超豊富なデザイン揃ってる! Google Pixel 7a向けケースが3980円から発売

FOXは、オンデマンドプリントでユーザーが求めるデザインのテックアクセサリーを提供するサービス「CASEPLAY」から、「Google Pixel 7a」のスリムプロテクションケースを販売開始しました。価格は3980円(税込)~。

 

CASEPLAYはAndroidスマートフォンとiPhoneシリーズの計92機種に対応してるアクセサリー提供サービス。デザインも1000種類以上あり、トレンドを取り入れたデザインや人気コンテンツとコラボしたデザインなど豊富なラインナップを取り揃えています。

 

Pixel 7a向けのケースでは、WBCで日本を賑わせた侍ジャパンなどのトレンドを取り入れたものや、サンリオや東京リベンジャーズなどのキャラクターをあしらったものなど、幅広いデザインが展開されています。自分にぴったりのデザインも見つかるかもしれません。

 

また、CASEPLAYは環境に配慮したリサイクル素材を使用。加えて、コーナーポケットにエアポケット構造を備えることによって高度な衝撃保護性能を誇っています。デザイン性はもちろん、機能性にも優れたスマートフォンケースです。

 

さらにCASEPLAYでは購入してから365日の補償サービス「CASEPLAY CARE」が完備されており、CASEPLAYで購入したケースと液晶保護ガラスを使用していれば画面割れの修理費用を負担してくれます。液晶保護ガラスをケースとあわせて購入すると安心でしょう。

 

最近Pixel 7aに機種変更した人や、スマートフォンケースを新しく探している人はぜひ一度CASEPLAYの販売サイトに足を運んでみてはいかがでしょうか。

Google、縦折りでお手ごろ価格の折りたたみスマホを検討中? Galaxy Z Flipシリーズ対抗かも

現在、主要な折りたたみスマートフォンはサムスンのGalaxy Z Foldシリーズのような横折り型と、Galaxy Z Flipシリーズのようなクラムシェル型(縦折り型)に分かれています。

↑Galaxy Z Flipシリーズはクラムシェル型の折りたたみスマホ

 

Google初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」は横折り型ですが、もっかクラムシェル型の新モデルを検討しているとの噂が伝えられています。

 

まず1つには、リーカーのitnyang氏がGoogle社内でGalaxy Z Flipのような「Google Flip」を検討中だとツイート。ただし、現在は計画と議論に留まっているとも付け加えており、製品名がどうなるのかも不明です。

 

Galaxy Z Flipシリーズは、サムスンの折りたたみスマホのうち低価格ラインアップでもあります。つまり、「Pixel Flip」も大幅に手頃な価格になる可能性があると示唆しているようです。

 

もう1つは、Pixel Fold担当のプロダクトマネージャーであるGeorge Hwang氏がクラムシェル型に興味を示していることです。Hwang氏はPixel Fold発表のニュースリリースも手がけていました

 

先日の開発者向けイベント「Google I/O」のインタビューにて、Hwang氏は「私たちは常にさまざまなタイプのデバイス、さまざまなタイプの技術に注目しており、本当に興味深いです」とコメント。さらにPixel Foldにかなり自信を持っているとしつつ「我々は常に他のタイプのデバイスや他のタイプの技術を探求しています」とも付け加えていました。

 

折りたたみスマホの分野で、横折り以外のタイプといえばクラムシェル型でしょう。Pixel Foldは日本価格が25万円以上(税込)と高価になっていますが、安価な別タイプも期待したいところです。

 

Source:itnyang(Twitter),Tom’s Guide

Pixel 7a、過酷な耐久テストで驚くべき頑丈さを証明! 折り曲げに対する強さは上位モデル超え

Googleの最新ミッドレッジ機Pixel 7aは、ハイエンドモデルと同等の性能を備えてワイヤレス充電にも対応し、コストパフォーマンスの高さが大好評を呼んでいます。この注目の新型スマートフォンが、過酷な耐久テストを受けた結果が公開されています。

Image:JerryRigEverything

 

この耐久テストは、新型スマホの頑丈さを検証することで有名なZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)が行ったものです。先代モデルPixel 6aもNelson氏の試練を受けて、折曲げの圧力にも耐えきるなど頑丈さが証明されていました

 

今回のテストは、まずNelson氏がカミソリでPixel 7aの画面に傷をつけるところから始まります。本製品もPixel 4a以降と同じGorilla Glass 3で保護されていますが、レベル6の硬度で簡単に傷が付き、レベル7ではさらに多くの傷が付けられています。

 

次に擦り傷テストでは、上下左右を囲む金属製フレームにも簡単に傷がつきます。ただしボリュームボタンや電源ボタンは取り外しができ、修理や交換にも困ることはなさそうです。そしてライターの炎で画面をあぶるテストでは、25秒間も耐えきることができ、炎を止めると速やかに元通りとなっています。

 

この動画の最大の見どころは、折り曲げテストでのPixel 7aの頑丈さです。左右から十分な圧力をかけても曲がらず、しっかりと踏ん張っています。さらに驚くべきは、本製品がプラスチック製のボディを採用しているということ。Nelson氏は、上位モデルPixel 7 Proの半分強の価格で2倍の剛性を実現したと称賛しています。

 

Pixel 7aは6.1インチの90Hz 有機ELディスプレイと64MPの背面カメラ+13MPの自撮りカメラを搭載。そしてプロセッサーのTensor G2は上位モデルPixel 7/7 Proと同じであり、バッテリー容量は4,385mAh(Pixel 7は4,355mAh)となっています。そこに優れた耐久性も加わり、末永く使って行けそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:Gizmochina

あおり運転対策の新ツール?「Pixelスマートフォン」がドライブレコーダーになるかも

もはやクルマの必須アイテムになったとも言えるドライブレコーダーですが、GoogleのPixelスマートフォンでは、近日中に「Personal Safety(緊急情報)」アプリがアップデートされて、ドラレコとして使えるようになるかもしれないと海外で報じられています。

↑Googleはあおり運転対策にもなる?

 

すでにPixelスマホなど一部のAndroid端末には「緊急情報」アプリが利用でき、「安全確認」や「緊急事態の共有」、「緊急SOS」や「自動車事故検出」といった便利な機能が提供されています。

 

米9to5Googleによれば、Googleは開発中の「dogfood」ビルド(バージョン2023.04.27.532191641.8-dogfood)をPlayストア経由で一時的に配信してしまったとのこと。このバージョンには「Dashcam」(ドライブレコーダー)という新機能が含まれており、実際に有効にして運転中の動画(オプションで音声も)を記録できるそうです。

 

この機能は「緊急情報」アプリ内の「Be prepared」欄にある新たなボタン「Dashcam」から起動可能。手動で録画を開始したり、最近のビデオを再生したりすることができるそうです。Dashcamが録画している間も、Googleマップでのナビなど他の機能は完全に使用可能とされている一方、画面をロックしておくとバッテリーを節約しつつ、録画を続けることができるようです。

 

さらに重要なのは、ユーザーがあまり意識しなくても使えるように作られていること。設定時に、特定のBluetooth機器(カーステレオや車載システムなど)に接続すると自動的に録画が始まり、接続を解除すると終了するように設定できるそうです。

 

また、内蔵ストレージを節約するため、録画は保存しない限り、3日後に自動的に削除されます。録画は圧縮され、平均ファイルサイズは1分あたり30MB、最大録画時間は24時間となっています。

 

本機能の説明テキストには、Pixelスマホ限定などの記述はなかったため、他の機種で使えるかどうかはまだ不明。Pixel独占の場合、2023年6月のPixel Feature Drop(Pixelの新機能紹介)で言及されるかもしれません。

 

Source:9to5Google

サムスン「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」、7月26日発表? 韓国大手メディアが報道

最近、サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」が、例年より早めに登場するとの噂話が相次いでいました。先日も7月末に発表・8月中旬に発売との観測もありましたが、より具体的に「7月26日に発表イベント、8月11日に(米国等で)発売」だと韓国最大の新聞・朝鮮日報が主張しています。

↑写真は「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」

 

朝鮮日報によると、サムスン電子は7月26日(最終週)に韓国のソウルで新製品発表イベント「Unpacked」を開催する予定とのこと。昨年は8月10日、2021年は8月11日に折りたたみスマホ公開イベントを行ったことを振り返ると、スケジュールを2週間早めたことになります。

 

これまで8月にUnpackedイベントを開催していたのは、アップルが毎年9月に新型iPhoneを発表するのに先がけて(昨年の新型iPhoneの魅力が最も落ちるタイミング)のこと。しかし、今年は折りたたみ市場での中国メーカーの攻勢に続き、Googleまで参加したなかで(Pixel Foldが発売)「世界の折りたたみスマホ1位」をしっかり守るため。朝鮮日報は、そう解釈しています。

 

また今回の記事でも、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)が1.9インチから3.4インチに大型化するとの噂が裏付けられています。

 

Galaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5は、見た目は前モデルとほぼ同じながら、両モデルとも最新かつ特別仕様のチップ「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載し、水滴型ヒンジを採用することで画面のシワも少なくなり、ホコリにも強くなると予想されています

 

また、同じチップを積むGalaxy S23シリーズよりも性能が上回る可能性を示すベンチマーク結果も流出していました。6月に発売されるGoogle Pixel Foldにとっては、手強いライバルとなりそうです。

 

Source:朝鮮日報
via:Wccftech

Pixelスマートフォンが過熱したりバッテリー消耗が激しい問題、Googleが速やかに対応。ソフトウェアアップデートは必要ナシ

最近Googleアプリがアップデートしたことで、一部のGoogle Pixelスマートフォンが過熱したり、バッテリーの消耗が激しくなっているとの報告が寄せられていました。

↑速やかに修正が行われた模様

 

この問題につき、Googleが修正プログラムを展開していることを明らかにしました。

 

米9to5Googleへの声明にて、同社はGoogleアプリ内の「バックエンド(サーバー等、利用するユーザーに見えない処理)の変更」が、意図せず一部のAndroid端末でバッテリーの消耗を引き起こしていることを認めました。この問題を認識してから、すぐに修正プログラムを配布したとのことです。

 

こうした症状はPixelスマホで確認されており、米Engadgetにも最近Pixel 6 Proが最近オーバーヒートしてバッテリーの消耗が激しいとの報告もあり。その人物は、原因は最新のGoogleアプリと5月初めにPixe端末に展開されたアップデートだと推測していました。

 

Googleによると、すでに修正プログラムはすべてのデバイスに展開されており、アプリやシステムのアップデートは必要ないとのこと。つまりサーバー側を修正したらしく、”すぐに “問題が解決されるはずとの趣旨が述べられています。

 

海外掲示板RedditGoogleサポートフォーラムを見るかぎり、主にPixel 6または7シリーズに大きな影響を与え、バッテリー持続時間が半分になったとの声もありました

 

ともあれ速やかにGoogleが対応したことで、また快適にPixelスマホを使えるようになりそうです。

 

Source:9to5Google

モトローラの新折りたたみスマホ「Razr 40 Ultra」の画像がリーク、デザインはどんな感じ?

モトローラの次期折りたたみスマートフォン「Razr 40/Razr 40 Ultra(どちらも仮称)」のものとされる画像が、海外でリークされています。

↑Evan Blass/Twitterより

 

上の画像は、リークアカウントのEvan Blassが投稿した、上位モデルに相当するRazr 40 Ultraのものです。スマートフォンの特徴としては、本体外側のカバーディスプレイのサイズが大きく、背面のほぼすべてをカバーしています。これにより、さらに多くの情報を表示できるほか、自撮りの際にも自分の姿をよりよく確認できそうです。

 

Razr 40 Ultraの予測スペックとしては、プロセッサーに「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。本体カラーはブラック/ブルー/マゼンダレッドの3色で、6月にリリースされると予測されています。

↑MySmartPriceより

 

一方で海外テックサイトのMySmartPriceは、普及モデルの「Razr 40」の画像を投稿しています。こちらのカバーディスプレイはより小型で、時刻や天気、カレンダーといった通知が主に表示されるようです。また端末の本体には、レザー風の素材が採用されています。

 

Razr 40の本体カラーはオリーブグリーン/パープル/クリームの3色で、6月を含めたかなり早い時期でのリリースが期待されています。新型折りたたみスマートフォンを2機種投入することで、モトローラの同市場への注力がさらに高まることになりそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

折りたたみのPixel Fold、力を入れないと180度開かないって本当?

Googleが昨日発表した折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」について、力を加えないと本体が180度までは開ききらない設計であることが、ハンズオン会場より報告されています。

↑Michael Fisher/Twitterより

 

Pixel Foldは本体内部に7.6インチディスプレイを搭載したスマートフォンで、折りたたみスマートフォンの中でも非常に薄型な設計が特徴です。また、本体ヒンジの耐久性も高められていることがアピールされています。

 

一方でハンズオン会場を訪れたMichael Fisher氏は、「Pixel Foldは180度まで開くことはできるが、力をくわえる必要がある」と報告。力をくわえない状態では、本体は完全なフラット形状となならないようです。

 

またAndroid PoliceのWill Sattelberg記者は、Pixel Foldが開く角度が176度程度だと報告。9to5GoogleのAbner Li氏も、その角度が178度〜179度に近いものの、手に持てば違和感は感じないとも報告しています。

 

このように力をくわえないと180度開かない折りたたみスマートフォンとしは、Samsungの「Galaxy Z Fold 4」など、他社にも存在します。かなりお高いPixel Foldですから、無理せず大切に使いたいものです。

 

Source: Michael Fisher / Twitter via 9to5Google

白いデザインチラっ、Nothing Phone (2)は2023年夏リリース

英デジタル製品ブランドのNothing(ナッシング)は、次期スマートフォン「Phone (2)」を2023年夏にリリースすることを、ティーザーイメージとともに明らかにしました。

↑Nothingより

 

2022年にスケルトンデザインを採用したスマートフォン「Phone (1)」を発表し、話題をさらったNothing。さらに、2023年には次期フラッグシップスマートフォンのPhone (2)を2023年後半に世界販売することを、以前に明言していました。

 

今回公開されたティーザーイメージでは、白が目立つスマートフォンのデザインや、赤く点滅するランプを確認することができます。このようなシンプルさを重視したデザインは、Phone (1)から大きく変わらないようです。

 

またWebサイトに公開されたイメージでは、Phone (2)の背面? に物理的なスイッチがあることがわかります。しかしPhone (1)のものと同じように、このスイッチには特定の機能が割り当てられているわけではなさそうです。

 

Phone (2)ではQualcomm(クアルコム)のハイエンドプロセッサー「Snapdreagon 8 Gen 2」を搭載するほか、米国で販売することが確認されています。より販売網を広げるNothingのPhone (2)が、どれだけ市場の注目を集められるのかに注目です。

 

Source: Nothing / Twitter via 9to5Google

マイナンバーカードの機能がスマホで利用可能に! 「スマホ用電子証明書搭載サービス」開始

Googleは11日、デジタル庁が提供するAndroid用マイナポータルアプリがアップデートされ、マイナンバーカードの電子証明書と同等の機能がサポートされるようになったと発表しました。

↑Image:デジタル庁

 

スマホ用の電子証明書をAndroidスマホに登録しておくことで、マイナンバーカードを持ち歩かなくとも、スマホだけで各種行政サービスがより便利に利用できるようになりました。今後はマイナポータルアプリでマイナンバーカードを毎回読み取る必要がなくなり、各種情報の閲覧や、オンライン申請なども可能となります。

 

Android用マイナポータルアプリは、Google Playストアからダウンロードできます。スマホ用電子証明書を申し込む手順は、次の通りです。

 

  1. マイナンバーカードと、マイナンバーカード用の署名用電子証明書のパスワードを用意します
  2. マイナンバーカード読み取りに対応したスマホを用意。対応する機種は、ここから確認できます
  3. お使いのスマホにマイナポータルアプリをダウンロードし、起動します
  4. スマホがスマホ用電子証明書の搭載に対応している場合のみ、申込みができる旨が表示されます
  5. 画面の指示に従い、申込みの作業を進めます

 

公開に合わせて、デジタル庁の河野太郎大臣もコメントを寄せています。それによれば、今後は各種民間サービスのオンライン申請やコンビニエンスストアでの証明書取得なども順次、可能となるそうです。

 

実物のマイナンバーカードでできる手続きすべてが可能となるわけではありませんが、それでもかなり便利となるはず。今後、ますます日本のデジタル行政が加速していくことを期待したいところです。

 

Source:Google Japan Blog,Google Play Store

ソニー新「Xperia 10 Ⅴ」はステレオスピーカーと暗所に強いカメラで、より音楽と撮影が楽しめる!

ソニーは5月11日、Xperiaの最新スタンダードモデル「Xperia 10 Ⅴ」を発表しました。

↑Xperia 10 Ⅴ。カラーは左からブラック、ホワイト、セージグリーン、ラベンダー

 

スピーカーとカメラの性能が向上した新スタンダードモデル

Xperia 10シリーズは、5000mAh以上のバッテリーを搭載する5G対応スマホとしては世界最軽量を実現しているモデル。最新のXperia 10 Ⅴも、その魅力を引き継ぎつつ、スピーカーとカメラ性能で進化を遂げています。

 

本体のフロント部分には新たに、ステレオスピーカーを搭載しました。一般的に、本体上部のフロント部分と、底面の充電端子付近にスピーカーを配置したステレオ仕様はありますが、Xperia 10 Ⅴはディスプレイを見たときに上下で前向きにスピーカーを配置。立体的に音が広がるとしています。また、音圧も前モデルのXperia 10 Ⅳに比べて約20%向上しているとのこと。

↑スピーカーを横向きにしたときに、スマホの左右から音が出て立体的に聴こえるようになっています

 

カメラはイメージセンサーを刷新。前モデルの広角レンズと比較して、暗所での性能が約60%向上しており、暗い場所でもよりきれいに撮影できるようになっています。

 

カメラの構成は超広角16mm(8MP)、広角26mm(有効画素数48MP)、望遠54mm(8MP)の3眼。加えて、光学式の手ブレ補正も搭載されているため、スタンダードモデルながら簡単にきれいな撮影が可能です。

↑カメラは上から超広角、広角、望遠の並び

 

バッテリーは前モデルと同じ5000mAh。また重さは約159gと、今回も5000mAh以上のバッテリーを搭載する5G対応スマホとしては世界最軽量を達成しています。

 

このほか、6.1インチ・フルHDディスプレイのマックス輝度が約1.5倍向上するなど、随所にアップデートが加えられています。

 

主なスペックは以下のとおり。

SoC Snapdragon 695 5G
メモリー 6GB
ストレージ 128GB
サイズ 155×68×8.3mm
ネットワーク 5G Sub6

 

↑今回、発売されたばかりの完全ワイヤレスイヤホン「WF-C700N」とカラーを合わせたそうです。WF-C700Nも手ごろな価格帯で手に入るのでセットで使用するのもいいでしょう

 

↑別売りで純正カバーも用意。映像視聴しやすいスタンド付きなので、フロントに搭載されているステレオスピーカーと相性がよさそうです

カメラの進化がすごい! 新センサーを搭載したソニーのフラッグシップ「Xperia 1Ⅴ」登場

ソニーは5月11日、Xperiaの最新フラッグシップモデル「Xperia 1Ⅴ」を発表しました。

↑Xperia 1Ⅴ。カラーは左からブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン

 

フルサイズのデジカメに匹敵する撮影を実現した新センサー搭載

2019年に登場した「Xperia 1」以降、ポートレート撮影にこだわり、カメラ機能を強化してきましたが、Xperia 1Ⅴは、新しいイメージセンサーの搭載と画像処理技術で、印象的なポートレートが撮れる体験を実現したといいます。

 

イメージセンサーは、「Exmor T mobile」と呼ばれる新開発のものを搭載。センサーサイズ自体を従来のXperia 1 Ⅳから約1.7倍大きくしたほか、画素の中にあるフォトダイオードとトランジスタを2層に分離しています。

 

これにより、1層目のフォトダイオードの容量を大きく取って光をより多く取り込めるうえに、2層目のトランジスタも容積を大きくできるため、ノイズを抑える性能を高められるとのこと。結果として、Xperia 1 Ⅳの24mmレンズに搭載されているイメージセンサーと比べて低照度性能が約2倍に向上しているそうです。

↑新開発のExmor T mobile。小型ながら高感度とノイズを低減する性能を実現しています

 

また、Xperiaに搭載されている画像処理技術を加えることで、低照度でのノイズ低減性能とダイナミックレンジにおいては、フルサイズセンサーを搭載したデジカメに匹敵するレベルの撮影が可能としています。

 

さらに、カラーグレーディングを施さなくても人肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile」を搭載。ソニーのプロ向けカメラ「FXシリーズ」や、「αシリーズ」に搭載されているS-Cinetoneをモバイル向けにした機能で、Exmor T mobileとの組み合わせによって、暗部に発生しがちなノイズを抑えて、色合いの美しい映像に仕上げられるとのこと。

 

このほか、静止画・動画問わず利用できるカラーフィルター「Creative Look」や、真っ暗な場所でも人やシーンを明るく映す「ナイト撮影機能」などを搭載しています。

 

カメラの構成としては、16mmの超広角(12MP)、24mmの広角(静止画の場合の有効画素数は48MP)、85-125mmの間で光学ズームが可能な望遠(12MP)の3眼。このうち新センサーのExmor T mobileを採用しているのは24mmで、超広角と望遠はXperia 1 Ⅳと同様です。ただし、望遠はキャリブレーションによって解像感の向上を図っているといいます。

↑カメラは上から超広角、広角、望遠。超広角の右下にある小さい穴は声優先のマイクで、Vlogなどで正面にいる被写体の声を収音する役割をもっています

 

スピーカーは新アンプ搭載、ゲーム機能は使い勝手を向上

スピーカーは、よりパワフルかつ低ノイズを実現した新アンプによって、迫力を感じられるのはもちろん、繊細さや空気感も再現するサウンドに仕上げたそうです。

 

特に音圧は前モデルから約10%向上したほか、200Hzあたりの低音で約40%、80Hzあたりでは2倍以上も上がっており、バスドラムなどが効いた低音を再現できるとのこと。

 

ディスプレイは引き続き4K HDR対応の約6.5インチで、120Hz駆動が可能。パネルも有機ELと、従来モデルから変わりはありません。

 

また、ゲーミング面においては、ゲームプレイ環境を好みの設定に変更できる「ゲームエンハンサー」の使い勝手を向上。トップメニューからゲームプレイ中のパフォーマンス状況を確認できたり、シャッターボタンを押すだけでスクリーンショットの撮影ができたりする機能を追加しています。

↑ゲームエンハンサーの画面。画面の上部にフレームレートなどが表示されるようになりました

 

このほか主なスペックは下記のとおりです。

SoC Snapdragon 8 Gen 2
メモリー 12GB/16GB
ストレージ 256GB/512GB
バッテリー 5000mAh
サイズ 165×71×8.3mm
重さ 187g
ネットワーク 5G Sub6/5G Sub6+ミリ波

 

↑本体サイズは従来モデルとほぼ変わらず

 

↑別売りで純正カバーも用意。写真のような横置きはもちろん、縦置きにも対応しています

 

なお、今回SIMフリーモデルも同時に発表。発売は7月下旬以降で、予約は5月23日の10時から。直販サイトのソニーストアや直営店、一部家電量販店、ECサイトなどで受付を開始します。市場想定価格は19万5000円(税込)前後です。

 

SIMフリーモデルとキャリアモデルの違いは、ネットワークとメモリーおよびストレージで、ネットワークについてはSub6までの対応。メモリーとストレージは16GB/512GBを用意しています。

超高級な「Pixel Fold」Googleが正式発表。折りたたみ7.6インチ画面をポケットに

Googleは開発者会議「Google I/O」にて、同社初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表しました。

↑Googleより

 

Pixel Foldは、本体内側に折りたたみ可能な7.6インチディスプレイを搭載。また本体外側には5.8インチディスプレイを搭載し、折りたたんだ状態でも通常のスマートフォンとして利用可能です。アプリは全画面表示だけでなく、分割スクリーンで2個のアプリを並べて表示することもできます。

 

プロセッサーには、最新の「Tensor G2」を採用。また本体背面には1080万画素超広角+4800万画素メイン+5倍光学ズームの3カメラを搭載します。これに950万画素の前面カメラ、800万画素のインナーカメラが組み合わされています。

 

本体のヒンジは耐久性を高めており、折りたたんだ状態の本体の厚みは業界最薄レベルとなっています。さらにIPX8の防水性能に対応しているほか、指紋認証や顔認証機能も利用可能。

 

このほか、内蔵ストレージは256GBで、RAM容量は12GBとなっています。バッテリーは4821mAhと、24時間以上の駆動が可能で、ワイヤレス充電に対応しています。

 

Pixel Foldの本体カラーはポーセリンとオブシディアンの2色で、国内向け価格は25万3000円(税込)。6月20日からGoogle ストアや携帯キャリアで予約を開始し、7月中旬に発売されます。実に魅力的なGoogle初の折りたたみスマートフォンですが、販売価格が購入の際のネックとなるかもしれません。

 

Source: Google ストア

Google、6万2700円のスマホ「Pixel 7a」正式発表。プロセッサーもカメラも強化、ワイヤレス充電にも対応!

