Pixel 8はUSB-C画面出力が可能? 画面スペックの詳細も

Google(グーグル)からの年内の投入が期待されているハイエンドスマートフォン「Pixel 8」について、USB-C経由の画面出力機能やスペックの詳細を、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑Gabo_Arts / Shutterstock.comより

 

まずUSB-C経由のディスプレイ出力機能ですが、これまでのPixelスマートフォンでは、同様の機能を利用することができませんでした。しかしPixel 8ではUSB-C経由のDisplayPort出力を利用することで、ディスプレイ出力が可能になるというのです。またこれには、外部ディスプレイをパソコンのようにして利用する機能が含まれているのかもしれません。

 

その他にもAndroid Authorityは、Pixel 8のディスプレイサイズが6.17インチで、「Pixel 7」の6.31インチから若干小型化することを伝えています。また大画面モデルの「Pixel 8 Pro」では、画面サイズは変わらないものの解像度が低下し、またベゼルが1mm狭くなるようです。さらに両スマートフォンとも、より明るい表示が可能だと伝えられています。

 

このように、こまかな改良やスペックアップが予定されているであろうPixel 8。しかしその最大の進化は、やはり次期プロセッサ「Tensor 3」となるのかもしれません。

 

Source: Android Authority 1, 2

Galaxy Z Flip5、ついに実機の画像がリーク? 大型カバーディスプレイは便利そう

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」は注目度が高いためか、複数の情報源からリークが相次いでいます。先日も折りたたんだ状態で、GoogleマップやYouTubeアプリが使えるといった噂話がありました

↑こちらは現行モデルの「Galaxy Z Flip4」

 

これまでも予想CG画像はいくつか公開されていましたが、おそらく初であろう実機画像がネット上に登場しました。

 

有名リーカーのRevegnus(@Tech_Reve)氏は、Galaxy Z Flip5の実機らしき画像をTwitter上でシェアしました。他の実物らしき財布と並べられており、CGではなく本物であると強調されているようです。

 

今回の画像ではケースの中に入れられ、かつ折りたたんだ状態のため、完全なデザインを確認することはできません。とはいえ、長らく待ち望まれてきたアップグレード、つまりカバーディスプレイ(外側の画面)が大型化していると確認できます。

 

現行モデルのGalaxy Z Flip4は折りたたみスマホの中では最高の評価を受けているひとつですが、1.9インチのカバーディスプレイはあまり便利ではなく、ごくわずかな情報やアプリの通知、クイック設定などが表示できるだけです。

 

そしてカバーディスプレイが大型化した競合製品が登場した今、Flip4では窮屈にさえ見えかねません。そうした状況が、Galaxy Z Flip5では一変することになりそうです。

 

Galaxy Z Flip5は3.4インチのカバーディスプレイを搭載し、その形は片側が少し凹んだフォルダー型。また、新たな水滴型ヒンジが採用され、防塵性能(砂やホコリなど固形物の侵入に対する保護)も追加されると噂されています。

 

このGalaxy Z Flip5と新型横折りスマホ「Galaxy Z Fold5」は、7月末のスペシャルイベントで発表される見通しです。あと1か月、今後も次々と新たな情報が飛び出すかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

iPhoneよりAndroidスマホの方が58%使いやすい? 調査結果が発表

iPhoneとAndroidはスマートフォン市場で激戦を繰り広げていますが、最近ではAndroidからiPhoneに乗り換えた米国ユーザーの比率が5年ぶりの高水準になっています。また、iPhoneアプリの方がAndroidアプリより使いやすいと感じる理由につき、ベテランユーザーが分析を語っていました

↑iPhoneとAndroid、どちらが使いやすいか

 

そんななか、iPhoneの方がAndroidスマホよりも直感的に操作が分かりにくく、ユーザーが苦労している可能性を示す調査データが公開されました。

 

米スマートフォン比較サービスGreen Smartphonesは、AndroidとiPhoneのどちらが使いやすいか確認するため、米国のAndroidユーザーとiOSユーザーが基本操作につき、どれだけGoogle検索を使っているかの「月間平均検索数」を調べました。

 

たとえば「スクリーンショットの撮り方」をググる回数が多ければ、それだけ操作が分からず困っている、というわけです。要は、基本操作につき月間平均検索数が少ない方が「より直感的である」ことを示すと解釈されています。

 

その結果は、スクリーンショット撮影方法やQRコードの読み取りではiOSが下回っているものの、「画面録画の撮り方」ではAndroidの250%、「電話番号をブロックする」では143%、「工場出荷状態にリセットする」では626%も上回っています。

 

これらを合計すると、「iPhoneユーザーはAndroidユーザーよりも、基本操作につき58%も多く検索している」ということ。そこから、Green Smartphonesは「AndroidはiOSよりも58%使いやすい」との結論を出しています。

↑iPhoneユーザーはAndroidユーザーより基本操作に関する検索が多め

 

とはいえ、AndroidからiPhoneに乗り換える米国ユーザーの比率が高まっているとのデータと合わせて考える必要があるでしょう。つまり、Androidユーザーは使い慣れている人が多いのに対して、iPhoneユーザーは初心者が増えており、検索回数も高めになっている可能性もあります。

 

結局のところ、どちらのOSにも長所と短所があります。iPhoneは5~6年間もソフトウェア・アップデートを受けられ、高品質のアプリはAndroidより先にiOSに登場することが多いもの。それに対してAndroidはユーザーが自分に合わせてカスタマイズしやすく、各ユーザーの好みによるところが大きそうです。

 

Source:Green Smartphones
via:PhoneArena

Zenfone 10、イヤホンジャック付きのオトクなハイエンドスマホに?

ASUSの次期ハイエンドスマートフォン「Zenfone 10」の詳細情報を、海外テックサイトのWinFutureが報じています。

↑WinFuture

 

Zenfone 10は、ASUSが今月の発表を予定しているスマートフォンです。公開されたティーザー(チラ見せ)画像からは、同スマートフォンが現行モデル「Zenfone 9」と似たデザインとなり、ジンバルカメラや強化されたワイヤレス充電機能を搭載することを示唆しています。

 

WinFutureによれば、Zenfone 10は5.9インチ/120Hzディスプレイを搭載し、プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2になるとのこと。背面のメインカメラは2億画素で、5000mAhのバッテリーの採用が指摘されています。また今どきのスマートフォンとしてはめずらしく、本体にはイヤホンジャックを搭載しているようです。

 

さらにZenfone 10のプロモーションページからは、同スマートフォンが749ドル(約11万円)にて販売されることが判明しています。この価格情報が正しければ、Zenfone 10は比較的廉価なハイエンドスマートフォンとして投入されることになりそうです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

イギリスの警察に無言電話が急増! Androidスマホが誤作動のため

最近のスマートフォンには、身に危険が迫ったときや災害時に通報しやすくする機能が備わっています。が、Androidの「緊急通報」機能が大量の間違い電話を引き起こしており、Googleが対応することになりそうです。

↑iPhoneやApple Watchだけでなく、Androidでも同様の問題が

 

Android 12以降には、「緊急通報」機能が追加されています。この機能により、電源ボタンを5回以上すばやく押すことで緊急SOSに連絡を取ることが可能です。

 

この機能が発動すると数秒のカウントダウンが始まり、間違いであればキャンセルできます。最大のポイントは、緊急時にスマホの画面を見ずに、すぐに通報できること。各ブランドにより動作は少し異なりますが、おおむね同じように動作します。特にPixelスマホの場合、自動的に動画を撮影することも可能です

 

しかしイギリスでは、この緊急SOSが誤報の原因になっていると英BBCが報じています。

 

全国警察本部長評議会(NPCC)は、すべての緊急サービスで通報件数が過去最高を記録しており、それには複数の理由があるなか、大きな影響を及ぼしているのが「Androidスマホのアップデート」だと述べています。つまりAndroid 12や13への更新により緊急SOS機能が追加され、それらが誤作動しているというわけです。

 

これによる無言電話は、オペレーターが対応するのに20分もかかったそうです。そのためNPCCは、間違って通報した人はそのまま話し続け、間違いだったと伝えるよう呼びかけています。

 

またNPCCは、Android 13のアップデート以降、この問題がより広がっていると指摘。この問題はイギリスに限らず、欧州緊急番号協会(EENA)も「Android端末からの自動誤発信が急増している」との報告を受けているそうです。

 

これに対してGoogleは、緊急SOS機能をどう機能させるかは端末メーカー次第だとしつつ「これらのメーカーが意図しない緊急通報を防げるよう、Androidは追加のガイダンスとリソースを提供」していると回答。つまり、緊急SOSの動作方法を変える手助けをするようです。

 

さらに「この問題に対処するアップデートは、まもなく各端末メーカーからユーザーに提供させるものと思われます」とのこと。この問題が起こり続けるユーザー向けには、今後は数日間、緊急SOS機能をオフに切り替えてくださいと述べています。

 

緊急SOSのオン/オフを切り替える手順は、次の通りです。

  1. スマホの設定アプリを開きます
  2. [緊急情報と緊急通報]→[緊急 SOS]をタップします
  3. 設定を選択します
  4. 緊急 SOS の操作を選択します

 

Source:BBC
via:9to5Google

サムスン折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」、前モデルより約18%値上げ? 「Galaxy Z Fold5」は値下げの噂も

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」は、7月末に韓国で開催されるスペシャルイベントで正式発表される見通しです。

↑こちらはGalaxy Z Fold4とGalaxy Z Flip4

 

そんななか、Galaxy Z Flip5が前モデルGalaxy Z Flip4よりも大幅に高くなるとの噂が届けられています。

 

ギリシャでの価格は、8GBのRAMと128GBストレージを搭載する基本モデルが1,299ユーロになるとのことです。Galaxy Z Flip4の8/128GB版がユーロ圏では1,099ユーロだったことから、約18%もの値上がりとなります。

 

もちろん、ユーロ圏でも国により付加価値税(VAT)が異なるため、価格は多少変わる可能性がありますが、それでも大きな違いはなさそうです。

 

今回の新モデルは、折りたたんだときの外側画面(カバーディスプレイ)が従来の1.9インチから3.4インチに大型化し、閉じた状態でもGoogleマップやYouTubeアプリが使えるとの噂もあります。また新たな水滴型ヒンジの採用により少し薄くなり、防塵性能も追加されるとも予想されています

 

これらのアップグレードが本当であれば、約2割ほど値上がりしてもユーザーは納得するかもしれません。その一方で、次期横折りスマホ「Galaxy Z Fold5」は前モデルより安くなるとの説もあり、そちらの魅力が増すことになりそうです。

 

Source:TechManiacs
via:GSMARENA

「Galaxy Z Fold」のカバーディスプレイ、劇的な改善は2024年までお預け?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」は、7月末の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で登場することが予想されています。

↑カバーディスプレイの改善はFold6までお預け?

 

そんな中、早くも次の「Galaxy Z Fold6」の開発が始まっており、外側のカバーディスプレイのアスペクト比(縦と横の長さの比率)が変更されると有名リーカーが主張しています。

 

著名リーカーRevegnus(@Tech_Reve)氏は「Galaxy Z Fold6の主なアップデートは外側ディスプレイのアスペクト比が変更されること」とツイート。同氏はサムスンやアップルの未発表製品について活発に情報を発信しており、それなりの的中率を誇っています。

 

Galaxy Z Foldシリーズは、折りたたんだときに使うカバーディスプレイが縦長過ぎるとの声が上がっていました。前モデルのGalaxy Z Fold3では24.5:9であり、Galaxy Z Fold4は変更されながらも23.1:9。どちらも縦方向に長くて、幅の狭い画面。Galaxy Z Fold5もデザインはほとんど変わらず、アスペクト比も同じだと予想されています。

 

それに対して、Googleの折りたたみスマホPixel Foldのアスペクト比は17.4:9。折りたたんだときでも一般的なスマホと同じ感覚で使いやすく、ユーザーからも好評を呼んでいます。Galaxy Z Fold6も以前とは全く違うアスペクト比となり、折りたたんだ状態でも見やすく、文字入力もしやすくなるのかもしれません。

 

ところで、Revegnus氏は、Galaxy Z Fold6ではGalaxy Z Fold5と同じ(カメラ用)イメージセンサーを採用することが残念だとも述べています。もっとも最近のスマホカメラは、デジタル処理が大きな比重を占めているため、プロセッサーが進化することで画質も上がると期待したいところです。

 

Source:Revegnus(@Tech_Reve) 
via:Wccftech

「Snapdragon 8+ Gen 2」実在説、次期ゲーミングスマホのベンチマーク結果で可能性高まる

サムスンのフラッグシップ機・Galaxy S23シリーズには、クアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されています。このチップは、通常のSnapdragon 8 Gen 2の最大クロック3.20GHzから最大3.36GHzに強化されたもの。「Snapdragon最速だ」とうたわれ、サムスンの独占と見られていました。

↑サムスンの独占は終わり?

 

しかし、最近になって違う見方が浮上。同じチップがこれから他社のゲーミングスマホ「Red Magic 8S Pro」に採用され、「Snapdragon 8+ Gen 2」と名前を変えながら各社のスマートフォンに搭載される可能性があります。

 

Red Magic 8S Proは、日本でも販売されているRedMagic 8 Proなどの次期モデルにあたるもの。そのAnTuTuベンチマーク結果を有名リーカーのDigital chatter氏が中国SNSのWeiboでシェアしています。

 

前モデルとなるRed Magic 8 Pro+(Snapdragon 8 Gen 2搭載)は、AnTuTu総合スコアで130万点以上を記録していました。 しかし、同じベンチマークを実行したところ、Red Magic 8S Proは170万点以上のスコアを獲得しています。

 

その搭載チップとされるのが、Snapdragon 8 Gen2の強化版。クアルコムが「SnapDragon 8 Gen 1」の強化版を「SnapDragon 8+ Gen 1」と名付けたように、「SnapDragon 8+ Gen 2」という名前になるのではないか? サムスンの独占期間が終わり、他社のAndroidスマホにも使われるようになるのではないかと推測されています。

 

また、Digital chatter氏はRed Magic 8S Proにはアクティブ冷却ファンが搭載され、AnTuTuスコア向上に貢献したとも主張。このファンが標準装備なのか、別売りのアクセサリーかは不明ですが、ともあれ「Snapdragon 8+ Gen 2」が実在している可能性は高まりました。

 

しかし、クアルコムは2023年10月24日に新製品イベント「Snapdragon Summit」を開催し、次期チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を発表すると予想されています。それ以降はSnapdragon 8 Gen 3を積極的に売り込んでいくはず。

 

そのため、Snapdragon 8+ Gen 2の発表を急ぎ、今後数か月のうちに同チップを搭載するAndroidスマートフォン、特にゲーミングスマホが続々と登場する可能性が考えられます。

 

Source:Weibo
via:Wccftech

Pixel 7a搭載のTensor G2チップ、上位モデルよりも熱くなりやすい? コストダウンのためかも

Googleの中価格帯スマートフォンPixel 7aは、高価なフラッグシップ機のPixel 7やPixel 7 Proと同じTensor G2チップを搭載していると公称されています。

Image:Google

が、チップの名前は同じながらも、上位モデルとは少し違っていることが明らかとなりました。

 

今年5月に登場したPixel 7aは、前モデルのPixel 6aよりも性能が優れており、バッテリー持ちも改善されています。それらが新チップTensor G2によることは間違いなさそうですが、有名リーカーが上位モデルよりも少し劣っている可能性を指摘しています。

 

Kamila Wojciechowska氏によれば、Pixel 7aに搭載されたTensor G2チップは「IPOP」というバリエーションだそうです。

 

より具体的には、上位モデル用とはパッケージング(半導体を1つにまとめて外部から保護し、端子間を接続するプロセス)技術が違うとのこと。Pixel 7とPixel 7 ProのTensor G2に使われている「FOLOP-PoP」技術よりも、「IPOP」は製造コストが低く抑えられているようです。

 

実際にTensorチップを製造しているサムスンの資料によると、IPOPチップはFOLOPよりも分厚く、大きく、熱くなりやすいとのことです。

 

ふだん使いにはほとんど問題とならないはずですが、「チップが熱くなりやすい」ことは望ましいとは言えません。特にTensorチップを搭載したPixelスマートフォンは熱くなりがちで、Googleもわざわざ公式サポートページを用意しているほどです。

 

Pixel 7aの完成度は非常に高く、先にPixel 7やPixel 7 Proを買った人は複雑な思いをしたかもしれませんが、上位モデルは「熱くなりにくい」可能性が高く、お値段に見合った価値はありそうです。

 

またTensor G2は、タブレットのPixel Tabletや折りたたみスマホPixel Foldにも搭載されています。これらデバイスが、どのバージョンのチップを使っているか不明ですが、使用したユーザーからのレビューを待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

サムスン折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」は前モデルより安くなる? Google Pixel Fold対抗かも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」は、Galaxy Z Fold4より小さく・薄く・軽くなりながらも、デザインはほとんど変わらない見通しです。新たな水滴型ヒンジを採用して画面のシワは少し小さくなるものの、「Galaxy Z Fold4s(マイナーチェンジ)とさえ呼べない」との声もありました

↑前モデルの「Galaxy Z Fold4」

 

しかし、Galaxy Z Fold5の価格はZ Fold4よりも少し安くなるかもしれないと有名リーカーが主張しています。

 

リーカーのRevegnus(@Tech_Reve)氏によると、サムスンの新型タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」の価格は前モデルと同じレベルが維持される一方で、Galaxy Z Fold5はわずかに値下がりするとのことです。

 

ちょうど本日(6月20日)、Googleの折りたたみスマホ「Pixel Fold」が、日本でも予約販売を開始しました。サムスンは新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を例年より早めの7月末に開催する見通しですが、それも競合するPixel Foldに対抗するため、との噂もありました

 

米国でのGalaxy Z Fold4とPixel Foldの価格は、どちらも同じ1799ドル~です。ライバルをけん制するため、次期モデルを値下げするのは理に叶っていると思われます。

 

またRevegnus氏は、Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5のソフトウェアが素晴らしいとも述べています。

 

Galaxy Z Flip5は大型化したカバーディスプレイ(外側の画面)で様々なアプリが動くようGoogleと協力しているとの噂もありましたが、Galaxy Z Fold5にも折りたたみ画面にピッタリの新たなアプリが用意されるのかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

隙間ピタッ! Galaxy Z Fold 5ではユーザー待望の改善を予定?

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 5」「Galay Z Flip 5」の公式のものとされる画像を、海外テックサイトのMySmartPriceが公開しています。

↑MySmartPriceより

 

Galaxy Z Fold 5でもっとも注目されるのは、本体の折り目ことヒンジがぴったりとくっついていることです。Galaxy Z Fold(初代のGalaxy Foldも含め)シリーズはこのヒンジに隙間が空いていたのですが、Galaxy Z Fold 5では画面を折りたたむと隙間がなくなることがわかります。これは、ヒンジ部分のディスプレイを「水滴型」に曲げることで、実現していると予測されます。

 

その他にも、Galaxy Z Fold 5ではライトブルーのカラーリングが追加されるようです。

↑MySmartPriceより

 

一方でGalaxy Z Flip 5では、外側のディスプレイがかなり大型化するようです。これに関しては以前にも、背面ディスプレイが3.4インチとなり、「Google マップ」や「YouTube」が閲覧できるようになるとの情報が登場しています。

 

このように、今年は大きな進化をとげることが予測される、Galaxy Zシリーズ。7月27日に実施される公式発表での内容を楽しみにしたいものです。

 

Source: MySmartPrice 1, 2

「肉が700%も傷んでいる!」トルコが食べ物の鮮度を手軽に調べる新型センサーを開発中

ついつい買い過ぎたり、残り物を何日も保存したりして、食べ物を腐らせてしまうのはよくあることです。

↑食品ロスを防ぐ発明になるかも

 

そうしたことを防ぐため、トルコのコチ大学の研究チームが、肉や鶏、魚などタンパク質を多く含む食べ物の鮮度をリアルタイムで監視し、そのデータをスマートフォンに送る小型センサーを開発したと発表しました。

 

科学系ニュースサイト・New Atlasによれば、この研究チームは新型センサーは安価に作ることができ、スーパーマーケットの棚や家庭で食べ物を観察し続けることができると主張しているそうです。

 

その仕組みは、具体的には肉や鶏肉、魚などが腐り始めると生じるバイオジェニックアミン(アミノ酸から生成される化合物の総称。ヒスタミンやチラミンなど)を検出するというもの。この方法は以前から使われてきましたが、高価で持ち運びできず、訓練を受けた人だけが扱える装置が必要でした。

 

この新型センサーは、それを安価で実現しつつ、重さは約2g。静電容量センシング(物体が電界に入った際の静電容量の変化により物体を検知する仕組み)でバイオジェニックアミンを検出し、近距離無線通信のNFCを使って測定値をスマートフォンに送るというものです。NFCに対応したスマホをセンサーに近づけると電力が供給されるため、バッテリーも不要。

 

そんなセンサーの有効性を実証するため、研究チームは包装された鶏の胸肉とリブステーキでテストしました。冷凍庫、冷蔵庫、室温という3つの条件で保存され、比較されています。

 

その結果、3日間でセンサーの静電容量が上昇し、腐敗した肉からバイオジェニックアミンが放出されていることを検知することができました。最終日には、室温で保存した肉が、冷凍庫で保存した肉よりもセンサーの反応が700%も大きかったとのこと。つまり、新型センサーが単に「肉が腐っている」だけでなく、どれだけ腐敗が進んでいるかを計測できたというわけです。

 

この新型センサーはまだ開発の初期段階で、動作もさらなる検証が必要と思われます。しかし、このまま改良を続ければ、世界中で食べ物が無駄に失われることを防いだり、食べ物の安全性を向上させることに貢献するかもしれません。

 

Source:New Altas

via:Gizmochina

Nothing Phone (2)、7月12日深夜に正式発表! Snapdragon 8+ Gen 1や大容量バッテリー搭載、そしてタコ?

英Nothing Technologyの次期スマートフォン「Nothing Phone (2)」の発表イベントが、日本時間7月12日の0時から行われることが正式発表されました。これまで「2023年夏」と予告されていましたが、ようやく具体的な日にちが決まりました。

↑7月12日を楽しみに待とう

 

ちょうど数日前、アラブ首長国連邦の規制当局から認証を取得したことが確認されたばかり。あと1か月弱で、全ぼうが明らかになる見通しです。

 

Nothingの公式アカウントは6月13日夜、Phone (2)をお披露目する日時をツイートしました。

 

発表イベントは、Nothing公式サイトからライブ配信される予定です。予告動画やイメージ画像には、なぜかタコの触手が描かれています。

Image:Nothing

 

すでにNothing Phone (2)については、同社のCEOであるCarl Pei氏ご本人が多くの情報を発信しています。

 

プロセッサーにはSnapdragon 8+ Gen 1を採用してPhone (1)より80%も性能が向上し、大容量バッテリーを搭載し、カメラ性能も大幅にパワーアップしている、という具合です。日本公式サイトで告知されていることもあり、国内での発売も期待したいところです。

 

Source:Nothing

Pixel 8/8 Proのカメラ、かなり進化しそうです

Google(グーグル)の次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 8/8 Pro」にて、メインカメラのイメージセンサーのアップグレードなどが、海外テックサイトのAndroid Authorityにより報じられています。

↑Android Authorityより

 

今回の情報によれば、Pixel 8/8 Proではメインカメラのイメージセンサーに「ISOCELL GN2」が採用されるとのこと。これは現行モデルの「Pixel 7/7 Pro」に搭載されている「ISOCELL GN1」の後継モデルとなり、センサーサイズが大きくなることで光を約35%多く取り込むことができます。

 

そして、Pixel 8 Proの超広角カメラにはソニー製の6400万画素の「IMX787」を採用。現行モデルの1200万画素から、大きなアップデートとなります。さらにPixel 8 Proでは、被写体までの距離を測定する「ToF」センサーがアップデート。「8×8 ToF VL53L8」というセンサーを搭載することで、オートフォーカスなどの性能が向上するかもしれません。一方で、期待されている体温の測定機能は搭載されないそうです。

 

さらに「シネマティックモード」でのボケのレベルの調整や、LEDフラッシュの強度の調整、撮影シーンに応じてAI(人工知能)が判断する「セグメンテーションAWB」も搭載されるとのこと。また8K解像度でのビデオ再生や、「スタッガードHDR」などの新たな撮影機能もサポートされるそうです。

 

というわけで、かなりのアップグレードが期待できそうなPixel 8/8 Proのカメラ。今年にリリースされるであろう「iPhone 15 Pro」シリーズとの、撮影画質の比較が気になるところです。

 

Source: Android Authority via 9to5Google

いいじゃん。Galaxy Z Flip5は閉じててもYouTubeや地図が見れるかも

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5(仮称)」にて、外側ディスプレイでYouTubeや「Google マップ」が利用できると、海外にて報じられています。

↑9to5Googleより

 

 

Galaxy Z Flip5では現行モデル「Galaxy Z Flip4」の1.9インチよりもさらに大きな、3.4インチの外側ディスプレイを搭載することが報じられています。また同スマートフォンは、7月下旬に開催されるイベント「Galaxy Unpacked」での発表が期待されているのです。

 

今回のSamMobileのレポートによれば、SamsungはGoogle(グーグル)と協力することで、外側ディスプレイにさまざまなアプリが表示できるようになるとのこと。これにはYouTubeやGoogle マップだけでなく、「Messages by Google(メッセージ)」も含まれます。

 

折りたたんだ状態でGoogle マップが閲覧できれば、移動中に素早く現在地やルートが確認できることでしょう。YouTubeはより大きな内側ディスプレイで見た方が迫力があると思いますが、電車で吊り革につかまった状態では、外側ディスプレイでの視聴のほうが便利なのかもしれません。

 

世代をかさね、完成度を高めつつあるGalaxy Z Flipシリーズ。その最新モデルでは、スペックやディスプレイサイズだけでなく、使い勝手も大きく向上することになりそうです。

 

Source: SamMobile via 9to5Google

「Galaxy Z Flip5」発売後、Galaxy S23+が値下げ? 両モデルの魅力を増すためかも

サムスンは7月に、新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」を発表すると予想されています。本製品が発売された後、同社のGalaxy S23+が一部の国では値下げされると有名リーカーが主張しています。

↑一体なぜ値下げをするのか?

 

数々の実績あるリーカーのTheGalox_氏は、その理由が「2つとも999ドルだから」と述べています。前モデルGalaxy Z Flip4とGalaxy S 23+は、米国での価格はどちらも999ドルです。要は自社のスマートフォン同士を共食いさせないため、ということでしょう。

もしもGalaxy S23+の価格が100ドル下がれば、折りたたみ機構がなくとも、製品の魅力は増すかもしれません。たとえ50ドルの割引でも、昔ながらのフラッグシップ機に惹かれる人も少なからずいそうです。

 

またGalaxy S23+が値下げとなれば、小型のGalaxy S23との価格差も小さくなり、大型モデルを選ぶユーザーが出てくるかもしれません。「画面が広い代わりにお高め」から「少しの上乗せで広々としたディスプレイ」にイメチェンが図れるというわけです。

 

かたや他社製品との関係では、GoogleのPixel 7 Pro(米国価格は899ドル~)に対して競争力を増すことになります。またiPhone 14 Pro(同999ドル~)やiPhone 14 Pro Maxよりも大幅に安くなり、優位に立つ可能性もあります。

 

Galaxy Z Flip5はGalaxy S23シリーズと同じ特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し、性能はフラッグシップ機を上回るとのベンチマーク結果も登場していました。ついに折りたたみスマホの性能が底上げされるのか、7月末に開催されるという「Galaxy Unpacked」イベントを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:TheGalox(Twitter) 
via:Toms’s Guide

好評のReno Aシリーズに新モデル、デザインと操作性をさらに向上させた「OPPO Reno9 A」

OPPOは6月13日、Reno Aシリーズの最新モデル「OPPO Reno9 A」を発表。同日から予約を開始し、6月22日から発売します。SIMフリー版の価格はAmazon.co.jpで4万2545円(税込)です。

 

OPPOのRenoシリーズは、手触りや普段使いでの使い勝手の良さを重視したスマートフォン。前モデルの「OPPO Reno7 A」がシンプルながら質感の高いデザインや、バランスの取れた機能性が好評だったとしており、OPPO Reno9 Aではユーザーの期待に応えるために、デザインと快適な操作感に注目したといいます。

 

背面には、光の当たり具合によって輝く独自の加工技術「OPPO Glow」はそのままに、新たにガラス素材を採用。高級感のある輝きを持たせたといいます。また、指紋がつきにくく、すり傷に強い耐性も備えているとのこと。

 

ディスプレイは約6.4インチで、液晶は有機ELを搭載。リフレッシュレートは90Hzとなっています。解像度はフルHD+(2400×1080ドット)。また、本体サイズは約幅74×高さ160×厚み7.8mmで、重さは約183gです。

 

スペックは、Snapdragon 695 5G、8GBメモリー、128GBストレージで、OSはColorOS 13(Android 13ベース)です。また、バッテリーは4500mAhを備えています。SIMはnanoSIM×2。

 

カメラは約4800万画素の広角、約800万画素の超広角、約200万画素のマクロの3眼構成です。撮影モードは、暗い場所や夜でも明るく鮮やかに撮影できる「ネオンレポート」のほかに、インカメラで撮影するポートレート機能に「AIカラーポートレート」を新搭載。背景を自動でモノクロに調整して人物を際立たせる撮影が可能です。

↑AIカラーポートレート

 

このほか、おサイフケータイやIP86の防水防塵性能、マイナンバー機能などを搭載しています。

Nothing Phone (2)、海外で公的機関の認証をゲット! まもなく正式発表かも

英Nothing Technologyの次期スマートフォン「Nothing Phone (2)」は、2023年夏にリリースされることが正式に予告されています

Image:Nothing

 

まだ公式に発売日などは公開されていませんが、Nothing Phone (2)がアラブ首長国連邦の電気通信規制機関TDRAの認証を取得し、モデル番号が「A065」であることが確認されました。なお、現行モデルNothing Phone (1)の型番は「A063」でした。

 

Nothing Phone (2)の型番がA065であることは、人気ベンチマークサイトでの投稿からも確認されていました。今回は公的機関の認証データにより、さらに信ぴょう性が高まったかたちです。

 

このNothing Phone (2)は名前や型番以外は公式に明らかにされていませんが、すでに詳細な情報がいくつか届けられてきました。先週も予想レンダリング画像が公開され、角が丸みを帯びているなど、現行モデルとの違いが注目を集めていました。

 

その後、NothingのCEOであるCarl Pei氏は、この予想画像を「フェイク」だとほのめかしていました。が、本物のデザインとどう違うのか、具体的な説明は述べていません。

 

Nothing Phone (2)は6.55インチの有機ELディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは最大120Hzで画面内指紋センサーあり。プロセッサーはSnapdragon 8+ Gen 1でメインカメラは5000万画素、ワイヤレス充電対応、Android 13搭載が予想されています。

 

先代モデルのNothing Phone (1)もおしゃれさとレスポンスの良さが好評でしたが、Nothing Phone (2)も人気機種となるかもしれません。

 

Source:91mobiles

次期「Galaxy S24 Ultra」、カメラのハードウェアはS23 Ultraとあまり変わらず? プロセッサーは大幅強化の見通し

サムスンは2024年第1四半期(1~3月)にフラッグシップスマートフォン「Galaxy S24」シリーズを発表する予定とみられています。そして現行の最上位モデルGalaxy S23 Ultraは、同社初の2億画素カメラを搭載したほか、新たな自撮りカメラも採用されていました。

↑カメラはGalaxy S23 Ultraとほとんど同じ?

 

その後継モデルの「Galaxy S24 Ultra」はカメラが大幅に強化されるのか? 有名リーカーが韓国メディアを情報源として「ほとんど変わらない」との趣旨をツイートしています。

 

今回の情報源は、Galaxy S24 UltraはメインカメラにISOCELL HP2(20億画素)を採用し、超広角カメラにはソニー製IMX564(1200万画素)、望遠カメラにはIMX754(1000万画素/光学3倍ズーム)を搭載すると伝えています。これらのイメージセンサーは、すべてGalaxy S23 Ultraと同じものです。

 

ただし、光学10倍ズームのペリスコープ望遠レンズのみは、少し変更されたバージョンが採用されるそうです。S24 Ultraでのハードウェア変更はこれだけとなり、カメラ性能が向上するとしても、主にソフトウェアとプロセッサーの処理能力が進化するためと予想されます。

 

また、LEDフラッシュとレーザーによるオートフォーカス部品が背面カメラに追加される予定とのことです。ほか自撮りカメラについての情報や、Galaxy S24およびGalaxy S24+のカメラ仕様については言及されていません。

 

サムスンにチップを供給するクアルコムは、今年10月頃に次期「Snapdragon 8 Gen 3」を発表すると予想されています。これにより処理速度が上がるほか、ストレージ速度もアップする見通しです。

 

また、Galaxy S24シリーズには、次世代の「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されると予想されています。カメラのハードウェアはあまり変わりなくとも、新プロセッサーの力により、様々な機能が底上げされることになりそうです。

 

Source:ICE UNIVERSE(Twitter) 
via:Gizmochina

お安い「Galaxy S23 FE」、まもなく発表? 内蔵バッテリーが韓国で認証される

サムスンの次期ミッドレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく発売が近づいているとの予想が相次いでいました。が、どれもがリーカーが匿名情報を元にした噂話に留まっていました。

↑写真は、サムスン「Galaxy S21 FE 5G」

 

それに続き、Galaxy S23 FE用と思しき内蔵バッテリーが韓国の規制機関に認証されたことが明らかとなりました。

 

オランダのサムスン関連情報サイトGalaxyclubは、「EB-BS711ABY」という型番のスマートフォン用バッテリーが韓国で認証されたと報告しています。この名前はGalaxy S23 FEの型番とされた「SM-S711」と一致しており、発売日が近づいていると推測されている次第です。

Image:Galaxyclub

 

もっとも、認証データには容量などの情報はなく、写真は添付されているものの鮮明ではありません。それでも、公的機関がサムスンの新型スマートフォン用バッテリーを認証した事実は確かな手がかりと言えそうです。

 

Galaxy S23 FEについては、サムスン製のExynos 2200チップを搭載し、メインカメラは5000万画素になると予想されています。フラッグシップ機のS23シリーズが販売不振のため、お手ごろ価格で競争力のある新型ミッドレンジ機が7~8月頃に投入されるとのリーカー情報もありました

 

サムスンは7月末に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」や次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズを発表すると見られています

 

また同社は、8月に米国とカナダでも「Galaxy Unpacked」イベントを行うとの噂話もあります 。Galaxy S23 FEはその場で発表されるのかもしれません。

 

Source:Galaxyclub
via:Wccftech

ジンバル内蔵スマホ? ASUSが「Zenfone 10」を今月発表へ

ASUS(エイスース)の台湾版Instagram(インスタグラム)アカウントは、次期フラッグシップスマートフォン「Zenfone 10」のティーザー(チラ見せ広告)を公開しました。

↑ASUSより

 

ASUSのZenfoneシリーズは小型ながら特徴的な機構を盛り込んでいるのが特徴で、現行モデルの「Zenfone 9」では背面カメラに内蔵6軸ジンバルモジュールを搭載。これにより、ブレの少ない動画撮影が可能となっています。

 

 

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今回公開されたティーザーからは、Zenfone 10の前面デザインはZenfone 9からあまり変わらず、画面左上にパンチホールカメラが配置されていることがわかります。また、カラーバリエーションとしてグリーンが登場するようです。

 

そしてスマートフォンのまわりには、ヘッドホンやカメラ、ワイヤレス充電器、そしてジンバルが映り込んでいます。これは、Zenfone 10にもジンバルモジュールが内蔵され、カメラ機能やワイヤレス充電機能、オーディオ機能が強化されることを示唆しているようです。

 

ASUSは6月29日にイベントを開催し、その模様はYouTubeでもライブ配信される予定です。Zenfone 10が引き続き小型かつパワフルなフラッグシップスマホとして登場するのかどうか、楽しみにしたいものです。

 

Source: ASUS / Instagram via 9to5Google

母国で何が飛び出す? サムスン「Galaxy Unpacked」、初の韓国開催が確実に

サムスンが、新型スマートフォンなどの発表イベント「Galaxy Unpacked」を7月下旬に韓国で開催することを複数の海外メディアが確認しました。以前から何度か「7月末に開催」と噂されてきましたが、それが裏付けられた形です。

↑ソウルで何が起きるのか?

 

サムスンのオーストラリア公式サイトでは、Unpackedイベントを初めて韓国で開催するプレスリリースが一時的に掲載されました。すでに記事執筆時点では削除されていますが、米9to5GoogleやPhoneArenaThe Vergeなど複数のテック系サイトが掲載されたことを確認しており、同じ内容を伝えています。

 

それらの報道によれば、Unpackedイベントはソウル特別市江南区にある大型コンベンションセンター「COEX」で開催される予定とのこと。これまで同イベントはずっと海外で行われてきましたが、今回はサムスンの母国・韓国での初開催となります。

 

また、海外メディアによれば、サムスン電子本社でモバイル部門を率いるTM Roh氏が「折りたたみ製品は、モバイル体験の未来を変えるために限界に挑む革新を提供するというサムスンの哲学を体現しています」と述べていたそう。やはり噂通り、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」や「Galaxy Z Fold5」が発表される可能性は高そうです。

 

折りたたみスマホ以外にも、このイベントではAndroidタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズや新型スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズなどが登場すると予想されています。このうちGalaxy Watch6シリーズは先日、FCC認証を取得していただけに、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

Galaxy Z Fold 5/Flip 5はホコリに強いタフネス仕様に?

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 5/Flip 5(仮称)」にて、防塵性能への準拠が追加されるとの情報が、海外にて伝えられています。

↑OnLeaks/Smartprixより

 

Galaxy Z Fold 5/Flip 5は7月の発表が予測されている、折りたたみスマートフォンです。Fold 5が横折りタイプ、Flip 5が縦折りタイプに相当し、Fold 5では本体の小型化、Flip 5では外側ディスプレイの大型化が噂されています。

 

一方で、初代モデルの「Galaxy Fold」はホコリの混入によるディスプレイの故障が話題となってしまいました。この問題は「Galaxy Z Flip」「Galaxy Z Fold 2」にてある程度改善され、「Galaxy Z Fold 3/Flip 3」以降では耐水性能を獲得。しかし、防塵性能はサポートしていなかったのです。

 

リークアカウントのchunvn8888によれば、Galaxy Z Fold 5/Flip 5は「IP58」の防塵・防水性能に準拠するとのこと。この「5」という数字が防塵性能を意味し、「8」という数字が防水性能を意味するので、Galaxy Z Fold 5/Flip 5はホコリっぽい場所での使用に強くなる可能性があるのです。

 

Galaxy Z Fold 5/Flip 5は折りたたみスマートフォンなので、折りたたみ部分のヒンジをホコリから守るのは、簡単なことではありません。両スマートフォンにどのような改良がくわえられるのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: chunvn8888 / Twitter via 9to5Google

UQモバイルの「新プラン」は得なの? 旧プランから変えた方がいい2つのケースとは

auのサブブランドであるUQモバイルが、6月1日から新料金プラン3種のサービス提供を開始しました。2023年3月の決算では売上高5.7兆円と、過去最高益を達成した好調のKDDIが仕掛ける新たなプランとはいったいどういうものでしょうか? 格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

↑UQモバイルのサイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/newplan/)から

 

大容量、中容量、小容量に分けられる新プラン

新プランは、「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の3つ。コミコミプランは、月20GBのデータ容量と1回10分以内の国内通話かけ放題がセットになっています。トクトクプランは、月15GBまでデータを利用できるほか、データの利用が1GB以下の場合は自動で割引となるプランです。ミニミニプランはデータ通信の利用が少ないユーザー向け。トクトクプランとミニミニプランには、かけ放題はセットになっていません。詳細は下記の表の通りです。

↑UQモバイルのサイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/)から

 

UQモバイルの新料金プラン

コミコミプラン トクトクプラン ミニミニプラン
データ容量 20GB 〜1GB 〜15GB 4GB
国内通話料 1回10分以内の無料通話
(超過時22円/30秒)
22円/30秒
月額料金 3,278円 2,277円 3,465円 2,365円
超過時の通信速度 最大1Mbps 最大300kbps

※価格は税込表示です(以下すべて)。
※余ったデータ容量は翌月に繰り越しされます。

 

また、新プランの提供に合わせて「くりこしプラン +5G(S/M/L)」は新規受付を終了。となると気になるのは、これまでのプランと新プランでどちらがオトクになるかでしょう。比較した場合、新プランに変更した方がいいケースは、条件が限られています。

 

くりこしプラン +5G(旧プラン)の概要

プラン名 月額料金 データ容量
くりこしプランS+5G 1,628円 3GB
くりこしプランM+5G 2,728円 15GB
くりこしプランL+5G 3,828円 25GB

 

新プランに変えた方がいい、2つのユースケース

くりこしプラン +5Gから新プランに変えた方がいいケースは主に2つあります。

 

①くりこしプランM +5G/L +5Gに通話オプションを追加している人

②くりこしプランS +5Gだとデータ容量が少し足りないと感じている人

 

比較的ユーザー数が多いとされる①から解説しますと、現在「くりこしプランM+5G」または「くりこしプランL+5G」で、1回10分以内の国内通話がかけ放題の「通話放題ライト」(月880円)に加入している場合、コミコミプランに変更することで月額料金を下げることができます。コミコミプランでは、最初から1回10分以内の無料通話が含まれているからです。

 

くりこしプランM+5G/L+5Gとコミコミプランの料金シミュレーション

くりこしプラン
M +5G
くりこしプラン
L +5G
コミコミプラン
データ容量 15GB 25GB 20GB
月額料金 2,728円 3,828円 3,278円
通話放題ライト 880円
月額料金の合計 3,608円 4,708円 3,278円

 

ただし注意が必要なのは、くりこしプランで適用できる、対象のインターネットサービス(ネット+電話)または電気料金プランとセットで利用すると割引される「自宅セット割」(最大月額1100円割引)を追加している場合。くりこしプランMが638円、Lが858円割り引かれ、合計金額でくりこしプランM=2,970円、L=3,850円になります。一方のコミコミプランは3,278円なので、くりこしプランM+5Gのデータ容量で満足している人からすると割高に感じられるでしょう。

 

②はユーザーも少ないと思われるため、手短に説明しますが、状況をまとめると下記の図の通り。くりこしプランS+5Gからミニミニプランに変え、自宅セット割およびau PAY カードでの支払いで月々の利用料金を割り引く「au PAY カードお支払い割」を併用させると、88円を追加で支払うことで、くりこしプランSよりも1GBを多く使えるようになります。どうしても3GBでは足りなくて、「あと1GBだけでも欲しい!」という人には最適でしょう。

 

くりこしプランS+5Gとミニミニプランの料金シミュレーション

くりこしプランS+5G ミニミニプラン
データ容量 3GB 4GB
月額料金 1,628円 2,365円
自宅セット割 -638円 -1,100円
au PAY カード
お支払い割
-187円
割引適用後 990円 1,078円

 

ちなみに今回発表された新プランの中で、唯一コミコミプランだけが自宅セット割、au PAY カードお支払い割、家族でプランに加入すると月550円割引される「家族セット割」が適用されないのは盲点なので要注意です。また、家族セット割と自宅セット割は併用ができません。つまり最大の割引が効く条件は、トクトクプランorミニミニプラン+自宅セット割+au PAY カードお支払い割となります。

 

自宅セット割とau PAY カードお支払い割を適用したケース

コミコミプラン トクトクプラン ミニミニプラン
データ容量 20GB 〜1GB 〜15GB 4GB
国内通話料 1回10分以内の無料通話
(超過時22円/30秒)
22円/30秒
月額料金 3,278円 2,277円 3,465円 2,365円
自宅セット割 -1,100円
au PAY カード
お支払い割
-187円
割引適用後 3,278円 990円 2,178円 1,078円

 

とはいえ、コミコミプランはもっともデータ容量が多く、1回10分以内の国内通話かけ放題が付帯しているため、「どのように使うか」にも注目したほうがいいでしょう。UQモバイルの新プランについては、モバワンの記事でも詳細に説明しています。

MNPで1円、モトローラから気軽に5G体験できる新スマホ「moto g53j 5G」「moto g53y 5G」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月7日、Androidスマホの新モデル「moto g53j 5G」「moto g53y 5G」を発表しました。moto g53j 5GはSIMフリーモデルとしての販売で、価格は3万4800円(税込)、発売は6月16日を予定しています。

↑moto g53j 5G

 

moto g53y 5Gはワイモバイルの独占販売モデルで、価格は2万1996円(税込)ですが、MNP+ワイモバイルオンラインストアでシンプルM/シンプルLのプランを選択すると、1円で購入できます。

↑moto g53y 5Gは6月29日発売。端末価格だけ見てもワイモバイルの方がオトクです

 

2022年に同社として初めて防水&FeliCaに対応したミドルレンジモデル「moto g52j 5g」の後継にあたるモデル。「気軽に5Gを体験できる端末」として投入されています。

 

主なスペックは、Snapdragon 480+ 5G、8GBメモリー、128GBストレージです。またディスプレイは約6.5インチで、解像度は1600×720ドットのHD+、リフレッシュレートは120Hzに対応。

 

背面カメラは2眼構成で、約5000万画素のメインと約200万画素のマクロの組み合わせ。前面カメラは約800万画素となっています。

↑カメラの並びはシンプル。また背面右にはFeliCaのマークが

 

↑多彩な撮影モードも搭載

 

防水(IP52)とFeliCaは引き続き対応していますが、従来モデルはIP68 相当の防水・防塵性能だったため、スペックダウンしています。このほか、5000mAhのバッテリー、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、顔認証/指紋認証などを採用。SIMはnanoSIMとeSIMを利用可能です。

↑製品のハイライト。スマートロックスクリーン機能「glance」にも対応します(moto g53y 5Gは非対応)

 

本体サイズは約幅 74.66×高さ162.7×厚さ8.19mmで、重さは約183g。またカラバリは、インクブラックとアークティックシルバー2色展開です。

↑底面にイヤホンジャックとUSB Type-C端子

 

なお、moto g53y 5Gはカラバリにペールピンクが追加されるほか、メモリーが4GBに抑えられています。

↑moto g53y 5G。右がペールピンク

Nothing Phone (2)、iPhone 15 Proっぽいカーブエッジに?

Nothing(ナッシング)の次期スマートフォン「Phone (2)」にて、Apple(アップル)の「iPhone 15 Pro」シリーズにも似た、カーブしたエッジデザインが採用される可能性が指摘されています。

↑Steve H.McFly / Twitterより

 

Phone (2)はNothingにとって第2世代となるスマートフォンで、2023年夏のリリースが公式に案内されています。またiPhone 15 Proシリーズでは、角ばったエッジを採用した「iPhone 14 Pro」シリーズとは異なり、エッジが丸くなると予測されているのです。

 

今回投稿された予測レンダリング画像は、テスト段階の部品の写真をもとに作成されたものです。その外観は初代モデルの「Phone (1)」にかなり似ているものの、かつての「iPhone 11 Pro」のように、エッジが丸まっていることがわかります。

 

また背面のLEDライト「Glyph」の全体的なレイアウトはほぼ変わっていないものの、カメラ周辺やワイヤレス充電インジケーターのLEDのデザインが微調整されています。

 

スケルトンデザインで話題をさらった初代Phone (1)ですが、次期モデルのPhone (2)ではどのような新機構が盛り込まれるのかに注目です。

 

Source: Steve H.McFly / Twitter via 9to5Google

Pixel 8のTensor G3チップ、かなりスゴイらしい…

Google(グーグル)の次期スマートフォン「Pixel 8」シリーズへの搭載が期待されている、次期プロセッサ「Tensor G3(仮称)」。その刷新内容の予測が海外にて報じられています。

↑hakanyalicn / Shutterstock.comより

 

GoogleのTensorシリーズは同社が独自開発したプロセッサで、2021年に初代モデルの「Tensor」が「Pixel 6」シリーズにてデビュー。2022年にリリースされた「Pixel 7」シリーズや、2023年に発売された「Pixel 7a」には「Tensor G2」が搭載されています。

 

Android Authorityでエディターを務めるWojciechowska氏によれば、Tensor G3ではGPUコアの構成が変更され、従来の「2+2+4」というレイアウトから、「1+4+4」というレイアウトに。このうち最も高性能なコアは、3.0GHzで駆動される「Cortex-X3」で、4基の「Cortex-A715」と4基の「Cortex-A510」が組み合わされます。

 

GPUには「Mali-G715」を採用し、レイトレーシングのサポートを追加。これにより性能の向上だけでなく、電力効率の向上も期待できます。さらに、より高速かつ効率的な「UFS 4.0」ストレージもサポートされます。また、動画の処理速度も大幅に向上するようです。また、セキュリティも高まると指摘されています。

 

なお、Tensor G3はSamsung(サムスン)の4nmプロセスで製造されるようです。Pixelシリーズの、さらなるアップグレードに期待したいものです。

 

Source: Kamila Wojciechowska / Twitter via 9to5Google

表も裏も大画面! 新型折りたたみスマホ「Motorola Razr+」登場

Motorola(モトローラ)は新型折りたたみスマートフォン「Razr+」「Razr(2023)」を海外発表しました。

↑Motorolaより

 

Motorolaにとって第3世代となる折りたたみスマートフォンのRazr+は、本体外側に3.6インチディスプレイを搭載。このディスプレイは最大144Hzで動作し、ピーク輝度は1,100ニト、HDR 10+に対応するなど、高品質なものです。ここではアプリやパネル、ウィジェット、ゲームを楽しむことができます。

 

内部の折りたたみディスプレイは6.9インチで、プロセッサは「Snapdragon 8+ Gen 1」、8GB RAMと256Gの内蔵ストレージを搭載。背面には1200万画素メイン+1300万画素超広角カメラ、内部には3200万画素カメラを搭載。バッテリー容量は3,800mAhで、ワイヤレス充電をサポート。物理SIMとeSIMの両方をサポートしています。

 

Razr+のカラーラインナップは3色で、価格は999ドル(約14万円)。6月23日から米国などで販売されます。

↑Motorolaより

 

Motorolaは廉価版折りたたみスマートフォンのRazr(2023)も発表しています。Razr(2023)は背面に1.5インチディスプレイ、内部に6.9インチディスプレイを搭載し、プロセッサは「Snapdragon 7 Gen 1」となっています。Razr(2023)のカラーラインナップは3色で、数か月以内に発売予定です。

 

Source: 9to5Google

サムスン、Galaxy S23/S23+で撮った写真の一部がぼやける問題を認める。将来のアップデートで修正を約束

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S23シリーズは売れ行きが好調で、特にカメラが高い評価を勝ちえています。その一方で、複数のGalaxy S23およびGalaxy S23+のユーザーから写真の一部がぼやけるとの声が上がっていました。

↑Galaxy S23/S23+

 

この件につき、サムスンが公式に問題が存在していると認め、将来のソフトウェア更新で修正すると約束しました。

 

たとえば大手掲示板Redditでは、Galaxy S23/S23+で撮った写真の左側(横向きの場合。縦向きの場合は上側)がぼやけ、特に文書やテキストがほとんど見えないと多くのユーザーが報告していました。

 

あるユーザーがサムスンの公式サポートに連絡を取ったところ、「大きなイメージセンサーの特性」であり、正常であるとして修理が受けられなかったそうです。「デジタル一眼レフのようなボケ効果をお楽しみください」と付け加えられ、サムスン公式には不具合はないとの立場だったようです。

 

しかし、ポーランド向け公式コミュニティサイトにおいて、サムスンはこの問題を最終的に認めました。そしてGalaxy S23/S23+向けに、ぼやけを解消するアップデートを配信する予定との趣旨を述べています。

 

この問題はGalaxy S23 Ultraでは起こったとの報告はないため、Ultraユーザーは心配する必要はなさそうです。

 

またサムスンは、アップデートが配信されるまでに、Galaxy S23/S23+で写真のぼやけを避けるための対策をいくつか紹介しています。

  • 少し離れて撮影してみる:被写体との距離が30cm程度であれば、手のひら1つ分ほど後ろに下がってみましょう
  • スマホを縦に持って撮影してみる:横向きや斜め向きに撮影すると、背景がぼやけて見えることがあります

 

サムスンはいつソフトウェア更新を配信するか明らかにしていませんが、速やかな対応を望みたいところです。

 

Source:Samsung
via:Wccftech

残念…Pixel 8、次期ワイヤレス充電「Qi2」に対応しないかも

Google(グーグル)からの今年の投入が期待されている「Pixel 8(仮称)」において、次期ワイヤレス充電規格「Qi2」がサポートされない可能性がでてきました。

↑Wireless Power Consortiumより

 

Qi2とは今年1月に発表されたワイヤレス充電規格で、その特徴はマグネットを利用したApple(アップル)の充電規格「MagSafe」との互換性を取り入れたことです。またPixel 8は、今年秋の投入が期待されています。

 

ワイヤレス充電の規格団体となるWireless Power Consortium(WPC)へと登録された「Google Pixel 8(GKWS6)」のデータ(スマートフォンの画像はPixel 6)からは、同スマートフォンが最大12Wでの「Qi」での充電に対応すると記載されています。これは、現行モデルの「Pixel 7/7 Pro」と変わらないスペックです。

 

一方で海外報道によれば、Appleの次期スマートフォン「iPhone 15」シリーズがQi2に対応するとも報じられています。今年のフラッグシップスマートフォンのワイヤレス充電スペックでは、iPhone 15が頭一つ抜けることになるのかもしれません。

 

Source: Wireless Power Consortium via 9to5Mac

「基本的な機能を手頃な価格で提供」スマホ市場に参入したOrbicとは何か?

Japan Orbic合同会社は、4Gスマホ 「Fun+4G」、4Gタブレット「TAB 8 4G」、「TAB 10R 4G」、ワイヤレスイヤホン「Orbic Ear Buds」と、アクセサリーを日本向けに展開すると発表。これにより、日本市場に参入することが明らかになりました。

 

Orbic(オルビック)は聞きなれない名前ですが、米国発のモバイルデバイスブランド。「Be Real.Value. Technology. You.」 をコピーに、ユーザーの求める性能を追求するブランドとしています。

 

2019年にブランドがスタートしてから、米最大手の通信事業者であるベライゾン・モビリティで端末が販売され、いまでは15機種が販売されるまでに拡大しています。2022年からは米以外でも展開をスタートし、2023年になって日本でも展開が決まった形です。

 

最初に投入する製品は冒頭に述べたとおり、スマホ1モデル、タブレット2モデル、ワイヤレスイヤホン1モデル、アクセサリーです。

 

基本機能を搭載し、初めてのスマホやサブ端末に向いたモデル

4Gスマホ のFun+4Gは、初めてスマホを使う人に向けて基本的な機能を搭載し、シンプルなユーザーインターフェースで使いやすくしたとするモデル。サブ端末としての使い方も想定しているようです。

↑Fun+4G。写真はホワイトカラーのモデルです。本体サイズは約161.8×73.6×9.83mm、重さは約192g。想定価格は2万4800円(税込)となっています

 

スペックは、Qualcomm Snapdragon 680 4G、4GBメモリー、64GBのストレージ、4000mAhのバッテリーとなっており、OSはAndroid 12を搭載。またカメラは背面に16MPのメインカメラと2MPのマクロ、前面に8MPカメラを備えています。

 

ディスプレイは、約6型で解像度は1560×720ドットとなっています。

↑底面。USB Type-Cを採用しています

 

↑側面の電源ボタンと音量ボタン

 

外出先で使うことを想定したタブレット

タブレット2モデルは8型サイズと10.1型サイズを用意。8型のTAB 8 4Gは、ハンドバッグに入れて持ち歩いたり、夏休みの帰省で子どもに持たせるバッグに入れたりと、持ち運びを想定したモデルです。

↑TAB 8 4G。本体サイズは約205.8×128×9.25mm、重さは約416gです。想定価格は2万7800円(税込)。

 

スペックは、Qualcomm Snapdragon 680 4G、3GBメモリー、32GBのストレージ、4300mAhのバッテリーで、OSはAndroid 12を搭載します。またディスプレイの解像度は1280×800ドット。

↑底面。こちらもUSB Type-Cを採用しています。

 

↑側面のボタン類にはカラーリングされています

 

10.1型のTAB 10R 4Gは、米軍の調達規格であるMIL規格に準拠した堅牢性に加え、IP65の防水防塵性能を備えたモデル。外作業の多いエンジニアや物流の現場などでも活用できるとしています。

↑TAB 10R 4G。本体サイズは約260×173.6×9.6mmで、重さは約690gです。想定価格は3万9800円(税込)。なお、手前のスタイラスは付属しますが、装着されているケースは別売りです

 

スペックは、Qualcomm Snapdragon 680 4G、4GBメモリー、64GBのストレージ、6000mAhのバッテリーで、OSはAndroid 12を搭載。ディスプレイの解像は1280×800ドットです。

↑完全ワイヤレスイヤホンのOrbic Ear Buds。想定価格は4800円(税込)です

 

↑Orbicの姉妹会社にあたるデンマークの「dbramante 1928」(ディブラマンテ)から、アクセサリーとして専用のガラスフィルムが発売されます

 

「消費者が必要なのは基本的な機能であり、それを手頃な価格で提供が重要」

発表の会場では、日本法人の社長であるダニー・アダモポウロス氏が登壇。日本市場に参入した背景として「地政学的な要素、技術的な背景、消費者のセグメントなどを考慮したうえ」としながら、以下のように説明しました。

↑ダニー・アダモポウロス氏

 

「(料金プランとセットで購入する場合)端末の値引きが2万円以下に抑えられなければならないという規制が施行され、インセンティブ体制も変わってきています。その結果、多くのブランドが高価格帯の商品を提供しようとしています。日本の市場において、事業者や小売業者との対話から得られた共通の認識は、多くの日本のメーカーが消費者の意向と少し乖離している可能性があるということ」

 

つまり、日本の経済状況を見たときに、消費にお金をかけるには厳しいにもかかわらず、端末はハイエンド化が進み、ミスマッチが起きているというのです。それでいて、「リモートワークの需要が増加し、オンラインサービスやタブレットへのアクセスが重要になりました。通勤時間が減り、生産性が向上する一方で、タブレット、ラップトップ、スマートフォンなどのニーズも増えてきた」といいます。

↑Orbicが分析するメーカーの状況

 

↑こちらはユーザーが置かれている状況

 

「消費者が必要としているのは、毎日のタスクを達成するための基本的な機能であり、それを手頃な価格で提供することが重要」(ダニー・アダモポウロス氏)

 

今回登場した製品は、いま消費者が必要としている製品であるというわけです。

↑ユーザーの期待に対して、Orbicが備えている製品の特徴を並べています

 

一方で、BALMUDA Phoneが市場から撤退を表明し、arrowsで知られるFCNTが民事再生手続きを申請するなど、端末にとっては厳しい時代。そのなかで、Orbicはどう立ち回れるのかに注目が集まります。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

ハイエンドスマホの世界市場が4.7%増加! 折りたたみスマホはどこまで伸びる?

2023年第1四半期におけるハイエンドスマートフォン市場での出荷台数は、アップルのiPhoneがトップ4を独占する一方、Androidデバイスの中ではサムスンのGalaxy S23 Ultraが最も人気があることが最新の調査で判明しました。

↑ハイエンドスマホはまだまだ需要あり

 

市場調査会社・Canalysのレポートによると、全世界における同期間のハイエンド機(500ドル以上の物)の出荷台数は、前年同期比で4.7%増えたとのこと。スマホ市場の全体が13%強縮小したなかでは、目覚ましい結果といえます。

 

ハイエンド機の出荷台数ランキングではトップにiPhone 14 Pro Maxが来て、その後にiPhone 14 Pro、iPhone 14、iPhone 13が続きます。そして、ようやく5位にGalaxy S23 Ultraが登場。

 

サムスンの最上位機・Galaxy S23 Ultraは高価ですが、処理速度もバッテリーの持続性も優秀で、高い評価を勝ちえています。やはりフラッグシップのiPhone 14 ProおよびPro Maxもバッテリー持ちの良さをアピールしているだけに、手強いライバルとなっているようです。

 

一方、Androidの人気モデルとしてはGalaxy S23、S23+のほか、Galaxy S22、Galaxy S21 FEやXiaomi 13、Huawei Mate 50の名前が挙がっています。

 

ここで興味深いのは、折りたたみスマホのGalaxy Z Flip 4が全世界スマホ出荷台数のトップ10に食い込んでいること。これまで折りたたみ機は高価でかさばりやすい印象もありましたが、Galaxy Z Flip4はコンパクトかつお手ごろ価格でもあり、噂の後継モデル「Galaxy Z Flip5」も人気機種となりそうです。

 

Source:Canalys(Twitter)

via:9to5Google

公式資料が全て流出!? 発表直前に盛り上がるモトローラの新型タテ折りスマホ「Razr 40 Ultra」

モトローラの次期タテ折りスマートフォン「Razr 40 Ultra」に関する情報がほぼ全て掲載された公式資料らしき画像が海外でリークされ、話題になっています。

↑新モデル発表の前に盛り上がる(画像はRazr 5G)

 

著名リーカーのSnoopyTech氏は、Razr 40 Ultraのパワーポイントのスライドらしき画像を公開しました。このスライドはモトローラが作成した本物だと主張しています。

 

それによれば、本体カラーはInfinite Black(ブラック)、Glacier Blue(グレイシャーブルー)、ビバマゼンタ(Viva Magenta)の3色。搭載プロセッサーはクアルコム製Snapdragon 8+ Gen 1で、RAMは8GB、ストレージ容量は256GBとされています。

 

また、カバーディスプレイ(外側の画面)は3.6インチのpOLEDパネルで144Hz対応、ゴリラガラス7により保護されているそう。折りたたみ画面は6.9インチのpOLEDパネルで165Hz表示、HDR10対応で解像度はFHD+と書かれています。

 

カメラに関しては、前面カメラの解像度が32MPで、光学式手ブレ補正機能を備えた12MPおよび13MPの超広角およびマクロカメラが搭載されるとのこと。この辺りは、先日の噂話とも一致しています。

 

バッテリー容量は3800mAhで、有線では33Wの急速充電に対応し、ワイヤレス充電は5W対応。さらに5G接続やデュアルSIM(nanoSIMとeSIM)、Wi-Fi 6EやNFC、USB-C充電ポートを搭載とされています。

 

モトローラは米国時間で6月1日に新型折りたたみスマホを発表すると予告。「Flip the Script」(予想外のことをして立場を逆転すること)と述べていますが、これはサムスンほか競合他社へのけん制かもしれません。

 

おそらく発表まであと数時間と思われますが、主に価格の面でのサプライズ(安い方向で)や、日本での発売も期待したいところです。

 

Source:SnoopyTech(Twitter) 
via:BGR

スマホ性能が15%アップ。Armが新ハイエンドCPU「Cortex-X4」を発表

Armはスマートフォン向けの新型CPU「Cortex-X4」を発表しました。

↑Armより

 

Cortex-X4は主に、フラッグシップスマートフォン向けプロセッサへの採用を想定して、設計されたCPUです。2022年のフラッグシップAndroidスマートフォンと比較して、全体的なパフォーマンスが15%向上。さらに、電力効率も向上しています。コアあたりのL2キャッシュは2MBで、最大周波数は3.4GHzとなっています。

 

Cortex-X4にあわせて、より負荷の低いタスクを処理するためのCPUとなる「Cortex-A720」「Cortex-A520」も発表されました。これらのCPUではパフォーマンスが向上し、電力効率も22%アップ。なお、32ビットのサポートは削除されています。さらに、ハイエンド向けの新型GPUとなる「Immortalis-G720」も登場。こちらでは、パフォーマンスと電力効率が15%向上しています。

 

これらの新しいCPUとGPUは、今年後半に市場に登場すると予測されています。またすでに、MediaTek(メディアテック)のプロセッサ「Dimensity」の次期フラッグシップモデルにて、Cortex-X4とCortex-A720、Immortalis-G720の採用が決定されています。

 

ハイエンドスマートフォン性能をぐっと底上げする、Armの新CPUとGPU。今年後半から来年初頭にかけて、よりパワフルなスマートフォンに搭載され市場に登場することになりそうです。

 

Source: Arm

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、カメラ性能はパワフルに? プロセッサーはExynos 2200一択かも

サムスンのミッドレンジ(中価格帯)スマートフォンの次期モデル「Galaxy S23 FE」は、ハイエンドモデルGalaxy S23シリーズが売上不振のため、早ければ6月にも発表されると噂されています

↑カメラはパワフルになりそう

 

その搭載プロセッサーは、1つにはサムスン製のExynos 2200だと見られています。サムスン製スマートフォンはプロセッサーが何種類かある場合もありますが、今回はクアルコム製のSnapdragon版はなし。しかし、カメラの性能は前モデル(Galaxy S21 FE)よりもアップすると有名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表スマートフォンに詳しいRevegnus氏は、Galaxy S23 FEの詳細なスペックをツイートしています。それによれば、プロセッサーはExynos 2200一択でSnapdragon版はないとのことです。

 

搭載プロセッサーとしては、Galaxy S23より少し前のSnapdragon8+ Gen 1を期待する声もありました。が、そもそもGalaxy FEシリーズは廉価モデルであり、サムスンがコスト削減と収益性の維持を狙っているとすれば、妥当な選択とは言えそうです。

 

ほかの主要スペックとしては、6GBまたは8GBのLPDDR5 RAMを搭載し、6.4Gbpsのデータ処理速度を実現。ストレージにはUFS 3.1規格が使われ、容量は128GBまたは256GBになるとのことです。これらは、いずれもGalaxy S23シリーズよりも少し古い規格だったりします。

 

カメラについては、前面カメラに画素サイズ1.12umの12MPセンサーを、背面のメインカメラは画素サイズが1.0umで50MPセンサーを採用するとのこと。また8MPと画素サイズ1.0umの3倍望遠レンズと、12MPと画素サイズ1.12umの超広角カメラを搭載するそうです。これらは概ね、Galaxy S21 FEを上回るものであり、特にメインカメラの強化がうれしいところです。

 

最近はスマートフォンメーカー各社ともミッドレンジ機に力を入れており、先日Googleが発売したPixel 7aも価格の割に高性能が注目を集めていました。Galaxy S23 FEも、人気のスマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter) 
via:Gizmochina

MILスペックのGalaxy A54 5G用ケースがAmazonで最大20%オフ

モバイルアクセサリーブランド「Caseology」から、「Galaxy A54 5G」に対応する米軍MIL規格取得の耐衝撃ケース「ナノポップ」と「アスレックス」が発売されています。

 

ナノポップは、新鮮な果物のツートンビジュアルに影響を受けたとする、大胆なカラー感を採用。また、ケース内側のポリカーボネートシートと、外側のTPUケースで端末を保護します。

 

アスレックスは、カメラリングとケース中央のカラーポイントが目立つデザイン。こちらもケース外側のTPUと内側のポリカーボネートによる二重構造で端末を保護します。

 

Caseologyからは、Galaxy A54 5Gのほかにも、「Galaxy S23」「Galaxy Z Fold 4&Z Flip 4」「Pixel 7a」「Pixel Fold」「Pixel 7/7Pro」「iPhone 14」「Xperia 1 IV」といった機種のスマホケースを幅広く販売しています。なお、今回紹介したナノホップ、アレックスは5月25日から限定で、最大20%オフで販売しています。販売情報は下記の通りです。

 

期間:5月25日(木)~在庫切れ時終了予定
割引率:10%Point+10%Coupon
価格:ナノホップ(税込)1999円
価格:アレックス (税込)2199円

「1インチセンサー搭載」のスマホカメラを比較! シャオミ、OPPO、vivo、現時点最高クラスの写りを見よ!

2023年のハイエンドスマートフォンのカメラは性能が大きく向上しています。ソニーの「Xperia 1 V」は新型センサーを搭載して暗所撮影性能も高まり、シャープの「AQUOS R8 Pro」は大型センサーを搭載したりフィルター装着できるケースが登場したりと、本格的なカメラにまた一歩近づきました。この動きは海外も同様で、もはやデジタルカメラの使い勝手に近づいたスマートフォンが相次いで発売されています。今回は海外で販売中のカメラ性能に優れたスマートフォン3機種を紹介しましょう。

 

カメラメーカーとコラボ、大型センサーでコンデジクラスの性能

今回取り上げるのはシャオミ「Xiaomi 13 Ultra」、OPPO「Find X6 Pro」、vivo「X90 Pro+」の3台。中国スマホメーカーは「カメラメーカーコラボ」「大型センサー」「オールメインカメラ」「カメラ風デザイン」という4つの特徴を次々と発売しています。Xiaomi 13 Ultraはライカとコラボ、Find X6 Proはハッセルブラッド、X90 Pro+はカールツァイスレンズ搭載と、各社のハイエンドカメラフォンは日本でも発売してほしいと思えるほど高性能なカメラを搭載しているのです。なお日本ではライカがシャープと、カールツァイスはソニーと提携を行なっています。

↑OPPOのFind X6 Proはハッセルブラッドと提携している

 

3機種ともカメラのセンサーはソニーの「IMX989」を搭載。センサーサイズは1インチと大型で、AQUOS R8 Proと同等です。センサーが大きければ光を取り込める面積も大きく、高精細かつ暗いところでの撮影も得意とします。その反面、最短焦点距離が長くなってしまうという特性を持っていますが、3機種とも超広角カメラや望遠カメラのテレマクロで接近した近距離撮影をカバーしています。

 

オールメインカメラは、複数搭載するカメラすべてが高画質なことを意味します。一般的なスマートフォンはメインカメラは5000万画素など高画質ですが、超広角や望遠カメラは1300万画素など画質を落しています。これはコストを下げるためでしょう。しかし今回紹介する3機種はいずれも複数のカメラがすべて5000万画素クラス以上。つまりどの画角で撮影しても高画質な写真が撮影できるのです。

↑5000万画素カメラ4つを搭載するシャオミのXiaomi 13 Ultra

 

そして3機種に共通するのは本体の仕上げがカメラそのものなこと。iPhoneのようにカメラを背面の片側に寄せているのではなく、中央上部に円形のベースを設置して、その上に複数のカメラ・レンズを配置しています。AQUOS R8 Proよりもさらにカメラっぽく見えるデザインというわけです。

 

背面は本革の質感のようなビーガンレザーを採用し、落ち着いた色合いに仕上げアナログ感のあるカメラ風に仕上げているのです。本体にカバーをつけて使うのがもったいないと思えるような上質な質感で、持っているだけでいい写真が撮れそうな気分にもしてくれるのです。それでは3機種の特徴を見ていきましょう。

 

絞りの調整も可能、フィルターやグリップ装着可能な「Xiaomi 13 Ultra」

2022年5月にシャオミはライカとのコラボを電撃的に発表しました。シャオミの名前を聞くとコスパに優れた低価格モデルを得意とするメーカーと思うかもしれませんが、折りたたみスマートフォンなど最新技術を搭載したハイエンドモデルも多数出しています。2022年7月に1インチセンサー搭載のライカコラボモデル「Xiaomi 12S Ultra」を発売し、その後継機として登場したのが2023年4月発表のXiaomi 13 Ultraです。

↑Xiaomi 13 Ultra

 

Xiaomi 13 Ultraのカメラは広角が1インチ5000万画素 f/1.9、超広角が5000万画素 f/1.8、3.2倍(75mm)望遠が5000万画素 f/1.8、5倍(120mm)望遠が5000万画素 f/3.0です。4つのカメラすべてが5000万画素で、ポートレート撮影に向いた3.2倍と遠距離用の5倍と、望遠を2つ搭載しているのは贅沢な組み合わせでしょう。他に深度測定用カメラも搭載してます。

↑望遠カメラも2つ搭載している

 

ライカとコラボしたカメラはライカモードでの撮影も可能。AI処理による人工的な仕上げを抑え、アナログカメラ時代の淡い色合いの仕上げで撮影できます。またライカフィルターも搭載しており、特にモノクロはフィルムカメラの白黒フィルムを思わせる深みのある色を再現します。ポートレート撮影では自動的に3.2倍に切り替わり、手軽にボケを効かせた人物撮影も可能です。

↑Xiaomi 13 Ultraで撮影した夜景

 

本体のカラバリはブラック、ホワイト、オリーブグリーンの3色でどちらも革風仕上げ。なかでもオリーブグリーンはよりアナログ感を増しています。さらに別売のカメラキットには専用ケースが含まれ、AQUOS R8 Proのようにカメラ部分にはフィルター(67mm径)を装着できるほか、ワイヤレスシャッターも備わるグリップも取り付けることができます。カメラとして使うことも十分考えられた設計になっているのです。

↑3色のカラバリはどれも魅力

 

独自開発のイメージセンサー搭載「OPPO Find X6 Pro」

OPPOのフラッグシップモデルであるFindシリーズの最新機種が2023年3月に発表されたFind X6 Proです。OPPOとハッセルブラッドの関係は、元々は関連メーカーであるOnePlusが2021年3月に同社とカメラの提携を開始し、その後OPPOも上位モデルでのコラボをはじめました。なおハッセルブラッドは2016年にモトローラの合体式スマートフォン「moto Z」シリーズ向けとなるカメラモジュールを提供したことがあります。

↑OPPO Find X6 Pro

 

Find X6 Proは1インチ5000万画素 f/1.8の広角カメラに加え、5000万画素 f/2.2の超広角、5000万画素 f/2.6の2.8倍望遠という3つのカメラを搭載します。2023年3月の発売直後、スマートフォンのカメラ指標であるDXOMARKで堂々の1位に輝くなど、カメラ性能の高さは業界が認めるところです。

↑トリプルカメラ搭載、DXOMARKで登場時1位だった

 

OPPOは自社で各種チップの開発も行なっており、Find X6 Proには「MariSilicon X」を搭載しています。搭載しているクアルコムのチップセットに内蔵されたAI処理などを行うNPU(Neural network Processing Unit)を使わず、MariSilicon Xでさらに高速な処理を実行します。

 

これにより夜景モードの撮影では、多くのスマートフォンはシャッターを押してから保存まで数秒かかるのに対し、Find X6 Proは昼間の写真撮影同様、一瞬で保存が可能です。また暗い場所での動画撮影でもノイズの低いムービーの撮影が可能で、動画カメラとしての性能も優れています。

↑OPPO Find X6 Proで撮影した夜景

 

Find X6 Proはブラック、グリーン、ブラウンの3色のカラバリがありますが、ブラウンが革風仕上げになっています。背面はレンズ部分の中央を境に上半分がシルバー(ガラスコーティング)、下半分がビーガンレザー。アナログカメラに茶色の革ケースを取り付けたようなデザインは3機種の中で最もクラシカルなイメージです。カメラの円形ベース部分にはまるで交換レンズを取り付けるときの合わせのしるしとなる赤い小さな点が描かれているのも細かい演出です。

↑ブラウンとシルバーの組み合わせがクラシカル、カメラベース下部の赤い点にも注目

 

SNS映えする夜景が撮れる「vivo X90 Pro+」

vivoは日本にも参入しておらずあまり知られていないメーカーですが、カメラに関しては2020年12月にカールツァイスと提携を発表し、スマートフォンメーカーの中でも早い時期から老舗カメラメーカーのノウハウの採用を始めていました。2021年3月に「X60シリーズ」を発表、それ以降「X70シリーズ」「X80シリーズ」と半年ごとにカールツァイスレンズ搭載モデルを展開し、2022年11月に1インチセンサーを搭載した「X90 Pro」とX90 Pro+を発表しました。なお両者の違いは3カメラと4カメラ、120W充電速度と80W充電速度などで、本体デザインや基本性能はほぼ同等です。

↑vivo X90 Pro+

 

vivo X90 Pro+のカメラは広角1インチ5000万画素 f/1.8、超広角4800万画素 f/2.2、2倍望遠(50mm)5000万画素 f/2.4、3.5倍望遠(90mm)6400万画素 f/3.5。Xiaomi 13 Ultraより望遠倍率は低いものの、50mmレンズを搭載していることでカメラ同様より広い撮影シーンに対応できます。

 

ツァイスレンズでおなじみの「T*コーティング」により光の反射がレンズに写り込むことを抑えるため、逆光下などでも良好な撮影結果が得られます。さらにはツァイスの「名レンズ」4製品のボケをソフトウェアで再現。レンズ交換するように光学的なボケを切り替えて使用できます。

↑レンズにはT*コーティングを採用している

 

vivoのカメラ性能はDXOMARKでトップ5位に入っていないものの、夜間の撮影性能に定評があります。AI処理による明るく写る夜景は人によってはやりすぎと思えるほどですが、SNSで映える夜景を撮るならvivoのXシリーズ、という人も多いくらいです。また前モデルまでは超小型ジンバルを内蔵し手振れ補正も物理的に強化していました。X90シリーズではジンバルの代わりに新セパレートコントロール手ブレ防止を搭載、星空の撮影も手持ちで出来るといいます。

↑vivo X90 Pro+で撮影した夜景

 

カラバリはブラックとレッド。深みのあるレッドは落ち着きある色合いですが大きな存在感を示します。単調になりがちな背面デザインもシルバーのラインでカメラ部分を区切り、そのカメラにはツァイスの青いロゴがワンポイント入っています。一目でvivoのカメラフォンとわかる、そんなデザインを目指しているようです。

↑深みのあるレッドモデル(写真はvivo X90 Pro)

 

今後のスマホカメラの進化を先取り

3つの製品のカメラは現時点ではほぼ最高クラスと呼べるものであり、スマートフォンのカメラの進化もここで一段落ついたと言えるかもしれません。一方他社のスマートフォンの多くは前述したように高画質カメラは広角のみであり、望遠や超広角では暗所撮影性能が落ちるなどカメラ性能に不満を持つ人もいるでしょう。

 

また年々巨大化するカメラモジュールを背面の片側に寄せたデザインは重量バランスも悪く、ケースをつけてもデザインバランスはあまりいいものでもありません。3社のカメラフォンはこれからのスマートフォンの進化を先取りした製品と言えそうです。

↑3社のカメラフォンはスマホカメラの進化の姿

 

3モデルのうちシャオミの製品はグローバルで販売が予定されています。ただし日本への投入はシャープがライカモデルを出していることもあり、ライセンスの関係から期待はしにくいところです。OPPOとvivoは中国国内のみの販売ですが、海外メディアがレビューを行うなどカメラ性能はグローバルから注目を集めています。OPPOは日本に参入しており、以前はFindシリーズを販売していました。最高のカメラフォンをぜひ日本にも投入してほしいものです。

 

【ギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

お手ごろ価格折りたたみスマホ「Razr 40」、主要スペックとデザインが判明したかも

モトローラのハイエンド折りたたみスマートフォン「Razr 40 Ultra」の主なスペックやデザインは、正式発表前にほぼ出尽くしている感があります

↑今度は「Razr 40」のスペックが明らかに?

 

そんななか、お手ごろ価格モデル「Razr 40」と思しきベンチマーク結果や規制当局への登録から、一部のスペックが明らかになった可能性があります。

 

リーカーのAnvin氏によれば、Razr 40のデータが定番ベンチマークアプリGeekbenchの公式サイトと中国の3C認証サイト(強制認証制度)から見つかったとのこと。高級モデルRazr 40 Ultraのモデル番号がXT2321-1に対して、こちらは「XT2323-3」だそうです。

また主要スペックとしては、プロセッサーにSnapdragon 7 Gen 1、12GBのRAMを搭載。しかしRAM 8GBのバリエーションも用意される模様です。ちなみにRazr 40 UltraのプロセッサーはSnapdragon 8+ Gen 1が噂されています。

 

そして5G接続が可能で、バッテリーは33Wの急速充電に対応し、Android 13が搭載される予定。GeekBenchベンチマークテストでは、シングルコアのスコアが1,019、マルチコアのスコアが2,545となっています。Razr 40 Ultraに関しては、シングルコアが1,285、マルチコアが3,810という結果が流出していました

 

またインドのテック系サイトMySmartPriceにはRazr 40の予想レンダリング画像が掲載されています。Razr 40 Ultraでは大型のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)が搭載される見通しですが、こちらは差別化のためか小さくされているようです。

Image:MySmartPrice

 

ハイエンドモデルRazr 40 Ultraの価格は1,000ドル(約14万円)以上で、Razr 40はより手頃な価格になると予想されています。両モデルとも6月1日に、モトローラが公式発表する見通しです。

 

Source:Anvin(Twitter),MySmartPrice
via:PhoneArena

【Xperia 1 V発売前インプレ】エンタメ性能は他社が容易に追いつけないレベルに

ソニーが5Gスマホ「Xperia 1 V」(エクスペリア・ワン・マークファイブ)を発表しました。携帯通信事業者を通じて6月中旬以降に発売を迎えます。ソニーが培ってきたカメラ、ディスプレイ、オーディオとプロダクトデザイン、そしてモバイル通信の先端技術を、片手に収まるスリムな本体に詰め込んだ新製品のファーストインプレッションをレポートします。

↑エンターテインメント性能がまた一段と飛躍した、ソニーのXperia 1 Vをレポート

 

贅沢仕様が突き抜けたプレミアムスマホ

Xperia 1シリーズは“ソニーのスマホ”のフラグシップモデル。2019年に誕生したシリーズは早くも第5世代まで進化しました。当然、最新のXperia 1 Vはプレミアムモデルの「Xperia 5」シリーズや、これまでのXperia 1シリーズと比べても仕様が突き抜けています。

 

Xperia 1 Vは大きさが約6.5インチ、アスペクト比が21:9の、4K/HDR対応有機ELディスプレイを搭載しています。また、メインのトリプルレンズカメラには、光学ズームにも対応する望遠カメラが含まれています。このディスプレイとカメラ周りが、Xperia 5シリーズとの大きな違いです。

↑Xperia 1 Vは一番下の望遠カメラが85ミリから125ミリまでの光学ズームに対応。望遠撮影も高精細です

 

最新のXperia 1 Vと、2022年に発売されたXperia 1 IVとの間でスペック面の違いは、クアルコムの最新モバイル向けシステムICチップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載したことが挙げられます。ですが、ほかにも違いはあります。

 

大きいところでは、ソニーの独自開発による新型イメージセンサーを24mmの広角カメラに搭載して、写真・ビデオの撮影性能を高めたことです。特にセンサーサイズを大判化して、画素構造も見直した結果、暗い場所での撮影性能は前機種のXperia 1 IVと比べて約2倍に向上しています。

↑Xperia 1 Vの24ミリ広角カメラに搭載する「Exmor T for mobile」。新開発の2層トランジスタ画像積層型CMOSイメージセンサーにより、低照度性能がXperia 1 IVの約2倍に向上しています

 

夜景が特にキレイ! しかも仕事でも使えるほどのカメラ

では、Xperia 1 Vのカメラはどれほどの実力を備えているでしょうか。さまざまなシーンを撮影してみました。アプリはPhotography Proを使用、撮影モードは「Auto」を選んでいます。Google Pixel 7で撮った写真とも比較してみます。

 

背面のメインカメラは24ミリの広角カメラと16ミリの超広角カメラ、そして望遠カメラには光学ズームレンズと光学式手ブレ補正を搭載したことで、遠くの景色も精細感の高い写真・ビデオとして残せます。

 

【作例フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

夜景はXperia 1 Vの優秀さが際立つ被写体です。暗部を引き締めつつ、明るい箇所は色彩を豊かに引き出します。ビルの窓枠など、被写体の輪郭がとてもシャープな線で描かれるところもXperia 1シリーズの特徴です。

↑Xperia 1 Vで夜景を撮影。暗部をつぶさず、明部のテクスチャーや色合いを自然に引き出します

 

↑Pixel 7で撮影。Xperia 1 Vの写真に比べると色彩が少しくすんだ印象になりました

 

被写体が私で恐縮ですが、Xperia 1 Vのインカメラで撮影したセルフィです。Xperia 1 Vでは顔に影が落ちない、明るい写真が撮れました。同じ場所と時刻にPixel 7で撮影したセルフィと見比べてみると、出来映えにかなりの差が出ていることがわかります。

↑Xperia 1 Vのインカメラで撮影。顔が明るく撮れます。代わりに背景はやや明部が白飛び気味になる印象です

 

↑Pixel 7のインカメラで撮影。顔に影が落ちてしまいますが、背景は自然な感じに撮れます

 

続いて暗い室内で、三脚を使わずにスマホを手に持ったまま置き物を撮影しました。XperiaのAutoモードによる写真撮影時は自動的にシーンが判定されます。Pixel 7は夜景モードで撮りました。Xperiaの方は被写体の色合いをよく引き出していますが、手ブレの影響が少し出てしまったためか輪郭は甘めです。一方のPixel 7の写真は、精細感があるもののやや暗めになりました。

↑真っ暗な部屋でスマホを手に持ちながら撮影。Xperia 1 Vは輪郭が少し甘くなってしまいました

 

↑Pixel 7は、ふつうの撮影モードだと真っ暗に写ってしまうので夜景モードで撮影。暗めですが、輪郭はシャープな印象です

 

筆者はオーディオビジュアル機器をよくレビューする機会があるため、Xperia 1 Vの24mm広角カメラによる「ブツ撮り」をチェックしてみました。円筒形のスピーカーや四角いディスプレイの形にゆがみが発生することもほとんどなく、レビュー記事にも使えそうな写真を撮れたことは大きな収穫でした。

↑Xperia 1 Vによるブツ撮り。被写体の周辺があまりゆがまないので、コンデジで撮るスナップ写真の感覚で使えそうです

 

スマホの方が小回りが効くぶん、展示会やイベント、工場見学など現場の取材ではカメラとしても活躍してくれそうです。

 

精細感の高い映像はそのままに、立体的に迫る音がイイ

Xperia 1シリーズはエンターテインメント性能もプレミアムなスマホです。Xperiaは2015年に発売した「Xperia Z5 Premium」以来、高精細な4Kディスプレイを搭載するモデルを展開してきました。Xperia 1 Vは4K/HDR表示に対応する、アスペクト比21:9の縦長スリムな「シネマワイド」ディスプレイを継承しています。

 

映像を見てみると高い精細感、ナチュラルな色彩表現は歴代Xperia 1シリーズを継承していることがわかります。有機ELディスプレイの特徴を活かして自然な明暗のバランスを再現できることから、Xperia 1 Vのカメラで撮影した4K/HDRビデオを表示してみても、画面に吸い込まれるような立体感を楽しめます。

↑Xperia 1 Vで撮影した4K/HDRビデオを再生。細かなキズまで再現されています

 

音質に注目してみると、本体正面向きに配置した「フルステージステレオスピーカー」は、スマホの内蔵スピーカーとは思えないほど力強く鮮明なサウンドを再生します。

 

最新機種のXperia 1 Vでは内蔵スピーカーによるサウンドの音圧レベルを約10%上げて、低音の密度を向上。さらに、ソニー独自の立体音響技術360 Reality Audioに対応しています。対応するコンテンツをスピーカーで再生すると、手もとに映画館やコンサートホールが再現されるような没入感です。

↑Xperia 1 Vは内蔵スピーカーで360 Reality Audioのオーディオコンテンツを、迫力ある立体サウンドで楽しむことができます

 

オーディオ設定から「Dolby sound」をオンにすると、内蔵スピーカー、またはヘッドホン・イヤホンによるドルビーアトモス対応コンテンツの立体サウンドが楽しめるようになります。

 

さらに、Xperia 1シリーズはドルビーアトモス再生時の「シーン選択」や、音場やダイアローグの聞こえ方を「詳細設定」できるメニューを揃えています。これらの設定により、横方向への広がりだけでなく、高さ方向の立体感も真に迫るサウンドに没入できるところに、筆者はXperia 1 Vの実力の高さを実感しました。

 

映画など、ドルビーアトモスによる立体音響再生を楽しめるモバイル向けストリーミングコンテンツも少しずつ増えています。Xperia 1 Vなら、そうしたコンテンツも存分に堪能できるでしょう。

↑Xperia 1 Vのオーディオ設定。ドルビーアトモスの再生設定を細かく調整できるところがXperia 1シリーズならでは

 

エンタメ性能で見ると「今すぐ手に入れたい」デバイス

先にも少し触れましたが、ドルビーアトモスや360 Reality Audioなど立体音響体験をヘッドホン・イヤホンで楽しめるところも特筆すべきポイントです。

 

さらに、一般的なステレオ音源として制作されたコンテンツも、ソニー独自の「DSEE Ultimate」をオンにするとハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングして再生します。これに加えて、ヘッドホン・イヤホン再生時に360 Reality Audioの立体的なリスニング感に近づける変換機能「360 Upmix」も利用可能。

↑ヘッドホン・イヤホン再生時にはステレオ再生を360 Reality Audioの立体感に近づける360 Upmixが使えます

 

ハイレゾ対応のBluetoothワイヤレス再生も含めて、オーディオまわりの機能はとにかく充実しています。ソニーのエンジニアは「音の良いスマホ」を意識してXperiaシリーズのサウンドチューニングを練り上げてきました。その結果、モバイルエンターテインメントプレーヤーとして、Xperia 1 Vの完成度はほかのスマホが容易に追いつけないレベルに到達していると言えます。

 

ソニーストアではこれまで、Xperia 1シリーズのSIMフリーモデルを、携帯通信事業者による発売から半年前後遅れる形で販売してきました。ですが、Xperia 1 Vはそれほど間を置かず、7月14日にソニーストアでSIMフリーモデルが発売されます。価格は19万4700円(税込)と高価です。ただ、高画質な写真や動画を撮って5G通信機能でシェアできること、あるいは4Kや立体音響コンテンツのストリーミングプレーヤーの先進性を考えれば、「今すぐにでも手に入れたいデバイス」であることは間違いないと筆者は思います。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

Galaxy S23の販売不振が影響? お安いGalaxy S23 FEが来月発表か

サムスン製ミッドレンジスマートフォンの次期モデル「Galaxy S23 FE」は、一時は噂が相次いでいたものの、最近は情報が途絶えている印象がありました。「Galaxy FE」シリーズはハイエンド機を元にお手ごろ価格にした位置づけであり、惜しむ声も上がっていたものです。

↑こちらはGalaxy S21 FE

 

しかし、早ければ来月(6月)にGalaxy S23 FEが発表されると有名リーカーが主張しています。

 

TwitterユーザーのRevegnus氏は、Sシリーズの販売不振を受けて、サムスンが新型折りたたみスマートフォンの発売前に一部地域でGalaxy S23 FEが発表されるとの予想も出ている、と述べています。その場合、発売は7月か8月頃になる見通しだそうです。

 

ここでいうSシリーズとは、フラッグシップ機のGalaxy S23シリーズのこと。発売当初は大成功だったものの、5月には大幅に減少したとのこと。第2四半期(4月~6月)の売上は前年同期比(Galaxy S22シリーズと比べて)20%以上も減ると予想されている、とRevegnus氏は主張しています。

 

今のところGalaxy S23 FEはサムスン製のExnos 2200チップを搭載し、メインカメラは5000万画素になると予想されています。このExynos 2200はGalaxy S22シリーズに搭載されたものですが、発売から1年以上が経っていることもあり、改良が加えられている可能性もありそうです。

 

最新のGalaxy FEは、6.4インチ画面とSnapdragon 888チップを搭載したGalaxy S21 FEです。「Galaxy S22 FE」というモデルは発売されていないため、今回の噂が正しければ、久しぶりのFEシリーズとなります。

 

サムスンは「FEはFan Editon(ファンエディション)の略です」と説明していました。その名の通り、Galaxy S23 FEがお客の声に耳を傾け、欲しい機能が詰め込まれたお買い得モデルになると期待したいところです。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

モトローラの新型タテ折りスマホ「Razr 40 Ultra」、カメラ性能とバッテリー容量が判明? ワイヤレス充電対応かも

モトローラの次期タテ折りスマートフォン「Razr+/Rzar 40 Ultra」(市場により製品名が違うとの噂あり)はまもなく発表される見通しですが、小売店からのリーク情報として、主要スペックとカメラ性能の詳細が伝えられています。

Image:Motorola

 

まずエジプトの小売業者Extra.comは、Razr 40 Ultraの商品ページを一時公開していたとのこと。記事執筆時点では削除済みのようですが、TwitterユーザーのAbhishek Yadav氏が公式画像と主な情報を転載しています。

そこでは噂のブラック、グレイシャーブルー、ビバマゼンタといった3色を確認できます。より興味深いのは、その主要スペックでしょう。それによれば、本製品は6.9インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載し、サムスン製Galaxy Z Flip4の6.7インチ画面より少し大きくなるようです。

 

また搭載チップがSnapdragon 8+ Gen 1であることや、Android 13、本体横に指紋センサー、8GBのRAM、256GBのストレージも言及されています。そしてバッテリー容量は3,800mAhとのことで、Galaxy Z Flip 4を上回る模様です。また、ワイヤレス充電にも対応とのことです。

 

最後にカメラに関しては、メインカメラの解像度が32MPで、超広角カメラらしき8MPのセンサーも搭載されています。なぜか自撮りカメラとしては12MPと13MPの2つあると記載されていますが、これは誤植と思われます。

 

モトローラは公式に、6月1日に新製品発表イベントを開催すると予告済みです。それまでに、さらなるリーク情報が出てくるのかもしれません。

 

Source:Abhishek Yadav(Twitter) 
via:9to5Google

超豊富なデザイン揃ってる! Google Pixel 7a向けケースが3980円から発売

FOXは、オンデマンドプリントでユーザーが求めるデザインのテックアクセサリーを提供するサービス「CASEPLAY」から、「Google Pixel 7a」のスリムプロテクションケースを販売開始しました。価格は3980円(税込)~。

 

CASEPLAYはAndroidスマートフォンとiPhoneシリーズの計92機種に対応してるアクセサリー提供サービス。デザインも1000種類以上あり、トレンドを取り入れたデザインや人気コンテンツとコラボしたデザインなど豊富なラインナップを取り揃えています。

 

Pixel 7a向けのケースでは、WBCで日本を賑わせた侍ジャパンなどのトレンドを取り入れたものや、サンリオや東京リベンジャーズなどのキャラクターをあしらったものなど、幅広いデザインが展開されています。自分にぴったりのデザインも見つかるかもしれません。

 

また、CASEPLAYは環境に配慮したリサイクル素材を使用。加えて、コーナーポケットにエアポケット構造を備えることによって高度な衝撃保護性能を誇っています。デザイン性はもちろん、機能性にも優れたスマートフォンケースです。

 

さらにCASEPLAYでは購入してから365日の補償サービス「CASEPLAY CARE」が完備されており、CASEPLAYで購入したケースと液晶保護ガラスを使用していれば画面割れの修理費用を負担してくれます。液晶保護ガラスをケースとあわせて購入すると安心でしょう。

 

最近Pixel 7aに機種変更した人や、スマートフォンケースを新しく探している人はぜひ一度CASEPLAYの販売サイトに足を運んでみてはいかがでしょうか。

Google、縦折りでお手ごろ価格の折りたたみスマホを検討中? Galaxy Z Flipシリーズ対抗かも

現在、主要な折りたたみスマートフォンはサムスンのGalaxy Z Foldシリーズのような横折り型と、Galaxy Z Flipシリーズのようなクラムシェル型(縦折り型)に分かれています。

↑Galaxy Z Flipシリーズはクラムシェル型の折りたたみスマホ

 

Google初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」は横折り型ですが、もっかクラムシェル型の新モデルを検討しているとの噂が伝えられています。

 

まず1つには、リーカーのitnyang氏がGoogle社内でGalaxy Z Flipのような「Google Flip」を検討中だとツイート。ただし、現在は計画と議論に留まっているとも付け加えており、製品名がどうなるのかも不明です。

 

Galaxy Z Flipシリーズは、サムスンの折りたたみスマホのうち低価格ラインアップでもあります。つまり、「Pixel Flip」も大幅に手頃な価格になる可能性があると示唆しているようです。

 

もう1つは、Pixel Fold担当のプロダクトマネージャーであるGeorge Hwang氏がクラムシェル型に興味を示していることです。Hwang氏はPixel Fold発表のニュースリリースも手がけていました

 

先日の開発者向けイベント「Google I/O」のインタビューにて、Hwang氏は「私たちは常にさまざまなタイプのデバイス、さまざまなタイプの技術に注目しており、本当に興味深いです」とコメント。さらにPixel Foldにかなり自信を持っているとしつつ「我々は常に他のタイプのデバイスや他のタイプの技術を探求しています」とも付け加えていました。

 

折りたたみスマホの分野で、横折り以外のタイプといえばクラムシェル型でしょう。Pixel Foldは日本価格が25万円以上(税込)と高価になっていますが、安価な別タイプも期待したいところです。

 

Source:itnyang(Twitter),Tom’s Guide

Pixel 7a、過酷な耐久テストで驚くべき頑丈さを証明! 折り曲げに対する強さは上位モデル超え

Googleの最新ミッドレッジ機Pixel 7aは、ハイエンドモデルと同等の性能を備えてワイヤレス充電にも対応し、コストパフォーマンスの高さが大好評を呼んでいます。この注目の新型スマートフォンが、過酷な耐久テストを受けた結果が公開されています。

Image:JerryRigEverything

 

この耐久テストは、新型スマホの頑丈さを検証することで有名なZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)が行ったものです。先代モデルPixel 6aもNelson氏の試練を受けて、折曲げの圧力にも耐えきるなど頑丈さが証明されていました

 

今回のテストは、まずNelson氏がカミソリでPixel 7aの画面に傷をつけるところから始まります。本製品もPixel 4a以降と同じGorilla Glass 3で保護されていますが、レベル6の硬度で簡単に傷が付き、レベル7ではさらに多くの傷が付けられています。

 

次に擦り傷テストでは、上下左右を囲む金属製フレームにも簡単に傷がつきます。ただしボリュームボタンや電源ボタンは取り外しができ、修理や交換にも困ることはなさそうです。そしてライターの炎で画面をあぶるテストでは、25秒間も耐えきることができ、炎を止めると速やかに元通りとなっています。

 

この動画の最大の見どころは、折り曲げテストでのPixel 7aの頑丈さです。左右から十分な圧力をかけても曲がらず、しっかりと踏ん張っています。さらに驚くべきは、本製品がプラスチック製のボディを採用しているということ。Nelson氏は、上位モデルPixel 7 Proの半分強の価格で2倍の剛性を実現したと称賛しています。

 

Pixel 7aは6.1インチの90Hz 有機ELディスプレイと64MPの背面カメラ+13MPの自撮りカメラを搭載。そしてプロセッサーのTensor G2は上位モデルPixel 7/7 Proと同じであり、バッテリー容量は4,385mAh(Pixel 7は4,355mAh)となっています。そこに優れた耐久性も加わり、末永く使って行けそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:Gizmochina

あおり運転対策の新ツール?「Pixelスマートフォン」がドライブレコーダーになるかも

もはやクルマの必須アイテムになったとも言えるドライブレコーダーですが、GoogleのPixelスマートフォンでは、近日中に「Personal Safety(緊急情報)」アプリがアップデートされて、ドラレコとして使えるようになるかもしれないと海外で報じられています。

↑Googleはあおり運転対策にもなる?

 

すでにPixelスマホなど一部のAndroid端末には「緊急情報」アプリが利用でき、「安全確認」や「緊急事態の共有」、「緊急SOS」や「自動車事故検出」といった便利な機能が提供されています。

 

米9to5Googleによれば、Googleは開発中の「dogfood」ビルド(バージョン2023.04.27.532191641.8-dogfood)をPlayストア経由で一時的に配信してしまったとのこと。このバージョンには「Dashcam」(ドライブレコーダー)という新機能が含まれており、実際に有効にして運転中の動画(オプションで音声も)を記録できるそうです。

 

この機能は「緊急情報」アプリ内の「Be prepared」欄にある新たなボタン「Dashcam」から起動可能。手動で録画を開始したり、最近のビデオを再生したりすることができるそうです。Dashcamが録画している間も、Googleマップでのナビなど他の機能は完全に使用可能とされている一方、画面をロックしておくとバッテリーを節約しつつ、録画を続けることができるようです。

 

さらに重要なのは、ユーザーがあまり意識しなくても使えるように作られていること。設定時に、特定のBluetooth機器(カーステレオや車載システムなど)に接続すると自動的に録画が始まり、接続を解除すると終了するように設定できるそうです。

 

また、内蔵ストレージを節約するため、録画は保存しない限り、3日後に自動的に削除されます。録画は圧縮され、平均ファイルサイズは1分あたり30MB、最大録画時間は24時間となっています。

 

本機能の説明テキストには、Pixelスマホ限定などの記述はなかったため、他の機種で使えるかどうかはまだ不明。Pixel独占の場合、2023年6月のPixel Feature Drop(Pixelの新機能紹介)で言及されるかもしれません。

 

Source:9to5Google

サムスン「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」、7月26日発表? 韓国大手メディアが報道

最近、サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」が、例年より早めに登場するとの噂話が相次いでいました。先日も7月末に発表・8月中旬に発売との観測もありましたが、より具体的に「7月26日に発表イベント、8月11日に(米国等で)発売」だと韓国最大の新聞・朝鮮日報が主張しています。

↑写真は「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」

 

朝鮮日報によると、サムスン電子は7月26日(最終週)に韓国のソウルで新製品発表イベント「Unpacked」を開催する予定とのこと。昨年は8月10日、2021年は8月11日に折りたたみスマホ公開イベントを行ったことを振り返ると、スケジュールを2週間早めたことになります。

 

これまで8月にUnpackedイベントを開催していたのは、アップルが毎年9月に新型iPhoneを発表するのに先がけて(昨年の新型iPhoneの魅力が最も落ちるタイミング)のこと。しかし、今年は折りたたみ市場での中国メーカーの攻勢に続き、Googleまで参加したなかで(Pixel Foldが発売)「世界の折りたたみスマホ1位」をしっかり守るため。朝鮮日報は、そう解釈しています。

 

また今回の記事でも、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)が1.9インチから3.4インチに大型化するとの噂が裏付けられています。

 

Galaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5は、見た目は前モデルとほぼ同じながら、両モデルとも最新かつ特別仕様のチップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、水滴型ヒンジを採用することで画面のシワも少なくなり、ホコリにも強くなると予想されています

 

また、同じチップを積むGalaxy S23シリーズよりも性能が上回る可能性を示すベンチマーク結果も流出していました。6月に発売されるGoogle Pixel Foldにとっては、手強いライバルとなりそうです。

 

Source:朝鮮日報
via:Wccftech

Pixelスマートフォンが過熱したりバッテリー消耗が激しい問題、Googleが速やかに対応。ソフトウェアアップデートは必要ナシ

最近Googleアプリがアップデートしたことで、一部のGoogle Pixelスマートフォンが過熱したり、バッテリーの消耗が激しくなっているとの報告が寄せられていました。

↑速やかに修正が行われた模様

 

この問題につき、Googleが修正プログラムを展開していることを明らかにしました。

 

米9to5Googleへの声明にて、同社はGoogleアプリ内の「バックエンド(サーバー等、利用するユーザーに見えない処理)の変更」が、意図せず一部のAndroid端末でバッテリーの消耗を引き起こしていることを認めました。この問題を認識してから、すぐに修正プログラムを配布したとのことです。

 

こうした症状はPixelスマホで確認されており、米Engadgetにも最近Pixel 6 Proが最近オーバーヒートしてバッテリーの消耗が激しいとの報告もあり。その人物は、原因は最新のGoogleアプリと5月初めにPixe端末に展開されたアップデートだと推測していました。

 

Googleによると、すでに修正プログラムはすべてのデバイスに展開されており、アプリやシステムのアップデートは必要ないとのこと。つまりサーバー側を修正したらしく、”すぐに “問題が解決されるはずとの趣旨が述べられています。

 

海外掲示板RedditGoogleサポートフォーラムを見るかぎり、主にPixel 6または7シリーズに大きな影響を与え、バッテリー持続時間が半分になったとの声もありました

 

ともあれ速やかにGoogleが対応したことで、また快適にPixelスマホを使えるようになりそうです。

 

Source:9to5Google

モトローラの新折りたたみスマホ「Razr 40 Ultra」の画像がリーク、デザインはどんな感じ?

モトローラの次期折りたたみスマートフォン「Razr 40/Razr 40 Ultra(どちらも仮称)」のものとされる画像が、海外でリークされています。

↑Evan Blass/Twitterより

 

上の画像は、リークアカウントのEvan Blassが投稿した、上位モデルに相当するRazr 40 Ultraのものです。スマートフォンの特徴としては、本体外側のカバーディスプレイのサイズが大きく、背面のほぼすべてをカバーしています。これにより、さらに多くの情報を表示できるほか、自撮りの際にも自分の姿をよりよく確認できそうです。

 

Razr 40 Ultraの予測スペックとしては、プロセッサーに「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。本体カラーはブラック/ブルー/マゼンダレッドの3色で、6月にリリースされると予測されています。

↑MySmartPriceより

 

一方で海外テックサイトのMySmartPriceは、普及モデルの「Razr 40」の画像を投稿しています。こちらのカバーディスプレイはより小型で、時刻や天気、カレンダーといった通知が主に表示されるようです。また端末の本体には、レザー風の素材が採用されています。

 

Razr 40の本体カラーはオリーブグリーン/パープル/クリームの3色で、6月を含めたかなり早い時期でのリリースが期待されています。新型折りたたみスマートフォンを2機種投入することで、モトローラの同市場への注力がさらに高まることになりそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

折りたたみのPixel Fold、力を入れないと180度開かないって本当?

Googleが昨日発表した折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」について、力を加えないと本体が180度までは開ききらない設計であることが、ハンズオン会場より報告されています。

↑Michael Fisher/Twitterより

 

Pixel Foldは本体内部に7.6インチディスプレイを搭載したスマートフォンで、折りたたみスマートフォンの中でも非常に薄型な設計が特徴です。また、本体ヒンジの耐久性も高められていることがアピールされています。

 

一方でハンズオン会場を訪れたMichael Fisher氏は、「Pixel Foldは180度まで開くことはできるが、力をくわえる必要がある」と報告。力をくわえない状態では、本体は完全なフラット形状となならないようです。

 

またAndroid PoliceのWill Sattelberg記者は、Pixel Foldが開く角度が176度程度だと報告。9to5GoogleのAbner Li氏も、その角度が178度〜179度に近いものの、手に持てば違和感は感じないとも報告しています。

 

このように力をくわえないと180度開かない折りたたみスマートフォンとしは、Samsungの「Galaxy Z Fold 4」など、他社にも存在します。かなりお高いPixel Foldですから、無理せず大切に使いたいものです。

 

Source: Michael Fisher / Twitter via 9to5Google

白いデザインチラっ、Nothing Phone (2)は2023年夏リリース

英デジタル製品ブランドのNothing(ナッシング)は、次期スマートフォン「Phone (2)」を2023年夏にリリースすることを、ティーザーイメージとともに明らかにしました。

↑Nothingより

 

2022年にスケルトンデザインを採用したスマートフォン「Phone (1)」を発表し、話題をさらったNothing。さらに、2023年には次期フラッグシップスマートフォンのPhone (2)を2023年後半に世界販売することを、以前に明言していました。

 

今回公開されたティーザーイメージでは、白が目立つスマートフォンのデザインや、赤く点滅するランプを確認することができます。このようなシンプルさを重視したデザインは、Phone (1)から大きく変わらないようです。

 

またWebサイトに公開されたイメージでは、Phone (2)の背面? に物理的なスイッチがあることがわかります。しかしPhone (1)のものと同じように、このスイッチには特定の機能が割り当てられているわけではなさそうです。

 

Phone (2)ではQualcomm(クアルコム)のハイエンドプロセッサー「Snapdreagon 8 Gen 2」を搭載するほか、米国で販売することが確認されています。より販売網を広げるNothingのPhone (2)が、どれだけ市場の注目を集められるのかに注目です。

 

Source: Nothing / Twitter via 9to5Google

マイナンバーカードの機能がスマホで利用可能に! 「スマホ用電子証明書搭載サービス」開始

Googleは11日、デジタル庁が提供するAndroid用マイナポータルアプリがアップデートされ、マイナンバーカードの電子証明書と同等の機能がサポートされるようになったと発表しました。

↑Image:デジタル庁

 

スマホ用の電子証明書をAndroidスマホに登録しておくことで、マイナンバーカードを持ち歩かなくとも、スマホだけで各種行政サービスがより便利に利用できるようになりました。今後はマイナポータルアプリでマイナンバーカードを毎回読み取る必要がなくなり、各種情報の閲覧や、オンライン申請なども可能となります。

 

Android用マイナポータルアプリは、Google Playストアからダウンロードできます。スマホ用電子証明書を申し込む手順は、次の通りです。

 

  1. マイナンバーカードと、マイナンバーカード用の署名用電子証明書のパスワードを用意します
  2. マイナンバーカード読み取りに対応したスマホを用意。対応する機種は、ここから確認できます
  3. お使いのスマホにマイナポータルアプリをダウンロードし、起動します
  4. スマホがスマホ用電子証明書の搭載に対応している場合のみ、申込みができる旨が表示されます
  5. 画面の指示に従い、申込みの作業を進めます

 

公開に合わせて、デジタル庁の河野太郎大臣もコメントを寄せています。それによれば、今後は各種民間サービスのオンライン申請やコンビニエンスストアでの証明書取得なども順次、可能となるそうです。

 

実物のマイナンバーカードでできる手続きすべてが可能となるわけではありませんが、それでもかなり便利となるはず。今後、ますます日本のデジタル行政が加速していくことを期待したいところです。

 

Source:Google Japan Blog,Google Play Store

ソニー新「Xperia 10 Ⅴ」はステレオスピーカーと暗所に強いカメラで、より音楽と撮影が楽しめる!

ソニーは5月11日、Xperiaの最新スタンダードモデル「Xperia 10 Ⅴ」を発表しました。

↑Xperia 10 Ⅴ。カラーは左からブラック、ホワイト、セージグリーン、ラベンダー

 

スピーカーとカメラの性能が向上した新スタンダードモデル

Xperia 10シリーズは、5000mAh以上のバッテリーを搭載する5G対応スマホとしては世界最軽量を実現しているモデル。最新のXperia 10 Ⅴも、その魅力を引き継ぎつつ、スピーカーとカメラ性能で進化を遂げています。

 

本体のフロント部分には新たに、ステレオスピーカーを搭載しました。一般的に、本体上部のフロント部分と、底面の充電端子付近にスピーカーを配置したステレオ仕様はありますが、Xperia 10 Ⅴはディスプレイを見たときに上下で前向きにスピーカーを配置。立体的に音が広がるとしています。また、音圧も前モデルのXperia 10 Ⅳに比べて約20%向上しているとのこと。

↑スピーカーを横向きにしたときに、スマホの左右から音が出て立体的に聴こえるようになっています

 

カメラはイメージセンサーを刷新。前モデルの広角レンズと比較して、暗所での性能が約60%向上しており、暗い場所でもよりきれいに撮影できるようになっています。

 

カメラの構成は超広角16mm(8MP)、広角26mm(有効画素数48MP)、望遠54mm(8MP)の3眼。加えて、光学式の手ブレ補正も搭載されているため、スタンダードモデルながら簡単にきれいな撮影が可能です。

↑カメラは上から超広角、広角、望遠の並び

 

バッテリーは前モデルと同じ5000mAh。また重さは約159gと、今回も5000mAh以上のバッテリーを搭載する5G対応スマホとしては世界最軽量を達成しています。

 

このほか、6.1インチ・フルHDディスプレイのマックス輝度が約1.5倍向上するなど、随所にアップデートが加えられています。

 

主なスペックは以下のとおり。

SoC Snapdragon 695 5G
メモリー 6GB
ストレージ 128GB
サイズ 155×68×8.3mm
ネットワーク 5G Sub6

 

↑今回、発売されたばかりの完全ワイヤレスイヤホン「WF-C700N」とカラーを合わせたそうです。WF-C700Nも手ごろな価格帯で手に入るのでセットで使用するのもいいでしょう

 

↑別売りで純正カバーも用意。映像視聴しやすいスタンド付きなので、フロントに搭載されているステレオスピーカーと相性がよさそうです

カメラの進化がすごい! 新センサーを搭載したソニーのフラッグシップ「Xperia 1Ⅴ」登場

ソニーは5月11日、Xperiaの最新フラッグシップモデル「Xperia 1Ⅴ」を発表しました。

↑Xperia 1Ⅴ。カラーは左からブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン

 

フルサイズのデジカメに匹敵する撮影を実現した新センサー搭載

2019年に登場した「Xperia 1」以降、ポートレート撮影にこだわり、カメラ機能を強化してきましたが、Xperia 1Ⅴは、新しいイメージセンサーの搭載と画像処理技術で、印象的なポートレートが撮れる体験を実現したといいます。

 

イメージセンサーは、「Exmor T mobile」と呼ばれる新開発のものを搭載。センサーサイズ自体を従来のXperia 1 Ⅳから約1.7倍大きくしたほか、画素の中にあるフォトダイオードとトランジスタを2層に分離しています。

 

これにより、1層目のフォトダイオードの容量を大きく取って光をより多く取り込めるうえに、2層目のトランジスタも容積を大きくできるため、ノイズを抑える性能を高められるとのこと。結果として、Xperia 1 Ⅳの24mmレンズに搭載されているイメージセンサーと比べて低照度性能が約2倍に向上しているそうです。

↑新開発のExmor T mobile。小型ながら高感度とノイズを低減する性能を実現しています

 

また、Xperiaに搭載されている画像処理技術を加えることで、低照度でのノイズ低減性能とダイナミックレンジにおいては、フルサイズセンサーを搭載したデジカメに匹敵するレベルの撮影が可能としています。

 

さらに、カラーグレーディングを施さなくても人肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile」を搭載。ソニーのプロ向けカメラ「FXシリーズ」や、「αシリーズ」に搭載されているS-Cinetoneをモバイル向けにした機能で、Exmor T mobileとの組み合わせによって、暗部に発生しがちなノイズを抑えて、色合いの美しい映像に仕上げられるとのこと。

 

このほか、静止画・動画問わず利用できるカラーフィルター「Creative Look」や、真っ暗な場所でも人やシーンを明るく映す「ナイト撮影機能」などを搭載しています。

 

カメラの構成としては、16mmの超広角(12MP)、24mmの広角(静止画の場合の有効画素数は48MP)、85-125mmの間で光学ズームが可能な望遠(12MP)の3眼。このうち新センサーのExmor T mobileを採用しているのは24mmで、超広角と望遠はXperia 1 Ⅳと同様です。ただし、望遠はキャリブレーションによって解像感の向上を図っているといいます。

↑カメラは上から超広角、広角、望遠。超広角の右下にある小さい穴は声優先のマイクで、Vlogなどで正面にいる被写体の声を収音する役割をもっています

 

スピーカーは新アンプ搭載、ゲーム機能は使い勝手を向上

スピーカーは、よりパワフルかつ低ノイズを実現した新アンプによって、迫力を感じられるのはもちろん、繊細さや空気感も再現するサウンドに仕上げたそうです。

 

特に音圧は前モデルから約10%向上したほか、200Hzあたりの低音で約40%、80Hzあたりでは2倍以上も上がっており、バスドラムなどが効いた低音を再現できるとのこと。

 

ディスプレイは引き続き4K HDR対応の約6.5インチで、120Hz駆動が可能。パネルも有機ELと、従来モデルから変わりはありません。

 

また、ゲーミング面においては、ゲームプレイ環境を好みの設定に変更できる「ゲームエンハンサー」の使い勝手を向上。トップメニューからゲームプレイ中のパフォーマンス状況を確認できたり、シャッターボタンを押すだけでスクリーンショットの撮影ができたりする機能を追加しています。

↑ゲームエンハンサーの画面。画面の上部にフレームレートなどが表示されるようになりました

 

このほか主なスペックは下記のとおりです。

SoC Snapdragon 8 Gen 2
メモリー 12GB/16GB
ストレージ 256GB/512GB
バッテリー 5000mAh
サイズ 165×71×8.3mm
重さ 187g
ネットワーク 5G Sub6/5G Sub6+ミリ波

 

↑本体サイズは従来モデルとほぼ変わらず

 

↑別売りで純正カバーも用意。写真のような横置きはもちろん、縦置きにも対応しています

 

なお、今回SIMフリーモデルも同時に発表。発売は7月下旬以降で、予約は5月23日の10時から。直販サイトのソニーストアや直営店、一部家電量販店、ECサイトなどで受付を開始します。市場想定価格は19万5000円(税込)前後です。

 

SIMフリーモデルとキャリアモデルの違いは、ネットワークとメモリーおよびストレージで、ネットワークについてはSub6までの対応。メモリーとストレージは16GB/512GBを用意しています。

超高級な「Pixel Fold」Googleが正式発表。折りたたみ7.6インチ画面をポケットに

Googleは開発者会議「Google I/O」にて、同社初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表しました。

↑Googleより

 

Pixel Foldは、本体内側に折りたたみ可能な7.6インチディスプレイを搭載。また本体外側には5.8インチディスプレイを搭載し、折りたたんだ状態でも通常のスマートフォンとして利用可能です。アプリは全画面表示だけでなく、分割スクリーンで2個のアプリを並べて表示することもできます。

 

プロセッサーには、最新の「Tensor G2」を採用。また本体背面には1080万画素超広角+4800万画素メイン+5倍光学ズームの3カメラを搭載します。これに950万画素の前面カメラ、800万画素のインナーカメラが組み合わされています。

 

本体のヒンジは耐久性を高めており、折りたたんだ状態の本体の厚みは業界最薄レベルとなっています。さらにIPX8の防水性能に対応しているほか、指紋認証や顔認証機能も利用可能。

 

このほか、内蔵ストレージは256GBで、RAM容量は12GBとなっています。バッテリーは4821mAhと、24時間以上の駆動が可能で、ワイヤレス充電に対応しています。

 

Pixel Foldの本体カラーはポーセリンとオブシディアンの2色で、国内向け価格は25万3000円(税込)。6月20日からGoogle ストアや携帯キャリアで予約を開始し、7月中旬に発売されます。実に魅力的なGoogle初の折りたたみスマートフォンですが、販売価格が購入の際のネックとなるかもしれません。

 

Source: Google ストア

Google、6万2700円のスマホ「Pixel 7a」正式発表。プロセッサーもカメラも強化、ワイヤレス充電にも対応!

Googleは11日午前2時から開催した開発者向けイベント「Google I/O」にて、新型ミッドレンジスマートフォン「Pixel 7a」を正式発表しました。

Image:Google

 

搭載プロセッサーはTensor G2、RAM容量は8GB、画面サイズは6.1インチで90Hz表示にも対応。これらは前モデルPixel 6aのTensor G1チップやRAM 6GB、ディスプレイの最大60Hz表示を上回るものです。ただし内蔵ストレージはUFS 3.1規格で、基本容量が128GBであることはPixel 6aと同じとなっています。

 

注目すべきは、カメラ性能の向上でしょう。メインカメラは64MPで、超広角カメラが13MPであり、Pixel 6a(それぞれ12.2MP/12MP)よりも目覚ましく改善されています。

 

またバッテリー容量は4385mAh。有線充電はPixel 6aの18Wから20Wに増強されつつ、ついにワイヤレス充電に対応しました。これは、ミッドレンジのPixel aシリーズとして初めてのことです。

 

そしてPixel 7aには全く新しいミッドフレーム・アーキテクチャが採用され「これまでで最も耐久性の高いaシリーズ」だと謳われています。さらにサステナビリティへの継続的な取り組みを支援するため、アルミニウム製の筐体は100%リサイクル素材で作られているそうです。

 

本体カラーはSea(ブルー)、Charcoal(黒)、Snow(白)、Coral(赤)の4色。米国での価格は499ドル、日本での価格は6万2700円(税込)。Googleストアで注文すると、東京都には5月12日~5月15日に配達予定とされています。

Source:Google Blog,Google Store

サムスン「Galaxy Z Flip5」の外側ディスプレイ、本当にデカくなる? 専用プラスチックケースと称される写真が公開

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」は、例年より少し早めの7月末に発表されると噂されています。そのうち縦折りのGalaxy Z Flip5については、カバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)が前モデルの1.9インチから3.4インチになることが有力視されています。

↑やはりカバーディスプレイは広くなりそう?

 

有名リーカーが、その予想を裏付けるGalaxy Z Flip5用プラスチックケースの写真をいくつか公開しています。

 

今回の写真を公開したのは、信頼性の高いリーカーIce universe氏です。先日も同氏はGalaxy Z Flip5とFold5の画面サイズを「100%自信アリ」として予想し、それに続いてFlip5のカバーディスプレイは解像度が720×748だとツイートしていました。

 

さて、Ice universe氏が新たに公開したケース画像では、上半分にあるカバーディスプレイ用に大きくくりぬかれており、3.4インチもの広さを思わせるものとなっています。また、まるで(Windows等の)フォルダーアイコンのように見えると噂された形も確認できます。

 

Galaxy Z Flip5については、最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し、水滴型ヒンジ(折りたたみの軸)を採用することで画面のシワも目立たなくなり、折りたたんだ状態でも薄くなると予想されています

 

Galaxy Z Flip4は折りたためばコンパクト、開けば6.7インチの大画面が日本でも人気を集めています。その上に折りたたんだ状態でもカバーディスプレイが広くて見やすくなれば、さらに魅力的となりそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter) 
via:GSMARENA

サムスン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」、7月末に発表で8月中旬発売の可能性が高まる!

ここ数週間、サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」を今年7月末、つまり例年より1か月前倒しで発表するとの噂が相次いでいます。韓国の経済新聞社・韓経ドットコム(hankyung.com)がその予想を裏付け、なぜ前倒しにするかを説明しています。

↑写真はGalaxy Z Fold4とGalaxy Z Flip4

 

これに先立ち一部の情報筋は、サムスンがGoogleの折りたたみ機「Pixe Fold」に対抗するためだと主張していました。が、韓経ドットコムの情報筋は9月に「iPhone 15」シリーズ発売を控えるなか、Galaxyスマホの発売時期を早めて「新製品発売効果」により利益を最大化するため、との趣旨を語っています。

 

今回の情報筋によれば、サムスン電子社内でスマートフォンを扱うMX事業部は、Galaxy Z Fold 5とGalaxy Flip5の発表を7月第4週に暫定的に決めたとのこと。

 

これまで2年連続でGalaxy Zシリーズが8月に発表されたことを考えると、2週間ほど前倒しとなります。そして製品の発表後、販売開始まで約半月程度かかることを考えると、店頭での販売が始まるのは8月中旬になる見通しです。

 

電子産業業界では、今年第2四半期の営業赤字が有力なサムスン電子が、第3四半期の業績を引き上げるために対策を打つと見られているそうです。

 

7月にはGoogleのPixel Foldが発売、9月には新型iPhoneが発売とみられるなか、Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5を早めに投入するのは理にかなっていると思われます。すなわち同じ折りたたみ機であるPixel Foldのインパクトを弱めつつ、会社にとって必要な売上を得られるというわけです。

 

サムスンが公式発表しないかぎり、これらはただの噂話に過ぎません。が、有名リーカーやサプライチェーン情報筋は相次いで「例年より前倒しに発表・発売」と主張しており、また可能性が高まったとは言えそうです。

 

ほかGalaxy Z Flip5のカバー(折りたたみ時の外側)ディスプレイは3.4インチに大型化すると予想されていますが、新たに有名リーカーが解像度720×748になると述べています。

 

かたや、ライバルのOppo Find N2 Flipのカバーディスプレイは3.26インチで解像度は382×720です。今後は折りたたみスマホ各メーカーとも、外側画面の大型化を競い合うのかもしれません。

 

Source:hankyung.com
via:Wccftech

Googleが折りたたみスマホ「Pixel Fold」を初披露!

Google(グーグル)は同社初となる折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」の外観を初公開しました。製品の詳細は、5月10日から開催される開発者会議「Google I/O」にて公開されます。

↑Googleより

 

これまでも何度もその存在が噂されてきた、Pixel Fold。Googleがその存在を認めたのは、今回が初めてとなります。

 

 

公開されたイメージを見ると、Pixel Foldの背面にはトリプルカメラが搭載されており、また金属光沢のあるヒンジやフレームが採用されています。端末の本体はカメラ突起を含めてもかなり薄く、また外部にはおそらく常時点灯ディスプレイが搭載されています。

 

現時点では、Pixel Foldの発売日は「まもなく(Coming soon)」としか案内されていません。同スマートフォンの販売には規制当局の認可を受ける必要がありますが、連邦通信委員会(FCC)の認可を先週に取得したことも確認されています。

 

Samsung(サムスン)やMotorola(モトローラ)、Xiaomi(シャオミ)、Huawei(ファーウェイ)など、さまざまなメーカーがすでに参入している折りたたみスマートフォン。GoogleのPixel Foldが既存の折りたたみスマートフォンと、どのような差別化を図るのかに注目です。

 

Source: Google via 9to5Google

「Galaxy Z Fold5」の予想レンダリング画像が初公開! やはり「小さく・薄く」なりそうだ

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」について、これまでさまざまな噂が報じられてきました。新たな情報では、おそらく初の予想レンダリング画像が公開されています。

↑公開された予想レンダリング画像(画像提供/OnLeaksとSmartprix)

 

有名リーカーOnLeaks氏は、インドのガジェット情報サイトSmartprixと協力し、Galaxy Z Fold5の予想CGを360度回る動画付きでシェアしました。もっとも、Galaxy Z Fold4とほとんど同じように見えます。

 

デザイン的には、背面に3つのカメラを収めたバンプ(盛り上がった箇所)があり、角がわずかにカーブを描いたかたちです。全体的なアスペクト比もほぼ従来通りで、外側のカバーディスプレイは背が高くて狭く、内側の画面は少し縦長ながら、ほぼ正方形となっています。

 

しかし、今回のレンダリング画像でも、先日のリーク情報と同じく「小さく・薄く」なることが確認可能。

 

まず、閉じた状態では154.9 x 67.1 x 13.5mmとのことで、Galaxy Z Fold 4の最大15.8mmから厚みが減っています。これは、噂の「水滴型ヒンジ」を採用したことで、閉じたときに隙間がなくなることを意味しているようです。

 

一方、開いた状態のサイズは154.9 x 129.9 x 6.3mmとされ、Galaxy Fold 4と比べれば、厚みを除いて一回り小さくなっています。画面の広さは変わっていないことから、ベゼルが少し狭くなっている可能性がうかがえます。

 

今回の予想CGを見るかぎり、Galaxy Z Fold 5のルックスがガラリと変わることはなさそう。もっとも、新型プロセッサー搭載により性能は大きく向上し、新型イメージセンサーの採用によりカメラの画質も良くなるとの噂もあります。なにより、折りたたみスマホは「大きさと重さ」がネックとなっているだけに、少しでも小さく軽くなれば、普及に勢いがつくのかもしれません。

 

Source:Smartprix
via:9to5Google

サムスン「Galaxy Z Fold5」は画面がより明るく、スピーカーの音はさらに良くなるかも!

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」は、早ければ7月末に発表され、前モデルよりも小さく・軽く・薄くなると噂されています。また新型ヒンジ(折りたたみの軸)を採用し、画面のシワが目立たなくなるとの予想も有力です。

↑写真は「Galaxy Z Fold4」

 

それに続き、有名リーカーが「前モデルよりも画面が明るくなり、スピーカーの音質も良くなる」と主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいAnthony(@TheGalox_)氏のツイートによると、外側のディスプレイは6.2インチの有機EL画面で最大120Hz、内側のディスプレイは7.6インチで同じく有機EL画面および最大120Hzとのこと。これらの仕様は、現行のGalaxy Z Fold4と全く同じです。

 

ただし、どちらの画面もより明るくなるとのこと。たとえば外出先で太陽光の下でも、より見やすくなりそうです。

 

さらに搭載チップは、サムスン製品向けの特別版「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と述べられています。この情報は3月末に登場したベンチマーク結果とも一致していますが、 そちらでは同じチップを搭載したGalaxy S23 Ultraの性能を超える可能性が示されていました。

 

そして搭載RAMは12GBであり、ストレージはUFS 4.0規格で256GB/512GB/1TBの3種類が用意されるそうです。この仕様は、Galaxy Z Fold4から変わりありません。またカメラの仕様も数字の上では同じですが、新型イメージセンサーの採用で画質が良くなる可能性も浮上していました

 

最後に、スピーカーは「改善」されているとのこと。先代のGalaxy Z Fold4でもスピーカーの音質は好評でしたが、次期モデルでは通話がさらに聴きやすく、ストリーミング動画では迫力あるサウンドが楽しめるかもしれません。

 

Source:Anthony(Twitter) 

「Galaxy S24」搭載チップのベンチマーク結果が明らかに! マルチコア性能はiPhone 14 Pro Max以上か

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」のうち標準モデルは、サムスン独自開発チップの「Exynos 2400」を搭載するとの予想が有力となりつつあります。それによってコストを下げる代わりに、基本ストレージ容量を128GBから256GBに増やすとの噂もありました 。

↑iPhone 14 Pro Maxを超えた!?

 

このExynos 2400チップのものと称されるベンチマーク結果が明らかになり、マルチコア性能はiPhone 14 Pro Maxに搭載されたA16 Bionicを超える可能性が浮上しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーのConnor(@OreXDA)氏は、Geekbench 5によるExynos 2400のものだというスコアをTwitterに投稿しています。

 

それによれば、Exynos 2400の最高シングルコアスコアは1711、マルチコアスコアは6967とのこと。平均値でもシングルコアが1530、マルチコアで6201を叩き出しているそうです。

 

テック系サイトのToms’ Guideは、これをGalaxy S23 Ultra(Snapdragon 8 Gen2 for Galaxy搭載)およびiPhone 14 Pro(A16 Bionic搭載)の平均ベンチマーク結果と比較しています。

 

まず、A16はシングルコアでは1882と上回っているものの、マルチコアは5333と遅れを取っています。また、Snapdragon 8 Gen2はシングルコアは1578で互角ながらも、マルチコアでは5081で大きく差を付けられているようです。

 

2023年初めに発売されたGalaxy S23シリーズは、標準モデルを含む全機種にSnapDragon 8 Gen2を採用し、高い性能が好評を勝ちえています。その一方で、サムスン独自開発のExynosチップはGalaxy S22シリーズの一部に搭載されたものの、性能および発熱に問題があるとの報告が相次いでいました。

 

それだけにExynos 2400の性能を懸念する声もありましたが、韓国のニュースサイトChosun Ilboは「期待以上だ」と報じていました。今回のベンチマーク結果もどれほど信用できるかは不明ですが、さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source:Connor(Twitter)
via:Tom’s Guide

Pixel 7a、純正ケースがリーク。ブルー含め全3色に?

Google(グーグル)の次期ミドルレンジスマートフォン「Pixel 7a」の純正ケースとされる画像が、ドイツ語テックサイトのWinFutureにリークされています。

↑画像はWinFutureより

 

Pixel 7aでは「Tensor G2」プロセッサの搭載や90Hz駆動ディスプレイ、大容量RAMの搭載など、かなりのスペックアップが期待されています。また合わせてブラックやグリーン、クリーム、オレンジ、パープルといった5色のカラーラインナップの登場も期待されています。

 

今回WinFutureに投稿された画像では、ブラック、ホワイト、ブルーの3色のPixel 7a向け純正ケースを確認することができます。ボタン類はメタリックではなくマットな仕上げとなっており、ケースは電源ボタンや音量ボタンに合わせたカラーリングです。

 

現行モデルの「Pixel 6a」では透明な純正ケースが販売されていますが、Pixel 7aではより高品質なケースが登場するようです。一方で、背面のカメラバーがケースを装着しても飛び出す点は、評価が分かれるかもしれません。

 

現時点では、Pixel 7a向けの純正ケースの価格は判明していません。おそらく「Pixel 7/7 Pro」向け純正ケースの3,999円と似たような価格になると予測されています。性能が大幅に向上するPixel 7aでは、そのアクセサリも高品質なものとなるようです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

より“小さく・軽く・薄く”なる? Galaxy Z Fold5、7月末に発表か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」については多くの噂話があり、先日も「100%自信あり」として画面サイズの予想が届けられていました。その情報を発信した同じ人物が、今度は「Galaxy Z Fold5が前モデルよりも小さく、軽くなる」と主張しています。

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↑新モデルはGalaxy Z Fold4より小さく、軽くなるのか?

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は、Galaxy Z Fold5と現行の「Galaxy Z Fold4」の寸法を比べるツイートを投稿しています。Galaxy Z Fold5は、開いた状態で高さ154.9 x 幅129.9 x 厚さ6.1mmであり、前モデルより0.2mmだけ背が低く、狭く、薄くなるとのこと。そして折りたたみ時の幅は67.1mmで全く変わらず、重さは254gで9g軽くなるとしています。

 

わずかに小さくなりながらも、見た目はほとんど同じとなる模様です。Ice universe氏は「サムスンの折りたたみ機で最も変化が少ない世代」ともコメントしています。

 

もっとも注目すべきは、折りたたみ時の厚みが0.8mm~2.4mmほど薄くなっている点でしょう。おそらく、新たに採用される「水滴型ヒンジ(折りたたみの軸)」のためと思われます。これにより折りたたんだ状態でもすき間がなくなり、画面のシワも目立たなくなるとの噂話もありました

 

その一方で、Galaxy Z Fold5はGalaxy S23シリーズと同じプロセッサーを搭載しつつ、性能は上回る可能性が浮上していました。また新型イメージセンサーの採用によりカメラの画質が良くなるとの予想もあり、見かけは前モデルと似ていても中身はパワーアップしていると期待できそうです。

 

Galaxy Z Fold5が「Galaxy Z Flip5」とともに、例年より1ヶ月前倒しで7月に発表との噂もありました 。それに続きSammobileも「次のUnpacked(新製品発表)イベントは7月の最終週」との情報筋の話を伝えており、ますます可能性が高まっています。

 

現地時間5月10日に開催される「Google I/O」イベントでは、Googleの折りたたみ機「Pixel Fold」も正式な発表が予想されています。それを迎え撃つため、サムスンも早めにGalaxy Z Fold5を投入するのかもしれません。

 

Source:Ice uiverse(Twitter) 
via:PhoneArena

Motorolaが次期折りたたみスマホをチラ見せ。廉価な「Razr Lite」も?

Motorola(モトローラ)は次期折りたたみスマートフォンのデザインの一部を、中国語SNSのWeiboにて公開しています。

↑Motorolaより

 

Motorolaはこれまで、折りたたみスマートフォン「Motorora Razr 2019」や「Motorola Razr 5G」、「Motorola Razr 2022」を投入してきました。今回の折りたたみスマートフォンは、「Motorola Razr 2023(仮称)」に相当するモデルになるはずです。

 

Motorola Razr 2023では、背面の外部ディスプレイがデュアルカメラを覆うように設置され、全画面デザインになるなど大きな変化が予測されています。これにより、画面の表示面積がより拡大されるはずです。

 

一方で海外テックサイトのMySmartPriceは、Motorolaが廉価な折りたたみスマートフォン「Razr Lite」を開発していると伝えています。Razr Liteはより小さな外部ディスプレイを搭載し、スペックも控えめなものとなることが予測されています。

↑MySmartPriceより

 

Motorolaは6月に、これらの折りたたみスマートフォンを発表する予定です。Motorola Razr 2023に搭載される背面の大型ディスプレイは、より消費者を引きつけることになりそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

Pixel Foldの実機動画がついに流出、ベゼルは太めに?

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」のものとされる実機動画を、開発者のKuba Wojciechowski氏が投稿しています。

↑Kuba Wojciechowski :3 / Twitterより

 

Pixel Foldに関しては予測レンダリングも複数登場しており、横折りタイプのスマートフォンになることが予測されています。本体価格は1700ドル(約23万円)となり、Google I/Oが開催される5月10日に発表されるとの情報も登場しています。

 

 

今回投稿された動画は、1か月前に撮影したとのこと。動画からはSamsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold」シリーズに比べてやや幅広なディスプレイや、それを囲う太めのベゼルなどが確認できます。

 

これまでの報道によれば、Pixel Foldは5.8インチの外部ディスプレイと7.6インチの折りたたみ式内部ディスプレイを搭載。折りたたみスマートフォンの中でも「最も耐久性のあるヒンジ」を採用し、「Extreme Battery Saver」モードでは最大72時間の使用が可能だと伝えられています。

 

すでに多数のメーカーから製品が投入されている折りたたみスマートフォンですが、GoogleのPixel Foldがどのような差別化をアピールできるのかが注目されます。

 

Source: Kuba Wojciechowski :3 / Twitter via Engadget

サムスン「Galaxy S24」の最小ストレージは256GBに倍増? お値段も控えめになりそう

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S23シリーズでは、最小ストレージ容量が128GBでした。が、次期「Galaxy S24」シリーズでは、全モデルが256GB以上の余裕ある容量になると韓国メディアが報じています。

↑Galaxy S24シリーズではストレージが増えるかも

 

これは韓国のニュースサイトChosun Ilboが報じていることです。同サイトは、まずGalaxy S23シリーズでは全モデルにクアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されたのに対して、S24シリーズではSnapdragonと自社製の「Exynos 2400」チップを採用するとの噂に言及しています。

 

サムスン自らが開発・製造するExynosチップは、クアルコムのチップより安上がりのため、パーツ代が節約できるというわけです。そのため、ストレージに使える予算も多くなり、容量も増やせるとの戦略のようです。

 

もっとも、Galaxy S22シリーズに搭載されたExynosチップは性能および発熱に問題があると指摘が相次いでいました。そのためS23世代で全モデルがSnapdragonを採用したことは大好評でしたが、それだけにExynosチップ復活には賛否が分かれる懸念もあります。が、Chosun IlboはExynos 2400の完成度は「期待以上」だと報じており、その心配はないとも予想されます。

 

すでにGalaxy S23 PlusとGalaxy S23 Ultraのストレージ容量は256GB~となっており、実質的には「標準モデルのストレージ容量が底上げされる」となるようです。もっとも、ライバルの次期「iPhone 15」シリーズは(価格を抑えるためにも)128GB~を続けると予想されるため、大きな魅力となるかもしれません。

 

スマートフォンの内蔵ストレージは、毎日のように撮影する写真やビデオ、それにアプリのファイル数が増えるにつれて圧迫されるようになります。とはいえ、余裕あるストレージを備えたモデルはお高くなるため、Galaxy S24シリーズの最小ストレージが256GBとなれば、財布に優しいフラッグシップ機となりそうです。

 

Source:Chosun Ilbo
via:Tom’s Guide

Google「Pixel 7a」、aシリーズとして初めて顔ロック解除できるかも!

Googleのミッドレンジ・スマートフォン「Pixel 7a」がまもなく発表・発売されると噂されるなか、これまで上位モデル限定だった顔認証システムが搭載される可能性が浮上しています。

↑写真は「Pixel 6a」

 

有名リーカーのSnoopyTech氏は、Pixel 7aらしきスマートフォンとともに「Face&Fingerprint Unlock」、つまり指紋認証と顔認証を設定する画面の写真をツイートしています。つまり、廉価なaシリーズ端末でも初めて顔によるロック解除が使える、と匂わせているようです。

 

顔認証はPixel 7とPixel 7 Proで利用できますが、最近のiPhoneのFace IDとは違い、それほどセキュリティが堅牢ではありません。確かに様々な角度から撮影して顔モデルを作成していますが、Face IDのTrueDepthカメラのように顔を立体的に捉えていないためです。

 

そのため、単に画面のロックを解除できるだけで、アプリのログインや支払いには利用できません。Googleも公式に、代わりに指紋認証や安全なパスワード等を使うよう勧めています。おそらく、Pixel 7aで顔認証が実現したとしても、同じような仕様になると思われます。

 

ほかPixel 7aは、上位モデルPixel 7シリーズと同じTensor G2チップ搭載、RAMは前モデルの6GBから8GBに増量、最大リフレッシュレート90Hz、ワイヤレス充電にも対応してカメラ性能も向上するなど、大幅なアップグレードになると予想されています

 

が、これらパワーアップと引き換えに、Pixel 7aは現行のPixel 6aよりも高い499ドル(449ドルから50ドル値上げ)になるかもしれません。もっとも、Pixel 6aも値下げして販売が続くとの噂話もあります。

 

Pixel 7aは、現地時間5月10日の開発者会議「Google I/O 2023」にて発表されると見られています。ほか、同時に折りたたみスマホ「Pixel Fold」も発表され、Pixel初のタブレット「Pixel Tablet」の発売日も明かされる可能性が高く、当日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:SnoopyTech(Twitter)
via:Tom’s Guide

「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」、例年より1か月前倒しで7月に発表かも!

例年サムスンは、8月~9月にかけて折りたたみスマートフォンを発表する傾向がありました。が、次期「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」は量産開始が前倒しとなり、7月にリリースされる可能性があると有名リーカーが主張しています。

↑写真は「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

 

サムスンの未発表製品に詳しい@Tech_Reve氏のツイートによると、通常サムスンは折りたたみスマホ向けヒンジ(折りたたみの軸)の量産を6月末に始めているものの、今年は6月初旬に開始するとのことです。それに伴い「Galaxy折りたたみ機」つまりGalaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5が7月に登場するかもしれないと付け加えています。

 

なぜサムスンがGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の発売を急ぐのか。その理由の1つは、おそらく折りたたみスマホ市場での競争が、数年前よりもずっと厳しくなっていることでしょう。中国のOppoやHonor(ファーウェイから独立)も参入しているほか、Googleも「Pixel Fold」を5月10日の年次開発者会議「Google I/O」にて発表すると予想されており、攻勢をかけたい意図があるのかもしれません。

 

Galaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5は、かなり優秀な製品になると予想されています。最新チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し 、新方式の水滴型ヒンジにより画面のシワが無くなりホコリにも強くなるとの説も有力となっています。その分だけ高価となりそうですが、折りたたみスマホの決定版になると期待したいところです。

 

Source:@Tech_Reve(Twitter)
via:Wccftech

Googleの廉価スマホ「Pixel 7a」、5月11日から約6万7000円で発売か?

Google(グーグル)の次期廉価スマートフォン「Pixel 7a(仮称)」が5月11日に499ドル(約6万7300円※)で発売される、と海外テックサイトの9to5Googleが報じています。

※1ドル=約134.7円で換算(2023年4月20日現在)

↑Pixel 7aの価格は全モデルより少し高いかも(画像提供/9to5Google)

 

2023年に投入されることが期待されているPixel 7aは、現行モデル「Pixel 7/7 Pro」と類似したデザインを採用し、カメラやディスプレー性能が向上すると見られています。また、多様なカラーバリエーションの登場もありそう。

 

9to5Googleの情報が正しければ、Pixel 7aは2022年に発売された「Pixel 6a」から50ドル(約6700円)値上がりすることになります。その要因は、先述のカメラやディスプレー性能の向上、そしてワイヤレス充電への対応と考えられます。この値上がりが、日本での販売価格にどのように反映されるのかが気になるところ。

 

また、Googleは開発者会議「Google I/O」を5月10日から開催するので、5月11日にPixel 7aが発売されるというスケジュールは十分あり得ると思われます。

 

廉価かつ十分な性能で人気を博してきた、Pixel aシリーズ。2023年のPixel 7aでは、Pxiel 7/7 Proからどのような先進の機能が引き継がれるのかに注目です。

 

Source: 9to5Google

「Google Pixel Fold」は開発者会議での発表が濃厚! 予想価格は20万円越え

Google(グーグル)からの投入が噂される折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」の発表と発売時期、価格情報が海外で報じられています。

↑デビューが近づく「Google Pixel Fold」(画像提供/9to5Google)

 

著名リークアカウントのJon Prosser(ジョン・プロッサー)氏によれば、Pixel Foldは、5月10日から開催される開発者会議「Google I/O」で発表され、同日から予約を開始。6月27日から販売を開始する予定だと伝えています。また、携帯キャリアでの予約は5月30日から始まるようです。

 

一方、米メディアのCNBCは、Pixel Foldは1700ドル(約23万円※)で発売されると報道。内部には7.6インチディスプレイ、外部には5.8インチディスプレイを搭載し、製品の重さは10オンス(約280g)になり、防水仕様となるそう。さらに、ヒンジには「折りたたみスマートフォンとして最も耐久性のあるもの」が採用されるとしています。バッテリーは通常使用で24時間、低消費電力モードなら最大72時間持続するとのこと。

※1ドル=約134.7円で換算(2023年4月20日現在)

 

いよいよその発表や発売が近づいているPixel Fold。折りたたみスマートフォン市場にはSamsung(サムスン)の「Galaxy Z」シリーズやMotorola(モトローラ)の「Motolora Razr」シリーズなど多数のライバルが存在しますが、Pixel Foldがどのようにして差別化を図るのかに注目が集まります。

 

Source: Jon Prosser / Twitter, CNBC via 9to5Google

次期「Galaxy S24 Ultra」は背面カメラが1つ減る?しかし光学ズーム性能は良くなるかも

サムスンの現行フラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは4つの背面カメラを搭載していますが、次期モデル「Galaxy S24 Ultra」では1つ減って3眼になると有名リーカーが主張しています。

↑1つ減って3眼になるかも?(写真はGalaxy S23 Ultra)

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce universe氏によると、削除されるのは望遠カメラ(光学3倍)とのこと。この機能がペリスコープ望遠レンズ(光学10倍)に統合されるかもしれないそうです。

 

Galaxy S23 Ultraには望遠カメラが2つあり、それぞれ3倍と10倍(×デジタルズーム10倍)に分かれています。これにより、どのライバル機も叶わないほど幅広い光学ズーム撮影を実現しているわけです。

 

では、なぜ3倍の望遠カメラがなくなるのか。その理由として考えられるのは、1つにはIce universe氏の主張する通り光学10倍カメラに統合する、つまり3倍から10倍までズームできるカメラを採用する可能性です。

 

昨年末にLG Innotekは、4倍~9倍の望遠ズームを連続で切り替えられる「光学望遠ズームカメラモジュール」を発表していました 。これと同様の技術を使えば、Galaxy S24 Ultraは1つの望遠カメラで、Galaxy S23 Ultraでは2つのカメラが担った仕事をこなせるはず。さらに連続光学ズームにより、4倍、5倍、6倍……といった中間の倍率でも、優れた画質が実現できるでしょう。

 

もう1つの可能性は、200MPのメインカメラに3倍光学ズームと同等の3倍デジタルズームを持たせる、ということです。いずれにせよ、4つのカメラが3つに減れば、スマホの背面もスッキリするかもしれません。

 

Source:Weibo
via:Sammobile

Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の画面サイズが完全に判明? 有名リーカーが100%自信アリと保証!

最近、サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」の画面サイズに関する噂話がさかんに飛びかっていました。そんななか、有名リーカーが両機種のサイズを予想し「100%」正しいと自信満々に語っています。

↑Ice universe氏が“断言”

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏によると、Galaxy Z Flip 5のメイン画面は6.7インチで、カバーディスプレイ(折りたたんだときの外側の画面)は3.4インチ、重さは187gとのこと。そしてGalaxy Z Fold 5のメイン画面は7.6インチ、カバーディスプレイは6.2インチ、重さは254gになるそうです。

 

この予想については、別の実績あるリーカーYogesh Brar氏も「正しい」とコメントしています

 

まずGalaxy Z Fold5に関しては、これらの画面サイズは前モデルのGalaxy Z Fold4と全く同じです。かたやGalaxy Z Flip5のメイン画面はGalaxy Z Flip4と同じながら、カバーディスプレイは1.9インチから3.4インチへと大幅なアップグレードになる格好です。

 

Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイについては、アナリストのRoss Young氏が一時は3.8インチになると述べていました。が、その後にIce universe氏からの指摘を受けて「混乱があった」と主張を修正しています。

 

結局のところ3.8インチはディスプレイ部品の1つに過ぎず、実際の画面サイズは3.4インチとのことです。この数値はIce universe氏と完全に一致しており、かなり信ぴょう性が高まりました。Oppo Find N2 Flipの3.6インチ画面には及ばないものの、やはりGalaxy Z Flip4よりは大幅にデカくなるようです。

 

カバーディスプレイが広くなれば、スマホを閉じたまま使えるアプリやウィジェットの幅が広がるはず。新たなプロセッサーを搭載して性能もパワフルになると予想されており、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter) 
via:Tom’s Guide

Google Playストアで「Wear OS用ゲーム」が探しやすくなった!

2022年9月、Googleはモバイル版のPlayストアに、Wear OSやテレビ、Automotive(自動車向け)アプリを見つけやすくするために「他のデバイス」タブを追加しました。それから数か月が経ち、スマートウォッチ向けのWear OS用ゲームアプリがさらに探しやすくなっています。

↑これでゲームをもっとして!

 

現在、モバイル版Playストアの下にある「ゲーム」をタップし、「おすすめ」と「ランキング」の後ろにある「他のデバイス」に移動すると、そこには「時計」カテゴリーが追加されています。もともとGoogleは「テレビ」カテゴリーしか表示していませんでしたが、スマートウォッチの扱いが良くなったようです。

 

いまのところ、ゲームの「時計」カテゴリーには2つのキュレーション(お勧めのまとめ)があります。1つは「ウォッチゲームでくつろぐ(時間を忘れて)」で、もう1つは「外出中にゲームに挑戦」。20数本のタイトルが並んでいます。

 

この中から好きなゲームアプリを選び、自分のスマートウォッチにインストールできます。小さなディスプレイではゲームをしやすいとは言えませんが、スマートフォンが手元にないときや取り出しにくい状況では、時間をつぶすにはもってこいでしょう。

 

ここ最近、GoogleはWear OS向けのカテゴリーを充実させており、「ウォッチフェイス特集」などのお勧めも行っています。以前よりもコレクションの幅や種類はグッと増えているようで、どこにでも自然に持ち歩けるスマートウォッチだけに、さまざまな状況で賢く使っていきたいところです。

 

Source:9to5Google

FBIが警告! スマホの“無料充電”は危険すぎる? ハッカーによる“マルウェア侵入”の悲劇

近年、公共の場でスマートフォンが無料で充電できることは珍しくなくなりました。しかし米連邦捜査局(FBI)が、USBポートはマルウェアに感染する危険があるため利用しないよう注意を呼びかけています。

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↑今や空港ターミナルで充電できることは当たり前に

 

FBIデンバー支局の公式アカウントは、空港やホテル、ショッピングセンターの無料充電ステーションを使うことは避けてくださいとTwitterで呼びかけています。なぜなら悪意あるハッカーは公共USBポートを通じてマルウェアや監視ソフトをデバイスに仕込む方法を知っているから、とのことです。

 

公共の場を全く使うなというわけではなく、要は「自分の充電器とUSB コードを持ち歩き(USBポートではなく)コンセントを使用してください」とのこと。コンセント経由であればマルウェアを流し込まれたり、データをやり取りされたりする危険性がないためでしょう。

 

なおiPhoneやMacでは、デバイスがロックされて1時間以上が経過すると、USBアクセサリーと通信しなくなるセキュリティ機能があります。が、ユーザー自らがロックを解除して公共のUSBポートにつないだ場合、マルウェアの侵入を防ぐことはできません。

 

もしもスマートフォンやタブレット、PCにマルウェアを入れられた場合、ハッカーは機密データにアクセスし、ユーザー名やパスワードの強奪、メールの乗っ取り、果てはオンラインの銀行口座まで危険に晒されることになります。

FBIは公式サイトでも、無料の充電ステーションを使わないように警告しています。また機密性の高い取引に無料Wi-Fiを使ったり、疑わしい文書を開いたり、すべてのアカウントで同じパスワードを使い回したり、電子メール内のリンクを迂闊にクリックしたりしないように……との注意書きも守った方がよさそうです。

 

Source:FBI Denver(Twitter) 
via:MacRumors

かなりデカいぞ! Galaxy Z Flip5、外側ディスプレイは“驚がくの3.8インチ”か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」は、前モデルよりも大幅な改善が予想されています。最近リークされたベンチマークが正しければ、ハイエンドの「Galaxy S23 Ultra」を凌駕する可能性も。そして折りたたんだときのカバーディスプレイ(外側の画面)が大きくなるとの噂もありましたが、なんと3.8インチになると著名アナリストが予測しています。

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↑さてどうなる、Galaxy Z Flipシリーズ

 

Galaxy Z Flipシリーズのカバーディスプレイは初代から小さいままであり、最新モデルの「Galaxy Z Flip4」でも1.9インチに留まっていました。対して競合の折りたたみ機「Oppo Find N2 Flip」は3.26インチのカバーディスプレイを搭載しており、閉じたままならサムスン製品より使いやすいとの声もありました。

 

しかしディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏によると、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイは3.8インチという「驚くべき」大きさになるそうです。Young氏はiPhone 14 Proの画面が120Hzの可変リフレッシュレート対応になることや、第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになることを的中させるなど、数々の実績がある人物です。

 

Young氏はすでに該当ツイートを削除していますが、GizmochinaやWccftechなどのメディアが投稿を確認しています。

 

このサイズは、Oppo Find N2 Flipを16%上回るもの。前モデルまでの1.9インチと比べればかなりの大型化です。一方でサムスン製品に詳しいSammobileは数日前、背面を覆うほどカバーディスプレイが大きなモックアップ画像を公開していましたが、それよりは小さい印象です。

 

ほかGalaxy Z Flip5については、新たな「水滴型ヒンジ」を採用し、画面のシワがなくなりホコリに強くなるとの噂もありました。もう1つの折りたたみ機「Galaxy Z Fold5」とともに、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ross Young(Twitter) 
via:Wccftech

爽やかなブルーのPixel 7a、詳細なデザインが判明?

Google(グーグル)の次期ミドルレンジスマートフォン「Pixel 7a」の、端末カラーがブルー系のGoogle公式らしき画像を、海外テックサイトのMySmartPriceが投稿しています。

↑MySmartPriceより

 

Pixel 7aはすでにさまざまな事前情報が報じられており、カメラ性能や画面周波数の向上ワイヤレス充電機能の追加が噂されています。カラーバリエーションに関しては、ブラックやグリーン、クリーム、オレンジ、パープルの投入が報告されていました。

 

MySmartPriceが投稿した画像からは、Pixel 7aのデザインがPixel 6aとかなり似ていることが確認できます。ただし背面のカメラバーの位置が若干下がり、カメラモジュールがマットな金属製のバーになるなど、「Pixel 7/7 Pro」と共通するデザインが採用されているようです。

 

Pixel 7aのカラーリングに関しては、今回はブルーやブラック、ホワイトのバリエーションの画像が投稿されています。また興味深いことに、フレームもカラーバリエーションにあわせて色合いを変えているようです。

 

5月に開催される開発者向け会議「Google I/O」での発表が期待されている、Pixel 7a。Pixel 7/7 Proゆずりの「Tensor G2」プロセッサによるパワフルな性能と、廉価な価格での投入に期待したいものです。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」は新型イメージセンサー搭載の噂。カメラ画質が良くなる?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」については、様々な噂が伝えられてきました。ヒンジ(折りたたみ軸)が改良された「水滴型」になって画面のシワも減ってホコリに強くなる、Galaxy S23シリーズと同じチップセットが搭載されるとの予想もありました

 

それに続いて、両モデルに搭載されるカメラについて有力情報が伝えられています。

 

Androidの未発表製品に詳しいリーカーのYogesh Brar氏は、Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5に関してツイート。まずGalaxy Z Fold5は50MP(メインカメラ)、12MP(超広角カメラ)、10MP(望遠カメラ)を備えた3眼カメラになるとのことです。これらは全て、前モデルのGalaxy Z Fold4と同じ構成です。

またGalaxy Z Flip5の背面カメラは12MP(メインカメラ)+12MP(超広角カメラ)だとも報告されています。こちらも、前モデルのGalaxy Flip4と数字の上では変わりありません。

 

ただし、両モデルとも新型のイメージセンサーを採用するそうです。つまり解像度は以前と同じながらも、カメラの画質は向上する可能性がありそうです。

 

先月も「両モデルともカメラ解像度は前モデルと同じ」との噂がありましたが、イメージセンサーの変更と新型プロセッサーにより、たとえば取り込める光が多くなって暗所での撮影に強くなったり、ソフトウェアの補正により画質が上がるのかもしれません。

 

さらにBrar氏によれば、両モデルとも外側のディスプレイは大きくなるそうです。Galaxy Z Flip5はカバー(外側)ディスプレイが広くなるとの噂もありましたが、Galaxy Z Fold5も同じようなアップグレードがあると期待したいところです。

 

Source:Yogesh Brar(Twitter) 
via:91mobiles

Androidスマホ、電源切れていても探せる? Googleが新機能開発中か

2022年末、Googleがネット接続がなくともAndroidスマートフォンを追跡する機能を開発している可能性が浮上していました。それに続き、同社は電源が切れたAndroidスマートフォンを見つけられる機能の開発に取り組んでいると、有名リーカーが主張しています。

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↑ネット接続がなくとも電源が切れていても、Androidスマートフォンを見つけられるように?

 

開発者でリーカーのKuba Wojciechowski氏によると、この機能はPixelスマートフォンでは「Pixel Power-off Finder」(パワーオフのPixelを探す)と呼ばれるそうです。

 

Kuba氏いわく、GoogleはAndroid端末から構成される巨大ネットワークの構築に取り組んでおり、UWB(超広帯域無線)サポートや、Google独自の紛失防止タグ「Grogu」も含まれるとのこと。このGroguは、今年初めにも開発中との噂が伝えられていました

 

今回の情報は、Googleが早期アクセスプログラムに登録している企業にシェアしたAndroid 14の初期ソースコードから得られたようです。

 

そこには「hardware.google.bluetooth.power_off_finder」と呼ばれる新しいハードウェア抽象化レイヤー(HAL)定義が。コメントによれば、事前に計算されたFinger Network Keys(デバイス固有のキー)がBluetoothチップに送信され、スマートフォン本体がオフの状態でもオンに保たれるそうです。

 

要するに、スマートフォンの電源が切れていてもBluetoothチップが動作を続けており、近くにある他のAndroidデバイスから検出できるわけです。このしくみは、iPhoneの「探す」ネットワークと非常によく似ています。

 

ただし、この機能にはBluetoothチップを常に動作させるためのハードウェアが必要です。そのためPixel 7やPixel 7 Proといった現行モデルが対応しているかどうかは不明ですが、今後の「Pxel 7a」や「Pixel 8」ではサポートされる可能性が高そうです。

 

Source:91mobiles

「Galaxy Z Fold5」と「Flip5」はおとなしい? 著名アナリストがカラバリを予想

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」および「Galaxy Z Flip5」を8月~9月にリリースすると予想されています。すでに水滴型ヒンジを採用して画面のシワが減り、ホコリに強いGalaxy S23シリーズと同じチップを採用しながらも性能が上回るとの噂もありました

↑新モデルはどんな色に?(画像はGalaxy Z Flip4とFold4)

 

そんななか、両モデルのカラーバリエーションがどうなるかを有名アナリストが予想しています。

 

この情報の発信源は、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏。同氏はiPhone 14 Proや14 Pro Maxの画面が最大120Hz表示になることや、第6世代iPad miniの画面サイズを正確に予想した実績がありますが、今回はなぜかサムスン折りたたみスマホのカラバリに関してツイートしています。

 

それによればGalaxy Z Flip5のカラーはベージュ、グレー、ライトグリーン、ライトピンクの4色。そしてGalaxy Z Fold5はベージュ、ブラック、ライトブルーの3色で展開されるそう。全体的にかなりおとなしい配色という印象を受けるかもしれません。

 

また、Young氏は数量限定の色や、Bespoke Editionも出ると述べています。このBespoke Editionとは、パネルの組み合わせを選べるモデルのこと。これまでの前例から考えて、Galaxy Z Flip5のみに提供されるかもしれません。また、従来は海外モデルのみだったことから、今回も日本向けに販売される可能性は低そうです。

 

ほかにも、Galaxy Fold5についてはS-Penスロットが内蔵される、Galaxy Z Flip5については外側のディスプレイが大型化するなどの噂も報じられていました。折りたたみ機構のために、それ以外の機能が控えめな印象もあったGalaxy Z Fold/Flipシリーズですが、次期モデルは実用性が増していると期待したいところです。

 

Source:Ross Young(Twitter) 
via:Wccftech

最強スマホGalaxy S23 Ultraがやってきた! 小型ハイエンドのGalaxy S23と一緒に早速インプレ

サムスン電子ジャパンは4月6日、Galaxyシリーズのフラッグシップ「Galaxy S23シリーズ」の日本向けモデルを発表しました。発売は4月20日です。

 

3キャリアから発売、大容量1TBバージョンも

NTTドコモとKDDI、楽天モバイルの3キャリアから発売。また、NTTドコモとKDDIからは、ミッドレンジモデルの「Galaxy A54 5G」も発売されます。

 

日本向けには、ペン対応の大画面モデル「Galaxy S23 Ultra」と、小型モデル「Galaxy S23」の2種類が投入。どちらも、2023年時点のスマートフォンとしては最高クラスの性能と、充実した機能を備えています。

 

前年のGalaxy S22シリーズと比べると、機能面で大きな変化はありません。デザインをより洗練させて、カメラやゲームなどのパフォーマンスを改良させた強化版的なモデルとなっています。

 

Galaxy S23 Ultraは、NTTドコモとKDDI(au)が販売。カラーは両キャリアとも「グリーン」と「クリーム」の2色の取り扱いです。

↑Galaxy S23 Ultra。機種名はNTTドコモ版が「Galaxy S23 Ultra SC-52D」 、au版が「Galaxy S23 Ultra SCG20」

 

また、日本向けのモデルとしては初めて、大容量ストレージのモデルが投入されます。NTTドコモ版が512GBモデル、au版が512GBと1TBの2種類で、各キャリアのオンラインショップ限定販売です。大容量モデルのカラーは両キャリアとも「ファントムブラック」となっています。

 

Galaxy S23シリーズはmicroSDカードスロットを搭載していないだけに、写真や動画を多く撮る人や、グラフィックにこだわったゲームを遊ぶ人には大容量モデルが重要な選択肢になるといえるでしょう。

 

Galaxy S23は、NTTドコモ、KDDI(au)、楽天モバイルが販売します。カラーはドコモとauがクリーム、ファントムブラック、ラベンダーの3色を展開。楽天モバイルはクリームとファントムブラックの2色展開です。

↑Galaxy S23。機種名はNTTドコモ版が「Galaxy S23 SC-51D」、 au版が「Galaxy S23 SCG19」、 楽天モバイル版が「Galaxy S23(SM-S911C)」

 

精緻な設計で作られていることを感じるデザイン

カラーは両機種共通で「自然」をテーマにした3色をラインアップします。自然界に存在する色のみが使用されており、落ち着いていて、大人びたテイストです。

 

側面はマット感のある金属素材を採用し、背面パネルは磨りガラス調仕上げ。前面・背面ともに頑丈なブランドガラス「Gorilla Glass Victus 2」を貼り付けて対衝撃性を強化しています。

 

前世代モデルと同様に、Galaxy S23 Ultraはカーブディスプレイ搭載でSペンによる手描きも対応します。カーブディスプレイの角に当たる部分なども丁寧に面取りされており、精緻な設計のもとに作られている印象です。

↑ディスプレイをよく見ると、側面がきれいにカーブしています

 

Galaxy S23 Ultraの大きさは約163×78×8.9mmで、重さは約234g。ほとんどの機能が最高峰なスマホらしく、重さもヘビー級です。パンツに入れて持ち運ぶには重すぎるかなと感じるほど。また厚みもあります。手の大きい人以外は、両手持ちで使うことになりそうです。

↑Galaxy S23 Ultraの上部。柔らかな丸みが付けられています

 

↑Galaxy S23 Ultraの左側面。下の方にある楕円の部分がミリ波アンテナ

 

一方、Galaxy S23は軽くてコンパクト、片手持ちにちょうどいい大きさのハイエンドモデルです。大きさは約71×146×7.6mmで、重さは約168g。冷却機構が追加されたためか、前年度のS22と比べるとやや角張った形状となっています。ほどよい厚みも相まって、片手持ちしたときの安定感は悪くありません。

↑男性の手であればしっかりと片手でホールドできるサイズ感

 

デザインで気になる点があるとすれば、カメラの出っ張りです。2mmほどの高さがあり、たとえば机に置いてペン入力しようとしたときにガタガタと不安定になりがち。純正のケースを装着するとカメラの出っ張り部分まで覆えるため、ぜひ検討したいところです。

↑Galaxy S23 Ultraに純正フリップカバーを取り付けたところ。カメラ部の段差が埋まり、テーブルに置いた時に安定しやすくなります

 

ちなみに、両機種はリサイクル素材が多用されており、SIMトレーは再生アルミニウムで作られているほか、5Gのミリ波アンテナのカバーには漁網由来の再生プラスチックが用いられています。外箱や包装もすべて再生紙で作られているなど、サステナビリティにも配慮した設計です。

 

環境光に応じて画面の見え方を調整する精度が高い

ディスプレイはGalaxy S23 Ultraが約6.8インチ、Galaxy S23が約6.1インチ。両機種ともに「Super AMOLED」と呼ばれる最新の有機ELディスプレイを搭載しており、120Hz駆動にも対応します。

↑Galaxy S23 Ultraのディスプレイ

 

ディスプレイは実機を手にとってみると、特に印象的と感じました。ほかのスマートフォンと同様に、環境光に応じて画面の見え方を調整する機能を備えていますが、Galaxy S23シリーズは調整の精度が高いようです。照らす光が変わってもくっきりはっきりと、見やすい画面を保ちつづけていました。

 

ピーク輝度は1750ニト。明るい屋外にも対応できますが、実機では部屋を真っ暗にした状況下でも見やすくなることが確認できました。

 

Ultraは2億画素搭載、インカメラや動画も強化

今年のモデルから、カメラが縦に3つ並んだ構図が、Galaxyのトレードマークです。カメラでできることは前世代と大きくは変わりませんが、夜景撮影やセルフィー、動画の手ブレ補正など、カメラの性能がシビアに求められる用途で、写りが大きく改善されています。

 

Galaxy S23 Ultraは、超広角、広角、光学3倍/10倍相当の望遠レンズを搭載する4眼仕様。レーザーAFも搭載し、ズーム性能や暗所撮影の性能も高めています。

↑Galaxy S23 Ultraのカメラ構成

 

広角カメラは2億画素(200MP)と業界最高クラスの高解像度。遠くのものを切り出すデジタルズームの精細感が増したほか、複数の画素を束ねて「大きな1画素」として扱うピクセルビニング機能により、暗いシーンでの撮影に強くなっています。

 

デジタルズームでは、最大100倍相当の撮影も可能。屋内で多少試した限りでは、遠くにあるモノに書かれた文字などを写真に写して、読み取る程度のことはできそうです。

 

また、Galaxy S23 Ultraでは光学式手ブレ補正も改善されており、従来の2倍のブレ幅に対応します。動画撮影時の電子式手ブレ補正では、撮影時の状況(歩いている、立ち止まっているなど)を判断する機能が追加し、さらに強化されています。

 

Galaxy S23の背面カメラは、超広角、広角、光学3倍の望遠という構成です。広角カメラは5000万画素となっており、超広角と3倍ズーム、フラッシュはGalaxy S23 Ultraと共通。10倍レンズとレーザーAFセンサーは省かれています。

↑Galaxy S23のカメラ構成

 

【作例フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

インカメラは1200万画素のシングルカメラですが、全画素をフォーカスに活用するデュアルピクセルAFや、AIによる被写体の検出により写りを向上させています。たとえば、メガネに映り込んだ瞳を検出できるほか、髪の毛の一本一本を検出して、違和感のないボケを追加できるとのこと。

 

Galaxyのフラグシップモデルでは、特殊な撮影機能も搭載されています。2023年に加わったのは、天体ハイパーラプス機能。三脚とスマホだけあれば、星空の動きを動画で記録できます。

 

また、「Expert RAW」アプリを使えば、画像編集ソフトでの後編集に適した、RAW形式(.dngファイル)での撮影にも対応します。Galaxyの標準カメラアプリでは、“SNS映え”重視なパキッとした写りになりがちですが、RAWで記録した映像はより見た目に近い色合いで記録でき、あっさりとした画作りも可能です。

 

「for Galaxy」な最高峰チップを搭載。「原神」で実力を発揮できそう

Galaxy Sシリーズは業界最高水準のパフォーマンスを備えていますが、Galaxy S23やGalaxy S23 Ultraも例外ではありません。

 

チップセットは、「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と名付けられています。2023年のクアルコム製チップセットの中も最上位の製品「Snapdragon 8 Gen 2」から、高クロックで動作するチップを選んだもの。高クロックコアの動作周波数が他社向けの最大3.2GHzから、for Galaxyでは3.32GHzに引き上げられています。このチップセットを安定して動作させるために、ベイパーチャンバー式の高効率な冷却システムも内蔵しています。

 

処理性能の高さを存分に活かせるのは、「原神」のような3Dゲーム。また、5Gのミリ波帯やWi-Fi 6Eも対応しているため、高速通信ができる環境ならクラウドゲームもより快適に遊べそうです。

↑Galaxy S23シリーズでは新たに「ゲームプレイ中の直接給電」に対応しました

 

Ultraはペン入力も対応

Galaxy Noteシリーズから受け継いだペン入力機能については、最上位のGalaxy S23 Ultraでスタイラスペンを搭載しています。

 

ワコムの技術による、高精度のペン入力に対応しており、手書きでメモが取れるほか、画面を囲った部分を保存したり、スクリーンショットの上から手書きしたりといった使い方が可能です。

↑スクリーンショットにメモできます

 

↑Galaxy S23 UltraのSペンは、ややスリムになり持ちやすくなっています

 

ロゴは「Galaxy」から「Samsung」に

スマホの背面に印刷されているメーカーロゴは、これまで「Galaxy」が用いられてきましたが、今回のモデルから「Samsung」に変更されています。

 

実は、Galaxyというブランドを背面に印刷していたのは日本向けモデルのみでした。Samsungロゴへの変更は、海外で販売されているGalaxy スマートフォンと合わせた形となります。

↑背面ロゴ

 

「Galaxy S22シリーズ」も価格を抑えて販売継続

2022年のフラグシップモデルのうち、小型モデルの「Galaxy S22」は2023年も値下げして販売されます。SamsungはGalaxy S22世代からOSバージョンアップを4世代に渡って実施する方針を示しているため、今から購入しても3世代分のバージョンアップが提供されるなど、長く使うことができます。

 

なお、新モデルのGalaxy S23シリーズと比べると、チップセットは1世代前のものを搭載しており、バッテリー容量が200mAh少ない3700mAhとなっています。ベイパーチャンバー方式の冷却機構も非搭載です。

 

小型のスマホでゲームをガッツリ遊ぶ人や、写真や動画撮影を撮る機会が多い人なら、Galaxy S23を選ぶことをおすすめしたいところですが、それ以外の多くの用途には、Galaxy S22シリーズの性能でも十分に対応できるでしょう。

 

安価で性能のバランスがいい「Galaxy A54」も発表

より安価でバランスが取れた選択肢として、ミッドレンジの「Galaxy A54」も発表されています。NTTドコモでは「Galaxy A54 5G SC-53D」として、KDDIは「Galaxy A54 5G SCG21」として、5月下旬以降に発売します。

↑Galaxy A54。NTTドコモとauが取り扱います

 

こだわりは、明るいディスプレイ、高画質カメラ、大容量バッテリーの3点です。

 

画面サイズはやや大きめの6.4インチ。有機ELディスプレイで、日中の屋外でも見やすくなるように、ピーク輝度を前世代モデルから25%アップさせています。

↑画面サイズは6.4インチ。S23 UltraとS23のちょうど真ん中くらいのサイズ感

 

カメラは広角・超広角・望遠の3眼仕様で、シーンの変化に応じて綺麗な写真を撮影できます。バッテリー容量は5000mAhで、1日使っても十分な電池残量を確保しています。

↑ぷくっと浮き出したようなカメラ部の形状はS23シリーズに似ています

 

チップセットは8コアのExynos 1380を搭載。メモリーは6GB、ストレージは128GB。microSDカードも利用できます。防水・防塵仕様となっており、生体認証では高速にロック解除できる超音波式指紋認証に対応。もちろん、おサイフケータイも搭載しています。大きさは約158×77×8.2mm、重さは約201g。

 

ドコモは紫系色、黒系色、白系色の3色展開。auは紫系色と白系色を取り扱います。

↑Galaxy A54のカラーバリエーション

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

メモリ増量? 「Galaxy S24」シリーズ、ゲームの起動時間やマルチタスクが改善されるかも

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S24」シリーズが、全モデルとも最大RAM容量が増やされるとの噂話が届いています。

galaxy-s24
↑販売中のギャラクシーS23シリーズ

 

リーカーのTarun Vats氏によると、標準モデルGalaxy S24とGalaxy S24+には最大12GBのRAMが搭載され、ハイエンド機のGalaxy S24 Ultraには最大16GBが搭載されるかもしれないそうです。またGalaxy S24とS24+の基本(最低容量)ストレージは、Galaxy S23シリーズの128GBから256GBに倍増する可能性があるとのことです。

 

サムスンが最上位のUltraモデル以外に12GBものRAMを積んだのは、2019年のGalaxy S10+が最後。またGalaxy S20 Ultraは、ストレージ512GB版で16GBのRAMを搭載していたことがありましたが、現行のGalaxy S23およびS23+のRAMは8GB、Galaxy S23 Ultraは8GB/12GBであり、そこから相当の増量となります。

 

スマートフォンに搭載されるRAMは、バックグラウンド動作のアプリを維持しておき、再起動なしに素早い切り替えをしやすくする役割を果たします。この情報が正しければ、Galaxy S24シリーズはマルチタスクの性能やアプリ・ゲームのロード時間の両面で、かなり改善されるかもしれません。

 

Galaxy S24シリーズは2024年初めに発売され、S23シリーズと同じく標準モデル、少し大きなPlusモデル、最上位のUltraモデルが用意されると予想されています。3機種とも、次期「Snapdragon 8 Gen 3」プロセッサーの特別版や、高速なUFS 4.1ストレージを搭載するとの噂もありました

 

アップルの最上位モデルiPhone 14 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraの性能は、ほぼ互角の戦いを繰り広げていました。Galaxy S24シリーズの、さらなるパワーアップに期待したいところです。

 

Source:Tarun Vats(Twitter) 
via:Sammobile

Google「Pixel 7a」、カラバリが5色も? ストレージ256GBオプションもありかも

米Googleの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Pixel 7a」は、現地時間5月10日に開催される開発者向けイベント「I/O」にて発表されると見られています。

↑Image:SmartPrix

 

本製品が、Pixelスマホとしては初めて5種類のカラーバリエーションが用意されるとともに、前モデルPixel 6aの2倍となる256GBものストレージオプションもあると、有名リーカーが主張しています。

 

TwitterユーザーのParas Guglani氏は、Pixel 7aには5色のカラバリがあり、256GBストレージも選べるとツイート。そのカラーはDinuguan Black(ブラック)、Crispy Kale(グリーン)、Mayo Cream(クリーム色)、Tide Orange(オレンジ)、Vibrant Ube(紫色)とのことです。

 

このParas Guglani氏は、Android関連の情報を提供することで有名な人物です。以前もワイヤレスイヤホン「Nothing Ear(2)」の画像を正式発表前にシェアしたほか、Galaxy S23 Ultraのコード名やモデル番号をリークしていました

 

ほかPixel 7aはPixel 7やPixel 7 Proと同じTensor G2チップ搭載、RAM容量は8GB、カメラ性能も向上してワイヤレス充電にも対応、画面は90Hz表示も可能との噂もありました。全般的に、現行モデルのPixel 6aよりも大幅なアップグレードになると予想されています

 

すでに実機らしき画像も流出しているとともに、プロトタイプがeBayに出品されていたこともありました。またPixel 7の価格はお手ごろになるとの噂もあり、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Paras Guglani(Twitter)
via:Gizmochina

廉価スマホ「Galaxy S23 FE」、メインカメラは5000万画素に強化? ただしSnapdragonチップじゃないかも

今年はサムスン製ハイエンドスマートフォンの廉価モデル「Galaxy S23 FE」が登場すると予想されています。ハイエンドのGalaxy S23シリーズにはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen2の特別バージョンが搭載されましたが、こちらはサムスン製のExynos 2200チップが採用されるとの噂が報じられています。

↑カメラは強化されそうだが、チップは……

 

これまでサムスンは日本や米国、中国など一部の地域向けモデルにはクアルコム製チップ、その他の地域では自社のExynosチップを採用してきました。それが最新のGalaxy S23シリーズは、全世界共通でクアルコムのSnapdragonを搭載したことで驚かれていました。

 

しかし、サムスンの未発表製品に詳しいSammobileによると、Galaxy S23 FEでは逆に米国を含む全市場でExynos 2200チップを搭載する予定だそうです。

 

このチップはGalaxy S22シリーズに使われたものであり、さほど古いチップではありません。それでも、Snapdragon 8 Gen2と比べて処理速度と省電力ともに大きな差が付けられています。もっとも、発売から1年以上も経っていることから、サムスンも改良を加えている可能性はあります。

 

今回の情報が本当だとすれば、サムスンが米国向けフラッグシップ機にExynosチップを搭載するのはGalaxy S6シリーズ(2015年発売)から8年ぶりとなります。当時のクアルコム製チップは加熱の問題を抱えていたため、Exynosチップは優れた選択肢として採用されたわけです。

 

またSammobileによると、Galaxy S23 FEは2023年の第4四半期に発売する予定とのこと。こちらは、2月に報じられた噂話とも一致しています。

 

ほかメインカメラは5000万画素と伝えられており、Galaxy S20 FEとS21 FEの1200万画素から大きく改善され、Galaxy S23と同等となりそうです。チップ性能は最新フラッグシップには及ばないにせよ、価格設定によってはお買い得なモデルになるかもしれません。

 

Source:Sammobile

「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」の性能、Galaxy S23 Ultraを上回る? ベンチマーク結果が流出

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」および「Galaxy Z Flip5」は、今年(2023年)後半に発売と予想されています。そんななか、同社のフラッグシップ機Galaxy S23 Ultraの性能を上回る可能性を示すベンチマーク結果が登場しました。

↑画像は「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

 

これらの数値は、ベンチマークアプリ「Geeknbench」の報告サイトで発見されたもの。Galaxy Z Fold5の型番は「SM-F946U」で、Galaxy Z Flip 5は「SM-F731U」。それぞれ米国でのモデル番号と思われます。

↑Galaxy Z Fold5らしきベンチマーク結果

 

どちらのデバイスもCPU情報はGalaxy S23 Ultraと一致しており、噂通り特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載しているようです 。

↑Galaxy Z Flip5とされるベンチマーク結果

 

最も興味深いのは、この2機種とも開発初期段階であるはずが、同じチップを使っているGalaxy S23 Ultraの性能とほぼ対等ということでしょう。

 

Galaxy Z Fold5のシングルコアスコアが2014で、マルチコアスコアが5022となっています。かたやGalaxy Z Flip5のシングルコアは2030、マルチコアは5213。それに対してGalaxy S23 Ultraは1962と5191(12GB RAM搭載モデル)であり、シングルコアに関してはどちらも次期折りたたみ機が上回っています。

 

両モデルとも発売までには数か月間も残されており、さらに最適化してより良いパフォーマンスを引き出す余地があるということ。同じチップセットを使っていても、開発スタッフのノウハウが貯まり、磨きがかけやすくなっているのかもしれません。

 

サムスンは昨年8月、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催していました。今年も同じ頃にGalaxy Z Fold5やGalaxy Z Flip5のほか、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」等をお披露目すると期待したいところです。

 

Source:Geekbench Browser(1) ,(2) 
via:GSMARENA

キャッシュレス社会の新ツール!「Googleウォレット」ついに日本でも展開へ

米Googleは、2022年7月から世界中に展開していた「Googleウォレット」を、ようやく日本にも導入すると発表しました。従来の「Google Pay アプリ」が「Googleウォレット アプリ」にアップデートされ、今後数週間かけて順次公開される予定です。

↑ついに日本にも登場

 

Googleウォレットとは、ざっくり言えば「財布の中身をデジタル化」したもの。Google Payの支払い機能を引き継ぎつつ、デビットカードやクレジットカード、搭乗券やイベントチケット、ワクチン接種証明書や運転免許証(対応地域は限られる)などを登録できます。

 

使い方は簡単で、すでに電子マネーや交通系ICカード (SuicaやPASMO) 、クレジットカードやデビットカードを Google Payに保存している場合は、Googleウォレットにも自動的に引き継がれます。新しいカードを追加したい場合は、Googleウォレット アプリの画面右下にある [+ウォレットに追加] をタップして、必要な情報を入力するだけ。

 

また、日本航空をはじめ世界各国の航空会社にも対応しており、数回タップするだけでデジタル搭乗券をウォレットに追加できます。航空会社のサイトで航空券を購入して「Googleウォレットに追加」ボタンをタップすると、そのデジタル版がウォレットに表示されます。

↑デジタル財布の中身(画像提供/Google)

 

さらに、Google Pixel WatchやFitbit Versa 4およびSense 2などのスマートウォッチも、Googleウォレットに対応。各種の支払い手段やポイントカードなどを一括して管理でき、タッチ決済にも使えるGoogleウォレットはキャッシュレス社会で便利な存在になりそうです。

 

Source:Google

中級スマホ向けチップSnapdragon 7+ Gen 2、去年のハイエンドに迫る性能かも

先日、クアルコムは最新のミドルレンジスマートフォン向けプロセッサー「Snapdragon 7+ Gen 2」を発表しました。このチップを搭載したスマートフォンはまだ発売されていませんが、昨年のハイエンドチップSnapdragon 8+ Gen 1に匹敵すると思しきベンチマーク結果が登場しています。

↑Snapdragon

 

Snapdragon 7+ Gen 2は従来チップSnapdragon 7 Gen 1より性能と電力効率ともに向上しており、それぞれ50%と12%アップだと謳われています。この最新チップは、まずRedmi Note 12 Turboに搭載され、続いてRealme GT Neo 5 SEにも採用される予定です。

 

さて、いち早く登場したベンチマークスコアは2つ。1つは、Android Authorityが入手したというリファレンスモデル(クアルコムの社内テスト用端末)のもの。もう1つはNotebookCheckが発見した、Redmi Note 12 TurboとRealme GT Neo 5 SEのAnTuTu V9によるベンチマーク結果です。

 

これらは、いずれもSnapdragon 7+ Gen 2がSnapdragon 8+ Gen 1の性能に近づいていることを示すものです。たとえばRealme GT Neo5 SEはCPUとGPUのスコアがそれぞれ255,246と360,306で、合計1,009,127ものスコアを達成。公約通りSnapdragon 7 Gen 1を大きく超えるとともに、CPU性能では最新のSnapdragon 8 Gen 2にさえ迫っています。

 

しかしGPU(Adreno 725)性能については、Snapdragon 8 Gen 1に搭載されているAdreno 730 GPUに遅れをとっているようです。重いグラフィック処理をする3Dゲーム等では、やはりハイエンドスマホが有利かもしれません。

 

Source:NotebookCheck
via:Gizmochina

サムスン、2023年内に3画面を持つ折りたたみデバイスを発売かも

サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」を今年後半に発売することは、ほぼ確実視されています。それに加えて3画面の折りたたみデバイス、つまり3つ折りできる製品を準備している可能性があるとの噂が報じられています。

↑3つ折りスマホの登場か?

