取り付け1分、約1万円で洗濯機を簡単グレードアップ!「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」は汚れ落ちもコスパも良すぎた

提供:株式会社MTG

シャワーヘッドの「ファインバブルシリーズ」で知られる、美容ブランド「ReFa(リファ)」。同シリーズは2025年1月に「美容ベストコスメ受賞50冠(※1)」を達成したほか、「家電大賞2024-2025(※2)」シャワーヘッド部門の金賞に輝くなど、美容感度の高いユーザーや美容のプロから厚い支持を集めています。

(※1)※2021年2月21日~2024年12月31日におけるReFaシャワーカテゴリー受賞実績
(※2)「家電大賞」は、株式会社インプレスおよび株式会社ワン・パブリッシングの登録商標です(商標登録第6534313号)。投票期間:2024年11月22日(金)~2025年1月6日(月)
「ReFa FINE BUBBLE U(リファファインバブル U)」。非常にきめ細かい泡が毛穴の奥の汚れまで落としてくれるので、「シャワーを浴びているだけでスキンケアにつながる」と話題

 

そのリファのファインバブルシリーズの独自構造を、洗濯シーンに活かした新製品が24年12月に登場しました。工事・工具は不要、洗濯機の給水口に取り付けるだけで洗濯機の水を「ウルトラファインバブル水」に変える、「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」です。

↑「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY(リファウルトラファインバブル ランドリー)」。サイズは​(約)直径30×62mm

 

本製品は、1マイクロメートル未満の微細な泡「ウルトラファインバブル」を作り出し、衣類の繊維の奥まで洗浄成分を届けて、汚れをしっかり洗い流してくれるのだとか。

↑洗浄成分がバブルの表面に付着し、繊維の奥まで届くことで、細部の汚れまで剥がし取る

 

しかも洗濯機を回すたびに、洗濯槽まできれいにしてくれるというので、ちょっとびっくりです。……そんなに至れり尽くせりなアイテム、本当にサッと取り付けて使えます? なんだかんだ、特別な準備や取り付け器具が必要になるのでは?こうした疑問を解決するべく、実際に使ってみて設置の手間や洗い上がりなどをチェックしてみました!

 

「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を詳しく知りたい方はコチラ

 

必要物はタオルと手袋のみ! 不器用でも簡単に取り付け完了

製品の第一印象は「銀色の小さな筒」。手のひらサイズですが、見た目以上に重みがあります。本体以外に付属パーツなどはなく、これ一つを洗濯機に取り付ければOK。

 

まず洗濯機の蛇口が閉まっているかを確認し、ホースを洗濯機から取り外します。蛇口を閉めていてもホースに残っている水が出てくる恐れがあるので、タオルを添えるのがポイント。

 

続いて、製品を洗濯機本体の給水口に回し入れていきます。一度「これ以上、回らない。止まった」と思っても、もう半回転、しっかり締めこんでいきましょう。ここが甘いと水が漏れます。

↑パーツやアタッチメントなどはなく、製品を洗濯機の給水口へ直接取り付け。取付口(製品上部)が鋭利で手を切りやすいので、手袋をはめて取り扱うと安心

 

製品の上部にホースをつなぎ直したら完了です。ここまで、なんと1分! 不器用人間でも、あっという間にできました。

↑取り付け完了。銀の光沢が美しく、小さいのに存在感があります

 

「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を詳しく知りたい方はコチラ

 

毛羽立ちが気になるタオルを洗ってみたら……

さっそくタオル類を洗ってみました。特別な操作や、薬剤の投入などは必要なく、いつも通りに洗濯をすれば大丈夫です。

「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を取り付けた洗濯機で、タオルを洗濯

 

しばらく様子を観察しましたが、製品に目立った変化はありません。では一体、普通の水をどうやってウルトラファインバブル水に変えているのでしょうか?

 

その秘密はReFaの独自構造の「スパイラルキャビテーション構造」にあります。こちらは洗濯機内へ流れる水の溶存空気(水中に溶け込んでいる空気)を利用して、大量のウルトラファインバブルを一気に生み出す仕組み。これにより、電気や薬剤を使わなくてもウルトラファインバブル水が作れるんです。

↑スパイラルキャビテーション構造で大量のウルトラファインバブルを生み出す

 

洗いあがったタオルを乾燥させてみると、毛足がやや長いバスタオルがいつもより毛羽立ちが少ないような……。衣類への洗浄ダメージを抑えて洗濯してくれる点も、「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」の強みです。

↑毛羽立ちが気になっていたタオルも、ふんわり仕上がった

 

タオルもさることながら、洗濯機のフタを開けた瞬間のムワッとした湿気感が薄く感じられたことに感動しました。普段から気にしているわけではないですが、きれいな水で洗いあげた余韻が残っていました。「『ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRYで洗うたび、洗濯槽までキレイになる」というのがわかる気がします。

 

ちなみに、下図は通常使用した洗濯機に同製品を取り付けて継続使用した洗濯槽を比較したもの(ReFa調べ※)。洗濯機を回すたび、洗濯槽の汚れがキレイになるのがわかります。

(※)【試験方法】約2年間通常使用した洗濯機にReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRYを取り付け、3か月間使用(計90回)後、洗濯槽の汚れを比較した。【試験品】ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY
↑特に下図は中心部が際立って白くなっている

 

「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を詳しく知りたい方はコチラ

 

コーヒー VS ウルトラファインバブル水

筆者は無類のコーヒー好きで、仕事中のお供に欠かせません。ただそのせいで時折やってしまうのが、机にこぼしていたコーヒーに気づかず、その上に腕を置いて袖口を汚してしまうミス……。通常の洗濯でもなんとか落とせはしますが、お湯で予洗いしなければならなかったり、汚れがひどい部分に泡洗剤を吹きかけたりする必要があり、とても面倒でした。

 

しかし、ウルトラファインバブル水にお任せすれば、そういう事前準備がほとんど要らなくなるのでは?

 

そんな期待を抱いて、コーヒーで袖口を汚してしまったTシャツを「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を付けた洗濯機で回してみました(※)。結果は一目瞭然。ウルトラファインバブル水の洗浄力に脱帽です!

(※)【試験方法】コーヒーを塗布したTシャツの袖口をReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRYを取り付けた洗濯機で洗浄し、乾燥させた。その後、洗濯前との汚れ落ちを比較した。【試験品】ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY
↑赤丸部分にご注目。左は洗濯前、右は「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を付けた洗濯機で洗い、乾燥させた状態。汚れが落ちている

 

結果は一目瞭然。ウルトラファインバブル水の洗浄力に脱帽です。

 

醤油やケチャップなど、服に飛ばすと汚れを落とすのが本当に面倒な調味料や飲み物って、ほかにもありますよね。そんな4種類の食品汚れがついたTシャツを、「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を取り付けた洗濯機(ウルトラファインバブル水)と、取り付けていない洗濯機(水道水)とで、それぞれ洗ったのが下図です(ReFa調べ※)。

(※)【試験方法】4種類の食品汚れ(醤油、ケチャップ、焼肉のたれ、ココア)を塗布したTシャツをReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRYを取り付けた洗濯機と取り付けていない洗濯機でそれぞれ洗浄し、乾燥させた。その後、仕上がりの汚れ落ちを比較した。【試験品】ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY
↑完全に落ちたとはいえないものの、ウルトラファインバブル水で洗浄したTシャツは、全体的に汚れが薄くなっている

 

ウルトラファインバブル水は、時間と共に蓄積した黄バミにも有効であるようです。襟や脇に黄バミが目立つYシャツを洗って比較したのが下図(ReFa調べ※)。こちらも汚れ落ちの効果が目に見えて違います。「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」なら、これまで落とすのが大変だったり、諦めてしまっていたりしていた汚れの悩みを軽減できるかもしれませんね。

(※)【試験方法】疑似的な黄ばみ汚れを塗布したYシャツをReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRYを取り付けた洗濯機と取り付けていない洗濯機でそれぞれ洗浄し、乾燥させた。その後、仕上がりの汚れ落ちを比較した。【試験品】ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY
↑襟や脇の黄ばみ汚れが、ウルトラファインバブル水(右)で洗うとよりキレイに

 

洗剤ではなく水を変えて洗濯するだけで、これまで落とすのが大変だったり、諦めてしまっていたりした汚れ悩みを軽減できるかもしれません。

 

「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を詳しく知りたい方はコチラ

 

新生活を控えている人へのギフトにぴったり

今使っている洗濯機にすぐ取り付けられる手軽さにも驚きましたが、「洗濯の質が、ひとりでに大幅に上がっていく」ような感覚に驚きました。これまで洗濯にかけていた手間が減り、汚れが落ちなかったときのガッカリ感が減るありがたみは、一度経験してしまうともう、知らなかった頃に戻れません。

 

しかも、ウルトラファインバブルは繊維よりも小さいおかげで、衣類に洗剤の洗浄成分が残りにくいといいます。赤ちゃんや子どもがいる家庭や、肌の悩みがある人にとって安心できるポイントですね。この時期、花粉症による肌の悩みが増す人にとっても耳寄りな情報では。

 

「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」の価格は1万1800円(税込)。ウルトラファインバブル洗浄機能つき洗濯機を導入しようとすると、10万円以上かかるものが多いので「ウルトラファインバブル水での毎日の洗濯」が1万円ちょっとで叶うと考えると、お手頃ではないでしょうか。

 

日々の洗濯は、できれば効率よく済ませたい家事の一つ。まもなく新生活を迎え、慣れない暮らしで慌ただしくなる人は、なおさら洗濯の手間を減らしたいはず。自分用に買って洗濯をアップグレードするのはもちろん、新生活を控えている人にプレゼントするのも良いのではないでしょうか。

↑新生活応援ギフトにぴったり!

 

ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY
価格:1万1800円(税込)

 

「ReFa ULTRA FINE BUBBLE LAUNDRY」を詳しく知りたい方はコチラ

 

撮影/高原マサキ(TK.c)

バケツサイズで分け洗いに最適! スケルトンボディの「中が見える小型洗濯機」

サンコーは、スケルトンボディを採用した「中が見える小型洗濯機」を2025年2月17日に発売しました。実売価格は8980円(税込)。

「中が見える小型洗濯機」

 

記事のポイント

汚れた運動着や汗をかいた下着・靴下、ペット用品などを分け洗いするのに最適な小型洗濯機。2つの洗濯コースを備えているので、しっかり洗いたいものからやさしく洗いたいものまで幅広く対応します。サブの洗濯機がほしい人に最適です。

 

本製品は、洗濯中の様子が見える「スケルトンボディ」を採用した小型洗濯機です。中が透けて見えることにより、洗い加減や汚れが落ちていく過程を外側からでも確認でき、安心して洗濯ができます。

 

コンパクトサイズながら、洗濯容量は1.2kgで、汚れが気になる衣類や別洗いしたいペット用品などもたっぷり洗えます。

 

 

用途に応じて選べる2つの洗濯コースを備え、汚れやすい子どもの運動着や下着から、やさしく洗いたい赤ちゃんの肌着まで、様々な衣類を洗濯できます。タイマーは最大15分まで調整可能。

 

本体は重さ約5kgと軽量で、持ち運びが容易なため、ベランダやお風呂場、室内のどこでも手軽に使用できます。なお、脱水機能はないため、別途ほかの洗濯機で脱水するか、手で水気をしぼってから干す必要があります。

 

サンコー
「中が見える小型洗濯機」
2025年2月17日発売
実売価格:8980円(税込)

面倒な靴洗いが自動に! 靴専用ミニ洗濯機「靴洗いま専科3」

サンコーは、自動で靴を洗える『靴専用ミニ洗濯機「靴洗いま専科3」』を2025年2月10日に発売しました。実売価格は1万3800円(税込)。

靴専用ミニ洗濯機「靴洗いま専科3」

 

記事のポイント

子どもの上履きなどを洗うのに便利な靴専用のミニ洗濯機。コンパクトなサイズなので、使うときだけ持ち出して洗えます。用途に応じて2つのコースを選択できるので、普段履きのスニーカーなどもやさしく洗えます。

 

本製品は面倒な靴洗いを自動で行う靴専用のミニ洗濯機です。洗濯機の中心に靴洗い用のブラシを搭載。ブラシが高速で回転し、パワフルな水流を起こし、さらにブラシで靴をゴシゴシとこすり洗いを行って靴洗浄を行います。

 

靴は子供用で2足(2セット)、大人用(27cmまで)で1足(1セット)を一度に洗えます。ブラシが交互に回転する通常洗いコースと、ブラシが一方向に回転するソフトコースを搭載。ブラシ部分は取り外し可能で、ブラシを外せば別洗い用のミニ洗濯機としても使えます。

 

サイズは幅340×奥行き345×高さ465(mm)のコンパクトサイズ。重さ約5kg。ベランダやお風呂場、室内でもゴミ箱感覚で気軽に置け、使いたいときにさっと移動できます。

 

サンコー
靴専用ミニ洗濯機「靴洗いま専科3」
2025年2月10日発売
実売価格:1万3800円(税込)

2万円台で風乾燥もあるの? 高コスパ省スペース洗濯機が「COMFEE’」より登場

日本美的は、「COMFEE’」ブランドから省スペースでお財布に優しく、しっかり洗える洗濯機を2024年11月に発売します。

容量は5.5kg、6kg、7kgの3タイプでホワイトとブラックの2色展開です。コンパクトながら大容量のため、限られたスペースでも置きやすく、現代の暮らしにぴったりなデザインです。

 

記事のポイント

幅56cmの省スペースデザインで、一人暮らしの狭い部屋でもぴったり。価格は5.5kgで2万7800(税込)~とリーズナブルなのに、「標準」「つけおき」「念入り」など8つのコースが選べます。風による乾燥機能も付いているなど、コスト、性能ともに注目したい一品です。

 

スリムで省スペースデザイン

一人暮らしの狭い部屋にもピッタリなスリムデザイン。玄関やキッチンなど限られたスペースにも設置可能なうえ、充分な容量を確保しています。ホワイトとブラック2色から選べるので、どんなインテリアにも調和するとのこと。省スペースで機能的な洗濯機を探している方に最適です。

 

8つの洗濯コースで衣類にやさしい洗い上がり

洗濯物の種類によって洗い方を変えたい人のために、8つのコースを搭載。標準コースやつけおきのほか、デリケートや毛布洗濯にも対応可能です。さらに、動作音が静かで夜間や隣近所への配慮が必要なシーンでも安心して使用できるといいます。

セルフクリーニング機能で常に清潔

自動で洗濯槽をきれいにしてくれるセルフクリーニング機能を搭載。強力な水流で洗剤残留物や頑固な汚れを除去できます。さらに、遠心力と空気循環で洗濯槽を乾燥させることで、カビや細菌の繁殖を防ぎ、常に衛生的な環境をキープできるとのこと。

 

風乾燥機能で部屋干しも快適!

風乾燥機能により、脱水槽で遠心力と通風口から取り込んだ空気を活用して衣類を高速で乾燥。部屋干しが多い方や電気代を節約したい方にとって、経済的かつ便利な機能といいます。

 

安心・安全な透明ガラスカバー

透明ガラスのカバーは、丈夫な強化ガラスで耐傷性に優れているとのこと。また、振動を抑えるデザインとスムーズな開閉が使いやすさを向上。洗濯中にはロックが自動的にかかるため、小さな子どもがいる家庭でも安心して使えるといいます。

 

【製品情報】

名称: CAC06EW70/W-S1
価格: 3万4300円(税込)

名称: CAC06EW70/T-S1
価格: 3万4300円(税込)

名称: CAC06EW60/T-S1
価格: 3万300円(税込)

名称: CAC06EW55/W-S1
価格: 2万7800(税込)

銀イオン抗菌機能付き!シンプルで使いやすい、ハイセンスの全自動洗濯機「HW-DG80J」

ハイセンスジャパンは、全自動洗濯機「HW-DG80J」を11月中旬に発売。銀イオン(Ag+)をプラスした洗濯水を使うことで、洗濯物を抗菌コートする銀イオン(Ag+)抗菌機能を搭載しています。

 

記事のポイント

シンプルな使いやすさをうたう全自動洗濯機。衣類の抗菌コートや細かなモード選択に加え、高さを抑えたローダウン設計も魅力です。

 

パルセーターの中央にある、銀イオンユニットから出る銀イオンによって、洗いとすすぎの工程で衣類を抗菌コートします。

 

洗濯に合わせ、7つの洗濯コース「標準」「おいそぎ」「つけおき」「念入り」「自分流」「毛布」「ドライ」を選べます。さらにプラス機能として、最終すすぎ時に柔軟剤のパワーを最大限発揮させる「香&消臭」、洗剤の残留が気になる衣類を強くすすぐ「強すすぎ」、部屋干しのために脱水を15分行う「部屋干し」を付与できるなど、シンプルながら柔軟な洗濯が可能としています。

 

水を滝のように勢いよく落下させるタテ水流と、パルセーターの回転によるヨコ水流の組み合わせで立体的な水流を生み出す「立体シャワー水流」、新形状のパルセーター(回転翼)で槽内に渦巻きのような水流を起こし、衣類の絡まりを抑える「激流パルセーター V3」などを採用し、洗浄力を向上させています。

 

加えてダイヤモンド形状のステンレス槽により、様々なタイプの汚れを効果的に落とせるとしています。

 

8kgの大容量ながら、ボディ幅53.2cmのコンパクト設計を採用。デザインにはスタイリッシュなガラストップの天板を採用するほか、シンプルな操作パネルで、操作性にも配慮しているとのこと。

↑天板に、スタイリッシュなガラストップを採用

これなら置ける! アクアのドラム式洗濯機「まっ直ぐドラム2.0」に8kgタイプ登場

アクアは、60×60cmの防水パンに置けるコンパクト&大容量のドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0シリーズ」の8kgタイプ「AQW-D8R」を2024年11月7日に発売します。

ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0シリーズ」の8kgタイプ「AQW-D8R」

 

記事のポイント

アクア「まっ直ぐドラム2.0シリーズ」に新たに追加された8kgタイプは、一般的な大きさの防水パンに設置できるサイズ。これまでスペースの都合でドラム式洗濯乾燥機の購入をあきらめていた人や、マンション・アパートにお住まいの人にもオススメです。

 

アクア「まっ直ぐドラム2.0」の8kgタイプ「AQW-D8R」は、一般的な防水パンに置けるコンパクト&薄型サイズと、蛇口に干渉しにくい高さ943mmのローボディで、マンションやアパートでも設置しやすいのが特徴です。

 

水平ドラムには衣類をほぐれやすくし、洗いムラや乾燥ムラを防止するメリットもあり、洗濯から乾燥まで優しく仕上げることが可能です。また、「AQW-D8R」の洗濯~乾燥は標準コースで約132分、消費電力量は1480Whで、家事の時短と省エネにも貢献します。

 

シワを抑えてガンコな汚れも素早くキレイに洗い上げる「オールラウンド浸透洗浄」は、まっ直ぐドラムが回転と静止を繰り返すことで高濃度洗剤液を衣類全体に素早く浸透させ、さらに衣類を高く持ち上げて落とす「たたき洗い」、とドラム壁面を使って手洗いのようにムラなくキレイに「もみ洗い」を行います。

「オールラウンド浸透洗浄」

 

頑固な汚れには「お湯洗いモード」がオススメ。洗剤液を温めることで酵素の力を活性化させ、繊維の奥にしみついた油汚れやエリの黄ばみまでキレイにします。スピードコース以外の洗濯、および洗乾コースで使用可能で、温度設定を変えて目的や衣類に応じた洗い分けをすることもできます。

「お湯洗いモード」

 

まっ直ぐドラムで衣類をふわっと広げ、シワを伸ばしながら乾燥、除菌も可能。絡みを防止しながらタンブリングし、衣類をふんわり仕上げます。洗濯後、乾燥したい衣類だけを乾燥する「脱水・乾燥運転」も便利です。

 

そのほか、洗濯運転前と乾燥運転中にシャワー水とゴムワイパーで糸くず・ホコリを自動でお掃除することで、面倒な乾燥フィルターのお手入れを軽減。洗濯のたびに洗濯槽の裏側も除菌&黒カビを抑制する「カビケア槽自動おそうじ」や、ドラム内を乾燥して黒カビの原因となる水分を取り除く「槽乾燥コース」、パッキンの溝深くに残った糸くずや洗剤の泡を水で洗い流す「ドアパッキン自動おそうじ」など、手間のかかるお手入れをおまかせできる便利な機能も備わっています。

 

扉は右開きと左開きをラインナップ。常に衣類が出し入れしやすい方向に扉を開けることができるので、設置場所を選びません。

 

アクア
ドラム式洗濯乾燥機 まっ直ぐドラム2.0シリーズ「AQW-D8R」(8kgタイプ)
2024年11月7日発売
実売価格:オープンプライス

 

最大80度の熱水で洗えるサンコーの縦型洗濯機「ニオイウォッシュ」

サンコーは「タテ型温水/熱水洗濯機『ニオイウォッシュ』」を10月4日に発売しました。直販価格は4万9800円(税込)。

サンコー「タテ型温水/熱水洗濯機『ニオイウォッシュ』」

 

記事のポイント

40/60/80度の温水で洗えるコンパクトな縦型洗濯機。水温を高めると汚れが落としやすくなり、汗や皮脂などのいやなニオイもすっきり落とせます。汚れやすい制服やユニフォームなどを洗うセカンド洗濯機としてもオススメ。容量は2.8kg(熱水モード時1.5kg)となっており、一般的には1人が使う1日分の衣服やタオルの総量が1.5kg程度と言われているので、1人分であれば2日分、2人分であれば1日分が洗える目安となっています。

 

本製品は、洗濯機内に搭載されたヒーターで水を温め、洗浄力を高めて洗浄できる縦型洗濯機です。温水で洗うことで皮脂や汚れが落としやすくなり、除菌まで行うことができます(熱水80度洗い時)。

温水洗浄のイメージ

 

洗濯コースは、80度の熱水でしっかりと除菌する「熱水80度洗い」、皮脂汚れや臭いが気になるシャツなどの洗濯に最適な「温水60度洗い」、ベビー用などの洗濯に適した「温水40度洗い」のほか、標準・おいそぎなど全8種類を搭載。洗剤はいつもの洗剤が使えます。

 

排水温度調整機能を備えており、排水時には排水管を傷めない温度の55度まで下げてから排水します。

 

洗濯容量は2.8kg(熱水モード時1.5kg)で、1人暮らし用やガンコな汚れの衣服の別洗い用としても使えます。本体のサイズは幅42×奥行45.5×高さ71.4cm。

 

サンコー
「タテ型温水/熱水洗濯機『ニオイウォッシュ』」
2024年10月4日発売
直販価格:4万9800円(税込)

 

いま欲しい機能“全部入り”! ハイアールの縦型洗濯機の最上位モデル「XDシリーズ」

ハイアールジャパンセールスは、ハイアールの縦型全自動洗濯機の最上位モデル「XDシリーズ」3機種を、2024年10月中旬より順次発売します。

 

記事のポイント

「ほしい」がちゃんとある、というキャッチコピーの通り、高濃度洗浄や自動洗剤投入、自動槽洗浄(一部機種のみ)、静音設計など最近の洗濯機のトレンド機能が全部入りのハイスペックモデル。これだけ高機能なのに実売約8万円~という価格設定には驚き!

 

今回発売されるのは、ファミリー層から需要の高い大型モデル。10.0kg全自動洗濯機「JW-XD100A」(実売予想価格10万円前後)、9.0kg全自動洗濯機「JW-XD90A」(同9万円前後)、8.0kg全自動洗濯機「JW-XD80A」(同8万円前後)の3機種をラインナップしています。

10.0kg全自動洗濯機「JW-XD100A」

 

「XDシリーズ」は、高い洗浄力とダメージ軽減を両立した「高濃度スパイラル洗浄EX」機能を搭載。低水位時からかくはんを始めることで高濃度の洗剤液を衣類に素早く浸透させ、短時間でも繊維の奥の汚れまで落としやすくします。また、3Dウィングパルセーターが作り出すらせん状の水流で、洗濯物の摩擦を軽減するとともに汚れをしっかり洗浄します。

 

「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を採用しており、毎回の洗剤や柔軟剤の計量の手間を省きます。タンクは取り外して洗うことが可能。タンクは560mlの詰め替えパウチが1本が丸々入る大容量です。

 

「JW-XD100A」のみ「スクラブ自動槽洗浄」機能を搭載。洗濯槽の外側に備えられたスクラビングボールが洗濯の度に自動で槽を洗浄するので、カビの栄養分となる洗剤カスや柔軟剤を洗い流し、生乾き臭の原因となるカビの発生を抑制する効果が期待できます。

 

また、「除菌コース」を使用すれば除菌キャップの成分が水に溶け衣類を除菌。部屋干しで発生する衣類の嫌な臭いも軽減できます。

 

ベルトを使わず洗濯槽とモーターを直結した「ダイレクトドライブ(DD)システム」や、洗濯槽の回転制御を無段階で行う「インバーターモーター」により、低騒音・低振動を実現。早朝や夜間といった時間帯でも周囲に気兼ねなく洗濯することができます。

 

ハイアール
全自動洗濯機「XDシリーズ」
2024年10月中旬発売
実売予想価格:8~10万円前後(税込)

 

「湿度センサー」で縮みやシワを防ぐ!ドラム式洗濯乾燥機ZABOON「TW-127XP4」

東芝ライフスタイルは、「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」「ふんわリッチ速乾」を搭載したドラム式洗濯乾燥機ZABOON(ザブーン)「TW-127XP4」を9月より発売。実売予想価格は41万5800円前後(税込)。

 

「TW-127XP4」では「湿度センサー」を新たに搭載。乾き過ぎによる縮みやシワを防ぎ、時短や節電にもつながります。また、衣類の乾きムラも抑えてしっかり乾燥。さらに、乾燥運転の後半に加湿運転を追加することで乾燥ジワを抑えたり、タオルなどの肌触りを柔らかくしたりする新機能「うるおい上質仕上げ」と、着用ジワや折ジワが気になる衣類を適度に加湿してシワをのばす「しわケア」コースを新搭載しました。

 

その他、槽洗浄のタイミングを知りたいというニーズに対し、お手入れの目安時期を知らせる「槽洗浄めやすサイン」を追加。お手入れ忘れを防ぎ、より便利になったとのこと。

 

なお、水道水を「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」の2種類の微細な泡を含んだ水に変化させ、高い洗浄力で汚れを落とす「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」を搭載。また、業界トップクラスの乾燥容量(※1)で、ふんわり肌触り良くスピーディーに仕上げるヒートポンプ除湿乾燥機能「ふんわリッチ速乾」と名付けています。

※1:国内家庭用ドラム式洗濯乾燥機において(洗濯~乾燥・乾燥容量)。2024年8月21日現在
●「ファインバブル」、「ウルトラファインバブル」、「FINE BUBBLE」は、一般社団法人ファインバブル産業会の登録商標です。

 

1. ふんわり肌触り良くスピーディーに仕上げる「ふんわリッチ速乾」

「ふんわリッチ速乾」では業界トップクラスの乾燥容量、かつ大きな洗濯槽と除湿能力の高いヒートポンプユニットのやさしい低温風・大風量で衣類を傷めずふんわり仕上げます。また、スピーディーに乾燥できる「お急ぎ」モードと、電気代を抑えて乾燥できる「節電」モードをライフスタイルシーンに応じて使い分けることができ、時短と省エネを両立させています。

「少量45分コース」(※2)は、化繊1kgの衣類を洗濯~乾燥まで約45分で運転でき、洗い忘れた体操着や給食着などを急いで洗濯~乾燥する際におすすめです。

※2:少量45分コースは、「すすぎ1回」対応の洗剤をお使いください。

 

2. 乾き過ぎによる縮みやシワを抑える「湿度センサー」を新搭載

新しく「湿度センサー」を搭載。運転中に「温度センサー」と「湿度センサー」で衣類の乾き具合をセンシングし、適切な乾燥運転を行います。乾き過ぎによる縮みやシワを防ぎ、時短や節電にもつながります。また、衣類の乾きムラも抑えてしっかり乾かします。

 

3. 乾燥ジワや取り出し時の静電気を抑制する新機能「うるおい上質仕上げ」

乾燥運転の後半に加湿運転を追加することで、乾燥ジワや、取り出し時の静電気を抑制。アイロンがけの手間を減らし、タオルなどは肌触りを柔らかく仕上げ、摩耗を防いでふんわり感を保ちます。

 

4. 着用ジワや折ジワをのばす新コース「しわケアコース」

着用ジワや折ジワが気になる衣類を、「湿度センサー」でチェックしながら加湿・乾燥することでシワをのばします。アイロンがけの手間がいらず、約30分で仕上がります(※3)。

※3:室温によっては、延長される場合があります。

 

5. 洗浄力 水を変えて洗う「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」

①「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」

水道水がファインバブル発生装置を通過することで、「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」を含んだ水に変化し、洗剤の洗浄効果を高めます。「ウルトラファインバブル」は目に見えないナノサイズの泡で、洗剤の洗浄成分を吸着して繊維の奥に入り込み、皮脂汚れを落とすことで、衣類の黄ばみを予防。

 

「マイクロバブル」は、「ウルトラファインバブル」がはがし取った汚れを吸着し、衣類から引き離すことで、黒ずみを防ぎます。また、2種類の微細な泡が、洗濯のたびに洗濯槽への汚れ付着を抑制する「バブルdeメンテ」で、従来1〜2か月に1回必要とされていた槽洗浄が、3〜4か月に1回で済むためお手入れの手間が軽減します(※4)。

※4:水道水とウルトラファインバブル+マイクロバブル水による洗濯槽への汚れつきの比較(東芝ライフスタイル調べ)

②「Ag⁺抗菌水」

水道水がAg⁺抗菌水ユニットを通過することで、銀イオンが溶け出し、抗菌成分を含んだ「Ag⁺抗菌水」に変化します。洗いからすすぎの行程まで、「ウルトラファインバブル」とともに繊維の奥に入り込み、洗濯のたびに衣類を抗菌(※5)、部屋干し臭などの元になる雑菌の繁殖を抑制します。Ag⁺抗菌水ユニットは約13年間交換が不要(※6)です。

※5:【抗菌について】●試験方法:JIS L1902に基づく菌液吸収法、当社にて処理した試験布を一般財団法人ボーケン品質評価機構にて評価。●抗菌方法:銀イオンによる。●対象部分:洗濯槽内の衣類。●試験結果:抗菌活性値2.0以上(菌の抑制率99%以上)。
※6:年間洗濯回数548回にて計算。(当社調べ) ●製品の標準使用期間・保証期間とは異なります。

 

6. 清潔機能

①槽洗浄めやすサイン

運転回数が所定の回数に達すると「槽洗浄めやすサイン」が表示され、洗濯槽のお手入れの目安時期を知らせます。運転回数の設定は「標準(90回(自動お掃除設定時は105回))」と、標準に対して15回少ない「早めにお知らせ」、15回多い「遅めにお知らせ」の3種類から選べます(※7)。

※7 :TW-127XH4、TW-127XM4の設定は、30回((自動お掃除設定時は45回))、45回(自動お掃除設定時は60回)、60回(自動お掃除設定時は75回)の3種類。

 

②充実のお手入れ機能

槽の清潔をサポートする「槽洗浄めやすサイン」以外にも長く安心して使うためのお手入れ機能が充実しています。

 

東芝ライフスタイル 洗濯乾燥機ZABOON「TW-127XP4」

サイズ:W645×D720×H1060mm

1万円台でミニ洗濯機はいかが? 作業着を丸ごと洗える、サンコーの「バケツランドリー2」

サンコーから、どろどろのユニフォームや上履きが簡単に洗えるバケツ式洗濯機「バケツランドリー2」が発売されました。価格は1万1800円(税込)です。

記事のポイント

ひどく汚れた衣類をほかのものと一緒に洗濯機で洗うのはちょっと抵抗ありますよね。そんなときに活躍してくれそうです。あるいはそんなに汚れていないものをまとめて洗って、洗濯機には汚れのひどいものを、という選択肢も取れそうです。

本製品は、文字通りバケツ型のミニ洗濯機です。サイズは直径36×高さ49cm、重量は約5.2kgとコンパクトで軽量。土台となる電動部にバケツ型の洗濯槽を上からセットすれば設置完了という手軽さで、必要なときにすぐに準備が整います。洗濯容量は約1.2kgで、これは作業着などの厚手の衣類を上下合わせて洗濯できる容量となっています。

 

洗濯方法もシンプルです。本体のパルセーターが右方向、左方向と交互に回転を繰り返しながら洗浄します。また、排水ホースから排水できるので、持ち上げる負担がなくなります。さらにミニ洗濯機での排水あるあるのひとつ、大きな口から水を捨てるときに起こる、大幅な”水浸し”も回避できるので、排水ホース付きというのは、うれしいポイントです。

 

価格も手頃なので、別洗い専用として1台持っておきたいミニ洗濯機ですね。

 

ブランド名(メーカー名):サンコー
商品名:バケツランドリー2
価格:1万1800円

シャープ「プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機」3機種お目見え!洗濯から乾燥にかかる電気代を削減

シャープは、プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機3機種<ES-X12C/V12C/G11C>を9月12日に発売します。業界最高水準の省エネ性と、お手入れの手間を軽減する「ラク家事」機能を充実させています。

↑左から、プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機<ES-X12C-S(クリスタルシルバー)/-T(リッチブラウン)>、 <ES-V12C-N(アッシュゴールド)、ES-G11C-S(シルバー系)>

 

上位モデルの<ES-X12C/V12C>は、洗濯容量が11kgの従来機と同じ本体寸法ながら、12kgへと大容量化を実現し、より多くの洗濯物をまとめ洗いできるようになりました。「乾燥フィルター自動お掃除」機能や「液体洗剤・柔軟剤自動投入」など「ラク家事」機能も引き続き搭載します。

 

同社独自の「ネイチャーテクノロジー」を採用した新形状の乾燥用ファンを搭載したことにより、洗濯槽内に送り込む風量を増やし、乾燥効率がアップ。1回当たりの乾燥にかかる消費電力量を削減しています。

 

最上位モデルの<ES-X12C>には、独自のハイブリッド乾燥技術と温度・湿度センサー、AI制御を組み合わせた「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載しており、乾きにくい衣類も乾燥ムラを抑制しつつ、シワも軽減します。

 

<ES-X12C/V12C>は、業界で初めて洗濯機が太陽光発電システムと連携する「Life Eeeコネクト(ソーラー家電連携)」サービスに対応しているとのこと。クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」により、AIが太陽光発電の余剰電力量を予測し、洗濯機の予約運転を、発電した電気が余る日中の時間帯に自動でシフトすることで、洗濯から乾燥にかかる電気代を削減する仕組みです。

 

製品スペックは、以下のとおりです。

 

■プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機<ES-K11C>も発売

9月19日には、プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機<ES-K11C>も発売します。こちらは、高い洗浄力と業界最高水準の節水が特徴。洗濯容量が10kgの従来機と同じ本体寸法で、洗濯容量を11kgに拡大させています。

↑左から、プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機<ES-K11C-W(クリスタルホワイト)/-T(リッチブラウン)>

 

本体内のシャワーノズルから微細な水滴を高圧で噴射し、衣類の傷みを抑えながら繊維の奥まで汚れを落とす「マイクロ高圧洗浄」を搭載。高い洗浄力を維持しながら使用する水量を抑えて、「洗濯容量11kgクラスの洗濯乾燥機において業界最高水準の節水を実現した」と説明しています。

 

新たに、衣類保管時のシワと臭いを手軽にケアしながら除菌もできる、「消臭シワ抑えコース」を搭載。衣類を蒸らした後に乾燥させることで、ワイシャツ2枚程度なら約30分でシワを軽減し、プラズマクラスターにより消臭も可能です。

 

新しい機能がもう一つ。乾燥運転時にドアパッキンの内側に付着したホコリや汚れを、次の洗濯運転時にマイクロ高圧シャワーで洗い流す「ドアパッキン自動洗浄」も搭載されています。ホコリなどの蓄積を抑え、運転後のお手入れの手間を軽減してくれる仕組みです。

 

製品スペックは、以下のとおりです。

黄ばみを予防!衣類を洗うたびに抗菌!部屋干し臭の原因菌繁殖を抑制!タテ型洗濯乾燥機「AW-8VH4」

東芝ライフスタイルから、タテ型洗濯乾燥機のZABOON「AW-8VH4」(店頭想定価格19万5800円/税込)が8月に発売されます。

 

「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を採用したタテ型洗濯乾燥機

AW-8VH4は、繊維の奥から汚れを落として、黄ばみを防ぎます。さらに衣類を洗うたびに抗菌し、部屋干し臭の原因菌も抑えます。独自形状のパルセーターとパワフルなDDモーターが押し上げと引き込み2種類の水流を生み出し、洗濯物を立体的に動かして洗いムラも抑えます。

 

加えて、衣類と洗剤液を温めて洗う「温か抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」や、洗濯槽の洗浄タイミングを知らせる「槽洗浄めやすサイン」も搭載。本体は、設置性を考慮したコンパクト設計を採用しています。

↑忘れがちな洗濯槽の洗浄タイミングをお知らせする「槽洗浄めやすサイン」

 

洗濯・脱水容量は8kg、洗濯~乾燥・乾燥容量は4.5kg。本体サイズは600(幅)×1021(高さ)×615(奥行)mm(給・排水ホースを含む)、重量は約46kg。本体手前の高さも836mmと低く、衣類の出し入れもラクラクです。

↑ボディカラーはグランホワイトの1色

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

洗浄力と抗菌力がアップ! ハイセンスから~5万円の全自動洗濯機が新登場

ハイセンスジャパンは、洗浄力と抗菌力がアップした全自動洗濯機 7.5kg「HW-DG75J」と、ボディ幅 50cm のコンパクトサイズを実現した全自動洗濯機7kg「HW-G70J」を2024年7月に発売します。

 

銀イオン(Ag+)抗菌機能付き、サイズと容量のバランスがとれた洗濯機「HW-DG75J 」

実売予想価格:5万円前後
発売時期:2024年7月下旬

●型番:HW-DG75J/●洗濯・脱水容量: 7.5kg/●風乾燥容量 (化繊)2kg/●ドライ容量 1.5kg/●標準使用水量:約97L/●水量範囲:55L〜20L/●消費電力(50Hz/60Hz): 360W/360W/●消費電力量(50Hz/60Hz): 65Wh/●外形寸法(幅は排水ホース含む): 幅570mm×奥行560mm×高さ990mm/●ボディ幅 :532mm/●設置可能防水パン(奥行内寸法):530mm以上/●排水方向 左右、後、真下/●製品質量:約34kg

 

HW-DG75Jの特徴は以下の通り。

1. 銀イオン(Ag+)抗菌: 銀イオン(Ag+)ユニットで洗濯物を”抗菌”する

銀イオン(Ag+)をプラスされた洗濯水を使うことで、洗濯物が抗菌コートされてニオイの原因となる菌の繁殖を防いでくれます。

 

2. シンプルで使いやすい、多彩な洗濯コースとプラス機能

洗濯に合わせて、標準、おいそぎ、つけおき、念入り、自分流、毛布、ドライという7つの洗濯コースを選べます。その上に「香&消臭」「強すすぎ」「部屋干し」など3種類の機能をプラスして設定できます。

 

3. 3つの槽洗浄コース

①10 分コース:毎回洗濯の前や後にサッと水道水で洗い流す。
②4 時間コース:市販洗濯槽クリーナーで洗濯槽を清潔に。
③12 時間コース:黒カビをしっかり落とします。

 

4.頑固な汚れまでしっかり落とす洗浄力

①立体シャワー水流
水を滝のように勢いよく落下させるタテ水流と、パルセーターの回転によるヨコ水流の組み合わせで、立体的な水流を生み出し、低い水位でも衣類をしっかり洗います。

 

②激流パルセーター V3
新形状のパルセーター(回転翼)で槽内に渦巻きのような水流を起こし衣類を舞いあげ、衣類の絡まりを抑えしっかり洗浄します。

 

③ステンレス槽
洗濯槽の内側は、ダイヤモンド形状のステンレス槽にすることで洗浄力をアップ。様々なタイプの汚れを効果的に落とします。

 

5.使いやすく美しいデザイン

①スタイリッシュな天板のガラストップは美しいだけでなく、サッと拭くだけでラクにお手入れできます。

 

②手を離しても、ゆっくり閉まる蓋。静かで、手を挟みにくい、安心な設計です。

 

③ふとんや毛布などの大物洗いも可能な大容量でありながら、ボディ幅 53.2cm のコンパクト設計で狭いスペースにもすっきり収まります。

 

④大きな表示とシンプルな操作パネルは簡単に操作ができます。前面高さ 88cm のローダウン設計なので、洗濯物をラクな姿勢で取り出せます。

 

6.その他の機能

①ほぐし脱水
全てのコース脱水後にパルセーターをゆっくり動かして、衣類の絡みをほぐして取り出しやすくします。

 

②洗剤投入ケース
洗濯開始後、洗剤を水と混ぜながら投入。衣類にやさしく、素早く洗剤を浸透させます。

 

③カセット式糸くずフィルター
大容量でお手入れがラクな糸くずフィルターを配置。

 

洗濯容量 7kg で、ボディ幅 50cm のコンパクトサイズを実現。5.5kg クラスの洗濯機と同等スペースに設置可能「HW-G70J」

実売予想価格:4万5000円前後
発売時期:2024年7月下旬

●型番:HW-G70J/●洗濯・脱水容量:7kg/●風乾燥容量 (化繊):2kg/●ドライ容量:1kg/●標準使用水量:約95L/●水量範囲:50L〜18L/●消費電力(50Hz/60Hz): 370W/420W/●消費電力量:102Wh/108Wh/●外形寸法(幅は排水ホース含む):幅540mm×奥行520mm高さ910mm/●ボディ幅:500mm
/●設置可能防水パン(奥行内寸法) 498mm以上排水方向 左右、後、真下/●製品質量:約29kg

 

HW-G70Jの特徴は以下の通り。

1. コンパクトサイズ (ボディ幅 50cm): 狭いスペースにも設置可能なコンパクト設計

5.5kg クラスの洗濯機と同等のサイズで、7kg に容量をアップ。

 

2. 銀イオン(Ag+)抗菌: 銀イオン(Ag+)ユニットで洗濯物を”抗菌”する

銀イオン(Ag+)をプラスされた洗濯水を使うことで、洗濯物が抗菌コートされてニオイの原因となる菌の繁殖を防いでくれます。

 

3. 3つの槽洗浄コース: 3 つの槽洗浄コースを搭載

①10 分コース:毎回洗濯の前や後にサッと水道水で洗い流す。
②4 時間コース:市販洗濯槽クリーナーで洗濯槽を清潔に。
③12 時間コース:黒カビをしっかり落とします。

 

4.頑固な汚れまでしっかり落とす洗浄力

①立体シャワー水流
水を滝のように勢いよく落下させるタテ水流と、パルセーターの回転によるヨコ水流の組み合わせで、立体的な水流を生み出し、低い水位でも衣類をしっかり洗います。

 

②激流パルセーター V3
新形状のパルセーター(回転翼)で槽内に渦巻きのような水流を起こし衣類を舞いあげ、衣類の絡まりを抑えしっかり洗浄します。

 

③ステンレス槽
洗濯槽の内側は、ダイヤモンド形状のステンレス槽にすることで洗浄力をアップ。様々なタイプの汚れを効果的に落とします。

 

5.シンプルで使いやすい、多彩な洗濯コース

標準・おいそぎ・自分流・ドライ・毛布と部屋干しなどの5種類のセレクトコースがあります。洗濯物に合わせ、必要なコースを選べます。

 

6.使いやすくて美しいデザイン

①スタイリッシュな天板のガラストップは美しいだけでなく、サッと拭くだけでラクにお手入れできます。

 

②手を離しても、ゆっくり閉まる蓋。静かで、手を挟みにくい、安心な設計です。

 

③ふとんや毛布などの大物洗いも可能な大容量でありながら、ボディ幅 50cm のコンパクト設計で狭いスペースにもすっきり収まります。

 

④大きな表示とシンプルな操作パネルは簡単に操作ができます。前面高さ 813mm のローダウン設計ので、洗濯物をラクな姿勢で取り出せます。

 

7.その他の機能

ほぐし脱水
全てのコース脱水後にパルセーターをゆっくり動かして、衣類の絡みをほぐして取り出しやすくします。

 

洗剤投入ケース
洗濯開始後、洗剤を水と混ぜながら投入。衣類にやさしく、素早く洗剤を浸透させます。

 

カセット式糸くずフィルター
大容量でお手入れがラクな糸くずフィルターを配置。

超音波洗浄×洗剤自動投入に「2度洗いコース」を追加! アクアの新「Pretteシリーズ」登場

アクアが、業界唯一の超音波洗浄と洗剤自動投入機能を搭載した全自動洗濯機「Prette(プレッテ)シリーズ」の新モデルを、6月5日に新発売します。

「Pretteシリーズ」は、液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能を搭載した「Prette」と、超音波部分汚れ洗浄機能を併せて搭載した「Prette plus」の2機種で展開される縦型自動洗濯機。従来の機能に加えて、予洗いと本洗いを行う「2度洗いコース」が追加されました。

「2度洗いコース」は、しつこい油汚れなどをしっかり洗浄し、ほかの衣類への汚れ移りも防いでくれます。さらに、「脱水延長モード」も新搭載。脱水が弱いと感じる時や、しっかりと脱水したい部屋干しの際に、脱水時間が4分間延長されます。

洗濯・脱水機能14kgの大容量ながら、奥行きスペースが抑えられ、コンパクトに設置できます。お手入れもしやすく、デザイン性と実用性を兼ね備えています。

 

AQUA Pretteシリーズ新商品情報>                                 

Prette plusVXシリーズ]

AQW-VX14R / 209,000円

AQW-VX12R / 198,000円

AQW-VX10R / 176,000円

AQW-VX9R / 165,000円

AQW-VX8R  / 154,000円

 

PretteVAシリーズ]

AQW-VA14R / 198,000円

AQW-VA12R / 187,000円

AQW-VA10R / 165,000円

AQW-VA9R  / 154,000円

AQW-VA8R  / 143,000円

大容量なのにコンパクト!「エアウォッシュ+」など多機能性も好評のドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」【家電大賞2023-2024】

提供:アクア株式会社

「家電大賞」は、モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード。今年で9回目となった2023年発売のノミネート家電161製品のなかから、読者の投票(投票期間は2023年11月24日~2024年1月8日)により、グランプリと部門賞(特別賞含む全24部門)が決定しました。AQUA『ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12P』が「洗濯機部門」で銅賞を受賞。

 

大容量なのに驚きのコンパクト! “洗えない衣類もキレイに!!”
「エアウォッシュ+」など多機能性も好評
『ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12P』

 

【家電大賞2023-2024 洗濯機部門:銅賞】

AQUA
ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12P

実売価格24万9800円

12㎏の大容量ながら、クラスNo.1のコンパクトサイズを実現。除菌(※1)・消臭(※2)・シワ伸ばし効果に、銀イオンによる“抗菌(※3)”機能をプラスした「エアウォッシュ+」を搭載し、コートなど頻繁に水洗いできない衣類を清潔に保つ。

SPEC●洗濯/乾燥容量:12㎏/6㎏●標準使用水量:約59ℓ(洗濯〜乾燥)/約84ℓ(洗濯)●標準コース運転目安時間:約139分(洗濯〜乾燥)/約29分(洗濯)●サイズ/質量:W595×H943×D685㎜/約94㎏

 

●ホワイトも Check!

