安いだけじゃない! Google Pixel 6aとGoogle Pixel Buds Proの魅力を解説

グーグルが7月28日に発売した純正Androidスマホ「Google Pixel 6a」が、安価なのに高性能と評判です。また、同日にはアクティブノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds Pro」も登場。それぞれの製品を使った筆者が注目すべきポイントを解説します。

 

圧倒的に高いコストパフォーマンス

グーグルの独自設計による「Tensor(テンサー)」チップを搭載するGoogle Pixel 6aは、高機能で5G対応ながらオンラインのGoogle ストアでは5万3900円(税込)で販売されている、手頃な廉価機です。

↑グーグル純正のスマートフォン「Google Pixel 6a」とアクティブノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds Pro」

 

筆者が本稿を書いている製品の発売直後時点では、古いPixelシリーズやiPhoneを下取りに出してGoogle Pixel 6aを購入すると最大4万円がキャッシュバックされる、Googleストア限定の下取りプログラムが実施されています。さらに、完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデルである「Google Pixel Buds A-Series」(Google ストアでの価格は税込1万1900円)もプレゼントで付いてくるというお得なキャンペーンも展開。

 

一方のGoogle Pixel Buds Proは、グーグル純正の完全ワイヤレスイヤホンとして初めて、電気的な処理によりリスニング環境周辺の邪魔なノイズを消去するアクティブノイズキャンセリング機能を搭載しました。価格は2万3800円(税込)。ライバルであるソニーの人気モデル「WF-1000XM4」と比べて9200円、アップルの「AirPods Pro」より1万5000円も安価です。全4色から選べるカラバリも魅力があります。

 

Proに劣らない、心地よい使い勝手を実現したGoogle Pixel 6a

↑6.1インチの有機ELディスプレイを搭載。片手で持ちながらの操作も快適です

 

Google Pixel 6aにはGoogle Pixel 6 Proと同じ性能のTensorチップが搭載されています。筆者はGoogle Pixel 6 Proのユーザーですが、アプリやカメラによる体験は上位モデルとほぼ変わらないように感じました。写真や動画を撮影する際の高度な画像処理、Google アシスタントによる音声操作、AI機能の体験はほぼ削られることなく廉価モデルのGoogle Pixel 6aに継承されています。

 

例えば筆者は、精度の高い音声文字起こしができる、Pixelシリーズの純正アプリ「レコーダー」を仕事でもよく活用しています。Google Pixel 6aは本体のサイズがGoogle Pixel 6 Proに比べてコンパクトになり、片手で持ちながら軽快に操作ができます。そのため、必要なときにはすぐバッグやポケットから取り出せますし、スマホを手に構えて立ったままインタビューの音声メモを録るのも楽になりました。

↑右側が6.7インチのGoogle Pixel 6 Pro

 

↑高精度な日本語の文字起こしに対応する、Pixelスマホにプリインストールされている「レコーダー」アプリ

 

カメラにおいては、Google Pixel 6aのメインカメラは広角+超広角レンズを搭載するデュアル仕様です。Google Pixel 6 Proと比べると、望遠カメラが省略され、イメージセンサーのグレードが少し下がっていますが、撮れる写真・動画の品質はほぼ変わりません。

↑Google Pixel 6aは広角+超広角のデュアルレンズカメラを搭載

 

ディスプレイは、上位のGoogle Pixel 6 Proだとスムーズディスプレイを搭載。リフレッシュレート(画面の書き換え速度)をコンテンツに応じて60Hzから、より高速な120Hzまで自動的に上げて動画を滑らかに見せてくれます。一方でGoogle Pixel 6aのリフレッシュレートは60Hzで固定。ですが、シューティングゲームなども特に問題なく楽しめました。

 

なお、Pixelシリーズは次期OSのAndroid 13配信開始後すぐのアップデート対応を予定しています。自社設計のTensorチップを搭載するPixelシリーズには、今後もレコーダーの自動文字起こしや、カメラの「消しゴムマジック」機能のような、シリーズならではの最先端機能が最も心地よく使える環境が提供されるでしょう。

↑消しゴムマジックに追加された新機能「カモフラージュモード」。写真に写り込んだ不要なものの色を変更できます。ここでは赤や黄色の花を背景の緑に溶け込ませてみました

 

