「レコード」が見直される6つの理由と今聞きたいおすすめ名盤リストを数千枚のレコードを所有する音楽ライターが解説

音楽は今や、SpotifyやApple Musicといったサブスクリプション型のストリーミング(配信)サービスで楽しむのが一般的。その一方で、意外にも世界的にアナログレコードが復活の兆しを見せ、新たなブームとなっているのをご存知でしょうか?

 

CDの普及にともなって一時は“絶滅”の危機に瀕していたアナログレコードですが、ここ数年の間に販売枚数は急激に上昇。幅広い世代のさまざまなアーティストがアナログレコードで新作をリリースしている上、CDすら買ったことのないような若い世代の音楽ファンまでもがアナログレコードに注目し、さらに昔の音楽を求めて中古レコードの人気も高まっています。

 

なぜ人々が再びアナログレコードに惹かれているのか? 長年アナログレコードを愛聴し続け、今も自宅に数千枚のレコードを所有するという音楽ライターの大前 至(おおまえ・きわむ)さんに、アナログレコードブームの理由、そして改めてレコードの魅力について解説していただきました。

 

 

特徴から再ブームの理由まで。
アナログレコード基礎知識

Q. ストリーミング・レコード・CD・カセットテープ、それぞれどんなメリットがある?

 

「アナログレコードがブームとはいえ、今現在、音楽マーケットにて圧倒的なシェアを誇っているのはやはりストリーミングです。ストリーミングのメリットはスマホやパソコン、そしてインターネットさえあれば、場所や時間を問わず最新の曲から古い曲まで膨大な数の楽曲を聴けること。しかも利用料金が月額1000円程度というコスパの良さも大きな魅力です。また、音質面も有料プランであれば今はCDなどにも引けを取らないクオリティになっています。

 

ストリーミングとそれ以外のメディアを比較すると、これはメリットでもデメリットでもあるのですが、レコード、CD、カセットテープはそれぞれ再生するための専用のオーディオ機器が必要になります。ストリーミングと比べて機材の初期投資がそれなりに必要ですし、当然、レコード、CD、カセットテープ、それぞれの購入費用もばかになりません。そのぶん、音楽を物理的に所有するという喜びがレコード、CD、カセットテープにはあると思います。

 

もうひとつ付け加えておきたいのは、ストリーミングは必ずしもすべての楽曲が聴けるわけではないということです。アーティストの意向であったり、楽曲の権利関係の問題などで聴くことができない作品は実は少なくなく、たとえば、後でご紹介する山下達郎の作品はストリーミングではいっさい聴けないというのはけっこう有名な話。つまり彼の楽曲は、レコードやCDでしか聴くことができません」」(音楽ライター・大前 至さん、以下同)

 

Q. 「アナログ」と「デジタル」で音に違いがある?

「音質に関しては、まず大前提としてレコードはアナログ方式、CDはデジタル方式で音が記録されているという違いがあり、一般的にはCDよりもレコードのほうが音に温かみや厚みがあると言われています。また、レコードは盤面の傷が音質に大きく影響し、最悪、まったく曲が聴けないということもあります。しかし、『プチプチ』と鳴るような軽少なノイズ(雑音)はストリーミングでは決して味わうことのできないレコードならではの、まさにアナログな魅力です。

 

また、カセットテープもレコードと同じくアナログ方式で音が記録されていますが、音質的にはレコードより悪く、構造上、何度も再生すると音が劣化していきます。ですが、逆にチープな音がカセットテープの魅力でもあり、実はカセットテープも一部の音楽ファンの間で静かなブームを起こしています」

 

Q. どうして音が出るの? アナログレコードの仕組みと起源

 

「19世紀にエジソンが発明した円筒形の『フォノグラム』をもとに、その後、円盤形に改良された『グラムフォン』が今のレコードの原型となっています。主に塩化ビニールを原材料に作られていて、盤上に掘られている溝に音楽を記録(=レコード)し、レコード針が回転するレコードの溝に触れることで音楽が再生させるというのが基本的な仕組みです。

 

大きさ(7インチ、10インチ、12インチ)や、回転数(33回転、45回転、78回転)などで種類が分けられますが、現在流通しているレコードのほとんどはアルバムに使用されるLP盤(12インチ & 33回転)、あるいはシングルに使用されるEP盤(7インチ & 45回転、通称:ドーナツ盤)のどちらかで、ほかには、主にDJが使用する12インチシングル(12インチ & 33/45回転)などもあります。

 

ちなみに、もともとは『レコード』という呼称が一般的でしたが、CDの出現以降、デジタルメディアと区別するために『アナログレコード』と呼ばれるようになりました。また、原材料名から『バイナル』(=ビニール)という呼び方をされることもあります」

 

Q. ストリーミングが主流の今、再ブレイクしているのはなぜ?

 

「レコードの音の良さにみんなが気づいて……と言いたいところですが、実際はレコードの『モノ』としての魅力が一番の理由だと思います。『音楽を物理的に所有したい』という理由でレコードを購入している人たちは多く、なかにはレコードプレイヤーを持っていないのにレコードを買っているという人も多数いるようです。『好きなアーティストの作品であれば、聴くことはできなくてもモノとして所有したい』という彼らの気持ちは、個人的にも分からなくはないですね。

 

それから、ストリーミングで音楽を手軽に聴けることによる反動で、逆に手間をかけて音楽を聴くという行為そのものに価値を求める人が、レコードに飛びついたのではとも思います。ストリーミングであればアプリの画面をポチッと押して簡単に曲が聴けますが、わざわざオーディオセットの電源を入れて、レコードを慎重にプレイヤーにセットしてレコード針を落として好きな曲を聴く。この一連の行為が、初めて経験する人にはどこか神聖な行為に思えるのかもしれませんし、その魅力に取り憑かれる人も少なくないでしょう。

 

もちろん、サブスクの利用料が月額1000円の時代に、アルバム一枚に数千円払うという行為をまったく理解できないという人も多いとは思います。 ブームとなったことで、レコードを買ったり所有するということ自体がファッション化しているのは否めませんが、そこからレコードや音楽自体の新たな価値に気づく人が少しでも出てくることは、音楽ファンの一人として嬉しいです」

 

初めてのレコード体験。
初心者におすすめの楽しみ方

Q. レコードはどこで手に入る?

「オンラインでもレコードを買うことは可能ですが、まずはどんなレコードがあるかを知るためにもレコードショップに行くのをおすすめします。

 

ちなみにレコードショップというと、音楽マニアが集まる敷居の高いところというイメージを持たれている方も多いと思います。しかし、今のブームによって初心者が入りやすいお店も確実に増えています。たとえば、90年代から世界有数のレコードの聖地として知られてきた渋谷には、現在も多数のレコードショップが存在していて、今回、撮影に協力いただいた『Face Records MIYASHITA PARK』(2020年オープン)もそのひとつです」

 

東京・渋谷のMIYASHITA PARK内にある「Face Records MIYASHITA PARK」

 

「まずは単純に自分の好きなアーティストであったり、好きなアルバムを買えばいいと思いますが、昔から『ジャケ買い』という言葉があるように、詳しくは知らなくてもジャケットを見て直感的に『これ!』っていうレコードを買うのもおすすめです。直径30cmというジャケットのサイズ感もレコードならではの魅力のひとつですし、単純に部屋に飾ってみたいレコードという基準で選ぶのもありでしょう」

 

Q. 買ったレコードを聴くには何が必要?

「購入したレコードを聴くためにはレコードプレイヤーが必要ですが、今は低価格なものからハイエンドなものまでさまざまな商品が出ています。まず個人的にイチオシなのが、オーディオテクニカの『サウンドバーガー』(AT-SB727)です」

 


オーディオテクニカ「サウンドバーガー」
2万3980円(税込)
※「Face Records MIYASHITA PARK」では、イエローは展示用サンプルで販売していません

 

「これは80年代に販売されていた商品の復刻版なのですが、レトロなデザインは当時のまま、今の時代に合った仕様にアップデートされています。Bluetooth対応ですので、たとえばマーシャルのスピーカーなどと一緒に使えばケーブルの接続も不要で、簡単にレコードのサウンドを楽しめます」

 

「Face Records MIYASHITA PARK」の店頭に展示用サンプルとして置かれているマーシャルのスピーカー「203-JN3018」。

 

「もうひとつおすすめしたいのは、IONの『Vinyl Transport』。スピーカーを内蔵しているので、これ一台でレコードのプレイが可能です。トランク型のクラシックなスタイルはインテリアの一部としても部屋にマッチすると思います」

 

ION「Vinyl Transport」
9400円(税込)

 

ジャンル別おすすめトラックリスト

東京・渋谷にあるレコードショップ「Face Records MIYASHITA PARK」の品揃えのなかから、新譜、中古盤を織り交ぜながら、ジャンル別にビギナーにおすすめのレコードを6枚セレクトしていただきました。

 

J-POP/シティポップ

左から小沢健二『LIFE』、山下達郎『FOR YOU』

 

J-POP/小沢健二『LIFE』
「『ラブリー』、『今夜はブギー・バック』といった小沢健二の代表曲を収録する、90年代のJ-POPを象徴する名作です。こちらはオリジナル盤のリリースからちょうど30年目となる今年、リリースされたばかりの再発盤で、往年のファンはもちろんのこと、今まで小沢健二を聴いたことのない人にも、ぜひアナログレコードで味わってほしい作品です」

 

シティポップ/山下達郎『FOR YOU』
「世界的にもブームとなっている日本のシティポップを代表するアーティストとして真っ先に名前があがるのは、はやり山下達郎でしょう。このアルバムはそんな山下達郎作品のなかでも最高傑作のひとつに数えられ、1曲目の『Sparkle』から鳥肌が立ちます。イラストレーターの鈴木英人氏が手がけたアルバムカバーもぜひレコードサイズで堪能してください」

 

ジャズ/ソウル・ファンク

左からJohn Coltrane(ジョン・コルトレーン)『A Love Supreme』、Curtis Mayfield(カーティス・メイフィールド)『Curtis』

 

ジャズ/John Coltrane『A Love Supreme』
「アナログレコードが似合うジャンルと聞いて古いジャズサウンドが思い浮かぶ人は多いでしょう。ジョン・コルトレーンは、数々の作品を残している名サックスプレイヤーですが、その代表作とも言えるのがこのアルバム。モダンジャズの最高傑作のひとつとも言われています。また、この時代のジャズ作品はジャケットデザインがめちゃくちゃかっこいいのも大きな魅力です」

 

ソウル・ファンク/Curtis Mayfield『Curtis』
「オリジナル盤は1970年のリリースですが、このアルバムに収録されている『Move On UP』はテレビ番組のBGMなどで聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。ちなみに写真のレコードは90年代に日本盤としてリリースされたものですが、日本盤特有の『帯』は海外のレコード愛好家にも『Obi』と呼ばれ親しまれていて、帯付き盤は非常に人気が高いです」

 

ヒップホップ/フュージョン

左からQ-Tip(キューティップ)『Amplified』、Thundercat(サンダーキャット)『Apocalypse』

 

ヒップホップ/Q-Tip『Amplified』
「90年代のヒップホップシーンを代表する伝説的なグループ、トライブ・コールド・クウェストの中心的な存在であったQティップの1stソロアルアバムです。1999年リリースの作品ですが今聴いても古さを感じさせないダンサブルなサウンドで、ホームパーティのBGMなんかにもめちゃくちゃフィットすると思います」

 

フュージョン/Thundercat『Apocalypse』
「便宜上フュージョンとしましたが、ジャズ、ソウル、ファンク、エレクトロニカなどさまざまなジャンルの要素が盛り込まれたベースプレイヤー、サンダーキャットの2ndアルバムです。2013年リリースの作品なので、サウンド的には現代的な作りではありますが、こういった作品こそ、あえてアナログレコードでじっくりと聴き込んでみるのも面白いです」

 

音楽ライターが選ぶ人生を変えた名盤

せっかくの機会なので最後に、音楽ライターとして30年近く音楽の世界に身を置く大前さんにとっての“名盤”も教えていただきました。

 

Yellow Magic Orchestra『Yellow Magic Orchestra』
「小学校高学年の頃にお小遣いを貯めて買った思い出のレコードで、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の1stアルバムです。YMOの存在によって『世の中にはこんなにいろんな種類の音楽があるんだ!?』ということに子どもながら気づかされて、そのときに生まれた音楽に対する好奇心や探究心が、その後、自分が音楽ライターへ進むきっかけになったのは間違いないです。そういう意味では自分の人生を方向づけてくれたレコードとも言えますね」

 

 

ストリーミングの時代だからこその、あえてのアナログレコードという選択。それがたとえファッションから入ったとしても、音楽に対する意識を大きく変えるきっかけになるかもしれません。休日にふらっとレコードショップに足を運んで、ぜひあなたの人生にとっての初めてのレコードを手にしてみてください。

 

 

Profile

音楽ライター / 大前 至(おおまえ・きわむ)

1996年よりライターとしての活動をスタートし、ヒップホップ専門誌などを中心に執筆。2003年よりアメリカ・ロサンゼルスへ拠点を移し、音楽、ファッション、アートなどさまざまな分野の記事を手がける。2015年に日本へ帰国し、引き続き雑誌、ウェブメディアにてライター活動を行う。2023年よりシンガポール在住。
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[取材協力]
Face Records MIYASHITA PARK(フェイスレコード ミヤシタパーク店)
東京都渋谷区神宮前6-20 MIYASHITA PARK 南街区 3F
tel. 03-6712-5645
創業30年を迎えた中古アナログレコード専門店。そのなかでも、渋谷を象徴する商業施設「MIYASHITA PARK」に位置するFace Records MIYASHITA PARKでは、和モノや新譜を豊富に取り揃えています。開放的で立ち寄りやすい雰囲気のお店で、レコード初心者の方でも楽しめること間違いなし。わからないことがあれば、スタッフが丁寧にサポートしてくれます。(Face Recordsその他の店舗)

知らぬ間にDJデビュー!? DJ機器トップメーカー「AlphaTheta」製品が初心者に優しすぎた

DJ機器の世界トップシェアを誇る、AlphaTheta。オフィスの受付や通路さえ、音楽制作を愛する人なら「おっ」とトキめく空間になっています。 

 

GetNaviが運営する、”モノ好きのための、モノ好きによるコミュニティー”、GetNavi Salon(以下、サロン)は、メンバー向けの限定イベントとして「AlphaTheta 会社訪問&新製品体験会」を11月に行いました。特別に、見学可能エリアを案内いただき、新製品のタッチ&トライを実施。 

 

9月開催のMakuake体験会で展示され、Makuakeのプロジェクトで約3500万円超の応援金額を集めて話題となった音楽制作ギア「Chordcat」をはじめ、魅力的な製品の数々が待ち受けていました。制作者の思いに触れ、中にはその場で購入を決めてしまったメンバーも……。模様をレポートでお伝えします。 

 

 

まるでDJ機器の博物館。ユーモア溢れる会議室 

体験会は、社内見学からスタート。会議室や社内展示エリアを、同社の新規事業開発部・古谷昭博さんに案内してもらいました。 

 

各会議室は「ロック」や「ジャズ」など、音楽ジャンルで命名されており、個性的です。内装も名称に呼応する形でしつらえられており、部屋ごとに独特の世界観を放っていました。古谷さんによれば、「パンク」の部屋で会議する時は、パンクなアイデアが浮かぶのだとか……!? 

 

社内レイアウトを変更中らしく、全てはお伝えできませんが、同フロアに開発・技術スペースを完備。広さは、今回見学した会議スペースの10倍以上だそうです。  

↑受付を通ると、DJ機器のハイエンドモデルや、AlphaThetaの歴史を感じる様々な展示がお出迎えしてくれました

 

↑スクラッチ(ディスクを擦る動作)が初めて実装されたDJ機器「CDJ-1000」の草案も展示されています

 

↑おもちゃ好きの筆者は、DJ機器のカプセルトイの造り込みの細かさにびっくり! (※カプセルトイは現在、販売していません)

 

DJ機器で目にする「Pioneer」の文字。実は深いつながりが…… 

続いて会社説明タイム。AlphaTheta 商品企画部・村井佑史さんが、同社の歴史と商品展開について、スライドを使いながら話してくれました。DJ機器の世界シェア70%を占める同社。実は、ある会社の一部門だった歴史があります。 

 

 

ある会社というのは、「パイオニア」。1994年に世界初のCDJ(CDディスクを読み込んで使用するDJ機器)を開発し、2015年にPioneer DJ株式会社」として事業部が独立後、2020年にAlphaTheta社として再編されました。 

 

社名には「アルファ波からシータ波まで、音楽を通じて気持ち良い体験をしてもらう」という思いが込められているのだとか。DJ・音楽体験をもっと身近なものにするために、アプリケーション、ハードウェア、オーディオデバイスといった商品を展開しています。 

 

DJへの第一歩はこれで決まり。超お手軽なエントリーモデル 

同社が開発に懸ける熱い思いを知ったところで、いざ体験会です。DJデビューを後押ししてくれる「DDJ-FLX2」、新時代のDJ機器「OMNIS-DUO」、音楽制作のベストパートナー「Chordcat」の3製品が登場しました。 

 

まずは、誰でも簡単にDJになれる「DDJ-FLX2」から。商品企画部・新井庸介さんが、実際に目の前で使って見せてくれました。DJ機器と聞くと「複雑そう」と感じる人ほど、イメージが覆されるかもしれません。 

 

同社が手掛ける、数あるDJ機器の中でも「初心者向け」として設計されているだけあって、基本的なDJ機器の機能を踏襲しつつ、直感的な操作が叶うシンプルなレイアウトになっています。しかも、初心者に優しいポイントは「見た目」だけではありません。 

 

お手軽に曲をMIXできる「SMART FADER」機能 

DJの醍醐味の1つは、曲と曲を掛け合わせる技「ミックス」。 

 

従来の操作では、曲と曲に繋ぐには楽曲同士のテンポ(BPM)や音量を手動で調整する必要がありました。例えば、少しでもテンポの調整をミスすると「ドタドタドタ」とリズムの歩調がズレて音楽が崩れてしまいます。 

 

ですが、このSMART FADER機能を使えば、フェーダーのつまみを横に動かすだけでOK。テンポや音量の調整は自動でやってくれるので、違和感なく楽曲を繋ぐことができます。ミックスのハードルが一気に下がりますね。  

 

楽曲にメリハリをつける「SMART CFX」機能  

「ミックス」だけでなく「アレンジ」もまた、DJの楽しいポイント。 

 

例えば、シュワシュワと空気が抜けるような音を追加したり、重低音のみを抜き出してみたり……。DJがパフォーマンスで使う複雑なエフェクト操作を、ノブ(つまみ)を回すだけで再現できる機能がついています。 

 

ダンスミュージックで一度は聴いたことがあるような、音楽のエフェクトを自分でかけられるようになるので、つい没頭してしまいそうです。 

 

対応する音楽ストリーミングサービスとDJアプリケーションは、画像の通りです。 


USB Type-Cケーブルでスマートフォン、タブレット、PCと接続がで
、Bluetooth接続にも対応。主要なDJアプリにも対応しているので、音源との接続も簡単です! 

 

さらに、RCA端子の有線ケーブルからスピーカーにも接続可。これなら、屋外の広いスペースで使う場合も音量がネックになりません。 

↑体験会では、タブレットとスピーカーを接続。Apple musicから楽曲を再生していました

 

USB接続から電力が供給できるのも魅力です(※一部のAndroid製品を除く)。例えば、ドライブ中の助手席やキャンプなど、友達との外出中にもDJプレイが捗りそうですよ。 

 

GetNavi Salonメンバー・コウさんコメント 

パソコンよりも断然軽くて、持ち運びがすごくしやすそう。音量とテンポを機器側が自動で調整してくれるので、音楽が自然につながって気持ちがいい。DJ体験が2万7000円ちょっとで買えてしまうのは嬉しいですね。 

DDJ-FLX2
価格:2万7500円(税込) 

※2024年12月現在は在庫切れですが、再販の予定はあるそうです。 

 

どこでもパーティフロアに早変わり。電源要らずの次世代DJモデル 

 

次に体験したのは、どこでも本格的なDJパフォーマンスができる「OMNIS-DUO」。商品企画部・山本 惇貴さんが説明してくれました。  

 

カラーは、青を基調とした「インディゴ」。使うシーンを選ばず、フォーマル、カジュアル双方に溶け込めるようにデザインされています。DJ機器のカラーはブラックが大半を占める中、独特の存在感を放っています。   

 

PCもスマートフォンも不要で、この機器1つでDJができるという「オールインワンDJシステム」を搭載した本機。オールインワンタイプのDJ機器は数多くありますが、他機器との違いはどういったところにあるのでしょうか。 

 

場所を選ばないバッテリー内蔵型 

一般的なDJ機器は「電源の確保」が絶対条件。ですが同製品はバッテリーが内蔵されているので、どこでも電源不要でDJパフォーマンスができます。しかも最大5時間も連続使用可能! 

 

USB-C端子の接続も可能なので、もし充電が必要になってもモバイルバッテリーがあればOKです。 

 

Bluetoothで外部オーディオと接続可能 

この特徴こそ、まさにOMNIS-DUOの真価。低遅延のワイヤレススピーカーと合わさることで、新世代のDJ機器に化けます。 

 

Bluetooth接続可能なスピーカーは星の数ほどあれど、動作の遅延が課題でもありました。一般的なワイヤレススピーカーを使うと、遅延によって楽曲の繋ぎがズレてしまうそう。ごくわずかであっても、DJにとっては由々しき問題なのです。 

 

ですが、 AlphaTheta社の超低遅延ワイヤレススピーカー「WAVE-EIGHT」を組み合わせると、音声出力に一切の遅延がなくなります! 

↑WAVE-EIGHT。キャリーケースのように運搬でき、防塵防水完備

 

会場ではOMNIS-DUOとWAVE-EIGHTを使用したDJパフォーマンスを体験しました。機器の操作は即座にスピーカーへと繋がり、有線のものと遜色なし。 サロンメンバー全員が違和感なく、シームレスな操作を実感しました。   

 

ワイヤレス機材が揃うと、設営はまさに置くだけ。配線を気にせずに済むので、ロケーションに縛られない、文字通り「自由」なパフォーマンスができますね。 

↑WAVE-EIGHT付属の中継機と接続。独自技術でBluetoothの超低遅延を実現している

  

Bluetoothからの音声入力も可能なので、操作をしている人だけでなく、リスナーからの楽曲提案もできます。友達同士で好きな曲を出し合いながら、DJを交互にやってみるのも面白そうです。 

 

GetNavi Salonメンバー・ゆうさんコメント 

スマートフォンに入っている音声ならほぼなんでも再生できるみたいなので、子供の合唱コンクールなんかも流してみたいです(笑) 操作の遅延もほぼ感じなかったので、マジックみたいでした。 

OMNIS-DUO
価格:23万1000円(税込) 

WAVE-EIGHT
価格:13万5300円(税込) 

 

楽曲制作入門の決定版! Makuakeで目標金額7000%超の音楽制作ギア 

 

最後に体験したのは、音楽制作ギア「Chordcat」。同社の電子楽器ブランド「TORAIZ(トーライズ)」の製品です。新規事業開発部・古谷昭博さんが使い方を説明してくれました。 

↑中央の波紋の柄は、本製品から生まれるアイデアの広がりを表しているそう

 

コード提案機能「Chord Cruiser 

Chordcatを初めて使う際は、 まずはChord Cruiser機能を使ってみてください」と古谷さん。本製品の代名詞とも言える、コード(和音)のレコメンド機能です。 

 

Chordcatには、1万個ものコードが内蔵されており、コードの組み合わせは「約11万通りもある」とのこと。コードを一つ入力するだけで、音楽的にスムーズにつながる次のコードの組み合わせを、製品右部のパッドのランプを光らせて複数提案してくれます。  

 

「パズル気分で音のピースを組み合わせていくように、自分の好みの音を探してみる。このシンプルなコード演奏ができることで、楽曲制作に広がりが出てきます」(古谷さん) 

 

この機能名の由来は、大海原へのクルージング。「ユーザーの自由な感覚で、広大なコードの中から次々とコード進行を作ってもらいたい」という思いを込めているのだそう。 

 

サロンメンバーもガジェットと対話するように、提案されるコードを組み合わせて、その場で曲を作っていました。複雑で難しそうな音楽制作もChordcatがあれば、とっつきやすく、楽しいものへと早変わりです。 

 

4×4のボタンで視覚的に音を保存できる 

 

製品左部の16個のボタンそれぞれに、演奏した音を保存できます。ボタンを押して音をパズルのように置くことで、直感的に曲を作れるのも魅力です。 

 

「開発中のため詳しくはお話できませんが……」とのことでしたが、古谷さんによると、ボタンに保存したの音のデータは「Chordcat Manager」という専用アプリケーション(無償)でパソコン上でも管理ができるようです。楽曲データのバックアップや、MIDIデータの編集が行えるのはなんとも嬉しいところ。 

 

Makuakeで12月10日にプロジェクトを終了しました。クラウドファンディング目標金額は、なんと脅威の7000%超の結果でした!(詳細はこちら)  

 

古谷さん曰く、「音楽理論の学習の難しさやアイデアの枯渇、楽器・DTMソフトの操作の難しさなどを理由に音楽制作を挫折してしまう方々を助けたい。音楽制作を長く楽しく続けてほしい」という思いから生み出された、Chordcat。一般販売も待ち遠しいですね。 

 

GetNavi Salonメンバー・ワタルさんコメント 

Chord Cruiser機能を使ってコードやメロディーを入れるだけで曲が作れてしまう。ドラムのリズムを入れて、曲をパズルのように作っていけて楽しかった。指一本で色々な楽器とセッションをしている感じがとても面白かったです。 

 

このイベントで一番印象に残ったのは、「DJは簡単に始められる」ことでした。 

 

商品企画部・村井佑史さん曰く、「SNSに自分の写真を投稿するのと同じように、自分の知っている曲、好きな曲をかけるだけで音楽表現になる。その点でDJは、作曲したり、歌ったりするよりも簡単に始められる」とのこと。 

 

何となく、DJは操作が複雑で難しそう。そんな先入観からハードルが高いように感じていましたが、この体験会を通じてイメージが180°変わりました。 音楽を流すことで聴く人の心の琴線を刺激する――そんなパフォーマンスを自分もできるのかと、DJに対する心の距離がググッと縮まったイベントでした。 

GetNavi Salon
トレンド情報誌「GetNavi」やモノ・コト・暮らしのレビューウェブメディア「GetNavi web」から派生したモノ系コミュニティ。
モノを買ったり、所有したりする「喜怒哀楽+得」を、「モノ」や「買い物」を愛するメンバーのみなさんと共有。“贅沢なモノ”ではなく、“贅沢にモノ”と出会い、それを語り合う機会や時間を作り出します。

いまMakuakeで大注目のプロジェクトは? 初心者も玄人も唸る、音楽制作ギアに酒燗器を先行体験

応援購入サービスのMakuakeは、最新ガジェットを実際に手に取って体験できる会を定期的に開催しています。プロジェクト実行中で、応援購入者の手元には届いていない製品だけではなく、中にはプロジェクト実行前の物も……。

 

前回(7月開催)に続き、GetNavi有料会員向けサービス「GetNavi Salon」のメンバーと体験会に参加しました。数多く展示されていた製品からピックアップしてお伝えします。

 

楽曲制作初心者に朗報。コードを提案してくれる音楽制作ギア

 

最初に紹介するのは、DJ機器、DJソフトウェアで世界的に有名なAlphaTheta社が展示していた、音楽制作ギア「Chordcat」。ボタンを押すだけで作曲ができる品とのことで、GetNavi Salonメンバーと、音楽制作の勉強を最近始めた筆者は、気づけば揃って引き寄せられていました。

 

同製品について、AlphaTheta 新規事業開発部・古谷昭博さんが使い方を説明してくれました。

 

古谷さんによると、「音楽理論の学習の難しさやアイデアの枯渇、楽器・DTMソフトの操作の難しさなどを理由に音楽制作を挫折してしまう方々を助けたい。音楽制作を長く楽しく続けてほしい」という思いから、生み出したガジェットなのだとか。

 

具体的に、どういう設計や機能で初心者を助けてくれるのでしょう。

 

コードレコメンド機能「Chord Cruiser」

コード(和音)を提案してくれる、レコメンド機能こそが「Chordcat」の大きな魅力。コードを一つ入力するだけで、音楽的にスムーズにつながる次のコードを、製品右部のパッドのランプを光らせて複数提案してくれます。

 

提案されたコードのボタンを押すだけでも自然に曲を作れるので、制作ハードルがグッと下がりますね。曲作りでマンネリ化を感じてしまっている経験者も、想像していなかった新しい方向性をChordcatから提案してもらえるかも……!?

 

視覚的に音を配置できる、4×4のボタン

製品左部の4×4のボタンは16分音符になっており、それぞれ番号が振られたボタンに音を保存できます。

 

リアルタイムでの演奏や、DTMの打ち込みといった作り方が難しくても、ボタンを押して音をパズルのように置くことで、直感的に曲を作れます。

 

そのほか、「ランニングダイレクション機能」も搭載。Chordcatで制作した楽曲を再生する際に、曲の進行順を操作できます。例えば、通常(1→2→3→4→5…)と再生されるところを、縦並び(1→5→9→13→2→…)や、時計回り(1→2→3→4→5→12…)にすることで、思いがけない新たなコード進行をひらめたり、一つのリズムフレーズから異なるジャンルのリズムが生まれたりと、楽曲制作の幅が広がります。

 

Chordcatには約150種類のサウンドが搭載されているので、色々なタイプの楽器音で聴き比べることもできます。

 

接続可能端子は、画像の通りです。

↑体験会では、イヤホンジャックからスピーカーに接続していました

 

USB、MIDIでその他の機器と繋げて音色作りにこだわったり、パソコン上で入力したりすることはもちろん、楽曲の草案をChordcat上で作り、仕上げをPC上で……という使い分けも可能。ヘッドホンやイヤホンとの接続もできます。

 

単三乾電池やモバイルバッテリーでも動き、コンパクトなサイズなので持ち運びが容易なのも魅力です。例えば、自宅だけでなく喫茶店や公園など、時には環境を変えてみると曲作りが捗るかもしれませんね。

 

Makuakeで12月10日までプロジェクトを実施予定で、11月11日時点では、2万9700円(税込)から応援購入できます(詳細はこちら)。既に目標金額を達成しており、注目度の高さがうかがえます。

 

GetNavi Salonメンバー・ゆうさんコメント

サイズ感も価格もめっちゃ良い!昔、パッドだけの音楽制作ガジェットを買おうとしたことがあるのですが、その時はパッドのみの見た目で、どこに何の音が入っているか分かりにくさを感じていました。これはとても分かりやすい。初心者の人にはもちろんのこと、音楽をがっつりやっている人にもおすすめアイテムですね。

 

プロが認める本格的な「熱燗」を、自宅でも手軽に

 

続いて取り上げるのは、家電メーカーの小泉成器が展示していた「かんまかせ」。自宅で簡単に、プロも認めるほどのおいしい燗酒を楽しめる酒燗器です。この製品との出会いにより、筆者とGetNavi Salonメンバーのお酒の楽しみ方が1つ上の次元へと引き上げられることに。

 

体験会では、「かんまかせ」を監修した、神亀酒造の日本酒が振る舞われました。常温でも十分おいしいですが、「かんまかせ」で燗した方は味の深み、旨みがグッと増していて、口に含んだ瞬間に香りが鼻にスーッと抜けて広がっていく……。これはウマい、ウマすぎて止まりません。

 

使い方は、下記のとおりです。

 

(1)「かんまかせ」本体に水を入れる
(2)製品に付属する、チロリ(温め用の酒器)に酒を注ぐ
(3)「かんまかせ」本体にチロリをセットする
(4)温度調整のダイヤルを回し、好みの温度に設定する

 

温度調節は自動で行ってくれます。湯煎式なので、電子レンジを使った時と比べて、温度ムラのない燗酒を楽しめます。

 

2021年に発売した「かんまかせ」(KOP-0400/K) は、温度調整機能が5段階だったのに対し、今回は7段階まで拡張。35℃から80℃まで、ダイヤルを回すだけで温度調節できます。

 

「かんまかせ」の温め口は直径約70mm。サイズが許せば、300ml瓶や徳利など、手持ちの酒器をそのまま入れて燗をつけることもできます。チロリと温め口は2つずつあるので、さまざまな銘柄を飲み比べしたり、誰かと酒盛りしたりするのにもってこいですね。

 

既に、Makuakeのプロジェクトは終了しています(目標金額の6183%達成)。小泉成器のオンラインストアで購入できるようになる日が、待ち遠しいですね。

 

GetNavi Salonメンバー・レッドさんコメント

私は冷や派でしたが、おすすめの温度に燗した日本酒を飲んでみてびっくりです。常温でも美味しいお酒が、別物かというぐらい更に美味しくなっていました。試飲をするまでは正直、熱燗でここまで細かく温度設定ができる必要はないだろうと思っていました。ですが、7段階も細かく温度設定が出来るので、買ってきたお酒のお気に入り温度を探すだけでも晩酌が捗りそうです。

『拝啓!ザ・タイマーズ~あれから35年~』放送決定 三宅伸治らが証言 伝説のライブも公開

ドキュメンタリー番組『拝啓!ザ・タイマーズ~あれから35年~』が、フジテレビNEXT ライブ・プレミアムで11月16日(土)午後9時から放送される。

ザ・タイマーズ photo by 杉山芳明

 

希代のトリックスター、忌野清志郎によく似ているZERRYが率いる4人組の覆面バンド、ザ・タイマーズ。1989年、「ロックとブルースと演歌とジャリタレポップスのユーゴー」をコンセプトに、土木作業服にヘルメットにマスクといういでたちで突如ミュージックシーンに出現。数々のライブイベントや学園祭にゲリラ的に出没し、世の中を風刺し、社会で正に「今」起こっている事件に関することや権威やタブーに挑む歌詞でオーディエンスをアジテイトし、熱狂させた。

 

1989年10月13日、フジテレビで放送された『ヒットスタジオR&N』でパフォーマンス中に固有のラジオ局の局名や放送禁止ワードを連呼した出来事は、当時、大問題となった。その際どい歌詞やパフォーマンスとは裏腹にモンキーズの「デイドリーム」を日本語カバーしたデビューシングル「デイ・ドリーム・ビリーバー」(1989年)はCMソングにも起用され大ヒットとなった。

 

一体なぜ、ザ・タイマーズはあのような騒ぎを起こしたのか?彼らは何に駆り立てられていたのか?ザ・タイマーズとは一体何だったのか?彼らを慕うアーティストやタレントの想いに加え、多くの関係者やスタッフの証言を基に、35年を経た今、ザ・タイマーズを浮き彫りにする。

 

番組では『ヒットスタジオR&N』放送のちょうど1か月後、1989年11月13日に、暴徒化した観客で騒然となった横浜国立大学での伝説のライブと、その3日前の1989年11月10日に 横浜市立大学で行われたライブも放送初公開する。

 

番組情報

『拝啓!ザ・タイマーズ~あれから35年~』

フジテレビNEXT ライブ・プレミアム

2024年11月16日(土)午後9時~11時

 

配信チャンネル:フジテレビNEXTsmart

 

<出演>

『ヒットスタジオR&N』(1989年10月13日):ザ・タイマーズ ZERRY(ゼリー)、TOPPI(トッピ)、BOBBY(ボビー)、PAH(パー)
インタビュー出演:三宅伸治、川上剛、杉山章二丸、太田光(爆笑問題)、中村獅童、増子直純(怒髪天)、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)、近藤雅信(元東芝EMI宣伝クリエイティブ担当)、熊谷陽(元東芝EMI制作担当)、高橋ROCK ME BABY(元東芝EMI宣伝マン)、水口昌彦(元フジテレビ『ヒットスタジオR&N』ディレクター)
ナレーション:中村獅童

 

番組URL:https://otn.fujitv.co.jp/thetimers

 

©フジテレビ

THE ALFEE、50周年の秘けつは「“俺が俺が”がいない」母校・明治学院大学で語る

今年デビュー50周年を迎えたTHE ALFEEを特集する2時間の音楽特番の放送が決定(BS-TBS 11月3日(日・祝)午後7時~8時54分)。番組では過去のアーカイブ映像でTHE ALFEEの歴史を振り返るとともに、南こうせつ、研ナオコら彼らをよく知る人物に“50年も続いた理由”“50年目の真実”を分析してもらう。結成の地・明治学院大学での番組収録後、THE ALFEEがそろって取材会に応じた。50年のキャリアを持ちながらも、気さくで朗らかな雰囲気で行われたインタビューの模様をお届けします。

THE ALFEE

 

◆収録を終えたばかりですが、今のお気持ちはいかがですか?

坂崎:結構(収録時間が)長かったね(笑)。

 

高見沢:VTRがたっぷりありましたね。いろんな人の証言もあったし、自分たちのVTRを見ても「こんなことやってたんだ~」って。50年もたつとね、記憶が薄れてる(笑)。

 

◆たくさんのアーカイブ映像をご覧になったと思いますが、特に印象深かったものはありますか?

高見沢:『ザ・ベストテン』で「星空のディスタンス」が2位になったときの演出で、後ろにマーシャルのアンプがたくさんあって。それが間奏でうわぁ~っと開いて、また別の風景が出てくるっていう。すごいですよ。セットが素晴らしい! 今では考えられないぐらいの予算を使ってるなって(笑)。それが毎週ですからね。上位に上がれば上がるほどセットが豪華になっていたのを感じました。1位になるとプレゼントをくれたしね。「星空のディスタンス」のときは桐ダンス。

 

坂崎:“星形の桐ダンス”ね(笑)。あとは高見沢が視聴者にプレゼントをするっていうんで、24万通のハガキをステージ上にバーンと置いたときがあって。1つ選んで当たった人に電話をしたら、「この電話は使われておりません」ってアナウンスが流れたのも印象的でした(笑)。

 

◆THE ALFEEの皆さんはとても仲がいいイメージがあります。50年も続いた秘けつと、THE ALFEE史上最大のピンチを挙げるとしたら何でしょうか?

高見沢:ピンチといったら、デビューでしょう。

 

坂崎:そうだね。

 

高見沢:僕はこのバンドに、ギタリストとして誘われたんですよ。それがいざデビューするってなったら、いろんな事情があって僕がリードボーカルになっちゃったんです。しかも「今日から君はギター弾かないでいいから、ハンドマイクで歌ってくれ」と。その曲(「夏しぐれ」)が松本隆さんと筒美京平さんコンビの初期の曲だったんだけど。

 

坂崎:まだゴールデンコンビになる前のね。

 

高見沢:ゴールデンコンビが唯一ヒットしなかったのが、僕らの曲(笑)。

 

坂崎:その後、太田裕美さんで大ヒットしたから(笑)。

 

高見沢:僕がハンドマイクで歌うっていうのが疑問だったんですけど、さらに悲劇があって。それまでは桜井がボーカルで、ギターを弾いたことがなかったのに「君はギターを弾きなさい」と言われたこと。でも、弾けないから弾きまねをするんだけど、それがすごくうまいの(笑)。

 

坂崎:元祖エアギター(笑)。

 

高見沢:やっぱり、このデビューは変だよな(笑)。

 

桜井:うーん、そうですか?

 

坂崎:そうですか? じゃないよ(笑)。長嶋茂雄じゃないんだから(笑)。

 

桜井:でも、変な形でデビューしちゃったから、“これじゃダメだ”って自分たちで気づいたんだよね。

 

高見沢:気づくまで1年ぐらいたっちゃったけどね。高校、大学と一緒の仲間だったから続いたっていうのもありますし。(VTRの)いろんな方の証言の中でも「売れる前も売れた後も全然変わらなかった」って言う言葉があって、そういう性格的なものもあるのかもしれないですね。“俺が俺が”っていう人がいないから。

 

坂崎:“俺が俺が”、ないない。

 

桜井:“どうぞどうぞ”。

 

高見沢:リードボーカル、みんな歌いたがらないです。

 

坂崎:あまりないでしょ、そういうの。実は(バンドに)向いてないのかもしれない(笑)。

 

高見沢:だから昔は、シングルの場合3人でオーディションやって、曲に一番合う人をリードボーカルにするってやってたんですけど。面倒くさいんで、もう最近は多数決で。

 

坂崎:「桜井がいい人?」「はい!」

 

桜井:2対1で。

 

高見沢:民主主義ですから。何と言おうと。

 

桜井:これでやってきてます。

 

◆母校・明治学院での収録にちなんで、青春の思い出を聞かせてください。

高見沢:桜井さんどうですか? 古典の授業の思い出がよみがえったり…。

 

桜井:うるさいよ(笑)。いらない情報なんだから。やっぱりこうしてチャペルに来ると、明学に来たな~と思いますよね。

 

高見沢:ここで毎週礼拝をやってたからね。

 

桜井:ここに集まって聖書を読んで、賛美歌歌って終わるんです。あとはお昼休みになると先生がパイプオルガンを弾いてくれたんだよね。それを時々聴きに来たりしてました。

 

高見沢:やはりここに来るとすごく懐かしいですよ。校舎は新しくなったけど、この中のイメージは変わってないですから、すごく不思議な感覚ですね。

 

坂崎:校舎、きれいだよね。

 

桜井:俺たちのころはこんなんじゃなかった(笑)。男子校だったから。

 

◆3人がそろって明治学院に来るのはいつ以来ですか?

高見沢:10年ぶりですね。

 

坂崎:名誉卒業式(2014年)以来。

 

高見沢:ここでやったんですよ、名誉卒業式を。

 

坂崎:うれしかったな~。

 

高見沢:でも、どう考えてもおかしい。僕は8年行ったんですよ(注:高見沢&桜井は明治学院高等学校出身)。こいつ(坂崎)2年しか行ってないんですよ! 学費、僕の方が払ってるのに同じときに卒業っておかしいよな~?

 

坂崎:桜井も6年行ったよね?

 

桜井:うん、6年。

 

高見沢:2年しか行ってないって、短大じゃないんだから!

 

坂崎:2年生はデビューしちゃったからほとんど行ってない。

 

桜井:僕も(大学)2年生はほとんど行ってないな。

 

坂崎:桜井と高校のときに知り合って、僕だけ都立(高校)なんですけど。桜井は「明学にそのまま行く」っていうから、「じゃあ僕も行く」って受けたんです。でも受験日間違えて、行きたい学科は前の日に終わってた(笑)。(次の日に行ったら)席に誰か座ってるから“変だな~”って思って、「すいません」って声かけたら「学科違いますよ」って言われて気づいた(笑)。前の年の「傾向と対策」の本の受験日を見てたんだよね。

 

高見沢:新しいの買えよ!(笑)

 

桜井:受験票に書いてあるよ、日にちは。

 

坂崎:そうだよな。それで2部を受けたんですよ。

 

高見沢:で、学校来てもね、授業出たことないですよ。

 

坂崎:一応出てたよ!フランス語とか。先生が「フランス語は世界で一番きれいな言葉だ」って言ったのだけ覚えてる。あとは食堂でギター弾いてましたね。

 

高見沢:坂崎と「授業行ってくるわ。おまえも行くだろ?」って別れて、授業受けて戻って来ると、まだギター弾いてる。「おまえ、学校に何しに来てんだよ!」って。

 

坂崎:食堂でギター弾いてると、体育系のクラブの連中から皿とかが飛んでくるんですよ。3人でハモると声がでかいから「うるさい」って。結構危険でしたよ(笑)。

 

◆学生時代、一番モテたのはどなたですか?

桜井:見りゃ分かるじゃないですか(と高見沢を見る)。

 

高見沢:そんなことない。

 

坂崎:でも、モテ方がいろいろなんですよね。文化祭で演奏するじゃないですか。そういうときにモテてたのは桜井。女子高生が桜井の歌声に惹かれていく。で、高見沢はロックのクラスで。

 

高見沢:(教室を)真っ暗にしちゃったからね。

 

坂崎:そうすると、敬遠されるんだろうな。だから桜井のグループがモテてたけど。私生活はやっぱり高見沢。

 

桜井:そりゃそうですよ。

 

坂崎:高輪台までね、電柱の影に女の子が…。

 

高見沢:そんなことない!

 

坂崎:この辺は近所に女子校がいっぱいあるでしょ。

 

桜井:(高見沢は)中学時代も結構モテたんだろうけど、バスケットボールに打ち込んでたからね。どちらかというと体育会系だったんですよ。で、この高校にしてから、急に体育会系から文科系になっちゃった(笑)。

 

高見沢:みんなそこそこ、誰が一番っていうのはないですね。でも、デビューしてから「夏しぐれ」をずーっと冬まで歌ってたから、「冬まで歌うの、それ?」「冬だぜ、おまえ」ってよく学校で友達に揶揄されてました(笑)。

 

坂崎:ちょっと恥ずかしかったよな(笑)。ただ、(前身のグループ)コンフィデンスに高見沢が入ってからTHE ALFEEでデビューするまでの間に、何個か女子校の文化祭とか呼ばれて行ってましたよ。

 

高見沢:人気あったよな?この界隈で。

 

桜井:結構呼ばれてたよね。東大の五月祭とか慶応の三田祭とか。

 

高見沢:高校生なのにねぇ。

 

坂崎:当時、大学生とか社会人が多くてその中でプロになる人もいたし。だけど、高校3年から大学1年ぐらいの中では結構うまかったんだと思うんですよ。白金界隈でも「あいつらいいよね」みたいなのがあったのかもしれない。

 

桜井:高校のとき、レコード出してたからね。小室(等)さんのプロデュースで。(注:1972年にコンフィデンスとしてレコード「愛よこんにちは」をリリース)

 

坂崎:セミプロみたいな感じだったんです。

 

高見沢:コンフィデンスは人気ありましたよね。

 

◆司会:ほかに質問ある方?

桜井:…好きな色ですか?

 

取材陣:はははははは!(笑)

 

高見沢&坂崎:聞いてない、聞いてない(笑)。

 

◆50年たって、当時と今とでお互いの印象に変化はありますか?

高見沢:変わらないなぁ~。

 

坂崎:さっきも皆さん(VTRで)おっしゃってたけど、あんまり変わらないですよね。50年前から急に今に来たらね、変わってるかもしれないけど。もしかしたら変わっていても徐々に…だろうから。

 

高見沢:適度な距離感があるのも変わらないし。

 

桜井:昔の映像を見ると、(今の自分からすると)見慣れてないからか今の方が若いような気がするよね。

 

高見沢:昔は偉いとんがってたな~って。

 

桜井:いや~、おまえ、とんがってたよ。

 

高見沢:感じ悪いやつだな~って。

 

桜井:感じ悪いときもあったよ。だけどさ、リーダーとして頭抜けていくにはちょっととんがってないと無理だったのかな。

 

高見沢:あんな感じでしゃべってたのかってびっくりしちゃったね。

 

坂崎:でも、基本的には変わらないですよ。人間的な根本というか、性格はそのままですね。

 

◆今後に向けての目標や、具体的に考えていることはありますか?

高見沢:1つ目標があるんですよ。今、2917本のコンサートができたんです。この秋のツアーもありますけど、やはりバンドとしてまずは3000本を目標に生きていこうと思います。

 

坂崎:このペースでいくと…。

 

高見沢:まぁ、来年、再来年ぐらいかな。

 

坂崎:来年80本やんないといけないや。

 

高見沢:うん、やるか。…いや、無理だな(笑)。

 

坂崎:本当はコロナ禍がなかったらね、今年のはずだった。

 

高見沢:2年間ツアーできなかったんで。予定で行くと今年(3000本)だったんですよ。

 

坂崎:そうすると、“50周年”“70歳”“3000本”ってめちゃくちゃ多いメモリアルだったんだけど。

 

高見沢:情報量多いからね(笑)。

 

坂崎:まぁ、再来年ぐらいに持ち越せて逆によかったかな(笑)。

 

桜井:そこで話題になってくれれば、また寿命が延びますんで(笑)。

 

坂崎:今年全部やっちゃったらね。

 

高見沢:「もうやることなくなっちゃった」「燃え尽きました」みたいになっちゃう(笑)。

 

◆日ごろからステージに立つために鍛えていることや、ステージに上がるために努力していることを教えてください。

高見沢:僕は一応筋トレとか、トレーニングを週に最低でも2回、多いときは週4でやっています。ただ、昔のようにガチガチに固めるんじゃなく、血流を良くする、体を柔らかくするという形でやっていますね。

 

坂崎:僕はもう、腹筋、腕立て、1日1回ずつぐらい(笑)。

 

桜井:スクワットもやってるだろ?

 

坂崎:スクワットも1日1回(笑)。

 

高見沢:やってないも同然だよ。

 

坂崎:たまに忘れる(笑)。

 

桜井:トイレに行くだけでふわっとやってるんだって。座って立つんだから(笑)。

 

坂崎:(笑)。桜井は栄養ドリンクでしょ?

 

桜井:僕はやっぱり、血行を良くするために芋のジュースを…。

 

高見沢:ジュースじゃないな(笑)。

 

桜井:ジュースにちょっと、アルコールが入ってる…(笑)。

 

坂崎:それを週に5回。

 

桜井:お医者さんから言われてるんで、「週5回にしてください」って。

 

坂崎:でもちゃんと2日休んでるところが偉い。

 

桜井:休肝日はちゃんと。もう10年以上続けてます。

 

坂崎:健康にいいんですか?それは。

 

桜井:いいですよ、適量ならね。

 

坂崎:でもね、ツアーが始まると、みんなそれぞれ“こうしなきゃ”っていうのがある。

 

桜井:“コンサートに向けて”じゃなくて、本番をやることなんですよ。で、本番をやるうちに「ここがキツいな」って分かれば、そこを補うし。実際にこれだけの本数をやってると、それが自分の体力を作ってるようなもんなんです。だからコロナ禍のころは、おまえ、「調子が悪い」って言ってたもんね。

 

坂崎:そうそう。2020年の最初のころはツアーがなかったので、体調が悪かったです。やっぱりツアーやらないと調子狂っちゃう。

 

桜井:歌うってことは、健康じゃないとダメなんだよね。

 

坂崎:人前でね、緊張して歌うってことが健康につながってるんじゃないですかね。

 

◆司会:そろそろラストの質問を…。

坂崎:大丈夫ですか?

 

桜井:皆さん、良く知ってますからね(笑)。

 

坂崎:この間さ、インタビューのときにこんなふうに終わったじゃん? そうしたら高見沢がこれ(スマホのレコーダー)を止めようとしてたんですよ(笑)。

 

取材陣:はははははは!(笑)

 

坂崎:「おまえ、何やってんの?」って。

 

高見沢:自分のとね、間違えた(笑)。

 

坂崎:インタビュアーのiPhoneを取って(笑)。

 

高見沢:メールチェックしようかなと思って(笑)。

 

桜井:「あいつ、何やってんだ?」って(笑)。本人(インタビュアー)はもっと驚いてたよ。「それ、僕のです!」って。

 

高見沢:「ごめん、ごめん!」って(笑)。

 

桜井:危ないですよ、今日は暑いですからね(笑)。

 

坂崎:今日はかなりきてますからね(笑)。

 

◆司会:以上で大丈夫でしょうか?

取材陣:(うなずく)。

 

坂崎:ありがとうございます。

 

桜井:(立ち上がりながら)外、暑そうだな~。

 

高見沢:ありがとうございます。

 

桜井:ありがとうございました~。

 

●THE ALFEE略歴

1973年、明治学院大学キャンパスにて出会い、グループを結成。翌1974年8月25日シングル「夏しぐれ」でデビュー。1983年、デビュー9年目にしてシングル「メリーアン」が大ヒット。以降、現在に至るまで日本の音楽シーンを代表するバンドとして活躍している。コンサートツアー、イベントと精力的な活動を続けており、海外公演は1998年のアメリカ・ニューヨーク、翌1999年にはドイツ・ベルリンにて成功をおさめている。ライブ通算本数は2900本を超え、2024年8月25日にデビュー50周年を迎えた。

 

番組情報

『THE ALFEE 50周年記念特番(仮)』

BS-TBS

2024年11月3日(日・祝)午後7時~8時54分

 

出演:THE ALFEE(桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦)

THE ALFEEをよく知る人物:中野信子、南こうせつ、研ナオコ、大野真澄(元ガロ)

 

番組HP:https://bs.tbs.co.jp/music/alfee50/

≠MEが目指すは“東京ドーム”「大きいステージに皆さんを連れていくまでに影響力のあるグループになりたい」『夏が来たから』リリースインタビュー

先日9thシングル「夏が来たから」をリリースした≠MEから蟹沢萌子さん、菅波美玲さん、鈴木瞳美さん、谷崎早耶さん、冨田菜々風さん、本田珠由記さんが登場。楽曲やグループの魅力についてたっぷりと聞きました。

(写真右から)≠ME・蟹沢萌子、本田珠由記、鈴木瞳美、冨田菜々風、谷崎早耶、菅波美玲

 

◆9thシングル「夏が来たから」はこれまでの楽曲とはひと味違った夏曲ですね。

鈴木:サビのメロディがキャッチ―で、一度聴くと耳から離れなくなるような楽曲だと思います。同じフレーズが何度も出てくるので覚えやすいと思いますし、曲が解禁になった後すぐにファンの皆さんから「もう覚えたよ!」と言っていただけて、とてもうれしかったです。

 

谷崎:私はレコーディングの時にそのキャッチ―なフレーズがうまく言えなくて苦戦した思い出があります(笑)。でも歌っていてすごく楽しいですし、今までの曲になかった新鮮さが感じられて好きです!

 

本田:個人的にはこれまでの夏曲と比べると少し大人っぽくて、曲の中の主人公が一歩成長しているような感じがしました。

 

冨田:確かに。1stシングルの「君はこの夏、恋をする」の歌詞に出てくる飲み物は“ミルクティー”だったけど、今作の「夏が来たから」では“コーヒー”になっていて、それに気づいた時みんなで「大人になったね!」って話したよね。

 

菅波:そうだね。そういう発見も面白いし、あどけなさが残る甘い感じから大人でクールな感じに変化していて、曲と共に私たちも少しずつ大人になっているのかなという気がしました。

 

蟹沢:“夏”や“青春”というテーマを今まで撮影することが多かった学校とはまた違った舞台で表現できてうれしかったです。≠MEのこれからの可能性にもつながっていくのかなと思いました。

 

◆高知県で行われたMV撮影はいかがでしたか?

鈴木:どの景色を切り取っても本当にきれいで、終始楽しみながら撮影させていただきました。今回はロケが多くて、さわやかな海の味も知ることができました。

 

菅波:海の味!?海風のこと?

 

鈴木:そう(笑)。夏を感じられて気持ちがよかったです。自転車に乗っているシーンは自転車に乗ることが久しぶりすぎてみんなてんやわんやだったね。

 

谷崎:私はひぃちゃん(鈴木)と菜々風と坂を登るシーンでカットの声が聞こえないくらい遠くまで行ってしまって、「あれ? カットがかからないな」と思っていたら、スタッフさんの「止まってください~!」という声が聞こえて慌てて止まりました(笑)。

 

鈴木:あと、アイスクリームを食べるシーンは高い場所での撮影だったから、早耶ちゃんは少し大変そうだったね。

 

谷崎:そうなの!高さと虫と密かに戦いながら頑張りました(笑)。

 

冨田:アイスのほかにスイカも食べましたし、私たちのチームは食べ物のシーンが多かったと思います。

 

菅波:食べ物関連だと、私は(尾木)波菜とフーセンガムを膨らませるシーンが本当に難しくて…。たくさん撮影してやっと成功した1回を使っていただけてうれしかったです。

 

菅波以外:(拍手しながら)上手だった!

 

本田:私はしおりん(永田詩央里)と防波堤で乾杯して飲み物を飲むシーンが楽しかったです。

 

谷崎:姉妹のように見えてかわいかった。

 

◆普段は永田さんが妹ポジションで本田さんがお姉さんポジション?

本田:時と場合によって変わります(笑)。あの時は私がお姉さんポジションでした!萌ちゃん(蟹沢)は?

 

蟹沢:私は(櫻井)ももとおでこをくっつけるシーンがお気に入りです。夕陽が差し込む時間帯だったので、少しエモーショナルさも感じられてすてきな仕上がりになったと思います。

 

菅波:合間においしいご飯もたくさん食べられて幸せだったね。

 

蟹沢:美玲はミレービスケットも食べてたね!

 

菅波:美玲だけにね!(笑)

 

蟹沢:(笑)。画面の外でもたくさん青春できて、最高の思い出になりました!

 

◆その“青春”というキーワードはまさに≠MEの魅力の一つだと思いますが、皆さんの青春感はどういったところから生まれていると思いますか?

冨田:結成当初から東京ドームに立ちたいという夢を掲げているのですが、その夢に向かって日々走り続ける姿が青春そのものなのかなと思います。あと≠MEのメンバーは全員が何事にも真っすぐなので、その一生懸命さが青春感という部分にリンクしているのかなと思います。

 

鈴木:何事も“みんなで”という思いが強いからこそ、団結力や絆が強くなっていって、青春っぽさにつながっている気がします。楽曲もさわやかな曲調が多いので、指原(莉乃)さんが歌詞を書いてくださった楽曲を通して私たちの魅力を伝えていけることがうれしいです。

 

本田:私は何事もみんなで楽しもうとする姿勢こそがまさに青春だなと思います。これまでも大変な時はお互いに支え合って、全力で楽しみながら乗り越えてきたので、そういった部分はこれからも変わらずにいたいです。

 

菅波:今回のMV撮影の時もダンスシーンが終わった後にみんなで一列になって写真を撮ったんですが、自然とそういう流れになるのも青春だなと思います。

 

谷崎:そうだね。おいしいものを食べて「おいしいね」って言い合う何げない瞬間も、みんなとだからこそ幸せが倍になるし、≠MEとして過ごす毎日がかけがえのない宝物になっています。

 

蟹沢:私たちは全員が今しかないこの瞬間、この場所に常に自分の全てを注いで取り組んでいます。その思いをファンの皆さんが受け取ってくださって、私たちと一緒に進んでくださっているからこそ、“青春”というキーワードが≠MEの魅力として定着していると思うので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

冨田:東京ドームという大きいステージに皆さんを連れていくまでに影響力のあるグループになりたいと思っています。これからも初心を忘れず、いろいろな場面で新しい私たちをお見せできるよう頑張りたいです。

 

蟹沢:この夏は“夏が来たから≠MEと恋をしよう”という気持ちで私たちと楽曲を愛してほしいですし、夏に限らずこの先もずっと≠MEと一緒に永遠の青春を過ごしたいと思っていただけたらうれしいです!

 

PROFILE

蟹沢萌子

●かにさわ・もえこ…1999年10月25日生まれ。神奈川県出身。B型。

 

菅波美玲

●すがなみ・みれい…2000年2月5日生まれ。福島県出身。O型。

 

鈴木瞳美

●すずき・ひとみ…2001年4月13日生まれ。東京都出身。B型。

 

谷崎早耶

●たにざき・さや…1999年10月7日生まれ。熊本県出身。B型。

 

冨田菜々風

●とみた・ななか…2000年7月17日生まれ。鹿児島県出身。A型。

 

本田珠由記

●ほんだ・みゆき…2004年2月27日生まれ。栃木県出身。AB型。

 

リリース情報

≠ME 9thシングル「夏が来たから」

発売中

 

CD

https://not-equal-me.lnk.to/natsugakitakara_tokuten

ダウンロード・ストリーミング

https://not-equal-me.lnk.to/NatsugaKitakara

 

9th Single『夏が来たから』【MV full】

イベント情報

「イコノイジョイ 2024」

2024年9月28日(土)富士急ハイランド コニファーフォレスト

※=LOVE・≒JOYとの合同イベント

 

「イコノイジョイ大感謝祭 2024」

2024年10月22日(火)TOKYO DOME CITY HALL

 

≠ME 全国ツアー追加公演2024「修学旅行、同じ班がいいな。」

2024年11月9日(土)沖縄県・那覇文化芸術劇場なはーと大劇場

2024年11月23日(土・祝)千葉県・幕張メッセ 国際展示場 展示ホール

 

●photo/中村 功

THE BEAT GARDEN『あの子の子ども』主題歌「わたし」に込めた思い「高校生の合唱曲のような、温かい曲を目指しました」【インタビュー】

現在放送中のドラマ『あの子の子ども』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後11時~)の主題歌となっている、10thデジタルシングル「わたし」を7月9日に配信リリースしたTHE BEAT GARDEN。U・REI・MASATOの3人が楽曲に込めた思いとともに青春時代の思い出、また10月からスタートするツアー「FORTE」への意気込みも語ってくれました。

左から)REI、U、MASATO

 

◆『あの子の子ども』の主題歌でもある楽曲「わたし」の反響はいかがですか?

U:既に耳にしてくれた方から、いい曲だねと言っていただけてうれしいですね。でもそれ以上に、「ステキなドラマだね」と言っていただける声が多くて。僕らの楽曲がその一部になれていると思うと、光栄なことだなと感じています。

MASATO:先日、ドラマの撮影現場を訪問させていただいたとき、皆さんが楽曲に愛着を持ってくださっているのを感じました。ドラマの世界観を彩る役に立てたと考えたら、すごくうれしかったです。

REI:ドラマのスタッフさんとは楽曲制作の段階からやりとりをさせていただいて、「ゼロから作り上げる作業を一緒にできてうれしかった」という言葉にグッと来ました。本当にこのドラマに携われることができて幸せだと感じたし、皆さんと触れ合うほどにそういう気持ちの増していく、温かい現場だと感じましたね。

 

◆実際、どのような話し合いの中から生まれた楽曲なんでしょうか?

U:台本や物語で描きたいことを含め、どういうシーンで流したいかといったこともお話しいただいて。僕らとしては主人公の福(桜田ひより)や宝(細田佳央太)と同世代の「高校生」をテーマに、みんなで歌う合唱曲のような、温かい曲を目指した感じです。

MASATO:「高校生の妊娠」というセンシティブなテーマを扱ったドラマではあるんですけど、あまり考えすぎないよう、シンプルなメロディを心掛けました。サビを作っていた頃はまだ迷いもありましたけど、徐々に「命」を感じるようなイメージが固まっていったんです。

REI:その段階ではまだ歌詞は乗っていなかったんですけど、メロディーを聞くだけでドラマを感じるというか。MASATOさんのこの曲に込めた思いが伝わる気がしました。

U:歌詞もやっぱり、高校生にも響くような、ストレートな言葉を使うようにしました。せりふから使わせてもらった言葉もあって、よりドラマに寄り添うことができたかなと。

 

◆ちなみに皆さん自身の高校生活はどんな感じだったんですか?

U:僕はラグビー漬けでしたね。強豪校だったから、うかつに休んでいたらレギュラーになんてなれなくて。

MASATO:僕もずっと野球をやっていたから、似たようなもので。グローブのたたき方や帽子のツバの角度とか、妙なことばかりこだわっていました(笑)。たまにトレーニングのとき、女子を見られるのが楽しみで。どこで一番女子が見られるかみたいな話で盛り上がっていました。

U:分かる! 僕も一般クラスの男の子と女の子が仲良く帰っていく姿を、ウホウホ言いながら見ていました(笑)。

 

◆REIさんは?

REI:僕はずっと音楽やダンスをやっていて。専門のスクールと並行しながら高校に通う生活だったんです。

U:その話だけを聞くとモテそうですけど、REIは当時コミュニケーションが得意じゃなくて。しかも、女の子には結構厳しいことを言うんですよ。「スカートの丈、長いんじゃない?」とか。

REI:そうですね、事実です(笑)。

U:そんな3人が大阪の専門学校で出会って、友達になって。今に至る感じです。

 

◆出会った当初の思い出はありますか?

U:僕は最初、爽やかお兄ちゃんを装っていましたね。関東から来たシティボーイ風の(笑)。妙にカッコ付けていて、自分と同じように話し相手がいなかったREIやMASATOを見つけて、一緒にマクドナルドに行ってました。

REI:たぶんUさんと初めてしゃべったのは、歌詞カードを…。

U:ノートですね。僕が自分で歌詞を書いたノートを持ち歩いていたんです。そしたらちょっと席を離れた隙に、ロンゲのツヤツヤした子が勝手にノート見ていて。ポエムみたいなもので、人に見られたくないのに(笑)。

 

◆それをREIさんが勝手に見てしまったと。

REI:周りに歌詞を書く人なんていなかったから、珍しいなと思って。

MASATO:だからって、見ちゃダメだよ(笑)。

REI:で、1か月後ぐらいにはもう僕んちに住んでいたんですよ。

U:当時、お金がなかったんですよ。家賃2万5千円の事故物件に住んでいたくらいだったんで。でもREIの家に行ったら、お母さんが鍋を作ってくれたりして、これは居心地いいなと。

 

◆お母さんはなんて言っていたんですか?

U:最初はちょっと戸惑っていたと思うんです。でも、もう当たり前のようにREIの家に帰っていたし、何なら先に帰って、REIに「おかえり」と言っていたくらいなんで。もう受け入れざるを得ない状況だったのかもしれないです(笑)。

MASATO:僕はもともとREIと友達だったんですけど、気が付いたらその友達の家に1人増えていました(笑)。

U:「MASATOもおいでよ」くらいのことを言っていたと思いますね。「ごはん出るから」って(笑)。

 

◆それから10数年、結成記念日の8月1日は毎年何かお祝いをされているんでしょうか?

U:結構、アニバーサリーにしていますね。生配信をしたり、食事に行ったり。

REI:ファンの人が大事にしてくれているんですよ。僕らは最初、全然覚えていなくて。

U:だから、大事にしたいなって。サポートDJが8月1日生まれだから、そのお祝いも兼ねて。グッズを作ったりもしていますね。去年はオルゴールで、今年はパズル。ミッキーマウスみたいでいいなと思ったからなんですけど、母親はちょっとあきれていました。「あんた、いよいよパズルになるのね」って(笑)。

 

◆いろんなことをやってきたんですね。

MASATO:でも意外とアニバーサリーライブはやっていないですよね? そう考えると、1回ぐらいドンピシャの日にやってみるのもいいのかなって。

REI:今、YouTubeもやっているから、結成の地を訪れてみるとか。

U:大阪ロケで、思い出の地巡りは面白いかもね。

 

◆REIさんの家はぜひ行ってほしいですね。

MASATO:鍋を食べに(笑)。

U:現地から生配信したいね。REIのおかんを囲んで(笑)。

 

◆YouTubeでは皆さんの仲の良さが表れているのと同時に、バックに『六本木クラス』の挿入歌としてヒットした「Start Over」が流れていることが多い気がします。やっぱりTHE BEAT GARDENにとって、大きな一曲なのかなと。

U:そうですね。あの曲だけを知っている人が僕らのYouTubeを見て、この人たちなんだとつながる感じになったらいいなと。あと不思議とあの曲の歌詞が、やろうと思う企画とリンクしていたりするんです。それこそバンジージャンプもそんな感じだったんですけど。

 

◆7月末には「Start Over」のストリーミング総再生回数が9000万回を突破しました。

MASATO:数がすごすぎて正直、実感が湧かないですね。でも『六本木クラス』が海外配信されている関係で、海外でも聴いてくださる方が増えているみたいで。全世界で羽ばたいてくれていると考えたら、ありがたい限りです。

REI:今もまだ愛してもらえているのはうれしいことですし、また別の楽曲も聴いてもらえる可能性につながっていると思うので。間違いなく自分たちにとって大切な楽曲になっていると思います。

 

◆「Start Over」がヒットしたことで、これを超えなければというプレッシャーは?

U:いえ、「Start Over」に関してはカバー曲ですし、原曲やドラマへの感謝の気持ちの方が強いんです。なので楽曲単体でどうこうという気持ちはあまりなく、それこそまた今回みたいに作品の主題歌に選んでいただけたなら、その作品にできる限り寄り添っていきたいという気持ちが一番ですね。

左から)REI、U、MASATO

 

◆そして10月からはツアー「FORTE」がスタートします。

U:めちゃくちゃ楽しみですね。みんなと一緒に歌えることを意図して作った楽曲が多いし、全曲合唱するつもりで臨みたいなと。最初に開場したときは広いな、大丈夫かなと不安に感じることも多いんですけど、皆さんの歌声に勇気づけられることも多くて。「FORTE」というツアータイトル通り、強く大きく、思いっきり歌っていただきたいです。

REI:今回は割と日程にゆとりがある分、目の前の1本に集中して臨めるツアーになると思うんです。もしかしたらこの日しか聴けない曲もあるかもしれないし、そういうワクワク感や期待感を持って来てくれたらうれしいですね。

 

◆ツアーならではの楽しみはありますか?

REI:僕はレコード屋さん巡りですね。前回のツアーのときもホテルの近くのレコード屋さんを訪ねたんですけど、そういったことを今回もできたらいいなと。

MASATO:あとは食事ですかね。僕の場合、MCで話すネタがほしくて(笑)。

REI:朝、MASATOと会うことも多いんですよ。

MASATO:ちょっと早起きして、ごはん探しの旅に行ったりもするんで。

U:静岡ではうなぎ、長崎では皿うどん、福岡ではめんたいこを食べていました。

MASATO:そうだ、めんたい重。大好きなんです、僕。

 

◆Uさんはメンバーの行動をよく把握されていますね。

U:僕はアレルギーもあるし、ゲン担ぎも兼ねてライブ前はなるべくいつもと違うものを食べないようにしているんです。でもせっかくだからご当地のものを食べたい気持ちはあるし、2人のことをうらやましいと思っているから、何を食べたか聞いて、覚えているんでしょうね。今回は翌日休みのことが多いから、僕も食を楽しみたいです。ライブが終わった夜は何も気にせず、好きなものが食べられますから。

MASATO:僕自身、好きなミュージシャンが地元のごはんを食べて帰ってくれるとうれしかったりするし、そういう楽しみ方もアリだと思うんです。ファンの皆さんもよかったらオススメを共有していただきたいですね。

 

PROFILE

THE BEAT GARDEN
●びーとがーでん…2012年に大阪で結成された、作詞/作曲を自ら行う3ボーカルグループ。2016年7月、1stシングル「Never End」でユニバーサル シグマよりメジャーデビュー。2022年8月にはドラマ『六本木クラス』の挿入歌「Start Over」をリリースし、配信チャート23冠を獲得。同楽曲は2024年7月末までにストリーミング総再生回数9000万回を突破している。2024年10月からはツアー「FORTE」を開催。

●photo/干川 修 text/小山智久

 

配信情報

Digital Single「わたし」
配信中

視聴&ダウンロード:https://thebeatgarden.lnk.to/Watashi

 

ライブ情報

THE BEAT GARDENワンマンライブツアー2024「FORTE」
2024年10月5日(土)大阪BIG CAT
2024年11月4日(月・祝)愛知DIAMOND HALL
2024年12月24日(火)東京Spotify O-EAST

詳細:https://thebeatgarden.com/forte/

 

番組情報

『あの子の子ども』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後11時~

公式サイト:https://www.ktv.jp/anokonokodomo/

 

WEB

OFFICIAL HP:http://thebeatgarden.com/
OFFICIAL YouTube:https://www.youtube.com/c/THEBEATGARDEN
OFFICIAL Twitter:https://twitter.com/TBG_account
OFFICIAL Instagram:https://www.instagram.com/the_beat_garden/
OFFICIAL TikTok:https://www.tiktok.com/@thebeatgarden0

BiSが解散を発表。今後予定の解散ライブをもって活動終了へ

BiSが、解散することを公式サイトにて発表した。

BiS

 

過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた5人で第3期BiSとして2019年より活動開始。その後もメンバーチェンジを経て、現在はトギー、ナノ3、ヒューガー、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンドの5人体制で活動を行ってきた。

 

今年4月1日からは“自給自足アイドル”として新たに活動を始め、メンバー兼マネージャーとして精力的な活動を行っていた彼女たち。このたびの発表では、メンバーが協議した結果、これ以上の活動継続は難しいという結論に至り、グループを解散するはこびとなった旨が伝えられた。

 

今後に関して、既に出演が決定しているイベントライブやチケットを販売しているワンマンライブについては、一部イベントを除き予定通り出演するという。そして、今後予定される第3期BiSの解散ライブをもって、活動を終了するとのことだ。

 

解散ライブに関しては、詳細が決定次第、発表される。今後の出演予定ライブやキャンセルとなる公演に関しては、公式サイトを参照。

 

なお今回の解散発表に伴い、TV LIFE webでの連載「BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?」に関しても、現状公開されている第93回を最後に終了となる。

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

 

上坂すみれインタビュー「歌で表現する楽しさを知った最高に尊い10年でした」

唯一無二の声優アーティストとして不動の地位を築いている上坂すみれさん。7月24日にはアーティスト活動10周年を記念したベストアルバム「SUMIRE CATALOG」を発売した。この10年を振り返りつつ、選曲や作詞曲に込めた思いなどを聞いてみた!

 

※こちらは「GetNavi」2024年9月・10月合併号に掲載された記事を再編集したものです。

 

上坂すみれ●うえさか・すみれ…1991年12月19日生まれ。神奈川県出身。O型。2011年に声優デビュー。アーティストとしては2013年放送のテレビアニメ「波打際のむろみさん」の主題歌「七つの海よりキミの海」でデビューを果たす。昭和歌謡、メタルロック、ロリータ、プロレス等、多方面に興味を示し知識を持つ、唯一無二の声優アーティスト。公式HPXInstagramYouTube

【上坂すみれさん撮り下ろし写真】

 

場数を踏んで、徐々に楽しめるようになってきたアーティスト活動

──アーティスト活動10周年、おめでとうございます! この10年を振り返ってみて、いかがですか?

 

上坂 どうもありがとうございます。 活動を始める以前は人前での歌唱経験が全くなく、素人同然でした。完全にゼロベースからのスタートだったので、最初は本当に手探り状態で……。最初の5年ぐらいはまだ学生だったこともあり、余裕のないところが多かったですね。ライブやイベントを重ねていくうちに、アーティストとしての活動を徐々に楽しめるようになってきました。不安なこともたくさんありましたが、“次のライブも楽しみにしています”と言ってくださる同志(ファン)の方々も出てきて、“みんなに会えるように、もっと頑張ろう!”という気持ちが強くなっていきました。

私は声優とアーティストの活動をほぼ同時期に始めたんですけど、様々なキャラクターとの出会い、同志の皆さんと時間を共有していくなかで、表現することの楽しさ、そして声が与える力の強さを実感してきた10年だったと思います。

 

──ゼロベースからのスタートとなると、デビュー当初のライブはかなりプレッシャーがあったのでは?

 

上坂 プレッシャーもありましたし、とても緊張しました。ダンスも一切やったことがなかったので、根気よく振り付けの練習をしていた思い出があります。あと最初は、本来ライブを組めるような曲数がなくて……同じ曲を複数回セットリストに入れたり、キャラクターソングを入れたりしていました。

 

──ターニングポイントとなる出来事はありましたか?

 

上坂 やはりコロナ禍ですね。それまでは正直、キャパオーバーになりつつ取り組んでいたときもありました。でも、コロナですべてが断絶されてしまったとき、ライブを通して同志の皆さんと時間を共有することは、自分にとってかなり大切な要素なんだなぁと痛感したんです。ライブが復活した2023年……会場での声出しが解禁された3月のソロライブは、一生忘れられないと思います。“ライブってすっごく楽しい!!”と、改めて心から感じました。そういう意味でいうと、「EASY LOVE」(21年発売のシングル曲)は、とても印象深い1曲ですね。コール&レスポンスが激しめで、同志と作り上げる楽曲なのですが、声出しで披露できるまでに時間がかかりすぎて(笑)。2年の時を経て、ようやくコーレスが完成しました。この曲を愛撫で歌ったとき、“ああ、やっと、ライブという文化が日常に戻ってきたんだなぁ”と、感慨深いものがありましたね。

 

──「EASY LOVE」はもちろん、ベストアルバムに収録されていますね! 新曲「ファーストピリオド.」は、上坂さんが敬愛する声優アーティスト・桃井はるこさんが作詞・作曲を担当されています。

 

上坂 桃井さんは、私が声優を志すきっかけをくださった方なんです。そんな憧れの桃井さんに、セカンドシングル「げんし、女子は、たいようだった。」という、素敵な曲も書いていただいています。当時は、こんなに早く夢が叶ってうれしいと思う反面、自分の未熟さがもどかしく……。歌い続けることで表現や理解度が少しずつ深まり、私の10年を支えてくれたとても大切な曲です。

ベストアルバムに収録する新曲は、もともと桃井さんにお願いすることが決まっていました。最初のワンコーラスのデモテープを、桃井さんが3種類も用意してくださったんです。これはとても異例なこと。3つの中から、桃井さんのイチオシであり、私自身もとても気に入った1つを選ばせていただいたのが、「ファーストピリオド.」になります。曲調はちょっと懐かしいような、2000年代のアニソンを感じさせるような編曲にしていただいて、詞は桃井さんにいただいたそのままを使わせていただきました。“これからの10年も頑張って!”というエールを桃井さんからいただいている、そんな詞になっています。昔から桃井さんが書かれる歌詞が大好きで、ずっとパワーをもらってきました。末永く歌い続けていきたい曲です!

 

──ディスク02には上坂さんがセレクトされた曲が収録されているそうですが、特に印象深い曲は?

 

上坂  「海風のモノローグ」(5thアルバム収録曲)です。こちらも“夢が叶った!系の楽曲になります。菊池桃子さんや中森明菜さんなど、幼少期から林哲司さんが書かれた歌謡曲が大好きで、そんな林さんに作曲していただき、自分で作詞をしたということで、かなり思い入れの強い曲です。

 

──同じくディスク02に収録されている新曲「見参!革ブロ☆ふぉーえばー」も、上坂さんがご自身で作詞されていますね。どんな思いを込めて書かれたのですか?

 

上坂 客観的に見た“上坂すみれのライブ”が表現できたらいいなと思いながら、書かせていただきました。“すみぺ(愛称)のライブはこんな感じだよ!”というような光景を、この曲を聴いたらリアルにイメージしていただけるのではないでしょうか。この曲はコールがたくさんあるので、ライブでも楽しめそうです。

 

──9月の公演で披露するのが楽しみですね! ライブに関しては、今は緊張やプレッシャーよりも楽しみのほうが強いですか?

 

上坂 そうですね。ただ、今はそれ以上に、体調管理の大切さを身に染みて感じています。いかに好調な状態を保つか……。そういった面を頑張りたい気持ちが強いです。これはアーティスト活動に限ったお話ではないのですが、声優っていざやってみると、すごく体力勝負なんですよね。

 

──好調をキープするために、なにか積極的にやっていることはありますか?

 

上坂 ボクササイズやストレッチなどをしています。あとは、深く呼吸をするように気をつけたり。アフレコなどでは同じ姿勢で大きな声を出すので、首肩が凝って寝付きが悪くなりがちなんです。そういうところをストレッチなどでしっかりとカバーしつつ、毎日疲れを残さないように……と、ようやく気を遣えるようになりました(笑)。

あと、プロテインを飲んでいます。舞台のお仕事をやらせていただいたときに、プロテインを飲んでいる演者さんが多かったんです。“タンパク質を摂取すると、疲労が取れやすくて良いよ”とオススメされて、私も飲むようになりました。お気に入りは、ソイプロテインのラテ味。ソイプロテインは“筋肉をムキムキに”というよりも美容寄りのプロテインだと聞きまして、ソイを好んで飲んでいます。

 

 

私の“頑張り”を計算してくれているApple Watchが、面白くてお気に入り

──多趣味であることでも有名な上坂さんですが、最近購入した中でお気に入りのものはありますか?

 

上坂 とても気に入っていたOMEGAの時計をうっかり失くしてしまって、久しぶりにApple Watchを買ってみたのですが、“今日はこのぐらい活動しました”とか、心拍数などを教えてくれるのが面白くて気に入っています。けっこう大声を出すキャラクターを演じることが多いんですけど、一度大声を出した後に心拍数を確認してみたら、「137」と表示されたんです。それを見て、“私すごく頑張ったんだなぁ”と思って(笑)。頑張りをしっかり計算してくれていて、とても勇気づけられました。

 

──137はかなりの運動強度です(笑)。ほかに、気に入っているものや“これはオススメ!”というアイテムはありますか?

