なぜ日本は“スマートホーム化”に出遅れたのか? 家電王が語る世界との違い、普及へのカギ

家電や設備をネットワークに接続して操作できるようにすることで、暮らしがより豊かになり、ホームセキュリティの向上にもつながるのがスマートホームの魅力です。スマートホームは海外や日本でどのように普及し、今後はどのように進化していくのでしょうか? 今回は、“家電王”として知られ、国内外の最新スマートホーム事情にも詳しい中村 剛氏に話を聞きました。

【お話をうかがったのはこの方!】
家電王 中村 剛さん

東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務。2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は“家電王”として動画マガジン『くらしのラボ』をYouTubeとFacebookで毎週配信している他、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好き!

 

日本はまだ遅れているものの、スマートホームの普及は右肩上がり

スマートホームの普及状況について中村氏は、「世界で右肩上がりに伸びています」と語ります。

 

「ロボット掃除機などのスマート家電や、セキュリティ、制御などの分野の比率が高く、近年はカーボンニュートラルに向けた取り組みが進むなかでエネルギー管理も重要なセグメントになっています。日本ではまだスマートホームをスマートデバイス単体で語られることが多いと思うのですが、世界ではトータルでエネルギー管理をする方向に向かっています」(中村氏)

資料提供:Statista

 

資料提供:Statista

 

世界ではスマートホーム化が進むなかで、中村氏は「日本は少し出遅れている印象がある」とのこと。

 

「Statista(※)の調査によると、日本のロボット掃除機などのスマート家電の保有率は10%と、中国、韓国、米国に比べて低いです。エンターテインメント関連(Bluetoothスピーカー、スマートTV、ストリーミング関連など)でも先述の3か国は70%以上なのに日本は26%。また、『スマートホームデバイスは保有していない』との設問に対しても65%とずば抜けて高いため、そもそもスマートホームデバイスとは何なのかを理解していないのかもしれません。遠隔操作ができるエアコン等は製品としてはかなり増えているのですが、その機能をちゃんと使えていない場合も多々ありますね」(中村氏)

資料提供:Statista

※Statistaは100万点以上のデータを扱うビジネスインテリジェンスのポータルとして、170以上の業界、150の国と地域を対象とした、統計、業界レポート、市場予測、消費者サーベイなどを提供しています。(statista.com)各調査会社や公的機関含む22,500以上のデータソースから収集したデータに直接アクセスができ、ビジネスにおけるファクトに基づいた意思決定を支援しています。2007年にドイツで設立され、現在、世界14カ所に約1,400人の従業員を擁しています。調査に関するご相談やお問い合わせはsales.japan@statista.comまで

 

日本でスマートホームが普及しないのは「安全性や規制が強いことも理由にあるのではないか」と中村氏は語ります。

 

「たとえば2012年、パナソニックが遠隔でオンオフ制御できるエアコンを発表した後、遠隔ではオフ制御だけになったことがありました。電気用品安全法の観点から、外出先から、オンにすると火事等の原因になるのではないかと“物言い”が付いたんですね。電気用品安全法では今もこたつなどヒーターを搭載する機器の遠隔操作はダメなのですが、そういう制約が日本は諸外国よりも多いのだと思います。そういった点が、スマートホーム普及のハードルの一つかもしれないですね」(中村氏)

 

さらに、日本の文化的な背景も理由にあるのではないか、と中村氏は語ります。

 

「私は2017年に初めてラスベガスで開催されている『CES』(世界的最大級のテクノロジー見本市)に行き、そこでスマートスピーカーを体験しました。しかし、自分も含めて、日本人は音声で命令するのが恥ずかしいんですよね。欧米ではベビーシッターやお手伝いさんが家にいることも多く、音声での指示に抵抗がないのですが、そういった文化的背景が日本にはない、という違いもあると思います」(中村氏)

そこで、今後スマートホームの普及のカギを握るのはデジタルネイティブな若い世代だといいます。

 

「古くはご飯を炊く炊飯器も『主婦にラクをさせるな』なんて話もあったそうですし、私もかつて東京電力のショールーム『くらしのラボ』にいた際には、『食洗機を買いたいから夫を説得してほしい』なんて言われたことも頻繁にありました。でも時代が変わって、女性が働くのは当たり前になりましたし、みんなが結婚しなければいけない時代でもない。デジタルネイティブの若者も当たり前に増えてきました。パリ五輪で日本の若者が活躍しているように、新しい世代が『便利なものはどんどん使おうよ』という形で盛り上げてくれるのがブレイクスルーにつながる気がします」(中村氏)

 

「プロダクトアウト」ではなく、便利な「ユースケース」が重要

さらに、スマートホームが普及していくためには、「メーカーの都合で生み出された『プロダクトアウト』ではなく、便利な『ユースケース』が普及のためには重要」と中村氏は語ります。

 

「たとえば、ペットを飼っている家庭で、ペットを大事に思うなら、不在時に遠隔で見守れるカメラや自動給餌機、体重管理、エアコンのコントロールをするニーズが生まれてきます。そうすると、必要に迫られてそれらの機器を導入して活用し始めるでしょう。さらに、『高齢者を見守りたい』『手ぶらで解錠したい』など、ユーザー視点でのユースケースを提示していくことがブレイクスルーにつながると考えます」(中村氏)

↑手ぶらで開錠できるスマートロックの例。SwitchBotの「SwitchBot ロック Pro」(左)と「SwitchBot 指紋認証パッド」(右)

 

スマートホーム機器を簡単に使えるようにするためには、AIの活用も重要になります。

 

「見守りカメラで24時間撮影し続けても、すべてをチェックしきれないですよね。ですから、『AIでの画像認識』もセットで絶対に必要になります。必要な映像だけをAIで切り取ることで、初めて人間の見守りにも使えるようになるわけです。また、『カメラはプライバシーの侵害がイヤ』という人には、ミリ波レーダーやWi-Fiの揺らぎなどで見守るサービスなどもあります。先にニーズがあり、それに対してユーザー視点でのサービスが提供されていけば、スマートホーム機器はさらに普及するはず。ですが、ただ単にガジェットを提供して『後はDIYで何とかしてね』では、一部のアーリーアダプターの人しか反応してくれないでしょう。スマートホームが提供出来る価値をユーザーのベネフィット(便益)として伝えなくてはならないのです!」(中村氏)

