#10 NEEDLESのアーガイルソックス|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。そんな中、シューズに比べて意外と見落とされがちなのがソックス選びです。そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に購入し、その魅力を粛々とレビューしていきます。第10回目は、〈NEEDLES(ニードルズ)〉のアーガイルソックスです。


#10 NEEDLESのアーガイルソックス

【プロフィール】
商品名:Argyle Jq. Socks(Merino Wool)
色:パープル
素材:毛、ナイロン
サイズ:M(25cm-27cm)
生産国:日本
価格:¥3,520(税込)
購入店舗:LOFTMAN TOKYO

老舗セレクトショップ「NEPENTHES」の代表を務める清水慶三氏が自らデザインを手がける〈ニードルズ〉。長年のバイイングで培った清水氏の感性を活かしたコレクションは国内だけでなく、海外でも人気があります。特に、同ブランドの代名詞とも言えるトラックパンツはシーズンごとに買い足すファンも多い定番アイテム。

今回紹介するのは、メリノウールを混紡した〈ニードルズ〉のアーガイルソックスです。同ブランドらしいパープルカラーをあしらったアーガイル柄が雰囲気満点。同色のパピヨン刺繍もさりげないポイントです。

分類としてはウールソックスですが、メリノウールにナイロンを混紡した生地は柔らかく滑らかな肌当たり。やや薄手の生地なので、シーズン問わずに使えます。

個人的にパッと思い浮かぶのは、ブラックのベースカラーを活かしてソリッドにブラックデニムと合わせる着こなし。コーディネートをブラックでまとめることが多い方であれば特に重宝しそうな一足です。

ニューバランス、ナイキ、プーマ…。今履きたいスニーカー4足

老若男女に人気のニューバランスから、じわじわと盛り上がっているプーマのスウェード、ナイキのトレイルシューズまで、この春に注目のスニーカー4足をピックアップ!

New Balance / M2002R

New balance / M2002R ¥16,280

かつてのフラッグシップモデルであり、現在はアジア製で復刻を果たした人気シリーズ「2002R」から新色が登場。スウェードアッパーをトレンドカラーのグリーンで彩った旬すぎる一足です。すでにオンラインではソールドアウトしているところが多いようですが、Adam et Rope 渋谷パルコ店には27cmが一足だけ残っている様子。これは早いもの勝ち……!

PUMA / SUEDE THE NEVERWORN

PUMA / SUEDE VINTAGE THE NEVERWORN ¥13,200

もし何十年も前のデッドストックが今見つかったら……をコンセプトに作られた〈プーマ〉のスウェードヴィンテージ。ディテールはルーマニア製時代のものを再現し、ソールやアッパーとの接着面までデッドストック仕様に加工する徹底ぶり。コンセプトに実直に向き合ったからこそ生まれた名品です。ちなみに箱がカッコいいというのも高ポイント。

NIKE / LAHAR LOW

NIKE / W LAHAR LOW ¥16,500

〈ACG〉の名作ラハール エスケープ ブーツをローカットにして今っぽくデザインした「ラハール LOW」は、ウィメンズカテゴリからの発売ながらメンズにも人気のシューズ。メタルアイレットや、トレッドを配したソリッドラバーソールなどトレイル感のある見た目は、デニムやシャカパンとも相性良しです。メンズが履くならエアリフトのようにサイズアップ推奨。サイズミスしたシューズを履くのは辛いのでお店で試着してから買いましょう。

VANS / HALF CAB 33 DX

VANS / HALF CAB 33 DX ¥13,200

スティーブ・キャバレロのシグネチャーモデルとしても有名な「ハーフキャブ」がアナハイムファクトリーコレクションからリリース。スウェードのイメージが強いモデルだけあり、アッパーがレザーだと印象もガラッと変わります。とはいえ、スケシューをキレイに着こなすのはご法度。太めのデニムやスウェットパンツと合わせてどうぞ。

7800万円で落札! 36年前にジョーダンが着用した「AJ1」が超高値になった理由

1985-86シーズンのNBAと言えば、デビュー2年目のマイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ)が、現在も破られていないプレーオフ1試合63得点の歴代最多得点記録を樹立した試合(1986年4月20日、対ボストン・セルティックス戦)を思い浮かべるファンもいるだろう。

 

 

今回紹介するシューズはこの試合で着用されたものではない。しかし、その希少価値を考えると、この歴史的な試合すら上回るかもしれない。

 

このシーズンのジョーダンは開幕から3試合目で左足を骨折。レギュラーシーズンの約8割を欠場し、約5か月ぶりの1986年3月15日に復帰した。そのため、ナイキ社は治療中の骨への影響を軽減するべく、工夫を凝らしたシューズを提供する必要があった。

 

そして生まれたのが、4月1日のミルウォーキー・バックス戦の1試合のみで着用した、この一足である。

 

 

同試合では、ジョーダンはベンチスタートでプレータイムは26分だったが、チーム最高の28得点をマーク。しかし、チームは敗戦と特に取り上げるべきゲームではなく、NBA公式サイトでもこの試合の動画は確認できない。

 

では一体、このシューズの何が凄いのか? オークションを主催したヘリテージ・オークションズは、このシューズの特徴を動画でこう紹介している。

 

 

見た目は通常の「エアジョーダン1(AJ1)」と変わりないが、細部で仕様が異なっている。例えば、右足の内側、3つ目のアイレットがない。また、標準の「AJ1」ソールではなく、ナイキダンクモデルのミッドソールとアウトソールを搭載。

 

これらは実際の試合の画像と一致していることが確認されており、足首の内側に印刷されたコード「13860304STPS」は1986年3月から4月の間に製造され、「ST」は製造場所、そして「PS」は「Player Sample」で、ジョーダン用に作成されたモデルでのみ使用できるコードとなっている。

 

 

この逸品をヘリテージ・オークションズは「1986マイケル・ジョーダンゲーム着用&サイン入りナイキエアジョーダン1スニーカー エイプリルフールにミルウォーキー・バックスへ!」と題し、インスタグラムで公開。スニーカーマニアの間では、どこまで高値がつくのか注目されていた。

 

そして3月2日、ジョーダンのサイン入り着用モデル史上最高額となる67万5000ドル(約7800万円)で落札されたとツイッターで報じた。

 

「エアジョーダン」といえば、スニーカーブームを代表するシリーズ。「エアジョーダン1」はキング・オブ・スニーカーとして今なお圧倒的な人気を誇っているが、その中でも超レアな一足が誕生したといえる。

 

1985年のファーストリリース以降、今でもスニーカー界の最高峰に鎮座する「AJ1」の存在感。マニアにとっては垂涎の逸品として、これからも憧れの存在として君臨し続けるだろう。

ケルティ70周年記念バックパックは裏地のインパクト大なワッペン柄に要注目!

アメリカで1952年にブランドが設立されて以来、2022年で70周年を迎える「ケルティ」。バックパックカルチャーの生みの親とも言われている老舗のアウトドアブランドで、その存在感は昔も今も変わらず、常に進化を続けています。そんなケルティの70周年を記念したスペシャルなバックパック「70TH ANNIVERSARY WING」が登場しました。

 

【ケルティ「70TH ANNIVERSARY WING」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

環境倫理プログラムをポップなワッペン柄で表現!

1952年のブランド設立以来、最愛のパートナーとして自然と常に向き合ってきたケルティ。その姿勢は、今もこの先も自然が破壊、汚染されることなく、できる限り長く、できる限りそのままの姿で付き合っていけることを前提にしたもの。今季リリースされた70周年記念アニバーサリーモデルには、そんな総合アウトドアブランドとしてのケルティの思いが凝縮されています。

 

プロダクトの裏地に多様なワッペンをプリント! ブランドにまつわるロゴのほか、「LNT」を実践するための目標も描かれています。ちなみにLNTとは「Leave No Trace」の略で、自然を利用する全ての人が環境に対して責任を持ち、環境へ与える影響を最小限に考えながら楽しく利用するための環境倫理プログラムのこと。それを誰にでもわかりやすく楽しく実践できるよう、ポップかつユーモラスに、ワッペンの柄で表現しています。

↑メインコンパートメントの裏地には、多様なワッペンの柄をプリント。ポップなデザイン

 

↑フロントのブランドタグは70周年アニバーサリーの特別仕様に

 

↑ボディの表地には強度・耐久性に優れたコーデュラを採用して、摩擦や引き裂き、擦り切れにとても強く、アウトドアの過酷なシーンに対応します

 

↑フロントポケットには便利なオーガナイザーを内蔵し、オリジナルのカラビナも付属

 

↑サイドポケットの裏地にもワッペン柄を配して、ポップな雰囲気に

 

↑メインコンパートメント内にはノートPCの収納にも丁度良いスリーブも備えています

 

 

ケリティらしい優れた機能性と、ポップで遊び心のあるアレンジが秀逸ですね。70周年記念アニバーサリーモデルは今回紹介したバックパックの他にも、ナイロントートやデイパック、ポーチなどもリリースされているので、そちらもチェックしてみて下さい!

ケルティ
70TH ANNIVERSARY WING
1万9800円(税込)
■サイズ:W290×H510×D170mm/容量:32L

 

この春はきたいカーゴパンツ。こんな3本がおすすめです。

アウトドアだけでなく、今乗りに乗りっているミリタリーウエア。ジャケット、コート、パンツなど、どのカテゴリーも気になる昨今ですが、季節の変わり目にまず手に入れておきたいのがパンツ。特に大きなポケットが特徴のカーゴパンツは見た目にもミリタリー感満載、アイコニックな顔立ちがこれからの軽装に効果てきめん。今回は、個人的にも気になる3本をピックアップしてみました。

Ordinary fits Surplus/M-65 Type Cargo Pants ¥27,500

文字通り、1965年に開発されたアメリカ軍の名作「M-65」がベースの一着。オーバーパンツを出自とするパンツらしくシルエットは極太ですが、オーディナリーフィッツのフィルターを通して適度に調整。

止血用のテープを漏れなく配している。

白眉なのは、オリジナルと同じく生地の混率をコットン50%×ナイロン50%にこだわっている点。しかも原料からオリジナルで別注。ということで新品ですが、さながらヴィンテージのような自然な毛羽立ちが楽しめます。「古着には興味あるけどサイズ感が…」という方にはぜひともチェックしてほしい一着。

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A Vontade/M-1951 Trousers Modify ¥24,200

こちらは、先の「M-65」の前モデルにあたる「M-51」がベース。なんですが、見た目にほとんど違いはありません。ただ、先ほどとは打って変わってタウンユースをより意識したアレンジ。

本来は存在しないネイビーで製作され、カードポケット内のドローコードは排除。シルエットも程よくゆとりがある程度で、キレイめなジャケットも合わせやすい仕上がりです。「軍パン特有のワイドなシルエットが苦手…」という方はぜひお試しあれ。

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Adam et Rope/ドライタッチデニム ワイドカーゴパンツ/サスティナブル ¥13,970

昨年からデニムが再燃。ということでカーゴポケットもデニム素材にしたのが〈アダム エ ロペ〉。ベースにしたのは今や古着市場で枯渇(値段高騰!)しているフランス軍の「M-47」です。

色違いのネイビー。

デニム素材ながら、元ネタ通りおフランスな品の良さを纏っているのが特徴で、大人の方も難なく取り入れられそう。さらに生地は10オンスと軽く、夏もストレスフリーです。

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ホワイトマウンテニアリングのセンスとブリーフィングのタフネスさが融合した珠玉のサコッシュ!

“服を着るフィールドは全てアウトドア”をテーマに、デザインや実用性、技術という3つの要素を融合させたリアルクローズを展開するブランド「ホワイトマウンテニアリング」。アウトドアテイストを巧みに散りばめたデザインを展開し、モンクレールやアディダスなどとのコラボレーションも実現して話題になるなど、日本はもちろん世界中で多くのファンを獲得しています。そんなホワイトマウンテニアリングが、今度はタフなバッグ作りで人気のラゲッジブランド「ブリーフィング」とのコラボレーションによって、サコッシュを作りました!

 

【WM×BRIEFING「SACOCHE S」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

このコラボバッグ見逃せません!

今作は、ホワイトマウンテニアリングが2022年春夏シーズンに展開するオリジナルの「ウェーブカモプリント」をブリーフィングで人気のサコッシュのボディへ採用し、ホワイトマウンテニアリングデザイナーの相澤氏からフィードバッグを受けたサイジングや仕様へとアレンジ。 ブリーフィングならではのウェビングテープやタフな作りはそのままに、ホワイトマウンテニアリングの洗練されたデザインが巧みにミックスされています。

↑フロントを飾るのは、ブリーフィングのアイデンティティとも言えるウェビングテープ。もちろんエッジに入るレッドラインの存在感が光りますね

 

↑今作の肝といえるのが、ボディ全面に配されたウェーブカモプリント。クールな中にどことなくポップな雰囲気も感じさせますね!

 

↑ラベルにはコラボレーションの証ともいえる、ホワイトマウンテニアリングとブリーフィングのダブルネームが配されています

 

↑着脱可能なキーチェーンも付属します

 

↑ショルダーのレースにはストッパーがつくので、長さの調節も簡単です

 

 

ホワイトマウンテニアリングのオリジナルカモ柄とブリーフィングの機能性の相性がバツグンですね。シンプルなサコッシュですが、コラボレーションで存在感がグッと増し増しです。ネイビーとブラック(写真)の2色から選べます!

WM × BRIEFING
SACOCHE S
1万6500円(税込)

■サイズ:W265×H180×D50mm

今着たいGジャンは1stタイプ!この春ショップが推す3着 。

この春、久々に袖を通したいアイテムのひとつがデニムジャケット、いわゆるGジャン。アメカジ回帰の流れが加速する今、気になっている方も多いはず。数あるGジャンの中でも特に注目したいのが「1st(ファースト)」と呼ばれるタイプです。

1stの特徴は胸ポケットが片方のみに付く左右非対称のデザイン。巷のGジャンとはひと味違う雰囲気で着こなせるのがポイントです。今回は各ショップが推す1stタイプのGジャン3着をピックアップ!

 

これぞGジャンの元祖です

LEVI’S VINTAGE CLOTHING / 1936 TYPE I TRUCKER JACKET ¥38,500(HUNKY DORY OSAKA)

そもそもGジャンのデザインを年代ごとに1st、2nd、3rdと呼ぶようになったきっかけは〈リーバイス〉。俗に1stと呼ばれているのは1900年代前半から生産されていた品番「506XX」です。そんなGジャンの元祖とも言える一着を忠実に再現したのが〈リーバイスビンテージクロージング〉。

この年代特有の胸ポケットが片方のみに付くデザインは歴史的な背景を抜きにしても、かっこいいのひと言に尽きます。現在、主流を占める2nd、3rdタイプのGジャンにはない左右非対称のデザインは着こなしに玄人っぽい雰囲気が出るのもポイント。

上下デニムで揃えた直球の着こなしも新鮮

シルエットは肩幅と身頃が広めなボックス型。数年前であればベタ過ぎるようにも思えた一着ですが、アメカジのムードが盛り上がる今ならまさに気分のど真ん中。「糊付きのリジッドは洗濯後の縮みが不安…」という方はぜひスタッフさんまでメッセージをどうぞ。

詳細をチェック!
LVCの1936 TYPE I TRUCKER JACKET

 

深い色味は世界初の“染め回数”にあり

Negative Denim / 1st Denim Jacket ¥30,800(Lampa)

ひと口に1stと言っても年代によってディテールは様々です。フラップなしの胸ポケットと、4つに減るフロントボタンで知られるのが“大戦モデル”。そんな戦時の物資統制により簡略化された年代のデザインを採用したのは〈ネガティブデニム〉。

同ブランドが特にこだわっているのはインディゴ染めの回数です。一般的なデニムの染めの回数は8回なのに対し、ネガティブデニムはなんと32回。この回数は世界初だそうです。

色味は紺というより、ブラックに近いのが特徴

他のブランドには出せない深いインディゴの色味は、着込んで自分だけの一着にしていく過程も楽しみ。長く使えるデニムを探している方には特におすすめです。数ある1stタイプの中でもシンプルなデザインの一着なので、飽きずに愛用できるはず。

詳細をチェック!
Negative Denimの1st Denim Jacket

 

アンダー2万には見えない〈アダムエロペ〉の自信作

ADAM ET ROPE’ / ビッグシルエット ドライタッチ デニムジャケット ¥15,950(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

「ワーク感が強いブルーは少し苦手」という方であれば、よりクールに着こなせるブラックも要チェックです。凹凸のあるスラブ糸で織り上げた〈アダムエロペ〉の一着は立体的で味のある生地感がポイント。13ozとやや厚手の生地ながら、ドライな肌触りなので春に着るGジャンとしてもピッタリです。

同素材を使ったワイドカーゴパンツとのセットアップスタイルも魅力的

シルエットはゆとりのある現代的なバランスにアップデート。日頃からゆったりしたトップスやパンツを好む方にとっては、即戦力としてすぐに活躍してくれるはず。ちなみに筆者も店頭で試してみましたが、値札を見るまではアンダー2万で買えるGジャンには見えませんでしたよ。

詳細をチェック!
ADAM ET ROPE’のビッグシルエットデニムジャケット

注目コラボ! シティからトレイルまで対応するサンダル「テバ × エイトン ユニバーサル トレイル」

Teva(R)(テバ)は、アパレルブランド「ATON(エイトン)」とコラボレーションし、シティからトレイルまで対応する高機能なサンダル「Teva × ATON UNIVERSAL TRAIL(テバ × エイトン ユニバーサル トレイル)」を2022年4月上旬より発売。カラーはBlueberryの1色、メンズとウィメンズにて展開します。販売はテバ公式サイト、エイトン AOYAMA、エイトン公式オンラインストア他、エイトン取り扱い店舗限定です。

 

テバ × エイトン ユニバーサル トレイルは、植物由来の素材や再生素材を採用し、環境に配慮したフットウェアを展開するテバと、これまでの“STANDARD”の概念をアップグレードする、大人のためのリアル・スタンダードウェアブランド、エイトンのコラボレーションで生まれた限定モデルです。

↑「テバ × エイトン ユニバーサル トレイル」1万9800円(税込)

 

トレイルにも対応する優れた機能性を持ちながら、シティスタイルにも合う「ユニバーサル トレイル」をベースに、ミッドソールとアウトソールはウォームホワイト、ポリエステルストラップはブルーベリーカラーにアレンジ。クッション性に富んだミッドソールや、優れたグリップ力のVibram(R)メガグリップアウトソールなど高機能なディテールにシックな配色を組み合わせ、エイトンのウェア同様、まさにスタンダードをアップグレードしたデザインに仕上げています。

↑ヒールストラップにはエイトンのネーム付き

 

この限定モデルには、サンダルの持ち運びや小物入れにも便利なオリジナル巾着袋を付属します。抗菌消臭効果があると言われているお茶の葉で染色した、軽くて膨らみのあるコットンローン素材の巾着袋です。

↑巾着袋のカラーは、メンズはブラウン、ウィメンズはベージュです

 

 

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雨でもへっちゃら! 全天候型ビジネスバッグシリーズ「ace. マルチタイド」

バッグメーカーのエースは、バッグ&ラゲージブランド「ace.(エース)」より、雪やゲリラ豪雨、高温多湿といった日本の気候に対策する機能を備えたビジネスバッグシリーズ「マルチタイド」を、全国の直営店、オンラインストア、主要専門店・百貨店で 2022年3月5日より発売します。

 

リュック型にはウォーターシールドポケットやレインカバーを搭載し、雪やゲリラ豪雨に対応。雨や埃が浸入しにくい構造で、水濡れに弱い腕時計やスマートフォンなどの収納に適しています。気温の高い時期は背面のエアベンチレーション構造が背中の蒸れを軽減します。さらに下部には取り外し可能なレインカバーが収納されています。

↑リュック型の前面にウォーターシールドポケットを配置

 

↑激しい豪雨や雪の際に、レインカバーでPC収納部ごとリュック全体を覆うことができます

 

リュック型の背面に凹凸のあるクッション材を使用することで、荷重を分散するとともに空気の通り道を確保し、放熱性を向上させることで背中の蒸れを軽減するエアベンチレーション構造を採用しています。

↑背中が涼しいエアベンチレーション

 

コロナ禍でワークスタイルが多様化し、ビジネスファッションのカジュアル化が進んでいます。「マルチタイド」はオンオフ兼用可能なデザインで、自転車通勤に適したハンズフリー形状を揃えています。ミニマルスタイルに対応するスリング型ボディバッグと、荷物が多いノマドワーカーに向けたリュック型をラインナップしています。サイズはそれぞれ小、中、大の3種類から選べます。

↑「ボディバッグ」1万2100円(税込)〜、「リュック」2万8600円(税込)〜

 

 

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ナチュラルな白さが際立つザ・ノース・フェイスの次世代アノラックパーカー!

アウトドアブランドのキング「ザ・ノース・フェイス」が展開しているシリーズ「URBAN EXPLORATION」。それは、同ブランド がこれまでアウトドアシーンで培ってきた機能性と、都市部での利便性を兼ね備えたアイテムをを展開するシリーズです。そんなURBAN EXPLORATIONより、素材をあえて染めない無染色技法で製造された「UNDYED TRIUMPH アノラック」が登場しました。

 

【ザ・ノース・フェイス「UNDYED TRIUMPH アノラック」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

アウトドアでも街着でも逆に目立つ!

アウトドアでは視認性を向上させるためにビビッドなカラーを使用したウェアが主流ですが、今作ではあえて、無染色素材の白一色で統一。生地だけではなく、縫い目や資材数なども最小限に抑えることで、素材そのものの良さを活かしています。特に生地染色の工程では多くの水を使用しますが、それを省くことで環境負荷の軽減にも繋がっているわけです。

↑生地には GORE-TEX Fabrics が採用され、防水透湿の機能も両立

 

↑左胸に付くいつものブランドロゴは、刺しゅうではなく凹凸感のあるエンボス加工で表現。ミニマルなデザイン哲学が反映されていますね

 

↑ファスナーは全てラバーコーティングによる止水仕様で、雨など水気の侵入をシャットアウト

 

↑袖口には面ファスナー式のストラップが付いて幅の調節が可能です

 

↑パッカブル仕様なので、コンパクトに収納できて持ち運びにも便利

 

 

ややゆったりとしたサイズ感も、今っぽくてイイ感じ! そぎ落とされたシンプルな白さとデザインに、元来のザ・ノース・フェイスのレインウェアや防風シェルの機能が融合する、とても汎用性の高いウェアとなっています。ナチュラルな白さは春の装いをきっと盛り上げてくれるでしょう。

ザ・ノース・フェイス
UNDYED TRIUMPH アノラック
3万6300円(税込)

 

今恋しいジップパーカー。春先に着たいのはこの4着です

先日のベストと同じく、今恋しくなっているアイテムがジップパーカー。しばらくプルオーバーの一強が続いていたせいか、定番アイテムなのに少しだけ新鮮に見えるのも良しです。今回は春先に着たい、おすすめ4着をご紹介。

リバースウィーブはやっぱりUSA製がうれしい

Champion / [MADE IN USA] C5-U102 RW ZIP HOODED SWEAT ¥18,700

アメリカブランドの洋服はできるだけアメリカ製を選ぶ、というのが男のロマンです。不朽の名作〈チャンピオン〉のリバースウィーブのUSA製モデルは、黄金期と言われる1970年代モデルをベースに12.5オンスのヘビーなスウェットボディで製作。目の詰まった肉厚なボディー&裏起毛フリース仕上げで、まだ寒さの残る春先にもしっかり活躍してくれます。アメカジなジップパーカーが欲しいならまずはこいつをチェックしましょう。

詳細をチェック!
Championのリバースウィーブジップパーカー

FACY史上、最も売れたジップパーカー

Still by hand / オリジナル裏毛度詰めスウェットパーカー ¥19,800

何度も紹介して恐縮ですが……。〈スティルバイハンド〉の裏毛スウェットパーカーは、3〜4年ほど前から(Lampaで)仕入れては売り切れを繰り返しているFACYユーザーに大人気のアイテム。人気の秘訣は、大人が着やすい“どこか気品を感じさせる佇まい”。形がしっかりと出る肉厚な度詰めスウェット生地を使用しており、とにかくフードから見頃部分までシルエットが綺麗。ご近所スウェットとは一線を画す、大人のジップパーカー。今回も動くのは早そうです。

詳細をチェック!
STILL BY HANDの裏地スウェットパーカー

毎日食べても飽きない“白米的”なパーカーです

Better / Heavy Weight Fleece Zip Hoody ¥18,480

スウェットの好みって、やっぱり生地の割合が大きいなと再認識させてくれたのが〈ベター〉のジップフーディー。極減まで度詰めし、更に脱脂をして油分を抜いたコットン地はアメリカブランドっぽいドライな肌触り。もちっとした生地も良いんだけど、個人的には毎日着るならこっちです。ベーシックなデザインですが、カンガルーではなくスラッシュポケットを採用することでちょっとだけ綺麗な見え方になっているのも◎。カラーは淡いブルー、パープル、定番的に使えるトップグレーの3色展開です。

詳細をチェック!
Betterのジップフーディー

ハイネックタイプはひと味違います

Kelen / ハイネックジップアップパーカー”LUCILLE”(GRY) ¥16,500

〈ケレン〉のロングセラーモデル「LUCILLE」は、ジップパーカーの中では少し珍しいハイネックタイプ。フード口までジップを閉めた際に、立体的なラインに沿って綺麗なシルエットになってくれるのがポイントです。生地はしっかりと目の詰まった度詰め裏毛。タフで着込むほどに身体に馴染む生地なので、ヘビロテ推奨です。

詳細をチェック!
Kelenのハイネックジップパーカー

この春手に入れたいベスト4着。フルジップがおすすめです。

つい2年前まではベストなんて脇に追いやられていた存在でしたが(失礼!)、むしろ今はそのいなたさが恋しい。中でも、フルジップ(前開き)のほうがプルオーバーよりアクティブさが感じられて、より今っぽいのかと。これからの時期、インにアウトにと活躍してくれるベストを見繕ってみました。

j.s.homestead/US M65 ベスト ¥22,000

半ミリタリー

ミリタリーウェアの中でも不動の人気を誇るM-65ジャケット。そんな名品をモチーフにした一着を大胆にもカットしたのがこちら。前身頃の4つのポケットや腹部&裾部分の絞りなどはオリジナルを踏襲しながらも、面積が小さくなった分、ミリタリー感を軽減。結果、コーディネートしがいのある一着へと変貌を遂げました。これならデニムやチノパンなどのコッテリバリカタな合わせもしやすそう。個人的には春はタイダイ柄のロンTなどを入れてギャップを楽しみたいです。

詳細をチェック!
j.s.homesteadのM65ベスト

DAIWA PIER39/Tech Parfect Fishing Vest ¥44,000

バッグいらず、傘いらず。

破竹の勢いで愛用者を増やしている〈ダイワピア39〉。22SS新作も早めに手に入れたほうが良さそうなアイテムがリリースされました。漏れなくフィッシングウェアのディテールを取り入れたベストは、例によって例のごとくポケットが(大)多数。物量で圧倒してくる感じ、嫌いじゃありません。襟裏には収納フードが配され、急な雨にも対応可。もちろんファッションとしての一着ですが、道具としてサラッと取り入れいたらさらに魅力が増しそう。

詳細をチェック!
DAIWA PIER39のフィッシングベス

Stammbaum/Mahonia-V ¥39,600

フィッシングミリタリー。

先に同じくフィッシングベストをモチーフにした一着。ギミックの効いたポケットや引き手のディテールなどガチ感は強め。なんですが、ブラックウォッチ柄なのでトラッドなムードも漂います。春はブルーストライプの爽やかなシャツなんかと合わせたい。足元は革靴が良さそうです。ちなみにこのブラックウォッチ柄、実はミリタリー出身。先日の「防寒RUNWAY」企画でもLampa・遠山氏がミリタリー意識のコーデを披露してくれました。

詳細をチェック!
Stammbaumのベスト

ALPHA INDUSTRIES × JS / 別注 半袖リバーシブルMA-1 ¥30,800

半袖アルファ。

ベストではないんですが、先のM-65と同じくミリタリーの名品に数えられるMA-1をバッサリ切ったジャーナルスタンダード。やることが大胆です。とはいえ、その用途は合理的。この時期はニットやスウェットの上の暑くなりすぎないレイヤリング着として、春は風に強いアウターとして機能してくれます。あとはこのアイテムをどうやって着こなすか楽しむだけ。詳しくディテールを綴ったこちらの記事もどうぞ参考に。

詳細をチェック!
ALPHA INDUSTRIES × JSの半袖MA-1

イギリス軍御用達のトレーニングシューズ、ハイテック「マグナム U.S.T」がアツい!

イギリスで1974年にスタートしたアウトドアブランド「ハイテック」。1976年に世界で初めて、アウトドア向けシューズに軽量化の概念を取り入れたモデル「シエラ」を開発したり、イギリス軍のトレーニングを手がけたりと、質実剛健で骨太なアイテムを数多く世に放っています。90年代にはアメリカの特殊部隊がそのタクティカルブーツを採用していたことで名が知られ、日本でも人気を得ていました。そんなハイテックに注目です。

 

【ハイテック「マグナム U.S.T」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ミリタリー仕様ならではのタフさと快適さが共存!

今回紹介するのが、現代のハイテックの代名詞的モデル「マグナム U.S.T」。軽量で高機能、かつ快適なトレーニングシューズを求めるイギリス軍の基準に基づいて、2013年に開発された力作です。現在も新兵全員が基本訓練用のユニフォームとして着用しているモデル。優れた通気性を確保したアッパーと、ビブラムソールを組み合わせたタフ仕様モデルながら、全体を1トーンカラーでまとめたノームコアなルックスで、ストリートにもバッチリ調和します!

↑アッパーはメッシュと合成皮革のコンビネーションで構成して、優れた通気性と耐久性を両立

 

↑ヒールにもメッシュを採用。とにかく通気性にこだわっているのですね

 

↑ソールユニットにはビブラム製アウトソールを採用して、安定感のある履き心地と耐久性を兼ね備えています

 

↑ライナーには殺菌効果の高い、アンチバクテリアライニングを採用して、シューズ内環境を清潔に保ちます

 

 

ハイテックといえば90年代に青春時代を過ごした筆者としては、かなり懐かしい響きのあるブランド。たしか、ショーツにハイテックのコンバットブーツを合わせるのが流行っていましたね。今でもアウトドア向けの新作シューズをリリースし続けているので、その動向には今後も要注目ですよ!

