クルマ乗りにとって永遠の憧れ! 日産「フェアレディZ」の新型を「Z32」世代が評価

ベテラン自動車ライターの永福ランプとフリーエディターの安ドが、深いような浅いようなクルマ談義をする「クルマの神は細部に宿る。」。今回は、かつて2人とも所有したことがある「フェアレディZ」の新型を紹介する。所有経験は新型の評価に影響するか?

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

 

【レビュアーPROFILE】

永福ランプ(清水草一)

日本中の貧乏フェラーリオーナーから絶大な人気を誇る大乗フェラーリ教の開祖。様々な自動車専門誌や一般誌、ウェブなどで、クルマを一刀両断しまくっている。初老となり運転支援装置の必然性を実感。クルマを評論する際に重要視するように。

 

安ド

元GetNavi編集部員で、現在ではフリーエディター。妻子を抱えても愛車はMTにこだわっている。

 

【今月のGODカー】日産/フェアレディZ

SPEC【バージョンST・6MT】●全長×全幅×全高:4380×1845×1315mm●車両重量:1590kg●パワーユニット:2997ccV型6気筒ツインターボエンジン●最高出力:405PS(298kW)/6400rpm●最大トルク:48.4kg-m(475Nm)/1600〜5600rpm●WLTC燃費:9.5km/L

524万1500円〜646万2500円(税込)

 

エレガントでカッコ良い外観に加えV6エンジンも最強クラス

安ド「殿! 僕は元Zオーナーとして、新型Zを見てコーフンしました!」

 

永福「私も元Zオーナーとして、新型Zに鼻血ブーだ」

 

安ド「殿はどの世代のZでしたっけ?」

 

永福「4代目のZ32だ」

 

安ド「僕もです!」

 

永福「お前のはド中古だろう。私は発売直後に新車で買ったんだ」

 

安ド「そうでしたか!」

 

永福「まだ27歳の若者だった。ただ、買った後すぐに初めてフェラーリを体験し、Zがサツマイモに思えてしまった」

 

安ド「そうだったんですね! 新型もサツマイモですか?」

 

永福「いや、これは永遠の青い鳥だ。このクルマの後ろ姿を見て、乗ってフル加速すれば、感動で涙が止まらない」

 

安ド「僕も若いころを思い出してグッと来ました! Z32派の自分としては、やはりテールライトが一番カッコ良く見えますが、フロントも悪くないんじゃないかと思います。あえて四角くしたグリルとか、初代をモチーフに現代的にしたヘッドライト形状も良いですね!」

 

永福「あのテールライト、夜に後ろから見ると震えるほどカッコ良いぞ」

 

安ド「最近のスポーツカーは怒り顔が多いですが、新型Zはちょっと眠そうな表情もいいです!」

 

永福「マヌケで可愛いな」

 

安ド「ルーフラインもエレガントです!」

 

永福「震いつきたくなるな」

 

安ド「加速もスゴいですね。高速走行中にアクセルを踏み込むと、そこからさらにグイーンと加速していくのがタマらない!」

 

永福「405馬力のV6ツインターボだからな」

 

安ド「4代目の280馬力にも感動しましたけど、新型ははるかに上回ってますね!」

 

永福「ケタ外れに良いな。このV6ツインターボは、現在地球上に存在するあらゆるエンジンのなかでも、フィーリングの良さではベスト10に入るだろう」

 

安ド「ただ、お値段はかなり高くなってしまいましたね。おいそれとは買えません」

 

永福「お前は何を言っているのだ。もう新型Zは、売り切れてしまって買えんのだ」

 

安ド「エッ!? いつ売り切れたんですか」

 

永福「発売は9月だったが、7月いっぱいで数年先のぶんまで予約殺到で、すでに受注停止だ」

 

安ド「ええ〜〜〜〜〜っ! そんなバカな! じゃあ、欲しい人はどうすれば?」

 

永福「いま、ロレックスを買うためには、お店に足しげく通って、店員に顔を覚えてもらう必要があるらしいが、日産のディーラーに毎日通って顔を覚えてもらえば、ひょっとして数年後、増産ぶんをポロッと売ってもらえたりするかもしれん」

 

安ド「そ、そんな……」

 

【GOD PARTS 1】リアコンビネーションランプ

帰ってきたオマージュデザイン

このリアランプのデザインは、4代目Z32型フェアレディZがモチーフになっているそうです。当時もカッコ良いと話題になりましたが、その後、同じようなデザインのリアランプは登場しませんでした。満を持してまたZで復活したワケです。

 

【GOD PARTS 2】ヘッドライト

名車のくぼみ形状を現代技術でリデザイン

名車と言われる初代S30型フェアレディZをモチーフとした形状になっています。初代モデルはくぼんだ形状の中に丸いヘッドライトが埋め込まれていましたが、新型ではこのくぼんだ部分の形状を元に、モダンにデザインされました。

 

【GOD PARTS 3】マフラー

見た目はスポーティだが排気音はジェントル

両側2本出しマフラーがスポーティです。しかしよく見ると、排出口の周囲に小さい穴がたくさん開いています。この穴の影響かどうかわかりませんが、排気音はとても静かで、見た目ほどスポーティではありません。

 

【GOD PARTS 4】エンブレム

郷愁を誘う筆記体はやはりあの名車から

フェアレディZファンならすぐ気づくと思いますが、新型Zのリアにある車名エンブレムは、初代Zと同じく筆記体になっています。なんだか懐かしくもあり、タイムスリップしたような不思議な感覚に陥ります。

 

【GOD PARTS 5】Sモードスイッチ

回転数を自動で合わせて気持ち良くシフト変更!

シフトノブ左奥のスイッチを押すと「シンクロレブコントロール」が作動します。これは、シフト操作をした際にクルマが自動でエンジン回転数を合わせてくれるというもので、プロが操作したような感覚を味わいながら変速できます。

 

【GOD PARTS 6】フロントグリル

空気取り入れ口はシカクデザイン

ココも初代フェアレディZをモチーフとしたデザイン。いまどきのクルマのデザインでグリルがきっちり四角い長方形という例は少ないですが、フロントまわりに違和感なくまとめられていて素晴らしい仕上げですね。

 

【GOD PARTS 7】6気筒エンジン

現代でも気持ち良さがトップクラスのユニット

初代モデルは軽量スポーツカーのイメージがありますが、実は当時から6気筒エンジンを搭載しています。新型では、現在のスカイライン最強の「400R」に搭載されるV6エンジンを採用。低回転域からトルクフルで気持ち良く加速します。

 

【GOD PARTS 8】3連メーター

中身はなんでも良し! 存在することに価値がある

初代、2代目など過去モデルで継承されてきた3連メーターが、インパネ中央上部に設置されています。ブースト計、ターボ回転計、電圧計ですが、内容はあまり関係なくて(笑)、ここにメーターが3つ付いていることに価値があります!

 

【GOD PARTS 9】ラゲッジルーム

開口部は大きいが深さはそれほどなし

Z伝統の前後に長いリアハッチが採用されています。開口部はかなり広くて大きな面積の物を積み込みやすいのですが、収納部に深さがないのであまり厚みのあるものは入れられません。スポーツカーなのでここは期待しないでください(笑)。

 

【これぞ感動の細部だ!】ルーフライン

栄光のラインは新型でも継承!