↑MS LifeConnect「AIスマートカメラ 屋外用カメラ/屋内用カメラ」は、高度なAI検知能力により人間や動物、車などを識別。指定した対象物が写り込んだときだけを「クリップ動画」として切り出し、スマホに通知を送ることが可能です

 

↑Aqaraの「人感センサー FP2」はミリ波レーダーセンサーによって最大5人までの多人数検知に加えて転倒検知も可能

 

「スマートホームのメリットは、利便性の先にある暮らしの豊かさ。便利さだけを追求していくのでは窮屈だし疲れてしまいます。カメラで見ることも含めて、全てをデジタルで制御するといった話だと、良いことばかりではないのだと考えます。結果的にその先にある暮らしが豊かになる、楽しくなるのが重要。今で言うと『ウェルビーイング』につながる『スマートなホーム』というのが本来のあるべき姿だと思います」(中村氏)

 

本当の意味で家がスマートホームになるためには、スマートデバイスを導入するだけでなく、AIで意味付けしてサービス化していくことも重要。

 

「日本は超高齢化に突き進んでおり、見守る側の人も足りなくなるので、データにAIで意味付けすることがまさしく必須です。『こんなアラームが出たら、誰かが自宅に訪問します』といったサービスとの連携が必要になるでしょう。最終的には、家自体が人格のようなものを持ち、住人の最適で豊かな暮らしを提供していく。さらに、クルマの自動運転が普及すると、おそらく『家』のカテゴリ中にクルマも入ってくるでしょう。移動している間に勝手に進んでくれるとなると、家の部屋にいるのと変わらない状態になりますから。そういったことも含めて、その人の周りにあるものすべてを含め、スマートホームのメリットを享受するが私のイメージです」(中村氏)

 

スマートホームプラットフォームの“一元化”が進む

当初、グーグルは「Google Home」、アマゾンは「Amazon Alexa」、アップルは「HomeKit」という独自のスマートホームプラットフォームを展開してきました。各メーカーの製品がそれぞれに対応するには、手間もコストもかかるため、2022年、それらを統合する規格として、無線通信規格の標準化機関であるCSA(Connectivity Standards Alliance)が「Matter」(マター)を立ち上げました。これにより、スマートホーム規格の標準化が進められていますが、まだまだ課題があるといいますす。

 

「日本の家電メーカーと話をすると、共通規格である『Matter(マター)』に対してあまり積極ではないと感じます。統一するといっても、電源のオン・オフやエアコンの温度を1℃上げるといった基本機能を統一するのは簡単ですが、メーカーだけのオプション機能まではなかなか統一できません。そこで、エアコンはこうしましょう、ロボット掃除機はこういう風にしましょうと、カテゴリごとに取りまとめが進んでいるわけですが、先述のCSAでの議論に積極的に入っていかないと、蚊帳の外でプロトコルが決まってしまいます」(中村氏)

 

続いて住宅設備に目を向けてみましょう。日本では住宅設備やエアコンなどの家電を接続してエネルギー管理を行うための共通規格である「ECHONET Lite(エコーネットライト)」が普及し、「HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)」によって空調や給湯、エネルギー管理などが行われています。

 

「住宅設備系はECHONET Liteで接続しつつ、スマート家電はMatterで連携し、それらを統合するシステムを組んでいく。今後は、このような流れで進んでいくと思います。例えば三菱地所の『HOMETACT(ホームタクト)』の場合、ECHONET Lite系はLIXILの仕組みをベースに、スマートデバイスと組み合わせてサービスを展開中です。また、マンションのエントランスの顔認証などの仕組みは自社だけではできないので、DXYZ(ディクシーズ)と連携してスマートホーム化の実績をたくさん積み上げているところです」(中村氏)

↑HOMETACTで制御できる機器の例

 

↑HOMETACTとDXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD」が連携した例

 

社会課題の解決に向けて住宅設備メーカーと不動産会社などが取り組んでいる事例もあると中村氏は紹介しました。

 

「社会問題化している宅配便の人手不足対策として、インターホンと玄関錠を含めてスマート化し、フリマアプリの『メルカリ』の荷物を自宅の宅配ボックスから発送できるサービスなども始まりました。オートロックがあっても、認証された宅配業者であれば各戸の宅配ボックスのある場所まで入れるようになりました」(中村氏)

↑自宅からEC商品・レンタル商品などが発送できる「Smari(スマリ)サービス」に対応した宅配ボックスも登場

 

「さらに、家のカギがスマート化していれば、次は顔認証で入れるとか、近づいたらカギが開くというのが当たり前になっていくと思います。たとえば、スマホのGPSで自宅近くに入ったことが分かってから数分間以内にBluetooth圏内に入ると、解錠するスマートロックもある。極めて便利ですから、『便利なら使おう』という形で導入が進みます。このスマートロックのハンズフリー解錠にしても、CSAの中でMatterとは別のAliroの規格として検討が進んでいるところです。そうやってどんどん外堀が埋まっているので、日本でも、ぜひ便利な現実を存分に享受してほしいと思います」(中村氏)

↑ハンズフリーでの解錠やオートロックが可能なQrio Lock

 

まずはスマートリモコンから始めてみては

では最後に、スマートホームに興味がある人に対して、どこから始めればいいのかアドバイスをいただきました。

 

「エアコンが一番分かりやすいですね。既存のエアコンを含めると、赤外線対応の『スマートリモコン』を使うのが汎用的なスマートホームの第一歩ではないでしょうか。近年は夏の暑さがひどいので、エアコンで冷房しがなければ熱中症の危険性があります。ペットがいたり、小さい子どもや老人がいたりする家庭では室内の温度管理が特に重要ですが、スマートリモコンの機能を使えば、外出先でもエアコンのオンオフや設定温度調整が可能になりますし、一定の室温になったら冷房をオンにする設定も容易にできます。自宅にいるときでもスマートスピーカーと連携して『エアコンを消して』『エアコンの温度を1℃下げて」といった音声操作は意外と便利です。カーテンを自動で開け閉めできるデバイスもあって、快適な目覚めにつながります。まずは興味を持ったそのあたりから使ってみてください」(中村氏)

↑+Styleのスマートリモコン「マルチリモコン PS-IRC-W02」。500種類以上の赤外線リモコンデータがプリセットされているため、セットアップも簡単です

 

↑アプリ操作や音声操作、リモートボタン、照度センサーなどで自動操作ができる「SwitchBotカーテン3」

 

