「INFOBAR xv」が発表されたので、会社の机から出てきた「INFOBAR 2」と比べてみた。

このカラーリングとこのフォルムに見覚えはありませんか? KDDIから先日発表された携帯電話「INFOBAR xv」です。

 

↑カラーは「NISHIKIGOI」「NASUKON」「CHERRY BERRY」の3種類

 

「INFOBAR」は「au Design project」の第1弾として2003年に発表された携帯電話。初代の発売以降はシリーズとして、「INFOBAR 2」やスマートフォンタイプの「INFOBAR A01」が発売され、2015年の「INFOBAR A03」が直近の発表になりました。

 

今回発表された「INFOBAR xv」は、初代「INFOBAR」の発売から15周年を記念したもの。初代と同じく深澤直人氏がプロダクトデザイナーを務め、当時のカラーとデザインを受け継いだモデルになっています。

 

筆者が初めて携帯電話を持ったのは今から約10年前、中学生の頃。携帯電話のカタログでINFOBARを見て、「かっこいい!」と思ったのを思い出しました。このデザインは今見ても新しい感じがします。

 

↑大きさは横48×縦138×厚さ14mm。このサイズ感が懐かしい…

 

INFOBAR xvには、歴代のINFOBARでは実現できなかった、キーの周りにフレームがない「フレームレステンキー」が搭載されています。スマホが一般的になった今だからこそ、物理的にボタンを押す感覚が新しいですね。

 

↑中央の「clear」ボタンが懐かしくないですか?

ちなみにこのINFOBAR xv、冒頭でサラッと触れましたが、スマホではなく「携帯電話」です。いわゆる「ガラケー」。4G LTEに対応し、3.1インチWVGA(480×800)のディスプレイ、約800万画素のカメラを搭載しています。

 

↑裏面はなめらかな質感のデザイン

 

バッテリー容量は1500mAh、内蔵メモリ8GB、外部メモリはmicroSDカード(最大32GB)。Bluetooth、Wi-Fiに対応。テザリング機能も備わっています。LINE、+メッセージ、PCメールも利用可能。

 

また独自機能として、スマホ音声アシスタント呼出機能も新たに搭載。スマホと連携して、電話で話すスタイルで、INFOBAR xvから「Googleアシスタント」や「Siri」を操作できます。

 

↑スマホを鞄などに入れたまま、音声アシスタントを利用できる

 

筆者はスマホのカメラに強くこだわりがあるわけではなく、インターネットもタブレットを使って利用しているので、アプリの追加はできなくても、電話やメール、LINEが使えるならそれなりに満足できる気がします。

 

スマホを買ったはいいけど、結局使っているのは電話とメールとたまにLINEといった人や、通話は携帯で、インターネットなどはスマホかタブレット、という2台持ちの人にはおすすめかもしれません。

 

無駄に大きくないサイズとおしゃれなデザインも、大画面のスマホが当たり前になっている若い人にも2台目として需要があるかもしれません。

 

↑現時点でのUIのイメージ

 

発売に先駆けて、7月12日から8月30日(木)18時までクラウドファンディングを実施しています。INFOBAR xv専用のケースや、原寸大のオブジェがもらえたり、INFOBAR xv本体のクレジットタイトル画面に名前を記銘できたりと、さまざまな特典が用意されており、INFOBARのファンに向けたサービスも行っています。

 

↑INFOBAR xvの専用ケース

 

会社の引き出しを探してみたところ、なんと11年前に発売された「INFOBAR 2」を発見!当時、筆者は中学1年生。まだケータイは持っていませんでした。

 

↑INFOBAR xvと似たデザインのUI

 

さすがにもう使えないのかなと思いきや、充電して電源を入れると、おもしろいほどサクサク動きます。

 

標準サイズのSIMが手元になかったので、通信はできませんでしたが、まだまだ現役としても活躍しそうな様子。デザイン的にはアリなので、サブ端末として使ってもよさそうです。

 