ハイテック
マグナム U.S.T
1万4300円(税込)

 

今着たいのは短丈のバブアー。名品「スペイ」がJS別注で着やすくなりました。

スペイ=かっこいいけど着こなしがムズい

〈バブアー〉の定番モデルといえば「ビデイル」や「ビューフォート」ですが、実は隠れたファンが多いのが「スペイ」。同ブランドのラインナップの中でも極端に短い着丈で知られる同モデルは、コアな服好きにとっては重ね着のセンスを思う存分アピールできる一着です。

その裏を返せば、やはり合わせる服が限られてしまうのも事実。そんな高難度の「スペイ」を取り入れるハードルをグンと下げてくれたのが今回のジャーナルスタンダード別注です。

オーバーサイズで着やすくなった別注スペイ

Barbour for JS / 別注 BIG SPEY ¥41,800

そもそもロング丈アウターの人気が一段落した今、短丈のアウター自体がかなり新鮮。しかもそれがミドル丈やロング丈のアウターを多くラインナップする〈バブアー〉であればなおさら。フライフィッシング用に開発された出自を持つ「スペイ」は着丈と身幅がほぼ等しいボックス型のシルエットが特徴です。

一癖あるシルエットをキープしながら、今回のジャーナルスタンダード別注は全体的にオーバーサイズにアレンジ。実寸を比べると、最小の36サイズはなんとインラインのXLに相当するサイズ感です。さらに最大のネックだった着丈を従来のものに比べてやや長めに確保することで、グッと攻略しやすくなりました。

表地はオイルドクロスではなく、サラッとしたナイロン地。より気楽に扱えるメリットも大きい

ということで、すっかり主流になったゆったり目のインナーやパンツとの相性は抜群。スタッフさん着用画像のように、ラフにカットソーやスウェットパンツを合わせるような着こなしにも難なく対応してくれます。カジュアルなブルゾン感覚で〈バブアー〉を羽織るという提案はこれまであまりされてこなかったのではないでしょうか。

個人的にはレトロアウトドアの雰囲気漂うベージュ×ブラウンのカラーが気になりますが、「やっぱりバブアーらしい配色がいい!」という方にはカーキ×ブラウンのほうもおすすめ。配色こそ渋いものの、シルエットに抜け感があるので軽やかな印象で着こなせます。

よりバブアーらしさを味わえるカーキ×ブラウン
渋さだけでなく、今っぽさも演出できる。春らしい明るい色味のアイテムとの相性も◎

少しずつ寒さも和らいできた今日この頃。ぼちぼち春アウターを物色し始めてもいい時期です。まずは、一気に手に取りやすくなった鉄板ブランドの名品を春アウターの第一候補にしてみるのはいかがでしょうか。

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Barbour×JOURNAL STANDARDの別注 BIG SPEY

「スリップストリーム」と「スウェード」がアツかった! プーマ 2022S/S展示会レポート

1948年の創業以来、技術力を駆使したシューズでアスリートの足元を支え、一方ではファッション性の高いスニーカーでストリートを席捲してきた「プーマ(PUMA)」。今日においても数々の名作を世に輩出し続け、世界中に老若男女のファンを持つブランドとして確固たる地位を築きあげました。今回は名作シューズを多数輩出しているプーマの新作を大公開。2022年の春夏シーズンを彩る最新のシューズを紹介していきます。

 

【プーマ2022S/Sの写真を先見せ(写真をタップすると拡大表示されます)】

 

【その1】名作バスケットシューズが35周年記念として復刻

スリップストリーム ロウ レトロ チームス“ミシガン大学カラー”

1万1000円(税込)

1987年に「SKY LX」の後継モデルとして誕生したバスケットボールシューズの「SLIPSTREAM(スリップストリーム)」。コート上でバスケットボールプレーヤーに愛用されたシューズはパフォーマンス、安定性、クッション性の高さから圧倒的な人気を誇りました。また、ストリートシーンにおいても、そのユニークなデザインがスニーカーフリークやサブカルチャー世代のヒップホップ、ダンスクルーに支持されました。

 

そんな1足が誕生35周年というアニバーサリーイヤーの2022年に本格的な復刻版として登場。当時のモデルをローカットでリデザインし、商品企画時に契約が決定したカシアス・スタンリーが所属するINDIANAPACERS(インディアナ・ペイサーズ)のカラー、スポンサーシップを結んでいるNBAプレーヤーの母校となるルイビル(テリー・ロジアー)、デューク(マービン・バグリ-III世、RJ・バレット、カシアス・スタンリー)のカラーをまとった3色展開でリリースされます。

↑「スリップストリーム ロウ レトロ チームス“テキサス大学カラー”」1万1000円(税込)

 

↑「スリップストリーム ロウ レトロ チームス“ケンタッキー大学カラー”」1万1000円(税込)

 

【その2】忠実に再現されたミッドカットモデル

スリップストリーム ミッド

1万4300円(税込)

スリップストリームのコレクションには大胆なミドルカットバージョンも登場。当時のバスケットシューズらしいメカニカルなアウトソールやヒールをサポートする樹脂パーツなど、見事にオリジナルを再現。ミドルカットの伝統的なルックスを踏襲しつつ、贅沢なレザーテクスチャーで仕上げたことにより、単色ながら現代にもハマる存在感抜群のスニーカーとなりました。

 

【その3】スエード使いでより高級感のある仕上がりに

スリップストリーム ロウ レトロ

1万1000円(税込)

続いてスリップストリームのコレクションで紹介するのは、レザー×スエードのコンビネーションモデル。ラグジュアリー感のあるその佇まいはストリートやアメカジのスタイルではもちろんのこと、素材感を生かしモード感の強いコーディネートにも適応してくれます。汎用性の高く使い勝手のいいモデルに仕上がりました。

 

【その4】ファッション性の高いスネークパターンもリバイバル

スリップストリーム ロウ レトロ スネーク

2万7500円(税込)※4月29日発売予定

ヒップホップやダンスなどのサブカルチャーでも愛用されていたスリップストリーム。特に、80年代当時のヒップホップカルチャーでは、アニマルパターンをシューズにも落とし込むトレンドがあり、 同シューズにおいてもスネーク柄のモデルがリリースされていました。そんなヴィンテージスニーカー市場においても人気の高いモデルをリバイバルした1足もリリース。ファッション性を意識したモデルだけに、足元からオシャレを楽しみたい人にオススメしたいモデルに仕上がっています。

 

【その5】1979年〜1980年中期のSUEDEを復刻

スウェード VTG

1万1000円(税込)

プーマの名作スニーカーの中でも、高い人気を誇る「PUMA SUEDE(プーマ スウェード)」。1968年に発売後、80年代には数々の有名アーティストたちに愛用され、ヒップホップカルチャーやスケートシーンに欠かせないマストアイテムとなっています。今回紹介する「SUEDE VINTAGE(スウェード VTG)」は、1979年〜1980年中期に旧ユーゴスラビアで生産されていたモデルを忠実に再現。よりオリジナルに近づけるために当時のシルエットにしつつ、アッパーとソールを接着剤で接合するセメント製法を採用。また、スタンダードな7ホールに変更され、さながらヴィンテージスニーカーのような古き良き時代の風合いを持つ仕上がりとなっています。

 

【その6】ソール横のステッチがデザインポイントの90年代モデル

スウェード クラシック XXI

9790円(税込)

ヴィンテージに続いて、こちらは90年代モデルを再現した「スウェード クラシック XXI」。細身なスウェードのモデルの中でも、本作はさらにシャープなフォルムを採用。「スウェード VTG」はセメント製法でしたが、こちらはミッドソールが縫製糸と接着剤を併用して接合するサイドマッケイ製法を使い、強固な仕上がりとなっています。アッパープーマ ロゴの下に、スウェードと箔プリントされたディテールも90年代のモデルの復刻であることを印象付けます。

 

【その7】MADE IN JAPANだからこそのハイクオリティーモデル

スウェード VTG MIJ ヴィンテージ

 2万350円(税込)

プーマ スウェードコレクションの中でもハイクオリティなメイドインジャパンモデル。アッパーには日本最大の皮革産業地域である兵庫県姫路市で生産された姫路レザーを使用。その贅沢な素材を日本工場の職人が1点1点丁寧に仕上げたことにより、革本来の風合いを最大限に活かしているのが特徴です。また、ソールにもこだわり、人間の足型のラウンドに合うカップインソールを用いることで、足馴染みのいいフィット感を提供。見た目も履き心地もプレミアム感たっぷりの1足となっています。

 

【その8】サスティナブル思考にもフィットする素材使い

スウェード リ スタイル

9790円(税込)

自然にある資源を長い期間維持し、環境に負荷をかけないようにしながら利用していくことを指すサスティナブル。プーマのスウェードコレクションの中にもその思考が落とし込まれたのが、この「スウェード リ スタイル」。アッパーは従来であればレザーを使用していましたが、こちらはシンセティックレザーを採用。見た目は遜色ないほどのクオリティをキープしながら、しっかりと環境にも配慮しているシューズはこの時代にしっかりとマッチしてくれます。

 

【その9】あえての月日を感じさせる色褪せた風合いが魅力

スウェード VTG ザ ネバーウォーン

1万3200円(税込)

何十年も履かれずに保管されてきたデッドストックを新しい解釈で現代に復活させた「THE NEVERWORN (ザ ネバーウォーン)」シリーズ。月日を感じさせる色褪せた風合いが魅力のコレクションとなっており、このスウェードも色褪せたソールやアーカイブを示すハングタグなどヴィンテージ感のあるデザインを採用。まるで何十年も前にカタログに掲載され、長年眠っていたかのような仕上がりはほかに類のない存在感を放ちます。

 

【その10】プーマが提案するプロ仕様の新厚底ランニングシューズ

ファストアール ニトロ エリート

2万7500円(税込)

これまで数々のアスリートのサポートを行ってきたプーマですが、今シーズンはランを強化。昨年、福岡国際マラソンでホンダの設楽悠太選手が着用したことで話題を集めていた「Fast-R Nitro Elite FAST-R NITRO ELITE(ファストアール ニトロ エリート)」が正式にリリースされます。NITRO FORMに、短距離スパイクのアウトソールにも使われる特殊素材を配合し、ソフトなクッション性と高反発性を実現させた同モデル。地面により近いカーボンプレートの配置も効率的な推進力を提供するなど、トップアスリートの足元をしっかりと支えるハイエンドなクオリティとなっています。こちらは国内30足限定で3月1日より発売されます。

 

【その11】人気ランニングシューズは新色が仲間入り

ディヴィエイト ニトロ

1万9800円(税込)

“誰でも履けるみんなの厚底“というキャッチーなコンセプトの元に作り出された「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)」。そのレーシングモデルとして、高い反発性を持つ「NITRO ELITE FOAM(ニトロ エリート フォーム)」を搭載した「DEVIATE NITRO ELITE RACER(ディヴィエイト ニトロ エリート レーサー)」に新色が登場。機能性はもちろんのこと、軽快な色合いは気持ち的にも推進力を与えてくれます。

 

【その12】100%ヴィーガンのサッカースパイクが誕生

プーマ キング プラチナム 21 ヴィーガン

2万7500円(税込)

最後に紹介するのはサッカースパイクの「PUMA KING Platinum 21 Vegan(プーマ キング プラチナム 21 ヴィーガン)」。こちらはその名の通り、アッパーにはヴィーガンレザー、アウトソールには植物由来のPEBAX素材、シュータンの部分にはヴィーガンニットを採用したアニマルフリー素材のみを使用したスパイクです。ただ、ベースのモデルとなっている「KING(キング)」の軽量かつラグジュアリーなルックス、高いパフォーマンス性はキープ。プーマは今後、スポーツシーンにおいてもサスティナビリティを意識したラインアップを強化していきます。

 

よりサスティナブルを意識した活動も邁進中

プーマは「FOREVER BETTER」というミッションを掲げ、サステナビリティに関する取り組みを強化しています。「10FOR25」と呼ばれる目標を定め、2025年までにブランドとその製品を気候、環境、人権などの面でより良いものにするための取り組みを積極的に進めています。展示会場でもその活動がパネルでわかりやすく展示されており、その意識の高さが伺えました。

 

一連の活動で、プーマのグローバルでは、昨年は年間で2800トンの段ボールの節約を可能にする新デザインのシューボックスを発表しました。これまでのボックスの頑丈さをキープしながら、95%以上がリサイクル素材。この仕様変更により、1トンの段ボールを作るのに約12本の木が必要だと計算すると、毎年3万3600本の木を節約することができるそうです。その他にも2023年までに店舗でのビニール袋使用を完全に終了し、ハンガーなどの備品をよりサスティナブルな代替品に切り替えていく予定で、日本でも順次対応を検討しているそう。

 

魅力的な最新コレクションを発表しながら、しっかりと地球への配慮も怠らない姿勢。今回紹介したラインナップ以外にもニュース性の高いアイテムも多数用意されていました。気になる方は今後もプーマの動向をお見逃しなく。

 

【2月】編集部がよく履いた「スニーカー」

時が流れるのは早いもので、あれよあれよという間にもう春です。つい2ヶ月前に「【2021年】編集部が買ってよかったスニーカー」なるものをご紹介しましたが、季節の変わり目にあって編集部の足元にも変化が。今月よく履いたスニーカーはこんな3足です。


SALOMON×THE BROKEN ARM/XT-QUEST2

リリースの度に名作が誕生する〈The Broken Arm〉×〈Salomon〉の新作XT QUEST 2。00年代初頭のアウトドアシューズからインスパイアされたデザインで、配色と素材の組み合わせがずるいくらいにカッコいい。ブランドの代名詞であるクイックレースは付いていないし、ハイキングスタイルだから重いけど(正直まだ足に馴染んでないです)、これはルックス勝ちです。ちなみに初のパリからの通販でしたが、2日で届いて驚きました。DHL恐るべし……!

SALOMON/ACS PRO ADVANCED

ここ数年で話題になったサロモンとは趣の異なる一足。多彩な素材使いと同ブランドの象徴的なシルバーと相まって、ガンダムっぽい。好きです。ことファッションにおいても00年代ファッション再燃前夜にあって、しばらくは足元の土台になってくれそう。まず合わせるべきはルーズソックス? それともローライズジーンズ? 冗談はさておき、アムロ、もといコモラー、行きまーす!

NOAH×adidas /VINTAGE RUNNER

今のスニーカーシーンの主役はコートシューズやトレラン系なのでしょうが、レトロランニングのカテゴリーもそろそろ気分。目指すのはアメリカというより、ヨーロッパのお洒落さんが履いていそうな感じです。前回別注の“SL72”に似ていますが、今回はノアオリジナルで作ったモデルだそう。“VINTAGE RUNNER”なる直球のモデル名のとおり、フォルムも配色もちょっと渋すぎ。アイスブルーの古着の501に合わせて履くのがお気に入りです。

まるでデッドストックのような“ネオ・ヴィンテージ”仕様のアディダス「フォーラム」!

今のスニーカーシーンで注目度が急激に上昇中のジャンル“ヴィンテージ”! 海外のスニーカーヘッズはデッドストック&ヴィンテージに注目しており価格が高騰。そして、新品のスニーカーのミッドソールをあえて黄ばんだようにペイントしたり、ユーズド加工のシューレースに付け替えるのも人気となっています。さらにネットではファッションアイコンのラッパーがヴィンテージと思われるスニーカーを着用している場面も目撃。そんな流れをいち早くキャッチし、ヴィンテージ風に加工した“ネオ・ヴィンテージ”モデルがアディダスから登場しました。

 

【アディダス オリジナルス「フォーラム 84 ロー」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

黄ばんだぐらいがちょうどイイ! のが、ネオ・ヴィンテージ

アディダス 「フォーラム 84 ロー」は1984年にリリースされた名バッシュ、フォーラムの復刻モデルで注目すべきはその素材感! アーカイブをヒントに挿し色の赤と毛足の長いスエード、そして柔らかみのあるシューレースを採り入れて、まるでデッドストックのようなテイストを巧みに再現しています。

↑サイドのスリーストライプスは毛足の長いスエードを使用して、毛羽立った感を演出

 

↑シューレースやシュータンも若干アイボリーに近い色味になっていて、経年変化を再現しています

 

↑ホールド感を高めるストラップは、エッジにあえて皮本来の色を残して、黄ばんだ感じを醸し出しています

 

↑ミッドソールもしっかりと黄ばんでます! アッパーと比べると、違いがハッキリと分かりますね

 

 

先日も、アッパーの素材感やソールの色味などでデッドストックの雰囲気を再現したプーマの「スウェード」を紹介しましたが、それに続いてアディダスからも似たようなモデルが登場するとは、ネオ・ヴィンテージの熱い注目度がさらに加速することを予感させますね。しかも本作のようにミッドソールもあらかじめ黄ばんだ感が入っているので、その分汚れを気にせずガンガン履けてしまうってのもポイント。デッドストックは気を遣うのでガンガン履き回すことは難しいので、レトロなスニーカーをガッツリと履きこめるというのも、ネオ・ヴィンテージの魅力であり強みですね!

アディダス オリジナルス
フォーラム 84 ロー
1万3500円(税込)

 

アンディフィーテッド
https://undefeated.jp/

 

春のアウターは軽いのがイイ!おすすめナイロンアウター3選

アウトドアブランドのハードシェルだったり、ナイロンアウターだったり……。アクティブに動きたくなる春のアウターは見た目だけでなく、着心地も軽いほうが好き! ということで、今回は春にオススメのナイロンアウターをピックアップ。軽さだけでなく、ルックスもスペックもグッドなやつを揃えました。

見た目はクラシック、中身はハイテク

DAIWA PIER39 / Tech Hiker Mountain Parka ¥52,800

まずは〈ダイワ ピア39〉から、今春リリースされたマウンテンパーカを。表地はマットなナイロン生地で作られており、クラシックなマウンテンパーカより断然軽い! 加えて、ダイワといえばの機能性と圧倒的なポケットの数(!)も魅力。胸部のフラップポケットはサイドからも開けられるし、裏側には大小のポケットが盛りだくさん。アウトドアフィールドはもちろん、春先のお散歩でも活躍必至の一着です。カラーは90’sな雰囲気漂う濃い目のグリーン、少し薄めのネイビーの2色展開。

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DAIWA PIER 39のマウンテンパーカ

高機能ハードシェルをゆったりサイズにしちゃいました

DESCENTE ALLTERRAIN / 別注 CREAS WIDE ¥51,700

ENTRANT® WINDTIGHT NYLON 3Lを採用した〈デサントオルテライン〉の定番ハードシェル「CREAS」を、EDIFICEがワイドシルエットで別注。インラインはタイトめですが、別注のほうは大きめのニットやスウェットも余裕で着られるゆるめのシルエットです。防水性、防風性、透湿性など高い機能はそのままに、シルエットだけ今っぽくなった「CREAS」。大人のハードシェルにちょうどいいのでは。

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DESCENTE ALLTERRAINの別注 CREAS WIDE

迷ったらTNFの鉄板アウターで!

THE NORTH FACE / MOUNTAIN LIGHT JACKET ¥39,600

春アウター探しで迷ったら、定番に頼るのもアリです。GORE-TEX 2層構造を採用した〈ザ・ノース・フェイス〉のマウンテンライトジャケットは、夏以外のシーズンは常に使える万能シェル。風の強い日から雨の日まで、これ一着あれば万事解決してくれます。汎用性の高さを求める人には、2トーンのカラーより1トーンがオススメ。

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THE NORTH FACEのマウンテンライトジャケット

ダイワピア39、ライトイヤー、ニューエラ…今選びたい帽子5品

ひとくちに帽子と言っても、形や素材、柄、深さなど様々。今回はファッションシーンの流れをなんとなく掴みつつ、「今被るんならここらへん?」と独断と偏見で選んだ5品をご紹介。

LITE YEAR/6パネル キャップ¥10,450

ストリートプレッピー。

昨年から続くアメカジの流れを汲むのなら、こんな一品はいかが。ここ1~2年で見かける頻度が多くなった、LA発ブランドによる爽やかなマドラスチェック柄のキャップです。元より主役を張れるほどのカラフルさでアイビーリーガー達を魅了してきた柄ですが、こちらは同系色でまとめられているから取り入れやすい。フラットバイザーを活かし、紺ブレ+チノパン+スニーカーとストリートライクなプレッピースタイルでどうぞ。

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LITE YEARのキャップ

DAIWA PIER39/Tech 6panel Cap¥6,600

現代版クラシック。

躍進を続ける〈ダイワピア39〉の新作が先日ドロップ。まだ買えるチャンスがあるのは、2トーンでレトロな雰囲気が魅力の6パネルキャップ。各所で「クラシック」がキーワードとしてあがる中、それを一挙に表現できるのは顔に近いキャップの特長でしょうか。裏地にはタータンチェックをプリントしたメッシュ素材を使用し、透湿性と通気性を高めているのが同ブランドらしいところ。

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DAIWAPIER39のキャップ

NEWERA/LP 59FIFTY NY ¥6,050

色違いヤンキース。

こちらもアメカジの文脈で盛り上がりを見せる〈ニューエラ〉。もはや被るのが気にならないほどド定番なアイテムですが、一周回って赤をチョイスするのはいかがでしょう。その理由は、昨年の〈ポロ ラルフローレン〉×〈ニューエラ〉×〈MLB〉のラインナップに赤があったから……というなんとも個人的な理由で恐縮です。形はクラウンが低く、ややカーブのかかったバイザーで今風(普通にネイビーがいいという方はこちらからどうぞ)。

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NEW ERAのキャップ

47Brand × EDIFICE/SAINT MALO ¥4,950

フレンチカレッジ。

ベースボールキャップを中心アメリカで広く愛されている〈フォーティーセブン〉。最近では積極的なコラボによって日本での認知度も上昇中。中でも“’47 CLEAN UP”シリーズは使い古されたヴィンテージな雰囲気が抜群として人気です。エディフィスの別注品はフランスの地名「サン=マロ」をフロントにオン。カレッジ風のデザインは今のムードにぴったりです。

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47Brand × EDIFICEのキャップ

RACAL / マルチボーダーニットハット¥5,500

今風ヒッピー。

ヒッピーカルチャーを彷彿とさせるマルチボーダーのチューリップハット。なんですが、個人的にはジワジワとキテるシングルビーニー(と解釈)×ボーダー柄という2つのポイントにグッときました。今季的な着こなしをするには、ワイドのダメージデニムを合わせるのがいいのでしょうか。いや、それ以外のコーデにおいてもフレッシュな風を吹き込んでくれそう。妄想が広がる一品は、コットン素材ゆえこれからの季節もガンガン使えます。

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RACALのハット

ジャズ好き以外もどうぞ。キース・ジャレットのピアノソロの名盤がパーカーになりました。

ジャズファン以外にも聴いてほしい一枚

「ジャズの名盤はこれ!」と言われても、馴染みがない人にとってはやはりハードルが高いもの。そんな中、ジャズに関する予備知識がなくてもすっと体に馴染むような演奏もまれに存在するものです。1975年に2枚組のLPでリリースされたキース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」もまさにそんな演奏をパッケージしたアルバム。

“引用:The Koln Concert (Amazonより)”

70年代初頭に長尺でのピアノソロの即興演奏(すごいことです…)というスタイルを確立したキースジャレットですが、世代を超えて語り継がれているのが1975年1月24日にケルンのオペラハウスで録音された「ザ・ケルン・コンサート」です。実は会場スタッフの手違いでキース側が希望したピアノが用意されていなかった上に、ケルンまで仮眠を取らずに車で移動した彼自身の当日の体調は最悪だったそう。

そんな様々な悪条件も、いざピアノの前に座った彼にとっては取るに足らないことだったようです。出だしこそ静かに始まりますが、5分を過ぎた辺りから自身のピアノの音に呼応するように嘆息したり、メロディーを自ら口ずさんだりと徐々に熱を帯びてくるあたりはかなりスリリング。それでいて個々のフレーズは決して難解になり過ぎないのが、彼のピアノが愛される理由です。

個人的にはPt.ⅡAの展開がすごく好き

開演前は中止さえも検討されたというコンサートの演奏ですが、今振り返ると過去に最も売れたピアノソロのアルバム(400万枚!)のひとつに数えられているのだから分からないものです。

そんな伝説的なアルバムのアートワークをプリントしたパーカーが今回の一着。キースの名盤に改めてスポットライトを当てたのは、音楽や映画などの様々なカルチャーネタを得意とする〈10C〉。彼が所属するミュンヘンの名門ジャズレーベル「ECM」とコラボレーションを果たしたパーカーです。

 

ECM×10C /〈KEITH JARRETT〉PARKA ¥17,600(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

「ECM」は“沈黙の次に美しい音(The Most Beautiful Sound Next To Silence)”という、かっこ良すぎる音作りのコンセプトを掲げているレーベル。そのセンスはジャケットのアートワークにも遺憾なく発揮されています。ピアノの前に頭を垂れるキースの横顔を切り取ったモノクロのフォトは最高にスタイリッシュ。ピアノという楽器の求道者たらんとする彼の姿勢を見事に捉えているのではないでしょうか。

CDやレコードのジャケットとしては見慣れたアートワークもパーカーにプリントされるとまた新鮮です。よく見るとカンガルーポケットをまたいでプリントされているのも、あくまでアパレルブランドとしてのルーツを持つ〈10C〉らしいこだわりのディテール。いちプロダクトとしてもかっこいい一着です。

〈10C〉のプリント技術の高さがうかがえるディテール。ほどよく地厚なボディの作りも◎

 

背中には伝説が生まれた場所と日付をプリント。“Koln”の文字の配色は画像のブルーの他、イエローのカラバリもあり。
よりシックなブラックカラーのボディもあり。記事作成時点では、残りMサイズのみの用意。

ボディのカラーはグレーとブラックの2色です。キースジャレットの音の世界に酔いしれたあとはパーカーを着てその余韻に浸るのもオツなのではないでしょうか。

ブラックはかなり在庫が少ないようですが、グレーはまだ比較的サイズが選べます。気になる方は「アダムエロペ 渋谷パルコ店」にアプリのメッセージ機能を使って確認してみてくださいね。

このパーカーを詳しく見る

このサンダル履き心地抜群! Tevaの新アイコンモデル「ザイミック」が登場

1984年に世界で初めてストラップ付きスポーツサンダルを開発したことから誕生したTeva(R)(テバ)では、2022年春夏の新作として、テバの新アイコンモデル「ZYMIC(ザイミック)」を3月1日から発売します。販売は全国のテバ取り扱い店舗と公式オンラインストアです。

 

環境に配慮して作られたサンダル!

今シーズンのコレクションを牽引するテバの新しいアイコンモデル、ザイミックは、優れたパフォーマンスや快適性、環境に配慮して作られた背景を持ちながら、多様な機能性とファッション性に富んだシルエットを融合させたモダンなサンダルです。 MAX-COMFテクノロジーを採用したフットベッドのクッション性により、足を入れた瞬間にわかる快適な履き心地を提供。クッションが入ったストラップは足周りを優しくサポートします。この新しいスポーツサンダルは汎用性が高く、春夏にぴったりな柔らかな色と鮮やかな色を大胆に配した、多様なカラーバリエーションも魅力です。

↑ザイミックは旅行からタウンまで活躍する、汎用性の高いサンダル

 

速乾性に優れたストラップは、米国Unifi社のREPREVE(R)100%再生ポリエステルウェビングを使用し、優れた耐久性を発揮します。ストラップにクッションを入れることで、終日の着用も快適。再生素材を80%使用したサンドイッチメッシュのヒールストラップは、ソフトで通気性も抜群です。ウェビングには複数の調節ポイントがあり、面ファスナー仕様で着脱と調節が簡単に行えます。さらに、足の臭いを緩和するMicroban(R)抗菌加工済です。

↑Black/Purple 1万1000円(税込)

 

↑Black/Sunflower 1万1000円(税込)

 

↑Black 1万1000円(税込)

 

↑Sesame 1万1000円(税込)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

鉄板スニーカー「スウェード」のゴアテックスモデル。踵のエンボステキストにグッとくる!

様々なスタイルにフィットする鉄板シューズのひとつと言えるプーマの「スウェード」! 1968年にトレーニングシューズとして発売されて以来、プーマの代表的スニーカーとして、世界中で多くのファンに愛されています。ここ最近では様々なブランドとのコラボレーションによる、多彩なカラーリングやマテリアルを使用したアレンジモデルも登場してきました。そんなスウェードにこの春、ファン待望のゴアテックスエディションが加わります。

 

【プーマ「スウェード VTG GTX」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ゴアテックス仕様でハイテク感も大幅アップ!

本作のベースとなるのは、1979〜1980年中期の旧ユーゴスラビアで生産されていた時代の、スウェードを復刻した「スウェード VTG」です。雨の侵入を防ぐため、ライナーやアッパーの通気口はゴアテックスのメンブレンでカバーされています。シュータンもガセットタン構造となっていて、雨の日にもシューズ内部が濡れにくく快適な着用を可能にしています。

↑アッパーの表地はスエードとヌバックと合成繊維で構成していて、いつものクラシックな雰囲気を継承

 

↑ライナーにはゴアテックスメンブレンを設けて、防水・透湿性能を発揮します

 

↑ガセットタン仕様のシュータンもゴアテックスを使用していて、雨の侵入を防ぎます

 

↑ゴアテックス搭載の証といえるロゴをヒールにオン。このディテールが男心をくすぐります

 

 

スウェードでは「初のゴアテックス仕様!?」と思われがちですが、実はそうではなく10年ぶりのリリースとのこと。これで雨の日にスウェードを履いても安心です。シンプルでクラシックなフォルムはそのままですが、ゴアテックス仕様になるだけで、クールで洗練された雰囲気が一気に高まっていますね。ビジカジの足元にもハマりますよ!

プーマ
スウェード VTG GTX
1万6500円(税込)
※3月中旬~末発売予定。

 

これは良作の予感!エディフィスから「L2-B」ベースのフライトジャケットが登場。

ヴィンテージ市場で人気の高いフライトジャケット「L2-B」。しばしば、ルックスが似ているMA-1と混同されるアイテムですが、その違いはライニングの中綿の有無。「L2-B」の方は中綿がなく、MA-1よりもスッキリとしたシルエットでスタイリングしやすいのが魅力です。

今シーズンは〈エディフィス〉から、L2-Bをベースにしたナイスなフライトジャケットが登場。オリジナルのディティールを取り入れながらも、エディフィスらしくモダンに仕上げた一着です。

ジッパーエンドのフラップだけでなく、ジッパーにレザーの引き手が採用されているのもうれしい。

L2-Bの特徴であるジッパーエンドのフラップは取り入れながらも、肩のエポレットやオキシジェンタブは排したミニマルなデザイン。ジッパーもゴールドに変更するなど、エディフィスのフィルターを通すことで、ミリタリーアイテム特有の無骨さ(ガチっぽさ)はかなり薄められています。

EDIFICE – L2-B リバーシブル フライトブルゾン ¥23,100

カラーはカーキ(オリーブ)、ブラック、ベージュの3色展開。全てリバーシブル仕様です。裏地は同系色が採用されているから、リバーシブルにしたときも着やすいはず。袖のシガーポケットさえ見せたくない! なんて気分のときは裏返しでどうぞ。

詳しく見てみる

「パンサー」と「スピングルカンパニー」との協業によって生まれたコートスニーカー!

1964年に誕生した日本発のシューズブランド「パンサー」。黒ヒョウをイメージしたシンプルなデザインとスマートなシルエットが特徴の「パンサー デラ」を生み出し、70年代にはトレーニングシューズの代名詞として知られています。一方、職人によるハンドメイドにこだわり、高品質なシューズを広島から発信するメーカー「スピングルカンパニー」。そんな日本が誇る2社の協業によって、新たなコートスニーカー「パンサー GT-VC」が登場しました!

 

【「パンサー GT-VC」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

シックなルックスでビジカジにもおすすめです!

今作は、バルカナイズ製法で知られるスピングルカンパニーのラストを使用。同社の広島工場で製作した日本製シューズなのです。アッパーは「パンサーGT デラックス」をアレンジした、クラシックなテイストに仕上げられています。

↑アッパー全体にはスエード、サイドラインにはツヤのあるスムースレザーを使用して、メリハリのある印象に

 

↑ガム色のソールを合わせることで、70~80年代の風合いを再現

 

↑スピングルならではのシルエットを生かすために、ソールの厚みの調整を重ねて、絶妙なバランスに仕上げられています

 

↑ライニングには耐久性に優れた人工皮革、ヒール部分のインソール下にはラテックススポンジを配して、クッション性を高めています。そして協業の証とも言えるダブルネームのプリントもオン

 

 

上質なスエードとガムソールによる、クラシックなスタイルが逆に新鮮ですね。ステッチを使わずに熱で圧着させるバルカナイズ製法ならではの、スマートなシルエットとしなやかな履き心地もポイントです。カジュアルはもちろん、ジャケパンやビジカジなどキレイめコーデにもピッタリですよ!

パンサー GT-VC
1万9800円(税込)
※3月末発売予定。

 

世界長ユニオンお客様相談室
https://panther-online.jp

そろそろご機嫌なソックスを用意しておきましょう。編集部が気になる5足。

端境期と呼ばれるこの時期。この宙ぶらりんな物欲の矛先はソックスに向けてみてはいかが。スニーカーブームもあり、なにかと足元に目を向ける(そして目を向けられる)ことの多い昨今。なにより靴・ソックス・パンツの3者共演による極上のマリアージュができた際は一人微笑んでしまうものです。

今回はその参考に、5足ピックアップ。春に向けてちょっとご機嫌なカラー・デザインのものを集めましたよ。編集部が粛々と更新している「勝手にソックス名鑑」もあわせてどうぞ。

Mauna Kea/102170P LOW GAUGE PASTEL RIB SOCKS ¥1,320

サンダル履きたい欲高める。

明治時代以降から続く靴下専門ブランド〈マウナケア〉からは、春にぴったりなパステルカラーをピックアップ。特別な編み機によるざっくりとした雰囲気がなんとも魅力的で、春は真っ先にサンダルに合わせたい。もっと言えばビルケンの「ボストン」などの素朴な一足がいいですね。厚みもあり丈夫なので2,3カラー揃えてヘビロテに備えたいところ。

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Mauna Keaのソックス

CHICSTOCKS LINE SOCKS ¥1,980

妄想広がるストライプ。

靴下生産量が日本一の奈良県。中でも医療用ソックスの基準を満たす工場で作られているのが〈シックストックス〉の一足。履き心地はもちろんのこと、縦に走るラインのみでファッション性を高めているのが同ブランドのセンスの証。ちなみにコンセプトは“ソックスからその日のスタイリングを考える”。次に持ってくるべきパーツはブラウンの革靴でしょうか。その他のカラーもコーディネートの妄想が広がります。

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CHICSTOCKSのソックス

ROSTER SOX/NYロゴ ソックス ¥1,980

NYでチューニング。

野球ネタに事欠かない〈ロスターソックス〉からはアメリカンな風を感じる一足が。ネイビーにホワイトカラー、さらに「NY」と、ヤンキースを意識してのことでしょうか。どんなコーディネートでもアクセントとして十分すぎる働きをしてくれますが、スポーティなスタイルでこそ本領を発揮してくれそう。願わくばニューエラとのチューニングを楽しみたい…!

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ROSTER SOXのソックス

essential sox ES-01/エッセンシャル2パックソックス ¥2,200

ドレスヒッピー。

先ほどと同じく、こちらも奈良県の工場で作られたセレクトショップ〈417エディフィス〉のオリジナル。1パック、2足入りです。数種あるカラバリからピックアップしたのは、盤石なホワイトとド派手な蛍光イエローの組み合わせ。ソックスのリブはハイゲージ寄りで、革靴との相性も良さそうです。基本的なブラック・ブラウンの他、ネイビーなんかと合わせた日にはステキな足元の完成。

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417オリジナルのソックス

LASTRESORT AB/Eyes Socks¥1,980

ちょっと覗くだけ。

ジワジワと足元に選ぶ人が増えている〈ラストリゾート〉からは、ぜひとも同ブランドのスニーカーと合わせたいソックスが登場。せっかくのポップなアイコンですが、ことさらにアピールするべからず。足元からチラッと覗くくらいがちょうどいいのです。個人的にも所有しておりますが、その実、履き心地は抜群。生地はふっくらしており、柔らかく足を包み込んでくれます。さすがはスケーターが手掛けるブランドといったところ。足元を構成するパーツに抜かりありません。

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LASTRESORT ABのソックス

グレー好きあつまれ! ニューバランス原宿にて「NB GREY MUSEUM」が開催中

今までニューバランスが発表してきた数々のグレーのアーカイブシューズを展示し、ニューバランスのブランドとプロダクトの歴史を紹介している、「NB GREY MUSEUM」がニューバランス原宿4階にて3月9日まで開催中。ここでは、現在購入できるグレーシューズも合わせて用意されているので現代のニューバランスの「グレー」を実際に試し履きすることができます。

 

見渡す限りグレーだらけ!

ニューバランスを象徴する色として「グレー」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。グレーが ニューバランスのシューズに初めて採用されたのは、アメリカ・ボストンの地で1906年に創業してから70年以上の歳月が過ぎた1980年のこと。それは、競技場のトラックではなく、街の舗装路を走るランナーの足元を支えるために開発された「620」というランニングシューズでした。当時のスポーツシューズと言えば、ホワイトやポップな原色が用いられることが多い中、グレーのシューズは異色の存在。「620」は当時の市場最軽量のシューズとして、ニューバランスのテクノロジーとクラフトマンシップにより実現させた、大きな挑戦となる一足でした。

↑1980年に誕生した「620」

 

ここからスタートしたニューバランスのグレーは、その後Made in U.S.A.の「990」シリーズや、「1000」シリーズなど、ブランドのフラッグシップモデルとして提案するモデルに必ず採用されてきました。グレーは、一見おとなしい色に思えるかもしれません。しかしニューバランスは「620」 以降、大胆な挑戦を世の中に提示する度に、グレーを纏ってきたのです。そして今、グレーはニューバランスブランド自体を象徴する色となっています。

 

今回開催しているNB GREY MUSEUMではニューバランスブランド創立から、現代に続くブランドとグレーシューズの歴史を紹介しています。

↑グレーを象徴する「990」シリーズの完全ラインナップ、「1000」シリーズ、今までに複数回復刻してきた歴代「M1300」などを展示

 

また「M990VS4」や「M1700JP」など、人気のグレーカラーのシューズを集め販売しています。数に限りがあるので無くなり次第終了となります。

↑コーディネートと相性抜群のニューバランスのグレーカラー

 

販売しているラインナップの一部を紹介します。「990」シリーズが1982年の誕生より今年で40周年を迎えることに先立ち、昨年「990 バージョンシリーズ」として過去のバージョンが復活。その中で、2016年にオリジナルが発売された「M990v4」の復活となる、「M990VS4」を用意。

↑「M990VS4」3万6300円(税込)※直営店限定モデル

 

1999年にリリースされた「1000」シリーズ最後のフラッグシップモデル「M1700」の Made in U.S.A.復刻モデルから、上質なヌバック/メッシュアッパーを「1300」カラーで彩ったモデル。公式ストア限定モデルとして販売していたモデル。

↑「M1700JP」3万9600円(税込)※直営店限定モデル

 

1989年に画期的な一体成型ミッドソールを搭載し、高級感のある刺繍Nロゴで登場した「1500」。高い人気を誇る重厚な佇まいをニューバランスのアイコニックカラーで彩り、Made in U.K.ならではの上質なヌバック/メッシュアッパーで仕上げたモデル。

↑「M1500BSG」2万8600円(税込)

 

1988年に登場したオフロードシューズ「576」のDNAを引き継ぎ登場したアイコニックモデルの「574」を90年代の流線的なウェーブデザインとビッグ Nロゴで存在感のあるルックスにブラッシュアップした「5740」。ニューバランスのヘリテージモデルを彷彿とさせるレガシーカラー。

↑「M5740LLG」1万5400円(税込)

 

MUSEUMを見て、アンケートを答えてくれた方に、今回のためのスペシャルドリンク「フローズンコンクリートグレー」(黒ごまシロップ、アーモンドミルク、マヌカハニー、バニラアイス)を1杯プレゼント。時間のある時にぜひ、NB GREY MUSEUMで ニューバランスブランドを体感してみてください。

↑グレーをテーマに開発したスぺシャルドリンク(黒ごまシロップ、アーモンドミルク、マヌカハニー、バニラアイス)※テイクアウトのみ

 

■NB GREY MUSEUM

場所:ニューバランス原宿4F(※)

開催期間:2022年2月18日〜3月9日11:00~19:00 ※現在時短営業中。

※入場無料

※ゴルフカテゴリーは3階にて展開

※感染対策に伴い、混雑時はお待ちいただく場合あり

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

ヴィンテージ感のあるデザインにこだわったプーマ「スウェード」には、新たなムーブメントを感じる

ここ最近のスニーカーシーンで密かに注目を集めているジャンル、ヴィンテージ。ハイプ系スニーカーをコレクトする海外のスニーカーヘッズたちが収集をはじめたり、アメリカの人気ラッパーが80年代リリースのオリジナルと推測されるスニーカーの写真をSNS投稿して話題になったりと、新たなムーブメントを予感させています。そんなトレンドの一歩先を行く一足が、プーマからリリースされました。それが「スウェード VTG ザ ネバーウォーン」です!