Google Pixel 6aは廉価モデルとは言いつつも、侮れない高機能スマホです。これから5Gスマホに新しく買い換えを考えている方は候補として検討するべきでしょう。また筆者のようなガジェットファンは、iPhoneなどほかのスマホをメインとして使っていたとしても、Android OSやグーグルのAI体験を最速でキャッチアップできるスマホとして、Google Pixel 6aを“2台持ち”にする楽しみもあると思います。

 

ライバルとの差が付く個性が光るGoogle Pixel Buds Pro

↑アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するGoogle Pixel Buds Pro

 

Google Pixel Buds Proは、かなりキャラクターが立っている完全ワイヤレスイヤホンです。

 

まず、ノイズキャンセリング機能の消音効果がとても強力。賑やかなカフェや地下鉄の車内で試しましたが、機能をオンにすると、かなり大きな騒音やざわつく人の話し声が気にならなくなるほどガッツリと消えます。

 

そのため、ノイキャン機能をオンにして、音楽や動画の音声を再生するとコンテンツにとても深く入り込めます。例えるなら、路面から振動が伝わってこない、猛烈に足回りの良いクルマに乗ってドライブを楽しむような感覚です。今はなかなか機会もありませんが、長時間飛行機に乗って移動する旅に出かける際に、ぜひ本機を使ってみたいと思いました。

↑Google Pixel 6aのリアルタイム翻訳をGoogle Pixel Buds Proから呼び出して、スムーズな日本語から英語の通訳を利用できます

 

サウンドは特に低音の躍動感が豊かです。アップテンポなロックやポップス、ジャズの演奏から高い熱量が伝わってくる持ち味があります。アクションシーンの多いドラマや映画は重低音がどっしりと響いて、まるでヘッドホンで聴いているみたいな迫力が伝わってきます。

 

肉厚な低音再生がとても個性的なイヤホンですが、中高音域との分離が良く、特に低音ばかりがゴリ押しされる感覚はありません。「人の声」はボーカルや映画のセリフがグンと前に押し出してきてよく聞こえてきます。また、ハンズフリー通話の声が鮮明なところはさすがにPixelシリーズのイヤホンです。きっとスマホとのベストな組み合わせを考えながら、体験がデザインされているのだと思います。

 

バッテリーのスタミナも優秀です。アクティブノイズキャンセリング機能をオンにしたまま、最大7時間以上の音楽リスニングが楽しめます。参考までにライバルと比較してみると、アクティブノイズキャンセリング機能がオンの状態ではAirPods Proが最大4.5時間、ソニーのWF-1000XM4は最大8時間の連続音楽再生に対応します。

 

装着感については、メインチップやバッテリーなど、内部のパーツをノズルの側に寄せて比重を耳の内側に傾けたことで、負担の少ない安定感を実現しています。体を動かしながら音楽を聴く、あるいは混雑する通勤電車に乗りながらイヤホンを使うときも、うっかりと落としてなくしたり、壊したりする心配からかなり解放されると思います。

↑耳にしっかりとフィットして、安定した操作感を実現しています。さらに、側面にタッチセンサーリモコンを搭載

 

詳細はまだ明らかにされていませんが、グーグルは秋以降に、立体的な音楽体験が楽しめる「空間オーディオ」に、Google Pixel Buds Proを対応させると明らかにしています。Pixelシリーズのスマホ同様、Google Pixel Buds Proも今後進化を続けることになるでしょう。価格を越えた価値が長く楽しめる、いま要注目のプレミアムイヤホンです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

次期Google Pixelのスペック情報がリーク! ハイエンド機や折りたたみ機の仕様が見えてきた!?

米グーグルによる開発が噂される「ハイエンドPixel」や「折りたたみPixel」、それに来年の発売が予定されている「Pixel 7」や「Pixel Tablet」のスペック情報を、リークアカウントのKuba Wojciechowski氏が伝えています。

↑Jack Skeens/Shutterstock.com

 

ハイエンドPixelは「G10」とも呼ばれているデバイスで、以前には「Pixel 6 Pro」に似たスペックになるとも報じられていました。また折りたたみPixelに関しては、「Pixel NotePad」の名称での投入が噂されています。

 

Kuba Wojciechowski氏によれば、まずハイエンドPixelは「Lynx(L10)」のコードネームで開発されており、2022年の投入が予測されているとのこと。メインカメラにはサムスンの5000万画素イメージセンサー「GN1」、サブカメラにはソニーの6400万画素イメージセンサー「IMX787」が採用されるようです。