Zの歴代モデルでいつの時代も常に継承されてきたのが、この美しいルーフラインです。フロントガラスの上端からキャビンの上を通ってボディ後端までなだらかに弧を描くこのルーフは、世界のスポーツカーと比較してもとてもエレガントです。巨大なガラスを使っているために重量は結構かさむと思いますが、美を追求している「貴婦人」らしい選択だと思います。

 

撮影/我妻慶一

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

2022年はソーシャルVRで文化の醸成が加速、2023年はインフルエンサーが登場するかも

2021年頃からインターネットを中心に注目を集めてきた「メタバース」というキーワード。

 

アバターの姿でネットのバーチャル空間に集まり、世界中の人と交流できるという内容で、なかでもVR機器を装着して別世界に行ったような体感が得られる「ソーシャルVR」(VRSNS)の新しさに注目が集まっている。そんなメタバースの2022年を振り返り、2023年の可能性を予測していこう。

 

同じメタバースでも全然違う「ソーシャルVR」

まずは体験したことがない方に向けて、ソーシャルVRについてもう少し前置きを語っておきたい。キーワードは「身体性」だ。

 

メタバースという言葉が指す範囲はとても広く、バトルロイヤルゲームの「フォートナイト」やオンラインゲームプラットフォーム「ROBLOX」といったよく挙げられるサービスだけでなく、「FF14」のようなMMORPG、「ZEPETO」をはじめとするアバターを使うソーシャルアプリなども含める場合がある。

 

ソーシャルVRもその中の一つで、海外なら「VRChat」や「Rec Room」、国産なら「Cluster」「バーチャルキャスト」「VARK」「XR CLOUD」「Vket cloud」などさまざまなサービスが登場してきている。

↑VRChatのWebサイト

 

ジャンルとしての始まりはここ1、2年のメタバースムーブメントより古く、安価なVR機器が大々的に市販された2016年の、いわゆる「VR元年」前後に立ち上がっている。2021年10月にFacebookが社名をMetaに改名し、メタバースに本腰を入れるという発表のインパクトもあってか、やってることは同じだがラベルだけVRからメタバースに変わったという印象だ。

 

そんなソーシャルVRが、ほかのメタバースと大きく異なるのは、自分=アバターそのものという感覚を得られる点にある。

 

VR機器とモーションキャプチャーが現実とアバターの体の同一化を加速

VR機器をかぶったことがない人に説明しておくと、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着すると視界の端まですべてCGの世界で覆われ、頭を上下左右に振ると、そのまま自然に周囲を見回すことができるようになる。コントローラーを持った両手の位置にはCGの手が出現しており、目の前のものを自分の手で掴んだり動かしたりすることが可能だ。

 

つまり、今までタッチパネルやゲームコントローラー、キーボードとマウスなどを使っていた操作が、自分の体を使って現実世界と同じ感覚で指示できるようになる。たとえば、ソーシャルVR内で知り合いを見つけたら手を振ってアピールしたり、握手やハグで親密さを伝えたり。リアルでは目の前にいないはずなのに、会っている感覚がある。この非言語コミュニケーションを多分に含む交流を自然にできるのが、ソーシャルVRならではの強みだ。

↑たとえばこのように複数人で集まって打ち合わせなども可能

 

さらに民生用のモーションキャプチャー機器の登場が、現実とアバターの体の同一化を加速させる。通常、VR内におけるユーザーの姿勢は、頭部のHMDと両手のコントローラーの3点から推測している。つまり下半身は「多分こんな感じだろう」と予測した状態なのだが、たとえば足を組んだり、寝たりするなどの反映されにくい動きもある。リアルと同じ感覚で動かせるアバターだからこそ、きれいに見せたい……。

 

そこで腰や下半身にモーションキャプチャー機器を装着することで、全身の動きをアバターに反映できるフルボディトラッキング、通称「フルトラ」を導入するユーザーも出てきた。元来、モーションキャプチャーというのは完全に業務用のものだったが、キャラクターの姿で動画投稿や生配信を行なうVTuberのムーブメントもあり、2017年の「VIVEトラッカー」あたりから数万円で購入できる製品も登場してきた。

↑2021年に登場した最新のVIVEトラッカー(3.0)(プレスリリースより)

 

まだまだ嗅覚や味覚は得られないものの、物語の中で夢見られてきたフルダイブ型のVRに近いものに触れられる。2022年においてメタバースはさまざまな角度で語られているが、このソーシャルVRの体験の新しさは外せない要素になる。

 

企業はメタバース上のイベントが目立つ。リッチな体験をオンラインで提供

さて、2022年のソーシャルVRは、地固めの時期だったと思われる。新しいハードやサービスが大々的にヒットしたというよりは、企業発とユーザー発というふたつの矢印から文化の熟成が進んだ印象だ。

 

企業発では、メタバース上でのイベントが引き続き目立った。2018年よりVR法人のHIKKYが実施し、世界最大級をうたうメタバース上のイベント「バーチャルマーケット」は、「VRChat」と「Vket Cloud」にて夏と冬の2回開催。この12月に開催した「2022 Winter」では、クリエイターの出展とは別に、パリ、名古屋、札幌を模したメタバースのワールドに、JR東海、ヤマハ、ビームス、大丸松坂屋百貨店など約70の企業がブースを展開した。自社製品の世界観を体感してもらったり、リアルの店舗で働くスタッフがメタバース上で接客したりと、来場者にブランドをアピールしていた。

↑ビームスの出店は5回目。なお、この画像は開発段階のもの(プレスリリースより)

 

同じVRChatでいえば、日産が電気自動車の「日産サクラ」、モスバーガーが「月見フォカッチャ」の発売に合わせて、VRChat上で独自のワールドを用意してPRする展開もあった。

 

国産メタバースである「clsuter」では、KDDI/一般社団法人渋谷未来デザイン/一般財団法人渋谷区観光協会が2020年より展開する「バーチャル渋谷」のイベントが、ゴールデンウィークやハロウィンに合わせて実施されていた。

↑「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス 2022」(プレスリリースより)

 

コンテンツホルダーのメタバース立ち上げも目立った。具体的にいえば、テレビ朝日の「光と星のメタバース六本木」、テレビ東京の「池袋ミラーワールド」、小学館の「S-PACE」(スペース)など、枚挙にいとまがない。バンダイナムコも2月に発表した中期計画で150億円規模をメタバースに投資すると発表し、「ガンダムメタバース」の構想を発表している。

 

たとえば、商品の概要や値段を調べたかったらWebサイトで事足りるが、生の声や細かい使い勝手を聞きたければ店舗を訪れてスタッフに聞いた方が早い。……といったように、単純に情報を知る以上のリッチな体験をオンラインで提供できるのがメタバースのメリットになる。広い文脈では、イベントや店舗のDXとも言えるわけで、この流れは来年も加速していきそうだ。

 

アバターファッションの販売と購入が加速

ユーザー発では、語りたいことはいろいろあるが、特に注目したいのがアバターファッションにおける経済圏の拡大だ。いわゆるUGC(ユーザー生成コンテンツ)の流れで、個人や小規模チームがつくったアバターやファッション小物がオンラインで販売され、それをユーザーが購入して着用して楽しむという流れが加速した。

 

ソーシャルVRのUGCの中心にいるのは、おそらくVRChatだろう。VRChatは、当初からアバターやワールドなどでユーザーがカスタマイズできる範囲が広く、それこそ「Blender」などのCG作成ツールでアバターを作り、ソフトウェア開発プラットフォームの「Unity」を介してアップロードして、完全オリジナルな体で活動することができた。そうした背景から、CGやVRのクリエイターを惹きつけてきた。