 

上坂 知り合いにオススメしてもらって購入したのですが、黄えんどう豆100%で作られた「ゼンブヌードル」がお気に入りです。小麦粉の麺を食べるとすぐ眠くなってしまうのですが、これはグルテンフリーなので食後に眠くなりません! なんにでも合うもっちりとした麺で、私はパスタにして食べるのが好きです。おうちでランチをするときに、よくいただいています。

あと、これはアイテムではないのですが、最近私の中で特撮戦隊モノブームが起こっていまして、よく観ています。“主題歌がかっこいい!”という入口から、今年ちょうど放送開始30周年を迎えた「忍者戦隊カクレンジャー」を観始めたら、夢中になって全話観てしまって……。特撮戦隊モノってすごく面白いなと思って、もっと手を広げようとしています(笑)。

 

──戦隊モノはたくさんシリーズがあるので、長く楽しめそうですね! 9月からは東名阪ツアーが控えていますが、どんなライブにしたいですか?

 

上坂 最終日のLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)は、コロナで一度中止になってしまった会場なんです。そこで改めてライブができるのは、万感の思いですね。みんな楽しい気分で、明日も頑張ろう! と思えるようなツアーにできたらうれしいです!

 

 

<Information>

SUMIRE CATALOG

発売中

GD+Blu-ray盤(写真) 4950円
完全限定生産盤 9900円
通常盤 3630円
発売元:キングレコード

アーティスト活動10周年を記念したベストアルバム。これまで発売してきたシングル15曲のほか、本人セレクトの12曲と本人作詞曲を含む新曲3曲を加えた全30曲を収録。リード曲「ファーストピリオド.」は、上坂が敬愛するアーティスト・桃井はるこが楽曲を提供している。

 

SUMIRE UESAKA BEST TOUR 2024 すみぺの大理論

9月28日(土)NHK大阪ホール(大阪)
9月29日(日)Niterra 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール(愛知)
10月12日(土)LINE CUBE SHIBUYA(東京)

 

撮影/映美 取材・文/えんどうまい ヘアメイク/澤西由美花(Kurarasystem) スタイリスト/佐野夏水

BiS “自給自足”体制初のツアーファイナルより「STUPiD」「Olenimorph, Ole」のライブ映像を公開

BiSが、2024年6月9日に東京・代官山UNITで開催した関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」のツアーファイナルでパフォーマンスした「STUPiD」「Olenimorph, Ole」のライブ映像をYouTubeに公開した。

BiS「Olenimorph, Ole」サムネイル

 

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」は、BiSが“自給自足”体制に移行してからの初のツアーで、当日のライブパフォーマンスはもちろん、ライブの運営、グッズ制作/販売等もメンバー自らが行っていた。

BiS「STUPiD」サムネイル

 

そのツアーファイナルとなった代官山UNIT公演より、「STUPiD」と「Olenimorph, Ole」のライブ映像が公開。“自給自足”となり、メンバー自身のBiSに対する熱い想いがあふれるパフォーマンスを体感することができるだろう。

 

また、9月に開催されるリリースイベント情報も併せて発表された。各イベントの詳細は公式サイトを参照。

 

動画

「STUPiD」

 

「Olenimorph, Ole」

 

イベント情報

AL「NEVER MiND」リリース記念ミニライブ&特典会スケジュール
2024年9月2日(月)18:30 ミニライブ&特典会@ヨドバシカメラ梅田
2024年9月15日(日)13:00 トーク&特典会@渋谷区某所

 

リリース情報

配信アルバム「NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)」
2024年9月4日(水)発売

 

ライブ情報

■「自給自足LiVE-夏合宿編-」
2024年8月12日(月・祝)東京・中野heavysick ZERO
「オールバック限定ライブ」
※髪をすべてオールバック状態にまとめた人のみ(スキンヘッドの人も参加可能)

2024年8月13日(火)東京・中野heavysick ZERO
「第1部:学生限定ライブ」
※小中高生、専門学生、大学生・院生限定
「第2部:女性限定ライブ」
※普段女性として生活している人のみ

2024年8月14日(水)東京・中野heavysick ZERO
「白塗り限定ライブ」
※顔を白塗りにした人のみ

■「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」
2024年9月1日(日)大阪・Live House Pangea
2024年10月6日(日)宮城・LIVE HOUSE enn 2nd
2024年10月26日(土)福岡・小倉FUSE
2024年11月3日(日)愛知・栄R.A.D
2024年12月28日(土)東京・新宿MARZ

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

≠MEがツアーファイナルの横アリ公演で2万人を魅了!新曲「夏が来たから」も初パフォーマンス

7月15日(月・祝)に指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が、4月より行ってきた「≠ME 全国ツアー2024『やっと、同じクラス』」のファイナルを迎えた。本ツアーは、メンバーの出身地を凱旋し、全国8会場15公演を行うツアーとなり、ファイナルはグループ最大規模の会場となる神奈川県・横浜アリーナで行われた。

≠ME ©YOANI/KING RECORDS

 

おなじみのOvertureが響くと、なんと映像でのメンバー紹介ではなく、メンバー一人一人が順にステージに登場。メンバーカラーの制服衣装を見にまとい、スポットライトに照らされると、会場に詰め寄ったファンからは大きな歓声と共に、ペンライトが力強く振られた。

 

ツアーファイナルの幕開けを飾ったのは「偶然シンフォニー」。鈴木瞳美が「ノイミー横浜アリーナ!」と叫ぶと尾木波菜が「盛り上がっていくぞー!」と続き、軽快に銀テープが舞うと、早くもファンが熱気を帯びる。

 

続く「秘密インシデント」では冨田菜々風が「≠MEです!今からみんなのところに行くよー!」と合図を送ると全員がステージを移動し、さっそく客席近くで手を振るファンサービスに加え、「君の音だったんだ」では360度楽しめるよう円形にフォーメーションを変えてのパフォーマンスも。「君はこの夏、恋をする」は、夏祭りや花火の雰囲気。ツアー各地で凱旋メンバーが短冊に書いた願い事を読み上げる演出がなされ、この日は昼公演に蟹沢萌子、夜公演に櫻井ももが願い事を読み上げた。

 

「好きだ!!!」ではメインステージをふんだんに使って華やかに展開。続けて軽快なリズムに乗せたメンバーの他己紹介とダンスパフォーマンスを挟むと、ステージにはメンバーが一人で登場。ツアー各地で凱旋メンバーがカバー曲を披露してきたパートとなり、この日は昼公演に蟹沢が坂道AKBの「誰のことを一番 愛してる?」を、夜公演には櫻井が=LOVEの「この空がトリガー」を、それぞれの魅力たっぷりに披露した。

 

SEを挟むと落合希来里・川中子奈月心・冨田・永田詩央里が「Marcato」、尾木・蟹沢・河口夏音・櫻井・菅波美玲が「春の恋人」、鈴木・谷崎早耶・本田珠由記が「デート前夜レクイエム」とユニット曲を披露し、会場をその曲の世界にどっぷりと浸らせた。

 

≠MEらしいダンスパフォーマンスを挟むと、衣装を着替えた全メンバーが再びステージに集結。昼公演では「フロアキラー」、夜公演では「ワタシアクセント」から始まり、「P.I.C.」「アンチコンフィチュール」とダンスナンバーを立て続けに披露。会場を瞬く間に魅了したかと思うと、続く「天使は何処へ」ではなんと冨田が空中にフライングする圧巻のパフォーマンスも。

 

一度メンバーがステージを去ると、スクリーンに映像が。オーディエンスが待望した「9thシングル」という文字と共に、8月28日(水)にリリースされる9thシングルのタイトルが「夏が来たから」と映し出されると、会場からはこの日一番の大歓声が。会場でミュージックビデオが初解禁されると、夏らしいデニムの新曲衣装にチェンジしたメンバーが登場。「夏が来たから」が初パフォーマンスされると会場は歓喜に沸いた。

 

9thシングル「夏が来たから」は、「夏が夏が夏が来たから」という歌詞に印象的なリズムが乗る、夏のワクワク感と暑さ、片思いの熱さに焦燥感と、気持ちが騒ぐエモラブサマーチューンとなっている。この夏マストな1曲になりそうだ。

 

続くメインステージにはバンドセットが登場。本ツアー用に制作された新衣装に着替えたメンバーが、バンドミュージックに乗せてコールアンドレスポンスを誘うと「ノイミー!ノイミー!」の声が会場に響き渡り、「てゆーか、みるてんって何?」や「クルクルかき氷」を織り交ぜたユニークな展開で会場はさらにヒートアップ。昼公演では「このままでモーメンタリ」、夜公演では「桃色デイブレイク」を続けて披露した。

 

「す、好きじゃない!」「ヒロインとオオカミ」ではファンの声出しを誘い、一体感を作り上げると、続く楽曲では会場がしっとり雰囲気を一変。川中子のささやくような歌声で「君はスパークル」の風景を描き、「はにかみショート」「初恋カムバック」では再び声出し&ガチ恋口上でファンとの絆を確かめた。

 

ここまでノンストップでトークなく展開してきたが、初めてのMCではツアー恒例となった凱旋メンバーのあいさつ、ファンからの「ももきゅん(櫻井)、もえこ(蟹沢)、おかえりー!」の声に、神奈川県出身の蟹沢と櫻井が「ただいまー!」とあいさつし、アットホームな雰囲気に。

 

本編ラストは「まほろばアスタリスク」。大サビ前には冨田の「皆さんは、私たちにとって、本当にかけがえのない存在です! 3か月間のこのツアー、本当にありがとうございましたー!」の声を合図に銀テープが宙を舞い、感動的な雰囲気ながらも、オーディエンスを熱狂させたまま、バンドと息を合わせ、幕を閉じた。

 

少し肩の力が抜けてはじまったアンコール1曲目は「想わせぶりっこ」。トロッコに乗りファンの近くでレスを送り、会場にいる一人一人に感謝と喜びを届ける。「デートの後、22時」では鈴木がスマートフォンを持ち、ステージ上のメンバーを至近距離で撮影した映像がモニターにリアルタイムで映し出され、最後にはメンバー全員とファンが一緒に映る思い出作りも。『「君と僕の歌」』では、会場がペンライトでグループカラーのエメラルドグリーン一色に染まり、涙を誘うシーンに高揚感に包まれた。冨田が「そして、本日、初披露でした!9枚目のシングル『夏が来たから』、いかがでしたか??」と切り出すと歓声と共に大きな優しい拍手に包まれ、「この楽曲はエモーショナルな夏のラブソングになっています! この夏もノイミーちゃんと、この楽曲と、皆さん一緒に、たくさん過ごしていただけたらうれしいなと思うので、ぜひこれからもたくさん聴いていただけたらなと思います!」と9thシングルを通しての今後の活動に期待を膨らませた。

 

夜公演ではここで「ラストチャンス、ラストダンス」の披露と共に幕を閉じ、会場スクリーンにエンドロールが流れると、カーテンコールでメンバー一人一人が登場。深々としたお辞儀で感謝を伝えると、会場が温かい拍手に包まれた。横一列にメンバーがそろったところで再び全員でお辞儀をすると、会場スクリーンがキラリと光り、突如映像が映し出された。そこには「追加公演決定!」の文字が。サプライズでの発表にメンバーとファンが驚く中、追加公演として11月に「≠ME 全国ツアー追加公演2024『修学旅行、同じ班がいいな。』」の開催が発表された。11月9日(土)には≠ME初の沖縄公演となる、沖縄県・那覇文化芸術劇場なはーと大劇場での公演、11月23日(土・祝)には千葉県・幕張メッセ 国際展示場 展示ホールでの公演が発表された。こちらの公演は、毎年恒例で年末に行っている「特別公演」として、この時期に開催される。チケット詳細は追ってお知らせがあるとのことで、追加情報を待ちたい。

 

冨田の「このままでは終われないよねー?」の声に会場が大歓声で応え、ダブルアンコールとして「≠ME」を披露。昼公演ではMC前にパフォーマンスしたこの曲を、ツアーファイナルのオールラストに掲げ、おなじみの「好きだー!」の声を叫ぶとツアーの充実度の高さを実感した。発表を受けリーダーの蟹沢は「あらためまして、同じクラスの皆さん!最後まで一緒に盛り上がっていただきありがとうございます!登場した瞬間から最後までペンライトが本当にきれいだったんですけど、≠MEのことを愛してくれる方がこんなにたくさんいるんだとすごく肌で感じました。皆さんとならどこまでも行けると思っています!これからも≠MEと最高の青春を駆け抜けていきましょう!また追加公演や、その先の未来で絶対会いましょう!本日は本当にありがとうございました!」と話し、多幸感に包まれながら笑顔でステージを後にした。

 

なお、公演後には≠ME公式YouTubeチャンネルで9thシングル「夏が来たから」のミュージックビデオが公開されると共に、CDジャケット写真・新アーティスト写真と商品情報も解禁。音楽配信サイトでは横浜アリーナでのセットリストも公開され、さらに16日深夜0時からは「夏が来たから」の先行配信がスタートし、≠MEの夏がいよいよ本番を迎える。

 

リーダー・蟹沢萌子 コメント

4月から全8会場で、メンバーの地元を凱旋するツアーをやらせていただけたことがすごくうれしかったです。これまでも感じていましたが、ステージに立つたびに、メンバーの良さもファンの皆さんの温かいも、これまで以上に身近に感じて、ツアー期間はすごくうれしくて毎公演楽しみでした。私は神奈川県出身で、櫻井ももちゃんと、今回のツアーファイナルが凱旋公演でした。横浜アリーナに集まってくれたファンの皆さんや、配信を見てくれた皆さんは、私たちの凱旋公演を応援するパワーと、≠MEのツアーファイナルを応援するパワーどちらも持って見てくれました。ライブ中はとにかく皆さんからパワーをもらいましたし、私たちもそれ以上のパワーで届けたいなと思う時間でした。同じクラスという明確な関係性は、今回のツアーが初めてだと思うのですが、同じクラスということは本当にかけがえのないものだなと思うので、今回できた絆を、これからも絶やさずつないでいけるようにしたいです。追加公演も決まり、9枚目のシングルもまだまだ楽しみがたくさん待っているので、≠MEみんなで、そしてファンの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に駆け抜けていけたらいいなと思います!

 

センター・冨田菜々風 コメント

9thシングル「夏が来たから」は、夏のきらめきがぎゅっと詰まった、≠MEとも相性抜群のエモーショナルな夏のラブソングになっています。夏の暑さと想いの熱さ、皆さんに真っ直ぐ伝わるような素敵な作品になっていますので、温度そのままを、皆さんに受け取っていただけたらうれしいです!ぜひたくさん聴いていただいて、この夏が、≠MEが、皆さんにとって青春そのものになりますように!

 

9thシングル「夏が来たから」

MV:https://youtu.be/OGb7M9nvBHE

先行配信URL:https://not-equal-me.lnk.to/NatsugaKitakara_pre

 

©YOANI/KING RECORDS

『アイメイド・マーメイド』EDテーマを#KTちゃんが“凪”として担当!姉役の中村守里とインスタライブで生歌唱も

女優の中村守里とアーティスト・ラッパーの#KTちゃんが7月15日(月)、ドラマ『アイメイド・マーメイド』(tvk 毎週日曜 午後7時~7時30分)のエンディングテーマ発表イベントとしてカラオケまねきねこ関内店で1日バイト体験&トークイベントを行った。

左から)中村守里、#KTちゃん

 

24年秋の朝ドラレギュラーに抜てきされた女優の中村と、Yahoo!検索大賞2003ネクストブレイク部門に選出された注目のアーティスト・ラッパーの#KTちゃんという異色のタッグが姉妹を演じるドラマ『アイメイド・マーメイド』。

 

秋葉原のメイドカフェでナンバーワンメイドとして働く海音(中村)が3年ぶりに帰省したところ、実家の海辺の老舗定食屋が知らぬ間に閉店していた。大好きだったおじいちゃんの「海を守れ」という遺言を守るべく、閉店した定食屋をメイドカフェにリニューアルすることを決意する。

 

妹の凪(#KTちゃん)を巻き込みながらさまざまな困難を乗り越えていく中で、海を大切にする気持ちを思い出していくというハートフルコメディだ。今年8月4日(日)からtvkにて日曜夜7時に全4回で放送される(※8月18日のみ野球中継のため休止)。

 

次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として制作された本作ドラマにちなんで、7月15日(月)“海の日”の当日にイベントが行われた。

 

バイト体験を行った中村と#KTちゃんはそれぞれ、劇中衣装のメイド服と学生服で登場。営業中の店舗で、接客や商品提供などを行った。その様子は、tvk公式とドラマ公式 Instagramにてライブ配信された。

 

トークイベントでは、お互いの初めて会ったときの印象を「顔似てるよね?」と笑い合いながら振り返り、中村は初めて着たメイド服に「最初は戸惑ったんですけど、みんながかわいいと褒めちぎってくれるので、後半はノリノリで現場に行ってました」と語った。一方の#KTちゃんは「このドラマの登場人物がみんなマンガから出てきたみたいで撮影が楽しかった」と、豪華キャストを紹介。

 

この日発表されたドラマのエンディングテーマ「beach speech」は#KTちゃんの役名“凪”として8月4日(日)に各音楽サブスクでストリーミング開始となる新曲。#KTちゃんが中村と一緒に、Instagramの視聴者の前で生歌唱を披露する場面も。

 

歌い終わると#KTちゃんは「今回の楽曲は全4話のドラマそれぞれのエピソードをもとに作詞をしました。各話のエンディングに毎回違う歌詞の楽曲が流れます。撮影現場で波音を聞いて海を感じ、その場で口ずさみながら楽曲を作っていきました」と振り返る。

 

中村も「初めて聞いた時、自分にはこんなことできないなって、本当にすごいと思ったし、#KTちゃんに作ってもらえてうれしかったです。今日は一緒に歌えて楽しかった!」と満面の笑みでコメント。イベントの最後に2人は「わたしたち姉妹の活躍をドラマでぜひ見てください!」とファンに向けて、メッセージを寄せた。

 

配信情報

凪「beach speech」

2024年8月4日(日)より各音楽サブスクでストリーミング開始

 

番組情報

ドラマ『アイメイド・マーメイド』(全4回)

tvk

2024年8月4日(日)スタート

毎週日曜 午後7時~7時30分(8月18日のみ休止)

 

出演:中村守里、#KTちゃん、島村龍乃介、前野朋哉、倉冨なおと、福冨タカラ、増本庄一郎、片桐仁、アキラ100%、白石優愛、板尾創路/斉藤慶子

監督:武田かりん

制作:オルゴール

制作著作:テレビ神奈川

 

番組HP:https://www.tvk-yokohama.com/umimaid/

番組公式Instagram:@umimaid_tvk

FRUITS ZIPPER(月足天音&仲川瑠夏&真中まな)が語る2024年上半期ベストバイ&オフの過ごし方とは?

十代の女の子を中心に若者から絶大な支持を集め、昨年末は日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞、今年5月に開催した初の日本武道館公演も好評だったFRUITS ZIPPERから月足天音さん、仲川瑠夏さん、真中まなさんの3人が登場。前半ではこれまでの足跡をふりかえってもらいました。後編では、今年上半期に買ったお気に入りのモノやオフの過ごし方などプライベートトークをたっぷりとお送りします。

 

※こちらは「GetNavi」2024年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【関連記事】FRUITS ZIPPER(月足天音&仲川瑠夏&真中まな)が振り返る日本武道館までの道のり「3周年はさいたまスーパーアリーナで迎えたい!」

 

FRUITS ZIPPER●ふるーつじっぱー…アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループで2022年に結成。メンバーは月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルの7人。「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく。2023年、第65回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。2024年5月18日・19日、日本武道館で単独公演を開催。1stアルバム「NEW KAWAII」が発売中。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(8/3(土)出演)などの夏フェスのほか、9月からは初ホールツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2024-AUTUMN-」を開催。公式HPXInstagramTikTokYouTube

 

【月足天音さん&仲川瑠夏さん&真中まなさん撮り下ろし写真】

 

2024年上半期ベストバイを発表

──2024年上半期に買ったモノで、お気に入りのものを挙げていただけますか。

 

月足 たくさんあるんですが一番はタイガー魔法瓶の「土鍋ご泡火炊き」です。私は家電が大好きで、よくヨドバシカメラに入り浸っているんですが(笑)。初めて秋葉原のヨドバシカメラに行ったときに、売り場面積の広さにテンションが上がって、炊飯器コーナーだけでも3時間ぐらい見ていました。

 

──もともと自炊はするほうなんですか。

 

月足 最近始めたばかりなんですが、ずっと安い炊飯器を使っていたんです。「土鍋ご泡火炊き」でご飯を炊いたら、あまりにも味が違ってビックリしました。米の立ち方が全然違うし、早炊きしても美味しいし。昨日はお母さんが泊っていったので3合炊いたんですが、二日でなくなりました。

 

──得意料理はあるんですか?

 

月足 最近は韓国料理が大好きで、家でサムギョプサル焼いたり、チーズタッカルビを作ったりしています。

月足天音●つきあし・あまね…1999年10月26日生まれ。福岡県出身。身長153cm。メンバーカラーは赤。ニックネームはあぁちゃん。XInstagramTikTokYouTube

 

──ここ一年だと、ほかにどんな家電を買ったのでしょうか。

 

月足 昨年のブラックフライデーに、手頃な値段だったので「Roborock」(ロボロック)と「XGIMI」(エクスジミー)のホームプロジェクターを買いましたし、あと今年、トコジラミの大発生が問題になったじゃないですか。だから「ZABOON」(ザブーン)シリーズの洗濯乾燥機を買いました。どうしてもドラム式が欲しかったんですが、UVケアでダニを除去してくれるんですよ。

 

──それだけ家電を購入すると、かなりお金もかかりますよね。

 

月足 確かにお金はかかるんですが、いつも私は家電屋さんで値切るんですよ。だから複数まとめて買うことが多くて、洗濯乾燥機と一緒に冷蔵庫も買いました。もともとお父さんが家電屋さんで働いていて、ちっちゃいときから一緒に家電を見に行っていたので、値切り方も教えてもらったんです。ちなみに炊飯器で貯めたポイントで照明も買いました。

 

──真中さんはいかがですか?

 

真中 冬物になっちゃうんですが、「まるでこたつソックス」は寒い時期に重宝しました。くしゅくしゅって履くルームソックスで、伸ばすと膝下ぐらいまであります。足首のところに温熱刺激というのがあって、そこが温かくなるので、履いているだけで体中がぽかぽかになります。私はジャージとクロックスで出かけることが多いんですが、絶対に「まるでこたつソックス」を履いていました。家電で言うと、ドクターエアのマッサージガンがお気に入りです。小さいサイズを買ったんですが、ライブの日は絶対に持ち歩いて、リハーサル中やライブ終わりに使っています。

 

──仲川さんのお気に入りのものはありますか?

 

仲川 私も2つあるんですが、1つ目は「写経セット」です。私は集中力が壊滅的になくて、このままじゃヤバいと思ったんです。そこで神社巡りが好きなのもあって4か月前から写経を始めました。すごく時間がかかりますけど、「耐えろ自分!」と念じながら書いて。写経している間はデジタルデトックスになりますし、そもそも字を書く機会も減ったので逆に非日常的で、意外とリラックス効果もあります。2つ目がリファのドライヤーです。遠征に行くことが多いんですが、ホテルのドライヤーって当たり外れがあるじゃないですか。リファは風量がえぐいから、すぐに乾きます。

 

3人のオフの過ごしたかとは?

──遠征先に持って行く荷物は誰が一番多いんですか。

 

仲川 私です!

 

真中 例えば私がリュック1つだとすると、瑠夏は3つくらい持っているんですよ。

 

仲川 「どうして、そんなに荷物があるの?」って聞かれるけど、私からしたら「なんで1つだけなの」って逆に不思議なんです。家で日常的に使っているものを全部持って行くと、それぐらいの量になります。

仲川瑠夏●なかがわ・るな…1997年7月3日生まれ。神奈川県出身。身長154cm。メンバーカラーは紫。ニックネームはるなぴ。XInstagramTikTokYouTube

 

──写経セットも持って行くんですか?

 

仲川 いやいや、さすがに遠征先で写経はしないです(笑)。

 

真中 よく瑠夏と旅行に行ったり、遠征先で同じ部屋に泊まったりするんですけど、瑠夏は旅行用のコスメとかじゃなくて、きちんと家で使っているサイズのコスメを丁寧にパッキングして持ってくるんです。だから荷物が多いと思うんですよね。

 

仲川 そうなんです! 荷物は多いんですが、ちゃんとバッグの中は整理できています。1つでもなくしちゃうとパニックになりますからね。

 

──月足さんは、遠征先の荷物はいかがですか。

 

月足 私も1つに収めるほうですが、瑠夏と真逆で雑に突っ込んでいるだけなので、洋服とかはしわくちゃかも(笑)。

 

仲川 天音は遠征先だとコンビニで化粧水とかを買っているイメージ。

 

月足 そうそう。だからコンパクトな化粧水たちが家にたくさんあります。

 

──3人はオフの日をどう過ごすことが多いですか。

 

仲川 ひたすらドラマと映画を観ています。最近だと、私はドウェイン・ジョンソンが大好きなんですが、『ballers/ボーラーズ』をシーズン5まで一気見しました。

 

──ドウェイン・ジョンソンの魅力は?

 

仲川 全てです! プロレスラー時代の映像も観たんですが、当時からかっこよすぎて、エンターテイナーなんですよね。

 

真中 いつか会うのが夢なんだよね?

 

仲川 そうなんです! ぜひ会わせてください!

真中まな●まなか・まな…1999年4月22日生まれ。神奈川県出身。身長163cm。メンバーカラーは空色。ニックネームはまなふぃ。XInstagramTikTok

 

──真中さんのオフの過ごし方は?

 

真中 最近は韓国ドラマの「ペントハウス」にハマっています。今まで韓ドラを観たことがなく、何となく再生してみたら想像を超えてどハマりしてしまいました。まだシーズン1の終わりの方なのですが、周りにもこのドラマを観ている人が多くて、これから大どんでん返しどころではないドロドロな展開になると聞いたので楽しみです!

 

──月足さんはいかがですか?

 

月足 平成のドラマを観返すのが好きで、最近は「ブラッディ・マンデイ」を観ました。韓国ドラマも大好きなんですが、「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」や「悪の花」などのサスペンス系をよく観ています。私は一度観始めると、先が気になり過ぎて我慢できない性格なので、睡眠時間が平均2時間ぐらい減っています(笑)。さすがにヤバいので最近は自制しています。

 

 

FRUITS ZIPPERの最新情報は公式HP(https://fruitszipper.asobisystem.com/)をチェック!

 

 

撮影/中村 功 取材・文/猪口貴裕

FRUITS ZIPPER(月足天音&仲川瑠夏&真中まな)が振り返る日本武道館までの道のり「3周年はさいたまスーパーアリーナで迎えたい!」

十代の女の子を中心に若者から絶大な支持を集め、昨年末は日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞、今年5月に開催した初の日本武道館公演も好評だったFRUITS ZIPPERから月足天音さん、仲川瑠夏さん、真中まなさんの3人が登場。「わたしの一番かわいいところ」のヒットを皮切りに、着実に知名度を上げ、結成から2年で大躍進を遂げた彼女たちに、武道館までの道のりを振り返ってもらいました。

 

※こちらは「GetNavi」2024年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

FRUITS ZIPPER●ふるーつじっぱー…アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループで2022年に結成。メンバーは月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルの7人。「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく。2023年、第65回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。2024年5月18日・19日、日本武道館で単独公演を開催。1stアルバム「NEW KAWAII」が発売中。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(8/3(土)出演)などの夏フェスのほか、9月からは初ホールツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2024-AUTUMN-」を開催。公式HPXInstagramTikTokYouTube

 

【月足天音さん&仲川瑠夏さん&真中まなさん撮り下ろし写真】

 

結成当時から大きいグループになるんだろうなという予感はあった

──今年5月18日・19日に開催した日本武道館単独公演までの道のりを振り返っていただきたいんですが、FRUITS ZIPPER結成前からアイドルやタレント活動を行っていたメンバーも多いです。この7人が集結して、結成当時はどんなことを考えていましたか。

 

真中 最初から「この子たちとやっていけば大丈夫」みたいな根拠のない自信があって。きっと大きいグループになるんだろうなという予感はあったんですが、こんなに早く結果を出せるなんて思っていなかったです。

 

月足 以前、私が所属していたグループが大きめだったので、テレビに出演させていただく機会も多かったんですが、「またテレビに出られたらいいな」くらいの気持ちでした。私は上京の準備もあって、遅れてレッスンに合流したんですが、初めてみんながレッスンを受けている姿を見たとき、「レベル高っ!」と焦ったんです。そのときに、「このメンバーなら大丈夫!」と思いました。

 

──2022年4月24日に初ライブを開催、その5日後の4月29日に「わたしの一番かわいいところ」(以下、「わたかわ」)を配信リリースします。

 

月足 「バズるといいね」くらいの軽い気持ちでTikTokに投稿していたんですが、アイドルファンの方は一緒に大きい声を出して盛り上がる曲が好きなので、当初はライブでもそれほど盛り上がる曲ではなかったんです。

 

仲川 セトリを組むときも、真ん中に入れることが多くて。ところがTikTokで有名なインフルエンサーさんや芸能人の方々が「わたかわ」を踊ってくれて、この曲を見たいがために、ライブに人が集まるようになって、気づけばラストで歌う曲になりました。

 

真中 バズったからこそのプレッシャーもありました。一発屋みたいに「あんな曲あったよね」と言われないように頑張らないといけないなと思っていたら、アイドルファン以外の方にも浸透して、いろんなフェスやイベントに呼んでいただけるようになって。そこでFRUITS ZIPPERを知って、ライブに来てくれる方が増えました。そしたら「わたかわ」以外の曲もTikTokで踊っていただいて、素敵な連鎖が生み出されていったのでうれしい驚きでいっぱいでした。

月足天音●つきあし・あまね…1999年10月26日生まれ。福岡県出身。身長153cm。メンバーカラーは赤。ニックネームはあぁちゃん。XInstagramTikTokYouTube

 

──槙田紗子さんによる振り付けも話題になりました。

 

真中 紗子さんには最新曲の「NEW KAWAII」の振り付けもしていただいたんですが、振り付けの1つひとつに意味を持たせることが多くて、振り入れのときに丁寧に説明してくださるので曲の理解も深まるんです。

 

念願だった「ロッキン」出演が決まって言霊ってあるんだと思った

──昨年末、第65回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞して、さらに勢いが加速します。

 

真中 いろんなメディアで紹介していただくときに、「日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞したFRUITS ZIPPER」と言ってもらえるのが誇らしいです(笑)。

 

──2024年前半で、特にうれしかったことを一人ずつ挙げていただけますか。

 

仲川 昨年はアイドルイベントにたくさん出させていただいたんですが、「来年はバンドさんやアーティストさんが出る夏フェスにも出まくりたいね」という話をメンバーとしていたんです。そしたら次々と夏フェスの出演が決まって。中でもうれしかったのが今年8月3日に開催する「ロッキン」(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024)の出演でした。というのも昨年、お休みだったのでまなふぃ(真中まな)と二人でロッキンに行って、事務所の先輩のきゃりーぱみゅぱみゅさんと新しい学校のリーダーズさんのステージを観させていただいたんです。そのときに規模の大きさに圧倒されて、「来年ロッキンに出られたらいいね」と話していたら、本当に夢が叶って。言霊ってあるんだなと思いました。

 

月足 私は 2月9日に出演させていただいた「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)です。以前のグループでも出させていただいたんですが、出演者は番組オリジナルのティッシュをいただけるんです。そのティッシュのパッケージが新しいデザインになっていて、記念に実家に送ったら、お父さんが喜んでくれました。今の目標の一つが、このティッシュを惜しみなく使えるくらい「ミュージックステーション」に出演することです(笑)。

 

──「ミュージックステーション」出演後の反響はいかがでしたか。

 

月足 生放送で2曲も披露させていただいたんですが、たくさんの感想をいただきましたし、ライブやイベントにも「ミュージックステーション」をきっかけに来てくれる方がたくさんいてうれしかったです。

 

真中 昨年から「TGC(東京ガールズコレクション)」や「ガールズアワード」などのファッションイベントに呼んでいただくんですが、この半年で、私たちのファン以外の方も立ち上がってくれたり、立ち止まってくれたりすることが増えたんです。正直、昨年はファッションイベントに呼んでいただいても、そこまで注目はされていなくて、私たちのファンの方が浮いてしまうような状態が多かったんですよね。最近は私たちがステージに立つと、方々から「FRUITS ZIPPERだ!」という声が聞こえてきますし、ペンライトを持っていなくても一緒に踊ってくれたり、手を振ってくれたりして、こんなに私たちのことを知ってくれている人が増えたんだと感慨深いです。

仲川瑠夏●なかがわ・るな…1997年7月3日生まれ。神奈川県出身。身長154cm。メンバーカラーは紫。ニックネームはるなぴ。XInstagramTikTokYouTube

 

──日本武道館単独公演のときも感じましたが、女性ファンが多いですよね。

 

月足 デビュー当時は女性ファンは少なくなかったんですが、すごく増えたなと実感したのは昨年10月28日に東京体育館で開催した全国ツアーの最終公演で。黄色い歓声も多かったですし、私たちのカラーに合わせたファッションでかわいく着飾った女の子もたくさんいました。

 

真中 ご夫婦やカップル、家族3世代で来てくださる方もいらっしゃいますし、リリースイベントにはキッズもたくさん来てくれます。

 

お父さんを武道館に連れて行きたかった

──結成当時から日本武道館に行ける自信はありましたか?

 

仲川 私も前にアイドルグループ経験があるんですが、現実的じゃない夢を語れないタイプだから、そのときは一度も「武道館に立ちたい」と言ったことがなかったんです。だけどFRUITS ZIPPERのメンバーだったら、大きな夢も言っていいんじゃないかという気持ちになれて。デビューライブ前のお披露目配信で、夢を語るコーナーのときに「武道館に立ちたい」と言ったんです。メンバーそれぞれ持っている武器があったから、「売れんじゃね?」みたいな気持ちもあったんですが、このスピード感で武道館単独公演の夢が叶うとは思っていなかったからビックリでした。

 

──しかも2デイズですからね。

 

仲川 初めてのセンターステージだし、2周年でファンの方々も期待してくれているから、絶対にヘマはできないし。良いものを見せなきゃというプレッシャーは本番当日まで伸し掛かかっていました。

 

月足 長くアイドルをやっているんですが、それまで武道館は観に行ったことも立ったこともなくて。昔からアイドルさんが好きで、大好きなアイドルさんは絶対に武道館公演をされていたので、私にとっては神聖な場所でした。上京前に両親と交わした会話でも、お父さんが「武道館に行けるようになったら俺泣くわ」と言ってて。いつかお父さんを武道館に連れて行けたらいいなと思っていたのもあって、いろんな気持ちが詰まった場所でもあるんです。

 

──実際にステージに立った感想はいかがでしたか。

 

月足 すごく広いイメージがあったんですが、実際に立ってみると、意外とファンの方との距離が近くて。最初は緊張していたんですが、センターステージで、どこからでもファンの方の顔が見えるので、安心してパフォーマンスすることができました。

 

真中 どこに行っても、ファンの方の誰かと目が合うって楽しいんですよね。

真中まな●まなか・まな…1999年4月22日生まれ。神奈川県出身。身長163cm。メンバーカラーは空色。ニックネームはまなふぃ。XInstagramTikTok

 

──センターステージならではのフォーメーションも多かったですよね。

 

真中 今まで円形のステージでやったことがなかったので一から構成を考えました。

 

──初日の本番前はどんな雰囲気でしたか?

 

仲川 初日はまだ平気だったよね?

 

真中 緊張はしていたけど、どちらかというと二日目の方がみんなガチガチでした。

 

月足 私は二日間とも緊張しました(笑)。一日目は手が震えるぐらいでしたからね。

 

──仲川さんと真中さんは、どうして二日目のほうが緊張したんですか。

 

仲川 一日目の反省点や課題が自分の中であったから、「もっとこうしよう!」みたいな気持ちが強かったんですよね。現実的な話で言うと、二日目はリハの時間も短かったんです(笑)。一日目は通しリハができたので、それで不安が大きくなった面もあります。

 

真中 私も二日目は通しリハがなかったから、何かが頭の中から抜けているんじゃないかと心配になっちゃいました。あと「一日目を超えたい!」みたいなプレッシャーも自分の中にありました。

 

──二日目の公演を観させていただいたんですが、そんなプレッシャーを感じさせないほど皆さん堂々としていて、ラストまでは必要最小限のMCで一気に突き進んでいったのが印象的でした。

 

真中 全てを出し切るということで持ち曲を全て披露させていただいたんですが、ノンストップに近い形でやらせていただきました。前半は息が上がる曲をぶっ続けでやったので、いつもより呼吸が浅くなりましたし、汗もすごくかきました。床面がLEDだったので、温度も高かったんですよね。広いステージだから、いつも以上に動き回って、ファンの方々の顔やペンライト、うちわなども見ていたので、脳みそもフル回転で、大量のカロリーを消費した感覚がありました。

 

──二日目のラストのほうで、一人ずつ手紙を読むコーナーがありましたが、号泣するメンバーが続出しました。

 

月足 もともと私は涙もろくて、二日間ともステージに出た瞬間から最後まで、気を抜いたら涙が出ちゃうぐらいの状態だったんです。だから手紙を読むときは一気に感情が昂りました。

 

──皆さん長文で心のこもった手紙でしたよね。

 

仲川 お互いに手紙の内容を知らなかったので、こんなことを考えていたんだって驚きもありました。

 

真中 一日目は心の中で思っていることをお話させていただいたんですが、事前に短めにと決めていたのにも関わらずメンバー全員がどうしても長くなってしまって。二日目の手紙も、みんな絶対に泣くから、気持ちがまとまった状態で読もうと話していたんですが、やっぱり長くなりましたね。

 

月足 いつも私たちは気持ちを伝える場になると、スタッフさんから「さくっとお願いします」と言われていたのに長くなってしまうんですよね(笑)。それぐらい、みんな感情が前面に出ちゃうんです。

 

──武道館単独公演が全て終わった直後の気持ちはいかがでしたか。

 

仲川 達成感! だけど次の夢を叶えるために切り替えなきゃなと思いました。FRUITS ZIPPERにとって武道館は通過点だし、私から「さいたまスーパーアリーナで3周年を迎えたい」と宣言したので、言っちゃったからには本気で目指さないといけないなと。9月からは初のホールツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2024 – AUTUMN -」も始まりますし、気を引き締めて、みんなで頑張っていきたいです!

 

<FRUITS ZIPPER・月足天音さん&仲川瑠夏さん&真中まなさんインタビューは後編に続く>

7/20(土)午前6時30分公開
FRUITS ZIPPER(月足天音&仲川瑠夏&真中まな)が語る2024年上半期ベストバイ&オフの過ごし方とは?

 

FRUITS ZIPPERの最新情報は公式HP(https://fruitszipper.asobisystem.com/)をチェック!

 

 

撮影/中村 功 取材・文/猪口貴裕

鈴木慶一「ヒット曲がなくとも50年間バンド活動を“続けてこられた”。これが我々にとって非常に大事なこと」

1975年の結成以来、常に最先端の音楽を追求し続けてきたムーンライダーズ。CSのホームドラマチャンネルでは、そんな彼らの軌跡を追う特別プログラムを3か月連続で放送。バンド活動30周年を記念した2006年の日比谷野外大音楽堂でのライブ映像を軸に、彼らの音楽との向き合い方に迫った映画『マニアの受難』をはじめ、ニューウェーブ時代の名盤『カメラ=万年筆』の再現ライブ、さらには生涯現役宣言をしたのちの『moonriders LIVE 2022』など、どれもがムーンライダーズを語るうえで欠かせない映像ばかり。放送を前に、バンドのフロントマンである鈴木慶一氏にそれぞれの見どころをうかがった。

 

鈴木慶一●すずき・けいいち…1951年8月28日、東京都出身。1972年、「はちみつぱい」を結成。1975年、「はちみつぱい」を母体に「ムーンライダーズ」を結成。個人としては70年代半ばより、アイドルから演歌まで多数の楽曲を提供するとともに、CM、映画、ゲーム音楽を作曲。代表作にゲーム『MOTHER』シリーズなど。映画音楽では『座頭市』(北野武監督)で日本アカデミー賞最優秀音楽賞。現在は、ケラリーノ・サンドロヴィッチとのユニット「No Lie-Sense」や松尾清憲とのデュオ「鈴木マツヲ」としても活動を行っている。X

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バンドとしての最終目標はない。常にあるのは前作よりも質の高い音楽を作ること

──今回の「ムーンライダーズ セレクション」はバンドとしての《過去》と《現在》が楽しめるラインナップになっています。最初に、この3作品が放送されることへの感想をお聞かせください。

 

鈴木 感謝の気持ちでいっぱいです。特に2006年の映画『マニアの受難』は商品として入手が困難になっているそうで。それを多くの方に観ていただけるのは、大変うれしいことです。本当にありがとうございますという気持ちです(笑)。

 

──『マニアの受難』は2006年に日比谷野外音楽堂で行われた30周年記念ライブの映像を軸に、高橋幸宏さんやPANTAさん、あがた森魚さんなど、多くの関係者やアーティストへのインタビューも交えた、ドキュメンタリータッチの作品になっています。

 

鈴木 皆さんのインタビューカットはどれも面白かったですね。特に、レコード会社関係者のコメントは、どれもド真ん中を突いているなと思いました。というのも、当時の我々にはヒットチャートに載るような代表曲がなく、そのため、「ウチでヒット曲を作りましょう」と熱意を持って仰ってくださっていたんです。それは非常にありがたいことではあったのですが、ただ我々としては、どうしてもそのときどきで作りたい音楽をやるというのが優先順位のトップにあり、そこが譲れない部分でもあった。ですから、アイデアをいただいても、右の耳から左の耳へ抜けてくようなことが度々ありまして(笑)。映画の中でレコード会社の方々が語っている、「言うことを聞いてくれない」という言葉は本音だったんだろうなと思いましたね(苦笑)。

映画「マニアの受難」より(C)2006 MediaCraft/White Noise Production

 

──この2006年の30周年を経て、ムーンライダーズは一度、2011年に活動を休止しました。その後、期間限定の復活ライブなどを挟みながら、完全な活動再開の宣言をしたのが、今回放送される2020年のライブ『Special Live 「カメラ=万年筆」』でした(9月放送予定)。

 

鈴木 このライブが現在のムーンライダーズの起点になっていますね。2020年の4月頃からメンバーと、「そろそろ(アルバム制作を)やっとかないと、いつまたやれるかわかんないぞ」とメールのやりとりをしまして(笑)。それでひとまず、それぞれでデモ曲を作ることにしたんです。アルバムを作るのも約10年ぶりなわけですし、みんなが今どんな音楽を聴いていて、どんな曲を作るかもわかりませんでしたから。ただ、大量のデモが集まったのはいいけど、次に“はたしてみんなの演奏はどうなのか”という壁にぶち当たった。そこでアイデアとして、ちょうど40年前の1980年にリリースしたアルバム『カメラ=万年筆』の楽曲をフルで再現してみようという話になったんです。でもね、これがきつかった(笑)。

 

──と言いますと?

 

鈴木 『カメラ=万年筆』はニューウェイブ真っ盛りの時期に出したアルバムだから、テンポがものすごく速い。しかも、むちゃくちゃややこしい録音の仕方をしていた。アナログでレコーディングをしながら、一部分だけエコーをかけたり、電気掃除機の音を入れてコーラスの音が吸い込まれるような音を入れてみたり。そんなことばっかりをやっていた時代だったんです。

 

──そうした実験的な音楽作りは、『Special Live 「カメラ=万年筆」』でも見事に再現されていました。

 

鈴木 ライブは当時コロナ禍ということもあり、無観客配信ライブという形になりました。また、『幕間』という曲を作ってくださった佐藤奈々子さんが新しい歌詞を書いてきて、その歌詞を詠んでくれた以外は我々6人だけでしたので、まるでスタジオで録音しているかのような雰囲気のライブになりましたね。

ムーンライダーズSpecial Live 「カメラ=万年筆」

 

──そして2022年3月に『moonriders LIVE 2022』(8月18日放送予定)を開催。会場となった日比谷野外大音楽堂は前述の2006年のライブ以来、16年振りでした。当時のセットリストを振り返っていただけますか?

 

鈴木 このセットリストは本当に辛かった(笑)。話の時間を少し戻すと、2020年から始まったアルバム制作では48曲ほどデモが集まったのですが、それをアルバムにするには10曲ぐらいに絞らないといけなくて。でも、我々では選びきれないので、選曲してもらうために、信頼を置ける人たちで構成されたチームを作ったんですね。我々は彼らを「G.H.Q.」(Geek High Qualityの略)と呼んでいるんですが(笑)、その彼らにライブのセットリストの叩き台も作っていただきました。選んだ曲を見ると、ライブ会場が野音ということで、ビル街の野外で演奏することを意識して選んでくれたのかなと思います。

 

──「辛かった」というのは、難しい曲が多かったということでしょうか?

 

鈴木 ライブで1〜2回しかやっていないような曲もあって大変でしたね(笑)。若い頃だったら練習しなくてもなんとかなったんです。でも、練習しないと覚えきれない年齢になりましたから。また、おそらくライブでは2回目だと思うのですが、ホーンセクションにも出ていただいたので、ホーン用のアレンジもしなくてはいけなかった。ですから、どれも楽しいというより、一生懸命という感じでした。ただ、そうやって別の誰かにセットリストを頼んだことは、結果的にすごく良かったなと思います。それ以降のライブでも、バンドのサポートメンバーとしてずっと参加してもらっている澤部渡くん(スカート)や佐藤優介くん(カメラ=万年筆)に選曲をお願いをしていますしね。

 

──『moonriders LIVE 2022』のセットリストで印象に残っている曲はありますか?

 

鈴木 選曲した人の意志が強く働いているなと感じたのは1曲目の『いとこ同士』。1996年に20周年ライブを同じ野音で開催し、その時、コンピューターが暴走して、曲が終われなかったという過去があるんです。だから、「今度はちゃんと最後まで演奏してください」という意味も込めて、1曲目に選んできたのではないかと思います(笑)。また、30周年の記念シングルとして作った『ゆうがたフレンド(公園にて)』は、それこそライブでめったに披露していない曲で。リハーサルをしていて、こんないかした曲があったのかと思い出しましたね(笑)。

moonriders LIVE 2022

 

──さて、2026年にはムーンライダーズ結成50周年を迎えます。活動を始めた頃はこれほど長く続けたいという思いがあったのでしょうか?

 

鈴木 全然なかったです。音楽を始めた時はスタジオでレコーディングをしたいという意識がすごく強く、スタジオに行けること、レコードを出せることが何よりも嬉しかったんです。でも、いざレコードを出すと、その作品に対する過度の愛情がなくなってしまって。それは、“次は何を作るか”ということをすぐに考え出してしまうからで、そうやって50年近くやってきたんです。これ、簡単に言ってますけど、実は結構大変なことなんですよ(笑)。自分たちが作ったものに対する愛情をかなぐり捨てて、次に向かうわけですからね。けど、そこにとどまっていたら、きっと次には行けないし、そこでおしまいになっていた。もしくは、どんどんクオリティが下がっていったでしょうね。また、そうした、前作よりもクオリティを下げたくないという思いがいつも次の目標になっていたので、バンドとしての最終目標というものもなかった。もちろん、代表曲やヒット曲を出したいということが最終目標であってもいいし、たまにそうしたことを考えた時期もありました。でもヒット曲がないまま、50年間バンドを続けてこられた。この“続けてこられた”という事実が、自分たちにとって非常に大事なことだと思いますね。

 

──最後に、放送をご覧になられる方にあらためてメッセージをお願いいたします。

 

鈴木 そうですね……2006年から2020年の、そして2022年にいたるまでの経年劣化をご覧ください(笑)。いや、そこは観てもしょうがないか(苦笑)。でも、確実に変化はしていますからね。特に2006年はメンバー全員がステージにいる。これは我々にとってもすごく大きなことです。2022年にアルバム『It’s the moooonriders』を出した際も、最初はわりと気軽に作り始めたのですが、いざ作業を始めると、2013年に亡くなったドラムのかしぶち哲郎君の喪失感がものすごく湧いてきた。作詞・作曲する人が一人いなくなるというのは、アルバムの中にその人が作ってきたスペースがなくなるわけですから。その意味では、もし次にアルバムを作るとしたら、きっとまた全然違うでしょうね。今度はキーボードの岡田徹君までいないわけですし。こうした状況がいつか訪れるかもしれないなというのは、思ってもみなかったことでした。ずっとこのまま6人なんだろうなと思い続けてきましたから。だからこそ、6人全員がそろっている2006年の野音は我々にとっても非常に特別なものだと言えます。

 

 

【連続企画】ムーンライダーズセレクション

映画「マニアの受難」 ※テレビ初放送
7月7日(日) 午後7:30 – 午後9:15

映画「マニアの受難」より(C)2006 MediaCraft/White Noise Production

 

moonriders LIVE 2022(2022年3月13日(日)東京・日比谷野外音楽堂公演) ※テレビ初放送
8月18日(日) 午後5:45 – 午後8:15

moonriders LIVE 2022

 

ムーンライダーズSpecial Live 「カメラ=万年筆」(20220年8月25日 東京・渋谷クラブクアトロ)
9月放送予定 ※テレビ初放送

ムーンライダーズSpecial Live 「カメラ=万年筆」

 

「ムーンライダーズ セレクション」特設ページ https://www.homedrama-ch.com/special/moonriders

 

 

取材・文/倉田モトキ

BiS 現体制によるAxSxE&フルカワユタカ・プロデュース楽曲の新Ver.が配信スタート「もっと楽曲を好きになってくれたら」

BiSが2024年2月にリリースしたアルバム『NEVER MiND』に収録されている「STiLL BE CHiLD」「NO CHOiCE」「LAZY DANCE」「なまえをよんで」の4曲について、現体制の5人ver.の音源が配信開始された。

 

「STiLL BE CHiLD」「NO CHOiCE」はAxSxEプロデュース楽曲、「LAZY DANCE」「なまえをよんで」はフルカワユタカ (DOPING PANDA)プロデュース楽曲となっている。

 

5月1日には、同アルバム収録の「R.U.N」「Sakura」「悲しみを纏う男たちの行進」のNEW TYPE Ver.をリリースしており、今回はそれに続く第2弾となる。現5人体制になってから、彼女たちを支えてきた楽曲の配信リリースにあたり、メンバーよりコメントも到着した。

 

クレナイ・ワールズエンドは「ライブで研究員と大切に育ててきた楽曲たちをNEW TYPE Ver.として配信リリースできました。新たな一面だったり、気づけなかった部分だったりを見つけて、もっと楽曲を好きになってくれたらうれしいです」と。

 

ナノ3は「新体制の私たちをたくさん支えてくれていた曲たちをNEW TYPE ver.として、配信リリースできることすごくうれしいです! 配信で楽しんでもらって、是非ライブでもこの曲たちのパワーを受け取ってほしいし、日常生活でもこの曲を聴いてみんなにパワーを与えられたらなと思っています」とメッセージを。

 

ヒューガーは「4曲とも、音源で聴く良さと、ライブで皆とつくりあげるという違った魅力を兼ね備えているので、このNEW TYPE Ver.をきっかけに興味を持ってもらえたら、是非気軽にライブにも足を運んでみてほしいです! 」と呼びかけている。メンバーからのコメント全文は以下に掲載。

 

メンバーコメント

■イコ・ムゲンノカナタ

ポジティブな歌詞でずっと支えてもらっている「LAZY DANCE」/ 「なまえをよんで」と研究員との結束力を強くしてくれた「STiLL BE CHiLD」/ 「NO CHOiCE」のNEW TYPE Ver.! 是非たくさん聴いてください!

 

■クレナイ・ワールズエンド

ライブで研究員と大切に育ててきた楽曲たちをNEW TYPE Ver.として配信リリースできました。4曲ともポップで寄り添ってくれる歌詞なので、聴けば聴くほど明るい気持ちになれます。新たな一面だったり、気づけなかった部分だったりを見つけて、もっと楽曲を好きになってくれたらうれしいです。

 

■トギー

温かい気持ちになれたり、背中を押してくれたりする曲たちの優しさを感じながら、今の私たちの声を聴いてもらえたらうれしいです。あなたにとっても大切な曲になりますように!

 

■ナノ3

新体制の私たちをたくさん支えてくれていた曲たちをNEW TYPE ver.として、配信リリースできることすごくうれしいです! 配信で楽しんでもらって、是非ライブでもこの曲たちのパワーを受け取ってほしいし、日常生活でもこの曲を聴いてみんなにパワーを与えられたらなと思っています。たくさん聴いてくれたらうれしいです!

 

■ヒューガー

ライブでは既に定番曲になっているAxSxEさん、フルカワさんプロデュースの楽曲をNEW TYPE Ver.として配信リリースすることができ、すごくうれしいです。

4曲とも、音源で聴く良さと、ライブで皆とつくりあげるという違った魅力を兼ね備えているので、このNEW TYPE Ver.をきっかけに興味を持ってもらえたら、是非気軽にライブにも足を運んでみてほしいです!

 

配信情報

「STiLL BE CHiLD (NEW TYPE Ver.)」「NO CHOiCE(NEW TYPE Ver.)」
「LAZY DANCE(NEW TYPE Ver.)」「なまえをよんで(NEW TYPE Ver.)」
配信中

各配信サイト:https://bis.lnk.to/nevermindnewtype

 

リリース情報

配信アルバム「NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)」

配信アルバム「NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)」
2024年9月4日(水)発売予定

 

ツアー情報

「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」

「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」
2024年9月1日(日)大阪・Live House Pangea
2024年10月6日(日)宮城・LIVE HOUSE enn 2nd
2024年10月26日(土)福岡・小倉FUSE
2024年11月3日(日)愛知・栄R.A.D
2024年12月28日(土)東京・新宿MARZ

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

アイナ・ジ・エンドのBiSH解散後の1年にNHKが密着 ライブパフォーマンスも『Venue101』スピンオフ特番7・6放送【コメントあり】

『Venue101 Presents What is アイナ・ジ・エンド?』(NHK総合 午後11時~11時45分)が7月6日(土)に放送される。

『Venue101 Presents What is アイナ・ジ・エンド?』(c)NHK

 

毎週土曜日に放送中の音楽番組『Venue101』。そのスピンオフ特番『Venue101 Presents』にアイナ・ジ・エンドが登場する。

 

昨年6月のBiSH解散後に本格的にソロアーティストとして活動をスタートしたアイナ・ジ・エンドの1年にNHKのカメラが密着。本邦初公開の映像満載で送る。

 

アーティストとして、自ら楽曲を作詞作曲、ドラマや映画の主題歌でも大きな話題となり、今年9月にはソロとして初の日本武道館ライブも控える。また、ダンサー、振付師、さらに俳優としても昨年の話題作、岩井俊二監督の「キリエのうた」に出演し、日本アカデミー賞をはじめ新人賞を総なめにするなど、多方面で才能を発揮している。

 

これだけマルチに活躍する彼女はいったい、どういう環境で才能を育み、何に影響を受けて、どういう経験を積み重ねてきたのか。

 

番組では、メディア初出しとなる大阪の実家でのロケ、さらに大きな影響を与えた家族、友人、ダンスの先生の証言、そして上京後初めて一人暮らしをした街・中野を本人が巡るロケを敢行し、彼女のルーツに迫る。

 

さらに、彼女の多方面にわたる魅力を、間近で見てきた岩井俊二、小林武史、TK(凛として時雨)、アオイヤマダが語る。

 

そしてアイナ・ジ・エンドの真骨頂、ライブパフォーマンスも披露。最新曲「Love Sick」の初パフォーマンス、そしてアイナにとって大切な歌の生パフォーマンスも放送する。

 

アイナ・ジ・エンド コメント

アイナ・ジ・エンドです。

実はもう1年近く、NHKの方々に密着していただいておりました。ダンススタジオや、レコーディング。

千葉の富津岬まで来てくれたり。

ライブも楽屋も。たくさん来てくださいました。

最後あたりはもうカメラが回ってることを忘れるぐらい、自然に一緒に過ごしていました。

何も起こらない日々から、何かが生まれる瞬間。

何かが生まれた後に、また違う人間になっていく様。

人間の変わりゆく日々。

私は私のことがあんまりよく分かっていないけれど、この密着してくださった中で、少しずつ自分が分かっていきました。

そんな今までを、特番にしていただけます。

ありがたいです。。。

そして、わがままを聞いて下さり、この日限りのステージで貴重な曲をパフォーマンスさせていただけることになりました。

スタッフさんと作り上げる空間は素晴らしくヒリヒリして楽しかったです。

最高です。絶対見てほしいです。

7月6日。 良かったら、アイナ・ジ・エンドを一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。

 

番組情報

『Venue101 Presents What is アイナ・ジ・エンド?』
NHK総合
2024年7月6日(土)午後11時~11時45分

(c)NHK

ダウ90000蓮見翔がゲスト陣と音楽フェス開催を目指す「いつかサンボマスターさんにも…」『ダウ★ツーマン』

蓮見翔が主宰する8人組ユニット・ダウ90000が将来音楽フェスを開催すべく、今をときめくアーティストとのコラボを行う『ダウ★ツーマン』(毎週月曜 深夜2時34分~2時54分)。マンスリーゲストとして毎月アーティストを迎え、トークやライブなどで親交を深めていく実験的音楽ショーだ。

蓮見翔(ダウ90000)

 

今回は、そんな同番組でMCを務める蓮見さんにインタビューを敢行。これまで3組のアーティストとのコラボを経て感じていることや番組に感じる魅力、ご自身の音楽遍歴や7月放送回の見どころなどを聞きました。

 

◆番組が放送開始されて約2か月が経ちますが、現在の心境は?

この番組を始めるに当たって、プロデューサーさんに「好きな人じゃないと興味を持って話を聞けない」とお伝えしたのもあるのか、現状は僕が好きなアーティストとして挙げた30組くらいの中からゲストを呼んでいただくという、大御所のようなことをやっています(笑)。なので収録に当たって何か用意する必要もなく、むしろ会話していく中で聞きたいことがどんどん生まれていくんです。もうずっと話していられるのですが、毎回大西(洋平)アナに止められてしまうという…(笑)。 でも、大西アナがいるおかげで全体の進行を気にせずに話せるので、いつもありがたく思っています。バラエティに出るのとはまた別の緊張を感じるのですが、この番組では好きな話ができるので、そういう意味でも楽しくやれている感じはします。まさに趣味が仕事につながっているのと、もうちょっと年を取らないとこういう番組はできないんだろうなと思っていたので、この早さでやれたことが本当にうれしいです。

 

◆実際にアーティストの方々とコラボされての印象はいかがですか?

当初は気難しい方もいらっしゃるのだろうなと思っていたのですが、皆さん優しい方ばかりで、話していても楽しいです。“創作する側”という意味では出力の一番最後が違うだけなので、聞いていて共感できる部分も多くて。時に嫌がりながら作っているとか、“降ってくる”みたいなことはあまりないとか…(笑)。ただ、皆さんざっくり言えば“すごい人”なので当たり前のように話していることが面白かったりしますし、普段あまり話すことのない方の考えを知れるのもこの番組の魅力だと思っています。

 

◆蓮見さんは日常どういうタイミングで音楽を聴かれるのでしょうか。

作品を書いているときは基本的にずっと音楽を聴いています。Apple Musicでプレイリストを作り、それをシャッフルで流してずっと聞いている感じです。なので、普段の音楽の楽しみ方的に現実味がないので、ご本人に会えると余計にうれしくて。会えると思っていなかった分緊張もするのですが…(笑)。そうやって音楽を流しているとたまに「おっ」と引っかかる曲と出合い、曲名を覚えてプレイリストに入れ、それをどんどん繰り返していく感じです。ただ、好きな曲だと曲を聞くことに集中してしまうので、好きな曲こそ何も思いつかないようなときに聞いていることが多いです。

 

◆蓮見さんと音楽の軌跡を教えてください。

僕は父親がギタリストなのですが、「これを聴け」と言われるようなことはなく、小学校3年生の時に自分でお年玉を貯めてiPodを買ったことが始まりです。父親が音楽学校の講師をやっていて、よく学校に置いてあったCDの音源を入れてきてくれたのですが、適当に入れてくるので好きな音楽と出合うのが難しく、もう自分でCDを買おうと(笑)。当時はお金がなかったのでBOOK OFFなどに通い、知っている名前を見つけては買うということをしていました。最初はBUMP OF CHICKENを好きになり、そこから邦ロックにハマっていき、高校生になると周りも音楽好きな人が多かったのでいろいろ教えてもらって。BUMP以外だとKANA-BOONやスピッツ、andymori、サニーデイ・サービス、ハヌマーン…などをよく聴いています。

 

あと、小学校3年生の時の担任の先生が歌謡曲を教えてくれたんですよ。なので、家でもよく井上陽水さんを口ずさんでいたのですが、小さい子が歌謡曲を歌っているのが面白かったのか親がいつも笑っていて。でも、僕はそれがうれしくて他にもいろいろ歌謡曲を覚えていき、今もずっと聞いています。

 

◆蓮見さんの人生の中で印象に残っている1曲を挙げていただくと…?

スピッツの「コメット」という曲は要所要所で聴いています。歌詞が好きというのもあるのですが、この曲を聞いた後に物事がうまくいくことが多く、ゲン担ぎのようになっていて。今ラジオもやらせていただいているのですが、そこでも初回の1曲目にかけました!

 

◆今後、番組にゲストとして呼んでみたい方は?

かなわないのだろうと思いつつも、今後番組でフェスを開催することを念頭に置くならサンボマスターさん。これまで行ったフェスで見た中でサンボさんが一番カッコ良かったので。持ち時間が普段より短く、“お客さんに一番インパクト残したやつが勝ち”みたいな場所でサンボさんが圧勝していて。なので、いつか間近でライブを見たいな、という思いは断トツかもしれません。

 

◆7月放送回の見どころを教えてください

7月放送回は少年キッズボウイさんが登場するのですが、すごく好きで、先日開催した(ダウ90000)の単独公演の曲も作っていただいたんです。僕はかなり早めに見つけられたと思っているので(笑)、皆さんにもぜひチェックしていただけたらうれしいです。

 

◆最後に、蓮見さんが日常的に“ツーマン”(対決)していることは?

アスパラとホタルイカのパスタ作りです。もう何度も作っているのですが、一回もおいしくできず悔しくて…。というのも、10年前くらいにこのパスタをどこかで見かけて、絶対おいしいだろうなと思っていたのですが食べる機会がなくて。それで、引っ越してキッチンが大きくなったのを機に料理するようになったので、10年越しに自分で作ってみようと。レシピを2種類くらい見つけたのでそれぞれ作ってみたのですが、全くおいしくならず…今ずっと格闘しています。春が終わる前に、旬のうちに作り終えたいです(笑)。

 

PROFILE

蓮見翔

●はすみ・しょう…1997年4月8日生まれ。東京都出身。A型。

 

番組情報

『ダウ★ツーマン』

テレビ朝日 ※関東ローカル

毎週月曜 深夜2時34分~2時54分

※ABEMA、TVerで無料配信。TELASAではこれまでの放送回も見逃し配信中。

 

番組公式X:https://x.com/dauthushin

 

●photo&text/片岡聡恵

Lucky Fes’24開催! 誕生から3年、目指すはアジア最大のテーマパーク型フェス! プロデューサー・DJ DRAGONインタビュー

茨城の夏をアツく彩る音楽フェスティバルが今年もやって来る! 7月13日~15日に「アジア最大のテーマパーク型フェスを目指して!」をテーマにした「Lucky Fes’24」が開催される。日本国内はもとよりアジア5か国の豪華アーティストが茨城県「国営ひたち海浜公園」に大集合。その企画統括からブッキングプロデュースまでを担うのがDJ DRAGONだ。地元FM局のラジオDJとしても活躍するフェス・プロデューサーに、“オラが町”の大規模イベントの見どころや誕生秘話を聞いた。

 

DJ DRAGON●でぃーじぇい・どらごん…1968年3月13日生まれ。茨城県出身。日本のクラブDJ、ラジオDJ、デザイナー、クリエイティブ・ディレクター、LuckyFES 企画プロデューサー。現在はBLACK JAXX(武田真治、ドラゴン)でDJ&MCを担当。XInstagram

【DJ DRAGONさん撮り下ろし写真】

 

ベトナムのアーティストと日本の人気俳優が初のステージ共演!

──いよいよフェスの開催まで1か月を切りました。

 

DJ DRAGON 当日が近づくにつれて時間の進むスピードが加速しているのを実感しています。どれだけ片付けてもやることが残っていて。毎年、最後の最後までバタついています。実はまだブッキングなどの調整を続けている状況でして……(苦笑)。

 

──え!? すでに100組以上のアーティストの参加が発表されていますが?

 

DJ DRAGON まだプログラムに空きのある部分があるんですよ。こればかりは例年通り、「7月13日空いていませんか?」みたいなやりとりを直前まで続けることになると思います。今のタイミングで売れっ子にオファーをかけてもほぼ無理なのは承知の上なんですけど。

 

──今年のテーマは「アジア最大のテーマパーク型フェスを目指して!」。これまでのフェスとはひと味違うプログラムが組まれているのでしょうか?

 

DJ DRAGON まさに日本を飛び越えちゃっています! タイ、ベトナム、モンゴル、台湾、韓国の5か国のアーティストに来ていただける予定です。例えば、今年初参加の「Chillies(チリーズ)」というベトナムのバンドをご存じですか?

 

──すみません!勉強不足で存じておりませんでした‥‥。

 

DJ DRAGON いえいえ、それが当然の反応です。多分日本で生活していると知る由もないと思います。ただ、ベトナムではサブスクで最も聴かれているバンドで、日本でいうところの「ミスターチルドレン」みたいな扱い。その生演奏をわざわざベトナムに行かずとも茨城で見られるのはかなり胸アツなこと! しかも、今回は俳優の森崎ウィンさんとセッションするステージも披露する予定です。今年1月にコラボレーションした楽曲をリリースしたばかりで、それを日本で生披露するのは初めて。実は、森崎さん本人から「『Chillies』が出るなら出たいです!」と逆オファーをいただいて実現しました。

 

──「知らない」を理由にスルーするのはもったいないですね。

 

DJ DRAGON 絶対に見ていただきたいステージの1つです。ちなみに、Chilliesに限った話ではありませんが、ちゃんと出演アーティストの楽曲を予習してから当日を迎えるのをオススメします。やっぱり、知っている楽曲が流れてきたらうれしいもんです。ぜひ、毎日のように出演アーティストの楽曲を空気を吸うように聴いていただきたい。これまで触れてこなかった新ジャンルの扉が開かれると思います。あと新ジャンルといえば、今年は「エクディズ」こと韓国の人気バンド「Xdinary Heroes(エクスディナリー・ヒーローズ)」も来日します。いわゆる“K-ROCK”になります。

 

──K-POPはかなり浸透していますが、“K-ROCK”は初耳です。

 

DJ DRAGON 「韓国文化放送」(MBC)とコラボレーションするステージで登場する予定です。MBCさんから提案をいただいたことで今回実現したんですが、まだ韓国のロックバンドは日本にほとんど進出できていません。というのも、“ロック大国”と呼ばれる日本にはあまり需要がない。たくさんの人気ロックバンドがあって、曲や歌詞に込められたメッセージ性を楽しむ文化も根付いていますからね。一方で、若者を中心に日本人のファンを獲得できたK-POPは完成度の高いダンスを視覚的に楽しむ側面が大きいと思います。例えば、「New Jeans」にしても英語の歌詞の意味を理解できなくても若年層を惹きつける魅力がありますよね。日本国内では馴染がないかもしれませんが、エクディズをはじめとしたK-ROCKは海外ではヒットしています。そんなグローバルに活躍しているアーティストの存在を知れるのもLucky Fes’24ならではかもしれません。

 

──どうして、日本を飛び越えてアジア圏のアーティストを呼ぶことにしたんですか?

 

DJ DRAGON 昨年の「Lucky Fes’23」が終わって、堀義人総合プロデューサーと今年の話をした時に「次はアジアをやろうか」みたいな話になりました。最初は12か国を集める計画だったんですよね(笑)。ぶっちゃけた話をすると、アジアの有名アーティストを呼んでも動員には大きな影響はないんです。さっき紹介したChilliesも日本国内にファンはいますが、どちらかといえばニッチな存在には違いありません。ですが、堀さんとのコミュニケーションの中では「トライあるのみだよね」というふうにまとまりました。実際に、コロナ禍が明けてからの日本には都心や観光地を中心に訪日外国人が爆発的に増えていますが、そういったインバウンドに向けてのアピールを無視するわけにはいきませんからね。

 

──アジア圏を超えて世界に広げていく計画はあるんですか?

 

DJ DRAGON もちろん!しかしながら、まず世界の前に「フジロックフェスティバル」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、「SUMMER SONIC」のような誰もが知っているフェスにするのが目標です。そして、ゆくゆくは日本人のみならず訪日外国人にとって、旅の目的がLucky Fesになるのが最終ゴールです。現実問題、インバウンドの波はフェスにまで届いていません。そのほとんどがDJのいるような渋谷のナイトクラブには足を運んでいるんですが、アイドルやアーティストのライブにはほとんど来てくれません。ファンクラブで先行販売されるなどチケットの購入方法を含めていささか敷居が高くなっているのも否定はできません。その辺の問題を解決してフェスのために来日する外国人を呼び込んで茨城ひいては日本を活性化させたい!

 

わずか半年で準備した初開催で見いだした活路はあの人気アーティストだった

──そんなLucky Fesも今年で3年目を迎えます。22年の初開催は、一部のファンから「伝説のフェス」として語り継がれています。

 

DJ DRAGON わずか半年で準備しましたからね(苦笑)。「やるぞ!」という堀さんが号令を出したのは1月でした。3年間フェスの運営に携わってなおさら思うんですけど、半年でこれだけ大規模なフェスを作るのはあり得ないことなんですよ。堀さんも相談した人全員に「無理だからやめた方がいいですよ」と諭されたと聞いています。

 

──「茨城のフェス文化の灯を消すな!」が合言葉でしたよね。

 

DJ DRAGON 22年にロッキンが千葉に移転して茨城県民はかなりショックを受けていました。ひたち海浜公園を有名にしてくれたイベントで、僕ら県民一同にとって誇らしい存在でしたからね。僕の実家は土浦なんですけど、家族で集まった時にも「千葉に行っちゃうね……」と話題はロッキンがいなくなることばかり。普段、音楽にほとんど触れない体育教師の兄でさえもブルーな気持ちになっていたのには衝撃を受けましたよね。ロッキンはおろかフェスに行ったことない人がそこまで悲しむものなのかと。

 

──どのような流れで企画統括とブッキングを担当することになったのですか?

 

DJ DRAGON 個人的に「SANCTUARY」というお台場のダンスミュージックイベントを17年と18年に主催していて、堀さんがフェスをやると聞いて「なにかお手伝いできることがありましたら……」とSANCTUARYの資料を渡していたんです。そうしたら、「1回ミーティングしようよ!」と誘っていてだいて、運営プロデューサーの矢澤英樹君と堀さんの元に訪ねるや「よし、じゃあ、この3人でフェスやるから!」と伝えられて……。

 

──かなり軽い誘い方ですね!

 

DJ DRAGON そうなんです(笑)。でも、「どんな形になってもやり抜く」という堀さんの熱意はメチャクチャ伝わりました。その場でOKしたはいいですが、フェス当日まで苦しい階段を上がることになるんですよね。家族や友人からは「よくやった!」、「偉業だよ」と称えてくれましたがとにかく大変で、大変で……。この時点で2月だったんですけど、8月開催予定だったのが7月に早まってしまいましたし。

 

──想像もつかない地獄の日々が待っていたんですね。

 

DJ DRAGON プロジェクトをスタートしてみると苦労の連続でした。やはり、時間のなさと新規のフェスに対する不安感が影響してブッキングしたアーティストに断られてしまうんです。新参者のフェスがちゃんと集客できるかどうかも怪しいじゃないですか。アーティスト側としてもスカスカの会場で演奏するのは避けたいという意見がほとんどでした。“後釜フェス”なんて揶揄されることも珍しくありませんでしたよ。

──そんなアゲインストの風が吹き荒れる中でどのように活路を見いだしたのでしょうか?

 

DJ DRAGON 突破口になったのは「MAN WITH A MISSION」のブッキングでしょうね。今年も出演していただけるんですけど、もともと個人的に良いお付き合いをしていたのもあって、Lucky Fesを前向きなものとして捉えてくださっていたんですよね。あとは、茨城県出身のボーカルTOSHI-LOWのいる「BRAHMAN」が手を挙げてくれたのも大きかった。「え!? マンウィズ出んの?」、「BRAHMANが出るなら‥‥」みたいな感じでLucky Fesに対する信用が形成されていきました。そこから、「マカロニえんぴつ」や「Novelbright」が参加を決めてくれて一気に加速したイメージです。あと、ありがたいことに他局を含めて約30年間ラジオの世界に身を置かせていただいているおかげで形成された横のつながりにも助けられました。中でも「J-WAVE」さんには陰ながら多大なる協力をしていただいております。ライバル局のイベントなのに協力してもらえて本当に涙が出ました。

 

──豪華出演アーティストの中でも「水曜日のカンパネラ」はブレイクとドンピシャのタイミングでした。

 

DJ DRAGON ちょうど声をかけさせていただいたのがコムアイさんから詩羽さんにボーカルチェンジした時でした。そして、フェスの1か月前ぐらいに「エジソン」でスターダムを駆け上がった。用意していたのが一番小さいステージだったので当日はフレンズ(Lucky Fesの観客の愛称)でパンパン! 入場規制が必要なぐらい大盛況でした。やっぱり、自分らがオファーしたアーティストが世間に認められるのが感激の一言です。例えば、昨年「オトナブルー」でブレイクした「新しい学校のリーダーズ」もオファーをかけた23年初頭の段階では世間に見つかっていませんでした。そこから、ブレイクして、フェスに出て、そのまま「NHK紅白歌合戦」にまで出場しちゃうんですから。今年もブレイク前夜のアーティストを拝めるかもしれませんよ!

 

──初開催の2日目は「ヒップホップ」を中心にしたプログラムが組まれました。

 

DJ DRAGON 主催するLuckyFMで放送するヒップホップの番組と親和性を持たせるのが目的でした。ただ、前年にコロナ禍の中に愛知県で開催されたヒップホップイベントが矢面に立たされたのもあって、「海浜公園にならず者たちが集まってくるんじゃ……」と心配する声もチラホラ。「そんなわけないじゃん!」と一蹴したいところですが、ヒップホップ文化を知らない人たちにそう思われるのも致し方ない部分があるのは理解できます。それでも、Awichiさんをはじめとする名だたるメンバーが参加してくれたステージは最高でした。とはいえ、中高年がメインとなるラジオのリスナーにあまり刺さらなかったのは反省点です。やはり、原体験として若い頃に触れていたもんでないとエモーショナルな感情も抱きづらいですよね。

 

──どちらかというと中高年世代だと、昭和のビッグネームの方が馴染み深いですよね?

 

DJ DRAGON 杏里さん、石井竜也さん、相川七瀬さんをはじめとする昭和から平成にかけて活躍したアーティストの方が人気でした。リスナー層は1日目、若い世代が2日目に集中した印象です。そのバランスをうまくMIXさせるためにプログラムを作成する時には頭を悩ませています。さすがにKREVAさんぐらいメジャーな方であればジャンルを超えて知名度がありますが、いわゆるクラブやライブハウスが主戦場になるヒップホップは中高年のリスナーが出会うキッカケがありません。それでも、「Creepy Nuts」のように令和の時代にもヒップホップの垣根を超えるアーティストは存在します。世代を問わずに複数のジャンルの音楽を引き合わせたい。ちなみに、ウチの小学生の娘なんか「マキさんが一番よかった!」と大黒摩季さんのパフォーマンスが一番の思い出になっているみたいです(笑)。

 

来場者数は右肩上がりで収益も赤字から黒字へ

──まさに固定概念やジャンルに縛られるのは損なのがわかりました。

 

DJ DRAGON 実にもったいないですよ。アイドルの楽曲を全く聴いてこなかった人も世の中には一定数いると思いますが、例えば女性アイドルグループ「AMEFURASSHI」はビックリするぐらいかっこいいですよ! 楽曲がスタイリッシュなのはもとよりK-POPに負けないぐらいパフォーマンスもキレッキレ。昨年、彼女たちの初フェスがLucky Fesでした。今年もパワーアップした彼女たちのパフォーマンスが楽しみです。

 

──人気男性アイドルグループ「NEWS」も出演するんですね。

 

DJ DRAGON 多分、ライブでは茨城初上陸じゃないですか? 普段はドームツアーのような大きい箱でのライブ活動が主だけにかなりレアです。もちろん、NEWS目当てに来てくれるフレンズもたくさんいると思います。ぜひとも、普段聴くことのないアーティストと出会うキッカケになってくれたらうれしいです。フェスで人生観が変わるとまでは言えませんが、確実に人生が豊かになる体験の1つ。ラジオのリスナーさんでLucky Fesに足を運んでくれた60代の方が何人もいましたが、一様にして「(フェスの見方が)変わった」とおっしゃってくれました。音楽好きのマニアックな人たちだけが楽しめるイベントではないことはお約束できます。

 

──かつては個人協賛者席の存在が賛否を呼んだこともありました。

 

DJ DRAGON ネガティブな声もありましたが、社会的に立場のある人たちを招待するためには必要な措置だったと考えています。それでも、最初から最後まで個人協賛者席に滞在する人はほとんどいませんでしたよ。気がついたら、前の方に移動して他のフレンズたちと混ざっていました(笑)。堀さんに誘われて来たある経営者の方も「息子とのコミュニケーションの話題です」と報告してくれました。Lucky Fesが家族の共通言語になるのは理想中の理想ですよね。

 

──来場者数は初開催で約2万人、昨年の2回目が約4万人でした。そこから今年の目標12万人はかなり大きく出た印象です。

 

DJ DRAGON 「目標は大きく」という堀さんのスタイルです。ただ、現実としては10万人台という数字はかなり高いハードル。かなり厳しい目標だとは思いますが、現時点でチケットが昨年の倍のスピードで売れているんです。やはり、フェスの知名度が広がったことが影響しているのでしょう。6~8万人は目指せる固い数字だと思います。

 

──メディアでは厳しい収支の部分も報道されていました。

 

DJ DRAGON 全部、正直に公開しちゃっていますからね(苦笑)。数字が表すようにとんでもなく火の車ですよ。そもそも、あの規模のフェスをイチから立ち上げて数年で採算ベースに載せること自体が厳しいチャレンジ。それを堀さんが私財をはたいて開催しているわけです。その背景を知るだけに僕らスタッフは必死にやるしかないと思います。なんとか今年は黒字に持っていきたい。現時点では非現実的ではないと考えています。

 

──会場のひたち海浜公園は都心からのアクセスの悪さを危惧する声も絶えません。

 

DJ DRAGON まず、都心の人たちが思っている以上に近いという事実をお伝えしたい(笑)。JR品川駅から会場最寄りのJR勝田駅までは特急1本で約1時間30分。そこからシャトルバスで15分~20分程度ですからね。そりゃ、遠方と言われれば遠方なんですが、都内まで勝田から通われている人はたくさんいると思います。実はブッキングする上でも会場は利点になっているのが事実。アーティスト側からしたら遠くない認識みたいです。

 

──では、気をつけるべきは暑さ対策でしょうか?

 

DJ DRAGON ちゃんと帽子を被って、日焼け止めを塗って、こまめに水分補給をしてなどの熱中症対策さえしていれば想像しているよりも暑くないと思います。昨年はメインだったウォーターステージの照り返しがとんでもなく暑かったんですが、今年は大草原に移ったので幾分かラクになると思います。木陰もありますし涼しい風も吹くんですよ。入口からは少し歩きますが、2つのメインステージが隣接しているだけにトータルの歩行距離は短くなっています。繰り返しになりますが、熱中症対策と雨天時の雨合羽類をお忘れなく!

 

──改めて、堀総合プロデューサーとはどんなキッカケで知り合ったんですか?