 

そして折りたたみPixelは「Pipit/Passport」のコードネームで開発されており、メインカメラにはGN1、サブカメラにはソニーの「IMX363」「IMX386」「IMX355」が採用されるとしています。

 

また来年投入されるPixel 7でもメインカメラにGN1、サブカメラにソニーの「IMX381」を搭載。Pixel Tabletではメインカメラとサブカメラの両方にソニー製の800万画素イメージセンサー「IMX355」を採用するようです。

 

これらの情報が正しければ、今後投入されるPixelスマートフォンではカメラスペックに関するアップグレードは、あまり期待できなさそうです。しかし米グーグルはAI(人工知能)処理によるカメラの付加機能を重視していることから、そちらの面での進化を楽しみにしたいものです。

 

Source: Kuba Wojciechowski/Twitter 1, 2, 3

またか…Pixel 6aで登録していない指でもアンロックできたとの報告

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 6a」にて、ディスプレイ指紋認証機能がうまく動作しないという事例を、YouTubeチャンネルのBeebomなどの複数ソースが報告しています。

↑Beebom/YouTubeより

 

日本でも7月28日には販売が開始される、Pixel 6a。そのディスプレイにはタッチすることで指紋を読み取り、画面ロック解除などに使えるディスプレイ指紋認証機能が搭載されています。一方ですでに発売されている「Pixel 6/6 Pro」では、ディスプレイ指紋認証機能の動作が遅い、不安定だなどの不具合報告が相次いでいました。

 

 

今回Beebomによって公開された動画では、なんと未登録の指紋でもロックが解除できてしまう様子が確認できます。この不具合が一部のPixel 6aに限定されたものなのか、あるいは共通する不具合なのかは現時点では不明ですが、かなり深刻な不具合であることが予測されます。一方で海外メディアのAndroid Policeのライターがテストしたところ、Pixel 6aのディスプレイ認証機能はきちんと動作しました。

 

なおPixel 6のケースでは、一部のスクリーンプロテクターにて指紋の読み取りに問題が発生し、グーグルは推奨するスクリーンプロテクターを案内した経緯もあります。ハードウェア、あるいはソフトウェアのどちらが問題なのかは現時点ではわかりませんが、早めに問題が解決されてほしいものです。

 

Source: Beebom/Youtube via Android Police

写真加工がより便利に、Pixel 6aで進化した消しゴムマジックが別のPixelにも対応へ

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 6a」に搭載されている消しゴムマジックの新機能「カモフラージュ」が、上位モデルの「Pixel 6/6 Pro」にも配信されることを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。

↑グーグルより

 

Pixel 6aはPixel 6/6 Proの廉価版に位置づけられたスマートフォンですが、プロセッサーには同一の「Tensor」を搭載。そしてAI(人工知能)処理による、写真の中の写り込みを消去できる「消しゴムマジック」が利用できます。

 

この消しゴムマジックについて、Pixel 6aでは、写真に写り込んだ不要なものの色を変更できる「カモフラージュ」機能も追加されています。

 

上の画像は、Pixel 6aにて消しゴムマジックのカモフラージュを利用した例です。もともとは緑色だった背景のクーラーボックスを、砂と同じ茶色に変えることで、より目立たなくすることに成功しています。

 

Pixel 6/6 Pro向けのカモフラージュ機能の配信は、Pixel 6aの発売日と同じ7月28日予定。写真の背景のオブジェクトを自由に消したり色を変えたりできるPixelスマートフォンは、高度なAI処理をよりわかりやすい形で実装した成功例といえそうです。

 

Source: The Verge, Google Japan Blog 1, 2

やっぱり廉価版? 予約始まったPixel 6aの分解でわかったこととは

日本でも予約が始まった、グーグルの新型スマートフォン「Pixel 6a」。こちらをいち早く入手したYouTuberのPBKreviewsが、早速詳細な分解動画を公開しています。

↑PRKreviews/YouTubeより

 

おさらいすると、Pixel 6aは上位モデル「Pixel 6/6 Pro」の廉価版に相当するスマートフォン。上位モデルと同じ「Tensor」プロセッサーを搭載しながら、カメラスペックや本体素材を変更することで、価格を抑えることに成功しています。

 

今回の分解動画では、Pixel 6aの背面素材がプラスチックであることがわかります。これはPixel 6/6 Proに採用されている背面のガラス素材と比較して、一般的に廉価であるのが特徴です。