↑激しく劣化した背面。どうしたらこんなにボロボロになるのか……。「鍵と一緒にポケットに入れていたからです」(かつての所有者(35)談)

 

ついでにINFOBAR xvとINFOBAR 2のスペックを比べてみました。三洋電機って携帯電話を製造していたのですね、初めて知りました!(三洋電機は、2008年に京セラに携帯電話事業を売却)。

 

ディスプレイやカメラのスペックには、さすがに古さを感じますが、意外にもINFOBAR xvには搭載されていない、ワンセグやFeliCaに対応していたりします。まあ、2.6インチ(!)の小さい画面でワンセグを見ることはなさそうですが……。

 

↑INFOBAR 2には、ワンセグやFeliCaが搭載されている

 

懐かしすぎて余談が過ぎましたが、スマホは機能が豊富すぎて手に余るという人はINFOBAR xvを検討してみてはいかがでしょうか。発売は2018年秋とまだ先ですので、まずは名前をしっかり覚えておきましょう。

auの夏スマホは「デュアルカメラ」がトレンドに! そのなかでもプロが驚いた一機は?

auは5月14日、2018年夏モデルを発表しました。スマホの新機種としては、6モデルが登場。注目したいのは、デュアルカメラを搭載する機種の多さです。各メーカーのアプローチの違いに着目しながら、概要を追ってみましょう。

 

↑auの2018年夏モデル。AQUOS senseは新色が登場。かんたんケータイは本記事では割愛

ソニーモバイルは暗所撮影に注力、インカメラで3Dモデリングが可能に

ソニーモバイルの「Xperia XZ2」シリーズは、デザインを大幅に刷新。上位モデルの「Xperia XZ2 Premium」は、背面にデュアルカメラを搭載し、超暗所撮影を可能にしました。ちなみに、イヤホンジャックが廃止されたことには留意が必要。

 

↑Xperia XZ2 Premium SOV38(8月中旬以降発売予定)。サイズは5.8型で、幅はやや広めの80mm(暫定値)カメラの構成は1920万画素(カラー)+1320万画素(モノクロ)となっており、ISO51200での静止画撮影、ISO12800での動画撮影を実現する

 

↑Xperia XZ2 SOV37(5月下旬以降発売予定)。サイズは5.7型で、Premiumよりも縦長でコンパクト。セルフィーでの3D撮影や、フルHDでのスーパースローモーション撮影にも対応した

 

シャープは動画専用カメラを搭載、静止画もAIが同時に撮影

また、新たに2眼カメラを搭載したシャープの「AQUOS R2」も、2眼カメラを搭載。2つのカメラのうち、片方が動画専用カメラになっているのが特徴です。動画撮影中に、自動で静止画を捉える「AIライブシャッター」機能がユニークです。

 

↑AQUOS R2 SHV42(6月上旬以降発売予定)。サイズは6.0型。2260万画素の標準カメラと、1630万画素の動画専用カメラを備える

 

GalaxyはF値1.5の超明るいレンズを採用、スーパースローもサポート

Galaxy S9/S9+のメインカメラには、F値を1.5と2.4で機械的に切り替えるレンズを採用。暗いシーンでは、F値1.5で明るく撮影でき、明るいシーンではF値2.4に自動で切り替わる仕組みとなっています。そのほか、ステレオスピーカーになったこともポイント。

 

↑Galaxy S9+ SCV39(5月18日発売予定)。サイズは6.2型で縦長。1220万画素の広角カメラと1220万画素の望遠カメラを搭載する。960fpsのスーパースローモーション撮影も新たにサポート

 

↑Galaxy S9 SCV38(5月18日発売予定)。サイズは5.8型で縦長。S9+のメインカメラと同じ1220万画素の広角カメラを搭載する

 

ファーウェイはデュアルレンズ搭載の高コスパモデルを投入

ファーウェイからは、「HUAWEI P20 lite」が登場しました。デュアルカメラを活用し、被写体の背景をぼかせる「ポートレート」撮影が可能。撮影後に焦点位置やぼけ具合を調整できる「ワイドアパーチャー」にも対応します。