 

【プーマ「スウェード VTG ザ ネバーウォーン」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

新品とは思えない経年変化の精巧な再現力にビックリです!

本作は、プーマのドイツ本社にあるアーカイブルームで、履かれないまま保管されたデッドストックから着想を得たコレクション「ザ ネバーウォーン」からリリースされたもの。ベースとなっているのは、1979~1980年代中期に旧ユーゴスラビア連邦で生産されていた時期のスウェードです。経年変化によるソールの黄ばみや接着剤の痕がリアルに表現されていて、アッパーは毛足が長く不揃いのスエードを採用。そのルックスはまさに、デッドストックそのものなのです!

↑アッパーには毛足の長いヘアリーススエードを使用して、毛羽立った感を演出

 

↑トウやサイド、ヒールなどのアッパーとソールの接着面付近には、あえて黄ばんだボンド痕をオン

 

↑ミッドソールもしっかりと黄ばんでいます!

 

↑シュータンラベルのジャンピングプーマの顔部分に注目。70年代のヴィンテージモデルで多く見られる、目が描かれた通称”目付きプーマ”を再現しています。プーママニア垂涎ですね!

 

 

約40年の経年変化を見事に再現したこちら。ルックスはヴィンテージでも新品ですので、ここからさらにユーザーごとに異なる経年変化が加わっていくわけですね。これはとても将来が楽しみな一足と言えます。それにしても、日本でヴィンテージのスニーカーが注目されるのは1990年代以来……。再びというか、新たなスニーカームーブメントが生まれるかもしれませんね。

プーマ
スウェード VTG ザ ネバーウォーン
1万3200円(税込)

 

#09 NISHIGUCHI KUTSUSHITAのウールソックス|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。そんな中、シューズに比べて意外と見落とされがちなのがソックス選びです。そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に購入し、その魅力を粛々とレビューしていきます。第9回目は、〈ニシグチクツシタ(NISHIGUCHI KUTSUSHITA)〉のウールリブソックスです。


#09 NISHIGUCHI KUTSUSHITAのウールリブソックス

【プロフィール】
商品名:WOOL RIB SOCKS
色:バーミリオン(2021年限定カラー)
素材:94% ウール / 6% ナイロン
サイズ展開:S(23cm-25cm) / M(25cm-27cm)/ L(27.5cm-30cm)
生産国:日本
価格:¥1,870(税込)
購入店舗:HUNKY DORY NAGOYA

〈ニシグチクツシタ〉は日本有数の靴下の生産地として知られる奈良県発のファクトリーブランドです。ブランドのコンセプトは「はくひとおもい」。リーズナブルな値段をキープしながら、素材やデザイン、編み方にこだわった靴下を数多く揃えています。

今回紹介するのは、2種類のウールをブレンドしたリブ編みのウールソックス。軽いタッチながら、ウールの温かさをしっかり体感できる一足です。ちなみに画像のバーミリオン(朱色)は2021年限定のシーズンカラー。

冬場の足元を支える存在として欠かせないウール素材のソックス。〈ニシグチクツシタ〉のウールリブソックスはやや厚手の生地ながら、一般的なウールソックス特有のボリューム感があまりないのがポイントです。ほっこりし過ぎず、かと言ってドレッシー過ぎずのバランスが絶妙。

一点補足するとすれば、数回の着用で少し毛羽立ちが出てくるので、かしこまったスーツ類に合わせるのはおすすめできません。その反面、シャギーニットのような味のある風合いはデニムなどのカジュアルなパンツとはむしろ好相性。冬のコーディネートに気軽に取り入れやすいソックスです。

あいにく画像のバーミリオンカラーは品切れですが、グレーやネイビーなどのベーシックカラーはまだ在庫のご用意があるようですよ。

このソックスを詳しく見る

レトロな印象ながらも、スタイリングにこなれ感をプラスしてくれる「ナイキ エアマックス ドーン」

僕らの鉄板かつ、ナイキを代表するスニーカー「ナイキ エア マックス」シリーズ!  その歴史は、外から見えるAirテクノロジーをヒールに搭載した「ナイキ エア マックス 1」が1987年に登場したことから始まります。そして、1995年には6代目となる「ナイキ エア マックス 95」が空前の大ヒットを記録。あまりに枯渇化&高額化で“エアマックス狩り”なんて物騒な事件が起こったりと、社会現象となりましたね。

 

もちろんその後も時代と共に進化し続け、常にスニーカーシーンを牽引していることは皆さんもご存知の通りです。そんなエア マックスシリーズに、ニューモデルがラインナップしました。それが「ナイキ エア マックス ドーン」です。

 

【「ナイキ エア マックス ドーン」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

マットな素材使いでレトロ感をプラス!

本作は全重量の20%以上をリサイクル素材で構成。アッパーには斬新なディテールを採用しながらも、合成スエードなどの素材使いで、クラシック感あふれるランニングスタイルを表現しています。さらに今作では伝統のワッフルソールから、波型のシーソーパターンを取り入れたりと、これまでの同シリーズとはまた違った雰囲気へと仕上げられています。

↑通気性と耐久性を兼ね備えたリップストップ生地のインレイに、合成スエードのオーバーレイを重ねてレトロ感もプラス

 

↑シュータンのラベルもオレンジのスウッシュと筆記体ナイキを配して、ヴィンテージテイストを押し出します

 

↑ピル形状のウィンドウから抜群のクッショニングを提供する薄型のAirユニットを覗かせています

 

↑エアマックスの伝統的アウトソールと言えば「ワッフルソール」ですが、今作では波型のシーソーパターンを取り入れて、トラクションと耐久性を強化しています

 

 

レトロな雰囲気を取り入れたルックスと、シンプルかつ近未来的なソールデザインのコンビネーションが絶妙です。人気ジャンルの「レトロランニング」に近いトレンド感もあるし、旬な雰囲気もしっかりと押さえられています。レトロ過ぎず、ハイテク過ぎない絶好のバランスで、履きこなしの幅も広がりますね。

ナイキ エア マックス ドーン
1万3200円(税込)

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

アメカジ再熱中の今、必見です。大人に似合うエクスパンションのパッチワークシャツ。

アメカジ再熱を受け、今までは絶対にスルーしていたパッチワークシャツが気になっています。パッと思いつくのは、90年代の〈ポロ ラルフローレン〉でしょうか。古着屋でもよく見かけるアイテムですが、実際試着してみると年齢もありビジュアル的に少々厳しい……。

ということで、すっかり諦め気味だったのですが、先日街角で防寒ランウェイにも登場してくれた『Lampa』で“大人に似合いそう”なパッチワークシャツを発見しました!

Expansion / Patchwork Shirts ¥17,600

このパッチワークシャツを手掛けたのはNY在住の日本人デザイナー、書上洋氏が手掛ける〈エクスパンション〉。“価値観、ライフスタイルの拡大・発展・進化”をコンセプトに、NYと東京からインスパイアされたウェアを展開しているブランドです。

パッチワークシャツはともすると古臭い印象を与えてしまうことがあり、それがおじさんっぽさにもつながってしまうわけですが、この一枚は“パッチワークシャツ”としてはオーソドックスなデザインながらそのような印象は一切ありません。

Lampaでは〈バーンストーマー〉のマッカーサー2に、〈リプロダクションオブファウンド〉のイタリア軍オフィサーシューズというスタイリングを提案。こんな大人がいたら渋い……!

Lampaの店主・遠山さん曰く、「アメカジではお馴染みのパッチワークのボタンダウンシャツですが、アロハのように派手なようで何故か大人が着てもしっくりくる不思議な魅力を持ったアイテム」とのこと。

古着ではなく新品ということもあるし、パッチワークに使用されているチェックが着やすい色味ということもあるでしょう。ただ、そういう言葉だけではうまく言い表せない“センスの良さ”を沸々と感じる一枚です。

どうでしょう、これなら大人が着ても違和感ないと思いません? アメカジ再熱中の大人の方には特にオススメです。気になる方はぜひリンクからどうぞ。

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これ一着で春も越せます。ジャーナルスタンダード別注MA-1。

毎シーズン、多くの別注アイテムを手掛けているジャーナルスタンダード。今シーズンも相当数を世に送り出しているわけですが、その中でも一際目を引いた一着があるんです。それがこちら。

ALPHA INDUSTRIES×JS/別注 半袖リバーシブルMA-1 ¥30,800

米軍にも納入実績のある、〈アルファ インダストリーズ〉に別注をかけたMA-1。そのポイントは、なんてったって半袖(5分丈)。純のミリタリー好きからは「そりゃないぜ」という声が聞こえてきそうなディテール。なんですが、真面目に遊んでいる感じがジャーナルスタンダードらしくてグッド。

袖部分は漏れなくリブ仕様。

とはいえ、実用性も兼ねているのがこの一着の魅力。

というのも、これまで秋冬の重ね着といえばベストという選択肢しか(基本的には)なかったのですが、こちらはニットやスウェットなどの上にも着用可能。春夏のスタイルにあるような、ロンT×半袖Tのようなレイヤリングを叶えてくれます。また防寒という観点でみても、ナイロン素材なので風をシャットアウトしてくれる。半袖だから暑くなりすぎることもありません。

大胆に思える半袖という仕様ですが、その実、意外にも合理的。アウトドアのギア的観点でも楽しめる一着に仕上がっているというわけです。

裏地にはMA-1ならではのオレンジ色が。裏側でも着用できるリバーシブル仕様。この時期はアウターの下にひっそり忍ばせてアクセント効果が期待できる
流行のスウェットセットアップスタイルもこんな一着があれば挑戦しやすい。
参照記事:街角で防寒ランウェイ#03/JOURNAL STANDARD 表参道スタッフ

ちなみに、先日公開した「街角で防寒ランウェイ」というスナップ企画で、ジャーナルスタンダード表参道店のスタッフが着用した様子がこちら。いわく「特にニットとの相性が抜群」とおっしゃっていましたが、全体で見てもMA-1が一枚挟まるだけでコーディネートに奥行きが出るというものです。アウトドアなルックだけでなく、その他様々なコーデでも活躍がしてくれそう。

端境期と言われるこの時期、買い物の選択肢として今時期だけでなく春にも使える一着はおすすめです。それ抜きにしても、半袖MA-1という新しさだけで買う価値があると見ているのですが。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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別注派?インライン派?晩冬のインナーは〈ヘインズ〉のサーマルがおすすめです。

少しずつ春服が店頭に並び出しましたが、まだまだ寒い……。そんな今、気軽に買い足せるのがインナーです。特におすすめなのは、ロンTより暖かく、旬のアメカジスタイルとも相性がいいサーマルシャツ。今回は鉄板ブランドである〈ヘインズ〉の2着に注目しました。インライン、ショップ別注をそれぞれチェック!


色良し・素材良しの〈ヘインズ〉の新定番

HANES / BEEFY THERMAL CREW ¥2,750(HUNKY DORY NAGOYA)

そもそも、サーマルとはワッフル状の生地が体温を閉じ込め、保温性を高く保ってくれるのが特徴のアイテム。ちょっとレトロな雰囲気がある防寒肌着として、古着好きやアメカジ好きには特に愛されているトップスです。そんなサーマルの選択肢として最初に挙げたいブランドといえば、やはり〈ヘインズ〉。

これまでも〈ヘインズ〉からサーマル自体はリリースされていましたが、2019年から新しく「BEEFY Tシャツ」のカテゴリーにラインナップされたのが今回の一着。同ブランドの従来のサーマルと大きく違うのはずばり色味と素材です。

従来のサーマルはやや黄味がかったオフホワイトでしたが、今回の一着は清潔感のあるパキッとしたホワイトにチェンジ。素材もコットンをメインにした生地に変更しているので、ポリエステルの混率が高い従来品(※ポリエステル40%混)と比べると実に自然な肌触りです。

スタッフさん(170cm / 57kg)はMサイズをチョイス

数あるパンツの中でも特にデニムとは相性抜群。生地に独特の凹凸感があるので、いつものデニムと合わせるだけでサマになります。この“アメカジわかってる感”は普通のロンTではちょっと演出できなさそう。ちなみに値段はアンダー3千円なので、お財布にもやさしい一着です。「サーマルは初めて」という方は、まずはインラインのほうをどうぞ。

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ゆったり着るなら〈ビオトープ〉の別注サーマルも◎

Hanes for BIOTOP / Long Sleeve Thermal T-Shirts ¥4,400(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

昔からミリタリーやアウトドアのシーンで親しまれてきたサーマルシャツは、保温性を確保するためにジャストフィットで着用するのが基本です。とはいえ、今の時流に合わせたファッション性を求めるなら、〈ビオトープ〉の人気別注企画「Hanes for BIOTOP(ヘインズ フォー ビオトープ)」の一着にも目を向けたいところ。

シルエットは〈ビオトープ〉独自のリラックスフィットを採用。ざっくりと実寸のサイズを比較すると、インラインより2つ上のサイズに近いフィット感のようです。手持ちの服はゆったりしたシルエットのものが多いという方には特におすすめのサーマルです。

ゆったりしたシルエットなので、肌着というよりはややオーバーサイズのロンT感覚で着こなせる一着です。画像のようにカーディガンなどを羽織った際に、ほどよく裾が出るのもいい感じ。ちなみに人気アイテムゆえ、記事作成時点で「ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ店」では残りMサイズのみです。ビビッときた方はどうぞお早めに。

このサーマルを詳しく見る

ブリーフィングの人気メッセンジャーバッグがビームス プラス別注で一回り大きく進化!

強靭なパーツや最高峰のテクノロジーを搭載したプロダクトをリリースしているラゲッジブランド「ブリーフィング」。充分すぎるほどの機能性とスタイリッシュなデザインを兼ね備えたラインナップで、多くのブランドファンがいます。そんなブリーフィングの定番「フリート メッセンジャーバッグ」をベースに、ビームスが手がけるオリジナルブランド「ビームス プラス」の別注による「ブリーフィング × ビームス プラス/別注 フリート メッセンジャー 13」が登場しました。

 

【「ブリーフィング × ビームス プラス/別注 フリート メッセンジャー 13」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

人気のミニメッセンジャーがPC対応に再設計!

今作は元々のフリート メッセンジャーバッグのサイズをひと回り大きく再設計しています。メインコンパートメントには13インチPCに対応したPCスリーブや、ドリンクボトル&折り畳み傘をスムーズに収納できる間仕切り。ショルダーストラップは斜めに付けることで、身体のラインに沿い背負いやすいようなデザインとなっています。ブリーフィングならではの無骨なテイストはそのままに、より機能的なバッグへとアップデートされていますね! ブラックとネイビーの2色展開。

↑フロントにはウェビングテープが配されています。上部に切り替えられた、ブリーフィングを象徴するレッドラインが目を惹きますね

 

↑フロントフラップはスナップ式でホールド

 

↑メインコンパートメントには13インチのPCに対応したパッド入りのPCスリーブを設けています

 

↑PCスリーブの対面には間仕切りを設け、ペットボトルや折り畳み傘などの収納に便利

 

↑内部には別注の証ともいえるダブルネームのタグが配されています

 

↑底のマチ部分にもウェビングテープを装備。ミリタリーライクな拡張性も魅力的ですね

 

 

メッセンジャーバッグが再び注目を集めている2022年、サイズアップしてノートPCも収納できるブリーフィングのメッセンジャーバッグはオススメのひとつだと思います。特にネイビーカラーはシックなカラーリングもポイントで、キレイ目なビジカジにもストンとハマってくれますよ。

BRIEFING × BEAMS PLUS
別注 Fleet Messenger 13
2万7500円(税込)
■サイズ:W390×H290×D85~110mm

 

アジア製で復刻したニューバランス「2002R」に新色登場

Made in U.S.A.のフラッグシップモデルとして2010年に登場した「2002」。そのオリジナルからインスパイアされた重厚なアッパーデザインと、高い衝撃吸収性・反発性を誇るハイスペックソールを組み合わせ、アジア製にて復刻を果たした「2002R」シリーズに2022年初となる新作が登場します。2月18日より一部限定店舗にて順次発売予定。

 

2020年秋にデビューし、瞬く間に今のニューバランスを代表する人気品番となった「2002R」。Made in U.S.A.で2010年に誕生した「2002」のアッパーデザインを継承しながら、上質なヌバック/メッシュで包み込み、オリジナルが持つ特徴的な重厚感を実現しています。過去に米国の権威ある専門誌で高評価を獲得したランニングシューズ「M860」と同様の衝撃吸収性と反発弾性に優れた「N ERGY(エナジー)」と「ABZORB(アブゾーブ)」を組み合わせたソールユニットを採用し、履き心地、フィット感をさらにアップデートしています。

 

新色のWA(BEIGE/PURPLE)カラーは、ベージュとグレーベースのアッパーを明るい差し色でアクティブに演出しつつ、上質なオールスエードを纏いスポーティながら上品に仕上げています。218日の発売を皮切りに、スエードとメッシュを組み合わせたアッパーに暖色や寒色を纏いトーナルに仕上げたカラーなど、合計5つの新色が続々と登場します。

※HC(NAVY)カラーはニューバランス公式オンラインストア、ニューバランスオフィシャルストア、atmos限定発売となります。

↑「M2002R」WA(BEGIE/PURPLE)  1万7600円(税込)※2月18日発売

 

↑「M2002R」HA(WINE RED) 1万6280円(税込)※2月25日発売

 

↑「M2002R」HB(GREEN) 1万6280円(税込)※2月25日発売

 

↑「M2002R」HC(NAVY) 1万6280円(税込)※3月12日発売

 

↑「M2002R」HD(BLACK FIG) 1万6280円(税込)※2月25日発売

 

 

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「PUMA × WIND AND SEA」コラボコレクション第二弾が登場!

プーマ ジャパンは、ストリートウェアブランド「WIND AND SEA(ウィンダンシー)」と第二弾となるコラボレーションコレクション「PUMA × WIND AND SEA(プーマ × ウィンダンシー)」を2月19日PM12時より発売。

 

カセットテープやCDをイメージしたホログラフィー素材を使用

「PUMA × WIND AND SEA」コレクションの第二弾のテーマは“Holography – Analog to Digital”です。1980〜 90年代のカセットテープやCDをイメージしたホログラフィー素材をアパレルのサイドラインやコラボレーションネームロゴに使用し、過去から現在に至るまで、多くのものは「有機質」から「無機質」なものへと変革を遂げてきた、その変化をさまざまな素材をレイヤリングすることで表現しています。

 

シューズのラインアップとして登場するのは、プーマの人気定番モデル「PUMA SUEDE(プーマ スウェード) 」 をベースとした「SUEDE VTG WIND AND SEA(スウェード ヴィンテージ ウィンダンシー)」。独自の透明素材にロゴを配したフォームストリップが特徴です。アッパー素材にはスウェードを使用し、ソールは透明のデザインに仕上げています。

↑「SUEDE VTG WIND AND SEA」1万4300円(税込)

 

↑「SUEDE VTG WIND AND SEA」1万4300円(税込)

 

アパレルは、多くのミュージシャンにも愛用されたプーマの“T7(ティー セブン)”トラックスーツをベースにしたセットアップやフーディー、ロングスリーブTシャツをラインアップしています。グラフィックにもアイコニックなブランドロゴをデジタルエフェクト加工し、素材も生地との異素材感を楽しめるデザインになっています。

↑「PUMA × WAS_HOODY」1万3200円(税込)

 

↑「PUMA × WAS_LS TEE」8250円(税込)

 

↑「PUMA × WAS_T7 TRACK JACKET」1万4300円(税込)

 

↑「PUMA × WAS_T7 TRACK PANTS」1万1000円(税込)

 

PUMA × WIND AND SEAコレクションは、プーマストア原宿キャットストリート、プーマストア大阪、プーマストア京都、プーマストア福岡、プーマ公式オンラインストア、WIND AND SEA 中目黒、大阪 直営店、公式オンラインショップ、一部取扱い店舗にて発売。

 

 

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街角で防寒ランウェイ#03|ミクスチャー・アウトドアスタイル(『JOURNAL STANDARD 表参道』青木志門)

いつもの街を舞台に、名物スタッフがちょっぴり過剰な防寒コーデでランウェイ。見方によってはフィクションの格好、なんですが、盗める防寒対策がきっとあるはず。第3回は『JOUNAL STANDARD 表参道』のスタッフ、青木さん。さあ、イッツショータイム!

第1回:B-BOYオマージュのミリタリーコーデ(高円寺『Lampa』遠山勇)
第2回:メイン州のワークおじさん〜シティ編〜(三軒茶屋『SEPTIS』白木凛太郎)


アウター(アルファ×ジャーナルスタンダード)、ニット(コーギー)、その他私物

ミクスチャー・アウトドア

防寒ということで、アウトドアで使われるギアは外せません。〈カーハート〉が極寒地用に作ったシベリアンパーカを主役に、〈エディバウアー〉のフリースパンツ、〈エルエルビーン〉のブーツと、しかもアメリカブランド尽くし。なんですが、インナーには半袖MA-1を、さらにその下にはイギリスの名門〈コーギー〉のニットをと、国もテイストもごっちゃ混ぜ。言わばミクスチャー・アウトドアスタイルを組んでみました。

 

過去にはビースティ・ボーイズのアダム・ヤウクが着用したことで知られる〈カーハート〉の名作、シベリアンパーカ。

防寒ポイント01
存在感も抜群のシベリアンパーカ

ご覧の通り、フードを被ればここまで隠れるので防寒性は抜群。マフラーいらずです。ただ悲しいかな、怪しさ満点なので職務質問の恐れあり……(笑)。でもシンプルにかっこいいです。ファッションのおもしろいところはどう組み合わせるかの自由度の高さにあると思っているのですが、やっぱり一枚で頭部まで暖を取ってくれるアウターは頼もしいですね。

インナーに着用したのは前身頃が左右非対象のデザインの〈コーギー〉。高級なニットをあえてMA-1に合わせている点がおもしろい。

防寒ポイント02
奇作MA-1を重ねてファッション性も倍増

冬はアウターを脱いでも安心していられるコーディネートを心がけています。その意味で、うちが〈アルファ〉に別注した半袖MA-1は便利かつ新鮮。というのも、ロンT+半袖Tのようにスウェットやニットに重ね着できるアイテムって、そんなにないなと思っていたんですね。その点、これは腕の可動域を広げられるし、風もある程度シャットアウトしてくれる。さらにファッションも楽しくなるということで優秀。ぜひとも試してみてもらいたい一着です。

「地元の長野でも絶対に寒くならない」ビーン・ブーツ。裏にはムートンがひっそり配された青木さんこだわりのレディースモデル。

防寒ポイント03
速乾性のフリースパンツ×防寒性のビーン・ブーツ

防寒コーデと聞いて真っ先に浮かんだビーン・ブーツ。キャンプや積雪時など普段から愛用している一足で、これさえあれば真冬は安泰です。そんな一足を活かすべく、パンツはしっかりブーツイン。ただコットン素材のスウェットパンツだと水を弾かないしどんどん濡れていくので、自ずと速乾性のあるフリースという選択をとりました。この組み合わせで足が汗ばむくらいの温かさが得られます。

スニーカー以上ブーツ未満。デニムに合うレザーシューズ4選

気軽に履ける革靴が欲しい

相変わらずスニーカーもよく履くけど、気分は革靴に移行中。気になるのはドレス寄りではなく、カジュアルな着こなしに合わせられる革靴です。フォルムはぽってりしていて、ちょっと野暮ったいくらいの一足がむしろグー。今回はいつものデニムに気負わず合わせられる革靴をピックアップ。なかなか渋い4足が揃いましたよ。

クラークスは“ロック”のほうも要注目

CLARKS / Desert Rock デザートロック ¥25,300

カジュアルに履ける革靴ブランドの筆頭として、まずチェックしたいのが〈クラークス〉。ここ数年で再び着用者が増えたワラビー以外に目を向けるなら、デザートブーツは外せません。同ブランドのお家芸とも言えるクレープソールではなく、あえてのコマンドソールというのが新鮮なデザートロック。デザートブーツを今っぽく履くなら、足元にボリューム感を出せる“ロック”のほうがおすすめです。

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渋すぎる名作をアップデート

Suvsole / Giza Desert OG-269S ¥22,000

なんとも愛嬌のあるフォルムが目を引く〈サブソル〉の一足。おそらく元ネタは90年代に流行した〈エアウォーク〉の名品「OUTLAND YAM」でしょう。あの年代特有のレトロな雰囲気をキープしつつ、履き心地は現代的にアップデート。しかも、オリジナルで。独自のゴム配合によるアウトソールを作ってしまう日本ブランドはそうそうありません。ちょっとダボッとしたアイスブルーのデニムに合わせたい一足。

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実は老舗過ぎるブランドでした

QUODDY / MALISEET OXFORD ¥45,100

恥ずかしながら初めて知りました。〈クオディトレイルモカシン〉は1909年にアメリカ・メイン州で創業したメーカーだそう。〈エルエルビーン〉のモカシンの製造も手がけていたと聞けば、安心して足を通せるというものです。しなやかなスウェードのアッパーを支えるのは、泣く子も黙るビブラム社のアウトソール。ここらで間違いないモカシンシューズが一足欲しい方は必見です。

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もはや“野暮ったい”は褒め言葉

Reproduction of found / Italian Military Officer 127L ¥37,400

やっぱり色は使いやすい黒がいいという方は〈リプロダクションオブファウンド〉の一足をチェック。デザインのベースは90年代のイタリア軍が採用していたオフィサーシューズ。丸みを帯びたUチップのフォルムにスマートさは一切ありませんが、それがいいんです。普段のデニムに気負わず合わせるなら、この野暮ったさはむしろマッチするはず。

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気鋭ブランドCIEの技術&ノウハウを凝縮したニューモデル「ENOUGH DAYPACK」をお試しです!

高い機能性とシンプルなデザインを兼ね備えたバッグを次々とリリースし、熱い注目を集めるラゲッジブランド、CIE(シー)の人気シリーズ「ENOUGH」。大きく開口するポケットを搭載したり、危険な暑さを感知すると色が変化するオリジナルサーモ素材を使用したりと、機能性を追求したバッグが揃います。今回は、今シーズンの最新モデル「ENOUGH DAYPACK」を試しました!

 

【CIE「ENOUGH DAYPACK」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

シンプルな見た目とは裏腹に充実したポケットたち!

シンプルなメインコンパートメントにたくさんの物をすっぽりと収納できる本作。注目すべきはやはり、機能性溢れるポケット類。フロントポケット内は細分化したスペースを配しており、バッグを開いた状態では収納アイテムを一目瞭然に確認でき様々なシーンで使用可能です。 そしてペットボトルやスマホの収納に便利なサイドポケットも設けたりと、収納機能が満載です。

↑ボディには縦・緯ともに600dポリエステルオックスに撥水加工、裏面にはPVC加工を施して、優れた防水性を発揮

 

↑ショルダーベルトのラベル(ロゴが入った部分)にはオリジナルサーモ素材を使用。摂氏39℃(公差±0.3℃)でホワイトカラーに変化する特殊な示温インクで、熱中症対策にもなります

 

↑フロントのポケットデザインはササマチ仕様で大きく開口。手帳や小物などがたくさん収納できますね

 

↑左サイドにはニット仕様のドリンクポケット付き

 

↑右サイドにはモバイルZIPポケットを配していて、背負ったままでも出し入れが可能です

 

↑ファスナーはYKK撥水ファスナー「WATER-R」を採用して、雨など水の侵入をシャットアウト

 

 

素材&ポケット使いともに、まさに痒い所に手が届く便利な機能性がたまりませんね! しかしそうとは思わせない、シンプルで洗練されたルックスへと仕上げられています。デイリー使用に最適なデイパックで、男性でも女性でも使いやすいサイズ感ですよ。

CIE
ENOUGH DAYPACK
2万6950円(税込)
■サイズ:W300×H450×D150mm

 

じわじわキテる?2022年はメッセンジャーバッグが気になる!

コロナ禍以降、自転車に乗る人が増えたことが影響しているのか、最近じわりじわりと自転車好きや古着界隈でメッセンジャーバッグが盛り上がっている気がします。たしかに久しぶりに見ると良いね! ということで、今回は春に向けて欲しいメッセンジャーバッグを3品ご紹介。

タウンユースのことも忘れてません

FREDRIK PACKERS / FAT DWARF PACK MESSENGER ¥12,980

メッセンジャーバッグとしての機能性だけでなく、街中で使っても違和感のない「ちょうどいい」デザインがグッドな〈フレドリック パッカーズ〉のDWARF PACK。アダム・エ・ロペよりリリースされた別注モデルは、大きなシルエットとオールドなカラーリングが魅力。ブルーの他、モスグリーン×パープル、ブラック単色の3色展開。

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これはトリプルネームの意味あります

ULTRA HEAVY×TEMBEA×FREDRIK PACKERS / メッセンジャーバッグ ¥27,830

〈テンベア〉のメッセンジャーバッグをベースに、〈ウルトラヘビー〉が〈フレドリック パッカーズ〉にオーダーしたという豪華トリプルネームによる一品。コーデュラ素材のボディに、底はキャンバス地、フラップ部分には〈ウルトラヘビー〉の刺繍入り(!) と、いい感じに三者の良さが引き出されたバッグです。単体で使えるサコッシュ付きというのも◎

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メッセンジャーはド派手でもいい

PACKING/ SMU MESSENGER BAG ¥7,480 → SALE ¥4,488

鮮やかなレッドカラーに蛍光イエローのリフレクターが目を引く〈パッキング〉のメッセンジャーバッグ。ジャーナルスタンダード別注は、イギリスの郵便局であるロイヤルメールのデザインをサンプリング。大容量サイズで、このプライスというのもうれしい! (※同型のブラックは完売)

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「LFYT」とグラフィティ・レジェンド「STASH」のコラボで生まれた高機能ジャケット!

ニューヨーク発のストリートブランドや日本未上陸の注目ブランドまで幅広くセレクトするインポートセレクトショップ「ラファイエット」が展開するオリジナルブランド「LFYT」。“ニューヨークを感じられるもの”をメインテーマに掲げ、ストリートやヒップホップ、スケートボードといったニューヨークのリアルなユースカルチャーからインスパイアされたデザインを織り込んでいます。

 

そんなLFYTから、グラフィティアーティストのレジェンド「STASH(スタッシュ)」とのコラボレーションジャケットが登場しました。1990年代後半~2000年代のストリートファッションを通った筆者としては、絶対に見逃せません!

 

【LFYT × STASH「SUBWAY MAP 3LAYER NYLON JACKET」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

90年代カルチャーと高機能が見事にマッチング!

本作は、STASHのアートワークをボディ全面に配したナイロンジャケット。STASHによるニューヨークの地下鉄路線図、SUBWAY MAPをベースに、本コレクション限定で書き下ろした渾身のスプラッシュパターンとなっています。秀逸なグラフィティデザインもさることながら、ジップはすべて止水テープが付属し、フードと裾にはドローコード付属。そしてライニングにはメッシュ素材を採用するなど、優れた機能性を兼ね備えたハイスペックモデルとなっています!

↑ニューヨークの地下鉄路線図にスプラッシュペイントを施した、STASHの秀逸なアートワークが目を惹きますね! 表面には撥水加工も施されていて、水滴を弾きます

 

↑左袖にはSTASHによる「STASH LAFAYETTE NYC」のピースデザインで作られたメモリアルなタグを装着

 

↑ジップはすべて止水テープが設けられて、防水性を高めています

 

↑フロントファスナーはダブル仕様で上下からの開閉が可能です。そのプルタブにはスタッシュのタグをオン

 

↑ライニングにはメッシュ素材を採用して、サラッとした着心地を提供

 

 

STASH自身が手がけたブランド「SUBWARE(サブウェア)」や「RECON(リーコン)」が今でも好きな筆者としては、ヤバいの一言ですね。しかも3レイヤーナイロンのボディや止水テープのファスナーなど、機能性も申し分ありません。コレは即買いしました。ほかにもセットアップで着用できるパンツや、パーカ、Tシャツ、キャップなど小物などもラインナップしているので、そちらも要注目です!

LFYT × STASH
SUBWAY MAP 3LAYER NYLON JACKET
4万4000円(税込)

 

街角で防寒ランウェイ#02|メイン州のワークおじさん〜シティ編〜(三軒茶屋『SEPTIS』白木凛太郎)

いつもの街を舞台に、名物スタッフがちょっぴり過剰な防寒コーデでランウェイ。見方によってはフィクションの格好、なんですが、盗める防寒対策がきっとあるはず。第2回は三軒茶屋『SEPTIS』のスタッフ、白木さん。さあ、イッツショータイム!

