シャオミが2万円台の高機能ロボット掃除機を日本初投入。低価格とは思えない多彩な機能搭載

Xiaomi Japan(以下、シャオミ)は、9月27日に「事業戦略・新製品発表会」を開催した。スマートフォン、スマートバンド、タブレット、テレビ、ロボット掃除機など7製品を一挙に発表。なかでも注目を集めたのは、同社にとって日本初投入となるロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」とグローバルで発表されたばかりの新型スマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズ。本記事では、この2製品を中心に新製品について紹介していこう。

 

LDSレーザーナビゲーション搭載、4000Paの吸引力で粉塵も簡単に取り除く

↑シャオミが日本初投入したロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」

 

「Xiaomi ロボット掃除機 S10」は、9月27日から同社公式ストア(Mi.com)、アマゾン、楽天市場で発売を開始している。実売価格は2万4800円(税込、以下同)。同モデル最大の特徴は、LDSレーザーナビゲーション技術が搭載されていること。

 

360度スキャンにより住環境を素早く特定し、正確なマッピングを構築。マップをもとに、クリーニングスケジュールをカスタマイズする。異なるホームエリアを自動的に分割してくれるので、例えば掃除したいエリアとそうではないエリアを設定することも可能だ。もちろん、段差や障害物をリアルタイムで検知して、衝突やスタックを最小限に抑える機能も備えている。

↑内蔵センサーで端からの落下も防止する

 

同じ価格帯のロボット掃除機には、基本的にセンサーやカメラを通じて部屋をマッピングする機能が備わっていないことが多い。そのため、あらかじめ決まった動きで掃除をすることしかできなかったが、同モデルでは自由度の高いマッピング機能により、環境に合わせて掃除方法を選択することができる。

 

掃除ルートは「Y字」と「ジグザグ」を組み合わせたものとなっており、「Y字」で手作業での掃除をシミュレートし、「ジグザグ」で掃除の効率性を高めるのだそう。加えて、水拭き機能も備わっており、モップヘッドの水分量を適切に調整できるスマートウォータータンクを搭載している。

 

驚くべきは吸引力にもある。同価格帯では2000Pa程度の吸引力のロボット掃除機が多いなか、同モデルは4000Paの強力なファンブロワーを搭載。掃除のモードも「サイレントモード」「標準モード」「ミディアムモード」「ターボモード」の4段階を備えており、粉塵や髪の毛も簡単に取り除く。

 

掃除状況の確認や遠隔操作、タイマー設定などは、スマートフォンにシャオミの共通アプリ「Mi Home」をインストールして行うことが可能。バッテリー容量は3200mAhで、フル充電時に標準モードで最長130分間稼働する。

↑スマートフォンアプリ「Mi Home」の使用イメージ。システムアップデートをオンラインで入手することもできる

 

同社 プロダクトプランニング部 本部長の安達晃彦氏は、「価格を見ていただくと、多彩な機能を備えたワンランク上のロボット掃除機であることがおわかりいただけたと思います」と、同モデルへの自信を覗かせた。そのうえで、「価格面で今までロボット掃除機の導入に躊躇していた人や、2台目の掃除機の導入を考えている人にぜひおすすめしたい」と、締めくくった。

 

「Xiaomi 13T」シリーズ、19分でフル充電可能な最上位機種も登場

↑12月上旬以降に発売予定の「Xiaomi 13T」「Xiaomi 13T Pro」

 

同社の新型スマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズは、エントリーモデルの「Xiaomi 13T」とハイエンドモデルの「Xiaomi 13T Pro」がラインナップされる。「Xiaomi 13T」はau、UQ mobileで、「Xiaomi 13T Pro」はソフトバンクと家電量販店で、いずれも12月上旬以降に発売予定。価格は追って公開される予定とのこと。

 

両モデルに共通する最大の特徴は、高機能カメラだ。約5000万画素の広角レンズと望遠レンズ、約1200万画素の超広角レンズを搭載。広角レンズは1/1.28インチ大型センサーとなっている。さらにOISを備えており、手ブレを抑えて夜景など暗いシーンでも高精度の撮影が可能となる。望遠ズームは光学2倍ズームでのポートレート撮影に対応。

 

光や色彩の変化、物体の動きを認識してディテールまで鮮やかに再現する「Xiaomi Imaging Engine」、人物や動物を自動的にフォーカスし追尾する「Xiaomi ProFocus」にも対応する。

 

また、約6.7インチ有機LEディスプレイを搭載。解像度は1.5K(2712×1220)で1インチ当たりの画素数は446ppi。リフレッシュシートは144Hzに対応し、動きの早い滑らかで快適な使い心地を実現した。

 

各モデルの特徴については次の通りだ。「Xiaomi 13T」は、SoCに「MediaTek Dimensity 8200-Ultra」を採用した。バッテリー容量は5000mAhで、急速充電機「67W Xiaomi ターボチャージ」(別売り)により15分で約50%まで充電可能だ。メモリは8GBで最大13GBまで拡張できる。

 

「Xiaomi 13T Pro」はSoCに、より高性能な「MediaTek Dimensity D9200+」を採用。こちらもバッテリー容量は5000mAhだが、同梱の急速充電機「120W Xiaomiハイパーチャージ」により19分で100%の充電が可能となる。メモリは12GBで、最大20GBまで拡張可能。

↑「Xiaomi 13T」シリーズはいずれも3色展開。左からブラック、メドウグリーン、アルパインブルー

 

そのほか、約6.8インチのディスプレイや約5000万画素のメインカメラを搭載した、新型スマートフォンのプレミアムエントリーモデル「Redmi 12 5G」、エントリーモデルのタブレット「Redmi Pad SE」から6GB+128GB版/4GB+128GB版、人気スマートバンドシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 8」、Google TV搭載のスマートテレビ「Xiaomi TV A Pro」が発表された。

↑新型スマートフォンのプレミアムエントリーモデル「Redmi 12 5G」は10月6日から順次発売開始。実売価格は、2万9800円

 

↑エントリーモデルのタブレット「Redmi Pad SE」は9月27日から発売開始している。実売価格は、6GB+128GBが2万9800円、4GB+128GB版が2万1800円

 

↑9月27日から発売開始した、人気スマートバンドシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 8」。実売価格は5990円。バッテリー持続時間が最大14日間から16日間に進化した

 

↑10月中旬より順次発売予定の「Xiaomi TV A Pro」。実売価格は、32インチ 3万2780円/43インチ 5万4780円/55インチ 7万6780円/65インチ 10万9780円

 

同発表会では、Xiaomi Japanの取締役社長に就任した大沼彰氏が、同社の今後の展開について語った。国内ではスマートフォンのイメージが強い同社だが、近年ではIoT家電にも注力しており、グローバルでは6億5000万以上ものデバイスが繋がっているという。

 

同社は「優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにする」というメッセージをグローバルに打ち出しており、製品をユーザーの手が届きやすい価格で提供できるための取り組みとして、年間純利益が5%を超えないようにしている。大沼氏は「『スマートな暮らしをすべての人へ』ということが私達の使命だと思っています。シャオミの革新的な技術によるスマートな製品を適正な価格でお客様に提供していきたい」と、日本での事業展開について宣言した。

↑Xiaomi Japan 取締役社長 大沼彰氏

 

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国内企業の撤退続くなかで、Xiaomi・OPPO・Lenovoと攻勢強める中国スマホメーカー

2023年、スマホ市場に異変が生じています。国内スマホメーカーの撤退が相次ぐ一方で、グーグルは自社開発のPixelシリーズを国内3キャリアで展開するなど、攻勢を強めています。

 

そんななかで、存在感を高めているのが中国メーカーです。Xiaomi Japan、OPPO、Lenovoグループの最新の動向をまとめました。

 

国内メーカー不在の空白地帯を攻めるXiaomi。auではテレビも販売

Xiaomi Japan(シャオミ)は9月27日、日本向け新製品を発表しました。スマホは準ハイエンドの「Xiaomi 13T」シリーズと、お手頃価格のミッドレンジモデル「Redmi 12 5G」の2つのシリーズです。国内の携帯キャリア(MNO)向けと、オープンマーケットモデル(MVNO向け)の2種類を投入します。

 

・Xiaomi 13T Pro 5G――ソフトバンク向け、オープンマーケット版

・Xiaomi 13T 5G――au/UQ mobile向け、オープンマーケット版

・Redmi 12 5G――au/UQ mobile向け、オープンマーケット版

 

いずれのモデルもおサイフケータイに対応する日本仕様。一方で、Xiaomi 13Tシリーズは、海外版でレンズメーカーのLeicaとコラボしていましたが、日本向けモデルではコラボ無しになっています。

↑Xiaomi 13T Pro。カメラや急速充電が特徴です

 

携帯キャリアとの協力体制をしっかりと整えているのもポイントです。ソフトバンクとは、Xiaomi 13T Proの急速充電を「神ジューデンスマホ」といううたい文句でアピールしています。

 

また、KDDI(au)では、スマホのXiaomi 13Tだけでなく、日本初投入となるスマートテレビなどの取り扱いも表明しています。Xiaomiのスマートテレビは日本で初投入となる製品で、auショップや量販店のauコーナーで販売するとのこと。

↑Xiaomiとしては日本初投入となるスマートテレビを発表。au Shopの店頭で販売されます

 

Xiaomiの日本市場参入は2020年と遅めですが、3年が経過した今は、おサイフケータイなどの日本向け仕様にもしっかり対応し、大手キャリア2社での取り扱いも実現しています。カメラや急速充電といった明確な特徴がありながらも、価格は控えめというコスパの良さを武器に、国内メーカー不在の空白地帯に攻勢をかけています。

 

OPPOは「戦略変更」した新スマホを投入

オウガ・ジャパン(OPPO)は9月28日、日本向けの新スマートフォン「OPPO Reno 10 Pro 5G」を発表しました。特徴は、手触りにこだわったデザイン性の高さと、4眼にソニー製センサーを採用した高品質なカメラ、そして、28分でフル充電できる急速充電機能です。ソフトバンクはXiaomiと並ぶ「神ジューデンスマホ」としてOPPO Reno 10 Pro 5Gを取り扱います。

↑OPPO Reno 10 Pro 5G

 

OPPOの発表会の注目点は、「製品ポートフォリオ戦略を変更」が宣言されたことです。OPPOは日本向けにここ2年ほど高性能モデルを投入せず、お手頃価格なスマホのみを販売してきました。最上位モデルは2020年の「Find X2 Pro」が最後で、投入からすでに3年が経過しています。そんななかで、ミドルハイに位置づけられるOPPO Reno 10 Pro 5Gが登場したわけです。

 

ただし、OPPO Reno 10 Proはここ2年のOPPOの日本向けスマホに比べると性能は高めですが、同じ価格帯の他社製品と比べると、性能では見劣りしがちです。ボディの質感や手触りの良さなど、スペックシートには現れない部分を強化したスマホという印象も受けます。

↑OPPO Reno 10 Proのグロッシーパープル(真ん中)はツヤ感のある光沢仕上げ。「OPPO Glow」という背面加工技術を取り入れたシルバーグレー(右)は、柔らかな手触りで指紋が付きづらい仕上げです

 

なお、最上位モデルの投入計画について、オウガ・ジャパンの河野謙三専務は「ハイエンドモデル投入の計画はあるが、どの製品からどのタイミングで出すかは決まっていない」とコメントしています。OPPOブランドは海外ではFindシリーズの最新モデルFind X5のほか、折りたたみ型のFind N3 Flipも発売しています。日本向けの折りたたみスマホの投入も期待したいところです。

 

FCNTがLenovo傘下に。「日本製スマホ」はどうなる?

5月末に民事再生法を申請したFCNTは、Lenovoグループの傘下で再出発することになりました。FCNTはもともと富士通の携帯電話事業から独立した企業で「arrows」や「らくらくスマートフォン」などの耐衝撃に強いスマホで知られています。

↑富士通グループの携帯電話事業の流れを組む「FCNT」がLenovo傘下で再出発します

 

FCNTのスマホ事業はPC大手の中国Lenovoグループが100%出資する新会社のFCNT合同会社に移管が完了。10月1日に事業運営を開始しました。

 

Lenovoは中国でLenovoブランドのスマートフォンを展開しており、また米国や南米市場に強いスマホメーカー「Motorola(モトローラ)」も傘下に収めています。日本市場で認知度の高いFCNTのブランドが加わることで、日本市場への浸透を図る狙いがありそうです。

↑モトローラは日本向けに折りたたみスマホ「Motorola razr 40 ultra」を投入しています

 

この買収で気になるのが「日本製スマホ」の今後です。FCNTは従来、「日本製スマホ」を訴求点のひとつとしていました。経営破綻後、このスマホ工場を運営するJEMS社は、京セラなどが出資するファンドが経営を引き継いでおり、新生FCNT合同会社との資本関係はなくなっています。

 

経営の合理化を考えるなら、FCNTがJEMSへの製造委託を終了し、Lenovoグループの工場での製造に切り替える可能性もあります。一方で、「日本製のarrows」を売りにしていた経緯があるため、工場の海外移転はブランド戦略の大きな変更となりそうです。

 

この点について、FCNT広報に質問したところ、「事業戦略とひもづく施策は、まさに協議を進めているところです。今後、事業が安定かつ継続的に発展させていくために、FCNT社内及び、レノボのモバイルビジネスグループ内や、アジアパシフィックでの地域での協議や検討を現在すすめています」という回答を得ました。こちらも今後の舵取りに注目したいところです。

 

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「Pixel 8 Pro」の新機能、古いモデルでも使えるようになる可能性が浮上!

先日Googleが発売した「Pixel 8 Pro」は、最新プロセッサー「Tensor G3」を搭載し、本製品でしか使えない独占機能があると宣伝されています。しかし、その機能の一部が古いPixelスマホでも使えるようになる可能性が明らかとなりました。

↑新機能の一部は古いモデルでも使える?(画像提供/Google)

 

Pixel 8 Proの最も魅力的な新機能の1つは、カメラアプリに高度な「プロ設定」が導入されたこと。写真を撮る前にシャッタースピードやISOなど多くの設定を調整することが可能となりました。これらは、他のPixelスマホでは使えない専用機能とうたわれています

 

しかし、著名リーカーのKamila Wojciechowska氏は、Pixel 8 Proの新たなカメラ機能がPixel 7 Proでも動くビデオをシェアしました。

 

Kamila氏は最新版のGoogleカメラAPK(Android用のソフトウェアパッケージ)をいち早く入手し、新機能を強制的に有効にしたとのこと。この機能はPixel 6からPixel 7 Proまで、Google Tensorチップを搭載した全てのPixelスマホで動くようだと述べています。

 

なぜGoogleが新機能をPixel 8 Pro以外で動かないようにしたのかは不明。とはいえ、当初は一部のPixelスマホに限られていた消しゴムマジックも、後に他の機種に解放されていました。カメラアプリのプロ設定も、将来ソフトウェアアップデートにより対象スマホが広がるのかもしれません。

 

Source:Kamila Wojciechowska(X) 
via:BGR

「Galaxy S24 Ultra」は超優秀なゲーミングスマホに? 「Snapdragon 8 Gen 3」が前モデルよりGPU性能40%アップかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」等に搭載されると噂の最新鋭チップ「Snapdragon 8 Gen 3」は、10月24日(現地時間)に開催される「Snapdragon Summit」での発表が予想されています。

↑「Galaxy S24 Ultra」はゲーム性能の向上に期待大!

 

このチップのGPU(グラフィック)性能が、前モデルのSnapdragon 8 Gen 2よりも約40%も上回っていると著名リーカーが主張しています。

 

数々の実績あるリーカーDigital Chat Station氏によると、ベンチマークアプリAntutuによるSnapdragon 8 Gen 3の総合スコアは200万点で、Snapdragon 8 Gen 2の160万点から25%しか伸びていないとのこと。CPU性能についてはGen 2の38万点に対して44万点であり、15.7%アップに留まっているそうです。

 

しかし、GPUテストではSnapdragon Gen 2が60万点に対して、Snapdragon 8 Gen 3は84万点を叩き出したそうです。つまり、40%の差が付いたことになります。

 

もっとも、この試作チップはLPDDR5TのRAM(メモリ)を使っているとのこと。このLPDDR5Tは非常に高速なメモリであり、製品版ではより低速なLPDDR5Xメモリが使われるとすれば、実際の性能は控えめになるかもしれません。

 

少しパフォーマンスが落ちるとしても、現在のスマホ向けチップでは抜群のGPU性能であり、『原神』などグラフィックが豪華なゲームでも大活躍するはず。Galaxy S23 Ultraも優秀なゲーミングスマホとなりましたが、Galaxy S24 Ultraも期待が持てそうです。

 

Source:Weibo
via:Wccftech

iPhone 15 Pro MaxやGalaxy Z Fold5など「最も高いスマホ」を集めて浸水・落下テスト! 結果は……?

最新のiPhone 15 Proモデルはチタン製フレームを採用していますが、背面ガラスが割れやすくなったとの報告も相次ぎました

Image:Allstate Protection Plans

 

そんななか、米保険会社Allstate Protection PlansがiPhone 15 Pro Maxを含む最も高価なスマホを集めて、恒例の浸水&落下耐久テストを行いました。

 

同社は新型iPhoneが発売されるたび落下テストを行っており、ケースの有り無し2パターンで実施することもあります

 

今回のテスト対象となったのはiPhone 15 Pro Maxのほか、サムスンGalaxy S23 UltraやGalaxy Z Fold5、Google Pixel Fold等です。これら高級スマホの背面は、すべてガラス製です。

 

まず各スマホを水中に30分間浸してから、同じ高さと角度から落とす装置を使い、6フィート(約180cm)の高さから歩道に落下させています。

 

どのスマホもそこそこの防水性能を持っているため、水没テスト後も問題なく動いています。が、落下テストは「ガラスをコンクリートに叩きつける」という相性の悪さのためか、どれも例外なくダメージを受けました。

 

前面ディスプレイを下にしての落下テストでは、iPhone 15 Pro Maxは1回目の落下でヒビだらけになり、使いものにならなくなっています。同じことがGalaxy S23でも起こっており、特にiPhoneが弱いわけではありません。

 

そしてGalaxy Z Fold5とPixel Foldの折りたたみ画面は、フレームに傷が付いたり、画面が凹んだりしたものの、2回の落下テストに耐え抜きました。もっとも、閉じた状態での外側のディスプレイは、2台とも粉々となっています。

 

さらに背面を下にした落下テストでは、iPhone 15 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraともヒビだらけになっています。iPhone 15 Pro Maxの本体機能は使えますが、背面カメラのうち2台が動作しなくなりました。

 

落下テストは、スマホが落ちる角度やぶつかる素材、落下スピードにより結果が変わります。Allstate Protection Plansも同じ状況になるよう調整していますが、やはり予測不能な要素が入るため、今回のテスト結果が全てではないでしょう。

 

ともあれ、iPhone 15 Pro Maxは他社スマホより特に頑丈でもなければ、特にひ弱いわけでもないようです。いずれにせよ、スマホは保護ケースを着けて使った方がよさそうです。

 

Source:Allstate Protection Plans(YouTube) 
via:MacRumors

Pixel 8シリーズの顔認証、銀行アプリやキャッシュレスでも利用可能に。新型チップにより機械学習が進化したおかげ

これまでPixelスマートフォンの顔認証機能は、画面ロック解除だけに利用でき、アプリへのログインや支払いに使うことはできませんでした。それが最新モデルPixel 8やPixel 8 Proでは、「Googleウォレットなどの銀行や支払いアプリが利用できるようになりました」とされています

Image:Google/YouTube

 

しかし、Pixel 8シリーズは以前のモデルと同じく、前面カメラが1つしかありません。つまり、顔認証ハードウェアも変わりないのですが、なぜ高性能になったのか? それをGoogleが「新しい機械学習の進歩のおかげ」と説明しています。

 

iPhoneのFace IDで銀行の決済などができたのは、3D顔認証を導入しているためです。それに対してAndroidスマートフォンは、何年も前から顔ロック解除を採用しながらも、2Dモデルを使っているため安全性に乏しく、決済などセキュリティが求められることには利用できませんでした。、

 

これにつきGoogleは、先日のイベント「Made by Google」で詳しく触れませんでした。しかし、Pixel 8シリーズを発表するサイトでは「Google Tensor G3はTitan M2セキュリティチップと連携して個人情報を保護し、Pixelを高度な攻撃に強くします。そして今、Pixel 8の顔認証ロックは最高レベルのAndroid生体認証クラスに適合」したからだと述べています。

 

では、Googleのいう「最高レベルのAndroid生体認証クラス」とは何か? Android Centralは、Android端末の生体認証セキュリティには様々な階級があり、クラス3が最も強く、クラス1が最も弱いとコメント。Pixel 8シリーズは、最強のクラス3というわけです。

 

Pixel 8シリーズのAIによる強化は、「ベストテイク」や「編集マジック」に注目が集まりがちです。ですが、日常的によく使うキャッシュレス決済などを「顔だけで完了」は快適さを飛躍的に増すことになりそうです。

 

Source:Google, Android Central
via:BGR

「Galaxy S23 Ultra」と「iPhone 15 Pro Max」がバッテリー持続時間でCPU性能で頂上決戦! 勝ったのは……

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S23 Ultra、2つの最新スマートフォンは性能で接戦を繰り広げています。グラフィック負荷の高いテストではGalaxy S23 Ultraが上回り、別のテストではiPhone 15 Pro Maxが4秒の差を付ける結果も出ていました

Image:PhoneBuff

 

それに続きバッテリー持続テストが行われ、どちらも優秀な結果を残したという動画が公開されています。

 

YouTuberのPhoneBuff氏は、まず1時間の通話テストから開始。それを終えた後、iPhone 15 Pro Maxのバッテリー残量は100%のままに対して、Galaxy S23 Ultraは97%まで低下しており、iPhone側の表示がおかしい可能性が指摘されています。もっとも、その後はiPhone 15 Pro Maxの残量も減り続けており、正常に動作しているようです。

 

さらにメールやブラウザも1時間テストを実施したところ、これらは負荷が高いためか、両者とも79%と互角に。InstagramやYouTubeを実行している間も拮抗を続けていましたが、ゲーム『Alto’s Adventure』にいたってはGalaxy S23 Ultraがついに逆転、バッテリー残量が上回っています。

 

このまま逃げ切るかと思いきや、iPhone 15 Pro Maxはジリジリと巻き返していきます。そしてSnapchatでは再逆転し、Galaxy S23 Ultraの電源が切れた時点でも、iPhone 15 Pro Maxのバッテリーは6%残っています。

 

最終的なバッテリー持ちは、iPhone 15 Pro Maxが27時間44分に対して、Galaxy S23 Ultraは27時間6分。テストの大半でiPhoneが遅れを取っていたことを考えると、後半の粘りが驚異的と言えるでしょう。

Image:PhoneBuff

 

また、iPhone 15 Pro Maxのバッテリー容量は4441mAhに対して、Galaxy S23 Ultraは5000mAhと上回っています。Androidスマホは省電力の面で、まだまだ改良の余地があるのかもしれません。

Image:PhoneBuff

 

Source:PhoneBuff(YouTube)
via:Wccftech

サムスン「Galaxy S24」シリーズ、Ultraだけでなく全モデルがチタン製フレーム採用かも。より軽くて頑丈に?

先月アップルが発売したiPhone 15 Proと iPhone 15 Pro Maxは、前モデルまでのステンレススチールに替えてチタン製フレームを採用しています。サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズも、最上位モデルの「Galaxy S24 Ultra」もチタン製になると噂されてきました

↑Galaxy S24 Ultra以外にもチタンフレーム採用?

 

そればかりか、Galaxy S24全モデルがチタン製フレームを採用すると著名リーカーが主張しています。

 

有名リーカーRevegnus氏はX(旧Twitter)にて、「Galaxy S24、S24+、そしてS24 Ultraはチタン製フレームを採用する」と述べています。

 

これに対して、やはり信頼性の高いリーカーIce universe氏は「Ultraだけだよ」と反論。が、Revegnus氏は「サムスン電子は標準モデル用のチタンフレームをベトナム国内の生産ラインで製造する予定で、PlusとUltra用はパートナー企業2社から供給を受ける」と付け加え、信ぴょう性を強調しているようです。

 

すでにGalaxy S24などの予想レンダリング画像が公開されてきましたが、すべてフラットな(丸みを帯びず角張った)デザインとなっていました。が、これまでの噂ではS24 Ultraだけがチタンを採用するとの説が有力です。

 

先にチタンを採用したiPhone 15 Proモデルは、一部ユーザーから熱くなりすぎるとの声が上がっていました。が、それを修正するiOS 17.0.3が配信され、性能が低下することもなく過熱も収まったとの報告もあります

 

もしもチタン製フレームに問題がなければ、Galaxy S24シリーズも同じ素材を採用することで、より軽くて頑丈になるメリットだけがもたらされそうです。

 

Source:Revegnus(X)
via:GSMArena

「Android 14」が正式リリース!「最もカスタマイズできるOS」と言われる新機能とは?

Googleは、最新モバイル向けOSとなる「Android 14」の配布をPixelスマートフォンで始めました。

↑リリースが始まった「Android 14」(画像提供/Google)

 

Android 14には、カスタマイズ可能なロック画面や進化したセキュリティ機能などが追加されています。

 

ロック画面では、異なる時計のスタイルや形状を入れ替えることが可能。AI(人工知能)を利用した壁紙ジェネレーターも登場しました。

 

セキュリティ機能としては「Passkey」のサポートが強化されており、サードパーティ製アプリへのサインインにおいて指紋を使用することができるようになります。アプリはAndroidの新しい認証マネージャーを使い、ユーザーのサインイン方法をまとめて簡素化します。

 

その他には、より優れたカメラ拡張機能や10ビットHDR画像のサポート、新しい「Health Connect」機能が追加されました。

 

Android 14は「Pixel 4a」「Pixel 5」とそれ以降のPixelスマートフォンで利用可能。Samsung(サムスン)やNothing、OnePlusなどのスマートフォンも年内に対応するでしょう。

 

海外メディアのAndroid Policeから「最もカスタマイズできるAndroid OS」と評価されており、自分のスマホでも早く使ってみたいと思います。

 

Source: Google via The Verge

「Pixel Watch 2」がデビュー!「初代の不具合を全て修正した」と海外メディアが及第点

Google(グーグル)が新型スマートウォッチ「Pixel Watch 2」を発表しました。

↑発表された「Pixel Watch 2」(画像提供/Google)

 

Pixel Watch 2はバッテリー駆動時間が大幅に向上し、「常に画面をON」にしても一日中バッテリーが持つようになりました。30分で50%までの高速充電にも対応しています。

 

本体には100%再生アルミニウムを採用し、初代モデルから10%の軽量化を実現。クラウンは以前より大きく丸みを帯びており、操作がしやすくなりました。

 

Pixel Watch 2には健康状態を測定する3つの新しいセンサーと、改良されたAI心拍数アルゴリズムが搭載されています。心拍数センサーは精度が向上し、HIIT、スピニング、ローイングなどのアクティビティだけでなく、消費カロリーやアクティブな心拍ゾーン、今日のエナジースコア、睡眠の読み取りも正確になりました。また、Fitbitアプリとの同期も引き続き可能です。

 

ほかにも、転倒検知や緊急SOSだけでなく、緊急事態の共有や安全確認といったPixelスマートフォンの予防安全機能もPixel Watch 2で利用することができます。より進化した「Wear OS 4」を搭載したこのスマートウォッチでは、GmailやGoogle カレンダーといったアプリを使うことも可能。

 

海外メディアのAndroid PoliceはPixel Watch 2について、「初代モデルの不具合をすべて修正した。画期的な新機能はないが、Pixel Watch 2に求められているのはそれではない」と一定の評価を与えています。

 

Pixel Watch 2の価格はWi-Fiモデルが5万1800円で、4G LTEモデルが5万9800円。すでに予約を開始しており、10月12日から販売が開始されます。

 

Source: Google

「Pixel 8と8 Pro」がデビュー! AI機能の進化が「最高に心地よい」が…

Google(グーグル)が、新型スマートフォン「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」を発表しました。

↑賛否両論(画像提供/Google)

 

Pixel 8/8 Proの特徴は、新型プロセッサ「Tensor G3」の搭載とAI(人工知能)機能の進化。例えば「ベストテイク」では、集合写真にある全員の顔をアルゴリズムが最高の表情に変えてくれます。Google フォトの「編集マジック」では被写体の位置やサイズを変更したり、背景を際立たせたりすることが可能。「音声消しゴムマジック」では、動画内の気が散る音を簡単に軽減することができます。

 

Pixel 8/8 Proは6.2インチ/6.7インチディスプレイを搭載し、画面の明るさが向上しました。Pixel 8 Proは全てのカメラがアップグレードされ、低照度環境での撮影能力が向上。マクロフォーカスの向上や、10倍光学ズームが可能です。また、本体背面には温度センサーを搭載し、食べ物などの対象物の温度を確認することができます。Pixel 8は、Pixel 7から本体サイズが小さくなっています。

 

海外メディアのAndroid PoliceはPixel 8 Proに関して、「Googleのハードウェアがこれほど心地よく感じたことはない」と評価しているものの、Pixel 8に対しては「ここ数年で最もインパクトが弱い小型フラッグシップ機」と厳しい評価を下しています。

 

Pixel 8/8 Proの本体カラーはHazel、Obsidian、Rose/Bay、Obsidian、Porcelainが登場。Pixel 8の価格は128GB/256GBモデルが11万2900円/12万2900円で、Pixel 8 Proは128GB/256GB/512GBが15万9900円/16万9900円/18万8900円。10月4日から予約が開始されており、10月12日に販売が開始されます。

 

Source: Google

Galaxyモバイル製品向けの新「クラウドゲームサービス」が明らかに! サムスンとゲーム会社が「Win-Winになる」

まもなくサムスンが、自社のGalaxyスマートフォンやタブレット向けに、クラウドゲーム・サービスを開始するかもしれません。

↑Galaxyがもっと面白くなるかも

 

韓国経済新聞によると、サムスンは米国での開発者向けイベントで、Galaxyモバイル製品専用のクラウドゲームプラットフォームを公開する予定とのこと。現在、米国やカナダなどで公開ベータテストを行っているそうです。

 

このクラウドサービスのメリットは、Galaxyユーザーは家庭用ゲームを買ったり、Googleやアップルのアプリストアからゲームをダウンロードしたりしなくても、すぐに遊べるということ。待ち時間なしにプレイでき、しかもスマホが非力でも豪華なゲームが遊べるというわけです。

 

サムスンはユーザーに、クラウド利用の月額料金を取らない予定とのこと。ただし、一部の有名ゲームをプレイするには、お金を払わなければならないそうです。つまり、Google PlayストアやApp Storeのように有料で買うゲームもある模様。

 

ゲーム会社にとっては、全世界に普及した約10億台のGalaxyスマホを通じてユーザーを増やせる利点があります。また、アップルやGoogleのアプリストア(ユーザー決済額の最大30%を徴収)よりも手数料は安いということで、事情通は「サムスンとゲーム会社にとってWin-Winになる」と予想しています。

 

かたやサムスンは、Galaxyスマートフォンの売れ行きが鈍化している状況にあるため、クラウドゲームでサービス事業に進出し、スマホ売上への依存度を下げる狙いがあると伝えられています。

 

このクラウドゲームのベータテストに参加した人々の反応は「肯定的」だそう。サムスンと各ゲーム会社との協議も前向きに進んでいるとされています。日本でも展開するかどうか不明ですが、いずれ国内でもベータテストが行われるのかもしれません。

 

Source:韓国経済新聞
via:The Verge

サムスン、ついに破格の高性能スマホ「Galaxy S23 FE」を発表!