 

↑HUAWEI P20 lite HWV32(6月上旬以降発売予定)。5.8型の高コスパなミッドレンジモデルだ。カメラは1600万画素のメインカメラと約200万画素のサブカメラを搭載。インカメラの美顔撮影もユニーク

 

昨年はiPhoneやGalaxyを筆頭に、デュアルカメラ化が進んだキャリアスマホ。今夏モデルからは、ソニーやシャープのフラグシップも、ついにデュアルカメラ搭載スマホとなりました。それぞれ個性的な機能を搭載し、「使ってみたい!」と思える楽しさがありますね。

 

例えば、Xperia XZ2 Premiumは、暗所でも明るく”動画が撮れる”というアプローチに。会場では、実機のカメラを使ったデモが設置されていましたが、非常に明るい映り具合に驚きました。同機の発売は8月中旬以降とのこと。秋からはSNS上に夜景動画が増えるかもしれませんね。

 

とは言え、やはりフラッグシップ機は「お値段」も気になるところ。派手な最新機能・性能にこだわらずコストパフォーマンスを優先させるなら、ミッドレンジの「HUAWEI P20 lite」や、新色ノーブルレッドが登場した「AQUOS sense」なども、忘れずにチェックしておきましょう。

携帯大手3社による新SMSサービス「+メッセージ」を5月から提供へ。モバイル専門家はどう見る?

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は4月10日、新サービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」の提供開始について合同で記者会見を開催しました。同サービスは、3社のスマホ・タブレットを利用するユーザーが使用可能となり、2018年5月9日から提供される予定です。なお、MVNO(格安SIMを運営する事業者)などへの提供は、導入希望に応じて検討するとのこと。

 

要はSMSが進化して文字数制限撤廃&スタンプ対応へ

「+メッセージ」は、3社のユーザーであれば、文字数を気にすることなくチャット形式でメッセージやスタンプ、写真・動画(最大100MB)を送受信できるサービスです。スタンプは専用の「スタンプストア」からダウンロードする仕様で、サービス開始時で500点の無料スタンプが提供されます。

 

↑+メッセージの画面。携帯電話番号がわかれば誰にでもメッセージを送信できる

 

最大のメリットは従来のSMSと同様、IDとパスワードを登録することなく、携帯電話番号を使用してメッセージがやりとりできること。

 

複数人でグループを作成してメッセージをやりとりすることも可能。また、受け手がメッセージを開封したことが把握できる機能として「既読」の表示も用意され、設定でオン・オフを切り替えられます。

 

従来のSMSでは他社携帯電話番号宛ての場合、「最大全角70文字のテキストと絵文字」のように送受信の制限がありました。これと比較すると、+メッセージはより使いやすいサービスになっているのがわかります。

 

↑+メッセージで採用するRCS(リッチコミュニケーションサービス)は、SMSの後継として標準化された規格。39カ国、50キャリアで商用サービスとして提供されている

 

一方で、連絡先に登録していない不明な差し出し人からメッセージが届くと「未登録」というアイコンが表示されます。セキュリティ面でもメリットあることがアピールされました。

 

OSに関しては、iOS 9.0以上、Android 4.4以上をサポート。なお、auではSMS(Cメール)、ソフトバンクでは「SoftBankメール」のアプリに関してバージョンアップが必要となる場合があります。

 

利用料金は基本的にパケット通信料のみ。有料スタンプの販売などについては、検討段階ということで詳細は明かされていません。

 

↑株式会社NTTドコモ、スマートライフビジネス本部スマートライフ推進部コミュニケーションサービス担当部長の藤間良樹さんは「お客様からは他社にメッセージを送れない、この絵文字が送れないなど、多くの不満が送られて来ている。こういった過去の経験を踏まえて今回のサービスでは、提供前からキャリア間で仕様を統一した」と述べる

 

↑KDDI株式会社、商品・CS統括本部商品企画本部サービス企画部部長 金山由美子さんは「ユニバーサルサービスとして、UI面でも安心して使える部分にこだわってつくってきた」と述べた