不審者の侵入経路をがっちりガード!「防犯スマートホーム機器」のオススメをチェック

これまでスマートホームの魅力や導入方法、さまざまなライフスタイルにおけるニーズに合わせたスマートホーム機器の導入方法について紹介してきました。今回は、防犯対策に役立つスマートホーム機器を紹介します。

まずは“基本のキ”であるドア・窓施錠をしっかりと

窃盗犯などの侵入を防ぐためにまず大事なことは「施錠をしっかりすること」です。警察庁「刑法犯に関する統計資料」によると、2022年に発生した住宅における侵入窃盗の認知件数1万6524件のうち、約46.8%を占める7731件が「無締まり」、つまり玄関ドアもしくは窓を施錠していない状態で侵入されているという結果が出ています。筆者も窓を開けっ放しで扇風機で涼を取っている状態のまま出かけてしまったこともあり、「ドアのカギは閉めても窓は非施錠」という状態になってしまうことも多いのではないでしょうか。

 

こうした状態を防ぐためには、玄関ドアならカギの開閉を自動化できる「スマートロック」、窓なら「ドア・窓開閉センサー」を導入したいところ。

 

今回はおすすめ製品としてCANDY HOUSEの「SESAME(セサミ)」シリーズを紹介しましょう。指紋認証や暗証番号での解錠が可能なスマートロックに加えて、ドア・窓センサーなどをラインナップしています。

 

スマートロックの「SESAME 5 Pro」(実売価格7678円・税込)に「SESAMEタッチ Pro」(同4378円)を組み合わせることで、16桁までのパスワードと指紋認証、手持ちのSuicaや社員カードなどのICカード(FeliCa、MIFARE規格に対応)で解錠できるようになります。さらに別売のスマートリモコン「Hub3」(同2178円)を組み合わせることで、カギの開閉情報を離れた場所から確認したり、遠隔操作したりできるようになります。

↑CANDY HOUSEのスマートロック「SESAME 5 Pro」

 

↑指紋認証や暗証番号での解錠ができる「SESAMEタッチ Pro」

 

↑SESAME 5 Proを遠隔操作できるスマートリモコン「Hub3」

 

↑スマホ向け「セサミ」アプリの画面

 

もう一つ追加導入したいのが「オープンセンサー」(同1078円)です。SESAMEシリーズはほかのスマートロックと違って開閉センサーを内蔵していないので、ドアが万が一何かに引っかかって閉まっていない状態でも、そのままカギを締めてしまう場合があります。このオープンセンサーを追加することで、そういったトラブルを防ぐことが可能。他社製品と違い、ドア枠からカギのサムターンが離れていても難なく感知できるのが強みです。

 

オープンセンサーはドアだけでなく窓や引き出しなどにも使えるので、窓が開けっ放しのまま出かけたらお知らせするといった活用法もできます。

↑SESAME 5 Proをオートロック対応にできる外付け開閉センサー「オープンセンサー」

 

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スマートリモコンやスイッチロボットなどで在宅を装う

先ほど紹介した「刑法犯に関する統計資料」によると、2022年の住宅侵入窃盗の認知件数1万6524件のうち、家人が留守中に侵入する「空き巣」が1万553件(約63.9%)、家人が就寝中に侵入する「忍び込み」が4162件(約25.2%)、家人がいる中で侵入する「居空き」が878件(約5.3%)と、圧倒的に留守中が多くなっています。そうなると、次の手段として考えられるのが「在宅を装うこと」です。

 

特に出張などで数日以上家を空けることが多い人は対策した方がいいでしょう。おすすめしたいのは、以下の方法です。

・スマートリモコンで照明を自動的につける
・スイッチロボットで壁スイッチを押して自動的に照明をつける

 

先ほど紹介したCANDY HOUSEの「ハブ3」のほか、「スマートホーム初心者が最初に買うべき!『スマートリモコン』選びの条件と使い道」で紹介したスマートリモコンでも照明のリモコンを学習することで遠隔操作できるようになります。

 

CANDY HOUSEは壁スイッチなどのボタンを遠隔操作できるスイッチロボット「セサミボット2」(実売価格2178円・税込)もラインナップしており、これを利用すればリモコンが使えない照明でも遠隔操作できるようになります。

↑壁スイッチなどのボタンを遠隔操作できるCANDY HOUSEのスイッチロボット「セサミボット2」

 

セキュリティカメラやスマートドアホンなどで万全対策

自宅のセキュリティを万全にするためには、やはりセキュリティカメラの導入がおすすめです。人感センサーで人や物の動きを検知して自動的に撮影できるのはもちろんのこと、アラート音を発生させることで侵入者を追い払う機能を持つものもあります。おすすめのアイテムとしてアマゾンの「Ring」シリーズを紹介しましょう。

 

スマホアプリで遠隔応答したり、動作を検知すると自動録画したりしてくれるスマートドアホンの「Ring Battery Doorbell Plus」(実売価格2万4980円・税込)や、屋内用の有線カメラ「Ring Indoor cam」(同4980円)、センサーライトとセキュリティカメラを一体化した屋外用カメラ「Ring Spotlight Cam Plus Battery」(同2万4980円)などをラインナップしており、玄関から室内、庭などの屋外まで家の内外をしっかり防犯できます。Ringのスマートドアホンや無線カメラはバッテリーが共通なので、予備を用意しておけばバッテリーが切れる前に交換でき、常に自宅のセキュリティを万全に保つことができます。

↑アマゾンのスマートドアホン「Ring Battery Doorbell Plus」

 

↑屋内用の有線カメラ「Ring Indoor cam」

 

↑センサーライトとセキュリティカメラを一体化した屋外用カメラ「Ring Spotlight Cam Plus Battery」

 

↑スマホ向け「Ring」アプリの画面。ドアホンや屋外カメラなど複数の映像を一覧で確認できます

 

そのほか、これまでにも何度か紹介してきた+StyleやSwitchBotなどのプラットフォームでも屋内用、屋外用のカメラをラインナップしています。1つのアプリで家電の操作のほか、カメラ映像も確認したいのであれば、自分が使っているプラットフォームの製品で揃えるのもおすすめです。

↑+Styleの「ホームカメラ PS-CMR-W03」(実売価格6480円・税込)

 

↑SwitchBotの「SwitchBot 屋外カメラ 3MP」(同1万2980円)

 