 

一方で、クリエイター気質ではないユーザーが増えてくると、アバターの体をゼロからつくるのはハードルが高すぎるけど、好みのものを選択して、自分らしくカスタマイズして使いたいというニーズが生まれていく。ここ2、3年でピクシブが運営するオンラインストアサービス「BOOTH」にて、CGクリエイターがアバターやそのファッション小物を売り、ユーザーが「改変」して使うという流れが強固になってきた。

↑BOOTHのWebサイト

 

5年前なら、オリジナルのCGキャラクターをデータで売るというのはそもそも成立しなかった。元来、こうしたアバターファッション市場は、ゲームのスキンやアバター交流アプリなど、ひとつのサービスに閉じた中で展開されてきたが、オープンになり、UGCのクリエイターが参入できるようになったのが新しい。

 

電通が12月に発表した「メタバースに関する意識調査2022」によれば、15〜26歳の「Z世代」の男性において、「アバターやアバターアイテムの購入」を行なっているのが54.5%、前年の22.6%と比較して2.4倍も伸びている。clusterもユーザーが作成したアイテムを売買できる「ワールドクラフトストア」を今年9月にオープンさせた。

 

ソーシャルVRなら「かわいい」になれる

なぜアバターファッションが伸びているのか。それはソーシャルVRが生活に根付いてきたことの裏付けだろう。

 

前述のように、ソーシャルVRではアバターの体を自分の体として認知させる特性がある。そしてアバターの体は、写真加工アプリで補正するというレベルではなく、文字通り性別や種族を超えてなりたい姿を選べるわけだ。

 

そこでたとえばかわいいアバターをまとえば、男性の体ではなかなか難しい、かわいいという褒め言葉を目の前の人からもらえるし、実際ソーシャルVRの中で写真を撮ってもかわいいと自認できる。ネットでシェアしても注目してもらえて承認欲求も満たされる。そしてモテる。

 

TwitterやInstagramをはじめとするSNSは、自分は誰かにとって価値のある存在だと認められたいという欲望も飲み込んで成長してきた。ソーシャルVRは、その注目の矢印を直接自分の体に向けて、さらには自己イメージを上書きできる点が強みになるだろう。もちろん、単純にかわいくなれたから、かわいいファッションを身につけて楽しくなりたいというニーズもあるだろうが……。

 

2022年は前述のビームスだけでなく、アダストリアがVRChat向けアバターをリリースしたり、フェリシモがクリエイターとコラボしたりと、アパレル企業がメタバースファッションに興味を示した年だった。そしてアバターを美しく動かすモーションキャプチャーに関しても、2023年1月ソニーが「mocopi」(モコピ)を発売するなど、より一般化が加速しそうだ。

↑モバイルモーションキャプチャーデバイス「mocopi」(プレスリリースより)

 

2023年はそうしたアバター周りの土壌が整ったうえで、クリエイターだけでなく、アバターを使いこなすおもしろい人が集まり、ソーシャルVR発のインフルエンサーが増える年になるかもしれない。企業発の動きとともに、こうしたユーザー発の動きも見逃せない。

 

ソーシャルVRに関しては、一度HMDをかぶって体験しないと絶対にその価値がわからない。まだという方は、時代の最先端を知るという意味でも、ぜひどこかで体験しておいてほしい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

Twitterでバズった「無限鉛筆」。芯を削らず16km書けるってどういうこと!?

近頃は物価高を背景に、手ごろな価格で高性能・高品質・高見えのハイコスパな生活用品にニーズが集中。そんな数あるハイコスパ日用品の中から、プチプラマニアが選んだ要チェックアイテムを紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

本誌日用品担当

金矢麻佳

プチプラからファッション、雑貨、文房具まで幅広くトレンドをキャッチ。寝る前にInstagramでバズりアイテムを探すのが楽しくてハマり中だ。

 

【無限鉛筆】発売前に約9万の「いいね」が付いて18万本出荷

発売前にもかかわらずTwitterの紹介ツイートが約9万いいねを獲得。新奇性と高級感のあるデザインで幅広い世代に受け入れられ、累計出荷本数は18万本に達した。

 

芯を削らずに約16km書ける新世代のメタルペンシル

【鉛筆】

2022年6]月発売

サンスター文具

メタシル

990円

黒鉛と金属を含んだ特殊芯を採用。芯の摩耗が著しく少ないため削る手間なく約16kmも書けるため、筆記に集中できる。適度な重みがある8角軸は、マットな質感で洗練された高級感を演出した。

 

↑紙との摩擦で芯から出た黒鉛と金属の粒子が紙に付着することで筆記できる。濃さは2H鉛筆相当。筆跡は消しゴムで消せる

 

大人の心をくすぐった現代版の金属鉛筆

「ルネサンス期に芸術家が使っていたメタルペンが5世紀ぶりに復活&無限に書けるというユニークさでSNSを中心に拡散されました。この性能で990円という手ごろさもヒットの理由」(金矢)

地味でも実は凄かった! 2022年発売の忘れられない文房具5選

この連載では例年、年末年始に「今年の文房具トレンドは●●で、その流れから来年は■■が流行るかも!?」というような振り返りと予想をしてきたのだが……正直、今回は難しい! なにが難しいかといえば、2022年の文房具シーンは全体的に“凪ぎ”傾向。ドカン! と注目される製品も少なく、結果として、トレンドと呼べるほど大きなムーブメントもほぼなかったと言えるのだ。

 

つまり、全体的な印象としては「地味な1年だった」のだが、けっしてそれが駄目という話ではない。例えば「えっ、ココが進化するの?」という地味ながら堅実なアップデートがあったり、地味なジャンルの製品が改良されていたり。派手ではないもののそれなりに面白い製品もいろいろと発売されていたのである。

 

■もっと目立っていいはず! の注目文房具

とはいえ、やはりインパクトが小さいせいで、ユーザーから忘れ去られがちという傾向がある。そこで今回は、トレンドとして1年をまとめるのは早々に諦め、あらためて筆者レコメンドの「2022年、あの文房具買い忘れてない?」を紹介しようと思う。地味な年だったからこそ、地味に進化した優秀な文房具を見逃さないで褒めておきたいのである。

 

黒インクが濃くなった新世代フリクション「フリクションボールノックゾーン」

その中での最注目案件といえば、発売から15年を経てついに超進化した「フリクションボール」だろう。発売1か月前から「フリクション 3.0」などとメチャクチャ気になるティーザー広告を展開し、我々ファンの期待を大いに高めてくれたパイロット「フリクションボールノックゾーン」は、まさに2022年の筆記具の目玉アイテム!