 

↑ソフトバンク株式会社、テクノロジーユニット モバイル技術統括IoT事業推進本部 事業開発統括部 AIデータコンサルティング部 部長千葉芳紀さんはメインターゲットについて「SMSを使っている人に使ってもらいたい。そういった人から周りに普及していけばよい」と述べた

 

将来的には企業とユーザーをつなぐプラットフォームへ

+メッセージは企業からユーザーへのお知らせや各種手続きなどを送信するためにも利用されるとのこと。「総合的なコミュニケーションプラットフォーム」を目指すといい、まさに「LINE」を想起させます。

 

NTTドコモ藤間氏はこうした利用について「単に広告を送るのではなく、必要な情報を送っていく。例えば、カスタマーセンターの申し込みなど、チャット形式で実現したい」と述べています。

 

↑アプリの配信については各社、およびOSごとに異なる

 

アプリの提供方法については、キャリアやOSによって異なります。5月以降に各社が発売するAndroidスマホについては、同アプリがプリインストールされる形で提供されます。また、既存機種についてはアプリダウンロードや既存のアプリのバージョンアップで提供される予定です。

一方、iOSではAppStoreからアプリをインストールして使うことになります。その他の詳細については、各社のホームページで確認してみてください。

LINEに置き換わるサービスとなるのか?

従来のSMSが+メッセージへと進化し、キャリアを問わずに、そして従来の制限を気にせずに使えるようになるのは喜ばしいことです。しかし、LINEのユーザーがそのまま移行するということはまずないでしょう。今後もLINEはLINEとして従来通り機能するはずです。

 

例えば、親しい相手や家族とのプライベートな連絡はLINEを使う。仕事関係の知り合いなど、電話番号しか知らない相手に、緊急で確認をとるときには、+メッセンジャーを使う。しばらくは、個人個人でこういった使い分けがされるでしょう。おそらくSMSの使い道とほぼ同じになるのかな、と想像できます。

 

一方で、筆者としては+メッセンジャーのシンプルさに魅力を感じました。LINEは既に機能が追加されすぎていて、画面がごっちゃごちゃ。ニュースや広告でアプリも重くなってしまっています。良心的な言い方をすればプラットフォームとして充実してきたわけですが、ユーザーからしてみれば全容を把握しづらくなったとも言えます。

 

こうした煩わしさを解消する目的で、思い切ってシンプルな+メッセージに移行するのも良いでしょう。特に、子どもやご年配の両親に新しくスマホを持たせる際には、(ごっちゃごちゃな画面の)LINEの使い方を教えるより「みんなで+メッセンジャーを使おう」と割り切った家族ルールを作るのも一つの手。こんな事例が繰り返されていけば、少しずつ利用率も上がっていくのかなと思います。

 

+メッセージも将来的にLINE化を目指すようですが、ぜひともシンプルである魅力も忘れずに開発して欲しいところです。なにはともあれ提供開始は5月9日から。実際に使えるようになるまで、もう少し待ちましょう。

 

すべてが桁違いな「auひかりホームX(テン) 10ギガ」、実際のメリットは? 専門家に活用シーンを聞いてみた

最近、ネット動画の表示が重い、ダウンロードが以前より遅くなった……と感じることはないでしょうか。これは何も気のせいではなく、家庭のネット環境はそのままなのに、配信される動画が4K対応になるなどコンテンツのほうが日に日にリッチになっているから、という理由が考えられます。

 

そんななか、3月1日から受付が始まったKDDIの新サービス「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が大きな注目を集めています。なんとこちら、個人宅向けとしては“世界最速”(*)を謳う、上り/下り最大10Gbpsを提供するサービスなのです!

