出せるようになりました。テキストおよび音声での会話が可能です。

 

また、スクリーンショットとクリップボードにも新しいボタンが追加され、その内容をChatGPTとの会話に直接貼り付けることもできます。

 

このChatGPT統合は、Nothing Earと Ear (a)にも及んでいます。Nothing Phone (2)とペアリングしておくと、スマホ本体を取り出すことなく、ChatGPTで音声会話を始めることが可能です。

 

今後Nothing Phone (2)とEarユーザーは、音声アシスタントの感覚でChatGPTを呼び出し、会話を楽しめることになりそうです。

 

Source: Nothing
via: 9to5Google

Galaxy Z Flip6っぽいベンチマーク結果が現れた! Galaxy S24 Ultra並みの性能!?

サムスンは、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(タテ折り)を7月上旬に発表すると見られています。すでに生産準備が本格化していると噂されるなか、Galaxy Z Flip6らしきベンチマーク結果が登場しました。

↑素晴らしいスコアが出た(画像はGalaxy Z Flip5)

 

これは、ベンチマークアプリの人気投稿サイト・Geekbench Browserに掲載されたもの。それによると、Galaxy Z Flip6はクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3チップを採用し、RAM容量は8GBで、予想通りAndroid 14を搭載するとのこと。

 

Galaxy Z Flip6のGPU性能は1万5050点を記録し、Galaxy S24 Ultraと同等の性能を示すものでした。本製品の筐体はコンパクトで、Galaxy S24シリーズに搭載されている大型の冷却システムがないとすれば、このスコアは素晴らしい印象です。

 

ただし、長時間にわたり使い続けた場合は発熱しやすく、すぐにサーマルスロットリング(熱による破損を防ぐため、動作クロック数を下げる)が起こる可能性が高そう。

 

これまでの噂では、Galaxy Z Flip6のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)は前モデルより大型化し、カメラもバッテリーも大幅に強化されるとされていました。そこに高速なチップも加われば、持ち運びやすくサクサク動くスマホになりそうです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Sammobile

ドコモも「ahamo ポイ活」で参入! 大手キャリアのポイ活・マネ活プランは本当にお得?

大手通信キャリアはそれぞれ、「ドコモ経済圏」「au経済圏」「PayPay経済圏(ソフトバンク)」、そして「楽天経済圏」と呼ばれる、ポイント経済圏を構築しています。

 

各社とも囲い込みのため、特定のスマホプランに加入するとポイント還元率などが優遇される「ポイ活・マネ活プラン」の展開を進めており、2024年4月1日にはNTTドコモも新料金プラン「ドコモポイ活プラン」の提供を開始しました。

 

本記事では、ドコモポイ活プランの概要を解説するとともに、他社のポイ活・マネ活プランもチェックしていきます。

 

ドコモは「ahamo ポイ活」が先行スタート

ドコモのサイトから

 

ドコモポイ活プランは、「ahamo ポイ活」と「eximo ポイ活」の2つがラインアップしています。このうち2024年4月にスタートしたのはahamo ポイ活です。eximo ポイ活は、2024年の夏~秋頃の開始を予定しており、詳細はまだ発表されていません。

 

ここからは、ahamo ポイ活の仕組みをチェックしていきましょう。

 

ahamo ポイ活の仕組み

月額料金 概要
ahamo 2970円 月間20GBのデータ容量+国内通話5分無料
大盛りオプション 1980円 月間80GBのデータ容量
ポイ活オプション 2200円 オプション加入でdポイントの還元率がアップ
合計 7150円

※価格は税込です(以下同)

 

ahamoは月額2970円で20GBのデータ容量が使えるワンプラン制が採用されています(国内通話5分無料も付帯)。

 

この基本プランに月額1980円で80GBのデータ容量を追加できる「大盛りオプション」と、月額2200円の「ポイ活オプション」を適用させた、合計7150円のサービスがahamo ポイ活と位置づけられています。注意したいのはポイ活オプションを付ける場合、必ず大盛りオプションも適用しなければならないという点。毎月100GBも使用しない人には不向きなサービスと言えるでしょう。

 

7150円を支払ってahamo ポイ活に加入し、さらにd払いを使って決済をすると、ポイント還元率が+3%になるという特典を受けることができます(上限4000ポイント/月)。

 

ポイ活オプション還元の仕組み

ポイント還元対象となる
支払い方法
d払い
特典内容 dポイント(期間・用途限定)
+3%還元
ポイント上限 4000ポイント

 

+3%は、他社と比較して際立って大きな還元というわけではありません。ただし、注目したいのは、サービス開始と同時に始まったキャンペーンです。上限は4000ポイント/月と変わりませんが、キャンペーン期間中は+10%還元と高水準になっています。

 

こちらのキャンペーンは当面継続が予想されるので、キャンペーン期間中に限ってahamoを契約するという使い方でも良いでしょう。

ahamoのサイトから

 

個性が異なる大手通信キャリアのポイ活・マネ活プラン

ほかの大手通信キャリアは、ドコモに先行してポイ活・マネ活プランを展開しています。ここからは各社のプラン概要を見ていきましょう。

 

特典内容の幅広さが魅力の「auマネ活プラン 5G/4G」

auのサイトから

 

auマネ活プラン 5G/4Gの概要

月額料金 7238円
(auスマートバリュー適用で1100円割引可)
データ容量 無制限
特典内容 ・最大800円相当(不課税)のau PAY残高付与

・au PAYゴールドカードで「auマネ活プラン」の料金を支払うと、12か月間のみPontaポイント20%還元

・au PAYゴールドカード+au PAY利用で最大2%還元

・au PAYゴールドカード決済で最大1.5%還元

・auじぶん銀行の円普通預金金利が最大で年0.33%(税引前)になる

・auカブコム証券のクレカ積立時、ポイント還元率が12か月間のみ合計最大3.0%になる(13か月目以降は2.0%)

 

auは、ポイ活・マネ活向けプランとして、「auマネ活プラン 5G/4G」を提供しています。このプランの大きなメリットは、特典内容の幅広さ。au PAYゴールドカード、auじぶん銀行、auカブコム証券など、au経済圏のサービスを使えば使うほどお得になる仕組みとなっています。

 

ただし、特典期間が12か月間のみなど、一部制限があることに注意が必要です。

 

なお、auマネ活プランには、自宅インターネットとのセット割引「auスマートバリュー」の適用が可能なため、セットで契約できる人は月額料金が上記の金額から1100円割引となります。

 

割引を適用できるかでお得度が変わるソフトバンクの「ペイトク」

ソフトバンクのサイトから

 

ペイトクの概要

月額料金 ・ペイトク30:7425円

・ペイトク50:8525円

・ペイトク無制限:9625円
(3プランとも各種割引適用で2497円割引可)

データ容量 30GB/50GB/無制限
特典内容 PayPay(残高/クレジット)支払時に
利用プランに応じてポイント還元率がアップ【ペイトク30】

・還元率+1%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+2%(月間上限1000円相当)

 

【ペイトク50】

・還元率+3%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+6%(月間上限2500円相当)

 

【ペイトク無制限】

・還元率+5%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+10%(月間上限4000円相当)

 

ソフトバンクは、プランに加入することでPayPayの支払い還元率がアップする「ペイトク」を提供しています。月間データ容量が異なる3つのプランがラインアップされており、それぞれ還元率と月間の還元上限に違いがあることが特徴です。

 

それぞれのプランを見て、まず気になるのは高額な月額料金でしょう。「ペイトク無制限」の場合、月額1万円近くと他社よりもかなり高い水準となっています。ただし、ペイトクには家族割引や自宅インターネット割引などを複数適用できるので、最大で2497円の割引を適用できます。仮にペイトク無制限に割引を最大限適用すれば月額は7128円となり、auマネ活プランとほぼ同水準になります。

 

ソフトバンクを使う場合、割引を適用できるかがお得の分かれ目であると覚えておきましょう。

 

SPUが+4倍とかなり魅力な「楽天最強プラン」

楽天モバイルのサイトから

 

楽天最強プランの概要

月額料金 最大3278円
データ容量 ・3GBまで:1078円

・3GB超20GBまで:2178円

・20GB超無制限:3278円

特典内容 SPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍になる(月間獲得上限2000ポイント)

 

楽天モバイルは、auやソフトバンクのようにマネ活・ポイ活専用のプランは用意されておらず、「楽天最強プラン」のワンプランのみとなっています。

 

しかし楽天最強プランは、加入するだけで自動的にSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍になり、楽天市場での買い物がお得になります。

 

SPUは、楽天トラベル5000円以上利用で+1倍、楽天ブックス3000円以上利用で+0.5倍などが一般的。そんな中、プラン契約をするだけで+4倍になるのは非常に魅力的です。楽天経済圏でポイントを重点的に貯めたい人は、乗り換えを検討してみましょう。

 

ポイ活・マネ活プランは2つの傾向に分けられる

ここまで解説してきたとおり、大手通信キャリア4社のポイ活・マネ活プランを比較すると、各社とも特色のあるサービスを展開しています。

 

大きく分けると、

 

・ドコモとソフトバンクはd払いやPayPayなど、決済利用時の還元が手厚い

・auと楽天モバイルは、銀行や証券などのサービスを広く使うことで還元がより手厚くなる

 

という2つの傾向があると言えるでしょう。

 

月々のお金の使い方、決済方法、また家族構成などによってお得なプランが変わるので、各社の特徴を捉えたうえで自分に最適なサービスをチョイスしてください。

「Galaxy S25」でもサムスンとグーグルが提携!? 狙いはもちろん…

サムスンはGalaxy S24シリーズにおいてグーグルと協力し、生成AI機能の一部として同社の「Gemini Nano」を搭載しました。両社はさらに次世代機「Galaxy S25」シリーズでも提携を続け、第2世代Gemini Nanoを利用可能にするとの噂が報じられています。

↑グーグルとのコラボを継続(画像提供/サムスン)

 

リークアカウントの@negativeoneheroは、グーグルの第2世代「Gemini Nano」バージョンがGalaxy S25シリーズに採用され、サムスンが同製品でのオンデバイスAIを進化させるため、グーグルとの協力を始めたと述べています。

 

オンデバイスAIとは、外部のクラウドサーバーに依存せず、スマホ内で処理を完結させる仕組みのこと。サムスンの「Galaxy AI」はオンデバイスAIとクラウド依存AIが混ざっており、そのうちGemini Nanoはオンデバイスに属しています。

 

オンデバイスAIを動かすには、かなり強力なプロセッサを搭載する必要があります。先日もGalaxy S25シリーズにサムスン製の次期チップ「Exynos 2500」あるいはクアルコム製の「SnapDragon 8 Gen 4」が搭載されるとの台湾サプライチェーン情報がありましたが、どちらも強力なAI処理能力を備えるとみられ、今回のリーク情報と符合しています。

 

今のところ、第2世代Gemini NanoがGalaxy AIに追加の機能をもたらすのか、「リアルタイム通訳」など既存のものを強化するに留まるのかは不明。

 

ともあれ、Androidスマホでは最高クラスのハードウェアを製造するサムスンと、生成AIの最前線を行くグーグルが再びタッグを組むことで、Galaxy S25シリーズはさらに使いやすくなると期待したいところです。

 

Source: @negativeonehero
via: Wccftech

今度は「Pixel 8a」の色が流出!? 見覚えのあるラインアップ

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 8a」の本体カラーリングが四色判明したと、海外テックサイトのAndroid Headlinesが報じています。

↑流出したPixel 8aのカラー(画像提供/Android Headlines)

 

現行モデルの「Pixel 7a」では、ブルー、ホワイト、ブラック、レッド(正式名称はSea、Snow、Charcoal、Coral)の四色が投入されています。

 

Android Headlinesによれば、Pixel 8aには上画像のようにグリーン、ホワイト、ブラック、ブルー(正式名称はMint、Porcelain、Obsidian、Bay)の四色が存在するとのこと。これは、Pixel 8のグリーン(Mint)やブラック(Obsidian)、そしてPixel 8 Proのホワイト(Porcelain)やブルー(Bay)と共通したカラーラインアップです。

 

Pixel 8aは7aよりも丸みを帯びた本体デザインとなり、6.1インチディスプレイを搭載。プロセッサには「Tensor G3」の低クロック版が搭載されるとされています。

 

例年通りなら、Pixel 8aは5月14日から開催されるイベント「Google I/O」で発表されるはず。Pixel 7aと同様に、廉価ながらさまざまなAI(人工知能)機能を活用できる、コスパの高いスマホになってほしいものです。

 

Source: Android Headlines via 9to5Google

Pixel 9+最上位+折りたたみ。グーグルはどう名づける? 予想は…

グーグルの次期折りたたみスマートフォンの名称が「Pixel 9 Pro Fold」になると、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑次は「Pixel 9 Pro Fold」が投入される?

 

グーグルは2023年5月に、初となる折りたたみスマホ「Pixel Fold」を発表。内側に7.6インチ、外側に5.8インチのディスプレイを搭載しました。一方で、同社は今年ハイエンドモデル「Pixel 9」シリーズを投入すると期待されています。

 

Android Authorityによれば、グーグルの次期折りたたみスマホは「comet」というコードネームで開発されているとのこと。そして、Pixel 9シリーズでは通常のスマホが「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3機種、そして折りたたみスマホの「Pixel 9 Pro Fold」が投入されるというのです。

 

次期折りたたみスマホがPixel 9 Pro Foldと名付けられれば、これは製品がPixel 9シリーズの最上位モデルに位置づけられていることを、消費者にわかりやすくアピールできそうです。

 

近年、グーグルはフラッグシップのPixelスマートフォンを10月に発表しています。次期プロセッサ「Tensor G4」を搭載したPixel 9 Pro Foldも、それと同時に登場するかもしれません。

 

Source: Android Authority

スマホの出荷台数でサムスンがアップルを追い抜いた!

2024年第1四半期(1月〜3月)のスマートフォンの出荷台数で、サムスンがアップルを追い抜いたと、調査会社のIDCが報告しています。

↑トップになったが…

 

IDCによれば、2024年第1四半期のアップルのスマホ出荷台数は5010万台で、前年同期の5540万台から9.6%減少したとのこと。これはスマホシェア上位5社の中で最も大きな減少幅です。

 

一方、サムスンは6010万台を出荷し、20.8%の市場シェアを獲得。見事、市場シェア1位を獲得しました。なお前年同期の同社の出荷台数は6050万台で、市場シェアは22.5%でした。2024年第1四半期のアップルの市場シェアは17.3%で、前年同期の20.7%から落ちています。

 

アップルとサムスンがともに市場シェアを落とした理由について、IDCは「これらの2社はハイエンド市場での地位を維持しているが、中国でのファーウェイの復活と、シャオミやTranssion、OPPO/OnePlus、Vivoの躍進により、拡大や多角化を模索しているだろう」と分析しています。

 

いまだにトップを走りつつも、勢いを落としつつあるアップルとサムスン。今後は廉価モデルの強化など、次の一手が求められることになりそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

グーグルの開発チーム、「かこって検索」の裏側を語る! 誤作動が起きるのは…

グーグルやサムスン製スマートフォンで使えるAI機能の「かこって検索」は、スマホ上で見つけたものを、アプリを切り替えずに検索できて好評を呼んでいます。

↑開発チームが裏側を語った

 

しかし、画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しすると、間違ってタスク切り替えを呼び出してしまったり、他のジェスチャー操作を使いたいのに、かこって検索が暴発したりするなど、一部では不満の声も上がっています

 

この点について、開発チームが操作性を改善していくとの趣旨をポッドキャストで語りました。

 

グーグル公式ポッドキャスト「Made by Google Podcast」の最新エピソードには、かこって検索の開発チームが出演。そこでは上記の操作について「製品の良し悪しを左右すると分かっていたので、最速のアクセス方法は何かを考えるのにすごく時間を費やした」と述べています。

 

最も重視したのは、OSのどこからでもアクセスできるということ。そうした発想から、ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しする現在の方法にたどり着いたそうです。

 

暴発しやすいとの苦情に対しては「まだ先があり、ユーザーが望むときに発動され、望まないときに発動されないようにするために多くの努力をしている」とコメント。現在進行形で改善を進めているようです。

 

また、かこって検索は、実際にはGoogleレンズが大きな役割を果たしていることも明らかになりました。Googleレンズとは、写真や画像を認識し、名前や詳細情報まで教えてくれるアプリのこと。

 

すなわち「技術の多くは、実際には(Google)レンズであり、ビジュアル検索機能、画面上のOCR(光学文字認識)です」と言います。

 

かこって検索の開発は、2023年1月頃にスタートしたそう。同チームは、Googleレンズのように対象をタップして選ぶほうが「丸でかこう」より速いと認めつつも、こちらのほうが「楽しい」と感じたと語っています。

 

今のところ人気が急上昇している使い方は、画像の中のテキストをコピーすること。例えば、YouTubeの字幕や、Instagramアプリ内のテキストなど、普通はコピー&ペーストできないものもコピーしたり検索したりできます。

 

グーグルは今後も「かこって検索」で多くのことを計画しているそう。できることがもっと増えたり、対象スマートフォンが拡大したりするのでしょうか? 今後の発展に期待です。

 

Source: Made by Google
via: 9to5Google

Galaxy S24とiPhone 15が「5G通信速度」対決! 圧倒的な差が判明

アップルのiPhoneとサムスンのGalaxy Sシリーズは、互いに性能などを競い合う良きライバルです。さまざまな面でつばぜり合いを繰り広げるなか、あるテストでGalaxy S24シリーズの5G通信速度が大半の国でiPhone 15シリーズを上回ったとの結果が出ました。

↑5G通信速度で圧倒的な差が…

 

インターネット接続のスピードテストを無料で提供するOoklaは、5Gスマートフォンの性能に関する最新レポートを発表。そこではGalaxy S24シリーズでの5G性能の中央値(データを小さい順に並べたとき真ん中に位置する値)がiPhone 15シリーズをしのいでいると述べています。

 

この調査は2月1日~3月24日にかけて、アジア太平洋、中東・アフリカ、欧州、北米でデータを取得。それによれば、「サムスンのGalaxy S24ファミリーは、今回の調査で15か国中7か国において、5Gダウンロード速度の中央値で統計的に有意なリードを示した」とのことです。

 

かたやiPhone 15シリーズは1か国でトップを獲得したものの、「Galaxy S24とiPhone 15の速度差は、分析対象国の一部ではごくわずかだった」と述べています。つまり、7か国ではGalaxy S24シリーズが大差で上回り、iPhone 15シリーズが勝っているのは1か国だけということです。

 

例えば、米国ではS24の中央値がiPhone 15より34Mbps速いことが判明。同様に香港ではS24がiPhone 15を20Mbps以上も上回り、アラブ首長国連邦でもS24はiPhone 15に9Mbpsの差を付けていました。

 

ただし、日本ではiPhone 15シリーズとGalaxy S24シリーズともに5Gのダウンロード速度が安定しているとのこと。Galaxy AIなどの新機能をすぐに楽しまなくてもよければ、新型Galaxyスマホを急いで買わなくてもいいと同レポートは述べています。

 

日本国内で使う分には差が出ないようですが、海外旅行や出張が多い人は、Galaxy S24シリーズを持っておくと快適なインターネットが楽しめそうです。

 

Source: Ookla
via: 9to5Mac

サムスン、「Galaxy AI」をGalaxy S22シリーズなどにも5月から提供へ! 使える機能は…

先日、サムスンの公式フォーラムで予告されていましたが、ついにGalaxy S22シリーズおよび2022年発売の全フラッグシップ機にGalaxy AI機能がやって来ると公式に発表されました。

↑広がるGalaxy AI(画像提供/サムスン)

 

サムスンはOne UI 6.1(Android 14をベースにした最新インターフェース)を、対象となるGalaxyスマートフォンに5月から提供開始。その一環として、Galaxy S24シリーズから導入された「Galaxy AI」の人気機能をGalaxy S22シリーズやGalaxy Z Fold4およびGalaxy Z Flip4、Galaxy Tab S8シリーズにも拡大します。

 

つまり、2022年内に発売されたサムスン製フラッグシップ機全てが恩恵を受けることになります。改めて確認しておくと、次のデバイスが対象となります。

 

  • Galaxy S22
  • Galaxy S22+
  • Galaxy S22 Ultra
  • Galaxy Z Fold 4
  • Galaxy Z Flip 4
  • Galaxy Tab S8
  • Galaxy Tab S8+
  • Galaxy Tab S8 Ultra

 

また、これらのデバイスで利用できる主なGalaxy AI機能は以下の通りです。

  • かこって検索
  • チャットアシスト
  • 通訳
  • リアルタイム通訳(電話)
  • ノートアシスト
  • 文字起こしアシスト
  • AIによる壁紙生成
  • 写真編集の提案
  • AIによる写真編集

 

現時点でGalaxy S24シリーズからやってこない唯一のAI機能はインスタント・スローモーション(動画にAIが新たなフレームを追加した滑らかなスローモーション再生)だけ。少し古めの機種であれ、最新のAI機能が使えるのはうれしい限りです。

 

Source: Samsung
via: Wccftech

「Pixel 8a」の新たな目撃情報を入手! 今度は米大手キャリアがうっかり掲載

グーグルの廉価版スマートフォン「Pixel 8a」が準備中であることを裏付ける情報が次々と報じられ、先日もBluetooth SIG認証を取得したことが明らかとなり、発売が近づいているとみられています。

↑Pixel 8aの目撃情報を入手(画像はPixel 7a)

 

そんな中、今度は米国の大手キャリアの公式サイトでPixel 8aが目撃されました。

 

著名リーカーのEvan Blass氏は、UScellularのウェブサイトで見たというスクリーンショットを公開。そこには「Google Pixel 8a」とハッキリ書かれています。同社はPixel 8aのチュートリアルも早々に公開してしまったものの、すでに削除済みです。

 

今回の画像では、前モデルPixel 7aよりも本体が丸みを帯び、ベゼルは少し細くなりながらも上位モデルPixel 8より太く、他のPixelスマートフォンとは一線を画すデザインが確認できます。

 

先週末にも、Pixel 8aに4つの本体カラーバリエーションがあることをAndroid製品情報サイトのAndroid Headlinesが「独占情報」として掲載。それらはObsidian(黒)、Mint(ミント)、Porcelain(ポーセリン)、Bay(青)の4つとされ、それぞれの写真も公開していました。

 

今のところ、Pixel 8aの予想スペックは次の通りです。

  • 画面サイズと解像度: 6.1インチ/2400×1080(Pixel 7aと同じ)
  • 最大リフレッシュレート: Pixel 7aの90Hzから120Hzにアップ
  • HDRのピーク輝度: 1400ニト
  • 有線映像出力(DP Alt Mode)に対応
  • 搭載チップ: Tensor G3(Pixel 8シリーズに採用)のマイナーチェンジ版
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • カメラ: メインカメラ64MP/超広角カメラ13MP(Pixel 7aと同じ)
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 有線充電速度: 最大27W
  • 米国での価格: 500~550ドル(約7万7000円〜8万5000円〔※〕。前Pixel 7aは499ドル~)

 

おそらくグーグルは、5月14日に開催する年次イベント「Google I/O」でPixel 8aを正式発表するはず。価格がなるべく安くなるよう期待しつつ、当日を待ちたいところです。

※1ドル=約154円で換算(2024年4月16日現在)

 

Source: Evan Blass(X)
via: PhoneArena

「Galaxy AI」、5月に過去モデルでも利用可能に! 対象機種は…

サムスンの新たなAI機能「Galaxy AI」は便利ですが、今のところGalaxy S24シリーズなど一部の製品にしか提供されていません。Galaxy S23シリーズなどもアップデートによって順次対応する予定ですが、それでも新しめのデバイスに限られています。

↑5月にやって来る(画像提供/サムスン)

 

しかしサムスンは、Galaxy S22やGalaxy S21シリーズなど数年前の製品にも、早ければ5月にAI機能を搭載すると明らかにしました。

 

韓国向け公式フォーラムでサムスン社員が、Galaxy AI機能を搭載したOne UI 6.1がGalaxy S22シリーズのほか、2021~2022年に発売されたGalaxy SシリーズやGalaxy Z FoldおよびFlipといった折りたたみスマホにもやって来ると述べています。

 

これは先週、サムスンが「さらに多くのGalaxyユーザー」がまもなくAI機能が使えると述べたコメントとも一致しています。

 

ただし、具体的にはフラッグシップ水準の製品に限られ、Galaxy S21 FEやGalaxy Tab S8 FEなど廉価モデルは対象外となる模様。それでも、これでGalaxy AIが使えるデバイスがさらに増えることになります。

 

また、アップデート対象となっても、全てのGalaxy AI機能が追加されるとは限らないそう。機能によっては、ある程度は新しい、あるいは一定の性能以上のチップやRAM容量が必要なためと思われます。

 

Galaxy AIのほぼ全機能が使える見通しの端末は次の通りです。

  • Galaxy S22
  • Galaxy S22+
  • Galaxy S22 Ultra
  • Galaxy Z Fold 4
  • Galaxy Z Flip 4
  • Galaxy Tab S8
  • Galaxy Tab S8+
  • Galaxy Tab S8 Ultra

 

また、「かこって検索」 や「マジックリライト」のみがサポートされる予定の機種は次の通りです。

  • Galaxy S21
  • Galaxy S21+
  • Galaxy S21 Ultra
  • Galaxy Z Fold 3
  • Galaxy Z Flip 3

 

古くなるほど使える新機能にも制限がありますが、それでも旧機種でAIが活用できるのは素晴らしいこと。ソフトウェア・アップデートが配信される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Samsung
via: 9to5Google

「Pixel 9」シリーズの発売はもはや確実! 公式アプリから新たな手がかりが見つかる

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズの予想CG画像が続々と登場しているなか、今度は公式アプリのベータ版の中に「Pixel 9」の記述があったと報告されています。

↑Pixel 9は確実に来ている(画像提供/91mobiles)

 

この情報は、グーグルアプリの最新ベータ版(15.14.34.29.arm64)から見つかったもの。それは二つあり、その一つはユーザーが新しいAndroidデバイスを設定する際のGoogleアシスタント・セットアップのコード内に含まれているものです。

 

もう一つは、同じセットアップ画面に表示されるアニメーション関連ファイルであり、こちらにも「pixel 9」の名前が含まれていたとのこと。どちらも、それ以上の情報は表示できませんが、これによりPixel 9が登場することはほぼ確実となりました。

 

ここ数週間にわたり、さまざまなリーク情報が届けられたことで、Pixel 9シリーズに関する情報はかなり明らかになった感があります。

 

  • これまでの2モデルから3モデルの構成に(「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」)
  • Pixel 9は背面デュアルカメラ、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLは背面トリプルカメラ
  • Pixel 9とPixel 9 Proの本体サイズは同じ
  • 画面サイズはPixel 9よりもPixel 9 Proのほうが大きい(おそらくPixel 9 Proのほうがベゼルが狭い)
  • 全モデルとも次世代の「Tensor G4」チップ搭載

 

ほかにも、Pixel 9は側面がフラットになって角が丸くなり、まるでiPhone 15 Proのようになると予想されています。よりパワフルかつスタイリッシュ、豊富なカメラ機能もあり、グーグルならではのAI機能がフル活用されると期待したいところです。

 

Source: The SP Android
via: Tom’s Guide

紛失とおさらば! Androidの「デバイスを探す」機能がパワーアップ

グーグルは、Android向けに強化された「デバイスを探す」ネットワークの提供を開始しました。まずは北米からですが、ゆくゆくは全世界で利用可能になる予定です。

↑バッテリー切れでも探せます

 

その目玉機能の一つが、オフラインのAndroidスマートフォンを探せること。当初はPixel 8とPixel 8 Proのみ電源がオフ、またはバッテリーが切れていても発見できると発表していましたが、いずれ他社の次世代スマホでも使えるようになるとグーグルが述べています。

 

Pixel 8シリーズは、特殊なハードウェアを使うことで、電源オフの状態でも内蔵Bluetoothチップに電源が供給される仕組みとなっています。

 

Android情報サイトAndroid Authorityの取材に対して、グーグルは「他のSoC(スマホ用チップの製造元)やOEM(各スマホメーカー)と協力して、バッテリー切れのデバイスを見つける機能を、他のプレミアムAndroid製品にも提供する方法を検討しています」と回答しました。

 

つまり、次世代ハードを搭載する予定のフラッグシップ機は、電源切れの状態でも「探す」機能に対応する可能性があるということ。そもそもスマホをなくしたときに困るのは、バッテリー切れで「探す」アプリでも音を鳴らせない場合のため、グーグルの新機能はかなり役に立つと思われます。

 

すでにiPhoneでは、電源をオフにしてから24時間以内であれば見つけることが可能。ようやく、Androidも追いつくようです。

 

過去の機種がこの機能に対応するかどうかは不明ですが、今後は高価なハイエンドスマホを買った場合は、紛失してしまう恐れが減ることになりそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

「Galaxy Z Fold6」のカメラは従来のまま? 一つだけ例外があるかも…

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」はチタン製ボディになり、薄くて軽くなるなど大きな変化が予想されています。が、カメラは現行のGalaxy Z Fold5と同じものだと著名リーカーが主張しています。

↑カメラは変わらない?

