4通りの履き方ができるなんてオモロー!HOKAとデザイナー、ニコール・マクラフリンのコラボシューズ第二弾

HOKAは、革新的なコンセプチュアル・デザイナーでありデジタル・クリエイターであるニコール・マクラフリンとのコラボレーション第2弾として、ゲイター付きでアウトドアに最適な、あらゆる地形に対応する「HOKA × Nicole McLaughlin MAFATE THREE2(ホカ× ニコール・マクラフリン マファテ スリー2)」を、6月14日より発売します。

 

コラボ第2弾は、White/Neon Yellowのカラーを採用!

本作はニコール・マクラフリンのデザイン要素が融合した、4通りの履き方が楽しめるストリート感のあるトレイルシューズです。「MAFATE SPEED 2」の形状をベースに、「MAFATE 3」のアッパーを採用し2つのトレイルのヘリテージモデルを融合させたスピンオフモデル「MAFATE THREE2」を、唯一無二のスタイルに仕上げたデザイン。コラボレーション第2弾では、White/Neon Yellowのカラーを採用しています。

↑「HOKA × Nicole McLaughlin MAFATE THREE2」3万800円(税込)。スタイル1

 

↑スタイル2

 

↑スタイル3

 

↑スタイル4

 

マチ付きのタンや簡単に着脱できるクイックレースシステム、コンプレッションEVAミッドソールによるクッション性、Vibramメガグリップアウトソールのグリップ力はそのままに、フックとループのアタッチメントを備えた4wayゲイターシステムを採用。汚れにくく耐水性があるゲイターのファスナーでシューズと繋ぐことができ、デザイン性と機能性を両立させています。

↑ゲイターにはNicole MclaughlimとHOKAのピスネームを配しています

 

↑ゲイターには便利なポケットを完備

 

販売店舗は、HOKA Harajuku、HOKA公式サイト、atmos、BEAMS、KITH、DOVER STREET MARKET GINZAです。

 

 

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HOKAのクラシックモデルをさらに格上げするWTAPSとのコラボモデル!

HOKAは、デザイナー西山徹が設立した東京を拠点とするストリートウェアブランドWTAPSとのリミテッドなコラボレーションを発表。HOKAのハイクモデル「ANACAPA LOW GTX WTAPS(アナカパ ロー GTX WTAPS)」とリカバリーサンダル「ORA LUXE WTAPS(オラ ラックス WTAPS)」の2モデルのカプセルコレクションを5月24日よりHOKA公式サイト、HOKA Harajuku、WTAPS 公式オンラインストアおよびWTAPSの取り扱いディーラーHOODS 各店で発売します。

 

漆黒と無骨なオリーブを基調とした限定カラー

WTAPSとHOKAのスタイルにこだわるオーディエンスを世界規模で結びつけ、HOKAのベストセラーであるデイハイクモデル「ANACAPA LOW GTX」と、リカバリーサンダル 「ORA LUXE」を再構築。ゴープコアファッションの領域を追求した本プロジェクトは、HOKAのハイキングシューズとリカバリーフットウェアに意外性をもたらしています。

 

HOKAが東京を拠点とするWTAPSとタッグを組み、ANACAPA LOW GTXにエッジの効いた美学を注入しました。用途の広い防水デイハイカーを漆黒とオリーブの色調でアップデート。シルバーデボスプリントでグラフィックを表現しています。スペシャルシューズボックスが付属。

↑「ANACAPA LOW GTX WTAPS」3万1900円(税込)

 

シグネチャーのリカバリーサンダルORA LUXEにWTAPSのエッジの効いた美学を注入し、アイコニックな「クロスボーン」のグラフィックでアップデート。漆黒とオリーブの色調で心地よいスライドを刷新しました。スペシャルシューズボックスが付属しま す。

↑「ORA LUXE WTAPS」1万6500円(税込)

 

 

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HOKAから環境に配慮した無染色モデル「LOW CHROMA PACK」が登場

HOKAでは、人気アウトドアモデルをさらにサステナブルにした「LOW CHROMA PACK(ロー クローマパック)」を5月1日より発売します。

 

サステナブルマインドでデザインされたシューズ

展開アイテムは、水陸両用のマウンテンサンダル「HOPARA 2(ホパラ 2)」と、最小限の素材から作られたアウトドアスリッポ ン「RESTORE TC(リストア TC)」の2モデルが環境を配慮した無染色で登場。

 

HOPARA 2は泥、土、岩の上を楽々と進める水陸両用のマウンテンサンダルです。地球に優しい素材について再考した結果、30%サトウキビ由来のトップソール(足裏部分)、100%リサイクルのニットアッパー、100%リサイクルのCorduraメッシュオーバーレイを採用。これにより、山道など歩行する際に砂利が入り込むのを防ぎながら排水を行えます。さらにトグルレース、調節可能なヒールストラップを採用、そして速乾性・撥水性を備えているので、水中でも陸上でも快適な履き心地を提供します。

↑「HOPARA 2」2万900円(税込)

 

循環型社会を念頭に置いて設計された先進的なスリッポンRESTORE TCは、3つのパーツからなり、最小限の素材で作られたシンプルな構造です。伸縮性のある靴下のようなアッパーに、30%サトウキビ由来のEVAインソール、20%サトウキビ由来のEVAアウトソールを組み合わせ、つま先の保護のためのEVAトゥキャップと部分的なストレッチパーツで、快適な履き心地を実現します。

↑「RESTORE TC」1万7600円(税込)

 

 

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今年の春・夏の足元はHOKAのマウンテンサンダル、リカバリーサンダルはいかが?

これからの季節に活躍するサンダル、HOKAの新モデル「HOPARA 2(ホパラ 2)」と「ORA RECOVERY MULE (オラ リカバリー ミュール)」を紹介します。

 

水陸両用のマウンテンサンダルとリカバリーサンダル

HOPARA 2は泥、土、岩の上を楽々と進める水陸両用のマウンテンサンダルです。地球に優しい素材について再考した結果、30%サトウキビ由来のトップソール(足裏部分)、100%リサイクルのニットアッパー、100%リサイクルのCorduraメッシュオーバーレイを採用。これにより、山道など歩行する際に砂利が入り込むのを防ぎながら排水を行えます。さらにトグルレース、調節可能なヒールストラップを採用。そして速乾性・撥水性を備えているので、水中でも陸上でも快適な履き心地を提供します。

↑「HOPARA 2」2万900円(税込)

 

ORA RECOVERY MULEは、未来的なデザインでインパクトのあるシルエットの新リカバリーサンダルです。デザイン性と機能性を兼ね備え、洗練されたスリッポンは、最新のEVA素材のテクノロジーを活用し、インジェクションモールドEVA、サトウキビEVAミッドソールを採用。高い通気性を実現するエアフローチャネルを搭載し、新しいリカバリースタイルに仕上がっています。

↑「ORA RECOVERY MULE」1万3200円(税込)

 

 

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HOKAがEND.と初コラボ! 人気モデルに自然からインスパイアされたカラーを採用

HOKAがストリートウェアを展開する「END.(エンド)」と初めてタッグを組んだシューズが登場。「KAHA LOW GTX END(カハ ロー GTX END)」と「MAFATE SPEED 2 END(マファテスピード 2 END)」の2モデルを、3月15日よりHOKA公式サイト、HOKA Harajuku、BEAMSで発売します。

 

「オーバーランディング」の世界をテーマとしたコレクション

本コレクションは、陸路での長距離の旅を意味する「オーバーランディング」をテーマに、冒険の自由さや自然の中での独立独歩の精神、オフグリッドを愉しむ喜びを表現しています。オーバーランディングに必要な頑丈な機能とデザインを持った、HOKAの人気モデルKAHA LOW GTXとMAFATE SPEED 2をベースに、自然からインスパイアされたカラーを採用。両ブランドのロゴを配した特別仕様です。

↑写真左から、MAFATE SPEED 2とKAHA LOW GTX

 

ベースは耐久性に優れ、ストリートからオフロードまで幅広く活躍するライフスタイルシューズKAHA LOW GTX。アッパーやシュータンのタグにはEND.のロゴを配し、両ブランドのコラボレーションがひと目でわかります。仕様は変更することなく、Vibram Megagripソールを採用し、GORE-TEXライニングが施されています。

↑「KAHA LOW GTX」4万700円(税込)

 

HOKAのルーツであるトレイルランニングシューズを現代のライフスタイルにフィットするデザインにアップデートしたMAFATE SPEED 2。仕様は変更することなく、Vibram Megagripソールを採用しています

↑「MAFATE SPEED 2」3万800円(税込)

 

サイズは23.0cm〜29.0、30.0cmのユニセックス展開です。

 

 

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HOKAから新作の厚底ランニングシューズが登場! アスリート向けとエントリー向けの2モデルを新開発

パフォーマンスフットウェアおよびアパレルブランド、HOKA(ホカ)から新作ランニングシューズ「CIELO X1(シエロ エックス1)」と「SKYWARD X(スカイワード エックス)」が登場。3月1日に行われたプレス向けイベント「FLY LAB EXPERIENCE」にて、新製品の説明と特別ゲストHOKAアンバサダーの柏原竜二さん、HOKAアスリートの鎧坂哲哉選手、三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎さんらによるトークセッションが行われました。

 

速く走るためだけの機能性を搭載した「CIELO X1」

CIELO X1は、強力な推進力を発揮する本格アスリート向けのロードレーシングシューズ。新開発のエンジニアードニットアッパーに、反発性に優れた2層の「PEBAミッドソールフォーム」やランナーを前進させるよう設計されたミッドソール構造「MetaRocker」を採用しました。さらに、ウィング形状にアップグレードした「カーボンファイバープレート」や非対称の「アクティブフットフレーム」など純粋に速く走るための機能を搭載し、トップスピードで走る際の安定性を保ち、ダイナミックなランをサポートする要素が取り入れられています。

↑スピード性を重視し、本格ランナー向けに開発されたCIELO X1のシューズ構造

 

 

 

↑ブルーを基調に緑のグラデーションをあしらったCIELO X1のEvening sky/Lettuceカラーと、レッドを基調に黄をあしらった新色Cerise/Solar Flareカラーの2色展開。各3万8500円(税込)

 

かつてないクッショニング性を体感できる「SKYWARD X」

一方でSKYWARD Xは、あらゆるランナーの走りをサポートするロードランニングシューズとして開発。リサイクルポリエステルを使用したフラットニットアッパーに、ソフトで反発性の高い「PEBAフォーム」や「カーボンファイバープレート」、安定性を向上させた「スーパークリティカルEVAフレーム」など、画期的なクッション性とスムーズな走り心地を体感することができます。CIELO X1に対し、エントリーランナーからレースで完走を目指すランナーまで、幅広い方に対応する1足として開発されました。