 

そのほかに目立った特徴としては、バッテリー部品の取り外しがPixel 6/6 Proと比較して容易になっていることも報告されています。これにより、修理の難易度が低下していることが予測されます。

 

このように、Pixel 6/6 Proから若干の変更や改良がくわえられているPixel 6a。最新のTensorプロセッサーを搭載したスマートフォンが廉価に購入できることを考えれば、たとえ多少スペック面での違いがあったとしても、かなりお得なモデルであることは間違いなさそうです。

 

Source: PRKreviews/YouTube via 9to5Google

グーグル最新イヤホン「Pixel Buds Pro」が発売前に到着? ノイキャンもマルチポイントも良好らしい

米グーグルの最新ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」は7月28日に発売予定ですが、すでに入手した人が廉価モデル「Pixel Buds A-Series」との比較をレビューしています。

↑Image:u/Linkakox

 

Redditユーザーの「u/Linkakox」氏は、なぜかPixel Buds Proが手元に届いたことを明らかにしました。フランスの小売業者Fnac.comに21日に発注したところ、お店がまだ予約期間中であることを忘れて発送してしまったようです。

 

まず使ってみた印象では、(当然ながら)A-Seriesよりも音質が良く、またサイズも少し大きいそうです。ただ、装着してみると、A-Seriesほど「安定感がない」とも表現されています。

 

アクティブノイズキャンセリング(ANC、外部の音を電子的に消す)は良好で、複数機器に繋げるマルチポイントも機能しているようです。これについて、グーグルはまるでAirPodsのように、スマートフォンやノートPCの間で自動的に切り替える「Fast Pair」を案内していました。

 

マルチポイント設定はAndroid OS本体からも変更できるほか、Windowsパソコンでもマルチポイントが使えるようです。要はマルチポイントはBluetooth機能として実現されており、グーグルの「Fast Pair」はソフトウェアによる切り替えに過ぎないわけです。

 

さて、見かけについて。ProモデルはA-Seriesよりもずっと丸く見えるほか、これまでのグーグル製品イヤホンに付きものだったフィン(耳の内側で固定する部位)もありません。加えてケースは以前よりも幅広く、分厚いようです。

↑Image:u/Linkakox

 

また別の画像では、予備のイヤーチップが入った小さな筒が写っています。しかしながら、外箱の中にはUSB-Cケーブルさえ入っておらず、充電器はユーザーが自前で用意してやる必要があります。もっともPixel Buds Proは、Pixel 6などと同じワイヤレス充電器が使えます。

 

さらにソフトウェア面では、従来の「Pixel Buds」コンパニオンアプリが使えるものの、ANCなどProモデル専用機能のすべてがサポートされているわけではありません。しかし、「イヤホンを2秒押し続ける」タッチ操作により、ANCモードとTransparency(外部音取り込み)モードが切り替えられるとのことです。

 

Pixel Buds Proは28日、最新スマートフォン「Pixel 6a」と同時発売される予定です。グーグルが開発した6コアのカスタムオーディオチップを搭載し、最大31時間もバッテリーが持つと謳われています。

 

日本での価格は税込で2万3800円ですが、米国価格は199ドル、つまり約2万7000円(7月25日現在)。かなりお得な価格設定ですが、Pixel 6aを買う人はPixel Buds A-Seriesが1台もらえる(在庫がなくなりしだい終了)ので悩ましいかもしれません。

Source:Reddit
via:9to5Google

Google製タブレット、着々と準備中? Androidアプリから新たなアニメーション見つかる

Googleが来るべき「Pixelタブレット」に備えて、Android用の「データ復元ツール」 アプリを更新し、新たなアニメーションを追加したことが明らかとなりました。

Image:Google

 

この「データ復元ツール」アプリは、メッセージやアプリなどのデータをAndroid端末の間で簡単な操作だけでコピーできるというもの。また、最近Android 12搭載スマートフォンすべてに対応した「Androidに移行」アプリとの組み合わせで、iPhoneからも同様のデータをコピーできるようになりました。

 

さて米9to5Googleは、Playストアを通じてロールアウトが始まった本アプリの最新版(バージョン1.0.455404737)を解析しています。その結果、Androidタブレットにデータをコピーする際に表示する6つの新しいアニメーションが見つかったそうです。

 