サムスンは10月4日、新型スマートフォン「Galaxy S23 FE」を正式に発表しました。

↑1年前だったらハイエンドスマホといえる豪華な性能

 

数日前のうわさ通り、タブレットの「Galaxy Tab S9」およびワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」といったファン・エディション(上位モデルをベースに一部機能を省略して安価にしたもの)モデルと同時にお披露目されています。

 

10月5日から一部地域で発売され、10月26日に発売される米国版モデルの価格は599ドル(約9万円※)〜。前モデルGalaxy S21 FEの699ドル(約10万4200円)よりも安く設定されています。

※1ドル=約149円で換算(2023年10月4日現在)

 

Galaxy S23 FEの米国版は、プロセッサーとしてSnapdragon 8 Gen 1を搭載し、RAM容量は8GB。画面の広さは6.4インチで、120Hz対応のAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイです。

 

また、メインカメラは5000万画素、超広角カメラは5000万画素、光学3倍ズームの望遠カメラは800万画素で、防水・防塵性能はIP68規格。さらにワイヤレス充電にも対応し、おおむね「1年前のハイエンドスマホ」といったところです。

↑カメラ性能も充実(画像提供/Samsung)

 

さらに6色のカラーバリエーションが用意され、そのうちミント、クリーム、グラファイト、パープルの4色は全世界で提供。インディゴとタンジェリンは、サムスン公式オンラインストア限定となっています。

↑世界中で販売される4色(画像提供/Samsung)

 

決して最先端の性能ではありませんが、599ドル~という価格を考えれば破格のスペックを備えています。日本で発売されるのか、いつ発売されるのかは不明ですが、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

TikTok、広告なしの有料プランを一部地域でテスト中と認める。月額750円に?

人気のショート動画共有サービスTikTokが、広告なしで見られる有料プランのテスト中であることが明らかとなりました。

↑「YouTubeプレミアム」のような展開に?

 

米Android Authorityは、TikTokアプリの最新バージョン内に、広告なしの月額定額プランを提供することを示す文字列を見つけたとのこと。この有料プランは「月額4.99ドル(約750円)で広告なしの体験を楽しんでください」と説明されています。

Image:Android Authority

 

TikTokは米TechCrunchに対し、実際に有料プランをテストしているが、「米国外で英語圏の、単一市場のみ」を対象にしていると回答しました。ただし、米国で実施予定というAndroid Authorityの主張は否定しています。

 

さてAndroid Authorityの調査結果に戻ると、有料プランの効果はTikTok側が配信している広告だけが対象であり、1回限りのインフルエンサーマーケティング(強い影響力を持つインフルエンサーが企業のPRをする)は対象外のようです。

 

TikTokはほとんどの収入を広告費で稼いでいますが、他社のオンライン広告費が落ち込んでいるのに対して大健闘しています。また、同プラットフォームにはクリエイターに収益を分配する仕組みがいくつかあるほか、クリエイターが自由に特典を設定して視聴者に月額サービスを提供する「LIVEサブスクリプション」機能もあります。

 

TikTokが広告の削除と引き換えの課金を行なうのは、今回が初めてのことです。すでにYouTubeも広告なしの有料プラン「YouTubeプレミアム」を提供していますが、TikTokも同じ道をたどるのか、今後を見守りたいところです。

 

Source:Android Authority, TechCrunch

シャープ、気軽にがっつり使える「AQUOS sense8」が登場。片手撮影のブレを抑制する光学式手ブレ補正搭載

シャープは、「AQUOS sense」シリーズから新モデル「AQUOS sense8」を2023年秋以降に発売することを発表した。同シリーズ初の光学式手ブレ補正を搭載し、片手でもブレを抑えた撮影が可能になる。また、従来機が誇る超時間の電池持ちもさらに向上し、カメラやディスプレイも、より高画質に進化した。カラーは、コバルトブラック、ライトカッパー、ペールグリーンの3色。

 

「気軽に写真を楽しめる」。初の光学式手ブレ補正採用で鮮明な写真を簡単に撮影

↑2023年秋以降に発売予定の「AQUOS sense8」

 

「AQUOS sense8」は、ミッドレンジスマートフォン「AQUOS sense」シリーズの新モデル。最大の特徴は、1/1.55インチの大型カメラセンサーに、同シリーズ初の光学式手ブレ補正(OIS:Optical Image Stabilizer)を搭載していることだ。全画素がPDAFに対応した標準カメラ、そして15mmの広角カメラを備えており、片手で撮影するときにも、ブレを抑えた撮影が可能となる。従来機では、シャッタースピードを遅くしないと光量を確保できずにブレてしまっていたシーンでも、「AQUOS sense8」では鮮明な写真を撮影することができるのだ。

↑従来機の写真(左)と光学式手ブレ補正OISに対応した写真(右)

 

ズーム機能は、光学2倍相当に対応。1倍撮影では高感度モード、2倍撮影では高精細モードを内部で切り替えることで、解像度が落ちることない撮影を楽しむことも可能だ。

 

さらに、画質エンジンは、フラッグシップモデル「AQUOS R8 Pro」の高画質化技術を応用した、新画質エンジン「ProPix5」にアップデート。すべてのHRD撮影が、非圧縮のRAWデータを合成できるようになったことで、髪の毛や肌の質感、そして明暗差のあるシーンでも黒つぶれを低減し、細部の質感までよりリアルに再現する。

↑新画質エンジン「ProPix5」で、髪や肌の質感がよりリアルに再現される

 

CPUには「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform」を搭載。従来機に搭載していた「Snapdragon 695」と比べて、カメラISPが大幅に向上。ノイズリダクションも画像の部分ごとに調節が可能となった。これにより、例えば夜景撮影時でも建物のディテールは残しながら、夜空のノイズは低減した写真撮影を楽しむことができるという。

↑「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform」搭載で、画面の部分ごとにノイズリダクションの調節が可能。夜景でもノイズを軽減し、細かいディテールを残す

 

同社が語る、「ユーザーに、気軽に写真撮影を楽しんでもらいたい」というこだわりは、UIにも表れている。シャッターボタンをスライドさせるだけで簡単に、好きな場所に移動できるフローティングシャッター機能を採用。これにより、自撮り時など、片手では押しづらかったシャッターボタンをストレスなく押して撮影することができるようになった。

↑「片手撮影UI」で、好きな位置にシャッターボタンをスライドして移動できる

 

IGZO OLEDによりAQUOSが誇る電池持ちがさらに向上

「AQUOS sense」シリーズの特徴といえば、長時間の電池持ちも挙げられる。「AQUOS sense8」では、バッテリーを5000mAhへと大幅に増量。搭載されている「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform」は、省電力性にも優れているから、バッテリー向上にも寄与したという。これらとIGZO OLEDの組み合わせにより、フル充電から1日10時間の利用で2日間、充電なしで利用することができる。

 

同社 通信事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 課長の清水寛幸氏は「動画視聴4時間、音楽再生3時間、SNS2時間、そしてゲームが1時間と、がっつり使っても余裕で2日間電池持ちをします」と語った。

 

さて、長時間使い続けることには、ディスプレイの快適な操作性も欠かせない。同社独自の90Hz可変駆動IGZO OLEDを採用したディスプレイは、省電力と滑らかさを自動調整してくれる。ここに、ブラックフレームを高速で挿入することで、最大180Hz相当の表示と快適な操作感を実現した。また、日差しの下でも画面が見やすい「アウトドアビュー」、シーンごとに画質設定ができる「リッチカラーテクノロジーモバイル」にも対応。目の負担低減にも配慮されており、高画質はそのままにブルーライトが同社従来機比50%低減された。

↑これまではブルーライトを抑えるためには画質を黄色くする必要があった。しかし「AQUOS sense8」では美しい画質はそのままにブルーライト50%カットを実現した

 

重量は159g。これは5000mAhのバッテリーを搭載する5Gスマートフォンでは、世界トップクラス級の軽さだ。手に持ちやすい横幅71mm、MIL規格に準拠した防水や耐衝撃性能も備わっている。OSバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートは最大5年間とハイエンド並の長期サポートで、安心して長く使用することができる。

↑世界トップクラス級の軽さ159gで、横幅は71mm。片手でも気軽に使える重量とサイズとなっている

 

同モデルは、日本での発売を皮切りに、台湾・インドネシアにおいても順次発売開始予定。同社 通信事業本部 本部長の小林繁氏は、海外展開について「日本製品の防水・衝撃耐久性は海外でのニーズが非常に高い」と語った。また、「インドネシアの市場は、今まさに4Gから5Gへ移行する段階です。そのなかで、シャープ製品は非常に注目されているので、当社のチャネルをいかして一気に展開していきたい」と、今後の展望を述べた。

↑シャープ 通信事業本部 本部長の小林繁氏

 

また、「大切に長く使う」という製品ライフサイクルの長期化ニーズに応えていき、幅広いラインナップを揃えてさまざまなユーザーが気に入って使用できるものを展開していきたい、と締めくくった。

 

↑「AQUOS sense8」の主要スペック一覧

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

発表イベント直前で…。「Pixel 8 Pro」の前代未聞の画像が流出!

まもなく10月4日の「Made by Google」イベントで、次期フラッグシップ機のPixel 8シリーズが正式発表される見通しです。そんな中、早くもPixel 8 Proの非公式な開封画像が登場してしまいました。

↑新たな非公式画像で分かったことは?(画像提供/Google)

 

これまでPixel 8 Proの画像は公式・非公式を問わず何度もシェアされてきましたが、今回ほどさまざまな角度から見られるものは例がありません。なお、元々のVật Vờ StudioによるFacebook記事は非公開とされていますが、米9to5Googleほか複数のサイトが保存した上で再公開しています。

 

さて、今回の画像は、工場出荷状態でのPixel 8 Proを開封したもの。ざっと見たところ、パッケージの外見や中身はPixel 6やPixel 7とほぼ同じで、USB-C to USB-Cケーブルが同梱され、紙のマニュアルやクイックスイッチアダプタ(他のスマホからのデータ移行に使用)も確認できます。

 

Pixel 8 ProのエッジはPixel 7 Proよりも丸みを帯びているようですが、ついに曲面ディスプレイは廃止され、フラット画面になる模様。また、背面のカメラバーには全てのレンズが収納されており、うわさの温度センサーも搭載されています。

 

さらに、少なくともブラックのPixel 7 Proにはマット(つや消し)ガラスが使われていることも確認可能。ほかにも「Porcelain」カラーの背面も同じようにマットな質感になっているようですが、単に画像の解像度が粗いために、そう見えるだけかもしれません。

↑Vật Vờ Studioが公開した画像

 

Pixel 8およびPixel 8 Proのほぼ全スペックは、信頼性の高いリーカーKamila Wojciechowska氏がXでシェアしています。

 

両モデルともGoogleの最新チップ「Tensor G3」を搭載し、OSもセキュリティも7年間もの超長期アップデートを受けられると言われています。末永く使える名機になると期待しつつ、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

次期「Galaxy S24」の予想レンダリング画像が公開! 画面はフラットでタテ長、少し広くなるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズに関しては、様々なうわさ話が届けられてきました。先日も、例年より前倒しの2024年1月に発表との予想もあったなか、著名リーカーの提供した情報を元にした予想レンダリング画像が公開されました

Image:SmartPrix/OnLeaks

 

有名リーカーOnleaks氏とインドメディアSmartPrixは共同で、Galaxy S24標準モデルの非公式CG画像を作成。ボディは全体的に角張っており、背面カメラ3つの周りにはバンプ(盛り上がった部分)がないなど、現行のGalaxy S23と非常によく似たデザインです。

 

またディスプレイのサイズは6.1インチから、6.17インチと少し広くなっているとのこと。また画面の端は丸みを帯びず直線的となり、フラットデザインになるようです。これは、著名リーカーIce universe氏の主張と一致しています

 

ボディの寸法は、Galaxy S23が146.3×70.9×7.6mmだったのに対して、Galaxy S24は約147×70.5×7.6mmになるとのこと。少しタテ長で、横幅が狭くなるようです。

 

そして背面カメラはメインが5000万画素、超広角が1200万画素、望遠が1000万画素で光学3倍ズーム。こうした画素数や構成は、Galaxy S23から変わっていません。

 

搭載プロセッサーは、クアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 3」かサムスン製の「Exynos 2400」とのこと。サムスン未発表製品に詳しいSamMobileは、米国やカナダ、中国向けモデルにはSnapdragon 8 Gen 3が搭載されると予想しています。

 

Snapdragon 8 Gen 3の性能は、前Snapdragon 8 Gen 2を大きく上回る可能性があります。日本向けモデルにも、搭載を期待したいところです。

 

Source:SmartPrix
via:The Verge

お手ごろ価格のGalaxy S23 FE、スゴいカメラやディスプレイを強調するプロモ動画が登場!

サムスンの次期ミドルレンジ機「Galaxy S23 FE」は、ワイヤレスイヤホンやタブレット等の新型ファン・エディション(ハイエンド機の一部機能を省略し、お手ごろ価格にした製品)モデルと同時にまもなく発売が予想されています

Image:MSPowerUser

 

そんななか、Galaxy S23 FEのカメラやディスプレイを紹介する、サムスン公式らしき動画がネット上で公開されています。

 

数々のリーク情報により、Galaxy S23 FEの全ぼうは、ほぼ明らかとなっています。上位機種Galaxy S23と非常によく似たデザインながら、1年前のハイエンドチップSnapdragon 8 Gen 1を採用するなど、性能を控えめにして価格を抑える方向です。

 

さて、X(Twitter)でリークされた動画では、1つには優れたカメラ機能をアピール。小さな画面に圧縮されているため細部までは分かりませんが、最後に「クリエイターのためのすごいカメラがやって来る」と書かれており、スペックを完全に発表する前の予告だとうかがえます。

 

もう1つは「イッキ見するためのすごいディスプレイがやって来る」として、動画などの見やすさを強調。こちらも具体的な情報はありませんが、それだけにCM色が濃いと言えます。

 

これまでの噂話をまとめると、Galaxy S23 FEには120Hz対応のAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイが搭載。カメラに関しては、光学3倍ズームができる800万画素の望遠カメラや、5000万画素のメインカメラが搭載される見通しです

 

また米国での価格は、信頼性の高い情報筋によれば599ドルとのこと。これは前モデルGalaxy S21 FEから100ドルの値下げであり、Galaxy S23と比べれば200ドル安くなります。日本でも、お求めやすい価格が期待できそうです。

 

Source:Abhishek Yadav(X)
via:9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」と「iPhone 15 Pro Max」がCPU性能で頂上決戦! 勝ったのは…

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S23 Ultraは、現在のスマートフォンの中でも最高峰のパワーを備えています。前者は最先端の3nmチップ「A17 Pro」を、後者は特製の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し、2つの比較は頂上決戦と言えそうです。

↑頂上決戦を制したのは…(画像はGalaxy S20 Ultra〔左〕とiPhone 11 Pro)

 

しかし、Galaxy S23 Ultraは発売から7か月が経ち、最新のiPhone 15 Pro Maxには及ばない……と思いきや、なんとGPU(グラフィック性能)が上回っているという検証結果が報告されています。

 

韓国のテック系YouTubeチャンネル・BullsLabは、Galaxy S23 UltraとiPhone 15 Pro MaxのGPU性能を比較しました。高負荷状態での性能を長い時間をかけて計測できるベンチマークアプリ「3DMark Wildlife Extreme」を使用しています。

 

結果は、Galaxy S23 Ultraの完勝。このスマホは最初の周回で3886ポイントから始まり、20回目には2794ポイントまで低下。これに対して、iPhone 15 Pro Maxは3608ポイントからスタートし、わずか2回目で2843ポイントまで落ち、20回目には2681ポイントとなっています。

 

この原因は、おそらくiPhone 15 Pro Maxでは高負荷時に放熱が十分ではなく、激しいサーマルスロットリング(プロセッサーの温度が上がり過ぎたとき、自動的にクロック周波数を下げて温度を下げる機能)が働くため。最高の性能を引き出すためには、外付けクーラーを装着して冷やし続ける必要があるとの指摘もありました

 

その一方、Galaxy S23 Ultraはベイパーチャンバー冷却システムを搭載し、発熱による性能の低下を防ぐ工夫をしています

 

スマートフォンに最も負荷が掛かるのは、豪華なグラフィックのゲームを遊ぶとき。その代表的な存在である『原神』をiPhone 15 Proにおいて最高の設定で動かすと、プレイが非常に厳しいとの報告もあります(下記動画を参照のこと)。

 

2024年の「iPhone 16 Pro」モデルでは冷却システムが強化されるかもしれません。

 

Source:BullsLab(YouTube) 
via:SamMobile

「Galaxy S24」シリーズは2024年1月に発表? その狙いは…

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは2024年1月に前倒しで発表されるかもしれない、と著名リーカーが主張しています。

↑今度はCESの直後に発表?

 

ここ数年、サムスンのGalaxyフラッグシップ機の発表イベントが開催される時期は、大きく揺れ動いています。新型コロナウイルスが流行する以前は3月が多かったものの、Galaxy S23シリーズは2023年2月に発表。それに続き、Galaxy S24シリーズはもっと前倒しにされるというわけです。

 

Androidの未発表製品に詳しいIce universe氏は、Galaxy S24シリーズの発表はおそらく1月18日頃になると中国SNSのWeiboで述べています。2021年のGalaxy S21シリーズ発表イベントは1月14日頃でしたが、それよりも数日早くなるようです。

 

なぜか? その理由は明らかにされていませんが、サムスンがGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip 5を前モデルより数週間早めて7月中に発表したことは記憶に新しいでしょう。

 

2024年の1月18日頃と言えば、米ラスベガスで国際家電・IT展示会「CES2024」が1月9日~12日に開催される直後となります。まず、そこで有機ELテレビなどの最新家電が紹介され、そこに投入された技術がGalaxy S24シリーズにも採用されて注目を集める流れとなるかもしれません。

 

また、Galaxy S24シリーズ同時にスマートリング「Galaxy Ring」や、XRヘッドセットを発表する可能性もありそうです。

 

Source:Weibo
via:9to5Google

「Galaxy S23 FE」と「Galaxy Buds FE」および「Galaxy Tab S9 FE」、3つのファン・エディションが同時に発表かも

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」や、新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」は、最近リーク情報が相次いでいました。ちなみにFEとは「ファン・エディション」の略で、ハイエンド製品の一部機能を省略し、お手ごろ価格にした製品です。

Image:Max Jambor(X)

 

それら2つが、次期タブレット「Galaxy Tab S9 FE」と一緒に写り、同時に「ファン・エディション」ファミリーとして発表される可能性を示す画像がネット上で公開されています。

 

サムスン公式のアルゼンチン向けサイトに掲載された画像や(現在は削除済み)やリーカーのMax Jambor氏がX(Twitter)にシェアした情報によると、Galaxy Buds FEには2つの外側マイク、1つの内側マイク、そして新設計の1Wayスピーカーが搭載されるそうです。

 

また他のサムスン製イヤホンと同じく、AKGがチューニングした12mmドライバーを採用するとのこと。こちらは、別の著名リーカーが発信した情報と一致しています。

 

今回の本当のサプライズは、次期イヤホンとGalaxy S23 FEやGalaxy Tab S9 FEが並んだ写真があることでしょう。Galaxy S23 FEのデザインは予想通りで、Galaxy S23標準モデルと全体的に似ているものの、画面周りのベゼルが太くなっています。

 

そしてGalaxy Tab S9 FEに関しては、今回の画像にほとんど新情報は載っていません。元となるGalaxy Tab S9はSnapdragon 8 Gen 2とAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイを搭載した、Androidタブレット最高峰の1つです。Galaxy Tab S9 FEがこれと同等のスペックになるとは思えませんが、より手頃な価格が期待できそうです。

 

すでにGalaxy S23 FEも公式らしき画像がリークされており、サムスンがこれらの製品を正式発表するまでに、さほど時間はかからないはず。同社は今年の第4半期(10月~12月)に発表イベントを開催すると噂されており、まもなく何らかの動きがありそうです。

 

Source:Max Jambor(X)
via:9to5Google

まだPixel 8正式発表前なのに? 早くも「Pixel 8a」らしきハンズオン写真が公開

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8」シリーズは、10月4日夜の「Made by Google」イベントで正式発表される見通しです。Googleストアでも予告しており、新型スマートウォッチ「Pixel Watch 2」と共に公式画像も掲載しています。

↑来年5月に発表のはずが、もう?(Image:Abhishek Yadav)

 

その数か月後に廉価モデル「Pixel 8a」が登場するはずですが、早くもリーク画像がネット上で公開されています。

 

リーカーのAbhishek Yadav氏はX(Twitter)に、Pixel 8aと称する画像をシェアしています。実際に手に持ったハンズオン画像であり、Pixel 8a初の実物写真かもしれません。

 

この画像では、背面のカメラバーに楕円状の切り込みがあり、その中に2つのカメラを搭載。全体的なデザインは青のカラーを含めて、上位モデルPixel 8シリーズに似ているようです。

 

また現行モデルPixel 7aと比べて角も丸くなり、Pixel 8シリーズに近い形状となっています。もっとも背面は光沢仕上げとなっており、こちらはPixel 7aと同じ印象です。

 

そして前側のディスプレイも角が丸みを帯びていますが、ベゼルはかなり太めです。歴代のPixel aシリーズも上位モデルよりベゼルが太かったため、想定の範囲内とは言えそうです。

 

すでにPixel 8aらしきベンチマークテストの結果は、8月末に発見されていました。搭載チップはPixel 8シリーズと同じTensor G3ながら、アンダークロック版(動作クロック周波数を下げたもの)のもようです。また開発コード名「Akita」は、以前リークされたGoogleの開発ロードマップにも登場していました。

 

これまでのGoogleのスケジュール通りとすれば、Pixel 8aは2024年(5月頃)の開発者向けイベント「Google I/O」でデビューする可能性が高そうです。まだPixel 8が正式発表前ですが、Google社内では前倒しで準備が進んでいるのかもしれません。

 

Source:Abhishek Yadav(X) 
via:9to5google

「Galaxy S24 Ultra」、10倍光学ズームカメラをまさかの廃止か?

サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」にとって最大の強みの1つは、光学10倍ズームが可能なこと。しかし、後継モデルの「Galaxy S24 Ultra」では、この機能がなくなる可能性が浮上しました。

↑最大の強みが消える?

 

Galaxy S23 Ultraは、200MP(2億画素)のメインカメラと12MPの超広角カメラ、10MPの望遠カメラ(光学3倍ズーム)と10MPのペリスコープ望遠カメラ(光学10倍ズーム)、合計4つの背面カメラを備えています。最大100倍のデジタルズームが可能で、2023年に発売されたスマートフォンのうち最高の撮影性能を誇るとの声もあります。

 

これまでGalaxy S24 Ultraについては、カメラが強化されるとのうわさが相次いでいました。3倍望遠カメラの画素数が10MPから50MPになったり、メインカメラの画素数は変わらないものの、改良型イメージセンサーが搭載されるとか……。

 

しかし、信頼性の高いリーカーIce universe氏は、Galaxy S24 Ultraでは10倍光学カメラが削除されると主張しています。

 

その数日前、Ice universe氏は「もしもGalaxy S24 Ultraから光学10倍ズームカメラがなくなったら?」というアンケートを行っていました。何らかの確かな手がかりを得たのかもしれません。

 

もしも光学10倍ズームカメラが廃止されても、3倍望遠カメラとデジタルズームの組み合わせにより、同等の機能と画質を実現する可能性もありそうです。Galaxy S24 Ultraは、コストの高いチタン製フレームを使うとのうわさもあり、コストダウンが目的とも考えられるでしょう。

 

もっとも、光学10倍ズームはGalaxyスマホ最上位モデルの目玉機能だっただけに、あっさり廃止するとも考えにくく、さらなる情報を待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(X)

via:PhoneArena

驚異的な性能! 次期チップ「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」のマルチコアスコアが明らかに

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズでは、少なくとも最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」にクアルコム製「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」チップが搭載されると予想されています

↑これよりもっとすごい物が来そう

 

現行のGalaxy S23シリーズに採用されたSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxy(動作クロック周波数を高めた特別版チップ)もパワフルでしたが、次期チップはそれをはるかに上回る性能になると著名リーカーが主張しています。

 

有名リーカーのRevegnusはX(旧Twitter)で、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyのマルチコアスコアは7400だと述べています。テストに使ったベンチマークアプリはGeeknbench 6とのこと。

 

前Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyのマルチコアスコアが4975だったことと比べると、実に約49%も上回っています。この次期チップが、まだプロトタイプの段階にあるとすれば、驚異的な数値と言えるでしょう。

 

サムスンの折りたたみスマホGalaxy Z Fold5やGalaxy Z Flip5もSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載していますが、アプリの動作がサクサクなばかりか、バッテリー持続テストでも大善戦していました。次期チップでは、より一層磨きがかかると期待できそうです。

 

Source:Revegnus(X)
via:Wccftech

ソニー「Xperia 5 V」が国内で販売、完成度は高いけどよりカジュアルに

ソニーは9月20日、プレミアムスマホの新モデル「Xperia 5 V」を国内市場で発売すると発表。発売は10月中旬以降を予定しており、SIMフリーモデルの端末価格は14万円前後(市場想定価格)です。

 

Xperia 5 Vは、フラッグシップスマホ「Xperia 1 V」に次ぐ位置づけのモデルです。メインカメラのセンサーには、Xperia 1 Vと同型の「Exmor T for mobile」を搭載。日中・夜間といった時間や屋内外などの撮影シーンを問わず、クリアで高精細な撮影ができるとしています。

 

背面カメラは16mmと24mmの2眼構成ですが、24mmカメラは光学2倍相当のズームによって48mmの撮影も可能。48mmで撮影したときは、4800万画素の部分をクロップして、1200万画素で記録するため、画質が劣化しないとしています。

 

また、AIによる深度推定によってぼけ表現も進化しているほか、プリセットされている画作り機能「クリエイティブルック」によって、好みの色味を設定することもできます。

 

動画の性能については、新たに音楽を合わせた動画を簡単に作成できる編集アプリ「Video Creator」を搭載しました。撮影した素材を選んで、動画の長さと音楽を選択するだけで編集が可能。オリジナルコンテンツを素早く作れます。なお、Video Creatorの中には、プリセットの楽曲も用意されており、それらの楽曲を採用すれば商用でも動画を使用できます。

 

ディスプレイは6.1型の有機ELを搭載しており、比率は21:9を採用しています。加えてソニーのテレビ「ブラビア」の高画質エンジン「X1 for mobile」によって美しい映像を再現。また、新開発のスピーカーアンプも搭載しており、コンテンツを楽しむにも向いています。

 

このほか、ゲームを楽しむアシスト機能「ゲームエンハンサー」も引き続き搭載しています。

 

スペックは、SoCがSnapdragon 8 Gen 2、メモリーが8GB、バッテリーが5000mAhで、5Gはsub 6のみ。ストレージはSIMフリーモデルと通信事業者モデルで違いがあり、SIMフリーモデルは256GB、通信事業者モデルは128GBとなっています。

 

加えて、SIMフリーモデルと通信事業者モデルの違いはFMラジオで、通信事業者モデルはFMラジオに対応しています。

 

本体サイズは154×68×8.6mmで、重さは182gです。

↑カラバリはプラチナシルバー、ブルー、ブラックの3色

 

Xperia 5シリーズはこれまで、上質感やハイエンドにふさわしい機能を訴求してきましたが、今回のXperia 5 Vは製品サイトを見てもわかるとおり、かなりカジュアルな紹介になっています。製品の完成度の高さは保ちつつ、今後は若い人などをターゲットにしていくことになりそうです。

お手ごろ価格なハイエンド機「Galaxy S23 FE」、カラバリは4色? 新たな公式画像がリーク

サムスンのお手ごろ価格で高性能な次期スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく発売が予想されています。つい先日も公式レンダリング画像がリークされたばかりですが、新たに、少なくとも4色のカラーバリエーションがある可能性が浮上しています。

↑上位モデルGalaxy S23とソックリ!(Image:MSPowerUser)

 

テックメディアMSPowerUserが「信頼できる情報筋」から入手したレンダリング画像によると、Galaxy S23 FEにはパールホワイト、ブラックグラファイト、パープルラベンダー、オリーブの4色が用意されるとのことです。

 

これまでのリーク画像と同じく、Galaxy S23 FEのデザインは上位機種Galaxy S23と非常によく似ていますが、カラバリの種類は少ないようです。Galaxy S23にはファントムブラック、クリーム、ラベンダー、グリーン、グラファイトの5色があります(国や地域、通信キャリアにより異なります)。

Image:MSPowerUser

 

以前、Galaxy S23 FEはサムスン製のExynos 2200のみを搭載するとの噂もありました。が、現在ではクアルコムのSnapdragon 8 Gen 1搭載モデルもある可能性が高まっています

 

画面に関しては、6.4インチで120Hz対応のDynamic AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイを採用。また背面には、50MPのメインカメラ(広角カメラ)、12MPの望遠カメラ、8MPの超広角カメラからなるトリプルカメラを搭載し、前面カメラは10MPセンサーといった構成が予想されています。

 

これらは概ね、前モデルGalaxy S21 FEを上回り、ほぼ1世代前のフラッグシップ機Galaxy S22に匹敵するものです。現在のあらゆるAndroidスマホの中でも、十分にハイエンド製品と言えるでしょう。

 

いずれにせよ、Galaxy S23 FE発売は2023年第4四半期、つまり10月~12月となる可能性が高く、もうすぐ登場するはず。サムスンの正式発表を楽しみにしたいところです。

 

Source:MSPowerUser
via:9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、充電速度はアップしない? しかし全モデルともディスプレイは良くなるかも

サムスンのスマートフォンは、ライバルの中国製スマホほど充電が速くないと指摘されています。たとえばrealme GT3は世界最速の240W充電に対応していますが、Galaxy S23シリーズは最大45Wに留まっているという具合です。

↑充電速度は変わらないかも?