↑エントリーからシティランナーまで幅広く対応し、普段履きにも最適なSKYWARD Xのシューズ構造

 

↑ホワイトを基調に青と赤をあしらったSKYWARD Xのメンズカラーと、同じくホワイトを基調に黄と赤をあしらったウィメンズカラーの2色展開。各3万5200円(税込)

 

HOKAマーチャンダイジング スペシャリストの大庭貴士氏は、「CIELO X1は、トップレベルの記録を狙う選手に向けて開発されました。ソールに『PEBAフォーム』やウィング形状の『カーボンファイバープレート』を用いる事で、スピードのある走りに大切な反発性と推進力を向上させました。さらに、アウトソールの戦略的なラバーや足をしっかりとホールドするニットアッパーを採用することで、力を横に逃がす事なく前への推進力を得ることができるシューズとなっています」と、同商品の利点を解説。

 

またSKYWARD Xについては、「どんなランナーにも相応しいモデルとして“いかにラクで楽しく、長く走ってもらえるか”という点にフォーカスして開発しました。サスペンションシステムや、凸型のカーボンファイバープレートを採用した最新構造が、滑らかな推進力と高いクッション性を体現いただけると思います。用途は両極端であるものの、これらをHOKAの最新テクノロジーとして提案することで、より多くのお客様に満足してもらえると思います」とコメントしました。

↑CIELO X1の構造を説明するHOKAマーチャンダイジング スペシャリストの大庭貴士氏

 

HOKAアスリート鎧坂選手と宮下選手が語る「CIELO X1」の魅力

同イベントには、HOKAアンバサダーの柏原竜二さんとHOKAアスリートの鎧坂哲哉選手、宮下隼人選手が登壇し、トークセッションを実施。CIELO X1の着用感について、鎧塚選手は「最初に着用した時は、履きこなせるかどうか心配になるくらいクッション性があり、新感覚な履き心地でした。記録を伸ばしたい時に適したシューズだと思うのでまずはたくさん履いて慣らしていきたいです」とコメントしました。

 

宮下選手は「これまでのシューズと比較してクッション性が抜群に向上したように感じました。練習でも履いていますが、足への負担が少なくマラソンなどの長距離で大きな武器になるのではないかと思います。普段なら失速してしまう後半30キロ以降でも、スピードの落ち込みを軽減できるのかなと感じています」と期待を寄せます。

 

柏原さんは、「地面との接地面が少ない分、つま先に体重が乗りやすくなっているのでまずは使いこなせるか、そして今後は既存シューズとの使い分けも大切になってくると思います。レースではハーフ以上の長距離で力を発揮してくれるのかなと感じています。また普段から着用できるカラーリングやデザインも気に入っています」と第一印象を話しました。

↑左からHOKAアスリートの鎧坂哲哉選手、同じくHOKAアスリートの宮下隼人選手、HOKAアンバサダーの柏原竜二さん

 

また、HOKAのシューズを愛用するスペシャルゲストとして三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎さんと、お笑い芸人のチョコレートプラネットが登壇。アンバサダーを務める柏原竜二さんとともにSKYWARD Xの魅力について語りました。

 

山下さんは「HOKAのシューズはロケ撮影やステージでもよく履いています。このSKYWARD Xはクッション性はもちろんのこと、つま先に体重をかけることで自然と前に進む推進力を感じました。ダンスやパフォーマンスでも使えそうだと感じています。」と、ステップを踏みながらその履き心地の良さを体感しました。

 

チョコレートプラネットの長田さんは「まず軽さにびっくりしました。体感としてはアポロチョコ2粒分くらいの軽さです」と笑いを誘い、「バネがついているかのように跳ねて、自ら前進する感覚があります。足を入れた瞬間から長年履いているようなフィット感があって、思わず走り出したくなる1足です」と話し、松尾さんは「履いていてとにかく軽いし、ホントに疲れにくい。プレゼントやギフトなど友人にもおすすめしたいですね」とコメント。

 

これを受けて、柏原さんは「普段の足元からパフォーマンスシーンまで着用することができると感じました。細部にわたって色々なギミックが組み込まれているので、ぜひ履いて体感してほしいです」とまとめてくれました。

↑左からHOKAアンバサダーの柏原竜二さん、三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎さん、チョコレートプラネットの長田庄平さんと松尾駿さん

 

CIELO X1のEvening sky/Lettuceカラーは2月1日、Cerise/Solar Flareカラーは2月22日、SKYWARD Xは、4月15日からHOKA公式サイトと各店舗で順次発売予定です。

 

 

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「HOKA」日本最大の直営ストアオープン!「疲れている原宿の足」に寄り添うキャンペーンを展開中

2009年にフランスで誕生したパフォーマンスフットウェアおよびアパレルブランドの「HOKA」の国内最大の直営ストア「HOKA Harajuku(ホカ 原宿)」が東京・原宿のど真ん中に堂々のオープン。現在、訪れる人の8割が疲れているという「原宿の足」に寄り添ったキャンペーンを展開中です。

 

急成長を遂げている注目のブランド「HOKA」

2009年に2人の創業者によって、「楽に下り坂を走る」という単純な問題解決のためにフランス南東部の山で誕生した「HOKA」。2012年には、アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くデッカーズブランドの傘下に入り、現在では海外のセレブをはじめ、日本でも芸能人御用達のブランドとして急成長を遂げている注目のブランドです。

 

日本では2店舗目となる直営ストア「HOKA Harajuku」のオープンを迎え、デッカーズブランズ シニアバイスプレジデント、EMEA・ジャパン・DAPジェネラルマネージャーのマルコ・エラカー氏が駆けつけました。

↑「今年もエキサイティングな1年になるでしょう」と新店舗に期待するマルコ氏

 

「都内で最もエネルギッシュで活気あふれる原宿に完成した店舗を紹介できることを大変うれしく思います。HOKAにとって、この数年間は非常に実り多い、エキサイティングなものでした。2024年度第3半期の純売上高は、昨年の3億5210万ドルから21.9%増加し、4億2930万ドルに達しました。デッカーズにとって、この3半期は過去最大の売上高と利益を記録した期であり、HOKAはこの3半期の例外的な業績を牽引したブランドの一つです」(マルコ氏)

 

ブルーを基調にHOKAの世界観を演出

神宮前交差点という原宿の中心地にオープンしたHOKA Harajuku。1階は“HOKAブルー”を基調にしたクリーンな店内にHOKAの定番アイテムをはじめ、最新のフットウェア、アパレルやアクセサリーなど、HOKAの商品がラインナップされています。デッカーズジャパン合同会社・リテール ディレクターの黒田里和氏が店舗の特徴を説明してくれました。

 

「HOKA Harajukuのスペースは、それぞれテーマを設けています。1階のスペースはテクノロジーやイノベーションを感じるようなストアデザインとなっています。そこに最新の商品、アパレル、アクセサリーも含めた幅広いラインナップを揃えることで、皆さんのご期待に添えたい。2階は、富士山のアートやロッカーがあり、日本人の方には馴染みのある、日本のカルチャーである銭湯をイメージした作りになっています」(黒田氏)

↑「ストアデザインから商品、スタッフからHOKAを感じられる場所をお客様に提供したい」と直営店の展開を語る黒田氏

 

1階ストアスペースでは、フットウェアが陳列されている壁面の上部に配された液晶画面にブランドのルーツである山々が映り、HOKAの世界観を演出しています。

↑壁面にはラン、トレイル、ハイク、ライフスタイルとカテゴリー別にHOKAのシューズが展示されており、手に取ってそれぞれのテクノロジーやイノベーションが体感できる

 

↑3Dスキャンによって、数十秒で足の長さや幅、甲の高さ、土踏まずなどの形状が計測でき、ピッタリのシューズ選びを可能にする機器も設置

 

そしてユニークなのが、2階のコミュニティスペース。タイルで描かれた富士山にロッカー、さらには靴を脱いでくつろげる畳のスペースが目に飛び込んできます。ここはHOKAの公式ランクラブ「HOKA RUN CLUB」のコミュニティスペースとなり、HOKAの最新シューズを試走したり、HOKAアンバサダーやHOKAアスリートに会える特別なイベントを実施していく予定です。

↑原宿の中心地とは思えない空間となっているコミュニティスペース。オープニングイベント中は誰でも休息スペースとして利用もできる

 

次は名古屋での出店を計画中

このHOKA Harajukuは、HOKAの直営ストアとしては国内2店舗目になります。2022年に横浜のMARK ISにオープンしたフルプライスの直営店があり、その後はポップアップストアとして東京の丸の内、渋谷、六本木、さらには大阪の御堂筋などで展開してきました。どのようなエリア、どのような環境がHOKAを知ってもらえるかを検討し、今回のHOKA Harajukuに至りました。また、今後の出店計画としては近日中か、近い将来に名古屋にも直営店をオープンさせる予定とのこと。

 

「スピードや広さを重視するのではなくて、あくまでお客様のニーズと私どもがお客様に届けたいものが一致する場所を慎重に選びながら進めていきたい」と語る黒田氏。

 

「エリアは、人がアクセスしやすい場所をイメージしています。多くの方にHOKAを知っていただきたい気持ちと、イノベーション、テクノロジーを基礎としているので、実際に履いてみて、感動していただきたいという気持ち。多くの方にアクセスしやすい場所を選んでいます。もう一つは『HOKA RUN CLUB』。お客様と体を動かすことを通じて繋がっていきたいという思いがあり、それを実行できる場所ということをメインにして、場所を慎重に選ばせていただきました」(黒田氏)

 

原宿を訪れる人の8割は足が疲れているという事実

最後に登壇したデッカーズジャパン合同会社 HOKA ディレクターの矢倉淳一氏からは、これまでHOKAを知ってもらうために、HOKAの良さを分かってもらうために行ってきた施策や、これからHOKA Harajukuで行っていくことが紹介されました。

↑「試してみて、私どものイノベーションを感じてほしい」と語る矢倉氏

 

HOKAは大阪で毎年1月に開催されている、大阪国際女子マラソンのスポンサーを2年前から行なっています。この大会は一般のランナーも参加できるイベントですが、非常に厳しい制限タイムがあり、それを越えないと出場できません。本大会に一般ランナーが出場すること自体が、すでに偉業でもあるのです。そこでHOKAは、大阪国際女子マラソン内での「一般ランナー」カテゴリーを「スーパー一般ランナー」へと名称を変更しました。