*個人宅向けFTTHサービス市場 (月額100ドル未満) で上り下り速度が共に10ギガのサービス。【2018年1月付けOvum調査報告に基づく】

 

■サービスの詳細・提供エリア・申込みはコチラ↓
https://www.au.com/cmp/hikari_kousoku/

 

頭ひとつ抜きん出た速さ! 無線LAN利用でも超高速

“世界最速”や“10ギガ”と言われてもピンとこないかもしれませんが、現在の家庭(ホーム)向けに提供されている光回線の主流は1Gbps。これが一気に10Gbpsというのは衝撃的! これだけでも飛び抜けて高速だということがわかります。

 

しかも、提供される新ホームゲートウェイ「BL1000HW」(ルーター的役割の機器)も高性能で、最新の無線LAN規格「Draft IEEE 802.11ax」に対応し、無線LANの速度は最大2.4Gbpsとこちらも超高速。無線LAN利用でも頭ひとつ抜きん出た高速データ通信が可能です。

 

では、この「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を実際に家庭に導入した場合、日常生活にどのようなメリットや変化があるのでしょうか。今回は2人の専門家に話をうかがいました。

 

【専門家に聞きました!①】

家族間での“帯域幅”争奪戦に終止符! さまざまなシーンで活躍

まずはPC/デジタルライターの後藤 宏さんに、世界最速「auひかりホームX(テン) 10ギガ」のメリットについて、わかりやすく説明していただきました。

【Profile】

後藤 宏さん

“パソコンはともだち”が口癖のPC好きデジタル系ライター。機器のスペックはもちろん、通信速度やオンラインサービスにも、オタク特有のツッコミを入れる、めんどうな人。

 

――まず、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」の注目ポイントはどこになりますでしょうか?

後藤 宏さん(以下、後藤):本サービスで注目すべきは10Gbpsまでのデータ伝送に耐えられる“帯域幅”です。4K動画のストリーミング視聴も、オンラインゲームの対戦も、1つのサービスを利用するだけなら「auひかりホーム 1ギガ」でも、レスポンスはあまり変わらないでしょう。

 

しかし、それらを同時に利用した場合、従来の環境ではデータの伝送が間に合わず、タイムラグが発生してしまいます。例えるなら、「華厳滝」と「ナイアガラ」の違いですね。水が落ちる速度自体の違いというよりも、水の“量”が変わるイメージです。

 

近年では動画をはじめ、ほとんどのコンテンツが大容量化していますし、ネットサービスが浸透している現在では、快適に生活するために欠かせない要素と言えます。

 

――確かに、家族と一緒に生活していると、休日などはちょうどネットを利用する時間が重なってしまうことって多いですよね。具体的にはどういった人におすすめですか?

後藤:先に挙げたとおり、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」最大のメリットは、同時にたくさんのデータを伝送できること。これまでは、複数の端末から同時にネットサービスを使おうとすると、速度が遅くなっていました。

 

例えば、動画配信サイトで4K動画を視聴していると、それだけで多くの帯域幅を占有してしまいます。なので、家族の誰かが同じタイミングでネットショッピングを利用しようとすると、お互いに影響しあって動画のバッファが追いつかずに再生が止まってしまったり、買いたい商品の画像がなかなか表示されなかったりする場合があります。家族で帯域幅の争奪戦になっていたんですね「auひかりホームX(テン) 10ギガ」なら、従来の「auひかりホーム1ギガ」から帯域幅がかなり増えるので、そういった状況でも快適に利用できるようになります。

 

このことから考えて、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」は、家族がそれぞれパソコンを利用していて、高品位なネット動画やネットショッピング、ストリーミング形式の音楽サービスを存分に楽しみたいといった家庭にイチオシ。無線LANも高速なので、スマホ利用でも快適です。

 

――動画配信サービスやネットショッピングの話が出ましたが、それ以外のシチュエーションで「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入するメリットはありますか?

後藤:アプリやOSのアップデートにも効果絶大です。OSやアプリのアップデートはデータ量が大きい場合がありますが、予期せぬときに処理が始まってしまっても、10Gbpsなら超快速に処理が完了するはずです。ほかにも、動画のダウンロード時間の短縮にもつながります

 

――それでは、後藤さんご自身が「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入したら、どのような使い道を考えていますか?

