黒エアコンで部屋がここまで変わるか! デザイン・機能・価格が揃ったハイセンス「Sシリーズ」に家電ライターが太鼓判

提供:ハイセンスジャパン株式会社

エアコンといえば、“白い箱”が常識で、他に選択肢はありませんでした。でも今や、家電もインテリアに合わせて選ぶ時代。エアコンだっておしゃれなものを取り入れたいですよね。そんな人におすすめしたいエアコンが家電メーカー「Hisense(ハイセンス)」から登場しました。それがルームエアコン「Sシリーズ」のブラックモデルです。今回は、このエアコンを筆者宅に設置し、デザインから機能まで徹底チェックしました。

ハイセンスのルームエアコン「Sシリーズ」ブラックモデルの実力をチェック!

 

 

 

世界で選ばれるハイセンスが日本市場向けに開発

そもそもみなさんは「ハイセンス」をご存じでしょうか? 中国の大手家電メーカーですが、日本に上陸したのは2010年とまだ日が浅いため、「名前は聞いたことがある程度」という人もいるかもしれません。もしくは2018年に東芝のテレビ事業を引き継いでいることから「テレビのハイセンス」と認識している人も多いのではないでしょうか。

 

ところが実は、世界市場では知名度抜群。2022〜2024年のテレビ出荷台数は3年連続で世界第2位で、なかでもやはり大型テレビ市場での存在感が大きく、100インチ以上のモデルでは世界市場で58.8%という圧倒的シェアを誇っています。

 

テレビだけではありません。生活家電もグローバルで展開しており、エアコン事業は2024年度時点で世界160カ国に1300万台以上を販売する世界的大企業なのです。

↑ハイセンスのエアコンは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、世界市場における販売台数は圧倒的。

 

そんなハイセンスから2025年4月、日本における白物家電事業の本格始動に合わせて登場したのが、この「Sシリーズ」。しかも世界共通モデルではなく、日本の住宅事情やニーズに合わせて開発されたものです。

注目が集まるSシリーズのブラックモデル。カラバリはホワイトも用意しています。今回は8畳の部屋に10畳用(HA-S28H-BS)を設置。

 

 

【デザイン】黒エアコンで部屋の雰囲気がグレードアップ

Sシリーズは、パワフルな冷暖房機能と高い清潔性能を備えたベーシックモデル。最大の特徴は、室内機のカラーに白だけでなく、インテリアの好みに合わせて選べるよう、ブラックモデルをラインナップしたことです。

 

確かにグレーやブラウン、黒などを基調とした部屋の壁に、白いエアコンが設置されていると異質に感じることがあります。せっかく落ち着いたカラーでカッコよくまとまっているのに、エアコンの白さが悪目立ちしてしまい、急に現実に引き戻されてしまうというか……。

 

かくいう筆者にとっても、このブラックモデルはまさに待望のアイテムでした。なぜなら、わが家は壁こそ白いですが床がダークブラウンなので、ブラック系の家具や家電がよく合うため。最近はそのほかの生活家電もブラック系が選べるようになってきたので、ブラック系で統一して満足していたところだったのです。そのため、今回のSシリーズも迷わずブラックを選びました。

 

今回は、広さやブラックというカラーを考慮して、息子の部屋に設置することに。実は設置前、「壁が白いから、エアコンも白のほうがいいのでは?」「黒が目立ちすぎてしまうのでは?」と家族から心配の声もありました。しかし、筆者はこれまでのブラック家電の使用経験から「絶対大丈夫」という確信があったので、ブラック一択! 結果的に、この選択は大当たりでした。

↑ ごく普通の男子の部屋に黒のアクセントが入ることで、グッと引き締まりました!

 

息子の部屋は、「いかにも男子の部屋」という感じで、趣味のギターやベース、アンプが並び、スニーカーの箱が積み上げられています。そんな部屋の壁に黒いエアコンが設置された瞬間、楽器と調和して統一感が生まれ、想定以上におしゃれな部屋に! 白いエアコンが設置されていたときとは印象がガラリと変わり、逆に「エアコンの色だけでこんなに変わるとは」と驚いたほど。

↑ 艶感を消したマットな質感、角に丸みを帯びたフォルムもインテリアに馴染む要素です。

 

 

【冷暖房性能】ベーシックモデルなのに6段階の風量調整が

さて、デザインは満点でしたが、やはり肝心なのはエアコンの本分である冷暖房性能でしょう。見かけ倒しでは意味がありません。さっそく気温が30℃近い暑い日に「冷房」をオンにすると、すぐに涼しい風が出てきました。

 

当たり前といえば当たり前で、息子に「どう?」と聞いても「涼しいよ」と一言。エアコンとしての基本性能は問題ありません。

↑ 冷房運転を試してみたところ、すぐ快適に。

 

便利に感じたのは、風量をきめ細かに選べることです。一般的にベーシックモデルの風量は「弱」「中」「強」の3段階が多いですが、Sシリーズは「しずか」から「パワフル」まで、なんと6段階から選択が可能。「パワフル」にしてみたところ、まさにパワフルな強風が部屋の隅まで届き、短時間で部屋を冷やすことができました。夏に汗だくで帰ってきた息子が、このパワフル風を浴びて汗を飛ばしている姿が想像できます。

 

 

【お手入れ機能】高機能な熱交換器「解凍洗浄」機能に驚き

そのほかエアコンで気になるのは、やはり「お手入れのしやすさ」ではないでしょうか。特にフィルターは2週間に1回、お手入れをすることで、冷暖房効率の低下が抑えられ、電気代のムダが減らせると言われていますが、手間がかかると億劫になってきてしまいます。

 

その点、Sシリーズは前面カバーを開けてフィルターを簡単に引き出すことが可能。ホコリは掃除機などで吸い取ってもいいですが、フィルターにはっ水加工が施されているので、水で流すだけでホコリがするんと落とせて、お手入れも楽ちんです。

↑ 前面パネルを開き、フックを外してからすっと引き出します。スムーズに外せるのも、お手入れが面倒にならないポイント。

 

↑ 水がフィルターに染み込まず、するんと落ちるので、水洗いも簡単。

 

個人的にテンションが上がったのが、自分でお手入れしにくい熱交換器の汚れを自動で洗い流す「解凍洗浄」機能が搭載されていること。熱交換器洗浄機能は通常、上位モデルに搭載されていることが多いのですが、まさか手頃なベーシックモデルに搭載されているとは!

 

洗浄の仕組みを説明しましょう。まず熱交換器を凍らせて、付着した汚れやホコリを浮かせます。その後、一気に解凍することで、水と一緒に汚れやホコリを洗い流すというものです。しかもこれ、室内機だけでなく室外機にまで搭載されているというから驚きです。

 

実際に、室内機の解凍洗浄の様子を見てみました。「解凍洗浄」ボタンをオンにすると、最初は灰色がかったブルーの熱交換器が徐々に白っぽくなっていきます。やがて霜が立つのが目立ってきた頃に、一気に解凍が始まり、熱交換器の隅々まで水が流れていきました。

↑徐々に熱交換器の表面に白い霜が立ってきて……。

 

↑ みるみる解凍され、汚れが流されていきました。これでスッキリ!

 

熱交換器が洗浄できるとニオイやカビの繁殖が抑えられるなどのメリットがあります。また、ハイセンスによると、この「解凍洗浄」を行うことで電気代のムダを最大9%カットできるというからうれしいですね。

 

アプリ連携で外出先から操作、見守りも

Sシリーズのうち、今回使用したブラックモデルだけに搭載されている機能があります。それがWi-Fi接続によるアプリ連携。外出先からスマホアプリでエアコンを操作したり、運転状況や室温が確認できたりするため、例えば帰宅途中にスマホ操作で冷房をオンにしておけば、帰ってきたときには部屋が涼しくなっている……というものです。

↑ 室内の様子が外出先から確認できることは安心につながります。つけっぱなしで出かけてしまったときのオフも、スマホでOK。

 

この機能は、見守りにもつなげられます。わが家ではペットを飼っていますが、ペットだけで留守番させている間に思いのほか気温が上がってしまった日は、「暑がっていないかな」と心配でそわそわしてしまいます。でも、外出先から操作できれば、すぐに冷房をつけてあげられます。また離れて暮らす高齢の家族が、暑い日にエアコンをつけずに過ごしていないか、確認できるのも安心ですね。

 

ちなみにブラックモデルは、リモコンもスタイリッシュなブラックですが、ボタンと文字が大きくて読みやすく、さらに押しやすいので高齢者でも軽い力で操作できます。液晶部分はバックライトを搭載しているので、夜間でも運転状況が確認できますね。

↑ 操作のたびにバックライトが光るので見やすいです。黒いリモコンは出しっぱなしにしても、目立ちすぎないメリットも。

 

日本市場向けの高品質と安心のサポート体制

デザインや機能には価格以上の魅力を感じましたが、そうはいっても海外メーカー製。日本製と比べてどうなの? と品質やサポートの面で不安を感じる人も多いと思います。その点、ハイセンスは日本向けも品質にこだわって新たな金型を設計し、品質に定評ある日本メーカーの製造部品を多く採用。さらに工場では日本市場専用ラインを設けて熟練した職人が携わるなど、目が肥えた日本ユーザーに対応すべく徹底した品質管理を行っているそうです。

 

また暑い夏にエアコンが壊れてしまったとき、すぐに修理できないと熱中症など深刻な健康問題につながるリスクもありますが、ハイセンスは国内に約300の修理拠点を備え、コールセンターは365日受付対応してくれるそうなので安心ですね。

 

 

使ったからこそ言える「買い」の理由

筆者自身、ハイセンスのエアコンを使うのは初めて、しかも海外メーカーということもあって、当初は「どんなエアコンなんだろう」と判断できない部分もありました。しかし知れば知るほど、そして使えば使うほど、満足度の高いクオリティであることを実感。「さすがグローバル企業」と感じると同時に、日本のユーザーのニーズにきめ細かく配慮していることに安心感を覚えました。

 

特に今回、ブラックモデルに挑戦してみましたが、壁が白い部屋でも、フローリングや楽器などの家具がブラック、ダークブラウン系ならマッチするとわかり、想像以上におしゃれな雰囲気になったのは新たな発見でした。さらにスタイリッシュな統一感を出すなら、ダーク系のラグやベッドカバー、照明などを取り入れるのがよさそうです。

 

このようにデザインと機能を両立し、コスパの良さに大満足のハイセンスSシリーズ。一人暮らしを始めたての人にも大いにオススメできますね。同クラスのエアコンを探している人は、まずはハイセンスのブラックカラーを検討してみてはいかがでしょうか。

↑今までエアコンは白しか選択肢がありませんでしたが、実は黒のほうが似合う部屋が絶対あるはず!

 

写真/湯浅立志(Y2)

黒エアコンで部屋がここまで変わるか! デザイン・機能・価格が揃ったハイセンス「Sシリーズ」に家電ライターが太鼓判

提供:ハイセンスジャパン株式会社

エアコンといえば、“白い箱”が常識で、他に選択肢はありませんでした。でも今や、家電もインテリアに合わせて選ぶ時代。エアコンだっておしゃれなものを取り入れたいですよね。そんな人におすすめしたいエアコンが家電メーカー「Hisense(ハイセンス)」から登場しました。それがルームエアコン「Sシリーズ」のブラックモデルです。今回は、このエアコンを筆者宅に設置し、デザインから機能まで徹底チェックしました。

ハイセンスのルームエアコン「Sシリーズ」ブラックモデルの実力をチェック!

 

 

 

世界で選ばれるハイセンスが日本市場向けに開発

そもそもみなさんは「ハイセンス」をご存じでしょうか? 中国の大手家電メーカーですが、日本に上陸したのは2010年とまだ日が浅いため、「名前は聞いたことがある程度」という人もいるかもしれません。もしくは2018年に東芝のテレビ事業を引き継いでいることから「テレビのハイセンス」と認識している人も多いのではないでしょうか。

 

ところが実は、世界市場では知名度抜群。2022〜2024年のテレビ出荷台数は3年連続で世界第2位で、なかでもやはり大型テレビ市場での存在感が大きく、100インチ以上のモデルでは世界市場で58.8%という圧倒的シェアを誇っています。

 

テレビだけではありません。生活家電もグローバルで展開しており、エアコン事業は2024年度時点で世界160カ国に1300万台以上を販売する世界的大企業なのです。

↑ハイセンスのエアコンは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、世界市場における販売台数は圧倒的。

 

そんなハイセンスから2025年4月、日本における白物家電事業の本格始動に合わせて登場したのが、この「Sシリーズ」。しかも世界共通モデルではなく、日本の住宅事情やニーズに合わせて開発されたものです。

注目が集まるSシリーズのブラックモデル。カラバリはホワイトも用意しています。今回は8畳の部屋に10畳用(HA-S28H-BS)を設置。

 

 

【デザイン】黒エアコンで部屋の雰囲気がグレードアップ

Sシリーズは、パワフルな冷暖房機能と高い清潔性能を備えたベーシックモデル。最大の特徴は、室内機のカラーに白だけでなく、インテリアの好みに合わせて選べるよう、ブラックモデルをラインナップしたことです。

 

確かにグレーやブラウン、黒などを基調とした部屋の壁に、白いエアコンが設置されていると異質に感じることがあります。せっかく落ち着いたカラーでカッコよくまとまっているのに、エアコンの白さが悪目立ちしてしまい、急に現実に引き戻されてしまうというか……。

 

かくいう筆者にとっても、このブラックモデルはまさに待望のアイテムでした。なぜなら、わが家は壁こそ白いですが床がダークブラウンなので、ブラック系の家具や家電がよく合うため。最近はそのほかの生活家電もブラック系が選べるようになってきたので、ブラック系で統一して満足していたところだったのです。そのため、今回のSシリーズも迷わずブラックを選びました。

 

今回は、広さやブラックというカラーを考慮して、息子の部屋に設置することに。実は設置前、「壁が白いから、エアコンも白のほうがいいのでは?」「黒が目立ちすぎてしまうのでは?」と家族から心配の声もありました。しかし、筆者はこれまでのブラック家電の使用経験から「絶対大丈夫」という確信があったので、ブラック一択! 結果的に、この選択は大当たりでした。

↑ ごく普通の男子の部屋に黒のアクセントが入ることで、グッと引き締まりました!

 

息子の部屋は、「いかにも男子の部屋」という感じで、趣味のギターやベース、アンプが並び、スニーカーの箱が積み上げられています。そんな部屋の壁に黒いエアコンが設置された瞬間、楽器と調和して統一感が生まれ、想定以上におしゃれな部屋に! 白いエアコンが設置されていたときとは印象がガラリと変わり、逆に「エアコンの色だけでこんなに変わるとは」と驚いたほど。

↑ 艶感を消したマットな質感、角に丸みを帯びたフォルムもインテリアに馴染む要素です。

 

 

【冷暖房性能】ベーシックモデルなのに6段階の風量調整が

さて、デザインは満点でしたが、やはり肝心なのはエアコンの本分である冷暖房性能でしょう。見かけ倒しでは意味がありません。さっそく気温が30℃近い暑い日に「冷房」をオンにすると、すぐに涼しい風が出てきました。

 

当たり前といえば当たり前で、息子に「どう?」と聞いても「涼しいよ」と一言。エアコンとしての基本性能は問題ありません。

↑ 冷房運転を試してみたところ、すぐ快適に。

 

便利に感じたのは、風量をきめ細かに選べることです。一般的にベーシックモデルの風量は「弱」「中」「強」の3段階が多いですが、Sシリーズは「しずか」から「パワフル」まで、なんと6段階から選択が可能。「パワフル」にしてみたところ、まさにパワフルな強風が部屋の隅まで届き、短時間で部屋を冷やすことができました。夏に汗だくで帰ってきた息子が、このパワフル風を浴びて汗を飛ばしている姿が想像できます。

 

 

【お手入れ機能】高機能な熱交換器「解凍洗浄」機能に驚き

そのほかエアコンで気になるのは、やはり「お手入れのしやすさ」ではないでしょうか。特にフィルターは2週間に1回、お手入れをすることで、冷暖房効率の低下が抑えられ、電気代のムダが減らせると言われていますが、手間がかかると億劫になってきてしまいます。

 

その点、Sシリーズは前面カバーを開けてフィルターを簡単に引き出すことが可能。ホコリは掃除機などで吸い取ってもいいですが、フィルターにはっ水加工が施されているので、水で流すだけでホコリがするんと落とせて、お手入れも楽ちんです。

↑ 前面パネルを開き、フックを外してからすっと引き出します。スムーズに外せるのも、お手入れが面倒にならないポイント。

 

↑ 水がフィルターに染み込まず、するんと落ちるので、水洗いも簡単。

 

個人的にテンションが上がったのが、自分でお手入れしにくい熱交換器の汚れを自動で洗い流す「解凍洗浄」機能が搭載されていること。熱交換器洗浄機能は通常、上位モデルに搭載されていることが多いのですが、まさか手頃なベーシックモデルに搭載されているとは!

 

洗浄の仕組みを説明しましょう。まず熱交換器を凍らせて、付着した汚れやホコリを浮かせます。その後、一気に解凍することで、水と一緒に汚れやホコリを洗い流すというものです。しかもこれ、室内機だけでなく室外機にまで搭載されているというから驚きです。

 

実際に、室内機の解凍洗浄の様子を見てみました。「解凍洗浄」ボタンをオンにすると、最初は灰色がかったブルーの熱交換器が徐々に白っぽくなっていきます。やがて霜が立つのが目立ってきた頃に、一気に解凍が始まり、熱交換器の隅々まで水が流れていきました。

↑徐々に熱交換器の表面に白い霜が立ってきて……。

 

↑ みるみる解凍され、汚れが流されていきました。これでスッキリ!

 

熱交換器が洗浄できるとニオイやカビの繁殖が抑えられるなどのメリットがあります。また、ハイセンスによると、この「解凍洗浄」を行うことで電気代のムダを最大9%カットできるというからうれしいですね。

 

アプリ連携で外出先から操作、見守りも

Sシリーズのうち、今回使用したブラックモデルだけに搭載されている機能があります。それがWi-Fi接続によるアプリ連携。外出先からスマホアプリでエアコンを操作したり、運転状況や室温が確認できたりするため、例えば帰宅途中にスマホ操作で冷房をオンにしておけば、帰ってきたときには部屋が涼しくなっている……というものです。

↑ 室内の様子が外出先から確認できることは安心につながります。つけっぱなしで出かけてしまったときのオフも、スマホでOK。

 

この機能は、見守りにもつなげられます。わが家ではペットを飼っていますが、ペットだけで留守番させている間に思いのほか気温が上がってしまった日は、「暑がっていないかな」と心配でそわそわしてしまいます。でも、外出先から操作できれば、すぐに冷房をつけてあげられます。また離れて暮らす高齢の家族が、暑い日にエアコンをつけずに過ごしていないか、確認できるのも安心ですね。

 

ちなみにブラックモデルは、リモコンもスタイリッシュなブラックですが、ボタンと文字が大きくて読みやすく、さらに押しやすいので高齢者でも軽い力で操作できます。液晶部分はバックライトを搭載しているので、夜間でも運転状況が確認できますね。

↑ 操作のたびにバックライトが光るので見やすいです。黒いリモコンは出しっぱなしにしても、目立ちすぎないメリットも。

 

日本市場向けの高品質と安心のサポート体制

デザインや機能には価格以上の魅力を感じましたが、そうはいっても海外メーカー製。日本製と比べてどうなの? と品質やサポートの面で不安を感じる人も多いと思います。その点、ハイセンスは日本向けも品質にこだわって新たな金型を設計し、品質に定評ある日本メーカーの製造部品を多く採用。さらに工場では日本市場専用ラインを設けて熟練した職人が携わるなど、目が肥えた日本ユーザーに対応すべく徹底した品質管理を行っているそうです。

 

また暑い夏にエアコンが壊れてしまったとき、すぐに修理できないと熱中症など深刻な健康問題につながるリスクもありますが、ハイセンスは国内に約300の修理拠点を備え、コールセンターは365日受付対応してくれるそうなので安心ですね。

 

 

使ったからこそ言える「買い」の理由

筆者自身、ハイセンスのエアコンを使うのは初めて、しかも海外メーカーということもあって、当初は「どんなエアコンなんだろう」と判断できない部分もありました。しかし知れば知るほど、そして使えば使うほど、満足度の高いクオリティであることを実感。「さすがグローバル企業」と感じると同時に、日本のユーザーのニーズにきめ細かく配慮していることに安心感を覚えました。

 

特に今回、ブラックモデルに挑戦してみましたが、壁が白い部屋でも、フローリングや楽器などの家具がブラック、ダークブラウン系ならマッチするとわかり、想像以上におしゃれな雰囲気になったのは新たな発見でした。さらにスタイリッシュな統一感を出すなら、ダーク系のラグやベッドカバー、照明などを取り入れるのがよさそうです。

 

このようにデザインと機能を両立し、コスパの良さに大満足のハイセンスSシリーズ。一人暮らしを始めたての人にも大いにオススメできますね。同クラスのエアコンを探している人は、まずはハイセンスのブラックカラーを検討してみてはいかがでしょうか。

↑今までエアコンは白しか選択肢がありませんでしたが、実は黒のほうが似合う部屋が絶対あるはず!

 

写真/湯浅立志(Y2)

“ながらケア”ができるEMS美容器が期間限定で7000円オフの特別価格に

KALOS BEAUTY TECHNOLOGYは、EMS技術を活用した手専用の美容器「Beau-te (ビューテ)」と、マスク型美顔器「Mask de kirei(マスクデキレイ)」が、販売累計1万台突破したことを記念し、両商品を1か月の期間限定で特別価格で販売します。いずれも、定価3万6800円(税込)のところ、期間中のみ特別価格2万9800円(税込)で販売されます。

 

記事のポイント

EMSを使った美容器は、筋肉を刺激して引き締める効果があるといわれています。マスク型とグローブ型の美容器は、どちらもハンズフリーで使えるので、ほかのことをしながらの“ながらケア”ができるところが魅力。

 

「Beau-te」と「Mask de kirei」は、いずれも電気で筋肉を刺激する独自の「7wave-EMS」を搭載。7種類の電流が、ゆるんだり凝り固まったりした筋肉を奥まで刺激します。7wave-EMSは筋肉にしっかり届くため、一般的なEMS特有の肌表面のピリピリ感やチクチク感がないのが特徴。ここち良い筋肉への刺激で気持ちよくケアできます。

↑手専用の美容器「Beau-te」。

 

↑マスク型美顔器「Mask de kirei」。

 

また、電気によって美容成分をイオン化して浸透を助ける「うるおい浸透」効果で、手持ちの化粧水や美容液の浸透をサポートします。「Mask de kirei」には専用美容ジェル「kirei de white & wrinkle」(25g)が、「Beau-te」には専用美容クリーム(25g)がそれぞれ付属します。

 

電源を入れたら12分間装着するだけのハンズフリーなので、家事をしたりドライヤーで髪を乾かしたりといった“ながらケア”が行えます。

 

マスクやグローブはコントローラーを外せば丸洗いが可能なので、清潔に使うことができます。

 

KALOS BEAUTY TECHNOLOGY
「Beau-te」「Mask de kirei」
発売中

ロボット掃除機に「手」が生えた!? Roborock記者発表会でデモ披露の「Saros」新モデル、ロマンがあるぞ

ロボット掃除機は、「床に落とし物があっても避けるだけで、小さなゴミしか吸い取ってくれないんでしょう?」。筆者もそんなイメージを持っていましたが、Roborock(ロボロック)が5月27日に開催した記者発表会「Rock A New ERA」で、折りたたみ式ロボットアーム搭載の「Roborock Saros Z70」を見てからというもの、ロボット掃除機の印象がガラりと変わりました。薄型のロボット掃除機からニョキッとロボットアームが生える光景、なんともロマンがあります。

↑体験ブースの一角で稼働していた「Roborock Saros Z70」。ロボットアームが出てくると、会場に集ったメディアからは「おお」と声が上がりました。

 

「Rock A New ERA」では、6月6日発売の新フラッグシップモデル「Saros 10」をはじめ、新たに日本で発売する7製品が紹介され、全11種の最新機種が展示されました。体験ブースで行われた一部製品のデモの様子など、模様をレポートします。

 

「掃除」だけじゃなく「片付け」までお任せ

Saros Z70は、CES 2025でお目見えした製品で「世界初のロボットアームが搭載された量産型ロボット掃除機」です。今回の体験ブースでは、床に落ちているおしぼりタオルを5軸のロボットアーム「OmniGrip」を駆使してなめらかに拾い、少し離れた場所にあるカゴに入れるという動作を披露していました。

↑落ちていたおしぼりタオルを見つけ、ロボットアームで掴み……。

 

↑おしぼりタオルを掴んだまま移動し、カゴに入れました!

 

ロボット掃除機本来の掃除機能を備えているだけでなく、300g未満の靴下や、小さなタオル、ティッシュペーパー、300g未満のサンダルなどであれば、このように片付けることができます。見ていて危なっかしい雰囲気はなく、終始なめらかな動きでした。日本国内での発売日などはまだわかりませんが、今後の動向が気になる一台です。

 

「Roborock Saros 10」はRoborock史上最も薄型、なのにパワフル

発表会で最も手厚く紹介されたのが、「Roborock Saros 10(ロボロック サロス イチゼロ)」。特徴をまとめると、「ぶつからない」「隅々までしっかり掃除できる」「お手入れがラク」です。

 

新製品の説明に立った日本PRマネージャーのアンダーソン勇介氏曰く、「Roborock史上最も薄型のモデルであり、本体の高さがわずか7.98cmの薄型設計に関わらず、あらゆる掃除に対応できるスマートかつパワフルなロボット掃除機」とのこと。ロボット掃除機といえば、「家具にぶつかる危険性がある」「段差を超えられず、限定的な範囲しかキレイにしてくれない」といったイメージを持つ人も少なくないはず。それらの点を、Saros 10はさまざまな技術でクリアしています。

↑日本PRマネージャーのアンダーソン勇介氏。

 

本体が薄いことはもちろんですが、新開発の格納式LDSセンサーと、上方向のToFセンサーの組み合わせによって空間の高さを測定し、狭い場所にも無理なく入り込めるようになっているそう。傾斜した空間もリアルタイムで検知できます。

↑リビングを模した体験ブースでの「Saros 10」。従来製品ではアプローチが難しかった家具の下などの低くて狭いエリアへも、本体や家具を傷つけることなくスムーズに入り込めるようになりました。

 

リビングを模した体験ブースでは、ソファと壁の隙間が狭くなっている部分がありましたが、ボディがぶつかることもなく、すんなりと行き来していました。三重構造の物体を検知するストラクチャードライトとRGBカメラを搭載しており、物体検知の視野が大幅に改善されているとのこと。自動的に本体の前輪を持ち上げることで、最大4cmまでの二層の段差(一層の段差は最大3cmまで)を乗り越えることもできます。

↑横方向の障害物回避機能も搭載されています。側面の障害物との距離を高精度に測定して回避しつつ、家具の際までキレイにできるのが魅力です。

 

壁際のゴミもかきだすブラシ

ブラシにも特徴があり、「毛の絡まり0%」を謳っています。らせん状で二つに分かれたメインブラシと、弧状デザインの非対称なサイドブラシの「デュアル毛がらみ防止ブラシ」が、髪の毛やペットの毛をスムーズに取り除きます。

 

サイドブラシは四隅を検知して自動で伸びるので、届きにくい隅のゴミもかき出してくれるのが魅力です。さらに、壁際0.51mm(使用状況などによって異なる場合があります)まで近づいて水拭きを行う「壁キワ用モップ」も搭載しています。

↑四隅のカバー率は100%を誇るとのこと。

 

モップの振動エリアは「S8 MaxV Ultra」との比較で26%拡大。最大毎分4000回という高速振動と高加重による水拭きで、液状の汚れから乾いてこびり付いた頑固な汚れまでキレイに磨き上げてくれるといいます。

 

Roborockアプリを使えば、出先から部屋をキレイにしておいてもらえます。部屋のマッピングデータと掃除の履歴に基づき、ルート、吸引力、水量を自動で調整してくれるのがありがたいですね。リアルタイムのビデオ通話や見守り機能もついているので、外出先からペットの様子を見守ったり、話しかけたりと、ロボット掃除機の枠を超えた使い方もできます。

 

全自動ドックは充実の「8way」

ゴミ収集、モップの洗浄や乾燥、給水、洗剤の投入、高速充電などをドックが自動で行ってくれるのも魅力。モップの取り外し機能も備わっています。吸引のみのモードで掃除を行う場合、ドックがモップを自動で取り外すので、カーペットなどを濡らすことなく掃除できます。

 

汚れたモップのお手入れもラクラクです。ドックが、デンプン質や油汚れなどモップについた汚れを判別し、最適な水温で洗浄してくれます。

↑ガラス製の前面パネル、簡単にゴミを取り出せるボックスやタンクなど、使いやすいように設計されています。

 

Roborock Technology
Roborock Saros 10
希望小売価格:28万5780円(税込)

 

日本市場シェア、2倍に成長。「信頼」に応える製品づくりを

「saros 10」のほか、ワンランク上の先進機能が一台に備わっているミドルモデル「Qrevo C」、日本の住環境に最適化されたコンパクトなエントリーモデル2機種「Q7T+」、「Q7T」も発表されました。

↑ミドルモデル「Qrevo C」。1万2000Paの吸引力と、最大毎分200回転の水拭きモップ、「毛の絡まり率0」が特徴です。ドックもスリムでコンパクト!

 

Qrevo C
価格:16万4780円(税込)

 

↑狭い間取りでも小回りが利く、Roborock史上最もコンパクトな「Q7T+」(左)、「Q7T」(右)。1万Paのパワフルな吸引力を誇り、3段階でモップの水量を変更できます。

 

Q7T+/ 7万6780円(税込)
Q7T/5万4780円(税込)

 

同社は今後も、日本市場での製品展開に注力をしていく姿勢を示しています。発表会に登壇した、APACマーケティング責任者のDan Cham(ダン・チャム)氏は、2024年の世界ロボット掃除機市場で出荷台数・売上金額の双方でNo.1を記録したことに触れ、同社が堅調に成長路線を描いていると話しました。

↑研究開発への投資をますます拡大し、2019年以降の累計投資額は600億元を超えたと語るDan Cham氏。

 

そのうえで、2025年第一四半期の同社の日本市場シェアが2倍に成長した(2024年第一四半期との比較)と説明し、日本の家庭から寄せられた「信頼の証」だと強調しました。複数のシリーズを進化させ、「よりスマートでエレガントな暮らしを支える製品を提供していく」としています。

 

同社のモデルはエントリーモデルであっても気の利いた機能が搭載され、かなり導入ハードルが下がってきた印象があります。今後メーカー側が、ますます日本の住環境や生活様式に寄り添った製品を投入してくると「一家に一台、ロボット掃除機が当たり前」、なんて時代が来るかもしれないですね。

“ぬい活”のケアにも最適! 細かいところまでシワが伸ばせる手のひらサイズの「ミニスチームアイロン」

ドウシシャは、本格的なスチーム機能が付いた「ミニスチームアイロン」の新色を、2025年6月中旬よりドウシシャの公式オンラインストア「ドウシシャマルシェ」や家電量販店などを通じて発売します。実売価格は2508円(税込)。

「ミニスチームアイロン」(グリーン)

 

記事のポイント

細かなところまで小回りが利く手のひらサイズのスチームアイロン。エリ袖やハンカチなどのアイロンがけに便利。スチームを吹き出す「スチームショット」機能を備えているので、衣類スチーマーとしても使えます。

 

同社では、2004年から手のひらサイズのコンパクトな「ミニアイロン」を販売しており、ワイシャツの襟や袖のシワ伸ばし、手芸やネーム・ワッペンの貼り付けなど、細かい作業を得意とするアイロンとして長年支持されています。

 

また、コロナ禍中のおうち時間の楽しみ方として手芸ブームが到来し、ハンドメイド品を美しくしあげるために「ミニアイロン」の需要も高まったことから、2021年に本格的なスチーム機能がついた「ミニスチームアイロン」を発売。女性を中心に流行している、「ぬい活」(ぬいぐるみや人形にオリジナルのコスチュームを用意して、外出や旅行に合わせて連れ歩くこと)のコスチュームのケアがしやすいと人気を呼んでいます。

 

そこで、「ミニスチームアイロン」の新色として、2025年春夏のトレンドカラーでもあるパステルカラーを採用。新たに、グリーン、クリーム、ピンクの3色が追加されます。

 

衣類スチーマーとしても使える

本製品は、長さ14.5×幅7.6×高さ9.3cmと、手のひらにのるコンパクトサイズのミニアイロン。携帯・収納に困らないサイズ感のため、旅行や出張など出先でも活躍します。温度調整つまみが付いており、低・中・高の3段階に調整できるので、様々な衣服素材に対応できます。最高温度は200度です。

 

コンパクトなので小回りが利き、ワイシャツやブラウスの襟や袖などボタンを避けながらしっかりとシワを伸ばしたいときや、プリーツスカートのひだを整えたいときなど、本製品ならスムーズにアイロンをかけることができます。マスクやハンカチなどの小物のアイロンがけや、ネームやワッペンなどをアイロン接着させたいときなど、わざわざ大きなアイロン台を出さずとも、さっと作業できるのも便利。話題のぬい活のコスチューム作りやコスチュームケアなど、細やかな作業にも最適です。

 

スチームは、ドライ、スチーム(普通)、スチーム(強)で調整可能。スチームショットボタンがついているので、衣類スチーマーとしても使用できます。吊るし干しした洗濯物にピンポイントでスチームショットをあてることでしっかりシワ伸ばしができます。注水するための計量カップも付属します。

 

かけ面はふっ素樹脂加工がされており、アイロンのすべりもよく、スプレー糊の汚れもつきにくくなります。スタンド無しで立てて置けるので、作業を中断して少しの間置きたいときや、かけ面がまだ熱を持っているときにも便利です。

 

ドウシシャ
「ミニスチームアイロン」
発売日:2025年6月中旬発売
実売価格:2508円(税込)

家飲みや晩酌のお供に! 缶ビール6本がすっぽり入るミニ冷蔵庫

サンコーは、『6缶パックがすっぽり入る「6缶ビール冷蔵庫」』を6月16日に発売しました。実売価格は7480円(税込)。

『6缶パックがすっぽり入る「6缶ビール冷蔵庫」』

 

記事のポイント

350/500mlの缶ビールが6本入るミニ冷蔵庫は、もちろん缶ビール以外の飲料を入れてもOK。これがあれば冷蔵庫の中を缶ビールが占領せずに済むので、冷蔵庫を広く使えるというメリットも。

 

本製品は、6缶パックのビールをそのまま冷やしてストックできる、ビール専用の小型冷蔵庫です。庫内の高さは19.5cmの深型設計で、350ml缶はもちろん500ml缶にも対応。6缶パックがそのまますっぽり入る設計です。

 

冷却方式は静音性に優れたペルチェ式を採用。保冷温度は約7度で、ビールを美味しく飲むことができるちょうどいい温度です。保温モードに切り替えることも可能。温度は約65度です。

 

本体サイズは幅182×奥行265×高さ335mmで、ソファ横などに置いても邪魔にならないコンパクトサイズです。お部屋に置いておけば冷蔵庫まで取りに行かずに、冷たいビールをいつでも楽しめます。

↑リビングなどに置いても邪魔にならないサイズ。

 

上開き式で取り出しやすく、フタの上にはグラスやおつまみを置ける便利な設計。自宅でのテレビ視聴や晩酌のお供に最適なミニ冷蔵庫です。

 

サンコー
『6缶パックがすっぽり入る「6缶ビール冷蔵庫」』
発売日:2025年6月16日発売
実売価格:7480円(税込)

太く濃いヒゲや体毛もケア! メンズ向け「Ulike Xシリーズ IPL光美容器」などが登場

ユーライクジャパンは、光美容器ブランド「Ulike(ユーライク)」から新たに2つのIPL光美容器を発表。男性特有の濃い毛に特化したメンズモデル「Ulike Xシリーズ IPL光美容器」と、人気のロングセラーモデルが進化した「Ulike AirPro S IPL光美容器」を発売しました。夏に向けて肌の露出が増えるこれからの季節、自宅での本格的なムダ毛ケアに関心が高まる中、注目の製品となりそうです。

記事のポイント

発表会では、ブランドアンバサダーの女優・内田理央さんが登壇。「自宅で簡単に本格的なケアができる」というベネフィットを表現した「うちだは、おうちだ」というキャッチフレーズに触れ、「こんなダジャレは初めて言った(笑)」と軽くディスっていた(?)のが印象的です。皮膚のサーモグラフィーを映したデモがあり、照射した部分が真っ青になっていて、瞬間的に冷やしているのが実感できました。

Ulike X シリーズ IPL光美容器は男性のムダ毛に特化して開発された製品です。最大28J(ジュール)のハイパワー照射と、2本のランプを搭載したダブルランプ構造により、均一かつパワフルな光照射を実現。これにより、男性の太く濃いヒゲや体毛にも効果的にアプローチし、使用から1週間後には効果を実感できるとしています。

 

毛質や肌色を選ばず効果を発揮するよう「広波長テクノロジー」を採用し、顔からVIOまで全身のケアがこれ一台で可能です。また、高エネルギーな光を蓄熱しながら分割照射することで、ハイパワーでありながら肌への負担を抑える「SHR(Strong Hair Removal)モード」と呼ぶ、IPL蓄熱式照射技術も搭載します。

 

肌色を自動で識別し、最大10段階で出力パワーを自動調整する「スキンセンサー」も搭載。さらに、自動連続照射モードにより、全身のケアがわずか8分で完了するという手軽さも特徴です。

 

加えて、照射面と冷却面を一体化させたデザインで、照射時の熱感を和らげ、ジェルや保冷剤なしで快適なケアをサポート。30分連続使用でも照射面を16度以下に保つとしています。照射可能回数は約90万回と長寿命なため、家族やパートナーとのシェア利用にも適しています。

 

同時発売となるUlike AirPro S IPL光美容器は、Ulikeのロングセラーモデル「Air Pro」が機能向上を遂げた製品です。最大パワーを22Jへと強化し、週3回使用すると約2週間で効果を実感できるとしています。

 

2024年に新開発されたSHR(Strong Hair Removal)モードを本モデルにも搭載。さらに、新たに自動連続照射機能が追加され、よりスピーディーで効率的なケアが可能になりました。本体重量は約278gと、りんご約1個分という軽量コンパクト設計は維持しつつ、顔、ヒゲ、脇、腕、脚、VIOなど全身に対応します。

いままでの「焼き魚の手間」は何だったんだ? レコルト「ハイスチームエアーオーブン」で旅館級の和朝食が完成!

「フルタイムで働きながら、健康的でおいしい食事を毎日作る」って、あまり現実的じゃない気がしませんか? 筆者の場合、朝は決まってグラノーラ、夜は作り置きで「しのぐ」毎日。料理や食事を楽しむ余裕はありませんでしたが、レコルトの「ハイスチームエアーオーブン」を使うようになってから、食生活がグレードアップ! 忙しい朝、疲れ果てて帰宅した夜でも、ぱぱっとおいしい料理を作れるようになりました。しかも、お手入れは超カンタンなのです!

↑ レコルト「ハイスチームエアーオーブン」。カラーは、筆者が使用した「クリームホワイト」に加え、「ナチュラルブラック」を用意。空気吸込口や吹き出し口をふさがないよう、上面、背面、側面を壁や家具などから20cm以上離した、水平な場所に置いて使います。

 

「ハイスチームエアーオーブン」は55〜200度の幅広い温度帯の庫内に蒸気を送り込み、大型ファンが熱風を循環させることで、食材の潤いを閉じ込めながら焼き上げる「ハイスチーム」と、熱風によって360度ムラなく加熱する「ノンフライ調理」モードの「エアーオーブン」という二つの調理法があります。このほか、両者を掛け合わせた「コンボモード」を備えており、付属のレシピブックに従えば、届いたその日から和洋中、多様な料理を作れます。

 

【焼き魚】魚をグリルで焼いていた頃には戻れない!

できることが多いにもかかわらず、使い方はシンプルです。本体下部の取っ手を引くと出てくる「バスケット」に「内アミ」を敷き、その上に食材を置いたらバスケットを本体にセット。あとは作りたいメニューに応じて、本体前面にあるパネルを操作して「ハイスチーム」か「エアーオーブン」の調理法を選び、温度や調理時間を設定するだけです。ハイスチームの場合は、本体背面の「水タンク」に注水する必要がありますが、手間というほどのものではありません。

 

「習うより慣れよ」ということで、まずは焼き魚の調理に使いました。ただ私がやったことは、(1)水タンクへの注水、(2)バスケット内「内アミ」上に魚の切り身を二つ並べる、(3)「ハイスチーム」で「190度、15分加熱」をセット ……たったこれだけ。作業は1分くらいなので、忙しい朝でもこのくらいはできます。

↑前夜、仕事帰りに駆け込んだスーパーで買った特価の切り身。ろくに下味をつける余裕もなく、「ハイスチームエアーオーブン」行きにしました。一度に二切れ焼けるのもありがたいです。

 

「ハイスチーム」モードなので蒸気が出る音がたまにしますが、うるさくは感じません。においもさほど気にならず、においが製品付近に留まっている感があります。

 

とにかく、途中で火加減を調整したり、裏返す必要もないのがうれしい!朝の身支度を進めている間に焼き魚が出来上がりました。身はふっくらとしてジューシー、皮はパリッとした理想的な仕上がりに! 余分な脂も落ちていて、ヘルシーです。

↑どこかの旅館で出される朝ごはんのようでしょう? 筆者の、ある平日の朝食です。

 

疲れて帰宅しても15分でおいしい焼き魚ができるので、レンチンご飯やインスタントみそ汁を添えれば、お手軽和定食が完成します!慣れると本当にラクちんなので、朝だけでなく、夜にも食べるようになりました。

 

焼き魚を作る際、選択肢がグリルしかなかった頃には考えられなかった変化です。作り置きのストックが切れた時、あるいは「作り置きを食べる気分じゃないな」というときに、とても救われます。

 

【サラダチキン】2枚まとめての作り置きもラクちん!

筆者にとって、サラダチキンは作り置きメニューの鉄板。ただ消費量が多いだけに、こまめに作り置かねばならず手間がかかっているのも事実……。少しでもラクができるならと願いつつ、「ハイスチームエアーオーブン」で作ってみました。

 

大まかな手順は焼き魚と同じ。鶏むね肉を用意し、フォークで全体を刺して穴をあけ、酒や塩、鶏がらスープの素をすり込み、下味をつけます。鶏肉の皮目を上にし、バスケットの内アミの上に置き、本体にセットしたら「ハイスチーム」モードを選び、水タンクに注水して100度で25~30分調理。あとはお任せです。

 

レシピブックには、分量が鶏むね肉1枚(約350g)での調理方法が載っていました。同時に2枚作れたらもっと効率が良くて助かるのに! ということでレコルトに問い合わせてみたところ、肉1枚分での温度と調理時間で加熱し、「透明な肉汁」が出れば2枚調理してもOKとのこと。

↑ずっしりと重たげな鶏むね肉を2枚投入。

 

できたてを頂きました。しっとりとしておいしく、食べ応えがあります。一度にこれだけ作れれば、作り置きの頻度も減らせそうです。そのまま食べてもいいですし、サンドイッチの具やおつまみにしても良いので、冷蔵庫にストックがあるだけで大助かりです。

↑完成したサラダチキン。ちなみに、「ハイスチーム」モードでの調理時は、水タンクへの注水が足りないとアラートで教えてくれます。

 

サラダチキンはこれまで湯せんかレンチンで作っていましたが、「ハイスチームエアーオーブン」だと、こんなメリットがありました。

 

・洗い物やゴミが必要以上に出ない
・お湯を沸かさなくてよい(下味をつける以外の事前準備が不要)
・途中で様子を見て、加熱時間などを調整せずに済む(ほったらかしでOK)

 

他の作り置きメニューも同時調理する場合、何かと出番が多い電子レンジをサラダチキンに費やさず済むのは大きいです。そういう意味でも効率化が図れました。

 

【バスクチーズケーキ】「パティスリーの手作りケーキ」のような仕上がりに

続いて挑戦したのは、バスクチーズケーキ。スペイン・バスク地方発祥で、表面の濃い焼き色と、クリームチーズをたっぷり使うのが特徴のチーズケーキです。

 

サラダチキンからいきなりレベルが上がったと思うかもしれませんが、私がやったことは「素材を混ぜあわせる」、「付属のインナーポットにオーブンペーパーを敷き、流し入れる」だけです。一番大変だったのは食材集めかもしれません。

↑クリームチーズ、上白糖、卵、生クリーム、薄力粉を付属の「インナーポット」に混ぜいれたもの。ケーキ作りのほか、煮る・炊く・茹でる料理でも活躍します。

 

↑「エアーオーブン」モードで、200度 25分加熱。表面にしっかり焼き色がつきました!

 

粗熱を取って、冷蔵庫で3時間ほど冷やし固めれば、見た目も味も本格的なバスクチーズケーキが完成!

↑一気にまとまった量ができるので、一口大に切り分けて何度も楽しめます。

 

友人にふるまったところ、「チーズの味がしっかり感じられて、クリーミーでおいしい!」との感想を頂きました。市販というより、「パティスリーで丁寧に手作りされたチーズケーキみたい」とのこと。仕上がりからは、ここまで簡単に作れるとは予想がつかないはず……。ちょっと得意な気分になっちゃいました。

 

【サーモンとバジルのグラタン パイ包み焼き】調理後に自己肯定感まで上がる!

付属のレシピブックの中には、「プレミアムレシピ」というカテゴリがあります。明らかに他のレシピとは違う、いわばレストランのメニュー表で見るような料理名がズラリ。「ハイスチームエアーオーブン」を使いたての頃はハードルの高さを感じて作る気が起きなかったのですが、慣れてくると挑戦したくなってきます。

 

材料の中に「冷凍パイシート」とあったので一瞬身構えたものの、これまでとやることは基本的に同じ。食材を切り、バスケット内の内アミ上に並べるのみです。

↑付け合わせの彩り野菜は、洗ってカットし、添えるだけ。味付けは塩を振ったくらいです。

 

パイの表裏を焼くので、「エアーオーブン」モードで190度、15分加熱したら一度裏返しつつ、付け合わせ野菜を取り出します。裏も同様のモード・温度で5分焼いたら完成です。

↑器に盛りつけた図。野菜の彩りと、パイの照り感が食欲をそそります。

 

仕上げにバジルソースをかけて頂きました。しっとり仕上がったサーモンと、サクサクのパイ生地のコントラストが絶妙! 野菜も塩を振って焼いただけなのに、素材本来の甘みが良く引き出されていました。この通り、野菜のグリルも手軽にできます。

 

家でこんなに豪勢な料理が食べられるなんて……しかも自力で作れるなんて! 満腹感だけじゃなく、自己肯定感まで爆上がりです(働いたのはほとんど「ハイスチームエアーオーブン」ですが)。

 

実は一番使っている「総菜の温め直し」

買ってすぐに食べないとしんなりしてしまい、食感が変わってしまう某ファーストフードチェーンのフライドポテトも、「ハイスチームエアーオーブン」にかかれば、あのカリカリ感がすぐに戻ってきます。

↑購入後30分足らずで、しなしなになってしまったフライドポテト。

 

バスケットの内アミにポテトを乗せ、「エアーオーブン」モードの190度で5分加熱した結果がこちら。

↑程よく焦げ色もつき、わずかな時間でカリカリに! 加熱時間を調整すれば、もっとカリカリにしたり、逆にしんなり感を残したりすることもできます。

 

これです、このカリカリ感! イートイン時の食感と味に大差なく、大満足です。

 

フライドポテトだけでなく、あらゆる総菜の温め直しにも応用できます。できたてから時間が経ってもおいしく食べられるのは、働き盛り世代にとってかなりの救いでは。ラップやアルミホイル不要なのでゴミも出ず、エコかつ節約になりますね!

 

レシピブックにないメニューにも挑戦!

レシピブックに記載がないのですが、クッキーも焼けました。材料を混ぜて生地を作り、一口大に成形し、バスケットの内アミにオーブンシートを敷いて並べます。

↑焼く前のチョコレートクッキーです。干し椎茸じゃありませんよ!

 

「エアーオーブン」モードで150℃、10分ちょっと加熱したところ、こんな仕上がりになりました。余熱要らずです。

↑少し「カリカリ」感のあるチョコレートクッキー。じゅうぶん「成功」ですが、次はもっとふわサクにしてみよう……などという気持ちにもなります。それがまた楽しい!