↑シルキーブラックのほか、ホワイトもラインナップ。家事動線やサニタリーに合わせて、ドアの開き方(左開き/右開き)を選べる。

 

近年は、家事効率化へのニーズの高まりによりドラム式洗濯乾燥機の需要が年々増加。しかし、洗濯容量の大容量化とともに本体も大型化し、設置性が課題とされてきた。本機はドラムをまっ直ぐにすることで、コンパクト&大容量を両立。一般的な防水パンに設置が可能に(※4)。「設置スペースの都合でドラム式を諦めていたが、本機がその思いを叶えてくれた」と、設置場所の制約によってタテ型機からの買い替えを諦めていた人や、単身世帯にも好評だ。

 

また「水を使用しないで衣類をキレイにできる『エアウォッシュ+』は経済的で環境配慮面でも優秀。抗菌機能も素晴らしい」など、コートのように頻繁に洗えない衣類を銀イオンで抗菌(※3)コートもできる点が好評。さらに、お手入れの手間を自動で軽減する機能や「液体洗剤・柔軟剤自動投入」など多機能性を評価するコメントも多く見受けられた。

 

コインランドリー販売台数シェアNo.1(※5)を誇るアクア。本機は、業務用機で培った「水平(まっ直ぐ)」技術を応用したモデルだ。

 

【投票者の声】

 「シックでダークすぎないカラーに惹かれます。 家電は空間の一部になるように見た目も重視したい」(20代女性)

「あえて原点回帰のようなまっすぐドラムに挑戦し、 コンパクト化を実現した点を評価したい」(60代男性)

「ヒートポンプ、洗剤自動投入、自動おそうじ、 エアウォッシュ+など欲しい機能を全部盛り。 コンパクトでそれらを実現するのは企業努力の賜物ですね」(30代男性)

「エアウォッシュ+はクリーニング店に行く必要がなくなり、 共働き世代にはありがたい時短機能」(40代女性)

「大きさで我が家はドラム式洗濯機を諦めていたが、 この製品は長年の思いを叶えてくれた!」(30代男性)

「デザインが素晴らしく、洗濯機の地味な見た目を変えてくれました!」(40代男性)

 

【POINT 01】 洗濯12㎏/乾燥6㎏と大容量なのにコンパクト

「まっ直ぐドラム」でコンパクト設計の採用により、12㎏(洗濯)/6㎏(乾燥)の大容量ながら幅595×奥行き685㎜という省スペースを実現。マンションなどの一般的な防水パンに設置可能(※4)なので、設置スペースに制約がある場合などに最適だ。

↑「まっ直ぐドラム」では、ドラムの回転で衣類を持ち上げて高い位置からたたき洗いを行う。これによりガンコな汚れを落とし、洗いムラ・乾燥ムラを抑えてシワの少ない仕上がりに

 

【POINT 02】 銀イオンで衣類を抗菌(※3)コートする「エアウォッシュ+」

銀イオンによる“抗菌”(※3)機能を備える「エアウォッシュ+」を搭載。コートやジャケットなど頻繁に水洗いしない衣類を、除菌(※1)・消臭(※2)・シワ伸ばしでリフレッシュし、銀イオンミストで抗菌(※3)コーティングする。抗菌効果は48時間持続し衣類を清潔に保てる。

↑マイクロミストを槽内に放出し、衣類に浸透させ、消臭(※2)とシワ伸ばしを開始。さらにUVライトでドラム内の空気をキレイにする

 

↑ドラムの回転によるタンブリングと送風でシワ伸ばしと消臭(※2)を行う。同時に、加熱した空気で衣類を除菌(※1)する

 

↑キレイにリフレッシュされた衣類に銀イオンミストを噴霧して抗菌(※3)コーティング。雑菌の繁殖を抑えることが可能だ

 

【POINT 03】 日々のお手入れもラクラクで手間が少ない

自動おそうじ機能を強化。これまでの“乾燥フィルター自動おそうじ”や“ドアパッキン自動おそうじ”に加え、洗濯のたびに除菌(※6)&黒カビ抑制(※7)を行う“カビケア槽自動おそうじ”、簡単操作で洗濯後に槽を乾燥できる“らくらく槽乾燥”を新搭載し、日常的なケアの手間を軽減。

↑“カビケア槽自動おそうじ”はすすぎの最後にキレイな水を追加して洗濯槽を高速回転させ、遠心力による強い水流で洗濯槽の裏側の汚れを洗浄。槽の除菌(※6)し、黒カビを抑制(※7)する

 

※1:[試験機関](一財)日本食品分析センター[試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定[除菌方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果](菌の減少率)99.0%以上 ※2:[試験機関]近江オドエアーサービス(株)[試験方法]タバコ臭付着試験布を6段階臭気強度表示法にて評価[消臭方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果]おしゃれ着20分コース:初期3、自然放置3、エアウォッシュ2/標準30分コース:初期3、自然放置3、エアウォッシュ1.5/標準1時間コース:初期3、自然放置2.5、エアウォッシュ1.5 ※3:[試験機関](一財)ボーケン品質評価機構[試験方法]JIS L 1902に基づく菌液吸収法[抗菌方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果](菌の減少率)99.0%以上 ※4:[設置条件]防水パン:内寸幅570㎜、内寸奥行540㎜、壁までの奥行590㎜以上。[設置寸法]前方を開放し、壁から次の寸法以上離すこと。上方20㎝、左および右方1㎝、後方2㎝。設置面から水栓までの高さ110㎝以上 ※5:コインランドリー機器出荷台数(2022年1月〜12月)において。同社調べ ※6:[試験依頼先]日本微生物クリニック(株)[試験方法]ドラムおよび外槽に取り付けた菌液付着プレートの生菌数測定[ 除菌方法]「カビケア槽自動おそうじ」による[対象部分]ドラム内および外槽[試験結果](菌の減少率)99.0%以上 ※7:[試験依頼先](一財)日本食品分析センター[試験方法]ドラム外側に取り付けた培地付着布によるカビ発育確認[カビ抑制方法]「カビケア槽自動おそうじ」「らくらく槽乾燥」による[対象部分]ドラム内[試験結果]カビの発育なし

 

≪問い合わせ≫
アクアお客さまご相談窓口 0120-880-292(携帯電話、PHSからは電話番号0570-040-292)
https://aqua-has.com/

3月1日発売のロボロック最新機種が早速6万円以下!? Amazon新生活ラストセールでロボット掃除機を迎えよう

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GetNavi webで定期的にお伝えしているRoborock(ロボロック)のお買い得セール情報。今回は新生活を迎えるこれからの時期に相応しい、豪華で魅力的な製品が「Amazon新生活セール」にラインナップされます。中でも大注目なのが、先日発表されたばかりの新製品「Q5 Pro+」! 超パワフルな吸引性能に加え、モップモジュールの取り付けで水拭き掃除も可能にする実力派モデルです。セール価格からさらに2%OFFになる、GetNavi web読者限定のクーポン(クーポンコード:rrgetnavi)も配布中!

 

新社会人、初めての一人暮らし、引っ越しなど、さまざまな”新生活”が待っている読者の皆さま、このセール情報は見逃し厳禁ですよ!

 

【2024年3月29日(金)9:00〜4月1日(火)23:59まで開催】Amazon新生活ラストセール ロボロックのセール会場はコチラ

 

【目玉商品】吸引性能にこだわり、水拭きまでこなす、実力派スタンダードモデル​

「Roborock Q5 Pro+」

Roborock Q5 Pro+

通常価格:9万9800円→セール価格:5万9800円<GetNavi web読者限定2%OFFクーポンコード:rrgetnavi>

【吸引(5500Pa)】【水拭き対応】【自動ごみ収集】

ロボロックの新製品として登場したQ5 Pro+。5500Paの圧倒的な吸引力を備え、搭載されたデュアルラバーブラシによりカーペットやラグの奥に潜む髪の毛やペットの毛をしっかりと絡め取り、細かなハウスダストまで強力に吸引掃除します。カーペットでの毛の除去率はQ7と比較すると20%もアップしました。

↑メインブラシに採用しているデュアルラバーブラシは、柔らかいラバー素材でできていて髪の毛が絡みにくい仕様

 

さらに、モップモジュール(水タンク)を取り付けることで水拭き掃除も可能に。容量は180mlで、汚れの度合いに合わせて水量を2段階から調整できます。必要に応じてモジュールを取り外しして水拭き掃除の有無を選択できるのは、嬉しいですね。

 

本機は自動ゴミ収集ドックを搭載しており、約60日分(※1)のゴミを収集するので頻繁なゴミ捨ての手間から解放されます。

嬉しいポイントはそれだけではありません。自動ゴミ収集ドックに採用されている紙パックはエアフィルターとしても有効で、ゴミを収集する際、0.3μmまでの微粒子(花粉)を99.7%ろ過し、キレイな空気を排出するのです。せっかく掃除した花粉が排気で舞い上がっては意味がありませんが、Q5 Pro+なら安心ですね。

※1:お部屋の環境などによって、収集できる日数は変わります

 

Q5 Pro+にはLDSレーザーセンサーが搭載されており、部屋中をスキャンして詳細なマップを作成します。それにより、効率的で無駄のないスピーディーな掃除が可能に。また、走行不可なエリアをAIで予想し、進入禁止エリアを提案してくれる賢さも備えています。​

 

6万円でお釣りが来ることも驚きですが、さらに嬉しいプロモーションが!

Roborock Q5 Pro+と同時に購入で、以下のアクセサリー2商品が無料に!​

・エアフィルターC(2枚入)

・サイドブラシN黒(2個入)

<特典条件>

各商品ページのプロモーション情報より対象製品と一緒に特典製品をカートに入れておくと、レジに進んだ際に割引が適用されます。
特典製品は正規品である必要があるため、類似品と間違えないようにご注意ください。

 

強力な吸引性能に加え、必要に応じて水拭き機能をプラスできるQ5 Pro+。新生活でペットを迎える予定がある人や、初めてロボット掃除機を導入する人にピッタリかもしれません!

 

【2024年3月29日(金)9:00〜4月1日(火)23:59まで開催】Amazon新生活ラストセール ロボロックのセール会場はコチラ

 

【この商品もお得に!①】床掃除だけじゃない。ちょっとした手間も全てお任せ

「Roborock S8 Pro Ultra」

Roborock S8 Pro Ultra

通常価格:22万9900円→セール価格:16万4890円

【吸引(6000Pa)】【水拭き】【自動ゴミ収集】【給水】【モップ洗浄】【モップ乾燥】

6000Paの強力な吸引力と、2本になったメインブラシ「デュアルラバーブラシ」により、カーペットの毛の除去率は前機種のRoborock S7 MaxV Ultraより30%アップした、最上位モデル。本機の最大の特徴であり魅力は、モップ洗浄・乾燥、給水、ゴミ収集を全て全自動で行うドック「4way全自動ドック」を搭載している点。まさに、任せるを極めたモデルと言えますね!

 

【この商品もお得に!②】キレイにこだわる人にオススメ! 多機能スティック型水拭き掃除機

「Dyad Pro」

Dyad Pro

通常価格:6万2800円→セール価格:4万9800円

【(吸引)1万7000Pa】【水拭き】【スティック型】

ロボロックと言えばロボット掃除機のイメージですが、水拭きと吸引掃除が同時にできるスティック型の掃除機もあります! 1万7000Paの強力なパワーで吸引と水拭きが同時にできる本機。ヘッドのセンサーが床の汚れ具合を検知し、吸引力と水量を自動的に調整するため床の状態に合わせた掃除が可能です。3つのローラーブラシが前後に回転しながら汚れやホコリを効果的に除去し、さらに壁ぎわ1mmまでローラーブラシが近づくので隅々までキレイになります。

4,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最長43分間、最大300㎡まで稼働。途中で掃除を辞めなければならないストレスから解放してくれますね。掃除後は、ドックでローラーブラシを自動で洗浄し、乾燥まで行います。

 

【2024年3月29日(金)9:00〜4月1日(火)23:59まで開催】Amazon新生活ラストセール ロボロックのセール会場はコチラ

「まっ直ぐドラム=高性能は常識」アクア、コンパクトな洗濯乾燥機で「ななめドラム」と真っ向勝負

アクアはドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム」シリーズの最新モデル「まっ直ぐドラム 2.0」を発表しました。まっ直ぐドラムシリーズは、日本市場では主流の「ななめドラム」を見直し、ドラムを水平に設置することとヒートポンプユニットの配置の工夫などによって大容量ながらコンパクトさを実現したシリーズです。

↑アクアが発表したドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム 2.0」シリーズ。発表会には俳優の町田啓太さんがスペシャルゲストとして登壇しました

 

↑最上位モデルの「AQW-DX12P」(洗濯12kg/乾燥6kg)は左開きと右開きを用意。写真はホワイト。「AQW-DX12P」は発売中で実売価格26万9890円

 

↑「AQW-DX12P」のシルキーブラック

 

↑左端の「AQW-D12P」(洗濯12kg/乾燥6kg)は左開きのみで、「AQW-D10P」(洗濯10kg/乾燥5kg)は左開きと右開きを用意しています。「AQW-D12P」は発売中で実売価格25万640円。「AQW-D10P」は2024年1月下旬発売、実売予想価格27万円前後

 

“タイパ家電”としてドラム式洗濯乾燥機のニーズは増加中

洗濯機市場全体の販売台数は直近では2019年から右肩下がりの状況が続いている一方で、ドラム式洗濯乾燥機の需要が年々増加しています。その中でもコロナ禍での清潔需要や“タイパ家電”として伸びているのがドラム式洗濯乾燥機です。

 

商品本部 ランドリー企画グループ ディレクターの小山秀樹氏は、「洗乾一体型のうちドラム式の構成は2019年の59%から今や75%を占めるまでになっています」と語りました。

↑日本における洗濯機販売台数の推移(写真左)と、洗濯乾燥機におけるドラム式洗濯乾燥機の割合(写真右)

 

従来のドラム式洗濯乾燥機は、縦型の洗濯乾燥機より節水性や省エネに優れているものの、大きくて設置しにくいという課題がありました。そこで2021年に登場したのがまっ直ぐドラムシリーズです。購入者アンケートによると、購入時に魅力を感じたポイントの1位が本体サイズで、縦型からの買い替えが60%に上っており、1~2人での使用が約48%と多数を占めているとのことです。

↑2021年発売モデル購入者が以前に使っていた洗濯機の割合(写真左)と、購入者の家族構成(写真右)

 

洗浄性能と仕上がりの良さを重視して「まっ直ぐドラム」を採用

真っ直ぐドラムのコンパクト化の肝について開発を担当したハイアールアジアR&D ランドリー商品開発本部 商品企画グループ ディレクターの内藤正浩氏は「『まっ直ぐドラム』と『ヒートポンプと熱交換器の分割』にあります」と語りました。

 

「ドラムを水平にすることで上下前後のスペースを削減でき、ヒートポンプと熱交換器を上下に分割することで内部の空きスペースを活用しました。熱交換の効率が高く、コンパクト化が可能な『マイクロチャネル熱交換器』を採用したこともコンパクト化を実現した秘密の一つです」(内藤氏)

↑ヒートポンプと熱交換器を上下に分割したことや、マイクロチャネル熱交換器の採用によってコンパクト化を実現

 

アクアは日本市場における業務用洗濯機のトップシェアを誇っており、コインランドリーなどでは水平ドラムを採用しています。

 

「業務用ではまっ直ぐドラムが高性能であることが常識でしたが、家庭用では取り出しやすさを優先してななめドラムが必要になっておりました。しかし我々は洗濯の原点に戻って洗濯の本質である洗浄性能と仕上がりの良さにこだわりました。まっ直ぐドラムは布絡みが少ないため効率的な洗浄が可能になっており、29分というスピード洗濯も実現しております」(内藤氏)

 

本体サイズは幅595×高さ943mmは全モデル共通で、12kgモデルは奥行き685mm、10kgモデルは奥行き616mmとコンパクトに仕上がっています。

↑一般的なななめドラム式洗濯乾燥機とのサイズ比較イメージ

 

「エアウォッシュプラス」で洗いにくいものも除菌&抗菌コートできる

基本機能としては液体洗剤・柔軟剤自動投入機能に加えて、まっ直ぐドラムが回転と静⽌を繰り返すことで高濃度洗剤液を衣類全体に浸透させて洗う「オールラウンド浸透洗浄」機能を搭載。最上位モデルのDX12Pのみ、水温や水の硬度、洗剤の種類、汚れの量、布など10種類の洗濯状況をセンシングして洗濯時間や洗剤量を自動調整する「Aiウォッシュ」機能と、銀イオンで衣類を抗菌コートする「エアウォッシュプラス」を搭載しました。

 

エアウォッシュプラスは熱とUVライトで除菌・消臭し、温風とミストでシワを伸ばして風合いよく仕上げたあと、ドラムを揺らして衣類を動かしながら銀イオンのミストを噴霧し、抗菌コートをするというものです。

↑本体上部に内蔵する銀イオン抗菌水生成ユニット

 

「エアウォッシュプラスの抗菌水コースを選択することで銀イオン抗菌水生成ユニット内で最適な濃度の抗菌水を生成。これを衣類に噴霧することで抗菌する仕組みになっています。検証結果では、48時間後も抗菌コートが持続することを確認しております」(内藤氏)

↑発表会ではエアウォッシュプラスの抗菌25分コースで仕上げたばかりのダウンコート(写真左)と、何もしていないダウンコート(写真右)が登場。そのふわふわ感に町田さんも驚いていました

 

↑エアウォッシュプラスをかけたもの(写真左)とかけていないもの(写真右)。肉眼では違いが分かりません

 

↑ブラックライトを当てると、エアウォッシュプラスをかけていないもの(写真右)は繁殖した菌が光って見えます

 

抗菌コートは衣類乾燥後に消臭・除菌・抗菌コートまで行う「標準80分コース」と、洗濯乾燥を行わずに抗菌コートだけ行う「抗菌25分コース」を用意しています。

↑エアウォッシュプラスは帽子やクッション、ぬいぐるみなど、洗えないもしくは洗うと型崩れしてしまうようなものに使えます

 

メンテナンス機能としては、従来モデルでも搭載している「乾燥フィルター自動おそうじ」機能に加えて、洗濯のたびに洗濯・脱水槽の除菌と黒カビ抑制をする「カビケア槽自動おそうじ」機能、脱水終了後に槽内を1時間ヒートポンプ乾燥する「らくらく槽乾燥」機能を新たに搭載しました。

 

大容量ながらコンパクト、洗濯物のシワを抑えてキレイに仕上げるほか、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能や抗菌機能、自動おそうじ機能など多くの機能を搭載した「まっ直ぐドラム 2.0」。ニーズが増大するドラム式洗濯乾燥機のなかでも有力な選択肢になりそうです。

独自のまっ直ぐドラムが新世代へ! ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」は銀イオンによる抗菌コートで“洗えない衣類も洗える”多機能ぶり

提供:アクア株式会社

モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード「家電大賞」。今年で9回目となった「家電大賞2023-2024」が現在開催中。ノミネートのなかからGetNavi注目モデルを紹介。

ドラム式洗濯乾燥機は、家事効率化アイテムとしてすっかり定番に。しかし、自宅で洗える洗濯物が増えるとともに、洗濯容量が増大しボディも大型化しており、設置性の課題が浮上。そんな問題を解決してくれるのが「まっ直ぐドラム2.0」だ。

 

一般的な防水パンに設置可能で
タテ型洗濯機から置き換えやすい コンパクト&大容量設計を実現
「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12P


洗濯機部門
GetNavi注目モデル

ノミネートNo.016
AQUA
ドラム式洗濯乾燥機
「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12P

実売価格30万8000円

従来の除菌(※1)・消臭(※2)・シワ伸ばし効果に、銀イオンによる“抗菌”(※3)機能をプラスした「エアウォッシュ+」を搭載。コートやジャケットなど頻繁に水洗いできない衣類を清潔に保つ。また「自動おそうじ機能」を充実させメンテナンスの手間を軽減し、本体の清潔性も向上。

※1:[試験機関](一財)日本食品分析センター[試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定[除菌方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果](菌の減少率)99.0%以上 ※2:[試験機関]近江オドエアーサービス(株)[試験方法]タバコ臭付着試験布を6段階臭気強度表示法にて評価[消臭方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果]おしゃれ着20分コース:初期3、自然放置3、エアウォッシュ2/標準30分コース:初期3、自然放置3、エアウォッシュ1.5/標準1時間コース:初期3、自然放置2.5、エアウォッシュ1.5 ※3:[試験機関](一財)ボーケン品質評価機構 [試験方法]JIS L 1902に基づく菌液吸収法[抗菌方法]「エアウォッシュ」による[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果](菌の減少率)99.0%以上

SPEC●洗濯/乾燥容量:12㎏/6㎏●標準使用水量:約59ℓ(洗濯〜乾燥)/約84ℓ(洗濯)●標準コース運転目安時間:約139分(洗濯〜乾燥)/約29分(洗濯)●サイズ/質量:W595×H943×D685㎜/約94㎏

 

ドラム式の利便性とタテ型の設置性を両立

ドラム式洗濯乾燥機が家事の負担を軽減してくれる救世主だとわかっていても、本体サイズをハードルに感じる家庭は多い。そんな人に注目してもらいたいのがAQUA「まっ直ぐドラム2.0」だ。

 

ドラムをまっ直ぐにすることで、コンパクトかつ大容量を両立。最上位モデルのAQW-DX12Pでは、12㎏(洗濯)/6㎏(乾燥)の大容量でありながら、一般的な防水パンに設置が可能(※4)に。これにより“置き場所問題”はほぼクリアでき、安心して導入に踏み切れるはずだ。

 

さらに、ドラムが水平(まっ直ぐ)に配置されていることで、洗濯物が1か所に偏らず、中の衣類が絡まりにくく、シワになりにくいのもメリットだ。

 

機能面では、新たに銀イオンによる“抗菌”(※3)効果をプラスした「エアウォッシュ+」や、「カビケア槽自動おそうじ」「らくらく槽乾燥」などの自動お手入れ機能をアップデート。タッチパネルも改良され、操作性も向上している。

※4:[設置条件]防水パン:内寸幅570㎜、内寸奥行540㎜、壁までの奥行590㎜以上。[設置寸法]前方を開放し、壁から次の寸法以上離すこと。上方20㎝、左および右方1㎝、後方2㎝。設置面から水栓までの高さ110㎝以上

 

<カラバリも Check!>

シルキーブラックのほか、ホワイトもラインナップ。いずれも家事動線やサニタリーに合わせて、ドアの開き方(左開き/右開き)を選べる。

 

<POINT 01>

「まっ直ぐドラム」の採用で 大容量&コンパクトを実現!

まっ直ぐドラムによるコンパクト設計で、幅595×奥行き685㎜の省スペースを実現。マンションなど一般的な防水パンに設置可能(※4)で、大容量が欲しいが設置場所に制約があるケースも安心だ。また、蒸気を機外に放出しない「無排気乾燥」で、サニタリーが不快になることもない。

↑「まっ直ぐドラム」により、洗浄力や仕上がりにも差が出る。ドラムの回転で衣類を持ち上げて高い位置からたたき洗いすることで、ガンコな汚れもスッキリ落とし、洗いムラ・乾燥ムラを抑えシワの少ない仕上がりに

 

<POINT 02>

進化したエアウォッシュ機能を搭載

銀イオンで衣類を抗菌(※3)コートする 銀イオンによる“抗菌”(※3)機能を追加した「エアウォッシュ+」を搭載。スーツやコートなど、頻繁に水洗いしない衣類を除菌(※1)・消臭(※2)・シワ伸ばしでリフレッシュし、銀イオンミストで抗菌(※3)コーティングする。衣類や目的に合わせて5コース(20〜80分)から選択可能。

↑マイクロミストを衣類に浸透させ、消臭(※2)とシワ伸ばしを開始。UVライトでドラム内の空気をキレイにする

 

↑ドラムの回転によるタンブリングと送風でシワ伸ばしと消臭(※2)を行う。同時に、加熱した空気で衣類を除菌(※1)

 

↑キレイにリフレッシュされた衣類に銀イオンミストを噴霧して抗菌(※3)コーティング。雑菌の繁殖を抑える

 

 

<POINT 03>

家庭の洗濯パターンを学習し適切な設定で洗ってくれる

独自のセンシング機能「Aiウォッシュ」を搭載。水温や水硬度、洗剤の種類、汚れ具合、布質など10種類の選択状況をセンシングし、洗い時間や洗剤量を自動調整する。さらに家庭の洗濯パターンを学習し、適切な設定で洗濯をスタート。適切なコースがわからなくても洗濯機まかせでOKだ。

↑水温が低い環境(水温8℃)で洗濯した場合の洗浄比較。左は「洗浄前」で、ケチャップと醤油の汚れが目立つ。右は「洗浄後」。「標準コース」のみで水温が低いと、汚れが若干残ってしまうことも。右は「標準コース」+「Aiウォッシュ」の合わせ技で、汚れはキレイに落ちている

 

<POINT 04>

日々のお手入れをラクにする自動おそうじ機能を強化

乾燥フィルターやドアパッキンを自動でおそうじする機能、槽洗浄コースでお手入れするタイミングを知らせる槽洗浄お知らせサインに加え、洗濯のたびに除菌(※5)&黒カビ抑制(※6)を行う“カビケア槽自動おそうじ”と、簡単操作で洗濯後に槽を乾燥できる“らくらく槽乾燥”を新搭載。

↑新機能“カビケア槽自動おそうじ”はすすぎの最後に洗濯槽を高速回転させ、遠心力による強い水流で洗濯槽の裏側の汚れを洗浄。槽を除菌(※5)し黒カビを抑制(※6)する

※5:[試験依頼先]日本微生物クリニック(株)[試験方法]ドラムおよび外槽に取り付けた菌液付着プレートの生菌数測定 [除菌方法]「カビケア槽自動おそうじ」による[対象部分]ドラム内および外槽[試験結果](菌の減少率)99.0%以上 ※6:[試験依頼先](一財)日本食品分析センター[試験方法]ドラム外側に取り付けた培地付着布によるカビ発育確認[カビ抑制方法]「カビケア槽自動おそうじ」「らくらく槽乾燥」による [対象部分]ドラム内 [試験結果]カビの発育なし

 

<POINT 05>

液体洗剤・柔軟剤の自動投入搭載! 操作画面が大きくなり使い勝手も◎

洗濯のたびに適量を自動で軽量して投入する「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を搭載。残量が少なくなるとLEDアイコンが点滅し、アラーム音とともに補充を促す。アイコンとタッチキーで直観的に操作がしやすい大型の「LEDタッチパネル」も搭載し、使い勝手が向上した。

↑タンクの容量は、液体洗剤約570㎖、柔軟剤約480㎖。自動投入タンクは取り外して水洗い可能なので、液体洗剤や柔軟剤の銘柄を変える際やお手入れもラク

 

↑液体洗剤・柔軟剤の残量が不足すると、LEDアイコン点滅&アラーム音で補充を知らせる

 

 

<家電大賞2023-2024に投票しよう>

今回紹介したAQUAドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」AQW-DX12Pは現在開催中の2023年を代表する家電を決定する「家電大賞 2023-2024」の洗濯機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1545558.html

最新鋭の「グローバルマザー工場」ってどんな感じ? パナソニック洗濯機の信頼を支える静岡工場に行ってきた

静岡県袋井市で洗濯機や衣類乾燥機を製造するパナソニックの静岡工場が2023年6月に操業50周年を迎えたことを記念して、メディア向けの工場見学ツアーが開催されました。同工場は最新鋭の洗濯機専用工場としてスタートし、機械化や自動化を積極的に採用することでDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進めており、現在は「グローバルマザー工場」としての役割を果たしているとのこと。どのようにDXを進めているのか、その一端を紹介していきましょう。

 

二層式洗濯機が主流の時代に全自動洗濯機工場としてスタート

パナソニック静岡工場は1973年、当時はまだ二層式洗濯機が主流だった時代に、最新鋭の機械化・自動化を大幅に採用した全自動洗濯機の専用工場としてスタートしました。

↑2023年に創業50周年を迎えたパナソニック静岡工場の概要

 

パナソニック くらしアプライアンス社 常務でランドリー・クリーナー事業部 事業部長の藤本勝氏は以下のように語りました。

 

「ドラム洗濯乾燥機の全自動洗濯機における構成比は年々高まっており、2024年には25%、4台に1台がドラム洗濯乾燥機になっていくと考えております。直近の急増する需要機会や今後の需要進捗を見据えて昨年新ラインを創設し、3ライン化を実現しました」(藤本常務)

↑2024年にはパナソニックが生産する全自動洗濯機のうち25%がドラム式になるとのことです

 

600トンのプレス機も! 金属加工の源泉工程を見学

では、さっそく工場見学へ。まず金属加工を行う源泉工程から紹介していきましょう。

↑ここから工場見学に向かいます。入口からドラム式洗濯乾燥機のようなデザインになっているのが興味深いです

 

↑パナソニック静岡工場の内部。左側に金属加工を行う源泉工程が見えています

 

金属加工工程では80トンから600トンまで8台のプレス機を設置し、ドラム式洗濯乾燥機の外装や内装など大物部品の加工を行っています。

↑こちらが最大の600トンプレス機

 

↑コイル材と呼ばれるロール状の材料をプレス機本体まで送り、プレス加工します

 

材料を手前で切断して切り板状にし、プレス機の中にセットした専用の金型で4つの工程を経て部品を完成させる流れになっています。

 

工程内の写真撮影はNGでしたが、見学時に生産していた部品はドラム式洗濯機のタンク内の上部にある部品でした。

 

「プレス加工は0.4mmの薄い板を加工するため裂けて割れる不良が発生しやすい状況です。そこでIoTシステムを導入し、割れの要因に深く関わる圧力や油を塗る量、温度などをすべてデジタル情報で可視化しています。その経過管理をすることで、安定した品質を確保しています」(担当者)

 

生産効率の向上とトレーサビリティを両立

続いては大物成形機です。金型内に「アルミインサート」と呼ばれる部品を装着し、樹脂を流し込むことでステンレス部品と樹脂部品を一体成型する工程です。

↑樹脂部品とステンレス部品を一体成型する成形機

 

ここには6機の成形機があり、10トンから15トンもの重さを持つ30個の金型をクレーンを使って入れ替えながら生産しています。

 

「洗濯機の容量が8kgから12kgへと大容量化したことで、部品の重量も4020gから8710gへと2倍以上に増加。そこで、1台あたりの生産時間が伸びてしまう課題がありました。そこで、金型や設備の改善によって冷却効率を上げ、1台あたりの時間を短縮。現在は樹脂量が増えていくなかでも67秒で生産できています」(担当者)

 

続いてドラムを作る工程へ。ステンレスの平板を「エキスパンド加工機」に入れると、内側が12分割された金型が同時に拡張していき、ドラムの形を作り上げていきます。

↑こちらは「さざ波加工機」と呼ばれる、さざ波加工を施す工程です。エキスパンド加工機からドラムの原型が送られてきます

 

↑どこかの缶チューハイのような模様(さざ波模様)に加工されて出てきました

 

↑こちらはドラム組み立て工程の全景

 

↑樹脂部品や板金部品、モーターを取り付けを行うことで駆動部品ユニットができあがります

 

ドラム式洗濯乾燥機の組み立てから検査、梱包までを行う工程は撮影NGだったので、続いては洗濯機の各種性能の検査ラインへ。製品のシャフトの底面にはQRコードのような2次元コードが印字されており、これを利用してひとつひとつの製品情報を同期し、ドラムの計測データや検査データなどをすべて紐付けてチェック。品質トレーサビリティを実現しています。

↑ドラム式洗濯乾燥機の検査ライン

 

「ものづくりのDX化」に挑戦し、即納率94%を実現

パナソニック くらしアプライアンス社の藤本 勝常務は静岡工場について、「匠の技術とDX(デジタルトランスフォーメーション)を融合したのが大きな特徴」だと語りました。


↑ものづくりのDX化について語る藤本常務

 

「静岡工場は、主要部材を作る源泉工程から組み立てまでを行う一貫生産体制となっています。これは主要部品を内製化することで部品レベルでのばらつきを低減し、より高品位なものづくりを実現するという、創業当時の思想を今に引き継いでいます」(藤本常務)

 

特に大きな挑戦となったのが「ものづくりのDX化」でした。

 

「生産工程のさまざまな情報をデータで集積、分析することによって、工程で不具合が発生した場合でも瞬時に原因を特定し、工程にフィードバックする仕組みを構築しています。さらに需要の変化や予測、また流通と連携した実需連動サプライチェーンマネジメントなどのDXの取り組みにより、お客様が必要なときに必要なタイミングでお届けする全体最適化、オペレーション力強化を図っています。このことにより、取り組み前の即納率が78%だったのに対し、取り組み後は即納率を94%に高めることができ、同時に在庫の日数を3分の1削減することができました。この取り組みはパナソニックにおけるパイロット拠点としての役割で、今後ほかの工場にも拡大していく予定です」(藤本常務)

↑在庫適正化を目指した静岡工場のDXへの取り組み

 

静岡工場にはパナソニックが1951年に製造・販売した最初の洗濯機のほか、歴代の洗濯機や洗濯乾燥機も展示されていました。今回の見学で、洗濯機の歴史と最先端の取り組み、その両方が体験できたのが貴重です。今後も同社のものづくりをけん引する存在として、静岡工場には注目していきたいですね。

↑1951年に製造・販売された第1号洗濯機

 

↑右から1973年に発売された静岡工場生産第1号機「全自動うず潮」、生産2500万台を達成した1986年発売「愛妻号36」、1990年に発売して生産3000万台を達成した「愛妻号Day ファジィ」、「W滝洗い」機能を搭載した1993年発売の「やさしい愛妻号」

 

↑右から2000年に発売した世界初の縦型洗濯乾燥機、2003年に発売した世界初のななめドラム式洗濯乾燥機

 

↑右から2005年に発売した世界初のヒートポンプ搭載ドラム式洗濯乾燥機、2015年発売の「キューブル」、2018年発売の液体洗剤・柔軟剤自動投入機

買い替えるなら、日立を見てから! 女優&家電製品アドバイザー・奈津子さんが感動した日立「ビッグドラム」の革新機能

提供:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

買い替えるなら、日立を見てから!

洗濯から乾燥までをおまかせできて、家事の手間を大幅に軽減してくれるドラム式洗濯乾燥機は、多忙な家庭の頼もしい味方。なかでも日立「ビッグドラム」は、「風アイロン」「ナイアガラ洗浄」などの技術を搭載したドラム式洗濯乾燥機として知られています。そんな「ビッグドラム」の新モデル「BD-STX130J」が、さらなる進化を遂げて11月中旬発売予定です。

 

今回は、その発売に先駆けて「家電製品アドバイザー」の資格を持ち、「家電女優」としても知られる奈津子さんをお招きし、注目の新モデル「BD-STX130J」を実際に見てもらうことに。進化ポイントや注目のポイントを解説してもらうとともに、本製品が実際の生活でどのように役立つのかを教えてもらいました!

※日立から奈津子さんにチェックを依頼し、奈津子さんのコメントをあらかじめ日立で確認し掲載しています。

【奈津子さんプロフィール】女優、タレント。ドラマ「野ブタ。をプロデュース」でデビュー以降、多くの作品に出演。20代でSDN48に在籍中、劇場近くの電気街で多くの家電に触れたことで家電の魅力に開眼。卒業後、「家電製品アドバイザー」のゴールドグレードを取得し、多くのレビュー執筆等を行う。現在は東京FM「スカイロケットカンパニー」レギュラー。150台以上の家電品を所持し2歳の息子を育児中

 

【「家電製品アドバイザー」とは?】

家電製品協会が実施する、家電製品についての購入や使用方法についての案内人となる人材の認定資格。家電製品全般にわたり、性能や機能、使用方法、不具合対応、リサイクルなど幅広い知識を習得する必要があります。なお、認定試験で高得点の受験者(得点率が概ね90%以上)にはゴールドグレードの特別称号が付与されます。

 

【今回紹介する製品はコチラ】

日立「ビッグドラム」BD-STX130J

「風アイロン」の技術に「ヒートポンプ」を組み合わせ、乾燥の仕上がりの良さと省エネ性を両立。時短も実現した「らくはや 風アイロン」。お手入れが大変だった乾燥フィルターを本体からなくしたほか、3つの自動おそうじ機能でホコリ・糸くずを大容量糸くずフィルター1か所に集める「らくメンテ」も特徴です。洗濯容量が12kgから13kgへ、乾燥容量が6kgから7kgへと大容量化し、大物洗いやまとめ洗いにも対応します。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):13kg/7kg●洗浄方式:ナイアガラ洗浄●乾燥方式:らくはや 風アイロン ヒートポンプ●目安時間(洗濯~乾燥):約93分●消費電力量(洗濯~乾燥):約1150Wh(標準)●標準使用水量(洗濯~乾燥):約65L●運転音(洗い/脱水/乾燥):34/37/48dB●サイズ/質量:W630×H1065×D720㎜/93kg

 

アイロン掛けの手間を減らし、ヒートポンプ式で省エネ。「らくはや 風アイロン」が魅力的!

ビッグドラムといえば、高速風で衣類のシワを伸ばして乾かす「風アイロン」が大きな特徴。ビッグドラムの愛用者である奈津子さんも、この機能が大いにお気に入りだとか。

 

アイロンがけって、時間と手間がかかるので嫌いなんです。わが家では『ビッグドラム』の以前のモデルを長い期間使っていましたが『風アイロン』のシワ伸ばし効果が素晴らしくて、体力が限界のときにもいつも助けられていました。特に子どもが生まれてからは洗濯物の量が驚くほど増えて、すべてにアイロンがけするのは大変で。その手間を減らせるので、子育て世帯には特にオススメですね」(奈津子さん)

 

さらに、新モデル「BD-STX130J」では、「風アイロン」に省エネ性の高いヒートポンプを融合した新開発の「らくはや 風アイロン」を搭載しました。

↑ヒートポンプのイメージ。湿気を含んだ空気を除湿し、乾いた温風で衣類を乾燥します

 

実は、日立は以前から省エネ性に優れたヒートポンプの搭載を検討していました。しかし、ヒートポンプは「風量は出せるが風速を出すのは難しい」という弱点があったため、「風アイロン」の仕上がりよさを実現することができない状況でした。

 

かと言って、風速を上げるために出力を上げると消費電力が増え、もはや省エネではない……そんなジレンマを解消するきっかけとなったのが、2022年度モデルで初採用された「らくメンテ」の技術でした。ドラム式洗濯乾燥機には必須の「乾燥フィルター」をなくし、今回乾燥経路の内部構造を大きく変えることで、風路抵抗の大幅な削減が可能に。これにより、「風アイロン」とヒートポンプの両立が可能になったのです。

 

『風アイロン』が搭載できないなら、ヒートポンプを搭載しないというこだわりが日立さんらしい。そして今回、課題を乗り越えて、満を持して投入してきた姿勢が素晴らしいですね。個人的にも、こういうロマンのある開発秘話って大好きなんです! 機能の面でも、仕上がりがキレイで省エネで時短も実現するなんて、本当に魅力的な機能だと思います!」(奈津子さん)

↑日立の衣類乾燥機で乾燥させたシャツ(左)と「らくはや 風アイロン」で乾燥させたシャツ(右)の仕上がり比較イメージ。「らくはや 風アイロン」だと、防シワ加工なし綿100%のシャツでも乾燥ジワが抑えられます(※)
 ※日立調べ。衣類乾燥機DE-N60HV(洗濯後の衣類3kgを乾燥、標準コース)と、ドラム式洗濯乾燥機BD-STX130J(洗濯〜乾燥3kg時、標準コース)との比較。※衣類の量や素材、一緒に乾燥するものの種類によって仕上がりが異なります。

 

↑天日干ししたタオル(左)と「らくはや 風アイロン」で乾かしたタオルの仕上がり(右)の比較イメージ(タオル綿100%)。「らくはや 風アイロン」は繊維の1本1本を起毛させ、ふんわりした肌触りに仕上ります(※)
※日立調べ。BD-STX130J(洗濯後の衣類3kgを天日干し)と(洗濯~乾燥3kg時、標準コース)との比較。※衣類の量や素材、一緒に乾燥するものの種類によって仕上がりが異なります。

 

機能紹介その1 「らくはや 風アイロン」

効率的に熱を集める「ヒートポンプ」を採用して省エネ性を高めつつ、高速風で乾かす「風アイロン」も実現した新技術。これまで「風アイロン」で培ってきた「高効率ターボファン」に加え、「徹底的な風路抵抗の低減」「大口径のドラム槽」「らくメンテ搭載」により、シワを抑えたキレイな仕上がりと、省エネ性の両立を実現。ドラム槽の手前から衣類に直接風を当てる独自構造により、衣類を広げてシワを伸ばすことが可能です。

 

本当に助かる! 重要かつ頻度が多いお手入れの手間を減らす「らくメンテ」

BD-STX130Jの大きな特徴は「らくメンテ」。読んで字のごとく、お手入れをラクにする技術の総称です。乾燥運転時に出るホコリや糸くずを捕集する乾燥フィルターをなくし、本体下部の大容量糸くずフィルターに集約したのがそのひとつ。

 

「乾燥フィルターや糸くずフィルターのお手入れをしないと、洗濯機の乾燥機能が落ちる。実は、それを知らずに『最近、洗濯機の乾燥性能が落ちたな……』と思ってる人もいます。でも、フィルターのお手入れって重要なのに、頻度が多くて本当に面倒(※1)。だから、乾燥フィルターをなくしたと聞いたときは、『日立さん、大胆なことをしたな!』と思いました。糸くずフィルターのお手入れが、月に一度(※2)で済むのもビックリです」(奈津子さん)

※1:日立調べ。乾燥フィルター搭載機種と未搭載機種との比較において。※2:日立調べ。洗濯~乾燥7kg、1日1回運転時。衣類の量・種類により効果は異なります。
↑本体下部の大容量糸くずフィルターは1か月に1回のお手入れでOK

 

なお、さきほど奈津子さんが触れた通り、自動おそうじも「らくメンテ」に含まれる重要な機能。「洗濯槽自動おそうじ」「乾燥経路自動おそうじ」「ドアパッキン自動おそうじ」など充実した機能を搭載しています。さらに新モデルではヒートポンプ採用に伴い、「乾燥経路自動おそうじ」に乾燥効率の低下を抑制する「熱交換器自動洗浄」も追加しています。

 

「私は基本的にズボラな性格なんですけど、そのうえ子育てをしながら、お仕事をするのはやっぱり大変で。だから、少しでも負担が減る『自動おそうじ機能』は本当に助かります。共働き世帯をはじめ、お忙しい方はこうした製品を積極的に利用すべき。特にドアのゴムパッキンの部分は掃除をしにくいうえに地味に汚れが気になるところ。そこをケアする『ドアパッキン自動おそうじ』を取り入れたのはお見事です!」(奈津子さん)

↑「熱交換器自動洗浄」のイメージ。乾燥効率の低下を抑えます

 

↑「ドアパッキン自動おそうじ」のイメージ。ドアパッキン内部を流水でしっかり洗浄します

 

機能紹介その2 「らくメンテ」

「乾燥のたびに行うお手入れが面倒」との声が大きかった乾燥フィルターをなくしました。さらに、洗濯から乾燥までの工程で発生するホコリや糸くずを、3つの自動おそうじ機能で次の洗濯運転時に洗い流し、大容量糸くずフィルターに集約するシステム。

↑BD-STX130Jでは、前モデル同様、天面に配置されていた乾燥フィルターがないのでそのぶん天面もスッキリ見えます

 

「乾燥経路自動おそうじ」では、乾燥時に発生するホコリ・糸くずを乾燥ダクト手前に配置した2枚の保護フィルターで捕集。そのフィルターについたごみをしっかり洗い流し、大容量糸くずフィルターへ送ります。

↑乾燥経路自動おそうじのイメージ。保護フィルターにたまったホコリ・糸くずを洗い流します

 

「洗濯槽自動おそうじ」では、ドラム槽の裏側などに付着した皮脂汚れや洗剤カスなどを自動で洗い流します。「ドアパッキン自動おそうじ」は、ドアパッキンの裏側を専用のシャワーで洗い流します。

●ホコリ・糸くず・汚れの種類や程度などにより、洗い流せない場合があります。また、洗濯機の使用間隔が空くことが多い場合は、ホコリ・糸くず・汚れを洗い流せないことがあります。

 

汚れに悩む家庭が求めていた機能です! 進化した「ナイアガラ洗浄」

「ナイアガラ洗浄」は、高濃度の洗剤液を衣類にしっかり浸透させ、大流量の循環シャワーで洗う日立の技術。新モデルでは下段シャワーを追加し2段式のシャワーとしたことで、洗い始めの少ない水でも衣類が洗剤液に浸かるようになり、より高濃度の洗剤液で洗浄が可能になりました。さらに、途中から上段+下段の2段シャワーに切り替えることで大流量を生み出し、頑固な汚れもしっかり洗い流します。

 

今回の『ナイアガラ洗浄』は、いわば『洗剤の力を引き出す洗い方』汚れを落とすセオリーにかなっていて、洗浄力を求める方への訴求力は大きいと思います。まさに求めていた機能が搭載されました!」(奈津子さん)

↑これまでは上段シャワーのみだったため、しっかり洗剤液を浸透させるために水量が必要になり、そのぶん洗浄液が薄くなっていました。今回、下段シャワーを追加したことでより少ない水(高濃度な洗剤液)で洗浄可能になり、“隠れ汚れ”までしっかり洗い上げます

 

また、本機では、ドラム式洗濯乾燥機では初めて洗濯13kg/乾燥7kgの大容量を実現。例えば1日の洗濯量は人数×1.5kgが目安で、4人家族なら1日に6kg、2日で12kgの洗濯物がたまるところ、BD-STX130Jなら、さらにシーツ2枚(1㎏)を加えた量を1回で洗うことができます。

 

洗濯13kg/乾燥7kgと大容量でありながら、洗濯〜乾燥が93分(※)と速いのもうれしいです。『うちは家族が少ないから大容量なんて必要ない』と思う方も多いでしょうが、実は、これまで2回に分けていた洗濯が1回で済むのは省エネ・省手間。やらなくて済む洗濯の回数を年間トータルで考えると、かなりの時短になりますよ」(奈津子さん)

※衣類の量や種類、使用環境により運転時間が異なります。※データは一般社団法人 日本電機工業会・自主基準「乾燥性能評価方法」によるものです。

機能紹介その3「ナイアガラ洗浄」

大流量の「ナイアガラ循環シャワー」と「押し洗い・たたき洗い・もみ洗い」で、節水しながら際立つ白さに洗い上げる技術。洗剤の種類が液体洗剤か粉末洗剤かを自動で検知し、洗剤に合わせた溶かし方で高濃度の洗剤液を作って衣類に浸透させ、大流量で洗います。

 

さらに、新モデルでは「ナイアガラ循環2段シャワー」を新採用。より高濃度の洗剤液を衣類に浸透させることで、汚れをしっかり洗い流します。

↑「ナイアガラ洗浄」で洗う前(左)と洗った後(右)のシャツのイメージ。予洗いなしでは落としきれず、黄ばみ汚れの原因となる襟袖の皮脂汚れもすっきり洗浄します。ワイシャツ(ポリエステル65%綿35%)※日立調べ。BD-STX130J、洗7.8kg(6割負荷)時、標準コースにおいて。衣類の量、汚れ、洗剤、コースの種類などによって効果は異なります。

 

洗濯にかかる手間が減る「ワイドカラー液晶タッチパネル」

「液体洗剤 柔軟剤自動投入」がお気に入り!

このほか、奈津子さんはBD-STX130Jの7.8インチのワイドカラー液晶タッチパネルも気に入ったご様子。

 

「私自身、パネルの視認性の高い家電が好きなんです。というのも、仕事が本当に忙しくなると親や家事手伝いの方にお願いするんですけど、そのとき直感的に使えて、詳しく説明しなくても操作が行えるから説明しやすい。子どもがもう少し大きくなれば手伝えるんじゃない? っていうくらい操作がわかりやすい。また、液体洗剤 柔軟剤自動投入は、今回は柔軟剤タンクの容量が700mLから1000mLに容量アップしていて、柔軟剤のの詰め替えタイプを追加で1本(※)入れられるのもいいと思います」(奈津子さん)

※操作パネル「残量少」表示時。810mL以下の詰め替え用タイプ
↑ワイドカラー液晶タッチパネルは幅約19㎝×高さ約5.9㎝の大画面。文字が見やすく、操作が直感的に行えます。画面右側にはよく使うアイコンを一覧表示するのも便利です

 

↑液体洗剤・柔軟剤自動投入も便利。液体洗剤・柔軟剤ともタンク容量が約1000mLと大きく、補充の手間が少なくて済みます

 

「買い替える前にぜひチェックしてほしい!」進化した日立のドラム式洗濯乾燥機

今回、「ビッグドラム」BD-STX130Jをじっくり見て解説してくれた奈津子さん。最後に、「このインタビューだけでは語りきれない素敵な機能もたくさんあるので、買い替えを検討している人はホームページなどで詳しく調べてほしいです!」(奈津子さん)と、熱く語ってくれました。

BD-STX130Jは、「らくはや 風アイロン」で衣類のシワを伸ばしてふんわり仕上げ、しかも省エネと時短を実現。「らくメンテ」により乾燥フィルターのお手入れが不要なうえ、ドラム槽や乾燥経路、ドアパッキンのおそうじも自動で行うことで、お手入れの負担を大幅軽減しつつ乾燥効率の低下も防いでくれます。

 

「ナイアガラ洗浄」もさらなる進化を遂げ、頑固な汚れにしっかり対応。大容量でまとめ洗いもでき、洗濯の省手間と時短にも貢献します。ワイドカラー液晶タッチパネル採用で直感的に使える利点もあって、若い子育て世帯からシニア世帯まで、幅広い家庭に受け入れられるはず。

 

「家事って本当にストレスが多いので、ストレスを少しでも減らしたい方や子育て中の方、共働き家庭で仕事が忙しい方には特にオススメ。横幅がスリムで外観がミニマルなのもいい。個人的にもそろそろ洗濯機の買い替えを考えていて、その第一候補になる製品だと確信しました!」(奈津子さん)

提供:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

撮影/福永仲秋(ANZ)

【前半5製品】家電のプロが太鼓判!衣類ケアに最適すぎる高コスパ家電

「コスパ」=「激安」とは限らないー。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる衣類ケア家電の逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが厳選しました!

 

【その①】あきらめていた頑固な黄ばみも 素早く洗浄できて洗濯ストレスが大幅減!

シャープ

超音波ウォッシャー UW-X1

衣類や布製品の部分汚れを超音波で除去。超音波振動で発生した真空泡の力で汚れを素早く落とす。衣料用漂白剤との併用で、従来機で落とし切れなかった黄ばみ汚れも洗浄。汚れ落ち速度は従来比で約25%向上した。

↑本体先端の「超音波ホーン」に強化アルマイト加工を施し、表面の被膜の厚さを従来比約2倍に。衣料用酸素系漂白剤との併用が可能になった

 

↑3万8000回/秒の超音波振動により、繊維に浸透した水の中に微細な真空の泡が発生。泡が弾ける衝撃で汚れを弾き飛ばす

 

↑丸洗いすると乾くのに時間がかかるスニーカーは、汚れた部分だけ濡らして部分洗いすれば短時間で履けるようになる

 

<ココが価格以上>

「洗いたい衣類を水に浸して本機で汚れをなぞり、サッとすすぐ3ステップだけで、気になる汚れが落とせてありがたい! 専用充電台に置くだけで充電できる仕様も使いやすく、一家に1台あると安心な名品です。」(奈津子)

 

「息子の制服の襟元がすぐに黒ずむのですが、洗面台の上でサッとなぞって予洗いしてから洗濯すると、常に真っ白な状態をキープできます。新モデルは充電中に立てておけるので、場所を取らないのがグッド!」(石井)

 

【その②】小型・大容量で工事不要! 衣類をパワフルかつふんわり乾かす!