 

……のはずだったのに、2021年後半のボールペン発売ラッシュに比べると、業界全体の熱気が欠けているせいか、思ったよりも盛り上がり不足のような気が。気のせいかもしれないが。

パイロット
フリクションボールノックゾーン ラバーグリップモデル
500円(税別)

 

↑フローも良好で、書き味もサラサラと気持ちがいい

 

性能自体は、“新世代フリクション”と呼ぶに相応しいハイスペックぶり。ブレ防止や静音ノックといった便利機能ももちろん注目だが、なんといっても、従来よりもはるかにクッキリと発色する「プレミアムフリクションインキ」がスゴい。

 

実際のところ、フリクションは黒が薄いから使いたくない、という勢力も今まで一定数あったはずで、そこへ向けて「もうちゃんと黒いですよ?」と言えるようになったのは、大きいと思う。

↑比較すると、ノックゾーンはあきらかに黒の濃さがアップしているのが分かる

 

↑個人的に最もバランスが良く感じられたウッドグリップモデル

 

ラインアップは軸種によって、ラバーグリップ(500円+税)、ウッドグリップ(2000円+税)、マーブル調グリップ(3000円+税)の3種がある。個人的には、金属化したレフィルの重さを打ち消せる重量感と握りやすさを備えたウッドグリップモデルが、一番のオススメだ。そういえばまだ買ってなかったな、という人はぜひ試してみてほしい。

 

関連記事>>
人気機能が全部入り! 新「フリクション」が2022年の最注目ボールペンと断言する理由

 

キャップから見直したハイコスパなテープのり「ドットライナーフリック」

コクヨ
ドットライナーフリック
290円(税別)

 

テープのりの新製品と言えば、基本的にはテープの粘着力やヘッド周りなど、貼るための性能アップを謳うものがほとんど。しかし今年のテープのりの目玉は、テープを埃やゴミから守るためのキャップという、なんとも地味な部分で進化したのが面白かった。

 

コクヨ「ドットライナーフリック」が搭載しているフリックキャップは、ヘッド部分をすっぽり包む形のフルカバーキャップを、片手で簡単に開閉できる機構が最大の特徴だ。

↑横方向に90度倒れて開く、まったく新しいフリックキャップ

 

↑ヘッド周りの視界が開けており、作業もかなりやりやすい

 

親指で弾く(フリック)ことでキャップが本体の裏面に回り込むため、開閉のしやすさだけでなく、ヘッド周りの視界を広く確保する効果もある。まさかキャップひとつでテープのりが使いやすくなるとは想像もしていなかった。これもまた地味な進化ながら、万人に試してほしい傑作だ。

 

ちなみに、コンパクトだが詰め替えタイプなのもポイント。筆者はペンケースに入れて常時携帯するテープのりを、このフリックに切り替えた。それぐらいのお気に入りである。

 

関連記事>>
キャップの動きが斬新! コクヨの最新「テープのり」はコスパを極めた隙なしモデルだった

 

これまで気にしたことのなかった!? そんなジャンル自体も“地味”な文房具が、意外にも超進化を遂げたことも見逃せない。

■これまで気にしたことのなかった!? 地味ジャンルも超進化

「えっ、こんな地味なやつを進化させたの!?」という案件も、例年より多かったように思う。例えば「プラスチックの下敷きが2022年の日本文具大賞で機能部門グランプリを獲る」なんて、昨年の今頃の自分に告げても、おそらく信じなかったんじゃないだろうか。しかもそれ、5月の時点で文房具総選挙でも地味に入賞を果たしている

 

大人も子どもも使いたくなる「魔法のザラザラ下じき」

レイメイ藤井
魔法のザラザラ下じき 0.3mmドット
A4・B5サイズ 各750円(税別)

 

レイメイ藤井「魔法のザラザラ下じき」は、学童向けに開発された、ノートに敷くだけで字がキレイになるという下敷きだ。表面には細かな凹凸のシボ調加工が一面に施されており、鉛筆などで上から書くとザラザラという手応えがある。

 

このザラザラ感が雑な走り書きを抑制し、さらには鉛筆を運ぶ動作を意識的に行える=丁寧な字が書けるようになる、という仕組み。

↑0.3mmの細かな突起が全面に広がり、ザラザラとした手触りになっている

 

↑凹凸のタッチを意識することで、ペン先の走りすぎを防いで丁寧な筆記ができる

 

正直なところ、プラスチック下敷きなんて小学生が使うもんだろ? そんなイメージが強いが、これは意外と大人が使っても面白い製品ではないだろうか。

 

関連記事>>
大人の美文字にも効く!「ザラザラ下敷き」の子ども用と侮れない威力とは?

 

目からウロコの機構で“雪崩”を防ぐ「1冊でも倒れないブックスタンド」

LIHIT LAB.(リヒトラブ)
1冊でも倒れないブックスタンド
1000円(税別)

 

ブックスタンドという、普段ほとんど意識することのない地味ジャンルも、着実に進化していた。LIHIT LAB.の「1冊でも倒れないブックスタンド」は、まさに名前の通り、たとえ本1冊を立てても横倒しにならず安定する、稀有な機能を持つスタンドだ。

 

特殊なストッパーが上面に並んでおり、これがスタンドに立てた本を左右から挟んで支えるという仕組みである。

↑並びから本を抜き出しても、空きスペースに隣の本が倒れ込んでこない

 

↑秘密は、本の幅だけ立ち上がる上部のストッパー。これが本を支えている

 

ズラリと並んだ中から本を抜き出すと、その空いた空間に目がけて両隣の本が倒れてくるのはよくある光景。しかしこのストッパー構造なら、本を抜いて空いた空間はずっとキープされるのだ。

 

つまり、本を抜き取った跡がずっと可視化されているため、本を元の位置に戻しやすいというのもメリット。デスク上でよく使う参考資料を立てておくのに用いれば、机上の整理に間違いなく役立つ、地味優秀製品と言えるだろう。個人的にも間違いなく「買って良かった」と断言できる傑作だ。

 

関連記事>>
片付けの癖もつく? 本1冊でも倒れないリヒトラブの「ブックスタンド」が想像以上に快適

 

手でちぎるのは2022年で終わらせたくなる「クラフトテープカッター」

ミドリ(デザインフィル)
クラフトテープカッター
900円(税別)

 

クラフトテープ(ガムテープ)を切るための“ギザギザ刃カッター”すら進化していたのには、驚かされた。正直、今年一番「マジかよ……」という思いが強かったのが、コレだ。

 

ミドリ「クラフトテープカッター」は、テープ芯に取り付けることで、安全かつスパッと軽くテープを切ることができる最新カッターである。

↑テープを切ろうとする動きによってカバーが開き、鋭い金属刃でフラットカット

 

なにより、刃のカバー機構がとても優秀。あえて指で刃に触れようとすると触れられず、テープを当てて切る動作にだけ反応して刃が露出するよう設計されているのだ。この機構を考えた人、すげぇ頭イイなー! と感心してしまうほど。地味ながら、とても良い仕事を見せてもらった気がする。

 

関連記事>>
これぞ待っていた進化! ギザ刃が痛いクラフトテープのカッターが安全スマートに生まれ変わった

 

 

さて、やはり最後に「来年はどうなる?」という予測も添えておきたい。

 

2022年の文房具シーンが地味になってしまった最大の要因は、身もフタもないことを言えば、戦争+円安による部材価格の高騰だろう。この部材価格がいきなりストンと落ちることはしばらくないはずで、2023年も引き続きやや地味な感じになりそうだ。

 

ただ、近年まれなレベルで地味だった2022年ですら、よく見ればこれほど面白い製品が出ていたわけだ。2023年も隅から隅まで見逃さないよう、文房具をチェックしていきたいところだ。

 

2022年、「ブラボー!」だったスニーカー5選。独断と偏見色強め。

2021年に続き、ハイエンドファッションブランドとのコラボによるハイプなスニーカーや、80年代&90年代のバスケットボールシューズやランニングシューズの復刻モデルが続々とリリースされた、2022年のスニーカーシーン。

 

ほかにも「NIKE(ナイキ)」や「HOKA(ホカ)」の厚底のランニングシューズや、「Salomon(サロモン)」などのトレランモデルといった、本格パフォーマンスモデルに熱い注目が注がれたことも見逃せません。

 

そこで今回は、2022年に登場したスニーカーの中から、 年間あたり400足近く取材している筆者ならではの視点で「ブラボー!」と思ったスニーカー5モデルを披露。あくまでもワタクシ本間の独断と偏見ですので、予めご了承下さい!