防犯対策としてセンサーライト付き屋外用カメラを導入するのが一般的ですが、屋内用の場合は同居する家族のプライバシーの課題もあります。家族がいる場合は、庭やベランダに出る掃き出し窓など泥棒の侵入経路になる場所を撮影するよう設定し、室内はほとんど映らないようにするなど、プライバシーの保護を検討したいですね。

離れて暮らす親を見守りたい! プライバシーに配慮した「スマートホーム機器」導入のススメ

進学や就職、転勤などで親元を離れてしばらく経つと、実家で暮らす親の様子が気になるという人も多いのではないでしょうか。どちらかの親を亡くして一人暮らしになると、さらに心配も増します。スマートホーム連載第3回では、「離れて暮らす親の様子を見守りたいけど、どうすればいいかわからない」というお悩みをスマート家電で解決する方法を紹介しましょう。

 

インターネット環境がない場合は「ホームルーター」などを導入

遠隔地から見守りをするためには、「インターネット環境」もしくは「ケータイ通信機能を内蔵する見守り端末」が必要です。どちらも月額料金がかかりますが、おすすめはインターネット環境の導入です。ホームルーターなどを利用してインターネット環境を構築すれば、さまざまな機器から利用できるためです。親の健康状態が変わった場合、機器を増やして見守りレベルをアップすることもできます。

 

おすすめの方法は、SIMフリーのホームルーターと格安SIMとの組み合わせです。

 

例えば4キャリアに対応するピクセラの4G LTEホームルーター「PIX-RT100」(実売価格1万5800円/税込・以下同)なら、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの主要4キャリアに対応します。IIJmioやmineoなどの格安SIMにも対応しているので、キャリアが提供するホームルーターなどに比べて導入や運用のコストを抑えられます。例えば平日の昼12時台だけ通信速度が制限されるmineoの「マイそく(スタンダード)」プランを利用した場合、月額990円(通信速度最大1.5Mbps、データ容量無制限)で利用できます。

↑ピクセラの4G LTEホームルーター「PIX-RT100」(実売価格1万5800円)

 

もし余っているAndroidスマホがあれば、テザリングを常時オンにすることでインターネット環境として使えます。こちらも同様に格安SIMを利用すればホームルーターを導入する初期費用が不要になるため、さらに高コスパで導入が可能になります。iPhoneの場合、テザリング機能を常時オンにできないため、こうした使い方はできません。

 

人感センサーとスマートリモコンを使って“ゆるい見守り”を実現

離れて暮らしている親が元気にしているのか気になるとはいえ、いきなり「Webカメラで見守り」なんていうのはNGです。いくら家族といえど、プライバシーをしっかりと保護した上でできる見守りの方法を選択することが重要です。

 

テーマは「ゆるく見守る」です。人それぞれに起床直後やお昼、夕方、就寝前などに行うルーティーンがあると思います。ゆるく見守るというのは、そのルーティーンを行っているかどうかをさまざまなスマート家電で確認するというもの。

 

おすすめしたいのが、赤外線センサーによって人や動物の動き(熱)を検知すると、インターネット経由でスマホアプリにお知らせしてくれる「人感センサー」です。例えばリビングルームなどに人感センサーを設置しておけば、家族が家の中で活動しているかどうかをチェックできます。

 

もう一つおすすめしたいのが、温度・湿度を検知することで室内環境の見守りができる「スマートリモコン」です。スマートリモコンはスマホアプリと連携できる学習リモコンですが、そのなかでも温度・湿度センサーを内蔵する製品であれば室内環境の見守りができます。

 

高齢になると温度に対する感覚が鈍くなり、「暑い」「寒い」と感じにくくなります。体温調節機能も鈍り、のどの渇きも感じにくくなると言われています。高齢者は熱中症にかかりやすいため、特に夏場は室温が高くなりすぎていないかチェックするといいでしょう。

 

また、照度センサーを内蔵するスマートリモコンの場合、部屋の明るさも検知できます。夜に明かりがついているかがわかるため、「部屋の明るさ」でも見守りができます。

 

人感センサーとスマートリモコンのおすすめの組み合わせをいくつか紹介しましょう。

 

単体で動きを見守れるだけでなく、組み合わせると室内環境も見守れる

+Style「スマートセンサー(人感)  PS-SMT-W02」(実売価格4190円)

壁や天井付近など見通しのいい場所に設置するだけで、人の動きを検知するとWi-Fi経由でスマホアプリにお知らせしてくれる人感センサーです。電池で駆動するほか、USBケーブルで給電しながら使うこともできます。単体でWi-Fiに接続できるので、別途スマートリモコンなどのハブを購入しなくても手軽に導入できるのが魅力です。

↑人感センサーの設定画面。動きや振動を検知するとお知らせする設定ができます

 

↑人の動きや振動を検知すると、スマホに通知が届きます

 

+Styleでは、温度・湿度・照度センサーを搭載するスマートリモコン「マルチリモコン  PS-IRC-W02」(実売価格9680円)もラインアップしています。温度・湿度に加えて部屋の明るさも検知できるので、「明るくなったらアプリにお知らせする」といった使い方もできます。人感センサーも同じアプリで管理できるので、組み合わせると楽に見守りができます。

↑+Style「マルチリモコン PS-IRC-W02」

 

↑「+Style」アプリで室温や湿度、照度(明るさ)を確認できます

 

↑温湿度グラフで室温、湿度の推移を確認することもできます

 

別売の人感センサーや見守りカメラなどとも連携できるスマートリモコン

SwitchBot「SwitchBot ハブ2」(実売価格8980円)

温度・湿度・照度センサーを内蔵するスマートリモコンです。SwitchBotはスマートリモコンのほか、人感センサー、見守りカメラ、スマートカーテン、スマートロックなどさまざまな機器をラインアップしており、それらの機器を1つのスマホアプリで操作・管理できるのが魅力です。

 

別売の人感センサー「SwitchBot 人感センサー」(実売価格2780円)は単体でWi-Fiに接続することはできませんが、SwitchBot ハブ2と連携することで、人の動きと室内環境を同時に見守れるようになります。

↑SwitchBotの「SwitchBot 人感センサー」は単4電池×2個を使う電池式です

 

↑「SwitchBot 人感センサー」が動きを検知すると、スマホに通知が届きます

 

転倒を検知するとお知らせしてくれるミリ波レーダーセンサーも

Aqara「人感センサー FP2」(実売価格1万2980円)