イルコ電子

エスティロ ILD-321UPB-JP

幅49㎝と小型ながら、最大3kgの衣類を乾燥できる衣類乾燥機。AIで細かく温度調節し、乾燥後の衣類の縮みを最小限に抑える。低振動・静音設計で夜も運転可。排水設備も不要のため設置自由度が高く、届いたその日から使える。

↑本機は5つのコースを搭載。しっかり乾燥、ふんわり乾燥、脱臭など用途に合わせて様々なコースを選べる

 

↑付属の網を乾燥機内にセットすれば、乾きにくいスニーカーやぬいぐるみ、帽子などの布製品も形を崩さず乾かせる

 

<ココが価格以上>

「オシャレでコンパクト、衣類を守って乾かしてくれるのが魅力。フェイスタオルなら20枚までふわふわに仕上がります! 「ガス衣類乾燥機が欲しいけど工事はムリ」という家庭には良い選択肢になりそう。」(奈津子)

 

【その③】“まっ直ぐ”な洗濯槽で衣類をムラなく洗えて除菌・消臭機能も装備

AQUA

まっ直ぐドラム AQW-DX12N

ドラムをまっ直ぐ(水平)にすることで衣類の洗いムラがなく、洗濯物が絡みにくいドラム式。水温や洗剤質など10種のセンシングで洗濯を自動調整する。温風ミストとUVで除菌・消臭・シワ伸ばしを行う「エアウォッシュ」機能も搭載。

↑高濃度洗剤液を衣類に素早く浸透、ドラムの回転でたたき洗いともみ洗いを再現し、汚れをしっかり落とす

 

↑洗濯槽が水平なので、洗濯中衣類が均一に回転して洗いムラなし。乾燥時も衣類の絡まり、シワを抑制

 

<ココが価格以上>

「この製品は我が家でも愛用中。見た目はすっきりコンパクトなのに大容量12kgなので、家族4人ぶんでもゆとりをもって洗濯できます。乾燥後の衣類のシワが少ないので、アイロンがけの手間も軽減されます!」(石井)

 

【その④】洗剤・柔軟剤自動投入機能付きの10㎏タイプが8万円台は破格!

アイリスオーヤマ

全自動洗濯機10㎏ IAW-T1001

たっぷり10kgの洗濯容量に、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載したタテ型洗濯機。予約タイマーを使い、洗濯終了時間の設定ができる。通常より脱水時間を約60分増やし部屋干し時間を短縮するモード、洗濯槽の洗浄・乾燥機能も装備。

↑液体洗剤タンク、柔軟剤タンクともに容量約1000ml。市販の詰め替え用が丸ごと入る

 

↑洗濯槽には丈夫で黒カビが発生しにくいステンレスを採用。槽洗浄・乾燥機能で洗濯槽の清潔さをさらに保てる

 

<ココが価格以上>

「家族が多く洗濯物の量が多い、かつ乾燥機能は使わない家庭にオススメ。液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能付きは他の国内メーカーなら軽く10万円オーバーします。タテ型ゆえに洗浄力は必要十分!」(小口)

 

【その⑤】汚れの強い衣類の別洗いに最適な二層式洗濯機をコンパクト化!

サンコー

別洗いしま専科3

洗浄と脱水が同時に行え、大量の洗濯を時短できる二層式洗濯機を小型化。泥だらけの作業着やペットの毛が付いた服などを別洗いするのに最適だ。洗濯槽のパワフルな水流で汚れを落とし、脱水槽はカビにくいステンレス製で清潔。幅55cm×奥行34.5cmで設置場所を取らないのもうれしい。

↑洗濯槽底のパルセーター(回転羽根)でパワフル水流を実現。槽内の角張った部分が水流を複雑にし、汚れ落ちを強化

 

↑本機は小型なうえに質量9㎏で持ち運びも可能。洗濯するときだけ浴室やベランダに運ぶ使い方もできる

 

<ココが価格以上>

「二槽式は昭和の遺物と思われがちですが、丈夫で節水性が高く、根強いファンがいます。元々2〜5万円台と安価ななか、本機は小容量とは言え1万円台。ひとり暮らし用の洗濯機、セカンド洗濯機としてオススメ。」(小口)

「業界トップクラスの省エネ」どうやって実現? シャープ最新ドラム式洗濯乾燥機の進化を見てきた

コロナ禍が明けて生活様式が変わる一方で、電気料金の高騰と、洗濯を取り巻く環境、およびユーザーの意識が変化しています。そのようななかで、シャープがプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機3モデルを9月14日に発売すると発表。新モデルが新たなニーズにどのように応えていくのか、発表会の内容から探っていこうと思います。

 

業界トップクラスの省エネ性能を実現

国内の洗濯機市場は、2020年の新型コロナウイルス対策特別定額給付金需要の反動により、21年度、22年度はマイナス傾向にありましたが、その間もドラム式洗濯乾燥機は増加傾向にありました。コロナ禍が明けた今年、さらにドラム式洗濯乾燥機の需要は拡大するとシャープは予測しています。というのも、コロナ前の日常が戻りつつあることで、仕事や学校、レジャーなどで外出する機会が増え、洗濯物を外干しする時間がないため、乾燥性能に長けたドラム式のニーズが高まっていると見たためです。

↑徐々にドラム式の市場が拡大しており、今年もさらに伸びると見られている

 

しかしその一方で、電気代の値上げが家計を逼迫するようになり、家電製品の省エネ性能に対して強いニーズが生まれています。

 

今回シャープが発表した3モデルは、最上位機種「ES-X11B」(実売予想価格42万6000円前後・税込)の消費電力量が600Wh(洗濯~乾燥6kg)で前年モデル同様に業界最高水準を維持。ミドルクラスの「ES-V11B」(同39万6000円前後)と「ES-G11B」(同36万6000円前後)は前年モデルより20Wh少ない880Whで業界トップクラスを実現しています。シャープによると、V11BとG11BはX11Bに次ぐ業界2位の省エネ性能とのこと。

↑写真右の2台が最上位機種ES-X11B、左から2番目がES-V11B、左がES-G11B。3機種とも洗濯容量11.0kg/乾燥容量6.0kg。外形寸法はX11BとV11Bが幅640×奥行739×高さ1115mm、G11Bが幅640×奥行728×高さ1104mm

 

↑X11Bは洗濯容量11kgのドラム式において業界トップクラスの省エネ性能で、V11BとG11Bはそれに次ぐ性能とのこと

 

サポートヒーターとAI制御で効率的に乾かす

X11Bが業界最高水準の省エネ性を実現できたのは、乾燥運転時の初期加熱工程を工夫したから。従来はヒートポンプ加熱のみのため、ハイパワーで長い時間をかけて温度を上げていきましたが、新製品ではサポートヒーターを搭載。初期段階のみヒーターの熱を使って温度を上げる手助けをすることで素早く設定温度に到達し、結果としてトータルの消費電力量を抑制することに成功しています。

 

また、パーカーやジーンズなどの乾きにくい厚手の衣類のせいで乾燥運転がなかなか終わらないということがよく起こりますが、これもサポートヒーターとヒートポンプをAI制御することで解決します。

↑X11Bは乾燥工程にサポートヒーターの加熱を利用することで省エネ性を高めている。初期段階だけでなく乾燥終盤にもヒーター加熱することで乾きムラを抑え、ふんわり感が増す

 

また、これまで最上機種のX11シリーズにのみ搭載していた乾燥フィルター自動お掃除機能を新たにV11BとG11Bにも搭載。フィルターがホコリで目詰まりすることにより乾燥時間が延びて電気代が余計にかかることを防ぎます。同機能の搭載が、V11BとG11Bの消費電力量の削減に大きく貢献しているとのことです。

↑従来フラッグシップのみに搭載していた乾燥フィルター自動お掃除機能をミドル機種にも搭載。毎度のフィルターのお手入れが不要になり、電気代も削減できる

 

X11BとV11Bは乾燥ダクトの自動お掃除機能の見直しも行っています。従来はダクト掃除用の水が出るノズルが下を向いていましたが、これを上方に移動し、ダクト内全体を洗浄できるように変更したのです。これにより、乾燥効率の低下や乾燥エラーを防ぎ、無駄に乾燥時間が延びることを抑えます。

↑ノズル位置と形状を変更することで乾燥ダクトの洗浄能力を向上

 

↑乾燥ダクトのカットモデル。ノズルの位置と形状、サイズが大きく変更されているのが分かる

 

「高圧シャワーすすぎ」で節水も実現

このほか、3機種に共通する新機能は2つあります。1つは、ドアパッキン自動洗浄機能。もともと、シャープのドラム式はドアパッキンの内側にホコリがたまりにくい構造だとしていますが、それでも長年放置しておくとドアパッキンの内側にある水抜き穴にホコリが詰まり、水漏れが発生する可能性もあるとのこと。そうならないよう、次の洗濯運転時に洗い流す仕組みを導入したものです。これにより、定期的に手でホコリを取り除くという面倒な手間が省けます。

↑乾燥時に付着したホコリを次の洗濯時に自動的に洗い流す

 

2つめが「高圧シャワーすすぎ」の新開発です。従来のマイクロ高圧シャワーの噴射角度を狭めることで、水圧を分散させることなく高い圧力を保ったまま衣類に噴射。同時にドラムの回転数を上げて遠心力をアップすることにより、繊維の奥に入り込んだ洗剤を残すことなく洗い流せるようになりました。これにより、洗剤残りを抑制するだけでなく、すすぎ効率のアップにより節水も実現しています。

↑すすぎ時の高圧シャワーの噴射幅を狭めることで、水圧が均等になりすすぎ力がアップ

 

↑洗剤残りを大きく抑制するとともに節水も実現

 

なお、V11BとG11Bの主な違いは、スマホ連携によるAIoT機能と液体洗剤・柔軟剤自動投入機能、ワイド投入口(メガマウス投入口)の有無などです(以下の表を参照)。プラズマクラスターは全機種搭載。

↑ドラム式洗濯乾燥機3モデルの特徴比較

 

これからゲリラ豪雨や台風、秋の長雨と、外で干せない状況が増えそうなこともあって、洗濯乾燥機の出番はますます増えそう。当面は電気代が下がる気配もなさそうですし、省エネ性の高いドラム式のニーズは衰えそうもありません。

パナソニックの最新ドラム式洗濯乾燥機レビュー! 家電の識者が特に気に入ったコースとは?

GetNavi webでは気になるメーカーの最新高機能ドラム式洗濯乾燥機を連続レビュー。

 

第3回は、パナソニックの人気ドラム式洗濯乾燥機フラッグシップモデル「NA-LX129B」をレビューします。パナソニックの「LXシリーズ」といえばおしゃれ着用洗剤の自動投入ができる「トリプル自動投入」や、濃密泡を使った「スゴ落ち泡洗浄」による汚れ落ちのよさなどで家電好きにも人気があるシリーズです。人気製品の実際の使い心地はどのようなものなのか? 実際に約1か月じっくり試用してみました。

第一回目:【日立】1か月メンテナンスフリーって本当なの!? 気になる日立の最新ドラム式洗濯乾燥機をレビュー

第二回目:【東芝】白いタオルがずっと白い! 東芝の最新ドラム式洗濯乾燥機、ウルトラファインバブルの力を実感した1か月

↑スッキリとしたデザインのNA-LX129B。マットな表面加工でシンプルなのに高級感があります

 

本製品は洗濯容量12kg、乾燥容量6kgとなっており大容量のドラム式ながら、本体サイズは幅604×奥行き722×高さ1011mmと比較的コンパクトなドラム式洗濯乾燥機です。凹凸の少ないノイズレスデザインを採用しているためか、我が家の狭い脱衣所に設置してもあまり圧迫感がありません。価格は33万8580円(税込・編集部調べ)。

 

標準洗いも優秀! 多機能ながら使いやすいUIも魅力的

使って最初に感じたのがインターフェイスの使いやすさ。本製品はフラッグシップモデルだけに多機能なのですが、「アイテム」と「目的/手段」を選ぶことでメニューを絞りこむ「検索」機能や、コース提案機能などを搭載することで、コース選びがラクになっています。

↑ホーム画面。基本的操作は「洗濯のみ」「洗濯ー乾燥」「乾燥のみ」。3つのモードの中から「おまかせ」「パワフル滝」といったサブメニューを選ぶだけ

 

↑検索機能では「おしゃれ着」を「やさしく」など、プルダウンリストから2つの項目を選ぶと、該当する洗濯メニューを絞り込みます

 

LXシリーズは40〜60℃の温水洗いやつけ置き洗い、省エネコースにデリケートな衣類用のソフト乾燥、毛布専用コースに化繊衣類を60分で洗濯から乾燥までするコース、さらには水を使わず除菌できるナノイーコース、蒸気でシワやニオイをとるシワとり・消臭コース……と、とにかく多彩。ですが、この検索機能があることで取扱説明書をチェックせずに「洗濯物にあわせた洗濯方法」が簡単に見つかりました。多機能家電にありがちな「こんな機能があったことを何年もしらなかった」という不満を解消してくれそうです。直近に利用した運転メニューを表示してくれる「コース履歴」表示も便利でした。

 

さて、ここからは実際に本製品の洗浄力をチェックします。テストでは、基本的な日常洗濯向けの「おまかせ」コースと、頑固な汚れをしっかり洗濯する「パワフル滝(洗い・すすぎ)」の2コースで洗濯してみました。普段の状態を再現するため、テストでは約6kgの衣類も同時に洗濯しています。

↑ガーゼに付着させた汚れの種類は(左上)しょうゆ、トマトケチャップ、墨汁、(左下)口紅、油性ボールペン、ブルーベリージャム。付着させて一週間放置したもので検証します

 

洗濯後の結果はこちら。標準コースである「おまかせ」では墨汚れが一部広がってしまった部分もありますが、しょうゆとトマトケチャップは完全に洗濯できています。念入り洗いに相当する「パワフル滝」では「洗濯機では落ちない」といわれる墨汁汚れも薄くなっており、ボールペンとブルーベリージャムの汚れまでほぼ完全に落ちていました。いずれも頑固な汚れにもかかわらず優秀な結果です。

 

本製品は洗濯時に濃密な泡を作って洗剤の力を引き出す「スゴ落ち泡洗浄」機能を搭載していますが、この機能がしっかり効いていると感じます。つけ置き洗いや60℃洗いを併用すれば、油分の多い口紅汚れもさらにしっかり落ちるでしょう。

↑左が「おまかせ」、右が「パワフル滝(洗い・すすぎ)」で洗濯乾燥したもの

 

ドラム式洗濯乾燥機は「泥汚れ」が苦手な製品もありますが、本製品は頑固な泥汚れもしっかり落としてくれました。一般的なドラム式洗濯乾燥機では落ちにくい「庭を走り回ったあとの靴下」の汚れが、標準の「おまかせ」コースでも落ちていたのは驚きです。ここまで汚れた場合は普通洗濯前に手で予洗いが必要ですが、その手間も必要なさそうです。

↑土で汚れた靴下

 

↑左は「おまかせ」右は「パワフル滝」で洗いましたが、どちらも土汚れはほぼ目視できません

 

おしゃれ着用洗剤の自動投入機能が便利すぎる!

標準コースも優秀なのですが、個人的に期待していたのが「おしゃれ着」の洗濯です。

 

最近の高機能洗濯機は洗剤を自動投入する機能を搭載していますが、本製品は一般的な「液体洗剤」「柔軟剤」だけではなくおしゃれ着洗剤まで自動で投入する「トリプル自動投入」機能があるのです。最近のおしゃれ着用洗剤は衣類の汚れを落とすだけではなく、衣類の「ヨレ」「型崩れ」「色あせ」「毛玉」などのダメージを防ぐ機能があります。このため、我が家では、ひどい汚れではない場合はTシャツなどもおしゃれ着洗いを利用します。トリプル自動投入機能を利用してから「今回はおしゃれ着だから洗剤を自分でいれるのを忘れないようにしないと……」と思うことが意外にストレスと感じていたことに気がつきました。

↑NA-LX129Bの自動投入用タンク。左から液体洗剤、柔軟剤、おしゃれ着用洗剤のタンク。タンクの色と形が異なっているので間違えにくいのもよかったです

 

汚れがひどい衣類は通常コースで洗うものの、外出時に着る服は全部おしゃれ着洗いしたい……そんな筆者にとって、おしゃれ着洗いコースの汚れ落ちも重要です。

 

豊富なおしゃれ着洗いコースのなかでも筆者の心を掴んだのが「約40℃つけおき(おしゃれ着)」コース。できるだけ衣類に摩擦を加えたくないけれど、しっかり汚れを落としたいという筆者にとってこのコースは「まさにコレが欲しかった」というもの。意外と「つけ置き」から「おしゃれ着洗い」を全自動でしてくれる洗濯機は少ないのです。

↑温水でつけ置き洗いするコースのほか、温水でおしゃれ着洗いするコースなど、おしゃれ着洗いだけでも種類が豊富

 

↑皮脂で首回りが黒くなっていたスポーツ用ジャケットを「約40℃つけおき(おしゃれ着)」で洗ったところ、しっかり真っ白に! 洗濯機によっては「標準」コースでも予洗いの必要がある汚れですが、おしゃれ着コースでキレイになるのは嬉しい……!

 

極上タオルの幸せ生活! タオル専用モードは手放せない

ところで、本製品にはタオルを洗って乾燥するための「タオル専用」コースがあります。我が家は昔からタオル類はすべて、ドラム式洗濯乾燥機で乾燥までさせています。乾燥機で乾燥させたタオルは、天日干しさせるより段違いにフワフワでフカフカになるからです。「普通の洗濯・乾燥コースでも肌触りが良くなるのに、なぜわざわざタオル専用モードがあるのか?」と疑問に思っていたのですが、実際に使ってみると標準モードよりもタオルのパイルが立ってフワフワに! とくに、厚めのタオルだと肌触りが明らかに違います。

↑同じタオルを2枚用意して比較。左が「タオル専用」コースで洗濯・乾燥したタオル、右が標準の「おまかせ」コースで洗濯乾燥したもの。「おまかせ」もヒートポンプを利用して乾燥するのでふっくらと 柔らかくはあるのですが、左のほうがしっかりパイルが立ってキメが揃っているのがわかるでしょうか?

 

ちなみに、タオル専用モードでは柔軟剤は使いません。柔軟剤は衣類を柔らかくするのですが、繊維をコーティングすることで吸水性が落ちることがあるからです。

 

実際に「タオル専用」と「おまかせ」で洗濯・乾燥したタオルを水につけたところ、タオル専用はパイルがしっかり立っているからか素早く吸水。しかも、通常の洗濯・乾燥をしたタオルより多くの水を吸水しました。このコースで洗濯・乾燥したタオルは、あきらかに風呂上がりの拭き上がりが良いため、本製品を使用中タオルは数日分をまとめて専用モードで洗っていました。

↑左が標準の「おまかせ」コースで洗濯したもの、右が「タオル専用」コースで洗濯・乾燥したタオル。タオルの先だけ水につけたところ、線の位置まで水を吸い上げました。「タオル専用」は553g、「おまかせ」は522gの水を吸っていました

 

生活スタイルに合ったコースがきっとあるはず

1か月じっくりNA-LX129Bを試しましたが、最初の1週間は「こんなに機能があるのか!」と驚かされました。今回レビューした機能のほかにも、水を使わずに除菌するナノイーを利用した「衛生ケア」コースや、スチームを使った「シワとり・消臭」コース、比較的デリケートな衣類まで乾燥できる「ソフト乾燥」機能など、書き切れないほど多数の便利機能があります。我が家はおしゃれ着洗いとタオル専用を気に入りましたが、家庭によって気に入るコースは違うでしょう。自分の生活スタイルにあわせた機能を選べるのは嬉しいポイントですね。

↑スチームを使った「シワとり・消臭」機能で、蒸気を使ってジーンズのシワをケア。しっかりシワがとれているのがわかります

 

気になるお手入れ機能には、洗濯終了後の自動槽洗浄のほか、ナノイーXによる槽カビ菌除菌機能を搭載。今回は1か月しか試用していないので確認はできませんでしたが、ナノイーの力で一般的な洗濯機よりカビが発生しにくいといいます。

↑ユーザーが自分ですべきフィルター掃除は、乾燥のたびの「乾燥フィルター」掃除と、週一回程度の「排水フィルター」のゴミ取りと一般的なもの。乾燥フィルターは2パーツにわかれていますが、いずれもホコリがフェルトのようにシート状に剥がれます

 

洗濯性能の高さや機能の多さといった基本性能の高さはもちろんですが、個人的に気に入ったのが洗濯のたびに液晶画面で「おはようございます」などと声かけをしてくれること。乾燥後5分以内に衣類を取り出すと「ありがとうございます」と表示してくれるので、我が家ではこの表示を見るために「洗濯が終わったらすぐ衣類を取り出す」という習慣ができました。洗濯性能には関係ない部分ですが、毎日の面倒な家事を少しだけ楽しくしてくれるのも本製品の魅力かもしれません。

↑5分以内に衣類を取り出すと表示されるコメント。意外と5分はすぐなので「洗濯が終了したらすぐ取り出す!」という習慣ができました

 

↑液晶画面では天気予報をみることも。メニュー選択時に「これから雨だから外干しはやめて乾燥機能まで使おう」などの予定をたてられます。LXシリーズは、こういった嬉しい工夫がとにかく多い!

白いタオルがずっと白い! 東芝の最新ドラム式洗濯乾燥機、ウルトラファインバブルの力を実感した1か月

GetNavi webでは気になるメーカーの最新高機能ドラム式洗濯乾燥機を連続レビュー。

 

第2回となる今回は、東芝ライフスタイルのドラム式洗濯乾燥機のフラッグシップモデルZABOON「TW-127XP2」をレビューします。東芝のドラム式洗濯乾燥機といえば、従来から基本性能の高さで人気の製品。そして上位モデルの特徴は、なんといっても洗濯水に「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」を利用していることでしょう。今回は使い勝手はもちろん、気になる汚れ落ちにも注目して、約1か月試用してみました。

第1回目:【日立】1か月メンテナンスフリーって本当なの!? 気になる日立の最新ドラム式洗濯乾燥機をレビュー

 

↑東芝のZABOONシリーズ最上位機種「TW-127XP2」。洗濯機ではあまり見ない深みのあるボルドーブラウンカラーがオシャレ!

 

まずは基本性能をチェック。使うとわかる「大きい」は正義!

TW-127XP2の洗濯容量は12kg、乾燥容量は7kgとなっています。洗濯容量12kgサイズの場合、乾燥容量は6kg以下という製品が多いなか、7kg乾燥はかなり嬉しいポイントです。今まで2回にわけて洗濯・乾燥していた衣類も一度の洗濯ですべて処理可能。我が家では大物のカーテンや寝具も迷わず乾燥できるようになりました。

 

ただし、大容量だけに本体サイズは幅645×奥行720×高さ1060mmと、最新ドラム式洗濯機のなかではやや大き目。設置場所と搬入経路は要チェックです。

↑乾燥容量目安の最大位置まで衣類を入れたところ約6.2kgでした。槽内をライトアップする機能が個人的にお気に入り。洗濯中に液晶画面に触れても庫内ライトが点灯します

 

↑最上位機種なので、もちろん液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能やスマホ連動機能も搭載しています

 

操作は液晶タッチパネル式を採用。筆者は家電ライターという職業上、さまざまなメーカーのドラム式洗濯乾燥機をチェックしていますが、個人的な印象では液晶操作のわかりやすさはこのTW-127XP2がトップクラスです。分かりやすさのポイントは2つ。ひとつが現在選択中のモードが、背景色でわかるようになっていること。

↑「洗濯のみ」「洗濯・乾燥」どちらにも「標準」や「念入り」といったサブメニューがあるので、現在どの運転モードがわからなくなることも。本製品は「洗濯のみ」では青、「洗濯・乾燥」では緑、「乾燥のみ」ではオレンジの背景になり、間違うことがありません

 

もうひとつが、詳細なコースの説明をしてくれる「ポイント」機能の搭載。高機能洗濯機は数多くの洗濯モードを搭載していますが、TW-127XP2は画面右上に「ポイント」ボタンを表示。画面ごとにモードの説明を表示できます。モードによっては使用できる洗剤の種類なども説明があり、取扱説明書をチェックする面倒がありません。これが意外なほど便利! 正直、液晶画面搭載の全洗濯機に搭載してほしい機能です。

↑○kgまでの洗濯ができるコースでは、そもそも衣類○kgってどれくらい? という基本的な疑問まで解決してくれます

 

ウルトラファインバブルの実力やいかに?

ここからは実際に洗濯の実力をチェックしていきましょう。まずは綿100%のガーゼに各種の汚れをつけたもので洗濯力をチェックします。テストでは約6kg強の衣類とともに家庭で一番利用されるであろう「標準」と「念入り」モードで洗濯・乾燥しました。東芝のZABOONシリーズといえば、目に見えないほど極小の泡「ウルトラファインバブル」を水に溶かしこむことで、洗剤の洗浄効果を高めているのが特徴。実際の洗浄力はどのようなものでしょうか。

↑汚れのついたガーゼ。汚れの種類は上左からしょうゆ、トマトケチャップ、墨汁、下左から口紅、油性ボールペン、ブルーベリージャム。付着させて一週間放置したもので検証します

 

洗濯結果は以下の通り。標準洗いでも1週間放置したしょうゆやケチャップ汚れはしっかり落ちています。念入り洗いだと油性のボールペンもしっかりキレイ。ブルーベリージャムもほとんど見えなくなりました。ちなみに、墨汁汚れは基本的にどの洗濯機でも落ちないのですが、念入り洗いだと薄くなっているのがわかります。いずれも落とすのが難しい汚れだけに、なかなか優秀な結果です。今回は常温で洗濯しましたが、本製品は60℃までの温水洗いもできるので、60℃洗いならさらに高い汚れ落ちが期待できます。

↑右が「標準」左が「念入り」で洗濯乾燥したもの

 

注目したいのがガーゼ本体の色。じつは、ドラム洗濯機はタテ型洗濯機より少量の水で洗濯するため、衣類の色移りがしやすいという問題があります。ここまでべったりと口紅や色の濃いジャムなどを洗濯すると、ほかの洗濯機ではガーゼ全体がうっすらとピンク色に染まりがち。ですがTW-127XP2で洗ったガーゼは色戻りがほぼ見られませんでした。

 

TW-127XP2はZABOONの特徴であるウルトラファインバブル以外に、もう少し大きな極小泡「マイクロバブル」を同時に発生しています。このマイクロバブルは落とした汚れの再付着を抑えるそう。今回ガーゼに色がつかなかったのも、このマイクロバブルのおかげかもしれません。一般的に色の濃い服は白い服と別に洗濯することを推奨されますが、TW-127XP2なら間違えて色物を洗っても色移りしにくいかもしれません(※色移りしないことを保証するものではありません)。

 

ヒートポンプでふんわり・しっとり、白いタオルは白く

ドラム式洗濯乾燥機といえば乾燥能力も重要です。TW-127XP2は、ヒートポンプを使った乾燥なので比較的低温で乾燥して衣類の傷みを抑えます。また、電気代も一般的なヒーター式の半分以下。乾燥の違いがわかりやすいタオルを洗濯・乾燥すると、乾燥後はタオルはパイルが立ってふんわり! 手で触ってみると湿気ているわけではないのに、しっとりとした柔らかな質感でした。試しに縦型洗濯機で15回洗濯して天日干ししたタオルと、TW-127XP2で15回洗濯乾燥したタオルを比べてみました。TW-127XP2で洗濯乾燥したものはフンワリと膨らんで柔らかいのが写真でもわかります。

↑左が縦型洗濯機で洗濯したタオル、右がTW-127XP2で洗濯・乾燥したもの。同型番のタオルなのに、見た目がまったく違います

 

ちなみに、このテストはタオルのフワフワ度を確認するためのものだったのですが、驚いたのが色の違いです。テストのために新品の同タオルを2枚購入して15回洗濯後、個別にみると「どちらも白いタオルだな」と思うものの、並べるとTW-127XP2のほうが明らかに「白い」のです。これも前述したマイクロバブルの「汚れの再付着を防ぐ」力かもしれません。もしかして見慣れている自宅の白いタオルも、じつは薄黒くなっているのかもしれませんね。

 

↑写真だと少しわかりにくいのですが、目視だと左側ははっきりと「薄灰」とわかる色です。パイルの立ち方もまったく違います

 

ところで、最初に7kgまで洗濯・乾燥できると説明しましたが、7kgで乾燥すると衣類にシワがつくことは否めません。このため、我が家では7kgで洗濯するものはタオルやジャージなどのシワになりにくい衣類や、アイロンをかけることがわかっている衣類のみ。ちなみに、2kgならシャツもあまりシワにならず、そのまま着ることができました。

↑7kgで乾燥したシャツ(画像左)と2kgで乾燥したシャツ(画像右)。白いシャツはシワになりやすい綿100%のもの。灰色のシャツはノンアイロンタイプのシャツ。2kg以下なら、ノンアイロンタイプはほぼシワがありません

 

ところで、筆者はかなり忘れっぽく、しかもズボラです。このため、我が家で活躍したのがTW-127XP2の「少量45分」というコース。こちらは1kg以内の化繊混紡衣類なら約45分で洗濯から乾燥までできるという驚きの機能。朝に「アイロンがけしたシャツがない!」というときも、前の日に着ていたシャツを、朝ごはんを食べている間に洗濯・乾燥してくれます。少量乾燥なのでシワになりにくく、そのまま着ていけるので本当に便利です。子供がいる家庭なら、朝に「今日は体操着がいる」「給食着を出し忘れてた」といわれても対応できるのではないでしょうか。

↑「洗濯から乾燥が本当に45分でできるの……?」と不信に思ってタイマーではかってみました。55秒ほど過ぎていますが、ほぼ45分! すごい!

 

さすが東芝、長期で使っても隙がない!

今回執筆した以外にも、TW-127XP2は水を使わずに除菌できるUV温風除菌コースがあったり、洗濯の工程前にUV-Cを照射・温風で加熱することでダニケアができるコースがあるなど、かなり多機能な洗濯乾燥機です。今回はいちばん利用シーンが多いであろう洗濯・乾燥を中心にレビューしました。1か月じっくり試用した感想としては、とにかく「隙がない」というもの。

↑あえていうなら乾燥フィルターは2か所掃除する必要があり少々面倒かも? とはいえ、一番ワタボコリが溜まる部分はレバーを引くだけでワンタッチでキレイになります

 

優秀な汚れ落ちのよさ、ヒートポンプで電気代を抑えつつ手触りのよい乾燥機能、そして多岐にわたる機能をわかりやすく説明する操作性のよさ……東芝のZABOONといえば10年以上前から「ちょっと高級だけど高い評価の洗濯機」という印象でしたが、実際に使用すると「たしかにこれは優秀だわ!」と再確認できました。

家電を愛するプロがイチオシするドラム式洗濯乾燥機とは?

自動投入機能搭載モデルが増え、ドラム洗はより“時短でQOLを上げられる(=タイパ)”家電になった。ここではドラム洗を知り尽くす5名のプロにイチオシを聞いた!

※こちらは「GetNavi」2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

私たちが推してます!

 

【その①】洗浄・乾燥性能から使い勝手、除菌性能まで全方位抜け目なし

東芝ライフスタイル

ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP2

「ウルトラファインバブル」による洗浄力の高さに加え、清潔機能も追求。水洗い不可のスーツなどのUV温風除菌機能、赤ちゃんの肌着などを清潔に保つ約60℃の温水除菌機能などを備える。独自の「DDモーター」と高性能サスペンションで低振動・低騒音を実現、夜間でも使いやすい。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):12/7kg●乾燥方式:ヒートポンプ式●運転音(洗濯/脱水/乾燥):約32/37/48dB●サイズ/質量:W645×H1060 ×D720mm/ 約89kg

↑操作パネルは横幅7.8インチのタッチパネルを採用。人間工学に基づいた約30度の見やすい角度で配置し、タッチ操作がしやすい

 

5名中3名の称賛により性能バランスの高さを証明

今回プロにアンケート調査を行ったところ、5名中3名が東芝を選ぶという興味深い結果に。3名の選出理由から改めて感じたのは、使い勝手、洗浄〜乾燥性能、静音性などのバランスの良さ。家電プロレビュアー 石井和美さんが本機の総合力を高く評価する一方、家電女優奈津子さんは操作パネルの使いやすさ、静音性に注目。家電ライター近藤克乙さんはウルトラファインバブルの洗浄力の高さを絶賛する。

 

洗濯機は毎日使うものだからこそ、ちょっとした欠点でも積み重なると大きなストレスになる。そんな欠点がないこと自体が大きなベネフィットを生み、洗濯を省手間化するだけでなく、“楽しく”するのだ。一見すると派手さはないが、その性能は折り紙付き。まさに玄人好みの逸品であることが、今回のアンケートで証明されたと言える。

 

<プロのセンタク>

「各社のドラム洗を定期的に使ってレビューしていますが、東芝はバランスが良く使いやすい。汚れ落ち、乾燥ジワの少なさ、操作性は特に優秀です。乾燥7kgと大容量なので、大人数世帯のほか、シーツなどを定期的に洗う人にも推奨します。」(石井)

 

「操作パネルが使いやすく 洗濯のストレスが少ないです 私が評価したいのは操作パネルの使いやすさです。操作が簡単だと洗濯するストレスがなく、使い慣れていない家族などに洗濯を頼むときもスムーズ。仕事と育児に忙殺される毎日、運転音が静かで夜中にどんどん回せる機種がイイですね! 」(奈津子)

 

「ウルトラファインバブル洗浄は オジさんにはメリット満載! 本機で驚くのは、ホントにワイシャツの襟や脇の下の黄ばみを予防できること。服に付いた油やソースも、本機で洗濯前に洗剤を塗布するだけで落ちます。通常の洗濯で手間なく洗浄効率が上がるウルトラファインバブルに脱帽です。」(近藤)

 

【その②】独自の洗濯・乾燥技術を備えフィルター掃除なども手間なし

日立

ビッグドラム BD-SV120H 

高濃度洗剤液と大流量シャワーで汚れを洗い流す「ナイアガラ洗浄」や時速約300㎞の高速風でシワを伸ばして乾燥する「風アイロン」を搭載。上位モデル(P.25)同様の「乾燥フィルターレス」構造で、お手入れは1か月に1回で問題なし。自動投入機能も装備。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):12/6kg●乾燥方式:ヒーター式●運転音(洗濯/脱水/乾燥):34/37/48dB●サイズ/質量:W630×H1065 ×D716mm/約81kg

↑ワイシャツもシワなく仕上がる「風アイロン」に湿度センサーを新搭載。湿度を検知して乾きムラを抑えつつ、時間と電気代のムダを省く

 

<プロのセンタク>

「『温水ナイアガラ洗浄』などはないものの、洗剤自動投入と独自の『風アイロン』を搭載し洗濯12kgの大容量。フィルターのお手入れが1か月に1回で済むのも魅力です。ポイントをしっかり押さえてコスパが良い点が推せます!」(家電ジャーナリスト 安蔵靖志さん)

 

【その③】 アプリ連携機能が強化されたキュートなコンパクトモデル

パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機 Cuble NA-VG2700 

直線的でミニマルなキューブフォルムが特徴。毎日の洗濯をサポートする「スマホで洗濯」機能に、アプリから運転できる新コース「ウールコース」「シーツコース」が加わった。温水泡洗浄機能と「低温風パワフル乾燥」を装備し、小型でも大満足の仕上がりに。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):10/5kg●乾燥方式:ヒーター式●運転音(洗濯/脱水/乾燥):約32/42/46dB●サイズ/質量:W639×H1050 ×D665mm/ 約74kg

 

<プロのセンタク>

「洗練されたビジュアルはいつ見ても惚れ惚れ。Cubleはニッポンの洗濯機デザインにおけるゲームチェンジャーと言って良いでしょう。機能面のバランスも十分で、ウールコースへの対応も洋服好きとしてはグッとくる!」( 本誌家電担当 青木宏彰)

 

【コレもCheck!】“ドラム乾”というセンタク

パナソニック

電気衣類乾燥機 NH-D605

サニタリー空間に馴染むシンプルデザインの乾燥機。2つの温風の吹き出し口でふんわり仕上げる。仕上げ乾燥に便利な「15分ドライ」コースなどを搭載。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):—/6kg●乾燥方式:ヒーター式●消費電力:1255W●サイズ/質量:W600×H697 ×D544mm/約31kg

やっぱりドラム式洗濯機がイイ! 各メーカーのドラム洗の魅力を担当者に聞いた

洗濯のみならず干す負担からも私たちを解放してくれるドラム式洗濯乾燥機(以下ドラム洗)は、まさにタイパ家電の代表格。最近は洗剤自動投入などの登場で、洗濯がより省手間になっている。今回は各メーカーの担当者に設計秘話やポイントを聞いてみた。

※こちらは「GetNavi」2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その①】「トリプル自動投入」でトレンドを牽引! 細部にまでこだわった使い勝手も魅力

パナソニック

ななめドラム 洗濯乾燥機 NA-LX129B

液体洗剤・柔軟剤自動投入機能に加え、新たにおしゃれ着洗剤に対応。泡洗浄で繊維の奥の汚れも落とし、「はやふわ乾燥」でスピーディかつふんわりと仕上げる。クラウドAIが洗濯終了時刻を予測しスマホに通知。洗濯せずに衣類のシワやニオイをケアする新コースもある。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):12/6kg●乾燥方式:ヒートポンプ式 運転音 (洗濯/脱水/乾燥):32/41/ 46dB●サイズ/質量 W639×H1060×D722mm/ 約82kg

 

↑液体洗剤と柔軟剤、おしゃれ着洗剤を自動投入可能。都度の計量の手間がない。大容量タンクを採用し、詰め替え用パウチの中身がまとめて入るのもうれしい

 

↑省エネなヒートポンプ式を採用。乾いた大風量の低温風を衣類に当て、シワを抑えて乾かす。標準洗濯乾燥時間も約98分とスピーディに完了する

 

↑洗濯槽前後の2つのバランサーと振動を吸収するダンパー、衣類の片寄りを補正するセンサーで低振動を実現。洗濯槽を大容量化した

 

【担当者に聞きました!】「トリプル自動投入」をはじめ細部まで生活者目線で設計!

パナソニック ランドリー・クリーナー事業部 国内マーケティング部

佐藤弘和さん

当社が6年前に開発した液体洗剤・柔軟剤自動投入は、いまや高級洗濯機の標準機能。本機は業界初の『トリプル自動投入』を搭載し、補充する際の入れやすさや自立するタンクなど、細部までお客様の使い勝手を考えて設計しています。ヒートポンプを使った「はやふわ乾燥」、大きな洗濯槽をしっかり支える『低振動設計』でも洗濯の快適性を高めます。

 

日ごろ多忙で洗濯物が多いファミリー世帯には特にオススメ。専用アプリでは外出先からの運転状況確認や予約変更など、様々な場面で洗濯をサポートします。また洗濯フィルターや排水フィルター、窓パッキンはお手入れしやすい設計に。洗濯槽も『自動槽洗浄』『ナノイーX槽カビ菌除菌』など清潔機能が充実しています。

 

【その②】「乾燥フィルターレス」構造を採用しお手入れは約1か月に1回でOK!

日立

ビッグドラム BD-STX120H

高濃度洗剤液と大流量シャワーで洗う「ナイアガラ洗浄」と、AIによる洗い方の調整で洗浄力が向上。「風アイロン」も進化し、洗濯〜乾燥時間を従来の約132分から約98分に短縮した。乾燥フィルターをなくし、ホコリや糸くずを1か所に集めてメンテの手間を軽減。

SPEC●容量 (洗濯/乾燥):12/6kg●乾燥方式:ヒーター式●運転音(洗濯/脱水/乾燥): 34/37/ 48dB●サイズ/質量 W630×H1065 ×D716mm/ 約82kg

↑乾燥フィルターを廃し、ホコリは本体下部の大容量糸くずフィルターで捕集。ゴミ捨ては月1回程度で済む

 

↑高濃度洗剤液を温水ヒーターで約15〜60℃に温め、酵素を活性化。ナイアガラ洗浄と組み合わせることで黄ばみも落とす

 

【担当者に聞きました!】生活様式が多様化するなか 家事の時短ニーズに応え続けます

日立GLS ホームソリューション事業部 生活家電事業本部 生活家電商品企画部

洗濯機グループ 部長代理 村上尚志さん

『乾燥フィルターレス』構造を採用し、従来は乾燥運転後に毎回必要だった乾燥フィルターのお手入れを軽減。糸くずフィルターは大容量なので、ゴミ捨ての頻度も減らせます。共働き世帯やシニア世帯などライフスタイルが多様化するなか、家事の時短、省手間、効率化ニーズに応えています。

 

【その③】AI制御の「ハイブリッド乾燥NEXT」が乾燥ムラを抑えて心地良く仕上げる

シャープ

ドラム式洗濯乾燥機 ES-X11A

乾燥ムラと電力消費を抑える「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載。「マイクロ高圧洗浄」の水の微粒子が繊維の奥から汚れを弾き出す。経路が詰まりにくい液体洗剤・柔軟剤自動投入と、本体内の自動掃除機能でメンテの負担が減る。約80分で洗濯〜乾燥を行う新コースもうれしい。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):11/6kg●乾燥方式:ヒートポンプ式+サポートヒーター●運転音(洗濯/脱水/乾燥):30/37/39dB●サイズ/質量:W640×H1115 ×D739mm/約84kg

↑一般的に乾燥運転後に手入れが必要な乾燥フィルターは、自動掃除機能を搭載。手の届かない乾燥ダクトや洗濯槽の外側は自動で掃除し、清潔を維持できる

 

↑省エネ性の高いヒートポンプと衣類を温めるヒーターをAIで制御。乾き具合を感知してムダな運転をなくし、39dBの低騒音も実現する

 

【担当者に聞きました!】省エネ・省手間なので 家事や育児に忙しい方に!

シャープ Smart Appliances & Solutions

事業本部 清潔ランドリー事業部 国内商品企画部 主任 吉岡直哉さん

『ハイブリッド乾燥NEXT』で業界屈指の省エネ性と節水性・低騒音を実現。3つの自動お掃除機能、洗剤詰まりを抑える自動投入機能も強みです。また、カーブドガラス採用のデザインは様々なサニタリー空間にマッチ。インテリアにこだわる方にもオススメです!

 

【その④】 「ウルトラファインバブル」のパワーで毎日の洗濯で黄ばみを抑制!

東芝ライフスタイル

ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XP2

「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」の2種類の極小泡を組み合わせ、繊維の奥まで洗浄。ヒートポンプ式の大風量でやさしい温風により、7㎏の衣類でも約96分で洗濯・乾燥を行う。UV照射と温風で除菌、ウイルスを抑制する3種類の除菌機能にも注目。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):12/7kg●乾燥方式:ヒートポンプ式●運転音(洗濯/脱水/乾燥):約32/37/48dB●サイズ/質量:W645×H1060 ×D720mm/約89kg

↑水道水が「Ag+抗菌ユニット」を通過することで「Ag+抗菌水」に変化。面倒な設定なしで抗菌効果が得られる

 

【担当者に聞きました!】いつものお洗濯で 頑固な汚れが落ちて抗菌もできる

東芝ライフスタイル リビングソリューション事業部

企画部 洗濯機商品企画担当 グループ長 秋田真吾さん

最大の特徴は『抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX』の洗浄力。水道水を使った“いつものお洗濯”で衣類の黄ばみを防げます。また水道水を抗菌水に変えることで部屋干し臭を抑制。当社洗濯機の代名詞である『DDモーター』による低振動・低騒音設計で、時間帯を選ばす洗濯できるのもメリットです。

 

【その⑤】水平に設置した「真っすぐドラム」はムラなく洗えて洗濯物が絡みにくい!

AQUA

ドラム式洗濯乾燥機 まっ直ぐドラム AQW-DX12N

洗濯容量12kgながら54cm(※)の防水パンに収まる小型モデル。「Aiウォッシュ」機能で水温や汚れの量などを検知し洗濯を自動調整する。温風ミストとUVで除菌・消臭・シワ伸ばしを行う「エアウォッシュ」を搭載。乾燥フィルターや洗濯槽、ドアパッキンは自動で掃除する。

(※)奥行内寸法。防水パンが長方形フラットタイプの場合

SPEC●容量(洗濯/乾燥):12/6kg●乾燥方式:ヒートポンプ式●運転音(洗濯/脱水/乾燥):約34/45/47dB●サイズ/質量:W595×H943 ×D685mm/約94kg

↑横幅59.5cmのコンパクトデザインでサニタリー空間にすっきり収まる。天面がフラットなので、ラックやワゴンなどを組み合わせやすい

 

↑洗濯時の回転力が均一にかかり、大型槽で洗濯物を広げながら乾燥できる構造。洗いムラや絡まり、シワを抑える

 

【担当者に聞きました!】いままで設置スペースがなくドラム洗自体を諦めていた人に提案したい

アクア ランドリー商品企画グループ

シニアマネージャー 松本泰良さん

目玉は洗濯容量12kgクラスでNo.1のコンパクトさと水平設置の『まっ直ぐドラム』。いままで設置場所がなくてドラム洗を諦めていた方のほか、ひとり暮らしの方にも家事効率化に有用です。乾燥フィルターの自動掃除機能も搭載。毎度のお手入れが必要なのは排水フィルターだけです。

 

【その⑥】同価格帯では出色の機能性! 自動投入機能や温水洗浄コースを搭載

アイリスオーヤマ

ドラム式洗濯乾燥機 FLK842Z-W

洗剤・柔軟剤の自動投入や温水洗浄機能など多彩な機能を備えながらリーズナブルな価格を実現。乾燥時に外気の取り入れとセンサー制御を行い、衣類にやさしい温風でふんわり仕上げる。洗剤が溶けやすくなる20℃の水温設定で高い洗浄力をキープする機能が、水温の下がる冬場に活躍。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):8/4kg●乾燥方式:ヒーター式●運転音(洗濯/脱水/乾燥):約40/46/44dB●サイズ/質量:W595×H1095 ×D672mm/約81kg

↑洗剤・柔軟剤の自動投入機能搭載で工程をカット。洗濯物の量に合わせて適量を測ってくれるので、誰でもボタンを押すだけで洗濯できる
↑「温水60℃コース」はニオイの原因菌を徹底除菌でき、肌着ケアに最適。おしゃれ着用の「温水40℃コース」もある

 

【担当者に聞きました!】洗濯容量8kg以下では希少な自動投入機能付きです

アイリスオーヤマ 広報室 高岡真央さん

洗濯容量8kg以下のドラム洗では初めて自動投入を採用。この価格帯で温水洗浄機能付きも希少です。設置しやすいサイズとミニマルな容量で、単身のドラム洗初心者の方にぴったり。共働き世帯でも、家事分担が進む昨今、家事をシェアして生活を楽しくできる製品です。

 

<コレもCheck!> 乾燥機能を省き低価格に挑戦したモデルもアツい!

【その①】シンプルデザインに自動投入など洗濯の質を高める機能を厳選搭載

ハイアール

シンプル・ドラム式洗濯機 AITO JW-TD90SA

「液体洗剤・柔軟剤自動投入」や「お湯洗い」など人気の高機能を厳選することでお値打ち価格を実現。ほかにも「15分快速コース」や「タオルコース」「白さ追求コース」など便利なコースを揃えている。コンパクトでノイズの少ないデザインが幅広いサニタリー空間にマッチ。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):9/— kg●乾燥方式:—●運転音 (洗濯/脱水/乾燥):33/48/—dB●サイズ/質量:W595×H860 ×D640mm/約78kg

 

【その②】温水洗浄や温水すすぎなど高機能を搭載した“ドンキドラム”

ドン・キホーテ

情熱価格 7kg ドラム式洗濯機

ドン・キホーテのPB「情熱価格」の洗濯特化モデル。内蔵の温水ヒーターで水温を上げ、洗剤の洗浄効果を高める。約60℃の除菌コースや、約40℃で30分つけ置きする黄ばみ落としコースなどを搭載。部屋干しコースは温水ですすぎ洗いを行い、乾くまでの時間を早める。

SPEC●容量(洗濯/乾燥):7/—kg●乾燥方式:—●運転音(洗濯/脱水/乾燥):41/48/—dB●サイズ/質量:W595×H860 ×D672mm/ 約66kg

「令和版三種の神器」が注目される背景とは? すべてを所有する経済評論家が解説!