 

使い慣れるほどに、「レシピブックにはないけど、このモードと加熱温度と時間で〇〇を作れるんじゃないか」という予測が立てられるようになり、挑戦意欲も湧いてきます。

 

魚を焼いた後の油汚れが、全くコワくない!

食事完成までがどれほどラクでも、調理後の掃除やお手入れが大変だと魅力半減です。この点も、「ハイスチームエアーオーブン」には隙がありません。

 

作ったメニューの中で、一番掃除が大変そうなのは焼き魚でした。余分な脂を落としてくれたぶん、内アミにはカピカピにこびりついた油汚れが……。ただ「お手入れモード」を使えば、自動で庫内の油汚れをスチームで浮かせて落としやすくしてくれるんです。所要時間は10分ほど。

↑左はお手入れモード前、右はお手入れモード後。パリパリに乾いてこびりついていた油汚れがしっとりして、水で洗い流すだけでスルッと落ちる状態に!

 

「お手入れモード」終了後は、主だった油汚れをペーパーで拭い、バスケットや内アミを中性洗剤を含ませたスポンジで洗って乾かします。本体下部の「水受けトレイ」にも汚れが溜まりますが、引き出して水を捨て、こちらも中性洗剤を含ませたスポンジで洗って乾かせばOK。一般的な食器・調理器具洗いと大差はありません。

 

設置性も優秀です。一台で何役もこなすのに幅は約23cmとコンパクトで、既にキッチンに置いている家電の間にスッと納まりました。

↑キッチン内の大整理をしなくても、元々置いてあった家電をちょっと寄せて作ったスペースにうまく収納できました。

 

惜しいと感じたポイントをしいて言えば、引き出し式のバスケットがたまに引っかかって取れにくかったり、逆に差し込みにくかったりしたこと。ただ、出し入れのコツを掴んでくると、引っかかる頻度が減るので要は慣れの問題ですね。

 

料理は「作業」じゃなく、「やっていて楽しいこと」

このハイスチームエアーオーブンを使うようになってから、料理が「やらなきゃいけない作業」から「やっていて楽しいこと」に変わりました。「失敗」や「手間」が大幅に減り、「おいしいものが簡単にできる喜び」が増したからです。作り置きが効率よくできるようになったことはもちろんうれしいですが、「バスクチーズケーキ」「サーモンとバジルのグラタン パイ包み焼き」といった、自力で作れるとは思っていなかったメニューが簡単にできるようになって、料理に対する自信も生まれました。友人を家に招いた時も、ふるまう料理に悩まなくて済みそうです。

 

多機能性にはじまり、省スペース性、メンテナンスのしやすさなどあらゆる面が行き届いていて、使い勝手が良いです。筆者が一人暮らしを始めた頃……忙しいうえに自炊初心者で、料理が失敗続きだった時代にこの製品と出会えていたら!

 

嘆いても仕方ないので、せめてこれから一人暮らしを始める人に激推したいと思います。「調理家電を買い揃えたけど、結局場所を取るだけで使い切れていない人」もぜひ。キッチンまわりの空きスペースも料理の幅も、どちらも確実に広がりますよ!

 

ウィナーズ
récolte「ハイスチームエアーオーブン」
希望小売価格:2万9700円(税込)
カラー:ナチュラルブラック、クリームホワイト
セット内容:本体、バスケット、内アミ、水タンク、インナーポット、専用レシピブック、 ガイドシート、取扱説明書
サイズ:約23.0(W)×37.0(D)×28.5(H)cm
重量:約4.8kg
容量:バスケット:約3.0L(MAXライン 約2.6L)、インナーポット:約1.2L
電源:AC 100V 50/60Hz
消費電力:1200W
品番:RAO-3

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数年洗ってない汚スニーカーが激変!「靴専用のミニ洗濯機」がズボラ女子のピンチな足元を救ってくれた

「最近、山に登った?」。私の足元を見た友人の、何気ない一言です。そう思わせたのは、私のスニーカーがあまりに汚れているから。実は、購入してから一度も洗っていないんですよね……。そんな私に手を差し伸べてくれたのが、サンコーの靴専用のミニ洗濯機「靴洗いま専科3」でした。

↑サンコー「靴洗いま専科3」。

 

元から、グレーっぽいスニーカーじゃなかったっけ?

「靴洗いま専科3」はその名の通り、靴専用の洗濯機です。靴を自力で洗うのは時間を取られるうえに疲れ、洗濯機に入れるのは抵抗があり、クリーニングに出すのも面倒、まだ履けるのに買い替えるのも……。そんなズボラ極まりない筆者にとって、靴専用の洗濯機は目から鱗の選択肢だったのです! というわけで、使いやすさや洗浄力のほどをレビューしました!

 

今回キレイにしたいスニーカーがこちら。ニオイケアはしているものの、土ボコリがついても拭うだけにしてきたツケが回ってきています。数年仕込みの汚れに、どこまでアプローチしてくれるでしょうか?

↑山登り疑惑をかけられたスニーカー。つま先は茶色に汚れ、黒い布生地は土ボコリでうっすら茶色がかり、真っ白だったはずの靴紐も灰色に。元からグレーっぽかったわけはありません。

 

「洗濯機」だけど、女性でも持ち運べる

「靴洗いま専科3」のサイズは幅340×奥行き345×高さ465mm、重さ約5kg。写真で見るより実物は少し大きく感じましたが、思ったより軽いです。女手でも持ち上げられますが、落とさないか不安なら大きめの袋に入れて運ぶのがおすすめ。

↑筆者(154cm)の膝上くらいまである「靴洗いま専科3」。本体上部の両側面に出っ張りがあり、そこに指を引っ掛けて持ち上げます。

 

本体のほか、電源コード(約1.4m)、アース線(約2.5m)、排水ホース(約330mm)ほか、給水ホース(約1.2m)やドライバーが付属します。最初から靴用ブラシが取り付けられているので、すぐ使えてありがたいです。靴は子ども用で2足(2セット)、大人用(27cmまで)で1足(1セット)を一度に洗えるとのことで、サイズが大きい靴(28cm以上)や、ソールが厚い靴、皮革製の靴は洗えないので要注意。

↑洗濯槽内に最初から取り付けられているブラシ。中央の穴からドライバーを差し込み、ネジを回せば取り外し可能。

 

水と靴、洗剤を入れるだけの簡単操作で、ほとんどお任せ!

さっそく洗濯! 手順はいたってシンプルです。本体の電源コードをコンセントに繋ぎ、靴と洗剤、水を洗濯槽に入れ、スイッチオン。後はすすぐだけ。

 

使う際は、洗濯機を水平で安定した床に置く必要があります。庭にある立水栓から注水したかったので、庭先のコンクリート床の上に設置しました。電源コードが確保でき、注水もできる条件が整うなら、ベランダや洗面所(風呂場)でも使えそうです。

↑給水ホースの細い口を本体上部の給水口へ、反対側を水道の蛇口へそれぞれつないで洗濯槽に注水します。蛇口とホースのつなぎ目を押さえておくのがポイント!

 

本体側面には「水位線」が3本ついており、下からL(約4.2L)、M(約7.8L)、H(約12.5L)となっています。説明書には「L」より多く水を入れて利用してほしい、とあります。とりあえずMのラインまで水を溜め、靴と洗剤を投入。靴紐については外すか、しっかり結んだ状態にしておきましょう。解けた状態だとブラシに絡まってしまい、製品が転倒する恐れがあるためです。

 

製品天板上部についている二つのつまみで、それぞれタイマー設定(最大15分)とコース選択ができます。コースは、ブラシが交互に回転する「洗い」と、ブラシが一方向に回転する「ソフト」があります。ガシガシ洗いたい上履きや運動靴などは「洗い」、大事に洗いたい普段用の靴や、洗剤のすすぎには「ソフト」など、目的・用途に応じて使いわけられますよ。

↑フタを閉じた状態の、「靴洗いま専科3」上部。パネルが透明になっているので、中が見えやすいです。洗濯中にフタを開けると動きが止まるので、子供が誤って開けてしまってもブラシの回転でケガをする心配はありません。

 

私の“登山靴”の場合は汚れが酷いので、「15分」の「洗い」につまみをセットしてスタート!  洗濯槽中央部のブラシが勢いよく回転し、水流とともに靴をゴシゴシと洗い始めました。ほんの少量の洗剤でも、みるみるうちに泡立っていきます!

 

現状ではこれ以上、操作することはありません。別の家事をやるので、あとよろしくお願いします!

↑ブラシの回転音や、製品の動作音はしますが、うるさくはありません。気になる場合は、製品と床の間に衝撃吸収マットなどを敷いて減音すると◎。

 

洗濯後のスニーカーに思わず一言、「お肌のトーン、上がりました?」

15分後、「洗い」が完了し、その後は「すすぎ」に移ります。本製品に脱水機能はついていないので、ここは手動です。

 

「ソフト」コースを選んで蛇口から「注水」しつつ、本体についている「排水ホース」から「排水」します。この時、ホースを少し高い位置で持つのがポイント。一度に出ていく水の量を抑えることで注水速度とのバランスを取りつつ、効率的にすすぎができます。説明書には、排水ホースを「床から約15cmほどの高さで曲げる」とあります。

 

上記の方法だけでなく、ホースなどから水を靴に直接かけたり、水を張ったタライに靴を浸けたりしてすすぐのも手かもしれません。

↑基本は本体に固定しておく「排水ホース」。写真のように使えば、かなりのスピードで排水できます。「すすぎ」時は口を持ち上げる(角度をつける)ことで、排水量を抑えられます。

 

排水されて空になった洗濯槽から靴を取り出し、日当たりと風通しの良い場所に置いて6時間ほど乾燥させました。ビフォーアフターをご覧ください!

↑どちらが洗濯前と後なのか、もはや説明不要なほどの仕上がりです! ちなみに、靴紐は別途本機で洗っています(後述)。

 

「お肌のトーン、上がりました?」と思わず声をかけてしまいました! すすぎが終わった後で別途ブラシなどはかけていないので、まごうことなき「靴洗いま専科3」だけの実力です。全体的に白い! 特につま先や布生地部分は一目瞭然! 実は、一回洗ったくらいじゃだめだろうなとあきらめていましたが、数年分の汚れを、たった15分でここまで落としてくれるとは……(涙)。

 

仕上がりに感動して、スニーカーをもう2足洗いました。手順は先ほどと同様です。

↑22.5cmのスニーカー2足を、洗濯槽に入れた図。靴底が外側を向くようにします。事前に土や泥汚れをできるだけ落としておくのも重要です。

 

こちらも洗濯前後の違いは明白でした。不本意な「くすみカラー」に染まっていたスニーカーが、白さを取り戻しています。

↑上が洗濯前、下が洗濯後です。側面の土汚れがきれいに落ちました!

 

↑上が洗濯前、下が洗濯後。3足の中で最も年季が入っているので、完全に白くはなりませんでしたが、特に甲部分がきれいになりました。

 

本来の姿に近づいた靴を見ると、これまでいかにひどい状態で履きつぶしていたかが身に染みます。「注水とすすぎがちょっと手間かな」なんて思いましたが、ブラシで洗っていたらここまできれいにはできなかったでしょうし、時間も労力も違ったはず。

↑これまでのくすみはどこへやら。途端にシュッとして見えるスニーカーたち。

 

洗濯機に入れたくない、ひどい汚れの衣服や小物もまとめてきれいに!

「靴洗いま専科3」はブラシを取り外して「ミニ洗濯機モード」にすれば、小物洗いにも使えるのです。普通の洗濯機に入れるのをためらうアイテム……ひどく汚れた衣類や雑巾、靴紐などの洗濯もお任せしてしまいましょう!

↑ブラシ中央に空いた穴にドライバーを入れ、底のネジを回すと取り外し可能。

 

手順は、靴を洗う時と同様です。15分洗った後にすすいで乾燥させると、雑巾がパリッとしてきれいになりました。元々の汚れ方が酷かったので真っ白にはならないものの、ここまで清潔感を取り戻してくれるとは!

↑汚れが酷く、洗濯機で洗う気になれなかった雑巾。上が洗濯前、下が洗濯後。白さの違いが一目でわかります。

 

靴を高頻度で洗う家庭にとっては必需品クラス

1足目を洗った際は、すすぎ終わりまでで賞味30分(うち、洗いが15分)ほどかかりましたが、2足目以降は5分~10分ほど短縮できました。この差は単純に、設置にかかった時間です。私がズボラなのも多分にありますが、こまめに出したりしまったりするのはちょっと大変そう。たまにしか靴を洗わない人だと、メリットを感じにくいかもしれません。

 

逆に言えば、は靴を高頻度で洗う必要がある人ほど、一度使ったら手放せなくなる製品だということでもあります。靴や衣類が汚れやすい仕事をしている人、キャンプやランニングといったアウトドアの趣味を持つ人には頼もしい味方。定位置を確保し、思い立った時にすぐ洗える環境さえ作っておけば、子どもが上履きや運動靴を「靴洗いま専科3」で洗って、自力できれいにする……なんてルーティンも作れるのでは。労力と時間を大幅に削減でき、コスパがよさそうです。

 

私も、「靴洗いま専科3」がすぐに使える環境を保つことにしました。「どの口が言うか」と思われるかもしれませんが、大人だって、こまめなシューズケアは必要ですから!それに、きれいになった靴を見ると、この状態をできるだけ維持したくなります。足元にきちんと意識を向ける余裕を取り戻してくれた「靴洗いま専科3」には足を向けて眠れなさそうです、靴だけに。

サンコー
靴洗いま専科3
価格:1万3800円(税込)
定格電圧:100V/電動機の定格消費電力:160W/定格周波数:50/60Hz(共用)
標準洗濯容量:1.2kg(乾燥時の布質量)
防水性能:IPX4

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使いたいときにサッと取り出せる! ケルヒャーからタイパ重視のモバイル高圧洗浄機「OC Handy Compact」登場

ケルヒャー ジャパンは、電源・水源不要で手軽に持ち運べるモバイル高圧洗浄機「OC Handy Compact(通称:ハンディエア)」を、新商品応援購入プラットフォーム「Makuake」にて2025年6月22日(日)よりプロジェクトを始動します。

モバイル高圧洗浄機「OC Handy Compact」

 

記事のポイント

持ち運べるバッテリー式で、水道のない場所でも使用できるコンパクトな高圧洗浄機。泥汚れや窓ガラスのほこりなど、気になったときサッと取り出して使えます。

 

本製品は、コンパクトでありながら、最大許容圧力1.5MPaのパワフルな洗浄力のモバイル高圧洗浄機。一般的な水道と比較して約7.5倍の圧力で、頑固な泥や砂汚れも高圧洗浄で簡単に洗い落とすことができます。衣類に入り込んだ泥汚れもこすらずに高圧の水流で洗い落とすことができるため、洗濯前の予洗いにも活躍します。

 

折りたたみ時には手のひらサイズになるケルヒャー高圧洗浄機史上、最小のコンパクト設計。本体重量もわずか780gと超軽量で、リュックのポケットなどに収納でき、あらゆる場所に持ち運ぶことができます。

 

バッテリー充電式なので、電源を気にする必要がありません。作動時間は最大約30分(シャワー・エコモード時)。水源はペットボトルやバケツからの自吸が可能(付属の自吸用ホースまたはペットボトルのみ利用可能)で、使いたい時にすぐ使える手軽さを追求しています。

↑ペットボトルでも使用可能。

 

モード切り替えで様々な水流を生み出だす4in1ノズルを搭載。洗浄から散水まで1つのノズルで対応します。泡洗浄ができる洗浄剤ノズルも標準装備しています。

 

「タイパ」「コスパ」を重視する都市型ライフスタイルにマッチ

同社によれば、現在、都市部を中心に効率性を重視したミニマルなライフスタイルが定着しつつあり、利便性の高いマンション居住やシェアカー利用、オンラインショッピングといった、時間や手間を最大限に効率化する「タイパ」「コスパ」への関心が高まっているそう。日々の清掃においても、準備や手間をかけずに気軽に使える簡便な機器へのニーズが高まっています。

 

しかし、従来の高圧洗浄機は、その性能ゆえに主に自宅での据え置き使用が想定されており、アクティブな都市生活者の「手軽に清掃したい」というニーズに必ずしも応えられていなかったそう。特に、お出かけ先や帰宅前の、その場でサッと汚れを落としたい場面では、手軽さや携行性、収納性が課題だったとのこと。

 

そこで同社では、こういったニーズに着目し、「高圧洗浄機を携帯する」という新しい清掃習慣の創出を目指し、モバイル性の高いモデルを開発。お出かけ先で付着した泥汚れを、その場で簡単かつ気軽に洗浄できる本製品は、収納サイズに徹底的にこだわり、折りたたみ式のモバイル高圧洗浄機として手のひらサイズの携行性を実現しています。

 

ケルヒャー
モバイル高圧洗浄機「OC Handy Compact」
発売日:2025年6月22日プロジェクト始動

スマホ連携だから簡単操作! ブラザーの家庭用刺しゅう専用機「SKiTCH PP1」

ブラザー販売は、家庭用刺しゅう専用機「SKiTCH PP1(スキッチPP1)」を2025年7月から販売します。実売価格は10万7800円(税込)。

家庭用刺しゅう専用機「SKiTCH PP1(スキッチPP1)」

 

記事のポイント

近年の手芸ブームで、自分だけのオリジナルアイテムを作りたいというニーズが増えています。このスキッチPP1は、アプリを使って自分だけの模様や絵柄を刺しゅうにすることが可能。お子さんの描いたイラストを刺しゅうデータ化して、名前代わりに身の回りのモノに刺しゅうするなど、様々な活用方法がありそう。

 

「SKiTCH PP1」は、操作パネルがなシンプルなデザインで、刺しゅうデータは専用アプリ「Artspira」をインストールしたスマートフォンやタブレットから転送するという、新しいコンセプトの家庭用刺しゅう専用機。

 

専用アプリ「Artspira」には、豊富な模様が搭載されているほか、オリジナルのデザイン作成や模様の編集が行える機能も備えています。6月11日にはアプリのアップグレード版の提供が開始され、写真やイラストデータを刺しゅうデータに変換(Artspira AI、画像変換)する機能などが追加されています。

 

刺しゅうデータの作成方法は3種類から選択可能(一部、有償機能)。

1.配信されているデータから選ぶ

2.手描きで模様を作成する

3.画像を取り込んで刺しゅうデータに変換する

 

また、ミシン本体はフリーアーム仕様で、従来の家庭用刺しゅうミシンでは難しかったTシャツの袖口やバッグなど、筒状の部分やアイテムにも簡単に刺しゅうができます。

 

簡単に枠張りができる同梱のマグネット枠(10×10cm)は、強力なマグネットで生地を挟み込むことができるため、布にしわができにくく、簡単に枠張りが可能。また耐久性がありながら軽量な設計のため、長く安心して利用できます。

↑同梱のマグネット枠。

 

ブラザー販売
家庭用刺しゅう専用機「SKiTCH PP1(スキッチPP1)」
発売日:2025年7月発売
実売価格:10万7800円(税込)

材料を入れるだけ! 手軽に“ほったらかし調理”ができるBRUNO「オートクックポット」

BRUNO(ブルーノ)は、“ほったらかし調理”ができる自動調理器「オートクックポット」(0.6L/1.0L)を2025年6月26日(木)に発売します。また、発売に先駆けてBRUNO直営ECサイトにて、2025年6月12日(木)より先行予約を受付開始しました。実売価格は1.0Lタイプが1万2100円、0.6Lタイプが9900円(いずれも税込)。

「オートクックポット」(0.6L/1.0L)

 

記事のポイント

ポタージュやカレーなどの料理が、材料を入れてセットするだけで作れる自動調理器。忙しいときや、メニューをあと一品増やしたい、というときなどにも便利です。予約機能もあるので、帰宅時に合わせて出来上がるようにしておけばアツアツの料理が食べられます。

 

BRUNOの「オートクックポット」は、忙しい毎日をサポートする自動調理器です。パワフルな攪拌力でポタージュやカレー、スムージーまで多彩に調理し、保温・あたため機能(※)で、できたての温かさをいつでもキープします。

※あたためメニューは1.0Lのみ

 

 

チタンコーティングを施した8枚刃が、食材をパワフルに粉砕。高い攪拌力で、ポタージュやカレー、スムージーなど多彩なメニューをこの1台で手軽に調理できます。

 

予約調理機能(加熱メニューのみ)を使えば、食材をセットしておくだけで、帰宅に合わせてアツアツの一品が完成。残り時間が表示されるので、他の家事や料理と並行しながら、もう1品手軽に作れるのも魅力です。さらに、保温・あたため機能を搭載しているため、家族の帰宅時間がずれても、できたての温かさをいつでも愉しめます。

 

ポット内面はセラミックコーティング仕様で、焦げ付きにくく、お手入れもスムーズ。専用のお手入れブラシが付属しており、カッター部分も安心して洗浄できます。

 

調理容量は、2〜3人分にちょうどよいコンパクトな0.6Lと、3〜4人分の調理に対応する1.0Lの2サイズをご用意。ライフスタイルに合わせて選べます。

 

BRUNO(ブルーノ)
自動調理器「オートクックポット」
発売日:2025年6月26日発売
実売価格:1.0Lタイプ 1万2100円、0.6Lタイプ 9900円(税込)

忙しい朝もすばやくトーストできる! “パン専用モード”を搭載した日立「2 in 1 トースターレンジ『MRT-F100』」

日立グローバルライフソリューションズは、トースターと単機能レンジの2台分を1台にまとめた新コンセプトの「2 in 1 トースターレンジ『MRT-F100』」を2025年6月下旬に発売します。カラーはチャコールグレーとアイボリーの2色。実売予想価格は5万円前後(税込)。

「2 in 1 トースターレンジ『MRT-F100』」(チャコールグレー)

 

記事のポイント

トースト1~2枚を3~5分でしっかり焼き上げるので、すばやくトースターが焼けます。セットメニューを使えば、目玉焼きやウインナーなども一緒に調理できるので、忙しい朝でも時間をかけずに朝ごはんが準備できます。

 

本製品は、トーストをこんがりサクッと焼き上げ、こんがり焼き目のグリル料理もでき、レンジ加熱であたためや解凍もできる新コンセプトのトースターレンジ。4種のパン専用モードを搭載し、モードと時間を選択すると、パンにあった火加減でおいしく焼き上げます。

「2 in 1 トースターレンジ『MRT-F100』」(アイボリー)

 

【パン専用モード】

1.「トースト」モード:表面サクサク、裏返しいらずでトーストをおいしく焼き上げます。

2.「アレンジトースト」モード:具材をのせたパンをおいしく焼き上げます。

3.「パンリベイク」モード:市販の総菜パンやクロワッサンも表面は焦がさず、中はあつあつ・ふんわりと上手にあたため直します。

4.「ピザ」モード:直径約23cm までのピザなら切らずに1 枚まるごと焼けます。

 

さらに、モードと時間を選択するだけで、カフェのようなワンプレートが手軽に作れる「セットメニュー」も採用しました。グリルプレートに並べて焼くだけなので、忙しい朝でも手軽に調理ができ、ごちそう朝食がいっきに完成します。

 

【セットメニュー】

1.「トーストセット」:食パンと卵、ウィンナーを並べて、「トースト」モードで4~5 分焼きます。

2.「バーガーセット」:切ったバンズとパティを並べて、「アレンジトースト」モードで6~7 分焼きます。

3.「イングリッシュマフィンセット」:切ったイングリッシュマフィンと卵を並べて、「アレンジトースト」モードで8~9 分焼きます。

↑「トーストセット」のイメージ。

 

しっかり焼き目をつけたいグラタンや、じっくり焼きたいスコーンもさらっと作れるグリルモードも搭載。しっかり焼き目をつけられます。

 

【グリルモード】

1.「グリル(強)」モード:高火力で焼き目をつけてしっかり焼き上げます。

2.「グリル(弱)」モード:焦がさないようじっくり加熱します。

3.「予熱」モード:グリル調理で庫内を予熱したい時に使用します。

↑グラタンに焼き目を付けて焼き上げられます。

 

赤外線を放射する「管ヒーター」で食材上面を加熱し、レンジ加熱(マイクロ波)で発熱する「グリルプレート」で食材裏面を加熱するため、裏返しなしで食パンの両面をこんがり食感よく焼き上げます。

 

また、レンジ機能は最高1000Wから200W相当まで選べる4段階出力で、解凍からあたため、調理まで、お好みにあわせて使えます。操作は、「レンジ」に設定して出力と時間を選択するだけ。レンジ加熱で作れるスープやゆで物など、いろいろな調理に大活躍します。

 

コンパクトなキッチンスペースにすっきり置け、左右・背面は壁ピッタリに設置できます(上方10cm以上あけてください)。ワイド庫内で、直径24cmのボウルも使えます。

↑壁にピッタリ設置できます。

 

操作部には、直感的に操作できるダイヤル式を採用し、モードの切りかえ、レンジ出力の切りかえ、時間設定がダイヤルを回すだけでできます。また、フラット庫内で拭きやすく、水滴や汚れもサッとひと拭きできるレッグカバーを採用しているので、お手入れもラクに行えます。

↑操作部はダイヤル式。

 

日立グローバルライフソリューションズ
「2 inイン 1 トースターレンジ『MRT-F100』」
発売日:2025年6月下旬発売
実売予想価格:5万円前後(税込)

最短19分でご飯が炊ける! ビビッドなカラーの「Toffy ミニ炊飯器」

ラドンナは、「毎日の暮らしを彩るブランド「Toffy(トフィー)」シリーズの新コレクション「Toffy ハッピーコレクション」から、コンパクトサイズの炊飯器「Toffy ミニ炊飯器」を2025年6月17日に発売します。実売価格は4400円(税込)。

「Toffy ミニ炊飯器」

 

記事のポイント

目の覚めるようなビビッドな色の小型炊飯器は、1~2人分のご飯を炊くのにピッタリ。最短19分で炊きあがるので、忙しい日でも炊き立てのおいしいご飯が食べたい人にオススメです。

 

「Toffy ミニ炊飯器」は、0.5~1.5合の少量炊きができる電気炊飯器です。米と水を入れて、スイッチを入れるだけの簡単操作。0.5合なら最短19分(浸水時間を含まず)で炊きあがり、お手入れも簡単なので、忙しい日にも炊き立てのご飯を食べたい方にぴったりです。

 

内釜にはふっ素加工が施されているため、洗いやすいのもうれしいポイント。一人暮らしや夫婦二人暮らしなど、少人数のご家庭に最適のコンパクトサイズ。収納も場所をとらず、スペパ、タイパを重視する方にもおすすめのアイテムです。

 

カラーは、太陽の明るさやポジティブな感情を連想させ、空間に明るさと前向きな雰囲気を生み出す「カナリアイエロー」、柔らかさとバランスをもたらし全体の調和を保つ「パンナホワイト」の2色に加え、コレクション全体を彩るピースとなる新色が登場!華やかでエネルギッシュな「チェリーピンク」の3色展開です。

↑カナリアイエロー。
↑パンナホワイト
↑チェリーピンク

 

レトロさを感じるデザインと、気分が明るく晴れやかになるカラーリング。内釜にはシャンパンゴールドを採用し、デザインのアクセントに!コンパクトながらお部屋の中でも存在感を放ち、インテリアのアクセントになるミニ炊飯器です。

 

Toffy(トフィー)
「Toffy ミニ炊飯器」
発売日:2025年6月17日発売
実売価格:4400円(税込)

コンパクトなのに高機能! 高級機と同じ熱風コンベクション式オーブンを採用した東芝「ER-D4000B」

東芝ライフスタイルは、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新モデルとして、総庫内容量26Lのコンパクトモデルでありながら、高級モデルと同じ熱風コンベクション式オーブンを採用した「ER-D4000B」を2025年8月より発売します。

「ER-D4000B」

 

記事のポイント

近年、単身世帯や少人数世帯の増加に伴い、ファミリー向けの大型30Lクラスではなく、よりコンパクトな26L前後のオーブンレンジが注目されています。しかし、これまでのコンパクトモデルでは機能や性能面で物足りなさを感じる声も少なくなかったそう。今回発表された「ER-D4000B」は、そうしたニーズに応えるべく、26Lというコンパクトサイズに東芝独自の高機能を惜しみなく投入したモデルになっています。

 

コンパクトモデルに最高300度の熱風コンベクションを搭載

最大の特徴は、26Lのコンパクトモデルでありながら、上位モデルに採用されることが多い「熱風コンベクション式」オーブンを搭載していること。庫内に熱風を循環させることで焼きムラを抑え、パンならふっくら、肉料理ならジューシーに仕上げます。最高温度は300度と高火力で、食材の旨味を閉じ込め、スピーディーな調理を実現。2段調理にも対応しているため、一度にたくさんの料理を作りたい時にも便利です。

↑2段調理にも対応。

 

また、加熱が早いのも熱風コンベクション式の利点で、同社の上下ヒーター式オーブン(ER-D90B)と比較して、200度までの予熱時間を約40%短縮可能としています。忙しい毎日の中で、調理時間の短縮は嬉しいポイントです。

 

オーブン調理を手軽に楽しめる「石窯おまかせ焼き」機能も搭載。牛肉、豚肉、鶏肉、魚、野菜といったメイン食材を選ぶだけで、内蔵された温度センサーが分量を検知し、火加減を自動で調節してくれます。

 

あたため機能も充実。庫内上面に配置された「ハイアングル赤外線センサー」が容器の影響を受けにくく、食品の表面温度を正確に検知。段階的に出力を制御することでタレなどの飛び散りを抑える「おかずあたため」や、-10度から90度まで好みの温度で設定できる「お好み温度」など、日常使いで重宝する機能が満載です。

↑「ハイアングル赤外線センサー」のイメージ。

 

操作性や使いやすさも上位モデル譲り

操作性においては、同社の最上位モデル(ER-D7000B)と同じ5インチの大型カラータッチ液晶を採用。大きく見やすい画面で、直感的な操作が可能です。210種類もの豊富な自動メニューも簡単に選択でき、あたためのコツやおすすめメニューの材料・作り方も本体画面で確認できるため、手元に説明書や料理集がなくても安心です。

↑5インチの大型カラータッチ液晶を採用。

 

さらに、扉が閉まる直前にハンドルから手を離しても、ゆっくりと静かに閉まる「スマートダンパー扉」を採用するなど、細やかな配慮が光ります。

 

調理器具で気になるのがお手入れの手間ですが、ER-D4000Bは庫内に撥水・撥油性に優れたセラミックコーティング「庫内よごれプロテクト」を施し、汚れの付着を抑制。加えて、庫内の結露やスチーム調理後のべたつきを軽減する「庫内乾燥コース」も搭載しており、日々のお手入れ負担を軽減してくれます。

 

“これなら置ける”省スペース設計

設置性にも工夫が見られます。一般的な熱風コンベクション式オーブンは、背面にヒーターやファンを設けるため奥行が大きくなる傾向がありますが、新製品ではコンベクションユニットを薄型化することで、ハンドルを含まない本体奥行を39.9cmに抑えられています。

 

さらに、背面・側面どちらも壁にピッタリ設置できる設計のため、キッチンボードなどの限られたスペースにもすっきりと収まります。まさに「スペパ」(スペースパフォーマンス)に優れたモデルといえるでしょう。

 

デザイン面では、シームレスな一枚ガラスのフラットフェイスを採用。縦型パネル機種では液晶部分が高温になりやすいためガラス素材の使用が難しいとされてきましたが、専用の小型冷却ファンと冷却風路構造の最適化によりこれを実現。ハンドル部分も無駄をそぎ落とした設計で、未使用時には操作ボタンの文字がブラックアウトするなど、キッチン空間に調和する洗練されたデザインを追求しています。

 

また、液晶が目線の位置で見やすく、操作がしやすい縦型パネルと、庫内間口39.7cmで大皿料理も出し入れしやすいワイド庫内を組み合わせた「ラクポジStyle」も採用。使い勝手の良さを高めています。

 

東芝ライフスタイル
過熱水蒸気オーブンレンジ「ER-D4000B」
発売日:2025年8月発売
オープンプライス

冷凍・チルド・冷蔵の3温度帯切り替えOK! 省エネ性能アップ、アクアのファン式引き出し型冷凍庫「AQF-DFA15R」

アクアは、ファン式引き出し型冷凍庫の新モデル「AQF-DFA15R」を6月11日に発売しました。本製品は、業界で唯一(※1)となる引き出し式構造を採用し、冷凍・チルド・冷蔵の3つの温度帯に対応する点が大きな特徴です。今回の新モデルでは、インバーター搭載コンプレッサーの採用により、省エネ性能と静音性が大幅に向上しています。

記事のポイント

まとめ買いや作り置き、ふるさと納税の返礼品などで冷凍庫のニーズが高まる中、AQUA独自の引き出し式冷凍庫は、その使い勝手の良さで注目されてきました。「AQF-DFA15R」は、その利便性をさらに進化させた、現代のライフスタイルに寄り添う一台と言えそうです。

 

インバーター搭載で、気になる電気代と運転音を低減

「AQF-DFA15R」の進化点を一言で言うと、「省エネ性能」と「静音性」です。心臓部であるコンプレッサーにインバーターを搭載したことにより、2021年度の省エネ基準達成率は、従来モデル(AQF-GD10N)の124%から197%へと大幅に向上しました。家計への負担を軽減してくれるのはありがたいですね。

 

また運転音は約20dBと、木の葉のふれあう音や鉛筆での執筆音に相当する静かさ。キッチンはもちろん、リビングや寝室など、設置場所の自由度も広がります。音が気になるマンション住まいの方や、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるでしょう。

 

大容量145L!見やすく整理しやすい2段引き出し構造

冷凍庫選びで重要なポイントとなる容量と使い勝手。「AQF-DFA15R」は、145Lと十分な容量を確保しながら、AQUAならではの2段引き出し式構造を採用しています。上段・下段ともにクリアトレイが付属しており、どこに何があるか一目で把握しやすく、奥のものが取り出しにくいといった冷凍庫特有の悩みも軽減。食材の使い忘れを防ぎ、フードロス削減にも貢献します。

操作パネルは前面に配置され、45°の傾斜をつけたユーティリティデザインを採用。立ったままの姿勢でも見やすく、楽に使える工夫が施されています。

 

1台3役!ライフスタイルに合わせて使える3温度帯切り替え

「AQF-DFA15R」の大きな魅力の一つが、冷凍、チルド、冷蔵の3つのモードに庫内全体を切り替えられる点です(※2)。

普段は冷凍庫として活用しつつ、クリスマスや年末年始など冷蔵スペースが不足しがちな時期にはセカンド冷蔵庫として、また、肉や魚などの生鮮食品を低温で保存したい場合にはチルドストッカーとして、ライフスタイルの変化やニーズに合わせて柔軟に役割を変えられます。まさに1台3役の活躍で、多様な使い方を提案してくれます。

 

かゆいところに手が届く、便利な機能も搭載

その他にも、ユーザーの使い勝手を考慮した機能が搭載されています。

 

耐熱100℃トップテーブル:天面には耐熱性に優れたトップテーブルを採用。電子レンジやオーブントースターなどを置くことができるため(※3)、冷凍庫から取り出した食材をすぐに解凍・加熱でき、キッチンスペースを有効活用できます。


クイック冷凍機能
:食材を素早く冷凍することで、鮮度やおいしさを保ちやすくするクイック冷凍機能(※4)も搭載。下ごしらえした食材や手作り料理の冷凍保存に便利です。

自動霜取り機能:面倒な霜取り作業が不要な自動霜取り機能付きで、メンテナンスの手間も軽減されます。

 

アクア
ファン式引き出し型冷凍庫 AQF-DFA15R
参考小売価格:8万2280円 (税込)

 

※1:国内家庭用ノンフロン冷凍庫において。(2025年5月28日現在。同社調べ。)
※2:温度切替は庫内全体での切替になります。引き出しごとに設定はできません。
※3:オーブンレンジのタイプ・サイズによっては置けない場合があります。トップテーブルの上にすべりやすいものを置かないでください。電子レンジ等を置く場合は、台脚部に滑り止めを施してご使用ください。
※4:クイック冷凍設定時には、通常冷凍モードでの運転と比べて約90%消費電力量が増加します。なお消費電力量は使用条件によって変化します。

業界初! 髪との距離を感知して温風と冷風を切り替えるFESTINO「ツヤニュアンス ドライヤー」

ウィナーズは、美容家電ブランド「FESTINO(フェスティノ)」より、スタイリングとケアを同時に叶えるヘアドライヤー「ツヤニュアンス ドライヤー」を、2025年6月18日に公式オンラインショップや、全国の取扱店および家電量販店、各種ECサイトなどで発売します。実売価格は2万9700円(税込)。

「ツヤニュアンス ドライヤー」(サンドベージュ、ホワイト)

 

記事のポイント

髪をスタイリングする際に温風と冷風を使い分けることで、スタイリングが固定され長持ちします。その温風/冷風の切り替えを、髪との距離に応じて自動で行ってくれる「ニュアンスドライモード」が便利。忙しい朝のヘアセットもスムーズに行えそうです。

 

「ツヤニュアンス ドライヤー」は、業界初となる髪との距離を感知して温風と冷風を自動で切り替える「ニュアンスドライモード」を搭載。独自開発の「ニュアンスノズル」をつけるだけで、手元の操作なしで自然なツヤと立体感を実現します。さらさらなシースルー前髪やキレイなナチュラルストレート、ふんわり根本立ち上げなど、思い通りのスタイルが誰でも簡単に作れます。髪の流れに沿わせやすくノズルの先端は波型になっており、マグネット式で簡単に着脱できる仕様です。

↑マグネット式で着脱簡単な「ニュアンスノズル」が付属。

 

髪は温めると柔らかくなり形を変えやすく、冷やすとその状態で固まる性質があります。温風と冷風をタイミングよく切り替えることにより、作ったスタイリングが⾧持ちします。その温冷の切り替えを、手元でドライヤーを動かす動作だけで可能にしたのが今回の「ツヤニュアンス ドライヤー」。

↑男性のヘアスタイリングにも最適。

 

開発者は、「近年のドライヤーでは、速乾性やツヤは当たり前。今回のドライヤーはそれに加え、髪のベース作りを手軽にし、扱いやすい髪に整え、さらにスタイリングまでこの1本で叶うものを目指して試行錯誤いたしました」と語ります。こうした想いから、髪との距離で温風と冷風を自動で切り替える“ニュアンスドライモード”を新搭載。「乾かす」だけでなく「仕上げる」までを1台で完結させる、新しいスタイリング体験を提案しています。

 

このほか、髪のコンディションや目的に合わせて選べる6つのモードを搭載。髪のドライからスタイリング、ツヤ出しの流れをワンアクションで叶えます。また、風量の設定は「ターボ」、「ドライ」、「セット」の3 段階。「ターボ」や「ドライ」で全体を乾かし、やさしい風の「セット」で「ニュアンスドライモード」を使うのがおすすめとのこと。

 

吹き出し部分には送風口が14箇所設けられており、風の流れが髪と髪の間に心地よく届き、全体にむらなく行き渡ります。手ぐしで髪を書き分けなくても、34.5m/秒のパワフルかつやわらかい風が髪と地肌までしっかりと乾かし、髪がからまずまとまります。マイナスイオンと遠赤外線で髪の乾きすぎを防ぎ、しっとりつややかに仕上げます。

 

瞬間的に強い風を送る超高速ブラシレスDC モーターを本体下部に装備することで、ヘッドの軽量化を実現。さらに本体とハンドルは垂直からやや角度をつけることで、片手で楽に操作ができるバランス設計です。

 

お手入れしやすい「クリーンメッシュフィルター」や、旅行や出張などに便利な「ポーチ」など、使いやすさを高める付属品も充実しています。さらに、使用後は壁にすっきり収納できる「壁掛けスタンド」(税込3300円/別売)も備え、収納面でも快適な仕様となっています。

↑別売の「壁掛けスタンド」。

 

FESTINO(フェスティノ)
ヘアドライヤー「ツヤニュアンス ドライヤー」
発売日:2025年6月18日発売
実売価格:2万9700円(税込)

業界初! 髪との距離を感知して温風と冷風を切り替えるFESTINO「ツヤニュアンス ドライヤー」

ウィナーズは、美容家電ブランド「FESTINO(フェスティノ)」より、スタイリングとケアを同時に叶えるヘアドライヤー「ツヤニュアンス ドライヤー」を、2025年6月18日に公式オンラインショップや、全国の取扱店および家電量販店、各種ECサイトなどで発売します。実売価格は2万9700円(税込)。

「ツヤニュアンス ドライヤー」(サンドベージュ、ホワイト)

 

記事のポイント

髪をスタイリングする際に温風と冷風を使い分けることで、スタイリングが固定され長持ちします。その温風/冷風の切り替えを、髪との距離に応じて自動で行ってくれる「ニュアンスドライモード」が便利。忙しい朝のヘアセットもスムーズに行えそうです。

 

「ツヤニュアンス ドライヤー」は、業界初となる髪との距離を感知して温風と冷風を自動で切り替える「ニュアンスドライモード」を搭載。独自開発の「ニュアンスノズル」をつけるだけで、手元の操作なしで自然なツヤと立体感を実現します。さらさらなシースルー前髪やキレイなナチュラルストレート、ふんわり根本立ち上げなど、思い通りのスタイルが誰でも簡単に作れます。髪の流れに沿わせやすくノズルの先端は波型になっており、マグネット式で簡単に着脱できる仕様です。

↑マグネット式で着脱簡単な「ニュアンスノズル」が付属。

 

髪は温めると柔らかくなり形を変えやすく、冷やすとその状態で固まる性質があります。温風と冷風をタイミングよく切り替えることにより、作ったスタイリングが⾧持ちします。その温冷の切り替えを、手元でドライヤーを動かす動作だけで可能にしたのが今回の「ツヤニュアンス ドライヤー」。

↑男性のヘアスタイリングにも最適。

 

開発者は、「近年のドライヤーでは、速乾性やツヤは当たり前。今回のドライヤーはそれに加え、髪のベース作りを手軽にし、扱いやすい髪に整え、さらにスタイリングまでこの1本で叶うものを目指して試行錯誤いたしました」と語ります。こうした想いから、髪との距離で温風と冷風を自動で切り替える“ニュアンスドライモード”を新搭載。「乾かす」だけでなく「仕上げる」までを1台で完結させる、新しいスタイリング体験を提案しています。

 

このほか、髪のコンディションや目的に合わせて選べる6つのモードを搭載。髪のドライからスタイリング、ツヤ出しの流れをワンアクションで叶えます。また、風量の設定は「ターボ」、「ドライ」、「セット」の3 段階。「ターボ」や「ドライ」で全体を乾かし、やさしい風の「セット」で「ニュアンスドライモード」を使うのがおすすめとのこと。

 

吹き出し部分には送風口が14箇所設けられており、風の流れが髪と髪の間に心地よく届き、全体にむらなく行き渡ります。手ぐしで髪を書き分けなくても、34.5m/秒のパワフルかつやわらかい風が髪と地肌までしっかりと乾かし、髪がからまずまとまります。マイナスイオンと遠赤外線で髪の乾きすぎを防ぎ、しっとりつややかに仕上げます。

 

瞬間的に強い風を送る超高速ブラシレスDC モーターを本体下部に装備することで、ヘッドの軽量化を実現。さらに本体とハンドルは垂直からやや角度をつけることで、片手で楽に操作ができるバランス設計です。

 

お手入れしやすい「クリーンメッシュフィルター」や、旅行や出張などに便利な「ポーチ」など、使いやすさを高める付属品も充実しています。さらに、使用後は壁にすっきり収納できる「壁掛けスタンド」(税込3300円/別売)も備え、収納面でも快適な仕様となっています。

↑別売の「壁掛けスタンド」。

 

FESTINO(フェスティノ)
ヘアドライヤー「ツヤニュアンス ドライヤー」
発売日:2025年6月18日発売
実売価格:2万9700円(税込)

ワンルームに最適サイズ! セカンド冷蔵庫としても使えるコンパクトな2ドア冷蔵庫

サンコーは、ワンルームや一人暮らしの住まいにも置きやすい『83Lスッキリサイズ2ドア冷蔵庫』を6月9日に発売しました。実売価格は2万4800円(税込)。

『83Lスッキリサイズ2ドア冷蔵庫』

 

記事のポイント

コンパクトな2ドア冷蔵庫は、ワンルームにお住まいの方や、自分の部屋にも冷蔵庫が欲しいという方にピッタリ。冷凍庫も備えているので、氷やアイスなども保存できます。

 

本製品は、コンパクトな2ドアタイプの冷蔵庫です。大きさは幅48.5×奥行53×高さ85cmで、ワンルームや一人暮らしの住まいにも置きやすいサイズ。容量58Lの冷蔵室と容量25Lの冷凍室の2ドア式で、合計83Lの大容量。毎日の食品保存から冷凍ストックまで、十分な収納が可能です。

 

庫内には高さ調節可能な棚や野菜ケース、ドアポケットを備え、収納の自由度が高く整理もしやすい設計。1Lの紙パックや500mlのペットボトルなども立てて収納できるため、スペースを無駄なく使えます。

↑棚の高さを変更可能。

 

ドアを開けると自動で点灯する庫内灯付きで、暗い場所でも中身をしっかり確認できます。温度調整は冷蔵室内のダイヤルで8段階の設定が可能。季節や周辺温度に応じて調整ができます。

 

スペースが限られていても使える冷蔵庫を探している、サブ冷蔵庫としてコンパクト冷蔵庫が欲しい、そんな方にオススメな「83Lスッキリサイズ2ドア冷蔵庫」です。

 

サンコー
「83Lスッキリサイズ2ドア冷蔵庫」
発売日:2025年6月9日発売
実売予想価格:2万4800円(税込)

抽出時間を選べる2つのモードを搭載! シンプル&クリーンなコーヒーメーカー「FoElem Mocca Lite」

EPEIOS JAPANは、ライフソリューションブランド”EPEIOS|エペイオス”より、シンプル&クリーンなコーヒーメーカー「FoElem Mocca Lite」を、2025年6月5日(木)よりEPEIOS公式サイトやAmazon、楽天市場などの公式ストアで発売します。実売予想価格は2万2980円前後(税込)。

「FoElem Mocca Lite」

 

記事のポイント

コーヒー豆を挽くミル機能やアプリ連携機能などを省いたシンプルなコーヒーメーカー。ゆっくり時間をかけて抽出するプロモードと、抽出時間を短縮したデイリーモードを搭載しているので、その日の気分や予定に合わせて選べます。

 

「EPEIOS FoElem Mocca」は、世界No.1バリスタ 井崎英典氏による「ハンドドリップを再現しない」というユニークな発想と論理的な抽出メソッドに基づいた独自の内部構造により生み出されたコーヒーメーカー。その「FoElem Mocca」が叶えるおいしさはそのままに、アプリ連携など一部の機能や仕様を省略・変更し、シンプルに使えるのが「FoElem Mocca Lite」です。

※画像は開発中のモデルにつき、サーバーの取っ手とロゴの位置関係が異なります。

 

注湯の流量や速度などを論理的かつ科学的な方法で何度も内部構造のチューニングにより改良を重ね、コーヒーの抽出効率を向上。機械だからこそ出来る最適な抽出方法を追求したことで、コーヒーメーカーの最大の特性でもある「一度に大量のコーヒーを淹れることが出来る」ことも、まるでプロが淹れたようなおいしさで実現。一人でも、複数人でも、安定した特別なおいしさを楽しめるコーヒーメーカーに仕上げられています。

 

ホットやアイスで季節を問わずに楽しめることはもちろん、ホットにはシチュエーションに合わせた2つのモードを搭載。おいしさを優先するためにじっくりと時間を掛けて抽出するプロモードと、抽出時間を短縮しながらもバランスを取ったデイリーモードを搭載することで、ゆったりとしたひとときを送る休日から忙しい毎日の朝にもそれぞれのシチュエーションに合ったおいしいコーヒーを抽出します。

↑シンプルなタッチ操作。

 

FoElem Moccaシリーズはミル機能を省いた、全自動仕様ではないコーヒーメーカー。ミル機能を省くことでメンテナンスの煩雑さも解消され、お手入れも簡単に。また本体で豆を挽かないため、コーヒーを淹れる時も動作音は非常に静かです。

↑シャワーヘッドも取り外せ、簡単に洗浄が可能。

 

