Pixel 7aの実機リーク、背面カメラ突起がシックでクール!

Google(グーグル)の次期廉価スマートフォン「Pixel 7a(仮称)」のハンズオンとされる画像が、ベトナム語サイトのZing Newsに投稿されています。

↑Zing Newsより

 

Pixel 7aに関してはカメラ性能や画面駆動周波数の向上、またワイヤレス充電機能の追加が噂されています。すでにGoogleの未発表スマートフォンがFCC(連邦通信委員会)のデータベースにも登録されており、5月に開催される「Google I/O」での発表も噂されています。

 

今回投稿された画像からは、Pixel 7aに「Pixel 7」に似たデザインが採用されることがわかります。一方でPixel 6aとは異なり、Pixel 7の背面突起はガラス素材ではないようです。なお画面を囲うベゼルは、Pixel 6aと変わらず太いままとなっています。そして本体にはシングルSIMスロット、充電用のUSB-Cポート、防水加工などが搭載されています。

 

さらにPixel 7aの電源を入れると、128GBのストレージと8GBのRAMを搭載していることがわかります。ディスプレイ周波数は90Hzにアップグレードされ、背面カメラは1200万画素となっているようです。

 

廉価スマートフォンとして、高い評価を受けているPixel aシリーズ。Googleが得意とするAI(人工知能)処理もあわせて、今年のPixel 7aもかなり魅力的な機種となりそうです。

 

Source: Zing News via 9to5Google

Galaxy S23シリーズのカメラ性能、3月末までにソフトウェア更新で大幅に改善するかも

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズにつき、同社が3月末にカメラ性能を改善するアップデートを予定しているとの噂が報じられています。

↑Galaxy S23 Ultra

 

Galaxy 23シリーズは筐体の頑丈さや性能の高さ、重い3Dゲームを遊んでいても滅多に熱くならず、バッテリーも驚異的に持つなど好評を呼んでいます

 

が、カメラについては改善の余地があると指摘されていました。たとえば最上位モデルUltraではサムスン製品初の2億画素センサーが搭載されていますが、シャッターラグがありモーションブラー(撮影している間に被写体が動くとブレる)が起こりやすいとの報告もあります

 

またGalaxy S23とGalaxy S23+のユーザーからは、カメラがフレームの中心部にはピントが合うものの、端の方ではぼやけてしまうとの声もあがっています

 

さて有名リーカーIce universe氏によると、3月末までにGalaxy S23シリーズには「大きなアップデート」が予定され、そこには「カメラの最適化」も含まれているそうです。このソフトウェア更新につき、他の詳しい情報は不明です。

 

Galaxy S23シリーズはクアルコムの特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」(通常版の8 Gen 2よりも動作が高速)を搭載しているとあり、先代のGalaxy S22シリーズと見かけは似ていながらも、あらゆる面で上回っているようです。それだけに、今後もソフトウェアアップデートにより進化を続けると期待したいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:9to5Google

「Galaxy S24」はストレージ速度もアップ? 「Snapdragon 8 Gen 3」はUFS 4.1対応かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズには、クアルコム製の新型SoC「Snapdragon 8 Gen 3」の搭載が予想されています。このチップの詳細な情報がリークされ、現行モデルより世代が新しい「UFS 4.1」規格のストレージに対応する可能性が浮上しています。

↑「Snapdragon 8 Gen 3」は「UFS 4.1」規格のストレージ対応?

 

Twitterユーザーの@Tech_Reve氏は、Snapdragon 8 Gen 3と、前2世代のSnapdragon 8 Gen 2およびSnapdragon 8 Gen 1の性能を比べるスペックシートを公開しています。この@Tech_Reve氏は、先日もGalaxy S23 Ultra関連の情報をツイートしていました

 

このスペック表によると、Snapdragon 8 Gen 3は、プライムコア×1+パフォーマンスコア×5+高効率コア×2の合計8つのコア構成になるとのこと。そしてプライムコアCortex-X4のクロック数は8 Gen 2のそれと同じ(今回の表にある3.36GHz版はサムスン向けの特別バージョン)とされています。

 

もっとも、他の情報源ではプライムコアが3.72GHz、コア構成が1+4+3との説もあり、まだ見解が分かれているところではあります。

 

さて@Tech_Reve氏の説に戻ると、Snapdragon 8 Gen 3では未発表のストレージ規格「UFS 4.1」をサポートすると書かれています。現行のGalaxy S23シリーズはUFS 4.0対応であり、それよりは新世代の技術というわけです。まだUFS 4.1のアクセス速度については情報がありませんが、UFS 3.1からUFS 4に移行した際の伸びしろを考えると、かなり期待できるかもしれません。

 

Snapdragon 8 Gen 2(クロックアップ版)を搭載したGalaxy S23 Ultraは、アップルの最新チップA16 Bionicを積んだiPhone 14 Pro Maxにスピードテストで互角の戦いを繰り広げていました。またSnapdragon 8 Gen 3がA16 Bionicの性能を上回るとのベンチマーク結果が流出していたこともありましたが、そこにストレージの速度改善も加われば、今度こそサムスン製スマホが最新iPhoneを凌駕するのかもしれません。

 

Source:@Tech_Reve(Twitter) 
via:Tom’s Guide

iPhoneとAndroid間でeSIM転送は無理そう? MWCに見るスマホトレンド

2月末、モバイル業界で世界最大級の展示会「MWC Barcelona 2023」が開催。毎年このイベントでXperiaのフラグシップモデルを発表していたソニーは、今回は新機種を発表せずに終わりました。

 

スマホの製品発表の場としての存在感は薄れつつあるMWCですが、特徴的なモデルもいくつか登場しています。ここではそうした発表を中心にチェックしていきます。

 

まだ夢の製品? 伸びるディスプレイの「Motorola Rizr 5G」

Motorolaは伸縮できる“ローラブルディスプレイ”を搭載したコンセプトモデル「Motorola Rizr 5G」の実機を初展示しました。このスマホは2022年の「Lenovo Tech World」で発表された試作機です。

 

特徴は、画面の大きさが可変するローラブル機構。普段は片手に収まるコンパクトなスマホとして使えて、必要なときには画面をクルクルと伸ばして縦長スマホに変身します。動画を横向きで視聴するときや、Gmailでキーボードを表示したときなどには自動で画面が伸びる便利な機能も搭載しているようです。

 

Motorola Rizrという名前は、往年のスライド式ケータイの機種名です。かつてのRizrではスライドするとテンキーが出現しましたが、Rizr 5Gでは伸ばした部分もディスプレイに。名作へのオマージュと新技術を融合したコンセプトモデルとなっています。

 

折りたたみスマホのようなコンパクトさと、縦長ディスプレイの大画面が得られつつ、ディスプレイが伸びる機構もかっこいいMotorola Rizr 5G。このまま製品化を期待したいところですが、現実には課題もありそうです。

 

ローラブルスマホの試作機としてはMotorolaが初ではなく、たとえばOPPOが2021年にコンセプトモデルとして「OPPO X 2021」を発表。実際に世界で数台だけという試作機を製作しています。類例はありますが、発売までこぎ着けた製品は今のところ存在していません。

 

ローラブルスマホの課題は、ローラブルディスプレイそのものではなく、ディスプレイを支える機構の部分です。その構造上、伸びる部分を薄くする必要があるため、割れや曲げなどに対する耐性を確保しづらく、普段使いに耐えるほどの強度を維持するのが難しいでしょう。

 

また、ディスプレイを伸縮させる機構のためにサーボモーターを搭載する必要があり、コスト面でも上乗せとなりそうです。

 

折りたたみスマホではMotorola RazrやGalaxy Z Flipシリーズなど、製品の選択肢が増えつつあり、MWC 2023で展示された「OPPO Find N2」など新機種も盛んに投入されています。機能面では折りたたみスマホと大きく変わらないものの、構造の複雑さが増してしまうローラブルスマホは今のところ、“いつか実現する夢”に類する製品といえそうです。

 

 

スマホの注目の的は「衛星通信」。対応スマホと通信モジュール登場

5Gの舞台として活用が見込まれるのが「宇宙空間」です。2022年のiPhone 14シリーズでは、北米で「衛星経由のSOSメッセージ送信」に対応して話題を呼びました。衛星通信は2023年も注目の的になりそうです。

 

MWC 2023では、その端緒となる発表が相次ぎました。チップセットベンダーのMediaTekは、5G衛星通信対応の最初のチップセット「MT6825」を発表しています。

 

MT6835は、3つの製品で採用されています。2つはAndroidスマホで、「Motorola Defy2」と「Cat S75」の、いずれもタフネス仕様の製品。もう1つはタグ型の通信モジュールで、iPhoneやAndroidスマホとBluetoothで接続して、衛星通信でメッセージを送れるようにする「Motorola defy satellite link」というデバイスです。

↑motorola defy satellite link

 

いずれもBullitt社の衛星通信サービスに対応しており、携帯電話網が入らない荒野や山岳部でも、テキストメッセージを送受信できるという機能を備えています。

 

MediaTekのライバルとなるQualcommも、「Snapdragon Satellite」として衛星通信対応のチップセットを開発していることを発表しました。QualcommのチップセットはIridium社の衛星通信サービスに対応し、スマホメーカーのOPPO、Xiaomi、Motorola、Nothing、Vivo、Honorの各社からの製品が投入される見込みです。

 

MediaTekとQualcommはともに、2023年段階だと衛星通信で送れるデータ量は限られており、当初できることは、テキストメッセージの送受信や、SOS通信の発信への対応にとどまるようです。両社はそれぞれ、今後数年かけて衛星通信の高速化を目指して開発を続ける方針を示しています。

 

欧州の“修理する権利”に応えたスマホ

Nokiaブランドでスマホを製造するHMD Globalは「自分で修理できるスマホ」として「Nokia G22」を発表しました。スマホの構造に詳しくない人でも、ある程度まで分解して、バッテリーなどの部品を交換できるようになっています。

↑Nokia G22

 

欧州では、スマホなどの電子機器を自分で修理できる方法を用意すべきだという、“修理できる権利”の主張があり、制度化に向けた議論が続けられています。Nokia G22は、この動きに対応した製品といえます。

 

Nokia G22では、分解しやすい設計を採用。交換用の部品を安価に販売することで、割れたディスプレイや、へたったバッテリー、ゆがんだUSBポートをユーザー自身で交換できるようにしています。製品開発にはスマホの修理事業者として有名なiFixitが開発に協力。わかりやすい修理ガイドを制作し、修理パーツもiFixitを通して販売されます。

↑iFixitで修理ガイドが公開されています

 

Nokia G22の背面カバーは100%リサイクルのプラスチック素材が使われており、普段使いでの頑丈さも売りとしています。3年間のOSのアップデートに対応しつつ、価格は179ユーロ(約2万5000円)と比較的お手頃です。

 

しかし、主要部品の構成を見ると、CPUはUnisoc T606(1.6GHz駆動、8コア)で、RAMは4GBとかなりスペックが抑えられており、2年以上使いつづけると、動作の重さが気になってくるかもしれません。

 

なお、日本では携帯電話をユーザー自身で分解した後、組み立て直して電源を入れると、電波法違反となります。スマホを修理したいときは、メーカーか、総務省に届け出を行なっている登録修理業者を利用してください。

 

Androidスマホに「eSIM転送」、iPhoneとの互換性は?

Googleとドイツテレコムは、Android OSが「eSIM転送」に対応することを発表しました。eSIM転送は、携帯電話の契約情報が記録されているeSIMを、機種変更先の携帯電話に転送する機能です。

↑業界標準規格の「eSIM転送」に対応すると発表

 

eSIMは物理的なSIMカードを必要としないため、スマホをオンラインで購入してすぐ使いたいときなどに便利なサービスです。ただし、今使っているeSIMの契約を新しいスマホに移したいというときは厄介。eSIMの再発行手続きはキャリアによって手順が異なるため、スマホの操作に慣れていない人には手順を調べるのも難しいと感じるかもしれません。

 

eSIM転送は、この「新しいスマホにeSIMを移す」という手順をシンプルにします。具体的には、eSIMを移し替えたい2台のスマホを横に置いて、数回のタップ操作だけで転送できるとしています。

 

AndroidでのeSIM転送機能は、2023年後半にGoogleオリジナルモデルのPixel 7で対応予定。Android OSの機能として実装されるため、他社メーカー製のAndroidスマホにも順次対応機種が広がる見込みです。

 

通信回線側はドイツテレコムの回線が最も早く対応しますが、業界標準の規格を採用しているため、日本の携帯電話キャリアでの対応も期待できるでしょう。

 

なお、iPhoneが「eSIM クイック転送」という機能を搭載しており、iPhone同士でeSIMを移し替えることが可能となっています。また、iPhone 14シリーズの北米版はnanoSIMスロットが廃止されており、すでにeSIM専用モデルとなるなど、より進んだ対応を取っています。

 

iPhoneとAndroidスマホの間でeSIMが転送できるようになるのかは気になるところですが、iPhoneの「eSIM クイック転送」はアップル独自の規格を採用しているため、現状ではOSをまたいだ転送への対応はできないものと思われます。

 

自社でスマホとOSの両方を提供しているアップルにとって、eSIM クイック転送機能は“次のiPhone”にスムーズに移行してもらうための手段の1つといえます。そこで業界標準規格のeSIM転送に対応するとなると、他メーカーへの乗り換えをスムーズにしてしまうことになるため、アップルとしてはわざわざ対応するメリットは大きくなさそうです。

折りたたみ「Pixel Fold」の実機か!? ニューヨークの地下鉄で目撃される

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」とされる実機が、ニューヨークの地下鉄で目撃されたと米国メディアで報じられています。

↑スクープ!(画像提供/u/onetaketeo〔Reddit〕)

 

Pixel Foldに関しては、すでに予測レンダリング画像複数登場しており、Samsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold」シリーズのような縦折りスマートフォンとなるようです。投入は2023年の夏が期待されており、1799ドル(約25万円※)と高額になるとの情報もあります。

※1ドル=約136.9円で換算(2023年3月9日現在)

 

今回撮影された画像はかなり見にくいのですが、本体を折りたたんだ状態でも外部ディスプレイで動画などが視聴できることが確認できます。本体の外周は金属製なのか、光を反射する素材となっている模様。さらに、画面まわりのベゼルもかなり細くなっていることがわかります。

 

Redditの投稿によれば、このPixel Foldには背面にカメラ突起が存在するとのこと。また、これはブラックカラーのようですが、以前にはより明るい色や暗い色のバリエーションの存在も報告されていました。

 

Googleの未発表スマートフォンが目撃されたのはこれが初めてではなく、過去には「Pixel 4」がロンドンで見つかったり、「Pixel 3 XL」がタクシーに置き忘れられたこともありました。このように実機が目撃されたということは、Pixel Foldの投入が確実に近づいているのかもしれません。

 

Source: u/onetaketeo / Reddit via 9to5Google

Samsungが「独自CPUコア」の開発を否定。うやむやな「Galaxy Chip」計画

Samsung(サムスン)は、海外で報じられていた独自CPUコアの開発を否定しました。

↑独自CPUコアの開発を否定したSamsung

 

Samsungは2022年、Galaxyスマートフォン向けに独自のプロセッサを開発すると発表していました。また、リーク情報によれば、同社は2025年に投入する「Galaxy S25」シリーズにて、独自プロセッサの搭載を開始する可能性があります。

 

一方で韓国ニュースサイトのBusiness Koreaによれば、Samsungは独自プロセッサを「Galaxy Chip」と呼んでおり、カスタムCPUコアを採用すると報じています。このカスタムCPUコアは2027年までに完成し、Galaxyスマートフォンだけでなくノートパソコンやタブレットにも採用されると伝えているのです。

 

しかし、SamsungはSamMobileに寄せた声明で、スマートフォン向けのカスタムCPUコアの開発を否定。しかし、その一方で、CPUに関する開発については継続的に社内で行なっているとも述べています。

 

Samsungにはスマートフォン向けの独自プロセッサ「Exynos」がありますが、2023年の「Galaxy S23」シリーズではQualcomm(クアルコム)の「Snapdragon」が採用されています。2024年以降のGalaxyスマートフォンにSamsung製プロセッサが再び採用されるのかを含め、今後の動向に注目したいところです。

 

Source: SamMobile, Business Korea via 9to5Google

「Google I/O」は5月10日に開催決定! 噂の新デバイスがお披露目か?

米Googleは、開発者会議「Google I/O」を5月10日(米現地時間)に開催することを発表しました。

↑2023年は久々に(限定的な)リアル開催

 

コロナ禍により、2020年にGoogle I/Oは開催されず、翌年には一部の従業員を前にして小さな会場でライブプレゼンテーションが行われ、2022年には少数の開発者を招いて開催されていました。

 

しかし、2023年は「限定的に会場に観客を入れて開催」とのことです。

 

2023年版は、カリフォルニア州マウンテンビューのショアライン・アンフィシアターでスンダー・ピチャイCEOが主催する基調講演で幕開けするそう。その後、開発者向けに「100以上のオンデマンド技術セッション」が予定されています。

 

すなわち基調講演はライブで行われ、イベント終了後にオンデマンドでいつでも視聴可能。ほかの全てのセッションも、自分が見たいときに見られるわけです。これら動画は全ての人に対応できるように、さまざまな言語で提供される見通しです。

 

今回のGoogle I/Oでは次期Android 14が徹底的に詳しく説明されるほか、AI関連の発表も少なからずあるはず。また、ハードウェアの新製品としては、噂の「Pixel 7a」が発表されたり、タブレット端末Pixel Tabletの発売日が明かされたり、折りたたみデバイス「Pixel Fold」がお披露目されたりするのかもしれません。

 

Source:Sundar Pichai(Twitter)
via:9to5Google

Google Play、ユーザーのスマホで上手く動かないアプリを事前に警告! 無駄なダウンロードを避けられます

Google Playストアで評判が高いアプリやゲームをダウンロードしてみれば、実際にはほとんど動かない体験をした人は少なくないはず。そうした事態を避けるため、Googleが事前に警告する新機能を導入していることが明らかとなりました。

↑Google Play

 

TwitterユーザーのMishaal Rahman氏は、一部ユーザーがGoogle Playに「同様のデバイスからの最近のデータでは、このアプリがあなたのデバイスで動かないかもしれないようです」と警告されていると画像付きでツイートしています。

 

最も古い報告は昨年10月からで、数か月にわたって静かに展開されていたようです。

 

この警告は、ユーザーが持っているスマートフォンとよく似たデバイスからデータを得ているとされており、「同じような環境では、問題の再現性がある」ということで信ぴょう性が高そうです。Googleは、ハードウェアの各種情報をスキャンしているのかもしれません。

 

この新機能は、Google Playがアプリやゲームの技術的なクォリティを高める計画の一環のようです。昨年11月、あるアプリが特定のスマートフォンにつき8%以上のクラッシュを起こした場合は、同じスマホを持つユーザーに警告を表示することがあると予告されていました

 

またアプリ開発者にとっては「このスマホでは動かない可能性が高い」と世間に晒されるため、バグを修正する動機付けにもなると思われます。

 

つまりユーザーが失望するのを防ぐとともに、特定のスマホについての問題を開発者が知ることができる、一石二鳥となるはず。Google Playストアの信頼性もアップするため、広く展開が望まれそうです。

 

Source:Mishaal Rahman(Twitter) 
via:PhoneArena

来年のAndroidのコードネームは美味しい「バニラアイスクリーム」に?

グーグルが2024年にリリースする「Android OS」のコードネームが「V(Vanilla Ice Cream:バニラアイスクリーム)」になるとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑New Africa/Shutterstock.comより

 

Android OSではこれまで一貫して、スイーツの名称のコードネームがつけられてきました。最新のAndroid 13は「T(Tiramisu:ティラミス)」でしたし、今年の「Android 14」は「U(Upside Down Cake:アップサイドダウンケーキ)」になることが以前に報じられています。

 

今回開発者のMishaal Rahman氏が報告したところによると、2024年のAndroid 15は「V」のコードネームで開発がすすめられており、これはVanilla Ice Creamとのこと。Android OSのテストフレームワークのコード変更から確認されたものです。

 

なお、Androidのバージョン名からどのような変更が予定されているのかどうかを推測することはできません。一方でAndroid 14ことUpside Down Cakeのプレビューは1か月前から公開が始まっており、今後はさらなる詳細が明かされることになりそうです。

 

Source: 9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」が新型ヒンジの最終テスト中? 薄くて頑丈に期待

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」のヒンジ(折りたたみ軸)が新規設計となり、それに伴い最終テストが実施されていると報じられています。

↑写真はGalaxy Z Fold4

 

韓国の電子業界誌The Elecによると、サムスン電子は「(今年)下半期に発売する折りたたみスマホ新製品に採用する水滴型ヒンジ」の最終信頼性テストを行っているとのこと。この試験は1か月あまり続けられ、ヒンジの最終的なコンセプトが確定するようです。

 

ここでいう水滴型ヒンジとは、折りたたんだときに画面が内側にたわみ、上下が密着するように設計されたものです。このたわんだ部分が丸くなるため「水滴型」と呼ばれているわけです。現行モデルのGalaxy Z Fold4が採用する「U字型ヒンジ」と比べれば画面のシワがなくなったり、少し薄くなったりするなど複数のメリットがあります。

 

実際The Elecによれば、Galaxy Z Fold5の厚さは14mm以下になるとのこと。Galaxy Z Fold4のヒンジ部分の厚さは15.8mmであり、2mm近く薄くなるようです。

 

また今回の報道では、20万回および30万回もの折りたたみ耐久テストをすることも報じられています。20万回は基本テスト、30万回は「限界」テストとのこと。20万回折り曲げたんだ場合は変化幅が15%、つまり初期強度の85%程度が維持されることを目標としているようです。

 

2019年にサムスンの初代折りたたみデバイスGalaxy Foldが発売されてから、今年で4年目。2022年に登場したGalaxy Z Fold4は耐久性も増したと好評ですが、次期Galaxy Z Fold5では「薄くて頑丈」を期待したいところです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

カメラと音にこだわった『Xperia 10 IV』SIMフリーモデル、本日予約開始

ソニーは3月2日、スマートフォン「Xperia 10 IV(エクスペリア テン マークフォー)」SIMフリーモデルの国内向け予約販売受付を開始しました。

 

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↑ブラック

 

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↑ホワイト

 

Xperia 10 IVはトリプルレンズを搭載。リアカメラには有効約1200万画素のイメージセンサーを搭載した27mm相当の広角レンズ、有効約800万画素のイメージセンサーを搭載した16mm相当の超広角レンズ、有効約800万画素のイメージセンサーを搭載した54mm相当の光学2倍望遠レンズを備えています。

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↑上から16mm、27mm、54mm

 

また被写体やシーンを自動で認識し、きれいな撮影ができる「プレミアムおまかせオート」を搭載。白トビや黒つぶれを防ぐ「オートHDR撮影」が自動で起動するほか、ノイズ低減技術による「ナイトモード撮影機能」も内蔵しています。

 

デジタルズームでは、超解像技術により高解像度の撮影を実現。広角レンズには光学式手ブレ補正を搭載しているので、暗所でもブレない撮影が可能です。さらに動画撮影時には、光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせた独自のハイブリッド手ブレ補正「Optical SteadyShot」による撮影もできます。

 

ディスプレイはアスペクト比21:9、約6.0インチのフルHD+対応有機ELを搭載。明るさは従来モデル「Xperia 10 III」から約1.5倍に向上しており、有機ELディスプレイで高コントラストな映像美を楽しめます。また、IP65/68防水・防塵性能に加え、耐落下性と耐擦傷性の強いガラス「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しています。

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↑高音質を楽しめる機能を複数搭載

 

音質においては、ワイヤレスでも有線ヘッドホンでも、高音質を楽しめる機能も備えています。ハイレゾおよびハイレゾワイヤレスへの対応(LDAC対応ヘッドホンは別売)に加え、3.5mmオーディオジャックや多様な音源をハイレゾ級の高音質に変換する「DSEE Ultimate」や、一部ストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換する「360 Reality Audio Upmix(サンロクマル リアリティ オーディオ アップミックス)」を搭載。ソニー独自の立体音響技術を活用した「360 Reality Audio」も体験することができます。

 

SIMはデュアルSIM(DSDS/DSDV)対応で、仕事とプライベートで2つの電話番号を持ったり、音声通話とデータ通信でプランを使い分けたりと、利用シーンに応じたカスタマイズが可能です。さらにeSIMにも対応しているので、利用開始時はSIMカードを差し替えることなく、回線契約と設定のみとなっています。

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↑5000mAhの大容量バッテリー、かつ161gの軽量ボディで片手でも操作しやすい

 

カラーはブラックとホワイトの2種類。ソニーのインターネット直販サイトである「ソニーストア」およびソニーの直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)、また一部の家電量販店やECサイトでは3月10日から発売開始となります。

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Xperia 10 IV SIMフリーモデル主な仕様

カラー ブラック/ホワイト
サイズ/重さ 約153×67×8.3mm/161g
バッテリー容量 5000mAh (急速充電対応)
OS Android 12
SIM eSIM+nanoSIM
メモリ/ストレージ 内蔵 6GB/128GB
ディスプレイ 約6.0インチ 有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile (FHD+)
メインカメラ
16mm (超広角) 有効約800万画素 F2.2
27mm (広角) 有効約1200万画素 F1.8
54mm (望遠) 有効約800万画素 F2.2
フロントカメラ
有効約800万画素 AIによる人物の解像補正
オーディオ
モノラルスピーカー
3.5mm オーディオジャック/DSEE Ultimate/360 Reality Audio(イヤホンのみ)/360 Reality Audio Upmix(イヤホンのみ)

 

市場推定価格:61,000円(税込)前後

ソニー公式サイト:https://www.sony.jp/xperia-sp/products/XQ-CC44/

 

Nothingの「Phone (2)」は名実共にハイエンド! Snapdragon 8シリーズを搭載へ

英スマートフォンブランドのNothing(ナッシング)は、次期フラッグシップスマートフォン「Phoen (2)」のプロセッサに「Snapdragon 8」シリーズを搭載することを明らかにしました。

↑高級化へ

 

Nothingは2022年に、スケルトンデザインを採用したスマートフォン「Phone (1)」を発売し話題を集めましたが、2023年後半には米国を含め世界各国でプレミアムスマートフォン「Phone (2)」を投入することを明言しています。

 

 

Phone (2)の搭載プロセッサ情報は、現在バロセロナで開催されているMWC 2023で明かされました。CNETの報道によれば、これは「Snapdragon 8 Gen 2」に相当するとのこと。

 

Nothingの初代スマートフォンことPhone (1)では、ミドルレンジ向けプロセッサ「Snapdragon 778」が搭載されていました。これは十分な性能ではありますが、他のハイエンドスマートフォンから見劣りしていたことも事実。しかしPhone (2)は、名実ともにハイエンドスマートフォンとして投入されることになります。

 

それに伴い気になるのは、Phone (2)の価格。Phone (1)はコストパフォーマンスの高さが話題となりましたが、次期モデルはハイエンドプロセッサを搭載することで、どれだけ価格が上昇することになるのでしょうか? Nothingのファンは目が離せません。

 

Source: CNET via 9to5Google

自信をのぞかせるOnePlus、初の折りたたみスマホは「フラッグシップになる」

中国スマートフォンメーカーのOnePlus(ワンプラス)が、2023年の後半に折りたたみスマートフォンを発売します。

↑折りたたみスマホに注目

 

OnePlusは最近、折りたたみスマートフォンらしきティーザー画像を公開し、第3四半期(7月〜9月)の投入を示唆していました。バロセロナで開催されているMWCのセッションでも、OnePlusの折りたたみスマートフォンの投入計画について言及されましたが、同ブランドは「今後数か月の間に詳細を公開する」と述べるにとどまりました。

 

現時点では、OnePlus初の折りたたみスマートフォンが縦折り型なのか、あるいは横折り型なのかはわかっていません。同ブランドは「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」という商標を同時に登録しており、2個のデバイスが同時に登場する可能性もあります。

 

OnePlusでCOO(最高財務責任者)を務めるKinder Liu(キンダー・リウ)氏は「私たちの最初の折りたたみスマートフォンは、OnePlusの特徴である高速かつスムーズなエクスペリエンスを提供します。工業デザイン、機械技術といった意味でも、フラッグシップスマートフォンになるはずです」と述べています。

 

Samsung(サムスン)やMotorola(モトローラ)、Xiaomi(シャオミ)、OPPOなど、さまざまなメーカーがしのぎを削る、折りたたみスマートフォン業界。OnePlusという新たなチャレンジャーはどんな戦いを見せてくれるのでしょうか?