 

次期「Galaxy S24 Ultra」は65W高速充電に対応するかもしれないと、一部で期待が高まっていました。が、公的規制機関に届け出た書類から、引き続き最大45Wになることが明らかとなりました。

 

「Galaxy S24」と「Galaxy S24+」、それに最上位モデルGalaxy S24 Ultraは、中国3C機関の認証を通過しました。3Cとは同国の共生認証制度(China Compulsory Certification/CCC)であり、人体の健康などに関わる製品は必ず届け出て認証を受けることが義務づけられます。

 

サムスンが届け出た情報によると、Galaxy S24(型番は「SM-S9210」)はGalaxy S23と同じく25Wの高速充電に対応。Galaxy S24+(SM-S9260)とGalaxy S24 Ultraの充電速度は最大45Wと書かれています。これらの数字は、どれも前モデルから変化がありません。

 

また、すでにGalaxy S24のバッテリー容量は4,000mAh、Galaxy S24+は4,900mAhであることが明らかになっています。Galaxy S24 Ultraも、一時は容量が10%アップとの噂もありましたが、やはり前モデルと同じ5,000mAhとなるようです。

 

Galaxy S24 Ultraの全スペックはほぼ明らかになっており、iPhone 15 Proと同じくチタン製フレームを採用する見通しです。3倍望遠カメラも大幅に強化され、画素数ではiPhoneに差を付けることになりそうです。

 

またGalaxy S24 Ultraのみ、最大輝度2,500ニトのディスプレイを採用するとの噂もありました。もっとも、同じディスプレイはGalaxy S24シリーズ全モデルに搭載されるとの予想もあります 。

 

ほか、Galaxy S24シリーズは全モデルともメモリや基本ストレージ容量が増える増えることが有力視されています。全般的に、Galaxy S23シリーズを凌ぐお買い得さとなるかもしれません。

 

Source:Sammobile

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、ついにサムスン公式レンダリング画像が流出!

サムスンのお手ごろ価格で高性能な次期スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、6月末に予想CG画像が公開されたほか、最近では中国のTENAA(認証機関)データベースで実物の写真も見つかっていました。が、今度は新たに「サムスン公式」と称するレンダリング画像が公開され、ついにその全貌が明らかになりました。

↑スクープされた「Galaxy S23 FE」の画像①(画像提供/The Tech Outlook)

 

サムスンはGalaxy S23 FEを、9月末か10月にインドで発売するかもしれないと言われていますが、これはつまり、他の国でも同じ時期に正式発表される可能性があるということ。

 

そして、海外テックメディア・The Tech Outlookが、Galaxy S23 FEの「公式レンダリング画像」と称するものをスクープしました。

 

今回もTENAAデータベースに掲載されたのと同じ黒のカラーバリエーションですが、より鮮明で、細かな部分まで確認することが可能。

 

その画像でも、やはり上位機種Galaxy S23に似たデザインが描かれています。すなわち端が丸くならないフラット(平面)ディスプレイを採用し、画面上の中央には自撮りカメラ用のパンチホール(視界を確保するための穴)があり、右端には音量ボタンと電源ボタンが配置されています。

↑スクープされた「Galaxy S23 FE」の画像②(画像提供/The Tech Outlook)

 

また、背面パネルには3つのカメラとフラッシュライトがあり、下のほうにはサムスンのロゴが。筐体の角は丸くカーブしています。

 

すでにGalaxy S23 FEのスペック情報は、ほぼ出尽くした感があります。背面のカメラは50MPのメインカメラ(広角カメラ)、12MPの超広角カメラ、8MPの望遠カメラという構成。画面は6.4インチAOLED(アクティブマトリクス式有機EL)、フルHD+で最大リフレッシュレート120Hzに対応。前モデルGalaxy S21 FEと同じく、画面内指紋認証に対応といったところです。

 

プロセッサーについては、インド向けモデルにはExynos 2200が搭載される一方、米国(おそらく日本でも)向けモデルではSnapdragon 8 Gen 1 SoCが使用される可能性が高いと見られています。

 

ちょうどiPhone 15シリーズが発表されたばかりですが、その価格は12万4800円~と高価。Galaxy S23 FEは「ファン・エディション」、つまりファンの財布に優しいということで、控えめのお値段を期待したいところです。

 

Source:The Tech Outlook
via:Sammobile

お手ごろ価格スマホ「Galaxy S23 FE」、中国の認証機関データベースに登録! 全スペックや実物の写真が公開

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、スペック情報が流出しているほか、年内に発表される可能性の手がかりや、予想価格も届けられています

↑Galaxy S21 FEより大きく重くなる?(Image:MyFixGuide/TENAA)

 

すでに公式サポートページも見つかっていたなか、中国の認証機関TENAAのデータベースに登録され、いくつかの実物写真と追加のスペック情報が明らかとなりました。

 

まずディスプレイに関しては、画面サイズが6.3インチで解像度は2340×1080、つまりフルHD+とのこと。そして1600万色=8ビットの色深度をサポートし、最大リフレッシュレートは120Hz。これらは信頼性の高いリーカーYogesh Brar氏のリークとも一致しています。

 

またGalaxy S23 FEの本体サイズは158.0×76.5×8.2mm、重さは210g。前モデルのGalaxy 21 FEは155.7×74.5×7.9mmで177gだったため、少しサイズが大きく、重くなっている格好です。

 

ほか、搭載RAM容量は8GBであり、内蔵ストレージは128GBまたは256GBの2種類。こちらは、前モデルと同じ数値となっています。

 

またメインカメラの画素数が50MP、望遠カメラが8MP、超広角カメラが12MPというのも、リーカーからの情報と符合しています。特にメインカメラはGalaxy S21 FE(12MP)の4倍以上となっていますが、上位モデルGalaxy S23と同じイメージセンサーを搭載しているのかもしれません。

 

Source:MyFixGuide
via:GSMArena

「Galaxy S24 Ultra」の全スペックがリーク。やはりチタン製フレーム、3倍望遠カメラは大幅強化かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズの発売はまだ数か月先とみられていますが、すでに噂話は次々と届けられています。特に最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」に関しては、プロセッサーやカメラの強化など、期待が高まっている次第です。

↑「Galaxy S24 Ultra」詳細スペックがリークか

 

そんななか、信頼性の高いリーカーがGalaxy S24 Ultraのほぼ全スペックをX(Twitter)に投稿しています。

 

未発表Androidスマートフォンの予想につき数々の実績あるYogesh Brar氏は、Galaxy S24 Ultraの画面は6.8インチのAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)パネルでLTPO(常時表示を実現する技術)、120Hz対応とのこと。

 

これは有名リーカーIce universe氏とも一致しています。同氏は画面周りのベゼルが太くなりつつ、最大輝度がアップするとも主張していました

 

そして「iPhone 15 Pro」モデルと同じく、チタン製フレームを採用。こちらも以前からの噂話と一致していますが、チタンは前モデルGalaxy S23 Ultraのアルミニウムよりも重いはずが、なぜか本体重量は軽くなるという予想もあります

 

また搭載プロセッサーは、クアルコム製の次期「Snapdragon 8 Gen 3」とのこと。Galaxy S23シリーズと同じく、特別仕様の高速バージョンが用意されるという手がかりが相次いでいました

 

さらにカメラは、メインカメラの画素数が200MP(2億画素)、自撮りカメラが12MP、3倍望遠カメラが50MP、10倍望遠カメラが10MPとのこと。

 

3倍望遠センサーが前モデルの10MPから50MP、つまり5倍に強化されることは、何度か噂されてきました。またメインカメラの画素数は変わらないが、改良型のイメージセンサー搭載が予想されています

 

また、65W高速充電に対応との噂もありましたが、Brar氏は最大45Wだと主張しています。

 

おおむね今までの噂が裏付けられていますが、おそらく発表・発売は来年の初めとなるはず。それまでにサムスン社内で仕様が変更される可能性もあり、続報を待ちたいところです。

 

Source:Yogesh Brar(X)
via:GSMArena

お手ごろ価格で高性能な「Galaxy S23 FE」、S21 FEより少し値上げ? インドでの価格がリーク

サムスンのお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S23 FE」は、一部の国向けに公式サポートページも開設され、発売は間近とみられています。そのスペックも著名リーカーが発信しており、ほとんどの情報は明らかとなった感があります。

↑「Galaxy S23 FE」気になる価格は

 

では、価格はどれほどになるのか? インドの著名なリーカーが、現地での価格を予想しています。

 

リーカーのAbhishek Yadav氏はX(Twitter)にて、「独占情報」としてGalaxy S23 FEのインド価格を投稿しています。すなわちストレージ128GB版(最も安いモデル)が54,999ルピー、256GBモデルが59,999ルピーとのことです。

 

これではピンときませんが、フラッグシップ機Galaxy S23(標準モデル)のインド価格は75,000ルピー~であり、それより大幅に安くなります。が、前モデルとなるGalaxy S21 FEは8GBのRAMを搭載、ストレージ256GBモデルで49,999ルピーであり、2割ほど高くなる格好です。

 

インドでの格安5Gスマホ競争は激しく、たとえばOnePlus 11Rは、16GB RAMと256GBストレージを搭載し、価格はわずか45,000ルピー。またモトローラのEdge 40はわずか35,000ルピー~であり、現地では最安値とはいかないようです。

 

もっとも、現在は米ドルの為替レートが高いため、Galaxy S23 FEの価格を換算すれば約600ドル~。つまりGalaxy S21 FEと同じ程度の価格となりそうです。日本での価格も、もしかすると円安に影響されるのかもしれません。

 

Galaxy S21 FEはメインカメラの画素数が50MPとなり、Galaxy S21 FEの12MPと比べて約4倍になると予想されています。アップルの「iPhone 15」シリーズは値上げが確実視されているだけに、サムスンには価格面での頑張りを期待したいところです。

 

Source:Abhishek Yadav(X)
via:PhoneArena

スマホ関連企業に勤める274人に聞いた「○なキャリア」と「×なキャリア」

 

格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア“モバワン”では、「速度、料金などで評価。携帯のプロ274人に聞いた通信キャリアの満足度は?」というユーザー調査レポートを公開。今回はその内容をGetNavi web読者に解説していきます。

 

今回聞いた“携帯電話のプロ”は、スマホ業界の老舗企業に勤める社員274人で、アンケート調査を実施。業界にいるまさしくプロたちが、「キャリアに対してどれくらい満足しているのか」がわかる結果となっており、「これからキャリアを変えたい」「2台目のスマホを持ちたい」といった方にとって、有益な内容となっているはずです。

 

大手通信キャリアが運営する格安SIM会社&格安プラン。時代は移行期なのか

まずは、簡単な業界の構造から説明したいと思います。大手通信キャリアであるドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルはメジャーブランドとして業界を引っ張る立場でありながら、実はそれぞれが格安SIM会社および格安プラン(ネットのみの受付)を運営しています。代表的なのは、ドコモがahamo、auがUQモバイルとpovo、ソフトバンクがワイモバイルとLINEMOといったところです。楽天モバイルだけは持っていない代わりに、すでに格安SIM会社並の料金プランを提供しており、前述した3社と少し状況が違います。

 

いずれの格安SIM会社/ブランドも、回線を親会社である大手通信キャリアとほぼ同じ品質で提供しているため、速度が遅くならないうえに大きく月額料金を抑えられるというメリットがあります。ちなみに著者もUQモバイルを使っていますが、問題を感じたことはありません。

 

大手通信キャリアを利用する理由のひとつとして、かつてはキャリアに紐づいたメアドもありましたが、今ではSNSやGmailなどがコミュニケーションの中心であり、キャリアに付属するメアドは不要。もっといえば、LINEやFacebookのMessengerでもコミュニケーションは取れますので、データ容量だけある程度確保されていれば、まったく問題なしという方もいるでしょう。

 

ちなみに格安SIM会社については、上記だけではなく、イオン(イオンモバイル)やHIS(HISモバイル)、インターネットイニシアティブ(IIJmio)といった企業も参入し、もはや群雄割拠状態。今回はそのあたりは割愛し、本題であるキャリアの満足度にフォーカスします。

↑キャリア別の利用者数。やはり大手キャリアの人気はまだまだ根強い

 

速度はUQモバイルがトップ、何かと話題の楽天モバイルは低評価

↑5つの項目と総合満足度をポイント計算。その結果がこちら

 

上の表では、速度、料金、データ容量、カスタマーサポート、連携サービスの充実度(ポイント還元やサブスクリプションサービスの割引など)の観点から各項目を5点満点で評価。結論から言うと、満足度の第1位に輝いたのはUQモバイルで、2位がワイモバイル、3位がLINEMOという結果となりました。メインブランドが入ってこなかったのは意外だったでしょうか?

 

特に、UQモバイルとワイモバイルが総合満足度(平均値)で3.6以上をつけ、高い評価を得ていることがわかります。両ブランドは回答者に占める割合も比較的多いことから、プロ目線でも十分に信頼を獲得しているのでしょう。

 

細かい項目で見ていくと、速度では、意外にも大手を抑え、UQモバイルがトップで、ソフトバンクとauが続きます。特筆すべきは、楽天モバイルへの評価の低さ。しかし、楽天モバイルは新たな料金プラン「Rakuten最強プラン」を発表し、公式サイトでは“データ高速無制限エリアが超拡大”とうたっていることから、今後のエリア拡大と安定的な通信速度に期待したいところです。

 

料金面では楽天モバイルの支持率が高い

料金では、UQモバイルがトップで、楽天モバイル、LINEMOが続きます。実は、UQモバイルよりも月額料金が安い格安SIM会社は複数あるのですが、票を入れたユーザーは満足度の高さから”お得感”を感じているのかもしれません。速度では低迷した楽天モバイルも料金では健闘しています。

 

データ容量は、無制限プランを提供している大手4社の独壇場かと思いきや、ワイモバイルへの支持率が顕著に。ワイモバイルは、シンプルLプラン(25GB/月額税込4158円)があり、他社では20GBまでのプランが多いなか、少しの差が評価を高めているのかもしれません。

 

カスタマーサポートについては、やはり店舗の多い大手3キャリアやサブブランド(UQモバイル&ワイモバイル)が高い満足度を獲得しています。

 

連携サービスの充実度は、ソフトバンク、au、LINEMOがトップ3を飾りました。ソフトバンクは、ヤフオクやPayPayとの連携が目立ち、それらのユーザー数の多さからも評価が高いことがうかがえます。auは“スマホライフにもっとワクワクを”をコンセプトに、大人気の動画配信サービス「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」、「DAZN」などの割引も提供していることから支持されたと思われます。LINEMOはLINEとの連携サービスが多く、LINEのトークも通話もデータ通信量を気にせず、使い放題となるLINEギガフリーは有名です。

 

40代以降は格安SIMに、若い世代は大容量に満足する結果に

また、10〜60代以上という年代別でもキャリアに対する満足度のデータを集めました。興味深い数字だったのが、40代以降の格安SIMや格安プランへの支持率の高さ。ワイモバイル、ahamoがともに上位2位を占め、大手通信キャリアは軒並み低調な結果に。一方、20〜30代には大手通信キャリアと格安SIM会社の両方に支持が集まりました。

 

世代によって大手通信キャリアのドコモやauへの評価の分かれた背景には、やはり「無制限プランを必要としているか否か」があるかと見られます。インスタやTikTokなどのSNS、YouTube、Amazonプライム・ビデオ、Netflixなどの動画配信サービスなどを通勤・通学途中によく利用する若い世代にとっては無制限(大容量)プランやauのエンタメパックは魅力的。一方、40~50代以上の多くは20GBもあれば十分なため、格安SIM会社や格安プランを選んでいる人が多いと思われます。仮に、小容量プランでも大手通信キャリアを選んだ場合は、格安SIM会社に比べるとかなり割高になってしまいます。

 

プロ目線でジャッジするキャリアへの満足度調査、いかがでしたか? 前述しましたが、筆者もすでに格安SIM会社を利用し、通信に対しては何も不満はないことから、今後は格安SIM会社への乗り換え需要が高まっていくと見られます。

 

大手から格安SIM会社への乗り換え記事ほかお得な情報は、モバワンでも詳しく紹介していますので、ぜひ一度のぞいてみてください。また、今回アンケートした内容は、モバワンのサイトでも公開しており、上記だけではなく、不満足な点や使い続ける理由も紹介。同時に口コミ・レビューの投稿も受け付けていますので、ぜひともアクセスしてみてください。

「Zenfone 10」発売前レビュー! 全方位ハイスペックな小型スマホのフラッグシップ

ASUS JAPANは6日、フラッグシップスマホ「Zenfone 10」を発表。ここでは、発売前にいち早くレビューをお届けします。

↑ASUS JAPANが9月8日に発売する「Zenfone 10」

 

小型のボディに高性能をぎゅっと詰め込んだZenfone 10は、なめらか表示のディスプレイから、動画に強いカメラや、豊かな音を奏でるスピーカー、おサイフケータイ・防水まで全方位でハイスペックなSIMフリースマホです。

 

ラインアップは本体カラー、メモリー/ストレージ違いで主に3モデルを用意。それぞれの価格は以下のとおりです。

 

「Zenfone 10」の価格(税込み)

メモリー・ストレージ/価格/カラー

8GB・128GB/9万9800円/ミッドナイトブラックのみ

8GB・256GB/11万2800円/ミッドナイトブラック、コメットホワイト、スターリーブルー、エクリプスレッド、オーロラグリーン

16GB・512GB/13万4800円/ミッドナイトブラック、スターリーブルー

 

ザラザラした独特の手触り

まずは手に持った印象から見ていきましょう。再生紙で作られた箱から取り出してみると、スマホが手のひらにスッと入り込んできたかのように、自然と手になじむ感覚を覚えました。Zenfone 10の横幅は約68.1mm。iPhone 14と比べると、3mmほど細くなっています。ケースなしで片手持ちすると、手で包み込むような、安定感のある持ち方ができます。

↑大きさは約146.5×68.1×9.4mm、重さは約172g

 

背面はザラザラとした質感で、和紙か、サメ肌のような手触りです。このザラザラ感も滑りを抑えて安定して手に持てる一因となっているようです。

 

カラーバリエーションは宇宙との調和をイメージしたという5色展開で、宇宙にちなんだ色名が付けられています。新色のうち、コメットホワイト、オーロラグリーン、エクリプスレッドのバックカバーは、サステナビリティも向上させています。この3色の背面パネルは、バイオマス素材と剪定枝などの再利用木材が50%配合されており、前作「Zenfone 9」よりも環境に優しいうえに、グリップ感も高めているそうです。

↑宇宙をモチーフとしたという5色展開

 

カメラ上下にさりげなく印刷された▲マークは、宇宙船内部に掲示されているサイン類のように見えて、遊び心を感じます。▲マークは側面の指紋センサーの横にも印刷されていて側面を眺めたときのアクセントになっています。

 

紙のような手触りですが、防水もきっちりと対応しています。さらにおサイフケータイにも対応しており、モバイルSuicaも利用できます。生体認証は右側面に電源ボタン一体型の指紋センサーを備えています。

↑カメラ上下の赤い▲がチャームポイントです

 

目を引く丸めがねのような2眼カメラは、上が広角レンズ、下が超広角レンズ。望遠はありません。横から見ると広角レンズ側の方がレンズ部の膨らみが大きく、カメラの出っ張りが階段状になっていることがわかります。

↑カメラのでっぱりは階段状になっています

 

パッケージには黒色のハードケースとUSBケーブル、急速充電対応の充電器が付属しています。ケースはしっかりと背面を保護できますが、堅めの作りで脱着がしづらい印象も受けました。

↑黒色のケースが付属

 

オプションとして「Zenfone 10 Connex ケース」(5280円)が用意されています。このケースはドットの部分に、カードホルダーとスタンドのパーツを脱着できるという機能を備えており、スタンドを付けたらYouTubeアプリを開くといった、アプリの起動を提案する機能も備えています。こちらもタイトな作りで、iPhoneのMagSafeケースのようにスムーズに脱着することはできません。

 

【別売りのケース装着イメージ】(画像をタップすると閲覧できます)

 

コンパクトながら動画も音楽もゲームも妥協ナシ

小型スマホの利点として、持ちやすいとか、ポケットに入れたときに収まりが良いといった点はもちろんあるのですが、Zenfone 10にはそういった便利さを超えた「楽しさ」があります。凝縮感のある小さな画面で、滑らかにアプリが動いている様子は楽しく、特にWebサイトやSNSをスクロールしたときにヌルヌルと動く感触は、快感です。触覚フィードバック機の感触も上品で、とにかく使っていて心地よく感じます。

 

この心地よさを機能面から説明すると、まずディスプレイが120Hz駆動に対応していて、2400×1080ドットと5.9インチとしては十分な解像度があります。そして、チップセットは最新のSnapdragon 8 Gen 2を搭載し、文句のない処理能力があります。120Hzで描画しても、コマ落ちなどは一切なく、なめらかに表示できます。

 

色の表現も非常に正確です。動画再生では最新のHDR10+規格に対応していて、スマホでは暗くなりがちな最近の洋画を再生しても、陰影が際立ち、見応えがありました。

 

音にもこだわりがあります。Dirac社のオーディオ技術を搭載。ハイレゾ音源や空間オーディオの再生もサポートします。3.5mmイヤホンジャックを備えており有線イヤホンも接続できるうえに、BluetoothではaptX LosslessやLDACなどの高音質コーデックをサポートしています。ハイレゾ音源を再生するためのアプリ「NePLAYER for ASUS」も搭載しています。

 

何曲か聴いてみたところ、特に高音域がクリアに響き、聴いていて疲れない音作りだと感じました。オーディオウィザード機能として音楽、映画、ゲームにそれぞれに合わせた音の設定も用意されていて、オーディオに詳しくない人でも簡単に聴きやすい音に設定できます。

↑音の鳴り方を簡単にチューニングできるオーディオウィザード機能

 

ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」譲りのゲーム機能も魅力です。今回ゲームプレイ時のみ、ディスプレイのリフレッシュレートが144Hz駆動にも対応しています。レビューではメモリー16GBのモデルでアクションゲーム「原神」や、シューティングゲーム「PUBG」を遊んでみました。どのシーンでもカクつきがなく、CPUが過熱しすぎることもなく、60FPSで安定して動作しました。画面が小さいからボタンが押しづらいのではないかとも考えていましたが、それは杞憂でした。シューティングゲームのエイム(狙い)も機敏に反応し、“ドン勝”を得ることもできました。機能はもちろん、ゲーミングスマホ譲りの安定性がZenfone 10にも存分に生かされているようです。

↑ROG Phone譲りの多機能ゲームランチャー「Game Genie」を搭載

 

動画に強いカメラを搭載

背面カメラの構成は、広角カメラがソニー製センサーの5000万画素、超広角カメラが1300万画素の2眼構成です。

↑カメラは広角が5000万画素、超広角が1300万画素

 

写りの傾向としては、全体的に明るく撮れるようになっています。被写体検出AIも搭載していますが、メリハリの付け方は控えめで、スマホのカメラの中ではあっさりとした味付けに仕上がります。

 

望遠は5000万画素センサーからの切り出しになるため、不得手気味ですが、4~8倍で拡大して撮ると超解像機能が作用して文字などをくっきりと記録できます。鑑賞向きの写真にはなりませんが、板書などをメモする用途なら十分実用できそうです。

↑カメラアプリのデザインはすっきりめ。機能がよく整理されています

 

今回大きく強化されたのが動画再生時の手ブレ補正です。前機種にも搭載されていた6軸ジンバルに加えて、広角側に「アダプティブEIS」という新たな手ブレ補正機能が追加されており、手ブレしがちなシーンでも解像感の高い動画を撮れるようになりました。HDR10+規格の動画や、8K解像度の動画も記録可能となっています。

 

インカメラは3200万画素で、画素配列RGBWセンサーを搭載。加えて光の取り込み性能が67%向上し、ノイズを50%低減しています。暗いところでの自分撮りに強くなっています。

 

【Zenfone 10で撮影した作例ギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

↑「アダプティブEIS」という新たな手ブレ補正機能を搭載。ブレ軽減と解像感を両立しています

 

プリインアプリの随所に感じる気配り

OSはAndroid 13を搭載。最大2回の大型アップデートと、4年間のセキュリティ更新の保証をうたっています。使用感はほかのAndroidスマートフォンと変わりませんが、ASUS独自の作り込みも多くあります。

 

【Zenfone 10のホーム画面ギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

わかりやすいところでは、ツインアプリ機能を搭載しており、LINEなどのアプリを複製して2つのアカウントで利用できます。また、ジェスチャー操作では、背面をタップしてスクリーンショットを撮ったり、カメラを起動したりできます。

 

右側面の指紋センサーをなぞる操作にもジェスチャーを設定できます。通知パネルの開閉や、Webページの「戻る・進む」といった機能がありますが、筆者は「YouTube 動画の10秒巻き戻し・早送り」が実用的だと感じました。

↑指紋センサーをなぞる操作に、YouTubeの巻き戻し・早送りなどを割り当てられます

 

独自のアプリは、ファイル管理、ギャラリー、時計、天候(天気)などユーティリティー系のアプリを中心に揃えています。ギャラリーアプリで「なぞってモザイク」を付ける機能があったり、電卓アプリで単位換算ツールを用意していたりなど、かゆいところに手が届くような機能を備えています。

↑写真のギャラリーアプリには「なぞってモザイクをかける」機能もあります

 

小型スマホで気になる点といえば電池持ちですが、駆動時間は公称13.4時間となっています。レビューではWi-Fi環境下でゲームや動画再生で2時間ほど使い込んでみましたが、電池の減りは35%程度とゆとりがある状態でした。バッテリー容量は4300mAhで、急速充電は30W対応。今作からQiによるワイヤレス充電にも対応しています。

 

最先端マシンパワーを小型ボディに詰め込んだZenfone 10は、映像、音楽、カメラ、ゲームと全方位に遊べて、納得のフラッグシップモデルでした。遊び心のあるデザインからプリインストールアプリの気の利いた作りになっています。手に収まるサイズ感が好みの小型スマホ派なら、まず検討したい1台です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Google「Pixel 8」シリーズ、欧州では大幅値上げ? カラーバリエーションも明らかに

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 8」シリーズは、10月4日午後11時(日本時間)に開催されるMade by Googleイベントで登場する見通しです。すでに予想CG画像や実物画像、スペックなどが報じられてきましたが、価格には様々な説がありました。

↑値段も気になるがカラバリも気になる

 

そんななか、EU(欧州)諸国における価格やカラーバリエーションの噂話が伝えられています。

 

海外テックメディアThe Tech Outlookは独占情報として、EUでの価格やストレージの種類、カラーバリエーションを発信しています。

 

それによれば、Pixel 8のストレージ128GB版は、23%の付加価値税込みで874ユーロ(約13万8000円)。そして256GB版は949ユーロ(約15万円)とのことです。発売当初のPixel 7は650ユーロ(約10万2000円)~であり、かなりの値上げとなります。

 

またPixel 8 Proは、最低容量の128GBストレージで1,235ユーロ、256GBで1309ユーロ512GBモデルは1,461ユーロとのこと。ちなみに、発売当時のPixel 7 Proは900ユーロ~でした。

 

これらの値上げは少し行き過ぎとも思えるので、さらなる続報を待ってから判断したほうがよさそうです。

 

一方、カラーバリエーションに関する情報は信頼できそうです。まずPixel 8はHazel、Obsidian、Rose、Mintの4色で、ProモデルはBay、Obsidian、Porcelain、Mintの4色とのことです。

 

最近Pixel 8シリーズに関しては、カメラアプリが数年ぶりに刷新され、低照度での撮影に強くなる可能性が浮上していました。新型プロセッサー「Tensor G3」搭載により画像処理も強化されそうですが、なるべく値上げは控えめになるよう祈りたいところです。

 

Source:The Tech Outlook
via:GSMArena

次期「Galaxy S24 Ultra」、メインカメラは2億画素の改良型イメージセンサー搭載かも!