Googleは11日午前2時から開催した開発者向けイベント「Google I/O」にて、新型ミッドレンジスマートフォン「Pixel 7a」を正式発表しました。

Image:Google

 

搭載プロセッサーはTensor G2、RAM容量は8GB、画面サイズは6.1インチで90Hz表示にも対応。これらは前モデルPixel 6aのTensor G1チップやRAM 6GB、ディスプレイの最大60Hz表示を上回るものです。ただし内蔵ストレージはUFS 3.1規格で、基本容量が128GBであることはPixel 6aと同じとなっています。

 

注目すべきは、カメラ性能の向上でしょう。メインカメラは64MPで、超広角カメラが13MPであり、Pixel 6a(それぞれ12.2MP/12MP)よりも目覚ましく改善されています。

 

またバッテリー容量は4385mAh。有線充電はPixel 6aの18Wから20Wに増強されつつ、ついにワイヤレス充電に対応しました。これは、ミッドレンジのPixel aシリーズとして初めてのことです。

 

そしてPixel 7aには全く新しいミッドフレーム・アーキテクチャが採用され「これまでで最も耐久性の高いaシリーズ」だと謳われています。さらにサステナビリティへの継続的な取り組みを支援するため、アルミニウム製の筐体は100%リサイクル素材で作られているそうです。

 

本体カラーはSea(ブルー)、Charcoal(黒)、Snow(白)、Coral(赤)の4色。米国での価格は499ドル、日本での価格は6万2700円(税込)。Googleストアで注文すると、東京都には5月12日~5月15日に配達予定とされています。

Source:Google Blog,Google Store

サムスン「Galaxy Z Flip5」の外側ディスプレイ、本当にデカくなる? 専用プラスチックケースと称される写真が公開

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」と「Galaxy Z Fold5」は、例年より少し早めの7月末に発表されると噂されています。そのうち縦折りのGalaxy Z Flip5については、カバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)が前モデルの1.9インチから3.4インチになることが有力視されています。

↑やはりカバーディスプレイは広くなりそう?

 

有名リーカーが、その予想を裏付けるGalaxy Z Flip5用プラスチックケースの写真をいくつか公開しています。

 

今回の写真を公開したのは、信頼性の高いリーカーIce universe氏です。先日も同氏はGalaxy Z Flip5とFold5の画面サイズを「100%自信アリ」として予想し、それに続いてFlip5のカバーディスプレイは解像度が720×748だとツイートしていました。

 

さて、Ice universe氏が新たに公開したケース画像では、上半分にあるカバーディスプレイ用に大きくくりぬかれており、3.4インチもの広さを思わせるものとなっています。また、まるで(Windows等の)フォルダーアイコンのように見えると噂された形も確認できます。

 

Galaxy Z Flip5については、最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し、水滴型ヒンジ(折りたたみの軸)を採用することで画面のシワも目立たなくなり、折りたたんだ状態でも薄くなると予想されています

 

Galaxy Z Flip4は折りたためばコンパクト、開けば6.7インチの大画面が日本でも人気を集めています。その上に折りたたんだ状態でもカバーディスプレイが広くて見やすくなれば、さらに魅力的となりそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter) 
via:GSMARENA

サムスン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」、7月末に発表で8月中旬発売の可能性が高まる!

ここ数週間、サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」を今年7月末、つまり例年より1か月前倒しで発表するとの噂が相次いでいます。韓国の経済新聞社・韓経ドットコム(hankyung.com)がその予想を裏付け、なぜ前倒しにするかを説明しています。

↑写真はGalaxy Z Fold4とGalaxy Z Flip4

 

これに先立ち一部の情報筋は、サムスンがGoogleの折りたたみ機「Pixe Fold」に対抗するためだと主張していました。が、韓経ドットコムの情報筋は9月に「iPhone 15」シリーズ発売を控えるなか、Galaxyスマホの発売時期を早めて「新製品発売効果」により利益を最大化するため、との趣旨を語っています。

 

今回の情報筋によれば、サムスン電子社内でスマートフォンを扱うMX事業部は、Galaxy Z Fold 5とGalaxy Flip5の発表を7月第4週に暫定的に決めたとのこと。

 

これまで2年連続でGalaxy Zシリーズが8月に発表されたことを考えると、2週間ほど前倒しとなります。そして製品の発表後、販売開始まで約半月程度かかることを考えると、店頭での販売が始まるのは8月中旬になる見通しです。

 

電子産業業界では、今年第2四半期の営業赤字が有力なサムスン電子が、第3四半期の業績を引き上げるために対策を打つと見られているそうです。

 

7月にはGoogleのPixel Foldが発売、9月には新型iPhoneが発売とみられるなか、Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5を早めに投入するのは理にかなっていると思われます。すなわち同じ折りたたみ機であるPixel Foldのインパクトを弱めつつ、会社にとって必要な売上を得られるというわけです。

 

サムスンが公式発表しないかぎり、これらはただの噂話に過ぎません。が、有名リーカーやサプライチェーン情報筋は相次いで「例年より前倒しに発表・発売」と主張しており、また可能性が高まったとは言えそうです。

 

ほかGalaxy Z Flip5のカバー(折りたたみ時の外側)ディスプレイは3.4インチに大型化すると予想されていますが、新たに有名リーカーが解像度720×748になると述べています。

 

かたや、ライバルのOppo Find N2 Flipのカバーディスプレイは3.26インチで解像度は382×720です。今後は折りたたみスマホ各メーカーとも、外側画面の大型化を競い合うのかもしれません。

 

Source:hankyung.com
via:Wccftech

Googleが折りたたみスマホ「Pixel Fold」を初披露!

Google(グーグル)は同社初となる折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」の外観を初公開しました。製品の詳細は、5月10日から開催される開発者会議「Google I/O」にて公開されます。

↑Googleより

 

これまでも何度もその存在が噂されてきた、Pixel Fold。Googleがその存在を認めたのは、今回が初めてとなります。

 

 

公開されたイメージを見ると、Pixel Foldの背面にはトリプルカメラが搭載されており、また金属光沢のあるヒンジやフレームが採用されています。端末の本体はカメラ突起を含めてもかなり薄く、また外部にはおそらく常時点灯ディスプレイが搭載されています。

 

現時点では、Pixel Foldの発売日は「まもなく(Coming soon)」としか案内されていません。同スマートフォンの販売には規制当局の認可を受ける必要がありますが、連邦通信委員会(FCC)の認可を先週に取得したことも確認されています。

 

Samsung(サムスン)やMotorola(モトローラ)、Xiaomi(シャオミ)、Huawei(ファーウェイ)など、さまざまなメーカーがすでに参入している折りたたみスマートフォン。GoogleのPixel Foldが既存の折りたたみスマートフォンと、どのような差別化を図るのかに注目です。

 

Source: Google via 9to5Google

「Galaxy Z Fold5」の予想レンダリング画像が初公開! やはり「小さく・薄く」なりそうだ

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」について、これまでさまざまな噂が報じられてきました。新たな情報では、おそらく初の予想レンダリング画像が公開されています。

↑公開された予想レンダリング画像(画像提供/OnLeaksとSmartprix)

 

有名リーカーOnLeaks氏は、インドのガジェット情報サイトSmartprixと協力し、Galaxy Z Fold5の予想CGを360度回る動画付きでシェアしました。もっとも、Galaxy Z Fold4とほとんど同じように見えます。

 

デザイン的には、背面に3つのカメラを収めたバンプ(盛り上がった箇所)があり、角がわずかにカーブを描いたかたちです。全体的なアスペクト比もほぼ従来通りで、外側のカバーディスプレイは背が高くて狭く、内側の画面は少し縦長ながら、ほぼ正方形となっています。

 

しかし、今回のレンダリング画像でも、先日のリーク情報と同じく「小さく・薄く」なることが確認可能。

 

まず、閉じた状態では154.9 x 67.1 x 13.5mmとのことで、Galaxy Z Fold 4の最大15.8mmから厚みが減っています。これは、噂の「水滴型ヒンジ」を採用したことで、閉じたときに隙間がなくなることを意味しているようです。

 

一方、開いた状態のサイズは154.9 x 129.9 x 6.3mmとされ、Galaxy Fold 4と比べれば、厚みを除いて一回り小さくなっています。画面の広さは変わっていないことから、ベゼルが少し狭くなっている可能性がうかがえます。

 

今回の予想CGを見るかぎり、Galaxy Z Fold 5のルックスがガラリと変わることはなさそう。もっとも、新型プロセッサー搭載により性能は大きく向上し、新型イメージセンサーの採用によりカメラの画質も良くなるとの噂もあります。なにより、折りたたみスマホは「大きさと重さ」がネックとなっているだけに、少しでも小さく軽くなれば、普及に勢いがつくのかもしれません。

 

Source:Smartprix
via:9to5Google

サムスン「Galaxy Z Fold5」は画面がより明るく、スピーカーの音はさらに良くなるかも!

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」は、早ければ7月末に発表され、前モデルよりも小さく・軽く・薄くなると噂されています。また新型ヒンジ(折りたたみの軸)を採用し、画面のシワが目立たなくなるとの予想も有力です。

↑写真は「Galaxy Z Fold4」

 

それに続き、有名リーカーが「前モデルよりも画面が明るくなり、スピーカーの音質も良くなる」と主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいAnthony(@TheGalox_)氏のツイートによると、外側のディスプレイは6.2インチの有機EL画面で最大120Hz、内側のディスプレイは7.6インチで同じく有機EL画面および最大120Hzとのこと。これらの仕様は、現行のGalaxy Z Fold4と全く同じです。

 

ただし、どちらの画面もより明るくなるとのこと。たとえば外出先で太陽光の下でも、より見やすくなりそうです。

 

さらに搭載チップは、サムスン製品向けの特別版「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と述べられています。この情報は3月末に登場したベンチマーク結果とも一致していますが、 そちらでは同じチップを搭載したGalaxy S23 Ultraの性能を超える可能性が示されていました。

 

そして搭載RAMは12GBであり、ストレージはUFS 4.0規格で256GB/512GB/1TBの3種類が用意されるそうです。この仕様は、Galaxy Z Fold4から変わりありません。またカメラの仕様も数字の上では同じですが、新型イメージセンサーの採用で画質が良くなる可能性も浮上していました

 

最後に、スピーカーは「改善」されているとのこと。先代のGalaxy Z Fold4でもスピーカーの音質は好評でしたが、次期モデルでは通話がさらに聴きやすく、ストリーミング動画では迫力あるサウンドが楽しめるかもしれません。

 

Source:Anthony(Twitter) 

「Galaxy S24」搭載チップのベンチマーク結果が明らかに! マルチコア性能はiPhone 14 Pro Max以上か

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」のうち標準モデルは、サムスン独自開発チップの「Exynos 2400」を搭載するとの予想が有力となりつつあります。それによってコストを下げる代わりに、基本ストレージ容量を128GBから256GBに増やすとの噂もありました 。

↑iPhone 14 Pro Maxを超えた!?

 

このExynos 2400チップのものと称されるベンチマーク結果が明らかになり、マルチコア性能はiPhone 14 Pro Maxに搭載されたA16 Bionicを超える可能性が浮上しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーのConnor(@OreXDA)氏は、Geekbench 5によるExynos 2400のものだというスコアをTwitterに投稿しています。

 

それによれば、Exynos 2400の最高シングルコアスコアは1711、マルチコアスコアは6967とのこと。平均値でもシングルコアが1530、マルチコアで6201を叩き出しているそうです。

 

テック系サイトのToms’ Guideは、これをGalaxy S23 Ultra(Snapdragon 8 Gen2 for Galaxy搭載)およびiPhone 14 Pro(A16 Bionic搭載)の平均ベンチマーク結果と比較しています。

 

まず、A16はシングルコアでは1882と上回っているものの、マルチコアは5333と遅れを取っています。また、Snapdragon 8 Gen2はシングルコアは1578で互角ながらも、マルチコアでは5081で大きく差を付けられているようです。

 

2023年初めに発売されたGalaxy S23シリーズは、標準モデルを含む全機種にSnapDragon 8 Gen2を採用し、高い性能が好評を勝ちえています。その一方で、サムスン独自開発のExynosチップはGalaxy S22シリーズの一部に搭載されたものの、性能および発熱に問題があるとの報告が相次いでいました。

 

それだけにExynos 2400の性能を懸念する声もありましたが、韓国のニュースサイトChosun Ilboは「期待以上だ」と報じていました。今回のベンチマーク結果もどれほど信用できるかは不明ですが、さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source:Connor(Twitter)
via:Tom’s Guide

Pixel 7a、純正ケースがリーク。ブルー含め全3色に?

Google(グーグル)の次期ミドルレンジスマートフォン「Pixel 7a」の純正ケースとされる画像が、ドイツ語テックサイトのWinFutureにリークされています。

↑画像はWinFutureより

 

Pixel 7aでは「Tensor G2」プロセッサの搭載や90Hz駆動ディスプレイ、大容量RAMの搭載など、かなりのスペックアップが期待されています。また合わせてブラックやグリーン、クリーム、オレンジ、パープルといった5色のカラーラインナップの登場も期待されています。

 

今回WinFutureに投稿された画像では、ブラック、ホワイト、ブルーの3色のPixel 7a向け純正ケースを確認することができます。ボタン類はメタリックではなくマットな仕上げとなっており、ケースは電源ボタンや音量ボタンに合わせたカラーリングです。

 

現行モデルの「Pixel 6a」では透明な純正ケースが販売されていますが、Pixel 7aではより高品質なケースが登場するようです。一方で、背面のカメラバーがケースを装着しても飛び出す点は、評価が分かれるかもしれません。

 

現時点では、Pixel 7a向けの純正ケースの価格は判明していません。おそらく「Pixel 7/7 Pro」向け純正ケースの3,999円と似たような価格になると予測されています。性能が大幅に向上するPixel 7aでは、そのアクセサリも高品質なものとなるようです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

より“小さく・軽く・薄く”なる? Galaxy Z Fold5、7月末に発表か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」については多くの噂話があり、先日も「100%自信あり」として画面サイズの予想が届けられていました。その情報を発信した同じ人物が、今度は「Galaxy Z Fold5が前モデルよりも小さく、軽くなる」と主張しています。

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↑新モデルはGalaxy Z Fold4より小さく、軽くなるのか?

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は、Galaxy Z Fold5と現行の「Galaxy Z Fold4」の寸法を比べるツイートを投稿しています。Galaxy Z Fold5は、開いた状態で高さ154.9 x 幅129.9 x 厚さ6.1mmであり、前モデルより0.2mmだけ背が低く、狭く、薄くなるとのこと。そして折りたたみ時の幅は67.1mmで全く変わらず、重さは254gで9g軽くなるとしています。

 

わずかに小さくなりながらも、見た目はほとんど同じとなる模様です。Ice universe氏は「サムスンの折りたたみ機で最も変化が少ない世代」ともコメントしています。

 

もっとも注目すべきは、折りたたみ時の厚みが0.8mm~2.4mmほど薄くなっている点でしょう。おそらく、新たに採用される「水滴型ヒンジ(折りたたみの軸)」のためと思われます。これにより折りたたんだ状態でもすき間がなくなり、画面のシワも目立たなくなるとの噂話もありました

 

その一方で、Galaxy Z Fold5はGalaxy S23シリーズと同じプロセッサーを搭載しつつ、性能は上回る可能性が浮上していました。また新型イメージセンサーの採用によりカメラの画質が良くなるとの予想もあり、見かけは前モデルと似ていても中身はパワーアップしていると期待できそうです。

 

Galaxy Z Fold5が「Galaxy Z Flip5」とともに、例年より1ヶ月前倒しで7月に発表との噂もありました 。それに続きSammobileも「次のUnpacked(新製品発表)イベントは7月の最終週」との情報筋の話を伝えており、ますます可能性が高まっています。

 

現地時間5月10日に開催される「Google I/O」イベントでは、Googleの折りたたみ機「Pixel Fold」も正式な発表が予想されています。それを迎え撃つため、サムスンも早めにGalaxy Z Fold5を投入するのかもしれません。

 

Source:Ice uiverse(Twitter) 
via:PhoneArena

Motorolaが次期折りたたみスマホをチラ見せ。廉価な「Razr Lite」も?

Motorola(モトローラ)は次期折りたたみスマートフォンのデザインの一部を、中国語SNSのWeiboにて公開しています。

↑Motorolaより

 

Motorolaはこれまで、折りたたみスマートフォン「Motorora Razr 2019」や「Motorola Razr 5G」、「Motorola Razr 2022」を投入してきました。今回の折りたたみスマートフォンは、「Motorola Razr 2023(仮称)」に相当するモデルになるはずです。

 

Motorola Razr 2023では、背面の外部ディスプレイがデュアルカメラを覆うように設置され、全画面デザインになるなど大きな変化が予測されています。これにより、画面の表示面積がより拡大されるはずです。

 

一方で海外テックサイトのMySmartPriceは、Motorolaが廉価な折りたたみスマートフォン「Razr Lite」を開発していると伝えています。Razr Liteはより小さな外部ディスプレイを搭載し、スペックも控えめなものとなることが予測されています。

↑MySmartPriceより

 

Motorolaは6月に、これらの折りたたみスマートフォンを発表する予定です。Motorola Razr 2023に搭載される背面の大型ディスプレイは、より消費者を引きつけることになりそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

Pixel Foldの実機動画がついに流出、ベゼルは太めに?

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」のものとされる実機動画を、開発者のKuba Wojciechowski氏が投稿しています。

↑Kuba Wojciechowski :3 / Twitterより

 

Pixel Foldに関しては予測レンダリングも複数登場しており、横折りタイプのスマートフォンになることが予測されています。本体価格は1700ドル(約23万円)となり、Google I/Oが開催される5月10日に発表されるとの情報も登場しています。

 

 

今回投稿された動画は、1か月前に撮影したとのこと。動画からはSamsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold」シリーズに比べてやや幅広なディスプレイや、それを囲う太めのベゼルなどが確認できます。

 

これまでの報道によれば、Pixel Foldは5.8インチの外部ディスプレイと7.6インチの折りたたみ式内部ディスプレイを搭載。折りたたみスマートフォンの中でも「最も耐久性のあるヒンジ」を採用し、「Extreme Battery Saver」モードでは最大72時間の使用が可能だと伝えられています。

 

すでに多数のメーカーから製品が投入されている折りたたみスマートフォンですが、GoogleのPixel Foldがどのような差別化をアピールできるのかが注目されます。

 

Source: Kuba Wojciechowski :3 / Twitter via Engadget

サムスン「Galaxy S24」の最小ストレージは256GBに倍増? お値段も控えめになりそう

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S23シリーズでは、最小ストレージ容量が128GBでした。が、次期「Galaxy S24」シリーズでは、全モデルが256GB以上の余裕ある容量になると韓国メディアが報じています。

↑Galaxy S24シリーズではストレージが増えるかも

 

これは韓国のニュースサイトChosun Ilboが報じていることです。同サイトは、まずGalaxy S23シリーズでは全モデルにクアルコム製の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されたのに対して、S24シリーズではSnapdragonと自社製の「Exynos 2400」チップを採用するとの噂に言及しています。

 

サムスン自らが開発・製造するExynosチップは、クアルコムのチップより安上がりのため、パーツ代が節約できるというわけです。そのため、ストレージに使える予算も多くなり、容量も増やせるとの戦略のようです。

 

もっとも、Galaxy S22シリーズに搭載されたExynosチップは性能および発熱に問題があると指摘が相次いでいました。そのためS23世代で全モデルがSnapdragonを採用したことは大好評でしたが、それだけにExynosチップ復活には賛否が分かれる懸念もあります。が、Chosun IlboはExynos 2400の完成度は「期待以上」だと報じており、その心配はないとも予想されます。

 

すでにGalaxy S23 PlusとGalaxy S23 Ultraのストレージ容量は256GB~となっており、実質的には「標準モデルのストレージ容量が底上げされる」となるようです。もっとも、ライバルの次期「iPhone 15」シリーズは(価格を抑えるためにも)128GB~を続けると予想されるため、大きな魅力となるかもしれません。

 

スマートフォンの内蔵ストレージは、毎日のように撮影する写真やビデオ、それにアプリのファイル数が増えるにつれて圧迫されるようになります。とはいえ、余裕あるストレージを備えたモデルはお高くなるため、Galaxy S24シリーズの最小ストレージが256GBとなれば、財布に優しいフラッグシップ機となりそうです。

 

Source:Chosun Ilbo
via:Tom’s Guide

Google「Pixel 7a」、aシリーズとして初めて顔ロック解除できるかも!

Googleのミッドレンジ・スマートフォン「Pixel 7a」がまもなく発表・発売されると噂されるなか、これまで上位モデル限定だった顔認証システムが搭載される可能性が浮上しています。

↑写真は「Pixel 6a」

 

有名リーカーのSnoopyTech氏は、Pixel 7aらしきスマートフォンとともに「Face&Fingerprint Unlock」、つまり指紋認証と顔認証を設定する画面の写真をツイートしています。つまり、廉価なaシリーズ端末でも初めて顔によるロック解除が使える、と匂わせているようです。

 

顔認証はPixel 7とPixel 7 Proで利用できますが、最近のiPhoneのFace IDとは違い、それほどセキュリティが堅牢ではありません。確かに様々な角度から撮影して顔モデルを作成していますが、Face IDのTrueDepthカメラのように顔を立体的に捉えていないためです。

 

そのため、単に画面のロックを解除できるだけで、アプリのログインや支払いには利用できません。Googleも公式に、代わりに指紋認証や安全なパスワード等を使うよう勧めています。おそらく、Pixel 7aで顔認証が実現したとしても、同じような仕様になると思われます。

 

ほかPixel 7aは、上位モデルPixel 7シリーズと同じTensor G2チップ搭載、RAMは前モデルの6GBから8GBに増量、最大リフレッシュレート90Hz、ワイヤレス充電にも対応してカメラ性能も向上するなど、大幅なアップグレードになると予想されています

 

が、これらパワーアップと引き換えに、Pixel 7aは現行のPixel 6aよりも高い499ドル(449ドルから50ドル値上げ)になるかもしれません。もっとも、Pixel 6aも値下げして販売が続くとの噂話もあります。

 

Pixel 7aは、現地時間5月10日の開発者会議「Google I/O 2023」にて発表されると見られています。ほか、同時に折りたたみスマホ「Pixel Fold」も発表され、Pixel初のタブレット「Pixel Tablet」の発売日も明かされる可能性が高く、当日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:SnoopyTech(Twitter)
via:Tom’s Guide

「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」、例年より1か月前倒しで7月に発表かも!

例年サムスンは、8月~9月にかけて折りたたみスマートフォンを発表する傾向がありました。が、次期「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」は量産開始が前倒しとなり、7月にリリースされる可能性があると有名リーカーが主張しています。

↑写真は「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

 

サムスンの未発表製品に詳しい@Tech_Reve氏のツイートによると、通常サムスンは折りたたみスマホ向けヒンジ(折りたたみの軸)の量産を6月末に始めているものの、今年は6月初旬に開始するとのことです。それに伴い「Galaxy折りたたみ機」つまりGalaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5が7月に登場するかもしれないと付け加えています。

 

なぜサムスンがGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の発売を急ぐのか。その理由の1つは、おそらく折りたたみスマホ市場での競争が、数年前よりもずっと厳しくなっていることでしょう。中国のOppoやHonor(ファーウェイから独立)も参入しているほか、Googleも「Pixel Fold」を5月10日の年次開発者会議「Google I/O」にて発表すると予想されており、攻勢をかけたい意図があるのかもしれません。

 

Galaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5は、かなり優秀な製品になると予想されています。最新チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載し 、新方式の水滴型ヒンジにより画面のシワが無くなりホコリにも強くなるとの説も有力となっています。その分だけ高価となりそうですが、折りたたみスマホの決定版になると期待したいところです。

 

Source:@Tech_Reve(Twitter)
via:Wccftech

Googleの廉価スマホ「Pixel 7a」、5月11日から約6万7000円で発売か?

Google(グーグル)の次期廉価スマートフォン「Pixel 7a(仮称)」が5月11日に499ドル(約6万7300円※)で発売される、と海外テックサイトの9to5Googleが報じています。

※1ドル=約134.7円で換算(2023年4月20日現在)

↑Pixel 7aの価格は全モデルより少し高いかも(画像提供/9to5Google)

 

2023年に投入されることが期待されているPixel 7aは、現行モデル「Pixel 7/7 Pro」と類似したデザインを採用し、カメラやディスプレー性能が向上すると見られています。また、多様なカラーバリエーションの登場もありそう。

 

9to5Googleの情報が正しければ、Pixel 7aは2022年に発売された「Pixel 6a」から50ドル(約6700円)値上がりすることになります。その要因は、先述のカメラやディスプレー性能の向上、そしてワイヤレス充電への対応と考えられます。この値上がりが、日本での販売価格にどのように反映されるのかが気になるところ。

 

また、Googleは開発者会議「Google I/O」を5月10日から開催するので、5月11日にPixel 7aが発売されるというスケジュールは十分あり得ると思われます。

 

廉価かつ十分な性能で人気を博してきた、Pixel aシリーズ。2023年のPixel 7aでは、Pxiel 7/7 Proからどのような先進の機能が引き継がれるのかに注目です。

 

Source: 9to5Google

「Google Pixel Fold」は開発者会議での発表が濃厚! 予想価格は20万円越え

Google(グーグル)からの投入が噂される折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」の発表と発売時期、価格情報が海外で報じられています。

↑デビューが近づく「Google Pixel Fold」(画像提供/9to5Google)

 

著名リークアカウントのJon Prosser(ジョン・プロッサー)氏によれば、Pixel Foldは、5月10日から開催される開発者会議「Google I/O」で発表され、同日から予約を開始。6月27日から販売を開始する予定だと伝えています。また、携帯キャリアでの予約は5月30日から始まるようです。

 

一方、米メディアのCNBCは、Pixel Foldは1700ドル(約23万円※)で発売されると報道。内部には7.6インチディスプレイ、外部には5.8インチディスプレイを搭載し、製品の重さは10オンス(約280g)になり、防水仕様となるそう。さらに、ヒンジには「折りたたみスマートフォンとして最も耐久性のあるもの」が採用されるとしています。バッテリーは通常使用で24時間、低消費電力モードなら最大72時間持続するとのこと。

※1ドル=約134.7円で換算(2023年4月20日現在)

 

いよいよその発表や発売が近づいているPixel Fold。折りたたみスマートフォン市場にはSamsung(サムスン)の「Galaxy Z」シリーズやMotorola(モトローラ)の「Motolora Razr」シリーズなど多数のライバルが存在しますが、Pixel Foldがどのようにして差別化を図るのかに注目が集まります。

 

Source: Jon Prosser / Twitter, CNBC via 9to5Google

次期「Galaxy S24 Ultra」は背面カメラが1つ減る?しかし光学ズーム性能は良くなるかも

サムスンの現行フラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは4つの背面カメラを搭載していますが、次期モデル「Galaxy S24 Ultra」では1つ減って3眼になると有名リーカーが主張しています。

↑1つ減って3眼になるかも?(写真はGalaxy S23 Ultra)

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce universe氏によると、削除されるのは望遠カメラ(光学3倍)とのこと。この機能がペリスコープ望遠レンズ(光学10倍)に統合されるかもしれないそうです。

 

Galaxy S23 Ultraには望遠カメラが2つあり、それぞれ3倍と10倍(×デジタルズーム10倍)に分かれています。これにより、どのライバル機も叶わないほど幅広い光学ズーム撮影を実現しているわけです。

 

では、なぜ3倍の望遠カメラがなくなるのか。その理由として考えられるのは、1つにはIce universe氏の主張する通り光学10倍カメラに統合する、つまり3倍から10倍までズームできるカメラを採用する可能性です。

 

昨年末にLG Innotekは、4倍~9倍の望遠ズームを連続で切り替えられる「光学望遠ズームカメラモジュール」を発表していました 。これと同様の技術を使えば、Galaxy S24 Ultraは1つの望遠カメラで、Galaxy S23 Ultraでは2つのカメラが担った仕事をこなせるはず。さらに連続光学ズームにより、4倍、5倍、6倍……といった中間の倍率でも、優れた画質が実現できるでしょう。

 

もう1つの可能性は、200MPのメインカメラに3倍光学ズームと同等の3倍デジタルズームを持たせる、ということです。いずれにせよ、4つのカメラが3つに減れば、スマホの背面もスッキリするかもしれません。

 

Source:Weibo
via:Sammobile

Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の画面サイズが完全に判明? 有名リーカーが100%自信アリと保証!