 

Source: 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」と「iPhone 14 Pro Max」がスピード対決! 結果は…

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は、世界で最も速いAndroidスマートフォンの可能性があります。しかしその一方で、ベンチマークの上では「iPhone 14 Pro」モデルには及ばないとの結果が出ていました

↑スピード対決(画像はGalaxy S20 Ultra〔左〕とiPhone 11 Pro)

 

では、実際にアプリを次々と起動してみたときのスピードはどうなのか? あるYouTubeチャンネルがそれを検証したところ、ほぼ互角という結果が出ました。

 

Galaxy S23 Ultraは、特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」や最大12GBのRAM、内蔵SSDにはサムスンの最新規格UFS 4.0チップが使われています。かたやiPhone 14 Pro Maxにはスマホ向けプロセッサーとして最速のA16 Bionicチップ、RAMは6GB、高速なNVMeストレージが搭載。つまりGalaxy S23 Ultraの強みは、主にRAM容量の大きさにあると言えます。

 

YouTubeチャンネルのPhonebuffは、両機種を使って恒例のスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うもの。

 

第1ラウンドでは、iPhone 14 Pro Maxが1分55秒47に対して、Galaxy S23 Ultraが1分54秒31で勝利。AndroidスマホがフラッグシップモデルのiPhoneに勝ったのは、実に1244日ぶりとのことだと驚かれています。

 

しかし、2ラウンド目ではiPhone 14 Pro MaxがGalaxy S23 Ultraに逆転勝利を収めました。最終的なタイムは、それぞれ2分41秒53と2分41秒78。この結果から、PhoneBuffは誤差を考慮に入れて「引き分け」と見なしています。

 

クアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」、つまりSnapdragon 8 Gen 2の後継チップは、A16 Bionicの性能を上回るとのベンチマーク結果が流出したこともありました。今後は、ハイエンドAndroidスマホとフラッグシップiPhoneの性能競争がさらに激しくなりそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:9to5Mac

「Pixel 7a」か「Pixel Fold」まもなく発表? Google未発表スマホがFCC認証に登場!

米Googleの「携帯電話(Phone)」と銘打たれた未発表製品が、米連邦通信委員会であるFCC(Federal Communications Commission)の認証リストに登場し、次期廉価版スマートフォン「Pixel 7a」や折りたたみデバイス「Pixel Fold」の発売が近づいている可能性が浮上しています。

Pixel7a-or-PixelFold
↑画像はGoogle Pixel 7 Pro

 

米国でワイヤレス接続機能を持つデバイスを発売する前には、まずFCCの認証を得る必要があります。米9to5Googleによれば、FCCデータベースに3つの新たなリストが現れ、これら全てがまもなく登場する1つの「携帯電話」を示しているとのことです。

 

なぜなら、3つのリスト「G0DZQ」「GHL1X」「GWKK3」はすべて互いに参照し合っている上に、別の1モデル「G82U8」への言及も共通しているためです。

 

たとえば「FCC ID : A4RG0DZQ(NFCの親モデル)、FCC ID : A4RGWKK3(BT / WLANの親モデル)、FCC ID : A4RGHL1X(バリエーションモデル)は、内部プリント基板のレイアウトは同じですが、バリエーションモデルはミリ波関連のコンポーネントを取り除き、別のMHB ENDCモジュールを搭載している」という風に、基本的には同じハードウェアで別バージョンがあると示唆しているようです。

 

この未発表モデルの正体として考えられるのは、1つには「Pixel 7a」です。これはミドルレンジ(中価格帯)だったPixel aシリーズを、カメラの強化やワイヤレス充電、RAMも8GBにして90Hz表示対応するなど大幅にパワフルにするというものです。

 

もう1つの折りたたみデバイス「Pixel Fold」は、2023年内にリリースが噂されています。Oppo Find N2に近いデザインで画面サイズも広く、Galaxy Z Fold4よりも重いがバッテリー容量も大きくなるとのリーク情報もありました

 

そしてFCCの守秘義務(端末の画像やマニュアルを一時的に公開しない)が半年で切れるため、この最新Googleスマホは毎年行われる秋の「Made by Google」イベントより前に発表が予想されます。

 

昨年を振り返れば、Pixel 6aは5月の開発者向けイベント「Google I / O」で発表されていました。あと数ヶ月で、新たなPixelデバイスがお披露目されるのかもしれません。

 

Source:FCC
via:9to5Google

Androidスマホ、待望のeSIMのワイヤレス転送が可能に! 今年後半から

米GoogleはAndroid端末でも、eSIMのワイヤレス転送が可能になることを発表。「今年後半に」転送のサポートをAndroidに導入するとしています。

Android-eSIM
ついにAndroidでeSIM転送が可能に

 

eSIMとは、これまでのSIMカードと違い、端末内に部品として組み込まれているデジタルSIMのこと。物理的に抜き差しする必要がなく、その場ですぐに通信キャリアと契約したり、別のキャリアに乗り換えることができます。

 

最近のiPhoneでは、以前使っていたeSIMを新しいモデルに転送することも(一部のキャリアで)できます。この便利な機能が、ついにAndroidにもやって来る見通しです。

 

世界最大級の通信関連カンファレンスMWCバルセロナ2023の開催にさいし、Googleは「今年後半には、GSMAの世界標準に基づき、ユーザーが物理的にSIMカードを交換することなく、迅速かつ安全にモバイルプランを新デバイスに移行できるeSIM転送機能をAndroidに提供します」と発表。まず、ドイツテレコム(Deutsche Telekom)が対応すると述べています。

 

今年初め、最新のAndroid 13ベータ版からeSIMワイヤレス転送の手がかりが見つかっていました。どのAndroid端末が対応するかは不明ですが、少なくともGoogleのPixelスマホ間では可能になると推測されています。

 

これにより、Android端末から別のAndroidスマホに乗り換えるとき、これまでの通信プランが手軽に持ち越しやすくなるはず。最近のiPhoneでは旧モデルと新モデルを近づけ、指示通りボタンをタップするだけで設定が完了しますが、Androidでもカンタン設定を期待したいところです。

 

Source:Google
via:9to5Google

Galaxy S23 Ultra、バッテリーの取り外しがカンタンに! 大量の接着剤も使われていない?

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は、見かけこそ先代のS22 Ultraとほとんど変わりませんが、実はとてつもなく頑丈に作られていることが判明していました

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

それに続き、内部構造も改良されており、バッテリーの取り外しに専門の工具も必要なく、修理のプロでなくとも簡単にできると報じられています。

 

この分解作業を行ったのは、先日もGalaxy S23 Ultraの耐久テストを公開したZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)氏です。もっとも分解スタート直後、リボンケーブルを引きちぎりそうになり、ディスプレイの交換パーツを入手するため少しの出費が余儀なくされています。

 

さておき、バッテリーの取り外しは順調そのものです。一般的にスマートフォン内部のバッテリーは大量の接着剤で固定されているため、プロの修理業者であれ大量のアルコールを使って柔らかくする手間がかかります。また、安全に交換するためには専門のツールも必要となるものです。

 

しかしZack氏は、前面ガラス部分やワイヤレス充電コイル、何本かのネジ、リボンケーブル用の工具を使うだけで、内部のバッテリーに手が届くことに。これらをあっという間に取り外しでき、バッテリーには引き出し用のプルタブまで付いており、専門家でなくても難なくできると主張しています。

この設計変更をZack氏はとても喜んでおり、「8年待った」とまで語っています。

 

もっとも、これに先立ち修理業者iFixitが行った分解作業では、以前のモデルと同じく大量の接着剤が使われていました。他の部分については、Zack氏の使ったデバイスと同じ構造だったようです

 

なぜZack氏とiFixitが扱ったGalaxy S23 Ultraの組み立て方が違っていたかは不明ですが、もしかするとiFixitに送られた製品は発売前の試作品だったのかもしれません。ともあれ、iFixitも先代モデルより分解も修理もしやすくなったと高評価でした。

 

もちろん、サムスン非公認の修理業者やユーザー自らのバッテリー交換では、公式の保証が切れたり、自己責任になる可能性もあります。とはいえ、修理やパーツ交換がしやすくなるのは間違いなく進歩であり、この設計が噂の新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」にも採用されることを期待したいところです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:Wccftech

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」は折り目がなくなり、かなり薄くなる? 新型ヒンジ採用のため

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」のヒンジ(折りたたみの軸)設計が新しくなり、ついに折り目がなくなるとの噂が以前ありました

↑Galaxy Z Fold4

 

これにより、Galaxy Z Fold5本体も少し薄くなるとの予想が報じられています。

 

これまで横折りのGalaxy Z Foldシリーズは、かなりの厚みがありました。最新のGalaxy Z Fold4でも最薄部では約14mm、最も分厚い場所は16mm近くあります。ほとんどのスマホは7~9mmのため、ほぼ2倍の分厚さです。

 

しかし、有名リーカーIce universe氏は中国SNSのWeiboにて「独占情報」を発言。それによれば、新たな「水滴型」構造ヒンジにより、Galaxy Z Fold5は折りたたみ後にすき間がなくなり、閉じた状態で13mm台に収まるとのこと。つまり、最も分厚い16mmから3mm前後も薄くなる、ということになります。

 

すでにOppoのFind N2も水滴型ヒンジを採用していますが、折りたたみ時の厚みは公称で14.6mmです。かたやXiaomi Mix Fold 2は閉じた状態で11.2mm。サムスンは新境地を開拓するわけではありませんが、折りたたみスマホ市場で優位性を増すことは間違いなさそうです。

 

ちなみにサムスンは数年前、水滴型ヒンジの特許を申請していました。ディスプレイの端が水滴のように丸く畳まれる構造から一般に「水滴型」と呼ばれますが、サムスン社内では「ダンベル型」と呼ばれているようです。

 

サムスンは今年夏、「Galaxy Z Flip5」や、「Galaxy Tab S9」、「Galaxy Watch 6」と共にGalaxy Z Fold5を発売すると予想されています。昨年、同社は8月に折りたたみスマホの新型モデルを発表していたため、今年も同様のスケジュールになると思われます。

 

Source:Weibo
via:9to5Google

廉価スマホ「Galaxy S22 FE」、Snapdragon 8+ Gen 1搭載で「安くて高性能」かも

サムスン製ハイエンドスマートフォンの廉価モデル「Galaxy FE」シリーズは、昨年は新機種が投入されなかったものの、今年は「Galaxy S23 FE」として帰ってくるとの噂が浮上しています

↑Galaxy FEシリーズ

 

そんななか、Galaxy S23 FEには前世代のSnapdragon 8+ Gen1が搭載されるとの予想が報じられています。

 

リーカーのコナー氏(@OreXda)は「独占情報」として、Galaxy S23 FEには端末価格に合わせてSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されるとツイートしています。このチップはクアルコムが昨年5月に発表したもので、Galaxy S22シリーズのSnapdragon 8 Gen 1と比べてあらゆる面で優れているSoCです。

 

なによりSnapdragon 8+ Gen 1の強みは、台湾TSMCの優れた4nm技術で製造されていること。サムスン製造のSnapdragon 8 Gen 1よりも、発熱が低く性能が高いと実証したテストもありました

 

また、以前サムスン製スマホは地域により自社開発のExynosチップを搭載したモデルもありましたが、Galaxy S23シリーズではSnapdragon 8 Gen 2に統一されています。そのためGalaxy S22 FEでもすべてSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されると予想され、性能の高さから、売上にプラスに影響すると思われます。

 

その一方、もしもSnapdragon 8 Gen 2を搭載したとすれば、製造コストは上がってしまうはず。サムスンとしては、賢い経営判断かもしれません。

 

Galaxy S23 FEの価格については、まだ情報はありません。米テック系サイトWccftechは、Galaxy S23シリーズが米国で799.99ドル~であることから、150ドルほど安い649.99ドル(約8万7000円)~と予想。コストダウンのために背面をプラスチック製にしたり、カメラ性能を少し下げたりする可能性がある、と述べています。

 

最新ではないSnapdragon 8+ Gen 1ですが、性能に不足はありません。十分に価格が安ければ、お買い得のAndroidスマホとなりそうです。

Source:Connor(Twitter) 
via:Wccftech

背面ピカピカスマホがブームに? OnePlusがコンセプトを発表

OnePlusは背面LEDを搭載したスマートフォンのコンセプト「OnePlus 11 Concept」を発表しました。

↑OnePlusより

 

背面に発光機能を搭載したスマートフォンとしては、Nothing(ナッシング)の「Phone (1)」が思い出されます。今回のOnePlus 11 Conceptはコンセプトモデルとなっており、実際に市場に投入されるかどうかは不明。しかし今後のスマートフォン業界のトレンドを占うという意味で、興味深い端末といえそうです。

 

イベント「MWC 2023」を前にして公開されたOnePlus 11 Conceptは、背面のカメラ突起の周り、そしてそこから本体下へと伸びるLEDライトの姿が確認できます。OnePlusはこのパネルを「Flowing Back(フローイング・バック)」と呼んでおり、青色LEDを血管に例えているのです。

↑OnePlusより

 

2枚目の画像からは、LEDライトの上部にあるガラスパネルのユニボディを確認することができます。この外側のパネルは見方によっては、カーボンファイバーのようにもみえます。

 

スマートフォン背面のLEDライトは通知の表示や補助ライトなど、さまざまな使いみちが存在します。先述のようにOnePlus 11 Conceptがいつ、どのような形で製品化されるのかは不明ですが、単純に目立つスマートフォンとしてもその存在価値がありそうです。

 

Source: 9to5Google

Galaxy Z Flip 5の外部画面は超でっかくなるかも

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip 5」により大きな外部ディスプレイが搭載されるとの情報を、著名リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑OPPOより

 

Galaxy Z Flip 5は縦折りタイプのスマートフォンで、以前から大画面な外部ディスプレイの搭載や、メインディスプレイのシワが目立たなくなるなどの情報が伝えられていました。同じくOPPOの縦折りスマートフォン「Find N2 Flip」は、3.26インチと大画面な外部ディスプレイを搭載しています。

 

Ice universeによれば、Galaxy Z Flip 5の外部ディスプレイは大幅にアップグレードされ、Find N2 Flipのものよりも大きくなるとのこと。これは、1.9インチの外部ディスプレイを搭載した「Galaxy Z Flip 4」から大きなスペックアップとなりそうです。

 

現時点では、Galaxy Z Flip 5の正確な外部ディスプレイのサイズは判明していません。もし今回の情報が正しければ、大画面な外部ディスプレイは通知の確認やセルフィー撮影に大いに役立つこととなるでしょう。

 

Source: Ice universe / Twitter via 9to5Google

折りたたみPixelはOPPO「Find N2」より重くなる? 大容量バッテリーを搭載するかも

Google(グーグル)からの投入が期待されている折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」の本体サイズやバッテリー容量に関する情報を、海外テックサイトの9to5Googleが報じています。

↑@OnLeaksより

 

Pixel Foldに関しては予測レンダリング画像複数登場するなど、今夏の投入への期待が高まっています。また本体外側には外部ディスプレイが搭載されず、1799ドル(約24万円)にてリリースされるとの情報もあります。

 

今回の9to5Googleの情報によれば、Pixel Foldは高さ140mmと、OPPOの折りたたみスマートフォン「Find N2」とほぼ同サイズになるとのこと。一方で、Pixel Foldの幅は7mmほどFind N2より大きくなるようです。そして本体重量は263gと、Find N2の237gよりもかなり重くなると伝えています。

 

さらにPixel Foldのバッテリー容量は5,000mAh未満と、他社の折りたたみスマートフォンよりも大容量なものとなるようです。もしこれが正しければ、Pixel Foldは大画面かつ長時間駆動バッテリーを特徴とする折りたたみスマートフォンとなりそうです。

 

Source: 9to5Google

おや? 今年は「Galaxy S23 FE」が登場するかもしれません

Samsung(サムスン)がお求めやすい次期ハイエンドスマートフォン「Galaxy S23 FE(仮称)」を今年後半に投入するとの情報を、韓国語ニュースサイトのHankookiが伝えています。

↑Amsal Alwal / Shutterstock.com (画像はGalaxy S21 FE)

 

Galaxy FEシリーズはハイエンドモデルの「Galaxy S」シリーズと同等のプロセッサを搭載しながら、カメラなどのスペックを抑えることで廉価に販売されてきたシリーズ。ただし昨年は「Galaxy S22」シリーズの廉価版となる「Galaxy S22 FE」は投入されず、シリーズの終了を匂わせる報道も登場しています。

 

一方でHankookiによれば、Samsungは2023年にGalaxy FEシリーズの復活を予定しているとのこと。製品は第3四半期(7月〜9月)に投入されるので、例年8月にリリースされる同社の折りたたみスマートフォンと同時期の発売が期待されます。

 

今回の情報は、Samsungが次期廉価スマートフォン「Galaxy A74」の発売を見送ったという噂にも合致します。現行モデル「Galaxy A73」の販売は思わしくなく、その次期モデルの代わりにGalaxy S23 FEが投入されることとなりそうです。

 

Galaxy S23 FEでは、Galaxy Aシリーズに匹敵するような、挑戦的な価格設定に期待したいものです。

 

Source: Hankooki via 9to5Google

Galaxy S23の写真切り抜き機能「イメージクリッパー」、まもなく他のGalaxyスマホでも使えるかも!

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズでは、新機能の「イメージクリッパー」が利用できます。この新機能が、まもなくサムスン製の他のスマートフォンでも使えるようになるとの噂が報じられています。

↑One UI 5.1対応のサムスン製スマホに追加予定だという

 

「イメージクリッパー」は、ギャラリーアプリの写真から被写体を長押しして直ちに切り抜きできる機能です。切り抜き部分はコピーや共有、または新規の画像として保存もできます。アップルがiOS 16で実現したそれと、似ている印象があります。

TwitterユーザーのGaryeonHan氏によると、この機能はOne UI 5.1に対応した他のサムスン製スマホにも追加予定とのこと。具体的にはGalaxy S20、Galaxy S21、Galaxy S22シリーズ、Galaxy Note 20、Note 20 Ultra、Galaxy Z Fold 2、Z Fold 3、Z Fold 4、およびGalaxy Z Flip、Z Flip 5G、Galaxy Z Flip 3、Z Flip 4とされています。

 

また、一部のGalaxyタブレットにもイメージクリッパーが提供される可能性もあるものの、いつになるか、どの機種になるかはまだ不明と伝えられています。

 

新たなOne UI 5.1は、One UI 5からのマイナーアップデートのようでいて、様々な新機能が盛り込まれています。もともとGalaxy S23シリーズと同時に発表されたものですが、すでにGalaxy S20、S21、S22シリーズなどに展開済みです

 

One UI 5.1 については、サムスン情報サイトSammobileが詳しい動画を公開しています。少し古めのGalaxyスマホでも、ソフトウェアのアップデートにより生まれ変わるかもしれません。

 

Source:GaryeonHan(Twitter) 
via:Sammobile

Galaxy S23シリーズ、新型有機ELディスプレイにより省電力を実現! 驚異的なバッテリー持ちに

サムスンの最新スマートフォン「Galaxy S23」シリーズは海外でまもなく発売されますが、有機ELディスプレイに最新技術が使われていることが明らかとなりました。

↑低消費電力有機EL技術のおかげで、驚きのバッテリー持ちに!

 

サムスンディスプレイは、Galaxy S23全モデルに「低消費電力有機EL技術」を実装し、消費電力を減らしながら輝度を向上させたことを公表しました。新たな有機材料は、有機層内で電子が速く動きやすいように改良され、発光効率を高めることで、消費電力を従来比で13%~16%以上も削減したと述べられています。

↑図で表したもの

 

これにより、標準モデルのGalaxy S23の最大輝度は1,750ニトとなり、先代モデルS22の1,300ニトより向上したわけです。スマートフォンの中で最も電力を消費する部分はディスプレイであることを考えると、かなりの効果がありそうです。

 

ディスプレイ技術に詳しいDylan Raga氏は、新型ディスプレイでは緑の発光がより広範囲になり、赤のエミッターの波長も調整されたと説明しています。

 

これらを組み合わせることで、ディスプレイパネルの効率が大幅に改善し、1,150ニト表示時にはiPhone 14 Pro Maxより消費電力がかなり少ないとのことです。

 

Galaxy S23 Ultraのバッテリー容量は先代のS22 Ultraと同じ5,000mAhですが、2日と7時間も充電しなくても残り13%もあり(画面を約5.5時間表示)驚いたとの報告もありました 。新たなプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」の恩恵もあると思われますが、新型ディスプレイも大いに貢献しているのかもしれません。

 

Source:Samsung Display

via:9to5Google

Galaxy S23シリーズに隠し充電モード発見! 古いGalaxyスマホでも使用可能

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに、ゲームをやり込む人向けの充電モードが隠されていたことが明らかとなりました。

↑画像は9to5Googleより

 

この設定はサムスン製スマホに共通してある、ゲームに集中できる設定を行う「Game Booster」内にあります。そこには「Pause USB Power Delivery」という項目があり、「携帯電話の発熱を防ぐため、USB Power Delivery対応充電器を接続し、バッテリーが20%以上になった時点で充電を一時停止します」と説明されています。

 

つまり、コンセントに繋いだ充電器がバッテリーを介さず(充電せず)、Galaxy S23に直接に給電するというものです。これにより発熱が抑えられるばかりか、消費電力の効率も向上。下の動画でも、ゲーム中の消費電力が17Wからわずか6Wとなっていることが確認できます。特にサムスン純正品でなくとも、どのUSB PD対応充電器でも使えるようです。

 

「Pause USB Power Delivery」はGalaxy S23シリーズで初めて発見されたものですが、今では古いGalaxyスマホにも展開されているとのこと。2月14日(米現地時間)時点では、Galaxy S21シリーズ、Galaxy Z Fold 2、Fold 3、Fold 4、およびGalaxy A73 5Gで確認されています。

 

米9to5Googleがサムスンに問い合わせたところ、この設定はGalaxyスマホをUSB PD電源に接続し、ゲームをバックグラウンドではなくアクティブに実行している間に「Game Booster」を開くと出現するとのこと。それ以降はオプションとして表示されるそうです。

 

この機能がどれほどの範囲でGalaxyスマホに展開されるのかは不明ですが、最新機種でなくとも使えるのはありがたいことです。

 

Source:9to5Google

Xperia 1 Vの予測レンダリングが登場、デザインやイヤホンジャックに変化なし?