ゆるい見守りだけでなく、さらに高度な見守りができる人感センサーも紹介しましょう。Aqara(アカラ)の「人感センサー FP2」は、ミリ波レーダーセンサーによって最大5人までの多人数検知に加えて転倒検知も可能な人感センサーです。天井に取り付けて「転倒検知」モードを選択することで、転倒を検知するとスマホアプリにお知らせすることができます。

↑見守り用途としては、壁に設置してゆるく見守る「ゾーン検知」モードと、天井に設置して転倒を検知する「転倒検知」モードを用意しています

 

↑「人感センサー FP2」が転倒を検知すると、アラーム音とともに通知が届きます

 

親が元気なうちはそこまで高度な見守りは不要かもしれませんが、足腰が弱ってきた場合はこのような機器を導入して、より高度に見守りを行うことがおすすめです。

 

スマートディスプレイで「見守り」と「コミュニケーション」を両立

本連載の第2回テーマ「子どもを見守りたい」でも紹介しましたが、映像と音声も含めてしっかりと見守りたいのであれば、音声アシスタントを内蔵するスマートスピーカーにディスプレイを搭載した「スマートディスプレイ」がおすすめです。スマートディスプレイはスマートスピーカーと同様、「アレクサ」や「OK、Google」といったウェイクワード(音声アシスタントを呼び出す言葉)の後に「ニュース」「天気予報」「今日は何の日?」などと呼びかけるだけで、さまざまな情報をお知らせしてくれます。さらに「アラームを○時にかけて」とか、「タイマーを3分でかけて」といった使い方や、計算をしてもらうといった使い方もできます。

 

このように便利な使い方ができたり、ちょっとした話し相手になったりするだけでなく、離れて暮らす家族同士でのビデオ通話もできます。セキュリティカメラとしても使えるので、人感センサーやスマートリモコンでゆるく見守る“次の一手”としてはスマートディスプレイがおすすめというわけです。

↑アマゾンのスマートディスプレイ「Amazon Echo Show 10(第3世代モデル)」(実売価格2万9980円)

 

セキュリティカメラとの大きな違いは、その“主目的”にあります。セキュリティカメラは窓や無施錠のドアなどから侵入した人を撮影して記録するほか、部屋の中にいる人やペットなどの動きを記録するといった用途がメインです。マイクとスピーカーを内蔵することで呼びかけや音声通話ができるものもありますが、双方向のビデオ通話はできません。宅内にいる人にとっては「監視カメラ」と感じてしまう場合が多いので、よほど緊急事態でもない限り、実家といえど設置するのはおすすめできません。

 

一方のスマートディスプレイは、スマートスピーカーのように情報を音声でお知らせしたり、ディスプレイに情報を表示したりするほか、スマートホーム機器を管理・操作したりするのがメイン。ビデオ通話機能やセキュリティカメラ機能はサブ機能という位置付けです。

↑スマートディスプレイなら、簡単に双方向のビデオ通話ができます

 

スマートディスプレイの多くは物理的にカメラをふさいでプライバシーを保護する機能を備えていることもあり、監視カメラとしての忌避感はそれほど持たれないのではないかと思います。

 

普段はカメラをオフにしておき、呼びかけがあった場合や自分からビデオ通話を発信した場合にカメラをオンにするといった使い方も可能。体調が悪化した場合など、継続的に様子を見守りたいことになったら、応答を待たずにセキュリティカメラとして使えるようにする設定もできます。

1.スマートディスプレイの使い勝手を覚えてもらう
2.ビデオ通話を使って孫とのコミュニケーションを楽しんでもらう
3.セキュリティカメラとして使えるように設定し、いつでも映像で見守れるようにする

といったように、段階を踏んで使い方を変えていくことが可能なのです。親と子の関係性や物理的な距離、親の体調やライフステージに応じて、ぜひ見守りに役立ててみてください。

超コンパクトで持ち運びしやすい、4万円台のプロジェクターが販売

BBソフトサービスは、日本ビジネス開発が販売するモバイルプロジェクター「Adget Pocket Projector(アジェットポケットプロジェクター)」の取り扱いを、+Styleで開始しました。価格は4万4880円(税込)。

 

Adget Pocket Projectorは、ボディが425gと軽量で、ポケットやハンドバッグにも入り、持ち運びや設置が苦になりません。自宅の中だけでなく、友人と遊ぶ際や、アウトドアシーンなど、いつでも、どこにでも気軽に持ち出せます。本体サイズは直径130×高さ42mmです。また、バッテリー内蔵のため、動画であれば約2時間のバッテリー駆動も可能。

 

投影は最大120インチまで。明るさは220ANSIルーメンのため、電気をつけた部屋でも使用できます。なお、解像度は854×480ドットです。投影方式はDLPで、光源はLED。

 

無線はWi-FiとBluetooth 5.0に対応。対応機種は以下のとおりで、幅広いデバイスと接続して使えます。

iPhone、iPad、Android、Windows、Mac、Blu-ray/DVDプレーヤー(レコーダー)、ゲーム機(Switch、PS3、PS4、PS5など)、USBメモリー、ストリーミングデバイス(Fire TV Stick、Chromecast、Chromecast with Google TV、Apple TVなど)

 

カラーバリエーションは、モスグリーン、グレー、ホワイト、グレージュの4色。インテリアに合わせやすいおしゃれなカラーが揃っています。このほか、三脚のマグネットファンクションが付属。簡単に取り付けられ、天井投影も可能です。

楽天BLACK FRIDAYとAmazonブラックフライデーで開催! 「+Style」スマートデバイスがお買い得に

BBソフトサービスは、11月27日1時59分まで開催中の楽天BLACK FRIDAYと、11月24日0時~12月1日23時59分まで開催されるAmazonブラックフライデーに、+Style家電・デバイスをはじめとしたスマートデバイスを出品します。

 

現在開催中の楽天BLACK FRIDAYでは98製品を出品。微細粒子除去率99.98%のHEPA13フィルターを搭載し、部屋に流れる花粉、タバコの煙やペットなどの臭い、ハウスダストを除去可能な「Smartmi スマート空気清浄機」を、79%オフの4980円で販売します。

 

充電機能を搭載した、薄型ポータブルプロジェクター「Yaber Pico T1」を63%オフの1万9800円で販売します。

 