デザインはエルメスなど世界的なラグジュアリーブランドでも活躍するアートディレクター”ブノワ・ピエール エメリー”氏による、暮らしに馴染むシンプルで美しいシルエットが特徴。コーヒーメーカーとしては珍しく注水するタンクを製品上部に配置し、直下にドリッパー、サーバーとストレートに配置するデザインにすることで、幅も奥行きもミニマルでスマートになっています。また、美しく繊細な表情を演出するためにタンクの素材にはガラスを採用。本物の質感を追求することで、主張しすぎずとも感性に響くようなプロダクトを目指しています。

 

EPEIOS(エペイオス)
コーヒーメーカー「FoElem Mocca Lite」
発売日:2025年6月5日発売
実売予想価格:2万2980円前後(税込)

【2025年版防犯対策】”狙われにくい環境”はどうやって作る? 絶対に準備すべき防犯グッズ12選

2024年、日本全国で空き巣は1日当たり118件発生していました。もし「うちは大丈夫」と思っていたら考え直すべきかもしれません。本稿では“狙われにくい家”を作るための三原則と、最新スマート防犯グッズを徹底解説します。

 

近年の犯罪傾向

警察庁によると(※)、2024年の侵入窃盗は全国で4万3036件と減少傾向ですが、1日約118件発生している計算になり、油断できません。最多は空き巣(1万1048件)、次いで就寝中に侵入する忍び込み(4122件)、在宅中に気づかれずに入る居空き(830件)です。侵入は留守中とは限らず、非常に身近な脅威です。

※【出典】警察庁「令和6年の犯罪情勢」

(出典: 警察庁「令和6年の犯罪情勢」)

 

乗り物盗難は19万件超と増加。高級車や自転車が住宅敷地内から盗まれるケースも目立ち、キーロックだけでは不十分です。強盗も微増しており、住宅への侵入強盗は年間152件、3日に1件の割合で起きています。

(出典: 同上)

 

侵入口は一戸建てなら「窓」が最多(55.2%)、次いで玄関(20.2%)。共同住宅でも表出入口や窓からの侵入が多く、侵入手口は「無締り」「ガラス破り」「合鍵使用」が中心です。

 

こうした傾向を踏まえ、防犯対策の基本を見ていきましょう。

 

防犯対策の三つの基本

防犯の基本的な考え方は三つあります。

 

1: 見られていることを意識

防犯は「見られているかも」という意識から始まります。泥棒はターゲットの生活や行動パターンといった情報を調べるもの。だからこそ防犯意識の高さを示しましょう。

 

すぐ行動に移せることは「施錠の徹底」。家にいるときでも玄関や窓の鍵は極力かけるようにしましょう。例えば、2階で過ごしているときに1階の窓を開けていると、居空きのリスクは高まります。

↑しっかり戸締り。

 

たとえゴミ出しの数分でも鍵をかけずに外に出るのは、泥棒に隙を与えかねません。短時間での侵入では、靴箱の上の合鍵やリビングに置かれた財布、スマートフォンなど、目立つ物だけを狙って素早く盗み取られるケースが多く見られます。

 

マンションのオートロックも過信は禁物。住民を装ったり、暗証番号を盗み見たり、壁をよじ登ったりと、泥棒はさまざまな手口で侵入してきます。さらに、合鍵を外に隠すのは絶対にNG。鉢植えの裏など“定番の隠し場所”は真っ先にチェックされます。

 

2: 侵入の障壁を高める

日本防犯設備協会(※)によると、侵入窃盗犯の約7割が「5分以内」に侵入できないと犯行をあきらめるとのこと。つまり、泥棒に「手間をかけさせること」が防犯になるというわけです。

※【出典】公益社団法人日本防犯設備協会「統計データ(住宅を対象とした侵入犯罪関連データ)」

 

その対策としてまず有効なのが、窓ガラスに貼る防犯フィルム。クレセント錠付近のガラスを割られにくくし、外からも見えることで心理的な抑止効果が期待できます。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その1】

↑ホームセンターには各種の防犯フィルムが売っている。フィルムの厚みや大きさによって価格が変わる。

 

また、窓に補助錠を付ける「ツーロック化」も役に立ちます。たとえガラスを割っても、補助錠の位置を探す手間がかかり、侵入をあきらめる可能性が高まります。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その2】

↑窓のニ重ロックと網戸のロックが簡単にできる和気産業「ワンタッチ・シマリ」(税込687円)。

 

さらに、窓用のアラームもおすすめ。衝撃や開放を感知して警告音を出すタイプを選べば、侵入前に犯人を威嚇できます。これからの季節、網戸での換気も増えるため、網戸にも簡易ロックを取り付けると安心です。

 

一方、夜間や旅行で家を空けるときは、シャッターや雨戸をしっかり閉めておくのが基本。防犯性能の高い二重窓も効果的で、省エネ効果や自治体の補助金制度もあるため、リフォーム時に検討する価値があります。

 

家の外周も見直しましょう。高い植木を剪定して死角を減らす。防犯砂利を敷いて足音を響かせる。センサーライトを設置して不審者を照らすなど、「見られる・聞かれる・光る」環境を作ることが侵入を防ぐ鍵です。基本的な対策を積み重ねることで、防犯レベルは確実に上がります。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その3】

↑アイリスオーヤマ「防草・防犯 ジャリ 60L 砂利 防犯用品 ホワイト」(税込2980円)。踏むとジャリジャリ大きな音を立てるので、不審者への威嚇効果が期待できる。

 

3: 家にいるふり

泥棒はターゲットと鉢合わせするリスクを避けるため、留守宅を狙う傾向があります。そこで有効なのが「家にいるふり」。例えば、夜間にリビングの明かりがついていれば、それだけで在宅を装うことができます。

 

最近では、タイマー付きのシーリングライトやスマートリモコンを使えば、外出先からでも照明やテレビを操作可能です。タイマー設定がない家電でも、スマホ経由で遠隔操作できるため、音と光で不在を悟らせない工夫ができます。こうしたテクノロジーを活用することで、手軽に防犯効果を高められます。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その4】

↑「SwitchBot ハブ3」(税込1万6980円)。赤外線リモコンを持つ製品の多くをスマホでコントロールできる。

 

IoTを活用したスマート防犯

↑デジタルテクノロジーを導入して防犯力を高める。

 

防犯対策は技術の進化によって大きく進歩しています。近年はIoT(モノのインターネット)を活用した防犯機器が増え、自宅のセキュリティを高めるだけでなく、万が一の際にも素早く異常に気づけるようになっています。防犯は「入らせない」だけでなく、「早く気づく」「証拠を残す」ことも重要なのです。

 

スマートロック: オートロックで常に安心

そこで注目のアイテムが、玄関の鍵をオートロック化できる「スマートロック」。ドアに後付けでき、鍵の閉め忘れを防ぐだけでなく、スマホと連動して遠隔操作も可能。外出時に自動で施錠、帰宅時に自動で解錠する便利な機能もあり、日常の安心感が格段にアップします。

 

さらに、顔認証や指紋認証、NFCタグなど、複数の方法で解錠できる拡張機能も充実。合鍵を作らずに家族全員が使えるのもメリットです。不在中や深夜など、意図しないタイミングで解錠された場合にはスマホに通知が届くため、異常にもすぐ対応できます。防犯カメラと組み合わせれば、自宅のセキュリティはより万全になるでしょう。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その5】

↑「SwitchBot ロックUltra」(税込2万2980円)は後付で玄関ドアをオートロック化。鍵の閉め忘れを防げる。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その6】

↑「SwitchBot 顔認証パッド」(税込1万6980円)は顔と指紋で解錠できる。

 

防犯カメラ: 不審者を監視して証拠を残す

一戸建てに住んでいるなら、防犯カメラは今や必須のアイテムです。最近のモデルはバッテリー駆動でWi-Fi接続が可能なため、電源工事不要で設置が簡単。高画質の2K・4K対応で、夜間でも人物の顔がくっきり映ります。

 

AIや人感センサーを搭載した最新機種では、人やクルマだけをしっかり検知し、風で揺れる木などによる誤作動も大幅に減少。侵入者を見つけたらスマホに通知が届き、リアルタイムで映像を確認。スマホからサイレンを鳴らしたり、声をかけて威嚇したりすることも可能です。

 

外出中でもスマホ一台で対応できるのが、防犯カメラの大きな強み。さらに、クラウド保存に対応したWi-Fiモデルなら、映像が自動で保存され、カメラが壊されたり盗まれたりしても記録が残るため安心です。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その7】

↑アマゾン「Ring Outdoor Cam Plus Battery」(税込1万2980円)。2Kの高画質によりライトなしでも暗闇の中を撮影可能だ。強力なLEDライト搭載モデルもラインアップしており、光による威嚇効果を求めるならライト付きを選ぼう。

 

注意点としては、バッテリー式カメラでは検知が遅れることがあるため、顔が映っていないなどのリスクが挙げられます。1台は電源接続型にするなど、設置場所に応じた工夫が必要。

 

死角をなくすためには複数台の設置がおすすめです。特に玄関や門扉、駐車場周りは設置必須。自転車やバイクの盗難にも備えられます。防犯カメラは侵入だけでなく、詐欺や不審者の特定、周囲の犯罪防止にもつながる頼もしい存在です。

 

インターホン: 不審者を寄せつけない第一関門

空き巣の多くは、留守かどうかをインターホンで確認します。これを逆手に取り、カラー録画付きのインターホンを導入することで、在宅を装いながらの対応が可能に。Wi-Fi接続タイプなら、スマホで外出先からもリアルタイム応答でき、映像を見て不審な人物を判別できます。さらに、人感センサー付きモデルなら、インターホンを押される前から録画が始まり、怪しい動きも記録されるため、未然防止と証拠確保の両方に役立ちます。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その8】

↑パナソニック「外でもドアホン VL-SWZ700シリーズ」(実売価格6万円前後)。外出先からスマホで応答できる。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その9】

↑アマゾン「Ring Battery Doorbell」(税込1万4980円)。アパートのドアにも取り付けられ、スマホで応答できる。

 

窓センサー: IoTで侵入を即時検知

先に紹介した窓センサーは侵入があった場合に大音量のサイレンを鳴らしますが、IoTモデルは窓が開けられたらスマホに通知が飛びます。異常があれば、室内カメラで確認し、侵入者を室内カメラのスピーカーで威嚇することができます。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その10】

↑「SwitchBot 開閉センサー」(税込2980円)。ドアの開閉状況検知し、スマホに通知する。

 

室内カメラ: 侵入後の安全確認と通報の判断材料に

防犯カメラや窓センサーが反応した際、室内の状況を即確認できるのが室内カメラの強み。例えば2階で寝ている時に階下から物音がするという場合、不用意に1階に行ってしまうと侵入犯と鉢合わせになって危険なことになるかもしれません。

 

室内カメラがあればスマホで階下を確認でき、侵入者がいればそのまま警察に通報できます。外出している時に防犯カメラから通知が来た場合にもチェック可能。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その11】

↑アマゾン「Ring 首振り機能付きインドアカム」(税込価格7980円)。人の動きを検知するとスマホアプリに通知。アプリで左右360°・上下169°に首振り操作可能。カラーナイトビジョン機能搭載。

 

離れて暮らす家族にはクラウドモデルを

離れて住む親が心配という場合にもクラウドモデルを選びましょう。インターホン、防犯カメラ、室内カメラをクラウドモデルにすれば、離れた場所からでも現状が確認でき、万が一のときにも早期発見、早期対処が可能になります。

 

GPSトラッカー: 盗難後でも“見つけ出す”最後の手段

物理的なロックだけでは防ぎきれない昨今の車両盗難。GPSトラッカーはクルマやバイク、自転車にこっそり取り付け、万が一の盗難時にも追跡が可能です。最近の機種は、GPS衛星・携帯基地局・Wi-Fiの3種を使って高精度に位置を把握。盗難に気づいたらスマホで即座に現在位置を確認し、警察に通報できます。

 

トラッカーは見つかりにくい場所に設置するのがコツ。ナンバープレートの盗難にも備え、ロックボルトの導入も併用したいところです。

 

【絶対に準備すべき防犯グッズ: その12】

↑KDDI「あんしんウォッチャー」(税込5680円・月額539円) 子どもの見守りを主目的に開発されたが、クルマなどの盗難対策にも使える。

 

プロに守ってもらう安心感: セキュリティサービス

↑プロに任せる選択肢もある。

 

近年増えている“闇バイト”による押し込み強盗は、従来の犯罪とは異なり、犯人が素人であることも多く、予測不能かつ乱暴な手口が目立ちます。こうした相手に自力で対応するのは非常に危険なため、プロのセキュリティ会社に守ってもらうという選択肢が、安心を得るために有効です。

 

例えば、セコムは本格的なホームセキュリティを提供しており、窓や扉のセンサー、空間センサー、フラッシュライト、非常ボタン、火災センサーなどがセットになっています。異常が発生すれば、スタッフが即座に駆けつけてくれるサービスで、月額7920円(税込)。初期費用として工事料や保証金はかかりますが、トータルで信頼性の高いサービスです。

 

一方、費用を抑えたい人向けにはアルソックの「ホームセキュリティ」プランがあります。月額990円(税込)から利用可能ですが、センサー数が少なく、異常時には自分で依頼しないとガードマンが来ない仕組みで、派遣費用も別途必要。コストは魅力的ですが、主にアパート住まいの一人暮らし向けのサービスといえるでしょう。

 

セキュリティサービスを導入すると、家の外にステッカーやフラッシュライトが設置され、目に見える防犯対策として犯罪抑止にもつながります。旅行や出張が多い家庭や、一人になる家族がいる場合は特に心強いサポートになります。家族を守るために、プロに任せるという選択肢は、いまやスタンダードになりつつあります。

 

まとめ: 小さな対策の積み重ねが大きな防犯になる

防犯は「どう意識し、どう行動するか」の積み重ねが大切です。ツーロックや防犯フィルム、防犯カメラの設置など、小さな対策でも積み上げれば大きな抑止力になります。完璧を目指すより、できることから一歩ずつ始めることが、防犯意識を高める第一歩です。

 

また、自分の暮らしや環境に合った対策やグッズ選びも重要。一戸建てか集合住宅か、外出の頻度、家族構成などによって必要な対策は変わります。さらに、防犯カメラやセンサーだけでなく、プロの力を借りるセキュリティサービスも選択肢のひとつ。費用やサービス内容を比較し、自分に合った方法で安心を積み上げていくことが大切です。

 

【解説者】

近藤 克己

IT・家電フリーエディター/ライター。パソコン流通専門誌編集、家電流通専門誌編集長を経てフリーランスに。過去に、家電量販店の顧問も務めていた。現在、IT・家電を中心に編集・執筆を行うが、防災・防犯に関しても取材・執筆・編集を多数行っている。

 

スマートホームの今とモノがわかる!「スマートホームの始め方」特集

ギフトに最適! 持ち運びやすい小型サイズのフィリップス「コンパクトシェーバー 700シリーズ」

フィリップス・ジャパンは、手のひらサイズの回転式シェーバー「フィリップス コンパクトシェーバー 700シリーズ」を2025年7月上旬から全国の家電量販店や各ECサイトなどで順次発売します。

「フィリップス コンパクトシェーバー 700シリーズ」

 

記事のポイント

持ち運びのしやすいコンパクトサイズの電動シェーバーは、旅行や出張に最適。父の日のギフトや男性へのプレゼントにもオススメです。

 

「フィリップス コンパクトシェーバー 700シリーズ」は、本体サイズ88 mm×59 mm×34 mm、重さわずか150 gと手のひらに収まるサイズに回転式の最上級のシェービングシステムを搭載しています。従来比較で10%薄く設計された外刃と、「スーパーリフト&カットテクノロジー」により、やさしく、しっかり深剃り。1枚目のリフト刃がヒゲを引き上げ、2枚目のカット刃が深剃りカット。合計48枚の回転刃が色々な方向に生えているヒゲを効率的に取り込み、しっかりと深剃りします。

 

Qi(チー)規格に対応のワイヤレス充電パッドに置くだけで、ケーブル接続不要で手軽に充電できます。もちろん付属の充電ケーブルでも充電OK。

 

お風呂やシャワーでのシェービング、そしてシェービングフォームやシェービングジェルを使ったウェットシェービングができます。本体は丸洗い可能。

 

また、スワイプ操作など、スマートフォン同様の先進のテクノロジーを搭載するとともに、鼻毛トリマーも付属しています。ヒゲのみならず、身だしなみケアをいつでもさっと簡単にできるようになりました。本製品は持ち運びに便利なコンパクトサイズとなっており、仕事中や、夕方の外出前、旅先、出張先などで、より手軽に回転式の心地よさを実感できます。

↑鼻毛トリマーが付属。

 

【ラインナップ】

 

フィリップス
回転式シェーバー「フィリップス コンパクトシェーバー 700シリーズ」
発売日;2025年7月上旬から順次発売
オープンプライス

UV除菌機能と吸引力がWでパワーアップ! レイコップのコードレスふとんクリーナー「RS5」

レイコップは、UV除菌機能と吸引力を強化したコードレスUVふとんクリーナーの新モデル「レイコップ RS5」を6月5日に発売しました。従来モデルの強みを引き継ぎつつ、ユーザーのニーズに応える形で細部までブラッシュアップされた印象です。

 

記事のポイント

ふとんだけでなく、ソファやクッション、カーテンなど、家中に使えます。アレルゲンを効果的に削減・除去できる製品として、英国アレルギー協会の認証マークも取得しているため、梅雨時期や花粉シーズンだけでなく、アレルギーや喘息に悩む人、ペットや小さな子どもがいる家庭にとっても通年で心強い存在となるでしょう。

 

進化した「光クリーンメカニズム」で、見えないハウスダストまで徹底除去

「レイコップ RS5」は、独自の「光クリーンメカニズム」のさらなる進化が注目ポイントです。「UV照射」+「たたき」+「吸引」のトリプルアクションで、ふとんに潜むハウスダストやアレルゲンを徹底的に除去します。

 

エントリーモデル(レイコップRenny RJS2-100)と比較して除菌パワーが125%に向上したとのこと。従来のUVランプに代わり、新たに採用したUV-C LEDは寿命も6倍以上と長持ちです。第三者機関の試験では、99.9%のUV除菌・ウイルス除去効果が実証されています。

ふとんの奥に潜むダニのフンや死骸、そして気になるペットの毛や髪の毛を効率的に叩き出す「高速回転たたきブラシ」は、毎分11万5000回というシリーズNo.1のたたき回数を誇ります。さらに、BLDCモーターのパワフルな吸引力(14000Pa)で、たたき出したハウスダストを逃さずキャッチ。これにより、99.9%のダニ除去効果も確認されています。

 

考え抜かれたユーザーフレンドリー設計

「レイコップ RS5」は、パワフルな清掃能力だけでなく、日々の使いやすさにも徹底的にこだわっています。

 

ヘッド部分は90度の範囲で可動し、人間工学に基づいて設計されたハンドルとの組み合わせで、軽い力でスムーズに操作できます。1ストロークで約140cmの範囲をカバーでき、ふとんの隅々まで効率よく掃除できるのがうれしいですね。

吸い取ったハウスダストを確実にキャッチし、清潔な空気だけを排出するために、新型ダストボックスには4重フィルター構造を採用。0.3μmの超微細なホコリも99.9%以上キャッチするマイクロHEPAフィルターを搭載し、排気の清潔さにも配慮しています。

ゴミ捨てがワンタッチでできるダストボックスと、使い捨てフィルター(15枚付属)で衛生的に使えます。ダストボックス部分は丸ごと水洗い可能(HEPAフィルターは除く)、ブラシカバーも工具なしで開閉でき、メンテナンスの手間を軽減しています。

 

コードレスなので、コンセントの位置を気にせず、寝室からリビングのソファまで、家中どこでも手軽に使えます。大容量バッテリーにより、標準モードで約40分、パワーモードでも約20分の連続使用が可能。バッテリー残量はライトで確認でき、充電は便利なUSB Type-C方式です。

本体重量は、従来のコードレスモデル(RS4-100)より160g軽い、シリーズ史上最軽量の1.26kg。自立型デザインなので、使いたいときにサッと取り出せて、収納場所にも困りません。

 

レイコップ
コードレスUVふとんクリーナー 「レイコップ RS5」
価格:2万2800円(税込)

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※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

おうちで玄米から精米できる! 2合タイプの小型精米機「RICELON(ライスロン)」

エムケー精工は、家庭で精米ができる小型精米機「RICELON(ライスロン)」を、全国の家電量販店やECサイトなどで販売しています。カラーはアーバンブラック、ライスホワイト、ワインレッドの3色展開。実売価格は2万2100円(税込)。

「RICELON(ライスロン)」

 

記事のポイント

お米を炊く直前に精米する「おうちで精米」は、ご飯をおいしく食べられるだけでなく、精米具合を細かく調整できたり、玄米の状態で長期保存できたりと様々なメリットも。これからは自宅精米がトレンドになるかも?

 

米価格の急騰により店頭では品薄状態が続き、備蓄米の放出が始まった後も精米作業が追い付かないため玄米で販売する小売店も出てきています。しかし、玄米に馴染みのない方も多く、購入をためらうケースも少なくありません。そこで注目されているのが、「自宅で精米する」という新たな選択肢です。エムケー精工では、小型精米機の売上が前年同月比10倍にまで伸長しているとのこと。

 

【おうち精米3つの魅力】

1.食べたいときに食べたい分だけ新鮮なご飯が楽しめる

最大の魅力は、新鮮でおいしいご飯がいつでも楽しめること。精米したてのお米は、酸化が少なく、味や香りが際立ちます。「おうち精米」なら、必要な分だけ「その都度精米」ができます。毎日のご飯が、より豊かで楽しみな時間になります。

 

2.気分や用途によって精米度合いを選べる

白米・5分づき・7分づきなど、精米度合いを自分好みに調整できます。分づき米は、食物繊維やビタミン類が豊富な「胚芽」や「ぬか」部分を適度に残して精米したお米のことです。玄米より食べやすいことが特徴。さらに、玄米よりも消化しやすく、無理なく毎日の食事に取り入れることができます。分づきには精米度合によって「3分づき」「5分づき」「7分づき」などがあり、数字が大きいほど白米に近くなります。用途やシーンに合わせて、少量から精米できるのも「おうち精米」の魅力。「分づき米」の食べ比べもおすすめです。

 

3.玄米の状態で保存できる

玄米は白米より酸化しにくく、長期保存(※)に適しています。そのため、まとめ買いをしても風味劣化がゆるやかです。

※冷蔵保存を推奨

 

「RICELON(ライスロン)」は、家庭で手軽に精米が行える2合タイプの小型精米機。2合の精米が約2〜3分で完了し、最大4回(8合)まで連続精米が可能です。

 

凹凸のない精米バスケットと特殊形状の精米羽根の組み合わせにより、お米同士の摩擦を利用した独自のやさしい精米方式を採用し、食味低下の原因となる「割れ米」が極めて少ない精米を実現しています。

 

選べる精米コースは全部で20段階から選択可能。分づき米は2.5分~8分づきまで0.5分づきごとに12段階に細かく設定可能。劣化した白米の鮮度を蘇らせる「リフレッシュコース」や、米とぎの手間を減らせる「無洗米コース」も備えます(リフレッシュコース、無洗米コースは白米専用)。

↑(左から)3分づき・5分づき・7分づき・白米

 

↑精米は全20段階から選択できます。

 

使い方は簡単。精米容器内のお米の量をセンサーで読み取り、米量に応じて最適な精米を行います。計量カップ兼用の精米容器で、お米をすくってそのまま精米できる手軽さです。

 

後片付けも簡単で、お米とぬかはそれぞれの容器に分離されるので、不要なぬかだけ捨てられます。容器は取り外して丸洗い可能。

 

サイズにもこだわっており、キッチンに置いても邪魔にならない2Lペットボトル程度の大きさとなっています。

 

エムケー精工
小型精米機「RICELON(ライスロン)」
発売中
実売価格:2万2100円(税込)

掃除性能で選ぶならコレかも! シャークのコードレススティッククリーナー最上位「Shark PowerClean 360」を発表会でチェック

日本市場のニーズに対応した製品を投入してきたシャークですが、今回は「掃除の性能が高い」というシンプルなポイントで攻めた製品を展開します。

 

シャークニンジャからコードレススティッククリーナーの最上位モデル「Shark PowerClean 360(シャーク パワークリーンサンロクマル)コードレススティッククリーナー」(以下、Shark PowerClean 360)が登場しました。6月18日発売予定で、市場想定価格は9万9000円(税込)です。今回、発表会が開催されたのでその様子とともに製品を紹介していきます。

 

前後左右からゴミを吸い、2.2kg以下で「最も優れた掃除性能」

Shark PowerClean 360は、2.2kg以下のコードレススティッククリーナーの中で最も優れた掃除性能を実現したとうたう製品です。掃除機を「前に押す」「後ろに引く」のに加えて、両サイドからもゴミを吸い取る「360°クリーニング」を可能にしています。

↑Shark PowerClean 360のピュアブラックモデル。

 

360°クリーニングを実現するために、新開発の「360インテリジェントノズル」と3つのセンサーを搭載。ノズルにはブラシロールの後方にフラップが付いており、掃除機を後ろに引くとフラップが動いて空気の流れを作ることでゴミの吸引が可能。これにより、前後に動かしてゴミを取り除けるようになりました。

↑ヘッドのブラシの後方、写真では下にフラップが付いています。掃除機を前に押すとフラップが後ろに倒れ、後ろに引くと前に倒れることで空気の流れを止めたり作ったりしています。

 

また、3つのセンサーは検知したゴミの量に応じて吸引力を自動調整する「iQセンサー」、床のタイプを検知してブラシの回転速度を自動抑制する「フロアセンサー」、壁際を検知して吸引力を最大2倍にする「エッジセンサー」を搭載。これらのセンサーによって、前後はもちろん、壁際に溜まったゴミも取り除けます。

↑センサーとフラップによって効率的な掃除を実現。

 

特に、高い吸引力と、後ろで引いたときにゴミを吸い取ることの両立は難しいそうです。コードレススティッククリーナーの場合、ヘッド後方の密閉性を高めることでゴミを吸い取りやすくすることが多いそうで、シャークニンジャにとって難しい開発のチャレンジになったとしています。

 

静音性と掃除性能が高いブラシロールに、ゴミを見やすくする青色LED

また、ブラシロール自体も新たに開発しました。従来製品のラバーフラップよりも静音性、ゴミの除去性能、耐久性に優れるケプラー繊維を採用しています。それでいて従来同様、ブラシロールに毛が絡まないテクノロジーも搭載。長い髪の毛やペットの毛も掃除しやすくなっています。

↑左が従来のヘッドで、右がShark PowerClean 360のヘッド。ブラシの素材が違うのが見た目にもわかります。なお、ブラシロールは今回も取り外して水洗いが可能。

 

上位モデルに搭載されることの多いゴミを可視化するLEDは、青色LEDヘッドライトを搭載。フローリングの上にある見えにくいゴミを浮かび上がらせます。

↑青色LEDヘッドライトで照らすと、ヘッドから少し離れたところまでゴミが浮かび上がるのがわかります。

 

充電と本体収納を兼ねた自動ゴミ収集ドックも付属しています。ドックには約30日分のゴミを溜めることが可能。また溜めたゴミは圧縮されるので、捨てるときに空中に飛び散りにくいそうです。さらに、ゴミを溜めるダストカップに目盛りが付いたウインドウを搭載したため、ドック内のゴミを捨てるかどうかが視覚的に判断しやすくなっています。もちろんダストカップ自体の水洗いも可能です。

 

自動ゴミ収集ドックのデザインにも工夫が凝らされており、従来の四角形からひし形にすることでどこからでもコンパクトに見えるようにしているとのこと。

↑ダストカップに目盛りが付き、ひし形になった自動ゴミ収集ドック。

 

このほか、ハンディクリーナーとしての使用、ブラシ付き隙間用ノズルや布団ノズルなどの付属品で家のあらゆるところの掃除が可能です。

↑付属品としてブラシ付き隙間用ノズル、ペットマルチノズル、布団ノズル、ミニモーターヘッドを用意。自動ゴミ収集ドックにドッキングする形で収納できます。

 

カラバリは2色展開で、ピュアブラックはパイプ部分が曲がる「FLEXパイプ」を搭載。一方のライトコッパーはストレートなパイプを搭載しています。重さはピュアブラックが約2.2kg、ライトコッパーが約2kgです。

↑ライトコッパーのShark PowerClean 360。

 

↑ピュアブラックはFLEXパイプなので、かがむことなく家具の下などが掃除しやすいです。

 

運転時間はエコモードで約38分、ゴミの量に応じて自動で吸引力とノズルの回転スピードが調整される iQモード時で約7~38分、ブーストモードで約7分(すべてスティック時)となっています。

 

使ったらしっかりきれいになる掃除機を選ぶなら注目の1台

シャークニンジャはこれまで日本市場に投入してきた製品で、「日本の掃除のお困りごと」を解決してきたといいます。たとえば2023年に登場した「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO」では、「軽い掃除機はゴミを吸わない」というお困りごとに対して、1.5kg以下のコードレススティッククリーナーの中で最も優れた掃除性能を実現したとのこと。

↑シャークニンジャがお困りごとを解決した一例として挙げたShark EVOPOWER SYSTEM NEO。

 

対して、Shark PowerClean 360はお困りごとへの解決策ではなく掃除力の高さ、とにかく最高の掃除性能を備えた掃除機がほしいという、掃除機に求められる基本的かつ最も重視されるニーズに向けて開発したそうです。360°クリーニング、新開発のブラシロール、青色LEDヘッドライトと、製品の特徴を見るだけでも開発の意図がよく伝わってきます。

 

特に後ろに引いての掃除はゴミをちゃんと吸い込んでいて、ヘッドを前後に動かして掃除するような、よくやる動きで床やラグがきれいになるのをデモで実感できました。

 

価格帯で見ても機能で見ても、多くの製品があるため選びがいのあるコードレススティッククリーナーですが、使ったら部屋がしっかりきれいになる掃除機がほしい、といったときに候補にあがりそうな製品といえるでしょう。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

20%小型化したヘッドが顔の凹凸に密着! フィリップスの電動シェーバー最高峰モデル「i9000プレステージ ウルトラ」

フィリップス・ジャパンは、フィリップスブランドの電動シェーバー最高峰モデル「フィリップスi9000プレステージ ウルトラ」と「フィリップスi9000プレステージ」の2モデルを、2025年6月3日(火)15:00から予約開始し、6月11日(水)から順次、Amazonや全国の家電量販店、フィリップス公式ストア 楽天市場店/Yahoo!ショッピング店で発売します。

「フィリップスi9000プレステージ ウルトラ」と「フィリップスi9000プレステージ」

 

記事のポイント

フィリップスの電動シェーバーは肌にやさしい回転式が特徴。ヒゲを根本から立ち上げてしっかり深剃りします。フラッグシップモデルの「フィリップスi9000プレステージ」シリーズは、小型化した新設計のヘッドが顔の凹凸に密着し、滑らかにシェービングが行えます。

 

「フィリップスi9000プレステージ ウルトラ」「フィリップスi9000プレステージ」は、両モデルとも、前モデルから10 %薄く設計された外刃と、ヒゲを根元から引き上げしっかり深剃りをする「スーパーリフト&カットテクノロジー」を搭載し、さらに優しい深剃りが可能になりました。前モデルから20%小型化した新設計ヘッドにより、顔の凹凸により密着し、剃り残しを減少。これまで以上に滑らかで快適なシェービングを提供します。

 

「フィリップスi9000プレステージ ウルトラ」は、フィリップスシェーバー史上初となるUV充電ケースが新登場(XP9405/49、XP9404/49のみ)。薄くなった外刃と、「スーパーリフト&カットテクノロジー」により、やさしく、しっかり深剃り。1枚目のリフト刃がヒゲを引き上げ、2枚目のカット刃が深剃りカット。毎分16万5000回カットする72枚の回転刃は色々な方向に生えているヒゲを効率的に取り込み、しっかり深剃りします。

 

また、個々のニーズに合わせて調整できる5種類のシェービングモード(通常、インテンス、フォーム、センシティブ、カスタム)を搭載し、よりパーソナライズされたプレミアムなシェービング体験を実現します。

 

さらに、シェーバーに搭載された過圧防止センサーが肌への圧力を、またシェービング動作検知センサーがシェーバーの動きをそれぞれ感知し、光のガイドでリアルタイムに色を変化させ知らせるので、すぐに最適なシェービングへと調整が可能です。

 

【ラインナップ】

 

「フィリップスi9000プレステージ」は、過圧防止センサーとシェービング動作検知センサー(アプリ連動)を備え、最適な圧力と動作をリアルタイムでガイド。肌へのやさしさと深剃りを両立した、快適でスマートなシェービングを行えます。

 

【ラインナップ】

 

フィリップス
「フィリップスi9000プレステージ ウルトラ」「フィリップスi9000プレステージ」
2025年6月11日より順次発売
オープンプライス

忙しい朝にすぐ使える、パワフル衣類スチーマー! 東芝の「La・Coo S(ラクーエス)」新モデル

アイロンがけ、正直ちょっと面倒ですよね。特に忙しい朝はサッとシワを伸ばしたい……。そんなニーズに応えるのが、東芝ライフスタイルが6月上旬に発売する「TAS-X80」。4wayコードレス衣類スチーマー「La・Coo S(ラクーエス)」シリーズのフラッグシップモデルです。

記事のポイント

「La・Coo S TAS-X80」は、従来のコードレス・コード付き4wayの利便性に加え、「360°スチーム」「軽量化」「倍増ショット」「立ち上がり時間短縮」と、まさに“かゆいところに手が届く”進化を遂げたモデルと言えそうです。

 

 360°全方位スチーム&軽量化でストレスフリー

 

まず注目したいのが、スチーム機能の進化。従来モデルもコードレス・コード付きの4way(スチーマー/アイロン)で便利でしたが、新モデルでは、360°どの向きに傾けても安定してスチームを噴射できるようになりました(※1)。ハンガーにかけた衣類に使う際、本体の角度を気にせず、袖口や裾など、どんな角度からでもラクにスチームを当てられます。

※1 ハンガーなどにかけた衣類に平行に向けた場合

 

さらに、本体質量が約650gまで軽量化されたのも見逃せません。衣類スチーマーは手に持って使うものだけに、軽さは正義。腕への負担が減るので、枚数が多い時や、厚手の衣類をケアする時にも疲れにくくなりそうです。

 

ガンコなシワに最終兵器? 新搭載「倍増ショット」が頼もしい

そして、今回の目玉機能と言えるのが「倍増ショット」です。これは、ボタン一つで通常スチームの3倍以上(!)のパワフルなスチームを瞬間的に噴射できる機能(※2)。

※2 温度設定「中」/「高」でショットのスチーム量(1秒:約0.75g/0.95g)とコード付きの通常スチームのスチーム量(1秒:約0.19g/0.24g)との比較

 

「ここだけシワが目立つ……」「ジャケットの肩周りやパンツの折り目など、しっかりスチームを当てたい!」。そんな場面で活躍してくれるはず。ワイシャツの頑固なシワや、スチームが当たりにくい衣類の端の部分などにピンポイントで使えば、効率よくシワを伸ばせそうですね。時短にも繋がりそうです。

 

立ち上がり時間短縮&清潔機能も充実

コードレス/コード付きのどちらで使っているかを本体が判別するようになり、コード付き時の立ち上がり時間が最短26秒ほどに短縮されました。忙しい朝、「すぐに使いたい!」という時に、このスピード感はありがたいですね。

 

もちろん、従来モデルで好評だった「除菌(注1)」「脱臭(注2)」「アレル物質低減(注3)」の効果も健在です。

(注1)99%の除菌効果(試験機関:(一財)日本食品分析センター)
(注2)生乾き臭、ペット臭、加齢臭、タバコ臭、汗臭、飲食臭、防虫剤臭において1.0以上の臭気抑制効果を確認(試験機関:株式会社NSS)
(注3)花粉アレル物質を99%以上、ダニ由来アレル物質を97%以上(約1秒処理時)/99%以上(約10秒処理時)不活化(試験機関:(一財)日本食品分析センター)

 

用途に合わせて選べるラインナップも同時発売

今回発表されたのはフラッグシップモデル「TAS-X80」だけではありません。「コードレスは必須だけど、温度調節はシンプルでいい」「アイロン機能はあまり使わないから、コード付きで手軽なものを」といった、それぞれのニーズに合わせて選べるラインナップが用意されています。

 

TAS-MX8

TAS-X80と同じく4wayタイプ(コードレス/コード付き × スチーマー/アイロン)で、「倍増ショット」も搭載。温度調節が中温のみのエントリーモデル。

 

TAS-MV8

コード付きタイプの衣類スチーマー。「倍増ショット」搭載で、温度調節は中温のみ。

 

東芝
TAS-X80
参考小売価格:1万7380円(税込)

TAS-MX8
参考小売価格:1万970円(税込)

TAS-MV8
参考小売価格:8780円(税込)

お店レベルのピザを自宅で! 最高400℃で高温調理できる、クイジナート「ピザオーブン」

お店で食べるような、外はカリッと、中はふっくらとしたピザを家庭で手軽に楽しめる一台が登場します。キッチン家電ブランド「Cuisinart(クイジナート)」を展開するコンエアージャパンは、最高温度400℃で本格的なピザを焼き上げる「ピザオーブン (CPZ-120SJ)」を6月上旬に発売します。

記事のポイント

これまで本格的な石窯を住まいに導入しようとすると、スペースの問題や取り扱いの難しさといったハードルがありました。このピザオーブンなら、それらの悩みを一挙に解消してくれますね。高性能ながら、操作がシンプルな点も魅力です。付属のアクセサリーも充実しているので、自宅でピザだけでなく、本格的なオーブン料理を楽しみたいと考える人にオススメです。

家庭用でありながら、最高400℃という高温調理が可能です。ピザをわずか3~4分という短時間で一気に焼き上げられるとのこと。

 

これにより生地や具材の水分を過度に飛ばすことなく、理想的な食感を実現。ピザの耳の部分である「コルニチョーネ」も美しく膨らみ、見た目にも本格的な仕上がりが期待できます。

 

この高温を実現しているのが、室内用に独自設計された断熱システムです。本体内側に搭載した断熱材と、背面のファンが効率的に熱をコントロールすることで、庫内の温度を高温に保ちつつ、周囲への過度な熱影響を抑える設計となっています。

 

初心者でも安心! シンプル操作で多彩なメニューに対応

高性能ながら、操作がシンプルな点も魅力です。調理前に調理温度ダイヤルで180℃から400℃までの温度を設定し、庫内と付属のピザストーンを約30分予熱。あとはタイマーを使って好みの焼き時間に設定するだけ。薪窯やガスオーブンのように、調理中に火加減を常に見守る必要がありません。

 

この幅広い温度設定は、ピザ以外の調理にも応用可能です。付属のレシピブックには、ナポリピザやアメリカンピザといった定番ピザに加え、タンドリーチキンや海鮮バーベキュー、グラタンなど、高温を活かしたオーブン料理のレシピも掲載されており、日々の食卓からホームパーティーまで、料理のレパートリーを広げてくれます。

 

また、最大30cmのピザが焼けるピザストーンのほか、オーブン調理に最適なグリルパン、そしてアカシア材の持ち手がおしゃれなピザピールが付属。友人や家族が集まるパーティーシーンでは、これらの付属品を活かした大皿料理なども振る舞うことができ、テーブルが一層賑やかになるでしょう。

 

クイジナート
ピザオーブン「CPZ-120SJ」
価格: 直販価格:5万2800円(税込)

おうちでお手軽トリミング! ペット専用設計のセラミック刃を採用したコードレスバリカン

テスコム電機は、ペット専用設計のセラミック刃を採用した「ペット用コードレスバリカン PET-CLB01BK」を、2025年6月上旬より発売します。直販価格は4980円(税込)。

「ペット用コードレスバリカン PET-CLB01BK」

 

記事のポイント

トリミングでワンちゃん・ネコちゃんの抜け毛やムダ毛を除去することで通気性が良くなり、衛生的で快適に過ごせます。長すぎる毛はフローリングで滑ることもあり、けがの原因にもなるため、定期的なトリミングが大切です。

 

本製品は、自宅で手軽にペットのトリミングが行えるペット専用コードレスバリカンです。ペット専用に設計された、切れ味の良いセラミック刃を採用。太い毛や密集した毛でも引っ掛かりを抑え、ストレスなくスムーズにカットできます。刃の長さは手元のスライドボタンで4段階に切り替え可能で、足裏など短くカットしたい場所でお好みの毛の長さに調節できます。

↑刃の長さを調整可能。

 

部位やスタイルに合わせて付け替えられる4つのアタッチメント付き。3mm/6mm/9mm/12mmから選べて、毛の長さを整えられます。

 

刃を動かすモーターの回転スピードを切り替えて、切れ味や動作音を調節可能です。5000~7000回転/分のパワーを5段階で設定でき、毛の硬さや量、振動音などに合わせて調節できます。動作音は約60dBとひかえめで、ワンちゃん・ネコちゃんもストレスを感じにくい音量です。

↑LEDディスプレイで、設定したモーターの回転スピードや電池残量、ロックの状態などをひと目で確認できます。

 

カットが終わったら、刃先を取り外して水洗いOK。衛生的に使えます。バリカンのお手入れに必要な小型ブラシも付属しています。

↑お手入れ用の小型ブラシが付属。

 

USB充電のコードレス式なので、場所を選ばず使えます。1回30分の連続使用が可能。1回の充電で最大180分間使うことができ、全身の気になるところをしっかりお手入れできます。

※一般的にバリカンは長時間連続使用すると上下の刃に摩擦熱が生じて刃が熱くなります。ワンちゃん・ネコちゃんの安全のために1回の使用は30分までとし、刃が熱くなったら一旦停止して冷ましてからお使いください。

↑USB充電式なのでコードレスで使えます。

 

モーターとバッテリーを守るオートオフ機能を搭載。毛詰まりやオイル切れなどでモーターに負荷がかかった場合や、センサーがバッテリーの温度異常を感知すると、運転を自動で停止します。

 

テスコム
「ペット用コードレスバリカン PET-CLB01BK」
2025年6月上旬発売
直販価格:4980円(税込)

市販の冷凍フライを「おまかせ」でおいしくヘルシーに!パナソニックのスチームオーブンレンジ「ビストロ」新モデル

パナソニックは、スチームオーブンレンジ「ビストロ」シリーズの最新モデル「NE-UBS10D」を6月に発売。「おまかせ熱風フライ」機能によって、これまで手間のかかっていた揚げ物調理、特に市販の冷凍フライの調理を劇的に簡単に、そしてヘルシーにしてくれる一台です。

 

記事のポイント

「NE-UBS10D」は、進化した「ワンボウル調理」と合わせ、冷凍食品を賢く活用しながら、日々の食卓を豊かにしたいと考えている家庭にとって、力強い味方となりそうです。

 

市販の冷凍フライも、油を塗って並べるだけでOK

新搭載の「おまかせ熱風フライ」機能に注目です。これまでのオーブンレンジでもノンフライ調理機能はありましたが、NE-UBS10Dでは市販の「未加熱」冷凍フライ(コロッケ、メンチカツ、魚のフライなど※クリームコロッケは除く)に対応したのが大きな進化点。

 

使い方は簡単。ヒートグリル皿に少量の油を塗り(またはスプレーし)、冷凍フライを並べます。あとはスマートフォンアプリ「キッチンポケット」で食品を撮影し、画面の指示に従って食品の種類や状態を選択するだけ。すると、「大火力極め焼きヒーター」「コンベクションオーブン」「ヒートグリル皿」という、3つの熱源を最適に制御するプログラムにより、ビストロが自動で加熱してくれます。

この機能のすごいところは、面倒な温度設定や時間設定が不要な「おまかせ」調理である点。さらに、鍋で揚げる場合に比べて使用する油の量が格段に少なく済みます。パナソニックの検証によると、冷凍あじフライの場合、鍋での調理と比較して油の量を約27%カットできたとのこと。ヘルシー志向の人には特に朗報でしょう。調理後の洗い物がグリル皿だけで済むのも、嬉しいポイントです。

 

「ワンボウル調理」がさらに進化、冷凍食材もおまかせ

もちろん、ビストロの得意技である「ワンボウル調理」も健在です。耐熱ガラス製ボウルに食材を入れてボタンを押すだけで一品が完成するこの機能は、パスタや煮物、中華などで好評ですが、NE-UBS10Dでは新たに「スープ」メニューが追加されました。豚汁やコンソメスープなども手軽に作れるようになります。

 

ビストロの強みである「高精細・64眼スピードセンサー」が食材の温度や分量を瞬時に検知し、冷凍・冷蔵・常温の食材が混在していても、自動で火加減を調整してくれるため、下準備の手間も最小限で済みます。これなら、冷凍ストックを活用した「あと一品」も気軽に作れそうです。

 

毎日の調理をサポートする新サービスや延長保証も

ユーザーサポートも充実。LINEで気軽に献立相談や調理中の疑問を質問できるAIチャットサービス「Bistroアシスタント」が提供されています。また、対象機種を購入し、CLUB Panasonicで製品登録などを行うと、通常のメーカー保証1年に加えて2年間の延長保証が無料で適用され、計3年間安心して使えるようになります。

 

パナソニック
スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10D
オンラインストア価格:15万8400円 (税込)

梅雨のジメジメを快適に! 小さいから家中あちこちで使える「どこでもコンパクト除湿機」

サンコーは、家中持ち運んで使える『コンプレッサー式「どこでもコンパクト除湿機」』を2025年6月2日に発売しました。実売価格は1万7800円(税込)。

『コンプレッサー式「どこでもコンパクト除湿機」』

 

記事のポイント

コンプレッサー式の除湿器は空気を冷やして除湿するため温度が上がりにくく、電気代も安いのが特徴。こちらの除湿器はコンパクトサイズなので、部屋干ししたいときや浴室を乾燥させたいときなど、家中あちこちで活躍してくれます。

 

本製品は、A4サイズに収まる超コンパクトなコンプレッサー式除湿機です。設置面積を最小限に抑え、サンルームや寝室・脱衣所・浴室など狭い場所にも置きやすく、家中持ち運んで使えます。

 

コンパクトながら、1日最大約7Lの除湿能力。コンプレッサー式を採用しているため、消費電力が少なく電気代を節約できるのも大きな魅力。さらに、室温が上がりにくい構造なので、蒸し暑い季節でも快適に使えます。モードは衣類乾燥・スリープ・通常除湿の3種類搭載。

 

タンクは約2Lの大容量。排水ホースを使用すれば連続運転も可能で、面倒な排水作業の手間を軽減できます。

 

本体には持ち運びに便利な取っ手と360°回転キャスターがついており、設置場所の移動もラクラク。タンクやフィルターは取り外して丸洗いができるため、日々のお手入れも簡単です。本体サイズは幅255×奥行220×高さ460mm。

 

 

サンコー
『コンプレッサー式「どこでもコンパクト除湿機」』
2025年6月2日発売
実売価格:1万7800円(税込)

コードレスで最大24時間使える扇風機!パワフルかつ静音、シャークニンジャ「FlexBreeze」シリーズ新製品

シャークニンジャは、コードレス扇風機の新ラインナップとして「Shark FlexBreeze Pro Mist(シャーク フレックスブリーズ プロ ミスト)コードレスサーキュレーターファン」と「Shark FlexBreeze HydroGo(シャーク フレックスブリーズ ハイドロゴー)コードレスサーキュレーターファン」の2製品を発表しました。5月30日発売の第一弾「Shark FlexBreeze」に続く形で、より多様なニーズに応えるモデルが7月1日から順次販売されます。

 

記事のポイント

屋内外問わず使えるコードレスの利便性はそのままに、Pro Mistモデルでは屋外での使用に最適な高品質ミスト機能を、HydroGoモデルではコンパクトさと手軽なドライミスト機能を搭載。暑い夏をよりアクティブに、そして快適に過ごすための新たな選択肢となりそうです。

 

FlexBreezeシリーズ共通の魅力:コードレスでパワフル、そして静か

FlexBreezeシリーズに共通するのは、基本性能の高さ。コードレスでありながら最大20m先まで風を届けるパワフルな送風力(※ブーストモード時)は、庭でのガーデニングやバーベキュー、キャンプ、子供のスポーツ観戦といった屋外シーンはもちろん、エアコンの冷気を効率よく循環させたい屋内でも活躍します。

 

Shark独自の「リフトアウェイ技術」も健在。ワンタッチでスタンドから扇風機本体を取り外せば、卓上ファンとして使ったり、低い位置から送風させたりと自由自在です。BLDCモーター搭載による静音設計により眠りを妨げにくく、生活のあらゆる場面で使いやすいでしょう。

 

