カルチャーの街・秋葉原…呑み足りない夜の超穴場って知ってた?「ほろ酔い道草学概論」第六話

日本各地には、現地を訪れないとわからない魅力というものがございます。地酒もそんな魅力のひとつ。本連載は、お酒好きOLコンビが地酒に酔って道草を食いながら、土地に根付く不思議な魅力に触れていくショートストーリーです。

 

↑初旅行で地味にはぐれた後輩の秋川千穂(右)と酒好きの先輩・正宗さん。ホンモノの温泉卵を味わいました

 

長野県の諏訪へ旅行に行った2人はいつも通りの日常へ。年の上半期も終わりを迎え、職場の飲み会でほど良く酔っ払っている千穂は、何やら怪しげな正宗さんが気になり…。

 

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【今月の一献】

だいだいエール

 

 

日本のクラフトビールでも有数の「常陸野ネストビール」は、茨城県那珂市の蔵元・木内酒造が日本酒づくりの英知を活かしてつくられています。クラフトビールの本場である欧米に並ぶ味は、今や世界35か国以上で愛されているものになりました。

 

そんな常陸野ネストビールは、東京では丸の内、エキュート品川、そしてマーチエキュート神田万世橋店で楽しめます。正宗が味わった「だいだいエール」は、筑波山の麓、八郷産の福来みかんと、その香りを引き立たせる柑橘系のホップを使用。フルーティーで爽やかな香りと旨味を特徴としています。

 

ホワイトエール

 

 

常陸野は木と緑に恵まれていて、昭和初期にはビール麦の生産量が日本一であったビールづくりに適した環境です。

 

常陸野ネストビールは、イギリスやドイツ、アメリカなどから厳選したの欧米から厳選した原料を選び、また地元産のビール麦や、梅の実、古代米、柚子といった日本を感じる味わいと、その土地の文化を背景にしたストーリー性のあるものづくりで、世界に認められています。

 

爽やかな香りとやわらかい味わいが人気の「ホワイトエール」は、世界で知られるフクロウラベルを印象づけた銘柄。

 

「常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店」について

赤レンガ造りの旧万世橋駅をリノベーションして誕生した商業施設、「マーチエキュート神田万世橋」にある店舗。かつて文化人から大衆までが集い、交流がさかんに興ったその地は、現在も常陸野ブルーイング・ラボを通じてビールを中心に人々が語らい、文化を作り上げています。店舗では誰では誰でも麦汁造りを体験できるプランも随時予約受付中。

 

常陸野ブルーイング・ラボ マーチエキュート神田万世橋店

■営業時間(月~土/日祝):11時~23時/11時~21時(ラストオーダー:22時30分/20時30分)

■電話番号:03-3254-3434

 

 

さてさて、毎度のことながら若干緊張感が足りないまま、女ふたりで終電を見送ってしまいましたが。秋葉原の今まで見たことない夜の顔、はたしてどんな素顔なのでしょうか? もちろん次回に続きます!

 

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(参考文献)

江戸・東京文庫② 江戸の名残と情緒の探訪 江戸・東京 歴史の散歩道2 千代田区・新宿区・文京区/発行:街と暮らし社

神田万世橋まち図鑑/発行:フリックスタジオ

千代田まち事典―江戸・東京の歴史をたずねて/発行:千代田区区民生活部

呑んで歩いてみつけた。超インドア女子が告げる「ゆるくも大きな決意」とは…!「ほろ酔い道草学概論」第五話

日本各地には、現地を訪れないとわからない魅力というものがございます。地酒もそんな魅力のひとつ。本連載は、お酒好きOLコンビが地酒に酔って道草を食いながら、土地に根付く不思議な魅力に触れていくショートストーリーです。

 

↑好奇心旺盛な秋川千穂(前)と、何かとパワフルで酒呑みな会社の先輩・正宗さん(奥)。「上諏訪街道 呑みあるき」では諏訪五蔵の美酒を堪能しつつ、酔いで開放的になった人々の様子に幸せを感じました