第1回:B-BOYオマージュのミリタリーコーデ(高円寺『Lampa』遠山さん)


アウター(ジョンソンウーレンミルズ)、ベスト(コールドブレーカー)、パーカー(キャンバー)、フリースセットアップ(サンライズミル)、シューズ(エルエルビーン)、帽子(ロスコ)、その他私物

シティ感のあるワークスタイル

アメリカの田舎、それこそ自然溢れるメイン州の山で薪を割ってそうなおじさんをイメージしてみました。とはいえウール素材の物を着込んでしまうとカッチカチになって動きづらい。そこで軽快な素材感のフリース(化繊)を全身に着用して、見た目にもシティ感をブレンドしてみました。全身フリース固めは初めての試みでしたが、意外とアリかなと。あまり重さが感じられないのも現代の技術の賜物ですね。

「白を入れて重みのあるコーデに軽さを出すのがポイント」と白木さん。

防寒ポイント01
パーカーの紐を結んで防寒性をプラス

下から、フリースのトップス、コットンのパーカー、ウールのベスト、フリースのアウターと重ねまくってますが、意外にも防寒対策として効いているのがパーカーの紐を結んでいる点。見た目にもストリート感が出るという効果が得られる上、単純にあったかいです。改めて三首を温めることの重要性に気付かされます。

フリースパンツはトップスとのバランスを加味して適正MサイズのところLサイズをチョイス。いわく「極端なYシルエットはやりすぎ感が出てしまう」

防寒ポイント02
ビーン・ブーツで風をシャットアウト

メイン州のおじさんをイメージしているので、同じくメイン州生まれの〈エルエルビーン〉はハズせません。それをことさらにアピールするためにフリースソックスはあえて表に。その上に重ねたのはご存知「ビーン・ブーツ」です。元々はハンティング用に製作されたアイテムですが、街の冷たい風をシャットアウトする道具としてもかなり優秀。これを履くだけで体感温度がグンと上がります。

防寒ポイント03
天然のハイテク素材を手元にオン

素直に手袋もフリースにすればいいのですが、いかんせん風に弱い。特に自転車に乗っているとキツイんですよね(笑)。そこでフリースのもこもこ感もありつつ、さらに防寒性を高める一手として選んだのがムートン手袋。保温性もあって防風性もあってと最強です。実はオーナーの玉木がアメ横時代に愛用していた物を譲ってもらったのですが、いまだに現役で驚いているところです。

進化を続ける「マスターピース」の2022春夏コレクション! 今シーズンは意外なものまで登場【後編】

1994年に誕生したバッグブランド「マスターピース(master-piece)」。メイド・イン・ジャパンにこだわり、ユーザーに寄り添った機能とスタイリッシュなデザインによって、ファッションからビジネスまで、あらゆるシーンにおいて信頼されています。マスターピース2022春夏コレクションの展示会レポート前編に続き、今回の後編では、ビジネスシーンやプライベートでも活躍するレザーバッグと小物を紹介します。

 

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進化を続ける「マスターピース」の2022春夏コレクション! 今シーズンは意外なものまで登場【前編】

 

【オススメその1】地球に優しいシックな見た目

「slick」シリーズは600Dポリエステル生地に、環境汚染の誘因となる溶剤などを約90%排除した高耐久ポリウレタンをコーティングして、マットなゴムのような風合いが特徴。裏面にはPVC加工が施され、さらに耐久性を高めつつ防水性もフォローしています。バックパックのショルダーストラップには独自機能「m-strap」が採用され、荷物の重さを軽減。シンプルなデザインは、オンオフ問わずに使うことができます。

↑左〈No.02480〉ブラック 4万6200円(税込)[W290×H440×D115mm]、右〈No.02482〉ネイビー 2万8600円(税込)[W290×H475×D120mm]※2022年3月発売予定

 

↑〈No.02481〉ネイビー・ブラック 3万3000円(税込)[W280×H395×D115mm]※2022年3月発売予定

 

 

【オススメその2】素材をレザーに変更して大人の印象に

「face leather ver.」は身体に沿うよう設計された形状で、フロントポケット感覚で使用できるフロントパックをレザーにモディファイ。本体は国産原皮を使用して、柔らかさと軽さを出すためにクロム鞣(なめ)しが施され、さらには防水加工も。付属レザーは老舗タンナー「モンフリーニ ペラーミ社」のものを採用しています。巾着型のボトルポケットによってメイン収納内を水滴で濡らすことなく、タオルホルダーとして使用できるテープループなど、夏に最適な機能も満載です。

↑〈No.02870-l〉グレー・ブラック・チョコ 3万800円(税込)[W340×H225×D95mm]※2022年5月発売予定

 

 

【オススメその3】大好評につきナイロン素材も仲間入り

素材に高密度のサテンツイルを使った「confi nylon ver.」もリリース。従来よりもカジュアルな表情となり、随所に使われている「モンフリーニ ペラーミ社」のスムースレザーで上品さも抜かりなく演出しています。ご祝儀袋を入れる結婚式用バッグとしてはもちろんのこと、休日のショッピングや出張のサブバッグとしても活躍すること請け合いです。

↑〈No.02750-n〉ブラック・ネイビー・イエロー・ベージュ 1万8700円(税込)[W160×H220×D25mm]※2022年5月発売予定

 

 

【オススメその4】財布やキーケースの小物も必見!

鮮やかな色合いが印象的な「luster」(※2022年4月発売予定)は、表面にエンボス加工をあしらった独特な質感と色の深みを楽しめる、上品な小物のシリーズ。国産原皮にクロム鞣しを施したのち、ベジタブルタンニンの分量を多めに再び鞣すことで弾力とコシを持たせ、エンボス加工を深くはっきりと表現しました。仕上げにツヤ材を何層にも塗り込んでいるので傷つきにくく、使うほどにツヤが出てきます。

 

光沢感のある「bridle」は、イギリスの「スパイアレザーカンパニー」のブライドルレザーを使用。もともと馬具用の革として使われていただけあって耐久性はお墨付き。使っていくうちに、表面に何度も染み込ませたロウが摩擦で磨かれて、他の革では味わえない琥珀色のツヤが現れます。

↑「bridle」上〈No.04234〉ブラック 2万8600円(税込)[W105×H75×D20mm]、左上〈No.04231〉ブラック 6万1600円(税込)[W95×H130×D20mm]、左下〈No.04235〉ブラック 2万6400円(税込)[W110×H65×D15mm]。「luster」右上〈No.223403〉キャメル 1万7600円(税込)[W95×H75×D30mm]、右下〈No.223404〉ターコイズ 1万3200円(税込)[W110×H65×D15mm]

 

 

【オススメその5】晴雨兼用の軽量な折りたたみ傘も

耐久性の高い極薄のコーデュラ(R)ナイロンを使用し、裏面には遮光フィルムをボンディング。それによって耐水度10,000mm以上、遮光率99.99%以上、UV遮蔽率99.9%以上、遮熱率40%の高スペックを実現しました。それなのに重量は約210gと超軽量。自動開閉モデルとしては他にないほどの軽さで仕上げました。付属するカラビナを使えばバッグに取り付けることができるので、利便性も高いです。

↑〈No.747008〉マルチ 1万450円(税込)[Φ970mm]※2022年4月発売予定

 

↑広げた内側には、傘袋を収納できるポケットが搭載されているのも便利。

 

 

今シーズンも便利なラインナップが充実!

「マスターピース」が2022春夏シーズンにリリースする新作の一部を紹介しましたが、このほかにも機能性とファッション性に優れたプロダクトが目白押し。新作からアップデートまで幅広く用意されているので、洋服と同じように、その日の気分に合わせてバッグを選べるよう、多くのバリエーションを揃えてみるのはいかがでしょうか。

 

撮影/大田浩樹

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

進化を続ける「マスターピース」の2022春夏コレクション! 今シーズンは意外なものまで登場【前編】

1994年に設立されて以来、機能性とファッション性を両立させたメイド・イン・ジャパンの良質なバッグを展開し続けている「マスターピース(master-piece)」。その幅広いラインナップは多様なライフスタイルとマッチし、ビジネスシーンからカジュアルシーンまでをサポートしてくれます。そんな人気ブランドが発表した今年の春夏シーズンの新作を、前編と後編に分けて特別に大公開。注目のコラボレーションや新たに発表されたシリーズなど、今季の「マスターピース」のコレクションも磐石です。

 

【オススメその1】防災に役立つ機能が満載のコラボレーション

電球色のヘッドランプやランタンを展開する「マイルストーン(milestone)」とのコラボレーション。コレクションのすべてに、アメリカ軍のテントに使用されていた生地をもとにした、自己消火性のある難燃繊維をボディに採用しています。内装には、非常持出袋にも使われている防災認定取得の生地が施されているので、防災グッズを収納しておくにはビッタリ。ホイッスル機能付きのパーツを装備、「マスターピース」のネームは約39度以上で黄色に変色して注意喚起を呼びかけるなど、気の利いた機能も搭載。メインファスナーには鍵穴が付いているので、避難所での防犯性も安心です。「マスターピース」らしい機能性とデザイン性を両立させたコレクションで、防災の準備をしましょう。

↑左〈No.02822〉キャメル 4万4000円(税込)[W395×H340×D185mm]、中〈No.02823〉キャメル 2万9700円(税込)[W320×H230×D120mm]、右〈No.02820〉ネイビー 5万5000円(税込)[W320×H470×D165mm]※2022年4月発売予定

 

↑難燃配合のクロロプレーンゴムにアルミをコーティングした、防災認定取得の生地。ボディの生地自体に撥水加工が施されていますが、裏面のPVC加工によって防水性と耐久性が高まっています

 

↑「マスターピース」オリジナルのカモ柄をベルトに落とし込んだ「マイルストーン」のヘッドランプも付属。ショルダーベルトやバッグ本体に装着できるので、夜間も安全に移動できます。単品でも販売。〈No.02824〉7920円(税込)※2022年4月発売予定

 

↑フロントポケットを出して、ヘッドライトを点灯したまま収納するとランタンの役割に。柔らかい光が広がり、不安な夜も安心感を覚えるはず

 

 

【オススメその2】難燃素材を使ったインパクト抜群のルックス

「platoon」シリーズは、難燃配合のクロロプレーンゴムを施した生地の表面にアルミをコーティングした難燃仕様。フロントにあしらわれているリフレクトテープは、雨などの水分が付着してもしっかりと反射。ファスナーのパーツはホイッスル機能を有しているので、いざという時に活躍します。そんな高い機能性を持ちながら、シルバーでまとめた見た目はコーディネートのアクセントに最適。日常で使えば、日頃から防災意識を高められるのではないでしょうか。

↑左〈No.12752〉シルバー 9900円(税込)[W120×H195mm]、中〈No.12750〉シルバー 2万2000円(税込)[W310×H395×D65mm]、右〈No.12751〉シルバー 1万3200円(税込)[W230×H215×D190mm]※2022年4月発売予定

 

 

【オススメその3】味わいを楽しめる老舗のキャンバスを使用

岡山県倉敷市で130年以上前から帆船の帆やトラックの幌を製造し、現在も国内生産の約7割を担う「タケヤリ」のキャンバスを使ったコレクション「pally」。付属しているレザーは、イタリアで1898年に創業した老舗タンナー「モンフリーニ ペラーミ社」のスムースレザー。厚手で丈夫な8号キャンバス生地に上品な色合いのレザーを組み合わせ、エイジングを楽しめるバッグが完成しました。いくつも収納ポケットが設けられているので利便性も高いです。

↑左上〈No.43183〉アイボリー・サックス 1万4850円(税込)[W170×H220×D20mm]、左〈No.43181〉アイボリー・カーキ 1万5950円(税込)[W260×H220×D95mm]、中〈No.43182〉サックス・カーキ 2万3100円(税込)[W350×H370×D80mm]、右〈No.43180〉アイボリー 2万4200円(税込)[W450×H350×D120mm]※2022年4月発売予定

 

 

【オススメその4】ゴルフシリーズが初登場!

「マスターピース」のフラッグシップシリーズ「potential」をゴルフで使えるようにアップデートし、キャディーバッグやクラブのヘッドカバー、ボールケースなどをリリース。本体の素材には、コーデュラ(R)と共同開発した︎オリジナルファブリックであるMASTERTEXを採用し、3レイヤー構造によって耐水圧20,000mmレベルの防水機能を備えています。使用しているレザーにも防水加工が施されていたり、底面の素材に使っている通常ナイロンの約5倍の強度を持つ1680Dコーデュラバリスティック(R)ナイロンにPVC加工を加えて耐久性と防水性を向上していたり、と機能性も充実。確かな機能性とスタイリッシュなデザインを融合させたプロダクトはゴルファー必見です。

↑キャディーバッグ〈No.02630〉ネイビー・ブラック 7万5900円(税込)[高さ910mm、フード込み1290mm、対応クラブ47インチ、口径9型、口枠5分割]

 

↑ 上左「HEAD COVER for UT」〈No.02638〉ネイビー7700円(税込)[W110×H260×D35mm]、上中「HEAD COVER for FW」〈No.02637〉ネイビー 8250円(税込)[W140×H330×D35mm]、上右「HEAD COVER for DR」〈No.02636〉ネイビー 8800円(税込)[W180×H360×D35mm]、下左「BALL CASE」〈No.02635〉ネイビー 7700円(税込)[W55×H145×D45mm]、下右「SCOPE BOX」〈No.02634〉ネイビー 9350円(税込)[W90×H140×D40mm]

 

 

「マスターピース」が2022春夏シーズンにリリースする新作の一部を紹介しましたが、このほかにも機能性とファッション性に優れたプロダクトが目白押し。次回の後編は、ビジネスパーソン向けのアイテムラインナップが多い本革シリーズになります。

 

撮影/大田浩樹

 

 

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2022年のメガネ選び。中目黒PROPSで探す”今年の顔”

いよいよスタートした2022年。今年を充実した年にするために、去年からの気分をがらっと変えたいという方は多いはず。ファッションで言えば、顔の印象を大きく左右するメガネはまさにピッタリのアイテム。とはいえ、自分に合うメガネに出会うのは難しい!

そこで今回は編集部3名をモデルにして、それぞれの印象を一新できるメガネを実際に探してみました。各々のリクエストを聞いた上で、ベストな一本を選んでくれたのは中目黒のメガネ専門店「PROPS」店主の今井さん。リアルなビフォーアフターの様子を交えてお送りします。


今井太輔さん

国内、海外問わずに豊富なアイウェアをセレクトする「PROPS(中目黒)」のオーナー。最近自分で買った中で気に入っているのは、取材時にも掛けていた〈クレイトンフランクリン〉のべっ甲柄のボストン型。自身はパンチのあるフレームもさらりと掛けこなすが、接客はあくまでお客さんの要望ベース。

メガネリクエスト #01
「視力が悪くなってきて好きな映画の字幕も見づらい…。メガネ選びは初めてで、とにかく何も分かりません。帽子を普段よく被るので帽子にも合うメガネが欲しい!(編集部・溝口)」

まずメタルフレーム、プラスティックフレームのどちらも溝口さんの顔には似合います。ただ帽子込みという条件を重視すると、映えるのは縁の細いメタルフレームよりも、縁に存在感があるプラスティックフレームのほうでしょうね。溝口さんのお顔はやや面長なので、ある程度レンズの縦の長さもあるフレームをおすすめしました。「メガネ選びは初めて」ということで、他のモデルを試している時は似合っているか不安そうでしたが、これは掛けた瞬間から似合っている自信がある表情をしていましたよ(笑)

 

マスク越しでも不安気な表情を汲み取ってくれる今井さんの接客に感服。メガネ選びは掛けてみて好みじゃなかった際、スタッフさんに伝えづらいイメージがありましたが、今井さんはすぐに別のモデルを提案してくれるのでスムーズに的が絞れました。これは掛け心地を追求したブランドだけに、映画鑑賞という限定的な目的ではあるものの、生活に侵食していく予感しかありません(笑)。なにより手に取りたくなる見た目が最高。こうやって人はメガネ沼にはまっていくのでしょうか。

\ 今井さんが選んだのはコレ! /

E5 eyevan / p1(¥47,300)

「着る眼鏡」をコンセプトに掲げる国産メガネブランド〈EYEVAN(アイヴァン)〉のニューレーベルとして2021年にスタートした〈E5 eyevan(イーファイブアイヴァン)〉。形状はやや横長で顔馴染みが良いオーセンティックなボストン型。フロント部には、変形や経年変化が起こりにくい新素材の“高密度アセテート”を採用している。掛け心地が良く、軽くて壊れにくい一本。

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メガネリクエスト #02
「今持っているメガネに飽きてきたので、買い替えを検討中。存在感あるフレームではなく、かけてる感がさりげないやつがいいです。(編集部・杉山)」

さりげない感じを重視するなら縁が細いフレームを選びたいですね。プラスティック素材のフレームも試してもらいましたが、掛けた際の杉山さんの反応を見るとメタルフレームのほうがお好きなようでした。あとは形の好みですね。杉山さんは四角っぽい形ではなく、丸い形のほうにより反応していたので〈ボストンクラブ〉の“ダニエル”というモデルをおすすめしました。ちなみに杉山さんの顔立ちの特徴として左右の目が少し離れているので、レンズの横幅はやや長いほうが似合いやすいですよ。

 

知的には見せたいけど、冷たい印象にもなりがちなメタルフレーム。ちょうどいい一本を選ぶのが難しいのですが、これはかなり気に入りました。実は今使っているメガネもメタルフレームだったのですが、形や材質が少し違うので全くの別物に感じます。本当に自分に合った一本に出会うと、素の自分の顔よりメガネをしている時の顔のほうがしっくりくるから面白い。実は取材後にもう一回試着しに行ったほど、今真剣に迷っているところです。

\ 今井さんが選んだのはコレ! /

BOSTON CLUB / DANIEL(¥27,500)

「ニュートラディショナル」をコンセプトに、レトロかつ現代的なメガネ作りを行う〈BOSTON CLUB(ボストンクラブ)〉。フロント、テンプルともにチタンを採用したボストン型のフレームだ。日本ブランドらしく日本人の顔に合いやすいのが魅力。ちなみにTBSドラマ「カルテット」で松田龍平氏が着用していたモデルだそう。

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メガネリクエスト #03
「去年買ったメタルフレームもお気に入りだけど、たまには雰囲気を変えたい。クリアフレームのメガネってありですか?(編集部・岩崎)」

岩崎さんはメガネを掛け慣れていらっしゃるせいか、ご自身が欲しいメガネのイメージが明確ですね。クリアフレームは最近のトレンド。もちろん岩崎さんにも似合うと思いますよ。ただ、お顔が少し大きめなので、フレームも大きめのサイズにしたほうがいいですね。大きいサイズ感のフレームに絞って、ボストンやウェリントン、クラウンパントなどいくつかの形を試してもらったところ、岩崎さんの反応が一番よかったのがこちらのボストンウェリントンのタイプでした。

 

“難易度高め”なイメージのクリアフレームだったけど、かけてみると意外と馴染みが良くてびっくり。100%クリアではなく、少し黄色みがかってるのがよかったのかも。ちなみにこれは今井さんから最初に提案された一本でした。昨年店頭で2度購入しているだけあって、今井さんの提案の確度もどんどん上がっている気がします(笑)。これぞ、同じメガネ屋で買い続けるメリットですね。

\ 今井さんが選んだのはコレ! /

EYEVAN / WEBB (¥29,700)

1本目に紹介した〈E5 eyevan〉のルーツ的なブランドである〈EYEVAN〉。時代を経ても色褪せないクラシカルなフレームを数多くラインナップする。ボストン型とウェリントン型の形をミックスしたモデル「WEBB」は同ブランド定番のフレームだ。45、47、49の3サイズ展開。今回岩崎が着用しているのは49。

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PROPS(中目黒)

中目黒にオープンして間もなく7年。「PROPS」は常時20以上のブランドを取り揃えるアイウェア専門店だ。店頭では国内ブランドの〈EYEVAN〉や、海外の〈MOSCOT〉、〈JULIUS TART OPTICAL〉などが特に人気。ガラス棚に陳列しているのはあくまでラインナップの一部。色違いやサイズ違いも豊富にストックする同店なら、気に入る一本がきっと見つかるはずだ。

PROPS
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目13-11 ライラックハウス 2F
営業時間:12:00 ~ 19:00
電話番号:03-6416-5573

1着で春夏シーズン・秋冬シーズンをカバーする、デサント オルテライン「リバーシブルジャケット」ってヤバいよね!

シーズンの垣根を越え長いライフサイクルを持つ多用途型プロダクトが充実した「デサント オルテライン」22SSコレクション。同コレクションから、相反する機能を融合させたモデル「クラフテックデュアルコンバインドリバーシブルジャケット」が登場しました。

↑「クラフテックデュアルコンバインドリバーシブルジャケット」6万6000円(税込)

 

このリバーシブルジャケット、テクノロジーが満載です!

本リバーシブルジャケットは、表地・裏地に異なる相反する2つの機能性を持たせているのが特徴です。特殊な太陽光遮蔽セラミックが遮熱・UVカット効果をもたらす素材。それと光を熱へと変換し保温性能を発揮する素材をボンディングしています。

 

春夏シーズン時に遮熱素材を表側に着用することで衣服内の温度上昇を抑えるクーリング機能を発揮し、また秋冬シーズン時には保温素材を表側に着用することで太陽光を吸収し蓄熱保温効果を実現します。これ1着で全てのシーズンがカバーできるというのです。上と下の写真を見比べれると、デザインがやや違っているのがわかると思います。

↑着用する面を使い分けることで、様々な環境に適応します

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

【2月4日発売】ニューバランス「THE CITY」コレクション22S/Sは、過去最大の進化がキタ!

今回で3年目を迎えるニューバランスの「THE CITY」2022S/Sが、スポーツデポ・アルペン限定で2月4日から販売開始。ビジカジシーンの枠だけには収まらず、日常の様々なシーンでもマッチする汎用性の高いアパレルやアクセサリーをラインナップ。THE CITYらしい洗練されたシンプルなデザインと機能的な素材を融合させた魅力的なアイテム群は健在です。

さらに“Next T.P.O いい加減にいこう”を唱える今シーズンでは、新たに「THE CITY RUN」が追加されました。また本記事では取り上げませんがウィメンズのラインも追加され、過去最高の進化をしたといっても過言ではありません。さらに幅を広げた最新コレクションをここでは一挙に紹介します。生活様式の変わった新時代のライフスタイルにフィットする珠玉のラインナップをお見逃しなく。

 

【ニューバランス「THE CITY」コレクション2022S/Sを写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

 

“これさえ着ていれば大丈夫”という安心感が魅力の最新コレクション

まずは「THE CITY」を改めて紹介します。こちらはスポーツブランドのニューバランス、スポーツ用品ショップとして老若男女に愛されるスポーツデポ・アルペンの強力タッグのもと生まれたエクスクルーシブなコラボラインです。2020年2月にローンチし、2021年は“Worktive(ワークティブ) 「働く」を、もっとアクティブに。”をテーマに、ニューノーマルな時代ならではのワークスタイルに沿った提案をおこなってきました。

 

そして最新作は、根本となる“人々のライフサイクルの中にTHE CITYが常に寄り添う。”を踏襲。新しい時代に突入し、シームレスなライフスタイルのなかで、正解が見つかりづらい時代ですが、デザインと機能があり汎用性の高いTHE CITYが「これさえ着ていれば大丈夫」という適度な安心感で寄り添ってくれます。それではTHE CITYのニューアイテムから紹介。

 

【その1】THE CITY T/Rポンチ ストレッチジャケット

まず紹介するのは「THE CITY」コレクションではお馴染みのテーラードジャケット。前シーズンと同じく、適度な抜け感が魅力のイージーシティージャケットをベースにした本作は、新素材としてT/R(テトロン・レーヨン) PUNCHを採用。軽量かつ優れたストレッチ性で、ストレスフリーな着心地を提供してくれます。また、程良い肉感でハリのある滑らかな表面感が上品な印象を与え、カジュアルからビジネスまで使えるこのコレクションを象徴する1着となっています。休日のお出かけから平日のビジネスシーンまで、さまざまなシーンでの着用を意識し、ミニマルなデザインと落ち着きのあるブラックとヘザーグレーの2色で展開。

↑「THE CITY T/Rポンチ ストレッチジャケット」各1万1880円(税込)

 

【その2】THE CITY T/Rポンチ ストレッチパンツ

上記のジャケットと同じく新素材を採用したロングパンツ。こちらは体のラインにフィットするシャープなシルエットにしながら、太もも部分に若干余裕を持たせることで窮屈にならず、スタイリッシュに見せることができるシルエットを採用。細身ながらも伸縮性は高い素材なので動きやすさは申し分なしです。

↑「THE CITY T/Rポンチ ストレッチパンツ」各9790円(税込)

 

【その3】THE CITY T/Rポンチ ストレッチカーディガン

前シーズンから仲間入りしたカーディガンは今シーズンも継続。ジャケットよりも、リラックス感のあるカーディガンですが、「THE CITY」コレクションではあくまでも大人顔。シンプルなワントーンデザインは着こなしにも取り入れやすい汎用性が魅力です。急なリモート打ち合わせが入ったとしても、羽織れば様になるので常にバッグの中に忍ばせておいてはいかがでしょうか。

↑「THE CITY T/Rポンチ ストレッチカーディガン」各7700円(税込)

 

【その4】THE CITY T/Rポンチ ストレッチショーツ

春夏ということもあって、今シーズンはショーツをラインナップに追加。丈はひざ上丈、シルエットは若干ゆとりがあり、裾に向けて少し細くしすっきりさせ、トップスとのバランスが取りやすいように細部を設定。後ろ右ポケット上には、シューズワッペンをつけるなど、遊び心を加えたことでカジュアルシーンはもちろんのこと、シワになりにくい生地なので在宅でのデスクワークにもオススメです。

↑「THE CITY T/Rポンチ ストレッチショーツ」各6490円(税込)

 

【その5】THE CITY シューズパッチ オーバーサイズショートスリーブTシャツ

新作のTシャツは大人のオーバーサイズを意識。ただ大きくするのではなく、肩の落ち感を意識した程よいサイズにすることで、大人が着てもかっこよく見えるシルエットを採用。また、素材は程よいヘビーウェイトで、シワになりにくいポリエステル、肌触りと質感がいい綿の特徴を併せ持ったハイブリットな生地を使うなど、シンプルながらこだわりの詰まった1着となっています。

↑「THE CITY シューズパッチ オーバーサイズショートスリーブTシャツ」各4730円(税込)

 

【その6】THE CITY フロントダブルジップバックパック

前シーズンのバックパックはコーデュラナイロンを使用していましたが、今シーズンは心機一転。Honeywell社が開発した超強靭な“スペクトラ”糸を採用し、耐久性と軽量性、そしてしなやかさも兼ね備えた生地にアップデートしました。加えて、その素材による格子柄を生かすようにデザインはスポーティかつスタイリッシュなデザインを意識。背部にはムレを防ぐエアチャネルの仕様で快適に使用できます。ビジネスシーンでも難なくハマるユーティリティプレイヤーとなりました。

↑「THE CITY フロントダブルジップバックパック」1万890円(税込)

 

 

新コレクションTHE CITY RUNが登場!

そして、今シーズンから追加されたのが「THE CITY RUN」コレクション。“Runから街へ。街からRunへ。”というテーマのもと、ランニングや街でのリラックスした時間やショッピングの2つのシーンを叶えられるウェアとして誕生しました。そのシーンの垣根をなくすことに加え、身体を動かす機会が激減していることから、着替えずに職場や自宅から気軽に運動してもらいたいという願いを込めたコレクションとなっています。

 

その気になるラインナップを紹介していきます。

 

【その1】THE CITY RUN ウーブンジャケット

まずピックアップしたのがトラックジャケット。ランニングウェアとはいえカジュアル見えすることを意識したデザインで、 普段使いでコーディネートしやすいネイビーとブラックがラインナップ。「THE CITY RUN」コレクションを象徴するディテールであるリフレクターは背中のヨーク部分に配置。また、ランニングを意識したギミックとして、右ハンドポケットの内部にはキーポケットが搭載されています。

↑「THE CITY RUN ウーブンジャケット」各1万1000円(税込)

 

【その2】THE CITY RUN ジョガー

トラックジャケットと合わせて使いたいパンツも、もちろんラインナップ。ランニングに着目した、軽くて伸縮性のある素材を採用しているので動きやすく、履き心地は抜群 。両サイドに配されたボディカラーに近い色のリフレクトパイピング、後腰部分のスマートフォンポケットなど、各所でギミックが効いたパンツとなっています。

↑「THE CITY RUN ジョガー」各8800円(税込)

 

【その3】THE CITY RUN ショートスリーブTシャツ

「THE CITY RUN 」コレクションでもTシャツをリリース。こちらは化繊のもつガチな雰囲気を払拭しつつ、綿ライクで日常でも着やすい素材を採用。ただ抜群の吸汗速乾性を備えているので、ランニングには打ってつけ。また、右後ろには鍵やICカードを収納できるジップポケットが用意されているので、バッグいらずで運動が楽しめます。

↑「THE CITY RUN ショートスリーブTシャツ」各4730円(税込)

 

【その4】THE CITY RUN ショーツ

ロングパンツに加えてショーツもラインナップ。こちらも両サイドにリフレクトパイピング、後腰部分にスマートフォンポケットを配置した機能的な1本。また、股下21.5cmと長めのレングスとなっているのでランニングだけでなく、普段使いもしやすくなっています。

↑「THE CITY RUN ショーツ」各5500円(税込)

 

 

最新アイテムを使ったリアルなコーディネートサンプル

各ラインの新作を紹介したところでここからは、2022S/Sの最新コレクションを巧みに使いこなしたシーン別の着こなしサンプルを紹介。ニューノーマルな時代にフィットするリアルなスタイリングとなっていますので、ぜひ参考にしてください。

 

【その1】自転車通勤

コロナ禍になってから自転車移動となった人も多いのではないでしょうか。そんな時に「THE CITY」のセットアップはストレッチ性も抜群なので、自転車に乗るのも何のその。着心地も軽快かつ、インナーにTシャツを着こなせば、適度な抜け感を演出するニューノーマルなビジネススタイルへと導いてくれます。

↑THE CITY T/Rポンチ ストレッチジャケット 1万1880円、シューズパッチ オーバーサイズショートスリーブTシャツ 4730円、T/Rポンチ ストレッチパンツ 9790円、フロントダブルジップバックパック 1万890円(すべてアルペン)/ニューバランスシューズML574 1万890円(ニューバランスお客様相談室)/自転車スタイリスト私物 ※すべて税込

 

【その2】カフェでリモートワーク

会社、カフェ、自宅。今やパソコンとネット環境さえあれば仕事が出来てしまう時代。ただ、場所の自由度も高くなった分、リモートの打ち合わせも多くなりました。そんな時のためにミニマルデザインなカーディガンを持っておけば難なく対応可能。ジャケットほどかっちりしないので、仕事を終えたらそのまま遊びに出かけられる汎用性はやはり魅力的です。

↑THE CITY T/Rポンチ ストレッチカーディガン 7700円、シューズパッチ オーバーサイズショートスリーブTシャツ 4730円、T/Rポンチ ストレッチパンツ 9790円、トートバック 1万890円(すべてアルペン)/ニューバランスシューズML574 1万890円(ニューバランスお客様相談室)※すべて税込

 

【その3】おうちトレーニング

外出が減り、体がなまってしまうので自宅でトレーニングするという人も多いと思います。そんな時に「THE CITY RUN」のウェアを着ておけば、ストレスを感じることなく運動することができます。見た目は至ってスタイリッシュなので、運動後にちょっとした買い物もそのまま出かけられるという気軽さは便利ですよね。

↑THE CITY RUN ウーブンジャケット 1万1000円、ショートスリーブTシャツ 4730円、ショーツ 5500円(すべてアルペン)※すべて税込

 

【その4】ランニング 

ランニングウェアというと派手なカラーリングを想像する人がいるかもしれませんが、「THE CITY RUN」はあくまでも落ち着きのある大人顔。ただ、走ることを想定した素材選び、スマートフォンでICカードなどの収納に特化したポケット、視認性を高めてくれるリフレクター使いなど、機能性は抜群。着飾らず、マイペースにランニングを楽しみたいという方には打ってつけではないでしょうか。

↑THE CITY RUN ウーブンジャケット 1万1000円、ショートスリーブTシャツ 4730円、ジョガー 8800円(すべてアルペン)/ニューバランスシューズM880 1万4300円・5月発売予定(ニューバランスお客様相談室)※すべて税込

 

さらなる進化を遂げたTHE CITYは今後も大注目!!

ということで、ここまで紹介してきたTHE CITYの最新コレクション。THE CITY RUNも新たに加わったことにより、今まで以上にライフサイクルに寄り添う機能的なラインナップとなっていました。このランコレクションは今後も継続して、秋冬のランニングで活躍するアイテムもリリース予定とのこと。その発売も楽しみに待ちながら、まずは最新のコレクションを見て、着て、動いて、その魅力を味わってみてください。

 

 

撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司 モデル/高鴨 輝(ナンバーエイト)

春を見越してアウターを選ぶなら〈バブアー〉がイイ!

新品でも古着でも〈バブアー(BARBOUR)〉の人気が止まりません! 一昨年あたりからセレクトショップの別注モデルも増え、代名詞であるワックスドジャケット以外のモデルも展開されるようになったのがその要因ではないでしょうか? やっぱり、ワックスドジャケットはカッコいいけれど、着る人を選びますからね……。

ということで、今回オススメしたいのもワックスドジャケット“じゃない方”のモデル。417 EDIFICE別注のトランスポートフーデッドです。

BARBOUR / 別注 TRANSPORT HOODED ¥53,900

ベースとなっているのは、コーチジャケットのような裾、やや短めの着丈とシルエットが特徴の「トランスポート」。417 EDIFICE 別注では着丈をやや長くし、袖丈のバランスを調整。また、取り外し可能なドローコード付きのフードがプラスされているのもポイントです。

裏地の柄も別注の一つ。フードにまでしっかり貼られている

素材にはポリエステルの高密度タフタに繊細なピーチ加工を施したものを採用。適度なストレッチ性と撥水性を兼ね備えており、着心地も良好です。

あとポリエステルなので、ワックスドジャケットと違い周りに気を使わなくていいのもメリット(笑)。

着込めば今の時期もガンガン着られるし、もちろん春アウターとしても活躍してくれるバブアー。春を見越してアウターを選ぶなら良い選択肢だと思います。

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【1月】編集部がよく着た「フリース」

見た目さながら、ちょっと風に弱いところにも愛嬌を感じる「フリース」。とはいえ軽い・暖かい・洗えるの三拍子が備ってるもんだからなんだかんだ着ちゃうんですよね。2022年、年明けから編集部一同、大変お世話になりました。いつもの3人がよく着たフリースはこれ。


NOROLL

〈ノーロール〉のフリースプルオーバーは12月はほぼ週5、1月も週2〜3で着るほどのお気に入り。正直買う前はちょっと高いかな〜と思っていたけれど、買ってからはその値段にも納得です。めちゃくちゃ軽くて暖かいポーラテックサーマルプロ&裏地メッシュの組み合わせがとにかくサイコー! ポケット付きでサイズも大きいので、中にフーディーを仕込んでアウターとしても使ってます。

patagonia

去年末からセカストディグにハマり中。最寄りのつるせ店のアウトドアコーナーにひっそりと佇んでいた一着です。いざ試着してみると、自分のワードローブにはない赤という色がなんとも新鮮でした。ロゴが胸元ではなく、ジップの引き手に付いているだけという奥ゆかしいデザインも好み。内タグは“FA00”表記だったので、2000年秋冬のアイテムのようです。色は派手だけど、デザインは地味。個人的に今着たい〈パタゴニア〉のフリースはこんな感じです。

SSZ

パタゴニアのM.A.R.Sがソースとの情報を得て、「並ぶ」と意気込んで手に入れた一着。同ブランドらしくあらゆるインナーを包み込んでもびくともしないビッグシルエットが最高。元ネタは一部の特殊部隊でしか採用されないほどの高コストで数も少なく、一般市場では買いづらいお値段ですが、〈SSZ〉は一般人にも手の届くレンジに収めてくれているからありがたい。色違いも買っておけばよかったと思うほどにはお気に入りです。

メレルの「ジャングル モック」がコードレスシステムを搭載しアップデート

1998年の発売以来、アウトドアファンからタウンユーザーまで多くのファンに愛され続ける米国アウトドアブランド MERRELLのアイコン「JUNGLE MOC(ジャングル モック)」。同シューズを大胆なアップデートで刷新し、モダンに昇華させた最新モデル「JUNGLE MOC EXPLORER(ジャングル モック エクスプローラー)」を2月4日に発売します。

 

変化を遂げた次世代モデルのジャングル モック エクスプローラー!

