試作機?「Pixel 8a」らしきベンチマーク結果が早くも登場!

Googleは2023年秋に、次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8」および「Pixel 8 Pro」を発売すると予想されています。そんな中、その廉価モデルとなる「Pixel 8a」らしきベンチマークテストの結果が早くも登場しました。

↑Pixel 8aは前モデルを超えるのか?

 

このテスト結果は、ベンチマークアプリ「Geeknbench」の報告サイトに登場。このコードネーム “Akita “と呼ばれる試作機は、Pixel 8/8 Proに搭載される「Tensor G3」チップのアンダークロック版(動作クロック周波数を下げたもの)を採用し、最大8GBのRAMを積むようです。

 

シングルコアスコアは1218、マルチコアスコアは3175を記録。これらはTensor G2を搭載したPixel 7と同等か、わずかに下回る数値です。

 

もっとも、まだ試作段階でソフトウェアを最適化していないとすれば、製品版の発売までに上がっていく可能性もありそうです。

 

現行モデルのPixel 7aはミドルレンジ(中価格帯)ながら高性能で、最高の格安5Gスマートフォンと絶賛する声も

 

その一方で、Pixel 7aの売れ行きによっては、Pixel 8aの発売が見送られるとの噂もありました。こうして試作機らしきデータが出てきたということは、GoogleもPixel 7aの販売状況に満足しているのかもしれません。

 

Pixel 8シリーズに搭載されるTensor G3チップに関しては、より新世代のCPUコアや最新ストレージ規格への対応、GPUコアの更新など、全面的なアップグレードになるとのリーク情報もありました。さらなる続報に期待したいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:PhoneArena

Galaxy S24、「Snapdragon 8 Gen 3の高速版」を搭載する可能性がにわかに高まる

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズに、クアルコム製の最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されるとの予想は、7月に登場したベンチマーク結果(「Galaxy S24+」のもの)により裏付けられていました。

↑チップの性能がもっと良くなりそう

 

それに続き、他社のスマートフォンも「Snapdragon 8 Gen 3」を採用したことを示すベンチマークが出現したことで、Galaxy S24シリーズには特製の高速バージョンが搭載される可能性が高まりました。

 

現行のGalaxy S23シリーズには、当時はサムスン独占だった「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されています。標準的なSnapdragon 8 Gen 2チップよりも動作クロック周波数が高く、処理性能もパワフルとなった特別版です。

 

さて、Nubiaの次期スマホと思われる「NX769」が、人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeeknbench Browserに登場しました。この機種は、Motherboard欄が「pineapple」、Governor欄が「walt」であり、どちらも上記のGalaxy S24+と同じ。そこから、両方ともSnapdragon 8 Gen 3を搭載していることが判明しました。

 

しかし、NubiaのSnapdragon 8 Gen 3チップは、ベース周波数が2.26GHz、2.27GHz動作のCPUコアが2つ(クラスター1)、2.96GHz動作のコアが5つ(クラスター2)、3.19GHz動作の高性能コアが1つ(クラスター3)という構成。

 

対して、Galaxy S24+搭載チップは、ベース周波数が同じ2.26GHzでありながら、クラスター1の周波数が2.26GHzから2.27GHzに、クラスター2のうち3コアは2.96GHzから3.15GHzに、高性能コアは3.19GHzから3.30GHzに引き上げられています。

 

こうしたことから、2024年もサムスンとクアルコムがGalaxyスマホ専用の「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を投入する可能性がうかがえるわけですね。

 

Galaxy S23シリーズもパワフルな性能とバッテリー持ちの良さが大好評でしたが、Galaxy S24シリーズもその長所に磨きをかけると期待したいところです。

 

Source:Geeknbench Browser(1),(2) 
via:Sammobile

シャープ、ライカと開発したレンズ搭載のフラッグシップスマホ「AQUOS R8 pro」のSIMフリー版を発売

シャープはスマホのフラッグシップモデル「AQUOS R8 pro」および、プレミアムモデル「AQUOS R8」のSIMフリーモデルを発売すると発表しました。発売は8月31日以降順次としています。

 

AQUOS R8 proは、1インチイメージセンサーと、ライカカメラと共同で開発したF1.9/焦点距離19mm(135mm換算)の「ズミクロン」レンズを搭載したモデル。また、撮影時の光の強さや色味を測定して補正する「14chスペクトルセンサー」を新たに搭載し、朝日や夕焼け、室内照明などさまざまな光の環境に応じて、見たままに近い自然な色合いの撮影が可能としています。

 

HDR撮影の処理速度も従来の「AQUOS R7」に比べて約40%向上しており、逆光や暗所でも白飛びや黒つぶれを抑えた写真をテンポよく撮影できるとのこと。さらに、被写体の認識精度が上がったAIエンジンによって、動き回るペットのシャッターチャンスも逃がさず写せるといいます。

 

スペックとしては、CPUがSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform、メモリーが12GB、ストレージが256GB、OSがAndroid 13で、ディスプレイは約6.6型のIGZO OLEDで解像度が1260×2730ドット、リフレッシュレートは1~240Hzの可変式を採用しています。

 

AQUOS R8は、上位モデルと同じSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform搭載で、独自のチューニングを加えることでAQUOS R7に比べてCPU性能が約32%、GPU性能が約24%、AI性能が約50%上がったとするモデル。メモリーは8GB、ストレージは256GBを搭載しています。

 

カメラには、1/1.55インチの大型イメージセンサーとライカカメラ監修のレンズ「ヘクトール」を搭載。光量の多さを活かした、明るく美しい写真を撮影できるとしています。

 

ディスプレイは約6.39インチのPro IGZO OLEDを搭載しており、解像度は1080×2340ドット、リフレッシュレートは1~240Hzの可変式を採用しています。

 

想定価格はAQUOS R8 proが19万円台前半(税込)で、AQUOS R8は13万円台後半(税込)としています。

ついに「Galaxy S23 FE」のスペックも流出! 十分に高い性能になりそう

サムスンがお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S23 FE」をまもなく発売することは、同社の幹部がほのめかしていました。先日も業界団体のウェブサイトから実物の写真が見つかっています

↑ついにスペックまで公開(画像はGalaxy S21 FE)

 

そんな「公然の秘密」のGalaxy S23 FEのほぼ全スペックを、著名リーカーがX(元Twitter)で公開しました。

 

信頼性の高いリーカーYogesh Brar氏は、Galaxy S23 FEのディスプレイや搭載チップについて次のような情報を述べています。

 

まず、画面サイズは6.4インチで解像度はフルHD、最大リフレッシュレートは120Hzとのこと。バッテリー容量は4500mAhで25W高速充電に対応するなど、著名リーカーのOnLeaks氏の情報とも一致しています。

 

搭載プロセッサーは、クアルコム製のSnapdragon 8 Gen 1か、サムスン製Exynos 2200のどちらかになるとのこと。これも以前のリーク情報と符合しています。サムスンの前例から考えて、発売地域により搭載プロセッサーが変更されると思われます。

 

最も注目すべきは、広角カメラ(メインカメラ)の画素数が50MPとされていること。この画素数は、前モデルGalaxy S21 FEの12MPと比べて約4倍となりますが、Galaxy S23標準モデルと同じセンサーを使っているのかもしれません。

 

こうした性能は、ほぼ1世代前のGalaxy S22標準モデルに匹敵するものです。もちろん最先端ではありませんが、Galaxy S22は処理速度とバッテリー持ちのどちらも高い評価を得ており、重いゲームをしなければ不満が出ることはなさそうです。

 

ほぼ同じ性能(プロセッサーは改良版のSnapdragon 8+ Gen 1)のNothing Phone(2)は、国内では7万9800円~のお手ごろ価格が好評でした。Galaxy S23 FEはそれと同等か、より安い価格を期待したいところです。

 

Source:Yogesh Brar(X) 
via:Wccftech

「Galaxy S24 Ultra」のベゼルは太くなる!? 著名リーカーが意外な予測

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズの発売までは、あと半年近く(おそらく2024年前半)ありそうですが、ある著名リーカーが、ハイエンドモデル「Galaxy S24 Ultra」は前面のデザインが少し変更されると主張しています。

↑ベゼルの変化に注目(画像はGalaxy S23 Ultra)

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は、Galaxy S24 Ultraがフラット画面(端が丸まっていない)で左右対称だが、ベゼルがやや太めになり、画面占有率(スマホ前面のうち、画面が占める比率)が低めになるという予想画像を公開しています。

 

フラット画面は、下位モデルの「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」にも搭載が噂されています。有機EL画面の端が湾曲しないため、指が間違って触れにくく、片手で操作しやすいとの声も。

 

しかし、ベゼルが太めなのは意外です。具体的には左が3.42mm、右が3.42mm、上が3.0mm、下が3.0mmになるとのこと。ちなみに、次期「iPhone 15 Pro Max」のベゼル幅は1.5mmだと噂され、Galaxy S24/S24+も極薄ベゼルになると見られています

 

Galaxy S24 Ultraの画面サイズは引き続き6.8インチと予想されていますが、解像度は1440×3120と少し高くなり、アスペクト比は19.5:9になる可能性があるそう。現行のGalaxy S23 Ultraは、それぞれ1440×3088と20:9となっています。

 

また、スマホ本体のサイズは163.4×78.1×8.9mmから162.3×79×8.6mmに変更される可能性があるとのこと。このサイズ変更は「頑丈なチタン製フレームを採用するのに軽くなる」という噂と関係がありそうです。

 

以上をまとめると、フラット画面で使いやすくなりつつ、ベゼルは太めになるかもしれないということ。一般的にベゼルを狭くするとコストが高くなるため、価格を抑えようとしているのかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:PhoneArena

Google「Pixel 8」シリーズのカメラアプリ、数年ぶりのリニューアル? 低照度での撮影にも強くなるかも

GoogleのPixelスマートフォンは、カメラアプリの使いやすさが好評を呼んできました。そのカメラアプリのUI(ユーザーインターフェース=操作画面)が、次期「Pixel 8/8 Pro」にて数年ぶりに一新されると著名リーカーが主張しています。

↑カメラの使いやすさに定評がある、Google「Pixel」シリーズ

 

信頼性の高いリーカー Kamila Wojciechowska氏によると、新アプリでは手の届きやすさを改善するため、画面の下部に操作系を置くことに重点が置かれているそうです。

 

まず設定を呼び出すボタンは、左上から左下に移ったとのこと。とはいえ、設定メニューは今までと同じく、上半分に表示されるようです。また、下から上に指をスワイプするジェスチャー操作でも呼び出せるとのことです。

 

また新UIでは、写真モードとビデオモードが完全に分離されています。現行アプリでは混在していますが(シャッターボタン内の白丸が大きければ写真、小さければ動画)、改訂版では写真と動画のアイコンで分かりやすく切り替えられるようになっています。

 

まず写真モードでは、アクションパン/長時間露光/ポートレート/フォト(普通の写真)/夜景/パノラマの6モードを確認できます。

(Image:9to5Google)

 

かたや動画モードでは、パン/ブラー/スローモーション/タイムラプスの4モードあり。ビデオ手ぶれ補正は設定メニューに移動し、標準/ロック/アクティブを選ぶことができます。

(Image:9to5Google)

 

またシャッターボタンの位置は真ん中で変わらないものの、自撮り/背面カメラの切り替えボタンが右に、最近撮った写真の確認が左となり、左右が入れ替わりました。ズームの倍率切り替えはその上に表示され、モード切替はシャッターボタンの下にあります。

 

一方、Googleは「スタッガードHDR」機能の開発に取り組んでいるそうです。これは3つの異なる露出(短、中、長)で撮影し、最終的に1つの画像に結合する技術のこと。通常のHDRと同じ効果を出しつつ、写真がぼやけるおそれを減らすものです。

 

さらに「Adaptive touch」という新機能もあるそうです。こちらはシーンに応じてフラッシュの強さを調整したり短くすることで「露出オーバーを防ぎ、低照度での撮影を改善」するそうです。

 

これまで動画と静止画、どちらを撮影しているか分かりにくく、また操作メニューが上下に分かれて指が届きにくいこともありました。新アプリでは、片手でも思った通りに操作しやすくなりそうです。

 

また前例からは、この新しいカメラアプリUIはまず最初にPixel 8シリーズに実装され、その後にPixel 6や7といった過去モデルでも利用できる可能性が高そうです。1~2年前のPixelスマホを持っている人たちも、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Android Authority
via:9to5Google

「Galaxy S24」シリーズのバッテリー写真が公開! Ultraは65W高速充電に対応?

サムスンは2024年初めに次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズを発表すると予想されています。これまで最上位モデルには頑丈なチタン素材が使われるものの軽くなる、標準モデル等はフラット画面で持ちやすくなるといった噂話が届けられてきました。

↑Galaxy S24シリーズの発売は近い?

 

それに続き、「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」3モデル全ての内蔵バッテリー写真が公開されました。

 

これら3モデルに搭載されるバッテリーは、韓国のバッテリー認証機関であるSafety Koreaのデータベースにて発見されました。Galaxy S24用バッテリーの型番はEB-BS922ABY、S24+PlusはEB-BS926ABY、Ultra用はEB-BS928ABYとなっています。

 

それぞれ、バッテリーの実物写真が添えられています。

↑左がS24、右がS24+の内蔵バッテリー(Image:Safety Korea)

 

これらの写真では、バッテリー容量は明らかにされていません。とはいえ、公的規制機関の認証を受けたことは事実であり、2024年初めに発売される可能性も高まったかっこうです。

↑S24 Ultraの内蔵バッテリー。65W高速充電できる?(Image:Safety Korea)

 

これまでの噂話では、Galaxy S24+およびS24 Ultraモデルには5,000mAhのバッテリーが積まれるとの説もありました。また、EV(電気自動車)向けの積層型バッテリー技術を使い、65Wの高速充電に対応する可能性もあると言われています

 

まだGalaxy S24シリーズは発売まで数か月あるため、噂話が本当だったとしても、細かな仕様が変わる可能性もあるでしょう。

 

安価な標準モデルでも上位モデルと同じ常時表示機能が搭載され極薄ベゼルとなり、Ultraモデルの3倍光学ズームが前機種より画素数が5倍アップするといった予想は、当たっているよう祈りたいところです。

 

Source:Saftey Korea
via:Sammobile

サムスン「Galaxy S24/S24+」、iPhoneのようなフラット画面になる? 誤タッチが減って操作しやすくなるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」につき、どちらもエッジが角張ったフラット画面になっていると有名リーカーが主張しています。

↑フラットデザイン化で本体が持ちやすくなりそう

 

信頼性の高いリーカーのIce Universe氏は「速報」として、Galaxy S24/S24+のミドルフレームのデザインが変更され、iPhoneのような「垂直(vertical)」デザインになったと述べています。

 

それと合わせて、中国製スマートフォン「Meizu 20」の写真も投稿し「おそらくこんな感じ」とのこと。Meizu 20は有機ELディスプレイの端が湾曲せず、画面が平らでエッジが角張ったフラットデザインで知られています。

 

少し前のサムスン製スマホはエッジが丸くなっていましたが、ここ最近はフラットデザインに統一する傾向があります。噂のミドルレンジ機「Galaxy S23 FE」も、同じようなデザインになるとの説が有力です。フラット画面は側面を間違ってタッチしにくくなり、片手での操作もしやすいとの声もあります。

 

またGalaxy S24/S24+は、ベゼルが極薄になるとIce Universe氏は主張していたことがあります。

 

これらのデザイン変更は、どちらも次期「iPhone 15」シリーズの方向性とも重なるものです。アップルとサムスンは良きライバルですが、両社のスマホデザインは近づいていくのかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:GSMARENA

サムスン折りたたみスマホが日本にも登場。個性が光る「Galaxy Z Flip5」、一台二役の「Galaxy Z Fold5」

サムスン電子ジャパンは、折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」を日本向けに発表しました。NTTドコモとau(KDDI)から発売されます。

 

どちらのモデルも、画面を折りたたんで持ち運べる特徴は共通していますが、製品としての特徴付けは異なっています。縦折り型のGalaxy Z Flip5は普通のスマホをスタイリッシュに持ち歩けることが特徴。価格は一般的なハイエンドスマホと変わらない程度に抑えられています。

 

一方で、横折り型のGalaxy Z Fold5は閉じるとスマホに、開くとタブレット程度の大きさになる、二刀流の使い方ができる点が特徴で、スマホとしては最上位の価格帯に位置しています。

 

サブディスプレイの大型化で個性が発揮されたGalaxy Z Flip5

Galaxy Z Flip5はサブディスプレイの大型化によって、より個性を表現できるように進化しました。両面とも高耐久ガラス貼りで、側面はアルミフレームでスタイリッシュかつモダンな仕上げ。カラーバリエーションは自然界にある色を取り入れた4色展開。シックなグラファイト、柔和なラベンダー、マイルドなクリーム、そして爽やかなミントから選べます。

↑Galaxy Z Flip5

 

縦折り型はたたむと小さな正方形になるので、ポケットやミニバッグにもスッと収まります。なかでもGalaxy Z Flip5は折りたたみ構造が改善されており、たたんだときの厚みは前世代モデル比で2mm薄い15.1mmに。内側の膨らみが少なく、より端正な見た目になっています。

↑折りたたんだ状態で横から見たときに、ピッタリと閉じられるようになったのは今作の改良ポイント

 

閉じた状態の画面は「フレックスウィンドウ」という名前が付き、前世代モデル比で278%も大きい3.4インチに拡大しました。この画面は表現力の高い待受画面のようなもので、好みの壁紙やGIFを表示できます。

 

フレックスウィンドウでは、一部のアプリをそのまま動作させることも可能です。たとえばLINEでメッセージをやり取りしたり、YouTubeやNetFlixで動画を再生したり、Google マップでナビを確認するといった操作は、折りたたんだ状態で行なえます。通知を確認できるほか、天気アプリやカレンダーなどの純正アプリには専用の画面も用意されています。

↑Google マップを表示。慣れてしまえばフレックスウィンドウでも操作はしやすそうです

 

↑天気も大きく表示され見やすいです

 

フレックスウィンドウが活躍するもうひとつの用途がカメラです。カメラのプレビュー画面を大きく表示できるので、高画質な背面カメラを使ったセルフィー(自分撮り)も簡単です。写真の色合いの調整なども折りたたみ状態で設定できます。開いて撮るときも、カメラのプレビューをメインディスプレイとフレックスウィンドウの両側に表示できるので、どういう感じで撮られているのかを確認しながらモデル撮影ができます。

↑フレックスウィンドウでセルフィーするとこんな感じに

 

↑背面カメラは超広角1200万画素と広角1200万画素の2眼構成

 

内側の画面は 6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。縦長なので、上下にアプリを表示するような使い方も快適です。たとえば画面上部で動画を再生しながら、LINEのメッセージを返すためにキーボードを表示しても、表示領域に余裕があります。

↑Galaxy Z Flip5を開いたとき。縦長なので、基本は両手で操作になりそうです

 

Galaxy Z Flip5は開きかけた状態で画面を表示することもできます。たとえば、テーブルの上などに置いて動画を再生したり、スマホを固定した状態で写真や動画を撮影したりという使い方が、スマホスタンドなしで可能です。筆者はGalaxy Z Flipの初代モデルを2年ほど使用していますが、スタンドなしの動画再生は特に重宝しました。手狭なキッチンで動画を再生しながら料理しているときに、見やすい角度で固定できるGalaxy Z Flipはほかにない使いやすさです。

↑角度を付けてテーブルなどに置いて使えます

 

スマホの性能の要となるチップセットは最新・最上位の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載。防水やおサイフケータイにも対応していて、“普通のスマホ”の感覚で使えます。未来を先取りするような、スタイリッシュな折りたたみスマホといえるでしょう。

 

スマホとタブレットが1台になった感覚のGalaxy Z Fold5

Galaxy Z Fold5は、閉じた状態では縦長のスマホとして、開くと新書サイズの小型タブレットとして、一台二役に活躍します。Galaxy Z Flip5と同様にヒンジ構造を改善していて、ピタリと閉じられるようになっています。

↑Galaxy Z Fold5

 

前世代モデルから比べて重さは約10g軽量化。約253gと依然として、スマホとしては重量級ですが、たとえばiPhone 14 Pro Max(約240g)と比べると13gしか変わりません。その重さの差で縦長スマホと薄型タブレットの両方をひとつにまとめたと捉えると、その便利さに気づくでしょう。スマホとタブレットの2台持ちが煩わしいと思ったときにはGalaxy Z Fold5は良い選択肢となるかもしれません。

 

手書きのSペンは別売りで、使う場合は格納ケースの「Slim S Pen Case」という専用アクセサリーが必要です。Sペンはワコムの技術によって、筆圧検知付きの滑らかな筆記を可能としています。ペンは防水対応に、専用ケースはスリムな形状に改良されていて、Galaxy Z Fold5が果たした軽量化のメリットも損ねません。

↑Slim S Pen Case装着イメージ

 

メインのフォルダブルディスプレイは7.6インチと大きく、情報を一目で把握できます。たとえばPDFファイルを確認したり、カレンダーで1週間の予定をサッと把握したりするときにも実用的です。

↑Galaxy Z Fold5を開いたとき。タブレットとして見ても決して小さい画面ではありません

 

↑閉じたとき。スリムですが、スマホとしての操作性は十分ある画面の大きさです

 

Galaxy Z Fold5は、大画面を生産的に使うための工夫もしっかり取り入れられています。スマホとしては本格的なマルチタスク操作にも対応しており、アプリを画面下部のタスクバーに表示して、左右の2画面で起動したり、ウインドウ形式で3つ目のアプリを開いたりできます。

 

マルチタスク操作で使えるジェスチャー機能も豊富に用意されていて、今作では新たに両手でのマルチタスク操作に対応。たとえば、片手の指で写真などを長押しして、もう1本の指でタスクバーから新しいアプリを開いて共有するといった操作もできます。

 

もちろん、開きかけの状態で動画再生も可能です。Galaxy Z Fold5では、画面半分のアスペクト比がほぼ2:1の比率になるため、ハリウッド映画のような横長の動画は画面サイズにピッタリの比率で再生できます。さらに再生中の下画面に動画のコントロールバーが表示されるようになっており、再生・停止や10秒スキップ・巻き戻しといった操作を手軽にできるようになっています。

↑動画再生時。画面上部が動画で、下部にコントロールバーが表示されます

 

背面のメインカメラは望遠、広角、超広角の3眼仕様。Galaxy Z Flip5と同様に、背面カメラを使ったセルフィーもできます。インカメラは内側ディスプレイの画面下に目立たないように備えており、開いた状態でもカメラによる顔認証が利用できます。

↑背面カメラ

 

チップセットはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxy搭載。加えて冷却機構のベイパーチャンバーを38%大型化しており、グラフィックにこだわった大作ゲームもスムーズに起動できます。防水やおサイフケータイにも対応しており、手に持ったときの重さが許容できるなら、一般的なハイエンドスマホと変わらない感覚で利用できるでしょう。スマホを能動的に使って情報を集めたい人や、手書きのメモを積極的に活用している人にはおすすめの1台です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「Galaxy S24 Ultra」、頑丈なチタン製フレームなのに前モデルより軽くなる? 著名リーカーが主張

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、頑丈なチタン製フレームを採用すると噂されています。そのため現行モデルGalaxy S23 Ultraより重くなるとの予想もありましたが、著名リーカーが逆に軽くなると主張しています。

↑Galaxy S24 Ultraはチタンフレームなのに軽くなる?

 

今年秋の「iPhone 15 Pro」モデルもチタン製フレームを搭載するとみられていますが、iPhone 14 Proのステンレススチールより軽いため、軽量化が予想されています。

 

かたやGalaxy S23 Ultraの筐体はチタンよりも軽いアルミニウム製のため、次期モデルは重量が増えると予想されていました。

 

しかし、著名リーカーIce universe氏はX(Twitter)上で、「Galaxy S24 Ultraはチタン合金フレーム製フレームを採用していますが、重さは233g」と述べています。

 

Galaxy S24 Ultraの重さは約234gのため、重くなるどころか軽くなる、というわけです。ちなみにiPhone 14 Pro Maxは240gであり、最も重いスマホの1つとなっています。

 

チタンは非常に割れにくい金属ですが、その理由の1つはアルミニウムよりも高密度な素材のため。よってGalaxy S24 Ultraが前モデルより重くなるのが自然なことですが、サムスンは何らかの新技術を導入したのかもしれません。

 

Galaxy S24 Ultraは来年の1~2月に発表が予想されていますが、すでにスペックのほとんどは明らかになった感があります。まずメインカメラは変わらないものの、3倍望遠レンズは画素数が5倍に。またプロセッサーも大いに強化されるほか、バッテリー容量も増えて65W高速充電に対応との噂もありました。Androidスマホの中でも、特に魅力的なデバイスとなりそうです。

 

Source:Ice Universe(X) 
via:PhoneArena

サムスン「Galaxy Z Flip6」のメインカメラ、画素数が前モデルの4倍以上に? 試作機がテスト中のうわさ

サムスンの最新タテ折りスマートフォン期Galaxy Z Flip5のカメラは、前モデルGalaxy Z Flip4と大きな違いはありません。メインカメラと超広角カメラの画素数は、2年連続で12MPに据え置かれています。

↑“Flip6”はカメラが大幅進化!?

 

しかし、次期モデル「Galaxy Z Flip6」は現在サムスン社内にてテスト中で、試作機には50MPのメインカメラを搭載しているとの噂が報じられています。

 

サムスン製品情報サイトGalaxyClubによると、Galaxy Z Flip5のカメラは主にソフトウェアの改良に頼っているものの、次期Flip6ではカメラのハードウェアも強化される予定とのことです。現行モデルの画素数が12MPであることから、この「50MPになる」との噂が本当であれば、実に4倍以上となります。

 

Galaxy Z Flip6試作機の開発コード名は「B6」(Galaxy Z Flip 5はB5)、横折りスマホ「Galaxy Z Fold6」のコード名は「Q6」。現時点では新たな50MPカメラセンサーに関する詳細は不明ですが、Galaxy S23やGalaxy S23+に搭載されたのと同じ50MPカメラとも推測されます。

 

ほか、Galaxy Z Flip6の超広角カメラや自撮りカメラが改良されるかどうか、まだ不明とのことです。おそらくGalaxy Z Flip6とGalaxy Z Fold6、2つの次期折りたたみスマホが発表・発売されるまであと1年はあるため、今後さらなるリーク情報が届けられそうです。

 

Galaxy Z Flip 6とGalaxy Z Fold 6には、クアルコム製の次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載され、処理速度やバッテリー持ちがさらに改善される可能性があります。Galaxy Z Flip5でも顕著に改良されていた、修理性や頑丈さもまだまだ伸びしろがあるかもしれません。

 

Source:Galaxy Club
via:Sammobile

「Galaxy Z Flip5」の修理性と頑丈さは前モデルの2倍!? YouTuberが検証

サムスンのタテ折りスマートフォン・Galaxy Z Flip5が、ついに海外で発売されました。さっそくYouTuberが分解したところ、前モデルよりも約2倍は修理しやすくなったと評価しています。

↑タフだけど、修理もしやすい「Galaxy Z Flip 5」

 

YouTubeチャンネルPBK Reviewsは、前モデルのGalaxy Z Flip4も分解したことがあります。その修理性は10点満点中4点に過ぎませんでした。

 

しかし、最新モデルGalaxy Z Flip 5の修理性は7.5点と、前モデルのほぼ2倍となりました。

 

なぜでしょうか? その大きな理由の1つは、サムスンが2つの内蔵バッテリーにプルタブ(指を掛けて引くつまみ)を採用したから。上半分の小さなバッテリーは1000mAhで、下半分の容量は2700mAhという構成です。

 

他の部品も交換しやすくなっていますが、いくつか難関も。例えば、自撮りカメラは、まだ接着剤で固定されています。とはいえ、折りたたみディスプレイの交換は非常に簡単になりました。

 

また、Galaxy Z Flip5は非常に頑丈であることをも証明されています。ポーランドのYouTuberであるMrkeybrd氏は、数日間もかけてGalaxy Z Flip5が壊れるまで折りたたみを繰り返す耐久テストを行いました。しかも、水没させたり小麦粉や卵をまぶしたりしています。

 

サムスン公称では「20万回以上の開閉動作テストをクリアした」とされていますが、Mrkeybrd氏は40万回以上、つまり2倍も開け閉めすることができたそうです。

 

非常に丈夫で、かつ修理もしやすいGalaxy Z Flip5が、日本でも正式発売されることを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:PBK Reviews(YouTube)
via:Wccftech

激薄折りたたみスマホ「Xiaomi Mix Fold 3」デビュー!