最近、サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」の画面サイズに関する噂話がさかんに飛びかっていました。そんななか、有名リーカーが両機種のサイズを予想し「100%」正しいと自信満々に語っています。

↑Ice universe氏が“断言”

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏によると、Galaxy Z Flip 5のメイン画面は6.7インチで、カバーディスプレイ(折りたたんだときの外側の画面)は3.4インチ、重さは187gとのこと。そしてGalaxy Z Fold 5のメイン画面は7.6インチ、カバーディスプレイは6.2インチ、重さは254gになるそうです。

 

この予想については、別の実績あるリーカーYogesh Brar氏も「正しい」とコメントしています

 

まずGalaxy Z Fold5に関しては、これらの画面サイズは前モデルのGalaxy Z Fold4と全く同じです。かたやGalaxy Z Flip5のメイン画面はGalaxy Z Flip4と同じながら、カバーディスプレイは1.9インチから3.4インチへと大幅なアップグレードになる格好です。

 

Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイについては、アナリストのRoss Young氏が一時は3.8インチになると述べていました。が、その後にIce universe氏からの指摘を受けて「混乱があった」と主張を修正しています。

 

結局のところ3.8インチはディスプレイ部品の1つに過ぎず、実際の画面サイズは3.4インチとのことです。この数値はIce universe氏と完全に一致しており、かなり信ぴょう性が高まりました。Oppo Find N2 Flipの3.6インチ画面には及ばないものの、やはりGalaxy Z Flip4よりは大幅にデカくなるようです。

 

カバーディスプレイが広くなれば、スマホを閉じたまま使えるアプリやウィジェットの幅が広がるはず。新たなプロセッサーを搭載して性能もパワフルになると予想されており、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter) 
via:Tom’s Guide

Google Playストアで「Wear OS用ゲーム」が探しやすくなった!

2022年9月、Googleはモバイル版のPlayストアに、Wear OSやテレビ、Automotive(自動車向け)アプリを見つけやすくするために「他のデバイス」タブを追加しました。それから数か月が経ち、スマートウォッチ向けのWear OS用ゲームアプリがさらに探しやすくなっています。

↑これでゲームをもっとして!

 

現在、モバイル版Playストアの下にある「ゲーム」をタップし、「おすすめ」と「ランキング」の後ろにある「他のデバイス」に移動すると、そこには「時計」カテゴリーが追加されています。もともとGoogleは「テレビ」カテゴリーしか表示していませんでしたが、スマートウォッチの扱いが良くなったようです。

 

いまのところ、ゲームの「時計」カテゴリーには2つのキュレーション(お勧めのまとめ)があります。1つは「ウォッチゲームでくつろぐ(時間を忘れて)」で、もう1つは「外出中にゲームに挑戦」。20数本のタイトルが並んでいます。

 

この中から好きなゲームアプリを選び、自分のスマートウォッチにインストールできます。小さなディスプレイではゲームをしやすいとは言えませんが、スマートフォンが手元にないときや取り出しにくい状況では、時間をつぶすにはもってこいでしょう。

 

ここ最近、GoogleはWear OS向けのカテゴリーを充実させており、「ウォッチフェイス特集」などのお勧めも行っています。以前よりもコレクションの幅や種類はグッと増えているようで、どこにでも自然に持ち歩けるスマートウォッチだけに、さまざまな状況で賢く使っていきたいところです。

 

Source:9to5Google

FBIが警告! スマホの“無料充電”は危険すぎる? ハッカーによる“マルウェア侵入”の悲劇

近年、公共の場でスマートフォンが無料で充電できることは珍しくなくなりました。しかし米連邦捜査局(FBI)が、USBポートはマルウェアに感染する危険があるため利用しないよう注意を呼びかけています。

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↑今や空港ターミナルで充電できることは当たり前に

 

FBIデンバー支局の公式アカウントは、空港やホテル、ショッピングセンターの無料充電ステーションを使うことは避けてくださいとTwitterで呼びかけています。なぜなら悪意あるハッカーは公共USBポートを通じてマルウェアや監視ソフトをデバイスに仕込む方法を知っているから、とのことです。

 

公共の場を全く使うなというわけではなく、要は「自分の充電器とUSB コードを持ち歩き(USBポートではなく)コンセントを使用してください」とのこと。コンセント経由であればマルウェアを流し込まれたり、データをやり取りされたりする危険性がないためでしょう。

 

なおiPhoneやMacでは、デバイスがロックされて1時間以上が経過すると、USBアクセサリーと通信しなくなるセキュリティ機能があります。が、ユーザー自らがロックを解除して公共のUSBポートにつないだ場合、マルウェアの侵入を防ぐことはできません。

 

もしもスマートフォンやタブレット、PCにマルウェアを入れられた場合、ハッカーは機密データにアクセスし、ユーザー名やパスワードの強奪、メールの乗っ取り、果てはオンラインの銀行口座まで危険に晒されることになります。

FBIは公式サイトでも、無料の充電ステーションを使わないように警告しています。また機密性の高い取引に無料Wi-Fiを使ったり、疑わしい文書を開いたり、すべてのアカウントで同じパスワードを使い回したり、電子メール内のリンクを迂闊にクリックしたりしないように……との注意書きも守った方がよさそうです。

 

Source:FBI Denver(Twitter) 
via:MacRumors

かなりデカいぞ! Galaxy Z Flip5、外側ディスプレイは“驚がくの3.8インチ”か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」は、前モデルよりも大幅な改善が予想されています。最近リークされたベンチマークが正しければ、ハイエンドの「Galaxy S23 Ultra」を凌駕する可能性も。そして折りたたんだときのカバーディスプレイ(外側の画面)が大きくなるとの噂もありましたが、なんと3.8インチになると著名アナリストが予測しています。

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↑さてどうなる、Galaxy Z Flipシリーズ

 

Galaxy Z Flipシリーズのカバーディスプレイは初代から小さいままであり、最新モデルの「Galaxy Z Flip4」でも1.9インチに留まっていました。対して競合の折りたたみ機「Oppo Find N2 Flip」は3.26インチのカバーディスプレイを搭載しており、閉じたままならサムスン製品より使いやすいとの声もありました。

 

しかしディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏によると、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイは3.8インチという「驚くべき」大きさになるそうです。Young氏はiPhone 14 Proの画面が120Hzの可変リフレッシュレート対応になることや、第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになることを的中させるなど、数々の実績がある人物です。

 

Young氏はすでに該当ツイートを削除していますが、GizmochinaやWccftechなどのメディアが投稿を確認しています。

 

このサイズは、Oppo Find N2 Flipを16%上回るもの。前モデルまでの1.9インチと比べればかなりの大型化です。一方でサムスン製品に詳しいSammobileは数日前、背面を覆うほどカバーディスプレイが大きなモックアップ画像を公開していましたが、それよりは小さい印象です。

 

ほかGalaxy Z Flip5については、新たな「水滴型ヒンジ」を採用し、画面のシワがなくなりホコリに強くなるとの噂もありました。もう1つの折りたたみ機「Galaxy Z Fold5」とともに、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ross Young(Twitter) 
via:Wccftech

爽やかなブルーのPixel 7a、詳細なデザインが判明?

Google(グーグル)の次期ミドルレンジスマートフォン「Pixel 7a」の、端末カラーがブルー系のGoogle公式らしき画像を、海外テックサイトのMySmartPriceが投稿しています。

↑MySmartPriceより

 

Pixel 7aはすでにさまざまな事前情報が報じられており、カメラ性能や画面周波数の向上ワイヤレス充電機能の追加が噂されています。カラーバリエーションに関しては、ブラックやグリーン、クリーム、オレンジ、パープルの投入が報告されていました。

 

MySmartPriceが投稿した画像からは、Pixel 7aのデザインがPixel 6aとかなり似ていることが確認できます。ただし背面のカメラバーの位置が若干下がり、カメラモジュールがマットな金属製のバーになるなど、「Pixel 7/7 Pro」と共通するデザインが採用されているようです。

 

Pixel 7aのカラーリングに関しては、今回はブルーやブラック、ホワイトのバリエーションの画像が投稿されています。また興味深いことに、フレームもカラーバリエーションにあわせて色合いを変えているようです。

 

5月に開催される開発者向け会議「Google I/O」での発表が期待されている、Pixel 7a。Pixel 7/7 Proゆずりの「Tensor G2」プロセッサによるパワフルな性能と、廉価な価格での投入に期待したいものです。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」は新型イメージセンサー搭載の噂。カメラ画質が良くなる?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」については、様々な噂が伝えられてきました。ヒンジ(折りたたみ軸)が改良された「水滴型」になって画面のシワも減ってホコリに強くなる、Galaxy S23シリーズと同じチップセットが搭載されるとの予想もありました

 

それに続いて、両モデルに搭載されるカメラについて有力情報が伝えられています。

 

Androidの未発表製品に詳しいリーカーのYogesh Brar氏は、Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5に関してツイート。まずGalaxy Z Fold5は50MP(メインカメラ)、12MP(超広角カメラ)、10MP(望遠カメラ)を備えた3眼カメラになるとのことです。これらは全て、前モデルのGalaxy Z Fold4と同じ構成です。

またGalaxy Z Flip5の背面カメラは12MP(メインカメラ)+12MP(超広角カメラ)だとも報告されています。こちらも、前モデルのGalaxy Flip4と数字の上では変わりありません。

 

ただし、両モデルとも新型のイメージセンサーを採用するそうです。つまり解像度は以前と同じながらも、カメラの画質は向上する可能性がありそうです。

 

先月も「両モデルともカメラ解像度は前モデルと同じ」との噂がありましたが、イメージセンサーの変更と新型プロセッサーにより、たとえば取り込める光が多くなって暗所での撮影に強くなったり、ソフトウェアの補正により画質が上がるのかもしれません。

 

さらにBrar氏によれば、両モデルとも外側のディスプレイは大きくなるそうです。Galaxy Z Flip5はカバー(外側)ディスプレイが広くなるとの噂もありましたが、Galaxy Z Fold5も同じようなアップグレードがあると期待したいところです。

 

Source:Yogesh Brar(Twitter) 
via:91mobiles

Androidスマホ、電源切れていても探せる? Googleが新機能開発中か

2022年末、Googleがネット接続がなくともAndroidスマートフォンを追跡する機能を開発している可能性が浮上していました。それに続き、同社は電源が切れたAndroidスマートフォンを見つけられる機能の開発に取り組んでいると、有名リーカーが主張しています。

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↑ネット接続がなくとも電源が切れていても、Androidスマートフォンを見つけられるように?

 

開発者でリーカーのKuba Wojciechowski氏によると、この機能はPixelスマートフォンでは「Pixel Power-off Finder」(パワーオフのPixelを探す)と呼ばれるそうです。

 

Kuba氏いわく、GoogleはAndroid端末から構成される巨大ネットワークの構築に取り組んでおり、UWB(超広帯域無線)サポートや、Google独自の紛失防止タグ「Grogu」も含まれるとのこと。このGroguは、今年初めにも開発中との噂が伝えられていました

 

今回の情報は、Googleが早期アクセスプログラムに登録している企業にシェアしたAndroid 14の初期ソースコードから得られたようです。

 

そこには「hardware.google.bluetooth.power_off_finder」と呼ばれる新しいハードウェア抽象化レイヤー(HAL)定義が。コメントによれば、事前に計算されたFinger Network Keys(デバイス固有のキー)がBluetoothチップに送信され、スマートフォン本体がオフの状態でもオンに保たれるそうです。

 

要するに、スマートフォンの電源が切れていてもBluetoothチップが動作を続けており、近くにある他のAndroidデバイスから検出できるわけです。このしくみは、iPhoneの「探す」ネットワークと非常によく似ています。

 

ただし、この機能にはBluetoothチップを常に動作させるためのハードウェアが必要です。そのためPixel 7やPixel 7 Proといった現行モデルが対応しているかどうかは不明ですが、今後の「Pxel 7a」や「Pixel 8」ではサポートされる可能性が高そうです。

 

Source:91mobiles

「Galaxy Z Fold5」と「Flip5」はおとなしい? 著名アナリストがカラバリを予想

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」および「Galaxy Z Flip5」を8月~9月にリリースすると予想されています。すでに水滴型ヒンジを採用して画面のシワが減り、ホコリに強いGalaxy S23シリーズと同じチップを採用しながらも性能が上回るとの噂もありました

↑新モデルはどんな色に?(画像はGalaxy Z Flip4とFold4)

 

そんななか、両モデルのカラーバリエーションがどうなるかを有名アナリストが予想しています。

 

この情報の発信源は、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏。同氏はiPhone 14 Proや14 Pro Maxの画面が最大120Hz表示になることや、第6世代iPad miniの画面サイズを正確に予想した実績がありますが、今回はなぜかサムスン折りたたみスマホのカラバリに関してツイートしています。

 

それによればGalaxy Z Flip5のカラーはベージュ、グレー、ライトグリーン、ライトピンクの4色。そしてGalaxy Z Fold5はベージュ、ブラック、ライトブルーの3色で展開されるそう。全体的にかなりおとなしい配色という印象を受けるかもしれません。

 

また、Young氏は数量限定の色や、Bespoke Editionも出ると述べています。このBespoke Editionとは、パネルの組み合わせを選べるモデルのこと。これまでの前例から考えて、Galaxy Z Flip5のみに提供されるかもしれません。また、従来は海外モデルのみだったことから、今回も日本向けに販売される可能性は低そうです。

 

ほかにも、Galaxy Fold5についてはS-Penスロットが内蔵される、Galaxy Z Flip5については外側のディスプレイが大型化するなどの噂も報じられていました。折りたたみ機構のために、それ以外の機能が控えめな印象もあったGalaxy Z Fold/Flipシリーズですが、次期モデルは実用性が増していると期待したいところです。

 

Source:Ross Young(Twitter) 
via:Wccftech

最強スマホGalaxy S23 Ultraがやってきた! 小型ハイエンドのGalaxy S23と一緒に早速インプレ

サムスン電子ジャパンは4月6日、Galaxyシリーズのフラッグシップ「Galaxy S23シリーズ」の日本向けモデルを発表しました。発売は4月20日です。

 

3キャリアから発売、大容量1TBバージョンも

NTTドコモとKDDI、楽天モバイルの3キャリアから発売。また、NTTドコモとKDDIからは、ミッドレンジモデルの「Galaxy A54 5G」も発売されます。

 

日本向けには、ペン対応の大画面モデル「Galaxy S23 Ultra」と、小型モデル「Galaxy S23」の2種類が投入。どちらも、2023年時点のスマートフォンとしては最高クラスの性能と、充実した機能を備えています。

 

前年のGalaxy S22シリーズと比べると、機能面で大きな変化はありません。デザインをより洗練させて、カメラやゲームなどのパフォーマンスを改良させた強化版的なモデルとなっています。

 

Galaxy S23 Ultraは、NTTドコモとKDDI(au)が販売。カラーは両キャリアとも「グリーン」と「クリーム」の2色の取り扱いです。

↑Galaxy S23 Ultra。機種名はNTTドコモ版が「Galaxy S23 Ultra SC-52D」 、au版が「Galaxy S23 Ultra SCG20」

 

また、日本向けのモデルとしては初めて、大容量ストレージのモデルが投入されます。NTTドコモ版が512GBモデル、au版が512GBと1TBの2種類で、各キャリアのオンラインショップ限定販売です。大容量モデルのカラーは両キャリアとも「ファントムブラック」となっています。

 

Galaxy S23シリーズはmicroSDカードスロットを搭載していないだけに、写真や動画を多く撮る人や、グラフィックにこだわったゲームを遊ぶ人には大容量モデルが重要な選択肢になるといえるでしょう。

 

Galaxy S23は、NTTドコモ、KDDI(au)、楽天モバイルが販売します。カラーはドコモとauがクリーム、ファントムブラック、ラベンダーの3色を展開。楽天モバイルはクリームとファントムブラックの2色展開です。

↑Galaxy S23。機種名はNTTドコモ版が「Galaxy S23 SC-51D」、 au版が「Galaxy S23 SCG19」、 楽天モバイル版が「Galaxy S23(SM-S911C)」

 

精緻な設計で作られていることを感じるデザイン

カラーは両機種共通で「自然」をテーマにした3色をラインアップします。自然界に存在する色のみが使用されており、落ち着いていて、大人びたテイストです。

 

側面はマット感のある金属素材を採用し、背面パネルは磨りガラス調仕上げ。前面・背面ともに頑丈なブランドガラス「Gorilla Glass Victus 2」を貼り付けて対衝撃性を強化しています。

 

前世代モデルと同様に、Galaxy S23 Ultraはカーブディスプレイ搭載でSペンによる手描きも対応します。カーブディスプレイの角に当たる部分なども丁寧に面取りされており、精緻な設計のもとに作られている印象です。

↑ディスプレイをよく見ると、側面がきれいにカーブしています

 

Galaxy S23 Ultraの大きさは約163×78×8.9mmで、重さは約234g。ほとんどの機能が最高峰なスマホらしく、重さもヘビー級です。パンツに入れて持ち運ぶには重すぎるかなと感じるほど。また厚みもあります。手の大きい人以外は、両手持ちで使うことになりそうです。

↑Galaxy S23 Ultraの上部。柔らかな丸みが付けられています

 

↑Galaxy S23 Ultraの左側面。下の方にある楕円の部分がミリ波アンテナ

 

一方、Galaxy S23は軽くてコンパクト、片手持ちにちょうどいい大きさのハイエンドモデルです。大きさは約71×146×7.6mmで、重さは約168g。冷却機構が追加されたためか、前年度のS22と比べるとやや角張った形状となっています。ほどよい厚みも相まって、片手持ちしたときの安定感は悪くありません。

↑男性の手であればしっかりと片手でホールドできるサイズ感

 

デザインで気になる点があるとすれば、カメラの出っ張りです。2mmほどの高さがあり、たとえば机に置いてペン入力しようとしたときにガタガタと不安定になりがち。純正のケースを装着するとカメラの出っ張り部分まで覆えるため、ぜひ検討したいところです。

↑Galaxy S23 Ultraに純正フリップカバーを取り付けたところ。カメラ部の段差が埋まり、テーブルに置いた時に安定しやすくなります

 

ちなみに、両機種はリサイクル素材が多用されており、SIMトレーは再生アルミニウムで作られているほか、5Gのミリ波アンテナのカバーには漁網由来の再生プラスチックが用いられています。外箱や包装もすべて再生紙で作られているなど、サステナビリティにも配慮した設計です。

 

環境光に応じて画面の見え方を調整する精度が高い

ディスプレイはGalaxy S23 Ultraが約6.8インチ、Galaxy S23が約6.1インチ。両機種ともに「Super AMOLED」と呼ばれる最新の有機ELディスプレイを搭載しており、120Hz駆動にも対応します。

↑Galaxy S23 Ultraのディスプレイ

 

ディスプレイは実機を手にとってみると、特に印象的と感じました。ほかのスマートフォンと同様に、環境光に応じて画面の見え方を調整する機能を備えていますが、Galaxy S23シリーズは調整の精度が高いようです。照らす光が変わってもくっきりはっきりと、見やすい画面を保ちつづけていました。

 

ピーク輝度は1750ニト。明るい屋外にも対応できますが、実機では部屋を真っ暗にした状況下でも見やすくなることが確認できました。

 

Ultraは2億画素搭載、インカメラや動画も強化

今年のモデルから、カメラが縦に3つ並んだ構図が、Galaxyのトレードマークです。カメラでできることは前世代と大きくは変わりませんが、夜景撮影やセルフィー、動画の手ブレ補正など、カメラの性能がシビアに求められる用途で、写りが大きく改善されています。

 

Galaxy S23 Ultraは、超広角、広角、光学3倍/10倍相当の望遠レンズを搭載する4眼仕様。レーザーAFも搭載し、ズーム性能や暗所撮影の性能も高めています。

↑Galaxy S23 Ultraのカメラ構成

 

広角カメラは2億画素(200MP)と業界最高クラスの高解像度。遠くのものを切り出すデジタルズームの精細感が増したほか、複数の画素を束ねて「大きな1画素」として扱うピクセルビニング機能により、暗いシーンでの撮影に強くなっています。

 

デジタルズームでは、最大100倍相当の撮影も可能。屋内で多少試した限りでは、遠くにあるモノに書かれた文字などを写真に写して、読み取る程度のことはできそうです。

 

また、Galaxy S23 Ultraでは光学式手ブレ補正も改善されており、従来の2倍のブレ幅に対応します。動画撮影時の電子式手ブレ補正では、撮影時の状況(歩いている、立ち止まっているなど)を判断する機能が追加し、さらに強化されています。

 

Galaxy S23の背面カメラは、超広角、広角、光学3倍の望遠という構成です。広角カメラは5000万画素となっており、超広角と3倍ズーム、フラッシュはGalaxy S23 Ultraと共通。10倍レンズとレーザーAFセンサーは省かれています。

↑Galaxy S23のカメラ構成

 

【作例フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

インカメラは1200万画素のシングルカメラですが、全画素をフォーカスに活用するデュアルピクセルAFや、AIによる被写体の検出により写りを向上させています。たとえば、メガネに映り込んだ瞳を検出できるほか、髪の毛の一本一本を検出して、違和感のないボケを追加できるとのこと。

 

Galaxyのフラグシップモデルでは、特殊な撮影機能も搭載されています。2023年に加わったのは、天体ハイパーラプス機能。三脚とスマホだけあれば、星空の動きを動画で記録できます。

 

また、「Expert RAW」アプリを使えば、画像編集ソフトでの後編集に適した、RAW形式(.dngファイル)での撮影にも対応します。Galaxyの標準カメラアプリでは、“SNS映え”重視なパキッとした写りになりがちですが、RAWで記録した映像はより見た目に近い色合いで記録でき、あっさりとした画作りも可能です。

 

「for Galaxy」な最高峰チップを搭載。「原神」で実力を発揮できそう

Galaxy Sシリーズは業界最高水準のパフォーマンスを備えていますが、Galaxy S23やGalaxy S23 Ultraも例外ではありません。

 

チップセットは、「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と名付けられています。2023年のクアルコム製チップセットの中も最上位の製品「Snapdragon 8 Gen 2」から、高クロックで動作するチップを選んだもの。高クロックコアの動作周波数が他社向けの最大3.2GHzから、for Galaxyでは3.32GHzに引き上げられています。このチップセットを安定して動作させるために、ベイパーチャンバー式の高効率な冷却システムも内蔵しています。

 

処理性能の高さを存分に活かせるのは、「原神」のような3Dゲーム。また、5Gのミリ波帯やWi-Fi 6Eも対応しているため、高速通信ができる環境ならクラウドゲームもより快適に遊べそうです。

↑Galaxy S23シリーズでは新たに「ゲームプレイ中の直接給電」に対応しました

 

Ultraはペン入力も対応

Galaxy Noteシリーズから受け継いだペン入力機能については、最上位のGalaxy S23 Ultraでスタイラスペンを搭載しています。

 

ワコムの技術による、高精度のペン入力に対応しており、手書きでメモが取れるほか、画面を囲った部分を保存したり、スクリーンショットの上から手書きしたりといった使い方が可能です。

↑スクリーンショットにメモできます

 

↑Galaxy S23 UltraのSペンは、ややスリムになり持ちやすくなっています

 

ロゴは「Galaxy」から「Samsung」に

スマホの背面に印刷されているメーカーロゴは、これまで「Galaxy」が用いられてきましたが、今回のモデルから「Samsung」に変更されています。

 

実は、Galaxyというブランドを背面に印刷していたのは日本向けモデルのみでした。Samsungロゴへの変更は、海外で販売されているGalaxy スマートフォンと合わせた形となります。

↑背面ロゴ

 

「Galaxy S22シリーズ」も価格を抑えて販売継続

2022年のフラグシップモデルのうち、小型モデルの「Galaxy S22」は2023年も値下げして販売されます。SamsungはGalaxy S22世代からOSバージョンアップを4世代に渡って実施する方針を示しているため、今から購入しても3世代分のバージョンアップが提供されるなど、長く使うことができます。

 

なお、新モデルのGalaxy S23シリーズと比べると、チップセットは1世代前のものを搭載しており、バッテリー容量が200mAh少ない3700mAhとなっています。ベイパーチャンバー方式の冷却機構も非搭載です。

 