 

信頼性の高いリーカー・Ice Universe氏によると「Galaxy Z Fold6のカメラ構成はFold5と全く同じ」とのこと。

 

さらに背面カメラも、自撮りカメラも、UDC(アンダーディスプレイカメラ〔折りたたみ画面の下に隠されたカメラ〕)もそうなると強調。全て前モデルと同じカメラパーツを流用すると示唆しているようです。

 

これが本当であれば、サムスンの最新折りたたみスマホは、2022年に発売されたGalaxy Z Fold4と同じカメラパーツを搭載することになります。つまり、50MPのメインカメラ、10MPの望遠カメラ、12MPの超広角カメラという構成。

 

UDCも変わらないとすれば、こちらは2021年のGalaxy Z Fold3以来、4年連続で同じ仕様に留まる格好です。

 

ただし、Ice Universe氏は「Galaxy Z Fold6 Ultraは変わるかもしれない」と付け加えています。

 

Galaxy Z Fold6 Ultraとは、2024年の発売が噂される高級モデルのこと。まだ標準モデルとどこが異なるのか不明ですが、カメラの性能をアップして差別化を図るのかもしれません。

 

サムスンはGalaxy Z Fold6のほか、次期縦折りスマホ「Galaxy Z Flip6」、新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」などを7月に発表するとの説が有力。あと数か月のうちに、さらに詳しいリークがやって来ると期待したいところです。

 

Source: Ice Universe(X) 
via: 9to5Google

次期「Pixel 8a」の写真がまた流出! 本体の表面が…

グーグルはフラッグシップ機をベースにした廉価モデル「Pixel 8a」を準備中と噂されており、実際にBluetooth SIG認証を取得したことから、まもなく発売する可能性が高まっています。

↑新モデルではベゼルが…

 

そんな中、今度はブラックモデルと画面周りのベゼル(額縁)が確認できる新たなリーク画像がネット上に出現しました。

 

これまでPixel 8aのイメージは何度か目撃されており、2023年秋には予想CG画像も登場していました。また、Pixelスマホの工場があるベトナム方面からパッケージ写真も流出しており、最近ではグーグル自らが携帯電話サービス「Google Fi Wireless」の広告で披露してしまったばかりです。

 

さて今回、XユーザーのTechDroider氏はPixel 8aの画像を投稿。この画像の出所は不明ですが、そこには光沢仕上げだったPixel 7aとは対照的に、つや消しでマット仕上げの背面が写っています。

↑流出した画像(画像提供/TechDroider/X)

 

また、前面のディスプレイ写真もあり、その下半分にはかなりガッシリしたベゼルがありますが、Pixel 7aよりも細い模様。また、四隅は丸いカーブを描いています。

 

Pixel 8aの画面サイズはPixel 7aと同じながら、最大リフレッシュレートが90Hzから120Hzにアップ。Pixel 8シリーズに内蔵されたTensor G3チップのマイナーチェンジ版を搭載し、有線映像出力にも対応すると予想されています。

 

おそらく、本製品は5月の開発者会議「Google I/O」で発表されるはず。その一方でPixel 7aからの値上げも噂されており、価格が気になるところです。

 

Source: TechDroider(X)
via: 9to5Google

Galaxy S24 Ultraのカメラ画質、今後のアップデートでさらに改善していく見通し!

サムスンのフラッグシップ最上位モデルGalaxy S24 Ultraは発売された当時、カメラアプリにいくつかの問題がありました。それらは今までのアップデートでかなり修正されましたが、今後さらに改善される予定だと報じられています。

↑今後もアプデで改善予定?

 

信頼性の高いリーカーIce Universe氏は、Galaxy S24 Ultraが次の「カメラ・ファームウェア更新」で残っているカメラの問題を修正すると述べています。

 

具体的には望遠カメラの画質、ホワイトバランスの精度、一部の写真に現れる異常な赤色の低減などが含まれるそうです。

 

が、サムスンはいつアップデートを配信するか、時期を明らかにしていないとのこと。「4月に解決できることを願う」と述べていることから、5月以降となりそうです。

 

前回のアップデートでは、ホワイトバランスと露出関連の問題が修正されました。特にGalaxy S24 Ultraは露出オーバーになり、明るい部分や光源が白飛びしがちでした。

 

前回のアップデートでは、標準モデルGalaxy S24のカメラ画質も改善しました。が、まだ不完全な部分もあり、次の数回の更新でカメラが安定すると思われます。

 

またサムスンは、先週リリースしたOne UI 6.1アップデートで、Galaxy S23 Ultraでのカメラ画質をより自然な色に修正しました。1年以上前の過去モデルでも、今後もカメラアプリが進化していくことを期待できるかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:Sammobile

お手ごろ価格の高性能機「Galaxy S24 FE」、今年夏に発売される可能性。S23 FEより数か月前倒し?

サムスンがフラッグシップ機Galaxy S24シリーズの廉価版、「Galaxy S24 FE」を開発中との噂は、先月もお伝えしたところです。

↑廉価モデルは今夏発売?

 

その「お手ごろ価格で高性能」モデルが、予想されていた10月よりも早く、今年の夏に発売予定とのサプライチェーン情報が届けられています。

 

韓国の電子業界誌The Elecによると、Galaxy S24 FEは「今年の夏」に発売される予定とのこと。前モデルにあたるGalaxy S23 FEは2023年10月に一部地域で発売されていました(日本での発売は今年2月)。

 

また同誌は、サムスンのサプライヤーがGalaxy S24 FE用ディスプレイ・ドライバ(画面のピクセルを制御するIC)の量産を始めたとも付け加えています。まもなく、他のパーツの生産や本体の組立も始まるのかもしれません。

 

さらに、Galaxy S24 FEの量産台数は「数百万台」を目指しているとのこと。前モデルGalaxy S23 FEの生産台数は300万台と報じられていたため、それを上回るヒット製品にする意図がうかがわれます。

 

今のところ、Galaxy S24 FEの予想スペックは次の通りです。

  • 搭載プロセッサー:Galaxy S24シリーズと同じく、サムスン製のExynos 2400またはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3
  • 内蔵RAMおよびストレージ:12GB LPDDR5X RAMと128GB UFS 3.1ストレージ、または256GB UFS 4.0ストレージ
  • バッテリー容量: S23 FEより500mAh大きい4500mAh

 

まだディスプレイやカメラについての情報は不足していますが、そちらは控えめにすることで、上位モデルGalaxy S24シリーズと差別化を図るのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:91mobiles

サムスン、お手ごろ折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold FE」と「Galaxy Z Flip FE」を発売するかも!

サムスンは今年に横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」を2モデル、お手ごろ価格版と通常版(あるいは高級モデル)を発売すると噂されています

↑「Galaxy Z Flip」シリーズにも廉価版登場?

 

その横折り廉価モデルのほか、縦折りスマホ「Galaxy Z Flip」シリーズの廉価版も登場するとの噂が報じられています。

 

中国のテックメディアMydriversは独自の情報源に基づき、横折り廉価モデルが「Galaxy Z Fold FE」、縦折りモデルが「Galaxy Z Flip FE」だと主張。それと合わせて、内部文書らしき写真を掲載しています。

 

まずGalaxy Z Fold FEの搭載チップはクアルコム製のSnapDragonと、サムスン自社製のExynosが採用。国や地域により採用チップが異なるということで、Galaxy S24シリーズと同じ展開となりそうです。

Image:Mydrivers

 

そして折りたたんだ状態での寸法は、155.1×67.1×14.2mm。現行モデルGalaxy Z Fold5は154.9×67.1×13.4mmであり、ほぼ同じサイズながら、少し分厚くなるようです。

 

次に縦折りのGalaxy Z Flip FEは、Snapdragon 7s Gen 2を搭載。広げた状態では165.2×71.9×6.9mmになるとのことで、現行モデルGalaxy Z Flip5(165.1×71.9×6.9mm)とほぼ同じサイズとされています。

Image:Mydrivers

 

搭載RAMは、Galaxy Z Fold FEは12GBと16GBの2種類、Flip FEには8GBのみが用意。内蔵ストレージに関しては、どちらも256GBと512GBのオプションがあると伝えられています。

 

次期「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」ともにハイエンドチップ「SnapDragon 8 Gen 3」搭載が噂されており、廉価モデルの性能はそれより落ちるようです。とはいえ、十分に安ければ、お買い得製品となりそうです。

 

Source:Mydrivers
via:GSMARENA

お手ごろ価格スマホ「Pixel 8a」、Bluetooth SIG認証を取得! まもなく発表・発売かも

Googleは、次期お手ごろ価格スマートフォン「Pixel 8a」が準備中であることを公式に認めており、数か月前にパッケージ写真らしき画像も流出していました

↑Pixel 8aはまもなく発表・発売?

 

すでにスペックに関する情報も次々と届けられるなか、Pixel 8aがBluetooth SIG(Bluetooth関連機器の認証機関)の認証を取得したことが明らかとなりました。

 

世界各国でBluetooth内蔵デバイスを発売する前には、事前にBluetooth SIGの認証を得ることが恒例となっています。つまり、Pixel 8aの発表・発売が間近に迫っている可能性が高まったというわけです。

 

Bluetooth SIGデータベースに登録されたモデル番号は、G8HNN、GKV4X、G6GPR、G576D。これらは先月、Googleが米FCC(連邦通信委員会)に申請していたものと一致しています

 

このうちG6GPRは、ベトナム方面から流出したパッケージ写真でも確認できます。

 

今までのところ、Pixel 8aに関するリーク情報は次の通りです。

  • 画面サイズと解像度はPixe 7aと同じ6.1インチ/2400×1080
  • 最大リフレッシュレートはPixel 7aの90Hzから120Hzにアップ
  • HDRのピーク輝度は1400ニト
  • 有線映像出力(DP Alt Mode)に対応
  • 搭載チップはTensor G3(Pixel 8シリーズに採用)のマイナーチェンジ版
  • カメラ: メインカメラ64MP/超広角カメラ13MP(Pixel 7aと同じ)
  • 米国での価格:500~550ドル(前Pixel 7aは499ドル~)

 

これらの噂話が正しければ、Pixel 8aは「ほぼPixel 8」の高性能なデバイスになるはず。しかし、米国での価格は値上げの可能性もあり、最近の円安のもとでは日本での価格が気になるところです。

 

Source:Mukul Sharma(X)
via:91mobiles

普段あんまりゲームしなくてもゲーミングスマホ「ROG Phone」は意味ある? 使い込んでみた!

スマートフォン市場は昨今、カメラ・バッテリー性能ともに革新的な進化が感じられにくくなってきており、特定の機能に特化したスマホも発売されています。

 

写真を楽しみたいユーザー向けのカメラメーカー発スマホや、ゲームに特化して作られたゲーミングスマホ、折りたたみ式スマホなどが挙げられます。

 

なかでも“ゲーミングスマホ”と聞くと、ゲームをどっぷり楽しんでいる人に向けてのみ作られているんじゃないの? と思われがち。そこで、日常的にそこまでゲームをプレイしないライトユーザーが使ってもメインスマホになり得るのか? という視点でASUSの「ROG Phone 7」をレビューしていきます。

 

ちなみに機種名になっているROGとは”Republic of Gamers”というブランド名の略称で、日常を超えた素晴らしい体験を世界中のゲーマーや愛好家に提供することを目的としてさまざまな製品を開発・販売しているそうです。

 

ケースを着けたくないくらい、所持欲を満たしてくれるデザイン

ROG Phone 7はストームホワイト、ファントムブラックの2カラー展開です。今回はストームホワイトの実機をメーカーさんからお借りしました。

↑239gの本体重量は片手で持つには少し重さも感じられる

 

さっそく不器用な持ち方になっていますが、これはROG Phone 7の重さゆえのもの。カタログ値で239gある本体重量は、筆者が普段使っているiPhone 15よりも約70g重くなっています。片手で長時間使い続けるのは、若干不安を感じます。

 

本体背面は斜めに切り込みが入ったようなデザインで、左側はサラサラとしたマット地、右側は透明感のあるクリアな仕上げとなっています。機種名はホワイトと称されていますが、アッシュグレーに近い印象を受けます。

 

中央にはROGのロゴが大きく入っており、もしや七色に光ったりするのか!? と思ったのですが、さすがにそのようなギミックはありませんでした。

 

iPhoneやGoogle Pixelはそのシンプルなデザインゆえにさまざまなケースを装着して楽しむ人もいますが、ROG Phone 7は背面デザインの良さから、むしろケースは不要で使いたいと思いました。

 

ちなみに、本体左下には薄い文字で「25°07’29.3″N 121°28’17.3″E」と北緯東経の座標が書かれており、何かを表しているのかと思い調べてみると……。

 

台湾に位置するASUS本社の座標でした。ほかのROGシリーズの本体外箱などにも記載があるようで、遊び心のあるデザインが光ります。

 

本体サウンドはもはやスマホとは別物

使い始めて最初に驚いたのは音質。これまでに使ってきたスマホとはまったく異なる体験でした。12×16mmのスピーカーが2機搭載されている本体から鳴るサウンドは、スマホを超えて小型のステレオのような響きが感じられます。一度ROG Phone 7のスピーカーサウンドを聞いてしまうと、これまで満足していたiPhoneやPixelのサウンドが随分と薄く感じられてしまうほど。

ASUS公式サイトから

 

ゲームを楽しむユーザーのために音質を高めたはずですが、たとえゲームをプレイしなくとも、Netflixでドラマや映画を見る際にも本体のサウンドで十二分に満足できるものでした。

 

もちろんバスや電車の移動中、職場での休憩中などはイヤホンをして操作する人も多いことでしょう。そういったユーザーへ向けても、Bluetooth接続時に映画館のような空間オーディオを楽しむことができる「Dirac Virtuo」技術が搭載されており、高音質を堪能することができます。

 

画面の大きさは正義だと改めて知った

せっかくなのでゲームも試してみました。もともと戦闘系のゲームがあまり得意ではないということもあり、友人の教えに沿って「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」をプレイしてみました。

↑友人のすすめでプロセカを始めてみた

 

本体サイズが173mm×77mmでディスプレイが約6.78型と、iPhone 15と比べて少し横長のサイズなこともあり最初は慣れず、プレイ中に目線が追いつかないこともありました。しかし一旦このサイズ感に慣れてしまうとiPhoneに戻ったときに小さく感じてしまうほどで、画面の広さはプレイのしやすさに繋がるものだと改めて実感しました。

 

もちろん画面の大きさはゲームだけでなく、そのほかの映像系サービスでも恩恵を受けられます。YouTubeやNetflixなどを視聴する際は、画面が大きく見やすいことに加えて、先にも触れたとおり音の厚みが一層感じられました。スマホとしては迫力のある映像を楽しめます。ただし本体の重さから長時間手に持って視聴するのは負担がかかるため、適宜置きながらの使い方が良さそうです。

↑画面斜め上からスワイプすると、コントロールパネルが出現

 

ゲーム中でもプレイ環境を快適に整えるためのコントロールパネルも用意されています。最大165Hzまでのリフレッシュレートの設定やプレイ中に通知が来ないような設定に加え、ここから画面録画の開始もできるのでプレイ動画の撮影もお手軽です。

 

なお上記の写真は、充電ケーブルを繋ぎながらのもの。横画面でのゲームプレイが前提とされていることもあり、一般的な本体底面に加えて側面中央にもUSB Type-Cの充電ポートがあるため、プレイしながらの充電もストレスレスです。このあたりはゲーミングスマホならではの配慮が感じられます。

ASUS公式サイトから

 

またROG Phoneシリーズの特徴とも言える「Air Trigger」ですが、今回試用中にプレイしたゲームではあまり活用のタイミングが登場しませんでした。どちらかといえば筆者の苦手とする戦闘系ゲームなどで活用することが多いようで、楽しみ方によってはハマりそうです。

 

日常使いの多いカメラ性能はビビッドな写りが多い

一般的なスマホユーザーのなかでも使用する頻度が高いカメラ機能はどうでしょうか。総括として彩度が高めに写るなどのクセはあるものの、総じて満足度の高い写りをしてくれました。個人的にはiPhoneを使い始める前に使っていた、AQUOS Phoneの写りを思い出します。

↑2月はじめの沖縄の空は高く海は青い

 

↑少し暗い居酒屋の店内でもビビッドな写り

 

海や空などの青色や暖色の店内などの赤色をはじめとして、RGB(赤・青・緑)系の原色は、発色が鮮やかになる傾向がみられます。

 

ここからは同じ条件下で撮影したROG Phone 7とiPhone 15の違いをみてみましょう。

↑飲食店内での撮影

 

暖色照明下では赤みが強く出がちなROG Phone 7ですが、少し白っぽさが感じられる写りとなりました。

 

↑港での撮影

 

iPhoneでの撮影は全体的に落ち着いたトーンで写ったのに対して、 ROG Phone 7は強くビビッドな写りになりました。iPhoneの純正カメラのフィルター”ビビッド”を当てたときに近しいです。

↑カフェ暗所での撮影

 

暗所での撮影はiPhone 15は自動的にHDR撮影となり、暗く映る部分を持ち上げた仕上がりとなるのに対し、ROG Phone 7はピントが定まりづらいのと、ところどころにノイズが見られます。どのスマホにも弱み・強みはあるものなので、暗所での撮影がそこまで多くない、または気にならないという方であれば問題なく使えるレベルかとは思います。

 

Felica非対応なのは痛いかも……

ROG Phone 7をメインスマホとして生活することを考えた際に、致命傷ともいえるのがFelicaの非対応。

 

世界的な半導体不足によってSuicaやPASMOの新規発行が停止しているという社会情勢もあり、モバイルSuicaやモバイルPASMOを利用するユーザーは増加していることから、スマホでSuicaなどを使いたいニーズは高まっています。またキャッシュレス決済の手段でもあるQUICPayや楽天Edyなども利用できないため、不便に思うユーザーも多くいるのではないかと感じられました。

 

またサイズ感も、購入前に確認したいポイントです。一般的な男性よりもいくらか手が小さい筆者ですが、常時片手で操作するには少し大きすぎると感じました。特に画面左側に表示される項目などは、両手で持って操作することが多くありました。

 

iPhoneやPixelとは違う、触っていて楽しいスマホ

普段のスマホの用途といえば、写真や動画を撮ることとSNSを見ること、それに加えて仕事の連絡などでしか使わない筆者ですが、ゲーミングスマホを手にするとゲームをするためにスマホを触る時間が増えることに。これまでに使ってきたiPhoneやPixelシリーズとはまったく毛色の異なる作りをしていることもあり、とにかく触っていて楽しいと感じられる一台でした。

 

もう一声と言いたくなるポイントもありますが、満足できるカメラ性能や、高音質でエンタメをほかのスマホ以上に楽しめることなどから、メインスマホとしても十分活躍してくれることでしょう。

 

この春、新生活を迎える中でスマホを買い替えたいと思っている方や、普段からスマホでゲームを楽しむ機会が多い方に、ROGのスマホも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

次期「Pixel 9」の予想動画が公開! まるでiPhoneなのはどうして?

先日、Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 9」の予想CG画像を、インドメディア91mobilesが公開しました。情報を提供したリークアカウントの@OnLeaks(Steve H.McFly氏)は未発表Android製品の予想において定評があり、この画像も信ぴょう性が高いと思われます。

↑公開されたPixel 9の予想画像(画像提供/Technizo Concept/YouTube)

 

これを基に「Pixel 9をいろんな角度から眺めるとどう見えるか?」を確認できる予想動画が公開されています。

 

テック系YouTubeチャンネルのTechnizo Conceptは、ピンク、イエロー、ブラック、グリーンの4色を想定したPixel 9の予想動画を公開。これらの色が正しいかどうかは不明ですが、デザインに関しては@OnLeaksの情報に沿っています。

 

この動画では、Pixel 9は側面が平らになり、角が丸くなっていることが確認できます。前モデルまでは側面は丸みを帯び、本体の角は直線的となっていましたが、その印象が一変。iPhone 15 Proなどに近く、コメント欄でも「iPixelだ」と呼ぶ声もあります。

 

Pixel 9について、先日の91mobiles情報を改めて整理しておくと次の通りです。

 

  • コンパクトなボディに分厚い背面カメラ部分(本体を合わせた厚みが12mm)。Pixel 8から引き続きデュアルカメラ
  • ディスプレイの中央にはパンチホールの自撮りカメラ。電源ボタンと音量キーは本体の右側に配置
  • ディスプレイのサイズは約6.03インチ
  • 本体サイズは約152.8 x 71.9 x 8.5mm(Pixel 8は150.5 x 70.8 x 8.9 mm)

 

Pixel 9シリーズは「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の予想CGも公開済み。つまり、Pixel 8の2モデル構成から3モデル構成になるというわけです。

 

また、3機種とも次期チップ「Tensor G4」チップを搭載するものの、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLの二つは背面トリプルカメラを採用すると予想されています。つまり、Proモデルとの主な違いはカメラと画面サイズだけであり、特にPixel 9のスペックが低いということはなさそうです。

 

Source: Technizo Concept(YouTube) 
via: Wccftech

「Galaxy S25」シリーズも「Exynos」と「Snapdragon」のデュアルチップが濃厚! その理由は…

サムスンは最新のフラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズで、自社製チップExynos 2400とクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3を搭載した2つのバリエーションを発売しました。国や地域によっては、Exynos搭載モデルかSnapdragon搭載モデルか、どちらかになる格好です。

↑次も同じ戦略で勝負

 

次の「Galaxy S25」シリーズでは全モデルがExynosチップになるとの噂もありましたが、やはり「Exynos 2500とSnapdragon 8 Gen 4」の両方を採用すると台湾サプライチェーン情報筋が主張しています。

 

台湾の電子業界誌・DigiTimesは有料記事で、サムスンがGalaxy S24と同じ「デュアルチップ戦略(2種類のチップを採用)」をGalaxy S24ファミリーでも採用すると述べています。しかし、Exynos 2500搭載モデルとSnapdragon 8 Gen 4モデルの出荷台数が、どれほどの比率になるかは言及していません。

 

これまでSnapdragonチップは、演算性能とグラフィック性能の両方でライバルのExynosチップを凌駕してきました。なぜサムスンがデュアルチップ戦略を選ぶのか? その答えはSnapdragon 8 Gen 4の仕入れ価格にあるようです。

 

Snapdragon 8 Gen 4についてクアルコムの幹部は「これまでで最も高価なチップになる」と示唆していました。そのため、サムスンが十分な利益率を確保するには、自社製で安く作れるExynosチップも使う必要があるというわけです。

 

Exynosチップも徐々に改良されているものの、まだまだSnapdragonチップのほうが優位に立っています。全世界のGalaxy S25 UltraでSnapdragon 8 Gen 4が採用されるなら、安定した動作と性能アップが期待できそうです。

 

Source: DigiTimes
via: Wccftech

「次世代の新しい常識をつくる」Googleと連携でスマホの新時代を宣言したGalaxy S24シリーズ

サムスン電子ジャパンが、独自の「Galaxy AI」機能を搭載するAndroidスマホのフラグシップ「Galaxy S24」「Galaxy S24 Ultra」の日本導入が決まったことを発表しました。NTTドコモとKDDI/沖縄セルラー(以下:au)が4月11日から販売を開始。同日からSamsungオンラインショップでSIMフリーモデルの取り扱いもスタートします。

↑サムスンがグーグルと共同開発したAIエンジンを搭載する「Galaxy S24」シリーズが日本で発売を迎えます。画像は6.8インチのGalaxy S24 Ultra

 

Galaxy S24シリーズの日本発売は4月11日。気になる価格も発表

Galaxy S24シリーズは2024年1月にサムスン電子が発表したスマホの新しいフラグシップです。クアルコムによる高性能なシステムICチップ「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」を搭載。グーグルの生成AIモデルを活用して、Web検索に音声通話のリアルタイム通訳、音声文字起こしと要約、そして内蔵カメラによる写真の撮影・編集など、多用途にサムスン独自のGalaxy AI機能が使えます。

 

日本発売の製品にも搭載されるGalaxy AIの一部機能については、グローバルモデルで試した筆者のレビューも参考にしてください。

生成AIスマホ「Galaxy S24」とGoogle Pixel 8を比較、AIはどこまで便利なの?

 

↑コンパクトな6.2インチのGalaxy S24

 

グローバルのラインナップにはS24をベースに、機能の強化を図った「S24+」というモデルもありますが、現時点で日本での発売が決まっているのは約6.2インチのS24と、約6.8インチで専用スタイラス「Sペン」を内蔵するS24 Ultraになります。

↑S24 Ultraには本体に収納できる専用のスタイラス「Sペン」が付属します

 

↑日本で発売されるGalaxy S24シリーズのラインナップとカラーバリエーション

 

NTTドコモ、auが取り扱うラインナップとカラバリの一覧は以下の通りです。

 

【NTTドコモ】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック/コバルトバイオレット 全3色)ストレージ256GB

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムバイオレット/チタニウムブラック 全3色)

※チタニウムグレー/チタニウムバイオレットは256GB、チタニウムブラックは512GB/1TBのみ。チタニウムブラックはドコモのオンラインショップのみでの取り扱い

 

【au】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック 全2色)ストレージ256GB/512GB ※アンバーイエローは256GBのみ

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムブラック 全2色)

※チタニウムグレーは256GBのみ。チタニウムブラックの512GB/1TBはKDDIのオンラインショップのみでの取り扱い

 

なお、Galaxyの上位シリーズが通信事業者での発売と同時にサムスンのショップでSIMフリーモデルとして展開される機会はこれが初めてです。価格とラインナップも発表されています。本体の仕様について、通信事業者のモデルと違いはありません。

 

【Samsungオンラインショップ(SIMフリー)】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック/コバルトバイオレット 全3色)ストレージ256GB/512GB

※アンバーイエロー/コバルトバイオレットは256GBのみ

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムバイオレット/チタニウムブラック 全3色)ストレージ256GB/512GB/1TB

※チタニウムグレー/チタニウムバイオレットは256GBのみ。

 

<価格(税込)>

・Galaxy S24(256GB) 12万4700円

・Galaxy S24(512GB) 13万9000円

・Galaxy S24 Ultra(256GB) 18万9700円

・Galaxy S24 Ultra(512GB) 20万4100円

・Galaxy S24 Ultra(1TB) 23万3000円

 

次世代の新しい常識をつくるのが「AIフォン」

4月3日には都内で記者発表会が開かれ、サムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏がステージに登壇。Galaxy S24シリーズの日本発売に向けた抱負を語りました。

↑AIフォン時代の到来を宣言するサムスン電子ジャパンの小林謙一氏

 

小林氏は2008年から移動通信サービスの主流を担ってきたスマートフォンが、これからクラウド・オンデバイスの「AIによる力」を得ることで、次世代の新しい常識をつくる「AIフォン」になるとアピールしました。そしてGalaxy S24シリーズがサムスンによる初めてのAIフォンであるとしながら、Galaxy AIを実現するためにグーグルとのパートナーシップが不可欠だったと語ります。

 

グーグルの日本法人からはAndroid 事業本部 マネジングディレクターの菅野圭吾氏が登壇。Google Pixelシリーズのスマートフォンから先に搭載が始まった、AIを活用する「かこって検索」の機能が、Androidのパートナーのスマホとして初めてGalaxy S24シリーズに搭載されたことについて喜びのコメントを贈りました。

 

グーグルの菅野氏によると、スマホを使う多くのユーザーから「面倒なアプリの切り替え操作を行なわず、スムーズにいろんな検索をしたい」という声が寄せられたことから、かこって検索ができたそうです。Galaxy S24シリーズはホームアイコンを長押しした後、S24は指で、S24 UltraはSペンも併用して写真の被写体を囲むと素早くAIが検索結果を知らせます。検索対象が画面に映る「テキスト」だった場合、丸く囲わなくてもテキストをラフになぞるようなジェスチャー操作からAI検索ができます。

↑グーグルとサムスンはAIフォンの開発におけるパートナーシップの強化を図ります

 

菅野氏は「AI体験の次のステップも貪欲に進めたい」と語りつつ、サムスンとのパートナーシップの重要性を語りました。コメントに応える形でサムスンの小林氏もまた未来に向けて両社のパートナーシップをさらに強くしていくことを宣言しました。

 

発表会には新機種の各端末も展示され、Galaxy AIによるリアルタイム通訳のスムーズな使い心地などが体験できました。

↑かこって検索のデモンストレーション。ホームアイコンを長押しして、画面に白いベールがかかったような状態になってから、検索したい対象を画面上で選択すると……

 

↑AIが画像やテキストを判定。素早く対象を見つけてくれます

 

Galaxy AIをアップデート提供へ。S23シリーズやZ Fold5なども対象

Galaxy S24シリーズは、国内版のモデルも発売後から7世代のOSアップグレードと、7年間のセキュリティアップデートを提供する予定であることが明らかにされました。

 

さらに4月中旬以降には本体のソフトウェアアップデートにより、Galaxy AIの機能が直近で発売されたGalaxyシリーズのスマホ・タブレットにも展開することが公表されました。対応する機種は以下の通りです。

 

・Galaxy S23シリーズ

・Galaxy S23 FE

・Galaxy Z Flip5

・Galaxy Z Fold5

・Galaxy Tab S9シリーズ

 

↑発売後も7世代のOSアップデートと、7年間のセキュリティアップデートを提供します

 

↑Galaxy AIを直近の過去モデルにも展開します

 

また、サムスンではGalaxy S24/S24 UltraのSIMフリーモデル発売を記念して、サムスンのタブレットやスマートウォッチ、イヤホン、アクセサリーなどの製品を購入すると最大2万8000円の値引きが受けられる予約購入キャンペーンを実施します。期間は2024年4月3日から4月10日まで。

 

加えてGalaxy製品の下取りを申し込むと、通常の下取り価格から最大2万円増額する「Samsung下取りサービス増額キャンペーン」も実施。こちらは2024年4月3日から5月7日までとなっています。

↑サムスンのSIMフリーモデル購入時に展開されるキャンペーンを発表

 

そして、各通信事業社も独自にGalaxy S24シリーズの販売促進キャンペーンを展開します。

 

NTTドコモは2024年4月3日から4月10日までの間に、全国のドコモショップ、ドコモ取扱店、ドコモオンラインショップ(ahamoサイト含む)で、Galaxy S24/S24 Ultraを予約購入して、キャンペーンに応募すると6000〜20000ポイントのdポイントを購入者にプレゼントします。

 

auの予約キャンペーンも期間は同様、2024年4月3日から4月10日まで。全国のau取扱店、au Online Shopでの予約購入・応募者にau PAYギフトカードを最大2万円相当額プレゼントするほか、Galaxy Watchを一緒に買うとさらに最大8000円相当のギフトカードがもらえる特典もあります。

 

サムスンのGalaxy S24シリーズが追加されることで「AIフォン」がつくる次世代のモバイル体験にますます多くの方が触れられる機会が広がります。日ごろ複数のスマホを使い分けている筆者としては、GalaxyのフラグシップであるS24シリーズのSIMフリーモデルが気になっています。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Pixel 9の廉価版? 2カメラで小さめディスプレイの“第3モデル”が存在か

Google(グーグル)の次期スマートフォン「Pixel 9シリーズ」に3番目のモデル「Pixel 9」が存在するとして、海外テックサイトの91Mobilesが予測レンダリングと詳細情報を掲載しています。

↑91Mobilesより

 

Pixelスマートフォンは長らく、画面サイズの大きさで「標準モデル/Proモデル」の2機種が投入されていきました。また、時期をずらして、スペックと価格をおさえた「aシリーズ」も発売されてきました。さらに「Pixel 9 Pro」の予測レンダリング画像も以前に登場しており、背面カメラがより強調されたデザインとなるようです。

 

91Mobilesによれば、Pixel 9は上位モデルの「Pixel 9 Pro/9 Pro XL」と同一のデザインを採用しながら、背面カメラが3個ではなく2個になっているなどの違いがあります。またPixel 9 Pro(約6.2インチ)と比較して、約6.03インチと小さめのディスプレイを搭載。一方で本体サイズは152.8×71.9×8.5mmと、Pixel 9 Proとほぼ同じになるようです。

 

以前リークされたGoogleのPixelリリース計画のロードマップでは、Pixel 9のほか2種類のPixel 9 Proが発売されるとのことでしたが、このようにPixel 9シリーズで3モデルが登場することは、廉価な「aシリーズ」が消滅することを示唆しているのかもしれません。3モデルで最もスペックが低いとされるPixel 9には、手軽に購入できる価格で登場してほしいものです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

Galaxy S24シリーズ、最新ソフトウェアアップデートでカメラの問題がほぼ修正! まもなく日本でも発売の見通し

今年2月に登場したサムスンのGalaxy S24シリーズ(日本では4月3日に発表の見通し)は、素晴らしいカメラのハードウェアを持ちながらも、いくつかの場合は画質等に不満の声が上がっていました。

↑Galaxy S24 Ultra

 

サムスンはこれらを修正すると約束しており、実際、2月半ばに初のアップデートで一部を改善していました。そして米国では、4月のソフトウェア更新で残りの問題がほとんど解消したことが明らかとなりました。

 

このファームウェア更新のバージョンは「S92xU1UEU1AXCB」で、ダウンロードサイズはかなり大きなものです。サムスンは、以下の点を改善したと述べています。

  • ホワイトバランスの精度と露出の向上。
  • 低照度での画質が向上
  • ExpertRAWカメラアプリの色精度が改善(ExpertRAWアプリには別のアップデートが提供)
  • 高倍率ズーム撮影時に、テキストの鮮明度が向上
  • スローモーション動画を撮影できる「Instant Slo-mo」機能が480×480の解像度に対応。

 

このアップデートは、以前のソフトウェアバージョンで見つかったセキュリティの脆弱性を修正するパッチも含まれています。つまり、カメラの画質だけでなく、外部からの攻撃に対してもガードが強化されたわけです。

 

発売直後から何回かアップデートを繰り返し、ソフトウェア的な弱点がなくなってきたGalaxy S24シリーズ。日本で発売される頃には、完成度が高まったものを入手できそうです。

 

Source:Sammobile

折りたたみスマホ最上位「Galaxy Z Fold6 Ultra」は本当に開発中? ただし韓国向けモデルだけかも

サムスンは今年(2024年)7月に、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を発表することが有力視されています。そのうち、横折りの前者については廉価モデル「Galaxy Z Fold6 FE」のほか、高級モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」が出るとの噂も相次いでいました。

↑Galaxy Z Fold6 Ultraは存在する?