家電をスマホや音声で操作でき、スマート化可能な「+Style コンセント」を60%オフの1480円で販売。そのほか、50%オフ以上のアイテムを合計11点出品しています。

 

Amazonブラックフライデーでは、122製品を出品予定。1600万色のカラーを指先で簡単にコントロール可能な「Yeelight Razerコラボ LEDスマートランプD2」を81%オフの1680円で販売します。Smartmi スマート空気清浄機も79%オフの4980円で販売します。

 

室内のCO2濃度/温湿度をリアルタイム表示し、過去のデータをグラフで確認可能な「+Style センサー(CO2・温湿度)」を、74%オフの3980円で販売。そのほか、50%オフ以上のアイテムが合計39点出品予定となっています。

インターネット動画配信サービスに特化。4万円以下でAndroid搭載のチューナーレスSmartTV「SmaTY」

BBソフトサービスは、Android搭載のチューナーレスSmartTV「SmaTY」の取り扱いを、7月13日(木)から+Style Amazon店で開始しています。

 

SmaTYは、インターネットの動画配信サービスに特化したSmartTV。43V型の大画面、4K UHDの画質、Dolby Audioの搭載により、迫力のある視聴体験が可能です。Androidも搭載されているため、YouTubeやNetflixをはじめ、人気の動画アプリがプリインストールされており、ほかにもGoogle Playストアからさまざまなアプリをインストールできます。

 

重量は約6.7kgと設置しやすいほか、電源コードをコンセントに差し込んでリモコンで起動するだけのため、すぐに視聴を始められます。また、Chromecast機能でスマートフォンの画面をSmaTYに表示させることもでき、家族や友人と一緒に、思い出の写真や動画を大画面で楽しめます。

 

インターフェイスはHDMI×3、USB×2、光デジタル、有線LAN。HDMI接続でPCゲームや家庭用コンソールゲームも楽しめます。価格は3万9900円(税込)です。

iPhoneをType-Cで充電できる! 一台三役のアクセサリー「MAGPLUS ONE」は複数ケーブル持ちにおすすめ

磁力でiPhoneとくっつくMagSafe対応の、一台三役のアクセサリー「MAGPLUS ONE」が発売されました。韓国メーカーのSTATIC社が開発し、日本ではBBソフトサービス社がプラススタイル(+Style)の製品として取り扱っています。MagSafe対応のiPhoneであれば、ワイヤレス充電器、スマホグリップ、スマホスタンドの3つの用途で使えます。

↑MAGPLUS ONE。大きさは約58.7×58.7×31.45mm

 

MAGPLUS ONEの注目ポイントは、給電端子にUSB-Cポートを採用していることです。これはMAGPLUS ONEを使えば、LightningポートのiPhoneをType-Cケーブルで充電できるようになるということを意味します。

 

では、MAGPLUS ONEの使い勝手はどうなのか、チェックしていきましょう。

↑MAGPLUS ONEのパッケージ

 

装着後は強力に固定。別途スタンドいらずで動画などを楽しめるのは良い

MAGPLUS ONEは、小鉢のように丸みを帯びた形状に、コインのような形が重なる独特な構造をしています。手に触れる部分は樹脂製で、清潔感のある見た目をしており、手触りはなめらか。平らな部分にMagSafeと互換性のある磁石を内蔵していて、iPhoneの背面にペタッと貼り付けられます。

↑接着面にMagSafe互換の磁石が含まれており、iPhoneの背面に装着できる

 

コイン状の部分を外側に引っ張ると支柱部分が膨らみ、これを2段階に展開できます。支柱部分をきちんと伸ばすとちょうど指が入る大きさに展開できるため、スマホグリップとして指を支えられます。MagSafe機構の強力な磁石によってしっかりと固定されるため、装着したままで持ち運んでも外れることはありません。MagSafe対応のケースなら、ケース越しに取り付けることもできます。

↑指を挟んで、スマホグリップとして使える

 

↑装着力は強く、多少の衝撃を加えても外れることはない

 

iPhoneで動画を観るときにはMAGPLUS ONEはスマホスタンドとして使えます。横向きに置いてみるとしっかり安定。また良いところは、iPhoneに常に装着し続けているため、別途スタンドを用意する必要がないこと。キッチンで作業しながら、TVerでテレビを見たいときなどにサッと横にするだけなので、便利に使えました。

↑スマホスタンドとしても機能する

 

Type-Cで充電できるため、ケーブルをまとめられる

MAGPLUS ONEを装着する向きによって充電端子の方向も変えられるため、たとえばケーブルの長さが短いときもすっきり配線できます。

 

MagSafe互換充電器としては、最大15Wの高速ワイヤレス充電が可能です。標準規格のQiとも互換性があるため、AirPodsのケースや、Qi対応のAndroidスマホへの給電もできます。なお、モバイルバッテリーではないため、MAGPLUS ONE本体への充電はできません。

 

充電まわりの利点としては、最初に述べたように、MAGPLUS ONEはiPhoneをType-Cケーブルで充電するためのアダプターとして使えること。iPhoneとAndroidで複数台持ちしている人なら、ケーブルを一本化する恩恵を受けられます。給電側のモバイルバッテリーもType-Cポートのみを使うようにすれば、ケーブルを出すたびに端子を確認する手間もなくなりそうです。

↑USB Type-C端子を装備し、iPhoneにはMagSafeでのワイヤレス給電が可能

 

そして、2023年の秋に発表される新しいiPhoneではLightningポートが廃止となり、USB-Cポートに変更されることが確実視されています。そうなると、たとえば新型iPhoneと旧型の(Lightningポート&MagSafe対応の)iPhoneを併用したいときなどに、ケーブルを買い足す必要があります。そんなときに、MAGPLUS ONEを追加すれば持ち運ぶ充電ケーブルをType-Cケーブル1本にできるでしょう。

 

また、この秋配信のiOS 17で新たに横向きのロック画面「スタンバイ」が追加されますが、MAGPLUS ONEは横向きで充電器兼スタンドとして使えるため、スタンバイ機能とも相性が良いはずです。

 

やや高いけどおすすめはできる

iPhoneへペタッと装着できて、ワイヤレス充電器、スマホグリップ、スマホスタンドという一台三役で使えるMAGPLUS ONE。カラーバリエーションはホワイトとスペースグレーの2色をラインナップします。価格は5980円(税込)と、スマホグリップ&スマホスタンドとしてはややお高め。ですが、iPhoneとAndroidの充電ケーブルをType-Cケーブル1本にまとめたいという強い意志を持つ人や、iPhoneをType-Cで充電したい人こそおすすめします。