小型のスマホでゲームをガッツリ遊ぶ人や、写真や動画撮影を撮る機会が多い人なら、Galaxy S23を選ぶことをおすすめしたいところですが、それ以外の多くの用途には、Galaxy S22シリーズの性能でも十分に対応できるでしょう。

 

安価で性能のバランスがいい「Galaxy A54」も発表

より安価でバランスが取れた選択肢として、ミッドレンジの「Galaxy A54」も発表されています。NTTドコモでは「Galaxy A54 5G SC-53D」として、KDDIは「Galaxy A54 5G SCG21」として、5月下旬以降に発売します。

↑Galaxy A54。NTTドコモとauが取り扱います

 

こだわりは、明るいディスプレイ、高画質カメラ、大容量バッテリーの3点です。

 

画面サイズはやや大きめの6.4インチ。有機ELディスプレイで、日中の屋外でも見やすくなるように、ピーク輝度を前世代モデルから25%アップさせています。

↑画面サイズは6.4インチ。S23 UltraとS23のちょうど真ん中くらいのサイズ感

 

カメラは広角・超広角・望遠の3眼仕様で、シーンの変化に応じて綺麗な写真を撮影できます。バッテリー容量は5000mAhで、1日使っても十分な電池残量を確保しています。

↑ぷくっと浮き出したようなカメラ部の形状はS23シリーズに似ています

 

チップセットは8コアのExynos 1380を搭載。メモリーは6GB、ストレージは128GB。microSDカードも利用できます。防水・防塵仕様となっており、生体認証では高速にロック解除できる超音波式指紋認証に対応。もちろん、おサイフケータイも搭載しています。大きさは約158×77×8.2mm、重さは約201g。

 

ドコモは紫系色、黒系色、白系色の3色展開。auは紫系色と白系色を取り扱います。

↑Galaxy A54のカラーバリエーション

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

メモリ増量? 「Galaxy S24」シリーズ、ゲームの起動時間やマルチタスクが改善されるかも

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S24」シリーズが、全モデルとも最大RAM容量が増やされるとの噂話が届いています。

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↑販売中のギャラクシーS23シリーズ

 

リーカーのTarun Vats氏によると、標準モデルGalaxy S24とGalaxy S24+には最大12GBのRAMが搭載され、ハイエンド機のGalaxy S24 Ultraには最大16GBが搭載されるかもしれないそうです。またGalaxy S24とS24+の基本(最低容量)ストレージは、Galaxy S23シリーズの128GBから256GBに倍増する可能性があるとのことです。

 

サムスンが最上位のUltraモデル以外に12GBものRAMを積んだのは、2019年のGalaxy S10+が最後。またGalaxy S20 Ultraは、ストレージ512GB版で16GBのRAMを搭載していたことがありましたが、現行のGalaxy S23およびS23+のRAMは8GB、Galaxy S23 Ultraは8GB/12GBであり、そこから相当の増量となります。

 

スマートフォンに搭載されるRAMは、バックグラウンド動作のアプリを維持しておき、再起動なしに素早い切り替えをしやすくする役割を果たします。この情報が正しければ、Galaxy S24シリーズはマルチタスクの性能やアプリ・ゲームのロード時間の両面で、かなり改善されるかもしれません。

 

Galaxy S24シリーズは2024年初めに発売され、S23シリーズと同じく標準モデル、少し大きなPlusモデル、最上位のUltraモデルが用意されると予想されています。3機種とも、次期「Snapdragon 8 Gen 3」プロセッサーの特別版や、高速なUFS 4.1ストレージを搭載するとの噂もありました

 

アップルの最上位モデルiPhone 14 Pro MaxとGalaxy S23 Ultraの性能は、ほぼ互角の戦いを繰り広げていました。Galaxy S24シリーズの、さらなるパワーアップに期待したいところです。

 

Source:Tarun Vats(Twitter) 
via:Sammobile

Google「Pixel 7a」、カラバリが5色も? ストレージ256GBオプションもありかも

米Googleの次期ミドルレンジ(中価格帯)スマートフォン「Pixel 7a」は、現地時間5月10日に開催される開発者向けイベント「I/O」にて発表されると見られています。

↑Image:SmartPrix

 

本製品が、Pixelスマホとしては初めて5種類のカラーバリエーションが用意されるとともに、前モデルPixel 6aの2倍となる256GBものストレージオプションもあると、有名リーカーが主張しています。

 

TwitterユーザーのParas Guglani氏は、Pixel 7aには5色のカラバリがあり、256GBストレージも選べるとツイート。そのカラーはDinuguan Black(ブラック)、Crispy Kale(グリーン)、Mayo Cream(クリーム色)、Tide Orange(オレンジ)、Vibrant Ube(紫色)とのことです。

 

このParas Guglani氏は、Android関連の情報を提供することで有名な人物です。以前もワイヤレスイヤホン「Nothing Ear(2)」の画像を正式発表前にシェアしたほか、Galaxy S23 Ultraのコード名やモデル番号をリークしていました

 

ほかPixel 7aはPixel 7やPixel 7 Proと同じTensor G2チップ搭載、RAM容量は8GB、カメラ性能も向上してワイヤレス充電にも対応、画面は90Hz表示も可能との噂もありました。全般的に、現行モデルのPixel 6aよりも大幅なアップグレードになると予想されています

 

すでに実機らしき画像も流出しているとともに、プロトタイプがeBayに出品されていたこともありました。またPixel 7の価格はお手ごろになるとの噂もあり、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Paras Guglani(Twitter)
via:Gizmochina

廉価スマホ「Galaxy S23 FE」、メインカメラは5000万画素に強化? ただしSnapdragonチップじゃないかも

今年はサムスン製ハイエンドスマートフォンの廉価モデル「Galaxy S23 FE」が登場すると予想されています。ハイエンドのGalaxy S23シリーズにはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen2の特別バージョンが搭載されましたが、こちらはサムスン製のExynos 2200チップが採用されるとの噂が報じられています。

↑カメラは強化されそうだが、チップは……

 

これまでサムスンは日本や米国、中国など一部の地域向けモデルにはクアルコム製チップ、その他の地域では自社のExynosチップを採用してきました。それが最新のGalaxy S23シリーズは、全世界共通でクアルコムのSnapdragonを搭載したことで驚かれていました。

 

しかし、サムスンの未発表製品に詳しいSammobileによると、Galaxy S23 FEでは逆に米国を含む全市場でExynos 2200チップを搭載する予定だそうです。

 

このチップはGalaxy S22シリーズに使われたものであり、さほど古いチップではありません。それでも、Snapdragon 8 Gen2と比べて処理速度と省電力ともに大きな差が付けられています。もっとも、発売から1年以上も経っていることから、サムスンも改良を加えている可能性はあります。

 

今回の情報が本当だとすれば、サムスンが米国向けフラッグシップ機にExynosチップを搭載するのはGalaxy S6シリーズ(2015年発売)から8年ぶりとなります。当時のクアルコム製チップは加熱の問題を抱えていたため、Exynosチップは優れた選択肢として採用されたわけです。

 

またSammobileによると、Galaxy S23 FEは2023年の第4四半期に発売する予定とのこと。こちらは、2月に報じられた噂話とも一致しています。

 

ほかメインカメラは5000万画素と伝えられており、Galaxy S20 FEとS21 FEの1200万画素から大きく改善され、Galaxy S23と同等となりそうです。チップ性能は最新フラッグシップには及ばないにせよ、価格設定によってはお買い得なモデルになるかもしれません。

 

Source:Sammobile

「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」の性能、Galaxy S23 Ultraを上回る? ベンチマーク結果が流出

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」および「Galaxy Z Flip5」は、今年(2023年)後半に発売と予想されています。そんななか、同社のフラッグシップ機Galaxy S23 Ultraの性能を上回る可能性を示すベンチマーク結果が登場しました。

↑画像は「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

 

これらの数値は、ベンチマークアプリ「Geeknbench」の報告サイトで発見されたもの。Galaxy Z Fold5の型番は「SM-F946U」で、Galaxy Z Flip 5は「SM-F731U」。それぞれ米国でのモデル番号と思われます。

↑Galaxy Z Fold5らしきベンチマーク結果

 

どちらのデバイスもCPU情報はGalaxy S23 Ultraと一致しており、噂通り特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載しているようです 。

↑Galaxy Z Flip5とされるベンチマーク結果

 

最も興味深いのは、この2機種とも開発初期段階であるはずが、同じチップを使っているGalaxy S23 Ultraの性能とほぼ対等ということでしょう。

 

Galaxy Z Fold5のシングルコアスコアが2014で、マルチコアスコアが5022となっています。かたやGalaxy Z Flip5のシングルコアは2030、マルチコアは5213。それに対してGalaxy S23 Ultraは1962と5191(12GB RAM搭載モデル)であり、シングルコアに関してはどちらも次期折りたたみ機が上回っています。

 

両モデルとも発売までには数か月間も残されており、さらに最適化してより良いパフォーマンスを引き出す余地があるということ。同じチップセットを使っていても、開発スタッフのノウハウが貯まり、磨きがかけやすくなっているのかもしれません。

 

サムスンは昨年8月、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催していました。今年も同じ頃にGalaxy Z Fold5やGalaxy Z Flip5のほか、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」等をお披露目すると期待したいところです。

 

Source:Geekbench Browser(1) ,(2) 
via:GSMARENA

キャッシュレス社会の新ツール!「Googleウォレット」ついに日本でも展開へ

米Googleは、2022年7月から世界中に展開していた「Googleウォレット」を、ようやく日本にも導入すると発表しました。従来の「Google Pay アプリ」が「Googleウォレット アプリ」にアップデートされ、今後数週間かけて順次公開される予定です。

↑ついに日本にも登場

 

Googleウォレットとは、ざっくり言えば「財布の中身をデジタル化」したもの。Google Payの支払い機能を引き継ぎつつ、デビットカードやクレジットカード、搭乗券やイベントチケット、ワクチン接種証明書や運転免許証(対応地域は限られる)などを登録できます。

 

使い方は簡単で、すでに電子マネーや交通系ICカード (SuicaやPASMO) 、クレジットカードやデビットカードを Google Payに保存している場合は、Googleウォレットにも自動的に引き継がれます。新しいカードを追加したい場合は、Googleウォレット アプリの画面右下にある [+ウォレットに追加] をタップして、必要な情報を入力するだけ。

 

また、日本航空をはじめ世界各国の航空会社にも対応しており、数回タップするだけでデジタル搭乗券をウォレットに追加できます。航空会社のサイトで航空券を購入して「Googleウォレットに追加」ボタンをタップすると、そのデジタル版がウォレットに表示されます。

↑デジタル財布の中身(画像提供/Google)

 

さらに、Google Pixel WatchやFitbit Versa 4およびSense 2などのスマートウォッチも、Googleウォレットに対応。各種の支払い手段やポイントカードなどを一括して管理でき、タッチ決済にも使えるGoogleウォレットはキャッシュレス社会で便利な存在になりそうです。

 

Source:Google

中級スマホ向けチップSnapdragon 7+ Gen 2、去年のハイエンドに迫る性能かも

先日、クアルコムは最新のミドルレンジスマートフォン向けプロセッサー「Snapdragon 7+ Gen 2」を発表しました。このチップを搭載したスマートフォンはまだ発売されていませんが、昨年のハイエンドチップSnapdragon 8+ Gen 1に匹敵すると思しきベンチマーク結果が登場しています。

↑Snapdragon

 

Snapdragon 7+ Gen 2は従来チップSnapdragon 7 Gen 1より性能と電力効率ともに向上しており、それぞれ50%と12%アップだと謳われています。この最新チップは、まずRedmi Note 12 Turboに搭載され、続いてRealme GT Neo 5 SEにも採用される予定です。

 

さて、いち早く登場したベンチマークスコアは2つ。1つは、Android Authorityが入手したというリファレンスモデル(クアルコムの社内テスト用端末)のもの。もう1つはNotebookCheckが発見した、Redmi Note 12 TurboとRealme GT Neo 5 SEのAnTuTu V9によるベンチマーク結果です。

 

これらは、いずれもSnapdragon 7+ Gen 2がSnapdragon 8+ Gen 1の性能に近づいていることを示すものです。たとえばRealme GT Neo5 SEはCPUとGPUのスコアがそれぞれ255,246と360,306で、合計1,009,127ものスコアを達成。公約通りSnapdragon 7 Gen 1を大きく超えるとともに、CPU性能では最新のSnapdragon 8 Gen 2にさえ迫っています。

 

しかしGPU(Adreno 725)性能については、Snapdragon 8 Gen 1に搭載されているAdreno 730 GPUに遅れをとっているようです。重いグラフィック処理をする3Dゲーム等では、やはりハイエンドスマホが有利かもしれません。

 

Source:NotebookCheck
via:Gizmochina

サムスン、2023年内に3画面を持つ折りたたみデバイスを発売かも

サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」を今年後半に発売することは、ほぼ確実視されています。それに加えて3画面の折りたたみデバイス、つまり3つ折りできる製品を準備している可能性があるとの噂が報じられています。

↑3つ折りスマホの登場か?

 

この噂の発信源は、有名リーカーのYogesh Brar氏です。Brar氏は未発表のAndroidデバイスに詳しく、Galaxy Z Fold4の全スペックを発表前に的中させたこともありました

 

さてBrar氏のツイートによれば、サムスンは2023年内にGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5のほか、「3つ折り」のデバイスに取り組んでいるとのことです。

 

このデバイスを、サムスンが製品化できるだけの技術を持つ可能性は高いと思われます。以前も同社は、S字型に折りたたむコンセプト「Flex S」をCES 2022で展示していたことがありました。

 

その代わり、噂の廉価モデル「Galaxy S23 FE」は実際には開発されていない、と述べられています。Galaxy S23 FEは少し前のプロセッサー「Snapdragon 8+ Gen1」が搭載されるといわれ、価格の割に高性能になると期待がかけられていました。

 

これまでのGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の噂話を総合すると、新たな「水滴型ヒンジ」採用により画面のシワがなくなりホコリにも強くなる一方で、カメラの性能などは変わらないマイナーチェンジになると見られています

 

もしも3番目の折りたたみデバイスが登場するとすれば、改善と成熟を重ねた他2つのモデルより、インパクトの強いものになるのかもしれません。

 

Source:Yogesh Brar(Twitter)
via:Wccftech

9分半で満充電、価格破壊の折りたたみ式etc. 最新スマホの進化はどこまで進んだ?

毎年2月末にスペインで開催される「MWC Barcelona」は、スマートフォンメーカーにとって2023年の新作を披露する場にもなっています。各メーカーが気合を入れた2023年の新作の中にはスゴイ製品もたくさん見受けられました。それらをいくつか紹介しましょう。

 

背面がカラフルに光る! Unihertz「Luna」

スマートフォンの背面を透明なガラスで覆い、その内部に光るライトを搭載したスマートフォン「Luna」をUnihertzが発表しました。ストライプ状のLEDライトはそのデザインだけでも大きく目を惹きます。ライトの色は自由自在に変更できるので、赤、青、黄色や緑など、自分の好みに設定もできるそうです。でも似たようなスマートフォンはすでに販売されていますよね……そう、2022年7月に発表された「Nothing Phone (1)」を覚えているでしょうか。Lunaの見た目はNothing Phone (1)にソックリ。しかしNothing Phone (1)はライトが白色にしか発光しません。Lunaのほうがカラフルに光るのでより楽しそうです。

↑Unihertz Luna

 

ちなみにMWCのUnihertzブースにはNothingのCEO、カール・ペイ氏が訪問して自分のNothing Phone (1)とLunaを比べてみたとか。Lunaには実はホワイトライトだけのバージョンもあって、Nothing Phone (1)を正しくトレースしたモデルも出しているほど。Lunaはカメラも1億800万画素と3200万画素で、Nothing Phone (1)のデュアル5000万画素よりちょっとだけ高性能。しかし通信方式はLTEのみ、本体重量もかなり重くてたぶん300gくらいあります。果たしてこの「光るスマホ」、正式発売後はどれくらいの人気になるでしょうか?

↑正面から見ると普通のスマホで面白味は無い

 

手が届くお値段に? 折りたたみスマホの価格破壊! Tecno「Phantom V Fold」

折りたたみスマートフォンといえばサムスンの「Galaxy Z Fold4」が日本でも販売されていますが、価格は約25万円とその気になればノートPCも買えてしまうほど高価格です。しかしインドなどでスマートフォンを販売しているTecnoが発表した「Phantom V Fold」はGalaxyより10万円以上安い値段で登場します。早期割引価格だと13万円ちょっと、月々約1万円の1年払いで折りたたみスマートフォンが買えてしまうのです。

↑Tecno Phantom V Fold

 

本体を開くと7.85インチの小型タブレットとなり、閉じると6.42インチ、本体横幅72ミリのスリムな普通のスマートフォンになります。カメラは5000万画素を2つと1300万画素と高性能。弱点があるとすれば本体重量が299グラムとやや重めなこと。残念なことにインドでしか発売されないようなので、日本で入手するのは難しそうです。男女ともセルフィーが大好きなインド向けとあってフロントカメラも3200万画素と高画質な点も見逃せません。

↑閉じてしまえば普通のスマホにしか見えない

 

iPhoneやGalaxyよりスゴイカメラを搭載! Honor「Magic5 Pro」

スマートフォンのカメラの高性能化は、世の中から「コンデジ」をほぼ駆逐してしまいました。でもどのスマートフォンのカメラが一番きれいに写真を写せるのでしょう? その指標としてスマートフォンのカメラの評価をおこなっている「DxOmark」が、2023年3月時点で発売されているスマートフォンの中で最も優れたカメラを搭載していると判断したのがHonorの最新モデル「Magic5 Pro」です。

↑iPhoneよりカメラがスゴイHonor「Magic5 Pro」

 

ちょっと前までスマートフォンのカメラと言えばファーウェイの評価が高かったことを覚えていますか? Honorはファーウェイから分社化して誕生したメーカーなので、カメラ性能もファーウェイ譲りで優れています。Magic5 Proは5000万画素のカメラを3つも搭載し、最大100倍望遠にも対応。夜景も綺麗に撮影できます。DxOmarkの評価ではこのMagic5 Proはすべてのスマートフォンのなかで最高のカメラ性能をマークしており、文句なしに「世界最強カメラスマホ」の栄誉を手にしています。

↑どんなシーンでも美しい写真が撮れるMagic5 Proのカメラ

 

オシャレ感度の高い人に刺さりそうな縦折りスマホ! OPPO「Find N2 Flip」

折りたたみスマートフォンには縦にたたむモデルもあります。このスタイルのモデルはサムスンの「Galaxy Z Flip4」が有名ですが、OPPOからも同じ縦折り式の「Find N2 Flip」が登場しました。本体を開いた状態では6.8インチ画面の普通のスマートフォン。ところが画面の真ん中から折りたたんで使うことができるのです。このまま机の上におけば三脚いらずで写真が撮れますし、動画やSNSを見るのも楽にできます。

↑OPPO Find N2 Flip

 

そして完全に折りたためば手のひらにすっぽりと納まる小さな大きさになります。この状態でも外側には3.26インチの比較的大きな画面があるので、通知を受けたり、閉じたままカメラを起動して5000万画素のメインカメラで自撮りも可能。本体を開かなくてもある程度の操作ができてしまうのです。また紫色の本体もオシャレなイメージですよね(カラバリは他に黒があります)。

↑閉じたままでも使えちゃう欲張りな設計

 

スマホを水で強制的に冷やす水冷モデル! OnePlus「11 Concept」

スマートフォンでゲームをする人にとっての悩みは、食事をするのも忘れてゲームに没頭している最中に、スマートフォン本体の発熱によりゲームの動作が不安定になったり、スマートフォンそのものがシャットダウンしてしまうこと。ハイエンドゲームにその傾向は強く、本体が熱いまま使うとバッテリーの寿命も減りがちです。そこでOnePlusはスマートフォンを水で冷やせるコンセプトモデル「OnePlus 11 Concept」を発表しました。

↑OnePlus 11 Concept

 

スマートフォンの内部に細いパイプを張り巡らせ、さらに超小型サイズのポンプも埋め込むことで、水を循環させてスマートフォン本体を冷やします。背面には実際にパイプが張り巡らされている様が見え、水が流れる動きをLEDライトが表現してくれます。ハイパワーなPCゲームをする人ならPC本体を水で冷やすのは当たり前のことになっていますが、スマートフォンもついに水冷冷却する時代がやってきそうです。

↑背面中央の青いラインが水冷パイプの通っている場所。ライトで光る

 

9分台で満充電、“神”を超えた究極の充電速度! realme「GT3」

スマートフォンの充電速度は年々高速化が進んでいます。日本ではシャオミが「神ジューデン」と名付けた高速充電スマートフォン「Xiaomi 12T Pro」を販売していますが、realmeが発表した「GT3」の充電速度はその「神」を超える速度です。世界最速の240Wの充電に対応し、満充電に必要な時間はわずか9分半。もはやスマートフォンの充電は10分以内で終わらせることができるのです。

↑realme「GT3」

 

GT3の背面はカメラの横の部分が透明パーツになっており、その部分にある四角い枠状のライトを光らせることもできます。Unihertz LunaといいOnePlus 11 Conceptといい、今年のスマートフォンは光らせることも流行りなんでしょうか。GT3に専用充電器を接続すると、画面には「240W」と表示され、バッテリーがどんどん充電されていきます。いずれ250Wや300Wといった、「分充電」できてしまうスマホが登場するのも時間の問題かもしれません。

↑240W充電を試す。見る見るうちに充電されていく

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Galaxy Z Flip5、外側ディスプレイ1.9→3.4インチに大型化? 最新チップも搭載か

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」のカバーディスプレイ(折りたたんだ時に外側にある画面)が大きくなるとの噂話は、これまでも何回か報じられてきました。その最新情報として、現行モデル「Galaxy Z Flip4」の1.9インチから3.4インチに大型化するとの予想が伝えられています。

galaxy-samsung
↑画像は「Galaxy Z Flip4」

 

信頼性の高いリーカーのIce universe氏は、Galaxy Z Flip5のほかGalaxy Z Fold5(横折り型の次期折りたたみスマートフォン)の仕様について、最新情報を箇条書きでツイートしています。

 

まず両デバイスとも、新たな「水滴型」ヒンジを採用するとのこと。水滴型ヒンジとは、折りたたんだ時に画面が内側にたわみ上下が密着するように設計された方式です。このたわんだ部分が丸くなるため水滴型と呼ばれており、Oppoの「Find N2 Flip」など他社製品はすでに採用済みです。

 

この最新デザインは折りたたみ時にすき間がなくなり、画面のシワが目立たなくなるとともに、本体が薄くなるメリットがあります。またIce univeser氏によれば、両モデルともIPX8相当の防水性能を備えているとのこと。

 

より注目すべきは、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイが3.4インチになる、との予想でしょう。これはOppoのFind N2 Flipの3.26インチを上回るもの。さらにディスプレイは、ほぼ正方形で、Galaxy Z Flip5の外側を覆い尽くすと付け加えられています。

 

またGalaxy Z Flip5の折りたたみ画面は、ベゼルがより薄くなるそうです。Galaxy Z Flip4と本体サイズは同じのままディスプレイが広くなる、あるいは画面サイズが同じで本体がコンパクトになるのかもしれません。

 

かたやGalaxy Z Fold 5については、見かけは新型ヒンジの他はあまり変わらないそうです。カバーディスプレイも6.2インチのままで、広げた状態では0.2mm薄くなるだけ。しかし折りたたんだ場合はすき間がなくなり、もっと薄く感じられるようです。

 

最後に、Galaxy Z Fold5とFlip5ともに「新しいタッチスクリーン技術」を採用し、Galaxy S23シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」チップを搭載するとも述べられています。同チップはバッテリー持ちや処理能力ともに優秀だとテストで立証されており、サムスンの折りたたみスマートフォンでも大幅にパワーアップが期待できそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:9to5Google

恐怖……Pixelスマホで加工したスクショが復元される問題。現在は修正済み

グーグルは、Pixelスマートフォン向けの2023年3月のセキュリティアップデート「Android 13 QPR2」で、スクリーンショットツール「Markup」の脆弱性を修正しました。

↑ymgerman / Shutterstock.com

 

これまでMarkupでは、撮影したスクリーンショットをトリミング/塗りつぶしした画像が、他人によって元に戻すことが可能な不具合がありました。例えばクレジットカードの番号を塗りつぶしてSNSにアップロードしたはずなのに、それが他人によって復元されてしまう……という問題があったのです。

 

この問題は、Discordなど一部のアプリで発生することが報告されています。一方で複数のSNSサービスでは画像のアップロード時に画像を加工するので、同様の問題の発生は報告されていません。

 

Markupに関する修正は現在、Pixel 4aからPixel 7までのスマートフォンに配信されています。切り取った/隠したはずの画像が復元されてしまう重大な今回の不具合、早めに修正を適用したいものです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 6/6 Proでも夜景モードが高速化!すばやくキレイに夜間撮影ができるように

昨年Googleは、最新スマートフォンPixel 7およびPixel 7 Proで「より高速な夜景モード」を実現したと発表していました。この機能がカメラアプリの更新により、Pixel 6やPixel 6 Proでも利用できるようになります。

↑Pixel 6 Pro

 

高速な夜景モードについてGoogleは「より鮮明な美しい低照度画像を通常の露出時間の半分で生成できるようになりました」とアピールしていました。また、機械学習の追加トレーニングにより、夜景モードを含む低照度環境でのリアルトーン機能も改善されたとうたっています。

 

こうした夜景モード撮影の高速化が、Google Cameraアプリのバージョン8.8でPixel 6およびPixel 6 Proにもやって来ます。2023年最初のFeature Drop(Pixelスマートフォンなどの機能アップデート) の一環というかたちです。

 

最新版のカメラアプリにアップデートした後、「夜景モード」タブに切り替えると、右下に円が表示。これをタップすると、2秒~最大6秒まで時間を調節できます。つまり、夜間撮影をスピーディにするか、それとも露出時間を長く取って画質を向上させるかを選べるわけです。