ソニーの次期フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 V」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントのOnLeaksが投稿しています。

↑OnLeaks / Twitterより

 

ソニーのフラッグシップスマートフォンとなる、「Xperia 1」シリーズ。2022年5月に発表された現行モデルの「Xperia 1 IV」では光学ズームレンズや独自のライブストリーミングモードを搭載するなど、マルチメディア性能が高められました。

 

今回投稿された画像からは、Xperia 1 Vが前モデルとほぼ同じデザインを引き継ぐことが示唆されています。また同スマートフォンは、イヤホンジャックを搭載する数少ないハイエンドスマートフォンとなるようです。画面にはアスペクト比21:9でフラットな、6.5インチディスプレイを搭載。本体寸法は約161.0×69.3×8.5mmになると報告されています。

 

背面カメラは引き続きトリプルカメラのセットアップとなるものの、わずかに飛び出しが大きくなり、カメラエッジは傾斜したデザインになる模様。LEDフラッシュもカメラアレイの内部に配置されています。ボタン類の配置に変更はないようです。Xperia 1 Vの予測スペックは、プロセッサがSnapdragon 8 Gen 2で16GB RAM、5000mAhのバッテリーを搭載。背面には1200万画素メイン+4800万画素広角+1200万画素望遠カメラが搭載されると伝えられています。

 

近日中の発表と、今年後半の発売が期待されているXperia 1 V。基本スペックの刷新だけでなく、カメラやゲーム機能などのさらなる進化にも期待したいものです。

 

Source: OnLeaks / Twitter via 9to5Google

HUAWEIスマホ、iPhone 14 Proのダイナミックアイランドみたいな機能を搭載? 他社製品にも広まるかも

昨年秋のiPhone 14 Proモデルでは画面デザインが大幅に変更され、自撮りカメラとFace ID(顔認証)センサーを2つの穴の下に収めた「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」が採用されました。この穴はまとめて1つの横長スペースとなり、そこには便利な通知や試合経過、操作ボタン等が表示され、ユーザーから人気を集めています。

↑iPhone 14 Proモデルは「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」搭載

 

中国スマートフォン大手のHUAWEIも、次期デバイスの「nova 11シリーズ」でDynamic Islandと同様のデザインを採用するとの噂が報じられています。

 

これまでHUAWEIはディスプレイに穴を開け、その下に自撮りカメラを置く「パンチホール」方式を多くのスマホに採用してきました。が、それらは大半が画面左上に穴とカメラがある配置でした。

 

しかしGizmochinaによれば、準備中のnova 11シリーズは初めてピル型(横長で錠剤のような形)切り欠き入り画面を採用に踏み切ったとのこと。HUAWEI製品でも真ん中にパンチホールありの端末は前例がありましたが、横長の切り欠きは初めてのことです。

Image:Gizmochina

 

HUAWEI nova 11シリーズではXMAGE(HUAWEI独自技術)カメラシステムが搭載され、写真撮影のユーザー体験が改善されると噂されています。そして新たなDynamic Islandのような仕組みは、その機能もiPhone 14 Proのそれに似ていると思われます。

 

HUAWEIは米国の輸出規制によりGoogle関連サービスが搭載できなくなったこともあり(現在は独自のHarmonyOSを採用)、一時ほどのシェアはないものの、中国大手には違いありません。Androidスマートフォンにも、Dynamic Islandの大ブームがやって来る可能性がありそうです。

 

Source:Gizmochina

充電めちゃ早いとスマホの使い方が少し変わる? 19分でフル充電のXiaomi 12T Proレビュー

スマホで動画サイトをだらだら見ていたら寝落ちしてしまい、もう出かけなければいけない時間。しかし充電は残り数%……ピンチ! スマホを使う人なら、誰しも経験がありそうな瞬間でしょう。2022年12月に発売されたシャオミのフラグシップモデル「Xiaomi 12T Pro」は、このような“ちょっとしたピンチ”を解決できるスマホです。

↑Xiaomi 12T Pro

 

↑背面はシンプルなデザイン。カメラユニットが目立ちます

 

とにかく早い! 約19分でフル充電

Xiaomi 12T Proの一番の売りは、充電の速さです。独自の120W急速充電技術により、電池残量が0%の状態から、約19分でフル充電が可能としています。

 

実際にACアダプターに挿してみると、瞬く間に充電されていきます。充電中は電池残量が0.00%単位で表示されるようになっており、ストップウォッチで時間を計るかのように残量が増えていきます。室温20度の環境で、電池残量1%からフル充電にかかった時間は18分。ほぼ公称通りの時間で充電できました。室温が約5度の寒い部屋では充電のペースを若干落としているようですが、それでも30分で満充電になっていました。

↑充電端子を差し込んで10秒ほどで1%充電されました

 

↑「バッテリーログ」アプリで電池残量の推移を計測。ものすごい勢いで充電されていることがわかります

 

単純に充電が速いというだけなく、たっぷり使えるのもXiaomi 12T Proの特徴です。バッテリー容量は5000mAhもあり、YouTubeやNetflixなどの動画再生をメインに使っても1日半は継ぎ足し充電なしで使用できました。あまりスマホを使わない日なら、1日使っても10%程度しか減りません。

 

急速充電だから「ながら充電」が減り、結果的にバッテリー消耗も抑えられる

力強い急速充電があると、スマホの使い方が変わります。たとえば、スマホの電池残量が10%を切っているときは、使い切ったときの充電の手間を考えて動画再生をやめるなど、抑制した使い方になりがち。また、スマホの電池消耗の原因として挙げられる「ながら充電」をしてしまう、なんて人もいるのではないでしょうか。

 

その点、急速充電があることで、短時間でフル充電できるため、たとえばシャワーを浴びて出かける準備をしている間に充電が可能。ながら充電を減らすことができ、結果的にバッテリー消耗を抑えられそうです。すぐに充電できるわけですから、少し待てば動画の再生も再開できるでしょう。

 

それでも急速充電によるバッテリー劣化が不安という人に対して、Xiaomiはバッテリー交換サービスを提供しています。Xiaomi 12T Proに限っては、発売から24か月以内なら、無償でバッテリー交換を受け付けるとしています。

↑バッテリー関連の設定項目。超急速充電だけでなく、一晩かけて充電してバッテリーの劣化を抑える設定も用意されています

 

「2億画素カメラ」は夜景にも強く、「SNS映え」な写真に

19分でフル充電の急速充電が目を引きますが、Xiaomi 12T Proはそれ以外もフラグシップにふさわしい機能、性能を備えています。

 

背面カメラはメイン、超広角、マクロの3眼仕様で、メインカメラは「2億画素(200MP)」と、スマホとしてはトップクラスの高画素センサーを搭載します。このセンサーは4つの画素を1つの大きな画素として撮影するピクセルビニング機能を備えており、暗所撮影に強いという特徴もあります。

↑メインカメラに2億画素のイメージセンサーを搭載

 

実際の写りを確認してみても、特に都会の夜景のような明暗差が激しいシーンの表現が秀逸でした。AIオートで撮る色味は、ぱっきりくっきりとした色味になり、実物を目で見るよりも目を引く仕上がり。いわゆる「SNS映え」な写真を撮りやすいカメラという印象です。写真のトーンを簡単に変えられるカメラフィルターも用意されており、トイカメラ的な遊び方もできます。

↑手軽に写真の雰囲気を変えられるフィルター機能が便利

 

オートモードでも被写体によってはボケ効果が強調されることがあり、手軽に雰囲気の良い写真を撮れます。ただし、髪の毛のような細かい被写体をうまく検出できず、ボケ効果がかかりつつも輪郭に不自然さが残った写真となることもありました。

 

【Xiaomi 12T Proの作例フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

動画もゲームも快適なパフォーマンス

Xiaomi 12T Proの見どころは、まだあります。ディスプレイは2712×1220ドットの有機ELディスプレイで、リフレッシュレート120Hzの滑らかなディスプレイ表示にも対応します。SNSアプリのタイムラインの閲覧も、Webサイトのブラウジングもストレスはありません。

 

HDR10+とDolby Visionもサポートし、オーディオではDolby Atmosのステレオ再生に対応。スピーカーのチューニングは高級オーディオブランドのHarman Kardonが手掛けています。6.7インチと大きな画面もあいまって、卓上に置いて動画を視聴するには使い勝手が良いスマホといえます。

 

スマホの性能の要となるチップセットは2022年後半時点で最上位モデル「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。メモリーは8GBです。加えて、本格的な水冷システムを搭載しており、重めの3Dゲームをプレイしても負荷を掛けずに処理できるようになっています。

 

生体認証は画面内指紋認証に対応。ロック解除までのスピードは早めで、ストレスを感じることはありません。このほか、おサイフケータイ(FeliCa)とNFCも対応しています。

 

シンプルなデザイン、防水は非対応

背面のデザインは落ち着いた仕上がりで、カラーはブルーとブラックの2色展開。3眼カメラの出っ張りがトレードマークとなっているほか、「Xiaomi」のロゴは横向きに配置されています。大きさは約163×76×8.8mm、重さは205g。画面サイズに見合う程度の厚みや重さに抑えていますが、手に持ってみるとずっしりとした重みを感じます。

 

両面ガラス張りの仕上げで、背面はすべすべとした質感。また、背面の左右はなだらかなカーブを描いており、手に持ったときに角が当たることはありません。ただし、手に持ったときの重心が安定しにくく、若干持ちづらいと感じました。

 

【Xiaomi 12T Proの外観フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

持ちづらさは付属のシリコン製クリアケースを併用すれば見事に解決。スマホを持つときには滑り止めとしてもよく機能します。なお、ケースはカメラ周辺までカバーしつつも、ボタンも覆う形状です。とはいえ、ボタンが押しづらくなることはありません。

 

ちなみに、防水仕様はIP53相当の生活防水で、日本の一般的なスマホとは違い、水洗いは難しいと思うので注意が必要です。

 

付属の充電器はPCも充電できる

Xiaomi 12T Proに付属する充電器は、USB Type-C端子を備えるほかのスマホやタブレット、ノートPCなどへの給電も対応しています。筆者の手元にあったiPad Air(第4世代)やタブレットPCの「Surface Pro 8」も問題なく充電できました。他社製品への給電はUSB PD規格と互換性があり、最大30Wでの給電となるそうです。

 

Xiaomi 12T Proで120Wの急速充電を行なうためには、スマホと急速充電器、USBケーブルのすべてがXiaomiの独自規格「Xiaomi HyperCharge」に対応している必要があります。実質的には、付属の充電器以外では120Wで充電できないと考えた方がいいでしょう。Xiaomiでは独自の充電ICチップ「Surge P1」を開発しており、このチップにより20V・3Aの急速充電を可能としています。

 

その急速充電器はシングルポートのUSB充電器としてはやや大きめ。ケーブルもしっかりとした作りで束ねづらい作りとなっています。

 

個人的には自宅用と職場用など、可能であれば予備の充電器を確保しておきたいところです。ただ、Xiaomiによると充電器の単体販売は発売時点ではなく、2023年の上半期までに公式オンラインショップで販売する方針で検討しているとしています。

 

【Xiaomi 12T Proの充電器フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ややネックなのは販売価格

総評すると、Xiaomi 12T Proは、夜景も明るく撮れるカメラや、大画面で高精細なディスプレイなど、ハイエンドスマホに求められる機能をバランス良く取り入れたスマホと言えます。そして、スマホとしての使い勝手を変えるポテンシャルを秘めているのが、19分でフル充電できる超強力な急速充電技術。動画を視聴し続けたり、ゲームを存分に遊んだりしていて、充電切れが多いという人なら、Xiaomi 12T Proの急速充電は生活を変える機能となるでしょう。

 

なお、購入方法についてざっくり紹介すると、日本で販売されるXiaomi 12T Proは「オープンマーケット版」と「ソフトバンク版」の2種類が存在します。

 

「オープンマーケット版」はいわゆるSIMフリー版で、Xiaomiのオンラインショップでの価格は10万9800円(税込)となっています。家電量販店やいくつかのMVNOでも販売されており、たとえばIIJmioでは9万8820円(税込)で販売されています。

 

「ソフトバンク版」は基本的にはオープンマーケット版と同等の仕様ですが、大きな違いとしてストレージ容量が256GBに倍増されています。Xiaomi 12T ProはSDカードスロットが非搭載となっているため、本体にアプリやデータをたくさん保存したい場合は、ソフトバンク版を選ぶと良いでしょう。

 

ちなみに、ソフトバンク版もSIMロックフリーでeSIM対応となっており、他キャリアの回線を入れて使うこともできます。ネックなのは、ソフトバンクの直営店での価格は14万3280円(税込)とやや高めの設定なこと。ただ、「新トクするサポート」に加入すると、2年後の端末返却を条件に半額相当の負担で購入できます。こうしたサービスを利用するのがいいでしょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

Galaxy S23 Ultra、世界で最も速いAndroidスマートフォンかも!

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」全モデルには、クロック周波数を向上した特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されています。そのうち最上位モデルのGalaxy S23 Ultraが、世界で最も高速なAndroidスマートフォンである可能性が明らかになりました。

↑Galaxy S23 Ultra

 

TwitterユーザーのGolden Reviewer氏は、Galaxy S23 Ultraが定番ベンチマークアプリGeekbench 5のシングルコアスコアで1,604、マルチコアスコアで5,311を叩き出した画像を公開しています。

 

これまで最も高速だったAndroidスマホのNubia Red Magic 8 Proは、シングルコアが1,486でマルチコアが5,211。つまりGalaxy S23 Ultraは最高レベルの性能を誇り、トップの処理速度を実現したことを意味しています。

 

もっとも、別のユーザーからは、それほどでもない結果が報告されたこともありました。そのため今回のテストで使われた個体は「当たり」(チップは物理的に製造されるため、1つずつ性能にバラツキが出やすい)だったか、かなり涼しい環境でサーマルスロットリング(過熱による事故を防ぐため、わざとクロック周波数を落として低速にする仕組み)が働きにくかった可能性もあります。

 

それでも、Androidデバイスの中では飛び抜けて高速なのは確かといえそうです。Galaxy S23全モデルには高性能冷却システム「ベイパーチャンバー」が搭載されており、昨年モデルより冷却性能が強化されているとの情報もありました。性能を発揮しても過熱しにくく、高いパフォーマンスを長持ちさせやすいと思われます。

 

クアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」は、シングルコアとマルチコア性能ともにiPhone 14 ProモデルのA16 Bionicを超えるとのリーク情報も流出していました。もちろん、アップルの次期チップ「A17 Bionic」でも進歩が予想されますが、そろそろAndroidスマホもフラッグシップiPhoneの性能に追いつくかもしれません。

 

Source:Golden Reviewer(Twitter)
via:Wccftech

Galaxy S23 Ultra、とてつもなく頑丈に作られていると判明! 過酷な耐久テストを見事クリア

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は高性能や使いやすさが好評を呼んでいますが、まだ触れられていない点が「造りがしっかりしている」ことです。

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

耐久テストをした結果、このスマートフォンが非常に頑丈で、多少の衝撃や危機にさらされても問題ないことが証明されました。

 

このテストを行ったのは、電子機器の耐久テストでおなじみのZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)氏です。Nelson氏はGalaxy Z Fold4Apple Watch Ultraにも過酷なテストを行っていました。

 

Galaxy S23 Ultraはほとんどの箇所を丈夫なガラスや金属を使っていることから、最初から傷つけにくいことは予想されていました。まず、カメラレンズも高品質なガラス製で、固いカッターでひっかくテストもほぼ問題なくクリア。

 

さらにディスプレイも、モース硬度(鉱物の硬さの尺度。10段階)を上げても一定の傷しか付かず、サムスンがどれほど素材を厳選しているかが分かります。続いて画面をライターであぶる燃焼テストですが、こちらも白く変色するまで丸1分は掛かっています。

 

さて、最後に控えているのが折り曲げテストです。たとえばiPhone 13 ProもNelson氏による全力の折曲げにも耐えきっていましたが、Galaxy S23 Ultraもほとんど曲がらず、負けず劣らずの耐久力のようです。

 

高価なスマートフォンほど、不注意で落としたり固いモノに当てて壊れたときのダメージは大きくなるもの。それでいて、頑丈さは製品を見ただけでは分からない特性だけに、この点に注力したサムスンの企業姿勢は素晴らしいと言えそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube)
via:Wccftech

OnePlus、同社初の「折りたたみスマホ」を2023年後半に投入へ

スマートフォンブランドのOnePlusは、同社初となる折りたたみスマートフォンを2023年第3四半期(7月〜9月)に投入することを発表しました。

↑チラ見せ(画像提供/Ishan Agarwal)

 

すでにSamsung(サムスン)など複数社から製品が販売されている、折りたたみスマートフォン。OnePlusの親会社となるOPPO(オッポ)も、「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」という新型の折りたたみスマートフォンの投入の準備をすすめているとも報じられています。

 

OnePlusが公開した画像からは、同ブランドの折りたたみスマートフォンのヒンジ部分を確認することが可能。ただし今回の情報からは、この折りたたみスマートフォンが縦折りタイプなのか横折りタイプなのかは不明。デザインや機能、スペックも知ることはできません。

 

2023年の第3四半期といえば、サムスンが新型の折りたたみスマートフォン(Galaxy Z Fold5やGalaxy Z Flip5)を発表することでしょう。OnePlusの折りたたみスマートフォンが予定通りに発表されれば、おそらくサムスンの製品と同時期になるはず。

 

折りたたみスマートフォンは、サムスンだけでなくHuawei(ファーウェイ)やMotorola(モトローラ)、OPPO、Xiaomi(シャオミ)などから製品が投入されています。初参入となるOnePlusが新機軸を見せてくれるのかどうか、注目したいものです。

 

Source: Ishan Agarwal / Twitter via 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」はiPhone 14 Proに及ばない。それでも決して侮るなかれ

前モデルより性能がかなり強化されることになった、サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズ。しかし、最上位モデルのGalaxy S23 UltraでさえiPhone 14 Proには及ばないというベンチマーク結果が公開されました。

↑iPhone 14 Proには及ばないが……

 

スマートフォン情報サイトのCompareDialによると、定番ベンチマークアプリ「Geekbench 5」で検証した結果、iPhone 14 ProはGalaxy S23 Ultraよりも高速なことが明らかになったそうです。

 

最も差が付いたのはシングルコア性能で、iPhone 14 Proが1874(以降、すべて平均値)に対して、Galaxy S23 Ultraは1480。およそ21%もの差が付いています。

↑シングルコア性能の結果

 

かたやマルチコア性能についても、差は小さくなったものの、かなり大きな開きがあります。Galaxy S23 Ultraが4584に対して、iPhone 14 Proは5384と、約15%も違います。シングルコア・マルチコアともに、iPhone 14 ProがGalaxy S23 Ultraを上回っている格好です。

↑マルチコア性能の結果

 

もっとも、サムスン製スマホにとって悪いニュースばかりでもありません。2022年のGalaxy S22 Ultraはシングルコア性能が926、マルチコアが2911に留まっていました。それに比べて、新たなSnapdragon 8 Gen 2チップ(しかも標準品よりもクロック周波数を向上させた特別仕様との噂)を搭載したS23 Ultraでは前者が59.83%、後者が57.47%も向上しているのです。

 

CompareDialは「iPhoneと比べればまだ性能は低いものの、少なくともその差は縮まっているようだ」と結んでいます。Galaxy S23 Ultraは高いグラフィックス負荷がかかるゲーム『原神』を120fpsで遊べるとの噂もあり、Androidスマホとしては最高クラスの性能となるかもしれません。

 

Source:CompareDial
via:iMore

『エイリアン』のリドリー・スコット監督、Galaxy S23 Ultraで短編映画を撮影!

サムスンの新型フラッグシップモデルGalaxy S23 Ultraは、見かけこそ前モデルのGalaxy S22 Ultraとあまり変わりませんが、カメラに初の2億画素センサーを採用するなど大きく進化しています。

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↑Galaxy S23 Ultra

 

このGalaxy S23 Ultraを使って、『エイリアン』や『ブレードランナー』等で知られるリドリー・スコット監督が撮影した短編映画『Behold』とメイキング映像が公開されています。

 

Galaxy S23 Ultraによる映画撮影の感想を聞かれたリドリー監督は、大型カメラの代わりに小さなスマートフォンを使うのは興味深いチャレンジだった、と述べています。

 

また撮影監督のフラビオ・ラビアーノ氏(『ジャングル・クルーズ』や『チェイサー』に参加)は、最初はGalaxy S23 Ultraを使うのは怖々だったが、設定に慣れるにつれて、その多機能さに驚いたとのこと。そして動画撮影では、そのダイナミックレンジに大きな感銘を受けたと語っています。

 

リドリー監督によれば、Galaxy S23 Ultraを使う大きなメリットは、閉ざされた空間でもほとんど邪魔にならないということ。大きなカメラを動かすときには気を遣うが、スマホのような小さなものではその必要はないわけです。

 

今回の映画でもGalaxy S23 Ultraをスタビライザーに装着したり、複数台を使って様々なシーンを撮ったりと、映画用カメラと同じ感覚で運用できたようです。

 

『Behold』は荒廃した地域で、ある男が馬を見つけたことで安らぎを得るというあらすじ。わずか4分弱の作品ですが、この映像を見るかぎり、スマホに搭載されたカメラの性能もますますプロ用の機材に近づいているのかもしれません。

 

Source:Galaxy S23 Ultra: ‘Behold’ by Sir Ridley Scott(YouTube) 
via:Wccftech

気になるカメラ性能は? サムスン「Galaxy S23」シリーズ3機種タッチ&トライ実機レビュー

サムスンが2023年2月1日に発表したスマートフォン「Galaxy S23」シリーズ3機種の実機を、発表会が行われたサンフランシスコで実際に触ってきました。写真を中心に4色のカラバリなども含め、3モデルを紹介します。

↑Galaxy S23シリーズ3機種

 

「自然」をインスパイアした上品な4色ボディー

Galaxy S23シリーズはペン内蔵で2億画素カメラを搭載する「Galaxy S23 Ultra」、5000万画素カメラを搭載する「Galaxy S23+」「Galaxy S23」の3モデル展開となります。3機種ともにチップセットはクアルコムのSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載、現時点で最高スペックのチップセットとのことです。

↑左からGalaxy S23、Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23+

 

背面のカメラ周りは台座の無いフラットな形状で、大型レンズが3つ縦に並ぶデザインを採用。メーカーロゴ以外に文字は無い、すっきりとした仕上がりです。

↑カメラ部分の仕上げはすっきりとしている

 

本体のカラバリは「グリーン」「ラベンダー」「クリーム」「ファントムブラック」の4色。前モデルでは機種によってカラバリが異なるものもありましたが、Galaxy S23シリーズは3機種すべてが同色の4色展開です。Galaxy S23シリーズは本体にリサイクル素材を使う割合を増やした「自然に優しいスマホ」となっており、4つのカラーも自然を意識した、やや淡い色合いになっています。

↑4つのカラーは自然をインスパイアして採用された

 

↑グリーンは緑にグレイをまぜたような中間色っぽい色合い

 

↑ラベンダーはピンクに近い、ほのかに淡い仕上げだ

 

↑クリームは上品なホワイトカラー

 

↑ファントムブラックはベーシックな色だが深みがある

 

2億画素カメラとスタイラス内蔵の「Galaxy S23 Ultra」

Galaxy S23 Ultraの主なスペックはディスプレイが6.8型3088×1440ピクセル、120Hz駆動。カメラが2億画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)+1000万画素(10倍望遠)。バッテリーは5000mAhで45W充電に対応。アメリカでの価格は1199ドル(約15万9000円)から。

↑Galaxy S23 Ultra

 

大型ディスプレイは側面が若干丸みを帯びた形状で、ディスプレイと側面フレームの間のベゼルの幅を目立たなくしています。ディスプレイは1Hzから120Hzまで自動可変に設定可能で、電子書籍など表示速度を重要視しないアプリでは消費電力を落とすことができる一方、ハイスペックなゲームはフル駆動で表示させ、遅延の無いゲームプレイを実現します。

↑6.8型の大型ディスプレイを搭載、ベゼルは薄く見える

 

背面のデザインは前モデルのGalaxy S22 Ultraとほぼ同等ですが、カメラのレンズ部分の外周リングがやや太いものになりました。3つのカメラは出っ張っていますが、それほど出っ張りは高くなく、ケース無しで使っていても気にならないと思います。

↑背面のデザイン

 

↑カメラの出っ張りはそれほど高くはない

 

ディスプレイ側面の丸みはかなり小さく、前モデルGalaxy S22 Ultraと比べるとより角ばった、スクエア感の強い形状となりました。本体サイズは163.4×78.1×8.9mm、重量は235gです。

↑本体の断面はより角ばった形状になっている

 

2億画素カメラ&夜間撮影性能がスゴイ

Galaxy S23シリーズ3機種はカメラ性能が従来モデルよりも向上しています。まずGalaxy S23 Ultraは2億画素カメラを搭載。前モデルは1億800万画素ですから、ほぼ倍増した計算になります。2億画素で撮影すれば、その画像の一部を切り取っても十分見れる画像となるため、SNSに写真の一部だけをアップするのも自在にできます。

↑画面越しにGalaxy S23 Ultraの2億画素撮影(左)と一部を切り取った画像(右)

 

また光学10倍望遠カメラはデジタルズームで最大100倍の「Space Zoom」(スペースズーム)に対応します。こちらは実画像をコピーできなかったため、遠くの台に置いてあるGalaxy S23 Ultraを100倍で撮影した画面越しの画像をご覧ください。実際に使ってみると、デジタルズームで実用的なのは30倍程度。100倍は画質が荒くなります。とはいえ記録に画像を残すのならば100倍を使うのも十分ありでしょう。他には動画は8K 30fps撮影に対応します。

↑一番奥のテーブル上にあるGalaxy S23 Ultraの画面を100倍で撮影

 

またGalaxy 23シリーズは3機種とも「Nightography」(ナイトグラフィー)と呼ばれる夜間撮影性能が大幅に向上しています。特にGalaxy S23 Ultraは2億画素のカメラのセンサーを、16個を1つにまとめ1200万画素相当で撮影するピクセルビニングにより、暗所撮影性能を高めています。

↑Galaxy S23 Ultraで撮影。上が通常モード、下がナイトモード

 

フロントカメラの夜間撮影性能も高く、フラッシュが無くても暗い場所で顔を明るく写してくれます。

↑フロントカメラのナイトモード(右)はフラッシュが無くても顔を明るく写してくれる

 

Galaxy S23 UltraにはExpert RAWモードも搭載されました。RAWで写真を撮影できるほか、カメラアプリからアドビのLightroomを起動できます。また星空撮影にも対応し、スカイガイドをONにするとその場から見える星座を表示。三脚にGalaxy S23 Ultraを固定して、夜空にカメラを向けて長時間露光で星座を撮影する手助けをしてくれます。

↑Expert RAWはLightroom起動ができる(左)。スカイガイドで星座撮影もしやすい(右)

 

スペックを高めた標準モデル「Galaxy S23」「Galaxy S23+」

Galaxy S23とGalaxy S23+はディスプレイサイズとバッテリー容量が異なる以外、同じスペックの兄弟モデルです。Galaxy S23はディスプレイが6.1型2340×1080ピクセル、バッテリーは3900mAhで25W充電に対応。カメラは5000万画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)。アメリカの販売価格は799ドル(約10万6000円)からです。

↑Galaxy S23

 

Galaxy S23+は6.6型2340×1080ピクセルディスプレイに45W充電対応の4700mAhバッテリーを搭載。カメラはGalaxy S23と同じで5000万画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)を搭載し、アメリカでの販売価格は999ドル(約13万2000円)から。

↑Galaxy S23+

 

どちらのモデルもディスプレイはフラットな形状。大きさ以外の差はありませんが、手に持ってみるとGalaxy S23はかなり小さいことがわかります。両者のサイズはGalaxy S23が146.3×70.9×7.6mm、168g。Galaxy S23+は146.3×70.9×7.6mm、196gです。背面もカメラのレイアウトも同じで、遠めに見ると両者の区別はつきにくいです。

↑ディスプレイサイズ以外、見た目は変わらない

 

↑背面もデザインはほぼ同等

 

カメラはGalaxy S23 Ultraほど高性能ではないものの、5000万画素カメラを搭載しており、望遠は光学3倍、デジタルで30倍までに対応します。また動画はGalaxy S23 Ultra同様に8Kに対応するので、超高画質な映像を残すことも可能。Galaxy S23とGalaxy S23+は高性能なチップセットを搭載するハイエンドスマートフォンであり、カメラも含めて価格にふさわしい製品と言えるでしょう。

↑カメラ部分の拡大

 

↑5000万画素カメラの画質は十分

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Galaxy S23 Ultra、『原神』を120fpsで遊べる初のAndroidスマホに? 公式ポスターらしき画像がリーク

今月初めに発表されたサムスンのGalaxy S23 Ultraは、3種類あるフラッグシップ機の中でも一番の高性能が期待されています。そんななか、非常に人気の高いスマートフォンゲーム『原神』を120fps(1秒間に120コマ)で遊べるかもしれない可能性が浮上しています。

 

Tech_Reve氏がTwitterに投稿したポスター画像では、Galaxy S23 Ultraが『原神』を120Hzで動かせることが示唆されています。

ただし、この画像だけではUltraモデルに限られるのか、それとも他のGalaxy S23やGalaxy S23+でも120Hzで実行できるのかは不明です。また「まだ出来ない」(アプリのアップデート待ち?)とのリプライもあります

 

この情報が本当であれば、Galaxy S23 UltraはおそらくAndroidデバイスで『原神』を120Hzで動かせる初の製品となる可能性が高いと思われます。2月現在では、公式に120fpsでの動作がサポートされているのはiOS版のみで(バージョン2.20以降)、Google PlayストアのAndroid版には言及がありません。

 

『原神』はグラフィック性能をフル活用するゲームとして知られており、iOS版でも120fps表示はiPad Proなど高価なモデルでも負担が大きくなっています(バッテリーの消耗が激しいなど)。

 

が、Galaxy S23 Ultraは特注プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」により、前モデルよりグラフィック性能が飛躍的にアップしているとの報告もありました。それをアピールするには、『原神』の120fps動作はこの上なく効果的だと思われます。

 

また、Galaxy S23シリーズは全モデルに高性能冷却システムが搭載される(高熱による性能の低下が防ぎやすい)との有力情報もあります。これら最新鋭のサムスン製スマホは、ゲーマーにとって頼もしいパートナーとなるかもしれません。

 

Source:Tech_Reve
via:Wccftech

Android 14ではスマホがPCのウェブカムになる?