 

【その1】90年代の記憶を蘇らせるファットフォルムに惹かれました!

アディダス オリジナルス

アディマティック

1996年に発売され、東京でのスケートボードやストリートバスケットボール、ハードコアバンドといったアンダーグラウンドカルチャーシーンを中心にカルト的な人気を博した伝説のモデルが、アディダス オリジナルスの「ADIMATIC (アディマティック)」。2022年3月に初となる復刻モデルが登場した際には、かなりの興奮を覚えましたね!

 

このモデルのポイントとなるのが、スエードレザーによるボリューミーなシルエット。そしてそれに合わせた極太のスリーストライプスとファットシューレース。当時カルト的な人気を誇ったこのデザインは懐かしさだけでなく、現代においては新鮮な印象となっています!

 

【その2】鉄板「スウェード」に加わったゴアテックスエディション!

プーマ

スウェード VTG GTX

1970年代後半〜1980年代中期まで、旧ユーゴスラビアで生産されていた時代のスウェードを復刻した「スウェード VTG」。そのシンプルでクラシックなデザインはそのままに、「スウェード VTG GTX」はアッパーにゴアテックスを使用し、機能性を大幅に向上させています! アッパーの表地は、スエードとヌバックと合成繊維のコンビネーション仕様。ライナーやアッパーの通気口はゴアテックスのメンブレンでカバーしています。

 

また、従来のスウェードとは異なり、シュータンをアッパーと全面つなぎ合わせるガセットタン仕様を採用。ライニング素材のみならず、構造上も水が入りづらい機構となっています。バスケットボール、スケートボード、ストリートダンス、ミュージック、ファッションなど様々な分野で50年以上愛されているローテクシューズとハイテク素材との融合。筆者はそのギャップに萌え、釘付けにされた一足です!

 

【その3】ナイキ「アルファプロジェクト」が産んだ傑作!

ナイキ

エア クキニ

ナイキが持つ最高峰のシューズテクノロジーと最先端デザインとの融合を目指して1998年に指導した「アルファプロジェクト」。そこからは「エアプレスト」や「ズームサイズミック」、「フライトポジット」といった斬新なモデルが続々と投入されて、大変話題になりました! そんな「アルファプロジェクト」から2000年に登場したのが「エア クキニ」です! 本作は、そのエア クキニの復刻版として4月にリリースされ、2022年は様々なカラーリングが展開されました。

 

ちなみに筆者はオリジナルが発売された当時、アトモスの前身である原宿の「チャプター」で、代表の本明氏からススメめられて、ズームサイズミックと共に購入した一足です。アッパーがボロボロになるまで履き潰した、若かりし頃の思い出のスニーカーです。コレはもう好きでないはずはありません!

 

【その4】今季のスニーカートレンドにバッチリハマる一足!

ニューバランス

M991

ニューバランスが展開するオンロードモデル「90Xシリーズ」。第1弾の「990」が大ヒットを記録して以来、1986年に「995」、1988年には「996」と、スニーカー史に名を刻む名機が続々とラインナップ。まさにニューバランスの“顔”とも言えるシリーズです。その第8弾として2002年にリリースされたのが「991」です。90年代の流れを汲んだハイテクデザインと、当時の最先端テクノロジーを併せ持つ名作で、ニューバランスファンから絶大な支持を得ています。そんな「991」の20周年を記念して登場したアニバーサリーモデルが今作となります!

 

こちらのネイビーのカラーリングは、オリジナルのセカンドカラーを再現したもの。清潔感と、どことなく凛とした雰囲気が漂いますね。個人的リサーチだと今シーズンの足元のトレンドは、ハイテク系ニューバランスでした! 「990」や「2002」と言った、近未来的なルックスの復刻モデルに、ストリートでは熱い注目が集まっています。そんな今の気分にピッタリとフィットしているのが、まさに「991」!筆者としてもぜひとも取り入れたい一足です。

 

【その5】2000年代初頭に熱くさせたヤツです!

ニューバランス

MT580 OG2

ニューバランスから、1996年に登場したトレイルランニングモデル「MT580」の復刻版。2000年代初頭に、当時の人気ファッションブランド「リアルマッド ヘクティク」や「ステューシー」、そして上野の鉄板スニーカーショップ「ミタスニーカーズ」とのトリプルコラボレーションモデルがたびたび登場。私の脳裏には、センス溢れるカラーリングでワクワクしていた記憶がしっかりと残っています! 残念ながら、経年劣化で加水分解してしまった物も何足か保管してあります。そんなMT580の復刻版となれば、好きにならない理由はありません!

 

今作の、このド渋いネイビーカラーがたまりませんね。本作のカラーリングは、「MT580」のベースとなった、「585」のオリジナルカラーからインスパイアされたもの。2000年代当時のビビッドなカラーリングによるコラボモデルとはまた違った、シックで落ち着きのあるテイストが、素敵です!  昨今のシック×ハイテクなニューバランス人気ともリンクしていますね。

 

2022年もたくさんのスニーカーと出会った中、いや~5モデルに絞るのは苦労しました……。今回紹介した5モデルに、あなたの気になる一足はありましたでしょうか? 今回挙げたモデルの中には、登場してからだいぶ時間が経っている物もありますが、ネットなどで探せば入手できるものもあると思いますので、ぜひとも参考にして下さいね!

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

ブロワーや液体吸引など「一芸ハンディクリーナー」に注目! 家電のプロが教える最新トレンド【掃除機編】

今回は、家電のプロが掃除機のトレンドを紹介! 掃除機は「使いやすさ」重視の傾向が進み、個々のニーズに細かく対応する製品が増加している。ブロワーや液体吸引など業務用の機能を取り入れたハンディ機、メンテの手間を軽減するスティック機などが話題だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します!

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

トレンドキーワード

個性派ハンディクリーナー

在宅時間の増加に伴い、掃除機は百花繚乱。細かなニーズに応えている。特にハンディ市場は昨年比で伸長傾向となり、ユニークな新機種が続々と登場している。

 

ほかにない利便性がウリの“一芸”モデルが続々登場!

ゴミやホコリなどをサッと掃除できるハンディクリーナーはここ数年、“スリム&コンパクト”がトレンド。最近はその流れを受け継ぎつつ、+αの機能を追加して他製品にない利便性をアピールする個性派モデルが登場している。

 

例えばブロワー機能。これまでも、一部のスティック掃除機にブロワー付きはあったが、近年モーターやバッテリーの進化でハンディタイプにも搭載機が増えた。注目はAQUAのHANDY DUO。窓サッシのすき間などにたまったゴミを吹き飛ばして除去できる。簡易空気入れになるなど利用シーンが広いのもうれしい。

 

レコルトのRSC-2は、水分を含む汚れを除去できる乾湿両用タイプ。テーブルにこぼした水にもすぐ対応できる利便性の高さ、卓上に置いても違和感のないデザインが魅力だ。レイコップ GOはふとんクリーナーで磨いたUV除菌技術をハンディ機に応用。身のまわりのウイルス対策に配慮する昨今の注目アイテムといえる。

 

【その1】強力吸引とブロワー機能でサッシまわりの掃除が超快適に!