 

ほか今月のFeature Dropでは、写真の不要なものを消去できる「消しゴムマジック」が過去Pixelスマホでも利用可能になったほか、Pixel Watchに転倒検出機能が追加されています

 

Google Camera 8.8は、Playストア経由でロールアウト(時間をかけた展開)されています。Pixel 6やPixel 6 Proユーザーは、夜景モードの高速化を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

中級スマホをパワーアップ! Snapdragon 7+ Gen 2プロセッサーが登場

クアルコムはミドルレンジスマートフォン向けプロセッサー「Snapdragon 7+ Gen 2」を発表しました。

↑クアルコムから

 

Snapdragon 7+ Gen 2は、最大2.91GHz駆動のCPUを搭載。CPU性能は従来モデル「Snapdragon 7 Gen 1」と比較して50%、電力効率は13%向上しています。さらにオンデバイスAIのプラットフォームへの統合によりAI性能が向上、ワットあたりの性能は40%高くなっているとのこと。これにより、ゲームや写真を1080p解像度から4K解像度にアップスケーリングすることができます。

 

そのほかにも、ゲームに煙や霧などのグラフィックを追加する「ボリュームレンダリング」や、3D描写性能を向上させる「自動可変レートシェーディング」に対応。オーディオ関連では「Qualcomm aptX」に対応し、ロスレスでの音楽やゲームオーディオのストリーミングが可能です。

 

撮影機能では最大2億画素カメラや、HDRビデオキャプチャに対応。また、4Gと5GのデュアルSIMをサポートし、新型モデム「X62 5G」により最大4.4Gbpsのダウンロード速度を実現しています。Wi-Fiでも最大3.6Gbpsでのダウンロードが可能です。

 

Snapdragon 7+ Gen 2を搭載したスマートフォンは、RedmiとRealmeを含むメーカーから今月中に登場する予定です。気軽に購入できるミドルレンジスマートフォンがさらにパワーアップするのは、消費者にとってもうれしい進化といえそうです。

 

Source: Engadget

Pixel 7aのプロトタイプ、eBayに出品されてる…

Google(グーグル)からの近日の投入が期待されている廉価スマートフォン「Pixel 7a」のプロトタイプとされるスマートフォンが、海外オークションサイトのeBayに出品されているのが発見されました。

↑eBayより

 

Pixel 7aに関しては以前にも実機がリークされており、背面カメラ突起の素材の変更などが確認されています。またBluetooth関連の認証機関「Bluetooth SIG」への登録も確認されており、5月のGoogle I/Oでの発表6月の発売が期待されているのです。

 

今回のPixel 7aのプロトタイプは、2550ドル(約34万円)で出品されていたものです。製品はブラックカラーで、裏面にはラインパターンとシンボルが刻印されています。またプロトタイプの証明でもある、インジケーターが存在することも伝えられています。

 

底面にはUSB-Cポートがあり、スピーカーとマイクのための2個のピル型のホールが存在します。OSは起動しませんが、開発途上(EVT1.0)である「Fastboot Mode」の画面が表示されており、8GB RAMと128GBの内蔵ストレージを搭載していることがわかります。

 

というわけで、いよいよその投入が近づいているPixel 7a。現行モデルの「Pixel 6a」と同じく、コストパフォーマンスに優れた魅力的な製品として登場してほしいものです。

 

Source: eBay via 9to5Google

Google「Pixel 7a」とNothing Ear (2)、Bluetooth認証データベースに登場! 発表準備は順調かも

ここ最近、グーグルの廉価スマートフォン「Pixel 7a」の噂話がにわかに盛り上がっています。そんななか、この新型スマホと英Nothingのワイヤレスイヤホン「Ear (2)」がBluetoothの標準化団体「Bluetooth SIG」の認証機器データベースに登場したと報じられています。

↑Nothing Ear (2)の正式発表が待ち遠しい

 

3月16日、Pixel 7aと思しきGoogleデバイスがBluetooth SIGのリストに登録されました。「Bluetooth対応製品である」ことを表記するためには同団体の認証を取得する必要があり、そのため未発表製品がデータベースから見つかることがあるわけです。

 

少し注目すべき点は、Pixel 7aがBluetooth 5.3の認証を受けていることでしょう。Pixel 7/7 ProはBluetooth 5.2であり、仕様が新しくなっているようです。とはいえ、Bluetooth 5.3での改良はわずかで、ほとんどのユーザーにはあまり影響がなさそうです。

 

かたやNothing Ear (2)は、Bluetooth 5.2をサポートしているとのこと。本製品の発表イベントが3月22日に行われることは、すでに公式に予告済みです

 

Pixel 7aとNothing Ear (2)ともに、Bluetooth SIGデータベースへの登場は、正式発表までの準備が順調に進んでいることを示す証拠といえます。Pixel 7aは6月中旬に発売され、約450~500ドルになるとの有力情報が届けられていましたが、どちらも続報を待ちたいところです。

 

Source:Bluetooth SIG(1),(2) 
via:9to5Google

Googleの「Pixel 7a」と折りたたみスマホ「Pixel Fold」、どちらもお手ごろ価格かも

Googleの廉価スマートフォン「Pixel 7a」と折りたたみデバイス「Pixel Fold」は、6月中旬に発売が噂されています。それに続き、価格についての有力情報が届けられています。

Image:@Onleaks

 

今回の発信源は、有名リーカーのYogesh Brar氏によるツイートです。Brar氏はサムスンの折りたたみスマホGalaxy Z Fold4についても、発売前に正確な情報を述べていました

 

まずPixel 7aの価格は450ドル~500ドルとのこと。前モデルのPixel 6aは449ドル、上位モデルのPixel 7は599ドルであることから、妥当な設定だと思われます。

 

そしてPixel Foldは、1300ドル~1500ドルの価格帯になるそうです。昨年末に噂されていた1799ドルからは下がっていますが、それ以前のバージョン(Googleは何度か設計し直したとみられています)で目指していたという価格とはほぼ同じです。

 

(おそらく地域ごとの価格差として)200ドルの幅があるとされるのは気になりますが、いずれにせよサムスンのGalaxy Z Foldシリーズよりもお手ごろにはなりそうです。

 

またBrar氏によれば、Pixel 7aが全世界で発売されるのは第3四半期初め、つまり7月以降とのこと。上記の6月説とは食い違いますが、Googleがまず米国や一部の市場で先に発売し、その後に他の地域にも拡大する可能性はあるでしょう。

 

かたやPixel Foldは「一部の地域」で発売されるとのこと。日本も、その「一部の地域」に含まれることを期待したいところです。

 

Source:Yogesh Brar(Twitter)
via:9to5Google

「Galaxy Z Fold5」のカメラはFold 4と同じ? 新型プロセッサーにより画質は改善するかも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」については、画面の折り目がなくなり薄くなるなどの噂話が伝えられてきました。本当だとすればうれしい改善ですが、その一方でカメラの構成は現行のGalaxy Z Fold4やGalaxy S23+とほぼ同じになるとの予想が報じられています。

↑Galaxy Z Fold4と同じ?

 

この情報の発信源は、有名リーカー@chunvn8888氏のツイートです。もしも正しければ、Galaxy Z Fold 5もスマートOIS(光学手ぶれ補正)つき50MPメインカメラ+12MPの超広角カメラ+光学3倍ズームとOIS付き10MP望遠カメラという構成となりそうです。

 

Galaxy Z Fold5は新たな「水滴型ヒンジ」 により薄くて頑丈になりつつも、見かけは前モデルとあまり変わらないとの予想が有力です。たとえばカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側にある画面)のサイズも6.2インチのままで、広くならないとのリーカー情報もありました。

 

もう1つの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」(縦折りデバイス)は、@chunvn8888氏によればメインカメラの画素数は12MPで現行モデルと同じながらも「アップグレード」されているそうです。より大きなセンサーが搭載されるのか、それとも特別な機能が追加されるのか、今のところ不明です。

 

Galaxy Z Fold5のカメラはハードウェア的には変化がなさそうですが、スマホによる写真の画質はプロセッサーやソフトウェアの進化により改善されることもあります。Galaxy S23シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載され、処理能力と画質ともにアップする可能性もありそうです。

 

Source:@chunvn8888(Twitter) 
via:SamMobile

お値段イチキュッパから! シャオミ、エントリーモデル「Redmi 12C」を発売

Xiaomi(シャオミ)は、エントリーモデルのスマートフォン「Redmi 12C」を3月16日に発売しました。税込価格は、3GB+64GB版が1万9800円、4GB+128GB版が2万3800円です。

 

同製品は、容量5000mAhのバッテリーを搭載し、一日中使用しても充電が長持ちする設計になっています。また、10WのACアダプタ(試供品)、USBケーブル(試供品)も同梱しています。

 

同価格帯の他製品と比べ、ベンチマークスコアが約2倍のチップセット「MediaTek Helio 85」を搭載。RAM拡張機能も搭載しており、速度低下やメモリ不足による不具合もカバーしています。

 

エントリーモデル最大級の6.71インチHD+ディスプレイを採用。長時間使用しても目の負担を軽減する「読書モード」も搭載しています。

 

そのほか、暗闇でも高解像度な写真を撮ることが可能な約5000万画素のメインカメラに加えて、3.5mmオーディオジャックや FMラジオ、指紋認証/顔認証など日常をサポートする機能も備えています。

 

カラーバリエーションは、ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープルの3色。ラベンダーパープルは4GB+128GB版のみで、3月下旬発売予定です。

Pixel 8 Pro、予測レンダリングに謎の新センサー? 深度かLiDARか

Google(グーグル)の次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 8 Pro」の予測レンダリング画像を、リークアカウントの@OnLeaksと海外サイトのSmartPrixが掲載しています。

↑画像はSamrtPrixより

 

今回のPixel 8 Proの予測レンダリング画像を見ると、デザインは基本的に現行モデル「Pixel 7/7 Pro」に類似していることがわかります。一方でディスプレイは縁がカーブしていない、フラットディスプレイへと変更されているようです。

 

背面に目を向けると、背面のカメラバー(突起)には3つのカメラ、1つのフラッシュ、そして謎のセンサーが存在していることがわかります。現時点では、この新たなセンサーがどのように動作するのかはわかっていません。海外テックサイトの9to5Googleは「深度センサーやLiDARセンサー」といったものになる可能性を指摘しています。

 

今回伝えられたPixel 8 Proの寸法は162.6 × 76.5 × 8.7mmで、Pixel 7 Proの162.9 × 76.6 × 8.9mmと比較してわずかに小さくなる模様。ディスプレイサイズは6.52インチとなるようです。

 

Pixel 8 Proは次世代プロセッサ「G3」を搭載し、2023年後半に投入されると期待されています。ソフトウェアと組み合わせることで高い性能を達成してきたPixelシリーズのカメラが、どのように進化するのか期待したいものです。

 

Source: @OneLeaks(Twitter) / SmartPrix via 9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」はホコリに強い?水滴型ヒンジで防塵性能追加か

サムスンの折りたたみスマートフォンにとってホコリと水濡れは天敵でしたが、次第に改良が進んでおり、2021年に発売されたGalaxy Z Fold3以降は防水性能(IPX8相当)を備えています。それに続き、次期「Galaxy Z Fold5」では、ついにホコリに強い防塵性能が追加されるかもしれないと報じられています。

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↑画像はGalaxy Z Fold4

 

初代Galaxy Foldは耐水性と防塵性のどちらも備えていなかったため、初期のユーザーからはヒンジの中やディスプレイの内側にゴミが入り込んだとの報告もありました

 

そこで次のGalaxy Z FlipとGalaxy Z Fold2はヒンジ内に掃除ブラシが内蔵され、ホコリの侵入を防ぎつつ内部をキレイに保てる工夫がされていました。そうして進化を遂げてきたものの、最新モデルのGalaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4ともに正式な防塵性能(ホコリを防げる)はありませんでした。

 

しかしリーカーの@chunvn8888氏によると、次期Galaxy Z Fold 5では防塵性能が追加されるかもしれず、少なくともサムスンは検討しているとのことです。これは折りたたんだときにすき間ができない新たなヒンジのおかげのようです。

 

またGalaxy Z Flip5にもGalaxy Z Fold5にも同じ「水滴型ヒンジ」が採用され、本体の重さも軽くなると述べられています。この水滴型ヒンジは他の情報源も噂しており、折りたたんだ状態で薄くなるとの報道もありました。おそらく2023年後半に登場するサムスンの次期折りたたみスマホは「軽くて薄くてホコリにも強い」と三拍子が揃うのかもしれません。

Source:@chunvn8888(Twitter)
via:9to5Google

折りたたみPixelとPixel 7a、発売は6月? カラーと容量も判明か

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」と廉価スマートフォン「Pixel 7a」が2023年6月に発売される可能性を、海外メディアの9to5Googleが報じています。

↑画像は9to5Googleより

 

FCC(米連邦通信委員会)に該当製品とおもわれるデータが登録されたことで、投入が近いと期待されているPixel FoldとPixel 7a。またPixel Foldの予測レンダリングや実機、そしてPixel 7aの実機とされる画像もすでにリークされています。

 

9to5Googleは小売店のリストを閲覧したとして、今回の発売日情報を伝えています。同リストには「Google Pixel Fold」と具体的な製品名も記載されていたようです。またPixel 7aだけでなく、ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds A-Series」のブルーバリエーションも同時に投入されると報じています。

 

Pixel Foldは2色展開で、黒(グレー)系の「Carbon」と、白系の「Porcelain」が存在するとのこと。また公式ケースとして「Haze Midtone」「Porcelain」「Sky」の3色が用意されているようです。ストレージ容量は256GBですが、Carbonカラーには512GBモデルも存在すると伝えられています。

 

Pixel 7aに関しては、「Carbon」「Cotton」「Arctic Blue」の3色が存在。ケースには「Carbon」「Cotton White」「Arctic Blue」「Jade」のカラーバリエーションがあります。ストレージ容量は128GBのみとなるようです。

 

本体カラーやストレージオプションなど、かなり詳細が判明しつつあるPixel FoldとPixel 7a。あとはどの程度の価格で市場に投入されるのかも、気になるところです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 7aの実機リーク、背面カメラ突起がシックでクール!

Google(グーグル)の次期廉価スマートフォン「Pixel 7a(仮称)」のハンズオンとされる画像が、ベトナム語サイトのZing Newsに投稿されています。

↑Zing Newsより

 

Pixel 7aに関してはカメラ性能や画面駆動周波数の向上、またワイヤレス充電機能の追加が噂されています。すでにGoogleの未発表スマートフォンがFCC(連邦通信委員会)のデータベースにも登録されており、5月に開催される「Google I/O」での発表も噂されています。

 

今回投稿された画像からは、Pixel 7aに「Pixel 7」に似たデザインが採用されることがわかります。一方でPixel 6aとは異なり、Pixel 7の背面突起はガラス素材ではないようです。なお画面を囲うベゼルは、Pixel 6aと変わらず太いままとなっています。そして本体にはシングルSIMスロット、充電用のUSB-Cポート、防水加工などが搭載されています。

 

さらにPixel 7aの電源を入れると、128GBのストレージと8GBのRAMを搭載していることがわかります。ディスプレイ周波数は90Hzにアップグレードされ、背面カメラは1200万画素となっているようです。

 

廉価スマートフォンとして、高い評価を受けているPixel aシリーズ。Googleが得意とするAI(人工知能)処理もあわせて、今年のPixel 7aもかなり魅力的な機種となりそうです。

 

Source: Zing News via 9to5Google

Galaxy S23シリーズのカメラ性能、3月末までにソフトウェア更新で大幅に改善するかも

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズにつき、同社が3月末にカメラ性能を改善するアップデートを予定しているとの噂が報じられています。

↑Galaxy S23 Ultra

 

Galaxy 23シリーズは筐体の頑丈さや性能の高さ、重い3Dゲームを遊んでいても滅多に熱くならず、バッテリーも驚異的に持つなど好評を呼んでいます

 

が、カメラについては改善の余地があると指摘されていました。たとえば最上位モデルUltraではサムスン製品初の2億画素センサーが搭載されていますが、シャッターラグがありモーションブラー(撮影している間に被写体が動くとブレる)が起こりやすいとの報告もあります

 

またGalaxy S23とGalaxy S23+のユーザーからは、カメラがフレームの中心部にはピントが合うものの、端の方ではぼやけてしまうとの声もあがっています

 

さて有名リーカーIce universe氏によると、3月末までにGalaxy S23シリーズには「大きなアップデート」が予定され、そこには「カメラの最適化」も含まれているそうです。このソフトウェア更新につき、他の詳しい情報は不明です。

 

Galaxy S23シリーズはクアルコムの特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」(通常版の8 Gen 2よりも動作が高速)を搭載しているとあり、先代のGalaxy S22シリーズと見かけは似ていながらも、あらゆる面で上回っているようです。それだけに、今後もソフトウェアアップデートにより進化を続けると期待したいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:9to5Google

「Galaxy S24」はストレージ速度もアップ? 「Snapdragon 8 Gen 3」はUFS 4.1対応かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズには、クアルコム製の新型SoC「Snapdragon 8 Gen 3」の搭載が予想されています。このチップの詳細な情報がリークされ、現行モデルより世代が新しい「UFS 4.1」規格のストレージに対応する可能性が浮上しています。

↑「Snapdragon 8 Gen 3」は「UFS 4.1」規格のストレージ対応?

 

Twitterユーザーの@Tech_Reve氏は、Snapdragon 8 Gen 3と、前2世代のSnapdragon 8 Gen 2およびSnapdragon 8 Gen 1の性能を比べるスペックシートを公開しています。この@Tech_Reve氏は、先日もGalaxy S23 Ultra関連の情報をツイートしていました

 

このスペック表によると、Snapdragon 8 Gen 3は、プライムコア×1+パフォーマンスコア×5+高効率コア×2の合計8つのコア構成になるとのこと。そしてプライムコアCortex-X4のクロック数は8 Gen 2のそれと同じ(今回の表にある3.36GHz版はサムスン向けの特別バージョン)とされています。

 

もっとも、他の情報源ではプライムコアが3.72GHz、コア構成が1+4+3との説もあり、まだ見解が分かれているところではあります。

 

さて@Tech_Reve氏の説に戻ると、Snapdragon 8 Gen 3では未発表のストレージ規格「UFS 4.1」をサポートすると書かれています。現行のGalaxy S23シリーズはUFS 4.0対応であり、それよりは新世代の技術というわけです。まだUFS 4.1のアクセス速度については情報がありませんが、UFS 3.1からUFS 4に移行した際の伸びしろを考えると、かなり期待できるかもしれません。

 

Snapdragon 8 Gen 2(クロックアップ版)を搭載したGalaxy S23 Ultraは、アップルの最新チップA16 Bionicを積んだiPhone 14 Pro Maxにスピードテストで互角の戦いを繰り広げていました。またSnapdragon 8 Gen 3がA16 Bionicの性能を上回るとのベンチマーク結果が流出していたこともありましたが、そこにストレージの速度改善も加われば、今度こそサムスン製スマホが最新iPhoneを凌駕するのかもしれません。

 

Source:@Tech_Reve(Twitter) 
via:Tom’s Guide

iPhoneとAndroid間でeSIM転送は無理そう? MWCに見るスマホトレンド

2月末、モバイル業界で世界最大級の展示会「MWC Barcelona 2023」が開催。毎年このイベントでXperiaのフラグシップモデルを発表していたソニーは、今回は新機種を発表せずに終わりました。

 

スマホの製品発表の場としての存在感は薄れつつあるMWCですが、特徴的なモデルもいくつか登場しています。ここではそうした発表を中心にチェックしていきます。

 

まだ夢の製品? 伸びるディスプレイの「Motorola Rizr 5G」

Motorolaは伸縮できる“ローラブルディスプレイ”を搭載したコンセプトモデル「Motorola Rizr 5G」の実機を初展示しました。このスマホは2022年の「Lenovo Tech World」で発表された試作機です。

 

特徴は、画面の大きさが可変するローラブル機構。普段は片手に収まるコンパクトなスマホとして使えて、必要なときには画面をクルクルと伸ばして縦長スマホに変身します。動画を横向きで視聴するときや、Gmailでキーボードを表示したときなどには自動で画面が伸びる便利な機能も搭載しているようです。

 

Motorola Rizrという名前は、往年のスライド式ケータイの機種名です。かつてのRizrではスライドするとテンキーが出現しましたが、Rizr 5Gでは伸ばした部分もディスプレイに。名作へのオマージュと新技術を融合したコンセプトモデルとなっています。

 

折りたたみスマホのようなコンパクトさと、縦長ディスプレイの大画面が得られつつ、ディスプレイが伸びる機構もかっこいいMotorola Rizr 5G。このまま製品化を期待したいところですが、現実には課題もありそうです。

 

ローラブルスマホの試作機としてはMotorolaが初ではなく、たとえばOPPOが2021年にコンセプトモデルとして「OPPO X 2021」を発表。実際に世界で数台だけという試作機を製作しています。類例はありますが、発売までこぎ着けた製品は今のところ存在していません。

 

ローラブルスマホの課題は、ローラブルディスプレイそのものではなく、ディスプレイを支える機構の部分です。その構造上、伸びる部分を薄くする必要があるため、割れや曲げなどに対する耐性を確保しづらく、普段使いに耐えるほどの強度を維持するのが難しいでしょう。

 

また、ディスプレイを伸縮させる機構のためにサーボモーターを搭載する必要があり、コスト面でも上乗せとなりそうです。

 

折りたたみスマホではMotorola RazrやGalaxy Z Flipシリーズなど、製品の選択肢が増えつつあり、MWC 2023で展示された「OPPO Find N2」など新機種も盛んに投入されています。機能面では折りたたみスマホと大きく変わらないものの、構造の複雑さが増してしまうローラブルスマホは今のところ、“いつか実現する夢”に類する製品といえそうです。

 

 

スマホの注目の的は「衛星通信」。対応スマホと通信モジュール登場

5Gの舞台として活用が見込まれるのが「宇宙空間」です。2022年のiPhone 14シリーズでは、北米で「衛星経由のSOSメッセージ送信」に対応して話題を呼びました。衛星通信は2023年も注目の的になりそうです。

 

MWC 2023では、その端緒となる発表が相次ぎました。チップセットベンダーのMediaTekは、5G衛星通信対応の最初のチップセット「MT6825」を発表しています。

 

MT6835は、3つの製品で採用されています。2つはAndroidスマホで、「Motorola Defy2」と「Cat S75」の、いずれもタフネス仕様の製品。もう1つはタグ型の通信モジュールで、iPhoneやAndroidスマホとBluetoothで接続して、衛星通信でメッセージを送れるようにする「Motorola defy satellite link」というデバイスです。

↑motorola defy satellite link

 

いずれもBullitt社の衛星通信サービスに対応しており、携帯電話網が入らない荒野や山岳部でも、テキストメッセージを送受信できるという機能を備えています。

 

MediaTekのライバルとなるQualcommも、「Snapdragon Satellite」として衛星通信対応のチップセットを開発していることを発表しました。QualcommのチップセットはIridium社の衛星通信サービスに対応し、スマホメーカーのOPPO、Xiaomi、Motorola、Nothing、Vivo、Honorの各社からの製品が投入される見込みです。

 

MediaTekとQualcommはともに、2023年段階だと衛星通信で送れるデータ量は限られており、当初できることは、テキストメッセージの送受信や、SOS通信の発信への対応にとどまるようです。両社はそれぞれ、今後数年かけて衛星通信の高速化を目指して開発を続ける方針を示しています。

 

欧州の“修理する権利”に応えたスマホ

Nokiaブランドでスマホを製造するHMD Globalは「自分で修理できるスマホ」として「Nokia G22」を発表しました。スマホの構造に詳しくない人でも、ある程度まで分解して、バッテリーなどの部品を交換できるようになっています。

↑Nokia G22

 

欧州では、スマホなどの電子機器を自分で修理できる方法を用意すべきだという、“修理できる権利”の主張があり、制度化に向けた議論が続けられています。Nokia G22は、この動きに対応した製品といえます。

 

Nokia G22では、分解しやすい設計を採用。交換用の部品を安価に販売することで、割れたディスプレイや、へたったバッテリー、ゆがんだUSBポートをユーザー自身で交換できるようにしています。製品開発にはスマホの修理事業者として有名なiFixitが開発に協力。わかりやすい修理ガイドを制作し、修理パーツもiFixitを通して販売されます。

↑iFixitで修理ガイドが公開されています

 

Nokia G22の背面カバーは100%リサイクルのプラスチック素材が使われており、普段使いでの頑丈さも売りとしています。3年間のOSのアップデートに対応しつつ、価格は179ユーロ(約2万5000円)と比較的お手頃です。

 

しかし、主要部品の構成を見ると、CPUはUnisoc T606(1.6GHz駆動、8コア)で、RAMは4GBとかなりスペックが抑えられており、2年以上使いつづけると、動作の重さが気になってくるかもしれません。

 

なお、日本では携帯電話をユーザー自身で分解した後、組み立て直して電源を入れると、電波法違反となります。スマホを修理したいときは、メーカーか、総務省に届け出を行なっている登録修理業者を利用してください。

 

Androidスマホに「eSIM転送」、iPhoneとの互換性は?