 

このGalaxy Z Fold6 Ultraが「確かに開発中だが、もしかすると韓国だけの限定販売になるかもしれない」と、サムスンの未発表製品に詳しいGalaxy Clubが主張しています。

 

今回の記事によれば、Galaxy Z Fold6 Ultraの型番は「SM-F958N」とのこと。現行モデルのGalaxy Z Fold5は「SM-F946」で、Galaxy Z Fold6通常モデルは「SM-F956」になる見通し。そしてGalaxy S24 Ultraは「SM-S928」であり、最近のUltraモデルでは数字部分の下1ケタが常に「8」になるというわけです。

 

ただし「SM-F958N」のうちNは、韓国向けモデルという意味です。欧州、米国、それ以外の市場向けのデバイスは存在が確認できないと述べています。

 

とはいえ、廉価モデルGalaxy Z Fold6 FEは7月ではなく、「iPhone 16」シリーズと同時期の9~10月に登場との噂もありました。Galaxy Z Fold6 Ultraも発売時期を数ヶ月遅らせて、韓国以外の国や地域に向けても準備を進めるのかもしれません。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

楽天モバイル「最強家族プログラム」はお得? 通信キャリアの家族割引を徹底比較

携帯電話料金の割引サービスのひとつに、家族で同じ通信キャリアに加入すると月額料金が割引になる「家族割引」があります。多くの通信キャリアが採用している割引ですが、大手通信キャリアの一角である楽天モバイルにはこれまで、その家族割引の設定はありませんでした。

 

ところが2024年2月、楽天モバイルが「最強家族プログラム」を突如スタートさせて話題になっています。元々安価な料金が家族割でさらに安くなると歓迎する声がある一方、他社と比較して割引額が少ないという声も聞かれます。

 

そこで本記事では、格安SIMやスマホのお得な情報・最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が、最強家族プログラムを始めとする各通信キャリアの家族割引を比較・解説していきます。

 

3GBまでなら月額1000円を切る楽天モバイルの最強家族プログラム

楽天モバイルのサイトから

 

まずは、楽天モバイルが2024年2月21日に開始した最強家族プログラムの仕組みをチェックしてみましょう。

 

このプログラムは家族全員の利用料金が月額110円(税込)割引となるもので、名字が同じなら離れて暮らす家族も対象となり、最大20回線まで適用することが可能です。

 

割引金額が110円とあまり大きくはありませんが、割引を適用させることで3GBまでの料金が1000円を切るのは魅力と言えるでしょう。

 

楽天モバイル「最強家族プログラム」

データ容量 通常月額料金 割引適用時の月額料金
~3GB 1078円 968円
~20GB 2178円 2068円
~無制限 3278円 3168円

※価格は税込です(以下すべて同様)

 

ほかの大手通信キャリアの家族割引は割引額が大きい

ドコモのサイトから

 

次に、楽天モバイルを除く大手通信キャリアの家族割引プログラムをチェックしてみましょう。

 

ドコモ・au・ソフトバンクの家族割引プログラム

会社名・割引名 割引額
ドコモ「みんなドコモ割」 ・2回線:-550円
・3回線以上:-1100円
au「家族割プラス」 ・2回線:-550円または-220円 ※1
・3回線以上:-1100円または-550円 ※1
ソフトバンク「新みんな家族割」 ・2回線:-660円
・3回線以上:-1210円

※1 プランにより割引額が異なる

 

楽天モバイルの最強家族プログラムは、プログラムに参加する家族の人数に関わらず一律に110円の割引になりますが、ドコモ・au・ソフトバンクの場合は、契約回線数によって割引額が変わる仕組みになっています。割引額はソフトバンクが若干大きいものの、ほぼ横並びの結果になっており、最大で1000円程度の割引を受けることが可能です。

 

以上を踏まえて、大手通信キャリア4社の無制限プランに家族割引を適用させた場合の料金を、一覧で比較してみましょう。

 

使用データ容量ごとの料金比較(家族割引適用後)※2

楽天モバイル

「Rakuten最強プラン」

ドコモ

「eximo」

au

「使い放題MAX 5G」

ソフトバンク

「メリハリ無制限」

~1GB 968円 3465円 4488円 4565円
~2GB 4565円
~3GB 6215円
~20GB 2068円 6215円 6138円
無制限 3168円

※2 家族で3回線以上契約した場合の割引金額を適用

 

ドコモ・au・ソフトバンクの3社は家族割引の割引額は大きいものの、楽天モバイルは元の価格が安価なため、割引を適用させてもなお楽天モバイルのほうが大幅に安いことがわかります。

 

格安SIMサービスにもある家族割、楽天モバイルとの価格差は?

元から安価な料金でサービスを提供している格安SIMサービスの場合、家族割引を提供していないケースが多く見られます。またキャリアのサブブランドであるpovo、LINEMOには家族割引の設定がありません。

 

まれに、期間限定の「家族割引キャンペーン」を開催して、数か月間のみ月額料金を割り引くこともありますが、家族割引を常設している格安SIMサービスは多くありません。

 

そんななかでも、常設の家族割引を設定している格安SIMサービスを3社ピックアップして紹介します。

 

格安SIM会社の家族割引プログラム

会社名・割引名 割引額
UQモバイル「家族セット割」 -550円
ワイモバイル「家族割引サービス」 2台目以降-1100円
mineo「家族割引」 ・2回線:-55円
・3回線以上:-165円

 

格安SIMサービスの家族割引は、大手通信キャリアのものと比較して価格が控えめであることがわかります。また、ワイモバイルの家族割引サービスは月額1100円割引と金額が大きく見えますが、割引が適用されるのは2台目以降で、1台目は割引されないことに注意が必要です。

 

次に、これらの割引を適用させた料金と楽天モバイルの料金を比較してみましょう。

 

使用データ容量ごとの料金比較(家族割引適用後)

楽天モバイル UQモバイル ワイモバイル※3 mineo※4
~1GB 968円 1727円(トクトクプラン) 1265円(シンプル2S) 1133円(マイピタ1GB)
~2GB 1815円(ミニミニプラン) 1353円(マイピタ5GB)
~3GB
~4GB 2068円
~5GB 2915円(トクトクプラン) 2915円(シンプル2M)
~10GB 1793円(マイピタ10GB)
~15GB 2013円(マイピタ20GB)
~20GB 4015円(シンプル2L)
~30GB 3168円
無制限

※3 2回線目以降の価格

※4 デュアルタイプ3回線目以降の割引額を適用した場合の料金

 

大手通信キャリア4社を比較した際は、どのデータ容量でも楽天モバイルが最安値という結果になりましたが、格安SIMサービスとの比較の場合は異なる結果となりました。特に、毎月5GB程度のデータ容量を使う場合、楽天モバイルは2068円、mineoは1353円と1か月で約700円の価格差が生まれています。

 

一方、3GBまでの小容量や30GB以上の大容量を使う場合、楽天モバイルが最安値となっています。

 

家族全員で乗り換えを考えている場合、それぞれが毎月どの程度のデータ容量を使用するかを把握してから、最適な通信キャリアを選択する必要があると言えるでしょう。もちろん、つながりやすさなどを考慮するとまた変わった選択肢になります。

 

モバワンではほかにも、楽天モバイルの最強家族プログラムに関する記事や、各社の家族割に関する記事などを多数公開しています。家庭の通信費削減を検討している人は、ぜひアクセスしてみてください。

サムスンの「折りたたみスマホ」、次期3モデルの詳細が発覚!

サムスンが2024年内に折りたたみスマートフォンの後継モデル「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」のほか、横折りスマホの廉価モデル「Galaxy Z Fold6 FE」を発売するという噂は、これまで何度かお伝えしてきました。

↑決戦に向けて準備を進めるサムスンの折りたたみスマホ

 

最近では新たに、これら折りたたみスマホが搭載するプロセッサーなどの詳細が分かったと著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリークアカウント@TheGalox_は、Galaxy Z Fold6やGalaxy Z Fold6 FE、Galaxy Z Flip6の予想ラインナップについてXにポストしました。

 

まず、横折りスマホ後継機の「Galaxy Z Fold6」については、「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を搭載。このチップは、サムスンのフラッグシップ機・Galaxy S24 Ultraと同じものです。

 

また、サムスン純正のスタイラスペン「Sペン」もサポート。つまり、搭載チップはGalaxy Z Fold5の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」から進化しつつ、ほぼ同じ長所を受け継ぐというわけです。

 

次に、廉価モデルの「Galaxy Z Fold6 FE」は、搭載チップがSnapdragon 8s Gen 3になるかもしれないとのこと。これはクアルコムが発表したばかりの最新チップであり、Snapdragon 8 Gen 3をベースに少し性能を落として安価にしたものです。

 

ディスプレイは少し小さくなる可能性があるそう。Galaxy Z Fold6 FEはコスト削減のためSペン非対応が噂されていますが、こちらも価格を安く抑えるためかもしれません。

 

最後に縦折りスマホの後継モデル「Galaxy Z Flip6」に関する予想は、次の通りです。

  • 「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」搭載モデルと「Exynos 2400」モデルの2種類あり
  • 背面カメラはメインカメラが5000万画素/超広角が1200万画素
  • カバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側画面)は120hz対応

 

これらは先日、別のリーカーが主張したことと一致しています

 

今後の流れとしては、まず7月にGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flipが発売され、その数か月後に安価なGalaxy Z Fold6 FEが発売との予想が有力。ちょうどアップルの「iPhone 16」シリーズが発売される前後となる可能性が高そうですが、サムスンも意図的に注目を集めるつもりかもしれません。

 

Source: @TheGalox_(X)
via: 91mobiles

「Galaxy Z Flip6」もチタニウム製ボディに!? チップも2種類を用意か…

サムスンは次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に、Galaxy S24 UltraやiPhone 15 Proモデルと同じチタニウム製ボディを採用すると噂されています。最近では、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip6」もチタニウム製になると著名リーカーらが主張しています。

これまで数々の予想を当てた実績があるリーカーのTech Reve氏は、Galaxy Z Flip6にはチタニウムが採用されるとXにポスト。この発言はすでに削除されていますが、テックメディアWccftechや9to5Googleといった複数のサイトが掲載を確認しています。

 

また、別の著名リーカーのkro_roe氏は、Galaxy Z Flip6にRAM 12GB搭載バージョン(現在は8GBのみ)が登場し、カバーディスプレイ(折りたたんだ時の外側画面)は120Hz対応になると主張。こちらも削除済みですが、やはりAndroid Policeなど複数のメディアが記録しています。

 

Galaxy Sシリーズも、国や地域によってRAMの容量が異なるモデルがあります。Galaxy Z Flip6もそれに倣いつつ、カバー画面はリフレッシュレートが上がり、より表示が滑らかになるのかもしれません。

 

その一方、気になるのが、上記のkro_roe氏ほか複数のリーカーが「SnapdragonとExynosチップ搭載版がある」と述べていること。やはりGalaxy Z Flip6も、販売国によってクアルコム製のSnapdragonモデル(日本を含む)と、サムスン製のExynosモデルを分けるのかもしれませんが、性能に少し違いがある可能性も……。

 

ともあれ、Galaxy Z Flip6のボディがチタニウム製になれば頑丈となり、カバー画面の120Hz化は折りたたんだままでも使いやすさが改善するはず。7月に開催されると噂の「Galaxy Unpacked」イベントでのお披露目を楽しみにしたいところです。

 

Source: 9to5Google and Android Police

「Galaxy Z Flip6」もチタニウム製ボディに!? チップも2種類を用意か…

サムスンは次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」に、Galaxy S24 UltraやiPhone 15 Proモデルと同じチタニウム製ボディを採用すると噂されています。最近では、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip6」もチタニウム製になると著名リーカーらが主張しています。

これまで数々の予想を当てた実績があるリーカーのTech Reve氏は、Galaxy Z Flip6にはチタニウムが採用されるとXにポスト。この発言はすでに削除されていますが、テックメディアWccftechや9to5Googleといった複数のサイトが掲載を確認しています。

 

また、別の著名リーカーのkro_roe氏は、Galaxy Z Flip6にRAM 12GB搭載バージョン(現在は8GBのみ)が登場し、カバーディスプレイ(折りたたんだ時の外側画面)は120Hz対応になると主張。こちらも削除済みですが、やはりAndroid Policeなど複数のメディアが記録しています。

 

Galaxy Sシリーズも、国や地域によってRAMの容量が異なるモデルがあります。Galaxy Z Flip6もそれに倣いつつ、カバー画面はリフレッシュレートが上がり、より表示が滑らかになるのかもしれません。

 

その一方、気になるのが、上記のkro_roe氏ほか複数のリーカーが「SnapdragonとExynosチップ搭載版がある」と述べていること。やはりGalaxy Z Flip6も、販売国によってクアルコム製のSnapdragonモデル(日本を含む)と、サムスン製のExynosモデルを分けるのかもしれませんが、性能に少し違いがある可能性も……。

 

ともあれ、Galaxy Z Flip6のボディがチタニウム製になれば頑丈となり、カバー画面の120Hz化は折りたたんだままでも使いやすさが改善するはず。7月に開催されると噂の「Galaxy Unpacked」イベントでのお披露目を楽しみにしたいところです。

 

Source: 9to5Google and Android Police

「Galaxy S25 Ultra」、もう試作機をテスト中!? ベゼルが…

サムスンが次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S25」シリーズの開発を始めたとの噂は、すでに何度か報じられてきました。先日も、標準モデル「Galaxy S25」の画面サイズが少し大きくなると著名リーカーが主張したばかりです。

↑次はどう変わりそう?

 

そんな中、最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」において4つの試作機がテスト中であり、それぞれベゼルの幅やデザインが異なることを示す予想CG画像が公開されています。

 

リーカーのPanaFlash氏は、Galaxy S25 Ultraの試作機を正面から見たCG画像を公開。ベゼル(画面周りの額縁)とフレーム(外側の枠)の太さで異なるバリエーションがあると強調しています。

 

例えば、一番左の画像ではGalaxy S24 Ultraと同じフレームながら、ベゼルは狭くなる。そして左から2番目は、フレームは薄くて平たくなり、ベゼルは上下左右とも狭くなるという具合です。

 

これら4つの画像からは、少なくとも試作機の段階では、Galaxy S25 Ultraは同じ位置に自撮りカメラ用のパンチホール(画面に開けた穴)が配置されると考えられます。とはいえ、「上下のフレームが分厚く、左右が薄く」なれば、手に持ったときの感触はかなり異なるのかもしれません。

 

今のところスペックに関しては、Galaxy S25 Ultraはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 4を搭載すると予想されています。このチップは性能がアップルのMac用チップ「M3」に匹敵する可能性もあり、『原神』など処理が重いゲームも60fpsで安定して動かせたとの情報もありました

 

その一方で、サムスン製Exynosチップを搭載すると主張するリーカーもいます。もっとも、Galaxy S24シリーズの一部に搭載されたExynos 2400は以前より大幅に改善されており、いずれにしても大いに期待が持てそうです。

 

Source: PandaFlash(X)
via: Wccftech

「Galaxy Z Fold6」廉価モデル、「iPhone 16」シリーズと同じ時期に発売? 価格もガチンコ対決かも

先日、サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」の廉価モデルを準備中であり、現行モデルGalaxy Z Fold5の半額以下を目指しているとの噂をお伝えしました

↑「Galaxy Z Fold6」廉価モデルの発売はいつ?

 

それに続き、本製品が「iPhone 16」シリーズと同じ時期に発売されるとのサプライチェーン情報が届けられています。

 

韓国の電子業界誌The Elecによれば、次期Galaxy Z Fold6と「Galaxy Z Flip6」(タテ折り機種の後継モデル)に使う部品の生産が5月上旬に始まり、製品は7月に発売される可能性が高いとのこと。ここまでは、以前の噂話とほぼ同じです。

 

そしてGalaxy Z Fold6の廉価モデルは、その2~3か月後の9~10月頃に発売される見込み。つまり、iPhone 16の発売に重なることになると述べています。

 

なぜ、サムスンはGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6の発売を急ぐのか? 同社の未発表製品に詳しいSammobileは、今年の夏季オリンピックが7月26日に始まるため、そこでの宣伝を目指していると報じていました。より具体的な発表イベントの時期は、7月上旬とのことです。

 

米国でのiPhone 15標準モデル価格は799ドル~だったため、Galaxy Z Fold6廉価モデルが800ドルであれば、ほぼ同じ価格となります。今年の秋は「折りたためないiPhone」か「折りたためるGalaxy廉価モデル」のどちらを買うか、迷うことになるのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:BGR

Galaxy S24 UltraのSペンが焦げ臭い? サムスンは正常な現象であることを説明

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは、独自のスタイラスペン「Sペン」が使えることが好評を呼んでいます。が、焦げたような臭いがするとの声が一部ユーザーから上がっています。

↑焦げ臭さの理由とは

 

これにつき、サムスン公式が正常な現象であり、心配するようなことではないと確認しました。

 

大手掲示板RedditのユーザーLatifYil氏は、Galaxy S24 UltraのSペンを嗅いでみると、悪臭を放っていると投稿。この機種はSペンを収納できますが、「内部でバーベキューされている」ような焦げ臭さだと述べています。

 

他のユーザーらは、前モデルGalaxy S23 Ultraもそうだった、数年前のGalaxy Noteシリーズもそうだったと反応。要は、Sペンが使える歴代のサムスン製スマートフォンに共通する現象だったようです。

 

サムスンのEU向けコミュニティ・フォーラムでも、同じような投稿があり。これにつき、同社公式のモデレーター(掲示板を管理する役職)は「Sペンをホルスターに入れている間は、スマホの内部パーツに近いため、使用中に発熱し、プラスチックが熱くなる」ことで焦げたような臭いがする場合もあると説明。

 

が、この臭いは「自動車を太陽の下に数時間放置した場合に経験する臭い」と似ているとのこと。車内のシートやプラスチック製の部品が熱くなって臭うこともあるが、冷めると軽減されると述べています。

 

つまりSペンの臭いは「プラスチックが熱された場合に起こる一般的なこと」であり、なんら問題はないという結論です。ふだんSペンは手に持って使うため、臭いに気づく人も少なそうではありますが、鼻に近づけるのは避けた方がよさそうです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

噂の「Galaxy Z Fold6」廉価版、衝撃的な価格で一発逆転をかける

サムスンが、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」でお手ごろ価格のバージョンを準備しているとの噂は先日お伝えしましたが、どれほど安くなるのでしょうか?

↑信じられないくらいの価格だ

 

サムスンは800ドル(約12万円※)、つまり現行モデルGalaxy Z Fold5(米国では1799ドル~)の半額以下を目指しているとの情報が報じられています。

※1ドル=約150円で換算(2024年3月21日現在)

 

韓国メディアのSisaJournal-eが伝える数字は、より安価なタテ折りモデルGalaxy Z Flip5の999ドル~さえ下回っており、信じがたい話です。しかし、サムスンは折りたたみスマホ市場でのリードを維持するため、廉価モデルを発売してシェアを拡大する必要があるそう。

 

この廉価モデルはSペンに対応せず、プロセッサーやディスプレイ、バッテリー仕様などが上位モデルよりも低くなるとのこと。ただ、カメラだけは既存モデル、つまりGalaxy Z Fold5と近くなるようです。もっとも、現行機はトリプルカメラですが、廉価モデルは1つ少ないデュアルカメラになる可能性も示唆しています。

 

コストカットの可能性が最も高いのは、おそらく搭載チップでしょう。上位モデルはGalaxy S24シリーズと同じSnapdragon 8 Gen 3を採用する一方で、廉価モデルはサムスン自社開発のExynosチップを採用するかもしれません。

 

あるいは、クアルコムの安価なチップを選ぶ可能性も。ちょうどクアルコムは、Snapdragon 8 Gen 3の性能を少し下げた「Snapdragon 8s Gen 3」を発表したばかりです。

 

サムスンの次期折りたたみスマホは7月に発表されると予想されているため、今後数か月のうちに詳しい情報が届けられることになりそうです。

 

Source: SisaJournal-e
via: 9to5Google

サムスン、廉価版「Galaxy Z Fold6」で折りたたみスマホ首位攻防戦へ

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」において従来の通常モデルとは別のバリエーションを準備中だと噂されてきました。一部のテック系情報サイトは「上位のUltraモデルが出る」と報じていましたが、やはり廉価モデルである可能性が高まりました。

↑廉価版で戦う

 

韓国の電子産業誌・ETNewsは、Galaxy Z Fold6について、サムスン製折りたたみスマホ初の「エントリーレベル(廉価版)製品」が準備中と主張。通常モデルとの違いは、Sペン入力に対応しないことだと述べています。同誌は以前もほぼ同じことを報道していましたが、より確証が得られたのかもしれません。

 

こうした戦略は、サムスンが折りたたみスマホ市場でかつてない競争に晒されていることを意味します。

 

2019年に初めて折りたたみ製品を投入して以来、同社は市場で揺るぎないポジションを誇っていました。が、最近はPixel Fold、OnePlus Open、Motorola Razrシリーズなど競合する他社製品が増えており、中国ではついに首位の座をファーウェイに奪われるとのアナリスト分析もありました

 

そのファーウェイは、2024年の第1~第2四半期にかけて全世界の折りたたみ市場でサムスンを追い抜くとも予想されています。しかし、ディスプレイ関連サプライチェーン調査会社DSCCは、Galaxy Z Fold6廉価モデルが登場することで、サムスンは首位に返り咲けると述べています。

 

Galaxy Z Fold6は、タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip6」と一緒に今年7月に発表されるとの説が有力。通常モデルのさらなる進化と、廉価モデルの買いやすい価格に期待したいところです。

 

Source: ET News
via: 9to5Google

「Galaxy S25」標準モデルの画面が6.36インチに拡大? デザインが激変する可能性も

ここ数年、サムスンのフラッグシップ・スマートフォンGalaxy Sシリーズのデザインは大きく変わることがありませんでした。最上位モデルUltraの画面がフラットになるなど確実に使いやすくなっていますが、前モデルとのビジュアル的な違いは気づきにくくあります。

↑ついに見た目が大きく変わる?

 

しかし、次期「Galaxy S25」シリーズでは、ついに見た目が全体的に変わり、特に標準モデル「Galaxy S25」では顕著に変化すると著名リーカーが主張しています。

 

今回の情報は、韓国ブログのリーカーyeux1122氏が述べていること。この人物の的中率は100%ではないものの、iPhone 15シリーズでも常時表示はProモデル限定だと正確に予想していました

 

同氏によれば、Galaxy S25シリーズの標準モデルは画面サイズがS24の6.2インチから6.36インチに大型化するとのこと。ちなみにGalaxy S24+は6.7インチ、Galaxy S24 Ultraは6.8インチであり、いずれも標準モデルを上回っています。

 

標準モデルの画面が大きくなれば、それに伴い上位モデルの画面や筐体も大型化し、その結果として、さまざまなパーツの追加ができる余地ができるはず。その可能性はバッテリー容量を増やすことから、より表面積の大きなベイパーチャンバー冷却システムを積むことまで多岐にわたります。

 

同氏は「iPhone 16 Pro」の画面が前モデルの6.1インチから6.3インチになることや、Xiaomiスマホの画面が大きくなるとの噂にも言及しています。今年後半から来年にかけて、あらゆるメーカーのスマホが大型化するのかもしれません。

 

Source: Naver
via: Wccftech

「au海外放題」登場で改めてそろった大手キャリアなど主要な国際ローミングサービスを比較!

海外でスマホを使うには、現地通信キャリアのSIMカードを購入したり、海外向けレンタルWi-Fiを利用したりする方法が挙げられます。

 

なかでもおすすめしたいのが、日本の通信キャリアが提供する「国際ローミングサービス」を使う方法。複雑な設定もいらず、普段使っているスマホを海外でそのまま使用できるので、慣れない土地でも大きな安心を得ることができます。

 

本記事では、格安SIMやスマホのお得な情報・最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が、各通信キャリアの国際ローミングサービスを比較、解説します。

 

大手通信キャリアの国際ローミングは年々お得に!