Xiaomi(シャオミ)は新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi Mix Fold 3」を海外発表しました。

↑Xiaomi

 

Xiaomi Mix Fold 3の特徴は、ファイバーモデルで10.86mm(ガラスモデルで10.96mm)という本体の薄さ。これは、Samsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold5」の約13mmや、Google(グーグル)の「Pixel Fold」の12mm強と比較しても、際立って薄い数値です。本体重量はファイバーモデルが255g、ガラスモデルが259gとなっています。また新開発のヒンジは、50万回の折りたたみに耐えることができ、45度から135度の間で自由な確度で固定することも可能です。

 

本体スペックとしては内側ディスプレイが8.06インチで外側ディスプレイが6.56インチ、どちらも120Hz駆動が可能。プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2でRAMは12GB、内蔵ストレージは256GB、外側に5000万画素メイン+1200万画素超広角+3.2倍/5倍の1000万画素望遠カメラを搭載。67Wの急速充電と50Wのワイヤレス充電が可能です。

 

Xiaomi Mix Fold 3の中国向け価格は8,999元(約18万円)で、今週末から販売が開始されます。日本を含む国際版の発売情報はまだ発表されていませんが、この魅力的な折りたたみスマートフォンの早めの国内上陸が待たれます。

 

Source: 9to5Google

2024年のAndroidスマホ、「Snapdragon 8 Gen 3」がコスト高すぎて不採用? しかし性能は逆に上がるかも

2024年のハイエンドAndroidスマートフォンには、クアルコム製の次期チップ「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されると予想されています。が、このチップはコストが高いため、より古いSnapdragonチップ、あるいは他社製チップを採用する製品が増える可能性が浮上しています。

 

リーカーのDigital Chat Station氏は、中国SNSのWeiboにて、Snapdragon 8 Gen 3の価格は「少し高い」と述べています。そのため、一部のメーカーの新型スマホはコスト削減と効率向上のため、一世代前のSnapdragon 8 Gen 2、またはMediaTek製のDimensityチップを使うかもしれないとのことです。

 

実際、最近のクアルコム製チップは高価になったとの声もあります。米9to5Googleも、Snapdragon 8 Gen 2のコストが高いため、サムスン製品(Galaxy S23シリーズ等)が一部の市場で少し割高になっていると指摘しています。

 

またDigital Chat Station氏は、MediaTekの次期チップ「Dimensity 9300」が、前世代のDimensity 9200よりも消費電力が50%も減りつつ、次期iPhone用の「A17」に匹敵する性能を実現すると述べたことがあります。

 

この予想が本当だとすれば、たとえチップがMediaTek製に変更されたとしても、逆に性能が上がって価格が下がるなど良いことずくめなのかもしれません。

 

Source:Digital Chat Station
via:9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、3倍望遠のセンサー大幅強化&「アップグレードされた画面」になるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、3倍望遠レンズの画素数が前モデルの5倍になるとの噂話が報じられていました。それに続き、イメージセンサーも強化される上に「画面もアップグレード」すると有名リーカーが主張しています。

galaxy-s24

 

信頼性の高いリーカーIce universe氏によれば、Galaxy S24 Ultraは3倍望遠カメラに画素数が50MPで1/2.52インチのセンサーが搭載されるとのこと。これにより、5倍ズームの画質も良くなると述べています。

 

少し前、Galaxy S24 Ultraには3倍望遠カメラが5倍望遠に置き換えられるとの噂もありました。それは、実は新型センサーにより5倍ズームの性能が向上する(3.1倍~9.9倍までは3倍望遠レンズの画像を元にする)ことを意味していた、というわけです。

 

その一方で、Ice universe氏は10倍望遠カメラやメインカメラ、自撮りカメラの画素数は変わらないとフォロワーに回答。この予想は、6月当時の情報と同じのようです。

 

さらにIce universe氏は、Galaxy S24 Ultraには「アップグレードされた画面が搭載」とも主張しています。

こちらは、Galaxy S24シリーズに「iPhone 15 Pro」モデルのような極薄ベゼルが採用されるとの予想と関係があるのかもしれません。さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(x)
via:GSMARENA

Google「Pixel 8 Pro」のプロモ動画がリーク。オーディオ版消しゴムマジックが追加、本体色にブルーあり?

Googleの次期フラッグシップ・スマートフォン「Pixel 8 Pro」の実機とされる画像は、7月に公開されたばかりです。

↑「消しゴムマジック」に新機能?

 

それに続き、Googleの公式プロモーションらしき動画がリークされました。新機能として音声版の「消しゴムマジック」が追加されたり、本体色にブルーが登場する可能性が浮上しています。

 

8月12日、最近作られたばかりのX(元Twitter)アカウント「EZ」が、14秒間のビデオクリップを投稿しました。今回のビデオにも、昨年のPixel 7 Proプロモ動画と同じように、左上には「G Pixel」のロゴが入っています。

 

また「オーディオマジック消しゴム(Audio Magic Eraser)は、Googleフォトの動画エディターの一部のようです。少し時間をかけて動画内の音を識別し終わると「ノイズ」、「人の声」、「音楽」のスライダーが表示。Googleフォトの他のフィルターと同じように、左右にスライダーを動かしてその音を小さくできるというものです。

 

また動画内では、「オーディオマジック消しゴムを搭載した唯一のスマートフォン」とのフレーズもあり。その後に「グーグルが設計した唯一のスマートフォン」と続きますが、これは前から使われている言葉です。

 

ここからは、Googleが「消しゴムマジック」の人気を広めようとしていることが推測できます。すでに消しゴムマジックは、静止画で人や物を消したり、「カモフラージュ」で色を変えられることが好評を呼んでいます。

 

最後に、Pixel 7aのSeaとよく似た水色のPixel 8 Pro本体も確認できます。ほか、3つのレンズをまとめて収納したカメラバーも、これまでのリーク写真と一致しています。また噂通り、カメラの右側には温度センサーも搭載されるようです。

↑やはり体温が測定できそう!(Image:EZ)

 

Pixel 8シリーズは10月に発売され、少し値上げになるとの噂話もあります。それでも、お値段以上のアップグレードとなるのかもしれません。

 

Source:EZ(X) 
via:9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」の3倍光学ズーム、S23 Ultraより画素数が5倍にアップ?写真と動画の画質が良くなりそう

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、おそらく2024年初めに発表が予想されています。カメラのハードウェアは前モデルとあまり変わらないとの噂もありましたが、著名リーカーが望遠レンズは大幅にアップグレードすると主張しています。

↑かなり強化されそう

 

信頼性の高いリーカーのIce universe氏は独占情報として「サムスンのGalaxy S24 Ultranには50MPの3倍望遠カメラが搭載されるぞ!」と述べています。

 

Galaxy S23 Ultraの3倍望遠カメラは約10MPだったことから、画素数は5倍にも上ります。それに伴い新型カメラセンサーは大型になり、それだけ多くの光を取り込むことができ、写真と動画の品質の向上にも繋がると思われます。

 

また、Galaxy S23 Ultraは光学3倍のほか光学10倍ズームのレンズがあるため、3倍と10倍の画質は良好です。しかし、3.1倍~9.9倍までは3倍ズームの画像を元にするため、画質が少しソフトな印象があります。それがGalaxy S24 Ultraでは、3倍光学ズームの画素数が増えて、3.1倍~9.9倍でも画質がシャープに向上することになりそうです。

 

またGalaxy S24 Ultraの光学10倍ズーム用レンズも、少し改良されると噂されています。新たな次世代プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」搭載により画像処理も向上するとみられていますが、特にズーム撮影が目覚ましい進化を遂げるのかもしれません。

 

Source:Ice universe(x) 
via:Sammobile

物議を醸したドコモの新料金プラン「irumo」「eximo」は改悪か? 実はお得な場合も

ドコモは7月1日から、2つの新料金プラン「irumo(イルモ)」と「eximo(エクシモ)」の提供を開始しました。発表当初、「わかりづらい」「改悪」といった声が聞かれ、評判が決していいとは言えなかったドコモの施策です。なぜそうした批判が出たのでしょうか? 細かく紐解いていけば、すべてが改悪ではないということもわかります。

 

格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

↑ドコモのサイト(https://irumo.docomo.ne.jp/)から

 

小~中容量帯プランの追加で他社に並ぶドコモ

まずは大きな流れから説明しますと、ドコモが今回発表した2つのプランというのは、幅広く無制限データまで利用可能なeximo、0.5GB〜9GBをカバーする小〜中容量帯のirumo、それに加え、元々あったドコモの格安プランであるahamo(20GBプラン&大盛り100GBプラン)の3つを合わせてラインナップしたところに意味があります。これまでカバーしきれなかった小〜中容量帯プランを付け加えることで、ようやく他社がそろえる料金プランと並んだというわけです。

 

auにおけるUQモバイル、ソフトバンクにおけるワイモバイルが明確な違いを打ち出してきましたが、これまでドコモは小〜中容量帯のプランがありませんでした(厳密にはOCN モバイル ONEがありましたが、新規受付が終了)。ドコモが今回irumoを打ち出すことで、ほか2キャリアに対抗してきた形と言っても過言ではなく、既存ユーザーの囲い込みを狙ったものと言えるでしょう。

 

そんなirumoとeximoの概要を説明します。

 

データ使用量に合わせてプランを選べるirumo、幅広い人におすすめのeximo

irumoの基本情報

irumo
データ容量 0.5GB ※1 3GB 6GB 9GB
月額料金 550円 2167円 2827円 3377円
国内通話料 22円/30秒
超過時の通信速度 最大128kbps 最大300kbps

※価格は税込表示です(以下すべて)。
※表は右にスクロールできます(以下すべて)。
※1 0.5GBの通信速度は送受信最大3Mbpsとなります。

 

irumoは、データ容量が「0.5GB・3GB・6GB・9GB」に設定され、自身のデータ使用量に合わせて好きなプランを選択することができます。データ容量を超過してしまった場合、通信速度は最大300kbpsとなりますが、SNSやテキストが中心のWebサイトの閲覧、音楽ストリーミングサービスなど、普段スマホでよく使う機能であれば利用可能。

 

ほかの大手通信キャリアの料金プランであまり見ないのが「0.5GB(500MB)」のプラン。電話の利用がメインの人やサブ回線(2台目)として持っておきたい人におすすめです。ただし、0.5GBのプランは、通信速度が最大3Mbpsかつ4G通信しか利用ができず、データ容量超過後の速度は最大128kbpsとなることから、動画視聴やSNSの閲覧などには不向きでしょう。

 

eximoの基本情報

eximo
データ容量 〜1GB 1GB〜3GB 3GB~無制限
月額料金 4565円 5665円 7315円
国内通話料 家族間通話無料 ※2
家族以外への通話:22円/30秒
超過時の通信速度

※2 同一「ファミリー割引」グループに加入している場合、国内通話は無料となります。

 

eximoは、データ使用量が1GB未満の場合は月額4565円(税込)、1GB~3GBまでの場合は月額5665円(税込)、3GB以上の場合はデータ容量無制限となり、月額7315円(税込)で利用できる3段階制のプランとなっています。

 

データ使用量が少ない人から、月々のデータ使用量にムラがある人、データ容量を気にせず5G通信を無制限で使いたい人まで、幅広い人におすすめのプランと言えます。

 

それでは、データ容量で比較してみます。

 

irumo/eximo/ahamoの比較

データ容量 irumo eximo ahamo
0.5GB 550円 2970円
1GB 4565円
3GB 2167円 5665円
6GB 2827円 7315円
9GB 3377円
20GB
100GB ※3 4950円 ※3
無制限

※3 大盛りオプション加入時。

 

上記のうち「irumo:9GB」と「ahamo:20GB」を比較すると、ahamoのほうが11GB多く使えるうえに、月額407円(税込)安くなります。

 

また、ahamoは20GBのプランに大盛りオプション(80GB)を追加することで100GBを利用可能。「ahamo大盛り:100GB」と「eximo:~無制限」を比較してみると、ahamo大盛りのほうが月額2365円(税込)安くなります。

 

つまり、irumo、eximoに割引を適用しない場合、毎月のデータ使用量が6GB以上100GB未満の人はahamoがおすすめ。ただし、ahamoはオンライン手続きを基本としたプランのため、ドコモショップでサポートを受ける場合は1回3300円(税込)の利用料金がかかります。

 

批判の対象となったOCN モバイル ONEとの比較。割引前提の値段設定?

では、ここで批判のひとつになっているOCN モバイル ONEとの比較を説明します。OCN モバイル ONEは、irumoの登場により、2023年6月26日をもって新規受付が終了しました(加入者は今後も利用可能)。図表をご覧ください。

 

irumoとOCN モバイル ONEの料金プラン比較

通信容量 irumo
()は割引時※4
OCN モバイル ONE
0.5GB 550円 550円
1GB 770円
3GB 2167円(880円※4 990円
6GB 2827円(1540円※4 1320円
9GB 3377円(2090円※4
10GB 1760円

※4 ドコモ光セット割/home 5G セット割、dカードお支払割適用時の金額となります。

 

3GB以降の利用料金が、irumoの方が明らかに高額。一方で、割引を適用すれば、ほぼ同額になるため、「割引を前提とした値づけ」という声もあがっています。

 

割引についての比較は下記にまとめています。「ドコモ光セット割」は自宅でのWi-Fi通信の加入、「みんなドコモ割」は家族での複数回線利用、「dカードお支払割」は、「dカード」または「dカード GOLD」(家族カードも含む)でドコモの利用料金を支払うと、月額187円(税込)が割引されるサービスです。

 

ドコモの新料金プラン:各種割引適用時の料金シミュレーション

irumo eximo
データ容量 0.5GB 3GB 6GB 9GB 〜1GB 1GB〜3GB 3GB~無制限
月額料金 550円 2167円 2827円 3377円 4565円 5665円 7315円
ドコモ光セット割
/home 5G セット割
-1100円
みんなドコモ割 -1100円 ※5
dカードお支払割 -187円
割引適用後 ※6 550円 880円 1540円 2090円 2178円 3278円 4928円

※5 ファミリー割引グループが3回線以上の場合の割引金額です。

※6 irumoの0.5GBプランは割引対象外です。

 

上記のうち「irumo:3GB」と「eximo:1~3GB」を比較すると、どちらも3GBまでのデータ容量にも関わらず、irumoの方が月額2398円(税込)安く使うことができます。年間にすると、2万8776円(税込)と非常に大きな差。月々のデータ使用量が3GB未満の人はirumoをおすすめします。

 

また、「eximo:~無制限」と「ahamo大盛り:100GB」を比較すると、eximoのほうが月額22円(税込)安い結果となっています。

 

動画視聴やInstagram・TikTokなどのSNSをよく利用し、20GB以上のデータ容量を必要とする人はeximoがおすすめ。ただし、20GB~100GBのデータ容量があれば十分で、短めの通話をよく利用するという人は、5分以内のかけ放題がついたahamoがベターです。

 

改悪ばかりでもない。データ通信量が少ない人にはirumoはメリット大

どうしても改悪ばかりの評判が多くなっていますが、大きく改善された点もあります。旧プランとの比較があり、下記の図表をご覧ください。

 

irumoと5Gギガライトの料金プラン比較

通信容量 irumo
()は割引時※7
5Gギガライト
()は割引時※8
0.5GB 550円 3465円(2178円)
1GB
3GB 2167円(880円) 4565円(2728円)
5GB 5665円(3278円)
6GB 2827円(1540円) 6765円(4378円)
7GB
9GB 3377円(2090円)

※7 ドコモ光セット割/home 5G セット割、dカードお支払割適用時の金額となります。

※8 ドコモ光セット割、みんなドコモ割(3回線以上)、dカードお支払割適用時の金額となります。

 

ご覧の通り、データ容量は似ているものの料金は比較になりません。irumoは「5Gギガライトの代わり」ではなく「OCN モバイル ONEの代わり」と考えるのが適切です。

 

これまで5Gギガライトを利用してきた人は、irumoを利用することで通信料金を大幅に下げることができ、大きなメリットとなるでしょう。

 

eximoと5Gギガホ プレミアの料金プラン比較

通信容量 eximo
()は割引時※9
5Gギガホ プレミア
()は割引時※10
~1GB 4565円(2178円) 5665円(3278円)
1GB~3GB 5665円(3278円)
3GB~無制限 7315円(4928円) 7315円(4928円)

※9 ドコモ光セット割/home 5G セット割、みんなドコモ割(3回線以上)、dカードお支払割適用時の金額となります。

※10 ドコモ光セット割、みんなドコモ割(3回線以上)、dカードお支払割適用時の金額となります。

 

一方、eximoは5Gギガホ プレミアと比べると、1GBの段階が増えただけで、それ以外は基本料金・割引適用時ともに変わりません。今まで5Gギガホ プレミアを利用してきた人で、月によっては1GBしか使わないなどデータ使用量にムラがある人は、eximoに乗り換えた方がお得に利用できます。

 

批判されたのはネーミングの問題もある

今回批判された理由のひとつには、「名前がわかりづらい」といったことも挙げられました。各プランの語尾につく「mo」でまとめたかったのかと思いますが、慣れの問題もあり、いずれ時間が解決してくれるでしょう。

 

また、細かい部分では、irumoではドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)を引き継ぐことができず、申し込むには月額330円(税込)を支払わなければなりません。さらに、irumoでは、家族への通話は有料となります。

 

ただし、irumoは安いプランであるため、それ以上を求める場合は、費用がかかるのはある種当然でもあり、オプションサービスを求める人は、支払い額を細かくチェックする必要があります。

 

最後に、モバワンでは『最新情報|ドコモの新料金プラン「irumo」「eximo」を徹底調査!おすすめは?』と題して、詳細を解説しています。新料金プランに変えた方がいいケースを細かく紹介していますので、ぜひともチェックしてみてください。

 

※本情報は7月31日時点のものです。

発売間近の「Galaxy S23 FE」、高性能センサーの採用で自撮りカメラがパワーアップ!?

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」の発売が間近に迫っていることについて、同社の幹部がそれを示唆したことや、ネット上に実物の写真が登場したことから、ますますその可能性が高まっています。

↑自撮りカメラもパワーアップ?(画像はGalaxy S21 FE)

 

そんな中、Galaxy S23 FEの自撮りカメラが強化される可能性を示す手がかりが報じられています。

 

Galaxy Clubの情報によると、Galaxy S23 FEの自撮りカメラは前モデル(Galaxy S21 FE)に搭載された3200万画素ではなく、1000万画素のものが搭載されるとのこと。

 

これは一見すれば良くないニュースのようですが、より高性能でハイエンドなセンサーが採用されるようです。カメラの画素数は重要ではありますが、ピクセルサイズや開口部、センサーのサイズなど、カメラ性能はさまざまな要因に左右されます。

 

さらに、2023年5月にも伝えられていたように、背面には光学3倍ズームができる800万画素の望遠カメラや、5000万画素のメインカメラが搭載される見通し。望遠カメラの仕様はS21 FEと変わらないながらも、メインカメラが1200万画素から強化されている模様です。

 

ほかにも、Galaxy S23 FE搭載チップは発売地域により、サムスン製のExynos 2200とクアルコム製Snapdragon 8 Gen 1の2種類があるとの予想も有力となっています

 

上位モデルGalaxy S23シリーズとは性能に差が付けられているようですが、それでもわずか1年前のチップを搭載し、カメラ性能もそこそこ高いことから、非常にお買い得なスマホになると期待したいところです。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

発売間近の「Galaxy S23 FE」、高性能センサーの採用で自撮りカメラがパワーアップ!?

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」の発売が間近に迫っていることについて、同社の幹部がそれを示唆したことや、ネット上に実物の写真が登場したことから、ますますその可能性が高まっています。

↑自撮りカメラもパワーアップ?(画像はGalaxy S21 FE)

 

そんな中、Galaxy S23 FEの自撮りカメラが強化される可能性を示す手がかりが報じられています。

 

Galaxy Clubの情報によると、Galaxy S23 FEの自撮りカメラは前モデル(Galaxy S21 FE)に搭載された3200万画素ではなく、1000万画素のものが搭載されるとのこと。

 

これは一見すれば良くないニュースのようですが、より高性能でハイエンドなセンサーが採用されるようです。カメラの画素数は重要ではありますが、ピクセルサイズや開口部、センサーのサイズなど、カメラ性能はさまざまな要因に左右されます。

 

さらに、2023年5月にも伝えられていたように、背面には光学3倍ズームができる800万画素の望遠カメラや、5000万画素のメインカメラが搭載される見通し。望遠カメラの仕様はS21 FEと変わらないながらも、メインカメラが1200万画素から強化されている模様です。

 

ほかにも、Galaxy S23 FE搭載チップは発売地域により、サムスン製のExynos 2200とクアルコム製Snapdragon 8 Gen 1の2種類があるとの予想も有力となっています

 

上位モデルGalaxy S23シリーズとは性能に差が付けられているようですが、それでもわずか1年前のチップを搭載し、カメラ性能もそこそこ高いことから、非常にお買い得なスマホになると期待したいところです。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

競争力アップ!「Galaxy S24」シリーズで安価モデルも「常時表示機能」を搭載か

サムスンは、これまで常時表示(スリープ状態でも明るさを落として時刻などを表示)機能を、最上位フラッグシップ・スマートフォンのみに限定していました。2022年はGalaxy S23 Ultraだけでしたが、次期「Galaxy S24」シリーズではより安価な2機種にも同機能がやって来ると著名リーカーが示唆しています。

↑Galaxy S24では常時表示機能にも注目(画像はSamsung Galaxy S23 Ultra)

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーのIce universe氏は、「はい、Galaxy S24/S24+はLTPO画面を使う」とツイートしています。

 

このLTPOとは、iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxにも搭載されたバックプレーン(ディスプレイの駆動素子を形成した基板)技術のこと。両モデルが1~120Hzの幅広い可変リフレッシュレートを実現した基礎にあるものです。1Hz=1秒に1回だけ画面を更新することで、消費電力を抑えられます。

 

つまり、Galaxy S24/S24+にLTPO画面が採用されることは、素早い表示が不要の時はリフレッシュレートを1Hzまで下げておくことで、電力効率が上がり、バッテリー駆動時間が延びる可能性を意味しています。

 

現行モデルのGalaxy S23とGalaxy S23+は最大120Hzまで上げられるものの、48GHzまでしか下げることができませんでした。たとえ静止画であれ、「画面を1秒間に48回」も書き換えており、LTPOを採用したGalaxy S23 Ultraより電力の浪費が多くなっていました。

 

サムスンが最上位モデル以外にLTPO技術の採用を避けてきた理由の1つは、おそらくコスト増でしょう。Ice universe氏は、これによりGalaxy S24とGalaxy S24+の価格が高くなるかどうかには言及していません。

 

かたや次期「iPhone 15」や「iPhone 15 Plus」は、LTPOを採用しないとの予想が有力です。もしもサムスンがGalaxy S24/S24+にLTPOを採用しながら値上げを見送れば、アップルに対する競争力が高まるかもしれません。

 

Source:Ice universe(Twitter) 
via:Wccftech

サムスンGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5、バッテリー持ちテストで大善戦! 大容量バッテリーのPixel 7 Proに勝利

サムスンは新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」を先月末に発表したばかりです。YouTuberによる持続力テストの結果、両モデルともより大容量のバッテリーを搭載した他のスマホより長持ちしました。

↑最新チップのおかげでバッテリー持ちも進化!(Image:TechDroider)

 

YouTubeチャンネルTechDroiderは、両モデルと「Pixel 7 Pro」「iPhone 14 Pro Max」「Xiaomi 13 Ultra」「Galaxy S23 Ultra」「OnePlus 11」をバッテリー持ちで対決させました。

 

その結果、3,700mAhのバッテリーを搭載したGalaxy Z Flip 5は、5,000mAhのバッテリーを持つPixel 7 Proよりも長持ちしています。また7.6インチもの画面を持つGalaxy Z Fold5のバッテリー容量は4,400mAhですが、OnePlus 11よりを持ちこたえています。OnePlus 11は6.7インチの画面で5,000mAhのバッテリー、そしてGalaxy Z Fold5と同じSnapdragon 8 Gen 2プロセッサーを搭載しています。

 

そのテスト内容は、処理の重いゲームを2.5時間、YouTubeでのストリーミング視聴を3時間、SNSを1.5時間、ウェブ閲覧を1.5時間行うというもの。さらに背面のメインカメラによる4K 60fpsビデオの録画も行っています。

 

Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5のバッテリーは、動画撮影テストを始めてから数分後に切れてしまいましたが、Galaxy S23 UltraとiPhone 14 Pro Maxは1.5時間の動画撮影に成功しています。以下、それぞれのバッテリー持ち時間です。

  • Pixel 7 Pro:9時間7分
  • Galaxy Z Flip 5:9時間16分
  • OnePlus 11:9時間22分
  • Galaxy Z Fold5:9時間48分
  • Xiaomi 13 Ultra:10時間25分
  • Galaxy S23 Ultra:10時間50分
  • iPhone 14 Pro Max:11時間19分

 

Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5ともに、Galaxy S23 Ultraと同じ最新チップ(Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy)を搭載したことで、優秀な処理性能とともにバッテリー持ちの長さも身に着けたようです。

 

Source:TechDroider(YouTube) 
via:Sammobile

「Galaxy S24」シリーズ、「iPhone 15 Pro」対抗で極薄ベゼルになるかも

今年の「iPhone 15 Pro」モデルは、極薄ベゼルが採用されると噂されています。サムスンもそれに対抗するように、次期フラッグシップ機「Galaxy S24」と「Galaxy S24 Plus」もベゼルを極薄にすると有名リーカーが主張しています。

↑「Galaxy S24」シリーズも極薄ベゼルに?

 

Android未発表製品の予想につき信頼性の高いIce universe氏は、中国SNSのWeiboにて、Galaxy S24とGalaxy S24 Plusの両方がアップルやXiaomiのナローベゼル(狭額)デザインに続くことを確認したと述べています。

 

これは、以前のiPhone 15 Proモデルに関する発言を受けたものです。Ice universe氏はXiaomi 13 Proのベゼルが1.81mmに対して、iPhone 15 Pro Maxのベゼルは1.55mmだと主張していました。

またiPhone 15 Pro/Pro Maxは極薄ベゼルを実現するために、低圧射出オーバーモールディング(LIPO…Low Injection Pressure Overmolding)という技術を使うと噂されています。iPhone用の有機ELパネルは多くの部分をサムスンが開発しているため、同じ技術がGalaxy S24/S24+にも使われるのかもしれません。

 

意外なことに、今回のリークでは「Galaxy S24 Ultra」が同じく極薄ベゼルになるかどうかは明言されていません。が、サムスンが最上位モデルを優先してきた過去から考えると、やはりUltraも極薄ベゼルに揃えられる可能性が高いと思われます。

 

Galaxy S24 Ultraは、チタン製フレーム採用も噂されています。そこに極薄ベゼルも加わるとすれば、デザインが非常に美しいプレミアムモデルとなると期待したいところです。

 

Source:Weibo
via:Sammobile

 

「Galaxy S24 Ultra」はチタン製フレームを採用? 頑丈で高価、重くなるかも

今年の「iPhone 15」のうちProモデルにはチタン製フレームの採用が噂されています。そんななか、サムスンの次期フラッグシップ最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」にもチタンが採用されると、著名リーカーが主張しています。

↑チタン製フレームで頑丈に?