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズに関しては、ほとんどの情報が出尽くした感はあります。標準モデル「Galaxy S24」、大型モデル「Galaxy S24+」、それに最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」は、いずれも素晴らしいアップグレードになると予想されています。

↑同じ2億画素だが……

 

そのうちGalaxy S24 Ultraのメインカメラは、前モデルのS23 Ultraと同じイメージセンサーを使うと噂されていました。が、同じ2億画素ながらも、より新しいセンサーを搭載すると著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は「独占」として、Galaxy S24 Ultraのメインカメラに関する情報を発信しています。

 

それによれば、新型センサーはS23 Ultraで使われたISOCELL HP2を最適化した「ISOCELL HP2SX」とのこと。光学フォーマット(センサーサイズ)は1/1.3インチで、ピクセルサイズは0.7μmだそうです。前者は変化がありませんが、ピクセル1個の大きさはISOCELL HP2の0.6μmを上回っています。

 

またGalaxy S24 Ultraの3倍望遠レンズは、画素数が前モデルの5倍になる上に、イメージセンサーも強化されると噂されています。その結果、3倍望遠レンズの画像を元にする5倍ズームの性能も向上すると見られています。

 

ほかGalaxy S24 Ultraは、最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載、内蔵ストレージは最大2TB。さらにチタン製フレームにより、頑丈かつ軽量化などが予想されています。

 

おそらく2024年初めに発売であり、あと数か月ありますが、続報を待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(X)
via:Sammobile

9月ではない?「Galaxy S23 FE」と「Tab S9 FE」の発表時期に意外な可能性が浮上

お手ごろ価格で高性能なサムスン製スマートフォン「Galaxy S23 FE」とタブレット「Galaxy Tab S9 FE」は、まもなく発売されると見られています。

↑「Galaxy S23 FE」と「Galaxy Tab S9 FE」への期待が高まる(画像はSamsung Galaxy A32 )

 

そんな中、サムスンはこれらの製品を2023年の後半に発表するものの、来週のIFA2023(9月1日~5日、ドイツのベルリンで開催)では発表しないと有名リーカーが主張しています。

 

信頼性の高いリーカーMax Jamborは、サムスンは今年の第4四半期に発表会を開催し、Galaxy S23 FEやGalaxy Tab S9 FE、その他のFE製品を投入するとX(旧Twitter)で述べています。

 

ここでいうFEとは「ファン・エディション」のこと。フラグシップ製品をベースに少し性能を落とし、買いやすい価格にした製品を意味しています。

 

Galaxy S23 FEとGalaxy Tab S9 FEは、まさに「フラグシップの廉価版」という位置づけ。Galaxy S23 FEは1年以上前のSnapdragon 8 Gen 1チップを搭載し、Galaxy Tab S9 FEは上位モデルのようなAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ではなく液晶画面になると予想されています

 

また、サムスンの第2世代忘れ物タグ「Galaxy SmartTag 2」も同時に登場する可能性が高いと見られています。

 

サムスンは第4四半期、つまり10月~12月に新製品発表イベントを開催した前例はほとんどありません。すでにGalaxy S23 FEは公式サポートページも開設されており、あと1~2か月ほどで登場する可能性もありそうです。

 

Source:Max Jumbo(X)
via:9to5Google

Googleが初公開!?「Pixel 8 Pro」の実物画像をチラ見せ

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 8」シリーズは、10月4日午後11時(日本時間)に開催される「Made by Google」イベントで発表されると予想されています。プロモ動画がリークされたり実機と称する画像がネット上に登場したりするなど、すでに数々の手がかりが見つかっていますが、新たに、上位モデル「Pixel 8 Pro」初の公式画像(静止画)が同社の公式サイトに登場しました。

↑新作の画像をスクープ(画像はPixel 7 Pro)

 

この画像はGoogleの「サブスクリプション&サービス」ページに掲載されましたが、記事執筆時点では削除済み。しかし、テックメディアWccftechがスクリーンショットを入手したおかげで、Pixel 8 Proと「Pixel Watch 2」の姿を確認することができます。

↑Google公式ページに一時的に掲載されていたPixel 8 Proの画像(画像提供/Wccftech)

 

一見すれば、前モデルのPixel 7 Proとソックリ。しかし、これまでの噂や流出したプロモ動画が示唆していたように、その筐体は先代よりも丸みを帯びており、カメラバーも3つのレンズを収納するため大きくなっています。

 

また、Pixel Watch 2のディスプレイはよく見えませんが、前モデルのバンドとは違っているようです。

 

Pixel 8シリーズは新型プロセッサー「Tensor G3」を搭載し、バッテリー容量や充電速度もアップすると見られています。少し値上げすることも予想されていますが、それでも十分にお買い得となりそうです。

 

Source:Wccftech

「Galaxy S24 Ultra」、ディスプレイが強化されて最大輝度が大幅アップするかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」の画面はかなりの進化を遂げ、最大輝度がアップすると著名リーカーが主張しています。

↑かなり明るくなる?

 

同社のGalaxyスマートフォンは画面の素晴らしさに定評がありますが、最近は他社製品に少しおくれを取っています。

 

現行の最上位モデルGalaxy S23は大きくて発色の鮮やかな6.8インチAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)画面を搭載していますが、輝度は最大でも1750ニトです。かたや、同じくサムスン製ディスプレイを採用したiPhone 14 Pro Maxのピーク輝度は2000ニト。またOppo Find X6 Proでは、2500ニトにも達しています。

 

しかし、信頼性の高いリーカーIce universe氏によれば、Galaxy S24 Ultraは、6.8インチのAMOLED画面を引き継ぎつつ、より明るい2500ニト対応パネルを搭載するそうです。

 

これは現行モデルよりも大幅なアップグレードであり、全スマートフォンの中でも最高クラスの明るさになるはず。また、ディスプレイの解像度が3120×1440に変更され、アスペクト比は19.5:9になるとのこと。Galaxy S23 Ultraはそれぞれ3080×1440/20:9のため、少し横幅が広がる見通しです。

 

先日Ice universe氏は、Galaxy S24 Ultraがフラット画面(端が丸まっていない)になると予想していました。標準モデルの「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」のほか、廉価モデル「Galaxy S23 FE」もフラット画面になると噂されており、サムスンはデザインを統一していくつもりかもしれません。

 

Source:Ice universe(X)
via:9to5Google

「Galaxy Z Fold6」のデザインは全面リニューアル? Galaxy Sシリーズに近づくかも

サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」が登場したばかりですが、早くも次期モデル「Galaxy Z Fold6」の試作機と称する写真が公開されています。

↑Galaxy Sシリーズに近くなる?

 

信頼性の高いリーカーIce universe氏はX(Twitter)にて、「Galaxy Z Fold6の試作デザインの1つ」という動画をシェアしています。

 

この投稿は先日、同氏がリークした次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」の予想CG画像がサプライチェーン情報筋の確認が取れた、というもの。そこでGalaxy Z Fold6のプロトタイプ動画も公開し、今後のサムスン製スマートフォンのデザインはこうなる、と述べているしだいです。

 

Ice universe氏いわく、Galaxy Z Fold6のミドルフレームやフラットボトム(平たい底部)などは、Galaxy S24 Ultraのデザインコンセプトと全く同じとのこと。2024年以降は、フラッグシップ機と折りたたみ機の外見を近づけていくのかもしれません。

 

今回の動画を見るかぎり、Galaxy Z Fold6の試作機は、Galaxy S24 Ultraで噂されているフラット画面(端が丸まっていない)を採用しているようです。また、折りたたんだときの外側ディスプレイのアスペクト比も変更され、タテ長で狭いとの声もあったデザインから方針転換した印象もあります。

 

また、画面ベゼルは少し太い感じですが、より狭くなるかもしれないそうです。今後は折りたたんだままでも、普通のディスプレイが広いスマホとして使っていけると期待が持てます。

 

サムスンは例年、1~3月にGalaxy Sシリーズ、夏から秋にかけて折りたたみのGalaxy Z FoldとGalaxy Z Flipシリーズを発表しています。どちらも数か月~1年ほど先のことですが、さらなる追加情報を待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(X) 
via:Wccftech

お手ごろ価格で高性能な「Galaxy S23 FE」、まもなく発売? サムスンが公式サポートページを開設しています

サムスンのミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく登場すると予想されています。信頼性の高いリーカーも、詳細なスペック情報を述べた上で、発売は9月だと主張していました

↑「Galaxy S23 FE」9月に発売という噂も……

 

そんななか、サムスンのカザフスタン向け公式サイト式サポートページを公開したことで、発売日が間近に迫っている可能性がますます高まりました。

 

このサポートページでは、スマホの型番が「SM-S711B/DS」だと書かれつつも、「Galaxy S23 FE」という製品名は見当たりません。

 

また、搭載チップやディスプレイなどのハードウェア情報も記載されていません。スマホのリセットやiPhoneから乗り換えるときの手順など、一般的な事柄が説明されているだけです。

 

とはいえ、「SM-S711B」は流出したベンチマーク結果などで何回も確認された型番です。しかしサムスンは不思議なことに、複数のサイトが報告してから数日間はサポートページを削除していません。

↑「SM-S711B」はGalaxy S23 FEの型番のはず(Image:Samsung)

 

まだサムスンはGalaxy S23 FEを公式発表していませんが、ほぼ全ての情報は判明している感があります。

 

まず著名リーカーが予想レンダリング画像を公開したことに続き、実物と称する写真も登場。また搭載チップはGalaxy S22と同じSnapdragon 8 Gen 1となり、メインカメラの画素数も50MP、つまり前機種の12MPから4倍以上になるという具合です。

 

これらを総合すると「1年以上前のハイエンド機に相当」となりそうですが、ミドルレンジであれば十分に高性能なはず。先代のGalaxy S21 FEは米国で700ドル(約10万円)~だったため、同程度の価格となるのかもしれません。

 

Source:Samsung
via:Android Police

Galaxy Z Fold5、前モデルよりバッテリー持ちが30~40%も改善! 新型チップのおかげかも

これまでの折りたたみスマートフォンは、バッテリー持ちがいいとは言い難いものでした。が、サムスンの最新機種Galaxy Z Fold5は、前モデルのGalaxy Z Fold4よりも30~40%も改善したと報告されています。

Image:サムスン

 

Galaxy Z Fold5は、一見すれば前モデルのGalaxy Z Fold4と大きな違いはありません。どちらも画面サイズと解像度は同じで、バッテリー容量も4,400mAhのままで変わりなし、ただ1つ、搭載チップがSnapdragon 8+ Gen 1よりも優れたSnapdragon 8 Gen 2へと進化しました。

 

しかし、米9to5Googleのライターが実際に使ってみると、バッテリー駆動時間は劇的に向上しているとのこと。

 

レビュー期間中には、Galaxy Z Fold4と比べてバッテリー駆動時間は30~40%以上向上しており、5~6時間以上は楽に使えたそうです。平均的な使い方をした日には、40~50%もバッテリーが残っていたと語っています。

 

日常的には、内側(折りたたみ画面)と外側のディスプレイをほぼ均等に使うことで、1日あたり5~6時間は画面を見ていても余裕だったとのこと。そして午後11時までには15%ほど残量があり、3時間ほどしか画面を見ない日では、50%ギリギリで1日を終えられたと振り返っています。

 

これはたった1人だけの話ではなく、他のGalaxy Z Fold5を使うユーザー数人からも同じ話を聞いたそうです。また、今月初めにも他社のスマートフォンとバッテリー持ちを競い合わせたYouTuberがいましたが、その検証結果とも一致しています。

 

日本国内でも、Galaxy Z Fold5はNTTドコモとauから9月1日に発売されます。現在は予約受付中ですが、バッテリー持ちが気になっていた人は、心配しなくてもいいかもしれません。

 

Source:9to5Google

試作機?「Pixel 8a」らしきベンチマーク結果が早くも登場!

Googleは2023年秋に、次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8」および「Pixel 8 Pro」を発売すると予想されています。そんな中、その廉価モデルとなる「Pixel 8a」らしきベンチマークテストの結果が早くも登場しました。

↑Pixel 8aは前モデルを超えるのか?

 

このテスト結果は、ベンチマークアプリ「Geeknbench」の報告サイトに登場。このコードネーム “Akita “と呼ばれる試作機は、Pixel 8/8 Proに搭載される「Tensor G3」チップのアンダークロック版(動作クロック周波数を下げたもの)を採用し、最大8GBのRAMを積むようです。

 

シングルコアスコアは1218、マルチコアスコアは3175を記録。これらはTensor G2を搭載したPixel 7と同等か、わずかに下回る数値です。

 

もっとも、まだ試作段階でソフトウェアを最適化していないとすれば、製品版の発売までに上がっていく可能性もありそうです。

 

現行モデルのPixel 7aはミドルレンジ(中価格帯)ながら高性能で、最高の格安5Gスマートフォンと絶賛する声も

 

その一方で、Pixel 7aの売れ行きによっては、Pixel 8aの発売が見送られるとの噂もありました。こうして試作機らしきデータが出てきたということは、GoogleもPixel 7aの販売状況に満足しているのかもしれません。

 

Pixel 8シリーズに搭載されるTensor G3チップに関しては、より新世代のCPUコアや最新ストレージ規格への対応、GPUコアの更新など、全面的なアップグレードになるとのリーク情報もありました。さらなる続報に期待したいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:PhoneArena

Galaxy S24、「Snapdragon 8 Gen 3の高速版」を搭載する可能性がにわかに高まる

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズに、クアルコム製の最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されるとの予想は、7月に登場したベンチマーク結果(「Galaxy S24+」のもの)により裏付けられていました。

↑チップの性能がもっと良くなりそう

 

それに続き、他社のスマートフォンも「Snapdragon 8 Gen 3」を採用したことを示すベンチマークが出現したことで、Galaxy S24シリーズには特製の高速バージョンが搭載される可能性が高まりました。

 

現行のGalaxy S23シリーズには、当時はサムスン独占だった「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されています。標準的なSnapdragon 8 Gen 2チップよりも動作クロック周波数が高く、処理性能もパワフルとなった特別版です。

 

さて、Nubiaの次期スマホと思われる「NX769」が、人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeeknbench Browserに登場しました。この機種は、Motherboard欄が「pineapple」、Governor欄が「walt」であり、どちらも上記のGalaxy S24+と同じ。そこから、両方ともSnapdragon 8 Gen 3を搭載していることが判明しました。

 

しかし、NubiaのSnapdragon 8 Gen 3チップは、ベース周波数が2.26GHz、2.27GHz動作のCPUコアが2つ(クラスター1)、2.96GHz動作のコアが5つ(クラスター2)、3.19GHz動作の高性能コアが1つ(クラスター3)という構成。

 

対して、Galaxy S24+搭載チップは、ベース周波数が同じ2.26GHzでありながら、クラスター1の周波数が2.26GHzから2.27GHzに、クラスター2のうち3コアは2.96GHzから3.15GHzに、高性能コアは3.19GHzから3.30GHzに引き上げられています。

 

こうしたことから、2024年もサムスンとクアルコムがGalaxyスマホ専用の「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を投入する可能性がうかがえるわけですね。

 

Galaxy S23シリーズもパワフルな性能とバッテリー持ちの良さが大好評でしたが、Galaxy S24シリーズもその長所に磨きをかけると期待したいところです。

 

Source:Geeknbench Browser(1),(2) 
via:Sammobile

シャープ、ライカと開発したレンズ搭載のフラッグシップスマホ「AQUOS R8 pro」のSIMフリー版を発売

シャープはスマホのフラッグシップモデル「AQUOS R8 pro」および、プレミアムモデル「AQUOS R8」のSIMフリーモデルを発売すると発表しました。発売は8月31日以降順次としています。

 

AQUOS R8 proは、1インチイメージセンサーと、ライカカメラと共同で開発したF1.9/焦点距離19mm(135mm換算)の「ズミクロン」レンズを搭載したモデル。また、撮影時の光の強さや色味を測定して補正する「14chスペクトルセンサー」を新たに搭載し、朝日や夕焼け、室内照明などさまざまな光の環境に応じて、見たままに近い自然な色合いの撮影が可能としています。

 

HDR撮影の処理速度も従来の「AQUOS R7」に比べて約40%向上しており、逆光や暗所でも白飛びや黒つぶれを抑えた写真をテンポよく撮影できるとのこと。さらに、被写体の認識精度が上がったAIエンジンによって、動き回るペットのシャッターチャンスも逃がさず写せるといいます。

 

スペックとしては、CPUがSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform、メモリーが12GB、ストレージが256GB、OSがAndroid 13で、ディスプレイは約6.6型のIGZO OLEDで解像度が1260×2730ドット、リフレッシュレートは1~240Hzの可変式を採用しています。

 

AQUOS R8は、上位モデルと同じSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform搭載で、独自のチューニングを加えることでAQUOS R7に比べてCPU性能が約32%、GPU性能が約24%、AI性能が約50%上がったとするモデル。メモリーは8GB、ストレージは256GBを搭載しています。

 

カメラには、1/1.55インチの大型イメージセンサーとライカカメラ監修のレンズ「ヘクトール」を搭載。光量の多さを活かした、明るく美しい写真を撮影できるとしています。

 

ディスプレイは約6.39インチのPro IGZO OLEDを搭載しており、解像度は1080×2340ドット、リフレッシュレートは1~240Hzの可変式を採用しています。

 

想定価格はAQUOS R8 proが19万円台前半(税込)で、AQUOS R8は13万円台後半(税込)としています。

ついに「Galaxy S23 FE」のスペックも流出! 十分に高い性能になりそう

サムスンがお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S23 FE」をまもなく発売することは、同社の幹部がほのめかしていました。先日も業界団体のウェブサイトから実物の写真が見つかっています

↑ついにスペックまで公開(画像はGalaxy S21 FE)

 

そんな「公然の秘密」のGalaxy S23 FEのほぼ全スペックを、著名リーカーがX(元Twitter)で公開しました。

 

信頼性の高いリーカーYogesh Brar氏は、Galaxy S23 FEのディスプレイや搭載チップについて次のような情報を述べています。

 

まず、画面サイズは6.4インチで解像度はフルHD、最大リフレッシュレートは120Hzとのこと。バッテリー容量は4500mAhで25W高速充電に対応するなど、著名リーカーのOnLeaks氏の情報とも一致しています。

 

搭載プロセッサーは、クアルコム製のSnapdragon 8 Gen 1か、サムスン製Exynos 2200のどちらかになるとのこと。これも以前のリーク情報と符合しています。サムスンの前例から考えて、発売地域により搭載プロセッサーが変更されると思われます。

 

最も注目すべきは、広角カメラ(メインカメラ)の画素数が50MPとされていること。この画素数は、前モデルGalaxy S21 FEの12MPと比べて約4倍となりますが、Galaxy S23標準モデルと同じセンサーを使っているのかもしれません。

 

こうした性能は、ほぼ1世代前のGalaxy S22標準モデルに匹敵するものです。もちろん最先端ではありませんが、Galaxy S22は処理速度とバッテリー持ちのどちらも高い評価を得ており、重いゲームをしなければ不満が出ることはなさそうです。

 

ほぼ同じ性能(プロセッサーは改良版のSnapdragon 8+ Gen 1)のNothing Phone(2)は、国内では7万9800円~のお手ごろ価格が好評でした。Galaxy S23 FEはそれと同等か、より安い価格を期待したいところです。

 

Source:Yogesh Brar(X) 
via:Wccftech

「Galaxy S24 Ultra」のベゼルは太くなる!? 著名リーカーが意外な予測

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズの発売までは、あと半年近く(おそらく2024年前半)ありそうですが、ある著名リーカーが、ハイエンドモデル「Galaxy S24 Ultra」は前面のデザインが少し変更されると主張しています。

↑ベゼルの変化に注目(画像はGalaxy S23 Ultra)

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は、Galaxy S24 Ultraがフラット画面(端が丸まっていない)で左右対称だが、ベゼルがやや太めになり、画面占有率(スマホ前面のうち、画面が占める比率)が低めになるという予想画像を公開しています。

 

フラット画面は、下位モデルの「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」にも搭載が噂されています。有機EL画面の端が湾曲しないため、指が間違って触れにくく、片手で操作しやすいとの声も。

 

しかし、ベゼルが太めなのは意外です。具体的には左が3.42mm、右が3.42mm、上が3.0mm、下が3.0mmになるとのこと。ちなみに、次期「iPhone 15 Pro Max」のベゼル幅は1.5mmだと噂され、Galaxy S24/S24+も極薄ベゼルになると見られています

 

Galaxy S24 Ultraの画面サイズは引き続き6.8インチと予想されていますが、解像度は1440×3120と少し高くなり、アスペクト比は19.5:9になる可能性があるそう。現行のGalaxy S23 Ultraは、それぞれ1440×3088と20:9となっています。

 

また、スマホ本体のサイズは163.4×78.1×8.9mmから162.3×79×8.6mmに変更される可能性があるとのこと。このサイズ変更は「頑丈なチタン製フレームを採用するのに軽くなる」という噂と関係がありそうです。

 

以上をまとめると、フラット画面で使いやすくなりつつ、ベゼルは太めになるかもしれないということ。一般的にベゼルを狭くするとコストが高くなるため、価格を抑えようとしているのかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:PhoneArena

Google「Pixel 8」シリーズのカメラアプリ、数年ぶりのリニューアル? 低照度での撮影にも強くなるかも

GoogleのPixelスマートフォンは、カメラアプリの使いやすさが好評を呼んできました。そのカメラアプリのUI(ユーザーインターフェース=操作画面)が、次期「Pixel 8/8 Pro」にて数年ぶりに一新されると著名リーカーが主張しています。

↑カメラの使いやすさに定評がある、Google「Pixel」シリーズ

 

信頼性の高いリーカー Kamila Wojciechowska氏によると、新アプリでは手の届きやすさを改善するため、画面の下部に操作系を置くことに重点が置かれているそうです。

 

まず設定を呼び出すボタンは、左上から左下に移ったとのこと。とはいえ、設定メニューは今までと同じく、上半分に表示されるようです。また、下から上に指をスワイプするジェスチャー操作でも呼び出せるとのことです。

 

また新UIでは、写真モードとビデオモードが完全に分離されています。現行アプリでは混在していますが(シャッターボタン内の白丸が大きければ写真、小さければ動画)、改訂版では写真と動画のアイコンで分かりやすく切り替えられるようになっています。

 

まず写真モードでは、アクションパン/長時間露光/ポートレート/フォト(普通の写真)/夜景/パノラマの6モードを確認できます。

(Image:9to5Google)

 

かたや動画モードでは、パン/ブラー/スローモーション/タイムラプスの4モードあり。ビデオ手ぶれ補正は設定メニューに移動し、標準/ロック/アクティブを選ぶことができます。

(Image:9to5Google)

 

またシャッターボタンの位置は真ん中で変わらないものの、自撮り/背面カメラの切り替えボタンが右に、最近撮った写真の確認が左となり、左右が入れ替わりました。ズームの倍率切り替えはその上に表示され、モード切替はシャッターボタンの下にあります。

 

一方、Googleは「スタッガードHDR」機能の開発に取り組んでいるそうです。これは3つの異なる露出(短、中、長)で撮影し、最終的に1つの画像に結合する技術のこと。通常のHDRと同じ効果を出しつつ、写真がぼやけるおそれを減らすものです。

 

さらに「Adaptive touch」という新機能もあるそうです。こちらはシーンに応じてフラッシュの強さを調整したり短くすることで「露出オーバーを防ぎ、低照度での撮影を改善」するそうです。

 

これまで動画と静止画、どちらを撮影しているか分かりにくく、また操作メニューが上下に分かれて指が届きにくいこともありました。新アプリでは、片手でも思った通りに操作しやすくなりそうです。

 

また前例からは、この新しいカメラアプリUIはまず最初にPixel 8シリーズに実装され、その後にPixel 6や7といった過去モデルでも利用できる可能性が高そうです。1~2年前のPixelスマホを持っている人たちも、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Android Authority
via:9to5Google

「Galaxy S24」シリーズのバッテリー写真が公開! Ultraは65W高速充電に対応?

サムスンは2024年初めに次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズを発表すると予想されています。これまで最上位モデルには頑丈なチタン素材が使われるものの軽くなる、標準モデル等はフラット画面で持ちやすくなるといった噂話が届けられてきました。

↑Galaxy S24シリーズの発売は近い?