さらに、最大24時間(※Pro Mist、風量1、首振りなし、ミストなしの場合)という長時間バッテリー、IPX5の防水性能、耐UV仕様といったタフさも備え、まさに場所を選ばない一台と言えます。夏だけでなく、サーキュレーターとして通年で使えるのも嬉しいポイントです。

 

屋外での快適さを追求するなら「Shark FlexBreeze Pro Mist」

 

「Shark FlexBreeze Pro Mist」は、特に屋外での快適性を高めるミスト機能が充実しています。付属の4.5L大容量タンクから水を供給し、細かなミストを風と共に送り出すことで、気化熱により周囲の温度を最大6.7℃低下させる効果が期待できます(※タンクに氷を入れ、扇風機から2.7m離れた環境での試験結果)。

 

ミストモードは「連続強」「連続弱」「断続弱」の3種類から選択可能。天候や状況に合わせて最適な涼しさを得られます。ミストは最大3m先まで届き、夏の屋外イベントやテラスでのリラックスタイムを格段に快適にしてくれそうです。ミスト駆動時間は連続強モードで約60分、断続弱モードなら約120分と、実用的ですね。

 

Shark FlexBreeze Pro Mist コードレスサーキュレーターファン
価格:3万4980円(税込)

 

手軽さと多用途性を両立した「Shark FlexBreeze HydroGo」

 

一方の「Shark FlexBreeze HydroGo」は、よりコンパクトで手軽さを重視したモデル。重さ約2.0kgと持ち運びやすく、タンク一体型デザインが特徴です。

 

こちらのミストは超微細な「ドライミスト」。屋内でも家具などを濡らしにくいのが利点です(※風量1~3の場合)。ミストボタンを押すだけで、最大1時間(※断続ミストモード、1回の給水時)のミスト運転が可能。気化熱効果で最大2℃温度を下げ(※気温30℃、風量3で0.9m離れた環境での試験結果)、お風呂上がりの脱衣所やクーラーのないキッチンなど、家の中のちょっとした暑さ対策にもぴったりです。

 

コードレス運転時間は最大12時間(※風量1、ミストなしの場合)。もちろん、IPX5防水性能と耐UV仕様も備えているため、屋外への持ち出しも安心です。カラーはグレー、ホワイトに加え、公式オンラインストア限定のブルーも用意されています。

 

Shark FlexBreeze HydroGo コードレスサーキュレーターファン
価格:1万9800円(税込)

【業界初】パナソニックがまたすごいシステムを開発! エアコン廃棄時の「フロンガス」処理問題解決につながるか

エアコンは暮らしに欠かせない一方で、廃棄時の「フロンガス」処理には専門的な技術・経験が必要になり、作業者に大きな負担がかかるなど、多くの課題があります。それらの解決に大きく寄与しそうなシステムの開発を、パナソニックが5月29日に発表しました。業界初(※1)となる「エアコン室外機フロン自動回収システム」です。

 

記事のポイント

フロン回収作業は地球環境保護のために非常に重要ですが、実は機種ごとに構造が異なり、専門的な技術や経験が必要で、作業者の負担も大きい現状があります。さらに、2030年度にはエアコンのフロン回収率53.9%以上という目標が掲げられる中、労働人口の減少も懸念され、作業効率の向上が急務に。システムが実用化されれば、様々なメリットをもたらしそうです。

 

同社が長年培ってきた技術を結集し、使用済みエアコンの解体作業を効率化する新システム。これらの仕組みにより、フロンを確実に自動回収するといいます。

 

2D&3Dカメラによる、高い検出精度

メーカーや機種によって千差万別なエアコン室外機。このシステムでは、2Dカメラ(平面)と3Dカメラ(立体)を駆使し、メーカーや機種による仕様の違いも認識し、弁の位置をスピーディーかつ高精度に検出します。

 

独自開発「回収カプラ」でフロンをキャッチ

フロン回収で重要なのが、室外機の弁とフロン回収タンクをいかに確実に接続するか、という点。パナソニックは、入口と出口に弁がひとつずつある二方弁と、入口に一つ、出口に二つの弁がある三方弁、そに対応できる独自の「回収カプラ」を開発しました。これのおかげで、ロボットによる自動接続が可能になり、フロン漏れのリスクを低減します。

 

ガス漏れ検知機能で、「万が一」も見逃さない

フロンを安全に回収するため、製造過程でフロンを充填する際のノウハウや知見も活かされています。ガス漏れの有無を検知する機能を搭載し、回収経路が完全に密閉されていることを確認してからフロンを回収するという徹底ぶり。作業の安全性向上にも大きく貢献しそうです。

 

さらに実運用では、1台がフロンを回収している間に、別の室外機の画像認識を行うなど、最大3台同時にフロン回収できるシステムの構想もあり、連続高速処理による全体的な作業効率の大幅な向上が期待されています。

 

深刻化するフロン回収問題…その解決の鍵となるか

パナソニックグループは、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げ、CO₂排出量削減や循環経済の実現に向けた取り組みに注力しています。今回の新システム開発も、その重要な一環です。

 

家庭用エアコンは家電リサイクル法の対象製品であり、フロンの回収と適正処理が義務付けられています。しかし前述の通り、多種多様な機種から安全かつ確実にフロンを回収するのは容易ではありませんでした。

 

同社は今回発明したシステムの実用化を目指し、「安定的かつ継続的な家電リサイクルを通じて、より良いくらしと持続可能な地球環境の両立に貢献していく」と発表資料で述べています。

 

まだ開発段階であり、具体的な導入時期やコストについては今後の発表を待つ必要があります。家電の未来、そして地球の未来を考える上で、注目すべき取り組みと言えそうです。

 

※1 国内の家電製品リサイクルにおいて。2025年5月29日現在、パナソニック調べ

【電源不要】3500ルーメンの明るさを誇るLED投光器!3WAY設置OK、USB給電もできて防災用品にも

サンワサプライは、バッテリー内蔵でどこでも使用でき、最大3500ルーメンの明るさを誇るLED投光器「800-LED092BK」を5月28日に発売しました。付属の三脚での設置に加え、据え置きやフック掛けにも対応し、さらにスマートフォンなどへのUSB給電機能も備えた多機能モデルです。

 

記事のポイント

十分な明るさに加え、電源不要のバッテリー駆動、多彩な設置方法、そしてモバイルバッテリー機能まで備えた、非常に実用性の高い製品と言えるでしょう。DIY、アウトドアレジャー、さらには防災用品としても、一台あれば様々なシーンで活躍してくれるはずです。

 

暗所を力強く照らし出す、3500ルーメンの明るさ

「800-LED092BK」は、羽根灯と中央灯を組み合わせることで最大3500ルーメンという明るさを実現。夜間の作業はもちろん、広範囲を均一に照らし出したいアウトドアシーンや、万が一の災害時にも心強い存在となってくれそうです。LEDならではの瞬時点灯と、対象物の色を自然に再現する高演色性も備えており、手元での細かな作業もストレスなく行えるでしょう。

 

電源不要で最大9時間!タフなバッテリー性能

本製品はリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、電源の取れない場所でも活躍します。満充電からの連続使用時間は、明るさの設定にもよりますが最大で約9時間と、長時間の作業や一晩中の照明としても十分に対応可能です。

 

充電はUSB経由で行えるため、モバイルバッテリーや車のシガーソケットなどからも手軽に充電できるのは嬉しいポイント。キャンプや釣りといったレジャーから、電源確保が難しい建設現場、停電時の備えまで、幅広いシチュエーションでその真価を発揮します。

 

設置場所を選ばない3WAYスタイルと、細やかな調整機能

利用シーンに合わせて最適な照射方法を選べるのも「800-LED092BK」の魅力です。まず、付属の三脚を使用すれば、高い位置から広範囲を照らせます。足場の悪い場所や、少し離れた場所を照らしたい場合に便利です。

 

三脚を使わずに本体を直接地面に置く「据え置き」スタイルや、ハンドル部分を利用してテントのフレームや柱などに引っ掛ける「フック掛け」スタイルにも対応。これにより、作業スペースの確保や、吊り下げての照明など、より自由な設置ができます。

 

さらに、明るさは10段階で細かく調整可能。作業内容や周囲の明るさに応じて最適な光量を選べるため、無駄なバッテリー消費を抑えることにも繋がります。照射モードも3種類(中央灯のみ、羽根灯のみ、全灯)から選択でき、ピンポイントで照らしたい場合や、広範囲を優しく照らしたい場合など、状況に応じて使い分けられます。

 

いざという時の備えにも。便利なUSB給電機能

特筆すべきは、本体にUSB出力ポート(Type-A)を備えている点でしょう。これにより、スマートフォンやその他のUSB充電対応機器にも給電できるようになります。アウトドア活動中にスマートフォンのバッテリーが少なくなった場合や、災害による停電でモバイルバッテリーが手元にないといった緊急時にも、照明としての役割を果たしながら、情報収集や連絡手段の確保をサポートしてくれます。

 

サンワサプライ
LED投光器 800-LED092BK
価格: 1万4800円(税込)

 

※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

【電源不要】3500ルーメンの明るさを誇るLED投光器!3WAY設置OK、USB給電もできて防災用品にも

サンワサプライは、バッテリー内蔵でどこでも使用でき、最大3500ルーメンの明るさを誇るLED投光器「800-LED092BK」を5月28日に発売しました。付属の三脚での設置に加え、据え置きやフック掛けにも対応し、さらにスマートフォンなどへのUSB給電機能も備えた多機能モデルです。

 

記事のポイント

十分な明るさに加え、電源不要のバッテリー駆動、多彩な設置方法、そしてモバイルバッテリー機能まで備えた、非常に実用性の高い製品と言えるでしょう。DIY、アウトドアレジャー、さらには防災用品としても、一台あれば様々なシーンで活躍してくれるはずです。

 

暗所を力強く照らし出す、3500ルーメンの明るさ

「800-LED092BK」は、羽根灯と中央灯を組み合わせることで最大3500ルーメンという明るさを実現。夜間の作業はもちろん、広範囲を均一に照らし出したいアウトドアシーンや、万が一の災害時にも心強い存在となってくれそうです。LEDならではの瞬時点灯と、対象物の色を自然に再現する高演色性も備えており、手元での細かな作業もストレスなく行えるでしょう。

 

電源不要で最大9時間!タフなバッテリー性能

本製品はリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、電源の取れない場所でも活躍します。満充電からの連続使用時間は、明るさの設定にもよりますが最大で約9時間と、長時間の作業や一晩中の照明としても十分に対応可能です。

 

充電はUSB経由で行えるため、モバイルバッテリーや車のシガーソケットなどからも手軽に充電できるのは嬉しいポイント。キャンプや釣りといったレジャーから、電源確保が難しい建設現場、停電時の備えまで、幅広いシチュエーションでその真価を発揮します。

 

設置場所を選ばない3WAYスタイルと、細やかな調整機能

利用シーンに合わせて最適な照射方法を選べるのも「800-LED092BK」の魅力です。まず、付属の三脚を使用すれば、高い位置から広範囲を照らせます。足場の悪い場所や、少し離れた場所を照らしたい場合に便利です。

 

三脚を使わずに本体を直接地面に置く「据え置き」スタイルや、ハンドル部分を利用してテントのフレームや柱などに引っ掛ける「フック掛け」スタイルにも対応。これにより、作業スペースの確保や、吊り下げての照明など、より自由な設置ができます。

 

さらに、明るさは10段階で細かく調整可能。作業内容や周囲の明るさに応じて最適な光量を選べるため、無駄なバッテリー消費を抑えることにも繋がります。照射モードも3種類(中央灯のみ、羽根灯のみ、全灯)から選択でき、ピンポイントで照らしたい場合や、広範囲を優しく照らしたい場合など、状況に応じて使い分けられます。

 

いざという時の備えにも。便利なUSB給電機能

特筆すべきは、本体にUSB出力ポート(Type-A)を備えている点でしょう。これにより、スマートフォンやその他のUSB充電対応機器にも給電できるようになります。アウトドア活動中にスマートフォンのバッテリーが少なくなった場合や、災害による停電でモバイルバッテリーが手元にないといった緊急時にも、照明としての役割を果たしながら、情報収集や連絡手段の確保をサポートしてくれます。

 

サンワサプライ
LED投光器 800-LED092BK
価格: 1万4800円(税込)

 

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※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

品切れになるほど好評だった昨年モデルが進化! ニトリ「コードレス扇風機」の持ち運びとお手入れがラクに

近年の酷暑傾向と省エネ志向の高まりを受け、エアコンとの併用で活躍する扇風機。中でも場所を選ばず使え、収納にも困らないコードレスタイプは人気を集めています。ニトリが販売している「DCタイプコードレスコンパクト収納扇風機」は、持ち運びのラクさにこだわる人にぴったりかもしれません。品切れになるほど好評だった昨年のモデルを、より便利にリニューアルした製品です。

 

記事のポイント

厳しい暑さが予想される今年の夏。「DCタイプ 折りたためるコードレス扇風機」は、家の中での快適な空間づくりはもちろん、アウトドアシーンでも活躍が期待できる一台となりそうです。「使わない間の収納場所問題」についても、配慮が行き届いています。

 

「持ち手」搭載で、持ち運びが格段にスムーズに!

今回のリニューアルにおける大きな変更点の一つが、本体裏面に持ち手となる窪みが設けられたこと。「コードレスの利便性を活かして、家じゅう様々な場所で使いたいけれど、移動が少し大変」といったユーザーの声に対応した形です。この持ち手があることで、リビングからキッチンへ、あるいは寝室から脱衣所へと、片手でも比較的安定して持ち運べるようになりました。アウトドアなど電源のない場所へ持ち出す際にも、この改良は嬉しいポイントでしょう。

前ガードと羽根の取り外しに対応

扇風機を長く快適に使う上で欠かせないのが、定期的なお手入れ。特に羽根やガードに付着したホコリは、そのまま使うと室内に拡散してしまう可能性もあります。

 

新モデルでは、前ガードと羽根が取り外し可能になった(※)ことで、細部に溜まったホコリも掃除しやすくなり、より衛生的に使えるようになりました。シーズンオフの収納前にしっかりと清掃しておけば、翌年も気持ちよく使い始められそうですね。

※前ガードの取り外しにはプラスドライバーが必要です。

 

従来モデルからの魅力も継承! ニトリならではの多機能性と利便性

昨年モデルで好評だった基本性能や利便性は、しっかりと受け継がれています。

 

1. コードレス&コンパクト収納

使う場所を選ばないコードレス式であることに加え、折りたたむと高さ約17cmと非常にコンパクトになる点は大きな魅力です。使用時の高さは3段階(最大約80cm)から調節可能。専用リモコンは本体中央部にマグネットで取り付けられ、ACアダプターまで一式を収納できる専用ケースも付属するため、オフシーズンの収納場所にも困らないですね。

 

2. 高効率DCモーター搭載で省エネ&長時間駆動

心臓部には高効率なDCモーターを採用。1時間あたりの電気代は約0.8円(※)、満充電にかかる電気代も約4.5円(※)と経済的です。さらに、風量「1」(首振り運転無し)の場合、最大約18時間という長時間の連続使用が可能。就寝時にもバッテリー残量を気にせず使えます。

※電力料金目安単価31円/kWhで計算。使用環境・使用状態により異なります。

 

3. 多彩な運転モードと使いやすい機能

風量は12段階と細かく調整できるほか、左右約60度の自動首振り機能、ON/OFFタイマー(それぞれ最大12時間)も搭載。また、折りたたんだ状態で真上に風を送れば、部屋干しに役立つサーキュレーターとしても活用できます。おやすみ運転や室温に応じて風量を自動調整するAUTOモードも備えており、シーンに合わせた快適な風を提供します。

↑本体カラーは、清潔感のあるホワイトと、シックなブラックの2色を用意。お部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。

 

ニトリ
DCタイプ 折りたためるコードレス扇風機 (25cm FD03NG)
価格:1万4900円(税込)

出張が多い男性や、父の日ギフトにぴったり!持ち運びラクラクでお手入れもしやすい「ミニシェーバー」

「ちょうどいい」をコンセプトに、使う人の暮らしに調和するデザイン家電を生み出し続けるブランド「±0(プラスマイナスゼロ)」から、コンパクトなサイズ感と、携帯時の利便性を追求した「ミニシェーバー」が、5月22日に発売されました。

 

記事のポイント

携帯性とデザイン性、そして実用性のバランスが取れた製品です。自分用としてはもちろん、大切な人へのギフトとしても最適です。特に父の日など、何を贈るか悩むシーンでも、これならきっと喜ばれるのではないでしょうか。4950円(税込)という価格も、プレゼントとして選びやすい設定と言えそうです。

 

手のひらサイズに凝縮された機能美

外形寸法は約H63×W51×D27mm、質量も約118gと、まさに手のひらに収まるコンパクトさ。ジャケットのポケットやバッグの隅にもすっきりと収納でき、持ち運び時にストレスを感じずに済みそうです。

カラーバリエーションは、どんなシーンにも馴染むホワイトとブラックの2色展開。本体と同色の専用ケースが付属するのも嬉しいポイント。統一感のあるデザインで、ガジェットとしての魅力も高めています。

 

旅先での使い勝手を徹底追求

「ミニシェーバー」は、ただ小さいだけではありません。旅行や出張といった、移動が多いシーンでの使い勝手が細部に至るまで考慮されています。

 

例えば、カバンの中で誤って電源が入ってしまうのを防ぐ「ロック機能」。些細なことかもしれませんが、いざという時にバッテリー切れ、という事態を避けられるのはありがたいですね。

 

電源はリチウムイオンバッテリーを搭載した充電式で、充電端子には汎用性の高いUSB Type-Cを採用。約90分のフル充電で、目安として約5日間使用可能とのことなので、短期の出張や旅行であれば、充電ケーブルを持たずに出かけられそうです。

 

頼れる防水性能とお手入れのしやすさ

シェーバーで気になるのは、やはり清潔さ。この「ミニシェーバー」はIPX7の防水性能を備えており、本体の汚れやヒゲくずが気になった際は水ですすぎ洗いできます。旅先でも手軽にお手入れできるのは、衛生面を気にするユーザーにとっては大きなメリットと言えるでしょう。お手入れブラシも付属しています。

プラマイゼロ
 ±0 ミニシェーバー
価格: 4950円(税込)

夏場のあの悩みを解決! 生ゴミを冷却して嫌なニオイを抑える「ヒエポイ」

サンコーは、生ゴミを冷却してニオイを抑える『生ゴミ臭を許さない冷蔵ゴミ箱「ヒエポイ」』を2025年5月26日に発売しました。実売価格は9980円(税込)。

『生ゴミ臭を許さない冷蔵ゴミ箱「ヒエポイ」』

 

記事のポイント

調理の際に出る生ゴミは、ゴミ箱に捨ててもニオイが気になります。この「ヒエポイ」は生ゴミを冷却してニオイを防ぐので、燃えるゴミの日まで時間があいても大丈夫。気になる電気代も1時間あたり約1.3円と省エネ設計なので、安心して使えます。

 

本製品は、生ゴミを冷却&密閉することで、イヤな臭いの発生を防ぐ冷蔵ゴミ箱です。-1.5℃で生ゴミを冷却し、雑菌の繁殖や腐敗臭を抑制し、さらにパッキン付きのふたでしっかり密閉します。

 

冷却方法は小型冷蔵庫などにも使われている、静音性・コンパクト性の高いペルチェ式を採用。使い方は簡単、電源ボタンひとつ押すだけの、シンプル操作です。

 

内部には袋が掛けられる「うちバケツ」付きで、ふたと共に丸洗い可能。清潔に使えます。

↑袋が掛けられる「うちバケツ」付き。

 

↑うちバケツは丸洗い可能。

 

気になる消費電力は約43Wで、電気代は1時間あたり約1.3円と省エネ設計。

※1kwhあたり31円で計算

 

本体サイズは幅235×奥行235×高さ280(mm)で、シンク横にも置けるサイズ感です。

 

サンコー
『生ゴミ臭を許さない冷蔵ゴミ箱「ヒエポイ」』
2025年5月26日発売
実売価格:9980円(税込)

【現地取材】サムスンが実現した未来の家「ex-Home」に行ったら料理の自動調理も睡眠改善もスマホとAIで便利過ぎた

日本でスマホブランドとしての地位を確立しているサムスンですが、地元韓国はもちろん世界では、家電ブランドとしても知られています。しかも、さまざまなスマートデバイスを接続して管理できる「SmartThings」を使ったスマートホームも実現。一歩進んだ家電ライフを提供しています。

 

筆者は先日、サムスンの本拠地である韓国・水原(スオン)へ渡って取材。この記事では、サムスンが提案するスマートホームを体感するために、サムスンの本社ビルや関連施設が集まった「デジタルシティ」内にあるモデルハウス「ex-Home(イーエックスホーム)」を見学した際の様子をレポートしていきます。

 

SmartThingsとAIによる便利な生活を体験できるex-Home

ex-Homeは2023年3月にオープンした3階建てのモデルハウスです。サムスンの製品が10種、SmartThings対応製品が8種、通信規格の異なるスマートデバイスと接続してSmartThingsで管理できるようになる「Samsung SmartThings Hub」7種が設置されています。

↑ex-Homeの外観。367平方メートルの3階建て住宅です。

 

SmartThingsは、サムスンが提供するスマートホームのプラットフォーム。サムスンの製品はもちろん、ほかのメーカーのスマート家電でもSmartThingsに対応していればスマホアプリで管理できます。このとき、同じWi-FiにSmartThings対応の家電が接続されているのであれば管理に問題はありません。ですが、なかにはZigBeeやZ-Waveといった、日本ではなじみのない無線規格を使ったSmartThings対応の製品もあり、そんなときに活躍するのがSamsung SmartThings Hub。異なる無線をつなぐ橋渡しのような役割をしてくれて、ハブを経由させることでアプリでの管理が可能になります。

 

ex-Homeでは、SmartThingsに加えてAIを活用してどれだけ便利な生活ができるのかを体験できます。

 

アプリからリビングの環境を自在にコントロール

始めにデモで紹介されたのはリビング。たとえばエアコンを運転しているときに、SmartThingsのアプリ側で「カーテンを閉めると冷房効果が上がります」とオススメしてくれます。また、家族で映画を楽しむシーンでは、「もっと没入感を高めてはどうですか?」とオススメし、アプリからボタンのタップひとつで照明が暗くなるなど、リビングの環境を変えてくれました。これらのオススメはおそらくAIによるものでしょう。

↑スマホの画面をディスプレイに転送してデモを実施。アプリでは「エアコンが稼働しているときは、カーテンを閉めて日光を遮ると冷房効果が上がる」と提案されています。

 

さらに、テレビとスマホを連携させて、スマホをテレビのリモコン代わりとして使用するデモも披露されました。サブスクリプションの映像サービスをタップひとつで起動したり、2基のスピーカーの出力を切り替えたりといったことが可能。テレビのリモコンが見当たらないときに、スマホで代用するのは便利さを感じられます。

↑右側のディスプレイがスマホ画面。スマホがリモコンになり、各種サブスクリプションサービスのアイコンをタップするとサービスが立ち上がります。

 

↑テレビと接続しているホームシアターシステムの一覧がスマホから確認可能。出力の切り替えや音量の操作もできます。

 

自動で正確な量の水が出る。スタイリッシュで近未来なキッチン

デモの中で特におもしろかったのはキッチンでした。まず目を引いたのはディスプレイ付きの冷蔵庫。韓国や欧米で販売されている、AIが搭載された家電シリーズ「Bespoke AI」の製品です。この冷蔵庫をスマホと連携させ、スマホの画面をディスプレイに表示させてデモを進めていきます。

↑Bespoke AIの冷蔵庫。

 

アプリから市販のミールキットを撮影すると、調理工程などの情報が表示されます。工程を読み進めて下にスクロールしていくと、「クックトップに送信」「浄水器に送信」というボタンが出てきました。ここで浄水器のボタンを押すと、キッチンの浄水器から水が流れてきます。このとき、ミールキットの調理に必要な750mlの水が正確な量で出るそうです。

↑ミールキットのバーコードをアプリのスキャン画面から読み取ります。

 

↑レシピなどの下にオレンジのボタンが出てきました。浄水器アイコンのボタンを押すと……。

 

↑浄水器から水が自動で出てきました。鍋をセットしておかないと大変な目に遭っていたでしょう。

 

次にクックトップに送信すると、詳細な情報がIHクッキングヒーターに表示。同時に表示されたOKボタンを押すと自動調理がスタートします。火加減や加熱時間も自動で調整されるとのこと。

 

スマホのタップから水が流れるところはかなりスムーズで、スタイリッシュさを感じました。計量しながら水を出す手間がないため、実用性も高いです。自動調理は火加減の難しい料理などでは特に便利でしょう。デモはミールキットの場合だったので、ほかの料理をする場合だとどうなるのかが気になりますが、家庭での料理は格段にラクになると想像できます。

 

アプリからは食洗器の稼働も可能。最適な洗浄モードが自動で選ばれるそうです。

 

いまある住宅にBespoke AIの冷蔵庫を取り入れただけで、デモと同じことをできるようにするのはかなり困難でしょう。水道やIHクッキングヒーターにもなんらかのSmartThings対応製品が入っていると想像できるからです。ですが新築やキッチンの改築時に思い切ってまとめてSmartThingsの導入は可能なはず。近未来な調理シーンながら実現可能でもあると考えると魅力的なデモに見えました。

 

AIが起床から睡眠までサポートしてくれる寝室

場所を寝室に移動し、朝起きたときのシーンをデモで見せてもらいました。起床時間になるとAIが自動で認識して照明を点灯させ、カーテンが開き、ベッドの足元側にある大型スクリーンがせり上がり、好きなチャンネルが表示されます。なにがなんでも起こすという気概を感じますね。

↑寝室での起床時。

 

起きてスマホを手に取ると、今日の天気やスケジュールを確認できます。その画面を下にスクロールすると「エナジースコア」が表示。これは自分の体調を数値化したもので、睡眠の記録も見られます。睡眠時間のほか、睡眠の質を数値化した睡眠スコア、深い眠りや浅い眠りなどを把握する睡眠段階などが記録されています。

 

デモ時の睡眠スコアは77点で、悪くはないけど改善の余地があるとのこと。そんなときにアプリ内でAIによる睡眠の分析を見て、改善につなげられるそうです。デモでは室温と湿度を適切に維持するよう提案されました。

↑ここではスマホではなくタブレットでデモ。睡眠時間は7時間20分で、睡眠スコアは77点と表示されました。

 

↑AIの分析からアドバイスをもらえます。睡眠中は室内の湿度を40~50%に維持するよう記載されています。

 

ここからさらに、アプリ内でどのデバイスをどのようにコントロールすればよいかをAIがオススメしてくれます。提案に従ってデバイスの設定を変更すれば睡眠時の環境を改善できるわけです。

 

睡眠に入ると再びAIが自動で認識し、大型スクリーンを収納してカーテンを閉め照明を消してくれます。またエアコンや空気清浄器のライティングもオフになります。AIによる睡眠の認識や、睡眠中の記録については「Galaxy Ring」や「Galaxy Watch」を使用。睡眠においてはウェアラブルデバイスの方が、相性がいいことを改めて紹介されました。

 

サムスンのスマートホームは日本でいつ実現するの?

いずれのデモもスマートホームの理想形といえるものでした。ですが、ご存じのとおり日本ではサムスン製の家電は販売されておらず、ex-Homeと同じような家に暮らすのは現時点で不可能です。また、SmartThingsのアプリは日本でも利用できますが、対応する製品で日本でも購入できるものは照明デバイスやスマートリモコンなど限定的。一部製品とGalaxyスマホとの連携が可能という程度に留まっています。

 

もちろんスマホとタブレットを接続させて使うなど、Galaxy製品同士であればSmartThingsによるスムーズな連携を国内でも体感できます。

 

それでもデモを見せてもらって夢が膨らむのはスマートホームの実現。ひとつのプラットフォームで家中の家電を制御できたらなあと夢想せずにはいられません。そのためにもSmartThingsの国内における拡大と家電の再参入を期待したいところです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

お部屋の換気や部屋干しにも最適! 44cmの大型羽根で大風量を生み出すスリム扇風機「Crazy Fan 3」

サンコーは、44cmの大型羽根で強力な風量を実現した『大風量スリム扇風機「Crazy Fan 3」』を2025年5月22日に発売しました。実売価格は8200円(税込)。

『大風量スリム扇風機「Crazy Fan 3」』

 

記事のポイント

とにかく風量に特化した作りなので、部屋の空気の入れ替えや循環、部屋干し時の乾燥補助、入浴後の浴室の湿気飛ばしといった用途に最適。大きさの割に軽く、持ち運びしやすい取っ手付きなので、家中あちこち持ち運んで使えます。

 

本製品は44cmの大型羽根で強力な風を起こすことのできるボックス型の扇風機です。風量は3段階、ダイヤルを回すだけの簡単操作です。

 

大型の羽根で空気を一気に押し出し、直接涼むだけでなく、ドアや窓のそばに設置し、部屋の換気を行うのにも最適。また、洗濯物に向けて風を当てることで洗濯物を素早く乾燥させるような使い方も可能です。

 

奥行18cmの薄型設計で、すっきり収納可能。ホワイトの本体とレザー風の持ち手でインテリアにも馴染みやすいデザインです。質量は約3.1kg。

 

サンコー
『大風量スリム扇風機「Crazy Fan 3」』
2025年5月22日発売
実売価格:8200円(税込)

こんなに細いコードレス掃除機、見たことない!? スリムボディに最新テクノロジー凝縮、ダイソンの「Dyson PencilVac」

ダイソンから、日本の住まいのために開発された、驚くほどスリムなコードレス掃除機「Dyson PencilVac(ダイソン ペンシルバック)」が5月22日に発売されました。その名の通り鉛筆のように細長いボディに、ダイソンの最新テクノロジーを凝縮しています。

 

記事のポイント

単にスリムで軽量なだけでなく、日本の住環境における「ここが掃除しにくかった」というポイントを徹底的に研究し、ダイソンならではの技術力で解決しようという意欲が感じられる製品です。特に、狭いスペースでの取り回しの良さ、毛絡みしにくいヘッド、そして進化したゴミ捨ての衛生面は、日々の掃除をより快適なものにしてくれるでしょう。

 

「Dyson PencilVac(ダイソン ペンシルバック)」の本体直径はわずか38mmで、これは同社の「Dyson Supersonic r ヘアドライヤー」と同じサイズだといいます。この細さにより、これまでヘッドが入りにくかった家具の隙間や、ソファと壁の間など、諦めていた場所へのアプローチできるようになりました。

 

さらに、本体を床に対してフラットに寝かせられる設計により、高さわずか95mmの隙間に入り込めます。例えばベッドやソファの下など低い家具の奥までスムーズにヘッドを届け、しっかりとお掃除。本体質量も「Dyson PencilVac Fluffycones」モデルで1.8kgと軽量なため、取り回しもラクラクです。

 

このスリムボディを実現するために、ダイソンは直径28mmという極小サイズの「Dyson Hyperdymium 140kモーター」を新開発。これは500円硬貨とほぼ同じサイズでありながら、毎分最大14万回転し、強力な吸引力を生み出します。ダイソン創業者であるジェームズ・ダイソン氏は、「直径38mmの掃除機をつくりたいとずっと考えていました」と語っており、その長年の構想が最新技術によって結実した形です。

 

新開発「Fluffyconesクリーナーヘッド」は“全方位”と“毛絡み防止”がキーワード

スリムな本体だけでなく、新開発の「Fluffyconesクリーナーヘッド」も注目ポイントです。このヘッドには、前後に2本のブラシバーがあり、合計4つの円すい形ブラシが搭載されています。前後それぞれのブラシが逆方向に回転することで、床面を滑るように前後左右へとスムーズに動くので、軽い力で全方位へ操作できます。

 

ブラシはヘッドの側面に張り出すように設計されており、壁際や部屋の隅といった、従来の掃除機ヘッドではゴミが残りやすかった場所にもしっかりとブラシが届き、取り残しを減らします。

 

特にペットを飼っている家庭や髪の長い人にとって嬉しいのが、円すい形のブラシ構造による毛絡み防止機能でしょう。ダイソンの説明によると、この特殊な形状とナイロン製のブラシが、吸い込んだ髪の毛やペットの毛をブラシの外側へと自然に送り出し、絡まりを防ぎながらダストビンへと送る仕組み。これにより、ブラシに絡まった毛をハサミで切ったり、手で取り除いたりする手間が大幅に軽減されるとのことです(※1)。

 

さらに、ヘッドの前方と後方にはレーザーのような光を照射する機能も搭載。これにより、肉眼では見えにくい床の上の微細なホコリを浮かび上がらせ、どこにゴミが残っているか、どこがキレイになったかを確認しながら掃除を進められます(※2)。

 

ゴミ捨ての手間も軽減!進化した分離システムとアプリ連携

吸引力と排気のキレイさもダイソンのこだわりです。「Dyson 二段階リニアダストセパレーションシステム」は、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.99%捕集し(※3)、フィルターの目詰まりを抑えてパワフルな吸引力を維持します(※4)。

 

また、ユニークなのが「エアーコンプレッションビン」。吸引したゴミを収集しながら圧縮する構造により、クリアビンの実容量は0.08Lとコンパクトながら、その約5倍のゴミやホコリを収納できるとしています(※5)。ゴミ捨ては、クリアビンをスライドさせる「衛生的なシリンジ式」を採用。圧縮されたゴミを押し出し、メッシュフィルターに付着した汚れもこそぎ落とすため、ホコリが舞い上がるのを抑えながら衛生的に処理できます。

 

バッテリーは着脱式で、最長30分間の運転が可能(※6)。「Dyson PencilVac Fluffycones」モデルには、ダイソン公式オンラインストアまたは直営店での購入特典として予備バッテリーが1点プレゼントされるため、より長時間の掃除にも対応できます。

 

そして、ダイソンのコードレス掃除機としては初めて「MyDysonアプリ」との連携に対応。アプリを通じて運転モードを設定したり、フィルター清掃などメンテナンス時期や方法を確認したりできます。

↑製品本体の液晶ディスプレイにも、選択中の運転モードや残りの運転時間が表示されます。

 

ダイソン
Dyson PencilVac Fluffycones
クリーナーヘッド:Fluffyconesクリーナーヘッド
付属ツール:ブラシ付き隙間ノズル、毛絡み防止スクリューツール、マグネット式充電スタンド
価格:8万4920円(税込)

Dyson PencilVac Fluffy
クリーナーヘッド:Micro Fluffyクリーナーヘッド
付属ツール:ブラシ付き隙間ノズル、マグネット式充電スタンド
価格:5万9840円(税込)

※1:ダイソン自社規格TM-100577に基づき、0.3gの人毛をフローリングにのせ掃除機をかけ、クリーナーヘッドの毛髪残量を確認した試験結果(2025年実施)。使用状況により異なる場合があります。
※2:有効性は、使用環境の光やゴミの種類、床のタイプによって異なります。
※3:ASTM F1977に基づくSGS-IBR(米国)による試験結果(2024年実施)。試験は0.3μm以上の粒子を使用し、強モードで実施。
※4:IEC(国際電気標準会議)規格62885-4 5.8, 5.9に準拠した、強モードで新品から1回目のゴミ満量まで使用した時点での、自社による吸引力の変化の試験(2024年実施)。
※5:ゴミの圧縮性能は、ダイソンによる試験結果(強モードで実施、2025年)。ゴミの種類や使用状況により異なる場合があります。
※6:モーター駆動ではない付属ツールを、エコモードで使用した場合の最長運転時間。JEMA自主基準(HD-10)により測定。

新開発“匠火センサー”で職人技の炊きあがり! タイガー土鍋炊飯器の最上位モデル「土鍋ご泡火炊き JRX-S100/S060」

タイガー魔法瓶は、土鍋炊飯器シリーズの最上位モデル「土鍋ご泡火(ほうび)炊き JRX-S100/S060」を、2025年6月21日(土)に発売します。ラインナップは5.5合炊きの「JRX-S100」と3.5合炊きの「JRX-S060」の2機種で、カラーはそれぞれストーンブラックとミストホワイトの2色展開。

「土鍋ご泡火(ほうび)炊き JRX-S100/S060」

 

記事のポイント

家電大賞2024-2025の炊飯器部門で金賞に輝いた「JRX-G100」の後継モデルは、こだわりの本土鍋や 同社史上最高温度の火力を生み出す「300℃ WレイヤーIH」などはそのままに、新開発の「匠火センサー」で理想の火加減を実現。料亭の土鍋ご飯のようなふっくらやわらかなご飯が楽しめます。

 

本製品は、土鍋だからこそ実現できる大火力と、土鍋の優しい泡立ちが、口の中に広がるごはんの甘みと旨み、一粒ひと粒の粒立ちの良さを引き出す「土鍋ご泡火(ほうび)炊き」シリーズの新モデル。2023年のIHコイルの全面改良、2024年の土鍋の進化を経て、今回発売される「土鍋ご泡火炊きJRX-S100/S060」では、WレイヤーIHと土鍋をより精度よくコントロールする「匠火(たくみび)センサー」を採用しています。

 

熱が伝わりにくい土鍋は、通常の金属釜よりも温度センシングが難しいことが課題となっていましたが、「土鍋ご泡火炊きJRX-S100/S060」では、「匠火センサー」により強度は保ちながらも従来モデルよりもセンサーを薄型化することで、土鍋底面との設置距離を短くし、約1.8倍も精度を高めた温度コントロールを実現。職人が感覚を澄ませて五感でごはんを炊きあげるように、お米の量と水の温度を細かく感知し、理想の火かげんを的確に判断して、気温や湿度などが異なる条件下でも安定して料亭のような土鍋ごはんをおいしく炊きあげます。

↑「匠火(たくみび)センサー」のイメージ図。

 

また、冷蔵庫に保管し、低温でゆっくり吸水させてお米の甘みを引き出す「極(きわみ)・低温吸水」メニューや、おにぎりにしたときに最適な状態に炊き上げる「おにぎり」メニューを新搭載。「70銘柄巧み炊きわけ」「一合料亭炊き」などの充実した炊きわけ機能に加えて、奥深いごはんの楽しみ方の幅を広げます。

 

こだわりが詰まった土鍋にも注目

土鍋の内なべは、土鍋で有名な三重県四日市市の伝統工芸品「四日市萬古焼」を使用。土鍋には厳選された専用の土を使い、約1250度の高温で焼き上げてから、温度の違う「三度焼き」を経て、約3か月の手間ひまをかけて完成させています。「三度焼き」によって頑丈に焼き締められた土鍋は、一般の土鍋と比較して約2倍の強度を備えた土鍋になります。

 

さらに、土鍋底面の発熱体にはシラス台地から採掘された火山灰を原料とした「シラスバルーン」を特殊なミキシング技術で練り込み、タイガー史上最高温度の火力を生み出す「300℃ WレイヤーIH」の効果を最大化。また、土鍋の特徴である遠赤効果を高めるために、鉄・コバルトを含む釉薬を特別に開発。これにより実現した大火力によって、ごはんの甘みと粒立ちを、遠赤効果によってふっくらとごはんを炊きあげます。

 

 

土鍋の表面から生み出される細かくやさしい泡立ちでごはんを炊きあげることで、お米の表面を傷つけにくく、ごはんのハリとつやを保ち、粒立ちが一層に際立ちます。ごはんの旨みやふくよかな風味、食感を損なうことなく、一流料亭のようにつややかで粒立ちの良い理想のごはんを炊きあげることができます。

 

JRX型では、土鍋の蓄熱性と新搭載「300℃ WレイヤーIH」構造を用いることで、タイガー史上最高温度である約300度まで炊飯時の温度を高めることに成功。「300℃ WレイヤーIH」は、底面に2層IHコイル構造を採用しており、なべ底部分を包み込む発熱コイルの1層目は、釜全体に熱をシームレスに伝えます。また、2層構造にすることで、大火力および、土鍋を直火で炊くような炎の温度差を再現。ゆっくり熱が伝わる土鍋の特性を利用して、上下の温度差を活かした激しくもやさしい熱対流で、ごはんの甘みを最大限に引き出して一気に炊きあげます。

 

さらに、土鍋だからこそできる、金属鍋と比べて約4倍の遠赤効果でお米を芯までじっくり加熱して旨みを引き出します。

 

そのほか、木製のおひつが“呼吸”するように空気・水分を上手にコントロールして保温をしていることを手本にした「おひつ保温」も搭載します。ごはんが炊きあがった後、「ハリつやポンプ」で外気を取り込んで、余分な熱と蒸気を放出し、本体の底に搭載している温度センサーによって、呼吸が必要かどうか判断して湿度を細かく制御。においや黄ばみを抑え、炊きたてのおいしさを保ちます。JRX-S型は、従来機種より庫内に送り込む空気量を増やし、保温の品質を向上。より料亭のおひつに近い湿度コントロールを実現しています。

 

また、お椀一善分の少量からおいしく炊ける「一合料亭炊き」では、専用の土鍋中ぶた(※)を用いて炊飯空間を小さくすることで、お米に熱を均等に伝え、香り高く、甘みのあるごはんに仕上げます。

※JRX-S100のみ、中ぶた付属

 

最大1万5000円分のギフトカードが当たる発売キャンペーン

「土鍋ご泡火炊きJRX-S100/S060」の発売を記念して、「JRX-S型発売記念早期購入&買い替えキャンペーン」が期間限定で展開されます。応募条件を満たした人には、最大1万5000円相当のVISAギフトカードが応募者全員にプレゼントされます。

 

・キャンペーン期間:

【レシートおよび購入内容確認票の有効期間】2025年7月21日(月・祝)まで

【応募期間】2025年5月21日(水)~ 7月28日(月)23:59まで

・当選賞品:

1.JRX-S型を購入し、キャンペーン申し込みの方を対象に、ギフトカード10,000円相当を応募者全員にプレゼント。

2.さらに、必要情報を登録して買い替えCPを申込みの方には、追加でギフトカード5,000円相当を応募者全員にプレゼント。

※買い替えCPの応募には、アンケート回答と買い替え前の炊飯器画像のアップロードが必要です。

・対象商品:

土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火炊き JRX-S100

土鍋圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉土鍋ご泡火炊き JRX-S060

・応募方法:

応募フォームにアクセスし、必要事項を入力の上、応募ください。

※期間中1台につき1回限りの応募となります。

※応募は、日本国内の正規販売店にてお客様がレシート有効期間中に購入された場合のみ対象となります。

※ネットオークションなどの個人売買、譲渡品や中古品、海外サイトで購入した輸入品ならびに並行輸入品、転売目的としてのご購入は対象外となります。

 

タイガー魔法瓶
「土鍋ご泡火(ほうび)炊き JRX-S100/S060」
2025年6月21日発売
実売価格:オープンプライス

炎天下の作業も快適に! 屋外で使える大風量のコードレス扇風機

サンワサプライは、大口径ファンと強力な風力で暑い屋外でも快適に作業できるコードレスファン「FAN-W1BK」を発売しました。実売価格は2万4750円(税込)。

コードレスファン「FAN-W1BK」

 

記事のポイント

屋外での作業やアウトドアでの使用に最適なバッテリー内蔵の大型コードレスファンです。首振り機能も備えているので、広い範囲に風を送ることが可能。夏の作業やガーデニング、アウトドアなどに活用して熱中症を予防しましょう。

 

本製品は、バッテリーを搭載し、電源のない屋外やアウトドアでも使える大型のコードレスファン。連続使用時間は最大4.5時間(風量 弱4.5時間、標準2.5時間、強1.5時間)。ACアダプタ給電にも対応しているので、バッテリー切れの心配なく長時間の使用も可能です。

 

ファン径約241mmの大口径ファンを搭載し、最大風速150m/minのパワフルな風を届けます。風量は弱、標準、強の3段階から選択可能。180度の首振り機能を搭載し、広範囲に風を送ることで快適な空間を作ります。

 

タイマー設定機能(1/2/4時間)を備えているので、消し忘れを防いで安心して使用できます。持ち運びに便利な取っ手付き。

 

サンワサプライ
コードレスファン「FAN-W1BK」
2025年5月23日発売
実売価格:2万4750円(税込)

3000円台でパワフル・コードレスな「Xiaomi ポータブルブレンダー」発売

コスパに優れるシャオミからまたお手頃価格の家電が発売されました。「Xiaomi ポータブルブレンダー」(税込3280円)です。

記事のポイント

コンパクト、パワフル、コードレスが魅力のブレンダー。価格もお手頃なので、なかなかブレンダーの購入に踏み切れない人の背中を後押ししてくれそうです。忙しい朝の栄養補給やトレーニング後のドリンク作りなど、さまざまなシーンで活躍するでしょう。

本体サイズが82×82×197mm、重さが約531gとコンパクトながら、パワフルなブレンダー。19,500rpmで回転するDCモーターが搭載されており、フレッシュジュースを40秒ほどで完成させます。また氷も粉砕できるブレードも備えているため、冷たいスムージーも手軽に楽しめます。なお、氷は1.5㎥未満の角氷を使用することが推奨されています。

 

フル充電の状態であれば、約12杯分のドリンクを作れる大容量バッテリーを内蔵。USB充電に対応しており、モバイルバッテリーからも充電できるため、外出先でのバッテリー切れの心配も軽減されます。

 

容量は300mL。また、コードレスなのでオフィスやジム、アウトドアなど、さまざまな場所に持ち運んで使用できます。

 

安全機能も備わっており、2回押すとスタートするボタンや、バッテリー温度コントロール、バッテリー充電および放電保護機能などを搭載しています。

シャオミ

Xiaomi ポータブルブレンダー 3280円

 

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※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

【工事不要】4K高画質とスマートAIで防犯を強化!TP-Link「Tapo C460」は設置手軽でバッテリーも妥協なし

TP-Linkから、フルワイヤレスセキュリティカメラ「Tapo C460」が5月22日に発売します。4K Ultra HDの超高精細映像、設置場所を選ばないワイヤレス設計、そして賢いAI検知機能など、現代の住まいに求められる防犯機能を詰め込んだ一台です。

 

記事のポイント

「Tapo C460」は、4Kの高画質、設置の容易さ、長期間駆動可能なバッテリー、そして賢いAI検知機能と、現代のセキュリティニーズに応える機能がバランス良く搭載されたフルワイヤレスセキュリティカメラです。子育て世代やペットと暮らす家庭にとって、日々の安心感を高めてくれる存在となりそうです。

 

手軽さと高画質を両立。マグネット設置で死角を減らす

「Tapo C460」はマグネット式の台座が採用されており、特別な工事は不要。金属面であればピタッと取り付けられ、角度調整も自由自在です。電源ケーブルも不要な完全ワイヤレス設計なので、これまで設置を諦めていた屋外の壁面や玄関先など、本当に監視したい場所に設置できるのは嬉しいポイント。

 

そして、セキュリティカメラの基本性能である画質にも妥協がありません。4K Ultra HD(3840×2160px)の解像度に対応し、800万画素の鮮明な映像を記録。1/2.7インチのプログレッシブスキャンCMOS(スターライトセンサー対応)イメージセンサーやF1.65の大口径レンズにより、人物の顔や車のナンバープレートといった細部まで捉えることが期待できます。デジタルズームも18倍まで対応しており、万が一の際にも証拠能力の高い映像を残せるでしょう。

 

さらに、屋外設置には必須のIP66準拠の防水・防塵性能も備えています。雨風にさらされる環境でも安心して使えるというのは、日本の気候を考えると重要なポイントです。

 

暗闇でもカラーで鮮明に。スマートAIが的確に検知

夜間の監視性能も「Tapo C460」の得意とするところ。「スターライトカラーナイトビジョン」機能を搭載し、内蔵されたスポットライトとスターライトセンサーにより、低照度環境下でも鮮明なカラー映像で記録可能です。従来の赤外線暗視映像ではわかりにくかった不審者の服装の色なども、カラーであればより詳細に把握できます。

 

また、現代のセキュリティカメラに不可欠なAI検知機能も充実しています。「人物」「ペット」「車両」を識別し、木の揺れや虫の動きといった誤検知を低減。必要なアラートのみをスマートフォンに通知してくれるため、ストレスなく運用できます。特定のエリア内での動きを検知する「アクティビティゾーン」も設定できるので、よりピンポイントな監視が可能です。

 

接続面では、デュアルバンドWi-Fi(2.4GHz/5GHz)に対応。設置場所の電波状況に合わせて安定した接続を選べるため、4Kの高画質な映像ストリーミングもスムーズに行えます。

 

最大200日間駆動のロングバッテリーと安心のセキュリティ機能

ワイヤレスカメラで気になるのはバッテリーの持ちですが、「Tapo C460」は10000mAhの大容量バッテリーを搭載し、1回の充電で最大200日間の連続使用が可能(※1)。頻繁な充電の手間が省けるのは大きなメリットです。さらに、別売りのTapo A201ソーラーパネルと組み合わせれば、太陽光によるノンストップ給電も実現でき、メンテナンスフリーに近い運用も視野に入ります。

※1:200日間のバッテリー駆動時間は、TP-Linkの実験室で1日あたり270秒間使用したテストに基づいています。実際のバッテリー駆動時間は、デバイスの設定・ルーターの仕様・使用方法、環境要因によって異なる場合があります。

 

セキュリティ機能も万全です。不審者を検知するとライトと警告音(最大100dB)で威嚇し、カメラ本体へのいたずらや取り外しを検知すると盗難防止アラームが作動。録画データは最大512GBのmicroSDカード(別売)へのローカル保存のほか、有償のクラウドストレージサービス「Tapo Care」にも対応。microSDカード内のデータはTapoアプリを通じて暗号化できるため、プライバシー保護の観点からも安心です。

 

双方向通話機能も搭載しており、外出先から訪問者と会話したり、不審者に警告を発したりすることも可能です。Amazon AlexaやGoogleアシスタントといったスマートスピーカーとの連携にも対応しています。

※microSDカードは別売りです。一部互換性のないmicroSDカードがあるため、メーカー推奨リストをご確認ください。
※Tapo Careは有償のサブスクリプションサービスです。
※PCからの映像視聴はできません。スマートフォンアプリTapoからのみ可能です。

 

ティーピーリンクジャパン
Tapo C460
価格:1万9580円(税込)

※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

“見える”調理で失敗知らず!小さくしまえてスペパ良し、BRUNO「ガラスエアフライヤー」

エアフライヤーなのにガラス? な部分に目がいきがちですが、実用性を兼ねた特徴も備えているようです。ガラス製バスケットが特徴の調理家電「ガラスエアフライヤー」が、BRUNO(ブルーノ)から6月2日に発売されます。

 

記事のポイント

ちょっと高さがありすぎるかも……と思うかもしれませんが、使わない時は本体にバスケットを収納できるので、約10cmも小さくなります。調理家電をどこに置くか問題を解決できそうですね。もちろんガラスのバスケットも特徴で、食材がだんだん調理されていく様子を眺める新たな楽しみがうまれそうです。

 

中が見えるから安心!ガラスバスケットで調理のワクワク感を体験

単なる調理家電の枠に留まらず、使う楽しさも満たしてくれそうな「ガラスエアフライヤー」。従来のエアフライヤーでは見えにくかったバスケット内部が、透明なガラス製になっているおかげで、調理中の食材の様子をリアルタイムで見られる点が特徴です。

 

食材の焼き加減や色づき具合が一目瞭然なので、焦がしてしまったり、加熱が足りなかったりといった失敗が少なく済みそうですね。

↑調理過程が見えることで、料理のライブ感が増し、家族や友人との食卓もより一層盛り上がるのでは!