 

サムスン未発表製品に詳しいIce universe氏は、「22」という数字と共に元素周期表の画像をツイート。原子番号22といえばチタンであり、別のリーカーAlvin氏が「S24 Ultraに関係すること? チタン製フレーム?」と質問すると、Ice universe氏は絵文字で肯定的に回答しています。

現行モデルのGalaxy S23 Ultraは「アーマーアルミ」を採用しており、耐久性と軽さを両立して好評を呼んでいます。

 

そしてチタンはアルミニウムよりも固くて圧力に強く、耐腐食性(化学物質と反応しにくい)があり、見た目も高級感があります。

 

が、アルミニウムよりも高価であることも確かです。もしサムスンが本当にチタンに切り替えるなら、Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraよりもお高くなるかもしれません。iPhone 15 Proモデルもチタン製フレーム採用により、米国価格は100~200ドル値上がりするとの予想もありました

 

iPhone 14 Pro Maxはステンレススチール製フレームを採用しており、240gと最も重いスマートフォンの1つです。チタンはステンレススチールよりも軽いため、iPhone 15 Pro Maxは軽くなる可能性があります。

 

しかし、同じことがGalaxy S24 Ultraには当てはまりません。チタンはアルミニウムよりも密度が高くて重いためです。Galaxy S23 Ultraは234gですが、さらに重くなる可能性があります。

 

Galaxy S24 Ultraは、前モデルよりも背面カメラが少し改善され、充電が高速化され、最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」等の搭載が噂されています。非常に高性能で高級感あふれる仕様になるものの、お値段もそれなりに上がって重量感も付いてくるのかもしれません。

 

Source: Ice universe(Twitter)
via:PhoneArena

まもなく発表(?)の「Galaxy S23 FE」、実物写真が登場! 前モデルよりも持ちやすそう

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、発売が間近に迫っている可能性を示す噂が相次いでいます。先日も、サムスン南アフリカのモバイル担当副社長が「Galaxy A54 5GとGalaxy S23の間にはFEサイズの空白がありますね」と聞かれて、「発表があります。もうすぐ」と回答していました

↑“匂わせ”発言も

 

そんななか、ネット上にGalaxy S23 FEの実物写真が公開されています。

 

米国版Galaxy S23 FEは最近、ワイヤレス充電の国際標準規格を策定する業界団体WPCのウェブサイトで発見されました。そこでは「SM-S711U」の型番だけでなく、Galaxy S23 FEの写真が掲載されていました。

↑片手で使いやすいフラットディスプレイに?(Image:Galaxy Club/WPC)

 

前モデルのGalaxy S21 FEは画面のエッジ(角)がわずかに丸くなっていましたが、Galaxy S23 FEはエッジが角張ったフラット画面になっているようです。これによりベゼルは少し太くなりますが、より使いやすくはなりそうです。なぜなら角が丸くなった画面よりも、側面を間違ってタッチしにくくなり、片手での操作などが改善されると思われるためです。

 

サムスンがGalaxy S23 FEをいつ発表するかは不明ですが、新型折りたたみスマホ等を発表する「Unpacked」イベントが終わった今、注目はFE=Fan Edition(ファン向けエディション)製品に集まっています。それとは別に「Galaxy Tab S9 FE」や「Galaxy Tab S9 FE Plus」というお手ごろ価格のFEタブレットも準備中との噂話もあり、そちらと合わせて同時発表もあり得そうです。

 

Source:Galaxy Club
via:Sammobile

サムスン折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」「Galaxy Z Fold5」登場、Flipは閉じたときの使い勝手が向上

サムスン電子は7月26日、韓国ソウルで新製品発表イベント「Galaxy Unpacked July 2023」を開催。折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」、Androidタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズ3機種、スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズを発表しました。

 

【Galaxy Unpacked July 2023で発表された新製品】

折りたたみスマートフォン

・Galaxy Z Flip5

・Galaxy Z Fold5

 

Androidタブレット

・Galaxy Tab S9

・Galaxy Tab S9+

・Galaxy Tab S9 Ultra

 

スマートウォッチ

・Galaxy Watch6

・Galaxy Watch6 Classic

 

折りたたみスマホのGalaxy Zシリーズは、5世代目となるGalaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5が登場しました。FlipもFoldも画面を折り曲げられる(フォルダブル)特徴は共通ですが、使い勝手は大きく異なります。

 

Flipは、縦折り型の折りたたみスマホで、コンパクトミラーのように小さくたたんで持ち歩けます。外側にも画面を備えていて、通知や着信を表示。この画面は好きな写真やGIFアニメを設定して、自分好みに彩ることも可能です。

 

一方、横折り型のFoldは、閉じた状態では縦長のスマホとして、開くと大画面のタブレットのように使えるスマホです。開いた画面でアプリを複数表示するマルチタスク機能を搭載し、ペンでの手書きに入力にも対応します。生産性を重視する人向けです。

 

Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイが大型に

縦折り型のGalaxy Z Flip5は、外側の画面(カバーディスプレイ)が3.4インチと大きくなりました。待受写真を大きく表示できるほか、自撮りするときのプレビュー表示も見やすくなります。また、通知の表示はもちろん、メッセージを返信したり、動画を再生したりと、より使いやすくなっています。

 

 

また、Galaxy Z Flip5はその形もさらにスタイリッシュなものとなっています。折りたたみ機構の改善によって、閉じたときのすき間が埋まり、まっすぐ、きれいに閉じられるようになりました。厚さは15.1mmで、前モデルのFlip4より2mm圧縮されています。

 

 

Galaxy Z Flod5は10g軽くなった

Galaxy Z Fold5は、多くの仕様を前世代の機種から引き継いでいます。画面は内側が正方形に近い約7.6インチの有機EL。外側は6.2インチの縦長(23.1:9)の有機ELディスプレイです。目を引くのは軽量化で、約253gと、前モデルのFold4よりも10g軽くなりました。厚さも13.4mmと2.4mm薄くなっています。

 

 

Galaxy Foldシリーズでは、柔らかいフォルダブルディスプレイに書くための専用のSペン(S Pen Fold Edition)に対応しています。このペンの太さは従来の7.7mmから4.35mmへとスリム化し、ケースに装着して持ち歩きやすくなりました。このほか、細かい点では画面の明るさがピーク輝度で1750ニトに向上し、日中の日差しの強い場所でも見やすくなっています。

 

 

今回の新モデルでは、FlipとFoldの両機種とも最新世代のチップセット「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し、ゲームやマルチタスクでの処理能力が改善されています。OSはAndroid 13を初期搭載します。

 

【Galaxy Z Flip 5/Fold 5海外版の主なスペック】

製品 Galaxy Z Flip5 Galaxy Z Fold5
ディスプレイ(折りたたみ側) 6.7インチ有機EL
フルHD+(2640×1980ドット)
縦横比22:9、120Hz可変駆動
7.6インチ有機EL
QXGA+(2176×1812ドット)
縦横比21.6:18、120Hz可変駆動
ディスプレイ(外側) 3.4インチ有機EL
740×748ドット
6.2インチ有機EL
HD+(2316×904ドット)
縦横比23.1:9
120Hz可変駆動
チップセット Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
メモリー 8GB 12GB
ストレージ 256GB/512GB 256GB/512GB/1TB
バッテリー容量 3700mAh 4400mAh
メインカメラ 超広角12MP(123度)
広角(83度)
超広角12MP(123度)
広角50MP(85度)
望遠10M(光学3倍相当)
インカメラ 10MP(85度) 4MPアンダーディスプレイカメラ
外側10MP(85度)
大きさ(閉じたとき) 約71.9×85.1×15.1mm 約67.1×154.9×13.4mm
大きさ(開いたとき) 約71.9×165.1×6.9mm 約129.9×154.9×6.1mm
重さ 約187g 約253g
OS Android 13/One UI5.1.1
防水 IPX8相当
急速充電 最大25W
ワイヤレス充電 最大15W

 

【Galaxy Z Flip 5フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

【Galaxy Z Fold 5フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

ハイスペックAndroidタブGalaxy Tab S9は3モデル展開で選択肢広がる

Androidでは選択肢が少ない、高性能なタブレットも発表されました。「Galaxy Tab S9」シリーズは、Galaxyの最上位機種と同じSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを搭載し、3つの画面サイズで展開します。

 

Galaxy TabSシリーズとしては初の防水対応となり、MIL規格準拠の耐衝撃性も備えています。画面は120Hz駆動の有機ELディスプレイで、手書きメモやイラスト制作に活用可能。マルチタスク操作も充実していて、キーボードとマウスを併用すれば、「Dex Mode」によりパソコンのようなデスクトップ画面でアプリを使えます。

 

「Galaxy Tab S9」は11インチで重さ498g(Wi-Fi版)、「Galaxy Tab S9+」は12.4インチで581g(Wi-Fi版)、「Galaxy Tab S9 Ultra」は14.6インチで重さ732g(Wi-Fi版)となっています。

 

【Galaxy Tab S9シリーズ海外版の主なスペック】

製品 Galaxy Tab S9 Galaxy Tab S9+ Galaxy Tab S9 Ultra
ディスプレイ 11インチ有機EL
120Hz可変駆動
12.4インチ有機EL
120Hz可変駆動
14.6インチ有機EL
120Hz可変駆動
大きさ 約165.8×254.3×5.9mm 約185.4×285.4×5.7mm 約208.6×326.4×5.5mm
重さ 498g(Wi-Fi版)
500g(5G版)
581g(Wi-Fi版)
586g(5G版)
732g(Wi-Fi版)
737g(5G版)
メインカメラ 13MP 13MP+8MP超広角 13MP+8MP超広角
インカメラ 12MP 12MP 12MP+12MP超広角
チップセット Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
メモリー+ストレージ 8GB+128GB
12GB+256GB
12GB+256GB
12GB+512GB
12GB+256GB
12GB+512GB
16GB+1TB
バッテリー容量 8400mAh 10090mAh 11200mAh

 

【Galaxy Tab S9シリーズフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

Galaxy Watch6は画面が拡大

スマートウォッチは「Galaxy Watch6」とGalaxy Watch6 Classicの2製品が発表されました。ディスプレイサイズが20%大きくなり、ベゼル幅30%細くなっており、前世代モデルよりもスタイリッシュな見た目になりました。

 

Galaxy Watch6はアルミ筐体でスポーツバンド、Galaxy Watch6 Classicはステンレス筐体にハイブリッドレザーのバンドという組み合わせ。両製品ともにケース径44mmで画面サイズ1.5インチか、ケース径40mmで画面サイズ1.3インチという組み合わせを選べます。

 

OSはWear OS 4を搭載し、Google Playのスマートウォッチ向けアプリをダウンロードできます。活動量計としては心拍数、歩数など一般的な指標のほかに、心電図記録も対応しています。モバイル通信(4G LTE)もサポートします。

 

【Galaxy Watch6シリーズフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Nothing Phone (2)とiPhone 14 Plusがスピードテストで対決! その結果とは?

最近発売されたNothing Phone(2)はスタイリッシュな一方で、最新のSnapdragon 8 Gen2を積んでいません。搭載されたSnapdragon 8+ Gen 1は、約1年前のハイエンド向けチップという位置づけです。

↑アプリを次々と起動して合計時間で勝負!(Image:PhoneBuff)

 

それでも、実際の使用感を検証するスピードテストでは、iPhone 14 Plusを上回ったと報告されています。

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、iPhone 14 PlusとNothing Phone (2)を対決させるテストを実施しました。ロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うという恒例のものです。

 

PhoneBuffが使ったNothing Phone (2)の搭載RAMは12GBであり、ベースモデル(最低価格)の8GBよりも大容量です。かたや、iPhone 14 Plusの搭載RAMは6GB。ちなみに公式オンラインショップでの価格は、12GB版のNothing Phone (2)が9万9800円~、iPhone 14 Plusは13万4800円~となっています。

 

さて今回のテストでは、Nothing Phone (2)は、Microsoft Wordのような生産性アプリや、Snapseedでの画像編集・書き出しではiPhone 14 Plusよりも少し速いとのこと。そしてiPhone 14 Plusは動画編集の書き出しやゲームアプリの起動では優位に立っています。

 

が、すでに1周目からiPhone 14 Plusは敗北(それぞれ2分1秒78/2分5秒36)。そして2周目では、さらに差が開いています。特に目立つのは、Nothing Phone (2)が直ぐにMicrosoft Excelを起動できているのに、iPhone 14 Plusは時間がかかっていること。

 

搭載RAM容量が多ければ、それだけ多くのアプリをバックグラウンドで保持して、再び呼び出しやすくなります。つまり、iPhone 14 PlusのRAMが少ないことが響いているわけです。その結果、Nothing Phone (2)は2分50秒85で、iPhone 14 Plus(2分56秒92)に6秒以上の差を付けて勝利しています。

 

かつてiPhoneはRAM容量が少なくとも、最適化によりAndroidスマホの性能を上回ってきました。が、最近ではAndroid端末向けのチップ性能が向上したことや、多くのRAM容量を搭載することで、その格差はしだいに薄れてきているようです。

 

次期「iPhone 15 Pro」モデルでは、RAM容量が前モデルの6GBから8GBに増えると噂されています。iPhoneとAndroid端末が競い合い、どちらも性能が向上していくと期待したいところです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube)
via:Wccftech

「Galaxy Z Flip5」、折りたたんだときの“スキマ”がなくなる? サムスンが公式ティザーで予告かも

サムスンが新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を26日に開催するまで、あと数日に迫りました。その場ではタテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」の発表も予想されていますが、サムスン自らが本製品らしきティザー(予告動画)を公開し、噂通り折りたたんだときのすき間がなくなると示唆しています。

↑本当にすき間がなくなる?(SamsungMobileの動画より)

 

先日もサムスン電子の幹部が公式ブログで、Galaxy Z Flip5と横折りスマホ「Galaxy Z Fold5」が軽くて薄くなると(事実上)予告したばかりです。

 

今月初め、Galaxy Z Flip5はダミーモデルの画像と動画がネットで公開され、まだ折りたたんだときのすき間はありそうだと危ぶまれていました。しかし、サムスン公式に「ピッタリと畳まれ、画面の間にすき間なし」という予告を出したことで、その心配は減ったと思われます。

 

折りたたみ時にすき間があることは、ゴミやホコリが入り込む恐れもあり、スマホの保護にとっても好ましくはありません。実際、初代のGalaxy Foldではヒンジの中やディスプレイの内側にゴミが入ったとの報告もありました

 

Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5はともに、新たな「水滴型ヒンジ」を採用。それにより折りたたみ画面のシワが薄くなるのと同時に耐水性のほか防塵性、つまり「ホコリに強くなる」との噂が相次いでいました

 

ほか、Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側画面)が従来の1.9インチから3.4インチに広くなり、折りたたんだままGoogleマップを使ったり、メールの返信が書けることを示す画像も流出していました

 

あと数日で、Galaxy Z Flip5やGalaxy Z Fold5など数々の新製品がお披露目されるはず。しかし、両モデルとも値上げという予想は外れることを祈りたいところです。

 

Source:SamsungMobile(Twitter)
via:Wccftech

ASUSがさらに性能と冷却機能を強化したゲーミングスマホ「ROG Phone 7」シリーズ発売

ASUS JAPANは7月21日に、ハイスペックなSIMフリーゲーミングスマホ「ROG Phone 7 Ultimate」「ROG Phone 7」を発売しました。

 

両モデルともに、最新のSoCであるQualcomm Snapdragon 8 Gen 2を搭載。性能の高さはもちろんのこと、省電力性も従来から上がっているため、ゲームをより快適に楽しめます。また、リアルタイムレイトレーシングに対応しているため、レイトレーシング機能に対応したゲームでは、今までよりもリアルなグラフィックを見ることができます。

 

メモリーもLPDDR5Xを搭載。ROG Phone 6で採用していたLPDDR5メモリーよりも約33%高速になっています。加えて、ストレージもUFS 4.0対応のものを搭載しているため、ゲームを軽快に動作できます。

 

バッテリーは大容量の6000mAh。LTE通信時で最長約17.9時間の連続駆動時間を実現しています。また、65Wの急速充電に対応しており、約44分でバッテリーを100%まで充電できるといいます。

 

冷却機能も前モデルから強化。メインプロセッサーの表面には、熱伝導率が高い窒化ホウ素を使用した熱伝導グリスを塗布し、熱を素早く放熱部分に移動させるうえに、熱処理性能を向上させた新設計のベイパーチャンバーと、大型化と形状の見直しで熱処理性能が向上したグラファイトシートが、強力に放熱するとしています。

 

ディスプレイは、6.78型ワイドAMOLEDを搭載。さらに、165Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度を実現しており、画面の動きが速いゲームでも、なめらかな動きとハッキリとした表示が可能です。

 

このほか、ゲーム機のLRボタンのように使える超音波ボタンの「AirTrigger」や、スマホを傾けて操作できるモーションコントロール機能などを備えています。

 

ROG Phone 7とROG Phone 7 Ultimateの主な違いは、メモリー/ストレージ、本体カラー、背面など。ROG Phone 7はメモリー16GB+ストレージ512GBのモデルとメモリー12GB+ストレージ 256GBのモデルがあり、ROG Phone 7 Ultimateはメモリー16GB+ストレージ512GBモデル一択。カラーはROG Phone 7がストームホワイトとファントムブラックの2色で、ROG Phone 7 Ultimateがストームホワイト1色です。

 

背面は、ROG Phone 7だと背面の上半分に内部が透けて見えるようなツートンカラーのパネルを採用。加えて、光るライトバーの「Auraグロー」と、ROGマークが光る「Auraライト」を搭載しています。一方のROG Phone 7 Ultimateは、背面に電動開閉機構の「AeroActive Portal」を搭載しています。これは、付属の外付け冷却機構「AeroActive Cooler 7」を装着した際、AeroActive Portalが自動で開いてより強力に冷却する仕組みです。さらに、充電時や着信時などにアニメーションを表示する2.0型OLEDディスプレイの「ROG Vision」も搭載しています。

↑AeroActive Cooler 7装着時のROG Phone 7 Ultimate

 

ROG Phone 7 Ultimateの価格は17万9800円(税込)で、ROG Phone 7は12万9800円(税込)からです。

発表が待ち遠しい!「Galaxy S23 FE」のカナダ版ベンチマーク結果から分かること

Samsungのミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく発売が予想されています。先日、米国版モデルらしきベンチマーク結果が見つかったことに続き、今度はカナダ版のスコアが登場しました。

↑良い結果はどんどん広めて(画像はGalaxy S21 )

 

これは人気ベンチマークアプリ「Geekbench」の公式集計サイトGeekbench Browserに投稿されたもの。当初はサムスン製のExynos 2200プロセッサーを搭載したものが見つかりましたが、続いてクアルコム製のSnapdragon 8+ Gen 1搭載モデルのスコアが出現。さらに3つ目のカナダ版が報告されている次第です。

 

カナダ向けのGalaxy S23 FEは、モデル番号が「SM-S711W」。このバージョンには、米国版(SM-S711U1)と同じくSnapdragon 8+ Gen 1(コードネーム:Taro)が採用されているようです。

 

8GBのRAMや、Android 13を搭載していることも米国版と同じ。一時は、性能と電力効率ともに優れたSnapdragon 8+ Gen1版は米国限定と思われていましたが、カナダ版も登場したことで、他の広い地域でも販売される可能性が高まりました。

 

サムスンは、Galaxy S21の発表(2021年1月)から約1年後にGalaxy S21 FEを発表(2022年1月発表)していました。しかし、Galaxy S23 FEはGalaxy S23(2023年2月発表)とそれほど間を置かずに発売されるかもしれません。

 

今回のベンチマーク結果では、Galaxy S23 FEはGeekbench 6によるシングルコアテストで1567点、マルチコアテストで3746点を記録。これらの数字は、同じチップセットを搭載しているGalaxy S22+よりも優れているようです。

 

ほかにも、Galaxy S23 FEの仕様は、画面サイズは6.4インチでフルHD+解像度、120Hzの可変リフレッシュレートに対応。カメラ性能は前モデルS21 FEよりも良くなり、約4500mAhのバッテリーを搭載すると言われています。7月26日の「Galaxy Unpacked」イベントでも、何らかの発表があるのかもしれません。

 

Source:Geekbench Browser
via:Sammobile

「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」はもっと軽くて薄くなる! サムスン幹部が予告

7月26日、サムスンは「Galaxy Unpacked」イベントで、新型の折りたたみスマートフォンやタブレット、スマートウォッチなどを発表すると予想されています。そんな中、サムスン幹部が「Galaxy Z Flip5」および「Galaxy Z Fold5」が前モデルより薄くて軽くなることを事実上予告しています。

↑もっとスリムに、もっとライトに(画像はGalaxy Z Fold3)

 

サムスン電子のモバイル事業を率いるTM Roh氏は、公式ブログで「折りたたみ式スマートフォンの人間工学の基準を引き上げました」と述べています。

 

さらに「折りたたみ式製品の1g、1mmには、エンジニアリングのブレークスルーが必要です」としつつ、「最新の折りたたみ式端末を前世代よりも薄くて軽量なものにする」ため革新的な取り組みを行ってきたとのこと。

 

つまり、次期折りたたみ端末のGalaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5が「前世代よりも薄くて軽くなる」ことを予告しているようです。

 

Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip 5は、どちらも新たな水滴型ヒンジを採用することで、画面を折りたたんだときのすき間がなくなり、重量も軽くなると予想されています。例えば、Galaxy Z Fold5は254gとなり、 Galaxy S23 Ultraよりわずかに重い程度という具合

 

また、TM Roh氏は、タブレット端末(Galaxy Tabシリーズ)とウェアラブル(Galaxy Watchシリーズ)にも言及しており、「強力に連携した経験を実現するエコシステムで、互いに調和して動作する」と述べています。

 

Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイが広くなる一方、Galaxy Z Fold5は前モデルとデザインがほぼ変わらないと予想されています。が、折りたたみ端末が軽く、薄くなるだけでも、グッと使いやすくなるはず。来週の新製品発表イベントを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Samsung
via:9to5Google

「Galaxy Z Flip5」、折りたたんだままメールの返信が書ける? 天気や通話履歴も確認できそう

サムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」まで、あと1週間あまりに近づきました。そんななか、次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」のカバーディスプレイ(外側の画面)でフルキーボードやウィジェットが使えることを示す画像がリークされています。

 

リーカーのRoland Quandt氏は、サムスン公式らしき画像をTwitterに投稿。すでにツイートは削除されていますが、米9to5Googleが保存して再公開しています。

 

これらの画像は、1つには複数の角度からGalaxy Z Flip5を撮ったもの。その中には様々な折りたたみ方で自撮り写真を撮ったり、折りたたんだときのすき間がないことが分かる横からの写真も含まれています。先日、まだすき間がかなりあるのでは? と思わせるダミーモデルの画像も登場していただけに、ひと安心といったところでしょう。

 

それ以上に興味深いのは、もう1つのカバーディスプレイが確認できる画像です。噂通り広くなった画面の左右には、飛行機のチケットが入ったウォレットアプリ、フル画面のカレンダーウィジェット、天気アプリや通話履歴、それにフルキーボードを使ってメールの返事を書いているところが写っています。

 

先月、Galaxy Z Flip5は閉じたままでもYouTubeやGoogle マップが見られるとの噂がありましたが、そればかりかメールの文面まで書けるようです。それでも画面サイズの制限もあり、フルに動くアプリは限られているようです。

 

Galaxy Z Flipシリーズは、畳めばコンパクト、開けば大画面が使える柔軟さが好評を呼んでいます。そこに「畳んだままでもメールを返信したり、Google マップが見られる」機能も加われば、さらに人気となるかもしれません。

 

Source:9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、前モデルよりバッテリー容量が10%アップ? 65W高速充電できるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」に先進的なバッテリーが搭載され、65Wの急速充電が可能になると有名リーカーが主張しています。

↑充電時間が早くなるのは嬉しい

 

リーカーのRGcloudS氏によれば、サムスンはGalaxy S24シリーズ向けに積層型バッテリーを開発中とのこと。ただし、Galaxy S24 Ultra専用になる可能性が高いそうです。

 

ここでいう積層型バッテリーとは、サムスンがEV(電気自動車)用バッテリー製造技術をベースに開発しているものです。充電池によく使われるジェリーロール式(正極材やセパレータ、負極材のシートをくるくる巻く方式)とは違い、電池材料を何層にも積み重ねることで、エネルギー密度が10%以上高まると言われています

 

積層型バッテリーは将来のiPhoneに搭載されるかもと注目を集めていましたが、サムスンが自社スマホに載せるのは理に適っているはず。ただしGalaxy S24 Ultra限定になりそうなのは、コストが高くつくためかもしれません。

 

先進的なバッテリー技術もさることながら、Galaxy S24 UltraおよびGalaxy S24+では65Wの高速充電に対応する可能性もあるとのことです。過熱を防ぎ安定させるため、冷却ジェルがバッテリーに塗られるとも付け加えられています。

 

iPhone 14シリーズの充電速度は最大で27W程度であり、65Wはその倍以上ともなります。Galaxy S24 Ultraはバッテリーが長持ち、かつスピーディーに充電でき、非常に使いやすいスマホになると期待したいところです。

 

Source:RGcloudS(Twitter) 
via:Wccftech

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、高性能なSnapdragon 8+ Gen 1版もあり? ベンチマーク結果が見つかる

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、中国の規制機関に登録されたこともあり、発売も間近に迫っているとみられています。

↑ベンチマーク結果を発見か

 

そこで注目が集まっているのが、搭載プロセッサーです。先日はExynos 2200、つまり1年半前のハイエンド機と同じチップだと示すベンチマーク結果が見つかっていましたが、新たにSnapdragon 8+ Gen 1搭載バージョンもあるという手がかりが報告されています。

 

人気ベンチマークアプリ「Geekbench」の公式集計サイトGeekbench Browserでは、サムスン製の「SM-S711U1」というモデル番号を持つスマートフォンが発見されました。前回の「SM-S711B」に対して、こちらは米国およびグローバル(全世界向け)版と思われます。

 

このベンチマーク結果では、コード名「taro」というマザーボード(チップセット)が明らかとなっています。その構成は1.79GHzの4コア、2.50GHzの3コア、3GHzの1コアであり、GPUはAdreno 730を搭載。これらの情報は、クアルコム製のSnapdragon 8+ Gen 1と一致しています。

 

また8GB RAMやAndroid 13 OSを搭載していることも書かれています。Geekbenchのシングルコアテストとマルチコアテストの結果は、それぞれ1,549点と3,718点とのこと。これらは、両方ともExynos 2200を搭載したデバイスを大きく上回っています 。

 

Galaxy S23 FEはExynos 2200一択との噂もありましたが、より高性能かつ省電力のSnapdragon 8+ Gen 1が登場する可能性も出てきました。Snapdragon 8+ Gen 1は今でもパワフルなチップであり、続報を待ちたいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:Gizmochina

Nothing Phone (2)、過酷な耐久テストを合格! 火あぶりされた画面も無傷、折り曲げも耐えきる

英Nothing Technologyは新型スマートフォン「Nothing Phone (2)」を、ついに正式発表しました。日本では7月25日に発売ですが、さっそく入手した著名YouTuberが耐久テストを行い、その結果を公開しています。

新品を開封して、すぐに容赦ない耐久テスト!(Image:JerryRigEverything)

 

新型スマホの頑丈さを検証することで有名なYouTubeチャンネル「JerryRigEverything」のZack Nelson氏は、Nothing Phone (2)のディスプレイと筐体に引っ掻きテスト、火あぶりテスト、折り曲げテストなど、いつもの拷……厳しい試練を課しています。

 

Nelson氏は、まずNothing Phone (2)の画面をカミソリで引っ掻き。モース硬度レベル6(ダイヤモンドが10、ルビーやサファイアが9)で傷がつき、レベル7で深い溝ができています。もっとも、これはゴリラガラスで保護されたディスプレイではよくあること。

Image:JerryRigEverything

 

また前面と背面のカメラともにガラスで保護されており、簡単に傷がつくことはありません。特筆すべきは、指紋センサー周りを何度も傷付けられたのに、問題なく動作していることです。かたや筐体の側面は傷が付いていますが、これは固くないアルミフレーム(モース硬度4)のためでしょう。

Image:JerryRigEverything

 

約25秒間にわたる火あぶりテストでも、Nothing Phone(2)のディスプレイは無傷。炎が当たった部分は白くなっているものの、すぐに元通りになっています。

Image:JerryRigEverything

 

いよいよクライマックスともいえる、折り曲げテストです。Nelson氏はPhone (2)を音量ボタンのある左側から2回曲げてみましたが、無事に乗り切りました。そして右側から曲げようとすると、電源ボタンが少しせり上がったものの、本体は折れずに持ちこたえています。

Image:JerryRigEverything

 

なお、この動画ではNelson氏はひと言も喋っていません。タイトルは「I have Nothing 2 say…(何も言うことはない)」ということで、Nothing Phone (2)と引っかけたシャレのようです。

 

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:Gizmochina

フラッグシップモデルの第2世代「Nothing Phone (2)」を発表。独創性が光る透明スマホの新性能とは?