 

DJ DRAGON 約8年前からLucky FMで毎週金曜日に番組をやらせていただいているんですが、当初から「今日飲みに行こうよ!」というノリで収録後に飲みに連れ出していただく仲だったんですよ。

 

──いささかフランク過ぎる気がしますが。

 

DJ DRAGON そうなんです(笑)。有名企業の社長さんからフェスに来るフレンズまで誰とでも気さくに話している印象です。X(旧Twitter)もマメにチェックしているみたいで、Lucky Fesについての投稿を見つけると自ら「いいね」したりしますからね。しかも、「フェス会場のトイレの数は大丈夫かな?」という投稿に対して「ちゃんと〇箇所あるから安心してください」というリプライまで自分で返してしまう。

 

──さながら広報担当の立ち回りですね。

 

DJ DRAGON 「フレンズたちの満足度が高いフェスにしなくてはダメだ!」という思いを常に考えている人なんです。時には悪態をつくような投稿もあるんですが、そういうのにもちゃんと返信しちゃいます。あまりの距離の近さにアンチから一転してファンになってしまう人も少なくないんですよね。ぜひ、会場で見かけたら声をかけてみてください。

 

Lucky Fes’24公式サイト https://luckyfes.com/

 

 

構成・撮影/丸山剛史 執筆/多嶋正大

STU48・岡田あずみが語る今のグループの強みと前キャプテンの存在「背中がずっとカッコよかったです」【1stアルバムインタビュー】

瀬戸内を拠点とするアイドルグループ・STU48が、1stアルバム『懐かしい明日』を2024年6月12日(水)にリリース。本アルバムには、1stシングルから10thシングルまでの楽曲に加えて、新曲も4曲収録される。今回は、4月からSTU48の3代目キャプテンに就任した岡田あずみにインタビュー。前キャプテンの背中を見て感じたこと、自身がキャプテンとして大切にしたいこと、そして1stアルバムにかける想いについて、お話を聞きました。

STU48アーティスト写真

 

◆2024年4月1日にSTU48の3代目キャプテンに就任したばかりの岡田さん。まだ数か月ですが、キャプテンとして活動してみていかがですか?

就任してから「STU48 7周年ツアー」が開催されたのですが、本番前の円陣で呼びかけをしたり、MCでしゃべる機会が多かったりなど、これまでとは立場が違うと感じる場面が多々あって。ツアーを通じて、キャプテンとしての責任を改めて感じています。

 

◆SNSでは不安やプレッシャーもあるとお話されていました。

すごく感じています。特にツアー初日はプレッシャーがかなり大きかったです。ステージ前の円陣はだいぶハキハキとできるようにはなりましたが、心のなかではまだ不安で……。でも、そういう不安に負けずに自分がキャプテンだという気持ちをしっかり持って、これからも頑張っていきたいと思います!

 

◆これまでリーダーやキャプテンをやった経験はありましたか?

全然なくて。むしろ何かとお世話をしてくれるお姉ちゃんに頼って、甘えながら生きてきたと自負しています(笑)。学校でも委員長とかをやるタイプではなかったですね。ただ、STU48に加入するきっかけとなった「STU48×ASH New Wave Project」の最終審査合格者4人のなかで、私はいちばん年上だったんですよ。当時、まだ中学生だった子もいたので、「他の子よりお姉ちゃんなんだから、私がしっかりしないといけない」という気持ちがあって。3期研究生が加入してから行った「STU48 研究生 夏の瀬戸内ツアー2023」でも、誰がリーダーと決まっていた訳ではありませんが、私は最年長に当たるポジションだったので、自分が引っ張っていかなきゃという気持ちがあって。

 

◆STU48に加入してから自然とリーダーシップを発揮する場面が増えたんですね。

そうなんです!そういう経験をしてきたから、今回キャプテンに選んでいただけたのかもしれません。

 

◆前キャプテンの今村美月さんの活動は、岡田さんの目にはどう映っていましたか?

歌もダンスもすべてに秀でていて何でもこなせるキャプテン。背中がずっとカッコよかったですし、メンバーを優しく包み込んでくれました。みんなが憧れる存在です。私もずっと憧れていました。

 

◆自身も今村さんみたいなキャプテンになりたいという気持ちはある?

初代キャプテンの岡田奈々さんもみちゅ(今村美月)さんも偉大な方なので、私がそんなふうになれるのかなぁとは思っちゃいますが、なりたいという願望はすごくあります!でも、私だからできるキャプテン像というのもあると思うので、それも見つけていきたいなと思っています。

 

◆今村さんの活動を見ていて、岡田さんがキャプテンとして大切だと思ったことは?

私、お披露目イベントでみちゅさんに声をかけてもらったことが忘れられなくて。当時はまだ加入して間もなかったですし、メンバーのみなさんとしっかりお会いするのも初めてだったんです。同期とドキドキしながら会場入りしました。そんなときにみちゅさんが「大丈夫?」って優しく声をかけてくださって。すごくうれしかったですし、緊張がほぐれました。私もこれから新しいメンバーが加入してくれたときは、優しく声をかけられる先輩、キャプテンでありたいなと思っています。

 

◆1stアルバム『懐かしい明日』についてお聞かせください。リード曲「愛の重さ」はどのような楽曲に仕上がっていますか?

主人公が、人から受けた愛の重さによって気が付いた感情を歌詞として表現した楽曲です!

 

◆STU48らしいメッセージ性の強さを感じる楽曲です。

ありがとうございます。メッセージ性が強い楽曲なので、ぜひたくさんの方に聞いてほしいです!

 

◆パフォーマンス面での見どころは?

ダンスはこれまでのSTU48にはないダイナミックな感じになっています。特にDメロからラスサビにかけてのダンスは首をグルグル回したり、全員で回転したりと激しいんですよ。ダンスの面ではこれまでにないSTU48を見せられるんじゃないかな。

 

◆MVは学校が舞台でした。撮影時の思い出をお聞かせください。

今回MV撮影に参加すること自体が初めてなので、緊張しながらの撮影でした!私は2.5期生と一緒に撮影するシーンが多かったんです。走り回ったり、叫んだり、いろいろとやりました。監督さんからは「ワイワイワチャワチャしてるふだんの4人を撮りたい」という言葉をいただいていたので、変に肩の力を入れずに、ふだんの自分たちを出しながら撮影に臨みました!

◆広島県出身の岡田さん。ぜひ広島県の自慢をしていただければと思います。

観光地もたくさんありますし、食べ物もおいしいものがいっぱいです!あっ、私のとっておき、いいですか?

 

◆なんでしょう!?

宮島の「ぺったらぽったら」!もち米に瀬戸内のカキを乗せたり、天然のアナゴを中に入れたりして、醤油たれを塗ってそれを炭火でこんがりと焼いた食べ物です!すっごくおいしいんですよ!!宮島に行く機会があったらぜひ食べてほしいです。

 

◆俄然、広島に行きたくなりました!私は野球もサッカーも好きで。

最近「エディオンピースウイング広島」っていう新しいサッカースタジアムができたんですよ!すごかったです。サッカー専用のスタジアムというのもあってか、ピッチとの距離がすごく近いなと感じました。めっちゃいいですよ!

 

◆広島はスポーツ観戦もできるし、食べ物もおいしいし、観光もできるんですね。

そうです!楽しみが盛りだくさん!激熱ですよ!

 

◆広島のご紹介、ありがとうございました!改めてSTU48についてお聞きします。岡田さんが思う今のSTU48の強みは?

STU48はメンバーが個性豊かなんです。可憐で清楚な子もいれば、明るくてにぎやかな子もいて。3期研究生が加入してさらにいろいろなキャラクターがそろいました。あとは歌声がいいメンバーが多いというのも魅力だと思っています。「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」では決勝まで残るメンバーも多くて。ファンの方からも歌が上手と褒めていただけることが多いんです。そういう強みを生かしていきたいですね!

 

◆メンバーの個性を見られるのは、各々がやっているSHOWROOM配信以外にもありますか?

メンバーそれぞれがやっているSNSですかね!Instagramでご飯や服を紹介しているメンバーもいますし、TikTokで「踊ってみた」動画をアップしているメンバーもいます。それぞれが個性を活かしながら投稿しているので、チェックしてみてください。

 

◆岡田さんもTikTokで「踊ってみた」動画をアップされていますね。

はい!踊るのが好きなので、TikTokで投稿しています。

 

◆学生の頃は吹奏楽部だったとお聞きしました。

そうなんですよ!アルトサックスを吹いていました。

 

◆いつか、「サックスを吹いてみた」などもやってみてください!

あー、確かに!いつかやってみたいですね!

 

◆STU48で今後頑張っていきたいことも教えてください。

ステージにおけるパフォーマンスの面で、もっと力を付けたいです。ステージを見に来てくださった方に感動してもらえて、より楽しんでいただけるコンサートやステージをもっともっと作っていきたいですね。

 

◆本日はありがとうございました。最後に、改めてアルバムの推しポイントを語っていただければと思います!

今回のアルバムには、1stシングルから10thシングルまでの楽曲とMVが収録されています。7年間のSTU48をギュッと詰めこみました! まだSTU48を知らない方はこの1枚でSTU48のこれまでを知っていただけるはず。リード曲を含めて新曲も4曲収録されているので、ずっと応援してくださっている方々も、もっとグループを好きになってもらえるアルバムに仕上がっていると思います。8年目を進んで行くSTU48のこれからを感じてもらえたらうれしいですね!

 

PROFILE

STU48

●エスティーユー フォーティエイト…国内6番目のAKB48姉妹グループとして2017年3月に誕生。「瀬戸内」エリアを本拠地とし、「1つの海、7つの県」を中心に活動するAKB48グループ初の広域アイドルグループ。瀬戸内(SeToUchi)の頭文字からSTU48(エスティーユー フォーティエイト)と命名される。瀬戸内7県を巡業公演しながら、全国に「瀬戸内の声」を届ける活動とパフォーマンスを展開中。

 

岡田あずみ

●おかだ・あずみ…2003年1月20日生まれ。広島県出身。A型。STU48の2.5期生。3代目キャプテンを務める。

 

INFORMATION

■リリース情報

1stアルバム『懐かしい明日』

2024年6月12日(水)発売

※Type A・B・劇場盤の3形態でリリース

 

CD:https://lnk.to/STU48_nastukashii_ashita_buy

ダウンロード・ストリーミング:https://lnk.to/oBLPOL7T

 

※リリース情報・公演詳細はSTU48公式サイトを参照

 

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/

STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_

STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/

STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

 

●text/M.TOKU

愛美「今この瞬間を楽しんで、人生を大切に生きる──そうした思いをアルバムタイトルに込めました」ニューアルバム『LIVE IT NOW』

声優、アーティストとして活躍する愛美が約2年ぶりとなるアルバム『LIVE IT NOW』をリリース。今作で彼女がテーマに掲げたのは“ライブ”と“人生”。ファンへの思いや自分が歌を歌うことの意味、そしてこれまで以上にロックな一面を打ち出した楽曲など、多彩なコンセプトを持った楽曲が並ぶ一枚に。7月からスタートするライブへの意気込みと合わせて、新たに収録された楽曲へのこだわりをうかがった。

 

愛美●あいみ…12月25日生まれ。2010年に『探偵オペラ ミルキィホームズ』にて声優デビュー。翌年には声優アーティストとして歌手活動をスタート。代表作に『戦姫絶唱シンフォギアXV』ミラアルク役、『アイドルマスター ミリオンライブ!シリーズ』ジュリア役など。『BanG Dream!』ではコンテンツから発生したリアルバンド「Poppin’Party」のフロントメンバー・戸山香澄役(Gt./Vo.)としても活躍。現在、『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』(ミレーヌ役)に出演中。公式サイトXInstagramYouTube

 

もし人生最後の歌を歌う時が来たら……

──アルバムのリリースは2年ぶりになるんですね。

 

愛美 そうなんです。自分では全くそんな感じがしなかったので、びっくりしました。

 

──アルバム名が『LIVE IT NOW』。このタイトルにはどのような思いを込められたのでしょう?

 

愛美 今回はアルバムのリリースと同時にライブツアーの開催も決定していたので、そこからイメージしていきました。私の中でライブって、“今、この瞬間を楽しむ空間”という思いがあるんです。また、LIVEには《生きる》という意味もありますので、“今を生きる”というメッセージも音楽で表現していきたいなと思ったんです。

 

──収録曲を見ると、前作『AIMI SOUND』以降のシングル曲を網羅しているとともに、一部のカップリング曲(『ザ・センセーション』『ステラメロウディ』)も収録されています。このセレクトされた2曲はいずれも愛美さんの作詞ですね。

 

愛美 確かに! 純粋に『LIVE IT NOW』のコンセプトに合わせて楽曲を選んだらこうなりました。『ザ・センセーション』はもともとライブで盛り上がれる曲を想定して作ったものなので、絶対に入れたくて。また、もう一曲の『ステラメロウディ』はリリースした時からファンの皆さんからの評判がすごく高かったんです。“推し”に対する気持ちを歌詞にしたもので、《推しは推せるときに推せ!》という名言もあるように(笑)、その気持ちってまさに『LIVE IT NOW』のテーマに合うなと思ったんです。

 

──ファンへの愛美さんの優しさが感じられる曲ですよね。それに、アルバム終盤に収録されていることからも、愛美さんにとって大切な意味合いを持っている曲なんだなと感じました。

 

愛美 この『ステラメロウディ』からアルバムラストの『will』への繋がりは少し悩みました。すごくきれいな流れのようでいて、実は受け取り方によってはちょっと残酷さもあるなと感じているんです。

 

──と言いますと?

 

愛美 先ほどもお話したように『ステラメロウディ』は“推し”に向けて書いた曲であると同時に、それを推される対象である私が歌うことで、皆さんが特別な感情を持って聴いてくれる曲になったと思うんです。でも、その後に続く『will』では、歌詞が《これが人生最後の歌になるかもしれない》という言葉で始まる。この一行で、もしかして私がこのアルバムでアーティスト活動を辞めてしまうのでは? という受け取り方をされる方がいるんじゃないかと思って。

 

──深読みすると、確かにそう感じてしまいますね。その《これが人生最後の歌になるかも》という歌詞にはどのような思いを込めたのでしょう?

 

愛美 決して私が音楽活動を終わらせたいという意味ではなく、きっと多くのアーティストさんが一度は自分の活動の終わりというものを考えたことがあると思うんです。例えば、自分の意志に関係なく、どうしても辞めざるを得ない状況が来てしまうかもしれませんし、もしかすると歌が嫌いになる日が来るかもしれない。だからファンの方に対して、ありがとうとごめんねの気持ちを少し伝えたくなって。それを宮田’レフティ’リョウさんがとっても素敵な楽曲にしてくださったんです。

 

──レフティさんとはどのように楽曲を制作していかれたのですか?

 

愛美 レフティさんのほうから、「愛美さんがこの楽曲に反映したいキーワードなどがあれば 」と言ってくださって。その答えを言葉にしてお渡ししたところ、私の気持ちを汲み取った形で、詞とメロディを書いてくださったんです。

 

──こうしたご自身のメッセージ性が強い曲を歌う時は、やはりレコーディングでも気持ちが少し違うものですか?

 

愛美 歌いながらところどころで込み上げてくるものはあります。なので、歌声に込める感情のバランスが難しかったです。レコーディングではどうしても冷静にならざるを得ない瞬間もあったので、ライブで自分がどうなるのかが楽しみですね。お客さんを前にすると、感情に支配されて歌がぐちゃぐちゃになるかもしれないです(笑)。

 

──なるほど。でも、そうした深みのある楽曲がアルバムラストを美しく飾っている一方で、その直後にボーナストラックとして収録された『はれるといいよね』を聴くとすごく心が救われます(笑)。

 

愛美 私も救われます(笑)。この『はれるといいよね』は妹と電話をしている間に作りました(笑)。ある意味、いちばんリラックスしている時に生まれた楽曲と言えます。

 

──歌詞もメロディもすごくかわいいです。

 

愛美 ありがとうございます。こうした楽曲は今までも何度か作ってきたのですが、いつもメロディを考えると同時に適当な言葉を音に乗せていき、勢いで作っていきます。この曲は、《らんらんらんららん》というフレーズが最初に生まれて、《あしたは晴れるといいよね》という歌詞が浮かんでどんどん繋げていきました。これから梅雨の時期ですし、憂鬱な気分が続く日がくるかもしれませんので、ぜひそんな日はこの曲を聴いて気持ちを晴れやかにしてほしいなと思います。

 

ライブで盛り上がれる最強の王道ロックを手に入れました!

──では、少し順番が前後してしまいましたが、アルバムに収録された新曲についてもそれぞれうかがえればと思います。まずはアルバム一曲目の『オネシャス!』。

 

愛美 生命力を感じられるサウンドですし、華やかさもありますよね!まさに幕開けにふさわしい楽曲なので、デモを聞いた瞬間に絶対にアルバムのオープニングにしようと決めました。ここからの『ザ・センセーション』と『MAGICAL DESTROYER』という3曲の流れは、自分でいうのもなんですがものすごく激アツです!(笑)

 

──確かに異なるロックな“愛美ワールド”が続く並びだなと感じます。その『MAGICAL DESTROYER』のあとに来るのが『5&I』。不思議なタイトルですね。

 

愛美 この楽曲はKITA.さんに作っていただいたものです。このアルバム制作よりも前から存在していた楽曲なのですが、“人生”をテーマにした曲なので、今回の『LIVE IT NOW』のコンセプトに合うなと思い、歌わせていただきました。

 

──歌詞を読むと、6度目の人生を表現した曲だから『5&I』というタイトルなんですね。

 

愛美 今の人生が終わったとしてもまたきっと生まれ変われるし、たとえ何度目の人生だろうと、新しい世界で二人の時間を作っていきたいねという思いが感じられます。あたたかいサウンドを楽しんでいただける素敵な曲になったなと思います。

 

──続いての『if』は愛美さん自身が作詞をされています。

 

愛美 『if』の作詞作業はいつも以上に悩みました。というのも、私がこのアルバムを通して伝えたかったことはすでに『will』に集約されていて、これ以上自分を掘り下げても『will』を越えるものは出てこないと思ったんです。そこで、自分以外の部分に目を向けた歌詞にしました。

 

──具体的には?

 

愛美 私が出演させていただいている作品のキャラクターの関係性を愛美ならではの視点で見つめた歌詞にしたんです。私のことをよく知っているファンの方は、“もしかしたらあの作品かな……?”と想像して楽しんでいただけると思います。

 

──そして、その『if』から続くのが『C’est la vie drive』。ライブで間違いなく盛り上がりそうな曲です。

 

愛美 はい、王道ロックです! 嘘とカメレオンの渡辺(壮亮)さんに書いていただいた曲で、イントロを聴いた瞬間に「かっこいい!!」と、最高にテンションが上がりました。実をいうと、私ってそんなに王道ロックを数多くは歌ってきていないんです。シングルで歌わせてもらうこともありますが、そうするとカップリングは世界観の異なる曲に挑戦したくなるので、結果的にロックをあまり歌っていないという現象が生まれてしまって(笑)。なので、ライブでセットリストを考える際に盛り上がりのパートで悩んだりもするのですが、今回こうして最強の楽曲を手に入れたので次のライブが楽しみです!

 

──そのライブツアーがいよいよ7月からスタートしますね。

 

愛美 きっと皆さんも同じ気持ちだと思いますが、私も待ちに待っていました! 前回のライブもすごく楽しかったんです。ただ、まだ客席で声を出せない状況だったんですよね。コール&レスポンスができる曲などもたくさん用意していたのですが、それを止められているお客さんのもどかしさをステージ上からもひしひしと感じて。ですから、その時の思いを晴らすように、今回のツアーではたくさん盛り上がりたいと思います!

 

──熱いステージを期待しています。

 

愛美 ぜひ! 愛美の曲はライブをしてなんぼみたいなところがありますから! あ、でも、楽曲の印象もあって激しいステージをイメージされている方も多いと思うのですが、“愛美のライブは想像以上に治安がいい”と評判ですので(笑)、初めての方も安心して遊びに来ていただければと思います。

 

人生を大きく変えてくれたレスポールは宝物です

──ここからは少し愛美さんと音楽の関係性についてもお聞きしたいのですが、最初に手にした楽器は何でしたか?

 

愛美 たぶんギターだと思います。音楽一家の家庭で育ったので家に楽器があり、ギターを持っている幼少期の写真があるんです。ですから、それが初めての楽器だったと思います。その後は小学生の時にピアノを少し習い、中学ではブラスバンド部でサックスを吹き、高校では友人たちとバンドを組んでいました。しっかりとギターを練習したのは高校になってからでした。意外にもFのコードにつまずかず、今に至ります。

 

──では、これまで使ってきた楽器で特に思い入れのあるものを挙げていただくと?

 

愛美 ギブソンのレスポール・スペシャルですね。上京してから買ったギターなんですが、『アイドルマスター ミリオンライブ!』で演じたジュリアという役がギターを弾くロックな女の子だったんです。それで、ライブの時に同じようにギターを弾くパフォーマンスをしてみてはどうかと提案され、買いに走ったのがレスポール・スペシャルでした。これがきっかけで『BanG Dream!』(戸山香澄役)の出演に繋がったり、今こうしてアーティスト活動をしながらギターを弾かせてもらっているので、自分の人生を大きく変えてくれたという意味でも、思い出深いギターです。

 

──今後挑戦してみたい楽器はありますか?

 

愛美 ドラムかベース。特にドラムは本気で習いに行こうかなと思っているぐらいです。少し前にSILENT SIRENさんのライブを見に行かせてもらった時、改めてバンドっていいなと思えて。私もバンド活動をしていますが、フロントマンなので、ドラムのように常にメンバーの後ろでみんなを支えるかっこよさに憧れるんです。ドラムやベースにはギターやボーカルとはまた違ったバンドの屋台骨としての魅力がありますし、そうした縁の下の力持ちにすごく惹かれます。

 

──いつか披露される日が来るのを楽しみにしています。また、今回のアルバムでも何曲か作詞をされていますが、いつも歌詞を書く際はどのような状況の時が多いですか?

 

愛美 メロディをいただいてから考えることが多いので、何度も曲を繰り返し聴き、パッとアイデアが浮かんでくるのを待つ。ひたすらそれだけですね(笑)。

 

──歌詞を考える時のマストアイテムや環境作りなどはあるんでしょうか?

 

愛美 それがまだなくって。あったらいいなと思っていろいろ試してはいるんです。例えば、好きなものをひっきりなしに食べながら考えるとか。でも、この前やってみたら、作詞は進まずただただ食べてるだけで終わりました(笑)。

 

──(笑)。新たな発想が生まれることはなく?

 

愛美 残念ながら……。食べている間は、“あ〜、これ美味しいな”っていう感覚に脳が支配されているので、この方法はもしかしてよくないのかもっていうことだけが分かって(笑)。ただカロリーを摂取しいているだけでした。

 

──では最後に、音楽とは関係なくても結構なのですが、普段愛用しているガジェットなどがありましたら教えてください。

 

愛美 1つはiPadです。この子と24時間一緒にいると言っても過言ではないです。台本の確認はもちろん、写真や映像のチェック、楽譜の管理など、すべてのことをこのiPadでやっています。ゲームもするので、私のここ数年はこの一枚に集約されていると言えます。

 

──そこまでいくとiPadなしの人生が考えられないですね。

 

愛美 本当に。家に帰るとカバンからまずiPadを出し、仕事をしたり、動画サイトを見てご飯を食べたりして、ベッドに入っても寝落ちする寸前まで「イラストロジック」というゲームをプレイしています(笑)。

 

──では、もう1つは?

 

愛美 プロポリスキャンディー(森川健康堂)ですね。スプレータイプもあるのですが、常備しているのはキャンディです。これを2〜3個ほど水に溶かして飲んでいるんです。水分の摂取と同時に喉のケアもできるので、すごく効率がいい(笑)。ライブのリハーサルやアフレコの時の必需品ですね。

 

 

 

<RELEASE INFORMATION>

愛美 ニューアルバム
「LIVE IT NOW」

2024年6月12日(水)リリース

初回限定盤〈CD+Blu-ray〉:7800円(税込)

 

(初回限定盤のみ)

[Blu-ray]
AIMI BIRTHDAY EVENT 2023 –ACOUSTIC LIVE-
「MAGICAL DESTROYER」「煩悩☆パラダイス」「HELP」「メリトクラシー」MUSIC VIDEO 収録

[封入特典]
写真集「UNUSUAL」
ステッカーシート(B6サイズ)
愛美オリジナル・イラストロジックカード

 

通常盤〈CD ONLY〉:3300円(税込)

https://aimi.lnk.to/LIVE_IT_NOW

https://aimi.lnk.to/LIVE_IT_NOW-MUSIC

 

<LIVE INFORMATION>

AIMI LIVE TOUR 2024 “LIVE IT NOW”

2024年7月14日(日) 大阪・GORILLA HALL OSAKA 16:00開場 / 17:00開演
2024年7月27日(土) 愛知・ダイアモンドホール  17:00開場 / 18:00開演
2024年8月4日(日)  東京・豊洲PIT  16:00開場 / 17:00開演

 

 

取材・文/倉田モトキ

BiS “自給自足”体制初のツアーを完走!「こんなに夢中になれるものに出会えたことを誇りに思います」

BiSが6月9日に関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」のツアーファイナルを東京・代官山UNITにて開催。“自給自足”体制になって以降では初となるツアーを完走し、新たな全国ツアー「ALL FOR BiS,ALL FOR YOU LiVE」開催も発表した。

BiS(●photo/大橋祐希)

 

4月1日よりマネジメント体制の変更により、メンバーがマネージャーを兼務し、ライブパフォーマンスはもちろん、ライブのブッキング・運営、グッズ制作などのマネジメント業務も自分たちで行っているBiS。

 

現体制となって初めてのツアー「We Gotta Go BiS TOUR」を走り抜け、ツアーファイナルの代官山UNITへとたどり着いた。会場には、そんな新体制のBiSの勇姿を見届けるべく、全国から研究員(※BiSファンの総称)が集結し、開演前から熱気が充満していた。

 

ツアーファイナルの幕開けは、第3期BiSの代表曲「STUPiD」。ライブ開始とともに会場のボルテージは一気に上がり、早速お祭り騒ぎとなる。その後も、現在までにライブで育て上げた楽曲や最新アルバム『NEVERMiND』に収録されている、フルカワユタカ (DOPING PANDA)プロデュース「LAZY DANCE」、中村弘二(ナカコー)プロデュース「Olenimorph, Ole」など、新曲を織り交ぜつつ、ライブ序盤からクライマックスかのような盛り上がりを見せていく。

 

ライブ中盤には「teacher teacher teacher」「FUCKiNG OUT」「テレフォン」といったキラーチューンを畳み掛け、会場は熱狂のるつぼに。終盤には、ナノ3が「このツアーで本当に研究員と一体になれる曲になったと思っていて、とても印象に残っている楽曲です」と紹介してから、新時代のエモ曲「R.U.N」へ突入した。

 

その後もBiSが誇るエモーショナル楽曲を連投し、本編を締めた。怒とうのアンコールを求める声が鳴り響く中、再登場したメンバーそれぞれが心境をMCで語っていく。

 

クレナイ・ワールズエンド「このツアーは自分の体感的にあっという間でした。4月から“自給自足”になって、公演ごとにセトリも変えたり、やることが増えて毎日必死でした。でも、自分たちで決めたことだったし、研究員からしょうがないよねと1ミリも思われたくなかったので、今まで以上にBiSの良さを魅せるために全部全力でやりました。“自給自足”になって、やりがいしかないし、こんなに夢中になれるものに出会えたことを誇りに思います」

 

イコ・ムゲンノカナタ「ツアー初日のワクワクドキドキがつい最近のことのようです。ツアーが終わってしまうことが寂しいですけど、研究員とこんなすてきな空間を作れて本当にうれしいです。これからどうしていくのか不安でいっぱいで、“自給自足”ってことに対してネガティブな印象だったんだけど、ツアーを通して、“自給自足”って唯一無二だし、BiSにとって強い個性になるなと思っていて、今はポジティブな気持ちです。あと、研究員は大きくて優しくてあったかいパワーを持っていて、そんなパワーに支えられていると本当に気がつきました。いつもありがとう」

 

ヒューガー「このツアーは本当にあっという間で、終わるのが寂しくて、終わりたくないです…。このツアーが始まる前から、どうやったらみんなを楽しませられるかなとか今まで以上に全員で真剣に向き合ってきました。今後、晴れの日も雨の日も虹の日もあるけど、BiSの存在や楽曲がみんなの毎日をちょっとでも彩れるようにこれからも私たちらしく強く成長していきたいし、そのためにこの先何が起こったとしても全員で乗り越えていきます」

 

ナノ3は「あっという間すぎる!ツアーが始まる前まですごく怖くて不安でした。“自給自足”という体制になったけど、やりたいことをやれる環境ではあるけど、その分不安になることもありました。全部がうまくいったわけではないけど、メンバーとか研究員の意見とかを聞きながら、今まで以上にBiSのことを考えていけた期間だなと思って。そんな大事なツアーを研究員と作れたこと、本当にうれしいです」と振り返りを。

 

続けて「これから、まだまだやりたいことはあるんだけど、それを実現することの難しさを実感していますが、それでもこの5人と、そして研究員と一緒に前に進んでいけたらと思ってます。研究員のみんな、これからも私たちと一緒に歩んでくれますか?」と問いかけると、会場から歓声が上がった。

 

最後に、トギーが「ツアーファイナルって、いいライブにしなきゃと気合が入りすぎてガチガチになってしまうんですが、“今日は誰よりもライブを楽しんでやるぞ!”と思ってきたんですが、私が一番でしたねー!! 自分が一番だと思う人ー!?」と研究員に投げかけると、会場中から手が上がり、今日のライブに対する研究員の充実具合を象徴しているようだった。

 

それを受けて「全力で楽しんでくれて本当にうれしいです。今、BiSは大きく変わっているタイミングで、これからどんな変化になるか分からないんだけど、今後も挑戦して、失敗して、でももう1回挑戦してという感じにどんどん良い方向に変化していけたらと思ってます。研究員ともっともっと楽しい時間を過ごせるように、考えて準備して、ライブして、お金の計算もして、物販も運んでという感じで全部楽しみながらやっていくので今後ともよろしくお願いします!」と冗談交じりに話し、会場を盛り上げた。

 

アンコールでは感涙ソング「TOUCH ME」、BiS新時代の代表曲「Sakura」、ラストに「CURTAiN CALL」という流れで“自給自足”ツアーのファイナルを締めくくった。

 

終演後のMCでは、9月より全国5か所をまわる全国ツアー「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」開催の発表と、6月10日(月)正午より販売される配信アルバム『NEVERMiND(NEW TYPE Ver.)』の特典付き商品の発売をアナウンス。

 

“自給自足”というBiSの原点に立ち返り新たに活動を再開した彼女たちは、このツアーを通して確かな成長を見せている。まさに“成長期”を迎えているBiSの姿を確認できたツアーファイナルとなった。

 

SET LIST

BiS「We Gotta Go BiS TOUR」ツアーファイナル

2024年6月9日(日)東京・代官山UNIT

プレイリスト配信サイト:https://lnk.to/pl_wegottagobis

 

M1.STUPiD

M2.BASKET BOX

M3.LAZY DANCE

M4.LOVELY LOVELY

M5.Olenimorph, Ole

M6.DESTROY

M7.thousand crickets

M8.teacher teacher teacher

M9.DEAD or A LiME

M10.FUCKiNG OUT

M11.テレフォン

M12.つよがりさん

M13.R.U.N

M14.イミテーションセンセーション

M15.なまえをよんで

M16.NO CHOiCE

EN1.TOUCH ME

EN2.Sakura

EN3.CURTAiN CALL

 

●photo/大橋祐希

 

ツアー情報

新ツアー「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」

2024年9月1日(日)大阪・Live House Pangea

2024年10月6日(日)宮城・LIVE HOUSE enn 2nd

2024年10月26日(土)福岡・小倉FUSE

2024年11月3日(日)愛知・栄R.A.D

2024年12月28日(土)東京・新宿MARZ

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official X:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

≒JOYインタビュー『体育館ディスコ』はくせになるスルメ曲「私たちから離れなくなるくらい楽曲の中毒性を感じてほしいです!」

6月12日(水)に1stシングル「体育館ディスコ」をリリースした≒JOYから、江角怜音さん、小澤愛実さん、村山結香さんが登場!楽曲のお気に入りポイントやMV撮影の裏話のほか、タイトルにちなんで“体育館”でしたいことなどついても聞きました。

≒JOY

 

◆本作はこれまでの楽曲になかった曲調ですね。

江角怜音:そうですね。私たちは今まで“夢”や“青春”を歌うことが多かったので、今作もそういった方向性なのかな? と思っていたら、みんなで盛り上がれるようなアップテンポな楽曲で驚きました。歌詞には私たちらしい青春の輝きや夢を追う気持ちだけでなく、「泣いてちゃ始まらないよ」といった前向きなメッセージも込められています。私自身も歌っていてすごく背中を押されます。ハッピーな時はもちろんですが、気分を上げたいときに聴いていただくと、曲が終わる頃にはハイテンションになっていること間違いなしの一曲だと思います。

 

小澤愛実:私も「無謀人」や「超孤独ライオン」のようなカッコいい楽曲か「きっと、青い」のような青春感のある曲のどちらかを予想していたので、初めて聴いたときは予想外の曲調に驚きました。一度聴くだけで耳に残るキャッチ―な楽曲ですし、ファンの皆さんからも「覚えやすくて、すぐに歌えるようになったよ」と感想を頂けてうれしかったです。私は特に「全員幸せになれ」という歌詞が好きです。ファンの皆さんに幸せを届けたくてアイドルをさせていただいているので、皆さんを幸せにしたいという気持ちはもちろんですが、私たち自身も幸せでいたいという気持ちがあるので、そんな思いを込めて歌いたいなと思います。

 

村山結香:「体育館ディスコ」は私が好きな懐メロとどこか近い雰囲気がある気がして、すんなりと耳に入ってきました。個人的には「夏休みは中止 今が楽しすぎるから 終業式巻きで終われ! ショーが始まるよ」というところが気に入っていて、サビに向けてどんどんボルテージが上がっていくところでもあるので、「いくぞ~!」とギアを入れ直す気持ちでパフォーマンスしています。あと、サビに「ヘイ!」「フッフー!」といった合いの手が入っているのもポイントで、ライブでも盛り上がりそうな曲だなと思います。まずは一度でいいので、たくさんの方に聴いていただきたいです!

 

小澤:そうだね。一度聴くと何度でも聴きたくなるようなスルメ曲だと思います。

 

江角:メロディはもちろん、印象的なせりふもあって、聴けば聴くほどくせになる曲。聴いてくださった皆さんが、私たちから離れなくなるくらい楽曲の中毒性を感じてほしいです!

 

◆MVは学校を舞台に、学生生活の日常の枠を超えて特別な1 日を作り出すストーリー仕立てになっています。撮影はいかがでしたか?

一同:とても楽しかったです!

 

小澤:3人ずつのシーンでは、完成したMVを見て「こんなふうに撮影してたんだ!」と知ることが多かったです。私は(天野)香乃愛と(藤沢)莉子ちゃんとフライヤーを配る係をしたのですが、フライヤーもすごく細かく作っていただいてうれしかったです。あと、走りながらフライヤーを撒くシーンは、映画やMVで見て“いつかやってみたいな~”と憧れていたので、実際に体験できて幸せでした!

 

村山:私は(市原)愛弓ちゃんと(髙橋)舞ちゃんと飾り付け係をしました。壮大なセットの中にたくさんの数の小道具が置かれていて、見ているだけでワクワクしましたし、みんなで「何作る?」「これってどうやって使うのかな!?」などと話しながら、本当に作っているような感覚で撮影できて楽しかったです。

 

江角:私は(逢田)珠里依と(山田)杏佳とダンスをしたのですが、普通に踊る以外にも歌詞に合わせてほうきを使ったりしました。スタッフさんたちが「いいね!」「もっといけるよ!」と盛り上げてくださったおかげで、私たちも楽しく踊ることができました。

 

◆合間はどんなふうに過ごしていたんですか?

江角:セットが全てかわいかったので、みんな写真や動画を撮っていた気がします。

 

小澤:そうだね。テンションが上がりすぎて、写真を撮る手が止まらなかった(笑)。

 

村山:オレンジジュースが入ったグラスがシャンパンタワーのように重なっているスポットは特に人気だったよね。

 

江角:写真映えするし、普段見ない光景でレアだったからみんな集まってた。

 

小澤:私たちはずっとしゃべっているし、常にワイワイしているので「衝撃でタワーが倒れないかな?」と心配だったのですが、倒れることなく無事に終わってよかったです(笑)。

 

◆今回の衣装(ソロカット参照)もとてもすてきです。せっかくなので、隣に座っているメンバーの衣装についてポイントなどを教えていただけますか?

江角:愛ちゃん(小澤)はベースのデザインは私と似ているのですが、よく見るとスカートの形が違って、私よりフリルが多めです。あと愛ちゃんの印象も強いカチューシャは、いつもはシンプルなデザインが多いのですが、今回はスタッズがついていてロックっぽさもあります。甘辛MIXなデザインがおしゃれで、よく似合っているなと思います。

 

小澤: うれしい!ありがとう!今回はみんな肩が出ているデザインなのですが、結香は肩にフリルがついていて、上品さとラブリーさが相まってとってもかわいいです。レザーのベルトが結香のスタイルの良さをさらに引き立たせてくれているなと思います。あと、髪を横に流したスタイルも大人っぽくて似合っているし、かわいいなと思って…(村山の目を見て)いつも見ています!

 

村山:ファンの方みたい!(笑)たくさん褒めてくれてありがとう!怜音はメンバーの中でもカッコいいデザインの衣装を着ることが多いので、個人的に“今回はどんな衣装かな?”といつも楽しみにしているメンバーの一人。今回は、他のメンバーに比べてフリルが少なめで、かわいらしさの中にカッコよさもあるところが怜音らしいなと思います。あと、ポイントは名前入りのベレー帽。怜音の顔の小ささが伝わるし、この衣装は怜音しか着こなせないなと思います!

 

江角:照れる(笑)。ありがとう!

 

◆それぞれの個性が伝わる衣装ですよね。衣装も皆さんの魅力を引き立てるための大事な要素だと思いますが、皆さん自身がアイドルとしてかわいさを保つための秘訣やこだわりはありますか?

小澤:私は常に笑顔を忘れないようにしています。もし悲しいことがあっても、口角が上がっていれば自然と気持ちも明るくなれるような気がするんです。笑っているほうが人生楽しいですし、笑いが絶えない日々にしたいので、できるだけ笑顔でいることを心掛けています。

 

江角:確かに愛ちゃんは笑顔のイメージが強い。元気がないメンバーがいると、持ち前の明るい笑顔とポジティブさでカバーしてくれます。

 

村山:そうそう。例えば、ライブでちょっと失敗しちゃったなって思ったときも「大丈夫だよ! 楽しむことが一番だから!」ってネガティブな気持ちを全部吹き飛ばしてくれるんです。

 

江角:否定の言葉が一つもないよね。本当に素晴らしい人だし、最高のリーダーです!

 

小澤:いやいや(照)。褒められてうれしいけど、企画の趣旨が変わってきてるよ!(笑)

 

◆せっかくなのでこのまま行きましょう(笑)。

村山:(笑)。私はメンバーからの刺激が大きいです。やっぱり身近なところにかわいいメンバーがいるとメークやファッションも勉強になりますし、流行りにも敏感になります。メンバーのメークを見て「そのリップ、どこのメーカーのもの?」と聞いて、まねして取り入れてみたりすることも多いです。みんなのおかげで“私ももっと頑張らなきゃ”と思わされますし、本当にメンバーさまさまです!

 

江角:結香は周りをよく見ていて吸収力も高いですし、全てに関して努力家だと思います。スタイルもいいし、歌もダンスもできるし、まさにオールラウンダーですね。

 

小澤:本当にそう!何でもできるし頼りになる。私はあまり人に相談することがないのですが、結香はさりげなく聞いてくれるので話しやすいです。いつも親身になってくれてありがたいです。

 

江角:私はメンタル的なことになってしまうのですが、嫌なことがあっても自分の中で全部消化してできるだけ引きずらないようにしています。

 

小澤:怜音は切り替え上手だよね。私は落ち込むことがあると1週間くらい引きずってしまうタイプなので、怜音の考え方はすてきだなと思います。でも何でも自分で解決できてすごいなと思う半面、時々心配になるので…たまには頼ってね!(笑)

 

村山:私のことも頼って!

 

江角:もう十分頼らせてもらっているよ!ありがとう。本当に頼れるメンバーしかいないですし、誰に頼ってもありがたい答えが返ってくるので心強いです。

 

村山:あと切り替えといえば、怜音は本番に入る瞬間のスイッチの切り替えが上手。MVのリップシーンでも、本人は恥ずかしがっているけど、すごくひかれるものがあるし、怜音だからこそ出せるオーラや雰囲気があるなと思います。あと、怜音は緊張を見せずに「いけるでしょ!」とフラットに考えるタイプなんです。私は緊張しがちなので、怜音のマインドのおかげで心が軽くなる瞬間がたくさんあります。

 

小澤:分かる。怜音が言うなら大丈夫ってなるよね!

 

◆お互いリスペクトし合っている関係性が伝わりますね。ではタイトルにちなんで、“体育館”を舞台に全員で何かするならどんなことをしてみたいですか?

小澤:小学校の頃、誰でも自由に踊ったり芸を披露したりできるパフォーマンス大会があって、それに出るのがすごく好きだったんです。体育館という慣れ親しんだ場所ではあるものの、顔見知りの人たちの前で普段しないことをするのは独特な緊張感があったのですが、その空気感をもう一度メンバー間であじわいたいですね。あと、体育館でのライブにも憧れます。

 

江角:どこかの学校に行って、サプライズライブをやるのも楽しそう!

 

小澤・村山:やってみたい!

 

小澤:普段のライブとはまた違った雰囲気の中でパフォーマンスするのも楽しそうだよね。

 

江角:私はみんなでゲームしたいです。ペイントボールのようなサバイバル要素があるゲームをやりたい!

 

村山:大人数だからこそ楽しめるゲームもあるもんね。怜音は運動神経がいいから得意そう!

 

江角:自信はある!(笑)1位を取ります!

 

村山:私は体育館で1日生活してみたいです。学生時代に全校生徒が体育館に集まってご飯を食べる機会があって、それがすごく思い出に残っています。机を並べて食べるのも楽しそうだし、食後は跳び箱とか大縄跳びをやるのも懐かしさを感じられていいかな~と思います。

 

小澤:いいね、楽しそう!1日生活するとなると役割分担が必要だよね?

 

村山:そっか。じゃあ料理は私が作ろうかな?

 

江角:私はそれを手伝います(笑)。

 

小澤:私は盛り上げ担当で(笑)。24時間MCをします(笑)。

 

村山:こんな心強いMCがいれば仕切りもばっちりだね!『体育館で1日生活してみた』ってタイトルをつければYouTubeの企画にできそうじゃない?

 

江角:最高!YouTube公式チャンネル「=LOVE ≠ME ≒JOY Channel」に提案しよう!

 

リリース情報

1st シングル「体育館ディスコ」

6月12日(水) Release

1100円(Type E)

その他各種ストリーミングサービスにて配信中

 

≒JOY(ニアリーイコールジョイ)/ 1st Single 表題曲『体育館ディスコ』【MV full】

PROFILE

江角怜音

●えすみ・れのん…2005年4月26日生まれ。大阪府出身。B型。

 

小澤愛実

●おざわ・あいみ…2003年4月9日生まれ。神奈川県出身。

 

村山結香

●むらやま・ゆうか…2004年2月15日生まれ。福岡県出身。O型。

 

≒JOY・江角怜音さん、小澤愛実さん、村山結香さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

 

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名に≒JOY・江角怜音さん、小澤愛実さん、村山結香さんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年6月21日(金)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

石井竜也が加山雄三「君といつまでも」をカバー 超ときめき♡宣伝部は西野カナ「トリセツ」を今回限りの振り付けで披露『うたコン』

6月11日(火)放送の『うたコン』(NHK総合 午後7時57分~8時42分)は、ジューンブライドにちなんで「結婚ソング」を特集する。

『うたコン』©NHK

 

今回は、街頭インタビューで聞いた「あなたにとっての結婚ソングは?」をもとに、昭和・平成の時代を彩った愛の名曲を紹介。さらに令和の結婚式に潜入して、最新の「結婚ソング」もお届け。

 

NHKホールからの生パフォーマンスでは、石井竜也が加山雄三の結婚ソング「君といつまでも」をカバー。有名なせりふ「しあわせだなあ~」を一体どのように表現するのか。

 

また、人気急上昇中のアイドル・超ときめき♡宣伝部は西野カナの「トリセツ」を、今回限りのスペシャルな振り付けで披露(振付は槙田紗子)。

 

藤あや子は、憧れの人・山口百恵の「秋桜」を。さらに、平松愛理が6年ぶりに『うたコン』に登場し、平成を代表する結婚ソング「部屋とYシャツと私」を披露する。

 

番組冒頭には、布施明が代表曲「マイ・ウェイ」を歌唱。また、刀剣男士 formation of 江 おん すていじ、辰巳ゆうと、HYも登場し、話題曲をパフォーマンス。

 

番組情報

『うたコン』

NHK総合

2024年6月11日(火)午後7時57分~8時42分

 

司会:谷原章介、赤木野々花アナウンサー

出演:石井竜也、HY、辰巳ゆうと、超ときめき♡宣伝部、刀剣男士 formation of 江 おん すていじ、藤あや子、布施明、平松愛理

 

<セットリスト>

「マイ・ウェイ」布施明

「君といつまでも(加山雄三)」石井竜也

「秋桜(山口百恵)」藤あや子

「トリセツ(西野カナ)」超ときめき♡宣伝部

「部屋とYシャツと私」平松愛理

「366日(Official Duet ver.)」HY

「迷宮のマリア」辰巳ゆうと

「SONG OF LIGHT」石井竜也

「VIVA CARNIVAL」刀剣男士 formation of 江 おん すていじ

 

©NHK

今さら聞けない“シティポップ”って?半世紀経って世界を席巻する和製ポップスが“新しい”理由

中年世代以上には懐かしく、若い人たちには新鮮に。それぞれの視点から、昭和・平成レトロブームが続いています。

 

音楽に目を移せば海外でも、バブル前夜の日本を席巻した「シティポップ」が若者の間で人気。竹内まりやの『プラスティック・ラブ』がYouTubeで7千万回近い再生数を記録(現在はアカウントが閉鎖)したのを火付け役とし、世界的なR&B歌手、ザ・ウィークエンドの『Out of Time』では、1983年にリリースされた亜蘭知子の『Midnight Pretenders』がサンプリングされるなど、熱狂的に迎えられました。足元の日本ではシティポップのレコードを集める若者も珍しくありません。

 

なぜ、今また“新しい”のか? 2020年代に感じる魅力と新しさを、ブームから現在のリバイバルに至るまで、間近でシティポップに接してきた音楽ライターの金澤寿和さんに解説していただきました。

 

定義からおすすめのツールまで。
初心者のための「シティポップ」がよくわかるQ&A

Q.1 シティポップとは、どういった曲を指す?

「音楽的には、洋楽志向が強くて都会的洗練度の高い和製ポップス。ジャンル用語ではないので、ハッキリした定義や境界はありません。ただし歌詞のテーマは街や都会、あるいは都市生活者がバカンスで訪れるようなプチ・リゾートが舞台になっていて、オシャレな質感、テイストを共通項として持っています」(音楽ライター・金澤寿和さん、以下同)

 

Q.2 邦楽において、どのような位置付け?

「基本的には、1970年代半ばから’80年代に流行った、自作自演スタイルのポップスです。’90年代は渋谷系の台頭やバンド・ブームなどに押し流され、大きな潮流はなくなりましたが、その流れはベテラン勢を中心に、現在も脈々と受け継がれています。近年の再評価により、その手のサウンドを標榜する新人アーティストも続々登場しています」

 

Q.3 シティポップが生まれた背景を教えてください。

「昭和な時代の流行歌は、作詞・作曲・編曲がそれぞれ分業で作られ、演奏もビッグ・バンドやオーケストラが主体でした。そのアンチテーゼとして、自分で書いた曲をギターやピアノの弾き語りで聴かせる自作自演のフォーク・ミュージックが登場します。これは大きなブームになりましたが、その一部は政治や社会に反抗するメッセージを歌うようになり、反体制の学生運動とも密接な関わりを持っていきました。

 

すると今度は同じ自作自演でも、もっと音楽的でピュアな歌、洋楽的なポップスを歌いたい、という流れが現れます。これがいわゆる“ニューミュージック”と呼ばれます。荒井由実(後の松任谷由実)さんあたりが代表格ですが、かつてのフォーク勢も徐々にポップス化し、区別がつきにくくなってきました。そのニューミュージックの中でも、とくに洋楽の影響が強く、洗練されたテイストのものが、シティポップと呼ばれています。

 

ただ注意しておきたいのが、当時は“シティポップ”という呼び方が一般的ではなかった、ということ。ニューミュージックと対比しての、“シティ・ミュージック”という呼び名の方が使われることが多かったのです。そこには邦楽だけでなく洋楽も含まれていて、似たような都会的フィーリングを持ったポップスの総称として機能していました。それでも“シティ・ミュージック”が使われた期間は案外短く、’80年代に入った頃からは、洋楽AOR(Adult Oriented Rock=大人向けのロック)が流行ったことから、和製AORと呼ばれたこともあります。また大滝詠一『ロング・バケーション』や山下達郎『FOR YOU』がヒットした後は“リゾート・ポップ”と呼ばれることも増えました。シティポップ、もしくはシティポップスという言葉が一気に浸透したのは、国内での再評価ブームが動き出したゼロ年代から、という印象があります」

 

左から、大滝詠一『ロング・バケーション』、山下達郎『FOR YOU』。いずれもLPレコード盤。

 

Q.4 シティポップは何から影響を受け、何に影響を与えた?

「音楽面で言えば洋楽のポップスからの影響大ですが、細かいジャンルでいうと、ロックやポップス、ソウル、ジャズ、フュージョン、ボサノヴァなど、幅広い音楽からのインフルエンスを取り込んでいます。そのミクスチャーの配合バランスによって、各アーティストのサウンド面の個性が出てきますね。時代的に一番密接に関わっているのは、’70〜’80年代のAORやフュージョンです。

 

また、この時代は、楽器やレコーディング機材の進化が目ざましかった時代です。最初は単音しか出なかったシンセサイザーが徐々に和音の音数を増やして行ったり、ドラム・マシーンやシークエンサーが誕生してどんどん複雑化しました。それによって音が分厚くなり、YMO以降はシンセや打ち込みを使ったサウンドも一般的になりました。シティポップにテクノ・ポップ要素が加わったのも、それ以降です。シティポップは優れたスタジオ・ミュージシャンによって演奏されることが多かったので、楽器の進化は音楽に直結していました。

 

そうしたシティポップスが広まっていくプロセスにおいては、TV CMなどとのタイアップが相乗効果を生みました。とくにこの時期は、社会意識や生活環境の変化、ヤング・カルチャーの発展もあって、航空会社やトラベル・エージェントのCMが話題になっていました。

 

シティポップが人気を得たことによって、歌謡曲や流行歌の楽曲にも、それ風の曲が増えましたし、アイドルたちが年齢的にオトナになっていく時に、そうした曲を歌う傾向が出てきます。また本来インストゥルメンタルで演奏されるジャズ・フュージョンにも、実力派シンガーを起用してヴォーカル・ナンバーにトライすることが増えました。

 

1980年代は、バブル時代に向けて社会やカルチャーが上昇機運にあった時期です。そうした空気の象徴として、またそれを鼓舞するものとして、シティポップがイメージ作りに貢献していました。永井博や鈴木英人、わたせせいぞうなどの人気イラストレーターの作品がレコード・ジャケットに使われたのも、そのシンボルという意味合いが強かったのです」

 

レコード・ジャケットに多く採用され、“都会的”“リゾート風”と表現されるシティポップのイメージを具現化してきたイラストレーター・永井博氏のイラストは、人気のノートブランド「ロルバーン」とのコラボレーションによって、今また手にすることができる。

 

デルフォニックス
「Hiroshi Nagai ロルバーン ポケット付メモL」1056円
「Hiroshi Nagai ロルバーン ポケット付メモ横型L」1056円
「Hiroshi Nagai ロルバーン ブックマーク」418円(すべて税込)
※一部売り切れている可能性があります。

 

Q.5 近年なぜ、またシティポップが話題になっているの?

「日本国内では、ゼロ年代後半頃からクラブ・カルチャーの一環として、DJたちの間で“和モノ”と称してシティ・ポップに注目する流れが徐々に大きくなっていました。テン年代中頃には、多くのコンピレーションCDもリリースされています。

 

しかしそれが爆発的な動きになったのは2017年頃から。竹内まりやの『プラスティック・ラブ』がネットやSNSでバズったのがきっかけです。それを追うように、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』も大ヒットしました。動画配信などによって日本のシティ・ポップが海外でも聴けるようになり、’80年代風のレトロ・モダンな音楽をディグしていた海外のDJたちが、気持ちよく踊れる音楽として、日本のシティ・ポップに着目したのです。さらに、自宅PCで音楽を作って楽しんでいるような海外のオタクたちが、シティ・ポップの曲をサンプリングに使ったり自作曲の元ネタにして、それがネット状で拡散していく現象が起きました。これは“ヴェイパーウェイヴ”と呼ばれます。

 

その結果、2019年には人気ラッパーのタイラー・ザ・クリエイターが山下達郎『Fragile』をサンプリングしたり、2022年には世界的に知られるR&Bアーティストのザ・ウィークエンドが、亜蘭知子『Midnight Pretender』を大胆に使用しています。直近ではやはりR&Bシンガーのクリス・ブラウンが、ハイ・ファイ・セットの『スカイ・レストラン』をサンプリングして注目されました。

 

一般的なヒット・チャートに登場するようなことはありませんが、コアな音楽ファンの間にはシッカリ浸透していますし、シティポップを掛ける人気DJのイベントでは、数百人規模のホールがフルハウスになっています」

 

写真中央が、松原みき「真夜中のドア〜Stay with me」の12インチシングル盤。撮影協力=タワーレコード渋谷店

 

Q.6 シティポップの代名詞となるようなアーティスト・楽曲を教えてください。

「先ほど挙げた竹内まりや『プラスティック・ラブ』、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』が筆頭ですが、泰葉『フライデイ・チャイナタウン』、大貫妙子『4:00AM』など、たくさんあります。アーティストとしては山下達郎が代表格。角松敏生や杉山清貴&オメガトライブがそれを追う感じでしょうか。でもDJたちが火付け役なので、まったく無名のアーティストだったり、有名シンガーでも全然注目されていない曲だったり、それこそ100枚しかプレスされなかった自主制作盤だったり、どこから当たり曲が出てくるかは全然予測できません。その当時はまったくヒットせず、アルバム1枚で消えてしまった間宮貴子や秋元薫のようなシンガーのアルバムが、再評価によりCDやアナログ盤で何度も復刻されることも起きています」

 

Q.7 なぜ、“シティポップの代名詞”とされるの?

「その前にひとつ注意しておきたいのが、日本と海外ではシティポップ観が大きく異なる、という点です。日本のシティポップ・ファンの平均年齢は40〜50歳代。つまり’70〜’80年代のシティ・ポップ黄金期をオンタイムで体験している音楽好きが多いのです。対して海外のファンは、最初はネットでシティ・ポップに触れているワケですから、20歳代の若い世代が中心です。しかもDJカルチャーからの勃興ですので、軽く踊れるようなグルーヴのある楽曲が受けています。まして歌詞は日本語ですから、何を歌っているかは分からない。タイトルやサビの部分の英語からイメージを膨らませて、ダンスしながら楽しんでいるワケです。さらに言えば、外国人はそのアーティストの立ち位置やバックボーンもよく知らないワケで、歌謡曲でもアイドルでもアニメ主題歌でも、音楽面でコミットできればそれでOKなのです。

 

そうした海外のシティポップ感覚が日本に逆輸入され、日本の若い世代のファンにも定着して、現在のシティポップ・マーケットの主流になっています。ですから国内では、シティポップ好きの間でもジェネレーション・ギャップが存在するのです。そうした世代格差を超越して幅広き支持を受けているのが、山下達郎、竹内まりや、吉田美奈子、大貫妙子、ブレッド&バター、角松敏生、オメガトライブなどですね。楽曲的な魅力が大事なのは言うまでもありませんが、グルーヴ感、そしてシンセや打ち込みサウンドとも親和性のある’80年代特有のキラキラしたサウンド・メイク、それが現在のシティポップには重要な要素でしょう。だからオールディーズ感覚が強い大瀧詠一のナイアガラ・サウンドや、歌詞がポイントのユーミンは、日本国内ではレジェンドでも、海外での人気は意外に高くないのです」

 

Q.8 20〜30代がいまシティポップを聴くなら、まず誰のどの曲から聞くのがおすすめ?

「ホントの入門編なら、まずは竹内まりや『プラスティック・ラブ』、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』、山下達郎の『Sparkle』『Ride On Time』あたりでしょうか。ベテラン勢をそこそこチェックし終えたリスナーなら、RYUSENKEIの最新作『ILLUSIONS』、土岐麻子のベスト・アルバム『PEPPERTMINT TIME』、ジャンクフジヤマのカヴァー集『憧憬都市〜City Pop Covers』といった、現在活躍中の中堅世代のシティ・ポップ作品が面白いと思います。

 

若手では Goodbye Aprilという4人組が、『真夜中のドア〜Stay with me』を作曲した林哲司さんとコラボレイトしたり、EPOとジョイント・ライヴを行なうなど、積極的に世代を超える動きを見せていて興味深いですね」

 

竹内まりや 『プラスティック・ラブ』のユーズドLP盤。撮影協力=タワーレコード渋谷店

 

Q.9 20〜30代がいまシティポップを聴くなら、どのような再生機がおすすめ?

「入り口はサブスクリプションでもかまわないと思いますが、真面目に聴き込んでいくのであれば、レコード・プレイヤーをおすすめします。物理的な音の良さはCDの方が勝りますが、人の耳に優しく馴染みやすい音で鳴ってくれるのがレコードです。ただ現在は、気軽に1〜2万円でレコード・プレイヤーが買えますが、あれはあくまで初心者向けです。そこでアナログの面白さに気づくことができたなら、今度は10万チョイ越えぐらいの機種にグレードアップしていただきたいと思いますね。日本では住宅事情など難しい問題もありますが、ヘッドフォン・ステレオではなく、スピーカーをシッカリ鳴らして聴いて欲しいと思います。間違いなく、世界が広がるはずですから」

 

タワーレコード渋谷店
今回撮影に協力してくれた同店は、国内最大級の売り場面積と在庫数を誇る。CDやレコードなど、シティポップの音楽メディアが集まる。地下1階〜地上8階の店舗においてシティポップコーナーは3階。レコードやカセットテープは6階のタワーレコードが運営するレコード専門店「TOWER VINYL SHIBUYA(タワーヴァイナルシブヤ)」にて販売。

 

洋楽AORからシティポップ熱に火がついた

最後に、金澤さんとシティポップとの関わりについてうかがいました。なにをきっかけに、シティポップに接することになったのでしょうか?

 

「1960年生まれなので、リスナーとしては、ほぼ黎明期からリアル・タイムでシティポップを聴いてきました。音楽ライターとしての仕事的には、もともと洋楽AORを得意分野にしてきたこともあって、ある時『日本のAORというくくりでコンピレーションを組めないか?』と相談され、レコード会社数社の共同プロジェクトを監修することになったのです。もう20年以上前のことで、この時は5枚のCDを選曲・制作しました。それを機に自分の中でもシティポップ発掘に火がついて、2004年に仲間と『Light Mellow 和モノ669』というシティポップのディスクガイドを発刊しました。それが数年の間に定価の3〜4倍のプレミア価格で取引されるようになりまして。そこで2013年に増補改訂版『Light Mellow 和モノ Special』を出したところ、あっという間にベストセラーになりました。それ以降何度か増刷を繰り返し、『Light Mellow和モノ・シリーズ』と銘打ったシティポップのコンピCDを30枚以上リリースしています」

 

個人的に思い入れのあるアーティスト・楽曲を教えてください。

 

「やはり、山下達郎さんは外せません。好きな曲が多すぎて選ぶのは難しいですが、初期の『SPACY』というアルバムが一番好きです。また角松敏生は学生時代の音楽仲間で、デビュー前から付き合いがありますので、どうしても客観視できない存在です」

 

山下達郎『SPACY』のCD。撮影協力=タワーレコード渋谷店

ファッション、ゲームから書体にまで、さまざまなジャンルに及んでいる“平成レトロ”ブーム。その空気感を醸成するベースとなっているのが、シティポップといえるのではないでしょうか。まずは王道をサブスクで、そこから徐々にレコードで掘り下げていく……それが2020年代ならではの楽しみ方のようです。

 

 

Profile


音楽ライター / 金澤寿和

1970〜’80年代の都会派サウンドに愛情を注ぐ音楽ライター。CD解説や音楽専門誌への執筆の傍ら、邦・洋ライトメロウ・シリーズほか新作CDや復刻作品の監修、コンピレーション選曲などを多数手掛ける。現在はライフワークである洋楽AORのディスクガイド『AOR Light Mellow Premium』シリーズが進行中。人気ブログは毎日更新。
ブログ

 


『Light Mellow 和モノ Special -more 160 items -』
2004年に発行されたシティ・ポップのバイブル『Light Mellow 和モノ669』の増補改定最新刊。70年代前半から近年に至るシティ・ポップを網羅し、空前の世界的ブームの起爆剤となったガイドブック。

新しい学校のリーダーズが『SONGS』初登場!ブレイク前に通い続けた元オフィスでのロケ&「コーチェラ・フェスティバル」リハーサルに密着

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』(NHK総合 午後10時~10時45分)が、6月6日(木)に放送される。

 

今回のゲストは、新しい学校のリーダーズ。去年「オトナブルー」の首振りダンスで大ブレイクした“青春日本代表”が『SONGS』に初登場。人々を魅了するオリジナリティあふれるパフォーマンスが生まれた理由とは。紅白で初共演した番組責任者・大泉洋が徹底的に深掘り。

 

また、メンバーがブレイク前に毎日のように通い続けたという、所属事務所の元オフィスへロケを敢行。夢に向かい走り続けた4人は何を思い、今に至るのか。デビュー当時からの秘蔵映像とともに振り返る。

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』(c)NHK

 

さらに、今年4月に参加した世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」のリハーサルにも密着。 そこで目の当たりにした、オリジナリティあふれるパフォーマンスが生まれる瞬間とは。

 

現地・アメリカの演奏メンバーとわずか2日間のリハーサルで作り上げたスペシャルパフォーマンス、果たして大観衆の反応は…。“青春日本代表”として本番直前までステージ演出を考え抜くメンバーの奮闘を見た大泉も大興奮。

 

大泉とのスタジオトークでは、大ヒットした「オトナブルー」のSUZUKAの“ある動き”について気になることがあるという大泉の質問から、急きょメンバーから大泉への振り付けレクチャーがスタート。この日2組目の収録となったこともあり、「(収録)2本目にリーダーズはしんどかった…」とボヤくほどの大盛り上がり。そして最後に繰り広げられた大泉とのSPコラボレーション(!?)にも注目だ。

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』(c)NHK

 

スタジオパフォーマンスでは、代表曲「オトナブルー」、「コーチェラ・フェスティバル」でも大きな話題を集めた「Tokyo Calling」、そして特注のマイクスタンドを使ったパフォーマンスから目が離せない「Arigato」の3曲を披露。新しい学校のリーダーズの知られざる一面を余すことなく届けていく。

 

番組情報

『SONGS 新しい学校のリーダーズ ~個性で “はみ出す” 4人の素顔~ 』
NHK総合
2024年6月6日(木)午後10時~10時45分
再放送:2024年6月10日(月)午後11時50分~深夜0時35分

出演:新しい学校のリーダーズ 大泉洋
歌唱楽曲:「オトナブルー」 「Tokyo Calling」 「Arigato」

番組公式HP:https://www.nhk.jp/p/songs
番組公式X(旧Twitter):@nhk_songs

(c)NHK

BiS「自給自足LiVE」の追加公演が決定!オールバック、白塗り限定を含む“夏合宿編”も開催

BiSが、5月25日に関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の横浜公演を神奈川・F.A.D YOKOHAMAにて実施。「自給自足LiVE」の追加公演を東京・名古屋で3公演開催し、東京・中野heavysick ZEROで“夏合宿編”と題した限定ライブ4公演を開催することを発表した。

BiS

 

「自給自足LiVE」は、会場ブッキングをはじめ、企画・運営・パフォーマンス全てをBiSメンバーが行うライブで、4月24日に初ライブ「自給自足LiVE-vol.1-」を東京・中野heavysick ZEROにて開催していた。

 

このたび発表された「自給自足LiVE-vol.2-」は6月24日(月)に東京・下北沢WAVER、「自給自足LiVE-vol.3-」は7月6日(土)に愛知・CIRCUS NAGOYA、そして「自給自足LiVE-vol.4-」は7月15日(月・祝)に東京・大塚Meetsにてそれぞれ開催。ついに東京以外での開催も決定した。

 

また、「自給自足LiVE-夏合宿編-」は、自給自足LiVEの聖地である東京・中野heavysick ZEROにて8月12日(月・祝)から14日(水)の3日間にわたり開催され、それぞれ“縛り”のある限定ライブとなる。初日の12日はオールバック(髪)限定、13日は学生・女性限定の2公演、14日は顔を白塗りした人限定での自給自足ライブになるとのことだ。

 

なお、チケットの販売は抽選となり、その発表はBiSオフィシャルYouTubeのライブ配信で行われる予定とのこと。詳細は公式サイトを参照。

BiS「自給自足LiVE」追加公演

 

「自給自足LiVE-vol.2〜4-」概要

「自給自足LiVE-vol.2-」
2024年6月24日(月)東京・下北沢WAVER

「自給自足LiVE-vol.3-」
2024年7月6日(土)愛知・CIRCUS NAGOYA

「自給自足LiVE-vol.4-」
2024年7月15日(月・祝)東京・大塚Meets

 

「自給自足LiVE-夏合宿編-」概要

2024年8月12日(月・祝)東京・中野heavysick ZERO
「オールバック限定ライブ」
※髪をすべてオールバック状態にまとめた人のみ(スキンヘッドの人も参加可能)

2024年8月13日(火)東京・中野heavysick ZERO
「第1部:学生限定ライブ」
※小中高生、専門学生、大学生・院生限定
「第2部:女性限定ライブ」
※普段女性として生活している人のみ

2024年8月14日(水)東京・中野heavysick ZERO
「白塗り限定ライブ」
※顔を白塗りにした人のみ

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official X:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

声優・アーティストの大渕野々花に聞くデビューシングルへの想いとデビュー秘話‐決心をしたのは就活で「本当にこの仕事でいいの?」と言われたから

2022年に開催されたフライングドッグ主催オーディション「犬コン!」で特別賞を受賞した大渕野々花。ゲーム『Project:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL』花崎薫役を務め声優デビュー、そして2024年5月22日(水)にデビューシングル「朱く染めて心臓」を引っ提げてアーティストとしての活動もスタートする。今回はアーティストデビューを控えた彼女にインタビュー。「犬コン!」を受けたきっかけや、演技・音楽にかける想いについてお聞きました。

大渕野々花

就活で「本当にこの仕事でいいの?」と言われて

◆今回はデビューシングルのことに加えて、大渕さんが声優・アーティストを目指したきっかけや、音楽遍歴などについてお聞きできればと思っています。

よろしくお願いします!

 

◆大渕さんは2022年に開催されたオーディション「犬コン!」を経て、声優・アーティストデビューをされました。もともと、声優やアーティストにはなりたかったのですか?

はい。小さい頃から声優になりたいと思っていました。何より私は演技・歌が大好きで。私にとって演技と歌は、ずっとやっていたいと思えるものなんです。仮に仕事としてではなくても、とにかく続けていきたいと考えていました。実際に大学生の頃は、仕事は別の道もあるのではと思い、アナウンサーになることを目指して就職活動をしていたんです。

 

◆そうだったんですね。

ただ就活をしているときに、「本当にこの仕事でいいの?」と面接で何度か聞かれることがあったんです。その場では「もちろんです!」と答えていましたが、その言葉がずっと自分の頭の中から離れなくて。それで、改めて自分の気持ちを整理していくなかで、やっぱりお芝居と歌は続けていきたいし、仕事としてそういう場に身を置くことが、最も長く続ける方法になるとも思ったんです。そんなときに、「犬コン!」の募集が目に留まって。「これしかない!」と思い、オーディションを受けることにしました。

 

◆面接官の方は、その気持ちを見抜いていたのかもしれないですね。

自分のなかでは、どれだけ御社に入りたいのかということを語っていたつもりだったのですが(笑)。でも、見抜かれていたみたいです。もしかしたら面接を受けるみんなに同じ質問をしていたかもしれませんが、私はあの一言があったから、オーディションを受ける決心がつきました。本当に感謝しています。

 

◆演技が好きというお話でしたが、役者のなかでも声優になりたいと思ったのには、何か理由があったのですか?

10歳の頃に子役の事務所に入ったんですが、そこでは定期的に演技のレッスンもあって。レッスンを重ねていくうちに「演技って楽しい!」と感じるようになったんです。同時に、アニメ・漫画ブームが自分のなかでやってきて自然と、声優という仕事に興味を持ち始めました。

 

◆なるほど。

加えて、これは少し後ろ向きなお話になってしまうのですが……。私、身長が低いんですね。だから、映像系のお仕事だと役の幅が狭まってしまう気がして。声優は見た目にとらわれずに役を演じられる可能性もあるじゃないですか。アニメや漫画が大好きということも相まって、役の幅が狭められない可能性を感じて、声優の道に進みたいと思うようになりました。

 

◆歌や音楽も、小さい頃から好きだった?

大好きでした。父の車のなかで一青窈さんの曲がずっと流れていたんです。当時はどういう歌の内容なのか分かっていないまま、ずっと歌っていました。特に井上陽水さんが作曲されている一青窈さんの曲が好きでしたね。その後、テレビ番組の懐メロ特集で流れる山口百恵さんや中森明菜さんの曲もいいなと思うようになって。クラシックも好きでしたね。

 

◆同世代の子たちが聞いているような曲はあまり聞かなかった?

小学生の頃、朝の会で歌を絶対に歌う時間があったんです!音楽係が歌う曲を決める権限を持っていて、流行りの曲がたくさん選ばれました。当時はみんな嵐さんが好きで、朝の会でも月替わりで嵐さんの曲を歌っていた記憶があります(笑)。あとは、子役事務所のレッスンで課題曲になっていた、いきものがかりさんの曲もすごく好きでした。小学生の高学年になってからは、ボカロ(ボーカロイド)にもハマりましたね! デビュー曲を作ってくださったNeruさんの曲も狂ったように聞いていました(笑)。

 

◆いろいろな音楽を聞いて育ってきたんですね!

はい!高校生の頃にはバンドにハマって、時間の許す限りライブに一人で行っていました。当時からクリープハイプさんや04 Limited Sazabysさん、銀杏BOYZさんなどが好きですね。大学生になってからは、藤井風さんや小林私さんの曲を聞くようになりました。K-POPも聞いています。もう、自分でもこのジャンルが好きというのが絞り切れません(笑)。

 

◆歌うのも好きでしたか?

歌が好きだと気づいたのは、それこそ子役事務所に入ってからですね。レッスンのときに褒められるのがうれしかったですし、レッスンで苦手がっている子を見て「私は歌うこと、別に嫌いじゃないぞ?」と思うようになって。それで気づいたという感じです。でもさかのぼってみたら、一青窈さんの曲も小さい頃から歌っていましたし、ずっと好きだったんでしょうね。

 

◆音楽に関する習い事はやっていましたか?

4歳からピアノを習い始めて、10歳で挫折しました(笑)。「ここで壁にぶち当たる人は多いけど、あと1年ぐらいやったら、きっとできるようになるよ」とも言われたのですが、その分得意なことを伸ばしたほうがいいかもと思ってしまって…。

 

◆なるほど。でも、お芝居も歌も好きだったなら、声優・アーティストどちらの活動もバックアップしてくれる「犬コン!」はまさに大渕さんが求めていたものだったのかもしれないですね。

そうですね!自分の性格や経験的にも、芝居・歌どちらかだけではなく、両方が評価軸というのはありがたかったです。

 

◆オーディションは緊張しましたか?

子役時代からオーディションはありましたし、芸能活動をやっていくなかで審査されるということは日常化していたので、そこまで抵抗や緊張はなかったかもしれないです。やりたいことがあってそのために必要なら、オーディションでも何でも受けます!という気持ちでしたね。

 

デビュー曲は「Neruさん節によるいろいろな曲調のフルコース」

◆そうして小さい頃からの夢を自らの手でつかんだ大渕さん。5月22日にはデビューシングル「朱く染めて心臓」がリリースされます。

先ほどもお話しましたが、「朱く染めて心臓」は私が小学生の頃から聞いていたNeruさんに作詞・作編曲をしていただいた曲なんですよ!もう随所にNeruさんを感じられて、最初に聞いたとき、すごく感動しました。私個人としてもとても好きな曲調の楽曲で、テンションも上がりました。

 

◆TVアニメ『怪異と乙女と神隠し』のエンディング主題歌でもある本作。改めて、どのような楽曲になっているのか教えてください。

サビはこれぞNeruさんというロックチューンでありながら、スカ(Ska)要素や昭和歌謡のようなメロディだったり、いろいろな曲調のフルコースをNeruさんならではの視点で詰め込んでいただいた、みたいな曲ですね! 歌詞はTVアニメ『怪異と乙女と神隠し』に寄り添いながらも、報われない恋の歌としても聞くことができるんです。いろいろな楽しみ方ができて、誰かの「好き」に引っ掛かる曲に仕上がっていると思います。

 

◆実際にレコーディングしてみて、どうでしたか?

ソロとしてのレコーディングは初めてで。緩急などを含めて、ぜんぶ自身の歌で構成していかないといけないんですよね。私の先入観や歌い癖で取り組んでしまうと、曲の印象がガラリと変わってしまうので。実際、最初は歌謡曲感に引っ張られて、大人っぽく歌ってしまったんですが、「もう少し少女らしさが欲しい」というディレクションがありまして。その場で試行錯誤しながら、今の形になっていきました。

 

◆アニメの放送もスタートしています。実際にご覧になってみた感想を教えてください。

漫画とは違った、アニメならではの視覚的・聴覚的な表現や効果が散りばめられていることに感動しました。漫画って能動的に自分のペースで読み進めることができるじゃないですか。だから、めくるドキドキがあるんですよね。一方でアニメなどの映像作品だと受動的にハラハラ感を浴びせられて、ぞわっとする。アニメ化されたことによって能動的にも受動的にも本作を楽しめるようになったのが、うれしくてたまらないですね。

 

◆EDで自身の曲が流れたときは、どんなお気持ちでしたか?

最初はあまりにも現実味がなくて、他人事でした。流れてもなお、実感がなかったんです。それくらい自分にとって夢のような出来事で……。徐々にその幸せ、喜びをかみ締めています。

 

◆デビューシングルには他にもいくつかの楽曲が収録されています。そのひとつが「夢.jpeg」。

「夢.jpeg」は小林私さんに作詞・作曲、sugarbeansさんに編曲いただいた曲です。実は私、お二人の楽曲が大好きで。それをプロデューサーさんにお話したら、このような形で曲を作っていただけることになりました。本当にありがたい限りです。とてもジャジーで、セッション感あふれるサウンドになっています。クレジットからどういう楽器が使われているのか拾い上げていただき、セッションしている様子を思い描きながら聞いてもらえたらうれしいですね。歌詞は小林さんワールド全開。小林さんとは制作前に一度ご挨拶を兼ねて打ち合わせをさせていただきまして、私の好みのソングライティングをヒアリングして書いてくださったので、すごく馴染みます。

 

◆デビューシングルの直筆サイン入り限定盤にはもう一曲「終わらないストーリー」が収録されています。

この曲は「犬コン!」のNExTアーティスト部門で特別賞を受賞したイナツさんに作っていただきました。私のこれまで、そして今を描いた楽曲です。サウンドはイナツさんが得意としているであろうパンキッシュで、力強いドラムが印象的です。そこに繊細できらびやかなストリングスが加わることで、少し切なさも感じられるんですよね。まさに「犬コン!」を受けているときの私の気持ちにぴったりな曲に仕上がっています。

 

◆一方のアニメ通常盤には、「一生分の星と逃げる」が収録されています。

作詞・作曲は傘村トータさん、編曲は堀江晶太さんと、とんでもない布陣で作っていただいた曲です。夜空って、吸い込まれるような濃淡がすごく重たくも美しいという印象があって。ただ、星々が輝くきれいな星空として捉えると、キラキラで軽やかという印象になるんですよね。丁寧に扱うべき重たい感情の歌詞と、サウンドのきらびやかさが両立するこの曲は、まさに夜空の二面性が出ている曲だなと思っています。澄んだ音の曲なので、都会で聞いたとしても、その場が瞬時にきれいな高原になるんじゃないかな!

 

◆各楽曲の紹介ありがとうございました。まだデビューしたばかりではありますが、今後はどういう活動をしていきたいですか?

いただけるものは幅広く何でもやっていきたいです。今回のシングルでいろいろな方向性の曲を歌わせていただきましたが、歌うたびに新たな自分と出会いました。自分の想像の至らないことって、まだまだたくさんあると実感したんです。だから、役者としてもアーティストとしても、自分がやりたいことを決めるのではなく、いただいたお話を素直に取り組んでいきたいですね。アーティストとしては、フェスみたいな、初めましての方が多い場所でライブをしてみたいです。自分の力がいろいろと試される場所に赴いてみたい。なんか、戦闘民族みたいですね(笑)。

 

◆フェスは戦いだとおっしゃっているアーティストの方もいらっしゃいます。

私もバンドマンの方が言っているのを聞いたことがあります!それを聞いて育ったので、同じような場所に立ってみたいという気持ちがあるのかもしれません。

 

◆本日は貴重なお話ありがとうございました。最後にお聞きします。大渕さんにとって演技・音楽とは?

自分と向き合う場所……というより、向き合わされる場所ですかね。やればやるほど、自分でもよく分かっていなかった自分を発見するんです。演技と音楽のおかげで、自分が浮き彫りになったり、変わっていくところもあったり。気づかされることばかりです。安らげる場所のはずだけれども、気が抜けない場所でもあって。家のようでもあり、戦場のようでもある。今の私にとっては演技と音楽は、自分と向き合わされる場所ですね。

 

PROFILE

大渕野々

●おおぶち・ののか…3月13日生まれ。埼玉県出身。A型。身長147cm。小学校から高校時代にかけてドラマやバラエティに出演し、歌唱オーディション番組でも入賞を経験。大学時代には舞台への出演や、ABEMA・BS 朝日で学生キャスターを務めるなど、マルチな才能を発揮する。2022年にフライングドッグ主催オーディション「犬コン!」で特別賞を受賞し、声優・歌手としての活動をスタート。2024年4月放送のTVアニメ『怪異と乙女と神隠し』にてエンディング主題歌を担当する。

 

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/M.TOKU

 

リリースイベント情報

2024年5月25日(土)14:00~

内容:1時間店長(「名刺」お渡し会)

【東京】AKIHABARAゲーマーズ本店 (5F店内スペース)

https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/13.html

 

2024年5月25日(土)17:00~

内容:推し撮り会(チェキ撮影会)

【東京】アニメイト秋葉原1号館 (7Fイベントスペース)

https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/14.html

 

2024年6月3日(月)19:00~

内容:ミニライブ&特典「ポスター」お渡し会 ※ランダムで直筆サイン入り

【東京】タワーレコード新宿店(9Fイベントスペース)

★直筆サイン入り限定盤をお買い上げの方は、商品フォトブックにお名前をお入れします!

https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/News/A028551/15.html

 

リリース情報

Debut Single「朱く染めて心臓」

2024年5月22日(水)リリース

 

■直筆サイン入り限定盤(1CD+フォトブック)

価格:2,750円(税込)

トラックリスト:

01.朱く染めて心臓

02.夢.jpeg

03.終わらないストーリー

04.朱く染めて心臓(Instrumental)

05.夢.jpeg(Instrumental)

06.終わらないストーリー(Instrumental)

 

<直筆サイン入り限定盤特典>

大渕野々花が1冊1冊手書きした直筆サイン入りフォトブック「ののさんぽ」同梱

 

■アニメ通常盤(1CD)

価格:1,430円(税込)

トラックリスト:

01.朱く染めて心臓

02.夢.jpeg

03.一生分の星と逃げる

04.朱く染めて心臓(TV Size ver.)