 

それに続き、「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」3モデル全ての内蔵バッテリー写真が公開されました。

 

これら3モデルに搭載されるバッテリーは、韓国のバッテリー認証機関であるSafety Koreaのデータベースにて発見されました。Galaxy S24用バッテリーの型番はEB-BS922ABY、S24+PlusはEB-BS926ABY、Ultra用はEB-BS928ABYとなっています。

 

それぞれ、バッテリーの実物写真が添えられています。

↑左がS24、右がS24+の内蔵バッテリー(Image:Safety Korea)

 

これらの写真では、バッテリー容量は明らかにされていません。とはいえ、公的規制機関の認証を受けたことは事実であり、2024年初めに発売される可能性も高まったかっこうです。

↑S24 Ultraの内蔵バッテリー。65W高速充電できる?(Image:Safety Korea)

 

これまでの噂話では、Galaxy S24+およびS24 Ultraモデルには5,000mAhのバッテリーが積まれるとの説もありました。また、EV(電気自動車)向けの積層型バッテリー技術を使い、65Wの高速充電に対応する可能性もあると言われています

 

まだGalaxy S24シリーズは発売まで数か月あるため、噂話が本当だったとしても、細かな仕様が変わる可能性もあるでしょう。

 

安価な標準モデルでも上位モデルと同じ常時表示機能が搭載され極薄ベゼルとなり、Ultraモデルの3倍光学ズームが前機種より画素数が5倍アップするといった予想は、当たっているよう祈りたいところです。

 

Source:Saftey Korea
via:Sammobile

サムスン「Galaxy S24/S24+」、iPhoneのようなフラット画面になる? 誤タッチが減って操作しやすくなるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」につき、どちらもエッジが角張ったフラット画面になっていると有名リーカーが主張しています。

↑フラットデザイン化で本体が持ちやすくなりそう

 

信頼性の高いリーカーのIce Universe氏は「速報」として、Galaxy S24/S24+のミドルフレームのデザインが変更され、iPhoneのような「垂直(vertical)」デザインになったと述べています。

 

それと合わせて、中国製スマートフォン「Meizu 20」の写真も投稿し「おそらくこんな感じ」とのこと。Meizu 20は有機ELディスプレイの端が湾曲せず、画面が平らでエッジが角張ったフラットデザインで知られています。

 

少し前のサムスン製スマホはエッジが丸くなっていましたが、ここ最近はフラットデザインに統一する傾向があります。噂のミドルレンジ機「Galaxy S23 FE」も、同じようなデザインになるとの説が有力です。フラット画面は側面を間違ってタッチしにくくなり、片手での操作もしやすいとの声もあります。

 

またGalaxy S24/S24+は、ベゼルが極薄になるとIce Universe氏は主張していたことがあります。

 

これらのデザイン変更は、どちらも次期「iPhone 15」シリーズの方向性とも重なるものです。アップルとサムスンは良きライバルですが、両社のスマホデザインは近づいていくのかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:GSMARENA

サムスン折りたたみスマホが日本にも登場。個性が光る「Galaxy Z Flip5」、一台二役の「Galaxy Z Fold5」

サムスン電子ジャパンは、折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」を日本向けに発表しました。NTTドコモとau(KDDI)から発売されます。

 

どちらのモデルも、画面を折りたたんで持ち運べる特徴は共通していますが、製品としての特徴付けは異なっています。縦折り型のGalaxy Z Flip5は普通のスマホをスタイリッシュに持ち歩けることが特徴。価格は一般的なハイエンドスマホと変わらない程度に抑えられています。

 

一方で、横折り型のGalaxy Z Fold5は閉じるとスマホに、開くとタブレット程度の大きさになる、二刀流の使い方ができる点が特徴で、スマホとしては最上位の価格帯に位置しています。

 

サブディスプレイの大型化で個性が発揮されたGalaxy Z Flip5

Galaxy Z Flip5はサブディスプレイの大型化によって、より個性を表現できるように進化しました。両面とも高耐久ガラス貼りで、側面はアルミフレームでスタイリッシュかつモダンな仕上げ。カラーバリエーションは自然界にある色を取り入れた4色展開。シックなグラファイト、柔和なラベンダー、マイルドなクリーム、そして爽やかなミントから選べます。

↑Galaxy Z Flip5

 

縦折り型はたたむと小さな正方形になるので、ポケットやミニバッグにもスッと収まります。なかでもGalaxy Z Flip5は折りたたみ構造が改善されており、たたんだときの厚みは前世代モデル比で2mm薄い15.1mmに。内側の膨らみが少なく、より端正な見た目になっています。

↑折りたたんだ状態で横から見たときに、ピッタリと閉じられるようになったのは今作の改良ポイント

 

閉じた状態の画面は「フレックスウィンドウ」という名前が付き、前世代モデル比で278%も大きい3.4インチに拡大しました。この画面は表現力の高い待受画面のようなもので、好みの壁紙やGIFを表示できます。

 

フレックスウィンドウでは、一部のアプリをそのまま動作させることも可能です。たとえばLINEでメッセージをやり取りしたり、YouTubeやNetFlixで動画を再生したり、Google マップでナビを確認するといった操作は、折りたたんだ状態で行なえます。通知を確認できるほか、天気アプリやカレンダーなどの純正アプリには専用の画面も用意されています。

↑Google マップを表示。慣れてしまえばフレックスウィンドウでも操作はしやすそうです

 

↑天気も大きく表示され見やすいです

 

フレックスウィンドウが活躍するもうひとつの用途がカメラです。カメラのプレビュー画面を大きく表示できるので、高画質な背面カメラを使ったセルフィー(自分撮り)も簡単です。写真の色合いの調整なども折りたたみ状態で設定できます。開いて撮るときも、カメラのプレビューをメインディスプレイとフレックスウィンドウの両側に表示できるので、どういう感じで撮られているのかを確認しながらモデル撮影ができます。

↑フレックスウィンドウでセルフィーするとこんな感じに

 

↑背面カメラは超広角1200万画素と広角1200万画素の2眼構成

 

内側の画面は 6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。縦長なので、上下にアプリを表示するような使い方も快適です。たとえば画面上部で動画を再生しながら、LINEのメッセージを返すためにキーボードを表示しても、表示領域に余裕があります。

↑Galaxy Z Flip5を開いたとき。縦長なので、基本は両手で操作になりそうです

 

Galaxy Z Flip5は開きかけた状態で画面を表示することもできます。たとえば、テーブルの上などに置いて動画を再生したり、スマホを固定した状態で写真や動画を撮影したりという使い方が、スマホスタンドなしで可能です。筆者はGalaxy Z Flipの初代モデルを2年ほど使用していますが、スタンドなしの動画再生は特に重宝しました。手狭なキッチンで動画を再生しながら料理しているときに、見やすい角度で固定できるGalaxy Z Flipはほかにない使いやすさです。

↑角度を付けてテーブルなどに置いて使えます

 

スマホの性能の要となるチップセットは最新・最上位の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載。防水やおサイフケータイにも対応していて、“普通のスマホ”の感覚で使えます。未来を先取りするような、スタイリッシュな折りたたみスマホといえるでしょう。

 

スマホとタブレットが1台になった感覚のGalaxy Z Fold5

Galaxy Z Fold5は、閉じた状態では縦長のスマホとして、開くと新書サイズの小型タブレットとして、一台二役に活躍します。Galaxy Z Flip5と同様にヒンジ構造を改善していて、ピタリと閉じられるようになっています。

↑Galaxy Z Fold5

 

前世代モデルから比べて重さは約10g軽量化。約253gと依然として、スマホとしては重量級ですが、たとえばiPhone 14 Pro Max(約240g)と比べると13gしか変わりません。その重さの差で縦長スマホと薄型タブレットの両方をひとつにまとめたと捉えると、その便利さに気づくでしょう。スマホとタブレットの2台持ちが煩わしいと思ったときにはGalaxy Z Fold5は良い選択肢となるかもしれません。

 

手書きのSペンは別売りで、使う場合は格納ケースの「Slim S Pen Case」という専用アクセサリーが必要です。Sペンはワコムの技術によって、筆圧検知付きの滑らかな筆記を可能としています。ペンは防水対応に、専用ケースはスリムな形状に改良されていて、Galaxy Z Fold5が果たした軽量化のメリットも損ねません。

↑Slim S Pen Case装着イメージ

 

メインのフォルダブルディスプレイは7.6インチと大きく、情報を一目で把握できます。たとえばPDFファイルを確認したり、カレンダーで1週間の予定をサッと把握したりするときにも実用的です。

↑Galaxy Z Fold5を開いたとき。タブレットとして見ても決して小さい画面ではありません

 

↑閉じたとき。スリムですが、スマホとしての操作性は十分ある画面の大きさです

 

Galaxy Z Fold5は、大画面を生産的に使うための工夫もしっかり取り入れられています。スマホとしては本格的なマルチタスク操作にも対応しており、アプリを画面下部のタスクバーに表示して、左右の2画面で起動したり、ウインドウ形式で3つ目のアプリを開いたりできます。

 

マルチタスク操作で使えるジェスチャー機能も豊富に用意されていて、今作では新たに両手でのマルチタスク操作に対応。たとえば、片手の指で写真などを長押しして、もう1本の指でタスクバーから新しいアプリを開いて共有するといった操作もできます。

 

もちろん、開きかけの状態で動画再生も可能です。Galaxy Z Fold5では、画面半分のアスペクト比がほぼ2:1の比率になるため、ハリウッド映画のような横長の動画は画面サイズにピッタリの比率で再生できます。さらに再生中の下画面に動画のコントロールバーが表示されるようになっており、再生・停止や10秒スキップ・巻き戻しといった操作を手軽にできるようになっています。

↑動画再生時。画面上部が動画で、下部にコントロールバーが表示されます

 

背面のメインカメラは望遠、広角、超広角の3眼仕様。Galaxy Z Flip5と同様に、背面カメラを使ったセルフィーもできます。インカメラは内側ディスプレイの画面下に目立たないように備えており、開いた状態でもカメラによる顔認証が利用できます。

↑背面カメラ

 

チップセットはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxy搭載。加えて冷却機構のベイパーチャンバーを38%大型化しており、グラフィックにこだわった大作ゲームもスムーズに起動できます。防水やおサイフケータイにも対応しており、手に持ったときの重さが許容できるなら、一般的なハイエンドスマホと変わらない感覚で利用できるでしょう。スマホを能動的に使って情報を集めたい人や、手書きのメモを積極的に活用している人にはおすすめの1台です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「Galaxy S24 Ultra」、頑丈なチタン製フレームなのに前モデルより軽くなる? 著名リーカーが主張

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、頑丈なチタン製フレームを採用すると噂されています。そのため現行モデルGalaxy S23 Ultraより重くなるとの予想もありましたが、著名リーカーが逆に軽くなると主張しています。

↑Galaxy S24 Ultraはチタンフレームなのに軽くなる?

 

今年秋の「iPhone 15 Pro」モデルもチタン製フレームを搭載するとみられていますが、iPhone 14 Proのステンレススチールより軽いため、軽量化が予想されています。

 

かたやGalaxy S23 Ultraの筐体はチタンよりも軽いアルミニウム製のため、次期モデルは重量が増えると予想されていました。

 

しかし、著名リーカーIce universe氏はX(Twitter)上で、「Galaxy S24 Ultraはチタン合金フレーム製フレームを採用していますが、重さは233g」と述べています。

 

Galaxy S24 Ultraの重さは約234gのため、重くなるどころか軽くなる、というわけです。ちなみにiPhone 14 Pro Maxは240gであり、最も重いスマホの1つとなっています。

 

チタンは非常に割れにくい金属ですが、その理由の1つはアルミニウムよりも高密度な素材のため。よってGalaxy S24 Ultraが前モデルより重くなるのが自然なことですが、サムスンは何らかの新技術を導入したのかもしれません。

 

Galaxy S24 Ultraは来年の1~2月に発表が予想されていますが、すでにスペックのほとんどは明らかになった感があります。まずメインカメラは変わらないものの、3倍望遠レンズは画素数が5倍に。またプロセッサーも大いに強化されるほか、バッテリー容量も増えて65W高速充電に対応との噂もありました。Androidスマホの中でも、特に魅力的なデバイスとなりそうです。

 

Source:Ice Universe(X) 
via:PhoneArena

サムスン「Galaxy Z Flip6」のメインカメラ、画素数が前モデルの4倍以上に? 試作機がテスト中のうわさ

サムスンの最新タテ折りスマートフォン期Galaxy Z Flip5のカメラは、前モデルGalaxy Z Flip4と大きな違いはありません。メインカメラと超広角カメラの画素数は、2年連続で12MPに据え置かれています。

↑“Flip6”はカメラが大幅進化!?

 

しかし、次期モデル「Galaxy Z Flip6」は現在サムスン社内にてテスト中で、試作機には50MPのメインカメラを搭載しているとの噂が報じられています。

 

サムスン製品情報サイトGalaxyClubによると、Galaxy Z Flip5のカメラは主にソフトウェアの改良に頼っているものの、次期Flip6ではカメラのハードウェアも強化される予定とのことです。現行モデルの画素数が12MPであることから、この「50MPになる」との噂が本当であれば、実に4倍以上となります。

 

Galaxy Z Flip6試作機の開発コード名は「B6」(Galaxy Z Flip 5はB5)、横折りスマホ「Galaxy Z Fold6」のコード名は「Q6」。現時点では新たな50MPカメラセンサーに関する詳細は不明ですが、Galaxy S23やGalaxy S23+に搭載されたのと同じ50MPカメラとも推測されます。

 

ほか、Galaxy Z Flip6の超広角カメラや自撮りカメラが改良されるかどうか、まだ不明とのことです。おそらくGalaxy Z Flip6とGalaxy Z Fold6、2つの次期折りたたみスマホが発表・発売されるまであと1年はあるため、今後さらなるリーク情報が届けられそうです。

 

Galaxy Z Flip 6とGalaxy Z Fold 6には、クアルコム製の次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載され、処理速度やバッテリー持ちがさらに改善される可能性があります。Galaxy Z Flip5でも顕著に改良されていた、修理性や頑丈さもまだまだ伸びしろがあるかもしれません。

 

Source:Galaxy Club
via:Sammobile

「Galaxy Z Flip5」の修理性と頑丈さは前モデルの2倍!? YouTuberが検証

サムスンのタテ折りスマートフォン・Galaxy Z Flip5が、ついに海外で発売されました。さっそくYouTuberが分解したところ、前モデルよりも約2倍は修理しやすくなったと評価しています。

↑タフだけど、修理もしやすい「Galaxy Z Flip 5」

 

YouTubeチャンネルPBK Reviewsは、前モデルのGalaxy Z Flip4も分解したことがあります。その修理性は10点満点中4点に過ぎませんでした。

 

しかし、最新モデルGalaxy Z Flip 5の修理性は7.5点と、前モデルのほぼ2倍となりました。

 

なぜでしょうか? その大きな理由の1つは、サムスンが2つの内蔵バッテリーにプルタブ(指を掛けて引くつまみ)を採用したから。上半分の小さなバッテリーは1000mAhで、下半分の容量は2700mAhという構成です。

 

他の部品も交換しやすくなっていますが、いくつか難関も。例えば、自撮りカメラは、まだ接着剤で固定されています。とはいえ、折りたたみディスプレイの交換は非常に簡単になりました。

 

また、Galaxy Z Flip5は非常に頑丈であることをも証明されています。ポーランドのYouTuberであるMrkeybrd氏は、数日間もかけてGalaxy Z Flip5が壊れるまで折りたたみを繰り返す耐久テストを行いました。しかも、水没させたり小麦粉や卵をまぶしたりしています。

 

サムスン公称では「20万回以上の開閉動作テストをクリアした」とされていますが、Mrkeybrd氏は40万回以上、つまり2倍も開け閉めすることができたそうです。

 

非常に丈夫で、かつ修理もしやすいGalaxy Z Flip5が、日本でも正式発売されることを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:PBK Reviews(YouTube)
via:Wccftech

激薄折りたたみスマホ「Xiaomi Mix Fold 3」デビュー!

Xiaomi(シャオミ)は新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi Mix Fold 3」を海外発表しました。

↑Xiaomi

 

Xiaomi Mix Fold 3の特徴は、ファイバーモデルで10.86mm(ガラスモデルで10.96mm)という本体の薄さ。これは、Samsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold5」の約13mmや、Google(グーグル)の「Pixel Fold」の12mm強と比較しても、際立って薄い数値です。本体重量はファイバーモデルが255g、ガラスモデルが259gとなっています。また新開発のヒンジは、50万回の折りたたみに耐えることができ、45度から135度の間で自由な確度で固定することも可能です。

 

本体スペックとしては内側ディスプレイが8.06インチで外側ディスプレイが6.56インチ、どちらも120Hz駆動が可能。プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2でRAMは12GB、内蔵ストレージは256GB、外側に5000万画素メイン+1200万画素超広角+3.2倍/5倍の1000万画素望遠カメラを搭載。67Wの急速充電と50Wのワイヤレス充電が可能です。

 

Xiaomi Mix Fold 3の中国向け価格は8,999元(約18万円)で、今週末から販売が開始されます。日本を含む国際版の発売情報はまだ発表されていませんが、この魅力的な折りたたみスマートフォンの早めの国内上陸が待たれます。

 

Source: 9to5Google

2024年のAndroidスマホ、「Snapdragon 8 Gen 3」がコスト高すぎて不採用? しかし性能は逆に上がるかも

2024年のハイエンドAndroidスマートフォンには、クアルコム製の次期チップ「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されると予想されています。が、このチップはコストが高いため、より古いSnapdragonチップ、あるいは他社製チップを採用する製品が増える可能性が浮上しています。

 

リーカーのDigital Chat Station氏は、中国SNSのWeiboにて、Snapdragon 8 Gen 3の価格は「少し高い」と述べています。そのため、一部のメーカーの新型スマホはコスト削減と効率向上のため、一世代前のSnapdragon 8 Gen 2、またはMediaTek製のDimensityチップを使うかもしれないとのことです。

 

実際、最近のクアルコム製チップは高価になったとの声もあります。米9to5Googleも、Snapdragon 8 Gen 2のコストが高いため、サムスン製品(Galaxy S23シリーズ等)が一部の市場で少し割高になっていると指摘しています。

 

またDigital Chat Station氏は、MediaTekの次期チップ「Dimensity 9300」が、前世代のDimensity 9200よりも消費電力が50%も減りつつ、次期iPhone用の「A17」に匹敵する性能を実現すると述べたことがあります。

 

この予想が本当だとすれば、たとえチップがMediaTek製に変更されたとしても、逆に性能が上がって価格が下がるなど良いことずくめなのかもしれません。

 

Source:Digital Chat Station
via:9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、3倍望遠のセンサー大幅強化&「アップグレードされた画面」になるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、3倍望遠レンズの画素数が前モデルの5倍になるとの噂話が報じられていました。それに続き、イメージセンサーも強化される上に「画面もアップグレード」すると有名リーカーが主張しています。

galaxy-s24

 

信頼性の高いリーカーIce universe氏によれば、Galaxy S24 Ultraは3倍望遠カメラに画素数が50MPで1/2.52インチのセンサーが搭載されるとのこと。これにより、5倍ズームの画質も良くなると述べています。

 

少し前、Galaxy S24 Ultraには3倍望遠カメラが5倍望遠に置き換えられるとの噂もありました。それは、実は新型センサーにより5倍ズームの性能が向上する(3.1倍~9.9倍までは3倍望遠レンズの画像を元にする)ことを意味していた、というわけです。

 

その一方で、Ice universe氏は10倍望遠カメラやメインカメラ、自撮りカメラの画素数は変わらないとフォロワーに回答。この予想は、6月当時の情報と同じのようです。

 

さらにIce universe氏は、Galaxy S24 Ultraには「アップグレードされた画面が搭載」とも主張しています。

こちらは、Galaxy S24シリーズに「iPhone 15 Pro」モデルのような極薄ベゼルが採用されるとの予想と関係があるのかもしれません。さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(x)
via:GSMARENA

Google「Pixel 8 Pro」のプロモ動画がリーク。オーディオ版消しゴムマジックが追加、本体色にブルーあり?

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8 Pro」の実機とされる画像は、7月に公開されたばかりです。

↑「消しゴムマジック」に新機能?

 

それに続き、Googleの公式プロモーションらしき動画がリークされました。新機能として音声版の「消しゴムマジック」が追加されたり、本体色にブルーが登場する可能性が浮上しています。

 

8月12日、最近作られたばかりのX(元Twitter)アカウント「EZ」が、14秒間のビデオクリップを投稿しました。今回のビデオにも、昨年のPixel 7 Proプロモ動画と同じように、左上には「G Pixel」のロゴが入っています。

 

また「オーディオマジック消しゴム(Audio Magic Eraser)は、Googleフォトの動画エディターの一部のようです。少し時間をかけて動画内の音を識別し終わると「ノイズ」、「人の声」、「音楽」のスライダーが表示。Googleフォトの他のフィルターと同じように、左右にスライダーを動かしてその音を小さくできるというものです。

 

また動画内では、「オーディオマジック消しゴムを搭載した唯一のスマートフォン」とのフレーズもあり。その後に「グーグルが設計した唯一のスマートフォン」と続きますが、これは前から使われている言葉です。

 

ここからは、Googleが「消しゴムマジック」の人気を広めようとしていることが推測できます。すでに消しゴムマジックは、静止画で人や物を消したり、「カモフラージュ」で色を変えられることが好評を呼んでいます。

 

最後に、Pixel 7aのSeaとよく似た水色のPixel 8 Pro本体も確認できます。ほか、3つのレンズをまとめて収納したカメラバーも、これまでのリーク写真と一致しています。また噂通り、カメラの右側には温度センサーも搭載されるようです。

↑やはり体温が測定できそう!(Image:EZ)

 

Pixel 8シリーズは10月に発売され、少し値上げになるとの噂話もあります。それでも、お値段以上のアップグレードとなるのかもしれません。

 

Source:EZ(X) 
via:9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」の3倍光学ズーム、S23 Ultraより画素数が5倍にアップ?写真と動画の画質が良くなりそう

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、おそらく2024年初めに発表が予想されています。カメラのハードウェアは前モデルとあまり変わらないとの噂もありましたが、著名リーカーが望遠レンズは大幅にアップグレードすると主張しています。

↑かなり強化されそう

 

信頼性の高いリーカーのIce universe氏は独占情報として「サムスンのGalaxy S24 Ultranには50MPの3倍望遠カメラが搭載されるぞ!」と述べています。

 

Galaxy S23 Ultraの3倍望遠カメラは約10MPだったことから、画素数は5倍にも上ります。それに伴い新型カメラセンサーは大型になり、それだけ多くの光を取り込むことができ、写真と動画の品質の向上にも繋がると思われます。

 

また、Galaxy S23 Ultraは光学3倍のほか光学10倍ズームのレンズがあるため、3倍と10倍の画質は良好です。しかし、3.1倍~9.9倍までは3倍ズームの画像を元にするため、画質が少しソフトな印象があります。それがGalaxy S24 Ultraでは、3倍光学ズームの画素数が増えて、3.1倍~9.9倍でも画質がシャープに向上することになりそうです。

 

またGalaxy S24 Ultraの光学10倍ズーム用レンズも、少し改良されると噂されています。新たな次世代プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」搭載により画像処理も向上するとみられていますが、特にズーム撮影が目覚ましい進化を遂げるのかもしれません。

 

Source:Ice universe(x) 
via:Sammobile

物議を醸したドコモの新料金プラン「irumo」「eximo」は改悪か? 実はお得な場合も

ドコモは7月1日から、2つの新料金プラン「irumo(イルモ)」と「eximo(エクシモ)」の提供を開始しました。発表当初、「わかりづらい」「改悪」といった声が聞かれ、評判が決していいとは言えなかったドコモの施策です。なぜそうした批判が出たのでしょうか? 細かく紐解いていけば、すべてが改悪ではないということもわかります。

 

格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

↑ドコモのサイト(https://irumo.docomo.ne.jp/)から

 

小~中容量帯プランの追加で他社に並ぶドコモ

まずは大きな流れから説明しますと、ドコモが今回発表した2つのプランというのは、幅広く無制限データまで利用可能なeximo、0.5GB〜9GBをカバーする小〜中容量帯のirumo、それに加え、元々あったドコモの格安プランであるahamo(20GBプラン&大盛り100GBプラン)の3つを合わせてラインナップしたところに意味があります。これまでカバーしきれなかった小〜中容量帯プランを付け加えることで、ようやく他社がそろえる料金プランと並んだというわけです。

 

auにおけるUQモバイル、ソフトバンクにおけるワイモバイルが明確な違いを打ち出してきましたが、これまでドコモは小〜中容量帯のプランがありませんでした(厳密にはOCN モバイル ONEがありましたが、新規受付が終了)。ドコモが今回irumoを打ち出すことで、ほか2キャリアに対抗してきた形と言っても過言ではなく、既存ユーザーの囲い込みを狙ったものと言えるでしょう。

 

そんなirumoとeximoの概要を説明します。

 

データ使用量に合わせてプランを選べるirumo、幅広い人におすすめのeximo

irumoの基本情報

irumo
データ容量 0.5GB ※1 3GB 6GB 9GB
月額料金 550円 2167円 2827円 3377円
国内通話料 22円/30秒
超過時の通信速度 最大128kbps 最大300kbps

※価格は税込表示です(以下すべて)。
※表は右にスクロールできます(以下すべて)。
※1 0.5GBの通信速度は送受信最大3Mbpsとなります。

 

irumoは、データ容量が「0.5GB・3GB・6GB・9GB」に設定され、自身のデータ使用量に合わせて好きなプランを選択することができます。データ容量を超過してしまった場合、通信速度は最大300kbpsとなりますが、SNSやテキストが中心のWebサイトの閲覧、音楽ストリーミングサービスなど、普段スマホでよく使う機能であれば利用可能。

 

ほかの大手通信キャリアの料金プランであまり見ないのが「0.5GB(500MB)」のプラン。電話の利用がメインの人やサブ回線(2台目)として持っておきたい人におすすめです。ただし、0.5GBのプランは、通信速度が最大3Mbpsかつ4G通信しか利用ができず、データ容量超過後の速度は最大128kbpsとなることから、動画視聴やSNSの閲覧などには不向きでしょう。

 

eximoの基本情報

eximo
データ容量 〜1GB 1GB〜3GB 3GB~無制限
月額料金 4565円 5665円 7315円
国内通話料 家族間通話無料 ※2
家族以外への通話:22円/30秒
超過時の通信速度

※2 同一「ファミリー割引」グループに加入している場合、国内通話は無料となります。

 

eximoは、データ使用量が1GB未満の場合は月額4565円(税込)、1GB~3GBまでの場合は月額5665円(税込)、3GB以上の場合はデータ容量無制限となり、月額7315円(税込)で利用できる3段階制のプランとなっています。

 

データ使用量が少ない人から、月々のデータ使用量にムラがある人、データ容量を気にせず5G通信を無制限で使いたい人まで、幅広い人におすすめのプランと言えます。

 

それでは、データ容量で比較してみます。

 

irumo/eximo/ahamoの比較

データ容量 irumo eximo ahamo
0.5GB 550円 2970円
1GB 4565円
3GB 2167円 5665円
6GB 2827円 7315円
9GB 3377円
20GB
100GB ※3 4950円 ※3
無制限

※3 大盛りオプション加入時。

 

上記のうち「irumo:9GB」と「ahamo:20GB」を比較すると、ahamoのほうが11GB多く使えるうえに、月額407円(税込)安くなります。

 

また、ahamoは20GBのプランに大盛りオプション(80GB)を追加することで100GBを利用可能。「ahamo大盛り:100GB」と「eximo:~無制限」を比較してみると、ahamo大盛りのほうが月額2365円(税込)安くなります。

 

つまり、irumo、eximoに割引を適用しない場合、毎月のデータ使用量が6GB以上100GB未満の人はahamoがおすすめ。ただし、ahamoはオンライン手続きを基本としたプランのため、ドコモショップでサポートを受ける場合は1回3300円(税込)の利用料金がかかります。

 

批判の対象となったOCN モバイル ONEとの比較。割引前提の値段設定?

では、ここで批判のひとつになっているOCN モバイル ONEとの比較を説明します。OCN モバイル ONEは、irumoの登場により、2023年6月26日をもって新規受付が終了しました(加入者は今後も利用可能)。図表をご覧ください。

 

irumoとOCN モバイル ONEの料金プラン比較

通信容量 irumo
()は割引時※4
OCN モバイル ONE
0.5GB 550円 550円
1GB 770円
3GB 2167円(880円※4 990円
6GB 2827円(1540円※4 1320円
9GB 3377円(2090円※4
10GB 1760円

※4 ドコモ光セット割/home 5G セット割、dカードお支払割適用時の金額となります。

 

3GB以降の利用料金が、irumoの方が明らかに高額。一方で、割引を適用すれば、ほぼ同額になるため、「割引を前提とした値づけ」という声もあがっています。

 

割引についての比較は下記にまとめています。「ドコモ光セット割」は自宅でのWi-Fi通信の加入、「みんなドコモ割」は家族での複数回線利用、「dカードお支払割」は、「dカード」または「dカード GOLD」(家族カードも含む)でドコモの利用料金を支払うと、月額187円(税込)が割引されるサービスです。

 

ドコモの新料金プラン:各種割引適用時の料金シミュレーション

irumo eximo
データ容量 0.5GB 3GB 6GB 9GB 〜1GB 1GB〜3GB 3GB~無制限
月額料金 550円 2167円 2827円 3377円 4565円 5665円 7315円
ドコモ光セット割
/home 5G セット割
-1100円
みんなドコモ割 -1100円 ※5
dカードお支払割 -187円
割引適用後 ※6 550円 880円 1540円 2090円 2178円 3278円 4928円

※5 ファミリー割引グループが3回線以上の場合の割引金額です。

※6 irumoの0.5GBプランは割引対象外です。

 

上記のうち「irumo:3GB」と「eximo:1~3GB」を比較すると、どちらも3GBまでのデータ容量にも関わらず、irumoの方が月額2398円(税込)安く使うことができます。年間にすると、2万8776円(税込)と非常に大きな差。月々のデータ使用量が3GB未満の人はirumoをおすすめします。

 

また、「eximo:~無制限」と「ahamo大盛り:100GB」を比較すると、eximoのほうが月額22円(税込)安い結果となっています。

 

動画視聴やInstagram・TikTokなどのSNSをよく利用し、20GB以上のデータ容量を必要とする人はeximoがおすすめ。ただし、20GB~100GBのデータ容量があれば十分で、短めの通話をよく利用するという人は、5分以内のかけ放題がついたahamoがベターです。

 

改悪ばかりでもない。データ通信量が少ない人にはirumoはメリット大

どうしても改悪ばかりの評判が多くなっていますが、大きく改善された点もあります。旧プランとの比較があり、下記の図表をご覧ください。

 

irumoと5Gギガライトの料金プラン比較

通信容量 irumo
()は割引時※7
5Gギガライト
()は割引時※8
0.5GB 550円 3465円(2178円)
1GB
3GB 2167円(880円) 4565円(2728円)
5GB 5665円(3278円)
6GB 2827円(1540円) 6765円(4378円)
7GB
9GB 3377円(2090円)

※7 ドコモ光セット割/home 5G セット割、dカードお支払割適用時の金額となります。

※8 ドコモ光セット割、みんなドコモ割(3回線以上)、dカードお支払割適用時の金額となります。

 

ご覧の通り、データ容量は似ているものの料金は比較になりません。irumoは「5Gギガライトの代わり」ではなく「OCN モバイル ONEの代わり」と考えるのが適切です。

 

これまで5Gギガライトを利用してきた人は、irumoを利用することで通信料金を大幅に下げることができ、大きなメリットとなるでしょう。

 

eximoと5Gギガホ プレミアの料金プラン比較

通信容量 eximo
()は割引時※9
5Gギガホ プレミア
()は割引時※10
~1GB 4565円(2178円) 5665円(3278円)
1GB~3GB 5665円(3278円)
3GB~無制限 7315円(4928円) 7315円(4928円)

※9 ドコモ光セット割/home 5G セット割、みんなドコモ割(3回線以上)、dカードお支払割適用時の金額となります。

※10 ドコモ光セット割、みんなドコモ割(3回線以上)、dカードお支払割適用時の金額となります。

 

一方、eximoは5Gギガホ プレミアと比べると、1GBの段階が増えただけで、それ以外は基本料金・割引適用時ともに変わりません。今まで5Gギガホ プレミアを利用してきた人で、月によっては1GBしか使わないなどデータ使用量にムラがある人は、eximoに乗り換えた方がお得に利用できます。

 

批判されたのはネーミングの問題もある

今回批判された理由のひとつには、「名前がわかりづらい」といったことも挙げられました。各プランの語尾につく「mo」でまとめたかったのかと思いますが、慣れの問題もあり、いずれ時間が解決してくれるでしょう。

 

また、細かい部分では、irumoではドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)を引き継ぐことができず、申し込むには月額330円(税込)を支払わなければなりません。さらに、irumoでは、家族への通話は有料となります。

 

ただし、irumoは安いプランであるため、それ以上を求める場合は、費用がかかるのはある種当然でもあり、オプションサービスを求める人は、支払い額を細かくチェックする必要があります。

 

最後に、モバワンでは『最新情報|ドコモの新料金プラン「irumo」「eximo」を徹底調査!おすすめは?』と題して、詳細を解説しています。新料金プランに変えた方がいいケースを細かく紹介していますので、ぜひともチェックしてみてください。

 

※本情報は7月31日時点のものです。

発売間近の「Galaxy S23 FE」、高性能センサーの採用で自撮りカメラがパワーアップ!?