Nothing Technologyは7月12日、Nothingブランドの第2世代フラッグシップスマートフォン「Nothing Phone (2)」を発表した。日本での一般発売は7月25日で、同21日より公式オンラインショップで予約受付が開始される。価格は、メモリ8GB+ストレージ128GBが7万9800円、12GB+256GBが9万9800円、12GB+512GBが10万9800円(いずれも税込)。カラーはホワイトとダークグレーの2色を展開する。

 

必要な情報に一目でアクセスできるインターフェイス

革新的なデザインが話題となった「Phone (1)」の新モデルとして、この度発表された「Phone (2)」は、ディスプレイ、カメラ、バッテリー、OSなどさまざまな機能が改善された。プレス向けに開かれたNothing Phone (2)プレブリーフィングでは、同社のマーケティング責任者 兼 共同創立者のアキス・イワンジェリディス氏が、本製品の新たな性能やこだわりなどについて語った。

 

従来モデルと比べてより洗練されたバージョンの提供を目指すとした「Phone (2)」で、まず目を引いたのはなんといってもアイコニックな背面デザインだ。デザインは従来モデルと若干変化しているが、ひと目でわかるオリジナリティは健在。ゆるやかなカーブを描く隆起したガラス張りを背面に採用したことで、エルゴノミクス構造も実現している。

 

また、チャージングコイルを小型化するとともに位置を中央へ移動するなどの変更が加えられた。この背面の構成に関しては、配置をできるだけ左右対称にすることで、スムーズで一貫性を持ったデザイン、また上品なプレミアム感を出すことが狙いだという。その出来映えについてアキス氏は「洗練され、バランスの取れたデザインになった」と語った。

↑「Phone (2)」の背面デザイン詳細

 

さらにスクリーンを見なくても必要な情報を得られるよう、背面にはライトで着信通知を知ることができるGlyph Interfaceが従来モデルに引き続き搭載されている。Phone (2)では、Glyph InterfaceのLEDセグメントの数を増やすことでカスタマイズ性と機能性を改善。タイマーや充電残量インジケーター、音量チェッカーなどとして使用することができるようになった。

 

Uberとの統合もされ、Glyph Interfaceによって、配車やデリバリーの状況を追跡することができ、到着時には光でそれを知ることが可能となる。充電ケーブルもコネクター部を透明にすることで、デザインのトーンを合わせている

↑Glyph Interfaceでは画面を開くことなく、Uberで予約した配車やUber Eatsのオーダーの到着時間をライトで知ることができる

 

↑Phone (1)当時から幾度も試作を重ねて完成した新しい充電ケーブル

 

バッテリーについては、4700mAhの容量を搭載したうえに、最大15Wのワイヤレス充電が可能だ。加えて、、有線充電時には20分弱で50%まで充電することができる。また、ディスプレイに6.7インチLTPO OLEDを採用したことで、120Hzから1Hzのリフレッシュレートにも対応。スマートフォンを使用していないときの消費電力を節約できる。

 

ほかにも、新機能「Glyph Composer(グリフ・コンポーザー)」は、パーソナライズされたスマートフォンの背面と連動した着信音/通知音(Glyph Ringtone グリフ・リングトーン)を作曲できる。Phone (2)では、グラミー賞にノミネートされたエレクトロニック・ミュージックの世界的グループSwedish House Mafia (スウェディッシュ・ハウス・マフィア)とのコラボレーション「Glyph Sound Pack(グリフ・サウンドパック)」が備わっている。彼らの曲を自分でリミックスして楽しむことも可能だ。

↑「Glyph Composer」には、Nothing標準の着信音のほか、世界各地のミュージシャンの楽曲をキュレートした専用サウンドパックをダウンロードすることができる

 

モノクロの画面でユーザーの集中力を高める

Phone (2)に搭載されるNothing OS 2.0には、新機能として「モノクロームモード」がある。アキス氏は、現状、数多くのアプリがユーザーの注目を集めるための戦術として「さまざまな色」を使っていることを指摘。今回、モノクロームモードが搭載されたことにより、ユーザーは色に邪魔されずにアプリでやりたい作業などに集中できるという。

↑ユーザーがより直感的に操作できるよう採用されたアイコンのモノクローム表示

 

そのほか、アプリのラベルやグリッドのデザインのカスタマイズ、ウィジェットを追加すれば、ロックを解除することなく利用したい機能に直接アクセスができるなど、カスタマイズ性とユーザーの意思を尊重した機能が多数搭載されている。

 

18bit ISP搭載で従来モデルの約4000倍のカメラデータ処理能力を実現

Phone (2)はカメラ機能もアップグレードされた。フロントカメラには、従来モデルとはサイズ、性能ともに倍の32MP大型センサーを、リアカメラには、50MPのメインカメラと50MPのワイドカメラのデュアルカメラにスマートチューニング機能を搭載。メインセンサーはソニーの「IMX890」にアップグレードされた。

 

18bit ISP(イメージシグナルプロセッサー)も搭載されており、従来モデルに比べてカメラデータを最大4000倍処理することが可能となった。さらに、Advanced HDRアルゴリズムは、センサーのRAW領域内で露出レベルを変化させながら8フレームを撮影していく。これにより、実物に近い高精度の最終画像に仕上がるという。

 

動く被写体を検出して捉えるMotion Capture 2.0 も搭載されているので、例えば強風の日になびく髪の毛や子どもの日常シーンなどの撮影でも、ディテールまで表現しての撮影が可能となる。

↑新しいAdvanced HDRアルゴリズムは、従来の3倍のデータをキャプチャーする

 

このように、従来モデルに比べてより高度な機能とコンポーネントを搭載しているにも関わらず、Phone (2)は、5kgのCO2削減を達成した。また、ミッドフレームやボタン、SIMトレイチップには100%リサイクルアルミニウムを、プラスチック部分の80%にはリサイクル素材とバイオ由来素材を使用するなど、サステナビリティへの継続的な成果も実証している。

 

アキス氏は「日本の市場はファッションやカルチャー分野のまさに中心である。テクノロジー分野においても、日本はアーリーアダプターが多く、新しいトレンドをいち早く体験したいと思う価値観がNothing Technologyのデザインにマッチしたのではないか」と語った。さらに、日本での市場拡大については「我々にとって日本は4番目に大きな市場。急激に規模拡大を目指すのではなく、正しいパートナーを見つけ時間をかけて拡大をしていきたい」と今後の展望を語った。

↑Nothin Technologyマーケティング責任者 兼 共同創立者のアキス・イワンジェリディス氏

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

Googleの完全独自設計!「Tensor G5」は2025年に登場か

Google(グーグル)が完全に独自設計したプロセッサ「Tensor G5」を2025年に投入すると海外テックサイトのThe Informationが報じました。

↑独自路線を行くGoogle

 

GoogleのTensorシリーズは、2021年にスマートフォン「Pixel 6」シリーズに搭載されてデビュー。2022年に発売された「Pixel 7」シリーズでは、第2世代となる「Tensor 2」が採用されました。

 

今回の報道によれば、Googleはもともと2024年に完全に独自設計したプロセッサ「Redondo(開発コード)」を投入する予定だったとのこと。しかし、量産のスケジュールが間に合わず、現在は「Laguna(開発コード)」をTensor G5として、2025年に投入する予定だと言います。

 

Tensor G5はTSMCの3nmプロセスで製造され、薄型化と電力効率の向上のために「Integrated Fan-Out」という手法を採用。これまでのTensorシリーズはSamsungが製造してきましたが、Googleは徐々にチップの機能を自社開発に切り替えているようです。

 

Googleによる設計とAI(人工知能)の組み合わせによって独自の機能を実現してきたTensorシリーズ。今後もPixelシリーズのスマートフォンを差別化する要因として、重要なプロセッサとなりそうです。

 

Source: The Information via 9to5Google

GalaxyやPixelを超えた! 薄さ9.9mmの「Honor Magic V2」が中国で新登場

Honorは新型折りたたみスマートフォン「Honor Magic V2」を中国向けに発表しました。

↑超スリム(画像提供/Honor)

 

最大の特徴は、本体の薄さ。折りたたんだ状態で9.9mmという厚さは、ライバルとなるSamsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold 4」の15.8mmや、Google(グーグル)の「Pixel Fold」の12.1mmと比較しても際立っています。さらに開いた状態では、本体の厚さはわずか4.7mmしかありません。

 

本体には内側に7.92インチの折りたたみディスプレイ、外側に6.43インチのサブディスプレイを搭載。どちらも120Hzでの駆動に対応し、内側のディスプレイはスタイラスによる書き込みに対応しています。本体にはレザーバックプレートが採用されており、ガラスバックプレートのモデルでは本体の厚さが0.2mm増えます。

 

プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2で、16GBのRAMと256GB/512GB/1TBのストレージを搭載。背面には5000万画素イメン+5000万画素超広角+2000万画素望遠カメラを、フロントディスプレイには1600万画素のセルフィーカメラを搭載しています。バッテリー容量は5000mAhで、OSはAndroid 13をベースにしたMagicOS 7.2となっています。

 

Honor Magic V2の中国向け価格は8999元(約17万4000円※)で、国際版の投入時期はまだ明かされていません。薄さを武器にしたこの新デバイスは、スリムな折りたたみスマホのベンチマーク的存在となりそうです。

※1元=約19.3円で換算(2023年7月13日現在)

 

Source: Honor via 9to5Google

Pixel Foldにヒップホップ誕生50周年記念モデルが登場

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」にて、ヒップホップ50周年を祝う限定モデル「Hip Hop 50 Pixel Fold」が登場しました。

↑Courtney Hill / Twitterより

 

Pixel Foldは2023年5月に発表された折りたたみスマートフォンで、内側に7.6インチ、外側に5.8インチディスプレイを搭載。内側の折りたたみディスプレイではアプリを全画面、あるいは分割して表示することができます。

 

 

今回のHip Hop 50 Pixel Foldはオプシディアンカラーの本体に、側面とカメラ突起にメタリックのアクセントを追加。カメラ突起には、ヒップホップ50周年のエンブレムがほどこされています。

 

400台が限定生産されるHip Hop 50 Pixel Foldは、残念ながら一般販売はされません。そのかわりTwitter(ツイッター)の「#GiftFromGoogle」プログラムとして、ヒップホップカルチャーにインスパイアされた写真を投稿した人の中から選ばれた人に、このスマートフォンを配布しています。

 

#GiftFromGoogleのプログラムは7月18日まで応募が可能で、受賞者は同月24日に発表されます。ヒップホップ文化とガジェットをこよなく愛する方は、応募してみてもいいかもしれません。

 

Source: Courtney Hill / Twitter via 9to5Google

サムスン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」、どちらも値上げ? Fold5の新たな実物写真も登場

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」の登場が予想される「Galaxy Unpacked」イベントまで、あと2週間に迫りました。

↑Galaxy Z Fold5の折りたたみ画面、すき間がなくなっている?(Redditより)

 

そんななか、両機種のヨーロッパ(フランス)での価格が分かったとの噂が報じられています。

 

テック系情報サイトDealabsによると、少なくともフランスではGalaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5の価格は全般的に高くなる模様です。

  • Galaxy Z Flip 5 (256GB) – 1,199ユーロ
  • Galaxy Z Flip 5 (512GB) – 1,339ユーロ
  • Galaxy Z Fold 5 (256GB) –1,899ユーロ
  • Galaxy Z Fold 5 (512GB) –2,039ユーロ
  • Galaxy Z Fold 5 (1TB) – 2,279ユーロ

サムスン製品の価格は地域により異なる傾向がありますが、これらのフランス価格は約100ユーロ分の値上げとなります。発売当時、Galaxy Z Fold 4の現地価格は1,799ユーロ~、Galaxy Z Flip 4(ストレージ256GB)は1,109ユーロでした。

 

米国や日本など、主な市場で折りたたみスマホの競争が激化していることを考えれば、両モデルとも値上げすることは意外にも思えます。Galaxy Z Flip5は前モデルよりカバーディスプレイ(外側画面)が広くなる可能性が高いものの、Galaxy Z Fold5のデザインはほとんど変わらないこともあり、値下げされるとの噂までありました

 

さておき、先日のGalaxy Z Flip5ダミーモデル動画に続き、今度はGalaxy Z Fold5の「実物画像」がネット上で公開されています。

 

大手掲示板Redditに投稿された一連の画像は、複数の角度からGalaxy Z Fold5の外観を捉えたものです。全体的なデザインは前モデルと基本的に変更されていないようですが、噂の新型ヒンジ(折りたたみの軸)によりピッタリとすき間なく折りたたまれていることが確認できます。

 

Galaxy Z Flip5はカバーディスプレイが広くなり、Galaxy Z Fold5は折りたたみのすき間がなくなる。いずれもユーザー待望の改善ではありますが、日本での販売価格が気になるところです。

 

Source:Dealabs,Reddit
via:9to5Google

iPhone 15だけじゃない? Pixel 8も高くなるかも…

Google(グーグル)からの投入が期待されるハイエンドスマートフォン「Pixel 8」について、本体価格が上昇することを、リークアカウントのYogesh Brar氏が報告しています。

↑Driod Lifeより

 

Pixel 8についてはすでに実機とされる画像がリークされており、背面カメラバッテリー容量のスペックアップが期待されています。一方で、Apple(アップル)の次期ハイエンドスマートフォン「iPhone 15 Pro Max」に関しても、値上げを指摘する報道が登場していました。

 

 

Brar氏によれば、Pixel 8のベースモデルはストレージが128GBで、649ドル(約9万1000円)から販売されるとのこと。これは、「Pixel 6」や「Pixel 7」のベースモデルの599ドル(約8万4000円)から、若干の値上げとなります。

 

このような値上げは他のPixelスマートフォンでもおこなわれており、「Pixel 7a」でも前モデル「Pixel 6a」から50ドル(約7000円)の値上げが実施されました。このことを考えれば、Pixel 8シリーズの値上げもしかたないのかもしれません。

 

Brar氏はその他にも、Pixel 8における「Tensor G3」プロセッサや小型化した6.17インチディスプレイの搭載、新しいメインカメラセンサーの採用などを伝えています。若干の値上げがあったとしても、それに見合う価値のあるスマートフォンに仕上がっていてほしいものです。

 

Source: Yogesh Brar / Twitter via 9to5Google

Pixel Fold、本体を薄くするためアルミニウム素材を使用。そのため曲がりやすい?

先週、Google初の折りたたみスマートフォンPixel Foldの頑丈さを検証する動画が、YouTubeチャンネルのJerryRigEverythingにて公開されました

↑ヒンジ部分はステンレススチールで補強していたが…(Image:JerryRigEverything/YouTube)

 

このビデオでは内側と外側のディスプレイに爪やカギなどで傷を付ける、熱を加える、ヒンジがホコリに耐えられるかどうかを試しています。そして最後に「本来の方向と反対側に折り曲げる」テストをしたところ、デバイスが真っ二つに折れる結果となりました。

 

なぜ、こんなことになったのか? 耐久テストを行ったザック・ネルソン氏がPixel Foldを分解し、原因を分析しています。

 

Pixel Foldが簡単に壊れてしまった理由の1つは、フレームに使った素材に関係しているようです。一般的にスマートフォンの筐体にはステンレススチールが使われますが、Googleはできる限り薄くするためにアルミニウムを採用(公式にも認めています)。それにより、ステンレスよりも曲げやすくなっていると分析されています。

 

また今回の動画では、Pixel Foldの防水加工が、サムスンがGalaxy Z Fold 4に採用しているものとは違うことも指摘されています。

 

Galaxy Z Fold 4の防水にはゴム製の充填材が使われているのに対して、Pixel Foldは時間が経つともろく、ひび割れやすくなる可能性ある硬質プラスチック素材を使っているとのこと。いったんヒビが入ると、防水レベルは急激に落ちてしまいます。そのためネルソン氏は、サムスンの防水加工の方が長持ちするため優れているとコメントしています。

 

さらに内側のディスプレイを分解すると、折り目を補強するためのステンレススチール製スラット(薄板)が発見されました。これが、Googleが公式に謳う「折りたたみスマートフォンの中で際立って耐久性の高いヒンジ」を支える仕組みの1つとなっているようです。

 

Pixel Foldの外側のカバーディスプレイは背が低くて幅が広く、しかも本体が薄いため、Galaxy Z Fold4よりも使いやすいとの声もあります。が、もしもPixel Foldを購入する場合は、頑丈なケースも合わせて買うとよさそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:PhoneArena

「Galaxy Z Flip5」ダミーモデルの画像と動画が公開。まだ折りたたんだときのすき間はありそう

先月末、サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」の実機らしき画像がリークされていました。そこでは、前モデルの1.9インチから3.4インチに大型化したカバーディスプレイ(外側の画面)が確認できましたが、ケースに入れられたままで細部までは分かりませんでした。

↑ケースに入れられていないダミーモデルの画像が公開!

 

それに続き、新たにGalaxy Z Flip5のダミーモデルと称される画像と動画が公開されています。

 

これらは有名リークサイトSlashleaksに、LEAKSSPINNER氏が投稿したものです。同氏の信ぴょう性は86%とされ、かなりの実績に裏付けられています。

 

今回のリーク画像でも、やはり広くなったカバーディスプレイは写っています。それより興味深いのは、Galaxy Z Flip5を閉じたとき、どのように見えるかを確認できることでしょう。

 

次期モデルGalaxy Z Flip5と横折りの「Galaxy Z Fold5」は、どちらも水滴型ヒンジ(折りたたみ画面の一部をヒンジ内に引き込む方式)を採用し、折りたたんだときにすき間が小さくなると噂されてきました。

新型ヒンジ採用でも、折りたたんだときのすき間はかなりある?

 

しかし、動画に写っているダミーには、まだハッキリとしたすき間が残っているようです。ちなみに、Galaxy Z Fold5も「前モデルよりシワが15%小さくなるだけ」だと有名リーカーが主張していました

 

もっとも、Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5とも新型ヒンジにより、歴代モデル初の防塵性能(チリやホコリの侵入に強い)がサポートされるとの噂話もありました。これまでGalaxy ZシリーズはIPX8、つまり防水性能のみだったため、大きな進歩と言えそうです。

 

サムスンは7月26日に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で新型折りたたみスマホや高性能タブレットを発表すると予想されています。すでにサムスン公式らしき画像がリークされていましたが、イベント当日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Slashleaks
via:GSMArena

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、1年半前のハイエンドチップ搭載?ベンチマーク結果が見つかる

サムスンの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく発売が近づいていると噂されています。先日も中国の規制機関での登録が見つかり、予想CG画像もネット上で公開されていました

 

そんな「お手ごろ価格で高性能」なデバイスへの期待が高まるなか、ベンチマークアプリ「Geekbench」の公式集計サイトGeekbench Browserで発見されたと報告されています。

 

Galaxy S23 FEの型番はSM-S711B。ベンチマーク結果には、このスマホがAndroid 13で動作し、8GBのRAMを搭載することが示されています。さらにマザーボード情報に書かれた「s5e9925」とは、サムスン製チップセットのExynos 2200を意味するもの。以前、Exynos 2200を搭載した製品でも同じ「s5e9925」が確認されていました

 

サムスン製スマホは販売地域ごとにプロセッサーが何種類かある場合もありますが、Galaxy S23 FEは自社製のExynos 2200一択でクアルコムのSnapdragon版はないとの噂もありました。

 

このExynos 2200は、2022年初めに発売されたGalaxy S22シリーズにも搭載されていたチップです。つまり、約1年半前の最新チップということです。

 

とはいえ、カメラに関しては前モデルのGalaxy S21 FEを概ね上回り、特にメインカメラが強化されると噂されています。現在では最高性能とはいきませんが、コストパフォーマンスの高さを期待したいところです。

 

Source:Alvin(Twitter) 
via:GSMArena

「Pixel Fold」の耐久性は本当に最強? テストしたら意外な結果が…

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」の耐久テストをYouTubeチャンネルのJerryRigEverythingが行い、その結果を投稿しました。

↑こうやって折ろうとすると…(画像提供/JerryRigEverything・YouTube)

 

Pixel Foldは折りたたみ可能な7.6インチディスプレイを内側に搭載しています。本体のヒンジは耐久度が高く、折りたたんだ状態の厚みは業界最薄レベルとうたっていました。

 

では、実際にはどうなのか? JerryRigEverythingは今回、Pixel Foldの内側と外側のディスプレイをテスト。「どれだけ傷に強いか?」『熱を加えるとどうなるか?」「ヒンジがほこりに耐えられるか?」などを検証しましたが、特に大きな弱点は見つかりませんでした。

 

しかし、内側のディスプレイを外側に折り曲げると、スマホのフレームがアンテナ部分で折れ、ディスプレイが故障し、最終的にはデバイスがグニャグニャに曲がって壊れてしまったのです。Samsung(サムスン)や他社の折りたたみスマートフォンと比較すると、これは弱いと言わざるを得ません。

 

もちろん、動画のように折りたたみスマホを反対側に無理やり曲げる人はほとんどいないでしょう。絶対に真似などしないでほしいのですが、「Pixel Foldは変なふうに折り曲げると壊れてしまうことがある」と頭に入れておくと良いかもしれません。

 

Source: JerryRigEverything / YouTube

そこまで高くない? モトローラの折りたたみスマホ「motorola razr 40 ultra」をチェック

モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月6日、折りたたみのAndroidスマホ「motorola razr 40 ultra」と、ミドルハイモデルの「motorola edge 40」を発表しました。販売価格はmotorola razr 40 ultraが15万5800円(税込)で、motorola edge 40が6万4800円(税込)です。

 

大きめな「アウトディスプレイ」搭載の折りたたみスマホ

↑motorola razr 40 ultra。カラーはインフィニットブラック1色です

 

motorola razr 40 ultraは、6月1日にグローバルで発表されたモデル。モトローラ・モビリティ・ジャパンのラインナップの中では、プレミアムに位置づけられています。また、モトローラはいち早く折りたたみスマホを市場に投入していますが、本製品で4世代目にあたります。

 

折りたたんだ状態でも使えるよう、本体に3.6インチのアウトディスプレイを搭載。メッセージやメール、SNSの閲覧はもちろん、音楽アプリの操作、マップアプリの使用などが可能です。開くと現れるメインの有機ELディスプレイは、22:9比率の6.9インチサイズで、リフレッシュレートは165Hzに対応しています。

↑ちょっとした操作であれば開くことなくできるアウトディスプレイ

 

折りたたむときに任意の角度で固定することができ、いろいろな使い方ができます。たとえば、スタンド状態にしてアウトディスプレイにカメラアプリを表示させると、自分の姿を見ながらセルフィーが可能。ほかにも、本体を90度に折り、ビデオカメラのように持って撮影といったこともできます。

↑モトローラが提案するさまざまな使い方

 

本体サイズは約高さ170.83×幅73.95×厚さ6.99mmで、重さは約188gです。なお、折りたたみ時のサイズは約88.42×73.95×15.1mm。

 

カメラは1200万画素のメイン、1300万画素の超広角+マクロの2眼構成。フロントは3200万画素とリアカメラよりも高画質なうえに、デュアルピクセルPDAFに対応しており、明るく鮮明な撮影が可能とのこと。

↑カメラの仕様

 

↑カメラ機能の一覧。手をかざすとシャッターを切れる機能などがそろっています

 

そのほか主なスペックは、Snapdragon 8+ Gen 1、8GBメモリー、256GBのストレージ。SIMはnanoSIMとeSIMに対応しています。

↑バッテリーは3800mAhで、急速充電に対応。また防滴・防塵仕様です

 

【製品フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

日本ユーザーの嗜好に合わせたmotorola edge 40

↑motorola edge 40。イクリプスブラックとルナブルーの2色で展開します

 

motorola edge 40は、日本ユーザーの嗜好に合わせたとするモデル。こちらもグローバルのいくつかの国で先行販売しており、日本のユーザーの要望を取り入れはしたものの、ヒットしているといいます。

 

本体は丸みを帯びたディスプレイにしたほか、質感を重視したデザインに仕上げたとのこと。また、本体サイズは約高さ158.43×幅71.99×厚さ7.58mm、重さは約171gと、薄型軽量な設計になっています。

↑デザイン性と触ったときの質感にこだわったとするボディ

 

カメラは5000万画素のメインと1300万画素の超広角+マクロを装備。また、フロントカメラは3200万画素となっています。

↑カメラの仕様

 

スペックは、MediaTek Dimensity 8020、8GBメモリー、256GBストレージ。SIMはこちらもnanoSIMとeSIMに対応です。

↑4400mAhのバッテリー容量で、急速充電に対応。また生体認識にも対応します

 

↑日本ユーザー向けの仕様として、IP68相当の防水・防塵設計やFeliCaにも対応しています

 

【製品フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

販売は両モデルともに、直販サイトのほか、各家電量販店やECサイトで。加えて、国内の通信事業者としてはIIJmioが独占販売します。MNPによる乗り換えでmotorola razr 40 ultraは10万9800円(税込)、motorola edge 40は3万9800円(税込)と、特別価格で販売。製品の仕様から見てもかなりお得といえるでしょう。

↑IIJmioでの販売価格

 

ほかと比べて手に取りやすい価格で、ユーザーの新たな選択肢になるかも

新製品の発表会には、モトローラ・モビリティ・ジャパンの代表取締役社長の松原丈太氏が登壇。折りたたみスマホについてIDCのレポートをもとに「2021年は800万台、2022年はなんと倍の1600万台の出荷台数になった。今後も続いていくトレンドだと考えており、約5年の間に5.6倍の市場規模になると考えている」と期待を寄せています。

↑発表会でのプレゼン資料。折りたたみスマホは今後伸びていくと予想しています

 

とはいえ、サムスンやグーグルを見ると、折りたたみスマホはまだまだ高価な印象で、購入に踏み切れない人も多いはず。そのなかで、IIJmioからは10万円ほどで購入できるなど、motorola razr 40 ultraは手が届きやすい価格帯。それでいて、本体の軽さや開かずに操作できるアウトディスプレイなど、使い勝手もよさそうです。

 

新しい形のスマホを手にしてみたいけど、そこまで価格で冒険はしたくないユーザーにとっては、いい選択肢になるかもしれません。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

じゃんじゃん見て!「Galaxy Z Fold5」などの公式らしき画像が一挙公開

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」がまもなく発表と予想されるなか、ドイツのサイト・Winfutureが公式らしき画像を大量に公開しています。

↑新作はどうなる…

 

まず横折りスマホのGalaxy Z Fold5については、カバーディスプレイ(外側の画面)とカメラの配置が、前モデルのGalaxy Z Fold4とほぼ同じに見えます。唯一の分かりやすい違いは、LEDフラッシュの位置が移されていることと、折りたたんだ状態がより薄く見えること。

↑流出した「Z Fold5」の画像(画像提供/Winfuture)

 

このうち薄さについては、以前から何度もリークされていた新型ヒンジ(折りたたみの軸)によるものでしょう。折りたたんだときにディスプレイの一部をヒンジの内側に引き込むため、両側のディスプレイにすき間がなくなると見られています

 

Galaxy Z Fold5の本体カラーはベージュ、ブラック、新色ブルーの3色となるようです。

 

かたや、タテ折りスマホのGalaxy Z Flip5は、噂通りカバーディスプレイが大型化。今回の画像では、折りたたみ画面と並んでいるため小さくも見えますが、前モデルの1.9インチから3.4インチへと広くなり、本体を閉じてもYouTubeやGoogleマップなどが使えると噂されています

↑流出した「Z Flip5」の画像(画像提供/Winfuture)

 

最後に、次期高性能Androidタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズの画像も公開されています。いずれもベゼルが薄くて大画面、スタイラスのSペンを本体にマグネットで着けてワイヤレス充電できる仕様は前モデルと同じのようです。

↑流出した「Galaxy Tab S9」の画像(画像提供/Winfuture)

 

サムスンは7月26日の午後8時、本国の韓国・ソウルで初の「Unpacked」(新製品発表)イベントを開催する予定です。日本と韓国では時差がないため、夕食後などに発表会を楽しみたいところです。

 

Source:Winfuture
via:9to5Google

サムスンの「Galaxy Unpacked」が7月26日に開催! 折りたたみスマホの新作をお披露目へ

Samsung(サムスン)はスマートデバイス関連イベント「Galaxy Unpacked」を、7月26日に開催すると発表しました。

↑いよいよ(画像提供/Samsung)

 

今回のGalaxy Unpackedでは、招待状の画像にあるように、折りたたみスマートフォンに焦点を当てるようです。画像には「Join the flip side」との文字もあり、Samsungの「Galaxy Z Flip」シリーズの新モデルの発表が予想されます。

 

事前情報によれば、Samsungが用意している次期折りたたみスマートフォンは「Galaxy Z Fold 5」と「Galaxy Z Flip 5」の2機種。Galaxy Z Fold 5では本体スペックの向上や、ヒンジ部分の強化が噂されています。一方、Galaxy Z Flip 5では、カメラスペックやバッテリー容量の拡大、そして外側のカバーディスプレイが大型化する模様。

 

その他にも、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」「Galaxy Watch6 Classic」の登場も予想されています。次期折りたたみスマホからスマートウォッチまで、今月のSamsungのイベントは見どころ満載となりそうです。

 