Googleとドイツテレコムは、Android OSが「eSIM転送」に対応することを発表しました。eSIM転送は、携帯電話の契約情報が記録されているeSIMを、機種変更先の携帯電話に転送する機能です。

↑業界標準規格の「eSIM転送」に対応すると発表

 

eSIMは物理的なSIMカードを必要としないため、スマホをオンラインで購入してすぐ使いたいときなどに便利なサービスです。ただし、今使っているeSIMの契約を新しいスマホに移したいというときは厄介。eSIMの再発行手続きはキャリアによって手順が異なるため、スマホの操作に慣れていない人には手順を調べるのも難しいと感じるかもしれません。

 

eSIM転送は、この「新しいスマホにeSIMを移す」という手順をシンプルにします。具体的には、eSIMを移し替えたい2台のスマホを横に置いて、数回のタップ操作だけで転送できるとしています。

 

AndroidでのeSIM転送機能は、2023年後半にGoogleオリジナルモデルのPixel 7で対応予定。Android OSの機能として実装されるため、他社メーカー製のAndroidスマホにも順次対応機種が広がる見込みです。

 

通信回線側はドイツテレコムの回線が最も早く対応しますが、業界標準の規格を採用しているため、日本の携帯電話キャリアでの対応も期待できるでしょう。

 

なお、iPhoneが「eSIM クイック転送」という機能を搭載しており、iPhone同士でeSIMを移し替えることが可能となっています。また、iPhone 14シリーズの北米版はnanoSIMスロットが廃止されており、すでにeSIM専用モデルとなるなど、より進んだ対応を取っています。

 

iPhoneとAndroidスマホの間でeSIMが転送できるようになるのかは気になるところですが、iPhoneの「eSIM クイック転送」はアップル独自の規格を採用しているため、現状ではOSをまたいだ転送への対応はできないものと思われます。

 

自社でスマホとOSの両方を提供しているアップルにとって、eSIM クイック転送機能は“次のiPhone”にスムーズに移行してもらうための手段の1つといえます。そこで業界標準規格のeSIM転送に対応するとなると、他メーカーへの乗り換えをスムーズにしてしまうことになるため、アップルとしてはわざわざ対応するメリットは大きくなさそうです。

折りたたみ「Pixel Fold」の実機か!? ニューヨークの地下鉄で目撃される

Google(グーグル)の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」とされる実機が、ニューヨークの地下鉄で目撃されたと米国メディアで報じられています。

↑スクープ!(画像提供/u/onetaketeo〔Reddit〕)

 

Pixel Foldに関しては、すでに予測レンダリング画像複数登場しており、Samsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold」シリーズのような縦折りスマートフォンとなるようです。投入は2023年の夏が期待されており、1799ドル(約25万円※)と高額になるとの情報もあります。

※1ドル=約136.9円で換算(2023年3月9日現在)

 

今回撮影された画像はかなり見にくいのですが、本体を折りたたんだ状態でも外部ディスプレイで動画などが視聴できることが確認できます。本体の外周は金属製なのか、光を反射する素材となっている模様。さらに、画面まわりのベゼルもかなり細くなっていることがわかります。

 

Redditの投稿によれば、このPixel Foldには背面にカメラ突起が存在するとのこと。また、これはブラックカラーのようですが、以前にはより明るい色や暗い色のバリエーションの存在も報告されていました。

 

Googleの未発表スマートフォンが目撃されたのはこれが初めてではなく、過去には「Pixel 4」がロンドンで見つかったり、「Pixel 3 XL」がタクシーに置き忘れられたこともありました。このように実機が目撃されたということは、Pixel Foldの投入が確実に近づいているのかもしれません。

 

Source: u/onetaketeo / Reddit via 9to5Google

Samsungが「独自CPUコア」の開発を否定。うやむやな「Galaxy Chip」計画

Samsung(サムスン)は、海外で報じられていた独自CPUコアの開発を否定しました。

↑独自CPUコアの開発を否定したSamsung

 

Samsungは2022年、Galaxyスマートフォン向けに独自のプロセッサを開発すると発表していました。また、リーク情報によれば、同社は2025年に投入する「Galaxy S25」シリーズにて、独自プロセッサの搭載を開始する可能性があります。

 

一方で韓国ニュースサイトのBusiness Koreaによれば、Samsungは独自プロセッサを「Galaxy Chip」と呼んでおり、カスタムCPUコアを採用すると報じています。このカスタムCPUコアは2027年までに完成し、Galaxyスマートフォンだけでなくノートパソコンやタブレットにも採用されると伝えているのです。

 

しかし、SamsungはSamMobileに寄せた声明で、スマートフォン向けのカスタムCPUコアの開発を否定。しかし、その一方で、CPUに関する開発については継続的に社内で行なっているとも述べています。

 

Samsungにはスマートフォン向けの独自プロセッサ「Exynos」がありますが、2023年の「Galaxy S23」シリーズではQualcomm(クアルコム)の「Snapdragon」が採用されています。2024年以降のGalaxyスマートフォンにSamsung製プロセッサが再び採用されるのかを含め、今後の動向に注目したいところです。

 

Source: SamMobile, Business Korea via 9to5Google

「Google I/O」は5月10日に開催決定! 噂の新デバイスがお披露目か?

米Googleは、開発者会議「Google I/O」を5月10日(米現地時間)に開催することを発表しました。

↑2023年は久々に(限定的な)リアル開催

 

コロナ禍により、2020年にGoogle I/Oは開催されず、翌年には一部の従業員を前にして小さな会場でライブプレゼンテーションが行われ、2022年には少数の開発者を招いて開催されていました。

 

しかし、2023年は「限定的に会場に観客を入れて開催」とのことです。

 

2023年版は、カリフォルニア州マウンテンビューのショアライン・アンフィシアターでスンダー・ピチャイCEOが主催する基調講演で幕開けするそう。その後、開発者向けに「100以上のオンデマンド技術セッション」が予定されています。

 

すなわち基調講演はライブで行われ、イベント終了後にオンデマンドでいつでも視聴可能。ほかの全てのセッションも、自分が見たいときに見られるわけです。これら動画は全ての人に対応できるように、さまざまな言語で提供される見通しです。

 

今回のGoogle I/Oでは次期Android 14が徹底的に詳しく説明されるほか、AI関連の発表も少なからずあるはず。また、ハードウェアの新製品としては、噂の「Pixel 7a」が発表されたり、タブレット端末Pixel Tabletの発売日が明かされたり、折りたたみデバイス「Pixel Fold」がお披露目されたりするのかもしれません。

 

Source:Sundar Pichai(Twitter)
via:9to5Google

Google Play、ユーザーのスマホで上手く動かないアプリを事前に警告! 無駄なダウンロードを避けられます

Google Playストアで評判が高いアプリやゲームをダウンロードしてみれば、実際にはほとんど動かない体験をした人は少なくないはず。そうした事態を避けるため、Googleが事前に警告する新機能を導入していることが明らかとなりました。

↑Google Play

 

TwitterユーザーのMishaal Rahman氏は、一部ユーザーがGoogle Playに「同様のデバイスからの最近のデータでは、このアプリがあなたのデバイスで動かないかもしれないようです」と警告されていると画像付きでツイートしています。

 

最も古い報告は昨年10月からで、数か月にわたって静かに展開されていたようです。

 

この警告は、ユーザーが持っているスマートフォンとよく似たデバイスからデータを得ているとされており、「同じような環境では、問題の再現性がある」ということで信ぴょう性が高そうです。Googleは、ハードウェアの各種情報をスキャンしているのかもしれません。

 

この新機能は、Google Playがアプリやゲームの技術的なクォリティを高める計画の一環のようです。昨年11月、あるアプリが特定のスマートフォンにつき8%以上のクラッシュを起こした場合は、同じスマホを持つユーザーに警告を表示することがあると予告されていました

 

またアプリ開発者にとっては「このスマホでは動かない可能性が高い」と世間に晒されるため、バグを修正する動機付けにもなると思われます。

 

つまりユーザーが失望するのを防ぐとともに、特定のスマホについての問題を開発者が知ることができる、一石二鳥となるはず。Google Playストアの信頼性もアップするため、広く展開が望まれそうです。

 

Source:Mishaal Rahman(Twitter) 
via:PhoneArena

来年のAndroidのコードネームは美味しい「バニラアイスクリーム」に?

グーグルが2024年にリリースする「Android OS」のコードネームが「V(Vanilla Ice Cream:バニラアイスクリーム)」になるとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑New Africa/Shutterstock.comより

 

Android OSではこれまで一貫して、スイーツの名称のコードネームがつけられてきました。最新のAndroid 13は「T(Tiramisu:ティラミス)」でしたし、今年の「Android 14」は「U(Upside Down Cake:アップサイドダウンケーキ)」になることが以前に報じられています。

 

今回開発者のMishaal Rahman氏が報告したところによると、2024年のAndroid 15は「V」のコードネームで開発がすすめられており、これはVanilla Ice Creamとのこと。Android OSのテストフレームワークのコード変更から確認されたものです。

 

なお、Androidのバージョン名からどのような変更が予定されているのかどうかを推測することはできません。一方でAndroid 14ことUpside Down Cakeのプレビューは1か月前から公開が始まっており、今後はさらなる詳細が明かされることになりそうです。

 

Source: 9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」が新型ヒンジの最終テスト中? 薄くて頑丈に期待

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」のヒンジ(折りたたみ軸)が新規設計となり、それに伴い最終テストが実施されていると報じられています。

↑写真はGalaxy Z Fold4

 

韓国の電子業界誌The Elecによると、サムスン電子は「(今年)下半期に発売する折りたたみスマホ新製品に採用する水滴型ヒンジ」の最終信頼性テストを行っているとのこと。この試験は1か月あまり続けられ、ヒンジの最終的なコンセプトが確定するようです。

 

ここでいう水滴型ヒンジとは、折りたたんだときに画面が内側にたわみ、上下が密着するように設計されたものです。このたわんだ部分が丸くなるため「水滴型」と呼ばれているわけです。現行モデルのGalaxy Z Fold4が採用する「U字型ヒンジ」と比べれば画面のシワがなくなったり、少し薄くなったりするなど複数のメリットがあります。

 

実際The Elecによれば、Galaxy Z Fold5の厚さは14mm以下になるとのこと。Galaxy Z Fold4のヒンジ部分の厚さは15.8mmであり、2mm近く薄くなるようです。

 

また今回の報道では、20万回および30万回もの折りたたみ耐久テストをすることも報じられています。20万回は基本テスト、30万回は「限界」テストとのこと。20万回折り曲げたんだ場合は変化幅が15%、つまり初期強度の85%程度が維持されることを目標としているようです。

 

2019年にサムスンの初代折りたたみデバイスGalaxy Foldが発売されてから、今年で4年目。2022年に登場したGalaxy Z Fold4は耐久性も増したと好評ですが、次期Galaxy Z Fold5では「薄くて頑丈」を期待したいところです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

カメラと音にこだわった『Xperia 10 IV』SIMフリーモデル、本日予約開始

ソニーは3月2日、スマートフォン「Xperia 10 IV(エクスペリア テン マークフォー)」SIMフリーモデルの国内向け予約販売受付を開始しました。

 

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↑ブラック

 

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↑ホワイト

 

Xperia 10 IVはトリプルレンズを搭載。リアカメラには有効約1200万画素のイメージセンサーを搭載した27mm相当の広角レンズ、有効約800万画素のイメージセンサーを搭載した16mm相当の超広角レンズ、有効約800万画素のイメージセンサーを搭載した54mm相当の光学2倍望遠レンズを備えています。

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↑上から16mm、27mm、54mm

 

また被写体やシーンを自動で認識し、きれいな撮影ができる「プレミアムおまかせオート」を搭載。白トビや黒つぶれを防ぐ「オートHDR撮影」が自動で起動するほか、ノイズ低減技術による「ナイトモード撮影機能」も内蔵しています。

 

デジタルズームでは、超解像技術により高解像度の撮影を実現。広角レンズには光学式手ブレ補正を搭載しているので、暗所でもブレない撮影が可能です。さらに動画撮影時には、光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせた独自のハイブリッド手ブレ補正「Optical SteadyShot」による撮影もできます。

 

ディスプレイはアスペクト比21:9、約6.0インチのフルHD+対応有機ELを搭載。明るさは従来モデル「Xperia 10 III」から約1.5倍に向上しており、有機ELディスプレイで高コントラストな映像美を楽しめます。また、IP65/68防水・防塵性能に加え、耐落下性と耐擦傷性の強いガラス「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しています。

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↑高音質を楽しめる機能を複数搭載

 

音質においては、ワイヤレスでも有線ヘッドホンでも、高音質を楽しめる機能も備えています。ハイレゾおよびハイレゾワイヤレスへの対応(LDAC対応ヘッドホンは別売)に加え、3.5mmオーディオジャックや多様な音源をハイレゾ級の高音質に変換する「DSEE Ultimate」や、一部ストリーミングサービスなどのステレオ音源を立体的なサウンドに変換する「360 Reality Audio Upmix(サンロクマル リアリティ オーディオ アップミックス)」を搭載。ソニー独自の立体音響技術を活用した「360 Reality Audio」も体験することができます。

 

SIMはデュアルSIM(DSDS/DSDV)対応で、仕事とプライベートで2つの電話番号を持ったり、音声通話とデータ通信でプランを使い分けたりと、利用シーンに応じたカスタマイズが可能です。さらにeSIMにも対応しているので、利用開始時はSIMカードを差し替えることなく、回線契約と設定のみとなっています。

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↑5000mAhの大容量バッテリー、かつ161gの軽量ボディで片手でも操作しやすい

 

カラーはブラックとホワイトの2種類。ソニーのインターネット直販サイトである「ソニーストア」およびソニーの直営店(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)、また一部の家電量販店やECサイトでは3月10日から発売開始となります。

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Xperia 10 IV SIMフリーモデル主な仕様

カラー ブラック/ホワイト
サイズ/重さ 約153×67×8.3mm/161g
バッテリー容量 5000mAh (急速充電対応)
OS Android 12
SIM eSIM+nanoSIM
メモリ/ストレージ 内蔵 6GB/128GB
ディスプレイ 約6.0インチ 有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile (FHD+)
メインカメラ
16mm (超広角) 有効約800万画素 F2.2
27mm (広角) 有効約1200万画素 F1.8
54mm (望遠) 有効約800万画素 F2.2
フロントカメラ
有効約800万画素 AIによる人物の解像補正
オーディオ
モノラルスピーカー
3.5mm オーディオジャック/DSEE Ultimate/360 Reality Audio(イヤホンのみ)/360 Reality Audio Upmix(イヤホンのみ)

 

市場推定価格:61,000円(税込)前後

ソニー公式サイト:https://www.sony.jp/xperia-sp/products/XQ-CC44/

 

Nothingの「Phone (2)」は名実共にハイエンド! Snapdragon 8シリーズを搭載へ

英スマートフォンブランドのNothing(ナッシング)は、次期フラッグシップスマートフォン「Phoen (2)」のプロセッサに「Snapdragon 8」シリーズを搭載することを明らかにしました。

↑高級化へ

 

Nothingは2022年に、スケルトンデザインを採用したスマートフォン「Phone (1)」を発売し話題を集めましたが、2023年後半には米国を含め世界各国でプレミアムスマートフォン「Phone (2)」を投入することを明言しています。

 

 

Phone (2)の搭載プロセッサ情報は、現在バロセロナで開催されているMWC 2023で明かされました。CNETの報道によれば、これは「Snapdragon 8 Gen 2」に相当するとのこと。

 

Nothingの初代スマートフォンことPhone (1)では、ミドルレンジ向けプロセッサ「Snapdragon 778」が搭載されていました。これは十分な性能ではありますが、他のハイエンドスマートフォンから見劣りしていたことも事実。しかしPhone (2)は、名実ともにハイエンドスマートフォンとして投入されることになります。

 

それに伴い気になるのは、Phone (2)の価格。Phone (1)はコストパフォーマンスの高さが話題となりましたが、次期モデルはハイエンドプロセッサを搭載することで、どれだけ価格が上昇することになるのでしょうか? Nothingのファンは目が離せません。

 

Source: CNET via 9to5Google

自信をのぞかせるOnePlus、初の折りたたみスマホは「フラッグシップになる」

中国スマートフォンメーカーのOnePlus(ワンプラス)が、2023年の後半に折りたたみスマートフォンを発売します。

↑折りたたみスマホに注目

 

OnePlusは最近、折りたたみスマートフォンらしきティーザー画像を公開し、第3四半期(7月〜9月)の投入を示唆していました。バロセロナで開催されているMWCのセッションでも、OnePlusの折りたたみスマートフォンの投入計画について言及されましたが、同ブランドは「今後数か月の間に詳細を公開する」と述べるにとどまりました。

 

現時点では、OnePlus初の折りたたみスマートフォンが縦折り型なのか、あるいは横折り型なのかはわかっていません。同ブランドは「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」という商標を同時に登録しており、2個のデバイスが同時に登場する可能性もあります。

 

OnePlusでCOO(最高財務責任者)を務めるKinder Liu(キンダー・リウ)氏は「私たちの最初の折りたたみスマートフォンは、OnePlusの特徴である高速かつスムーズなエクスペリエンスを提供します。工業デザイン、機械技術といった意味でも、フラッグシップスマートフォンになるはずです」と述べています。

 

Samsung(サムスン)やMotorola(モトローラ)、Xiaomi(シャオミ)、OPPOなど、さまざまなメーカーがしのぎを削る、折りたたみスマートフォン業界。OnePlusという新たなチャレンジャーはどんな戦いを見せてくれるのでしょうか?

 

Source: 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」と「iPhone 14 Pro Max」がスピード対決! 結果は…

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は、世界で最も速いAndroidスマートフォンの可能性があります。しかしその一方で、ベンチマークの上では「iPhone 14 Pro」モデルには及ばないとの結果が出ていました

↑スピード対決(画像はGalaxy S20 Ultra〔左〕とiPhone 11 Pro)

 

では、実際にアプリを次々と起動してみたときのスピードはどうなのか? あるYouTubeチャンネルがそれを検証したところ、ほぼ互角という結果が出ました。

 

Galaxy S23 Ultraは、特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」や最大12GBのRAM、内蔵SSDにはサムスンの最新規格UFS 4.0チップが使われています。かたやiPhone 14 Pro Maxにはスマホ向けプロセッサーとして最速のA16 Bionicチップ、RAMは6GB、高速なNVMeストレージが搭載。つまりGalaxy S23 Ultraの強みは、主にRAM容量の大きさにあると言えます。

 

YouTubeチャンネルのPhonebuffは、両機種を使って恒例のスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うもの。

 

第1ラウンドでは、iPhone 14 Pro Maxが1分55秒47に対して、Galaxy S23 Ultraが1分54秒31で勝利。AndroidスマホがフラッグシップモデルのiPhoneに勝ったのは、実に1244日ぶりとのことだと驚かれています。

 

しかし、2ラウンド目ではiPhone 14 Pro MaxがGalaxy S23 Ultraに逆転勝利を収めました。最終的なタイムは、それぞれ2分41秒53と2分41秒78。この結果から、PhoneBuffは誤差を考慮に入れて「引き分け」と見なしています。

 

クアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」、つまりSnapdragon 8 Gen 2の後継チップは、A16 Bionicの性能を上回るとのベンチマーク結果が流出したこともありました。今後は、ハイエンドAndroidスマホとフラッグシップiPhoneの性能競争がさらに激しくなりそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:9to5Mac

「Pixel 7a」か「Pixel Fold」まもなく発表? Google未発表スマホがFCC認証に登場!

米Googleの「携帯電話(Phone)」と銘打たれた未発表製品が、米連邦通信委員会であるFCC(Federal Communications Commission)の認証リストに登場し、次期廉価版スマートフォン「Pixel 7a」や折りたたみデバイス「Pixel Fold」の発売が近づいている可能性が浮上しています。

Pixel7a-or-PixelFold
↑画像はGoogle Pixel 7 Pro

 

米国でワイヤレス接続機能を持つデバイスを発売する前には、まずFCCの認証を得る必要があります。米9to5Googleによれば、FCCデータベースに3つの新たなリストが現れ、これら全てがまもなく登場する1つの「携帯電話」を示しているとのことです。

 

なぜなら、3つのリスト「G0DZQ」「GHL1X」「GWKK3」はすべて互いに参照し合っている上に、別の1モデル「G82U8」への言及も共通しているためです。

 

たとえば「FCC ID : A4RG0DZQ(NFCの親モデル)、FCC ID : A4RGWKK3(BT / WLANの親モデル)、FCC ID : A4RGHL1X(バリエーションモデル)は、内部プリント基板のレイアウトは同じですが、バリエーションモデルはミリ波関連のコンポーネントを取り除き、別のMHB ENDCモジュールを搭載している」という風に、基本的には同じハードウェアで別バージョンがあると示唆しているようです。

 

この未発表モデルの正体として考えられるのは、1つには「Pixel 7a」です。これはミドルレンジ(中価格帯)だったPixel aシリーズを、カメラの強化やワイヤレス充電、RAMも8GBにして90Hz表示対応するなど大幅にパワフルにするというものです。

 

もう1つの折りたたみデバイス「Pixel Fold」は、2023年内にリリースが噂されています。Oppo Find N2に近いデザインで画面サイズも広く、Galaxy Z Fold4よりも重いがバッテリー容量も大きくなるとのリーク情報もありました

 

そしてFCCの守秘義務(端末の画像やマニュアルを一時的に公開しない)が半年で切れるため、この最新Googleスマホは毎年行われる秋の「Made by Google」イベントより前に発表が予想されます。

 

昨年を振り返れば、Pixel 6aは5月の開発者向けイベント「Google I / O」で発表されていました。あと数ヶ月で、新たなPixelデバイスがお披露目されるのかもしれません。

 

Source:FCC
via:9to5Google

Androidスマホ、待望のeSIMのワイヤレス転送が可能に! 今年後半から

米GoogleはAndroid端末でも、eSIMのワイヤレス転送が可能になることを発表。「今年後半に」転送のサポートをAndroidに導入するとしています。

Android-eSIM
ついにAndroidでeSIM転送が可能に

 

eSIMとは、これまでのSIMカードと違い、端末内に部品として組み込まれているデジタルSIMのこと。物理的に抜き差しする必要がなく、その場ですぐに通信キャリアと契約したり、別のキャリアに乗り換えることができます。

 

最近のiPhoneでは、以前使っていたeSIMを新しいモデルに転送することも(一部のキャリアで)できます。この便利な機能が、ついにAndroidにもやって来る見通しです。

 

世界最大級の通信関連カンファレンスMWCバルセロナ2023の開催にさいし、Googleは「今年後半には、GSMAの世界標準に基づき、ユーザーが物理的にSIMカードを交換することなく、迅速かつ安全にモバイルプランを新デバイスに移行できるeSIM転送機能をAndroidに提供します」と発表。まず、ドイツテレコム(Deutsche Telekom)が対応すると述べています。

 

今年初め、最新のAndroid 13ベータ版からeSIMワイヤレス転送の手がかりが見つかっていました。どのAndroid端末が対応するかは不明ですが、少なくともGoogleのPixelスマホ間では可能になると推測されています。

 

これにより、Android端末から別のAndroidスマホに乗り換えるとき、これまでの通信プランが手軽に持ち越しやすくなるはず。最近のiPhoneでは旧モデルと新モデルを近づけ、指示通りボタンをタップするだけで設定が完了しますが、Androidでもカンタン設定を期待したいところです。

 

Source:Google
via:9to5Google

Galaxy S23 Ultra、バッテリーの取り外しがカンタンに! 大量の接着剤も使われていない?