共働き世帯の増加はもとより、コロナ禍で自宅にいる時間が増えて 家事に対するモチベーションは大きな変化が訪れたこの3年ほど。 本記事では、「令和版 三種の神器」が注目されるようになった背景を、経済評論家の坂口孝則さんに聞いた。 そろそろ導入をマジメに検討して良さそうだ。

※こちらは「GetNavi」 2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が解説します

経済評論家 坂口孝則さん
調達・購買コンサルタント。コスト削減や仕入れの専門家として、テレビ・ラジオなど様々なメディアで活躍している。

 

時短・節約・ラクになれる三種の神器はヒット目前か

令和版 三種の神器は「ドラム式洗濯乾燥機」「ロボット掃除機」「食器洗い乾燥機」。これらすべて所有しているという坂口さん。昨今注目を集めているのには、大きく分けて以下の理由があるという。

 

「当然ですが時短。共働き世帯だけでなく単身世帯の増加で増える時間短縮ニーズの増加や、時間を奪う対象へのコミットもあります。動画配信を見たいがために、効率化家電を活用している人たちは多くいます。実際、私がそうです。また節約ニーズも挙げられます。特にドラム式洗濯乾燥機は節水効果を相当向上させています。あと意外に気づきにくいのが無理ない姿勢で家事が行えて “ラク” になれるということ。特にロボット掃除機はしゃがむ必要がなく腰を酷使しません」(坂口孝則さん、以下同)

 

歴代三種の神器をプレイバック

では、過去の三種の神器はどのようなものだったのだろうか。1950年代後半の三種の神器と1960年代後半の新・三種の神器について、坂口さんに教えてもらった。

 

【1950年代後半】個人の所得が向上するなかで 生活の質を上げたいニーズと合致した

三種の神器:「冷蔵庫」「洗濯機」「白黒テレビ」

↑三種の神器(左から)冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビ

 

「1950年代後半からの高度成長期には、松下電器産業(ナショナル)などBtoCのベンチャー企業が技術革新で伸び市場を席巻しました。戦後からの脱却のなか個人の所得が向上するうえで、生活の質も向上したい気持ちがありました。そして専業主婦の誕生は、家計の財布を握る女性の誕生でもありました。そこで冷蔵庫、洗濯機はズバリ生活の質の向上につながり、白黒テレビは新しいライフスタイルを体現するものであったわけです」

 

【1960年代後半】旧「三種の神器」が浸透して 他者との差別化を図る意識が生まれる

新・三種の神器:「カラーテレビ」「クーラー」「自家用車」

↑新・三種の神器 カラーテレビ(左)、クーラー(右上)、自家用車(右下)

 

「1960年代後半は戦後の貧しさを完全に脱却し、そして旧『三種の神器』が浸透したあとで、 “より他者との差別化を図る” 意識が芽生えた時代だったと言えます。そこでカラーテレビ≒よりきれいに、クーラー=より快適に、自家用車=より遠くへ、という願望を大衆が持ちはじめました。ですのでクーラーや自家用車は、当時の松下電器産業やトヨタ自動車の狡猾なテレビCMがその普及に大きな影響を及ぼしたはずです」

 

令和版 三種の神器が注目されるようになった理由

普及率がまだ高いと言えない令和版 三種の神器だが、今注目されつつある理由についても聞いてみた。

 

【理由1】 共働きが当たり前になり家事に割く時間が減少

調理は外食の定着、あるいは昨今のデリバリーサービスの増加により割く時間が減ったが、直接手を下す作業はより時短が求められるところ。なかでも食後の家族との時間を増やしてくれる食器洗い乾燥機への期待は大きい。

↑専業主婦世帯と共働き世帯は、1980年と2022年で比較するとほぼ逆転。最近では若い世代を中心に単身世帯も増加しており、共働き世帯同様、家事に割く時間を削減したい傾向が強まっている

 

【理由2】 ネットやスマホの普及で“自由時間”創出の欲求増

スマホやPCでのネット接続が “常時化” するなかで、常に情報に触れていたいという人が増加。動画配信の視聴やSNSのチェックを重視することが当たり前になっているなか、家事の効率化につながる家電に注目が集まっている。

↑パナソニックの調査によると、Z世代(18~25歳)ではタイムパフォーマンスを上げるために、別の作業をしながら動画を見る割合が60.5%にもなるという。若い世代ほど効率化を求めているようだ

 

【理由3】家事に対する意識の変化で“時短志向”層が増加

人の手で時間をかけて丹念に家事をすればおいしい食事が作れる、部屋や食器はきれいになるという考え方はもう古い。時短や省力化できるところは率先して行うのがいまの主流だ。そのためには令和版 三種の神器は必要不可欠と言える。

↑パナソニックが男女400人を対象に調査を行ったところ「あまり時間を割かず効率的にやりたい」人は全体の8割以上。ただし理想とする時間と実際にかけている時間には乖離が生まれている

 

「安ければもっと普及するはずで、それが一番のポイントだと思います。同時にもちろん必要なのは機能に対する信頼性でしょう。ネットなどでのコメントでは、買って “ハズれた” という人がいます。特にロボット掃除機などはその傾向が顕著です。ゴミがしっかり取れないと思っている方もまだいるようですが、技術の蓄積を重ねてきたメーカーのモノは十分に実用的と言えます。ロボット掃除機は現在、百花繚乱状態になっており、十分に機能しないモデルも存在します。

 

ネット上の情報だけに左右されるのではなく、レンタルやサブスクなどを使って購入前に試すのもオススメです。また、食器洗い乾燥機の設置は家の構造が課題だと思います。私も以前の自宅では不可能でした。ただし最近ではコンパクトで手軽に設置できるタンク式も増えてきたので、導入へのハードルは下がっています」

↑食器洗い乾燥機の普及率が高いのは、新築、あるいはリフォームで設置したビルトイン式の高さによるところが大きい。ロボット掃除機の普及率はまだ低めだ

 

坂口さんは、令和版 三種の神器はタイムパフォーマンス時代の大衆器である、と言います。

 

「成熟社会においては商品の機能ではなく、その商品を手にすることで得られる効能を想起できなければなりません。その意味でロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機は、コンテンツ氾濫時代に大衆が家事における時短を実現し、好きなことに時間を使えるための器ではないでしょうか。神器は限られた人のものですが、その真逆です」

 

令和版 三種の神器の導入を検討するときには、自分の生活スタイルにおいて何が大切であるか、ということを念頭に置いて優先度を決めてみてはいかがだろうか。

1か月メンテナンスフリーって本当なの!? 気になる日立の最新ドラム式洗濯乾燥機をレビュー

家電は日々進化していますが、なかでも高機能ドラム式洗濯機は機能・使い勝手ともに10年前と大きく変わりました。洗浄力についても、従来までは「乾燥はドラム、汚れ落ちなら縦型」などと言われていましたが、最近はあまりにも激しい泥汚れを除いて洗浄力でもドラム式洗濯機は負けていません。

 

そこで、GetNavi webでは気になるメーカーの最新高機能ドラム式洗濯機を連続レビュー。それぞれの汚れ落ちや特徴、使い勝手を実際に使ってチェックしていきます。気になる最初の製品は日立グローバルライフソリューションズのビッグドラム「BD-SX120H」。最初に本製品をレビューする理由は、なんといっても約1か月メンテナンスフリーだという「らくメンテ」の存在が気になるからです。

↑今回レビューする日立のビッグドラム「BD-SX120H」。フラッグシップモデルではありませんが、最上位モデルとの違いはインターフェイスが液晶タッチパネルではないこと

 

今年の日立は大きく進化! 気になるらくメンテの実力は?

そもそも、今回「最新のドラム式洗濯乾燥機をレビューしたい」と思わせた理由が、2022年に発売した日立のビッグドラムの存在。日立のビッグドラムシリーズといえば、乾燥時にシワが少ない「風アイロン」の認知度が高い製品です。風アイロンとは、乾燥時にシワを伸ばすことでアイロンがいらない手軽さを謳ったもの。これが、忙しい家庭にとくに人気となりました。

↑今回レビューするBD-SX120Hは、洗濯/乾燥容量は12kg /6g。名前の通り、直径約53cmという大きなドラムと風の力でシワの少ない乾燥を実現。奥行きは約39cmと浅めで衣類が取り出しやすいのも嬉しいところ

 

↑最新式だけにもちろん液体洗剤・柔軟剤自動投入機能搭載。一度使うと手放せない機能です。便利なだけではなく洗剤・柔軟剤ボトルを置く場所が必要なくなるので、収納が少ない我が家には必須の機能

 

そんなビッグドラムシリーズが、2022年に大きく進化。最大の注目ポイントが「乾燥フィルター」の排除です。一般的な洗濯乾燥機は、洗濯乾燥ごとに「糸くずフィルター」と「乾燥フィルター」の掃除が必要になります。個人的にも毎回のフィルター掃除を負担に感じていました。

 

そこで、新ビッグドラムが導入したのが「らくメンテ」という一連のメンテナンスフリー機能です。最大の特徴が、乾燥時にでる衣類のホコリをキャッチする乾燥フィルターの排除。なんと、乾燥ホコリを水で流して、糸くずフィルターで一括して捕集するという目からウロコの構造になっています。さらに、糸くずフィルターを一般的なものより大きくすることで、なんと「1ヶ月フィルター掃除いらず」になったのです。これが、実際に使ってみると本当にラク! しかも、一般的に乾燥フィルターは本体上面にありますが、乾燥フィルターがなくなったことで上面にモノが置きやすくなりました。我が家では脱衣カゴ置き場として利用しています。

↑前モデルの糸くずフィルター(右)と比較。今回のモデルのフィルターは左。サイズが大きくなったうえ、ホコリをキャッチできるように細かなメッシュフィルター式になりました。一杯になったらゴミを捨てて流水でジャブジャブフィルターを洗います

 

ただし、気になったのが「本当に1か月メンテナンスフリーなのか?」という点。いままで毎日掃除していた場所が、30日間手間いらずということがにわかには信じられません。そこで、1か月使ってみた結果……。

 

残念ながら3回ほどフィルター掃除が必要になりました。ただし、これは我が家の特殊な事情が大きく関係しています。というのも、我が家は完全介護中の犬がおり、犬の抜け毛が多いこと、介護の関係で毛布を頻繁に洗うため、一般的な家庭よりも洗濯環境がタフ。一方で、6kgの衣類を洗濯乾燥させたあとのゴミはかなり少なかったので、衣類だけならたしかに30回の洗濯乾燥に耐えてくれるかもしれません。

↑参考として我が家での環境の例を1枚。上の写真から1週間放置後に毛足の長い毛布を3枚洗ったあとにフィルター掃除の警告が点灯。フィルターを取り出すと一部ゴミが外にあふれていました

 

個人的に気になっていたのが「濡れたフィルターを長期間密閉空間に放置して臭くならないのか?」という点なのですが、3日ごとに洗濯をして2週間放置したフィルターは無臭でした。定期的に洗剤液が通過するからか、臭くはならないようです。

 

ところで、筆者は5年前にもビッグドラムを利用していたのですが、そのときに気になったのがドアパッキン周りに付着するホコリ汚れ。日立は高速の風で衣類を乾燥させるからか、毎回パッキン裏側にフェルトのようなホコリ汚れがビシーッとへばりついていたのです。フェルト状になっているので掃除は簡単なのですが、毎回ちょっと面倒だとは感じていました。こういった声が多かったのか、らくメンテではドアのパッキン部分に水を流すことでドア周りの汚れをかなり軽減。もちろん汚れはゼロにはなりませんが「毎回かならず掃除」から「月に1度くらい拭けばあとは放置できる」という汚れ方になりました。

↑らくメンテでパッキン裏は比較的汚れにくくなりましたが、表部分はどうしてもホコリが付着します。手が届きやすい場所なのでこれは自分で掃除

 

とうとう日立も搭載したぞ、60℃熱湯除菌機能!

ここまでメンテナンスのしやすさに注目しましたが「洗濯機なんだから洗浄力はどうなの?」と感じる人も多いでしょう。ビッグドラムは従来製品から勢いのよいシャワーの「ナイアガラ洗浄/すすぎ」機能で洗剤残りが気になるユーザーに注目されている製品でした。しかも、汚れが残っている場合はAIが自動で洗浄を延長する「AIお洗濯」機能も搭載しています。そこで、まずは標準コース(AI洗濯機能ON)で乾燥できる最大容量である6kgの衣類を洗濯。そのなかに汚れたガーゼを混ぜて汚れ落ちをチェックしてみました。

↑左上からしょうゆ、ケチャップ、墨汁、左下から口紅、油性ボールペン、ブルーベリージャムをガーゼにしっかり付着させたもの。落ちにくいように、汚れをつけてから一週間乾燥させて放置してあります

 

 

↑6kgの衣類と標準コースで洗濯。しょうゆとケチャップは完璧に洗濯できましたが、口紅はかなり残存。ボールペンとジャムはうっすらと残っています。墨汁はしっかり残っていますが、一般的に洗濯機では落ちにくいのでこれが普通。筆者は今までさまざまな洗濯機を試していますが、時間が経った墨汁がキレイに落ちる洗濯機はいまだ見たことがありません

 

標準コースでの洗濯結果は、完璧ではありませんがそれなりに優秀です。

 

ところで、ビッグドラム上位機種の新モデルは新機能として「60℃までの温水機能」を搭載しました。ヨーロッパをはじめとする海外の洗濯機では、当たり前のように搭載されている熱湯機能ですが、日本においては60℃まで加熱できる国産洗濯機といえば、パナソニックか東芝の上位モデルくらいでした。今回、日立が熱湯機能を搭載したことで選択肢が大きく増えたことになります。熱湯洗いは油汚れ落ちが良くなるほか、洗剤残りをさせたくない台所フキンや、子供や肌が弱い家族がいる家庭での肌着の除菌などに力を発揮してくれます。

↑同じ汚れで汚れ落ちを比較。右は標準コース、左は標準コースでの60℃洗い。標準コースでは薄くのこっていたボールペンとジャム汚れは完全に洗浄。口紅汚れもかなり目立たなくなりました。墨汁が薄くなっているのはさすがです

 

個人的に、手洗いした後の雑巾の除菌などに熱湯洗浄はぜひほしい機能。このため、今回日立が熱湯機能を搭載してくれたのは本当に嬉しい進化でした。

 

やっぱり風アイロンは断トツの対シワ性能

新機能ではありませんが、ビッグドラムで外せないのが「風アイロン」乾燥。時速300kmという強風で衣類を乾燥させることで、シワを伸ばしながらの乾燥ができるという機能です。とはいえ、さすがに最大乾燥容量である6kgを乾燥させるとシワシワに。我が家で試した印象だと、2kg以内ならそのまま着られるくらいのシワに乾燥できました。我が家は夫婦2人暮らしなので、2kgというとだいたい2日分くらいの洗濯量です。

↑6kgを洗濯乾燥した結果。左が綿100%、左が化繊のノンアイロンシャツ。ジーンズもかなりシワシワです

 

↑同じコースで2kgの衣類を洗濯乾燥したもの。綿シャツに細かなシワはあるものの、そのまま着ても問題ない仕上がり

 

2kg以内で洗濯した衣類は、乾燥機にかけたとは思えないレベルのシワの少なさ。とくに綿100%素材のシャツはシワが伸びにくいのですが、かなりキレイに仕上がっています。このあたりは、さすが風アイロンです。

 

ちなみに、本製品は洗わずに風アイロンだけをかけるスチームアイロンコースも搭載。シャツ2枚程度なら約15分で自動的にシワを伸ばしてくれます。ビシッとプレスしたシャツにはなりませんが、スーツ派の筆者にとっては朝の忙しい時間の救世主となってくれました。

 

ただし、乾燥に関しては良いところばかりではありません。日立は従来まで乾燥にヒートリサイクル方式を採用し、余った熱も利用することで省エネ性を高めていました。一方、新モデルは低温ヒート式の水冷除湿式を採用。省エネ性は従来より落ちてしまいます。一方、ヒートリサイクル方式をやめたことで、従来一部の環境で発生していた「日立のドラム式はニオイがする」という問題はなくなりました。

 

乾燥方式は気になるが、トータルで見てとにかくイイ!

1か月じっくり試用してみてわかったのは、いままでフィルター掃除がストレスだったということ。主要メーカーの最新式高機能洗濯乾燥機は「液体洗剤・柔軟剤自動投入機能」「汚れにあわせて洗濯・乾燥時間を自動調整する機能」などを搭載し、いずれもボタン一つで乾燥まで終了する手軽さを謳っています。しかし、フィルター掃除(毎回2か所も!)という手順を必要とするので、ちょっとしたストレスになっていました。大きな負担ではないのですが、この「軽い負担」が積み重なって大きなストレスとなるのが日々の家事です。

 

新ビッグドラムはらくメンテと洗剤の投入が必要ない洗剤・柔軟剤の自動投入機能、(少々のシワを気にしないなら)アイロンなしで着られる風アイロンとあわせて忙しい家庭にとっての救世主になるかもしれません。

プロが選んだコスパ1位のドラム式洗濯機がコレ! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング1位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第1位】 コンパクトなのに大容量でシワやニオイ対策もおまかせ!

【ドラム式洗濯乾燥機】

2021年11月発売

AQUA

まっ直ぐドラム AQW-DX12M

実売価格 20万9000円

水平ドラムを採用し、一般的な防水パンに設置できるコンパクトサイズを実現。水平なのでムラなく洗えて、衣類の絡みを抑えてシワになりにくい。衣類や槽内の除菌・消臭を行うUVライトも搭載。

SPEC●洗濯・脱水容量:12kg●乾燥容量:6kg●運転音:34dB(洗濯時)●自動投入タンク容量:約570mℓ(液体合成洗剤)、約480mℓ(柔軟剤)●乾燥方式:ヒートポンプ乾燥●サイズ/質量:W595×H943×D685mm/約94kg

 

 

↑ドラムの回転と静止を繰り返すことで、洗浄液が衣類全体に素早く浸透。高い位置からまっすぐ落とすたたき洗いにより、衣類の絡みを抑えてムラなく洗う

 

↑熱UVパワフル除菌機能を搭載。各コースに応じた高温設定と、UVライトの照射で洗濯水を清潔に保ち、衣類の除菌・消臭につながる

 

↑エアウォッシュ機能では、超音波で発生させた温風ミストが衣類を包み込むように循環。ホコリを落としながらシワを伸ばし、ふんわり清潔に仕上げる

 

衛生意識の高まりに合わせた独自の清潔機能が便利

ドラム式のなかでは最大容量クラスとなる洗濯・脱水容量12kgながら、20万円前後というのは、結構レア。しかも、一般的な防水パンに設置できるので、スペースの問題でドラム式をあきらめていたという家庭も検討の余地ありだ。

 

独自の清潔機能もAQUAならでは。同社タテ型では、洗濯機本体に搭載した超音波部分洗浄機能が評判になったが、このドラム式も斬新。シワを伸ばす温風ミストと除菌を行うUVライトを組み合わせた「エアウォッシュ」を搭載する。通常の洗濯とは異なり、水を使わず短時間で衣類ケアできて、お出かけ前や帰宅後にも使いやすい。衛生意識が高まっているいまの時代にピッタリの機能だ。

 

ほかにも、衣類の絡みを抑えながら汚れをしっかり落とす「オールラウンド浸透洗浄」や、いまや欠かせない機能と言える「液体洗剤・柔軟剤自動投入」、「乾燥フィルター自動おそうじ」など、洗濯の手間を軽減する機能を網羅。

 

すっきりとしたフォルムや、使用時だけ点灯表示するタッチパネルなど、見た目も実にスタイリッシュ。ランドリースペースを高品位に格上げできるハズだ。

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

「肌が明るくなる美容家電」が2位に! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」2~5位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング2~5位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第5位】 大量の温スチームを発生させ保湿&クレンジングをサポート

【フェイススチーマー】

2021年11月発売

コイズミ

フェイススチーマー エナージュ KBE-1530

実売価格 1万2210円

約40゜Cのスチームが肌にうるおいを補給し、化粧水の保持力がアップ。クレンジング剤と併用して約3分間スチームを当てることで、マスカラや毛穴の汚れも落ちやすくなる。空焚き防止機能が付いた安全設計。

SPEC●タンク容量:80mℓ●スチーム温度:約40゜C(噴射口から20cm)●スチーム噴射時間:約14分間●スチーム量:5.5mℓ/分●サイズ/質量:約W138×H198×D185mm/約900g

 

↑化粧水の前に、5.5mℓ/分の大量スチームを約14分間噴射し、角質層まで浸透させる。フタ部分はワンタッチで点灯するLEDライト付きの両面ミラーになっている

 

【ココが価格以上!】 デザインが美しく卓上ミラーとしても使える

「コンパクトかつエレガントなデザインで部屋に出しっぱなしにしやすく、機能もシンプルなのでズボラな人でも習慣化できます! フタには両面ミラー付きで、卓上ミラーとしても使えます」

 

【第4位】 ピンポイント刺激で身体も顔もくまなくアプローチ

【ボディケアマシン】

2022年4月発売

ドクターエア

エクサガンハイパー REG-04

実売価格 1万1880円

最大約3000回/分のパワフル振動と7mmのストロークで、ピンポイントに刺激。3種のアタッチメントが付属し、身体も顔もケアできる。約220gと軽量なので、女性やシニアも操作しやすい。

SPEC●最大振動回数:約3000回/分●振動レベル:4段階●充電時間:約2時間●最長連続使用時間:約13時間●運転音:約41dB(モード4使用時)●サイズ/質量:約W88.2×H128×D35mm/約220g

 

↑通常時のフラットヘッドに加え、写真左から「ワイド」「ポイント」「ソフトブラシ」の3種のアタッチメントを用意。自由に付け替えて身体中にアプローチできる

 

【ココが価格以上!】 使う場所を限定されず気軽にリフレッシュできる

「スタイリッシュなデザイン性とポーチに入るコンパクト設計で、どこにでも持ち運べて出番が多い! 音も静かです。私はデスク周りに置いて、仕事の合間などに使ってリフレッシュしています」

 

【第3位】 全身のムダ毛やヒゲを光照射で簡単にケアできる!

【光脱毛器】

2022年4月発売

MTG

リファビューテック エピRE-AL-02A

実売価格 3万円

黒い色素に反応して熱が発生するIPLを照射し、ムダ毛をケアしながら美肌に導く。照射レベルは5段階から選択可能。フェイス用アタッチメントが付属し、男性のヒゲのお手入れにも使える。

SPEC●照射回数(ランプ寿命):約30万回●出力設定:5段階●使用できる部位:顔、ワキ、胸、腹、腕、手、Vゾーン、太もも、足●サイズ/質量:約W67×H215×D62mm/約300g

 

↑肌の面積が広い腕や脚のケアに便利なAUTOモードを搭載。ボタンを押さずに連続照射できるので、手間なくケア可能だ

 

【ココが価格以上!】 機能はシンプルながら見た目もパワーも本格的!

「光脱毛器と言えば5万円以上する製品が多いですが、本機は必要な機能を厳選してお手ごろ価格を実現。実際に試したところ、使用感、照射パワーともに不足なし! デザインも高品位です」

 

【第2位】 角質・毛穴汚れをクリアにし引き締めケアまでコレ1台!

【美顔器】

2021年11月発売

コスビューティー

アクアピーリングプロEX CB-050-K01-JP

実売価格 1万2100円

2万8000回/秒の超音波振動で、角質や毛穴の汚れを浮かせて吹き飛ばす。超音波+マイクロカレント機能を搭載し、心地良い電気刺激でフェイスラインや毛穴の引き締めケアも可能だ。

SPEC●充電時間:約6時間●連続使用時間:約70分●防水等級:IPX6(本体)●サイズ/質量:約W43.5×H175.5×D22mm/約212g

 

↑新搭載の「リフトモードHigh」は、マイクロカレントのパワーが従来モデルより約20%アップ。EMSに近い強さを実現した

 

【ココが価格以上!】 充実の機能を備え肌のトーンアップも実感

「超音波で肌の角質を吹き飛ばし、使用後は肌がワントーン明るくなります。マイクロカレント機能のほか、イオン誘導・導出機能も搭載しているので、1台で様々な目的に使えておトク!」

 

私が選びました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電を得意とするライター。主婦ならではのリアルなレビュー記事に定評がある。

サクサク取れる3300円の毛玉クリーナーに注目! 鉄板コスパ家電ランキング「洗濯&身だしなみ編」6~10位

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集。今回は白物・美容家電ライターの田中真紀子さんが選ぶ選択&身だしなみ家電のランキング6~10位を発表する!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【第10位】 立ち上がりスピード約25秒! 忙しい朝の身支度を時短できる

【衣類スチーマー】

2020年10月発売

ブルーノ

スタイリングハンディスチーマー BOE076

実売価格 7480円

一度の給水でワイシャツ3枚ぶんをスチーム可能な大容量タンクを搭載。立ち上がり約25秒で、シワやニオイをサッとオフできる。シワの状態や衣類の種類に合わせ、「Lo」「Hi」の2つのモードから選択可能だ。

SPEC●立ち上がり時間:約25秒●連続使用時間:Loモード約8分、Hiモード約7分●タンク容量:約130mℓ●スチーム量:最大18g/分●コード長:約3m●サイズ/質量:約W93×H217×D110mm/約750g

 

↑衣類をハンガーにかけたままシワケア。タンクが本体下部にあるので重さを感じにくく、手首の負担も軽減される。グリップは細めで、手が小さい人も握りやすい

 

【ココが価格以上!】 コンパクト&パワフルでストレスなく使える

「コンパクトながら、スチーム量は最大18g/分と十分にパワフル! 扱いやすさ、スチームの持続性、給水しやすさなど、細部まで配慮が感じられます。インテリアに馴染むデザインも魅力です」

 

【第9位】 給水ホースへの“ちょい足し”で洗濯後のニオイを抑えられる!

【洗濯機用ホース】

2020年5月発売

シャープ

銀イオンホース AS-AG1

実売価格 1万1190円

洗濯水に銀イオンをプラスし、菌の繁殖を抑制。洗濯後の衣類の抗菌・防臭に加え、洗濯槽のカビの発生も抑える。洗濯機の給水ホースに接続するだけで工具は不要。他社の洗濯機でも取り付け可能だ。

SPEC●水道水圧:0.03〜0.8Mpa●コード長:1m●サイズ/質量:約W55×H304×D69mm/約220g

 

 

↑給水時に銀のプレート(銀電極)から銀イオンを溶出。1日1回の洗濯で約1年使用できる。交換用カートリッジは別売4400円で展開

 

【ココが価格以上!】 簡単に取り付けでき部屋干し臭が減った!

「我が家で使い始めてから、部屋干し臭が減ったのを実感しています。抗菌機能のために洗濯機を買い替えるのはハードルが高いですが、コレなら自分で簡単に“ちょい足し”できるので、ぜひお試しを!」

 

【第8位】 3次元EMSシステムを搭載し、より深く広範囲の筋肉を刺激!

【EMS機器】

2022年4月発売

アテックス

ルルドスタイル EMSシートネクサ AX-FRL916

実売価格 8800円

低周波と中周波を組み合わせた「3次元EMS」により、立体的な刺激を実現。厚さ1mmのシートに水を吹きかけ、腕や脚を乗せるだけで効率良くトレーニングできる。リラックス、エクササイズ、オートの3種のモードを搭載。

SPEC●充電時間:約3.5時間●連続使用時間:約1.5時間●タイマー:約5分、約10分(モードによる)●サイズ/質量:約W360×H25×L340mm/約230g

 

 

↑「3次元EMS」は、筋肉の表層を刺激する低周波と、筋肉の深層を刺激する中周波を同時に出力。一度で広範囲にアプローチする

 

【ココが価格以上!】 本格的な機能を搭載し“ながら筋トレ”に最適!

「シート厚1mmの薄さながら、本格的なEMS機能を搭載しているのが画期的! テレワーク中も、イスに座りながら足を乗せて使えるので、毎日気軽にトレーニングを続けられます」

 

【第7位】 大風量で乾燥時間を短縮し髪へのダメージを軽減!

【ヘアドライヤー】

2019年7月発売

サロニア

スピーディーイオンドライヤー SL-013

定価 5478円

2.3m3/分の大風量で、乾燥時間は従来モデル比約30%短縮。TURBO、COOLモードに加え、髪のスタイリングが可能な柔らかい温風のSETモードを搭載する。さらにマイナスイオン機能付き。

SPEC● 消費電力:1200W(TURBO時)● 風量:2.3m3/分●温風温度:ノズル装着時約103゜C、ノズル装着なし約80゜C●コード長:約1.7m●サイズ/質量:約W202×H199×D75mm/約495g

 

↑ドライ中はマイナスイオンが発生し、キューティクルが開くのを防ぐ。速乾タイプなので、髪が熱を受ける時間が短く、ダメージを軽減できるのもうれしい

 

【ココが価格以上!】 パワフルで速乾性に優れ、持ち運びにも便利!

「スリムな見た目なのに想像以上のパワフルさ! ロングヘアでも短時間で乾きます。軽量&折りたたみ式なので、サウナやジムにマイドライヤーを持っていきたい人にもオススメです」

 

【第6位】 充電できてパワーが持続! 気になる毛玉を素早く取れる

【毛玉クリーナー】

2020年10月発売

レコルト

ケダマトリ RKR-01

実売価格 3300円

USB充電式で電池交換不要の毛玉クリーナー。コードレスなので、クローゼットや玄関、外出先などどこでも手軽に衣類ケアできる。接触面が直径8cmと広く、毛布やソファなどの毛玉も取りやすい。

SPEC●充電時間:約2時間●連続使用可能時間:約45分●サイズ/質量:約W80×H110×D80mm/約180g

 

↑上部カバーを取り外すと「ホコリとりブラシ」としても使える2Way仕様。ジャケットなどにかけると、ゴミやホコリを浮かせて絡め取れる

 

【ココが価格以上!】 毛玉を一度でしっかり取りお手入れを時短できる!

「コンパクト設計ながら、毛玉に一度あてただけでサクサク取れて、お手入れの時短になる! 充電しておけば、パワーダウンせず快適に使えます。大事な服をキレイに保てるのもコスパ良し!」

 

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白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

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ドラム式洗濯乾燥機の「こんなはずじゃなかった…」を解決する、日立が到達した「手間や時間をW軽減」という答え

提供:日立グローバルライフソリューションズ株式会社

 

洗濯から乾燥までカンタン便利なドラム式洗濯乾燥機ですが、使い続けると感じる”不便”が以外に多いもの。それは、お手入れにかかる手間や時間ではないでしょうか。

 

ところが、そんなデメリットを解決してくれる洗濯機が登場しました! それが日立「ビッグドラム BD-STX120Hです。ビッグドラムは日立のドラム式洗濯乾燥機のブランド名で、国内累計出荷台数が300万台を突破(2006年〜2023年3月)している定番品。

 

そして、本モデルの注目はなんと言っても手間や時間をW軽減。冒頭で挙げたお手入れにかかる手間や時間を減らす、実にありがたい機能や性能が備わっているのです。今回は、BD-STX120Hを使うとドラム式洗濯乾燥機のお手入れにかかる時間や手間を軽減できるのか、チェックしたいと思います。

 

<今回紹介する製品>

日立グローバルライフソリューションズ株式会社

ドラム式洗濯乾燥機

「ビッグドラム BD-STX120H」

乾燥フィルターの掃除を不要にするなど、ドラム式のお手入れの手間を大幅に低減。従来機種と同サイズながら洗濯容量が12kgにアップ。洗浄力に定評のある[ナイアガラ洗浄]と目的に合わせて水温が選べる[温水ナイアガラ洗浄]で除菌・消臭、黄ばみ除去など目的に合わせた洗浄機能も向上した。[風アイロン]も進化し、洗濯~乾燥6kgの乾燥時間を約26%短縮。(2021年度製品(BD-STX110G) 約132分→約98分)。

SPEC●洗濯容量/乾燥容量:12kg/6kg●洗濯~乾燥時間目安(標準コース):約98分●消費電力量(洗濯~乾燥):約1570Wh●標準使用水量(洗濯~乾燥):約86ℓ●液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能:搭載●サイズ/質量:W630×H1065×D716mm/約82kg

 

 

お手入れにかかる時間や手間を「らくメンテ」がことごとく軽減!

ドラム式洗濯乾燥機は洗濯物を干す手間がないことから、共働き世帯など日々忙しい家庭で活躍する一方、日立のドラム式洗濯乾燥機では、「乾燥運転後に毎回お手入れが必要で大変」「フィルターがいくつもあって面倒」「ドアパッキンについたホコリ・糸くずを柔らかい布で拭き取らなけばならない」と購入後にお客様からお手入れに対する意見が多くあったそう。

 

そうしたドラム式洗濯乾燥機のメンテナンスの手間を劇的に軽減してくれるのが、日立ビッグドラム BD-STX120Hの「らくメンテ」。これは[乾燥フィルターレス]と3つの自動おそうじ([乾燥ダクト自動おそうじ][洗濯槽自動おそうじ][ドアパッキン自動おそうじ])と[大容量糸くずフィルター]いう5種類のお手入れ軽減機構の総称です。

 

<「らくメンテ」その①[乾燥フィルターレス]>

乾燥フィルターのお手入れを、フィルター自体をなくすことで見事に解決!

[乾燥フィルターレス]は、乾燥フィルターにたまったホコリを捨ててフィルター掃除する手間を、「フィルター自体をなくす」という方法で解消。乾燥運転で発生したホコリは、本体下部に設置された[大容量糸くずフィルター]で捕集します。洗濯乾燥機に付いているのが当たり前だった「乾燥フィルター」を省略する、という発想が大胆!

↑2021年度製品:BD-STX110G(左)、2022年度製品:BD-STX120H(右)

 

乾燥運転で発生したホコリ・糸くずはどのようにして本体下部に設置させた[大容量糸くずフィルター]に捕集するのでしょうか?その答えは、次回の洗濯運転時に3つの自動おそうじ([乾燥ダクト自動おそうじ][洗濯槽自動おそうじ][ドアパッキン自動おそうじ])によって[大容量糸くずフィルター]に洗い流しているからです。

 

<「らくメンテ」その②[乾燥ダクト自動おそうじ]>

乾燥効率低下を抑制!

洗濯のたびに乾燥ダクトのホコリを洗い流すことで、乾燥効率の低下も抑えられます。

 

とある編集部員はこれまで、掃除機に細いノズルを付けて「せめて届く範囲でもキレイにしたい」と悪戦苦闘していたらしいですが、その面倒ともおさらばですね。

↑洗い・すすぎ時に供給される水の一部を使って乾燥ダクト上部からシャワーを流し、蛇腹ホースと乾燥ダクト上部に付いたホコリや汚れを洗浄

 

↑[洗濯槽自動おそうじ]時の洗濯槽の高速回転を利用して乾燥ダクト内に水をかき上げ、乾燥ダクト下部の埃や汚れを洗い流します

<「らくメンテ」その③[洗濯槽自動おそうじ]>

洗濯槽の見えない部分もきれいに!

毎回、すすぎ運転のあとに洗濯槽を自動洗浄。きれいな水道水を槽内に送りドラムを高速回転させることで、洗濯槽の裏側や外槽内側などに付着した皮脂汚れや洗剤カスを洗い流し、洗濯槽を除菌(※1)、黒カビ発生を抑えます(※2)。通常1~2か月に1回は、洗濯槽クリーナーを使った「槽洗浄」を行う必要がありますが、その頻度が3~4か月に1回で済みます。洗濯槽自動掃除機能は他社のモデルも多く採用してますが、この頻度を伸ばすことをカタログで訴求しているのは日立だけです。(筆者調べ)

※1: ●試験方法:外槽・ドラムに取り付けた菌付着プレートの菌の減少率測定 ●除菌方法:洗濯槽自動おそうじによる ●対象部分:外槽・ドラム ●試験結果:菌の減少率99%※2:●試験方法:外槽・ドラムに取り付けたカビ付着プレートのカビ抑制確認●抑制方法:洗濯槽自動おそうじによる ●対象部分:外槽・ドラム ●試験結果:カビの減少率99% ※試験依頼先:一般財団法人 北里環境科学センター 報告書No.:北生発2022_3129号、北生発2022_2129号
↑[洗濯槽自動おそうじ]機能を使うと、ふだん掃除できないドラム槽の裏側(外側)、ドラム前部、外槽内側、外槽前カバー裏側を一度できれいに洗い流せます

 

<「らくメンテ」その④[ドアパッキン自動おそうじ]>

掃除が面倒なドアパッキンもシャワーで洗い流せる!

同機は新たに[ドアパッキン自動おそうじ]機能を搭載。ドアパッキン裏に専用の洗浄ノズルを装備し、パッキン裏についたホコリや糸くずを洗い流します。これにより、面倒だったドアパッキンの掃除を軽減できます。これまた地味に面倒な作業のひとつ。ゴム部分にへばりついた細かい繊維類って、落ちにくいですよね。

↑[洗濯槽自動おそうじ]時にドア枠上部のゴムパッキン裏に設置した専用シャワーからきれいな水を放出し、パッキンに付着した汚れを洗浄

 

<「らくメンテ」その⑤[大容量糸くずフィルター]>

従来「糸くずフィルター」は、洗濯~すすぎで発生するホコリ・糸くずなどのゴミを捕まえるパーツ。このフィルターを大容量化し、次回の洗濯運転時に、先述した3つの自動おそうじ([乾燥ダクト自動おそうじ][洗濯槽自動おそうじ][ドアパッキン自動おそうじ])で洗い流して1ヵ所に集約できるようにしました。もともとは本体上部にあった乾燥フィルターをなくし、本体下部の[大容量糸くずフィルター]に集約させてしまうというアプローチもすごければ、モノ作りのワザもすごい! ちなみに、[大容量糸くずフィルター]には約1か月分(※3)のホコリや糸くずがまとめられます。

※3:日立調べ。洗濯~乾燥6kg、1日1回運転時。衣類の量・種類により効果はことなります。
↑[大容量糸くずフィルター]は本体の左下部に搭載。本体扉を開けて簡単に取り出し、ゴミ捨てができます
↑[大容量糸くずフィルター]はステンレスメッシュを組み合わせた構造。振り落とすだけで簡単にゴミ捨てできます。これまでクシ型だった形状を箱型に変えたことで、ゴミの収容量を大幅アップ。さらに抗菌材(※4)を使用し、清潔さにも配慮しています
※4:●試験依頼先:一般財団法人 ボーケン品質評価機構 ●試験番号:20222009071-1 ●試験方法:JIS Z 2801(フィルム密着法) ●抗菌方法:樹脂に練り込み ●対象部分:大容量糸くずフィルター(ホコリ・糸くず捕集部のみ) ●試験結果:抗菌活性値2.0 以上(抗菌活性値が2.0 以上で抗菌効果があるとされています)

 

このように、BD-STX120Hは5つの機能・機構で多くのユーザーが抱えていたドラム式洗濯乾燥機の不満・ストレスを解消。「ドラム式はお手入れが大変」というイメージを払拭する1台と言えます。

 

乾燥機能「風アイロン」でアイロン掛けの手間や時間を軽減! 洗浄機能やトレンド機能もばっちり!

同機は「らくメンテ」だけでなく、乾燥機能「風アイロン」でもアイロン掛けの手間や時間を軽減。乾燥機能に関しては、時速約300km(※5)の高速風でシワを伸ばしながら衣類を乾かす[風アイロン]機能がさらに進化。アルミプレートの採用やヒーター容量の向上により、洗濯~乾燥6kgの時間目安を2021年度製品(BD-STX110G) 約132分から約98分まで短縮しました

※5:日立調べ。吹き出し口の面積と風量から換算した、吹き出し口付近の速度。
↑「乾燥機能を使ったら衣類がシワだらけでアイロン掛けが必要」というドラム式ユーザーも[風アイロン]を使えばそんな不満も解消できます
↑天日干ししたタオルは意外にゴワゴワになりがち。一方、大風量と衣類温度約65℃(※)の低温で乾かす[風アイロン]で乾燥させたタオルは、ふんわりやさしい肌触りです。 ※ 日立調べ。洗濯〜乾燥コースにおいて。一般社団法人 日本電機工業会で定めた試験布に温度センサーを取り付けて計測。乾燥時の温度は衣類の素材により異なります。また、乾き具合によっては、衣類の温度が高くなる場合があります

W軽減以外の機能も充実。洗浄力に関しても、高濃度の洗剤液と大流量シャワーでガンコな汚れも洗い流す[ナイアガラ洗浄]を搭載。また、同機能に温水ヒーターを組み合わた「温水ナイアガラ洗浄」も新採用。衣類の黄ばみ除去や除菌・消臭など目的に合わせた洗浄機能も向上しました

↑[温水ナイアガラ洗浄]を使った約40℃つけおき(標準)コースで洗うと、皮脂汚れが酸化して非常に落ちにくくなった黄ばみ汚れも見事に除去できています。※すべての黄ばみやニオイを除去できるわけではありません。 ※約40℃つけおき(標準コース)では、粉末合成洗剤を通常の2倍使用します。※日立調べ。洗濯2kg時、約40℃つけおき(標準コース)において。衣類の汚れは人工皮脂によるものです。衣類の量、汚れ、洗剤の種類などによって効果は異なります。

スマホアプリ「洗濯コンシェルジュ」とスマートフォン連携(※6)させれば、出先から運転開始できる[リモート機能]など、洗濯の自由度が格段にアップします。

※ 6:Android™ 7.0以上、iOS12.0以降に対応。インターネット接続環境と無線LANルーターが必要です。Android は Google LLC の商標です。

[液体洗剤・柔軟剤 自動投入]機能は、洗剤の計量・投入の手間がないうえ、洗剤を多く入れすぎて逆に汚れが落ちにくくなる失敗も防げます。

 

↑「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能は洗濯物の重さをセンサーで計測し、洗剤と柔軟剤を適量投入。液体洗剤も柔軟剤も詰め替えパック1本ぶんが全部入るので、洗剤・柔軟剤のボトルを置くスペースが不要。サニタリー空間をすっきり保てます ※操作パネルの「残量少」表示時。液体洗剤は810ml以下、柔軟剤は540ml以下の詰め替えタイプ

 

 

日立ビッグドラムBD-STX120Hは「らくメンテ」「風アイロン」というW軽減によって、ドラム式洗濯乾燥機にまつわる様々な「こんなはずじゃなかった……」をことごとく解決。ドラム式にがっかりした経験のある人、ドラム式購入に不安を感じている人にこそ、オススメの1台です。

一人~二人暮らしにピッタリなコンパクト設計! ハイセンス、狭い設置場所でもスッキリ収まる全自動洗濯機を発表

ハイセンスジャパンは、コンパクト設計の全自動洗濯機「HW-T60H」「HW-T55H」を、11月中旬に発売します。

 

同製品は一人暮らし~二人暮らし向けで、容量は6.0kg(HW-T60H)と5.5kg(HW-T55H)の2タイプを用意しています。予想実売価格(税込)は、HW-T60Hが3万9800円、HW-T55Hが3万4800円。

 

水を滝のように勢いよく、落下させるタテ水流と洗濯槽の回転によるヨコ水流が組み合わさり、立体的な水流を生み出し、衣類をしっかりと洗い上げる「立体シャワー水流」を搭載。

 

独自設計のパルセーター(回転翼)で槽内に渦巻きのような水流を起こし、衣類を舞いあげて、絡まりを抑えながら洗浄します。

 

洗濯板のような独自の凹凸形状で設計されたステンレス槽は、様々なタイプの汚れに効果があり、洗濯機を清潔に保つ「槽洗浄」と「槽乾燥」機能を搭載しています。

 

衣類の種類や汚れの程度に応じて多彩な洗濯コースを選ぶことができ、自分流コースは好みに合わせて洗い時間・すすぎ回数・脱水時間を記憶することができます。

 

洗濯開始後、洗剤と水を混ぜながら「泡状」にして投入するので、衣類にやさしく、素早く洗剤を浸透させます。

 

洗濯終了時間は1時間単位、最大24時間で予約可能で、洗濯が開始されると洗剤が投入され、設定した洗濯コースを予約した時間までに終わらせます。また、大容量の糸くずフィルターを搭載し、効率的に糸くずを収集します。

 

終了までの残時間や予約タイマー時間をデジタル表示で大きく見やすく表示するシンプルな操作パネルを搭載。

 

本体のボティ幅は約500mmに抑えたコンパクト設計で、狭い設置場所にも収まります。

 

前面の高さが低く、洗濯槽が浅いローダウン設計で、ラクな姿勢で洗濯物が取り出しやすくなっています。

シャープ「最新ドラム式洗濯乾燥機」はココが推し! 編集長と家電のプロによるガチプレゼン3本勝負

Sponsored by シャープ株式会社

 

洗濯から乾燥まで一気にでき、家事を時短してくれるドラム式洗濯乾燥機。この記事では、シャープの最新ドラム式洗濯乾燥機「ES-X11A」を実際に使ったGetNavi web山田編集長と、家電のプロである家電評論家・田中真紀子さんが「これは使い続けたい!」と唸った理由を、お互いにガチプレゼンします。

記事の最後には、素敵なプレゼントが当たるアンケートキャンペーンの情報もあります。お見逃しなく!