05.一生分の星と逃げる(Instrumental)

 

<アニメ通常盤特典>

TVアニメ『怪異と乙女と神隠し』×大渕野々花コラボイラストジャケット

 

WEB

大渕野々花オフィシャルサイト:https://e-stonemusic.com/nonoka

デビューシングル「朱く染めて心臓」特設サイト:https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/nonoka/debut_single/

オフィシャルX:https://twitter.com/tiny_WildFlor

オフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/tiny_wildflor/

オフィシャルYouTube:https://www.youtube.com/@obuchinonoka

生演奏のような疾走感とグルーブ感! ジャズピアニスト小川理子、初SACDアルバム「Balluchon」

ジャズピアニストとして活躍しながら、日本オーディオ協会の会長も務める小川理子さんの初SACDアルバム「Balluchon(バルーション)」が5月21日に発売されます。販売価格は4000円(税別)。

 

同SACDは、2018年6月に発売されたUHQ仕様CD「Balluchon」作成時のPCMリニア音源を元に、SACD化した作品。「ワンテイク」録音で、生の音に近づけるために、コンプレッションを一切使っていません。また、一般的なSACDは、PCMリニア音源をそのままDSDに変換して制作しますが、本SDCAでは、DSDの特性を引き出すため、あえてアナログ音源から手間をかけて制作されています。

 

ウルトラアートレコードの代表を務め、オーディオ評論家の顔も持つ、麻倉怜士さんと潮 晴男さんの2人がA面とB面をそれぞれプロデュース。各面の世界観に合わせて異なるミュージシャンがフューチャーされています。

 

小川さんのストライド奏法から奏でられる、明晰なタッチ、高い透明度、鋭角な音の輪郭を最大限に活かすべく楽曲を選択。ジョージ・ガーシュイン、デューク・エリントン、コール・ポーター作品を採用し、盤石なピアノテクニックから生まれる疾走感とグルーブが楽しめます。

 

【収録楽曲】
A面
1)Oh lady be good
2)Love for sale
3)In a sentimental mood
4)Do nothing till you hear from me(-ヴォーカル入り)
5)I got Rhythm
6)But not for me

バックミュージシャン
田辺充邦(ギター)
山村隆一(ベース)
バイソン片山(ドラム)

B面(SACD では連続再生)
1)Take the A train
2)C jam blues
3)Smile(ヴォーカル入り)
4)Perdido
5)Lady Madonna

バックミュージシャン
浜崎 航(テナーサックス、フルート)
中平薫平(ベース)
吉良創太(ドラム)

【アルバム概要】
・アーティスト:小川理子
・タイトル: Balluchon (バルーション)ジャズピアノ・ヴォーカル・アルバム
・レーベル : Ultra Art Record(ウルトラアートレコード合同会社)
・販売価格 : 4000 円(税別)
・発売日:2024年5月21日

BiS “自給自足”体制での初ツアーが大熱狂の中で開幕!メンバー個別のInstagramも開設【ライブレポート】

BiSが5月5日(日・祝)に関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の初日公演を東京・Spotify O-Crestを開催し、会場を埋め尽くした研究員とともに熱狂のステージを展開した。以下、レポートを掲載する。

BiS(photo/大橋祐希)

 

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」は、BiSメンバーがプレイヤーとマネージャー業務を兼務していくという新体制で迎える初めてのツアーで、関東全都県で全10公演開催される。当日はツアー開幕を祝福するような晴天に恵まれ、会場に集まった研究員のテンションは開演前から頂点を迎えているような熱気であふれていた。

 

熱気が充満する会場に「STUPiD」のイントロが鳴り響くと、BiSがステージに走って登場。ライブのスタートからフルスロットルで走り出したBiSに食らいつくように、会場の研究員もスタートダッシュを決め、ライブ序盤から熱狂のステージが繰り広げられていく。

 

今回のツアーは公演ごとにBiSメンバーがテーマを決め、それに則したセットリストを組んでおり、初日公演のテーマは“ALL of BiS”。その言葉を体現するかのようにBiSと研究員がシンクロし、会場全体でライブを構築していった。

 

ヒューガーの「踊れー!!」という煽りで勢いが爆発した「DA DA DA DANCE SONG」、感情爆発の「BASKET BOX」、会場全体が拳を突き上げ、シンガロングの大合唱が巻き起こったAge Factoryプロデュース楽曲「R.U.N」と新旧キラーチューンを連発していく。

 

「O-Crestに集まりの皆さん、今回のライブテーマの“ALL of BiS”なんですが、まだまだみんなで熱くなれますよね? もっとーー!!」とイコ・ムゲンノカナタがMCをすると、会場からは大歓声が上がった。

 

中盤戦に入っても、ライブでの鉄板曲「teacher teacher teacher」、「テレフォン」、「FUCKiNG OUT」とBiSのライブを象徴するような攻撃的セットリストで畳みかけていき、盛り上がりは天井知らずの勢いで加速していく。

 

ここで、“ラジオ体操→ヘッドバンキング→スクワット”という振付がBiSライブの名物になっている「thousand cricket」のイントロが流れると、メンバーと観客が会場内の酸素を取り合うという、BiSのライブでしか体感できない特殊な時間を共有し合った。

 

束の間のクールダウンとなるMCを挟み、ライブは終盤戦へ。ここからは、「I WANT TO DiE!!!!」「つよがりさん」「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」といった、感情を揺さぶる怒とうのエモゾーンに突入する。

 

続いて、ナノ3が「次が最後の曲になります。今日はたくさんの研究員に集まってもらえて本当にうれしかったです。そして、本当にライブって楽しいな、研究員が大好きだなと改めて思いました。そんな研究員と今後のBiSを作っていきたいと思っているので今後ともよろしくお願いします」とMCをすると、会場の多くの研究員が目に涙を浮かべた、感涙ソング「TOUCH ME」で本編を締めた。

 

鳴り止まないアンコールのコールを受け、BiSがステージに再登場。トギーが「今日はここに来てくれて本当にありがとうございます。BiSはいつか大きい会場でたくさんの研究員の前でライブをしたいと思っています。そのためには、たくさんの場所に行って、一人ひとりの心をつかんで離さないライブをしなくてはいけません」と。

 

「でも、大きい会場では、私たちの思いを1人ひとりに届けるのは難しいし、私たちはまだ上手くなくて…。思いが届かないと意味はないので、今回、距離の近いライブハウスで自分たちの思いを1人ひとりに届けるツアーがやらせてもらってます。BiSと“あなた”で、思いを共感できるライブをやっていきたいです。これからもっともっと人の心に届くライブをするために、もっともっと頑張るので今後ともよろしくお願いします」とメッセージを。

 

アンコールでは、BiSのワンマンライブではあまりない、「Sakura」「NO CHOiCE」、「CURTAiN CALL」、「LET’S GOどうも」といった新旧の名曲を4曲をパフォーマンスして、ツアー初日の幕は閉じた。

 

なお終演後には、“自給自足”体制に移行し、自らの思いを発信していく機会が増えていく中でBiSメンバー個別のInstagramを開設することもアナウンスされた。

BiS(photo/大橋祐希)

 

●photo/大橋祐希

 

SET LIST

「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日・祝)Spotify O-Crest

M1.STUPiD
M2.DADADA DANCE SONG
M3.BASKET BOX
M4.RUN
M5.teacher teacher teacher
M6.テレフォン
M7.FUCKiNG OUT
M8.thousand crickets
M9.STiLL BE CHiLD
M10.LAZY DANCE
M11.I WANT TO DiE!!!!!
M12.つよがりさん
M13.BiSーどうやらゾンビのおでましー
M14.TOUCH ME

EN1.Sakura
EN2.NO CHOiCE
EN3.CURTAiN CALL
EN4.LET’S GO どうも

 

ツアー情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月12日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)【東京】代官山UNIT
2024年5月19日(日)【茨城】水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)【神奈川】F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)【千葉】千葉LOOK
2024年5月31日(金)【東京】Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)【栃木】HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)【群馬】前橋DYVER
2024年6月9日(日)【東京】代官山UNIT

 

BiSメンバー Instagramアカウント

トギー :https://www.instagram.com/toggy_bis/
ナノ3 :https://www.instagram.com/nano3_bis/
ヒューガー :https://www.instagram.com/hyuga_bis/
クレナイ・ワールズエンド :https://www.instagram.com/kurenai_bis/
イコ・ムゲンノカナタ :https://www.instagram.com/mugen_bis/

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official X:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

乃木坂46が「ガルアワ」ライブステージラストに登場「Monopoly」「おひとりさま天国」「チャンスは平等」を披露【GirlsAward 2024 S/S】

「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」が東京・国立代々木競技場 第一体育館で行われ、乃木坂46がライブステージのラストに登場した。

乃木坂46「おひとりさま天国」(c)Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER

 

メンバー紹介VTRが流れ、シックな白の衣装で登場したメンバーたち。遠藤さくら、賀喜遥香がセンターを務める「Monopoly」の楽曲が流れ始めると会場からは歓声が上がった。続く井上和がセンターを務める「おひとりさま天国」では、クラップする場面で会場が一体となり、ボルテージは最高潮に。

 

梅澤美波が「GirlsAward、皆さん楽しんでますか?」と会場に投げかけると、大きな声援が上がった。遠藤は「先ほどはランウェイを歩かせていただいて、さっきとは違った盛り上がりをライブで感じることができて、とても楽しかったです。個人的にこの衣装がお気に入りなので、この衣装を着て披露できたこともうれしかったです」とニッコリ。

 

井上は「『おひとりさま天国』は乃木坂46の楽曲の中でも、盛り上がれる楽曲というか、すごく明るくパワーのある楽曲だと思うので、この会場にいる皆さんと、配信を見てくださっている皆さんと一緒に盛り上がれたんじゃないかなと思いますし、すごく私も楽しかったです」と感想を明かした。

 

ラストは卒業を控える山下美月がセンターを務める「チャンスは平等」を披露し、大盛り上がりで締めくくった。

乃木坂46「チャンスは平等」(c)Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER

 

(c)Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER

「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」東京ドーム公演2DAYSをHuluにてライブ配信 ⾒放題視聴権プレゼントキャンペーンも

5月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり東京ドームで開催される、「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」を、Huluにてライブ配信&リピート配信。また、配信を記念して、Hulu⾒放題視聴権プレゼントキャンペーンも実施される。

「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」©乃⽊坂46LLC

 

2011年8⽉に「AKB48 の公式ライバル」として誕⽣したアイドルグループ・乃⽊坂46。2012年2⽉に1stシングル「ぐるぐるカーテン」でメジャーデビューし、2nd〜31stまでのすべてのシングルでオリコン1位を獲得。2017年・2018年には2年連続で⽇本レコード⼤賞を受賞するなど、⽇本のアイドルシーンを最前線で⾛り続けている。

 

山下美月は、2016年9⽉に乃⽊坂46の3期⽣としてデビュー。2018年4⽉にリリースされた20thシングル「シンクロニシティ」で初選抜メンバー⼊りし、26thシングル「僕は僕を好きになる」で初のセンターを務め、以降はエースとしてグループをけん引。

 

楽曲リリースやライブ・⾳楽番組でのパフォーマンスだけでなく、ファッションモデル・CM・写真集などのソロ活動でも快進撃を続けており、20歳で挑戦した初の写真集「忘れられない⼈」は累計発⾏19万8000部の⼤ヒットを記録。今年4⽉にはアイドルとして最後の写真集「ヒロイン」を発売したばかりだ。

 

⼥優としての活躍も目覚ましく、2023年には連続TVドラマに年間5作品も出演するなど引っ張りだこ。⽂字通り“⽇本⼀多忙な⼥性アイドル”といっても過⾔ではない。そんな山下が今年2⽉、グループからの卒業を発表すると、⼤きな話題を呼んだ。

 

彼⼥が乃⽊坂46として⽴つ最後のステージは、5月11日、12日の東京ドーム2DAYS。約8年間の活動の集⼤成となる貴重なコンサートとなる。Huluでは両日ともライブ配信し、翌週5月18日(土)、19日(日)には、リピート配信も実施する(※本作品は⽉額料⾦を⽀払うことなく作品単位で視聴可能)。

 

また配信を記念して、Huluでは「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」の配信チケットの購⼊者全員に、⽉額⾒放題サービスを楽しめるHulu⾒放題視聴権(コードタイプ/1カ⽉分)をプレゼントするキャンペーンを初めて実施する。

 

Huluの⽉額⾒放題サービスでは現在、『NOGIBINGO!』『乃⽊坂スター誕⽣︕』『ノギザカスキッツ』『乃⽊坂どこへ』といったグループの冠番組や、乃⽊坂46メンバー総勢21名が出演(3期⽣は総出演)した2019年放送のドラマ『ザンビ』、2015年公開のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ⽅ Documentary of 乃⽊坂46」、2018年・2019年に上演された舞台「乃⽊坂46版 ミュージカル『美少⼥戦⼠セーラームーン』」など、乃⽊坂46メンバーが出演する映像作品を多数配信中。

 

配信情報

「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」

 

ライブ配信⽇時:

2024年5⽉11⽇(⼟)午後6時開演

2024年5⽉12⽇(⽇)午後6時開演

※ライブ配信時間は予告なく変更になる場合がございます。

※ライブ配信ご視聴の際は、巻き戻しや⼀時停⽌はできません。

 

リピート配信⽇時:

5⽉11⽇(⼟)公演:5⽉18⽇(⼟)午後7時〜

5⽉12⽇(⽇)公演:5⽉19⽇(⽇)午後7時〜

※リピート配信時間は予告なく変更になる場合がございます。

※リピート配信ご視聴の際は、巻き戻しや⼀時停⽌はできません。

 

出演者:乃⽊坂46

※⽋席者は乃⽊坂46 公式サイトを参照

 

視聴料⾦:4,600円(税込)またはポイントによるお⽀払い

 

販売期間 ※販売期間は予告なく変更になる場合がございます。

5⽉11⽇(⼟)公演:5⽉18⽇(⼟)午後7時まで

5⽉12⽇(⽇)公演:5⽉19⽇(⽇)午後7時まで

購⼊URL:https://www.hulu.jp/store/nogizaka46-mizuki-yamashita-graduation-concert

購⼊⽅法:会員登録の上、ログインしてご購⼊ください。※会員登録無料

ライブ配信作品の購⼊/視聴⽅法:https://help.hulu.jp/hc/ja/articles/360049955574

よくある質問事項:https://help.hulu.jp/hc/ja/sections/360008449213

 

©乃⽊坂46LLC

BiS 現体制による最新アルバム『NEVER MiND』の新録バージョン配信決定!3曲が5・1配信スタート

BiSが最新アルバム『NEVER MiND』に収録されている「R.U.N」「Sakura」「悲しみを纏う男たちの行進」の3曲を現在のメンバー構成に合わせたリミックス音源「NEW TYPE Ver.」として、5月1日(水)より配信スタートした。

配信アルバム『NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)』

 

約4年ぶりにリリースされたアルバム『NEVER MiND』リリース翌週に急遽、メンバー1名がグループを脱退したことを受け、現在の5人体制に合わせて音源をリミックスすることに。

 

今回配信される楽曲は、Age Factoryプロデュース楽曲「R.U.N (NEW TYPE Ver.)」「Sakura (NEW TYPE Ver.)」とfOULプロデュース楽曲「悲しみを纏う男たちの行進 (NEW TYPE Ver.)」の3曲。

 

AxSxE、中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、中村弘ニ(ナカコー)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュース楽曲は後日配信予定となっている。

 

また、クラウン ミュージックストア限定で、配信アルバム『NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)』の特典付き商品も発売が決定。アルバム収録11曲に加え、BiSメンバーとレーベルの担当ディレクターのトーク会に参加できる特典付き商品や、各メンバーの動画メッセージが付与される商品など全9商品が6月10日(月)より発売開始される。なお、特典付き商品のうち多くが数量限定とのことで、早めのチェックが必須となりそうだ。

 

リリース情報

■「R.U.N (NEW TYPE Ver.)」/「Sakura(NEW TYPE Ver.)」/「悲しみを纏う男たちの行進(NEW TYPE Ver.)」

2024年5月1日(水)配信リリース

各配信サイト:https://bis.lnk.to/nevermindnewtype

 

■配信アルバム『NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)』

2024年9月4日(水)発売予定

 

【収録曲】

1.R.U.N (NEW TYPE Ver.)

2.STiLL BE CHiLD (NEW TYPE Ver.)

3.Olenimorph, Ole (NEW TYPE Ver.)

4.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム (NEW TYPE Ver.)

5.LAZY DANCE (NEW TYPE Ver.)

6.なまえをよんで (NEW TYPE Ver.)

7.青風 (NEW TYPE Ver.)

8.僕の目を見つめて 君の世界になりたい (NEW TYPE Ver.)

9.悲しみを纏う男たちの行進 (NEW TYPE Ver.)

10.Sakura (NEW TYPE Ver.)

11.NO CHOiCE (NEW TYPE Ver.)

 

■クラウン ミュージック ストア限定商品(全9商品)

【イベント参加権付き商品】(1)~(4)

(1)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【リアル13時の部】

価格:4,000円(税込)/3,636円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

 

収録曲:

1.R.U.N (NEW TYPE Ver.)

2.STiLL BE CHiLD (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

3.Olenimorph, Ole (NEW TYPE Ver.) ※9月4日配信予定

4.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム (NEW TYPE Ver.)

※9月4日配信予定

5.LAZY DANCE (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

6.なまえをよんで (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

7.青風 (NEW TYPE Ver.) ※9月4日配信予定

8.僕の目を見つめて 君の世界になりたい (NEW TYPE Ver.) ※9月4日配信予定

9.悲しみを纏う男たちの行進 (NEW TYPE Ver.)

10.Sakura (NEW TYPE Ver.)

11.NO CHOiCE (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとレーベルの担当ディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベントにご招待(30名)。

2024年7月27日(土)都内某所13時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(2)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【リアル15時の部】

価格:4,000円(税込)/3,636円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとレーベルの担当ディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベントにご招待(30名)。

2024年7月27日(土)都内某所15時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(3)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【配信13時の部】

価格:3,300円(税込)/3,000円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベント配信視聴。

2024年7月27日(土)13時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(4)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【配信15時の部】

価格:3,300円(税込)/3,000円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベント配信視聴。

2024/7/27(土)15時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

【メンバー別コメント動画付き商品】(5)~(9)

(5)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) イコ・ムゲンノカナタ BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:イコ・ムゲンノカナタが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(6)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) クレナイ・ワールズエンド BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:クレナイ・ワールズエンドが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(7)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) トギー BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:トギーが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(8)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) ナノ3 BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:ナノ3が購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(9)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) ヒューガー BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:ヒューガーが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

そのほか詳細・最新情報は公式サイトを参照

 

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杉山清貴&オメガトライブが40年ぶりのテレビ出演!作曲家・林哲司の名曲「真夜中のドア~Stay With Me」「北ウイング」をカバー『The Covers』

5月9日(木)放送の『The Covers』(NHK BS 午後9時30分~9時59分)は、「杉山清貴&オメガトライブ 〜魅惑の80sシティ・サウンド~」を送る。

『The Covers』杉山清貴&オメガトライブ(c)NHK

 

放送11年目に突入したNHK BSの音楽番組『The Covers』。今年度から放送日時をリニューアルし、毎月第1&第2木曜の午後9時30分から放送中。5月9日(木)放送回には、80年代に洗練されたシティ・サウンドで音楽シーンを席巻した杉山清貴&オメガトライブが登場。

 

1983年にデビューし、85年の解散までわずか2年8か月の活動の中で「ふたりの夏物語」、「君のハートはマリンブルー」「SUMMER SUSPICION」など数々のヒット曲を発表。2023年、デビュー40周年を機に再集結、現在「FIRST FINALE TOUR 2024」と題して全国ツアーを開催する彼らが、40年ぶりにメンバーそろって激レア&ファイナルテレビ出演へ。

 

彼らのヒット曲の多くを手がけたのが、去年デビュー50周年を迎えたシティ・ポップのレジェンド作曲家・林哲司。今回は、杉山清貴&オメガトライブが林哲司の名曲を披露する。近年のシティ・ポップブームのキッカケになった、松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」、中森明菜の1984年のヒットチューン「北ウイング」をカバー。そして、オリジナル大ヒット曲「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」を、バンドとしてNHK初披露。

 

全国ツアーも各地で大好評を博し、その変わらぬパフォーマンスと色褪せない名曲が話題に。トークでは、今あらためて再結集した理由や、ツアーでのエピソードが笑いを交えながら語られる。杉山清貴&オメガトライブのパフォーマンスによって、80年代の名曲が新鮮なサウンドでよみがえる。

『The Covers 80’s ロック・ナイト!~TM NETWORK・レベッカと1984年~』左から)リリー・フランキー、UA(AJICO)、小室哲哉、上白石萌歌(c)NHK

 

さらに、5月9日(木)は「杉山清貴&オメガトライブ 〜魅惑の80sシティ・サウンド~」の放送後、NHK総合にて『The Covers 80’s ロック・ナイト!~TM NETWORK・レベッカと1984年~』(午後10時~10時45分)のオンエアも決定している。

 

番組情報

『The Covers』「杉山清貴&オメガトライブ 〜魅惑の80sシティ・サウンド~」
BSP4K(先行放送):2024年5月5日(日)午後10時50分~11時19分
NHK BS(本放送):2024年5月9日(木)午後9時30分~9時59分

MC:リリー・フランキー 上白石萌歌
カバーズゲスト:杉山清貴&オメガトライブ

<楽曲>
「北ウイング」 (中森明菜/1984)詞:康珍化 曲:林哲司
「真夜中のドア〜Stay With Me」 (松原みき/1979)詞:三浦徳子 曲:林哲司
「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」(杉山清貴&オメガトライブ/1985)詞:康珍化 曲:林哲司

『The Covers 80’s ロック・ナイト!~TM NETWORK・レベッカと1984年~』
NHK総合
2024年5月9日(木)午後10時~10時45分
再放送予定:2024年5月13日(月)午後11時50分~深夜0時35分

MC:リリー・フランキー 上白石萌歌
カバーズゲスト:AJICO 坂本美雨
スペシャルゲスト:小室哲哉
セレクション:氷川きよし

<楽曲>
◆AJICO
「フレンズ」 (REBECCA/1985) 詞:NOKKO 曲:土橋安騎夫
「ラヴの元型」 (AJICO/2024) 詞:UA 曲:浅井健一、荒木正比呂

◆坂本美雨
「TIMEMACHINE」 (TM NETWORK/1983)詞:小室哲哉 曲:木根尚登

◆氷川きよし(※セレクション)
「SEVEN DAYS WAR」 (TM NETWORK/1988)詞:小室みつ子 曲:小室哲哉

番組X:@nhk_covers
番組HP:https://www.nhk.jp/p/thecovers/

(c)NHK

BiS メンバー自ら企画・発注した新アー写&ツアービジュアル公開!プレイヤー兼マネージャーとして第一歩

4月1日より“自給自足アイドル”として新たに活動をスタートしたBiSが、新たなアーティスト写真と5月5日(日)より開催する関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」のツアービジュアルを公開した。

 

3月5日にメンバーのシオンエピックが脱退し、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、トギー、ナノ3、ヒューガーの5人体制に移行したBiS。今後の活動を見つめ直していく中で、原点に立ち返り、グループ結成当初のように“自給自足”をモットーに活動していくことを4月1日に発表していた。

 

今回のビジュアルは、撮影ロケーション選定・カメラマンへの発注・撮影スケジュール調整をはじめ、ツアービジュアルのロゴ制作やグッズデザイン・発注もBiSメンバーが自ら行い、さっそくプレイヤー兼マネージャーとして活動した第一歩となった。

 

そんな彼女たちが企画・制作を行うワンマンライブ「自給自足ライブ-vol.1-」は、4月24日(水)に中野heavysick ZEROにて開催される。ステージで観客を熱くさせる今までのBiSに加え、マネージャーとしてどのようにライブ運営を行うか注目が集まる。

グッズ一覧

 

公演情報

「自給自足ライブ-vol.1-」
2024年4月24日(水)中野heavysick ZERO

OPEN 18:30 / START 19:00
自給自足TiCKET販売価格:3,500円(+ドリンク代600円)

※イベント参加方法は公式サイトを参照

 

ツアー情報

「We Gotta Go BiS TOUR」ビジュアル

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)【東京】Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)【東京】代官山UNIT
2024年5月19日(日)【茨城】水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)【神奈川】F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)【千葉】千葉LOOK
2024年5月31日(金)【東京】Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)【栃木】HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)【群馬】前橋DYVER
2024年6月9日(日)【東京】代官山UNIT

 

WEB

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ロザリーナ 3年ぶりのフルアルバム『sweet ring』5・29リリース決定!「帰ってきた あぶない刑事」挿入歌「no plan」も収録

切ないリリックと甘いハスキーな声が魅力のシンガーソングライター、ロザリーナが5月29日(水)にニューアルバム『sweet ring』をリリースすることが決定した。

ロザリーナ

 

『sweet ring』は、2021年3月にリリースされた『飛べないニケ』以来、約3年ぶりの3rdフルアルバムとなる。ロザリーナが日頃から大切にしている「家族愛」、「友情」に対する想いを“スイートな輪”と表現し、コンセプトとして制作され、さまざまな表情を見せる楽曲群で表現した全10曲を集めた渾身作だ。

 

作品には、2022年に自身のCM出演も話題を呼んだ「コカ・コーラ福ボトル」TVCMに起用された「Life Road」、2023年に放送された高畑充希×田中圭共演のテレビ朝日ドラマ『unknown』挿入歌「I knew」といったスマッシュヒットソングに加えて、来月5月24日(金)全国公開の映画「帰ってきた あぶない刑事」の挿入歌に抜てきされた新曲「no plan」も収録する。

 

発表に際して、ロザリーナは「悲しい気持ちのときに曲を作ることが多くて、自然とミドル、バラードな曲調が多めだったけど、『ロザパーリーナイト』というタイトルのイベントをやったり、自分自身も明るい歌に救われたり、そんなことがあってから今回のアルバム制作に入っていきました。今までのロザリーナとはまた少し違うピースな要素を意識して作りました」と。

 

続けて「このCDは私にとって甘い輪っかになりました。誰かにとってもそうなってほしいし、誰かの応援歌にもなったらうれしいです。そんな思いを込めて『sweet ring』というアルバムタイトルにしました。ぜひ聴いてください」とコメントを寄せた。

 

なお、ロザリーナは5月12日(日)及び26日(日)に開催のイベント「帰ってきた あぶない刑事」公開記念企画「あぶない刑事」スペシャルフィルムコンサートへの出演が決まっている。本公演は作品ファンの熱い声援に応え当初実施の12日に加えて、追加公演がかなった人気企画とのことで、こちらも注目だ。

 

リリース情報

New Album『sweet ring』
2024年5月29日(水)発売

New Album『sweet ring』初回生産限定盤、通常盤

【初回生産限定盤(CD+DVD)】SRCL-12887〜12888 4,800円(税込)
【通常盤 (CD)】SRCL-12889 3,300円(税込)

 

イベント情報

「帰ってきた あぶない刑事」公開記念企画「あぶない刑事」スペシャルフィルムコンサート
2024年5月12日(日)KT Zepp Yokohama ※SOLD OUT

「帰ってきた あぶない刑事」公開記念企画「あぶない刑事」スペシャルフィルムコンサート AGAIN
2024年5月26日(日)KT Zepp Yokohama(追加公演)

公式サイト:https://www.promax.co.jp/abudeka-concert24/

 

WEB

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リーガルリリー まるでダンジョンを探索するゲームのような「キラキラの灰」MVを公開!TVアニメ『ダンジョン飯』ED主題歌

リーガルリリーが、新曲「キラキラの灰」のミュージックビデオをYouTubeに公開した。

リーガルリリー「キラキラの灰」MVサムネイル

 

「キラキラの灰」はTVアニメ『ダンジョン飯』の第2シーズンED主題歌として、4月4日(木)に配信リリースされた。ストーリーとリンクした歌詞や、切なくもキャッチーなメロディが、アニメの初回放送とともに大きな話題を呼び、Spotify急上昇チャートにもランクインしている。

 

本日公開となったMVでは、謎の空間に閉じ込められた少年と突然踊りだす正体不明の老人が登場し、まるでダンジョンを探索するゲームのように、扉を開けて次の部屋へ横スクロールで進んでいくという映像作品になっている。他にもメンバーの登場シーンや、不思議な仕掛けがいくつも散りばめられており、目が離せない仕上がりだ。

 

また「キラキラの灰」は、アニメ描き下ろしイラスト仕様のCDとしても5月8日(水)にリリース予定。そして今夜22時30分からは、TVアニメ『ダンジョン飯』第2シーズンの第2話も放送となる。

 

リーガルリリー「キラキラの灰」Music Video

リリース情報

New Single『キラキラの灰』

2024年5月8日(水)発売

 

【期間生産限定盤(CD)】KSCL-3510/1,200円+税

描き下ろしイラストジャケット / デジパック仕様

 

CD予約購入:https://kmu.lnk.to/YHEGb8

「キラキラの灰」先行配信中:https://kmu.lnk.to/TwinklingAsh

 

ライブ情報

「リーガルリリー 10th Anniversary TOUR 2024」

2024年7月5日(金)Zepp DiverCity (TOKYO) 〜海の日〜 ※対バン有

2024年7月20日(土)GORILLA HALL OSAKA

2024年7月21日(日)名古屋BOTTOM LINE

2024年8月31日(土)高松DIME

2024年9月7日(土)札幌cube garden

2024年9月14日(土)広島CLUB QUATTRO

2024年9月15日(日)福岡DRUM Be-1

2024年9月21日(土)仙台darwin

2024年9月22日(日)新潟GOLDEN PIGS RED STAGE

2024年9月28日(土)金沢AZ

2024年9月29日(日)京都磔磔

 

WEB

TVアニメ『ダンジョン飯』公式HP:https://delicious-in-dungeon.com/

リーガルリリー公式HP:http://www.office-augusta.com/regallily

リーガルリリー公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCej2kGRhpa5CUdOcQe5G8ZA

リーガルリリー公式X:https://twitter.com/regal__lily

リーガルリリー公式Instagram:https://www.instagram.com/regallily_official

リーガルリリー公式TikTok:https://www.tiktok.com/@regallily_official

EXILE NAOTOが新たな挑戦を決意した理由とは グループへの思いも語る「三代目のためであり、僕の人生のため」

2009年にEXILEとしてデビュー後、15年目にして自身初となる写真集『Onestà』を3月21日に発売したEXILE NAOTO(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS)。先日開催した会見では「写真集を出すなんて考えたこともなかった」と明かした彼だが、ファンの声に背中を押され、新たな表現に挑んだ。

EXILE NAOTO

 

さらには自身が率いるヒップホップグループ・HONEST BOYZ®も4年ぶりに始動し、3月20日に1st Album「HBZ」をデジタルリリース。4月7日(日)からは同アルバムを携え、こちらも自身初となるソロツアー「NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024」を開催する。

 

そんな新境地に挑むNAOTOさんに、写真集のテーマやお気に入りのカット、撮影地でのエピソードなどをインタビュー。リーダーを務める三代目 J SOUL BROTHERSへの思いや「HBZ」について、ソロツアーの見どころなどもたっぷり語ってくれました。

 

◆まず、あらためて今回写真集を出すに至った経緯を教えてください。

昨年、三代目 J SOUL BROTHERSの活動の中でミーグリツアーを開催したのですが、その際にファンの方から「写真集待ってます」という声をたくさん頂いて、そんなふうに思ってくれている方がこんなにいたんだ、って。これまでコメントやお手紙を頂くことはあっても直接声を聞ける機会がなかなかなかったので、きっかけとしては直接そういう声を聞けたというのが強かったです。そういう意味でも本当にミーグリをやって良かったですし、写真集も皆さんに背中を押していただいたおかげで出せたと思っています。

 

◆ミーグリツアーがきっかけになったというのは、ファンの皆さんにとっても大きな喜びだと思います。

どこの会場かは忘れてしまったのですが、終わった後すぐに「写真集出そうと思うんだけど」「みんなすごく言ってくれるんだよ」といった話をマネージャーチームにしたのを覚えています。本当に、ミーグリツアーで皆さんにお会いできたおかげで新たなことに挑戦してみようと思えて。なければ写真集は絶対に出していなかったですし、それこそソロツアーをやろうなんてことにもならなかったのかなと。「待ってます」っていう言葉ってすごく強いんです。

 

◆そんな記念すべき写真集の舞台をイタリア・シチリアにした理由は?

「グラン・ブルー」や「ゴッドファーザー」などの映画や、昔から好きな漫画で見ていて、ずっと行ってみたいと憧れていた場所なんです。豊かな自然と歴史ある街並みが調和した美しさに惹かれていて。なので、今回「どこで撮る?」となった時に、思い出となるであろう1st写真集はシチリアで撮りたいなと思ったことがきっかけです。

 

◆写真集のコンセプトをはじめ、どのように作り上げていったのでしょうか。

事前に「こういう写真を撮りたい」というものがはっきりあったわけではないのですが、撮影地がシチリアと決まった時点で「旅」というのがひとつテーマとして浮かんで。編集の皆さんと参考になるような写真を見ながらアイデアを出し合い、「海で撮るならこういうのだよね」とか、そういうムードを全員で共有し合って、ここにたどり着いたという感じです。僕、海外旅行が大好きなのですが、そういう素の部分も見えるような、大人のひとり旅というイメージで作っていきました。

 

◆色気あふれる表紙も話題を呼んでいますが、この写真に決めた理由は?

写真集の発売を発表した際に、スタッフの皆さんが選んでくださったカットも4枚出させてもらったのですが、僕自身としてもどれもいいなと思っていて。いざ表紙を選ぼうとなった時にもやはりその4枚が強く、最終的にはこれが一番パンチがあるなと(笑)。書店に並んだ時に「なんだこれは?」と目に留めていただけるかなと思い、この写真を選びました。でも、本当に大丈夫だったかな…(笑)。

 

◆NAOTOさんのさまざまな表情を楽しめる写真集になっていますが、お気に入りのカットを教えてください。

撮影が面白かったのはレストランでくつろいでいるカット。特に、唇に指を当ててシーッとやっているカットは本当に素ですね。というのも、NYで活躍されているカメラマンのMARI SARAIさんに撮影をお願いしたのですが、撮っている最中に「イエー!」や「イエス!」と声を掛けてこちらのテンションも上げてくださる方で、その声のボリュームがすごく大きくて(笑)。この時は近くのテーブルに旅行中の老夫婦がいらしたので、「ここはちょっと静かにいきましょう」とシーッとしたところをSARAIさんが見逃さなかったことで生まれたカットです(笑)。

 

◆公式TikTokでは“エアータバコ”をして撮ったというカットのメイキングも披露されていましたよね。

そうなんです(笑)。僕は普段タバコを吸わないので、撮影時は「エアータバコ(吸っているふり)でいいよ」と言ってくださったのですが、それがあまりにも決まらなくて…。実際に火を点け、吸いながら撮ることにしたのですが、20歳になったばかりの子が初めて吸う時のような感じで、なんとか頑張ってふかしています(笑)。

 

◆NAOTOさんご自身として、新たな表現ができたと思われるカットは?

表現かどうかは分からないのですが、ケツが出ていることですね(笑)。あまり見せることがないので新たな一面かなと。あと、バスタブに沈んで泡を出している写真は僕自身も初めて見た顔です。めちゃめちゃ鼻に水が入ってくる中で、平気な顔をしてぶくぶくと泡を出さなくてはならず、撮影は結構大変だったのですが、割と涼しい顔ができていると思います(笑)。

 

◆シチリアでの撮影以外の思い出があれば教えてください。

やはりご飯です。撮影が終わった後にご飯に行き、みんなでワインを飲んだりもしました。ただ、撮影に向けてずっとお酒を飲んでいなかったので、想像以上に酔っ払ってしまって…。Wi-Fiの端末をタクシーに忘れ、とんでもない金額を払う羽目になりました(笑)。

 

◆撮影に向け、トレーニングや食事制限などはいつ頃からやられていたのですか?

1か月前くらいからしっかりやり始めました。ただトレーニングは普段から結構やっているので、1週間前くらいから食事制限をしたり、直前には水抜きもやって、そういうことのほうが大変でしたね。

 

◆なお、この写真集にはNAOTOさんのこれまでの軌跡がつづられたエッセイも収録されています。あらためてお読みになって、今の思いはいかがですか?

『Onestà』(英訳:HONEST)というタイトルの通り、正直に自分の全てをできる限りさらけ出そうと。ただ、自分の歩んできた道を全て書くとなるとページ数が足りないので、ハイライト的に少しずつ語りつつ、そこに嘘がないようにというのはできる限り気をつけて書きました。伝わり方も意識しつつ、ファンの皆さんが知らないであろうことをグループのことも含めて書いたつもりです。きっとこれまで三代目のことを応援していただく中で、いろいろなことを感じたり、「この時こうだったのかな」と想像されたこともあると思うのですが、「やっぱりそうだったんだ」とこのエッセイの中で合点がいくこともあるはずで。もちろん、全てをさらけ出せばいいという問題でもないのですが、分かってもらったうえでなお愛していただけたらいいなと、少し踏み込んだことも書いてみました。

 

◆ご自身の軌跡はもちろん、三代目 J SOUL BROTHERSへの愛が伝わるエッセイでした。デビューして14年経った今も、NAOTOさんがグループのためにと能動的に動かれるその理由は?

グループへの愛、そしてリーダーという責任もありますが、個々で動いている時も三代目 J SOUL BROTHERSというグループの看板を持っているからこその僕らだと思うんです。グループとしての活動がなくなってしまうとそこもパワーダウンしてしまう気がしますし、ファンの皆さんも僕らを個々としても応援してくださってはいますが、その熱が冷めていってしまうのではないかなと。あと、僕らみんなあまり口には出さないですが、なによりも三代目のことが大好きなんです。みんな三代目として長く時間を過ごしたいという思いがあって、そのために僕も行動しているし、みんなもそれは同じじゃないですかね。僕が動くのは三代目のためでもあるし、裏を返せば自分の人生のためでもあります。

 

◆写真集と同タイミングでHONEST BOYZ®のアルバム「HBZ」もリリースを迎えました。なぜこのタイミングにされたのでしょうか?

HONEST BOYZ®としては、2016年に「PART TIME HERO」という楽曲をリリースし、その後もスローペースではあるのですが曲を定期的に出していたんです。そこから曲が溜まっていく中で、「アルバム出したいね」という話はメンバーの中でも何度か上がっていて。でも、タイミングを見計らっていくうちに時間が経ち、コロナ禍がやってきたりもして、やっと準備を終え、気持ちが整ったのが今だったという。でも、それもミーグリで「HONEST BOYZ®アルバム出さないんですか?」とか「ツアー待ってます」ということを言ってもらって、覚えてくれてるんだなと思えたのが大きかったですね。曲もそろったし、ツアーをやるんだったらアルバムを出せば皆さんにもツアーをイメージしてもらいやすいかなというのがあり、アルバムリリースとツアーを同時に発表しようということになりました。

 

◆DEAN FUJIOKAさんを客演に迎えた「TOY BOY feat. DEAN FUJIOKA」をはじめ、NAOTOさんの青春である小沢健二さんの名曲「ラブリー」のカバーなど、多彩なラインナップをご自身はどう感じていますか?

先日あらためてラインナップを並べてみたのですが、もうめちゃくちゃ豪華だなと。客演ゲストの皆さんも含めて、すごく内容が濃いアルバムになったなと自負しています。DEAN FUJIOKAさんやコブクロさんとご一緒させていただいたのはもちろん、オザケンさんの「ラブリー」など思い入れの強い曲しかないので、時間をかけて丁寧にやってきた甲斐があったかなと。そして、今あらためて振り返ってみるとHONEST BOYZ®のスタイルがきちんとあるんだなというのも感じられました。

 

◆4月からは同アルバムを携え、全国を回るソロツアーも開催されます。ぜひ見どころを教えてください。

まず、4月に開催する3公演(横浜、岡山、札幌)は皆さんとの距離がとにかく近いんです。久々にそういう会場でやらせていただくのですが、それこそまさに僕の原点といいますか、ずっとクラブで踊っていたので、久々にあの景色が見られるのかと思うとすごく楽しみですね。それに、その近さだからこそ見せられるパフォーマンスもあると思いますし、パフォーマーとしての側面を前面に押し出したツアーになるのかなと。もちろんHONEST BOYZ®のアルバムを引っさげてのツアーではあるのですが、ファンの皆さんが僕に期待してくれているところはパフォーマンスというのは感じているので、NAOTOにしかできない、パフォーマンス命のツアーというイメージでやっています。「何をするのだろう?」とおそらくイメージが湧いていない方が多数いらっしゃると思うのですが、そんな中でもチケットを買ってくださった皆さんを絶対に裏切らないツアーにしたいです。

 

◆パフォーマンスもとても楽しみですが、歌を披露される可能性も…?

それはもちろん。「HBZ」を出していますし、先日「三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND”」で「要!」という楽曲を歌唱をした流れもあるので、マイクを持ってのパフォーマンスというのも披露したいなと思っています。

 

◆さらに、先日はNAOTOさんがデビュー前から見守ってきた後輩グループ・KID PHENOMENONのツアー帯同も発表されました。

今回KIDはゲストでもあり、サポートメンバーでもあるので、常に一緒にパフォーマンスをしてくれます。それ以上のこともあるかもしれないですよ、というところは、ぜひ皆さんに想像力を働かせていただけたら(笑)。

 

◆NAOTOさんおひとりのパフォーマンスの時間もある?

そうですね。ライブの流れを見ながら、そういう部分も作っていきたいなと思っています。

 

◆最後に、今後の展望を聞かせてください。

昨年は三代目としてライブをたくさんやらせていただき、皆さんと会う機会も多く、今年もきっと活動を待ってくださっている方が多くいらっしゃると思います。先日、音楽番組に出演させていただきましたが、次の作品についてもみんなで話していて。僕らが目に見えない活動をしている時はその準備をしていると思っていただき、今年も大いに期待していてほしいです。

 

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵 hair&make/千絵(HMC)

 

PROFILE

EXILE NAOTO

●えぐざいる・なおと…1983年8月30日生まれ。埼玉県出身。B型。

 

書籍情報

EXILE NAOTO 1st写真集『Onestà』

2024年3月21日(木)発売

 

価格:3,400円(税抜)

仕様:A4判/ソフトカバー/168頁(オールカラー)

撮影:MARI SARAI

購入リンク

 

リリース情報

HONEST BOYZ® 1st Album「HBZ」

2024年3月20日(水)配信リリース

2024年5月8日(水)アナログ盤(数量限定版)リリース

 

<収録曲>

1.TOY BOY feat. DEAN FUJIOKA

2.要!

3.PART TIME HERO

4.Put Your Hearts Up feat. PKCZ®

5.HeartBreakerZ feat. CRAZYBOY

6.BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA

7.SAKURA feat. KOBUKURO

8.ラブリー

 

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公演情報

「NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024」

 

<日程>

2024年4月7日(日)神奈川:横浜BAY HALL 開場17:00/開演18:00

2024年4月13日(土)北海道:PENNY LANE 24 開場15:30/開演16:00

2024年4月21日(日)岡山:CRAZYMAMA KINGDOM 開場15:30/開演16:00

2024年5月8日(水)大阪:Zepp Osaka Bayside 開場17:30/開演18:30

2024年5月16日(木)愛知:Zepp Nagoya 開場17:30/開演18:30

2024年5月28日(火)福岡:Zepp Fukuoka 開場17:30/開演18:30

2024年6月1日(土)東京:東京ガーデンシアター 開場15:00/開演16:00

2024年7月11日(木)愛知:名古屋国際会議場センチュリーホール 開場17:30/開演18:30

2024年7月12日(金)埼玉:大宮ソニックシティ 大ホール 開場17:30/開演18:30

2024年7月25日(木)大阪:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場) 開場17:30/開演18:30

 

詳細はこちら:https://jsb3.exfamily.jp/s/ldh02/news/detail/10559?ima=3212

 

EXILE NAOTOさんのサイン入り生写真を1名様にプレゼント!

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名様にEXILE NAOTOさんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者の方には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年4月9日(火)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

『すぽると!』佐久間みなみアナ×miwa「Our Time」が番組テーマソングに決定「歌詞に注目しながら聴いてほしい」

『すぽると!』(フジテレビ系 3月31日(日)スタート 毎週土曜 深夜0時35分~1時15分/毎週日曜 午後11時15分~深夜0時30分)の番組テーマソングが、佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)feat. miwaの「Our Time」に決定。佐久間アナ、miwaよりコメントが到着した。

『すぽると!』左から)miwa、佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)(c)フジテレビ

 

2001年から15年にわたりフジテレビのスポーツ番組の顔として放送されていた『すぽると!』が、パリオリンピックイヤーにパワーアップして再始動。番組の“キャプテン”に千鳥が就任し、キャスターを佐久間みなみアナウンサー、榎並大二郎アナウンサー、松﨑涼佳アナウンサーが務めるなど、解説者たちとともに、独自の目線でスポーツニュースを届けていく。

 

このたび、メーンキャスターの佐久間アナが番組テーマソング「Our Time」を歌うことが決定。日本を代表するシンガー・ソングライターのmiwaが作曲を担当し、コーラスとしても参加する。

 

長い歴史とスポーツニュースの文化を築き上げた前『すぽると!』の遺伝子を受け継ぎ、この春からさらに多くの視聴者へスポーツの魅力を伝えていこうとする新『すぽると!』への期待と希望にあふれたメロディーとなっている。

 

そして歌詞は、これまでアスリートの一挙手一投足を間近で取材してきた佐久間アナが、miwaと2人で書き上げたもの。取材を通して気づいたことや思ったこと、心動かされた出来事を、ノートに書きつづってきた佐久間アナ。歌詞を書くにあたり、そのノートをあらためて読み返し、miwaと話し合いながら「Our Time」を完成させた。

 

そんな2人の思いが詰まったこの曲には、アスリートに“寄り添い”、“背中を押し”、“共に歩んでいける”というメッセージとともに、これを聴いた視聴者が共鳴し、“そのアスリートに思いを寄せられるように”という願いも込められている。

 

楽曲制作にも携わった佐久間アナは「私自身もこの歌を何度も聴いて“一緒に戦おう”っていう気持ちになるんじゃないかなと思うくらいに力強く、かつ優しい曲だと思うので、ぜひ最初から最後まで歌詞に注目しながら聴いてほしいなと思います」とコメント。

 

miwaも「スポーツをやっている方はもちろん、いろんなことに試行錯誤をしながら、つまずいたり転んだりしながら、はい上がって、その時間全てを背負って真っすぐ進んでいくような瞬間に、ぜひこの曲が、そして佐久間さんの歌声が寄り添えるんじゃないかな」と話している。佐久間アナとmiwaのコメント全文は下記に掲載。

 

miwa コメント

曲を作るにあたり、まず一緒に打ち合わせをして“一緒に歌詞を考えていこう”ということになったんです。佐久間さんだからこその目線、本当に一番近くで選手の声を聞いてきたからこそ見えている部分っていうのをこの曲の歌詞に込めました。

試合前や試合直後にインタビューをして、しかもそれが一回限りじゃなく、継続して同じ選手だったり同じチームだったりっていうところを見続けてきているからこそ、いいときも知っているし、悪いときも知っている。調子がいいときも悪いときも、勝った時も負けたときもずっと寄り添っている…まさにいろんな姿を知って、本当に近くで一緒に戦っている気がしたんです。なので歌詞の中にも“ともに戦おう”っていう歌詞を入れたんです。佐久間さんだからこそ歌える応援歌だと思っているので、今までになかった“ただ応援する”っていう応援歌じゃなくて、“ともに戦う”っていうのが、似合う歌い手だと思います。

スポーツをやっている方はもちろん、いろんなことに試行錯誤をしながら、つまずいたり転んだりしながら、はい上がって、その時間全てを背負って真っすぐ進んでいくような瞬間に、ぜひこの曲が、そして佐久間さんの歌声が寄り添えるんじゃないかなと。ともに戦いたいときに聴いてほしいです。

 

佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)コメント

今回、この曲に私の思いとmiwaさんの思いを込めました。普段からスポーツの現場で選手を取材してきた中で、こういう思いを感じているのかも、というのをまず書き出したのですが、それをmiwaさんが“ここを言いたいんだ”という私の言葉を抽出して、きれいにまとめてくださったんです。選手たちが、落ち込んだ時にそこからどうはい上がっていくのか、立ち上がっていくのかっていうのをファンの皆さんは、そこを含めて応援していると思うので、この曲からぜひそういった部分も感じ取ってもらえたらうれしいです。

いろんな言葉が出たんですが、一番しっくりきたのが、“僕らのとき”でした。“私のとき・僕のとき”じゃなくて、自分たちのわれわれの、みんなの時がくる、時間がくるっていうのを込めて一番分かりやすい言葉でいうと“our time”なのかなと思い、それをお伝えしたところ、ピッタリとサビにはめてくださいました。

私自身もこの歌を何度も聴いて“一緒に戦おう”っていう気持ちになるんじゃないかなと思うくらいに力強く、かつ優しい曲だと思うので、ぜひ最初から最後まで歌詞に注目しながら聴いてほしいなと思います。必ず刺さる部分・必ずグッとくるポイントがあると思うので、この曲を聴きながら皆さんも一緒に戦っていきましょう。

 

番組情報

『すぽると!』
フジテレビ系
2024年3月31日(日)スタート
毎週土曜 深夜0時35分~1時15分
毎週日曜 午後11時15分~深夜0時30分

<出演者>
土曜日:松﨑涼佳(フジテレビアナウンサー)/榎並大二郎(フジテレビアナウンサー)
日曜日:千鳥/佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)/榎並大二郎(フジテレビアナウンサー)

解説者:内川聖一、岩隈久志、小野伸二
本田真凜(『FNN Live News α』内のスポーツコーナー「αすぽると!」隔週月曜日)

テーマソング:佐久間みなみ feat. miwa「Our Time」

『すぽると!on TVer』
TVerにて生配信
2024年3月28日(木)スタート
毎週月~日曜 午後10時30分~
※見逃し配信も実施

<出演者>
月曜日:本田真凜(隔週)、海老原優香(フジテレビアナウンサー)
火曜日:黒瀬翔生(フジテレビアナウンサー)
水曜日:大川立樹(フジテレビアナウンサー)
木曜日:松﨑涼佳(フジテレビアナウンサー)
金曜日:松﨑涼佳(フジテレビアナウンサー)
土曜日:黒瀬翔生(フジテレビアナウンサー)
日曜日:海老原優香(フジテレビアナウンサー)
※野球解説者の曜日は調整中

(c)フジテレビ

乃木坂46山下美月ラストシングル「チャンスは平等」MV公開!テーマは80年代のソウルトレイン

乃木坂46の35thシングル「チャンスは平等」(4月10日(水)発売)のMusic Videoが、オフィシャルYouTubeにて公開された。

乃木坂46「チャンスは平等」Music Video

 

3月上旬に群馬県高崎市にて撮影された今回のMusic Video。80年代のディスコソングを彷彿とさせる楽曲に合わせ、衣装や振り付けも80年代のソウルトレインがテーマに。

 

誰もがついつい踊ってしまうという狙いのもと、250人のエキストラを入れての撮影を敢行。メンバーは腕を繰り返し上下にするダンスが多く、筋肉痛になりながらも最後までやり切った力作のMVとなった。

 

また空間演出を得意とし、映像演出家として広告やMusic Video、展示作品など、演出領域は多岐にわたり活躍する大河臣が、乃木坂46のMVを初めて手掛けている。

乃木坂46「チャンスは平等」Music Video

 

乃木坂46「チャンスは平等」Music Video

 

リリース情報

乃木坂46 35thシングル「チャンスは平等」
2024年4月10日(水)発売

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)
※各タイプごとに特典映像を収録、全国イベント参加券orスペシャルプレゼント応募券1枚封入
※生写真1枚封入(35名×4種=全140種のうち1種ランダム封入)
通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/35th_single

 

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/
乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

GANG PARADE 初の公式LINEスタンプを発売!全国の飲食店など対象に「遊び場加盟店」も募集開始

アイナ・ジ・エンドやBiSらを擁する音楽事務所WACK所属の13人組アイドルグループ・GANG PARADEが、初の公式LINEスタンプ「ENJOY PLAY!! GANG PARADEスタンプ第1弾」を発売決定。さらに全国の飲食店などのBtoC店舗に向けて、「遊び場加盟店」企画の開催及び加盟店募集を開始した。

GANG PARADE

 

メンバーのココ・パーティン・ココが運用する非公式ステマX(旧Twitter)アカウント「ニノパテちゃん@ココ大好き」が、公式LINEスタンプの販売を匂わせる画像を投稿。突如現れた発売されていないはずの公式LINEスタンプ画像に、多くの遊び人(GANG PARADEファンの総称)が驚きと盛り上がりを見せる中、それに続く形でGANG PARADE公式から正式に公式LINEスタンプ「ENJOY PLAY!! GANG PARADEスタンプ」第1弾のリリースが発表された。

 

GANG PARADEからは初の公式LINEスタンプリリースとなり、イラストとデザインは、DECO*27「ルーキー」「ゾンビ」や ヨルシカ「老人と海」などのMVディレクションを手掛け「映像作家100人」にも選出されたDMYM/No.734が担当。「ENJOY PLAY!! GANG PARADEスタンプ」というタイトルの通り、メンバーの楽しげなイラストが目を引くかわいらしいイラストデザインとなっている。

 

また、LINEスタンプ発売だけでなくサプライズとして、「遊び場加盟店」の募集も開始。加盟店に応募すると、特設HPに無料で加盟店の店舗情報が掲載され、全国各地にいる遊び人だけでなく、多くの人たちにお店をPRすることができる企画となっている。加盟店になった場合は、公式「遊び場加盟店」ステッカーを店内に貼ることができ、加盟店証明メンバーボイスメッセージCDが送られてくる特典付きとのことだ。

 

また、加盟店側の裁量にはなるがGANG PARADEの公式YouTubeと公式X(旧Twitter)をチャンネル登録・フォローすると来店したお客さんはサービス(替え玉1杯無料・お会計50円引きなど)を受けることができる企画となっている。

 

公式「遊び場加盟店」ステッカーは、GANG PARADE「津々浦々愚連隊大進行〜百鬼夜行〜」のビジュアルなども手がけた、シンボウサトシが担当している。実際に加盟店に送られるステッカーは後日発表になるため、今後発表されるデザインにも注目だ。

 

LINEスタンプ情報

「ENJOY PLAY!! GANG PARADEスタンプ第1弾」

2024年3月18日(月)〜発売開始

価格:120円

購入リンク:https://line.me/S/sticker/25555196

イラストレーター:DMYM/No.734(@no_734)

 

リリース情報

5th Single『(タイトル未定)』

2024年5月22日(水)発売

※「躍動」「ROCKを止めるな!!」含む3曲入り

購入予約リンク:https://GANGPARADE.lnk.to/5thsingle

 

ライブ情報

GANG PARADE 全国TOUR「AVANTGARDE PARADE TOUR」

2024年6月1日(土) 北海道 PENNY LANE24

2024年6月8日(土)愛知 THE BOTTOM LINE

2024年6月9日(日)静岡 SOUND SHOWER ark 清水

2024年6月15日(土)大阪 BANANA HALL

2024年6月16日(日)滋賀 U STONE

2024年6月21日(金)宮城 Rensa

2024年6月23日(日)福岡 Drum Be-1

2024年6月30日(日)神奈川 Bay Hall

2024年7月8日(月)東京 LIQUID ROOM

 

WEB

「遊び場加盟店」特設サイト:https://gangparade.jp/feature/kameiten

GANG PARADEオフィシャルサイト:https://gangparade.jp/

GANG PARADEオフィシャルX:https://twitter.com/GANG_PARADE

GANG PARADEオフィシャルTikTok:https://www.tiktok.com/@gang_parade

GANG PARADEオフィシャルInstagram:https://www.instagram.com/gang_parade_official/

生田絵梨花が初めて作詞・作曲を手掛けた「No one compares」が『日経ニュース プラス9』エンディングテーマに決定

『日経ニュース プラス9』(BSテレ東/BSテレ東4K 毎週月曜~木曜 午後9時~10時 金曜 午後9時54分~10時54分)のエンディングテーマが、 生田絵梨花の「No one compares」に決定した。

生田絵梨花

 

新しいメインキャスターに八木ひとみが就任し、 4月1日(月)から新体制となるBSテレ東『日経ニュース プラス9』。徹底して経済にこだわり、 現役世代のビジネスパーソンが求める最新ニュースを深堀りして伝えていく。

 

このたび番組エンディングテーマが、4月ソロデビューする生田絵梨花の「No one compares」(作詞・作曲:生田絵梨花 編曲:Takahito Nakamura)に決定。コロナ禍のステイホーム期間に生田が作詞作曲を始め、最初に作った一曲となっている。

 

池光靖弘プロデューサー コメント

経済は私たちの生活全般に深く関わっています。楽曲の提供をお願いする際、番組のコンセプトとともに「ビジネスの第一線に立つ人々が明日へ向かって踏み出す一歩を応援していきたい」という番組に込める私たちの思いを伝えさせていただきました。「No one compares」とは、比べられるものはない、という意味になります。想定外の出来事が起こり、価値観も大きく転換している現在、日々の営みを続けていく中では「経済をスキルにする」ことが欠かせません。ビジネスに頑張る現役世代を応援する経済番組として、「比べられるものはない」番組を目指していきます。

 

番組情報

『日経ニュース プラス9』
BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K⑦ch)
毎週月曜~木曜 午後9時~10時 金曜 午後9時54分~10時54分

メインキャスター:八木ひとみ
コメンテーター:小柳建彦 山川龍雄 大塚節雄

#ババババンビ 夢の日本武道館ワンマンを開催!新メンバー3名も加わり、春からは新体制へ【ライブレポート】

ゼロイチファミリア所属の5人組アイドルグループ・#ババババンビが、3月14日(木)にワンマンライブ「馬鹿騒ぎ”天下統一」at 日本武道館を開催。本公演をもって現体制を終了し、アンコールでは新メンバー3名のお披露目を行った。

 

宇咲、小鳥遊るい、岸みゆ、水湊みお、近藤沙瑛子からなる5人組のアイドル・#ババババンビ。2020年1月30日、芸能プロダクション・ゼロイチファミリアが手掛ける初のアイドルグループとして誕生したが、チケット完売のデビューライブ(同年3月27日)は新型コロナウイルスの影響を受け、中止に。

 

翌年3月27日、前年奇しくも中止となってしまったVeats Shibuyaでのデビューライブを同会場にて1年越しに開催し、見事にリベンジを果たす。その新たな門出の祝いにはOvertureの声を担当する格闘家の角田信朗も駆けつけ、生声で会場を盛り上げた。

 

2023年8月6日には「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」のメインステージで、豪雨に見舞われるも2024年3月14日に待望の日本武道館ワンマン公演を行うことを発表。9月27日にはキングレコードより「ゲイシャフジヤマ」でメジャーデビューを果たした。

 

そのメジャーデビューを1か月前に控えた8月28日・29日には「馬鹿騒ぎ日本一!」、そして「ゲイシャフジヤマ」という楽曲タイトルが運命的に結びつき、デビューシングルのヒット、そして“日本武道館ワンマンライブ”の成功の祈願として日本一の山“富士山”登頂に挑戦。

 

28時間にも及ぶ生配信で、ファンに見守られながら富士登山を敢行。アイドルとしての底力、意地、ファンからの期待や応援、メジャーデビュー、そして日本武道館公演と全てを背負っての日本一“富士山”登頂を成功(翌朝6時50分頃に登頂)させた。

 

デビュー以降、地方創生をコンセプトに掲げており精力的な全国ツアーや、自治体・企業とのコラボ、雑誌業界を大いに騒がせ、「TIFアイドル総選挙2022」では初代王者の栄冠に輝き、現在、SNSの総フォロワー数は390万を超える。そんな多くの困難と波乱に満ちた道ではあったが、輝かしいアイドル街道を爆進中のアイドルグループが、2024年3月14日に待望の日本武道館ワンマン公演を開催した。

 

ファンの期待感が膨らむなか、Overtureが流れステージ上に登場したのは、なんと角田信朗。これまでOvertureのメンバー紹介は角田によるナレーションであったが、中止となってしまったデビューライブのリベンジ公演同様、角田が生声でメンバーを高々と呼び上げ、#ババババンビが登場する。「ばばばばんびずむ〜!」で幕を開け、シングル「ゲイシャフジヤマ」のカップリング曲「あのねのね」「BPM180」など、数多くのライブで磨き上げた楽曲を披露していく。

#ババババンビ(photo/nishinaga “saicho” isao)

 

MCでは、水湊が「馬鹿騒ぎ“天下統一at 日本武道館にお越しの皆様、こんにちは! 私たち#ババババンビです! よろしくお願いします! ついに、#ババババンビが日本武道館に来ましたー!」とうれしさを爆発させる。小鳥遊は「日本武道館に立つと発表させていただいた『TIF』からもう7か月、あっという間にこの日が来ましたね。ずっとずっとこの日を楽しみにしてきましたー!」と感慨深げに語った。

 

メドレーでの楽曲披露や初のトロッコに乗って会場中を動き回り、笑顔全開のメンバーたちがキラキラする一方、ライブ中盤では“096k熊本歌劇団”による殺陣、和楽器の演出で、怪しげな照明に変わり一気に場のムードを変えていく。

 

管楽器の生演奏が加わったメジャーデビューシングル「ゲイシャフジヤマ」のなんとも言えない和の世界感を完全顕現し、「おっとっと!」「とぅーまっそ」では和太鼓が重厚かつテンポの良い音で会場一体がまるで祭のようであった。「星形」「青春ギルティ」など、スピード&アグレッシブさ満載の楽曲で畳み掛け、あれよあれよという間にライブ本編も終盤に。

 

MCでは、宇咲が「#ババババンビに加入したのは、3年前の17歳のときです。その時は、不安もいっぱいあったけど、大好きなみんなと出会えて、いろんな楽しいことがあって。でも楽しいことだけじゃなくて、もちろんつらいこともいっぱいあって。でもでもいっぱい乗り越えて。数年前の自分に“未来は明るいんだよ”って伝えてあげたいなって思います」。

 

小鳥遊は「新型コロナウイルスの影響でデビューライブも中止になってしまって、先が見えない真っ暗な中で、#ババババンビを見つけて応援して、こうして会いにきてくれる皆さん、応援してくれる皆さんがいてくれたから、私はずっとずっと走り続けられました」。

 

岸は「何度つまずいても、信じてくれてありがとう。何もなかった女の子に、夢を与えてくれて、人生を変えてくれてありがとう! まだ、みんなにとっての最高のアイドルでいさせてください! 今、心から笑顔で笑えています。とっても幸せです!」。

 

近藤は「私は、アイドルが大好きで、アイドルにしか興味がなくて、やめたいなとか、熊本に帰りたいなって思った時もたくさんあったけど、今日みたいにこうして皆さんが照らしてくれるペンライトの紫色のおかげで私は今日もアイドルでいられるなって思います。皆さんが少しでも元気になるような、そんな活動がこれからもできたらうれしいし、私はアイドルになるっていう人生を選択できて本当に心から幸せだなと思いました」。

 

水湊は「日本武道館に立ちたいって言ったときに、無理だよって笑われた日もありました。でも、そんななか、信じてついてきてくれたみんながいてくれたからこそ今日こうしてここに立てていると思います。アイドルになれて、こんなにすてきな景色を見ることができて、私は幸せものです。何年経ってもきっとずっとずっとみんなのことが大好きです。今日は本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちを語り、本編ラストを「無重力ランナー」で締めた。

#ババババンビ(photo/nishinaga “saicho” isao)

 

アンコールで再びステージに上がった5人は「アイノハナ」「ネモフィラBLUE」「ハナビガタリ」を歌唱し、いよいよフィナーレへ。

 

ここで、かねてから告知されていたが、この日の日本武道館公演をもって現在の5人体制を終了、あらたなフェーズを迎えるための#ババババンビの新メンバー・神南りな、千星真穂、一ノ瀬こひなの3名が登場。それぞれの自己紹介があり、現メンバーを代表して小鳥遊が「人数が増えても、#ババババンビらしさは変わらず、もっともっと楽しいライブを皆さんにお届けできるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」と鼓舞し、来る4月からの新体制#ババババンビへの期待がさらに大きく膨らんだ。

 

結成4年、ついに日本武道館公演の夢をかなえた#ババババンビ。つらく厳しく険しくも華々しいアイドル街道を猛スピードで爆進していく彼女たちから、今後も目が離せない。

●photo/nishinaga “saicho” isao

 

WEB

公式サイト:https://babababambi.com/
公式X:https://twitter.com/babababambi01

AMEFURASSHI 新章の始まりを感じさせたワンマンライブ「FLWRS」完遂!25年2月には新たなワンマンも【ライブレポート】

4人組ガールズ・グループAMEFURASSHI(アメフラッシ)が、3月15日(金)、東京・EX THEATER ROPPONGIでワンマンライブを開催した。

 

今年初となるワンマンライブのタイトルは「FLWRS」。昨年夏の新宿ReNYでの「梅雨祭」、そして、年末の品川ステラボールでの「Bad Girls Story」をソールドアウトさせた勢いのまま、満を持して挑んだ本公演でもソールドアウトを達成。昨年のSNSでの動画のバズ効果もあり、着実にファン層を拡大させて、今回のEX THEATER ROPPONGIのステージに立った形だ。ここでは、AMEFURASSHIの新章の始まりを感じさせたワンマンライブ「FLWRS」の模様をレポートする。

 

今回のワンマンライブ「FLWRS」は、四季を彩る花が重要なキーワードとなっており、季節ごとの4ブロックに分かれた構成となっていた。まず、オープニングの季節は「冬」。花が咲く映像が映し出される中、opening SEに乗って、コートを羽織ったメンバーがステージ後方の台上に登場。4人のシルエットが映し出されると、会場からは大きな歓声が上がる。

AMEFURASSHI(photo/笹森健一)

 

モニターの映像が、花から廃工場へと切り替わり、1曲目は「SPIN」でスタート。ミュージックビデオの世界観を再現すると、吹雪の映像が流れる中、クールなダンスナンバー「SENSITIVE」、「Love is love」へと続く。さらに、鈴木萌花がソロ曲「Snow Drop」を披露し、他の3人がダンサーとして、鈴木のパフォーマンスを盛り上げる。そして、レーザーに煽られながら、クラップで盛り上がる「DROP DROP」で、「冬」ブロックは終了。

 

続いて、モニター映像が桜吹雪に切り替わり、季節は「春」へ。小島のソロでのダンスパートを挟み、コートを脱いで衣装チェンジした4人は、「メタモルフォーズ」、「グラデーション」と、春の到来を感じさせるような明るくポジティブなメッセージソングで、客席を盛り上げてゆく。特に、「メタモルフォーズ」の間奏部分でのジャンプで、会場中のペンライトが縦に大きく揺れる景色は圧巻だった。

 

「ダラディギドンドン!」というコールとフリがおなじみの「Magic of love」、「Batabata Morning」とライブの定番曲が続くと、初期の人気曲「バカップルになりたい!」へ。4人それぞれがバッグを持って、台上で踊る振り付けとパフォーマンスが印象的だった。ここ最近のクールな楽曲が並ぶセットリストの中に、突然組み込まれたキュートな初期曲は大きなアクセントに。これもワンマンライブならではの演出だろう。リリースから時を経て、大人になったメンバーが歌う「バカップルになりたい!」は、「春」ブロックの中でもひと際大きな声援が上がり、存在感を示していた。

 

青い照明と雨の映像の中、愛来がソロでR&Bナンバーの「Blue」を披露。その歌唱力でファンを魅了したところで、再び4人がそろい、「One More Time」、リアレンジして配信リリースされた「差し出された手をあの時握ってたら運命変わってたかな?」へと続く。この曲では、真っ直ぐな眼差しでステージ前方で歌う4人の表情を温かく見守るファンの姿が印象的だった。まさに、これからの季節にぴったりな、新生活の始まりに背中を押してくれるような応援歌で「春」ブロックを締めくくった。

AMEFURASSHI(photo/笹森健一)

 

会場に波の音が流れると、季節は「夏」に。ラテン調のBGMに乗せて、メンバー4人はダンスしながら、ブラウスを脱ぎ、カラフルなトップスの夏衣装へとチェンジ。ヘッドセットマイクで「Blow Your Mind」、「Fly Out」と夏フェス定番曲で盛り上げる。さらに、最近カラオケにも入った人気曲「Tongue Twister」へ。早口言葉のパートで、クラップとコールで盛り上がる一体感はもうライブではおなじみの光景だ。

 

畳みかけるように、昨年の「梅雨祭」で初披露した「ALIVE」へと続く。レーザーが客席を煽る中、うちわを使ったパフォーマンスで盛り上げると、会場は一気に常夏のお祭り気分に包まれる。改めて、AMEFURASSHIは夏が似合うということを感じさせてくれたブロックでもあった。

 

「夏」ブロックを一気に駆け抜けると、「FLWRS」のキービジュアル撮影やリハーサル、オフショットがモニターに映し出され、季節は秋へと移り変わってゆく。ピンクがかったブラウンの大人っぽい花柄の衣装にチェンジした「秋」ブロックでは、新曲「Secret」でスタート。最近のワンマンライブでは毎回、新曲を初披露してきたので、今回も期待していたファンは多かったと思うが、二面性を表したというこの曲は、途中でせりふが盛り込まれていたりするなど、AMEFURASSHIの新境地とも言える新曲となっていた。

 

続いて、「まだまだ盛り上がっていくよー」と煽りながら、人気曲「Drama」へ。おなじみのカニダンスのパートが来る度に、客席からは歓声が上がる。そして、夕陽のような照明に照らされる中、市川のソロでのダンスパートを経て、「雑踏の中で」へ。さらに、台の上に4人が並び、「UNDER THE RAIN」へと続く。モニターに映し出される夕日と歌詞をバックに「UNDER THE RAIN」を力強く、凛々しく歌う4人の立ち姿は、この日のハイライトのひとつだったと言ってもいいだろう。

 

最後は「FLWRS」を象徴するように、さまざまな花が咲く映像が映し出される中「ミクロコスモス・マクロコスモス」を披露。ミディアムなナンバーを中心に構成された「秋」ブロックで、「FLWRS」本編は終了した。

 

今回の「FLWRS」は、季節感を感じさせる衣装や映像、4つのブロックで構成されたセットリストとなっていたが、特に、パーティーチューンで盛り上げた「夏」ブロックとエモーショナルな展開となった「秋」ブロックとの対比が印象的だった。そして、実は、季節毎に会場内に異なるフレグランスが漂うという演出も。例えば、春は桜の香り、秋は金木犀の香りといった具合だ。メンバーが事前に「五感で楽しめるライブ」と語っていたのはこのことだった。このように、今回は、AMEFURASSHIメンバーとチームのこだわりが、細部にまで詰め込まれたワンマンライブだったと言ってもいいだろう。

 

アンコールへでは4人が「秋」ブロックの衣装で再登場すると、イントロでダンス指導をしながら、人気曲「MICHI」でスタート。サビでの「バッテン・上・下・右・左」の振り付けはファンにはもうおなじみだ。そして、ラスサビ前のお決まりの愛来のフェイクも決まり、会場が一体感と多幸感に包まれると、「Lucky Number」へ。この曲では、入場時の整理番号がラッキーナンバーとなっており、ラッキーパーソンがモニターに映し出されるというサプライズも。ラッキーパーソンには、4人のサイン入りグッズがプレゼントされた。

 

ここで、最初で最後のMCパートへ。改めて、今回の「FLWRS」のコンセプトや演出の説明や答え合わせを経て、夏と秋のワンマンライブに加えて、詳細はまだ伏せられていたが、来年2月までのスケジュールが発表された。さらに、今年9月のAMEFURASSHIオフィシャルファンクラブ設立の発表と共に、ファンネームが「Colors」に決まったことも発表に。

 

そして、4人それぞれからの最後のあいさつへ。愛来が「AMEFURASSHIでしか見られない景色を見せられるよう、これからも頑張っていきたい」と感謝の気持ちを伝え、アンコールの最後に歌われた曲は、「Colors」。昨年末のワンマンライブで初披露された、メンバー自身も作詞に参加した楽曲だ。

 

愛来、小島、鈴木と1人ずつ歌っていき、途中から、市川のラップが加わる。曲の最後に、4人がステージ中央で寄り添うと、「自分を信じて 歩き続ける yeah 君と君と君と君と生きていく」とユニゾンで歌い、愛来の一言「ありがとう」で締めくくった。4人からのColorsへのメッセージに、Colorsたちもペンライトを左右に振って全力で応え、最高の一体感を持って、ワンマンライブ「FLWRS」は幕を閉じた。

 

メンバー全員が20歳を超え、パフォーマンスや表現力でも成長した姿を見せ、新たなAMEFURASSHIの始まりを感じさせるような全25曲だったのではないだろうか。改めて、AMEFURASSHIのライブの魅力は、音楽が鳴り続けているところだ。今回は特に、MCパートはアンコールでの1か所のみ。4つのブロックの合間や衣装チェンジの間もBGMが流れたり、イントロがループしていたりするのが特徴的だった。

 

AMEFURASSHIのアーティストとしてのライブでの見せ方やこだわりがそこにはある。今年もLucky Fesへの出演が決定しているが、こうした姿勢は、アイドルファンのみならず、フェス好きの音楽ファンやロックファンをも魅了している。これから、さらに大きな会場への挑戦が続いてゆく4人の姿をぜひともライブで目撃してほしい。

●photo/笹森健一

 

公演概要

「FLWRS」
2024年3月15日(金)EX THEATER ROPPONGI

<SET LIST>
M1.SPIN
M2.SENSITIVE
M3. Love is love
M4.Snow Drop
M5.DROP DROP
M6.メタモルフォーズ
M7.グラデーション
M8.Magic of love
M9.Batabata Morning
M10.バカップルになりたい!
M11.Blue
M12.One More Time
M13.差し出された手をあの時握ってたら運命変わってたかな?(AMEFURASSHI version)
M15.Blow Your Mind
M16.Fly Out
M17.Tongue Twister
M18.ALIVE
M19.Secret
Drama
M20.雑踏の中で
M21.UNDER THE RAIN
M22.ミクロコスモス・マクロコスモス
M23(EN1).MICHI
M24(EN2).Lucky Number
M25(EN3).Colors

 

配信情報

Digital Single『Secret』
2024年3月16日(土)配信スタート

各種配信URL:https://ssm.lnk.to/Secret

 

ライブ情報

「The Live」
2024年3月21日(木)梅田Shangri-La ※SOLD OUT
2024年3月22日(金)名古屋THE BOTTOM LINE

「梅雨祭2024」
2024年6月7日(金)文京シビックホール

AMEFURASSHI ワンマンライブ
2024年9月16日(月・祝)LINE CUBE SHIBUYA

AMEFURASSHI ワンマンライブ
2025年2月11日(火・祝)※会場は後日発表

 

番組情報

『AMEFURASSHIの春休み2024 in 沖縄』
BS日テレ
2024年3月30日(土)午後11時〜11時30分
2024年4月6日(土)午後11時〜11時30分

 

WEB

公式サイト:https://www.amefurashi.jp
公式X:https://twitter.com/amefurasshi
公式Instagram:https://www.instagram.com/amefurasshi_official/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@amefurasshi_official
公式YouTube:https://www.youtube.com/@AMEFURASSHI

有働由美子×松下洸平『with MUSIC』ポスタービジュアル解禁!レギュラー放送前の2時間SPにYOASOBI、福山雅治、NiziUらが出演

4月からスタートする有働由美子がMCを務める新音楽番組『with MUSIC』(日本テレビ系 毎週土曜 午後7時56分~8時54分)のレギュラー放送に先がけ、3月30日(土)に『with MUSIC 春の2時間スペシャル』が生放送されることが決定し、出演アーティスト第1弾が発表。さらに、ポスタービジュアルも解禁された。

『with MUSIC』(c)日本テレビ

 

『with MUSIC』では、毎週豪華なアーティストたちが登場し、楽曲を披露。番組タイトルの「with」をテーマに、さまざまな企画でアーティストの魅力を深掘り。有働由美子がMC、松下洸平がアーティストナビゲーターを務め、音楽の楽しみ方が多様化する今だからこそ、「テレビで楽しむ音楽」を追求し、アーティストと歌の魅力を最大限に伝える。

 

このたび、ポスタービジュアルが解禁。音符に囲まれた有働と松下とともに、キャッチコピーの「with ARTIST!with LIVE!!」が記され、まさに音楽の世界に包まれた本格的な音楽番組らしいデザインに。

 

そして、レギュラー放送に先がけ、3月30日に『with MUSIC 春の2時間スペシャル』の放送が決定し、出演アーティスト第1弾が発表された。

 

昨年、ビルボード・グローバル・チャート「Global Excl. U.S.」で日本語楽曲史上初の1位を獲得し、Billboard JAPANが発表する2023年年間総合ソングでも1位を獲得した世界的なアーティスト・YOASOBI、歌手としても俳優としてもトップを走り続ける国民的アーティスト、男性ソロアーティスト歴代1位の売上記録を持つ福山雅治の歌唱が決定。

 

さらに、日本、韓国にとどまらずボーダーレスに活躍するグローバルグループ・NiziUと、4月にアメリカ最大級の野外音楽フェス「コーチェラ」出演を控えるLE SSERAFIMのパフォーマンスも。そして、多方面で活躍しているダンス&ヴォーカルグループ・三代目J SOUL BROTHERSや、男女混合4ピースバンド・緑黄色社会も登場する。

 

番組情報

『with MUSIC』
日本テレビ系
2024年4月スタート
毎週土曜 午後7時56分~8時54分

MC:有働由美子
アーティストナビゲーター:松下洸平

『with MUSIC 春の2時間スペシャル』
2024年3月30日(土)午後7時~8時54分<2時間生放送>

MC:有働由美子
アーティストナビゲーター:松下洸平

<アーティスト>
三代目J SOUL BROTHERS、NiziU、福山雅治、YOASOBI、緑黄色社会、LE SSERAFIM ほか

(c)日本テレビ

BiS “ナカコー”プロデュースの「Olenimorph, Ole」MVを公開!楽曲の世界観をVFXで表現した新境地的映像

BiSが2月28日にリリースしたメジャー3rdアルバム『NEVER MiND』より、収録曲「Olenimorph, Ole」のミュージックビデオを公開した。

BiS「Olenimorph, Ole」MVサムネイル

 

2ndアルバム『LOOKiE』以来、約4年ぶりとなる第3期BiSのメジャー3rdアルバム『NEVER MiND』。中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)、中村弘二(ナカコー)、Age Factory、AxSxE、fOULという強力なプロデューサー陣による多彩な楽曲の詰まった超濃厚なロックアルバムだ。

 

このたびMVが公開された「Olenimorph, Ole」は、“ナカコー”こと中村弘二がプロデュースした楽曲で、abelestが作詞を担当している。

 

新進気鋭の映像作家・Naoki Arimaがディレクションを行ったMVは、楽曲の世界観をVFXで表現。仮想空間にメンバーが映し出されるシュールな映像になっており、BiSにとって新境地となるMVに仕上がった。

 

動画

BiS「Olenimorph, Ole」MV

 

リリース情報

左から)『NEVER MiND』初回生産限定盤、通常盤

Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

ライブ情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)東京 Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)埼玉 HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)東京 代官山UNIT
2024年5月19日(日)茨城 水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)神奈川 F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)千葉 千葉LOOK
2024年5月31日(金)東京 Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)栃木 HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)群馬 前橋DYVER
2024年6月9日(日)東京 代官山UNIT

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

柏木由紀の卒業コンサートを含む3公演をHuluにて独占ライブ配信!終演直後の本人コメントも「AKB48 春コンサート2024」

3月16日(土)・17日(日)の2日間にわたって開催される、柏木由紀の卒業コンサートを含む「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM」の3公演が、Huluにて独占ライブ配信されることが決定した。

「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM」(c)AKB48

 

2007年にAKB48 3期生としてデビューし、参加した「AKB48選抜総選挙」は全て9位以内にランクイン、2015年には自身最高の2位に輝くなど、歴代最長17年以上もの長きにわたってグループを最前線でけん引してきた柏木。昨年10月、卒業が発表されると、大きな話題を呼んだ。

 

3月16日に行われる卒業コンサートの公演チケットは、一般発売後に即完売。追加で販売された機材席も完売となった、超プレミア公演に。2021年5月に開催されたAKB48単独コンサートでグループ史上初めて現役メンバーとして演出を担当した柏木が、自身の卒業コンサートでどのような演出やパフォーマンスを魅せるのか、期待が高まっている。

 

Huluではそんな柏木の卒業コンサートを含む3公演を独占ライブ配信し、さらに配信限定特典として、16日のコンサート終演直後の柏木のコメントを配信。卒業コンサートを終えた直後の彼女は、一体何を語るのか(17日の公演のコメント配信では、メンバー数人からのコメントを予定)。

 

3月17日の夜公演には、卒業予定の岡部麟と小田えりなの卒業セレモニーを実施。2014年に全国47都道府県の代表からなるTeam8のメンバーとしてグループに加入した2人が、デビュー10周年の節目に新たな門出を迎える。

 

なお、17日の昼夜公演ともに、柏木が初の単独センターを務める新曲「カラコンウインク」披露に限り、柏木の出演が決定。AKB48メンバーとして最後のコンサートとなる彼女のパフォーマンスに注目だ。

 

Huluでは通常の配信チケットに加えて、柏木由紀卒業コンサートに限り、柏木だけを追いかける「柏木由紀推しカメラ」の配信チケットも。柏木の表情やパフォーマンスをじっくりと楽しむことができる。柏木由紀卒業コンサート・柏木由紀推しカメラ・17日昼公演・17日夜公演の配信チケットがセットになった4券種セット券も販売。両日ともに4月14日(日)までの見逃し配信も実施される。

 

さらに、Huluにてライブ配信チケットの購入&応募者を対象したプレゼントキャンペーンも実施。4券種セット券の購入者の中から抽選で4名に直筆サイン入りTシャツ2種類(2枚)を、単公演券の購入者の中から抽選で各券種それぞれ3名に直筆サイン入りTシャツ1枚がプレゼントされる。

 

配信情報

「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM」

3月16日(土)午後6時開演
「AKB48春コンサート2024 inぴあアリーナMM 柏木由紀 卒業コンサート ~17年間、歩いて来たこの道~supported by イモトのWiFi」
3月17日(日)午後12時30分開演
「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM 昼の部 〜未来が目にしみる〜」
3月17日(日)午後6時開演
「AKB48 春コンサート2024 in ぴあアリーナMM 夜の部 〜涙はいつの日か〜」
※ライブ配信時間は予告なく変更になる場合がございます。
※ライブ配信ご視聴の際は、巻き戻しや一時停止はできません。

見逃し配信:各公演ライブ配信終了後、準備が整い次第〜4月14日(日)午後11時59分
※見逃し配信の視聴可能期間は限られておりますので、ご注意ください。

出演者:AKB48
※3月17日公演は、柏木由紀は一部出演となります。
※メンバーは体調不良等の理由により、不参加となる場合がございます。

特典内容:本編終了直後のメンバーコメント
(3月16日は柏木由紀、3月17日はメンバー数人を予定)

〈視聴料金〉
4券種セット券:8,900円(税込)
単公演券:各3,500円(税込)
①3月16日(土)柏木由紀卒業コンサート 配信チケット
②3月16日(土)柏木由紀卒業コンサート 柏木由紀推しカメラ 配信チケット
③3月17日(日)AKB48春コンサート2024 in ぴあアリーナMM 昼の部 配信チケット
④3月17日(日)AKB48春コンサート2024 in ぴあアリーナMM 夜の部 配信チケット
※本作品は月額料金を支払うことなく作品単位で視聴可能

販売期間:
4券種セット券:3月8日(金)午後6時〜4月14日(日)午後4時
単公演券:3月8日(金)午後6時〜4月14日(日)午後9時
※販売期間は予告なく変更になる場合がございます。

購入URL:https://www.hulu.jp/store/akb48-spring-concert-2024-in-pia-arena-mm

(c)AKB48

BiS 新体制で放つメジャー3rdアルバムから、さらにその先へ「ここからどうなっていくのかまだまだ未知なグループですね」【インタビュー】

2ndアルバム『LOOKiE』以来、約4年ぶりとなる第3期BiSのメジャー3rdアルバムが2月28日にリリース。中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)、中村弘二(ナカコー)、Age Factory、AxSxE、fOULという強力なプロデューサー陣による多彩な楽曲の詰まった超濃厚なロックアルバムだ。2023年3月に新メンバー3名が加入して新体制で動いてきた1年を振り返りつつ、アルバムの収録曲と現在の心境、そして今後への思いについても語ってもらいました。

 

◆現メンバーになってから約1年となりますが、どんな期間でしたか?