 

思い切って正宗を遠出に誘った千穂ですが、大勢の人で賑わう飲み歩きイベントで彼女とはぐれてしまうアクシデントに! 酔いも覚める緊急事態の最中、千穂の心にはある思いが…。

 

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【今回の一献】

信州舞姫 純米吟醸生酒/舞姫(舞姫酒造)

 

 

他の諏訪五蔵と同じく、霧ヶ峰の伏流水を使用した生酒。お米は、長野県で酒造りに広く使われる酒造好適米のひとつ「美山錦」を使用しています。スッキリと軽快な味わいを追求し、華やかな香りとフルーティーな味わいも兼ね備えた生酒です。実売価格は637円。

 

 

純米吟醸 麗人/麗人(麗人酒造)

 

 

長野県産の酒造好適米だけで醸した、麗人自慢の純米吟醸酒。生酒特有の香りや味わいを色濃く残しており、フルーティーな香りと爽やかながらお米由来の旨みと甘みが同時に楽しめます。常温、もしくは冷やでの飲み方がおすすめ。実売価格は572円/1728円/3240円(300ml/720ml/1800ml)。

 

舞姫、麗人ともに前回ご紹介した「呑みあるき」で楽しめる諏訪五蔵に名を連ねる蔵元。リニューアルされる「秋の呑みあるき」で、是非その味を試してみて頂きたいです!

 

諏訪湖間欠泉センターについて

前回の「上諏訪街道 呑みあるき」が行われている諏訪街道からは駅の反対側になりますが、諏訪湖もぜひ訪れてほしいスポットです。のどかな住宅街を抜けて広がる湖の眺望はもちろん、間欠泉センターなど地域ならではの楽しみがあります。

 

残念ながら2人は間欠泉を見れませんでしたが、諏訪湖の間欠泉は、昭和58年に噴出した当時は高さ50メートルという世界2位までの高さも誇った立派な間欠泉なのです(現在の噴出高は5メートルほど)!

 

時は経ち、次第に間欠泉の自噴間隔が長引くようになり、やがて自噴が止まってしまいましたが、現在はコンプレッサーで圧縮空気を送り、上部の冷えた温泉を取り除くことで、人工的に間欠泉を噴出させています規定の時間内であれば、噴出される間欠泉を観れますのでお越しの際はぜひ!

 

諏訪湖間欠泉センター

■営業日:年中無休

■営業時間:9時~18時/9時~17時(4月~9月/10月~3月)

■入館料:無料(団体での利用時は、要事前連絡)

■交通:JR中央線上諏訪駅より徒歩13分、中央道諏訪ICより車で18分

■間欠泉噴出時間:9時30分、11時、12時30分、14時、15時30分、17時(17時の噴出は4月~9月のみ)

■電話番号:0266-52-8282

 

 

あと忘れてはいけないのが、諏訪湖間欠泉センター名物の温泉卵づくり! 千穂が手製のものを「偽者」と言うほどの味…気になりますよね? 温泉卵づくりは、9月30日までは17時の間欠泉噴出後、17時30分まで体験可能。10月1日からはセンターが17時閉館となるため、16時30分まで体験できます。

 

初めてのお泊り旅を経験した千穂と正宗。ちょっとだけ心境の変化があったのかなかったのかはわかりませんが、次回からさらに二人の道草学は発展していきそうです!

 

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(参考文献)

●日本の湖沼と渓谷 6(長野:諏訪湖・上高地とアルプス渓谷)/発行:ぎょうせい

●諏訪市の文化財/著:諏訪市文化財専門審議会 発行:諏訪市教育委員会

●信州地名の由来を歩く/著:谷川彰英 発行:ベストセラーズ

 

(取材協力)

諏訪市経済部観光課

飲み歩きの概念が変わる!? 諏訪の日本酒イベントでOLが楽しみすぎた結果…「ほろ酔い道草学概論」第四話

日本各地には、現地を訪れないとわからない魅力というものがある。地酒もそんな魅力のひとつ。本連載は、お酒好きOLコンビが日本各地で道草を食いながら、その土地ならではの美酒に酔うショートストーリーです。

 

↑好奇心旺盛な秋川千穂(左)と、何かとパワフルで酒呑みな会社の先輩・正宗さん

 

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「引きこもりだけど好奇心旺盛」という、なんともややこしい気質の主人公・千穂ですが、今回は冒頭から思いがけない行動に出ていますよ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になる続きは、8月3日(金)公開予定!!