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」の発売が間近に迫っていることについて、同社の幹部がそれを示唆したことや、ネット上に実物の写真が登場したことから、ますますその可能性が高まっています。

↑自撮りカメラもパワーアップ?(画像はGalaxy S21 FE)

 

そんな中、Galaxy S23 FEの自撮りカメラが強化される可能性を示す手がかりが報じられています。

 

Galaxy Clubの情報によると、Galaxy S23 FEの自撮りカメラは前モデル(Galaxy S21 FE)に搭載された3200万画素ではなく、1000万画素のものが搭載されるとのこと。

 

これは一見すれば良くないニュースのようですが、より高性能でハイエンドなセンサーが採用されるようです。カメラの画素数は重要ではありますが、ピクセルサイズや開口部、センサーのサイズなど、カメラ性能はさまざまな要因に左右されます。

 

さらに、2023年5月にも伝えられていたように、背面には光学3倍ズームができる800万画素の望遠カメラや、5000万画素のメインカメラが搭載される見通し。望遠カメラの仕様はS21 FEと変わらないながらも、メインカメラが1200万画素から強化されている模様です。

 

ほかにも、Galaxy S23 FE搭載チップは発売地域により、サムスン製のExynos 2200とクアルコム製Snapdragon 8 Gen 1の2種類があるとの予想も有力となっています

 

上位モデルGalaxy S23シリーズとは性能に差が付けられているようですが、それでもわずか1年前のチップを搭載し、カメラ性能もそこそこ高いことから、非常にお買い得なスマホになると期待したいところです。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

発売間近の「Galaxy S23 FE」、高性能センサーの採用で自撮りカメラがパワーアップ!?

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」の発売が間近に迫っていることについて、同社の幹部がそれを示唆したことや、ネット上に実物の写真が登場したことから、ますますその可能性が高まっています。

↑自撮りカメラもパワーアップ?(画像はGalaxy S21 FE)

 

そんな中、Galaxy S23 FEの自撮りカメラが強化される可能性を示す手がかりが報じられています。

 

Galaxy Clubの情報によると、Galaxy S23 FEの自撮りカメラは前モデル(Galaxy S21 FE)に搭載された3200万画素ではなく、1000万画素のものが搭載されるとのこと。

 

これは一見すれば良くないニュースのようですが、より高性能でハイエンドなセンサーが採用されるようです。カメラの画素数は重要ではありますが、ピクセルサイズや開口部、センサーのサイズなど、カメラ性能はさまざまな要因に左右されます。

 

さらに、2023年5月にも伝えられていたように、背面には光学3倍ズームができる800万画素の望遠カメラや、5000万画素のメインカメラが搭載される見通し。望遠カメラの仕様はS21 FEと変わらないながらも、メインカメラが1200万画素から強化されている模様です。

 

ほかにも、Galaxy S23 FE搭載チップは発売地域により、サムスン製のExynos 2200とクアルコム製Snapdragon 8 Gen 1の2種類があるとの予想も有力となっています

 

上位モデルGalaxy S23シリーズとは性能に差が付けられているようですが、それでもわずか1年前のチップを搭載し、カメラ性能もそこそこ高いことから、非常にお買い得なスマホになると期待したいところです。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

競争力アップ!「Galaxy S24」シリーズで安価モデルも「常時表示機能」を搭載か

サムスンは、これまで常時表示(スリープ状態でも明るさを落として時刻などを表示)機能を、最上位フラッグシップ・スマートフォンのみに限定していました。2022年はGalaxy S23 Ultraだけでしたが、次期「Galaxy S24」シリーズではより安価な2機種にも同機能がやって来ると著名リーカーが示唆しています。

↑Galaxy S24では常時表示機能にも注目(画像はSamsung Galaxy S23 Ultra)

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーのIce universe氏は、「はい、Galaxy S24/S24+はLTPO画面を使う」とツイートしています。

 

このLTPOとは、iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxにも搭載されたバックプレーン(ディスプレイの駆動素子を形成した基板)技術のこと。両モデルが1~120Hzの幅広い可変リフレッシュレートを実現した基礎にあるものです。1Hz=1秒に1回だけ画面を更新することで、消費電力を抑えられます。

 

つまり、Galaxy S24/S24+にLTPO画面が採用されることは、素早い表示が不要の時はリフレッシュレートを1Hzまで下げておくことで、電力効率が上がり、バッテリー駆動時間が延びる可能性を意味しています。

 

現行モデルのGalaxy S23とGalaxy S23+は最大120Hzまで上げられるものの、48GHzまでしか下げることができませんでした。たとえ静止画であれ、「画面を1秒間に48回」も書き換えており、LTPOを採用したGalaxy S23 Ultraより電力の浪費が多くなっていました。

 

サムスンが最上位モデル以外にLTPO技術の採用を避けてきた理由の1つは、おそらくコスト増でしょう。Ice universe氏は、これによりGalaxy S24とGalaxy S24+の価格が高くなるかどうかには言及していません。

 

かたや次期「iPhone 15」や「iPhone 15 Plus」は、LTPOを採用しないとの予想が有力です。もしもサムスンがGalaxy S24/S24+にLTPOを採用しながら値上げを見送れば、アップルに対する競争力が高まるかもしれません。

 

Source:Ice universe(Twitter) 
via:Wccftech

サムスンGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5、バッテリー持ちテストで大善戦! 大容量バッテリーのPixel 7 Proに勝利

サムスンは新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」を先月末に発表したばかりです。YouTuberによる持続力テストの結果、両モデルともより大容量のバッテリーを搭載した他のスマホより長持ちしました。

↑最新チップのおかげでバッテリー持ちも進化!(Image:TechDroider)

 

YouTubeチャンネルTechDroiderは、両モデルと「Pixel 7 Pro」「iPhone 14 Pro Max」「Xiaomi 13 Ultra」「Galaxy S23 Ultra」「OnePlus 11」をバッテリー持ちで対決させました。

 

その結果、3,700mAhのバッテリーを搭載したGalaxy Z Flip 5は、5,000mAhのバッテリーを持つPixel 7 Proよりも長持ちしています。また7.6インチもの画面を持つGalaxy Z Fold5のバッテリー容量は4,400mAhですが、OnePlus 11よりを持ちこたえています。OnePlus 11は6.7インチの画面で5,000mAhのバッテリー、そしてGalaxy Z Fold5と同じSnapdragon 8 Gen 2プロセッサーを搭載しています。

 

そのテスト内容は、処理の重いゲームを2.5時間、YouTubeでのストリーミング視聴を3時間、SNSを1.5時間、ウェブ閲覧を1.5時間行うというもの。さらに背面のメインカメラによる4K 60fpsビデオの録画も行っています。

 

Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5のバッテリーは、動画撮影テストを始めてから数分後に切れてしまいましたが、Galaxy S23 UltraとiPhone 14 Pro Maxは1.5時間の動画撮影に成功しています。以下、それぞれのバッテリー持ち時間です。

  • Pixel 7 Pro:9時間7分
  • Galaxy Z Flip 5:9時間16分
  • OnePlus 11:9時間22分
  • Galaxy Z Fold5:9時間48分
  • Xiaomi 13 Ultra:10時間25分
  • Galaxy S23 Ultra:10時間50分
  • iPhone 14 Pro Max:11時間19分

 

Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5ともに、Galaxy S23 Ultraと同じ最新チップ(Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy)を搭載したことで、優秀な処理性能とともにバッテリー持ちの長さも身に着けたようです。

 

Source:TechDroider(YouTube) 
via:Sammobile

「Galaxy S24」シリーズ、「iPhone 15 Pro」対抗で極薄ベゼルになるかも

今年の「iPhone 15 Pro」モデルは、極薄ベゼルが採用されると噂されています。サムスンもそれに対抗するように、次期フラッグシップ機「Galaxy S24」と「Galaxy S24 Plus」もベゼルを極薄にすると有名リーカーが主張しています。

↑「Galaxy S24」シリーズも極薄ベゼルに?

 

Android未発表製品の予想につき信頼性の高いIce universe氏は、中国SNSのWeiboにて、Galaxy S24とGalaxy S24 Plusの両方がアップルやXiaomiのナローベゼル(狭額)デザインに続くことを確認したと述べています。

 

これは、以前のiPhone 15 Proモデルに関する発言を受けたものです。Ice universe氏はXiaomi 13 Proのベゼルが1.81mmに対して、iPhone 15 Pro Maxのベゼルは1.55mmだと主張していました。

またiPhone 15 Pro/Pro Maxは極薄ベゼルを実現するために、低圧射出オーバーモールディング(LIPO…Low Injection Pressure Overmolding)という技術を使うと噂されています。iPhone用の有機ELパネルは多くの部分をサムスンが開発しているため、同じ技術がGalaxy S24/S24+にも使われるのかもしれません。

 

意外なことに、今回のリークでは「Galaxy S24 Ultra」が同じく極薄ベゼルになるかどうかは明言されていません。が、サムスンが最上位モデルを優先してきた過去から考えると、やはりUltraも極薄ベゼルに揃えられる可能性が高いと思われます。

 

Galaxy S24 Ultraは、チタン製フレーム採用も噂されています。そこに極薄ベゼルも加わるとすれば、デザインが非常に美しいプレミアムモデルとなると期待したいところです。

 

Source:Weibo
via:Sammobile

 

「Galaxy S24 Ultra」はチタン製フレームを採用? 頑丈で高価、重くなるかも

今年の「iPhone 15」のうちProモデルにはチタン製フレームの採用が噂されています。そんななか、サムスンの次期フラッグシップ最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」にもチタンが採用されると、著名リーカーが主張しています。

↑チタン製フレームで頑丈に?

 

サムスン未発表製品に詳しいIce universe氏は、「22」という数字と共に元素周期表の画像をツイート。原子番号22といえばチタンであり、別のリーカーAlvin氏が「S24 Ultraに関係すること? チタン製フレーム?」と質問すると、Ice universe氏は絵文字で肯定的に回答しています。

現行モデルのGalaxy S23 Ultraは「アーマーアルミ」を採用しており、耐久性と軽さを両立して好評を呼んでいます。

 

そしてチタンはアルミニウムよりも固くて圧力に強く、耐腐食性(化学物質と反応しにくい)があり、見た目も高級感があります。

 

が、アルミニウムよりも高価であることも確かです。もしサムスンが本当にチタンに切り替えるなら、Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraよりもお高くなるかもしれません。iPhone 15 Proモデルもチタン製フレーム採用により、米国価格は100~200ドル値上がりするとの予想もありました

 

iPhone 14 Pro Maxはステンレススチール製フレームを採用しており、240gと最も重いスマートフォンの1つです。チタンはステンレススチールよりも軽いため、iPhone 15 Pro Maxは軽くなる可能性があります。

 

しかし、同じことがGalaxy S24 Ultraには当てはまりません。チタンはアルミニウムよりも密度が高くて重いためです。Galaxy S23 Ultraは234gですが、さらに重くなる可能性があります。

 

Galaxy S24 Ultraは、前モデルよりも背面カメラが少し改善され、充電が高速化され、最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」等の搭載が噂されています。非常に高性能で高級感あふれる仕様になるものの、お値段もそれなりに上がって重量感も付いてくるのかもしれません。

 

Source: Ice universe(Twitter)
via:PhoneArena

まもなく発表(?)の「Galaxy S23 FE」、実物写真が登場! 前モデルよりも持ちやすそう

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、発売が間近に迫っている可能性を示す噂が相次いでいます。先日も、サムスン南アフリカのモバイル担当副社長が「Galaxy A54 5GとGalaxy S23の間にはFEサイズの空白がありますね」と聞かれて、「発表があります。もうすぐ」と回答していました

↑“匂わせ”発言も

 

そんななか、ネット上にGalaxy S23 FEの実物写真が公開されています。

 

米国版Galaxy S23 FEは最近、ワイヤレス充電の国際標準規格を策定する業界団体WPCのウェブサイトで発見されました。そこでは「SM-S711U」の型番だけでなく、Galaxy S23 FEの写真が掲載されていました。

↑片手で使いやすいフラットディスプレイに?(Image:Galaxy Club/WPC)

 

前モデルのGalaxy S21 FEは画面のエッジ(角)がわずかに丸くなっていましたが、Galaxy S23 FEはエッジが角張ったフラット画面になっているようです。これによりベゼルは少し太くなりますが、より使いやすくはなりそうです。なぜなら角が丸くなった画面よりも、側面を間違ってタッチしにくくなり、片手での操作などが改善されると思われるためです。

 

サムスンがGalaxy S23 FEをいつ発表するかは不明ですが、新型折りたたみスマホ等を発表する「Unpacked」イベントが終わった今、注目はFE=Fan Edition(ファン向けエディション)製品に集まっています。それとは別に「Galaxy Tab S9 FE」や「Galaxy Tab S9 FE Plus」というお手ごろ価格のFEタブレットも準備中との噂話もあり、そちらと合わせて同時発表もあり得そうです。

 

Source:Galaxy Club
via:Sammobile

サムスン折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」「Galaxy Z Fold5」登場、Flipは閉じたときの使い勝手が向上

サムスン電子は7月26日、韓国ソウルで新製品発表イベント「Galaxy Unpacked July 2023」を開催。折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」、Androidタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズ3機種、スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズを発表しました。

 

【Galaxy Unpacked July 2023で発表された新製品】

折りたたみスマートフォン

・Galaxy Z Flip5

・Galaxy Z Fold5

 

Androidタブレット

・Galaxy Tab S9

・Galaxy Tab S9+

・Galaxy Tab S9 Ultra

 

スマートウォッチ

・Galaxy Watch6

・Galaxy Watch6 Classic

 

折りたたみスマホのGalaxy Zシリーズは、5世代目となるGalaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5が登場しました。FlipもFoldも画面を折り曲げられる(フォルダブル)特徴は共通ですが、使い勝手は大きく異なります。

 

Flipは、縦折り型の折りたたみスマホで、コンパクトミラーのように小さくたたんで持ち歩けます。外側にも画面を備えていて、通知や着信を表示。この画面は好きな写真やGIFアニメを設定して、自分好みに彩ることも可能です。

 

一方、横折り型のFoldは、閉じた状態では縦長のスマホとして、開くと大画面のタブレットのように使えるスマホです。開いた画面でアプリを複数表示するマルチタスク機能を搭載し、ペンでの手書きに入力にも対応します。生産性を重視する人向けです。

 

Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイが大型に

縦折り型のGalaxy Z Flip5は、外側の画面(カバーディスプレイ)が3.4インチと大きくなりました。待受写真を大きく表示できるほか、自撮りするときのプレビュー表示も見やすくなります。また、通知の表示はもちろん、メッセージを返信したり、動画を再生したりと、より使いやすくなっています。

 

 

また、Galaxy Z Flip5はその形もさらにスタイリッシュなものとなっています。折りたたみ機構の改善によって、閉じたときのすき間が埋まり、まっすぐ、きれいに閉じられるようになりました。厚さは15.1mmで、前モデルのFlip4より2mm圧縮されています。

 

 

Galaxy Z Flod5は10g軽くなった

Galaxy Z Fold5は、多くの仕様を前世代の機種から引き継いでいます。画面は内側が正方形に近い約7.6インチの有機EL。外側は6.2インチの縦長(23.1:9)の有機ELディスプレイです。目を引くのは軽量化で、約253gと、前モデルのFold4よりも10g軽くなりました。厚さも13.4mmと2.4mm薄くなっています。

 

 

Galaxy Foldシリーズでは、柔らかいフォルダブルディスプレイに書くための専用のSペン(S Pen Fold Edition)に対応しています。このペンの太さは従来の7.7mmから4.35mmへとスリム化し、ケースに装着して持ち歩きやすくなりました。このほか、細かい点では画面の明るさがピーク輝度で1750ニトに向上し、日中の日差しの強い場所でも見やすくなっています。

 

 

今回の新モデルでは、FlipとFoldの両機種とも最新世代のチップセット「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し、ゲームやマルチタスクでの処理能力が改善されています。OSはAndroid 13を初期搭載します。

 

【Galaxy Z Flip 5/Fold 5海外版の主なスペック】

製品 Galaxy Z Flip5 Galaxy Z Fold5
ディスプレイ(折りたたみ側) 6.7インチ有機EL
フルHD+(2640×1980ドット)
縦横比22:9、120Hz可変駆動
7.6インチ有機EL
QXGA+(2176×1812ドット)
縦横比21.6:18、120Hz可変駆動
ディスプレイ(外側) 3.4インチ有機EL
740×748ドット
6.2インチ有機EL
HD+(2316×904ドット)
縦横比23.1:9
120Hz可変駆動
チップセット Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
メモリー 8GB 12GB
ストレージ 256GB/512GB 256GB/512GB/1TB
バッテリー容量 3700mAh 4400mAh
メインカメラ 超広角12MP(123度)
広角(83度)
超広角12MP(123度)
広角50MP(85度)
望遠10M(光学3倍相当)
インカメラ 10MP(85度) 4MPアンダーディスプレイカメラ
外側10MP(85度)
大きさ(閉じたとき) 約71.9×85.1×15.1mm 約67.1×154.9×13.4mm
大きさ(開いたとき) 約71.9×165.1×6.9mm 約129.9×154.9×6.1mm
重さ 約187g 約253g
OS Android 13/One UI5.1.1
防水 IPX8相当
急速充電 最大25W
ワイヤレス充電 最大15W

 

【Galaxy Z Flip 5フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

【Galaxy Z Fold 5フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

ハイスペックAndroidタブGalaxy Tab S9は3モデル展開で選択肢広がる

Androidでは選択肢が少ない、高性能なタブレットも発表されました。「Galaxy Tab S9」シリーズは、Galaxyの最上位機種と同じSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載し、3つの画面サイズで展開します。

 

Galaxy TabSシリーズとしては初の防水対応となり、MIL規格準拠の耐衝撃性も備えています。画面は120Hz駆動の有機ELディスプレイで、手書きメモやイラスト制作に活用可能。マルチタスク操作も充実していて、キーボードとマウスを併用すれば、「Dex Mode」によりパソコンのようなデスクトップ画面でアプリを使えます。

 

「Galaxy Tab S9」は11インチで重さ498g(Wi-Fi版)、「Galaxy Tab S9+」は12.4インチで581g(Wi-Fi版)、「Galaxy Tab S9 Ultra」は14.6インチで重さ732g(Wi-Fi版)となっています。

 

【Galaxy Tab S9シリーズ海外版の主なスペック】

製品 Galaxy Tab S9 Galaxy Tab S9+ Galaxy Tab S9 Ultra
ディスプレイ 11インチ有機EL
120Hz可変駆動
12.4インチ有機EL
120Hz可変駆動
14.6インチ有機EL
120Hz可変駆動
大きさ 約165.8×254.3×5.9mm 約185.4×285.4×5.7mm 約208.6×326.4×5.5mm
重さ 498g(Wi-Fi版)
500g(5G版)
581g(Wi-Fi版)
586g(5G版)
732g(Wi-Fi版)
737g(5G版)
メインカメラ 13MP 13MP+8MP超広角 13MP+8MP超広角
インカメラ 12MP 12MP 12MP+12MP超広角
チップセット Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
メモリー+ストレージ 8GB+128GB
12GB+256GB
12GB+256GB
12GB+512GB
12GB+256GB
12GB+512GB
16GB+1TB
バッテリー容量 8400mAh 10090mAh 11200mAh

 

【Galaxy Tab S9シリーズフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

Galaxy Watch6は画面が拡大

スマートウォッチは「Galaxy Watch6」とGalaxy Watch6 Classicの2製品が発表されました。ディスプレイサイズが20%大きくなり、ベゼル幅30%細くなっており、前世代モデルよりもスタイリッシュな見た目になりました。

 

Galaxy Watch6はアルミ筐体でスポーツバンド、Galaxy Watch6 Classicはステンレス筐体にハイブリッドレザーのバンドという組み合わせ。両製品ともにケース径44mmで画面サイズ1.5インチか、ケース径40mmで画面サイズ1.3インチという組み合わせを選べます。

 

OSはWear OS 4を搭載し、Google Playのスマートウォッチ向けアプリをダウンロードできます。活動量計としては心拍数、歩数など一般的な指標のほかに、心電図記録も対応しています。モバイル通信(4G LTE)もサポートします。

 

【Galaxy Watch6シリーズフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Nothing Phone (2)とiPhone 14 Plusがスピードテストで対決! その結果とは?

最近発売されたNothing Phone(2)はスタイリッシュな一方で、最新のSnapdragon 8 Gen2を積んでいません。搭載されたSnapdragon 8+ Gen 1は、約1年前のハイエンド向けチップという位置づけです。

↑アプリを次々と起動して合計時間で勝負!(Image:PhoneBuff)

 

それでも、実際の使用感を検証するスピードテストでは、iPhone 14 Plusを上回ったと報告されています。

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、iPhone 14 PlusとNothing Phone (2)を対決させるテストを実施しました。ロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うという恒例のものです。

 

PhoneBuffが使ったNothing Phone (2)の搭載RAMは12GBであり、ベースモデル(最低価格)の8GBよりも大容量です。かたや、iPhone 14 Plusの搭載RAMは6GB。ちなみに公式オンラインショップでの価格は、12GB版のNothing Phone (2)が9万9800円~、iPhone 14 Plusは13万4800円~となっています。

 

さて今回のテストでは、Nothing Phone (2)は、Microsoft Wordのような生産性アプリや、Snapseedでの画像編集・書き出しではiPhone 14 Plusよりも少し速いとのこと。そしてiPhone 14 Plusは動画編集の書き出しやゲームアプリの起動では優位に立っています。

 

が、すでに1周目からiPhone 14 Plusは敗北(それぞれ2分1秒78/2分5秒36)。そして2周目では、さらに差が開いています。特に目立つのは、Nothing Phone (2)が直ぐにMicrosoft Excelを起動できているのに、iPhone 14 Plusは時間がかかっていること。

 

搭載RAM容量が多ければ、それだけ多くのアプリをバックグラウンドで保持して、再び呼び出しやすくなります。つまり、iPhone 14 PlusのRAMが少ないことが響いているわけです。その結果、Nothing Phone (2)は2分50秒85で、iPhone 14 Plus(2分56秒92)に6秒以上の差を付けて勝利しています。

 

かつてiPhoneはRAM容量が少なくとも、最適化によりAndroidスマホの性能を上回ってきました。が、最近ではAndroid端末向けのチップ性能が向上したことや、多くのRAM容量を搭載することで、その格差はしだいに薄れてきているようです。

 

次期「iPhone 15 Pro」モデルでは、RAM容量が前モデルの6GBから8GBに増えると噂されています。iPhoneとAndroid端末が競い合い、どちらも性能が向上していくと期待したいところです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube)
via:Wccftech

「Galaxy Z Flip5」、折りたたんだときの“スキマ”がなくなる? サムスンが公式ティザーで予告かも

サムスンが新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を26日に開催するまで、あと数日に迫りました。その場ではタテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」の発表も予想されていますが、サムスン自らが本製品らしきティザー(予告動画)を公開し、噂通り折りたたんだときのすき間がなくなると示唆しています。

↑本当にすき間がなくなる?(SamsungMobileの動画より)

 

先日もサムスン電子の幹部が公式ブログで、Galaxy Z Flip5と横折りスマホ「Galaxy Z Fold5」が軽くて薄くなると(事実上)予告したばかりです。

 

今月初め、Galaxy Z Flip5はダミーモデルの画像と動画がネットで公開され、まだ折りたたんだときのすき間はありそうだと危ぶまれていました。しかし、サムスン公式に「ピッタリと畳まれ、画面の間にすき間なし」という予告を出したことで、その心配は減ったと思われます。

 

折りたたみ時にすき間があることは、ゴミやホコリが入り込む恐れもあり、スマホの保護にとっても好ましくはありません。実際、初代のGalaxy Foldではヒンジの中やディスプレイの内側にゴミが入ったとの報告もありました

 

Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5はともに、新たな「水滴型ヒンジ」を採用。それにより折りたたみ画面のシワが薄くなるのと同時に耐水性のほか防塵性、つまり「ホコリに強くなる」との噂が相次いでいました

 

ほか、Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側画面)が従来の1.9インチから3.4インチに広くなり、折りたたんだままGoogleマップを使ったり、メールの返信が書けることを示す画像も流出していました

 

あと数日で、Galaxy Z Flip5やGalaxy Z Fold5など数々の新製品がお披露目されるはず。しかし、両モデルとも値上げという予想は外れることを祈りたいところです。

 

Source:SamsungMobile(Twitter)
via:Wccftech

ASUSがさらに性能と冷却機能を強化したゲーミングスマホ「ROG Phone 7」シリーズ発売

ASUS JAPANは7月21日に、ハイスペックなSIMフリーゲーミングスマホ「ROG Phone 7 Ultimate」「ROG Phone 7」を発売しました。

 

両モデルともに、最新のSoCであるQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を搭載。性能の高さはもちろんのこと、省電力性も従来から上がっているため、ゲームをより快適に楽しめます。また、リアルタイムレイトレーシングに対応しているため、レイトレーシング機能に対応したゲームでは、今までよりもリアルなグラフィックを見ることができます。

 

メモリーもLPDDR5Xを搭載。ROG Phone 6で採用していたLPDDR5メモリーよりも約33%高速になっています。加えて、ストレージもUFS 4.0対応のものを搭載しているため、ゲームを軽快に動作できます。

 

バッテリーは大容量の6000mAh。LTE通信時で最長約17.9時間の連続駆動時間を実現しています。また、65Wの急速充電に対応しており、約44分でバッテリーを100%まで充電できるといいます。

 

冷却機能も前モデルから強化。メインプロセッサーの表面には、熱伝導率が高い窒化ホウ素を使用した熱伝導グリスを塗布し、熱を素早く放熱部分に移動させるうえに、熱処理性能を向上させた新設計のベイパーチャンバーと、大型化と形状の見直しで熱処理性能が向上したグラファイトシートが、強力に放熱するとしています。

 

ディスプレイは、6.78型ワイドAMOLEDを搭載。さらに、165Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度を実現しており、画面の動きが速いゲームでも、なめらかな動きとハッキリとした表示が可能です。

 

このほか、ゲーム機のLRボタンのように使える超音波ボタンの「AirTrigger」や、スマホを傾けて操作できるモーションコントロール機能などを備えています。

 

ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの主な違いは、メモリー/ストレージ、本体カラー、背面など。ROG Phone 7はメモリー16GB+ストレージ512GBのモデルとメモリー12GB+ストレージ 256GBのモデルがあり、ROG Phone 7 Ultimateはメモリー16GB+ストレージ512GBモデル一択。カラーはROG Phone 7がストームホワイトとファントムブラックの2色で、ROG Phone 7 Ultimateがストームホワイト1色です。

 

背面は、ROG Phone 7だと背面の上半分に内部が透けて見えるようなツートンカラーのパネルを採用。加えて、光るライトバーの「Auraグロー」と、ROGマークが光る「Auraライト」を搭載しています。一方のROG Phone 7 Ultimateは、背面に電動開閉機構の「AeroActive Portal」を搭載しています。これは、付属の外付け冷却機構「AeroActive Cooler 7」を装着した際、AeroActive Portalが自動で開いてより強力に冷却する仕組みです。さらに、充電時や着信時などにアニメーションを表示する2.0型OLEDディスプレイの「ROG Vision」も搭載しています。

↑AeroActive Cooler 7装着時のROG Phone 7 Ultimate

 

ROG Phone 7 Ultimateの価格は17万9800円(税込)で、ROG Phone 7は12万9800円(税込)からです。

発表が待ち遠しい!「Galaxy S23 FE」のカナダ版ベンチマーク結果から分かること

Samsungのミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく発売が予想されています。先日、米国版モデルらしきベンチマーク結果が見つかったことに続き、今度はカナダ版のスコアが登場しました。

↑良い結果はどんどん広めて(画像はGalaxy S21 )

 

これは人気ベンチマークアプリ「Geekbench」の公式集計サイトGeekbench Browserに投稿されたもの。当初はサムスン製のExynos 2200プロセッサーを搭載したものが見つかりましたが、続いてクアルコム製のSnapdragon 8+ Gen 1搭載モデルのスコアが出現。さらに3つ目のカナダ版が報告されている次第です。

 

カナダ向けのGalaxy S23 FEは、モデル番号が「SM-S711W」。このバージョンには、米国版(SM-S711U1)と同じくSnapdragon 8+ Gen 1(コードネーム:Taro)が採用されているようです。

 

8GBのRAMや、Android 13を搭載していることも米国版と同じ。一時は、性能と電力効率ともに優れたSnapdragon 8+ Gen1版は米国限定と思われていましたが、カナダ版も登場したことで、他の広い地域でも販売される可能性が高まりました。

 

サムスンは、Galaxy S21の発表(2021年1月)から約1年後にGalaxy S21 FEを発表(2022年1月発表)していました。しかし、Galaxy S23 FEはGalaxy S23(2023年2月発表)とそれほど間を置かずに発売されるかもしれません。