Google(グーグル)の次期モバイル向けOS「Android 14」にて、スマートフォンをパソコンのウェブカメラとして使える機能が搭載される可能性を、開発者のMishaal Rahman氏が報告しています。

↑Tayfun Mehmed / Shutterstock.com

 

スマートフォンをパソコンのウェブカメラとして利用する機能については、Apple(アップル)が「Continuity Camera(コンティニュイティ・カメラ)」を提供しています。これにより、iPhoneの高画質なカメラを使用してMacでのビデオ会議が可能となります。

 

Rahman氏が発見したコードによれば、Googleが開発を進めている「DeviceAsWebcam」という機能では、Androidスマートフォンをパソコンのウェブカメラとして利用できます。AppleのContinuity Cameraとは異なり、DeviceAsWebcamでは「USBビデオクラス」(UVC)といった標準的なパソコンとの接続方法を採用しているのも特徴です。

 

現時点では、どのAndroidスマートフォンでAndroid 14のウェブカメラ機能が利用できるようになるのかは不明です。リモートワークの普及によりますます一般的になったウェブカメラによるビデオ会議が、さらに便利になることを期待したいものです。

 

Source: Mishaal Rahman / Twitter via 9to5Google

Galaxyシリーズへの衛星通信機能の採用は「準備が整ってから」……社長が明かす

先日発表されたGalaxy S23シリーズは、2億画素カメラや新型プロセッサの搭載が特徴です。一方で、「iPhone 14」シリーズで採用されているような衛星経由での緊急メッセージの送信機能は、発表されませんでした。

↑Samsungより

 

Samsung(サムスン)はスマートフォン「Galaxy」シリーズにおける衛星接続機能は「準備ができてから」になることを、同社社長のTM Roh氏が海外メディアのCNETにたいして明かしています。

 

そしてCNETの取材にこたえたRoh氏は、Galaxyシリーズへの衛星通信機能について「適切なタイミングとインフラ、技術的な準備が整えば採用する」と述べたのです。一方で同氏は、衛星通信機能が「ユーザーの安心を確保するためのソリューションの全てだとは思っていない」とも語っています。そして、スマートフォンセンサーの改良や5Gカバレッジの拡大こそ、ユーザーに貢献すると語っているのです。

 

なお、Qualcomm(クアルコム)はSnapdragonプロセッサを搭載したスマートフォンで衛星通信を可能にする「Snapdragon Satellite」のサポートを発表しています。Galaxy S23シリーズでは間に合いませんでしたが、今後は衛星通信をサポートするAndroidスマートフォンが増えるのかもしれません。

 

Source: CNET via 9to5Google

スマホストラップがエレコムから新登場! 専用iPhoneケースでカスタマイズを楽しめる

エレコムが、自分好みに組み合わせて使えるスマホ用ストラップと、iPhone用ストラップ対応ケースを順次新発売すると発表しました。

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↑ストラップの耐荷重はいずれも約2.5Kgまで。

 

スマホを使う暮らしの中で今注目されているのが、いつでもサッとスマホを取り出せるほか、バッグやポケットから取り出す時の落下を防いでくれるスマホストラップ。エレコムは今回、別売りのケースと組み合わせて自分好みにできるハンドストラップとショルダーストラップ、およびiPhone用ストラップ対応ケースの販売を発表しました。

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ゴールドの金具に直径約10mmのパールが連なったストラップは、カジュアルなスタイルにも映える上品なアイテムです。全長約160mmのハンドストラップと、斜め掛けにちょうどいい、長さ調節可能な全長約480mm~約640mmのショルダーストラップ2種類を販売。

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落ち着いたカラーのソフトレザーストラップも登場。こちらも全長約160mmのハンドストラップと、全長約530mm~約650mmの長さ調節可能なショルダーストラップで、ビジネスやフォーマルな装いに合わせやすいデザインです。カラーはハンドストラップがベージュとブラックの2種類、ショルダーストラップがオリーブグリーンを加えた3種類となっています。

 

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丸紐8mmタイプのストラップは、カジュアルやアクティブな装いに合わせやすいデザイン。アウトドアやタウンユースにおすすめとしています。全長約160mmのハンドストラップのカラーはベージュ、ブラック、オリーブグリーンの3種類。全長約420mm~約780mmのショルダーストラップのカラーはブラック、ホワイトグレー、レッドの3種類が展開。

 

なおショルダーストラップには、少し細めの丸紐6mmタイプも。ベージュ、ブラック、ブルー、オリーブグリーン、パープルの5種がそろっています。豊富なカラーバリエーションがうれしいですね。

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ストラップホール付きのiPhone用ケースは推し活に最適なクリアケースや、マットな質感が可愛いハイブリッドシリコンケースが登場。ストラップと組み合わせれば、自分好みのiPhoneアクセサリが完成します。ケースを装着したままで、純正の各種ケーブルの接続や写真撮影、ボタン操作が可能です。機器本体もしっかり守り、背面カメラ周りを覆ったカメラレンズへの傷を防ぐ保護設計となっています。

海外版Galaxy S23 Ultraのグラフィックス性能、S22 Ultraから2倍以上にアップ!

いよいよサムスンのフラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズが、正式に発表されました。そのうち最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」につき、先代のGalaxy S22 Ultraよりもグラフィックス性能が2倍以上になっているとのベンチマーク結果が公開されています。

Image:Coisa de Nerd/YouTube

 

テック系YouTubeチャンネルのCoisa de Nerdでは、Galaxy S23シリーズの全モデルが紹介されています。そしてGalaxy S23 Ultraの先代のGalaxy S22 Ultraは、負荷を掛けてグラフィックス性能を測るベンチマークテスト「3D Mark Wild Life Extreme」により対決。ちなみに今回使われたS22 Ultraは、サムスン自社開発・製造チップの「Exynos 2200」を搭載したものです。

 

その結果はGalaxy S22 Ultraが1,912点に対して、Galaxy S23 Ultraは3,873点と2倍以上に。S22 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 2のGPU(グラフィックス)性能はExynos 2200を60%上回るとの検証もありましたが、今回はさらに格差が開いています。

 

Galaxy S23シリーズに採用されたチップは特注品の「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」だと明かされていますが(3モデルとも共通)、通常版より動作クロック数が上げられて処理速度がアップしているとの噂もありました

 

そうしたチップの性能向上とともに、S23 Ultraでは冷却機構が改善された(S22 Ultraでは発熱が大きくなり性能が低下する「サーマルスロットリング」が起こりがち)とも推測されます。ともあれ、Galaxy S23 Ultraが国内で発売される日を心待ちにしたいところです。

 

Source:Coisa de Nerd(YouTube)
via:Wccftech

Galaxy S23発表! 2億画素カメラと最速プロセッサーで真のフラッグシップだ!

サムスンはグローバルイベントにて、新型フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズを発表しました。

↑サムスンより

 

Galaxy S23シリーズは通常モデルの「Galaxy S23」と大画面モデルの「Galaxy S23+」、そしてスタイラス「Sペン」を内蔵したフラッグシップモデル「Galaxy S23 Ultra」の3機種が用意されています。

 

3モデルの共通スペックとしては、Galaxyスマートフォンの中で最も強力で効率的な最速の「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載。前モデル「Galaxy S22」シリーズと比較して処理性能が約30%向上し、グラフィック処理の性能などもアップしました。さらに、光や影を現実世界と同様に表現する「リアルタイム・レイトレーシング」にも対応しています。

 

プレミアモデルのGalaxy S23 Ultraは、6.8インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。また、背面には約2億画素広角+約1200万画素超広角+約1000万画素3倍望遠+約1000万画素10倍望遠の4眼カメラを搭載しています。ディスプレイ上部には約1200万画素のフロントカメラを装備。

 

バッテリー容量は5000mAhで、45Wの急速充電にも対応。OSにはAndroid 13を搭載し、4世代のOSアップグレードと5年間のセキュリティアップデートが予定されています。

 

Galaxy S23とGalaxy S23+は、それぞれ6.1インチ/6.6インチで120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。また背面には5000万画素広角を含む3眼カメラを搭載したほか、バッテリー容量はそれぞれ3900mAhと4700mAhとなっています。

 

Galaxy S23シリーズはファントムブラック、クリーム、グリーン、ラベンダーの4色が用意され、2月17日以降に販売が開始されます。クアルコムと共同開発したSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyがどれだけの性能を発揮するのか、今後のレポートを待ちたいものです。

Galaxy S23にMagSafeっぽい公式ケース「Gadget Case」が登場?

@Sudhanshu1414より

 

Samsung(サムスン)の次期スマートフォンGalaxy S23シリーズ向けに、マグネット機構を搭載した公式タフネスケース「Gadget Case(ガジェット・ケース)」が登場するとの情報が、海外のSNSより伝えられています。

 

同ケースはRugged Gadget Case with Standシリーズの一環として、「Galaxy S23」「Galaxy S23+」「Galaxy S23 Ultra」向けに投入。バンパーエッジとストラップ用のループホールが用意されており、Galaxy S23 Ultra向けケースのみ若干形状が異なっています。

 

 

注目点としては、背面にウォレットやキックスタンドを合体できること。詳細はまだ不明ですが、ケースとアタッチメントはApple(アップル)のMagSafeのように、マグネットで合わせる模様です。今後は、さらに多様なアタッチメントが登場するのかもしれません。

 

Galaxy S23シリーズは日本時間2月2日午前3時に発表されます。プロセッサなどの内部スペックの刷新だけでなく、使い勝手を向上させるアクセサリの登場にも期待したいものです。

 

Source: Sudhanshu Ambhore / Twitter

よりプレミアムなスマホ「Nothing Phone (2)」、2023年後半に米国含め発売へ

Nothing(ナッシング)が次期ハイエンドスマートフォン「Nothing Phone (2)」を、2023年後半に米国含め発売すると海外テックサイトのInverseで明かしています。

Nothing Phone
↑Nothing Phone(1)

 

Nothingはロンドンをベースとするテックスタートアップで、2022年に初となるスマートフォン「Nothing Phone (1)」を発売。スケルトンデザインと、背面の発光機能が話題となりました。なお同スマートフォンは日本では発売されたものの、米国には投入されませんでした。

 

Inverseのインタビューに応えたNothing CEOのCarl Pei(カール・ペイ)氏は、Nothing Phone (2)について発売時期以外の情報をほとんど明かしていませんが、「優れたビルドクオリティを持ちながらミドルレンジのチップセットを搭載し、前モデルよりもさらにプレミアム」と言及。

 

一方で、米国への投入は「最も重要な優先順位」だと表明。初代モデルは製品開発とチーム作りを同時に手掛けていたためリソースがなく、米国での販売ができなかったと明かしています。さらに、ロンドンに続く直営店のオープンも予定しているようです。Nothingの製品は日本でも人気なので、将来的にジャパンストアのオープンにも期待したいものです。

 

Source: Inverse via 9to5Google

「Galaxy S23」、128GBモデルは遅いSSDを使用? 256GBモデルがベターかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズの噂話は、公式画像やスペック表と称されるものを含めて飛びかっています。そんななか、標準モデル「Galaxy S23」ベースモデル(最も安い価格構成)の内蔵ストレージは、他のモデルより遅いとの予想が報じられています。

↑「Galaxy S23」128GBモデルのSSDは遅い?

 

この情報の発信源は、有名リーカーIce universe氏のツイートです。それによれば ベースモデルS23(内蔵ストレージ128GB)は、サムスンの最新規格UFS 4.0チップではなく、古いUFS 3.1チップを使っているとのこと。なぜならサムスンは128GBのUFS 4.0チップを製造していないから、と説明されています。

 

サムスンはSSDチップの最新規格であるUFS 4.0を発表した当時、「前世代に比べて2倍速い速度」と「45%向上したバッテリー効率」をアピールしていました。つまり前世代であるUFS 3.0チップでは、UFS 4.0よりも読み書き速度が2倍も遅く、45%も消費電力が大きいことになります。

 

もっともIce univeser氏の情報は、あくまで噂話に過ぎません。Galaxy S23全モデルはストレージが256GB以上になるとの予想もあり、その場合は128GBモデルはどこにも存在しないことになります。

 

が、一方ではサムスンは予約した人には無料でストレージのアップグレード(増量)を行うとの噂もあり。つまり予約特典として256GBモデルを用意するためには、128GBも存在していることになります。

 

どうしても速いストレージが欲しければ、おそらくUFS 4.0仕様の256GBモデルを買うのが無難とも思えます。が、128GBモデルと値段に大きな差があれば、考えどころかもしれません。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:Engadget

Galaxy S23の画面は超タフに? Gorilla Glass Victus 2を採用へ

Samsung(サムスン)の次期Galaxyフラッグシップスマートフォンに「Gorilla Glass Victus 2」が採用されることを、Corning(コーニング)が明かしました。これは、日本時間2月2日に発表される「Galaxy S23」を意味すると考えて間違いなさそうです。

↑Galaxy S23は「Gorilla Glass Victus 2」初採用スマホに

 

Gorilla Glass Victus 2は昨年11月に発表されたモバイルデバイス向けの強化ガラスで、前世代の「Gorilla Glass Victus」と比較し、落下に関する耐久性を強化。コンクリート面に最大1m、アスファルト面で最大2mからの落下に耐えられるとしています。さらに、高い「耐擦傷性(こすった傷への耐性)」も特徴です。

 

Corningはプレスリリースにて、「次世代Galaxyフラッグシップスマートフォンは、耐久性とサステナビリティの両方を高めたGorilla Glass Victus 2を採用する初のデバイスとなります」と述べています。

 

Galaxy S23へのGorilla Glass Victus 2の採用は、以前から噂されていました。また特別バージョンのプロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」の搭載やメモリの高速化前モデルとほぼ同一デザインの採用などが噂されています。これにGorilla Glass Victus 2によるタフネスなディスプレイがくわわることで、さらに魅力的なスマートフォンとなりそうです。

 

Source: Corning via 9to5Google

「Galaxy S23」シリーズ、特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」をアピールするプロモ画像が流出

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズは、2月2日深夜3時の「Unpacked」イベントで正式発表され、特注チップ「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」が搭載されると噂されています

↑Qualcomm Snapdragon

 

この名前はあまりに長すぎる印象もありますが、より簡潔に「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と呼ぶプロモーション画像が流出しています。

 

有名リーカーRoland Quandt氏は、「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と書かれたロゴをシェアしています。

 

ほかQuandt氏は、ドイツのメディアWinfutureサイトにGalaxy S23のプロモ画像をいくつか公開。そこにも「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」のロゴはしっかりと確認できます。今週末あたりから、このロゴが入ったWeb広告やCMを多く見かけるようになりそうです。

 

この特製チップは、他社にも供給されている「Snapdragon 8 Gen 2」のクロック数を強化(プライムコアCortex-X3の周波数を、通常版の3.2GHzから最大3.36GHzに向上)していることが複数の情報源により確認されています。つまり「Snapdragon 8 Gen 2を搭載した他社スマホより、Galaxy S23シリーズはパワフル」という可能性があるわけです。

 

またサムスンは、今後しばらくはフラッグシップ機の全モデルにクアルコム製チップを搭載するとの噂もあります。2024年の「Galaxy S24」シリーズにも、「Snapdragon for Galaxy」ロゴが使われるかもしれません。

 

Source:Roland Quandt(Twitter)
via:GSMArena

閲覧履歴などが見られにくい、Android版Chromeでシークレットタブに指紋などの生体認証ロックが可能に

米Googleは、Android版Chromeでもシークレットモードにしたタブに、指紋などの生体認証によるロックを掛けられる新機能を展開していると発表しました。

↑Android版Chromeのシークレットモード

 

この機能は、iOS版では1年以上前から実装されていたもの。実はAndroid版でも2022年秋から利用はできましたが、あくまで「chrome://flags」からフラグを有効にすると使えるテスト機能という位置づけでした。ようやく、正式な機能となったわけです。

 

シークレットモードでは、閲覧履歴やCookie、サイトのデータやフォームの入力情報がデバイス内に保存されません。が、閲覧履歴が消されるのは、あくまでタブを閉じたときです。もしもタブを開いたまま、ほかのアプリに切り替えた状態で第三者にスマホを渡した場合は、どんなサイトを閲覧していたかを知られる恐れがあります。

 

が、この新機能をオンにしておくと、ほかのアプリからChromeに戻った場合は、シークレットタブを見るときは生体認証が求められることになります。ほかのタブは、特にロックが掛けられず普通に見ることができます。

 

この機能が有効になったChromeでは、右上にある3つのドットのメニューをタップ。そして[設定]>[プライバシーとセキュリティ]内に「Chromeを終了するときにシークレットタブをロックする」の項目が追加されています。

 

もっともシークレットモードであれ、閲覧履歴などがアクセス先のWebサーバーなどには残り続けるはず。完全に匿名になれるわけではないことを意識しつつ、賢く使っていきたいところです。

 

Source:Google
via:The Verge

Google折りたたみスマホ「Pixel Fold」にも「ふせるだけでサイレントモードをオン」がありそう

米Googleは折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を2023年の夏~秋に発売すると噂されています。その新たな手がかりとして、一般のAndroidスマートフォンと同じ「Flip to Shhh(ふせるだけでサイレントモードをオン)」操作がある可能性が指摘されています。

↑ふせるだけでサイレントモードをオンにする

 

Androidのサイレントモードとは、スマートフォンを消音にして、バイブレーションや視覚的な通知を止めること。そして「伏せるだけでサイレントモードをオン」は、平らな場所で伏せるだけでサイレントモードになる設定です。たとえばPixelスマホであれば設定アプリ内の「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」中にトグルスイッチ(オンオフの切り替え)が用意されています。

 

米9to5Googleは、Google Playストアで配布されるDigital Wellbeing 1.5安定版を解析して、折りたたみスマホでの「ふせるだけでサイレントモードをオン」に関する説明を見つけたとのこと。スクリーンショットには「Do Not Disturb(サイレントモード)をオンにするには、携帯電話が折りたたまれていることを確認し、平らな面に下向きに置いてください。Do Not Disturbがオンになると、微妙な振動を感じるでしょう」と書かれています。

↑9to5Googleより

 

まず折りたたむ必要があるほかは、現行のPixelスマホと同じ手順です。折りたたみ画面を開いたまま伏せれば、ディスプレイに不要な負担を掛けかねないため、先に折りたたんでおくことは理にかなっているでしょう。

 

ほか、以前Googleカメラアプリからも、折りたたみスマホならではの操作を予感させるアイコンが見つかっていました。すでにサムスンのGalaxy Z Foldシリーズを初め多くの折りたたみ端末が販売中ですが、Pixel FoldではGoogleならではの洗練された体験ができると期待したいところです。

↑このアイコンは……

 

Source:9to5Google

どんな外観に? 初タブレット「OnePlus Pad」が2月7日に発表

OnePlusが初のタブレット「OnePlus Pad」を2月7日に発表することを、海外テックサイトのtechradar.が伝えています。

OnePlusより

 

かつてはコストパフォーマンスに優れたハイエンドスマートフォンの投入で人気を博した、OnePlus。また同ブランドがタブレットを投入することは、以前から報告されていました。

 

techradar.によれば、OnePlus Padは次期フラッグシップスマートフォン「OnePlus 11」とともに、2月7日に発表されます。また公式のティーザー(チラ見せ)画像も投稿しており、その背面に大型のカメラ突起があることが確認できます。画面のベゼルは、ある程度細くデザインされているようです。

 

OnePlusによれば、OnePlus Padは側面に向かってわずかに丸みを帯びた、アルミニウムボディを採用。これにより、持ちやすさが向上しています。また背面カメラを背面の端ではなく中央に配置することで、より自然に使えるそうです。さらに「比類のない滑らかさ」をうたっていることから、高リフレッシュレートのディスプレイを搭載していることが予測されます。

 

OPPO傘下になってから、どちらかといえば廉価スマホに注力している印象のOnePlus。まもなく発表されるOnePlus Padが、どのような市場をターゲットにしているのかが注目されます。

 

Source: techradar. via 9to5Google

「Galaxy S23」シリーズ、やはり米国以外では大幅に値上げ? ヨーロッパから新たなリーク情報

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、おそらく2月2日深夜3時~の「Unpacked」イベントで正式発表されると見られています。その価格については様々な予想が飛びかっていますが、「やはり全モデルとも大幅に値上げされる可能性が高い」との噂話が報じられています。

 

今回の情報源は、有名リーカーRoland Quandt氏のスペインでの小売価格に関するツイートです。Quandt氏はGalaxy Watch5の価格をほぼ正確に予想していたほか、最近もGalaxy S23シリーズ用ケースの色をつぶやいていたことがあります。

 

それによれば、おおむねGalaxy S22シリーズよりも110~160ユーロ(約1万5,000円~2万2,000円)高くなるようです。具体的には、Galaxy S23のベースモデル(RAM 8GBでストレージ128GB)は959ユーロとのこと。この価格は、先代モデルGalaxy S22の849ユーロ~よりも高い設定です。

 

またGalaxy S23 Ultraもベースモデルは1,409ユーロとされ、S22 Ultraの1,249ユーロよりも160ユーロ上回っています。そしてGalaxy S23+は1,209ユーロとされ、S22+は1,049ユーロだったことから、Plusモデルが最も値上げの比率が大きい可能性がありそうです。

 

今回の情報はあくまでスペインでの小売店のものに過ぎず、地域により価格が異なることも珍しくはありません。Quandt氏も、ドイツとベネルクス諸国ではGalaxy S23は949ユーロ~、S23 Ultraは1,399ユーロになるかもしれないと付け加えています。

 

もっとも、韓国の大手キャリアから流出したという資料でも、現地での価格は全モデルとも値上げとされていました。その一方で、米国の通信キャリアVerizonから流出したとされる資料では、Galaxy S23シリーズの価格はS22シリーズと同じと書かれていました

 

これはちょうど、アップルがiPhone 14シリーズの米国向け価格を前モデルと同じにしたものの、それ以外の国では値上げしたことを彷彿させます。やはりサムスンも、今なお続くドル高をGalaxy S23シリーズのお値段に反映させるのかもしれません。

 

Source:Roland Quandt(Twitter) 
via:Tom’s Guide

「コカ・コーラスマホ」の可能性に米メディアが騒然! デバイスは中国メーカーとも…

Coca-Cola(コカ・コーラ)が独自のスマートフォンを投入する可能性がある、とリークアカウントのIce universeが報じました。

↑コーラのボトルを連想させる(画像提供/Ice universe)

 

Ice univerceが投稿した画像からは、コカ・コーラのロゴが大きく入ったスマホが確認できます。また、「@Colaphoneglobal」というTwitter(ツイッター)アカウントも存在しており、同アカウントからのツイートはまだ行われていないものの、Samsung(サムスン)やNothing(ナッシング)、Xiaomi(シャオミ)、OPPO、OnePlus、Huawei(ファーウェイ)、realmeなどの大手スマートフォンメーカーをフォローしています。

 

海外テックサイトの9to5Googleによれば、投稿されたレンダリング画像はrealmeのスマホ「realme 10 Pro」に酷似しているとのこと。参考までに、realme 10 Proは6.7インチ/120Hz駆動の液晶ディスプレイや「Snapdragon 695」プロセッサ、6/8/12GBのRAM、1億800万画素メインカメラ、5000mAhバッテリーを搭載しています。

 

現時点でコカ・コーラスマホの詳細は不明なうえ、投稿された画像やアカウントがいたずらである可能性もありそうですが、飲料メーカーとの新たなコラボレーションスマホが近いうちに登場するかもしれない、と米国メディアの間でにわかに期待が高まっています。

 

Source: Ice universe / Twitter via 9to5Google

OPPOの折りたたみスマホ「Find N2 Flip」グローバル版スペックが判明?