大手通信キャリアの国際ローミングを使って海外でデータ通信をする場合、以前は1日の利用料が非常に高額で、気軽に使えるものではありませんでした。

 

ところが近年、各社とも新しい定額サービスをリリースしており、1日1000円未満で使用できるものや、特定の国で無料になるものなどが登場し、使い勝手が大きく向上しています。

 

ここからは、大手通信キャリアの国際ローミングのうち、海外データ定額サービスにスポットを当てて比較・解説していきます。

 

追加料金で契約中のプランを海外でも利用できるドコモ「世界そのままギガ」

ドコモのサイトから

 

ドコモの海外データ定額サービスには「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」という2つがあります。

 

おすすめしたいのは前者の世界そのままギガ。こちらは追加料金を支払うことで、日本国内で契約しているプランのデータ容量が海外でも使えるようになるサービスです。

 

基本的には1日あたり980円(非課税)の追加料金となりますが、70以上の国と地域の場合「国・地域限定割プラン」が適用でき、利用期間に応じて割引が適用されます。たとえば、3日間使った場合は通常2940円(非課税)ですが、2480円(非課税)で使用できます。

 

なおこちらは、事前の申し込みが必要なサービスです。渡航前にWebなどで申し込みをするのを忘れないようにしましょう。

 

一方、後者の世界ギガし放題は、申し込み不要で使えるサービスですが、利用料金は1日で最大2980円(非課税)と高額なため、あまりおすすめできません。

 

ドコモ 世界そのままギガ

料金 「国・地域限定割プラン」 ※1 24時間:980円
3日間:2480円など
「通常プラン」 24時間:980円

※1 最大30日間利用可

 

800円/24時間から、最大30日まで利用できる「au海外放題」

auのサイトから

 

auには申し込みが必要な「au海外放題」と、申し込み不要の「海外ダブル定額(5G/4G LTE)」という2つの海外データ定額サービスがあります。

 

このうちおすすめなのは、2024年3月15日に新しくスタートしたばかりのau海外放題です。

 

料金は通常、24時間で1200円(非課税)ですが、利用開始1時間前までに事前予約をすれば24時間あたり800円(非課税)または1000円(非課税)で利用することが可能(国により金額が異なります)。

 

また、事前予約なしの場合は最大で8日までの利用に留まりますが、事前予約をすると最大30日間まで使用できます。そのため、必ず予約をしてから使い始めるようにしましょう。

 

なお、もうひとつの海外データ定額サービスである海外ダブル定額(5G/4G LTE)は、申し込み不要で使えるというメリットはあるものの、1日最大2980円(非課税)と高額なのでおすすめできません。auユーザーは旅行前にau海外放題へ申し込みするのがいいでしょう。

 

au海外放題

料金 早割 800円または1000円(24時間)※2
早割なし 1200円(24時間)※3

※2 最大30日間利用可
※3 最大8日間利用可

 

ソフトバンクの注目は通話・SMS・データ通信無料の「アメリカ放題」

ソフトバンクのサイトから

 

ソフトバンクの海外データ定額サービスで注目なのは、アメリカ本土やハワイで通話・SMS・データ通信が無料で使える「アメリカ放題」です。

 

追加料金・申し込みともに不要なので、アメリカを頻繁に訪れる人は要注目のサービスと言えるでしょう。ただし、グアムとサイパンは対象外であることに注意が必要です。

 

アメリカ放題

料金 通話・SMS・データ通信がすべて無料 ※4
対象エリア アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)
対象外エリア グアム、サイパン

※4 アメリカから第三国(日本およびアメリカ以外の国)への通話(発信)は、1分あたり210円(非課税)

 

ソフトバンクのサイトから

 

もうひとつ「海外あんしん定額」が用意されており、こちらはアメリカ放題の対象エリア以外で使える海外データ定額サービスです。

 

「定額国L」「定額国S」「飛行機、船」の3カテゴリに分かれており、それぞれ料金が異なりますが、メジャーな渡航先の大半は料金の安い定額国Lに含まれているので、ほとんどの国では24時間3GB980円(非課税)で利用できると考えていいでしょう。

 

海外あんしん定額

料金 定額国L 24時間3GBで980円など
定額国S 24時間1MBで1980円など
飛行機、船 1時間50MBで980円など

 

追加料金なしで2GBまで利用可能。安価で手軽な楽天モバイル

楽天モバイルのサイトから

 

大手通信キャリア4社の中で、もっとも安価かつ手軽に国際ローミングを利用できるのは楽天モバイルです。

 

海外データ通信は追加料金なしで2GBまで利用可能。2GBを超過しても最大128kbpsで使い放題でき、1GBあたり500円(非課税)でチャージすることも可能。

 

Web検索・地図閲覧・SNS利用程度なら2GBあれば十分なので、ホテルのWi-Fiなどと組み合わせれば短期旅行の際に困ることはないでしょう。

 

また、コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」アプリ同士なら、海外通話とSMSを無料で使えることもポイントです。

 

楽天モバイルの国際サービス

料金 Rakuten Link 対象国で利用なら通話とSMSが無料
データ通信 毎月2GBまで無料
2GB超過後は最大128kbpsで使い放題
超過後は1GBあたり500円でチャージ可

 

ahamoとpovoの国際ローミングサービスはさらにお得

もうひとつ注目したいのは、独自の国際ローミングサービスを提供しているahamoとpovo。どちらもこれまで紹介したプランよりもお得に利用できます。

ahamoのサイトから

 

ahamoは事前の申し込みや追加料金が一切必要なく、91の国と地域で20GBまでデータ通信を利用可能。海外に出ても日本にいるようにスマホを使うことができます。

 

ただし、海外で15日以上使用をすると通信速度が128kbpsに制限されることは要注意。長期の留学や出張などには向いていないので、あくまでも短期旅行で使うサービスと考えましょう。

 

ahamoの国際サービス

データ通信 追加料金なしで20GBまで利用可
使用開始から15日経過で128kbpsに速度制限

 

povoのサイトから

 

基本料金0円で、必要に応じて各種トッピングを購入するというユニークなサービスで知られるpovoも、独自の海外ローミングサービスを提供しています。

 

国内でトッピングを購入するのと同様に、海外用のトッピングが用意されており、滞在先や期間に応じて必要なトッピングを選べます。

 

トッピングには、国をまたいで使える「レギュラートッピング」「ワイドトッピング」に加え、特定のエリアだけで使用できる「エリアトッピング」が存在します。

 

このうちおすすめなのは、後者のエリアトッピング。たとえば韓国の場合、3GB7日間のトッピングが2000円(非課税)と、ほかのサービスと比較してもかなり割安な設定となっています。

 

エリアトッピングの対象国は当初、韓国、アメリカ、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシアのみでしたが、2024年2月には対象エリアが拡大。ヨーロッパ9か国(イギリス・イタリア・オーストリア・オランダ・スイス・スペイン・ドイツ・フランス・ベルギー)、台湾、中国、香港、マカオが新たに追加され、より便利でお得なサービスに変わりました。

 

povoの海外トッピング

トッピング料金例 レギュラートッピング ※5 1GB3日間:1480円
3GB7日間:4280円など
エリアトッピング 韓国1GB3日間:690円
韓国3GB7日間:2000円
アメリカ1GB3日間:780円
アメリカ3GB7日間:2260円など
ワイドトッピング ※6 0.3GB30日間:6980円

※5 90以上の国と地域で使用可

※6 レギュラートッピング地域を含む160以上の国と地域で使用可

 

データ通信に対応していないケースに要注意

ここまで解説してきたとおり、大手通信キャリアやそのサブブランドなどは、各社趣向を凝らした国際ローミングサービスを提供しています。

 

一方、大手通信キャリアから回線を借りて運営している格安SIMサービスの場合は注意が必要です。

 

たとえば、人気の格安SIMサービスであるIIJmioやmineoは、通話とSMSの国際ローミングには対応しているものの、海外データ通信には対応していません。渡航後にインターネットができず慌ててしまわないよう、サービスの提供状況をあらかじめ調べておくようにしましょう。

 

モバワンではほかにも、海外でスマホを使う方法について解説した記事を多数公開しています。海外旅行を計画している人はぜひアクセスしてみてください。

4万円弱ならあり!折りたたみスマホ「Libero Flip」は格好の入門モデルだ

Y!mobile(ワイモバイル)初の折りたたみスマートフォン「Libero Flip」が2月29日に発売されました。折りたたみスマホとしては異例のお手頃価格になっています。ここでは、Libero Flipのデザインや使い勝手から、値段差はあるものの同じくリーズナブルな「motorola razr 40s」との違いまで触れていきます。

↑ワイモバイル初のフォルダブル(折りたたみ)スマホ「ZTE Libero Flip」

 

新規・MNPなら3万9800円から。身近になった折りたたみスマホ

気になる価格は、ワイモバイルのオンラインショップで新規契約する場合、値引きが適用されて一括3万9800円(税込み、以下同)で購入できます。ドコモやau、楽天モバイルや他社系MVNOからMNPする場合も、3万9800円になります。

 

ソフトバンクやワイモバイルをすでに契約している人は、5万5800円で購入できます。オンラインショップでは実施していませんが、店頭では同等の価格で端末単体での購入も可能です。

 

Libero Flipはコンパクトミラーのように広げて使う、縦折り型スマホ。メーカーは中国のZTEです。価格性能比に優れたミッドレンジスマホを手掛けるのを得意とするメーカーで、同社が日本に投入する初の折りたたみ型端末になります。

 

縦折り型スマホの最初のモデル「Galaxy Z Flip」が、2020年2月にauから発売されたとき、価格は約18万円でした。そこから4年を経て登場したLibero Flipは、その4分の1の価格にまで低価格化を進めたことになります。

 

折りたたみスマホの中では厚くて重みがある

本体を見てみると、Libero Flipは少し厚みがあり、ふっくらとした形状をしています。ほかの縦折り型スマホがコンパクトさを追求しているのに対し、Libero Flipは大画面を重視しているようです。

↑折りたたんだ状態はやや厚みがある

 

重さは約214gと、折りたたみスマホの中では重め。iPhoneの中で一番重い「iPhone 15 Pro Max」よりは多少軽いかなという程度です。重心は端末の中心点よりもやや上にあるため、少し上を持った方がバランスよく持てます。横幅は約76mmあり、片手持ちで握るような持ち方は難しいでしょう。

 

背面は樹脂製で、光沢感があります。キラキラのラメ入りシールのような華やかな色味となっており、どちらかといえば若者向けな仕上げです。実売4万円弱のスマホとしては十分な質感といえるでしょう。

 

折りたたみスマホ特有の外側ディスプレイは珍しい円形

外側ディスプレイは約1.43インチで、円形になっています。円形の画面には、好きな壁紙を設定できるほか、画面オフの状態で好みの標語を表示する機能も備わっています。

↑外側に円形のサブディスプレイを備える。折りたたみスマホの中で円形は珍しい

 

また、閉じた状態で通知を確認したり、音楽再生をコントロールしたりできるうえ、天気やタイマー、ボイスレコーダーのような各種ツールも制御できます。

 

ちなみに、メーカーのZTEはLibero Flipの購入者全員にリング付きケースをプレゼントするキャンペーンを実施しています。ケースのデザインは2000種類以上のパターンから選べるので、自分にあったデザインを選べそうです。

↑2000種類のデザインから選べるケースのプレゼントキャンペーンを実施。折りたたみスマホはまだまだケースやアクセサリーが少ないので応募したいところ

 

ミッドレンジとしては高性能なディスプレイ。映像もしっかり楽しめる

このスマホの一番の見どころは、メインディスプレイ。もちろん、折りたためるという特徴もあるのですが、ディスプレイ自体の表示品質も良好です。

 

画面サイズは約6.9インチ。解像度はフルHD+で、2790×1188ドットです。縦横比を計算すると、約21:9となります。縦長なスマホXperia 1シリーズよりもさらに細長いです。

↑メインの画面は6.9インチと、折りたたみスマホの中では大型

 

折りたたみならではの使い方もあります。YouTubeアプリを「く」の字型にした状態で表示すると、画面の下半分にコントロールパネルが表示されます。スマホスタンドがなくても、見やすい位置で固定できる実用的な機能です。

↑折りたたみ状態で動画を視聴できる

 

この価格帯としては珍しく、120Hzの高リフレッシュレートにも対応。画面表示のスクロールを滑らかに表示できます。かつての120Hz対応ミッドレンジスマホでは実際に使ってみるとコマ落ちが発生することもありましたが、Libero Flipではそのようなことはなく、メモリー消費量が多いSNSも快適にスクロールできました。

 

実機を見る限り、映像の明るさや暗さを詳細に再現できるHDR 10/HLG規格に対応しており、映画の雰囲気を忠実に表現できます。また、オーディオ面では、サラウンド音響システム「DTS: X Ultra」を搭載しており、内蔵されたステレオスピーカーから繰り出されるサウンドは立体感があり、音量も十分。ミッドレンジのスマホながら、見応えのある動画再生が可能です。

↑ディスプレイ色味の設定も調整できる

 

パフォーマンスはまずまずで、ライトゲームも十分遊べる

チップセットは「Snapdragon 7 Gen 1」を搭載。メモリーは6GB、ストレージは128GBで、2024年のミッドレンジスマホとしては、オーソドックスな構成です。この構成でもたとえば3年前のスマホから買い替えれば、サクサク動いていると感じられるでしょう。

 

また、多くのゲームも問題なく遊べそうです。3Dゲームの中ではそこまで高い負荷を要求しないタイトルとして、『PUBG Mobile』の中程度の設定(クオリティ:HDR、フレーム設定:ウルトラ)でプレイしたところ問題なく動作しました。

 

『原神』のようにパフォーマンスを要求するゲームでは、背面ディスプレイ周辺の放熱部の温度が上昇するものの、ある程度遊べることを確認しました。

 

ちなみに、放熱源は背面ディスプレイ周辺の円形の部分に集中しているため、縦持ち型のよりライトなゲームを遊ぶときは発熱を気にすることなく遊べるでしょう。

 

使っていて便利だと感じたのが、有線の急速充電をサポートしているところです。Quick Charge 4+とPD3.0規格によって最大33Wに対応し、約73分で満充電が可能。そもそもあまり消費電力が多くないミッドレンジのチップセットなので、充電回数も少なく済みます。1週間の試用の中で、2回~3回充電ですれば事足りました。

↑内蔵アプリはGoogle製のものが多め。通話録音機能を搭載している

 

おサイフケータイやスマホ用電子証明書にも対応

Libero Flipはおサイフケータイにも対応しています。FeliCaマークは裏面下側の中央部、つまりたたんだ状態で底になる位置にあって、スマホをたたんだ状態で改札機を通過したり、レジの端末にかざしたりしやすくなっています。

↑底面におサイフケータイのマーク

 

また、マイナンバーカードをスマホに登録する「スマホ用電子証明書」も発売当初から対応しています。生活の中でスマホを使ううえで大事な機能はきっちり抑えてきたということです。

 

カメラ画質は価格相応

外側の円形画面は10mmほどの太枠に囲まれています。その枠の中に、デュアルカメラが配置されています。

 

カメラアプリでは「メイン26mm」と「標準50mm」を画角で選べるようになっています。カメラ構成は広角5000万画素と、ぼかしを演出するための深度センサーという内容なので、実質的にはシングルカメラで切り出しズーム処理をしていることになるでしょう。

↑カメラアプリで画角が選べる

 

写りは、価格相応といったところ。スマホのカメラらしく彩度を強調した、くっきりはっきりした写真を撮れます。暗所撮影の性能はあまり高くなく、薄暗いレストランなどでは料理をおいしそうに撮影するのが難しいでしょう。

 

【カメラの作例をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

折りたたみスマホならではの注意点も

スマホを選ぶうえでチェックするべき点としては、防水に非対応です。IPX2/IP4X相当の防滴・防じんとなっています。

 

また折りたたみならではの注意点としては、保護フィルムははがせません。

 

折りたたみスマホのディスプレイガラスは薄いため、割れないように保護するフィルムが貼られています。このフィルムをはがすと、保証の対象外となります。上からフィルムを貼ることもできないため、ガラスの手触りが好きな人は、選ばない方が良いでしょう。

↑折りたたみスマホの柔らかい保護フィルムをはがすと保証外になる

 

10万円以下のmotorola razr 40sとの大きな差はデザイン

ソフトバンク系列には、もう1つの折りたたみスマホがあります。モトローラ製のmotorola razr 40sです。この製品はソフトバンクブランドの専売で、発売は2023年11月。端末価格は9万7200円(ソフトバンクオンラインショップ)となっていて、発売時には折りたたみスマホとしてはリーズナブルで注目を集めました。とはいえ、Libero Flipからすると一段上の価格帯の製品です。

↑motorola razr 40s(左)とLibero Flip

 

この価格差は、主にボディのデザインに反映されています。

 

razr 40sのボディは、折りたたむと四隅が丸みのあるフォルムをしています。また横幅74mmとコンパクトで、持ち運びに適したサイズに抑えられており、画面の額縁も細く作られています。

 

背面パネルには合皮のような質感を出すために、樹脂素材にシワ加工が施されています。この独特の手触りが持ちやすさを向上させています。

 

一方、Libero Flipは全体的にサイズが大きく、特に画面の額縁が太い印象。素材も質感良く加工されてはいますが、razr 40sと比べるとプラスチックを貼り付けたような素材感の物足りなさがあります。さらに、ボディの形状はrazr 40sの丸みに対して角張っており、重心も上寄りです。

↑画面サイズは同じくらいだが、Libero Flip(左)は画面枠が太め

 

また、折り曲げた状態で固定するときも、razr 40sの方が自由度が高いです。Libero Flipは開き角度が60~110度で設計されており、それ以上に浅く開くとペタンと開ききってしまいます。一方でrazr 40sは、45~120度まで展開できるように設計されており、Libero Flipよりも浅い角度で固定可能。

↑Libero Flip(手前)はヒンジを固定できる角度が狭い。浅くするとぱたんと倒れてしまう

 

総合すると、razr 40sは価格に見合った高級感があり、Libero Flipはよりカジュアルな印象です。折りたたみヒンジの設計を含めた、全体的な形状の多くの点にその差が表れていると感じました。

 

大画面を楽しめる、折りたたみ入門機

Libero Flipは、折りたたみスマホの入門機として格好の1台です。大画面を折りたためることは、単に持ち運びが便利というだけではありません。開くたびにちょっとしたワクワク感が得られる仕掛けになっています。鮮やかな画面やしっかりとした迫力のサウンドで、SNSを眺めたり、動画配信を視聴したりするために十分な機能を備えています。

 

防水性能がないことや、ハイエンドスマホと比べるとやはり引けを取るカメラなど、物足りない点はありますが、新規契約なら4万円弱からという手に取りやすさを踏まえると、すべて許せてしまえるのではないでしょうか。

 

特に、「動画視聴用の2台目スマホがほしい」「できればおしゃれなスマホがいい」と思う人には、ぜひ試してみてもらいたい、そんな折りたたみスマホになっています。

 

Libero Flip 主なスペック

大きさ(開いたとき) 約76×170×7.3mm

大きさ(畳んだとき) 約76×88×15.5mm

重さ 約214g

画面(メイン) 6.9インチ有機EL

解像度 2790×1188ドット(フルHD+)

サブ画面 1.43インチ有機EL

解像度(サブ) 466×466ドット

メインカメラ 約5000万画素+200万画素(深度センサー)

インカメラ 約1600万画素

バッテリー容量 4310mAh

生体認証 指紋、顔

OS Android 13

5G 対応(Sub-6)

Wi-Fi Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「Galaxy Z Flip6」、カバー画面が3.9インチに大型化? カメラもバッテリーも大幅強化かも

サムスンは次回の新製品発表イベント「Unpacked」を今年7月に行い、その場で折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を発表すると噂されています

↑さらにデカくなる?

 

そのうちタテ折りのGalaxy Z Flip6につき、カバー画面(折りたたんだ時の外側ディスプレイ)が大型化すると著名リーカーが主張しています。

 

昨年、サムスンはGalaxy Z Flip5のカバー画面を、前機種のGalaxy Z Flip5の1.9インチから3.4インチに大型化して話題を呼んでいました。これに伴いGoogleマップやYouTubeなどのアプリが、本体を閉じたまま使えるようになっています。

 

信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、Galaxy Z Flip6のカバー画面は3.9インチになると主張。が、その後に著名リークアカウント@Onleaks氏が公開した予想CG画像では、サイズは3.4インチのままとなっていました

 

そんななか、サムスンの未発表製品に詳しい@TheGalox_氏は、カバー画面が3.9インチになると主張。これが本当であれば、同社は2年連続でデザインを変更する異例の事態となります。

 

ほか、今回の投稿で予想されていることは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ヒンジと内部構造が改善
  • カバーガラス素材にGorilla Glass Armor採用
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

Galaxy Z Flip6のメインカメラが5000万画素、つまりGalaxy Z Flip5(1200万画素)の約4倍になることは、他の有力な情報源とも一致しています。また、バッテリーがGalaxy S24並の4000mAhに増量されることも、以前から噂されてきました

 

これらのリーク情報が正しければ、Galaxy Z Flip6は閉じたままでもさらに使いやすく、またバッテリー持ちも長くなり、あらゆる場所で活躍しそうです。

 

Source:@TheGalox_(X)
via:Sammobile

サムスン初のスマートリング「Galaxy Ring」、発売は8月? 初期生産は40万台で品薄にならないかも

サムスンは同社初のスマートリング「Galaxy Ring」を今年(2024年)後半に発売する予定ですが、具体的な日にちは明らかにしていません。そんななか、発売日に向けて40万台も生産する予定だと韓国サプライチェーン情報筋が伝えています。

Image:Samsung

 

韓国の電子業界誌ETNews報道によると、Galaxy Ringの量産は7月頃の「第6世代折りたたみスマートフォン製品」と同時の正式発表や8月の発売に先立ち、5月頃に始まる予定とのことです。

 

この40万台もの数字は、現在のスマートリング市場を考えるとかなり大胆なものです。どれほどかと言えば、今のところ最も人気のあるスマートリングOuraが2022年3月までに販売した数の、ほぼ半分に達しています。

 

もしもGalaxy Ring需要が予想を上回ったとしても、製品サイズの小ささや、現在は部品不足がないこともあり、すぐに増産が追いつくと韓国の業界誌The Elecは予想しています。

 

Galaxy Ringは先月の国際展示会MWC 2024で初めて披露され、9種類のサイズ、3種類の仕上げがあり、1回の充電でバッテリーが最大9日間も持つことを明らかにしています。

 

もっとも、発売直後は単なるウェルネス機器に留まり、医療機器のような機能を追加するのは、後のソフトウェア・アップデートを待つことになりそうです。なぜなら、韓国や米国で医療機器の認証を取得するには、一般的に10~12か月が必要であり、発売には間に合いそうにないためです。

 

ともあれ、十分に軽くて安くなれば、スマートウォッチほど嵩張らず、何日も着けっぱなしで過ごしやすいはず。発売日の正式発表を、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

次期「Pixel 9」シリーズ、タッチ感度を自動調整する新機能を搭載!?

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 9」シリーズでは、指が濡れていたり、画面保護シートが貼られていたりするかを自動的に判別してタッチ感度を調整する「アダプティブ・タッチ(Adaptive Touch)」機能が追加される可能性があると判明しました。

↑一歩先のディスプレイへ

 

すでにPixelシリーズには、画面保護シートを貼ったときのタッチ感度を向上させる「画面保護シート モード」が用意されています。次期Pixel 9シリーズはその一歩先へと進むかもしれません。

 

Android OSに精通するAndroid Authorityが、先月配信されたAndroid 14 QPR3ベータ1を調べたところ、Googleが「設定」>「ディスプレイ」>「タッチ感度」に「アダプティブ・タッチ」設定を追加する準備を進めている手がかりを発見しました。

 

この設定はPixel 8 Proでは表示されないものの、コードを調べたところ、アダプティブ・タッチが有効になっていると「タッチ感度が環境、行動、画面保護シートに合わせて自動的に調整される」ことが分かりました。

 

どのような環境や行動によりタッチ感度が自動調整されるかは不明ですが、濡れた指(または濡れた画面)が考慮される可能性はありそうです。ちなみにOnePlus 12シリーズは、画面が濡れているときでも問題なく使えるアクアタッチ機能を搭載しています。

 

その後、最新のAndroid 14 QPR3ベータ3内のコードでは、アダプティブ・タッチが「P24」用の機能だと明示されていました。Google社内では「P23」はPixel 8とPixel 8 Proを指していたことから、「P24」はPixel 9を意味している可能性が高そうです。

 

ただし、Googleは新型デバイス向けの機能を、後に旧機種向けにPixel Feature Dropアップデートにより提供することもあります。当初はアダプティブ・タッチがPixel 9独占だとしても、将来的にはPixel 7やPixel 8シリーズなど過去モデルでも利用できるようになると期待したいところです。

 

Source: Android Authority

via: PhoneArena

Google、お手ごろ価格スマホ「Pixel 8a」を準備中だと公式に認める。バッテリーの詳しい情報が分かるようになるかも

Googleの次期廉価スマートフォン「Pixel 8a」は、様々なリーク情報があったものの、同社は公式に開発中とも準備中とも述べていません。が、ひょんなことから発売予定であることを認めました。

↑思わぬ形で「Pixel 8a」が“公式発表”に?

 

Android 14のQPR1アップデートでは、Googleはバッテリー情報(設定アプリの「デバイス情報」内)に新機能を追加し、充電サイクル数とバッテリーの製造日を表示しました。これはユーザーに歓迎されましたが、Pixelスマートフォンでは3月のFeature Drop(アップデート)で消えてしまいました。

 

これにつき、Googleはバグ追跡ページで「この表示はPixel 8a以降でのみ有効であり、意図した通りの動作です」とコメント。つまり、本機能が将来のPixelスマホに搭載されることや、今後Pixel 8aが登場することを同社が初めて公式に認めたことになります。

 

なぜ本機能が現行のPixelスマホで使えたのか、また消す必要があったのか、正確な理由は不明です。が、表示された数値はあまり正確ではなかったとの指摘もあり、将来のモデルに必要なハードウェアを追加する予定かもしれません。

 

Pixel 8aは今後数カ月、おそらく5月の開発者会議「Google I/O」にて発表が予想されています。昨年夏には早くもベンチマーク結果が登場し、今年初めにはパッケージ写真までが流出していました

 

最近のPixelスマホはGoogleの独自AI機能も搭載されており、そちらの方面でも期待できるはず。さらなるリーク情報や、Googleの公式発表を楽しみにしたいところです。

 

Source:Google
via:9to5Google

今後のAndroidスマホ性能、ついに「iPhone 16」を圧倒? 「Snapdragon 8 Gen 4」が「A18」をあらゆる面で超えるかも

ハイエンドのAndroidスマートフォン向けSnapdragonチップと、iPhoneに搭載されるAシリーズチップとは、年を追うごとに性能差が着実に縮まっています。そして新たに、次期「Snapdragon 8 Gen 4」は、今年秋の「iPhone 16」に採用される「A18」よりも高速になる可能性があるとの噂が伝えられています。

↑Snapdragon

 

これまでSnapdragon搭載のGalaxy SシリーズとiPhoneとは、ベンチマーク結果にかなりの差が付いていました。が、最新のGalaxy S24 UltraとiPhone 15 Proは抜きつ抜かれつで、ほぼ互角の戦いを繰り広げていました

 

著名リーカーの定焦数码氏は、Snapdragon 8 Gen 4はシングルコアスコアが3500に達する一方で、A18は3300を突破するのは難しいと主張。また8 Gen 4はマルチコアスコアやGPU性能でもA18を大きく上回ると述べています。

 

すでにクアルコムの幹部は、今年10月にSnapdragon 8 Gen 4を発表することや、「Oryon」を搭載することを認めています。Oryonとはクアルコム自社開発のCPUコアであり、これにより性能が大幅に向上するとみられるものです。

 

とはいえ、今回のスコアはメインコアのクロック周波数が4.3GHzの場合とのこと。現在のSnapdragon 8 Gen 3のCortex CPUコアはピーク周波数3.30GHzであり、それを大きく上回っています。あまりに動作周波数が上がりすぎると、発熱も激しくなるため、製品版では下げることになるのかもしれません。

 

それを差し引いても、性能が大きく向上する可能性は高いはず。2024年から2025年にかけて、iPhone 16シリーズの性能を凌ぐ、あるいは匹敵するAndroidスマホが続々と出ると期待したいところです。

 

Source:Minigadget Korea
via:PhoneArena

次期「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」のカラバリが判明? 控えめな色になるかも

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を、今年7月に発表すると噂されています。それらのカラーバリエーションにつき、信頼性の高いアナリストが予想を述べています。

↑信頼性の高いアナリストによる予想

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏はXにて、両モデルのカラバリにつきポストしました。

 

それによれば、Galaxy Z Flip6はライトブルー、ライトグリーン、シルバー、イエローの4色展開。かたや、Galaxy Z Fold6はダークブルー、ライトピンク、シルバーの3色が用意されるとのことです。

 

Young氏は、iPhone 14 Proや第6世代iPad miniの画面仕様などを、発表前に正確に予想した実績があります。また、昨年のGalaxy Z Flip5/Fold5のカラバリについても、ほぼ的中させていました。もっとも「どのような色に見えるか」ということで、サムスン公式の呼び方は違う可能性があります。

 

いずれも大人しめな色ですが、特にGalaxy Z Fold6については、前モデルで好評だったブラックがないとすれば、ガッカリする人もいるかもしれません。

 

とはいえ、両モデルとも前機種よりも大きく改善されると予想されています。まずGalaxy Z Fold6については本体がチタニウム製となって薄く軽くなり、内側ディスプレイが正方形に近づくとともに外側のカバー画面も幅広くなる、といったところです。

 

かたやGalaxy Z Flip6は画面のベゼルが狭くなり、本体が分厚くなる代わりにバッテリー容量が増える可能性があるとのリーク情報も伝えられていました。どちらも現行機種よりグッと使いやすくなりそうであり、期待して続報を待ちたいところです。

 

Source:Ross Young(X)
via:Wccftech

格安SIMも大容量プランが主流? 「20GB以上」でお得なプランを徹底比較

通信キャリアのデータ容量は数年前まで、大手通信キャリアが大容量〜無制限プラン、格安SIMブランドが小容量〜中容量プランという棲み分けができていました。

 

ところが近年、20GB以上の大容量プランを設定する格安SIMブランドが増えており、価格も低下しています。

 

本記事では、格安SIMやスマホのお得な情報・最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が、格安SIM会社の大容量プランを比較、解説します。

 

動画コンテンツの充実にともない大容量プランが増加

近年、TikTokやYouTubeショートなど、短編動画コンテンツが注目を集めています。一本あたり60秒までのショート動画とはいえ、連続で視聴していると多くの「ギガ」を消費します。

 

たとえばTikTokの場合、2時間連続で見た際に消費する通信量は約1GB。

 

仮に3GBプランの場合、6時間視聴すると上限に達します。6時間を31日で割ると一日あたり約11分なので、ヘビーユーザーでなくとも、データ容量が足りなくなりそうです。

 

このようなリッチコンテンツが主流になるにしたがって、格安SIMブランドは容量の大きなプランをリリースするようになりました。そして2024年3月1日、格安SIMの大手IIJmioが最大50GBのプランを投入したことで、がぜん注目が集まっています。