 

●製品の紹介

シャープ ドラム式洗濯乾燥機 ES-X11A

洗濯物の出し入れをラクにする直径370mmの大口径「メガマウス投入口」や3kgの衣類を約80分で乾燥まで仕上げる「洗乾80分コース(※1)」を新搭載。また、「乾燥フィルター」「乾燥ダクト」「洗濯槽」を自動でクリーンにする3つの自動お掃除機能も搭載しています。

※1:シャープの実験による。洗濯~乾燥3㎏、化繊比率80%・綿比率20%の場合。洗濯機設置場所の環境や衣類の量、素材、厚さ、織り方、組み合わせにより、仕上がりや運転時間が異なる場合があります。

 

 

【モノ好き、山田編集長の推しポイントはココ !】

<その①:大切なジーンズが気持ちよく乾く、ハイブリッド乾燥NEXT>

↑お気に入りのビンテージジーンズも乾きにくいポケットの内側までしっかり乾燥

 

山田僕のイチオシはズバリ『ハイブリッド乾燥NEXT』です。乾燥が早く仕上がるのはもちろん、洗濯物を取り出した時にすごくふんわり感があるんですよ。特にジーンズ! ふんわり仕上がってるなぁとビックリします。取り出したときにしっかり乾いてる感と気持ちよさがあって、満足度は高いですね」

 

田中「これなら冬でもパーカーのフード裏とかしっかり乾きそうですよね」

 

山田「そうなんです。しかも、本機は無排気乾燥だからサニタリールームに埃っぽくて暑い空気がこもらない! 普段使っている縦型の洗濯機は、乾燥時の排気が外に排出されてサニタリールームがめちゃくちゃ暑くなるんですよ。無排気乾燥は推せますね」

 

【解説!】「ハイブリッド乾燥NEXT」をもう少し詳しく

ハイブリッド乾燥は、ヒートポンプ乾燥とサポートヒーターの2つを組み合わせた乾燥技術。低温・省エネ(消費電力600wh)でやさしく乾かすため、衣類が傷みにくい乾燥方式です。しかも低騒音(乾燥39dB)だから夜間も安心して使えます。

↑無排気乾燥を実現する「ハイブリッド乾燥」の仕組み

 

ES-X11Aに搭載の「ハイブリッド乾燥NEXT」はさらに乾燥力が進化。湿度・温度センサーなどをAI制御することで、乾燥ムラを防ぎ厚手の衣類もしっかり乾燥できるようになりました。

 

【モノ好き、山田編集長の推しポイントはココ !】

<その②:きちんと汚れが落ちている、洗浄力の安心感>

山田「日常的に使ってみていいなと思ったポイントは、微細な水滴を衣類に噴射して汚れを落とす『マイクロ高圧洗浄』。 特別なことをしなくても衣類が普通にキレイになっている安心感があります。たとえば、仕事柄、ペンで袖口が汚れることもあるんですけどいつの間にか落ちてる(笑)。あと、僕ちょっと肌が敏感なので、寝ている間に掻いてしまって朝起きたら枕に血がぽちっとついてることがあるんですよ。そういうのもささっと予洗いするだけで、あとは洗濯機にお任せ。いちいち『落ちてるかな~』なんて心配しなくてもいい洗浄力は頼もしいですね

田中「マイクロ高圧洗浄って、通販でよく見かける汚れを落とす高圧洗浄機と同じ仕組みなんですよね」

 

山田「洗浄力には『ひまわりガラス』の構造も寄与しています。扉の内側がひまわりの種を模した配列になっていて、凸凹した洗濯板効果で洗浄力が上がっている。機能美の塊なんですよ

 

田中「シャープさんお得意のネイチャーテクノロジーをうまく活かしてますね」

↑「ひまわりガラス」と「独自形状のバッフル」でさらに洗浄力がアップ

 

 

【解説!】「マイクロ高圧洗浄」をもう少し詳しく

シャープならではの「マイクロ高圧洗浄」は、高圧シャワーノズルから水道水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして衣類に噴射し汚れを落とす技術。

 

【モノ好き、山田編集長の推しポイントはココ !】

<その③:シャープの液体洗剤・柔軟剤自動投入は、使える銘柄が豊富!>

山田「意外に推しポイントだなと思うのが、洗剤や柔軟剤の自由度。洗剤の自動投入は、近年一般化している機能ですが、新しい洗濯機に変えたら、『いつも使っている洗剤が手動じゃないと使えなかった』ということにならないように、対応している洗剤の銘柄数に注目してみてください。このシャープの最新モデルは洗剤・柔軟剤の登録・使用可能銘柄数が豊富だから、ドラッグストアに行ったときにいろいろな洗剤を見て回る楽しみがあるんですよね」

 

田中「スマホと連動させて、液体洗剤や柔軟剤を登録できるんですよね」

 

山田「その辺の登録も便利でしたね。専用のスマホアプリ『COCORO WASH』はブラウザ上でも見られて、まったく迷わずに使えました」

 

田中「シャープさんは自動投入に関しては、参入がちょっと遅かったじゃないですか。その分、洗剤が詰まりにくい設計になってたり、タンクのお手入れが簡単だったりするのがさすがだなと。半年に1回程度 、水を入れるだけのお手入れはホントにラクです」

 

【解説!】「洗剤・柔軟剤自動投入機能」をもう少し詳しく

一般的に、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能では粘度が高いものは詰まりの原因になりやすく、人気の洗剤でも使えないことがあります。シャープの方式では洗剤を計量する際にも直接空気に触れない構造のため、洗剤や柔軟剤の粘度に左右されることなく使用できる銘柄が豊富。液体洗剤48種類、柔軟剤47種類(2022年9月28日時点)が登録可能です。

↑(画像赤丸)経路が常に水で満たされているため、洗剤や柔軟剤の成分が直接空気に触れず詰まりにくい独自構造となっている

 

また、お手入れは6か月に1回程度でOK。スマホアプリ「COCORO WASH」と連携すれば洗剤の補充時期も教えてくれます。

 

【主婦目線&家電のプロ、田中真紀子さんの推しポイントはココ !】

<その①: 家電には見えないデザイン性!>

↑(S)クリスタルシルバー(左)と(T)リッチブラウン(右)

 

田中「私のイチオシはデザイン性です。最近戸建に引っ越しをしまして、サニタリールームをブラウン系にしたんです。洗濯機も家具のように捉えたくて、白じゃないものを置きたいというこだわりがありました」

 

山田「洗濯機というと白が常識でしたが、最近はシックなカラーがトレンドですよね」

 

田中「私は以前からシャープさんの洗濯機は本当にオシャレだなと思っていて。今回の最新モデルもガラスドアの全面扉になっていて、投入口が丸出しじゃないんですよ。ワインセラー風というか、スッキリしている。さらにカラバリが選べるのもありがたいですね」

 

田中「もうひとつ、開口部は『メガマウス投入口』をうたっていて、大きい上に位置も高くて取り出しやすいんですよ。家電量販店で並んでいるのを見ると、投入口の高さの違いが分かりやすいと思いますよ。投入口が低い位置にあると、洗濯物を取り出すときにしんどいんですよね。キッチンの低い引き出しが使いづらいのと同じです。深くかがまなくていいし、中も見やすい。機能的なデザインも優れています」

↑直径370mmのワイドな開口部「メガマウス投入口」は、床から510mmの高さで家事の身体的負担も軽減してくれる

 

↑滑らかにカーブしたガラスドアは、家電感が抑えられたスタイリッシュなデザイン

 

【主婦目線&家電のプロ、田中真紀子さんの推しポイントはココ !】

<その②: 電気代が安い、洗濯音が気にならない>

田中「毎日使う家電だからこそ、しっかりチェックしたいのが省エネ性です。電気代は安いほうがいいですよね。よく『省エネの洗濯機ってどれですか?』と聞かれますが、シャープさんの洗濯機がものすごく省エネ性能が高いんですよ。これはもっと知られるべきだと思います」

 

山田「僕も最初、見間違えたのかなと思いました(笑)。洗濯から乾燥6kgまでで消費電力量が600Whとかですよね。一般的には1000Whとか余裕で超えます」

 

田中「日常的なストレスでいうと静音性も大事。仕事から帰ってくるともう疲れているので、できれば夜に洗濯・乾燥を済ませて朝に衣類を畳みたいんです。洗濯容量10kgを超える大きさなのに、洗いのときの運転音が30dBということは縦型洗濯機5kgクラスの小さいものとそう変わらなくて、すごいなと数字からもわかります」

山田「僕の家って、寝室とランドリーが結構近くて、夜中に洗濯機を回すのをためらっていたんですけど、これは全然うるさくない。快適に眠れました」

 

【解説!】「省エネ・節水・低騒音」をもう少し詳しく

シャープのドラム式洗濯乾燥機は省エネ・節水・低騒音が業界最高水準。7つのセンサーとハイブリッド乾燥技術で消費電力を低減し、独自のマイクロ高圧洗浄によって節水性も高くなっています。運転音に関しては、洗い30dB、脱水37dBとささやき声(30dB)から図書館の中(40dB)レベルに抑えられているのも特徴です。

※洗濯機容量11kgクラス洗濯乾燥機および乾燥容量6kgクラス洗濯乾燥機において。洗濯〜乾燥6kg:消費電力量600Wh。洗濯11kg:洗い30dB、脱水37dB。洗濯11kg:標準使用水量75L。2022年9月1日現在。(数値は日本電機工業会自主基準による。)

 

【主婦目線&家電のプロ、田中真紀子さんの推しポイントはココ !】

<その③:自動お掃除機能で“名もなき家事”を減らす>

田中私のこだわり推しポイントはお手入れのしやすさ。今は、家事シェアが進んでいますが、なんだかんだで主婦が洗濯周りをすることは多いですよね。洗濯機のお手入れなんて、まさに“名もなき家事”の一種。それを出来るだけ楽にしてくれるのはありがたいです」

 

田中「今回シャープでは『乾燥フィルター』『乾燥ダクト』『洗濯槽』の自動お掃除を3つまとめて、”自動お掃除三銃士”なんて呼んでるみたいですが、 前から搭載されている乾燥フィルターの自動手入れ運転が特筆モノだなと。ドラム式は乾燥フィルターを掃除しなきゃいけないということを知らない人も結構いて、あとから不満が上がってくる。シャープさんの洗濯機だったら、ほったらかしに近い状態で大丈夫なのがいいですね」

↑乾燥フィルター(メインフィルター)に内蔵されているブレードがスライドして、自動で汚れをかき集めてくれる。あとは摘んでポイと捨てるだけ

 

山田フィルターで言うと『するポイフィルター』が本当に優秀。たまった糸くずをするっと落とすという感覚が気持ちいいんですよ。例えるなら、大きな耳垢が取れたときみたいな(笑)。実はこれもマンタのエラ構造を応用したネイチャーテクノロジー。シャープの製品はこういうところがおもしろいですよね」

↑するポイフィルター(上)と従来フィルター(下)を見比べる2人。排水フィルター1つにもこだわりがある

 

【解説!】「3つの自動お掃除機能」をもう少し詳しく

従来の「乾燥フィルター自動お掃除」と「乾燥ダクト自動お掃除」に加え新搭載の「洗濯槽自動お掃除」で日常のお手入れは手間いらず。3つの自動お掃除機能で、ますますラク家事をサポートしています。

「するポイフィルター」はマンタのエラをヒントにした排水フィルター。糸くずが絡みにくく、軽くなぞるだけでゴミが集められるのでお手入れが簡単です。※ゴミの取れ方は使用状況により異なります。

 

まとめ

同じドラム式洗濯乾燥機でも、使い方や生活スタイルによってチェックするポイントはそれぞれ違うもの。山田編集長のように、自分のこだわりの衣類をキレイにしたい、仕上がりに満足したいといった人にとっても、家電評論家の田中さんのように日常の家事である洗濯を効率よくしたいと思っている人にとっても、満足できるのがシャープの最新モデルES-X11A。

あなたは山田編集長タイプか、田中真紀子さんタイプか。どちらのプレゼンに共感できましたか?

 

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皆さまの洗濯機事情をぜひお聞かせください!

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まとめ/卯月鮎 撮影/ヒゲ企画

ついに「トリプル自動投入」に対応! いま買うべき「最新家電の傑作」洗濯機編

昨今のライフスタイルに適した生活家電の注目のアイテムを、家電に精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”を紹介する!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

おしゃれ着洗剤の投入まで自動化し洗濯時の手間がさらに軽減

【ドラム式洗濯乾燥機】

パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129A

実売価格39万8200円

おしゃれ着洗剤の自動投入に対応したドラム式洗濯乾燥機。従来機種とほぼ同じ寸法に12kgの大容量を備え、数日ぶんの洗濯物をまとめ洗いできる。微細なイオンを用いた「ナノイーX」を搭載し、水洗いできない衣類の消臭や除菌、花粉の抑制が可能。

SPEC●洗濯・脱水容量:12kg●乾燥容量:6kg●運転音:約32dB(洗濯時)●自動投入タンク容量:約1010mℓ(液体合成洗剤)/約890mℓ(柔軟剤)/約730mℓ(おしゃれ着洗剤)●サイズ/質量:W604×H1011×D722mm/約82kg

 

多くの魅力的な機能を備える本機だが、「トリプル自動投入」機能は特筆の進化ポイント。

 

自動投入トレンドを牽引するパナソニックが、ついにおしゃれ着洗剤にも対応してくれました。我が家では液体洗剤・柔軟剤のみ自動投入に対応する同社の『Cuble』を使用していますが、ニットなどのデリケートな服はおしゃれ着洗剤で洗いたいという場面もしばしば……。実際にそういった問い合わせも多かったようで、ユーザーのニーズに応えた進化になります。しかも、洗浄・乾燥・清潔といった本質性能が順当に強化。本体寸法はほぼそのままに大容量化を実現し、まとめ洗いが容易に。外観も視覚的なノイズの少ないデザインが実にスタイリッシュです」

 

ソフト面の進化も目覚ましい。

 

「『スマホで洗濯』アプリは、洗濯レポートやコース提案、コース検索、お手入れ通知など便利機能が拡充。なかでも洗剤・柔軟剤のオンライン購入機能は便利です。自動投入タンク内の残量が少なくなったら購入先のサイトに移り、すぐに購入できます。それと密かに期待しているのが天気表示機能の進化。今後“今日は花粉飛散量が多いから、外干しではなく乾燥機がオススメ”みたいな提案がされるようになるかもしれません」

↑洗濯槽の奥側にも、回転時の振幅を抑制する機構を追加。洗濯槽の大型化に堪える低振動設計を施したことで、本体寸法は据え置きで大容量化を実現

 

↑液体合成洗剤・柔軟剤に加え、おしゃれ着洗剤用のタンクを新搭載。洗濯開始時に適量を自動投入してくれるので、計量・投入の手間が省ける

 

↑洗剤液は「泡生成ボックス」で泡立ててから、シャワーで勢い良く槽内に噴射。繊維の奥まで浸透し、ガンコな皮脂汚れや泥汚れにも効果的だ

 

【コレにも注目!】

アプリ連携で洗剤・柔軟剤の買い忘れを防げる!

パナソニック

スマホで洗濯

無料

洗濯機を操作できるスマホアプリ。外出先からの運転開始や予約時刻の変更ができるほか、洗剤・柔軟剤の自動投入機能の設定も可能だ。居住する地域を選択すれば、天気予報の確認も行える。

↑洗剤・柔軟剤の自動再注文に対応。自動投入機能により残量を意識する機会がないなかでも、買い忘れを防げるのが便利だ

本誌副編集長

青木宏彰

家電コーディネーターの資格を持つ本誌家電担当。洗濯機選びは、本質性能だけでなくデザインも重視する。

服を大切にしたい人必見! ハイアールから乾燥機能を省いたドラム式洗濯機「AITO」発売

ハイアールジャパンセールは、乾燥機能をあえて省いたシンプルでコンパクトな設計のドラム式洗濯機「AITO(アイト)JW-TD90SA」を、4月1日より発売します。実売想定価格は10万円前後(税込・以下同)となっています。

服を大切にする人のためのドラム式

近年のドラム式洗濯機のトレンドといえば、高機能で大容量。それに伴い高価格化も進んでいます。一方で、ハイスペックなドラム式洗濯機を所有していても、お気に入りの服を傷めたくないので乾燥機能を使わないという消費者の意見もあるそう。このような背景から、「AITO」はドラム式の機能性やデザインを維持しつつ、あえて乾燥機能を排除することで、10万円前後とドラム式洗濯機の中では低価格を実現。衣類やインテリアにこだわりのある人や、若い世代でも気軽に購入できるドラム式洗濯機となっています。

搭載されている洗濯コースは、標準や念入りなど全16種類。中でも「快速コース」は15分で洗濯ができるもので、衣類への負担を減らし、傷みや変形を避けたいときに使用するコースです。翌日にも着たいオシャレ着だけを手軽に洗濯する、冬場で汗をかかない時の洗濯など、暮らしや季節に合わせて使える機能となっています。また、服の繊維が絡まないよう高速回転を避け、脱水の時間と回転数を調整することでシワを抑制する「しわケア脱水」も搭載。服を大切にしている人には、うれしい機能といえます。

 

コンパクトでスタイリッシュなデザイン

本製品は、幅595×奥行き640×高さ860mmとコンパクトサイズ。これまでスペースの問題でドラム式洗濯機を諦めていた人でも、導入できるサイズ感となっています。ロータイプなので洗濯機の上部を有効活用でき、ワンルームなど設置スペースに限りがある場合でも、インテリアと一体化させる工夫ができそうです。

マスクや靴下の「ちょっと洗いたい」ニーズに応える! あれば便利なレコルト「しまえるミニ洗濯機」を使ってみた

花粉症にコロナ……家の中に花粉や菌を持ち込みたくない! そんなことを思う日が増えてきました。外出先で使ったハンカチやマスク、放置しておくとイヤなニオイで気持ちもげんなりしちゃいますよね。かといって、手洗いするのも面倒。一緒に洗濯機に入れてしまえ! と思っても、なんとなく気が引ける……そんな「ちょっと洗いたい」需要にぴったりなのがレコルト「しまえるミニ洗濯機」! サブとしての使用や、一人暮らしの節約術としてさり気ない人気があるミニ洗濯機ですが、実際はどうなのでしょうか。筆者が使い倒してみました!

 

しまえる? 小さい? ミニ洗濯機ってどんなもの?

レビューするしまえるミニ洗濯機は、オシャレ家電をリードするメーカーのレコルトが2021年12月に発売した製品です。どんなインテリアにも馴染むおしゃれな淡いカラーと、かわいらしい外観はレコルトらしさと言えます。

使用時のサイズは幅約28.5×奥行き27×高さ26.5cmで、重さは約2キロ。一般的な洗濯機の平均重量が50kg前後あるので、この軽量さは確かに「ミニ」ですよね。ミニといっても、SNSでメイク用品の洗濯にぴったり! と話題になった300円のミニ洗濯機より大きいのでご安心を!

 

洗濯量は一度にマスク13枚、ベビー服なら2〜3枚、靴下なら3〜4足洗えます。目安として一度に洗えるのは200g程度なので、ぬいぐるみや薄いTシャツもいけちゃいますよ。

↑洗濯量の目安

 

本体の側面はやわらかい素材で、上から軽く押すだけで簡単に折りたたみが可能です。収納時は使用時の半分以下の高さ(約12.5cm)に変身。洗面台の下やいつも使っている洗濯機の隣に立てかけておくこともできるので、場所を選ばず「しまえる」のはこちらもネーミング通り。必要な時だけ、伸縮させて使えるのは便利ですね。

↑折りたたんだ状態のミニ洗濯機は軽く、ちょっとしたスペースにも収まりが良い!

 

販売価格は9900円(税込)とかなりお手頃! 面倒な取り付け工事も必要なく、「コンセント」と「水」さえあればどこでも洗濯可能です。またフタが洗濯板になるので、子どもの食べこぼし汚れだってゴシゴシ洗いができるのが嬉しいポイントかも。有名メーカーから発売されている1万円以下の小さな洗濯機はいくつかありますが、洗濯板付きなのは本製品だけ!

↑令和になっても、洗濯板はあると便利です

 

惜しい点としては、「脱水機能」がついていないこと。「すすぎ」は流水でやるか、水を入れ替えて運転ボタンを押せばOKですが、脱水は自力か大型洗濯機におまかせ。マスクやハンカチ、台所小物などは自力でも問題ありませんが、ぬいぐるみやTシャツなど水分を多く含むものは、大型洗濯機の「脱水」を使うのがおすすめです。

 

手洗いと一緒に、マスクやハンカチは帰ってきたらすぐ洗う!

ここからは実際に使ってみた様子をお届けしましょう。

 

使い方はとてもシンプル。上部を軽く引っ張り組み立てたら、水を入れて、洗濯物と洗剤を入れて、電源を入れ、ボタンを押すだけ。洗面台の狭いスペースでも十分に使えました。

↑電源コードは本体の後ろに。電源アダプターは使わないときには取り外しておけるので、漏電の心配もなく安心

 

洗濯モードには、マスクやハンカチにおすすめの「標準モード」、下着にも使える「おしゃれ着モード」、ペット服や布ナプキンなど汚れが気になるものにおすすめの「つけ置き洗いモード」の3つがあります。

 

布マスクなどは「標準モード」で洗いましょう。外出時に使っていたマスクとハンカチをネットに入れて、10分で洗濯が完了。洗濯物を取り出して、よ〜く絞ったら、排水口から中に入っている水を捨てて干すだけ。15分ほどで終わってしまいました。嫌なニオイもつかないし、何より帰ってきてすぐ洗えるのが嬉しい。手洗いだと「面倒だなぁ〜」という気持ちが勝ちますが、ミニ洗濯機に入れるだけなので洗うというハードルは下がります。

↑思っている以上に勢いがあるので、布マスクなどはネットに入れて洗うのがおすすめ

 

↑排水も洗面台ならラクラク!

 

キッチンクロスやキッチン用タオルは汚れるたびに手洗いしていましたが、「つけ置き洗いモード」で洗うとしっかり汚れも取れてベストマッチでした。毎回清潔なクロスを使えるのは安心ですよね。

↑タオル類はそのままジャブジャブ洗ってOK

 

赤ちゃんがいる家庭だと、ベビー服は洗剤を分けて使っている人も多いはず。デリケートな赤ちゃん肌のために、大人の衣類と洗剤を分けて洗いたいときにも役立ちますね。他にも、食べこぼし汚れがついたスタイや、おむつからおしっこが漏れて汚れた服など、細かなものを一つだけ手洗いや洗濯機で洗うのは面倒ですが、ミニ洗濯機なら家事の合間に洗ってくれるのでラクラク。

 

ペットと一緒に暮らしている人も、今まで手洗いだった人が多いのではないでしょうか? タオルや遊び道具なども汚れたらその都度洗えるので、ペット専用の洗濯機として使うのにもおすすめです。

 

お風呂の残り湯でサクッと洗いも便利

マスクなどのちょこっと洗いや、サブ機として使うのも良いですが、個人的におすすめだったのはお風呂の残り湯で洗う靴下!

 

「柄物の靴下は手洗いがいいですよ」なんて言われていたのですが、いつも面倒で裏返しにしてポーイと洗濯機に入れていました。しかし、やはりどんどんほつれてくるし、毛玉も目立つ……。お気に入りの靴下を長く履きたいなら、「しまえるミニ洗濯機」で洗うのがベストだと気がつきました。

↑お気に入りの靴下を、裏返しにして洗います

 

なんとなく、お湯だとニオイが取れる気がしました(※1)。お風呂上がりに、残り湯と自分の靴下と洗剤を入れてスイッチオン。脱いですぐ洗えるので、放置してニオイが気になることもありません!

※1 「しまえるミニ洗濯機」は、50度以上のお湯は使用できません。水またはぬるま湯を使いましょう。
↑お湯を入れるときは、洗面器などを使いましょう

 

「私とお父さんの靴下とパンツは、わけて洗ってよね!」と言われているそこのお父さん。お父さん用洗濯機として使ってみるのはいかがですか? 大型の洗濯機だと洗い→すすぎ→脱水で30分以上かかってしまいますが、パンツと靴下だけの少ない量なら、ミニ洗濯機で10分洗って、洗面台ですすいで、しぼって干すだけなので、15分ほどで終わりますよ!

 

1台あれば、「ちょっと洗い」に役立つ洗濯機だけでなく、赤ちゃん専用、ペット専用、お父さん専用など用途別に使い分けられる本製品。花粉症や感染症が気になるシーズンの清潔を保つためにもおすすめです。

 

メインの洗濯機に加えてもう1台、ミニ洗濯機を使ってみるのはいかがでしょうか?

頑固汚れ、毛布・おしゃれ着洗濯には? 最新「ドラム式&縦型洗濯乾燥機」の選び方とおすすめモデル

本格的な冬支度を迎える時期になりました。秋に活躍したアウターや肌掛け布団類を自宅で洗濯する機会も増えるのではないでしょうか?

 

最新の洗濯機にはさまざまな洗濯コースが搭載されていて、忙しい日々の家事時短に貢献してくれたり、クリーニング代の節約につながったり。トレンドのマットな仕上げを施したモノトーンカラーの洗濯機なら、インテリア映えも抜群です。

 

「洗濯機を買い換える際には、クリーニングの利用が多い方なら“おしゃれ着コース”が充実したモデルを、リモートワークなどで洗濯物の量が増えたなら大容量で節水タイプを、さらにカラーやデザインにこだわるなど、ライフスタイルや住まい、洗濯ニーズに合う機種を選べるといいですね」と話すのは、家電プロレビュアーの石井和美さん。最新の洗濯機(洗濯乾燥機)の特徴に触れながら、自分にぴったりのモデルを選ぶコツを教えていただきました。

[目次]
・買い替え時にチェックするべきポイント5
・最新洗濯機のトレンド、注目機能
・家電のプロがおすすめする最新洗濯機<縦型編>
・家電のプロがおすすめする最新洗濯機<ドラム式編>

 

洗濯機にあるとうれしい機能や条件は?
買い替え時にチェックするべきポイント5

写真=アクア「まっ直ぐドラム AQW-DX12M」

 

わたしたちが家電量販店の洗濯機コーナーに行くと、まずチェックするのは金額、サイズ、デザインやメーカー、そんなところではないでしょうか?

 

「価格は、購入機種を決める大きなポイントになりますよね。特売や台数限定などのお買い得品がご自身のニーズにぴったりであれば、言うことはありません。ただ、洗濯機は長く使い続けるものなので、最新機種を購入した方が、家事効率で考えるとお得な場合もがあります。まずは以下の5点、①ドラム式か縦型か、②サイズ、③洗濯容量、④搭載機能、⑤洗剤・柔軟剤の自動投入機能をチェックして、候補を絞っていきましょう」(家電プロレビュアー・石井和美さん、以下同)

 

1.ドラム式か縦型か

乾燥まで終わらせたいのであればドラム式、しっかりと汚れを落としたいのであれば洗浄力の高い縦型を選びましょう。ドラム式は持ち上げた衣類を落下させる構造で温風を衣類全体にからめやすいので、乾燥に適しています。縦型は遠心力で洗濯がこすれることでもみ洗いができるので、汚れがしっかりと落ちやすい構造になっています。小さなお子さんがいたり、スポーツをする習慣があって、泥や汗で汚れた衣類の洗濯が多かったりするなど、洗濯機には洗浄力を求める場合は縦型がおすすめです」

 

2.サイズ

「洗濯機の設置場所に置けるサイズかどうかだけではなく、搬入経路のサイズも測ることが大切です。ドラム式を選ぶ場合は、手前の球体部分や扉を横に開いた際に必要となるスペースも計算する必要があります。小柄な女性は特に、洗った衣類を取り出すときに縦型洗濯機の底に手が付くかどうかもチェックしましょう」

 

3.洗濯容量

「洗濯容量は、1日1人あたり約1.5kg。目安は、ワイシャツ、肌着やショーツ、綿パンツがそれぞれ1枚、タオル2枚、靴下1足、パジャマ上下です。毛布などの大物を洗いたいのであれば、少人数でも大容量(8kg以上)がおすすめです。また、ドラム式については洗濯容量と乾燥容量は異なるので注意しましょう。洗濯が12kgでも乾燥は約6kgと半減します。洗いも乾燥も、できるだけ余裕を持たせられる大きめものものがよいでしょう」

 

4.搭載機能

「おしゃれ着の洗濯が多かったり、クリーニング代金を抑えたかったりする場合は、デリケートコースやドライクリーニング機能が充実しているタイプを選びましょう。黄ばみ汚れが気になる場合は、高温で洗えるタイプがおすすめです」

 

5.洗剤・柔軟剤の自動投入

「洗剤や柔軟剤の自動投入機能を搭載する機種が増えています。これは、洗濯物の量に対して自動でぴったりの洗剤量を計量してくれるので、ムダがなく、手間を省くことができます。洗剤を出して計測して入れるという動作は1回あたり1分未満かもしれませんが、その作業をカットできることで年間に浮く時間や労力を考えると、忙しい人ほど見逃せない機能だと言えます」

 

トレンドや注目機能は? 最新洗濯機はココが魅力!

写真提供=東芝ライフスタイル

 

最近の洗濯機のニーズやトレンドの傾向は?

 

「PM2.5や黄砂などの影響で、外干しを避ける方が増えています。そのため、乾燥まで済ませられるドラム式に注目が集まっています。10年以上前のドラム式洗濯機は汚れが落ちにくい、乾燥が弱い、壊れやすいといった声がありましたが、最新式は改良されています。使いやすく性能もアップしているので、ドラム式に変えるという方も増加しており、パナソニック、日立、東芝、シャープに加え、アイリスオーヤマ、アクアといったメーカーも本格参入を始めました。デザインはスタイリッシュなものが増えていますね。マットな質感のモノトーンのように、インテリアを格上げするようなデザインのものがトレンドといえるでしょう。メーカーが力を入れている機能としては、洗濯機選びのチェックポイントで触れた洗剤・柔軟剤の自動投入に加え、『Wi-fi接続』『温水洗浄』『コンパクトサイズで大容量』『お手入れがラク』あたりが挙げられます」

 

・Wi-Fi機能

「Wi-Fi機能を搭載した洗濯機をスマホから接続すると、洗濯終了後に通知してくれたり、洗剤の材料が少なくなったら教えてくれたりします。外出先から遠隔操作ができるので、帰宅時間に洗濯が終わるようにセットすることも簡単です」

 

・温水洗浄

「ガンコな汚れや黄ばみがある衣類は、40℃前後の湯で洗える温水洗浄機能が便利です。湯が使えることで、洗剤の溶け具合がよくあり泡立ちが上がり、皮脂を浮かせることができます。部屋干し臭を防ぐことにもつながります」

 

・コンパクトサイズで大容量

「洗濯の投入口に付け、脱水回転時のバランスを取るための『バランサー』を後方にも付けることで洗濯槽の振幅を抑制するなど、本体寸法はコンパクトサイズを維持しつつ容量を増やした新モデルが出てきています」

 

・お手入れがラク

「特にドラム式洗濯機は、乾燥フィルターのお手入れを怠ると乾燥性能がどんどん落ちてしまいます。最新式は自動で乾燥フィルターを掃除して洗い流してくれるものや、内部の熱交換器なども自動洗浄するタイプがあります」

 

次のページでは、家電プロレビュアーとして数多の洗濯機をチェックしてきた石井さんに、ドラム式・縦型それぞれのおすすめモデルを教えていただきます。


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家電のプロがおすすめする最新洗濯機<縦型編>

ここからは石井さんおすすめの洗濯機を、縦型とドラム式のそれぞれ5台ずつピックアップして紹介します。

 

・最上位モデルならコレ! AIにより最適コースを自動セレクト

日立グローバルライフソリューションズ「ビートウォッシュBW-DKX120G」
22万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=12kg
洗濯〜乾燥・乾燥容量=6kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=650×1060×715mm

 

洗い方や運転時間を自動で判断するAIお洗濯の機能が搭載されています。

 

「洗剤の種類や布質、汚れの量など、洗濯のさまざまな状況に合わせて効果的な運転方法を自動で設定してくれるので、ムダがなく効率よく一番いい状態に仕上げてくれます。油汚れには低水位で高濃度洗浄液を浸透させ、ビートウィング(回転羽根)により、押す、たたく、もむという3種類の洗い方で汚れを効率よく浮かせます。泥汚れに対しては、高水位の状態で洗浄液を衣類全体に循環させ、大流量で汚れを落とします。縦型タイプでありながらも乾燥時には時速約500kmもの高速風を吹かせて、シワが伸びるように乾かします。投入口の手前が低く、洗濯槽の底の位置が高くなった形状なので、背が低めの女性でも取り出しやすいでしょう」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:○
Wi-fi接続:○
温水洗浄:○
お手入れがラク:○

 

・おしゃれ着を頻繁に洗いたい派に! 槽内の自動洗浄で清潔さもキープ

パナソニック「インバーター全自動洗濯機NA-FA90H9」
11万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=9kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=599×1024×618mm

 

ワンピースやスーツ、ジャケットやニットなど、おしゃれ着の出番が多く、自宅で手軽にそれらを洗いたい人におすすめ。

 

「衣類を泡で包み込み、痛みを抑えて優しく押し洗いする『おうちクリーニング』は所要時間が約54分です。それよりも約13分作業時間が短くなり、より気軽に洗える『おしゃれ着コース』もあります。おしゃれ着の種類で2つのコースから選べるのは、ホームクリーニング機能を使う機会の多い方には、クリーニング代の節約と時短の両面でかなり重宝すると思います。日々の洗濯時に洗濯槽を自動で除菌できる『自動槽洗浄』や洗濯槽内を乾燥させ、黒カビを抑制する『槽・風乾燥』機能を搭載しているのもお手入れがラクに進められて便利です」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:×
Wi-fi接続:×
温水洗浄:×
お手入れがラク:○

 

・エリや袖口の黄ばみを落とす超音波部分洗浄が優秀!

アクア「Prette plus AQW-VX9M」
10万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=9kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=590×1010×572mm

 

家電メーカーの中でも特に洗濯機に力を注いでいるアクア。このモデルはサイズ展開が豊富で、「らくらくSONIC(超音波部分洗浄機)」というユニークな洗浄機能を搭載しているのが魅力です。

 

「『らくらくSONIC』は、洗濯機の蓋を開けた中央上部に搭載された超音波ホーンに、エリやそでなどの黄ばみやシミで汚れた部分を軽く押し当てることで、皮脂汚れやシミを浮かせます。高濃度の洗浄液や縦の水流と横の水流を組み合わせた3Dパワフル洗浄など、汚れに合わせた洗浄力のコースを搭載しているので、温水機能はありませんが、洗浄力の満足度は高いでしょう。液体洗剤や柔軟剤の自動投入で洗剤も水もムダなく効率よく使えます」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:○
Wi-fi接続:×
温水洗浄:×
お手入れがラク:○

 

・シャープ独自の穴なし槽で節水しながら効率よく洗える

シャープ「タテ型洗濯乾燥機 ES-PX8F」
15万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=8kg
洗濯〜乾燥・乾燥容量=4.5kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=600×1020×665mm

 

ダイヤカットの穴なし洗濯槽で、外側や底裏に付着した黒カビや汚れが槽内へ侵入するのを防ぎ、節水効果の高い洗浄が特徴です。

 

「一般的に縦型洗濯機はドラム式と比較して、洗浄力が高いけれど水を多く使用する傾向にあります。この穴なし槽は、洗濯槽と外槽の間に水が溜まらないことで1回あたり約32Lもの節水が可能です(※)。さらに、洗濯水の透明度に応じてすすぎの回数を自動で1回に減らす光センサーの『ECOeyes』機能が搭載されているので、高い節水効果が期待できます。洗濯槽に穴がないことにより、糸くずが槽の外側に逃げることなく、水流に乗った糸くずをフィルターでしっかりキャッチできます。内フタがない投入口と、低めのボディで洗濯物の出し入れがスムーズなのも、背が低めの女性にやさしいポイントです」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:×
Wi-fi接続:×
温水洗浄:○
お手入れがラク:○

 

・早朝や深夜に洗濯する派に独自の洗浄技術ナノサイズの泡で汚れ落ちアップ!

東芝ライフスタイル「ZABOON AW-9DH1」
9万5000万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=9kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=600×980×569mm

 

繊維のすき間よりも小さな泡のウルトラファインバブルを洗濯機内部で発生させることで、洗浄力をアップさせた独自の技術を搭載しています。

 

「ナノサイズの泡を発生させて洗浄効果を高めて黄ばみを抑制するので、温水洗浄がなくても洗浄力は高いと言えます。洗いはささやき声レベルの約28dB、脱水は図書館の中レベルの約37dBなので、帰宅後の洗濯や、朝の起床前にタイマーセットで洗濯を進めたいときにも音が気になりません。脱水の最後に洗濯槽の底にある回転羽根(パルセーター)を細かく動かすことで、洗濯物のからみをほぐすので、取り出しやすく、衣類の傷みを防ぎます。脱水時間を通常よりも30分多く設定できる『部屋干しコース』を使えば、乾かす時間の短縮にもなります」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:×
Wi-fi接続:×
温水洗浄:×
お手入れがラク:○

 

次のページでは、ドラム式洗濯乾燥機のおすすめモデルを紹介していただきます。


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家電のプロがおすすめする最新洗濯機<ドラム式編>

続いて、ドラム式洗濯乾燥機のおすすめモデルを紹介していただきます。

 

・容量が最大級の7kg! 約1時間半で洗濯から乾燥まで完了

東芝ライフスタイル「ZABOON TW-127XP1L」
35万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=12kg
洗濯〜乾燥・乾燥容量=7kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=645×1060×720mm

 

スタイリッシュなデザインが目を引きます。新カラーにはボルドーブラウンも登場! 家庭用洗濯機の乾燥容量では最大級の7kgまで対応し、スピーディな乾燥力も魅力です。

 

「0.001mm未満のナノサイズの泡、ウルトラファインバブルが繊維の奥まで浸透して皮脂や食べこぼし汚れを浮かせ、0.001〜0.1mmのマイクロバブルが黒ずみを防ぎます。約60℃の温水で除菌しながら洗える『温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX』機能を使えば、赤ちゃんの衣類や肌着も清潔に仕上がります。ヒートポンプ除湿乾燥により、衣類をふんわりとさせて肌触りよい状態に乾燥が可能。洗濯から乾燥まで7kgの容量が約97分のスピード仕上げで進むので、夕食づくりの前に洗濯機を洗濯から乾燥の設定でスタートすれば、夕食後の後片付けを終えた頃には乾燥まで完了しています」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:○
Wi-fi接続:○
温水洗浄:○
お手入れがラク:○

 

・水平ドラムでコンパクトなのに大容量! シワなし仕上げでアイロンの手間カットに

アクア「まっ直ぐドラム AQW-DX12M」
28万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=12kg
洗濯〜乾燥・乾燥容量=6kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=595×943×685mm

 

乾燥機能が優れたドラム式がいいけれど、設置場所のスペースが足りずに導入できなかった方におすすめなのがこのモデル。前面にカーブした斜め式ドラムではなく、水平ドラムで前面の膨らみがない形状で、コンパクトなのに洗濯容量は多めです。

 

「12kgの洗濯容量がありながら、64cm規格の防水パンにすっきりと収まります。衣類を包み込むように温風を循環させながら超音波ミストを発生させる『エアウオッシュ×UV』機能を使えば、焼肉臭が付いてしまったダウンジャケットなど、水洗いできない衣類の除菌ケアも簡単です。お湯洗いモードはシミや黄ばみなどの汚れを落としたいときに効果的です。水平な『まっ直ぐドラム』は洗濯物がからみにくく、衣類がスルスルと取り出せます」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:○
Wi-fi接続:×
温水洗浄:○
お手入れがラク:○

 

・サッとシワ取り&除菌や速乾機能で忙しい日々の洗濯負担を削減!

日立グローバルライフソリューションズ「ビッグドラムBD-SV110GL」
25万円前後(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=11kg
洗濯〜乾燥・乾燥容量=6kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=630×1050×715mm

 

AIお洗濯の機能で洗い方や運転時間を自動コントロールし、風アイロンでふんわりとシワなく衣類が乾かせます。

 

「リモートワークの定着により、ふだん着で過ごす時間が増えている方は少なくないでしょう。そんなときに着用するカジュアルなシャツであれば、アイロンがけをしなくても、シワが気にならないレベルに仕上がります。大流量と高濃度の2つの洗浄を洗剤の種類に合わせて自動で使い分けてくれます。急いでいる日は『快速洗乾コース』を使えば、約95分で洗濯から乾燥まで完了! ドラム内を高湿にし、高速風でシワを伸ばす『スチームアイロンコース』を使えば、約15分でブラウスのシワ取りが完了。忙しい現代人に便利な機能がたくさん搭載されています」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:×
Wi-fi接続:×
温水洗浄:○
お手入れがラク:○

 

・ドラム式でも高洗浄力! ふんわり素早く乾燥できてノンストレス

パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機NA-LX113AL」
約26万円(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=11kg
洗濯〜乾燥・乾燥容量=6kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=639×1060×722mm

 

濃密泡と高浸透バブルシャワーで、繊維の奥の汚れまで落とします。風量の大きい風で一気に乾かす乾燥機能は、シワを抑えてふんわりとした仕上がりに。

 

「洗浄液に空気をたっぷりと含ませ、勢いよく槽内に噴射する『泡生成ボックス』機能により、衣類の繊維の奥まで洗剤が浸透します。そして、たたき洗い、もみ洗い、押し洗いの3つの洗い方で汚れを浮かせます。シャツのエリ汚れや袖口もすっきりキレイになり、スポーツウエアなどの泥汚れも効果的に落とします。約65℃の低温風による乾燥機能は、衣類にやさしいだけではなく、電気代の節約にもなります。同メーカーの10年前のヒーター乾燥をしていた機種と比べて年間で約19,000円のコストダウン(※)を可能にしています」

※4 定格6 kg洗濯乾燥時、「おまかせ」コース・標準乾燥の場合(同じシリーズのNA-LX129Aの場合)

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:×
Wi-fi接続:×
温水洗浄:×
お手入れがラク:○

 

・夜間や早朝利用OK! ホームクリーニングの仕上がりも満足

シャープ「ドラム式洗濯乾燥機ES-H10F」
17万円(税込、編集部調べ)
洗濯・脱水容量=10kg
洗濯〜乾燥・乾燥容量=6kg
外形寸法(幅×高さ×奥行)=640×1114×729mm

 

水道水を毎秒約10万個の微細な水滴にして高圧シャワー噴射します。これにより、衣類を傷めずにガンコ汚れをはじき飛ばすことが可能に。

 

「高圧シャワーによる洗浄とすすぎに加え、扉ガラスの内面の凸凹ある『ひまわりガラス』で衣類をこすり洗いして汚れを効果的に落とします。ひまわりの種の配列を参考にしたことから付けられたネーミングや発想がユニークですね。衣類の型崩れや縮みを抑えながらもマイクロ高圧洗浄でファンデーションやシミ汚れをしっかり浮かせて取り除く『ホームクリーニングコース』の洗浄力も優秀です。乾燥ダクトと排気口についた洗剤成分と糸くずを、次の洗濯時に給水を利用して自動で洗い流してくれるので、お手入れがラクに済ませられるのも魅力です」

 

【搭載機能】
洗剤・柔軟剤の自動投入:×
Wi-fi接続:×
温水洗浄:○
お手入れがラク:○

 

石井さんおすすめの最新洗濯機の特徴を見ていると、縦型洗濯機でも乾燥機能が、ドラム式でも洗浄力がアップしている機種が続々と開発されているのがわかります。クリーニングに出す衣類を減らせたり、アイロンの手間が省けたり、アプリで遠隔操作をしたり。ライフスタイルに合う便利機能を搭載した洗濯機の導入で、毎日の先悪はもちろん衣替えもはかどりそうです。

 

【プロフィール】

家電プロレビュアー / 石井和美

家電プロレビュアー歴15年。白物家電や日用品の製品レビューを中心に、新聞、雑誌、WEB媒体や企業のオウンドメディアなどでも多数執筆中。家電をテストするための一戸建てのレビューハウス「家電ラボ」のオーナーでもある。
HP=http://kaden-blog.net


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もっと洗濯を楽しもう! パナソニック×花王の「#センタク」プロジェクト始動!

家事のなかでも、つい面倒だと感じてしまいがちな「お洗濯」ですが、そんな洗濯を楽しいものにしようと、10月19日が「洗濯を楽しむ日」として制定されました。

 

この「#センタク」プロジェクトを推進するのは、大手家電メーカーのパナソニックと、日用品最大手の花王の2社。『「#センタク」洗濯は未来への選択だと思う』というメッセージを掲げ、洗濯に役立つ情報を発信するとともに、洗濯を積極的に楽しむ啓発活動を行っていくとしています。

 

また、人気バンド[Alexandros] が書き下ろした新曲を起用し、作詞・作曲をつとめた川上洋平さんが出演する「#センタク」CMも公開。川上さんは、曲に込めた想いについて以下のようにコメントを寄せています。

↑CMに出演する[Alexandros] の川上洋平さん

川上さん:洗濯のCM楽曲って聞くと、なんとなく爽やかで明るくて、朗らかで…パッと思いつくのはそういったものだったんですが、でも洗濯というものをもう少し深く考えたときに、洗濯は“つつましさ”だったり、昨日まで今日までの自分を洗い流して明日新しく生まれ変わるという“尊い行為”だなと気づきました。毎日やってることだし、すごい大事なことだよねって、気づかせてくれるようなものにしたいなと。

なので、今回の曲はありきたりなものじゃなく、そういった洗濯の大切さを感じられる少しドキッとするような音色入れてリフレインで続いて行くような曲構成が頭の中に浮かびました。淡々としてるけど、でもそこにはちゃんと深みがあって…そんなメロディーになっています。

 

洗濯をポジティブなものとして発信したい

同プロジェクトの旗振り役を務めるパナソニック ランドリークリーナー事業部 課長の國司有香さんは、10月19日を記念日に登録しようと思ったきっかけについて、「家事は毎日しなければいけないものとして楽しんでいない人が多いので、家事に対する意識を変えるきっかけを作りたいとい漠然とした思いが以前からありました。そんなとき、書類の日付の1019がセンタクに見えたんですね。それで10月19日を洗濯に関連する日にしたいと思ったんですけど、洗濯機の日などはすでにあったので、いろいろと相談した結果『洗濯を楽しむ日』にしようということになりました」と経緯を説明してくれました。

↑花王ファブリックケア事業部 ブランドマネージャーの原岡理映さん(左)と、パナソニック ランドリークリーナー事業部 課長の國司有香さん(右)

 

また、花王ファブリックケア事業部 ブランドマネージャーの原岡理映さんは、「洗濯を楽しむというメッセージは花王も求め続けてきたことだったので、そのメッセージに共感しプロジェクトに参加させて頂くことになりました」と、パナソニックの発案するプロジェクトに参加することになった経緯を語ってくれました。

 

では、この「洗濯を楽しむ日」は具体的にどう過ごせばいいのでしょうか? パナソニックの國司さんは、「洗濯が嫌いな方もいると思うので、無理に好きになってほしいということはありません。ただ、今まで試したことのない洗い方やアイテムを使ってみると、新しい発見があるかもしれません。例えば、次に買い替える時に、乾燥機能付きのドラム式洗濯機にしてみたら、洗濯にかかる手間がグッと減って洗濯がラクになったりしますよ」とコメント。花王の原岡さんは、「普段なかなか洗わないもの、例えばぬいぐるみなどを洗ってみるのもいいかもしれませんね」と語っていました。

 

プロジェクトの今後について原岡さんは、「パナソニックさんは家電、花王は日用品を扱う会社なので、暮らしをどう彩っていくのか、という目線は一緒。協力してできることはまだまだ多いと思います」と、さらなるコラボレーションの可能性についても言及していました。

 

生活をする上で避けて通れない日々の洗濯は、ついついネガティブに捉えがちになってしまいますが、どうすれば楽しめるようになるのか少しだけでも考えてみるきっかけとして、10月19日の「洗濯を楽しむ日」を考えてみてもいいかもしれません。

 

『「#センタク」プロジェクト』特設サイト:https://panasonic.jp/wash/sentaku.html

パナソニックのオシャレ洗濯機「Cuble」2機種が12月発売! 機能性もさらにアップ

インテリア性の高いななめドラム洗濯乾燥機「Cuble(キューブル)」シリーズに、新たな2機種が12月1日登場します。

 

インテリアとしての魅力に加え、機能性も向上

パナソニックの人気製品であるCubleは、2015年に発売以来、水平・垂直を活かしたキュービックフォルムと、細部にまでこだわったシンプルで美しいデザインが高く評価され、SNSなどでも話題になってきました。今回はその新色として「スモーキーブラック」を採用。空間に美しく溶け込む、水平・垂直のキュービックフォルムと凹凸を排したフラットフェイスとともに、サニタリーを魅せる空間へ変え、ライフスタイルまでデザインする洗濯機を目指しています。

 

新機種登場にあたって機能性も向上させ、「ナノイーX」対応コースをリニューアルし、水洗いができない衣類やアイテムのお手入れができる衛生ケア(35分・60分・180分コース)として搭載。180分コースでは、除菌に加え、ウイルス抑制も可能です。

 

さらに、「スマホで洗濯」アプリの機能も拡充しました。新たに簡単にコースが選べる「コース検索」や繰り返し使うコースが選びやすい「コース履歴」、お手入れ通知を搭載し使いやすくなっています。洗濯の絵表示の意味も一覧から確認することが可能です。アプリを使うことで、段取り良く洗濯ができたり、家族間での家事シェアにも役立ちます。

 

趣向の異なる2種類のウィンドウ

 

新色の「スモーキーブラック」では生活感を隠した「スモークウィンドウ」を採用。一方、同時に展開する「フロストステンレス」カラーでは洗濯の様子が一目でわかる「クリアウィンドウ」を採用しています。ユーザーの生活やデザイン嗜好に合わせて2種類の窓から選べます。

「ワイドカラー液晶タッチパネル」で見やすい&使いやすい! 日立「ビッグドラム」BD-STX110

日立グローバルライフソリューションズは、インターネットやスマートフォンとデータ送受信する機能を持つ“コネクテッド家電”のドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」BD-STX110Gを、10月9日に発売します。市場想定価格は40万4800円。

 

 

同製品は、大きな画面の「ワイドカラー液晶タッチパネル」を採用し、水で洗えないものも除菌・消臭、さらにウイルス抑制する「除菌清潔プラス」コースや、約95分でしっかり洗ってきれいに乾かす「快速洗乾」コース、「[抗菌]糸くずフィルター」を新たに搭載しています。

 

 

 

そのほか、「除菌清潔プラス」コース、「快速洗乾」コース、「[抗菌]糸くずフィルター」を搭載したドラム式洗濯乾燥機BD-SX110Gと、洗濯容量12kg・乾燥容量7kgで奥行スリムタイ プのドラム式洗濯乾燥機BD-NX120Gの2機種も発売。日立ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」早期購入者にキャッシュバックを行なう「早期ご購入キャンペーン」も開催中です。キャンペーンの詳細は同社公式サイトをご覧ください。

パナソニック、おしゃれ着洗剤も自動投入できるななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129AL」などを発表

パナソニックは8月31日、ななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129AL」「NA-LX129AR」「NA-LX127AL」「NA-LX127AR」を発表。11月1日に発売します。市場想定価格はNA-LX129ALとNA-LX129ARが39万5000円(税込)前後、NA-LX127ALとNA-LX127ARが35万円(税込)前後です。

 

新モデルは、洗濯の手間をさらに軽減して家族の「家事シェア」をサポートするため、機能、デザイン、ソフトウェアを大幅に進化させたとうたっています。

 

新たに、液体洗剤・柔軟剤に加え、おしゃれ着洗剤も洗濯物の量やコースにあわせて自動投入できる「トリプル自動投入」機能を搭載。洗剤の計量や投入の手間を省けるうえに、洗剤ボトルが不要になるため、サニタリー空間をスッキリさせられます。

 

 

また、洗剤をストックしておくタンクの使い勝手も向上。大容量になっており、液体洗剤は約1010mL、柔軟剤は約890mL、おしゃれ着洗剤は約730mL入ります。これに加えて、タンク上部に取っ手を付けたほか、お手入れしやすいように自立式にしたとのこと。

 

肝心の洗浄機能も進化しており、新たに「スゴ落ち泡洗浄」機能を搭載。洗剤液に空気を引き込みながら泡を生成すると同時に、高浸透のバブルシャワーを勢いよく噴射することで、繊維の奥の汚れをしっかり落とすそうです。さらに、新形状のバックフィルターを採用したことにより、衣類を前後に入れ替えるもみ洗いの機能も強化。たたき洗い、押し洗いを含めた3つの洗い方でしっかり洗浄するとしています。

 

↑スゴ落ち泡洗浄イメージ図

 

洗濯容量は12kgで、乾燥は6kg。洗濯時間の目安は約32分、洗濯乾燥時は約98分となっています。また、本体サイズは幅604×奥行722×高さ1011mmで、重さは約82kgです。

 

なお、4モデルの違いはそれぞれ以下の通りです。

 

NA-LX129AL 左開き/ナノイーX搭載

NA-LX129AR 右開き/ナノイーX搭載

NA-LX127AL 左開き/ナノイーX非搭載

NA-LX127AR 右開き/ナノイーX非搭載

 

液体洗剤の自動投入で手間のかからないハイセンスの大容量洗濯機「HW-DG10A」

ハイセンスジャパンは8月30日、全自動洗濯機「HW-DG10A」を発表。9月初旬に発売します。市場予想価格は10万円(税込)前後です。

 

HW-DG10Aは、液体洗剤や柔軟剤を自動投入できる洗濯機。洗濯物と水の量に合わせて最適な量の液体洗剤と柔軟剤を自動で投入するため、毎回計量する手間がかからないうえに、洗剤を入れすぎることも防げます。もちろん、手動投入にも対応。なお、液体洗剤と柔軟剤を入れておくタンクは取り外して洗えます。

 

 