OPPOの縦折りスマートフォン「Find N2 Flip」のグローバル版のスペックを、リークアカウントのSnoopyTechが伝えています。

↑OPPOより

 

Find N2 Flipは横折りスマホ「Find N2」と同時に、2022年12月に中国向けに発表されました。コンパクトな本体のFind N2 Flipは6.8インチ/120Hz駆動の折りたたみディスプレイを搭載し、プロセッサにはMediaTek(メディアテック)の「Dimensity 9000+」が採用されています。

 

SnoopyTechによれば、Find N2 FlipはMWC(モバイル・ワールド・コングレス)にあわせ、2月~3月上旬にグローバル販売されるとのこと。プロセッサには引き続きDimensity 9000+が採用され、8GB RAMと256GBのストレージを搭載すると伝えています。どうやら、新たに発表されたフラッグシッププロセッサの「Dimensity 9200+」は採用されないようです。

 

ディスプレイサイズは内部6.8インチ/外部3.26インチと中国向けモデルと変わらず、バッテリー容量は4300mAhで44Wの急速充電に対応。外部カメラは5000万画素メイン+800万画素ワイドで、内部カメラは3200万画素、OSにはAndroid 13を搭載しています。

 

サムスンに続き、横折りと縦折りの2種類の折りたたみスマートフォンを投入してきたOPPO。今後の日本投入の可能性を含め、同社の出方を見守りたいものです。

 

Source: SnoopyTech via 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」のハンズオン動画が流出! やはり前モデルとデザイン変わらず?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、2月2日深夜3時~の「Galaxy Unpacked」イベントで発表される見通しです

↑写真は「Galaxy S22 Ultra」

 

すでに多くのリーク情報が次々と出てきましたが、最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」を実際に本物を手に取ってみたというハンズオン動画がリークされています。

 

その情報源は、有名リークサイトのSlashleaksに投稿された動画です。公式画像やスペック表らしきものはネット上に流出済みで、今回は驚くような新機能の紹介はありません。が、前や後ろからどのように見えるのか、新たなパッケージがどんなものかが分かります。

 

今回の動画では、Galaxy S23 UltraとGalaxy S22 Ultraが、ほとんど同じに見えることを確認できます。もっとも、S22 Ultraの時点で機能性の調和は完成しているとの評価もあり、サムスンの開発陣もあえて変える必要を感じなかったのかもしれません。

↑Galaxy S23 Ultraと見られる端末

 

それとは別に、Galaxy S23 Ultraの100倍ズームを紹介する動画もシェアされています。どういったシチュエーションで使うか迷いそうな機能ではありますが、それでもいざという時には大活躍しそうな予感はあります。

↑100倍ズーム機能

 

Galaxy S23シリーズのデザインは昨年モデルと大きく変わらないものの、全モデルとも最新かつ高速版のプロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されるほか、Ultraモデルではメインカメラが2億画素になると噂されています。正式発表まであと1週間と少しですが、さらなるリークもありそうです。

 

Source:SlashLeaks
via:Wccftech

「Galaxy S23」シリーズ、特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」搭載かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、2月2日深夜の「Unpacked」イベントで発表されることが確実とみられています。また、前モデルまではサムスン自社開発のExynosチップを搭載したバージョンもありましたが、最新モデルではすべてクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 2を採用すると噂されています

↑Image:Qualcomm

 

そんななか、Galaxy S23シリーズに採用されるチップは「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」と呼ばれるとの情報が届けられています。

 

これは米9to5Googleが閲覧した文書に記載されていた、というものです。また同チップはプライムコア「Cortex-X3」を最大3.36GHzで駆動し、通常版の3.2GHzよりも強化されているとのこと。この情報は有名リーカーIce universeの主張や、流出したばかりの公式(と称される)スペック表とも一致しています。

 

もっとも、サムスンがこのチップ名を広く使用するかどうかは不明だとされています。

 

昨年夏、サムスンとクアルコムは特許ライセンス契約の7年延長を含む「広範な戦略的パートナーシップ」を発表していました。そこからGalaxy S23シリーズ全モデルにSnapdragonチップ搭載が予想されていましたが、両社の協力関係はさらに踏み込んでいたのかもしれません。

 

Snapdragon 8 Gen 2チップは、Snapdragon 8+ Gen1よりもパフォーマンスと電力効率ともに大幅に改善したと謳われています。その強化版が積まれているとすれば、Galaxy S23シリーズには大いに期待できそうです。

 

Source:9to5Google

にわかに注目が高まる「Galaxy S23」シリーズ。公式画像と全スペックが流出

サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S23」シリーズは、2月2日深夜の「Unpacked」イベントで発表されることが確実と見られています。そのラインアップは「Galaxy S23」「Galaxy S23+」「Galaxy S23 Ultra」といったところですが、最近、全モデルの公式プロモーション画像やスペック表と呼ばれるものがネット上でリークされていることがわかりました。

↑にわかに注目が高まる「Galaxy S23」シリーズ(画像はGalaxy S22 Ultra)

 

まず、人気リークサイトSnoopy Techは、Galaxy S23全モデルのの全ラインナップの広告画像をリーク。かねてからの噂通り、標準モデル「S23」と画面の広い「S23+」、そして最上位モデル「S23 Ultra」という構成とされています。

これとは別に、Twitterユーザーの@BillbilKun氏が、3モデル全ての詳細なスペック表を公開しています。

 

リークされている各モデルの詳細をざっとまとめてみましょう。

 

Galaxy S23 Ultra

6.8インチQHD+(3088 x 1440)で AMOLED(有機EL)画面は、可変リフレッシュレート(1Hz~120Hz)に対応。RAMは8/12GB、ストレージ容量は256/512/1TBまで、幅広いオプションが用意される予定です。

 

また、搭載チップはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 2、バッテリー容量は5000mAhで45Wの有線充電と10Wのワイヤレス充電に対応。ほか画面下の超音波指紋センサー、Bluetooth 5.3、Wi-Fi 6E、UWB、NFCが搭載されるとのこと。

 

カメラについては、1200万画素(F1.4、FOV120度)の超広角レンズ、100万画素の望遠レンズ(F2.4、光学3倍ズーム、OIS〔光学式手ぶれ補正〕)、100万画素のペリスコープ望遠レンズ(F4.9、光学10倍ズーム、OIS)。そしてメインカメラは噂通り2億画素のセンサーを採用しています。

 

Galaxy S23

6.1インチFHD+(2340×1080)のAMOLED画面は可変リフレッシュレート(48Hz~120Hz)で、HDR10+にも対応。バッテリー容量は3900mAh、25Wの有線充電と10Wのワイヤレス充電に対応する予定です。

 

Galaxy S23+

画面サイズは6.6インチながら、ディスプレイ仕様は標準モデルのGalaxy S23と同じ。4700mAhのバッテリーを搭載し、45Wの有線充電が可能です。

 

ほかにも、S23と共通の機能として、ツインDolby AtmosスピーカーやIP68防水、Bluetooth 5.3, Wi-Fi 6E、NFC、ワイヤレスバッテリー共有があります。カメラ性能についても、S23とS23+共に先代のGalaxy S22/S22+の仕様をほぼ引き継いでいる模様。

 

価格については、先日「Ultraだけ値上げ」との噂話をお伝えしましたが、その後にオーストラリア方面から全モデルとも高くなるとの新情報も届けられています。もっとも、基本ストレージ容量も128GBから256GBに増えると見られており、一概に割高とは言えないかもしれません。

 

Source:imgbb(1) ,(2) 
via:Gizmochina

カメラとオーディオが大きく進化したXperia 5 IVにSIMフリーモデル登場

ソニーは1月19日、「Xperia 5 IV」のSIMフリーモデルを発表。直販サイトのソニーストアほか、ソニーの直営店、一部の家電量販店、ECサイトで順次予約販売の受付を開始します。発売は2月1日で、市場想定価格は12万円(税込)前後です。

 

Xperia 5 IVは、2022年9月に登場したハイエンドモデル。登場時点では各キャリアからの販売でしたが、今回SIMフリーモデルが登場した形です。

 

製品の仕様はキャリアモデルとほぼ同じ。カメラは、すべてのレンズに120fps高速読み出しセンサーを搭載し、すべての焦点距離で高精度に瞳を検知する「リアルタイム瞳AF」(人物/動物)、広いダイナミックレンジ、4k 120fps ハイフレームレート/スローモーション撮動画影などの撮影性能を実現しています。

 

また動画撮影は、BASICモードで「瞳AF」や「オブジェクトトラッキング」を搭載。安定した動画をエモーショナルな表現力を持って生み出すことが可能になりました。

 

ディスプレイは前モデルの「Xperia 5 III」と比較して、輝度が50%向上して視認性がアップしたほか、視聴環境に応じて、白飛びや黒つぶれを軽減し、コンテンツの明暗をしっかり再現する「リアルタイムHDRドライブ」を搭載しています。

 

スピーカーは、前モデルより最大音圧約30%、低音域(100-200Hz)の音圧が20~50%向上。スピーカーユニットには専用エンクロージャーを搭載し、筐体の振動による不要な音を抑制しています。さらにマグネット増強による駆動力の強化と、大振幅に対応する各部の構造改良が施されています。

 

キャリアモデルとの違いはストレージとFMラジオ。今回登場のSIMフリーモデルはストレージが256GB ROMと容量が増えている一方で、FMラジオには非対応となっています。

 

スペックは下記のとおりです。

カラバリ:ブラック/エクリュホワイト/グリーン
サイズ/重さ:156 ×67 ×8.2mm/172g
ディスプレイ:6.1インチ( 21:9 フルHD+ 120Hz OLED)
SoC:Snapdragon 8 Gen 1
ネットワーク:5G sub6
メモリー/ストレージ:8GB RAM/256 GB ROM
バッテリー:5000mAh

YouTubeを全画面で見ると「Pixel 7」がフリーズする? 海外の一部ユーザーが報告

米グーグルのスマートフォンPixel 7/Pixel 7 Proが2022年10月に発売されてから数か月が経ちましたが、一部のユーザーから「YouTubeをフルスクリーン画面で見るとフリーズしたりロックされたりすることがある」とredditで報告されています。

↑海外の一部ユーザーの間でバグが報告されているPixel 7 Pro

 

この症状はYouTube、あるいはYouTube TV(日本では未提供)を全画面モードで使っているとき、ナビゲーションバーを上にスワイプしてアプリを終了しようとすると発生するとのこと。また、ホーム画面や履歴に戻ろうとしても起きる場合があると伝えられています。

 

このバグが起きると、Pixel 7と7 Proの画面はフリーズし、タッチ操作でのタップやスワイプも受け付けなくなるそう。ハードウェアボタンが全く反応しなくなることもあれば、しばらくするとスマホをロックできるようになることもあるようです。

 

最も極端なケースでは、Pixel 7/7 Proが数分間固まったままになり、やがて再起動するそう。電源ボタンを押し続ければ、その時間を短くすることもできると言われています。

 

YouTubeアプリを全画面で見ても毎回起きるわけでもないようですが、頻繁に起きる場合もあるとのこと。この問題に関するredditの投稿について報じた米メディアの9to5Googleは、編集チームでこのバグについて調べ、スタッフのうち2人にこの問題が起きているものの、このバグが起きていない人も2人いたと述べています。

 

もしお手元のPixel 7/7 Proにこの問題が起きたときは、グーグルに連絡を取れば、原因が特定されて問題の解決が早まるかもしれません。

 

Source:9to5Google and reddit

折りたたみPixel Foldはこんな形? 流出ケースモックを見てみましょ

Google(グーグル)からの投入が期待されている折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」のケースモックが流出したとして、YouTubeチャンネルのDave2Dが報告しています。

↑Dave2D / Youtubeより

 

Pixel Foldに関しては、今年の夏にも登場するとの観測が報告されています。流出したレンダリング画像をみると、本体はSamsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold」シリーズとは異なり、若干横長に。また、最新プロセッサの「Tensor G2」を搭載するようです。

 

 

今回公開されたケースモックを見ると、まず開いた状態野での厚さが5.7mmと、かなり薄型なデバイスであることがわかります。これはSamsungの「Galaxy Z Fold4」よりも、0.6mm薄い数値です。また以前の噂通り、画面はより横長な縦横アスペクトとなっています。

 

搭載したディスプレイは、若干ベゼルが太め。ヒンジに関しては隙間がなく、閉じたときにディスプレイがよりなだらかにカーブする「水滴型ヒンジ」に相当するようです。またスピーカーが左上と右下に配置されていることから、どちらの向きでもステレオでのサウンド再生が楽しめるようです。

 

↑Dave2D / Youtubeより

 

その登場が徐々に近づいていると予測される、Pixel Fold。Pixelスマートフォンのラインナップをさらに拡大することが期待されます。

 

Source: Dave2D / YouTube via 9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」は画面シワ軽減? カメラ強化の噂も…

Samsung(サムスン)からの今年の投入が期待されている次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5(仮称)」について、ヒンジ構造の改善やカメラ機能のアップグレード、Sペンの内蔵に関する情報が、海外筋から伝えられています。

↑WartinTech / Shutterstock.comより

 

Galaxy Z FoldシリーズはSamsungの横折りスタイルの折りたたみスマートフォンで、次期モデルのGalaxy Z Fold5ではスタイラス「Sペン」が内蔵できるという情報は、以前から伝えられていました。

 

リークアカウントのIce universeによれば、Galaxy Z Fold5では「しずく型」のヒンジを採用することで、ディスプレイのシワを改善できるとのこと。このしずく型のヒンジはOppoやMotorola(モトローラ)の折りたたみスマートフォンでも採用されており、ディスプレイの曲がる角度がより緩やかになるのが特徴です。

 

また海外テックサイトのThe Pixelは、Galaxy Z Fold5に1億800万画素のメインカメラが搭載されると伝えています。このメインカメラは光学手ブレ補正(OIS)とデュアルピクセルオートフォーカスに対応する、とのこと。またこれに、6400万画素の光学2倍ズームカメラと1200万画素の超広角カメラが組み合わされるようです。

 

Galaxy Z Fold5は、今年の8月の正式発表が期待されています。内部スペックの進化だけでなく、画面のシワが減って表示品質が向上すれば、購入者にとってもより満足度の高い製品となりそうです。

 

Source: Ice universe / Twitter, The Pixel via 9to5Google 1, 2

Galaxy S23シリーズ、Ultraだけ少し値上げ? しかしストレージ容量アップかも

サムスンは2月2日午前3時(日本時間)に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズを発表すると予想されています。

↑Galaxy

 

Galaxy S23シリーズは3機種とも前Galaxy S22よりも大幅に値上げされるとの噂もありましたが、新たに最上位モデル「Galaxy S23 Ultra」のみが高くなるとの続報が伝えられています。

 

先日の噂話は、韓国の大手携帯キャリア・SKテレコムの現地価格がリークされたと主張するもの。昨年モデルよりも10~20%程度は価格が上がるとされ、サムスン情報サイトSammobileも取り上げていました。

 

しかし、リーカーの@RGcloudS氏によると、「Galaxy S23」と「Galaxy S23 Plus」は価格が据え置かれるとのこと。米国では8GB/128GBのGalaxy S23は799ドル、8GB/256GBモデルは849ドルとなり、S23 Plusも前モデルと同じ価格だと主張されています。

 

Galaxy S23とS23 Plusは、新たなプロセッサーや大容量化したバッテリー、背面のデザインが少し変更、自撮りカメラの強化などが噂されています。が、いずれも小幅なアップデートに過ぎない印象もあり、サムスンとしても値上げに踏み切るのは難しいのかもしれません。

 

その一方でGalaxy S23 Ultraは、ストレージが256GB~となり(前モデルは128GB~)、8GB RAMを搭載したモデルは1249ドルになるとのこと。これは50ドルの値上げですが、12GB/512GBのモデルは1349ドル、12GB/1TBのモデルは1499ドルで販売されるそうです。

 

さらにGalaxy S23 Ultraのうち、限定カラー(S22 Ultraでも地域限定カラーあり)や1TBモデルの発売は約2~6週間遅れになるもようです。

 

Galaxy S22シリーズでも、Ultraは総販売台数の45%を占めるとの分析もありました。その後継モデルであるS23 Ultraはメインカメラが2億画素となり、ユーザーに大いに訴求する可能性が高いはず。またストレージ容量も増えるとすれば、値上げも不評を呼びにくいかもしれません。

 

Source:@RGcloudS(Twitter) 
via:PhoneArena

Galaxy S23の全モデル画像が流出か。背面デザインに変更あり?

サムスンが2月2日に発表を予定している「Galaxy S23」シリーズの公式らしき画像が、オンライン上に流出しています。

↑NieuweMobiel.NLより

 

Galaxy S23シリーズでは、ベーシックモデルの「Galaxy S23」、上位モデルの「Galaxy S23+」、プレミアムモデルの「Galaxy S23 Ultra」の投入が噂されています。これらの3機種はすでにモック画像が流出しており、背面デザインの小改良が予測されています。

 

NieuweMobiel.NLが掲載した今回の画像からは、Galaxy S23 Ultraが現行モデルの「Galaxy S22 Ultra」と同じく、スタイラス「Sペン」に対応することが示唆されています。またGalaxy S23+の背面カメラデザインはGalaxy S23 Ultraと同じく、フラットなものとなるようです。

 

 

Galaxy S23もGalaxy S23 UltraやS23+と同じく、フラットな背面デザインを採用。S23 UltraやS23+と共通して、カラーバリエーションとしてファントムブラック、コットンフラワー、ボタニックグリーン、ミスティライラックが用意されるようです。

 

Galaxy S23 Ultraでの2億画素カメラの搭載や、最新プロセッサー/RAMの搭載が期待されているGalaxy S23シリーズ。Androidスマートフォンを代表する本モデルの、刷新内容に期待したいものです。

 

Source: NieuweMobiel.NL, WinFuture via 9to5Google 1, 2

AndroidスマホでもiPhoneのようにeSIMをクイック転送できるようになるかも

すでにiPhoneでは、デジタルSIMの「eSIM」を以前使っていた機種から新しいモデルに転送することができます(一部キャリアのみ)。こうしたeSIMのワイヤレス転送が、将来的にAndroidスマートフォンでもできる可能性が浮上しています。

↑eSIMが転送可能になる手がかりを発見か

 

この手がかりは、米グーグルが公開した最新のAndroid 13ベータ版(Android 13 QPR2 Beta 2)から発見されたものです。本ベータ版は、Pixelスマホ用Androidベータプログラムに参加しているユーザー向けに配信されています。

 

Android OS解析でおなじみのMishaal Rahman氏によれば、最新ベータにはeSIMプロファイル転送に関する情報が含まれているそうです。すなわち古いAndroidスマホから新たなスマホにeSIMプロファイルを転送したり物理SIMカードのプロファイルをeSIMプロファイルに変換できる日が近いかもしれないとのことです。

 

ただし、デバイス間でのeSIMプロファイル転送は、eSIM仕様で定義されているとは考えられないため、どのデバイスがサポートするかは不明。少なくともPixelスマホ間では転送できるようになる、と推測されています。

 

もしもユーザーが次期「Pixel 8」を買った場合、以前のPixelスマホからeSIM、あるいは物理SIMをすばやく移行できるかもしれないわけです。

 

記事執筆時点では、グーグルがこの機能をいつリリースするのか明らかではありません。開発者情報サイトXDA Developersは、今年3月のPixel Feature Drop(3か月ごとにPixelスマホに提供される新機能)で登場するかもしれず、次期「Android」に含まれるかもしれないと指摘しています。

 

もしもこの機能が実現すれば、eSIM対応Androidスマホの乗り換えがスムーズになるはず。複数のAndroidデバイスを持つ人がeSIMを使い回す上でも、便利な機能となるのかもしれません。

 

Source:Mishaal Rahman(Twitter)
via:XDA Developers

ビル・ゲイツ、「Galaxy Z Fold4」を愛用! 自社のSurface Duo後継モデルの情報は知らない?

米マイクロソフト(以下「MS」)共同創業者のビル・ゲイツ氏は、昨年5月に大手掲示板RedditのAMA(日本でいう「○○だけど質問ある?」)にて、サムスンの折りたたみスマートフォンGalaxy Z Fold3を愛用していると語っていました

↑ビル・ゲイツ氏

 

そして新たに、後継モデルのGalaxy Z Fold4に乗り換えたことを明かし、これとノートPCを組み合わせて仕事をしていると述べています。

 

再びRedditに降臨した(通算11回目)ゲイツ氏は、サムスングループのイ・ジェヨン会長からGalaxy Z Fold4をもらったと語っています。これをGalaxy Z Fold3と置き換えて「Outlookをはじめ、多くのマイクロソフトのソフトを使っています。画面サイズが大きいので、タブレットは使わず、携帯電話とポータブルPC(Windowsマシン)だけで運用してます」とのことです。

 

ゲイツ氏はさらに、自分がMSの研究や製品企画にある程度はかかわっているものの、同社の将来的なハードウェア製品についてはあまり詳しくないとコメント。つまり、噂のSurface Duo後継モデルのことを尋ねられても知らないよ、と仄めかしているようです。

 

また使っているデスクトップPCはSurface Studioで、ホワイトボードとしてはSurface Hubが大好きでオフィスにもたくさん置いているとのこと。ここで自社製のスマートフォンに触れてないことが、非常に率直な印象を与えるかもしれません。

 

以前ゲイツ氏は、音声チャットサービスClubhouseでiOSよりもAndroidの方が好きだと語っていました。その理由は「Androidメーカーの中には、MSのソフトをプリインストールしているところもあるから」とのこと。

 

サムスンとMSは提携関係にあり、ソフトウェアでも密接に協力していることから、ゲイツ氏もまるでMS製品のような感覚でサムスン製品を使えるのかもしれません。

 

Source:Reddit
via:Wccftech

「Galaxy S23」シリーズのダミーモデルらしき画像が公開。背面のデザインが少し変更?

サムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」が2月2日深夜(日本時間)に開催され、次期スマートフォン「Galaxy S23」シリーズがいよいよお披露目となることが予想されています。

Image:Sonny Dickson

 

そんななか、Galaxy S23シリーズ3機種につき、それぞれのダミーモデルと称される写真が公開されました。

 

有名リーカーのSonny Dickson氏は。「(Galaxy)S23、S23 Ultra、S23 Plus」のダミーと述べて画像をツイートしています。もちろんサムスンに本物かどうか確認を取るわけにはいかず、これまでの噂話を元にして何者かが作った可能性も否定は出来ません。とはいえ、これまでのDickson氏の情報は信頼性が高く、また他のダミーモデルや予想レンダリング画像とも符合している印象もあります。

 

現行のGalaxy S22シリーズからの最も大きな変更は、標準モデルS23およびS23+での背面カメラ周辺でしょう。左上隅にあったコンターカット(本体の背面とカメラの出っ張りを繋ぐデザイン。Galaxy S21以降に採用)がなくなり、3機種ともGalaxy S22 Ultraのように各レンズが背面から独立して突き出ているようです。

 

その一方で標準モデルと+モデルには丸みを帯びた角が残っており、さらにUltraよりもレンズが1つ少なく、ハイエンドモデルとの差別化は保たれているようです。またS23 UltraはS22 Ultraと同じくS-Pen(スタイラス)が内蔵できると予想されていますが、この画像ではS-Penも収納スロットも確認できません。

 

さらにGalaxy S23+はGalaxy S23よりかなり大きく、Galaxy S23 UltraはPlusより少し大きい……以上の正確なサイズは分かりません。噂では、それぞれ約6.1インチ、6.6インチ、6.8インチとされ、Galaxy S22シリーズと同じになると言われています。

 

ほか、背面しか写っていないため、噂されている「ディスプレイ周りの分厚いベゼル」も確認できません。もしもS22シリーズよりもベゼルが厚くて本体サイズが同じであれば、画面の表示面積が小さくなってしまうため、そうでないよう祈りたいところです。

 

この画像が正しければ、現在のGalaxy S22シリーズとはデザインはほとんど違わないようです。もっとも、全モデルとも最新のSnapdragon 8 Genチップを搭載、Ultraモデルは2億画素のカメラを採用、標準および+モデルはバッテリー容量が増えていたりと、見えない箇所が大きく改善されていると噂されています。

 

また高速かつ省電力の新型RAMが採用されて「アプリ動作がサクサク、バッテリー持ちもいい」可能性もあり。期待を膨らませつつ、2月2日の正式発表を待ちたいところです。

 

Source:Sonny Dickson(Twitter) 
via:Tom’s Guide

「Surface Duo 3」の2枚ディスプレーが開発中止!? 1枚を折りたたむ方式に変更か

米マイクロソフト(以下「MS」)の折りたたみ式スマートフォン「Surface Duo」シリーズは、独立した2枚のディスプレーをヒンジ(軸)で繋いだデザインが他社製品とは一線を画しています。しかし、次期モデル「Surface Duo 3」ではサムスンなどの製品と同じく、1枚のディスプレーを折りたたむ方式を採用するとの噂が報じられています。

↑このデザインは過去の物になるかも

 

MSの未発表製品に詳しいWindows Centralによると、同社は「より(幅が)狭く、より(縦方向に)高い全画面ディスプレー、ワイヤレス充電、その他の改善」を備えた従来型のSurface Duo 3の開発をキャンセルしたとのこと。本製品はすでに最終的な仕様が固まり、2023年末の発売が決まっていたそうです。

 

他社製品と同じ方式を採用した新たな折りたたみ式デバイスは、ハードウェアの試作と実験に1年もの歳月を掛けたとのこと。180度ヒンジ、内側に折りたたむディスプレー、外側にもカバーディスプレーがあるとされており、Honor Magic VsVivo X Foldが例として挙げられています。

 

もっとも、それ以上のハードウェアやソフトウェアの詳細は不明で、具体的な出荷時期も決まっていないとのこと。少なくとも2023年の秋には間に合わないようです。

 

さらに情報筋によると、新型折りたたみ機は競合他社のAndroidデバイスと差別化を図るため、MS社内では「大規模なソフトウェアの取り組み」が進んでいるそう。この取り組みは「Perfect Together」と呼ばれており、iPhoneとMacのように「MSのAndroidハードウェアとWindows PC」の統合を目指しているようです。

 

Surface Duoシリーズは意欲的なハードウェアとして注目を集めたものの、ソフトウェアのバグの多さがMS公式コミュニティでも相次いで指摘されていました。次期折りたたみデバイスは、ソフトウェア体験も改良されていることを望みたいところです。

 

Source:Windows Central
via:9to5Google

「Galaxy Unpacked」は2月2日深夜に開催! ついに「Galaxy S23」シリーズがベールを脱ぐ

サムスンは1月11日、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を2月2日午前3時(日本時間)から開催することを発表しました。次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズの登場は確実と見られています。

↑「Galaxy S23」シリーズの登場は確実

 

本イベントは、米サンフランシスコで開催。現地時間では2月1日午前10時であり、かねてからの噂通りでした

 

今回の発表会は、3年ぶりに会場に人を入れた対面式のイベントとなります。サムスンの日本向け公式アカウントも、国内向けにライブ配信を予告しています。

 

一般的にスマートフォン用カメラは画素数が増えると、低照度性能が落ちる傾向があります。が、それはフル解像度で撮影した場合だけ。複数のピクセルを1つにまとめる「ピクセルビニング」と呼ばれる技術を使うと、1200万画素ぐらいに落ちるものの、低照度のもとでも明るくシャープな画像が撮りやすくなります。

 

2022年11月、著名リーカーのIce uiverse氏はGalaxy S23 Ultraで撮ったとするサンプル写真を公開し、Galaxy S22 Ultraよりも鮮明な写真を撮れると仄めかしていました

 

Galaxy S23シリーズはGalaxy S22ラインアップよりも大幅に値上げとの噂もありますが、あと3週間程度で真実がわかりそうです。

 

Source:Samsung
via:9to5Google

「Galaxy S23」全モデルに高速かつ省電力のLPDDR5X RAM搭載? アプリ動作がサクサク、バッテリー持ちが良くなりそう

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに、高速かつ省電力性能に優れた新型メモリ「LPDDR5X RAM」を搭載するものの、容量は前年モデルと同じとの噂が報じられています。

Image:Samsung

 

このLPDDR5X RAMは、昨年10月にサムスンがSnapdragonモバイルプラットフォームでの動作が検証されたことを発表。そこから、Galaxy S23シリーズ(Snapdragon 8 Gen 2搭載と予想)にも採用される可能性が浮上していました。

 

有名リーカーAhmed Qwaider氏によると、Galaxy S23は全モデルともLPDDR5X RAMを採用するとのこと。それと合わせて各モデルのRAM容量も投稿されていますが、いずれも現行のGalaxy S22シリーズと同じとなっています。

 

サムスンは公式発表にて、LPDDR5X RAMは8.5Gbpsのデータ処理速度を実現でき、最高6.4GbpsのLPDDR5(S22シリーズに搭載)よりも1.3倍速く、しかも約20%の消費電力を削減できると説明していました

 

つまりGalaxy 23全モデルで、アプリを開いたり、特定の処理がより速く実行できる。さらにGalaxy S22シリーズと同じバッテリーを搭載していたとしても、バッテリー持ちが良くなる可能性があるわけです。

 

テックメディアWccftechは、LPDDR5X RAMの量産はLPDDR5よりもコストがかかるため、サムスンは同じRAM容量を維持せざるを得なかったと推測しています。

 

この噂話はちょうど、「iPhone 15 Pro」モデルではLPDDR5 Xの採用がなくなり、「iPhone 16」に先送りされたとの予想とも符合しています。iPhone 15 Proでは従来のLPDDR5のままRAM容量を6GBから8GBに増やすとの観測もありますが、アップルは「まず容量アップを優先、RAMの高速化と省電力化は後回し」と考えたのかもしれません。

 

Source:Ahmed Qwaider(Twitter) 
via:Wccftech

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」は分厚くなるけどS-Penスロットが内蔵されるかも

サムスンの次期折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold5」につき、少し分厚くなるものの、S-Penスロットが搭載される等の改善があるとの噂が報じられています。

↑「Galaxy Z Fold5」はS-Penスロット搭載?