 

ここからは8つのサービスをピックアップし、20GB以上のプランに絞って比較していきます。

 

【その1】50GBの大容量プランでも安価なIIJmio

IIJmioのサイトから

 

老舗であるIIJmioはこれまで、「2GB・5GB・10GB・15GB・20GB」の5つのプランを展開していました。

 

2024年3月になるとこれに加えて、「30GB・40GB・50GB」が新たにラインアップ。50GBでも月額3900円(税込、以下同)と安価に使えることが魅力です。

 

また、余ったデータ容量は翌月まで繰り越せることもポイント。月ごとの使用データ容量が一定しない人にもおすすめです。

 

IIJmioの大容量プラン

プラン名 月額料金
20ギガプラン 2000円
30ギガプラン 2700円
40ギガプラン 3300円
50ギガプラン 3900円

※価格は税込み ※すべて音声通話機能付きプラン

 

【その2】プランの選択肢が多いイオンモバイル

イオンモバイルのサイトから

 

イオンモバイルは、プランの選択肢が格段に多いことで知られる格安SIMブランドです。小容量プラン「さいてきプラン」では、データ容量を1GB刻みで選ぶことが可能(最大10GB)。容量変更は無料で何度もできるので、自分に最適なプランを見つけられます。

 

そして、大容量向けプランの「さいてきプラン MORIMORI」では、最大50GBのプランに対応。どれも翌月までのデータ繰越ができるので、無駄なく使うことができます。

 

イオンモバイルの大容量プラン

プラン名 月額料金
さいてきプランMORIMORI 20GBプラン 1958円
さいてきプランMORIMORI 30GBプラン 3058円
さいてきプランMORIMORI 40GBプラン 4158円
さいてきプランMORIMORI 50GBプラン 5258円

※価格は税込み ※すべて音声通話機能付きプラン

 

【その3】SNSの一部機能でデータ通信量を消費しないのが魅力のNUROモバイル

NUROモバイルのサイトから

 

ソニーグループが運営するNUROモバイルは大きく分けて、通話メインの「かけ放題ジャスト」、小容量プランの「バリュープラス」、そして大容量プランである「NEOプラン」の3つを展開しています。

 

NEOプランで注目すべきは、付帯オプションの充実ぶりです。LINE・X・Instagram・TikTokの対象機能利用時にデータ通信量を消費しない「NEOデータフリー」や、上り通信のデータ通信量を消費しない「あげ放題」などのオプションが無料で付帯します。

 

動画配信などで上り通信を多く使う場合、通信費を大きく節約できる「あげ放題」は要チェックです。

 

NUROモバイルの大容量プラン

プラン名 月額料金
NEOプラン(20GB) 2699円
NEOプラン W(40GB) 3980円

※価格は税込み ※すべて音声通話機能付きプラン

 

【その4】最大通信速度で料金が変わるmineo

mineoのサイトから

 

ユニークなプラン・オプションを提供していることで知られるmineoでは、1GB・5GB・10GB・20GBの4コースから選べる「マイピタ」と、データ容量無制限で使える「マイそく」の2つでサービスを構成しています。

 

特に注目したいのは、無制限プランの「マイそく」です。こちらは月額料金によって最大通信速度が異なる仕様となっており、支払う金額が高いほど通信速度が速くなります。

 

ただし、「マイそく」は平日の12時から13時の間、一律に32kbpsまで速度制限が行われます。32kbpsだとテキストを送受信するくらいが精一杯で、Web閲覧もままならない速度です。そのため、ランチタイムにスマホを使いたい人にはおすすめできません。

 

mineoの大容量プラン

プラン名 月額料金
マイピタ
(20GB)
2178円
マイそく・スーパーライト
(無制限・最大32kbps)
250円
マイそく・ライト
(無制限・最大300kbps)
660円
マイそく・スタンダード
(無制限・最大1.5Mbps)
990円
マイそく・プレミアム
(無制限・最大3Mbps)
2200円

※価格は税込み ※すべて音声通話機能付きプラン ※マイそくは平日12時台に通信速度が最大32kbpsに制限

 

【その5】100GBのデータプランとサービス面で魅力のahamo

ahamoのサイトから

 

ここからは大手通信キャリアのプランも紹介します。まず、ドコモの格安プランであるahamoには20GBの「ahamo」と、100GBの「ahamo大盛り」が用意されています。

 

月100GBのデータ容量なら、720pの高画質動画を約85時間視聴することが可能。これだけあれば、通常の使い方でギガが不足することは滅多にないと言えるでしょう。

 

また、5分かけ放題が無料で付帯するほか、海外でも手続きなしで20GBまで使用できるなど、料金やデータ容量以外のメリットがあることにも注目です。

 

ahamoの大容量プラン

プラン名 月額料金
ahamo(20GB) 2970円
ahamo大盛り(100GB) 4950円

※価格は税込み

 

【その6】大容量のデータトッピングもあるpovo

povoのサイトから

 

auのオンライン専用プランであるpovoは、基本料金が0円で必要なときにデータトッピングを購入する仕組みになっています。

 

30日間で3GBなどの小容量・短期間トッピングのほかに、「150GB(180日間)」といった、大容量かつ長期間使えるトッピングもラインアップしているので、多くのデータを使用する人にも最適な通信キャリアとなっています。

 

表に記載したトッピングのほかにも、期間限定で「40GB/30日間」や「300GB/180日間」などが販売されることもあり、幅広い選択肢の中から自由にトッピングをすることができます。

 

povoの大容量トッピング(通年販売しているもの)

トッピング名 料金
20GB(30日間) 2700円
60GB(90日間) 6490円
150GB(180日間) 1万2980円

※価格は税込み

 

【その7】各種割引が充実しているワイモバイル

ワイモバイルのサイトから

 

ワイモバイルは2023年10月、新たなプラン「シンプル2 S/M/L」をリリースしました。従来のデータ容量は「3GB/15GB/20GB」でしたが、シンプル2になり「4GB/20GB/30GB」へと増量。ワイモバイルでも大容量化が進みました。

 

月額料金は他社と比較すると若干高く設定されていますが、ワイモバイルは各種割引が充実していることが特徴。インターネットとのセット割引などを適用させれば、半額近くにすることも可能です。

 

ワイモバイルの大容量プラン

プラン名 月額料金
シンプル2 M(20GB) 4015円(2178円)
シンプル2 L(30GB) 5115円(3278円)

※価格は税込み ※カッコ内の価格は各種割引を適用させた金額

 

【その8】無制限プランが破格の楽天モバイル

楽天モバイルのサイトから

 

楽天モバイルは自社回線を有する大手通信キャリアの一角ですが、料金は格安SIM会社と同水準のため、本記事でも紹介します。

 

楽天モバイルのプランは「楽天最強プラン」の1つのみ。使用したデータ容量に応じて料金が段階的に上がっていく仕組みで、3GBまでなら1078円、20GBまでなら2178円、以降は無制限で使えて3278円となっています。

 

金額だけを見るとmineoの無制限プラン「マイそく」よりも高額ですが、高速通信ができる無制限プランで月額3278円は破格と言えるでしょう。

 

楽天モバイルの大容量プラン

プラン名 月額料金
楽天最強プラン(~20GB) 2178円
楽天最強プラン(無制限) 3278円

※価格は税込み ※すべて音声通話機能付きプラン

 

8サービスの大容量プランを一覧で比較!

ここまでに紹介したプランを、データ容量ごとに一覧で比較していきます。

 

なお、mineoの無制限プラン「マイそく」は月額250円~と極端に安価ですが、通信速度が大きく制限される特殊なプランのため、比較からは除外しています。

 

大容量プラン月額料金比較(50GB以下)

20GB 30GB 40GB 50GB
IIJmio 2000円 2700円 3300円 3900円
イオンモバイル 1958円 3058円 4158円 5258円
NUROモバイル 2699円 3980円
mineo「マイピタ」 2178円
ahamo 2970円
povo 2700円
ワイモバイル 4015円(2178円) 5115円(3278円)
楽天モバイル 2178円 3278円 3278円 3278円

※ワイモバイルのカッコ内金額は各種割引を適用させたもの

 

大容量プラン月額料金比較(60GB以上)

60GB 100GB 150GB 無制限
IIJmio
イオンモバイル
NUROモバイル
mineo「マイピタ」
ahamo 4950円
povo 6490円

(90日間)

1万2980円

(180日間)

ワイモバイル
楽天モバイル 3278円 3278円 3278円 3278円

※povoの1か月あたりの参考料金はおよそ2163円

 

比較の結果、20GBならイオンモバイルが最安、30GBならIIJmioが最安、そして40GB以上になると、無制限プランである楽天モバイルが最安値となりました。なお、povoのトッピング料金を1か月換算にすると約2163円。3か月もしくは6か月まとめて支払いしてもいいのであれば、povoも十分選択肢になりえるでしょう。

 

ただし、これはあくまで通信量と料金を比較したもの。ほかにも「通信品質」「通信速度」「付帯オプション」なども注目して、最適な大容量プランを選ぶようにしましょう。

 

モバワンでは、格安SIM会社の大容量プランについて解説した記事を公開しています。月々のデータ容量が足りないと感じている人はぜひアクセスしてみてください。

Googleの「かこって検索」機能、Pixel 7シリーズにも展開中!

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズやGoogleのPixel 8シリーズでは、便利な新機能「かこって検索」(Circle to Search)を使うことができます。写真の中にある物をスタイラスや指で丸く囲むと、Googleの検索結果をすぐに入手できるようになりました。

↑早く来て

 

この新機能が、旧モデルのPixel 7やPixel 7 Proシリーズでも徐々に利用可能となっています。

 

これはGoogleサーバー側のアップデート(Googleアプリは最新バージョンにしておくこと)によるもので、すでに一部のデバイスでは有効になっています。今後「数週間かけて」全てのユーザーが利用できる見通し。

 

運良くアップデートが来たユーザーは自動的に有効になります。ユーザー側で設定を変更したり行動を起こしたりする必要はありません。

 

アップデートで利用可能になったら、かこって検索は次の手順で使うことができます。

 

  • 画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しして「かこって検索」を呼び出し
  • Google検索バーとグラデーションが表示
  • 検索する画像やテキストを丸で囲むか、ハイライト表示するか、なぞるか、タップする
  • 正確に操作する場合は、2本の指を使って画面をズームしたり移動させてから、丸で囲む

 

今のところ、「かこって検索」が使えるGoogle製品はPixel 7シリーズとPixel 8シリーズのみ。Pixel 6以前の過去モデルにもやって来ることを期待したいところです。

 

Source: Google Blog
via: 9to5Google

Googleの「かこって検索」機能、Pixel 7シリーズにも展開中!

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズやGoogleのPixel 8シリーズでは、便利な新機能「かこって検索」(Circle to Search)を使うことができます。写真の中にある物をスタイラスや指で丸く囲むと、Googleの検索結果をすぐに入手できるようになりました。

↑早く来て

 

この新機能が、旧モデルのPixel 7やPixel 7 Proシリーズでも徐々に利用可能となっています。

 

これはGoogleサーバー側のアップデート(Googleアプリは最新バージョンにしておくこと)によるもので、すでに一部のデバイスでは有効になっています。今後「数週間かけて」全てのユーザーが利用できる見通し。

 

運良くアップデートが来たユーザーは自動的に有効になります。ユーザー側で設定を変更したり行動を起こしたりする必要はありません。

 

アップデートで利用可能になったら、かこって検索は次の手順で使うことができます。

 

  • 画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しして「かこって検索」を呼び出し
  • Google検索バーとグラデーションが表示
  • 検索する画像やテキストを丸で囲むか、ハイライト表示するか、なぞるか、タップする
  • 正確に操作する場合は、2本の指を使って画面をズームしたり移動させてから、丸で囲む

 

今のところ、「かこって検索」が使えるGoogle製品はPixel 7シリーズとPixel 8シリーズのみ。Pixel 6以前の過去モデルにもやって来ることを期待したいところです。

 

Source: Google Blog
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25」シリーズ、全モデルがサムスン製Exynosチップ搭載? Snapdragonは採用しないかも

これまでサムスンのフラッグシップ機Galaxy Sシリーズには、同社が独自開発した「Exynos」チップを採用する年と、採用しない年がありました。たとえばGalaxy S23シリーズの全モデルには、クアルコム製のSnapdragonチップだけが搭載。しかし、最新のGalaxy S24シリーズでは一部モデルにExynosチップが復活しています。

↑全モデルがExynosチップになるかも

 

そして次期「Galaxy S25」シリーズでは、全世界でExynosチップだけを採用すると著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいConnor氏は、2025年のサムスン製スマホに搭載されるチップにつき予想をつぶやいています。

そこでは、折りたたみ端末のGalaxy ZシリーズはSnapdragonチップのみ。が、Galaxy SシリーズはExynosチップだけだと述べている次第です。

 

この投稿がなぜ注目されるかといえば、ExynosチップよりもSnapdragonチップの方が性能が優れている傾向があるからです。Galaxy S24シリーズの一部に採用された「Exynos 2400」は、以前より大幅に改善されましたが、それでもSnapdragon 8 Gen 3には及んでいません

 

ただし、サムスン関連情報サイトSammobileは、次の4つの理由から次期「Exynos 2500」チップは飛躍的に良くなると示唆しています。

 

  • サムスンは次世代Exynosチップを最適化するための特別チームを立ち上げたとの噂
  • サムスンはGalaxyスマホ向けに次期Exynosチップをオーダーメイドしたとみられる
  • 次期フラッグシップExynosチップは、サムスンの第2世代3nm製造プロセスが使われる可能性(iPhone 15 Pro搭載のA17 Proチップは台湾TSMC製造の3nmチップ)
  • 搭載されるCortex-X5 CPUコアは、アップルのA/Mシリーズチップ(iPhoneやMac用)のCPUよりも高速になると噂される

 

これらの噂が本当であれば大いに期待が持てそうですが、それでも次期「Snapdragon 8 Gen 4」を上回るとは限りません。ともあれ、続報を待ちたいところです。

 

Source:Connor(X)
via:Sammobile

Android Auto、クルマを駐車しないと使えないアプリが分かりやすく! 長文メッセージの要約も可能に

Android Autoは、スマートフォンを車載システムに接続してカーナビや各種のアプリを使うことができ、便利な機能として親しまれています。

↑Android Auto

 

その最新版では、クルマが駐車しているときだけ使えるアプリのアイコンには「P(Parked)」マークが付くようになりました。

 

Android Autoのアプリには様々なものがありますが、中にはクルマが完全に停止している場合、つまり運転中には使えないものもあります。その1つが、海外でも広く親しまれているの「GamesSnacks」。タッチ操作で遊べるミニゲーム集であり、主にEV(電気自動車)の充電中に暇つぶしとして遊ばれています。

 

このGameSnacksなど一部アプリは、クルマが走行中に起動すると、「駐車中でなければ動きません」というエラーメッセージが表示されます。が、開こうとしたときに初めて警告され、それまでは走行中に使えるのか、駐車中のみかは区別が付きませんでした。

 

しかし、最新版のAndroid Autoでは、駐車中だけ使えるアプリには「P」マークが表示されます。ドイツのブログSmartDroidが、Android Auto 11.4から有効になったと報告しています。

Image:9to5Google

 

またAndroid Auto 11.4では、ついに長文のメッセージを要約して読み上げることが可能となりました。ただしGoogleは「一部のデバイス、地域、国、言語ではご利用いただけません」と但し書きをしています。

 

これらのアップデートは今のところ展開中ですが、なかなか利用できない場合は、Google Playストアでアップデートを確認するとよさそうです。

 

Source:SmartDroid,Google
via:9to5Google

まもなくPixelスマホに衛星SOS機能がやって来る? 携帯の電波やWi-Fiが届かない場所でも助けを呼べるかも

iPhone 14シリーズ以降に搭載された「衛星経由の緊急SOS」機能は、携帯の電波が届かない場所で遭難した人たちを救うなど、数々のお手柄を立ててきました

↑無人島に流されても安心!?

 

この機能が、Google Pixeスマートフォンにまもなく追加される可能性が浮上しています。

 

米9to5Googleは3月初旬現在、Pixelスマホで設定アプリから「安全性と緊急事態」を開くと、「緊急SOS」と「自動車事故検出」の間に「衛星SOS」機能が表示される可能性が高いと報告しています。もっとも手元の環境(Pixel 6a/場所は日本)では、特に何も追加されていません。

 

しかし、表示される環境であっても、今のところ「衛星SOS」をタップしても何も反応がないようです。もう少し時間が経てば、メニューが表示されるようになると予想されます。

 

そこで9to5Googleはルート化した(本来ユーザーに与えられていない権限を獲得し、Android内部のシステムを制御する)Pixelスマホを通じて、隠しメニューへのアクセスに成功。衛星SOSのページには「Pixelを使えば、携帯電話やWi-Fiに接続できないときに、緊急サービスとメッセージをやり取りしたり、現在地を共有したりできます」と書かれていました。

Image:9to5Google

 

さらにGoogleは、ユーザーの氏名や電子メール、電話番号や位置情報、端末情報や緊急情報が、緊急サービスおよび衛星サービスプロバイダーにも共有されると説明しています。

 

このページは衛星SOSが「どの国で対応しているか」を示す公式ページにリンクしていますが、そのページは公開されていません。

 

いつGoogleがこの機能を正式に配信するのか、どの国で配信するのかも不明です。iPhone用の衛星SOS機能はいまだに日本に提供されていませんが、こちらはサービス開始を期待したいところです。

 

Source:9to5Google

お手ごろ価格の「Galaxy S24 FE」、上位モデルと同じチップでバッテリー容量は上回るかも

サムスンはGalaxy S24シリーズの廉価モデル「Galaxy S24 FE」を開発中として、そのスペック情報がリークされました。

↑廉価モデルとは思えないようなスペックに?

 

同社はフラッグシップ・スマートフォンを元に、少し性能を抑えつつお手ごろ価格としたFE(ファン・エディション)モデルを何回か投入してきました。昨年10月にもGalaxy S23 FEを発表し、今年初めに日本でも発売。そのコストパフォーマンスの高さが、大きな注目を集めていました。

 

今回の情報を発信しているのは、サムスンの未発表製品に詳しいConnor氏です。

それによれば、Galaxy S24 FEはExynos 2400またはSnapdragon 8 Gen 3(地域により異なる)を搭載。これらはGalaxy S24シリーズと同じチップであり、つまり性能も同等になる可能性が高いということです。

 

ちなみにGalaxy S23 FEはSnapdragon Gen 1/Exynos 2200であり、Galaxy S23シリーズのSnapdragon 8 Gen 3/Exynos 2400と差別化されていました。

 

さらに画面は6.1インチで、AMOLED(アクティブマトリックス有機EL)ディスプレイを搭載する可能性あり。内蔵RAMは12GBでバッテリー容量は4,500mAhとされていますが、この数値はGalaxy S24標準モデル(それぞれ8GB/4000mAh)を超えています。

 

この情報が本当だとすれば、Galaxy S24 FEは目覚ましい性能となりそうです。もっとも、あくまで廉価版という位置づけのため、カメラのスペックが控えめにされるのかもしれません。

 

Source:Connor Bhai(X)
via:91mobiles

次期「Galaxy Z Flip6」の予想CG画像が登場! フラットデザインになり、バッテリー容量は増える?

サムスンは次期折りたたみスマートフォンを、今年7月頃に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催してお披露目すると予想されています。そのうち、横折りの「Galaxy Z Fold6」に関しては、予想CG画像が公開されていました

Image:@Onleaks/Smartprix

 

それに続き、今度はタテ折りの「Galaxy Z Flip6」の予想CG画像を著名リーカーがシェアしています。

 

この画像は、著名リークアカウント@OnleaksとインドメディアのSmartprixが協力して作成したもの。前回のGalaxy Z Fold6と同じく、細部まで分かる高画質の作りとなっています。

 

まずデバイスの外側には前モデルと同じくカバーディスプレイがあり、サイズも約3.4インチのまま。デュアルカメラとフラッシュの配置も、ベゼルの太さも変わっていません。Galaxy Z Flipシリーズは控えめの価格も魅力のため、大きくコスト増を招くような変更はしにくいのかもしれません。

 

また折りたたみ画面のサイズは約6.7インチであり、中央にはパンチホール(穴あき画面)カメラ、ベゼルの幅も前モデルから太くも狭くもなっていないようです。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

全体的な見た目は、前モデルとそれほど違いはないものの、側面がフラットになっており、Galaxy S24 Ultraに近づいていることが確認できます。Galaxy Z Fold6の予想CGも同じ方向性であり、サムスンはデザイン言語の統一を目指しているとも思われます。

 

より重要なことは、開いた状態での厚みが7.4mmとなり、前モデルの6.9mmより増している点です。つまりバッテリー容量が増えている可能性があり、「Galaxy S24並にパワーアップする」との噂が裏付けられた感もあります。

 

スペックに関しては、Galaxy Z Fold6はGalaxy S24シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を搭載し、Galaxy AIに対応すると噂されています。見かけは前モデルから激変はしないものの、中味はグッと賢くなり、バッテリー持ちも改善されて、使いやすさは倍増すると期待したいところです。

 

Source:Smartprix
via:Wccftech

「Galaxy Z Fold6」の高画質な予想CG画像が登場! Galaxy S24 Ultraのようなデザインになるかも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」については、数々のリーク情報が届けられてきました。先日も「軽くて薄くなる」との噂話がありましたが、ついに細部まで確認できる予想CG画像がネット上で公開されました。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

著名リークアカウントの@Onleaksは、インドメディアのSmartPrixと協力してGalaxy Z Fold6の「独占デザインレンダリング(CG)」をシェアしています。

 

ここ数年、本のように横折りできるGalaxy Z Foldシリーズは、プロセッサーが高性能化したり、画面のシワがわずかに薄くなったものの、劇的な変化はありませんでした。が、最新の予想CG画像は、見た目を一新しつつ、人間工学に基づいた使いやすさを予感させるものです。

 

今回の画像では、Galaxy Z Fold6は全体的に丸みが消えてフラットになり、Galaxy S24 Ultraのように直線的で箱っぽくなっています。

 

また背面にはトリプルカメラがあり、その右側にはフラッシュが配置されています。これらは前モデルと同じながらも、背面ガラスはつや消しのマット仕上げになるようです。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

画面については、折りたたみディスプレイの対角は約7.6インチ、広げると153.5×132.5mm×厚さ6.1mm。そして閉じた状態での外側(カバーディスプレイ)は、約6.2インチとのこと。

 

対して、現行のGalaxy Z Fold5の折りたたみ画面は154.9×129.9×厚み6.1mm。つまりGalaxy Z Fold6はタテに1.4m短く、横幅が2.6mm広くなり、正方形に近づくことになります。この予想は、信頼性の高いリーカーIce universe氏の情報とも一致しています。

 

また厚さは前モデルと変わらず(6.1mm)、Sペンを収納できるスロットはなさそうです。

 

そしてカバーディスプレイの寸法は書かれていませんが、予想CG画像を見るかぎり、幅が広くなっているようです。これまで狭すぎて使いづらいとの声もあっただけに、本当であれば朗報でしょう。

 

Galaxy Z Fold 6のトリプルカメラ仕様は、Galaxy Z Fold5と同じとの予想が有力です。ただし、プロセッサーはGalaxy S24 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxy搭載とみられており、生成AI機能「Galaxy AI」もサクサク動くと期待できそうです。

 

Source:SmartPrix
via:Wccftech

「Galaxy Z Fold6」の高画質な予想CG画像が登場! Galaxy S24 Ultraのようなデザインになるかも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」については、数々のリーク情報が届けられてきました。先日も「軽くて薄くなる」との噂話がありましたが、ついに細部まで確認できる予想CG画像がネット上で公開されました。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

著名リークアカウントの@Onleaksは、インドメディアのSmartPrixと協力してGalaxy Z Fold6の「独占デザインレンダリング(CG)」をシェアしています。

 

ここ数年、本のように横折りできるGalaxy Z Foldシリーズは、プロセッサーが高性能化したり、画面のシワがわずかに薄くなったものの、劇的な変化はありませんでした。が、最新の予想CG画像は、見た目を一新しつつ、人間工学に基づいた使いやすさを予感させるものです。

 

今回の画像では、Galaxy Z Fold6は全体的に丸みが消えてフラットになり、Galaxy S24 Ultraのように直線的で箱っぽくなっています。

 

また背面にはトリプルカメラがあり、その右側にはフラッシュが配置されています。これらは前モデルと同じながらも、背面ガラスはつや消しのマット仕上げになるようです。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

画面については、折りたたみディスプレイの対角は約7.6インチ、広げると153.5×132.5mm×厚さ6.1mm。そして閉じた状態での外側(カバーディスプレイ)は、約6.2インチとのこと。

 

対して、現行のGalaxy Z Fold5の折りたたみ画面は154.9×129.9×厚み6.1mm。つまりGalaxy Z Fold6はタテに1.4m短く、横幅が2.6mm広くなり、正方形に近づくことになります。この予想は、信頼性の高いリーカーIce universe氏の情報とも一致しています。

 

また厚さは前モデルと変わらず(6.1mm)、Sペンを収納できるスロットはなさそうです。

 

そしてカバーディスプレイの寸法は書かれていませんが、予想CG画像を見るかぎり、幅が広くなっているようです。これまで狭すぎて使いづらいとの声もあっただけに、本当であれば朗報でしょう。

 

Galaxy Z Fold 6のトリプルカメラ仕様は、Galaxy Z Fold5と同じとの予想が有力です。ただし、プロセッサーはGalaxy S24 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxy搭載とみられており、生成AI機能「Galaxy AI」もサクサク動くと期待できそうです。

 

Source:SmartPrix
via:Wccftech

マイクロソフトの生成AI「Copilot」、Androidで標準アシスタントに設定できそう!

マイクロソフトは2023年末から、Android向けに「Microsoft Copilot」アプリをGoogle Playストアで提供しています。ChatGPTで知られるOpenAIの生成AI技術をもとにした会話型アシスタントであり、質問に答えたり、文章を代筆したり、画像を生成してくれたりします。

↑Androidでデフォルトにできる

 

この最新AIアプリが、まもなくAndroidのデフォルト(標準)アシスタントに設定可能になる見通しです。

 

Android OSの分析で知られるMishaal Rahman氏は、Copilotアプリの最新ベータ版(バージョン27.9.420225014)では、標準のアシスタントアプリに設定できるようになったと報告しています。

 

残念ながら、Copilotを標準アシスタントアプリに設定しても、ホーム/電源ボタンを長押しするか、画面の隅から斜めにスワイプする操作でしか呼び出せません。Googleアシスタントのように「Hey Google」などの音声で起動はできないわけです。

 

また、GoogleアシスタントやGemini、Bixbyなど、ほかのデジタルアシスタントは、表示中の画面を分析し、それに応じた機能を提供できます。が、Copilotは画面の情報が取得できず、あくまで手で入力したテキストや音声に対して受け答えできるだけ。もっとも、マイクロソフトが後ほど機能を追加して、より便利にする可能性もあるでしょう。

 

CopilotをAndroidスマートフォン/タブレットの標準アシスタントアプリに設定するには、設定アプリから[アプリ]>[標準アプリを選択]>[デフォルトのアプリ]>[デジタルアシスタントアプリ]に進み、Copilotを選びます。

 

いまのところ、マイクロソフトが本機能をいつ正式に提供するのかは不明。同社は2024年初めから、個人向けに高度な機能を持つ「Copilot Pro」を有料で提供していますが、標準デジタルアシスタントに設定できれば、より活躍の幅が広がりそうです。

 

Source: Mishaal Rahman(X) 
via: Sammobile

生成AIスマホ「Galaxy S24」とGoogle Pixel 8を比較、AIはどこまで便利なの?