 

「ランナーの方はなかなか称賛されにくい。周りの人から褒めてもらえることを通じて、走る喜びを持ち続けてもらう。そこから一歩進み、大阪駅やレース会場で一人ひとりの顔写真や名前がデザインされたポスターが掲示されたことによって、自分がトップレベルの選手かのように賞賛されているという感覚を皆さんに感じていただいています」(矢倉氏)

 

そして、今回のHOKA Harajukuを出店する前に、同社では原宿に訪れた10代から60代の人に「何が困っていますか」というアンケートを行いました。すると、8割以上が「とにかく疲れる」「足が疲れた」と答えたそうです。そこで企画されたのが「FEEL HOKAキャンペーン」(期間は3月31日まで)です。

 

「原宿は非常にユニークな場所にあると思っている。代々木公園があり、そもそもランナーの方も多くいらっしゃいますけど、観光、買い物、いろんな用途で多くの方が行きかっている。疲れを訴える8割の方は、もし足が疲れにくい靴があると助かる。ということを受けて3月末までの間、通常「HOKA RUN CLUB」でしか使わない予定の2階のスペースを解放し、試し履きをしていただきます」(矢倉氏)

 

同社ではこれまで、ランニングの際に試し履きをすることはありましたが、デイリーユース用の試し履きは初めてだそうです。貸し出すシューズは、HOKAを象徴する汎用性の高い「CRIFTN(クリフトン)」シリーズの最新モデル「CRIFTN 9」と、HOKAの中でもクッション性が高い「BONDI(ボンダイ)」シリーズの「BONDI 8」が用意されています。

↑「CRIFTN 9」。2万900円(税込)

 

↑「BONDI 8」。2万5300円(税込)

 

貸出時間は、HOKA Harajukuの営業時間となる11時から20時まで。約半日シューズを借りて原宿で買い物をすることもできます。予約制ですが、シューズの貸出しの空きがあれば、予約なしでも試すことができるそうです。

 

「お店に来ていただいて、お求めいただくのは一番ですが、そこまでいかなくても、ぜひ2階に上がってきていただいて、履いてちょっと買い物に、ちょっと公園に行ってみよう。何かしらの用途で私どものイノベーションを感じていただくことができます」(矢倉氏)

 

多くの芸能人が自身のSNSでHOKAのシューズを愛用していることを投稿し注目されているHOKAを無料で試せるチャンス。日本は最初普段履き用途で知れ渡るようになった経緯があり、それは世界の中でもユニークだそうで、「これからも普段履き用途で皆様に履いていただくブランドでいたいとは思いますが、実績がある凄いシューズなんだな、でも普段でも履いてみようと選んでいただくことができるようになれば最高です」と語る矢倉氏。

 

“まるでマシュマロのようだ”と形容されるHOKAのシューズを実際に体感すると、その足で1階のストアに行ってしまうかも。原宿の新たな楽しみとして、原宿のど真ん中に誕生したHOKAは見逃せません。

 

■店舗名:HOKA Harajuku (ホカ 原宿)

■場所:東京都渋谷区神宮前1丁目11−11 グリーンファンタジアビル 1階 2階

■営業時間:11:00〜20:00

■定休日:不定休

 

 

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HOKAのハイクシューズをストリート向けにアレンジした「TOR SUMMIT」

HOKA(ホカ)から、人気のハイクシューズ「TOR」シリーズのデザインをベースに、プレミアムヌバックレザーとこだわりのディテールでストリート向けにアレンジしたライフスタイルシューズ「TOR SUMMIT(トー サミット)」が登場。1月26日よりHOKA公式サイト、全国の取り扱い店舗で発売します。

 

HOKAで人気のハイクシューズ「TOR」シリーズをリミックス

TOR SUMMITは、伝統的でクラシックなアルパインブーツからインスパイアされたシルエット。HOKAの特徴であるクッション性のあるソールに、アッパーは贅沢なプレミアムヌバックレザーを採用し、アッパーを取り巻くラバーマッドガードは強度を高めています。ヒールとタンウェビングにはジグザグステッチを施し、メタルアイレットパーツを採用。HOKAで人気のハイクシューズ「TOR」シリーズをリミックスして、ハイクシューズのデザインに都会的な要素を加えた仕上がりです。

↑「TOR SUMMIT」3万3000円(税込)。Black/Black

 

↑「TOR SUMMIT」3万3000円(税込)。Oat Milk/Oxford Tan

 

↑ソールにはVibramメガグリップアウトソールを装備しています

 

サイズはユニセックス展開(23.0cm〜29.0、30.0cm)、カラーはBlack/BlackとOat Milk/Oxford Tanの2色を展開します。

 

 

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HOKAのスタビリティシューズ「ARAHI 7」! 通気性とフィット感を向上させたモデルだ

HOKAでは、安定性に優れた人気のスタビリティシューズ「ARAHI(アラヒ)」を刷新し、通気性とフィット感を向上させた「ARAHI 7(アラヒ 7)」を12月28日よりHOKA直営店、HOKA公式サイト、全国の取り扱い店舗にて発売します。

 

動物性の原料を含まないヴィーガン素材を採用

ARAHI 7は、リサイクルポリエステルを使用したフラットニットアッパーと、柔らかいタンやデュアルガゼットにより、前作よりもさらに通気性とフィット感を向上させています。また、アウトソールには耐久性に優れたゾーンラバーを使用し、ARAHIの特徴であるアルファベットの“J”の形状をしたJ-Frameテクノロジーを搭載。ダイナミックスタビ リティの象徴である、J-Frameは足元の安定性を確保し、オーバープロネーションを抑止するフレームで高いサポートとプロテクションを実現し、体重移動を正しく導きます。

↑「ARAHI 7」2万2000円(税込)。メンズ用は5色展開、282g(片足28cm)

 

すべての素材にはHOKAの代表的なロードランニングシューズモデルの「CLIFTON 9(クリフトン 9)」 や「GAVIOTA 5(ガビオタ 5) 」と同様に動物性の原料を含まないヴィーガン素材を採用しています。

↑通気性とフィット感を両立させるように設計されたフラットニットアッパー

 

↑中足部のフィット感を強化するシューホール構造とアイレットオーバーレイの形状を採用

 

↑アウトソールはゾーンラバーを採用

 

 

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HOKAの新モデル「マファテ スリー2」はレトロなスタイルが新しさを感じさせる

HOKAより、トレイルランニングシューズの機能性に、冒険心のあるデザインを施した新作「MAFATE THREE2(マファテ スリー2)」が登場。販売は、HOKA Roppongi Hills POPUP STORE、HOKA公式サイトおよび一部取扱店舗です。

 

トレイルの伝統と現代の冒険心をリミックス

マファテ スリー2は、トレイルランニングシューズを現代のライフスタイルにフィットするデザインにアップデートした「MAFATE SPEED 2」の形状をベースに、大胆なロゴを配したデザインが特徴的なアーカイブモデル「MAFATE 3」のアッパーを採用し、2つのモデルを融合させたスピンオフモデル。

↑「マファテ スリー2」2万9700円(税込)

 

アッパーは、マチ付きのタンとクイックレースシステムを採用して着脱を容易にし、ガゼットを備えたタンは補強素材を熱圧縮したメッシュでフィット感を高めています。ミッドソールはコンプレッションEVAでクッション性を高め、アウトソールはVibramメガグリップを採用しています。

より環境に配慮した素材に刷新! HOKA防水ハイクシューズ「アナカパ」シリーズの最新版だよ

リサイクル素材を様々なパーツに採用した、HOKAの防水ハイクシューズ「ANACAPA」シリーズに、アップデートモデル「ANACAPA 2 LOW GTX」と「ANACAPA 2 MID GTX」が登場。リサイクル素材のメッシュアッパーや30%サトウキビ由来のミッドソールなど、より環境に配慮した素材に刷新。リサイクル生地のGORE-TEXファブリクス、Vibramメガグリップアウトソールなどトレイルには欠かせない機能性も備えています。

 

防水ハイクシューズのアップデートモデル!

脱ぎ履きしやすくタウンユースとの兼用もおすすめのローカットタイプのアップデートモデル「ANACAPA 2 LOW GTX(アナカパ 2 ロー GTX)」が登場。アッパーをリサイクル糸のメッシュ素材に変更し、GORE-TEXファブリクス、30%サトウキビ由来のEVAミッドソールとVibramメガグリップアウトソールを採用しました。金属製のアイレットステイと耐摩耗性に優れたトゥーキャップで仕上げたハイキングシューズが、様々なアウトドアアクティビティでサポートします。

↑「アナカパ 2 ロー GTX」3万5200円(税込)

 

山道でも足をしっかりとホールドするミッドカットタイプのアップデートモデル「ANACAPA 2 MID GTX(アナカパ 2 ミッド GTX)」。アッパーをリサイクル糸のメッシュ素材に変更し、GORE-TEXファブリクス、30%サトウキビ由来のEVAミッドソールとVibramメガグリップアウトソールを採用しました。金属製のアイレットステイと耐摩耗性に優れたトゥーキャップで仕上げたハイキングシューズが、様々なアウトドアアクティビティでサポートします。

↑「アナカパ 2 ミッド GTX」3万9600円(税込)

 

 

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HOKA「アウェークン エナジー」コレクションは、鮮やかなカラーで走りがきっと楽しくなる!

HOKA(ホカ)の人気ロードランニングシューズや、アパレルのエネルギーを鮮やかなカラーで呼び覚ます「AWAKEN ENERGY(アウェークン エナジー)」コレクションが8月25日から登場。

 

鮮やかなカラーのシューズとアパレル

HOKAは、2023年8月14日より、「その想いに、伴走する。」キャンペーンを展開しています。このキャンペーンは、グローバルタグラインとして掲げている『FLY HUMAN FLY』に基づく、“すべての人の可能性を賞賛し、飛躍することを応援する”というブランドアクションの一環です。

 

アウェークン エナジーコレクションは、HOKAのアイコンモデルの「CLIFTON 9」や「BONDI 8」から人気ランニングシューズからアパレルまでをラインナップした、あらゆるランナーが走りを楽しめるアイテムです。「その想いに、伴走する。」、体にやさしく、最後まで楽しい走りをささえるフットウェアは以下たち。

↑「アラヒ 6」1万9800円(税込)

 

↑「クリフトン 9」2万900円(税込)

 

↑「ボンダイ 8」2万5300円(税込)

 

↑「リンコン 3」1万7600円(税込)

 

↑「マッハ X」3万800円(税込)

 

↑「マッハ 5」1万9800円(税込)

 

続いて、アウェークン エナジーのアパレルはコチラ。

↑「スカイフロー ジャケット」2万350円(税込)

 

↑「グライド ショート スリーブ」8800円(税込)

 

↑「7インチ ショーツ」8690円(税込)

 

アウェークン エナジーコレクションは、HOKA公式サイトおよび一部取扱店舗で販売中。

 

 

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サステナブルな素材を採用したHOKAのスリッポン「リストア TC 」!