 

今回の情報源は、ベトナムのテック系情報サイトThe Pixelです。サムスンはベトナムに数年前からスマートフォン工場を建設し、稼働していることで知られています

 

The Pixelの情報源によると、まずGalaxy Z Fold5には4nmプロセス製造の新プロセッサー「Snapdragon 985 5G」が搭載されるとのこと。このチップ名はSnapdragonシリーズを開発・販売するクアルコムも発表しておらず、他の情報源でも確認が取れていません。

 

また「Galaxy Z Fold5にはSnapdragon 8 Gen2」が搭載されるとの韓国The Elecの報道とも矛盾していることから、さらなる情報を待った方がよさそうです。

 

次に、本製品は前モデルよりも少し分厚くなり(開いた状態で6.3mmから6.5mm)、わずかに重くなる(約263gから275g)とのこと。その代わり、ユーザーが待ち望んでいたS-Penスロットが搭載されるとのことで、これが重量と厚みの増加につながっているようです。

 

またGalaxy Z Fold5のメインカメラには「ISOCELL GN3」が採用されて5000万画素に、自撮りカメラは1200万画素になるとの噂もありました(上記のThe Elec情報)。これらの画素数は現行のZ Fold4と変わりないものの、センサーが大きくなる可能性もあり、それも重くなる一因との見方もあります。

 

もしも例年通りとすれば、サムスンは8月の「Galaxy Unpacked」イベントでGalaxy Z Fold5や「Galaxy Z Flip5」を発表するのかもしれません。あと半年以上ありますが、続報を待ちたいところです。

 

Source:The Pixel
via:Gizmochina

「Galaxy S23」シリーズ、S22より大幅に値上げ? 韓国大手キャリアからリークかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズが2月の「Unpacked」イベントで発表が噂されるなか、前モデルのGalaxy S22シリーズよりも大幅に値上げされるとの予想が報じられています。

↑S22から大幅に値上げ?

 

今回の噂話は、韓国の大手携帯キャリア・SKテレコムの現地価格を明らかにした、と主張するものです。それによれば「Galaxy S23」(標準モデル)の価格は119万9000ウォン(約933ドル)~、「Galaxy S23+」は139万7000ウォン(1098ドル)~、「Galaxy S23 Ultra」は159万9400ウォン(1257ドル)~とのことです。

 

前機種Galaxy S22シリーズの韓国での価格は、標準モデルは99万9000ウォン~、Galaxy S22+は119万9000ウォン~、Galaxy S22 Ultraは145万2000ウォンでした。この噂が本当であれば、少なくとも韓国では全モデルとも10~20%ほど値上げされることになります。

 

有名リーカーAnthony氏は、サムスンがGalaxy S23シリーズの発売を(噂の2月第1週から)2月中旬~下旬に延期したとツイートしていました 。なぜならサムスンが価格設定を決めていないため、とのことでした。

 

Galaxy S23はS22シリーズとあまりデザインが変わらず、値上げをすれば消費者が離れる恐れがあるため、お値段は据え置きにするとの憶測もありました。それでも値上げを行うなら、Galaxy S23シリーズの売上は期待に応えられず、厳しい結果に終わる可能性もありそうです。

 

とはいえ、iPhone 14シリーズ発売前にも同じような噂が流れたものの、少なくとも米国での価格は大幅な値上げとはなりませんでした。

 

また、今回の情報源であるConnor氏は当たり外れがあり、数ヶ月前にもGalaxy S23シリーズの事前登録が12月下旬から、予約は1月5日から始まるという予想を外しています。

 

そうした諸事情を考えると、Galaxy S23シリーズの値上げは確定的とは言えないはず。今後の、さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source:Connor(Twitter)
via:SamMobile

Pixel 7のカメラバーが落としてないのに割れたとの報告が多数。温度差のため?

米グーグルが昨年発売したハイエンドスマートフォンPixel 7で、背面カメラレンズのカバーガラスが落としていないのに粉々に割れたとの報告が、複数のユーザーから寄せられています。

↑一体なぜ?

 

こうした報告は、海外大手掲示板Redditやグーグルのサポートフォーラム等で多くが確認できます。またTwitterでも報告事例がかなりあり、「#pixel7brokencamera」で検索すると生々しい写真を次々と見ることができます。

 

考えられる原因の1つは、たとえば寒い屋外と暖かな室内との温度差です。「暖かい場所から寒い場所に持っていくとガラスが割れる」という現象が、Pixel 7のカバーガラスに起こったのではないかというわけです。

 

グーグル公式の説明によると、最新のPixel 7シリーズは摂氏0度~35度で最適に動作し、保管はマイナス20~45度の範囲で可能とされています。

 

しかし、Pusha NFT(@timboevbo)というTwitterユーザーは、華氏61度(摂氏では約16度)の部屋から華氏28度(マイナス2度)の部屋にPixel 7を持って行くとガラスが粉々になったと述べています。

 

ほか、同じ運命をたどった別のPixel 7ユーザーの「他の人が何をしているかは知らないが、私は自分のデバイスを冷凍庫で使っているわけではない」との書き込みも確認されています。

 

では、結局のところ真の原因はどこにあるのか。あるRedditユーザーは、製造のバラツキか、あるいは素材のせいかもしれないと推測しています

 

「ガラスと(カメラバーの)アルミニウムは熱膨張率が異なる(中略)アルミニウムに近い部分(穴の外側にある)ガラスは製造のバラツキと急速な熱膨張に晒されることがある。ガラスの接着剤が硬すぎた場合(低温で剛性が上がり)ガラスが割れる原因になる可能性がある」というわけです。

 

この問題をグーグルに報告したユーザーの中には、新品に交換してもらえた人もいるようです。そして、SNSやネット上で苦情の数が着実に増えているなか、グーグルが同じように交換に応じる可能性も低くないと思われます。

 

記事執筆時点では、Pixel 6シリーズで同じ問題が起こったとの報告は確認されていません。Pixel 7シリーズとはカメラバーのデザインが異なることが関係しているとの推測もあります。

 

ともあれ、お持ちのPixel 7のカメラカバーガラスが落下していないのに割れてしまった場合は、グーグルに報告して対応を待った方がよさそうです。

 

Source:Pusha NFT(Twitter) 
via:PhoneArena

Galaxy Z Flip4とGoogle Pixel 7が次のスタンダードと言える理由とは

9月に発表されたiPhone 14シリーズはスマホ市場で話題の中心となっているが、一方で今季はAndroidモデルも豊作だ。乗り換えの有力な選択肢となる気鋭の2機種について、その独自性を深掘りする!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

KEY TREND ≪スマホNEW WAVE≫

アーリーアダプターたちが数年前から注目していたフォルダブルタイプが堅実に進化し、国内の一般層に受容され始めている。UIの親しみやすさに定評があるGoogleの新作も見逃せない。

 

【Introduction】近年は外資系の参入でAndroid機種の選択肢が充実

下の表を見ると、2017年は国内シェア47.5%のAppleと、国内大手4社との合計で9割近くのシェアを占めていた。22年は、Apple(iPhone)のシェアが微減したことに加えてAndroid端末のシェアが細分化。外資系メーカーが多く参入して市場が活況を呈し、好みのデザインや求める機能に即した選択がしやすくなった。

 

2017年 ベンダー別シェア

●IDC Japan による、2017年通年の国内スマートフォン出荷台数の調査に基づき作成

 

2022年 スマホユーザーがメインで利用している端末

 

2022年 Android機種内訳

●MMD研究所による「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」に基づき作成

 

【その1】斬新なだけでなく堅実に“使える”進化を遂げた

 

 

Galaxy

Galaxy Z Flip4

実売価格15万4000円(ドコモオンラインショップ)

 

閉じるとコンパクトなサイズ感ながら、開けば約6.7インチのディスプレイを使用できるフォルダブルスマホ。閉じたままでもカバーディスプレイでプレビューを確認しながら、クイックにセルフィー撮影ができる。背面ガラスやフレームには強度の高い素材を採用し、耐久力がアップ。

 

SPEC

ディスプレイ: 約6.7インチ(メイン)/約1.9インチ(カバー)

カメラ: 広角12MPほか1基(アウト)/広角10MP(イン)

サイズ: 約W72×H165×D69mm(展開時)

質量: 約187g

●CPU:Qualcomm(R) Snapdragon(TM)8+ Gen 1 3.18GHz/1+ 2.7GHz/3 + 2.0GHz/4●OS:Android 12●内蔵メモリ:8GB(RAM)、128GB(ROM)●バッテリー:3700mAh●生体認証:指紋/顔●防水性能:IPX8

 

↑折りたたんだ状態のヒンジ背面には「Galaxy」(グローバルモデルは「Samsung」)のロゴを刻印。高いデザイン性も魅力だ

 

↑約1.9インチのカバーディスプレイはタップまたはスワイプで操作可能。通知の確認や、メッセージの返信、電話の応答など簡単な操作は端末を閉じたまま行える

 

↑折り曲げた状態でテーブルなどにセットすれば、ハンズフリーでセルフィー撮影ができる。スタンド不要でライブ配信やビデオ通話ができる点もうれしい

 

私が断言します!

モバイルライター

井上 晃さん

スマホやスマートウオッチなど、最新モバイル事情に精通。国内外で取材し、数多くの雑誌やウェブで執筆する。

Flip4がNEXTスタンダードなワケ

[Point 1]マルチタスク向きな縦長デバイスをコンパクトに携行

[Point 2]背面やフレームなどさらに改良された耐久性

[Point 3]アフターサポートの強化で長く使えるように

「従来機同様、防水性能や開閉への耐久力は十分。背面やフレームの耐久性向上に加え、アフターサポートの強化も重要です。購入後1年は無償で保護フィルムを交換できるほか、Android OSは4世代ぶん、セキュリティアップデートは5年間サポート。“斬新なガジェット”から“堅実に5年運用できる端末”として選択肢に躍り出ました」

 

【その2】搭載チップセットが進化しAIを生かした機能が秀逸

 

Google

Google Pixel 7

実売価格8万2500円(128GB)

 

「Google Tensor G2」を新搭載し、高度な機械学習や音声認識の技術を獲得。バッテリー効率の向上やセキュリティの強化、カメラの新機能「シネマティックぼかし」などを実現した。「Pixel 6」と比較するとわずかながら小型軽量化し、ディスプレイのベゼルも狭くなっている。

 

SPEC

ディスプレイ: 6.3インチ、最大90Hz対応

カメラ: 広角50MPほか1基(背面)/10.8MP(前面)

サイズ: W73.2×H155.6×D8.7mm

質量: 197g

●ディスプレイアスペクト比:20対9●最大輝度:1400ニト●CPU:Google Tensor G2●OS:Android 13●内蔵メモリ:8GB(RAM)、128/256GB(ROM)●バッテリー:4355mAh●生体認証:指紋/顔●防塵・防水性能:IP68

 

↑バッテリー効率が改良され外出中の充電切れの心配を軽減。通常24時間以上、最長72時間の駆動が見込める

 

↑鮮明な6.3インチディスプレイは高速で応答性が高く、スムーズなゲームプレイやスクロールを実現。明るさがPixel 6より25%向上しており、晴れた日の屋外でもさらに見やすくなった

 

↑Pixel 7のカラバリはSnow、Obsidian、Lemongrassの3種類を展開。リサイクル素材から作られたアルミニウムフレームを採用し、スタイリッシュなマット仕上げを施した

 

↑Googleフォトアプリを用いるボケ補正機能を新搭載し、ぼやけた写真をAI処理で鮮明に改善。本機で撮った写真はもちろん、過去に別のカメラで撮影したブレブレの写真にも適用できる

 

↑同社初のスマートウオッチ「Pixel Watch」やTWS「Pixel Buds Pro」など、シリーズのデバイスとシームレスに連携。気に入ったGoogleアプリは、デバイスを問わずに楽しめる

 

【コレもCheck!】トリプルカメラ搭載の上位機種は望遠もマクロフォーカスも対応

 

Google

Google Pixel 7 Pro

実売価格12万4300円(128GB)

 

背面3基のカメラシステムには、専用の5倍望遠レンズと30倍超解像ズームを搭載し、離れた場所からでもくっきりとした写真の撮影を実現。マクロフォーカスでの撮影も上位モデルの特権だ。5GはSub6のほかミリ波帯もサポート。

 

SPEC

ディスプレイ: 6.7インチ、最大120Hz対応

カメラ: 望遠48MPほか2基(背面)/10.8MP(前面)

サイズ: W76.6×H162.9×D8.9mm

質量: 212g

●ディスプレイアスペクト比:19.5対9●最大輝度:1500ニト●CPU:Google Tensor G2●OS:Android 13●内蔵メモリ:12GB(RAM)、128/256/512GB(ROM)●バッテリー:5000mAh●生体認証:指紋/顔●防塵・防水性能:IP68

 

モバイルライター 井上 晃さんが断言!

Pixel 7がNEXTスタンダードなワケ

[Point 1]次世代のGoogle Tensor G2を搭載

[Point 2]アップデートプログラムの機能追加に期待

[Point 3]Googleストアではおトクに購入できる場合も

「オンデバイスAIの活用に定評がある同社。Pixel 7では搭載チップが『G2』に進化し、レコーダーでは話者の識別、カメラでは手ブレの補正などが可能です。アップデートプログラムで定期的に新機能が追加されるのも秀逸。新しい体験を求める人にとっては刺激的な1台です。発表後には下取りキャンペーンの還元が高額と話題に」

 

●画像提供:Google

OnePlus 11が中国で正式発表! Hasselbladとのコラボは継続。100Wの高速充電が可能

スマートフォンメーカーのOnePlusは中国にて、新型スマートフォン「OnePlus 11」を正式発表しました。

↑OnePlusより

 

OnePlus 11は120Hz駆動/6.67インチの有機ELディスプレイを搭載。本体の両サイドには柔らかなカーブが施されるなど、「Pro」がつかないモデルながら高級感のある仕上がりです。プロセッサには最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、最大16GBのRAMを搭載するなど、ハイエンドモデルに相応しいスペックに仕上がっています。

 

背面には5000万画素のメインカメラ、4800万画素の超広角カメラ、3200万画素のポートレートカメラを搭載。前面カメラは1600万画素となっています。また、スウェーデンのカメラブランドHasselblad(ハッセルブラッド)とのコラボレーションも継続されています。バッテリー容量は5000mAhで、高速充電技術「SuperVOOC」によりなんと100Wでの有線充電が可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、そのスペックは明かされていません。

 

OnePlus 11のカラーバリエーションは、ブラックとグリーンの2色。まず中国から販売が開始され、今年後半にはより多くの地域にてリリースされる予定です。OnePlusの2023年を占うハイエンドスマートフォンのOnePlus 11は、高い完成度とバランスの取れた端末といえそうです。

 

Source: 9to5Google

Androidスマホにも衛星通信を! Snapdragon Satelliteは緊急SOSが送信可能

Qualcomm(クアルコム)はAndroidスマートフォン向けの衛星通信機能「Snapdragon Satellite」を発表しました。

↑Qualcommより

 

スマートフォンにおける衛星通信機能といえば、昨年発売された「iPhone 14」シリーズにて、緊急通報機能が搭載されました。同機能は北米とヨーロッパの一部にてサービスが提供されており、今後は対象エリアが拡大される予定です。

 

Snapdragon Satelliteは衛星通信サービスを提供するIridium(イリジウム)と提携することで、双方向の通信が可能となります。通信にはIridiumの悪天候に強い「Lバンド」の周波数を利用し、上空が見渡せる場所なら最短10秒で緊急メッセージを送信することができるのです。

 

さらにSnapdragon Satelliteは緊急メッセージだけでなく、将来的にはSMSテキストが送信できる可能性にも言及されています。またスマートフォンに限らず、ノートパソコンやタブレット、自動車、IoTデバイスでも利用が可能です。

 

Snapdragon Satelliteは「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載したスマートフォンにて、2023年後半から利用が開始されます。一方で現時点では、どのような料金で同サービスが提供されるのかは発表されていません。近い将来、スマートフォンでは衛星通信による緊急通報機能の搭載が当たり前となるのかもしれません。

 

Source: Qualcomm via MacRumors

ThinkPad30周年記念スマホ「ThinkPhone」登場! 黒いボディに赤いボタンを継承

中国Lenovo傘下のモトローラは、ThinkPad PCとシームレスに連携できるスマートフォン「ThinkPhone」を発表しました。

↑Image:Lenovo

 

ThinkPad PCの30周年(事業売却前のIBM時代を含めて)記念モデルでもあり、今後数か月のうちに米国、欧州、中南米、中東、オーストラリア、およびアジアの一部の国で発売される予定です。

 

ThinkPhoneのSoC(プロセッサー)はSnapdragon 8+Gen 1であり、最新とは行かないものの十分にパワフルなチップです。Android 13を搭載し、ディスプレイは6.6インチの有機ELパネル、解像度は2400×1080です。

 

またメインカメラは5000万画素の「Ultra Pixel」であり、ストレージは128GB、256GB、512GBの3種類(RAMは8GBまたは12GB)。通信は5GおよびWi-Fi 6Eもサポートし、1回の充電で推定36時間のバッテリー持ち、IP68防水防塵性能も備えています。

 

そうしたスペックは標準的ではありますが、ブラックを基調とした本体色や、側面にある赤いボタンはThinkPad PCゆずり。後者はさすがにトラックポイントではないものの、様々な機能が割り当てられるカスタマイズ可能な仕様です。

↑Image:Lenovo

 

またIT関連のセキュリティ機能が強調され、独立したセキュリティプロセッサー「Moto KeySafe」を搭載。これによりPINやパスワード、暗号キーなどの機密データを分離して改ざんされにくい環境に保存し、強力に保護されるそうです。

 

これらのセキュリティ機能に加えて、MIL STD 810H規格(堅牢性に関する規格)に準拠。鉄よりも強い軽量アラミド繊維、航空機グレードのアルミニウムフレーム、Gorilla Glass Victusなどを採用し、最大1.25mからの衝撃や落下にも耐えられるとのことです。

↑Image:Lenovo

 

そして「Think 2 Think」システムにより、ThinkPad PCとのシームレスな連携も実現。簡単にWi-Fiで接続したり、コピーしたテキストやスキャンした文書を転送したり、PC上でスマホアプリを直接開くこともできます。

 

昨年末からレンダリング画像がリークされていましたが、早くも正式発表されたかっこうです。熱烈なThinkPadユーザーであれば、スマホもThinkPhoneに揃えてみてもいいかもしれません。

 

Source:Lenovo
via:Engadget 

グーグル「Pixel 7a」、ついに90Hz表示対応? RAMも8GBにアップ、パワフルになりそう

米グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」のハンズオン動画が流出し、画面のリフレッシュレートや搭載RAM容量などの手がかりが明らかとなりました。

↑Image:SmartPrix

この動画は、もともとベトナム発(現地ではPixel aシリーズを製造)のFacebook非公開グループに公開されたものです。メンバー限定公開のはずでしたが、リークサイトSlashleaksなどに流出していました

 

ここから判明したのは、一つには大まかなデザインでした。Pixel 7やPixel 6aと似ていながらも、背面カメラバーの切り欠きや素材が違っているようで、ほぼ昨年末にリークされた予想レンダリング画像と一致しています。

 

またディスプレイは、90Hzのリフレッシュレートに対応していることも明らかに。現行モデルのPixel 6aでは60Hzまでしかサポートされていないことに不満の声も上がっていただけに、うれしい強化となりそうです。

 

しかし情報提供者のNo name氏によると、その後グーグルは流出したPixel 7aをリモートロックしてしまったとのことです。そのため電源を入れてもホーム画面は表示されず、Fastbootメニュー(デバイスが起動できないときに表示)で止まっています。

 

が、このFastbootメニューからRAMとストレージ容量に関する情報が得られました。前者はサムスン製の8GB LPDDR5 RAMであり、後者はマイクロン製の128GB UFSストレージ(UFS 3.1の可能性もあり)。また、長らく噂されていたPixel 7aの開発コード名「Lynx」も、Fastbootメニューで確認できます。

 

前モデルとなるPixel 6aは第1世代のGoogle Tensorチップ、6GBのLPDDR4x RAMを搭載。それに対してPixel 7aの噂話を総合すると、Pixel 7やPixel 7 Proと同じTensor G2チップ、より高速なLPDDR5 RAM採用ということで、よりパワフルなデバイスになりそうです。

 

ほかPixel 7aはセラミックボディを採用、ワイヤレス充電にも対応、カメラ性能が向上するといった噂話もありました。お手ごろ価格、性能はそれなりというPixel aシリーズのイメージを塗り替える、超お買い得スマホとなるのかもしれません。

 

Source:No name(Twitter)
via:Gizmochina

グーグル初の折りたたみスマホ「Pixel Fold」は今夏発売?「Galaxy Z Fold5」とは負け戦だが…

米グーグル初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」が、サムスンの次期「Galaxy Z Fold5」と同じく2023年の夏の終わりに発売される可能性が浮上しています。

↑グーグルがサムスンに真っ向勝負を仕掛ける?

 

韓国の電子業界情報誌「The Elec」は、サムスンディスプレイ関係者の情報として、Pixel Foldが第3四半期(7~9月)に量産が始まると報道。これまでPixel Foldは初め2022年末、さらに2023年3月頃に発売と予想されていましたが、The Elecもそれを受けて「(発売を)2回延期した」と述べています。

 

さらにThel Elecの情報筋は、Pixel Foldの折りたたみ画面は7.57インチ、カバーディスプレイ(外側の画面)は5.6インチであり、どちらもサムスンディスプレイが7月~8月に生産する予定だと付け加えています。

 

サムスンのGalaxy Z Foldシリーズは、海外の場合、例年では8月終わり~9月に発売していますが、それを考えると、グーグルはPixel Foldの発売を意図的にそこにぶつけるのかもしれません。

 

しかし、サムスンの最新折りたたみスマホと真っ向から対決となれば、かなり厳しい戦いとなりそうです。一つ目の理由は、折りたたみの有機ELパネルを採用する以上、グーグルはサムスンから供給を受ける必要がありますが、同社がライバルに最先端のパネルを渡すはずがないからです。

 

The Elecの情報筋によると、Pixel Foldでスタイラスが使える可能性は低いそうです。サムスン電子のスマートフォン部門は、折りたたみスマホのSペン(スタイラス)機能をサポートするために必要な強固な特許ポートフォリオ(特許をまとめたもの)を構築したとのこと。つまりPixel Foldがスタイラスに対応することは、特許の壁に阻まれるというわけです。

 

また、Galaxy Z Fold3以降の有機ELパネルには偏光板(ディスプレイ内部での光反射を防ぐ部材)をなくして、折りたたみやすく、薄型かつ軽量化できる技術が導入されるようになりました。が、この技術がPixel Foldに提供される見込みは薄いとして、ディスプレイ市場調査会社DSCCはグーグルの折りたたみスマホがサムスン製品よりも競争力が低いと推測したとのことです。

 

もう一つの理由は、Pixel Foldに採用が噂されるグーグル独自開発チップ「Tensor G2」の性能が、Galaxy Z Fold5に搭載とみられるSnapdragon 8 Gen2には及ばないため。すでにTensor G2はPixel 7やPixel 7 Proに使われており、少なくとも従来型のベンチマークテストでは1年前のSnapdragon 888にも劣っていました(それでもグーグル幹部は「全く問題ない」とコメント)。

 

それでいて、価格は1799ドル(約23万7600円※)でGalaxy Z Fold4と同等と予想されています。このままの条件であればサムスンとの競争は辛そうではありますが、Pixelシリーズ恒例の豪華なオマケや旧モデルの高価下取りなどを期待したいところです(下の動画に予想レンダリング画像あり)。

※1ドル=約132円で換算(2023年1月5日現在)

 

Source:The Elec
via:PhoneArena

自然にボケるエモい写真が撮れる! ライカ監修の「Leitz Phone 2」を旅先で使ってみた

11月18日にソフトバンクから発売された「Leitz Phone 2」(ライツフォン ツー)は、高級カメラメーカーのLeica(ライカカメラ社)が監修するAndroidスマートフォンです。このスマートフォンの目玉機能は、ライカの高級カメラのような写真が撮れる「Leitz Looks」。今回はその機能を堪能すべく、三重県の伊勢・鳥羽地域への旅を通して写真を撮影してみました。

 

もはやカメラな見た目、スマホとしても高性能

Leitz Phone 2の見た目はもはや、スマホというよりカメラの風格。大きなカメラユニットが、柔らかいホワイトのボディから浮かび上がるように配置されています。背面の白は発色が良く、冷たすぎず、かといって黄色寄りでもない絶妙な色合いになっています。

 

側面フレームはライカらしく、温かみのあるシルバーメタルを採用。左右の側面にはカメラで使われるローレット加工という凹凸がほどこされています。フレームの端は切り立った形状になっていて、表面から見ても個性的な見た目です。

↑Leitz Phone 2の画面サイズは6.6インチ

 

↑清潔感がありつつ、安っぽくない絶妙な白色。Leitzロゴが映えます

 

Leitz Phoneシリーズならではの要素としてカメラの「レンズキャップ」が付属します。このレンズキャップはマグネット式で、本体のカメラ部分にペタッと取り付けられます。レンズキャップを外すという“儀式”を経ると、写真を撮るという行為に集中できることでしょう。もちろん、レンズキャップ無しで持ち歩いても問題ありません。

 

また、ブラックのシリコンケースも付属します。こちらもLeitzロゴ入りとなっており、レンズキャップを装着してもなじむ色合いです。

↑レンズキャップとシリコンケースを付けると、見た目はカメラそのもの。製造はスマホメーカーのシャープが担当しており、2022年夏の最上位モデル「AQUOS R7」とほとんどの仕様が共通しています。ということで、性能も折り紙付きです

 

一眼カメラのボケを再現するLeitz Looks

Leitz Phone 2のメインカメラは、ライカの「SUMMICRON(ズミクロン)」ブランドを冠するレンズと、1インチの大型イメージセンサーを搭載。旅先の風景や人を撮るときに、柔らかく自然なボケを表現できます。

 

そして、Leitz Phone 2ならではの撮影モードがLeitz Looksです。このモードでは、ライカのクラシックカメラを代表するレンズの“写り”がスマホ上で再現されています。さらに3つのフィルターをかけて、印象的な写真に仕上げられます。

↑カメラはSUMMICRONブランド

 

↑ライカのカメラレンズの写りを再現する撮影モードLeitz Looks

 

旅先で寄った鳥羽水族館では、Leitz Looksでさまざまな被写体を撮ってみました。

 

Leitz Looksが威力を発揮するのは、ポートレートや街中のスナップ写真のようなシーンです。狙った被写体に柔らかいボケが入ると、実に印象的な温かい雰囲気の写真に仕上がります。水族館では、水槽に浮かぶペンギンや、漂う淡水魚が良い被写体となりました。

 