ナノ3:本当に全部がガラッと変わって…。良い意味で、グループのイメージやお客さんからの見られ方も変わったと思うんです。まだまだ途中ではありますけど、この1年間で新しいBiSの像を作っているところというか。それぞれに個性もすごくて、身長も何もかもバラバラなメンバーで新しいBiSを作って、それをもっともっと浸透させていけたらな…という段階かなと思っています。

トギー:今までのBiSとは全く違うものだなというのは私たちだけじゃなくて、お客さんもみんなが思っていることなので。だから、“新しいものを作っている”感覚がすごく強くて。1年たってようやく(新メンバー)みんなのことが分かってきた段階ではあるけれど、ここからどうなっていくのかまだまだ未知なグループではありますね。

◆トギーさんは唯一の第3期スタート時からのメンバーとなりますが、責任感が重くなったりはしない?

トギー:重くはなりました。でも“最初からいるから、私が全部を背負わなきゃ”とは思っていなくて。元々リーダー・ポジションでもないし、1人で全部進めるよりはみんなで考えながらやっていきたいなと思っていたから。だから自分だけで全部やっちゃわないように、「これやって!」みたいな感じでみんなにお願いすることは意識していましたね。

ヒューガー:オリジナルメンバーのトギーがそういう考えでいてくれるおかげで、新メンバーもだんだん自主的に考えることが増えているなと思いますし、私もできることを探すようになったというか。最初に入った頃よりも、“自分にできることは何だろう?”と常に考えるようにはなりました。

●2023年3月のオーディションで加入された新メンバーにとって、居心地はどうですか?

イコ・ムゲンノカナタ:居心地が良いとか悪いとかも考えないくらい、毎日一緒にいるので…。でも居心地が悪いと感じたことはないです。

◆元からいるメンバーに対して、“先輩”という意識はある?

イコ:入ったばかりの頃は“ずっと画面の中で見ていた人たちだ”という感じだったので“先輩”という感覚もあったんですけど、もう1年近く一緒にいるので今は同じメンバーとして捉えています。

クレナイ・ワールズエンド:24時間イベントもあったし、去年の後半くらいから今年の初めにかけて、絆が強くなった気がします。最近は仲が深まったと感じていて、まだ敬語は抜けないんですけど、めっちゃ“先輩”と思っているわけではないというか。同じメンバーとして一緒に頑張っていきたいなという感じですね。

トギー:うれしい…!

ヒューガー:よかった。敬語はやめてくれないので、もう半分あきらめています(笑)。

◆そのあたりは難しいところですよね。シオンさんはいかがですか?

シオンエピック:最初よりは全然…(なじめた)。私は最初、ちょっとアレな人だったので。

トギー:ちょっとヤバい人かと思ってました(笑)。

シオン:反抗期でした。

◆反抗期だったんだ(笑)。

トギー:人見知りなの?

シオン:人見知りなのかもしれないです。

ヒューガー:ゲラゲラ笑っているところとか、見たことがないです。

ナノ:人見知りなのかな…? 環境によりそうだよね。

シオン:分からない…。でもそんな私でも…しゃべれるようになりました。

クレナイ:みんなもシオンのことを理解したし、シオンもみんなのことを分かって、お互いに寄り添ったという感じですね。

 

◆1月4日〜5日にかけて行われた24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」をみんなで乗り越えたことも大きかったのでは?

クレナイ:私の中では大きかったですね。24時間イベントの中で支え合えていることを強く感じたし、チームで作っている感覚がすごくあって。大きな出来事だったなと思います。

トギー:私は24時間イベントを万全な体調で迎えることができなくて…。だから、みんなには事前に「助けてくれ!」と宣言してからのイベントだったんです。実際かなり助けてもらいましたね。全員に私の歌割りのところを歌ってもらったりして。

ヒューガー:めっちゃトギーになりました(笑)。

◆トギーになったんだ(笑)。

ヒューガー:私は24時間のどを潰さずに歌い切れたので、カバーにも結構入ったりして。トギーになる瞬間が多かったです(笑)。

トギー:私が途中で声が出なくなったり、これ以上やったら最後までのどが持たないなというときに何曲かお願いして。直前にお願いしたときもなんとか頑張ってくれて、支え合いをめっちゃ感じましたね。“私よりいいやん”と思うところもあって。特にシオンのシャウトが最高だったので、もうシオンのものにしようと思って、そこで歌割りが変わったところもあったんです。“これからもそれで行こう!”みたいな感じで、良い発見でした。

シオン:シャウトするのが好きなので、うれしかったです。

◆それはどの曲について?

トギー:「strawberry girl」という曲の“公開処刑!”と叫んでいるところです。最高でしたね。お客さんも“ウォー!”と盛り上がっていたから。

ヒューガー:(本来は)トギーがそこを歌うと知っている人もたくさんいたので、そのポジションがシオンになった時点でお客さんもざわつき始めて。でも(シオンが)叫んだら最高だったので、みんな“ウォー!”となった感じですね。その意外性と土壇場力がすごくて、本番で化学反応を起こしていました。

◆そういう経験をできたことも大きかった。

ナノ:24時間イベントに関しては、私たち自身もこの6人で初めて大きなものを1つ乗り越えた感覚がありました。もちろん全部見てくれている人もいれば、1部だけ来てくれた人もいて、いろんな方がいたんですけど、今のこのBiSとお客さんとで一緒に1つのものを新たに乗り越えられたという感じがして。研究員の方々との絆も深まったイベントだったんじゃないかなと思います。

トギー:それもあるし、新しく入った3人に関しては新たな良い面がたくさん見えたイベントだったなと思うので、(そういう面を)もっと知ってもらえてうれしかったです。

 

「新体制になって一発目に出たのがこの曲で良かったなと思っています」(トギー)

BiS

◆この1年でさまざまな経験を経てのニューアルバム発売となりますが、本作の中でも一番最初にリリースされたM-4「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」は、今までとは異なる新たな方向性を打ち出した曲でしたよね。

トギー:この曲は中野(雅之)さんたちが新しいBiSについてすごく考えて作ってくださった曲だったので、そのおかげで自分たちも“強い気持ちで進んでいこう”と覚悟が決まったところもあります。みんなで歌うパートが多いことで、“みんなで頑張っていくんだ!”っていう思いが歌うたびに強くなっていって。新体制になって一発目に出たのがこの曲で良かったなと思っているし、すごく自信を持てました。

ヒューガー:ライブをこの6人でやり始めたばかりの頃は、“どういうふうに思われるのかな”とかいろいろ考えながら挑んだりもしていたんです。でもこの曲を歌っているときは“みんなで歌っている”っていう気持ちで心強く感じられて、“これが今のうちらなんだ”って自信を持って披露できていて。そういう意味でも、すごく大切な曲ですね。

ナノ:私たちも新体制になって先が分からなくて不安な気持ちもあって、この6人でどうなっていくのかまだ全く見えていない段階でこの曲を出したんです。でも“全部うまくいく”という思いを込めて作ってくださった曲なので、この曲と一緒に新しいBiSがうまくいってほしいという思いを込めて歌えることがうれしかったです。

◆そのカップリングに収録されていたM-8「僕の目を見つめて 君の世界になりたい」も同じく中野さんプロデュースによる楽曲ですが、歌詞も含めて新しいBiSを見せていくという意思を感じました。

ヒューガー:“油ぎった手で触れんなよ”とか攻撃的なワードが結構練り込まれていて、振り付けでもヘドバンしたりしていて。“ガンガン走っていくぜ”という疾走感のある曲なので、ライブでも“ぶっとばし精神”で披露していました(笑)。

◆“油ぎった手で触れんなよ”は攻めているなと思いました(笑)。

ヒューガー:攻めていますよね(笑)。でもその後に落ちサビで幻想的なパートがあって、そこのギャップも楽しめる曲だなと思います。

イコ:ライブでは“僕だけじゃ踊れない 君のかわりはいない”の部分をファンの人たちを見ながら歌えるので、加入してすぐのライブで出会ったファンの人たちとこうやって歌でコミュニケーションを取れるのがすごくうれしかったです。(この部分の歌詞は)お互いに言い合っているような気持ちでいつも歌っています。

ナノ:“BiSから研究員へ、研究員からBiSへのラブソング”だと(楽曲提供したTHE SPELLBOUNDの2人が)おっしゃっていたんですけど、本当にそのとおりだなと。

◆本当に再出発にふさわしい2曲だったと。そのあとにシングルリリースしたM-5「LAZY DANCE」はフルカワユタカ(DOPING PANDA)さんプロデュースによるもので、またテイストが違いますが。

クレナイ:「LAZY DANCE」というタイトルの通り結構かわいい曲で、みんなで踊れるような振り付けなんですよ。だから研究員とすごくつながっている感じがして、ライブでやるとすごく盛り上がって楽しい曲です。

◆フルカワさんとの作業はいかがでしたか?

ナノ:細かいディレクションはそんなになくて。歌い方のニュアンスをみんなでそろえたりはしたんですけど、それぞれがこの「LAZY DANCE」という曲を解釈して歌った感じです。

ヒューガー:ピッチとリズムは(レコーディング段階で)正してもらいましたね。もうちょっとここは細かいリズムに合わせてとか、ピッチも鍵盤を叩きながら「もうちょっと高く」とかはやっていただきました。

◆YouTubeで公開されたドキュメンタリー映像にもそのあたりは少し映っていましたね。

ナノ:そういう細かいところは直してくださったけど、ディレクションに関しては“もっとこういうイメージで”とかはなく、各々が思うままに歌わせてくれたという感じです。

ヒューガー:のびのびと歌わせていただきました。

◆中村弘二(ナカコー)さんプロデュースのM-7「青風」について、ドキュメンタリー映像ではトギーさんが「曲で聞くとめっちゃ泣きそうになる」とコメントされていましたが。

トギー:文字だけで見た印象だとストーリー性のない歌詞なのかなと思っていたんですけど、音楽にすると1つのストーリーになるように感じられて。音楽の力ってすごいなと思ったし、“こんな歌詞、私には書けない”と思ってすごく感動したんです。“音に言葉を乗せるって、こういうことか”と感じられて、本当にすごい曲だなと思いました。

◆もう1曲のM-3「Olenimorph, Ole」ではラップにも挑戦しています。

ヒューガー:初挑戦でした。レコーディングの前は、途中の道とかでもみんなで練習していましたね(笑)。

ナノ:うまく歌えるようになるまでは舌をかみそうでつらかったけど、歌えるようになったらめちゃくちゃ楽しかったです。

◆自分たちの表現の幅も広がった。

トギー:2曲とも“風”を感じるというか。部屋で聞いていても、自分の周りのものが動いているような感覚になるくらい、音の世界観がすごく作り込まれているなって思いました。めっちゃ気持ち良いですね。イヤホンで聞きたい曲です。

ヒューガー:「青風」では、解放感を意識していて。今までは決まった動きで振り付けをしていたんですけど、この曲ではみんなに“自由に回って”とか“自由にここは動いて”とか言って。のびのび歌わせてもらったことを表現したいなと思って、(振り付けも)作りました。

 

「このアルバムを心に装備して、これからいろんなことを乗り越えていきたい」(ヒューガー)

BiS

◆逆にアルバムの1曲目を飾るAge FactoryプロデュースのM-1「R.U.N」は、今までのBiSらしさを感じさせる曲かなと。

トギー:Age FactoryとBiSは、親和性が高いなって思いました。

ナノ:「R.U.N」はデモを聞いたときからもう“歌いたい! これがBiSの曲になるのはうれしいな”と思っていて。ライブでももう披露しているんですけど、最初のシンガロングで拳を上げるところからお客さんも初披露から一緒に歌ってくれて。ぶつかり合える感じがバンドっぽいなとも思ったし、BiSの曲になるのが本当にうれしいですね。歌詞にも“走って 走ってく”と何回も出てきて、私たちの今の状況にぴったりな歌詞を書いてくださっているのがうれしかったです。

◆もう1曲のM-10「Sakura」はまたイメージの異なる、エモく切ない曲調ですよね。

トギー:“こんなにエモい曲、初めて”っていうくらい、はかないエモさがあって。“こういう曲、みんな好きでしょ”っていうイメージがあります(笑)。だから“今までBiSの曲を聞いたことがなかった層にも届け!”って思っています。

ヒューガー:美しい曲ですね。最後にメンバー6人の声がユニゾンで一斉に入るところがあって、自分たちでも鳥肌が立ったくらい素晴らしいパートなので、そこにも注目してほしいなって思います。

◆そんな中でM-9「悲しみを纏う男たちの行進」が今作で一番クセが強いかなと思ったのですが、歌い方もめちゃくちゃfOULっぽいというか。

ナノ:デモの音源にめちゃくちゃ影響されまくりました(笑)。

トギー:こんな歌い方をできるとは、自分たちでも思っていなくて。“意外と良いんじゃない〜!”ってなりました(笑)。

ヒューガー:自分にびっくりしましたね。

◆歌詞もBiSに重なる部分があるかなと思いました。

トギー:自分たちに当てはまっている歌詞もたくさんあって、うれしいですね。ライブでどんどん育っていく曲なんだろうなと思っています。

◆今後が楽しみな曲でもあると。最後にAxSxEさんプロデュースの楽曲になりますが、M-2「STiLL BE CHiLD」はアルバムのリード曲でもあります。

トギー:振り付けが先日やっと完成したんですけど、実際にやってみて今のBiSにすごく合っているなと思った曲ですね。明るくてポップで、でも歌詞はそんなに明るくないっていうのがマッチしているなと思っているので…結構良いんじゃないでしょうか(笑)。

ヒューガー:社長の渡辺(淳之介)さんによる仮歌の入ったデモをいただいたのもあって、最初に聞いたときはメッセージみたいな感じで受け取りました。作詞も渡辺さんが書いてくださって、すごくありがたいです。

◆ラストのM-11「NO CHOiCE」も渡辺さんの作詞ですが、BiSらしい“いかなきゃ”という言葉が入っていたりと、こちらにもメッセージ性を感じます。

イコ:「NO CHOiCE」には“やらなきゃいけない”という渡辺さんからのメッセージが込められていると勝手に思っていて。今の状況で自分たちが頑張るしかないし、本当にこの曲全部が渡辺さんからのメッセージだと受け止めています。

トギー:本当に今はこれからに向けてBiSが頑張っていかないといけない時期なので、このタイミングで“いかなきゃ”という言葉が入っている曲をもらえて、改めて“本当に気合を入れていかなきゃ”と思えたというか。火が点く感じの曲だなって思います。

◆メジャー3rdアルバムですが、現メンバーでは1stアルバムみたいな感覚なのかなと。そういう意味でも思い入れの深い作品になったのでは?

ヒューガー:宝物のようなものになりました。このアルバムを心に装備して、これからいろんなことを乗り越えていきたいと思えるくらい、この1年の思いが詰まった作品になっています。

◆アルバムリリース後のツアーも楽しみですね。最後に今後への意気込みをお願いします。

シオン:リリースイベントもツアーも、その1本1本をどれもちゃんと頑張っていきたいです。

イコ:この心強い曲たちと一緒にこれから回るツアーでお客さんを増やしながら、自分たちも強くなっていきたいなと思います。

クレナイ:新しいBiSを集めたアルバムになっているのでツアーでも新しい一面を見せていって、お客さんを増やしていきたいなと思います。

ナノ:私たちの新しい一面をたくさん見せられるアルバムになっていると思っていて。ツアーでもこのアルバムの曲を中心にやっていくことになるはずなので、来てくださる方々もすごく新鮮な気持ちになると思うし、新しい楽しみ方をみんなで見つけられるようなツアーにしたいと思います。

ヒューガー:私はオーディションになかなか受からなかったときに、BiSのアルバムやシングルをめっちゃ聞いて活力をもらっていて。今このアルバムをメンバーの1人としてリリースする立場になって、この11曲の中のどれか1曲でも誰かのためになったり、“もうちょっと頑張ろう”となってもらえたらうれしいです。プラスの感情だけじゃなくてもいいので、何らかの感情を持ってもらえるような曲が1曲でもあったらいいなと。そこからBiSを応援したいと思ってもらえたらもっとうれしいですし、ツアーもそういう気持ちで臨みたいです。このアルバムの曲たちを“BiSのものだ”って自信を持って言えるように、前向きに頑張っていきたいです。

トギー:ツアーまではまだ時間があるんですけど、その間にあるライブをただ頑張るだけじゃダメだなって思っていて。実際ライブをしている時間より、個人個人でいる時間のほうが長いので、その時間でどれだけBiSのことを考えて、BiSのために自分がしなきゃいけないことをできるか…というのを全員ができないときっと良いツアーにはならないし、“毎日頑張る”ということをまず全員ができるようになるところからですね。このアルバムでBiSを知ってくれた人がライブを見たときに“良いじゃん”と思ってもらえるようになるには、本当にもっともっといろんな面で頑張らなきゃいけないと思っているから。もうひたすら…“寝ているとき以外は頑張る”というのを目標にしたいなと思っています。

 

PROFILE

英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。現メンバーはトギー、ナノ3、ヒューガー、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピック。過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして2019年6月より活動開始。その後もメンバーの変遷を経て、2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人が脱退するも、「WACK合同オーディション2023」にて新メンバーのイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピックの3名が加入し、6人体制となる。

●photo/YOSHIHITO_SASAKI text/大浦実千

 

リリース情報

Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

ライブ情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)【東京】Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)【東京】代官山UNIT
2024年5月19日(日)【茨城】水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)【神奈川】F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)【千葉】千葉LOOK
2024年5月31日(金)【東京】Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)【栃木】HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)【群馬】前橋DYVER
2024年6月9日(日)【東京】代官山UNIT

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

 

BiSのサイン入り生写真を1名様にプレゼント!

<応募方法>
TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名様にBiSのサイン入り生写真をプレゼント!

当選者の方には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。
TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

<応募締切>
2024年3月8日(金)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

「乃⽊坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」123曲披露&合計10時間ライブに!4つの年代から厳選した楽曲をパフォーマンス

3月7日(木)~10日(日)の4日間にわたり、さいたまスーパーアリーナにて「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」が開催。本ライブで披露される楽曲が合計123曲、時間に換算すると10時間に及ぶことが分かった。

「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」

 

今年で12回目を迎える乃木坂46のデビューを祝う本ライブでは、DAY1からDAY4の4日間を「DAY1:2011-2014」「DAY2:2015-2017」「DAY3:2018-2020」「DAY4:2021-2024」と4つの年代に分け、その年代にリリースされたシングル・アルバムの中から厳選した楽曲をパフォーマンス。毎日異なるセットリストとなっている。

 

ファンクラブ先行や一般発売の会場チケットは完売しているほか、見切れ席やステージバック席に至るまで完売。全公演ともオンラインにてライブの生配信も決定しており、そちらでもライブを視聴できる。配信情報は下記に掲載。

 

配信情報

「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」

配信チケットの購入・詳細:
https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/12th_birthday_live

■配信日時
<Day1>2024年3月7日(木)午後6時(開場:午後5時)
<Day2>2024年3月8日(金)午後6時(開場:午後5時)
<Day3>2024年3月9日(土)午後6時(開場:午後5時)
<Day4>2024年3月10日(日)午後4時(開場:午後3時)
※各公演1回リピート配信

■リピート配信
<Day1>2024年3月14日(木)午後8時(開場:午後7時)
<Day2>2024年3月15日(金)午後8時(開場:午後7時)
<Day3>2024年3月16日(土)午後8時(開場:午後7時)
<Day4>2024年3月17日(日)午後8時(開場:午後7時)

■販売期間
<Day1>販売中~3月14日(木)午後8時まで
<Day2>販売中~3月15日(金)午後8時まで
<Day3>販売中~3月16日(土)午後8時まで
<Day4>販売中~3月17日(日)午後8時まで

「乃⽊坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」123曲披露&合計10時間ライブに!4つの年代から厳選した楽曲をパフォーマンス

3月7日(木)~10日(日)の4日間にわたり、さいたまスーパーアリーナにて「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」が開催。本ライブで披露される楽曲が合計123曲、時間に換算すると10時間に及ぶことが分かった。

「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」

 

今年で12回目を迎える乃木坂46のデビューを祝う本ライブでは、DAY1からDAY4の4日間を「DAY1:2011-2014」「DAY2:2015-2017」「DAY3:2018-2020」「DAY4:2021-2024」と4つの年代に分け、その年代にリリースされたシングル・アルバムの中から厳選した楽曲をパフォーマンス。毎日異なるセットリストとなっている。

 

ファンクラブ先行や一般発売の会場チケットは完売しているほか、見切れ席やステージバック席に至るまで完売。全公演ともオンラインにてライブの生配信も決定しており、そちらでもライブを視聴できる。配信情報は下記に掲載。

 

配信情報

「乃木坂46 12th YEAR BIRTHDAY LIVE」

配信チケットの購入・詳細:
https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/12th_birthday_live

■配信日時
<Day1>2024年3月7日(木)午後6時(開場:午後5時)
<Day2>2024年3月8日(金)午後6時(開場:午後5時)
<Day3>2024年3月9日(土)午後6時(開場:午後5時)
<Day4>2024年3月10日(日)午後4時(開場:午後3時)
※各公演1回リピート配信

■リピート配信
<Day1>2024年3月14日(木)午後8時(開場:午後7時)
<Day2>2024年3月15日(金)午後8時(開場:午後7時)
<Day3>2024年3月16日(土)午後8時(開場:午後7時)
<Day4>2024年3月17日(日)午後8時(開場:午後7時)

■販売期間
<Day1>販売中~3月14日(木)午後8時まで
<Day2>販売中~3月15日(金)午後8時まで
<Day3>販売中~3月16日(土)午後8時まで
<Day4>販売中~3月17日(日)午後8時まで

日向坂46 齊藤京子卒業記念特番『わたしには、まだ夢がある』Leminoにて独占配信 ひらがなけやき時代の秘蔵映像&本人のロングインタビューも

日向坂46 齊藤京子卒業記念特番『わたしには、まだ夢がある』が、映像配信サービス「Lemino®」にて、3月29日(金)正午より独占配信される。

日向坂46 齊藤京子卒業記念特番『わたしには、まだ夢がある』(c) Seed & Flower LLC.

 

齊藤京子は2016年5月、けやき坂46 一期生として活動開始。日向坂46に改名以降も人気メンバーとして長きに渡ってグループをけん引し、力を尽くして来た。そんな彼女が、4月5日(金)に横浜スタジアムにて開催される「齊藤京子卒業コンサート」をもって、約8年間のアイドル生活の幕を閉じる。

 

本番組は、齊藤がアイドルとして駆け抜けた8年間の軌跡をたどるLeminoオリジナル番組。「夢」をテーマに、“ひらがなけやき”時代を含めた過去の貴重な映像と、本人へのロングインタビューを通して数々の“夢”、オーディション合格、初めてのステージ・楽曲制作・MV撮影、センター獲得、ドームライブなどをかなえ続けてきた齊藤の魅力の理由、そしてこれからを探る。

 

配信情報

Lemino独占配信 日向坂46 齊藤京子卒業記念特番『わたしには、まだ夢がある』
2024年3月29日(金)正午~

出演:齊藤京子、日向坂46 ほか

特集ページ:https://bit.ly/3IigqQ0

(c) Seed & Flower LLC.

 

「ひなフェス2024」アンジュルムとモーニング娘。’24のライブを生中継 事前番組には「生たけ」に加え橋迫鈴も

ハロー!プロジェクト春の恒例イベント「Hello! Project ひなフェス」が、3月30日(土)、31日(日)に千葉・幕張メッセ国際展示場9ホールにて開催。全4公演の中から、30日の『アンジュルムプレミアム』(午後5時30分~)と31日の『モーニング娘。’24プレミアム』(午後5時~)を、CSテレ朝チャンネル1にて独占生中継する。

「Hello! Project ひなフェス」

 

ハロー!プロジェクト所属のモーニング娘。’24、アンジュルム、Juice=Juice、つばきファクトリー、BEYOOOOONDS、そしてOCHA NORMAが集結、ソロやシャッフルユニットなどさまざまな形態でのパフォーマンスを披露する春の恒例イベント「Hello! Project ひなフェス」。

 

ハロプロの各グループが参加して2日間にわたり4公演を開催。毎年、公演ごとにメイングループが変わり、各グループのプレミアム公演では披露する楽曲数が多いことが特徴だ。他のグループの楽曲をカバーするコーナーや1回限りのソロ、1回限りのシャッフルユニットによるパフォーマンスなど、趣向を凝らしたさまざまなステージを披露する。

 

各公演でのソロやシャッフルユニットは抽選会で決定されるが、毎年YouTubeで公開される抽選会もハロプロの風物詩。くじを引く直前や抽選結果を知ったあとのメンバーのリアクションもファンの間で注目を集める恒例イベントとなっている。今年はどんなソロやシャッフルユニットでファンを楽しませてくれるのか。

 

今春のコンサートツアーでの卒業が決定しているアンジュルムの佐々木莉佳子やつばきファクトリー新沼希空にとって最後の「ひなフェス」に。また、モーニング娘。’24にとっては譜久村聖の卒業後、生田衣梨奈がリーダー、小田さくらがサブリーダーとなり、17期メンバーも初参加。“新体制”となっての「ひなフェス」ステージとなる。

 

さらに「ひなフェス」生中継直前の24日(日)正午から、『「ひなフェス2024」事前特番〜生たけメンバー大集合2時間SP〜』(仮)も放送される。出演はおなじみの「生たけ」メンバー(アンジュルムOG 竹内朱莉/モーニング娘。’24石田亜佑美/つばきファクトリーOG 岸本ゆめの)に加え、竹内の妹分? のアンジュルム 橋迫鈴も登場。

 

現メンバーとOGそれぞれグループの事や卒業後の近況など、圧倒的いつメン感満載の自由な2時間。終了後には「ひなフェス」関連事後スペシャル番組も放送される(放送時期、内容ともに未定)。

 

番組情報

『「ひなフェス2024」事前特番〜生たけメンバー大集合2時間SP〜』(仮)
CSテレ朝チャンネル1
2024年3月24日(日)正午~

出演:竹内朱莉/モーニング娘。’24石田亜佑美/岸本ゆめの/アンジュルム 橋迫鈴

Hello! Project ひなフェス 2024『アンジュルム プレミアム』
2024年3月30日(土)午後5時30分〜(独占生中継)

Hello! Project ひなフェス 2024『モーニング娘。’24 プレミアム』
2024年3月31日(日)午後5時〜(独占生中継)

『ひなフェス2024』関連事後特番(仮)
放送日時未定

番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0649/

“演歌第7世代” 新浜レオンが語る、歌手デビューまでの道のりと高校球児時代からつながる夢「挑戦していく存在であり続けたい」

3月15日(金)に行われる「我ら演歌第7世代!春一番スペシャルコンサート」に出演する新浜レオンさんにインタビュー。歌謡界に旋風を巻き起こし、飛ぶ鳥を落とす勢いの新浜さんに、歌手になるまでの経緯、そして今その胸に抱く夢までたっぷりと語ってもらいました。

◆新浜さんが歌手を目指した経緯を教えてください。

小学校2年生から高校3年生までは本気で野球をやっていました。小学校のときに卒業文集に「プロ野球選手になる」と書いていて。高校時代もとにかく甲子園を目指すという学生時代を過ごしていました。ただ父親が演歌歌手なので、車に乗ればいつも演歌が流れていて、テレビもいつも歌謡番組を見ていたんです。そういう意味では演歌・歌謡曲が昔から大好きでしたし、とにかく身近にあるものでした。

 

そういう曲を聴きながら、野球をやっていて。それでいつしか甲子園に出ることもそうなんですけど、プロ野球選手になって、打席に入るときの登場曲で父親の曲を流すという夢を自分の中で持って野球に打ち込んでいたんです。

 

ただ、結果的に甲子園に出場することができず、最高成績は高校の県大会ベスト4で。そこからあらためて父ってどんな仕事をしているのかなと思って。姉と弟がいるんですが、歌だけで育ててくれる父って、歌手っていう仕事、最高じゃんって思ったんです。

 

◆お父様の2代目「伯方の塩」CMソングでおなじみの演歌歌手・髙城靖雄さんへの憧れが原点なんですね。

それで、野球を引退して丸刈り頭のまんま、父のかばん持ちを始めたんです。でも、父の姿をより近くで見ていると、もう息子として見たくない姿っていうのがあるんです。

 

というのは、僕の中で、世界一歌がうまい人は父親だと思っていたんです。それがいざ初めてレコーディングの現場に連れて行ってもらった時に、父が「そういう歌い方じゃなくて、こうやって歌いなさい」って担当ディレクターの方に言われている姿を見て。

 

自分もデビューした今になってみれば当たり前なんですけど、当時は想像できなかった姿なんです。父が人からこうやってって言われてるって、息子として初めての感覚で。1曲ができるまでの姿、そこにはいろんなスタッフの方の支えがあって。発売するまでの苦労を知った時は、あぁ…近くで父の姿見なきゃよかったとか、歌手になりたいなんて簡単に言うもんじゃないなと思って。

 

でも手伝えば手伝うほど、いや待てよと。こういうつらい姿を僕ら家族に見せたことなかったんだなって。父はいいところだけを見せてくれていたということに気づいて。そんな父を、歌い手としてはもちろんなんですけど、あらためて人としてものすごく尊敬したんです。そのいろんな苦労を見て、それを超えてやっぱり父のようになりたいと。父は演歌・歌謡曲を歌っていて、たくさんの皆さんに感動を与えている。

 

そんな父のように演歌・歌謡曲の歌手になりたいって家族の前で宣言したんです。それが大学への進学を含め、これからどうしようかというときで。そのとき、父は何も言わなかったですが、やってみたらいいんじゃないかみたいな雰囲気で。

 

それに対して母親は大反対して。僕もこういう家庭を見て、中途半端に軽はずみに言っている「歌手になりたい」じゃないですよ。本気で決意して歌手になりたいと言ったんですけど、反対されて。

 

◆新浜さん的にはまさかの反対という感じですか?

それまで野球をやっているときは、誰よりも朝一番早く起きて、山盛りのお弁当を2個も作ってくれて。夜遅くに泥だらけで帰ってきても、寝る時間を惜しんでユニホームを洗ってくれて。そんな一番支えてくれた、とことんそばで応援してくれた母が反対したもので衝撃だったんです。僕は、歌手になるなら誰か師匠につかないとねとか、じゃあ歌の専門学校に行かないとね、なんてそんな話になると想像していたんです。それがもうダメ!ってなったので話がかみ合わないんですよ。

 

でも母親はそんなのやめて、公務員になりなさいって言うんですよ。普通に一般的な穏やかな生活をしてほしいからって。それで野球を生かすには、消防士とか警察官になったらって話になってきて。

 

いや、もちろんそれもいいんですけど、歌手になりたいというのは、曲げられないものがあった。それでも歌手になりたいってずっと言い続けたら「じゃあ分かったから、お願いだから大学には行って」という話になって。当時僕も野球しかやってないので今から勉強するのも…っていうところで、学校の先生にいろいろそれの事情を話して。野球の顧問の先生は、僕が大学も社会人も野球をやると思っていて、ありがたいことに野球の推薦をいただいていたんです。

 

高校の先生も、どこどこから推薦をいただいているから、ここで野球をやるのはどうだみたいな話をしてくれて、それも心苦しくて。それで先生にも事情を話して、指定校推薦ということでお話をいただいたのが大東文化大学だったんです。学部が国際関係学部国際関係学科、英語専攻、ここがレオン君にもぴったりだということで受験をして、大学に進学する運びになったんです。

 

◆歌手に反対のお母様の希望もあって、大学に進学したんですね。

そこからかばん持ちだけではなくて、父のバックコーラスとか前歌を大学の4年間やらせてもらって。そのご縁から父が出るテレビ番組で、家族トークをする企画があったんです。僕と姉が出て、その時に父を追って歌手になりたくて、今バックコーラスもやっててという話をしたんです。そしたらその番組のプロデューサーさんから、僕をその番組でアシスタントのMCでレギュラーで使いたいというお話をいただいたんです。

 

そこでアシスタントのMCをやらせていただいて。その番組では毎週いろんな歌手の方が出られるので、初めて父以外の歌手の方から直接お話を聞くことができて。その中で、あらためて演歌・歌謡曲の素晴らしさを知って、ますますこの世界でデビューしたいという気持ちが高まっていって。

 

それで大学4年でみんなが就活をしている時に、僕はデモテープを持ってレコード会社をどんどん当たって、今所属する当時Being(ビーイング)、今はB ZONE(ビーゾーン)という会社をご紹介いただいて。ただ、待てよ、演歌・歌謡曲の歌手の人、誰としていないよな?って思ったんです(笑)。

 

それで、演歌・歌謡曲しか勉強してないんですよっていうお話をしたら、それでもいいから1回歌を聴いてみたいということでデモテープを送ったら、いろいろと重なって、初の演歌・歌謡曲歌手という形でデビューをする流れになったんです。

 

◆大学を卒業してくらいのタイミングですか?

卒業して2か月です。みんなと同じ就職のタイミングでデビューできたんです。令和元年5月1日。令和になるタイミングで、新浜レオンとしてデビューをすることができました。

 

◆めちゃくちゃエリートコースということになりますよね。

本当に奇跡としか言いようがないというか。とはいえ、演歌第7世代の例えば辰巳ゆうとさんを見ると、大学在学中にデビューしているんです。二見颯一さんもそうなんですけど。

 

僕も高校を卒業してからずっと、チャンスを狙って勉強していたんですが、ここに行き着くまでは、いい話というのはひとつもなかったんです。演歌・歌謡曲の強いレコード会社さんにも当たったんですが、いい話というのが最後の最後までなくて。ビーイングが本当に一番最後だったんです。

 

母の「分かってるよね?」という圧がすごいわけですよ(笑)。これで大学を卒業して、アルバイトしながらとか、まだ道が決まらないやり方はなしっていうのは最初から母との約束として大学に行かせてもらったので。

 

大学4年の6月、周りのみんなはもう就職先が決まっていく中でご縁をいただいて始まって、という部分では決してトントンと決まったわけではなくて。

 

それで、デビューをするときに、ちょっと日焼けしてるねって話になったんですよ。氷川きよしさんからそれ以降に出てくる若手の歌手の方って、わりと髪が長かったりとか、色も染めてたり、ピアスをしたりとか、演歌歌手っぽくない姿でデビューされている歌手の方が多かったんです。

 

それならば、僕はせっかく野球をやってたので、王道の山本譲二さんのような本当の昭和のような人でデビューしたほうが自分は面白いんじゃないかなって思って。もう“筋肉は男のロマン”というくらい(笑)筋トレして、髪も上げてピシッと角刈りのような雰囲気でビーイングの方に会って。

 

そうしたら日焼けしてるし、体形もちょっとガッチリしすぎだから痩せたほうがいいんじゃない、髪も短いんじゃないって言われて、ふたを開けたら真逆じゃないか!って(笑)。でも僕ももうラストチャンスで、ここを逃したら本当に一般の企業に就職するっていうような勢いだったので、じゃあ全部逆でやりますと決意して。1週間後にテスト撮影をしましょうという話になったので、その1週間で10キロ痩せたんです。もう何にも食べず、髪の毛も伸ばして、肌をとにかく焼けないように日焼け止めを塗ってみたいな生活をして。

 

そして10キロ痩せてテスト撮影をしたんですが、後に話を聞いたら、歌とかというよりもその姿からやる気と熱意みたいなものを感じてくださって、いろいろ物事が進んでいったそうで。最終的にはデビューするまでにトータルで25キロ痩せてデビューしたんです。

 

◆ということは、当時は相当ガッチリしていたんですね。

そうですね。キャッチャーをやっていたので、デカい男こそかっこいいと思っていたんですよ(笑)。今でもそこは変わっていなくて、デカい人がかっこいいと思うんですけど、ただ演歌・歌謡曲を歌う、そして応援してくださるファンの皆さんを作るには、やっぱりそうはいかなくて。求められるものと自分がやりたいことをいろいろ自分も冷静に見て、今の姿に至りました。

 

やっぱり若い人に演歌・歌謡曲の素晴らしさを知っていただきたいという思いがあって。ビーゾーンから演歌・歌謡曲で初めての歌手としてデビューしたところも含めて、そういう幅も広げていける存在になりたいなと思ってます。

 

◆今、時代が一周してシティーポップが流行したりという流れの中で、きっと生まれた時から演歌に触れてない世代たちも増えているから、演歌・歌謡曲の伝道師としてぴったりだと思います。

やっぱりそこをどこまでも目指したくて。僕は父の影響で演歌・歌謡曲が好きだったんですけど、学生時代に同級生の友達が聴いているかというと、一人もいなかったんですよね。

 

なので、どこかそれをコンプレックスじゃないですけど、何か悔しいなって思っていて。こんないい歌がいっぱいあるのになんで聞かないんだろうと、ずっと心のどこかで思って生活してきたので。大学時代にミスターコンテストがあって、そこだったら自己PRで歌を歌うことができると思って挑戦して。

 

審査員はみんな学生ですから、ここで歌謡曲を歌ってみようという挑戦をして、森田公一とトップギャランさんの「青春時代」を歌ったんです。父もそうなんですけど、演歌・歌謡曲のコンサートって会場を練り歩きながら握手をして歌うシーンというのがものすごく印象的で、これを学生のみんなにやったらどんな反応になるかなと思ってやったんですよ。

 

そしたらすごく盛り上がって、それでグランプリをいただいたんです。あ、これで聴いてもらえたら、この曲いいって思ってもらえるなという自信にもなって。友達とカラオケに行ったら、敏いとうとハッピー&ブルーさんの「星降る街角」をなぜか友達から歌っちゃうみたいな現象が起きたんですよ。

 

だから、これは機会とそういうきっかけがあったら絶対いいって言ってもらえるっていう確信につながっていって。どんどんその気持ちが強くなって、ビーイングからデビューできて。今も指導してくれるディレクターさんとか、演出の方も倉木麻衣さんをやられている方とかで。

 

逆に演歌・歌謡曲は初めてみたいな人たちから歌も教えてもらったりしているので、その融合がめちゃくちゃ僕の中では夢があって、未来を感じているんです。なので新浜レオンにしかできないものを作っていきたいという思いはとても強いです。

 

◆3月開催の「我ら演歌第7世代!春一番スペシャルコンサート」では、同世代の歌手の方々が“演歌第7世代”として集結しますがいかがですか?

それぞれのファンの皆さんはもちろんですけど、演歌第7世代のファンの方が生まれていて。そういう方々が大学生とか若い人にも非常に多くて。演歌第7世代の5人もそれぞれ演歌・歌謡曲が小さいころから大好きで、みんなどこか悔しいなって思っているんですよ。

 

その5人が集まるコンサートなので、伝えたいこともみんな一緒だし、盛り上がりますね。

 

◆若手演歌歌手の“アベンジャーズ”のような5人ですが、やっぱり同世代の方たちとの共演は刺激になりますか?

なりますね。やっぱりそれぞれ本当にみんな個性があって。民謡出身の方もいれば、三味線と尺八をやります、ギターを弾きながら歌います、3歳から歌ってますみたいな方々なので。僕は高校までは野球しかない人生だったので、そういった意味ではみんなからもらう“演歌愛”というのはすごく刺激になりますし、僕も負けられないなと。

 

お互いにそれぞれ歌う時はどこかライバル意識を持ちながら、でもみんなで先輩の名曲をカバーしようみたいなコーナーもあって。一緒に力を合わせて名曲をつないでいこうという思いが重なったりとか、いろんな表情が見えるのも演歌第7世代の面白さなのかなと思います。普通の20代のプライベートな話をしたかと思えば、21歳で一番若い彩青さんが「寅さん」が大好きだったりとか。

 

彩青さんは師匠が細川たかしさんで、一番考え方が古風なんですよ(笑)。今の若い人たちって何がはやってるんでしょうかね?とかって話をし始めちゃうみたい場面があったりとか、そのへんのちぐはぐさもいい具合にステージで面白くなっています。

 

◆演歌第7世代のコンサートは何回目になるんですか?

これで3年目で、東京はもちろん、大阪、北海道、愛知、神戸と全国を飛び回っています。彩青さんは北海道出身、辰巳さんは大阪出身、僕と青山さんは千葉出身で、二見さんは九州とか、それぞれの土地土地で出身の人がリーダーになって、みたいなやり方で盛り上がっていますね。

 

◆新浜さんはトークも立つから、MCとして回したりするんじゃないですか?

僕はもう明るさと走るだけ走ることに徹して、それを彩青さんがまとめちゃうみたいな(笑)。二見さん、辰巳さん、青山さんとそれぞれ魅力を引き出し合っていて面白いのかなと思います。

 

昨年はバラエティ番組にも挑戦させていただいた1年で、やっぱり演歌・歌謡曲の番組はもちろんなんですけど、まずは新浜レオンという名前を知っていただくことで、演歌・歌謡曲につながっていけばいいと思っていて。昨年は日曜劇場『下剋上球児』で演技にも挑戦させていただきましたが、どこまでも歌を基盤にしながらも、挑戦していく存在であり続けたいなっていう思いはものすごく強いです。

 

◆新浜さんから見た演歌第7世代コンサートの魅力、見どころはどんなところになりますか?

やっぱり演歌・歌謡曲って聞くと、どうしてもかしこまっちゃうと思うんです。でもこのコンサートを見ると、そういう気持ちが全部がなくなっちゃうくらいトークはいい意味ではちゃめちゃです(笑)。ただ、歌を歌うときだけは、それぞれも目の色を変えてビシッと歌うんです。

 

そういうギャップも楽しんでいただけるというのが一番の魅力だと僕は思います。

 

◆幅広い世代の方が楽しめますよね。演歌・歌謡曲に触れてきた世代だったら懐かしくて、それを知らない若い世代は新しい発見があって。親子で見に行ってもそれぞれの楽しみ方がありそうです。

本当にそのとおりで、親子のファンがとても多くなっていて。その親子の子供さんの子供さん、お孫さんまで3世代で応援に駆けつけてくださるようなことがすごく増えました。

 

◆ここで歌手・新浜レオンさんから少し離れてプライベートの話を伺いたいんですが、オフの時間はどんなふうに過ごされているんですか?

オフがここ4年ないんです(笑)。っていうのはあるんですけど、もともと食べること、飲むことが大好きになんです。もし仮に明日休みって言われたら、その前の日が勝負なので、もう食べまくり飲みまくり(笑)。次の日に撮影があったりすると、次の日むくんじゃうのでどうしてもセーブしちゃうんですよね。

 

地元の千葉県は54市町村どこへ行ってもおいしいものがたくさんあって、僕も番組でロケに行くまで知らなかったんですけど、酒蔵がいっぱいあるんです。ありがたいことにそういうロケが多くて、「搾りたての日本酒です」なんて言われて飲むと、おいしくておいしくて。

 

◆結構飲まれるんですね。

飲んじゃうんですよ(笑)。やっぱり千葉のおいしいお酒は特別なので。それが一番のオフの楽しみ方ですかね。

 

◆この体形を維持するのは結構大変じゃないですか?

会社にトレーナーさんをつけていただいていて、ジムに行ったりしています。最初は食べず飲まずの本当に一番やってはいけない痩せ方をしたので、その反動というか、体力が急に落ちてというのがあったんですけど、今は食べても太らないような習慣をつけたので全然苦でもないですね。

 

でも、演歌第7世代もそうですけど、みんな細くて華奢なんですよ。バラエティ番組に出させていただくときも、いらっしゃる皆さんと横並びになったりすると、僕の大きさが際立っちゃって(笑)。

 

◆忙しい日々の中で、何かリフレッシュ方法はありますか?ストレスはたまらないですか?

テレビやイベントで歌ったら、あそこはああ歌ったらよかったかなとか、日々そんな積み重ねで、反省ばっかりで。正直、落ち込むこともあるんですけど、どこで発散しているのかなって思った時に、やっぱり歌ってることなんですよね。

 

いくら悲しんでも悔しがっても、次の日また人前で歌うってなったら、それを感じさせてはいけないですから。何事もなかったかのように、ましてやその悔しかったこと、悲しかったこと、それを歌に乗せることができるんですよ。

 

それがやっぱりいい意味でリフレッシュになっているのかなと、今気づきました。

 

◆演歌はそういう思いと密接しているところもありますよね。

そうなんですよね。悔しさの意味は違っても、どこか共通する部分があるので。それが一番歌ってて幸せだなっていうことですね。

 

◆お話をうかがっていて、なるべくして歌手になった方だなっていう感じを受けました。消防士になっていたとしても、あの消防士、めちゃくちゃトークうまいなって言われていたと思いますけど(笑)。

母からは本気で警察官か消防士って言われていて。僕の担任の先生が厳しい人で、歌手になりたいって言ったら、やめたほうがいいんじゃないって最後まで言われて。じゃあ何になったらいいですかねって聞いたら、レオン君は優しいから介護の仕事が向いてるよって言われて。でも全然違うところに行って、最終的に歌手になって。

 

僕もせっかく歌手になるのであれば、環境としては父親が演歌歌手なわけですから、野球をやる前にもっと小さい頃から歌を学んでいればよかったって、デビューする直前に思ったんです。

 

でも、いざデビューしたら、もう体力勝負で。そして諸先輩方を見て、人としての礼儀、これが何より大切な世界なんだなって感じて。これはやっぱり野球で全部学べたんですよ。本当に振り返れば振り返るほどきつかったですし、先輩も怖い、監督も怖いという部分では、礼儀も全部野球から学べた。なので、今は本当に野球をやっていてよかったなって心から思います。

 

◆自分で意識していなかったことも、全てここにちゃんとつながっていたんですね。

そのつながりでいうと、去年は甲子園での始球式、ファーストピッチをすることができた。そして日曜劇場『下剋上球児』、野球の作品で俳優デビューすることができた。野球の番組で少年野球チームに行って、野球を教えるような機会をいただいたりとか、少しずつ野球ともつながっていっているという現実がものすごくうれしいんです。

 

◆最後に、新浜さんの歌手としての夢、目標を教えてください。

野球での目標は甲子園でした。でも高校時代は甲子園に行くことができなくて非常に悔しい思いを今でも持っていて。目標があって、そこを一途に追いかけるというやり方で過ごしてきたので、歌手になった今も、ある意味、甲子園を1つ自分で作っているんです。その甲子園がNHKの『紅白歌合戦』。そこを何としても達成するんだと。学生時代は達成できなかった甲子園の夢を今、絶対にかなえるんだという目標をもって日々活動しています。

 

そして、高校時代に負けた試合が千葉マリンスタジアムで。そこで悔しい思いをしたので、千葉マリンでリベンジの気持ちを込めて単独のコンサートをやるというのも目標なんです。関東は千葉マリン、関西は甲子園。ここで単独をやる。それが僕の目標であり、夢でもあります。

 

必ずや実現したいなと思うんですけど、千葉マリンもそうですし、甲子園でファーストピッチやった時に、関係者の方に単独のコンサートをやるのってどんな感じなんですかって聞いたら、なんと甲子園で1年間で立てるアーティストは1組だけだそうで。

 

そんな世界なんだと知って、ますますそれが夢になって。絶対やるという夢をもって活動しています。

 

PROFILE

新浜レオン

1996年5月11日生まれ。千葉県白井市出身。

令和元年スタートとなる5月1日、自身のために立ち上げられた演歌・歌謡の新レーベル「海峡レコード」からシングル「離さない 離さない」でデビューし「第61回 日本レコード大賞 新人賞」を受賞。俳優として日曜劇場『下剋上球児』に出演するなど、幅広く活躍している。

 

コンサート情報

「我ら演歌第7世代!春一番スペシャルコンサート」

出演:青山新、辰巳ゆうと、新浜レオン、二見颯一、彩青

 

日時:2024年3月15日(金)13:00開場/14:00開演

会場:日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋室町2-2-1COREDO室町1 5F(エントランス4F)

 

公式サイト:https://s.mxtv.jp/event/enka_dai7sedai-2024/

サザンオールスターズのNHK特番2番組を特別編集 ライブSPの未公開カバー曲&桑田佳祐インタビューの初出し部分を加えた完全版で放送

NHK MUSIC SPECIAL『サザンオールスターズ~シン・ニッポンの“馬鹿でごめんよ”ライブSP完全版~』(NHK総合 ※北海道・佐賀県を除く 午後4時30分)が、3月3日(日)に放送される。

 

2023年、デビュー45周年を迎えたサザンオールスターズ。昨年2か月連続で放送された『サザンオールスターズ45周年特別企画「シン・日本の夏ライブSP!!」』(8月放送)、『サザンオールスターズ特別番組~45年経っても“馬鹿でごめんよ”~』(9月放送)の2つのNHK MUSIC SPECIALを組み合わせた豪華完全版を送る。

『サザンオールスターズ~シン・ニッポンの“馬鹿でごめんよ”ライブSP完全版~』(c)NHK

 

これまでの放送では入りきらなかった、ライブSPでの未公開カバー曲に加え、桑田佳祐への単独インタビューから初出し部分も新たに追加された、永久保存版の84分番組となる。

 

番組情報

『サザンオールスターズ~シン・ニッポンの“馬鹿でごめんよ”ライブSP完全版~』(c)NHK

NHK MUSIC SPECIAL『サザンオールスターズ~シン・ニッポンの“馬鹿でごめんよ”ライブSP完全版~』

<NHK総合(北海道・佐賀県を除く)>
2024年3月3日(日)午後4時30分~

<NHK総合 北海道・佐賀県>
2024年3月17日(日)午後1時05分~

出演:サザンオールスターズ
ナレーション:桑子真帆アナウンサー

(c)NHK

中西アルノがセンターを務めた「乃木坂46 34thSGアンダーライブ」ドキュメンタリーがTBSチャンネル1で放送

乃木坂46の“アンダーメンバー”に密着したドキュメンタリー番組『乃木坂46アンダードキュメンタリー~34thSGアンダーライブ舞台裏~』(CS放送TBSチャンネル1 午後10時~11時)が、2月29日(木)に放送される。

『乃木坂46アンダードキュメンタリー~34thSGアンダーライブ舞台裏~』

 

神奈川・ぴあアリーナMMで1月25日(木)から3日間にわたり開催された乃木坂46の“アンダーメンバー”によるライブイベント「乃木坂46 34thSGアンダーライブ」。グループの最新シングル「Monopoly」に収録されているアンダー楽曲「思い出が止まらなくなる」の歌唱メンバー14人が出演し、歴代アンダー楽曲の披露やスペシャルユニットでのパフォーマンスで連日満員のファンに熱い思いを届けた。

 

乃木坂46では、グループのシングル表題曲を歌う“選抜メンバー”以外のメンバーを“アンダーメンバー”と呼び、アンダーメンバーだけが出演するアンダーライブを不定期に開催。選ばれなかった悔しさをバネに、気持ちの込められたステージを作り上げ、回を重ねるごとに人気のイベントに成長。変化と進化と挑戦を続け、メンバー一人ひとりが光る個性を発揮。メンバーにとってもファンにとっても大切な場所になっている。

 

今回のアンダー楽曲でセンターを務めるのは、グループの5期生・中西アルノ。初めてのアンダーセンターに大きなプレッシャーを感じながらも、仲間とともに3日間を完走した。最終日公演の終盤では「私たち14人は選ばれてこのステージに立っています」と宣言。これまで受け継がれてきたアンダーライブの誇り高いステージを力強い言葉で表現し、会場は大歓声に包まれた。

 

番組では、3日間のライブ舞台裏やリハーサル期間を徹底取材。緊張感のある当日のバックヤードや、メンバーそれぞれが持つアンダーライブへの想いをライブ映像を交えながら伝えていく。

 

また、2023年9月、10月に開催された「乃木坂46 33rdSGアンダーライブ」の最終日公演と、このライブに密着した「乃木坂46アンダードキュメンタリー~託された誇り~完全版」が2月28日(水)に再放送される。

 

番組情報

『乃木坂46アンダードキュメンタリー~34thSGアンダーライブ舞台裏~』

CS放送TBSチャンネル1

2024年2月29日(木)午後10時~11時

「乃木坂46 34thSGアンダーライブ」出演メンバー:伊藤理々杏、岡本姫奈、小川彩、奥田いろは、阪口珠美、佐藤楓、佐藤璃果、清宮レイ、中西アルノ、中村麗乃、林瑠奈、松尾美佑、矢久保美緒、吉田綾乃クリスティー

 

<再放送>

『乃木坂46アンダードキュメンタリー~託された誇り~完全版』

CS放送TBSチャンネル1

2024年2月28日(水)午後9時~10時

 

『乃木坂46 33rdSGアンダーライブ』

CS放送TBSチャンネル1

2024年2月28日(水)午後10時~深夜0時30分

 

※いずれも「スカパー!番組配信」にてPC、タブレット、スマートフォンで視聴可能

 

詳細ページ:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/information/2024_0203_2200.html

BiS 光と桜のコントラストが美しい「Sakura」MVをプレミア公開決定!Age Factoryプロデュース曲

BiSが2月28日(水)にリリースするメジャー3rdアルバム『NEVER MiND』より、「Sakura」のミュージックビデオを2月22日(木)20時にYouTubeプレミア公開することを発表した。

BiS

 

2月21日(水)より先行音源配信がスタートした「Sakura」は、奈良発のロックバンド・Age Factoryが自身以外で初めてプロデュースした楽曲。

 

今回のMVは、先日公開された「STiLL BE CHiLD」MVに引き続き、映像ディレクターの大久保拓朗がディレクションを担当しており、“光”と“桜”のコントラストが美しいMVに仕上がった。

 

動画

BiS「Sakura」MV
※2024年2月22日(木)午後8時〜プレミア公開

 

リリース情報

左から)『NEVER MiND』初回生産限定盤、通常盤

Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

ライブ情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)東京 Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)埼玉 HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)東京 代官山UNIT
2024年5月19日(日)茨城 水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)神奈川 F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)千葉 千葉LOOK
2024年5月31日(金)東京 Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)栃木 HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)群馬 前橋DYVER
2024年6月9日(日)東京 代官山UNIT

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

ゴスペラーズ黒沢薫×乃木坂46・中西アルノ『Spicy Sessions』収録レポート&インタビューが到着「アルノさんの歌声に刺激を受けています」

黒沢薫(ゴスペラーズ)と中西アルノ(乃木坂46)がMCを務める音楽番組『Spicy Sessions』(TBSチャンネル1 午後10時~午後11時ほか)の2回目(2月23日(金)放送)、3回目(3月23日(土)放送)の収録を、ゴスペラーズをデビュー当時からよく知り、数々のアーティストのオフィシャルライターを務める音楽ライター・伊藤亜希が取材。収録レポ―ト&MCインタビューが到着した。

『Spicy Sessions』左から)中西アルノ、黒沢薫

 

昨年12月にTBSチャンネル1でスタートした『Spicy Sessions』。黒沢いわく「番組収録というよりライヴに近い感覚」というこの番組では、観客を前にボーカリストとバンドメンバーによる“刺激的なセッション”が繰り広げられる。

 

1月末に行われた2回目、3回目放送の収録には、それぞれ1000通を超す観覧応募があったそう。音楽好きの中で注目を集めるこの番組について、収録現場の様子やその裏側、黒沢と中西、両MCの同番組に対する思いなども含め、『Spicy Sessions』が放つ“刺激”とは何かを紹介していく。

 

メインMCである黒沢は、同番組のホストアーティストとしての役割も担う。ゲストとのミーティングにも参加し、相手の意向を尊重しながら歌唱の候補曲を決めている。毎回ソロ歌唱がある中西は、自分自身で楽曲をセレクト。楽曲が決まった時点でバンドマスターを務める佐藤雄大が楽曲のアレンジを制作。黒沢は佐藤に、アレンジのイメージや大枠を伝え、細かい調整は本番の収録中、バンドメンバーやゲストと相談しながら仕上げていく。

 

さらに黒沢は、本番中、譜面を見ながら歌のパート割り、ハーモニーの振り分け、中西へのボーカリゼーション(発声法)や歌へのアプローチに対するアドバイスなど、会話と音でセッションしながら、歌を作りあげていく。この様子を観客が間近で観られるのが『Spicy Sessions』という音楽番組の最大の刺激だ。曲の制作過程から、1曲を歌い終えるまでのドキュメントが、観客の目の前で繰り広げられ、そのまま放送もされる。

 

ゲストミュージシャンの音楽的ルーツに、トークで切り込んでいくのも『Spicy Sessions』ならではの刺激と言えるだろう。黒沢は、自らはR&B(特に90年代のアーバンなR&B)がルーツにあると言っているが、音楽リスナーとしてはかなりの雑食で、時代を問わずにさまざまな音楽を聴いている。いいと思ったらディグるマニアぶりもある。

 

2回目の放送で、中西のソロ歌唱曲「思い出が止まらなくなる」(乃木坂46)を、テンポを落とし、70年代後半のニューミュージック・シティポップスにリアレンジしたのは黒沢のアイデアだ。その理由を彼は「曲調はとてもアイドルっぽいけど、歌詞の内容は切なさもあり哀しさもある。そう考えるとシティポップだなと解釈して、番組オリジナルのアレンジを施してみました」と語っていた。この黒沢の解釈を理解し、本番収録中の「サビの部分は“はい、サビ来た!”って感じで変えるんじゃなくて、その前とつながるように歌ってみて」という、黒沢からの突然のアドバイスにも見事に応えた中西の歌声にも注目してもらいたい。

 

加えて、中西はクリス・ハート(2回目ゲスト)とKiroro「未来へ」、Penthouseの大島真帆(3回目ゲスト)とDREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」をセッション。それぞれのセッションについて、中西は「クリス・ハートさんには、最初に引っ張っていただいて。それで落ち着いて歌うことができました。(声の)重なりがきれいに感じられて気持ち良かったです。Penthouseの大島さんと歌わせていただいた時には、ユニゾンの最後の一音の消えるところまでぴったり一緒で、気持ちが同じ方向に向いていると肌で感じられて、すごくうれしかったです」と感想を述べた。

 

前述したように番組のホストアーティストとして八面六臂の活躍を見せる黒沢だが、実は『Spicy Sessions』を誰よりも楽しんでいるのも彼だ。クリス・ハートのオリジナル曲「I LOVE YOU」を番組での歌唱曲に選んだ理由が「歌いたかったから」。Penthouseの浪岡真太郎、大島真帆と歌った、徳永英明「壊れかけのRadio」では、サビでボルテージが上がり、のけぞるように高音をシャウトする浪岡の様子に「いっちゃってるな、楽しそうだなって、ニヤニヤしちゃった」と感想を述べている。

 

さらに驚いたのは、浪岡に合わせ、本番で自分のハーモニーの一部のニュアンスを即興で変えてきたことである。「壊れかけのRadio」はセッション曲ではなく、事前に決めていた曲だったが、リハーサルとは異なる表情のハーモニーを聴かせてくれたのだ。声を楽器に見立てたら、これこそインプロビゼーション(即興演奏)である。オンエアされたセッション曲も、次にセッションする時には違う形になっているかもしれない。そう考えると、まさにその一瞬だけの楽曲の形が放送されるのが『Spicy Sessions』という番組である。

 

番組の第1回では、失敗してやり直した部分も放送された。なぜなら『Spicy Sessions』は音楽番組であると同時に、ドキュメント番組でもあるからだ。そう思って観ていただくと、また違った刺激が発見できそうである。

 

MC:黒沢薫&中西アルノインタビュー

◆『Spicy Sessions』には“刺激的な音楽番組”ってキャッチフレーズがついていますよね。MCのお2人は、この番組からどういう刺激をもらっていますか?

中西:刺激ばっかりです。この番組のすべてが刺激になっています。黒沢さんから歌のアドバイスをいただくことも刺激だし、黒沢さんがゲストの方とセッションしている姿を間近で観られることも刺激。収録中はずっと刺激的な時間です。

黒沢:僕は、アルノさんの歌声に刺激を受けています。最初にアルノさんの歌を聴いた時は本当に驚きました。それで、アルノさんの歌をもっと聴いてみたいと思って、MCを一緒にやってくれないかなって話になったんですよね。で、今それがかなって、一緒に『Spicy Sessions』をやらせていただいているんですけど、引き出しがどんどん開いていく感じを見ていて素晴らしいなと。一緒にセッションしていてすごく楽しいですし、尊敬してますね。

 

◆中西さんは、この番組でいろいろなアーティストの曲を歌うにあたり、どんな準備をしていますか?

中西:まずは曲をちゃんと自分の中に落とし込んで、咀嚼してから歌うっていうことを心がけています。例えば、この曲を歌うってなったら、本家(オリジナル)だけじゃなくて、いろんな方のカバーを聴いたりします。

黒沢:おぉ、そうなんですか。オリジナルを聴いて、そこに対して“私の歌はこう…”って持って行くんじゃなくて、いろいろ聴いた中で取捨選択してるんですね。それは初めて聴いたなぁ、すごい!

中西:ありがとうございます!

 

◆黒沢さんがこの番組の中でいちばん高まる瞬間は?

黒沢:観覧に来てくれたお客様との距離が近いから、顔とか反応からお客様も満足してもらえてるのかなって思える手応えがあるのが、まずうれしい。それから、収録が終わった後に、ゲストの人が“やってやったぜ!どうだ!”みたいな顔をして喜んでいると、番組のMC、ホストとしては成功したなと思いますね。アーティストが、セッションという少しヒリヒリしたスリリングなスタイルを楽しんでくれて、いい笑顔を見せてくれる。そこが出来ているのが1番うれしいし、セッションして歌っている中で自分もどんどんテンションがあがっていきますね。

中西:私は、毎回、ゲストの皆さんとは(収録当日が)初対面で。そんな中で、歌いながら呼吸が合っていって、それを肌で感じる瞬間が1番好きです。初対面のアーティストの方々と、歌を通して心の向いている方向が一緒になっていく瞬間が、すごくいいなと思います。あとは、黒沢さんの楽曲に対する解釈とかを間近で、生で観られるのが本当に楽しくて。それこそJ-POP、ソウル、ハードロックまで歌えるのもすごいと思うんですけど、曲によって、声色が全然違うんですよ。本当、知りたいことがすごくたくさんあるし、これからも初めて知ることばかりだと思うんです。

黒沢:次の収録も今から楽しみですね。『Spicy Sessions』って感覚としてはテレビ収録っていうより、ライヴに近い。歌は生き物だから。そこをこれからもしっかり届ける。そしてゲストの皆さんにも観覧に来てくれたお客様にも視聴者の皆さんにも、もっとセッションを楽しんでいただけるように頑張りたいなと思っています。

 

番組情報

『Spicy Sessions with クリス・ハート』
CS放送TBSチャンネル1
2024年2月23日(金)午後10時~11時

『Spicy Sessions with 浪岡真太郎&大島真帆(Penthouse)』
CS放送TBSチャンネル1
2024年3月23日(土)午後11時~深夜0時

MC:黒沢薫(ゴスペラーズ)、中西アルノ(乃木坂46)

番組ページ:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/series/yRNA2/
公式X(Twitter):@SSessions_tbsch
公式Instagram:@spicysessions

乃木坂46岩本蓮加、梅澤美波、遠藤さくら、小川彩、川﨑桜、弓木奈於らが12周年をお祝い「乃木坂配信中」2・22生配信

乃木坂46が、グループの誕生日である2月22日(木)午後9時より公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」にて、「12thバスラ直前SP!乃木坂お誕生日会46分TV♪」と題した生配信を行うことが決定。岩本蓮加、梅澤美波、遠藤さくら、小川彩、川﨑桜、弓木奈於が出演する。

「12thバスラ直前SP!乃木坂お誕生日会46分TV♪」

 

乃木坂46の誕生日を祝う、今回の生配信。3月7日(木)〜10日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催する「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」をより一層楽しんでもらうため、過去の「BIRTHDAY LIVE」を振り返る企画も予定。また、「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」に関する新たな情報解禁も予定している。

 

配信情報

乃木坂46公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」
「12thバスラ直前SP!乃木坂お誕生日会46分TV♪」
2024年2月22日(木)午後9時~生配信
https://youtube.com/live/eDOfO8AHhiU

出演:岩本蓮加、梅澤美波、遠藤さくら、小川彩、川﨑桜、弓木奈於

 

イベント情報

乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」
会場:さいたまスーパーアリーナ

公演日程:
DAY1:3月7日(木)
開場 午後4時30分/開演 午後6時
2011-2014にリリースした中から厳選した楽曲を披露
DAY2:3月8日(金)
開場 午後4時30分/開演 午後6時
2015-2017にリリースした中から厳選した楽曲を披露
DAY3:3月9日(土)
開場 午後4時30分/開演 午後6時
2018-2020にリリースした中から厳選した楽曲を披露
DAY4:3月10日(日)
開場 午後2時30分/開演 午後4時
2021-2024にリリースした中から厳選した楽曲を披露

https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/12th_birthday_live

 

リリース情報

乃木坂46「11th YEAR BIRTHDAY LIVE Blu-ray&DVD」
2024年2月21日(水)発売

Blu-ray&DVDの完全生産限定豪華盤には、合計150分を超える豪華な特典映像「私たちの11thバスラ〜メンバーによる振り返り〜」と「Making of 秋元真夏 卒業コンサート」を収録
https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/11th_birthday_live_disc

【Blu-ray】
<完全生産限定盤(5DAYSコンプリートBOX)>:43,010円(税込)
<DAY1(ALL MEMBERS)>:8,250円(税込)
<DAY2(5th MEMBERS)>:8,250円(税込)
<DAY3(4th MEMBERS)>:8,250円(税込)
<DAY4(3rd MEMBERS)>:8,250円(税込)
<DAY5(秋元真夏 卒業コンサート)>:8,250円(税込)

【DVD】
<完全生産限定盤(5DAYSコンプリートBOX)>:37,510円(税込)
<DAY1(ALL MEMBERS)>:7,150円(税込)
<DAY2(5th MEMBERS)>:7,150円(税込)
<DAY3(4th MEMBERS)>:7,150円(税込)
<DAY4(3rd MEMBERS)>:7,150円(税込)
<DAY5(秋元真夏 卒業コンサート)>:7,150円(税込)

 

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/
乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46
乃木坂46 公式TikTok:https://www.tiktok.com/@nogizaka46_official

≠ME 1stアルバムのリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」MV解禁!新アー写&ジャケ写も公開

2024年3月20日(水)にリリースされる≠MEの1stアルバム『Springtime In You』より、リード曲となる「ラストチャンス、ラストダンス」のミュージックビデオが初解禁。合わせて、アルバムのジャケット写真と新アーティスト写真も公開された。

 

本MVで描かれるのは「淡い片想い」。歌詞に登場する“僕”目線で、学校のマドンナたちの視線を追っている。日常に起きる“輝きの瞬間”を切り取ったような「綺麗な表情」・「切ない表情」・「何気ない表情」などが散りばめられた。

 

そして爽やかさにあふれたダンスシーンは、青空の下、春の日差しに照らされるプールがイメージされた。桜吹雪が舞う中で踊るシーンは「青春の儚さ」が表現されているとのこと。MV監督のナカジマセイト、センター・冨田菜々風、リーダー・蟹沢萌子からのコメントは以下に掲載。

 

また、同時に解禁されたアルバムタイトル『Springtime In You』には、「君の中の青春」という想いが込められており、リード曲である「ラストチャンス、ラストダンス」はそんなタイトルに花を添える1曲となるだろう。

 

記念すべき初のアルバム『Springtime In You』初回限定豪華盤には、昨年6月に2 Daysで行った≠ME全国ツアー2023「We shout “I am me.”」日本武道館公演の映像も収録され、メモリアルな作品となる。

 

≠MEは2月24日(土)には結成5周年を迎え、3月3日(日)には≠ME 5周年コンサート「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」の開催が決定している。ますます躍進する≠MEの今後の情報にも注目だ。

 

動画

≠ME「ラストチャンス、ラストダンス」MV

 

「ラストチャンス、ラストダンス」MV監督・ナカジマセイト コメント

「ラストチャンス、ラストダンス」の監督を担当させていただきました。

まずは、1stアルバムの発売おめでとうございます!

初めて楽曲を聴いた時、なんて綺麗な歌なんだろうと衝撃を受けました。

でも、読み解いていくと歌詞自体はとても切ないテーマであり、楽曲の綺麗さとのギャップで、より心をえぐられるなと思いました。。

今回は、「相手に全く届かない僕の気持ち」をテーマに演出しています。

「視線」や「視点」があと少し違えば、気持ちは伝わったはずなのに最後まで交わらない。

「たまたま目が合う瞬間」のドキドキと、「目をそらされる」切なさ。

「“全力のアイドルスマイル”は今回封印してください」と演出していたのですが、やはりみなさんアイドルなので「想わせぶりっこ」な笑顔ばかりで、笑顔の引き算が一番難しかったです(笑)。

でも、撮影素材を見ると今までに見たことのない、「切ない可愛さ」という新しい一面を切り取ることができたので、こういう「可愛さ」の表現もあるんだと僕自身も勉強になりました。

とても難しいテーマにメンバーさん達と挑戦しましたので、一度見ただけでは伝わらないかもしれません。

「全力の笑顔はどこに向けられているのか」

最後まで見てから、もう一度見直すと最初に見た時の印象とはまた違う印象になっていると思います。

ぜひ、隅々まで作品を見て頂き、どう受け止めるか皆さんとお話できたらうれしいです。

 

センター・冨田菜々風 コメント

≠ME 冨田菜々風 (c)YOANI/KING RECORDS

≠ME 1stアルバム『Springtime In You』

皆さんの中の1番の青春は、いつでしょうか。入学式や新しい職場での日々が始まる、出会いと別れの多い桜のシーズンや、太陽がじりじりとして蒸し暑い夏など、皆さんの中の青春はさまざまだと思います。また、私達の中の青春もさまざまあります。

≠MEの青春のかたちは、本当に変幻自在で、おもしろいかたちをしていると私は思っていて、そんな私達の魅力があふれる1stアルバムになっています。ぜひ皆さんの青春の一部になったらとてもうれしいです。

そして、5周年という節目のタイミングに「ラストチャンス、ラストダンス」というすてきな楽曲を頂けたことも、とてもうれしく思いました。≠MEらしさと、さらに新しいこれからの≠MEが詰まった楽曲になっています。ぜひたくさんの皆さんに届きますように。

 

≠MEリーダー・蟹沢萌子 コメント

≠ME 蟹沢萌子 (c)YOANI/KING RECORDS
≠MEと印された水色の衣装をメンバー全員でまとい

青空の下、駆け抜けるようなサウンドと繊細な恋心を描いた歌詞

フォーメーションダンスや一人一人の歌声

今回、誰かを一途に思う“僕”には

私たちのこの5年間の軌跡と、今だからこそ魅せられる≠MEがぎゅっと詰まっていると思います。

2024年最初のリリースがグループ初のアルバムであること、感謝の気持ちでいっぱいです。

今しかない一瞬一瞬のきらめきを大切に、今作もみなさんとかけがえのない青春を過ごせたらうれしいです。

 

リリース情報

1st Album『Springtime In You』
2024年3月20日(水)発売

【初回限定豪華盤(CD+Blu-ray+Photobook)】
KIZC-90741~2/11,000円(税込)
【初回限定盤(CD+Blu-ray)】
KIZC-90743~4/5,500円(税込)
【通常盤(CD+Blu-ray)】
KIZC-745~6/4,400円(税込)
【ノイミー盤(CD only)※web販売のみ】
NKCD-10508/3,300円(税込)

 

WEB

公式HP:https://not-equal-me.jp/
公式X:https://twitter.com/Notequal_ME
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@notequal_me
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCBmvHfXdGCvi_b6lFeU-E1Q

(c)YOANI/KING RECORDS

T.C.R.横浜銀蝿R.S. トリビュートアルバム発売&銀蝿フェス2DAYS開催決定!参加アーティストからコメントも到着

2025年にデビュー45周年を迎えるT.C.R.横浜銀蝿R.S.(以下、横浜銀蝿)。その前哨戦とも言える横浜銀蝿45th PRE-YEARを盛り上げるトリビュートアルバムの発売と合わせて、同アルバムに参加の全アーティストが出演する銀蝿フェスの開催も発表された。

T.C.R.横浜銀蝿R.S.

 

1980年9月21日にアルバム『ぶっちぎり』とシングル『横須賀Baby』の同時発売でデビューした横浜銀蝿。1983年12月31日の解散までのわずか3年3か月と短い活動期間だったが、音楽にとどまらず、リーゼントにサングラス、革ジャンといった出立ちで「ツッパリ」というファッションや生き方においても、当時の若者たちに多くの影響を与え、80年代初頭の「ツッパリ」文化を牽引した存在でもあった。

 

その後、1998年の再結成以降、幾度かの断続的な活動を経て、近年は継続的な活動にシフトしている。2022年のリーダー・嵐の逝去というバンドにとっての最もつらい悲しみがあったものの、Johnny(Gt)が完全復活し2025年の45周年に向けて、今なお精力的に創作活動やライブ活動を続けている。

 

そんな彼らの45周年を目前に控えた2024年、大きなプロジェクトが始動した。横浜銀蝿の音楽に影響を受けたアーティスト、バンドマンたちを中心にメンバーと親交の深いアーティストも参加し、横浜銀蝿の珠玉の名曲たちをカバーしたトリビュートアルバム『仏恥義理 斗璃美勇徒 Ginbae Family Tribute Album』だ(※正式にはサブタイトルにあるようにメンバーが楽曲提供していた銀蝿ファミリーの楽曲も入るので銀蝿ファミリートリビュートとなる)。

 

その参加アーティストは、横浜銀蝿の影響を感じ取れるアーティストもいれば、意外性に驚くようなアーティストも名を連ねている。誰もが一度は聴いたことがあるメロディアスなR&Rを、個性の強いアーティストたちがそれぞれの解釈でカバーし聴かせてくれる、ボリューム満点の一枚となっている。

 

そして、横浜銀蝿の代表曲でもある「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」をトリビュートアルバムに参加した全アーティストで作り上げたTrackもアルバムに収録され、その楽しい収録現場の雰囲気が収められたMVも初回限定盤DVDに収録される。またボーナストラックとして、現在進行形の横浜銀蝿を感じられる彼らの新曲も収録されるとのことで、こちらも見逃せない。

 

さらに、トリビュートアルバムに参加した全アーティストが出演する、銀蝿フェス「横浜銀蝿 斗璃美勇徒 笛洲帝罵琉 全員集合 Ginbae Tribute Festival !」の開催も発表に。横浜銀蝿のお膝元でもある横浜のKT Zepp Yokohamaで5月10日(金)、5月11日(土)の2DAYS開催だ。今回の発表に合わせて、参加アーティストからのコメントも到着した。コメント全文は以下に掲載。

 

参加アーティストコメント

押尾コータロー

ツッパリの中に面白さがあって優しさもあってカッコいい! それが横浜銀蝿。

 

「男の勲章」をアコースティックギター1本でアレンジしてぐっさんとセッション。

 

もちろん2人とも横浜銀蝿の大ファン。最高に楽しかった!

 

Misaki(The Biscats)

YouTubeで横浜銀蝿さんの曲をカバーさせていただいたりしていたので、

 

トリビュートアルバムへの参加のお話をいただいた時、本当にうれしかったです♪

 

最大のリスペクトを込めてかっこよくぶりっこRock’n Rollさせていただきました!

 

風見和香(横浜私立恵比寿中学)

横浜私立恵比寿中学の出席番号15番風見和香です。

 

『関内デビル』のご縁で、トリビュートアルバムに参加させていただきました!

 

緊張しましたが、横浜銀蝿の皆さんやスタッフさんが優しく、

 

とても楽しくレコーディングすることができました。ぜひたくさん聴いてください!

 

ダニー(ザ50回転ズ)

トリビュートのお話を頂いて、もちろん即決!うれしー!

 

レコーディング中のご本人登場にも痺れた〜!

 

見た目はめちゃくちゃ怖かったけど、

 

お茶目でお洒落で真摯なロックンローラー!

 

参加できて光栄でございます!

 

増子直純(怒髪天)

ガキの頃、 銀蝿に教わった「ツッパリ」という

 

最高のアティテュードを胸に

 

ここまでR&Rしてきたら、

 

こんなとんでもないビッグサプライズが!