サムスンが最新フラグシップスマートフォン、「Galaxy S24」シリーズを1月に発表しました。各所で言われているとおり、「Galaxy AI」と呼ばれる、AI機能が充実したシリーズです。

 

今回はシリーズの中で、6.2インチで約168gというハンディサイズを実現した「Galaxy S24」のグローバルモデルを借りて、サムスンとグーグルの連携により誕生した“生成AIスマホ”に関連する機能を中心にレポートします。

 

なお、Galaxy S24は、筆者が本稿を執筆している2月13日時点でまだ日本での発売が決まっていません。そのため、試用した実機がグローバルモデルなので、今回は電話アプリによる音声通話のリアルタイム通訳を試せていません。

 

ただ、サムスンのWebサイトには日本語によるGalaxy S24シリーズのページがすでに公開されているので、発売に関するアナウンスもあることを期待しましょう。

↑今回はGalaxy S24(右)のAI機能の特徴を知るために、Google Pixel 8(左)も用意。AI機能を比較しました

 

最新のPixelとGalaxyが先行対応、検索がより捗る「かこって検索」

Galaxy S24はグーグルとの連携により、グーグルの生成AIモデルを活用した機能や、Pixel 8に採用された機能が数多く搭載されています。そのなかではじめに、2024年1月末にグーグルがPixel 8シリーズに追加した、画面上の対象物を丸で囲うなどによって検索できる「かこって検索」を試しました。

 

Pixel 8シリーズ以外ではサムスンのGalaxy S24シリーズが初めて対応した機能です。

 

使い方はとても簡単。Galaxy S24はホームボタンアイコンを、Pixel 8は画面下のナビゲーションバーを長押しすると、かこって検索が起動して画面にうっすらと白いベールがかかったような表示になります。続いてWebページやYouTubeのビデオなど、スマホの画面に表示されている画像、またはテキストを選択するだけでGoogle AIを活用する検索が可能です。

↑Webページの画像などを指で描く線で囲うと

 

↑素早くGoogle AIによる検索ができます

 

かこって検索の良いところは、アプリを切り替えずにテキスト入力よりも直感的な検索ができることだと思います。現実世界のオブジェクトにスマホのカメラを向けて、AIで検索する「Googleレンズ」とうまく併用すれば“検索の達人”に一歩近付けそうです。

 

暗所撮影はGalaxy S24の方が色鮮やかで精細

続いて、Galaxy S24のカメラを試してみました。Galaxy S24はリア側にトリプルレンズカメラを搭載。中核の光学2倍ズーム対応・広角カメラは50MPの高画質センサーを搭載しています。

↑Galaxy S24は背面にトリプレンズカメラを搭載しています

 

暗所で静止画を撮り比べたところ、Pixel 8よりもGalaxy S24の方が色鮮やかで精細感のある写真が撮れました。

 

Pixel 8も「夜景モード」を使うと、暗い場所でも自然な明るさと色合いの写真を記録できます。それでも、Galaxy S24の「ナイトモード」を選ぶ方が暗所撮影は安定しました。

 

【カメラの画質をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

Galaxy S24には望遠カメラがあり、光学3倍ズームの撮影が楽しめます。一方のPixel 8は広角カメラの高画素センサーで記録した画像データを切りだして、2倍ズームに相当する写真を残す方式を採用しています。

 

さらにGalaxy S24は3倍ズームで記録した写真データを、AI処理によって精細感を高めてコントラストや色合いなどを整える画像補正技術があります。

 

デジタルズームは最大30倍(Pixel 8は8倍)まで届きますが、さすがに写真は粒子の粗っぽさが目立ちます。

 

【画像補正技術をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

iPhoneの動画も再生できるインスタントスローモーション

Galaxy S24には、生成AIによってスローモーション再生に必要な動画フレームを予測しながら自動補完する技術を活用した「インスタントスローモーション」という機能もあります。これにより、ギャラリーアプリに保存したビデオを、再生開始後に画面を長押しするとスローモーション再生で楽しめます。

↑動画の再生を始めてから画面を指で長押しすると、自然にフレーム補完をしながらスローモーション再生に切り替わります

 

海外では4Kテレビやゲーミングディスプレイなどの、映像機器も精力的に展開するサムスン。その高画質化技術のノウハウが垣間見える、自然で滑らかなスローモーション動画です。しかも、iPhoneで撮影した動画もギャラリーに取り込めばスローモーション再生ができました。いろんな楽しみ方が考えられそうです。

 

Pixel 8にはない編集機能もある、画像の「ジェネレーティブ編集」

Galaxy S24のギャラリーアプリには、生成AIを活用しながら撮影した写真データを編集する「ジェネレーティブ編集」機能があります。この機能は、グーグルの画像生成AI「Imagen 2」を活用。SamsungアカウントにログインするとGalaxy AIがアクティベートされ、クラウド経由で連携するImagen 2の進化が発揮されます。

 

Pixel 8のGoogleフォトアプリに搭載する「編集マジック」と同様、Galaxy S24シリーズのジェネレーティブ編集を使う際にはネットワーク接続が必要です。

↑Galaxy S24が搭載するAIによる画像の再構成機能。ジェネレーティブ編集として組み込まれています

 

たとえば人物や風景を写真に撮るときに、水平・垂直線を意識すると構図が安定します。ところが、時には斜めに傾いた写真を撮ってしまうこともあるでしょう。

 

Galaxy S24なら、ギャラリーアプリの背景塗りつぶし機能を使って、斜めに傾いている写真を回転させてから、四隅の空白を自然な背景で埋めた写真が後処理により生成できます。この機能はいまのところPixel 8にはありません。

↑斜めに撮った写真。四隅に背景を付け足して、驚くほど自然な写真に再構成してくれました

 

↑左側が元の写真。自分がより高く翔んでいるように見せるため、サイズを小さくして高い場所に移動してみました。背景の穴が自然に見えるようにAIが補正してくれます

 

なお、写真の被写体を選んで拡大・縮小を加えながら場所を移動させて空いた背景の空白を埋める、あるいは不要に写り込んでいる被写体を選んで消せる機能は、Galaxy、Pixelともにあります。

 

「写り込みとか構図は気をつければいいじゃんか」と思うかもしれませんが、過去にほかのスマホやデジカメで撮った写真も、Galaxy S24に取り込めればギャラリーアプリから簡単に“手直し”ができるところが魅力的です。

 

従来はアドビのモバイル向けフォトレタッチアプリなどに切り替えて対応していた作業が、シンプルなユーザーインターフェースを使って直感的にできるところにも筆者は好感を持ちました。

 

チャットを英語に翻訳したり、フォーマルなテキストに変換したりもできる

Galaxy AIは、グーグルの生成AIモデルの中核「Gemini Pro」ともクラウド経由で連携しています。これは通話をリアルタイムで翻訳する「Live Translate」機能に活用されています。メッセージのテキストをタイプした瞬間、日本語から英語などの外国語に変換する「チャットの翻訳」機能も利用できます。

↑チャットアプリの「Live Translate」は外国語の翻訳/スペルと文法のチェック/言葉づかいの変換の3つに対応しています

 

チャットの翻訳は、ユーザーインターフェースのレイアウトが若干異なっていますが、Pixel 8シリーズの「リアルタイム翻訳」と使い勝手はよく似ています。筆者も外国人の友だちや仕事仲間が周りにいれば、この機能の恩恵にあずかれそうです。

↑Pixel 8のチャット翻訳。Galaxy S24とはインターフェースのデザインが若干異なっています

 

 

ビジネスシーンでは、同じGemini Proを活用する「文書のスタイル」が頻繁に使えそうです。チャットやテキストメッセージのアプリから、口語調のくだけた文章をタイプすると即座に礼儀正しいフォーマルな文章に変換してくれます。

 

筆者のようなアラフィフのおじさんは、メールアプリで長いテキストを書くときにも文書のスタイルを整えてくれる機能が欲しいと思いました。

↑丁寧な言い回しに変換してくれる機能が、ビジネスシーンで実践的に使えそうです

 

レコーダーの文字起こしはPixelの精度が高い。Galaxyは要約機能が強み

ビジネスで役立つ「Samsungボイスレコーダー」にも生成AIの機能が統合されました。音声を録音しながら、同時に17の言語に対応する文字起こしができます。

 

Pixelにも純正の「レコーダー」アプリがあります。レコーダーアプリはリアルタイムに文字起こしされるテキストを、スマホの画面で見られるところに特徴があります。

 

英語・日本語で試しましたが、文字起こしはGalaxyよりもPixelの方が精度は高く、会話の途中で相づちをうったり、フィラー(「えー」「う〜ん」などの言いよどみ)が発生したりしても、Pixelのレコーダーアプリはいい感じにこれを“無視”してテキストに起こしません。

 

対してSamsungボイスレコーダーのリアルタイム文字起こしの完成度は1〜2年前のPixelレコーダーくらいのようで、もう少し練り上げが必要な気がしました。

↑17の言語の自動文字起こしに対応するSamsungボイスレコーダー。テキスト化されている文字をリアルタイムに確認できないところがPixel 8との見た目上の違いです

 

↑Pixelシリーズ純正のレコーダーアプリ。文字起こしの精度など、リリース以来積み重ねてきた機能のブラッシュアップが効いているため、英語・日本語ともに実用性が高いアプリになりました

 

一方でSamsungボイスレコーダーは、文字に起こした会話の要点をまとめてくれる「要約」の機能が日本語にも対応しています。しかもGalaxyの日本語による要約は実践的なレベルです。Pixelのレコーダーアプリはこの機能がまだ英語でしか使えません。

 

ミーティングや打ち合わせなど、会話の内容をざっくりと把握できれば良いときのボイスレコーダーとして、Galaxy S24シリーズは強みを発揮できそうです。

↑日本語も要約機能を使えるところがSamsungボイスレコーダーの特徴です

 

あらかじめスマホに「言語パック」をダウンロードしておけば、飛行機の移動中など「オフライン時」にもアプリを起動して録音ファイルの文字起こしができます。これができない有料の文字起こしアプリもある中で、無料の純正ボイスレコーダーの機能が充実するGalaxy S24シリーズ、Pixel 8シリーズはビジネス向きのAIスマホとして、選ぶ価値があると感じました。

 

Galaxy S24は生成AIスマホをリードする旗手

2023年のはじめにOpenAIの「ChatGPT」が国内でも広く知れ渡ったときには、日本語による質問にもスマートに答えるチャット生成AIがとても刺激的に感じられたものです。ですが、いまでは生成AIのテクノロジーはエンターテインメントとしてユーザーを楽しませるだけでなく、スマホやPCによる仕事やクリエーションにも役立つ実践的なツールにまでなりました。

 

サムスンのGalaxy S24シリーズは生成AIのテクノロジーを、ユーザーがメリットを実感できるように使いやすく組み込んだスマホです。これから“生成AIスマホ”の進化をリードする旗手になりそうな手応えも実感しました。

 

現在発表されていること以上に、今後も生成AIを活用する機能が追加されることも期待できるでしょう。Galaxy S24シリーズの日本上陸が楽しみです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

サムスン、「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を7月に発表? Unpackedイベントを開催してお披露目かも

サムスンは毎年、夏から秋にかけて新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催する傾向があります。実際、昨年も7月末にGalaxy Z Fold5など折りたたみスマートフォンやタブレット等をお披露目していました。

↑Galaxy新製品は今年も7月に発表?

 

今年も引き続きUnpackedイベントを7月に行い、次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」など新製品を発表すると著名リーカーが主張しています。

 

リークアカウントの@TheGalox_は、2024年7月のUnpackedイベントで上記のほか、次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」やスマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズが登場すると述べています。

 

この@TheGalox_というアカウントは、以前もGalaxy S23シリーズの発表時期を的中させるなど、サムスンの未発表製品に詳しいことで知られています。もっとも、同社の折りたたみスマホブランドから「Z」が消えるとの予想は外しており、的中率は100%ではありません。

 

ちなみにサムスンはスペインで開催中のMWC  2024にてスマートリング「Galaxy Ring」の実物を初公開し、「今年後半」に発売すると述べています。24時間装着して健康管理ができること、「Galaxy AI」と密接に関連あることを示唆していますが、詳しい機能はUnpackedイベントで明かすのかもしれません。

 

ほか、今回の情報では「Galaxy XRヘッドセット」も登場する可能性があるとされています。サムスンがアップルの空間コンピュータ(MRヘッドセット)「Apple Vision Pro」に対抗する製品を開発中との噂は何度かありましたが、チラ見せ程度はあると期待したいところです。

 

Source:@TheGalox_(X)
via:Gizmochina

次期「Galaxy Z Fold6」はチタニウム製? すごく薄くて軽くなる予感

サムスンの次期折りたたみ(横折り)スマートフォン「Galaxy Z Fold6」に関しては、すでに「内側ディスプレイが正方形っぽくなる」など、さまざまな噂が届けられています

↑予想されるFold6の厚みは11mm(画像提供/@RjeyTech/X)

 

なかでも注目を集めているトピックは、折りたたんだときの厚みはどれほどか? この点について、現行モデルよりも2mm以上も薄くなると複数の情報源が主張しています。

 

現行機のGalaxy Z Fold5を折りたたんだとき、最も分厚い部分は13.4mmあります。2023年に発売された折りたたみスマホの中では厚い部類に入りますが、それでも歴代のサムスン製品としては最薄モデルに位置づけられます。

 

Xユーザーの@RjeyTech氏は、次期Galaxy Z Fold 6がどれだけ薄くなるかを示す予想CG画像を公開。そこには厚みが11mm、つまりGalaxy Fold5より2.4mm薄くなると書かれています。なお、このGalaxy Fold6画像は本物ではなく、Galaxy Z Fold5の写真を加工している模様。

 

さらに、リーカーのChun Bhai氏は、本体がチタニウム(チタン合金)製になり、すごく薄くて軽くなる(折りたたんだときは11mmになる)と主張しています。

 

サムスンのGalaxy S24 Ultraは、本体の素材にチタニウムを使うことで、前モデルより少し薄く軽くなっていました。Galaxy Z Fold6も素材を変えることで、かなりコンパクトになるというわけ。また、少し幅広になり、Galaxy S24 Ultraのように角がシャープになるとも付け加えています。

 

どちらのリーカーも未発表のサムスン製品に関する予想の実績は多くないものの、信頼性の高いリーカー・Yogesh Brar氏が噂を肯定するように「50+10+12 6.4″」とコメントしており、このことから一定の信ぴょう性はあると思われます。

 

ちなみに50=メインカメラが5000万画素、10=望遠カメラが1000万画素、12=超広角カメラが1200万画素の意味であり、Galaxy Z Fold5のカメラ仕様と全く同じです。また「6.4」は折りたたんだときの外側ディスプレイが6.4インチということで、「内側も外側も画面が幅広になる」との噂と符合しています

 

Galaxy Z Fold6に関しては、コストダウンしたお手ごろ価格モデルが出るとの予想もありますが、そちらには高価なチタニウムを使わず、Sペンにも非対応で、プロセッサーの性能も控えめにするのかもしれません。

 

Source: Rjey(X) , Chun Bhai(X)
via: GSMArena

Nothingの「Phone(2a)」の新たな予想画像が流出! やはり背面にGlyphは…

英テクノロジー企業のNothingは、次期スマートフォン「Phone(2a)」を2月初めに正式に発表し、3月5日20時30分(日本時間)に発表イベントを行うと予告しています

↑新たに流出した「Phone (2a)」画像(画像提供/91mobiles)

 

同社はまだPhone(2a)のデザインを明らかにしていませんが、先日、実物らしき写真がリークされていました。それに続き、より細部まで分かる公式らしき画像がネット上に登場しています。

 

これは大手掲示板RedditのNothing公式コミュニティに、Greg2024と名乗る人物が投稿したもの。すでに削除済みですが、複数のサイトが画像を保存して再公開しています。

 

今回の画像で注目を引くのは、大幅にデザイン変更された背面でしょう。Nothing製スマホに共通する「透明な背面パネルとGlyphライト」は引き継ぎながらも、以前のPhone(1)やPhone(2)と趣を変えています。

 

まず背面カメラの位置は、これまでのモデルがタテ並びだったのに対して、横並びとなっています。これは以前のリーク画像とも一致していますが、周りに装飾が施され、より製品版に近づいた印象を与えます。

 

このようなカメラ部分をGlyphライトが取り囲む形ですが、他のNothingスマホはGlyphが背面全体に広がっていたのに対して、今回の画像では上半分のみに配置されています。新モデルではGlyphがないと主張するリーカーもいましたが、「やはり、ある」可能性が強まりました。

 

また、側面は平たく、画面の中央にはパンチホール(自撮りカメラ用)があり、ディスプレイも端に丸みがなく、フラットであることが確認できます。音量ボタンは左側に、電源ボタンは右側にある様子。

 

Nothingは公式に、搭載プロセッサーが「Dimensity 7200 Pro」であると発表済みです。

 

このPhone(2a)は手頃な価格でPhone(2)の使いやすさやカメラを継承しつつ、あらゆる面でPhone(1)を上回ると予告しています。日本でも発売予定ですが、コストパフォーマンスの高いスマホになると期待したいところです。

 

Source: Android Authority,91mobiles

Androidの「ドロイドくん」がフィギュアに! 北米で即完売

Androidのマスコット的なロボット、通称「ドロイドくん」は、2023年秋から立体的な3Dデザインとなっています。今年初めに開催された世界最大級のテクノロジー見本市のCES 2024では、正式名称が「ザ・ボット(The Bot)」に改められました

↑ドロイドくんがフィギュアになった(画像提供/Google)

 

そんなドロイドくんをGoogleがついにフィギュア化して公式オンラインストアで発売しました。

 

米国のGoogle Merchandiseストアでは、ウォーターボトルやシャツ、ペンなど、Googleブランドのさまざまな商品を販売しています。Android関連も、マグカップやステッカー、ピンバッジやペンからサングラスまで揃っている充実ぶり

 

そのラインアップにドロイドくんのフィギュアが新たに加わりました。商品名は「Android Classic Collectible」で、価格は16ドル(約2400円※)。ビニール製で、大きさは3インチ(7.62cm)。

※1ドル=約150円で換算(2024年2月20日現在)

 

Googleは「待望のAndroidフィギュアを紹介できることを大変うれしく思います! このバグドロイドは個性にあふれ、どんな机や本棚も華やかにしてくれること間違いなし」と説明しています。

 

このフィギュアは腕と頭のアンテナが可動式で、ポーズを取らせることも可能。パッケージ写真のように手を上げることにも対応していますが、ミラーボールになったりトゲを生やしたりすることはできないようです。

↑手を上げます(画像提供/Google)

 

もっとも、本製品は米国とカナダのみで購入が可能。また、記事執筆時点では在庫がなくなり、商品ページそのものが消えてしまいました。もともと在庫がさほどなく、すぐに売り切れてしまったようです。

 

ドロイドくんは、米国以外でも根強い人気があるはず。Googleには十分な数の製造や、日本向けの販売を期待したいところです。

 

Source: 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold6」、内側ディスプレイが正方形っぽくなる!?

サムスンの横折りスマートフォンは初代モデル発売から4年以上が経過しており、最新モデルGalaxy Z Fold5はかなり完成度が高まりました。が、それでもカバー画面(外側のディスプレイ)の幅が狭い、折りたたみ画面のシワがまだ目立つなど不満の声も寄せられています。

↑問題点を一つ克服か

 

しかし、次期「Galaxy Z Fold6」では、そうした不満の一つが改良されると著名リーカーが予想しています。

 

すでにGalaxy Z Fold6に関しては、カバー画面が広くなるかもしれないとの噂がありましたが、それに続き、信頼性の高いリーカーのIce Universe氏は、Galaxy Z Fold6の内側(折りたたみ)ディスプレイは横幅が広くなると発信しました。現行のGalaxy Z Fold5は少し縦長のため、正方形に近づくことになります。

 

また、Galaxy Z Fold6の折りたたみ画面は角が丸くなっていますが、Galaxy Z Fold6では直角に近くなるとのこと。中央のフレーム(折りたたんだ際に角になる)も同じようになると述べており、全体としてGalaxy S24 Ultraのようなフラット画面になる可能性があるようです。

 

これまでのGalaxy Z Foldシリーズは、折りたたんだ際のカバー画面が狭く、バーチャルキーボードを使ってタイプするのが難しいとの意見もありました(ボタンの数が少ない日本語のフリック入力では不自由ない印象ですが)。もし開いたときに正方形に近くなれば、カバー画面も広くなり、多くのユーザーの要望に応えることになりそうです。

 

その一方、Ice Universe氏のほか複数の情報源が、Galaxy Z Fold6は前モデルより薄くなるとも予想しています。カメラが強化される可能性は低いと言われていますが、薄くて広くなれば、さらに使いやすくなると期待できるでしょう。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Sammobile

株主優待でスマホの月額料金がタダに? 新NISAで買いたいスマホ関連銘柄とは

日本では投資で得た利益に対して20.315%の税金が課せられます。しかし、2014年に始まったNISA(少額投資非課税制度)を使えば、この税金を一定の枠内に限り非課税にすることができます。

 

2024年1月には保有期間や年間投資枠が拡大した新NISAがスタートし、再び大きな注目を集めています。

 

本記事では、格安SIMやスマホのお得な情報・最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が、新NISAで買いたいスマホ関連銘柄を解説します。

 

個別株にも投資可能? 新NISAの制度をおさらい

新NISAに関する記事やSNSを見ると、「S&P500」というキーワードが頻出しています。これはアメリカの主要500社の株価で算出する株価指数のことで、市場ではS&P500と連動した投資信託を各社が販売しています。

 

ほかにも、日経平均株価に連動したものや、全世界の株式に分散投資するものなど、投資信託にはさまざまな種類が存在し、新NISAの投資先として人気を集めています。

 

こうした投資信託に注目が集まるあまり、「新NISAでは企業の個別株への投資はできない」と考えている人もいるようですが、そうではありません。

 

そこで、まずは新NISAの制度について簡単におさらいをしていきましょう。

 

・2023年までのNISA制度

↑金融庁「新しいNISA」から

 

表は、2023年までのNISA制度についてまとめたものです。以前は「つみたてNISA」と「一般NISA」のいずれかを選択する方式となっており、前者は「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」を購入でき、後者は「上場株式・投資信託」を購入できる仕組みになっていました。

 

たとえばS&P500などの投資信託を購入するために、つみたてNISAを選択した場合、一般NISAで個別株(上場株式)を購入することはできませんでした。

 

・新NISAの制度

↑金融庁「新しいNISA」から

 

一方、新NISAは従来と比較し、年間投資枠が増額されたほか、非課税保有期間が無期限になるなどの変更が行なわれています。

 

特に注目したいのは、一部の投資信託が購入できる「つみたて投資枠」と、個別株が購入できる「成長投資枠」を併用できるようになった点。つまり、従来とは異なり、投資信託と個別株双方に非課税枠で投資できるようになったのです。

 

大手通信キャリア4社の株主優待をチェック!

つみたて投資枠で投資信託を買うことのメリットは、細かな投資先を選ぶ必要がないことです。「信託」と言うとおり、投資のプロにお金を預けて運用してもらうので、深い知識がなくても良いことが大きな強みと言えるでしょう。

 

一方、成長投資枠で個別株を買う場合、会社の将来性を自分で判断したうえで投資することが求められます。東証プライムに上場する会社だけでも1600社を超えているので、投資先を選ぶのは一苦労です。

 

しかし、個別株の場合、購入した企業の株主優待を受けられるという大きなメリットがあります。これは新NISAの成長投資枠を使って株を購入した場合も同様です。

 

そこで、ここからはスマホ関連銘柄にスポットを当て、各社の株主優待制度を見ていきます。個別株選びの参考にしてみましょう。

 

・NTTドコモ(日本電信電話:9432)

NTTのサイトから

 

株価 ※ 179.3円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 ・2年以上3年未満の保有でdポイントを1500ポイント進呈
・5年以上6年未満の保有でdポイントを3000ポイント進呈
権利確定基準月 3月

※2024年2月8日終値

 

NTTドコモを運営する日本電信電話(証券コード9432)は、継続保有の株主にdポイントを進呈する株主優待を実施しています。対象となるのは100株以上を保有する株主で、2年以上3年未満保有すると1500ポイント。5年以上6年未満保有すると3000ポイントがもらえます。

 

進呈されるのはこの2回のみ。合計4500ポイントに留まるため、毎年何らかの優待が得られる他社と比較すると、若干お得感に欠ける印象を受けます。

 

しかし、注目すべきは1株あたりの株価です。日本電信電話は2023年5月に1株を25分割したため、本記事執筆時点で179.3円と非常に安い価格となっています。100株以上保有で株主優待の権利が得られるので、1万7930円で100株を購入して5年以上保有すれば、4500ポイントを得ることができます。

 

・au(KDDI:9433)

KDDIのサイトから

 

株価 ※ 4512円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 全国のグルメから好きな商品を選べるカタログギフト
(保有株式数・保有期間に応じて金額が異なる)
権利確定基準月 3月

※2024年2月8日終値

 

auを運営するKDDI(証券コード9433)では、全国のグルメから好きな商品を選べるカタログギフトが株主優待として提供されています。図のとおり、保有株式数と保有期間に応じて金額が変わる仕組みとなっており、1万円相当のカタログからは高級和牛なども選択可能です。

 

ただし、このカタログギフト優待は2024年度までとなっており、2025年度以降はPontaポイント付与などへの変更が予告されています。

 

・ソフトバンク(9434)

ソフトバンク(証券コード9434)では現在、株主優待制度を実施していません。以前は携帯電話の利用料金を割り引く優待がありましたが、2019年をもって廃止されています。

 

株主優待制度がないぶん、ソフトバンクは配当金の利回りを高めに設定しているので、配当金目当ての人はチェックしてみましょう。

 

・楽天モバイル(楽天グループ:4755)

楽天のサイトから

 

株価 ※ 619.0円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 楽天モバイル「音声+データ30GB/月」プランを1年間無料提供
権利確定基準月 12月

※2024年2月8日終値

 

楽天モバイルを運営する楽天グループ(証券コード4755)は2023年まで、楽天モバイルの「データ通信用eSIM(30GB/月)」を株主優待として無料で提供していました。

 

こちらは保有株式数や保有年数によって利用可能期間が変わる仕組みで、無料となるのは最大でも6か月まで。また、データ通信用のeSIMなので、使い勝手が良いとは言いにくい優待でした。

 

ところが2024年2月14日、楽天グループは新たな株主優待制度として「音声+データ30GB/月」プランを、1年間無料で提供すると発表しました。

 

無料期間は1年間で、さらに音声通話付きプランに変更になったため、利便性が大きく向上しています。

 

ただし、上記の優待を受けられるのは「2023年12月末日時点の株主名簿に記載された、100株(1単元)以上を保有する株主」が対象です。今から株を購入してもすぐに優待が受けられるわけではないことに注意しましょう。

 

次に株主優待の権利を得られるのは約1年後の2024年12月末ですが、今回の優待が次回も継続して実施されるかは不明です。

 

株主優待で完全無料になる格安SIM会社に注目

比較的充実した株主優待制度を実施している大手通信キャリアと比較すると、格安SIM会社の優待は控えめです。

 

たとえば、人気の格安SIM会社IIJmioの運営企業インターネットイニシアティブ(証券コード3774)は株主優待を実施していません。また、同じく人気のmineoを運営するオプテージはそもそも非上場企業で、親会社の関西電力(証券コード9503)も株主優待はありません。

 

そんな中で注目すべき企業が、LIBMOを運営するTOKAIホールディングスです。

 

・LIBMO(TOKAIホールディングス:3167)

↑TOKAIホールディングスのサイトから

 

株価 ※ 1000円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 下記5コースから1点選択。およびグループレストランの割引券など
■Aコース:飲料水宅配サービス関連商品
■Bコース:QUOカード
■Cコース:グループレストラン食事券
■Dコース:TLCポイント
■Eコース:格安SIMサービス「LIBMO」の月額利用料割引
権利確定基準月 3月・9月

※2024年2月8日終値

 

格安SIM会社「LIBMO」を運営するTOKAIホールディングス(証券コード3167)では、株主優待として自社の飲料水宅配サービスの商品やQUOカードなど、選べる5つのコースを用意しています。

 

その中で、特に注目したいのがEコース「『LIBMO』の月額利用料割引」です。

 

図のとおり、100株以上で月額350円、300株以上で月額850円、5000株以上で月額1880円がそれぞれ6か月間割引となります。これをLIBMOの「なっとくプラン」に適用させた場合の料金がこちらの表となります。

なっとくプラン
(3GB)
なっとくプラン
(8GB)
なっとくプラン
(20GB)
なっとくプラン
(30GB)
通常料金 980円 1518円 1991円 2728円
100株以上保有時の月額料金
(350円割引)
630円 1168円 1641円 2378円
300株以上保有時の月額料金
(850円割引)
130円 668円 1141円 1878円
5000株以上保有時の月額料金
(1880円割引)
0円 0円 111円 848円

※価格は税込みです。

 

TOKAIホールディングスの株価は本記事執筆時点で1株1000円なので、「なっとくプラン(8GB)」まで無料となる5000株の保有には500万円必要です。「成長投資枠」の年間上限が240万円なので、新NISAの枠内でこの額を一度に投資することはできません。

 

狙い目なのは月額850円が割引となる300株の購入です。これなら30万円の投資で済み、「なっとくプラン(3GB)」を月額130円で利用することができます。

 

割引の期間は6か月間ですが、TOKAIホールディングスの株主優待は3月と9月の2回受けることができるので、株を持ち続けている限りずっと月額料金の割引を受けられることになります。

 

以上のように各社とも魅力的な株主優待を実施しており、これらの優待目当てで購入する株を選ぶことも選択肢のひとつです。

 

ただし、株主優待は廃止される可能性があることや、優待で得られた利益以上に株価が値下がりしてしまうリスクがあることには注意が必要です。また、ソフトバンクのように株主優待を廃止して、そのぶん配当金を増額する企業も増えており、こうした株のほうが大きな利益を得られる可能性もあります。

 

これらも理解したうえで投資先を吟味し、新NISAの枠を上手に活用してみましょう。

 

モバワンでは、本記事のようにスマホに関連するお得な情報や解説記事を多数アップしています。ぜひアクセスしてみてください。

「Pixel Fold 2」の予想CG画像が登場! カメラバーのデザインは変更、第4のセンサーあり?