 

今回のベンチマーク結果では、Galaxy S23 FEはGeekbench 6によるシングルコアテストで1567点、マルチコアテストで3746点を記録。これらの数字は、同じチップセットを搭載しているGalaxy S22+よりも優れているようです。

 

ほかにも、Galaxy S23 FEの仕様は、画面サイズは6.4インチでフルHD+解像度、120Hzの可変リフレッシュレートに対応。カメラ性能は前モデルS21 FEよりも良くなり、約4500mAhのバッテリーを搭載すると言われています。7月26日の「Galaxy Unpacked」イベントでも、何らかの発表があるのかもしれません。

 

Source:Geekbench Browser
via:Sammobile

「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」はもっと軽くて薄くなる! サムスン幹部が予告

7月26日、サムスンは「Galaxy Unpacked」イベントで、新型の折りたたみスマートフォンやタブレット、スマートウォッチなどを発表すると予想されています。そんな中、サムスン幹部が「Galaxy Z Flip5」および「Galaxy Z Fold5」が前モデルより薄くて軽くなることを事実上予告しています。

↑もっとスリムに、もっとライトに(画像はGalaxy Z Fold3)

 

サムスン電子のモバイル事業を率いるTM Roh氏は、公式ブログで「折りたたみ式スマートフォンの人間工学の基準を引き上げました」と述べています。

 

さらに「折りたたみ式製品の1g、1mmには、エンジニアリングのブレークスルーが必要です」としつつ、「最新の折りたたみ式端末を前世代よりも薄くて軽量なものにする」ため革新的な取り組みを行ってきたとのこと。

 

つまり、次期折りたたみ端末のGalaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5が「前世代よりも薄くて軽くなる」ことを予告しているようです。

 

Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip 5は、どちらも新たな水滴型ヒンジを採用することで、画面を折りたたんだときのすき間がなくなり、重量も軽くなると予想されています。例えば、Galaxy Z Fold5は254gとなり、 Galaxy S23 Ultraよりわずかに重い程度という具合

 

また、TM Roh氏は、タブレット端末(Galaxy Tabシリーズ)とウェアラブル(Galaxy Watchシリーズ)にも言及しており、「強力に連携した経験を実現するエコシステムで、互いに調和して動作する」と述べています。

 

Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイが広くなる一方、Galaxy Z Fold5は前モデルとデザインがほぼ変わらないと予想されています。が、折りたたみ端末が軽く、薄くなるだけでも、グッと使いやすくなるはず。来週の新製品発表イベントを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Samsung
via:9to5Google

「Galaxy Z Flip5」、折りたたんだままメールの返信が書ける? 天気や通話履歴も確認できそう

サムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」まで、あと1週間あまりに近づきました。そんななか、次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」のカバーディスプレイ(外側の画面)でフルキーボードやウィジェットが使えることを示す画像がリークされています。

 

リーカーのRoland Quandt氏は、サムスン公式らしき画像をTwitterに投稿。すでにツイートは削除されていますが、米9to5Googleが保存して再公開しています。

 

これらの画像は、1つには複数の角度からGalaxy Z Flip5を撮ったもの。その中には様々な折りたたみ方で自撮り写真を撮ったり、折りたたんだときのすき間がないことが分かる横からの写真も含まれています。先日、まだすき間がかなりあるのでは? と思わせるダミーモデルの画像も登場していただけに、ひと安心といったところでしょう。

 

それ以上に興味深いのは、もう1つのカバーディスプレイが確認できる画像です。噂通り広くなった画面の左右には、飛行機のチケットが入ったウォレットアプリ、フル画面のカレンダーウィジェット、天気アプリや通話履歴、それにフルキーボードを使ってメールの返事を書いているところが写っています。

 

先月、Galaxy Z Flip5は閉じたままでもYouTubeやGoogle マップが見られるとの噂がありましたが、そればかりかメールの文面まで書けるようです。それでも画面サイズの制限もあり、フルに動くアプリは限られているようです。

 

Galaxy Z Flipシリーズは、畳めばコンパクト、開けば大画面が使える柔軟さが好評を呼んでいます。そこに「畳んだままでもメールを返信したり、Google マップが見られる」機能も加われば、さらに人気となるかもしれません。

 

Source:9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、前モデルよりバッテリー容量が10%アップ? 65W高速充電できるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」に先進的なバッテリーが搭載され、65Wの急速充電が可能になると有名リーカーが主張しています。

↑充電時間が早くなるのは嬉しい

 

リーカーのRGcloudS氏によれば、サムスンはGalaxy S24シリーズ向けに積層型バッテリーを開発中とのこと。ただし、Galaxy S24 Ultra専用になる可能性が高いそうです。

 

ここでいう積層型バッテリーとは、サムスンがEV(電気自動車)用バッテリー製造技術をベースに開発しているものです。充電池によく使われるジェリーロール式(正極材やセパレータ、負極材のシートをくるくる巻く方式)とは違い、電池材料を何層にも積み重ねることで、エネルギー密度が10%以上高まると言われています

 

積層型バッテリーは将来のiPhoneに搭載されるかもと注目を集めていましたが、サムスンが自社スマホに載せるのは理に適っているはず。ただしGalaxy S24 Ultra限定になりそうなのは、コストが高くつくためかもしれません。

 

先進的なバッテリー技術もさることながら、Galaxy S24 UltraおよびGalaxy S24+では65Wの高速充電に対応する可能性もあるとのことです。過熱を防ぎ安定させるため、冷却ジェルがバッテリーに塗られるとも付け加えられています。

 

iPhone 14シリーズの充電速度は最大で27W程度であり、65Wはその倍以上ともなります。Galaxy S24 Ultraはバッテリーが長持ち、かつスピーディーに充電でき、非常に使いやすいスマホになると期待したいところです。

 

Source:RGcloudS(Twitter) 
via:Wccftech

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、高性能なSnapdragon 8+ Gen 1版もあり? ベンチマーク結果が見つかる

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、中国の規制機関に登録されたこともあり、発売も間近に迫っているとみられています。

↑ベンチマーク結果を発見か

 

そこで注目が集まっているのが、搭載プロセッサーです。先日はExynos 2200、つまり1年半前のハイエンド機と同じチップだと示すベンチマーク結果が見つかっていましたが、新たにSnapdragon 8+ Gen 1搭載バージョンもあるという手がかりが報告されています。

 

人気ベンチマークアプリ「Geekbench」の公式集計サイトGeekbench Browserでは、サムスン製の「SM-S711U1」というモデル番号を持つスマートフォンが発見されました。前回の「SM-S711B」に対して、こちらは米国およびグローバル(全世界向け)版と思われます。

 

このベンチマーク結果では、コード名「taro」というマザーボード(チップセット)が明らかとなっています。その構成は1.79GHzの4コア、2.50GHzの3コア、3GHzの1コアであり、GPUはAdreno 730を搭載。これらの情報は、クアルコム製のSnapdragon 8+ Gen 1と一致しています。

 

また8GB RAMやAndroid 13 OSを搭載していることも書かれています。Geekbenchのシングルコアテストとマルチコアテストの結果は、それぞれ1,549点と3,718点とのこと。これらは、両方ともExynos 2200を搭載したデバイスを大きく上回っています 。

 

Galaxy S23 FEはExynos 2200一択との噂もありましたが、より高性能かつ省電力のSnapdragon 8+ Gen 1が登場する可能性も出てきました。Snapdragon 8+ Gen 1は今でもパワフルなチップであり、続報を待ちたいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:Gizmochina

Nothing Phone (2)、過酷な耐久テストを合格! 火あぶりされた画面も無傷、折り曲げも耐えきる

英Nothing Technologyは新型スマートフォン「Nothing Phone (2)」を、ついに正式発表しました。日本では7月25日に発売ですが、さっそく入手した著名YouTuberが耐久テストを行い、その結果を公開しています。

新品を開封して、すぐに容赦ない耐久テスト!(Image:JerryRigEverything)

 

新型スマホの頑丈さを検証することで有名なYouTubeチャンネル「JerryRigEverything」のZack Nelson氏は、Nothing Phone (2)のディスプレイと筐体に引っ掻きテスト、火あぶりテスト、折り曲げテストなど、いつもの拷……厳しい試練を課しています。

 

Nelson氏は、まずNothing Phone (2)の画面をカミソリで引っ掻き。モース硬度レベル6(ダイヤモンドが10、ルビーやサファイアが9)で傷がつき、レベル7で深い溝ができています。もっとも、これはゴリラガラスで保護されたディスプレイではよくあること。

Image:JerryRigEverything

 

また前面と背面のカメラともにガラスで保護されており、簡単に傷がつくことはありません。特筆すべきは、指紋センサー周りを何度も傷付けられたのに、問題なく動作していることです。かたや筐体の側面は傷が付いていますが、これは固くないアルミフレーム(モース硬度4)のためでしょう。

Image:JerryRigEverything

 

約25秒間にわたる火あぶりテストでも、Nothing Phone(2)のディスプレイは無傷。炎が当たった部分は白くなっているものの、すぐに元通りになっています。

Image:JerryRigEverything

 

いよいよクライマックスともいえる、折り曲げテストです。Nelson氏はPhone (2)を音量ボタンのある左側から2回曲げてみましたが、無事に乗り切りました。そして右側から曲げようとすると、電源ボタンが少しせり上がったものの、本体は折れずに持ちこたえています。

Image:JerryRigEverything

 

なお、この動画ではNelson氏はひと言も喋っていません。タイトルは「I have Nothing 2 say…(何も言うことはない)」ということで、Nothing Phone (2)と引っかけたシャレのようです。

 

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:Gizmochina

フラッグシップモデルの第2世代「Nothing Phone (2)」を発表。独創性が光る透明スマホの新性能とは?

Nothing Technologyは7月12日、Nothingブランドの第2世代フラッグシップスマートフォン「Nothing Phone (2)」を発表した。日本での一般発売は7月25日で、同21日より公式オンラインショップで予約受付が開始される。価格は、メモリ8GB+ストレージ128GBが7万9800円、12GB+256GBが9万9800円、12GB+512GBが10万9800円(いずれも税込)。カラーはホワイトとダークグレーの2色を展開する。

 

必要な情報に一目でアクセスできるインターフェイス

革新的なデザインが話題となった「Phone (1)」の新モデルとして、この度発表された「Phone (2)」は、ディスプレイ、カメラ、バッテリー、OSなどさまざまな機能が改善された。プレス向けに開かれたNothing Phone (2)プレブリーフィングでは、同社のマーケティング責任者 兼 共同創立者のアキス・イワンジェリディス氏が、本製品の新たな性能やこだわりなどについて語った。

 

従来モデルと比べてより洗練されたバージョンの提供を目指すとした「Phone (2)」で、まず目を引いたのはなんといってもアイコニックな背面デザインだ。デザインは従来モデルと若干変化しているが、ひと目でわかるオリジナリティは健在。ゆるやかなカーブを描く隆起したガラス張りを背面に採用したことで、エルゴノミクス構造も実現している。

 

また、チャージングコイルを小型化するとともに位置を中央へ移動するなどの変更が加えられた。この背面の構成に関しては、配置をできるだけ左右対称にすることで、スムーズで一貫性を持ったデザイン、また上品なプレミアム感を出すことが狙いだという。その出来映えについてアキス氏は「洗練され、バランスの取れたデザインになった」と語った。

↑「Phone (2)」の背面デザイン詳細

 

さらにスクリーンを見なくても必要な情報を得られるよう、背面にはライトで着信通知を知ることができるGlyph Interfaceが従来モデルに引き続き搭載されている。Phone (2)では、Glyph InterfaceのLEDセグメントの数を増やすことでカスタマイズ性と機能性を改善。タイマーや充電残量インジケーター、音量チェッカーなどとして使用することができるようになった。

 

Uberとの統合もされ、Glyph Interfaceによって、配車やデリバリーの状況を追跡することができ、到着時には光でそれを知ることが可能となる。充電ケーブルもコネクター部を透明にすることで、デザインのトーンを合わせている

↑Glyph Interfaceでは画面を開くことなく、Uberで予約した配車やUber Eatsのオーダーの到着時間をライトで知ることができる

 

↑Phone (1)当時から幾度も試作を重ねて完成した新しい充電ケーブル

 

バッテリーについては、4700mAhの容量を搭載したうえに、最大15Wのワイヤレス充電が可能だ。加えて、、有線充電時には20分弱で50%まで充電することができる。また、ディスプレイに6.7インチLTPO OLEDを採用したことで、120Hzから1Hzのリフレッシュレートにも対応。スマートフォンを使用していないときの消費電力を節約できる。

 

ほかにも、新機能「Glyph Composer(グリフ・コンポーザー)」は、パーソナライズされたスマートフォンの背面と連動した着信音/通知音(Glyph Ringtone グリフ・リングトーン)を作曲できる。Phone (2)では、グラミー賞にノミネートされたエレクトロニック・ミュージックの世界的グループSwedish House Mafia (スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とのコラボレーション「Glyph Sound Pack(グリフ・サウンドパック)」が備わっている。彼らの曲を自分でリミックスして楽しむことも可能だ。

↑「Glyph Composer」には、Nothing標準の着信音のほか、世界各地のミュージシャンの楽曲をキュレートした専用サウンドパックをダウンロードすることができる

 

モノクロの画面でユーザーの集中力を高める

Phone (2)に搭載されるNothing OS 2.0には、新機能として「モノクロームモード」がある。アキス氏は、現状、数多くのアプリがユーザーの注目を集めるための戦術として「さまざまな色」を使っていることを指摘。今回、モノクロームモードが搭載されたことにより、ユーザーは色に邪魔されずにアプリでやりたい作業などに集中できるという。

↑ユーザーがより直感的に操作できるよう採用されたアイコンのモノクローム表示

 

そのほか、アプリのラベルやグリッドのデザインのカスタマイズ、ウィジェットを追加すれば、ロックを解除することなく利用したい機能に直接アクセスができるなど、カスタマイズ性とユーザーの意思を尊重した機能が多数搭載されている。

 

18bit ISP搭載で従来モデルの約4000倍のカメラデータ処理能力を実現

Phone (2)はカメラ機能もアップグレードされた。フロントカメラには、従来モデルとはサイズ、性能ともに倍の32MP大型センサーを、リアカメラには、50MPのメインカメラと50MPのワイドカメラのデュアルカメラにスマートチューニング機能を搭載。メインセンサーはソニーの「IMX890」にアップグレードされた。

 

18bit ISP(イメージシグナルプロセッサー)も搭載されており、従来モデルに比べてカメラデータを最大4000倍処理することが可能となった。さらに、Advanced HDRアルゴリズムは、センサーのRAW領域内で露出レベルを変化させながら8フレームを撮影していく。これにより、実物に近い高精度の最終画像に仕上がるという。

 

動く被写体を検出して捉えるMotion Capture 2.0 も搭載されているので、例えば強風の日になびく髪の毛や子どもの日常シーンなどの撮影でも、ディテールまで表現しての撮影が可能となる。

↑新しいAdvanced HDRアルゴリズムは、従来の3倍のデータをキャプチャーする

 

このように、従来モデルに比べてより高度な機能とコンポーネントを搭載しているにも関わらず、Phone (2)は、5kgのCO2削減を達成した。また、ミッドフレームやボタン、SIMトレイチップには100%リサイクルアルミニウムを、プラスチック部分の80%にはリサイクル素材とバイオ由来素材を使用するなど、サステナビリティへの継続的な成果も実証している。

 

アキス氏は「日本の市場はファッションやカルチャー分野のまさに中心である。テクノロジー分野においても、日本はアーリーアダプターが多く、新しいトレンドをいち早く体験したいと思う価値観がNothing Technologyのデザインにマッチしたのではないか」と語った。さらに、日本での市場拡大については「我々にとって日本は4番目に大きな市場。急激に規模拡大を目指すのではなく、正しいパートナーを見つけ時間をかけて拡大をしていきたい」と今後の展望を語った。

↑Nothin Technologyマーケティング責任者 兼 共同創立者のアキス・イワンジェリディス氏

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

Googleの完全独自設計!「Tensor G5」は2025年に登場か

Google(グーグル)が完全に独自設計したプロセッサ「Tensor G5」を2025年に投入すると海外テックサイトのThe Informationが報じました。

↑独自路線を行くGoogle

 

GoogleのTensorシリーズは、2021年にスマートフォン「Pixel 6」シリーズに搭載されてデビュー。2022年に発売された「Pixel 7」シリーズでは、第2世代となる「Tensor 2」が採用されました。

 

今回の報道によれば、Googleはもともと2024年に完全に独自設計したプロセッサ「Redondo(開発コード)」を投入する予定だったとのこと。しかし、量産のスケジュールが間に合わず、現在は「Laguna(開発コード)」をTensor G5として、2025年に投入する予定だと言います。

 

Tensor G5はTSMCの3nmプロセスで製造され、薄型化と電力効率の向上のために「Integrated Fan-Out」という手法を採用。これまでのTensorシリーズはSamsungが製造してきましたが、Googleは徐々にチップの機能を自社開発に切り替えているようです。

 

Googleによる設計とAI(人工知能)の組み合わせによって独自の機能を実現してきたTensorシリーズ。今後もPixelシリーズのスマートフォンを差別化する要因として、重要なプロセッサとなりそうです。

 

Source: The Information via 9to5Google

GalaxyやPixelを超えた! 薄さ9.9mmの「Honor Magic V2」が中国で新登場

Honorは新型折りたたみスマートフォン「Honor Magic V2」を中国向けに発表しました。

↑超スリム(画像提供/Honor)

 

最大の特徴は、本体の薄さ。折りたたんだ状態で9.9mmという厚さは、ライバルとなるSamsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold 4」の15.8mmや、Google(グーグル)の「Pixel Fold」の12.1mmと比較しても際立っています。さらに開いた状態では、本体の厚さはわずか4.7mmしかありません。

 

本体には内側に7.92インチの折りたたみディスプレイ、外側に6.43インチのサブディスプレイを搭載。どちらも120Hzでの駆動に対応し、内側のディスプレイはスタイラスによる書き込みに対応しています。本体にはレザーバックプレートが採用されており、ガラスバックプレートのモデルでは本体の厚さが0.2mm増えます。

 

プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2で、16GBのRAMと256GB/512GB/1TBのストレージを搭載。背面には5000万画素イメン+5000万画素超広角+2000万画素望遠カメラを、フロントディスプレイには1600万画素のセルフィーカメラを搭載しています。バッテリー容量は5000mAhで、OSはAndroid 13をベースにしたMagicOS 7.2となっています。

 

Honor Magic V2の中国向け価格は8999元(約17万4000円※)で、国際版の投入時期はまだ明かされていません。薄さを武器にしたこの新デバイスは、スリムな折りたたみスマホのベンチマーク的存在となりそうです。

※1元=約19.3円で換算(2023年7月13日現在)

 

Source: Honor via 9to5Google

Pixel Foldにヒップホップ誕生50周年記念モデルが登場

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」にて、ヒップホップ50周年を祝う限定モデル「Hip Hop 50 Pixel Fold」が登場しました。

↑Courtney Hill / Twitterより

 

Pixel Foldは2023年5月に発表された折りたたみスマートフォンで、内側に7.6インチ、外側に5.8インチディスプレイを搭載。内側の折りたたみディスプレイではアプリを全画面、あるいは分割して表示することができます。

 

 

今回のHip Hop 50 Pixel Foldはオプシディアンカラーの本体に、側面とカメラ突起にメタリックのアクセントを追加。カメラ突起には、ヒップホップ50周年のエンブレムがほどこされています。

 

400台が限定生産されるHip Hop 50 Pixel Foldは、残念ながら一般販売はされません。そのかわりTwitter(ツイッター)の「#GiftFromGoogle」プログラムとして、ヒップホップカルチャーにインスパイアされた写真を投稿した人の中から選ばれた人に、このスマートフォンを配布しています。

 

#GiftFromGoogleのプログラムは7月18日まで応募が可能で、受賞者は同月24日に発表されます。ヒップホップ文化とガジェットをこよなく愛する方は、応募してみてもいいかもしれません。

 

Source: Courtney Hill / Twitter via 9to5Google

サムスン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」、どちらも値上げ? Fold5の新たな実物写真も登場

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」の登場が予想される「Galaxy Unpacked」イベントまで、あと2週間に迫りました。

↑Galaxy Z Fold5の折りたたみ画面、すき間がなくなっている?(Redditより)

 

そんななか、両機種のヨーロッパ(フランス)での価格が分かったとの噂が報じられています。

 

テック系情報サイトDealabsによると、少なくともフランスではGalaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5の価格は全般的に高くなる模様です。

  • Galaxy Z Flip 5 (256GB) – 1,199ユーロ
  • Galaxy Z Flip 5 (512GB) – 1,339ユーロ
  • Galaxy Z Fold 5 (256GB) –1,899ユーロ
  • Galaxy Z Fold 5 (512GB) –2,039ユーロ
  • Galaxy Z Fold 5 (1TB) – 2,279ユーロ

サムスン製品の価格は地域により異なる傾向がありますが、これらのフランス価格は約100ユーロ分の値上げとなります。発売当時、Galaxy Z Fold 4の現地価格は1,799ユーロ~、Galaxy Z Flip 4(ストレージ256GB)は1,109ユーロでした。

 

米国や日本など、主な市場で折りたたみスマホの競争が激化していることを考えれば、両モデルとも値上げすることは意外にも思えます。Galaxy Z Flip5は前モデルよりカバーディスプレイ(外側画面)が広くなる可能性が高いものの、Galaxy Z Fold5のデザインはほとんど変わらないこともあり、値下げされるとの噂までありました

 

さておき、先日のGalaxy Z Flip5ダミーモデル動画に続き、今度はGalaxy Z Fold5の「実物画像」がネット上で公開されています。

 

大手掲示板Redditに投稿された一連の画像は、複数の角度からGalaxy Z Fold5の外観を捉えたものです。全体的なデザインは前モデルと基本的に変更されていないようですが、噂の新型ヒンジ(折りたたみの軸)によりピッタリとすき間なく折りたたまれていることが確認できます。

 

Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイが広くなり、Galaxy Z Fold5は折りたたみのすき間がなくなる。いずれもユーザー待望の改善ではありますが、日本での販売価格が気になるところです。

 

Source:Dealabs,Reddit
via:9to5Google

iPhone 15だけじゃない? Pixel 8も高くなるかも…

Google(グーグル)からの投入が期待されるハイエンドスマートフォン「Pixel 8」について、本体価格が上昇することを、リークアカウントのYogesh Brar氏が報告しています。

↑Driod Lifeより

 

Pixel 8についてはすでに実機とされる画像がリークされており、背面カメラバッテリー容量のスペックアップが期待されています。一方で、Apple(アップル)の次期ハイエンドスマートフォン「iPhone 15 Pro Max」に関しても、値上げを指摘する報道が登場していました。

 

 

Brar氏によれば、Pixel 8のベースモデルはストレージが128GBで、649ドル(約9万1000円)から販売されるとのこと。これは、「Pixel 6」や「Pixel 7」のベースモデルの599ドル(約8万4000円)から、若干の値上げとなります。

 

このような値上げは他のPixelスマートフォンでもおこなわれており、「Pixel 7a」でも前モデル「Pixel 6a」から50ドル(約7000円)の値上げが実施されました。このことを考えれば、Pixel 8シリーズの値上げもしかたないのかもしれません。

 

Brar氏はその他にも、Pixel 8における「Tensor G3」プロセッサや小型化した6.17インチディスプレイの搭載、新しいメインカメラセンサーの採用などを伝えています。若干の値上げがあったとしても、それに見合う価値のあるスマートフォンに仕上がっていてほしいものです。

 

Source: Yogesh Brar / Twitter via 9to5Google

Pixel Fold、本体を薄くするためアルミニウム素材を使用。そのため曲がりやすい?

先週、Google初の折りたたみスマートフォンPixel Foldの頑丈さを検証する動画が、YouTubeチャンネルのJerryRigEverythingにて公開されました

↑ヒンジ部分はステンレススチールで補強していたが…(Image:JerryRigEverything/YouTube)

 

このビデオでは内側と外側のディスプレイに爪やカギなどで傷を付ける、熱を加える、ヒンジがホコリに耐えられるかどうかを試しています。そして最後に「本来の方向と反対側に折り曲げる」テストをしたところ、デバイスが真っ二つに折れる結果となりました。

 

なぜ、こんなことになったのか? 耐久テストを行ったザック・ネルソン氏がPixel Foldを分解し、原因を分析しています。

 

Pixel Foldが簡単に壊れてしまった理由の1つは、フレームに使った素材に関係しているようです。一般的にスマートフォンの筐体にはステンレススチールが使われますが、Googleはできる限り薄くするためにアルミニウムを採用(公式にも認めています)。それにより、ステンレスよりも曲げやすくなっていると分析されています。

 

また今回の動画では、Pixel Foldの防水加工が、サムスンがGalaxy Z Fold 4に採用しているものとは違うことも指摘されています。

 

Galaxy Z Fold 4の防水にはゴム製の充填材が使われているのに対して、Pixel Foldは時間が経つともろく、ひび割れやすくなる可能性ある硬質プラスチック素材を使っているとのこと。いったんヒビが入ると、防水レベルは急激に落ちてしまいます。そのためネルソン氏は、サムスンの防水加工の方が長持ちするため優れているとコメントしています。

 

さらに内側のディスプレイを分解すると、折り目を補強するためのステンレススチール製スラット(薄板)が発見されました。これが、Googleが公式に謳う「折りたたみスマートフォンの中で際立って耐久性の高いヒンジ」を支える仕組みの1つとなっているようです。

 

Pixel Foldの外側のカバーディスプレイは背が低くて幅が広く、しかも本体が薄いため、Galaxy Z Fold4よりも使いやすいとの声もあります。が、もしもPixel Foldを購入する場合は、頑丈なケースも合わせて買うとよさそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:PhoneArena

「Galaxy Z Flip5」ダミーモデルの画像と動画が公開。まだ折りたたんだときのすき間はありそう

先月末、サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」の実機らしき画像がリークされていました。そこでは、前モデルの1.9インチから3.4インチに大型化したカバーディスプレイ(外側の画面)が確認できましたが、ケースに入れられたままで細部までは分かりませんでした。

↑ケースに入れられていないダミーモデルの画像が公開!

 

それに続き、新たにGalaxy Z Flip5のダミーモデルと称される画像と動画が公開されています。

 

これらは有名リークサイトSlashleaksに、LEAKSSPINNER氏が投稿したものです。同氏の信ぴょう性は86%とされ、かなりの実績に裏付けられています。

 

今回のリーク画像でも、やはり広くなったカバーディスプレイは写っています。それより興味深いのは、Galaxy Z Flip5を閉じたとき、どのように見えるかを確認できることでしょう。

 

次期モデルGalaxy Z Flip5と横折りの「Galaxy Z Fold5」は、どちらも水滴型ヒンジ(折りたたみ画面の一部をヒンジ内に引き込む方式)を採用し、折りたたんだときにすき間が小さくなると噂されてきました。

新型ヒンジ採用でも、折りたたんだときのすき間はかなりある?