 

人生捨てたもんじゃない。銀ばるぜ!

 

中村義人(横道坊主)

横浜銀蝿との出会いは1981年。

 

当時高校生だった僕にとって

 

その楽曲やサウンドもさることながら

 

革ジャン、ドカンにリーゼントという

 

スタイルにメチャクチャ憧れました。

 

それから長い年月が経ちましたが、

 

男の生き様を貫き通す憧れの先輩バンドの

 

45周年を記念したトリビュートアルバムに

 

参加させて頂き心から感謝しております。

 

横山剣(クレイジーケンバンド)

初めて横浜銀蝿を知ったのが「横須賀ベイビー」でした。

 

胸にグッと迫る美しいメロディに横須賀の哀愁漂う歌詞。

 

カヴァーするなら絶対にこの曲と決めていました!

 

イイネ!イイネ!イイネ!

 

山口智充

小6の時、初めて買ったLPレコードが『ぶっちぎり』

 

あれから43年!

 

そのアルバムに銀蝿メンバー皆さんのサインを入れて頂きました!

 

そしてトリビュートで参加!

 

感慨深いです!!

 

森純太(JUN SKY WALKER(S))

俺たちが高校生の頃、つまりジュンスカを始めて間もない時に銀蝿はデビューした大先輩だ。

 

その大先輩のトリビュートアルバムに参加することになった。

 

「銀蝿流R&R」の奥底は深い。

 

とても深かった。

 

シンプルでシャープそしてタイト。

 

シャープでいながらタイトというのが重要な課題。難しいw

 

「J(S)W流のR&R」で横浜銀蝿大先輩の「ぶっちぎりRockʼn Roll」をカヴァーさせて頂きました。

 

REC頑張った。楽しかった!

 

IKURA

この度は、銀蝿トリビュートアルバムに参加させて頂きありがとうございました。

 

翔さんとは、1985年からの付き合いで39年の月日が経ちました。

 

翔さんから、“イクラさあ「雨の湘南通り」やってよ”とリクエストされ、いろいろ考えたんですが、

 

自分の音楽の原点であるDooWopスタイルがいいんじゃないかと思い、

 

友人の中沢ノブヨシに手伝ってもらいアカペラでお届けしてみました!

 

横浜銀蝿70歳古希の武道館ライブを目指して

 

Keep on R&R!!

 

動画

トリビュートアルバム参加アーティスト全員集合
仏恥義理 斗璃美勇徒 All Stars 「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」

リリース情報

『仏恥義理 斗璃美勇徒 Ginbae Family Tribute Album』

2024年5月8日(水)発売

 

【初回限定盤(CD+DVD)】 BZCS-91211/6,600円(税込)

【通常盤(CD)】BZCS-1211/3,520円(税込)

 

ライブ情報

「横浜銀蝿斗璃美勇徒 笛洲帝罵琉 全員集合!Ginbae Tribute Festival !」

2024年5月10日(金)・11日(土)KT Zepp Yokohama

 

出演アーティスト(50音順)

【DAY 1】

クレイジーケンバンド

JUN SKY WALKER(S)

guest:

山口智充 with 押尾コータロー

横浜私立恵比寿中学(私立恵比寿中学&横浜銀蝿)

 

【DAY 2】

横道坊主

氣志團

ザ50回転ズ

The Biscats

怒髪天

guest:
IKURA

 

WEB

公式サイト:https://ginbae.jp/

公式YouTube:https://www.youtube.com/c/YG40th

公式Twitter:https://twitter.com/TCRginbaeRS

『Da-iCE Lab』M-1王者・令和ロマンが登場!Da-iCEをテーマに漫才を披露 番組連動イベントも開催決定

2月21日(水)放送の『Da-iCE Lab』(日本テレビ 毎週水曜 深夜0時59分~1時29分)に、令和ロマンが登場する。

『Da-iCE Lab』令和ロマンとDa-iCE©日本テレビ

 

毎回1つのキーワードについて、トークやパフォーマンスでDa-iCEがインストールする音楽バラエティ『Da-iCE Lab』。第3回は『M-1グランプリ2023』の王者・令和ロマンを迎え、「チャンピオンになる分析力」をインストールする。

 

「NO忖度 NOおふざけ」というコンセプトの下、令和ロマンが『M-1』や『キングオブコント』で考えていること、コントと漫才の違いなど、お笑いについての分析を詳しくトーク。特別にネタを作る時の髙比良くるまのメモも公開する。

 

「(こんなにも)マジで芸人の後輩にも話してない」とガチすぎるお笑いの話をしたくるま。Da-iCEについてもくるまが分析し、Da-iCEの魅力を丸裸に。番組のコラボ企画“Labコラボ”では、令和ロマンがDa-iCEをテーマに漫才を披露する。

 

さらに、番組連動イベントの開催が決定。5月25日(土)、26日(日)東京・立川ステージガーデンで全3公演を実施。各公演ごとに異なるテーマを設け、トークとパフォーマンスでDa-iCEの隅々まで学び尽くす。チケットはDa-iCEのオフィシャルファンクラブ「a-i」先行受付中。

 

また2月14日に放送された第2回のレポートも到着。ゲストにLDHからNAOTO、中務裕太、世界を迎えて“Love Dream Happiness”をテーマに歯に衣着せぬトークが繰り広げた。

 

LDHといえば、パフォーマーという概念を世の中に定着させたEXILEを生み出した事務所。2003年にリリースされた「Choo Choo TRAIN」は空前の大ヒットを記録し、今なお多くの人に愛され続けている。

 

冒頭のNAOTO、中務裕太、世界の経歴と年齢を整理する場面では、世界が年下であることを知り、びっくりする花村想太。思わず「貫禄あるな~」と漏らすと、NAOTOが「世界は貫禄あるんすよ。EXILEに入ってきたときから、先輩みたいなオーラがある」と話し、笑いを誘った。

 

Da-iCEのメンバー・工藤大輝と和田颯が昔NAOTOのダンスの生徒だったことが明らかになり、その時の話で大盛り上がり。特に和田は、中学生の時にNAOTOからマンツーマンでレッスンを受け、その後2人で電車に乗って帰るくらい仲良しだったと、NAOTOとの思い出話に花を咲かせた。

 

さらに、工藤がダンスレッスンを受けていたとき、カリスマ的な人気のあったNAOTOが所属していたダンスグループ「SCREAM」の話に。大ファンだった工藤がNAOTOのことに詳しすぎるがあまり、NAOTOもタジタジに。

 

トークはライブの裏側の各グループの気合入れの実態へ。NAOTOが「15分前に気合入れなんで」と打ち明けると、あまりの早さにDa-iCEのメンバーは驚き。「1回、やぁ!ってやってから歯を磨いたりする」とNAOTOが打ち明け、スタジオは笑いに包まれた。

 

さらに、「パフォーマーも本当は歌いたい?」というテーマに。NAOTOはファンミーティングのパフォーマーとボーカルを入れ替えた企画のエピソードで、ファンの前で歌うことが「あんなに気持ちいいんだね」と正直な気持ちを漏らし、スタジオは大盛り上がり。世界も歌いたいと正直な気持ちを吐露したが、中務だけが「踊るだけで大丈夫です」とかたくなに拒否していた。

 

コラボステージでは、Da-iCEのボーカル2人がNAOTO、中務、世界と共に「Choo Choo TRAIN」を披露。「緊張した」と話していた花村と大野雄大だが、LDHのパフォーマー陣とステージに立ててうれしそう。NAOTO、中務、世界は、普段とは違うグルーヴの歌唱でも、磨き上げられたパフォーマンスを遺憾なく披露した。

 

番組情報

『Da-iCE Lab』

日本テレビ

毎週水曜 深夜0時59分~1時29分

 

<配信>

Hulu、TVer、日テレTADAにて配信

 

公式ホームページ:https://www.ntv.co.jp/daice/

 

番組連動イベント

「Da-iCE Lab in TACHIKAWA STAGE GARDEN」

2024年5月25日(土)、26日(日)全3公演

場所:東京・立川ステージガーデン

 

チケット料金:7,700円(オフィシャルファンクラブ「a-i」先行受付中)

HP:https://da-ice.jp/news/detail.php?id=1114217

 

©日本テレビ

BiS「STiLL BE CHiLD」MVを2・16にYouTubeプレミア公開!NATSUMEN・AxSxEプロデュース楽曲

BiSが「STiLL BE CHiLD」のミュージックビデオを、2月16日(金)20時にYouTubeプレミア公開することを発表した。

BiS

 

2月28日(水)にリリースするメジャー3rdアルバム『NEVER MiND』に収録されている「STiLL BE CHiLD」。活動休止中のNATSUMENのギタリスト・AxSxEプロデュースによる楽曲で、2月14日(水)より先行音源配信がスタートした。

 

今回のMVは、さまざまなアーティストのMVを手掛けている映像ディレクターの大久保拓朗がディレクションを担当。BiSにとって4年ぶりのニューアルバムのリード曲であり、先行配信でも好評を得ている楽曲のMVに期待が高まる。

 

動画

BiS「STiLL BE CHiLD」MV

 

配信情報

BiS「STiLL BE CHiLD」先行音源配信
LinkFire:https://bis.lnk.to/nevermind

 

リリース情報

左から)『NEVER MiND』初回生産限定盤、通常盤

Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

ライブ情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)東京 Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)埼玉 HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)東京 代官山UNIT
2024年5月19日(日)茨城 水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)神奈川 F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)千葉 千葉LOOK
2024年5月31日(金)東京 Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)栃木 HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)群馬 前橋DYVER
2024年6月9日(日)東京 代官山UNIT

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

i☆Ris、山北早紀・芹澤 優・若井友希が冬に欠かせないものは「カイロ・ヒートテック・帰省」 – かわいさや歌割も注目の24枚目シングルインタビュー

声優とアイドルの活動を両立するハイブリッドユニット・i☆Risが、2024年1月24日に24枚目のシングル「White Lyrical Kingdom/キセキ-ノ-フィラメント」をリリース。「White Lyrical Kingdom」は佐藤純一(fhána)×畑亜貴、「キセキ-ノ-フィラメント」はElements Gardenが楽曲制作を担当するなど、アニソン界で人気の豪華制作陣とのコラボが話題となっている。今回はメンバーの山北早紀さん、芹澤優さん、若井友希さんにインタビュー。本シングルのことに加えて、それぞれの冬に欠かせないものをお聞きしました。

(左から)山北早紀、若井友希、芹澤優

 

◆最初に、11月にパシフィコ横浜で開催された11周年ライブ「i☆Ris 11th Anniversary Live ~Heart Jack~」を振り返っての感想を教えてください。

山北:周年ライブでは久しぶりに声出し解禁になったということもあって、ファンのみなさんの声が聞けたのがうれしかったですね。今回は「Heart Jack」というライブタイトルにちなんで、ファンの方々のハートをジャックしにいくという演出が多くて。客席に降りてのパフォーマンスも3年以上ぶりくらいにしたのですが、間近で楽しんでいるお客さんの顔を見ることができて、私もテンションが上がりました!

 

若井:ライブをする度に「今回はどういう内容にする?」って私たちで相談しながら決めるのですが、「Heart Jack」というテーマが思ったよりも難しくて。ハートを奪うという怪盗っぽさに寄せるのか、それともアイドルらしさに寄せるのか。それによってライブのセトリも大きく変わるので、ギリギリまで悩みました。結果的にはいいライブになったと思っているので、よかったなという気持ちが大きいです。手品……じゃ結局なかったですが、そういう演出もできて、面白いライブでしたね。

 

芹澤:11周年ライブと並行してi☆Risちゃんは福岡に行ったり、ニューヨークに行ったりと、色々な活動をやっていて。私個人もソロツアーをやっている最中だったということもあり、準備に充分な時間が作れず、11周年ライブを迎えるのが正直、不安な気持ちもありました。リハーサルのときにもメンバーと「ちょっと不安だね……」と言っていたんです。ただ、いざ本番が始まると大きなミスもなく、楽しくライブをやれて。やっぱり11年やってきた底力がi☆Risちゃんにはあるんだなと思いました。時間や状況的な制約もありましたが、いいものを本番では届けられたんじゃないかな。

 

◆デビュー当時だったら、もっとてんやわんやしていたかも。

若井:デビュー当時だったらできていなかったかもしれないです。

 

山北:だね。

 

芹澤:かなりヤバかったと思う。

 

若井:泣きながらステージに立っていたかもしれません。

 

◆11周年ライブでも披露された「White Lyrical Kingdom」。どんな楽曲に仕上がっているのか教えてください。

若井:特に歌詞がかわいい曲だと思っています。女の子のキラキラとかときめきとか、そういうキュンとするところがいっぱい歌詞に詰まっていて。大人っぽくもあるし、子供っぽいかわいさもあって、私はすごく好きです。こうした世界観は畑さんのなかにある人柄から出ているものであると佐藤さんと対談したときに知って、よりキュンとしました。

 

芹澤:作曲してくださった佐藤さんが、尊さやかわいさがi☆Risに合うと思ってくれたことが、純粋にうれしかったです。佐藤さんからはi☆Risがピュアに見えているのかもと思うと、キュンとしました!

 

山北:最初に聞いたとき、「清楚な曲キター!」って思いました。最近はカッコよかったり、独特な世界観があったりという曲が多かったなかで、こういう楽曲は久しぶりだなって。昔からi☆Risを推してくれていた古参のファンの方々が、当時の私たちを思い出してくれるかも、とも思いました。そういうフレッシュさもありつつ、歌詞は10年以上やっているi☆Risちゃんだからこそのものになっていて。昔と今のi☆Risのいいとこ取りができる曲に仕上がった気がします。

 

◆レコーディングでは、かわいらしさなどは意識していましたか?

若井:個人的にはあまりかわいいは得意分野じゃなくて……。でも、力強くは歌わないようにしていました。かわいく歌うというよりかは、自分らしさを出して、等身大で歌うことを意識しましたね。

 

芹澤:私は自分の等身大よりもかわいらしい、若いイメージで歌ったかも。私の担当しているパートが「大好き」とか「笑い過ぎてごめん」とか茶目っ気のあるフレーズが多かったので、そういうところは恥ずかしがらずに、かわいらしさをイメージして歌いました。

 

山北:最近は大人っぽい曲が多かったので、その感じで歌ったら「もうちょっと明るく歌ってください」というディレクションがありまして。最初こそイメージを作るのにちょっとだけ苦労しましたが、やっていくうちにノリノリになりましたね。

◆「キセキ-ノ-フィラメント」はライブ映えしそうなロックナンバーです。それぞれの推しポイントを教えてください。

若井:若井的には「Wow wo wow」がきたかと。というのも、私は「My Bright…」というソロ曲を持っているのですが、それもファンの方々が「Wow wo wow」をめっちゃ言ってくれる曲なんですよ。だから、ついにライバル曲がきたかと思いまして(笑)。でも、「Wow wo wow」はやっぱり盛り上がるので、早くライブでみなさんの声を聞きたいですね。基本的に歌詞の【】の部分はファンのみなさんにかけ声を任せたいと思っています。i☆Risの曲というよりかは、i☆Risとファンが一緒に歌うことで完成する曲なんじゃないかな。みんな、頼みます(笑)!

 

芹澤:最近はあえてアニメや声優アイドルの王道から外す曲がi☆Risは多かったのですが、この曲は王道のカッコいい曲で、ファンの方々も最高潮に盛り上がれると感じています。アニメを彩る数々のアニソンを制作されているElements Gardenさんは、ファンの欲しい曲が分かっているんだろうなぁと思いました。「Wow wo wow」や「Yeah!」の部分は、ぜひファンのみなさんに声を出してもらいたいですね。ライブでメンバーとぶつかり合いましょう!

 

山北:マニアックな推しポイントで言えば歌割。実は全員で歌っているところがあまりないんです。メンバーふたりのセッションみたいな感じで掛け合うところが多くなっているんですよ。スタッフさんは、組み合わせも意識したとおっしゃられていました。例えば、「ここは山芹(山北・芹澤)だな」「ここは、ひみゆちゃん(メンバーの茜屋日海夏・久保田未夢)でしょ」と、カップリングも考えた歌割になっているそうです。ぜひ、聞き分けてみてください!

 

◆ちなみに「White Lyrical Kingdom」にちなみ、みなさんが冬に欠かせないものはありますか?

若井:私は「帰省」かも。i☆Risの活動を始めてからも、帰らなかった年末年始はなくて。年越しは岐阜で過ごすんです。親戚一同が集まって、年始に庭でバーベキューをするんですよ。お父さんやいとこの男性陣が具材を焼いて、リビングで女性たちがおかずを用意していて、私は子供たちと遊ぶ(笑)。その平和な感じがないと年を越した気になれなくて。だから「帰省」が冬には欠かせないことですね。

 

芹澤:「ヒートテック」ですね!私は寒がりなので、冬場は本当に「ヒートテック」にお世話になっていて。最近はユニクロさんが極暖や超極暖など多種多様な商品を用意してくださっているので、助かります。お気に入りは肌色のやつ。透け感のある衣装を着ているときに、実は「ヒートテック」も身に着けている場合がありまして(笑)。「芹澤優ちゃんが肌見せている!」と思っても、実は「ヒートテック」も着ている可能性があるので、よく見てみてください(笑) 。

 

山北:物理的なあたたかさで言えば、私は「カイロ」が欠かせないです。毎日2個は「貼るカイロ」を貼るので、もう薬局を見て回って箱買いしています(笑)。昔はミニスカートを履いて北海道で過ごしていたのになぁ……。もう今はカイロなしでは冬は生きられないというくらい、重宝しています。最近は電気カイロも活用するようになりました。充電して何度も使えるし、電源をOFFにすることもできるので、熱くなり過ぎないんです。ぜひ使ってみてください!

 

PROFILE

i☆Ris

●あいりす…活動12年目を迎える声優・アイドルのハイブリッドユニット。今年初夏にはi☆Ris自身をアニメ化する作品、劇場版アニメ『i☆Ris the Movie – Full Energy!! -』の公開が控えている。

 

山北早紀

●やまきた・さき…2月28日生まれ。北海道出身。A型。i☆Risでの活動のほか、個性的な作詞センスを持ち、近年では作詞活動も精力的に行っている。

 

芹澤優

●せりざわ・ゆう…12月3日生まれ。東京都出身。B型。声優で多くの作品に出演するほか、ソロデビューでは6年目に突入している。

 

若井友希

●わかい・ゆうき…10月30日生まれ。岐阜県出身。A型。声優のほか、「友希」名義でシンガーソングライターとしても活動する。

 

●photo&text/M.TOKU

 

リリース情報

“i☆Ris 10th→NEXT キミと一緒に「Full Energy!!」”全力コラボ第三弾・四弾楽曲

「White Lyrical Kingdom/キセキ-ノ-フィラメント」

2024年1月24日発売

 

CD+Blu-ray:2,970円(税込)

CD+DVD:2,750円(税込)

CD only:1,870円(税込)

 

<CD収録内容>

M-01.White Lyrical Kingdom

M-02.キセキ-ノ-フィラメント

M-03.White Lyrical Kingdom -Instrumental

M-04.キセキ-ノ-フィラメント -Instrumental

M-05.White Lyrical Kingdom -Off Main Vocal

M-06.キセキ-ノ-フィラメント -Off Main Vocal-

 

<Blu-ray&DVD収録内容>

・White Lyrical Kingdom -Music Video-

ライブツアー『LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live tour 2023-2024 ケーブルモンスター』レポート

昨年12月東京・立川ステージガーデンから始まった夏川椎菜のライブツアー『LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live Tour 2023-2024 ケーブルモンスター』。1月21日(日)には神奈川県民ホール大ホールにて最終公演が行われ、夏川椎菜と“ヒヨコ群”(ファンの総称)の交流が織りなす最高に熱いライブ空間を展開した。

『夏川椎菜 3rd Live Tour 2023-2024 ケーブルモンスター』

 

まず、助走という言葉がこの世には存在しないのか!? と疑ったほど、1曲目の「メイクストロボノイズ!!!」から、夏川&ヒヨコ群の熱量と声量は最高潮に極まっていた。ツアーのオーラスというのもあるが、仕上がり感が半端ない。サビ前の一呼吸からのシャウト、サビ後のコールとパーフェクトな立ち上がりは、続く「エイリアンサークル」も同様だ。

 

下手、上手側に設置された一段高いステージに上がり、場内を見渡しながら手をあげて煽る夏川の姿からも、ヒヨコ群への信頼度が感じられる。

 

「私たちはこれまで、日本全国でいろんなモンスターたちを暴れさせてきた! 今日はその、全国の、全ツアーに参加してくれた全ヒヨコ群の力を借りて、最高のファイナルを迎える日である!」「我々は! スーパー・ウルトラ・グレート・デリシャス・ファイナルケーブルモンスター!!」と、高らかに宣言し、早くもハイカロリーな最速ソング「クラクトリトルプライド」でぶち上げた。

 

類まれなるトークセンスを持つ夏川の本日のMCネタは、横浜といえばの崎陽軒弁当が3種類用意されていたということで、“崎陽軒弁当バイキング”を堪能したというエピソード。「(弁当を食べ過ぎて)夏川さんが1グラム増えるってことは、みんなが推してる夏川さんが、地球上で1グラム増えるってことだもんね?」という独自の理論に盛り上がるヒヨコ群。「いや~、今日もヒヨコ群は仕上がってますね~。ありがとうございます」と夏川も満足そうに返す。

 

素晴らしく統制のとれたヒヨコ群の大合唱から入る「イエローフラッグ」から、「Bluff 2」「ワルモノウィル」「羊たちが沈黙」と新旧ソングを合わせた構成に場内はずっとハイテンションのまま、MCへ。

 

モンスターをテーマにした髪形ルーレット企画をこのツアー中実施していた夏川の、最終日のヘアアレンジイメージは“メデューサ”。担当ヘアメークがどのように作り上げているのかといった裏話を明かしつつ、凝った編み込みのヘアアレンジをお披露目してくれた。

 

ここからは、「石化しないようにファンサービスをお届けしようと思います」と、比較的キャッチー&メロウな楽曲を集めたブロックへ。美メロポップス「キミトグライド」に、慈しむような歌唱の「だりむくり」、情感たっぷりに歌い上げた「ササクレ」と、キュートなお手振りを入れながら、夏川椎菜が積み上げ、磨き上げてきた表現力を余すところなく届けてくれた。

 

後半戦に入る前のMCでは、アルバムやライブに込めた気持ちを、しっかり言葉にして伝える。「コロナ禍のときの、くやしいなって気持ちがなかったら、(3rdアルバムのテーマである)“前向きなあきらめ”というところに行き着いていなかったと思うので、大切な人生経験になったなと、あらためて思いました。本当に皆さん、ここまでついてきてくれてありがとうございました」「でも、あのときの、くやしい気持ちは忘れていないからな! っていうのは、『メイクストロボノイズ!!!』の歌詞にも表れていて。負けたわけじゃない、けど負けそうになっていた自分がいたからこそ、勝ちって言っておきたかった。我らの勝ち! っていうのを、ライブ会場でみんなで一斉にピースすることで、そういうのが表現できたらいいなと思って書いた歌詞です」「またひとつ、ステキなけじめがついたなと思いました」「でも、まだ終わりじゃないですよ!? まだライブ、足りてないよね!? 足りないよね? 夏川さんも、まだまだ足りなーい!」といったあおり前フリからの、「I Can Bleah」へ。大きくうねるサウンド、ワイルドに変貌した夏川ボイスに、ヒヨコ群のシャウトにクラップ、コール&レスポンス、スピードアップしながらの繰り返しといった、ライブを盛り上げる要素盛り盛りな楽曲で、今までにないグルーブ感と一体感を生み出した。

 

日常でたまったモヤモヤとしたもの、心のモンスターをともに発散すべく集められた楽曲の数々。「問題はない」と繰り返す「passable:( 」を歌い終え、「もういっちょー!」と叫んでからの、本公演限定「ファーストプロット」を歌い出した途端、歓声がひときわ高く会場に響き渡った。

 

そして本編ラストは、やはりこの曲、「ラフセカンド」。アルバム同様、締め曲としての効果は絶大だ。クラップにコールとヒヨコ群が参加することで完成形をとなり、想像以上の多幸感を生み出してくれた。

 

「最高の景色をありがとうございます。夏川は、ヒヨコ群が大好きです。これからもいっぱい笑おうねー!」と笑顔でステージを去ったあとの、ヒヨコ群の再登場を願う熱量とポテンシャルの高さ=止まらぬアンコールへ。「ボクはゾンビ」でのリズムと連動したペンライト、ゾンビのような動きのキュートな夏川と、楽しい宴はすぐに着火し、まさに盛り上がりは天井知らずといった感じだ。

 

最後のMCでは、ちょうど7年前のこの日にソロデビューの発表があったことなどを振り返る。「夏川のソロ活動は、アイデンティティの確立との戦いだったんです。どうやったら自分らしさが出るのか。私にしかできないことを模索した7年間でした」「今日、この空間は、夏川とヒヨコ群と、ヒ労組(バンドの通称・ヒヨコ労働組合)とチーム夏川でしか作れない、唯一無二の空間だなと思いました! 誇らしいし、すごく幸せです」「これからも、まだまだ止まる気ありませんので、皆さまついてきていただければなと思います」。

 

モンスター級のアンコール「ハレノバテイクオーバー」「メイクストロボノイズ!!!」で叫び収めた。

 

終演したあとも興奮冷めやらぬヒヨコ群の声援に再び登場した夏川は「ケーブルモンスターに遊びに来てくれた、みんなの頭の中のモンスターも、うまく仲間にして生きていってもえたらいいなと思います!いろいろと難しい人生ですけども、せめて笑えるように、愉快に生きていけたら」というメッセージと共に、アカペラで「ラフセカンド」のサビを歌い始める。すぐにヒヨコ群がクラップでリズムを取り、共に歌うという感動的な流れに。最高の形で感動を分かち合う大団円な終演となった。

 

応援する側と、される側。最初から最後まで、お互いの気持ちが通じ合っていることが感じられた、熱くて温かいステキなライブ空間だったファイナル。8thシングル「シャドウボクサー」(4月17日発売)のリリースや「令和6年度 417(しいな)の日」(4月17日 千葉・森のホール21)の開催も発表され、2024年も充実の夏川の表現活動に期待したい。

 

「LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live tour 2023-2024 ケーブルモンスター」

神奈川・神奈川県民ホール 大ホール

2024年1月21日(日)

 

【Set List】

M01.メイクストロボノイズ!!!

M02.エイリアンサークル

-MC-

M03.クラクトリトルプライド

-MC-

M04.イエローフラッグ

M05.Bluff2

M06.ワルモノウィル

M07.羊たちが沈黙

-MC-

M08.消えないメランコリー

M09.コーリング・ロンリー

M10.キミトグライド

M11.だりむくり

M12.ササクレ

-MC-

M13.I Can Bleah

M14.奔放ストラテジー

M15.ユエニ

M16.ライダー

M17.passable:(

M18.ファーストプロット

M19.ラフセカンド

<ENCORE>

M20.ボクはゾンビ

-MC-

M21.ハレノバテイクオーバー

M22.メイクストロボノイズ!!!

 

●photo/hanna eto(SHERPA+) text/kiyoko negishi

岡咲美保 初ワンマンで20曲超の持ち歌すべてを披露!「ここが私の居場所でいいんだなと思えました」【ライブレポート】

声優・アーティストとして活動する岡咲美保の1stワンマンライブ「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」が、2024年1月27日に神奈川・関内ホール 大ホールにて開催された。彼女にとって初となるワンマンライブでは、持ち歌すべてとなる全23曲をバンドメンバーと共に披露。最初から最後まで大きな声援が鳴り止まない、「チーム岡咲」の結束力が証明されるライブとなった。その模様をレポートする。

 

ワンマンライブの開幕を告げたのは、デビュー曲の「ハピネス」。明るくもどこか切ないメッセージソングをエネルギッシュに歌い上げる。立て続けに「ペタルズ」「MY SPIRAL」をダンスや手拍子の煽りも交えながら披露すると、会場からは大きな歓声があがった。スタートダッシュを見事に決めた彼女の表情はどこか晴れやか。ライブの一瞬、一瞬を楽しんでいるようだった。

 

MCでは、「ちょっと感動なんですけど!」と率直な気持ちを吐露したほか、ライブ衣装について触れる一幕も。ピンクを基調としたフリルスカートの衣装に身を包んだ彼女の姿を見た観客からは、惜しみない「かわいい!」の声が送られた。

 

その後、「キボウノレシピ」「好きじゃないよ」「Maybeヒロイン」とさまざまな“かわいい”が詰まった楽曲を笑顔で届ける。そして、バンドメンバー(美保のことを支え隊)紹介を挟み、「ファンタジック♡ファンファーレ」「Popping Moments」と、バンドサウンドが印象的なナンバーへと繋げた。

 

ここで、事前に歌うことが告知されていた新曲「アンビリバボーアンセム」をお披露目。本曲では、コール&レスポンス・振り付け動画をYouTubeにアップしていたこともあり、会場がより一体となる。サビでは歌詞に合わせて、ペンライトの黄色い花が満開になっていた。

 

ペンライトがピンク一色に染まった「ワラウカドニハ!」、「Ya!」の掛け声が轟いた「バブルス」で会場が一層盛り上がったあとは、岡咲がいったんステージ袖へ。バンドメンバーによる熱い演奏で観客の気持ちが徐々に高揚するなか、エメラルドグリーンと白を基調にしたドレッシーな衣装に着替えた岡咲が再登場する。歌唱したのは、「ココロトラベル」だ。照明が当たる度にキラキラと輝く衣装と楽曲の歌詞、そして岡咲の気持ちを込めた歌声がシンクロし、本曲の魅力が2倍、3倍にもなって届けられた。

 

ノンストップで「琥珀の心音」を歌ったあとには、キングレコードの宣伝部長・きんくりんが応援にかけつけ、「魔法の言葉」を2人でパフォーマンス。ステッキを持った岡咲ときんくりんがステージを右に左に移動し、笑顔と歌の魔法を振りまいた。「カレイドスコープ」でワクワクの気持ちが醸成されたあとは、バラード曲でクールタイム。イスに座りながら「フリージア」、傘を差しながら「Rainy Smiley」をしっとりと歌い上げる。その真っすぐな歌声に、ペンライトを置いて聞き入る人の姿も数多く見受けられた。

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」

 

ライブもいよいよ終盤。「ミラー」「Starting Bell」では、これまでとは異なる新たな彼女の一面を魅せる。そして、本編の締めくくりは「インフィニット」。1stアルバムの最後に収録されていた楽曲を丁寧に歌い上げた。

 

鳴りやまないアンコールの声に応えて登場した岡咲は、ライブTシャツに着替えて「Dream In Wonderland」を歌唱。パフォーマンスで心からの「ありがとう!」を伝えた。

 

会場に駆け付けた人々と記念撮影をした後は、1stライブを迎えた気持ちを吐露する。「私は声優になりたくて。本当に歌が好きで。だけど自分に自信がないときが多くて。でも、『ハピネス』で幕が開いたときに、みんながすごくキラキラした光を届けてくれた。おかげで、ここが私の居場所でいいんだなと思えました」と涙ながらに言葉にする。続けて、「まだまだ上にいけるよね、私、武道館でライブがしたいです」と決意を表明した。

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」

 

その流れから、新曲「あと、ちょっと」をサプライズで披露。ライブへの思いを込めて制作された本曲は自身が作詞した1曲で、万感の思いを込めて歌を届けた。その後のMCでは、2024年4月24日に2ndアルバムがリリースされることを発表。2ndアルバムには「あと、ちょっと」「アンビリバボーアンセム」などに加えて、新曲4曲も収録されるという。

 

また、「あと、ちょっと」が1月28日より各音楽配信サービスで配信されること、2ndアルバムに収録される新曲「カナタボシ」がTVアニメ『THE NEW GATE』EDテーマに決定したこと、本ライブの振り返り特番が2月27日(火)20時~ニコニコチャンネルで配信されること、ライブの模様が2月28日(水)にU-NEXTで独占見放題配信されることなどにも触れた。

 

告知が終わったところで、ライブも終演の時間。ラストナンバーに選ばれたのは「ALRIGHT!」だ。黄色いタオルを振り回して、最後まで今の全力を届けた。

 

MCではフレンドリーにお客さんとやり取りして、歌ではありったけのエネルギーを込める岡咲。お客さんのあまりの一体感にMCで「チーム岡咲を感じました」と言っていたが、まさにその言葉通りのライブになったのではないだろうか。エネルギッシュな歌声を届けて、自然とみんなを巻き込んでいく。そんな岡咲美保のアーティストとしての冒険は、まだ始まったばかりだ。

 

公演概要

「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」
2024年1月27日(土)関内ホール 大ホール

 

SET LIST

1.ハピネス
2.ペタルズ
3.MY SPIRAL
MC
4.キボウノレシピ
5.好きじゃないよ
6.Maybeヒロイン
MC
7.ファンタジック♡ファンファーレ
8.Popping Moments
MC
9.アンビリバボーアンセム
10.ワラウカドニハ!
11.バブルス
バンドコーナー
12.ココロトラベル
13.琥珀の心音
14.魔法の言葉
15.カレイドスコープ
MC
16.フリージア
17.Rainy Smiley
MC
18.ミラー
19.Starting Bell
MC
20.インフィニット

【ENCORE】
21.Dream In Wonderland
MC
22.あと、ちょっと(新曲)
MC
23.ALRIGHT!

●photo/五十嵐和則(WISH)、石井健

『アイドル失格』NMB48山本望叶、川上千尋、上西怜、泉綾乃らTETRAの主題歌&劇中歌が2・4配信リリース!【コメントあり】

NMB48メンバーが主要キャストとして出演中の『アイドル失格』(BS松竹東急 毎週土曜 午後11時~)より、劇中に登場するアイドルグループ・TETRA(テトラ)の主題歌「青春テトラポット」と劇中歌「おとめのアイス」が、2月4日(日)配信リリース。山本望叶、川上千尋、上西怜、泉綾乃らTETRAメンバーとドラマ原作者・安部若菜からコメントが到着した。

TETRA「青春テトラポット」(c)UNIVERSAL MUSIC LLC.

 

NMB48安部若菜の作家デビュー小説「アイドル失格」(KADOKAWA刊)を実写ドラマ化した本作は、不動のセンターとしてキラキラ輝くアイドルと、そのアイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」の禁断の恋と成長を描く青春ストーリー。

 

アイドルとして活動する高校2年生の主人公・小野寺実々花役として、安部と同じくNMB48のメンバーである山本望叶が主演。実々花にガチ恋するオタク・ケイタを小林亮太。実々花が所属するアイドルグループ・TETRAのメンバーとして、NMB48川上千尋、上西怜、泉綾乃らも出演している。

 

2月4日に配信リリースされる主題歌「青春テトラポット」は、アイドルグループ・TETRAの代表曲として劇中でも披露。ドラマ原作者の安部が書き下ろした、初めての作詞曲となる。リリースに先駆け、歌詞検索サイト「歌ネット」にて「青春テトラポット」の歌詞が先行公開中。

 

併せて、『アイドル失格』第4話(2月3日(土)放送)の劇中にて初披露される劇中歌「おとめのアイス」も、同日リリースされる。山本、川上、上西、泉、安部のコメントは下記に掲載。

 

山本望叶 コメント

実々花目線でもあり、ケイタ目線でもある歌詞が、聴いていてすごく切なくなります。

歌詞の中に「望み叶えたい」と私の名前が入っていたり、他にもメンバーの名前やメンバーカラーが入っていたりするところがお気に入りです!

 

川上千尋 コメント

疾走感と伸びのある曲で聞いていると爽やかな気持ちになれます!

安部若菜ちゃん作詞の歌詞がドラマの内容とリンクしたりして、『アイドル失格』のお話が進んでいくたびに深みが増す曲です。

ソロパートがあるのでメンバーそれぞれの声がダイレクトに聴こえるところも、この曲の味があって聴き応えあり! かなと思います!!

 

上西怜 コメント

実々花とケイタを歌ったような歌詞が切なく苦しい気持ちになったり、ドラマだけでなく自分にとっての推しメンを思い浮かべて聴くこともできるところが聴きどころです!

 

泉綾乃 コメント

爽快さ100%のリズムにわかぽん(安部)が書いた1人ひとりへの愛の詰まった歌詞! ただただ何も考えずに聴いてみてください^ ^

 

安部若菜 コメント

『アイドル失格』の物語に合わせて、歌詞は実々花とケイタ、どちらの目線も感じられる部分があるので、ぜひ物語の世界に浸りながら聴いてほしいです!

あとは「テトラ」の4人の歌割ごとに、各メンバーのワードが入っているので、ぜひそこも探してもらえたらと思います!

 

リリース情報

TETRA Digital Single「青春テトラポット/おとめのアイス」
2024年2月4日(日)午前0時 Release

歌詞検索サイト 歌ネット「青春テトラポット」歌詞先行公開:
https://www.uta-net.com/song/349044/

 

番組情報

土曜ドラマ『アイドル失格』(全12回)
BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)
毎週土曜 午後11時~

出演:山本望叶、小林亮太、川上千尋、上西怜、泉綾乃、美山加恋、内藤秀一郎、本田博太郎 ほか
原作:安部若菜「アイドル失格」(KADOKAWA)
脚本:三谷伸太朗、大山晃一郎、葉名恒星、伊藤学
監督:大山晃一郎、葉名恒星、関祐太朗、藤原光洋
プロデューサー:五十嵐正幸(BS松竹東急)、上江洲茉央(BS松竹東急)、伊藤学(KADOKAWA)
製 作:BS松竹東急 KADOKAWA
制作協力:KAPFILM

ドラマ公式HP:https://www.shochiku-tokyu.co.jp/idolsikkaku/

(c)UNIVERSAL MUSIC LLC.
(c)BS松竹東急/KADOKAWA

≒JOYが待望のメジャーデビュー!デビュー後にやりたいこととは?「普段の私たちのイメージとは真逆な内容で…」

指原莉乃さんがプロデュースを手掛ける第3のアイドルグループ・≒JOYが1月17日に待望のメジャーデビュー。デビュー作「きっと、絶対、絶対」は新人アーティストのデビュー作としては異例となる発売初日に累計出荷10万枚を突破し、1月16日付 オリコンデイリーアルバムランキングでは、堂々の1位を獲得する快挙を成し遂げた。昨今のアイドル戦国時代を破竹の勢いで駆け抜ける≒JOYから、今回は逢田珠里依さん、江角怜音さん、山野愛月さんが登場。本作の聴きどころやデビュー後に挑戦したいことなどについて聞いた。

(左から)≒JOY・逢田珠里依、江角怜音、山野愛月

 

◆あらためてメジャーデビューおめでとうございます!

三人:ありがとうございます!

 

◆記念すべきデビュー・ミニアルバム「きっと、絶対、絶対」には、これまでのオリジナル曲も含め、新曲も収録されています。まずは「きっと、青い」について、初めて聴いたときの印象などを教えてください。

山野:≒JOY(以下ニアジョイ)らしい青春感が詰まった楽曲だなと思いました。私自身も大好きな楽曲で、パフォーマンスしているときはもちろん、プライベートでも毎日聴いて元気をもらっています。

 

逢田:≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」のときに初披露させていただいた楽曲で、私も大好きです。歌詞にはこれから私たちがアイドルとして進んでいく道のことが書かれているんですが、すごく前向きな内容で。歌っていて元気が出ますし、 “時には休憩しよう だって道は長い”というフレーズには、指原さんの優しさが感じられてグッときます。

 

江角:二人が言っていたように、ニアジョイが持っている明るさと青春感が伝わる楽曲だなと思いました。私は特に“お揃いのアクセサリー お揃いの夢 忘れず”という歌詞が、グループとしての一体感を表しているような気がして大好きです。MVは学校を舞台に1シーン1カットで撮影させていただいたのですが、すごく楽しかったです。

 

逢田:私も今までのMVの中で一番好きです!イメージシーンはいつ撮られているのか分からないくらい自然に撮影が始まっていて、私たちの素の表情がたっぷりと詰まった作品だなと思います。

 

◆1カットの撮影は大変ではなかったですか?

山野:大変さより楽しさの方が大きかったです。思っていたより苦戦することなく、スムーズに進みました。

 

江角:確かにそうだったね。個人的に2番のテーブルクロスのシーンは特にすごいなと思いました。何回か撮影したのですが、全部成功していて…。

 

逢田:テーブルクロス引きがうまくて選ばれたメンバーなんじゃないかっていうくらい上手だったよね(笑)。すごすぎてびっくりしました!

 

江角:あと私は1サビ終わりにみんながくるくる回りながら走っていくところが好きです。ドローンで上から撮影していただいたんですが、デビューに向けて進んでいく疾走感が感じられて好きです。

 

山野:私は2サビ前のところでカメラを置く珠里依のアップと、そのあとに映る怜音の表情が好きです。二人の素の笑顔がとってもかわいくて、何回も見ちゃいました。

 

逢田:ありがとう~!

 

◆楽しそうな撮影の様子が伝わりました。では、表題曲の「無謀人」についても教えてください。

逢田:夢に向かって進んでいく意志を感じられる歌詞で、ぶれずに止まらず突き進んでいく強さを感じられる楽曲だなと思いました。私は基本的にはポジティブな性格なんですが、時々ネガティブに考えてしまうときもあって。でもこの曲を聴いていると“やってやるぞ!”と強くなれるような気がするんです。聴くたびに“頑張ろう”と思える楽曲なので、自分を奮い立たせたい方や強い気持ちになりたい方にもお薦めしたいです。

 

江角:夢への決意表明を表した一曲でもあるので、力強さのある曲だなと思いました。特に1サビの「負けたって挑め ダサくたっていい」という歌詞は、歌っていてすごく背中を押されます。

 

山野:私は1サビ前の「Watch me!」と2サビ前の「Step in」のところが好きです。ライブやイベントで盛り上がるポイントの一つだと思います。

 

◆MVも「きっと、青い」とは対照的ですね。

山野:そうですね。今着ているパンツスタイルの赤い衣装もカッコいいですし、初めてエキストラの方々が出演してくださって、いつもとはまた違った雰囲気になっていると思います。

 

江角:撮影場所も倉庫のようなところで、ライトもすごくシンプルなんです。だからこそ私たちのパフォーマンスで勝負しなければいけないなと思い、全員で気合を入れて挑んだので、とても迫力のある仕上がりになったと思います。

 

逢田:私たちが踊っている間をエキストラさんが走り抜けていくところがあるんですが、皆さんのスピードがすごくて。迫力のあるシーンに仕上がっているのでぜひ見ていただきたいです。

 

◆グループ結成から約2年でいよいよメジャーデビューを迎えられましたが、初期のころと比べてお互いに変化や成長を感じる部分はありますか?

逢田:怜音は初期の頃の謙虚さも忘れずに、センターとして自信を持ってステージに立っているような気がします。

 

江角:え、そう?自分では全然まだまだだけど…そう見えているならうれしい。ありがとう。いつもステージに立つときは「自分は自信があるんだ!」と自己暗示をして不安を解消してます(笑)。

 

山野:初めのころは「リップシーンが苦手」と言っていましたが、今ではそんなふうに感じさせないくらい堂々としていると思います。ダンスも上手なのでダンスシーンを撮影したVTRを見るときは怜音のことを見て勉強させてもらっています。

 

江角:うれしい!

山野:あと視野が広くて周りをよく見ているところもすごいです。人の変化にもすぐ気づくし、きちんと言葉にして伝えてあげているところが素敵だなと思います。本当にいい子なんです。

 

江角:なんか恥ずかしい(笑)。

 

◆逢田さんについてはどうですか?

江角:いい意味で最初の頃と変わらないです。珠里依と話していると元気が出て、珠里依がそこにいてくれるだけでその場が明るくなります。

 

山野:私は最初のころ人見知りでなかなか自分から人に話し掛けられなかったんですが、珠里依はそれを察していつも話し掛けてくれて。すごく優しい子だなと思いました。みんなが疲れているときでも「頑張ろう!」と声を掛けてくれて、珠里依の言葉や存在のおかげで私たちも頑張れているので、本当にいてくれてよかったなと思います。

 

逢田:うれしい。ありがとう!もうこのコーナーをずっと続けたいです(笑)。

 

江角:(笑)。愛月は私と同じくらい人見知りで言葉数が少なかったんですけど、最近はたくさん話してくれるようになって、何より表情が豊かになったなと思います。パフォーマンスをしているときの表情もガラッと変わって、より魅力が増したような気がします。あと、意外とツッコんでくれて面白い人です(笑)。

 

逢田:分かる!愛月は結構ツッコミタイプだよね(笑)。ふとしたときに出る鋭いツッコミが本当に面白い。

 

◆意外ですね。

逢田:初期のころと比べてすごくしゃべるようになって、口数が5倍くらい増えたと思います。積極的に話すようになりましたし、その変化を身近で感じて感動しました。

 

山野:ありがとう。もともとしゃべるのは苦手だけど、「しっかりしないと!」と思って…。頑張ってます!

 

◆これまでも精力的に活動されてきたと思いますが、デビューしたからこそできることもたくさん増えると思います。今後挑戦したいことはありますか?

逢田:以前≠MEの蟹沢(萌子)さんにデビュー後の変化を聞いたら、「≠MEがデビュー前、ありがたいことに=LOVEさんのカップリング楽曲として参加させていただいていて。そのときもCDショップでの展示を行ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいでしたが、そんな中でいざデビューさせていただき、自分たちの名前でCDショップに並んでいるとより実感が湧いてうれしかったよ!」とおっしゃっていて。私も早くその光景が見たいなと思いました。

 

山野:デビュー・ミニアルバムがずらっと並んでいるところを見るのも楽しみだよね。私はCMに出てみたいです。

 

江角:いいね!憧れる!何のCM?

 

山野:洗剤のCMとか!

 

逢田:コンビニエンスストアーのコラボ商品も憧れるなぁ。

 

江角:私はニアジョイ全員でドラマがやりたいです。ジャンルはシリアスで。

 

逢田:どんな内容?

 

江角:学園モノで、普段の私たちのイメージと真逆で意外性のある内容がいいなって。

 

逢田:実現できるように頑張ろう!

 

PROFILE

逢田珠里依

●あいだ・じゅりい…2005年9月13日生まれ。東京都出身。O型。

 

江角怜音

●えすみ・れのん…2005年4月26日生まれ。大阪府出身。B型。

 

山野 愛月

●やまの・ありす…2006年10月21日生まれ。大阪府出身。A型。

 

リリース情報

≒JOY「きっと、絶対、絶対」

1650円 TypeC

 

<「きっと、青い」MV>

<「無謀人」MV>

●photo/小澤正朗

 

≒JOY・逢田珠里依さん、江角怜音さん、山野愛月さんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名に≒JOY・逢田珠里依さん、江角怜音さん、山野愛月さんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年2月2日(金)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、Novelbright、キタニタツヤ、M!LK、BOYNEXTDOORが「めざましテレビ30周年フェス」ファイナルの東京2DAYS公演に登場

3月16日(土)・17日(日)開催の「めざましテレビ30周年フェス in 東京」の第1弾アーティストとして、Novelbright、キタニタツヤ、BOYNEXTDOOR、森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、M!LKの出演が決定し、コメントが到着した。

上段左から)岡崎体育、キタニタツヤ、クリープハイプ 中段左から)Novelbright、BOYNEXTDOOR 下段左から)M!LK、森高千里

 

2024年4月に放送30周年を迎える『めざましテレビ』。その30年間の感謝を込めて、現在、2023~2024年に全国8か所を巡るライブツアー「めざましテレビ30周年フェス」を開催中。昨年は横浜・大阪・札幌・広島・仙台で開催し、今年は愛知・福岡に続き、3月16日(土)、17日(日)に東京でファイナルを迎える。

 

このたび、「めざましライブ30周年フェス」ファイナルの東京ガーデンシアター2DAYS公演の第1弾アーティストが発表された。3月16日(土)は、Novelbright、キタニタツヤ、BOYNEXTDOORが出演。2013年結成の大阪発5人組ロックバンド・Novelbright。インディーズ時代からSNS・口コミで人気が全国に広まり、2020年にメジャーデビュー。「Walking with you」「ツキミソウ」「愛とか恋とか」の3曲がストリーミング総再生回数1億回を突破。2021年度の『めざましどようび』テーマソング「ハミングバード」を手がけ、コロナ禍でバーチャル開催された「めざましライブ」に出演した。

 

キタニタツヤは、2014年頃からネットを中心にボカロPとして活動し、人気アーティストへ楽曲提供をしながらソロとしての活動も行っている。東京大学卒業後にメジャーデビューし、フジテレビ系ドラマ『ゴシップ』やアニメ『BLEACH』の主題歌などで話題に。昨年、アニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折編」のOPテーマとなった「青のすみか」はストリーミング再生数2億回を突破し、NHK紅白歌合戦初出場を果たした大注目のアーティストだ。

 

HYBE傘下のレーベル・KOZ ENTERTAINMENTからは昨年デビューしたボーイグループ BOYNEXTDOORの出演が決定。1st EP ’WHY..’ではオリコンデイリーアルバムランキング(2023年9月4日付)で1位を獲得、デビューから間もないながら「Melon Music Awards 2023」のグローバルライジングアーティスト賞など、すでに8つのアワードを受賞。日本のテレビ番組初インタビューとなった『めざましテレビ』出演時には日本語での早口言葉を披露するなど、ステージでのパフォーマンスのみならず多彩な魅力を発揮した。

 

そして30周年フェス最終日となる17日(日)は、森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、M!LKが登場。1996年度の『めざましテレビ』テーマソング「ララ サンシャイン」を担当した森高千里。1987年にデビューし、「17才」でブレイク。「ミーハー」以降自身で作詞を手がけており、代表曲としては「雨」「私がオバさんになっても」「渡良瀬橋」「私の夏」「気分爽快」など、数々の名曲を生み出してきた。

 

2015年から2023年までフジテレビ系『Love Music』の司会を務め、2019年には21年ぶりとなる全国ツアー(36か所37公演)を開催。2022年に35周年を迎え、現在はライブを中心に活動中。『めざましテレビ』20周年記念、25周年記念の「めざましライブ」にも出演してきた森高が、30周年を記念する今回のフェスにも参加する。

 

クリープハイプは2001年結成、2012年にメジャーデビューしたロックバンド。2014年に初の日本武道館2days公演を開催、 2018年にも2度目の日本武道館公演を成功させる。昨年はキャリア史上最大規模の会場にて、アリーナツアーを開催。Vo/Gt. 尾崎世界観は執筆活動も行っており、小説「母影」は第164回芥川賞の候補作に選出された。尾崎が『めざましテレビ』にておすすめの本を紹介するレギュラーコーナー「尾崎図書館」も放送中。「めざましライブ」には2014年、2016年に出演、2019年の番組25周年記念ライブにも出演した。

 

岡崎体育は、2016年メジャーデビューし、「第20回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門新人賞を受賞。2019年にはさいたまスーパーアリーナでワンマン公演を行い、史上初となる“1人vs18000人”のコンサートを成功させた。音楽活動以外にもマルチに活動し、昨年は俳優として大河ドラマ『どうする家康』(NHK)にも出演。“めざましじゃんけんTIME!Are you ready?”でおなじみの「めざましじゃんけん」のタイトル曲を手がけ、『めざましテレビ』のハロウィンイベント「T-SPOOK」や夏の「めざましライブ」、番組25周年ライブに出演した。

 

佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなるダンスボーカルグループ、M!LKも登場。2014年結成、2021年にメジャーデビューを果たした。昨年はグループ史上初となる横浜アリーナでの単独公演を開催し、今年も全国ツアーを予定している。「めざましライブ」には2019年、2022年、2023年に出演した“常連”の彼らがツアーファイナルを盛り上げる。

 

“めざまし”ゆかりのアーティストのステージに加えて、イベントでは番組キャスター陣とのトークコーナーやじゃんけん大会、『めざましテレビ』で放送中のアニメ『ちいかわ』から、ちいかわ・ハチワレ・うさぎの来場も予定している。

 

そしてファイナルならではの目玉企画として、会場の有明ガーデンには『めざましテレビ』30周年企画「FNSご当地うま撮グランプリ」で、各地域の代表になった絶品メニューのキッチンカーが登場。番組が全国各地をめぐり厳選した、未来に残したい“ご当地ニューフェースグルメ”を味わえる。さらに、この2日間でその頂点を決める投票も実施。来場者の投票で日本一のご当地グルメを決定する。

 

森高千里 コメント

『めざましテレビ』放送30周年おめでとうございます!テーマソングのお話を頂き、皆さんに元気に1日を過ごしてほしいと思い「ララサンシャイン」の歌詞を書いたことを覚えています。私もこの曲を歌うと元気が出てきます!『めざましテレビ』のライブは、2013年の日本武道館、2019年25周年の両国国技館や、「めざましクラシックス」にも参加させていただきました。30周年のライブも楽しみにしています。皆さん一緒に楽しみましょう!

 

クリープハイプ コメント

『めざましテレビ』放送30周年、おめでとうございます!!『めざましテレビ』には大変お世話になっております。恩返しをすべく、我々なりの最高のライブをしたいと思います。最高の時間を共有しましょう!!『めざましテレビ』がこれからもずっと続きますように。

 

岡崎体育 コメント

めざましジャンケンタァーイム!アーユーレディィィイ!!?どうもー岡崎体育ですー!!!30周年コングラッチュでございます!!まぁ僕は34歳なので僕のほうが4つ歳上ですけどね!だから何だというね!話ですけども!!「めざましライブ」盛り上げられるように頑張ります!!!

 

Novelbright コメント

『めざましテレビ』放送30周年おめでとうございます!Novelbrightとして初めて出演したテレビが『めざましテレビ』で、路上ライブの頃から注目していただいていたので、とてもご縁を感じております。『めざましどようび』のテーマソングにも起用していただき、ありがとうございました。初出演から4年経って「めざましライブ」へ出演することができてとてもうれしいです!これからもたくさん関わっていけるようにいいライブをお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

キタニタツヤ コメント

『めざましテレビ』にはたびたびインタビューを受けさせていただいたり、めざましくんぬいぐるみが常にベッドに鎮座していたりと、日頃からお世話になっております。30周年という大きな節目に呼んでいただけて光栄ですのでしっかりいい演奏します!

 

M!LK コメント

30周年フェスの最後を飾る公演に参加することが出来てとてもうれしく思います。めちゃくちゃ楽しみです!さまざまなアーティストのファンの皆さまにもM!LKを少しでも知っていただけるように全力でパフォーマンスしますので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

BOYNEXTDOOR コメント

『めざましテレビ』30周年おめでとうございます!僕たちの日本のテレビ初インタビューが『めざましテレビ』で、日本語の早口言葉に挑戦したりと、楽しかった思い出がたくさんあります。そんな『めざましテレビ』30周年を記念するイベントへの出演が決まってうれしく思います。僕たちならではの楽しいステージをお見せしますので、ぜひ遊びにきてください!会場でお会いしましょう。

 

イベント概要

「めざましテレビ30周年フェス in 東京」

 

<開催日時>

2024年3月16日(土)開場 午後3時/開演 午後4時

2024年3月17日(日))開場 午後3時/開演 午後4時 ※開演時間は多少変更になる場合がございます。

 

<会場>

東京ガーデンシアター

 

<出演アーティスト>

2024年3月16日(土)Novelbright、キタニタツヤ、BOYNEXTDOOR 他

2024年3月17日(日)森高千里、クリープハイプ、岡崎体育、M!LK 他

 

<MC>

めざましテレビキャスター

 

<料金>

一般指定席9,900円(税込)

ファミリー指定席 8,800円(税込)

 

◆ファミリー指定席について

※ファミリー指定席は、公演当日時点で3歳~中学生以下のお子様連れのご家族様限定の着席限定のチケットとなり、どなた様も必ず座ってご観覧いただくお席となります。

※2枚以上4枚までお申込みが可能です。

※ファミリー指定席は、大人の方のみ、お子様のみでのご入場はできません。

※お子様も1名につきチケット1枚が必要となります。2歳以下のお子様は大人1名につき1名まで膝上での観覧が可能です。

※ご入場時にお子様のご年齢が証明できるものをご提示していただく場合がございます。お子様の年齢が確認できる健康保険証・住民票などをご持参ください。

 

<プレイガイド>

チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/mezamashi30th/

フジテレビダイレクト:https://fujitvdirect.jp/

 

<チケット販売>

◆一次先行:チケットぴあ/フジテレビダイレクト

受付:2024年1月16日(火)午前8時30分~1月28日(日)午後11時59分

当落発表:2024年1月31日(水)午後6時ごろから順次発表

 

◆一般発売:2024年3月9日(土)午前10時~

 

一般問い合わせ:ぴあライブインフォメーション

TEL:0570-017-230(平日 正午~午後3時)

 

公式ホームページ:https://www.fujitv.co.jp/meza/30thfes/

 

©フジテレビ

iScreamが10代最後のアルバム「Selfie」に込めた思い「“i”を通して知った“愛”を私たちが写しだせたら」

「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」でグランプリを獲得したRUIと、ファイナリストのYUNA、HINATAからなる3人組ガールズユニット・iScreamが、1月17日(水)に待望の2ndアルバム「Selfie」をリリース。“自撮り”という意味があるこの言葉で、「私」そして「私たち」をこのアルバムを通して写し出したいというメンバーの想いが込められている。

iScream 左から)RUI、HINATA、YUNA

 

そんな本作のリリースに当たって、iScreamのRUIさん、YUNAさん、HINATAさんがTV LIFE webに初登場。「Selfie」の魅力や聞きどころをはじめ、グループでの思い出や今後の目標などを語っていただきました。キュートな“自撮り”のお写真にも注目です!

 

◆まず、初登場ということで自己紹介をお願いします。

RUI:iScreamはほぼみんな同い年なのですが、私が一応最年長で、三姉妹に例えるなら長女です(笑)。曲の頭やサビを歌わせていただくことが多く、iScreamの歌の軸になれていたらいいなと思っています。また、趣味でアコースティックギターを弾いていて、練習を重ね、いつかライブなどで披露することが夢のひとつです。

 

YUNA:私はハイトーンボイスが得意で、iScreamの楽曲では高音のパートを多く担当させていただいているのと、ホイッスルボイスを使って歌っている楽曲もあります。また、パフォーマンスにおいては、レッスン中などに「こうしたほうがいいんじゃない?」というような提案をさせてもらうことも多いです。

 

HINATA:私は最年少の19歳です。歌でいうとスパイス担当かなと思っていて、印象的なフレーズであったり、キャッチーなパートといった耳に残るような部分を担当させていただくことが多いです。そして、ファッションもすごく好きで、日々SNSなどでリサーチし、衣装のイメージを考えたり、グループのSNSを組み立てていくことを得意としています。

 

◆グループとしての強みはどういうところですか?

RUI:3人がそれぞれ外見も性格も、そして歌声もパフォーマンスのスタイルも違うのですが、それがぶつからずにトライアングルとして成り立っていることが私たちの強みです。また、iScreamというグループ名には“愛を叫ぶ”という由来があるのですが、歌に乗せて愛をお伝えすべく、バラードからクールな楽曲まで、表現できる楽曲の幅広さというのも武器のひとつだと思っています。

 

◆今回、1月17日(水)にリリースを迎えた「Selfie」はどのようなアルバムになっていますか?

HINATA:「Selfie」というタイトルには“私たちを写し出す”という意味があり、「Self Love」というテーマの下、一から自分たちでアイデアや意見を出して作らせていただきました。私たちは2年前に「i」という1stアルバムをリリースさせていただいたのですが、このアルバムを通して知った“愛”を今度は私たちが写しだす、というテーマも込めていて。自分に自信が持てるような、自己肯定感が上がる楽曲を多く収録しています。

 

YUNA:その通りで、“私たちを写し出す”というところから、それぞれの当時の心情がそのまま歌声に表れているんです。制作から携わらせていただいたこともあり、今のリアルな私たちというのをこのアルバムから感じていただけると思います。

 

◆皆さんそれぞれお気に入りの楽曲を挙げていただくと…?

HINATA:「Heart of Gold」です。これは何十曲もデモを聞いた中で、3人とも「これを1曲目に入れたい」と意見が一致した楽曲で。まず曲調がカッコいいですし、歌詞も私たちの3人の絆や将来に向けての熱い思いが描かれていて、パフォーマンスしていても思わず感動してしまう、まさに1曲目にふさわしい楽曲だと思っています。

 

RUI:私は「Heart of Gold」も大好きなのですが、「iSyyy like that」もお気に入りの1曲です。2年前に「Scream Out」というダンサブルな楽曲をリリースしたのですが、「久しぶりにこういうカッコいい楽曲をやりたいね」とみんなで話していた時にこの楽曲と出合うことができて。ビートが重くクールで、凛とした強い女性を描いており、ステージでパフォーマンスをするのがすごく楽しみな楽曲です。

 

YUNA:私は「Like A Flower」。iScreamでは今までやったことがないR&B調の楽曲で、歌詞がいい意味でちょっと難しいのですが、そこが私はすごく魅力的だなと思っています。例えば、Aメロではスマホを見ている女性を描いているのですが、それを違った視点から表現しているのがおしゃれで…。そして、タイトルも大好きで、誰しも花のような魅力を持っているんだよ、ということにあらためて気づかせてくれる楽曲でもあるのかなと思います。

 

◆アルバム全編を通し、個人的に注目してほしいポイントを教えてください。

RUI:私は「Pom Pom Pop」です。この曲はライブでファンの皆さんと一緒に盛り上がりたいという思いから生まれた楽曲で、ライブでは皆さんタオルを振り回しながら楽しんでくださるのですが、音源として聞いた時にもワクワクでき、憂鬱な思いを吹き飛ばせる存在になればいいな、と。それを歌声から感じてもらえるよう、私たち自身も明るい気持ちでレコーディングに臨んだので、気分が落ち込んでいる時やテンションを上げたい時にはぜひ聞いていただきたいです。

 

YUNA:「iSyyy like that」ではラップをやっているのもそうですが、他の楽曲とは違う歌い方で臨ませていただいています。私が普段聞いている音楽はこういうハードな曲調のものが多く、いざ自分がやらせていただく時にはどういう風に歌おう…というのを考えながらボイトレもやっていたので、それをやっと形にできたのもすごくうれしかったです。

 

HINATA:「口約束」はいつもと歌割りがちょっと違っていて、これまでであれば歌わないようなパートをそれぞれが歌っているのも聞きどころかなと思います。そして、これまでのiScreamのバラードは歌い上げるようなものが多かったのですが、「口約束」は耳のそばでそっと語りかけるような楽曲。数あるバラードの中でも新しさを感じていただけると思いますし、いつもの私とは違う私を感じていただきたいです。

 

◆今回「口約束」がリード曲になった経緯を教えてください。

HINATA:昨年はGirls²とのコラボなどを通してパワフルな一面をお見せできたのかなと思っているのと、(リリースが)冬ということもあり、iScreamらしくバラードはどうかなとスタッフさんからご意見をいただいたのがきっかけです。またタイトルが漢字3文字なのも印象的で、他の曲と並べた時にまさにこの曲がアルバムのリード曲だね、と。皆さんの冬に寄り添える楽曲でもあると思います。

 

◆初めて聞かれた時の印象はいかがでしたか?

YUNA:私は、最初にこの楽曲を聞いた時は3人で歌う想像がつかず、ソロっぽい楽曲だなと感じたんです。でも、いざ3人で歌ってみるとそれぞれの声色の違いが映えていて、すてきなテイストの楽曲になったなって。でも、3人で歌いつつも1人の女の子が歌っているように表現する、というのは難しさもありました。

 

◆そんな「口約束」のMVではRUIさんがお芝居にも初挑戦されていますが、撮影はいかがでしたか?

RUI:最初は私で大丈夫かなと不安もあったのですが、アルバムのリード曲ということもあり、しっかり責任を全うしようと臨ませていただきました。お芝居とはいってもせりふはないのですが、“別れた恋人とのかなわなかった約束を振り返っていく女の子”というのを、作り込まずに自然体で、等身大の私で表現しています。さらには今回フィルムカメラで撮影を行っているので、編集するまでどのような映像になるか分からなかったり、撮れる分数が限られていたり、新たな経験も多くてとても面白かったです。

 

◆それぞれMV撮影時の印象的なエピソードがあれば教えてください。

HINATA:RUIちゃんがある商店街で撮影をしていた時に、私とYUNAは後から現地入りをしたのですが、駄菓子屋さんでたくさんお菓子を買ったRUIちゃんと合流して(笑)。それをみんなで「懐かしい~!」と言いながら次々に開けていったのが、遠足みたいですごく楽しかったです(笑)。

 

RUI:商店街の中に大きな駄菓子屋さんがあり、つい心を奪われてしまいました…(笑)。また、先日静岡でリリースイベントをやらせていただいたのですが、その会場が偶然にもその商店街の本当にすぐそばで!ファンの皆さんにも思わず「すぐそこで撮影したんです」とお話したのですが、また新たなご縁が生まれたのかなと思っています。

 

YUNA:私は海の近くでも撮影したのですが、その日がちょうど寒かったうえに風が強くて…。足元がヒールなので体がすごく揺さぶられて、ずっとそれに耐えながら歌っていたのが印象に残っています(笑)。あと、私はRUIとHINATAが撮影しているのを見るのも好きなので、今回も2人の姿を見に行けたのがうれしかったです。

 

◆この1年で印象深く残っている活動は?

HINATA:初めてやらせていただいたライブツアーです。自分たちのやりたいことを全て詰め込み、パーティーやショーを見ているような感覚をも味わえるライブをやらせていただいて。衣装も華やかでうれしかったですし、「Level 19」というツアー名の通り、10代ラストのライブにふさわしい内容とパフォーマンスをお届けできたと思っています。グループとして新たな挑戦もできた、大切な思い出の1つです。

 

YUNA:私も同じく「Level 19」です。10代最後のライブということで、悔いなく終わりたいとここに懸ける思いがすごく強くて。特に、大阪公演は私がEXPG(ダンススクール)に通っていた時に出演したイベントの場所と同じ場所で、家族も見に来てくれてうれしかったですし、もっと成長していろいろなステージに立っていきたいと強く思った1日でした。

 

RUI:「Level 19」はもちろん、私はこのアルバムの制作も同じくらい楽しかったです。アルバムを出させていただけることがまずうれしいですし、私たち自身も意見やアイデアを出し、スタッフさんと共に一から作れたことも大きくて。今後に向け、これからのiScreamを決めるべくみんなで話し合い考えていった、この制作期間というのはすごく希望に満ちていたなと思います。

 

◆これまでと比べてご自身の成長を感じた部分は?

RUI:今はこれだと自信を持ってお伝えできることが思い浮かばないのですが、11月に20歳になったので、そういう意味では新たな一歩を踏み出すことができました。パフォーマンスもデビュー当時よりは多少大人っぽくなったのかなと思っているのですが…(笑)。皆さんに成長を感じていただけるよう今後も努力していきたいです。

 

YUNA:ライブ中に“煽り”をするようになったことです。私たちは3人しかいないので、それぞれがライブ中に掛け声をしたりして盛り上げるのですが、最近はその部分を担うことが多くなったよう感じています。曲によっては低音ボイスでやっていることもあるので、“煽り”にもぜひご注目いただきたいです!

 

HINATA:私はデビュー当時からずっと貫いていた重めぱっつん前髪を伸ばしたこと。これまで前髪をまねしてくださるファンも多く、私自身としてもチャームポイントにしていたのですが、Girls²とのコラボをきっかけに新たな自分のキャラクターを確立させたいなと思うようになって。そこから前髪を伸ばし続け、現在も大人計画を実行中です(笑)。

 

◆個人的に今年挑戦したいことは?

RUI:いろいろな場所に行きたいです。基本的にインドアでお休みの日も家から出ないことが多いのですが、来年は母や友人と出かけたり旅行に行ったりして、プライベートでも新たな経験ができる1年にしたいです。

 

YUNA:どのような環境に置かれても常に自分らしく、自分の軸を持ち続けるということを大切にしていきたいです。より自分のことを好きになり、20代の今後を楽しみに思える1年にしていけたらと思っています。

 

HINATA:私は今年20歳になるので、引き続き大人計画を続けていきます(笑)。ただ、“大人っぽい”ではなく本当の“大人”になるので、年齢に見合うすてきな女性になれるよう頑張っていきたいです。

 

◆最後に、iScreamとしての今年の目標を教えてください。

RUI:年始からアルバムリリースという大きな活動が1つあるので、このタイミングで作った勢いをきっかけにどんどんパワーを膨らませていきたいです。ライブやツアーの開催はもちろん、イベントやフェスなどにもたくさん出演し、たくさんの方にiScreamの魅力を届けていけたらいいなと思います。

 

YUNA:私も、より多くの方にiScreamを知っていただきたいと思っていて。そのためにも私たちの強みであるライブを見てもらえる機会をたくさん作っていきたいですし、そこで出会った皆さんの心をつかめるパフォーマンスをするというのが今年の目標です。

 

HINATA:グループでの活動をはじめ、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。各々が個性を伸ばすことでよりiScreamの密度が高くなりますし、それぞれが得たものを活動に還元できるグループというのを理想としているので、各々がやりたいことというのもどんどんかなえていけたらと思っています。

 

PROFILE

RUI

●るい…2003年11月4日生まれ。愛知県出身。好きなものはアコースティックギター、アニメ、そうめん。

 

YUNA

●ゆな…2004年3月6日生まれ。大阪府出身。好きなものはピアノ、ミュージカル、チーズ。

 

HINATA

●ひなた…2004年8月27日生まれ。宮城県出身。好きなものはファッション、クリームパスタ。

 

RELEASE INFORMATION

2ndアルバム「Selfie」

2024年1月17日(水) リリース

 

初回生産限定盤(CD+DVD):5,500円(税込)

通常盤(CD):3,300円(税込)

初回・通常共通特典:トレカランダム封入(15種)

 

購入URL:https://ldh.lnk.to/iScream_0117cd

配信・ダウンロードURL:https://ldh.lnk.to/Selfie

 

公式HP:https://www.iscream-official.com/

 

●text/片岡聡恵

 

iScreamさんのサイン入り生写真を1名にプレゼント!

<応募方法>

TV LIFE公式Xをフォロー&プレゼント告知ポストをRPしていただいた方の中から抽選で1名にiScreamさんのサイン入り生写真をプレゼント!

 

当選者には、TV LIFE公式XアカウントよりDMでお知らせいたします。

 

TV LIFE公式X(@tv_life):https://twitter.com/tv_life

 

<応募締切>

2024年1月25日(木)午後11時59分

※応募規約(https://www.tvlife.jp/present_rules)をご確認いただき、ご同意の上、ご応募ください。

BiS ニューアルバム収録の2曲をAge Factoryが初プロデュース!「R.U.N」ライブ映像を使用した動画も公開

BiSが2月28日(水)にリリースする、ニューアルバム『NEVER MiND』。そこに収録される2曲を奈良発3人組ロックバンド・Age Factoryがプロデュースしていることが発表された。

BiS

 

Age Factoryが他アーティストをプロデュースするのは、今回が初めてとのこと。今回プロデュースした楽曲は、1月4日・5日に東京・代官山UNITで開催された24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」で初披露された「R.U.N」と、まだ披露されていない「Sakura」の2曲になる。

Age Factory

 

Age Factoryとのレコーディング模様や「R.U.N」初披露のライブ映像を使用した動画も合わせて公開された。先日のナカコー・プロデュース楽曲に続いての発表となり、ニューアルバムリリースに向けて期待が高まる。

 

さらに、5月より関東全域を巡る10公演の新ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の開催も発表に。ニューアルバム『NEVER MiND』の詳細が徐々に明らかになっていく中、新ツアーの発表も行った2024年のBiSから今後も目が離せない。

 

動画

「R.U.N」(Age Factoryプロデュース)the Document

 

”青風”(中村弘二プロデュース)the Document

 

リリース情報

Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

ライブ情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)東京 Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)埼玉 HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)東京 代官山UNIT
2024年5月19日(日)茨城 水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)神奈川 F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)千葉 千葉LOOK
2024年5月31日(金)東京 Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)栃木 HEAVEN’S ROCK USTUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)群馬 前橋DYVER
2024年6月9日(日)東京 代官山UNIT

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

話題の「フジコーズ」から友恵温香&小杉怜子&入山七菜&藤本理子が登場!「女子大生たちのハプニングをどんどん見せていきたい」

深夜番組「オールナイトフジコ」(フジテレビ系)から生まれたアイドルグループ「フジコーズ」をご存じでしょうか。コンセプトは「日本一期待されていないアイドルグループ」ながら、昨年12月13日にデビューシングル「ウェーイTOKYO」をリリースして赤丸急上昇中! このほど、リーダー・友恵温香さん、小杉怜子さん、入山七菜さん、藤本理子さんを緊急招集。現役女子大生たちのかしましトークをお届けします。

 

フジコーズ…「オールナイトフジコ」に出演中の現役女子大学生からなるユニット。グループのコンセプトは「日本一期待されていないアイドルグループ」。1期生…雨宮凛々子、安藤令奈、今井陽菜、上杉真央、エブラヒミ椎菜 沖 玲萌、小杉怜子、佐藤佳奈子、鈴木心緒、髙村栞里、出町杏奈、友恵温香、笠野咲藍、松尾実季果、和智日菜子、2期生…井手美希、入山七菜、久木田帆乃夏、坂本結菜、藤本理子、山中ありさの21名で現在活動中。X(旧Twitter)Instagram

 

【友恵温香さん&小杉怜子さん&入山七菜さん&藤本理子さん撮り下ろし写真】

 

フジコーズは大学でもモテモテ!?「医学部の男子学生が見にきて」

──デビュー曲の衣装がバブリーですね。率直な感想を聞かせてください。

 

入山 もっと清楚な衣装を想像していました(笑)。坂道系アイドルみたいなイメージで、メンバーとも「ロングスカートとミニスカートどっちかな?」みたいな話題で持ち切りでした。

 

藤本 してた!

 

入山 「ロングがいいよね」とか話していたよね。それが、あまりにも布の面積が少なくて「マジか……」とあっけにとられたのを覚えています。

 

小杉 歌の前に衣装だったもんね。

 

友恵 あまりにも露出が多いだけに「どんな曲なんだろ……」と怖かったですね。

 

小杉 事前に友恵ちゃんは衣装を見ていたよね?

 

友恵 そうそう。私と沖 玲萌で衣装を下見するロケに行かせていただいたんです。貸していただける衣装が出てきた時にカメラが回っていたので、「すご~い!」とか言って目を輝かせていたんですけど、「これ大丈夫かな?」と内心不安でいっぱいでした。脚は露出しているし、肩を全部出している子もいるだけに「これはメンバーに怒られるかもな」と。

友恵温香●ともえ・はるか…2001年6月13日生まれ。京都府出身。関西医科大学。X(旧Twitter)Instagram

 

小杉 でも、意外に評判がいいんですよ。最初こそ友達から「ヤバい衣装じゃん」と驚かれましたが、「見ているうちに愛着がわいてきたわ」とだんだん好きになってもらっています。確かに見れば見るほどかわいく見える衣装なんですよね。第一印象とはガラリと変わりました。

 

藤本 分かります! 私は私服が完全に真逆のスタイルなので最初は戸惑いがありました。だけど、かえっておいしいですよね。今の時代にこんなに露出のある衣装でデビューするアイドルは希少ですから。

 

入山 確かにいないジャンルだよね。

 

藤本 うん、フジコーズっぽいなって。

 

友恵 もともとはAKB48さん用に用意された衣装なんです。ただ、あまりにも露出が多すぎてNGになったそうで……。

 

小杉 前田敦子さんや大島優子さんが在籍していた時代みたいです。MCの峯岸みなみさんが着る予定だった衣装を着ている子もいます。

小杉怜子●こすぎ・れいこ…2004年2月7日生まれ。神奈川県出身。青山学院大学。X(旧Twitter)Instagram

 

入山 過激すぎてお蔵入りになったものが時空を超えて復活したわけですね!

 

友恵 そうだよ。あのAKB48さんの衣装を着させてもらっているだけに胸を張ってステージに立ちたいですね。

 

小杉 あくまで“着る予定だった”ですけどね(笑)。

 

友恵 そうだ! 予定だったわ(笑)。

 

──デビュー曲ではノリノリのダンスを披露していました。どのくらいの期間で振付を覚えたんですか?

 

入山 1日で振付を覚えて、それをどんどんブラッシアップしていく流れでした。

 

小杉 短い期間で詰め込んだ感じはあるかも。

 

友恵 学生なので学校の授業が最優先なのでレッスンに来られない子もいっぱいで。小杉なんてほとんど来られなかったと思います。

 

小杉 そうなんです。大学2年生で朝から晩まで講義を入れていて1~2回しか行けませんでした。ダンスの経験がなかったからしんどかったです。

 

藤本 母がダンスの先生でヒップホップを中心に私も習っていたんです。それでも、かなりブランクが空いていて不安でしたけど、振付師のCRE8BOYさんがすごくユニークな方で楽しく練習できました。

 

友恵 お母さんには相談とかしたの?

 

藤本 しました。振りというよりはMVを撮影するときに「とりあえず、笑ってれば大丈夫だよ」とサラっと助言をもらいました。言われたように笑顔はアイドルの真髄ですよね。

 

友恵 私はダンス経験がなかった1人なのにセンターに抜擢されて不安でした。体の動かし方から上手な見せ方とか。ダンスの経験のある子を見て研究したり、分からない振りを教えてもらったりして助けてもらいましたね。

 

小杉 自らウインクをするまでに成長しましたよね。

 

友恵 そうそう(笑)。昨年12月13日に放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では入山ちゃんもかましていたよね?

 

入山 “ウインク仲間”です! 放送当日にスタッフさんから「もし余裕があればウインクとかしちゃえば」と言われていて。それで「やったるか」との思いで実行しちゃいました。

入山七菜●いりやま・なな…2003年2月6日生まれ。東京都出身。東洋大学。X(旧Twitter)Instagram

 

友恵 FNS歌謡祭といえば、反響がすごかったよね?

 

小杉 終わった後のLINEの通知がヤバかったです!

 

藤本 分かります! 特に同世代の子からたくさんの連絡をいただきました。私たちが出ている「オールナイトフジコ」が深夜に放送されているだけあって、もう少し“大人”の人たち向けの番組だと思うんですが、FNS歌謡祭は早い時間帯だったので普段とは違う層の方に見ていただけたんでしょうね。

 

友恵 たくさん反響があったの?

 

藤本 はい、うん……まぁ、はい(笑)。

 

友恵 え! なになに?(笑)

 

藤本 小学校を卒業してから全く連絡を取っていなかった友達から連絡がきました。

 

友恵 めちゃくちゃ共感できる。ぶっちゃけると、大学で連絡先を交換しただけの顔と名前が一致しない子からも来た。

 

藤本 名前を見て10秒くらい考えて、「あ、この人だ!」と思い出す感じですよね。

藤本理子●ふじもと・りこ…2002年7月3日生まれ。神奈川県出身。日本映画大学。X(旧Twitter)Instagram

 

友恵 そうそう。一度も同じクラスになったことない子とか。しゃべったことないけどお互いに名前だけは知っているみたいな。

 

入山 私も「友達として誇らしい」とメッセージが来たんですが、中には、「あれ? 友達だったかな?」と思うような人のもあって……。

 

友恵 コラコラ! 闇が出ているよ(笑)。

 

入山 だって本当に絡みのない人なんですもん(笑)。でも、大学でも少しずつ私たちの存在が認知されてきましたね。

 

小杉 「キャンパスでこすこを見た」という目撃情報を友達伝手に聞きます。意外と見られていてビックリでした。これからは気軽に学食でラーメンもすすれませんね。

 

友恵 確かに、ラーメンを食べているところを見られるのは恥ずかしい。

 

小杉 よくチャーシューを追加で載せるんですけど、「こすこは100円多く払ってチャーシューをトッピングするんだ」なんて思われているのかも。

 

藤本 なぜか直接は声をかけられることはほとんどなないんですよね。私も大学の事務員さんに「この間、1年生の子が見たって言ってたよ」と伝聞で聞かされています。

 

友恵 私の場合は、大学で出待ちというかチラ見されることがあって。看護学部に通っているから基本は女子しかいないんだけど、別の棟に医学部があって、わざわざ休み時間とかに男子学生が見に来ているみたいで……。

 

小杉 お医者さんの卵にモテモテでうらやましい。

 

友恵 え、お医者さんを狙ってんの?