米Googleは折りたたみスマートフォンの第2世代モデル「Pixel Fold 2」を開発中だと噂されています。先日も、Google独自開発チップの最新版である「Tensor G4」を採用し、16GBのRAMを搭載するとの予想が伝えられていました

↑Pixel Fold

 

それに続き、Pixel Fold 2初の予想レンダリング(CG)画像が公開されています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいサイトAndroid Authorityは、今月初めにPixel Fold 2の実機と称する写真を公開。しかし、(おそらくGoogle社内での)「検閲が厳しいため」として、わざと画像を不鮮明にしていたようでした。

Image:Android Authority

 

しかし、YouTuberのTT Technology氏は新たな3Dレンダリング画像を公開。あくまでAndroid Authorityの写真を元にしているに過ぎないため、実物とは細部が異なる可能性もあることに注意が必要です。

Image:TT Technology/YouTube

 

今回のCG画像では、カメラ周りのデザインがPixel Foldから大きく変化していることが確認できます。初代モデルは筐体の左から右までカメラバー(カメラ関連パーツを収めた部分)が伸びる形でしたが、後継モデルでは左隅にカメラが移され、横長の長方形となっています。

 

背面カメラについては、Pixel Fold 2は初代と同じくメイン、超広角、望遠カメラのトリプルカメラだと予想されています。予想CGでは4つ目のセンサーが確認できますが、これがPixel 8 Proのような表面温度センサーなのか、あるいは対象との距離を測るLiDARなど別のセンサーかは不明です。

 

初代Pixel Foldは高価な折りたたみスマホながら、Pixel 7シリーズと同じTensor G2プロセッサーを搭載。その後に次世代のTensor G3を採用したPixel 8シリーズが登場したため、すぐに性能が追い抜かれていました。次期モデルは、非折りたたみ機に勝る性能を持つと期待したいところです。

 

Source:TT Technology(YouTube) 
via:91mobiles

Galaxy S24シリーズ、初のソフトウェア・アップデート! カメラ画質を改善、「ディスプレイが色あせて見える」にも対応しました

サムスンはGalaxy S24シリーズ向けに、初のソフトウェア・アップデートを配信開始しました。これにより、カメラ画質やディスプレイの機能を改善したと公式に発表しています。

↑アプデについて、サムスンが公式に発表

 

サムスンの公式カメラ担当者によると、同社はGalaxy S24シリーズが発売されてから、様々な経路からやってくるフィードバックを集めてきたそうです。それらを反映して、今回のアップデートではカメラとディスプレイの使用体験を改善したと述べています。

 

具体的な改善点は、ざっと次の通り。

  • 高画質モードで、逆光撮影時の明るさを調整して画質を改善
  • 高倍率ズーム時に、テキストの鮮明度を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 背面カメラによる動画撮影の鮮明度と画質を改善。 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 写真モードプレビューで、室内環境での暗い部分の明るさを高め、人物の鮮明度表現をスムーズに改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 食事モードでカラーデータを追加適用し、表現を改善
  • 夜間モードで彩度とホワイトバランスを調整し、色味を改善
  • Expert RAWアプリで新規フォーマットのDNG撮影後、ギャラリーでの拡大時の画質を改善
  • 背面カメラによる写真撮影時、逆光のもとで素早く動く被写体の表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 写真モードで被写体(人物、花など)の露出と色表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • ディスプレイ設定の「画面モード」に「鮮やかさ」オプションが追加

 

つまり、ユーザーから不満の声が上がっていた「カメラの画質が前モデルより落ちた」あるいは「画面が色あせて見える」現象に対処したようです。また、サムスンは今回のアップデートに含まれなかった項目も、次回のソフトウェア更新で提供する予定だと述べています。

 

まず韓国での修正アップデート配信が始まったようですが、日本向けの配信も早くやって来ることを望みたいところです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip6」のバッテリー、認証サイトで見つかる。今年も7月に発表?

サムスンは昨年7月、折りたたみスマートフォンGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5を発表していました。つまり、今年も後継モデルがあと半年以内に登場してもおかしくありません。

 

そんななか、インド標準規格(BIS)サイトでサムスンの次期タブレット「Galaxy Tab S10+」とともに「Galaxy Z Flip6」用と思しきバッテリーの登録が発見されました。

 

インド国内で使われる製品は、すべてBIS認証を取得することが義務づけられます。ここから未発表製品の存在が明らかになるのも珍しくなく、英Nothing社のスマートウォッチが正式発表前に見つかったこともありました

 

著名リーカーのRoland Quandt氏は「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」、「Galaxy Tab S10+」のモデル番号が、それぞれSM-F956、SM-F741、SM-X828かもしれないと指摘していました。

 

そしてBIS認証から見つかったバッテリーの型番は「EB-BF742ABE」と「EB-BF742ABY」/「EB-BX828ABE」と「EB-BX828ABY」。つまり前半はGalaxy Z Flip6に、後半はGalaxy Tab S10+に符合しているというわけです。

 

Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5は、それ以前のモデルが発表されていた8月よりも、1か月ほど前倒しでお披露目されていました。この時期にバッテリーがすでに認証機関に登録されているなら、今回も7月頃に登場するのかもしれません。

 

最近の噂では、Galaxy Z Flip6は外側のカバー画面がさらに広くなる、カメラ性能も飛躍的にアップ、バッテリー容量もかなり増えると言われています。

 

サムスンの折りたたみスマホは、年々使いやすくなっているとの声もあります。次期モデルも、さらなるアップデートを期待したいところです。

 

Source:91mobiles

Galaxy 24シリーズの顧客満足度、初めて現行iPhoneを上回る! S23シリーズから飛躍的アップ

先月、iPhone 15 Proモデルの顧客満足度が、標準モデルのiPhone 15/Plusを下回ったとの報告がありました。そして今度は、サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24シリーズの顧客満足度が、初めて現行のiPhoneを上回りました。

↑Galaxy vs. iPhone

 

これは前回と同じく、新製品レビューサイトPerfectRecが発表しているものです。同サイトはGoogle上でユーザーが作成したレビューを集め、5点満点中5点を付けている人が何%いるかを基準にしています。

 

Galaxy S24シリーズが発売されてから1か月弱が経過し、初期ユーザーのレビューがようやく出そろいました。これまでのところ、非常に好意的な傾向があり、Galaxy S24/+のレビューのうち91%、S24 Ultraのレビューの88%が5つ星をつけています。

Image:PerfectRec

 

これらの顧客満足度は、過去のどの世代のGalaxy Sシリーズよりもはるかに高いもの。昨年のGalaxy S23からS24への顧客満足度の飛躍も「統計的に有意だ」と述べられています。

 

またGalaxy S24シリーズとiPhone 15シリーズを比べた馬合、Galaxy側が全モデルで上回っています。iPhone 15標準モデルはProモデルよりも満足度が高かったものの、Galaxy S24/+には及んでいません。

Image:PerfectRec

 

しかし注意すべきは、Galaxy S24シリーズは今年初めに発売されたばかりということです。まず、iPhone 15/Proのレビュー数はS24よりもはるかに多く、ユーザー層が違う可能性もある。また時間の経過とともに、満足度が変わるかもしれません。

Image:PerfectRec

 

とはいえ、今のところGalaxy S24ユーザーの顧客満足度が高いことは事実です。また、ここ数年にわたりGalaxy Sシリーズの満足度は世代交代するたびに上がる傾向もあり、次期モデルの「Galaxy S25」シリーズも大きな期待が持てそうです。

 

Source:PerfectRec
via:9to5Mac

謎の次期Googleスマートフォンが認証サイトで見つかる。Pixel 9 Pro(仮)かPixel Fold 2(仮)かも

米Googleは様々な次期スマートフォンの開発に取り組んでいると噂されています。たとえばPixel 8シリーズの廉価モデル「Pixel 8a」、次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズ、そして折りたたみタイプの後継モデル「Pixel Fold 2」といったところです。

↑謎の“Pixelスマホ”を発見?

 

そんななか、デンマークの認証機関UL DEMKOのサイトから、次期Googleスマートフォンとして「GH2MB」の型番が見つかりました。

 

そのトレードマーク/ブランドはGoogleで、モデル番号は「GH2MB」。そして定格容量(蓄えられる電気の量)4942mAhのバッテリーを搭載すると記載されていることから、公称の容量は約5000mAhとなる可能性が高いと思われます。

Image:MySmartPrice

 

たとえばPixel 8のバッテリー容量(公称)は4575mAhであり、廉価モデルPixel 7aは4575mAh。つまり低価格の「Pixel 8a」よりもフラッグシップ機の「Pixel 9」シリーズ、特に上位のProモデルに近いものです。

 

また、大容量バッテリーは電力消費が多い折りたたみ機にも適しているため、Pixel Fold 2(仮)に関連している可能性もあります。

 

Pixel 9 Pro(仮)に関しては、すでにインドメディアMySmartPriceが予想画像を公開しています。またPixel Fold 2(仮)も、試作機と称する写真が出回っていました

 

さらに、未発表のGoogle独自開発チップセット(おそらく「Tensor G4」)が、人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeekbench Browserで見つかっています

 

これら次期スマートフォンをGoogleが開発中としても、一挙に発表するとは考えにくいことです。今年1年かけて、順番にお披露目していくのかもしれません。

 

Source:MySmartPrice
via:Gizmochina

Galaxy S24シリーズの画面が色あせて見える現象、まもなくソフトウェア更新で解消かも!

サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24シリーズは、全般的に前モデルよりも機能がアップしているものの、ディスプレイが色あせて見えるとの声が相次いでいました 。

↑Galaxy S24 Ultra

 

これに対して、サムスン・スペインの担当者は「意図的な色調整であり、製品の欠陥ではありません」と回答。ただし、別のサムスン公式サポート担当者は、Android情報サイトAndroid Policeに対しては不具合を認め、将来のアップデートで修正する予定だと述べていました

 

この件につき、サムスンが画面の明るさを手動で調整できるようにするアップデートを開発中だと著名リーカーが主張しています。

 

信頼性の高いリーカーIce universe氏によると、サムスンの次期Galaxy S24アップデートは、画面モードの設定内に彩度レベルを調整できる手動スライダーを追加する予定だそうです。このオプションは「鮮やかさ(Vividness)」と呼ばれる見通し。

 

ちなみに現在のGalaxyスマホでは、[設定]>[ディスプレイ]>[画面モード]内で「鮮やかさ」と「ナチュラル」の二択に限られています。

 

このスライダーで1目盛り上げるだけでGalaxy S23 Ultraのような色になり、2つ上げるとGalaxy S21 Ultraのような鮮やかな色になるとも付け加えています。これまでよりも自由度が増して、自分の好みに合わせた色合いにしやすくなるようです。

 

今のところ、いつソフトウェア更新が配信されるか明らかにされていません。が、Ice universe氏は「次のバージョン」と述べていることから、そう待たなくてもよさそうです。

 

Source:Ice universe(X) 
via:Wccftech

次期Android 15では“らくらくホン”モードあり? Googleが「簡単プリセット」機能を準備中かも

最近のAndroidスマートフォンは高性能になった一方で、アイコンが小さくて操作が複雑な場合もあり、技術に詳しくない人や視力に問題がある人にとっては混乱する恐れがあります。

 

そうした事態を防ぐためか、次期Android 15では、アイコンが見やすく操作がしやすくなる「簡単プリセット」モードを導入する可能性が浮上しています。

 

数日前にGoogleは、Android 14 QPR3(先行リリース版の第3弾)ベータ1を配信開始。Androidの未発表情報に詳しいAndroid AuthorityがGoogle Pixelスマートフォンにインストールしたところ、「簡単プリセット」と題された新機能の隠し設定ページを発見しました。

Image:Android Authority

 

さらに、隠された文字列も発掘。それらは簡単プリセットモードが何をするかを説明しており、「読みやすさとナビゲーションのしやすさの向上」のためにAndroid UI(ユーザーインターフェース)を最適化。具体的には「アイコンとテキストを拡大し、コントラストと太字を追加し、ナビゲーションボタンを画面の下に追加する」と書かれています。

 

この簡単プリセット機能の設定ページを手動で起動はできたものの、実際に有効にはできなかったそうです。しかし、このモードが有効になれば、使用中の壁紙が真っ黒な画像と入れ替わる手がかりは見つかりました。

 

他のAndroid OEMメーカーも独自にこうした機能を提供しており、またアップルもiOS 17以降で「アシスティブアクセス」という新機能を提供しています。画面上の項目が大きく表示され、機能も限定された代わりに迷いにくいインターフェースは、「まるで『らくらくホン』」との声もありました。

Image:Apple

 

この機能をGoogle自らが提供すれば、あらゆるAndroidスマホが高齢者でも使いやすくなると期待できるでしょう。

 

ただし、Googleが6月のAndroid 14 QPR3安定版アップデートで、この機能を実装する予定はなさそうです。今年後半に登場予定のAndroid 15から提供する可能性が高いと思われますが、スマホに詳しくない、ハイテク機器に不慣れな人達にとって頼もしい機能となりそうです。

 

Source:Android Authority

高性能で低価格な「Galaxy S23 FE」が国内で発売、8万8000円

サムスン電子ジャパンは、高性能なカメラとパフォーマンスを備えながら価格を抑えたエントリーモデル「Galaxy S23 FE」を、国内で発売しました。KDDIと沖縄セルラー電話で取り扱います。auでの販売価格は8万8000円(税込)です。

 

海外で人気を集めるGalaxyの「FE」シリーズが、いよいよ日本でも展開が決まった形です。カメラは超広角約1200万画素、広角約5000万画素、望遠約800万画素の3眼構成。加えて手をかざせばシャッターを切れるほか、画質を落とすことなくナチュラルに「盛れた」写真を撮れる「フェイス機能」、ナイトグラフィー機能、写真内の不要なものを消すオブジェクト消去機能などを搭載しています。

 

さらに、資料を撮影すれば、写真からテキストを抽出できるほか、WebサイトのスクリーンショットはURLも同時に保存可能。メモとして活用できます。

 

ディスプレイは6.4インチの有機ELを搭載。リフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。また、目が疲れにくいブルーライト低減機能も採用しています。

 

スペックは、Snapdragon 8 Gen 1、8GBメモリー、256GBストレージ、4500mAhのバッテリー。また本体サイズは約76×158×8.2mm、重さは約209gです。

 

このほか、画像や動画・PDFなどのデータを複数のGalaxyデバイスに共有できるクイック共有にも対応。Galaxy以外のデバイスであればQRコードを使った共有や、リンクを送ることによる共有も可能です。

「Galaxy S24 Ultra」、画面の色が少し変? 実はデザインでした

サムスンの新型スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」の色が鮮やかでない。一部のユーザーがそう報告しているようですが、どうやらそれは同社が意図して設計したもののようです。

↑欠陥ではなくデザイン(画像提供/サムスン)

 

Galaxy S24 Ultraは約6.8インチの有機ELディスプレイを搭載。最大輝度は2600ニトで、リフレッシュレートを1〜120Hzまで変化させて消費電力を削減することができます。また、最新のカバーガラス素材「Corning Gorilla Armor」の採用により、耐久性と視認性を向上させています。

 

しかし、Galaxy S24 Ultraを手に入れた一部のユーザーからは、以前のモデルより色が鮮やかでないとの報告があがっています。ディスプレイの設定を「ナチュラル」から「ビビット」に変更しても、あまり違いはなかったそう。

 

このことについてサムスンは、「Galaxy S24 Ultraのディスプレイのカラープロファイルは、より正確で快適になるように調整されている」と説明しています。

 

「(Galaxy S24では)より自然な視聴体験を提供するために、ディスプレイ技術にいくつかの変更が加えられており、ユーザーは古いデバイスと比較して色の濃さの違いに気づく場合があります。この表示は意図的な色調整によるものであり、製品上の欠陥ではありませんので、安心して使用できます」

 

なお、サムスンは「ビビッド」モードをもう少し鮮やかにすることも検討しているそう。自然な色合いがいいのか、鮮やかな色合がいいのか、さじ加減はなかなか難しいようです。

 

Source: TecknoFilio via 9to5Google

クアルコム、「Snapdragon 8 Gen 2」を増強!? 高性能ながらも…

最近のAndroidフラッグシップ機には、Snapdragon 8 Gen 3が搭載される傾向にあります。が、クアルコムがお手ごろ価格のデバイス向けに、より安価ながら性能がそこそこ高いSnapdragon 8 Gen 2の上位バージョンを開発している可能性が浮かび上がりました。

↑手が届くといいなあ

 

中国のSNS・WeiboユーザーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は、クアルコムが「SM8635」という型番の新型チップを開発中だと主張しています。

 

このチップには、クロック2.9GHzのCortex-X4 CPUコアとAdreno 735 GPUが搭載されているとのこと。さらに台湾TSMCの4nmプロセス技術で製造され、定番ベンチマークアプリAnTuTuで170万点を叩き出すと述べています。

 

現在Galaxy S24シリーズなどに搭載されているSnapdragon 8 Gen 3のAntutuスコアは約200万、8 Gen 2は160万程度とされています。また、型番SM8635が8 Gen 2の「SM8550」と8 Gen 3の「SM8650」の間であることを考えると、前者の上位バージョンに位置づけられる可能性があるというわけです。

 

また、この次期チップはSnapdragon 8 Gen 3よりも手ごろな価格と予想されるため、Androidスマートフォンメーカー各社は、「Snapdragon 8+ Gen 2」として準ハイエンド機に搭載する可能性もありそうです。

 

一方、著名リーカーのRoland Quandt氏は、クアルコムがもう1つのチップ「SM7675」を開発中であり、「Snapdragon 7+ Gen 3」として登場すると予想していますが、これがSM8635と同じ仕様だと言って戸惑っています。

 

いずれにせよ、元のSnapdragon 8 Gen 2は、いまでも第一線の活躍ができる性能を備えています。その強化版が搭載されたお手ごろ価格のスマホが登場することを期待したいところです。

 

Source: Digital Chat Station (Weibo) 
via: Sammobile

「Pixel Fold 2」、最新の「Tensor G4」チップを搭載!? ライバルに食らい付くか

グーグルは2023年5月、同社初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表しました。搭載チップは独自開発チップの第2世代である「Tensor G2」に留まり、数か月後に登場したPixel 8シリーズの第3世代チップ「Tensor G3」に追い抜かれています。

↑次はTensor G4を搭載!?

 

しかし、後継モデルの「Pixel Fold 2」では、Tensor G3を飛ばして最新の「Tensor G4」を搭載する可能性があるとAndroid情報サイトAndroid Authorityが主張しています。

 

匿名の情報筋によれば、ここ数か月、グーグルは社内でPixel Fold 2をテストしているとのこと。初期プロトタイプにはTensor G3を搭載していたものの、最新のプロトタイプは噂のTensor G4チップにシフトしていると述べています。

 

ちなみに、Pixel Tabletの初期プロトタイプには第1世代のTensorチップが使われていましたが、結局は第2世代のTensor G2チップに変更したそう。つまり、発売前に最新チップに載せ替えた例が過去にあったわけです。

 

しかし、グーグルは新たなTensorチップのお披露目を秋の新製品発表イベントで行うことを恒例としています。そのため、もしPixel Fold2が初代と同じく5月に発表されるなら、Tensor G4が搭載される可能性は低くなります。が、そのタイミングで発表されなければ、10月に次期「Pixel 9」シリーズと同時に発表したうえで、Tensor G4を搭載するのかもしれません。

 

Android Authorityによれば、Pixel Fold2はまだEVT(エンジニアリング検証テスト)の段階に入ったばかりとのこと。ハイテク製品が正式な量産に入る前には、EVT→DVT(設計検証テスト)→PVT(生産検証テスト)の過程を経るため、5月に発表される見込みは薄そうです。

 

また、Pixel Fold 2には16GBのRAMが搭載されるといいます。これはPixel Foldから4GB増となり、歴代のPixelスマホでも最大のメモリ容量となります。内蔵ストレージには、初代FoldやPixel 8で使われているUFS 3.1と比べて、より高速なUFS 4.0規格を使うと伝えられています。

 

同じ横折りスマホとしてはサムスンのGalaxy Z Fold5がパワフルなため、現行のPixel Foldは少し物足りない印象もあります。搭載チップも強力で、メモリ容量も増やし、今流行りの生成AIをスピーディーに動かせる、とPixel Fold 2に期待したいところです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

Galaxy S24シリーズ、前モデルより画質に不満があるとの声。サムスンは修正アップデートの可能性を示唆

サムスンのGalaxy S24シリーズが発売されてから、ほとんどのユーザーやレビュアーが満足している一方で、いくつかの不満が出ています。その1つとして「カメラの画質が前モデルより落ちた」と言う声もあります。

↑不満の理由は?

 

これにつき、同社の担当者はユーザーがそう感じる理由を説明し、「必要ならば」修正アップデートを配信する可能性を示唆しています。

 

サムスン公式コミュニティや大手掲示板Redditでは、多くのユーザーがカメラに対して不満を漏らしています。その中には「素晴らしいバッテリー、素晴らしいスクリーン、素晴らしいスピーカーなどなど、今のところ本当に楽しんでいます」としつつ「写真は露出が高すぎたり、粒子が粗かったり、とにかく画質が悪い」とぼやく声もあり

 

こうした声に対して、サムスン側の担当者は、前モデルに比べて「人の目に映るものと少し似た色に、立体感はより高くなるよう調整され、それ以外は大きな変化はありません」と説明。さらに、もう少し鮮明にしたい場合は、カメラ設定で「高度なインテリジェンスオプション」内にある「シーン別に最適化」を有効にしてみるよう勧めています。

 

一般的にサムスンのスマートフォンは、写真を加工する程度が大きいとの指摘もあります。最新のGalaxy S24 Ultraでは、色の鮮やかさを抑えめにしているとのレビューもあり、昨年モデルによる写真とは違って見えるようです。

 

またサムスンの担当者は、問題と思われる写真があれば、送ってくるようユーザーに呼びかけ。それを分析して回答する一方で、「必要と判断される事項」については、今後のソフトウェア・アップデートで対応すると示唆しています。

 

もしも不満の声が増えるようであれば、近いうちに修正プログラムが配信されるかもしれません。

 

Source:Samsung Community
via:PhoneArena

Galaxy S24 Ultra、どれだけチタンが使われている? 確認するために「燃やしてみた」YouTuber現る

サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは、iPhone 15 Pro Maxと同じくチタン製フレームを採用しています。これにより前モデルのGalaxy S23 Ultraよりも頑丈となりつつ、少し軽くなりました。

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

そこでGalaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxのどちらが多くチタンを使っているかを調べるため、著名YouTuberがGalaxy S24 Ultraを燃やしました。

 

YouTuberチャンネルJerryRigEverythingのザック・ネルソン氏は、以前もiPhone 15 Pro Maxで同じ実験をしています。そちらでもチタン製フレームを1100度の炉に入れて燃やしましたが、チタン部分は無傷で残っていました。

 

さてGalaxy S24 Ultraの外部フレームにはチタンが使われ、内部構造はアルミニウム。その中間にプラスチック層が挟まれています。より正確には、Galaxy S24 Ultraのチタンはグレード2(純チタン)のもの。それに対してiPhone 15 Pro Maxの外部フレームは、グレード5のチタン(チタン合金)を採用しています。

 

実際に燃やしてみると、そこからチタンを取り出すことに成功。Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxともに、チタンフレームの厚さから考えて、ほぼ同じ量のチタンを使っているようです。

 

具体的には、iPhone 15 Pro Maxには10~15ドル相当のチタンが使っているのに対して、サムスンは3~5ドル程度の原材料を使っているとのこと。もちろん、鋳造や成形の工程を考えれば、どちらもコストはもっと高くなるでしょう。

 

いずれにせよ、Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxのチタン製フレームは、構造的な意義よりも、見かけが美しいことが大きいでしょう。その一方で、新たなカバーガラス素材と合わせて頑丈さも立証されており、総合的な完成度が高いと言えそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:GSMArena

Galaxy Z Fold6のレンダリング画像が登場! スリムデザインで幅広い画面に?

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」のものとされるレンダリング画像を、リークアカウントのxLeaks7 (Dadvid Kowalski)が公開しています。

↑xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / Xより

 

Galaxy Z Fold6では本体が薄型化し、外側のカバーディスプレイのアスペクト比がより横長になるとの情報が登場しています。また本体デザインは、先月発表されたばかりの「Galaxy S24 Ultra」に近くなるようです。

 

今回のリーク画像では、Galaxy Z Fold6の本体がより幅広になり、内側と外側のディスプレイもより大きく、アスペクト比も変更されると伝えています。折りたたんだ状態の本体は、現行モデルの「Galaxy Z Fold5」よりもかなり薄く、新たなヒンジ構造が採用されるようです。背面の本体カメラも、Galaxy S24 Ultraに似たものとなっています。

 

↑xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / Xより

 

これまでのGalaxy Z Foldシリーズでは、縦長な画面が使いにくいという声もあがっていました。次期モデルのGalaxy Z Fold6では画面を幅広くし、本体も薄く軽量にすることで、一気にライバルの折りたたみスマートフォンを突き放すことになるのかもしれません。

 

Source: xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / X via PhoneArena

Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、アプリを次々起動するスピード対決! その結果は?

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S24 Ultraは、いずれも現行スマートフォンの中で性能がトップクラスと見られており、これまで数々の名勝負を繰り広げてきました。ベンチマーク対決では抜きつ抜かれつ、バッテリー持続時間ではGalaxy S24 Ultraが勝利を収めるといった具合です。

Image:PhoneBuff/ YouTube

 

それに続き、実際にアプリを次々と起動したときのスピードはどちらが速いかを検証した結果を、著名YouTuberが公開しています。

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、恒例のフラッグシップiPhoneおよびサムスンの最上位モデルを使ったスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うものです。

 

ちなみに、昨年のGalaxy S23 UltraとiPhone 14 Pro Maxの対決では、1周目がGalaxy S23 Ultraが勝ったものの、2周の合計ではiPhone 14 Pro Maxが逆転。誤差を考慮に入れて「引き分け」と判定していました

 

序盤では、Galaxy S24 UltraはiPhone 15 Pro Maxよりもリード。しかし、一部のアプリ(主にゲーム)がAndroidよりもiOSに最適化されているためか、その差は次第に縮まり、最終的には抜き去られてから1周目が終了。

 

そして2周目は、「先ほど起動したアプリをRAM(メモリ)から読み出す」ことも含まれるため、RAMが多いほど有利になるはず。iPhone 15 Pro Maxが8GBに対して、Galaxy S24 Ultraは12GBを搭載しており、後者が巻き返しできる可能性もありました。

 

確かにGalaxy S24 Ultraは善戦しているものの、追撃はできず。結局、2周の合計で2分57秒37に対して、iPhone 15 Pro Maxは2分54秒71となり、僅差で敗北することになりました。

Image:PhoneBuff/YouTube

それでも、かつてフラッグシップiPhoneとGalaxy Sシリーズとは大きなスピード差があったことから、十分に改善したと言えるでしょう。

 

また、内蔵ストレージ読み書き速度では、Galaxy S24 Ultraが最大75%も上回っていました。今後もアップルとサムスンが競い合い、スマホ性能を底上げしていくと期待できそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:Wccftech

ASUS「Zenfone」シリーズに巨大な“Ultra”再登場か!? 「Zenfone 11 Ultra」らしき画像がリーク

ASUS(エイスース)の次期ハイエンドスマートフォン「Zenfone 11 Ultra」のものとされる画像が、海外にて投稿されています。

↑r/zenfone / redditより

 

ASUSのZenfoneシリーズは昨今のスマートフォンには珍しく、ハイエンドモデルながら小型なフォームファクタを採用しているのが特徴です。現行モデルの「Zenfone 10」も、5.92インチと比較的小さなディスプレイを搭載しています。一方で同社は以前、「ZenFone 3 Ultra」として、6.8インチの大型モデルを販売していたこともあります。

 

リークされた画像を見ると、Zenfone 11 Ultraの外観は背面カメラを強調した「Zenfone 10」の後継モデルというよりも、ASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone 8/8 Pro」に似ています。また、本体カラーは5色が用意されるようです。ディスプレイサイズは6.78インチで、「iPhone 15 Pro Max」の6.7インチよりも、さらに大きな画面を搭載することになります。

 

本体スペックとしては、プロセッサがSnapdragon 8 Gen 3で最大16GB RAMと最大512GBのストレージを搭載。背面カメラは5000万画素メイン+1300万画素超広角+3200万画素望遠で、前面カメラは3200万画素。本体には3.5mmイヤホンジャックとステレオスピーカーを搭載しています。

 

Zenfoneシリーズといえば、近年は小型ハイエンドスマートフォンとして頑張ってきた歴史があります。しかし、ZenFone 3 Ultraが過去に投入されたように、大型スマートフォンへの需要は根強いものがあるようです。

 

Source: r/zenfone / reddit via 9to5Google

Nothing Phone(2a)の実物らしき写真がリーク。やはり背面デュアルカメラは横並び?

先週、英テクノロジー企業Nothing社は、次期スマートフォンの名前が「Nothing Phone(2a)」になることを発表しました。日本でも発売予定と宣言していますが、デザインや仕様の詳細については公式に明らかにしていません。

↑(2a)は一体どんなデザインなのか?