HOKAから、サステナブルな素材を採用し、最小限のパーツで快適な履き心地を実現するスリッポン「RESTORE TC(リストア TC )」が8月1日より登場。

 

循環型社会を念頭に置いて設計されたスリッポン

リストア TCは、“より少ない素材で、より多くのこと”をコンセプトに、サトウキビ由来の素材を一部に採用し、 循環型社会を念頭に置いて設計されたスリッポン。アッパー、インソール、アウトソールの3つのパーツからなる、最小限の素材で作られたシンプルな構造です。伸縮性のある靴下のようなアッパーや、踵からつま先へ のトラクションをスムーズに促す拡張されたHubble(R)ヒール形状が、 “ラクに履く。ラクに歩く。”を実現します。

↑「リストア TC」1万7600円(税込)

 

↑伸縮性のある靴下のようなアッパー

 

↑30%サトウキビ由来のEVAインソール

 

↑20%サトウキビ由来のEVAアウトソール

 

販売は、HOKA公式サイト、HOKA ROPPONGI HILLS POPUP STORE、HOKA OSAKA MIDOSUJI POP UP STOREです。

 

 

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これ絶対ほしいやつ! HOKA「クリフトン」がライフスタイル向けシューズになっちゃった

HOKAからライフスタイルシューズ「CLIFTON LS(クリフトン エルエス)」が、6月23日より順次発売。販売は、 HOKA MARUNOUCHI、HOKA MIDOSUJI、HOKA Roppongi Hills POP UP STORE、HOKA公式サイトおよび全国の一部取扱店舗です。

 

“クリフトンをライフスタイルに” という考え方

クリフトン エルエスは、クリフトンをベースに、機能性とライフスタイルに溶け込むデザイン性の両立を実現した新モデルです。スタイリッシュなシルエットのアッパーには表面に凹凸のあるペブルドレザーと、滑らかな触り心地のテクスチャードスエードを配し、Durabrasion RubberTMアウトソールが優れたグリップ力を発揮します。パフォーマンスとライフスタイルの垣根を超えて、都会的なカラーをラインナップしています。

↑「クリフトン エルエス」2万7500円(税込)。White/Nimbus Cloud(6月23日発売)

 

↑Shifting Sand/Rust(9月1日発売)

 

↑Black/Asphalt(11月1日発売)

 

↑どんな場所でも快適に履けるようアウトソールにはDurabrasion RubberTM アウトソールを採用

 

 

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元祖・厚底シューズブランド「HOKA(ホカ)」、最新「クリフトン 9」試走会レポート

東京・神田錦町「10 OVER 9」。多くの皇居ランナーが利用する、ロッカーとシャワーを提供するランニングステーションである。ここで行われたのが、元祖・厚底シューズで知られる「HOKA(ホカ)」の主力製品の最新版「クリフトン 9」の試走会だ。

 

最初は物珍しさもあった厚底シューズだが、今や、ランニングシューズの主流。スポーツショップの店頭には、カーボンプレート入りのガチなアスリート向けモデルから、ビギナーでも履ける軟らかいのに反発性のあるモデルまで、各社さまざまなコンセプトの厚底シューズが並んでいて、選ぶのにひと苦労するほどだ。

 

そんな厚底シューズの百花繚乱のなか話題を集めているのが、本家とも言えるHOKA。スイス国境に近いフランスの街アヌシーで生まれ、アルプスの山里を走るランナーたちによって育てられた、ロードランからトレラン、ハイキングまで網羅する世界的なスポーツシューズブランドである。

 

【関連記事】
「HOKA(ホカ)」のMDに聞いた快進撃の理由!/「大田原 透のランニングシューズ戦線異状なし」

 

「クリフトン 9」の感想は、 まるで“パンの試食会”のよう⁉

本日、ランニングステーションの一室に集まった人たちの関心も、もちろんHOKAの厚底シューズである。お目当ては、発売されたばかりの最新鋭クリフトン 9。“マシュマロのように軟らかい履き心地”、“転がるように走れる”と早くも話題のクリフトン 9を、実際に履いて、走れるのだ。

↑HOKA「CLIFTON(クリフトン)9」メンズ10色展開、ウメンズ11色展開(2023年2月より新色を順次展開)。2万900円(税込)

 

集まったのは、月間150㎞走るトレーナーから、初フルマラソン挑戦を目指す女性、通勤の普段履きで愛用している方、話題のHOKAを一度履いてみたい!という方まで、ホントにさまざま。話題のブランドだけに、数多のランニングシューズの試走会とは異なる、異業種交流会のような雰囲気に包まれている。

 

“カワイイ、テンション上がる!”

“ふわっふわぁ!”

“めちゃ軽い!”

 

箱からクリフトン 9を取り出し、シューズを履くみなさんの独り言も、数多の試走会では聞こえない声ばかり。言葉だけ聞いていると、シューズの感想というより、まるで“パンの試食会”(笑)。と、テンションも上がったところで、いざオンロードへ! ケガを予防すべく、軽い準備運動で筋温も上げ、クリフトン 9の試走会がスタートだ。

↑ストレッチなど軽い準備運動は大切。すでにココでもクリフトン 9の軽さとクッション性も体感

 

アルプスの山里仕込みのHOKAを、東京の坂で体感!

試走会スタッフが選んだコースは、皇居・北の丸周辺の坂道を組み込んだ約4㎞。アルプスの山里仕込みのHOKAの厚底のパフォーマンスを体感するには、フラットな路面だけでなく、上りや下りがあるのが◎。上りでも転がるように楽に進み、下りでは厚底のクッション性能を存分に味わえる。“上りは嫌い”と話していた男性まで、シューズの性能を試すべくペースアップするほど。

 

筆者も参加者と一緒に走りながら、コメントを貰うことにした。「強く踏み込むと、跳ねてくれますね。わざといろいろなステップを踏んでいますが(笑)、横ブレはありません。フルマラソンが初めてという人から中級者まで、後半も走りをアシストしてくれそうですよね」(30代、男性)。

 

「軽い! この履き心地、初めてです!」(40代男性)。「前の型のクリフトンを履いていましたが、こんなに反発って貰えてましたっけ?」(30代女性)。「守られている感じがします!」(30代女性)。「HOKAのファンで、黒のシューズを、普段履きでもめちゃ愛用しています。今日はクリフトン 9で走れて、気持ち良いです」(30代女性)。と、笑顔で走る参加者からは、好感触コメントが続出なのである。

↑北の丸周辺の坂で、クリフトン 9ご自慢のミッドソールの性能を体感!

 

ポップアップストア「HOKA Marunouchi」で、ひと休み

「HOKAで一番人気のモデルがクリフトンです。今回のクリフトン 9は、8からのフルモデルチェンジとなりました。みなさん履いてみてどうですか?」と語るのは、HOKA のポップアップストア「HOKA Marunouchi」でランニングのアドバイスをしながらHOKA RUN CLUBの運営をサポートしているコミュニティリードの伊藤優衣さん。

↑クリフトン 9試走会の“ツボ”を解説してくれる、HOKAの伊藤優衣さん(左端)。なお、公式ランニングクラブHOKA RUN CLUBでは、HOKAの最新ランニングシューズの試し履きや、HOKAアンバサダーと一緒に走るイベントを実施している。詳しくはコチラをチェック!

 

「クリフトン 9のアッパーは、軟らかいエンジニアードメッシュという素材になりました。従来の圧着パーツも大幅に見直し、軽量化しています。クッション性の要の厚底のミッドソールも、全く新しいフォームになりました。反発性もあるので、スピードを出しても沈み込みがありません」(伊藤さん)

 

クリフトン 9のミッドソールは、前作に比べて3㎜厚くなりクッション性がアップ。しかも、重量はメンズの27㎝(片足248g)で2g、ウイメンズの24㎝(片足205g)では何と10g軽くなっているという。

↑HOKAのポップアップストア、東京・丸の内の「HOKA Marunouchi」にて記念撮影!

 

クリフトン 9は、走りだけでなく、カラバリもハンパじゃない!

「アウトソールも、デュラブレーションラバーという新素材にしたことで、耐久性もアップしました。アウトソールの踏み面もわずかに広くしたので、クッション性がアップすることで生じる着地時のブレを軽減して、安定感を持たせています。かなり走りやすくなっていますよ」(伊藤さん)

 

クリフトン 9の“転がるような”推進力は、踵から爪先にかけての揺りかごのようなロッカー形状によって生まれる。最新機種は、このロッカー形状をよりシャープにしたので、前に転がるように、自然とスピードに乗れるのだという。

 

「レースの後半でもシューズが自然と助けてくれますし、反発性もあるので、速く走りたい方もスピードが出せます。今日は女性が多いのでご案内しますが、ウイメンズは11色展開を予定しています(メンズも10色展開!)。2月、3月、4月と順々に新色を出していくので、好きな色をお選びいただけます。男性も女性も新しいクリフトン 9をぜひ、体感してください」(伊藤さん)

 

ということで、今回クリフトン9を体感したイベント参加者のコメントを最後に紹介しよう!

 

ランニングシューズが可愛いと、走るテンションが上がります!