Source: The Verge

カメラでか! Pixel 8 Proの実機画像がリーク

Google(グーグル)からの年内の投入が期待されているハイエンドスマートフォン「Pixel 8 Pro」の実機とされる画像が、海外SNSのRedditに投稿されています。

↑Driod Lifeより

 

Pixel 8シリーズにおけるカメラスペックの向上は以前にも報告されており、Android Authorityによればメインセンサーに「ISOCELL GN2」が採用され、センサーサイズが大型化するとのこと。また、バッテリー容量や充電速度の向上も伝えられています。

 

今回投稿された画像からは、Pixel 8 Proの背面カメラ突起のデザインが「Pixel 7 Pro」から変更されていることがわかります。Pixel 8 Proでは3カメラが一体的に配置されており、また中央のメインカメラも大型化しているように見えます。このようなカメラ部分の大型化により、LEDフラッシュとマイクは縦方向に並べて配置されています。

 

背面に貼り付けられたステッカーからは、次期プロセッサ「Tensor G3」のコードネームとなる「Zuma」という表記が見つかります。また、12GBのサムスン製LPDDR5 RAMと128GBのSK Hynix製ストレージが搭載されているようです。

 

このように、カメラ機能とそのデザインが大きく刷新されそうな、Pixel 8シリーズ。GoogleのAI(人工知能)を組み合わせた、さらなる撮影画質や機能の向上に期待したいものです。

 

Source: Droid Life via 9to5Google

Android Auto、電気自動車向けにさらに進化か

Google(グーグル)の車載向けシステム「Android Auto」にて、電気自動車(EV)向けサポートの改善に向けた準備がすすんでいることを、海外テックサイトのSmartDroid.deが報告しています。

↑SmartDroid.de

 

Android Autoとは、手持ちのスマートフォンを車載システムに接続することで、使い慣れたAndroidアプリでナビゲーションや音楽再生、音声通話、そしてGoogle アシスタントなどが利用できるソフトウェアです。スマートフォンと車種によっては、ワイヤレス接続を利用することもできます。

 

Android Autoのベータ版となるバージョン9.9のAPK(アプリケーションパッケージ)から発見された情報によれば、設定メニューの「EV設定」というセクションから、自分の車種を電気自動車として設定することが可能になります。

 

さらに、車両に搭載された充電コネクターの種類も選択することができます。これには「J1772」「CCS」「Type 2」「CHAdeMO」が含まれている一方で、Teslaの「NACS」が存在していません。これに関しては、後日のアップデートで追加される可能性があります。

 

それ以外にも、電気自動車のバッテリーメータに関する文字列も見つかっています。Android Autoのバージョン9.9では、これらのEVに関する便利機能の正式リリースに期待したいものです。

 

Source: SmartDroid.de via 9to5Google

Pixel 8はバッテリー容量と充電速度がアップするかも

Google(グーグル)の次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 8/8 Pro」にて、バッテリー容量が増え充電速度が向上することを、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑OnLeaks / MySmartPrice

 

Pixel 8/8 Proに関しては、カメラ画質の向上が報じられています。また、USB-C経由でのディスプレイ出力も可能なようです。製品は、今年の秋の投入が期待されています。

 

報道によれば、Pixel 8/8 Proのバッテリー容量は4485mAh/4950mAhで、これはPixel 7/7 Proの4270mAh/4950mAhからそれぞれスペックアップしています。また充電速度も24W/27Wで、前モデルの20W/23Wからそれぞれ向上するそうです。

 

またその他にも、Pixel 8/8 Proの搭載プロセッサ「Tensor G3」について、「Wi-Fi 7」をサポートすることが伝えられています。一方で、次世代ワイヤレス充電規格「Qi2」には対応していないようです。なにはともあれ、バッテリー容量が増えてより長時間使えるようになることは、ありがたいと言えるでしょう。

 

Source: Android Authority

「Galaxy Z Fold5」グローバル版のベンチマーク結果が発見! Galaxy S23 Ultraとほぼ同等か

サムスンは今月(7月)末に新製品発表イベント「Unpacked」を開催し、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」を発表すると予想されています。

↑こちらは「Galaxy Z Fold4」

 

そのうち横折りスマホGalaxy Z Fold5のグローバル版につき、ベンチマークアプリ「Geekbench」の報告サイトにスコアが発見されました。

 

今年3月にもGalaxy Z Fold 5のベンチマーク結果は見つかっていましたが、そちらは米国版。それからグローバル版が登場するまで、3か月かかったことになります。

 

グローバル版のシングルコアスコアは1845で、米国版の2014よりも低めです。ただし、サムスンの折りたたみ機はどのバージョンでも同じチップを搭載するため、製品版では地域にかかわらず同じ性能を発揮すると思われます。

↑フラグシップ機Galaxy S23 Ultraとほぼ同等!

 

また、これらの性能はフラッグシップ機のGalaxy S23 Ultraとほぼ対等です。同じ「Snapdragon 8 Gen2 for Galaxy」を搭載すると予想されるため妥当ではありますが、折りたたみスマホでも処理の重いゲームやアプリが快適に動きそうです。

 

そしてGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5には、次期One UI 5.1.1が搭載されるとみられています。これがソフトウェアアップデートとして既存のGalaxyスマホやタブレットにも提供され、前機種のGalaxy Z Fold4やGalaxy Z Flip4がパワーアップすると期待したいところです。

 

Source:Geekbench Browser
via:Sammobile

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、まもなく登場? Snapdragon 888搭載かも

サムスンのミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は正式発表されていませんが、先日も予想CG画像がネット上で公開されていました

↑こちらは前モデルの「Galaxy S21 FE」

 

そうして期待が高まるなか、本製品が中国の規制機関に認証されたことが明らかとなりました。

 

これはインドメディアの91mobilesが、中国の3C認証サイトから見つけたものです。3Cとは中国の強制認証制度(China Compulsory Certification/CCC)であり、中国に輸入して販売する製品は3C認証を取得する必要があります。そして3C認証を取得すれば、まもなく発売されることが恒例となっています。

 

今回の3Cリストには、Galaxy S23 FEと思われる「SM-S7110」という型番のサムスン製スマートフォンが掲載されています。このスマホは5G通信や、25Wの急速充電に対応するとのこと。また、サムスンがフラッグシップ機で採用している充電アダプターを同梱しない(つまりミドルレンジ)ことも記されています。

 

前モデルのGalaxy S21 FEは2022年初めに登場しましたが、「Galaxy S22 FE」は存在していません。今年もミドルレンジのFEシリーズは発売されないとの噂もありましたが、一転して「フラグシップのS23シリーズが販売不振のために投入される」との予想が有力となっています

 

上記の予想CG画像では、Galaxy S23 FEのデザインはS23とよく似ていました。画面サイズはS21 FEと同じ約6.4インチであり、端が丸くならないフラットスクリーン。背面には3つのカメラがあり、望遠カメラも搭載される可能性が高いとのこと。

 

また搭載プロセッサーはサムスン製のExynos 2200になるとの噂もありましたが、リーカーのAbhishek Yadav氏は、少なくともバリエーションの1つはSnapdragon 888(Galaxy S21シリーズに採用)になるというサムスン公式らしき画像をシェアしています。

 

Galaxy S23 FEの「FE」とは「ファン・エディション」の略です。その名の通り、ユーザーの期待に応えるコストパフォーマンスの高い製品になると望みたいところです。

 

Source:91mobiles

通信障害や災害時に活躍! au、ソフトバンク、ドコモで提供の「副回線サービス」ってなに?

2022年7月、大規模な通信障害により、auおよびUQモバイルの回線が最大86時間もつながらない事故が発生。物流や金融をはじめ、日本経済に与えたダメージは決して小さくなく、改めて通信の重要性に気づいた人も多いのではないでしょうか。

 

もし、そんなときに「副回線サービス」に加入していれば、連絡が取れないという状況は回避できたはず。では、副回線サービスとは一体どういうものなのか? 格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

↑ドコモのサイト(https://www.docomo.ne.jp/service/hukukaisen/)から

 

メイン回線がつながらないときに、ほかの回線を利用

結論から言いますと、副回線サービスは普段メインとして利用している主回線が利用できない場合に、ほかのキャリアの回線を利用するサービスのこと。つまり、普段はドコモ回線をメインに使いながらも、通信障害が発生したときは、au回線に切り替えるといったことです。

 

副回線サービスは、現在ドコモ(ドコモ回線のahamo含む)、au(au回線のUQモバイル含む)、ソフトバンクの3社が提供し、それらのキャリアを利用している人が対象のサービスとなっています。しかし、auのオンライン専用プランであるpovo、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルとオンライン専用プランのLINEMOは対象外となっているため、注意が必要です。

 

では、3社を利用していれば、自由に副回線を選べるかというとそうではなく、au&UQモバイル利用者は、ソフトバンク回線(4Gエリア)を利用可能。ドコモ&ahamoとソフトバンク利用者は、au回線(4Gエリア)が利用可能となっています。

 

ちなみに副回線サービスは1回線につき、1回線まで申し込みが可能。また、契約事務手数料は基本無料ですが、au&UQモバイルはサービス解約後1年以内の再加入時は3850円(税込)が発生するため注意してください。

 

データ容量は個人で月額429円。SIMカードの種類には注意が必要

月額料金については、下記図の通り、3社で同一です。しかし、個人契約・法人契約によって月額料金が異なります。

 

副回線サービス 月額料金

個人契約 法人契約
月額料金※1 429円 550円 ※2
国内通話料 22円/30秒
国内SMS 3.3円(税込)/全角70文字

※1 価格は税込表示です。

※2 UQモバイルの法人向けプランを利用の方は429円(税込)で利用可能です。

 

利用できるデータ容量と通信速度も個人・法人契約によって異なります。業務で使う法人の場合は多めに設定されており、最大1GB。ビジネス観点から、もしものことを考えると企業単位で加入していくこともおすすめです。個人で利用する場合は、あくまで「もしものときのサブ」として考えておくのがいいでしょう。

 

副回線サービス データ容量

個人契約 法人契約
データ容量 500MB 1GB
通信速度 最大300kbps 最大1Mbps
通信制限時の速度 最大128kbp

 

また、各キャリアで対象料金プランが決まっていますが、auであれば音声通話に対応した料金プランなど、基本的にはベーシックプランなら利用可能。詳細は副回線サービス契約時に、各キャリアの公式サイトで確認するようにしてください。

 

細かい設定になりますが、SIMカードについては、au&UQモバイルは、SIMカードとeSIMから選択することができます。ただし、個人契約・法人契約で選択できるSIMタイプが異なります。

 

au/UQモバイル 利用可能なSIMタイプ

SIMタイプ
個人契約 SIMカード/eSIM
法人契約 eSIM ※3

※3 UQモバイルの法人向けプランを利用の方はSIMカードも利用可能です。

 

利用中の機種にもよりますが、個人契約の場合は、SIMカード or eSIMからの選択が可能。法人契約の場合、auはeSIMのみ、UQモバイルはSIMカード or eSIMのどちらも利用可能です。なお、ドコモ&ahamo、ソフトバンクでは、個人契約・法人契約問わずeSIMのみの提供となっています。

 

また、副回線サービスを利用している端末から機種変更する場合、eSIMまたはSIMカードの再発行が必要となる場合があります。

 

さらに、eSIMのプロファイルは再発行できないため、機種変更や故障などが原因で副回線を利用できなくなってしまった場合、サービスが自動的に解約されてしまう点に注意が必要です。もうひとつ、eSIMのみの提供となるため、当然ながらeSIMに対応した機種を所有していることが必須となります。

 

万が一の備えとして検討しておきたい副回線サービス

申し込み手順については、各キャリアの公式サイトに従うのがスムーズです。また、副回線サービスに関するよくある質問や具体的な手続き方法は、モバワンの記事でも説明しています。

 

通信障害はもとより、昨今懸念される災害を想定したとき、誰とも通信ができないという危機的状況は回避しておきたいものです。万が一に備えて、副回線サービスの利用を検討してみるのをおすすめします。

上位モデルにそっくり? 噂の「Galaxy S23 FE」の予想画像が公開

サムスンの次期ミッドレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」を巡り、さまざまな噂が飛び交っていますが、いまだにその全貌は明らかとなっていません。そんな中、有名リーカーの情報を基にした予想CG画像が公開されて話題を呼んでいます。

↑Galaxy S23 FEの予想レンダリング画像(画像提供/OnLeaksおよびSmartprix)

 

著名リーカーOnLeaksとスマートフォン情報サイトSmartprixが協力して、Galaxy S23 FEの予想レンダリング(CG)画像を独占公開しています。

 

今回の画像で確認できるのは、どの角度から見てもサムスンのGalaxy A54、あるいはGalaxy S23によく似ているということ。それだけ、サムスン製品のデザインが完成の域に達しているのかもしれません。

 

画面サイズは約6.4インチで、端が丸くならないフラット(平面)スクリーン。フラット画面のほうが「側面を間違ってタップしにくい」や「保護フィルムを貼りやすい」などの理由で好ましいとの声もあります。

 

また、背面には3つのカメラがあり、この価格帯にしては珍しい望遠カメラを搭載する可能性が高いとのこと。前モデルとなるGalaxy S21 FEにも、望遠カメラが採用されていました。全体のサイズは約158mm×76.3mm×8.2mmとなり、片手で持ちやすいコンパクトさが特徴となりそうです。

 

さらに、搭載チップはサムスン製のExynos 2200である可能性が高いものの、クアルコム製のSnapdragon 8 Gen 1になる可能性もなくはないそうです。以前のフラッグシップ機・Galaxy S22シリーズには、それぞれのチップを搭載した別モデルがありましたが、Snapdragon版のほうがバッテリーの持ちが良いとの検証結果もありました

 

他のスペックとしては、画面リフレッシュレートは最大120Hz、RAMは6GBまたは8GB、内蔵ストレージは128GBまたは256GBとのこと。約4500mAhのバッテリーを搭載し、25Wの急速充電にも対応していると言います。

 

Galaxy S23 FEのカメラ性能は、おおむねGalaxy S21 FEを上回るとの噂話もありました。いつ正式発表されるかは不明ですが、7月末に開催とみられる「Galaxy Unpacked」イベントでお披露目されると期待したいところです。

 

Source:Smartprix
via:Wccftech

サムスンより画面がデカい! OnePlusのフラッグシップ「折りたたみスマホ」の詳細が流出

OnePlusが2023年夏に投入することを予告している折りたたみスマートフォンについて、詳細なスペック情報を海外テックサイトのMySmartPirceが報告しています。

↑OnePlusは画面で優勢(画像提供/OnLeaksおよびSmartPrix)

 

現時点でOnePlusの折りたたみスマホに関する公式情報はまだありませんが、同ブランドはすでに「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」といった商標を登録しています。また、同社のCOOはその折りたたみスマホが「フラッグシップモデルになる」と自信をのぞかせています。

 

MySmartPriceによれば、OnePlusの折りたたみスマホは7.8インチ/120Hz駆動/2K解像度という、極めて高スペックなものが採用されるとのこと。これは、業界をリードするSamsung(サムスン)の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 4」の7.6インチを上回る画面サイズで、製品の大きなアピールポイントとなりそうです。また、本体外側にも6.3インチ/120Hzのサブディスプレイを搭載し、これもGalazy Z Fold 4(6.2インチ)を上回っています。

 

プロセッサには、最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を採用。RAMは16GBで256GBのストレージを搭載している模様。バッテリー容量は4800mAhで67Wでの高速充電が可能です。OSは「Android 13」をベースにした「OxygenOS」。また、背面には4800万画素メイン+4800万画素超広角+6400万画素望遠のトリプルカメラを、画面上には3200万画素+2000万画素の自撮りカメラをそれぞれ搭載しています。

 

OnePlusの折りたたみスマートフォンはかなりハイエンドになりそうですが、ライバルも黙っていないでしょう。例年通りのスケジュールなら、Samsungも今夏に新型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 5/Galaxy Z Flip 5(どちらも仮称)」を投入してくるはず。激しい戦いが繰り広げられるかもしれません。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

ウデに自信がある人向け。Pixel Foldの折りたたみ画面も自己修理可能に

Google(グーグル)が折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」向けに、ディスプレイを含む自己修理プログラムを提供することが、海外メディアの9to5Googleにより報じられています。

↑Googleより

 

Googleは2022年4月に修理業者のiFixitと提携し、自己修理プログラムとその修理部品の提供を開始しました。すでに「Pixel 6a」や過去のPixelスマートフォンにおける、ディスプレイやバッテリーが販売されています。

 

9to5GoogleがGoogleに取材したところ、Pixel Foldでもこのような修理プログラムが提供されるとのこと。このように公式の修理プログラムが提供される折りたたみスマートフォンは、Pixel Foldが初のケースとなります。なお、修理方法としては店頭、および郵送でのオプションも用意される予定です。

 

折りたたみディスプレイの自己修理と聞くと、なかなか難しそうですが、Googleの自己修理プログラムでは修理マニュアルも提供されます。ガジェット修理に関してウデに自信がある方は、挑戦してみてもいいかもしれません。

 

Source: 9to5Google

「Galaxy Z Flip5」、カメラもバッテリー持ちもGalaxy S23シリーズ並みに大進化? 最新チップのおかげかも

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」については、すでに多くの情報がリークされてきました。最近も実機の画像がリークされて「カバーディスプレイ(外側の画面)が大型化」するとの噂が裏付けられていました。

↑Galaxy Z Flip5の注目ポイントは、カバーディスプレイだけではないのです!

 

それに続き、韓国の最大手メディア朝鮮日報が「Galaxy Z Flip5のカメラとバッテリー持ちはGalaxy S23並みに改善する」との噂を報じています。

 

Galaxy Z Flip5の背面カメラは、メインカメラと超広角カメラともに12MP。つまり、前モデルのGalaxy Z Flip4と全く同じだと予想されています。著名リーカーSnoopyTech氏が公表したスペック表にも、そう書かれていました

 

しかし、匿名のサムスン関係者によれば「Galaxy Z Flipシリーズは機能面でGalaxy Sシリーズに遅れを取っているというユーザーの不満に応え、最新モデルではカメラとバッテリーの持ち時間がGalaxy S23並みに改善されている」そうです。

 

コンパクトなGalaxy Z Flipシリーズは、内部スペースが限られているため、カメラの画素数やバッテリー容量をアップすることは難しい……ですが、「ソフトウェアの助けを借りて」写真の鮮明さとバッテリーの問題は大幅に改善されたとのことです。

 

Galaxy Z Flip5には、Galaxy S23シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載される見通しです。このチップは前世代のSnapdragon 8+ Gen 1より大幅に電力効率が改善されているほか、処理能力も大きく向上しています。

 

最近のスマートフォンによる写真はコンピュテーショナル・フォトグラフィー、つまり撮影後にAIによりピントを合わせたり、ボケさせるコンピュータ処理が大きな比率を占めています。Galaxy Z Flip5の搭載チップもパワフルになれば、イメージセンサーが捉えた解像度が高くなくとも、写真のクオリティを底上げすると期待できそうです。

 

Source:朝鮮日報
via:PhoneArena

ミドル級スマホをパワーアップ! Snapdragon 4 Gen 2が登場

Qualcomm(クアルコム)はミドルレンジ(普及帯)スマートフォン向けプロセッサ「Snapdragon 4 Gen 2」を発表しました。

↑Qualcommより

 

Snapdragon 4 Gen 2の特徴は、撮影機能や高速充電機能の強化、高速なモデムの提供です。写真や動画撮影では、より早いオートフォーカスと電子手ぶれ補正機能が提供されます。また1080p解像度までの動画撮影なら、ノイズ低減機能も利用可能です。充電機能では「Quick Charge 4+」により、わずか15分で50%までの充電ができます。

 

CPUには2コアの高性能コアと6コアの高性能コアを組み合わせた、最大2.2GHz駆動のKryo CPUを採用。前世代プロセッサから、10%性能が向上しています。FHD+解像度/120Hzのディスプレイが利用でき、より多くの周波数とネットワークをサポートした「X61 5G Modem-RF」モデムが組み合わされます。

 

Snapdragon 4 Gen 2は、2023年後半に発売されるスマートフォンに搭載される予定です。同プロセッサを搭載した、廉価かつパワフルな端末の登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 8はUSB-C画面出力が可能? 画面スペックの詳細も

Google(グーグル)からの年内の投入が期待されているハイエンドスマートフォン「Pixel 8」について、USB-C経由の画面出力機能やスペックの詳細を、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑Gabo_Arts / Shutterstock.comより

 

まずUSB-C経由のディスプレイ出力機能ですが、これまでのPixelスマートフォンでは、同様の機能を利用することができませんでした。しかしPixel 8ではUSB-C経由のDisplayPort出力を利用することで、ディスプレイ出力が可能になるというのです。またこれには、外部ディスプレイをパソコンのようにして利用する機能が含まれているのかもしれません。

 

その他にもAndroid Authorityは、Pixel 8のディスプレイサイズが6.17インチで、「Pixel 7」の6.31インチから若干小型化することを伝えています。また大画面モデルの「Pixel 8 Pro」では、画面サイズは変わらないものの解像度が低下し、またベゼルが1mm狭くなるようです。さらに両スマートフォンとも、より明るい表示が可能だと伝えられています。

 

このように、こまかな改良やスペックアップが予定されているであろうPixel 8。しかしその最大の進化は、やはり次期プロセッサ「Tensor 3」となるのかもしれません。

 

Source: Android Authority 1, 2

Galaxy Z Flip5、ついに実機の画像がリーク? 大型カバーディスプレイは便利そう

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」は注目度が高いためか、複数の情報源からリークが相次いでいます。先日も折りたたんだ状態で、GoogleマップやYouTubeアプリが使えるといった噂話がありました

↑こちらは現行モデルの「Galaxy Z Flip4」

 

これまでも予想CG画像はいくつか公開されていましたが、おそらく初であろう実機画像がネット上に登場しました。

 

有名リーカーのRevegnus(@Tech_Reve)氏は、Galaxy Z Flip5の実機らしき画像をTwitter上でシェアしました。他の実物らしき財布と並べられており、CGではなく本物であると強調されているようです。

 

今回の画像ではケースの中に入れられ、かつ折りたたんだ状態のため、完全なデザインを確認することはできません。とはいえ、長らく待ち望まれてきたアップグレード、つまりカバーディスプレイ(外側の画面)が大型化していると確認できます。

 

現行モデルのGalaxy Z Flip4は折りたたみスマホの中では最高の評価を受けているひとつですが、1.9インチのカバーディスプレイはあまり便利ではなく、ごくわずかな情報やアプリの通知、クイック設定などが表示できるだけです。

 

そしてカバーディスプレイが大型化した競合製品が登場した今、Flip4では窮屈にさえ見えかねません。そうした状況が、Galaxy Z Flip5では一変することになりそうです。

 

Galaxy Z Flip5は3.4インチのカバーディスプレイを搭載し、その形は片側が少し凹んだフォルダー型。また、新たな水滴型ヒンジが採用され、防塵性能(砂やホコリなど固形物の侵入に対する保護)も追加されると噂されています。

 

このGalaxy Z Flip5と新型横折りスマホ「Galaxy Z Fold5」は、7月末のスペシャルイベントで発表される見通しです。あと1か月、今後も次々と新たな情報が飛び出すかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

iPhoneよりAndroidスマホの方が58%使いやすい? 調査結果が発表

iPhoneとAndroidはスマートフォン市場で激戦を繰り広げていますが、最近ではAndroidからiPhoneに乗り換えた米国ユーザーの比率が5年ぶりの高水準になっています。また、iPhoneアプリの方がAndroidアプリより使いやすいと感じる理由につき、ベテランユーザーが分析を語っていました

↑iPhoneとAndroid、どちらが使いやすいか

 

そんななか、iPhoneの方がAndroidスマホよりも直感的に操作が分かりにくく、ユーザーが苦労している可能性を示す調査データが公開されました。

 

米スマートフォン比較サービスGreen Smartphonesは、AndroidとiPhoneのどちらが使いやすいか確認するため、米国のAndroidユーザーとiOSユーザーが基本操作につき、どれだけGoogle検索を使っているかの「月間平均検索数」を調べました。

 

たとえば「スクリーンショットの撮り方」をググる回数が多ければ、それだけ操作が分からず困っている、というわけです。要は、基本操作につき月間平均検索数が少ない方が「より直感的である」ことを示すと解釈されています。

 

その結果は、スクリーンショット撮影方法やQRコードの読み取りではiOSが下回っているものの、「画面録画の撮り方」ではAndroidの250%、「電話番号をブロックする」では143%、「工場出荷状態にリセットする」では626%も上回っています。

 

これらを合計すると、「iPhoneユーザーはAndroidユーザーよりも、基本操作につき58%も多く検索している」ということ。そこから、Green Smartphonesは「AndroidはiOSよりも58%使いやすい」との結論を出しています。

↑iPhoneユーザーはAndroidユーザーより基本操作に関する検索が多め

 

とはいえ、AndroidからiPhoneに乗り換える米国ユーザーの比率が高まっているとのデータと合わせて考える必要があるでしょう。つまり、Androidユーザーは使い慣れている人が多いのに対して、iPhoneユーザーは初心者が増えており、検索回数も高めになっている可能性もあります。

 

結局のところ、どちらのOSにも長所と短所があります。iPhoneは5~6年間もソフトウェア・アップデートを受けられ、高品質のアプリはAndroidより先にiOSに登場することが多いもの。それに対してAndroidはユーザーが自分に合わせてカスタマイズしやすく、各ユーザーの好みによるところが大きそうです。

 

Source:Green Smartphones
via:PhoneArena

Zenfone 10、イヤホンジャック付きのオトクなハイエンドスマホに?

ASUSの次期ハイエンドスマートフォン「Zenfone 10」の詳細情報を、海外テックサイトのWinFutureが報じています。

↑WinFuture

 

Zenfone 10は、ASUSが今月の発表を予定しているスマートフォンです。公開されたティーザー(チラ見せ)画像からは、同スマートフォンが現行モデル「Zenfone 9」と似たデザインとなり、ジンバルカメラや強化されたワイヤレス充電機能を搭載することを示唆しています。

 

WinFutureによれば、Zenfone 10は5.9インチ/120Hzディスプレイを搭載し、プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2になるとのこと。背面のメインカメラは2億画素で、5000mAhのバッテリーの採用が指摘されています。また今どきのスマートフォンとしてはめずらしく、本体にはイヤホンジャックを搭載しているようです。

 

さらにZenfone 10のプロモーションページからは、同スマートフォンが749ドル(約11万円)にて販売されることが判明しています。この価格情報が正しければ、Zenfone 10は比較的廉価なハイエンドスマートフォンとして投入されることになりそうです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

イギリスの警察に無言電話が急増! Androidスマホが誤作動のため

最近のスマートフォンには、身に危険が迫ったときや災害時に通報しやすくする機能が備わっています。が、Androidの「緊急通報」機能が大量の間違い電話を引き起こしており、Googleが対応することになりそうです。

↑iPhoneやApple Watchだけでなく、Androidでも同様の問題が

 

Android 12以降には、「緊急通報」機能が追加されています。この機能により、電源ボタンを5回以上すばやく押すことで緊急SOSに連絡を取ることが可能です。

 

この機能が発動すると数秒のカウントダウンが始まり、間違いであればキャンセルできます。最大のポイントは、緊急時にスマホの画面を見ずに、すぐに通報できること。各ブランドにより動作は少し異なりますが、おおむね同じように動作します。特にPixelスマホの場合、自動的に動画を撮影することも可能です

 

しかしイギリスでは、この緊急SOSが誤報の原因になっていると英BBCが報じています。

 

全国警察本部長評議会(NPCC)は、すべての緊急サービスで通報件数が過去最高を記録しており、それには複数の理由があるなか、大きな影響を及ぼしているのが「Androidスマホのアップデート」だと述べています。つまりAndroid 12や13への更新により緊急SOS機能が追加され、それらが誤作動しているというわけです。

 

これによる無言電話は、オペレーターが対応するのに20分もかかったそうです。そのためNPCCは、間違って通報した人はそのまま話し続け、間違いだったと伝えるよう呼びかけています。

 

またNPCCは、Android 13のアップデート以降、この問題がより広がっていると指摘。この問題はイギリスに限らず、欧州緊急番号協会(EENA)も「Android端末からの自動誤発信が急増している」との報告を受けているそうです。

 

これに対してGoogleは、緊急SOS機能をどう機能させるかは端末メーカー次第だとしつつ「これらのメーカーが意図しない緊急通報を防げるよう、Androidは追加のガイダンスとリソースを提供」していると回答。つまり、緊急SOSの動作方法を変える手助けをするようです。

 

さらに「この問題に対処するアップデートは、まもなく各端末メーカーからユーザーに提供させるものと思われます」とのこと。この問題が起こり続けるユーザー向けには、今後は数日間、緊急SOS機能をオフに切り替えてくださいと述べています。

 

緊急SOSのオン/オフを切り替える手順は、次の通りです。

  1. スマホの設定アプリを開きます
  2. [緊急情報と緊急通報]→[緊急 SOS]をタップします
  3. 設定を選択します
  4. 緊急 SOS の操作を選択します

 

Source:BBC
via:9to5Google

サムスン折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」、前モデルより約18%値上げ? 「Galaxy Z Fold5」は値下げの噂も

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」は、7月末に韓国で開催されるスペシャルイベントで正式発表される見通しです。

↑こちらはGalaxy Z Fold4とGalaxy Z Flip4

 

そんななか、Galaxy Z Flip5が前モデルGalaxy Z Flip4よりも大幅に高くなるとの噂が届けられています。

 

ギリシャでの価格は、8GBのRAMと128GBストレージを搭載する基本モデルが1,299ユーロになるとのことです。Galaxy Z Flip4の8/128GB版がユーロ圏では1,099ユーロだったことから、約18%もの値上がりとなります。

 

もちろん、ユーロ圏でも国により付加価値税(VAT)が異なるため、価格は多少変わる可能性がありますが、それでも大きな違いはなさそうです。

 

今回の新モデルは、折りたたんだときの外側画面(カバーディスプレイ)が従来の1.9インチから3.4インチに大型化し、閉じた状態でもGoogleマップやYouTubeアプリが使えるとの噂もあります。また新たな水滴型ヒンジの採用により少し薄くなり、防塵性能も追加されるとも予想されています

 

これらのアップグレードが本当であれば、約2割ほど値上がりしてもユーザーは納得するかもしれません。その一方で、次期横折りスマホ「Galaxy Z Fold5」は前モデルより安くなるとの説もあり、そちらの魅力が増すことになりそうです。

 

Source:TechManiacs
via:GSMARENA

「Galaxy Z Fold」のカバーディスプレイ、劇的な改善は2024年までお預け?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」は、7月末の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で登場することが予想されています。

↑カバーディスプレイの改善はFold6までお預け?