揚げずにサクふわジューシー!秘密は“全方位ヒートフロー製法”

油を使わない、または少量で済むので、ヘルシーでありながら、本格的な揚げ物のようなおいしさを手軽に楽しめるのも魅力の一つ。

 

最高200℃の熱風が食材を360度包み込み、ムラなく加熱するBRUNO独自の“全方位ヒートフロー製法”がカギを握っています。ノンフライでありながら、唐揚げやフライドポテトなどもまるで揚げたてのようなカリッとした食感と、ジューシーな仕上がりに!

※1 全方位ヒートフロー製法:加熱した空気を循環させることで、食材を満遍なく加熱する調理方法。

気になるランニングコストも経済的。ノンフライモード(200℃/15分)を使用した場合、1回あたりの電気代は約5.22円(※2)です。さらに、鶏もも肉を油で揚げた場合と比較して、ノンフライ調理ではカロリーを約34%カット(※3)できるという試験結果も出ています。電気代の節約や健康管理にも役立ってくれる一台です。

※2 ノンフライメニュー(200℃/15分)使用時の目安(1000W/10分+20W/5分)。1kWhあたり約31円で換算。
※3 自社試験による165gの鶏もも肉(皮付き、下味処理済み)について、油で揚げた場合と、本製品にて調理した場合のカロリー比較。

 

使い勝手ヨシ! 大容量なのにスッキリ収納、お手入れも楽々

バスケット容量は約3.5Lと、日常使いからホームパーティーまで対応できる十分なサイズ。数人分の調理も一度に行えるため、時短にもなります。使用後は本体にバスケットをすっきり収納できる設計で、「スペパ」も〇。手狭になりやすいキッチンスペースを有効活用できますね。

↑ミニマルなデザインはどんなキッチンにも馴染みやすく、まさに“魅せる家電”としての存在感を放ちます。

 

お手入れの面では、油汚れが付きにくく落としやすいガラス製バスケットに加え、ガラスバスケット、網プレート、ヒーターカバーは食洗機にも対応(※4)。毎日使っても負担が少なく済みますね。

※4 パーツの破損や外れ・紛失、また食洗機の故障を防ぐため、食洗機の取り扱い説明書を確認の上、必ずしっかり固定しできるだけ単独で洗浄。

 

「ガラスエアフライヤー」で作る、華やか“ひと手間ごちそう”レシピ

さらに、全12種類のプリセットメニューを搭載しており、ボタン一つで様々なレシピをお任せ調理できます。

 

例えば、油を使わずに外はカリッと、中はジューシーに仕上がる「王道の唐揚げ」や、オレンジの風味が爽やかな「スペアリブとオレンジのグリル」、トマトを器にした見た目も華やかな「トマトのチーズグリル焼き」などがあります。調理の幅が広がりますね。

 

BRUNO
ガラスエアフライヤー
価格:1万3200円(税込)

ゴミ捨てやお手入れの“ラクさ”で選べば紙パック式! 東芝から「トルネオ コードレス VC-CLP54」登場

東芝ライフスタイルは、「TORNEO cordless(トルネオ コードレス)」シリーズより、吸引力の強い紙パック式コードレススティック掃除機「VC-CLP54」を2025年7月上旬に発売します。

「VC-CLP54」

 

記事のポイント

コードレススティック掃除機といえばサイクロン式を思い浮かべる方も多いと思いますが、ゴミ捨てやお手入れのラクさでいえば断然紙パック式に軍配が上がります。紙パックのコストの問題も、最大約3か月分のゴミを収集できる新開発「ふくらむパック」により、取り換えの回数を抑えることで対応しています。とにかくラクな掃除機を求める方にオススメ!

 

同社の調査によると、コードレススティック掃除機購入時の重視点として「吸引力の強さ」「製品の軽さ」が上位に挙げられているなか、近年「ゴミの捨てやすさ」や「お手入れのしやすさ」の重視度合いが上位に迫る勢いで上昇傾向にあることがわかったそう。また、共働き世帯の増加や高齢化社会の進行により、「ラク」に掃除ができることも望まれています。これらの背景から、吸引力が強くゴミ捨てやお手入れが「ラク」な紙パック式コードレススティック掃除機が開発されました。

 

約3か月分のゴミを収集できる新開発「ふくらむパック」

新開発の「ふくらむパック」は、ヒダ形状を廃止したことで隅までしっかり膨らみ、約3か月分のゴミを収集。また、抗菌・消臭機能付きで菌や臭いの発生も抑えます。ゴミ捨ての際は紙パックごと捨てるだけで済むため、ホコリの舞い上がりも気になりません。

↑新開発の「ふくらむパック」。

 

加えて、「らくらく着脱」により紙パックの交換も簡単。ふたを開けて紙パックを引き出すだけで取り外すことができ、新しい紙パックはスリットに差し込むだけで取り付けることができます。

 

紙パック式ならではの強い吸引力と軽量設計でお掃除ラクラク

「Hi-Power DC モーター」による強い吸引力と「床見極めセンサー plus」による最適制御で、床の種類を問わずゴミをしっかり取り除きます。さらに、紙パック内にゴミが溜まっても「パワーキープ風路」に風を通すことで吸引力の低下を抑制します。

↑「パワーキープ風路」により吸引力の低下を抑制。

 

床ピタ設計でハンドルを寝かせてもヘッドが浮かず、家具の下など掃除しにくい場所もラクに掃除ができます。

 

また、標準質量1.5kgの軽量設計と、左右方向にもスムーズに走行する「なめらか自走ヘッド」により軽快な操作性を実現。加えて、「らくわざフリーグリップ」に小さな突起をつけたことで掃除中の前後走行や本体の持ち運びもサポートします。

↑左右方向にもスムーズに走行する「なめらか自走ヘッド」。

 

新開発の「ワンタッチブラシ」により、延長管を取り外すだけで簡単にブラシ掃除へ切り替えることができます。「ワンタッチブラシ」は本体先端と延長管先端のどちらにでも取り付けることができ、使用シーンに応じて選択できます。

↑新開発の「ワンタッチブラシ」。

 

その他、ヘッド非使用時は約60分間、ヘッド使用時は約45分間の連続運転ができるため、時間を掛けた念入り掃除も可能です。

 

使いたいときにサッと取り出せて戻すとすぐに充電を開始する充電スタンドを新採用。付属品ポケット付きで、すき間ノズルや予備の紙パックを収納できます。付属品ポケットは取り出しやすい高めの位置に設計されている他、ふたを設けており、ホコリ等の侵入を防ぎます。

↑充電スタンドに予備の髪パックを収納可能。

 

約3か月分のゴミ収集を可能にしながら圧迫感のないコンパクトさを実現。さらに、本体、充電台、付属品ともに上質感のあるマット調の「シフォンベージュ」色を採用し、製品全体の統一感を演出しています。

 

 

東芝ライフスタイル
紙パック式コードレススティック掃除機「TORNEO cordless VC-CLP54」
2025年7月上旬発売
実売価格:オープンプライス

クリップ付きで日傘やポケットに付けて使える「4WAYハンズフリークリップファン」

サンコーは、クリップ付きで手にもたず使える『4WAYハンズフリークリップファン』を2025年5月15日に発売しました。カラーはホワイト、ピンク、グレーの3色展開。実売価格は2480円(税込)。

『4WAYハンズフリークリップファン』(ホワイト、ピンク、グレー)

 

記事のポイント

日傘やリュックサックなどに付けて、手に持たず使えるハンズフリーなハンディファン。4way仕様で首掛けやスタンド設置で使うこともできます。炎天下の移動やイベントなどにオススメです。

 

本製品は、手を使わずに涼しい風を楽しめる多機能ポータブルファンです。リュックや日傘、ベルトなどに取り付けられるクリップ式で、取り付け部分が360°回転するため風向きの調整も自在。クリップでの使用に加え、手持ち・首掛け・スタンド使用など4通りでの使い方が可能です。

 

重量は約130gと、手持ちや身につけての使用中も負担を感じにくい軽量設計です。風力は強・中・弱の3段階で調整が可能。USB充電式で、約160分で充電が完了します。

↑風量は弱・中・強の3段階。

 

強モード時は約2時間半、弱モードなら最大9時間の連続使用が可能。USB充電式でLEDインジケーター付きなので、バッテリー残量も一目で確認できます。

 

外出時、ハンズフリーで風を感じたい。しっかり顔や首元に風を当てたい、という人にオススメな『4WAYハンズフリークリップファン』です。

 

サンコー
『4WAYハンズフリークリップファン』
2025年5月15日発売
実売価格:2480円(税込)

生ゴミを92.8%削減!梅雨のニオイ悩みを「静か」に解消する、家庭用生ごみ再生機「GREEN CIRCULAR BOX」

ジメジメとした梅雨の季節、特に気になるのがキッチンの生ゴミの臭い。虫が発生しないかも心配になります。そんな悩みを解決してくれそうな家庭用生ごみ再生機「GREEN CIRCULAR BOX」が、Makuakeで5月17日から先行販売されています。

 

衣類乾燥機で実績のあるSunRuck(サンルック)ブランドから発表されました。同社の人気衣類乾燥機「乾きくん」で培った独自の乾燥技術と、パワフルな粉砕力、そして静音性を兼ね備えた製品です。

 

記事のポイント

「うっかりしていて生ごみを出し忘れちゃった!」という時、梅雨だとなおさら憂うつになりますよね。暑さ増す夏においても、生ごみ問題は深刻です。ボリュームをぐっと削減できるこの一台があれば、次のゴミ出し日までストレスフルに過ごさずに済みそうです。

 

「GREEN CIRCULAR BOX」は高いゴミ削減能力を誇っており、「SaraSaraSystem」によって投入された生ゴミを高温で効率的に乾燥させ、重量を最大で92.8%も削減できるといいます。

 

生ゴミの嫌な臭いの主な原因は水分です。「GREEN CIRCULAR BOX」はこの水分をしっかり蒸発させることで、臭いの発生を根本から抑制。さらに、ゴミの量が大幅に減るため、ゴミ出しの回数や手間も軽減できるというわけです。

 

開発の背景には、SunRuckが拠点を置く東北地方特有の課題もあったとのこと。高齢化が進む地域では、特に雨や雪の日にはゴミ捨て場まで行くのが困難な場合も。こうした日常の困りごとを解決したいという想いから、約1年の開発期間を経て誕生した製品です。

 

魚の骨も砕く!“歯”のような3枚刃と静音設計がすごい

乾燥機能と並ぶもう一つの注目点が、パワフルな粉砕力です。人の“歯”の構造をイメージして設計されたという独自の「粉砕3枚刃」と乾燥釜の組み合わせにより、食材を細かく粉砕。魚の骨なども処理可能とのことです。(※動物の骨やティッシュ、つまようじ、箸、ビニール袋などは対象外です)

 

さらに、家庭用生ゴミ処理機で気になるのが運転音ですが、「GREEN CIRCULAR BOX」はDCモーターとシロッコファンを採用することで、運転音を図書館と同レベルとされる約41dBに抑えています。これなら、電気代の安い夜間電力を使って就寝中に運転させても、音が気になりにくいでしょう。

 

使い勝手も考えられた親切設計

投入する生ゴミの乾燥状態を検知して自動で運転を調整する「オートモード」を搭載し、無駄な電力消費を抑制。お手入れ面では、ボタン一つで自動洗浄できる「ファストクリーン機能」を備え、乾燥釜は取り外して食洗機での洗浄にも対応しています。

 

安全性にも配慮し、PSE認証を取得した二重絶縁コードを採用。小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるよう、指はさみ防止設計なども取り入れられています。

 

SunRuck(販売元:イー・エム・エー)
GREEN CIRCULAR BOX
価格:3万4860円(30%オフ)
最大容量:3.0L
重量:約7.6kg
寸法:W28.5cm x H29.5cm x D34.0cm
カラー:ダークグレー
消費電力:最大500W

暑がりさんが待望! W冷却で首元を素早く冷やす「OURS7 ネックバンドファン COOLING」Makuakeでプロジェクト開始

ロア・インターナショナルは、同社が展開するブランド「OURS7(アワーズセブン)」より、ネックバンドファン「冷却プレート搭載 Neck Band Fan COOLING (クーリング)」を発表。2025年5月14日より、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」にて先行販売プロジェクトを開始しました。一般販売予定価格は5980円(税込)ですが、Makuakeでは最大25%OFFの4980円(税・送料込)からのリターンが用意されています。

 

冷却プレートとファンによる「W冷却」で瞬時にクールダウン

本製品の最大の特長は、ペルチェ素子を利用した冷却プレートと、ブレードレス方式のファンを組み合わせた「W冷却システム」です。冷却プレートが首筋に直接触れることでひんやりとした冷感を与え、同時にファンが周囲の空気を吸い込んで風を送り出すことで、気化熱を促進し体感温度を効率よく下げるといいます。ファンは羽根なし構造のため、髪の毛を巻き込みにくい安全性も配慮されています。

【記事のポイント】

近年の夏はとにかく暑い! 汗っかきや暑がりさんは、冷感アイテムが1個じゃ足りない……と困っている方も多いはず。その点、こちらは首元のプレートでダイレクトな冷たさを与え、胸元のファンでは放熱を促して、より効率的に冷やしてくれるはず。外観はヘッドホンに近いので、カルチャー系のこなれ感も演出できますね。

 

独自の放熱設計で冷却性能を持続

冷却プレートの性能を最大限に引き出すため、本体内部には独自の放熱システムが搭載されています。高熱伝導性を持つアルミ製放熱板、最適化された放熱フィン、そして放熱用の小型ファンを組み合わせることで、ペルチェ素子から発生する熱を効率的に外部へ排出し、冷却効果の持続性を高めています。メーカーによると、作動からわずか1分でプレート表面温度を約-1℃まで冷却する能力があるとのことです(使用環境により変動の可能性あり)。

↑冷却プレートにはアルミ放熱板を使用。

 

フレキシブルアームと専用ポーチで携帯性も良好

ネックバンド部分には、柔らかく自由に曲げられるシリコン製アームを採用。これにより、ユーザーの首のサイズや形状に合わせてフィットさせやすく、風を当てたい方向に360度細かく調整することが可能とのこと。使用後はアームをくるっと巻きつけることでコンパクトになり、付属の専用ポーチにスマートに収納できます。ポーチは本体色に合わせたカラーリングで、カバンの中での保護や持ち運びに便利です。

↑専用ポーチで持ち運びラクラク。

 

軽量設計と充実した安全機能

本体重量は約240gと軽量化を図っており、長時間の使用でも首への負担を軽減するよう設計されています。安全性にも配慮し、前述の羽根なし構造に加え、吹出口には異物の侵入を防ぐ安全カバーを装備。さらに、バッテリーはPSEテスト済みで、過電圧・過電流防止、過充電・過放電防止といった安全回路も搭載しています。

 

清涼感あふれるデザインとカラーバリエーション

デザインは、余計な装飾を排したシンプルなフォルムが特徴。クリアパーツとマット仕上げを組み合わせることで、氷のような清涼感を演出しているといいます。カラーは、クリームホワイト、アイスミント、アッシュブラックの3色が用意され、好みに合わせて選ぶことができます。Makuakeでのプロジェクトは2025年6月9日(月)まで実施中。これからの暑い季節に向けて、新しい冷却アイテムを探している方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

ロア・インターナショナル

OURS7  冷却プレート搭載 Neck Band Fan COOLING (クーリング)

価格:Makuakeプロジェクトサイトで最大25%OFFの4980円(税・送料込)~

スピード照射×ハイパワー冷却で全身のムダ毛ケア!マンダムより、男性向け光美容器「イウム スピードショット」

マンダムは、男性美容家電ブランド「ium(イウム)」から、光美容器「スピードショット」を5月16日に発売しました。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)、Amazon、楽天市場で購入可能です。

 

記事のポイント

暑くなって露出が増える時期が来ると深まるのが、毛の悩み。ムダ毛ケアをするにも、部位ごとに使い分けるのは面倒ですよね。この製品はモードを切り替えることで全身に使えて、VIO用アタッチメントも付属しているので、一本あれば安心で使い勝手も〇です。

「イウム スピードショット」は、その名の通り、スピード照射とハイパワー冷却機能を搭載。これにより、短時間で、しかも刺激を抑えたムダ毛ケアが可能です。

ハイスピード照射:最速0.5秒間隔で照射できるため、全身のケアもスピーディーに完了。

ハイパワー冷却:サファイアクリスタルによる冷却機能で、照射時の熱による刺激を緩和。

強力照射:最大18Jの照射パワーで、男性の濃い毛にも対応します。

 

↑イウム マルチトリマーで剃毛後、イウム スピードショットで1回照射​。BODYモードで照射レベル1~2(20~30代男性​)。

 

マンダム
イウム スピードショット
希望小売価格:3万9600円(税込)
重量:約532g(ACアダプタ含む)
サイズ:約(幅)10.5×(奥行)4.6×(高さ)17.3cm
コード長:約1.5m
照射回数:約30万回
照射レベル設定:6段階
付属品:ACアダプタ、サングラス、VIOアタッチメント

象印史上最高の大火力でご飯をふっくら炊き上げる「炎舞炊き」

象印マホービンは、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズの新製品NX-AA型(5.5合炊き/1升炊き)を2025年6月21日より発売します。本体カラーは黒と白の2色。

「炎舞炊き」NX-AA型(黒、白)

 

記事のポイント

象印史上最高となる1400Wの大火力を実現する「3DローテーションIH構造」や、ユーザーの好みに合わせて121通りもの炊き分けが可能な「わが家炊き」メニューなど、ごはんの美味しさを追求する機能が満載です。

 

象印史上最高の“大火力”を実現する「3DローテーションIH構造」

「炎舞炊き」シリーズの真骨頂ともいえるのが、かまどの炎の激しいゆらぎを再現し、特許も取得している独自の炊飯方式です。新モデルNX-AA型では、この「炎舞炊き」をさらに進化させた「3DローテーションIH構造」を採用。底IHヒーターを一から見直し、コイルサイズを小型化しつつも、象印史上最高となる定格消費電力1400W(5.5合炊きモデルの場合。同社2017年従来品NW-AT10の1290Wと比較、同社調べ)の大火力を実現しました。

 

この構造は、縦対流と横対流を生み出す2種類の異なる底IHヒーターが部分的かつ集中的に加熱することで、釜内に複雑かつ激しい対流を巻き起こします。これにより、お米一粒ひと粒に均一に熱を伝え、ふっくらとした粒感と、甘み成分(還元糖)をしっかりと引き出します。

 

伝統の技を込めた「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」

内釜には、蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れた「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」を引き続き採用。IHとの相性が良く発熱効率と蓄熱性が高い「鉄」素材を、熱伝導率の高い「アルミ」層と、IHの発熱を効率よく活かし耐久性にも優れた「ステンレス」層で挟み込んだ構造です。

 

特に内釜のふち部分を厚く設計することで、「炎舞炊き」が生み出す熱を外に逃がさず、効率よく加熱。お米の芯までしっかりと熱を届けます。

 

121通りの炊き分け!自分好みを追求できる「わが家炊き」

同じ銘柄のお米でも、産地やその年の気候によって食感は微妙に変化するもの。NX-AA型では、こうした変化に対応し、常に自分好みの味へと進化させる「わが家炊き」メニューを搭載しています。前回炊いたごはんの「かたさ」や「粘り」に関する感想をアンケート形式で入力するだけで、水の量を変えることなく炊き方を微調整。121通りもの炊き方から、使うたびに理想の食感に近づけてくれます。

 

さらに、新たに追加された「お好みごはん診断」機能では、購入時にごはんの好みに関する3つの簡単な質問に答えるだけで、おすすめの炊き上がりを提案。よりスピーディーに、自分にとってベストな食感を見つける手助けをします。

 

より手軽に食感を選びたいというニーズに応え、15通りの「炊き分けセレクト」メニューも用意。「かたさ」を3段階、「粘り」を5段階から選択するだけで、その日の気分や献立に合わせた炊き分けが簡単に行えます。

 

お手入れは内ぶたと内釜だけ!食洗機対応でさらに時短

毎日の使い勝手にも配慮されています。毎回洗う必要があるのは、取り外し可能な「内ぶた」と「内釜」のわずか2点のみ。しかも、この内ぶたは圧力ボールがないフラットな形状で汚れがたまりにくく、食器洗い乾燥機にも対応しているため、お手入れの手間を大幅に軽減します。

 

本体も、お手入れしやすい「フラットトップパネル」「フラットフレーム(樹脂部は除く)」「フラット庫内(サイドセンサー部は除く)」を採用し、清潔さを保ちやすくなっています。

 

操作部には、コントラストが高く文字が見やすいカラータッチ液晶を搭載。炊飯設定はもちろん、簡単な機能説明やおいしく食べるコツなどのアドバイス機能、ヘルプ機能も充実しており、初めての方でも迷うことなく、製品の機能を最大限に活用できるようサポートします。

 

忙しい日々の味方!多彩な炊飯メニューと便利な機能

その他にも、ライフスタイルに合わせた便利な機能が充実しています。最大40時間までおいしく保温できる「極め保温」や、1.3気圧の高圧力でお米の中に水分を閉じ込めることで、レンジで解凍してもパサつきやべたつきを抑えてふっくらおいしいごはんが楽しめる「冷凍ごはん」メニューを備えており、週末のまとめ炊きなどに便利です。

 

また、栄養豊富な雑穀米を「しゃっきり」「ふつう」「もちもち」の3通りの食感に炊き分ける「雑穀米炊き分け3コース」や、芯まで甘くやわらかい「おかゆ」メニュー、高火力で炊き上げごはんの粒感が楽しめる「粒立ちがゆ」メニューも搭載しています。

 

付属の「立つしゃもじ」と「計量カップ」には、環境に配慮したバイオマスプラスチック素材「Prasus(プラサス)」(※)を採用しています。

※Prasus(プラサス)は三井化学株式会社の登録商標です。

 

 

象印マホービン
圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」NX-AA10/AA18
2025年6月21日発売
実売価格:オープンプライス

2つの「くっきり光」で仕事も読書もはかどる! パナソニックの新LEDシーリングライト15機種発売

パナソニックはパソコン作業や読書、学習時の見やすさを追求した「パルック LEDシーリングライト スタンダードシリーズ」計15品番を、2025年6月下旬より順次発売すると発表しました。

 

PC作業や読書に対応する「くっきり光」を標準搭載

今回発表された新シリーズは、全機種にパナソニック独自の2つの「くっきり光」を標準搭載しています。一つは「パソコンくっきり光」。これは、独自の技術で青白さを抑え、黒を際立たせ、パソコンやスマホ、タブレットの画面が見やすい光色。在宅ワークでのパソコン作業やリビング学習などにおすすめとのこと。

 

もう一つは「文字くっきり光」。こちらは、色温度6200Kの白い光と適度な明るさで、小さな文字もくっきり見える光。リビングでの読書や、子ども部屋での学習など、集中力を要する場面で活躍しそうです。

 

生活シーンを彩る多彩なモードと快適な操作性

新シリーズは、単に明るく照らすだけでなく、生活の様々なシーンを豊かに演出する機能も充実しています。設定時刻の10分前から徐々に明るくなり、自然な目覚めを促す「おめざめモード」や、ろうそくの炎のように光が揺らぎ、リラックス空間を作り出す「ゆらぎモード」を搭載。これらのモードはリモコン一つで簡単に切り替え可能です。

 

さらに、リモコンには新たに「やや暖かい色」ボタンを追加。従来の電球色と昼白色の中間にあたる、暖かみと明るさを両立した光色で、食事や団らんの時間をより心地よく演出します。もちろん、細やかな調整が可能な連続調光・調色機能も備えており、時間帯や気分、活動内容に合わせて最適な明かり環境を作り出すことができます。

 

デザインと広さで選べる豊富なラインナップ

デザイン面では、シンプルな「プレーン」タイプに加え、メタリックな「シルバーリング」、透明感のある「ミストクリア」、落ち着いた雰囲気の「ウッドテイスト」を用意。そして最大20畳まで対応する大光量タイプの「プレーン」と「クリア」と、多彩なバリエーションを用意。部屋のインテリアや広さ(~8畳から~20畳まで)に合わせて、最適な一台を選ぶことができます。

パナソニック

パルック LEDシーリングライト(スタンダードシリーズ)

発売:2025年6月下旬

価格:オープン

工事不要ですぐ使えるスポットクーラー!置き場所に困らず、コンプレッサー式で冷房能力も十分

サンコーから、コンパクトなスポットクーラー「置き場所に困らない『スッキリサイズクーラー』」が5月14日に発売されました。サイズ感は折り紙付きですが、気になる冷却性能はどうでしょうか。

 

記事のポイント

昨今の暑さは、従来の対策だけでは不十分なことが多いですよね。エアコン一台きりでは部屋全体を満足に冷やしきれないという時や、エアコンの設置が難しい場所を冷やしたいという時に、買ってすぐ活躍してくれます。サンコーならではのユニークな使い方にも注目です。

 

スリムボディで置き場所を選ばない

本体サイズは幅26.5×奥行28×高さ58cmと、スポットクーラーの中でもかなりのスリム設計。これまでクーラーの設置を諦めていた場所にも無理なく置けそうです。

 

さらに、キャスターが付いているため、日中はリビング、夜は寝室といったように、手軽に移動できるのも嬉しいポイント。工事不要なので、届いたその日からすぐに使えます。賃貸住宅に住んでいる人、一時的に特定の場所を冷やしたい場合に重宝するでしょう。

 

小さくても本格派!コンプレッサー式でしっかり冷却

コンパクトだと冷却力が物足りないのではと心配になりますが、本製品はエアコンと同じコンプレッサー方式を採用。冷房能力は0.88kW(60Hz時 ※50Hz時は0.8kW)と、パーソナルスペースを涼しくするには十分なパワーを備えています。

 

室内の空気を取り込んで冷却し、温風は付属の排気ホースで室外へ排出する仕組みです。この排熱をしっかり行うことで、効率的に冷却できるとのこと。温度設定は15℃から31℃まで可能で、その日の気温や体調に合わせて細かく調整できます。

 

運転モードは「冷房」のほか、「送風」「除湿」「自動運転」の4種類を搭載。「除湿」モードは最大8L/日(※理論値)の除湿能力があり、梅雨時期のジメジメ対策としても活躍してくれそうです。また、ノンドレン方式を採用しているため、除湿運転時以外は排水の手間がほとんどないのも実用的です(※使用環境により排水が必要になる場合あり)。

 

二股ホースに「コシツブース」?サンコーならではのユニークな使い方提案

サンコー製品といえば、かゆいところに手が届くユニークな機能がお馴染み。この「スッキリサイズクーラー」にも、そんな工夫が凝らされています。

 

特筆すべきは、付属の「二股送風ホース」。これを使えば、冷風を2方向に分けて送ることができ、例えばデスクで作業する自分と、足元でくつろぐペットに同時に涼風を送る、なんて使い方も可能です。

 

さらに、冷却効率を高めるための窓用パネルも付属。窓の隙間を塞ぎ、排熱をスムーズに行うことで、より快適な冷房効果が期待できます。

 

そして、サンコーらしい提案が、別売りのお手軽設置自分だけの「コシツブース」(テントのような個室空間を作る製品)との組み合わせです。これを併用すれば、まさに自分だけの秘密基地のような、集中できるプライベート冷却空間を作り出すことができます。これは、在宅ワークや趣味のスペースに最適かもしれません。

 

気になる運転音や電気代は?

スポットクーラーを選ぶ上で気になるのが運転音と電気代。本製品の運転音は約55dB(冷風モード風量「強」時)とされており、これは一般的な会話程度の騒音レベルに相当します。静粛性を最優先する寝室での使用には少し配慮が必要かもしれませんが、リビングや作業スペースであれば許容範囲と感じる人も多いでしょう。

 

1時間あたりの電気代の目安は約15.9円(450W連続運転時、1kWh単価35円で計算)。扇風機よりは高くなりますが、部屋全体を冷やす大型エアコンと比較すれば、ピンポイントで使う分には経済的と言えそうです。

 

サンコー
置き場所に困らない「スッキリサイズクーラー」
価格:2万9800円(税込)

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※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

1万円切るのにこの多機能ぶり!コンパクトデザイン、低温調理もこなすニトリの「スクエア炊飯器」

ニトリが、デザイン性と機能性を両立させた「スクエア炊飯器(JS2C01)」を4月下旬から販売しています。家電として初めてグッドデザイン賞を受賞した前モデルのコンセプトをさらに進化させ、新たに低温調理機能も搭載しています。その実力のほどとは。

 

記事のポイント

炊飯器にスペース効率、デザイン性、多機能性を期待する人にとっては魅力的な選択肢になりそうです。従来の、一般的な炊飯器ではできるイメージのなかった料理も作れます。また冷凍保存に適した硬さにご飯を炊き上げる専用モードもあるので、まとめ炊き派にはうれしいはず。

 

キッチンに美しく映える、進化した「スクエアスタイル」

すっきりとした直線的なフォルムにより、壁際や棚にも収まりやすく、キッチンスペースを有効活用できます。特筆すべきは、3合炊きモデルと同等のコンパクトなサイズ感でありながら、最大4合までの炊飯が可能という省スペース設計。家族構成によっては十分な容量を確保しつつ、置き場所に困らないのは嬉しいポイントです。

↑天面や側面もフラットなため、汚れをサッと拭き取りやすく、日々のお手入れが簡単なのも魅力。カラーは、どんなキッチンにも馴染みやすいホワイトと、空間を引き締めるブラックの2色が用意されています。

 

見た目だけでなく、炊飯性能にも妥協はありません。約3mmの厚釜を採用することで、釜内の熱を逃がしにくくし、お米の芯までしっかりと熱を伝えてふっくらとおいしく炊き上げてくれます。

 

毎日の食事が楽しくなる!充実の炊飯&調理メニュー

多彩な炊飯・調理メニューも搭載しています。

 

<主な炊飯メニュー>

少量高速モード:1~2合なら、約20~21分と短時間で炊き上げ可能(※)。「あと少しだけご飯が欲しい」といったシーンでも活躍します。

※若干かために炊き上がります。

早炊きモード:最大4合を約39分で炊き上げるモードも搭載。時間がない時でも安心です。

冷凍ご飯モード:解凍後もおいしく食べられるよう、冷凍保存に適した硬さに炊き上げる専用モード。まとめ炊き派には嬉しい機能でしょう。

その他、「エコ炊飯」や「玄米」モードも備えています。

 

<注目の調理メニュー>

低温調理モード:本モデルから新たに追加された目玉機能。40℃~80℃の範囲で5℃単位で温度設定ができ、ローストビーフやサラダチキンといった、手間がかかるイメージの料理も手軽に楽しめます。

 

蒸し調理モード:専用の蒸し器が付属しており、蒸し野菜やシュウマイなどの調理も可能です。もう一品欲しい時や、ヘルシーな食事を心がけたい時に重宝しそうです。

これだけの機能を持ちつつも、操作パネルもシンプルで直感的に扱えるよう配慮されています。

 

ニトリ
スクエア炊飯器 (JS2C01)
価格:9990円(税込)

「熱風旨み焼き」で平日ごはんがラクになる! 日立の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」発売

日立グローバルライフソリューションズは、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」MRO-W1Dを6月上旬から発売します。実売予想価格は税込11万5000円前後。

 

↑日立 過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W1D」フロストホワイト(左)、フロストブラック(右)。

 

「熱風旨み焼き」が新たに野菜料理にも対応

本製品では、旨みを閉じ込めて、こんがりジューシーに焼き上げる「熱風旨(うま)み焼き」が、肉・魚料理に加え、新たに野菜料理にも対応しました。野菜の種類(葉果菜、根菜、ミックス)を選べば、あとは火加減おまかせでおいしく仕上げるとのこと。さらに、今回の「熱風旨み焼き」では、冷凍・冷蔵・常温の食材が同時調理できるようになりました。食材の温度がバラバラでも、レンジ・オーブン・過熱水蒸気・グリルの4種類の加熱を自動で制御する「クワトロ加熱」におまかせ。表面温度をはかりながら、火加減オートでおいしく焼き上げるといいます。

記事のポイント

「熱風旨み焼き」は、温度帯の違う食材を一気に調理できるのがとにかくラク。忙しい平日でも、チルドの肉や魚、冷凍の野菜など、食べたいものを放り込むだけで、その日のおかずが完成します。こんな器用な調理が可能なのは、食材の分量と温度を測る高精度のセンサーと、緻密なソフト制御があってこそ。同社の高い技術力を感じます。

また、ボウルひとつでメインから副菜までオート調理する「簡単ボウルメニュー」に、「わがやのアレンジ料理」を新たに採用。ボウルにお好みの材料を入れて加熱後、軽くかき混ぜるだけで手軽においしく調理できるといいます。そのほか、大火力とオートでこんがり焼き上げる「310℃熱風コンベクションオーブン 2段」、調理後の庫内のお手入れが簡単な「らくメンテ」、献立決めや本体の操作がスマホでらくにできる「ヘルシーシェフアプリ」との連携などを継続採用しています。

日立

過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W1D」

発売:2025年6月上旬

実売予想価格:税込11万5000円前後

デザインとサイズ展開が豊富!多機能なのにお手頃価格、SimplusのLEDシーリングライト

ジェネレーションパスは、オリジナルブランド「Simplus(シンプラス)」より、デザインと機能性を両立させたLEDシーリングライトを5月13日に発売しました。フラットタイプと縁取りデザインの2種類、それぞれ4畳から12畳までの5サイズ展開で、住まいのあらゆる空間にフィットします。

 

記事のポイント

デザインとサイズの選択肢が豊富で、明るさや光の色味を細かく調整できる機能なども備えながら、比較的手に取りやすい価格帯を実現しています。調光・調色機能によって、暮らしがどれほど快適になるのか試してみたい人に、うってつけではないでしょうか。

 

フラットデザイン(SP-CELシリーズ)

天井にスッキリと馴染む、ミニマルで洗練されたデザイン。圧迫感がなく、どんなインテリアにも調和します。

 

「Simplus フラットLEDシーリングライト」
(全機種共通:色温度2700~6500K、無段階調光調色、演色性Ra85、リモコン操作)

SP-CEL04 販売価格:3299円(税込)
SP-CEL06 販売価格:4299円(税込)
SP-CEL08 販売価格:5299円(税込)
SP-CEL10 販売価格:6399円(税込)
SP-CEL12 販売価格:7499円(税込)

 

縁取りデザイン(SP-NCELシリーズ)

フレームの縁取りがアクセントとなり、空間に個性をプラス。マットホワイト、マットグレー、マットブラックの3色展開で、お部屋のテイストに合わせて選べます。

 

「Simplus 縁ありLEDシーリングライト」
(全機種共通:色温度2700~6500K、無段階調光調色、演色性Ra85、リモコン操作)

SP-NCEL04 販売価格:6999円(税込)
SP-NCEL06 販売価格:7999円(税込)
SP-NCEL08 販売価格:8999円(税込)
SP-NCEL10 販売価格:9999円(税込)
SP-NCEL12 販売価格:1万1299円(税込)

 

どちらのデザインも、4畳用(Φ260mm)から12畳用(Φ420mm)まで5つのサイズが用意されており、リビングや寝室、子ども部屋など、設置する場所の広さに応じて最適な一台を見つけられます。

 

リモコンひとつで自由自在! シーンに合わせて最適な明るさに

機能面も充実しています。付属のリモコンを使えば、明るさを細かく調整できる「無段階調光」はもちろん、光の色味を昼白色(活動的な白い光)から電球色(リラックスできる温かみのある光)までスムーズに変えられる「無段階調色」機能を搭載。

 

読書や勉強の時はくっきりとした光、食事や映画鑑賞の時は落ち着いた光、就寝前は穏やかな光と、生活シーンや気分に合わせて最適な空間を演出できます。

 

夜中のトイレや、小さなお子さんのいる家庭での授乳時などに便利な「常夜灯モード」も搭載。やわらかな灯りが足元を照らしてくれます。

 

また、15分・30分・60分で設定できる「オフタイマー機能」は、就寝時の消し忘れ防止に役立ち、省エネにも貢献。さらに、一度設定した明るさや色味を記憶する「メモリ機能」も備えており、毎回設定し直す手間がありません。

 

光源には発光効率が高く、ちらつきの少ない高品質なLEDチップ(Epistar2835)を採用。さらに、色の再現性を示す演色性はRa85と高く、食べ物や肌の色、インテリアなどをより自然に近い美しい色合いで見せてくれます。

 

長寿命&省エネ、そして取り付けも簡単!

LED照明のメリットである長寿命と省エネ性能も注目ポイント。最大約5万時間という長寿命設計により、ランプ交換の手間やコストを削減できます。

 

取り付けに関しても、工具不要で簡単に設置できる設計を採用。特に、高電圧が直接灯板に流れない安全設計となっているため、万が一誤って触れてしまっても感電の心配が少なく、安心して作業できるのは嬉しい配慮です。

“朝までつけっぱなし”でも安心のエアコン!省エネ、「やさしい風」、「AI自動運転」で寝苦しい夏も快適に

ニトリは、朝までつけっぱなしにしても安心のルームエアコンを、全国のニトリ店舗およびニトリネットで4月下旬から販売しています。高い省エネ性能と、人にやさしい気流制御、そして便利な機能を搭載しており、現代のライフスタイルにマッチした一台と言えそうです。

 

記事のポイント

近年の夏は、夜間も気温がなかなか下がらず、寝苦しい夜に悩まされる日が増えています。電気代や体への影響を考えてエアコンのタイマーを設定しても、切れた途端に暑さで目が覚める……という人には、注目の一台です。構造や省エネ性能、AI機能など「つけっぱなし」という使い方に対する、金銭的・心理的なハードルを下げる工夫がいくつも凝らされていますよ。

 

直接風を感じにくい「やさしい風」で、体への負担を軽減

エアコンの冷気が直接身体に当たることによる冷えすぎや不快感は、睡眠の質を低下させる一因となり得ます。この課題に対し、ニトリの新エアコンは「やさしい風」フラップを搭載しました(冷房時のみ)。

この機能により、冷房運転中でも直接的な風を感じにくく、まるで自然な風がそよぐような心地よさを実現。エアコンの風が苦手な人でも、安心して快適な室温環境を保つことができます。

 

2027年度省エネ基準クリアの高性能で、お財布にもやさしい

「朝までつけっぱなし」でも安心できる背景には、高い省エネ性能もあります。APF(通年エネルギー消費効率)は、2.2kWモデル(おもに6畳用)で6.6、2.8kWモデル(おもに10畳用)で6.3を達成。特に2.2kWモデルは、2027年度の省エネ基準(トップランナー基準)を先取りしてクリアしています。

 

無駄な電力消費を抑え、効率的に運転してくれる機能は他にも。「AI自動運転」により、室温やこれまでの運転履歴をエアコンが学習し、最適な冷暖房運転を自動で調整します。

 

暮らしに寄り添う、かゆいところに手が届く便利機能

日々の使い勝手を向上させる機能も充実しています。

 

(1)「みまもる運転」で安心をプラス
運転停止中もエアコンが部屋の温度を検知し、設定した温度範囲から外れると自動で冷房または暖房運転を開始。高齢者やペット、自力でのエアコン操作が難しい小さな子どもがいる家庭でも、室温の急変に対応しやすくなります。
※熱中症や低体温症を予防する機能ではありません。設置環境により温度を誤検知する場合があります

 

(2)「不在センサー」で消し忘れ防止
リモコンで事前に設定しておけば、人の不在を検知して3時間後に自動で運転を停止。外出時のうっかり消し忘れを防ぎ、無駄な電力消費を抑えるのに役立ちます。

 

お手入れが簡単で、設置性や長期保証も魅力

エアコンを清潔に保つための工夫も凝らされています。上下フラップと左右風向ルーバーは簡単に取り外しでき、気になる吹き出し口の汚れも手軽に拭き取れます。

 

また、冷房・除湿運転後に自動で内部を乾燥させる「自動内部クリーン運転」や、リモコン操作で熱交換器の汚れを洗い流す「氷解洗浄運転」も搭載。清潔な状態を維持しやすく設計されています。

 

室内ユニットは高さ約250mmのスリムなデザイン。従来品(NTR-22E/28E/40E2-W)と比較して約32mmスリムになり、設置スペースが限られている場所にも対応しやすくなりました。夜間の操作に便利なバックライト付き大型液晶リモコンや蓄光ボタンも嬉しい配慮です。

 

さらに、購入後5年間の保証が付いており、長期間安心して使用できる点も大きなメリットと言えるでしょう。

 

ニトリ
省エネ エアコン 6畳用 (NL-22G-W)
価格:7万9900円(税込)

省エネ エアコン 10畳用 (NL-28G-W)
価格:10万9900円(税込)

コードレスで最大20m先まで届く大風量!使い勝手抜群、シャーク初の扇風機

シャークニンジャが扇風機市場に参入。コードレス扇風機の第一弾として「Shark FlexBreeze(シャーク フレックスブリーズ)コードレスサーキュレーターファン」を5月30日に発売します。市場想定価格は2万9700円(税込)です。

記事のポイント

コードレスながら最大20m先まで風を届ける風量の強さが特徴。屋内・屋外を問わずさまざまなシーンで使えたり、ミストシャワーを楽しめたりと、使い勝手の高さも見逃せません。

コードレスのため、屋内はもちろん屋外でも使用が可能。お風呂場の脱衣所、クーラーの涼しさが届きにくいキッチン、庭、キャンプなどさまざまなシーンで使えます。また、独自の「リフトアウェイ技術」を採用し、ワンタッチでスタンドから扇風機本体を取り外せます。コンパクトになるため、アウトドアや卓上で使えるとのこと。

 

風量は6段階で変更でき、最大で20m先まで風が届きます。さらに左右で45度/90度/180度の首振りが可能なほか、手動で上下55度に調整ができます。運転時間は風量1であれば24時間、風量5であれば2時間。本体重量は扇風機本体とスタンドで約5.5kg、扇風機本体のみであれば約2.8kgです。

 

このほか、付属の「ミストアタッチメント」を取り付ければ、ミストシャワーを楽しむこともできます。

シャークニンジャ
Shark FlexBreeze
2万9700円前後(税込)

センサー搭載で人の動きに追従するスマート扇風機「むきせん」

サンコーは、人の動きに合わせて風向きを自動調整する『自動追尾扇風機「むきせん」』を2025年5月12日に発売しました。実売価格は1万5800円(税込)。

『自動追尾扇風機「むきせん」』

 

記事のポイント

首振りモードにするとなかなか風が当たらない、けど向きを固定するとその場から動けなくなる……という扇風機あるあるな悩みを解決するスマート扇風機が登場。モーションセンサーにより、人の動きに合わせて追従するので一人でも二人でも快適に風を送ってくれます。手が離せないときに便利なハンドサイン操作も◎。

 

本製品は、モーションセンサーを搭載し、人の動きに合わせて風向きを自動調整するスマート扇風機です。一人を感知し、自動で風向きを調整してくれる「こっち向いて機能」、二人を感知し、人がいる範囲にのみ風を送る「あっちも向いて機能」を搭載。人のいる場所を認識し自動で首振りすることで、効率よく人に風を送ります。

↑2人に均等に風を届ける「あっちも向いて機能」。

 

また、リモコンやパネルに触れずに操作ができる「ハンドサイン操作」にも対応。グッドサインで風量の3段階調整、オーケーサインで自動風量調整、ピースサインと手のひらサインでこっち向いてモード/通常モードの切り替えを行います。

↑手が離せないときはハンドサインで操作可能。

 

風量は、パネルやリモコンを使用すると12段階から細かく設定できます。高さは3段階で調整が可能。その他、上下角度調整・左右首振り・切タイマーなど、一般的な扇風機としての機能も充実。DCモーター扇風機のため、静音性に優れています。

 

シーズンオフにはコンパクトになり、省スペースでの収納ができます。また、羽根とカバーは丸洗いでき、お手入れも簡単です。

 

サンコー
自動追尾扇風機「むきせん」
2025年5月12日発売
実売価格:1万5800円(税込)

屋外でも涼しめる! ±0(プラスマイナスゼロ)からオシャレな「テラスファン」登場

プラマイゼロが運営する日本発のデザイン家電ブランド±0(プラスマイナスゼロ)は、野外で使えるおしゃれな扇風機「テラスファン」を2025年5月中旬より順次発売します。カラーはホワイトとグレーの2色。実売価格は1万9800円(税込)。

「テラスファン」(ホワイト、グレー)

 

記事のポイント

2025年のトレンドとなっている“バッテリー式”の扇風機は、家じゅうどこでも持ち運べ、庭先や屋外でも使える利便性が特徴。屋外での作業や、アウトドア・キャンプなど幅広いシーンで活躍します。

 

±0では、屋内と屋外の境目となる「テラス」で使えるデザインと機能をコンセプトとした家電シリーズ「テラス家電シリーズ」を立ち上げ、2024年末には「テラスヒーター」を発売。今回発売される「テラスファン」は、同コンセプトのシリーズ第2弾になります。

 

このテラスファンは、室内と屋外、どちらの空間でも使用できるボーダレスなデザインと機能を持ったコードレスタイプの扇風機です。バッテリー駆動だから持ち運びも自由、好きな場所に持ち運んで使えます。水の飛沫から内部を保護するIPX4の生活防水性能付きです。

↑バッテリー式なので屋外に持ち出して使用することも可能。

 

スライドスイッチ式で、風量を簡単に調整可能。連続使用時間(満充電時)は約4時間30分~57時間。充電時間は約3時間30分(電源OFF時)。

 

±0(プラスマイナスゼロ)
「テラスファン」
2025年5月中旬より順次発売
実売価格:1万9800円(税込)

冷凍室に充実の機能満載! 日立の新冷蔵庫「まんなか冷凍GXCCタイプ」

日立グローバルライフソリューションズは、おいしく冷凍できる大容量冷凍室を備えた冷蔵庫「まんなか冷凍GXCCタイプ」の「R-GXCC67X」を発表。5月下旬に発売します。家電量販店での販売価格は52万5800円(税込)です。