 

しかし、動画に写っているダミーには、まだハッキリとしたすき間が残っているようです。ちなみに、Galaxy Z Fold5も「前モデルよりシワが15%小さくなるだけ」だと有名リーカーが主張していました

 

もっとも、Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5とも新型ヒンジにより、歴代モデル初の防塵性能(チリやホコリの侵入に強い)がサポートされるとの噂話もありました。これまでGalaxy ZシリーズはIPX8、つまり防水性能のみだったため、大きな進歩と言えそうです。

 

サムスンは7月26日に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で新型折りたたみスマホや高性能タブレットを発表すると予想されています。すでにサムスン公式らしき画像がリークされていましたが、イベント当日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Slashleaks
via:GSMArena

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、1年半前のハイエンドチップ搭載?ベンチマーク結果が見つかる

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく発売が近づいていると噂されています。先日も中国の規制機関での登録が見つかり、予想CG画像もネット上で公開されていました

 

そんな「お手ごろ価格で高性能」なデバイスへの期待が高まるなか、ベンチマークアプリ「Geekbench」の公式集計サイトGeekbench Browserで発見されたと報告されています。

 

Galaxy S23 FEの型番はSM-S711B。ベンチマーク結果には、このスマホがAndroid 13で動作し、8GBのRAMを搭載することが示されています。さらにマザーボード情報に書かれた「s5e9925」とは、サムスン製チップセットのExynos 2200を意味するもの。以前、Exynos 2200を搭載した製品でも同じ「s5e9925」が確認されていました

 

サムスン製スマホは販売地域ごとにプロセッサーが何種類かある場合もありますが、Galaxy S23 FEは自社製のExynos 2200一択でクアルコムのSnapdragon版はないとの噂もありました。

 

このExynos 2200は、2022年初めに発売されたGalaxy S22シリーズにも搭載されていたチップです。つまり、約1年半前の最新チップということです。

 

とはいえ、カメラに関しては前モデルのGalaxy S21 FEを概ね上回り、特にメインカメラが強化されると噂されています。現在では最高性能とはいきませんが、コストパフォーマンスの高さを期待したいところです。

 

Source:Alvin(Twitter) 
via:GSMArena

「Pixel Fold」の耐久性は本当に最強? テストしたら意外な結果が…

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」の耐久テストをYouTubeチャンネルのJerryRigEverythingが行い、その結果を投稿しました。

↑こうやって折ろうとすると…(画像提供/JerryRigEverything・YouTube)

 

Pixel Foldは折りたたみ可能な7.6インチディスプレイを内側に搭載しています。本体のヒンジは耐久度が高く、折りたたんだ状態の厚みは業界最薄レベルとうたっていました。

 

では、実際にはどうなのか? JerryRigEverythingは今回、Pixel Foldの内側と外側のディスプレイをテスト。「どれだけ傷に強いか?」『熱を加えるとどうなるか?」「ヒンジがほこりに耐えられるか?」などを検証しましたが、特に大きな弱点は見つかりませんでした。

 

しかし、内側のディスプレイを外側に折り曲げると、スマホのフレームがアンテナ部分で折れ、ディスプレイが故障し、最終的にはデバイスがグニャグニャに曲がって壊れてしまったのです。Samsung(サムスン)や他社の折りたたみスマートフォンと比較すると、これは弱いと言わざるを得ません。

 

もちろん、動画のように折りたたみスマホを反対側に無理やり曲げる人はほとんどいないでしょう。絶対に真似などしないでほしいのですが、「Pixel Foldは変なふうに折り曲げると壊れてしまうことがある」と頭に入れておくと良いかもしれません。

 

Source: JerryRigEverything / YouTube

そこまで高くない? モトローラの折りたたみスマホ「motorola razr 40 ultra」をチェック

モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月6日、折りたたみのAndroidスマホ「motorola razr 40 ultra」と、ミドルハイモデルの「motorola edge 40」を発表しました。販売価格はmotorola razr 40 ultraが15万5800円(税込)で、motorola edge 40が6万4800円(税込)です。

 

大きめな「アウトディスプレイ」搭載の折りたたみスマホ

↑motorola razr 40 ultra。カラーはインフィニットブラック1色です

 

motorola razr 40 ultraは、6月1日にグローバルで発表されたモデル。モトローラ・モビリティ・ジャパンのラインナップの中では、プレミアムに位置づけられています。また、モトローラはいち早く折りたたみスマホを市場に投入していますが、本製品で4世代目にあたります。

 

折りたたんだ状態でも使えるよう、本体に3.6インチのアウトディスプレイを搭載。メッセージやメール、SNSの閲覧はもちろん、音楽アプリの操作、マップアプリの使用などが可能です。開くと現れるメインの有機ELディスプレイは、22:9比率の6.9インチサイズで、リフレッシュレートは165Hzに対応しています。

↑ちょっとした操作であれば開くことなくできるアウトディスプレイ

 

折りたたむときに任意の角度で固定することができ、いろいろな使い方ができます。たとえば、スタンド状態にしてアウトディスプレイにカメラアプリを表示させると、自分の姿を見ながらセルフィーが可能。ほかにも、本体を90度に折り、ビデオカメラのように持って撮影といったこともできます。

↑モトローラが提案するさまざまな使い方

 

本体サイズは約高さ170.83×幅73.95×厚さ6.99mmで、重さは約188gです。なお、折りたたみ時のサイズは約88.42×73.95×15.1mm。

 

カメラは1200万画素のメイン、1300万画素の超広角+マクロの2眼構成。フロントは3200万画素とリアカメラよりも高画質なうえに、デュアルピクセルPDAFに対応しており、明るく鮮明な撮影が可能とのこと。

↑カメラの仕様

 

↑カメラ機能の一覧。手をかざすとシャッターを切れる機能などがそろっています

 

そのほか主なスペックは、Snapdragon 8+ Gen 1、8GBメモリー、256GBのストレージ。SIMはnanoSIMとeSIMに対応しています。

↑バッテリーは3800mAhで、急速充電に対応。また防滴・防塵仕様です

 

【製品フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

日本ユーザーの嗜好に合わせたmotorola edge 40

↑motorola edge 40。イクリプスブラックとルナブルーの2色で展開します

 

motorola edge 40は、日本ユーザーの嗜好に合わせたとするモデル。こちらもグローバルのいくつかの国で先行販売しており、日本のユーザーの要望を取り入れはしたものの、ヒットしているといいます。

 

本体は丸みを帯びたディスプレイにしたほか、質感を重視したデザインに仕上げたとのこと。また、本体サイズは約高さ158.43×幅71.99×厚さ7.58mm、重さは約171gと、薄型軽量な設計になっています。

↑デザイン性と触ったときの質感にこだわったとするボディ

 

カメラは5000万画素のメインと1300万画素の超広角+マクロを装備。また、フロントカメラは3200万画素となっています。

↑カメラの仕様

 

スペックは、MediaTek Dimensity 8020、8GBメモリー、256GBストレージ。SIMはこちらもnanoSIMとeSIMに対応です。

↑4400mAhのバッテリー容量で、急速充電に対応。また生体認識にも対応します

 

↑日本ユーザー向けの仕様として、IP68相当の防水・防塵設計やFeliCaにも対応しています

 

【製品フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

販売は両モデルともに、直販サイトのほか、各家電量販店やECサイトで。加えて、国内の通信事業者としてはIIJmioが独占販売します。MNPによる乗り換えでmotorola razr 40 ultraは10万9800円(税込)、motorola edge 40は3万9800円(税込)と、特別価格で販売。製品の仕様から見てもかなりお得といえるでしょう。

↑IIJmioでの販売価格

 

ほかと比べて手に取りやすい価格で、ユーザーの新たな選択肢になるかも

新製品の発表会には、モトローラ・モビリティ・ジャパンの代表取締役社長の松原丈太氏が登壇。折りたたみスマホについてIDCのレポートをもとに「2021年は800万台、2022年はなんと倍の1600万台の出荷台数になった。今後も続いていくトレンドだと考えており、約5年の間に5.6倍の市場規模になると考えている」と期待を寄せています。

↑発表会でのプレゼン資料。折りたたみスマホは今後伸びていくと予想しています

 

とはいえ、サムスンやグーグルを見ると、折りたたみスマホはまだまだ高価な印象で、購入に踏み切れない人も多いはず。そのなかで、IIJmioからは10万円ほどで購入できるなど、motorola razr 40 ultraは手が届きやすい価格帯。それでいて、本体の軽さや開かずに操作できるアウトディスプレイなど、使い勝手もよさそうです。

 

新しい形のスマホを手にしてみたいけど、そこまで価格で冒険はしたくないユーザーにとっては、いい選択肢になるかもしれません。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

じゃんじゃん見て!「Galaxy Z Fold5」などの公式らしき画像が一挙公開

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」がまもなく発表と予想されるなか、ドイツのサイト・Winfutureが公式らしき画像を大量に公開しています。

↑新作はどうなる…

 

まず横折りスマホのGalaxy Z Fold5については、カバーディスプレイ(外側の画面)とカメラの配置が、前モデルのGalaxy Z Fold4とほぼ同じに見えます。唯一の分かりやすい違いは、LEDフラッシュの位置が移されていることと、折りたたんだ状態がより薄く見えること。

↑流出した「Z Fold5」の画像(画像提供/Winfuture)

 

このうち薄さについては、以前から何度もリークされていた新型ヒンジ(折りたたみの軸)によるものでしょう。折りたたんだときにディスプレイの一部をヒンジの内側に引き込むため、両側のディスプレイにすき間がなくなると見られています

 

Galaxy Z Fold5の本体カラーはベージュ、ブラック、新色ブルーの3色となるようです。

 

かたや、タテ折りスマホのGalaxy Z Flip5は、噂通りカバーディスプレイが大型化。今回の画像では、折りたたみ画面と並んでいるため小さくも見えますが、前モデルの1.9インチから3.4インチへと広くなり、本体を閉じてもYouTubeやGoogleマップなどが使えると噂されています

↑流出した「Z Flip5」の画像(画像提供/Winfuture)

 

最後に、次期高性能Androidタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズの画像も公開されています。いずれもベゼルが薄くて大画面、スタイラスのSペンを本体にマグネットで着けてワイヤレス充電できる仕様は前モデルと同じのようです。

↑流出した「Galaxy Tab S9」の画像(画像提供/Winfuture)

 

サムスンは7月26日の午後8時、本国の韓国・ソウルで初の「Unpacked」(新製品発表)イベントを開催する予定です。日本と韓国では時差がないため、夕食後などに発表会を楽しみたいところです。

 

Source:Winfuture
via:9to5Google

サムスンの「Galaxy Unpacked」が7月26日に開催! 折りたたみスマホの新作をお披露目へ

Samsung(サムスン)はスマートデバイス関連イベント「Galaxy Unpacked」を、7月26日に開催すると発表しました。

↑いよいよ(画像提供/Samsung)

 

今回のGalaxy Unpackedでは、招待状の画像にあるように、折りたたみスマートフォンに焦点を当てるようです。画像には「Join the flip side」との文字もあり、Samsungの「Galaxy Z Flip」シリーズの新モデルの発表が予想されます。

 

事前情報によれば、Samsungが用意している次期折りたたみスマートフォンは「Galaxy Z Fold 5」と「Galaxy Z Flip 5」の2機種。Galaxy Z Fold 5では本体スペックの向上や、ヒンジ部分の強化が噂されています。一方、Galaxy Z Flip 5では、カメラスペックやバッテリー容量の拡大、そして外側のカバーディスプレイが大型化する模様。

 

その他にも、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」「Galaxy Watch6 Classic」の登場も予想されています。次期折りたたみスマホからスマートウォッチまで、今月のSamsungのイベントは見どころ満載となりそうです。

 

Source: The Verge

カメラでか! Pixel 8 Proの実機画像がリーク

Google(グーグル)からの年内の投入が期待されているハイエンドスマートフォン「Pixel 8 Pro」の実機とされる画像が、海外SNSのRedditに投稿されています。

↑Driod Lifeより

 

Pixel 8シリーズにおけるカメラスペックの向上は以前にも報告されており、Android Authorityによればメインセンサーに「ISOCELL GN2」が採用され、センサーサイズが大型化するとのこと。また、バッテリー容量や充電速度の向上も伝えられています。

 

今回投稿された画像からは、Pixel 8 Proの背面カメラ突起のデザインが「Pixel 7 Pro」から変更されていることがわかります。Pixel 8 Proでは3カメラが一体的に配置されており、また中央のメインカメラも大型化しているように見えます。このようなカメラ部分の大型化により、LEDフラッシュとマイクは縦方向に並べて配置されています。

 

背面に貼り付けられたステッカーからは、次期プロセッサ「Tensor G3」のコードネームとなる「Zuma」という表記が見つかります。また、12GBのサムスン製LPDDR5 RAMと128GBのSK Hynix製ストレージが搭載されているようです。

 

このように、カメラ機能とそのデザインが大きく刷新されそうな、Pixel 8シリーズ。GoogleのAI(人工知能)を組み合わせた、さらなる撮影画質や機能の向上に期待したいものです。

 

Source: Droid Life via 9to5Google

Android Auto、電気自動車向けにさらに進化か

Google(グーグル)の車載向けシステム「Android Auto」にて、電気自動車(EV)向けサポートの改善に向けた準備がすすんでいることを、海外テックサイトのSmartDroid.deが報告しています。

↑SmartDroid.de

 

Android Autoとは、手持ちのスマートフォンを車載システムに接続することで、使い慣れたAndroidアプリでナビゲーションや音楽再生、音声通話、そしてGoogle アシスタントなどが利用できるソフトウェアです。スマートフォンと車種によっては、ワイヤレス接続を利用することもできます。

 

Android Autoのベータ版となるバージョン9.9のAPK(アプリケーションパッケージ)から発見された情報によれば、設定メニューの「EV設定」というセクションから、自分の車種を電気自動車として設定することが可能になります。

 

さらに、車両に搭載された充電コネクターの種類も選択することができます。これには「J1772」「CCS」「Type 2」「CHAdeMO」が含まれている一方で、Teslaの「NACS」が存在していません。これに関しては、後日のアップデートで追加される可能性があります。

 

それ以外にも、電気自動車のバッテリーメータに関する文字列も見つかっています。Android Autoのバージョン9.9では、これらのEVに関する便利機能の正式リリースに期待したいものです。

 

Source: SmartDroid.de via 9to5Google

Pixel 8はバッテリー容量と充電速度がアップするかも

Google(グーグル)の次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 8/8 Pro」にて、バッテリー容量が増え充電速度が向上することを、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑OnLeaks / MySmartPrice

 

Pixel 8/8 Proに関しては、カメラ画質の向上が報じられています。また、USB-C経由でのディスプレイ出力も可能なようです。製品は、今年の秋の投入が期待されています。

 

報道によれば、Pixel 8/8 Proのバッテリー容量は4485mAh/4950mAhで、これはPixel 7/7 Proの4270mAh/4950mAhからそれぞれスペックアップしています。また充電速度も24W/27Wで、前モデルの20W/23Wからそれぞれ向上するそうです。

 

またその他にも、Pixel 8/8 Proの搭載プロセッサ「Tensor G3」について、「Wi-Fi 7」をサポートすることが伝えられています。一方で、次世代ワイヤレス充電規格「Qi2」には対応していないようです。なにはともあれ、バッテリー容量が増えてより長時間使えるようになることは、ありがたいと言えるでしょう。

 

Source: Android Authority

「Galaxy Z Fold5」グローバル版のベンチマーク結果が発見! Galaxy S23 Ultraとほぼ同等か

サムスンは今月(7月)末に新製品発表イベント「Unpacked」を開催し、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」を発表すると予想されています。

↑こちらは「Galaxy Z Fold4」

 

そのうち横折りスマホGalaxy Z Fold5のグローバル版につき、ベンチマークアプリ「Geekbench」の報告サイトにスコアが発見されました。

 

今年3月にもGalaxy Z Fold 5のベンチマーク結果は見つかっていましたが、そちらは米国版。それからグローバル版が登場するまで、3か月かかったことになります。

 

グローバル版のシングルコアスコアは1845で、米国版の2014よりも低めです。ただし、サムスンの折りたたみ機はどのバージョンでも同じチップを搭載するため、製品版では地域にかかわらず同じ性能を発揮すると思われます。

↑フラグシップ機Galaxy S23 Ultraとほぼ同等!

 

また、これらの性能はフラッグシップ機のGalaxy S23 Ultraとほぼ対等です。同じ「Snapdragon 8 Gen2 for Galaxy」を搭載すると予想されるため妥当ではありますが、折りたたみスマホでも処理の重いゲームやアプリが快適に動きそうです。

 

そしてGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5には、次期One UI 5.1.1が搭載されるとみられています。これがソフトウェアアップデートとして既存のGalaxyスマホやタブレットにも提供され、前機種のGalaxy Z Fold4やGalaxy Z Flip4がパワーアップすると期待したいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:Sammobile

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、まもなく登場? Snapdragon 888搭載かも

サムスンのミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は正式発表されていませんが、先日も予想CG画像がネット上で公開されていました

↑こちらは前モデルの「Galaxy S21 FE」

 

そうして期待が高まるなか、本製品が中国の規制機関に認証されたことが明らかとなりました。

 

これはインドメディアの91mobilesが、中国の3C認証サイトから見つけたものです。3Cとは中国の強制認証制度(China Compulsory Certification/CCC)であり、中国に輸入して販売する製品は3C認証を取得する必要があります。そして3C認証を取得すれば、まもなく発売されることが恒例となっています。

 

今回の3Cリストには、Galaxy S23 FEと思われる「SM-S7110」という型番のサムスン製スマートフォンが掲載されています。このスマホは5G通信や、25Wの急速充電に対応するとのこと。また、サムスンがフラッグシップ機で採用している充電アダプターを同梱しない(つまりミドルレンジ)ことも記されています。

 

前モデルのGalaxy S21 FEは2022年初めに登場しましたが、「Galaxy S22 FE」は存在していません。今年もミドルレンジのFEシリーズは発売されないとの噂もありましたが、一転して「フラグシップのS23シリーズが販売不振のために投入される」との予想が有力となっています

 

上記の予想CG画像では、Galaxy S23 FEのデザインはS23とよく似ていました。画面サイズはS21 FEと同じ約6.4インチであり、端が丸くならないフラットスクリーン。背面には3つのカメラがあり、望遠カメラも搭載される可能性が高いとのこと。

 

また搭載プロセッサーはサムスン製のExynos 2200になるとの噂もありましたが、リーカーのAbhishek Yadav氏は、少なくともバリエーションの1つはSnapdragon 888(Galaxy S21シリーズに採用)になるというサムスン公式らしき画像をシェアしています。

 

Galaxy S23 FEの「FE」とは「ファン・エディション」の略です。その名の通り、ユーザーの期待に応えるコストパフォーマンスの高い製品になると望みたいところです。

 

Source:91mobiles

通信障害や災害時に活躍! au、ソフトバンク、ドコモで提供の「副回線サービス」ってなに?

2022年7月、大規模な通信障害により、auおよびUQモバイルの回線が最大86時間もつながらない事故が発生。物流や金融をはじめ、日本経済に与えたダメージは決して小さくなく、改めて通信の重要性に気づいた人も多いのではないでしょうか。

 

もし、そんなときに「副回線サービス」に加入していれば、連絡が取れないという状況は回避できたはず。では、副回線サービスとは一体どういうものなのか? 格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

↑ドコモのサイト(https://www.docomo.ne.jp/service/hukukaisen/)から

 

メイン回線がつながらないときに、ほかの回線を利用

結論から言いますと、副回線サービスは普段メインとして利用している主回線が利用できない場合に、ほかのキャリアの回線を利用するサービスのこと。つまり、普段はドコモ回線をメインに使いながらも、通信障害が発生したときは、au回線に切り替えるといったことです。

 

副回線サービスは、現在ドコモ(ドコモ回線のahamo含む)、au(au回線のUQモバイル含む)、ソフトバンクの3社が提供し、それらのキャリアを利用している人が対象のサービスとなっています。しかし、auのオンライン専用プランであるpovo、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルとオンライン専用プランのLINEMOは対象外となっているため、注意が必要です。

 

では、3社を利用していれば、自由に副回線を選べるかというとそうではなく、au&UQモバイル利用者は、ソフトバンク回線(4Gエリア)を利用可能。ドコモ&ahamoとソフトバンク利用者は、au回線(4Gエリア)が利用可能となっています。

 

ちなみに副回線サービスは1回線につき、1回線まで申し込みが可能。また、契約事務手数料は基本無料ですが、au&UQモバイルはサービス解約後1年以内の再加入時は3850円(税込)が発生するため注意してください。

 

データ容量は個人で月額429円。SIMカードの種類には注意が必要

月額料金については、下記図の通り、3社で同一です。しかし、個人契約・法人契約によって月額料金が異なります。

 

副回線サービス 月額料金

個人契約 法人契約
月額料金※1 429円 550円 ※2
国内通話料 22円/30秒
国内SMS 3.3円(税込)/全角70文字

※1 価格は税込表示です。

※2 UQモバイルの法人向けプランを利用の方は429円(税込)で利用可能です。

 

利用できるデータ容量と通信速度も個人・法人契約によって異なります。業務で使う法人の場合は多めに設定されており、最大1GB。ビジネス観点から、もしものことを考えると企業単位で加入していくこともおすすめです。個人で利用する場合は、あくまで「もしものときのサブ」として考えておくのがいいでしょう。

 

副回線サービス データ容量

個人契約 法人契約
データ容量 500MB 1GB
通信速度 最大300kbps 最大1Mbps
通信制限時の速度 最大128kbp

 

また、各キャリアで対象料金プランが決まっていますが、auであれば音声通話に対応した料金プランなど、基本的にはベーシックプランなら利用可能。詳細は副回線サービス契約時に、各キャリアの公式サイトで確認するようにしてください。

 

細かい設定になりますが、SIMカードについては、au&UQモバイルは、SIMカードとeSIMから選択することができます。ただし、個人契約・法人契約で選択できるSIMタイプが異なります。

 

au/UQモバイル 利用可能なSIMタイプ

SIMタイプ
個人契約 SIMカード/eSIM
法人契約 eSIM ※3

※3 UQモバイルの法人向けプランを利用の方はSIMカードも利用可能です。

 

利用中の機種にもよりますが、個人契約の場合は、SIMカード or eSIMからの選択が可能。法人契約の場合、auはeSIMのみ、UQモバイルはSIMカード or eSIMのどちらも利用可能です。なお、ドコモ&ahamo、ソフトバンクでは、個人契約・法人契約問わずeSIMのみの提供となっています。

 

また、副回線サービスを利用している端末から機種変更する場合、eSIMまたはSIMカードの再発行が必要となる場合があります。

 

さらに、eSIMのプロファイルは再発行できないため、機種変更や故障などが原因で副回線を利用できなくなってしまった場合、サービスが自動的に解約されてしまう点に注意が必要です。もうひとつ、eSIMのみの提供となるため、当然ながらeSIMに対応した機種を所有していることが必須となります。

 

万が一の備えとして検討しておきたい副回線サービス

申し込み手順については、各キャリアの公式サイトに従うのがスムーズです。また、副回線サービスに関するよくある質問や具体的な手続き方法は、モバワンの記事でも説明しています。

 

通信障害はもとより、昨今懸念される災害を想定したとき、誰とも通信ができないという危機的状況は回避しておきたいものです。万が一に備えて、副回線サービスの利用を検討してみるのをおすすめします。

上位モデルにそっくり? 噂の「Galaxy S23 FE」の予想画像が公開

サムスンの次期ミッドレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」を巡り、さまざまな噂が飛び交っていますが、いまだにその全貌は明らかとなっていません。そんな中、有名リーカーの情報を基にした予想CG画像が公開されて話題を呼んでいます。

↑Galaxy S23 FEの予想レンダリング画像(画像提供/OnLeaksおよびSmartprix)

 

著名リーカーOnLeaksとスマートフォン情報サイトSmartprixが協力して、Galaxy S23 FEの予想レンダリング(CG)画像を独占公開しています。

 

今回の画像で確認できるのは、どの角度から見てもサムスンのGalaxy A54、あるいはGalaxy S23によく似ているということ。それだけ、サムスン製品のデザインが完成の域に達しているのかもしれません。

 

画面サイズは約6.4インチで、端が丸くならないフラット(平面)スクリーン。フラット画面のほうが「側面を間違ってタップしにくい」や「保護フィルムを貼りやすい」などの理由で好ましいとの声もあります。

 

また、背面には3つのカメラがあり、この価格帯にしては珍しい望遠カメラを搭載する可能性が高いとのこと。前モデルとなるGalaxy S21 FEにも、望遠カメラが採用されていました。全体のサイズは約158mm×76.3mm×8.2mmとなり、片手で持ちやすいコンパクトさが特徴となりそうです。

 

さらに、搭載チップはサムスン製のExynos 2200である可能性が高いものの、クアルコム製のSnapdragon 8 Gen 1になる可能性もなくはないそうです。以前のフラッグシップ機・Galaxy S22シリーズには、それぞれのチップを搭載した別モデルがありましたが、Snapdragon版のほうがバッテリーの持ちが良いとの検証結果もありました

 

他のスペックとしては、画面リフレッシュレートは最大120Hz、RAMは6GBまたは8GB、内蔵ストレージは128GBまたは256GBとのこと。約4500mAhのバッテリーを搭載し、25Wの急速充電にも対応していると言います。

 

Galaxy S23 FEのカメラ性能は、おおむねGalaxy S21 FEを上回るとの噂話もありました。いつ正式発表されるかは不明ですが、7月末に開催とみられる「Galaxy Unpacked」イベントでお披露目されると期待したいところです。

 

Source:Smartprix
via:Wccftech

サムスンより画面がデカい! OnePlusのフラッグシップ「折りたたみスマホ」の詳細が流出

OnePlusが2023年夏に投入することを予告している折りたたみスマートフォンについて、詳細なスペック情報を海外テックサイトのMySmartPirceが報告しています。

↑OnePlusは画面で優勢(画像提供/OnLeaksおよびSmartPrix)

 

現時点でOnePlusの折りたたみスマホに関する公式情報はまだありませんが、同ブランドはすでに「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」といった商標を登録しています。また、同社のCOOはその折りたたみスマホが「フラッグシップモデルになる」と自信をのぞかせています。

 

MySmartPriceによれば、OnePlusの折りたたみスマホは7.8インチ/120Hz駆動/2K解像度という、極めて高スペックなものが採用されるとのこと。これは、業界をリードするSamsung(サムスン)の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 4」の7.6インチを上回る画面サイズで、製品の大きなアピールポイントとなりそうです。また、本体外側にも6.3インチ/120Hzのサブディスプレイを搭載し、これもGalazy Z Fold 4(6.2インチ)を上回っています。

 

プロセッサには、最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を採用。RAMは16GBで256GBのストレージを搭載している模様。バッテリー容量は4800mAhで67Wでの高速充電が可能です。OSは「Android 13」をベースにした「OxygenOS」。また、背面には4800万画素メイン+4800万画素超広角+6400万画素望遠のトリプルカメラを、画面上には3200万画素+2000万画素の自撮りカメラをそれぞれ搭載しています。

 

OnePlusの折りたたみスマートフォンはかなりハイエンドになりそうですが、ライバルも黙っていないでしょう。例年通りのスケジュールなら、Samsungも今夏に新型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 5/Galaxy Z Flip 5(どちらも仮称)」を投入してくるはず。激しい戦いが繰り広げられるかもしれません。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

ウデに自信がある人向け。Pixel Foldの折りたたみ画面も自己修理可能に

Google(グーグル)が折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」向けに、ディスプレイを含む自己修理プログラムを提供することが、海外メディアの9to5Googleにより報じられています。

↑Googleより

 

Googleは2022年4月に修理業者のiFixitと提携し、自己修理プログラムとその修理部品の提供を開始しました。すでに「Pixel 6a」や過去のPixelスマートフォンにおける、ディスプレイやバッテリーが販売されています。

 

9to5GoogleがGoogleに取材したところ、Pixel Foldでもこのような修理プログラムが提供されるとのこと。このように公式の修理プログラムが提供される折りたたみスマートフォンは、Pixel Foldが初のケースとなります。なお、修理方法としては店頭、および郵送でのオプションも用意される予定です。

 

折りたたみディスプレイの自己修理と聞くと、なかなか難しそうですが、Googleの自己修理プログラムでは修理マニュアルも提供されます。ガジェット修理に関してウデに自信がある方は、挑戦してみてもいいかもしれません。

 

Source: 9to5Google

「Galaxy Z Flip5」、カメラもバッテリー持ちもGalaxy S23シリーズ並みに大進化? 最新チップのおかげかも

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」については、すでに多くの情報がリークされてきました。最近も実機の画像がリークされて「カバーディスプレイ(外側の画面)が大型化」するとの噂が裏付けられていました。

↑Galaxy Z Flip5の注目ポイントは、カバーディスプレイだけではないのです!

 

それに続き、韓国の最大手メディア朝鮮日報が「Galaxy Z Flip5のカメラとバッテリー持ちはGalaxy S23並みに改善する」との噂を報じています。

 

Galaxy Z Flip5の背面カメラは、メインカメラと超広角カメラともに12MP。つまり、前モデルのGalaxy Z Flip4と全く同じだと予想されています。著名リーカーSnoopyTech氏が公表したスペック表にも、そう書かれていました

 

しかし、匿名のサムスン関係者によれば「Galaxy Z Flipシリーズは機能面でGalaxy Sシリーズに遅れを取っているというユーザーの不満に応え、最新モデルではカメラとバッテリーの持ち時間がGalaxy S23並みに改善されている」そうです。

 

コンパクトなGalaxy Z Flipシリーズは、内部スペースが限られているため、カメラの画素数やバッテリー容量をアップすることは難しい……ですが、「ソフトウェアの助けを借りて」写真の鮮明さとバッテリーの問題は大幅に改善されたとのことです。

 

Galaxy Z Flip5には、Galaxy S23シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載される見通しです。このチップは前世代のSnapdragon 8+ Gen 1より大幅に電力効率が改善されているほか、処理能力も大きく向上しています。

 

最近のスマートフォンによる写真はコンピュテーショナル・フォトグラフィー、つまり撮影後にAIによりピントを合わせたり、ボケさせるコンピュータ処理が大きな比率を占めています。Galaxy Z Flip5の搭載チップもパワフルになれば、イメージセンサーが捉えた解像度が高くなくとも、写真のクオリティを底上げすると期待できそうです。

 

Source:朝鮮日報
via:PhoneArena

ミドル級スマホをパワーアップ! Snapdragon 4 Gen 2が登場

Qualcomm(クアルコム)はミドルレンジ(普及帯)スマートフォン向けプロセッサ「Snapdragon 4 Gen 2」を発表しました。

↑Qualcommより

 

Snapdragon 4 Gen 2の特徴は、撮影機能や高速充電機能の強化、高速なモデムの提供です。写真や動画撮影では、より早いオートフォーカスと電子手ぶれ補正機能が提供されます。また1080p解像度までの動画撮影なら、ノイズ低減機能も利用可能です。充電機能では「Quick Charge 4+」により、わずか15分で50%までの充電ができます。

 

CPUには2コアの高性能コアと6コアの高性能コアを組み合わせた、最大2.2GHz駆動のKryo CPUを採用。前世代プロセッサから、10%性能が向上しています。FHD+解像度/120Hzのディスプレイが利用でき、より多くの周波数とネットワークをサポートした「X61 5G Modem-RF」モデムが組み合わされます。

 

Snapdragon 4 Gen 2は、2023年後半に発売されるスマートフォンに搭載される予定です。同プロセッサを搭載した、廉価かつパワフルな端末の登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Google