発売からの23年が経つロングセラーモデル、ジャングル モックは、カラー・デザイン・マテリアルなど多くのアップデートモデルを展開してきましたが、新商品のジャングル モック エクスプローラーはアッパーデザインの大胆なアップデートを実現しモダンに昇華させた、次世代に繋げる大刷新モデルです。

↑「ジャングル モック エクスプローラー」1万2100円(税込)

 

本商品の特徴は、ジャングモックの象徴であるピッグスキンスエードとテキスタイルを大胆なデザインで組み合わせたコンビネーションアッパー。そして、甲部分に張り巡らせたコードを踵部で調節するトグルレースクロージャーシステムでフィット感などの快適性をサポートします。べーシックなジャングルモックのデザインに劇的な変化とファッション性をもたらしました。また、インソールのトップシートにはリサイクルポリエステルを採用し、サステナブルにも貢献しています。

↑アウトソールには15%リサイクルラバーを配合

 

1stシーズンは、独自性を象徴する MULTI(マルチ)カラー、クリーン且つ洗練された印象を映し出す MINERAL(ミネラル)カラー、アウトドアの代名詞的な色調となる COYOTE(コヨーテ)カラー、都会的なスタイルを実現する TRIPLE BLACK(ブラック)カラーの計4色で発売です。

 

 

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テニスプレイヤー「ジョン・マッケンロー」が愛してやまなかった「ナイキ エア トレーナー 1」が遂に復刻!

ジムでのワークアウトやコートでのトレーニングまで、様々なシチュエーションで優れたパフォーマンスを発揮できる、クロストレーニングシューズとして1987年にリリースされた「ナイキ エア トレーナー 1」。高めの履き口に加え、安定性やサポート性を高めるために外側に張り出したソール、そして足とシューズの一体性を高めるためのストラップが特徴です。

 

ちなみに、ナイキ エア トレーナー 1は伝説のテニスプレイヤー「ジョン・マッケンロー」がテニスの試合で着用し、「私が必要とした全てを持ち合わせたものでした」と語ったテニスシューズ。そんな名作が、多くのスニーカーファンの要望に応えて、遂に復刻されます!

 

【「ナイキ エア トレーナー 1」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

80年代っぽい蛍光グリーンのディテールにも惹かれます!

本作はオリジナルのカラーリングである通称「クロロフィル」をまとい、オリジナルのフォルムを忠実に再現した復刻モデル。トレーニングジムの機材をモチーフにした、グレー&ブラック&ホワイトのカラーリングを踏襲しています。そしてエア トレーナー 1を特徴付ける面ファスナーストラップや、ミッドソールのエアクッションなど、ディテールもしっかりと再現されています。

↑甲上部はシューズの一体性を高めるためのストラップが設けられています

 

↑安定性やサポート性を高めるために履き口は高めに設定されています

 

↑シックなカラーリングをメインにした中、ビビッドな蛍光グリーンのディテールがアクセントに。80年代っぽさも感じさせますね

 

↑内側サイドにはスウッシュが省かれてベンチレーションを設け、通気性を高めています

 

 

本来トレーニング用として開発されながらも、ジョン・マッケンローが試合で着用して絶賛したという、まさに伝説の一足! ここ最近だとナイキ エア クロストレーナー3がシュプリームとのコラボレーションで話題になったりと、クロストレーニングモデルに熱い注目が注がれている昨今。スニーカー選びで一歩先を行くなら、ナイキ エア トレーナー 1は外せませんよ!

ナイキ
ナイキ エア トレーナー 1
1万4850円(税込)
※2022年2月発売予定。

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

街角で防寒ランウェイ#01|B-BOYオマージュのミリタリーコーデ(高円寺『Lampa』遠山勇)

いつもの街を舞台に、名物スタッフがちょっぴり過剰な防寒コーデでランウェイ。見方によってはフィクションの格好、なんですが、盗める防寒対策がきっとあるはず。第1回は高円寺『Lampa』のオーナー、遠山さん。B-BOYオマージュなルックを発表してくれました。さあ、イッツショータイム!


ベスト(シュタンバウム)、アウター1(ア ボンタージ)、アウター2(シュタンバウム)、他私物

B-BOYオマージュのミリタリーコーデ

やっぱり自分の考え方の軸になっているのは、B-BOYの「自分だったらどうアレンジするのか?」というモノへの見方。今回はアースカラーのミリタリーアイテムを中心に、本来はブランド側が提案していないであろう着こなしに挑戦してみました。頭部と足元にはB-BOYオマージュの防寒対策を注入。取り入れるコツは、びくびくしないことです。何気ない顔をしていれば街では誰も気にしませんから(笑)

〈シュタンバウム〉のライナー×〈アボンタージ〉のショートコート×〈シュタンバウム〉のベストはアースカラーで統一。

防寒ポイント01
アウターの上にベストをオン

まず言っておくと、これは防寒対策ではない……けど、かっこいいでしょ? 撮影前日に某番組の私服-1グランプリで1位に輝いた人が同じことをやっていたからお墨付き(笑)。合わせるポイントは、同系色のアイテムで馴染ませること。あとは、レイヤードで丈の段差を作ること。これできっとうまくいくはずです。

軍用のバラクラバを口元に持ってきて、さながら目出し帽に。

防寒ポイント02
軍用バラクラバをネックウォーマーとして

昔、お店で取り扱っていたバラクラバを久しぶりに引っ張り出してみました。当時、お客さんに「なんですかこれ(笑)」と言われたのはいい思い出……。その反対に、今は逆にイケてるアイテムとして盛り上がってる。たださすがに街でかぶったら銀行強盗に勘違いされかねないから、首元を温めるネックウォーマーと解釈。ちょっと怪しげな感じが今っぽいよね。

私物の〈アイランドニットワークス〉のニット帽には「白のアイテムは軽さが出ていいね」とコメント。その下には玄人好みの〈CCP〉のアビエイターキャップをイン。

防寒ポイント03
異素材ミックスの帽子重ね付け

B-BOYのドゥーラグ×キャップの組み合わせを、ウチ的に解釈するんならこんな感じ。ナイロン素材のアビエイターキャップに、ウール素材のニット帽を重ね付け。さすがにドゥーラグはハードルが高いから、これなら挑戦しやすいのでは? しっかり暖かいし、コーディネートに奥行きが出るからおすすめ。

私物の〈スティルバイハンド〉のコーデュロイパンツの上にレッグウォーマーを重ねた。シューズはに撥水効果と氷の上でもアウトソールを有した〈スイコック〉のムートンブーツとチョイス。盤石な布陣だ。

防寒ポイント04
B-BOYオマージュの片足レッグウォーマー

B-BOYがよくやっていた、片足の裾だけ捲り上げるスタイルへのオマージュ。もちろんそれだと寒いから、Lampa流に片足のみレッグウォーマーをオン。この違和感がいいよね。ただ両足につけちゃうと野暮ったくなるから、これはこれで意外とバランスがよかったり。まあそもそもパンツの下に入れたほうがいいんだろうけど(笑)。

これは見逃せない! ワイルドシングス×アークネッツ第二弾「ミリタリージャケット」

15もの個性あるセレクトショップを束ねるARKnets(アークネッツ)。同ショップのエクスクルーシブライン 「ONLY ARK(オンリーアーク)」から、ミリタリーサプライヤーとしても確かな実績を持つアウトドアブランド「WILD THINGS(ワイルドシングス)」に別注した「3レイヤーミリタリージャケット」が登場。

 

日本の気候に合った、ワイルドシングスオリジナルの3層素材を使用

このミリタリージャケットは、1980年代から2000年代初頭まで米軍で採用されていた拡張式寒冷地被服システム、ECWCS 第3世代・レベル6に属する“EXTREME COLD/WET WEATHER JACKET” をベースに、ワイルドシングスの最新テクノロジーを落とし込んでいます。ボディには日本の湿潤な気候にマッチする、耐水性・透湿性・伸縮性・防風性を備えたワイルドシングスオリジナル3レイヤー素材を採用。細番手で高密度に織り込まれたマットな質感は高級感もありタウンユースに最適です。

↑ワイルドシングス×アークネッツ「3レイヤーミリタリージャケット」3万9600円(税込)

 

↑防水・防風・透湿、そしてストレッチ性が高いフォーファンクショナルファブリックを使用。ストレッチ性が高いことで、アクティブなシーンでも着用によるストレスを感じない

 

↑フロントジッパーと腰ポケットに止水ジッパーを採用

 

裏面はフルシームテープ処理することで防水性能をさらにアップし、縫い目からの水の侵入を防ぎ高い防水性を確保。

↑内側のポケットはキャッスレス化の時代に合わせて、スマホ、コンパクトウォレットなどを収納することができる

 

なおベースモデルに存在する襟部分の収納可能なフードは取り払い、首元をスッキリさせるとともに軽量化を実現しています。ゆったりとしたシルエットは、裾に設けられたスピンドルで調整することでシルエットの変化も可能。左内側腰部分に内ポケット1つを備えています。

 
取扱店舗:ARK STATES、Pier Lounge by ARK(レイクタウン店、オーパ店、ベルモール店)、ARKnets ONLINE STORE
問い合わせ先::ARK STATES(アークステイツ)TEL:028-688-8895

 

 

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今欲しいのはアウター以外。老舗アメカジショップで探すミッドレイヤー4選

アウターより中に着るやつが欲しい

1月も終わりに差しかかる今、冬のコーディネートもそろそろマンネリ気味。今気になるのはメインのアウターではなく、その下に着る中間着、いわゆるミッドレイヤーです。特に注目したいのは、去年に復権してたアメカジの匂いがするアイテム。今回は老舗アメカジショップ『HUNKY DORY NAGOYA』の4着をピックアップ!

ミッドレイヤーのお手本です

U.S.ARMY DEAD STOCK / ECWCS GEN III LEVEL3 FLEECE JACKET ¥17,380

まずはミッドレイヤーの定番、ECWCS(=極寒冷地被服システム)第三世代のフリースジャケットをチェック。街中でもよく見かけるアイテムですが、他人との被りも気にならないほど高い完成度を誇る一着です。メインの生地には、米国ポーラテック社の“サーマルプロハイロフト”を贅沢に使用。肩や肘部分にはナイロン地を配し、脇下はストレッチ素材で切り替えています。補強や動きやすさを念頭に置いた素材使いですが、デザイン的にもかっこいいの一言に尽きる。デッドストックは年々減っているので、今のうちの確保がおすすめです。

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〈エルエルビーン〉がじわじわキテる

L.L.Bean / MOUNTAIN PILE FLEECE VEST ¥14,300 → ¥11,440

ノースフェイスやパタゴニアなどの鉄板ブランドに比べて、これまではやや地味なイメージがあった〈エルエルビーン〉。ただ最近では古着界隈を中心に復権の兆しあり。同ブランド特有のレトロな雰囲気満点の一着はベストといえど、保温性は申し分ありません。ミッドレイヤーとしての使用はもちろん、もう少し暖かくなればスウェットやネルシャツとの重ね着を楽しみたいところ。長袖バージョンもありますが、個人的な推しは通年で活躍してくれるベストのほう。ちなみに今ならセールプライスですよ。

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実は大人っぽいCPOシャツ

FIDELITY / CPO SHIRT JACKET ¥19,800

アメカジ好きはもちろん、幅広い大人の方にも薦めたい中間着が〈フィデリティー〉のCPOシャツです。アメリカ海軍が甲板上での作業時に着用していたウールメルトン地のCPOシャツは、男らしいイメージと共に、どこかシックな雰囲気も兼ね備えているのが魅力。まだ試したことがない方にはぜひ一度手に取ってほしいアイテムです。昨今の流れに合わせて、肩幅および身幅を広く取ったシルエットにアップデートされているので、体型を問わずに着やすい一着です。

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真冬の中間着としてのMA-1

ROTHCO / LIGHTWEIGHT MA-1 FLIGHT JACKET ¥9,900

過去に何度も流行りましたが、やはりメンズにとっては普遍性を備えたMA-1。そんなアイテムを、あえて真冬のミッドレイヤーとして使うのはいかがでしょう。MA-1といえばボリュームのあるイメージがありますが、老舗ミリタリーブランドの〈ロスコ〉からはあえて中綿を入れずに仕上げた一着もリリースされています。ヘビーアウターに飽きてきた今時期であれば、スウェットパーカーを中に着込んで、上からダウンベストを羽織るような着こなしもおもしろそう。

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ダウンだけじゃない! ユニクロの旬なアウター「防風アウターファーリーフリース フルジップパーカ」は要チェック

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの「防風アウターファーリーフリース フルジップパーカ」をご紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

極薄フィルムが風を防ぎ冬でも暖かさをキープ

防風アウターファーリーフリース フルジップパーカ

3990円

0.008mmの防風フィルムを内蔵し、優れた防風性能と柔らかな着心地を両立。ちょっとした外出からアウトドアまで幅広く使えます。ジップフードタイプで着脱もスムーズです。

 

【ココがUNIQUE】

↑胸ポケットはジッパー付きで、中に小物を入れても安心。ジッパーの引き手は手袋をしたままでも掴みやすい仕様となっています

サッと羽織っても上品にキマる! ユニクロ「オーバーシャツジャケット」はボックスシルエットが今っぽい

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの上品にキマる「オーバーシャツジャケット」をご紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ラフに羽織って品良くキマる最旬シャツジャケット

オーバーシャツジャケット

4990円

肩のラインをドロップさせたリラックスフィットが特徴。旬のボックスシルエットで、1枚で着ても羽織っても着こなしやすいです。ウールのような素材が上品かつ季節感たっぷり。

 

【ココがUNIQUE】

↑左胸にはアウターとしての使い勝手を考慮して内ポケットを搭載。合計4つのポケットを備え、収納力は見た目以上

 

↑両脇にはシルエットをスッキリと見せられるシームポケットをレイアウト。深さもスマホなどの収納にちょうど良いです

ナイキ ACGの最高傑作「エア モワブ」のアップデート版が見逃せない!

ナイキのアウトドアカテゴリーラインとして1989年に立ち上げられた「ACG(エーシージー)」。それまでにナイキが培ったシューズ作りのノウハウやテクノロジーをアウトドア向けに流用するという、当時としては画期的な試みで、1990年代にはファッションシーンでも大ヒットを果たしています。1991年に登場し、ACGのシューズの中で最高傑作のひとつとして人気を得ているのが、「ナイキ ACG エア モワブ」です。2021年にはオリジナルを忠実に再現した復刻版がリリースされて話題となりましたが、2022年はモダンなテクノロジーを加えたアップデート版も登場しました!

 

【「ナイキ ACG エア モワブ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

オリジナルのルックスを踏襲しながら快適さが数段レベルアップ!

今作は、アンクルパーツに設けられた三角形の「ACG」アイコンや、アウトソールの「AIR MOWABB」のロゴといった、オリジナルの特徴的なディテールを踏襲。そして、より伸縮性に優れた履き口と、クッショニングを向上させたフォームミッドソールを採用。着脱のしやすさと、トレイルシーンでの快適性がより一層高められています。

↑履き口のサイドには、「ACG」の文字を三角形に収めた旧ロゴを継承

 

↑鮮やかなオレンジをメインにしたアウトソールには、オリジナルと同様にポップな書体で、「AIR MOWABB」のロゴをオン

 

↑ブーティー構造の履き口は、オリジナルと比べてより伸縮性の高いファブリックでアレンジして、脱ぎ履きがしやすくなっています

 

↑ヒールの周りのサポート性を高めるハラチのテクノロジーを備えています。さらに柔らかさが増したフォームミッドソールにチェンジし、クッショニングと快適性を強化

 

 

ナイキ ACGの初期モデルならではのクラシックでスタイリッシュなルックスと、モダンな履き心地が見事にマッチしていますね。それにしても、30年以上も前のデザインとは思えない、完成度の高いデザインにはあらためて驚きです。人気モデルゆえにサイズ欠けも始まっているので、気になる方はお早めに!

ナイキ
ナイキ ACG エア モワブ
1万9250円(税込)

 

atmos 千駄ヶ谷
https://www.atmos-tokyo.com/

【1月】給料日の買い物メモ

「給料日だからパーッと…!」なんて言葉も最近はあまり耳にしなくなりましたが、自分の買い物メモをじっくり検討してみるのには絶好のタイミング。日々FACY上で入荷してくるアイテムのチェックに余念がない編集部は今月何を狙ってる?


岩崎
最近気づいたんですけど、給料日前が一番イベント多くないですか? それを見越して、今月からは常に前半抑えめでいく予定です。

杉山
確かに“23日リリース”とかよく見かける気がしますね。「欲しいけど給料日前だから買えない!」みたいな(笑)。もしかすると、世間は20日が給料日の人のほうが意外と多いんでしょうか? まあ冬のアウターは去年買ったので、高額の欲しい物は当分出てこないはず…(たぶん)。

溝口
出てきたところでもう買えません。体力ゼロです(笑)。というわけで春に向けて粛々と冬眠中。なんですが、FACYを日夜チェックしていると物欲が刺激されるものです。

 

L.L.Beanのビーンブーツ

〈エルエルビーン〉の名作、ビーンブーツ。 雨にも雪にも負けない精巧な作りを続けて100年以上。今も変わらぬ顔でアウトドアだけでなく街でも愛されている。¥20,900(税込)

僕がいま気になっているのはビーンブーツです。昨年末に吉祥寺のL.L.Beanで試着したんですが、ヘビーデューティーの流れもあってかかなり新鮮に感じました。ただ、この手のアイテムをずっと避けていたせいでどう合わせていいかイマイチ分かりません。ナイロンパンツかスウェパンに合わせるのってアリ……?

そもそもビーンブーツって、アイテムのスペック云々だけでなく、持ち主のライフスタイルとセットになっている感じがかっこいいアイテムの典型ですよね。つまり、ビーンブーツ的なライフスタイルを確立していない人が履いていいのかという葛藤が当然生まれ得る。とはいえ、いちファッションとして割り切って、あっけらかんとスウェパン辺りに合わせてしまうのは全然アリだと思います。

ちなみに、ヒップホップをそれほど聴かない人間が2021年ベストバイにイエローブーツを選出してましたっけ(笑)。ただ不思議なもので履いた日にはヒップホップに意識がいくんですよねこれが(形から入るタイプです。)

じゃあ、これを履いたらハンティングを意識しちゃう?それはそれでちょっと嫌かも(笑)

まぁ意識しないのもありなんじゃないですか。それがトレンドの意味ですから。

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STEELE CANVASの別注トートバッグ

ジャーナルスタンダードがアメリカの工業用バスケットメーカー〈スティールキャンバス〉に別注したトートバッグ。頑丈なキャンパス生地に配されたミリタリーライクなステンシルロゴが特徴。¥14,300(税込)

冬服はひと通り揃ったので、僕も気になるのは服以外。長年リュック派だったのですが、去年買ったロング丈のウールコートに似合わない気がして、今はトートバッグが気になっています。気軽に床に置けるやつが欲しいので、取り扱いに気を使うレザーより雑に扱えるキャンバス地のほうがいいなと。他の選択肢としては、それこそ〈エルエルビーン〉のボートアンドトートも使ったことがないので気になっています。

僕もキャンバストート欲しいな〜。ボート&トートは持ってるけど、なぜか最終的に部屋のインテリア化。キャンプ道具用の収納ツールになっちゃいました。

絶賛愛用中ですが、ざっくり「今日は荷物が多いよな」なんて日に重宝してます。シンプルなデザインだからコーデとの相性も考えなくていい。ただマイボトルの問題なんですけど、バッグで横になってコーヒーがこぼれるんですよね。その意味でこれは秀逸だなぁと。

ああ、STANDARD JOURNALのやつもよさそうですねえ。持ち手が2wayなのが気が利いているし、〈テンベア〉のデザイナーさんが手がけているという点でも安心感があります。そう考えると、トートバッグはもうちょっといろいろリサーチしてみたほうがいいのかな…。

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HIGHLAND2000のニット帽

イギリスの老舗ニットメーカー〈ハイランド2000〉のニット帽。こちらも漏れなくリーズナブルな価格で品質が高い。4色展開のうち、手持ちにないグレーをチョイス ¥5,720(税込)

あんだけ被っていたBBキャップですが、急に飽きてしまいまして。今は完全にニット帽の気分。冬も残りわずかですが、ずっと気になっていたボンボン付きを今季のラストバイとして検討中。ただボンボンがちっちゃいような……。

デカすぎるボンボンも考えものですが、控えめのボンボンもこれはこれで難しい。てか、調べたらボンボンではなくポンポン派もいるんですね。「ポンポン」の響き、かわいい……。

日本ではかわいい印象が先行してしまうアイテムですが、欧米では大の大人も被っていたりするし、もっと冬の帽子の定番っぽい立ち位置なのかも。アイテム的には僕も好きなので、もっと浸透して大人もポンポンが被りやすい世になってほしいものです。

あれ、杉さんも「ポンポン」……。それはとにかく、やっぱり日本人にとっては映画『ホーム・アローン』で子供(マコーレー・カルキン)が被っていたのが影響しているのかも。あれ以外、特段イメージがつかないからなあ。まあ被ったもん勝ちですよ!

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#08 EasyGo Athleticsのスポーツソックス|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。シューズに比べて、意外と見落とされがちなのがソックスです。とはいえ、いざソックス売り場で困るのは、実際に履いた時のイメージが湧きづらいこと。

そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に試着し、その魅力を粛々と勝手にレビューしていきます。第8回は、〈イージーゴー アスレチックス(EasyGo Athletics)〉のプレミアムスポーツソックス。

#08 EasyGo Athleticsの『プレミアムスポーツソックス』

【プロフィール】
商品名:EasyGo Athletics / AllCity Performance (Y)Spec Sock
色:Mango & Sunburst
素材:不明
サイズ展開:USA size 9 – 13(27cm – 30.5cm)
生産国:不明
価格:¥2,200(税込)
購入店舗:NEW NEW YORK CLUB

機能性とユニークなデザイン、サンプリングセンスが相まった小物を展開するNY発〈EasyGo〉。国内では主にNYに縁のあるショップや飲食店でしかセレクトされていない“知る人ぞ知る”ブランドです。

今回取り上げるのは、定番として展開されているプレミアムスポーツソックスを夏向けに改良したサマーウェイトVer。通常モデルより甲を包むメッシュアッパーの通気性が上がっていますが、厚さはミドルウェイトくらいなので日本でなら通年で履けます。

しっかりとフィットしてくれるメッシュアッパーに、クッション性のある足底、そして高い通気性。パンチの効いたカラー&デザインとは裏腹に、クオリティ(快適性)も高いのが魅力です。普段履きはもちろん、アクションシーンでも活躍してくれるのでは。

また、甲の部分にプリントが入っていて、靴を脱いだ時にも洒落っ気が出せるというのも◎。マンゴーの他に、レッドやブルー、ネオンイエローなど発色の良いカラーソックスが揃っているので、“ソックスは遊ぶ”派という方はぜひ。

撥水加工だからアウトドアにも◎! ユニクロ 2Way仕様の「イージースリッポン」

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの使い勝手がいい「イージースリッポン」をご紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

日常生活からアウトドアまで活躍する2Way仕様のスリッポン

イージースリッポン

1990円

アッパーに撥水機能を備えたスリッポンタイプのイージーシューズ。アッパーとライニングの間に中綿を内蔵しているため保温性が高く、キャンプなどのアウトドアシーンにも対応できます。

●一部店舗およびオンラインストアにて販売

 

↑かかとを踏んだ状態でも履ける2Way仕様。サンダル感覚で近所への外出にも最適。ややボリュームある見た目がかわいい

 

【ココがUNIQUE】

↑アウトソールにはランニングシューズによく用いられるEVA素材を使用。柔らかく弾力があり、軽量性にも優れています

ニューバランス「996」のシルエットを忠実に再現した大人のためのスニーカー「CM996」!

ニューバランスを代表する990番台は、1982年に誕生したシューズ「990」から始まりました。1988年には、3代目のオンロード用ランニングシューズとして「996」がリリースされています。996はその完成度の高いデザインと履き心地、卓越した機能性で、まさにニューバランスの顔とも言える名品です!

 

【ニューバランス「CM996」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

今も昔も変わらず大人の足元をシックに飾る逸品です!

単に996と言っても「M996」や「CM996」などのモデルが存在しますが、今回はCM996を紹介します。本製品は、初代996の美しいシルエットを忠実に再現したライフスタイルモデルです。アッパーは風合い豊かなピッグスキンスエードとテキスタイルのコンビネーションで、上品な雰囲気をプラス。そしてソールはもちろんC-CAPを組み合わせて、卓越した履き心地となっています。

↑アッパーは厚みのあるクッション材ながら、 シャープで自然な履き心地のSL-1ラストを採用することで、スマートなシルエットに仕上げられています

 

↑高い位置に設定されたヒールカウンターが特徴で、足をしっかりと包み込んでくれます

 

↑ソールはクッション性、耐久性に優れるC-CAPを組み合わせることで、 卓越した履き心地を提供します

 

↑アウトソールはオンロードでの快適な使用に合わせて、グリップ性の高いトレッドパターンを採用。 雨天時も滑りにくく安定感を維持します

 

 

とても30年以上も前にリリースされたとは思えない完成度の高いデザインは、あらためてビックリです! そして履き心地が抜群なクッションテクノロジーも、流石の一言。さらにはどんなスタイルや場面にもすんなりとマッチしてくれる、ノーブルな存在感。いつまでも愛され続けるわけですね。

ニューバランス
CM996
1万5180円(税込)
※写真のカラーは2022年2月発売予定。

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

ゴワつかない肌触り! ユニクロの「3Dスフレ クルーネックセーター」は縫い目なしが美しい

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの美しいシルエットが魅力的な「3Dスフレ クルーネックセーター」をご紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

一着丸ごと編み上げた美シルエットの3Dニット

3Dスフレ クルーネックセーター

2990円

ふっくらと温かみのあるアクリル/ウール/ナイロンのブレンド糸を使用したニット。縫い目のないホールガーメント技法で編まれており、ゴワつき感がなく伸縮性にも優れています。

 

【ココがUNIQUE】

↑まるでスフレのようなふんわりした肌触りが心地良い。ブラッシングによる特殊起毛で、イヤなチクチク感も少ない

 

オススメコーデ

「ユーティリティワークパンツ」+「ソフトボアフリーススタンドベスト(1990円)」+「ウォッシャブルミラノリブセーター(2990円)」※スニーカーはスタイリスト私物

ワークパンツにフリース素材のベストを合わせた秋のアーバンアウトドアスタイル。インナーにはスウェットではなくニットを使うことでラフすぎないリラックス感を演出しましょう。

軽量かつタフでどんなシーンでもしっかりと足元をサポートしてくれるオンの「Cloud Dip」!

スイス発のパフォーマンスシューズブランド「オン」を代表するベストセラーシューズ「Cloud(クラウド)」。ミッドソールに超軽量フォームのCloudTec(R)を搭載して、優れたクッション性や反発力、グリップ力とあらゆるシーンにおいて威力を発揮してくれます。そんなクラウドをベースに、よりタフな機能性を加えた、アーバンアウトドアな一足が「Cloud Dip(クラウド ディップ)」です!

 

【オン「クラウド ディップ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

無骨でワイルドなルックスも魅力的ですね!

クラウド ディップのポイントとなるのが、アッパーの素材使い。バリスティック・コットンのアッパーを採用しつつ、トゥ周りにはトレイルシューズからヒントを得た、360°マッドガードを搭載。クラウドの洗練されたパフォーマンスはそのままに、耐久性と保護機能を大幅に向上しています。カラーラインナップは全5色。

↑アッパーはミリタリーからインスパイアされた、バリスティック・コットンを使用して、耐摩耗性と耐久性を高めています。さらに360°マッドガードが泥などの侵入を防ぐほか、アクセントとしてワイルドな雰囲気を加えています

 

↑伸縮性のあるシューレースを採用していてソフトな履き心地に。長時間履き続けても疲れにくくなっています

 

↑ヒールカップはかかとをしっかりとホールドし、シューズと足との一体感を高めています

 

↑ミッドソールには、しなやかな着地を実現する「Zero-Gravity Foam」と「CloudTec(R)」を採用。さらに高反発のSpeedboard(R)を加えて優れた推進力も兼ね備えます

 

 

クラウドならではの軽快な履き心地と、無骨でワイルドなルックスが絶妙にマッチしています。ミリタリーからインスパイアされたという素材使いで、どことなくタクティカルシューズっぽい雰囲気も溢れます。デイリーユースからアーバンランまで幅広く活躍するので、迷った時には間違いのない一足ですね!

オン
クラウド ディップ
1万8480円(税込)

スウェット上下はカラー選びが大事。今欲しいのは〈スポーティアンドリッチ〉のセットアップ

脱・部屋着できるスウェット上下が欲しい!

トレンド認定されてから久しいアイテムですが、意外と街中で見かけないのがスウェットのセットアップ。特にグレーは上下で着こなすのが難しい色ではないでしょうか。グレー特有の厳然たる部屋着感ってなかなか払拭できないものです。個人的にも、一昨年買ったロスアパのグレーのスウェットを上下揃って着るのは結局家の中だけ…。

そこで、スウェットセットアップを着こなすためには「グレー以外に目を付けるべき」という新たな仮説を立てている今日この頃。アイテムの具体例で言えば、今気になっているのは〈スポーティアンドリッチ〉のセットアップです。

色・ロゴ・生地良しの三拍子が揃った〈スポーティアンドリッチ〉

Sporty&Rich / SERIF LOGO HOODIE 、SERIF LOGO SWEATPANTS 各 ¥17,600(JOURNAL STANDARD)

チャンピオンのリバースウィーブのイメージが強いせいか、どうしても「スウェット=グレー」で脳内変換されてしまいますが、〈スポーティアンドリッチ〉はやや暗いトーンのグリーンというのが技あり。去年に引き続きトレンド感があるカラーというだけでなく、手持ちのブラックやネイビーの冬アウターとも組み合わせやすいので、実はかなり使えるカラーです。

また、スウェット上下を部屋着に見せないためには、ロゴの存在も大事。インスタ上でセンスの塊のようなビジュアルを日々発信しているエミリー・オーバーグ率いる〈スポーティアンドリッチ〉の真骨頂はこんな素っ気ないロゴ使いにこそ凝縮されていたりします。

色、およびロゴ問題のハードルをクリアしたあとにチェックしておきたいのはやはり生地のクオリティでしょう。すぐにヨレたり、毛玉ができてしまうような生地は部屋着感を誘発しやすいので問題外。

〈スポーティアンドリッチ〉が使用しているのはアメリカ製の11.5オンスのヘビーウェイトなスウェット地です。声高にいい生地を使っているアピールはせず、ネームタグにそっと“LESS BUT BETTER”のフレーズを添えるのみというのが憎らしい。裏起毛なので、今の時期も暖かく着用できるセットアップです。

別カラーのボルドーも単品で使うにはいい色味なのですが、上下揃って着ることを想定すると軍配が上がるのは今回のグリーン。ということで、筆者と同じく街でも使えるスウェットセットアップを探しているという方には〈スポーティアンドリッチ〉、大いにおすすめです。

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ストレッチ素材で履き心地抜群! ユニクロの「ユーティリティワークパンツ」

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの「ユーティリティワークパンツ」をご紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ソフトな風合いが魅力のイージーワークパンツ

ユーティリティワークパンツ

2990円

ペインターパンツをベースにしたイージー仕様のワークパンツ。染め方を工夫したストレッチドビーを使用しており、柔らかな穿き心地と深みのある風合いを兼ね備えています。

 

【ココがUNIQUE】

↑ウエストはドローコードでフィット感を調整可能。リラックス感のあるストレートシルエットなので着回し力も高いです

 

オススメコーデ

「ユーティリティワークパンツ」+「ソフトボアフリーススタンドベスト(1990円)」+「ウォッシャブルミラノリブセーター(2990円)」※スニーカーはスタイリスト私物

ワークパンツにフリース素材のベストを合わせた秋のアーバンアウトドアスタイル。インナーにはスウェットではなくニットを使うことでラフすぎないリラックス感を演出しましょう。

「アディダス ブランドセンター 原宿」は、 店舗内の65%を再生素材使用アイテムで構成!

アディダス ジャパンは、“サステナビリティを体感する”をテーマにした直営店「アディダス ブランドセンター 原宿」を東急プラザ表参道原宿に1月22日にオープンしました。店舗内で揃える全商品の65%を再生素材使用アイテムで構成するほか、国内店舗初となるスニーカークリーニングサービス“スニーカー サービス”、給水スポットやオリジナルボトルの販売サービス“ウォーターファウンテン & ウォーターボトル”といったサービスを展開します。

 

アディダスのサステナビリティを体感できる新店舗!

アディダス ブランドセンター 原宿は、すべての照明設備にLED照明を採用し、エネルギーシミュレーションによるエネルギー最適化検証をおこなうなどエネルギー効率を上げているほか、ごみの徹底した分別管理や店舗開発工事時に発生する建設廃棄物のリサイクル推進など、環境に配慮した店舗設計を実現しています。店舗内の一部の床やハンガーなども再生素材を利用し、サステビリティにこだわっています。

 

まず注目したいのが、地下1階にある国内初の“スニーカー サービス”。研修を受けた専門スタッフが常駐し、5分ほどで終了するアッパーとソールの簡単なクリーニングサービス(無料)。そして、洗剤とスチームによる洗浄と除菌・消臭などもおこなう2種類の有料メニューが用意されています。レザーやスエード、ヌバックのスニーカーに対応し、この2種類のメニューに関しては1週間ほど納期がかかるとのこと。さらに、地下1階の売り場には、アディダス オリジナルスのアパレルや「スタンスミス(STAN SMITH)」「フォーラム(FORUM)」などの定番スニーカーをそろえています。

↑ベルリン(ドイツ)やロンドン(イギリス)、ドバイ(アラブ首長国連邦)など海外の店舗ではすでにおこなれている“スニーカー サービス”

 

↑表面のみの簡単なクリーニングとなる「EXPRESS CLEAN」。無料

 

↑スチーマーでアッパー、ソール、シューレースの洗浄を施す「BASIC CLEAN」2200円(税込)。アッパー、インナー、ソール、シューレースの洗浄・消臭を施す「PREMIUM CLEAN」2750円(税込)

 

女性客が多いエリア特性を踏まえ、1階はウィメンズに特化し、ランニングやスポーツウェア、トレーニング、「アディダス バイ ステラ マッカートニー(ADIDAS BY STELLA McCARTNEY)」などのカテゴリーをそろえます。女性用フィッティングルームは天井も高く、ラグジュアリーな気分を感じられるスペース。前述した、無料で利用できる給水スポットと、オリジナルウォーターボトルの販売エリアは1階に設置しています。

↑1階にウィメンズ用アイテムを取り揃えているのもアディダス ブランドセンター 原宿ならではの特徴

 

↑“ウォーターファウンテン & ウォーターボトル”は、お買い物中やランニング時の給水など様々なシーンで利用できます

 

2階に上がると、直営店最大の43平方メートルのアウトドアエリアを設けています。クライミングやトレイルランニングなどのフットウェアを中心に、メンズ・ウィメンズのアイテムを用意。東京限定のアイテムを扱う売り場“トウキョウ ショップ”では、アーティストのヒダ・タカヒロとコラボし、廃棄されたシューレースをファブリックに見立てた作品を展示。バスケットボールに特化した売り場もあります。

↑メンズ、ウィメンズのフットウェアやアパレルを中心に国内店舗最多となる50種類以上の品揃え

 

↑アディダスの商品をモチーフに、廃棄になったシューレースをhi-dutch / Takahiro Hida特有の技法を用い独創的なアート作品へと仕上げています

 

一方、アディダス アプリと連動したスマートな買い物体験もできます。店内でアディダス公式スマートフォンアプリを起動し希望の商品を撮影すると、在庫状況をその場で確認できます。そのままアプリ上で試し履き依頼をおこなうと、スタッフが希望のサイズを持ってきてくれます。

↑店舗内の階段は深海をイメージしたブルー。上の階から下の階へ降りていくと、グラデーションがどんどん濃くなっていきます。深い海の中へ潜っていくかのような演出

 

アディダスは同店舗を通じ、訪れたユーザーにサステナビリティについて考えてもらうと共に、ブランド、そして企業としてサステナブルであるためにおこなっているさまざまな取り組みについても知ってもらうことを目標にしているとのこと。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

大人のミリタリーウォッチ。どっちの別注を選ぶ?