従来のアニメーションとの主な違いは、表示されるデバイスの1つがスマートフォンではなくタブレットに見えるように大きくなっている点です。6つのアニメーションはバラバラだったようですが、9to5Googleが繋ぎ合わせて1本にまとめています。

 

これらアニメーションには”copying_animation_tablet “などタブレット一般を思わせる名前が付けられているものの、それぞれに “Tangor “というコードネームが埋め込まれているそうです。この「Tangor」は、Pixelタブレットの開発コード名である可能性が高いことが指摘されていました

 

この手がかりから、今回のアニメーションはPixelタブレットの利用を想定して設計されたものと推測されます。しかし、アプリのコードを調べると、画面の解像度が600dpi(1インチ以内に600ドット)以上であれば同じアニメーションを表示するらしく、Pixelタブレット専用ではないとわかったそうです。

 

もともと「Androidに移行」もPixelスマートフォン専用でしたが、後にAndroid 12搭載スマートフォンに対応しました。それと同じように「データ復元ツール」も初めはPixel Tabletのみ、ゆくゆくは他社製のAndroidタブレットにも対応するのかもしれません。

Source:9to5Google

Pixel 7 Proは画面が明るくなってタッチ操作もしやすい? プロトタイプの解析から可能性が浮上

Googleは次期フラッグシップPixelシリーズについて詳細をほとんど明らかにしていませんが、なぜかプロトタイプがeBayに出品されていたこともあります。そのひとつを別経路で入手したTelegram上の「Google News」グループが、本製品について新たにわかった情報を公開しています。

画像提供:Google

 

米9to5Googleによると、1つは新チップTensor 2では「2+2+4」のCPUレイアウトが採用され、このうち高効率(省電力を優先し、性能を抑えたもの)な4コアには「Cortex-A55コア」が使われるとのこと。こちらは、先週お伝えした通りです。

 

2つ目は、Pixel 7 Proにはハプティクス(触覚フィードバック)用チップとして、Pixel 6 Proよりも1世代新しいCirrus Logic CS40L26が搭載されるかもしれないとのことです。かたやUWB接続もできるSTMicroelectronicsのST54K NFCの代わりに、UWBなしのST21NFCが搭載されるとも指摘されています。

 

UWBとは超広帯域無線通信のことで、アップルの忘れ物トラッカーAirTagにも採用され、GPSよりも精度の高い位置検出を可能とする技術。もっとも、UWBなしのチップが搭載されても、UWB自体は別の部品で処理される可能性が高く、なくなるわけではないようです。

 

最後にPixel 7 Proのプロトタイプには、Pixel 6 Proよりも1世代新しいSamsung S6E3HC4ディスプレイパネルが搭載されると主張されています。以前Pixel 7シリーズのディスプレイについては、前モデルと同じパネルを使うか、ないしは新たなパネルに替えられるか、どちらかの準備がされていると伝えられていました

 

ほかPixel 7 Proのディスプレイについては、「ネイティブ1080pモード」に対応して省電力に繋がるかもしれないとも言われています。また、Pixel 7 Pro用らしきコードからは、前モデルの最大輝度800ニトに対して、高輝度モードで1000ニトが出るとの分析もありました

 

おおむねPixel 7 Proは「プロセッサの進化はさほどなく、画面や操作性が少し良くなる」程度に収まりそうです。「iPhone 14」シリーズもProモデルだけ最新チップを搭載、そのチップもあまり性能が向上していない……との予想もあり、今年はiPhone・Androidともに控えめなアップグレードかもしれません。

Source:9to5Google

Pixel 6aはポケットに入れやすい? 新たなハンズオン動画が登場

↑Fazli Halim/YouTubeより

 

米グーグルが7月の販売を予定している廉価スマートフォン「Pixel 6a」について、発売前にもかかわらず新たなリーク動画が登場しています。

 

今年5月に開催された開発者向け会議「Google I/O」にて発表されたPixel 6aは、「Pixel 6シリーズ」と同じく独自プロセッサー「Tensor」の搭載が特徴です。一方でどういうわけか、発売前に公式開封動画がアップロードされたり、オンラインストアにて販売されるなど、不可思議な事例も報告されています。

 

今回Pixel 6aの開封動画を公開したのは、マレーシアで活動するYouTubeチャンネルのFazli Halimです。まず外観のレビューでは、背面のカメラ突起がPixel 6シリーズに比べてかなり抑えられていることがわかります。これにより、カメラ部分と本体の厚さの差が小さく、より持ち運びやすくなっていることが予測されます。