洗濯槽の底部には独自形状のパルセーターが付いており、洗浄中に大きな回転水流を生み出します。これにより、衣類の絡まりを抑えつつ、ガンコな汚れをしっかり落とすとのこと。さらに、水を滝のように落下させることで、立体的な水流を生み出し、衣類を回転させながら隅々までしっかり洗い上げるといいます。

 

 

このほか、洗濯の最後のすすぎの際に、洗濯槽を高速回転させて内槽と外槽の間などの見えないところまで洗う「自動槽洗浄」機能などを搭載しています。

 

 

洗濯・脱水容量は10kgで、洗濯時間は標準で約44分。また、本体サイズは約幅590×奥行き630×高さ1050mmとなっています。

2つの泡で黒ずみの原因汚れを防ぐ、「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」搭載の東芝ドラム式洗濯乾燥機「ZABOON」

 

東芝ライフスタイルは、新洗浄方式「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」搭載のドラム式洗濯乾燥機「ZABOON」TW-127XP1を発表。9月下旬から発売します。ヨドバシ.comでの販売価格は41万5800円(税込)です。

 

新しいZABOONでは、従来から採用されていた目に見えないナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」と、「マイクロバブル」の2種類の微細な泡によって、洗浄効果を高める抗菌ウルトラファインバブル洗浄EXを搭載しています。ウルトラファインバブルが洗剤と効率よく混合させることで、黄ばみの原因となる落ちにくい皮脂汚れを繊維の奥からしっかり落として衣類の黄ばみを抑制するうえに、衣類からはがれた汚れをマイクロバブルがキャッチ。衣類から汚れを引き離すことで黒ずみの原因となる汚れの再付着を防ぐとしています。

 

 

また、すすぎにおいては、ウルトラファインバブルが繊維に残った洗浄成分を吸着して取り除くため、すすぎの回数や水量を増やすことなく、しっかりすすげるとのこと。

 

さらに、温水ヒーターで洗濯水を温め、約60度の温水による除菌が可能な「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX」も搭載。赤ちゃんの肌着などの白物衣類や布マスクなどを、より清潔に保てるとしています。

 

このほか、除湿能力を高めた新型ヒートポンプユニットによる乾燥時間の短縮や、UVによる除菌機能で高い除菌力を実現しています。

 

容量は洗濯が12kg、乾燥が7kg。洗濯時間は約35分となっています。また、本体サイズは約幅645×奥行き720×高さ1060mm、重量は89kgです。

シャープ、衣類の乾燥力を高めた「ハイブリッド乾燥NEXT」搭載の洗濯乾燥機「ES-W114」

↑ES-W114

 

シャープは、衣類の乾燥力を高めた「ハイブリッド乾燥NEXT」搭載の洗濯乾燥機「ES-W114」を発表。9月16日から発売します。市場想定価格は38万円(税込)前後です。

 

ES-W114は、業界で唯一をうたう湿度センサーを搭載したうえ、AI制御により乾燥力を進化させたハイブリッド乾燥NEXTを搭載。乾燥運転開始時から温度・湿度センサーで衣類の素材を見極めることで、衣類を温めるヒーターと、衣類から出る湿気を除湿するヒートポンプを洗濯機本体のAIで制御しながら、衣類に合わせた効率的な乾燥が可能になったとしています。

 

この際、厚手のパーカーなどの乾きにくい衣類と判断した場合は、衣類の温度を約60度に保つよう運転し、消費電力量を抑えながら、衣類の乾燥ムラを抑えるとのこと。一方で、乾きやすい衣類と判断した場合は、省エネかつ低騒音、さらにはスピーディーな運転で乾燥するそうです。

 

また、スマホアプリ「COCORO HOME」の機能「COCORO WASH」を利用して、外出先や離れた部屋から、洗濯終了予定時刻の変更や乾燥運転の追加・取り消しが可能です。さらに、洗剤・柔軟剤購入サービスにも対応。液体洗剤・柔軟剤自動投入タンク内の残量を検知して、COCORO HOMEのタイムラインや洗濯機からの音声で購入のタイミングを知らせてくれます。

 

このほか、好評としている「乾燥フィルター/乾燥ダクト自動お掃除」機能を搭載。乾燥フィルターに溜まったホコリを、乾燥運転終了後に自動で掃除して集めてくれるため、集まったホコリをつまんで捨てるだけのほか、乾燥ダクト内の形状を最適化することで、風通しがよくなり、ホコリが溜まりにくいといいます。

 

容量は洗濯が11kg、乾燥が6kg。運転時間は洗濯11kg時で約35分、洗濯から乾燥まで(6kg)で約155分です。また、本体サイズは約幅640×奥行き727×高さ1115mm、重量は約83kgとなっています。

 

なお、ハイブリッド乾燥NEXT非搭載の「ES-WS14」も発表。こちらは、COCORO WASHや液体洗剤・柔軟剤自動投入には対応しています。容量はES-W114と変わらずで、運転時間は洗濯11kg時で約43分、洗濯から乾燥まで(6kg)で約170分です。また、本体サイズは約幅640×奥行き727×高さ1115mm、重量は約80kgとなっています。市場想定価格は34万円(税込)前後です。

 

↑ES-WS14

シャープ、スマホから洗濯終了時刻や乾燥運転の変更が可能な洗濯乾燥機「ES-PW11F」を発表

シャープは7月2日、洗濯乾燥機「ES-PW11F」を発表。8月5日から発売します。ヨドバシ.comでの価格は26万1800円(税込)です。

 

ES-PW11Fは、従来モデルから好評だったとする、AIとIoTを組み合わせたAIoT機能をさらに進化させたモデル。スマホからAIoTクラウドサービス「COCORO WASH」に接続することで、外出先や離れた部屋から洗濯の終了予定時刻変更や、乾燥運転の追加・取り消しができる新機能を搭載しています。

 

また、自分の好みの洗濯仕上がりを実現する「AI標準コース」や、洗い方に迷う洗濯物に最適な専用コースを教えてくれる「洗いかたナビ」などに対応しています。

 

さらに、皮脂汚れや泥汚れなどを落としやすくする「温つけおき洗いコース」を新搭載。温風で洗濯水と衣類を温め、少ない水量で洗剤を溶かした高濃度洗剤液と強力水流で洗浄した後につけおき洗いします。2020年発売の「ES-PW11E」に搭載された温風プラス洗いコースに比べて、つけおき時間を約30分長くすることで、黒ズミやガンコなエリ袖汚れもスッキリ落とすとのこと。

 

容量は洗濯11kgで、乾燥は6kg。運転時間は洗濯から乾燥までで約220分となっています。本体サイズは幅600×奥行き650×高さ1050mmで、重量は約47kgです。

 

超音波洗浄で皮脂汚れや食品汚れが簡単に落とせる、アクア全自動洗濯機「Prette」

アクアは6月11日、全自動洗濯機「Prette」シリーズの第2世代にあたる全10機種を発表。6月16日に発売します。ラインアップは上位モデル「Prette plus」5機種と、下位モデル「Prette」5機種となっています。

 

Pretteシリーズは、洗濯をもっと楽にすることにこだわり、洗いの技術と手間を省く技術を合わせて、誰でも簡単に、きれいに洗濯ができることを実現したとうたう全自動洗濯機。

 

シリーズ共通で、液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能を搭載。洗濯物の量に合わせて液体洗剤と柔軟剤を自動で計量し、投入してくれます。また、投入量は汚れ具合や好みに合わせて多めや少なめなどと選択することも可能。液体洗剤のタンク容量は約800mLで、柔軟剤のタンク容量は約780mLです。

 

このほか共通機能として、洗濯槽のお手入れのタイミングを知らせてくれる「槽洗浄お知らせサイン」や、すすぎの最後に洗濯槽を回転させて洗剤成分を洗い流す「カビケア槽自動おそうじ」、洗濯物を取り出した後に洗濯槽の水分を取り除く「らくらく槽乾燥」などを搭載しています。

 

上位モデルのPrette plusには、超音波洗浄機能「らくらくSONIC」を採用。洗濯槽上の中央に搭載されている「超音波ホーン」に汚れた部分を軽く押し当てながら、約30秒左右に動かすだけで、黄ばみの原因となるしつこい皮脂汚れや食品の汚れなどを浮かせて弾き出すとしています。もちろん、衣類の素材、汚れの量・種類によって使用する時間は異なります。

 

さらに、らくらくSONIC使用時に投入される洗剤液の量を調整することも可能。これにより、汚れ具合によって洗剤量を変えられるとしています。

 

Prette plusとPretteはそれぞれ、8kg/9kg/10kg/12kg/14kg容量の機種を用意。14kgのモデルは、国内家庭用全自動洗濯機において業界最大容量としています。税込みの市場想定価格は以下の通りです。

 

Prette plus
AQW-VX8M(8kgモデル):13万2000円
AQW-VX9M(9kgモデル):14万3000円
AQW-VX10M(10kgモデル):15万4000円
AQW-VX12M(12kgモデル):17万6000円
AQW-VX14M(14kgモデル):18万7000円

 

Prette
AQW-VA8M(8kgモデル):12万1000円
AQW-VA9M(9kgモデル):13万2000円
AQW-VA10M(10kgモデル):14万3000円
AQW-VA12M(12kgモデル):16万5000円
AQW-VA14M(14kgモデル):17万6000円

シワ低減や除菌清潔コースを備えた日立の縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」

日立グローバルライフソリューションズは5月19日、スマートフォン連携機能を備えた縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」3モデルを発売すると発表。6月19日に発売します。市場想定価格は「BW-DX120G」が32万円前後、「BW-DX100G」が26万円前後、「BW-DX90G」が24万円前後です。

 

新ビートウォッシュは、洗濯などの家事における時短が求められているとともに、清潔意識が高まるなかで、衣類を清潔に保ちたいというニーズに応えたモデル。乾燥時にシワを抑えた仕上がりにする「シワ低減」コースや、水で洗えないものも除菌・消臭ができる「除菌清潔」コースなどを搭載しています。

 

「シワ低減」コースは、洗濯時と乾燥時に衣類をかくはんする制御を採用し、衣類がからみにくい動かし方をすることで、乾燥時にシワがつきにくくするもの。また、新たにファンモーターを開発し、標準コースに比べて風速をアップさせた風をあてることで、シワを抑えてきれいに仕上げます。

 

「除菌清潔」コースは、水道水のミストを衣類に吹きつけて温風で加熱。衣類に湿気を加えることで熱を伝えやすくし、除菌・消臭します。水で洗えないものにも利用できるので、クッションや帽子、普段使いのコートなど、ひんぱんに洗濯できないものを清潔に保つことができます。

このほか、洗濯時に30分のつけおき運転が追加される「つけおきプラス」や、スマートフォンアプリから洗濯コースの操作などができる「洗濯コンシェルジュ」に対応しています。

 

BW-DX120Gは、洗濯容量12kg、洗濯から乾燥までの容量が6kgで、本体サイズは幅650×奥行き715×高さ1060mm、重量約70kg。洗濯時間の目安は標準で43分、洗濯から乾燥までが約170分です。

 

BW-DX100Gは、洗濯容量10kg、洗濯から乾燥までの容量が5.5kgで、本体サイズは幅610×奥行き660×高さ1105mm、重量約55kg。洗濯時間の目安は標準で34分、洗濯から乾燥までが約185分です。

 

BW-DX90Gは、洗濯容量9kg、洗濯から乾燥までの容量が5kgで、本体サイズは幅610×奥行き660×高さ1085mm、重量約55kg。洗濯時間の目安は標準で34分、洗濯から乾燥までが約175分です。

「ファッションインフルエンサー」の審美眼にかなった“自腹買い商品”3選

モノに精通した各界の目利きたちにオススメアイテムを訊く「GN MEISTERS(ゲットナビ マイスターズ)」。今回は、ファッション業界を賑わせているインフルエンサーの金山大成さんにインタビュー。SNSを活用した情報発信にとどまらず、近年はブランドや映像作品のディレクションも手がけるなど、トガった審美眼を持つ彼に、愛用品を聞いた!!

※こちらは「GetNavi」 2021年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

「それを手にしたときのワクワク感を1人でも多くの人と共有したいんです」

20~30代に絶大な影響力を誇るファッショニスタ

インフルエンサー/ファッションディレクター

金山大成さん

オススメのアイテムやコーディネート提案をメインコンテンツに、シーズンごとのファッショントレンドを紹介。視聴者目線に立ったわかりやすい解説が支持を集めている。チャンネル登録者数は約2.5万人。

 

人に喜んでもらいたい、その想いが最大の原動力

“フォロワーファースト”。あらゆる活動において、僕が一番大切にしている言葉です。もともとインスタやYouTubeを始めたのも、自分が良いと思ったモノ、素敵だと感じたモノを紹介することで、ひとりでも多くの人に喜んでもらいたいと思ったのがきっかけでした。それが最大のモチベーションであり、たくさんの人に支持していただけるようになった現在もまったく変わっていません。

 

だからこそ、オススメするモノを選ぶ際にはウソや妥協は一切ナシ。どうすればその魅力がより伝わりやすいかを常に考えるようにしています。例えばインスタなら、写真に添える文字の大きさやレイアウトはどうしたら読みやすいか。YouTubeなら、どのような言葉使いが聞いていて心地良いか。そんな小さな試行錯誤を繰り返しながら、より楽しんでもらえるコンテンツを目指してブラッシュアップしています。
ただ、昨年から始めた「SUBLATIONS」には、着てくれる人の楽しさを第一に考えつつも、それとは別にもうひとつの夢があって。ここ2~3年のうちにランウェイデビューを果たしたいんです。

 

いまでは自分のブランドを立ち上げるインフルエンサーは珍しくないけれど、ショーができるレベルにまでブランドを大きくした人はまだいません。僕が絶対に実現してみせます!(金山さん)

 

【金山さんってどんな人?】

その1.念願のブランドを始動!

ディレクションを手がけるアパレルブランド「SUBLATIONS」を昨年秋にローンチ。シャツやジャケットを主軸としたジェンダーレスなアイテムを展開する。ジュエリーブランド「h’eres」も男女問わず人気だ。

 

その2.おしゃれのコツを動画で指南

2019年5月にYouTubeチャンネルを開設。こちらはインスタと比べ、よりビギナー向けのコンテンツが充実する。“ユニクロのオススメ品”や、“やってはいけないスタイリング”など的確な解説が人気だ。

 

その3.「衣食住」がテーマの雑誌風インスタが強み

石川県金沢市で販売員をしていたころに始めたInstagramが活動の原点。現在ではポピュラーなマガジン形式の投稿フォーマットをいち早く導入したことでファンを拡大。インフルエンサーとしての地位を確立した。フォロワー数は18.6万人。

 

【使って良かったモノその1】 デジタル一眼カメラ&レンズ

 

ソニー

α7R III

実売価格35万9130円

ソニー

G マスター FE 24-70mm F2.8 GM「SEL2470GM」

実売価格27万7750円

4240万画素の35㎜フルサイズセンサーを搭載しながら、新世代の画像処理エンジン「BIONZ X」による高速性能も兼備。「G マスター」は高い描写力と美しいボケ味が魅力のソニー最高峰レンズだ。

 

写真のクオリティには人一倍こだわっています

半年くらい前から、ファッション撮影のほぼすべてをこのカメラで行っています。インスタには明らかにオーバースペックですが、他のアカウントとの差別化を図るために写真のクオリティにはとことんこだわりたいと思って購入しました。特にブツ撮りがものすごくきれいに仕上がるので、編集作業がこれまで以上に楽しくなりましたね。(金山さん)

 

【使って良かったモノその2】 ドラム式洗濯乾燥機

東芝ライフスタイル

ZABOON TW-127X9

実売価格23万6000円

*金山さんは2019年発売モデルTW-127X8を購入

「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を採用したドラム式洗濯乾燥機の最上位機。汚れを落とすだけでなく、雑菌の繁殖も抑えられるのが特徴だ。スマホ連携で外出先からの操作も可能。

 

決して大げさではなく人生を変えたアイテムです

洗濯がとにかくキライだったんです。特に干すのが超苦手で。何とかしたくて導入したのが、この全自動洗濯機です。おかげでストレスが完全になくなりました。価格はそれなりにしますが、洗濯〜乾燥の時間をほかのやりたいことに使えると考えれば全然安い。この便利さを一度経験したいまなら、50万円でも買うかも(笑)。マジで最高です!!(金山さん)

 

【使って良かったモノその3】 Tストラップシューズ

カルマンソロジー

Tストラップシューズ

10万5600円

世界的に注目を集める、気鋭の日本発シューズブランドの代表的モデル。フェミニンな印象の強いTストラップデザインを、クラシックかつエレガントなムード漂うメンズシューズへと昇華した。

 

革靴はカルマンソロジーさえあれば良い

が好きなジェンダーレスなレイヤードスタイルに合うメンズの革靴って、探してもなかなかなくて……。なので、このTストラップシューズは完全にひと目惚れでした。デザイナーである金子 真さんのモノ作りに対する考え方も共感しかないですし、革靴はもはやカルマンソロジーさえ持っていれば良いかなと思えるほどお気に入り。僕にとって大切なブランドです。(金山さん)

 

【モノ選びのコダワリ】

買い物は“経験への投資”。ワクワクすることが重要です

モノ選びの基準は、“ワクワクするか、しないか”。特にファッションに関しては、自分のなかにない表現やデザインがなされているモノに強く惹かれますね。たとえ結果的に失敗だったとしても、買い物は経験への投資だと思っているので、後悔することはないです。(金山さん)

 

いま気になっているモノは“作業用の大画面モニター”

SNSやブランドサイト用に撮影した写真や動画のレタッチと編集作業の効率とクオリティを上げるために、自宅のデスク環境を強化したいんですよね。その第一歩として、大画面モニターとモニターアームの購入を検討中。色々とリサーチしているところです。(金山さん)

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

さすがの総合力! 洗剤・柔軟剤を自動投入するパナソニックの全自動洗濯機

パナソニックは、全自動洗濯機 NA-FA120V5、NA-FA110K5の2機種を6月1日に発売します。実売予想価格は洗濯容量12 kgのNA-FA120V5が21万8000円(税込)、洗濯容量11 kgのNA-FA110K5が19万8000円(税込)。

↑NA-FA120V5、NA-FA110K5のサイズはともに幅643×奥行694×高さ1086 mm。カラーは写真左のNA-FA120V5が-W(ホワイト)、写真右のNA-FA110K5が-N(シャンパン)となっています

 

洗剤の計量・投入の手間を省く「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」を搭載

本製品は「手間が省けてラク」「洗剤や柔軟剤の入れすぎも防いで経済的」と好評を博している「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を搭載。あらかじめ、自動投入タンクに液体合成洗剤と柔軟剤を入れておけば、衣類の量に応じて自動で計量し、投入してくれます。自動投入後は経路に残った洗剤・柔軟剤を水で洗い流すので、清潔に保てるのも特徴。

↑タンクは手の届きやすい位置にあり、簡単に引き出せて、注ぎやすい形状です

 

さらに、タンクには大きな残量確認窓を搭載しており、洗剤や柔軟剤の残量がひと目でわかるので、補充のし忘れを防げます。残量は、洗濯機のフタを閉めた状態でも確認できるのが便利です。

↑フタを閉めた状態でも残量がわかります

また、ワンピースなどのデリケートな衣類もやさしく、しっかり洗える「おしゃれ着コース」を新たに搭載。所要時間も約41分で洗えます。「おまかせ」コースでのシワ・型崩れの課題のほか、「おうちクリーニングコース」での汚れ落ちや運転時間の不満や不安を解消できるとのこと。

「自動槽洗浄」も搭載。すすぎ後の、ためすすぎの水を利用して強い水流を発生させ、外槽の内側や内槽の外側を勢いよく洗い流して洗剤カスの付着を抑えます。黒カビの発生を抑制しつつ、洗濯槽の除菌にも効果があるとのこと。追加の水も不要で、わずか約1分間の日々のお手入れで、洗濯機を長く清潔に使えます。

↑自動槽洗浄のイメージ

 

このほか、濃密泡で繊維の奥の汚れまでしっかり落とす「泡洗浄+パワフル立体水流」や温水の洗浄力で、黄ばみやニオイもスッキリ「温水泡洗浄」も搭載(FA120V5のみ)するなど、基本の洗浄能力も優秀です。

 

汚れはしっかり落としつつ、洗剤の自動投入で手間を省き、コースを充実させて洗濯槽の清潔性にも配慮した本製品。同社らしく、ユーザーの細かいニーズや不満を汲みとったモデルとなっています。総合力の高い大容量モデルを探している方は、ぜひ注目してみてください。

高級洗濯機の機能が10万円前後で買えてしまう! 圧倒的コスパのAQUA「Prette」シリーズをプロが語る【家電大賞2020-2021】

「家電大賞」は、トレンド情報誌「GetNavi」と白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による年に1度の家電アワード。今回で6回目となる「家電大賞2020-2021」では、ノミネートされた全155製品のなかから、 読者投票(投票期間は2020年11月22日~2021年1月6日)により、 グランプリと部門賞(特別賞含む18部門)が決定した。

 

今回、家電 Watch賞に輝いたのは、AQUAの全自動洗濯機「Prette」シリーズ。その魅力と、選出理由を家電 Watch編集長に聞いた。

 

【家電 Watch賞】

AQUA

全自動洗濯機「Prette」シリーズ

業界で初めて超音波部分洗浄機能と液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載したタテ型洗濯機。通常の洗濯で落ちにくい部分汚れを超音波部分洗浄機「らくらくSONIC」で素早く除去できる。独自の泡洗浄と布傷みを抑える洗濯槽で衣類をやさしく洗濯。

SPEC(14kgタイプAQW-GVX140J)●洗濯・脱水容量:14kg ●標準使用水量:約169L ●定格消費電力:420W ●消費電力量:77Wh ●運転音(洗い/脱水):約36/38dB ●超音波洗浄機:定格消費電力30W/定格時間3分 ●サイズ/質量:W650×H1069×D633mm/約56kg

 

【読者コメント】

「本体から引き出す超音波部分洗浄機は見た目が斬新!! 機能も価格以上でした」(30代・女性)

「肌が弱いので、いままではゴム手袋を付けて予洗いしていました。その手間が省けるのがうれしい」(40代・女性)

「超音波洗浄、洗剤自動投入、大容量と 3拍子揃ってコスパも抜群!! 言うことなしです」(50代・男性)

 

今回、家電 Watch賞を受賞したAQUAのPretteは、洗濯機の上位機種の多くが採用する液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を8〜13万円台の購入しやすい価格帯で実現したのが魅力的。しかも、超音波振動を用いた部分洗い機能まで搭載したことで、圧倒的な高コスパマシンとなった。

 

特にユーザー評価が高いのが超音波部分洗浄機「らくらくSONIC」だ。市場調査で部分汚れのニーズが高いのに満足度は低いことに着目したユーザー想いの機能であり、小さな子どもがいる家庭をはじめ幅広い層から圧倒的支持を獲得。家電大賞の投票にも、 「風呂場や洗面台でワイシャツの襟や袖を洗わずに済む」 「ゴシゴシ洗わないので服が長持ちするのがうれしい」などの声が多数寄せられた。

 

また、同シリーズは大容量の14kgから8kgまでラインナップが豊富。一番人気は綿毛布が5枚洗える業界最大容量の14kgタイプだが、8kg、9kgタイプも14kgと同様の機能を備えて実売8万円台とコスパ優秀だ。「単身者世帯、2人世帯に最適」との声も多い。

 

【POINT1】らくらくSONIC

本体一体型の超音波部分洗浄機「らくらくSONIC」を装備。食べこぼし汚れや黄ばみの原因の皮脂汚れを超音波振動で浮かせて取り除ける。洗剤液はトレイに自動供給されるため、汚れに気づいてすぐに部分洗いできるのもうれしい。

 

↑汚れ部分を超音波ホーンに軽く押し当てゆっくり動かすだけできれいに。ホーン幅が約28mmと広く、一度に広範囲の汚れを落とせる

 

↑超音波ホーンの毎秒約4万回の振動で洗浄液から微細な気泡が発生。繊維内に入り込んだ気泡が弾ける衝撃により、汚れを繊維から引きはがす

 

【POINT2】液体洗剤・柔軟剤自動投入機能

高級洗濯機のトレンドとなっている液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載。洗濯物の量に合わせて適量を投入するので、計量の手間がなく、洗剤の入れすぎも防げる。投入量を好みで多め・少なめに設定することも可能。

 

↑本体左に液体洗剤タンク、右に柔軟剤タンクを装備。ともに詰め替え用パウチ1本ぶんが入り、サニタリー空間がすっきり!

 

【POINT3】豊富なサイズ展開

サイズ展開は5種類。12/14kgは洗濯物がたくさん出る家庭にオススメで、3人家族なら10kgで十分。8/9kgは単身世帯のまとめ洗いに最適だ。8/9kgタイプも超音波部分洗浄機能と洗剤自動投入機能付きなのがうれしい。

 

■洗濯・ 脱水容量:14kg

AQW-GVX140J

標準使用水量:約169L

運転目安時間 (標準コース):約42分

サイズ/質量:W650×H1069× D633mm/約56kg

 

■洗濯・ 脱水容量:12kg

AQW-GVX120J

標準使用水量:約138L

運転目安時間 (標準コース):約40分

サイズ/質量:W650×H1069× D633mm/約56kg

 

■洗濯・ 脱水容量:10kg

AQW-GVX100J

標準使用水量:約103L

運転目安時間 (標準コース):約35分

サイズ/質量:W620×H1028× D600mm/約49kg

 

■洗濯・ 脱水容量:9kg

AQW-GVX90J

標準使用水量:約97L

運転目安時間 (標準コース):約33分

サイズ/質量:W590×H1010× D572mm/約46kg

 

■洗濯・ 脱水容量:8kg

AQW-GVX80J

標準使用水量:約90L

運転目安時間 (標準コース):約33分

サイズ/質量:W590×H1010× D572mm/約46kg

 

【選出理由】

株式会社インプレス

家電 Watch編集長

中林 暁さん

襟・袖汚れの悩みに応えた「らくらくSO NIC」が画期的。生地にやさしく汚れが落とせるのも魅力で、「日々使うマスクを洗うのに便利」と評価する声も多かった。“身の回りの清潔”が特に注目された2020年を象徴する家電のひとつと言えます。毛布洗いにも便利な大容量14kgモデルを標準的な64cmサイズの防水パンに対応させたコンパクト設計も拍手!

 

【家電 Watch】でもご紹介!

洗剤自動投入機能搭載のタテ型全自動洗濯機 AQUA「Prette(プレッテ)」の実力

2020年って結局何がヒットしたっけ? 改めて振り返る9選

コロナが猛威を振るった2020年。それでも「鬼滅」に「三密」、「あつ森」など、数々のトレンドが誕生している。ここでは、そんなトレンドを深掘り。大きな「流れ」が生んだ意外なヒットアイテムを紹介する。

 

【その1】マスク&その関連商品

新型コロナの流行により、外出時のマスク装着は当然に。一時的にマスクが品薄になったことは記憶に新しく、関連商品も大ヒット。マスクの浸透で新しい商品も誕生してきた。

【ヒットの裏付け】

国民総マスク時代となったことで、マスク関連市場は、前年比12倍の5000億円市場に。アパレル企業など異業種からの参入も相次いだ。

蛇の目ミシン

エポルク

実売価格5万5000円

市販マスクの不足や、マスクでオシャレをしたいという需要により、自分でマスクを手作りする人が増えた。気軽に取り出せるよう約5.5㎏に抑えた本機は、手元でスタート・ストップが可能でわかりやすい。

↑2020年は、ミシンメーカーが動画サイトで簡単なマスクの作り方を紹介するようになった

 

SOLEIL

抗菌マスクケース

実売価格960円

外出先で飲食をする際、取り外したマスクをしまうためのケースが様々なメーカーから販売された。本品は抗菌素材を用いたハードケースタイプ。使用後水洗いでき、清潔さを保つことができる。

↑取り外したマスクを二つ折りにして入れるだけ。周囲から浮かないデザインで使いやすい

 

シャープ

FG-F10M

実売価格1980円

ウイルスが飛沫感染することがわかってからは、フェイスシールドも注目を集めた。単体ではなく、マスクと併用することで予防効果を高めるのが狙いだ。

 

【その2】テレワーク関連商品

春先の外出自粛要請を受け、自宅で仕事を行うテレワークが浸透した。これによりノートPCの売り上げが増加しており、Zoomなどのツールを使ったビデオ会議も一気に一般化した。

【ヒットの裏付け】

自宅での仕事が求められ、ビデオ会議用の環境整備が必須となった。ノートPCの売上は昨年のほぼ2倍に。ウェブカメラ等のアクセサリも売れた。

日本HP

Chromebook x360 14

8万2880円〜

自宅での仕事用にサブPC需要が伸長。価格が安く、性能も十分なChromebookにはこれまで以上の注目が集まった。本機はヒンジが360度展開するコンバーチブル型で、ウェブカメラも内蔵する。

 

Jabra

Evolve 265

3万3000円

周囲の雑音を抑えてくれるノイズキャンセリング機能搭載のヘッドセット。常に優れた音質でオンライン会議が可能で、聞き逃しを激減させてくれる。

 

【その3】エコバッグ

2020年7月からレジ袋の有料化が実施され、日本でも本格的にプラスチックゴミへの対策が始まった。これにより、老若男女を問わずエコバッグを持つことが当たり前になった。

【ヒットの裏付け】

1枚数円とはいえ買い物は毎日のこと。積もり積もれば結構な金額になる。エコバッグ市場の規模は4.7倍に増え、切り替わりが進んだ。

 

サンスター文具

POKECA

実売価格1650円

常時持ち歩くエコバッグだけに、「たためる」タイプの人気が爆発。本品は、ボタンで留めることで、名刺サイズまで小さく折りたためる。カード入れも備えており、これひとつで買い物に行くことができる。

 

【その4】巣ごもり家電

「外へ出て遊ぶ」機会が減少したことで、自宅での生活が充実する家電製品に需要が集中。10万円の定額給付金が出たこともあり、ある程度の価格帯の商品も飛ぶように売れた。

【ヒットの裏付け】

定額給付金もあり、コロナ禍に家電は好調を維持。テレビや洗濯機、冷蔵庫といった大物やホームベーカリーなどの調理家電が特に売れた

ハイセンス

55U7F

実売価格9万8800円

低価格化が進む4K液晶テレビが爆発的にヒット。本機は、東芝との共同開発による新型映像エンジンを搭載。映像の輝度を引き上げる「バックライトブーストフィルム」なども備えた。

 

日立

ビートウォッシュ BW-V80F

実売価格9万4860円

自宅時間が増えたことで、洗濯の頻度も増加。本機は、高濃度洗剤液を浸透させる油汚れに強い洗浄方法と、大流量で洗う泥汚れに強い洗浄方法を使い分けできる。つけ置き洗いも可能だ。

↑洗濯槽の見えない部分の汚れや菌を洗い流す自動お掃除機能も搭載。すすぎのあとにキレイな水道水で洗い流してくれる

 

パナソニック

SD-MDX102

実売価格4万1580円

作業工程をレクリエーション的にも楽しめるホームベーカリーが大ヒット。本機は、41種類ものオートメニューを備えるほか、「ねり」「発酵」「焼成」を単独で設定可能。初心者から玄人まで満足できる。

↑レーズン、ナッツの自動投入に対応。初心者でもまんべんなく具が混ざったパンを失敗せずに焼きあげられる

 

【その5】知育菓子

休校により、自宅に子どもがいる状況が続いた。そんな子たちをなだめるためか、知育菓子がヒット。おやつに子どもが集中してくれるため、忙しい主婦層を大きく助けることになった。

【ヒットの裏付け】

バンダイキャンディの「キャラパキ」の発売自体は2018年5月。2020年は「発掘」というワードを加えたことで、累計3000万個以上を出荷する大ヒットに。

 

バンダイキャンディ

キャラパキ 発掘恐竜チョコ

実売価格110円

お祭りなどでおなじみの「型抜き」ができる菓子。「発掘」というキーワードを加えたことで、子どもの挑戦心をくすぐり大ヒットに。チョコを溶かさず上手に型から抜けるか、多くの子が夢中となった。

↑肉の部位ごとに切り分ける「解体図鑑」シリーズもヒットした。勉強にもなって一石二鳥だ

 

バンダイキャンディ

魚ギョッと釣りグミ

実売価格66円

細くて長いヒモ状のグミを慎重にケースから取り出して、その先に繋がる大きな魚型グミを釣り上げられるかを楽しむお菓子。ヒモ状のグミが切れやすいため、大人でも熱中してしまう!

 

コイケヤ

プライドポテト 芋まるごと

実売価格159円

自宅時間が増えた大人は、健康を維持できるお菓子を求めた。あえて食塩を使わず、素材の芋の味を引き出した「プライドポテト芋まるごと」は大ヒットに。

 

【その6】バリカン

三密への注意喚起が進み、人に会う機会が減った結果、身だしなみへの意識にも変化が。髪や髭の手入れを自分で行う人が急増し、品薄になるほどバリカンの売り上げが伸びた。

【ヒットの裏付け】

外出自粛が始まった3月下旬ごろから家電量販店を中心に売上がじわじわ増加。4月になるとメルカリなどでの高額転売も相次いだ。

ブラウン

BT3240

実売価格4690円

39段階の長さ調節と付属するアタッチメントで自由自在にヘアーや髭を整えることができる。カット力が強く、切れない&剃れないといったトラブルもない。フル充電で約80分間使用可能だ。

↑アタッチメント一式。仕上げは、アタッチメントを外して行うか、キワぞり用ヘッドを用いる

 

【その7】クラウドファンディング

自粛によって多くの企業が苦戦するなか、自分の愛する店舗を応援しようという投げ銭がブームに。クラウドファンディングもさらに盛んとなり、クラファン初のヒット商品も続々と誕生した。

【ヒットの裏付け】

コロナが猛威を振るっていた5月には、クラウドファンディング利用者が前年同月比の590%を記録。その知名度を一気に向上させた。

 

Makuake

購入することで応援の気持ちを伝える新しい買い物がコンセプトのクラウドファンディングサイト。多くの企業が参加し、2020年を代表するようなヒット商品もここから誕生した。

↑2020年夏のヒット商品であるソニーのペルチェ素子クーラー「REON POCKET」。クラファンで開発費を集めた

 

【その8】radiko

在宅ワーク中にも楽しめるエンタメとして、ラジオの価値が再評価。1週間以内なら過去番組を遡って聞けるradikoの利便性の高さもあり、深夜ラジオの新規リスナーも増加した。

【ヒットの裏付け】

テレワーク普及後は、radikoの会員数が急増。現在ラジオリスナーの97%が利用するという。音声コンテンツは今後世界的に成長が見込まれる。

 

radiko

登場から10年を迎えたラジオ聴取サービス。1週間までなら過去の番組を聴くことのできるタイムフリー機能を備えており、アプリのインストール数は1000万人に迫る。

 

【その9】ゲーム

おうちエンタメの代表格として、2020年は、ゲームが好調だった。実在の土地を舞台とし、旅情すら味わえるオープンワールドゲームなどが売れたのも特徴だ。

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント

Ghost of Tsushima

7590円(通常版)

元寇のあった時代の対馬を舞台に、侍となって元軍と戦うアクション作。海外製ゲームながら日本文化へのリスペクトが感じられる作りで、美しい風景は世界中のゲーマーから賞賛された。

(C)2020 Sony Interactive Entertainment LLC.

 

ユービーアイソフト

ASSASSIN’S CREED VALHALLA

9240円

戦士団を率いて定住の地を探すアクション作。綿密な時代考証が歴史学者にも称賛された。バイキングは海戦より実は陸戦が得意といった知識も身につく。

 

【ヒットの裏付け】

コロナによる世界的なロックダウンで、テレビゲームが大躍進。ライトユーザーが世界観の作り込まれた大作に手を出す新たな傾向も見えた。

 

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「シミが一瞬で取れる突起」かつ「容量14kg」が画期的! 最新洗濯機アクア「Prette」が狙い目だ

洗濯機で洗濯する前に、エリやソデの皮脂汚れ、食べこぼしはあらかじめ部分洗いしている人も多いのではないでしょうか。そんな面倒な予洗いの手間を大幅に軽減する洗濯機が9月16日に登場します。それが、超音波洗浄機能を搭載したアクアの全自動洗濯機「Prette(プレッテ)シリーズ」です。

↑アクアの全自動洗濯機「Prette(プレッテ)シリーズ」は洗濯容量14kg、12kg、10kg、9kg、8kgの5タイプをラインナップ

 

最大洗濯容量14kgは業界最大! このほか12kg、10kg、9kg、8kgと、合計5タイプを用意しており、実売価格は11万8800円~17万3800円です。数々の新機能を搭載した洗濯機が、家事をどのようにラクにしてくれるのか、発表会の様子とともにレポートします。

 

「部分汚れは洗濯機では落ちない」という課題を解決する「らくらくSONIC」を搭載

アクアは、大型家電シェア11年連続世界No.1を誇るハイアールグループの一員。家庭用洗濯機は旧三洋時代から累計2000万台以上を販売し、業務用ではコインランドリーのシェアが約70%を占めるなど、「洗いのプロ」を自負しています。アクアジャパン代表の吉田庸樹(つねき)氏によると、今回のコロナ禍においても、「イノベーションの加速のきっかけとなるビジネスチャンス」ととらえ、日夜開発を重ねているといいます。

 

そんななか、今回解決を試みたのが、洗濯物のエリ・ソデの部分汚れに対するブレイクスルー。同社の調査によると、ユーザーが洗濯機を選ぶ際、品質や価格、省エネ性については重視するものの、エリ・ソデの皮脂汚れや食べこぼしなどの部分汚れについては満足度が低く、今でも約8割が洗濯前に部分洗いをしていることがわかりました。「これはすなわち、部分汚れは洗濯機では落とせないという諦めの表れではないかと思います」と吉田氏。

↑「洗剤メーカーは洗浄力、洗い上がりを進化、洗濯機メーカーは洗濯スピードや洗い方、省エネを進化させてきましたが、部分洗いの問題は解決できていなかった」と語るアクアジャパン代表の吉田氏

 

一方で部分洗いには「手間がかかって面倒」「なかなか落ちない」「衣類が傷む」「手が濡れる」など、大変さやデメリットを感じている人が多いのも事実。そこで同社は、この「部分洗い問題」を解決すべく、簡単に、きれいに、生地を傷めず部分洗いできる新機構を開発しました。それが「Pretteシリーズ」に搭載した超音波機能「らくらくSONIC」です。

 

準備不要で手も濡らさずに部分洗いができる

使い方はカンタン。まずは、洗濯機本体に搭載された「らくらくSONIC」ユニットを引き出します。なお、この「らくらくSONIC」は、クリーニング店がシミ抜きに使っているという超音波洗浄機能を一体化したもの。スタートボタンを押すと、予洗いに最適な濃度の洗浄液がトレイに流れてきます。

↑まずは「らくらくSONIC」ユニットを引き出します

 

↑スタートボタンを押すと、洗剤を部分洗いに最適な5%の濃度に薄めた洗剤液がトレイに流れ込んできました

 

さらに、突起形状の超音波ホーンの先端が振動を始めるので、衣類の汚れた部分をホーンに当てながら左右に動かすだけ。毎秒4万回振動して発生する超音波が汚れを浮かせて弾き飛ばします。

↑発表会では、赤く着色した人工皮脂を布に垂らしたものを使用して実演

 

↑ホーンに汚れた部分を当てて左右に動かします

 

↑数十秒で跡形もなくキレイになりました。ホーンは既存の超音波洗浄機の約3倍にあたる28mmとワイドなので、一度に広範囲を洗えます

 

汚れ落ち効果も高く、同社の調査によるとエリの皮脂汚れは手洗いに比べ112%の洗浄力指数を実現。調味料やワイン、口紅、ボールペンなど、洗濯では落ちにくい汚れも落としやすいほか、日ごろから使えば皮脂汚れの蓄積による黄ばみが抑えられるといいます。また、生地をこすらないので、生地を傷めにくいメリットも。使い終わったらトレイを元に戻すと、洗浄液は自動で槽の外に排出され、トレイや水路は水道水で自動洗浄されるため、最後まで手を濡らすことなく、部分洗いができます。

 

ちなみに、超音波ホーンは毎秒4万回も振動するため、使い続けると高温になり、耐久性に問題が発生する可能性もあります。そこでホーンは水に浸かっていないと作動が制御され、万が一、カラ運転をしてもサーモセンサーが高温を検知すると運転を停止する仕組みになっています。さらに洗濯機の使用期間の2倍以上の耐久性を確保し、ホーン上部に洗濯機が引っかかる可能性も考慮して約20kgの耐荷重設計としています。

 

洗剤を入れる手間や入れすぎのムダが省ける

この「らくらくSONIC」の機構を可能としたのが、もうひとつの新機能「液体洗剤・柔軟剤の自動投入」。あらかじめ液体洗剤(タンク容量約800ml)、柔軟剤(タンク容量約780ml)の詰め替え用パウチを丸ごと1本入れておけば、洗濯のたびに適量を自動投入してくれるので、洗剤を入れる手間や入れすぎのムダが省けます。他メーカーではすでに導入が進んでいるトレンド機能で、超音波ユニットと一体化したのは業界初。これにより洗剤液を洗濯だけでなく、部分洗いの際も自動で洗浄液が投入される仕組みを実現しました。

↑詰め替え用の洗剤や柔軟剤を入れておけばOK。向かって左に液体洗剤、右に柔軟剤を入れる投入口を設置。水路は洗濯のたびに水道水で洗い流すため、基本的なお手入れは不要です

 

「パワフル泡浸透」と「3Dパワフル洗浄」で洗浄力も強化

「パワフル泡浸透」を新搭載し、洗浄力も強化。パワフル泡浸透は、新開発の給水経路で圧力を加えることにより、洗剤液をしっかり泡立たせ、繊維の奥の汚れを包み込んで浮かせて落とします。さらに上下左右に衣類をかくはんし、タテ水流で洗いムラを抑え、横水流でしっかり揉み洗いする「3Dパワフル洗浄」で、皮脂汚れや泥汚れなどの頑固な汚れを芯から落とします。

 

なお、「Pretteシリーズ」のメインターゲットは子どもがいる共働き世帯ということで、発表会にはフリーアナウンサーの本田朋子さんが登壇。やんちゃ盛りの息子さんと夫でプロバスケットボーラーの五十嵐 圭さんの練習着の洗濯物に追われる毎日だそうですが、「らくらくSONIC」を体験し、「まったく力がいらないのに、シミが一瞬で取れるなんて感動です」と語りました。

 

いままでは予洗いがすごく面倒でしたが、「らくらくSONIC」なら、別途、洗剤やブラシを用意しなくても、サッと部分洗いできるのが便利です。汚れ落ちも良いとあってストレスが減り、服も長持ちしそうですね。トレンドの「液体洗剤・柔軟剤の自動投入」も搭載し、まとめ洗いができる大容量も魅力です。この機能と容量を見ると、かなりおトクなモデルと言えるでしょう。

↑毎日、2~3回は洗濯機を回しているという本田さん。息子さんの服の食べこぼしや泥汚れ、夫の練習着の予洗いは欠かせないそうで、「らくらくSONIC」の威力に驚いた様子でした

 

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汚れの再付着は許さない! オシャレ洗濯機「Cuble」最新モデルに「2度洗い」モードを新搭載

パナソニックは、水平・垂直を活かしたキュービックフォルムが特徴のななめドラム洗濯乾燥機Cuble(キューブル)の新製品、NA-VG2500L(左開き)/NA-VG2500R(右開き)および、NA-VG1500L(左開き)/NA-VG1500R(右開き)を11月1日に発売します。

↑ななめドラム洗濯乾燥機Cuble(キューブル)NA-VG2500L。洗濯・脱水容量は10.0kg/乾燥容量は5.0kg

 

操作部が静電タッチパネル式で、カラーがプレミアムステンレスのNA-VG2500LおよびNA-VG2500Rは、実売予想価格がともに34万9800円。LED操作パネルで、カラーがフロストステンレスのNA-VG1500LおよびNA-VG1500Rの実売予想価格は、ともに33万8800円です。

 

予洗いで汚れの再付着を防ぐ「2度洗い」モードを搭載

本機は「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」を利用した「2度洗い」モードを新搭載。予洗いで汚れを衣類から剥がして排水したあと、キレイな洗浄液で本洗いを行うので、汚れ移り(汚れの再付着)を抑えることができます。こちらは、自動投入機能で、適切なタイミングで洗剤を途中投入できることから実現できた機能です。また、衣類の黒ずみは、洗剤の不足や柔軟剤の入れ過ぎ、汚れ移りが主な原因とのことですが、こちらも「2度洗い」モードと洗剤自動投入機能で洗剤を適量投入することで、解決できるとしています。

↑「2度洗い」モードの内容。予洗いして汚れた洗剤液を排水することで、汚れ移りを防ぎます

 

このほか、シーズン終わりの毛布のしまい洗いに便利な「約40℃毛布」コースを新搭載。約40℃のお湯と通常の毛布コースの約1.5倍の洗剤でしっかり洗い、皮脂汚れを除去するとともにニオイまで落とします。

↑「約40℃毛布」コースで布団のニオイを落とします

 

また、定期的な洗濯槽のお手入れを促すため、月1回の槽洗浄のタイミングをお知らせする機能「槽洗浄サイン」を新たに搭載しました。洗濯槽のお手入れの目安である洗濯回数約1か月相当の使用回数に達すると、操作パネルでお手入れのタイミングをお知らせ。サインが出たら、洗浄剤の必要ない「約60℃槽カビクリーン」コース、もしくは、衣類用の塩素系漂白剤を使う「槽洗浄/約30℃槽洗浄」コースで洗濯槽のお手入れを行えばOKです。また、新搭載の「サッと槽すすぎ」コースは、循環ジェットシャワーと遠心力水流でドラム槽と外槽を約5分ですすぐので、各槽の汚れが気になる時に便利です。

 

従来からシャープなデザインで定評のあるCuble。洗浄力を高めた「2度洗い」モードと「約40℃毛布」コースを追加し、より多彩なニーズに対応しました。現在、本機の予約購入で1万円がキャッシュバックされるキャンペーンも実施中とのこと。オシャレ、かつ幅広い使い方ができる洗濯機を探している方は、ぜひ注目してみてください。

【給付金でいま買うべきモノ】<No.04>ドラム式洗濯乾燥機

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ドラム式洗濯機は、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能が急速に広がりつつある。さらに基本の洗濯・乾燥機能も円熟味を増しており、買い替えに際してこれらの最上位モデルを狙えば間違いない!

 

押さえておきたい! ドラム式洗濯乾燥機最新トレンド

液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能がスタンダードに

ガンコな汚れを落とす温水洗浄を多くのメーカーが導入

衣類の抗菌や洗濯槽自動洗浄など清潔性維持機能が充実

 

私がオススメします!

家電プロレビュアー

石井和美さん

白物家電や日用品などを中心に執筆。レビュー用住宅「家電ラボ」で様々な家電をレビューする。ブログ「家電blog」管理人。

 

洗剤のポテンシャルを最大化する温水洗浄に注目

近年の洗濯機ジャンルのトピックは、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能の普及。家電プロレビュアーの石井和美さんは次のように語る。

 

「上位機では自動投入機能が標準になりつつあります。洗いたい衣類の量に合った分量を計って最適なタイミングで投入してくれて、汚れ落ちも良い。計量の手間が省けるし、洗剤ボトルを置くスペースも不要に。今回取り上げた製品でもドラム式・タテ型問わず、ほとんどのモデルが採用しています」

 

また、最近各メーカーが力を入れているのが「温水洗浄」機能。NA-VX900Aは「温水泡洗浄W」専用のヒーターを装備し、洗剤液を温め続けて洗浄力を最大化する。さらに、TW-127X8が「ウルトラファインバブル洗浄W」に除菌機能を付加するなど、清潔性維持機能もトレンドになりつつある。

 

「これらの機能を備えた最上位モデルは、洗濯・乾燥性能も当然優秀です。衣類の種類に合わせたきめ細かな洗濯が手間いらずで行えて、洗濯物の清潔さも向上できるのですから、10年は使えると思って給付金でぜひ購入検討を!」(石井さん)

 

<その1>専用ヒーターを使った温水泡洗浄機能Wで、ガンコな汚れも徹底除去

洗濯/乾燥容量 11kg/6kg
乾燥時運転音 約46dB
定格洗濯時標準使用水量 約78L
自動投入機能 搭載

 

パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900A L/R

オープン価格

おしゃれ着も黄ばみ除去する「約40℃つけおき(おしゃれ着)コース」など多彩な温水泡洗浄コースを搭載。ふわふわの肌触りに仕上げるタオル専用コースも備える。洗剤・柔軟剤自動投入機能を装備しスマホで洗濯操作も可能。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約890Wh(標準モード)●定格洗濯乾燥目安時間:約98分●洗濯コース数:20●サイズ/質量:約W600×H1009×D722mm/約79kg

 

↑洗剤液を温め泡立てて洗う「温水泡洗浄W」を搭載。洗剤中の酵素が活性化する温度まで温め設定温度を保つため、より高い洗浄効果を発揮

 

↑自動投入タンクに液体洗剤と柔軟剤をストックすれば、毎回計量する手間が不要に。タンクに入れた洗剤と異なる種類を手動投入することも可能

 

【いま買うべき理由】洗濯コースのバリエが豊富で、大切な服を繊細にケアできる

「洗剤投入の手間がなく、毎日の洗濯がラクに。黄ばみ除去やおしゃれ着洗いなどコースが豊富で、きめ細かく使い分けできます。洗濯槽の自動洗浄などお手入れ機能も充実しています」(石井さん)

↑洗濯のたびにドラム槽を自動洗浄。槽の清潔を保つお手入れ機能を多数用意

 

<その2>洗浄・乾燥性能の高さで人気のビッグドラムが、コンシェルジュ機能を搭載

洗濯/乾燥容量 12kg/6kg
乾燥時運転音 48dB
定格洗濯時標準使用水量 85L
自動投入機能 搭載

 

日立

ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」BD-NX120E L/R

実売価格 29万4800円

大流量の洗剤液で洗う「ナイアガラ洗浄」や高速風でシワを伸ばす「風アイロン」を搭載。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を採用し、洗い方をAIが判断して上手に洗濯する。スマホと連携し洗剤を使い切る前にアプリで自動発注可能。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約970Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約165分●サイズ/質量:約W695×H1056×D620mm/約83kg

 

↑洗剤液を循環させた大流量シャワーで洗浄。洗剤が液体か粉末かを検知し、洗剤に合った溶かし方・洗い方をAIが判断する

 

↑大容積のドラムの中で、衣類を大きく舞い上げながら乾燥。時速約300km相当の高速風を吹きかけて、衣類に付いたシワをしっかりと伸ばす

 

【いま買うべき理由】洗剤の計量から洗い方までAIにおまかせできて、洗濯の悩みが解消!