大人のミリタリーウォッチ、ここにあり。と言わんばかりの腕時計を発見! 調べてみると、LOWERCASE 梶原由景氏が監修したスイス発の腕時計ブランド〈ナバルウォッチ(NAVAL WATCH)〉の新コレクションから発売されているモデルとのこと。

1918年には、スイスの腕時計工業史誌に「軍隊の装備に不可欠ともいえる夜光塗料付きの文字盤を搭載した時計を生産するメーカー」として記載されたことも。

1800年代にスイスで生まれたナバルウォッチ。現在はヴィンテージやミリタリーをデザインモチーフとしたウォッチコレクションを展開しており、梶原氏監修の新コレクションでは「アーバンミリタリーウォッチ」をコンセプトにした今の時代の空気感に相応しい腕時計がラインナップ。

(左)EDIFICE 別注 メカニカルウォッチ NAVY (右)JOURNAL STANDARD 別注 メカニカル ウォッチ KHAKI 共に¥36,300

同コレクションは、多くのセレクトショップで別注が展開されているのも魅力の一つ。

今回ピックアップしたのは、ダークネイビーの文字盤にレッドカラーの「LOWERCASE」ロゴが映えるEDIFICEと、よりミリタリーらしく文字盤からNATOベルトまでカーキでまとめたJOURNAL STANDARDの別注アイテム。

ベースは同じメカニカルウォッチ(機械式)で、どちらも大人。だけど方向性は全く違います。実際にお店をハシゴして比べてみるのも面白いのでは?

詳しく見てみる(EDIFICE)
詳しく見てみる(JOURNAL STANDARD)

キレイめコーデにはコレ! ユニクロの「ミラノリブボーダーセーター」

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロのきれいめコーデが叶う「ミラノリブ ボーダーセーター」をご紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ミラノリブ組織で仕上げたきれいめボーダーニット

ミラノリブ ボーダーセーター

2990円

ミリタリー×マリンなムード溢れるパネルボーダーニット。毛羽の少ない糸をしっかりと編み上げているため、型崩れを気にせずスウェット感覚でデイリーユースしやすいのが◎。

 

【ココがUNIQUE】

↑ミラノリブのさらりとした表情と適度なハリ感が特徴。やや詰まり気味のネックラインも上品な印象を与えます

 

オススメコーデ

「ユーティリティワークパンツ」+「ソフトボアフリーススタンドベスト(1990円)」+「ウォッシャブルミラノリブセーター(2990円)」※スニーカーはスタイリスト私物

ワークパンツにフリース素材のベストを合わせた秋のアーバンアウトドアスタイル。インナーにはスウェットではなくニットを使うことでラフすぎないリラックス感を演出しましょう。

ゆったり羽織れるユニクロの「コーデュロイ オーバーサイズ ワークシャツ」! アウターとしても重宝しそうなアイテム

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの「コーデュロイ オーバーサイズ ワークシャツ」をご紹介します!

 

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

アウターとして羽織れるリラックスフィットに改良

コーデュロイ オーバーサイズ ワークシャツ

2990円

ほど良い太畝のコーデュロイシャツをパターンから見直して、羽織りやすいシルエットとデザインにアップデート。タートルネックと合わせるレイヤードスタイルなどにもオススメです。

 

【ココがUNIQUE】

↑アウターとしても使いやすいよう裾のラウンドは緩めに設定。フェード感のある色合いも大人のリラックススタイルと相性抜群です

初買いのニット帽は〈イノウエブラザーズ〉のリブハットでした。 #ととのいま品

手頃な値段ゆえ、個人的につい買いがちなのがアクリル素材のニットキャップ。特に色物は着こなしのアクセントにしやすいので、いい色味のものを見かけると即レジに直行してしまう癖があります。

そんなニットキャップ好きにとって、意外とピンとくる一品が見つからないのがベーシックなグレー。数ある色の中でも素材感が強調されやすい気がして、長い間買い足せずにいたカラーでした。

ジャーナルスタンダードで購入した〈イノウエブラザーズ〉の“リブハット”。

今回、初買いという名目を言い訳にして手に入れたのは、高品質なアルパカを使ったニットウェアで知られる〈イノウエブラザーズ〉。ペルーやボリビアの農家から直接原毛を調達するだけでなく、現地で最終的なニッティングの工程まで手がけることにこだわるブランドです。

手持ちのニットキャップのほとんどは比較的安価なアクリル素材のものばかりだったので、はじめて被った瞬間の肌当たりの違いにまずびっくり。頭頂部の形に沿った6枚接ぎのパターンはフィット感もよく、“いいもの買った感”を存分に味わえる一品です。

使用しているのは、安定した原料の確保が難しい“ロイヤルアルパカ”。柔らかいだけでなく、カシミヤに比べて毛玉も立ちにくい。

実は去年買った同ブランドのマフラーも同色のグレー。いずれも分かりやすいトレンド感を演出するようなアイテムではありませんが、逆に長く活躍してくれそうです。首から上の寒さを吹き飛ばしてくれる冬小物のクリーンナップがようやく揃いました。

ちなみにデザイナー両名(ブランド名どおり、ご兄弟)の書籍も先日読了。彼らを表現する形容詞は数多ありますが、個人的には「売り手良し・買い手良し・世間良し」という商いの基本をすごく愚直に追求している兄弟に見えました。ニットキャップ買い足しの用がある方だけでなく、新年何か気持ちのいい買い物をしたいという方にもおすすめの一品です。

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ヘビーデューティーで再注目。「シエラデザインズ」のマウンテンパーカーが着たい!

いつも目にしている定番アイテムが急に新鮮に見える時ってありませんか? 最近その瞬間を迎え、「あれれ、新鮮じゃない?」と思ったのが〈シエラデザインズ(SIERRA DESIGNS)〉のマウンテンパーカ。ロクヨン、またはマウンテンパーカと聞いて、真っ先に思い浮かぶ一着ですね。

ヘビーデューティーなアウトドアスタイルが再注目されていることもあり、今改めてチェックしておくべし。

SIERRA DESIGNS / 8001 SHORT PARKA ¥48,400

1968年に開発された60/40(ロクヨン)クロスを採用した〈シエラデザインズ〉のマウンテンパーカは、発売から50年以上経った今でも愛されている超ロングセラーモデル。当時画期的だった60/40クロスも今では“ローテクなハイテク”になってしまいましたが、それでも特有の色味は絶妙だし、コットンが配合されているから着れば着るほど味が出る。この生地には機能性以上のレトロな魅力がたっぷりと詰まっているんですよね。

レギュラー丈より着丈を10cmほど短くしたショート丈モデルは、街着として着やすいのが◎。背中のマップポケットを省き、片方の胸ポケットをジッパーポケットにしているため、貴重品も収納しやすいデザインです。

まだまだ寒い日が続きますが、たまにはマウンテンパーカの下にニットやパーカー、ジャケットなどをガッツリ重ね着して出かけるのも良いのでは。そうそう、冬のレイヤードが楽しくなるのもマウンテンパーカの魅力です! レイヤード好きの方は是非に。

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使用済み自動車のバンパーを再利用! サステナブルなスーツケース「マックスパス RI」

バッグメーカーのエースは、同社の日本製トラベルバッグブランド「プロテカ」から、自動車メーカー・マツダのバンパーを再利用したスーツケース「マックスパス RI」を、3月中旬に発売します。税込価格は3万9600円。

 

同製品は、使用済み自動車のバンパーをリサイクルする技術により再生されたポリプロピレン樹脂をスーツケース外装部に、生地の端材をリサイクルした再生ポリエステルを内装仕切りとインナーケースに使用。夜間の安全をサポートするため、環境負荷が少ない振動発電LEDライトを搭載しています。

 

また、同製品は長期使用を前提とした3年間無制限の修理保証「プロテカプレミアムケア」対象製品で、使用後は「エースリサイクルプロジェクト」に参加することでスーツケースをリサイクルできます。リサイクル時の負荷を軽減するため、金属パーツを削減できるインジェクション成型を採用しています。

 

サイズはH50×W40×D25cm(容量38L)で、重量3.5kg。走行時の体感音量を大幅軽減した、同社独自開発の「サイレントキャスター」も採用。エースラゲージ赤平工場にて外装部の成型から組み立てまで一貫製造を行なっています。

オーバーサイズになったスウッシュと特大のシューレースを追加した「ナイキ ブレーザー MID」

ナイキでは初のバスケットボールシューズとして1977年に登場したシューズ「ブレーザー」。 80年代には優れたグリップ力とタフさでスケートボーダーたちもこぞって愛用し、近年でもナイキのスケートボードライン「ナイキ SB」仕様でも数多くリリースされています。今やナイキのアイコニックモデルと言って過言じゃありませんね。

 

【「ナイキ ブレーザー MID ’77 ジャンボ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

こんなデカいスウッシュ見たことありません!

そんなブレーザーと言えば、サイドに設けられた大きめなスウッシュが特徴的ですが、今季、その特徴をさらに強調して“ブレーザーらしさ”を追求した一足「ナイキ ブレーザー MID ’77 ジャンボ」がリリースされました。しかもアッパーのミッドカット部分に伸縮性の高いラバーパーツを設けるなど、ブレーザーのウィークポイントもしっかりと補っています!

↑アッパーはレザーをメインに構成し、トウの一部にマットなスエードで切り替え、落ち着きのある雰囲気も加えています。太めのステッチも加えて、ハンドメイド感も溢れますね

 

↑今作の肝といえるのが、こちらのどデカいスウッシュ。シューレースホール付近からミッドソールにかけて配されて、インパクト大!

 

↑履き口付近には伸縮性のあるゴムパーツに切り替えられ、脱ぎ履きが楽チンに

 

↑今作ではラバーアウトソールのヘリンボーンパターンが隆起していて、悪路でも優れたグリップ力を発揮してくれます

 

 

ジャンボなスウッシュがインパクトありますね。ホワイトをベースに描かれたレッドのスウッシュのコンビネーションが、どことなく日の丸を連想させてステキです! しかもミッドカットならではの脱ぎ履きのしにくさも解消されているし、より便利でインパクトのある一足へと仕上げられていますよ。


ナイキ
ナイキ ブレーザー MID ’77 ジャンボ
1万3200円(税込)

※写真の商品は参考カラーとなります。

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

心機一転。バッグを新調するときに検討したい3品。

身の回りのモノを一新したくなるこの時期。新年一発目、まずはバッグを新調してみてはいかがでしょう。バッグが変わればコーディネートが変わる。コーディネートが変われば気分も変わる。その参考に、ぜひとも検討してほしい、シンプルで使い勝手のいい主力となる3品を選んでみました。


普遍的で実用的な2WAYトートバッグ

STANDARD JOURNAL / by HAYASAKI MARKET TOTE ¥19,800

“普遍的な美を追求する道具としてのバッグ”を展開する〈テンベア〉の定番、マーケットトートをスタンダードジャーナルがカラー別注。元々備えられていた場面によって変えられる2種の持ち手や、ボトルやちょっとした小物を収納できる内部のホルダーは漏れなく配されています。

同じく別注カラー、ベージュの内部。ボトルホルダーの他、底面には底落ちを軽減する芯を入れている。

元々使い勝手の良さに定評のあるバッグでしたが、ボディの色をベージュ・チャコールグレーのワントーンにすることでさらに活躍の場が広がりました。生地は丈夫な帆布だからヘビーユースもばっちこい。「あの色よかったな…」なんて後悔のないよう、気になる方はぜひこの機会に。

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スマートさを手に入れたブリーフィング

BRIEFING/別注 DEEP SEA attack DAYPACK ¥44,000→¥30,800(税込)

日常使いだけでなくビジネスシーンでもよく見かけるようになった〈ブリーフィング〉。そんな背景にあって、エディフィスがミニマルに仕上げたのがこちら。

横からの長めがスタイリッシュ。

インラインの「attack pack」をベースに、サイドのマチを少しカット。また、ボトルホルダーも排除することでスマートさを注入しました。とはいえ、ブリーフィングのミリタリズムもしっかり感じられる仕上がり。こんな別注を待ってた諸兄も多いのでは? 時節柄セールゆえお早めのご決断を。

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シンプルでユニークなデイパック

Still by hand/DayPack ¥24,200

〈スティルバイハンド〉初のデイパックは、慣れ親しんだカジュアル感のある形ながら、同ブランドが展開する洋服同様クリーンな仕上がり。ステッチを極力排し、ブランドらしさ溢れるミニマルな雰囲気に仕立て上げました。

色違いのブラック。

なおかつ同ブランドがこだわったのが形。縦をやや短く、横をやや広めに設定することでデイパックが出自とするアウトドア感を払拭。シンプルなアプローチでありながら形一つでこのバッグを特徴づけた力量にあっぱれです。

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90年代にバズった「テバ」のアーカイヴが復刻! 水陸両用ハイクシューズを履いてみた

高機能サンダルで知られるテバから1994年にリリースされた名作ハイクシューズ「サンダルハイカー」。テバならではのストラップ使いと、当時斬新だった水陸両用仕様ということで、アウトドア界ではもちろんのこと、ファッションシーンでも大きな注目を浴びた一足です。そんなサンダルハイカーをベースに、現代の最新テクノロジーを加えて復刻させたのが「リヴァイヴ ’94 ミッド」です。

 

【テバの「リヴァイヴ ’94 ミッド」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

街や山、川にとオールマイティーで活躍!

リヴァイヴ ’94 ミッドは、クラシックなカラーリングと丸みを帯びたフォルムが特徴。アッパーは撥水加工を施したメッシュと、水陸両用のレザーのコンビネーションで、優れた通気性と耐久性を両立しています。そして裏地には100%再生ポリエステルのワッフルニットを装備して、タフなルックスとは裏腹に、しなやかなフィッティングに仕上げられています。

↑排水孔付きトゥバンパーがシューズが水を含んで重くなるのを防止します

 

↑耐水性や速乾性、耐久性に優れたリサイクル素材のストラップで、フィット感の調整が可能です

 

↑水中でも驚異のグリップ力を発揮するスパイダーラバーのアウトソールを採用していて、濡れた岩場や滑りやすい川底でも、しっかりと地面をつかみグリップ力を発揮します

 

↑履き口はソックス構造で高いフィッティングと快適性を提供してくれます

 

 

丸みを帯びたクラシックなフォルムが印象的ですね! テバを象徴するオリエンタル柄のストラップもアクセントに効いています。水陸両用なのでストリートはもちろん、来たる春の行楽に向けて一足早く備えるのもありですよ。

テバ
リヴァイヴ ’94 ミッド
1万9800円(税込)

 

デッカーズジャパン
TEL:0120-710-844

#07 Maggie’s Organicsのクルーソックス|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。シューズに比べて、意外と見落とされがちなのがソックスです。とはいえ、いざソックス売り場で困るのは、実際に履いた時のイメージが湧きづらいこと。

そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に試着し、その魅力を粛々と勝手にレビューしていきます。第7回は、〈マギーズオーガニック(Maggie’s Organics)〉のクルーソックス。


#07 Maggie’s Organicsのクルーソックス

【プロフィール】
商品名:クラシッククルーソックス 3足パック
色:ナチュラル
素材:オーガニックコットン98%/ナイロン1%/スパンデックス1%
(※コロナ禍の生産ロット分はオーガニックコットン92%の場合あり)
サイズ展開:M(22〜26cm)/ L(26〜30cm)/ XL(30〜32cm)
生産国:アメリカ
価格:¥3,960(一足当たり¥1,320)
購入店舗:PROPS STORE

〈マギーズオーガニック〉は1960年代に設立されたオーガニックアパレル企業。タンザニアの農家から直接調達するオーガニックコットンを使ったソックス類は特に評判が高く、アメカジをルーツとするセレクトショップではよく見かける存在です。

今回のクルーソックスは〈マギーズオーガニック〉を代表するベストセラー。柔らかな肌触りながら、しっかりと厚みを持たせた生地は少々の着用ではへこたれません。素朴な色味も魅力的。

足を入れた際の生地の感触は“ふんわり”というよりは“ぎっしり”。やや厚手の生地はしっかり密に編まれているので、ソックスはあくまで耐久性重視という人も満足できそう。リブの締め付けに圧迫感はなく、履き心地も気持ちいい一足です。

ちなみに、通常は履き口に配される“口ゴム”と呼ばれるパーツがないので、くしゅっとたるませて履きたい派にもおすすめ。ローテクのスニーカーはもちろん、クラークスのワラビーやデザートブーツなんかと合わせたいソックスです。

久しぶりのブーツは軽いほうがいい。NIKE SFBのフィールドブーツ #ととのいま品

今年の初買いのテーマは“昨年の後悔は持ち越さない”でした。というのも昨年、キャンプ帰りに寄った那須のアウトレットで〈ダナー〉のマウンテンライト2が破格で売られていたんですが、金欠と疲れがありスルーしたのをずーっと後悔しており……。これはなにか代わりのものを買うまで収まらない!と思い、今年一発目の買い物はブーツに決定。

Nike SFB Field 2 8” Realtree® GORE-TEX

ティンバーのフィールドブーツ(ビーブロ)と散々迷って購入したのが、〈NIKE SFB〉のブーツ。SFBはスペシャル・フィールド・ブーツの略で、ミリタリーユースに向けに作られているラインです。

ということで、同ラインではタクティカルブーツの展開もありますが、買ったモデルはハイカーやハンター、キャンパー向けのアスレチックブーツという立ち位置(まあタクティカルブーツとデザインはほぼ一緒なんですが)。

デニムだとコテッとカーゴだとガチっぽくなるので、ナイロンパンツやスウェパンと合わせるのが良さそう。

ブラウンのレザーにリアルツリーという組み合わせは単色よりカジュアル。タウンにもアウトドアにもすごく合わせやすいです。ライニングはGORE-TEXだから雨の日も安心だし(雪の日は本当に助かりました!)、ブーツにしては軽い部類だから履くのが億劫にもならない。久しぶりに履くブーツとして、SFBはなかなかの最適解でした。我ながら、満足すぎる初買いです。

ユニクロの「スウェットシャツ」はパイル地でも重ね着しやすい万能アイテム!

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの万能すぎる「スウェットシャツ」をご紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

シーンやスタイルを問わない万能クルーネックスウェット

スウェットシャツ

1990円

パイル地のなかでも薄手で、外着にも部屋着にも最適なコットン100%のフレンチテリー素材を使用。バランスやフィット感を改良し、重ね着しやすいシルエットに仕上げています。

 

【ココがUNIQUE】

↑首元にはビンテージテイストのVガゼットをあしらいました。見た目のアクセントになり、リブ素材の伸縮補強としても機能する意匠です

キェメルベージュがいい感じ! アシックス×フラグスタフのコラボシューズ第2弾

アシックスジャパンは、スポーツスタイルカテゴリーから、東京を拠点にするファッションブランド「F-LAGSTUF-F(フラグスタフ)」とコラボレーションしたシューズ「GEL-FUJITRABUCO 8 G-TX(ゲルフジトラブーコ 8 ジーティーエックス)」を1月21日に発売。フラグスタフとのコラボは、今回で第2弾となります。

 

本シューズは、アシックスのトレイルランニングシューズを代表するハイスペックモデル「GEL-FUJITRABUCO 8 G-TX」をベースにしています。さまざまな路面状況に対応するブロック上の意匠を配した靴底、アッパー内部とベロ部を一体化させ小石や雨がシューズ内に入るのを抑えた「ハーフモノソック」構造など、機能に裏打ちされた独自のフォルムを踏襲しながら、キャメルベージュとブラックでシンプルにまとめたカラーリング。アッパーには防水透湿性に優れた「GORE-TEXファブリクス」を採用し、前部のサイドとかかと部にGORE-TEXロゴを入れています。

↑「GEL-FUJITRABUCO 8 G-TX」1万8700円(税込)

 

アシックス原宿フラッグシップ、アシックス大阪リンクス梅田、アシックスオンラインストア、スニーカーショップで順次発売します。

 

 

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エース2022S/S展示会レポート! 機能系、サステナブル、コラボetcと注目のバッグが目白押しだった

さまざまなブランドのバッグ&ラゲージを取り扱うエース。カジュアルからビジネスにまで使えるプロダクトを幅広くフォローしつつ、長年培ってきたノウハウを反映したオリジナルブランド「ace.(エース)」も展開しています。そんなエースの展示会を訪ね、新作を拝見。新生活に使いたい、注目すべきニューモデルを一足先に紹介します。

 

【注目バッグ①】雨にも酷暑にも。全天候に対応する高機能

↑エース〈マルチタイド〉リュック(大)3万1900円(税込)[W31×H46×D15(19)cm]※3月上旬発売

 

ビジネスカジュアルバッグシリーズ〈マルチタイド〉は、豪雨や酷暑などの厳しい気候にも負けない機能が搭載されています。リュック型とボディバック型が用意されていますが、特におすすめなのがリュック型。PCを持ち運ぶ、自転車通勤者にぴったりです。素材はテフロン加工が施されたコーデュラナイロン。耐久性と撥水性があるので、タフに使うことができます。ブラックとコヨーテのカラーバリエーションは、オンオフで使えるデザインとなっています。

↑フロントには、ウォーターシールドポケットを搭載。雨や埃が侵入しにくい構造で、スマホやモバイルバッテリーなどの収納に最適です

 

↑止水ファスナーの採用も気が利いている仕様

 

↑ボトム部分に取り外せるレインカバーが備わっているので、急な豪雨の際にはリュック全体を覆えて安心です

 

↑背面には凹凸のあるクッション素材が使用され、荷重を分散するとともに空気の通り道を確保。放熱性が向上して背中の蒸れを軽減します

 

【注目バッグ②】安心して使える抗ウイルス・抗菌加工

↑エース 〈ガジェタブル バーテクト〉前左/リュック(大)2万6400円(税込)[W30×H42×D10cm]、前中/リュック(小)2万3100円(税込)[W26×H35×D9cm]、前右/リュック(中)2万5300円(税込)[W28×H39×D10cm]

 

「ガジェタブル バーテクト」は、ボディに抗ウイルス・抗菌加工を施した合成皮革「バーテクトクロス」を採用。バーテクトクロスは、カーシート素材を製造する大手、ミドリオートレザー株式会社の技術を生かした新素材の高性能合成皮革です。特定のウイルスを99.99%減少させる高い抗ウイルス性能に、抗菌・安全性・耐久性・防汚性をプラスしています。

 

ハンドル部分に抗ウイルス加工レザーを、フロントポケットの裏地には抗ウイルス・抗菌加工生地を採用しています。ショルダーハーネスとリュック背面にはメッシュ素材のクッションパッドを用いて、背負い心地アップ。体とのフィット感を高めるチェストベルトは身長に応じて位置を調整でき、取り外すことも可能です。全型、マチ幅を10cm以下に設計したスリムな形状で、電車内でも邪魔になりません。

↑「ガジェタブル バーテクト」。※直営店1月中旬、全国2月上旬発売

 

【注目バッグ③】マツダの自動車バンパーをスーツケースにアップサイクル

↑プロテカ<マックスパス RI>3万9600円(税込)[W40×H50×D25cm・38L]※3月中旬発売

 

自動車メーカー、マツダと共同で検討を行い、使用済みの自動車バンパーをリサイクルしたポリプロピレン樹脂を外装に使ったスーツケースを開発。航空会社によるスーツケース破損にも対応している3年間無制限の無償保証「プロテカ プレミアムケア」は、ラゲージ業界随一の手厚い保証なので長く愛用できます。もし不要になったら「エースリサイクルプロジェクト」によって、リユース可能なスーツケースは修理されて、国内のNPO法人や慈善団体への寄付や一部リースに使用されるサステナブルなスーツケースです。

↑塗料などによって、リサイクルが難しいとされていたバンパーを再生ペレットにして、スーツケースの素材に使用しています

 

↑エコな素材は外装だけではなく、ポリエステルフィルムの製造工程で発生した端材をリサイクルした再生ポリエステルを内装仕切りとインナーに採用

 

↑スーツケースにした後、さらにリサイクルする際の負荷を軽減するため、金属パーツ数を削減できるインジェクション成型で作られています

 

↑走行時の振動で発電し発光するLEDライトを搭載。夜間の移動も安全にサポートします

 

【注目バッグ④】雨の日も使えるスタイリッシュなデザイン

↑オロビアンコ〈リベロ〉左/リュック(小)3万5200円(税込)[W29×H43×D16cm]、右/リュック(大)3万7400円(税込)[W31×47×D17cm]※4月発売

 

ボディの素材は、雨を弾いて内部に滞留した湿気を放出する透湿撥水素材「ブリザテック」。付属しているレザーも撥水加工を施しているので、水や汚れに強いのが特徴です。13.3インチのノートPCを収納できるポケットが内蔵し、リュック(小)はA4ファイル、リュック(大)はB4サイズに対応するので、オフィスカジュアルにも最適。

↑ファスナーカバーにはドローコードがあしらわれ、ファッション性も◎。ペットボトルや折りたたみ傘を収納できるボトルホルダーも便利です

 

↑左右からアクセスできる背面ポケットが備わり、財布や鍵などの大事な小物を収納しておけるセキュリティ性の高い設計

 

【注目バッグ⑤】世界的人気ゲーム「PUBG」とのコラボレーションバッグ

↑オロビアンコ×PUBG 左/ポーチ1万3200円(税込)[W16×H11×D7cm]、中/キーケース9900円(税込)[W7×H13cm]、右/リュック5万2800円(税込)[W29×H42×D17cm]※来春以降発売

 

eSportsのタイトルにも採用され、世界的な人気を誇るオンラインゲーム「PUBG」とオロビアンコがコラボレーション。リュックをはじめ、ポーチやキーケースなど全6型が登場します。ファンならマストバイのコレクションです。

↑バトルフィールドのマップを落とし込んだカモ柄に、プレイヤーの食指が動くはず。随所にレザーのパーツを用いて、高級感のある仕上がりに

 

↑PUBGプレイヤーにはお馴染みの、フライパン型のチャームがすべてのアイテムに付属されています

 

現代にマッチするバッグを!

エースが展開する新作バッグは、抗ウイルス・抗菌加工が施されていたり、サステナブルに仕上げていたりと注目すべきアイテムが目白押しでした。時代に応じて進化していくバッグを選ぶことで、より良いライフスタイルを送ることができそうです。これから迎える新生活に向けてバッグの新調を検討しているなら、エースが取り扱うラインナップを覗いてみれば、欲しい一品が見つかるはずです。

 

撮影/大田浩樹

 

 

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ちょっと寒いけど操作性は抜群。おすすめ指ぬき手袋5品。

この時期、寒空の下でもついスマホを手に取ってしまう人の強い味方が指ぬき手袋。こいつがあればメールでの連絡も行き先の指定も正確かつスピーディー。タッチパネル対応手袋にはできない細かな作業を任せられるのはやはり安心です。また、基本的には手袋を外すという動作が発生しないのも大きなポイント。

今回は指ぬき手袋派の筆者がおすすめしたい5品をご紹介。シンプルで使いやすいモノを中心に、一部個性的なモノもピックアップしてみました。


ROTHCO/フィンガーレスウールグローブ ¥3,190→¥2,552(税込)

アメリカ軍や警察のユニフォームなどを手掛ける〈ロスコ〉の一品。なんといっても手首部分のプリント、オリーブのカラーと溢れんばかりのミリタリー感が魅力です。流行のキャンプシーンにもムードを高めるアイテムとして一役買ってくれそう。お値段もセールとなってさらにお手頃になりました。

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BLACK SHEEP/BASKETWEAVE STEPTOE HAND KNIT GLOVE ¥4,840(税込)

続けておすすめしたいのは、イギリス生まれの〈ブラックシープ〉。いわゆる正統派です。希少な品種のウールを使用しながら、手編みならではのフィッティングの良さも誇る間違いない一品。冬小物ならではの表情もあっていいですね。カラーは発色のいいレッド。コーデのアクセントとして十二分に力を発揮してくれます。

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INFIELDER DESIGN /NY 手袋 ¥3,850→¥2,695(税込)

個人的にも愛用している一品。筆者はヤンキースのベースボールキャップとのペアリングを楽しんでいますが、単体でもアメリカンな風をコーデに送り込む装飾品として使えます。ちなみに素材はアクリル100%ですが、都内ならまったく問題なし(個人調べ)。こちらもセール中です。

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Johnstons/フィンガーレスグローブ ¥10,450(税込)

マフラーでその名を馳せる〈ジョンストンズ〉が漏れなく作っているのがこんな一品。高級素材として知られるカシミアをふんだん(100%!)に使用しており、それを最大限引き立てるシンプルなデザインが魅力。ルーズなサイジングのストリートスタイルにもこれ一つ加えるだけで引き締まります。「どうせなら上等な指ぬき手袋を!」という方におすすめ。

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RALPH LAUREN/SKI CONVERTIBLE GLOVE ¥10,780(税込)

指ぬきは指ぬきでも、今興味をひかれているのがこのタイプ。カバーをかぶせることで指先も保護してくれる、いわば攻守兼備のミッドフィルダー型です。想像するに、日常での使用感はかなりよさそう(あと妻からの評判も)。柄は季節感漂う雪柄模様に、ブランドは〈ラルフローレン〉ときた。う〜んこれは気になります。

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まったくの余談ですが、映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』で、オスカー・アイザック演じる主人公のルーウィンがつけていた指ぬき手袋がグッドでした。ただアイテムそれ自体というより、指ぬき手袋はつけているだけでかっこよく見えるんだろうな(なんでもいいというわけではないですが)。ご興味のある方はぜひ。映画の内容も哀愁が漂っていて、かつユーモアもあってよかったです(さすがコーエン兄弟!)。

バッグ要らずの「TEBURA VEST NC ver」があれば、外&街遊びがめちゃ快適になる!

ファッション性と機能性を兼ね備えたプロダクト群で多くのファンを獲得している日本のアウトドアブランド「ジーアールエヌ アウトドア(grn outdoor)」。そしてアウトドアフィールドに必要不可欠な機能性と優れたデザインが融合する台湾発のアウトドアブランド「フィルター017(Filter017)」。そんな2つにブランドによるコラボレーションプロジェクト「ノーティーキャンプ(naughty camp)」が始動!

 

【ジーアールエヌ アウトドア「TEBURA VEST NC ver」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

カッコイイし、便利だから言うことありません!

本作はノーティーキャンプの第1弾として登場した「TEBURA VEST naughty camp ver」。“外遊びを手ぶらで快適に楽しむ”というコンセプトのもと展開する、ジーアールエヌ アウトドアの「TEBURA」シリーズの人気作をベースにブラッシュアップしたベストです。フロントやバックに多数のポケット搭載したバッグ不要の、まさに手ぶらベストとなっています!

↑ボディ生地には横方向のナイロンとコットンを混ぜた「ロクヨンクロス」を採用して、ナチュラルな質感と優れた防水性を両立。さらにテフロンコーティング処理がされていて、撥水性と防汚機能を大幅に向上しています

 

↑両肩にはスリングベルトを設けていて、着丈の調整が可能です

 

↑従来のモデルよりメッシュ使いを多く設け、軽量性と通気性を高めています

 

↑このベスト最大の特徴は胸にデザインされた「TEBURA POCKET」。 このポケットに手を入れるとまるで胸を隠すような“手ブラ”ポーズが可能という、遊び心溢れる最高にクールなベストです

 

↑べストの背面にあるバックルにノーティーキャンプの「WANCAN BAG」。またはジーアルエヌ アウトドアの「TEBURA BAG」を取り付け、収納力がアップします

 

TEBURA VEST NC verは、クリエイティブな楽しさやユニークなビジュアル、ファッション、アウトドアレジャー、機能的なデザインを兼ね備えています。フィッシングベストの人気は現在も継続中なので、コーディネートに取り入れてもバッチリ。手ぶら派の私には堪らないベストとなっています!

ノーティーキャンプ
TEBURA VEST NC ver
1万7600円(税込)

今欲しいのはスウェットよりセーター。真冬の買い足しニット4選

一年中手に取りがちなトップスと言えばスウェット。とはいえ、真冬に限っては少し頼りないアイテムです。やはり今の時期はウールのセーターを揃えておくと心強いもの。今後いよいよ厳しくなる冬の寒さに備えて買い足しておきませんか?

今気になるのはアランニット

KERRY WOOLLEN MILLS × JS / 別注 BIG ARAN C/N ¥17,600 → ¥12,320

冬らしさをストレートに演出できるアラン柄のニットは今年気になっている方も多いはず。古着で探すとゆったりしたサイズ感のものを見つけるのが難しいアイテムだけに、おすすめなのはジャーナルスタンダード別注の一着です。素朴な雰囲気はキープしつつ、今っぽいワイドなシルエットにアレンジ。製作を手がけるのはアイルランドの老舗ニットブランドなのでクオリティも折り紙付きです。

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リブの切り替えカラーが技あり

j.s.homestead / アラン柄 クルーネック ニット ¥13,200

直球のアランニットに抵抗がある方はジャーナルスタンダードのオリジナルレーベルもチェックしたほうがよさそうです。襟元と手首のリブのカラーを変えるだけで、ぐっとモダンな雰囲気に生まれ変わった一着。シックなブラックベースの落ち着いた配色なので、普段は無地しか手に取らないという方もぜひ。

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シェットランドニットといえばコレ

Harley of Scotland / シェットランドセーター ¥15,180

トレンド関係なく愛用できるニットを探している方におすすめなのはシンプルなシェットランドニット。老舗の〈ハーレーオブスコットランド〉は軽くて暖かいだけでなく、縫い目がないシームレスな作りが特徴です。同ブランドの色とサイズを豊富に揃える「ZABOU TOKYO」ならお気に入りの一着がきっと見つかるはず。個人的には味のあるベージュカラーの“オートミルク”が気になります。

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着てみると違いがわかる〈コムアーチ〉

comm.arch. / Hand Framed Crew Neck CD ¥36,300

脱ぎ着がしやすく、着こなしに変化を付けやすいカーディガンも持っておくと便利なアイテムです。中でも、実際に着用した人から特に評判が高いのが〈コムアーチ〉の一着。オーストラリア産のジーロンラムウールの中から繊維が細い糸だけを厳選して編み立てているので、着心地は格別です。実は昨年の「“いいニット”は何が違う?」という記事にて編集部も試着済み。実際に着た様子をチェックしたい方はそちらの記事も併せてどうぞ。

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今のライフスタイルにフィットするデザインにアップデートした、ホカ オネオネ「MAFATE SPEED 2」!