 

小杉 いえいえ、私たち文系なので理系の方と交流しているだけでうらやましくて(笑)。

 

「オーディション当日の朝3時までリアタイしていた」

──改めて「フジコーズ」に応募した理由を教えてください。

 

友恵 一昨年、「オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~」(MBSラジオ)で「ヤンヤンガールズ」の14期生として活動していて、昨年の春に卒業するタイミングでオーディションのお話をいただきました。まだまだ芸能活動を続けたいと思いエントリーしましたね。

 

小杉 私は大学1年生の時に「フレッシュキャンパスコンテスト」というミスコンに出場していて、そこの運営の方からオーディション情報を教えていただきました。ミスコンでグランプリを獲らせていただいて、その時に応援していただいた方に恩返しする意味を込めて、目に見える形で活動したかったのが応募した理由です。

 

友恵 にしても、番組のテイストには驚いたよね?

 

小杉 はい(笑)。

 

友恵 「オールナイトフジ」(フジテレビ)の令和版と聞いていたので、お色気要素のある番組だと覚悟してオーディションに臨んだんですが、審査員の方から「さすがに令和だから、コンプライアンスを意識するよ」というふうに言っていただけて安心している節がありました。それが完全なるお色気路線で……(笑)。

 

小杉 とか言いながら、1回目の放送で「パンツ見せます」と宣言していましたよね?

 

入山 私も視聴者として覚えてます!

 

友恵 多分ギラギラとしたやる気に満ちていたんだろうね。やっぱり、出るからには売れたいじゃない? 佐久間宣行さんから「誰かパンツとか見せる人いないの?」と聞かれたときに「見せられます!」と思わず手を挙げてしまって……。

小杉 かなりいい返事でしたよね!

 

友恵 こればかりは、ファンの方にも心配されてしまいました。

 

入山 「友恵ちゃんってこんな人なの……」と唖然とした記憶があります。「MISS CIRCLE CONTEST」の先輩でもありましたし。

 

友恵 こんな先輩にはなりたくないと思ったの?(笑)

 

入山 いえいえ……(笑)。

 

友恵 ちなみに入山ちゃんのキッカケは?

 

入山 もともと番組の大ファンだったんです。毎回、リアタイ視聴していて、同世代の女の子たちが頑張っている姿に刺激を受けていました。2期メンバーの募集があったら申し込みたかったぐらいだったんですよ!

 

友恵 そこに2期メンバー募集が来たわけね。

 

入山 そうです。もともと在籍していた事務所を辞めてオーディションを受けました。

 

友恵 すごい決断だね。

 

入山 実はオーディションの当日の3時まで番組をリアタイしてて……。

 

友恵 え!? じゃあ、ほとんど寝てないんじゃない?

 

入山 はい(笑)。仮眠をとって8時には家を出ていたと思います。だいたい3時間ぐらいしか寝てないんじゃないかな?

 

友恵小杉藤本 え~!!

 

入山 でも、オーディションには気合を入れて臨みましたよ! 1期生のみんなが選抜をかけて対決してきた姿を見てきていますからね。軽い気持ちで受けちゃ絶対にダメだと考えていました。

 

藤本 同じ2期生でも私の場合はちょっと違ったかもしれません。もともと1期生の上杉真央ちゃんとの共通の友達から「2期生の募集あるから応募してみたら?」と勧められたのがキッカケで応募しました。ちょうど大学3年生で就職活動について先生からも口酸っぱく言われるようになっていた時期でもあって、悩んでいたタイミングの話でもあったので「こんなチャンスめったにないよな」と考えてエントリーしたのを覚えています。その時に初めて番組を視聴しました。本当に締め切りギリギリだったと思います。ただ、デビューに向けて番組が進行していたのを見ていたはずなのに、ちゃんと理解が追い付いていなくて、オーディションに受かった後にデビューのことをちゃんと意識するようになりました。

 

友恵 そうだったの?

 

藤本 はい。もともとアイドルが好きだったわけでもありませんでしたし、もちろん、アイドルとして活動したこともありませんでした。右も左も分からない状況下に1期生の皆さんが真剣にガチで熱い気持ちを持って取り組んでいる姿を見てかなり刺激をいただきました。

 

友恵 そんなふうに見られていたんだ。

 

小杉 なんか恥ずかしい(笑)。

 

──1期生と2期生で交流はあるんですか?

 

友恵 実は1期生と2期生とで楽屋が別々なんですよ。まずは、同期同士で結束させるという事務所の方針で分けているそうです。最近はレッスンや仕事で2期生と接する機会も増えてきました。変に先輩を舐めている子もいませんし、みんな礼儀正しくて大好きになっちゃいました♡

 

小杉 私は楽屋の垣根を越えたことありますよ。仲良くなろうと思って2期生の楽屋に行って「ここでお弁当食べていいですか?」と聞いて。快く「おいで~」と歓迎してくれてうれしかったです。

 

入山 どっちが先輩か分かりませんよね(笑)。

 

──友恵さんはリーダー兼センターに大抜擢されました。

 

友恵 番組の方に決めていただきました。

 

小杉 でも、最初からリーダーっぽい感じでした。最初にメンバー同士のLINEグループを作ってくれたのも友恵ちゃんでしたし。多分、みんな予想していたと思いますよ。

 

友恵 私自身は全然リーダーシップをとるつもりはなくて、ただ人の役に立つことが好きなだけなんです。めちゃくちゃきれいごとに聞こえるかもしれませんが、「みんながやらなうなら私がやるよ」みたいなフランクな気持ちで行動しています。時には空回りしちゃうこともありますけど。

 

入山 みんなをまとめている姿に全く嫌味がないんです。普通、まとめ役の人って嫌われ役になりがちだと思うんですけど、友恵ちゃんの場合は嫌われるどころか、みんなから好かれているんですよ。

 

友恵 褒めちぎられて恥ずかしいな……。これまでは、キャプテンというよりは副キャプテンの立ち位置が多かったように思います。高校生の時に在籍していた吹奏楽部でもリーダーの補佐役のような立ち回りでしたし。

 

小杉 確かに吹奏楽部っぽいですよね。

 

藤本 私は勝手に女子バレー部だと思っていました。

 

友恵 それは今の髪形を見て判断したでしょ!

 

小杉 球技をやる女子の髪形ですよね。ちなみに私は図書委員でした。校内に掲示するポスターを制作する担当で「シン・ゴジラ」の絵を描いていました。

 

友恵 確かに絵を描くのが上手だよね。でも、図書委員の中でも暇だったから絵を描いていたんじゃないの?(笑) ゴジラのイラストを描くのに半年ぐらいかけていそう。

 

小杉 そんなに時間かけていませんよ! 色鉛筆で手早く描いていました。それこそ番組公式の「LINEスタンプ」をデザインしたこともあります。いつかフジコーズのメンバーのイラストバージョンを番組の名場面を集めて作りたい! 実写よりもイラストの方が実用的だと思いますし。

 

友恵 例えば、ここにいる3人だとどんなスタンプを作るの?

 

小杉 藤本ちゃんのは、2期生として最初に登場した回で友恵ちゃんに「絶対負けません!」と宣戦布告したシーンかな。

 

藤本 ありましたね(笑)。あの時は収録が終わった後に友恵ちゃんに謝罪したなぁ……。「いいよ全然。どんどん来てもらって大丈夫よ!」と言っていただけて、なんてかっこいい人なんだと感動した記憶が今でも残っています。

 

友恵 照れちゃう!

 

小杉 友恵ちゃんの場合はなんだろうな……。

 

入山 「1番好きな花はバラです」じゃないですか?

 

友恵 いやいや、そんなの使えないでしょ!

 

小杉 ドラマ「いちばん好きな花」(フジテレビ系)の出演をかけたアピール合戦を番組で行った時のやつですね。無事に出演を勝ち取ったのを祝して作りましょう!

 

──どのシーンに出演したんですか?

 

友恵 キャストの方が見ているテレビの中で放送されている映像として出演しました。いわゆる劇中劇です。話を戻します! 入山ちゃんは清純派のイメージだけに爽やかな「おはよう!」なんていいんじゃない?

 

小杉 なんかテキトーですね(笑)。

 

友恵 でも、一番しっくり来ると思うのよ。

 

入山 一番使われそうなスタンプでうれしいです。あと、「お疲れ~」なんかどうですか?

 

小杉 ピッタリですね。じゃあ、採用で! ちなみに私はどんなイメージですか?

 

入山 本当に天真爛漫の一言です。とにかくかわいい“ビジュアル担当”としてテレビで見ていました。

 

小杉 おお! ありがとうございます。ここは絶対に書いてくださいよ(笑)。

 

──そういえば、今日取材をしているメンバーでは小杉さんが一番年下なんですね。

 

小杉 はい。全メンバーの中でも19歳の世代が一番年下です。

 

藤本 私の方が年上なんですけど敬語を使っています。それでも、最初の頃が1期生全員に敬語を使っていたんですが、仕事をしていく中で徐々にタメ口で話す1期生も増えていますね。ただ、友恵ちゃんと小杉ちゃんには敬語のままです(笑)。

 

入山 リーダーとビジュ担だもんね。

 

友恵小杉 やめてよ~!

 

藤本 とはいえ、皆さんが本当にフレンドリーに接してくださるので、気が付いたらタメ口になっちゃう時もあります。

 

友恵 そっちの方がありがたいよ!

 

「打ち上げの席でMC陣といいカンジになったメンバーがいたゾ!」

──番組では生放送ならではのやらかしエピソードはありますか?

 

小杉 実は私が収録中に初めて涙を流したフジコなんですよ。4人組アイドルグループ「#2i2」(二一二)の天羽希純さんと「鉄棒ぷるぷるコマーシャル」と題した対決で勝利して泣いてしまいました。

 

友恵 あったね。

 

小杉 天羽さんが勝てば番組中に歌を披露できる流れの中で勝ってしまったんですよ。番組の最後に天羽さんが謝りながら泣いちゃって、「これは炎上してしまう……」と不安になってしまって私も「勝ってしまった……」と号泣してしまいました。でも、これがキッカケなのか「TOKYO  IDOL  FESTIVAL」でコラボライブをやらせていただきました。

 

友恵 まさに「禍を転じて福と為す」だね。放送事故がハイライトになることは多々あると思います。生放送中に泣くこともそうだけど、ルールがあるわけじゃないから、正解が分からないところだよね。

 

入山 私は友恵ちゃんのBKB(バイク川崎バイク)とのコラボが好きです。かなり振り切っていた(笑)。

 

友恵 大好きな芸人さんだったからね。ちゃんとやりきるしかないという意気込みだったで必死だったのよ。

 

小杉 私はタピオカミルクティーを口に含んで見ていましたよ。

 

友恵 笑ってくれなかったよね。

 

藤本 私はガチへこみしたやつがあります!

 

友恵 なになに?

 

藤本 サウナでさらば青春の光の森田哲矢さんに暴露話をした回です。ディレクターさんから分かりやすい暴露を注文されて、番組のギャラが安いことを話しちゃったんです。

 

友恵 あったね!

 

藤本 あまりにも生々しい話をしてしまっただけにネットにも賛否両論のコメントが出ていて……。「面白かった」と褒めてくれるものもあったんですけど、中には批判的なものもあって。それでも、森田さんをはじめとするMC陣が上手にフォローしてくださって、番組そのものが面白かったのだけが救いでした。その後に1期生の沖 玲萌ちゃんとお茶をする機会があった時に「早いうちに失敗しといた方がいいよ」と励ましていただきました。

 

小杉 言いそう(笑)。

 

藤本 ちゃんと失敗だったんだと改めて認識させられましたね(笑)。

 

小杉 そこは「事故じゃなかったよ」とかじゃなかったんですね(笑)。

 

藤本 そこは反省しつつ、ずっと引きの姿勢だったら成長もできないから、「どんどん挑戦して自分の適性を見つけていきな」とアドバイスをいただきました。そこから、どんどん前に出ていきたいなと思えるようになりました。

 

友恵 玲萌ちゃんは語り出したら止まらないタイプだけにいいこと言うね!

 

──MC陣との交流はあるんですか?

 

小杉 収録がメインになります。森田さんやオズワルドの伊藤俊介さんからは「小杉は楽しそうだな」とよく声をかけていただけますね。料理をするコーナーでよく声をかけていただきます。

 

友恵 確かにね。

 

小杉 佐久間宣行さんからも「番組の名場面といえば、小杉の料理中に炎が燃え上がったシーン。あの時は番組が終わると思ったわ」と言っていただけて(笑)。

 

入山 焼きそばを作った回ですね。

 

友恵 私は村重杏奈さんに無礼をはたらいてしまって……。実家で作った料理の写真を番組で披露した時に、盛り付けられたお皿が「イヴ・サンローラン」で、それを見た村重さんが「いいとこの子なんだ」とイジってくれたんです。なのに私がテンパってしまって「村重さんほどじゃないですよ」と返答しづらい返しをしてしまったんです。かなり失礼なキラーパスになってしまったので全力で謝罪した記憶があります。それでも、「大丈夫だよ」と優しく慰めていただけて。これがやらかしエピソードかも。

 

入山 私はMC陣との絡みはサウナぐらい。あとは、この前、番組の打ち上げがあって……と思ったけど、私はMC陣としゃべってないや。他のみんなはしゃべったんじゃないかな?

 

友恵小杉 私もほとんどしゃべってないかな。

 

藤本 私はたまたま席が近かった伊藤さんと話しました。

 

友恵 確かにかなりいい雰囲気だったよね。気安く2人の会話に割り込もうとしたら、「あ、これは入ったらダメなやつだわ」と察してしまう空気感があった。

 

藤本 そんな大げさな(笑)。でも、芸人さんと一緒にお酒を飲めるシチュエーションにアガっていたのは間違いないです。3か月前までは夢にも見ていない光景でしたからね。伊藤さんも森田さんもかなり優しいんです。ちゃんと1人ひとりに話を振っていただけて。こんな私にまで真摯に向き合ってくれるんだと感激しちゃいました。

 

友恵 何かアドバイスはもらえたの?

 

藤本 ポロっと女優を目指していることを話したら、「豪快な女優になってくれよ」と伊藤さんがエールを送ってくださって泣きそうになりました。

 

友恵 こりゃ、だいぶ酔ってたな(笑)。大学を卒業したら女優を目指すの?

 

藤本 学校では演出なども学んでいて、演じることと両方やれるのが理想ですね。でも、具体的にはノープランに近いです(笑)。友恵ちゃんは看護師さんになるんですか?

 

友恵 2月に国家試験を控えていて、今はその勉強に追われる日々かな。本当は配信とかやりたいことたくさんあるんだけど、勉強が最優先!

 

小杉 暗記が基本なんですか?

 

友恵 いや、暗記よりは理解が大事かも。高校の生物の授業は暗記がメインだったかもしれないけど、それ以上に免疫や病気についてちゃんと理解しないと解けない問題なのよ。なんとか芸能活動と両立したいところだけど……。合格して卒業しちゃう、フジコーズを続けられるかが今のところ未定なんだよね。女子大生なのが大前提のユニットだし。

 

小杉 今、マネージャーさんが苦笑いしているのが見えちゃった。

 

一同 爆笑

 

友恵 少なくとも、国家試験に落ちたらフジコーズに残留することは決まっています。入山ちゃんは卒業後の目標はあるの?

 

入山 私は女優を目指しています。NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に出演していたのんさんの演技に憧れています。まだまだ、経験も実績もありませんがやれることがら頑張りたいです。最後に小杉ちゃんは?

 

小杉 私は中川翔子さんみたいなタレントさんが目標です。「ポケットモンスター」が大好きで物心ついた頃から、中川さんが出演していたポケモンのテレビ番組を観ていました。ゲームや絵を描くことが好きなのも共通していて、おこがましい話なんですが、どこか通じるものがあると思っているんです。

 

──ちなみにポケモンはどの世代を最初にプレイしたんですか?

 

小杉 「ブラック・ホワイト」です。お兄ちゃんが「エメラルド」をやっていたので、さらに昔の世代のポケモンの知識もあります。それこそ、1日に1匹の色違いポケモンを捕まえるのをも目標にしてプレイしていましたね。4000分の1の出現率はやりがいがありますよ!

 

友恵 かなり難しいんじゃない。4000匹も出会わなきゃならないんでしょ?

 

小杉 それが楽しいんですよ。

 

友恵 4000匹全部対戦するの?

 

小杉 戦ったり、逃げたりですね。出会ったら、まず初手で「でんじは」を当てて麻痺させるんですよ!

 

友恵 知らん知らん! ほら、誰も話に付いて来れてないよ!(笑)

 

──最後に2024年の抱負を聞かせてください。

 

藤本 全国ライブツアーをやりたい! もっと私たちの存在を知ってもらえる機会になりますしね。ステージでパフォーマンスをするたびに、ファンの方からたくさんのパワーをいただいています。

 

小杉 あまり、具体的ではありませんが、ズバリ! ありのままの自分で一年間を楽しみたい!!

 

入山 セカンドシングルを出すのが目標です。カップリング曲の「思い出泥棒」のメンバーを含めて、メンバー全員でパフォーマンスできる曲をいただけるとうれしいです。そもそも、ライブツアーをするためにも曲数は必要ですし。

 

友恵 国家試験の結果次第にもなりますけど、フジコに残れる場合は「オールナイトフジコ」という番組をもっとバズらせたいですね。私たちがありのままを出せれば自然に面白くなると思いますし。女子大生たちのハプニングをどんどん見せていきたいですね。

 

 

<Information>

フジコーズ
デビューシングル「ウェーイTOKYO」絶賛発売中

 

オールナイトフジコ

フジテレビ系 毎週金曜日 24:55~26:55 https://www.fujitv.co.jp/allnight-fujiko/

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/多嶋正大

BiS ニューアルバムに“ナカコー”プロデュース楽曲も!「青風」ライブ映像を使用した動画も公開

BiSが2月28日(水)にリリースするオリジナルアルバム『NEVER MiND』の収録曲について、中村弘二が2曲をプロデュースしていることを発表した。

BiS

 

“ナカコー”こと中村弘二がプロデュースした楽曲は、1月4日・5日に東京・代官山UNITで開催された24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」で初披露された「青風」と「Olenimorph, ole」の2曲。

 

作詞は、さまざまなアーティストのプロジェクトに参加しているトラックメーカー/ラッパーのabelestが担当し、作曲を中村弘二/abelestが担当した。あわせて、レコーディング模様や「青風」のライブ映像を使用した動画も公開に。

 

中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ (DOPING PANDA)のプロデュースに続き、今回は中村弘二プロデュースと、日本が誇るトップクリエイターとのコラボレーションで、BiSの新境地がますます広がっていきそうだ。

 

動画

BiS「青風」(中村弘二プロデュース)the Document

リリース情報

Major 3rd Album『NEVER MiND』

2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 定価6,500円

【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 定価3,300円

 

イベント情報

3rdアルバム『NEVER MiND』リリースイベント

2024年1月14日(日)タワーレコード渋谷 B1F CUTUP STUDIO

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official Twitter:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

波乱万丈なアイドル人生とは? 愛来「ソロでの活動がAMEFURASSHIに還元できたらうれしい」

4人組ガールズグループ「AMEFURASSHI」のメンバーとして活躍する愛来。昨年5月にTikTokのダンス動画がバズったのをきっかけに注目を集め、ソロ活動も活発化。「オオカミ少年 ハマダ歌謡祭」(TBS)で歌唱力の高さが話題になるなど、地上波のバラエティでも頭角を現し、Z世代を中心に注目を集めている。小学生の頃から芸能活動を始めた彼女の波乱万丈なアイドル人生に迫る!

 

愛来●あいら…2002年12月8日生まれ。東京都出身。2011年よりアイドル活動を始め、2018年に「アメフラっシ」(現・AMEFURASSHI)結成。2020年4月より「めざましテレビ」(フジテレビ)にイマドキガールとして出演中。【AMEFURASSHI】公式サイト【愛来】公式Instagram【愛来】公式TikTok

 

【愛来さん撮り下ろし写真】

 

初めてももクロさんに会ったときはうれしくて大号泣

──愛来さんは小学3年生からアイドル活動を始めたそうですが、どういうきっかけで事務所に入ったんですか。

 

愛来 過去にお母さんがモデルをやっていて。その繋がりでお母さんの友達が、私の写真をスタダ(スターダストプロモーション)に送って、面接をしていただいて、所属することになりました。だから何も自分では理解できていなかったです。事務所の偉い方がいらっしゃって、見た目がすごく怖い方なんですが、まだ子どもだったので何も気にせずに、その人の前で、机でお絵かきをしていたのを覚えています(笑)。

 

──大人の方と接するのは平気だったんですか?

 

愛来 苦手でした。そもそも人見知りなんです。小さい頃にダンスを習うことになって、ダンス教室に行ったんですけど、初回レッスンがダンスの先生と一対一で。それも耐えられなくて、何もしないで帰りました。

 

──よく事務所に入ろうと思いましたね(笑)。

 

愛来 「みにちあ☆ベアーズ」というチアリーディングをテーマにしたアイドルグループがあって、初めてスタダの面接に行ったときに、「入りませんか?」と言われたんです。当時、チアリーダーに憧れていたので、習い事感覚で入りました。

 

──当時、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)でみにちあ☆ベアーズのパフォーマンスを見たんですが、まだ幼い女の子たちが、曲に合わせてチアをやっている姿が衝撃でした(笑)。

 

愛来 小学生のメンバーがほとんどだったので、危ないから人を跳ばしちゃいけなかったんです。だからダンスとも言えないようなパフォーマンスで、ポンポンを持って「イエーイ!」みたいな(笑)。

 

──みにちあ☆ベアーズには途中加入で、先輩もたくさんいましたが、すぐになじめましたか?

 

愛来 なかなかなじめませんでした。年齢も離れていたので。

──ダンスは得意だったんですか?

 

愛来 めちゃくちゃ下手でしたけど、楽しかったです。ただ私は当時から身長が大きかったから、下の土台を任されることが多くて。それはちょっと楽しくなかったけど、「愛来に任せておけば大丈夫」と周りから持ち上げられていたので、「まあね!」みたいな(笑)。

 

──アイドル自体に興味はあったんですか?

 

愛来 全くなかったです。事務所に入るときに、「うちにはももいろクローバーZというアイドルグループがいて」と教えていただいたんですが、そのときはももクロさんにもまだ興味がなくて。でも事務所に入って1、2年経ってからももクロさんのすごさが分かってきて、(百田)夏菜子ちゃんが大好きになりました。

 

──なぜももクロさんがいいなと感じたんですか?

 

愛来 きっかけは覚えていないんですけど、初めて買ったアーティストのCDが、ももクロさんのアルバム「バトル アンド ロマンス」(2011年)でした。その後、「ももクロ秋の2大祭り ~女祭り2012~」で流れるVTRに、幼少期の高城れにちゃん役で出演させてもらって。そのときに初めてももクロさんにお会いして、あまりのうれしさに大号泣しました。

 

──れにさん役だったけど、夏菜子さん推しなんですね。

 

愛来 そこは触れないでください(笑)。

 

──夏菜子さんのどこに惹かれたんですか。

 

愛来 当時は漠然と「好き」だったんですけど、一緒にお仕事させていただく機会も増えていくうちに、軸がしっかりしていて、オンとオフの線引きもちゃんとしていて、後輩にも気を遣ってくれて、笑顔が素敵で、いくつになってもかわいいですし……挙げだすとキリがないんですが、全てが最高です!

 

──今も夏菜子さんと会うと緊張するのでしょうか?

 

愛来 超緊張します! ももクロさんで緊張しないで接することができるのは、「浪江女子発組合」で一緒に活動していたあーりん(佐々木彩夏)ぐらいです。あーりんとは同じグループで、いつまでも緊張していたら逆に失礼かなと。

 

アイドルの自覚が出てきたのは3B juniorの活動が始まって1年ぐらい経ったとき

──2012年から一年間、みにちあ☆ベアーズと並行してアイドルグループ「KAGAJO☆4S」(以下、カガジョ)でも活動します。

 

愛来 どういう経緯でカガジョに入ったのか分からなくて、気づいたら掛け持ちしていたみたいな。カガジョはアイドルグループというよりも、冠番組があって、その中のドラマがメインでした。ドラマの世界から飛び出したという設定でアイドル活動もやっていました。私は「ハイスクール・ミュージカル」(2006年)が大好きで、ずっとお芝居に興味があったので、ドラマのお仕事は楽しかったです。

 

──カガジョは四姉妹という設定で、愛来さんは四女でした。

 

愛来 年齢的にも一番年下で、私が10歳のときに二十歳のメンバーもいたので、本当のお姉ちゃんみたいで。みんな優しくしてくれて楽しかったです。ただ当時は歌が苦手だったので、初めてちゃんと歌う曲があって難しかったです。

 

──その時点で将来的にもアイドルでやっていこうという意識はあったのでしょうか。

 

愛来 当時は芸能界にいるという感覚が全くなかったです。自覚が出てきたのは、3B juniorの活動が始まって1年ぐらい経ったときです。

 

──3B juniorは当初メンバーが26人いて、2014年11月から本格的な活動が始まります。

 

愛来 みにちあ☆ベアーズの活動が終わるときに「今後、女優とアイドルのどっちでやっていきたい?」と聞かれて。まだ小学生だったから自分で考えて選ぶことができず、仲の良い子がアイドルを選んだので、私もアイドルにしようって感じで3B juniorに入りました。

──26人もいて人見知りは発動しなかったんですか?

 

愛来 なかなかなじめなかったです。もともと、みんなで一緒に楽しむというよりは、一人でDSをするみたいなことばかりしていて、団体行動自体が苦手でした。オーディションで入ってきたメンバーも多かったので、面識のある子も少なかったですし、輪に入るのが難しくて。これだけ人数がいたら、私は埋もれるだろうなという気持ちもありました。結局、3B junior時代は一緒に遊びに行くほど仲が良い子もいなかったですし。その中で言うと、後にアメフラのメンバーになる子たちとは仲が良いほうでした。

 

──学校でも一人行動が多かったんですか?

 

愛来 学校では活発で、男の子と一緒になって鬼ごっこやサッカーをやっていました。そんな感じだったので、小学校でのあだ名は“ゴリラ”(笑)。嫌だったけど、確かに自分はゴリラっぽいなと思っていました。見た目も女の子っぽくなくて、前髪をちょんまげにしていましたし。だから女の子だけの3B juniorでは、なかなか自分を出せなかったのかも。

 

──アイドルの自覚を持ったきっかけは何だったんですか?

 

愛来 3B juniorの初期は年下組というのもあって私は一番後ろの端っこでした。そのうちグループ内ユニットの「ロッカジャポニカ」と「はちみつロケット」の活動が活発になるに従って、立ち位置がセンターに近づいていって、それがうれしくて。ダンスと歌を頑張れば頑張るほど前のほうのポジションに立つことができたので、やりがいもありました。

 

──愛来さんも2014年に「奥澤村」という4人組グループ内ユニットのメンバーに選ばれます。

 

愛来 奥澤村はれにちゃんプロデュースのユニットで、途中から湘南乃風さんのカバーもやらせていただいて。どのユニットよりもライブを盛り上げている自信がありましたし、すごく楽しかったです。

 

──奥澤村のメンバーとは仲良くやれていたんですか?

 

愛来 人数も少ないので、なじむことができました。中でも中村 優ちゃんとは家族ぐるみで仲が良くて、今もアメフラのライブを見に来てくれます。昨年8月にアメフラが「JAPAN EXPO MALAYSIA 2023」に出演したときは、たまたま優ちゃんのご両親がマレーシア旅行中で、特典会に来てくれたので驚きました。

 

──苦手意識のあった歌とダンスに自信がついたのはいつ頃ですか。

 

愛来 ダンスは毎年あーりん(佐々木彩夏)のバックダンサーで出演させてもらうようになってからです。振り付けの日は、ニュアンスなどを忘れないようにダンス動画を撮るんですが、それを見ると自分がものすごく下手で。今まで以上に練習したら、どんどんうまくなるのが自分でも分かって、より打ち込むようになりました。歌は「清塚信也のガチンコ3B junior」(フジテレビNEXT)という音楽番組が始まって、ピアノを伴奏に歌うという内容で。いろんなアーティストさんと一緒に歌わせていただいたり、作詞や作曲にも挑戦したりするうちに、歌うのが楽しくなって、もっと歌の練習を頑張ろうと思いました。

 

語学留学するかアイドルを続けるかで葛藤の日々

──3B juniorの後半、愛来さんはセンターが定着。しかし2018年11月3日のライブで3B juniorの活動は休止。同時に3B juniorのメンバー5人によるアイドルグループ「アメフラっシ」の活動が始まります。

 

愛来 ロッカジャポニカとはちみつロケットがデビューすることになって、羨ましい気持ちもありましたが、アメフラっシ結成を聞いたときは素直に喜べなくて。というのも3B junior解散ライブの後にアメフラッシの初お披露目があったので、解散前から並行してリハをやっていて、「終わるのに始まる」という状況に気持ちが追いつかなかったです。それにアメフラっシのメンバーは、3B juniorの中では比較的に内気であまり目立たないポジションの子たちが集まったので、全員気持ちがふわふわしていました。

 

──結成当時のアメフラは伸び悩んでいた印象です。

 

愛来 正直、コロナ禍前まではライブやイベントを開催しても集客がないし、私たち自身もふわふわした状態が続いて、活動を続ける意味があるのかなと思ったりすることもありました。メンバー間の信頼関係もまだ築けていなかったと思いますし、言われたことをやるだけという感じでした。

 

──アイドルを辞めようと思ったことはなかったんですか?

 

愛来 何度もありました。特に高校3年生でコロナ禍になって、進路のことを考えなきゃいけない時期は悩みました。英語が話せるようになりたくて、高校を卒業したら語学留学しようかなとも考えていたんですが、アメフラの活動が中途半端な状態だったから、このまま辞めるのも嫌だなと。私はBTSさんやBLACKPINKさんなどK-POPが好きなので、そういうアーティストになりたい気持ちもあって。もっとアイドル活動を頑張りたいという気持ちと、区切りをつけて語学留学したい気持ちの間で、ずっと葛藤していて。その上、コロナ禍だったので、何もしたくなくなって、家に引きこもっていました。

 

──そんな状況でも、アメフラの活動はあるわけですよね。

 

愛来 その時期はお仕事もマネージャーさんに調整してもらって、ちょっとずつ休ませてもらいました。休んだからと言って他にやりたいこともないし、解決策があるわけでもないので、あんまり気持ちも変わらなくて。理由もなく休んでいたから、メンバーの中には不信感もあったと思います。そのままの状態で活動を再開したんですが、気づいたら時間が解決したというか。留学したい気持ちは今もありますけど、いくつになっても行けるし、今は頑張りどころだなと思って芸能活動1本に絞りました。

──2020年からダンスを主体としたクールなパフォーマンスを前面に押し出したスタイルに変化して、2021年11月にはグループ名の表記がAMEFURASSHIになります。

 

愛来 2020年7月1日に配信スタートしたシングル「メタモルフォーズ」からダンスに力を入れ始めて、コロナ禍が収束して、がっつりライブでダンスを踊るようになって。そもそも同じSTARDUST PLANETのとき宣ちゃん(超ときめき♡宣伝部)みたいにかわいい曲が似合うメンバーが、アメフラには一人もいないですからね(笑)。だからこそ「アイドル・シーンのNEW RULESを最新のダンス・ミュージックで表現する」というグループのコンセプトが4人に合っていて、すごく可能性を感じました。

 

──その後、着実にアメフラの人気は拡大して、昨年12月22日に品川ステラホールで開催した結成5周年記念ワンマンライブは早々にソールドアウトしました。現在はソロとしての活動も目覚ましいですが、もっとソロ活動に力を入れたい気持ちもありますか?

 

愛来 めちゃめちゃあります! 同じスタダで言うと、北村匠海さんや佐野勇斗さん、もちろん夏菜子ちゃんもですが、個人でも活躍されていて、それによってグループがより多くの方に知ってもらえる機会にもなって、さらに人気が出ているじゃないですか。私もソロで活躍することで、アメフラに還元したい気持ちが強いです。やっぱり私の中では、グループとしてさらに前に進みたいのが一番にあるから、それに繋がることだったら何でもします。

 

ととのう方法を教えてもらってからサウナにハマってます!

──プライベートで今ハマっていることは何ですか?

 

愛来 趣味はサウナです。幼なじみの女の子と一緒にサウナに行ったときに、ととのう方法を教えてもらって、それまでは冷た過ぎて、水風呂に入れなかったんです。でも、サウナに入って、水風呂に入ってを頑張って繰り返していたら、めちゃくちゃ気持ち良くて、完全にハマっちゃいました。普段は3セット、足りないなってときは5セット。よく行く施設には岩盤浴もあって、汗かくのって最高です!

 

──サウナ以外でオフはどう過ごすことが多いですか。

 

愛来 寝ること、食べること(笑)。この間、0時に寝て、14時に起きたんですよ。1時間ぐらい起きていたんですけど、すぐに寝て、19時に起きてごはんを食べて、また寝ました。疲れているわけじゃなくて、寝るのが本当に好きなんです。あとメンバーの(鈴木)萌花と飲みに行くこともあります。

 

──お酒は何を飲むことが多いんですか?

 

愛来 飲めるお酒が少ないんですけど、ジャスミンハイとジントニックをよく飲みます。「ソーダとオレンジで甘すぎないお酒を作ってください」とオーダーしたりすることもあります。

 

──二人ともお酒は強いんですか?

 

愛来 強いわけではないんですけど、私も萌花も顔に出ないですね。外で飲むと気が引き締まるから、あまり酔わないんです。

 

──市川優月さんは昨年11月で二十歳になって、小島はなさんも今年2月で二十歳になりますが、いずれは4人で飲みに行くこともありそうですか?

 

愛来 あの4人で飲むのは怖い……。私と萌花は落ち着いているタイプでウエーイ系じゃなくてニコニコ系だけど、ゆづ(市川)はすごそう。お酒なしでカラオケに行っても、盛り上がり方がすさまじいですからね(笑)。でも一回ぐらいは4人で飲みに行きたいです。

 

 

 

AMEFURASSHI ワンマンLIVE

日時:2024年3月15日(金) open 18:00 / start 19:00

場所:EX THEATER ROPPONGI

◆一般 1階全自由 ¥7,800(税込・入場時別途ドリンク代・整理番号付き)
※お一人様2枚まで ※女性エリアあり

◆U-25 1階全自由 ¥6,500(税込・入場時別途ドリンク代・整理番号付き)
※お一人様2枚まで ※女性エリアあり

※公演当日25歳までの方が対象です。入場時、年齢のわかる身分証をご提示いただきます。身分証の確認ができない場合は、一般チケットとの差額をお支払いいただきご入場となります。
なお、身分証の確認ができない場合、払い戻しは行いません。忘れずに身分証をご持参ください。

・2階席 バルコニー席 着席指定席 ¥7,800(税込・入場時別途ドリンク代)
※お一人様2枚まで

・2階席 ファミリー指定席 ¥7,800(税込・入場時別途ドリンク代)
※お一人様4枚まで

※大人のみ、子供のみでのグループでの購入はできません。大人(中学生以上)/ 子供(3歳~小学6年生以下)
※大人の方は着席でのご観覧になります。
※背の高いお子様には係員より着席をお願いする場合がございます。
※後方のお客様にご留意いただきますようお願いします。

【全席種共通注意事項】
※チケットは全て電子チケットとなります。
※小学生以下のお子様連れのお客様はファミリー指定席をお申込み下さい。小学生以上有料。未就学児はひざ上観覧は無料。ただし、お席が必要な場合チケット購入をお願いします。

オフィシャル2次先行 1/16(火)12:00〜1/29(月)23:59

プレオーダー受付 ※クレカ決済のみ 2/2(金)12:00〜2/12(月・祝)23:59
https://eplus.jp/ameflash/

(問い合わせ)H.I.P. 03-3475-9999 / www.hipjpn.co.jp

主催・出演:AMEFURASSHI

 

撮影/河野優太 取材・文/猪口貴裕

リーガルリリー 結成10周年を記念して「リッケンバッカー (2024 ver.)」MVを公開!新アー写も解禁

リーガルリリーが、1月10日(水)に「リッケンバッカー (2024 ver.)」Music VideoをYouTubeに公開した。

リーガルリリー「リッケンバッカー (2024 ver.)」Music Videoサムネイル

 

「おんがくも、人をころす」「おんがくよ、人を生かせ」といった強烈なワードを無垢な声で歌い、邦ロックシーンで彗星のごとく話題になった「リッケンバッカー」は、2016年にリリースしたリーガルリリーの代表曲。

 

今年2024年に結成10周年を迎えることを記念してリビルドした本作は、「リッケンバッカー」のオリジナルMVと同じライブハウスである新代田FEVERにて昨年開催したライブ映像を使用した作品になっている。10代の頃から歌い続けてきたバンドの代表曲が、当時と今を繋ぐような演出の映像に仕上げられており、ライブの熱量を感じることができるだろう。

 

また、新しいアーティストビジュアルも解禁。1月17日(水)には、バンド結成当時の高校生だった時の感情をつづった新曲「17」のリリースを控え、春には東名阪ライブハウスツアーの開催を予定しているリーガルリリーの今後にも注目だ。

リーガルリリー(Art Director:坂脇慶、Photographer:池野詩織)

 

動画

リーガルリリー「リッケンバッカー (2024 ver.)」Music Video

 

リリース情報

Digital Single「17」
2024年1月17日(水)リリース

STREAMING & DL:https://kmu.lnk.to/_17
※Pre-add/Pre-save予約受付中

 

ライブ情報

Regallily “LIVE HOUSE TOUR 2024”
2024年3月28日(木)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
2024年3月31日(日)大阪・梅田CLUB QUATTRO
2024年4月11日(木)東京・渋谷CLUB QUATTRO

 

WEB

HP:http://www.office-augusta.com/regallily
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCej2kGRhpa5CUdOcQe5G8ZA
X:https://twitter.com/regal__lily
Instagram:https://www.instagram.com/regallily_official
TikTok:https://www.tiktok.com/@regallily_official

未歩なな&八木奈々&古川ほのか「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」デビュー曲のMV公開!『月ともぐら』

バラエティ番組『月ともぐら』(テレビ東京 毎週木曜 深夜3時05分~)から誕生したアイドルユニット「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」が、デビューシングル「LUNA LOOP」(ルナループ)を12月22日(金)配信。MVも公開され、振り付けを担当したタイガからコメントも到着した。

「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」

 

「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」は、番組に出演する「お月ちゃん」と呼ばれるメンバーがアイドルとして活動する「お月ちゃんのうた」プロジェクトの第1弾。未歩なな、八木奈々、古川ほのかの3人が活動する。

 

1stシングル「LUNA LOOP」は誰しもが持つ「こうなりたい」「ああなりたい」という自分の夢や理想を追いかける人たちへ向けた応援歌。王道アイドルソングらしい、かわいさ満点の曲調に。

 

公開されたMVもキラキラした夜の世界観をモチーフにかわいさ満点の内容となっており、終盤の3人がギュッと集まるカットでは日頃の仲の良さが垣間見え、それぞれ素の表情を見せている。

 

3人は今回、ダンスにも挑戦。振り付けはTikTokで広瀬香美「ロマンスの神様」のダンス動画で話題となり、「#タイガの振り付け」の総再生回数が2億8000万回を超える「タイガの振り付け」が担当。楽曲の世界観に合わせて、ダンス中にもウサギがピョンピョン跳ねる動きや月を表現する動きなど、誰もがマネしたくなるようなキャッチーな振り付けに仕上がっている。

 

さらに、楽曲タイトルの頭文字「L」を指で表現している振り付けなど、見つけたら思わず「あっ!」となるようなダンスにも注目だ。タイガのコメントは下記に掲載。

 

Mi LUNA from お月ちゃんのうた「LUNA LOOP」Music Video

 

振付師・タイガ コメント

今回の振り付けのポイントは、題名の「LUNA」の部分から手を三日月のようにする部分や間に入ってくる指を頭文字のLにする部分など、細かく見ると「あっ!」となるところです!

全体的にはアイドルっぽさを全面的に出したとにかくかわいさ&キャッチーさでまとめさせていただきました!

 

番組情報

『月ともぐら』
テレビ東京
毎週木曜 深夜3時05分~

MC:モグライダー

X(旧Twitter): @otsukichannouta (https://twitter.com/otsukichannouta)
Instagram:@otsukichannouta (https://www.instagram.com/otsukichannouta/
TikTok:@otsukichannouta(https://www.tiktok.com/@otsukichannouta

濱家隆一&生田絵梨花“ハマいく”が『第74回NHK紅白歌合戦』出演決定 ウラトークチャンネル司会はパンサー

12月31日(日)放送の『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合/BSP4K/BS8K/ラジオ第1 午後7時20分~11時45分)で、パンサーと鈴木奈穂子アナウンサーが副音声「紅白ウラトークチャンネル」の司会、渡辺健太アナウンサーと森田茉里恵アナウンサーがラジオ司会を務めることが決定。また、特別企画でハマいく(濱家隆一、生田絵梨花)が出演することも分かった。

『第74回NHK紅白歌合戦』パンサー

 

『第74回NHK紅白歌合戦』のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。このテーマには、ウクライナ情勢や相次ぐ自然災害など、人々が不安を抱える中、「国や、言葉や、世代を超えて“ボーダレス”に人と人とをつなげ感情を共有していく。そんな力が、音楽にはあります。今年の『紅白』で届ける歌の数々は、きっと皆さんを勇気づけ、離れた家族に安らぎをもたらし、まだ見ぬ海外の友人を笑顔にしてくれると思います」という期待が込められている。

 

今年も“副音声の実況トーク”「紅白ウラトークチャンネル」の放送が決定。番組ホームページとNHK MUSIC YouTubeチャンネルで“ライブ配信”も行っていく。

 

司会は、今年バラエティ番組を中心に大活躍のパンサーと、『あさイチ』でキャスターを務める鈴木奈穂子アナウンサー。「紅白ウラトークチャンネル」では、主音声では伝えきれない出場歌手の魅力や舞台裏の情報などを、お茶の間感たっぷりに届けていく。

 

また、ラジオ司会は『新・BS日本のうた』で司会を務める渡辺健太アナウンサーと、『NHK NEWS おはよう日本』でキャスターを務める森田茉里恵アナウンサーに決定した。

 

さらに、音楽番組『Venue101』でMCを務める濱家隆一(かまいたち)と生田絵梨花によるダンスボーカルユニット“ハマいく”が、特別企画で紅白に出場することが決定。

 

ハマいくは、昨年11月にデビュー曲「ビートDEトーヒ」をリリース。SNSで反響を呼び、“踊ってみた動画”の再生数は3億3千万回を突破。今年7月にはテレビ局の垣根を越え、NHKと民放の大型特番に同時出演し、「ビートDEトーヒ」をパフォーマンス。まさにボーダレスな活躍を見せた。

『第74回NHK紅白歌合戦』ハマいく (c)ユニバーサル ミュージック

 

番組情報

『第74回NHK紅白歌合戦』
NHK総合/BSP4K/BS8K/ラジオ第1
2023年12月31日(日)午後7時20分~11時45分
※中断ニュースあり
※NHKプラスでの配信あり

HP:https://www.nhk.or.jp/kouhaku/
Instagram:@nhk_kouhaku
X(旧Twitter):@nhk_kouhaku
LINE:https://page.line.me/nhk_kouhaku?openQrModal=true

(c)NHK

上白石萌音MC『発表!今年イチバン聴いた歌』4時間生放送「輝いた楽曲たちへの敬意を込めてしっかりと楽しく頑張ります!」

今年最後の日本テレビ系音楽特番『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2023~』(日本テレビ系 午後7時~10時54分)が12月27日(水)に放送されることが決定した。

上白石萌音

 

この番組は、2022年に誕生した日本テレビ系年末の音楽の祭典。サブスクで音楽を聴くことが多くなり、サブスク再生数急上昇によってヒット曲が多く誕生する時代。ストリーミング配信のチャートデータを基に、時代にも沿った「サブスク」×「テレビ」による音楽アワードを開催する。

 

サブスクランキングデータを基に、さまざまなジャンルで2023年最も聴かれた曲・アーティストを発表。ジャンルごとの1位をVTR&生歌唱で届けるほか、豪華出演アーティストによる「今年イチバン聴かれた歌」の生パフォーマンスも。果たして2023年の1位の栄冠に輝くのはどの曲なのか。

 

番組MCは、昨年に引き続き、女優としてはもちろん音楽界でも活躍する上白石萌音に決定。さらに日本テレビアナウンサーの藤井貴彦アナ、水卜麻美アナも昨年に引き続きMCとして出演する。

 

上白石は「今年も大好きなお二人と務めさせていただけること、とてもうれしいです。今年も大活躍なさったアーティストの皆さんと、輝いた楽曲たちへの敬意を込めて、しっかりと、楽しく、頑張ります!」とコメントを寄せている。

 

番組情報

『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード2023~』
日本テレビ系
2023年12月27日(水)午後7時~10時54分(生放送)

生田絵梨花がディズニー本社&スタジオ訪問「ウィッシュ」劇中歌のSPパフォーマンスも『星に願いを~ディズニー 夢と魔法の100年~』

ディズニー特番『星に願いを~ディズニー 夢と魔法の100年~』(NHK総合 午後7時57分~8時42分)が、12月12日(火)放送(※関西地方は、12月15日(金)放送)。生田絵梨花がアメリカ・ロサンゼルスのディズニー本社やディズニー・アニメーション・スタジオを訪ねる。

『星に願いを~ディズニー 夢と魔法の100年~』生田絵梨花(c)NHK総合

 

今年10月16日に創業100周年を迎えたディズニー。この番組では、100年にわたって名作を生み出し続けてきたウォルト・ディズニー社のアニメーションと音楽を軸に、その創造の原泉を探る。

 

アメリカ・ロサンゼルスのディズニー本社やディズニー・アニメーション・スタジオを訪ね、作品誕生の舞台裏を取材。創業者ウォルト・ディズニーが生前使っていた状態で残る執務室をはじめ、貴重なアーカイブが満載。

 

また、名作を手掛けたレジェンド・アニメーターの創作秘話や100年のオマージュを随所に込めた最新作「ウィッシュ」のクリエイターたちによる制作秘話など、ディズニーファンならずとも知的好奇心をかき立てられる内容に。

 

今回、渡米したのは、最新作「ウィッシュ」で主人公アーシャの日本版声優を担当した生田絵梨花。“日本のアーシャ”が創作の現場を体験、さらに最新作の劇中歌「ウィッシュ~この願い~」をスペシャルパフォーマンスで披露する。また番組を案内するナレーションは、「アナと雪の女王」の主人公・エルサ役を務めディズニーとゆかりの深い、松たか子が担当する。

『星に願いを~ディズニー 夢と魔法の100年~』(c)NHK総合

 

また、ディズニーの100周年を記念しNHK-FMの名物番組「三昧シリーズ」が、満を持してディズニー三昧を企画。8時間45分にわたってディズニーの魅力をたっぷり届ける『今日は一日“ディズニー”三昧』(NHK-FM 第一部:午後0時15分~6時50分、第二部:午後7時20分~10時)が、12月9日(土)に放送される。

 

今回は100周年にちなんで、その歴史を彩ってきた名曲100曲をオンエア。リスナーからのリクエストに徹底的に応え、ディズニー愛にあふれたメッセージやエピソードを紹介する。リクエストもさまざまなテーマで募集。好きな作品はもちろん、プリンセスやヴィランにまつわる曲、そしてパークでかかる曲もしっかりかけていく。

 

パーソナリティーは、大のディズニーマニアであるアーティスト・浅倉大介と、「塔の上のラプンツェル」の主人公ラプンツェルの日本版声優を担当した中川翔子。2人がディズニー愛満載の進行をしていく。また、ディズニーゆかりのゲストも多数出演予定。リクエストの受付は番組HPまで。

 

番組情報

『星に願いを~ディズニー 夢と魔法の100年~』
NHK総合
2023年12月12日(火)午後7時57分~8時42分
※大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山は、12月15日(金)午後7時57分~8時42分

番組HP:https://www.nhk.or.jp/music/programs/489771.html

『今日は一日“ディズニー”三昧』
NHK-FM
2023年12月9日(土)第一部:午後0時15分~6時50分、第二部:午後7時20分~10時

番組HP:https://nhk.jp/zanmai-disney

(c)NHK総合

盛り上がるエンタメ新時代!「KISS」が「3Dアバター」の仲間入り

伝説のロックバンド・KISSは、これで何度目かの最終公演を行った後に、3次元のアバターとして活動を続けていくことを発表しました。スウェーデンのエンタメ企業・Pophouse Entertainment Groupとの提携により実現したとのことです。

↑永久に不滅

 

KISSは最後の曲を演奏し終えた後、炎と煙の中に消えてきました。その後に照明が落とされ、リードボーカルのポール・スタンレー、ベースのジーン・シモンズ、ドラムのエリック・シンガー、ギターのトミー・セイヤーのアバターたちが登場して「ゴッド・ゲイヴ・ロックンロール・トゥ・ユー」を演奏。

 

そしてポールが「君たちの愛が、君たちの力が、僕らを不滅にした。新しいキッスの時代が今始まる」と叫び、今後はアバターで活動を続けると明かした次第です。

 

これらアバターは『スター・ウォーズ』や『トランスフォーマー』などのVFX(視覚効果)を手がけるILM(インダストリアル・ライト&マジック)が作成したもの。YouTube動画では、4人がアバターを作るためにモーションキャプチャースーツを着込んで演奏している姿が収録されています。

 

また、このショーを手がけるPophouseは、すでに1年以上前から世界的ポップグループABBAのバーチャルコンサートを行ってきました。実際のメンバーたちによる演奏や動きはモーションキャプチャーで再現しつつ、外見だけは3Dアバターにより若くするという手法であり、単にキャラクターを機械的に動かしているわけではありません。

 

KISSについては、「没入型のアバター・コンサート」を開催するとのこと。具体的にどのような開催形式になるのかは不明です。

 

生身のパフォーマーがいない「ライブ」ショーを、ファンは本当に観に来るのか? しかし、ABBAのアバターショーは、毎週200万ドル(約3億円※)を売り上げているそうです。また、テイラー・スウィフトのコンサート映画『THE ERAS TOUR』の全世界興行収入も2億5000万ドル(約368億円)を突破しており、KISSも大成功を収めるかもしれません。

※1ドル=約147.2円で換算(2023年12月4日現在)

 

日本では、数年前から映画館での応援上映は珍しくなくなっています。あるアイドルアニメ映画では、ファンたちは実際のコンサートのようにペンライトを振りながら声援を送っていたもの。もしかしたら、それは世界を先がける動きだったといえるかもしれません。

 

Source:Bloomberg, The Verge

僕が見たかった青空、初の選抜制となる2ndシングル「卒業まで」24年1・31発売 個別握手会も開催決定

僕が見たかった青空の2ndシングル「卒業まで」が、2024年1月31日(水)に発売されることが決定した。

僕が見たかった青空

 

乃木坂46公式ライバルとして2023年8月30日にデビューした23人組グループ・僕が見たかった青空(通称:僕青)。デビューシングル「⻘空について考える」は、オリコン週間シングルランキング3位、Billboardチャートヒートシーカーズ3週TOP10⼊りを果たし、Music VideoのSNS総再生回数は800万回を突破。『第65回 輝く!日本レコード大賞』新人賞を受賞することも決定した。

 

そんな僕青の2ndシングルは、初の選抜制を導入。2ndシングル選抜メンバーの12名は青空組、選抜以外のメンバー11名は雲組という名前で活動する。

 

表題曲「卒業まで」は、時代や世代を問わず、誰もが経験する初恋と卒業がテーマの心が苦しくなるほどの行き場のない恋心を描いた卒業ソングとなる。なお、グループ初の個別握手会を東京・大阪全4会場で開催することも発表された。青空組、雲組メンバーは下記に掲載。

 

青空組メンバー

・安納蒼衣(あんのう・あおい)
・伊藤ゆず(いとう・ゆず)
・金澤亜美(かなざわ・あみ)
・工藤唯愛(くどう・ゆあ)
・塩釜菜那(しおがま・なな)
・杉浦英恋(すぎうら・えれん)
・西森杏弥(にしもり・あや)
・早﨑すずき(はやさき・すずき)
・宮腰友里亜(みやこ・ゆりあ)
・八木仁愛(やぎ・とあ)
・柳堀花怜(やなぎほり・かれん)
・吉本此那(よしもと・ここな)

 

雲組メンバー

・青木宙帆(あおき・ゆうほ)
・秋田莉杏(あきた・りあん)
・今井優希(いまい・ゆき)
・岩本理瑚(いわもと・りこ)
・木下藍(きのした・あい)
・須永心海(すなが・みうな)
・萩原心花(はぎわら・ここか)
・長谷川稀未(はせがわ・ひとみ)
・持永真奈(もちなが・まな)
・八重樫美伊咲(やえがし・みいさ)
・山口結杏(やまぐち・ゆあん)

 

リリース情報

僕が見たかった青空 2ndシングル「卒業まで」
2024年1月31日(水)発売
予約:https://bokuao.lnk.to/2ndSG_CD

<Type-A~C>(CD+Blu-ray)初回盤・通常盤 各1,980円(税込)
<Type-C>通常盤(CD only)1,100円(税込)

<Type-A>(CD+Blu-ray)初回盤・通常盤
青空組が歌唱する「卒業まで」Music VideoとMusic Videoのメイキングドキュメントを収録
<Type-B>(CD+Blu-ray)初回盤・通常盤
カップリング曲(雲組曲)のMusic Videoとメイキング映像を収録
<Type-C>(CD+Blu-ray)初回盤・通常盤
新曲「卒業まで」レコーディングムービーと、僕が見たかった青空のデビュー日の様子を収録
<Type-C>(CD only)通常盤
全員で歌唱するカップリング曲がそれぞれ収録

個別握手会参加権利付き特設販売サイト:
https://shop.mu-mo.net/st/special/bokuao2ndakusyu/

アイドルグループ・役者・YouTuber、そしてソロアーティスト – 茜屋日海夏がエンターテイナーとして活動し続ける理由「みんなの楽しむ顔が見られたら、本望です」

役者としてさまざまな作品に出演し、声優アイドルグループ・i☆Risのメンバーとしても活動する茜屋日海夏が、アーティストとしてソロデビュー。「Himika Akaneya」名義で、2023年11月22日に「Stereo Sunset (Prod. AmPm)」をリリースする。小さい頃に両親が見ていたミュージカルのVHSに夢中になってから、歌やお芝居など表現する仕事に興味を持ったという茜屋。彼女にとって「歌」はどんな存在になっているのか。インタビューでは、確かなプロ意識と海外の方にも歌を届けたいという強い意思を感じる言葉が返ってきた。

茜屋日海夏

歌が好きになったきっかけはミュージカルのVHS

◆ソロアーティストとしてのデビューおめでとうございます。デビューが決まったときはどんな気持ちでしたか?

ビックリもありましたが、素直にうれしかったですね。いろいろなことにチャレンジしたいなと思いました。

 

◆小さい頃から、歌や音楽は好きでしたか?

気づいたら歌を口ずさんでいたくらい好きです。私の両親がミュージカルのVHSを持っていて、それを見て一緒に歌っていたんです。当たり前に歌や音楽が身近にありました。

 

◆ご両親がミュージカルをやっていた?

全然そんなことはなくて(笑)。ただ、見るのが好きだったのか、家にはそういうVHSがいっぱいあったんです。また、私はテレビっ子だったので、ドラマもたくさん見ていたんですよ。それもあって、自然と舞台やエンターテインメントの世界に憧れを持つようになりました。

 

◆音楽に関する習い事などはやっていましたか?

やりたかったのですが、習い事をあまりしてこなくて。でも、いろいろなことを新鮮に吸収できるので、今となってはよかったのかも、とは思っています。音楽の習い事はやっていませんでしたが、すごく泣き虫でメンタルはそんなに強くないほうだったので、泣き虫を直すためにスポーツ系の部活動をやっていました。

 

◆メンタルはそこで鍛えられた。

そうですね!

 

◆カラオケは好きでしたか?

好きですね。学生時代は友達と通っていました。坂本真綾さんの「ループ」をよく歌っていましたね!

 

◆アニメソングを歌っていたんですね。

正直、当時はアニメに詳しくなくて。実は、アニメ好きの子と一緒に行っていたので、盛り上げるためにアニソンを覚えていたんです。ただ、覚えるために聞いていたら、いい曲だなと思うものがすごく多くて。学生の頃はJ-POPをたくさん聞いていたのですが、アニソンにも惹かれていきました。

 

◆J-POPで最初に買ったCDは覚えていますか?

YUIさん・絢香さん・いきものがかりさんが好きで、CDを買って聴いた記憶があります。特に絢香さんに憧れていました!

 

◆では、最近はどんなジャンルの曲を聞いていますか?

自分が小学生の頃に流行っていた曲を聞くことが多くなりました。例えば、GReeeeNさんとか。

 

◆聞くようになったきっかけは?

「歌う!声優女子LIVE ゆるシェアルームへようこそ!」というイベントでアニソンやJ-POPをカバーして歌う機会があって。イベントで歌う曲を覚える作業をしているときに、「懐かしい」って思って、そこから聞くようになりました。

 

◆最近ではYouTubeで聞ける往年の名曲も増えてきましたよね。

そうなんです!オフィシャルさんがYouTubeにアップしてくれているんですよね。「THE FIRST TAKE」もありますし、1周まわって私が学生時代の楽曲が再燃しているなと感じています。

 

◆音楽って、ずっと残り続けるんだなとひしひし感じています。

そうですね。何年、何十年経っても愛される音楽を届けられる人って、本当にすごいなと思います。

 

◆茜屋さんも、きっと!

そうなりたいです。10年後くらいに「THE FIRST TAKE」で自分の曲を歌ってみたいですね(笑)。

 

◆なるほど(笑)。でも、それくらい長く活動していきたいということですよね。

はい。これからも求められる限り「Himika Akaneya」として活動していきたいですね。

 

◆その他、どういうジャンルの楽曲を聞きますか?

海外の曲やK-POPが多いですね。

 

◆インタビューしているなかで、K-POPを参考にされていると答えるアイドルの方もいらっしゃいます。

私も自分の歌い方を研究するためにもK-POPを聞いていて。日本語って、基本的には1音に1語をはめる歌い方なんです。一方、海外の言語だと「ちゃ」とか「じゃ」とか1音に2文字とか入ることがあって。韓国語もそれに近くて、英語と韓国語を混ぜても違和感がないんですよ。それがすごくオシャレで、奥深いなと思うんです。もちろん、ハキハキ1音・1音はめる日本語的な美しさもあります。上手く融合できないかなと、日々研究していますね。

 

海外の方にも自分の表現を届けたい

◆ここまで茜屋さんの音楽への思いについてお聞きしてきましたが、改めてデビューについてのお話を聞かせてください。まず、名前表記が「Himika Akaneya」となっているのが気になります。

海外の方にも自分の表現を届けたいという思いが強くて。その意思を名前から表現したくて、「Himika Akaneya」という英語表記にしました。今回、曲を作ってくださったAmPm(アムパム)さんは世界で活躍されている方ですし、表題曲の「Stereo Sunset (Prod. AmPm)」は海外でも人気の『頭文字D』の後継作『MFゴースト』のEDテーマ曲なので、より意識は強まりました。

 

◆i☆Risのメンバーや声優仲間のなかには、同じくソロアーティストとして活動されている方もいらっしゃいます。そういう方々の活躍は、茜屋さんの目にはどう映っていましたか?

ただただ、尊敬。リスペクトの気持ちでいっぱいですね。キャラクターソングを歌うとき、イベントでたまに1人でステージに立つこともあります。だからこそ、1人でステージ立つ大変さも少しは分かっていて。自分のソロ名義だと、ドキドキしてどこを見たらいいか分からなくなりそうだなと思っていました。みんな1人でステージに立っているときも堂々と歌っていて、カッコいいです。

 

◆CDに収録される楽曲についてお聞かせください。まずは表題曲の「Stereo Sunset (Prod. AmPm)」。

初めて聞いたとき、これまで自分が歌ってこなかったジャンルの曲で、これは挑戦だなと思いました。歌詞は情景が浮かびやすいものばかりで、夕方にドライブをしながら聞きたくなりましたね。

 

◆お気に入りのフレーズは?

サビ頭の「ステレオと恋なら止まらないで」や「シナリオの最後は明かさないで」など、自分の気持ちを吐露している口調が印象的です。あとは「La La La La La」という部分は、車で静かに口ずさんでいる感じをイメージしながら歌いました。特に2番サビ終わりの「La La La」は思わず出ちゃった感を意識しています。あとは、1番サビと最後のサビが同じ歌詞なのですが、ちょっと違うニュアンスを入れて歌いました。ぜひ聴き比べてほしいです。

 

◆レコーディングはいかがでしたか?

曲をいただいた段階で、どういうふうに歌声を乗せていこうか、どうニュアンスを付けようかなど、いろいろと考えていたんです。その考えや自分のイメージをレコーディングでも自由に表現させていただけました。メロディも歌詞に心情を乗せられるくらいの音域で、歌いやすかったですね。

 

◆i☆Risのメンバーとしてレコーディングするときと、ソロアーティストとしてのレコーディングは違った?

違いましたね。i☆Risのときはそれぞれの個性は活かしつつも、5人の歌声のニュアンスを合わせる必要があるんですよ。1人だと、そういう合わせるということがないんです。それがやりやすくもありましたが、やり方がいくらでもあって正解がない分の難しさも感じて。でも、レコーディングはすごく楽しかったですね。

 

◆本曲はMVも収録されたとお聞きしました。ソロアーティストとしてのMV撮影は緊張しましたか?

緊張はなかったですが、現場にいるみんなが私に視線を向けていると思うと、なんか、ニヤニヤしちゃいました(笑)。

 

◆改めて、どういうMVに仕上がっているのか教えてください。

車を運転しているシーンが出てくるなど、『MFゴースト』らしさも感じられるMVです。完成したものを見て、映像の質感なども含めて自分が想像していた通りの仕上がりでした。私は座って歌っているシーンに登場しますが、てっきり車を運転しているシーンにも出るのかなと思っていたんです。そしたら、「茜屋さんはそのシーンには出ません」と言われました(笑)。

◆茜屋さんはふだんから車を運転されますか?

昨年免許を取ってから、ペーパードライバーにならない程度に、ちょこちょこ運転しています。確か免許を取ったころに、今回のお話をいただいたんですよ。ベストタイミングでした。

 

◆ちょっと運命的なものを感じた。

そうですね。より愛着が湧きました。

 

◆自分の曲をかけながら運転すると、最高かもしれないです。

それが楽しみなんですよね。リリースされたらやろうと思っています(笑)。

 

◆ちなみに、欲しい車はありますか?

海外メーカーのかわいい車を狙っています!いつか乗れたらいいなぁ。

 

役者を軸にというのは絶対にブレないようにしたい

◆カップリング曲「SARANG」についてもお聞かせください。こちらはご自身で作詞されています。

カップリング曲は作詞しましょうという提案があって、ぜひとお返事しました。私、ふだんから詞を書き貯めているんですよ。今回はちょっとダウナーな恋愛ソングを書きたいと思って、ストックのなかから使えるものを引っ張り出してきました。ただ、ダウナーではありつつも、暗い曲調にはしたくないなと思って。それを作編曲してくださったARAKIさんに伝えたら、もうまさにピッタリの楽曲を作ってくださいました。

 

◆韓国語が歌詞の中に入っていますね。

ARAKIさんと打ち合わせしているときに、1作目だし自分のルーツを活かしてもいいんじゃないかというお話をいただいたんです。私は父が韓国人で、自分が高校は英語科で勉強していたこともあるので、そこを活かせたらと思い、歌詞に韓国語・英語を取り入れました。ある意味で自己紹介的な曲に仕上がったと思います。

 

◆レコーディングはいかがでしたか?

Aメロ・Bメロは日本語と英語の切り替えが早いので、そこはスッといけるように意識しました。

 

◆K-POPを意識されているところもある?

ありますね。いちばん参考にさせていただいたのは、BLACKPINKのロゼちゃんが1人で歌っている曲です。

 

◆今後は、全編英語・韓国語という曲にも挑戦したい?

実は、本当はそれをやりたかったんですよ。ただ一作目ということもあって、ちょっとずつ入れていこうということでこの形になりました。海外の方にも私の歌が届くよう、頑張りたいですね。

 

◆茜屋さんは役者として活躍されているほか、声優アイドルグループ・i☆Risのメンバーとしても活動し、YouTubeでは挑戦的な企画をやられています。そして今回のソロアーティストデビュー。今後、エンターテイナーとしてどうなっていきたいですか?

改めて思うと、いろいろとやらせていただいていますね…!まずは役者として、ジャンルは問わず、声の仕事も体を動かす仕事も、シリアスな芝居やコメディもやりたい。何者にも化けられる役者でありたいですね。そして、求められるものには応えていきたいです。人に喜んでもらいたいから、エンターテインメントをやっているので。みんなの楽しむ顔や感動した顔が見られたら、本望です。

 

◆YouTubeでの挑戦的な企画も、求められる限りは続けていきたい?

喜んでいてくれる人がいる限りは続けていきたいです。ああいう企画に挑戦することが息抜きにもなっていますので(笑)。

 

◆いいバランスで活動ができている。

そうですね!

 

◆本日はいろいろなお話ありがとうございました。最後に、茜屋さんにとって「歌」はどのようなものになっていますか?

私、公の場を歩いているときにも歌を口ずさんじゃうくらい、歌うことが染みついちゃっているんです。小さい頃から当たり前のようにある存在が歌なんですよね。ただ、自分の中で当たり前に出てくる歌と、人に届ける歌は違う。そこはこれからも研究を続けて、自分の好きな歌を保ちつつ、いいものを届けられるよう、試行錯誤しながら頑張っていきたいです!

 

◆自分のなかで届けたいものと、お客さんが求めていることが違う場合がある。

そうなんですよ。だから、自分もお客さんも楽しめるいいところを狙えるように、頑張っていきます!

 

●text/M.TOKU

 

PROFILE

茜屋日海夏

●あかねや・ひみか…7月16日生まれ。秋田県由利本荘市出身。O型。役者としての主な出演作はアニメ『プリパラ』真中らぁら役、舞台「ワールドトリガー the Stage」宇佐美栞役など。声優とアイドルのハイブリットユニット・i☆Risのメンバーとしても活動。

 

リリース情報

1stシングル「Stereo Sunset (Prod. AmPm)」

2023年11月22日発売

 

CD盤:1,980円(税込)

CD+Blu-ray+フォトブック盤:4,400円(税込)

 

<CD収録内容>

M-01. Stereo Sunset (Prod. AmPm)

M-02. SARANG

M-03. Stereo Sunset (Prod. AmPm) -Instrumental-

M-04. SARANG -Instrumental-

 

<Blu-ray収録内容>

・Stereo Sunset (Prod. AmPm) -Music Video-

・Stereo Sunset (Prod. AmPm) -Off Shot Movie-

 

WEB

茜屋日海夏公式Instagram:https://www.instagram.com/himika_akaneya_official/

茜屋日海夏公式X:https://twitter.com/iRis_a_himi

ひみちゃんねる:https://www.youtube.com/channel/UCwCfG7UHT9jubtG1M5dH4Bw

乃木坂46最年少・小川彩が初センター 5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」MV公開 テーマは「目覚め」

乃木坂46が12月6日(水)に発売する34thシングル「Monopoly」の通常版に収録される5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」のミュージックビデオが、オフィシャルYouTubeで公開された。

乃木坂46・5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」Music Video

 

10月末に神奈川県内で撮影された「いつの日にか、あの歌を…」のMV。「目覚め」をテーマに、5期生曲でも初のセンターを務めるグループ最年少メンバー・小川彩の海辺の撮影では、強風で髪の毛が多々乱れたものの、とにかくダンスに集中して撮影を行った。

 

映像ディレクターとして多数のMVを手掛け、乃木坂46では「月の大きさ」「錆びたコンパス」、また5期生曲「考えないようにする」に引き続き、大久保拓朗が監督として指揮を執った所にも注目のMVとなる。

 

乃木坂46「いつの日にか、あの歌を…」MV

 

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」
2023年12月6日(水)発売

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)
※各タイプごとに特典映像を収録、全国イベント参加券1枚封入
※生写真1枚封入(34名×4種=全136種のうち1種ランダム封入)
通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/
乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

乃木坂46 愛を独占したい遠藤さくらと、応えようとしない賀喜遥香…交錯する2人の思いをコンセプトに制作した「Monopoly」MV公開

乃木坂46が12月6日(水)に発売する34thシングル「Monopoly」のMusic Videoが、オフィシャルYou Tubeにて公開された。

乃木坂46「Monopoly」Music Video

 

11月上旬、静岡県西伊豆にて2日間撮影した今回のMV。「独占欲」をテーマに掲げ、遠藤さくらが賀喜遥香の愛を独占したいと思いつつも、それに応えようとしない賀喜遥香。交錯する2人の思いをコンセプトに制作された。

 

映像ディレクターとしてTVCMや企業ブランディング映像など多岐にわたり活躍し、乃木坂46では「制服のマネキン」「シンクロニシティ」「しあわせの保護色」「最後のTight Hug」など多数のMVを手掛けた池田一真が監督を務めた。

 

物が壊れていく様子など、撮影チャンスが1回しかないシーンが多数あったため、綿密なリハーサルを何度も繰り返してから撮影に臨んだという。また今作のWセンターを務める遠藤さくらと賀喜遥香は2人で撮影するシーンが多く、終日コミュニケーションをとりながらの撮影となった。

 

乃木坂46「Monopoly」MV

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」

2023年12月6日(水)発売

 

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)

※各タイプごとに特典映像を収録、全国イベント参加券1枚封入

※生写真1枚封入(34名×4種=全136種のうち1種ランダム封入)

通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

 

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

 

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/

乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

モーニング娘。’23 譜久村聖の卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』を放送 卒業公演の生中継も

モーニング娘。’23 譜久村聖の卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』(CSテレ朝チャンネル1 午後7時~)が、11月24日(金)に放送。譜久村聖からコメントが到着した。

 

ハロプロエッグから15年目、モーニング娘。加入から12年目を迎え、グループリーダーとして9年目、ハロー!プロジェクトのリーダーとしても4年目を迎えていた譜久村聖。

 

昨年末、モーニング娘。とハロー!プロジェクトからの卒業を発表。いよいよ11月29日(水)、神奈川・横浜アリーナで開催される『モーニング娘。’23 コンサートツアー秋「Neverending Shine Show 〜聖域〜」譜久村聖 卒業スペシャル』(CSテレ朝チャンネル1 午後5時40分~独占生中継)にて、卒業を迎える。

 

2008年6月にハロプロエッグに加入した譜久村が、モーニング娘。9期メンバーに選ばれたのは2011年1月。2014年11月に道重さゆみの卒業後、歴代最年少でモーニング娘。9代目リーダーに就任。2019年6月からは和田彩花(アンジュルム)の後任として、ハロー!プロジェクトのリーダーを務めてきた。

 

グループ在籍期間歴代最長を記録するなど、長年にわたりモーニング娘。&ハロー!プロジェクトを牽引してきた譜久村の卒業ステージを全国のファンへリアルタイムでお届けする。

モーニング娘。’23 譜久村聖卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』(c)テレビ朝日

 

それに先駆けて11月24日に放送される卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』では、14人のメンバーで譜久村聖のモーニング娘。としての軌跡を振り返り、その思いに迫ることに。

 

序盤は「3つの時代で振り返る!譜久村聖のモーニング娘。ヒストリー」と題して、譜久村聖10年間のモーニング娘。人生を振り返る企画。「出会いがすてきな人生」と自身の10年を回顧するように、加入後から今に至るまでに触れ合ったメンバーや楽曲に対する深い愛を当時の裏話や写真、CDジャケットと共に振り返る。

 

自身がモーニング娘。にサプライズ加入する瞬間の心境や、リーダー就任時期に加入した12期メンバー(野中美希・牧野真莉愛・羽賀朱音) と迎える初の武道館公演。当時のメンバーにはただならぬ思い入れが…。そして譜久村聖と同期・生田衣梨奈の唯一の衝突、さらに譜久村だけでなく、各メンバーが加入してきた当時の思い出なども併せて振り返る。

モーニング娘。’23 譜久村聖卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』(c)テレビ朝日

 

中盤ブロック「譜久村聖的モーニング娘。ミュージック世界(ワールド)」では、譜久村の魅力の一つである、楽曲の解釈の深さや人一倍楽曲思いなポイントを深掘り。テーマごとに思いの深い楽曲を披露する。

 

感受性が豊かすぎて、歌うことに苦労した楽曲とは。1つの楽曲のワンフレーズもさまざまな心情に置き換えて歌いあげる譜久村聖の頭の中をのぞくことができるかも。話題に上がった楽曲は卒業公演で披露されるのか、より一層当日のライブが楽しめるだろう。

 

中盤戦後半は「実は天然!?みずき伝説」。ステージ上で美しくかれんにパフォーマンスするが、ステージを降りると一転、かわいくド天然なエピソードを各メンバーが暴露する。生田衣梨奈の、譜久村や後輩へのイケメンすぎる対応とは。

 

メンバーにはおなじみという寝ながらなんでもする様子を動画と共にお届けし、天然すぎてもはやメンバーが悲鳴を上げるほど恐怖するエピソードも。最後にはモーニング娘。OGの石川梨華と高橋愛から天然エピソードも暴露される。

 

収録後、サプライズでメンバー全員から譜久村聖への2Sで思いを伝えるコーナーに。さながらファンとのお話会のような雰囲気となり、緊張や加入時のこと、ツアー中に抱えていたことなどを振り返り、こみあげてくる感情に落涙。13人ならではのリアクションと、思い思いの形で感謝を伝える。譜久村聖の「出会いがすてきな人生」を体現するかのような愛と感謝に包まれた瞬間となった。

 

現体制のモーニング娘。とはどうやって形成されたのか。また、譜久村聖とはどのような人物なのか。加入当初の情景から、卒業公演後、翌日にしたいこととまで、初めてモーニング娘。に触れる方からずっと彼女たちの背中を追い続けるフリークの方まで、幅広く深く、卒業を控えるありのままの気持ちを楽しめる内容となっている。譜久村のコメントは下記に掲載。

 

譜久村聖 コメント

卒業まで1週間。

実感湧かずぽわぽわしていますが

私のモーニング娘。人生を全力でぶつけられたらと思います!

 

番組情報

モーニング娘。’23 譜久村聖卒業特番『I WISH モーニング娘。って素晴らしい』
CSテレ朝チャンネル1
2023年11月24日(金)午後7時~
※スカパー!番組配信にて11月27日(月)午後8時30分まで見逃し配信あり

『〈独占生中継〉モーニング娘。’23コンサートツアー秋
「Neverending Shine Show〜聖域〜」譜久村聖 卒業スペシャル』
2023年11月29日(水)午後5時40分~

テレ朝チャンネルHP:http://www.tv-asahi.co.jp/ch/
番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0688/

(c)テレビ朝日

セクシー女優の未歩なな&八木奈々&古川ほのかがアイドルユニット「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」結成!12・22配信デビュー『月ともぐら』

バラエティ番組『月ともぐら』(テレビ東京 毎週木曜 深夜3時05分~)から誕生したアイドルユニット「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」が、2023年12月22日(金)にデビュー曲を配信。2024年1月24日(水)にはCD発売も決定した。

「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」

 

「Mi LUNA from お月ちゃんのうた」は、番組に出演する「お月ちゃん」と呼ばれるメンバーがアイドルとして活動する「お月ちゃんのうた」プロジェクトの第1弾。

 

グループ名の「Mi LUNA」は「ME=私」と「日々形を変える月=LUNA」を掛け合わせたグループ名となっており、日々形を変えて夜空を照らす月のように時にはそれぞれの個性のまま、時には何者かを演じながら周囲を照らすアイドルグループとなっている。

 

メンバーの未歩なな、八木奈々、古川ほのかは、3人は今年10月に行われた番組イベント「舞台版 月ともぐら 胸キュンコラボグランプリ」内のコント企画でアイドルグループ「単車ガールズ」を演じ、オリジナル楽曲も披露。コント上では「単車ガールズ」は解散し幕を閉じたが、今回その3人が実際にアイドルとしてデビューすることとなった。

 

活動詳細は後日、『月ともぐら』番組内や「お月ちゃんのうた」公式SNSにて順次発表される。

 

番組情報

『月ともぐら』
テレビ東京
毎週木曜 深夜3時05分~

MC:モグライダー

X(旧Twitter): @otsukichannouta (https://twitter.com/otsukichannouta)
Instagram:@otsukichannouta (https://www.instagram.com/otsukichannouta/)

梅澤美波・与田祐希・筒井あやめが「超・乃木坂スター誕生!LIVE」にゲスト出演「ステージに彩りを加えられるよう頑張ります」

梅澤美波・与田祐希・筒井あやめが、12月16日(土)、17日(日)に東京・代々木第一体育館で開催される「超・乃木坂スター誕生!LIVE」にゲスト出演することが決定。梅澤からコメントが到着した。

梅澤美波・与田祐希・筒井あやめ

 

乃木坂46期待の新星である5期生が昭和・平成の名曲を歌唱&本格的なコントに初挑戦している音楽バラエティー『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ 毎週月曜 深夜1時29分~1時59分)。

 

番組発のLIVEとなる「超・乃木坂スター誕生!LIVE」では、これまで挑戦してきたカバー曲の数々を披露し、さまざまなキャラクターを演じて好評のコントに生で挑戦。さらに、乃木坂46の楽曲パフォーマンスも行われる。

 

そんな本LIVEに、3期生の梅澤美波、与田祐希、4期生の筒井あやめがゲスト出演。5期生と歌でのコラボレーションはもちろん、生で挑戦するコントにも登場。過去に『ノギザカスキッツ ACT2』(20~21年/日本テレビ)で、数々のコントに挑戦した経験を持つ3人は、どんなキャラクターに扮して共演するのか。このLIVEでしか見られない、先輩&後輩の超レアな共演となっている。

 

梅澤のコメントは下記に掲載。

 

梅澤美波 コメント

このたび、「超・乃木坂スター誕生!LIVE」に出演させていただくことになりました!

 

5期生たちが、かわいく、はかなく、かっこよく、かれんに、さまざまな楽曲と向き合い歌い踊り、新たな魅力を毎度見せてくれる『乃木坂スター誕生!』には、先輩の私としても感謝しています。そして何よりオズワルドさんの存在が心強い!心からありがとうございます!

 

そんな感謝の気持ちも込めて、そして先輩としての迫力も込めて、挑ませていただきます。かわいい5期生たちのステージにより彩りを加えられるよう頑張ります。お楽しみに!

 

イベント情報

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」

2023年12月16日(土)午後5時開場/午後6時30分開演:ゲスト・梅澤美波

2023年12月17日(日)午前10時30分開場/正午開演:ゲスト・与田祐希

2023年12月17日(日)午後5時開場/午後6時30分開演:ゲスト・筒井あやめ

会場:国立代々木競技場第一体育館

 

チケット:9,800 円 (税込)

 

イベント公式サイト:https://nogistar-live.jp

 

番組情報

『超・乃木坂スター誕生!』

日本テレビ

毎週月曜 深夜1時29分~1時59分

 

番組公式サイト:https://www.ntv.co.jp/newnogistar/

番組公式 X(旧 Twitter):https://twitter.com/nogista_ntv

番組公式 TikTok:https://www.tiktok.com/@nogista_ntv

 

©日本テレビ

ハマ・オカモト&齋藤飛鳥MC『ハマスカ放送部』イベント第2弾が24年2・6開催決定!「こないとグーパンです」

『ハマスカ放送部』(テレビ朝日系 毎週月曜 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域を除く)のイベント第2弾「ハマスカ生放送部 HEY!MUSIC! HAPPY!MEETING!’24~見てくれないとグーパン祭~」が開催決定。番組MCを務めるハマ・オカモトと齋藤飛鳥よりコメントが到着した。

『ハマスカ放送部』左から)ハマ・オカモト、齋藤飛鳥©テレビ朝日

 

ロックバンド・OKAMOTO’SのベーシストでラジオDJとしての評価も高いハマ・オカモトと、乃木坂46を卒業し、女優・モデルなどで活躍中の齋藤飛鳥という異色コンビが繰り広げる音楽トーク番組『ハマスカ放送部』。

 

このたび、2回目となる番組イベントの開催が決定。MC2人の独特の空気感がクセになる…という雰囲気はそのままに、今年も「完全ノーカット」「テレビには映らない2人の生の姿」を超至近距離で楽しめるファンミーティングとなっている。

 

トークあり、対決あり、音楽ありの盛りだくさんの内容を予定しているほか、今年もスペシャルなゲスト&コラボを準備中。その詳細は番組内で少しずつ明らかに。

 

なお、テレビ朝日の新しい電子チケット・サービス「テレ朝チケット」で11月21日(火)午後11時59分まで、番組最速抽選先行の申込を受付中。さらに、前回に引き続き、2公演ともテレビ朝日のライブ動画配信サービス「テレ朝動画」にて有料での生配信を予定している。

 

ハマ・オカモト コメント

皆さまのおかげで2回目の番組イベントを開催することになりました。こないとグーパンです。

 

齋藤飛鳥 コメント

あんなに内容が詰め詰めだったから、一度きりのイベントなんだろうな、と思っていました。またやってほしいという声があったのか、言わせているのかはわからないですが開催が決まったのなら、しっかり楽しまなければならないですね!ステージに立つ、という機会がなかなか無い今、皆さんとどんな距離感で、どんな風に接することができるのか、楽しみです。グッズもかわいいな!