 

この噂の発信源は、有名リーカーのYogesh Brar氏です。Brar氏は未発表のAndroidデバイスに詳しく、Galaxy Z Fold4の全スペックを発表前に的中させたこともありました

 

さてBrar氏のツイートによれば、サムスンは2023年内にGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5のほか、「3つ折り」のデバイスに取り組んでいるとのことです。

 

このデバイスを、サムスンが製品化できるだけの技術を持つ可能性は高いと思われます。以前も同社は、S字型に折りたたむコンセプト「Flex S」をCES 2022で展示していたことがありました。

 

その代わり、噂の廉価モデル「Galaxy S23 FE」は実際には開発されていない、と述べられています。Galaxy S23 FEは少し前のプロセッサー「Snapdragon 8+ Gen1」が搭載されるといわれ、価格の割に高性能になると期待がかけられていました。

 

これまでのGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の噂話を総合すると、新たな「水滴型ヒンジ」採用により画面のシワがなくなりホコリにも強くなる一方で、カメラの性能などは変わらないマイナーチェンジになると見られています

 

もしも3番目の折りたたみデバイスが登場するとすれば、改善と成熟を重ねた他2つのモデルより、インパクトの強いものになるのかもしれません。

 

Source:Yogesh Brar(Twitter)
via:Wccftech

9分半で満充電、価格破壊の折りたたみ式etc. 最新スマホの進化はどこまで進んだ?

毎年2月末にスペインで開催される「MWC Barcelona」は、スマートフォンメーカーにとって2023年の新作を披露する場にもなっています。各メーカーが気合を入れた2023年の新作の中にはスゴイ製品もたくさん見受けられました。それらをいくつか紹介しましょう。

 

背面がカラフルに光る! Unihertz「Luna」

スマートフォンの背面を透明なガラスで覆い、その内部に光るライトを搭載したスマートフォン「Luna」をUnihertzが発表しました。ストライプ状のLEDライトはそのデザインだけでも大きく目を惹きます。ライトの色は自由自在に変更できるので、赤、青、黄色や緑など、自分の好みに設定もできるそうです。でも似たようなスマートフォンはすでに販売されていますよね……そう、2022年7月に発表された「Nothing Phone (1)」を覚えているでしょうか。Lunaの見た目はNothing Phone (1)にソックリ。しかしNothing Phone (1)はライトが白色にしか発光しません。Lunaのほうがカラフルに光るのでより楽しそうです。

↑Unihertz Luna

 

ちなみにMWCのUnihertzブースにはNothingのCEO、カール・ペイ氏が訪問して自分のNothing Phone (1)とLunaを比べてみたとか。Lunaには実はホワイトライトだけのバージョンもあって、Nothing Phone (1)を正しくトレースしたモデルも出しているほど。Lunaはカメラも1億800万画素と3200万画素で、Nothing Phone (1)のデュアル5000万画素よりちょっとだけ高性能。しかし通信方式はLTEのみ、本体重量もかなり重くてたぶん300gくらいあります。果たしてこの「光るスマホ」、正式発売後はどれくらいの人気になるでしょうか?

↑正面から見ると普通のスマホで面白味は無い

 

手が届くお値段に? 折りたたみスマホの価格破壊! Tecno「Phantom V Fold」

折りたたみスマートフォンといえばサムスンの「Galaxy Z Fold4」が日本でも販売されていますが、価格は約25万円とその気になればノートPCも買えてしまうほど高価格です。しかしインドなどでスマートフォンを販売しているTecnoが発表した「Phantom V Fold」はGalaxyより10万円以上安い値段で登場します。早期割引価格だと13万円ちょっと、月々約1万円の1年払いで折りたたみスマートフォンが買えてしまうのです。

↑Tecno Phantom V Fold

 

本体を開くと7.85インチの小型タブレットとなり、閉じると6.42インチ、本体横幅72ミリのスリムな普通のスマートフォンになります。カメラは5000万画素を2つと1300万画素と高性能。弱点があるとすれば本体重量が299グラムとやや重めなこと。残念なことにインドでしか発売されないようなので、日本で入手するのは難しそうです。男女ともセルフィーが大好きなインド向けとあってフロントカメラも3200万画素と高画質な点も見逃せません。

↑閉じてしまえば普通のスマホにしか見えない

 

iPhoneやGalaxyよりスゴイカメラを搭載! Honor「Magic5 Pro」

スマートフォンのカメラの高性能化は、世の中から「コンデジ」をほぼ駆逐してしまいました。でもどのスマートフォンのカメラが一番きれいに写真を写せるのでしょう? その指標としてスマートフォンのカメラの評価をおこなっている「DxOmark」が、2023年3月時点で発売されているスマートフォンの中で最も優れたカメラを搭載していると判断したのがHonorの最新モデル「Magic5 Pro」です。

↑iPhoneよりカメラがスゴイHonor「Magic5 Pro」

 

ちょっと前までスマートフォンのカメラと言えばファーウェイの評価が高かったことを覚えていますか? Honorはファーウェイから分社化して誕生したメーカーなので、カメラ性能もファーウェイ譲りで優れています。Magic5 Proは5000万画素のカメラを3つも搭載し、最大100倍望遠にも対応。夜景も綺麗に撮影できます。DxOmarkの評価ではこのMagic5 Proはすべてのスマートフォンのなかで最高のカメラ性能をマークしており、文句なしに「世界最強カメラスマホ」の栄誉を手にしています。

↑どんなシーンでも美しい写真が撮れるMagic5 Proのカメラ

 

オシャレ感度の高い人に刺さりそうな縦折りスマホ! OPPO「Find N2 Flip」

折りたたみスマートフォンには縦にたたむモデルもあります。このスタイルのモデルはサムスンの「Galaxy Z Flip4」が有名ですが、OPPOからも同じ縦折り式の「Find N2 Flip」が登場しました。本体を開いた状態では6.8インチ画面の普通のスマートフォン。ところが画面の真ん中から折りたたんで使うことができるのです。このまま机の上におけば三脚いらずで写真が撮れますし、動画やSNSを見るのも楽にできます。

↑OPPO Find N2 Flip

 

そして完全に折りたためば手のひらにすっぽりと納まる小さな大きさになります。この状態でも外側には3.26インチの比較的大きな画面があるので、通知を受けたり、閉じたままカメラを起動して5000万画素のメインカメラで自撮りも可能。本体を開かなくてもある程度の操作ができてしまうのです。また紫色の本体もオシャレなイメージですよね(カラバリは他に黒があります)。

↑閉じたままでも使えちゃう欲張りな設計

 

スマホを水で強制的に冷やす水冷モデル! OnePlus「11 Concept」

スマートフォンでゲームをする人にとっての悩みは、食事をするのも忘れてゲームに没頭している最中に、スマートフォン本体の発熱によりゲームの動作が不安定になったり、スマートフォンそのものがシャットダウンしてしまうこと。ハイエンドゲームにその傾向は強く、本体が熱いまま使うとバッテリーの寿命も減りがちです。そこでOnePlusはスマートフォンを水で冷やせるコンセプトモデル「OnePlus 11 Concept」を発表しました。

↑OnePlus 11 Concept

 

スマートフォンの内部に細いパイプを張り巡らせ、さらに超小型サイズのポンプも埋め込むことで、水を循環させてスマートフォン本体を冷やします。背面には実際にパイプが張り巡らされている様が見え、水が流れる動きをLEDライトが表現してくれます。ハイパワーなPCゲームをする人ならPC本体を水で冷やすのは当たり前のことになっていますが、スマートフォンもついに水冷冷却する時代がやってきそうです。

↑背面中央の青いラインが水冷パイプの通っている場所。ライトで光る

 

9分台で満充電、“神”を超えた究極の充電速度! realme「GT3」

スマートフォンの充電速度は年々高速化が進んでいます。日本ではシャオミが「神ジューデン」と名付けた高速充電スマートフォン「Xiaomi 12T Pro」を販売していますが、realmeが発表した「GT3」の充電速度はその「神」を超える速度です。世界最速の240Wの充電に対応し、満充電に必要な時間はわずか9分半。もはやスマートフォンの充電は10分以内で終わらせることができるのです。

↑realme「GT3」

 

GT3の背面はカメラの横の部分が透明パーツになっており、その部分にある四角い枠状のライトを光らせることもできます。Unihertz LunaといいOnePlus 11 Conceptといい、今年のスマートフォンは光らせることも流行りなんでしょうか。GT3に専用充電器を接続すると、画面には「240W」と表示され、バッテリーがどんどん充電されていきます。いずれ250Wや300Wといった、「分充電」できてしまうスマホが登場するのも時間の問題かもしれません。

↑240W充電を試す。見る見るうちに充電されていく

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Galaxy Z Flip5、外側ディスプレイ1.9→3.4インチに大型化? 最新チップも搭載か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」のカバーディスプレイ(折りたたんだ時に外側にある画面)が大きくなるとの噂話は、これまでも何回か報じられてきました。その最新情報として、現行モデル「Galaxy Z Flip4」の1.9インチから3.4インチに大型化するとの予想が伝えられています。

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↑画像は「Galaxy Z Flip4」

 

信頼性の高いリーカーのIce universe氏は、Galaxy Z Flip5のほかGalaxy Z Fold5(横折り型の次期折りたたみスマートフォン)の仕様について、最新情報を箇条書きでツイートしています。

 

まず両デバイスとも、新たな「水滴型」ヒンジを採用するとのこと。水滴型ヒンジとは、折りたたんだ時に画面が内側にたわみ上下が密着するように設計された方式です。このたわんだ部分が丸くなるため水滴型と呼ばれており、Oppoの「Find N2 Flip」など他社製品はすでに採用済みです。

 

この最新デザインは折りたたみ時にすき間がなくなり、画面のシワが目立たなくなるとともに、本体が薄くなるメリットがあります。またIce univeser氏によれば、両モデルともIPX8相当の防水性能を備えているとのこと。

 

より注目すべきは、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイが3.4インチになる、との予想でしょう。これはOppoのFind N2 Flipの3.26インチを上回るもの。さらにディスプレイは、ほぼ正方形で、Galaxy Z Flip5の外側を覆い尽くすと付け加えられています。

 

またGalaxy Z Flip5の折りたたみ画面は、ベゼルがより薄くなるそうです。Galaxy Z Flip4と本体サイズは同じのままディスプレイが広くなる、あるいは画面サイズが同じで本体がコンパクトになるのかもしれません。

 

かたやGalaxy Z Fold 5については、見かけは新型ヒンジの他はあまり変わらないそうです。カバーディスプレイも6.2インチのままで、広げた状態では0.2mm薄くなるだけ。しかし折りたたんだ場合はすき間がなくなり、もっと薄く感じられるようです。

 

最後に、Galaxy Z Fold5とFlip5ともに「新しいタッチスクリーン技術」を採用し、Galaxy S23シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」チップを搭載するとも述べられています。同チップはバッテリー持ちや処理能力ともに優秀だとテストで立証されており、サムスンの折りたたみスマートフォンでも大幅にパワーアップが期待できそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:9to5Google

恐怖……Pixelスマホで加工したスクショが復元される問題。現在は修正済み

グーグルは、Pixelスマートフォン向けの2023年3月のセキュリティアップデート「Android 13 QPR2」で、スクリーンショットツール「Markup」の脆弱性を修正しました。

↑ymgerman / Shutterstock.com

 

これまでMarkupでは、撮影したスクリーンショットをトリミング/塗りつぶしした画像が、他人によって元に戻すことが可能な不具合がありました。例えばクレジットカードの番号を塗りつぶしてSNSにアップロードしたはずなのに、それが他人によって復元されてしまう……という問題があったのです。

 

この問題は、Discordなど一部のアプリで発生することが報告されています。一方で複数のSNSサービスでは画像のアップロード時に画像を加工するので、同様の問題の発生は報告されていません。

 

Markupに関する修正は現在、Pixel 4aからPixel 7までのスマートフォンに配信されています。切り取った/隠したはずの画像が復元されてしまう重大な今回の不具合、早めに修正を適用したいものです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 6/6 Proでも夜景モードが高速化!すばやくキレイに夜間撮影ができるように

昨年Googleは、最新スマートフォンPixel 7およびPixel 7 Proで「より高速な夜景モード」を実現したと発表していました。この機能がカメラアプリの更新により、Pixel 6やPixel 6 Proでも利用できるようになります。

↑Pixel 6 Pro

 

高速な夜景モードについてGoogleは「より鮮明な美しい低照度画像を通常の露出時間の半分で生成できるようになりました」とアピールしていました。また、機械学習の追加トレーニングにより、夜景モードを含む低照度環境でのリアルトーン機能も改善されたとうたっています。

 

こうした夜景モード撮影の高速化が、Google Cameraアプリのバージョン8.8でPixel 6およびPixel 6 Proにもやって来ます。2023年最初のFeature Drop(Pixelスマートフォンなどの機能アップデート) の一環というかたちです。

 

最新版のカメラアプリにアップデートした後、「夜景モード」タブに切り替えると、右下に円が表示。これをタップすると、2秒~最大6秒まで時間を調節できます。つまり、夜間撮影をスピーディにするか、それとも露出時間を長く取って画質を向上させるかを選べるわけです。

 

ほか今月のFeature Dropでは、写真の不要なものを消去できる「消しゴムマジック」が過去Pixelスマホでも利用可能になったほか、Pixel Watchに転倒検出機能が追加されています

 

Google Camera 8.8は、Playストア経由でロールアウト(時間をかけた展開)されています。Pixel 6やPixel 6 Proユーザーは、夜景モードの高速化を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

中級スマホをパワーアップ! Snapdragon 7+ Gen 2プロセッサーが登場

クアルコムはミドルレンジスマートフォン向けプロセッサー「Snapdragon 7+ Gen 2」を発表しました。

↑クアルコムから

 

Snapdragon 7+ Gen 2は、最大2.91GHz駆動のCPUを搭載。CPU性能は従来モデル「Snapdragon 7 Gen 1」と比較して50%、電力効率は13%向上しています。さらにオンデバイスAIのプラットフォームへの統合によりAI性能が向上、ワットあたりの性能は40%高くなっているとのこと。これにより、ゲームや写真を1080p解像度から4K解像度にアップスケーリングすることができます。

 

そのほかにも、ゲームに煙や霧などのグラフィックを追加する「ボリュームレンダリング」や、3D描写性能を向上させる「自動可変レートシェーディング」に対応。オーディオ関連では「Qualcomm aptX」に対応し、ロスレスでの音楽やゲームオーディオのストリーミングが可能です。

 

撮影機能では最大2億画素カメラや、HDRビデオキャプチャに対応。また、4Gと5GのデュアルSIMをサポートし、新型モデム「X62 5G」により最大4.4Gbpsのダウンロード速度を実現しています。Wi-Fiでも最大3.6Gbpsでのダウンロードが可能です。

 

Snapdragon 7+ Gen 2を搭載したスマートフォンは、RedmiとRealmeを含むメーカーから今月中に登場する予定です。気軽に購入できるミドルレンジスマートフォンがさらにパワーアップするのは、消費者にとってもうれしい進化といえそうです。

 

Source: Engadget

Pixel 7aのプロトタイプ、eBayに出品されてる…

Google(グーグル)からの近日の投入が期待されている廉価スマートフォン「Pixel 7a」のプロトタイプとされるスマートフォンが、海外オークションサイトのeBayに出品されているのが発見されました。

↑eBayより

 

Pixel 7aに関しては以前にも実機がリークされており、背面カメラ突起の素材の変更などが確認されています。またBluetooth関連の認証機関「Bluetooth SIG」への登録も確認されており、5月のGoogle I/Oでの発表6月の発売が期待されているのです。

 

今回のPixel 7aのプロトタイプは、2550ドル(約34万円)で出品されていたものです。製品はブラックカラーで、裏面にはラインパターンとシンボルが刻印されています。またプロトタイプの証明でもある、インジケーターが存在することも伝えられています。

 

底面にはUSB-Cポートがあり、スピーカーとマイクのための2個のピル型のホールが存在します。OSは起動しませんが、開発途上(EVT1.0)である「Fastboot Mode」の画面が表示されており、8GB RAMと128GBの内蔵ストレージを搭載していることがわかります。

 

というわけで、いよいよその投入が近づいているPixel 7a。現行モデルの「Pixel 6a」と同じく、コストパフォーマンスに優れた魅力的な製品として登場してほしいものです。

 

Source: eBay via 9to5Google

Google「Pixel 7a」とNothing Ear (2)、Bluetooth認証データベースに登場! 発表準備は順調かも

ここ最近、グーグルの廉価スマートフォン「Pixel 7a」の噂話がにわかに盛り上がっています。そんななか、この新型スマホと英Nothingのワイヤレスイヤホン「Ear (2)」がBluetoothの標準化団体「Bluetooth SIG」の認証機器データベースに登場したと報じられています。

↑Nothing Ear (2)の正式発表が待ち遠しい

 

3月16日、Pixel 7aと思しきGoogleデバイスがBluetooth SIGのリストに登録されました。「Bluetooth対応製品である」ことを表記するためには同団体の認証を取得する必要があり、そのため未発表製品がデータベースから見つかることがあるわけです。

 

少し注目すべき点は、Pixel 7aがBluetooth 5.3の認証を受けていることでしょう。Pixel 7/7 ProはBluetooth 5.2であり、仕様が新しくなっているようです。とはいえ、Bluetooth 5.3での改良はわずかで、ほとんどのユーザーにはあまり影響がなさそうです。

 

かたやNothing Ear (2)は、Bluetooth 5.2をサポートしているとのこと。本製品の発表イベントが3月22日に行われることは、すでに公式に予告済みです

 

Pixel 7aとNothing Ear (2)ともに、Bluetooth SIGデータベースへの登場は、正式発表までの準備が順調に進んでいることを示す証拠といえます。Pixel 7aは6月中旬に発売され、約450~500ドルになるとの有力情報が届けられていましたが、どちらも続報を待ちたいところです。

 

Source:Bluetooth SIG(1),(2) 
via:9to5Google

Googleの「Pixel 7a」と折りたたみスマホ「Pixel Fold」、どちらもお手ごろ価格かも

Googleの廉価スマートフォン「Pixel 7a」と折りたたみデバイス「Pixel Fold」は、6月中旬に発売が噂されています。それに続き、価格についての有力情報が届けられています。

Image:@Onleaks

 

今回の発信源は、有名リーカーのYogesh Brar氏によるツイートです。Brar氏はサムスンの折りたたみスマホGalaxy Z Fold4についても、発売前に正確な情報を述べていました

 

まずPixel 7aの価格は450ドル~500ドルとのこと。前モデルのPixel 6aは449ドル、上位モデルのPixel 7は599ドルであることから、妥当な設定だと思われます。

 

そしてPixel Foldは、1300ドル~1500ドルの価格帯になるそうです。昨年末に噂されていた1799ドルからは下がっていますが、それ以前のバージョン(Googleは何度か設計し直したとみられています)で目指していたという価格とはほぼ同じです。

 

(おそらく地域ごとの価格差として)200ドルの幅があるとされるのは気になりますが、いずれにせよサムスンのGalaxy Z Foldシリーズよりもお手ごろにはなりそうです。

 

またBrar氏によれば、Pixel 7aが全世界で発売されるのは第3四半期初め、つまり7月以降とのこと。上記の6月説とは食い違いますが、Googleがまず米国や一部の市場で先に発売し、その後に他の地域にも拡大する可能性はあるでしょう。

 

かたやPixel Foldは「一部の地域」で発売されるとのこと。日本も、その「一部の地域」に含まれることを期待したいところです。

 

Source:Yogesh Brar(Twitter)
via:9to5Google

「Galaxy Z Fold5」のカメラはFold 4と同じ? 新型プロセッサーにより画質は改善するかも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」については、画面の折り目がなくなり薄くなるなどの噂話が伝えられてきました。本当だとすればうれしい改善ですが、その一方でカメラの構成は現行のGalaxy Z Fold4やGalaxy S23+とほぼ同じになるとの予想が報じられています。

↑Galaxy Z Fold4と同じ?

 

この情報の発信源は、有名リーカー@chunvn8888氏のツイートです。もしも正しければ、Galaxy Z Fold 5もスマートOIS(光学手ぶれ補正)つき50MPメインカメラ+12MPの超広角カメラ+光学3倍ズームとOIS付き10MP望遠カメラという構成となりそうです。

 

Galaxy Z Fold5は新たな「水滴型ヒンジ」 により薄くて頑丈になりつつも、見かけは前モデルとあまり変わらないとの予想が有力です。たとえばカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側にある画面)のサイズも6.2インチのままで、広くならないとのリーカー情報もありました。

 

もう1つの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」(縦折りデバイス)は、@chunvn8888氏によればメインカメラの画素数は12MPで現行モデルと同じながらも「アップグレード」されているそうです。より大きなセンサーが搭載されるのか、それとも特別な機能が追加されるのか、今のところ不明です。

 

Galaxy Z Fold5のカメラはハードウェア的には変化がなさそうですが、スマホによる写真の画質はプロセッサーやソフトウェアの進化により改善されることもあります。Galaxy S23シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載され、処理能力と画質ともにアップする可能性もありそうです。

 

Source:@chunvn8888(Twitter) 
via:SamMobile

お値段イチキュッパから! シャオミ、エントリーモデル「Redmi 12C」を発売

Xiaomi(シャオミ)は、エントリーモデルのスマートフォン「Redmi 12C」を3月16日に発売しました。税込価格は、3GB+64GB版が1万9800円、4GB+128GB版が2万3800円です。

 

同製品は、容量5000mAhのバッテリーを搭載し、一日中使用しても充電が長持ちする設計になっています。また、10WのACアダプタ(試供品)、USBケーブル(試供品)も同梱しています。

 

同価格帯の他製品と比べ、ベンチマークスコアが約2倍のチップセット「MediaTek Helio 85」を搭載。RAM拡張機能も搭載しており、速度低下やメモリ不足による不具合もカバーしています。

 

エントリーモデル最大級の6.71インチHD+ディスプレイを採用。長時間使用しても目の負担を軽減する「読書モード」も搭載しています。

 

そのほか、暗闇でも高解像度な写真を撮ることが可能な約5000万画素のメインカメラに加えて、3.5mmオーディオジャックや FMラジオ、指紋認証/顔認証など日常をサポートする機能も備えています。

 

カラーバリエーションは、ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープルの3色。ラベンダーパープルは4GB+128GB版のみで、3月下旬発売予定です。

Pixel 8 Pro、予測レンダリングに謎の新センサー? 深度かLiDARか

Google(グーグル)の次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 8 Pro」の予測レンダリング画像を、リークアカウントの@OnLeaksと海外サイトのSmartPrixが掲載しています。

↑画像はSamrtPrixより

 

今回のPixel 8 Proの予測レンダリング画像を見ると、デザインは基本的に現行モデル「Pixel 7/7 Pro」に類似していることがわかります。一方でディスプレイは縁がカーブしていない、フラットディスプレイへと変更されているようです。

 

背面に目を向けると、背面のカメラバー(突起)には3つのカメラ、1つのフラッシュ、そして謎のセンサーが存在していることがわかります。現時点では、この新たなセンサーがどのように動作するのかはわかっていません。海外テックサイトの9to5Googleは「深度センサーやLiDARセンサー」といったものになる可能性を指摘しています。

 

今回伝えられたPixel 8 Proの寸法は162.6 × 76.5 × 8.7mmで、Pixel 7 Proの162.9 × 76.6 × 8.9mmと比較してわずかに小さくなる模様。ディスプレイサイズは6.52インチとなるようです。

 

Pixel 8 Proは次世代プロセッサ「G3」を搭載し、2023年後半に投入されると期待されています。ソフトウェアと組み合わせることで高い性能を達成してきたPixelシリーズのカメラが、どのように進化するのか期待したいものです。

 

Source: @OneLeaks(Twitter) / SmartPrix via 9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」はホコリに強い?水滴型ヒンジで防塵性能追加か

サムスンの折りたたみスマートフォンにとってホコリと水濡れは天敵でしたが、次第に改良が進んでおり、2021年に発売されたGalaxy Z Fold3以降は防水性能(IPX8相当)を備えています。それに続き、次期「Galaxy Z Fold5」では、ついにホコリに強い防塵性能が追加されるかもしれないと報じられています。

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↑画像はGalaxy Z Fold4

 

初代Galaxy Foldは耐水性と防塵性のどちらも備えていなかったため、初期のユーザーからはヒンジの中やディスプレイの内側にゴミが入り込んだとの報告もありました

 

そこで次のGalaxy Z FlipとGalaxy Z Fold2はヒンジ内に掃除ブラシが内蔵され、ホコリの侵入を防ぎつつ内部をキレイに保てる工夫がされていました。そうして進化を遂げてきたものの、最新モデルのGalaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4ともに正式な防塵性能(ホコリを防げる)はありませんでした。

 

しかしリーカーの@chunvn8888氏によると、次期Galaxy Z Fold 5では防塵性能が追加されるかもしれず、少なくともサムスンは検討しているとのことです。これは折りたたんだときにすき間ができない新たなヒンジのおかげのようです。

 

またGalaxy Z Flip5にもGalaxy Z Fold5にも同じ「水滴型ヒンジ」が採用され、本体の重さも軽くなると述べられています。この水滴型ヒンジは他の情報源も噂しており、折りたたんだ状態で薄くなるとの報道もありました。おそらく2023年後半に登場するサムスンの次期折りたたみスマホは「軽くて薄くてホコリにも強い」と三拍子が揃うのかもしれません。

Source:@chunvn8888(Twitter)
via:9to5Google

折りたたみPixelとPixel 7a、発売は6月? カラーと容量も判明か

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」と廉価スマートフォン「Pixel 7a」が2023年6月に発売される可能性を、海外メディアの9to5Googleが報じています。

↑画像は9to5Googleより

 

FCC(米連邦通信委員会)に該当製品とおもわれるデータが登録されたことで、投入が近いと期待されているPixel FoldとPixel 7a。またPixel Foldの予測レンダリングや実機、そしてPixel 7aの実機とされる画像もすでにリークされています。

 

9to5Googleは小売店のリストを閲覧したとして、今回の発売日情報を伝えています。同リストには「Google Pixel Fold」と具体的な製品名も記載されていたようです。またPixel 7aだけでなく、ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds A-Series」のブルーバリエーションも同時に投入されると報じています。

 

Pixel Foldは2色展開で、黒(グレー)系の「Carbon」と、白系の「Porcelain」が存在するとのこと。また公式ケースとして「Haze Midtone」「Porcelain」「Sky」の3色が用意されているようです。ストレージ容量は256GBですが、Carbonカラーには512GBモデルも存在すると伝えられています。

 

Pixel 7aに関しては、「Carbon」「Cotton」「Arctic Blue」の3色が存在。ケースには「Carbon」「Cotton White」「Arctic Blue」「Jade」のカラーバリエーションがあります。ストレージ容量は128GBのみとなるようです。

 

本体カラーやストレージオプションなど、かなり詳細が判明しつつあるPixel FoldとPixel 7a。あとはどの程度の価格で市場に投入されるのかも、気になるところです。

 

Source: 9to5Google