 

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「+Style家電」など、スマートデバイス全79アイテムが最大66%オフ! 11月22日から開催の楽天ブラックフライデーセールで

BBソフトサービスのプラススタイル事業は、11月22日20時00分~11月27日1時59分まで開催される、楽天ブラックフライデーセールに、+Style家電・デバイスをはじめとしたスマートデバイス79アイテムを出品します。

 

同セールでは、スマート全自動コーヒーメーカーや各種スマート加湿器などに加え、+Style新製品の睡眠チェッカーも登場します。

 

セールの目玉として、音声だけで操作が可能なスマート音声リモコンの「Aladdin Remoless」が66%オフの1980円に。30分で組立可能な、3種類のモードで遊べるSTEM教育組立ロボットキットの「mBot オリジナルガイドブック付属ver」が45%オフの9000円、スマートフォンアプリやスマートスピーカーでの操作も可能な「Yeelight × Razer LEDスマートランプD2」が、44%オフの4980円になります。

 

また、一部アイテムは最大で14%の追加ポイントを付与。「+Styleタブレット」は40%オフクーポン発行+追加ポイント4%を付与します。

最大45%オフ! “+Style家電”などスマート家電全59製品が「プライムデー」セールに登場

BBソフトサービスのプラススタイル事業は、7月12日0時~13日23時59分までAmazonで開催される「プライムデー」にて、+Style家電をはじめとしたスマート家電59製品を出品します。

 

+Style製品の目玉アイテムとして、温度・湿度をトリガーに家電が管理できる「新スマートマルチリモコン」が1940円オフの税込7740円、夏休みの防犯対策にも最適な「+Style ホームカメラ」が1500円オフの税込4980円、「スマートLEDシーリングライト8畳」が3000円オフの税込7980円で購入できます。

 

その他ブランド製品は、天井照明プロジェクター「popIn Aladdin SE」が2万円オフの税込5万4800円、折り畳みスマホ「motorola razr 5G」が5万1800円オフの税込13万8000円、これからの季節に最適な「Smartmi スマート扇風機3」が2000円オフの税込1万3800円、夏休みの防犯対策にも最適なスマートロック「Qrio Lock & Qrio Hub セット Q-SL2 Q-H1」が5820円オフの税込2万5980円で購入可能です。

ありとあらゆるシーンで役立つ! 通話を自動録音できるBluetoothヘッドセット「Neck Rec」プラススタイルで発売

BBソフトサービスのプラススタイル事業は、AJAXが販売するBluetoothヘッドセット「Neck Rec」を発売しました。税込価格は1万7600円。

 

同製品は、スマートフォンとBluetooth接続することで、通話や通話録音、通常の録音、音楽再生が可能なハンズフリーのヘッドセット。両手がふさがっていても利用できる首掛け式で、イヤホンにはマグネットが搭載されており、コードが絡みにくくなっています。ヘッドセットにはレコーダー機能を内蔵し、自動通話録音機能で9999件の音声データ(MP3形式)が録音可能です。

 

1.5時間の充電時間で約10時間の通話を録音することができ、iOSとAndroidではビデオ会議時などの音声も録音可能で、様々なシーンで利用できます。また、通話だけでなく通常のボイスレコーダーとしても使用でき、最高音質で最大144時間、通常音質で最大288時間の録音ができます。

子どもの耳掃除にも使いやすくなった! スマホで見える「スマート耳かき」新モデル発売

BBソフトサービスのプラススタイル事業は、テラが販売する、カメラとLEDライトを搭載した「スマート耳かき」新モデルを、+Style本店とAmazon店、PayPayモール店、楽天市場店で発売します。税込価格は3980円で、本体のカラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。

 

スマート耳かきは、300万画素カメラを耳かき先端近くに搭載し、スマホで1080pの映像を確認しながら耳かきできるスマートデバイス。カメラを囲むように6つのLEDライトを搭載しており、耳の中を明るく照らし、耳の中の映像を確認できます。180mAhのバッテリーを搭載し約60分の連続使用が可能で、満充電も約60分で完了します。

 

今回発売となった新モデルは、カメラ搭載部の幅が約4.6mmから3.5mmとなり、子どもの耳掃除が、より行いやすいサイズになりました。耳かきの先端部のイヤースプーンはネジ式に変更、外れにくい仕様となり、より安心して利用できます。家族間でイヤースプーンを交換して利用したり、イヤースプーンを外して耳以外の場所のチェックもできます。欧州のRoHS指令も取得済。

 

スマホと直接Wi-Fi接続することで、アプリでリアルタイムに映像を確認でき、録画や静止画の撮影も可能。本体に3軸ジャイロセンサーを搭載し、左右それぞれの耳を見やすいように映像の向きを調整するため、掃除している耳の方向を「右耳モード」「左耳モード」で指定することで、より見やすい耳掃除が可能です。

 

なお、3月31日午前11時59分まで「+Style・スマート家電の日 グランドフィナーレ」として、+Style本店において同製品が10%オフの3584円で販売されています。

スマホがノートPCになる!? 「Mirabook」+Styleで発売中

BBソフトサービスのプラススタイル事業は、テラ社が販売するMiraxess「Mirabook(ミラブック)」を、+Style本店で販売開始しました。税込価格は6万280円。

 

同製品は、デスクトップモードに対応するスマートフォンを接続すると、キーボードやタッチパッドを利用して、ノートPCのように使うことができるスマートフォンアクセサリー。アクセサリー本体にはOSを搭載せず、通信やソフトウェアの動作をスマートフォンに任せるので、ノートPCに相当する本体価格を安価に抑えています。

 

デスクトップモードに対応するスマートフォンは、Samsung「DeX」対応のGalaxy S20やGalaxy Foldなど、ファーウェイ「EMUIデスクトップ」対応のHuawei P30/P30 Proなど、ASUS「モバイルデスクトップドック」対応のROG Phoneなど。USB Type-CのDisplayPort Alternate Modeに対応したソニーのXperia 1/1 II/5や、シャープのAQUOS R5G、OPPOのOPPO R17 Proは、映像出力が可能です。

 