 

そんな中、早くも次の「Galaxy Z Fold6」の開発が始まっており、外側のカバーディスプレイのアスペクト比(縦と横の長さの比率)が変更されると有名リーカーが主張しています。

 

著名リーカーRevegnus(@Tech_Reve)氏は「Galaxy Z Fold6の主なアップデートは外側ディスプレイのアスペクト比が変更されること」とツイート。同氏はサムスンやアップルの未発表製品について活発に情報を発信しており、それなりの的中率を誇っています。

 

Galaxy Z Foldシリーズは、折りたたんだときに使うカバーディスプレイが縦長過ぎるとの声が上がっていました。前モデルのGalaxy Z Fold3では24.5:9であり、Galaxy Z Fold4は変更されながらも23.1:9。どちらも縦方向に長くて、幅の狭い画面。Galaxy Z Fold5もデザインはほとんど変わらず、アスペクト比も同じだと予想されています。

 

それに対して、Googleの折りたたみスマホPixel Foldのアスペクト比は17.4:9。折りたたんだときでも一般的なスマホと同じ感覚で使いやすく、ユーザーからも好評を呼んでいます。Galaxy Z Fold6も以前とは全く違うアスペクト比となり、折りたたんだ状態でも見やすく、文字入力もしやすくなるのかもしれません。

 

ところで、Revegnus氏は、Galaxy Z Fold6ではGalaxy Z Fold5と同じ(カメラ用)イメージセンサーを採用することが残念だとも述べています。もっとも最近のスマホカメラは、デジタル処理が大きな比重を占めているため、プロセッサーが進化することで画質も上がると期待したいところです。

 

Source:Revegnus(@Tech_Reve) 
via:Wccftech

「Snapdragon 8+ Gen 2」実在説、次期ゲーミングスマホのベンチマーク結果で可能性高まる

サムスンのフラッグシップ機・Galaxy S23シリーズには、クアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されています。このチップは、通常のSnapdragon 8 Gen 2の最大クロック3.20GHzから最大3.36GHzに強化されたもの。「Snapdragon最速だ」とうたわれ、サムスンの独占と見られていました。

↑サムスンの独占は終わり?

 

しかし、最近になって違う見方が浮上。同じチップがこれから他社のゲーミングスマホ「Red Magic 8S Pro」に採用され、「Snapdragon 8+ Gen 2」と名前を変えながら各社のスマートフォンに搭載される可能性があります。

 

Red Magic 8S Proは、日本でも販売されているRedMagic 8 Proなどの次期モデルにあたるもの。そのAnTuTuベンチマーク結果を有名リーカーのDigital chatter氏が中国SNSのWeiboでシェアしています。

 

前モデルとなるRed Magic 8 Pro+(Snapdragon 8 Gen 2搭載)は、AnTuTu総合スコアで130万点以上を記録していました。 しかし、同じベンチマークを実行したところ、Red Magic 8S Proは170万点以上のスコアを獲得しています。

 

その搭載チップとされるのが、Snapdragon 8 Gen2の強化版。クアルコムが「SnapDragon 8 Gen 1」の強化版を「SnapDragon 8+ Gen 1」と名付けたように、「SnapDragon 8+ Gen 2」という名前になるのではないか? サムスンの独占期間が終わり、他社のAndroidスマホにも使われるようになるのではないかと推測されています。

 

また、Digital chatter氏はRed Magic 8S Proにはアクティブ冷却ファンが搭載され、AnTuTuスコア向上に貢献したとも主張。このファンが標準装備なのか、別売りのアクセサリーかは不明ですが、ともあれ「Snapdragon 8+ Gen 2」が実在している可能性は高まりました。

 

しかし、クアルコムは2023年10月24日に新製品イベント「Snapdragon Summit」を開催し、次期チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を発表すると予想されています。それ以降はSnapdragon 8 Gen 3を積極的に売り込んでいくはず。

 

そのため、Snapdragon 8+ Gen 2の発表を急ぎ、今後数か月のうちに同チップを搭載するAndroidスマートフォン、特にゲーミングスマホが続々と登場する可能性が考えられます。

 

Source:Weibo
via:Wccftech

Pixel 7a搭載のTensor G2チップ、上位モデルよりも熱くなりやすい? コストダウンのためかも

Googleの中価格帯スマートフォンPixel 7aは、高価なフラッグシップ機のPixel 7やPixel 7 Proと同じTensor G2チップを搭載していると公称されています。

Image:Google

が、チップの名前は同じながらも、上位モデルとは少し違っていることが明らかとなりました。

 

今年5月に登場したPixel 7aは、前モデルのPixel 6aよりも性能が優れており、バッテリー持ちも改善されています。それらが新チップTensor G2によることは間違いなさそうですが、有名リーカーが上位モデルよりも少し劣っている可能性を指摘しています。

 

Kamila Wojciechowska氏によれば、Pixel 7aに搭載されたTensor G2チップは「IPOP」というバリエーションだそうです。

 

より具体的には、上位モデル用とはパッケージング(半導体を1つにまとめて外部から保護し、端子間を接続するプロセス)技術が違うとのこと。Pixel 7とPixel 7 ProのTensor G2に使われている「FOLOP-PoP」技術よりも、「IPOP」は製造コストが低く抑えられているようです。

 

実際にTensorチップを製造しているサムスンの資料によると、IPOPチップはFOLOPよりも分厚く、大きく、熱くなりやすいとのことです。

 

ふだん使いにはほとんど問題とならないはずですが、「チップが熱くなりやすい」ことは望ましいとは言えません。特にTensorチップを搭載したPixelスマートフォンは熱くなりがちで、Googleもわざわざ公式サポートページを用意しているほどです。

 

Pixel 7aの完成度は非常に高く、先にPixel 7やPixel 7 Proを買った人は複雑な思いをしたかもしれませんが、上位モデルは「熱くなりにくい」可能性が高く、お値段に見合った価値はありそうです。

 

またTensor G2は、タブレットのPixel Tabletや折りたたみスマホPixel Foldにも搭載されています。これらデバイスが、どのバージョンのチップを使っているか不明ですが、使用したユーザーからのレビューを待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

サムスン折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」は前モデルより安くなる? Google Pixel Fold対抗かも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」は、Galaxy Z Fold4より小さく・薄く・軽くなりながらも、デザインはほとんど変わらない見通しです。新たな水滴型ヒンジを採用して画面のシワは少し小さくなるものの、「Galaxy Z Fold4s(マイナーチェンジ)とさえ呼べない」との声もありました

↑前モデルの「Galaxy Z Fold4」

 

しかし、Galaxy Z Fold5の価格はZ Fold4よりも少し安くなるかもしれないと有名リーカーが主張しています。

 

リーカーのRevegnus(@Tech_Reve)氏によると、サムスンの新型タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip5」の価格は前モデルと同じレベルが維持される一方で、Galaxy Z Fold5はわずかに値下がりするとのことです。

 

ちょうど本日(6月20日)、Googleの折りたたみスマホ「Pixel Fold」が、日本でも予約販売を開始しました。サムスンは新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を例年より早めの7月末に開催する見通しですが、それも競合するPixel Foldに対抗するため、との噂もありました

 

米国でのGalaxy Z Fold4とPixel Foldの価格は、どちらも同じ1799ドル~です。ライバルをけん制するため、次期モデルを値下げするのは理に叶っていると思われます。

 

またRevegnus氏は、Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5のソフトウェアが素晴らしいとも述べています。

 

Galaxy Z Flip5は大型化したカバーディスプレイ(外側の画面)で様々なアプリが動くようGoogleと協力しているとの噂もありましたが、Galaxy Z Fold5にも折りたたみ画面にピッタリの新たなアプリが用意されるのかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

隙間ピタッ! Galaxy Z Fold 5ではユーザー待望の改善を予定?

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 5」「Galay Z Flip 5」の公式のものとされる画像を、海外テックサイトのMySmartPriceが公開しています。

↑MySmartPriceより

 

Galaxy Z Fold 5でもっとも注目されるのは、本体の折り目ことヒンジがぴったりとくっついていることです。Galaxy Z Fold(初代のGalaxy Foldも含め)シリーズはこのヒンジに隙間が空いていたのですが、Galaxy Z Fold 5では画面を折りたたむと隙間がなくなることがわかります。これは、ヒンジ部分のディスプレイを「水滴型」に曲げることで、実現していると予測されます。

 

その他にも、Galaxy Z Fold 5ではライトブルーのカラーリングが追加されるようです。

↑MySmartPriceより

 

一方でGalaxy Z Flip 5では、外側のディスプレイがかなり大型化するようです。これに関しては以前にも、背面ディスプレイが3.4インチとなり、「Google マップ」や「YouTube」が閲覧できるようになるとの情報が登場しています。

 

このように、今年は大きな進化をとげることが予測される、Galaxy Zシリーズ。7月27日に実施される公式発表での内容を楽しみにしたいものです。

 

Source: MySmartPrice 1, 2

「肉が700%も傷んでいる!」トルコが食べ物の鮮度を手軽に調べる新型センサーを開発中

ついつい買い過ぎたり、残り物を何日も保存したりして、食べ物を腐らせてしまうのはよくあることです。

↑食品ロスを防ぐ発明になるかも

 

そうしたことを防ぐため、トルコのコチ大学の研究チームが、肉や鶏、魚などタンパク質を多く含む食べ物の鮮度をリアルタイムで監視し、そのデータをスマートフォンに送る小型センサーを開発したと発表しました。

 

科学系ニュースサイト・New Atlasによれば、この研究チームは新型センサーは安価に作ることができ、スーパーマーケットの棚や家庭で食べ物を観察し続けることができると主張しているそうです。

 

その仕組みは、具体的には肉や鶏肉、魚などが腐り始めると生じるバイオジェニックアミン(アミノ酸から生成される化合物の総称。ヒスタミンやチラミンなど)を検出するというもの。この方法は以前から使われてきましたが、高価で持ち運びできず、訓練を受けた人だけが扱える装置が必要でした。

 

この新型センサーは、それを安価で実現しつつ、重さは約2g。静電容量センシング(物体が電界に入った際の静電容量の変化により物体を検知する仕組み)でバイオジェニックアミンを検出し、近距離無線通信のNFCを使って測定値をスマートフォンに送るというものです。NFCに対応したスマホをセンサーに近づけると電力が供給されるため、バッテリーも不要。

 

そんなセンサーの有効性を実証するため、研究チームは包装された鶏の胸肉とリブステーキでテストしました。冷凍庫、冷蔵庫、室温という3つの条件で保存され、比較されています。

 

その結果、3日間でセンサーの静電容量が上昇し、腐敗した肉からバイオジェニックアミンが放出されていることを検知することができました。最終日には、室温で保存した肉が、冷凍庫で保存した肉よりもセンサーの反応が700%も大きかったとのこと。つまり、新型センサーが単に「肉が腐っている」だけでなく、どれだけ腐敗が進んでいるかを計測できたというわけです。

 

この新型センサーはまだ開発の初期段階で、動作もさらなる検証が必要と思われます。しかし、このまま改良を続ければ、世界中で食べ物が無駄に失われることを防いだり、食べ物の安全性を向上させることに貢献するかもしれません。

 

Source:New Altas

via:Gizmochina

Nothing Phone (2)、7月12日深夜に正式発表! Snapdragon 8+ Gen 1や大容量バッテリー搭載、そしてタコ?

英Nothing Technologyの次期スマートフォン「Nothing Phone (2)」の発表イベントが、日本時間7月12日の0時から行われることが正式発表されました。これまで「2023年夏」と予告されていましたが、ようやく具体的な日にちが決まりました。

↑7月12日を楽しみに待とう

 

ちょうど数日前、アラブ首長国連邦の規制当局から認証を取得したことが確認されたばかり。あと1か月弱で、全ぼうが明らかになる見通しです。

 

Nothingの公式アカウントは6月13日夜、Phone (2)をお披露目する日時をツイートしました。

 

発表イベントは、Nothing公式サイトからライブ配信される予定です。予告動画やイメージ画像には、なぜかタコの触手が描かれています。

Image:Nothing

 

すでにNothing Phone (2)については、同社のCEOであるCarl Pei氏ご本人が多くの情報を発信しています。

 

プロセッサーにはSnapdragon 8+ Gen 1を採用してPhone (1)より80%も性能が向上し、大容量バッテリーを搭載し、カメラ性能も大幅にパワーアップしている、という具合です。日本公式サイトで告知されていることもあり、国内での発売も期待したいところです。

 

Source:Nothing

Pixel 8/8 Proのカメラ、かなり進化しそうです

Google(グーグル)の次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 8/8 Pro」にて、メインカメラのイメージセンサーのアップグレードなどが、海外テックサイトのAndroid Authorityにより報じられています。

↑Android Authorityより

 

今回の情報によれば、Pixel 8/8 Proではメインカメラのイメージセンサーに「ISOCELL GN2」が採用されるとのこと。これは現行モデルの「Pixel 7/7 Pro」に搭載されている「ISOCELL GN1」の後継モデルとなり、センサーサイズが大きくなることで光を約35%多く取り込むことができます。

 

そして、Pixel 8 Proの超広角カメラにはソニー製の6400万画素の「IMX787」を採用。現行モデルの1200万画素から、大きなアップデートとなります。さらにPixel 8 Proでは、被写体までの距離を測定する「ToF」センサーがアップデート。「8×8 ToF VL53L8」というセンサーを搭載することで、オートフォーカスなどの性能が向上するかもしれません。一方で、期待されている体温の測定機能は搭載されないそうです。

 

さらに「シネマティックモード」でのボケのレベルの調整や、LEDフラッシュの強度の調整、撮影シーンに応じてAI(人工知能)が判断する「セグメンテーションAWB」も搭載されるとのこと。また8K解像度でのビデオ再生や、「スタッガードHDR」などの新たな撮影機能もサポートされるそうです。

 

というわけで、かなりのアップグレードが期待できそうなPixel 8/8 Proのカメラ。今年にリリースされるであろう「iPhone 15 Pro」シリーズとの、撮影画質の比較が気になるところです。

 

Source: Android Authority via 9to5Google

いいじゃん。Galaxy Z Flip5は閉じててもYouTubeや地図が見れるかも

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5(仮称)」にて、外側ディスプレイでYouTubeや「Google マップ」が利用できると、海外にて報じられています。

↑9to5Googleより

 

 

Galaxy Z Flip5では現行モデル「Galaxy Z Flip4」の1.9インチよりもさらに大きな、3.4インチの外側ディスプレイを搭載することが報じられています。また同スマートフォンは、7月下旬に開催されるイベント「Galaxy Unpacked」での発表が期待されているのです。

 

今回のSamMobileのレポートによれば、SamsungはGoogle(グーグル)と協力することで、外側ディスプレイにさまざまなアプリが表示できるようになるとのこと。これにはYouTubeやGoogle マップだけでなく、「Messages by Google(メッセージ)」も含まれます。

 

折りたたんだ状態でGoogle マップが閲覧できれば、移動中に素早く現在地やルートが確認できることでしょう。YouTubeはより大きな内側ディスプレイで見た方が迫力があると思いますが、電車で吊り革につかまった状態では、外側ディスプレイでの視聴のほうが便利なのかもしれません。

 

世代をかさね、完成度を高めつつあるGalaxy Z Flipシリーズ。その最新モデルでは、スペックやディスプレイサイズだけでなく、使い勝手も大きく向上することになりそうです。

 

Source: SamMobile via 9to5Google

「Galaxy Z Flip5」発売後、Galaxy S23+が値下げ? 両モデルの魅力を増すためかも

サムスンは7月に、新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」を発表すると予想されています。本製品が発売された後、同社のGalaxy S23+が一部の国では値下げされると有名リーカーが主張しています。

↑一体なぜ値下げをするのか?

 

数々の実績あるリーカーのTheGalox_氏は、その理由が「2つとも999ドルだから」と述べています。前モデルGalaxy Z Flip4とGalaxy S 23+は、米国での価格はどちらも999ドルです。要は自社のスマートフォン同士を共食いさせないため、ということでしょう。

もしもGalaxy S23+の価格が100ドル下がれば、折りたたみ機構がなくとも、製品の魅力は増すかもしれません。たとえ50ドルの割引でも、昔ながらのフラッグシップ機に惹かれる人も少なからずいそうです。

 

またGalaxy S23+が値下げとなれば、小型のGalaxy S23との価格差も小さくなり、大型モデルを選ぶユーザーが出てくるかもしれません。「画面が広い代わりにお高め」から「少しの上乗せで広々としたディスプレイ」にイメチェンが図れるというわけです。

 

かたや他社製品との関係では、GoogleのPixel 7 Pro(米国価格は899ドル~)に対して競争力を増すことになります。またiPhone 14 Pro(同999ドル~)やiPhone 14 Pro Maxよりも大幅に安くなり、優位に立つ可能性もあります。

 

Galaxy Z Flip5はGalaxy S23シリーズと同じ特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し、性能はフラッグシップ機を上回るとのベンチマーク結果も登場していました。ついに折りたたみスマホの性能が底上げされるのか、7月末に開催されるという「Galaxy Unpacked」イベントを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:TheGalox(Twitter) 
via:Toms’s Guide

好評のReno Aシリーズに新モデル、デザインと操作性をさらに向上させた「OPPO Reno9 A」

OPPOは6月13日、Reno Aシリーズの最新モデル「OPPO Reno9 A」を発表。同日から予約を開始し、6月22日から発売します。SIMフリー版の価格はAmazon.co.jpで4万2545円(税込)です。

 

OPPOのRenoシリーズは、手触りや普段使いでの使い勝手の良さを重視したスマートフォン。前モデルの「OPPO Reno7 A」がシンプルながら質感の高いデザインや、バランスの取れた機能性が好評だったとしており、OPPO Reno9 Aではユーザーの期待に応えるために、デザインと快適な操作感に注目したといいます。

 

背面には、光の当たり具合によって輝く独自の加工技術「OPPO Glow」はそのままに、新たにガラス素材を採用。高級感のある輝きを持たせたといいます。また、指紋がつきにくく、すり傷に強い耐性も備えているとのこと。

 

ディスプレイは約6.4インチで、液晶は有機ELを搭載。リフレッシュレートは90Hzとなっています。解像度はフルHD+(2400×1080ドット)。また、本体サイズは約幅74×高さ160×厚み7.8mmで、重さは約183gです。

 

スペックは、Snapdragon 695 5G、8GBメモリー、128GBストレージで、OSはColorOS 13(Android 13ベース)です。また、バッテリーは4500mAhを備えています。SIMはnanoSIM×2。

 

カメラは約4800万画素の広角、約800万画素の超広角、約200万画素のマクロの3眼構成です。撮影モードは、暗い場所や夜でも明るく鮮やかに撮影できる「ネオンレポート」のほかに、インカメラで撮影するポートレート機能に「AIカラーポートレート」を新搭載。背景を自動でモノクロに調整して人物を際立たせる撮影が可能です。

↑AIカラーポートレート

 

このほか、おサイフケータイやIP86の防水防塵性能、マイナンバー機能などを搭載しています。

Nothing Phone (2)、海外で公的機関の認証をゲット! まもなく正式発表かも

英Nothing Technologyの次期スマートフォン「Nothing Phone (2)」は、2023年夏にリリースされることが正式に予告されています

Image:Nothing

 

まだ公式に発売日などは公開されていませんが、Nothing Phone (2)がアラブ首長国連邦の電気通信規制機関TDRAの認証を取得し、モデル番号が「A065」であることが確認されました。なお、現行モデルNothing Phone (1)の型番は「A063」でした。

 

Nothing Phone (2)の型番がA065であることは、人気ベンチマークサイトでの投稿からも確認されていました。今回は公的機関の認証データにより、さらに信ぴょう性が高まったかたちです。

 

このNothing Phone (2)は名前や型番以外は公式に明らかにされていませんが、すでに詳細な情報がいくつか届けられてきました。先週も予想レンダリング画像が公開され、角が丸みを帯びているなど、現行モデルとの違いが注目を集めていました。

 

その後、NothingのCEOであるCarl Pei氏は、この予想画像を「フェイク」だとほのめかしていました。が、本物のデザインとどう違うのか、具体的な説明は述べていません。

 

Nothing Phone (2)は6.55インチの有機ELディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは最大120Hzで画面内指紋センサーあり。プロセッサーはSnapdragon 8+ Gen 1でメインカメラは5000万画素、ワイヤレス充電対応、Android 13搭載が予想されています。

 

先代モデルのNothing Phone (1)もおしゃれさとレスポンスの良さが好評でしたが、Nothing Phone (2)も人気機種となるかもしれません。

 

Source:91mobiles

次期「Galaxy S24 Ultra」、カメラのハードウェアはS23 Ultraとあまり変わらず? プロセッサーは大幅強化の見通し

サムスンは2024年第1四半期(1~3月)にフラッグシップスマートフォン「Galaxy S24」シリーズを発表する予定とみられています。そして現行の最上位モデルGalaxy S23 Ultraは、同社初の2億画素カメラを搭載したほか、新たな自撮りカメラも採用されていました。

↑カメラはGalaxy S23 Ultraとほとんど同じ?

 

その後継モデルの「Galaxy S24 Ultra」はカメラが大幅に強化されるのか? 有名リーカーが韓国メディアを情報源として「ほとんど変わらない」との趣旨をツイートしています。

 

今回の情報源は、Galaxy S24 UltraはメインカメラにISOCELL HP2(20億画素)を採用し、超広角カメラにはソニー製IMX564(1200万画素)、望遠カメラにはIMX754(1000万画素/光学3倍ズーム)を搭載すると伝えています。これらのイメージセンサーは、すべてGalaxy S23 Ultraと同じものです。

 

ただし、光学10倍ズームのペリスコープ望遠レンズのみは、少し変更されたバージョンが採用されるそうです。S24 Ultraでのハードウェア変更はこれだけとなり、カメラ性能が向上するとしても、主にソフトウェアとプロセッサーの処理能力が進化するためと予想されます。

 

また、LEDフラッシュとレーザーによるオートフォーカス部品が背面カメラに追加される予定とのことです。ほか自撮りカメラについての情報や、Galaxy S24およびGalaxy S24+のカメラ仕様については言及されていません。

 

サムスンにチップを供給するクアルコムは、今年10月頃に次期「Snapdragon 8 Gen 3」を発表すると予想されています。これにより処理速度が上がるほか、ストレージ速度もアップする見通しです。

 

また、Galaxy S24シリーズには、次世代の「Snapdragon 8 Gen 3」が搭載されると予想されています。カメラのハードウェアはあまり変わりなくとも、新プロセッサーの力により、様々な機能が底上げされることになりそうです。

 

Source:ICE UNIVERSE(Twitter) 
via:Gizmochina

お安い「Galaxy S23 FE」、まもなく発表? 内蔵バッテリーが韓国で認証される

サムスンの次期ミッドレンジ(中価格帯)スマートフォン「Galaxy S23 FE」は、まもなく発売が近づいているとの予想が相次いでいました。が、どれもがリーカーが匿名情報を元にした噂話に留まっていました。

↑写真は、サムスン「Galaxy S21 FE 5G」

 

それに続き、Galaxy S23 FE用と思しき内蔵バッテリーが韓国の規制機関に認証されたことが明らかとなりました。

 

オランダのサムスン関連情報サイトGalaxyclubは、「EB-BS711ABY」という型番のスマートフォン用バッテリーが韓国で認証されたと報告しています。この名前はGalaxy S23 FEの型番とされた「SM-S711」と一致しており、発売日が近づいていると推測されている次第です。

Image:Galaxyclub

 

もっとも、認証データには容量などの情報はなく、写真は添付されているものの鮮明ではありません。それでも、公的機関がサムスンの新型スマートフォン用バッテリーを認証した事実は確かな手がかりと言えそうです。

 

Galaxy S23 FEについては、サムスン製のExynos 2200チップを搭載し、メインカメラは5000万画素になると予想されています。フラッグシップ機のS23シリーズが販売不振のため、お手ごろ価格で競争力のある新型ミッドレンジ機が7~8月頃に投入されるとのリーカー情報もありました

 

サムスンは7月末に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」や次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズを発表すると見られています

 

また同社は、8月に米国とカナダでも「Galaxy Unpacked」イベントを行うとの噂話もあります 。Galaxy S23 FEはその場で発表されるのかもしれません。

 

Source:Galaxyclub
via:Wccftech

ジンバル内蔵スマホ? ASUSが「Zenfone 10」を今月発表へ

ASUS(エイスース)の台湾版Instagram(インスタグラム)アカウントは、次期フラッグシップスマートフォン「Zenfone 10」のティーザー(チラ見せ広告)を公開しました。

↑ASUSより

 

ASUSのZenfoneシリーズは小型ながら特徴的な機構を盛り込んでいるのが特徴で、現行モデルの「Zenfone 9」では背面カメラに内蔵6軸ジンバルモジュールを搭載。これにより、ブレの少ない動画撮影が可能となっています。

 

 

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今回公開されたティーザーからは、Zenfone 10の前面デザインはZenfone 9からあまり変わらず、画面左上にパンチホールカメラが配置されていることがわかります。また、カラーバリエーションとしてグリーンが登場するようです。

 

そしてスマートフォンのまわりには、ヘッドホンやカメラ、ワイヤレス充電器、そしてジンバルが映り込んでいます。これは、Zenfone 10にもジンバルモジュールが内蔵され、カメラ機能やワイヤレス充電機能、オーディオ機能が強化されることを示唆しているようです。

 

ASUSは6月29日にイベントを開催し、その模様はYouTubeでもライブ配信される予定です。Zenfone 10が引き続き小型かつパワフルなフラッグシップスマホとして登場するのかどうか、楽しみにしたいものです。

 

Source: ASUS / Instagram via 9to5Google

母国で何が飛び出す? サムスン「Galaxy Unpacked」、初の韓国開催が確実に

サムスンが、新型スマートフォンなどの発表イベント「Galaxy Unpacked」を7月下旬に韓国で開催することを複数の海外メディアが確認しました。以前から何度か「7月末に開催」と噂されてきましたが、それが裏付けられた形です。

↑ソウルで何が起きるのか?