AQUA

HANDY DUO!AQC-HH700

実売価格1万8700円

軽量コンパクトボディながら500円玉も吸い込むパワフル吸引を実現。ブロワーノズルを装着し、窓サッシやキーボードのホコリを吹き飛ばして掃除することも。付属のエアポンプを使えば浮き輪などの簡易空気入れに。部屋置きしやすいスタイリッシュなデザインも魅力。

SPEC●集じん容積:約0.15L●連続運転時間:強約8分/標準約13分●充電時間:約3時間●付属品:ミニ回転ノズル、3wayノズル、ブロワーノズル、エアーパイプ、ポンプアタッチメント(大・小)、充電台、お手入れブラシほか●サイズ/質量:W66×H418×D69mm/650g

 

↑クリーンな空気を循環して吹き出すブロワー機能を搭載。掃除機で吸い込みにくいゴミは風で吹き飛ばして掃除できる

 

↑ブラシとラバー羽根を備えたミニ回転ノズルで毛ゴミも除去。ブラシ先端をストレートにカットし、毛がらみしづらい

 

↑3wayノズルが付属。「スキマ用」「電化製品・家具周り用」「エアコン・小物用」など、用途ごとに先端を変えられる

 

【その2】液体や水分を含んだゴミも気軽にガンガン吸引できる

レコルト

コードレス ウェット&ドライクリーナー RSC-2

実売価格8800円

通常のゴミに加え、液体も吸引できる乾湿両用タイプ。シリコン性のウェットノズルなど4種のアタッチメントノズルを付属し、様々な掃除シーンで使える。ダストボックスやノズルはすべて水洗いでき、いつでも清潔さをキープ。

SPEC●集じん容積:200mL●連続運転時間:Hi約15分/Lo約20分●充電時間:約4時間●付属品:ウェットノズルほか●サイズ/質量:約W85×H370×D85mm/約660g

 

【その3】家中の気になるモノ・場所を掃除しながらUV除菌できる

レイコップ

UV除菌ポータブルクリーナー レイコップ GO RGO-300JPWH

実売価格1万9800円

付属のポーチで手軽に持ち運べてUV除菌しながら掃除が可能。寝具やクッションなどの除菌・掃除に加え、衣類やPC、スマホのUV除菌も行える。ブラシレスDCモーター採用で吸引力も文句なし。

SPEC●連続運転時間:UVオンリーモード約180分/標準モード約28分/パワーモード約9分●充電時間:約3.5時間●サイズ/質量:約W523.5×H141.5×D169mm/890g(最大)

 

手軽に暖がとれる! 冬のキャンプに絶対必要な「防寒対策グッズ」6選

アウトドア=不便を楽しむ、なんてノーサンキュー! キャンプだって進化系アイデアグッズや最新ガジェットを駆使したほうが快適なんじゃない!? ということでアウトドア好きな識者3名にオススメの防寒対策グッズを6個教えてもらった。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちがオススメします!

キャンプライター

澄田直子さん

キャンプ歴16年。最近は子どもと一緒にファミリーキャンプを楽しむ。「最近は、機能性とデザイン性を両立したキャンプギアを選ぶことが多いです」

テクニカルライター

湯浅顕人さん

本業はPCとAVライターだが、キャンプや旅行が趣味でアウトドア関連のギアにも精通。「いろんな製品がありますが、永く使えることを大事にしています」

BBQ芸人

たけだバーベキューさん

アウトドア芸人として多方面で活躍。登録者数12万超えの自身のYouTubeでキャンプ飯やギアを紹介。「最近はポタ電を活用したキャンプを楽しんでます!」

 

冬キャンプのQOLが上がって便利!

冬だからといってキャンプをしないのはもったいない。空気が澄んで、虫がいなくて、人が少ない冬は、むしろキャンプ適期。ただし、ここで紹介するギアでしっかり防寒対策を!

 

【澄田直子さんのオススメ】

1: 燃料はカセットボンベで手軽に扱えるところも人気

センゴクアラジン

ポータブル ガス ストーブ

3万7400円

灯油ストーブの歴史的名作、ブルーフレームヒーターのコンパクト版。クルマで灯油を運ぶのに抵抗がある人はガス缶(CB缶)が燃料のこちらがオススメだ。小さいながらも炎を中央に集めるトルネードバーナーの暖房効果は屋外でも絶大。

「カセットボンベを使えるのが便利で、見た目のかわいさも気に入っています。ロゴスのストーブテーブルと組み合わせて雰囲気作りを」(澄田さん)

 

↑CB缶はコンビニでも販売しており、手に入れやすい。連続燃焼時間は弱で260分、強で100分。テント内で使う場合は換気に十分配慮しよう

 

2: 囲炉裏スタイルの円形テーブル

ロゴス

LOGOS×ALADDIN ストーブテーブル

3万1900円

アラジンの「ポータブル ガス ストーブ」などを中央に置いて囲炉裏スタイルで寛げる円形テーブル。

「暖をとりながら食事を楽しめます。天板は4分割でき、持ち運びもしやすいです」(澄田さん)

 

【湯浅顕人さんのオススメ】

3: 広い底面で熱効率が高い! こだわり満載の四角いケトル

杉山金属

薄型キューブケトル1.6L

5500円

丈夫でサビにくいステンレス製で、取っ手を折り畳めばスタッキングできる。また、注ぎ口に蓋が付いているので灰やゴミも入らない。巧みな機能でキャンパー人気が上昇中だ。ストレーナーが付属しているので、お茶なども淹れやすい。

「コーヒーを淹れたり、お湯割りを作ったりと、寒い日のキャンプはお湯を沸かしっぱなし。熱効率が良く、倒れないというのが高ポイント」(湯浅さん)

 

↑ストレーナーは大型で、一度に1Lほどの麦茶やだし汁などを作れる。積み重ねて冷蔵庫が広く使える省スペース設計で、普段使いにも便利

 

4: 暖かくてオシャレなサンダル

SUBU

SUBU NANNEN KHAKI

6380円

表地は難燃性の素材を採用。起毛加工が施された内側は暖かく、足を包み込む。

「キャンプは靴の着脱が多いのでサンダルが便利。同モデルは暖かく、なによりオシャレで履きやすい!」(湯浅さん)

 

【たけだバーベキューさんのオススメ】

5: USB充電器と接続すればいつでもどこでもポカポカ

BRID

MOLDING USB QUILT BLANKET

5500円

手持ちのモバイルバッテリーとUSB接続すれば、内蔵のヒーターが発熱して身体を温める。表はキルト素材で、裏は肌触りが良く保温性が高いフランネル素材。120×80cmと大判で、肩にかけたり腰に巻いたりと様々な使い方ができる。

「USB接続するだけで温かくなり、寒い時期の野外に重宝します。そのまま洗濯もできるので焚き火のニオイがついても気になりません」(たけださん)

 

↑本体は400gと軽量で、専用バッグに収納すればφ14.5×H34cmとコンパクト。モバイルバッテリーの収納ポケットも付く。温度調節は32℃と40℃の2段階

 

6: 厚手のダウンシュラフを買う必要がなくなるマット

Saiyaren

寝袋用発熱パッド シュラフ ホットマット

実売価格5880円

炭素繊維がUSB給電で即座に発熱。高い保温性の中空綿で温かさを保ち、寝袋にセットすれば冬キャンプでも安眠を得られる。

「これがあれば厚手のダウンシュラフを買う必要がなく経済的」(たけださん)

2023年も絶対に目を離せない「IT業界トレンド」を、2022年のトピックから読み解く

2022年のIT業界では、世界中で注目されるさまざまな話題・ニュースが流れました。本記事では、世界中で話題となった2022年のIT業界事情を、「SNS」「ガジェット」「ゲーム」「配信サービス」の4ジャンルに分けて振り返っていきます。どれも2023年、動向が見逃せないトピックなのでチェックしてください。

 

【SNS】元・世界一の大金持ち「イーロン・マスク」は、Twitterの救世主か破壊者か?