【鳥羽水族館でのフォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

水族館での撮影を通して、Leitz Looksの苦手なシーンも見えてきました。まず、構図が3つしか選べない(35mm判換算で28mm、35mm、50mm相当)ため、遠くの被写体を大きく写したりはできません。また、シャッターボタンを押してから、撮影して写真が表示されるまで数秒待たされることもあるため、カワウソのような常に動き回る被写体は撮り逃してしまうことがしばしばあります。

 

適当にパシャパシャ撮っているだけでは狙った被写体にボケが入らず、失敗写真になることも。Leitz Looksは、スマホのカメラのような感覚で使うよりも「スナップ写真を撮る」と意識して、ここぞという場所で使う方が成功率は高いでしょう。

 

【伊勢・鳥羽地域でのフォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

センサー改善でオートモードも使い勝手アップ

もちろん、Leitz Phone 2もスマホなので、カメラ任せできれいな写真が撮れるオート撮影モードを搭載しています。改良型の1インチセンサーを搭載しているため、2020年発売の初代機と比べると、動きのある被写体や暗いシーンでも撮影しやすくなっています。

 

オートモードでは、AIがシーンを判断して映える写真に仕上げてくれる機能や、見栄えの良い構図に自動で調整してくれる機能なども搭載しています。ズームの操作がしやすくなるなど、細かな使い勝手が改良されているのも見逃せません。

 

オートモードの写りは、兄弟機の「AQUOS R7」と同等です。ただし、Leitz Phone 2ならではの機能として、「ブライトフレーム」を搭載しています。これは、プレビュー画面で、実際に撮影される範囲よりも広い領域を表示するというもの。撮影するときに構図を意識するため、より見栄えの良い写真を撮影しやすくなります。

↑オートモードでは構図決めに便利な「ブライトフレーム」機能を利用できます

 

↑動きの速い被写体はオートモードで撮ると失敗しません

 

「ゴールデン・アワー」に撮る

Leitz Phone 2では、ホームアプリにも若干のライカ要素が盛り込まれています。その1つが、新たに追加されたウィジェット「ゴールデン・アワー」。日の出前と日の入り後の“最高の時間帯”を表示してくれるだけのシンプルなウィジェットです。

 

なぜ日の出前と日の入り後がゴールデン・アワーなのか。その時間に写真を撮って見るとよくわかります。実際に鳥羽の海で撮ってみたところ、沈みゆく夕日が空全体に広がり、反物のような淡いグラデーションを織りなしていました。

↑写真撮影に適した時間を教えてくれるゴールデン・アワー

 

ゴールデン・アワーは、「撮影に適した時間を表示する」以外の機能はなく、タップしても何も表示されません。さらには、Leitz Phone 2には天気アプリがプリインストールされていないため、本当にきれいな夕日が撮れるのかは、そのときの天候にも左右されます。それでも、エモい写真を撮りたい人にとっては貴重な機能になりそうです。

↑この記事の最後は、まさにゴールデンアワーに撮影した写真。空から海へ夕焼けが染みてゆく、なんとも情緒のある景観でした

 

撮影協力:鳥羽水族館

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

Hasselbladカメラ搭載のOnePlus 11、1月4日に中国から発表へ

中国スマートフォンメーカーのOnePlusは、次期フラッグシップスマートフォン「OnePlus 11」を1月4日に中国向けに発表すると明かしました。

↑OnePlusより

 

かつてはコストパフォーマンスに優れたスマートフォンで評判となり、最近は廉価スマートフォンにも力を入れているOnePlus。また、スウェーデンのカメラブランド「Hasselblad(ハッセルブラッド)」とのコラボレーションも特徴となっています。

 

本体デザインでは、背面に大きな円形のカメラ突起を配置。背面カメラ数は3基で、またHasselbladとのコラボレーションも継続されています。

 

スペックとしては、プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2で12GB/16GBのLPDDR5X RAMと最大512GBのUFS 4.0ストレージを搭載。OSには「Android 13」をベースとした、OPPOの「Color OS」が搭載されます。また現時点では、カメラスペックは明かされていません。

 

OnePlus 11は来年2月にインドでもローンチされることが、公式に決まっています。その後のグローバル展開、そしてもしかしたらあるかもしれない日本投入にも、期待したいものです。

 

Source: Weibo via 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」、最大輝度は前モデルとほぼ同じ? ただし太陽の下では見やすくなるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、まもなく発表と見られています。そんななか、ディスプレイの輝度やバッテリー容量について新たな情報が届けられています。

↑Galaxy S22

 

最上位モデルの「Galaxy 23 Ultra」に搭載されるディスプレイの最大輝度は、2000ニトを超えるとの噂話もありました。この数値は現行モデルのGalaxy 22 Ultra(最大1700ニト)ばかりか、iPhone 14 Proさえ超えるものです。

 

が、リーカーのAhmed Qwaider氏が入手したという「公式資料」によれば、最大輝度は1750ニトに留まるとのこと。つまりGalaxy S22 Ultraとほぼ同じだとされています。

ただし、太陽の下で最高輝度に達すると、色の明るさはGalaxy S22 Ultraよりも高く鮮明になると付け加えられています。以前の噂話と今回の情報がどちらも正しいとすれば、「ハードウェア的には2000ニト以上にできるが、ふだんはディスプレイの寿命を延ばしつつ消費電力を節約するために、あえて1750ニトに抑える」という可能性も浮上しそうです。

 

またAhmed氏によれば、標準モデルGalaxy S23のバッテリー容量は3,900mAhと先代(3700mAh)とわずかに大きくなるものの、急速充電は25Wまで。Galaxy S23+は4,700mAh、Galaxy S23 Ultraは5,000mAhと現行機よりも200mAhほど増える一方、最大45W充電は変わらないようです。

 

Source:Ahmed Qwaider(Twitter) 
via:Wccftech

2種類の折りたたみPixelが登場? グーグルの2025年への狙いとは…

Google(グーグル)によるPixelデバイスの2025年までのロードマップを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑canyalcin / Shutterstock.com

 

現時点では、ハイエンドスマートフォン「Pixel X(Xは数字)」シリーズと廉価スマートフォン「Pixel Xa」、スマートウォッチ「Pixel Watch」をランナップしているGoogle。さらに来年には、タブレット「Pixel Tablet」も投入予定です。

 

Android Authorityによれば、Googleは今後のPixelデバイスのラインナップとして、以下のような製品を予定しているそうです。

 

2023年は、Pixel 7a(Lynx)、Pixel 8と8 Pro(Shiba、Husky)、折りたたみスマートフォンのPixel Fold(Felix)、Pixel Tablet(Tangor/Pro)。Pixel 8はディスプレイが小さくなり、本体も小型化するとのこと。

 

2024年は、Pixel 8a(Akita)、Pixel 9、6.3インチPixel 9 Pro(Caiman)/6.7インチPixel 9 Pro(Komodo)、Pixel Fold(Felix)の後継機種。Pixel 8aは50ドル値上げされ、499ドル(約6万6000円)になるとのこと。

 

2025年には、小型なPixel 10、大型なPixel 10か縦折りスマートフォン、小型のPixel 10 Pro、大型のPixel 10 Pro、Pixel Foldの後継機種。

 

今回の情報が正しければ、GoogleはSamsung(サムスン)のように折りたたみスマートフォンのラインナップを拡大することになります。折りたたみスマートフォンに注力する戦略が正しいのかどうか、今後を見守る必要がありそうです。

 

Source: Android Authority via 9to5Google

iPhoneのバッテリーを交換しやすくするよう義務づけ? EUが法案を検討中

2024年12月28日以降、EU(欧州連合)ではiPhoneを含むスマートフォン全般が充電端子としてUSB-Cの採用が義務づけられます

↑EUからの無茶振り?

 

それに続き、今度は家電製品の内蔵バッテリーを「簡単に取り外し、交換できるよう」義務づける法案が検討されていることが明らかとなりました。

 

今年9月、欧州議会と理事会は「電池の持続可能性、性能、耐久性を向上させるための要求事項の強化」に合意。もしも新たな規則が成立すれば、家電製品に搭載されるバッテリーは消費者自身が「簡単に取り外し、交換できる」よう設計しなければならなくなります。また、企業は古いバッテリーを回収してリサイクルすることが法的に義務づけられます。

 

ただし、この義務は法律が施行されてから3年半後のこと。一応、企業は対応するには十分な猶予が与えられることになりそうです。

 

さらに欧州委員会(欧州議会に法律を提案)は、充電式でないモバイル電池の使用を違法にすることも検討する見通しです。つまり単なる乾電池を使うことまで禁じる急進的な措置のようですが、それだけに期限は「2030年12月31日」と8年以上も先のこと。こちらは、実現する可能性が低いかもしれません。

 

今やiPhoneほか多くのスマートフォンがバッテリーを「簡単に取り外し、交換」できなくなっているのは、筐体のサイズを小さくすることや、防水性能を高める意図も大きいと思われます。もしもEUが設計の変更まで強制するなら、スマホが大型化したり防水性が低くなったり、逆にユーザーの不利益になるかもしれません。

 

Source:European Parliament
via:9to5Mac

またやって来た!「ポケモン×Galaxy」の新コラボケースが海外で近日中に発売

Samsung(サムスン)は、ポケットモンスターとコラボレーションした「Galaxy Z Flip4」「Galaxy Watch 4/5」「Galaxy Buds」の特別ケースを海外で販売します。

↑Galaxy Z Flip4向けのポケモンケース(画像提供/Samsung)

 

ポケモンブームが加熱する韓国にて、さまざまなコラボレーショングッズを展開しているSamsung。2022年5月には本体ケースに「モンスターボール」を採用した、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」特別バージョンも販売され、すぐに売り切れたと報じられていました。

 

↑ポケモンでかわいくなるGalaxy Watch 4/5(画像提供/Samsung)

 

Galaxy Z Flip4とGalaxy Watch 4/5向けのケースとストラップには、ポケモンのデザインがあしらわれています。価格は純正のケースやストラップと同一。

 

↑Galaxy Budsのケースはモンスターボール(画像提供/Samsung)

 

こちらはGalaxy Budsのケース。外観は、以前発売されたGalaxy Buds2のコラボレーションケースと同一です。

 

Galaxy Z Flip4とGalaxy Watch 4/5、Galaxy Budsのポケモンコラボレーションケースは、シンガポール向けには12月23日から、アメリカ向けには12月26日からSamsungのウェブサイトで販売が開始される予定。今回も瞬く間に売り切れるかもしれませんね。

 

Source: 9to5Google

次期「Pixel 8」は「スタッガードHDR」を導入か。メインカメラの画質を向上

Google(グーグル)の次期フラッグシップスマートフォン「Pixel 8(仮称)」シリーズで、メインカメラの画質が向上する可能性があると、ソフトウェア開発者のKuba Wojciechowski(クバ・ヴォイチェホフスキ)氏が述べています。

↑もっと良い写真が撮れる?(画像はPixel 6 Pro)

 

Wojciechowski氏によれば、「Google Camera Go」アプリの内部にはPixel 8シリーズのコードネームとされる「Husky」と「Shiba」が含まれていました。そして同アプリのコードに、「スタッガードHDR」という機能への言及が存在していたのです。

 

 

スタッガードHDRとは、カメラセンサーが同じピクセルを使いながら、同時に異なる露出で撮影する機能。これにより、「HDR撮影」と同じく写真のダイナミックレンジを拡大しつつ、高速かつシャープな撮影ができる可能性があるのです。

 

このような新たな撮影機能が搭載されることから、Pixel 8シリーズではカメラセンサーの刷新が期待されています。現時点で詳細は不明ですが、スタッガードHDRをサポートするSamsung(サムスン)の「ISOCELL GN2」が搭載されるかもしれません。

 

Pixelスマートフォンはこれまで、ソフトウェア的な工夫を用いることで高い撮影画質を実現してきましたが、Pixel 8では新しいセンサーが画質を向上させる可能性があります。

 

Source: Kuba Wojciechowski⚡ / Twitter via 9to5Google

「Galaxy S23」は2023年2月1日に発表?著名リーカーが予想

サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S23」シリーズが、2023年2月1日に発表されると噂されています。

↑Galaxy S23は2月上旬に発売か(画像はGalaxy S22 Ultra)

 

Galaxy S23が2月に発表されることは、ほぼ確実視されていました。まず、9月に韓国のバッテリー認証機関データベースに端末の登録情報が見つかっていた(現行モデルのGalaxy S22+も9月に認証、2月に発売)ほか、サムスン電子の匿名幹部が2月の第1週に「Unpacked」(新型Galaxyスマートフォン発表)イベントを米サンフランシスコで開催すると述べていたためです。

 

それでも、有名リーカーAnthony氏は2月中旬~下旬に延期されるとツイート。なぜならサムスンがまだ価格設定を決めていないから、とのことでした。

 

しかし、サムスン情報には定評のあるリーカー・Ice universe氏は「2月1日」に続けて「Galaxy Unpacked」とツイート。同氏は、Galaxy S22シリーズ発表イベントの日にちもほぼ的中させていました

が、やはりリーカーのRGcloudS氏は「バーチャル(イベント)は2月8日」と異論を示しています。このRGcloudS氏は「Galaxy S23 Ultra」(最上位モデル)にはクアルコム製の最新式3D超音波指紋センサーが搭載されると述べるなど、サムスン関連の噂話を発信している人物です。

 

2022年の「Unpacked」(Galaxy S22シリーズ発表)は米現地時間で2月9日に開催されており、RGcloudS氏の提示している日にちと近くはあります。Ice universe氏もRGcloudS氏も正しいとすれば、「2月1日にイベントを予告、8日に開催」とも解釈できそうです。

 

それだけ早期に発表があるならば、サムスンもGalaxy S23シリーズの価格を決定してるはず。現行のS23シリーズとは見かけの変化がほとんどなく、値上げはしにくいとも推測されていますが、財布にやさしい価格設定を期待したいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:Tom’s Guide

おまたせ! Nothing Phone (1)にAndroid 13がベータ配布開始

Nothingは自社スマートフォン「Nothing Phone (1)」において、「Android 13」をベースとした「Nothing OS 1.5」のオープンベータプログラムを開始しました。

↑Nothingより

 

Nothing Phone (1)は今年7月に国内発表されたスマートフォンで、スケルトンデザインや背面のLED発光機能が特徴。搭載OSは「Android 12」で、Android 13への正式アップデートは2023年前半になることも明かされています。

 

一部ユーザー向けに開放されたNothing OS 1.5では、Android 13の利用が可能に。これにより、「Material You」テーマやメディアプレーヤーの通知の改善、プライバシーコントロールの強化、メディア再生時のライブキャプションのサポートなどが追加されます。またアプリの読み込み速度が50%向上し、デバイス全体のパフォーマンスが向上するとされています。

 

NothingのCEOことCarl Pei(カール・ペイ)氏は、Android 13のロールアウトが遅れたことについて、「短期間に数百人の開発者が必要となり、とあるAndroidスマートフォンのOEMからエンジニアをアウトソーシングした」と説明しています。

 

自分のNothing Phone (1)をオープンベータに登録していれば、「設定 > システム > システムの更新」から確認することができます。またNothingは現在、100人以上のソフトウェア技術者を雇用し、2023年初旬に予定されている一般向けのAndroid 13のリリースを準備しています。新興メーカーにとってOSアップデートはかなり大変な作業なようですが、ぜひ正式リリースを待ちたいものです。

 

Source: 9to5Google

ThinkPadスマートフォン登場? モトローラ製「ThinkPhone」のスペックと画像がリーク!

中国のLenovo傘下に入った元米国企業のモトローラが、ノートPC「ThinkPad」のスマートフォン版のような「ThinkPhone」を開発中との噂話とレンダリング画像がリークされました。

↑Image:The Tech Outlook

 

Lenovoは米IBMのデスクトップおよびノートPC事情を買収し、今ではビジネス向けノートPCのThinkPadシリーズを販売していることで知られています。この「Think」ブランドを、スマートフォン市場にも持ち込もうとしているようです。

 

海外テック系メディアThe Tech Outlookによると、モトローラはまもなくフラッグシップ機を発売する可能性があるとのこと。もともと「Moto Edge Fusion 40」として噂されていた製品だったそうですが、レンダリング画像に添えられたロゴからは「ThinkPhone」という名前で発売されることになりそうです。

 

搭載チップはSpandragon 8+Gen 1、RAMは8GBまたは12GB。6.6インチのフラット有機ELディスプレイには画面内指紋センサーがあり、前面カメラはオートフォーカス対応で解像度は32MP。かたや背面カメラは、50MPのメインカメラ、13MPの超広角、2MPの深度センサー付きカメラという3眼構成となっています。

 

ThinkPhoneのサイズは158.7×74.4×8.3mm。筐体はアルミニウムメタルフレームでIP68の防水・防塵性能をそなえ、約189gになる見通しとのこと。バッテリー容量は5000mAhでUSB-C経由の有線充電は最大68W対応、ワイヤレス充電は最大15Wまで。

 

またLenovoのThinkPadノートPCとも連携ができ、画面共有やファイル転送も可能だとされています。すでに同社のPCを愛用している方は、スマホも「Think」ブランドで揃えれば仕事の効率が上がるかもしれません。

Source:The Tech Outlook
via:91mobiles

折りたたみのないiPhoneではウェーブできない! またサムスンがアップルをからかうCMを公開

サムスンはアップルに対抗意識を燃やしているのか、iPhoneを揶揄するような広告をたびたび打ち出しています。つい先月も、iPhone 14シリーズには(Galaxyスマートフォンのように)折りたたみ機構や高性能カメラなどの革新性がないとからかう動画を公開していました

↑Galaxyの折りたたみスマホ

 

それに続き、ワールドカップをテーマとしたCMで「iPhoneには折りたたみがない」と強調していることが明らかとなりました。

 

この動画は全世界の一部地域で公開されており、TikTokユーザーから「目撃した」との声もあります。そのうちサムスン公式アカウントが中国Weiboに投稿したものを、Twitterユーザーが見つけてシェアしている格好です。

 

サムスンはサッカーの試合を見る群衆を、スマートフォンに見立てて客席にズラリと配置。そしてサムスンの折りたたみ式スマホは折りたたんでウェーブを起こしているなか、iPhoneらしきデバイスは参加できずに涙目しているというストーリーです。

 

最近YouTubeで公開されていた「On the Fence」というCMも、折りたためない側のiPhoneから折りたためるサムスン製品へと「垣根を越える」内容でした。サムスンは折りたたみこそ時代の最先端、ユーザーが本当に欲しかったものとアピールしたいようです。

 

しかし、ディスプレイ関連サプライチェーン専門誌DSCCによれば、実際のスマートフォン市場はその逆に動いているようです。サムスンの折りたたみ式スマホ(2021年発売)の生産台数に占める比率は、2022年第3四半期には29%だったものの、iPhone 14シリーズ発売後の第4四半期にはわずか7%に落ち込んだとのこと。つまり「サムスン製折りたたみ式スマホのシェアが、iPhone 14に奪われている」可能性があるわけです。

 

アップルは折りたたみ式iPhoneを検討していると噂されているものの、「信じられないほど高価」になりかねないことや、技術的なトラブルがあったときにリスクが高すぎるとして、当分は投入しないとの分析もあります。iPhoneは折りたたみに「できない」のではなく「あえてしない」のかもしれません。

 

Source:Alvin(Twitter) 
via:9to5Mac

驚きの「100万円スマホ」にも歴史あり。あなたの知らない「超高級スマホ」の世界

最近のスマートフォンは高価格化が進んでいます。「iPhone 14 Pro Max」の1TBモデルは23万9800円、またサムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」は24万9700円です。最新技術を搭載した製品とは言え、ある程度のスペックのノートパソコンより高い価格となるとなかなか手が出せそうにありません。

 

ところがもっと高価なスマートフォンはブランドコラボモデルですでに日本でも販売されたことがあります。サムスンの折りたたみスマートフォンの二世代前のモデル「Galaxy Z Fold2 5G」とニューヨーク発のファッションブランド「Thom Browne」のコラボモデル「Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition」はスマートウォッチなどがセットでしたが価格は41万4700円。中古の自動車も買えてしまいそうです。

↑Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition。日本では約40万円で販売された

 

20年の歴史を誇るVERTU

しかし海外を見ればさらに高いスマートフォンも出ています。本体に貴金属や本革を使用した本物志向の製品です。考えてみれば一流の洋服を着ているのに、プラスチックやステンレスなど一般的な素材でできているスマートフォンを持つというのもアンバランスかもしれません。超高級スマートフォンはそんな一流の素材の製品を好む層向けに販売されています。「こんな高いもの買えるわけがない」と思っても、50万円でも100万円でもいいから良い素材の製品が欲しい、そう思う人もいるのです。買える人は限られますが、今回はそんな様々な高級素材を贅沢にあしらった超高級スマートフォンを紹介します。

↑特定のユーザー層をターゲットにした超高級スマホ(8848)

 

超高級スマートフォンはいくつかのメーカーが手掛けていますが、古くから製品展開を行い、一時は日本にも店舗を構えていたVERTU(ヴァーチュ)が一番有名かもしれません。2002年に最初のラグジュアリーケータイを投入し、サファイアグラスの画面に金やプラチナを使った本体、さらにルビーやダイヤをちりばめたモデルもあるなど本物素材をふんだんに使った製品は1000万円というありえない価格の製品もあったほどです。世界で数台しかない限定モデルの中には日本の漆を使った2000万円の「シグネチャー 吉祥」も。4台だけが生産されました。

↑VERTU初のケータイ「シグネチャー」ゴールドモデル。発売時の価格は数百万円

 

しかしVERTUもスマートフォン化の波に乗れず2017年に倒産。その後資本を変えて再出発し、現在はAndroidスマートフォンを中心とした展開を行っています。VERTUの価格は本体の「素材」によって大きく異なります。一般的なスマートフォンは本体カラーが数色、メモリ構成も数パターンにすぎませんが、超高級スマートフォンは本体の素材だけでも複数のバリエーションを持ちます。たとえば質感にこだわった本革仕上げの「iVERTU」の一部モデルを見てみましょう。革の種類に加え本体の一部に金素材を使うかどうかによって、多数の製品が販売されています。

↑iVERTUのモデルバリエーション。写真以外にも複数ある

 

この中で最高価格のモデルは「iVERTU Himalaya Happy Diamond 18K Gold & Diamonds」です。白が美しく希少価値の高いワニ革「ヒマラヤクロコダイルレザー」を背面に貼り付け、さらに背面のV字のモールド(VERTUの「V」の字をイメージしたもの)は18金仕上げ、そしてその上にダイヤモンドをちりばめています。価格は3万4350ドル、約500万円という冗談のような価格です。しかし素材を考えると当然で、そもそも1年間に1台売れるかどうか、という製品なのです。もちろん店舗に在庫は無く受注生産品です。スペックは高級モデルにふさわしく6.67インチの画面にチップセットはSnapdragon 888、カメラは6400万画素+6400万画素超広角+500万画素マクロ+200万画素深度測定と4つ搭載しています。

↑500万円の「iVERTU Himalaya Happy Diamond 18K Gold & Diamonds」

 

もちろんすべてのモデルが超高級素材を使っているわけではありません。最新モデル「METAVERTU」のカーボンファイバーモデルなら3600ドル、約52万円です。これならだいぶ安いと感じてしまいますね。なおVERTUのWEBサイトを見ると、ほとんどが背面の写真ばかり。つまりスマートフォンとしての性能は一定水準あり、本体の質そのもので選ぶ製品ということなのです。とはいえこのMETAVERTUのスペックもなかなかのもので、チップセットはSnapdragon 8 Gen 1、メモリは18GB、ストレージは1TBもあります。画面サイズは6.67インチ、カメラは6400万画素+5000万画素の超広角+800万画素の望遠です。

↑「METAVERTU」のカーボンファイバーモデルは52万円とだいぶ安い

 

実はVERTUは折りたたみスマートフォンも出しています。中国のみで販売され価格は4万2800元、約86万円です。もはやスマートフォンの価格とは思えませんが、これが超高級スマートフォンの世界なのです。なおこの折りたたみスマートフォンは中国の折りたたみスマートフォンメーカー「Royole」がベースモデルを作っており、VERTUの高級仕上げとして「VERTU Fold 3」というモデルでリリースされました。画面サイズは7.2インチで画面を外側に折りたたむ形状、カメラは4800万画素に1600万画素の超広角の2つ、チップセットは非公開です。

↑VERTUの折りたたみスマートフォン「VERTU Fold 3」

 

8848は中国発の超高級スマホ

VERTUは今でも一定のユーザー層がおり、特に中国では富裕層が指名買いしているとも言われています。このVERTUの後を追いかけるように登場したのが8848ブランドのスマートフォン。北京エベレスト移動通信が手掛けるこの超高級スマートフォンは、VERTU同様に本体背面は本革仕上げ、ルビーなどをあしらったモデルも用意されています。8848のスマートフォンは中国発ということもあり、高級感に加えどことなくエレガントなテイストを加えたデザインが特徴。赤系統の色合いは中国らしくあざやかな仕上がりです。

↑8848のスマートフォン。中国メーカーらしく赤の発色がいい

 

8848のスペックはチップセットがSnapdragon 865とやや古いものを搭載。実は発売されたのが今から2年前なのです。このチップセットでも今でも十分問題なく利用できますが、実はここが超高級スマートフォンの弱点にもなります。つまりスマートフォンのチップセットはまだまだ技術進化が進んでおり、1年おきに新しいチップが出てきます。それに対応するように毎年新製品を投入するような大量生産方式は超高級スマートフォンのビジネスモデルには合いません。1つのプラットフォームで2年以上製品を出し続けなくてはならず、1つのバリエーション展開だけでは販売から1年もたつとスペック的に見劣りしてしまうのです。8848も他のシリーズ展開はまだ行われておらず、今後新製品が投入されるかどうかは不明です。

↑スポーツカーをイメージしたデザインのモデルもある

 

なお8848の背面に見える円形のものはサブディスプレイで、本体を裏返しておいても着信を表示したり、あるいはカメラのプレビューとしても使えます。このデザインは後に他のメーカーも真似をしましたが、スマートフォンの裏にスマートウォッチを張り付けたようなデュアルディスプレイは便利な使い方もできそうです。8848の各モデルの価格は2万元前後(約40万円)。VERTUと比べると比較的買いやすくなっています。

↑ドラゴンをあしらった中国らしいデザインのモデルもある

 

価格を抑えたラグジュアリーモデルを展開するKreta

さて現在、積極的に超高級スマートフォンを出しているメーカーとしては、同じく中国のKretaがあります。Kretaは複数のシリーズを展開しており、折りたたみモデルも出しています。Kretaのスマートフォンの宝飾は本物のダイヤではなくスワロフスキーを採用していることもあり価格はやや安めです。たとえばこちらのKreta Oneは52カラットのスワロフスキーダイヤを搭載、カーフレザー仕上げで価格は1万4900元(約30万円)から。ようやく一般人でも手の届きそうな価格です。

↑スワロフスキーダイヤをちりばめたKreta One

 

最新モデルのZeus 1シリーズはチップセットをメディアテック製とすることでさらに価格を引き下げ、9999元(約20万円)からとiPhoneよりも安く買うこともできます。このクラスの製品となるとそれこそ冒頭に書いたブランドコラボモデルと価格は変わりありません。しかし逆に言えば富裕層の方には「安すぎる、もっと高いモデルを!」という要求が出てきそうです。

↑iPhone最上位モデルよりも安いZeus 1

 

多くの国ではまだまだスマートフォンは、スペックやブランドで買うものです。今回紹介した超高級スマートフォンが上陸すれば「本体の素材で選ぶ」という新しい選択が生まれるかもしれませんが、販売台数が多く見込めないことから多国での展開は難しそうです。VERTUも現在の主な販売国は中国とベトナムなどに留まっています。とはいえドバイなど中東ではiPhoneのボディーに金メッキを施したカスタムモデルが人気になるなど、貴金属などを使った本物素材のスマートフォンを求めるユーザーは世界中に存在します。スマートフォンの日用品化、生活必需品化が進めば、いずれ超高級なモデルを手掛けるメーカーも増えていくでしょうね。

↑iPhone 14 Pro Maxの24金モデル。ドバイでの価格は1万2000ディルハム(約47万円)

 

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サムスン、アップルやクアルコム対抗の独自チップを開発中? Exynosでは勝てないため

サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S23」シリーズでは、クアルコム製のSnapdragon 8 Gen 2のみが搭載されると噂されています。その理由は自社開発のExynosチップが性能の低さや発熱などの問題を抱えており、クアルコム製に太刀打ちできないからと見られています

↑「Exynos」の名前はなくなるかも?