独自のテクノロジーによって極上の履き心地を実現するランニングシューズブランドHOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)。同ブランドのルーツに基づいて構成されるカプセルコレクション「ORIGIN STORY(オリジン ストーリー)」から、鮮やかなイエローとブルーをアクセントにした「MAFATE SPEED 2(マファテ スピード 2)」が発売。サイズはユニセックス、発売日はセレクトショップ「L’ECHOPPE(レショップ)」と「JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)」が1月15日、HOKA ONE ONE公式サイトでは1月17日です。

↑「MAFATE SPEED 2」2万2000円(税込)

 

ORIGIN STORYは、HOKAのルーツである山をテーマに、トレイルランニングシューズMAFATE SPEED 2を現代のライフスタイルにフィットするデザインにアップデートしています。トレイルで必要なパフォーマンスを発揮するテクノロジーはそのままに、HOKAらしいボリュームシルエットにネオンカラーとHOKAのブランドカラーであるブルーを配した、コーディネートのアクセントになるデザインです。

↑鮮やかなネオンカラーやレザーを取り入れたアッパー。シューレースはレース仕様です

 

MAFATE SPEED 2は、あらゆる距離にわたってサポートとクッションを提供するために開発されたトレイルランニングシューズです。深めのアクティブフットフレームが踵をしっかりとホールドし、メタロッカー構造がスムーズなランを可能にします。様々な地形に対応する深さ5mmのラグを備えたアウトソールが優れたグリップ力を発揮。

↑アウトソールは、部分的にラバーを配置

 

 

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ローカット&スリップオンの2スタイルで使える「キーン」の便利シューズ!

タウンユース&アウトドアともに対応するフットウェアを展開するブランド「KEEN(キーン)」。2本のコードと1枚のソールで編み上げられた次世代のスニーカー「ユニーク」の大ヒットで、日本でもすっかりお馴染みとなりましたね。キーンならではの数々の機能と革新的なデザインをハイブリッドしたプロダクトシリーズ「フッドコレクション」から、新たなシューズ「HOODMOC HS(フッドモック エイチエス)」が2022年に登場します!

 

【キーン「フッドモック エイチエス」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ひとつで2度美味しいお値打ちシューズ!

本作は、脱ぎ履きがラクチンなバンジーシューレースを使用したオールテレインシューズ。アッパーには軽量なナイロンマテリアルによるキーン独自の防水機能を採用しながら、ヒールカウンターを倒してスリップオンシューズとしても履けてしまう、コンバーチブルデザインを採用。キャンプからデイリーユースまで、様々なシーンに対応します。

↑シンセティックマテリアルのマッドガードをトウからサイドに設けて、耐水性と耐久性、そしてサポート性を高めています

 

↑トウから後部にかけての3/4範囲にかけて防水透湿素材「KEEN.DRY」を採用して、シューズ内を快適に保ちます

 

↑ヒールカウンターを倒せるデザインとなっていて、スリップオンシューズとしても使えます

 

↑キーンならではのバンジーシューレースを使用して、脱ぎ履きがラクチンです

 

タフかつ防水機能を搭載しているにもかかわらず、スリップオンとしても使えるなんて便利です。キャンプなどでテントの出入りが億劫ではなく、スポッとラクに履けるのでとても使えます。洗練されたデザインもポイントで、デイリーユースにもフィットしますね!

キーン
フッドモック エイチエス
1万5950円(税込)

※2022年春発売予定。

羽織ればイマ風コーデに! ユニクロのデニム生地「ユーティリティジャケット」

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの「ユーティリティジャケット」をご紹介します!

 

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

本格的なワークデザインを軽めのデニムでイマ風にアレンジ

ユーティリティジャケット(デニム)

4990円

オーセンティックなハンティングジャケットのスタイルを踏襲しつつ、ディテールをアレンジして普段使いしやすくなっています。伸縮性のある薄手のデニムを使用しており、軽やかな着用感もポイントです。

 

【ココがUNIQUE】

↑腰のフラップポケットは横からも手を入れられる仕様。頻繁に出し入れするスマホなどの収納に便利

 

↑襟と袖口裏はネイビーのコーデュロイで切り替え。袖を捲って着れば、ウォーミーな雰囲気を演出できます

 

オススメコーデ

「ユーティリティ ジャケット」+「ソフトタッチクルーネックT(1000円)」+「ユーティリティ ワークパンツ(2990円)」+「スウェードタッチレースアップ スニーカー(2990円)」

ワーク系アイテムでまとめたコーデ。トレンドの白ボトムやスウェード調スニーカーによって、デニムジャケットの存在感を引き立てながら全体をクリーンに見せられます。

2022年は革靴気分が加速!今履きたいアメリカブランドの革靴3足

昨年からの革靴気分がさらに盛り上がりそうな2022年。スニーカーを履かなくなるほど極端なことにはならないと思いますが、革靴を履く機会は確実に増えていきそうです。ということで、今回はカジュアルシーンで使いやすい革靴をご紹介。新年の買い物はセールよりも定番アイテム派(!)という方もぜひどうぞ。

新年一発目のワラビーはGORE-TEX

CLARKS / Wallabee GTX ワラビー ゴアテックス ¥33,000

ティンバーランドのスリーアイクラシックラグと並んで、カジュアル革靴の二大巨頭となっている〈クラークス〉のワラビー。すでに持っている……という方にもおすすめしたいのが、防水性と透湿性を兼ね備えた「GORE-TEX」モデルです。ソールもクレープソールからビブラムソールへと変更されており、履き心地はスニーカー並。通常モデルよりお値段こそ張りますが、買ったらヘビロテ間違いなしの一足です。

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「デニムに合う」でお馴染みのポストマン

REDWING / POSTMAN OXFORD ¥38,500

年末年始にビンジウォッチングした東野幸治のYouTube(東野デニム)で「デニムに合う革靴」として紹介されていた〈レッドウィング〉のポストマン オックスフォード。アメリカの郵便局(USPS)にも採用された実績のある定番サービスシューズです。アメリカンクラシック回帰が囁かれる今年、足元にこれがあるとなにかと心強いのでは。ちなみに個人的には軍パンに合わせて履くのも好きです。

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お久しぶりのリングブーツ

ENGINEERED GARMENTS × SEBAGO / Waxed suede リングブーツ ¥31,900

〈エンジニアドガーメンツ〉とアメリカ老舗シューズメーカー〈セバゴ〉のコラボから登場したリングブーツ。「リングブーツ」といえばもう少し取っつきにくいイメージもありますが、こちらはセバゴのモカシンブーツをベースにデザイン。モカシンよりはドレスだけど、リングブーツの中ではかなりカジュアル寄りで普段のスタイルに取り入れやすいのが◎。ソールは安心のビブラムというのもポイントです。

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アンダー5千円の防寒グッズ。冬を乗り切る〈ロスコ〉のミリタリー小物4選

マフラー、ネックウォーマー、手袋、キャップ……。1月の寒さを乗り切るためには防寒グッズの存在は欠かせません。そんな冬の名脇役たちを手頃な値段で揃えるのは老舗ミリタリーブランドの〈ロスコ〉。今回は5千円以下のアイテムに絞ってピックアップしました。しかも今ならセールでさらにプライスダウン中です!

非マフラー派は必須です

ROTHCO / POLAR フリースネックウォーマー ¥2,200 → SALE ¥1,760

日頃は「マフラーって巻くのが面倒!」と思っている方も、いよいよそんなことを言っていられない時期。そんな時はネックウォーマーの出番です。スポーティーなデザインはよく見かけますが、〈ロスコ〉のように無地のシンプルなデザインは意外と貴重。個人的にはミリタリー風味がさりげなく感じられるブラウンカラーに引かれます。

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冬気分を盛り上げる“イヤーフラップ”

ROTHCO / POLAR FLEECE PROFILE CAP ¥2,970 → SALE ¥2,376

体感温度をしっかり上げるキャップも真冬は大事なアイテムです。〈ロスコ〉のキャップは暖かいフリース素材で仕上げただけでなく、イヤーフラップまで付属する徹底ぶりが頼もしい。防寒性だけでなく、冬のコーディネートのアクセントとしてもおもしろいアイテムです。ちなみにイヤーフラップは内側に折り込めるので、普通のキャップとしても使えます。

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もう“怪しい”とは言わせません

ROTHCO / POLAR FLEECE BALACLAVAS ¥2,970 → SALE ¥2,376

キャップとネックウォーマーのいいとこ取りをしているのは“バラクラバ”と呼ばれるアイテム。厳冬期の登山やウィンタースポーツをする方以外にとっては馴染みが薄いアイテムですが、首と頭をすっぽり覆えるので防寒性は段違いです。マスクで顔を覆うことが当たり前になった今なら、以前より取り入れるハードルは低そう。編集部内でも特に注目している冬小物だったりします。

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気軽に買い足せる〈ロスコ〉の定番

ROTHCO / フィンガーレスウールグローブ ¥3,190 → SALE ¥2,552

〈ロスコ〉の冬小物といえば、このアイテムを思い浮かべる方も多いはず。直球のオリーブカラー、リブ部分のステンシルなど、いかにもミリタリーらしいディテールが男心をくすぐります。スマホの操作や小銭の取り出しがしやすい指抜き仕様なので、普段手袋をする習慣がない方にもおすすめ。手袋は他のアイテムと比べて、落とす・忘れる・なくす率が高いので、この値段ならまとめ買いしておくのもありですよ。

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アーバンリサーチ、アーバンリサーチ ドアーズ、それぞれからadidas Originalsとの別注モデルが登場!

アーバンリサーチは2022年SSコレクションより4度目、そしてアーバンリサーチ ドアーズでは初となる「adidas Originals(アディダス オリジナルス)」とのコラボレーションシューズを発売します。1月下旬の発売に先駆け、現在オンラインストアにて先行受付を開始中。

 

80年代に人気を博したバスケットボールシューズを代表する「CAMPUS」をベースに、イチから色出しを行ったこだわりの本作。過去のアーカイブモデルのシルエットをアップデートした2モデルで、スペシャルな別注アイテムとなっています。

 

「adidas Originals for URBAN RESEARCH CAMPUS 80s」のアッパーは、通常スエード素材を使用するところ、シボ感のないしなやかなレザーで仕上げ、スリーストライプスにはソールカラーに合わせたグレイッシュなホワイトカラーのヌバック素材を採用しています。また80年代に展開された「CENTURY」というレザーアッパーのモデルにもインスピレーションを受け、細身の木型が「CAMPUS」を大人顔に仕上げています。

↑「adidas Originals for URBAN RESEARCH CAMPUS 80s」1万3200円(税込)

 

一方「adidas Originals for URBAN RESERCH DOORS CANPUS 80s」は、オリジナルCAMPUSの80年代スタイルを踏襲した木型やソフトなスエードアッパーに、イチから色出しを行ったニュアンスカラーのAluminaを採用。

 

アウトソールやライニング、スリーストライプスも異素材のワントーンカラー仕上げ。エンボス仕様の CAMPUSロゴも相まってスタイリッシュな雰囲気を醸し出します。全てをトーナルであえて揃えずにヒー ルにはホワイトを採用。さらに別で付属しているホワイトのコットンシューレースとリンクすれば、春夏らしい抜け感のある表情へも様変わりできます。

↑「adidas Originals for URBAN RESERCH DOORS CAMPUS 80s」1万3200円(税込)

 

【取り扱い店舗】

URBAN RESEARCH ONLINE STORE

URBAN RESEARCH 各店

URBAN RESEARCH DOORS 各店

URBAN RESEARCH Store 各店

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

90年代のあのファッションが復活か⁉︎ ファッションバイヤー・MBが占う2022年のヒットアイテム予想

インフルエンサーは、家電やガジェット、ファッションなどの様々な情報をライフスタイルとともに発信し続けています。 常にトレンドの前線に立ち、時代をリードしてきたファッションバイヤーのMBさんに、2022年に爆売れ必至のアイテム&サービスを占ってもらいました!

※こちらは「GetNavi」2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

若者や女性はすでに注目NEOフレアパンツ

1970年代や90年代に流行したフレアパンツが、実は1周まわってまた流行の兆し。アラフォー男性がトライしやすいデザインも登場しています。

 

緩やかなフレアが再注目されている超定番

Wrangler WRANCHER/
ランチャー ドレスパンツ
実売価格8800円

カウボーイのドレスアップ用ジーンズとして誕生した超ロングセラーモデル。裾に向かって緩やかにフレアしたシルエットでマルチに着こなせます。軽さと柔らかさを兼備するポリエステル素材で、シワになりにくく乾きやすいのも魅力です。

 

裾口にファスナーを搭載するフレアとストレートの2Way仕様

SUPERTHANKS
サイドファスナー 2way美脚パンツ スリットフレアパンツ (ユニセックス)
実売価格1万4190円

ストレッチ素材でラクに履けるストレートパンツ。裾の内側、裾口22㎝上からファスナースリットが入っており、開ければフレアパンツとしても着用できます。写真のブラックのほか、同素材ではブルーのカラバリを展開しています。

 

▼選んだのはこのインフルエンサー

[ファッションバイヤー・動画クリエイター]MBさん
アパレル店店長、バイヤー、コンサル、執筆、動画クリエイターなど幅広く活躍。ロジックに基づくファッション指南が信頼を得ている。

絶妙なサイズ感と豊富なポケットがベストな「カリマー」の新作バックパック!

1946年にイギリスで生まれたアウトドアブランド「カリマー」。1957年にはリュックサック分野へ進出し、トップクライマーたちの果敢なチャレンジのサポートを開始。世界に名を馳せるクライマーと共同研究を重ね、多くの革新的なプロダクトを開発してきました。そんなカリマーのノウハウとテクノロジーをバックボーンに、背負い心地と使い心地が共存するミニマルなデザインに仕上げた新作バックパック「M daypack」が登場しました!

 

【カリマー「M daypack 」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

シンプルな見た目とは裏腹な充実の収納力と小ネタを完備!

本作は、アウトドアフィールドを背景とするカリマーのアイデンティティを、リモートワークやワーケーションといったニューノーマル時代の働き方にフィットする機能へとデザイン。無駄を省いたシンプル&シックな表情に仕上げることで、現代のライフスタイルの新たな定番となるバックパックを目指して開発されました。

↑ボディの生地は、工場から廃棄された製造廃棄物を回収・再生利用した高機能リサイクルナイロン「CORDURA(R) ECO」を採用。さらに、耐摩耗性に優れたsilvaguard+コーティングを施すことで耐久性を高め、タフな使用を可能にしています

 

↑2気室に分かれた本体のメインコンパートメントには、15インチまで収納できるPCスリーブやメッシュポケットを設けています

 

↑サブコンパートメントにもタブレットPCが収納できるポケットを装備

 

↑フロントポケットにはオーガナイザーを搭載していて、スマホや小物を分けて収納できます

 

↑収納しやすいよう深めに設計されたボトルホルダーが両サイドに付きます。さらにそれらの差し込み口には伸縮ゴム、筒部分にはマチが設けられてて、様々なサイズのボトルに対応。こういった小ネタにこそ、カリマーの真価が表れていますね

 

↑バッグを背負ったまま物を取り出せる、サイドジッパーポケットも備えていています

 

 

本作は長く愛用する事ができる“マスターピース”を目指した、カリマーの新たな魅力を魅せるバックパックとなっています。一見するとシンプルそのものですが、サイドのボトルホルダーの構造やサイドジッパーポケットといったディテール使いが、気が利いているんですよね。“神は細部に宿る”って言いますよね? カリマーの本気の姿勢と、培ってきた歴史が垣間見えるバッグではないでしょうか。

カリマー
M daypack
サイズ:H45×W33×D18.5cm/容量:25L
1万6500円(税込)

ベストバイ! 様々な環境に適合するデサント オルテライン2 in 1ダウンライナー付きジャケット

DESCENTE ALLTERRAIN(デサント オルテライン)から、シーズンを限定せずユーザーのスタイルや環境に応じてフレキシブルに対応する2 in 1ダウンライナー付きジャケットが登場。ユーティリティに優れた本アイテムは、ライナーダウンベストに設けられた特殊なバルブにより圧縮可能な構造を備え、ライナーの空気量を調整し保温力を変化させることが可能です。2022年1月上旬発売予定。

↑「2 IN 1 INTEGRATED DOWN JACKET」7万1500円(税込)

 

「2 IN 1 INTEGRATED DOWN JACKET」は、防水性と軽量性に優れた3レイヤー素材のアウターシェルジャケットと取り外し可能なフードと、ライナーダウンベストが組み合わさった2 in 1ハイスペックジャケットです。特殊バルブを使い、暖かい環境であれば空気を抜き、寒い環境であれば空気をより多く取り込むことで衣服内の温度調整に役立ちます。

↑特殊なバルブを備えたライナーダウンベスト

 

↑ライナーダウンベストは圧縮可能な構造で、パック内の空気を出し入れすることによりダウンのボリューム調整(保温力の調整)が可能

 

↑ライナーダウンベストの保温力が変化することで、様々な環境に適合するユーティリティ性能に秀でたアイテムです

 

↑フードは気分に合わせて取り外し可能

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

【2021年】編集部が今年買ってよかったスニーカー

今年もやります! 2021年に編集部が買って良かったスニーカー。振り返ってみると、各々スニーカーだけでなく革靴にもちょくちょく手を出していたような……。ということで、今年は昨年より少しだけボリュームアップ。「2021年ベストバイスニーカー」に加え、「ベスト革靴」もまとめてご紹介します。明日はウェア編も公開するのでそちらもお楽しみに!


岩崎佑哉(1990年生まれ/熊本県出身)
2021年に買った靴の総数は30足以上。ちょっと自分でもひいちゃうくらい買ってました。多様なシューズに合わせるためか、気づけばボトムスも10本以上増えていて……来年の課題は“収納をどうするか”になりそうです。

溝口駿介(1988年生まれ/青森県出身)
この年末企画をやるにあたって意外とスニーカーを買っていないことに気づきました。なるほど「消費が消費を呼んでくる」という誰かの言葉が年末になって思い出されます。その意味で下記にご紹介するのは指折りの精鋭たちです。

杉山遼人(1983年生まれ/埼玉県出身)
わりとスニーカーへの欲望は淡白なタイプなので、例年どおりヴァンズをちらほら買い足した程度で今年もフィニッシュ。今年の個人的なトピックを強いて挙げるなら、はじめてパラブーツを買ってみたことでしょうか。

asics×Angel BaqueのGEL KAYANO 14(岩崎)

ゲルカヤノ14が気になっていたものの、今年のインラインでは好みのカラーがなく……。そんなときに知ったのがアウェイクNYではなく、アンジェロ・バク名義で発売されたコレ。今年買った中ではダントツで一番派手。なのに、なぜか一番履きやすい(合わせやすい)一足です。文句なしに今年のベストスニーカー1位。

難しそうな配色ですが、インスタを見るとアンジェロ本人もいろんなパンツに合わせて自由に履いている雰囲気ですね。アンユーズドのネルシャツにイエローのパンツを合わせているコーディネートが特に好みです。

前にカモ柄のジャケットと合わせてる人を見かけましたが、まったく違和感がなくてびっくらこきました。汎用性の源泉はどこにあるんだろう……? ネットスラングの(爆)とはわけが違います。

New Balance × Aimé Leon Doreの550(溝口)

昨年から盛り上がりを見せる当モデル。中高はテニス部に所属していたゆえ浮気しているようで遠慮してましたが、その見た目にたまらず海外から取り寄せ。厳として存在する見た目(作り)の格差を実感しました。もしかしたらバスケ部がモテる理由の一つはスニーカーにあるかもと言ってみたり。

これまでなかった“バッシュとしてのNB”という視点にエメ レオン ドレ率いるテディ・サンティスの目利き力を感じました。キャンペーンヴィジュアルもめちゃめちゃかっこよかった…。NBって知られざる名品番がまだ眠っていそうです。

ちなみに僕も同コラボのグレーを購入しました。インラインより、デザインもレザーの質も断然こっちの方が良いです。来年のハイカット版の発売も楽しみ(予約済)。

adidasのFrankfurt(杉山)

シューレースではなくベルクロ。さらに三本線もシルバー。単体で見るとクセは強いのですが、「履いてみると意外と合わせやすい」を地で行く一足です。ちょっと格好がシンプル過ぎるかな……という日のアクセントとして重宝してます。

ベルクロはにわかホットなディテールですよねぇ。00年代前半に流行っていたのが懐かしい。中学の時はみんなと被らないようスタンスミスのベルクロタイプを履いてたっけ。

これ、僕も狙ってました! ネイビーにシルバーの組み合わせが激渋なんですよね。ベルクロではなくシューレースタイプで、ブルー×シルバーの配色がある「トリノ」も好きです。

New Balanceの991(岩崎)

今年買ったスニーカーの3分の1を占めるNB。中でもお気に入りがスパイスカレーカラーの991です。992が流行っているからこその逆張りですが、デザインも履き心地も断然991派(今年3足購入)。ちなみにアウトレットで購入したので、踵内側にはSAMPLE表記が入っています。

これはいい配色! 僕は最近あまりNBのシューズには興味が湧かないのですが、これはかっこいい。ぶっといオリーブの軍パンとかに合わせてみたいです。

スパイスカレーと聞いて、だめだ……狩野英孝の『インドの牛乳屋さん』が頭から離れない……。マハラジャ チェンナイ ムンバイ ゴア♪

Reebok×Palace SkateboardsのNPC(溝口)

パレスの手により、さりげなくウィンブルドンカラーへと変更されたロゴがクール。しかも白スニってもう最高でしょ。ただ悲しいかな、街で履いている人を一度も見たことがありません。あれれ? 渋谷にテニス部はいないのか?

昨年から流行っているクラブCから“少し外せる”のもいいなと。ちなみに東横沿いでも履いている人は見かけませんでした。

一見してパレス感が薄いので、同ブランドのファン以外も履きやすそう。もちろん東武東上線沿いでも履いている人は見かけませんでした。

Vans×NoahのAuthentic(杉山)

生涯で一番履いているスニーカーはおそらくヴァンズのオーセンティック。このモデル特有の普遍性を損なわずに、よりシンプルなデザインにアレンジされたノアの一足です。ベージュのスウェードのスニーカーがずっと欲しかったので、これは即買いでした。

ノア別注のヴァンズは本当鉄板です。しかし、一緒に発売したハーフキャブには目もくれず、一直線でオーセンを選んだのが杉さんらしいな〜(ちなみにZABOUの大井さんもオーセンラバーです)

ヴァンズ自体しばらく履いてないな〜。自分はトップスにトレンド感のあるものを着ていることが多いので、そこを沈静化してくれる一足としてそろそろ取り入れていいかも。

Salomon×organiclab.zipのXA PRO 1(岩崎)

インスタで見た瞬間一目惚れしたものの、発売時には買い逃してしまった一足。Digっていたら、ビームスにマイサイズがリストックしていて速攻ポチ。先月キャンプに履いていったら、オフロードも歩きやすいし、硬いシューガードのおかげで小石もへっちゃらでした。

東武東上線沿線では山登りが好きそうな年配のご夫婦などが実に自然にサロモンを履いている姿をちょくちょく見かけます。ファッション界隈だけじゃなく、ちゃんと市井に浸透しているところに好感が持てます。

サロモンは2年前にブワッと盛り上がりましたが、今は適度に落ち着きましたね。うん、それくらいがちょうどいいのです。ちなみにラルフ・ローレン御大が履いていた「XA PRO 3D」というモデルもかっこいいので興味のある方はぜひ。

adidasのResponse CL(溝口)

学内では“ちょっと違うほう”として教室の隅をつついていたアディダスのパフォーマンスロゴ。「いやいや、今イケてるじゃん!」と夏は興奮気味に履いたものですが、少し時は経ち、改めて見ると、ダサ(かっこい)いですね。いやでも愛嬌があって好きです。来年はゲームシャツと共に頭角を現すとかなんとか(たぶん)。

ぽってりとしたフォルムだけ見ると、NBのダッドスニーカーっぽさもあるような。まあ、こっちの方が断然今っぽいのですが。トレイル系のアディダスは面白いモデルが多いので来年も引き続き注目したいところ。

学校指定の体育館履き用シューズとかでありそうなデザイン(笑)。トレンドとしてのダッドシューズはもう収束中ですが、スタイルとしてのダッドシューズなら全然ありですね。個人的には「ダサい=かっこいい」という気分が来年どういう風に継続するのかに興味があります。

VansのOld Skool(杉山)

ドジャース、クリプスなどのイメージが強いせいか、ブルーって西海岸を強く感じさせる配色だと思います。オールドスクールに関しては黒×白よりこの配色のほうが断然好み。上下ネイビーのコーディネートか、ベージュのチノパンに合わせる率が高いです。

パキッとしたブルーではなく、日焼けして褪せたような色が西って感じ。もう一つの定番である黒×ブルーよりちょっとマイナーなネイビー×ブルー(水色)というのも良いですよね。

渦中のエイサップ・ロッキーとか、あとはラッパーのアミーネとかもよく履いている印象。ステージ上でふっつーにヴァンズを履かれるとたまったもんじゃない(かっこいい)。

adidasのGonzales 2(岩崎)

90’sのボテッとしたスケシューが好きです。常にデッドストックのマイサイズは探しているけど、スケシューって基本履き潰されちゃってるからなかなか出てこないんですよね……。このゴンズ2は半年くらい探してようやく見つけた一足。ただ、もったいないのと履き方に迷って結局今年は室内試着のみ(笑)

シュッとしたシルエットのスケシューを見慣れた今、特に新鮮に見えますね。パフォーマンスロゴのほうのアディダスというのもアツいです。

基本的にはアッパーとアウトソールの色が逆なんだろうけど(たぶん)、見事に逆っすね。手すりを初めてスケートのスポットにしてしまったゴンズらしい精神性が見て取れます。

Timberlandの3 EYE CLASSIC LUG(溝口)

昨年もベストバイに選出しましたが、今季はやっぱりシグネチャーカラーを買わねばと思い購入。で、やっぱり調子が良かったです。渋カジよろしくなラルフのB.D.シャツはもちろん、現シーンを沸かすアークのハードシェルとの相性もまあいい。今年一年、思う存分に懐の深さを味わせてもらいました。

昔から“じゃないほうのティンバー”として愛されていたモデルですが、ここ1、2年でまた波が来ましたね。人が履いているのを見るとやっぱり欲しくなります。やぱりブラウンよりバーガンディのほうがいいのかな。

僕はshunsukeさんに影響されて買っちゃいました(笑)。ALDコラボ(ネイビー)を選んだけど、確かに履いてるとシグネチャーカラーの方も欲しくなりますね。

VANS x ScyeのLACEY “BEAMS別注”(杉山)

ヴァンズの上位ラインに”シンジケート”なるラインがあるように、ヴァンズ好き同士ってお互いに連帯を感じやすい気がします。この一足も彼らからの「それどこの?」待ちだったり。ちなみにメルカリで1,500円でゲット。シューグーで補強して履いてます。

僕の加水分解一歩手前のNBもシューグーで補強してほしい……。

最寄り駅のエスカレーターで突然加水分解してお逝きになられたNB 993も手元に戻ってきてほしい……。

Reebok×A$AP NASTのCL Legacy(岩崎)

玄関の靴棚には置かずにしまっているけど、月1くらいで履きたくなるスニーカーです。自分の中ではちょびちょび履き続けたい珍味的(?)な立ち位置。パープルのカラーウェイでスエード、ヘリンボーン、レザーのミックスっていうのが良いんだろうな〜。

スニーカーというより、洋服っぽい素材使いがなんかおもしろいですね。正直すごく人気が出るタイプの一足ではなさそう(?)ですが、さらっと履いていたらかっこいいと思います。

パープルはパープルでも、ラベンダーに近い色味をチョイスするあたりいかにも海外っぽい。てかエイサップ・ナストってatmosで働いてたんだ……。

Timberlandの6-INCH WATERPROOF BOOTS(溝口)

高校当時、「まさかあいつらが履いているやつなんて」と思っていた靴が33歳にしてまさかのベストバイ。遅れてやってきた反抗期ってやつでしょうか(第三次?)。いやいや、こなしはコモリのデニムに合わせて大人な感じで。てか、靴単体で見ても上品なんですよね。イメージが更新されました。

中高生の頃にB-BOYに憧れてる野球部がよく履いてたイメージです(笑)。ビーブロよりもさらに直球なイエローブーツ、2021年に改めて見ると新鮮に映りますね。しかし、ティンバー履いてる純コモラーはいないだろうな……。

出ました、コテコテのほう。コモリとのペアリングはかなり新しいスタイルですね(笑)。ちなみにこのアイテムに言及した歌詞としてはジブさんの「今日もリズム取りつつ踏む韻が軽くするぜ その重いティンバー」が好きです。

ParabootのReims(杉山)

久々に革靴が欲しいムードが高まった今年。とはいえ欲しかったのは、手入れに気を使いすぎることなく気軽に履ける一足でした。めでたくパラブーツデビューを果たしたわけですが、合わせるパンツは引き続きディッキーズで行こうかなと。語弊しかありませんが、心意気としてはヴァンズのスリッポン感覚で履きたい一足です。

ポッドキャストで欲しいと言ったあとにちゃんと購入しているのが偉い(笑)。アパレルのプロが推すシャンボードもいいけれど、よりカジュアルに履きたいならランスは良いモデルだと思います。

いまのところ自分はティンバーランドで十分満足できていますが、革靴履きたいムードは先鋭化されていくのでしょうか。ジェイエムウエストンのヨットはいつでもほしいけど!

【2021年】今年セレクトして良かったモノ〜代々木上原LILY 加藤宏輔〜

2021年も残りわずか。今年も振り返りシーズンの到来です。ことセレクトショップに関しては、みんな気になるのが(?)、店主の考える今年のベストセレクト! 今回は代々木上原『LILY』の加藤宏輔さんにベストセレクトを聞きました。


加藤 宏輔(LILY 店主)
閑静な代々木上原に位置しながら、アメリカのカルチャーを強く感じさせる独自のセレクトに定評がある「LILY」。ちなみに大の映画好きでもある加藤さんの2021年のベストムービーはスパイク・リー監督の「アメリカン・ユートピア」。元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンによる同名のアルバムの舞台を映画化した一作が最高だったそう。

■2021年のセレクトを振り返って

自分自身がいいと思えるアイテムかどうか、あとはスタイリングがイメージできるかどうかを重視してセレクトしていた気がします。今流行っている服をただ置いているだけだと、お客さんにとってお店に来るドキドキ感ってあまりないじゃないですか。トレンドよりも、僕自身が本当に好きかどうかという部分は特に意識していましたね。コロナ禍になってから、その思いはより強くなりました。

その中でも、アメリカ西海岸のオルタナ系ロックとか、そういう感じが僕はやっぱり好きだなというのを自分で再確認した年でしたね。もう思い切ってその匂いをより強く出していこうと(笑)。あと、僕は男臭いミリタリーやコレクションブランド、古着などを問わず、アメリカのカルチャーそのものを感じられる服が幅広く好きなんです。そんな雑食性は今年のお店のセレクトにもやっぱり反映されていたんじゃないかな。

マイベストセレクト_01
LONDON TRADITIONのオーバーコート

まず今年は久々にウールのコートを着たい気分がありました。うちもECWACSなどのミリタリー系のアウターを冬になるとセレクトしますけど、ダウンや中綿のアウターはみんなそろそろ飽きてきたんじゃないかなと。とはいえ、いわゆるPコートやダッフルコートのウールの生地って、結構がっしりしてるじゃないですか。僕自身が着たいと思えるものはなかなか見つからなかった。そんな中、これはふわっとした軽いウール生地で、すごく着やすい一着ですね。元々ダッフルコートなどで有名なイギリスのブランドなので、イメージはすごくかちっとしているんですけど。あとはフロントのボタンをあえて省いている、このゆるい感じがすごくいい。映画の「ビッグ・リボウスキ」でジェフブリッジス扮するデュードが薄いガウンを羽織っているあのイメージで着てほしいですね(笑)。

マイベストセレクト_02
NOMA t.d.のツイストスリーダイスウェット

今年お客さんから一番反応がよかったブランドは何と言っても〈ノーマティーディー(NOMA t.d.)〉。うちではもう7年くらい取り扱っているブランドです。特に好評だったのがスウェット類。首元の汗止めや縫製部分のねじれのデザインが特徴的で、職人さんがすべて手染めで製作しています。シーズンごとに色味や染めの手法は違うのですが、今年の春夏のこれはすごくよかった。職人さんが一点一点刷毛で染めていて、その後に一度ブリーチして色を落としたりと、すごく手間がかかっている一着です。これとは違う柄でリリースされた秋冬のスウェットもお店では好評だったのですが、僕個人としては、春夏のこっちの柄のほうが好きなんですよね。

マイベストセレクト_03
niche.のフラワーカットネルシャツ

〈ニッチ(Niche.)〉を扱い始めたのは今年からです。微妙に違うチェック柄の生地を2枚重ねたボンディング仕様のネルシャツですね。上の生地を花の形にカットした後に手刺繍しているので、下地のチェック柄が浮かんでくる見え方になっています。90年代リバイバルの流れの中で、これまではいわゆるヒップホップ的なビッグサイズの格好が多かったと思うのですが、うちの店として気になるのはオルタナロック界隈のアーティストのスタイルのほう。赤いチェックのネルシャツ自体はニルヴァーナ、パールジャム、あとは初期のレッチリが着ていそうなイメージですが、レギュラー古着の赤いネルシャツをそのまま着ちゃうと、彼らの完コピになってしまうじゃないですか。もう少しファッション的におもしろく着るとなると、こういうアレンジがされているほうが今っぽいですよね。よりグランジしているというか、パンクロックしている感じにも見えるし、我ながらいいセレクトだったと思います(笑)。

■2021年の売り場を振り返って

まあ、ベタなブランドロゴが好きみたいなお客さんはうちには来ませんね(笑)。代々木上原の街自体はお金持ちの方が多いですし、ブランド好きな方も多い印象ありますけど。うちのお客さんは僕に似てアメリカの音楽や映画が好きな方が多い気がします。結局自分の好きなものばかりをバイイングしているので、似た感性の方が自然に集まってくるのかも(笑)。

大きな世の流れで言えば、なんだか価値観が変わっていく気がしています。周りを気にせず、自分が好きなものを着るという流れは今後より強まっていくんじゃないかな。ブランドものを選んでおしゃれに見られたいとか、僕はこれくらいのブランドものを着てますみたいなアピールが今後はそんなに大事なことじゃなくなっていくというか。人と違うほうがかっこいいというのはファッションの面白さのひとつだと思うので、うちは来年も濃いセレクトをしていきたいですね。

■来年のお店について

お店オリジナルのリメイクアイテムをたまに作るのですが、ひとつのブランドとしてもっと本腰入れて展開したいです。「こういうアイテムあったらいいのにな」と自分が思い描くものを展示会で仕入れるアイテムだけではまかないきれなくなってきたんですよね。リメイクのアイテムって完全じゃないからいいんですよ。ちょっと不完全というか、いびつな感じというかね。

リメイクのアイテムを新品だけのコーディネートに一品混ぜると「これ、サイズ感がちょっと変だね」みたいな感じになるんですが、僕にとっては逆にそれで全身のバランスがすごくよくなるように思えるんです。リメイクにはそういう面白さがあるので、来年はLILYオリジナルのリメイクアイテムをもっと提案していきたいですね。


LILY
住所:東京都渋谷区西原3-20-13
電話:03-5738-8042
営業時間:12:00 – 20:00(短縮営業中)
定休日:水曜日
ショップページ

【2021年】今年セレクトして良かったモノ〜COUNTER TOKYO 上原匠〜

2021年も残りわずか。今年も振り返りシーズンの到来です。ことセレクトショップに関しては、みんな気になるのが(?)、お店の人が考える今年のベストセレクト! 今回は原宿『COUNTER TOKYO』の上原匠さんにベストセレクトを聞きました。


上原匠さん(COUNTER TOKYO スタッフ)

店頭に立ちながら、同店のインスタグラム運営も担当。社内でも服を買っている量は随一。今年の個人的ベストバイは〈エディバウアー〉のレザーダウン。

■2021年のセレクトについて

日本って独特で、アメリカのおじさんが普通に着ている服がカッコよく見えたりするじゃないですか? そういうアメリカのデイリーウェアのような服を揃えるっていうのはオープン当初から変わらず軸にあります。

そこに国内や海外のトレンドを踏まえて、色やサイジング、物を変えてバランスを取っている感じ。セレクトはアメリカだけでなく、ヨーロッパ系などもちょろちょろとあるんですけど、それも含めてやっぱり仕入れている国のユースだったり、根付いている服装だったりを見て、それを日本のスタイルに昇華するみたいことは意識的にやっていましたね。

ベストセレクト_ 01
Barbourのビデイル

〈バブアー(Barbour)〉はヨーロッパから新品で仕入れているんですが、国内だとあまりセレクトしているところが少ない40以上(40、42、44)の大きめサイズをセレクトしています。お客様からの反応もめちゃくちゃ良いですね。ぴったりではなく、中に大きいスウェットやニットを着られるくらいの大きさというのが、よくハマった要因かなと。クラシックなんですけど、着方、サイジングは今っぽい感じで着られるっていう。

お店にはインスタを見て買おうかな〜と思って来店する方ももちろんいらっしゃいますし、店頭で〈バブアー〉を知らなかった方が「めっちゃかっこいい!」みたいな反応をして買ってくれることもあります。“バブアーを知らない子たちが試着して買う”っていうのが、本当に今の流れを象徴しているのかなって思いますね。

ベストセレクト_02
GREENBRIERのMA-1(90’s デッドストック)

MA-1といえば〈アルファ(Alpha)〉だと思うんですけど、アメリカだとそこと並んで認知度があるメーカーが〈グリーンブライヤー(GREENBRIER)〉です。たしか創設は93年。そこまで古いわけではないですが、軍に納品実績もあるメーカーです。

「Alphaじゃないっていうのがいいよね」って言ってくださる方もいますし、ブランドがデザインした今っぽい形ではなく、昔ながらの形がそのまんまに残っているのも新鮮に映ってるみたいですね。まあ、小さいサイズで着るとかなりキュッとした感じになっちゃうんですけど、これはXLなので丈もある程度確保できて、ボンバージャケットのふっくらした感じも出せるので。ちょうどいいサイズがデッドストックで見つかって良かったです(笑)。

ベストセレクト_03
Levi’sの569(00’s デッドストック)

あまり聞いたことがない人も多いかもしれないですが、「569」はルーズストレートフィットのモデル。太くて人気なのは「550」なんですけど、それのちょっと太いけど綺麗に見えるVerって感じですね。ストレートにストンって落ちるタイプで、意外と穿くと腰回りもすっきりしているし、トレッキングシューズなどボテッとしたフォルムのトレンドの靴とも相性が良い。

正直コーディロイパンツは太畝の方がキャッチーだから人気があって、細畝は“大人っぽくて渋い”から今まで下火だったんですよね。ただ、これに関してはシルエットが良く、比較的珍しい黒のコーディロイということもあって、めちゃくちゃ売れました。日に1本は売れてるレベルですね。僕自身も買って、個人的にも良いよねって思っている一本です。

■2021年の売り場を振り返って

古着ブームの流れは感じましたね。本当に古着はあればあるだけ売れる。イケイケな感じです(笑)。全体的な傾向としては、キャッチーで新鮮味のあるものがよく売れました。奇抜すぎるような雰囲気のアイテムじゃなくて、割とクラシックで名が知られていて、けど「また良くない?」みたいなもの。ベストセレクトで挙げた〈バブアー〉とかですね。渋いんですけど、今のノリで着ると新鮮で一層かっこいい雰囲気になるものが良かったのかなって。

■来年のお店について

来年は店頭でポップアップイベントをやってみたいですね。今くらいから来年の冬に出せるような古着を集めて、カテゴリーで括ったポップアップをできたらなと。あとはオリジナルのアイテムは継続してやる予定です。内容はまだ未定ですが、ちゃんと企画して、やれるときにちょくちょく出せたらいいなと思っています。


COUNTER TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-10 KOHSAKAビル1F
TEL:03-6271-5580
営業時間:12:00 – 20:30
web:countertokyo.com
instagram:@countertokyo

年間100足以上履くスニーカー男が選んだ、2021年「まだ買える」ベストスニーカー5選!