 

電気自動車のテスラや宇宙関連企業「SpaceX」などのCEOで知られる、イーロン・マスク氏。これまで遊び場としていたTwitterを買収すると発表したときは冗談かとも思われ、実際にマスク氏も買収計画を撤回しようとしたこともありましたが、結局は440億ドルを支払ってオーナーとなりました。

 

さっそくマスク氏は大量にリストラを始め、それに便乗して従業員を騙るニセモノが大手マスコミの取材を受ける珍事もありました

 

さらに有料プラン「Twitter Blue」を改訂し、8ドルで認証バッジを販売したために、有名人やブランドになりすます偽アカウントが急増したことで、大手広告主が離れていったとの報道もあり。

 

そうして離反した得意先の1つがアップルとの噂もありましたが、同社CEOのティム・クックCEOとマスク氏が直に会談。その直後マスク氏は「アップルからの広告は完全復活した」と言いTwitterのアプリがApp Storeから削除される危険も去ったと述べていました。

 

それでもTwitterの債務(かなりの部分、マスク氏が買収のために調達した借金が占める)が減るわけではなく、会社の備品をオークションに出品したり、ついにマスク氏がトップから退くかも……との話にも発展しています。来年も「マスク劇場」から目が離せなさそうです。

 

【関連トピック&ニュース】※本サイトでのみ閲覧できます。

マスク氏とツイッターが買収に同意! 法廷闘争に終止符を打つも、資金調達に懸念あり?

元アップル幹部、クックCEOがどうやって荒ぶるイーロン・マスクを宥めたかを語る

脱Twitterの動きが顕著に!「Mastodon」の月間アクティブユーザーが8倍以上に増加

マスクCEO、ツイッターのヘッドを退くかどうか投票を実施。結果は過半数が「イエス」

マスクCEO、ツイッター本社の一部をスタッフ用の寝室に改造! 建築基準法違反のおそれ

 

【ガジェット】2022年も最新iPhoneは台風の目に!

 

2022年のスマートフォン業界でも、台風の目となったアップルの最新モデル「iPhone 14」シリーズ。高価なProモデルでは、ここ数年は定着していたノッチ(画面上部の切り欠き)が様変わりし、試合の途中経過やデリバリーの状況などを知らせる「Dynamic Island」に取って代わられました。

 

新型プロセッサー「A16」が搭載され、デザインが一新されたこともあり、Proモデルは需要に生産が追いつかないほどの大人気に。もっとも、世界最大のiPhone工場で労働環境への不満が爆発して、逆に出荷台数が予定より減る事態ともなっていましたが……。

 

かたや標準モデルのiPhone 14/14 Plusは、性能も見かけも去年のiPhone 13とあまり変わらなかったため、今のところ空振り気味の模様。もっとも、衛星経由の緊急SOSや自動車事故の検出など「命綱となる機能」が頼りになることが次々と証明されており、やはり買うなら最新モデルでしょう。

 

【関連トピック&ニュース】※本サイトでのみ閲覧できます。

iPhone 14 Pro/Pro Max発表! 新生“ノッチ”やA16 Bionicチップ搭載、カメラ性能も大幅にアップ

「iPhone 14」は衛星通信に対応、すでにテストも終わってる? 圏外でも通話できるかも

「iPhone 14の緊急SOSに感謝」事故に遭った妻のもとに夫が救急車よりも早く駆けつける

iPhone 14 Proモデルの製造、予定より600万台も減る可能性。工場での抗議活動のダメージから

アップル、iPhone 14と14 Plusが不人気のため生産台数を300万台カット? Proモデルは需要に供給が追いつかず

【ゲーム】日本が誇るフロム・ソフトウェアの『エルデンリング』、全世界で大ヒット!

 

日本のフロム・ソフトウェアによるアクションRPG『エルデンリング』は、3月には日本国内累計出荷が100万本を突破、世界累計は1200万本を突破。『ダークソウル』シリーズの流れを汲む激ムズゲームが全世界のゲーマーから支持され、実況動画などがYouTubeで『GTA5』や『RDR2』といった超大作の初動を凌ぐほどの再生回数を記録していました。

 

ストーリー進行的に最初のボス「忌み鬼マルギット」から、初心者殺しにも程がある強さ。でも、オープンワールドのため他の場所に寄り道してレベル上げもでき、また攻略動画も大量にアップされていたおかげでコツもつかみやすかったことも、大ヒットを後押ししたのかもしれません。

 

そんな「死にゲー」さえ生やさしいと思ったのか、さらに難度を上げようと工夫を凝らした猛者達も続出。あらゆるグリッチ(バグ技)を駆使して最速クリアを目指したり、2つのゲームを同時進行&1つはダンスパッドでプレイしたりと、発売から10ヶ月後の今も大道芸プレイが次々と公開される楽しさです。

 

日本のゲーム作品はこれまでも多くのタイトルが注目されてきましたが、『エルデンリング』のような世界的ヒットは2023年以降も期待できそうです。

 

【関連トピック&ニュース】※本サイトでのみ閲覧できます。

2つの『エルデンリング』を同時プレー!? ダンスパッドでボスを撃破した猛者が出現

超難関ゲーム『エルデンリング』、7分でクリアした世界新記録のスピードラン褪せ人現る

『エルデンリング』、発売後60日のYouTube再生回数が『GTA5』+『RDR2』超え!

『エルデンリング』開発チーム、全裸ツボ男に本物の剣をプレゼント。最凶ボス・マレニアを1000回倒した記念として

もしもスーファミ版『エルデンリング』があったなら? クオリティ高すぎのデメイク映像が公開

【ゲーム】ようやく品不足が解消し、2023年は「PlayStation 5」勝負の年に?

↑Shutterstockより

 

2020年末の発売以来、PS5は供給不足に悩まされ「売りたくてもモノがない」歯がゆい状態が続いていました。それも新型コロナ禍が収まるにつれ、サプライチェーンの混乱も鎮まりはじめ、半導体不足も解消してきたことで、次第に改善へと向かいつつあるようです。

 

この2年間、PS5は見かけのデザインは変わらないながらも、実は中身は少しずつ進化。初代(CFI-1000)、改訂版(CFI-1100)、そして最新版(CFI-1200)の3世代があり、基本的な性能は同じですが消費電力や最高温度、騒音レベルは減っていく傾向にあります。

 

それでも、なかなか入手しにくい状況が続くなか、米国以外の諸国でPS5は値上げ。世界的にインフレが進行しているためやむを得ないとはいえ、不満の声が上がっていたようです。

 

そして、ようやく専用VRヘッドセット「PlayStation VR2」の発売日が2023年2月22日に決定。希望小売価格7万4980円(税込)とPS5本体を超える価格が驚かれましたが、それでも熱心なVRファンにとってはマストバイな一品となりそうです。

 

【関連トピック&ニュース】※本サイトでのみ閲覧できます。

改訂版PlayStation 5、消費電力や発熱が下がった理由は新型チップ採用のためだった!