後藤:音楽ストリーミング配信サービスで音楽を流しっぱなしにしながら、ネット動画を観たり、ネットショッピングを楽しんだりといった使い方をしたいですね。

 

また、個人的にビジネス用として1TBのオンラインストレージを利用しているのですが、家で仕事をしているようなケースで動画や画像といった大容量データをオンラインストレージを介してスタッフ間で共有する場合などにも活用したいです。

 

――ここまでは現状でのメリットをうかがってきましたが、今後普及する可能性のあるテクノロジーで、通信速度の速い「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が活躍しそうなものがあれば教えてください。

後藤:スマートスピーカーをはじめ、今後はネットにつながり、AIの活用を前提としたIoT家電がますます増えて、データのやりとりも大きくなってくると予測されます 。たとえば、家具を買う前に部屋にマッチするかどうかを調べられるよう、家庭内にダイレクトに3Dデジタルデータを投影するなど、AR(拡張現実)・MR(複合現実)を利用する場面も今後は広がってくると思います。

 

そういった環境になったとき、不可欠となるのが大容量データの同時伝送に耐えられるネット回線です。大容量な帯域幅を確保できる「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が活躍するでしょう。

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【専門家に聞きました!②】

「ここまで必要か!?」というほど衝撃! 動画を見る側も配信する側にもメリット

続いてゲーム/デジタルライターの岡安 学さんにも話をうかがいました。

【Profile】

岡安 学さん

ゲーム雑誌の編集者を経て、フリーライターとしてウェブや雑誌などで活躍中。近年は、デジタル機器を中心に家電からeスポーツまで幅広いジャンルで執筆を行なう。

 

――最初に「auひかりホームX(テン) 10ギガ」の発表を聞いたとき、どのように思われましたか?

岡安 学さん(以下、岡安):正直、「ここまで必要か?」という思いが頭をよぎるほど速いなという印象でした。10Gbpsですから、これまでとは単位がいきなり変わってしまいましたよね。

 

――実際に「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を家庭に導入すると、どのようなメリットが考えられるでしょうか?

岡安:例えばVR(仮想現実)ですね。VRの映像は最近、4Kや8Kに対応するなど大容量化しています。安定して通信ができると、高画質のまま滑らかな映像が体験できます。VRは没入感が高いので、途中で止まったり動きが悪くなったりすると興醒めしてしまうんですよね。いまはまだ10Gbpsレベルの回線が必要なほど高ビットレートのVR動画はあまりないと思いますが、将来的には必要になると思います。

 

ほかには、オンラインゲームの配信にもいいですね。オンラインゲームをしながら、その動画を配信するイメージです。ゲーム画面をストリーミングで流すとともに、本人のプレイ映像をワイプで送信すると、両方のデータ量がかかるので、高画質で配信するにはデータ量が高いほうが途切れずに安定します。

 

――もし、岡安さんが「auひかりホームX(テン) 10ギガ」を導入したら、どのように利用してみたいですか?

岡安:ストリーミング動画をいくつも平行して観る、というのも楽しいかもしれません。例えば東京オリンピックで8K配信があるかはまだわかりませんが、4台のモニタにそれぞれの競技を映して、同時に楽しむとか。もちろん再生機器などいろいろ必要なんですけど、こうすればいい場面を見逃すこともありません。

 

――最後に、「auひかりホームX(テン) 10ギガ」が始まったことで、今後どういったサービスが普及していきそうでしょうか?

岡安:オンラインストレージの容量がテラ単位になってきていますが、それがもう少し安価に使えるようになれば、10Gbpsの高速が生きてきます。自分のPCのHDDからデータを読み込むが如く、オンラインストレージからデータを読み込めるようになり、自分の手元にストレージを用意しなくて済むようになるでしょう。

 

ここまで専門家2名にメリットや具体的な利用方法についてお話をうかがいましたが、VR体験や動画視聴、ストリーミング再生・配信など、さまざまなシーンで活躍することがわかりました。もちろん、通信する相手側の状況によっても通信状態は変化しますが、この超高速の10Gbps回線の登場・普及は、近い将来、IoT化が当たり前となった暮らしやオンラインストレージを活用した仕事スタイルなど、日々の生活に大きな変化もたらしそうです。

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気になる月額料金や対象エリアは?