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は、見かけこそ先代のS22 Ultraとほとんど変わりませんが、実はとてつもなく頑丈に作られていることが判明していました

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

それに続き、内部構造も改良されており、バッテリーの取り外しに専門の工具も必要なく、修理のプロでなくとも簡単にできると報じられています。

 

この分解作業を行ったのは、先日もGalaxy S23 Ultraの耐久テストを公開したZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)氏です。もっとも分解スタート直後、リボンケーブルを引きちぎりそうになり、ディスプレイの交換パーツを入手するため少しの出費が余儀なくされています。

 

さておき、バッテリーの取り外しは順調そのものです。一般的にスマートフォン内部のバッテリーは大量の接着剤で固定されているため、プロの修理業者であれ大量のアルコールを使って柔らかくする手間がかかります。また、安全に交換するためには専門のツールも必要となるものです。

 

しかしZack氏は、前面ガラス部分やワイヤレス充電コイル、何本かのネジ、リボンケーブル用の工具を使うだけで、内部のバッテリーに手が届くことに。これらをあっという間に取り外しでき、バッテリーには引き出し用のプルタブまで付いており、専門家でなくても難なくできると主張しています。

この設計変更をZack氏はとても喜んでおり、「8年待った」とまで語っています。

 

もっとも、これに先立ち修理業者iFixitが行った分解作業では、以前のモデルと同じく大量の接着剤が使われていました。他の部分については、Zack氏の使ったデバイスと同じ構造だったようです

 

なぜZack氏とiFixitが扱ったGalaxy S23 Ultraの組み立て方が違っていたかは不明ですが、もしかするとiFixitに送られた製品は発売前の試作品だったのかもしれません。ともあれ、iFixitも先代モデルより分解も修理もしやすくなったと高評価でした。

 

もちろん、サムスン非公認の修理業者やユーザー自らのバッテリー交換では、公式の保証が切れたり、自己責任になる可能性もあります。とはいえ、修理やパーツ交換がしやすくなるのは間違いなく進歩であり、この設計が噂の新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」にも採用されることを期待したいところです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:Wccftech

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」は折り目がなくなり、かなり薄くなる? 新型ヒンジ採用のため

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」のヒンジ(折りたたみの軸)設計が新しくなり、ついに折り目がなくなるとの噂が以前ありました

↑Galaxy Z Fold4

 

これにより、Galaxy Z Fold5本体も少し薄くなるとの予想が報じられています。

 

これまで横折りのGalaxy Z Foldシリーズは、かなりの厚みがありました。最新のGalaxy Z Fold4でも最薄部では約14mm、最も分厚い場所は16mm近くあります。ほとんどのスマホは7~9mmのため、ほぼ2倍の分厚さです。

 

しかし、有名リーカーIce universe氏は中国SNSのWeiboにて「独占情報」を発言。それによれば、新たな「水滴型」構造ヒンジにより、Galaxy Z Fold5は折りたたみ後にすき間がなくなり、閉じた状態で13mm台に収まるとのこと。つまり、最も分厚い16mmから3mm前後も薄くなる、ということになります。

 

すでにOppoのFind N2も水滴型ヒンジを採用していますが、折りたたみ時の厚みは公称で14.6mmです。かたやXiaomi Mix Fold 2は閉じた状態で11.2mm。サムスンは新境地を開拓するわけではありませんが、折りたたみスマホ市場で優位性を増すことは間違いなさそうです。

 

ちなみにサムスンは数年前、水滴型ヒンジの特許を申請していました。ディスプレイの端が水滴のように丸く畳まれる構造から一般に「水滴型」と呼ばれますが、サムスン社内では「ダンベル型」と呼ばれているようです。

 

サムスンは今年夏、「Galaxy Z Flip5」や、「Galaxy Tab S9」、「Galaxy Watch 6」と共にGalaxy Z Fold5を発売すると予想されています。昨年、同社は8月に折りたたみスマホの新型モデルを発表していたため、今年も同様のスケジュールになると思われます。

 

Source:Weibo
via:9to5Google

廉価スマホ「Galaxy S22 FE」、Snapdragon 8+ Gen 1搭載で「安くて高性能」かも

サムスン製ハイエンドスマートフォンの廉価モデル「Galaxy FE」シリーズは、昨年は新機種が投入されなかったものの、今年は「Galaxy S23 FE」として帰ってくるとの噂が浮上しています

↑Galaxy FEシリーズ

 

そんななか、Galaxy S23 FEには前世代のSnapdragon 8+ Gen1が搭載されるとの予想が報じられています。

 

リーカーのコナー氏(@OreXda)は「独占情報」として、Galaxy S23 FEには端末価格に合わせてSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されるとツイートしています。このチップはクアルコムが昨年5月に発表したもので、Galaxy S22シリーズのSnapdragon 8 Gen 1と比べてあらゆる面で優れているSoCです。

 

なによりSnapdragon 8+ Gen 1の強みは、台湾TSMCの優れた4nm技術で製造されていること。サムスン製造のSnapdragon 8 Gen 1よりも、発熱が低く性能が高いと実証したテストもありました

 

また、以前サムスン製スマホは地域により自社開発のExynosチップを搭載したモデルもありましたが、Galaxy S23シリーズではSnapdragon 8 Gen 2に統一されています。そのためGalaxy S22 FEでもすべてSnapdragon 8+ Gen 1が搭載されると予想され、性能の高さから、売上にプラスに影響すると思われます。

 

その一方、もしもSnapdragon 8 Gen 2を搭載したとすれば、製造コストは上がってしまうはず。サムスンとしては、賢い経営判断かもしれません。

 

Galaxy S23 FEの価格については、まだ情報はありません。米テック系サイトWccftechは、Galaxy S23シリーズが米国で799.99ドル~であることから、150ドルほど安い649.99ドル(約8万7000円)~と予想。コストダウンのために背面をプラスチック製にしたり、カメラ性能を少し下げたりする可能性がある、と述べています。

 

最新ではないSnapdragon 8+ Gen 1ですが、性能に不足はありません。十分に価格が安ければ、お買い得のAndroidスマホとなりそうです。

Source:Connor(Twitter) 
via:Wccftech

背面ピカピカスマホがブームに? OnePlusがコンセプトを発表

OnePlusは背面LEDを搭載したスマートフォンのコンセプト「OnePlus 11 Concept」を発表しました。

↑OnePlusより

 

背面に発光機能を搭載したスマートフォンとしては、Nothing(ナッシング)の「Phone (1)」が思い出されます。今回のOnePlus 11 Conceptはコンセプトモデルとなっており、実際に市場に投入されるかどうかは不明。しかし今後のスマートフォン業界のトレンドを占うという意味で、興味深い端末といえそうです。

 

イベント「MWC 2023」を前にして公開されたOnePlus 11 Conceptは、背面のカメラ突起の周り、そしてそこから本体下へと伸びるLEDライトの姿が確認できます。OnePlusはこのパネルを「Flowing Back(フローイング・バック)」と呼んでおり、青色LEDを血管に例えているのです。

↑OnePlusより

 

2枚目の画像からは、LEDライトの上部にあるガラスパネルのユニボディを確認することができます。この外側のパネルは見方によっては、カーボンファイバーのようにもみえます。

 

スマートフォン背面のLEDライトは通知の表示や補助ライトなど、さまざまな使いみちが存在します。先述のようにOnePlus 11 Conceptがいつ、どのような形で製品化されるのかは不明ですが、単純に目立つスマートフォンとしてもその存在価値がありそうです。

 

Source: 9to5Google

Galaxy Z Flip 5の外部画面は超でっかくなるかも

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip 5」により大きな外部ディスプレイが搭載されるとの情報を、著名リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑OPPOより

 

Galaxy Z Flip 5は縦折りタイプのスマートフォンで、以前から大画面な外部ディスプレイの搭載や、メインディスプレイのシワが目立たなくなるなどの情報が伝えられていました。同じくOPPOの縦折りスマートフォン「Find N2 Flip」は、3.26インチと大画面な外部ディスプレイを搭載しています。

 

Ice universeによれば、Galaxy Z Flip 5の外部ディスプレイは大幅にアップグレードされ、Find N2 Flipのものよりも大きくなるとのこと。これは、1.9インチの外部ディスプレイを搭載した「Galaxy Z Flip 4」から大きなスペックアップとなりそうです。

 

現時点では、Galaxy Z Flip 5の正確な外部ディスプレイのサイズは判明していません。もし今回の情報が正しければ、大画面な外部ディスプレイは通知の確認やセルフィー撮影に大いに役立つこととなるでしょう。

 

Source: Ice universe / Twitter via 9to5Google

折りたたみPixelはOPPO「Find N2」より重くなる? 大容量バッテリーを搭載するかも

Google(グーグル)からの投入が期待されている折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」の本体サイズやバッテリー容量に関する情報を、海外テックサイトの9to5Googleが報じています。

↑@OnLeaksより

 

Pixel Foldに関しては予測レンダリング画像複数登場するなど、今夏の投入への期待が高まっています。また本体外側には外部ディスプレイが搭載されず、1799ドル(約24万円)にてリリースされるとの情報もあります。

 

今回の9to5Googleの情報によれば、Pixel Foldは高さ140mmと、OPPOの折りたたみスマートフォン「Find N2」とほぼ同サイズになるとのこと。一方で、Pixel Foldの幅は7mmほどFind N2より大きくなるようです。そして本体重量は263gと、Find N2の237gよりもかなり重くなると伝えています。

 

さらにPixel Foldのバッテリー容量は5,000mAh未満と、他社の折りたたみスマートフォンよりも大容量なものとなるようです。もしこれが正しければ、Pixel Foldは大画面かつ長時間駆動バッテリーを特徴とする折りたたみスマートフォンとなりそうです。

 

Source: 9to5Google

おや? 今年は「Galaxy S23 FE」が登場するかもしれません

Samsung(サムスン)がお求めやすい次期ハイエンドスマートフォン「Galaxy S23 FE(仮称)」を今年後半に投入するとの情報を、韓国語ニュースサイトのHankookiが伝えています。

↑Amsal Alwal / Shutterstock.com (画像はGalaxy S21 FE)

 

Galaxy FEシリーズはハイエンドモデルの「Galaxy S」シリーズと同等のプロセッサを搭載しながら、カメラなどのスペックを抑えることで廉価に販売されてきたシリーズ。ただし昨年は「Galaxy S22」シリーズの廉価版となる「Galaxy S22 FE」は投入されず、シリーズの終了を匂わせる報道も登場しています。

 

一方でHankookiによれば、Samsungは2023年にGalaxy FEシリーズの復活を予定しているとのこと。製品は第3四半期(7月〜9月)に投入されるので、例年8月にリリースされる同社の折りたたみスマートフォンと同時期の発売が期待されます。

 

今回の情報は、Samsungが次期廉価スマートフォン「Galaxy A74」の発売を見送ったという噂にも合致します。現行モデル「Galaxy A73」の販売は思わしくなく、その次期モデルの代わりにGalaxy S23 FEが投入されることとなりそうです。

 

Galaxy S23 FEでは、Galaxy Aシリーズに匹敵するような、挑戦的な価格設定に期待したいものです。

 

Source: Hankooki via 9to5Google

Galaxy S23の写真切り抜き機能「イメージクリッパー」、まもなく他のGalaxyスマホでも使えるかも!

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズでは、新機能の「イメージクリッパー」が利用できます。この新機能が、まもなくサムスン製の他のスマートフォンでも使えるようになるとの噂が報じられています。

↑One UI 5.1対応のサムスン製スマホに追加予定だという

 

「イメージクリッパー」は、ギャラリーアプリの写真から被写体を長押しして直ちに切り抜きできる機能です。切り抜き部分はコピーや共有、または新規の画像として保存もできます。アップルがiOS 16で実現したそれと、似ている印象があります。

TwitterユーザーのGaryeonHan氏によると、この機能はOne UI 5.1に対応した他のサムスン製スマホにも追加予定とのこと。具体的にはGalaxy S20、Galaxy S21、Galaxy S22シリーズ、Galaxy Note 20、Note 20 Ultra、Galaxy Z Fold 2、Z Fold 3、Z Fold 4、およびGalaxy Z Flip、Z Flip 5G、Galaxy Z Flip 3、Z Flip 4とされています。

 

また、一部のGalaxyタブレットにもイメージクリッパーが提供される可能性もあるものの、いつになるか、どの機種になるかはまだ不明と伝えられています。

 

新たなOne UI 5.1は、One UI 5からのマイナーアップデートのようでいて、様々な新機能が盛り込まれています。もともとGalaxy S23シリーズと同時に発表されたものですが、すでにGalaxy S20、S21、S22シリーズなどに展開済みです

 

One UI 5.1 については、サムスン情報サイトSammobileが詳しい動画を公開しています。少し古めのGalaxyスマホでも、ソフトウェアのアップデートにより生まれ変わるかもしれません。

 

Source:GaryeonHan(Twitter) 
via:Sammobile

Galaxy S23シリーズ、新型有機ELディスプレイにより省電力を実現! 驚異的なバッテリー持ちに

サムスンの最新スマートフォン「Galaxy S23」シリーズは海外でまもなく発売されますが、有機ELディスプレイに最新技術が使われていることが明らかとなりました。

↑低消費電力有機EL技術のおかげで、驚きのバッテリー持ちに!

 

サムスンディスプレイは、Galaxy S23全モデルに「低消費電力有機EL技術」を実装し、消費電力を減らしながら輝度を向上させたことを公表しました。新たな有機材料は、有機層内で電子が速く動きやすいように改良され、発光効率を高めることで、消費電力を従来比で13%~16%以上も削減したと述べられています。

↑図で表したもの

 

これにより、標準モデルのGalaxy S23の最大輝度は1,750ニトとなり、先代モデルS22の1,300ニトより向上したわけです。スマートフォンの中で最も電力を消費する部分はディスプレイであることを考えると、かなりの効果がありそうです。

 

ディスプレイ技術に詳しいDylan Raga氏は、新型ディスプレイでは緑の発光がより広範囲になり、赤のエミッターの波長も調整されたと説明しています。

 

これらを組み合わせることで、ディスプレイパネルの効率が大幅に改善し、1,150ニト表示時にはiPhone 14 Pro Maxより消費電力がかなり少ないとのことです。

 

Galaxy S23 Ultraのバッテリー容量は先代のS22 Ultraと同じ5,000mAhですが、2日と7時間も充電しなくても残り13%もあり(画面を約5.5時間表示)驚いたとの報告もありました 。新たなプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」の恩恵もあると思われますが、新型ディスプレイも大いに貢献しているのかもしれません。

 

Source:Samsung Display

via:9to5Google

Galaxy S23シリーズに隠し充電モード発見! 古いGalaxyスマホでも使用可能

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに、ゲームをやり込む人向けの充電モードが隠されていたことが明らかとなりました。

↑画像は9to5Googleより

 

この設定はサムスン製スマホに共通してある、ゲームに集中できる設定を行う「Game Booster」内にあります。そこには「Pause USB Power Delivery」という項目があり、「携帯電話の発熱を防ぐため、USB Power Delivery対応充電器を接続し、バッテリーが20%以上になった時点で充電を一時停止します」と説明されています。

 

つまり、コンセントに繋いだ充電器がバッテリーを介さず(充電せず)、Galaxy S23に直接に給電するというものです。これにより発熱が抑えられるばかりか、消費電力の効率も向上。下の動画でも、ゲーム中の消費電力が17Wからわずか6Wとなっていることが確認できます。特にサムスン純正品でなくとも、どのUSB PD対応充電器でも使えるようです。

 

「Pause USB Power Delivery」はGalaxy S23シリーズで初めて発見されたものですが、今では古いGalaxyスマホにも展開されているとのこと。2月14日(米現地時間)時点では、Galaxy S21シリーズ、Galaxy Z Fold 2、Fold 3、Fold 4、およびGalaxy A73 5Gで確認されています。

 

米9to5Googleがサムスンに問い合わせたところ、この設定はGalaxyスマホをUSB PD電源に接続し、ゲームをバックグラウンドではなくアクティブに実行している間に「Game Booster」を開くと出現するとのこと。それ以降はオプションとして表示されるそうです。

 

この機能がどれほどの範囲でGalaxyスマホに展開されるのかは不明ですが、最新機種でなくとも使えるのはありがたいことです。

 

Source:9to5Google

Xperia 1 Vの予測レンダリングが登場、デザインやイヤホンジャックに変化なし?

ソニーの次期フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 V」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントのOnLeaksが投稿しています。

↑OnLeaks / Twitterより

 

ソニーのフラッグシップスマートフォンとなる、「Xperia 1」シリーズ。2022年5月に発表された現行モデルの「Xperia 1 IV」では光学ズームレンズや独自のライブストリーミングモードを搭載するなど、マルチメディア性能が高められました。

 

今回投稿された画像からは、Xperia 1 Vが前モデルとほぼ同じデザインを引き継ぐことが示唆されています。また同スマートフォンは、イヤホンジャックを搭載する数少ないハイエンドスマートフォンとなるようです。画面にはアスペクト比21:9でフラットな、6.5インチディスプレイを搭載。本体寸法は約161.0×69.3×8.5mmになると報告されています。

 

背面カメラは引き続きトリプルカメラのセットアップとなるものの、わずかに飛び出しが大きくなり、カメラエッジは傾斜したデザインになる模様。LEDフラッシュもカメラアレイの内部に配置されています。ボタン類の配置に変更はないようです。Xperia 1 Vの予測スペックは、プロセッサがSnapdragon 8 Gen 2で16GB RAM、5000mAhのバッテリーを搭載。背面には1200万画素メイン+4800万画素広角+1200万画素望遠カメラが搭載されると伝えられています。

 

近日中の発表と、今年後半の発売が期待されているXperia 1 V。基本スペックの刷新だけでなく、カメラやゲーム機能などのさらなる進化にも期待したいものです。

 

Source: OnLeaks / Twitter via 9to5Google

HUAWEIスマホ、iPhone 14 Proのダイナミックアイランドみたいな機能を搭載? 他社製品にも広まるかも

昨年秋のiPhone 14 Proモデルでは画面デザインが大幅に変更され、自撮りカメラとFace ID(顔認証)センサーを2つの穴の下に収めた「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」が採用されました。この穴はまとめて1つの横長スペースとなり、そこには便利な通知や試合経過、操作ボタン等が表示され、ユーザーから人気を集めています。

↑iPhone 14 Proモデルは「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」搭載

 

中国スマートフォン大手のHUAWEIも、次期デバイスの「nova 11シリーズ」でDynamic Islandと同様のデザインを採用するとの噂が報じられています。

 

これまでHUAWEIはディスプレイに穴を開け、その下に自撮りカメラを置く「パンチホール」方式を多くのスマホに採用してきました。が、それらは大半が画面左上に穴とカメラがある配置でした。

 

しかしGizmochinaによれば、準備中のnova 11シリーズは初めてピル型(横長で錠剤のような形)切り欠き入り画面を採用に踏み切ったとのこと。HUAWEI製品でも真ん中にパンチホールありの端末は前例がありましたが、横長の切り欠きは初めてのことです。

Image:Gizmochina

 

HUAWEI nova 11シリーズではXMAGE(HUAWEI独自技術)カメラシステムが搭載され、写真撮影のユーザー体験が改善されると噂されています。そして新たなDynamic Islandのような仕組みは、その機能もiPhone 14 Proのそれに似ていると思われます。

 

HUAWEIは米国の輸出規制によりGoogle関連サービスが搭載できなくなったこともあり(現在は独自のHarmonyOSを採用)、一時ほどのシェアはないものの、中国大手には違いありません。Androidスマートフォンにも、Dynamic Islandの大ブームがやって来る可能性がありそうです。

 

Source:Gizmochina

充電めちゃ早いとスマホの使い方が少し変わる? 19分でフル充電のXiaomi 12T Proレビュー

スマホで動画サイトをだらだら見ていたら寝落ちしてしまい、もう出かけなければいけない時間。しかし充電は残り数%……ピンチ! スマホを使う人なら、誰しも経験がありそうな瞬間でしょう。2022年12月に発売されたシャオミのフラグシップモデル「Xiaomi 12T Pro」は、このような“ちょっとしたピンチ”を解決できるスマホです。

↑Xiaomi 12T Pro

 

↑背面はシンプルなデザイン。カメラユニットが目立ちます

 

とにかく早い! 約19分でフル充電

Xiaomi 12T Proの一番の売りは、充電の速さです。独自の120W急速充電技術により、電池残量が0%の状態から、約19分でフル充電が可能としています。

 

実際にACアダプターに挿してみると、瞬く間に充電されていきます。充電中は電池残量が0.00%単位で表示されるようになっており、ストップウォッチで時間を計るかのように残量が増えていきます。室温20度の環境で、電池残量1%からフル充電にかかった時間は18分。ほぼ公称通りの時間で充電できました。室温が約5度の寒い部屋では充電のペースを若干落としているようですが、それでも30分で満充電になっていました。

↑充電端子を差し込んで10秒ほどで1%充電されました

 

↑「バッテリーログ」アプリで電池残量の推移を計測。ものすごい勢いで充電されていることがわかります

 

単純に充電が速いというだけなく、たっぷり使えるのもXiaomi 12T Proの特徴です。バッテリー容量は5000mAhもあり、YouTubeやNetflixなどの動画再生をメインに使っても1日半は継ぎ足し充電なしで使用できました。あまりスマホを使わない日なら、1日使っても10%程度しか減りません。

 

急速充電だから「ながら充電」が減り、結果的にバッテリー消耗も抑えられる

力強い急速充電があると、スマホの使い方が変わります。たとえば、スマホの電池残量が10%を切っているときは、使い切ったときの充電の手間を考えて動画再生をやめるなど、抑制した使い方になりがち。また、スマホの電池消耗の原因として挙げられる「ながら充電」をしてしまう、なんて人もいるのではないでしょうか。

 

その点、急速充電があることで、短時間でフル充電できるため、たとえばシャワーを浴びて出かける準備をしている間に充電が可能。ながら充電を減らすことができ、結果的にバッテリー消耗を抑えられそうです。すぐに充電できるわけですから、少し待てば動画の再生も再開できるでしょう。

 

それでも急速充電によるバッテリー劣化が不安という人に対して、Xiaomiはバッテリー交換サービスを提供しています。Xiaomi 12T Proに限っては、発売から24か月以内なら、無償でバッテリー交換を受け付けるとしています。

↑バッテリー関連の設定項目。超急速充電だけでなく、一晩かけて充電してバッテリーの劣化を抑える設定も用意されています

 

「2億画素カメラ」は夜景にも強く、「SNS映え」な写真に

19分でフル充電の急速充電が目を引きますが、Xiaomi 12T Proはそれ以外もフラグシップにふさわしい機能、性能を備えています。

 

背面カメラはメイン、超広角、マクロの3眼仕様で、メインカメラは「2億画素(200MP)」と、スマホとしてはトップクラスの高画素センサーを搭載します。このセンサーは4つの画素を1つの大きな画素として撮影するピクセルビニング機能を備えており、暗所撮影に強いという特徴もあります。

↑メインカメラに2億画素のイメージセンサーを搭載

 

実際の写りを確認してみても、特に都会の夜景のような明暗差が激しいシーンの表現が秀逸でした。AIオートで撮る色味は、ぱっきりくっきりとした色味になり、実物を目で見るよりも目を引く仕上がり。いわゆる「SNS映え」な写真を撮りやすいカメラという印象です。写真のトーンを簡単に変えられるカメラフィルターも用意されており、トイカメラ的な遊び方もできます。

↑手軽に写真の雰囲気を変えられるフィルター機能が便利

 

オートモードでも被写体によってはボケ効果が強調されることがあり、手軽に雰囲気の良い写真を撮れます。ただし、髪の毛のような細かい被写体をうまく検出できず、ボケ効果がかかりつつも輪郭に不自然さが残った写真となることもありました。

 

【Xiaomi 12T Proの作例フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

動画もゲームも快適なパフォーマンス

Xiaomi 12T Proの見どころは、まだあります。ディスプレイは2712×1220ドットの有機ELディスプレイで、リフレッシュレート120Hzの滑らかなディスプレイ表示にも対応します。SNSアプリのタイムラインの閲覧も、Webサイトのブラウジングもストレスはありません。

 

HDR10+とDolby Visionもサポートし、オーディオではDolby Atmosのステレオ再生に対応。スピーカーのチューニングは高級オーディオブランドのHarman Kardonが手掛けています。6.7インチと大きな画面もあいまって、卓上に置いて動画を視聴するには使い勝手が良いスマホといえます。

 

スマホの性能の要となるチップセットは2022年後半時点で最上位モデル「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。メモリーは8GBです。加えて、本格的な水冷システムを搭載しており、重めの3Dゲームをプレイしても負荷を掛けずに処理できるようになっています。

 

生体認証は画面内指紋認証に対応。ロック解除までのスピードは早めで、ストレスを感じることはありません。このほか、おサイフケータイ(FeliCa)とNFCも対応しています。

 

シンプルなデザイン、防水は非対応

背面のデザインは落ち着いた仕上がりで、カラーはブルーとブラックの2色展開。3眼カメラの出っ張りがトレードマークとなっているほか、「Xiaomi」のロゴは横向きに配置されています。大きさは約163×76×8.8mm、重さは205g。画面サイズに見合う程度の厚みや重さに抑えていますが、手に持ってみるとずっしりとした重みを感じます。

 

両面ガラス張りの仕上げで、背面はすべすべとした質感。また、背面の左右はなだらかなカーブを描いており、手に持ったときに角が当たることはありません。ただし、手に持ったときの重心が安定しにくく、若干持ちづらいと感じました。

 

【Xiaomi 12T Proの外観フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

持ちづらさは付属のシリコン製クリアケースを併用すれば見事に解決。スマホを持つときには滑り止めとしてもよく機能します。なお、ケースはカメラ周辺までカバーしつつも、ボタンも覆う形状です。とはいえ、ボタンが押しづらくなることはありません。

 

ちなみに、防水仕様はIP53相当の生活防水で、日本の一般的なスマホとは違い、水洗いは難しいと思うので注意が必要です。

 

付属の充電器はPCも充電できる

Xiaomi 12T Proに付属する充電器は、USB Type-C端子を備えるほかのスマホやタブレット、ノートPCなどへの給電も対応しています。筆者の手元にあったiPad Air(第4世代)やタブレットPCの「Surface Pro 8」も問題なく充電できました。他社製品への給電はUSB PD規格と互換性があり、最大30Wでの給電となるそうです。

 

Xiaomi 12T Proで120Wの急速充電を行なうためには、スマホと急速充電器、USBケーブルのすべてがXiaomiの独自規格「Xiaomi HyperCharge」に対応している必要があります。実質的には、付属の充電器以外では120Wで充電できないと考えた方がいいでしょう。Xiaomiでは独自の充電ICチップ「Surge P1」を開発しており、このチップにより20V・3Aの急速充電を可能としています。

 

その急速充電器はシングルポートのUSB充電器としてはやや大きめ。ケーブルもしっかりとした作りで束ねづらい作りとなっています。

 

個人的には自宅用と職場用など、可能であれば予備の充電器を確保しておきたいところです。ただ、Xiaomiによると充電器の単体販売は発売時点ではなく、2023年の上半期までに公式オンラインショップで販売する方針で検討しているとしています。

 

【Xiaomi 12T Proの充電器フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ややネックなのは販売価格

総評すると、Xiaomi 12T Proは、夜景も明るく撮れるカメラや、大画面で高精細なディスプレイなど、ハイエンドスマホに求められる機能をバランス良く取り入れたスマホと言えます。そして、スマホとしての使い勝手を変えるポテンシャルを秘めているのが、19分でフル充電できる超強力な急速充電技術。動画を視聴し続けたり、ゲームを存分に遊んだりしていて、充電切れが多いという人なら、Xiaomi 12T Proの急速充電は生活を変える機能となるでしょう。

 

なお、購入方法についてざっくり紹介すると、日本で販売されるXiaomi 12T Proは「オープンマーケット版」と「ソフトバンク版」の2種類が存在します。

 

「オープンマーケット版」はいわゆるSIMフリー版で、Xiaomiのオンラインショップでの価格は10万9800円(税込)となっています。家電量販店やいくつかのMVNOでも販売されており、たとえばIIJmioでは9万8820円(税込)で販売されています。

 

「ソフトバンク版」は基本的にはオープンマーケット版と同等の仕様ですが、大きな違いとしてストレージ容量が256GBに倍増されています。Xiaomi 12T ProはSDカードスロットが非搭載となっているため、本体にアプリやデータをたくさん保存したい場合は、ソフトバンク版を選ぶと良いでしょう。

 

ちなみに、ソフトバンク版もSIMロックフリーでeSIM対応となっており、他キャリアの回線を入れて使うこともできます。ネックなのは、ソフトバンクの直営店での価格は14万3280円(税込)とやや高めの設定なこと。ただ、「新トクするサポート」に加入すると、2年後の端末返却を条件に半額相当の負担で購入できます。こうしたサービスを利用するのがいいでしょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

Galaxy S23 Ultra、世界で最も速いAndroidスマートフォンかも!