記事のポイント

冷凍室に力を入れた冷蔵庫です。休日につくりおきしたり食材をまとめ買いしたりしても、大量に、おいしく保存できる機能を搭載しています。冷蔵庫は冷凍室の使い勝手で選ぶ人向けの製品といえそうです。

 

冷凍湿には、食品を整理しやすい「冷凍室下段3段ケース」、食品をすばやく凍らせる「デリシャス冷凍」、霜の発生や食品のパサつきを抑える「霜ブロック」を採用した「らくうま!ひろin冷凍プラス」を搭載。容量も大きく、製氷室も合わせると合計194Lを備えています。

 

冷蔵室は全段がチルド保存可能な「まるごとチルド」を採用。約2度のチルド温度で、鮮度を長持ちさせてくれます。また野菜室は、野菜などから放出されるエチレンガスやニオイ成分を分解する「プラチナ触媒」と、濃度を高めた炭酸ガスによって、「野菜を眠らせるように保存」し、栄養素の減少を抑えるとのこと。

 

このほか、冷蔵室と冷凍室の下段、野菜室を開けると室内を自動で撮影する「冷蔵室カメラ」を搭載し、スマホアプリの「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」からも冷蔵庫内を確認できます。

定格容量は670Lで、本体幅は約88cmです。

日立グローバルライフソリューションズ
R-GXCC67X
52万5800円前後(税込)

ひとり暮らし向き! ハイアールが2万円で自動調理できるオーブンレンジを発売

ハイアール ジャパン セールスは、コンパクト設計の16Lオーブンレンジ「JM-FV16A」を発表。5月15日に発売します。店頭予想価格は2万円(税込)前後です。

記事のポイント

ひとり暮らしやふたり暮らしなど、少人数世帯向けに企画した製品。コンパクトなサイズなので、ワンルームにも置きやすくなっています。また、簡単な操作で炒め料理や焼き料理、煮込み料理などを作れるので、忙しい日にあと1品ほしいといった要望に応えられそうです。

食品の温めはもちろん、炒める/焼く/茹でるなど20種類のオートメニューを搭載したオーブンレンジです。たとえば「エコ煮込み」を選択すると、カレーや肉じゃがなどの調理に時間がかかる料理でも、材料を一度にまとめて入れるだけで作ることができます。

 

また、20種類のオートメニューの中にはお手入れ用の「清掃脱臭メニュー」も搭載しています。

 

庫内は約幅26cm、高さが19cmあり、コンビニのお弁当といった幅広な食品も出し入れできます。それでいて本体サイズは約幅461×奥行き360(取っ手部を含む)×高さ293mmとコンパクトで、ワンルームの部屋や限られたキッチンスペースにも置きやすいとのこと。

 

さらに、50Hzと60Hzの周波数に対応しているため、住んでいる地域を選ぶことなく使えます。

ハイアール

JM-FV16A 2万円(税込)前後

コンパクトなセカンド冷凍庫! 冷蔵庫としても使えるアクアの「AQF-FA9R」

アクアは、コンパクトなファン式冷凍庫「AQF-FA9R」を発表しました。5月14日に発売します。家電量販店での実売価格は6万280円(税込)前後です。

記事のポイント

いま使っている冷凍庫だと容量不足、だけど大きな冷凍庫を追加で置く場所がない、なんて人に向いているセカンド冷凍庫。コンパクトなのでキッチンはもちろん、リビングなどにも置きやすいです。それでいて容量は93Lあるので、冷凍食品がしっかり入ります。

 

AQF-FA9Rはセカンド冷凍庫にしやすい、93L容量の小型冷凍庫です。ボタンひとつで冷凍/チルド/冷蔵の3つの温度に変更できるため、冷蔵庫としても使えます。

 

庫内はクリアトレイ1段とバスケット3段の構成。クリアトレイを中央に設置したり、バスケットを取り外したりもでき、高さのある食材も入れられます。

 

本体のドア上にはコントロールパネルを搭載し、タッチ操作が可能。また、天面は耐熱のトップテーブルとなっているので、電子レンジやオーブントースターを本体の上に設置できます。

 

本体サイズは幅475×高さ977×奥行565mmです。

アクア

AQF-FA9R 6万280円(税込)前後

冷凍が主役! ハイアールから大容量で使いやすい冷凍室をそなえた冷蔵庫「CŌRU」

ハイアール ジャパン セールスは、冷凍を主役にした4枚ドアのフルフレンチ冷蔵庫「CŌRU」を発表しました。店頭予想価格は19万8000円(税込)前後です。

記事のポイント

冷凍庫の容量拡大や機能の充実化に注目が集まっています。そんななかで、各メーカーがそれぞれ冷凍室に力を入れた製品を投入していますが、ハイアールはずばり「CŌRU」というネーミングの製品を出しました。冷凍を主役にしており、大容量化・収納しやすさや取り出しやすさをアピールしています。

定格容量470Lのうち、最大で166Lの冷凍室を用意。冷凍食品であれば最大128個分の収納が可能としています。また、冷凍室は2列×3段の引き出し式となっており、冷凍食品などを見やすく、取り出しやすいデザインを採用しています。

 

冷凍室右側にある89Lのスペースは、マイナス18度から5度まで温度を1度単位で調節可能。マイナス18度に設定すれば冷凍室の合計容量が166Lになるほか、解凍不要で食材をすぐに使えるソフト冷凍、鮮度を保てるパーシャル、通常の冷蔵室としても使えます。

 

本体サイズは約幅830×奥行635×高さ1775mmで、一般的というシステムキッチンの奥行き650mmにフィットするよう作られています。また小柄な人でも最上段の奥まで手が届きやすいよう、庫内の奥行きを503mm、最上段の高さを1520mmに抑えています。

 

このほか、扉を閉めたまま温度調節やモード設定が可能な前面タッチ式操作パネルや、野菜を新鮮に保存できる湿度調整フィルターなどを搭載しています。

ハイアール

CŌRU

19万8000円(税込)前後

この扇風機、どこかで見たことあるぞ!昭和レトロデザイン、懐かしの「ツインつまみ」で操作もアナログ

小泉成器が、どこか懐かしい雰囲気をまとった「ミニ扇風機(KLF-2056/A)」を発売しました。昭和レトロを思わせるデザインは、インテリアとしても魅力的。操作部に採用された「ツインつまみ」や、カチッと小気味よい音を立てる風量ボタンなど、細部にまでこだわりが詰まっています。

 

記事のポイント

レトロなデザインとアナログな操作感が特徴の一台です。コンパクトながら首振りやタイマーといった基本機能はしっかりと備えており、パーソナルスペースでの使用に適しています。単なる送風機としてだけでなく、部屋のアクセントとなるインテリアアイテムとしても活躍してくれそうです。

本体カラーは爽やかなブルーを採用し、昔ながらの扇風機を彷彿とさせるフォルムが印象的です。

 

特に目を引くのが、本体下部に配置された操作部。風量切替とタイマー設定には、それぞれ独立したダイヤル式の「ツインつまみ」を採用しています。さらに、風量調節ボタンは押すと「カチッ」と音が鳴る仕様です。風量は「弱・中・強」の3段階で調節可能。

↑最近のデジタル表示やタッチパネル式の製品とは一線を画し、指でつまみを回すアナログな操作感が新鮮です。

 

コンパクトでも機能は十分! 便利な首振り&タイマー

デザイン性に目が行きがちですが、扇風機としての基本機能もしっかりと押さえています。高さは約400mmとコンパクトな設計で、デスクの上や足元など、限られたスペースにも置きやすいです。書斎での作業中や、キッチンでの料理中など、ちょっと風が欲しい場面にぴったりでしょう。

 

首振り機能も搭載しており、左右方向には約70°の範囲で自動でスイング。広範囲に風を送ることができます。また、上下方向には手動で角度調節が可能(上に約30°、下に約10°)。狙った場所にピンポイントで風を送りたい場合に便利です。

さらに、最大約180分(3時間)まで設定できる切タイマー機能も搭載。ダイヤル式なので、直感的に時間をセットできます。就寝時や、短時間だけ使いたい時などに役立ちます。

 

小泉成器
ミニ扇風機「KLF-2056/A」
価格: 7980(税込)

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ピンポイントで「直接冷やす」ハンディファン! ペルチェ式の冷却プレート搭載

小泉成器は、ペルチェ式の冷却プレートを搭載した「ハンディファン(KPF-0652/W)」を5月1日より販売しています。

 

記事のポイント

外出時の暑さ対策としてすっかり定番となったハンディファン。昨今は「風を送る」だけでなく「直接冷やす」機能に注目が集まっています。猛暑日の屋外や、スポーツ観戦、通勤・通学時など、汗ばむシーンで特に活躍しそうです。ファン機能と併用すれば、より効果的なクールダウンが期待できるでしょう。

本製品の特徴は、本体中央部に搭載された「ペルチェ式冷却プレート」です。これは、電気を流すと一方の面が冷却され、もう一方の面が加熱される「ペルチェ効果」を利用したもの。この冷却プレートを首筋や顔など、冷やしたい部分に直接当てることで、ファンによる送風とは一味違う、ひんやりとした心地よさを得られます。

 

持ち運びやすさと使い勝手も抜かりなし

もちろん、ハンディファンとしての基本機能も充実しています。風量は4段階で調節可能。シーンや好みに合わせて、微風から強風まで選べます。

 

本体にはカラビナが付属しており、カバンやリュックのストラップに引っ掛けて手軽に持ち運べます。使いたい時にサッと取り出せるのはうれしいですね。

 

電源はUSB充電式(Type-C対応)で、モバイルバッテリーなどからも充電が可能。外出先でのバッテリー切れの心配も軽減されます。さらに、本体にはデジタルディスプレイが搭載されており、バッテリー残量や現在の運転モード(ファン風量/冷却プレートON・OFF)が一目で確認できます。

カラーは、どんなファッションにも合わせやすい「グレイッシュホワイト」を採用。シンプルなデザインで、老若男女問わず使いやすいでしょう。操作もボタン式で直感的に行えます。

 

小泉成器
ハンディファン「KPF-0652/W」
価格:2980円(税込)
連続使用時間:約60分(風量[4]で冷却プレート使用時)

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スマートホームとは? 3大メリットから活用方法まで専門家が徹底解説【2025年最新版】

スマートホームとは、インターネットを通じて遠隔操作できる家電や住宅設備を備えた住まいのこと。この記事では、その魅力やメリット・デメリット、必要な機器、活用事例などについて、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんに解説していただきます。

↑どうしたらスマートホームにできるの?

 

スマートホームとは

スマートホームは、BluetoothやWi-Fiなどの通信機能を使って住宅内の家電やセンサー、設備などが相互に連携し、スマホアプリや音声アシスタントを内蔵するスマートスピーカーなどを用いて家のさまざまな機能を管理・制御・自動化できる機器やサービスの総称です。

 

既存の家電を遠隔操作できるようにするスマートリモコンを使ってエアコンを外出先から操作したり、既存の玄関錠に取り付けるスマートロックによってカギなしで玄関ドアを開閉できるようにしたりと、日々の暮らしをより便利で快適にできるのが魅力です。

 

スマートホーム機器は、「単体でスマホアプリなどから操作できるスマート家電」「既存の家電や設備をスマート化(スマートホームに対応)する機器」の二つに大きく分かれます。

 

スマート家電はWi-Fi通信機能を内蔵することでインターネットに接続し、スマホアプリやスマートスピーカーなどから遠隔操作や自動化が可能。エアコンなどはスマート化が進んでいるカテゴリーの一つですが、導入するためには買い替えや新規購入が必要になります。

 

他方、既存の家電や設備をスマート化する製品にはスマートリモコンやスイッチロボットなどがあります。スマートリモコンの場合、赤外線リモコンによる操作が可能な機器や設備なら、ほぼすべてスマホアプリから操作できるようになるため、買い替えが不要。スイッチロボットを使えば、照明スイッチや給湯機器のスイッチなどを遠隔操作で押せるようになります。

 

今後は多くの機器や家電がスマートホームに対応していくと思われますが、スマートホーム化のためにわざわざ家電や設備を買い替えたくないという人には、こうした既存の物をスマート化する機器を導入するのが最も近道でしょう。

 

スマートホームの普及を加速させる「Matter」

スマートホームはアマゾンやグーグル、アップルなどの企業がそれぞれ独自企画を打ち出したことで互換性が乏しかったこともあって、普及がまだまだ進んでいない状況にあります。しかし、国際的な規格団体であるCSA(Connectivity Standards Alliance)が2022年にスマートホーム共通規格「Matter(マター)」を策定したことで共通化が進み始めました。CSAには多くのスマートホーム関連企業が参画しており、今後さらなる普及が進むと考えられます。

 

スマートホームの導入に必要な機器

↑スマートディスプレイで照明を明るくしてみよう。

 

スマートホームの導入に必要な機器を具体的に紹介していきましょう。

 

スマートリモコン

既存の家電をスマート化するだけでなく、さまざまな機器をインターネットに接続する「ハブ」の役割も担うのが、スマートリモコンです。家電を赤外線で操作する学習リモコン機能に加えて、温湿度センサーや照度センサーなどによって室内環境をセンシング(感知)できる機能を備える製品もあります。

 

また、スマートホーム機器の中には単体でインターネットに接続できず、Bluetooth通信経由でスマホと連携する製品があります。スマートリモコンはそのような機器を遠隔操作するためのハブとして機能する場合もあります。

↑SwitchBotのスマートリモコン「SwitchBot ハブ2」(直販価格9980円)。

 

スマートスピーカー/スマートディスプレイ

音声アシスタントを搭載し、声で家電や設備を操作できるようにしてくれるのがスマートスピーカーとスマートディスプレイです。

 

プラットフォームは大きくアマゾン、グーグル、アップルの3社に分かれており、アマゾンは「Amazon Alexa」アプリに対応する「Amazon Echo」シリーズ、グーグルは「Google Home」アプリに対応する「Google Nest」シリーズ、アップルは「ホーム」アプリに対応する「Home Pod」シリーズを展開しています。

↑アマゾンのスマートディスプレイ「Echo Show 8」(直販価格2万2980円)。

 

どのスマート家電もスマホアプリで機器を管理・操作できて、スマホの音声アシスタント機能を利用することで音声操作もできるため、スマートスピーカーやスマートディスプレイは必須ではありません。

 

しかし、ハンズフリーで音声操作したり、音楽やラジオを聴いたり、離れた家族との遠隔コミュニケーションや見守りに利用できたりと、スマートスピーカーやスマートディスプレイにはさまざまなメリットがあります。

 

おすすめのスマートホーム機器

各メーカーのスマートホーム機器は、そのメーカーが用意するスマートホーム管理アプリで管理および操作ができるようになっています。

 

アマゾン、グーグル、アップルのプラットフォームと連携することで、Amazon AlexaアプリやGoogle Homeアプリ、ホームアプリなどで一括管理ができるものの、メーカーごとのアプリのほうがより細かい操作が可能です。そのため、メーカーが異なる製品をバラバラに購入するよりも、どこかのブランドでまとめたほうが管理しやすくなります。

 

そのような観点から、複数のスマートホーム機器を提供している主要なメーカーを三つ紹介しましょう。

 

1: SwitchBot「SwitchBot」ブランド

スマートリモコンから各種センサー、カメラ、照明、スマートロック、スマートカーテン、ロボット掃除機など、かなり幅広い製品群を展開するスマートホーム機器の大手ブランドです。

 

2: TP-LINK「Tao」ブランド

スマートリモコンから各種センサー、カメラ、照明、スマートドアホン、ロボット掃除機まで幅広く展開するブランドです。

 

3: Aqara「Aqara」ブランド

スマートリモコンから各種センサー、カメラ、照明、スマートカーテン、スマートドアホンなどを展開するブランドです。転倒検知する高度な人感センサーなども販売しているのが特徴です。

 

これらのブランドから一つだけを選ぶ必要はありませんが、自分の用途に合わせて主軸となるブランドを決めることがおすすめです。

 

スマートホームのメリット・デメリット

↑長所は素晴らしいけど、短所はないの?

 

スマートホームのメリットとデメリットを押さえておきましょう。

 

スマートホームの主なメリットは、家の「快適性」「利便性」「安全性」を向上させることです。スマートエアコンを導入すると室内環境を快適に保つことが可能。外出先から家電を遠隔操作することで利便性がアップします。スマートロックやセキュリティカメラなどを導入することで防犯対策を強化し、安全性も高めることができます。具体的な事例については後ほど詳しく紹介します。

 

反対に、スマートホーム導入のデメリットとして挙げられるのが初期コスト。スマート家電もしくはスマート化機器を購入しなければならないうえ、アプリの導入や初期設定が必要になります。スマートホーム機器をスマートスピーカーで利用するために機能を連携させる設定なども必要になり、大きなハードルになることがあります。

 

また、BluetoothやWi-Fi通信がうまく行かなかったり、クラウドサービスに接続できなくなったりするとスマートホーム機器を使えなくなるのもリスクの一つです。

↑導入時にはコストや手間がかかるものの、メリットのほうが圧倒的に大きいようです。

 

スマートホームの活用事例

スマートホームの活用方法を快適性、利便性、安全性の三つの観点から紹介しましょう。

 

【快適性】エアコンの遠隔操作やカーテンの自動化

スマートエアコンの導入もしくはスマートリモコンを利用してエアコンをスマート化することで、快適な住環境を保つことができます。例えば、夏の暑い日に外出先から遠隔操作でエアコンの冷房をオンにすることで帰宅前に室温を下げ、涼しい自宅に帰ることができます。ペットがいる家庭の場合、センサーで室温上昇を検知したら自動的に冷房をオンにするといった使い方もできます。

 

給湯器や床暖房のスイッチにSwitchBotを取り付ければ、帰宅前にお風呂のお湯はりをしたり、部屋を暖めておいたりすることも可能です。

↑SwitchBotの「SwitchBot ボット」(直販価格4980円)。

 

カーテンレールにスマートカーテンを取り付けることでカーテンの開閉を自動化すれば、起床時刻に合わせてカーテンを開けることで日の光によって目覚めることもできます。

↑SwitchBotの「SwitchBot カーテン3」(直販価格8980円)。

 

【利便性】家事の自動化と音声操作

スマートホーム機器を導入すると、家事の自動化や、生活におけるちょっとした利便性の向上なども実現します。

 

例えば、ロボット掃除機を導入することで日々の掃除をお任せできて、帰宅前に遠隔操作で掃除機がけを指示するといった使い方があります。遠隔操作が可能なスマート洗濯機なら、ちょうど帰宅時に洗濯・乾燥が終了するように指示することで、効率的に洗濯物をたたんでしまうこともできるようになります。

↑アイロボットジャパンのロボット掃除機「Roomba 205 DustCompactor」(実勢価格4万9800円)。

 

↑遠隔操作が可能なパナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-LX129DL」(実勢価格34万8000円)。

 

また、音声アシスタントを搭載するスマートスピーカーやスマートディスプレイ(ディスプレイを搭載したスマートスピーカー)を導入したり、スマホの音声アシスタント機能を利用したりすることで、声をかけるだけで家電を操作することも可能です。

 

例えば、「アレクサ、テレビを消して」「アレクサ、エアコンを消して」などとリクエストすることで、スマホやリモコンを取り出すことなく家電を操作できます。

 

安蔵さんは、給湯器のスイッチに取り付けたスイッチロボットを押す動作を「お湯はり」という命令にして保存することで、「アレクサ、お湯はり」と言うだけでお風呂のお湯はりができるように設定しているそう。「わざわざ離れた場所にある給湯器まで歩いていくことなく、お風呂のお湯はりができるのはかなり便利」と言います。

 

【安全性】防犯強化や熱中症対策

スマートホーム機器は防犯対策や見守りなど安全性向上にもつながります。例えば、屋外や室内にセキュリティカメラを設置することで侵入者や不審者対策ができる一方、スマホと連携できる「スマートドアホン」を導入することで外出先から訪問者を確認したり応対したりできるようになります。

↑Aqaraの「AqaraスマートビデオドアベルG4」(実勢価格1万3000円)。

 

玄関錠に取り付けるスマートロックを導入すれば、カギを持たずに施錠や解錠ができるようになるだけでなく、カギの閉め忘れを防ぐことで侵入者対策にもつながります。指紋認証や暗証番号認証などに対応するスマートロックであれば、子どもにカギを持たせなくて済むため、カギの紛失も未然に防げます。

 

特に一戸建ての場合、侵入者対策のための屋外カメラやスマートドアホン、施錠対策のためのスマートロックの導入がおすすめです。

 

なお、スマートエアコンの導入は家の快適性を向上させるだけではなく、熱中症対策にもつながります。暑い日でも家の中でより安全に過ごすことができるでしょう。

↑SwitchBotのスマートロック「SwitchBot ロックPro」と「SwitchBot指紋認証パッド」のセット(実勢価格2万1080円・税込)。

 

スマートホームに関するよくある質問

↑スマートホームについてもっと教えて。

 

Q: どこから導入すればいい?

A: スマートホームを導入するためには、家電をスマート化できるスマートリモコンの導入から始めましょう。Bluetooth通信機能しか持たないスマートホーム機器を遠隔操作可能にするハブにもなるため、一家に1台は必要です。スマートリモコンは赤外線で家電を操作するため、操作したい家電が設置されている部屋ごとに設置する必要があります。それに加えて、スマートロックやスマート照明など、必要な機器をそろえるといいでしょう。

↑TP-LINKのスマートリモコン「Tapo H110」(実勢価格3400円)。

 

Q: 初期費用やランニングコストはいくら?

A: 初期費用はスマートリモコンをはじめとして、必要な機器の購入費がかかります。スマートホーム機器の遠隔操作はアプリやクラウドサーバー経由で行いますが、基本的にランニングコストはかかりません。ただし、一部の製品については月額費用がかかる場合もありますので、製品を購入する際にはチェックしてみてください。

 

Q: 機器の定期的なアップデートは必要?

A: 各種スマートホーム機器はインターネット経由で遠隔操作ができるため、スマートホームアプリのID・パスワードをしっかりと管理しましょう。また、アプリを定期的にアップデートするだけでなく、アプリに促された場合はスマートホーム機器のファームウェア(本体内ソフトウェア)のアップデートも適宜実施してください。

 

Q: 音声アシスタントが誤作動する場合はある?

A: アマゾンは「アレクサ」、グーグルは「オッケーグーグル」、アップルは「ヘイ、シリ」といったように、「ウェイクワード」と呼ばれるワードで音声アシスタントを呼び出すことができます。

 

このウェイクワードは変更することも可能ですが、どうしても誤作動してしまう場合があります。何も話していないのに「今日の天気は……」などとスマートスピーカーが話し出すなんてこともたまにはあります。

 

ただし、スマートホーム機器を操作するためにはある程度の長さの言葉を話す必要があるため、機器が誤作動してしまうことはほとんどないでしょう。

 

Q: 停電時にスマートホーム機器はどうなる?

A: 停電時には電化製品が作動しないため、スマートホーム機器も使えなくなってしまいます。停電が復旧してネットワーク環境が元に戻ったら、停電前と同じように使えるようになります。

 

【まとめ】最初の一歩を踏み出そう!

これまで見てきたように、スマートリモコンを導入するだけでもスマートホーム生活をスタートできます。最初は数千円もあれば開始できるので、ぜひ快適で利便性が高く、生活の安心・安全性も高められるスマートホーム生活を始めてみてください。

 

【解説者】

安蔵 靖志 Anzo Yasushi

ITジャーナリスト・家電エバンジェリスト。一般財団法人家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー、スマートマスター。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。X

 

スマートホームの今とモノがわかる!「スマートホームの始め方」特集

歯間の汚れを水流で除去! コードレス式で持ち運んで使えるオーラルウォッシャー

ヤマダホールディングスは、コードレスで持ち運んで使えるオーラルウォッシャー(YBH08MMW)を、2025年5月1日(木)より全国のヤマダデンキ・ベスト電器・マツヤデンキ店舗(一部店舗を除く)およびヤマダウェブコム(ECサイト)にて発売しました。実売価格は7678円(税込)。

オーラルウォッシャー(YBH08MMW)

 

記事のポイント

コードレスタイプで外出先や職場などでも使える、ヤマダオリジナルのオーラルウォッシャー。別売のノズルはクリアとホワイトの2種類が用意されるので、家族で使い分けることも可能です。

 

本製品は、極細ノズルから水を吹き出して歯ブラシでは届きにくい歯間の汚れを洗浄するオーラルウォッシャー。ノズルは360°回転するため、気になるところをピンポイントで洗浄できます。コンパクトサイズで自宅でも外出先でも手軽にオーラルケアができます。

手のひらサイズのコンパクト設計。

 

また、コードレスタイプなのでケーブルを気にせずに使用可能。1回の充電で約1週間使えるため、充電の手間もかかりません。充電ケーブル・ノズルもすっきりしまえる撥水加工済み収納ケース付きで、出張先や旅行先への持ち運びも簡単です。

 

また、別売の交換ノズルはクリア・ホワイトの2色入りで、家庭内でも使い分けができます。

 

ヤマダホールディングス
オーラルウォッシャー(YBH08MMW)
2025年5月1日発売
実売価格:7678円(税込)

最大27畳対応のパワフルな風で空気を循環させるシロカ「3Dサーキュレーター」

シロカは、パワフルな風量と上下左右の立体的な首振りでお部屋のすみずみまで送風する「3Dサーキュレーター」の新モデルを、2025年5月30日に発売します。実売価格は1万1880円(税込)。

シロカ「3Dサーキュレーター」

 

記事のポイント

サーキュレーターは部屋の空気を循環させて冷暖房効率を高めたり、空気の入れ替えを促したりと1年中使えるアイテム。シロカの新しい3Dサーキュレーターは最大27畳まで対応するパワフルな風で、お部屋の空気をしっかり循環させます。工具を使わずに分解できるので手入れが簡単なのもうれしいポイント。

 

新しくなった「3Dサーキュレーター」は、ガードの側面にも吸気口を設けた独自構造のガードにより、一般的なサーキュレーターよりも一度に多くの空気を取り込むことができ、コンパクトなサイズ感ながらパワフルな風を実現。首振り角度は上90°、左右80°(正面から40°)・120°(正面から60°)・330°(正面から165°)から選択可能。左右の首振り角度は既存モデルの2段階から、3段階に拡大しています。立体的な首振りで部屋のすみずみまで送風して空気を循環させることができ、最大約27畳までの広い空間に対応します。

 

風を向けたい方向にリモコンの「ここピタ」ボタンを長押しし、止めたい位置でボタンを離すことで、首の向きを細かく調節することが可能。正面から左右165°、上90°の範囲で調節でき、欲しいところにピンポイントに風を届けます。

 

本体に搭載された温度センサーで室温を検知し、自動的に室温に応じた風量と運転状態に切り替えて運転。検知した室温が24℃以下になると運転を停止するため無駄なく効率的に送風でき、就寝時や熱中症対策などに役立ちます。

 

デザインも一新され、フラットな台座に操作部を設けていた既存モデルからデザインと形状を変更。高さのある台座の側面に操作部を設けたデザインにより、操作性が高まるとともに、使用中のモードがひと目で判別しやすくなっています。さらに、設置面積もよりコンパクトになっています。

 

工具不要で前後のガードや羽根を取り外せるため汚れが気になるときにサッとお手入れでき、いつでも衛生的に使えます(取り外したガードや羽根は、水に浸し固く絞った布巾での拭き掃除を推奨)。

 

シロカ
「3Dサーキュレーター」
2025年5月30日発売
実売価格:1万1880円(税込)

接地面積はA4サイズ! コンパクトなのにパワフルなシロカ「コンプレッサー式除湿機」

シロカは、コンパクトさと除湿能力の高さを両立させた「コンプレッサー式除湿機」を2025年5月19日に発売します。実売価格は2万9700円(税込)。

シロカ「コンプレッサー式除湿機」

 

記事のポイント

除湿器は湿気の多い梅雨の時期だけでなく、部屋干しのお供として1年を通して活躍します。部屋干し時の生乾き臭に悩まされている人は、ぜひ除湿器を取り入れてみてください。

 

シロカの「コンプレッサー式除湿機」は、設置面積はほぼA4サイズというコンパクトさにもかかわらず、1日あたり約10Lの高い除湿能力を実現。コンプレッサー式除湿器は室温の高い時季にパワフルに除湿できるで、梅雨の時季のじめじめ解消や室内干しの生乾き臭対策などに役立ちます。

設置面積はほぼA4サイズ。

 

255m3/hのパワフルな風量と、風向きを調節できるオートルーバーで風を当てながら洗濯物の周りの湿度を下げることで、すばやく洗濯物を乾かします。乾燥時間は洗濯物2kgで約120分。

 

また、360度自由に動かせるキャスター付きなので、室内の移動も楽に行え、用途に応じて置き場所を変えたいときに便利です。

 

本体周辺の湿度を検知し、本体天面の湿度表示と本体前面の「湿度お知らせランプ」で現在の湿度をお知らせします。

 

1台で木造13畳程度の広さに対応。排水タンク容量は約2.8L。別売の排水ホースを取り付ければ、浴室などへの連続排水も可能。水タンクが満タンになるたびに取り外して排水する手間を省くことができます。

 

シロカ
「コンプレッサー式除湿機」
2025年5月19日発売
実売価格:2万9700円(税込)

なぜパナソニックの配線器具がベトナムで売れるのか? “現地の相棒”が「躍進の理由」と「中国メーカーの真の武器」を語る

コンセントなどの配線器具の国内市場で、8割以上のシェアを誇っているパナソニック エレクトリックワークス社。同社の配線器具は、その信頼性を武器に、世界でも支持を伸ばしている。世界シェアはフランスのルグラン社に次ぐ2位だが、アジアでは1位。特にベトナム・インド・トルコを重点国に位置付け、大きな生産拠点を築いている。

↑ロングセラー商品のフルカラーシリーズ。

 

だが、同社には近年大きなライバルが現れている。中国のメーカーだ。不動産バブルが崩壊した同国では、配線器具の需要が低下し、数多くのメーカーが東南アジアでのビジネス拡大に注力しているという。これからの国際競争をどう勝ち抜いていくのか。今回は、同社の重要拠点であるベトナム・ホーチミンを訪れ、同国内で配線器具の製造・販売を手がけるパナソニック エレクトリックワークスベトナム社の坂部正司社長、同社製品の販売代理店・Nanocoグループのルーン・リュク・ヴァンCEOに話を聞いた。

 

パナソニックのベトナム国内シェア1位を陰で支える販売代理店

1994年、パナソニック(当時は松下エレクトリックワークス)の配線器具がベトナムに進出した。海路輸送における地理的な優位性、人件費の安さ、安定した社会情勢に加え、将来の経済成長を見込んでのことだった。

 

「パナソニックは、1994年のベトナム進出以降、同国内で着々と販売網を広げてきました。当初は他国で製造した製品をベトナムに輸入して販売する形式をとっていましたが、2014年にはホーチミン近郊のビンズオンに大規模な工場を建設し、生産体制を強化。2017年にベトナム国内のシェア1位を獲得しました。現在ではそのシェアをさらに伸ばし、5割程度を占めています」(坂部さん)

↑パナソニックがベトナムで展開しているコンセントなどの配線器具。

 

その成長を陰で支えてきたのが、販売代理店のNanocoグループだ。同グループは、1994年に松下エレクトリックワークスとパートナー契約を締結。30年以上の時を経たいまでも、パナソニックの代理店として、配線器具などの販売を続けている。

 

「Nanocoグループは、1991年、私の父によって設立されました。当時はベトナムの経済政策が変わって民間の会社がようやく認められるようになった時代で、Nanocoグループは国内で33社目の民間企業でした」(ルーンさん)

↑ホーチミンにあるNanocoグループの本社ビル。筆者が訪問したときには、旧正月の飾りが出ていた。

 

Nanocoグループは、パナソニックのベトナム事業拡大と足並みをそろえる形で大きく成長。現在の同グループの売り上げの8割を、パナソニック製品が占めている。

↑パナソニック エレクトリックワークスベトナム社の坂部社長(左)とNanocoグループのルーン・リュク・ヴァンCEO(右)。

 

「かつて、パナソニックの製品は、ベトナム人にとっては高価でプレミアムなものでした。しかし、国の経済が発展したいまでは、高収入を得る人も増えてきました。現在、ベトナム国内におけるパナソニックの知名度は高く、同社の高品質な製品を使うことが一種のステータスのようになっています。また、幅広い価格帯・様々な特徴を持った製品が開発されたことでラインナップが広がり、ユーザー層が増えました。私たちはそんな製品をユーザーに届けられることを幸せに思っています」(ルーンさん)

 

Nanocoグループはベトナム全土に広いネットワークを構築している。現在では国内に21の営業所を有し、隣のカンボジアにも拠点を持つ。各営業所からトラックを2時間ほど走らせれば、ベトナムのどこへでも製品を届けられるという。

↑Nanocoグループがベトナム各所に構えている拠点のマップ。文字が緑になっている箇所は、営業所の設立に向けて調査中のエリアだという。

 

「全ての営業所が、販売・倉庫・配達・アフターサービスの4つの役割を持っています。これらのなかでも特に力を入れているのがアフターサービスです。ベトナムの施工業者は作業の質が低いことも多く、優秀な製品を使っていても取り付け方の悪さからトラブルが起こってしまうことがあります。ですから、そのトラブルをいち早く解決するためのアフターサービスが大切なのです」(ルーンさん)

 

坂部さんは、パナソニックの武器は「安定した品質とサプライチェーンの強さ」だと語る。その供給網の一端を担っているのが、Nanocoグループなのだ。

↑Nanocoグループは、配線器具以外にも幅広いジャンルのパナソニック製品を取り扱っている。写真は同グループのショウルームにあった空気清浄機。

 

中国メーカーの真の武器は「順応の速さ」

坂部さんもルーンさんも、中国のメーカーを大きなライバルと位置付けている。実際、アジアの他国ではパナソニックが中国メーカーにシェアを奪われることもあった。

 

「フィリピンでは、2022年までシェア1位でしたが、2023年には3位まで転落してしまいました。当時は中国の不動産バブルが崩壊したタイミングで、中国国内向けの製品が、フィリピンを含む近隣国に流入してきた影響です。この影響は、中東エリアまで波及しました」(坂部さん)

 

ルーンさんも、中国メーカーの進出に強い危機感を抱いている。北の国境が中国に接しているベトナムは、中国企業にとっては進出しやすい国なのだ。

 

「中国からベトナムには、入ってこようと思えばすぐに進出できる距離にあります。ですから、いまのうちに製品の価値を構築しておかないと、将来的に勝ち残れません。中国メーカーの特徴について、コストが低い、あるいは品質が良いと言う人もいますが、私の考えは違います。彼らの真の強みは、順応するスピードの速さです。中国企業は、現地で流通している製品を凄まじいスピードで学び、コピーし、アレンジしてきます。だから、顧客が欲しい製品を素早く提供できるのです。Nanocoグループはカンボジアにも拠点を持っていますが、メインの市場はあくまでベトナム国内。だから、まずはここを守り抜かなければなりません。製品開発のスピードで中国勢に負けないよう、我々が顧客から直接拾った声をパナソニックに届けて、製品開発の参考にしてもらっています」(ルーンさん)

 

パナソニックも、製品開発のスピードを上げるよう取り組んでいる。これまではベトナムで販売する製品の企画を国外で行うこともあったが、2025年には企画開発から生産までを一気通貫でできる体制をベトナムのビンズオン工場で整えた。これにより、企画からリリースまでの時間が40%も削減されたという。

↑パナソニック・ビンズオン工場。新棟も竣工し、増産体制を整えている。

 

米中の貿易摩擦の影響で中国勢の進出が強まる

取材中、ルーンさんが中国メーカーのことを「北からの侵略者」と呼ぶ一幕もあった。それだけ、中国勢への意識が強いのだ。

 

「トランプ政権の誕生で、米中の貿易摩擦は再び加速するでしょう。そうなると、中国企業は米国を避けるようになるので、東南アジアへ進出する傾向が強まります。簡単な状況ではありませんが、パナソニックとの信頼関係を活かして、勝ち残っていきたいと考えています」(ルーンさん)

↑ルーンさんは終始、非常に流暢な英語を話していた。

 

一方の坂部さんは、高い目標を掲げている。ベトナム国内でも、日本と同レベルのシェアを獲得するという目標だ。

 

「パナソニックの当面の目標は、2030年までに、ベトナム国内で70〜80%のシェアを獲得することです。現状の50%という数字からすると高い目標ですが、可能な数字だと考えています」(坂部さん)

 

昨今、日本国内においても、中国メーカーの躍進は著しいものがある。彼らとの厳しい争いのなかで、日本企業が勝ち残るにはどうすればよいのか。ベトナムの地で続く、パナソニックとNanocoグループによる挑戦は、そのヒントを示唆するものになりそうだ。

髪を乾かしながら他のことができて便利! 置き場所に応じて選べるヘアドライヤースタンド

エレコムは、ヘアドライヤーを固定・角度調整できるヘアドライヤースタンド2タイプを5月中旬に発売します。ラインナップは、机などに固定できる「クランプ式タイプ」と好きな場所で使える「床置きタイプ」を用意。実売価格はクランプ式タイプが3980円、床置きタイプが4980円(いずれも税込)。

ヘアドライヤースタンド「クランプ式タイプ」(左)、「床置きタイプ」(右)。

 

記事のポイント

シャワーやお風呂のあとの面倒なドライヤーがハンズフリーで行えるので、髪を乾かしながら他のことも同時に行えます。また、子どもやペットのヘアドライにも便利。置き場所に応じて選べる2タイプをラインナップします。

 

本製品は、手持ちのドライヤーをセットして使えるホルダー付きスタンド。両手を使ってタオルドライやブローをすることで、ドライヤー時間を短縮できます。子どもやペットのヘアドライにも便利です。両手が空くので、髪を乾かしながらスキンケアをしたりスマートフォンを見たりと、ドライヤーの時間を有効活用できます。

 

アーム部分は自在に曲げて動かすことができ、ドライヤーの位置を好きな高さや位置に調節できます。ホルダー部分も360度回転が可能で、ドライヤーの角度を微調整して固定できるので、ムラなく均一に風を当てられます。

 

出し入れの際もドライヤーが傷つきにくいよう、ホルダー部分の内側には傷防止用クッションが付いています。また、クランプの内側やスタンドの底面にもクッションが付いており、机や床を傷つけにくくなっています。

 

エレコム
ヘアドライヤースタンド
2025年5月中旬発売
実売価格:クランプ式3980円、床置き式4980円(税込)

空気清浄・脱臭・除湿を1台でこなし、年中快適な空間に!より清潔性が増した、三菱電機「美空感」新モデル

三菱電機は、空気清浄、脱臭、除湿の3つの機能を1台に集約した空清脱臭除湿機「美空感」の新モデルとして「MJ-PHDV24YX」を発表しました。5月1日発売です。

記事のポイント

季節やライフスタイルによって変化する、様々な空気の悩みに1台で応えることを目指した一台。自分で調節しなくても、いつの間にか快適な空間をつくり、保ってくれるのはありがたいもの。より清潔に使えるようになり、小さな子どもやペットがいる家庭は安心ですね。

 

センサーと独自技術で「空清・脱臭・除湿」を自動最適化

室内の状況を検知し、運転を自動で最適化する「おまかせオート」モードが特徴。「湿度(+温度)センサー」「ニオイセンサー」「高感度ダスト/ホコリセンサー」という3つの高感度センサーが、湿度、温度、生活臭、PM2.5や花粉、ホコリなどを常時監視します。検知した空気状況に応じて、「除湿」「空清・脱臭」の運転バランスを960パターンの中から細やかに自動制御し、快適な室内環境の維持をサポートするとのこと。

 

さらに、三菱電機独自の「スマートフラップ」技術も搭載。このフラップが自動で開閉することにより、運転モードを効率的に切り替えます。

 

湿度が高い場合はフラップが開き、左右からの吸気を直接熱交換器へ送って効率的に除湿。空気が汚れている場合はフラップが閉じ、全ての吸気がフィルター群を通過する空清・脱臭運転に。湿度が高く空気も汚れている場合は、フラップを閉じたまま除湿も行う同時運転となり、常に状況に応じた最適な空間ケアを実行してくれるといいます。

 

3つの高機能フィルターで有害物質・汚れ・ニオイを除去

空気清浄・脱臭機能の要となるのが、3つの高性能フィルターシステムです。

 

プレフィルター(フィルターカバー): 本体の最も外側にあり、ペットの毛や比較的大きなホコリをキャッチ。

 

高性能HEPAフィルター: 0.3μmの微粒子を99.97%以上捕集するHEPAフィルター(※JEM1467に基づく判定基準)を採用。ウイルス・菌・花粉・ダニのアレル物質などをキャッチします。フィルター自体に付着したウイルス(※1)や菌(※2)、アレル物質(※3)を抑制する特殊加工が施されており、メンテナンス時の接触にも配慮されています。浮遊ウイルスに対しては、24m3の試験空間で27分で99%抑制する性能(※4)が確認されています。

 

活性炭フィルター: ナノレベルの微細な穴を持つ活性炭が、タバコ臭(※6)、ペット臭(アンモニア※7)、生ゴミ臭(酢酸※8)、建材臭(トルエン、キシレン、ホルムアルデヒドなど(※9)、料理臭(アセトアルデヒド※9)といった様々な生活臭を吸着し、脱臭します。日々のお手入れは不要ですが、使用状況に応じて約3年での交換が推奨されています(※5)。

 

パワフル除湿と省エネ・静音性を両立、清潔性も向上

除湿機能も強力です。三菱電機独自の「三列熱交換器」と、薄型化したサブコンデンサーにより、コンパクトながら1日あたり24.0L(※除湿強モード時)の高い除湿能力を実現。インバーター制御により、湿度に応じてパワーを自動調整するため、無駄な電力消費を抑えて省エネ運転できるとのこと。

 

運転音にも配慮されており、三菱電機独自の「ターボインシロッコファン」により送風音を低減。除湿弱運転時で32dB、空清・脱臭弱運転時では26dBという静音性も魅力です。

 

また今回の新モデルでは、ユーザーが頻繁に触れる排水タンクのふたに抗菌加工を採用。より清潔に使えるようになりました。

 

三菱電機
空清脱臭除湿機「美空感」 MJ-PHDV24YX
参考小売価格:14万800円(税込)

 

※1(フィルター) 【試験機関】(一財)日本食品分析センター【試験方法】3 cm ×3 cm角に切断したフィルター素材にウイルス浮遊液を滴下し室温で24時間保存した後にウイルス感染価を測定【試験対象】フィルターに付着した1種類のウイルス(試験結果)99%抑制(24時間後)。
※2 【試験機関】(一財)カケンテストセンター【試験方法】 JIS L 1902 菌液吸収法【試験対象】フィルターに付着した1種類の菌【試験結果】99%抑制(18時間後)。
※3【試験機関】東京環境アレルギー研究所【試験方法】ELISA 法【試験対象】フィルターに付着した2種類のアレルゲン(ダニアレルゲン、スギアレルゲン)【試験結果】99%抑制。
※4 【試験機関】(一財)日本繊維製品品質技術センター【試験方法】24m³の試験空間で日本電機工業会規格(JEM1467)の性能評価試験にて実施【試験対象】浮遊した1種類のウイルス <試験結果>27分で99%抑制。
※5 日々のお手入れは不要ですが、汚れてきた場合には交換が必要です。交換目安:3年(JEM1467による)1日にタバコ5本を吸った場合。使用状況により交換時期は異なる。
※6 【試験方法】日本電機工業会規格(JEM1467)による【試験結果】除去率83%。タバコの有害物質(一酸化炭素)は、除去できません。
※7 アンモニア:【試験方法】JEM1467による【試験結果】除去率99%。
※8 酢酸:【試験方法】JEM1467による【試験結果】除去率99%。
※9 トルエン、キシレン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドについての試験結果は、提供された資料の注釈を参照。実使用環境下での効果とは異なります。常時発生し続けるニオイ成分は全て除去できるわけではありません。

部屋干し派必見、生乾きを逃さない衣類乾燥除湿機!カビ対策を強化した、三菱電機「サラリ」3モデル

三菱電機は、衣類乾燥除湿機の新製品として「サラリPro」MJ-PV250YX、「サラリ」MJ-P180YX、MJ-M120YXの3機種を5月1日に発売しました。

↑左より「サラリPro」MJ-PV250YX、「サラリ」MJ-P180YX、MJ-M120YX

 

記事のポイント

強力な除湿能力を求める人、センサーによる効率的な衣類乾燥を重視する人など、それぞれのライフスタイルに合ったモデルを選べる三菱電機の新しい衣類乾燥除湿機。ジメジメする季節の快適な室内環境づくりや、毎日の部屋干しをサポートする頼もしい一台となりそうです。

 

近年、地球温暖化による気候変動や住宅の高気密化により、室内の湿度管理や部屋干しの需要が高まっています。また、防犯意識の高まりから、洗濯物を外に干しづらい世帯も増えています。こうした背景を受け、三菱電機は多様化するニーズに応えるべく、ラインアップを強化したといいます。

 

新モデルでは、全機種共通でユーザーが頻繁に触れるタンクのふた部分に抗菌加工を施し、清潔性を向上させています。

 

【MJ-PV250YX】クラス最高レベルの除湿能力と省エネ性を実現

フラッグシップモデルとなる「サラリPro」MJ-PV250YXは、独自のインバーター制御と三列熱交換器の搭載により、1日あたり24.5L(※1)という高い除湿能力を実現。これは、7畳相当の部屋であれば、湿度90%から50%まで約13分(※2)で除湿できるスピードです。

 

インバーター制御は、室内の湿度状況に応じてパワーを自動調整するため、無駄な電力消費を抑えます。除湿強モード運転時でも、1時間あたりの電気代は約12.9円(※3)と、ハイパワーながら経済的な運用が可能です。リビングなどの広い空間の除湿や、大量の洗濯物を一気に乾かしたい場合に適しています。

 

【MJ-M120YX】「部屋干しおまかせムーブアイ」で生乾きを逃さない

「サラリ」MJ-M120YXは、三菱電機独自の「部屋干しおまかせムーブアイ」を搭載している点が大きな特徴です(※5)。これは、赤外線・温度・湿度の3つのセンサーが洗濯物の位置や量、乾き具合を広範囲に検知し、乾き残しがある部分を自動で見つけ出す機能です。

 

見つけた生乾き箇所には、「3次元広角狙えルーバー」がワイドな送風と集中送風を組み合わせ、効率的に乾燥させるといいます。厚手の衣類やフード部分など、乾きにくい箇所もしっかり乾かすことができ、部屋干しのストレスを軽減します。光ガイド機能(※5)により、乾き残り箇所を視覚的に知らせてくれるとのこと。

 

全モデル共通で清潔性と使い勝手を向上

今回の新製品では、3モデルすべてにおいて、タンクのふたに抗菌加工(※6)が施されました。給排水時に触れる部分を、より清潔に保つことができます。

 

また、従来から搭載されている「内部クリーン機能」に加え、空気中に浮遊するウイルス・菌・アレル物質をキャッチして抑制する「トリプルバリアフィルター」(※7)と、カビの繁殖を抑える「プラチナ抗菌フィルター」(※8)を全モデルに搭載。清潔な風で除湿・衣類乾燥を行います。

 

さらに、市販のホースを接続すればタンクの水を捨てる手間なく連続除湿が可能な「連続排水」機能や、停電しても復帰後に元の運転モードで再開する「停電復帰機能」も全モデルに搭載。

 

デザイン面では、MJ-P180YXとMJ-M120YXのパネルデザインが変更され、ラインアップ全体でのデザイン統一が図られています。

三菱電機
衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-PV250YX
市場想定価格:9万9000円前後(税別)

衣類乾燥除湿機 サラリ MJ-P180YX
市場想定価格:6万8000円前後(税別)

衣類乾燥除湿機 サラリ MJ-M120YX
市場想定価格:6万5000円前後(税別)