清水由梨さん(31歳) 主婦

モデルの三原勇希さんのインスタを見ていて、「GOガール」という女性のランニングサークルに入って走り始めた清水さん。「走ることがきっかけで、今の旦那にも出会いました(笑)」。平日の夕方に2~3㎞、週末は5㎞ほど走っている。

 

「初めて買ったランニングシューズがHOKAです。「クリフトン 6」だったと思いますが、足幅も私に合っていて、オシャレだと思ってその時は選びましたね。ずっと愛用していましたが、そろそろ買い換えのタイミングでした(笑)。

 

クリフトン 9、軽いですね。カラーリングも、すごく気に入りました。ランニングシューズが可愛いと、それだけでテンションが上がって、走ろうという気分になります。このピンクは取り入れやすいので、春に向けて、明るいウェアと合わせてみたいです。今後は、フルマラソンに挑戦してみたい! ホノルルとか那覇とか、暖かい所とか、いつも行けないところで走ってみたいです」(清水さん)

 

走ってみて、“これはイケる!”と、ビックリしました

小泉照幸さん(43歳) 会社員

バスケットボールのクラブチームに入っているから、持久力を付けるためにランニングしている小泉さん。走るのは1か月に1、2回の週末。インターバル走を組み入れて、5~10㎞、多摩川の河川敷を走っているという。「バスケはストップ&ゴーだから、大会に向けての脚を作るため、追い込むときは1分ダッシュ、1分ジョグを繰り返し走っています」。

 

「HOKAは、タウンシューズとして履いている人が多いので、気になっていました。クリフトン 9はあまりに軽かったので、少し不安があったのですが、実際に走ってみたら“これはイケる!”と、ビックリしました。安定性があって、気持ちよく足を前に運べました。インターバル走でも踏み込みやすいし、ストップする時の感覚にも違和感がありません。

 

コロナ禍前はマラソン大会にも出ていたので、そろそろトレーニングを再開しようと思っています。クリフトン 9で距離を走った時にどう感じるのか、今から楽しみです。会社の同僚と台湾のマラソン大会に2回出場したので、また参加したいですね。このシューズなら、走れる気がします(笑)」(小泉さん)

 

初めてのHOKAは、フワフワで、走りやすかったです!

加藤万理さん(30歳) 会社員

ランニングサークル「GOガール」のメンバーである加藤さん。普段は週1、2回、5~10㎞ほど走っている。走り始めたのは高校生の時で、部活に入っていなかったから体型を保つために始めた。最初に出たホノルルのマラソン大会で、完走の達成感にはまったという。それからは、1年に1、2回はフルマラソンを走るほどに。自己ベストは4時間10分。「今は、サブ4(フルマラソン4時間以内)を目指し、ラン➝仕事➝寝る、しかしていません(笑)」。

 

「HOKAのシューズは、初めてです! フワフワで、走りやすかったですね。新しいシューズを履くと、慣れるのに時間がかかるのですが、クリフトン 9は違和感がなくて、普段から履いているフィット感で。脚が自然と前に出て、上り坂では跳ねるような感覚で走れました。下りでも、膝に負担がなくて、少しスピードを上げた方が良い感でしたね。自己ベストを更新したら、ニューヨークを走りたいです!」(加藤さん)

 

適度なクッションと反発が貰えて、良い感じで走れました!

長濱隼さん(31歳) トレーナー

普段は、パーソナルトレーニングの指導や、部活動のコンディショニングコーチ、マラソン大会での準備運動の指導などをしている長濱さん。ランニング経験は、ここ5、6年。「スパルタンレース」という障害物をクリアしながら走るレースに出たのがきっかけで、走力を上げたくて走り始めた。月間の走行距離は150㎞くらい、一番走っていたときは300㎞ほど。「週に2、3回、平日は朝の5時から近所を走り、週末はトレイルを20~30㎞走っています」。

 

「実は、HOKAのシューズを初めて履いたんです。履いてすぐ、“ふわっとしているけど、大丈夫かな?” と思ったのですが、横ブレも抑えられていて、適度なクッションと反発が貰えて、良い感じで走れました。フィッティングも凄く良かったです。観光しつつマラソンを走るシティマラソンや、ゆっくり長く走るLSD(ロング・スロー・ディスタンス走)などで、気持ちよく走れるシューズだと思います」(長濱さん)

 

撮影/中田 悟

 

 

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HOKA(ホカ)の“元味”! クリフトン 9/「大田原 透のランニングシューズ戦線異状なし」

ギョーカイ“猛者”大田原 透が、走って、試して、書き尽くす! ランニグシューズ戦線異状なし

2023「HOKA」冬の陣② クリフトン 9の巻

 

ランニングシューズブランド自慢の逸品を、走って、試して、書き尽くす本企画。今回は、フレンチアルプスの麓アヌシーで開発された、元祖“厚底”ブランドHOKAのロードランニング代表モデル「CLIFTON(クリフトン) 9」である。

↑2023年2月15日に登場した「クリフトン 9」。メンズ10色展開、ウィメンズ10色展開(2023年2月より新色を順次展開)、2万900円(税込)

 

「“HOKAを履いてみたい”とおっしゃるお客様に、自信を持って私たちがお勧めするシューズが『クリフトン』です。機能的にもHOKAのラインナップの中心に位置して、一番ニュートラル。クリフトンは、言わばHOKAの“元味”です」。

 

と語るのは、日本におけるHOKAの販売戦略を担当する大庭貴士さん。大庭さんによると、クリフトンは開発当初、トレイルで培ったHOKAの機能をロードで活かすモデルのひとつだったという。

↑今回お話を伺った、デッカーズジャパンHOKA担当MD(マーチャンダイザー)大庭貴士さん

 

 

クリフトンを軸に、さまざまなモデルを開発される

「バランスが良いモノを作ったら、結果的に“元味”になった、というのが実情です。モデルが増えてゆくに従い、クリフトンを軸にして、さまざまなモデルが開発されるようになりました。クッション性があって、楽にトレーニングできるロードモデルという課題が先にあってクリフトンが出来たので、最初からHOKAを代表するシューズを作ろうとしたのではありません」(大庭さん)

 

クリフトンのターゲットは、最初にHOKAを履く人、ランニングを始めようとされる人、クッション性のあるトレーニングモデルを探している人、そしてフルマラソン42.195㎞を4~5時間かけて楽に完走したい人だという。

↑2層構造のアッパーは、素材が重なる部分を肉抜きし、圧着パーツも削減して、軽量化と耐久性を確保している

 

さらに厚底を3㎜増量、でも軽量に!

「最新のクリフトン 9では、ミッドソールを前モデルから3㎜厚くしましたが、重量は少し軽くなりました。素材のEVAのブレンド比率を調整することで、着地時のクッション性は高いまま、蹴り出しが強くなりました。HOKAのメタロッカージオメトリー(爪先と踵がゆりかご状にラウンドさせたロッカー構造)だけでなく、ミッドソールの素材そのものの機能も高めました。履き心地では沈み込み、蹴り出すと良く足が回ります」(大庭さん)

↑前モデルより3㎜厚くなったミッドソールながら、軽量になった。27cmのシューズであれば2g軽くなっている

 

圧倒的なボリュームのミッドソールに対し、クリフトンのアウトソールは張り付くように配されている。クリフトン 9では、アウトソールのラバーの位置を変更することで、中足部への負担を軽減。中足部のミッドソールも削られにくくなったという。

↑右は「クリフトン 8」。左が新作のクリフトン 9。足運びをスムースにすべく、中足部のアウトソールを改良している

 

ランナーが、走る快適さを求めて開発

「地味な部分ですが、足の甲にあたるガセットタンは、内側だけシューズのアッパーに固定されています。そもそもガセットタンは、タンを安定させるためのモノなのですが、内外両方をアッパーに連動させると、足入れが窮屈になってしまいます。タンは、歩いたり走ったりすることで、カラダの内側から外側に向けて引っ張られますから、内側を固定するだけで、タンがズレる気持ち悪さが防げます。開発者がランナーですから、何が快適なのかを、良く知っています」(大庭さん)

↑内側だけシューズに固定されたガセットタン。ローテクながら、ランナーに嬉しい設計だ

 

ヨーロッパ車と同じ発想のホールド感

クリフトンを含めたHOKAのシューズの特徴は、踵から中足部にかけてのアクティブフットフレームという部材で、しっかりと足が納まるようにしている点だ。昨今、ヒールカウンターが薄くなっているモデルが多く登場しているが、HOKAはホールド感を重要視している。

 

「シューズのクッションを活かすためにも、そして指先がしっかり使えるためにも、踵から中足部のホールド感は重要です。長時間の運転でも疲れさせない、しっかりしたシートを採用するヨーロッパ車と同じ発想です(笑)」(大庭さん)

↑踵から中足部にかけて、足をしっかりホールドするアクティブフットフレームという構造体が入っている。上から触っても、その存在がハッキリ分かる

 

 

いよいよ、クリフトン 9を試走!

いよいよ、クリフトン 9の試走スタート! まずは、シューズに足を入れた感覚およびウォーキングのインプレ。そして、初心者も含め、多くの方々がランニングシューズを履く、3つの理由に合ったペースで、実際にフィールドを走ってみた。

 

3つのペースは、以下の通り。「運動不足解消」が目的であれば、1㎞を約7分で走る(=キロ7分)の~んびりペース。続いて、脂肪を燃焼させる「痩せラン」に適した、1kmを約6分(=キロ6分)のゆっくりペース。最後は、距離ではなく、走る爽快感重視の、1㎞約4分30秒~5分で走る(キロ4.5~5分)「スカッとラン」。クリフトン 9の実力、とくとご覧あれ!

 

【まず、履いてみた!(走る前の足入れ感&ウォーキング)】

内側だけ固定されたガセットタンは、なるほど履きやすい。立ち上がっても、外見からつい想像してしまう奇異な感じは全くしない。厚底ながら、フラットな安定感。ドロップ(踵から爪先にかけての傾斜)が5㎜なので、当然と言えば当然。それにしてもクリフトン  9、よく沈む。

 

歩くとさらに、HOKA自ら“マシュマロ”と表現するクッション性を、まさに堪能できる。厚切りのステーキで例えれば“レア”。HOKAの“元味”をレアでいただく……と書くと、何の原稿だか分からなくなるが、このクッション性だけでも履く価値がある。加えて、HOKAのミッドソールの命ともいえる洗練されたロッカー構造「メタロッカージオメトリー」で、サクサクと歩ける。こんなフカフカさで走ったら、足が疲れるのでは? と、少々不安になるくらいだ。

 

【運動不足解消ジョグ(1kmを7分で走るペース)】

運動不足の解消のペースは、の~んびりが基本。1回走っただけでは、運動不足は解消しない。長続きさせるには、気楽に、散歩の延長の“散走”くらいがちょうどよい。休日の午前中、行先を決めず、ペースを落とし、時折止まってもOKで走ってみよう。という、の~んびりペースでのクリフトン9のクッショニングは絶好調だ。

 

厚切りステーキに例えると“ミディアムレア”。レアで感じたクッション性はそのまま、低速で走っても安定感まで失われてはいない。歩いている時に感じた不安感は、少し薄れてきた。しかも、見た目以上に軽い。厚底=重い、と勝手に思ってしまうが重量は248g(27㎝の場合)しかない

