「病院に行く時もコミュ力が必要なのか…」 “患者力”を上げて自分に合った治療法を選択するためのコツ

12月18日放送の「あさイチ」では、“今日からできる患者力アップのコツ”について紹介。これまで医者との接し方を意識していた人は少ないようで、「病院に行く時もコミュ力が必要なのか…」と驚きの声が上がっている。

出典画像:「あさイチ」公式サイトより出典画像:「あさイチ」公式サイトより

 

診察時にはメモを取るのがおススメ!

医師が治療法を決めるのではなく、患者に治療法を選択させる傾向が増えつつある昨今。薬の種類や手術方法など、患者が望む医療を受けられるようになったものの、いざ選択肢を迫られるとなかなか自分で決められない人も多いはず。ネット上でも、「薬の選択を迫られたけど結局よくわからなくて適当に選んだ」「何がいいのかわからないから困る」など悩みの声が度々上がっている。

 

そんな時に必要なのが、治療法を選択する“患者力”。医師とコミュニケーションを取りながら、わからないことを質問していくことが自分に合った治療法を選択するカギとなる。

 

「質問をうまくまとめられない」「聞きたいことを質問しそびれた」といった事態を避けるためには、質問をメモにして書き上げておくのがおススメ。ポイントは、聞きたいことや伝えたいことを箇条書きにして、質問と質問の間にはたっぷりと余白を開けておくこと。余白に医師からの回答を忘れないように書き留め、その場で得たプラスアルファの情報もメモ。さらに家に帰ってファイルなどに綴じておけば、自分だけの治療記録としても使用できる。

 

ネット上では「医師任せじゃダメなのか」「自分の治療にちゃんと向き合わないといけないんだな」といった驚きの声が続出。「いつもうまくコミュニケーション取れないから次の診察からメモ持っていくわ」とさっそく参考にする視聴者の声も見られた。

 

信頼度の高い情報を得る方法

番組では、インターネットで病気に関して調べる時のコツも紹介。検索するときにおススメなのが、病名に加え「site:go.jp」や「site:ac.jp」と打ち込むこと。「site:go.jp」は行政機関のサイト、「site:ac.jp」は大学や研究機関のサイトに絞って検索できるので、信頼度の高い情報を手に入れられる。ただしサイトの更新日には要注意。病気のガイドラインは3~5年で更新されるので、それより古いものは気をつけた方がベター。

 

便利な検索方法を知らなかった人も多いようで、視聴者からは「ネットは信用できない情報も多いしこれはいいこと聞いた」「病気以外でも使えるな!」と驚きの声が上がっている。

 

また、治療のリスクを数字で提示されたとしても、治療法を選ぶ上では「数字は最後に考える」のがポイント。「自分が一番大切にしたいもの」と「大切にしたいものを守るために一番困っている症状」を考えてから「そのリスクを許容できるか」を判断すると、納得のいく答えが出てくるはず。治療法の選択で悩んだ時には、ぜひ参考にしてみては?