 

【今回の一献】

 

銀撰真澄/真澄(宮坂醸造)

 

 

1600年代から続く伝統ある蔵元「真澄」。その名声を築き上げたロングセラーな一本です。杜氏が「ザ・真澄」と言い切るほどに信州では定番の日常酒となっています。香り穏やかでのどごしはスッキリとしているため、日本酒に慣れていない方でもおいしく飲めるはず。イベントでは樽酒として出され、特別な風味と香りが加えられた一献が楽しめます。

 

「上諏訪街道呑みあるき」イベントについて

 

↑「上諏訪街道 呑みあるき」イベントの様子

 

千穂と正宗さんが参加したのは、この春に行われた「春の呑みあるき」。作中でも描かれているように、長野県周辺だけでなく都内近郊からも多くの人が集まり、飲み歩きを自由に楽しむ光景が広がります。

 

宮坂醸造までの甲州街道沿いで「呑みあるき」は行われています。

 

同イベントは「秋の呑みあるき」と題し、10月6日・7日の2日間にわたって開催を予定! 次回は今までとは仕組みを変更されるとのこと。主な変更点はからご確認ください。

 

「秋の呑みあるき」イベント仕組み変更についてのお知らせ

 

秋の空気や味わいを楽しみながら、五蔵の魅力たっぷりなお酒で酔い歩く…。本編でも描かれていた、そんな特別な多幸感にあふれる時にぜひ触れてみてください。

 

(イベント主催/問い合わせ)

企画:上諏訪街道21

主催:呑みあるき実行委員会

共催:長野日報社

問い合わせ先:kikaku@masumi.co.jp

 

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若き蔵人を改心させた日本酒作りの歴史に、酒好きOLじんわり感動。「ほろ酔い道草学概論」第三話

日本各地には、現地を訪れないとわからない魅力というものがございます。地酒もそんな魅力のひとつ。本連載は、お酒好きOLコンビが地酒に酔って道草を食いながら、土地に根付く不思議な魅力に触れていくショートストーリーです。

 

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自然あふれる東北から上京してきた千穂は、東京に住みながらもその土地に興味を抱いてきたようです。しかし、なかなか彼女の好奇心は満たされないようで…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【今回の一献】

屋守(おくのかみ)

 

 

豊島屋酒造を守り続けていく強い気持ちと、日本酒を通じて関わる人たちの役に立ち繁栄を守るような作品を醸し続ける思いから銘名。限りなく手作業重視の小仕込を行い、「香りよく優しい味わい」をコンセプトに醸し、全量無調整(無濾過・無加水)、全量ビン貯蔵を行っており、その深い味わいは手間隙をかけてこそのものと言えるでしょう。

 

こぼれ話ですが、屋守(おくのかみ)がヤモリと呼ばれるようになった発端について、豊島屋酒造さんから伺いました。もともと屋守をストレ-トに読まれる事が多かったそう。その後、少しではあるもののどちらからの読みでも東京の日本酒だと認識されていったことから、ヤモリ絵をご友人に描いてもらい立派なアイコンとしたそうです。

 

このお話、豊島屋酒造の酒蔵見学に行けば実際の土蔵を見ながら聞けちゃうかも。お酒作りに精魂を込めて励んでいる職人さんたちの想いや、また酒蔵に集う人々の熱気を体感するのにも見学は大変おすすめです!