 

【痩せラン(1kmを6分で走るペース)】

散歩ならぬ“散走”だけでも、継続さえすれば、お腹周りはシュッとしてくる。継続できたあなたは、週に1回の“散走”を、週に2、3回にバージョンアップさせるチャンス到来である。ベルト穴の2段飛ばしシェイプも、夢ではないのだ。

 

1キロを7分で走る“散走”ペースから、さらに脂肪燃焼効率の高い1キロ6分に変えると、クリフトン 9の走り味が変化する。ミッドソールのクッション性に加え、バネが効いてくる。同じシューズなのに、乗り味が変わる不思議さだ。ミディアムレアの生感から、火が通ることでタンパク質が熱変性するのと同じく、クリフトン 9のミッドソールに硬さが出てくる。

 

ちなみに、筆者が、な~んにも考えずにクリフトン 9を履いて気持ちよく走ったペースは、1キロ6分10秒ほど。なるほど開発時のターゲット的にも合致している。筆者が最初にHOKAを履いた、クリフトン 2でウルトラマラソンを走ったペースもほぼ同じ。個人的な好みとしては、クリフトン 2の少し硬めのミッドソールの方だが、昨今の軟らかブームに竿を指すわけにもいくまい。

 

【スカッと走(1kmを4.5〜5分で走るペース)】

続いては、フィジカルではなく、メンタルのケアのためのラン。速く駆け抜け、気分を切り替え、喉の渇きをグビグビとさせたい方向け「スカッと走」である。フラットな路面を速く駆け抜けようとすると、クリフトン 9のミッドソールのバネは、ちと重い。設計が違うのだから、当然と言えば当然だ。

 

だが、坂道を走ると話は変わる。心臓バクバクで坂を上り、一気に駆け降りると、クリフトン 9のミッドソールは、まさに“ウエルダン”になる。坂道での走行で、クリフトン 9のミッドソールのクッション性と反発性がいかんなく発揮され、転がるように足が回る

 

撮影とは異なる日に、近所の石畳の激坂でも試してみたが、クリフトン 9の広い踏み面は不安定な石畳をしっかり掴み、ミッドソールのクッション性もあって、不安なく駆け降りることができた。多くのウルトラマラソンのコースには、必ずやっと走り切れる程度の、斜度の長~い坂が待ち構えている。クリフトンを選ぶ人が多い理由は、まさにアップダウンの強さにあると改めて気付かされる。

 

フレンチアルプスのトレイルランニングで培われたHOKAの衝撃吸収と安定性は、やはり坂で発揮されるのだ。う~む、また100㎞走りたい気分になってきたぞ!

 

 

撮影/中田 悟

 

 

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「HOKA(ホカ)」のMDに聞いた快進撃の理由!/「大田原 透のランニングシューズ戦線異状なし」

ギョーカイ“猛者”大田原 透が、走って、試して、書き尽くす! ランニグシューズ戦線異状なし

2023「HOKA」冬の陣① MDに聞く、日本戦略の巻

 

ランニングシューズの厚底化の勢いは、とどまることを知らない。実業団や大学のトップ選手など、いわゆるエリートランナー向けの厚底+カーボンプレートのレーシングモデル。その彼ら彼女らがトレーニングで使用する、カーボンプレート無しの厚底モデル(プレートがない分、脚への負担が軽くなる)。そして、こうした風潮を試してみたい我々一般ランナー向けの厚底モデル。さまざまな厚底ランニングシューズが、スポーツショップの棚を埋め尽くし、自分に合った一足にたどり着くのは、なかなか大変な時代となっている。

↑今回取材にお邪魔したのは、HOKAのポップアップストア「HOKA Marunouchi」(東京・千代田区)。シューズは、HOKAの代名詞ともいえるモデル「CLIFTON(クリフトン)」の9代目である

 

そんな現在の厚底ブームの源流を辿ると、2009年にフランスで生まれた「HOKA(ホカ)」に行きつく。HOKAはトレイルランから始まり、現在ではロードランニング、トレイルでもロードでも使えるオールテレイン、ハイキング用など幅広いラインナップを揃え、破竹の勢いでそのファンを増やしている。

↑HOKA設立期、ロゴもないプロトタイプ(後の「MAFATE⦅マファテ⦆」に繋がるモデル)。ミッドソールを取り囲むように黒のメッシュを張り付け、ミッドソールへかかる着地衝撃を反発性に活かす工夫が施されている。硬質のメッシュと中のクッション材が、いわばサスペンションの役割を担っている

 

見た目から判断できない、HOKAのフツーの快適さ

筆者がHOKAを代表するロードモデル「CLIFTON(クリフトン)」の2代目を初めて履いたのは、かれこれ7年ほど前。最初は、あまりに厚底なので……と遠目に見ていたのだが、足を入れると、あらビックリ。何の違和感もなく、むしろフツーに快適。

 

何だかんだと履きこむうちに、アップダウンが激しい100㎞のウルトラマラソンでも、何度も筆者のへっぽこ走りを支えてくれる一足になっていた。と、前置きが長くなったが、今日は、HOKA快進撃の理由を、日本での販売戦略を担当するMDの大庭貴士さんに取材すべく、東京・丸の内のポップアップストアにお邪魔したのであった。

↑今回お話を伺った、デッカーズジャパンでHOKAのMD(マーチャンダイジング)を担当する大庭貴士さん(左)

 

フランス生まれ、アルプス育ちの厚底シューズ

「HOKAは、スイス国境に近いフランスのアヌシーという街で生まれました。アヌシーは、フレンチアルプスに近く、HOKAはトレイルランニングのシューズからスタートしました。覚えておいていただきたいのは、私たちは単に、厚底を流行らせたかったわけではないということです。下りの衝撃吸収にミッドソールを厚くすることが有利なので、その機能を表現するために、結果的に厚底に行きついたのです」(大庭さん)

 

HOKAの日本戦略も、最初のターゲットはトレイルランナーだった。急拡大するトレイルのレースでのHOKAの使用率もうなぎのぼり、今のオンロードでのレースでHOKAが当たり前になっている以上に、HOKAはその分厚い顔でトレイルランナーたちの耳目を惹いたのだ。

 

山からオンロード、そしてファッションへ

「それまでも厚底のシューズは世にありましたが、HOKAは厚底にクッション性とスピード性という機能を求めました。ミッドソールのクッション性を活かして推進力に換えるために、揺りかごのように爪先と踵を滑らかに削り落とした『メタロッカージオメトリー』も特徴です。きれいにロッカーに乗り込めるように、ドロップ(踵から爪先にかけての傾斜)を小さくしてフラットに履けるようにしています」(大庭さん)

 

たしかにそれまでも、ヨーロッパやアメリカ発信で、敢えて厚底にすることで足の機能を高めることを狙ったシューズは存在していた。しかしHOKAは、こうした発想とは異なり、厚底に快適な走りを求めたことで、トレイルランニングブームを追い風に、ヨーロッパから北米、そして日本へ、オフロードからオンロードへ駆け出していったのだ。

 

「ボリューム感のあるシューズなので、ファッション感度の高い人たちも手にしてくれました。セレクトショップでの取り組みも始まり、そこから一般の方々にも認知が拡がったのだと思います」(大庭さん)

↑2017年より日本で本格展開を開始したHOKA。最もクッション性の高い定番シリーズが「ボンダイ」、そしてボンダイと並び人気なのがクリフトンである。左は「クリフトン 8」、右は「ボンダイ 8」

 

実は、「UGG(アグ)」や「Teva(テバ)」の家族!

新しいスポーツとしてトレランが広く認知されるこの時期、日本でのHOKAの展開は現在のデッカーズジャパンが執り行うことになる。デッカーズジャパンは、機能的かつファッション的にも支持されるブーツブランド「UGG(アグ)」やサンダルブランド「Teva(テバ)」も展開している世界的なフットウェアカンパニーだ。機能(パフォーマンス)軸でも、ファッション軸でも、きちんと商品の魅力を伝えることは同社の得意領域だ。

 

しかもデッカーズジャパンの伊藤輝希GMは、スポーツブランドの出身である。当時筆者も、伊藤GMからHOKAを扱う熱い意気込みを何度も聞かせてもらっていた。現在、HOKAの直営店では、3Dスキャンで足のサイズや形を計測しおすすめのシューズを提案するサービスや、最新のランニングシューズを試走できるトレッドミルを完備している。上記の全ての歯車がキチンと嚙み合って、現在の日本でのHOKAの人気に繋がっている。

 

厚底の正体は、EVA系素材

ずっと気になっていたのは、厚底の中身。大庭さんに聞きたかったのは、厚底の素材は何か? 見た目も手触りもEVAなのだが、HOKA自らミッドソールをマシュマロに例えるほど軟らかい。

 

「EVAをベースにブレンドして、強度や反発を変えています。EVA系は使い勝手が良いので、温度に左右されやすいウレタン系の素材はあまり使っていません。いわゆるエラストマー系素材も、今のところ使用していませんね」(大庭さん)

 

HOKAの故郷のフレンチアルプスでは、昼夜だけでなく標高によっても気温が1日の中で大きく変わる。EVAにブレンドしている素材などの技術的な部分は非開示となっているが、厳しいトレイルの環境でも十二分に耐えられる素材配合だと大庭さんは語る。

 

HOKAのロッカー構造には、2つの種類がある

「HOKAのロードモデルは、勾配が大きく変わらない路面で、足運びのローテが良くなるメタロッカージオメトリーを採っています。踵から爪先にかけて足裏全体が転がるような長いロッカー(HOKAでは「アーリーステージ メタロッカー」と呼ぶ)です。一方のトレイルモデルやハイクモデルは、不安定な路面でも安定させた上で、楽にロッカーを使えるように、中足部から爪先にかけてのロッカー構造(同じく「レイトステージ メタロッカー」)になっています。

 

HOKAでも、速さにこだわるランナーに向けて、マニュアルのスポーツカーのような、シューズの企画も行っています。しかしほとんどのモデルは、一般の方がスポーツとして走ったり歩いたりすることを楽しめるように、スピードも出るけれど、安定感もあるシューズとして受け入れられるように開発しています」(大庭さん)

 

ということで、次回はいよいよHOKAのランニングシューズの試走レビュー! 試すのは、HOKAのオンロードシューズの代名詞「CLIFTON(クリフトン) 9」(2月15日発売)である。

 

撮影/中田 悟

 

 

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トレイルもロードも楽しめる! HOKA「チャレンジャー」が全面刷新……リサイクル素材採用で軽量化