 

サムスンのオーストラリア公式サイトでは、Unpackedイベントを初めて韓国で開催するプレスリリースが一時的に掲載されました。すでに記事執筆時点では削除されていますが、米9to5GoogleやPhoneArenaThe Vergeなど複数のテック系サイトが掲載されたことを確認しており、同じ内容を伝えています。

 

それらの報道によれば、Unpackedイベントはソウル特別市江南区にある大型コンベンションセンター「COEX」で開催される予定とのこと。これまで同イベントはずっと海外で行われてきましたが、今回はサムスンの母国・韓国での初開催となります。

 

また、海外メディアによれば、サムスン電子本社でモバイル部門を率いるTM Roh氏が「折りたたみ製品は、モバイル体験の未来を変えるために限界に挑む革新を提供するというサムスンの哲学を体現しています」と述べていたそう。やはり噂通り、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」や「Galaxy Z Fold5」が発表される可能性は高そうです。

 

折りたたみスマホ以外にも、このイベントではAndroidタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズや新型スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズなどが登場すると予想されています。このうちGalaxy Watch6シリーズは先日、FCC認証を取得していただけに、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

Galaxy Z Fold 5/Flip 5はホコリに強いタフネス仕様に?

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 5/Flip 5(仮称)」にて、防塵性能への準拠が追加されるとの情報が、海外にて伝えられています。

↑OnLeaks/Smartprixより

 

Galaxy Z Fold 5/Flip 5は7月の発表が予測されている、折りたたみスマートフォンです。Fold 5が横折りタイプ、Flip 5が縦折りタイプに相当し、Fold 5では本体の小型化、Flip 5では外側ディスプレイの大型化が噂されています。

 

一方で、初代モデルの「Galaxy Fold」はホコリの混入によるディスプレイの故障が話題となってしまいました。この問題は「Galaxy Z Flip」「Galaxy Z Fold 2」にてある程度改善され、「Galaxy Z Fold 3/Flip 3」以降では耐水性能を獲得。しかし、防塵性能はサポートしていなかったのです。

 

リークアカウントのchunvn8888によれば、Galaxy Z Fold 5/Flip 5は「IP58」の防塵・防水性能に準拠するとのこと。この「5」という数字が防塵性能を意味し、「8」という数字が防水性能を意味するので、Galaxy Z Fold 5/Flip 5はホコリっぽい場所での使用に強くなる可能性があるのです。

 

Galaxy Z Fold 5/Flip 5は折りたたみスマートフォンなので、折りたたみ部分のヒンジをホコリから守るのは、簡単なことではありません。両スマートフォンにどのような改良がくわえられるのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: chunvn8888 / Twitter via 9to5Google

UQモバイルの「新プラン」は得なの? 旧プランから変えた方がいい2つのケースとは

auのサブブランドであるUQモバイルが、6月1日から新料金プラン3種のサービス提供を開始しました。2023年3月の決算では売上高5.7兆円と、過去最高益を達成した好調のKDDIが仕掛ける新たなプランとはいったいどういうものでしょうか? 格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

↑UQモバイルのサイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/newplan/)から

 

大容量、中容量、小容量に分けられる新プラン

新プランは、「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の3つ。コミコミプランは、月20GBのデータ容量と1回10分以内の国内通話かけ放題がセットになっています。トクトクプランは、月15GBまでデータを利用できるほか、データの利用が1GB以下の場合は自動で割引となるプランです。ミニミニプランはデータ通信の利用が少ないユーザー向け。トクトクプランとミニミニプランには、かけ放題はセットになっていません。詳細は下記の表の通りです。

↑UQモバイルのサイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/)から

 

UQモバイルの新料金プラン

コミコミプラン トクトクプラン ミニミニプラン
データ容量 20GB 〜1GB 〜15GB 4GB
国内通話料 1回10分以内の無料通話
(超過時22円/30秒)
22円/30秒
月額料金 3,278円 2,277円 3,465円 2,365円
超過時の通信速度 最大1Mbps 最大300kbps

※価格は税込表示です(以下すべて)。
※余ったデータ容量は翌月に繰り越しされます。

 

また、新プランの提供に合わせて「くりこしプラン +5G(S/M/L)」は新規受付を終了。となると気になるのは、これまでのプランと新プランでどちらがオトクになるかでしょう。比較した場合、新プランに変更した方がいいケースは、条件が限られています。

 

くりこしプラン +5G(旧プラン)の概要

プラン名 月額料金 データ容量
くりこしプランS+5G 1,628円 3GB
くりこしプランM+5G 2,728円 15GB
くりこしプランL+5G 3,828円 25GB

 

新プランに変えた方がいい、2つのユースケース

くりこしプラン +5Gから新プランに変えた方がいいケースは主に2つあります。

 

①くりこしプランM +5G/L +5Gに通話オプションを追加している人

②くりこしプランS +5Gだとデータ容量が少し足りないと感じている人

 

比較的ユーザー数が多いとされる①から解説しますと、現在「くりこしプランM+5G」または「くりこしプランL+5G」で、1回10分以内の国内通話がかけ放題の「通話放題ライト」(月880円)に加入している場合、コミコミプランに変更することで月額料金を下げることができます。コミコミプランでは、最初から1回10分以内の無料通話が含まれているからです。

 

くりこしプランM+5G/L+5Gとコミコミプランの料金シミュレーション

くりこしプラン
M +5G
くりこしプラン
L +5G
コミコミプラン
データ容量 15GB 25GB 20GB
月額料金 2,728円 3,828円 3,278円
通話放題ライト 880円
月額料金の合計 3,608円 4,708円 3,278円

 

ただし注意が必要なのは、くりこしプランで適用できる、対象のインターネットサービス(ネット+電話)または電気料金プランとセットで利用すると割引される「自宅セット割」(最大月額1100円割引)を追加している場合。くりこしプランMが638円、Lが858円割り引かれ、合計金額でくりこしプランM=2,970円、L=3,850円になります。一方のコミコミプランは3,278円なので、くりこしプランM+5Gのデータ容量で満足している人からすると割高に感じられるでしょう。

 

②はユーザーも少ないと思われるため、手短に説明しますが、状況をまとめると下記の図の通り。くりこしプランS+5Gからミニミニプランに変え、自宅セット割およびau PAY カードでの支払いで月々の利用料金を割り引く「au PAY カードお支払い割」を併用させると、88円を追加で支払うことで、くりこしプランSよりも1GBを多く使えるようになります。どうしても3GBでは足りなくて、「あと1GBだけでも欲しい!」という人には最適でしょう。

 

くりこしプランS+5Gとミニミニプランの料金シミュレーション

くりこしプランS+5G ミニミニプラン
データ容量 3GB 4GB
月額料金 1,628円 2,365円
自宅セット割 -638円 -1,100円
au PAY カード
お支払い割
-187円
割引適用後 990円 1,078円

 

ちなみに今回発表された新プランの中で、唯一コミコミプランだけが自宅セット割、au PAY カードお支払い割、家族でプランに加入すると月550円割引される「家族セット割」が適用されないのは盲点なので要注意です。また、家族セット割と自宅セット割は併用ができません。つまり最大の割引が効く条件は、トクトクプランorミニミニプラン+自宅セット割+au PAY カードお支払い割となります。

 

自宅セット割とau PAY カードお支払い割を適用したケース

コミコミプラン トクトクプラン ミニミニプラン
データ容量 20GB 〜1GB 〜15GB 4GB
国内通話料 1回10分以内の無料通話
(超過時22円/30秒)
22円/30秒
月額料金 3,278円 2,277円 3,465円 2,365円
自宅セット割 -1,100円
au PAY カード
お支払い割
-187円
割引適用後 3,278円 990円 2,178円 1,078円

 

とはいえ、コミコミプランはもっともデータ容量が多く、1回10分以内の国内通話かけ放題が付帯しているため、「どのように使うか」にも注目したほうがいいでしょう。UQモバイルの新プランについては、モバワンの記事でも詳細に説明しています。

MNPで1円、モトローラから気軽に5G体験できる新スマホ「moto g53j 5G」「moto g53y 5G」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは6月7日、Androidスマホの新モデル「moto g53j 5G」「moto g53y 5G」を発表しました。moto g53j 5GはSIMフリーモデルとしての販売で、価格は3万4800円(税込)、発売は6月16日を予定しています。

↑moto g53j 5G

 

moto g53y 5Gはワイモバイルの独占販売モデルで、価格は2万1996円(税込)ですが、MNP+ワイモバイルオンラインストアでシンプルM/シンプルLのプランを選択すると、1円で購入できます。

↑moto g53y 5Gは6月29日発売。端末価格だけ見てもワイモバイルの方がオトクです

 

2022年に同社として初めて防水&FeliCaに対応したミドルレンジモデル「moto g52j 5g」の後継にあたるモデル。「気軽に5Gを体験できる端末」として投入されています。

 

主なスペックは、Snapdragon 480+ 5G、8GBメモリー、128GBストレージです。またディスプレイは約6.5インチで、解像度は1600×720ドットのHD+、リフレッシュレートは120Hzに対応。

 

背面カメラは2眼構成で、約5000万画素のメインと約200万画素のマクロの組み合わせ。前面カメラは約800万画素となっています。

↑カメラの並びはシンプル。また背面右にはFeliCaのマークが

 

↑多彩な撮影モードも搭載

 

防水(IP52)とFeliCaは引き続き対応していますが、従来モデルはIP68 相当の防水・防塵性能だったため、スペックダウンしています。このほか、5000mAhのバッテリー、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、顔認証/指紋認証などを採用。SIMはnanoSIMとeSIMを利用可能です。

↑製品のハイライト。スマートロックスクリーン機能「glance」にも対応します(moto g53y 5Gは非対応)

 

本体サイズは約幅 74.66×高さ162.7×厚さ8.19mmで、重さは約183g。またカラバリは、インクブラックとアークティックシルバー2色展開です。

↑底面にイヤホンジャックとUSB Type-C端子

 

なお、moto g53y 5Gはカラバリにペールピンクが追加されるほか、メモリーが4GBに抑えられています。

↑moto g53y 5G。右がペールピンク

Nothing Phone (2)、iPhone 15 Proっぽいカーブエッジに?

Nothing(ナッシング)の次期スマートフォン「Phone (2)」にて、Apple(アップル)の「iPhone 15 Pro」シリーズにも似た、カーブしたエッジデザインが採用される可能性が指摘されています。

↑Steve H.McFly / Twitterより

 

Phone (2)はNothingにとって第2世代となるスマートフォンで、2023年夏のリリースが公式に案内されています。またiPhone 15 Proシリーズでは、角ばったエッジを採用した「iPhone 14 Pro」シリーズとは異なり、エッジが丸くなると予測されているのです。

 

今回投稿された予測レンダリング画像は、テスト段階の部品の写真をもとに作成されたものです。その外観は初代モデルの「Phone (1)」にかなり似ているものの、かつての「iPhone 11 Pro」のように、エッジが丸まっていることがわかります。

 

また背面のLEDライト「Glyph」の全体的なレイアウトはほぼ変わっていないものの、カメラ周辺やワイヤレス充電インジケーターのLEDのデザインが微調整されています。

 

スケルトンデザインで話題をさらった初代Phone (1)ですが、次期モデルのPhone (2)ではどのような新機構が盛り込まれるのかに注目です。

 

Source: Steve H.McFly / Twitter via 9to5Google

Pixel 8のTensor G3チップ、かなりスゴイらしい…

Google(グーグル)の次期スマートフォン「Pixel 8」シリーズへの搭載が期待されている、次期プロセッサ「Tensor G3(仮称)」。その刷新内容の予測が海外にて報じられています。

↑hakanyalicn / Shutterstock.comより

 

GoogleのTensorシリーズは同社が独自開発したプロセッサで、2021年に初代モデルの「Tensor」が「Pixel 6」シリーズにてデビュー。2022年にリリースされた「Pixel 7」シリーズや、2023年に発売された「Pixel 7a」には「Tensor G2」が搭載されています。

 

Android Authorityでエディターを務めるWojciechowska氏によれば、Tensor G3ではGPUコアの構成が変更され、従来の「2+2+4」というレイアウトから、「1+4+4」というレイアウトに。このうち最も高性能なコアは、3.0GHzで駆動される「Cortex-X3」で、4基の「Cortex-A715」と4基の「Cortex-A510」が組み合わされます。

 

GPUには「Mali-G715」を採用し、レイトレーシングのサポートを追加。これにより性能の向上だけでなく、電力効率の向上も期待できます。さらに、より高速かつ効率的な「UFS 4.0」ストレージもサポートされます。また、動画の処理速度も大幅に向上するようです。また、セキュリティも高まると指摘されています。

 

なお、Tensor G3はSamsung(サムスン)の4nmプロセスで製造されるようです。Pixelシリーズの、さらなるアップグレードに期待したいものです。

 

Source: Kamila Wojciechowska / Twitter via 9to5Google

表も裏も大画面! 新型折りたたみスマホ「Motorola Razr+」登場

Motorola(モトローラ)は新型折りたたみスマートフォン「Razr+」「Razr(2023)」を海外発表しました。

↑Motorolaより

 

Motorolaにとって第3世代となる折りたたみスマートフォンのRazr+は、本体外側に3.6インチディスプレイを搭載。このディスプレイは最大144Hzで動作し、ピーク輝度は1,100ニト、HDR 10+に対応するなど、高品質なものです。ここではアプリやパネル、ウィジェット、ゲームを楽しむことができます。

 

内部の折りたたみディスプレイは6.9インチで、プロセッサは「Snapdragon 8+ Gen 1」、8GB RAMと256Gの内蔵ストレージを搭載。背面には1200万画素メイン+1300万画素超広角カメラ、内部には3200万画素カメラを搭載。バッテリー容量は3,800mAhで、ワイヤレス充電をサポート。物理SIMとeSIMの両方をサポートしています。

 

Razr+のカラーラインナップは3色で、価格は999ドル(約14万円)。6月23日から米国などで販売されます。

↑Motorolaより

 

Motorolaは廉価版折りたたみスマートフォンのRazr(2023)も発表しています。Razr(2023)は背面に1.5インチディスプレイ、内部に6.9インチディスプレイを搭載し、プロセッサは「Snapdragon 7 Gen 1」となっています。Razr(2023)のカラーラインナップは3色で、数か月以内に発売予定です。

 

Source: 9to5Google

サムスン、Galaxy S23/S23+で撮った写真の一部がぼやける問題を認める。将来のアップデートで修正を約束

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S23シリーズは売れ行きが好調で、特にカメラが高い評価を勝ちえています。その一方で、複数のGalaxy S23およびGalaxy S23+のユーザーから写真の一部がぼやけるとの声が上がっていました。

↑Galaxy S23/S23+

 

この件につき、サムスンが公式に問題が存在していると認め、将来のソフトウェア更新で修正すると約束しました。

 

たとえば大手掲示板Redditでは、Galaxy S23/S23+で撮った写真の左側(横向きの場合。縦向きの場合は上側)がぼやけ、特に文書やテキストがほとんど見えないと多くのユーザーが報告していました。

 

あるユーザーがサムスンの公式サポートに連絡を取ったところ、「大きなイメージセンサーの特性」であり、正常であるとして修理が受けられなかったそうです。「デジタル一眼レフのようなボケ効果をお楽しみください」と付け加えられ、サムスン公式には不具合はないとの立場だったようです。

 

しかし、ポーランド向け公式コミュニティサイトにおいて、サムスンはこの問題を最終的に認めました。そしてGalaxy S23/S23+向けに、ぼやけを解消するアップデートを配信する予定との趣旨を述べています。

 

この問題はGalaxy S23 Ultraでは起こったとの報告はないため、Ultraユーザーは心配する必要はなさそうです。

 

またサムスンは、アップデートが配信されるまでに、Galaxy S23/S23+で写真のぼやけを避けるための対策をいくつか紹介しています。

  • 少し離れて撮影してみる:被写体との距離が30cm程度であれば、手のひら1つ分ほど後ろに下がってみましょう
  • スマホを縦に持って撮影してみる:横向きや斜め向きに撮影すると、背景がぼやけて見えることがあります

 

サムスンはいつソフトウェア更新を配信するか明らかにしていませんが、速やかな対応を望みたいところです。

 

Source:Samsung
via:Wccftech

残念…Pixel 8、次期ワイヤレス充電「Qi2」に対応しないかも

Google(グーグル)からの今年の投入が期待されている「Pixel 8(仮称)」において、次期ワイヤレス充電規格「Qi2」がサポートされない可能性がでてきました。

↑Wireless Power Consortiumより

 

Qi2とは今年1月に発表されたワイヤレス充電規格で、その特徴はマグネットを利用したApple(アップル)の充電規格「MagSafe」との互換性を取り入れたことです。またPixel 8は、今年秋の投入が期待されています。

 

ワイヤレス充電の規格団体となるWireless Power Consortium(WPC)へと登録された「Google Pixel 8(GKWS6)」のデータ(スマートフォンの画像はPixel 6)からは、同スマートフォンが最大12Wでの「Qi」での充電に対応すると記載されています。これは、現行モデルの「Pixel 7/7 Pro」と変わらないスペックです。

 

一方で海外報道によれば、Appleの次期スマートフォン「iPhone 15」シリーズがQi2に対応するとも報じられています。今年のフラッグシップスマートフォンのワイヤレス充電スペックでは、iPhone 15が頭一つ抜けることになるのかもしれません。

 

Source: Wireless Power Consortium via 9to5Mac

「基本的な機能を手頃な価格で提供」スマホ市場に参入したOrbicとは何か?

Japan Orbic合同会社は、4Gスマホ 「Fun+4G」、4Gタブレット「TAB 8 4G」、「TAB 10R 4G」、ワイヤレスイヤホン「Orbic Ear Buds」と、アクセサリーを日本向けに展開すると発表。これにより、日本市場に参入することが明らかになりました。

 

Orbic(オルビック)は聞きなれない名前ですが、米国発のモバイルデバイスブランド。「Be Real.Value. Technology. You.」 をコピーに、ユーザーの求める性能を追求するブランドとしています。

 

2019年にブランドがスタートしてから、米最大手の通信事業者であるベライゾン・モビリティで端末が販売され、いまでは15機種が販売されるまでに拡大しています。2022年からは米以外でも展開をスタートし、2023年になって日本でも展開が決まった形です。

 

最初に投入する製品は冒頭に述べたとおり、スマホ1モデル、タブレット2モデル、ワイヤレスイヤホン1モデル、アクセサリーです。

 

基本機能を搭載し、初めてのスマホやサブ端末に向いたモデル

4Gスマホ のFun+4Gは、初めてスマホを使う人に向けて基本的な機能を搭載し、シンプルなユーザーインターフェースで使いやすくしたとするモデル。サブ端末としての使い方も想定しているようです。

↑Fun+4G。写真はホワイトカラーのモデルです。本体サイズは約161.8×73.6×9.83mm、重さは約192g。想定価格は2万4800円(税込)となっています

 

スペックは、Qualcomm Snapdragon 680 4G、4GBメモリー、64GBのストレージ、4000mAhのバッテリーとなっており、OSはAndroid 12を搭載。またカメラは背面に16MPのメインカメラと2MPのマクロ、前面に8MPカメラを備えています。

 

ディスプレイは、約6型で解像度は1560×720ドットとなっています。

↑底面。USB Type-Cを採用しています

 

↑側面の電源ボタンと音量ボタン

 

外出先で使うことを想定したタブレット

タブレット2モデルは8型サイズと10.1型サイズを用意。8型のTAB 8 4Gは、ハンドバッグに入れて持ち歩いたり、夏休みの帰省で子どもに持たせるバッグに入れたりと、持ち運びを想定したモデルです。

↑TAB 8 4G。本体サイズは約205.8×128×9.25mm、重さは約416gです。想定価格は2万7800円(税込)。

 

スペックは、Qualcomm Snapdragon 680 4G、3GBメモリー、32GBのストレージ、4300mAhのバッテリーで、OSはAndroid 12を搭載します。またディスプレイの解像度は1280×800ドット。

↑底面。こちらもUSB Type-Cを採用しています。

 

↑側面のボタン類にはカラーリングされています

 

10.1型のTAB 10R 4Gは、米軍の調達規格であるMIL規格に準拠した堅牢性に加え、IP65の防水防塵性能を備えたモデル。外作業の多いエンジニアや物流の現場などでも活用できるとしています。

↑TAB 10R 4G。本体サイズは約260×173.6×9.6mmで、重さは約690gです。想定価格は3万9800円(税込)。なお、手前のスタイラスは付属しますが、装着されているケースは別売りです

 

スペックは、Qualcomm Snapdragon 680 4G、4GBメモリー、64GBのストレージ、6000mAhのバッテリーで、OSはAndroid 12を搭載。ディスプレイの解像は1280×800ドットです。

↑完全ワイヤレスイヤホンのOrbic Ear Buds。想定価格は4800円(税込)です

 

↑Orbicの姉妹会社にあたるデンマークの「dbramante 1928」(ディブラマンテ)から、アクセサリーとして専用のガラスフィルムが発売されます

 

「消費者が必要なのは基本的な機能であり、それを手頃な価格で提供が重要」

発表の会場では、日本法人の社長であるダニー・アダモポウロス氏が登壇。日本市場に参入した背景として「地政学的な要素、技術的な背景、消費者のセグメントなどを考慮したうえ」としながら、以下のように説明しました。

↑ダニー・アダモポウロス氏

 

「(料金プランとセットで購入する場合)端末の値引きが2万円以下に抑えられなければならないという規制が施行され、インセンティブ体制も変わってきています。その結果、多くのブランドが高価格帯の商品を提供しようとしています。日本の市場において、事業者や小売業者との対話から得られた共通の認識は、多くの日本のメーカーが消費者の意向と少し乖離している可能性があるということ」

 

つまり、日本の経済状況を見たときに、消費にお金をかけるには厳しいにもかかわらず、端末はハイエンド化が進み、ミスマッチが起きているというのです。それでいて、「リモートワークの需要が増加し、オンラインサービスやタブレットへのアクセスが重要になりました。通勤時間が減り、生産性が向上する一方で、タブレット、ラップトップ、スマートフォンなどのニーズも増えてきた」といいます。

↑Orbicが分析するメーカーの状況

 

↑こちらはユーザーが置かれている状況

 

「消費者が必要としているのは、毎日のタスクを達成するための基本的な機能であり、それを手頃な価格で提供することが重要」(ダニー・アダモポウロス氏)

 

今回登場した製品は、いま消費者が必要としている製品であるというわけです。

↑ユーザーの期待に対して、Orbicが備えている製品の特徴を並べています

 

一方で、BALMUDA Phoneが市場から撤退を表明し、arrowsで知られるFCNTが民事再生手続きを申請するなど、端末にとっては厳しい時代。そのなかで、Orbicはどう立ち回れるのかに注目が集まります。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

ハイエンドスマホの世界市場が4.7%増加! 折りたたみスマホはどこまで伸びる?

2023年第1四半期におけるハイエンドスマートフォン市場での出荷台数は、アップルのiPhoneがトップ4を独占する一方、Androidデバイスの中ではサムスンのGalaxy S23 Ultraが最も人気があることが最新の調査で判明しました。

↑ハイエンドスマホはまだまだ需要あり

 

市場調査会社・Canalysのレポートによると、全世界における同期間のハイエンド機(500ドル以上の物)の出荷台数は、前年同期比で4.7%増えたとのこと。スマホ市場の全体が13%強縮小したなかでは、目覚ましい結果といえます。

 

ハイエンド機の出荷台数ランキングではトップにiPhone 14 Pro Maxが来て、その後にiPhone 14 Pro、iPhone 14、iPhone 13が続きます。そして、ようやく5位にGalaxy S23 Ultraが登場。

 

サムスンの最上位機・Galaxy S23 Ultraは高価ですが、処理速度もバッテリーの持続性も優秀で、高い評価を勝ちえています。やはりフラッグシップのiPhone 14 ProおよびPro Maxもバッテリー持ちの良さをアピールしているだけに、手強いライバルとなっているようです。

 

一方、Androidの人気モデルとしてはGalaxy S23、S23+のほか、Galaxy S22、Galaxy S21 FEやXiaomi 13、Huawei Mate 50の名前が挙がっています。

 

ここで興味深いのは、折りたたみスマホのGalaxy Z Flip 4が全世界スマホ出荷台数のトップ10に食い込んでいること。これまで折りたたみ機は高価でかさばりやすい印象もありましたが、Galaxy Z Flip4はコンパクトかつお手ごろ価格でもあり、噂の後継モデル「Galaxy Z Flip5」も人気機種となりそうです。

 

Source:Canalys(Twitter)

via:9to5Google

公式資料が全て流出!? 発表直前に盛り上がるモトローラの新型タテ折りスマホ「Razr 40 Ultra」

モトローラの次期タテ折りスマートフォン「Razr 40 Ultra」に関する情報がほぼ全て掲載された公式資料らしき画像が海外でリークされ、話題になっています。

↑新モデル発表の前に盛り上がる(画像はRazr 5G)

 

著名リーカーのSnoopyTech氏は、Razr 40 Ultraのパワーポイントのスライドらしき画像を公開しました。このスライドはモトローラが作成した本物だと主張しています。

 

それによれば、本体カラーはInfinite Black(ブラック)、Glacier Blue(グレイシャーブルー)、ビバマゼンタ(Viva Magenta)の3色。搭載プロセッサーはクアルコム製Snapdragon 8+ Gen 1で、RAMは8GB、ストレージ容量は256GBとされています。

 

また、カバーディスプレイ(外側の画面)は3.6インチのpOLEDパネルで144Hz対応、ゴリラガラス7により保護されているそう。折りたたみ画面は6.9インチのpOLEDパネルで165Hz表示、HDR10対応で解像度はFHD+と書かれています。

 

カメラに関しては、前面カメラの解像度が32MPで、光学式手ブレ補正機能を備えた12MPおよび13MPの超広角およびマクロカメラが搭載されるとのこと。この辺りは、先日の噂話とも一致しています。

 

バッテリー容量は3800mAhで、有線では33Wの急速充電に対応し、ワイヤレス充電は5W対応。さらに5G接続やデュアルSIM(nanoSIMとeSIM)、Wi-Fi 6EやNFC、USB-C充電ポートを搭載とされています。

 

モトローラは米国時間で6月1日に新型折りたたみスマホを発表すると予告。「Flip the Script」(予想外のことをして立場を逆転すること)と述べていますが、これはサムスンほか競合他社へのけん制かもしれません。

 

おそらく発表まであと数時間と思われますが、主に価格の面でのサプライズ(安い方向で)や、日本での発売も期待したいところです。

 

Source:SnoopyTech(Twitter) 
via:BGR

スマホ性能が15%アップ。Armが新ハイエンドCPU「Cortex-X4」を発表

Armはスマートフォン向けの新型CPU「Cortex-X4」を発表しました。

↑Armより

 

Cortex-X4は主に、フラッグシップスマートフォン向けプロセッサへの採用を想定して、設計されたCPUです。2022年のフラッグシップAndroidスマートフォンと比較して、全体的なパフォーマンスが15%向上。さらに、電力効率も向上しています。コアあたりのL2キャッシュは2MBで、最大周波数は3.4GHzとなっています。

 

Cortex-X4にあわせて、より負荷の低いタスクを処理するためのCPUとなる「Cortex-A720」「Cortex-A520」も発表されました。これらのCPUではパフォーマンスが向上し、電力効率も22%アップ。なお、32ビットのサポートは削除されています。さらに、ハイエンド向けの新型GPUとなる「Immortalis-G720」も登場。こちらでは、パフォーマンスと電力効率が15%向上しています。

 

これらの新しいCPUとGPUは、今年後半に市場に登場すると予測されています。またすでに、MediaTek(メディアテック)のプロセッサ「Dimensity」の次期フラッグシップモデルにて、Cortex-X4とCortex-A720、Immortalis-G720の採用が決定されています。

 

ハイエンドスマートフォン性能をぐっと底上げする、Armの新CPUとGPU。今年後半から来年初頭にかけて、よりパワフルなスマートフォンに搭載され市場に登場することになりそうです。

 

Source: Arm

お手ごろ価格の「Galaxy S23 FE」、カメラ性能はパワフルに? プロセッサーはExynos 2200一択かも

サムスンのミッドレンジ(中価格帯)スマートフォンの次期モデル「Galaxy S23 FE」は、ハイエンドモデルGalaxy S23シリーズが売上不振のため、早ければ6月にも発表されると噂されています

↑カメラはパワフルになりそう

 

その搭載プロセッサーは、1つにはサムスン製のExynos 2200だと見られています。サムスン製スマートフォンはプロセッサーが何種類かある場合もありますが、今回はクアルコム製のSnapdragon版はなし。しかし、カメラの性能は前モデル(Galaxy S21 FE)よりもアップすると有名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表スマートフォンに詳しいRevegnus氏は、Galaxy S23 FEの詳細なスペックをツイートしています。それによれば、プロセッサーはExynos 2200一択でSnapdragon版はないとのことです。

 

搭載プロセッサーとしては、Galaxy S23より少し前のSnapdragon8+ Gen 1を期待する声もありました。が、そもそもGalaxy FEシリーズは廉価モデルであり、サムスンがコスト削減と収益性の維持を狙っているとすれば、妥当な選択とは言えそうです。

 

ほかの主要スペックとしては、6GBまたは8GBのLPDDR5 RAMを搭載し、6.4Gbpsのデータ処理速度を実現。ストレージにはUFS 3.1規格が使われ、容量は128GBまたは256GBになるとのことです。これらは、いずれもGalaxy S23シリーズよりも少し古い規格だったりします。

 

カメラについては、前面カメラに画素サイズ1.12umの12MPセンサーを、背面のメインカメラは画素サイズが1.0umで50MPセンサーを採用するとのこと。また8MPと画素サイズ1.0umの3倍望遠レンズと、12MPと画素サイズ1.12umの超広角カメラを搭載するそうです。これらは概ね、Galaxy S21 FEを上回るものであり、特にメインカメラの強化がうれしいところです。

 

最近はスマートフォンメーカー各社ともミッドレンジ機に力を入れており、先日Googleが発売したPixel 7aも価格の割に高性能が注目を集めていました。Galaxy S23 FEも、人気のスマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter) 
via:Gizmochina

MILスペックのGalaxy A54 5G用ケースがAmazonで最大20%オフ

モバイルアクセサリーブランド「Caseology」から、「Galaxy A54 5G」に対応する米軍MIL規格取得の耐衝撃ケース「ナノポップ」と「アスレックス」が発売されています。

 

ナノポップは、新鮮な果物のツートンビジュアルに影響を受けたとする、大胆なカラー感を採用。また、ケース内側のポリカーボネートシートと、外側のTPUケースで端末を保護します。

 

アスレックスは、カメラリングとケース中央のカラーポイントが目立つデザイン。こちらもケース外側のTPUと内側のポリカーボネートによる二重構造で端末を保護します。

 

Caseologyからは、Galaxy A54 5Gのほかにも、「Galaxy S23」「Galaxy Z Fold 4&Z Flip 4」「Pixel 7a」「Pixel Fold」「Pixel 7/7Pro」「iPhone 14」「Xperia 1 IV」といった機種のスマホケースを幅広く販売しています。なお、今回紹介したナノホップ、アレックスは5月25日から限定で、最大20%オフで販売しています。販売情報は下記の通りです。

 

期間:5月25日(木)~在庫切れ時終了予定
割引率:10%Point+10%Coupon
価格:ナノホップ(税込)1999円
価格:アレックス (税込)2199円

「1インチセンサー搭載」のスマホカメラを比較! シャオミ、OPPO、vivo、現時点最高クラスの写りを見よ!