「AIが洗い方や時間を自動で判断するので、ユーザーは細かな設定が不要。液体洗剤と柔軟剤も自動投入なので、本当にボタンひとつで悩むことなく洗濯できます。乾燥後のシワの少なさも圧倒的」(石井さん)

↑汚れの量が多い場合は、AIが洗濯時間を延長。しっかりと汚れを洗い落とす

 

<その3>ナノサイズの微細な泡で、皮脂汚れから菌まで徹底オフ

洗濯/乾燥容量 12kg/7kg
乾燥時運転音 約49dB
定格洗濯時標準使用水量 約80L
自動投入機能 搭載

 

東芝

ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127X8 L/R

実売価格 27万2800円

ウルトラファインバブル(ナノサイズの泡)が洗浄成分の効果を高め、皮脂汚れもスッキリ洗浄。温水機能でよりパワフルな洗浄にも対応する。「Ag+」抗菌水で雑菌の増殖を抑制。スマホと連携し、出先から予約設定が可能だ。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約1150Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約108分●洗濯コース数:12(「槽クリーン」コースを含む)●サイズ/質量:約W645×H1050×D750mm/約90kg

 

↑ナノサイズの泡はすすぎでも効果を発揮。繊維に残った洗剤の洗浄成分を吸着し、しっかりとすすげる

 

↑大きな洗濯槽で衣類を広げてシワを伸ばしながらふんわり乾燥。標準コースで7kgの洗濯〜乾燥が、約108分で完了する

 

【いま買うべき理由】ウルトラファインバブルとスマホ連携で洗濯の効率アップ

「繊維の隙間よりも小さなウルトラファインバブルの効果は絶大で、温水機能を使わずとも一般的な汚れなら問題なく落ちます。液体洗剤・柔軟剤自動投入との合わせワザで、洗剤のムダも防止」(石井さん)

↑繊維の隙間よりも小さいナノサイズの泡が、界面活性剤の効果を高める

 

<その4>乾燥フィルターの自動掃除やスマホ連携など、独自機能で利便性追求

洗濯/乾燥容量 11kg/6kg
乾燥時運転音 約39dB
定格洗濯時標準使用水量 約78L
自動投入機能 非搭載

 

シャープ

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-W112 L/R

実売価格 23万8780円

微細な水滴を噴射し、衣類を傷めず洗浄。スマホアプリで衣類に合った専用コースを選んで洗濯機に送信し、運転状況をスマホ上で確認可能だ。ヒートポンプとヒーターの「ハイブリッド乾燥」で、省エネ性能は業界トップクラス。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約600Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約115分●洗濯コース数:7●サイズ/質量:約W596×H1045×D728mm/約82kg

 

↑高圧シャワーノズルから水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして噴射。ガンコな汚れも弾き飛ばす

 

↑乾燥運転後、乾燥フィルターに溜まったホコリを毎回自動掃除。手入れの手間を大幅軽減できる

 

【いま買うべき理由】付属の超音波ウォッシャーがおしゃれ着の部分洗いで活躍

「真空の泡が弾ける力で皮脂汚れも弾き飛ばすハンディタイプの洗濯ツール『超音波ウォッシャー』が付属しています。デリケートな生地にも使えるので、ブラウスや制服のケアにも重宝」(石井さん)

↑「時短コース」の前に超音波ウォッシャーで予洗いすれば、きれいと時短が両立

 

【CHECK!】タテ型も“自動投入”がニュー・スタンダート!!

泥汚れなどの洗浄力にこだわるなら、タテ型という選択肢も。こちらのタイプも液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能の搭載モデルが着々と増えている。

 

<その1>泡と立体水流による洗浄力に加え、清潔性にも配慮!

洗濯/乾燥容量 10kg/5kg
乾燥時運転音 約45dB
定格洗濯時標準使用水量 約131L
自動投入機能 搭載

 

パナソニック

タテ型洗濯乾燥機 NA-FW100K8

実売価格 23万8380円

泡洗浄とパワフル立体水流で、皮脂汚れも泥汚れも徹底オフ。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能や、糸くずを簡単に捨てられる新フィルターなどを備える。洗濯槽の洗浄時期通知機能も装備。

 

<その2> AIが洗い方などを自ら判断! 大流量でしっかり洗い上げる

洗濯/乾燥容量 12kg/6kg
乾燥時運転音 約43dB
定格洗濯時標準使用水量 約140L
自動投入機能 搭載

 

日立

タテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」 BW-DX120F

実売予想価格 29万7000円

「自動投入」と「AIお洗濯」機能搭載。洗濯コースを選ぶと洗剤の量から洗濯の仕方、運転時間まで自動で判断する。高濃度洗剤液を循環させ、大流量で洗浄。操作しやすいガラスタッチパネル採用。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

【給付金でいま買うべきモノ】<No.04>ドラム式洗濯乾燥機

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ドラム式洗濯機は、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能が急速に広がりつつある。さらに基本の洗濯・乾燥機能も円熟味を増しており、買い替えに際してこれらの最上位モデルを狙えば間違いない!

 

押さえておきたい! ドラム式洗濯乾燥機最新トレンド

液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能がスタンダードに

ガンコな汚れを落とす温水洗浄を多くのメーカーが導入

衣類の抗菌や洗濯槽自動洗浄など清潔性維持機能が充実

 

私がオススメします!

家電プロレビュアー

石井和美さん

白物家電や日用品などを中心に執筆。レビュー用住宅「家電ラボ」で様々な家電をレビューする。ブログ「家電blog」管理人。

 

洗剤のポテンシャルを最大化する温水洗浄に注目

近年の洗濯機ジャンルのトピックは、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能の普及。家電プロレビュアーの石井和美さんは次のように語る。

 

「上位機では自動投入機能が標準になりつつあります。洗いたい衣類の量に合った分量を計って最適なタイミングで投入してくれて、汚れ落ちも良い。計量の手間が省けるし、洗剤ボトルを置くスペースも不要に。今回取り上げた製品でもドラム式・タテ型問わず、ほとんどのモデルが採用しています」

 

また、最近各メーカーが力を入れているのが「温水洗浄」機能。NA-VX900Aは「温水泡洗浄W」専用のヒーターを装備し、洗剤液を温め続けて洗浄力を最大化する。さらに、TW-127X8が「ウルトラファインバブル洗浄W」に除菌機能を付加するなど、清潔性維持機能もトレンドになりつつある。

 

「これらの機能を備えた最上位モデルは、洗濯・乾燥性能も当然優秀です。衣類の種類に合わせたきめ細かな洗濯が手間いらずで行えて、洗濯物の清潔さも向上できるのですから、10年は使えると思って給付金でぜひ購入検討を!」(石井さん)

 

<その1>専用ヒーターを使った温水泡洗浄機能Wで、ガンコな汚れも徹底除去

洗濯/乾燥容量 11kg/6kg
乾燥時運転音 約46dB
定格洗濯時標準使用水量 約78L
自動投入機能 搭載

 

パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900A L/R

オープン価格

おしゃれ着も黄ばみ除去する「約40℃つけおき(おしゃれ着)コース」など多彩な温水泡洗浄コースを搭載。ふわふわの肌触りに仕上げるタオル専用コースも備える。洗剤・柔軟剤自動投入機能を装備しスマホで洗濯操作も可能。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約890Wh(標準モード)●定格洗濯乾燥目安時間:約98分●洗濯コース数:20●サイズ/質量:約W600×H1009×D722mm/約79kg

 

↑洗剤液を温め泡立てて洗う「温水泡洗浄W」を搭載。洗剤中の酵素が活性化する温度まで温め設定温度を保つため、より高い洗浄効果を発揮

 

↑自動投入タンクに液体洗剤と柔軟剤をストックすれば、毎回計量する手間が不要に。タンクに入れた洗剤と異なる種類を手動投入することも可能

 

【いま買うべき理由】洗濯コースのバリエが豊富で、大切な服を繊細にケアできる

「洗剤投入の手間がなく、毎日の洗濯がラクに。黄ばみ除去やおしゃれ着洗いなどコースが豊富で、きめ細かく使い分けできます。洗濯槽の自動洗浄などお手入れ機能も充実しています」(石井さん)

↑洗濯のたびにドラム槽を自動洗浄。槽の清潔を保つお手入れ機能を多数用意

 

<その2>洗浄・乾燥性能の高さで人気のビッグドラムが、コンシェルジュ機能を搭載

洗濯/乾燥容量 12kg/6kg
乾燥時運転音 48dB
定格洗濯時標準使用水量 85L
自動投入機能 搭載

 

日立

ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」BD-NX120E L/R

実売価格 29万4800円

大流量の洗剤液で洗う「ナイアガラ洗浄」や高速風でシワを伸ばす「風アイロン」を搭載。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を採用し、洗い方をAIが判断して上手に洗濯する。スマホと連携し洗剤を使い切る前にアプリで自動発注可能。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約970Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約165分●サイズ/質量:約W695×H1056×D620mm/約83kg

 

↑洗剤液を循環させた大流量シャワーで洗浄。洗剤が液体か粉末かを検知し、洗剤に合った溶かし方・洗い方をAIが判断する

 

↑大容積のドラムの中で、衣類を大きく舞い上げながら乾燥。時速約300km相当の高速風を吹きかけて、衣類に付いたシワをしっかりと伸ばす

 

【いま買うべき理由】洗剤の計量から洗い方までAIにおまかせできて、洗濯の悩みが解消!

「AIが洗い方や時間を自動で判断するので、ユーザーは細かな設定が不要。液体洗剤と柔軟剤も自動投入なので、本当にボタンひとつで悩むことなく洗濯できます。乾燥後のシワの少なさも圧倒的」(石井さん)

↑汚れの量が多い場合は、AIが洗濯時間を延長。しっかりと汚れを洗い落とす

 

<その3>ナノサイズの微細な泡で、皮脂汚れから菌まで徹底オフ

洗濯/乾燥容量 12kg/7kg
乾燥時運転音 約49dB
定格洗濯時標準使用水量 約80L
自動投入機能 搭載

 

東芝

ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127X8 L/R

実売価格 27万2800円

ウルトラファインバブル(ナノサイズの泡)が洗浄成分の効果を高め、皮脂汚れもスッキリ洗浄。温水機能でよりパワフルな洗浄にも対応する。「Ag+」抗菌水で雑菌の増殖を抑制。スマホと連携し、出先から予約設定が可能だ。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約1150Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約108分●洗濯コース数:12(「槽クリーン」コースを含む)●サイズ/質量:約W645×H1050×D750mm/約90kg

 

↑ナノサイズの泡はすすぎでも効果を発揮。繊維に残った洗剤の洗浄成分を吸着し、しっかりとすすげる

 

↑大きな洗濯槽で衣類を広げてシワを伸ばしながらふんわり乾燥。標準コースで7kgの洗濯〜乾燥が、約108分で完了する

 

【いま買うべき理由】ウルトラファインバブルとスマホ連携で洗濯の効率アップ

「繊維の隙間よりも小さなウルトラファインバブルの効果は絶大で、温水機能を使わずとも一般的な汚れなら問題なく落ちます。液体洗剤・柔軟剤自動投入との合わせワザで、洗剤のムダも防止」(石井さん)

↑繊維の隙間よりも小さいナノサイズの泡が、界面活性剤の効果を高める

 

<その4>乾燥フィルターの自動掃除やスマホ連携など、独自機能で利便性追求

洗濯/乾燥容量 11kg/6kg
乾燥時運転音 約39dB
定格洗濯時標準使用水量 約78L
自動投入機能 非搭載

 

シャープ

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-W112 L/R

実売価格 23万8780円

微細な水滴を噴射し、衣類を傷めず洗浄。スマホアプリで衣類に合った専用コースを選んで洗濯機に送信し、運転状況をスマホ上で確認可能だ。ヒートポンプとヒーターの「ハイブリッド乾燥」で、省エネ性能は業界トップクラス。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約600Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約115分●洗濯コース数:7●サイズ/質量:約W596×H1045×D728mm/約82kg

 

↑高圧シャワーノズルから水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして噴射。ガンコな汚れも弾き飛ばす

 

↑乾燥運転後、乾燥フィルターに溜まったホコリを毎回自動掃除。手入れの手間を大幅軽減できる

 

【いま買うべき理由】付属の超音波ウォッシャーがおしゃれ着の部分洗いで活躍

「真空の泡が弾ける力で皮脂汚れも弾き飛ばすハンディタイプの洗濯ツール『超音波ウォッシャー』が付属しています。デリケートな生地にも使えるので、ブラウスや制服のケアにも重宝」(石井さん)

↑「時短コース」の前に超音波ウォッシャーで予洗いすれば、きれいと時短が両立

 

【CHECK!】タテ型も“自動投入”がニュー・スタンダート!!

泥汚れなどの洗浄力にこだわるなら、タテ型という選択肢も。こちらのタイプも液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能の搭載モデルが着々と増えている。

 

<その1>泡と立体水流による洗浄力に加え、清潔性にも配慮!

洗濯/乾燥容量 10kg/5kg
乾燥時運転音 約45dB
定格洗濯時標準使用水量 約131L
自動投入機能 搭載

 

パナソニック

タテ型洗濯乾燥機 NA-FW100K8

実売価格 23万8380円

泡洗浄とパワフル立体水流で、皮脂汚れも泥汚れも徹底オフ。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能や、糸くずを簡単に捨てられる新フィルターなどを備える。洗濯槽の洗浄時期通知機能も装備。

 

<その2> AIが洗い方などを自ら判断! 大流量でしっかり洗い上げる

洗濯/乾燥容量 12kg/6kg
乾燥時運転音 約43dB
定格洗濯時標準使用水量 約140L
自動投入機能 搭載

 

日立

タテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」 BW-DX120F

実売予想価格 29万7000円

「自動投入」と「AIお洗濯」機能搭載。洗濯コースを選ぶと洗剤の量から洗濯の仕方、運転時間まで自動で判断する。高濃度洗剤液を循環させ、大流量で洗浄。操作しやすいガラスタッチパネル採用。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

【給付金でいま買うべきモノ】<No.04>ドラム式洗濯乾燥機

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ドラム式洗濯機は、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能が急速に広がりつつある。さらに基本の洗濯・乾燥機能も円熟味を増しており、買い替えに際してこれらの最上位モデルを狙えば間違いない!

 

押さえておきたい! ドラム式洗濯乾燥機最新トレンド

液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能がスタンダードに

ガンコな汚れを落とす温水洗浄を多くのメーカーが導入

衣類の抗菌や洗濯槽自動洗浄など清潔性維持機能が充実

 

私がオススメします!

家電プロレビュアー

石井和美さん

白物家電や日用品などを中心に執筆。レビュー用住宅「家電ラボ」で様々な家電をレビューする。ブログ「家電blog」管理人。

 

洗剤のポテンシャルを最大化する温水洗浄に注目

近年の洗濯機ジャンルのトピックは、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能の普及。家電プロレビュアーの石井和美さんは次のように語る。

 

「上位機では自動投入機能が標準になりつつあります。洗いたい衣類の量に合った分量を計って最適なタイミングで投入してくれて、汚れ落ちも良い。計量の手間が省けるし、洗剤ボトルを置くスペースも不要に。今回取り上げた製品でもドラム式・タテ型問わず、ほとんどのモデルが採用しています」

 

また、最近各メーカーが力を入れているのが「温水洗浄」機能。NA-VX900Aは「温水泡洗浄W」専用のヒーターを装備し、洗剤液を温め続けて洗浄力を最大化する。さらに、TW-127X8が「ウルトラファインバブル洗浄W」に除菌機能を付加するなど、清潔性維持機能もトレンドになりつつある。

 

「これらの機能を備えた最上位モデルは、洗濯・乾燥性能も当然優秀です。衣類の種類に合わせたきめ細かな洗濯が手間いらずで行えて、洗濯物の清潔さも向上できるのですから、10年は使えると思って給付金でぜひ購入検討を!」(石井さん)

 

<その1>専用ヒーターを使った温水泡洗浄機能Wで、ガンコな汚れも徹底除去

洗濯/乾燥容量 11kg/6kg
乾燥時運転音 約46dB
定格洗濯時標準使用水量 約78L
自動投入機能 搭載

 

パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900A L/R

オープン価格

おしゃれ着も黄ばみ除去する「約40℃つけおき(おしゃれ着)コース」など多彩な温水泡洗浄コースを搭載。ふわふわの肌触りに仕上げるタオル専用コースも備える。洗剤・柔軟剤自動投入機能を装備しスマホで洗濯操作も可能。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約890Wh(標準モード)●定格洗濯乾燥目安時間:約98分●洗濯コース数:20●サイズ/質量:約W600×H1009×D722mm/約79kg

 

↑洗剤液を温め泡立てて洗う「温水泡洗浄W」を搭載。洗剤中の酵素が活性化する温度まで温め設定温度を保つため、より高い洗浄効果を発揮

 

↑自動投入タンクに液体洗剤と柔軟剤をストックすれば、毎回計量する手間が不要に。タンクに入れた洗剤と異なる種類を手動投入することも可能

 

【いま買うべき理由】洗濯コースのバリエが豊富で、大切な服を繊細にケアできる

「洗剤投入の手間がなく、毎日の洗濯がラクに。黄ばみ除去やおしゃれ着洗いなどコースが豊富で、きめ細かく使い分けできます。洗濯槽の自動洗浄などお手入れ機能も充実しています」(石井さん)

↑洗濯のたびにドラム槽を自動洗浄。槽の清潔を保つお手入れ機能を多数用意

 

<その2>洗浄・乾燥性能の高さで人気のビッグドラムが、コンシェルジュ機能を搭載

洗濯/乾燥容量 12kg/6kg
乾燥時運転音 48dB
定格洗濯時標準使用水量 85L
自動投入機能 搭載

 

日立

ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム」BD-NX120E L/R

実売価格 29万4800円

大流量の洗剤液で洗う「ナイアガラ洗浄」や高速風でシワを伸ばす「風アイロン」を搭載。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能を採用し、洗い方をAIが判断して上手に洗濯する。スマホと連携し洗剤を使い切る前にアプリで自動発注可能。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約970Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約165分●サイズ/質量:約W695×H1056×D620mm/約83kg

 

↑洗剤液を循環させた大流量シャワーで洗浄。洗剤が液体か粉末かを検知し、洗剤に合った溶かし方・洗い方をAIが判断する

 

↑大容積のドラムの中で、衣類を大きく舞い上げながら乾燥。時速約300km相当の高速風を吹きかけて、衣類に付いたシワをしっかりと伸ばす

 

【いま買うべき理由】洗剤の計量から洗い方までAIにおまかせできて、洗濯の悩みが解消!

「AIが洗い方や時間を自動で判断するので、ユーザーは細かな設定が不要。液体洗剤と柔軟剤も自動投入なので、本当にボタンひとつで悩むことなく洗濯できます。乾燥後のシワの少なさも圧倒的」(石井さん)

↑汚れの量が多い場合は、AIが洗濯時間を延長。しっかりと汚れを洗い落とす

 

<その3>ナノサイズの微細な泡で、皮脂汚れから菌まで徹底オフ

洗濯/乾燥容量 12kg/7kg
乾燥時運転音 約49dB
定格洗濯時標準使用水量 約80L
自動投入機能 搭載

 

東芝

ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127X8 L/R

実売価格 27万2800円

ウルトラファインバブル(ナノサイズの泡)が洗浄成分の効果を高め、皮脂汚れもスッキリ洗浄。温水機能でよりパワフルな洗浄にも対応する。「Ag+」抗菌水で雑菌の増殖を抑制。スマホと連携し、出先から予約設定が可能だ。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約1150Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約108分●洗濯コース数:12(「槽クリーン」コースを含む)●サイズ/質量:約W645×H1050×D750mm/約90kg

 

↑ナノサイズの泡はすすぎでも効果を発揮。繊維に残った洗剤の洗浄成分を吸着し、しっかりとすすげる

 

↑大きな洗濯槽で衣類を広げてシワを伸ばしながらふんわり乾燥。標準コースで7kgの洗濯〜乾燥が、約108分で完了する

 

【いま買うべき理由】ウルトラファインバブルとスマホ連携で洗濯の効率アップ

「繊維の隙間よりも小さなウルトラファインバブルの効果は絶大で、温水機能を使わずとも一般的な汚れなら問題なく落ちます。液体洗剤・柔軟剤自動投入との合わせワザで、洗剤のムダも防止」(石井さん)

↑繊維の隙間よりも小さいナノサイズの泡が、界面活性剤の効果を高める

 

<その4>乾燥フィルターの自動掃除やスマホ連携など、独自機能で利便性追求

洗濯/乾燥容量 11kg/6kg
乾燥時運転音 約39dB
定格洗濯時標準使用水量 約78L
自動投入機能 非搭載

 

シャープ

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-W112 L/R

実売価格 23万8780円

微細な水滴を噴射し、衣類を傷めず洗浄。スマホアプリで衣類に合った専用コースを選んで洗濯機に送信し、運転状況をスマホ上で確認可能だ。ヒートポンプとヒーターの「ハイブリッド乾燥」で、省エネ性能は業界トップクラス。

 

SPEC●洗濯乾燥時消費電力量:約600Wh(標準乾燥モード)●洗濯乾燥目安時間:約115分●洗濯コース数:7●サイズ/質量:約W596×H1045×D728mm/約82kg

 

↑高圧シャワーノズルから水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして噴射。ガンコな汚れも弾き飛ばす

 

↑乾燥運転後、乾燥フィルターに溜まったホコリを毎回自動掃除。手入れの手間を大幅軽減できる

 

【いま買うべき理由】付属の超音波ウォッシャーがおしゃれ着の部分洗いで活躍

「真空の泡が弾ける力で皮脂汚れも弾き飛ばすハンディタイプの洗濯ツール『超音波ウォッシャー』が付属しています。デリケートな生地にも使えるので、ブラウスや制服のケアにも重宝」(石井さん)

↑「時短コース」の前に超音波ウォッシャーで予洗いすれば、きれいと時短が両立

 

【CHECK!】タテ型も“自動投入”がニュー・スタンダート!!

泥汚れなどの洗浄力にこだわるなら、タテ型という選択肢も。こちらのタイプも液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能の搭載モデルが着々と増えている。

 

<その1>泡と立体水流による洗浄力に加え、清潔性にも配慮!

洗濯/乾燥容量 10kg/5kg
乾燥時運転音 約45dB
定格洗濯時標準使用水量 約131L
自動投入機能 搭載

 

パナソニック

タテ型洗濯乾燥機 NA-FW100K8

実売価格 23万8380円

泡洗浄とパワフル立体水流で、皮脂汚れも泥汚れも徹底オフ。液体洗剤・柔軟剤自動投入機能や、糸くずを簡単に捨てられる新フィルターなどを備える。洗濯槽の洗浄時期通知機能も装備。

 

<その2> AIが洗い方などを自ら判断! 大流量でしっかり洗い上げる

洗濯/乾燥容量 12kg/6kg
乾燥時運転音 約43dB
定格洗濯時標準使用水量 約140L
自動投入機能 搭載

 

日立

タテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」 BW-DX120F

実売予想価格 29万7000円

「自動投入」と「AIお洗濯」機能搭載。洗濯コースを選ぶと洗剤の量から洗濯の仕方、運転時間まで自動で判断する。高濃度洗剤液を循環させ、大流量で洗浄。操作しやすいガラスタッチパネル採用。

 

 

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えっ、油性ペンも落ちるの? 日立の洗濯機「ビッグドラム」が「洗剤直ぬり」コースを新搭載

日立グローバルライフソリューションズは、ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-NX120F」を9月19日から発売します。実売予想価格は41万5800円。

↑BD-NX120F。洗濯・脱水容量は12kg、洗濯~乾燥・乾燥容量は7kg。サイズ/質量はW735(本体幅695)×D620×H1070mm/約83㎏

 

あきらめていた汚れまで落とす「洗剤直ぬり」コースをライオンと共同開発

BD-NX120Fは、衣料用洗剤の研究開発・製造を行うライオンと共同開発した「洗剤直ぬり」コースを搭載。濃縮液体洗剤を汚れに塗布して洗濯機に入れるという簡単な作業で、料理の汚れや化粧品、油性ペンなどの汚れもキレイにするとのこと。濃縮液体洗剤を塗布した衣類に高速風を当てて洗剤の水分を蒸発させることで、洗剤の濃度をより高くします。その後大流量のシャワーで洗うことで、これまであきらめていたような汚れまで落とすといいます。

↑「洗剤直ぬり」コースの効果

 

本機は 「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」×「AIお洗濯」で、ある程度、洗濯をおまかせできるのが特徴。洗濯のたびに適量の液体洗剤・柔軟剤を自動で投入する「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」により、計量や投入といった手間を省き、適量投入します。また、洗濯の際に複数のセンサーで洗剤の種類や布質・汚れの量・水の硬度などの情報を収集し、洗い方や洗濯時間を自動で調整する「AIお洗濯」でかしこく洗うといいます。

↑「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を搭載

 

高速風でシワを伸ばし、アイロンがけの手間を減らす「風アイロン」も搭載。直径約61cm・容積約85Lの大きなドラム槽の中で衣類を大きく舞い上げ、時速約300kmの高速風を衣類に吹きかけてシワを伸ばします。さらに、本機では乾燥運転におけるヒーターや送風ファンなどの制御を見直すことで、洗濯~乾燥容量7kgを実現しました。

↑「風アイロン」の効果(写真右)

 

このほか、「洗濯コンシェルジュ」アプリに対応。同アプリをダウンロードすることで、約30℃の温水でおしゃれ着の傷みを抑えつつしっかり洗う「温水おしゃれ着」コースを使用できます。

 

「洗剤直ぬり」コースや「風アイロン」、洗剤自動投入やアプリ連携など、実用的な機能を満載したビッグドラムの新製品。洗濯の手間をなるべく減らしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

その手があったか! 「洗剤自動投入」の応用で「ドラム式の課題=汚れ移り」を克服する洗濯機

パナソニックは、ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL/R(左開き/右開き)を10月1日に発売します。実売予想価格は41万5800円です。

↑ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL(左開き)。本体寸法は幅600×奥行722×高さ1009mm。カラバリはストーンベージュ(左)とクリスタルホワイト(右)

 

予洗いで汚れを剥がして排水したあと、キレイな洗浄液で本洗いを行う

汚れ移りは、洗濯時に衣類から汚れが洗浄液に溶けだし、その洗浄液に衣類が長時間浸され、汚れが再度付着してしまうことで起こります。衣類の黒ずみの発生要因の1つで、ドラム式は縦型と比べて水の使用量が少ないため、汚れ移りが発生するケースも出てきます。

 

本機は、こうした汚れ移りを抑制するため「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を利用した「2度洗い」モードを搭載しました。予洗いで汚れを衣類から剥がして排水したあと、キレイな洗浄液で本洗いを行うので、汚れ移りを抑えることができます。こちらは、「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能で適切なタイミングで洗剤を途中投入できることから実現できた機能。泥汚れや皮脂、汗汚れが気になるとき、時間がなくて汚れた衣類とキレイな衣類の分け洗いができないときなどに便利です。

↑「2度洗い」モードは予洗いのあとで排水・洗剤再投入を行い、本洗いを行います。運転時間の目安は約40分(「おまかせ」に比べて+8分)

 

また、シーズン終わりの毛布のしまい洗いに便利な「約40℃毛布」コースも搭載。本コースでは約40℃のお湯と通常の毛布コースの約1.5倍の洗剤でしっかり洗い、皮脂汚れを除去しながらニオイまで落とします。

 

槽洗浄のタイミングを通知する機能を搭載し、槽洗浄コースも充実

このほか、定期的な洗濯槽のお手入れを促すため、月1回の槽洗浄のタイミングを知らせる機能を搭載しました。洗濯槽のお手入れの目安である洗濯回数約1か月相当の使用回数に達すると、操作パネルでお手入れのタイミングを知らせます。

 

サインが出たら、洗浄剤の必要ない「約60℃槽カビクリーン」コース、もしくは、衣類用の塩素系漂白剤を使い「槽洗浄/約30℃槽洗浄」コースなどで洗濯槽をケアすればOK。また、「サッと槽すすぎ」コースは、循環ジェットシャワーと遠心力水流でドラム槽と外槽を約5分ですすぐので、各槽の汚れが気になるときに便利です。

↑槽洗浄のタイミングを知らせる機能を搭載しています(画像はNA-VX900B)

 

「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を活用し、ドラム式の課題であった汚れ移りを抑えた本機。洗濯槽もしっかりケアできる点がうれしいですね。ぜひ注目してみてください。

「共働き世帯歓喜」の洗濯機がトップに!! パナソニックの洗剤・柔軟剤自動投入モデルを総解説!【家電大賞2019 洗濯機部門 金賞】

GetNaviと白物家電専門ニュースサイト「家電Watch」による年に一度の家電アワード「家電大賞」が今年も開催され、3月10日に受賞製品が決定しました。本記事では、洗濯機部門でナンバーワンに輝いた、パナソニックの自動投入機能付き洗濯機です!

 

なお、各部門の受賞モデルは下記の記事から確認できます。

【家電大賞2019結果発表】史上初の快挙だ! イノベーティブな冷蔵庫がグランプリを受賞

 

【本記事で紹介する受賞製品】

 

 

パナソニック

ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900A L/R

オープン価格

液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能で洗剤を計量して入れる手間を省略。「温水泡洗浄W」を搭載し、温めた洗剤液でガンコな黄ばみやニオイまでスッキリ落とします。目的や洗う衣類に応じて多彩な温水洗浄コースを搭載。ドラム槽のお手入れ機能で黒カビ抑制・除菌が行えるなど、清潔性能の充実ぶりもポイントです。

SPEC●洗濯容量/乾燥容量:11㎏/6㎏●消費電力量:約890Wh(※2)●洗濯〜乾燥所要時間:約98分(※2)●標準使用水量:約55L、乾燥時0L(※3)●運転音:約32dB(洗濯)・約41dB(脱水)・約46dB(乾燥時)●ナノイーX:搭載●本体寸法/本体質量:約W600×H1009×D722㎜/約79㎏

【商品詳細はコチラ

※2:定格6㎏洗濯乾燥時「おまかせ」コース・標準乾燥の場合 ※3:熱交換器自動洗浄の使用水量は含みません

 

液体洗剤・柔軟剤自動投入が忙しい共働き世帯に大反響!! 除菌能力や清潔性もスゴい

2017年に発売した業界初の液体洗剤・柔軟剤自動投入モデルがヒットして以降、パナソニックの自動投入機能付き洗濯機の累計出荷台数は59万台超え(※1)に。その便利機能を備えたNA-VX900Aは、いま最注目の機種です。

※1:2017年10月1日発売〜2020年5月31日。パナソニック「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」搭載洗濯機の国内出荷台数(パナソニック調べ)

 

「洗剤投入なんて全然手間じゃない」と思っていた人も一度使えば自動投入のラクさを実感。洗濯機に不慣れな男性にも「柔軟剤を入れるタイミングに悩まされず、洗濯に積極参加できた」と好評でした。

 

また、基本の洗浄・乾燥機能も充実。先進の温水泡洗浄Wで黄ばみやニオイをスッキリ洗い流すほか、おしゃれ着も繊維を傷めず黄ばみ汚れをしっかり落とせます。外出自粛でクリーニング店に行きにくい時期に、この機能の優秀さを実感したユーザーも多かったようです。

 

人々の除菌意識が高まるいま、温水泡洗浄Wやヒートポンプ乾燥の除菌効果、多彩な洗濯槽の洗浄機能も魅力的。日々忙しいなかでも家事の効率化や清潔性に気を使う人には特にメリット絶大です。

 

【投票者の声】

洗浄力も使いやすさも清潔性もNo.1だと思います!(50代・男性)

自動投入が秀逸。使ってみて初めて洗剤を入れる行為は手間だと気づいた(40代・女性)

タオルをふわふわに仕上げる乾燥コースがスゴい! 超気持ち良くてヤミツキです(30代・女性)

 

【POINT1】液体洗剤・柔軟剤自動投入

洗濯物の量に応じて適量の液体洗剤や柔軟剤を自動投入。洗濯のたびに洗剤の量を計るひと手間が減らせます。自動投入タンクは洗剤が約870mL、柔軟剤が約580mL入るので、ボトルを置いておく必要がなく、サニタリー空間がスッキリ。

↑タンクに液体洗剤や柔軟剤の詰め替え用パウチの中身をセット。コースを選んでスタートボタンを押せば、適量が投入されて断然ラク!!

 

↑専用アプリと連携すれば、自動投入機能と連動して、外出先からも洗濯の操作が可能。帰宅時間に合わせて洗濯終了時刻を設定すれば、帰宅時に乾燥したての状態に仕上がります

 

↑スタートボタンを押すだけ

 

【POINT2】温水泡洗浄W

洗剤中の酵素が活性化する温度まで洗剤液を温め、さらに洗剤液を泡立てて浸透力を高める技術を採用。黄ばみのもととなる皮脂やニオイの原因菌まで、繊維の奥からスッキリ洗い落とす技術です。専用ヒーターで洗剤液を温めながら設定温度を保つため、より高い洗浄効果を発揮できます。

↑「約40℃つけおき(普段着)コース」では、約40℃の高濃度2倍洗剤に衣類を浸しながら洗浄。あきらめていた黄ばみもしっかり落ちます。おしゃれ着の黄ばみを落とす「約40℃つけおき(おしゃれ着)コース」も搭載

 

↑「約40℃においスッキリコース」は、酵素が活性化する約40℃の洗濯水で2回洗浄。部屋干しで気になるニオイの原因菌を洗い落とします(※4)※4:[試験機関](一財)日本食品分析センター[試験成績書発行年月日]2016年7月13日[試験成績書発行番号]第16046506001-0101号[試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定[試験結果]金の減少率99%以上(自社換算値)・衣類上のにおい原因菌。すべての菌に効果があるわけではありません

 

↑ドラム槽下に洗剤液温め用のヒーターを搭載。センサーで水温を検知し、設定温度を保つことで、洗剤の洗浄効果を十分に引き出します

 

洗浄前 おまかせコース

(約20℃)

約60℃おまかせ

(除菌/※5)

コース

↑「約60℃おまかせ(除菌)コース」は高温水で白物衣類をしっかり除菌(※5)。乳幼児用のよだれかけなど清潔さを保ちたい衣類の洗濯に最適です。※5:<除菌の試験内容>[試験機関](一財)日本食品分析センター [試験成績書発行年月日] 2013年9月10日 [試験成績書発行番号] 第13047337001-02号 [試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定 [除菌方法]加熱高温水により[対象部分]ドラム内の衣類[試験結果]菌の減少率99%以上(自社換算値) 

 

【POINT3】洗濯槽お手入れ機能

清潔性にもこだわる本機は、洗濯槽のお手入れ機能が充実。洗濯中のすすぎ・脱水時に自動槽洗浄する日々のお手入れに加え、黒カビ発生を抑えるコース、黒カビやニオイが発生したときの槽洗浄コースなど、豊富に搭載しています。

↑毎回すすぎ時にきれいな水で槽洗浄。ドラム槽が通常の約3倍速で回転し、遠心力水流でドラム槽外側と外槽に付いた洗剤カスを洗い流します

 

↑「約60℃槽カビクリーンコース」は約60℃の温水でスチームを発生させ、槽の黒カビの発育を抑制(※6)。洗浄剤が不要なので手軽に使えます。所要時間は約2時間で、月1回のお手入れが目安です。※6:[試験機関](一財)日本食品分析センター [試験成績書発行年月日] 2019年4月22日 [試験成績書発行番号] 第19015638001-0101号 [試験方法] 外槽に取り付けたカビ培養プレートの生菌数測定 [黒カビ抑制方法] 加熱高温水と温水スチームによる [対象部分]外槽[試験結果]菌の減少率99%以上(自社換算値)

 

↑洗濯終了後、電源を切らずに衣類を取り出してドアを閉めると、乾燥風吹き出し口から「ナノイーX」を放出。黒カビ発生を抑えます

 

【POINT4】 ヒートポンプ乾燥

洗濯〜乾燥スピードは業界No.1(※7)。衣類の傷みや縮みを抑えて乾燥するうえ、除菌(※8)もできます。タオルのパイルを立たせてふんわり仕上げるタオル専用コース、プレ乾燥で寝具のダニを高温加熱してアレル物質を洗い流すコースなど、機能も充実。

※7:国内の洗濯乾燥時において。定格6㎏洗濯乾燥時。所要時間約98分

※8:<衣類の除菌について> [試験機関](一財)日本食品分析センター [試験成績書発行年月日]2015年7月15日 [試験成績書発行番号]第15053786001-0101号 [試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定 [除菌方法]加熱温風による [対象部位]ドラム内の衣類 [試験結果]菌の減少率99%以上(自社換算値) 

 

↑風量約4.6㎥/分の大風量でシワを抑えて乾燥。タオル専用コースではプロの洗浄技術に学び、よりふっくらした風合いに仕上げます(※9)。※9:「つり干し」は、洗濯3kg時「おまかせ」コースにおいて。「ヒートポンプ乾燥」は、洗濯〜乾燥3kg時「おまかせ」コースにおいて。パナソニック実験による。衣類の量、素材、使用状況、一緒に乾燥するものの種類によって効果は異なります

 

↑「ダニバスターコース」では、洗濯前に約65℃の温風でダニを毛布などの繊維から引き剥がして洗浄。アレル物質を99%以上除去するので衛生的です

 

【INFORMATION】

購入者のなかから抽選で100名に、P&G液体洗剤「アリエール」1年分をプレゼント。対象は2019年度発売のななめドラム、2020年度発売のタテ型洗濯乾燥機・全自動洗濯機。購入期限は8月31日、応募締切は9月14日。

 

文/平島憲一郎 撮影/篠田麦也

キッチン&洗濯機のイヤ~な汚れを解消! ホムセンの便利お掃除グッズと“ナチュラル派”アイテム

キッチンや洗濯機は、ちょっと油断するとすぐに汚れがたまってしまうもの。ここではそんな悩みを効果的に解決できるホームセンターの製品を紹介! プロが「時短」「コスパ」「エコ」を5段階で評価します。また、合成洗剤に頼らないエコ掃除アイテムもガイドします。

 

【評価した人】

掃除のプロ・藤原千秋さん

住宅メーカー営業職を経て、住まい・暮らし専門のライターとして活躍中。試した掃除グッズは1000種。

 

【関連記事】

汚れが気になる「トイレ」や「お風呂」の攻略法!! ホムセンの便利お掃除グッズ

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お掃除エリア①キッチン

「冷蔵庫や電子レンジといった食品を扱う場所は、特に衛生面には配慮しなくてはいけません。ばい菌が繁殖しないように、専用の使い捨て除菌シートでこまめに庫内を拭き取ると良いでしょう」(藤原さん)

 

その1

食材を扱う場所でも安心なアルカリ電解水のシート

DCMホールディングス

ウエットシート 冷蔵庫・電子レンジ用 20枚入

198

アルカリ電解水を染み込ませたウェットシート。冷蔵庫内についた調味料の液だれや電子レンジ内に跳ねた油汚れもさっと落とせます。洗剤を使用しないから、食材を扱う場所でも安心です。

【時短:☆×3.5】【コスパ:☆×5】【エコ:☆×3】

 

 

その2

部屋に充満する悪臭をたちまちいい香りに

カインズ

農業酪農用デオマジック 1000ml

3980

本来は農業や酪農家向けに家畜の排泄物臭の除去用として使われている香料。家庭で使うときにはキッチンの生ゴミ臭対策としても使える。100〜200倍に希釈して噴霧させます。

【時短:☆×4】【コスパ:☆×3】【エコ:☆×4】

 

 

お掃除エリア②洗濯機

「洗濯槽にカビを生やしている家庭って多いんです。洗濯槽の中が汚れていると、部屋干ししたときに嫌なニオイが漂います。洗濯槽クリーナーは2〜3か月に1回のペースで行うのがベスト!」(藤原さん)

 

その1

洗濯槽の清潔を保つ液体タイプのクリーナー

コメリ

洗濯槽クリーナー 550g

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洗濯機に1本分を入れて回すだけで、カビや汚れを落とせる洗濯槽用クリーナー。縦型、ドラム式を問わずに使用することができます。液体タイプだから、溶け残りしないのもうれしいです。

【時短:☆×3.5】【コスパ:☆×4】【エコ:☆×1】

ホムセンにはナチュラル派アイテムが多数! 合成洗剤に頼らないエコ掃除

ホムセンには、合成洗剤を使いたくないというニーズに応えた商品も多数。重曹などの洗浄剤や、水で汚れが落ちるエコ掃除アイテムの一部を紹介!

 

その1

重曹の力をスプレーに!洗剤なしで汚れを落とせる

カインズ

重曹+アルカリ 電解水スプレー  500ml

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汚れ落としの定番の重曹とアルカリ電解水を混ぜた掃除用スプレー。食器や冷蔵庫、電子レンジなど、様々な場所の掃除が可能。クエン酸やセスキ炭酸ソーダを使用した姉妹品もあります。

セスキ炭酸ソーダ配合

アルカリ電解水スプレー 500ml

398円

 

クエン酸

除菌スプレー 500ml

398円

 

 

その2

水をつけてこするだけで水アカをノックアウト!

コーナン

メラミンバス洗い ミドルサイズ WEL21-4351

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洗剤なしで汚れを落とせるメラミンスポンジ製のバス掃除用品。持ち手が付いていて、広範囲の汚れを一気にこすり落とせます。

 

 

その3

大きめのスポンジでバスタブを挟んで磨ける

DCMホールディングス

洗剤いらずバススポンジ 挟めるマイクロ&ネット

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洗剤なしでもバスタブをピカピカにするマイクロファイバー製のスポンジ。幅広なのでバスタブの縁を挟んで磨けて使いやすいです。

 

 

その4

特殊加工のシートで金属も傷つきにくい

コメリ

水でこすってキラめくシート 8枚入

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水周りの掃除に便利な、特殊加工のポリエステル繊維のシート。キッチンのシンクや浴室の水アカ、石けんカス除去に◎。

 

 

掃除のプロ・藤原さんの一言アドバイス】

エコ掃除をしたあとはばい菌の繁殖に注意!

合成洗剤を使わない分、洗浄力や殺菌力は劣ります。お風呂場などの湿気が多い場所では特にばい菌が繁殖しやすいので、掃除のあとは掃除用具自体もしっかり乾かし、清潔に保ちましょう。

 

 

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低水位は「2分30秒がベスト」と悟った日立、タテ型洗濯機「ビートウォッシュ」に脱帽の新機能

日立アプライアンスは、縦型洗濯乾燥機で高い人気を誇るブランド「ビートウォッシュ」の新製品「BW-DV120C」(実売価格26万1500円)を6月16日に発売しました。今回の新製品は、洗剤のタイプを判別して洗い方を変え、これによってミートソースなどの食べこぼしも、泥汚れもキレイに落ちるとのこと。メディア向けの説明会で、その詳細を聞いてきました。

 

予洗いの手間を減らしながらしっかり汚れを落とす「新・ナイアガラ  ビート洗浄」

洗濯をしていて「汚れが落ちていない!」と思うのはどんなときでしょうか。同社が行った調査によると、汚れ落ちに対する不満で多いものは「襟・袖」「黒ずみ」「食べ物のシミ」です。さらに、落ちにくい汚れの場合、約62%の人が洗濯機に入れる前に予洗い(手洗いなどであらかじめ汚れた部分を集中的に洗っておくこと)しているという結果になりました。

↑洗濯機のユーザー調査。落ちにくい汚れを予洗いする人は62%と多くなっています

 

さらに同社は、洗剤についても調査しました。すると、液体洗剤が主流ですが、粉末洗剤も根強い人気があることが判明。洗濯物の汚れを落とすためには、洗濯機の「機械力」と「洗剤の力」両方が効果的に働くことが重要です。しかし、一般的な洗濯機は、どの洗剤を使っても洗い方は同じ。この点に着目した同社は、「洗剤の特性に合わせて洗い方を変えれば、もっと洗剤の力を発揮できるはず」と考え、開発を進めてきました。その結果誕生したのが、使用する洗剤をセンサーが見分けて、洗剤に合った洗い方をする「新・ナイアガラ  ビート洗浄」。これにより、予洗いの手間を減らしながら食べこぼしのほか、泥汚れ、襟・袖の汚れをしっかり落とすといいます。

↑新製品BW-DV120Cは洗濯・脱水容量12kg、乾燥容量は6kgです

 

↑新・ナイアガラ  ビート洗浄は洗剤の種類で洗い方を変えます

 

高濃度洗浄液をキープする「2分30秒」で洗剤に応じた洗い方に

この「新・ナイアガラ  ビート洗浄」の洗いの工程を見ていきましょう。まず、センサーで洗剤の種類(粉末・液体)を見分けたあと、2分30秒間、低水位の状態を作って洗浄液が高濃度な状態をキープします。日立アプライアンス担当者によると、「低水位で濃度が高い洗剤液を作ると、洗剤液がよく浸透します。高濃度洗剤液を衣類に浸透させると、食べ物の油汚れなどに効果を発揮します」とのこと。この2分30秒の間、粉末洗剤を使っていると検知したら、洗剤を溶かす時間を長めにとり、しっかり溶かしてから洗います。一方、液体洗剤はよく溶けるので、溶かすことよりも洗う動きを優先。洗濯槽の底部にある回転羽根「ビートウィングX」の回転数を上げて衣類を動かし、しっかりかくはんする洗い方に。その後、大流量シャワーによるたっぷりの水で汚れを洗い流し、泥汚れなどを落とす仕組みです。

 

と、ここまで聞いて、筆者にはひとつの疑問が。高濃度洗剤液を2分30秒よりももっと長い時間染み込ませていれば、さらに汚れがよく落ちるのでは? 同社の技術担当者に聞いてみると、「我々も最初はそう思っていたんですよ。ところが、BW-DV120C の標準コースの洗濯時間の目安、45分で洗った場合、低水位状態を2分30秒よりも長くして、そのぶん高水位状態を短くすると、今度は泥汚れが落ちにくくなったんです」との答えが。

 

泥汚れを落とすには、たっぷりの水である程度時間をかけて洗うことが重要。そのため、高水位時間が短くなると落ちにくくなるというのです。

【動画】

さらに、同社の担当者は汚れの再付着の課題についても説明してくれました。

 

「低水位状態だと、汚れの再付着の懸念もあります。最近の洗剤は汚れが再度付着しないようにはなっていますが、実験の中では、低水位状態で長い時間洗っていると、汚れの再付着や黒ずみが起きることもありました。汚れ落ち、全体の洗濯時間など、ちょうどよいバランスを研究した結果、低水位時間は2分30秒となったわけです」。

 

なるほど、「2分30秒」は、研究に研究を重ねた結果、はじき出されたベストな時間だったわけですね。

↑標準コースの汚れ落ち具合の例。サインペンの汚れは残っていますが、泥汚れをはじめ、ケチャップやしょうゆなどの色素がある汚れ、ファンデーションやミートソースなどの油分がある汚れもしっかり落ちています。ちなみにカレーのあとは近くで見るとうっすら黄色く残っていました

 

約98分で洗濯~乾燥を行う新「おいそぎ」コースが1.5kgである必然

続いて紹介された新機能は、軽い汚れの1人分の衣類(1.5kg)の洗濯物なら約98分で洗って乾かす新「おいそぎ」コース。急いで洗って乾かしたいものがある場合に便利ですし、1日の洗濯物をその日のうちに処理したい、汚れが定着する前に洗いたいという人には最適です。

↑新「おいそぎ」コースは体操着など、急いで乾かしたい衣類の洗濯に便利です

 

同コースは、脱水の回転数をアップするとともに、乾燥時の洗濯槽内の温度を見て除湿の効率を改善します。具体的には、同社の洗濯乾燥機は乾燥時に温度が上がって湿気がこもった槽内を冷却水を使って除湿するのですが、本機はその冷却のタイミングを槽内の温度を見てコントロール。洗濯から乾燥までの時間の短縮を実現しています。

 

さて、ここでまた疑問がひとつ。洗濯槽内の温度を見ながら除湿の効率を改善できるなら、標準コースにも同様の技術が搭載されているのでは? 担当者いわく「そう思いますよね。実は我々もそう考えたんですよ。ですが、今のところは新『おいそぎ』コースのみの機能なんです」との答えが。

 

実は、この新「おいそぎ」コースの「1.5kg」という量にも意味があるとのこと。通常の乾燥では一定時間後から冷却を開始しますが、新「おいそぎ」コースの場合は洗濯物の量が少なく、槽内水分が少ないため、槽内の温度が早く上がり始めます。そのため、温度を検知して除湿を始めると効率がよいというわけです。この「温度を検知しながら除湿する」機能の必要条件となるのが、「高速脱水」と「洗濯物の量が少ない」こと。洗濯物が少ないほうが高速で脱水しやすくなりますが、量が多くなると、高速で脱水するためにパワーが必要になり、布傷みの懸念も出てきてしまうといいます。こうした条件を加味したうえで、最適な量が1.5kgだったというわけなのですね。

 

不安やストレスを減らす小さな配慮にも感激

さて、これまで「新・ナイアガラ ビート洗浄」や、新「おいそぎ」コースなど、新搭載の機能を取り上げてきましたが、実は使い勝手の部分でも改良ポイントがありました。それが、新「糸くずフィルター」です。通常の糸くずフィルターは、乾燥しているとこびりつくし、濡れていると手触りが不快な感じがすることが少なくありません。しかし、本機の場合は、ケースをスライドするとフィルター内部にくっついている糸くずがカンタンに剥がれます。糸くずに触らずに手軽に捨てられるので、お手入れのストレスが格段に減りますね。

↑新「糸くずフィルター」

 

さらに、筆者が密かに感心したのが、強化ガラス採用のふたが軽い力で開けられて、ゆっくり閉まる点。これなら、フタがバタン! と落ちることで、手をはさんだり、フタが傷ついたりするんじゃないか……という不安から解放されますね。細かい点ですが、糸くずフィルターを含めた配慮は、ユーザーにはうれしいところ。もともと洗浄力や機能性には定評があった「ビートウォッシュ」シリーズが、より生活に寄り添った機能を備え、完成度を高めてきたという印象です。今後も、同シリーズが注目を集めることは間違いありません。

【動画】

 

↑従来から搭載している「温水ミスト」を使った洗浄コースや「ダニ対策」コースはそのまま継続。写真は温水ミストを使って選択したTシャツ。ワキ部分の黄ばみがキレイになっています

 

洗濯王子が指南! 部屋干し臭を解消するほんのひと手間って?