「auひかりホームX(テン) 10ギガ」は、まだサービス開始当初ということもあって、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部に提供エリアが限定されています。気になるお値段は、「auひかりホーム 1ギガ」の利用料にプラスして、高速サービス利用料として月額1280円の追加で利用可能。この金額で“世界最速”(* ※)を実感できるとしたら、現状に不満のある人にとってはかなり有力な選択肢となりそうです。詳しい料金体系については次の表をご覧ください(表記の金額はすべて税抜です)。

*個人宅向けFTTHサービス市場(月額100ドル未満)で上り下り速度が共に10ギガのサービス。【20181月付けOvum調査報告に基づく

ベストエフォート型サービスです/速度は通信環境により大幅に低下します。

★1:本サービスはベストエフォート型サービスです。記載の速度は技術規格上の概ねの最大値であり、実使用速度を示すものではありません。お客さまのご利用環境、回線の状況などにより大幅に低下する場合があります。ホームゲートウェイ内蔵の無線LANご利用(有料)時の通信速度は、最大2.4Gbps(Draft IEEE802.11ax)または1.7Gbps(IEEE802.11ac)です。接続先までの通信速度は機器の能力に依存します。<推奨パソコンスペック>●LANポート10GBASE-T以上●LANケーブルカテゴリ6a以上 ★2:3年単位で自動更新されます。解約・プラン変更された場合、契約解除料15,000円がかかります(更新期間を除く)。 ★3:au one netで「口座振替・クレジットカード割引」適用時。 ★4:4年目以降はauスマートバリュー加入限定の割引適用時。auスマートバリューへのご加入が無い場合は割引はありません。【高速サービスの最低利用期間について】高速サービス利用から12ヶ月以内に解除された場合、高速サービス解除料2500円がかかります。【解約時の回線撤去について】解約時には光ケーブル撤去工事(工事費28,800円)が必要です。 ★5:高速サービス利用料が日割の場合、割引額も日割です。 ★6:auスマートバリューによるauスマートフォンなどへの割引があった場合、その翌月に高速サービス利用料を割引します 。

 

【速度変更について】1ギガ、5ギガ、10ギガサービス間の速度変更のお申込みも可能です(対象エリア内に限ります)。1ギガサービスからの速度変更につきましては、機器の交換のみでお使いいただけます(一部工事が必要な場合もございます)。なお、機器交換手数料は無料です。今後変更になる場合は、事前にお知らせします。
*1:光回線の引込み工事後にお客さまのご都合で課金開始日前にお申込みを取り消される場合は、キャンセル料として初期費用相当額を請求します。 *2●開通月の翌月から割引します。●本割引に期限はありません。割引条件や割引金額が変更となる場合があります。変更となる場合は事前にお知らせいたします。

10Gbpsのスピードを最大限に享受するためには、ある程度のPC環境などが整っていないと活かせませんが、今後、動画などのコンテンツがますますリッチになっていくなかで「10ギガプラン」の必要性が高まっていくのは確実。

 

新作映画やスポーツ配信を美しい映像で堪能したい、4Kや8Kの臨場感抜群のVRをスムーズに体験してみたい、OSやアプリのアップデートにいつもイライラさせられている、ネット動画やストリーミング形式の音楽サービスなどを快適に楽しみたい……といった方は、検討の価値が大いにありますよ!