 

(取り扱い酒蔵)

豊島屋酒造

●住所:東京都東村山市久米川町3-14-10

●電話番号:042-391-0601

 

 

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新橋で地酒を無限呑み!? 酔いどれは大都会の夜景に何を想う「ほろ酔い道草学概論」第二話

日本各地には、現地を訪れないとわからない魅力というものがございます。地酒もそんな魅力の一つ。本連載は、お酒好きOLコンビが地酒に酔って道草を食いながら土地に根付く、不思議な魅力に触れていくショートストーリーです。

 

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前回、会社の先輩・正宗(まさむね)さんに誘われ、初めて酒蔵に行き日本酒の味を知ったOL・秋川千穂。普段は引きこもりがちな彼女は、いつも通り花金もスルーして直帰するようですが…?

 

 

 

 

 

 

【今回の一献】

「辛口ばっか飲んでんじゃねーよ」シリーズ「酒くらい甘くたっていいじゃない 世知辛い世の中だもの」

 

 

KURANDでは一般的に流通していない、全国各地の小さな(だけども、こだわりと情熱をもった)酒蔵で作られた銘柄が取り扱われています。なかには、KURANDと蔵元がともにコンセプトの設計や企画を行い生まれた銘柄もあります。そんな一本である本品は、1840年から続く埼玉県の石井酒造が贈る「辛口ばっか飲んでんじゃねぇよ」シリーズのひとつ。蔵元の「辛口ばかりが日本酒じゃない! 甘口でもうまい酒があるんだ!」という思いが込められたその味は、口当たりはとってもフルーティーだけど、しっかりとしたお米の旨味を含んだ余韻が味わえます。

 

店舗内では初めての方でも呑みやすいものから、なかなかお目にかかれない通な一品まで約100種類の日本酒が、時間無制限で飲み放題! 千穂と正宗さんが訪れた新橋店をはじめ、関東を中心に全国で8店舗が展開されていますので、ぜひみなさんも道草がてら行ってみてください。

 

(取り扱い店舗)

●KURAND SAKE MARKET 新橋店

●住所:東京都港区新橋2-3-7 菊豊ビル3F

●電話番号:03-6268-8858

●営業時間:平日17:00-23:00(22:45ラストオーダー)、土日祝12:00-16:00/17:00-23:00(15:30/22:45ラストオーダー)、年中無休

 

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【新連載】おんな2人が初めて知る、日本酒と寄り道の魔力「ほろ酔い道草学概論」第1話

日々の楽しみはお酒――! この想いは万国共通ではないでしょうか? ビールに焼酎、サワー、カクテル…さまざまなお酒がありますが、日本人ならやっぱり日本酒! 全国で約2万種もの銘柄が存在すると言われている日本酒の魅力は、作られている土地そのものの魅力と言えるかも。

 

本連載は、そんな日本のお酒と土地について、おんな二人練り歩き知っていく、ほんわかストーリーをお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今回の一献】

吟醸 新しぼり

↑吟醸 新しぼり。実売価格は1800mlが2700円、720mlが1350円

 

1月下旬に出荷する、低温でゆっくり発酵させる「吟醸造り」で醸した新酒。香り立つ清楚な香りと凝縮された米の旨みのバランスが魅力の生酒です。千穂もそのフレッシュさに驚いていましたが、特に搾りたてはのどごしも爽やかで飲みやすさが特徴です。

 

澤乃井のお酒について補足すると、実は千穂と正宗さんは春の少し手前、2月3日の節分に澤乃井を訪れています。澤乃井では節分に「節分祭」というイベントを開催していて、作中に出てくる「銀印」と「大辛口」の熱燗は、節分祭の特別メニューになります。千穂の日本酒初体験はずいぶんスペシャルなものになったはず。

 

↑通常、澤乃井園では熱燗は「オカンビン」という瓶で出しています

 

(取り扱い酒蔵)

澤乃井(小澤酒造)

●住所:東京都青梅市沢井2-770

●電話番号:0428-78-8215

 

取材協力/青梅市郷土博物館