※1:室温27℃、相対湿度60%時。【MJ-PV250YX】
※2:7畳相当の部屋で湿度90%から50%まで下げるのに要する時間。除湿強モードの場合【MJ-PV250YX】
※3:(公社)全国家庭電気製品公正取引協議会「新電気料金目安単価」より31円/kWh(税込)として試算。(2022年7月改定)除湿強モードの場合【MJ-PV250YX】
※4:2025年4月17日現在。家庭用衣類乾燥除湿機において。
※5:窓や壁などが冷たい時は、赤外線センサーが洗濯物と検知する場合があります。
※6:〈試験機関〉(一財)ボーケン品質評価機構〈試験方法〉JIS Z 2801に基づく。〈抗菌の方法〉プラスチックに練り込み。〈抗菌処理を行っている部品名称〉PV250YX・M120YXの場合:タンクふた。P180YXの場合:タンクふた・排水ふた。〈試験結果〉99%以上。
※7:抗アレルゲン・抗菌・ウイルス抑制に関する試験詳細は、提供資料をご確認ください。フィルターに付着したものを抑制します。実使用環境下での効果とは異なります。
※8:抗菌・防カビに関する試験詳細は、提供資料をご確認ください。フィルターに付着したものを抑制します。実使用環境下での効果とは異なります。

ベトナムで“日本品質”を再現せよ!「配線器具シェア5割」パナソニックの躍進を支える「3つの道場」

私たちが日々暮らしているなかで、何気なく使っているコンセントなどの配線器具。普段の生活においては特に意識を向けない製品ですが、これらがない暮らしはもはや考えられません。

 

配線器具の世界トップシェアを目指してベトナムに注力

その配線器具の市場で、日本国内8割以上のシェアを獲得しているメーカーが、パナソニック(パナソニック エレクトリックワークス社)です。国内では向かうところ敵なしといっても過言ではない地位を築いている同社は、海外にも手を広げています。

↑パナソニック製配線器具のなかでも、次世代の標準モデルにあたるアドバンスシリーズ。

 

パナソニックの配線器具の世界シェアは、フランスのルグラン社に次ぐ2位。同社がトップの座を目指すにあたって、特に注力している国のひとつがベトナムです。人口が1億人を突破し、経済成長が著しいベトナム。1994年に同国へ進出したパナソニックの配線器具事業は着々と販路を広げ、現在では同国内のシェア5割を獲得しています。

↑ベトナムの大都市・ホーチミンの市街。高いビルも多く建ち、都会化が進んでいる。

 

パナソニックの製品がベトナムで支持を集めている要因は、日本で培った品質の高さです。急成長を遂げる国のなかで確かな存在感を放つ日本のものづくりと、ベトナムならではのユニークな特徴を、現地工場で取材しました。

 

「3つの道場」による手厚い研修で、高い生産性と品質を実現

パナソニックのベトナム事業の中核となっているのが、ビンズオンにある工場です。ビンズオンは、同国の首都ホーチミンから北に約30km離れたところにある工業都市。多数の企業の工場が同所に集まり、工業団地を形成しています。

↑パナソニック ビンズオン工場。

 

この工場が生産を開始したのは2014年のこと。タイのアユタヤ工場が2011年の洪水で水没してしまったことを受け、すでに販売網の構築が済んでいたベトナムに生産拠点を築こうとしたのが設立のきっかけでした。ビンズオン工場の創業開始から3年後の2017年には、パナソニックの配線器具は、ベトナム国内のシェア1位を獲得。ビンズオン工場は、同国におけるパナソニックの躍進を支える力の源になっています。

↑ビンズオン工場で製造されているコンセントやスイッチ。ベトナムのコンセントは、日本で使われているAタイプに加え、Cタイプも普及している。

 

ビンズオン工場の特徴は、日本の津工場から移植した信頼性の高いものづくりです。津工場から派遣された技術者が現地で指導を行うことで、日本と変わらない品質の維持を可能にしています。

↑パナソニック津工場で行われている金型のメンテナンス。高い技術力が要求される。

 

ビンズオン工場の工場長を務める内藤吉洋さんも、津工場でキャリアを積んできました。内藤さんによると「新しく入った従業員をいきなり製造ラインに入れることはない」といいます。この工場の新入社員は、1週間のOJT研修を経ることで、ようやく製品の製造に携われるようになります。

↑ビンズオン工場・工場長の内藤吉洋さん。

 

その研修の舞台となるのが「ものづくり道場」です。新入社員は入社後の1週間、この道場で製品や工程についての知識を学んでから、製造ラインに入ります。以前は安全関連の講習のみを行なって製造の現場に配属する仕組みでしたが、それでは生産性が上がらなかったため、新たにこの道場を設立したそうです。

↑ものづくり道場の内部。動画に加え、実技での学習を行う。左手に見えるテーブルでは、組み立てを実践しながら学ぶ。

 

ものづくり道場の設立による効果はてきめんで、従来では新入社員が現場で独り立ちできるまで12週間ほどかかっていましたが、6週間に短縮できたそうです。また、複雑な製品の組み立てにおいても、高い品質を保つことができるようになりました。

↑ブレーカーの組み立ての様子。ブレーカーは構造が複雑なため、ビンズオン工場のなかでも特に高い技能を要求される作業だという。片足をバーに置いて作業するのはベトナム人の特徴で、多くの従業員が同じ姿勢をとっていた。

 

ビンズオン工場で生産される製品の品質を支えているのは、ものづくり道場だけではありません。組み立て機の構造や過去の改善事例を学ぶ「技術道場」、安全の重要性を体感しながら学ぶ「安全道場」も設置されています。これらの道場が、パナソニックの信頼性を支えているというわけです。

↑各道場の看板には、ベトナム語、日本語、英語が併記されていた。ちなみに、安全道場は日本の津工場にも設置されている。

 

↑現場で起きた課題を付箋に書いてホワイトボードに貼り、改善策を検討する「大部屋」も部門ごとに設けられている。「工程が複雑すぎて組み立てづらい」「部品の欠品が多い」など寄せられる課題は様々で、月に85件程度の課題が可視化されているという。

 

働き者のベトナム人は、「もっと働きたい」と離職する人も多い

手厚い研修が求められるのには、ベトナムならではの事情があります。というのも、同国では全体的に離職率が高い傾向にあり、国全体の平均で2〜3%ほどの水準になっています。ビンズオン工場の従業員の離職率はそれよりも低い1.5%ではありますが、毎月20人程度の新入社員が入るため、十分な教育体制が欠かせないのです。

↑製品の梱包作業の様子。職場に響くのは機械の音のみで、従業員は黙々と作業していた。

 

離職率が高いと聞くと、ベトナム人は働くのを嫌がっている……と思われるかもしれませんが、実は全く逆というのも興味深いポイントです。離職の理由の上位には、なんと「労働時間が短くて稼げない」というものがあるのだそう。1日に12時間以上働きたいという人が多く、実際にビンズオン工場では2交代制の24時間操業を行なっているとのこと。

↑配線器具の組み立てと高電圧に耐えられるか否かの検査を行う機械。ビンズオン工場の自動化率は2022年には42%だったが、2025年には90%にすることを目標にしている。

 

ベトナム人が働き者であることを象徴するエピソードがもうひとつあります。それは、コロナ禍で街がロックダウン状態になったときのこと。そのときはビンズオン工場の生産も一時止まってしまいましたが、7割近い従業員が外部と隔離して工場に寝泊まりし、缶詰状態になってまで生産を再開したといいます。工場に寝泊まりするかどうかの判断は、従業員個々の自由。そこまでしての操業維持、しかも多くの従業員の意思による参加は、日本ではなかなか想像できないでしょう。

↑コロナ禍のころの写真。左には、工場内に布団を敷いて寝ている様子が写っている。

 

従業員は社員食堂にこだわりを持ち、サッカーに夢中

社員食堂に関するこだわりが強いのも、ベトナム人ワーカーの特徴です。内藤さんによると「食事への関心が高く、労働組合との折衝では食堂のメニューについての要望が出ることが多い」といいます。ベトナム国内では社員食堂を無料にしている企業が多いそうで、ビンズオン工場でも無料となっています。

↑社員食堂。4つのメニューから好みのものを選んで、事前予約するシステムになっている。工場が24時間操業であるため、食堂も1日中開いている。

 

また、ベトナムではいまサッカーが大人気。ビンズオン工場の従業員のサッカー熱も相当なもので、工場の敷地内にはサッカーコートが整備されています。従業員で構成されたチームが工場内に20もあり、社内だけでなく、他社のチームも含めた大会が開催されているそうです。内藤さんもこの大会に出たことがあるといい、「現地スタッフはサッカーになると本気で、ボールを持っていると工場長であろうが厳しく削ってくる」のだとか。

↑工場敷地内にあるサッカーコート。

 

現地ならではの光景をもうひとつ。ベトナムの街を歩いていると、道を行き交うバイクの数に圧倒されますが、それはこの工場でも同じです。敷地内のバイク駐輪場の光景は圧巻の一言。これも、日本ではなかなかお目にかかれないものでしょう。

↑多数のバイクが並ぶ駐輪場。道についているタイヤ痕は、安全の啓蒙もかねて社内で開催したバイクコンテストの際のものだ。ビンズオン工場では963人が働いているが、そのうちクルマで通勤しているのはわずか7名。近くに公共交通機関もないため、ほとんどの従業員がバイクで通っている。

 

2030年に80%のシェア獲得へ。生産力と技術力でライバルとの争いを制する

東南アジアに展開するパナソニックの配線器具の製造を長く担ってきたのは、タイのアユタヤ工場でした。アユタヤ工場では東南アジア向けにローカライズされた製品の開発を古くから行なってきたため、多くのノウハウが蓄積されています。

 

対するビンズオン工場は、これからの未来を担う存在です。現時点でもアユタヤ工場を凌ぐ生産力を誇るうえ、2024年1月には新棟が竣工し、増産体制が整っています。おまけに、敷地内にはまだ空き地があるので、さらなる規模の拡大も可能です。

↑竣工後1年あまりが経過した新棟。建物内には、まだ空きスペースがあり、増産の余地は大きい。

 

製品の開発についても、2025年にはビンズオン工場内で企画からリリースまで全てを行える体制が整う予定です。これにより、国外で企画した製品をビンズオンで生産する場合に比べて、リードタイムを約40%も削減できるといいます。

↑躍進するビンズオン工場だが、課題もある。ベトナム国内のサプライヤーの原材料品質が低いのだ。写真はコンセントの部品だが、この原材料である難燃性樹脂の品質には、特に問題があるという。そのため一部の原材料は、近隣国からの輸入に頼っている。

 

ビンズオン工場では、従業員の技術力も確実に向上しており、パナソニックの全世界の技術者を対象に行う社内の技能競技会では、工場設立から約7年でアユタヤ工場に並ぶ成績になりました。いまでは、全世界の工場のなかでも上位に入る水準になっているそうです。

↑技術道場で学ぶベトナム人従業員。バグが起きてしまった機械を修理する実践を行っていた。

 

ベトナムでパナソニックの配線器具を展開するパナソニック エレクトリックワークスベトナム社の坂部正司社長は、「ベトナムの需要にあった新製品の開発によって、2030年には同国内でのシェアを70〜80%まで伸ばしたい」と野心的な目標を語ります。同国でのパナソニックの配線器具事業が、2012年から2017年の間に3倍の成長を遂げてシェア1位を獲得するに至った過去を考えれば、それも不可能な数字ではないでしょう。

↑パナソニック エレクトリックワークスベトナム社の坂部正司社長。

 

東南アジアの配線器具市場にはライバルも多く、特に、不動産バブルが崩壊した中国のメーカーが数多く参入してきています。パナソニックがこれらのライバルを圧倒できれば、日本の製造業に勇気を与えることができそうです。

最短7分で氷が作れる! 透き通った氷も作れる高速製氷機「クリアアイスゴロン」

サンコーは、『透き通った氷がつくれる高速製氷機「クリアアイスゴロン」』を4月28日に発売しました。実売価格は1万9800円(税込)。

透き通った氷がつくれる高速製氷機「クリアアイスゴロン」

 

記事のポイント

氷が足りなくなりがちな暑い季節に便利な高速製氷機。透明度の高い氷を作るモードも備えているので、用途に応じて使い分けられます。これ1台あれば、わざわざ氷を買いに行かなくても、家で簡単にキレイな氷を用意することができます。

 

本製品は最短7分で氷が作れる、小型の卓上製氷機です。使い方は水を入れてボタンを押すだけ。透明感のある氷が自動でどんどん作れます。一回で出来上がる個数は9個。

 

また、一般的な高速製氷モードに加えて「クリアモード」を搭載。一般的な高速製氷の仕組みとは違い、氷をつらら状にゆっくり凍らせる独自構造で不純物が混じりにくく、比較的クリアな氷が出来上がります。

 

洗浄水を循環させて内部を綺麗に保つクリーニングモード搭載。底面のドレンキャップを抜けば簡単に排水が可能。お手入れも簡単です。

 

本体サイズは幅230×奥行310×高さ290mmと卓上に置いても邪魔にならないサイズ。タンク容量は1.3L、氷保管容量は約600g(保冷機能なし)。

 

サンコー
『透き通った氷がつくれる高速製氷機「クリアアイスゴロン」』
2025年4月28日発売
実売価格:1万9800円(税込)

セカンド冷蔵庫にもなる! アクアからスリムで大容量な冷凍庫「スリムフリーザー」が登場

アクアは、スリムな横幅とインテリアと調和するデザインの冷凍庫「スリムフリーザー」シリーズの2025年モデルとして、「AQF-SFA14R」「AQF-SFA11R」「AQF-SF11R」を発表。それぞれの市場想定価格(税込)と発売予定日はこちらです。

 

AQF-SFA14R/7万4800円/2025年5月23日(金)

AQF-SFA11R/6万6000円/2025年6月6日(金)

AQF-SF11R/5万8300円/2025年5月14日(水)

記事のポイント

キッチンやリビングのすき間に置きやすいスリムさと、大きめな容量を両立させた冷凍庫の2025年モデルが登場しました。上位モデルはセカンド冷蔵庫としても活用できるため、使い勝手の高さが魅力です。

今回登場のシリーズ共通で、ロゴの配置を扉面から庫内に移すことで、よりインテリアと調和するデザインにしたといいます。また本体天面と側面の素材をマットな銅板に変更しています。

 

上位のAQF-SFA14Rは、冷蔵/チルド/冷凍の温度切り替え機能を搭載。さらに、インバーターを搭載したコンプレッサーを採用することで、省エネ性能を2024年モデルから強化したとのこと。インバーター搭載のコンプレッサーはAQF-SFA11Rにも付いています。

 

AQF-SFA14Rの本体サイズは幅400×奥行き597×高さ1547mm、重さは約38kg。定格容量は140Lとなっています。

アクア

スリムフリーザー

AQF-SFA14R 7万4800円

AQF-SFA11R 6万6000円

AQF-SF11R 5万8300円

高さ113cmから、パワフルな風を部屋中に届ける! シロカ「フィルター付きサーキュレーター扇風機 SF-CF151」

シロカは、「フィルター付きサーキュレーター扇風機 SF-CF151」を4月30日に発売します。独自の「Wファン構造」によるパワフルな送風と、家具に遮られにくい高さ113cmのハイポジションが特徴です。

 

記事のポイント

夏場には扇風機として、それ以外の季節にはサーキュレーターとして。これからの季節はもちろん、年間を通じて活躍が期待できる一台です。メンテナンスも簡単!

 

シロカが新たに投入する「フィルター付きサーキュレーター扇風機」の心臓部ともいえるのが「Wファン構造」です。一般的な扇風機と異なり、本体背面にモーターを配置しないことで、空気の吸い込みを妨げません。これにより、大量の空気を効率的に取り込み、2枚の羽根で力強く送り出すとのこと。

 

シロカによると、この構造により1枚羽根の場合と比較して風速が約35%向上し、最大約14m先まで風を届けることができるとしています。

 

背面にモーターがないことで、首振りできる範囲が広いのも特長。上下左右に自動で首を振る「3D首振り機能」は、上下60°または135°、左右60°または120°という広範囲な可動域を誇ります。部屋全体の空気を効率的にかくはんするので、サーキュレーターとしての役割も期待できますね。

 

羽根のホコリ汚れを軽減する「背面フィルター」

扇風機やサーキュレーターを使っていて気になるのが、羽根に付着するホコリ。本製品は、空気を取り込む本体背面に、ホコリを捕集する専用フィルターを搭載しています。これにより、羽根へのホコリの付着を軽減し、お手入れの手間を減らします。フィルターのお手入れは、掃除機でホコリを吸い取るだけで完了。ガードの取り外しも容易なため、水洗いも手軽です。

 

家具に邪魔されず風を送れる

リビングなどで扇風機を使用する際、ソファやテーブルなどの家具が風を遮ってしまうことがあります。本製品は、支柱のパイプを取り付けることで、高さを最大113cmのハイポジションに設定可能。これにより、家具などの障害物を避け、部屋のより広範囲に風を行き渡らせることができます。

 

もちろん、パイプを取り外せば標準的な高さ87cmとしても使用できるため、設置場所やシーンに合わせて高さを調整できます。

 

便利な運転モードとタイマー機能も搭載

パワフルな送風で部屋の換気を促す「ターボモード」のほか、睡眠に適した運転を行う「おやすみモード」(30分ごとに風量を1段階ずつ下げ、最終的に風量1で運転)、自然な風に近い変化を生み出す「リズムモード」を搭載。

 

また、設定した時間に運転を開始・停止できる入・切タイマーも備え、ライフスタイルに合わせた使い方が可能です。対応畳数は21畳。リモコンも付属します。

 

シロカ
フィルター付きサーキュレーター扇風機
価格: 1万7820円(税込)

高さ113cmから、パワフルな風を部屋中に届ける! シロカ「フィルター付きサーキュレーター扇風機 SF-CF151」

シロカは、「フィルター付きサーキュレーター扇風機 SF-CF151」を4月30日に発売します。独自の「Wファン構造」によるパワフルな送風と、家具に遮られにくい高さ113cmのハイポジションが特徴です。

 

記事のポイント

夏場には扇風機として、それ以外の季節にはサーキュレーターとして。これからの季節はもちろん、年間を通じて活躍が期待できる一台です。メンテナンスも簡単!

 

シロカが新たに投入する「フィルター付きサーキュレーター扇風機」の心臓部ともいえるのが「Wファン構造」です。一般的な扇風機と異なり、本体背面にモーターを配置しないことで、空気の吸い込みを妨げません。これにより、大量の空気を効率的に取り込み、2枚の羽根で力強く送り出すとのこと。

 

シロカによると、この構造により1枚羽根の場合と比較して風速が約35%向上し、最大約14m先まで風を届けることができるとしています。

 

背面にモーターがないことで、首振りできる範囲が広いのも特長。上下左右に自動で首を振る「3D首振り機能」は、上下60°または135°、左右60°または120°という広範囲な可動域を誇ります。部屋全体の空気を効率的にかくはんするので、サーキュレーターとしての役割も期待できますね。

 

羽根のホコリ汚れを軽減する「背面フィルター」

扇風機やサーキュレーターを使っていて気になるのが、羽根に付着するホコリ。本製品は、空気を取り込む本体背面に、ホコリを捕集する専用フィルターを搭載しています。これにより、羽根へのホコリの付着を軽減し、お手入れの手間を減らします。フィルターのお手入れは、掃除機でホコリを吸い取るだけで完了。ガードの取り外しも容易なため、水洗いも手軽です。

 

家具に邪魔されず風を送れる

リビングなどで扇風機を使用する際、ソファやテーブルなどの家具が風を遮ってしまうことがあります。本製品は、支柱のパイプを取り付けることで、高さを最大113cmのハイポジションに設定可能。これにより、家具などの障害物を避け、部屋のより広範囲に風を行き渡らせることができます。

 

もちろん、パイプを取り外せば標準的な高さ87cmとしても使用できるため、設置場所やシーンに合わせて高さを調整できます。

 

便利な運転モードとタイマー機能も搭載

パワフルな送風で部屋の換気を促す「ターボモード」のほか、睡眠に適した運転を行う「おやすみモード」(30分ごとに風量を1段階ずつ下げ、最終的に風量1で運転)、自然な風に近い変化を生み出す「リズムモード」を搭載。

 

また、設定した時間に運転を開始・停止できる入・切タイマーも備え、ライフスタイルに合わせた使い方が可能です。対応畳数は21畳。リモコンも付属します。

 

シロカ
フィルター付きサーキュレーター扇風機
価格: 1万7820円(税込)

欲しいところに光と風を届ける! 1台2役の「サーキュライト」からデスクファン&クリップファン登場

ドウシシャは、サーキュレーターとLEDライトを融合させた「CIRCULIGHT(サーキュライト)」シリーズから、デスクまわりで使える「サーキュライト デスクファン」「サーキュライト クリップファン」の2品を2025年4月下旬よりドウシシャ公式オンラインストア「ドウシシャマルシェ」などで発売します。実売価格はいずれも5500円(税込)。

 

記事のポイント

スペースが不足しがちなデスクまわりで、光と風の1台2役による省スペースを実現した便利なアイテム。ライト部分とファン部分はそれぞれ動かして角度を変えられるので、好みの場所に光と風を届けられます。

 

「CIRCULIGHT(サーキュライト)」は、風と光の融合をコンセプトに、サーキュレーターとLEDライトを組み合わせたファン付照明のブランドです。リビングや寝室の天井から空気循環を促す「シーリングシリーズ」、熱気や空気がこもりがちな脱衣所等へ快適な風を届ける「ソケットシリーズ」を展開していますが、今回新たに、以前発売されていたデスク用の2モデルをリニューアル。独自技術「かもめ羽根」を採用し、より快適な風を届けられるように進化しています。

 

ラインナップは、デスクに最適な「サーキュライト デスクファン」と、挟んで取り付けられる「サーキュライト クリップファン」の2モデル。デスクファンはベース部分を最低限のスペースにすることで書斎のデスクや、化粧台に置いても邪魔にならないコンパクトなデザインです。クリップファンは厚さ約38mmまでなら挟み込める仕様で、設置するだけで風と光が降り注いで、快適な空間を作ります。

「サーキュライト デスクファン」

 

「サーキュライト クリップファン」

 

ファンとライトはそれぞれ操作と角度調節が可能で、風を送りたい場所とライトで照らしたい場所をそれぞれ好きな角度にセッティングできます。

 

風量は弱風、中風、強風、調色は電球色、昼白色、昼光色、明るさは最大350lmで明、中、暗とそれぞれ3段階調節が可能です。

 

ファン部分は、同社の扇風機「Kamomefan」でも使用している、世界トップレベルシェアの船舶用プロペラメーカー「ナカシマプロペラ」が開発した「かもめ羽根」を採用することで、小さくても十分な風量を届けられます。

 

ドウシシャ
「サーキュライト デスクファン」「サーキュライト クリップファン」
2025年4月下旬発売
実売価格:5500円(税込)

欲しいところに光と風を届ける! 1台2役の「サーキュライト」からデスクファン&クリップファン登場

ドウシシャは、サーキュレーターとLEDライトを融合させた「CIRCULIGHT(サーキュライト)」シリーズから、デスクまわりで使える「サーキュライト デスクファン」「サーキュライト クリップファン」の2品を2025年4月下旬よりドウシシャ公式オンラインストア「ドウシシャマルシェ」などで発売します。実売価格はいずれも5500円(税込)。

 

記事のポイント

スペースが不足しがちなデスクまわりで、光と風の1台2役による省スペースを実現した便利なアイテム。ライト部分とファン部分はそれぞれ動かして角度を変えられるので、好みの場所に光と風を届けられます。

 

「CIRCULIGHT(サーキュライト)」は、風と光の融合をコンセプトに、サーキュレーターとLEDライトを組み合わせたファン付照明のブランドです。リビングや寝室の天井から空気循環を促す「シーリングシリーズ」、熱気や空気がこもりがちな脱衣所等へ快適な風を届ける「ソケットシリーズ」を展開していますが、今回新たに、以前発売されていたデスク用の2モデルをリニューアル。独自技術「かもめ羽根」を採用し、より快適な風を届けられるように進化しています。

 

ラインナップは、デスクに最適な「サーキュライト デスクファン」と、挟んで取り付けられる「サーキュライト クリップファン」の2モデル。デスクファンはベース部分を最低限のスペースにすることで書斎のデスクや、化粧台に置いても邪魔にならないコンパクトなデザインです。クリップファンは厚さ約38mmまでなら挟み込める仕様で、設置するだけで風と光が降り注いで、快適な空間を作ります。

「サーキュライト デスクファン」

 

「サーキュライト クリップファン」

 

ファンとライトはそれぞれ操作と角度調節が可能で、風を送りたい場所とライトで照らしたい場所をそれぞれ好きな角度にセッティングできます。

 

風量は弱風、中風、強風、調色は電球色、昼白色、昼光色、明るさは最大350lmで明、中、暗とそれぞれ3段階調節が可能です。

 

ファン部分は、同社の扇風機「Kamomefan」でも使用している、世界トップレベルシェアの船舶用プロペラメーカー「ナカシマプロペラ」が開発した「かもめ羽根」を採用することで、小さくても十分な風量を届けられます。

 

ドウシシャ
「サーキュライト デスクファン」「サーキュライト クリップファン」
2025年4月下旬発売
実売価格:5500円(税込)

一人暮らしが待っていた! ハイセンスから5.5kgタテ型洗濯機で日本初となる「洗剤・柔軟剤自動投入」搭載モデルが登場

ハイセンスといえば世界で高い家電シェアを誇るグローバルメーカー。そんな同社の日本法人・ハイセンスジャパンが、日本向けに開発した縦型洗濯機の新製品「Lシリーズ」を7月上旬に発売します。新製品は5.5kg~7kgという単身・少人数世帯向けサイズながら液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載。しかも、市場想定価格が4万5000~5万5000円前後と価格も手ごろです。世界のハイセンスが「日本向け」に開発した洗濯機はどのようなものなのか? 実機をチェックしてきました!

↑ラインナップは洗濯容量5.5kgの「HW-G55XL-W」(実売予想価格4万5000円前後)、6kgの「HW-K60XL-W」(同5万円前後)、7kgの「HW-G70XL-W」(同5万5000円)の3モデル。本体サイズや外観は3モデル共通です。

 

5.5kgの縦型洗濯機で国内で初めて洗剤自動投入機能を搭載

いま人気の洗濯機といえばドラム式。ですが、設置スペースのコンパクトさや手頃な価格設定から「縦型洗濯機しか設置できない」という家庭も多いでしょう。ところが、これまでに発売されたコンパクトな縦型モデルは、価格を抑える代わりに機能がシンプルになりがちでした。

 

今回発表された「Lシリーズ」は、単身・小世帯向けにぴったりの小容量コンパクトタイプながら、一般的な小容量縦型洗濯機にはあまり搭載されない「液体洗剤・柔軟剤自動投入機能」を搭載。なかでも、5.5kgモデルの縦型洗濯機にこの機能を搭載したのは、HW-G55XL-Wが国内初とのことです(ハイセンス調べ。2025年4月15日現在)。

↑衣類投入口奥にある液体洗剤・柔軟剤自動投入用タンクを引き出したところ。

 

↑自動投入タンクの横には柔軟剤の手動投入口も。「いつもと違う柔軟剤が使いたい」という場合も安心です。写真下洗濯槽内に見えるのは液体洗剤・漂白剤の手動投入口。

 

実は、洗濯において意外と面倒なのがこの洗剤の計量。液体洗剤は「水30Lにつき洗剤15ml」など、洗濯する衣類の量によって適切な洗剤量が変わります。洗剤量が少なすぎると汚れ落ちが悪くなり、多すぎるとすすぎ残しや、水道・電気のムダのもと。しかし、Lシリーズなら自動投入機能によりこの計量の手間を解消できるのです。5.5kg~7kg洗濯機といえば、一人暮らし世帯にも選ばれやすいサイズ。忙しい一人暮らしだからこそ、少しでも家事手間をラクにしたいと考えている人にはうれしい機能です。

↑ハイセンスによる調査では、洗濯機に洗剤・柔軟剤を投入する際の悩みのトップが「計量が面倒」だったそう。

 

なお、洗剤と柔軟剤のタンク容量は各550ml。月に1~2回の補充で済むので、こまめな詰め替えも不要です。液体洗剤や柔軟剤の置き場所に困ることもなくなり、洗濯スペースをすっきり利用できるのもうれしいメリットですね。

↑商品管理部の今井氏。日本向けの製品を開発した理由について、「日本は洗濯機を木の床の上で使う特殊な状況。さらに、洗剤も数多くの種類が発売されており、それに対応しなければなりませんでした」と語りました。

 

必要十分な洗浄機能を持ち、コースに追加できる「+機能」も便利

Lシリーズの最大の特徴はコンパクトな本体サイズと液体洗剤・柔軟剤自動投入機能にありますが、もちろん洗濯性能も妥協はしていません。

 

洗濯機能には勢いのある立体シャワーを採用し、衣類をしっかり循環させる激流パルセーターV3、ステンレス槽側面に施されたダイヤモンド形状などで汚れ落ちをサポート。発表会では実際に白いTシャツを洗濯するデモンストレーションもありましたが、標準コースで10分洗浄しただけで汚れがきれいに落ちている様子が確認できました。「コンパクト」で「手間なし」「高コスパ」なだけではなく、洗濯機としての洗浄性能にも期待できそうです。

↑立体シャワー水流、激流パルセーターV3、ダイヤモンド形状のステンレス層を搭載するなど、洗浄機能も充実。

 

↑発表会では、ファンデーションと醤油をべったりと付着させたTシャツ(左)を洗濯するデモを行いました。標準コースで約10分洗濯後に取り出したTシャツ(右)は、短い洗濯時間にもかかわらず汚れがスッキリ落ちています。

 

「標準」以外にも「おいそぎ」「つけおき」「おしゃれ着」といった一般的な運転コースをしっかり搭載。そのほか、一般的な洗濯コースに1つの機能を追加できる「+機能」も便利です。柔軟剤の香りを際立たせる「香&消臭」、洗剤洗いを2回する「2度洗い」、そして室内干し臭がしないようにしっかり脱水する「部屋干し」を追加することが可能です。生活スタイルに応じた洗濯ができる点も、本製品の魅力といえるでしょう。

↑新製品の操作パネル。多くの洗濯機は操作パネルが本体手前側にありますが、本製品は投入口の奥に配置。これにより投入口手前がスッキリして衣類の出し入れがしやすく、掃除もラクになりました。なお、運転中でも洗濯槽の中身が見える透明窓も特徴です。

 

↑背の低い女性でも洗濯槽の底まで手が届きやすくなっています。

 

機能・手軽さ・価格のバランスが「ちょうど良い」製品

市場のプレミアム縦型洗濯機と比較すると、本製品は特別高機能とはいえません。しかし、「ちょうど良いサイズ」と「ちょうど良い便利さ」、そして「手に取りやすい価格」が三拍子揃っていて、とてもバランスが取れたモデルだと感じました。増えつつある一人暮らしや共働きの少人数世帯にとって、この「ちょうど良さ」はうれしいところ。発売は7月以降になりますが、これから一人暮らしを予定している方、コンパクト洗濯機の買い替えを考えている方は、本製品をチェックしてみてはいかがでしょうか。

↑写真左はハイセンスのファミリー向け縦型洗濯機で洗濯容量8/10kgのHW-DG80XH/HW-DG1001。右側にある新製品Lシリーズがかなりコンパクトなのがわかります。Lシリーズの本体サイズは幅540(排水ホースを除いた場合は500)×奥行530×高さ960mm。

一人暮らしにぴったり、高コスパでシンプルな2ドア冷蔵庫! Simplusから、ライフスタイルで選べる3サイズ展開

ジェネレーションパスが、自社ブランド「Simplus(シンプラス)」から新しい2ドア冷蔵庫を発売すると発表しました。ラインアップは50L、121L、140Lと、一人暮らしからファミリーのセカンドニーズまで、置きたい場所や使い方に合わせて選べる3サイズ展開です。

 

記事のポイント

設置スペースや使い方に応じて最適なサイズを選べます。直冷式の霜取りの手間は考慮する必要がありますが、高い省エネ性能や静音性、使い勝手などの点でコストパフォーマンスの良さを感じさせてくれる冷蔵庫と言えそうです。

 

設置場所や用途で選べる3つのサイズ

【50Lモデル/SP-50LD2】寝室や書斎にも置けるコンパクト&静音設計

冷蔵室33L、冷凍室17Lというコンパクト設計の50Lモデル。幅38.5cm、奥行き40.5cmとスリムなので、寝室や書斎、オフィスなどの限られたスペースにも設置しやすいのがポイント。メインの冷蔵庫とは別の「セカンド冷蔵庫」として活躍しそうです。

 

運転音は、24dBと静か。天板は耐熱温度100℃、耐荷重30kg仕様なので、上に電子レンジや電気ケトルなどを置くことができ、スペースを有効活用できます。

 

また、省エネ基準達成率144%と経済性も高く、環境にも配慮されています。

 

【121Lモデル/SP-121LD2】一人暮らしのメイン機に最適なバランス型

一人暮らしや少人数の世帯にちょうど良いのが、冷蔵室84L、冷凍室37Lの121Lモデルです。幅45cm、奥行き48.9cmと、一般的な設置スペースに収まりやすいサイズ感。

 

このモデルの特長は、37Lの冷凍室が上下2段式になっていること。冷凍食品やかさばるアイスクリームの箱、作り置きのタッパーなどを整理して収納しやすく、奥のものも取り出しやすいです。庫内灯(昼白色)が付いているので、夜間でも中が見やすいのも嬉しい配慮。温度調節は8段階で、季節や保存する食品に合わせて細かく設定できます。

 

こちらも静音設計(24dB)で、省エネ基準達成率は141%です。

 

【140Lモデル/SP-140LD2】少し多めにストックしたい派や二人暮らしにも

冷蔵室の容量を103Lに広げ、冷凍室は121Lモデルと同じ37L(2段式)を備えたのが140Lモデル。週末にまとめ買いをする人や、料理好きで食材を多めにストックしたい人、二人暮らしの家庭などにも対応できるサイズです。

 

基本的な機能は121Lモデルを踏襲しつつ、冷蔵容量をアップ。庫内灯はもちろん搭載しています。幅と奥行きは121Lモデルと同じで、高さが約20cm高くなっています(122.2cm)。

 

静音性(24dB)はそのままに、省エネ基準達成率は148%と、3モデルの中で最も高い数値を達成しています。

 

共通の仕様と注意点もチェック

3モデルとも、扉は右開き。冷却方式は「直冷式」を採用しています。ファンを使わないため構造がシンプルで、価格を抑えやすい反面、冷却器に直接霜が付くため、定期的な霜取り作業が必要です(霜取り用のヘラは付属します)。冷凍室の性能は、冷凍食品の長期保存基準である「フォースター」を満たしており、-18℃以下でしっかりと冷凍できます。

 

また、全モデルで天板は耐熱(100℃)・耐荷重(30kg)仕様、調節脚付きで設置時の安定性も確保。庫内のトレイは水洗い可能でお手入れも簡単です。卵ケースや製氷皿(50Lモデルは製氷ケース)も付属します。

 

ジェネレーションパス (Simplus)

50L 2ドア冷蔵庫 (SP-50LD2)
価格:2万2899円(税込)

121L 2ドア冷蔵庫 (SP-121LD2)
価格: 3万3999円(税込)

140L 2ドア冷蔵庫 (SP-140LD2)
価格: 3万9999円(税込)

 

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下水処理場のCO2がコンセントに生まれ変わる!? パナソニック×三菱ガス化学が夢のような新技術を確立

パナソニック エレクトリックワークス社(以下、EW社)と三菱ガス化学は、温暖化の最大の要因である二酸化炭素(CO2)を原料に、コンセントなどの配線器具の素材である「ユリア樹脂」を作る技術を確立したと発表しました。

 

ユリア樹脂は熱で固まる性質を持っており、電気火災の対策として、配線器具には欠かせない素材です。しかし、一度固めると溶かすことができないため、これまではリサイクルが不可能でした。CO2からユリア樹脂を作る技術の確立によって、製品の廃棄・焼却で出たCO2から再び製品を作る「カーボンリサイクル」が可能になります。

 

配線器具に不可欠なユリア樹脂とは?

家庭やオフィスの壁に埋め込まれた、コンセントやスイッチなどの配線器具。これらの製品の安全性を支えているのがユリア樹脂です。熱で固まるユリア樹脂は、耐アーク性能、耐トラッキング性能が高く、電気火災を防ぐために不可欠なものとなっています。

↑ユリア樹脂が使われている部品。コンセント差し込み口やその裏側のに用いられています。

 

しかし、このユリア樹脂には大きな環境課題がありました。樹脂には大きく分けて熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の2種類があります。チョコレートのように、熱を加えると溶ける熱可塑性樹脂はペットボトルなどに使われており、再成形が可能なためリサイクルができます。一方の熱硬化性樹脂は、一度固まると熱を加えても元には戻りません。ユリア樹脂は熱硬化性樹脂であるためリサイクルが不可能で、製品の使用後は廃棄・焼却するしかなく、CO2の発生源となっていました。

 

CO2からユリア樹脂を作る仕組み

そんなユリア樹脂の原料となるのがメタノール(アルコールの一種。メチルアルコールとも呼ばれる)です。従来では天然ガスからメタノールを抽出し、これを原料にしてユリア樹脂を作っていました。少々小難しい話をしますが、メタノールの化学式はCH3OH。CO2同様に炭素(C)が含まれています。また、残りのO(酸素)と水素(H)も自然界にある元素です。

 

EW社と三菱ガス化学が今回発表したのは、下水処理場から出る未消化ガスのなかから回収したCO2を原料にメタノールを製造、それからユリア樹脂を作り、配線器具の素材とする、という技術の確立です。CO2の回収とメタノールの製造を三菱ガス化学が、それ以降の工程をEW社が担います。これにより、製品の廃棄後にCO2が出たとしても、それを再び原料として使えるため、炭素資源を循環させる「カーボンリサイクル」が実現します。

 

CO2を原料にしたメタノールから製造したユリア樹脂は、従来のものと同等の品質であることが確認できており、安全性には問題がないといいます。EW社によると、新技術による配線器具製造過程におけるCO2排出量の削減効果は、現状では従来の20〜30%。ですが今後の研究の進展により、2030年には30〜45%を目指すそうです。

↑配線器具を主に製造するEW社の津工場。新技術によって生み出されたユリア樹脂もここで活用されています。

 

CO2由来のメタノールは、化石燃料由来のものと同等の物性を持ち、設備投資も不要で製造できるという利点があります。とはいえ、製造コストはやや上がってしまうそう。発表会に登壇したEW社の中野貴之さんは「従来の生産方法が環境に負荷をかけていることをハウスメーカー、さらには施主の方々にご認識いただき、新しい製品を積極的にご活用いただけるようにすることが必要」と語りました。

↑ユリア樹脂から作られたEW社製のコンセント。EW社の配線器具の国内シェアは8割を超え、9割にも迫ります。

 

まずは下水処理場から出るCO2を活用。今後適用範囲を拡大へ

両社によれば、今回の発表は「技術が完成した」という段階で、活用の拡大はこれからです。まずは新潟の下水処理場の未利用消化ガスに含まれたCO2を回収し、メタノールを製造するところからスタートしますが、三菱ガス化学は、今後CO2回収の対象を拡大していきたいとしています。

 

三菱ガス化学に所属する工学博士・松川将治さんによると「メタノールの世界需要は、2025年の1億トンから、2050年には5億トンに増加する見込み」とのこと。CO2由来のメタノール製造は、温暖化阻止のために必要不可欠な技術といっても過言ではありません。温暖化の原因となるCO2から製品を作るという技術はまるで夢のように聞こえますが、持続可能な社会の実現に向けた確かな一歩となりそうです。

↑メタノールは非常に幅広い分野で用いられており、新技術のさらなる活用が期待されます

 

ルンバがラインナップを一新! 大注目は「お腹の中にヘラ内蔵」で「60日ゴミ捨て不要」なエントリーモデル

ロボット掃除機といえば「ルンバ」を思い浮かべる人も多いでしょう。そんなルンバを発売するアイロボットジャパン合同会社(以下、アイロボット)は、4月18日に製品ラインナップを一新。なんと、エントリーモデルからフラッグシップモデルまで、6モデルの新製品が登場しました。新しいルンバはどのように変わったのか? 新製品発表会にて実機をチェックしてきました。

Roomba 205はコンパクトな充電器ながら約2か月もゴミ捨て不要!

今回の全面リニューアルで、ルンバシリーズは大きく3つのグループに分けられるようになりました。それが普及モデルの「Roomba」、ミドルクラスの「Roomba Plus」、そしてプレミアムモデルとなる「Roomba Max」です。

 

従来のルンバはセンサーを駆使した賢い走行が特徴でした。新製品はエントリーモデルからフラッグシップまで6モデル共通で新しくレーザーによる距離計測機能(ClearView LiDAR)を搭載。カメラだけでは難しかった素早いマップ作成や、暗い場所での位置把握に強くなりました。

↑本体上部に飛び出ているのがレーザー照射部(一部製品はレーザーが本体内に内蔵されています)。

 

↑新製品はアプリも「iRobot Home」から「Roomba Home」に変更。新モデルではエントリーモデルでも「進入禁止エリア」などをアプリ上で設定できるようになるなど、さまざまな違いがあります。

 

今回6モデルもの新製品が発表されましたが、個人的に注目したいのが普及モデルの「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」(以下、Roomba 205)です。最近のロボット掃除機は、掃除のたびに充電ステーションでゴミを回収する「自動ゴミ収集機能」搭載モデルが増えています。ところが、こういったステーションはどうしても充電台のサイズが大きくなりがち。一人暮らしなどの狭い住宅では置く場所に困ることも多々あります。そこで、Roomba 205は本体のダストボックスのなかにアームを配置。物理アームでゴミをギュギュッと圧縮することで、なんと本体内に約60日分のゴミを溜めておくことができます。

↑手のひらサイズのコンパクトな充電台ながら、約60日ゴミ捨て不要な「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」(公式オンライン価格5万9200円・税込)。家具の下に設置できそうな充電台のサイズです。

 

↑Roomba 205はダストボックス天井部分に付いている緑のアームでゴミを機械的に圧縮(写真左)。横にある綿は一度に吸引できるゴミの量です。

 

普及クラスはRoomba 205のほか、ゴミ圧縮機能を搭載しないシンプルな機能の「Roomba 105 Combo ロボット」をラインナップ。また、オンライン限定モデルとしてRoomba 105 Combo ロボットに自動ゴミ収集機能搭載のステーションを付属した「Roomba 105 Combo ロボット+ AutoEmpty 充電ステーション」の全3モデルをラインナップしています。

↑Roomba 105 Combo ロボット(写真左・公式オンライン価格3万9400円・税込)とRoomba 105 Combo ロボット+ AutoEmpty 充電ステーション(写真右・同5万9200円)。こちらは本体上面からレーザー部が飛び出ているデザインを採用しています。

 

ミドルクラスはルンバ初となる円形モップを採用した全自動モデル

もうひとつの注目製品は、水拭きモップの自動洗浄・乾燥まで可能な全自動モデル「Roomba Plus」シリーズです。いままでのルンバだと、吸引も水拭きもできるモデルには、モップにシート状のパッドを採用していました。そんななか、Roomba Plusシリーズはルンバ初となる円形回転タイプのモップパッドを採用しています。

 

Roomba Plusは2モデルあり、上位モデルとなる「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」(以下、Roomba Plus 505/公式オンライン価格12万8400円・税込)はモップが外側に伸びる可動式モップを採用しています。これにより、壁際ギリギリまでしっかり水拭きができるのです。

↑自動ゴミ収集機能はもちろん、水拭きモップの自動洗浄・乾燥機能まで搭載したRoomba Plusシリーズ。Roomba Plusシリーズは2モデルとも外観はほぼ同じです

 

↑上位モデルであるRoomba Plus 505(写真右)は本体右後方のモップが外側に伸びる可動式モップを採用。写真左が下位モデル。

 

なお、下位モデルである「Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」(公式オンライン価格9万8800円・税込)は、この水拭きモップが外側に伸びる機構を搭載していません。また、上位モデルは温風でモップを自動乾燥させるのに対し、Roomba Plus 405は温風乾燥ではなく送風乾燥機能のみ搭載。また、下位モデルのRoomba Plus 405はオンライン限定モデルとなります。

 

生活スタイルに合わせた製品が選びやすいラインナップに

フラッグシップモデルとなる「Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」(以下、Roomba Max 705/公式オンライン価格9万8800円)は、今回発表された製品のなかで、唯一吸引掃除のみに対応したモデルです。水拭き掃除はできないものの、そのぶん吸引力はルンバ史上最大。今回発表されたRoombaとRoomba Plusは過去発売された「Roomba 600」の最大70倍の吸引力がありますが、Roomba Max 705のみ最大180倍という断トツの吸引力を誇ります。

↑プレミアムモデル唯一の新製品である「Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」。新製品で唯一水拭き掃除ができないモデルです。

 

↑Roomba Maxのみ本体裏側に2本のゴム製デュアルアクションブラシを搭載し、ゴミのピックアップ率を強化。実は、今回発表されたRoomba Max以外の5製品はすべてシングルブラシタイプです。

 

今回6モデルの新製品が登場しましたが、RoombaとRoomba Plusは吸引力は同じであるもののRoombaは機能がシンプルで充電台がコンパクト。このため、コスパを重視している方や、部屋が広くない単身世帯などではRoombaが向いていると思います。一方、Roomba Plusは吸引掃除だけではなく水拭き性能も重視。さらにモップの自動洗浄・乾燥にも対応しているので、忙しい子育て世帯や広い間取りの家に便利でしょう。そして、フラッグシップモデルであるRoomba Maxは圧倒的な吸引力により、抜け毛が気になるペットオーナーやカーペットが多い家庭に最適。ラインナップを一新したことで各製品の特徴がわかりやすくなり、ライフスタイルに合わせて製品が選びやすくなったと感じました。

450Lの大容量、この高級感で20万円切り…かなりの高コスパでは? ハイセンスが「日本向けに本気で作った」5ドア冷蔵庫をチェック

世界でも高い家電シェアをもつ「ハイセンス」の日本法人ハイセンス・ジャパンから、日本向けに開発された大容量冷蔵庫が登場しました。それがハイグレードタイプの「HR-DCH450KK」と色違いの「HR-DCH450KW」、そしてスタンダードタイプとなる「HR-DC450KW」とカラーが異なる「HR-DC450KB」の全4製品です。いずれも定格容量450Lの5ドアタイプ冷凍冷蔵庫で5月中旬に発売予定。気になる新製品を発表会にてチェックしてきました!