※提供エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部です。

 

■サービスの詳細・提供エリア・申込みはコチラ↓
https://www.au.com/cmp/hikari_kousoku/

 

提供:KDDI

月額490円で現実的な「IoT生活」をauが実現する! 「au HOME」、スマートホーム実践化に向けて新アイテムを投入

KDDIは去る11月21日、「au HOME発表会 with au 2017 冬モデル」を開催。同社のホームIoT事業で展開する新たなデバイスを発表しました。同発表会では、冬モデルとなるスマホの2機種もお披露目されていますが、本記事ではau HOME関連の発表に絞って解説したいと思います。

 

au HOMEに追加された機器は2種類

au HOMEは同社が7月からスタートしたサービス。「誰でも手軽に始められるホームIoT」を目指したといい、月額490円(税抜)で利用できます。

 

20171127_ashida002↑「au HOME」イメージ

 

今回の発表では、同サービスに使用できる「au HOMEデバイス」として、新たに「赤外線リモコン」と「スマートプラグ」がラインナップに加わりました。前者では、外出先から自宅のエアコン、照明、テレビなどのオン・オフ操作が可能。後者は、コンセントとプラグの間に挟んで設置することで、利用電力を把握できるというものです。

20171127_ashida003↑赤外線リモコン 01

 

20171127_ashida004↑スマートプラグ 01

 

会場では、KDDI株式会社執行役員常務 商品・CS統括本部長 山本泰英さんが登壇。同氏は「スマホは人と人とのコミュニケーションをつないできた。これからは人と家とを繋ぐ。それをスマホにさせてみたい。あなたの行動を家に教える。通信の方向を双方向にする。通信会社がホームIoTをやる意義」と述べました。

20171127_ashida005

 

20171127_ashida006↑ゲストとして登壇した後藤真希さん。au HOMEについて「エアコンとの連携は絶対使いたい。ネットワークカメラで犬の様子を見たりできるのは良い。家族にもおすすめしたい」とコメント

 

 

Google Homeとの連携をサポート

外出時の遠隔操作のほかに、在宅時に音声コマンドで操作することも可能。「Google Home」および「Google Home Mini」と連携できるので、「OK Google、エアコンをつけて」などと呼び掛けて操作できます。なお、今後、「歌パス」「ビデオパス」との連携も強化していく予定とのこと。

20171127_ashida007↑Google Home。各サービスとの連携も今後楽しみだ

 

 

操作しなくても家が自動で反応するように

赤外線のリモコンと連携することで、外出先から照明、テレビ、エアコンをコントロールできるのは先述の通り。ここに加えて、2018年の春以降には、スマホから得た情報を元に家が反応する仕組みを検討しています。

20171127_ashida008↑2018年春以降に提供予定の機能

 

例えば、最寄り駅に到着したことが分かると、自宅の照明やエアコンがオンになる。「開閉センサー」で外出を検知した際に、自宅の家電の電源がオフになる、といったもの。事前に設定するシナリオによって活用法は変わってきます。なお、山本氏曰く、「個人情報の許諾は必ずとることになる」とのことでした。

 

 

au HOMEアプリから消耗品の購入提案を

「au HOME」アプリにも機能が追加されます。登録した家電の取り扱い説明書にアクセスできるようになるほか、最新家電との電気料金比較や買い替え提案機能を搭載します。また、「Wowma!」と連携して消耗品の購入をレコメンドする仕組みを整える予定。

20171127_ashida009↑2018年初頭より提供予定。

 

 

「auひかり」利用者以外もau HOMEを利用可能に

これまではau HOMEを利用するには、auひかりでインターネット回線を契約している必要がありました。しかし、新たに「無線通信アダプタ(A)」が登場したことで、au ひかり以外のインターネットサービスを利用しており、かつauを利用中の人ならば、au HOMEにチャレンジできるようになります。

20171127_ashida010↑無線通信アダプタ(A)

 

つまり、Wi-Fi環境が整っている場合には、IoTゲートウェイを新たに設置する必要はなく、「無線通信アダプタ(A)」を接続すれば良いということ。一方、Wi-Fi環境が整っていない場合には、「Qua station」を設置することになります。

 

いよいよ現実味を帯びてきたスマートホームで暮らす近未来的な生活。まだ、機能が限られていることはありますが、まずは試してみることに価値があるかも知れません。au ひかりの契約者以外も、気軽に挑戦できるようになったので、少しずつ間口は広くなっています。