HOKA(ホカ)は、新素材を採用して全面刷新した、オールテレイン(全路面対応)モデル「CHALLENGER 7(チャレンジャー 7)」と「CHALLENGER 7 GTX(チャレンジャー 7 GTX)」 を、2月1日に発売します。

 

CHALLENGER 7は、アッパーに、通気性の良い軽量リサイクル素材のエンジニアードメッシュを採用。ミッドソールは前モデルより厚くなり、快適なクッション性を高めながらも、重量は前モデルよりも27g軽量化(27cm・片足)しています。「DurabrasionRubber」を新採用したアウトソールは耐久性がさらに向上し、グラベルバイク(自転車)で採用されている、オンオフロードどちらでも走行性の高い「グラベルタイヤ」から着想を得た4mmのラグにより、起伏の激しい路面でもグリップ力に優れます。税込価格は1万8700円。カラーバリエーションは、Men’sがBellwether Blue/Stone Blue、Passion Fruit/Golden Yellow、Ceramic/Vibrant Orange、Black/Black、Flame/Cherries Jubilee(4月発売)、Women’sがMock Orange/Vibrant Orange、Ceramic/Vibrant Orange。

 

CHALLENGER 7 GTXは、CHALLENGER 7をベースに、防水機能を発揮するGORE-TEXプロダクトテクノロジーを採用。悪天候時の足元を守るGORE-TEX ファブリクスをアッパーに直接接着することで、フィット感、軽量性、透湿性、速乾性を高めています。濡れた路面から乾いた路面まで対応するアウトソールが、予測不能な自然環境でも快適な走りをサポート。アッパー、ミッドソール、アウトソールのすべてに新素材を使用しています。税込価格は2万3100円です。カラーバリエーションは、Men’sがGolden Yellow/Avocado、Women’sがVibrant Orange/Pink Yarrow。

大胆なロゴに誰もが注目する! HOKAのアーカイブモデルの長所をミックスさせた「HUAKA ORIGINS」

これまでにないクッション性とサポート力を融合したテクノロジーにより、スムーズな走りを実現させたシューズを数多くリリースする「HOKA(ホカ)」。本格的なパフォーマンスシューズを、ファッションに取り入れるブランドの筆頭としても知られています。今回は、同ブランドの持つテクノロジーとファッションを繋げることをコンセプトにした一足「HUAKA ORIGINS(フアカ オリジンズ)」を紹介します。

 

【HOKA「HUAKA ORIGINS」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

スポーツミックススタイルにバッチリ合います!

本作は、ホカのアーカイブからピックアップしたトレイルレーシングシューズ「HUAKA 1」と、「HUAKA 2」の長所をミックスさせた復刻モデル。オリジナルの機能性と快適性はそのままに、ライフスタイルシューズとして開発されました。アッパーのフラットニット表面にはオーバーサイズの“HOKA”のロゴを大胆にプリントし、インパクトのある存在感を放っています!

↑ホカのロゴを大胆に配したフラットニットアッパーには樹脂を圧着したオーバーレイを重ね、耐久性とホールド力を高めています

 

↑アッパーとシュータン、シューレースには100%リサイクルポリエステルを使用し、環境に配慮

 

↑オリジナルのEVAミッドソール、足を柔らかく着地させた後に跳ね上げるように作られていて、重力を感じさせないほどの高い衝撃吸収性を発揮します

 

↑アウトソールはトウ周りやヒールなど部分的にラバーを配し、高いグリップ力と軽量性を兼ね備えています

 

 

ホカの伝統的な機能性やデザインをファッションへと昇華させたこちら。本格的な機能性を備えたランニングモデルやトレランモデルといった、パフォーマンスモデルをファッションに取り入れるのが注目されている昨今、まさに旬な一足といえますね! もちろんホカならではの“厚底ソール”も健在で、優れた推進力も発揮してくれますよ!

HOKA

HUAKA ORIGINS

2万900円(税込)

 

 

取材協力/ミタスニーカーズ

https://www.mita-sneakers.co.jp

HOKAのクラシックモデルが近未来的デザインに! エッジの効いた新モデル「PROJECT CLIFTON」

HOKA(ホカ)は、クリフトンシリーズの最新作「CLIFTON 8(クリフトン 8)」をベースに、エッジの効いた新アッパーで近未来的なデザインを施した「PROJECT CLIFTON(プロジェクト クリフトン)」を、12月15日に発売します。

 

PROJECT CLIFTONは、クッション性に優れたCLIFTON 8のミッドソールとアウトソールに、5-Dプリントのアッパーを採用したライフスタイルシューズ。クイックレースシステムで簡単に着脱が可能で、水の侵入を防ぐAquaguardジップを採用しています。

 

税込価格は3万1900円。サイズはユニセックスで展開します(23.0~29.0cm、30.0cm)。カラーバリエーションは、Goblin Blue/Blue Graphite、Blanc De Blanc/Lunar Rock、Black/Blackの3種類。

HOKAの新作「HUAKA ORIGINS」は機能性と快適性が高いライフスタイルシューズ!

HOKAは、歴代の「HUAKA 1(フアカ 1)」と「HUAKA 2(フアカ 2)」の最大の長所を併せ持った復刻モデルとして、「HUAKA ORIGINS(フアカ オリジンズ)」を12月15日よりHOKA直営店、HOKA公式サイト、一部取り扱い店舗にて発売します。

 

トレイルレーシングシューズがライフスタイル用として復刻!

トレイルレーシングシューズのアーカイブモデル、フアカ 1とフアカ 2の機能性と快適性はそのままに、ライフスタイルシューズとして登場します。フラットニットアッパー、着圧のオーバーレイ、オーバーサイズのHOKAロゴにより、人々を振り向かせるようなデザインとなっています。ソール部分にはオリジナルのEVAミッドソール、滑りにくいラバーアウトソールを備え、快適な履き心地を提供。アッパー、タン、シューレースには100%リサイクルポリエステルを使用し、環境に配慮しています。

 

フアカ オリジンズは全5色で展開します。12月15日に発売する2色から始まり、順次ほかのカラーも展開していくとのこと。

↑「HUAKA ORIGINS」Evening Primrose/Flame 2万900円(税込)

 

↑「HUAKA ORIGINS」Black/Black 2万900円(税込)

 

 

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コレ即完でしょ! ホカの人気防水ハイクシューズ「トー ウルトラ」が進化して復活

HOKA(R)(ホカ(R))の防水ハイクシューズの人気モデル「TOR ULTRA(トー ウルトラ)」が進化して再登場します。

 

第1弾として、9月8日から「TOR ULTRA HI(トー ウルトラ ハイ)」と「TOR ULTRA LO(トー ウルトラ ロー)」を各2色ずつ、店舗限定で発売。いずれも、クラシックなデザインにGORE-TEXを搭載し、さらにパフォーマンス性を向上させた防水仕様。アウトソール は、グリップ力を高めるトラクションラグを備えたVibram(R) Megagripです。

↑「トー ウルトラ ハイ」3万8500円(税込)

 

↑「トー ウルトラ ハイ」3万8500円(税込)

 

↑「トー ウルトラ ロー」3万1900円(税込)

 

↑「トー ウルトラ ロー」3万1900円(税込)

 

 

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HOKAの期間限定ショップの全貌とブランドヒストリーをお届け!

ランナーやファッションに感度の高い人たちだけでなく、「歩きやすい」「疲れない」という理由で、ウォーキングシューズや通勤履きとして取り入れる方が増えているランニングシューズブランド「HOKA」。そんなHOKAの期間限定ショップが都内に2店舗オープンということで、渋谷にある「HOKA RAYARD MIYASHITA PARK POP UP STORE(ホカ レイヤード ミヤシタパーク ポップアップストア」のプレオープンイベントに潜入してきました。

 

HOKAの期間限定ショップが渋谷にオープン!

東京・渋谷にオープンした「HOKA RAYARD MIYASHITA PARK POP UP STORE」は、ブランドの世界観やルーツを知ることができるコンセプトストアとなっています。お店入って左側は“THE ROAD”ということで、HOKAのロードランニングの軌跡を辿ることができます。

↑渋谷宮下パーク内にある「HOKA RAYARD MIYASHITA PARK POP UP STORE」は、2022年7月1日〜9月25日までの期間限定オープン

 

ウォールの写真は、2021年アメリカアリゾナ州にて、HOKAの代表アスリートたちが100kmマラソンの世界記録に挑んだ「PROJECT CARBON X」の様子。最新のロードランニングシューズやアパレルもラインナップされています。

↑昨年アメリカで開催された、HOKAのアスリートが100kmマラソンの世界記録に挑んだ「PROJECT CARBON X 2」の様子

 

そしてお店に入って右側にある“THE TRAILS”のウォールは、トレイルの聖地とも言えるフランスのシャモニーの山々をバックに、HOKAのトレイルランニングシューズの歴史が記されています。もちろん最新のトレイルランニングシューズ、ハイクシューズも手に取ることができます。

↑トレイルランニングやハイクシューズの新作をラインナップ

 

岩の什器などが設置され、アウトドア感が満載!

 

HOKAシューズラインナップをヒストリーと一緒に紹介!