 

さらに背面素材は指紋がつきやすい光沢のあるプラスチックで、フレーム部分はかなり分厚いようです。

 

ディスプレイに埋め込まれた指紋認証センサーは、十分に高速に動作しています。これは以前のPixel 6aの公式レビュー動画でも確認されており、Pixle 6シリーズからの性能向上が期待されます。また、カメラのシャッター操作もスムースに動作しているようです。

 

今回のレビューで用いられたPixel 6aで動作するソフトウェアのバージョンは確認できず、製品版ではその動作が異なる可能性もあります。しかしこれまでで判明している情報によれば、Pixel 6aは完成度が高く、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンとなるようです。

 

Source: Fazli Halim / YouTube via 9to5Google

発売前のPixel 6aがなぜかネットで転売、Googleの管理大丈夫?

「Googleといえば流出」と言われることは、発売前の「Pixel 7」プロトタイプがなぜかeBayに出品されていたり、かと思えば「Pixel 7 Pro」をそれとは知らずに3週間も知らずに使っていた人がいたりで、改めて証明されている感があります。

↑グーグルより

 

それに続いて、今度は発売前の「Pixel 6a」がネットで売りに出されているとの目撃情報がありました。

 

これはTwitterユーザーのNils Ahrensmeier氏が、マレーシアのFacebookマーケットプレイス(日本からはアクセス不可)での販売リストを発見したと報告しているもの。TikTokにPixel 6aの開封動画を投稿したのと同一人物らしく、ユーザー名まで一致しています。現地での価格は2200~2300RM(リンギット)、日本円にして6万5000円前後といったところです。

 

また米9to5Googleによると、マレーシアではほかにもPixel 6a本体がいくつか出品されており、すべて同じユーザーによるものだそうです。見つけたものをリストアップしたBrandon Lee氏は、間違いなく転売屋だと指摘しています。プロフィールを確認するとほかにもいくつかデバイスを販売しており、この見方が最も可能性が高いようです。

 

これらPixel 6aはPixe 7やPixel 7 Proと違ってプロトタイプではなく製品版のようですが、それでもGoogle正規の発売日(7月21日)よりも1か月半ほどは早く登場した格好です。また、この程度の時間差であれば、Googleが小売向けパッケージをすでに用意していることもあり得ると思われます。

 

たしかに発売前の新製品を事前に確認できるのはうれしい面もありますが、やはり「初めて手に取る喜び」や、誰しもが同じ時期に入手できる平等さも大切なはず。Googleには製品が流出しないよう、管理体制の見直しが求められるかもしれません。

Source:Nils Ahrensmeier(Twitter) 
via:9to5Google

Pixel 7 Proはバッテリー長持ち? ディスプレイスペックが判明か

米Googleの次期スマートフォン「Pixel 7/7 Pro」について、省電力機能の追加を含めたディスプレイスペックの一部が判明したと、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Googleより

 

Pixel 7/7 Proは5月にGoogleが外観を先行公開したスマートフォンで、本体には次世代プロセッサー「Tensor 2」を搭載。本体デザインやカメラスペックは現行モデル「Pixel 6/6 Pro」のものを引き継ぎつつ、ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」やスマートウォッチ「Pixel Watch」との連携を強化しています。製品は今年秋に投入される予定です。

 

今回9to5Goolgeが入手した情報によれば、上位モデルのPixel 7 Proでは「ネイティブ1080pモード」に対応するとのこと。これはすべての画像や動画を1080p解像度でレンダリングし、ディスプレイにて1440p解像度に変換するというものです。これによりプロセッサーでの処理が軽減され、省電力化につながることが予測されます。

 

そのほかのスペックは、下位モデルのPixel 7では最大90Hz駆動が可能な1080×2400ドットディスプレイ、Pixel 7 Proでは最大120Hz駆動が可能な1440×3120ドットディスプレイを搭載。ただし、これらのスペックはPixel 6/6 Proと共通しています。

 

現時点ではPixel 7/7 Proに関してわかっている情報は少なく、現時点ではプロセッサーの刷新が最大のアップグレードとなりそうです。なお現行モデルのPixel 6/6 Proではディスプレイ指紋認証センサーの反応がいまいち良くないとの声も寄せられており、その点の改善も期待したいところでしょう。

 

Source: 9to5Google

意外とサクサク動作? Pixel Watchが高性能な可能性出てきた

米グーグルが2022年秋の投入を予定しているスマートウォッチ「Pixel Watch」について、プロセッサーや大容量RAM、コプロセッサーの搭載などを報じるレポートを9to5Googleが公開しています。

↑グーグルより

 

特徴的な円形のカーブディスプレイを搭載したPixel Watchは、現時点ではその本体スペックなどは公開されていません。一方で9to5Googleは以前、そのプロセッサーが2018年に登場したサムスン製スマートウォッチ「Galaxy Watch」と同じ「Exynos 9110」になると伝えていました。

 

今回の報告によれば、Pixel WatchはやはりExynos 9110をプロセッサーとして搭載するようです。それだけでなく、メインプロセッサーからさまざまなタスクを分担して担当する「コプロセッサー」が搭載されるとのこと。これにより、よりリッチな画面表示や多数の健康管理機能の搭載も可能となることが期待されます。

 

さらに、Pixel Watchは既存のスマートウォッチよりも大容量のRAM、そして32GBというこれまた大容量なストレージの搭載が報告されています。これと先述のコプロセッサーを組み合わせることで、Pixel Watchは3年前のプロセッサー搭載機とは思えないようなテキパキ動作を実現している可能性があるのです。

 

またPixel Watchの本体裏側に搭載されている生体センサーは、グーグルが買収したFitbitのスマートウォッチ「Luxe」や「Charge」と似ています。このことから、心拍センサーや心電図計、SpO2(血中酸素濃度計)の採用が期待されています。

 

もしPixel Watchに最新プロセッサーが搭載されないとすれば、それはそれで残念ではありますが、グーグルが限られたハードウェアリソースを、自社開発のOS「Wear OS」と組み合わせてどのように活用するのかに注目です。

 

Source: 9to5Google

Tensor 2に期待? Pixel 7 Proのケース付き画像がリークか

↑ TechGoingより

 

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7 Pro」のものとされる、本体を含めたケース画像がTechGoingにより公開されています。

 

グーグルの独自スマートフォンであるPixelシリーズですが、昨年販売された「Pixel 6」シリーズでは本体デザインを一新。さらに独自開発プロセッサ「Tensor」の搭載により、独自色をさらに強めたモデルとなっています。

 

↑ TechGoingより

 

今回TechGoingが公開した画像は、Pixel 7 ProのデザインがPixel 6 Proから大きくは変わらないことを示唆しています。本体前面にはベゼルが細いカーブディスプレイを搭載し、背面には横長に飛び出たカメラ突起を配置。また、イヤホンジャックは搭載されていないようです。

 

背面のカメラシステムとしては、Pixel 6 Proと同じく3カメラとLEDフラッシュ、ノイズキャンセリング用のセカンダリーカメラが搭載されています。

 

Pixel 7 Proの事前情報によれば、プロセッサには次期ハイエンドプロセッサとなる「第2世代Tensor(Tensor 2)」を搭載。画面は6.7〜6.8インチ/QHD+解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイで、最大12GB RAM/最大512GBの内蔵ストレージを搭載。OSには次期バージョンの「Android 13」を採用するようです。

 

最後に、Pixel 7シリーズでは「ストーミー・ブラック」「カインダ・コーラル」「ソータ・シーフォーム」「クラウディ・ホワイト」の4色が投入されることが予測されています。Pixelシリーズは例年10月頃に投入されてきたので、このPixel 7 Proも「Pixel 7」と同じく、今年の10月頃に投入されることになるのかもしれません。

 

Source: TechGoing via 91Mobiles

発表が期待されているGoogleのPixel Watchは3モデル展開?

米Googleの未発表スマートウォッチ「Pixel Watch(仮称)」に相当するであろう、3モデルのスマートウォッチがBluetooth関連の認証を取得したことが判明しました。

↑9to5Googleから

 

Pixel WatchはGoogleからの近日発表が期待されているスマートウォッチで、リーク画像からベゼルレスの円形文字盤を搭載した本体デザインが判明しています。さらに、USPTO(米国特許商標庁)に対してもPixel Watchの商標が提出されています。

 

今回Bluetooth Special Interest Group(SIG)に登録されたのは、「GWT9R」「GBZ4S」「GQF4C」の3モデルです。現時点でこれらのモデル間の違いはわかっていませんが、グローバル向けに発売するための通信仕様の違い、あるいはサイズやカラーリングによるモデル違いなどの可能性が想定されます。

 

Pixel Watchのソフトウェアバージョンとしては、「RWD5.211104.001」と記載。これはGoogleのスマートウォッチ向けOS「Wear OS 3」の最新バージョンからは数世代遅れたものですが、単にBluetooth SIGへの提出時に利用していたソフトウェアのバージョンとなりそうです。

 

通常、新しいデジタル製品は以前におこなわれたUSPTOへの商標登録、今回のBluetooth SIGへの登録、そしてFCC(連邦通信委員会)への登録を経て、市場に投入されます。FCCへの登録からは、さらなる製品の詳細が判明することが期待されます。

 

その特徴的な外観だけでなく、フィトネスブランドの米フィットビットの機能も統合される、Pixel Watch。そのヘルスケアや健康管理機能の充実っぷりにも、期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

Apple Watchに迫れるか注目のGoogle「Pixel Watch」が5月26日発売?

米Googleが未発表スマートウォッチ「Pixel Watch」の商標を、USPTO(米国特許商標庁)に提出していたことが判明しました。

↑Evan Blass氏が公開した「Pixel Watch」の画像(画像提供/91mobiles)

 

Pixel Watchは長らくGoogleからの投入が噂されているスマートウォッチで、上画像のような予測レンダリングイメージから、ベゼルのない円形の文字盤(本体)デザインとなることが予測されています。さらに先日にはGoogleのオンラインストアに「スマートウォッチ」というカテゴリが新設され、このことも製品の近日投入を予感させています。

 

今回のGoogleによる商標登録では、製品の詳細として「スマートウォッチ」や「ウェアラブルコンピューター」「スマートウォッチのケース、ストラップ、バンド」を記載しています。このことからも、Pixel Watchがスマートウォッチ製品であることは間違いなさそうです。

 

一方で出願文章では、Pixel Watchの機能の詳細には触れていません。しかし事前情報によれば、Google傘下のウェアラブルデバイスブランドこと米フィットビットのヘルスケア機能の統合されるとのこと。さらに最新のウェアラブルデバイス向けOS「Wear OS 3」が動作する、ハイエンド向けの製品となるようです。

 

また著名リークアカウントのJon Prosserは、Pixel Watchが5月26日に発売されると報告しています。Googleは5月11日から開発者向けイベント「Google I/O」の開催を予定しており、イベントでの発表と同月の製品発売というスケジュールは、それほど無理のないものです。

 

 

米アップルの「Apple Watch」に押されて存在感を示しきれていない印象のWear OSスマートウォッチですが、Pixel Watchの投入により市場の勢力図がどのようにかわるのか、注目したいものです。

 

Source: USPTO via Engadget

グーグルもスマホ「Pixel」の自己修理が可能に iFixitと提携

米グーグルはスマートフォン「Pixel」に対するユーザーによる自己修理プログラムを、修理業者のiFixitと提携して提供すると発表しました。

↑グーグルのサイトから

 

近年では特にアメリカにて、消費者による電子機器を自分で修理する権利が盛んに議論されています。これをうけて、米マイクロソフトやサムスンはiFixitと提携し、修理パーツや修理用のツール、マニュアルなどの提供を開始すると発表しています。

 

今回のグーグルとiFixitの提携では、グーグルが提供するPixelシリーズの純正部品がiFixitの公式サイトから購入できるようになります。これにはバッテリーや交換用ディスプレイ、カメラなどのパーツ、それにドライバービットやスパッガーなどの修理用ツールが含まれます。

 

iFixitとの提携による修理パーツの提供プログラムは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、EU諸国にて今年後半から開始されます。対応モデルは「Pixel 2」から「Pixel 6 Pro」、および将来のPixelです。

 

また今回のユーザーによる自己修理プログラムと並行して、プロの認定技術者による修理プログラムの拡大も発表されています。アメリカとカナダではuBreakiFixと提供して、カナダ、ドイツ、日本、イギリスでも同様のサポートプロバイダーと提携して、Pixelの修理対応を提供しています。

 

今回のようなスマートフォンの事故修理プログラムは端末の寿命を伸ばし、業界全体での廃棄の削減とリサイクルの向上が期待できます。Pixelの人気が高い日本でも、早めのプログラムの導入を待ちたいものです。

 

Source: グーグル

Image: グーグル