なぜソニーは「PS5」を米国以外で値上げするのか? 業界アナリストが分析

PS5 Proと新型Xbox Series X|Sが2023~2024年に発売? 大手テレビメーカーが示唆

PlayStation VR2専用コントローラーを人気VRゲーム開発者が絶賛、「現世代で最高のものになるかも」

PlayStation VR2、アイトラッキング大手Tobii社と提携! 「中心視野だけ高解像度」により動作がサクサクに?

【配信サービス】不調に苦しむ「NetFlix」、広告付き低価格プランとパスワード共有への課金で巻き返し?

世界最大手の動画ストリーミングであるNetflixは、4月の決算発表会では10年ぶりに会員数が減少したことが明らかに。そのために広告付き低価格プランで新規ユーザーを取り込もうとするとともに、加入済みのユーザーについてはパスワード共有に課金することで収益の強化を打ち出しています。

 

その一方で、無料で提供しているゲームは契約者の1%未満しか遊んでいないとの調査結果もあり。ユーザーを引き留めるための対策が、ほとんど空振りに終わっているようです。

 

それでも、完全新作のPC用大作ゲーム開発を準備しているとの噂話もありました。Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」のように数年で撤退するのではなく、成果が出るまで粘り強く踏み止まることを期待したいところです。

 

【関連トピック&ニュース】※本サイトでのみ閲覧できます。

もっと遊んで! Netflix、完全新作の「PC用AAAゲーム」開発スタッフを募集

元恋人には使わせない!? ネットフリックスに新コントロール機能が追加

Netflix、広告付き低価格プランを11月から開始! 日本では月額790円

Netflix、実写版『ONE PIECE』のセットを初公開。海上レストラン「バラティエ」をガチで建造…!

Netflix提供の無料ゲーム、契約者の1%未満しか遊んでなかった…

加藤茶「できれば100歳まで頑張っていきたい」『ドリフに大挑戦スペシャル第3弾』元日放送!

『ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル』©フジテレビ

 

『ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル』(フジテレビ系 午後5時~9時)が、2023年1月1日(日)に放送決定。高木ブーと加藤茶よりコメントが到着した。

 

2021年9月26日放送の第1弾、2022年5月8日放送の第2弾に続き、『ドリフに大挑戦スペシャル』第3弾が放送。時を経てもなお色あせない名作コントに大挑戦するだけでなく、『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系/1977年~)などからも厳選された爆笑コントも織り交ぜていくことで“ドリフの笑い”に浸れる超豪華4時間スペシャルとなっている。

 

今回は、ドリフおなじみの「雷様」に加藤茶が初登場。第1弾の放送の際に、およそ23年ぶりに復活したコント「雷様」は、いかりや長介さんが黒、高木ブーが緑、仲本工事さんが赤の雷様に扮して愚痴を言い合いながらコントを繰り広げるという『ドリフ大爆笑』で生まれた、言わずと知れた国民的人気キャラクター。

 

そんな名作に、青い雷様の衣装を身にまとって現れた加藤。しかしよく見るとそこには丸眼鏡にちょびひげがトレードマークというおなじみの姿が。それを見た高木も思わず「角がない~!」と言ってしまうほど、強烈なキャラクターで雲の上にやって来る。

 

また、雲の上には他にも、前回の放送でも登場した、いかりや長介さんに扮する黒の衣装に身を包んだ肥後克広(ダチョウ倶楽部)も参戦。周囲も思わず「似てる!」と話すほどの存在感で、今回も笑いを誘っていく。そしてもう一人、ギターを抱えてすわ親治が登場する。

 

さらに、新旧織り交ぜて送るコント「忠臣蔵」も。当時のザ・ドリフターズのメンバーでのコント映像と、今回カンニング竹山や飯尾和樹(ずん)、シソンヌ、錦鯉が大挑戦したコントを、神田伯山の口上で披露していく。

 

まるで時空を超えて一本の作品を見ているかのように、“ドリフの世界観”を紡いでいく伯山の語りに、スタジオで見ていた高木や加藤らも「すごく豪華」と思わず見入ってしまうほどのコント作品に。そして、自分たちが演じたコントと、後輩芸人たちが演じたコントを見ていた高木は「新しい忠臣蔵も面白いね!」と話し、加藤も「“新旧”こういう見せ方もいいですよね。新しいメンバーも一生懸命やってくれてすごく面白いし、楽しかった」とコメントした。

 

それを見ていた劇団ひとりやサンドウィッチマンから、コントをやるにあたっての緊張について聞かれた加藤は「間違っても志村けんが必ずツッコんできてくれるから、安心してボケられる。何をやってもツッコんでくれるからそれがうれしい」と当時の思い出を回顧。さらにコントに関する質問が出ると、当時のまさかの裏話が飛び出す。『ドリフに大挑戦スペシャル』を経て“ドリフの世界観”とつながったからこそ繰り広げられるスタジオトークも必見だ。

 

高木ブーコメント

みんなにサポートしてもらって、お正月の特番を作りました。お正月はぜひドリフターズを見て、皆さんで初笑いしてもらえるとうれしいです。1人になってしまった雷様が2023年、進化していきます。雷様ファミリーを目指します。加トちゃんも僕も頑張りました。懐かしいコントもパワーアップして戻ってきました。どうぞご覧ください。

 

加藤茶コメント

やっぱり若い人たちとこうやってコントできるのがうれしいです。2023年もいろいろなコントを一緒にやりたいですね。できれば100歳まで頑張っていきたいと思います。今回、僕たちがやった忠臣蔵のコントと、挑戦してもらったコントを見たんですが、“新旧”こういう見せ方もいいですよね。新しいメンバーも一生懸命やってくれてすごく面白いし、楽しかったです。雷様は、仲本の葬式の時にブーさんと今後の話をすることがあって、“1人になっちゃったけど雷様は続けた方がいい。俺も手伝うから”という話をして、今回実現しました。それに“ドリフ3人でできる”と思って作っていたコントが今回あります。志村や仲本が突然いなくなったみたいに、明日どうなるかなんて分からない。だから、今しか見ることができない僕たちのコントを楽しんでもらえたらうれしいです。

 

番組情報

『ドリフに大挑戦 あけましていい正月だなスペシャル』
2023年1月1日(日)午後5時~9時

<出演者>
高木ブー、加藤茶
飯尾和樹(ずん)、池田美優、飯塚悟志(東京03)、井上咲楽、遠藤憲一、岡田結実、勝地涼、カミナリ、神田伯山、カンニング竹山、桑野信義、劇団ひとり、近藤春菜(ハリセンボン)、佐藤栞里、澤部佑(ハライチ)、サンドウィッチマン、シソンヌ、柴田英嗣(アンタッチャブル)、白鳥紗良、すわ親治、錦鯉、バイきんぐ、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、松本若菜、ももいろクローバーZ ほか

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/dorifu_daichosen/
公式Twitter:@dori_SP8
公式TikTok:@dorifu_fuji

 

©フジテレビ