 

すでにリーク情報が次々と届けられているなか、今度は大手掲示板RedditのNothing公式コミュニティに一時的に、Phone(2a)の実物らしき写真が公開されました。

 

すでにRedditでは写真が削除されていますが、保存されたものが様々なSNSやテック系サイトに広く出回っています。

 

まず正面からの写真は、保護ケースに収められているため、本体のデザインがはっきりと見ることはできません。とはいえ、Nothingらしいスタイリッシュなホーム画面や、上部の真ん中にパンチホールのあるディスプレイは確認できます。

Image:Reddit/Gizmochina

 

さらに背面もケースを装着しているため、噂のGlyph(LED)ライトは隠されているようです。が、横並びになったデュアルカメラとLEDフラッシュの配置は、前に流出したプロトタイプの画像とも一致しています。

Image:Reddit/Gizmochina

 

これまでのリーク情報をまとめておくと、プロセッサはクアルコム製Snapdragonではなく、MediaTekのミッドレンジ(中価格帯)向けDimensity 7200を搭載。画面は120Hzの有機ELパネル、背面デュアルカメラは5000万画素。

 

そして2つのバリエーションがあり、それぞれRAM 8GB/ストレージ128GB、RAM 12GB/ストレージ256GB。本体色は白と黒の2つ、といったところです。

 

Nothingは最新の「Community Update」(会社の近況)ビデオにて、Phone(2a)を「Phone(2)の最も愛されている機能のいくつかを活用し、あらゆる面でPhone(1)と比べて明確なアップグレードを実現しています」と述べていました。

 

おそらく仕様などの正式発表は、今月のMWCバルセロナ2024(26日~29日)だと予想されています。お手ごろ価格でPhone(2)の強みを引き継いだスマホが、日本に上陸する日を楽しみにしたいところです。

 

Source:Gizmochina

Galaxy S24シリーズの超便利AI機能「囲って検索」、あと数か月は他のGalaxyスマホでは使えないかも

サムスンは新型フラッグシップ機Galaxy S24シリーズと同時に、便利な新機能「囲って検索」(Circle to Search)を発表しました。たとえば写真の中にある植物をSペンや指で丸く囲うと、Googleの検索結果がすぐ得られるというものです。

Image:Samsung/Google

 

今のところ、本機能はGalaxy S24シリーズのほかGoogle Pixel 8シリーズしか利用できません。そしてサムスン公式に、今後数か月は他のGalaxyスマートフォンでは使えそうにない可能性を示唆しています。

 

先週サムスンは、オランダ向けにGalaxy S24シリーズの予約や売れ行きが絶好調とのプレスリリースを発表。そのなかで、いつごろから「囲って検索」が他のAndroidスマホでも利用可能となるのかに言及しています。

 

それによれば「囲って検索は、2024年1月からGoogle Pixel 8シリーズとGalaxy S24シリーズで利用できます。囲って検索は2024年10月5日から他のブランドのAndroid端末でも利用可能になるかもしれませんが、そのための積極的な開発は行なっていません」とのことです。

 

この説明は発表直後の注釈(一番下)に書かれていましたが、その後に削除されたようです

 

サムスンはGalaxy S24シリーズに、「囲って検索」を含めた生成AI機能「Galaxy AI」を搭載しています。さらにGalaxy AIの「一部」を2024年の前半に、Galaxy S23シリーズ、Galaxy S23 E、Galaxy Z Fold5およびZ Flip5、Galaxy Tab S9に提供することも発表済みです。

 

しかし、その中には「囲って検索」が含まれていない可能性が高まったかっこうです。

 

とはいえ、サムスンは次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を8月ごろに、Googleは「Pixel 9」シリーズを10月ごろに発表する可能性が高いはず。それらには「囲って検索」を搭載しつつ、Galaxy S23シリーズなど過去モデルは後回しにするのかもしれません。

 

Source:Samsung(Web archive) 
via:9to5Google

次期「Galaxy Z Fold6」のお手ごろ価格モデル、Sペンが使えない? 2024年後半に発売の可能性

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」につき、従来の通常モデルと同時に普及価格のモデルを発売すると噂されています。それを裏付ける手がかりが国際貿易の輸出入データベースから見つかり、コード名は「Q6A」かもしれないとの報告もありました

↑写真は「Galaxy Z Fold4」

 

これまで廉価モデルが通常モデルとどう違うのか不明でしたが、Sペン(スタイラス)が使えない可能性が浮上しました。

 

韓国の電子業界誌ET Newsは、サムスンがGalaxy Z Foldの低価格モデルを発売予定であり、「ペン入力なし」の方向で開発していると主張。その狙いは折りたたみスマホの価格負担を軽くすることで、需要を拡大する試みだと述べています。

 

Sペンを使うには特殊なデジタイザー(アナログ入力をデジタルに変換する装置)を必要とするため、それを削れば製造コストを下げられます。つまりソフトウェア的に使用を封じるのではなく、ハードウェア的にペン入力が使えなくなるというわけです。

 

さらにサムスンは「他の部品や性能も差別化」すると予想されるとも伝えています。他のコスト削減策としては、より性能の低いチップセットの採用、内蔵ストレージやRAMの削減、カメラのイメージセンサーも安いものを使う、といったところでしょう。

 

この廉価版Galaxy Z Fold6は、通常モデルとともに「今年後半」に発売予定とのこと。現行のGalaxy Z Fold5は国内価格が25万円程度ですが、廉価モデルが10万円台になればユーザー層が一気に広がるかもしれません。

 

Source:ET News
via:9to5Google

サムスン、ついに「自動車事故検出機能」をハイエンドスマホに搭載!?

グーグルのPixelスマートフォンには「緊急情報サービス」が搭載されており、その一部として「自動車事故検出」機能が利用できます。重大な交通事故に遭ったときに自動的に緊急サービスに連絡してくれるという、いざという場合の命綱です。

↑こんなとき、Galaxyスマホで助かるかもしれない

 

これまで本機能はPixelスマホ専用でしたが、サムスンが自社ハイエンド製品の一部に搭載するかもしれないとの噂が報じられています。

 

Android OSの分析で知られるMishaal Rahman氏によると、サムスンは自動車衝突検出の開発に取り組んでいる可能性があり、Galaxy S24シリーズやGalaxy Z Fold 5など、一部のハイエンドGalaxyスマホに搭載する兆しがあるそうです。

 

この機能は最新のOne UI 6.1(Android 14をサムスンが独自カスタマイズしたユーザーインターフェース)には搭載されていないため、2024年後半のOne UI 7.0アップデートで実現する可能性がありそうです。

 

自動車事故検出機能は、スマホの位置情報やモーションセンサー、周囲の音などに基づき、重大な自動車事故が起こった可能性を検出する仕組み。緊急通報用番号に電話を掛けるか、無事だと確認する(緊急通報をキャンセルする)オプションが表示され、60秒以内に応答しない場合は自動的に緊急サービスに電話をかけ、位置情報を送ります。

 

もともとPixel以外のAndroidスマホにも自動車事故検出がやって来る可能性が浮上したのは、1年半近くも前のこと。それほど、開発の難度が高いのかもしれません。

 

Source: Mishaal Rahman(X)
via: Sammobile 

Nothing Phone、ChatGPTの起動が簡単に! まるで音声アシスタント

英Nothing Technologyのスマートフォン「Nothing Phone(1)およびPhone(2)」において、OpenAIのチャットボット・ChatGPTが、音声アシスタントのようにクイック設定パネルやホーム画面から起動できるようになりました。

↑ますます身近な存在に

 

2023年9月、iOS版とAndroid版のChatGPTアプリは音声と画像入力に対応。最初は有料版ユーザー限定でしたが、11月からは無料ユーザーでも音声会話ができるようになりました

 

さて、今回の発表はNothingのカール・ペイCEO自らがXで述べました。

 

この機能を有効にするには、まずGoogle Playストアから公式のChat GPTアプリをインストールし、少なくとも1回は音声チャット機能を利用する必要があります。その後、クイック設定パネルから、あるいはクイック設定ウィジェットとしてホーム画面にChatGPTショートカットを追加できるようになります。

 

このようにして、ユーザーはショートカットをタップしてChatGPTを起動できます。まるでChatGPTが、スマートフォン標準の音声アシスタントになったような体験が楽しめるわけですね。

 

この機能は、先週ChatGPT Androidアプリのベータ版でテストしていたことが報告されていました。つまり、他のAndroidアプリでも、まもなく利用できる可能性があります。

 

まだChatGPTを標準の音声アシスタントに設定したり、ホームボタンや電源ボタンの長押しで呼び出したりすることはできませんが、これだけでも手軽に利用できるようになりそうです。

 

Source: Carl Pei(X)
via: Android Police

次期「Galaxy Z Flip6」、バッテリー容量がGalaxy S24並にパワーアップ!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、2024年の夏に発表されることが予想されています。しばらく先のことですが、現行モデルGalaxy Z Flip5よりも大容量バッテリーを搭載し、おそらく最大4000mAhになるとの噂が報じられています。

↑パワーアップは確実!?

 

サムスンの未発表製品に詳しいGalaxy Clubは、同社内でGalaxy Z Flip6用のバッテリーをテスト中だと主張。その定格容量(蓄えられる電気の量)が1097mAh+2790 mAh=3887mAhになると述べています。

 

Galaxy Z Flip5は半分に折り曲げるため、2つのバッテリーセルを内蔵。同じ折りたたみ構造を持つGalaxy Z Flip6も、2つのセルが使われるというわけです。

 

サムスンのGalaxy S24は定格容量が3880mAhですが、実際には4000mAhと公称しています。それと同じく、Galaxy Z Flip6も4000mAhと宣伝する可能性が高いとのこと。Galaxy Z Flip5は3700mAhと公称しているため、約1割は容量が増えることになります。

 

この容量であれば、バッテリーが十分に1日持つ可能性は高いはず。サムスンのOne UIは、バッテリー持ちの良さに定評があります。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6はカバーディスプレイ(折りたたんだ際の外側の画面)がさらに広くなり、メインカメラが5000万画素に強化されると噂されています。どんな場面であれ、オールラウンドに活躍する強力なスマホとなりそうです。

 

Source: Galaxy Club
via: 9to5Google

サムスン、折りたたみスマホの値下げに挑戦? ディスプレイのコスト削減に取り組み中かも

折りたたみ式スマートフォンはいまだに価格が高く、ここ数年間も機能は向上しながら値下がりしていません。しかし、折りたたみ市場を牽引するサムスンは、ディスプレイのコスト削減を試みていると韓国の業界誌The Elecが報じています。

↑お手ごろ価格の折りたたみスマホがいよいよGalaxyから登場か

 

報道によると、サムスンディスプレイは折りたたみ式ディスプレイのベゼル(額縁)をインクジェット印刷で作る準備を進めているとのこと。

 

これまでサムスンはベゼル作りに「マイクロドライプロセス装飾」(MDD)を活用していたそうです。この方式では後で切り離すフィルムを使っていたものの、新たなインクジェット技術ではそのままベゼルが形成されると伝えています。

 

ベゼルフィルムは画面を保護するために有機ELパネルの周囲に貼られており、サムスンの折りたたみ製品ではパネルと超薄型ガラスの間にあります。

 

最終的な製品にどのような違いが出るかは不明ですが、大量生産されるとなれば、コスト面でのメリットはありそうです。The Elecも「サムスンディスプレイはコストを削減でき、サムスンの折りたたみ式スマートフォンの価格引き下げに貢献できる」と述べています。

 

サムスンは次期「Galaxy Z Fold6」と同時に、より手頃な価格の普及モデルも投入すると噂されています。信頼性の高いリーカーRevegnus氏も「Galaxy Z FE」(FE=ファン・エディション/フラッグシップ機の廉価版)がテスト中との噂があると述べていました。

モトローラほか競合各社とも、お手ごろ価格の折りたたみスマホに注力しつつあります。サムスンも、そちらに本腰を入れると期待したいところです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

Galaxy S24シリーズ、スピーカーも大幅に強化! より大音量とワイド感あるサウンドを実現

サムスンの最新フラッグシップ・スマートフォンGalaxy S24シリーズは、プロセッサーが強化され、生成AI機能「Galaxy AI」も搭載、最上位モデルUltraはチタン製ボディやカバーガラスの新素材により非常に頑丈となりました

↑Galaxy S24 Ultra

 

これらはサムスンも宣伝していることですが、言及が見つからないスピーカーについても、目覚ましく改良されていることが明らかとなりました。

 

サムスン製品に詳しいSammobileは、Galaxy S24シリーズのスピーカーが前S23やS22と比べて、大きくなっていると指摘しています。さらに強化されたスピーカーは、より充実したワイド感のあるサウンドを実現しているとのことです。

 

数年前、Galaxy Sシリーズのスピーカーは評判が良いとは言えませんでした。が、Galaxy S24シリーズの音は素晴らしいとSammobileは絶賛しています。

 

サムスン公式には、スピーカーに関しては「100%再生レアアース」や「40%以上の再生スチール」を使用と謳い、リサイクルへの配慮を強調。が、英オーディオ誌「What Hi-Fi?」は「かなりの大音量が再生でき、底面スピーカーが組み合わされているため空間の広がりが顕著」と高く評価しているようです。

 

Galaxy S24シリーズは全モデルとも、最大2600ニトの明るい画面を備えています。改良版スピーカーと相まって、どこでも優れたマルチメディア体験を提供できそうです。外出先ではワイヤレスイヤホンを使う機会が多いものの、友達とサウンドを分かち合う上で、優れたスピーカーは大活躍することになるでしょう。

 

Source:Sammobile

次期「Snapdragon 8 Gen 4」、アップルM3チップに匹敵? あらゆる面で8 Gen 3より大幅に進化するかも

クアルコムの次期ハイエンド・スマートフォン向けチップ「Snapdragon 8 Gen 4」は高性能になると予想されており、様々な噂が飛びかっています。今年の「iPhone 16 Pro」搭載チップを上回る、サンプルでは人気ゲーム『原神』が60fpsで安定して動くとのリーク情報もありました

↑「Snapdragon 8 Gen 4」に期待集まる

 

それに続き、同チップセットのベンチマーク結果と称する数値が公開され、マルチコア性能がアップルのM3チップ(14インチMacBook Pro等に搭載)に匹敵する可能性が浮上しています。

 

この情報の発信源は、リーカーの@negativeonehero氏です。最近もサムスン独自開発のExynos 2400チップを搭載したGalaxy S24をいち早く入手し、GPU性能がA17 Pro(iPhone 15 Pro搭載チップ)に匹敵すると明らかにしていました

 

さて@negativeonehero氏によると、人気ベンチマークアプリGeekbench 6の結果は、Snapdragon 8 Gen 4のシングルコアスコアが2845、マルチコアは10628とのことです。

 

これをGalaxy S24 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 3と比べると、マルチコア(7249)では46%も速く、シングルコア(2300)も大幅に上回っています。

 

また14インチMacBook Pro搭載のM3チップは、シングルコアが3126でマルチコアが11873。Snapdragon 8 Gen 4は、ほぼ互角と言えます。

 

これほどSnapdragon 8 Gen 4が高いスコアを獲得できる理由の1つは、CPUコアとして高性能の「Phoenix」コアのみ採用し、高効率コア(消費電力を抑えたもの)を使わないと噂されているからでしょう。マルチコア性能は向上するものの、その代わりに消費電力が増える可能性があるわけです。

 

しかし、このチップは台湾TSMCの3nmプロセス技術「N3E」で製造されると噂されており、消費電力が抑えられるかもしれません。Snapdragon 8 Gen 3は4nmチップですが、ここでいう「○nm」とは回路線幅のこと。一般的に、この数字が小さくなるほど消費電力も減っていく傾向があります。

 

今回のリーク情報が本当であれば、来年の「Galaxy S25」シリーズほか、Androidのハイエンドモデルは「iPhone 16 Pro」を凌ぎ、非常に高性能になる期待が持てそうです。ただし、@negativeonehero氏は未発表製品の予想に関して実績が乏しいため、他の情報源からの報告も待たれるところです。

 

Source:@negativeonehero(X)
via:Wccftech

ついに異なるメーカーのAndroidスマホ間でeSIM転送が可能に! Galaxy S24 Ultraで確認されました

すでにiPhoneでは、デジタルSIMの「eSIM」を旧機種から新モデルに転送可能となっています(一部キャリアのみ)。端末を買い替えたときに非常に便利な機能ですが、これが異なるメーカーのAndroidスマートフォン同士でも利用できることが明らかとなりました。

↑ついにAndroidでも……

 

もともとAndroid一般でeSIMのワイヤレス転送が可能となる見通しは、昨年の初め頃に浮上していました。Android 13ベータ版に手がかりが見つかり、Googleも計画を発表済み

 

そしてGoogle Pixel 8シリーズやサムスン端末では実現したものの、あくまで「同じメーカー製品」同士であり、メーカーが異なるAndroid端末間で利用できる気配はありませんでした。

 

しかし、新品のGalaxy S24 Ultraでは、セットアップ時に「QRコードをスキャンすると、古い端末からeSIMを転送できます」オプションが表示された上に、LG V60 ThinQやPixel 8 Proも反応したとのこと。それらポップアップが出たスクリーンショットも公開されています。

Image:Android Police

 

ただし、今のところT-MobileのeSIMプロファイルでのみ動作するそうです。T-Mobileは海外キャリアであり、日本では展開していません。

 

この「異なるメーカーのAndroidデバイス間でもeSIM転送」が広く利用できるようになれば、スマホの買い替え・乗り換えもしやすくなるはず。多くのメーカーや通信キャリアが少しでも速く対応するよう期待したいところです。

 

Source:Android Police
via:Wccftech

Galaxy S24 Ultra、「水没させてから6時間凍らせる」過酷なテストを耐えきる! 破損もなく動作も問題なし

サムスンのハイエンド・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、本体がチタン製となり、カバーガラスには新素材「Corning Gorilla Armor」を採用。その甲斐あってか、落下テストや引っ掻きテストでもほぼ無傷のままでした

Image:TechDroider

 

さらに頑丈さを確かめるべく、あるYouTuberがGalaxy S24 Ultraを水没させてから凍結するテストを行い、検証結果を報告しています。

 

YouTubeチャンネルのTechDroiderは、Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、Pixel 8 Proの3台を対象にテスト。これらは全て、IP68の防水・防塵性能を備えています。

 

この3台を箱に入れた上で水の中に沈め、さらに冷凍庫で凍結。それから6時間後に解凍しています。Galaxy S24 UltraとPixel 8 Proについては、背面カメラのレンズが砕けたように見えましたが、実はどこも壊れていませんでした。

 

そして3機種ともスピーカーや充電ポートをチェックしたところ、どれも無傷でした。初め、Galaxy S24 UltraとPixel 8 Proの画面は少し曇っていましたが、やがて収まり、正常に動作するようになりました。3機種ともディスプレイは完璧に機能し、どこにも不具合は見られません。

 

このテスト結果も加わったことで、Galaxy S24 Ultraは落下にも強く、砂利で引っ掻いても傷が付きにくく、水に濡れた上に凍らせてもある程度は耐えられることが証明された格好です。

 

ただし、今回は水深が浅かったことには注意すべきです。もしも深い場所であれば、水圧が働き、防水を守り切るのは難しいはず。

 

Galaxy S24シリーズが「水深1.5mまでの淡水に最大30分間水没させた条件下における研究所での試験結果に基づいています」と説明しているのは、そのためでしょう。専門家による、精密な検証テストも待ちたいところです。

 

Source:TechDroider(YouTube) 
via:Wccftech

お手ごろ価格スマホ「Nothing Phone(2a)」認証サイトに登場! 充電スピードは45Wかも

英Nothing Technologyのお手ごろ価格スマートフォン「Phone(2a)」は、2月のMWCバルセロナ2024(世界最大級のモバイル技術展示会)で発表されると著名リーカーらが予想していました。その型番は「A142」だとみられています。

↑TUV認証サイトで発見?

 

そんななか、TUV認証サイトで「A142」型番を持つPhone(2a)らしき製品が発見されました。

 

TUV認証とは、あらゆる製品に対して安全性や機能の有効性が認められたと証明するもの。スマートフォン向けにも提供され、日本にも認証機関が存在しています

 

インドメディアMySmartPriceが見つけたTUVの登録情報によると、Phone(2a)は45Wの急速充電に対応。これは、現行モデルのPhone(2)と同等の仕様です。

Image:MySmartPrice

 

今月初めにもPhone(2a)は、「A142」という型番とともにTDRA(アラブ首長国連邦の規制機関)認証サイトから見つかっていました。やはり、発表や発売は間近に迫っているようです。

 

これまで噂されてきたPhone(2a)の予想スペックは、次の通りです。

  • ディスプレイ:6.7インチ有機EL画面、120Hz対応
  • プロセッサー:MediaTek Dimensity 7200
  • RAMとストレージ:8GB/ 128GB、12GB + 256GBの3種類
  • カメラ:メイン50MP(5000万画素)/超広角50MP/自撮りカメラは16MP
  • OS:Nothing OS 2.5(Android 14 ベース)
  • バッテリー容量:4290mAh

ほか本体カラーは、上位モデルと同じくブラックとホワイトの2色が用意される見通しです。ミドルレンジ(中価格帯)スマホとしては満足できそうな仕様であり、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:MySmartPrice

コスパに磨きをかけた「OnePlus 12」、世界に向けてジャジャーン!

中国のOnePlusが、ハイエンドスマートフォン「OnePlus 12」をグローバル向けに発表しました。

↑シンプルに良い

 

2023年12月に中国向けに発表されていた、OnePlus 12。グローバル版でもその基本仕様はかわらず、プロセッサは最新の「Snapdragon 8 Gen 3」でRAM容量は最大16GB、最大120Hz駆動の6.82インチ有機ELディスプレイを搭載しています。このディスプレイはピーク輝度が4500ニトと極めて明るくなっています。

 

本体背面のカメラシステムは、メインがソニー製センサーを採用した5000万画素カメラで、6400万画素の3倍望遠ズームカメラと4800万画素の超広角カメラが組み合わされています。バッテリー容量は5400mAhで、最大100Wの有線充電に対応するだけでなく、「OnePlus 11」で省かれたワイヤレス充電機能にも対応しています。

 

OSには「Android 14」をベースとした「OxygenOS」を搭載。4年間のAndroidメジャーアップデートと5年間のセキュリティアップデートも保証されています。米国での価格は、12GB/256GBモデルが799ドル(約12万円※)〜。

※1ドル=約147.6円で換算(2024年1月25日現在)

 

コストパフォーマンスの良さと、シンプルなソフトウェア仕様から海外でも人気の高い、OnePlus。今回のOnePlus 12に関しても、海外メディアのThe Vergeは「サムスンやグーグルがAI機能に躍起になっている間、OnePlusは必要不可欠なものに磨きをかけた」と評価しています。日本でも注目ですね。

 

Source: 9to5Google 1, 2, The Verge

次期「Pixel 9 Pro」のレンダリング画像が登場! 何かに似ているような…

グーグルの次期スマートフォン「Pixel 9 Pro」とされるレンダリング画像を、リークアカウントのOnLeaksが作成し、公開しました。

↑「Pixel 9 Pro」のレンダリング画像(画像提供/MySmartPrice)

 

現行モデルの「Pixel 8および8 Pro」は2023年10月に発表されました。新型プロセッサ「Tensor G3」の搭載や、AI(人工知能)機能の進化が特徴です。画面サイズはそれぞれ6.2、6.7インチで、本体サイドはカーブした形状となっています。

 

今回登場したPixel 9 Proのレンダリング画像を見ると、背面カメラの形状が変化していることがわかります。このデザインはPixel 8および8 Proのものというより、折りたたみスマホ「Pixel Fold」に似ています。トリプルカメラの横には2つの切り欠き(ノッチ)があり、これらはフラッシュと温度センサーに相当する模様。

 

電源ボタンとミュートボタンは本体右側にあり、SIMカードスロットはUSB-Cポートの下側に移動しています。本体サイドはわずかにカーブしたフラット形状となっており、アップルの「iPhone」を連想させます。Pxiel 9 Proのディスプレイサイズは6.5インチと記載されていますが、Pixel 8 Proと本体サイズがほぼ変わらないことから、これは誤りの可能性があります。

 

例年通りなら、2024年後半に投入されるであろうPixel 9および9 Pro。定評のあるAI機能がどのように進化するのかにも注目です。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」の頑丈さを徹底検証! 目覚ましい結果でした

サムスンのハイエンドフラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」は、本体がチタン製になったことで、頑丈になったとうたっています。カバーガラスには新素材の「Corning Gorilla Armor」を採用し、耐久性が向上したほか、画面の反射が抑えられています。

↑頑丈さをテスト!(画像提供/PKB Reviews)

 

そんなGalaxy S24 Ultraは実際どれほど頑丈なのか? 著名YouTuberが落下テストと引っ掻きテストを行いました。

 

ハイテク機器の分解レポートでも知られるYouTubeチャンネルのPBK Reviewsは、まずGalaxy S24 Ultraの画面を下にして落とすテストを実施。その結果、ディスプレイの角が小さくひび割れしました。一般的にガラスは金属ほど強くはないため、予想の範ちゅうではあります。

↑角にちょっとだけひびが(画像提供/PKB Reviews)

 

次に、チタン製の背面側から何回か落としていますが、ほぼ無傷のままであり、特に目立ったダメージはありません。同じくチタン製ボディを持つiPhone 15 Proはガラス側にひび割れが広がっていましたが、当たり所が悪かった可能性もあるでしょう。

 

最後のテストでは、ディスプレイの上を砂利で覆い、それを指でこすりつけて跡が付くかどうかを確認。砂は研磨材に使われることもあり、ガラスを傷つけることも珍しくはありません。が、Galaxy S24 Ultraの画面はほとんど無傷で、少し跡が残っている印象がある程度です。

 

総合的に判断して、Galaxy S24 Ultraが日常的な使い方や、うっかり落とす程度では、深刻な損傷を受けないと証明されました。あとはPBK Reviewsが本製品を分解し、サムスンがどのようにして頑丈さを実現しているかを調べてほしいところです。

 

Source: PBK Reviews(YouTube) 
via: Wccftech

次期「Pixel 8a」のパッケージ写真が流出! 背面カメラバーのデザインは変更?

ここ数年、グーグルはフラッグシップ機を発売してから数か月後に、廉価モデルのPixel aシリーズを発売してきました。最新のPixel 8およびPixel 8 Proが登場してから約3か月しか経っていませんが、その廉価版「Pixel 8a」の商品パッケージらしき写真が公開されています。

↑最新モデルのヒントが見つかった

 

X(旧Twitter)ユーザーの@chunvn8888氏は、Facebook上で見つけた画像を「ベトナム人がまたもやPixelをリーク」としてシェア。それは組立て前の箱の様子を捉えており、ハッキリと「Pixel 8a」と書かれています。

 

ちなみにベトナムは、グーグルがPixel製品の生産を行っている国であるためか、たびたびリーク情報が発信されてきた経緯があります。正式発表前にリークされたPixel 7aの画像でも、言語設定がベトナム語となっていました

 

実際にPixel 8aを手に取ったハンズオン画像は、すでに2023年9月(Pixel 8シリーズ正式発表の直前)にリークされていました。そちらの色はブルーでしたが、今回の物はブラックです。

 

また、解像度が高めなおかげで、背面カメラバーの盛り上がりが控えめで、本体フレームからは切り離され、背面パネルの一部になっていることも確認できます。

 

昨年秋に予想CG画像とともに伝えられた噂によれば、Pixel 8aの画面サイズは6.1インチ。本体サイズは152.1×72.6×8.9mmであり、現在の7a(152×72.9×9mm)より少し背が高く、幅が狭く、薄いとのことでした。

 

過去の事例から考えると、Pixel 8aは5月頃の開発者会議「Google I/O」で発表されるはず。Pixel aシリーズは手ごろな価格も魅力ですが、Pixel 7aは前6aよりも値上げとなっていました。Pixel 8aの価格にも注目が集まりそうです。

 

Source: @chunvn8888(X)

via: 9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」と「iPhone 15 Pro」がベンチマーク対決! 接戦を制したのは…

サムスンが発表した新型フラッグシップスマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、クアルコム製の最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載しています。このハイエンドAndroid端末のベンチマークテストを行ったところ、iPhone 15 Pro Maxとほぼ互角の戦いを繰り広げたと報じられています。

↑iPhone 15 Proと真っ向勝負!

 

これまでサムスンのGalaxy SシリーズはAndroidスマホの中で最高峰の性能を誇りながらも、常に最新のフラッグシップiPhoneに大きく遅れを取ってきました。

 

しかし、海外テックサイトのTom’s Guideが、Galaxy S24 UltraやiPhone 15 Pro、Google Pixel 8 Proなど最近のハイエンド端末を対象にベンチマークテストを実施したところ、iPhone 15 Proと抜きつ抜かれつの勝負となりました。

 

まず、定番のGeekbench 6では、Galaxy S24 Ultraのシングルコアスコアは2300、マルチコアスコアは7249。対してiPhone 15 Proは、それぞれ2890と7194でした。Galaxy S24 Ultraはシングルコアで負けたものの、マルチコアで勝利を収めています。

 

次に、3DMarkのWild Life Unlimitedでグラフィックを多用するテストが行われました。このテストはGPU性能を知ることができるもので、FPS(1秒間あたりのフレーム数)が多いほど優秀です。結果はGalaxy S24 Ultraが1235だったのに対して、iPhone 15 Proは94.3でした。前機種となるGalaxy S23 Ultraも優れていましたが、さらに磨きが掛かったようです。

 

さらに、Tom’s GuideはAdobe Premiere Rushを使って、4Kビデオを1080p解像度に変換するテストも実施しました。ここでは所要時間が短いほど優秀になりますが、Galaxy S24 Ultraは42秒に対してiPhone 15 Proは25.5秒。Galaxy S24 Ultraは負けたものの、他のAndroidスマホを上回っていました。

 

先日、バッテリー駆動時間ではGalaxy S24 UltraがiPhone 15 Pro Maxを上回るとの結果も出ていました。もはやAndroidスマホの中では、Galaxy Sシリーズが独走状態なのかもしれません。

 

Source: Tom’s Guide

「Pixel 8シリーズ」、ミント系の新色デビューまで秒読み段階!

Googleがまもなく、Pixel 8とPixel 8 Proの新色を発表する可能性が浮上しています。

↑新色のデビューが濃厚(画像提供/Google)

 

まず「Made by Google」アカウントは、2進数による謎の暗号をX(旧Twitter)に投稿。これを解読すると「Fresh year, Fresh drop」(フレッシュイヤー、フレッシュドロップ)となります。

 

さらに、リンク先には米国のGoogleストアがあり、「Minty Fresh」と表示されています。Pixel 8シリーズのうえに塗られた色や、URLには「pixel-mint」の文字列もあることから、新色がミントグリーンだと示唆しているようです。

 

また、同ページにはストリートアーティストの@itsaliving氏が、米ニューヨークでスペシャルイベントを行うとの予告も。Google Pixel 8とのコラボだと明かされており、1月26日午前1時(日本時間)から開催予定です。

 

Pixel 8シリーズに、新色が加わる兆しは以前からありました。例えば、数か月前、背面のカメラバーが少し緑を帯びたモデルがGoogleストアに登場。その後、特に公式には何の動きもなかったことから、新年の売れ行きに弾みを付けるため、先送りにしていたのかもしれません。

 

また、日本のGoogle公式アカウントも「くるぞ……」と予告しています。

 

フォロワーからは「ハンギョドン?」のレスも付いていますが、本当にハンギョドンとのコラボが実現すれば、より大きな注目が集まりそうです。

 

Source: Made by Google(X)
via: The Verge