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」全モデルには、クロック周波数を向上した特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されています。そのうち最上位モデルのGalaxy S23 Ultraが、世界で最も高速なAndroidスマートフォンである可能性が明らかになりました。

↑Galaxy S23 Ultra

 

TwitterユーザーのGolden Reviewer氏は、Galaxy S23 Ultraが定番ベンチマークアプリGeekbench 5のシングルコアスコアで1,604、マルチコアスコアで5,311を叩き出した画像を公開しています。

 

これまで最も高速だったAndroidスマホのNubia Red Magic 8 Proは、シングルコアが1,486でマルチコアが5,211。つまりGalaxy S23 Ultraは最高レベルの性能を誇り、トップの処理速度を実現したことを意味しています。

 

もっとも、別のユーザーからは、それほどでもない結果が報告されたこともありました。そのため今回のテストで使われた個体は「当たり」(チップは物理的に製造されるため、1つずつ性能にバラツキが出やすい)だったか、かなり涼しい環境でサーマルスロットリング(過熱による事故を防ぐため、わざとクロック周波数を落として低速にする仕組み)が働きにくかった可能性もあります。

 

それでも、Androidデバイスの中では飛び抜けて高速なのは確かといえそうです。Galaxy S23全モデルには高性能冷却システム「ベイパーチャンバー」が搭載されており、昨年モデルより冷却性能が強化されているとの情報もありました。性能を発揮しても過熱しにくく、高いパフォーマンスを長持ちさせやすいと思われます。

 

クアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」は、シングルコアとマルチコア性能ともにiPhone 14 ProモデルのA16 Bionicを超えるとのリーク情報も流出していました。もちろん、アップルの次期チップ「A17 Bionic」でも進歩が予想されますが、そろそろAndroidスマホもフラッグシップiPhoneの性能に追いつくかもしれません。

 

Source:Golden Reviewer(Twitter)
via:Wccftech

Galaxy S23 Ultra、とてつもなく頑丈に作られていると判明! 過酷な耐久テストを見事クリア

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は高性能や使いやすさが好評を呼んでいますが、まだ触れられていない点が「造りがしっかりしている」ことです。

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

耐久テストをした結果、このスマートフォンが非常に頑丈で、多少の衝撃や危機にさらされても問題ないことが証明されました。

 

このテストを行ったのは、電子機器の耐久テストでおなじみのZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)氏です。Nelson氏はGalaxy Z Fold4Apple Watch Ultraにも過酷なテストを行っていました。

 

Galaxy S23 Ultraはほとんどの箇所を丈夫なガラスや金属を使っていることから、最初から傷つけにくいことは予想されていました。まず、カメラレンズも高品質なガラス製で、固いカッターでひっかくテストもほぼ問題なくクリア。

 

さらにディスプレイも、モース硬度(鉱物の硬さの尺度。10段階)を上げても一定の傷しか付かず、サムスンがどれほど素材を厳選しているかが分かります。続いて画面をライターであぶる燃焼テストですが、こちらも白く変色するまで丸1分は掛かっています。

 

さて、最後に控えているのが折り曲げテストです。たとえばiPhone 13 ProもNelson氏による全力の折曲げにも耐えきっていましたが、Galaxy S23 Ultraもほとんど曲がらず、負けず劣らずの耐久力のようです。

 

高価なスマートフォンほど、不注意で落としたり固いモノに当てて壊れたときのダメージは大きくなるもの。それでいて、頑丈さは製品を見ただけでは分からない特性だけに、この点に注力したサムスンの企業姿勢は素晴らしいと言えそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube)
via:Wccftech

OnePlus、同社初の「折りたたみスマホ」を2023年後半に投入へ

スマートフォンブランドのOnePlusは、同社初となる折りたたみスマートフォンを2023年第3四半期(7月〜9月)に投入することを発表しました。

↑チラ見せ(画像提供/Ishan Agarwal)

 

すでにSamsung(サムスン)など複数社から製品が販売されている、折りたたみスマートフォン。OnePlusの親会社となるOPPO(オッポ)も、「OnePlus V Fold」「OnePlus V Flip」という新型の折りたたみスマートフォンの投入の準備をすすめているとも報じられています。

 

OnePlusが公開した画像からは、同ブランドの折りたたみスマートフォンのヒンジ部分を確認することが可能。ただし今回の情報からは、この折りたたみスマートフォンが縦折りタイプなのか横折りタイプなのかは不明。デザインや機能、スペックも知ることはできません。

 

2023年の第3四半期といえば、サムスンが新型の折りたたみスマートフォン(Galaxy Z Fold5やGalaxy Z Flip5)を発表することでしょう。OnePlusの折りたたみスマートフォンが予定通りに発表されれば、おそらくサムスンの製品と同時期になるはず。

 

折りたたみスマートフォンは、サムスンだけでなくHuawei(ファーウェイ)やMotorola(モトローラ)、OPPO、Xiaomi(シャオミ)などから製品が投入されています。初参入となるOnePlusが新機軸を見せてくれるのかどうか、注目したいものです。

 

Source: Ishan Agarwal / Twitter via 9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」はiPhone 14 Proに及ばない。それでも決して侮るなかれ

前モデルより性能がかなり強化されることになった、サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズ。しかし、最上位モデルのGalaxy S23 UltraでさえiPhone 14 Proには及ばないというベンチマーク結果が公開されました。

↑iPhone 14 Proには及ばないが……

 

スマートフォン情報サイトのCompareDialによると、定番ベンチマークアプリ「Geekbench 5」で検証した結果、iPhone 14 ProはGalaxy S23 Ultraよりも高速なことが明らかになったそうです。

 

最も差が付いたのはシングルコア性能で、iPhone 14 Proが1874(以降、すべて平均値)に対して、Galaxy S23 Ultraは1480。およそ21%もの差が付いています。

↑シングルコア性能の結果

 

かたやマルチコア性能についても、差は小さくなったものの、かなり大きな開きがあります。Galaxy S23 Ultraが4584に対して、iPhone 14 Proは5384と、約15%も違います。シングルコア・マルチコアともに、iPhone 14 ProがGalaxy S23 Ultraを上回っている格好です。

↑マルチコア性能の結果

 

もっとも、サムスン製スマホにとって悪いニュースばかりでもありません。2022年のGalaxy S22 Ultraはシングルコア性能が926、マルチコアが2911に留まっていました。それに比べて、新たなSnapdragon 8 Gen 2チップ(しかも標準品よりもクロック周波数を向上させた特別仕様との噂)を搭載したS23 Ultraでは前者が59.83%、後者が57.47%も向上しているのです。

 

CompareDialは「iPhoneと比べればまだ性能は低いものの、少なくともその差は縮まっているようだ」と結んでいます。Galaxy S23 Ultraは高いグラフィックス負荷がかかるゲーム『原神』を120fpsで遊べるとの噂もあり、Androidスマホとしては最高クラスの性能となるかもしれません。

 

Source:CompareDial
via:iMore

『エイリアン』のリドリー・スコット監督、Galaxy S23 Ultraで短編映画を撮影!

サムスンの新型フラッグシップモデルGalaxy S23 Ultraは、見かけこそ前モデルのGalaxy S22 Ultraとあまり変わりませんが、カメラに初の2億画素センサーを採用するなど大きく進化しています。

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↑Galaxy S23 Ultra

 

このGalaxy S23 Ultraを使って、『エイリアン』や『ブレードランナー』等で知られるリドリー・スコット監督が撮影した短編映画『Behold』とメイキング映像が公開されています。

 

Galaxy S23 Ultraによる映画撮影の感想を聞かれたリドリー監督は、大型カメラの代わりに小さなスマートフォンを使うのは興味深いチャレンジだった、と述べています。

 

また撮影監督のフラビオ・ラビアーノ氏(『ジャングル・クルーズ』や『チェイサー』に参加)は、最初はGalaxy S23 Ultraを使うのは怖々だったが、設定に慣れるにつれて、その多機能さに驚いたとのこと。そして動画撮影では、そのダイナミックレンジに大きな感銘を受けたと語っています。

 

リドリー監督によれば、Galaxy S23 Ultraを使う大きなメリットは、閉ざされた空間でもほとんど邪魔にならないということ。大きなカメラを動かすときには気を遣うが、スマホのような小さなものではその必要はないわけです。

 

今回の映画でもGalaxy S23 Ultraをスタビライザーに装着したり、複数台を使って様々なシーンを撮ったりと、映画用カメラと同じ感覚で運用できたようです。

 

『Behold』は荒廃した地域で、ある男が馬を見つけたことで安らぎを得るというあらすじ。わずか4分弱の作品ですが、この映像を見るかぎり、スマホに搭載されたカメラの性能もますますプロ用の機材に近づいているのかもしれません。

 

Source:Galaxy S23 Ultra: ‘Behold’ by Sir Ridley Scott(YouTube) 
via:Wccftech

気になるカメラ性能は? サムスン「Galaxy S23」シリーズ3機種タッチ&トライ実機レビュー

サムスンが2023年2月1日に発表したスマートフォン「Galaxy S23」シリーズ3機種の実機を、発表会が行われたサンフランシスコで実際に触ってきました。写真を中心に4色のカラバリなども含め、3モデルを紹介します。

↑Galaxy S23シリーズ3機種

 

「自然」をインスパイアした上品な4色ボディー

Galaxy S23シリーズはペン内蔵で2億画素カメラを搭載する「Galaxy S23 Ultra」、5000万画素カメラを搭載する「Galaxy S23+」「Galaxy S23」の3モデル展開となります。3機種ともにチップセットはクアルコムのSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載、現時点で最高スペックのチップセットとのことです。

↑左からGalaxy S23、Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23+

 

背面のカメラ周りは台座の無いフラットな形状で、大型レンズが3つ縦に並ぶデザインを採用。メーカーロゴ以外に文字は無い、すっきりとした仕上がりです。

↑カメラ部分の仕上げはすっきりとしている

 

本体のカラバリは「グリーン」「ラベンダー」「クリーム」「ファントムブラック」の4色。前モデルでは機種によってカラバリが異なるものもありましたが、Galaxy S23シリーズは3機種すべてが同色の4色展開です。Galaxy S23シリーズは本体にリサイクル素材を使う割合を増やした「自然に優しいスマホ」となっており、4つのカラーも自然を意識した、やや淡い色合いになっています。

↑4つのカラーは自然をインスパイアして採用された

 

↑グリーンは緑にグレイをまぜたような中間色っぽい色合い

 

↑ラベンダーはピンクに近い、ほのかに淡い仕上げだ

 

↑クリームは上品なホワイトカラー

 

↑ファントムブラックはベーシックな色だが深みがある

 

2億画素カメラとスタイラス内蔵の「Galaxy S23 Ultra」

Galaxy S23 Ultraの主なスペックはディスプレイが6.8型3088×1440ピクセル、120Hz駆動。カメラが2億画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)+1000万画素(10倍望遠)。バッテリーは5000mAhで45W充電に対応。アメリカでの価格は1199ドル(約15万9000円)から。

↑Galaxy S23 Ultra

 

大型ディスプレイは側面が若干丸みを帯びた形状で、ディスプレイと側面フレームの間のベゼルの幅を目立たなくしています。ディスプレイは1Hzから120Hzまで自動可変に設定可能で、電子書籍など表示速度を重要視しないアプリでは消費電力を落とすことができる一方、ハイスペックなゲームはフル駆動で表示させ、遅延の無いゲームプレイを実現します。

↑6.8型の大型ディスプレイを搭載、ベゼルは薄く見える

 

背面のデザインは前モデルのGalaxy S22 Ultraとほぼ同等ですが、カメラのレンズ部分の外周リングがやや太いものになりました。3つのカメラは出っ張っていますが、それほど出っ張りは高くなく、ケース無しで使っていても気にならないと思います。

↑背面のデザイン

 

↑カメラの出っ張りはそれほど高くはない

 

ディスプレイ側面の丸みはかなり小さく、前モデルGalaxy S22 Ultraと比べるとより角ばった、スクエア感の強い形状となりました。本体サイズは163.4×78.1×8.9mm、重量は235gです。

↑本体の断面はより角ばった形状になっている

 

2億画素カメラ&夜間撮影性能がスゴイ

Galaxy S23シリーズ3機種はカメラ性能が従来モデルよりも向上しています。まずGalaxy S23 Ultraは2億画素カメラを搭載。前モデルは1億800万画素ですから、ほぼ倍増した計算になります。2億画素で撮影すれば、その画像の一部を切り取っても十分見れる画像となるため、SNSに写真の一部だけをアップするのも自在にできます。

↑画面越しにGalaxy S23 Ultraの2億画素撮影(左)と一部を切り取った画像(右)

 

また光学10倍望遠カメラはデジタルズームで最大100倍の「Space Zoom」(スペースズーム)に対応します。こちらは実画像をコピーできなかったため、遠くの台に置いてあるGalaxy S23 Ultraを100倍で撮影した画面越しの画像をご覧ください。実際に使ってみると、デジタルズームで実用的なのは30倍程度。100倍は画質が荒くなります。とはいえ記録に画像を残すのならば100倍を使うのも十分ありでしょう。他には動画は8K 30fps撮影に対応します。

↑一番奥のテーブル上にあるGalaxy S23 Ultraの画面を100倍で撮影

 

またGalaxy 23シリーズは3機種とも「Nightography」(ナイトグラフィー)と呼ばれる夜間撮影性能が大幅に向上しています。特にGalaxy S23 Ultraは2億画素のカメラのセンサーを、16個を1つにまとめ1200万画素相当で撮影するピクセルビニングにより、暗所撮影性能を高めています。

↑Galaxy S23 Ultraで撮影。上が通常モード、下がナイトモード

 

フロントカメラの夜間撮影性能も高く、フラッシュが無くても暗い場所で顔を明るく写してくれます。

↑フロントカメラのナイトモード(右)はフラッシュが無くても顔を明るく写してくれる

 

Galaxy S23 UltraにはExpert RAWモードも搭載されました。RAWで写真を撮影できるほか、カメラアプリからアドビのLightroomを起動できます。また星空撮影にも対応し、スカイガイドをONにするとその場から見える星座を表示。三脚にGalaxy S23 Ultraを固定して、夜空にカメラを向けて長時間露光で星座を撮影する手助けをしてくれます。

↑Expert RAWはLightroom起動ができる(左)。スカイガイドで星座撮影もしやすい(右)

 

スペックを高めた標準モデル「Galaxy S23」「Galaxy S23+」

Galaxy S23とGalaxy S23+はディスプレイサイズとバッテリー容量が異なる以外、同じスペックの兄弟モデルです。Galaxy S23はディスプレイが6.1型2340×1080ピクセル、バッテリーは3900mAhで25W充電に対応。カメラは5000万画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)。アメリカの販売価格は799ドル(約10万6000円)からです。

↑Galaxy S23

 

Galaxy S23+は6.6型2340×1080ピクセルディスプレイに45W充電対応の4700mAhバッテリーを搭載。カメラはGalaxy S23と同じで5000万画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)を搭載し、アメリカでの販売価格は999ドル(約13万2000円)から。

↑Galaxy S23+

 

どちらのモデルもディスプレイはフラットな形状。大きさ以外の差はありませんが、手に持ってみるとGalaxy S23はかなり小さいことがわかります。両者のサイズはGalaxy S23が146.3×70.9×7.6mm、168g。Galaxy S23+は146.3×70.9×7.6mm、196gです。背面もカメラのレイアウトも同じで、遠めに見ると両者の区別はつきにくいです。

↑ディスプレイサイズ以外、見た目は変わらない

 

↑背面もデザインはほぼ同等

 

カメラはGalaxy S23 Ultraほど高性能ではないものの、5000万画素カメラを搭載しており、望遠は光学3倍、デジタルで30倍までに対応します。また動画はGalaxy S23 Ultra同様に8Kに対応するので、超高画質な映像を残すことも可能。Galaxy S23とGalaxy S23+は高性能なチップセットを搭載するハイエンドスマートフォンであり、カメラも含めて価格にふさわしい製品と言えるでしょう。

↑カメラ部分の拡大

 

↑5000万画素カメラの画質は十分

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Galaxy S23 Ultra、『原神』を120fpsで遊べる初のAndroidスマホに? 公式ポスターらしき画像がリーク

今月初めに発表されたサムスンのGalaxy S23 Ultraは、3種類あるフラッグシップ機の中でも一番の高性能が期待されています。そんななか、非常に人気の高いスマートフォンゲーム『原神』を120fps(1秒間に120コマ)で遊べるかもしれない可能性が浮上しています。

 

Tech_Reve氏がTwitterに投稿したポスター画像では、Galaxy S23 Ultraが『原神』を120Hzで動かせることが示唆されています。

ただし、この画像だけではUltraモデルに限られるのか、それとも他のGalaxy S23やGalaxy S23+でも120Hzで実行できるのかは不明です。また「まだ出来ない」(アプリのアップデート待ち?)とのリプライもあります

 

この情報が本当であれば、Galaxy S23 UltraはおそらくAndroidデバイスで『原神』を120Hzで動かせる初の製品となる可能性が高いと思われます。2月現在では、公式に120fpsでの動作がサポートされているのはiOS版のみで(バージョン2.20以降)、Google PlayストアのAndroid版には言及がありません。

 

『原神』はグラフィック性能をフル活用するゲームとして知られており、iOS版でも120fps表示はiPad Proなど高価なモデルでも負担が大きくなっています(バッテリーの消耗が激しいなど)。

 

が、Galaxy S23 Ultraは特注プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」により、前モデルよりグラフィック性能が飛躍的にアップしているとの報告もありました。それをアピールするには、『原神』の120fps動作はこの上なく効果的だと思われます。

 

また、Galaxy S23シリーズは全モデルに高性能冷却システムが搭載される(高熱による性能の低下が防ぎやすい)との有力情報もあります。これら最新鋭のサムスン製スマホは、ゲーマーにとって頼もしいパートナーとなるかもしれません。

 

Source:Tech_Reve
via:Wccftech

Android 14ではスマホがPCのウェブカムになる?

Google(グーグル)の次期モバイル向けOS「Android 14」にて、スマートフォンをパソコンのウェブカメラとして使える機能が搭載される可能性を、開発者のMishaal Rahman氏が報告しています。

↑Tayfun Mehmed / Shutterstock.com

 

スマートフォンをパソコンのウェブカメラとして利用する機能については、Apple(アップル)が「Continuity Camera(コンティニュイティ・カメラ)」を提供しています。これにより、iPhoneの高画質なカメラを使用してMacでのビデオ会議が可能となります。

 

Rahman氏が発見したコードによれば、Googleが開発を進めている「DeviceAsWebcam」という機能では、Androidスマートフォンをパソコンのウェブカメラとして利用できます。AppleのContinuity Cameraとは異なり、DeviceAsWebcamでは「USBビデオクラス」(UVC)といった標準的なパソコンとの接続方法を採用しているのも特徴です。

 

現時点では、どのAndroidスマートフォンでAndroid 14のウェブカメラ機能が利用できるようになるのかは不明です。リモートワークの普及によりますます一般的になったウェブカメラによるビデオ会議が、さらに便利になることを期待したいものです。

 

Source: Mishaal Rahman / Twitter via 9to5Google

Galaxyシリーズへの衛星通信機能の採用は「準備が整ってから」……社長が明かす

先日発表されたGalaxy S23シリーズは、2億画素カメラや新型プロセッサの搭載が特徴です。一方で、「iPhone 14」シリーズで採用されているような衛星経由での緊急メッセージの送信機能は、発表されませんでした。

↑Samsungより

 

Samsung(サムスン)はスマートフォン「Galaxy」シリーズにおける衛星接続機能は「準備ができてから」になることを、同社社長のTM Roh氏が海外メディアのCNETにたいして明かしています。

 

そしてCNETの取材にこたえたRoh氏は、Galaxyシリーズへの衛星通信機能について「適切なタイミングとインフラ、技術的な準備が整えば採用する」と述べたのです。一方で同氏は、衛星通信機能が「ユーザーの安心を確保するためのソリューションの全てだとは思っていない」とも語っています。そして、スマートフォンセンサーの改良や5Gカバレッジの拡大こそ、ユーザーに貢献すると語っているのです。

 

なお、Qualcomm(クアルコム)はSnapdragonプロセッサを搭載したスマートフォンで衛星通信を可能にする「Snapdragon Satellite」のサポートを発表しています。Galaxy S23シリーズでは間に合いませんでしたが、今後は衛星通信をサポートするAndroidスマートフォンが増えるのかもしれません。

 

Source: CNET via 9to5Google

スマホストラップがエレコムから新登場! 専用iPhoneケースでカスタマイズを楽しめる

エレコムが、自分好みに組み合わせて使えるスマホ用ストラップと、iPhone用ストラップ対応ケースを順次新発売すると発表しました。

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↑ストラップの耐荷重はいずれも約2.5Kgまで。

 

スマホを使う暮らしの中で今注目されているのが、いつでもサッとスマホを取り出せるほか、バッグやポケットから取り出す時の落下を防いでくれるスマホストラップ。エレコムは今回、別売りのケースと組み合わせて自分好みにできるハンドストラップとショルダーストラップ、およびiPhone用ストラップ対応ケースの販売を発表しました。

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ゴールドの金具に直径約10mmのパールが連なったストラップは、カジュアルなスタイルにも映える上品なアイテムです。全長約160mmのハンドストラップと、斜め掛けにちょうどいい、長さ調節可能な全長約480mm~約640mmのショルダーストラップ2種類を販売。

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落ち着いたカラーのソフトレザーストラップも登場。こちらも全長約160mmのハンドストラップと、全長約530mm~約650mmの長さ調節可能なショルダーストラップで、ビジネスやフォーマルな装いに合わせやすいデザインです。カラーはハンドストラップがベージュとブラックの2種類、ショルダーストラップがオリーブグリーンを加えた3種類となっています。

 

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丸紐8mmタイプのストラップは、カジュアルやアクティブな装いに合わせやすいデザイン。アウトドアやタウンユースにおすすめとしています。全長約160mmのハンドストラップのカラーはベージュ、ブラック、オリーブグリーンの3種類。全長約420mm~約780mmのショルダーストラップのカラーはブラック、ホワイトグレー、レッドの3種類が展開。

 

なおショルダーストラップには、少し細めの丸紐6mmタイプも。ベージュ、ブラック、ブルー、オリーブグリーン、パープルの5種がそろっています。豊富なカラーバリエーションがうれしいですね。

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ストラップホール付きのiPhone用ケースは推し活に最適なクリアケースや、マットな質感が可愛いハイブリッドシリコンケースが登場。ストラップと組み合わせれば、自分好みのiPhoneアクセサリが完成します。ケースを装着したままで、純正の各種ケーブルの接続や写真撮影、ボタン操作が可能です。機器本体もしっかり守り、背面カメラ周りを覆ったカメラレンズへの傷を防ぐ保護設計となっています。

海外版Galaxy S23 Ultraのグラフィックス性能、S22 Ultraから2倍以上にアップ!

いよいよサムスンのフラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズが、正式に発表されました。そのうち最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」につき、先代のGalaxy S22 Ultraよりもグラフィックス性能が2倍以上になっているとのベンチマーク結果が公開されています。

Image:Coisa de Nerd/YouTube

 

テック系YouTubeチャンネルのCoisa de Nerdでは、Galaxy S23シリーズの全モデルが紹介されています。そしてGalaxy S23 Ultraの先代のGalaxy S22 Ultraは、負荷を掛けてグラフィックス性能を測るベンチマークテスト「3D Mark Wild Life Extreme」により対決。ちなみに今回使われたS22 Ultraは、サムスン自社開発・製造チップの「Exynos 2200」を搭載したものです。

 

その結果はGalaxy S22 Ultraが1,912点に対して、Galaxy S23 Ultraは3,873点と2倍以上に。S22 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 2のGPU(グラフィックス)性能はExynos 2200を60%上回るとの検証もありましたが、今回はさらに格差が開いています。

 

Galaxy S23シリーズに採用されたチップは特注品の「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」だと明かされていますが(3モデルとも共通)、通常版より動作クロック数が上げられて処理速度がアップしているとの噂もありました

 

そうしたチップの性能向上とともに、S23 Ultraでは冷却機構が改善された(S22 Ultraでは発熱が大きくなり性能が低下する「サーマルスロットリング」が起こりがち)とも推測されます。ともあれ、Galaxy S23 Ultraが国内で発売される日を心待ちにしたいところです。

 

Source:Coisa de Nerd(YouTube)
via:Wccftech

Galaxy S23発表! 2億画素カメラと最速プロセッサーで真のフラッグシップだ!

サムスンはグローバルイベントにて、新型フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズを発表しました。

↑サムスンより

 

Galaxy S23シリーズは通常モデルの「Galaxy S23」と大画面モデルの「Galaxy S23+」、そしてスタイラス「Sペン」を内蔵したフラッグシップモデル「Galaxy S23 Ultra」の3機種が用意されています。

 

3モデルの共通スペックとしては、Galaxyスマートフォンの中で最も強力で効率的な最速の「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載。前モデル「Galaxy S22」シリーズと比較して処理性能が約30%向上し、グラフィック処理の性能などもアップしました。さらに、光や影を現実世界と同様に表現する「リアルタイム・レイトレーシング」にも対応しています。

 

プレミアモデルのGalaxy S23 Ultraは、6.8インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。また、背面には約2億画素広角+約1200万画素超広角+約1000万画素3倍望遠+約1000万画素10倍望遠の4眼カメラを搭載しています。ディスプレイ上部には約1200万画素のフロントカメラを装備。

 

バッテリー容量は5000mAhで、45Wの急速充電にも対応。OSにはAndroid 13を搭載し、4世代のOSアップグレードと5年間のセキュリティアップデートが予定されています。

 

Galaxy S23とGalaxy S23+は、それぞれ6.1インチ/6.6インチで120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。また背面には5000万画素広角を含む3眼カメラを搭載したほか、バッテリー容量はそれぞれ3900mAhと4700mAhとなっています。

 

Galaxy S23シリーズはファントムブラック、クリーム、グリーン、ラベンダーの4色が用意され、2月17日以降に販売が開始されます。クアルコムと共同開発したSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyがどれだけの性能を発揮するのか、今後のレポートを待ちたいものです。