2023年のハイエンドスマートフォンのカメラは性能が大きく向上しています。ソニーの「Xperia 1 V」は新型センサーを搭載して暗所撮影性能も高まり、シャープの「AQUOS R8 Pro」は大型センサーを搭載したりフィルター装着できるケースが登場したりと、本格的なカメラにまた一歩近づきました。この動きは海外も同様で、もはやデジタルカメラの使い勝手に近づいたスマートフォンが相次いで発売されています。今回は海外で販売中のカメラ性能に優れたスマートフォン3機種を紹介しましょう。

 

カメラメーカーとコラボ、大型センサーでコンデジクラスの性能

今回取り上げるのはシャオミ「Xiaomi 13 Ultra」、OPPO「Find X6 Pro」、vivo「X90 Pro+」の3台。中国スマホメーカーは「カメラメーカーコラボ」「大型センサー」「オールメインカメラ」「カメラ風デザイン」という4つの特徴を次々と発売しています。Xiaomi 13 Ultraはライカとコラボ、Find X6 Proはハッセルブラッド、X90 Pro+はカールツァイスレンズ搭載と、各社のハイエンドカメラフォンは日本でも発売してほしいと思えるほど高性能なカメラを搭載しているのです。なお日本ではライカがシャープと、カールツァイスはソニーと提携を行なっています。

↑OPPOのFind X6 Proはハッセルブラッドと提携している

 

3機種ともカメラのセンサーはソニーの「IMX989」を搭載。センサーサイズは1インチと大型で、AQUOS R8 Proと同等です。センサーが大きければ光を取り込める面積も大きく、高精細かつ暗いところでの撮影も得意とします。その反面、最短焦点距離が長くなってしまうという特性を持っていますが、3機種とも超広角カメラや望遠カメラのテレマクロで接近した近距離撮影をカバーしています。

 

オールメインカメラは、複数搭載するカメラすべてが高画質なことを意味します。一般的なスマートフォンはメインカメラは5000万画素など高画質ですが、超広角や望遠カメラは1300万画素など画質を落しています。これはコストを下げるためでしょう。しかし今回紹介する3機種はいずれも複数のカメラがすべて5000万画素クラス以上。つまりどの画角で撮影しても高画質な写真が撮影できるのです。

↑5000万画素カメラ4つを搭載するシャオミのXiaomi 13 Ultra

 

そして3機種に共通するのは本体の仕上げがカメラそのものなこと。iPhoneのようにカメラを背面の片側に寄せているのではなく、中央上部に円形のベースを設置して、その上に複数のカメラ・レンズを配置しています。AQUOS R8 Proよりもさらにカメラっぽく見えるデザインというわけです。

 

背面は本革の質感のようなビーガンレザーを採用し、落ち着いた色合いに仕上げアナログ感のあるカメラ風に仕上げているのです。本体にカバーをつけて使うのがもったいないと思えるような上質な質感で、持っているだけでいい写真が撮れそうな気分にもしてくれるのです。それでは3機種の特徴を見ていきましょう。

 

絞りの調整も可能、フィルターやグリップ装着可能な「Xiaomi 13 Ultra」

2022年5月にシャオミはライカとのコラボを電撃的に発表しました。シャオミの名前を聞くとコスパに優れた低価格モデルを得意とするメーカーと思うかもしれませんが、折りたたみスマートフォンなど最新技術を搭載したハイエンドモデルも多数出しています。2022年7月に1インチセンサー搭載のライカコラボモデル「Xiaomi 12S Ultra」を発売し、その後継機として登場したのが2023年4月発表のXiaomi 13 Ultraです。

↑Xiaomi 13 Ultra

 

Xiaomi 13 Ultraのカメラは広角が1インチ5000万画素 f/1.9、超広角が5000万画素 f/1.8、3.2倍(75mm)望遠が5000万画素 f/1.8、5倍(120mm)望遠が5000万画素 f/3.0です。4つのカメラすべてが5000万画素で、ポートレート撮影に向いた3.2倍と遠距離用の5倍と、望遠を2つ搭載しているのは贅沢な組み合わせでしょう。他に深度測定用カメラも搭載してます。

↑望遠カメラも2つ搭載している

 

ライカとコラボしたカメラはライカモードでの撮影も可能。AI処理による人工的な仕上げを抑え、アナログカメラ時代の淡い色合いの仕上げで撮影できます。またライカフィルターも搭載しており、特にモノクロはフィルムカメラの白黒フィルムを思わせる深みのある色を再現します。ポートレート撮影では自動的に3.2倍に切り替わり、手軽にボケを効かせた人物撮影も可能です。

↑Xiaomi 13 Ultraで撮影した夜景

 

本体のカラバリはブラック、ホワイト、オリーブグリーンの3色でどちらも革風仕上げ。なかでもオリーブグリーンはよりアナログ感を増しています。さらに別売のカメラキットには専用ケースが含まれ、AQUOS R8 Proのようにカメラ部分にはフィルター(67mm径)を装着できるほか、ワイヤレスシャッターも備わるグリップも取り付けることができます。カメラとして使うことも十分考えられた設計になっているのです。

↑3色のカラバリはどれも魅力

 

独自開発のイメージセンサー搭載「OPPO Find X6 Pro」

OPPOのフラッグシップモデルであるFindシリーズの最新機種が2023年3月に発表されたFind X6 Proです。OPPOとハッセルブラッドの関係は、元々は関連メーカーであるOnePlusが2021年3月に同社とカメラの提携を開始し、その後OPPOも上位モデルでのコラボをはじめました。なおハッセルブラッドは2016年にモトローラの合体式スマートフォン「moto Z」シリーズ向けとなるカメラモジュールを提供したことがあります。

↑OPPO Find X6 Pro

 

Find X6 Proは1インチ5000万画素 f/1.8の広角カメラに加え、5000万画素 f/2.2の超広角、5000万画素 f/2.6の2.8倍望遠という3つのカメラを搭載します。2023年3月の発売直後、スマートフォンのカメラ指標であるDXOMARKで堂々の1位に輝くなど、カメラ性能の高さは業界が認めるところです。

↑トリプルカメラ搭載、DXOMARKで登場時1位だった

 

OPPOは自社で各種チップの開発も行なっており、Find X6 Proには「MariSilicon X」を搭載しています。搭載しているクアルコムのチップセットに内蔵されたAI処理などを行うNPU(Neural network Processing Unit)を使わず、MariSilicon Xでさらに高速な処理を実行します。

 

これにより夜景モードの撮影では、多くのスマートフォンはシャッターを押してから保存まで数秒かかるのに対し、Find X6 Proは昼間の写真撮影同様、一瞬で保存が可能です。また暗い場所での動画撮影でもノイズの低いムービーの撮影が可能で、動画カメラとしての性能も優れています。

↑OPPO Find X6 Proで撮影した夜景

 

Find X6 Proはブラック、グリーン、ブラウンの3色のカラバリがありますが、ブラウンが革風仕上げになっています。背面はレンズ部分の中央を境に上半分がシルバー(ガラスコーティング)、下半分がビーガンレザー。アナログカメラに茶色の革ケースを取り付けたようなデザインは3機種の中で最もクラシカルなイメージです。カメラの円形ベース部分にはまるで交換レンズを取り付けるときの合わせのしるしとなる赤い小さな点が描かれているのも細かい演出です。

↑ブラウンとシルバーの組み合わせがクラシカル、カメラベース下部の赤い点にも注目

 

SNS映えする夜景が撮れる「vivo X90 Pro+」

vivoは日本にも参入しておらずあまり知られていないメーカーですが、カメラに関しては2020年12月にカールツァイスと提携を発表し、スマートフォンメーカーの中でも早い時期から老舗カメラメーカーのノウハウの採用を始めていました。2021年3月に「X60シリーズ」を発表、それ以降「X70シリーズ」「X80シリーズ」と半年ごとにカールツァイスレンズ搭載モデルを展開し、2022年11月に1インチセンサーを搭載した「X90 Pro」とX90 Pro+を発表しました。なお両者の違いは3カメラと4カメラ、120W充電速度と80W充電速度などで、本体デザインや基本性能はほぼ同等です。

↑vivo X90 Pro+

 

vivo X90 Pro+のカメラは広角1インチ5000万画素 f/1.8、超広角4800万画素 f/2.2、2倍望遠(50mm)5000万画素 f/2.4、3.5倍望遠(90mm)6400万画素 f/3.5。Xiaomi 13 Ultraより望遠倍率は低いものの、50mmレンズを搭載していることでカメラ同様より広い撮影シーンに対応できます。

 

ツァイスレンズでおなじみの「T*コーティング」により光の反射がレンズに写り込むことを抑えるため、逆光下などでも良好な撮影結果が得られます。さらにはツァイスの「名レンズ」4製品のボケをソフトウェアで再現。レンズ交換するように光学的なボケを切り替えて使用できます。

↑レンズにはT*コーティングを採用している

 

vivoのカメラ性能はDXOMARKでトップ5位に入っていないものの、夜間の撮影性能に定評があります。AI処理による明るく写る夜景は人によってはやりすぎと思えるほどですが、SNSで映える夜景を撮るならvivoのXシリーズ、という人も多いくらいです。また前モデルまでは超小型ジンバルを内蔵し手振れ補正も物理的に強化していました。X90シリーズではジンバルの代わりに新セパレートコントロール手ブレ防止を搭載、星空の撮影も手持ちで出来るといいます。

↑vivo X90 Pro+で撮影した夜景

 

カラバリはブラックとレッド。深みのあるレッドは落ち着きある色合いですが大きな存在感を示します。単調になりがちな背面デザインもシルバーのラインでカメラ部分を区切り、そのカメラにはツァイスの青いロゴがワンポイント入っています。一目でvivoのカメラフォンとわかる、そんなデザインを目指しているようです。

↑深みのあるレッドモデル(写真はvivo X90 Pro)

 

今後のスマホカメラの進化を先取り

3つの製品のカメラは現時点ではほぼ最高クラスと呼べるものであり、スマートフォンのカメラの進化もここで一段落ついたと言えるかもしれません。一方他社のスマートフォンの多くは前述したように高画質カメラは広角のみであり、望遠や超広角では暗所撮影性能が落ちるなどカメラ性能に不満を持つ人もいるでしょう。

 

また年々巨大化するカメラモジュールを背面の片側に寄せたデザインは重量バランスも悪く、ケースをつけてもデザインバランスはあまりいいものでもありません。3社のカメラフォンはこれからのスマートフォンの進化を先取りした製品と言えそうです。

↑3社のカメラフォンはスマホカメラの進化の姿

 

3モデルのうちシャオミの製品はグローバルで販売が予定されています。ただし日本への投入はシャープがライカモデルを出していることもあり、ライセンスの関係から期待はしにくいところです。OPPOとvivoは中国国内のみの販売ですが、海外メディアがレビューを行うなどカメラ性能はグローバルから注目を集めています。OPPOは日本に参入しており、以前はFindシリーズを販売していました。最高のカメラフォンをぜひ日本にも投入してほしいものです。

 

【ギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

お手ごろ価格折りたたみスマホ「Razr 40」、主要スペックとデザインが判明したかも

モトローラのハイエンド折りたたみスマートフォン「Razr 40 Ultra」の主なスペックやデザインは、正式発表前にほぼ出尽くしている感があります

↑今度は「Razr 40」のスペックが明らかに?

 

そんななか、お手ごろ価格モデル「Razr 40」と思しきベンチマーク結果や規制当局への登録から、一部のスペックが明らかになった可能性があります。

 

リーカーのAnvin氏によれば、Razr 40のデータが定番ベンチマークアプリGeekbenchの公式サイトと中国の3C認証サイト(強制認証制度)から見つかったとのこと。高級モデルRazr 40 Ultraのモデル番号がXT2321-1に対して、こちらは「XT2323-3」だそうです。

また主要スペックとしては、プロセッサーにSnapdragon 7 Gen 1、12GBのRAMを搭載。しかしRAM 8GBのバリエーションも用意される模様です。ちなみにRazr 40 UltraのプロセッサーはSnapdragon 8+ Gen 1が噂されています。

 

そして5G接続が可能で、バッテリーは33Wの急速充電に対応し、Android 13が搭載される予定。GeekBenchベンチマークテストでは、シングルコアのスコアが1,019、マルチコアのスコアが2,545となっています。Razr 40 Ultraに関しては、シングルコアが1,285、マルチコアが3,810という結果が流出していました

 

またインドのテック系サイトMySmartPriceにはRazr 40の予想レンダリング画像が掲載されています。Razr 40 Ultraでは大型のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)が搭載される見通しですが、こちらは差別化のためか小さくされているようです。

Image:MySmartPrice

 

ハイエンドモデルRazr 40 Ultraの価格は1,000ドル(約14万円)以上で、Razr 40はより手頃な価格になると予想されています。両モデルとも6月1日に、モトローラが公式発表する見通しです。

 

Source:Anvin(Twitter),MySmartPrice
via:PhoneArena

【Xperia 1 V発売前インプレ】エンタメ性能は他社が容易に追いつけないレベルに

ソニーが5Gスマホ「Xperia 1 V」(エクスペリア・ワン・マークファイブ)を発表しました。携帯通信事業者を通じて6月中旬以降に発売を迎えます。ソニーが培ってきたカメラ、ディスプレイ、オーディオとプロダクトデザイン、そしてモバイル通信の先端技術を、片手に収まるスリムな本体に詰め込んだ新製品のファーストインプレッションをレポートします。

↑エンターテインメント性能がまた一段と飛躍した、ソニーのXperia 1 Vをレポート

 

贅沢仕様が突き抜けたプレミアムスマホ

Xperia 1シリーズは“ソニーのスマホ”のフラグシップモデル。2019年に誕生したシリーズは早くも第5世代まで進化しました。当然、最新のXperia 1 Vはプレミアムモデルの「Xperia 5」シリーズや、これまでのXperia 1シリーズと比べても仕様が突き抜けています。

 

Xperia 1 Vは大きさが約6.5インチ、アスペクト比が21:9の、4K/HDR対応有機ELディスプレイを搭載しています。また、メインのトリプルレンズカメラには、光学ズームにも対応する望遠カメラが含まれています。このディスプレイとカメラ周りが、Xperia 5シリーズとの大きな違いです。

↑Xperia 1 Vは一番下の望遠カメラが85ミリから125ミリまでの光学ズームに対応。望遠撮影も高精細です

 

最新のXperia 1 Vと、2022年に発売されたXperia 1 IVとの間でスペック面の違いは、クアルコムの最新モバイル向けシステムICチップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載したことが挙げられます。ですが、ほかにも違いはあります。

 

大きいところでは、ソニーの独自開発による新型イメージセンサーを24mmの広角カメラに搭載して、写真・ビデオの撮影性能を高めたことです。特にセンサーサイズを大判化して、画素構造も見直した結果、暗い場所での撮影性能は前機種のXperia 1 IVと比べて約2倍に向上しています。

↑Xperia 1 Vの24ミリ広角カメラに搭載する「Exmor T for mobile」。新開発の2層トランジスタ画像積層型CMOSイメージセンサーにより、低照度性能がXperia 1 IVの約2倍に向上しています

 

夜景が特にキレイ! しかも仕事でも使えるほどのカメラ

では、Xperia 1 Vのカメラはどれほどの実力を備えているでしょうか。さまざまなシーンを撮影してみました。アプリはPhotography Proを使用、撮影モードは「Auto」を選んでいます。Google Pixel 7で撮った写真とも比較してみます。

 

背面のメインカメラは24ミリの広角カメラと16ミリの超広角カメラ、そして望遠カメラには光学ズームレンズと光学式手ブレ補正を搭載したことで、遠くの景色も精細感の高い写真・ビデオとして残せます。

 

【作例フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

夜景はXperia 1 Vの優秀さが際立つ被写体です。暗部を引き締めつつ、明るい箇所は色彩を豊かに引き出します。ビルの窓枠など、被写体の輪郭がとてもシャープな線で描かれるところもXperia 1シリーズの特徴です。

↑Xperia 1 Vで夜景を撮影。暗部をつぶさず、明部のテクスチャーや色合いを自然に引き出します

 

↑Pixel 7で撮影。Xperia 1 Vの写真に比べると色彩が少しくすんだ印象になりました

 

被写体が私で恐縮ですが、Xperia 1 Vのインカメラで撮影したセルフィです。Xperia 1 Vでは顔に影が落ちない、明るい写真が撮れました。同じ場所と時刻にPixel 7で撮影したセルフィと見比べてみると、出来映えにかなりの差が出ていることがわかります。

↑Xperia 1 Vのインカメラで撮影。顔が明るく撮れます。代わりに背景はやや明部が白飛び気味になる印象です

 

↑Pixel 7のインカメラで撮影。顔に影が落ちてしまいますが、背景は自然な感じに撮れます

 

続いて暗い室内で、三脚を使わずにスマホを手に持ったまま置き物を撮影しました。XperiaのAutoモードによる写真撮影時は自動的にシーンが判定されます。Pixel 7は夜景モードで撮りました。Xperiaの方は被写体の色合いをよく引き出していますが、手ブレの影響が少し出てしまったためか輪郭は甘めです。一方のPixel 7の写真は、精細感があるもののやや暗めになりました。

↑真っ暗な部屋でスマホを手に持ちながら撮影。Xperia 1 Vは輪郭が少し甘くなってしまいました

 

↑Pixel 7は、ふつうの撮影モードだと真っ暗に写ってしまうので夜景モードで撮影。暗めですが、輪郭はシャープな印象です

 

筆者はオーディオビジュアル機器をよくレビューする機会があるため、Xperia 1 Vの24mm広角カメラによる「ブツ撮り」をチェックしてみました。円筒形のスピーカーや四角いディスプレイの形にゆがみが発生することもほとんどなく、レビュー記事にも使えそうな写真を撮れたことは大きな収穫でした。

↑Xperia 1 Vによるブツ撮り。被写体の周辺があまりゆがまないので、コンデジで撮るスナップ写真の感覚で使えそうです

 

スマホの方が小回りが効くぶん、展示会やイベント、工場見学など現場の取材ではカメラとしても活躍してくれそうです。

 

精細感の高い映像はそのままに、立体的に迫る音がイイ

Xperia 1シリーズはエンターテインメント性能もプレミアムなスマホです。Xperiaは2015年に発売した「Xperia Z5 Premium」以来、高精細な4Kディスプレイを搭載するモデルを展開してきました。Xperia 1 Vは4K/HDR表示に対応する、アスペクト比21:9の縦長スリムな「シネマワイド」ディスプレイを継承しています。

 

映像を見てみると高い精細感、ナチュラルな色彩表現は歴代Xperia 1シリーズを継承していることがわかります。有機ELディスプレイの特徴を活かして自然な明暗のバランスを再現できることから、Xperia 1 Vのカメラで撮影した4K/HDRビデオを表示してみても、画面に吸い込まれるような立体感を楽しめます。

↑Xperia 1 Vで撮影した4K/HDRビデオを再生。細かなキズまで再現されています

 

音質に注目してみると、本体正面向きに配置した「フルステージステレオスピーカー」は、スマホの内蔵スピーカーとは思えないほど力強く鮮明なサウンドを再生します。

 

最新機種のXperia 1 Vでは内蔵スピーカーによるサウンドの音圧レベルを約10%上げて、低音の密度を向上。さらに、ソニー独自の立体音響技術360 Reality Audioに対応しています。対応するコンテンツをスピーカーで再生すると、手もとに映画館やコンサートホールが再現されるような没入感です。

↑Xperia 1 Vは内蔵スピーカーで360 Reality Audioのオーディオコンテンツを、迫力ある立体サウンドで楽しむことができます

 

オーディオ設定から「Dolby sound」をオンにすると、内蔵スピーカー、またはヘッドホン・イヤホンによるドルビーアトモス対応コンテンツの立体サウンドが楽しめるようになります。

 

さらに、Xperia 1シリーズはドルビーアトモス再生時の「シーン選択」や、音場やダイアローグの聞こえ方を「詳細設定」できるメニューを揃えています。これらの設定により、横方向への広がりだけでなく、高さ方向の立体感も真に迫るサウンドに没入できるところに、筆者はXperia 1 Vの実力の高さを実感しました。

 

映画など、ドルビーアトモスによる立体音響再生を楽しめるモバイル向けストリーミングコンテンツも少しずつ増えています。Xperia 1 Vなら、そうしたコンテンツも存分に堪能できるでしょう。

↑Xperia 1 Vのオーディオ設定。ドルビーアトモスの再生設定を細かく調整できるところがXperia 1シリーズならでは

 

エンタメ性能で見ると「今すぐ手に入れたい」デバイス

先にも少し触れましたが、ドルビーアトモスや360 Reality Audioなど立体音響体験をヘッドホン・イヤホンで楽しめるところも特筆すべきポイントです。

 

さらに、一般的なステレオ音源として制作されたコンテンツも、ソニー独自の「DSEE Ultimate」をオンにするとハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングして再生します。これに加えて、ヘッドホン・イヤホン再生時に360 Reality Audioの立体的なリスニング感に近づける変換機能「360 Upmix」も利用可能。

↑ヘッドホン・イヤホン再生時にはステレオ再生を360 Reality Audioの立体感に近づける360 Upmixが使えます

 

ハイレゾ対応のBluetoothワイヤレス再生も含めて、オーディオまわりの機能はとにかく充実しています。ソニーのエンジニアは「音の良いスマホ」を意識してXperiaシリーズのサウンドチューニングを練り上げてきました。その結果、モバイルエンターテインメントプレーヤーとして、Xperia 1 Vの完成度はほかのスマホが容易に追いつけないレベルに到達していると言えます。

 

ソニーストアではこれまで、Xperia 1シリーズのSIMフリーモデルを、携帯通信事業者による発売から半年前後遅れる形で販売してきました。ですが、Xperia 1 Vはそれほど間を置かず、7月14日にソニーストアでSIMフリーモデルが発売されます。価格は19万4700円(税込)と高価です。ただ、高画質な写真や動画を撮って5G通信機能でシェアできること、あるいは4Kや立体音響コンテンツのストリーミングプレーヤーの先進性を考えれば、「今すぐにでも手に入れたいデバイス」であることは間違いないと筆者は思います。

 

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Galaxy S23の販売不振が影響? お安いGalaxy S23 FEが来月発表か

サムスン製ミッドレンジスマートフォンの次期モデル「Galaxy S23 FE」は、一時は噂が相次いでいたものの、最近は情報が途絶えている印象がありました。「Galaxy FE」シリーズはハイエンド機を元にお手ごろ価格にした位置づけであり、惜しむ声も上がっていたものです。

↑こちらはGalaxy S21 FE

 

しかし、早ければ来月(6月)にGalaxy S23 FEが発表されると有名リーカーが主張しています。

 

TwitterユーザーのRevegnus氏は、Sシリーズの販売不振を受けて、サムスンが新型折りたたみスマートフォンの発売前に一部地域でGalaxy S23 FEが発表されるとの予想も出ている、と述べています。その場合、発売は7月か8月頃になる見通しだそうです。

 

ここでいうSシリーズとは、フラッグシップ機のGalaxy S23シリーズのこと。発売当初は大成功だったものの、5月には大幅に減少したとのこと。第2四半期(4月~6月)の売上は前年同期比(Galaxy S22シリーズと比べて)20%以上も減ると予想されている、とRevegnus氏は主張しています。

 

今のところGalaxy S23 FEはサムスン製のExnos 2200チップを搭載し、メインカメラは5000万画素になると予想されています。このExynos 2200はGalaxy S22シリーズに搭載されたものですが、発売から1年以上が経っていることもあり、改良が加えられている可能性もありそうです。

 

最新のGalaxy FEは、6.4インチ画面とSnapdragon 888チップを搭載したGalaxy S21 FEです。「Galaxy S22 FE」というモデルは発売されていないため、今回の噂が正しければ、久しぶりのFEシリーズとなります。

 

サムスンは「FEはFan Editon(ファンエディション)の略です」と説明していました。その名の通り、Galaxy S23 FEがお客の声に耳を傾け、欲しい機能が詰め込まれたお買い得モデルになると期待したいところです。

 

Source:Revegnus(Twitter)
via:PhoneArena

モトローラの新型タテ折りスマホ「Razr 40 Ultra」、カメラ性能とバッテリー容量が判明? ワイヤレス充電対応かも

モトローラの次期タテ折りスマートフォン「Razr+/Rzar 40 Ultra」(市場により製品名が違うとの噂あり)はまもなく発表される見通しですが、小売店からのリーク情報として、主要スペックとカメラ性能の詳細が伝えられています。

Image:Motorola

 

まずエジプトの小売業者Extra.comは、Razr 40 Ultraの商品ページを一時公開していたとのこと。記事執筆時点では削除済みのようですが、TwitterユーザーのAbhishek Yadav氏が公式画像と主な情報を転載しています。

そこでは噂のブラック、グレイシャーブルー、ビバマゼンタといった3色を確認できます。より興味深いのは、その主要スペックでしょう。それによれば、本製品は6.9インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載し、サムスン製Galaxy Z Flip4の6.7インチ画面より少し大きくなるようです。

 

また搭載チップがSnapdragon 8+ Gen 1であることや、Android 13、本体横に指紋センサー、8GBのRAM、256GBのストレージも言及されています。そしてバッテリー容量は3,800mAhとのことで、Galaxy Z Flip 4を上回る模様です。また、ワイヤレス充電にも対応とのことです。

 

最後にカメラに関しては、メインカメラの解像度が32MPで、超広角カメラらしき8MPのセンサーも搭載されています。なぜか自撮りカメラとしては12MPと13MPの2つあると記載されていますが、これは誤植と思われます。

 

モトローラは公式に、6月1日に新製品発表イベントを開催すると予告済みです。それまでに、さらなるリーク情報が出てくるのかもしれません。

 

Source:Abhishek Yadav(Twitter) 
via:9to5Google