本体は、13.3インチIPS液晶のフルHDディスプレーや、2.5W×2のステレオスピーカー、フルキーボードにマルチタッチ対応のトラックパッドを搭載。4500mAhのバッテリーを採用し、連続稼働時間は最大10時間で、モバイルバッテリー代わりとしても利用できます。インターフェースは、スマートフォンを接続するUSB Type-Cのほか、USB Type-A×2、HDMI、SDカードスロット、3.5mmイヤホンジャックと、ノートPC同様の拡張性も備えています。

スマート家電・IoT製品が最大3万円オフ! プラススタイル「Amazonブラックフライデー」

BBソフトサービスのプラススタイル事業は、11月26日9時~12月2日23時59分に開催される「Amazonブラックフライデー」にて、+Style家電をはじめとしたスマート家電・IoT製品の46製品を最大50%オフで出品します。

 

+Style家電・デバイスは、全25製品を最大5000円オフで販売。同セールの目玉は、10月発売の+Style「スマートカーテン」で、2320円オフの1万1480円となります。同製品はカーテンレールにユニットを取り付けるだけでカーテンを自動開閉してくれるスマートデバイスで、外出先からでもカーテンをスマホで開け閉めすることができ、防犯対策や日中の遮光用途などに利用できます。

↑+Style スマートカーテン

 

6月発売の「+Style タブレット」も、5000円オフとなる1万9800円で販売されます。同製品は+Styleブランド初のAndroidタブレットで、10.1インチの大画面IPS液晶ディスプレイに、7100mAhの大容量バッテリーを採用。GMSにも対応し、「Google Chrome」などのGoogleサービスを利用でき、スマートホームアプリ「+Style」によって、いつでも、家のどこからでも+Style家電・機器の操作・管理ができます。

↑+Style タブレット

 

そのほか、アプリで淹れたてコーヒーを作ることができるスマートキッチン製品「スマート全自動コーヒーメーカー」を、2820円オフの9980円で販売。11月発売の、ソーラーパネル付属で充電の手間を減らせる「+Style セキュリティカメラ」が2000円オフの8980円、左右355度、上下90度にカメラが動いて全周を撮影できる「+Style ホームカメラ」が1500円オフの4980円です。

↑スマート全自動コーヒーメーカー

 

+Style家電・デバイス以外のスマート家電・IoT製品も、21製品が最大3万円オフで販売されます。目玉製品の「popIn Aladdin 2」は、シーリングライトとプロジェクター、高音質スピーカーが一体となった3in1の照明製品。設置場所を選ぶプロジェクターをシーリングライトと一体化させて、置き場所を気にせず、最大120インチの大画面を楽しめます。音声コントロールを可能にするスマートスピーカー「Aladdin Remoless」セットが1万6000円オフの8万6800円、ゲーム機やレコーダーをHDMIで接続してpopIn Aladdin 2の大画面で楽しめる「Aladdin Connector」セットが1万8200円オフの9万9800円となっています。

↑popIn Aladdin 2

 

屋外から鍵の開閉操作や確認が可能になるスマートロック「Qrio Lock」の「Qrio Hub」セットが7000円オフの2万4800円。往年の名機のDNAを継承して折りたたみ形状を採用した、「motorola」のスマートフォン「razr 5G」が、3万円オフの16万9800円です。

↑「Qrio Hub」セット

 

↑razr 5G

最大2000円OFFの発売記念キャンペーンも! ソーラーパネル付属のセキュリティカメラと、カメラが上下左右に動くホームカメラが同時発売

BBソフトサービスはプラススタイル事業にて、「+Style セキュリティカメラ」と「+Style ホームカメラ」を、+Style本店とAmazon店、PayPayモール店、楽天市場店で発売しました。

 

今回発売される2製品は、1080pの高解像度撮影・録画が可能で、アプリ「+Style」から、いつでも簡単にライブ視聴と録画データの再生が可能。録画に必要なmicroSDカードは最大128GBの容量に対応しており、容量が足りなくなった場合でも自動的に古いデータから上書きするので、撮り逃しの心配もありません。

 

また、「Google アシスタント」「Amazon Alexa」搭載のスマートディスプレイ連携に対応。「映像を見たい」とスマートディスプレイに呼びかけるだけで、簡単に映像をライブ視聴でき、遠隔地に住む家族の“見守り”にも使えます。

 

+Style セキュリティカメラは、太陽光転換率20%のソーラーパネルで充電の手間を減らせる防水カメラ。太陽光が1日に4時間、3日連続でソーラーパネルに当たる場合、本体を満充電できます。6000mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、ソーラーパネルなしでも最長4か月の稼働が可能。

 

レンズの画角は広角120度で、暗視撮影やモーション検知、双方向通話といったセキュリティカメラに必須の機能も搭載。暗視撮影では最大8m先まで最低3luxの低照度環境でも赤外線を用いた撮影が可能なほか、モーション検知ではスマホへの通知だけでなく、自動的に録画を開始します。

 

本体は防水・防塵性能「IP65」に準拠し、粉塵の侵入を防ぎ、あらゆる方向からの水の直接噴流による影響を受けない仕様で、屋外設置も可能。付属のマグネットスタンドで好みの角度にセキュリティカメラ本体を設置でき、底面に三脚穴も備えています。

 

+Style ホームカメラは、左右355度、上下90度にカメラ部が動作することで全周撮影が可能。広角100度のレンズを採用し、設置した部屋の隅々まで映像で見渡せます。アプリでは、カメラを左右上下に動かしやすいインターフェースとなっています。

 

ホームカメラ特有のプライバシーの懸念から、カメラ部が動く特性を生かした「スリープモード」を採用。モードをONにするとレンズが下を向いて撮影を中断し、OFFにするとレンズが上を向いて撮影を再開。カメラのON/OFF状態が一目でわかります。

 

モーション検知ではスマホへの通知のほか、カメラが左右上下に動いている物体を追尾して自動的に録画を開始します。撮影範囲外へ移動しようとする物体を追尾してカメラ部が動作するので、決定的な瞬間も逃しません。双方向通話や暗視撮影にも対応しており、底面の三脚穴に付属品をはじめとしたスタンドを取り付けて天井や壁へ設置できます。

 

税込価格は+Style セキュリティカメラが1万980円、+Style ホームカメラが6480円。

 

11月21日まで「+Styleカメラ2製品 発売記念キャンペーン」を開催しており、キャンペーン期間中は、+Style セキュリティカメラが2000円OFFの8980円、+Style ホームカメラが1500円OFFの4980円で購入できます。