↑ハイグレードタイプのHR-DCH450KW(写真左)とスタンダードタイプのHR-DC450KB(写真右)。市場推定価格はハイグレードタイプが19万円前後でスタンダードタイプが17万円前後です。

 

日本ならではの「狭い場所」にも置けるよう特殊なドアを開発

家電量販店などで目にする「ハイセンスの冷蔵庫」といえば、単身世帯向けのコンパクト製品がほとんど。今回の新製品は、ハイセンス・ジャパンが日本においてはじめて発表した450Lタイプのファミリー向け大容量冷凍冷蔵庫となります。特徴のひとつが「日本向けにデザインされている」こと。新製品のような5ドアタイプの冷蔵庫は日本では定番の形ですが、実はこのように「野菜室と冷凍室が独立した引き出しタイプ」の冷蔵庫は世界的に見るととても珍しい設計なのです。ゆえに、グローバルで販売されている製品をそのまま日本に持ち込んでも、日本の実情には合わないのだとか。

↑「この製品は『日本市場に対応した冷蔵庫を本気で作ろう』そんな思いが詰まった結晶のような存在」と語る商品管理部の黒柳氏。海外では横幅も高さも大きい2ドア冷蔵庫が主流であり、中国本社に日本とグローバルの違いを説明し、日本向けの機能や仕様を納得してもらうまで、特に苦労したといいます。

 

↑4モデル共通で容量は同じ(定格容量は452L)。上から242Lの冷蔵室、87Lの野菜室、3段目左が製氷室、右が速冷室、一番下段が83Lの冷凍室。製氷室が独立しているのも日本ならではの仕様です。

 

狭小化が進む日本の住宅事情に配慮して搭載した機構もあります。それが冷蔵室の扉の「ぴたよせドア」という仕組み。

↑新機能の「ぴたよせドア」。

 

冷蔵庫の扉は断熱材が入っているため、それなりに厚みがあります。このため、扉のヒンジ(蝶つがい)横に壁があると扉の角が壁につっかえてうまく開きません。

↑一般的な冷蔵庫を壁の横に配置した一例。扉の厚みが邪魔をしてドアが写真の幅までしか開きません。

 

そこで、新製品は扉のヒンジに「2軸ヒンジ」を採用。扉をスライドさせながら開くことで、扉を開いたときに角が本体より外に飛び出ない特殊な構造になっています。このため、新製品は壁の真横に設置しても扉が90°まで開きます。

↑壁横に設置した新製品のドアを開いたところ。真横に壁があってもドアが90°開いているのがわかります。

 

さらに、新製品は本体下面から熱を逃がす「底面排熱」を採用。そのため、本体左右に各3mm、背面0mm、上部に5cmという最小限の放熱スペースでの設置が可能です。また、底面から放熱することで、長く設置していても冷蔵庫背面が熱くなることがないとのことで、放熱で壁紙が焼けるリスクが抑えられる点もメリット。先述の「ぴたよせドア」を含めて、設置の自由度を大きく向上させています。

 

「美味しく保存」するための機能もしっかり搭載

450L容量の冷蔵庫ではリーズナブルな価格の製品ながら、食材を美味しく保つための機能もしっかり搭載しています。たとえば、冷蔵室にあるチルド室は用途に応じて2つの温度帯が選べる「セレクトチルド室」。0~3℃帯の低温で肉や魚などの生鮮食材を保存する一般的なチルド室として利用できるほか、チルドよりさらに低温の-3~0℃帯で食材を微氷結させる保存方法も選択可能です。微凍結モードでは生鮮食材を凍るギリギリの温度で鮮度を保ちつつ、カチコチに凍らせないので解凍不要で調理が可能です。

↑冷蔵室のセレクトチルド室。チルド室の手前には小物などを冷やせる「ちょいおきボックス」スペースもあり(写真手前)、使い勝手も良さそうです。

 

野菜室には庫内中央に冷風を遮る「冷気ガード」を配置。このパーツにより庫内の乾燥を抑えることで他冷蔵室より湿度を高く保って野菜を長持ちするそう。

↑野菜室の中央の仕切りが「冷気ガード」で、仕切り左側の湿度を保ちます。底にある穴はお掃除口で、ここから野菜くずを落として掃除ができるようになっています。

 

また、製氷室横にある速冷室では、食材を-24℃で凍らせることが可能。食材を素早く凍らせることで、美味しさをキープした状態で冷凍保存できるといいます。

↑急速冷凍に対応した速冷室。ハイグレードモデルのみ速冷室にアルミトレーを付属し、熱い食材も急速冷凍できます。

 

このほかハイグレードモデルのみ、イオンの力で冷蔵室の付着菌や浮遊菌を99%抑制する「HI-NANO α」(ハイナノアルファー)機能を搭載しています。冷蔵庫は食材を保存する場所だけに、清潔性をキープする機能があるのはうれしいところ。このほか、ハイグレードモデルのみ搭載する機能として、スマートフォンとの連携機能などがあります。

↑ハイグレードモデルのみ冷蔵室奥のダクトカバーが清潔感のある金属製に。モデルによってデザインにも違いがあります。

 

デザイン・コストパフォーマンスともに魅力的

新製品はソリッドで高級感のある本体デザインも魅力的。特に、ハイグレードモデルは表面にヘアライン加工を施してあり、高級感は上々です。

↑ヘアライン加工されたハイグレードタイプHR-DCH450KWのドア表面。ロゴが目立たないエンボス加工となっているのも魅力です。

 

ハイセンスは白物家電では認知度が低いゆえに、そのサポート体制に不安を感じている方も多いはず。しかし、一般的な冷蔵庫のメーカー保証が1年であるなか、本製品はメーカー保証が3年と長期の保証を行っています。加えて、同社はユーザーサポートを全国に約300拠点を用意しており、実はユーザーサポートも整っていることがわかりました。

 

「ぴたよせドア」と底面排熱で設置の自由度が高く、「セレクトチルド室」を備えるなど鮮度保持機能もしっかり搭載したハイセンスの新製品。450Lの大容量かつこの高級感で20万円以下というのは、かなりコストパフォーマンスに優れていると感じました。ファミリー向けモデルを探しているなら、ぜひ一度チェックしてほしいですね。

今年も買っておきたい! 軽くて身に着けやすいデザインになった「ネッククーラー」に新モデル

サンコーから、首につけて体を冷却するネッククーラー「ネッククーラーポケット」が発売されました。

記事のポイント

シリーズ累計120万台を突破する人気製品の新モデル。今回は軽量、冷却プレートが目立たないと、装着感にこだわっています。できるかぎり首を冷やしたい、でも身に着けづらい製品はちょっと……と悩んでいる人は売り切れたり暑くなったりする前に手に入れておきましょう。

2015年から販売しているネッククーラー。今年の新作はバッテリー内蔵モデルとしてサンコー史上最軽量のモデルです。重さは約180gで、長時間身に着けていても快適としています。またこれまでの製品よりも冷却プレートがコンパクトになり、装着したときに目立ちにくいため、より身に着けやすいデザインとなっています。

 

本体を首に装着して電源を入れると約2秒でプレートが冷却。仕組みは小型の冷蔵庫でも使われるペルチェ冷却方式を採用しています。また、強、弱、ゆらぎの3モードを搭載し、強モードだとプレートが外気温よりマイナス約14度、弱モードでもマイナス約7度冷えてくれます。ゆらぎは強と弱を自動で繰り返すモードです。

 

バッテリーは強モードで約1時間半、弱モードで約2時間半持ちます。充電はUSB経由で約4時間です。モバイルバッテリーでも充電が可能。

サンコー

ネッククーラーポケット

6980円(税込)

繊細な下着やダウンも、この乾燥機にならかけられる! 素材ごとに最適なモードで仕上げる「Yoquna moondry Expert」

ポスティッチは、素材別に最適な乾燥モードを選べる小型衣類乾燥機「Yoquna moondry Expert(ヨクナ ムーンドライ・エキスパート)」を4月19日に発売しました。もっと衣類を大切にしたいと考えるユーザーや、日々の洗濯を効率化したい家庭に向けた、「Yoquna moondry」シリーズ最上位モデルです。

 

記事のポイント

衣類ケアと時短を両立したい、現代のライフスタイルにマッチした衣類乾燥機です。天候に関係なく、「常に部屋干し派」の人にぴったりの一台かもしれません。

 

8つの専用モードで“素材想い”の乾燥を実現

「Yoquna moondry Expert」は8種類もの乾燥モードを搭載しています。従来の小型乾燥機に多かった「おまかせ(自動)」モードに加え、素材や目的に合わせた専用モードが用意されています。

 

・ダウン(ジャケット類)
・コットン(綿シャツやトップス)
・化学繊維(ポリエステルなど)
・下着(デリケート素材に)
・超乾燥(シーツなど大型綿素材)
・混合(混合素材の衣類に)
・消臭(ニオイが気になる衣類に)
・スマートモード(自動センサー制御)

 

これまで乾燥機にかけるのをためらっていたデリケートな下着や、風合いを保ちたいダウンジャケットなども、最適なプログラムで丁寧に乾燥させるとのこと。操作は前面のスマートパネルで直感的にでき、誰でも簡単に最適なモードを選択できます。

 

UV除菌+温風乾燥で、部屋干しの悩みも解決

梅雨時期や花粉シーズンだけでなく、部屋干し臭や衛生面の悩みは通年で付きまといますよね。

 

「Yoquna moondry Expert」は、最大60℃の温風乾燥に加えてUV除菌機能も搭載しているため、生乾き臭の原因菌の繁殖を抑えるだけでなく、衣類に付着した花粉やウイルス、ダニなどのケアも効果が期待できるといいます。外干しが難しい環境でも、洗濯物を清潔に仕上げられるのは嬉しいですね。

 

コンパクト設計で設置しやすく、使い勝手も良好

本体サイズは幅48cm×奥行40cm×高さ56cm(排気管付き時 奥行52cm)と、小型衣類乾燥機の中でも比較的コンパクト。設置スペースが限られる場合でも導入しやすいでしょう。乾燥容量は約3kg(Tシャツ約15枚相当)と、一人暮らしや少人数の家庭で使いやすいサイズ感です。

 

また、乾燥中の運転音に配慮した静音設計や、傷みやサビに強いステンレスドラムの採用、小さな子どもの誤操作を防ぐチャイルドロック機能など、日常的な使い勝手を高める機能も充実しています。移動式の排気ダクトが付属しており、設置場所の状況に合わせて排気方向を調整できるのも便利です。

 

ポスティッチ
Yoquna moondry Expert
価格:2万8900円(税込)

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無印良品から省エネ性能に優れた扇風機「首振り範囲が調節できる DC扇風機」4月23日発売

無印良品を展開する良品計画は、省エネ性能に優れたDCモーターを採用した「首振り範囲が調節できる DC扇風機」を2025年4月23日(水)に発売します。実売価格は7990円(税込)。

「首振り範囲が調節できる DC扇風機」

 

記事のポイント

省エネ性に優れたDCモーターを採用した扇風機は、風量を細かく調整でき音も静かなのが特徴。やわらかい風で暑い夏も心地よく過ごせます。アロマパレットにエッセンシャルオイルを垂らせば香りを楽しむこともできます。

 

本製品は、DCモーターを採用したリビング用扇風機。DCモーターは一般的なACモーターの扇風機に比べてエネルギー効率が高く、無駄な電力消費が少ないのが特徴。風量を細かく調節できるため、必要な分だけの電力を使って風を送ることができます。微風モードでは消費電力5.5Wと省エネです。

 

一定時間、風に直接あたることを想定して、穏やかで心地よい風にこだわっており、風量設定は微風、弱風、中風、強風の4段階から選べます。

 

静音タイプのため、就寝時も動作音が気になりません。微風モードでは、動作音が約22dBとほとんど聞こえない程度の静音です。DCモーターは低速でも効率的に風を送ることができ、結果的に消費電力を抑えることができます。

 

左右の首振り範囲は自動で90度、120度、180度、上下の首振り角度は手動で上向30度、15度、水平、下向10度です。高さ調整は70cm~85cmの4段階で調節が可能です。最も低い高さは、布団の高さに適し、それ以外の高さはさまざまなソファやベッドに合わせられます。また、首振り速度は3段階で標準、約1.5倍速、約2倍速と設定できます。

上下の首振り角度は最大で上向30度。

 

オフタイマー機能は2時間、4時間、8時間で設定できます。お昼寝や就寝時はもちろん、梅雨の室内干しなどにも便利な機能です。

 

付属のアロマパットにエッセンシャルオイルを垂らすことで、香りを拡散できます。寝苦しい時にリラックスできる香りや、リフレッシュしたいときに爽やかな香りのエッセンシャルオイルを使って気分転換も可能です。

 

操作ボタンを足元ではなく、上部に配置しており、かがみこまなくても操作できます。立ったままでも操作しやすく、ちょっとした不便を解消しています。正面からボタンが見えないのですっきりしたデザインです。

 

無印良品
「首振り範囲が調節できる DC扇風機」
2025年4月23日発売
実売価格:7990円(税込)

お風呂あがりにひんやり爽快! 乗るだけで風が吹き出す扇風機「のれせん2」

サンコーは、乗るだけで風が吹き出す『お風呂あがり全身爽快乗れる扇風機「のれせん2」』を4月21日に発売しました。実売価格は9980円(税込)。

『お風呂あがり全身爽快乗れる扇風機「のれせん2」』

 

記事のポイント

乗るだけで風が吹き出すので、場所を取らず、両手も自由に使えます。お風呂上りだけでなく、夏場の家事や立ち作業などにもオススメ。

 

本製品は、本体にのって下からの風で涼める“乗る”タイプの扇風機です。本体に乗ると内部に搭載されたファンが自動で回転、足元から強烈に吹く風で涼むことができます。風量は弱・中・強の3段階で、好みの涼しさに調整することができます。

 

本体から降りると自動でファンが止まるのでボタンを操作する必要もありません。さらに、一度乗ったら降りても送風を続ける連続10分モードも新機能として搭載。

 

内部に入った水は底面の水抜き穴から出る仕組みで、お風呂上がりの濡れた状態でもそのまま使えます。

 

幅260×奥行270×高さ45mmでまるで体重計のような、薄型のコンパクトサイズ。夏の脱衣所が暑い、扇風機を置くスペースがない、ドライヤーをかけていると汗が噴き出してくる、という人にオススメな新感覚の扇風機です。

コンパクトなので収納しやすい。

 

サンコー
『お風呂あがり全身爽快乗れる扇風機「のれせん2」』
2025年4月21日発売
実売価格:9980円(税込)

“つるつる”も“少し残し”も自由自在! ムダ毛をケアできるパナソニックのボディトリマー新モデル

パナソニックは、全身の体毛ケアができる「ボディトリマー」の新モデルとして、パワフルにカットできる「ER-GK83」(充電式)と、手軽に使える「ER-GK23」(乾電池式)を、2025年6月に発売します。

 

記事のポイント

これから夏にかけて男性も肌の露出が増えるので、体毛が気になる方は早めにケアしておきましょう。こちらのボディトリマーはアタッチメントで長さの調整ができるので、しっかり剃りたい・短く整えて目立たないようにしたい、と用途や部位に応じて使い分けることができます。定期的に使用するなら充電式、手軽に試すなら乾電池式がオススメ。

 

ボディトリマーは、気になる腕や脚、胸やワキ、VIOなどの体毛をケアできる電動シェーバー。付属のアタッチメントを使えば、除毛から長さ調整まで対応できます。

 

充電式の「ER-GK83」は、切れ味にこだわった日本製の刃と、トルク約1.4倍のパワフルモーターを搭載し、全身のムダ毛をしっかりと肌にやさしく剃ることが可能です。さらに、2種類のアタッチメントを使用することで、約0.1mm~12mmの12段階で好みの長さに調節できます。

「ER-GK83」

 

本体は持ち方を選ばず使えるI字シェイプと、デリケートな部位も剃りやすいV字ヘッドを採用しており、腕や脚からVIOゾーンまで整えやすく、ユーザーニーズの多様化に応えます。また、お風呂で使用可能、後片付けが簡単など、使い勝手の良さにもこだわっています。

 

乾電池式の「ER-GK23」は、ER-GK83と同じ刃を採用しています。直刃で約0.1mm、付属のアタッチメントで2mm、3mmの長さ調整が可能です。乾電池式のため、体毛ケア初心者も手軽に使用できます。カラーはダークネイビー、ライトグレー、ライトグリーンの3色。

 

パナソニック
ボディトリマー「ER-GK83」「ER-GK23」
2025年6月発売
実売価格:オープンプライス

ポルターガイスト、座敷童子をテクノロジーで再現したら? 家電王とオカルト王が“スマートホームの未来”を語り合う

提供:東京電力エナジーパートナー株式会社

GetNavi webですっかりお馴染みになった、東京電力エナジーパートナー提供の「くらしのラボ」とスーパーミステリー・マガジン「ムー」のコラボ企画。今回のテーマは「モノが勝手に動く」という点で共通する「スマートホームとポルターガイスト」だ。明かりの色が自在に変わる居酒屋を舞台に、家電王とオカルト王にそれぞれの視線からの見解を語っていただく。さらに、「現代に降臨した座敷童子」ともいうべき存在を紹介しながら、これからの時代、「家」という場所の役割がどのように変わっていくのか、語り合っていただこう。

 

【家電王×オカルト王がスマートホームとポルターガイストについて語る動画はコチラから】

くらしのラボ
くらしのラボYouTubeチャンネル

 

何も知らない家族にとっては、スマートホームも怪現象になる!?

↑オカルト王ことムー編集長の三上丈晴(左)と家電王の中村 剛さん(右)。

 

――「スマートホーム」とは、インターネットに接続された家電や住宅設備をスマートフォンやスマートスピーカーなどのデバイスで操作・制御できる住まいのこと。「家電が勝手に動き出す」という点において、スマートホームの遠隔制御や自動制御とポルターガイストによる怪現象、このふたつの“見えざる力”が不思議な交差を見せています。まずはオカルト王、ポルターガイストという現象の特徴について教えてください。

 

三上 はい。ポルターガイストというのはドイツ語で「騒がしい幽霊」という意味の言葉で、具体的には物理的現象を伴う心霊現象です。ものが飛んだり割れたり、声がしたり、火がついたり、とにかく派手なのです。おもに家の中で頻発し、何回も連続して起きるという特徴もあります。一般的には幽霊の仕業と解釈されていますが、実際に現象を引き起こしているのは幽霊ではなくて人間であるという説もあります。超能力やコントロールできない念力が発動した結果、そういう物理現象が起きるということです。

――ポルターガイストというと、最近では東京・三軒茶屋にあるスタジオ「ヨコザワ・プロダクション」での現象(※)が有名ですね。

※通称「ヨコプロ現象」。線香の匂いが立ち込める、照明が振動・明滅する、壁を激しく叩く音がする、天井や壁から白い手が伸びてくる、鏡から水が噴き出すなど。誰が訪れても高確率で心霊現象が起こることで有名。

 

三上 あそこの話は再現性があるのと、現象はひとつだけではなく多岐にわたっていて、しかも派手です。音がするのもそうだし、モノも動く。ただスッと動くのではなくて、かなり騒々しいのです。水が出てきたり照明が点滅したりすることもあって、気付けば幽霊そのものが出てくるという。しかも、幽霊が完全に物質化していて、霊能者だけが見えるのではなく、誰でも見えるのです。プロジェクションマッピングの映像のような見え方のときもあるのですが、完全に物質化するとなると、これはもう霊体ではなく物体でしかありません。

 

――続いて、家電王にうかがいます。ポルターガイストと間違われるような、スマートデバイスの誤作動の例はありますか? たとえば、スマートスピーカーがとんでもないタイミングで喋りだすことがありますよね。

中村 家電も赤外線リモコンだとかWi-FiだとかBluetoothだとか、さまざまな方法で制御しています。人間の耳には聞こえない音をマイクが拾って反応することがあるかもしれません。意図的な話だと、スマートホームの機能を取り入れているユーザーが外出先からエアコンや照明を操作したら、何も知らない家族は驚くでしょうね。家で小さい子どもが留守番していたら、怖がって泣き叫ぶかもしれません(笑)。

 

三上 現象に直接的に関わる部分を人間がやっているのか、あるいはオートマティックになっているのかは別にして、スマートホームでは基本的には制御されている。一方で、ポルターガイスト現象は制御することができません。スマートホームもポルターガイストも照明を点滅させることは同じですが、ポルターガイストの場合は本来コントロールできないものなので、昔の電球なら焼き切れてしまうでしょう。

 

中村 昔の電球や蛍光灯だと、色を変えるということはできませんが、このお店にあるようなスマートライトはアプリ経由で自由に変えることができます。ネットワークでコントロールできるので、距離には依存しなくて、アメリカからでもこの部屋の光の色味を変えることもできます。複数の人が住んでいる場合、誰かが外部から操作すれば、さきほどのポルターガイストの話とすごく似ている状況になりますね。

↑取材を行った店舗では、アプリの操作で照明の色が変えられます。

 

監視カメラがとらえる怪、監視カメラの可能性

――最近、監視カメラがとらえたポルターガイスト現象の映像がSNSでかなり拡散しています。オカルト王、興味深い事例はありますか?

 

三上 この種の映像は、検証ができません。多分、ほとんどがトリックだろうと思いますが、実際に何か変なものが監視カメラに映るという話は結構あるのです。監視カメラの赤外線領域までの波長で、何かが発光して得体の知れない生物に見えるとか、肉眼ではほとんど見えないものが映ったりすることがあります。映ったものが幽霊かどうかは別にして、UFOや妖精、“小さいおじさん”が映ることもありますね。超常現象、物理的な現象を引き起こすのは間違いなく電磁波、特にパルス波とか高周波が関与していると思います。いわゆる孤立波というのは、一瞬だけ高出力になることがあって、そういう状況が起きると電子機器は誤作動して、下手をすると壊れてしまいます。

 

――「世界中に監視カメラがあふれているという事実が怖い」という意見もありますが、いかがでしょうか。

 

三上 すでに、かなりの頻度で活用されていますよね。警察も「監視カメラの映像を見せてください」といったような形で、映像に残された証拠に頼っているわけです。

 

中村 そうですね。それこそ映像をAIが学習すると、「悪いことをしている」というのが、人間が見るよりも正確にわかるわけです。AIが悪いことを検知した時点でアラートを発動し、「この映像に残っているこの人は犯罪者です」ということが指摘され、それが顔と一緒に映すこともできます。こうしたデータをどう使うかはルールが必要だと思いますが、ごく当たり前な形のデータとして世の中に存在するようになるのでしょう。

 

三上 逆に、そういうデータも改ざんできますからね。監視カメラに映っている複数の人の顔を変えてしまえるんです。

 

中村 そうですね。今は簡単にできます。SNSで、とあるアーティストの曲を別のアーティストの声で歌わせるというのも流行っているようです。そうなると、著作権の問題も出てきますね。

 

かわいいロボットが相手だと、コミュニケーションの印象がまったく違う

↑ユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO emo」。

 

――ここからは、今日のもうひとつの主役であるコミュニケーションロボット「BOCCO emo」(https://www.bocco.me/)についてお話しいただきたいと思います。見た目も座敷童子みたいですね。

 

中村 そもそも、BOCCO emoという名前の「ぼっこ」は、東北弁で「子ども」という意味で、イメージが最初から座敷童子なのです。家に幸福をもたらす「ぼっこ」がいて、それとコミュニケーションをとるというもの。スマホから伝言を送ることもできるし、無機的になりがちなデジタル体験を、AIロボットを介すことによって人を相手にしているのとほぼ変わらないやりとりが実現できます。

 

――一方でオカルト王、座敷童子という存在が生まれた背景にはどのような信仰があるのでしょうか?

 

三上 基本的にはある種の妖怪のような言われ方をするのですが、そもそも人間なのです。幼くして亡くなった子どもたちの霊がその家に住みついて、守り神のようになるというのが元の話です。もちろん、基本的に子どもの霊なので、祟りをもたらすわけではなく、家にいれば好意的な存在ということになります。

――“家を見守る存在”としてBOCCO emoが果たしている役割について、いかがでしょうか。

 

三上 このAIロボットの役割で重要なのは、完全に心理的なコミュニケーションでしょう。人間というのは基本的に会話してコミュニケーションを取っていないと、生きていけないのです。その相手が人間ではないというのは、まさにAIの時代になったということですね。

 

中村 今でこそ若い人たちもこういった類のAIロボットに興味を持っていますが、最初の頃はどちらかというと年齢層が高い人たちの心理的な癒しだったんです。家にいる小さい子どもたちや、スマホを持っていない方々とのコミュニケーションをどうするか? といったときに、こうしたタイプのロボットがひとつの答えにもなってきたわけです。

中村 たとえば夏の暑い時期、部屋の温度を調節しないと熱中症のリスクもあるでしょう。そこをAIロボットがセンサー経由で感知して、エアコンをつけて未然に防ぐということも考えられます。服薬の時間を知らせることもできます。子どもから電話がかかってきて「今日薬飲んだ?」と確認されたら、「いちいちうるさいな」と思うこともあるでしょうが、ロボットが相手だと印象がまったく違います。

 

先ほどオカルト王がおっしゃったコミュニケーションというのがまさしくこれで、座敷童子のようなかわいらしい顔がある姿を見て和むのです。「emo」の名前の通り、技術を世の中に受け入れられるようにするためには、こうしたエモーショナルな部分を取り入れていることが重要。肝の部分は、愛着が湧き続けるようにすることなのではないでしょうか。

 

三上 おそらく、テクノロジーが飽和状態になると、機械としてはムダかもしれないものが大切に感じられるのかもしれませんね。

 

家は人間のパートナーに近い存在になる

――スコープを少し広げて、AI家電の技術が活かされたスマートホームという意味合いで広く考えた場合、「家」というものはこれから先の時代どのような存在になっていくでしょうか?

 

三上 いままでの話を踏まえると、すべてがオートマティックになって、家そのものと会話するような状況になるかもしれませんね。一方で、無機質でSF的な未来像だけではなくて、自然に触れることが多い世界にもスマートホーム(スマートデバイス)が進出してくるのではないでしょうか。農業や土いじりの場であるとか、酪農などの世界でもかなり活躍する予感がします。昔ながらの田舎ライフのなかにも変化が訪れそうですね。

 

中村 そうですね。農作業に関して言えば、人間が今までの経験値をもとに種まきのタイミングを見きわめたり、作物をどのように育てるか考えたりすることは、スキルの学習データと人工衛星等を活用した最新データで最適化できますし、自動運転の耕運機もあります。これまでの時代では人の経験値からしか得られなかったものが、テクノロジーによって全体的な知見として使われていく状況が生まれると思います。

 

三上 AIが人間とコミュニケーションできるということは、AIと猿もコミュニケーションできるということですよね。犬や猫、鳥も含めて、教育するという方向性もあるでしょう。たとえば、カラスはみんな言語を持っています。これをAIが解析できるはずだから、「カラスになんか言ってやって」とか、仲介者になることができるかもしれません。

――オカルト王と家電王は、スマートホームにどこまで求めますか?

 

三上 私は幽霊センサーですね。ポルターガイスト現象が起きたらそれを感知するまで進化してほしいな。幽霊の存在も検知して、その上で会話ができるぐらいのレベルがいい。霊界のこともわかるようにしてほしいです。

 

中村 私は、便利なところは色々試したいと思うのですが、のんびりしたい日もあります。人間は誰でも多面的ですよね。昨日の状態でベストな対処をしてくれても、やりすぎになってしまうと感じると「ちょっと面倒くさい、うるさいよ」と思うので(笑)、そのバランスすら調整してほしい。私としては、アバウトさを残しながらも賢いというのが良いと思いますね。要は臨機応変に気の利いたことをして欲しいのです。

 

今の方向性とスピードで技術が進んだら、家は「住む場所」というよりも「人間のパートナー」に近い存在になっていくのかもしれない。AIロボットの存在により、一人で暮らしても“ぼっち”という感覚は薄れていくだろう。今回「スマートホーム×ポルターガイスト」という変化球的なお題で語っていただいた対談の着地点は、人間の感情とテクノロジーのより良い交点の形を具体的にイメージさせてくれるものとなった。

取材・文/宇佐和通 撮影/鈴木謙介

 

【取材協力】

勝鬨UNIqUE

都営大江戸線・勝どき駅から徒歩5分の創作居酒屋。「鳥ユッケ風キャビアのせ」や「旬野菜と酒盗バーニャカウダ」、「緑の麻婆豆腐」など、ユニークな料理を提供する。全国の日本酒、ソムリエ厳選の日本ワインから子供ビールまで取り揃え、お一人様からカップル、家族でも楽しめる。店内ほぼ全ての照明で、今回紹介したスマート照明を導入している。

住所:東京都中央区勝どき4-11-7

電話:03-6161-1233

営業時間17:00〜23:00

定休日:日曜・祝日

↑1階のカウンター(左)と2階の小上がり(右)。

災害時にあると安心! 防水構造のポケット型ワンセグTVラジオ「OT-1WPT30TE」

ダイアモンドヘッドは、ブランド「OVER TIME」から、防水仕様の3.2インチワンセグTVラジオ「OT-1WPT30TE」を4月中旬に発売。お風呂やキッチンなどの水回り、アウトドア、災害時など、様々なシーンでテレビやラジオを楽しめます。

記事のポイント

ワンセグテレビとワイドFMラジオが視聴できる、ポケット型ワンセグラジオです。緊急時は、情報を取る手段がいくつあっても困ることはありません。どこへ行くにも、一台忍ばせておけば安心感が違いますね。

 

「OT-1WPT30TE」の最大の特徴は、IPX6相当の防水性能。これにより、お風呂や洗面所、キッチンといった水場でも安心して使用できます。

 

また、約W125×D15×H70mm、重さ約129gとコンパクトで、持ち運びにも便利。アウトドアや災害時など、できるだけ身軽にしていたい時もサッと持ち出せます。

製品スペックは下記のとおりです。

 

OVER TIME
防水3.2インチワンセグTVラジオ OT-1WPT30TE
価格:オープン
液晶画面: 3.2インチTFT液晶パネル(240×320ピクセル RGB)
受信周波数:ワンセグ UHF13~62ch/473MHz~76MHz/ワイドFM 76.0MHz~108.0MHz
内蔵バッテリー:3.7V 1200mAh(リチウムイオン)
連続使用時間:イヤホン使用時/約15時間(画面ON)、約25時間(画面OFF)
本体スピーカー使用時/約12時間(画面ON)、約18時間(画面OFF)
付属品:MicroUSB充電ケーブル、イヤホン、スタンド、取扱説明書兼保証書

炊飯と同時におかずも完成!一人暮らしにぴったり、時短が叶う2合炊飯器「HITORIDAKI」

ダイアモンドヘッドは「ROOMMATE」より、コンパクトな2合炊飯器「HITORIDAKI RM-219TE」を発売しました。一人暮らしや単身赴任をしている人にぴったりのサイズで、手軽にご飯が炊けるのが魅力です。

記事のポイント

サイズのちょうど良さはもちろんですが、蒸し調理を炊飯と同時にできるのがうれしい時短ポイントでは。多忙な毎日でも栄養バランスに配慮した食事をとりたい、自炊で節約したいという人にとって頼もしい一台です。

「HITORIDAKI」は、米と水を入れてスイッチを押すだけの簡単操作。炊飯が終わると自動で保温に切り替わるため、手間がかかりません。忙しい毎日でも、手軽に炊きたてのご飯が楽しめます。

付属の蒸し皿を使えば、炊飯と同時におかずも調理できます。ご飯を炊きながら野菜や肉を蒸せば、バランスの取れた食事をサッと用意できます。

白米だけでなく、玄米や雑穀米も炊けるので、健康志向の人にもうれしいのでは。

 

ダイアモンドヘッド
ROOMMATE 2合炊飯器 HITORIDAKI
本体サイズ:約W200×D200×H210mm
重量:約1.3kg
定格炊飯量:2合
参考小売価格:3290円(税込)

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ミスト×強風で瞬間冷却するハンディ冷風機!秋冬には加湿器として使える「Cool Mist Go」

SUNONEは、ミスト噴射機能とパワフルな送風機能を組み合わせたハンディ冷風機「Cool Mist Go」を発表しました。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、4月18日から5月30日まで先行販売します。

 

記事のポイント

夏のフェスやアウトドア、スポーツ観戦、通勤・通学、オフィスなど、様々なシーンでの活躍が期待されるアイテムです。年々厳しくなる夏の暑さ対策として、従来のハンディファンでは物足りなさを感じている人はチェックしてみては。

 

気化熱を利用した「冷風」でクールダウン

「Cool Mist Go」の最大の特徴は、送風機能に加えてミスト噴射機能を搭載している点です。本体に内蔵された水タンクから、ワンプッシュで0.1mmの超微細ミストを放出。水分が蒸発する際に周囲の熱を奪う「気化熱」の原理を利用し、冷たい風を生み出します。

 

さらに、最高14650RPMで回転する超高速ブラシレスモーターと、集風効果を高める独自の風筒設計を採用。これにより、最大風速13m/sというパワフルな送風を実現しているとのこと。

 

さらに、風量は1から199まで細かく調整可能。本体のボタン操作で直感的に設定でき、室内での微風から、炎天下での急速冷却まで、利用シーンに合わせて最適な風量を選べます。

 

軽量コンパクト設計と長時間バッテリー

本体重量は約210gと、スマートフォン並みの軽さ。ポケットやバッグに入れても邪魔になりにくく、長時間持っていても手が疲れにくい設計です。

 

バッテリーには、一般的なモバイルバッテリーなどに使われる18650電池よりもエネルギー密度が約20%高いとされる21700充電池(容量3500mAh)を採用。これにより、省エネ設計と相まって、風速1段階(5m/s)設定時には最長約15時間の連続使用が可能です。1日中外出する際も、バッテリー切れの心配を軽減できます(※使用時間は風速設定や使用状況により変動。約2時間~15時間)。

 

本体にはLEDディスプレイが搭載されており、バッテリー残量と現在の風量レベルが一目でわかります。充電タイミングがつかみやすいですね。

 

安全性や利便性を高める機能も搭載

扇風機の羽根が隠れたデザインなので、使用中に指や髪の毛を巻き込む心配が少ないのもうれしいポイント。

 

また、送風機能をオフにしてミスト噴射機能だけを使うことも可能。秋冬など乾燥が気になる季節には、パーソナルな加湿器としても活用できます。

 

SUNONE
ハンディ扇風機「Cool Mist GO」

ReFa、ワンストロークでうねり整う最新ヘアアイロン!従来比で別格のストレート実現「ReFa POWER STRAIGHT IRON PRO」

MTGは、美容ブランド「ReFa(リファ)」からストレートアイロン「ReFa POWER STRAIGHT IRON PRO」を4月16日に発売しました。

記事のポイント

従来品である「ReFa STRAIGHT IRON PRO」と比べて別格のストレートを実現できると自信をのぞかせるアイロン。梅雨時期には特に髪の毛がうねりやすいという人にとって救いの手となりそうです。

 

ReFa POWER STRAIGHT IRON PROは、独自に開発した38mmのカーボンレイヤープレートとヒートセンシングによって、ムラなく均一に熱を与え、どこから見ても美しいツヤのラインを作れるといいます。また、新たにラインライトを搭載し、髪を明るく照らすことで、うねりが強く出やすい根元も美しく仕上げられるとのこと。

 

プレートの温度は120/140/160/180/200度で調整が可能。

 

なお、ReFa POWER STRAIGHT IRON PROを含めた、ReFaのヘアアイロン各種を収納できる「ReFa HAIR IRON CASE」も発売。価格は3300円(税込)です。

MTG
ReFa POWER STRAIGHT IRON PRO
3万3000円(税込)

ルンバ初のデュアルモップで水拭きを強化した「ルンバ Plus 405/505 Combo」。シンプルモデルも登場

アイロボットジャパンは、水拭き機能を強化したミドルレンジ2機種と、シンプル機能の普及価格帯モデル3機種の計5機種を、2025年4月18日(金)より全国のアイロボット認定販売店およびアイロボット公式オンラインストアにおいて発売します。

「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」

 

ラインナップは、ミドルレンジの「Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」と、普及価格帯モデル「Roomba 105 Combo ロボット」「Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」の計5機種。

 

記事のポイント

一挙に6機種が発表されたルンバの2025年モデルは、求める機能やスペックによって選べる充実したラインナップ。ミドルレンジの「Roomba Plus」シリーズは、ファミリー層や複数の部屋がある住居向き、シンプル機能の「Roomba」シリーズは単身世帯やワンルームの住居、コスパ重視派にオススメなモデルとなっています。

 

2つのモップで水拭きを強化したミドルレンジ「Roomba Plus」

ミドルレンジに分類される「Roomba Plus」の新機種は、「Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」(オンライン専売モデル)と、「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」の2機種。いずれも吸引掃除と水拭きの2way対応で、自動ごみ収集機能付きの充電ステーションがセットになっています。

「Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」

 

ルンバ初の2つの大判円形モップパッド「DualCleanモップパッド」を採用しており、マイクロファイバー製のモップが高速で回転しながら床を進むことで水拭きを行います。また、センサーでラグを検知すると、自動でモップパッドが10mm持ち上がり、ラグを濡らさずに掃除機がけを行うのでラグやカーペットのある部屋でも安心です。

「DualCleanモップパッド」を採用。

 

さらに、上位機種の「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」は、壁際の水拭き時にパッドが伸縮する「PerfectEdge」技術を水拭きでは初搭載し、壁際まで徹底的に水拭きできるよう進化。加えて、ロボットの進行方向にある汚れを検知する、高度な「Dirt Detect テクノロジー」も搭載しており、わずかな汚れも残さずに、自動で徹底的な繰り返し清掃を行います。

「PerfectEdge」技術で壁際まで水拭き可能に。

 

モップパッド洗浄と乾燥・セルフクリーニングサイクル・自動給水・自動ゴミ収集という4つの機能が備わった「AutoWash 充電ステーション」で、面倒なモップの洗浄やゴミ収集といったメンテナンスの手間を大幅に省いてくれます。最大75日分のゴミを0.7マイクロンまでの粒子を捕捉する紙パックに排出・収納するほか、ロボットは清掃中に充電ステーションへ定期的に戻ってモップパッドを洗浄するため、モップパッドは常に清潔に保たれます。清掃が終わると、自動でモップパッドの洗浄とルンバ初の温風による乾燥を実施し、さらに、セルフクリーニングサイクルで充電ステーション内にもゴミが溜まりません。

 

新機能「ClearView Pro LiDAR」とルンバが誇る「PrecisionVision AI テクノロジー」の相乗効果による、高精度なナビゲーションと物体認識・回避性能で、避けるべき対象物をロボットが瞬時に判断し、部屋中を効率よく掃除してくれます。

 

公式オンラインストア価格(税込)は、「Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」が9万8800円、「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」が12万8400円。

 

日本市場を意識したシンプル機能の「Roomba」

普及価格帯カテゴリー「Roomba」に分類されるのは、「Roomba 105 Combo ロボット」「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」と、自動ごみ収集機能付き充電ステーションがセットになった「Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」(オンライン専売モデル)の3機種。いずれもごみ吸引と水拭きの2wayに対応し、新たなマッピング・ナビゲーション機能を搭載しています。

「Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」

 

「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」は、日本市場を意識して開発された業界初の機械式ゴミ圧縮機能「DustCompactor」を搭載し、約60日分のごみを本体に収納しておくことが可能。従来充電ステーションにあったゴミ収集機能をルンバ本体に組み込んでいます。

機械式ゴミ圧縮機能「DustCompactor」で最大60日分のごみを本体に収納可能。

 

吸引力は従来機比で最大70倍にアップし(※)、新たなレベルのパワフルな清掃体験を提供します。また、これまで上位モデルのみの機能だった「スマートスクラブ」搭載で、より丁寧な水拭きも可能になっています。センサーでカーペットを検知し、水拭き時には自動でカーペットを回避します。

※国内累計出荷台数トップのRoomba 600シリーズとの比較。(2025年2月時点)。

 

新機能「ClearView LiDAR」が、家中の間取りを素早くマッピングすることで、さらに精度の高い清掃を実現します。また、専用のセンサーがカーペットを検知し、回避しながら水拭きをするほか、自動で階段からの落下を防ぎます。

 

これまで上位モデルに限られていた、指定した部屋やエリアの清掃や進入禁止エリアの設定も可能になったほか、Roomba Homeアプリを使って、人がよく通る場所のエリア清掃や、カウンター下などピンポイントで指定したエリアの清掃もすることができます。

 

「AutoEmpty 充電ステーション」は、最大75日間分のゴミを収納できるようになったほか、自動排出によるゴミ捨ての手間軽減します(Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーションのみ)。

 

カラーバリエーションは、いずれもホワイト/ブラックの2色展開。公式オンラインストア価格(税込)は、「Roomba 105 Combo ロボット」が3万9400円、「Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」が5万9200円、「Roomba 205 DustCompactor Combo ロボット」が5万9200円。

 

アイロボットジャパン
「Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション」
2025年4月18日発売
直販価格:12万8400円(税込)

吸引力は従来の最大180倍! ルンバ史上最高の吸引力を実現した「ルンバ Max 705 Vac」

アイロボットジャパンは、ルンバ史上最大の吸引力を誇る「Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」を、2025年4月18日(金)より全国のアイロボット認定販売店およびアイロボット公式オンラインストアにおいて世界に先駆け先行発売します。公式オンラインストア価格は9万9800円(税込)。

「Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」

 

記事のポイント

掃除機がけ専用モデルの新フラッグシップモデル「Roomba Max 705 Vac」は、吸引力が従来機の最大180倍! ペットオーナーの方やロングヘアの方、カーペットやラグが多い家にお住まいの方、水拭きは必要ない方など、最高レベルの掃除機がけを求める方に最適なモデルです。

 

今回、アイロボットはロボット掃除機ルンバの新機種全6モデルを発表。そのなかでフラッグシップモデルカテゴリーとなる「Roomba Max」の掃除機がけ専用モデル「Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」は、アイロボットが35年以上にわたって蓄積したテクノロジーにより、ルンバ史上最高の清掃力を実現した製品です。

ルンバ2025年春の新機種全6モデル。

 

人気モデル「Roomba 600シリーズ」の最大180倍(※)となるルンバ史上最高の吸引力と、床に密着する2本のゴム製デュアルアクションブラシで、微細なゴミやペットの毛をしっかりと取り除きます。ゴム製ブラシはからまりにくいので、ロングヘアの方やペットオーナーの方でも安心です。

※フル充電でスポット清掃時、国内累計出荷台数トップのRoomba 600シリーズとの比較。(2025年2月時点)

 

また、カーペットを認識して吸引力を自動でパワーアップする「カーペットブースト機能」も搭載。カーペットの奥に潜むゴミやホコリをパワフルに吸い上げます。

「カーペットブースト機能」を搭載。

 

2025年春の新モデルより新たに搭載された高性能センサー「ClearView Pro LiDAR」が、家中の間取りを素早くマッピングし、清掃範囲を拡充。暗い場所でも無駄のない動きで、精度の高い清掃を実現します。さらに、「PrecisionVision AI テクノロジー」で、コード、靴、ペットの排せつ物(犬または猫の固形の糞のみ)など、一般的な家庭にあるアイテムを認識・回避できます(※)。

※iRobot専用アプリに接続し、障害物検知が有効の状態で使用。

高性能センサー「ClearView Pro LiDAR」によりかしこく掃除します。

 

「AutoEmpty 充電ステーション」を搭載し、掃除が完了すると、自動で本体のダスト容器のゴミを充電ステーション内のAllergenLock紙パックへ排出します。紙パックは0.7マイクロンまでの粒子を捕捉し花粉やカビを99%封じ込めます。収納できるゴミは最大75日分に増量されています。

最大75日分のゴミを収納できる「AutoEmpty 充電ステーション」。

 

アイロボットジャパン
「Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」
2025年4月18日発売
直販価格:9万9800円(税込)

まだ不快なアラームで起きてるの? あなたのQOLが変わる「自動化ガジェット」活用術

これまで4回にわたってスマートホームのおすすめ活用法を紹介してきましたが、スマートホーム導入のメリットや魅力はまだまだたくさんあります。生活の質が大幅アップする事例から、ライフハック的な事例まで、いくつかピックアップして紹介しましょう。

 

スマートホーム機器の管理がラクになるスマートディスプレイ

スマートホーム機器はスマートフォンと連携することで、外出先からの操作や細かな設定変更が可能になるなど、非常に便利に使えます。しかし、家の中ではスマートフォンを取り出すのが面倒だったり、手が離せない状況だったりすることも。そこで役立つのが「スマートディスプレイ」や、スマートホーム機器の操作に特化した「スマートホームコントロールパネル」です。

スマートディスプレイは、ディスプレイとスピーカー、マイクを備えた機器で、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどの音声アシスタントと連携してさまざまな機能を利用できます。スマートスピーカーと同様に音声で家電の操作や情報検索、音楽再生などができるのはもちろんですが、接続しているスマートホーム機器を一覧表示して操作できるようになるのです。

 

例えばアマゾンの「Echo Show 8」の場合、メニューから「スマートホーム」を開くとスマートホーム機器を操作したり、カメラの映像をチェックしたりできますし、照明や家電のオン・オフ状態なども見ることができます。慣れた機器の場合はスマートスピーカーを介して声だけで操作すればいいですが、機器が増えれば増えるほど管理しにくくなるので、ディスプレイで一覧表示して状態チェックや操作ができるのは安心です。

↑アマゾンのスマートディスプレイ「Echo Show 8」(実売価格2万2980円・税込)。

 

↑Echo Show 8でスマートホーム管理画面を開いたイメージ。

 

アマゾンのスマートホームコントロールパネル「Echo Hub」は、スマートディスプレイに似ているものの、スマートホーム機器の一元管理に特化しているのが大きな違いです。壁掛け設置ができるようになっており、家中の家電をスマート化して一元管理したいというニーズに向いています。

↑アマゾンのスマートホームコントロールパネル「Echo Hub」(実売価格2万5980円・税込)。

 

スマートカーテンを導入すれば、太陽の光とともに気持ちよく起床できる

生活リズムを整えたい人におすすめしたいのが、カーテンの開閉を自動化する「スマートカーテン」。導入することで、日の光で自然に目覚めるライフスタイルが可能になります。

↑SwitchBotのスマートカーテン「SwitchBot カーテン」(実売価格8980円・税込)。外出先から遠隔操作するためには「SwitchBot ハブミニ」(実売価格5480円・税込)などのスマートリモコンが別途必要になります。

 

人間の体内時計は約25時間周期だと言われており、1日の周期である24時間とのずれを修正するため、重要な役割を占めているのが日光です。朝起きたら玄関の外やベランダに出て太陽光を浴びることで体内時計がリセットされるだけでなく、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の原料となる「セロトニン」の脳内分泌が促されます。つまり日光をしっかりと朝に浴びることが、生活リズムを整えるのに重要なのです。

その点、スマートカーテンだと設定時刻に自動的にカーテンを開けてくれるため、太陽の明るい光で自然に起床できるようになります。アラーム音で無理やり起こされるのではないので、起床時の不快感やストレス軽減が期待できますね。また、出張や旅行などの長期不在時には、タイマー設定でカーテンを自動開閉させることで在宅を装うことができ、防犯効果も期待できます。

↑別売りの「SwitchBot リモートボタン」(実売価格2480円・税込)を使うと、ボタン操作も可能になります。

 

照明や給湯器などの操作を自動化するスイッチロボット

スマートリモコンを使うと、赤外線リモコンで操作できるLEDシーリングライトなどの家電を操作できるのは便利。ただし、照明の壁スイッチや給湯器のスイッチなど、物理スイッチのオン・オフができないのが難点です。

 

そこでおすすめしたいのが「スイッチロボット」です。スイッチロボットとは照明や給湯器、家電などのスイッチを自動で押したり引いたりできる小型機器のことです。1ボタンでオン・オフを切り替えるボタンを1押しだけする機能のほか、粘着テープでスイッチに貼り付けることで押し引きする機能も備えており、幅広いスイッチを自動化できます。

↑SwitchBotのスイッチロボット「SwitchBot ボット」(実売価格4980円・税込)。ボタンを押すだけの「押す」モードと、押し引きができる「スイッチ」モードの動作モードを選べます。Wi-Fi経由で遠隔操作するためには「SwitchBot ハブミニ」(実売価格5480円・税込)などのスマートリモコンが別途必要になります。

 

例えば給湯器の「お湯はり」ボタンにスイッチロボットを取り付ければ、遠隔操作でのお湯はりが可能になります。筆者の場合、「アレクサ、お湯はり」というキーワードで給湯器のお湯はりボタンを押せるように設定しています。離れた場所までボタンを押しにいく面倒を省いてくれるので、毎日のように活用しています。床暖房がある家庭なら、帰宅前に床暖房をオンにしておき、部屋を暖めておくといった使い方もおすすめです。

防犯対策の面では、照明の壁スイッチに取り付けることで外出先から照明を遠隔操作し、在宅を装うこともできます。そのほか、全自動コーヒーメーカーに取り付けることで、朝の決められた時刻にコーヒーを自動的に入れるといった使い方も可能。ボタン1つで起動できる家電ならどれでも自動化できますので、アイデア次第でかなり使い道が広がります。例えば給湯器の場合、電源ボタンに1つ、お湯はりボタンに1つ取り付けてタイマー起動するように設定すれば、ガス代や電気代の節約にもつながります。

 

友達や親戚とカギをシェアできるスマートロック

前回の連載記事では防犯対策としてスマートロックを紹介しましたが、実は「合いカギを持たせるほどではない関係性の人とカギをシェアできる」というのもスマートロックの大きなメリットになります。

↑SwitchBotのスマートロック「SwitchBot ロック Pro」(実売価格1万7980円・税込)。

 

一人暮らしの若い人なら、友達を自宅に呼んで宅飲みをしたりすることもあるでしょう。そんな時に特定の日時や期間だけ有効なスマートロックのシェア機能を使うことで、一時的に自宅のカギを開けてもらうことができます。家主の帰宅が仕事などで遅れる場合でも安心です。

 

小さな子どもを持つ家庭の場合、ファミリー・サポートセンターなどを利用して子どもを預かってもらったり、保育園や幼稚園の送迎をしてもらったりすることもあると思います。その場合もスマートロックがあれば一時的な合いカギを発行したり、遠隔操作で施解錠したりできるので安心です。

離れて暮らす親をセキュリティカメラやスマートディスプレイなどで見守りしている場合に、親が倒れてしまうこともあるでしょう。そんな場合でも、救急車を呼んだ後に遠隔操作でロックを解錠すればスムースに搬送を行えます。近くに住んでいる親戚にサポートをお願いする場合などでもスマートロックがあると便利ですね。

 

スマートホーム機器はまだまだ発展途上ながら日々進化を遂げており、導入すればするほど生活が便利になったり、安全性が向上したりします。今回の連載で自分や家族のライフスタイルにぴったりのものがあったら、ぜひ導入を検討してみてください。

 

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