創設者ジャン・リュック・ディアードと、トレイルランナーのニコラ・マーモッドが、“山を安全かつ最速で駆け降りることのできるシューズ”の開発を始めたのがHOKAの始まりでした。2009年フランスのアヌシーで誕生したHOKA最初のシューズが、トレイルランニングシューズ「マファテ」。

 

この「マファテ」がランナーからの支持を集め、「山だけでなく舗装路を走れるモデルも欲しい」という要望が増え、誕生したロードランニングシューズ第一号が「ボンダイ」です。ロードランニングシューズの中で最もクッション性の高いボンダイシリーズは、今やランナーだけでなくファッショニスタの間でも人気となっており、スポーツショップだけでなくセレクトショップなどでも見かけるようになりました。

BONDI 8

2万3100円(税込)

 

そして2014年に発表された「クリフトン」でより多くのファンを獲得します。ボンダイなど、それまでのHOKAのプロダクトより若干ソールのボリュームを抑えたことで、一般ランナー層にも急速に認知され、ベストセラーとなります。HOKAのアイコン的存在ともなっているクリフトンシリーズは、現在第8弾の「クリフトン8」が展開されています。

CLIFTON 8

1万7600円(税込)

 

‘’THE ROAD”のウォールでも紹介しているように2019年5月カリフォルニア州で開催された「PROJECT CARBON X」 では、参加ランナー全員がカーボンプレート内蔵の「カーボン エックス」を履き100kmの世界記録に挑戦。世界記録達成はならなかったものの、ジム・ウォームズレーが50マイル通過時の記録をマークしました。

CARBON X 3

2万7500円(税込)

 

結果を出し続け、ますます信頼されるブランドに

HOKAが誕生した翌年2010年、「日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)」(71.5km)でHOKAアスリートのルドック・ポメールが優勝。HOKA創業者の一人であるニコラ・マーモッドも15位に。そして2013年、日本を代表する100マイルレースでもHOKAを着用した日本人選手が優勝しました。

 

さらに2016年、ヨーロッパアルプスのモンブランの周りで開催される世界最高峰の山岳レースUTMB(R)(100マイル)では、男女共にHOKAアスリートが優勝。HOKAは2022年から、UTMB(R)ワールドシリーズのグローバルプレミアムパートナーとなっています。

↑初代「クリフトン」が7月31日まで展示されています

 

楽しく走りたいファンランナーにも

ちなみにHOKAと私の出会いは2014年。100kmのウルトラマラソンを走るためのシューズを探していたところ、当時のウルトラマラソン世界記録保持者であった砂田貴裕さんにおすすめしていただいたのがHOKAのシューズでした。
カラフルで斬新なデザインと、存在感大の分厚いソールが印象的なHOKAのシューズは、他のランニングシューズとは全く違うものに見えました。

 

初めて履いて走った時は、マシュマロのような履き心地や、自然と足が転がるように運ばれていく感覚に衝撃を受けたものです。そして実際100kmウルトラマラソン完走後もまだ脚が残っているほど、HOKAのシューズは絶対的な安心感をくれました。

↑結果を出したいアスリートだけでなく、私のようなスピードよりのんびり楽しく走りたいファンランナーにも選ばれるシューズなのだと思います

 

初めてHOKAのシューズを履いた時の感動はそのままに、現在のHOKAのシューズたちはより軽く高性能になっているので本当に驚かされます。

↑最新のロードランニングシューズ「MACH 5(マッハ 5)」

 

ランニングステーションとしても使える丸の内「HOKA MARUNOUCHI」

もう一店舗は、東京・丸の内に「HOKA MARUNOUCHI」として、2022年7月2日〜2023年6月30日まで約一年間の期間限定オープンです。

 

店内には最新のランニングシューズを試せるトレッドミル完備。3Dスキャンで足型を計測し、おすすめのシューズを提案してもらえます。小型ロッカー9台とミネラルウォーターを完備していて、ランニングステーションとしても利用可能。「HOKA MARUNOUCHI」が位置するのは二重橋前駅すぐなので、皇居ランにも近くて便利です(シャワー無し。着替えは可能)。

↑実際にHOKAの最新シューズを試したい人はぜひ、足を運んでみてください

 

 

■「HOKA RAYARD MIYASHITA PARK POP UP STORE」

【場所】東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North 1F

【営業時間】11:00~21:00

【定休日】無休

 

■「HOKA MARUNOUCHI」

【場所】東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内ビル1F 102 丸の内仲通りビル

【営業時間】11:00~20:00

【定休日】無休(年末年始除く)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

人気の定番モデルが進化!HOKAの歩みは2022年秋冬シーズンでも止まりません

2009年に彗星の如く現れた気鋭のシューズブランド「ホカ オネオネ(HOKA ONE ONE)」。ボリュームソールのランニングシューズがファッションシーンで浸透していったこともあいまって、人気が加速化しました。そんな同ブランドも昨年10月からロゴをはじめとするブランド表記を「ホカ(HOKA)」に一新。今まで以上にスポーツを楽しむすべての人に向けた上質なパフォーマンスフットウェアを展開するなど、常にその動向は気になる存在となっています。

 

本記事では2022年の後半戦に登場する最新モデルを紹介。定番のアップデートモデルをはじめ、新型や新色の追加、バリエーションに富んだ珠玉のコレクションを最後までお見逃しなく。

 

【その1】HOKAの名作を融合させたハイブリッドモデル

MACH 5(マッハ 5)

1万7600円(税込)

過去にリリースしたモデルの中でも特に人気を集めていた「MACH 4(マッハ 4)」と「MACH SUPERSONIC(マッハ スーパーソニック)」の合体版として新たに誕生したのが「MACH 5(マッハ 5)」。両モデルの柔らかさと反発力、瞬発力を見事に継承した本モデルは走るためのパフォーマンス性がパワーアップ。アッパーは無駄を削ぎ落としたクリールメッシュで仕上げ、流線形のデザインともマッチしています。

 

↑ミッドソールにはHOKA独自のテクノロジーである「プロフライプラス(PROFLY+)」を採用。このミッドソールは2層構造になっており、足に近い上部は高いクッション性と前進する推進力を生み出します

 

↑続いてアウトソールはMACH 4でも安定感を生み出していたラバライズドEVAフォームを使用。このソール組み合わせにより、柔らかな反発力のある走り心地を提供しながら、足が疲れにくい設計に仕上がりました

 

↑気になるカラー展開は6色。本格的なランナーはもちろん、休日に汗を流すフィットネス感覚のランナーまで、幅広くサポートしてくれる1足となっています

 

【その2】ファッションシーンでも人気のオールブラックモデル

BONDI 8(ボンダイ 8)

2万3100円(税込)

HOKAの数あるラインナップの中でも最上級のクッション性を誇る定番モデル「BONDI(ボンダイ)」も、今シーズンにて進化を遂げました。「BONDI 8(ボンダイ 8)」と名付けられた本作はアイコンとなっているボリュームソールの厚みをアップ。アッパーにはふっくらとしたタン、ソックライナーにはリサイクル素材の「オルソライト ハイブリット(Ortholite Hybrid)」も新しく採用しています。

 

↑かかとに設けられた特徴的な波状のクラッシュパッド。このパーツにより、かかとでの着地から蹴り出しまで驚くほどソフトでバランスのいいライド感を提供してくれます

 

↑フルマラソンなどの長距離を想定したアウトソール。しっかりと地面を踏み込むことができるグリップ力は推進力を生み出してくれます

 

↑カラーは5色展開。ランニングシューズらしい鮮やかなモデルに加えて、オールブラックもラインナップに追加。このカラーが展示会の中でも一番人気となっているそうです。※オールブラックのみ8月15日発売

 

【その3】モノトーン展開に続いて、鮮やかなカラーリングも追加

CLIFTON 8(クリフトン 8)

1万7600円(税込)

HOKAのエントリーモデルとしても親しまれ、ソフトな履き心地に加え、アウトソールには効率よく配置されたラバーにより、耐久性も優れたアイコニックなモデルであるクリフトンシリーズ。その最新作として昨年6月にリリースされた「CLIFTON 8(クリフトン 8)」が2022年秋冬シーズンでは6色が追加されます。ホワイトやブラックベース以外にも、ゴブリンブルーやラディアントイエロー、バタフライなどHOKA独自のカラーリングも展開。見た目も気持ちも盛り上げてくれるラインナップとなりました。

 

【その4】清涼感たっぷりのブルーベースモデルが3カラー登場

KAWANA(カワナ)

1万8700円(税込)

2022年春夏シーズンにデビューした「KAWANA(カワナ)」。他のモデルに比べ、硬度の高いミッドソールを使用しており、安定感と反発性を高次元で両立。ランニングはもちろんのこと、トレッドミルやジムなど柔らかい床面でのトレーニングとも相性のいいモデルとなっています。そんなKAWANAも今シーズンでは新色として、マウンテンスプリング、スキューバブルー、アイスフローなどブルーベースのカラーが追加。オーストラリアの有名なビーチブレイクにちなんで名付けられたモデルだけに、鮮やかなカラーリングもマッチしています。

 

【その5】代名詞の1つとなっているリカバリーサンダルの新型をリリース

ORA LUXE(オラ ラックス)

1万1000円(税込)

ジョギングやトレランなどで疲れた足を回復させることを主眼においたサンダルとして、日本においても瞬く間に市民権を得たリカバリーサンダル。HOKAにおいても定番で出している「ORA RECOVERY SLIDE(オラリカバリースライド)」も安定した人気を博しているなかで、ニューモデル「ORA LUXE(オラ ラックス)」がリリースされました。本作はオリジナルモデルの優れたクッション性による軽やかな履き心地は継承し、運動後の足を癒してくれます。超軽量のリカバリーサンダルの新しい一手として、今シーズンに満を持して登場します

 

↑ORA LUXEの最大の特徴となっているのが、クッション素材とメッシュを組み合わせた「Ariaprene(アリアプレーン)」ストラップ。素足とソックス着用時の絶妙なサイズ調節も可能という利便性が魅力

 

話題に事欠かないHOKAの動向は今後もチェックすべき

ここまで紹介してきましたHOKAの2022年秋冬シーズンの新作ラインナップ。ゲットナビウェブ編集部としても、ランからトレーニング、日常使いなど幅広く使えるランシューは気になるところ。その中でもHOKAの高いクッション性はクセになって抜け出せないという人も多いのではないでしょうか。

 

そして、今回紹介したアイテム以外にも様々なラインナップが用意されていますので、ぜひこちらのチェックをしておいても損はしないはずです。

 

撮影/中田 悟

 

 

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さらに軽〜くなったHOKAのトレラン最新モデル「スピードゴート 5」がドロップ!

HOKAでは、人気のトレイルランニングシューズを軽さとグリップ力をアップグレードした最新モデル「SPEEDGOAT 5(スピードゴート 5)」を、3月15日から発売します。販売はHOKA公式サイトおよび全国の取扱店舗です。

 

さらに軽く、グリップ力も向上!

アウトソールからシューレースに至るまで一新されたトレイルのビースト、スピードゴート 5は、柔らかい土の上でも優れたグリップ力を発揮するトラクションラグを備え、5mmの溝を刻んだLitebase構造のVibram(R) Megagripでアップデートされています。前モデルのスタックハイトとロッカープロファイルを継承したスピードゴート 5は、より軽いミッドソール素材、リサイクル素材でより厚みのあるダブルレイヤーのエンジニアード・ジャカードメッシュを採用しています。メンズ用は2色ラインナップ。

↑Blue Coral/Evening Primrose、2万900円(税込)

 

↑Fiesta/Radiant Yellow、2万900円(税込)

 

また、3月15日〜4月15日の期間、InstagramまたはTwitterに画像や動画を投稿すると、抽選で合計4名に「スピードゴート 5」が当たる『「#スピードゴート5」キャンペーン』を開催します。

 

 

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