 

そうしたExynosシリーズに替わる独自チップを作るため、サムスンが開発チームを立ち上げたとの噂が報じられています。

 

韓国の電子産業情報誌The Elecによると、サムスンのMX(モバイルエクスペリエンス)事業部がAP(アプリケーションプロセッサ)ソリューション開発チームを結成したとのこと。これまでExynosチップはシステムLSI事業部が手がけてきましたが、それとは別系統のようです。

 

この新チップ開発チームは、MX事業部の責任者でもあるチェ・ウォンジュン副社長が自ら率いるとのこと。現状のExynosチップをより最適化、あるいは独自のプロセッサーを開発するかもしれないとも伝えられています。

 

なぜExynosチップの改良あるいは完全新規チップに取り組むかといえば、今年初めにGalaxy S22シリーズの性能が低いためだとされています。今年初めにも、Exynos搭載のGalaxyスマートフォンには発熱やバッテリー駆動時間、GPSにも問題があり、それに代わる新規チップを開発中だと報じられていました

 

さらにThe Elecは、iPhoneの性能がGalaxyスマホより優れているのは、アップル独自開発のAシリーズチップを使っているためだとも指摘。そしてGalaxy S23シリーズにはExynosよりも優れたクアルコム製のSnapdragonチップを使うとの噂を再確認しつつ、新たなサムスン独自開発チップの必要性を示唆しているようです。

 

今年5月にも、新たなカスタムチップの設計は2023年内に完了し、2025年にGalaxyシリーズ専用として投入するとの噂話もありました。しばらくGalaxyスマホからサムスン独自開発チップは姿を消して、数年後にExynos以外のブランドで復活するのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:Wccftech

OPPOから縦横2機種の折りたたみスマホ「Find N2/Find N2 Flip」が同時登場

OPPOは2機種の折りたたみスマートフォン「Find N2」「Find N2 Flip」を中国向けに発表しました。

 

Find N2は横折りタイプのスマートフォンで、内部に7.1インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載しながら、コンパクトに持ち運ぶことが可能。外側には5.54インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載しています。プロセッサはSnapdragon 8+ Gen 1で、ベースモデルは12GB RAMと256GBのストレージを搭載。バッテリー容量は4,250mAhで、67Wの急速充電に対応しています。

↑OPPO

 

OPPOによれば、内部ディスプレイには第2世代のヒンジ「Flexion Hinge」を採用し、折り目を低減。また初代折りたたみスマートフォン「Find N」の本体重量の275gにたいして、Find N2は233gと大幅に軽量化されています。

↑OPPOより

 

縦折りタイプの「Find N2 Flip」は6.8インチ/120Hz駆動の内部ディスプレイと3.26インチの外部ディスプレイを搭載。こちらも、折り目の少ない折りたたみディスプレイ/ヒンジが採用されています。プロセッサはMediaTek Dimensity 9000+で、4,300mAhバッテリーを搭載し44Wの高速充電に対応しています。

 

Find N2の価格は7,999元(約16万円)、Find N2 Flipは5,999元(約12万円)にて、中国で販売されます。

 

Source: 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」の一部スペックがリーク! やはりSnapdragon 8 Gen 2の強化版を搭載か

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23 Ultra」のスペック情報の一部が、中国の規制当局ことTENAAの登録によって判明しました。

↑Galaxy S23 Ultraはかなり性能が良い?(画像提供/OnLeaks)

 

Galaxy S23にクアルコム製プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2」の強化版が搭載されるとの噂は、以前から報じられていました。さらに、「iPhone 14」シリーズと同じ衛星通信機能が搭載されるとの情報もあります。

 

今回のTENAAへの登録によると、Galaxy S23 UltraはSnapdragon 8 Gen 2のオーバークロックバージョン「SM8550-AC」を搭載しているそう。メインコアのCPUクロックは3.36GHzで、他のコアは2.8GHzと2.0GHzで動作するようです。さらに、GPUのオーバークロックも予定されているとのこと。

 

内蔵ストレージは256GB/512GB/1TBの3モデルで、RAM容量は8GB/12GBの2種類。本体寸法は本体サイズは163.4 × 78.1 × 8.9mmで重量は233g、バッテリー容量は4855mAhとなるようです。

 

2023年2月の発売が期待されている、Galaxy S23シリーズ。現時点で断言することはできませんが、その性能は他社のスマートフォンとは「一味違う」ものとなるのかもしれません。

 

Source: TENNA via 9to5Google

閉じたまま支払う!「楽天ペイ」がGalaxy Z Flip4のカバーディスプレイに対応

サムスンの縦折りスマートフォン・Galaxy Z Flip4で、12月14日からQRコード決済「楽天ペイ」をカバーディスプレイで順次利用できるようになりました。「閉じたまま支払う」ことが可能になったのです。

↑賢く使いたい

 

これまでGalaxy Z Flip4のカバーディスプレイ、つまり折りたたんだ状態で外側にある小さな画面は、写真撮影や通知、天気やカレンダー表示などに活用されてきました。その応用範囲が広がることになります。

 

今後は「楽天ペイ」アプリのウィジェットをカバーディスプレイに設定すると、「楽天ペイ」が使えるお店でメイン画面を開くことなくQRコード・バーコード決済をすることが可能。楽天ペイメント株式会社は、Galaxy Z Flip4のカバーディスプレイでの決済機能が利用できるのは、主要コード決済アプリで国内初だと述べています。

 

この機能を使うには、まずGalaxy Z Flip4をAndroid13にアップデートして、本体の指紋認証も設定しておくことが必須。

 

次に「楽天ペイ」アプリを2022年12月14日以降の最新バージョンにアップデートし、本体設定で[カバー画面]>[ウィジェット]で表示されるウィジェット一覧で「楽天ペイ」をオンにします。

↑こんな支払いができる

 

「楽天ペイ」による支払いは、楽天ポイントを使う・貯めるにも対応。楽天サービスを愛用する人は、賢く使っていきたいところです。

 

ぜーんぶライカカメラ。Xiaomi 13/13 ProがSnapdragon 8 Gen 2搭載しデビュー

シャオミは新型フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 13 Pro」「Xiaomi 13」を中国向けに発表しました。

↑シャオミより

 

上位モデルに相当するXiaomi 13 Proは、プロセッサに最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載。背面にはライカブランドの1インチ/5000万画素メイン+5000万画素の3倍ズーム+5000万画素の超広角/マクロカメラを搭載しています。画面は6.73インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイで、バッテリー容量は4820mAh、最大120Wの急速充電と50Wのワイヤレス充電に対応しています。

 

Xiaomi 13 Proは本体サイドにアルミフレーム、背面にはセラミック/レザー素材を採用し、IP68の防塵/防水性能やIRリモコン機能、Dolby Atmos、Head Trackingに対応。カラーラインナップはホワイト、ブラック、グリーン、ライトブルーの4色で、中国向け価格は4,999人民元(約9万9000円)となっています。

 

↑シャオミより

標準モデルのXiaomi 13もプロセッサにSnapdragon 8 Gen 2を搭載していますが、背面のライカカメラは5000万画素メイン+1000万画素3倍ズーム+1200万画素超広角にダウングレード。画面も6.36インチ/120Hz駆動となっています。

 

Xiaomi 13の本体カラーはホワイト、ブラック、グリーン、ライトブルーと、限定色のレッド、イエロー、グリーン、グレー、ブルーの8色で、価格は3,999人民元(約7万9000円)。本日より中国で予約受付を開始しています。

 

Source: シャオミ via 9to5Google

「Galaxy S23」シリーズ、8K動画をさらに滑らかに撮影できる? センサーシフト式手ぶれ補正も搭載かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、前モデルのGalxy S22シリーズよりもカメラ性能が向上すると噂されています。そんな改善点のひとつとして、8K動画がさらに滑らかに撮影できるとの予想が報じられています。

↑画像はGalaxy S22シリーズ

 

有名リーカーのIce universe氏によれば、「S22 8K 24fps→S23 8K 30fps」とのこと。つまりGalaxy S23シリーズ(Galaxy S23、Galaxy S23+、Galaxy S23 Ultra全て)は8K動画を30fps(フレームレート/1秒間当たりのコマ数)で撮影でき、Galaxy S22シリーズの24fpsよりも動画を滑らかに撮れるというわけです。

また未発売のサムスン製品情報に詳しいSammobileによると、Galaxy S23シリーズには、センサーシフト式のOIS(光学式手ブレ補正)が搭載されるかもしれないそうです。

 

手ぶれ補正技術は何種類かあるなかで、現在の主流はレンズを動かす「レンズシフト」式と、センサー側を動かす「センサーシフト」式の2つです。前者の方が古くからあり、後者は最近になって採用製品が増えているものです。

 

ではセンサーシフト式がレンズシフト式よりどう優れているのか? スマートフォン情報サイトPhoneArenaは、「レンズ式OISは、磁石とコイルを使って1秒間に最大1,000回の調整できるのに対して、センサーシフト式OISは最大5,000回の調整が可能。その調整を画像を捉えるセンサーで直接行うことで、結果的に画質が改善される」との趣旨を説明しています。

 

この技術は、iPhone 13以降の(SEを除く)全モデルに搭載済み。またiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxでは、第2世代のセンサーシフト式OISの採用が謳われています

 

最上位モデルの「Galaxy 23 Ultra」は、現行のS22 Ultraに写真の画質が圧勝するとのリーク情報もありました。日常的に写真を撮ったり動画撮影をする人にとっては、最高のパートナーとなりそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter) ,Sammobile
via:PhoneArena

ソフトバンクに「“神ジューデン”スマホ」登場! シャオミの新フラッグシップ「Xiaomi 12T Pro」12月16日発売

Xiaomi(シャオミ)は、フラッグシップモデル「Xiaomi 12T Pro」を、12月16日にソフトバンクから発売します。

 

同製品は、19分で100%充電ができる120Wのハイパーチャージ(急速充電)に対応し、容量5000mAhのバッテリーを搭載。バッテリーは24か月以内であれば無償で交換が可能です。42の安全機能と9つの温度センサー搭載により、800回充電しても最大80%のバッテリー容量を維持することができ、ユーザーの使用習慣に合わせて過充電を抑えるXiaomi AdaptiveChargeにも対応。本体だけでなく他の製品にも使用できる120W専用急速充電器も同梱しています。

 

カメラは2億画素のイメージシステムを搭載。1/1.22インチの大型イメージセンサーでの2倍ズームにより、詳細なポートレート撮影が可能です。加えて、2億画素を生かした4×4ピクセルビニング、8枚のレンズ、OIS(光学手ブレ補正)などにより、極端な低照度下でも、明るく綺麗に撮影ができます。これらの性能に高度なソフトウェアアルゴリズムを組み合わせることで、動きの速い被写体などでもブレを防止。また、2億画素カメラで撮影後、対象物をAI分析し写真の構図を自動で生成・提案する新機能「Xiaomi ProCut」も搭載しています。

 

Qualcomm Snapdragon 8+ Gen1を搭載し、CPUを16%、GPUを11%まで向上。Xiaomi 11T Proと比較し、65%大きいベイパーチャンバーと、125%高い熱伝導率で構成されるサーマルシステムを採用しており、本体の発熱を抑えます。

 

約6.7インチのCrystalRes 有機EL(AMOLED)ディスプレイは、680億色以上の表現が可能で、電力効率とのバランスを取る設計がされており、1220pの解像度でクリアな映像体験が楽しめます。ディスプレイには最大120Hzのリフレッシュレートを調整するAdaptiveSyncや、ブルーライトの量を減らすAdaptive Readingモードなど、ユーザーの環境に適応する機能を搭載。Adaptive Readingモードではブルーライトの発光量を抑え、長時間使用でも目への負担を抑えます。また、Adaptive True DisplayとAdaptive HDRにより、鮮やかな色彩とより多くのコントラストを表現。背面にはカーブフロスト加工が施され、指紋がつきにくくなっています。カラーバリエーションはブルーとブラックの2色。

Pixel 7 Proのカメラアプリがアップデート、自動マクロ設定を変更しやすくなりました

Pixel 7 Proのカメラアプリがアップデートされ、「マクロ・フォーカス」設定が追加されました。新たなバージョンは8.7.250であり、自動マクロ撮影に関する設定が変更しやすくなっています。

↑Pixel 7 Pro

 

マクロ撮影とは、被写体に近づいてアップで撮影すること。Pixel 7 Proでは、通常レンズからウルトラワイドレンズに切り替えて、最短3cmからのマクロ撮影が可能です。

 

初期状態では、ある程度近づくとマクロ撮影に切り替わる「自動マクロ」が有効になっています。マクロ撮影モードに切り替わると、黄色いお花アイコンが登場。この花をタッチすると、マクロ撮影モードが解除されます。

 

この自動マクロ機能は、旧バージョンでも「カメラ設定」内にあるトグルスイッチをオフにすると無効にできます。もっとも、このトグルはメニューの深い部分(カメラアプリ左上の設定(歯車ボタン)>その他の設定内)にあり、直感的に分かりにくい感がありました。

 

さて新バージョンでは、カメラ設定からトグルが削除され、代わりにファインダーを下にさっとスワイプすると切り替えスイッチが出現。もしくは左上の設定ボタンをタップすると表示されるドロップダウンメニュー内に現れるようになり、自動マクロ設定が変更しやすくなりました。

↑Image:9to5Google

 

自動マクロは便利そうなようで、不意にカメラが切り替わるために画角や画質が変わってしまい戸惑うとの人も出ていました。マクロ撮影よりも少し離れてズーム機能を使った方がきれいな写真を撮りやすいとの声もあり、基本的には自動マクロはオフにした方がいいかもしれません。

 

Source: 9to5Google

折りたたみPixelはお手頃サイズ? 新予測レンダリング画像が登場

グーグルからの投入が期待される折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(あるいはPixel Notepad)」の新たな予測レンダリング画像とサイズ情報を、著名リークアカウントの@OnLeaksが投稿しています。

↑@OnLeaksより

 

Pixel Foldに関しては以前にも予測レンダリング画像が登場しており、サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズにも似た、内外にディスプレイを搭載した横折りタイプの端末になることが予測されています。また、最新プロセッサ「Tensor G2」の搭載を示唆するベンチマークスコアも登場しています。

 

今回投稿された予測レンダリング画像は基本的には以前のものと変わらず、内外のデュアルディスプレイや飛び出したカメラ突起が確認できます。内部ディスプレイは7.69インチで外部ディスプレイは5.79インチ、右側下端にはUSB-Cポートが1つあり、上部(ミリ波アンテナの横)と下部には5つの小さな穴が存在します。

 

そしてPixel Foldの本体サイズは、158.7×139.7×5.7mm(背面カメラ部分は8.3mm)で、折りたたみ時の厚さは最大で14mmになるようです。このサイズ情報が正しければ、Pixel Foldはサムスンの「Galaxy Z Fold4」と、OPPOの折りたたみスマートフォン「Find N」との中間程度の大きさになるようです。

 

じょじょに明らかになりつつある、Pixel Foldの姿。ラインナップが増えつつある折りたたみスマートフォン業界を、さらに盛り上げる存在になることを期待したいものです。

 

Source: Howtosolve via 9to5Google

空冷ファン、ゲームボタン、背面が光る…「ゲーミングスマホ」の進化が止まらない

高度なバトルゲームも快適にプレイできるゲーミングパソコンは、派手に点滅するライトや大型のファンを搭載するなど、一般的なパソコンには見られない外観が大きな特徴です。しかしゲーミングパソコンはゲーム用途だけではなく動画編集など映像を処理する能力にも優れており、ゲーマー以外にも利用者が広がっています。実はパソコンのこの進化と同じ動きがスマートフォンの世界にもやってきています。「ゲーミングスマートフォン」と総称されるゲームプレイに特化したスマートフォンは、各メーカーのフラッグシップモデルとは異なるラインの製品でありながらも、ハイパフォーマンスな性能と相まって人気を集めつつあります。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

スペック重視ならゲーミングスマホを選ぼう

ゲーミングスマートフォンの特徴はゲーミングパソコン同様、基本スペックがかなり高めです。最新のチップセット・CPUを搭載するのはもちろんのこと、メモリやストレージも大容量。たとえばメモリ搭載量が18GB、ストレージが1TBなど、普及型のパソコンを大きく凌駕する性能のモデルもあるほどです。スマートフォンのチップセットは半年おきにマイナーアップグレード、1年おきにメジャーアップデートをする関係から、ゲーミングスマートフォンもほぼ半年おきにモデルチェンジが行われています。

↑ゲーミングスマホの代表的なモデル、ASUSの「ROG Phone」シリーズ

 

しかしゲーミングスマートフォンの魅力はスペックだけではありません。外観もゲーミングパソコン同様、派手なライトやファンが回転するなど目立つものが多いのです。最近のゲーミングスマートフォンは本体を冷やすための空冷ファンを外付けできるものも多く、ポータブルゲーム機には見られない合体ギミックが楽しめるものも増えています。日本でも販売中のASUS「ROG Phone 6 Pro」のクーラー「AeroActive Cooler 6」はゲームボタンも備えた本格的なもの。装着した姿はもはやスマートフォンには見えないでしょう。

↑背面にAeroActive Cooler 6を取り付けたROG Phone 6 Pro

 

ゲーミングスマートフォンにとって冷却機能はCPUやメモリ、バッテリー性能と並んで重要な性能となります。空気で強制的に冷やす機構としては、日本でもゲーミングスマートフォンを展開しているNubiaのREDMAGICシリーズが本体に空冷ファンを内蔵。しかも背面を透明にしてファンの部分はRGBカラーで光るLEDライトでライトアップ。背面の写真を見ると、何やらカラフルに光っている部分がありますね。ここにファンが入っています。

↑NubiaのREDMAGIC 7。背面の七色に光る部分に注目

 

スマートフォンの背面にくるくる回るファンが入っているなんて、普通のスマートフォンでは考えられません。なにせファンのための空気の取り入れ口と排出口が必要になりますから、防水機能が無くなってしまうわけです。しかしゲーミングスマートフォンはゲームを快適にプレイすることが求められます。防水性能を犠牲にしてでも本体を冷やす性能が重要視されるわけです。

↑超小型の回転ファンが入っている。スマホの内部に扇風機を当てて冷やしているようなものだ

 

iPhoneにも対応、外付けファンで本体を冷やせ

ASUSのROG Phone 6 Proも海外では派生モデルとして「ROG Phone 6D Ultimate」が登場。先ほどの写真にある外付けの空冷ファンを取り付けできますが、ファンを回すとスマートフォンの本体側の空気取り入れ孔が開き、そこから直接スマートフォン内部に空気を送り込みます。これも防水機能など完全に無視した「極限まで冷やせるスマホ」を目指した機能と言えるでしょう。ファンのON/OFFに応じてスマホ背面の小さな孔が閉じたり開いたりするさまを見るのも面白いものです。

↑スマホの中に直接冷気を送り込むROG Phone 6D Ultimate

 

スマートフォンを冷やすだなんてマニアックな話が続きますが、Nubiaの外付け空冷ファンはデュアルファン仕上げで2つのファンが回転します。なお、これらのファンはスマートフォンとの接触面にはペルチェ素子を採用。接地面を10度以下に冷やして冷却効果を高めています。しかしこんな製品が出てくるとは、そのうちファンが3つ、あるいは4つといった巨大な外付けファンが登場するのも時間の問題でしょう。

↑冷却効果を高めるデュアルファンクーラー

 

なおiPhoneでも高度なゲームをプレイすると本体がかなり加熱しますが、ゲーミングスマートフォンの一部の空冷クーラーはiPhoneへ装着できるものもあります。またiPhone 12以降のMagSafeに対応した製品もあり、マグネットで手軽に貼り付けできる製品もあります。ただしファンを回すために別途USBケーブルは必要です。日本でも手に入る製品としてはBlack Sharkが「Magnetic Cooler」を販売しています。

↑iPhoneが凍るまで冷えそうなイメージ。Black Sharkの「Magnetic Cooler」

 

ゲームパッドを合体させればゲーム機以上の操作性

ゲーミングスマートフォンというからにはゲームの操作性も重要になります。ほとんどのゲーミングスマートフォンは本体を横向きに持つことを考えた設計になっており、側面の両端にはタッチ式や機械式のゲームボタンを備えています。画面タッチだけではなく、本体を握って左右の人差し指で高速な動作をコントロールできるのです。

↑本体側面にゲーム専用ボタンを備えるBlack Shark 4 Pro

 

また本体左右に取り付けるゲーム用パッドを用意しているモデルも多くあります。サイズはかなり大きくなるものの、高速動作が可能なハイスペックなゲーミングスマートフォンでゲームをするなら必須のアクセサリと言えるでしょう。

↑ROG Phone 6にゲームパッドを取り付けてみた

 

この横向きスタイルで使う設計をつきつめたゲーミングスマートフォンがレノボの「Legion」シリーズです。初代と2世代目のモデルは本体の側面からポップアップ式のフロントカメラが飛び出します。つまり横向きに持ってゲームをプレイしながら、自分の顔を写してライブ配信も行うことができるというわけです。こんな位置にフロントカメラを搭載したスマートフォンは後にも先にもレノボしか出していません。

↑レノボの「Legion 2 Pro」。フロントカメラが側面から飛び出す

 

このように普通のスマートフォンとは異なる外観やデザイン、特徴を持ったゲーミングスマートフォン。各メーカーがどんなシリーズを出しているかまとめておきます。

 

・シャオミ:Redmi Kシリーズ
・Black Shark:Black Sharkシリーズ
・OPPO:Kシリーズ
・vivo:iQOOシリーズ
・realme:GT Neoシリーズ
・Nubia:REDMAGICシリーズ
・ASUS:ROG Phoneシリーズ
・レノボ:Legionシリーズ

 

このうち日本ではROG Phone、Black Shark、REDMAGICが発売されています。どのゲーミングスマートフォンも期待を裏切らないパフォーマンスを提供してくれるでしょう。この各社の中でASUSはゲーミングパソコン「ROG」とスマートフォンを両方展開しており、どちらもメジャーな存在になっています。ROG Phone 6 Proは背面に小型ディスプレイを搭載してゲーム状態やロゴを表示できるなど、あらゆるスマートフォンの中でも唯一無二の機能も搭載しています。ゲーミングスマートフォンは価格ではなくパフォーマンスで選びたい製品だけに、もしも興味がわいたら価格ではなく性能をじっくり見比べることをお勧めします。

↑ROG Phone 6 Proは背面に小型ディスプレイを搭載している

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

折りたたみPixelスマホも「Tensor G2」搭載? ベンチマーク結果が流出か

グーグルからの投入が噂されている折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(あるいはPixel Notepad)」のものとされるベンチマーク結果が、Geekbenchのサイトに掲載されています。

↑Front Page Techより

 

Pixel Foldについては先日、内外にディスプレイを搭載した横折りタイプの予測レンダリング画像が登場。また、1799ドル(約25万円)と高額な製品になるとの情報もあります。さらに本体側面への指紋認証センサーの搭載や、2023年3月のリリースの予測なども報告されています。

 

今回掲載されたデータによれば、Pixel Foldはコードネーム「Felix」として開発されているようです。プロセッサには「Pixel 7」シリーズと同じ最新の「Tensor G2」を採用し、12GBと十分な容量のメモリーを搭載すると記載されています。

 

OSには最新のAndroid 13を搭載する一方で、ディスプレイの仕様やバッテリー容量などは公開されていません。なお、Geekbenchに掲載するデータは改ざんが可能なため、今回のデータが本物のPixel Foldのものだと断言することはできません。

 

徐々にその姿が見えてきた、Pixel Fold。グーグルは2023年にタブレット製品「Pixel Tablet」の投入も予定しており、グーグルはさらにその製品ラインナップを拡大しようとしているのかもしれません。

 

Source: Geekbench via WccfTech

待望の機能が復活? 「OnePlus 11」予測レンダリング画像が登場

OnePlusの次期フラッグシップスマートフォン「OnePlus 11(仮称)」の予測レンダリング画像が、リークアカウントの@OnLeaksと海外テックサイトのGadget Gangによって公開されています。

↑Gadget Gangより

 

OnePlusの次期フラッグシップスマートフォンに関しては、上位モデルに相当する「OnePlus 11 Pro」のものとされる予測レンダリング画像が、今年9月に投稿されました。同スマートフォンでは背面カメラのデザインが一新される一方、スウェーデンのカメラブランドことハッセルブラッドとのコラボは、「OnePlus 10」シリーズから継続されるようです。

 

今回投稿されたOnePlus 11のデザインは、基本的にはOnePlus 11 Proとほぼ同一。背面には3カメラとフラッシュを配置し、こちらでもハッセルブラッドのロゴを入れた大きなカメラ突起が採用されるようです。また、グリーンとブラックのカラーバリエーションの投入も示唆されています。

 

本体側面の電源ボタンの上には、オーディオのミュートを切り替える「アラートスライダー」が搭載されているようです。今年8月に発表された「OnePlus 10T」ではアラートスライダーが省略されたことで批判をうけましたが、OnePlus 11シリーズではそのような心配はなさそうです。

 

OnePlus 11の予測スペックとしては、プロセッサは「Snapdragon 8 Gen 2」で6.7インチ/120Hz駆動ディスプレイを搭載。100Wの高速充電にも対応するようです。最近は代名詞だったコストパフォーマンスの高さが目立たなくなってきたOnePlusですが、OnePlus 11シリーズではどのような特徴がアピールされるのかが気になります。

 

Source: The Verge