梅雨真っ盛り! ただでさえ気が滅入るのに、さらに気分を憂鬱にさせるのが、洗濯物の部屋干し臭よね。雨の日には外干しするワケにもいかないし、いったいどうしたら、部屋干し特有の嫌なニオイを防げるのかしら?

 

そういえば、ご近所の中村祐一さんは、“洗濯王子”としてテレビでも活躍する洗濯のプロだと言っていたわね。部屋干し臭の解消法を聞いてみようかしら!

 

 

参ったなぁ……と、いつも困っている「参田家(まいたけ)」の面々。きょうはお母さんが、なにやら困っているようです。

 

参田家の人々とは……
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ちょっと気弱なお父さん、元気でしっかり者のお母さん、もうすぐ小学生の娘、甘えん坊の赤ちゃん、家族を見守るオスの柴犬の4人と1匹家族。年中困ったことが発生しては、ご近所の専門家に解決策を伝授してもらい、日々を乗り切っている。
https://maita-ke.com/about/

 

“洗い方”を見直せば、ニオイは防げる!

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お母さん「梅雨は明けたけれど、晴れたと思ったらまた雨、の繰り返しで洗濯物は乾きにくいし、部屋干し特有の生乾き臭にも気が滅入りますよね。そもそも部屋干しをすると嫌なニオイがする原因は何なんでしょう?」

 


中村さん「ズバリ、ニオイの原因は雑菌が排出する代謝物。ちょっと嫌な言い方をすると、雑菌のフンがニオイの原因です。洗濯後の衣類に残った人間の皮脂は、菌の大好物なんです。しかも梅雨など湿気の多い時期は菌が活動しやすいため、菌の代謝が高まります。きれいに洗ったはずの洗濯物に菌の排泄物が充満してしまう結果が、あの生乾き臭なんですよ」

 

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お母さん「雑菌の仕業だろうとは思っていたけれど、まさかフンがニオイの原因だったなんて! ますます部屋干しする気が失せてきますね……。けれど、連日の雨ではそうも言っていられないし、ニオイを発生させない洗濯方法はないんでしょうか?」

 


中村さん「安心してください。いつものお洗濯にひと手間加えるだけで、部屋干し臭は防げます! そもそも嫌なニオイがするのは、洗濯物に皮脂汚れが残っているから。そこで僕が実践しているのが、お湯洗濯です。常温ではなく、40℃程度のお湯で洗うことで洗浄力が高まります。よく“水と油”と言うように、雑菌の活動源となる皮脂は水との相性が悪く、なかなか落ちません。けれど温かいお湯を使えば、それだけ皮脂が浮き上がりやすく、落ちやすいというワケです!」

 

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お母さん「水で洗うのが当たり前だと思っていたけれど、“水と油”という表現を思えば、皮脂汚れが落ちにくいのも納得です! でも、うちの洗濯機には、常温の水が出る蛇口しか設置されていないんですよ」

 


中村さん「その場合、やはり40℃程度のお湯に浸けてから洗濯するだけでも、効果があります。浸ける時間は20〜30分が目安ですね。お湯を用意するのが大変な場合、色柄物にも使用できる漂白剤を使いましょう。漂白剤を使い、雑菌自体をやっつけてしまうんです! 漂白剤を使う場合にも、1時間程度は浸けておくことがポイントですよ。最近の全自動洗濯機は性能がいい分、洗濯時間が短いので、先にお湯に浸け込んで雑菌を取り除いておくといいですよ」

 

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お母さん「お湯も漂白剤も普段よりちょっと時間はかかるけど、方法としては簡単ですね。まさに“ひと手間”という感じ! ちなみにお湯を使う場合、お風呂の残り湯を使うと手軽にできそうじゃありません?」

 


中村さん「脱衣所に洗濯機があるご家庭が多いと思いますし、まだ温かい状態の残り湯を使えば、確かに手軽ですね。ただし、残り湯自体に雑菌が繁殖していることも多いため、残り湯を使うときには普段よりも洗剤を多めにして洗いましょう。目安でいうと、普段の1.5倍量くらいですね。さらに干す段階にもひと工夫。窓際ではなく、空気の巡りがいい部屋の真ん中に干すことですね。そして空気の流れをスムーズにするため、洗濯物は厚手の物、薄手の物を交互に干すと乾きやすくなりますよ!」

 

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お母さん「雨の日とはいえ、日当たりのいい窓際に干すのが正解だと思っていたけれど、大切なのは空気の巡りだったんですね! いろいろ勉強になりました。でもこのお話を聞いている今も、部屋干し臭が気になる……すでにニオイが発生してしまった衣類をどうにかする方法はありませんか?」

 


中村さん「衣類用の除菌スプレーでニオイが緩和できますが、やはり洗い直すのが一番ですね。ただしニオイが発生していない状態であれば、やや湿った状態で取り込んで、その段階でアイロンをかけるのも手ですよ! アイロンの熱で一気に乾かすことで、衣類に残った雑菌が死滅し、ニオイの原因を除去することができるんです」

 

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お母さん「今日のお洗濯物には除菌スプレーを使うとして、明日からは中村さんに教えてもらった方法を実践してみます! なんだか雨の日のお洗濯が楽しみになってきた。ありがとうございました!」

 

まとめ

お湯洗濯で、皮脂汚れを除去

部屋干し臭の原因となる皮脂汚れを除去するために、洗濯には40℃程度のお湯を使うのが重要なのね。色柄物にも使用できる漂白剤に1時間ほど浸けるだけで、雑菌そのものを除去できるなんてびっくりだわ。梅雨時期はもちろん、日常的に実践してみようっと!

 

教えてくれたのは……

洗濯アドバイザー・中村祐一さん

長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」の三代目であると同時に、各メディアを通じてプロの洗濯テクニックを分かりやすくレクチャー。“洗濯王子”の愛称で親しまれ、近年では講演活動や洗濯用品メーカーとコラボした商品開発など、活躍の場を広げている。
https://ameblo.jp/sentaku929/

 

日々の「参った!」というお悩みを5分で解決!「参田家(まいたけ)のおうち手帖」

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日頃の使い方でリスクは回避できる! 洗濯機の寿命をのばす4つの方法

この10年あまりを振り返ってみても、家電はめざましく進化しています。洗濯機も、ドラム式や乾燥機能搭載モデルの普及が進み、洗濯の効率はぐっとよくなりました。また、各メーカーが電気代や水道代を抑えた省エネ性の向上に力を入れているため、洗濯機自体の機能・性能がアップし、それと同時にハイエンドモデルの価格も高額化しています。

 

そういった“大きな買い物”だからこそ、じっくり比較検討して気に入ったものを選び、手に入れればなるべく長く、便利に使いたいと思うものでしょう。とはいえ、どんな家電にも寿命はあり、使用年数が長くなれば性能が落ちてきてしまうことも。また、メンテナンスを怠ってきたために、まだ寿命ではないのにパフォーマンスが悪化しているケースも少なくありません。

 

まずは、今ある洗濯機が本来持つ機能を最大限に活かすためのメンテナンス方法をマスターしましょう。そこで今回は、総合家電メーカーのパナソニックで広報を務める石井由美さんに聞きました。

 

 

買い替えのタイミングは7~10年を目安に

洗濯機の平均使用年数は、およそ10年(※消費動向調査 平成29年3月実施調査より)。寿命が決まっているわけではありませんが、洗濯機の性能は10年で飛躍的によくなっているので、買い替えを検討するタイミングとして目安にするのがいいでしょう。

 

「たとえばドラム式では、2010年に発売したヒーターで乾燥させるタイプの乾燥機つき洗濯機と、昨年発売したヒートポンプタイプの乾燥機つき洗濯機を比較すると、年間の電気代+水道代で2万円弱のコストダウンが期待できます。また、洗濯から乾燥にかかる時間も、ヒーター乾燥では約170分かかっていたものが、ヒートポンプでは約98分と早くなっているんです」(パナソニック・石井さん)

 

メンテナンスで、買ったときと同じ洗浄力を取り戻そう

まだ買い替えを検討していない場合は、日々の使い方や掃除の仕方について見直し、メンテナンスしてみましょう。メーカーによって推奨していることはさまざまですから、取り扱い説明書を読み直してみることも大切です。

 

【洗濯機の寿命を延ばす使い方】

1.洗う前の洗濯物を洗濯槽に溜めない

洗濯機をまわすまで、日々の洗濯物を洗濯槽の中に溜めていませんか?  蓋を閉めてしまえば来客があっても気にならないので便利ですが、洗濯物についた湿気と菌が洗濯槽に充満して、黒カビや雑菌繁殖の原因になります。

 

洗濯機をまわしたあとすぐに蓋を閉めてしまうと湿気がこもるので、層乾燥機機能なども活用してしばらく乾燥させておき、洗濯機の中はいつも乾いた状態で清潔にしておくことを心がけましょう。

 

「洗う前の衣類は、洗濯かごに入れて保管することをお勧めしています。洗濯機を回すとき以外は、洗濯槽にものを残さないようにしましょう」(パナソニック・石井さん)

 

2.規定以上の洗剤を入れない

汚れ落ちが悪かったり、柔らかさが足りなかったりして、洗剤や柔軟剤を用量以上に入れてしまうと、衣類に洗剤が残り、黒ずみの原因になってしまうことがあります。汚れ落ちや柔らかさに不満を感じる場合は、洗剤自体を変えることや、洗濯時間や洗浄コースを変えてみるのもひとつの方法です。

 

また、洗濯機自体に搭載された先進機能を活用する手も。「パナソニックの最新式ななめドラム洗濯機では、衣類の量やコースによって洗剤や柔軟剤を自動的に計量し、投入するシステムがついていますので、ボタンを押すだけで手軽にお洗濯していただけます」(パナソニック・石井さん)

 

3.洗濯する前に洗濯物の汚れを確認する

洗濯かごに入れた衣類を洗濯機に移すときに、汚れの状態を確認してみましょう。ペットの毛や髪の毛、埃、子どもたちが外遊びで持ち帰った砂や小石、泥汚れなどは、他の洗濯物に汚れを付着させてしまうだけでなく、洗濯機自体を傷つけたり、洗濯槽の汚れにつながったりします。洗濯機に入れる前に予洗いをしたり、ブラシで落としたりしてから、洗濯機を回しましょう。

 

また、このときにひとつひとつの洗濯物のシミや汚れを把握しておくことで、部分用洗剤をつけるなどの対策をするのもおすすめです。

 

「例えば、防水性のアウトドアジャケットやレインコート、ウエットスーツなどは洗ったり脱水したりできません。取扱説明書をよく読み、洗濯できないものをチェックしておきましょう」(パナソニック・石井さん)

 

4.使うたびにするメンテナンスと、月イチのメンテナンスを怠らない

洗濯機を使い終わったあとは毎回、糸くずフィルターの掃除が必要です。また、ドラム式は週に一度は排水フィルターの掃除をし、乾燥機を使ったときは、必ず毎回乾燥フィルターの手入れをしてください。

 

洗濯槽の隙間の埃は、汚れが気になったら柔らかい布などで拭き取り、洗剤の投入口や風呂水フィルターも汚れたら掃除するようにして、いつも清潔な状態で洗濯機が回せるように保っておきます。また、月に一度は塩素系漂白剤で洗濯槽のクリーニングをすることで、付着している汚れを除去できるほか、カビの繁殖やニオイの発生を防ぐことができます。

 

「パナソニック製品では、黒カビの原因となる洗剤カスの付着を抑制するため、洗濯するたびに自動で洗濯槽を掃除ができる機能があります。一部機種には衣類を取り出したあと蓋を閉めれば、“ナノイー”で自動で槽のクリーニング運転をできる機能があるので、黒カビの発生を抑えることができます。洗濯物のニオイや黒カビの付着が気になる場合や、年に一度程度は、推奨している洗濯槽クリーナーでのお掃除がおすすめです」(パナソニック・石井さん)

 

ニオイや衣類に付着する汚れが気になり始めたら……
プロによる洗濯機クリーニングですっきりきれいに!

自分でお手入れしていても、やっぱりニオイが気になる、衣類に汚れが付着しているなどと感じている場合は、洗濯機そのものの汚れが取りきれていないこともあります。自分でお掃除できない部分は、プロのクリーニングを試してみましょう。

 

ダスキンの全自動洗濯機除菌クリーニングサービスは、縦型にもドラム式にも対応しています。ダスキン広報担当の梅村理恵子さんに、どういったサービスを受けられるのかを教えてもらいました。

 

見たくない現実ですが……左側はクリーニング前の洗濯槽の汚れ。洗濯槽を覗き込むだけでは見えない裏側の部分に、洗剤の残りカスやカビ、繊維のくずがたまり、汚れとして層になって付着しています。これではいくら洗濯しても、洗濯槽に繁殖しているカビが衣類についたり、水流がうまくまわらなかったりして、ニオイや汚れをしっかり落とせないこともあります。

 

「電動ブラシや専用の資機材を使って届きにくいところをお掃除させていただき、ダスキン独自の薬剤を使って漬け置きしたりすることで、右の写真のようにクリーニングすることができます。ニオイや汚れが気になったら、一度クリーニングするとよいと思いますよ」(ダスキン・梅村さん)

 

↑縦型洗濯機は上部のパネルを開け、普段見ることのできない部分まで、電気ドリルブラシで掃除してくれる

縦型全自動洗濯機除菌クリーニング1台
標準料金:1万2960円

 

↑洗浄液に浸け置きすることで洗濯槽を取り外さず、お客様宅での作業時間は約1~2時間が目安。短い時間でクオリティの高いお掃除をしてもらえる

ドラム式全洗濯乾燥機除菌クリーニング1台
標準料金:1万9440円

 

暑さと湿気で雑菌の繁殖が気になる季節だからこそ、普段からしっかりとお手入れして洗濯し、気持ちのよい衣類に袖を通したいものです。きちんと除菌・洗浄されていない衣類を着ると、汗や湿気で濡れたときに生乾き時の独特なニオイがしたり、下着やピローシーツなど、肌に直接触れるものは、その不衛生さが肌荒れの原因につながったりすることも。きれいな洗濯機で正しく洗濯し、清潔な毎日を過ごしましょう。

 

パナソニック https://panasonic.jp/wash/

ダスキン 洗濯機クリーニング https://www.duskin.jp/servicemaster/landry/sm000170/

 

取材・文=吉川愛歩 構成=Neem Tree

 

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「10万台売れたアイツ」が付属するって!?「独自技術テンコ盛り」シャープのタテ型洗濯乾燥機

シャープからスタイリッシュな「ガラストップデザイン」と「光るタッチナビ」を採用したプラズマクラスター洗濯乾燥機3機種が新登場。「超音波ウォッシャー」(後述)を搭載した「ES-PU11C」(実売予想価格22万円前後 ※税抜)と「ES-PU10C」(実売予想価格21万円前後)は7月19日に発売。「超音波ウォッシャー」を搭載しない「ES-PT10C」(実売予想価格20万円前後)は6月21日に発売します。

↑左から洗濯11.0kg/乾燥6.0kgの「ES-PU11C」、洗濯11.0kg/乾燥5.0kgの「ES-PU10C」、洗濯11.0kg/乾燥5.0kgの「ES-PT10C」

 

フラットなガラストップを採用した使いやすく美しいデザイン

本機は、美しいデザインも魅力。継ぎ目のないフラットなフタを採用した「ガラストップデザイン」は、スタイリッシュで手入れがしやすく、空間を美しく引き立てます(「ES-PU11C」にはハーフミラーのフタを採用)。さらに、電源を入れると操作に必要なキーと表示だけが光って操作を分かりやすく知らせる「光るタッチナビ」を採用しました。

 

投入口には、洗面ボウルをモチーフとし、段差や継ぎ目のない滑らかなデザインを採用。水の流れや拭き取りやすさに配慮したデザインとなっています。また、内フタがない独自の構造によって実現した「WIDEマウス & LOWボディ」を採用し、大量の洗濯物や重い毛布の出し入れがラクな姿勢で行えるのも特徴。

↑ES-PT10Cの「光るタッチナビ」

 

柔軟剤の香りがしっかり付くコースなど2コースを新搭載

全機種に新搭載されている新コースは「ホームクリーニングコース」と「香りプラスコース」。「ホームクリーニングコース」は、衣類の傷みや縮みを抑えながら、大切なおしゃれ着を洗えるコースで、皮脂汚れなどの落ちにくかった汚れもしっかり洗います。一方、P&Gレノアハピネスと共同開発した「香りプラスコース」は、最終すすぎ時に水で衣類をほぐしてから柔軟剤を投入することで、柔軟剤を衣類全体に均一にコーティングし、柔軟剤の香りを衣類にしっかり付けることを目的としたコース。柔軟剤の有効成分をより多く衣類に残し、柔軟剤の効果を高めるように衣類をすすぎます。

↑通常のすすぎ(左)と香りプラスコース(右)の比較。青く染まっている部分は柔軟剤の有効成分が付着していることを表しています

 

そのほか、衣類のシワを洗濯の段階から抑制する「シワ抑えコース」、洗剤を活性化してガンコな汚れを落とす「温風プラス洗浄(ガンコ汚れコース)」、手洗いに代わって、洗剤なしの5分程で予洗いする「サッと予洗いコース」、軽い汚れの衣類や布巾やマットの洗濯にも便利な「10分洗濯コース」も搭載されています。

 

イオンの力で頻繁に洗えない衣類を消臭できる

また、本製品は、空気浄化技術、プラズマクラスターを搭載しており、頻繁に洗えない制服やブーツなどを洗濯槽内でハンガーにかけ、洗濯槽内に「プラズマクラスターイオン」を充満させることで消臭、除菌もできます。さらに「プラズマクラスター槽クリーン」で、洗濯槽に送風しながら「プラズマクラスターイオン」を放出し、カビ菌の繁殖を抑制することも可能です。

 

そして、同社独自の「穴なし槽」は、洗濯槽の外側の槽に水を溜めない構造のため、洗濯槽と外槽の間のムダ水を省くことができ、節水性に優れているのがメリット。洗濯槽の外側についた黒カビや汚れが洗濯槽内に侵入しないので、いつでも清潔な水で洗い・すすぎができます。

↑同社独自の「穴なし槽」。フタ部分のフックにハンガーをかけ、槽内にプラズマクラスターイオンを充満させて除菌・消臭が可能です

 

10万台売れたハンディアイテム「超音波ウォッシャー」搭載で、予洗いもカンタン

「ES-PU11C」と「ES-PU10C」の上位2モデルには、単品では累計10万台を販売した「超音波ウォッシャー」を搭載。こちらは、毎秒約3万8000回の超音波振動で真空の泡を発生させ、泡が弾けるときに生じる強力なパワーで汚れを弾き飛ばすアイテム。手洗いでは落ちにくいワイシャツの皮脂汚れや化粧品、食べこぼしなどの部分汚れを、洗濯前に「超音波ウォッシャー」で落とせるので、洗濯物がキレイに洗い上がります。また、「超音波ウォッシャー」と「10分洗濯コース」を組み合わせると、ガンコな汚れの洗濯物も短時間の洗濯でキレイに仕上がるので、家事の時短にもつながります。

↑「ES-PU11C」と「ES-PU10C」は、フタ接合部の付近に「超音波ウォッシャー」を搭載。超音波ウォッシャーは、洗濯機の収納部に置くだけで充電が可能です

 

↑単品でも発売されている超音波ウォッシャー(単品だと実売価格1万6070円)。水に浸してなぞり洗いするだけで汚れが落ちるので、襟や袖など気になる部分の予洗いに最適です

 

累計10万台が売れた超音波ウォッシャーに加え、シャープのお家芸であるプラズマクラスター、穴なし槽など、独自技術を惜しげもなく盛り込んだ新モデル。デザインも美しく、おしゃれ着もしっかり洗えるとあって、魅力は十分です。すでにパナソニック、東芝、日立が相次いで強力なタテ型の新モデルを発表していましたが、本機の登場で、さらなる競争の激化は間違いなし。果たして、ユーザーが受け入れるのはどのモデルなのか、勝負の行方が楽しみですね。

 

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-PU11C

●発売日:7月19日●サイズ/質量:W600×H1050×D600㎜(給排水ホース含む)/約48kg●カラー:シルバー系(S)●容量:洗濯11.0kg、乾燥6.0kg●運転時間:洗濯 約46分、洗濯~乾燥 約220分●消費電力量:洗濯110Wh、洗濯~乾燥2200Wh●標準使用水量:洗濯115L、洗濯~乾燥88L

 

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-PU10C

●発売日:7月19日●サイズ/質量:W600×H1020×D650㎜(給排水ホース含む)/約47kg●カラー:ブラウン系(T)●容量:洗濯10.0kg、乾燥5.0kg●運転時間:洗濯 約45分、洗濯~乾燥 約185分●消費電力量:洗濯98Wh、洗濯~乾燥1850Wh●標準使用水量:洗濯102L、洗濯~乾燥82L

 

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-PT10C

●発売日:6月21日●サイズ/質量:W600×H1020×D650㎜(給排水ホース含む)/約47kg●カラー:ブラウン系(T)●容量:洗濯10.0kg、乾燥5.0kg●運転時間:洗濯 約45分、洗濯~乾燥 約185分●消費電力量:洗濯98Wh、洗濯~乾燥1850Wh●標準使用水量:洗濯102L、洗濯~乾燥82L

 

洗浄性能「5」を獲得したモデルはどれだ!?ドラム式とタテ型の最新洗濯機4モデル、家電のプロが4項目チェック

夏のボーナスでは、普段はなかなか手が出ない洗濯機をチェックしてみたいもの。ここでは「ドラム式洗濯機」「縦(タテ)型洗濯機」の注目モデルを各2台ずつ取り上げ、家電コーディネーターの戸井田園子さんが性能をチェックしました!

 

【チェックした人】

家電コーディネーター

戸井田園子さん

テレビや雑誌、Webなど幅広い媒体で活躍しています。

 

洗濯乾燥機のトレンドはまとめ洗い対応と温水洗浄

洗濯乾燥機はドラム式、縦型ともに「大容量」がトレンド。戸井田園子さんは理由をこう語ります。

 

「世帯の家族人数は減っていますが、まとめ洗いのニーズや、寝具など家で洗うものが増えているのが要因。黄ばみや黒ずみ汚れなどを落としやすくする温水洗浄もトレンドのひとつです」

 

今回取り上げたドラム式はともに大容量で温水洗浄に対応します。乾燥の仕上がりは大風量で乾燥する日立が有利。独自機能ではパナソニックの洗剤自動投入機能が秀逸。液体洗剤や柔軟剤をいちいちカップで計量する手間が省けます。

 

縦型カテゴリでは、パナソニックが先進の温水洗浄機能を採用。

 

「洗濯槽の水をダイレクトに温めるので洗浄力はグッと上がります。一方シャープの『穴なし洗濯槽』は洗濯槽の外側が汚れず、キレイ好きには安心です」(戸井田さん)

 

1.ドラム式洗濯機

大容量で「温水洗浄」など高性能な洗浄機能を装備し、快適かつスッキリと汚れを落とせる最新ドラム式をピックアップ。洗濯・乾燥性能など、基本機能を専門家がチェックしました。

 

【その1】洗剤自動投入機能など先進技術を多数装備!

パナソニック

ななめドラム洗濯機 Cuble(キューブル)

NA-VG2200

実売価格24万8980

洗剤・柔軟剤自動投入機能や、黄ばみも除去する「温水泡洗浄W」など先進的機能を搭載。洗濯・乾燥終了時間をスマホで設定可能です。ステンレスの質感と角形のデザインがクール。【洗濯脱水/乾燥:10kg/3kg】【定格洗濯乾燥時間:195分】【サイズ/質量:約W639×H1050×D665mm(※)/74kg】【消費電力量:1380Wh(洗濯乾燥時)】

※サイズは給・排水ホースを含んだ数値です(以下同)

↑液体洗剤や柔軟剤の備蓄タンクを装備しています。洗濯物の量や洗剤の銘柄などに合わせ、適量を自動で計って投入

 

【戸井田さんの採点はコチラ!】

洗浄性能:☆×4.5

乾燥性能:☆×4

独自性能:☆×5

清潔性:☆×4.5

洗剤自動投入は次世代感あり!

「洗剤の最適な量を自動で軽量・投入する機能はまさに次世代の機能。デザインが美しいのも、ほかと一線を画しています」(戸井田)

 

【その2】洗剤の種類と汚れ量を検知し汚れ多めなら洗い時間を延長

日立

「ヒートリサイクル 風アイロン ビックドラム」BD-NX120B

実売価格25万860

薄手シングル毛布が4枚洗えるタイプ。洗剤の種類や汚れの量を検知し、洗い方を自動調整、大流量のシャワーで汚れを取り除きます。ホコリがラクに捨てられる乾燥フィルターを採用。【洗濯脱水/乾燥:12kg/6kg】【定格洗濯乾燥時間:約165分】【サイズ/質量:約W735×H1060×D620mm/約82kg】【消費電力量:約970Wh(洗濯乾燥時)】

 

↑大きなドラム槽で衣類を舞い上げて、時速約300㎞の高速風でシワを伸ばしつつ乾燥。アイロンがけの手間を大幅に低減できます

 

【戸井田さんの採点はコチラ!】

洗浄性能:☆×4.5

乾燥性能:☆×5

独自性能:☆×4

清潔性:☆×4.5

乾燥の仕上がりの良さは圧倒的

「ドラム式最大クラスの12㎏。乾燥の仕上がりの良さはダントツです。洗濯水の状態を見て洗い時間を自動調整するのも便利」(戸井田)

 

2.縦型洗濯機

縦型カテゴリでは、黄ばみや食べこぼしなど、ガンコな汚れを落とす新機能が注目を集める2機種をピックアップしました。イオンによる衣類の脱臭機能など、独自機能も要チェックです。

 

【その1】人気の部分洗い用ツールを標準搭載した画期的洗濯機

シャープ

プラズマクラスター

洗濯乾燥機 ES-PU11B

実売価格17万640円

穴のない洗濯槽の採用で、節水と黒カビ防止を実現。部分洗いツール「超音波ウォッシャー」が洗濯機に付属します。水洗いできないブーツなども「プラズマクラスター」で消臭可能。【洗濯脱水/乾燥:11kg/6kg】【定格洗濯乾燥時間:約220分】【サイズ/質量:約W600×H1050×D650mm/約48kg】【消費電力量:約2200Wh(洗濯乾燥時)】

 

↑超音波ウォッシャーが本体に付属

 

↑「超音波ウォッシャー」が毎秒約3万8000回の振動で衣類のガンコな汚れを除去。10分洗濯コースと組み合わせて時短で洗浄します(左/洗浄前・右/洗浄後)

 

【戸井田さんの採点はコチラ!】

洗浄性能:☆×4.5

乾燥性能:☆×4

独自性能:☆×4.5

清潔性:☆×5

ハンガー乾燥は仕上がり良好!

「穴なし洗濯槽は槽の掃除を怠っても槽外が汚れず安心。ハンガー乾燥は量は少ないが、電気代を抑えシワなく乾かせます」(戸井田)

 

【その2】温水泡洗浄Wで黄ばみやニオイをしっかり落とす

パナソニック

縦型洗濯乾燥機

NA-FW120V1

実売価格27万8640

国内縦型で珍しい温水専用ヒーターを搭載。繊維の奥にしみついた黄ばみやニオイの原因となる皮脂汚れを溶かして洗います。縦型最大クラスの洗濯12kgで週末のまとめ洗いに対応。【洗濯脱水/乾燥:12kg/6kg】【定格洗濯乾燥時間:約220分】【サイズ/質量:約W643×H1073×D672mm/58kg】【消費電力量:2550Wh(洗濯乾燥時)】

 

↑洗濯槽下部のヒーターで洗剤液を約40℃に温めるため水温が下がらず、黄ばみなどが十分溶け出します。洗剤中の酵素も活性化します

 

【戸井田さんの採点はコチラ!】

洗浄性能:☆×5

乾燥性能:☆×3.5

独自性能:☆×5

清潔性:☆×4.5

槽内に温水を作る発想が斬新!

「温風や温水シャワーでなく槽内の水を温水にするのが斬新。操作パネルは後ろ配置で投入口が近く、洗濯物も出し入れ簡単!」(戸井田)

気づいたら乾いてる! 「その日の汚れ、その日のうちに」が実現する日立の新「ビートウォッシュ」

タテ型洗濯機で不動の人気を誇るブランド「ビートウォッシュ」。今回、日立アプライアンスは、業界最大クラスの洗濯/脱水容量12kgを誇る新モデルBW-DV120Cを6月16日に発売すると発表しました。実売予想価格は25万円前後(税抜)。カラーはシャンパンとホワイトの2色展開です。

↑BW-DV120Cのシャンパン(左)とホワイト(右)

 

洗剤の種類に応じて洗い方を変え、洗濯~乾燥の時間も短縮

本製品が採用する新「ナイアガラ  ビート洗浄」は、投入された洗剤の種類(粉末・液体)を見分け、これに応じた洗い方をするのが特徴。粉末洗剤であれば洗剤をしっかり溶かした洗い方、液体洗剤であれば洗濯羽根の回転数をさらに上げて衣類を動かし、しっかりかくはんする洗い方にします。

 

さらに、従来からの「ナイアガラ  ビート洗浄」の特徴である押し洗い、たたき洗い、もみ洗い効果のある回転羽根「ビートウィング X」、大流量の「ナイアガラシャワー」との組み合わせで、ガンコな襟・袖汚れや泥汚れはもちろん、落ちにくかった食べ物の油汚れまですっきり洗い上げ、予洗いや二度洗いの手間を減らすことができます。

↑ナイアガラ  ビート洗浄

 

↑襟・袖が黒ずんだ状態のシャツ(左)もすっきり洗い上げます(右)

 

また、少量の軽い汚れの衣類を早く洗って乾かせる新「おいそぎ」コース(洗濯~乾燥)を搭載。衣類1.5kgなら約98分で洗って乾かせ、衣類3kgでも約134分とスピーディに洗って乾かすことができます。

 

さらに、洗濯機内の「糸くずフィルター」を改良。糸くずに触れなくても、ケースをスライドすると糸くずがサッとはがれる新構造を採用し、簡単に糸くずを捨てられます。これらの部品は丸ごと水洗いも可能。

 

このほか、底の位置が高く衣類が取り出しやすい洗濯槽や、毛布などの大物も出し入れしやすい「広びろ投入口」、手前にあって入れやすい洗剤投入口、傷つきにくく手入れもしやすいガラストップデザインなどを継続して採用。使い勝手にも配慮されています。

↑改良した糸くずフィルター

 

黄ばみを除去する「温水ミスト180分」で、ニオイを抑制する「温水ナイアガラ ビート洗浄」、洗濯槽の見えない部分の汚れを洗い流す「自動おそうじ」などを搭載し、機能の面でも万全です。

 

本機は予洗い不要のうえ、「おいそぎ」で1日ぶんの洗濯物を、汚れが定着する前に、手早く乾燥までできてしまうのはうれしい点。その反面、12kgの大容量で、まとめ洗いが可能なのも魅力です。より幅広いニーズに応え、使いやすく進化したビートウォッシュ、夏ボーナスの投入候補としていかがでしょうか。

 

日立

タテ型洗濯乾燥機

ビートウォッシュ BW-DV120C

●発売:6月16日●実売予想価格:25万円前後(税抜)●サイズ/質量:W650×H1060×D645㎜/約65kg●洗濯・脱水容量:12kg●洗濯~乾燥・乾燥容量:6kg●消費電力量:洗濯 98Wh、洗濯~乾燥 約1890Wh●標準使用水量:洗濯 125L、洗濯~乾燥 約140L

「洗剤は落としたい…でも水は使いたくない」永遠の矛盾を、東芝のタテ型洗濯機「ZABOON」が「Wの泡」で消し去った!

東芝ライフスタイルは、縦型洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズから、業界最大クラスの洗濯容量12kgタイプ「AW-12XD7」を7月下旬より発売します。実売予想価格は17万円前後(税抜)です。

↑AW-12XD7。グレインブラウン(左)とグランホワイト(右)

 

 

「ウルトラファインバブル洗浄W」新搭載で、洗浄力、すすぎ効果、柔軟剤効果がアップ

本製品は、2つの「ウルトラファインバブル」(ナノサイズの超微細な泡)の発生器の搭載を実現し、「ウルトラファインバブル洗浄W(ダブル)」を搭載した縦型洗濯機。“洗い”に加え、“すすぎ”の工程でもウルトラファインバブルを投入することで、3つの効果(洗浄力、すすぎ効果、柔軟剤効果)を向上させました。

 

まず、ウルトラファインバブルがまとまりやすい洗剤の洗浄成分をバラバラに分解して吸着、黄ばみの原因となる繊維の奥の汚れまで洗浄成分を届け、皮脂汚れをしっかり落とします。“すすぎ”工程にも「ウルトラファインバブル」を投入することで、「標準コース」でも使用水量やすすぎ回数、洗濯時間を増やすことなく、すすぎ・柔軟剤の効果もアップ。繊維の奥まで徹底洗浄し、汚れも洗剤もスッキリ洗い流してくれるほか、柔軟剤の働きを妨げる洗剤の洗浄成分をウルトラファインバブルが除去。まとまりやすい柔軟剤の成分を分解して吸着し、繊維の奥まで柔軟剤を届け、柔軟剤の効果(柔らかさと香り) を向上させます。

↑洗浄力の向上

 

↑ウルトラファインバブルの働きとすすぎ効果の実証

 

12kgの洗濯容量は、4人家族であれば2日ぶん、2人家族であれば4日ぶんの洗濯物が洗える容量。まとめて洗えば、時間もコストも節約できます。しかも、厚手のシングル毛布(1枚3.0kg以下)も1回で2枚まで洗えるので、自宅で手軽に大物洗いが可能です。

 

また、深夜や早朝の洗濯でも気兼ねなく行なえる低振動・低騒音設計も特徴です。騒音の原因となるギアやベルトがなく、モーターと洗濯槽が直結し、駆動音を抑える「DD(ダイレクトドライブ)モーター」を搭載。洗いだと約29dB、脱水でも約37dBと運転音も静かです。

↑静かな運転音に貢献する「DD(ダイレクトドライブ)モーター

 

そのほか、傷がつきにくい強化ガラスのガラストップを採用してデザイン性を高め、「ワイド投入口」の採用で、毛布やシーツなどの大物も出し入れしやすくなったのも特徴。自動で槽を除菌、黒カビの発生を抑える「自動お掃除モード」も搭載し、デザイン面や使いやすさ、衛生面にも配慮しています。

 

同社調べによると、縦型洗濯機を使う既婚女性の半数以上が衣類の洗剤残りに不満や不安を感じながらも、その7割以上がすすぎに使用する水量はなるべく抑えたい、と考えているそう。一見矛盾する願いですが、「ウルトラファインバブル洗浄W」搭載で、この問題が一気に解決するかもしれません。忙しい共働き世帯のまとめ洗いや大物洗いのニーズに応える新「ZABOON」。ぜひチェックしてみてください。

 

東芝

ZABOON AW-12XD7

●発売:7月下旬●実売予想価格:17万円前後(税抜)●洗濯容量:12kg●運転目安時間:洗濯約49分●使用水量:洗濯約139L●運転音:29/37dB●サイズ/質量:W637×D609×H1051mm/49kg●カラー:グレインブラウン、グランホワイト

タテ型洗濯機の逆襲が始まった! 「白物」のイメージを覆し「温水洗浄」も追加したパナソニックの新モデル

一時は一世を風靡したドラム式洗濯乾燥機の人気は一段落。一方で、旧来の縦型洗濯乾燥機が、使い勝手の良さで見直され、ジリジリと人気を取り戻してきています。そんななか、パナソニックが6月1日に発売する新しい縦型全自動洗濯機と縦型洗濯乾燥機を発表。従来と大きく変わった新製品の機能をレポートします!

 

デザイン性を高め、洗濯機をハッピーライフの印象に変える

フルモデルチェンジでデザインを一新した、縦型洗濯乾燥機「NA-FW120V1」(実売予想価格26万円・税抜)と全自動洗濯機「NA-FA120V1」(実売予想価格20万円・税抜)。新しいデザインは明度や彩度を抑え、高級感を漂わせながらサニタリー空間と調和するシルバーボディを採用しています。

↑本体はメタリック調を採用。欧州の流行なども意識し、従来の白一辺倒のカラーとは一線を画しています

 

「洗濯機は、取り出しやすさや分かりやすい操作部などの“使いやすさ”を高めるデザイン、水平/垂直や段差レスなどの“空間の質”を高めるデザインを経て、新たに“ひとの気持ち”を高めるデザインにたどり着きました」

 

そう語るのは、パナソニックのメジャーアプライアンス商品部 洗濯機商品課の阿部 彩さん。見た目が美しく、お手入れもしやすく、機能性にも優れたデザインは、洗濯する人の気持ちを高め、汚れた洗濯物と格闘する洗濯のネガティブな印象を、ポジティブなハッピーライフの印象に変えるといいます。

↑メジャーアプライアンス商品部 洗濯機商品課 阿部 彩さん

 

そんな同社の取り組みを象徴するのが、同社がテクノポップユニット「Perfume」とコラボして公開している泡洗浄のオリジナルムービー「AWA DANCE」。こちらも明るくポップな仕上がりとなっています。

↑パナソニックの泡洗浄のサイトで、Perfumeの「AWA DANCE」の360°VR映像バージョンが公開されています。まるでPerfumeが自分の周りで歌って踊っているみたい!

 

フルモデルチェンジを機に、縦型でも温水洗浄を実現

フルモデルチェンジで外観を大きく変えるのに伴い、ダイナミックな機能強化も行われました。NA-FW120V1とNA-FA120V1で共通する強化ポイントは、洗濯容量が業界最大クラスの12kgに対応したこと。大量の衣類や毛布などが一度に洗濯でき、家族の多い家庭や週末にまとめ洗いしたい家庭には見逃せない仕様になっています。

↑両機種とも、「温水泡洗浄W」を搭載し、洗濯容量12kgを実現。NA-FA120V1は、業界最大の「ビッグサークル投入口」を搭載。NA-FW120V1は、ダニバスターコースを搭載しています

 

業界初となる温水専用ヒーター式の温水洗浄も新搭載。ドラム式のVXシリーズやCubleシリーズで好評の「温水泡洗浄W」が縦型にも対応しました。洗濯前の予洗いなしでも皮脂汚れや油汚れをしっかり落とせるうえ、最強の「約40℃つけおきコース」だと、諦めていたガンコな黄ばみも落とせるというから驚きです。

↑温水洗浄コースは洗濯物の種類や洗濯の内容によって、運転時間が約140~約228分で変わります
↑約40℃つけおきコースなら、頑固な泥汚れも真っ白に

 

「これまでも縦型で温水洗浄を使いたいというニーズはありましたが、縦型は内部の空間に余裕が少なく、ヒーターを組み込むスペースを確保できずにいました。今回のフルモデルチェンジの機会は逃せないと考え、なんとかスペースをやり繰りして、洗濯槽の下にドラム式で採用しているものと同じ温水専用ヒーターを搭載しました」(阿部さん)

↑カットモデルの写真。フルモデルチェンジによって洗濯槽の下にドラム式と同じ温水専用ヒーターを搭載

 

ちなみにドラム式の最上位機種「NA-VX9800」で採用する、洗剤の自動投入機能も大変な人気で、本機も実装を期待したいところ。ところが、機構が必要とするスペースがかなり大きいため、今回のフルモデルチェンジのタイミングでは搭載を見送らざるを得なかったそう。今後のリニューアルに期待したいですね。

食べこぼし汚れを落とすコースや進化した槽洗浄コースも搭載

乾燥機能付きのNA-FW120V1には、ダニを高温加熱して死骸やフンなどのアレル物質と共に洗い流す「ダニバスターコース」を搭載。一方、乾燥機能なしのNA-FA120V1では、業界最大となる幅437mm、奥行き400mmの「ビッグサークル投入口」を採用し、衣類を今までよりさらにラクに取り出せるようになっています。

↑従来モデルに比べて洗濯槽の投入口の径を広くして、洗濯物の出し入れがしやすくなりました

 

さらに、NA-FW120V1、NA-FA120V1ともケチャップなどの食べこぼし汚れを大水流シャワーで落とす「パワフル滝洗いコース」も搭載。洗濯槽のクリーニング機能である「槽洗浄コース」は、槽回転の稼働率を向上させて洗浄時間を従来の約半分の約6時間に短縮しました。

↑洗濯槽の洗浄に必要な時間を従来の約半分に短縮。毎朝の洗濯に影響しないことをアピールします

 

↑左が槽洗浄の前、右が槽洗浄の後の洗濯槽を切って貼り合わせたもの

 

スタイリストが洗剤のオシャレな置き方をアドバイス

発表会では、同社デザインセンター リビングデザイン部 LA2課 課長の村上浩司氏と、スタイリストの石井佳苗さんによるトークセッションも行われ、デザインの観点から新製品の魅力や、オシャレな運用方法などが語られました。

 

CMのイメージカット用の室内装飾を担当した石井さんは「洗濯機のCMでは必ず白いタオルが出てきます。しかし、今回はあえて使いませんでした。グレーのタオルを提案したところ、意図をすぐに理解してもらえて、新製品の魅力にぴったりなシックなセットが作れました」とコメント。

 

また、「新製品は上のフタが折り曲げられるので、洗濯機の上に洗剤や柔軟剤などの収納場所が作れます。その際は、同じデザインの容器を2つくらいずつ並べると統一感が出てオシャレ。ワインの空き瓶や100円ショップで買った容器などがオシャレな容器になるし、自分や家族が見て分かるよう、『柔軟剤』などのラベルを作って貼るといいですよ」とアドバイスしてくれました。

↑洗剤などの収納についてアドバイスする石井さん

 

「隠す家電」から「人に見せられる家電」へ

同社デザインセンター リビングデザイン部の村上浩司氏によると、モデルチェンジした新機種をデザインするにあたり、「白物家電には独特の『白の文化』があり、各社がなかなかこの文化を脱却できずにいます。当社では縦型洗濯機の白の文化の殻を破って、新しい空間価値を創造したいと考え、30~40代のDEWKs(※)デュークスがターゲットならシルバーを採用しようと判断しました」と語ります。そのコンセプトはズバリ「ケからハレの空間へ!」。家の奥に隠す家電から、他人に見せられる家電へ昇華しようというメッセージです。

※DEWKs(デュークス)……Double Employed with Kidsの略で、子どものいる共働き家庭のこと

↑コンセプトの「ケからハレの空間へ!」を提示する村上浩司氏

 

本体幅を抑えながら投入口を広げるデザインにもこだわった

また、村上氏がデザインする際に一番苦労したポイントは、「投入口のデザイン」だといいます。「全自動洗濯機のNA-FA120V1では、サークルをいかに大きく使いやすくするかに苦労しました。新しいバランサーを開発チームが頑張って作ったので、なんとか活かしたいと考えたのですが、本体幅を抑えながら投入口を劇的に広げるのは簡単ではありません。最終的に投入口を正円に近い楕円にして、奥行きのせめぎあいに折り合いを付けました」と村上氏。

 

このほか、操作パネルを奥に配置した構造「すっきりフロント」では、形状にわずかなラウンドを付け、水の表面張力のようなイメージを表現することにこだわったそうです。

↑すっきりフロントの上部は緩やかなラウンドがついています。段差を抑えたフラットなフェイスには、洗濯中の様子が見えるビッグクリアウィンドウを採用

 

4年ぶりとなるフルモデルチェンジで、大容量化と強力な洗浄力、そしてスタイリッシュなデザインへと進化したパナソニックの縦型洗濯機。毎日の洗濯が難しい共働き世帯や、泥汚れや食べこぼしが多い小さな子どものいる家庭には、見逃せないモデルとなりそうです。

 

パナソニック

全自動洗濯乾燥機「NA-FW120V1」

●サイズ/質量:W643×D672×H1073mm/約58kg●定格容量:洗濯12kg/乾燥6kg●運転音:洗濯時約37dB/脱水時約37dB/乾燥時約46dB●消費電力量:洗濯時98Wh/洗濯乾燥時(20℃時)2550Wh●本体色:シルバー(-S)●発売日:6月1日●実売予想価格:26万円(税抜)

 

全自動洗濯機「NA-FA120V1」

●サイズ/質量:W643×D672×H1056mm/約53kg●定格容量:洗濯12kg●運転音:洗濯時約37dB/脱水時約39dB●消費電力量:洗濯時98Wh●本体色:シルバー(-S)、ホワイト(-W)
●発売日:6月1日●実売予想価格:20万円(税抜)I

このデザインで意外に安い!? ひとり暮らし必見の「オシャレ家電群」がハイアールより発売開始

ハイアールジャパンセールスは、ステンレス調で統一した家電シリーズ「URBAN CAFE SERIES」(アーバンカフェシリーズ)6機種の発売を開始しました。本シリーズは「くつろぎをデザインしよう」がキーコンセプト。家電にもデザイン性やインテリア性を求める20~40代前半のひとり暮らしをメインターゲットに企画・開発された商品です。

 

シルバーとブラックで統一し、インテリアに溶け込むデザインを実現!

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同社では、インテリアにこだわるユーザーが増加する一方で、そのこだわりの空間に溶け込むデザインで、かつ手軽に購入できる家電が少ない点に着目。独自に20~40代前半のひとり暮らしをしている男女1000人を対象にアンケート調査を実施したところ、白物家電のカラーに関しては、定番色のホワイトに次いで、ステンレス調が好まれる傾向にあることを突き止めました。

 

また、同アンケートでの「ステンレス調の家電を使ってみたいか?」という設問に対しては、「使ってみたい」との答えが6割を超えたとのこと。このニーズに応える形で発売したのが「URBAN CAFE SERIES」です。家電の定番色であるホワイトを配色せず、ステンレス調のシルバーとブラックで統一された外観で、高級感と高い質感を実現しています。

 

今回発売したのは、148L冷凍冷蔵庫(JR-XP2NF148E・3万8000円前後※)、173L冷凍冷蔵庫(JR-XP2NF173E・4万3000円前後)、しわケアタイプの5.5kg全自動洗濯機(JW-XP2C55E・2万7000円前後)、低騒音タイプの5.5kg全自動洗濯機(JW-XP2KD55E・3万8000円前後)、3合炊きマイコンジャー炊飯器(JJ-XP2M31E・8000円前後)、18Lヘルツフリーフラットレンジ(JM-XP2FH18F・1万2000円前後)の4カテゴリ6機種となっています。

※価格はすべて実売予想価格で税抜です

 

冷凍冷蔵庫は148Lと173Lの2機種を用意し、生活スタイルによってサイズのセレクトが可能です。5.5kg全自動洗濯機には、最短約10分で洗濯できる「お急ぎコース」などの便利な機能を搭載しています。調理家電はマイコンジャー炊飯器、電子レンジの2カテゴリを用意。炊飯器には「冷凍用」コースを搭載し、レンジは約30cmの大型弁当もらくらく入るワイドな庫内が特徴です。本シリーズは、必要十分な機能を備え、スタイリッシュなのにリーズナブルなのは大きな魅力。この春、新生活を始める人にとっては、狙い目のモデルといえるでしょう。