 

イベント情報

「ハマスカ生放送部 HEY!MUSIC! HAPPY!MEETING!’24~見てくれないとグーパン祭~」

日時:2024年2月6日(火)

A面:午後1時開場/午後2時開演

B面:午後6時30分開場/午後7時30分開演

 

会場:EXシアター六本木

 

出演:ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)・齋藤飛鳥  …and more

 

<チケット ※電子チケットのみの取り扱い>

S席 8,500円(税込) *B3F前方フロア+特典グッズ付

A席 6,000円(税込) *B2F中間・後方フロア

B席 5,000円(税込) *B1Fスタンド席

 

◆受付スケジュール ※受付プレイガイド:テレ朝チケット

・番組最速抽選先行:受付中 ~11月21日(火)午後11時59分

・一般発売(予定):2024年1月13日(土)午前10時~

 

テレ朝チケット:https://ticket.tv-asahi.co.jp/ex/project/hamasukahousoubu2024

 

番組情報

『ハマスカ放送部』

テレビ朝日系

毎週月曜 深夜0時15分~0時45分 ※一部地域を除く

 

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/hamasukahousoubu/

番組公式X(旧Twitter):@hamasuka_bd

番組公式Instagram:@hamasuka_bd

 

©テレビ朝日

乃木坂46、生配信ライブで遠藤さくら・賀喜遥香Wセンター曲「Monopoly」を初披露!改装中の「SHIBUYA TSUTAYA」がステージ

11月14日、乃木坂46が「SHIBUYA TSUTAYA」をステージに、「Monopoly First Live」と題したYouTube生配信ライブを敢行。遠藤さくら・賀喜遥香が初のダブルセンターを飾る、12月6日(水)発売のNewシングル「Monopoly」を初披露した。

「Monopoly」Wセンターを務める遠藤さくら・賀喜遥香

 

2024年春の再オープンに向けて現在改装中である「SHIBUYA TSUTAYA」は、乃木坂46にとって自身のCDやメンバーの写真集などを発売するたびに大規模なパネル展を実施するなど、グループやファンにとってもゆかりの深い場所。

 

現在は立ち入りできない場所を特別に借りてのパフォーマンスとなり、約10分間の短い配信ではあったが、18.5万人の同時視聴者数を集めるなど、注目を集めた中での初披露となった。

 

なお、シングル表題曲「Monopoly」は各音楽配信サイトにて先行配信中。

「Monopoly 」を披露した乃木坂46

 

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」
2023年12月6日(水)発売
先行配信:https://nogizaka46.lnk.to/Monopoly

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)
※全形態、特典映像収録および封入特典あり
通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

 

WEB

乃木坂46 公式HP:http://www.nogizaka46.com/
乃木坂46 公式X:https://twitter.com/nogizaka46

乃木坂46、生配信ライブで遠藤さくら・賀喜遥香Wセンター曲「Monopoly」を初披露!改装中の「SHIBUYA TSUTAYA」がステージ

11月14日、乃木坂46が「SHIBUYA TSUTAYA」をステージに、「Monopoly First Live」と題したYouTube生配信ライブを敢行。遠藤さくら・賀喜遥香が初のダブルセンターを飾る、12月6日(水)発売のNewシングル「Monopoly」を初披露した。

「Monopoly」Wセンターを務める遠藤さくら・賀喜遥香

 

2024年春の再オープンに向けて現在改装中である「SHIBUYA TSUTAYA」は、乃木坂46にとって自身のCDやメンバーの写真集などを発売するたびに大規模なパネル展を実施するなど、グループやファンにとってもゆかりの深い場所。

 

現在は立ち入りできない場所を特別に借りてのパフォーマンスとなり、約10分間の短い配信ではあったが、18.5万人の同時視聴者数を集めるなど、注目を集めた中での初披露となった。

 

なお、シングル表題曲「Monopoly」は各音楽配信サイトにて先行配信中。

「Monopoly 」を披露した乃木坂46

 

リリース情報

乃木坂46 34thシングル「Monopoly」
2023年12月6日(水)発売
先行配信:https://nogizaka46.lnk.to/Monopoly

初回仕様限定(CD+Blu-ray)Type-A~Dの4種:各2,000円(税込)
※全形態、特典映像収録および封入特典あり
通常盤(CDのみ):1,200円(税込)

特設サイト:https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/34th_single

 

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望海風斗「“あの経験があったから今の自分がある”と思えるほど、成長のきっかけになったコンサートでした」

圧巻の歌唱力を誇り、近年出演したミュージカル『DREAMGIRLS』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の話題も記憶に新しい望海風斗さん。元宝塚歌劇団雪組トップスターとして活躍し、2021年に退団。その同年に開催した初のコンサート『望海風斗CONCERT「SPERO」』がホームドラマチャンネルにてオンエアーされます。構成、演出、衣装などこだわりが詰まった公演の見どころ、また当時の心境などを放送に先駆け御本人にたっぷりとうかがいました。

 

望海風斗●のぞみ・ふうと…神奈川県出身。女優・歌手。宝塚歌劇団入団後、2003年に月組公演『花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン』で初舞台を踏む。2017年、雪組トップスターに就任。2021年の退団後は舞台を中心に幅広く活躍。主な出演作に『ガイズ&ドールズ』『DREAMGIRLS』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』など。2024年には『イザボー』、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』(再演)の出演が控えている。公式HPInstagram

望海風斗さん撮り下ろし写真

私にとっての“初めての一歩”。選曲にもこだわりました

──2021年に開催された『望海風斗CONCERT「SPERO」』をあらためて振り返っていただくと、ご自身にとってどのようなコンサートだったと感じていますか?

 

望海 やはり“はじめの一歩”という印象が強いですね。宝塚歌劇団を退団して最初のコンサートでしたから、“私に何ができるのか?”ということを模索しつつ、その結果として、いろんな扉を開くきっかけになった公演だったように感じます。

 

──構成・演出・振付は旧知の仲である川崎悦子さんでした。当時はコンサートに向けて、どのようなお話をされたのでしょう?

 

望海 悦子先生が作る世界観は少し大人な趣きがあり、それが私自身にはまったらいいなというお話をさせていただいたのを覚えています。また、そもそもの経緯として、仮に初めてお仕事をさせていただく演出家さんとステージを作るとなると、全く違う自分になってしまうのではないかという懸念もありまして。ですから、宝塚歌劇団のことをよくご存知で、かつ、反対に外の世界を知らない私に厳しく(笑)、いろいろと教えてくださる悦子先生にお願いするのが一番なのではと思ったんです。

 

──選曲も一緒に考えていかれたのでしょうか?

 

望海 はい。実はここが一番の悩みどころで、こだわった部分でもありました。宝塚時代は男役しか演じてこなかったので、普段私が聴いていた音楽も男性ボーカルのものばかりだったんですね。それもあって、いざ女性の曲を歌おうと思っても、頭に全然浮かんでこなかったんです(笑)。とはいえ、コンサートをするからには新たな自分を見せたいという思いが強かったので、悦子先生と何度も相談しながら決めていきました。

 

(C)梅田芸術劇場

 

──当時は女性の曲を歌う望海さんの姿を見られるのは貴重でしたし、お客さんの期待値も高かったと思います。

 

望海 そうなんです。言い換えると、私にとっても、ファンの皆さんにとっても、ある意味で未知の世界でした(笑)。でも、それこそがこのコンサートのテーマでもあったんです。タイトルにもなっている「SPERO」はイタリア語で“希望”を表す言葉ですし、私が新たな一歩を踏み出し、それをご覧になる皆さんも私と一緒に未来に向かって進んでいきたいと思ってもらえるようなものにしたいなって思っていたんです。

 

──その想いがしっかりと伝わったようで、公演後のSNSでは感動の声を多く見かけました。

 

望海 本当にありがたかったです。私はドキドキでしたけどね(笑)。特に公演初日は、皆さんの期待以上のものをお届けできているかが自分では分からなくて。幕が開くまで、“大丈夫かな?”“喜んでいただけるかな?”と不安でいっぱいでした。でも、多くの嬉しい感想をいただけたので、そこで手応えを感じ、残りの公演も楽しく行うことができましたね。

 

(C)梅田芸術劇場

 

──コンサートの構成も《Cinema》、《Jazz》、《Musical》、《Japan》(※J-POP)と4つのテーマで魅せていく演出がとても素敵でした。

 

望海 ありがとうございます。これも、“いろいろな面を見せていきたい”というアイデアから生まれたものでした。

 

──また、楽曲に合わせて、男役の俳優が出番を終えて一人の女性と変わっていくというストーリー仕立ての展開もドラマチックでした。

 

望海 まずは宝塚時代を彷彿とさせる私を見せ、そこから徐々に違う面を表現していくような物語を感じていただきたいなと思ったんです。ですから、衣装も最初は皆さんが見慣れた服装にし、ちょっとずつ変化を出していくようにしました。ただ、このコンサートではまだスカートを履いていないんですよね。無理しているように思われちゃうかなという懸念もあり(苦笑)、多少は露出の多い衣装ではあるものの、自分にとっても違和感のないデザインの服を用意していただきました。楽しくもあり、大変だったのはお芝居のほうです。どうしても全部が男役っぽい動きになってしまって(笑)。ただ、そこは徹底的に悦子先生に演技指導をしていただき、そのおかげで、コンサートを作っているはずが結果的にお芝居も成長させることができましたね。

 

──では、セットリストのこだわりについてもお聞かせいただけますか?

 

望海 今お話しした経緯もあり、最初の《Cinema》のコーナーでは男役時代の曲も入れるようにしました。退団したからといって封印するのも違うなと思いましたし、何より私自身が男役時代の曲が大好きなんです。とはいえ、やはり“新たな一歩”がコンサートのテーマとしてあり、今までとは違う私の一面もお見せしたかったので、その点では選曲のバランスをすごく考えていきましたね。

 

──確かに序盤は懐かしさなどがありつつも、後半には新しさを見せていくという流れになっていますね。

 

望海 《Musical》のコーナーは特にそうですね。例えば、「そばにいて」は以前、『タカラヅカ プレイズ ディズニー』というカバーアルバムで歌わせていただいた曲なので、お客様にとっても馴染みのある歌なんです。ただ、当時は男役として歌ったので、それを今の自分が表現したらどうなるんだろうという思いがありました。それ以外は私にとってチャレンジであり、夢を叶えた曲ばかりですね。『ジキル&ハイド』の「あんな人が」や、『ドリームガールズ』の表題曲、それに『モーツァルト!』の「星から降る金」はいつか歌ってみたいとずっと思っていたんです。

 

(C)梅田芸術劇場

 

──実際に歌ってみていかがでしたか?

 

望海 男役として歌うときと比べ、キーの高さや感情の込め方が異なりますので、最初はやはり戸惑うところもありました。でも、ステージに立って、公演を重ねていくうちに、どんどんと自分のものになっていく感覚があったんです。それに、これらのミュージカル曲を歌ったことで声の表現の幅が広がりましたし、振り返ると、“あの経験があったから、今の自分がある”と思えるほど、成長のきっかけになったように感じています。

 

── いっぽう、《Japan》のコーナーで披露したJ-POPの曲ではいろんな側面が見られて新鮮でした。なかでも「LA・LA・LA LOVE SONG」は女性ボーカルで聴くことで、よりラブソングとしてのテーマ性が強く表現されていたように感じました。

 

望海 そう言っていただけると嬉しいです。最初はどうしても歌声が男性っぽく聴こえてしまっていたので、悦子先生にたくさんご指導いただきました(笑)。また、「月光」は歌だけでなく、G-Rocketsさんによるエアリアルのパフォーマンスも入っていたりと、楽曲の世界観を視覚的にも表現できたのですごくお気に入りの演出になっていますね。「始まりのバラード」は、実は存じ上げない曲だったんです。でも、とっても素敵で、初めてのコンサートで歌う曲としてピッタリだなと思い、本編の最後に披露させていただきました。

 

──そうかと思えば、まさかの「横浜市歌」もあり、一瞬何が始まったのかと驚きました(笑)。

 

望海 そうですよね(笑)。でも、自分のコンサートの横浜公演でこの曲を歌うのが夢だったんです。これをJ- POPのカテゴリーに入れてしまっていいものか悩みどころではありますが(笑)、横浜は私の地元でもありますし、コンダクターの西谷亮さんも横浜のご出身ということで、この機会に歌わせていただきました。

 

──そしてアンコールでは「SUPER VOYAGER!-希望の海へ-」と新曲の「SPERO」を披露!

 

望海 私自身、やはり宝塚歌劇団のショーが大好きでしたので、最後にショーを感じさせる「SUPER VOYAGER!」で皆さんと一緒に盛り上がりたかったんです。また、「SUPER VOYAGER!」のタイトルにある《希望》や《航海》になぞらえ、新たな希望に満ちた冒険を表現した曲として、最後に「SPERO」をお届けしました。

──『SPERO』の制作に関してはどのようなリクエストをされたのでしょう?

 

望海 “希望”であったり、“前に向かって進んでいく”というキーワードだけをお伝えし、あとはお任せでした。作曲の長谷川雅大先生は宝塚時代から大変お世話になっている方で、退団前に開催したコンサート『NOW! ZOOM ME!!』でも曲を作っていただいていたんです。そのときは男役として作曲してくださっていたこともあり、今回の『SPERO』を聴いたときはまるで異なる世界観に驚きつつ、なんて優しさのある曲なんだろうと感動しました。ファンの方に向けたメッセージも込められていますし、この曲を歌うことで私も皆さんと一緒に前に進んでいけると強く思える。本当に素敵な曲をご提供くださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

──こうしてアンコールも含めて全体を振り返ると、当時の望海さんのすべてが詰まったコンサートだったなと感じます。

 

望海 私もそう思います。きっとファンの方も最初は、“どんなコンサートになるんだろう?”と予想できなかったと思うんです。でも、公演を終えたあとにいただいたお手紙などを拝読すると、“これからもついていきたいと思いました”という感想がとても多くて。こちらの想いが伝わっていたんだなと嬉しく思いました。また、この公演にはゲストとして素晴らしいお三方が出てくださり(※ラミン・カリムルー/2021年8月9日〜11日、井上芳雄/10月2・3日、海宝直人/10月4・5日に出演)、今思えば本当に恐ろしいほど怖いもの知らずだったなと感じるほどなんですが(笑)、でもそのゲストをきっかけに私のコンサートを観にきてくださった方もいらっしゃったようで。その意味では、多くの新たな出会いや素敵な関係が作れたステージだったなと感じますね。そして、何よりコンサートを無事に成功させられたのはミュージシャンやスペシャルダンサーの皆さんのお力があってのこと。皆さんのパフォーマンスは映像で見るとより細かく堪能することができますので、ぜひこの放送で卓越した技術を楽しんでいただければと思います。

 

 

望海風斗コンサート「SPERO」

CSホームドラマチャンネルにて放送

放送日時:2023年11月18日(土)午後8時30分〜/11月26日(日)午後6時30分~

※冒頭に望海風斗撮り下ろしインタビュー特典付きで放送!

「望海風斗セレクション」特設ページはこちら https://www.homedrama-ch.com/special/nozomifuto

 

撮影:宮田浩史 取材・文/倉田モトキ 舞台写真:(C)梅田芸術劇場

乃木坂46・中西アルノの歌声を黒沢薫&平原綾香が絶賛「アドバイスをものにするスピードが異常に早い」『Spicy Sessions』

ゴスペラーズの黒沢薫がメインMCを務める音楽番組『Spicy Sessions』(TBSチャンネル1)の囲み取材が行われ、黒沢とサブMCの乃木坂46・中西アルノ、初回ゲストの平原綾香が出席した。

『Spicy Sessions』左から)中西アルノ、黒沢薫、平原綾香

 

2002年7月の開局以来、さまざまなアーティストのライブや出演番組を放送してきたTBSチャンネルから“ちょっと刺激的な”音楽番組が誕生。メインMCを務めるのは、音楽への深い愛情と探究心で多くのミュージシャンからリスペクトを受ける、ゴスペラーズの黒沢薫。

 

毎回1組のゲストを迎え、観覧客を前に楽曲の披露や黒沢とのコラボレーション、ルーツをたどるトークをするほか、話の流れでスタジオのバンドメンバーと行う即興のセッションも見どころ。音楽好きの視聴者に向けて、CS放送ならではの遊び心にあふれた空間を届ける。

 

サブMCとして乃木坂46の5期生・中西アルノが出演。グループ屈指の歌唱力と表現力を持つ中西が、ゲストの歌唱披露にコーラスで参加する。黒沢のアドバイスを受けて毎回ソロでも1曲パフォーマンス。番組を通して成長していく姿にも注目だ。毎回、番組終盤には、カレーをこよなく愛する黒沢のお薦め絶品カレーが登場。スパイシーな一皿を楽しみながらのエンディングトークも。

 

初回となる12月16日(月)放送には、12月17日(日)にデビュー20周年を迎える平原綾香がゲスト出演する。

 

◆収録を終えての感想を教えてください。

黒沢:本当に好きなことだけをやっている番組なので、いいのかなというのは正直な感想です。見てもらったら分かると思うのですが、その場で決めていくような番組なので、これが果たしてエンターテイメントになるかというのは、僕も含めて分からなかったですが、客席の反応を見ていると、「これってやっぱり面白いんだ」「俺たちの思っていたことは合ってたんだ」と思えて、すごくうれしかったです。

そして、セッションや歌を歌うのが、本当に好きなので、そういうのを思いっきり振り切れる番組というのはうれしいもんです。リクエストして出演してもらった平原さんとアルノさんが僕の想像を超えて、お2人とも素晴らしかったので、これはいけるぞとリハーサルから感じました。

『Spicy Sessions』中西アルノ

◆中西さんは初のMCに挑戦です。

中西:こんなすてきな番組のレギュラーをいただけたこと、サブMCとしてお手伝いできることが、本当に光栄でうれしく思っています。私も歌だけでなく、音楽そのものが大好きなので、こういった場でたくさん影響を受けて、盗めるところを盗みながら、自分のこれからのスキルアップにつなげていけたらいいなと思っています。

 

◆平原さんは初回ゲストでしたが、収録を終えていかがでしょうか?

平原:この番組の一番いいところは、音楽ファーストであることだと思うんです。私の新曲「からっぽのハート」をフルで歌えたことが実はすごいこと。テレビだとどうしてもテレビサイズになってしまったり、聞いてほしいところが聞いてもらえなかったり、カラオケでやらなきゃいけなかったり、そういうことがある中で、こういう音楽ファーストな番組に出演できて、歌えて、演奏できるって本当にすごいなと。

なので、この番組を立ち上げた方の熱意だったり、音楽を愛する気持ちだったり、このお2人の素晴らしさだったり、そういうものがぎゅっと合わさってひとつのちゃんとした音楽番組が今日、誕生したんだなって思うとすごく胸がいっぱいになりました。番組タイトルが、黒ぽん(黒沢)のカレーがという云々の話だけではなくて、本当にいろんな理由でこういうタイトルになったんだなと納得できるような初回の収録だったと思います。

アルノさんも毎回歌を歌っていくので、音楽に成熟味が増して、いろんな歌を歌っていって、すごく私はワクワクしました。初回なので好き放題させてもらったのですが、#2からはどうなるのかなと今から私もすごくワクワクするので、ずっと見届けていきたい、毎回見たい番組だなと思います。

 

◆中西さんは生バンドを背にソロで歌唱する場面もありましたがいかがでしたか?

中西:そもそもたくさんの人の前で1人で歌うっていう経験もほとんどなくて、その状況で今回こういった経験ができるということが、大きなひとつの経験値になるなと思いつつ、お2人の素晴らしい歌を聞いてしまった後に、私が歌うのは正直ハードルも高いし、お客さんの耳もたぶんこの数時間でもきっと肥えてしまっている状況だったので、どう歌っていこうかなと苦戦していました。実際、生バンドと歌うというのも生まれて初めてのことで。

黒沢&平原:生まれて初めてなんだ!

中西:そうなんです。なので、自分でカラオケの音源で練習していたのですが、それを持ってきて発揮するとなると、やっぱり生バンドとは違うので、そこがちぐはぐになっちゃったりするんです。それが初めての経験だったので、そこはもっとフレキシブルに動けなきゃいけないんだなと今日知ったので、反省点もたくさん見つけたので、次回からの歌唱に生かしたいなと思います。最初こそどうやって入ろう、どのタイミングで行くんだろうと探り探りやっていたのですが、リハーサル含め、本番はもう完全に信頼して、安心して身を任せて歌えるようになったと思います。

 

◆お2人は中西さんの歌声はいかがでしたか?

黒沢:僕は、スカウトした本人なので、絶対いけると思っていたのですが、生バンドで歌うのが初めてだったことを今知って「マジで!?」と。リハーサル、本番を通して、アドバイスをしたことをものにするスピードが異常に早いですし、音程感やニュアンスは別に言うことがあんまりないので、それ以外のところで「バンドと一緒に作るんだよ」ということだったり、「サビは、誰がどう歌っても盛り上がるようにできているから、そんなにサビだからって勢い込まなくて大丈夫なんだよ」といったアドバイスをしました。リハーサルの2回目からものにしていて、本番ではちゃんといい感じでやれていたので、最高の余地ありです。

平原:20歳と聞いて、これからいろんな可能性があると思うのですが、一番大切なのは今。今、表現したいものを表現することが一番だと思うんです。なので、今日人生で初めて生演奏で歌ったということで、きっと2回目からはどんどん変わっていくでしょうし、それが楽しみですし、恵まれていていいなと思いました。私も毎回出たいなと思うぐらいです。

 

◆中西さんをスカウトしたきっかけを教えてください。

黒沢:乃木坂46の5期生のライブにゲストに出させていただいた時、うわさでものすごく歌が上手い子がいるらしいよと聞いていて。実際にそのライブを楽屋のモニターから見ていてたら、実力や声量が「1人だけ違う子がいる」と思って、隣にいたレコード会社の人からアルノさんのことを教えてもらったんです。それで一緒に歌ったりしたら楽しいよなと思ってたところ、この番組の話があって。僕1人だけだと絵的にも弱いし、誰かっていう時に「乃木坂グループから中西さんがいいと思いますよ」と指名しました。

中西:うれしい限りですね。そういったことがきっかけで、こんなすてきな番組に携われていることを幸せに思います。

 

◆視聴者の方にメッセージをお願いします。

黒沢:音楽が立ち上がる瞬間、曲が演奏される瞬間みたいなところのワクワク感が、聞いている方も演奏してる方もこの番組で感じていただけるといいなと思います。音楽って不自由なものですが、すごく自由なものなんだよと番組を見た人が感じてくれたら、すごく幸せです。

 

番組情報

『Spicy Sessions』
TBSチャンネル1
2023年12月16日(月)午後11時~深夜0時
※毎月1回ペースで不定期放送

STU48・今村美月&甲斐心愛&瀧野由美子「ファンの皆さんにも6年間の“思い出”を見つけてほしい」10thシングル「君は何を後悔するのか?」

2017年の結成当初から、STU48を支えてきた瀧野由美子さんの卒業シングルとなる「君は何を後悔するのか?」が、11月15日(水)にリリース。記念すべき10枚目のシングルを通じて、絶対的エースから語られる最後のメッセージとともに、これからのSTU48を支えていく今村美月さんと甲斐心愛さんに、今後の目標を語ってもらいました。

 

 

【今村美月さん&甲斐心愛さん&瀧野由美子さん撮り下ろし写真】

これからも後悔しないよう、未来に向かって生きたい

──瀧野さんの卒業シングルとして、初めて楽曲を聴いたときの感想は?

 

瀧野 歴代の先輩の卒業シングルからしっとりしたバラードになるのか、前向きになれる盛り上げ曲になるのか、いろいろと考えていたのですが、そのどちらでもないSTU48らしいメッセージ性の強い楽曲をいただきました。それがとても嬉しかったです。ただ、私は今まで後悔をしない選択肢を取ってきたし、アイドル人生を充実させてきたと思うので、このタイトルにはちょっと驚きました。

 

瀧野由美子●たきの・ゆみこ…1997年9月24日生まれ。山口県出身。17年よりSTU48一期生として、デビュー曲「暗闇」からの10曲中、8曲でセンターを務めた。11月3日には、広島グリーンアリーナにて卒業コンサートを開催。鉄道好きとしても知られる。公式HPX(旧Twitter)Instagram

 

──今村さんと甲斐さんは、どういう印象を持ちましたか?

 

今村 この楽曲を最初に聴いたとき、ピアノのイントロから始まっていく、誰もが想像しやすいアイドルの楽曲とはだいぶ違う緩急あるリズムやメロディラインが印象的でした。4thシングルの「無謀な夢は覚めることがない」と同じジャンルに入るような楽曲だと思うんですが、ゆみりん(瀧野)のソロパートがうらやましいと思いつつ、今回も激しいリズムに合わせたダンスがあるかもとも思いましたね。歌詞も自分の人生と照らし合わせてみて、共感できるところや気づかされることもありました。

 

甲斐 タイトルと同じ、問いかけるサビがとにかく印象的でした。メンバーのみんなもいろいろ考えたと思うんですけれど、私は今まで生きてきて、自分が後悔したことがなかったことに気づかされました。ひょっとしたら、後悔したら落ち込む性格なので、できるだけ考えないようにしていたのかもしれません。これからも後悔しないよう、未来に向かって生きたいと思いました。

 

今村美月●いまむら・みつき…2000年2月19日生まれ。広島県出身。17年よりSTU48一期生として活動し、20年からは二代目キャプテンとして活躍。「FATALISM ≠ Another story」などの主演舞台にも出演している。X(旧Twitter)Instagram

 

──今回のダンスの特徴について教えてください、

 

瀧野 曲の最初と終わりに、メンバー全員が手を伸ばした先の真ん中に私がいるフォーメーションは、実はデビューシングルの「暗闇」と同じなんです。その話を聞いたときに、「この振りは、3rdシングル『大好きな人』ぽいかも?」とか、これまでのシングルへのオマージュだと感じる振り付けがいくつかありました。そういう意味でも、10枚目という節目に、ファンの方と過ごした6年間を振り返っている気がしています。ファンの皆さんにも、そんな6年間の“思い出”を見つけてほしいです。曲の最後に振り返るタイミングに関しては、これまで感じたさまざまな思いを胸にして感情を込めています。

 

今村 きれいなメロディラインに乗せて、きれいに勢い良く踊りたいと思っていたんですが、振り付けをしてくださったCRE8BOYさんから「余計なことは考えず、感情でぶつかって」と教わったこともあり、できるだけハートでぶつかっていくよう、内から出るものでパフォーマンスするよう心がけています。サビや落ちサビの振りは、キャッチーでまねしやすいので、ファンの皆さんにもやってもらいたいです。

 

甲斐 私なりの振り付けのポイントはスカートを持つところ。冒頭で(瀧野)由美子が歌っている横で、波をイメージしてスカートをひらひらさせるんですが、これがなかなか難しいんですよ(笑)。冒頭で失敗すると、かなりのダメージを受けるので、初披露したときは、緊張で手が震えてしまいました。今ではもう慣れましたが、難しいのは変わりません!

 

ゆみりんが卒業したことを後悔するようなグループにしたい

──今回のMV撮影はどこで、どのようなキャラを演じましたか?

 

瀧野 今回はシングルでは初めて、メンバーそれぞれが瀬戸内7県に分かれて撮影しています。私は出身地でもある山口県だったんですが、朝日と一緒に撮ったり、岩国を走る錦川清流線の駅で撮ったりしました。今回はドラマ仕立てではないですし、キャラ設定みたいなものもないので、等身大の自分で演じました。

 

今村 私は広島県での撮影だったんですが、平和記念公園の川沿いを歩きながら歌っています。あと、みんなと同じく、ちょっとした決意をして走り出すシーンも撮りました。

 

甲斐 私も広島県の撮影だったんですが、宇品港でした。そこは、もともとSTU48の船上劇場が見える思い出深い場所なのですが、そこで夜に物思いにふけて、自販機でコーヒー買うシーンとか、たそがれて歩くシーンとかを撮りました。

 

甲斐心愛●かい・ここあ…2003年11月28日生まれ。広島県出身。17年より、STU48第一期生として活動し、CM「長崎ちゃんめん」出演のほか、ドラマ「叫ばないと生きていけない」では主演を務めた。X(旧Twitter)Instagram

 

──卒業を控えた瀧野さん(取材時)の今後の希望や展望を教えてください。

 

瀧野 卒業するまでは、いろんな方に感謝を伝えながら、恩返しができるような活動をしていきたいです。卒業してからは、今までグループ活動してきた時間を有意義に使って、女優さんを目指していきたいと思います。いろんなことを勉強して、1から頑張っていきたいですし、大好きな鉄道を語るタレントとしてバラエティ番組にも出たいです。また、モデルさんとしても活動したいですし、来年1月にはセカンド写真集も発売されるので、多方面で頑張っていきたいです。

 

──今村さんと甲斐さんは、瀧野さんが卒業したSTU48をどのように引っ張っていきたいですか?

 

今村 結成当初からSTU48の先頭に立って引っ張ってくれた、ゆみりんが卒業することで不安に思うメンバーやファンの方もいると思うんですが、私はゆみりんから約7年学んできたことがたくさんあるので、あまり不安には思っていないんです。三期生も加入したことですし、みんながなんでも言い合えるような関係性にして、ゆみりんを安心させるというか、卒業したことを後悔するようなグループにしたいです!

 

甲斐 お姉ちゃんばっかりの1期生のメンバーと一緒にいると、どうしても妹キャラになってしまいがちなんですけど、もうちょっとお姉さんになって、しっかりあいさつすることや人生経験から説得力あるパフォーマンスができるという、由美子から学んだことを後輩に受け継いでいきたいです。あと、ライブやメディアに出られなかったときに「私、STU48に貢献できているのかな?」という気持ちにもなったんですが、「もっと前に出たい」と思って頑張ったことが、今に結びついているんです。そういう熱い気持ちも忘れないようにしたいです。

 

宮島ロケで買ったメンバーとおそろいのストラップ

──いつも現場に持っていくモノやアイテムについて教えてください。

 

瀧野 私が一番好きな新幹線である「こだま500系」型のモバイルバッテリー「もちてつ」です。スマホを充電している間は、ヘッドライトが点灯するんですよ。ほかの車輛タイプも持っているんですが、常に持ち歩いているのは500系。かわせみのくちばしをモチーフにした先端がかっこいいのに、車体断面が円形に近くてかわいいんですよ! キティちゃんやエヴァンゲリオンともコラボもしているし、なにより私と同い年(1997年)なので、幼なじみみたいな存在なんです。ただ、これを分かってくれるメンバーはいないですね(笑)。でも、ドクターイエローのような珍しい新幹線を見たときに連絡をくれるメンバーはいます!

↑瀧野さんのお気に入りのモバイルバッテリー

 

今村 のどが痛くなるときだけじゃなく、心の支えにもなっている「龍角散ののどすっきり飴」。銀色のパッケージに入った「龍角散」の粉末や、スティックタイプの「龍角散ダイレクト」も使いこなしていますが、ライブのときにはステージドリンクに「のど飴」を3つ入れて、私なりのドリンクを作って飲んでいますね。あとは指輪。メンバーの高雄さやかちゃんと谷口茉妃菜ちゃんに勧められて、初めてオンラインの占いをしたんですが、「アクセサリーをたくさん付けると、もっと輝ける」と言われたんです。それで舞台で演じた役名だったことで好きになったヒナギクの花の形をしたものと、あとは小さい指輪をいくつか買って持ち歩いています。

↑今村さんの必需品、のど飴とアクセサリー

 

甲斐 メイクポーチに付けている2つのストラップです。1つは尾道の烏須井八幡神社の「願い玉」で、ボールボーイ佐竹さんから「広島カープの大瀬良(大地)投手が持っている」という話を聞いたので、カープとコラボのものを買いに行きました。願いが叶ったら神社に返しに行かなきゃいけないんですが、まだ叶っていないので、どんなお願いをしたかは教えません(笑)。もう1つは、この前、みちゅ(今村)と迫(姫華)ちゃんとちほ(石田千穂)と宮島ロケしたときに盛り上がって、おそろいで買ったやつです。人型をしたもみじまんじゅうで、私とみちゅがマッチョバージョン、迫ちゃんが鹿バージョン、ちほが考える人バージョンを選びました!

↑甲斐さんの思い出が詰まったストラップ

 

 

STU48 10th Single「君は何を後悔するのか?」

2023年11月15日(水)発売

●10thシングル 表題楽曲選抜メンバー
石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・沖 侑果・尾崎世里花・甲斐心愛・工藤理子・小島愛子・信濃宙花・高雄さやか・瀧野由美子・中村 舞・福田朱里・吉田彩良・立仙百佳

価格:各¥1,800(税抜価格¥1,636)
形態:MAXI+DVD
[初回限定盤]
応募抽選シリアルナンバー券封入【※CD帯裏にシリアルナンバー記載】
[通常盤]
生写真1種ランダム封入

●収録内容
〈Type A〉
【初回限定盤】品番:KIZM-90787~8
【通常盤】品番:KIZM-787~8

CD 計6曲収録予定
M-1「君は何を後悔するのか?」
M-2「雨とか涙とか」
M-3「愛をもらったこともあげたこともない」
M-4 M-1(off vocal ver.)
M-5 M-2(off vocal ver.)
M-6 M-3(off vocal ver.)

DVD
1.「君は何を後悔するのか?」Music Video

〈Type B〉
【初回限定盤】品番:KIZM-90789~90
【通常盤】品番:KIZM-789~90

CD 計6曲収録予定
M-1「君は何を後悔するのか?」
M-2「楡の木陰の下で」
M-3「愛をもらったこともあげたこともない」
M-4 M-1(off vocal ver.)
M-5 M-2(off vocal ver.)
M-6 M-3(off vocal ver.)

DVD
1.「君は何を後悔するのか?」Music Video

〈劇場盤〉
価格:¥1,250(税抜価格¥1,136)
品番:NMAX-1423

CD 計6曲収録予定
M-1「君は何を後悔するのか?」
M-2「幽体離脱と金縛り」
M-3「愛をもらったこともあげたこともない」
M-4 M-1(off vocal ver.)
M-5 M-2(off vocal ver.)
M-6 M-3(off vocal ver.)

 

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/
STU48公式X(旧Twitter):https://twitter.com/STU48_official_
STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/
STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

 

撮影/中村 功 取材・文/くれい響

STU48 瀧野由美子 卒業コンサートで完全燃焼「私のアイドル人生、何も後悔はないです!」

瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48のセンター瀧野由美子の卒業コンサートが11月3日(金・祝)に広島グリーンアリーナで開催された。以下、レポートを掲載する。

©STU

 

STU48初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」でセンターを務めて以降、全シングルで選抜メンバー入り、累計8作でセンターを務め、STU48を支え続けた絶対的エース・瀧野由美子。7月29日(土)に神戸で行われた“STU48 全国ツアー2023”の初日のステージで卒業を発表した彼女が、この日の広島グリーンアリーナで卒業コンサートを迎えた。

 

冒頭で瀧野は「今日はきっと本当に、あっという間に終わってしまうのではないかなと思うので、1分1秒も見逃さないように、みなさんとこの時間を楽しめたらいいなと思います!」と意気込みを。瀧野も構成に携わったセットリストで、王道のSTU48ナンバーや瀧野が選抜として参加したAKB48の楽曲など思い出の深い楽曲や、期別やユニットに分かれてさまざまなメンバーとのパフォーマンスを披露していく。

 

11月15日(水)にリリースする10thシングル『君は何を後悔するのか?』Type Aのカップリングとして収録された、1期生だけの楽曲「雨とか涙とか」も初披露。この日のために準備された新衣装をまとっての初披露に、福田朱里は「私たち1期生、7年目にしてやっとオリジナル曲をいただくことができました!本当にうれしいです!!」と、念願である瀧野との1期生楽曲初披露を喜んだ。

 

2部の本編最後、客席が水色のペンライトの光に染まる中、瀧野が「次に披露する曲は、私の卒業シングルとして頂いた、私の参加する最後の表題曲です。新しく進む私の、そして私たちの背中を押してくれる楽曲です」とコメントすると、10thシングル表題曲「君は何を後悔するのか?」を披露。後悔を振り返りつつ、歩んできた道に思いを馳せながら、新しい道を進む決意を歌った楽曲であり、STU48らしいメッセージ性の強い卒業ソングを力強くパフォーマンスした。

 

迎えたアンコールでは、瀧野がドレス姿で登場し「これから歌わせていただく曲は、STU48がいただいた初めてのオリジナル曲で、私が初めてセンターをさせていただいた楽曲です。私のアイドル人生はこの楽曲からスタートしました。皆さん本当に7年間あたたかい応援ありがとうございました」と感謝を込めて、自身の原点でもある「瀬戸内の声」をパフォーマンス。

 

同期で卒業生の大谷満理奈、榊 美優、佐野 遥、塩井日奈子、新谷野々花、張 織慧、三島遥香、藤原あずさ、森 果穂、矢野帆夏も登場し、瀧野は「1期生は私のかけがえのない同期なので、今日は来てくれて本当にうれしいです!本当にありがとう!」と笑顔を見せた。

 

ラストの楽曲は、瀧野が「これから、私はSTU48とは別の道を歩みますが、私の夢と、そして、このグループの夢がかないますように!心を込めて歌います」とコメントすると、STU48のライブ定番曲「夢力」を披露。最後にステージ中央に1人で立った瀧野は「私は今後の人生も、ここで見た景色を一生忘れません!約7年間、本当にあたたかい応援ありがとうございました。私のアイドル人生、何も後悔はないです!!」と感謝を伝え、幕を閉じた。

 

1部と2部合計29曲を完走し、清々しい表情を見せた瀧野。来年1月11日(木)に2nd写真集の発売も控える。これから2ndステージに立つ、瀧野由美子の今後にも注目だ。瀧野からの卒業コメントは、以下に掲載。

 

瀧野由美子 卒業コメント

今回は、卒業コンサートを2部制でやらせていただけるということで、ドレスを2着用意して頂きました。そして2部で着ているドレスはファンの皆さんからいただいたものです。ありがとうございます!

 

私は7年前、アイドルのオーディションを初めて受けました。それまではオーディションなんて受けたことなかったし、アイドルになりたいなと憧れていた時期もあったのですが、「来世でなろうかな」と、あまり現実的には捉えていませんでした。そんな中、2017年、瀬戸内に48グループができました。今までアイドルという存在を自分事として考えたことがなかったのですが、瀬戸内の48グループ“STU48”と聞いたときに「これが最初で最後のオーディションだ」と思って受けることにしました。

 

でも、ギリギリまで悩んで、「もし、うまくいかなかったらどうしよう。もし、苦しいことばかりだったらどうしよう」いろんなことを考えて、それでもアイドルに挑戦してみたいなと思って締切の最終日の夜に書類を提出しました。みなさんのおかげで、今世でアイドルになることができました!

 

この2部のセットリストは、いろいろな楽曲を披露させていただいたのですが、STU48の楽曲はすべて私がセンターをさせていただいた曲でセットリストを組んでもらいました。STU48に入って、いろんな経験をさせていただきましたが、入った当時の自分に伝えたいことは、「絶対にオーディション受けてよかったよ」と言ってあげたいし、ギリギリまで悩んだのに一歩踏み出した自分に拍手を送りたいです。

 

公演概要

「STU48瀧野由美子卒業コンサート」

2023年11月3日(金・祝)広島県・広島グリーンアリーナ ※1部/2部制

 

出演メンバー:石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・甲斐心愛・瀧野由美子・谷口茉妃菜・兵頭 葵・福田朱里・峯吉愛梨沙・森下舞羽(1期生)/ 沖 侑果・信濃宙花・中村 舞(ドラフト3期生)/ 池田裕楽・内海里音・尾崎世里花 ・川又あん奈・川又優菜・工藤理子・小島愛子・迫 姫華・清水紗良・鈴木彩夏・高雄さやか・原田清花・宗雪里香・吉田彩良・立仙百佳・渡辺菜月(2期生)/ 岡田あずみ・岡村梨央・久留島優果・諸葛望愛(2.5期研究生)/ 新井梨杏・石原侑奈・井出 叶・岩﨑春望・奥田唯菜・梶原未羽・壁島結華・北澤 苺・清水りさ子・曽川咲葵・長谷川乃彩・濵田 響・藤井里詠・森末妃奈(3期研究生)

 

WEB

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/

STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_

STU48公式Instagram:http://instagram.com/stu48.official/

STU48公式TikTok:https://www.tiktok.com/@stu48.official

 

©STU

「Baby you」が世界8カ国のバイラルチャートでトップ10入りのシンガーソングライター・有華が、これまでの軌跡を振り返る

18歳から大阪を中心に活動を始め、2022年に「Partner」がSNS総再生回数13億回越えをするなど大ヒットを記録、さらに今年リリースしたメジャーデビューシングル「Baby you」がTikTokを中心に国内のみならず海外でもバズっているシンガーソングライターの有華。満を持して10月25日にメジャー1stフルアルバム『messy bag』をリリースした彼女に、これまでの軌跡を振り返ってもらった。

 

有華●ゆか…大阪府出身。幼少期からピアノ、コーラスを始める。18歳から大阪を中心にシンガーソングライターとして活動中。Instagramに写真や動画を公開したことにより、インフルエンサーからのフォローや大好きなおしゃべりと容姿のギャップが共感を得て、現在までに同性を中心に支持を集めている。2023年1月18日メジャーデビューデジタルシングル「Baby you」をリリース。ビルボードが発表した「TikTok Weekly Top20」で1位を獲得し、TikTok上半期トレンド大賞2023ミュージック部門にて受賞。国内のみに止まらず世界の8カ国のバイラルチャートでトップ10入りを果たしている。他アーティストへの楽曲提供など、活動の幅を広げている。公式HPYouTubeInstagramTikTokX(旧Twitter)

【有華さん撮り下ろし写真】

大学時代、憧れだった絢香さんとオリックス劇場で一緒に歌うことができた

──これまでのキャリアを振り返ってもらいたいのですが、幼少期から音楽に親しんでいたのでしょうか?

 

有華 音楽とは無縁といってもいいような両親でしたが、二人の姉が習い事でピアノとコーラスをしていたこともあって、自然と私も習うようになりました。それで私だけが高校生までピアノを続けたんです。習字とそろばんも習ってはみたのですが、全然続かなかったんですよ。でも音楽だけは続きました。特に明確な理由もなく、「何となく好き」という感じで毎日歌っていましたし、自然なことだったんでしょうね。

 

──ピアノを始める前から、音楽が好きだったのでしょうか。

 

有華 物心ついたときから、音楽番組を見るのが好きで。幼少期のビデオを見たら、自分でステージみたいなものを作って、モーニング娘。さんやミニモニ。さんなどのアイドルソングを歌っていました。

 

──小さい頃から人前に出て何かするのが好きだったんですか?

 

有華 好きでした。小学校でも勝手に教壇をステージにして踊っていました(笑)。私と同じように歌って踊るのが好きな友達が多くて、「誰がセンターに立つ?」みたいなバトルもやっていましたね。

 

──ピアノはいかがでしたか。

 

有華 ピアノを弾くこと自体は好きだったんですが、ピアノを突き詰めようというよりも歌を深く学んでみたいなと思って。それで高校生のときにピアノの先生繋がりで声楽のレッスンを受けるようになりました。姉の影響で始めたコーラスは歌の技術を習うというよりも、みんなでハーモニーを作ることが重要だったので、歌を本格的に習ったのは声楽が初めてでした。クラシックを中心に歌っていたんですが、高音を出す曲が多かったので、発声や裏声の出し方などの基礎を学べたのは、ためになりました。

──中高は音楽一色という日々だったのでしょうか。

 

有華 部活は音楽と関係ないものをやっていました。中学時代はバスケットボール部だったんですけど、散々バスケをやったので疲れて、高校では楽しく部活をやりたいなということで、ダンス部に入りました。コンテストや大会を目指すような本格的な部活ではなく、お遊びクラブみたいなものだったので、少女時代やKARAなど、当時流行っていたK-POPのコピーダンスをしていました。

 

──ダンス経験も今の活動に活きていますか?

 

有華 MVでダンスを踊るシーンがあるときは、高校時代の経験が活きていますし、ミュージカル映画が好きで、シーンの一部をMVで再現させてもらったこともあって、それもダンス経験があるからですね。そういえば小学生のときもダンススクールでヒップホップを習っていました。振り返ってみると、いろいろ両親は私にさせてくれたので感謝しています。

 

──音楽を志すようになったきっかけとなったアーティストはいらっしゃいますか?

 

有華 私が小学生の頃、絢香さんが「I believe」でデビューされてから、「絢香さんみたいになりたい」と思っていました。テレビで絢香さんが歌ってらっしゃる姿がとても幸せそうで、のびのび歌っているところがすごくかっこいいなって、憧れていました。それで家族にもずっと「オーディションを受ける」と言っていたんです。オーディション雑誌を買って、勝手に応募してしまおうかなと思いましたが、応募するには写真を撮ってもらわないといけなくて。それで諦めました(笑)。

 

──絢香さんのファン歴が長いんですね。

 

有華 小学生の頃からずっとです。大学時代、動画を事前に送って選ばれた人が、ファンクラブイベントで絢香さんと一緒にオリックス劇場で歌えるという企画がありました。そのときに動画を送ったところ、選ばれて一緒に「はじまりのとき」を歌うことができたんです。

 

──オリックス劇場で歌うってプロでも難しいですよね。

 

有華 ですよね。オリックス劇場でファンクラブイベントをされている絢香さんがすごいんですけど(笑)。そこで初めて知らない人の前で歌わせていただきました。それ以降、絢香さんには、ライブは観に行っているものの、お会いしたことはないです。いつまでも憧れの方なので、ライブで共演するとか、そういう場でお会いしたいなと思っています。

 

──歌唱力には当時から自信があったんですか。

 

有華 ずっと根拠のない自信がありました。周りも褒めてくれていましたし。だから絶対に歌手になると思っていたんですけど、初めて高校生でオーディションを受けたら落ちてしまって、「どうして?」ってびっくりしました(笑)。

 

友達に手紙を書く感覚で曲作りを

──曲作りを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

 

有華 高校3年生のときに受けたオーディションの審査員の方が電話をくださって、「ピアノが弾けるなら自分で曲を作ってみたら」って仰ってくださったのがきっかけで作るようになりました。それまでは自分で曲を書きたいとはあまり思っていなくて、単純に「歌えればいい」という感じでした。

 

──高校時代はオーディションに明け暮れていたのでしょうか?

 

有華 そうですね。何十社も受けたのに駄目でした。当時、めっちゃ太っていて、体型をカバーするために脚をクロスしたり、腕を全力で後ろに回したりして添付する写真を撮ったりしたものの、今みたいに盛れるアプリがなかったこともあって……体重もマイナス10キロぐらいで書いていたから、「こいつ嘘つきだな」って思われていたでしょうね。それで多分落ちたんだと思います(笑)。それでもへこたれなかったのは、自信があったんでしょうね。

 

──高校時代、印象的だった学校行事はありましたか?

 

有華 文化祭です。高校3年生の文化祭で、体育館で絢香さんの「ブルーデイズ」を歌ったのが、初めてみんなの前で歌を披露した経験です。私はクラスの中で盛り上げて笑いを取るだけの女子だったので、「え、この子、歌えるん? すごいやん」みたいな感じになりました。とりあえず男子には茶化されて「有華マジか~」って、ずっとヤジを飛ばされていたんですが、女の子たちは真剣に聴いてくれました。そのときの友達は今も私の活動を応援してくれています。

 

──オーディションの審査員から曲作りを薦められてからは、精力的に楽曲を作っていたんですか?

 

有華 意外にハマりました。最初は友達に手紙を書く感覚で曲を作り始めて、曲を作るのが楽しいなと思ってからライブで演奏し始めました。それで自分の曲で喜んだり泣いてくださったりする方が間近にいらっしゃるのを実感して、自分の歌でそんなことができるってすごい! うれしい! と思いました。

──早い段階からそういった反応があったんですか?

 

有華 最初は、5人くらいのシンガーソングライターが出演するブッキングライブに出たのですが、私はお客様がいなかったので、他のアーティストさんのお客様に届けるところからスタートしました。私のキャラの問題なのか、なかなかお客さんがつかなくて。それでInstagramに動画を投稿し始めたら同世代の方々が見てくれるようになりました。

 

──大学に進学されていますが、音楽への思いがありながら進学しようと思ったのはなぜでしょうか。

 

有華 音楽系の専門学校に行ったほうがいいのでは? とも思ったんですが、家族に「4年制の大学に行きなさい」と反対されました。でも音大だと音楽関係の友達しかできないので、関西で見つけた総合大学の音楽学部に行きました。

 

──大学に進学して良かったことは何ですか?

 

有華 主に音楽療法を学ぶ学部に進んだのですが、実習で音楽の力を実感したり、楽譜の作り方を学べたりしたのはいい経験になりました。

 

──どうして音楽療法を学ぼうと思ったのでしょうか。

 

有華 学部の中に、教員になる学科と音楽療法の学科の二つがあって、2年生まではどちらも体験できるんです。それで音楽療法の実習で高齢者施設や保育園に行って。高齢者の方やお子さんに音楽を聴かせたら、目に見えて音楽が響いているのが分かるんです。しゃべるのが不自由な方が昔の歌謡曲を聴いて歌いだしたり、手足が自由に動かない方が音楽に乗せて体を動かしたり。その光景を見て、素晴らしい仕事だなと思って、音楽療法を専攻しました。そのときに自分が生まれる前の曲も聴くようになったんですが、若いときに聴いた曲を幾つになっても口ずさめる曲の力がすごいなと思いましたし、自分の曲もそうなればいいなと強く思いました。

 

上京してからの1年が一番辛かった

──ライブハウスでの活動を始める中で、音源を出したのはいつ頃ですか?

 

有華 2014年から活動を始めて、2016年に音源を出していました。その頃は、1枚ずつコピーしたCDを手売りしていました。買ってくださるのはSNSを通じて私の存在を知って、オンラインで買ってくださるSNS世代の方々が中心でした。

 

──音源を出したことで流れは変わりましたか?

 

有華 やっぱりInstagramは影響力があって、それによって全国ツアーを回れたり、今まで行ったことのないところでもワンマンライブができたりしたので、いい経験になりました。

 

──SNSで発信するうえで心掛けていることは?

 

有華 嘘をつかないというか、ありのままでいることです。個人的にSNSと実物が違うのは、あまりいいギャップじゃないなと思います。だからSNSでも素を出すことを意識しています。あとは投稿する歌も、続きを聴きたいと思ってもらえるようにフルで上げないとか、会いたいと思ってもらえるように工夫しています。SNSに力を入れ始めた頃は、「大好きな絢香さんがこんなことをしてたら私はどう思うんだろう」「こうしてもらったらうれしいな」「『逆にないな』って冷めちゃうかな」など、絢香さんに対する自分の気持ちを基準にして考えていました。

──ファンとの交流で得たものが曲に反映されたことはありますか?

 

有華 DMで恋愛相談されることが多くて、「みんないろんな恋愛しているんだな」と。そういう子たちに少しでも「これ分かる」「私のことを歌っている曲かも」って思ってもらえるような曲作りを意識しています。もちろん自分の経験がベースですが、恋愛相談からインスピレーションを得ることもあります。

 

──大学卒業後、平日は会社員、休日はミュージシャンと二足の草鞋を履いていたそうですね。

 

有華 1年ぐらいですけどね。「大学を卒業するまでに事務所が決まっていなかったら就活をする」と親と約束していたのですが、就職が決まった後にInstagramでワーッって反響が増えて、音楽だけでもいけるかもって思ったんです。

 

──上京したのは幾つのときですか?

 

有華 26歳のときです。上京してからの1年が一番辛かったですね。最初、ライブハウスで活動していたときも、「なんでお客さんつかないんだろう」って思っていましたが、周りにいた人たちも同じような状況で、みんなで頑張ろうっていう雰囲気があったんです。一人だなと感じることはなかったし、そこからInstagramきっかけでツアーができるようになりました。ところが、このままちょっとずつ階段登れるぞ、というタイミングでコロナ禍が始まりました。それまではSNSにカバー曲も上げていましたが、カバーするだけの人だと思われたくなかったので、コロナ禍をきっかけに頻度を減らしたら、初めてフォロワーが減ってしまって……。ライブ配信を見ている人が減るという現実を体験したので、やっぱりカバーも上げたほうがいいかなとか、ちょっとぶれ始めて。ツアーやイベントをしても、以前ほど人が集まらない。一度上昇した状態を経験したからこそ下降するのがすごくきつくて、「もうこれで潮時かな、周りも結婚していく。私も落ち着きたいな」などと思っていました。

 

──コロナ禍の影響はかなり大きかったんですね。

 

有華 よりステップアップできると思って東京に来たのに、環境に慣れるのに苦労したり、頑張っても結果がついてこないプレッシャーのようなものを感じたりした1年でした。そんな中でリリースした「Partner」で多くの方々に聴いていただけたので、またここからがスタートだなと。「Partner」で売れなかったらもう無理かなって思うくらい私のなかで賭けていた曲だったのでうれしかったですね。

 

「Partner」のサビは中毒性があって記憶に残るからSNSで使ってくれたら

──メジャー1stフルアルバム『messy bag』は「Partner」から始まりますが、どのように作られた曲なのでしょうか。

 

有華 CHIHIROさんとの共作なのですが、私の恋愛観をもとに一緒に歌詞を書いていったので、他人事ではない、私の経験がちゃんと書かれた曲です。歌い方も、それまでの歌い方とはちょっと違って、より女の子らしくというか、かわいく歌うことを強く意識したので苦労しました。サビの「あいあい」の歌い方も、レコーディングのときに「こうかな、こうかな」と話し合っていたら、あっという間に12時間ぐらい過ぎていました。

 

──サビの「あいあい」は、SNSにぴったりですよね。

 

有華 もともとCHIHIROさんが作ったデモに、あのサビの部分がまるまるあったんです。「このサビは中毒性があって、記憶に残るからSNSのカップル動画で使われたらいいよね」という話はしていました。

──ヒットする確信みたいなのはありましたか。

 

有華 楽曲が出来上がったときは、「みんながSNSで使ってくれたらうれしいな」と思っていました。ただ、それは狙ってできることでもないんです。リリースしたのは2022年4月20日だったんですが、GWの後半に、若いカップルの方々が使ってくれたことがきっかけで広がり始めました。そのスピードがすごくて、「よっしゃー!」というより「ホンマ?」というような信じられない気持ちでした。

 

──SNSで支持される曲を作ろうという意識は強かったのでしょうか。

 

有華 「Partner」の前年にリリースした「一蓮星」という曲も、SNSにサビの部分を乗せたことから始まった楽曲だったので、多少はありますね。トレンドとして、SNSをきっかけに楽曲が広まるとことが多いので、そこから派生してくれたらというのはありました。ただ、TikTokが本格的に流行り出したのは、コロナ禍になってからだと思うんです。瑛人さんの「香水」が出てきたあたりから、SNSで流行る曲を意識し始めました。それまでも、Instagramにカバーとかオリジナル曲は上げていましたが、これほど爆発的に広まると考えたことはなかったです。TikTokが普及するまでは、あんまりバズることを念頭にしてなかったのかもしれません。

 

──ちなみにご家族は有華さんの音楽活動を一貫して応援してくれているんですか?

 

有華 はい。特に父は、私の出演したテレビやラジオを全て録り貯めて保存していますし、こういうインタビュー記事まで、全媒体をチェックしてくれています。職場でも布教活動がすごいらしくて、恥ずかしいのでやめてほしいんですけど……。おそらく今回のアルバムも会社で配りますね(笑)。

 

 

Major 1st Full Album
『messy bag』

好評発売中!

【初回限定盤】¥4,950 (tax in)
【通常盤】 ¥3,300 (tax in)

(収録曲)
1.Partner
2.Bestie
3.Baby you
4.恋ごころ
5.#Me
6.HAPPY DATE
7.Darling Darling
8.キミエール
9.ずるいね。
10.Gentleman
11.Baby you -Reprise-

 

有華ワンマンライブ2024「messy bag」

(スケジュール)
日時:2024年1月27日(土) open 17:00 / start 18:00
場所:日本橋三井ホール(東京)

日時:2024年2月3日(土) open 17:00 / start 18:00
場所:サンケイホールブリーゼ(大阪)

 

撮影/河野優太 取材・文/猪口貴裕 ヘアメイク/Akiko Hachinohe

BiS「LAZY DANCE」の各メンバーソロ歌唱音源やユニーク動画付きの配信限定商品をリリース決定

BiSの現体制第2弾シングル『LAZY DANCE』の全曲配信が、11月8日(水)よりスタートする。それに合わせて、各メンバーソロ歌唱音源や動画コメント付きの配信限定商品をリリースすることも発表された。

BiS

 

ニューシングル『LAZY DANCE』には、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュースの「LAZY DANCE」「なまえをよんで」の2曲に加え、各楽曲のインスト音源が収録されている。その全曲配信が11月8日よりスタート。

 

また音源配信と合わせて、クラウンミュージックストア限定で、「LAZY DANCE」のBiSメンバー6人のソロ歌唱バージョンを加えた計10曲入りのスペシャルパッケージも配信限定でリリースされることが発表された。

 

さらに、各メンバーのユニークコメント付き商品として、本シングル収録の4曲にメンバーソロver.の音源1曲と歌唱メンバーによる購入者に向けた動画コメントをセットにした日本クラウン初のNFT商品も数量限定先着順にて販売されるという。こちらもクラウンミュージックストア限定とのことで、見逃せない商品となりそうだ。

 

リリース情報

■BiS「LAZY DANCE」クラウンミュージックストア限定盤

2023年11月8日(水)正午〜発売開始

※シングル『LAZY DANCE』収録の4トラックとメンバー6人各々がソロ歌唱する「LAZY DANCE」6トラック(合計10トラック)をセットにした、クラウンミュージックストア限定商品。
※セット販売のみ

価格:1,980円(税込)
購入URL:https://crown.murket.jp/item/94894

【収録曲】
1.LAZY DANCE
2.なまえをよんで
3.LAZY DANCE (Instrumental)
4.なまえをよんで (Instrumental)
5.LAZY DANCE (イコ・ムゲンノカナタver.)
6.LAZY DANCE (クレナイ・ワールズエンドver.)
7.LAZY DANCE (シオンエピックver.)
8.LAZY DANCE (トギーver.)
9.LAZY DANCE (ナノ3ver.)
10.LAZY DANCE (ヒューガーver.)

■メンバー別BiS『LAZY DANCE』BOX(ユニーク動画付)
販売期間:2023年11月8日(水)正午〜11月30日(木)

※シングル『LAZY DANCE』収録の4トラック+各メンバーソロ歌唱「LAZY DANCE」(合計5トラック)をセットにした、クラウンミュージックストア限定商品。
※期間限定、数量限定商品(先着順)
※販売数量に達した場合、販売期間内でも販売終了

価格:2,480円(税込)
販売数量:各10セット

【収録曲】
1.LAZY DANCE
2.なまえをよんで
3.LAZY DANCE (Instrumental)
4.なまえをよんで (Instrumental)
5.LAZY DANCE (メンバー別ver.)

<BiS『LAZY DANCE』イコ・ムゲンノカナタBOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95033

<BiS『LAZY DANCE』クレナイ・ワールズエンドBOX>
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<BiS『LAZY DANCE』シオンエピックBOX>
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<BiS『LAZY DANCE』トギーBOX>
購入URL:https://crown.murket.jp/item/95036

<BiS『LAZY DANCE』ナノ3 BOX>
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<BiS『LAZY DANCE』ヒューガーBOX>
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New Single『LAZY DANCE』(初回生産限定盤/通常盤)

■New Single『LAZY DANCE』
2023年11月8日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】CRCP-10481 / 5,000円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-10482 / 1,100円(税込)

配信リンク:https://bis.lnk.to/lazydance

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

BiS 現体制の新たな可能性を示した熱狂のツアーファイナル終幕!約4年ぶりのオリジナルアルバムリリースも発表

BiSが、11月2日(木)に全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のファイナル公演を東京・Zepp Hanedaで開催。ダブルアンコールを含む全21曲をパフォーマンスし、会場に集まった研究員(ファン総称)を熱狂の渦に巻き込んだ。以下、レポートを掲載する。

 

9月10日の神奈川・Yokohama bayhall公演を皮切りに全国13か所(14公演)で開催されてきた、全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」もいよいよファイナルに。会場のSEが止まり、暗転したステージにBiSが登場し、立ち位置に着くと“ひとをぶつのは悪いことですか?”とメッセージ性の強い歌詞の「BASKET BOX」からライブがスタートする。

 

冒頭からエモーショナルな雰囲気を切り裂くように、続く「FOR ME」ではアクセル全開で一気にトップスピードまで引き上げ、熱狂のライブが開幕。「Zepp HanedaにBiSが来たぞー」と観客を煽ると、先日YouTubeにライブ映像を公開した「teacher teacher teacher」、「DA DA DA DANCE SONG」とライブでの人気楽曲を連続でパフォーマンスしていく。

BiS(●photo/sotobayashi kenta)

ここで自己紹介を挟み、トギーが「まだまだいけるよね? 最後までぶち上がっていきましょう!」とさらに煽ると、KEMURIのカバー曲「PMA(Positive Mental Attitude)」を。続いてはBiSで最もラブリーで、“猫”のニャンニャンポーズが特徴的な楽曲「LOVELY LOVELY」では、会場をラブリーでハッピーな空間に染め上げた。

 

ここで、ナノ3が「ツアーを9月からやってきて、今日ファイナルを迎えることができたんですけど、このツアーを回っていく中で本当にたくさんの研究員と出会って、研究員がいてくれる心強さだったり、研究員のBiSに向けてくれる愛とか熱量に、たくさんたくさん助けられてきました。研究員のみんなと最高な1日にしたいと思っています。どこよりも熱いステージにすることを約束するので、今日はついてきてください」と呼びかける。

 

ライブの中盤には、現体制初パフォーマンスとなる「SURRENDER」のイントロが鳴り響くや、会場から大きな歓声がこだまし、観客の楽曲への思いとエモーショナルな楽曲が混ざり合い、会場の一体感がより増していく。また、2021年の初夏以来となる名曲「HiDE iN SEW」も久しぶりにパフォーマンス。新体制BiSが魅せる、新たな「HiDE iN SEW」に研究員は感情を揺さぶられたことだろう。

BiS(●photo/sotobayashi kenta)

 

ヒューガーが「ツアーファイナルを迎えられました。メンバー、どうですか?」と今日の感想をメンバーに尋ねると、イコ・ムゲンノカナタは「so bigですね。すごく大きくて、この県で見たなという人が集まっていてうれしいです」と。シオンエピックは「ファイナルってちょっと違いますね。熱い。特に熱い」、クレナイ・ワールズエンドは「ずっとこの日のためにツアーを回ってきたし、今日が来ちゃった感じ。昨日の夜からずっと心がふわふわしていて。小学生の遠足の前の日みたいな感じ。ちゃんと寝て今日に備えてきました」と明かす。

 

トギーは「Zepp広いけど、一番後ろの人の顔の造形まで見えてますよ。今日のためにコンタクトの度数2度あげてきました。本当に目なんてどうでもいいくらい今日が楽しみでした」と伝え、ナノ3は「今日が6人体制でやる最大規模のライブです。私たちもめちゃめちゃ気合いを入れてきたし、この先に繋がるように大切な日になればいいなと思っています」とファイナルにかける思いを述べた。

 

その気合のまま「少年の歌」「FUCKiNG OUT」と攻撃的セッっとリストで終盤まで走り抜け、本編ラストとなる「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」で会場を揺らし、BiSのエモーショナルショーを締めくくった。

 

鳴り止まないアンコールコールを受け、改めてステージに姿を表したBiS。クレナイ・ワールズエンドが「次にやる曲は新曲『LAZY DANCE』です。新しいBiSでこうやって新しい曲ができて、みんなの前で歌うことがうれしいです。大切に届けます」 と宣言し、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュースで11月8日(水)にリリースするニューシングルの表題曲をパフォーマンスする。

 

続けて、シングルのカップリング曲「なまえをよんで」も初披露。フルカワユタカの世界観とBiSのキャラクターが見事に融合した楽曲に会場の研究員は初見とは思えないレスポンスを見せ、大きな見せ場を作った。

 

ここで、イコ・ムゲンノカナタが「9月から始まったツアーもついにファイナルを迎えました。本当にたくさんいろんな各地を回って、いろんな人と出会っていくうちに、すごいたくさんの言葉をもらいました。各地の研究員のみんなにもらった言葉1つ1つが本当にあったかくて、抱きしめてもらってるみたいに優しくて。言葉って人の気持ちを大きく変えれる影響力があるんだなってすごく実感しました。研究員のみんながBiSのそばにいてくれることや、こうやってライブをしてることとか、本当にたくさんの人の支えと助けでできていて、当たり前だと思ってることって絶対に当たり前じゃないし、研究員のみんなと支え合っている関係をこれからも大切にしていきたいなって思います」と感謝を。

 

続けて「言葉はいい意味でも悪い意味でも人の気持ちを変えれるすごい大きな力を持っていて、私は研究員に届ける言葉を“ありがとう”の一言で済ませたくないんです。今、ありがとうを超える言葉を見つけられていないんですけど、とにかく研究員のみんなには感謝しきれないぐらい感謝してるし、BiSと一緒に常に前を向いて生きていてほしいなって何よりも思います。研究員のみんながもしつらくなった時は、絶対にBiSや、BiSの音楽がそばにいます。私たちがずっとそばにいるし、私たちの音楽も研究員のそばにいるので、自分を大切にすることをおろそかにしないで、私たちと一緒に一瞬一瞬の生きていく時間を大切にしていってほしいです」と思いを述べる。

 

さらに「私たちは過去のことは振り返らずに、未来だけを見て前に進んでいきたいなって思っているので、研究員のみんなにはついてきてほしいです。私たちは、これからもっともっと強くなっていけると思うし、研究員の力も借りてもっともっと絶対強くなるので、これからもよろしくお願いします。もし前を向けなくなったら、いつでもBiSのところに帰ってきてください。生きて生きて、また会いましょう」と力強く語りかけた。

 

アンコールラストでも、2021年以来となる「イミテーションセンセーション」をパフォーマンスしたBiS。ライブのエンドSEとして使用されている楽曲だが、実際に歌うのは2021年以来となる楽曲に、研究員はまたしても感情を揺さぶられる。感涙のパフォーマンスを終えると、メンバーがステージを降りるが、ここでも大きな歓声は収まらず、大人気曲「STUPiD」のイントロが流れ、BiSがステージに駆け込み、ダブルアンコールへ突入。最後は「CURTAiN CALL」で有終の美を飾った。

 

ライブ終わりにメンバーが会場に感謝を伝えている中、11月8日のシングルリリースを改めて強調しつつ、2024年2月には約4年ぶりのアルバムをリリース予定だというサプライズ発表も。新体制BiSがスタートして以降、楽曲プロデューサーに中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)を迎え、まさに“新時代”に突入しているBiS。今回、ライブはチケットSOLD OUTとはならなかったが、確実に未来に繋がる熱狂のライブを展開した彼女たちのさらなる成長に期待せずにはいられない。

 

SETLIST

“INCREDIBLE BiS TOUR”ファイナル
2023年11月2日(木)Zepp Haneda
1.BASKET BOX
2.FOR ME
3.teacher teacher teacher
4.DA DA DA DANCE SONG
5.PMA(Positive Mental Attitude)
6.LOVELY LOVELY
7.KiS MY ASS
8.SURRENDER
9.I WANT TO DiE!!!!!
10.HiDE iN SEW
11.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム
12.thousand crickets
13.少年の歌
14.FUCKiNG OUT
15.つよがりさん
16.BiS-どうやらゾンビのおでまし-

EN1.LAZY DANCE
EN2.なまえをよんで
EN3.イミテーションセンセーション

W EN1.STUPiD
W EN2.CURTAiN CALL

SETLIST PLAYLIST:https://lnk.to/pl_incredibletour

 

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●photo/sotobayashi kenta

上白石萌音、小林武史、さだまさしらが文化庁京都移転記念コンサートで「日本の歌百選」を披露『きょう ハレの日、』11・6放送

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』(BSプレミアム 午後10時~10時59分)が、11月6日(月)に放送される。

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』©NHK

 

今年、京都に移転した文化庁。新庁舎での業務もスタートする中、9月8日にロームシアター京都で移転を記念するコンサートが行われた。

 

文化庁長官の都倉俊一をはじめ、上白石萌音、小林武史、さだまさし、ナオト・インティライミといった豪華アーティストが参加。京都市交響楽団の演奏で、自身のオリジナルソングに加え、文化庁選定の「日本の歌百選」の中から名曲を披露した。

 

番組では、このコンサートの模様を中心に、同日行われた移転記念式典の模様なども交えながら、京都が新たに日本文化の世界への発信地となったことを発信するこのイベントの感動を届ける。

 

番組情報

『きょう ハレの日、 ~文化庁京都移転記念コンサート~』

BSプレミアム

2023年11月6日(月)午後10時~10時59分

 

出演アーティスト:上白石萌音、小林武史、さだまさし、ナオト・インティライミ (50音順)

記念演奏曲 指揮:都倉俊一

指揮:広上淳一

演奏:京都市交響楽団

司会:トラウデン直美、野村雅夫

 

番組HP:https://www.nhk.or.jp/music/programs/489144.html

 

©NHK

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」開催決定 名曲カバーや生コントを披露!井上和「チームとしての強さを見ていただけるライブになれば」

乃木坂46の5期生が昭和・平成の名曲を歌唱&本格的なコントに挑戦する音楽バラエティ『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ 毎週月曜 深夜1時29分)のLIVE開催が決定。メンバーの井上和、中西アルノよりコメントが到着した。

『超・乃木坂スター誕生!』乃木坂46の5期生©日本テレビ

 

これまでに番組で挑戦してきたさまざまな名曲カバーを、観客の前で生で披露する本イベント。国立代々木競技場第一体育館にて12月16日(土)夜公演(開場:午後5時/開演:午後6時30分)、12月17日(日)昼公演(開場:午前10時30分/開演:正午)と夜公演(開場:午後5時/開演:午後6時30分)の全3公演開催。昨年大盛況に終わった「新・乃木坂スター誕生!LIVE」に続いて、番組のLIVEを行うのは2回目となる。

 

今回も5期生11人のメンバー全員がこのLIVEでしか聴くことができないソロ歌唱に挑戦。また、このLIVE限定の初披露曲も含めて、全3公演異なる楽曲を披露するのも大きな見どころとなっている。

 

さらに、『超・乃木坂スター誕生!』で本格的なコントに初挑戦している5期生。今回のステージでは、生でコントにチャレンジ。番組から生まれたさまざまな人気コントの中から、いったいどのキャラクターが登場するのか。そしてLIVE後半は、乃木坂46の楽曲をパフォーマンスする。井上、中西のコメントは下記に掲載。

 

井上和 コメント

今回、代々木競技場第一体育館のような大きな会場で5期生だけの公演をすると聞いて、すごく驚きました。個人的には5期生が2年目に入ったので、歌もパフォーマンスも、乃木坂46のライブパートに関しても、総合的に全部底上げをしたいなと思います。何をとっても「去年とは違う!」と思っていただけたらうれしいですね。昨年の「新・乃木坂スター誕生!LIVE」は、もう「歌わなきゃ!」みたいな感じでカチコチだったので(笑)、次のステップに進みたいです。

 

番組で挑戦した曲でも、ちょっとアレンジが加わったりするライブならではの良さがあるので、大先輩のアーティストの方々の曲を歌わせていただく中にも“私たちらしさ”を出せるようなパフォーマンスができたらいいなと。それから、5期生の個としての強さはもちろん、チームとしての強さを見ていただけるライブになればと思っています。楽しんでいただけるLIVEをお届けできるように頑張ります。

 

◆コントへの意気込みは?

「新・乃木坂スター誕生!LIVE」は初挑戦という部分が大きくて、頑張って歌っている姿をファンの皆さんに見守っていただいて、感動するシーンが多かったと思うんです。番組でコントに挑戦しているからには、「このLIVE面白かった!」と思ってもらえるように、コントはもちろんMCパートでもちょっと一捻りするとか、面白さもプラスできるようにしたいです。

 

中西アルノ コメント

まずは『超・乃木坂スター誕生!』でもLIVEを開催していただけることがとてもうれしいです。去年の「新・乃木坂スター誕生!LIVE」を経験して、みんなガラッと変わった気がするので、成長できる場をつくっていただけたことに本当に感謝しています。前回はたくさんの人の前に立って一人で歌うことがみんな初めてで、思うようにいかなくて悔いが残っている部分も多かったんです。今回のLIVEでは、その思いを11人全員昇華させたいと思います。

 

番組の収録でもそうですが、「あの曲もっとこうできたのに」と後から思う曲が何曲かあるんです。「テレビで見た時よりずっとすごい!」と思ってもらえるように、そういう曲にもまた挑戦したいですね。前回は公演を通して頑張っている過程を見ていただく感じでしたが、5期生も2年目になるので、今回は結果重視で素直に内容を評価していただけるようなクオリティの高いライブにできたらと思っています。

 

◆コントへの意気込みは?

まだ全く予想がつかないんですが、回数を重ねてきてシリーズ化して、結構役が板についているものもあるんです。5期生の個性や意外な一面を出せるチャンスだと思うので、積極的に取り組んでいけたらいいなと思います。歌で泣かせたり、コントで笑わせたり、見てくださる皆さんを振り回せるようになれたらいいですね(笑)。

 

イベント情報

「超・乃木坂スター誕生!LIVE」

会場:国立代々木競技場第一体育館

 

出演:乃木坂46(5期生) and more…

※出演者は予告なく変更となる場合あり

 

<日程>

2023年12月16日(土)夜公演 開場:午後5時/開演:午後6時30分

2023年12月17日(日)昼公演 開場:午前10時30分/開演:正午

夜公演 開場:午後5時/開演:午後6時30分

 

<チケット>

価格:9,800円 (税込)

乃木坂46モバイル会員先行:2023年10月31日(火)正午〜11月7日(火)午後11時59分

楽天チケット先行:2023年11月15日(水)正午〜11月19日(日)午後11時59分

一般先着受付:2023年12月2日(土)正午〜

 

主催・企画:日本テレビ

制作協力:Salvage

制作・運営:ソーゴー東京

 

イベント公式サイト:https://nogistar-live.jp

 

番組情報

『超・乃木坂スター誕生!』

日本テレビ

毎週月曜 深夜1時29分~1時59分

 

©日本テレビ

Peel the Apple 2ndミニアルバムがオリコン週間インディーズアルバムランキング2位に!「秋のぴるあぽ祭り」11・4開催

「ぴるあぽ」こと、Peel the Appleが10月16日にリリースした2ndミニアルバム『Apple bobbing』が、オリコン週間インディーズアルバムランキング(10月30日付)2位を獲得した。

Peel the Apple

 

その他のランキングとしては、オリコンデイリーアルバムランキング(10月17日付)6位、オリコン週間アルバムランキング(10月30日付)12位、ビルボード総合アルバム・チャート“Hot Albums” 10月25日公開(10月16日〜22日)8位、タワーレコード全店総合アルバム(10月16日〜22日)4位を獲得。

 

また、本作に収録されているリード曲「めっちゃちっちゃらぶ」は、日本テレビ系『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』11月度エンディングテーマへの採用が決定した。

 

本作はメンバー各3名編成ユニットに分かれた3形態でのリリースでセールスを競い、優勝ユニットには、新曲とMVを制作。最下位ユニットには罰ゲームとして、メンバー3名での駅伝形式で42.195kmのフルマラソンが用意される。

 

そんな中、11月4日(土)に東京文具共和会館(浅草橋)で「秋のぴるあぽ祭り」と題した彼女たちの命運をかけた本リリースイベント最終日の開催が決定。形態別ユニットでセールスを競い、一体どのユニットが新曲とMVを手に入れるのか。罰ゲームを受けるのはどのユニットなのか。彼女たちの運命をかけたリリースイベントから目が離せない。

 

リリース情報

2nd Mini Album『Apple bobbing』配信ジャケット

2nd Mini Album『Apple bobbing』
2023年10月16日発売

【TYPE-A】2,000円(税込)※浅原 凜、小田垣 有咲、広島 世那のユニット形態
【TYPE-B】2,000円(税込)※黒嵜 菜々子、佐野 心音、南 るなのユニット形態
【TYPE-C】2,000円(税込)※春海 りお、松村 美月、山崎 玲奈のユニット形態

 

イベント情報

「秋のぴるあぽ祭り」
2023年11月4日(土)東京文具共和会館(浅草橋)

 

WEB

Official Site:https://peeltheapple.jp
Official Twitter:https://twitter.com/PtA_staff
Official Instagram:https://www.instagram.com/pta_staff/
YouTube Channel:https://www.youtube.com/channel/UCPHz8Z64Jvyskmjvd13_quw

BiS 現体制初の全国ツアーファイナル公演より「teacher teacher teacher」のライブ映像を公開

BiSが11月8日(水)にリリースするシングル『LAZY DANCE』の初回生産限定盤に収録される映像作品より、「teacher teacher teacher」のライブ映像を公開した。

BiS

 

『LAZY DANCE』の初回生産限定盤に収録される映像作品には、2023年7月18日に東京・LIQUIDROOMで開催した現体制初の全国ツアー「3 balls and 2 strikes TOUR」のファイナル公演が完全収録されている。その中から今回、人気曲「teacher teacher teacher」のライブ映像が先行公開された。

 

また、公開に合わせて、11月8日にリリースされるニューシングル『LAZY DANCE』のリリースイベント、タワーレコードでのリリース企画も発表に。タワーレコード新宿店及びタワーレコード梅田NU茶屋町店では、『LAZY DANCE』発売記念パネル展が開催されるとのことだ。

 

なお、BiSは11月2日(木)に現在開催中の全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のツアーファイナルを東京・Zepp Hanedaにて開催する。

 

動画

BiS「teacher teacher teacher」ライブ映像

 

リリース情報

New Single『LAZY DANCE』(初回生産限定盤/通常盤)

New Single『LAZY DANCE』
2023年11月8日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】CRCP-10481 / 5,000円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-10482 / 1,100円(税込)

配信リンク:https://bis.lnk.to/lazydance

 

イベント・ライブ情報

■BiS『LAZY DANCE』リリースイベント
2023年11月4日(土)大宮ステラタウン14:00
2023年11月6日(月)タワーレコード新宿 19:30
2023年11月7日(火)タワーレコード渋谷B1F 19:30
2023年11月8日(水)渋谷MAGNET by SHIBUYA109 19:30
2023年11月9日(木)HMV&BOOKS SHIBUYA 19:00
2023年11月10日(金)タワーレコード錦糸町 19:00
2023年11月11日(土)新宿マルイメン 14:00
2023年11月18日(土)タワーレコード渋谷B1F 14:00
2023年11月23日(木)浅草ROX 2G 15:00
2023年11月25日(土)汐留シオサイト 15:00
2023年11月26日(日)タワーレコード渋谷B1F 14:00

■BiS 全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」
2023年11月2日(木)東京 Zepp Haneda

■BiS『LAZY DANCE』発売記念パネル展開催&プレゼント
東京:タワーレコード新宿店
2023年11月7日(火)~2023年11月20日(月)

大阪:タワーレコード梅田NU茶屋町店
2023年11月7日(火)~2023年11月13日(月)

 

WEB

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BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS