クレジットカードを持っている方は、2枚持っていたほうが便利だなと思ったことはあるでしょう。
ただし、2枚以上持っても問題ないのか心配になる方は多いと思います。
結論から申し上げると、2枚以上もつこと自体に問題はなく、むしろ以下のような多くのメリットを享受できる ので、ぜひ複数枚持ちを検討しましょう。
今回は、クレジットカードの複数枚持ちを考えている人に向けて、最強の2枚・3枚の組み合わせをご紹介 します。
さらにメインカード・サブカードにおすすめのクレジットカードをご紹介するほか、複数枚持ちするメリットデメリットについても解説していますよ。
この記事を読むことで、あなたも自分に最も合った最強の2枚・3枚を見つけ、効率よく使い分けられるようになるのでぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
【クレジットカード2枚持ち】最強の組み合わせ候補3パターン
それではクレジットカードを2枚持ちする際に、最強の組み合わせをご紹介していきます。
クレジットカード2枚持ちの最強の組み合わせ候補3パターン
それぞれなぜこの組み合わせが最強なのか、その理由を解説していきます。
JCB CARD W&三井住友カード(NL)
まずは2枚持ちの最強パターンの1つ目「JCB CARD W」と「三井住友カード(NL)」の組み合わせについて解説していきます。
<最強の組み合わせの理由>
ポイントアップの対象店舗を増やせる
国際ブランドを使い分けられる
年会費が永年無料
この2つを組み合わせれば、ポイント還元率アップの対象店舗を大幅に増加可能です。
まずJCB カード Wでは「JCB ORIGINAL SERIES優待店」によって、さまざまなメジャーな店舗のポイント還元率をアップできます。
たとえば、セブンイレブンやスターバックス、Amazon、メルカリなどでポイント還元率をアップ できます。
一方、三井住友カード(NL)では、JCB カード Wが対応していないコンビニ大手3社とマクドナルドのポイント還元率を最大5%上げることが可能です。
どちらのカードも年会費が永年無料なので、維持費の心配をする必要がないのもうれしいポイントです。
また、対応している国際ブランドが、JCB カード Wは国内向けの「JCB」、三井住友カード(NL)は世界でシェア率が高い「VISA」「Mastercard」と、両者で異なる点も見逃せませんね。
国内外問わず利用したい方はもちろんのこと、ポイントをさまざまな店舗で貯めたい人は特に最強と感じる組み合わせ になるはずですよ。
VIASOカード&ライフカード
クレジットカード2枚持ち最強候補の2つ目は「VIASOカード」と「ライフカード」の組み合わせです。
<最強の組み合わせの理由>
還元方法が違うため期限切れのリスクが少ない
ポイントを稼ぎやすい
年会費が永年無料
VIASOカードはポイントが貯まれば、自動キャッシュバックされるめずらしい仕組みのクレジットカード です。
手続きなしで登録した口座に自動で振り込まれるため、キャッシュバックの期限切れの心配が一切ないのが魅力ですね。
一方ライフカードは、ほとんどのクレジットカードと同じく、貯まったポイントを他社ポイントに移行したり、商品に交換したりする形で還元されます。
VIASOカードは自動で還元されるため、実質ライフカードのキャッシュバックの有効期限のみ意識していればいいのでストレスがありません。
どちらも年会費永年無料のクレジットカードであることもおすすめポイントですね。
また両者はポイントアップ方法が異なるため、ポイントを稼ぎやすいのも魅力の1つ。
ライフカードのポイントアップは、誕生月にポイントが倍増するなど独自の加算方式をとっています。
一方VIASOカードでは、ETCの利用など特定の支払いによってポイント還元率がアップする仕組みです。
プログラムの仕組みがどちらも異なるため、ポイントアップを広く受けられますよ。
また、VIASOカードは「POINT名人.com」を経由することでポイント還元率が最大25倍、ライフカードは会員限定ネットショッピングサイト「L-Mall」を経由で最大25倍と、どちらも高還元率で買い物が可能です。
ポイントを多く稼ぎたい方や、キャッシュバックのもらい忘れを防ぎたい方にはおすすめの組み合わせといえるでしょう。
エポスカード×三井住友カード(NL)
クレジットカード2枚持ち最強候補の3つ目は「エポスカード」と「三井住友カード(NL)」の組み合わせです。
<最強の組み合わせの理由>
ポイント還元率アップの店舗が多い
即日発行に対応している
年会費が永年無料
この組み合わせは、シーンごとに使い分けすることでポイント還元率を上げられる点が魅力です。
どういうことかというと、エポスカードではマルイなど1年に4回実施される10%オフセール時で割引 が受けられます。
また、約10,000の優待店舗で割引を受けることも可能です。
一方、三井住友カード(NL)では、先述したとおり、コンビニ3社やマクドナルドなどの利用でポイント還元率が5%アップします。
つまり普段コンビニやマクドナルドを利用する際は三井住友カード(NL)、衣服などをセール時に買い物する際はエポスカードを使えば、多くのポイントがもらえるのです。
エポスカードと三井住友カード(NL)は、どちらもクレジットカードを即日発行してもらえることも見逃せないポイントです。
少しでも早く2枚目のクレジットカードを保有したい方にもおすすめの組み合わせといえるでしょうね。
【クレジットカード3枚持ち】最強の組み合わせ候補3パターン
続いてはクレジットカードを3枚保有したい方に向けて、最強の組み合わせ候補をご紹介していきます。
クレジットカード3枚持ちの最強の組み合わせ候補3パターン
3枚同時持ちする際、なぜこの組み合わせが最強と言えるのか、それぞれ理由を解説していきます。
JCB CARD W&楽天カード&三井住友カード(NL)
クレジットカード3枚持ち最強候補の1つ目は「JCB カード W」と「楽天カード」「三井住友カード(NL)」の組み合わせです。
<最強の組み合わせの理由>
ネットと実店舗のどちらでもポイントを貯めやすい
年会費が永年無料
JCB CARD Wと三井住友カード(NL)は実店舗で使用し、ネットでは楽天市場で楽天カードを使う ことで、それぞれでポイント還元率を上げて買い物できるのが、この組み合わせの魅力です。
コンビニやマクドナルド、スターバックスなどさまざまな実店舗でポイントが貯まりやすいだけでなく、楽天系のサービスでも多くのポイントが手に入ります。
楽天市場では通常1.0%の3倍、楽天トラベルでは2倍、など楽天経済圏で利用すればするほど楽天ポイントが貯まりやすくなるのです。
貯めた楽天ポイントは楽天カードの利用料金に充てることもできるので、使い方によってはトータルで大幅な節約につながるかもしれません。
年会費はどれも永年無料で、維持費が0円で済むのも魅力的です。
楽天系のサービスを利用することや、Amazonやマクドナルドなど対象店舗を利用する機会が多い方には特におすすめの組み合わせといえます。
JCB CARD W&三井住友カード(NL)&ライフカード
クレジットカード3枚持ち最強候補の2つ目は「JCB CARD W」と「三井住友カード(NL)」「ライフカード」の組み合わせです。
<最強の組み合わせの理由>
ポイント還元率が高くなるお店が増える
補償サービスが充実している
年会費が永年無料
この組み合わせの魅力も、さまざまな店舗でポイント還元率アップの恩恵を受けられる点にあります。
JCB CARD Wは、JCBオリジナルパートナー店で最大11倍、ポイント優待店「OkiDokiランド」を経由すれば最大20倍も還元率をアップ させることが可能です。
先述したとおり、三井住友カード(NL)では、コンビニ3社とマクドナルドで最大5%のポイント還元率の恩恵が受けられます。
さらにライフカードでは、会員限定のショッピングモール「L-mall」経由で買い物をすれば最大で25倍も還元率をアップ できます。
3つすべて年会費が永年無料なので、安心して手元に置けるのもおすすめしたいポイントですね。
またこの3社の組み合わせなら、補償サービスが充実しているのも魅力的。
JCB CARD Wと三井住友カード (NL)では、最大で2,000万円の補償、ライフカードではカード会員保障制度があるなど、安心・安全にクレジットカードを保有できますよ。
「ポイントをたくさん獲得したい」「安心してクレジットカードを保有したい」という方にはおすすめの組み合わせといえるでしょう。
楽天カード&三井住友カード(NL)&JALカードSuica
クレジットカード3枚持ち最強候補の3つ目は「楽天カード」と「三井住友カード(NL)」「JALカードSuica」の組み合わせです。
<最強の組み合わせの理由>
実店舗+ネット+交通機関でポイントを貯めやすい
年会費が永年無料
この組み合わせは、ネットでは楽天カード、実店舗では三井住友カード(NL)、公共交通機関ではJALカードSuicaを利用することで、効率よくポイントを獲得することが可能です。
三井住友カード(NL)ではコンビニ3社やマクドナルド、楽天カードでは楽天市場などの楽天系サービスでお得にポイントを獲得できることは、これまで申し上げてきたとおりです。
これら2つにJALカードSuicaを加えることで、公共交通機関でもポイントを貯める、という使い方が実現 します。
これら3枚のカードをうまく活用すれば、日常生活のさまざまな場面でポイントを効率よく獲得できるようになるはずです。
公共交通機関を利用する機会や、対象店舗で買い物することが多い方は、この組み合わせでクレジットカードを保有してみるといいでしょう。
メインカードにおすすめの最強候補4選
ここからはメインカードとして1枚目にふさわしい、最強候補のクレジットカードをご紹介していきます。
クレジットカードを1つに絞るか、複数保有するかで迷っている方はとりあえずこの項目を読み進めてみると参考になるはずです。
それぞれの概要とおすすめポイントなどを詳しく解説していきます。
JCB CARD W
18〜39歳まで申し込み可能
ポイント還元率が高い
スターバックスやセブンイレブン、Amazonで還元率アップ
年会費永年無料
「JCB CARD W」は18〜39歳までの方が対象の、年会費永年無料のクレジットカードです。
先述したとおり、JCB CARD Wはポイントを非常に貯めやすいのが魅力のクレジットカード。
一般的なJCBカードの還元率が0.5%のところ、JCB CARD Wは1%なので、単純に2倍もお得 にポイントを獲得できます。
「JCBオリジナルシリーズパートナー」という、スターバックスやセブンイレブン、Amazon、メルカリなどの優待店では、最大11倍のポイント還元率を誇っています。
またJCBのポイント優待サイト「Okidokiランド」を経由し買い物すれば、最大20倍のポイント還元を受けられるのも見逃せないポイントです。
獲得したOkidokiポイントは、ギフトカードと交換したり、Amazonやスタバカードに充てたりできるため、汎用性も抜群です。
ショッピング保険は最高100万円、海外旅行傷害保険は最大2,000万円と、付帯保険が充実 していることもメインカードとして頼もしいところといえます。
Amazonやスターバックスなど該当店舗の利用者で、とにかく多くポイントを獲得したいならJCB CARD Wを検討しましょう。
2022年2月現在実施中の目玉キャンペーンは以下の2つです。
楽天カード
新規入会と利用でポイント還元
楽天市場での買い物は3%還元
13年連続顧客満足度No.1
年会費永年無料
「楽天カード」は年会費永年無料で、楽天系サービスの利用者にとっては特にポイント還元率が高く感じるクレジットカードです。
楽天カードは通常時でもポイント還元率は1%と高めなうえ、楽天サービスを利用すればさらに効率よくポイントを獲得 できます。
「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象サービス、楽天市場や楽天証券、楽天ふるさと納税、楽天モバイル、楽天銀行を多く利用すればするほど、たくさんの楽天ポイントをもらえるチャンスですよ。
とはいえ、楽天市場を利用するだけでも1%から3%に還元率がアップするので、十分お得度が高いといえます。
American ExpressやVISA、Mastercard、JCBに対応と、選べる国際ブランドが多いのもメインカードとしては頼もしいポイントですね。
楽天系のサービスを利用することが多い方には、楽天ポイントが貯まりやすい楽天カードはメインとして十分おすすめできるクレジットカードです。
2022年2月現在実施中の目玉キャンペーンは以下の2つです。
VIASOカード
ポイントは自動キャッシュバック
POINT名人.coを経由でポイント最大25倍
最短5分で即日発行が可能
年会費永年無料
「VIASOカード」の還元率は0.5%とそれほど高くありませんが、自動キャッシュバックされる便利さが魅力的なクレジットカードです。
ポイント獲得後に有効期限を気にする必要がない点は、人によっては大きな魅力になるはずです。
VIASOカードは、インターネット・携帯・ETCを利用した場合にポイントが2倍、「POINT名人.com」を経由して買い物をすると最大25倍のポイント還元率で利用できます。
今申し込めば最大10,000円キャッシュバック が受けられるのも、おすすめしたいポイントです。
クレジットカードを最短5分で即日発行してもらえる ので、急ぎの際でも申し込みやすいはずですよ。
ポイントの有効期限を忘れがちな方や、クレジットカードをすぐに利用したい方は、VIASOカードをメインカードにしてみるのもいいかもしれません。
2022年2月現在実施中の目玉キャンペーンは以下の2つです。
エポスカード
カードの即日発行に対応
海外旅行保険が自動付帯タイプ
マルイのセールの際は10%OFF
年会費永年無料
「エポスカード」は、年会費永年無料で0.5%還元のクレジットカードです。
デザインがリニューアルされ、ナンバーレスとなったため、安心・安全に携帯できます。
全国約10,000の飲食店やカラオケ店などの優待店舗で、ポイントアップや割引が受けられる大変魅力的な1枚 です。
エポスカードはマルイから提供されているクレジットカードなので、1年に4回あるマルイのセールで10%OFFで買い物できます。
また最短即日にクレジットカードを発行してもらえるのも人によってはうれしいかもしれませんね。
エポスカードは、最高2000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯しているクレジットカードでもあります。
自動付帯のクレジットカードは、所持しているだけで旅行保険が適用されるため、手間なく安心して利用できますよ。
すぐにクレジットカードを利用したい方や、マルイで買い物する機会が多い方はエポスカードをメインで使用するといいでしょう。
2022年2月現在実施中の目玉キャンペーンは以下のとおりです。
2・3枚目のカードにおすすめの最強候補3選
2・3枚目のサブカードとしておすすめの最強候補のクレジットカードを3つご紹介します。
それぞれ、なぜ2枚目・3枚目としておすすめなのか解説していきます。
三井住友カード (NL)
三井住友カード(NL)は年会費が永年無料なうえ、さまざまな店舗のポイント還元率をアップしてくれます。
通常の還元率は0.5%と高いとは言えませんが、先述したとおり、コンビニ3社やマクドナルドでは最大5%と急激に還元率が上昇します。
また三井住友カードの優待サイト「ポイントUPモール」を経由すれば、楽天やUNIQLOなどの有名店舗のポイントを最大10倍 にすることも可能です。
ナンバーレスで安全性が抜群に高く、最短5分で即時発行できるのもサブカードとしてみれば優秀です。
アプリを利用すれば、クレジットカード自体がなくても決済ができる のも魅力的な要素でしょう。
三井住友カード(NL)は、海外シェア率の高いVISAとMastercardに対応しているため、1枚目がJCB対応カードの方にもおすすめですよ。
ライフカード
ライフカードは業界最高水準のポイント還元率を売りにしており、ポイントを貯めやすい特典が多いです。
入会後1年間ポイント還元率が1.5倍になったり、誕生日の月はポイントが3倍になったりする など、他社と被りづらい特典であることも魅力的ですね。
「L-Mall」というショッピングサイトを経由すれば、最大25倍のポイント還元率のなか買い物ができることも見逃せません。
追加発行できるETCカードは、年会費・発行手数料ともに無料 なのもうれしいところです。
国際ブランドはVISAとMasterCard、JCBの3つから選べるため、1つ目のクレジットカードと被らず利用できる可能性は高いです。
イオンカードセレクト
「イオンカードセレクト」とは、キャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONの3つの機能が1枚に集約されている年会費無料のカードです。
チャージ200円ごとに1WAONポイントもらえるうえ、オートチャージ機能も搭載 しており利便性の高さも抜群です。
公共料金の口座振替に指定すれば1件につき5WAONポイント、給与振込口座を指定すれば給与が振り込まれるだけで、毎月10WAONポイントがもらえるため、2枚目にポイント獲得を求める方にもおすすめといえます。
さらに毎月20日と30日のイオンお客様感謝デーで、イオンカードセレクトを利用すれば、支払い合計額の5%を割り引いてもらえますよ。
イオングループの対象店舗を利用することが多い方は、サブカードとしてイオンカードセレクトの導入を検討するといいでしょう。
2・3枚目にはマイルが貯まるクレジットカードもおすすめ!
マイルをためたい方は、2枚目・3枚目として、航空会社から発行されているクレジットカードを利用するといいでしょう。
2・3枚目におすすめのマイルが貯まるクレジットカード
それぞれ特徴を解説していきます。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」には、一般・ゴールドの2種類があります。
ソラチカカードはどちらも「メトロポイント」「Oki Dokiポイント」「ANAマイル」3つのポイントを1枚で貯められる のが特徴的。
ソラチカ一般カードは年会費2,200円でポイント還元率は0.50%、ソラチカゴールドは年会費15,400円でポイント還元率は1.00%です。
ソラチカゴールドは、ソラチカ一般カードよりも年会費が高い分、ポイントを貯めやすい仕様 になっているのですね。
ソラチカ一般カードに新規入会した方は、入会ボーナスとして1,000マイル、ソラチカゴールドに新規入会した方は入会ボーナスで2,000マイルをプレゼントしてもらえます。
搭乗時に区間基本マイレージと搭乗ボーナス10%がポイントとして還元されるので、利用するたびに、どんどんマイルが貯まっていく仕様です。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」は年会費7,700円で、ポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
クレジットカード100円ごとの利用で1ポイント貯まり、1,000ポイントを1,000マイル単位でマイルに移行 できます。
通常時のポイント還元率こそ1.0%ですが、ANAグループでカードを利用すると通常の1.5倍貯まるのもうれしいポイントですね。
今なら入会特典で1,000マイル、カードを継続利用するだけで、さらに1,000マイルプレゼント してもらえます。
海外旅行傷害保険が最高3,000万円ついていたり、最高2,000万円の国内旅行傷害保険がついていたりと付帯保険も充実していますよ。
JALカード
「JALカード」は、年会費2,200円で入会後1年間無料で利用できるクレジットカードです。
ポイント還元率は0.50% とやや低めのスタンダードタイプのJALカードです。
国際ブランドはVISAとMastercard、JCBに対応しているため、2枚目のクレジットカードとして十分な役割を果たしてくれるでしょう。
JALカードはフライトはもちろんのこと、買い物の際もマイルを貯めることが可能です。
JALカードを利用すれば、200円につき1マイル、全国にある特約店では200円につき2マイル がもらえますよ。
また入会搭乗ボーナスで最大1,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスで最大1,000マイル、搭乗ごとのボーナスフライトマイルの最大10%など特典が豊富なのも魅力的なカードです。
年会費3,300円の「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会すれば、マイルを100円につき1マイル貯めることもできるので、ぜひ検討しましょう。
JALカード CLUB-A
「JALカード CLUB-Aカード」は年会費が11,000円とやや高めで、ポイント還元率は0.50%と決して高いとはいえません。
しかしJAL一般カードよりも、入会時や搭乗時に加算されるボーナスマイルが多い のが特徴的です。
入会搭乗はボーナスで5,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスは2,000マイル、搭乗ごとのボーナスフライトマイルの25%プラスなどと特典が非常に魅力的 なものばかりです。
ショッピングマイルやショッピングマイル・プレミアム入会時の還元率は、通常のJALカードと変わりありません。
JALカード Suica
「JALカード Suica」は年会費2,200円の、JALカードとSuicaが1つにまとめられたクレジットカードです。
空のJALカードと陸のSuicaが1枚で利用でき、飛行機だけでなく通勤や通学の電車利用でもポイント還元を受けられます。
JAL一般カードにはない要素なので、どちらを申し込むか迷っている方は参考にしてみてくださいね。
飛行機で貯めたポイントを電車やバスで使えたり、その反対の活かし方もできたりと、人によっては非常に使い勝手がいいクレジットカードと感じるはずです。
Suicaのオートチャージが使えるうえ、1,000円チャージすればJRE POINTを5ポイントもらえます。
Webから入会すれば、今ならもれなくJRE POINT2,000ポイントプレゼント を受け取れます。
貯まったJRE POINTはマイルに交換したり、Suicaにチャージして、普段使いに利用することも可能です。
ただしJALカードSuicaの国際ブランドはJCBのみ なので、2枚目をVISAやMastercardにしたい方は、通常のJALカードのほうを利用しましょう。
クレジットカードを複数枚保有するメリット
ここまで読まれた方の中には、クレジットカードをそもそも2枚以上もつことが本当に必要なのか、疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クレジットカードを複数枚保有することのメリットを、あらためて確認してみましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
国際ブランドの使い分けができる
クレジットカードにはそれぞれ対応している国際ブランドがあり、お店や国によっては利用できないケースがあります。
そのため、1枚目のクレジットカードで対応していない国がある場合、それをカバーできる国際ブランド対応のカードを2枚目に選べば、より幅広いエリアで利用できる ようになるのです。
たとえば1枚目を国内向けのJCB、2枚目をさまざまな国で使えるMastercardにするなど、国際ブランドを便利に使い分けできます。
利用可能額が実質的に増加する
クレジットカードには1枚ごとに利用可能額が定められており、上限に到達するとカード自体を使用できなくなってしまいます。
しかし複数枚のクレジットカードを所持しておけば、その枚数分だけトータルで使える利用可能枠を増加させることが可能 です。
1枚のみで運用する場合、上限を増やすためには増額審査を受けなければなりません。
しかし複数枚のクレジットカードを保有するのであれば、わざわざ増額審査を受けなくても、実質的に利用可能額の上限を枚数分だけ増やせる のです。
支払いを分散させられる
クレジットカードを1枚運用する場合、仕事やプライベート、固定費などをすべて一括で支払うことになってしまいます。
一括管理できるという意味では便利ですが、どの費用がどれくらい発生しているの大変わかりづらくなるという問題が生じます。
しかし複数枚のクレジットカードを所持していれば、1枚ごとに支払いを分散させられる ので、目的別にどれくらい支払いがあるのか簡単に把握できるようになるのです。
お店によってカードを使い分けられる
人によっては利用している店舗ごとに、どれくらいの費用がかかっているのか把握しておきたいこともあるでしょう。
また、ネット通販と実店舗の支払いを分けて管理したいという方もいらっしゃるはずです。
その際、クレジットカードを複数所持していれば、店舗ごとで使用するクレジットカードを決められ、非常に管理しやすくなります。
ポイント・マイルをためやすくなる
ポイント還元アップの対象店舗はクレジットカードごとに決まっているため、1枚だけで運用する場合、どうしてもお得に利用できないお店が出てきます。
その際、複数枚のクレジットカードを所持していれば、ポイント還元アップ特典をより多くの店舗で受けられる可能性が高い です。
1枚目が還元を期待できない場合は、2・3枚目のクレジットカードでポイントをもらいやすいものを申し込むことで、ポイントもマイルも大量に稼げるようになるかもしれませんよ。
それぞれのカードで新規申し込みの特典を受けられる
クレジットカードは新規申し込み者に向けて、大変お得なキャンペーンを実施していることが多いです。
複数枚クレジットカードを所持する場合は、枚数分だけ新規申し込むことになるため、その分だけ新規向けの特典を受けられます。
年会費無料のクレジットカードを選べば、ノーリスクでお得な特典を複数受けられることになるのです。
クレジットカードを複数枚保有するデメリット・注意点
クレジットカードを複数所持することは、国際ブランドの使い分けができるなど大変便利な点が多いです。
しかしクレジットカードを複数保有することは、メリットだけではなくデメリットもあることを理解しておかなければなりません。
クレジットカードを複数枚保有するデメリット・注意点
それぞれ詳しく解説していきます。
使いすぎるリスクがある
クレジットカードを複数保有していると、当然その枚数分だけ管理に手間がかかってしまいます。
それぞれのカードでお金を管理するとなれば、どのクレジットカードでどれくらい利用したのかが把握できなくなる可能性は十分考えられる でしょうね。
管理できなくなった結果、想定より使い過ぎてしまい、支払いができない状態まで追い込まれるかもしれません。
クレジットカードを複数枚保有したいなら、使い過ぎないように1枚ずつ小まめに管理 しなければならないと覚えておきましょう。
年会費が増える可能性がある
2枚目以降のクレジットカードで年会費が有料のものを選んだ場合、当然トータルでかかる費用が増えてしまいます。
できる限り費用を抑えて、2枚目以降のクレジットカードを保有したい場合は、年会費が無料のものから選ぶといい でしょう。
ローン審査に影響を及ぼす可能性がある
クレジットカードを複数枚所持していると、ローン審査に影響を及ぼし、住宅ローン契約ができなくなる可能性があります。
クレジットカードの中には、キャッシング枠が設定されているものがあります。
そのキャッシング枠の上限が他社からの借入額とみなされ、返済能力がない契約者だと判断してしまう のです。
当然、返済できないと判断されるとローン契約は結べなくなるので審査に引っかかってしまいます。
メインカードの選び方
それでは複数枚保有する前提で、1枚目のクレジットカードをどのように選べばいいのか解説していきます。
1枚目のメインカードを選ぶ際は、以下5つのポイントを意識することが大切ですよ。
5つの選び方のポイントについて深掘りしていきます。
日常使いに便利なことが最重要
1枚目のメインとして使うクレジットカードは、普段から利用することが多いお店でポイント還元を受けやすいものを選ぶ といいでしょう。
いくら特典が魅力的だったり、通常のポイント還元がお得だったりしても、自分が利用している店舗やサービスに対応していなければ意味がありません。
クレジットカードを日常使いすることを具体的にイメージしながら、メインカードの申し込み先を選ぶようにしてくださいね。
ポイントの還元率
メインで使用するクレジットカードは、利用頻度が多くなるので、通常のポイント還元率が高いものを選ぶのがベストです。
ポイントは1.0%以上であれば十分高還元率 といえます。
ポイント還元率が高ければ、その分だけトータルで節約にもつながるため、メインのクレジットカードを選ぶ際はできる限り重視するといいでしょう。
年会費
メインのクレジットカードは、長期間利用する可能性が高いため、年会費が永年無料のものを選ぶことをおすすめ します。
マイルを貯めたい方以外は、今回紹介したおすすめのクレジットカードを選べば、ほとんどすべて年会費永年無料で利用できますよ。
サービスステータス
メインのクレジットカードにサービスや特典の豊富さを重視する方は、ステータスにこだわって選ぶのもおすすめです。
クレジットカードは、一般・ゴールド・プラチナ・ブラックの順にステータスが設定されています。
これらはカードの見た目が変わることに加え、ステータスが上がるごとにサービスや特典内容の充実度も変わってきます。
多少年会費がかかっても、メインカードはハイステータスのクレジットカードを選ぶと満足度が高くなるはず です。
とはいえ、年会費に見合う特典内容か見きわめてから申し込むようにしてくださいね。
キャンペーン・特典内容の充実度
1枚目のクレジットカードを選ぶ際、発行時の新規向けキャンペーンのお得さを重視することは重要です。
しかしメインのクレジットカードは長期間利用する頻度が高くなるため、継続して特典を受けられるものを使用することも大切です。
たとえばポイント還元アップの店舗が多かったり、さまざまな付帯保険に対応していたりすると満足度は高い でしょう。
特典内容がお得でも、キャンペーンによっては条件が厳しく適用しづらいことも考えられます。
キャンペーンを重視する場合は、自分が受けやすいかどうかも十分確認したうえで申し込み先を決めると後悔のない契約ができるはずですよ。
サブカード(2枚目・3枚目)の選び方
続いては、サブカードとして2枚目・3枚目を選ぶ際に、注目してもらいたいポイントをご紹介します。
これら3つの選び方について、それぞれ深掘りしていきます。
メインカードに足りない部分を補えるか
メインカードに足りない部分をサブカードで補うために、なにを重視して選ぶべきか自分なりにリストアップしてみましょう。
ポイントが貯まる場所を増やせるのか、どの付帯保険が足りていないのかなど、1枚目のクレジットカードに足りない要素をできる限り書き出せば、最適なサブカードのイメージが具体的に浮かんでくる はずです。
そのほか、他社の独自サービスに魅力を感じた場合は、恩恵を受けるためだけに1枚追加するのもいいかもしれません。
年会費が安いか
2枚目・3枚目のサブカードは、あくまでメインカードを補うためのクレジットカードなので利用頻度は低くなるはずです。
そのため、年会費は無料もしくはできる限り安いクレジットカードを選んだほうがいいでしょう。
メインカードならまだしも、利用頻度が低いサブカードで年会費がかさんでしまうと本末転倒 です。
2枚目以降クレジットカードを増やす場合は、基本的に年会費が永年無料のものから選ぶことをおすすめします。
1枚目と異なる国際ブランドが選べるか
せっかく2枚目以降のサブカードを利用するなら、1枚目とは異なる国際ブランドに対応したクレジットカードを選んだほうがいいでしょう。
国際ブランドが異なるクレジットカードを複数保有していれば、国内外問わず利用できる店舗が大幅に増える可能性があります。
たとえば1枚目のクレジットカードの国際ブランドがJCBのみの場合、2枚目はVISAかMastercardに対応しているものがおすすめ です。
JCBは基本的に国内向けの国際ブランドで、海外で利用する際に向いているとはいえないからです。
一方、VISAとMastercardは世界のシェア率が高いため、サブカードとして選ぶことで海外でもさまざまな店舗でクレジットカード決済ができます。
クレジットカードの2・3枚持ちに関するQ&A
最後にクレジットカードの複数もちに関する疑問に、Q&A形式で回答していきます。
総まとめのつもりで1つずつ読み進めてみてくださいね。
クレジットカードを2枚・3枚もつ場合の最強の組み合わせは?
クレジットカードを2枚持ちする場合の最強の組み合わせは以下のとおりです。
クレジットカード2枚持ちの最強の組み合わせ候補3パターン
クレジットカード2枚持ちの最強の組み合わせについてより詳しく知りたい方は【【クレジットカード2枚持ち】最強の組み合わせ候補3パターン 】をご覧ください。
またクレジットカードを3枚持ちする場合の最強の組み合わせは以下のとおりです。
クレジットカード3枚持ちの最強の組み合わせ候補3パターン
クレジットカード3枚持ちの最強の組み合わせについては【【クレジットカード3枚持ち】最強の組み合わせ候補3パターン 】でより詳しく解説していますよ。
メインカードにおすすめなのは?
メインカードとしておすすめのクレジットカードは以下の4つです。
メインカードとしておすすめのクレジットカードの特徴を知りたい方は【メインカードにおすすめの最強候補4選 】を参考にしてみてくださいね。
サブカードにおすすめなのは?
2枚目・3枚目のサブカードにおすすめのクレジットカードは以下の3つです。
サブカードにおすすめの3つのクレジットカードの特徴については【2・3枚目のカードにおすすめの最強候補3選 】で詳しく解説しています。
クレジットカードは2枚持ち・3枚持ちするとどんな良いことがあるの?
クレジットカードを複数保有することのメリットは以下のとおりです。
クレジットカードを複数保有することで得られるメリットについては【クレジットカードを複数枚保有するメリット 】で詳しく解説しています。
クレジットカードを複数枚もつデメリットはある?
クレジットカードを複数保有することはメリットが多い一方、いくつかデメリットもあるので注意してください。
クレジットカードを複数枚保有するデメリット・注意点
クレジットカードの複数保有のデメリットについて知りたい方は【クレジットカードを複数枚保有するデメリット・注意点 】をご覧ください。
2枚目以降のカードはどうやって選ぶべき?
2枚目以降のクレジットカードは、以下の基準を参考に選ぶと満足いく契約ができますよ。
2枚目以降のクレジットカードの選び方については【サブカード(2枚目・3枚目)の選び方 】で詳しく解説しています。
まとめ
今回はクレジットカードの2枚目の利用を検討している人に向けて、複数持ちすることのメリットやデメリット、最強の組み合わせなどについて解説してきました。
結論を申し上げると、クレジットカードを複数保有する際は、以下のパターンがもっともおすすめです。
クレジットカード2枚持ちの最強の組み合わせ候補3パターン
クレジットカード3枚持ちの最強の組み合わせ候補3パターン
メインカードとして最強のクレジットカードを探している方には、以下の4社がおすすめですよ。
また2・3枚目のサブカードには以下3社がおすすめといえます。
マイルを貯めたい方は、2・3枚目以降で以下のクレジットカードを選ぶといいでしょう。
2・3枚目におすすめのマイルが貯まるクレジットカード
最後にクレジットカードを複数枚保有するメリットとデメリットを再確認しておきましょう。
クレジットカードを複数枚保有するデメリット・注意点
クレジットカードの複数運用を検討中の方は、今回の記事を参考にして、自分に合った最強の組み合わせのものに申し込んでみてくださいね。