もうすぐ終えようとしている2021年。冬のボーナスも入ったし、何か新しいスニーカーでも欲しいな、なんて考えている方も多いのでは? そこで今回、2021年に登場した数々のスニーカーの中から、まだ買えるオシャレなおすすめスニーカー5足を発表します。「おっ、こんなスニーカー出てたんだ」って新しい発見があるかもしれないので、ぜひともチェックしてみてください!

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

【その1】過去の複数の名作をひとつに融合させたフュージョンモデル!

ニューバランス

XC-72

1970年代にニューバランスから登場したランニングシューズ「320」「355」「Super Comp」という3モデルをひとつに融合させた「327」。そして1980年代に登場した3つのアーカイブモデル「420」「1300」「Gator」からインスピレーションを得た「237」と、複数のモデルをドキッキングさせたフュージョンモデル。そして、2021年登場した最新作モデルがこの「XC-72」。

 

本作ではトレイルシューズの「375」、クロスカントリーシューズの「XC15」、軽量ランニングシューズの「620」という3モデルの特徴をミックス。内外異なるアシンメトリーなアウトソールパターン、多角的にシェイプされたヒール、70年代のコンセプトカーから着想を得たスクエアトゥなどのディテールを採用。アッパーのサイドにはオーバーサイズのビッグNロゴを配して、モダンなテイストへと仕上げられています。

 

【本間的おすすめなワケ】

昨年デビューし、瞬く間にニューバランスの人気モデルの1つとなった「327」と同様。過去のアーカイブモデルと、現代のトレンドを掛け合わせ再構築した時代を超越するデザインなので、意外すぎる大胆なアイデアに星3つ!

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ニューバランスの新“フュージョンモデル”「XC-72」は様々なコーディネートに似合うシューズ!
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【その2】アウトドアブームはスニーカーシーンにも波及!

On

クラウドアウェイ

近年人気のアウトドア。3密になりにくくソーシャルディスタンスを確保しやすいこと、さらには数年前から続いたアウトドアスタイルファッションの人気から、アウトドアシーンは盛り上がっています。当然その影響は、スニーカーシーンにもありました。

 

そんなアウトドアシーン向けのシューズとしてオススメなのが、Onの「クラウドアウェイ」。優れたクッション性を生み出すソール形状「CloudTec(R)」システムと、蹴り出しの反発を高めるOn独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵した本格ハイキングシューズです。

 

【本間的おすすめなワケ】

筆者が特に注目したのが、折りたたみ式なこと! ヒールカップの芯材を取り除いたことで、コンパクトにたためることが可能で、外出先や旅先に携帯するのにも便利なシューズとなっています。

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【その3】東京2020で人気となったスケシューを大人履きするならコレ!

ヴァンズ

オールドスクール 36 DX

東京2020で若き日本人選手が男女共にゴールドメダリストに輝いたことや、その試合模様のトリッキーな実況で、一躍脚光を浴びたのが、スケートボード。当然スケートボードにマストなシューズも熱い注目を集めました。しかし、“スケシューって、大人にも似合うの?”と思う方もいるかと思いますが、さにあらず。ヴァンスの「オールドスクール 36 DX」なら、バッチリと大人スタイルにもハマってくれるのです!

 

こちらはヴァンズから1977年に登場したオールドスクールのスペシャル版。オリジナルのシンプルでスマートなフォルムはそのままに、ヴァンズが創業した1966年当時にカリフォルニア州アナハイムにあるファクトリーで製造されていた製品を再現した、こだわりの素材使いでアレンジしています。

 

【本間的おすすめなワケ】

従来のオールドスクールに飽きていた、または「ちょっとなー」と思ってい人にはおすすめ。オールドスクール 36 DXは重厚感と高級感を加わっていて、大人の休日の足元にも似合うスケシューとなっています。

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【その4】アジアンメイドへのチェンジでリーズナブルに復刻!

ニューバランス

ML2002R

フュージョンモデルを積極的に展開した2021年のニューバランスですが、ほかにも注目すべきモデルがありました。それがアジアンメイドでの復刻モデル! メイドインU.S.A.やメイドインU.K.といったハイエンドモデルのオリジナルを、アジアンメイドにチェンジして、よりリーズナブルにリリースするというものです。なかでもスニーカーシーンで多くの反響を得たのが「2002R」です。

 

ここで紹介するのは昨年秋のローンチ時には大きな話題を呼び、即完売を記録した2002Rの新色です。Made in U.S.A.で2010年に誕生した「2002」の特徴的な重厚感あるアッパーデザインを再現しながら、ソールにはランニングシューズ「M860」と同様のハイスペックソールユニットを搭載しています。

 

【本間的おすすめ理由】

即完売するほど人気を誇った2002 Rの新色。リーズナブルながらも履き心地をアップデートさせるとは、まさにお値段以上の一足と言えます! 1足持っていておいて損はないと思います。

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【その5】パフォーマンスモデルにもサステナブルを注入したナイキの力作!

ナイキ

ナイキ コズミック ユニティ

サステナブルと聞くとライフスタイル向けシューズのテクノロジーというイメージがありますが、「ナイキ コズミック ユニティ」に関しては違います。数々のサステナブルシューズを登場させていたナイキが2021年、遂にプロアスリートにも対応したサステナ系バスケットシューズをリリースしたのです!

 

リサイクル可能なケーブル糸を使用したアッパー。ソールには廃棄シューズからリサイクルしたナイキ グラインド ラバーをおよそ10%含有したフォームを使用。重量換算で少なくとも25%以上のリサイクル素材を使用しているにもかかわらず、NBAプレーヤーをサポートするゴリゴリのタフ仕様バッシュです。

 

【本間的おすすめなワケ】

サステナビリティを念頭に置き、洗練された快適なシルエットを実現したナイキ コズミック ユニティ。パフォーマンスシューズをサステナブルでアレンジするなんて、流石ナイキだなと思いました。

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お気に入りのスニーカーは見つかりましたでしょうか? ちなみに今回紹介した5足はいずれも同カラーの展開が終了している可能性もありますが、別カラーは展開していますので、ぜひとも参考にして見てくださいね!

みんな大好き「ナイキ エア フォース 1」のGORE-TEXバージョンがこの冬、再び出てくれました!

ナイキ初のエア搭載モデルとして1982年に登場して以来、音楽やファッションなど様々なカルチャーシーンで熱い支持を獲得しているスニーカー「ナイキ エア フォース 1」。今やストリートシーンからキレイ目系まで、全てのジャンルを網羅する鉄板となっています。そんなエア フォース 1の人気バージョンとして君臨するのが「ゴアテックス」です。2019年の秋に初めて登場して大ヒットとなり、その後も度々登場しては話題となってきましたが、今季、「ナイキ エアフォース 1 GTX」が待望の再リリースとなりました!

 

【「ナイキ エアフォース 1 GTX」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

足元環境の悪い冬のストリートにも鬼に金棒です!

今季のナイキ エアフォース 1 GTXの特徴と言えるのが、張りのあるレザーと適度な光沢で個性が際立つルックス。レザーにはシボ感もあって、大人っぽさもグッと高まっています。そしてもちろんポイントとなるのが、GORE-TEXテクノロジー。防水&透湿性能を高めて、多少の雨にも対応できます。

↑トウのサイドにはゴアテックス搭載の証ともいえるロゴ刺しゅうが! このワンポイントが欲しいんです!

 

↑シュータンにはナイキのロゴと共にゴアテックスのロゴも入るダブルネーム仕様

 

↑アッパーは光沢のあるナイロンとレザーのオーバーレイによるコンビネーション仕様。スウッシュのシボ感がワイルド感をグッと盛り上げています!

 

↑ライナーにはゴアテックスメンブレンが配されていて、防水&透湿性を高めています

 

↑ヒール付近のサイドには、押し型によるメッセージが描かれています。どことなくコントラクトラベルっぽくて、ミリタリーフレーバーも漂いますね!

 

シンプルかつボリューム感溢れるルックスと、高機能なゴアテックスとの組み合わせが、やっぱりイイ! 2019年の名作、「エアジョーダン 1 シャッタード・バックボード 3.0」と同様のカラーブロックを用いた、このブラウンの最新カラーも魅力的ですよね。

ナイキ
ナイキ エアフォース 1 GTX
1万9250円(税込)

 

atmos 千駄ヶ谷
https://www.atmos-tokyo.com/brands/atmos

進化の歩みを止めない「マンハッタンポーテージ ブラックレーベル」。2022年S/Sの新作も独自のビジカジを追求

ニューヨークを拠点に構えるバッグブランド「マンハッタンポーテージ (Manhattan Portage)」。1983年の誕生以来、世界中にファンを集め、特徴のある赤いロゴマークの付いたバッグ類を街で見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?

 

そんな多彩なコレクションが魅力の同ブランドが2014年より始動させた新ライン「マンハッタンポーテージ ブラックレーベル (Manhattan Portage BLACK LABEL)」。ビジネスシーンに相応しいデザインと機能を持ち合わせたラインナップはオンオフ分け隔てなく使えるアイテムとして、感度の高い大人たちからも絶大な支持を集めてきました。

 

そのマンハッタンポーテージ ブラックレーベルの最新作となる2022年春夏のラインナップを本記事では先行して公開。ビジカジを追求し続ける同レーベルの渾身作をお見逃しなく。

 

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【その①】人気モデルに新色“グレーベージュ”が仲間入り!

まず紹介するのはバリスティックナイロンを採用したシリーズ。アメリカでは防弾チョッキや防刃ベストなどに使用されるなど、ハイエンドな耐久性を誇る機能素材を使用したラインナップに、新色として“グレーベージュ”が今季より追加。その名の通り、色味の調整を何度も行い、カジュアル過ぎず、暗くもなり過ぎずという絶妙なカラーリングを実現しました。3モデルとも人気の形状はそのままに、新色をまとったことでブラックレーベルを象徴するブラックロゴが映える仕上がりとなっています。

↑「PRATT BACKPACK」2万8000円(税別)[W270×H430×D170mm]※2022年1月発売予定

 

↑「CHASER WAIST BAG」1万5000円(税別)[W480×H140×D90mm]※2022年1月発売予定

 

↑「NAVY YARD POUCH(S)」5900円(税別)[W210×H120×D65mm]※2022年1月発売予定

 

【その②】軽さ、薄さ、光沢感の3拍子が揃った新素材シリーズが登場!

続いて紹介するのは、今季よりお目見えとなったコーデュラ 305P ナイロンを採用したシリーズ。こちらはコーデュラファブリックを高密度に織り、特殊ウレタンコーティングを行っているので、優れた耐久性と耐水性を完備。また、軽量かつソフトでしなやかな風合いながら、光沢感があるのでカジュアルになり過ぎずビジネスシーンでも、もちろん大活躍してくれます。

↑左「RAFFERTY TOTE(L) CODURA 305P」1万3000円(税別)[W460×H430×D140mm]、右「RAFFERTY TOTE(M) CODURA 305P」1万1000円(税別)[W390×H360×D115mm]※2022年2月発売予定

 

↑MとLの2サイズ展開となるトートバッグは、ともにA4ファイルが収納できるサイズ感。そして肩がけしながらも荷物を出し入れできるように、サイドにはジップが配備されているのです。利便性を高める嬉しいギミックに加え、撥水性のあるアクアガードジッパーを採用しているので雨の侵入も防いでくれます

 

↑左「BLISSVILLE BACKPACK CODURA 305P」3万4000円(税別)[W280×H400×D90mm]、右「VERNON BACKPACK CODURA 305P」3万2000円(税別)[W290×H470×D155mm]※2022年2月発売予定

 

↑バックパックはシンプルなスクエア型、ブランドを代表するロールトップ型の2種展開。ともに都市部での使用を意識してマチを調節したことにより、オールブラックのカラーとも相まってスタイリッシュな面持ち

 

↑「MCKENNA POUCH CORDURA 305P」5000円(税別)[W195×H120×D30mm]※2022年2月発売予定

 

↑バッグインバッグとして重宝したいポーチ。500mlのペットボトルが収納できるサイズ感で、裏地には強度の高いリップストップナイロンを採用しているのも嬉しいポイント

 

【その③】昨年の春夏に人気を博したシリーズに新型がお目見え!

最後に紹介するのは、昨年の春夏シーズンにブランド初の素材としてリリースされたリップストップナイロンシリーズ。カジュアル感のある素材ながら、スタイリッシュで大人顔なラインナップは人気を集めました。そんなシリーズが今季新たに2品番を追加。

↑「VARTAN TOTE BAG」1万3000円(税別)[W360×H325×D155mm]※2022年4月発売予定

 

↑昨年発売された「SUNSET PARK TOTE RIPSTOP NYLON BAG 」よりも一回り大きくし、A4ファイルを横に入れることができるほどのサイズ感へとアレンジ。その収納力アップに合わせて、着脱可能なショルダーストラップも配備。2WAY仕様により、利便性をグッと向上させました

 

↑そして、本シリーズの特徴であるフロント全面のメッシュポケットは健在。濡れていたり汚れたりしたものはメイン収納と分けることで、内部を清潔にキープしてくれる便利なギミックです

 

↑「BELLEVUE TOTE BAG」1万4000円(税別)[W260×H450×D130mm]※2022年4月発売予定

 

↑縦長トートはデビューシーズンでもリリースされていましたが、ユーザーの要望を汲み取ってバッグパックストラップを追加。2WAY仕様となり使い勝手がよくなったほか、軽量なので大きめの旅行バッグの中に忍ばせておいて、現地ではこのバッグを使うなんて使い方もオススメ。一つ持っておくと色々なシーンで活躍してくれる便利なアイテムとなっています。

 

↑「SUNSET PARK TOTE RIPSTOP NYLON BAG(S)」8000円(税別)[W280×H260×D130mm]

 

↑リップストップナイロンシリーズの火付け役となったSUNSET PARK TOTE RIPSTOP NYLON BAG(S)は継続してリリース。ブラックとグレーの2色展開だったところに新色としてカモが追加されました。小ぶりなサイズをお探しの場合はこちらも要チェックです。

 

新色! 新素材! 新型! でニューノーマルなビジネスマンをサポート

ここまで一挙に紹介してきましたマンハッタンポーテージ ブラックレーベルの最新最速ラインナップ紹介。どのアイテムも使いやすさの追求や色味による見せ方など、同ブランドらしいこだわりが伝わってくるものばかりでした。実物を見てみたくなったという方もいるのではないでしょうか。

 

発売がまだ先のアイテムもありますが、今回得た情報をもとに準備しておけば慌てることはありません。ぜひフォーマルからデイリーのあらゆるシーンで活躍する相棒として、マンハッタンポーテージ ブラックレーベルのバッグを加えてみてください。

 

撮影/大田浩樹

【2021年】今年セレクトして良かったモノ〜蔵前WEEKENDER SHOP 芹澤伸介〜

2021年も残りわずか。今年も振り返りシーズンの到来です。ことセレクトショップに関しては、みんな気になるのが(?)、店主の考える今年のベストセレクト! 今回は東京・蔵前のWEEKENDER SHOPの芹澤伸介さんにベストセレクトを聞きました。


芹澤伸介さん(WEEKENDER SHOP店主)
近年じわじわと注目度が上がっている蔵前エリアに店を構える「WEEKENDER SHOP」の店主。今年の個人的なニュースは載るのが夢だった雑誌BRUTUS(No. 947)にお店が特集されたこと。普段メディア掲載の告知はしないポリシーだが、思わずインスタに投稿してしまったそう。

■今年のセレクトについて

見た目のデザインだけでなく、素材や着心地を重視して、国内海外問わずセレクトしていくという基準は変わっていません。そのベースを踏まえた上で、新しいブランドやアイテムは常に探しています。今年は〈アブガルシア〉や〈カル〉、〈トーキョーサンダル〉、〈ダンスコ〉などが新しく加わりました。そんな風に一見違うテイストのアイテムが混在している状態こそがセレクトショップの意味だと思うんです。

そもそも、僕がWEEKENDER SHOPという名前を付けたのは、週末のようなワクワクする感じをお客さんに提供したいという気持ちから。できるだけいろいろなテイストを集めたいし、逆に言うと雰囲気が似たブランドやアイテムでお店を統一したくないという気持ちは強くあります。〈アブガルシア〉のようなテックな雰囲気のウェアを置く一方で、天然素材にこだわる〈ミッタン〉のようなブランドも切り離さず並列にセレクトします。そういう感じが僕は好きだし、お店としても絶対面白いと思うんですよね。

ベストセレクト_ 01
Caleのブラックメリノウール裏毛のプルオーバーとパンツ

〈カル〉はこの秋冬から取り扱いを始めたブランドです。何に惹かれたかと言われれば、まずは色使いですね。デザイナーさん自身としては、攻めているつもりはないと思いますが、僕からしたらこの色の打ち出し方は新鮮でした。うちはわりと黒や濃紺などの色を軸にして、取り扱うアイテムの色をセレクトしていくんです。でも〈カル〉の色展開を見る限り、その意識はあまりない気がしますね。裏はふわふわに起毛したウール生地なので肌触りもいいんですよ。特にパンツは今の時期履くとめちゃくちゃ暖かい。うちの店にはないセンスの色使いですが、生地のクオリティという部分ではうちのセレクトで大事にしている部分とも重なります。今回のトップスとパンツは〈カル〉の中で比較的手に取りやすい値段だったのもセレクトの決め手でした。これ、自分用にも欲しいんですよ(笑)。

ベストセレクト_ 02
KaILIの2wayショルダーバッグ

〈カイリ〉はこういうバッグがあったらいいなというアイデアありきで作られているブランドですね。これはショルダーバッグとしてだけでなく、荷物が増えた時はバッグの上部を広げてトートバッグとしても使えます。買い物時のエコバッグとしても使いやすいので、今の時流にも合っていますよね。最近の〈カイリ〉の顔とも言えるバッグです。生地はドイツ軍のユーズドのテント素材を使っていて、一点一点表情が違います。うちは今までユーズドテイストのアイテムは仕入れてこなかったので正直どうかな?という不安も若干ありましたが、蓋を開けてみるとすごく好評でした。このバッグを仕入れることで、世のメンズはユーズド、ミリタリーやテントなどそういう要素があるアイテムが好きなんだなと改めて実感しました(笑)。そんな新しい発見が僕の中であったし、お客さんにも喜んでもらえたし、いろんな意味で仕入れてよかったアイテムです。

ベストセレクト_ 03
formeのモンクストラップシューズ

〈フォルメ〉は浅草の革靴ブランド。革靴のカテゴリーとしてはうちの主力的な存在ですね。デザイナーさんが引く木型やパターンは日本人の足型との相性がいいし、インソールの形などもオリジナリティがあります。同ブランド目当てのお客さんが毎日来店されると言っても、過言ではないですね。細かな難しい箇所も丁寧に作られていて、すごく腕のいい職人さんが作っている革靴だなという印象です。そんな中、ここ最近の〈フォルメ〉で個人的なベストはこの一足。僕はシボ感のある素材の革が元々好きなのですが、この無骨なバッファローカーフとシングルモンクのデザインのバランスがすごくいい。もちろん、展示会で気に入ったから仕入れているのですが、入荷して改めて「これ、めっちゃかっこいいじゃん」と。入荷したばかりなので、お客さんの反応はまだこれからというところですが、少なくとも僕は売り場でうっとり見とれてしまうほど気に入っています(笑)。

■2021年の売り場を振り返って

去年からコロナの中、不安な気持ちで営業してきましたが、お客さんがしっかり来店してくれたという実感があります。それは実店舗、オンラインショップ両方に言えること。そんな中、実際買っていってくれるのはやっぱり毎回見るおなじみの顔ぶれというか、いつも通ってくれているお客さんなんですよね。加えて、ふらっと入っていただく新規の方も増えていますし、改めてお客さんには感謝しかありません。あとはコロナ禍になって、まとめ買いが増えている気がします。いろんなお店を回るとリスクがあるので、一店舗で揃えておこうという意識の方も多いようです。そんな方が信頼できるお店としてうちを選んでくれているというのは、すごくうれしかったことですね。

■来年のお店について

うちは来年でオープンして5年になるんです。それに向けてひとつの区切りとして隣にレディースの店舗をオープンします。いろいろ物件を探していたタイミングで、たまたまお隣りが空いたので決めました。コロナ禍で大変な時にオープンするのはリスクも大きいのですが、うちにとってはひとつの新しい挑戦ですね。来年の2月に向けて現在準備をしています。男性、女性問わずより幅広い方に楽しんでいただけるお店にできればと思っています。


WEEKENDER SHOP
住所: 〒111-0051 東京都台東区蔵前3丁目18−7
営業時間: 11:00-20:00
定休日: 月曜日
電話: 03-5825-4609

2021年スニーカーシーンで、かなり印象に残った「コラボ」 &「復刻」モデル5選! シュプリームetc・・・

引き続きコロナ禍にあった2021年でしたが、スニーカーシーンは豪華ブランドとのコラボレーションによるハイプなスニーカーや、80年代&90年代の名作の復刻が目立ちました。またニューノーマルなライフスタイルの浸透や、アウトドアアクティビティのブームがきっかけでトレッキングシューズも人気になるなど、コロナ禍関係なく多方面で盛り上がりを見せました!

 

そこで今回は、2021年に登場した人気スニーカーの中から、筆者の独断と偏見で印象に残った「コラボレーション」&「復刻」の5モデルを紹介します! あくまで独断と偏見ですのであしからず。

 

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【その1】いぶし銀のセンスが光るコラボレーションモデル!

シュプリーム × ナイキ

ナイキ エアクロストレーナー 3 ロー

まずは、言わずと知れたニューヨーク発の人気ブランド「シュープリーム」と「ナイキ」とのコラボレーションモデル。これまでもシュプリームは「エア フォース 1」や「エアジョーダン5」といったナイキの大人気シューズとのコラボモデルをリリースしてきましたが、2021年10月に登場した今作はベースのチョイスが渋い!

 

ベースとなっているのは、様々なトレーニングに対応するナイキのクロストレーニングカテゴリーから、1990年にリリースされた「エアクロストレーナー 3」です。2020年冬には「エア マックス プラス」通称“マップラ”でコラボしたりと、今回のクロストレーナー 3といい、その意表を突くようなセレクトセンスは、まさにシュプリームならではかと。

 

 

【その2】スポーツとファッションとアート、トリプルコラボがアツい!

ナイキ × サカイ × カウズ

ナイキ ブレーザー ロー

2021年のコラボレーションモデルを振り返るうえで外せないのが、日本が世界に誇るファションブランド「サカイ」と「ナイキ」のコラボレーションでしょう。このローカットシューズ「ブレザー ロー」はまるで2足のシューズを1足にドッキングさせたような、2重構造になったシュータンやスウッシュが特徴的で、とてもインパクトに溢れる印象となっています。

 

2021年11月に登場した本作は、ナイキのブレーザー ローをベースにしつつ、さらにニューヨークを拠点に活動するアーティスト「カウズ」も参加! カウズの世界観をポップなカラーリングで表現しつつ、トウ付近のミッドソールサイドには、カウズのトレードマークである「××」のレーザー加工刻印入り。カウズらしいカラーの全4色展開でした。コレはもう、激しい争奪戦は必死でしたね!

 

 

【その3】90年代アウトドアブームでブレイクした名品の復刻カラー!

ナイキ

ナイキ ACG エア モワブ

ニューノーマルがスタンダードになった2021年は、キャンプやハイキングといったアウトドアのレジャーがブームとなりました。その流れからスニーカーもアウトドア仕様モデルが人気となりました。それを受け、ナイキのアウトドアエディションとして1989年にスタートした「ACG(エーシージー)」からも、名作「ナイキ ACG エア モワブ」が復刻されました。

 

1991年に登場した、ナイキ ACG エア モワブ。ACGの数あるシューズの中でも絶大な人気を得ている名作で、90年代日本であったアウトドアブームにおいてもこのシューズはブレイクしています。クッション性に優れた足裏のAir、ヒールの周りのサポート性を高めるハラチのテクノロジーを備え、斑点模様のミッドソールは紛れもない快適さとスタイル。今作は約6年ぶりとなるオリジナルカラーの復刻で、アンクルパーツのacgロゴなど、当時を知るファンにはたまらない一足となっています。

 

 

【その4】ニューバランスのハイエンドライン「Made in U.S.A.」の傑作!

ニューバランス

M990 NB3

ニューバランスを象徴する「990」は、舗装路用のランニングシューズとして1982年に初代モデルが登場。その後、優れた履き心地から世界中で多くのファンを魅了し、990シリーズは初代から数えて5世代続いています。そんな990シリーズの第3世代として、2012年に登場した「990v3」。今回チョイスしたのは、その復刻モデルのニューカラーNB3です。

 

2021年10月に登場した今作に関しては、当時と同様にMade in U.S.A.での復刻。Wolverine社製のピッグスキンスエードとメッシュを纏い、ミッドソールには、安定性とクッション性に優れたENCAP構造と、さらなる安定性強化のためTPUのスタビライザー(CR)を採用と、フォルムやディテールだけではなく、クラフトマンシップ溢れる雰囲気もしっかりと継承しています。その分、お値段もちょっとハイエンドです。

 

 

【その5】かつて高騰した名カラーは今でも色褪せません!

ナイキ

ナイキ ダンク ロー“ミシガン”

2020年に生誕35周年を迎えたナイキの名作といえば「ダンク」です。2020年は過去の名カラーリングを再現した復刻モデルが数多く登場し、再び大ブレイク。その波は2021年にも引き継がれ、ローカット版での復刻も多数登場しました。中でも私的にツボだったのがコレ“ミシガン”カラーです!

 

90年代、ハイテクスニーカーブームと同時多発的にブームとなっていたのが、ナイキの80年代ノンエアバッシュです。「ターミネーター」や「バンダル」、そしてダンクといくつかのモデルが大人気で、当時は価格が高騰しました……。なかでもダンクのミシガン大学のカレッジカラーである“ネイビー×イエロー”は通称“紺黄”と呼ばれて、学生時代の私にはとても手の出せるような価格ではありませんでした。それが2020年に復刻され、さらに2021年にはローカット版でも復刻! 今見ても色褪せないデザインとカラーリングは流石のひと言です!

 

 

2022年は引き続き、優秀モデルに期待大!

今回紹介した、ほかにも「ナイキ エアジョーダン 6」のカーマインや、東京2020スケートボード金メダリストの堀米雄斗さんを特別ビジュアルに起用したナイキ SB × ユニコーンガンダム「ダンク ハイ」& NIKE SB × バンシィ「ダンク ハイ」などなど、豊富に揃いましたね! 2022年も私達の想像を遥かに超える優秀モデルが出てくると予想されるので、とても楽しみです! だけど、お財布がツラい……。2022年の新作に向けてお金を貯めておかねばと、覚悟を決める今日この頃です!

 

 

■取材協力:atmos 千駄ヶ谷
https://www.atmos-tokyo.com

【2021年】今年セレクトして良かったモノ〜三軒茶屋SEPTIS 白木凛太郎〜

2021年も残りわずか。今年も振り返りシーズンの到来です。ことセレクトショップに関しては、みんな気になるのが(?)、店主の考える今年のベストセレクト! 今回は三軒茶屋『SEPTIS』の白木凛太郎さんにベストセレクトを聞きました。


白木凛太郎さん(SEPTISスタッフ)
現在、オーナーの玉木氏と二人三脚で店を切り盛りするSEPTISの若きエース。2021年の個人的ベストバイはリーバイスの「501」デッドストック。

■2021年のセレクトを振り返って

今年も引き続き、アメリカをルーツとするスタンダードクロージングという軸はありました。その中でサイズとかアイテムとかでトレンド要素も入れつつ……といった感じでしたね。

ただこの前、友達に「どんなお店で働いてるの?」と質問されてうちのインスタを見せたら、「よく新品でこんなにいなたい商品が揃うね」って言われたんです。それがお店の中にいる自分にとっては衝撃的で。「あ、そうか」と。若い方々が新鮮さを求めて古着を買っている今、古着屋さんが取り扱っているようなアイテムをうちは新品で置いているんだと。その視点が加わることで自分自身の商品への見方が変わったというか、改めて「よかったな」と思いますね。

 

マイベストセレクト_01
BARN STORMER×SEPTISのアルヴィーチノ

2021年、一発目の別注商品にして、今年最も売った商品と言っても過言ではありません。映画『アニーホール』でウディ・アレンが穿いていたチノパンを目指した、〈バーンストーマー〉さん渾身のチノパンです。発売当初は再入荷の繰り返しで、告知も怠らずやっていたのですが、最近はしれっと入荷させるぐらいには定番化しました(笑)。いわば、うちの新定番。これが入ることでお店として提案できる幅が広がったのは大きいですね。これまでは大きめのサイジングのスタイルをあまり提案できていませんでしたから。空いていたピースがすぽんとハマった感じでしょうか。このチノから始まり、今となってはシャンブレーにウール、ヘビーフランネルにウールタータンと計5型を取り扱うまでに至りました。気づけば一年でそんなに作ったと考えると恐ろしいですね(笑)。来年もいい生地を見つけたら積極的に増やしていきたいです。

マイベストセレクト_02
ARTESANOS×SEPTISのデザートブーツ

70年代に、アメリカの〈フリーマン〉というブランドがこういうデザートブーツを作っていたんです。オーナーの玉木も持っていたのですが、最近になって履けなくなったと。でもどうしても履きたいと。……はい、それが事の発端です(笑)。で、どうしたかというと、当時のようなアイテムはもうないので、スペインの〈アルテサノス〉という工場に企画を投げてみたら了承をいただけた。それで一からオーダーしたというのが事の経緯です。ただ前途多難な道のりで、何度も何度もサンプルを作ってもらいましたね。特に色が難しくて、このお菓子みたいな茶色がなかなかない(笑)。実際履いた様は、イギリスのデザートブーツはアイビーな感じだけど、これは不思議とアメリカのローカルな感じ。庶民的です。その仕上がりに、玉木のアメ横時代の知り合いから「おれはまだ持ってるぞ!」と自慢の写真が送られてきたり、フリーマンの靴しか履いてこなかったような先輩が買ってくれたり、かなりうれしい反応をいただいてます。実は商品の納品後も玉木のこだわりで平紐から丸紐に変更するというハプニングもありましたが(笑)、最後まで悔いなくやり切れてよかったです。

マイベストセレクト_03
MUNSINGWEAR×SEPTISのリンクスカーディガン

〈マンシングウェア〉さんに別注させていただいたリンクス編みのカーディガンです。現行のものより着丈を短くして、身幅を広げて、Vネックを浅くしてと、60年代のアメリカの人が着てたような庶民的なカーディガンを目指しました。今って、この手のTHE・アメリカンなカーディガンがあまりないんですよね。だからこそ、アメリカのスタンダードクロージングを伝えるうちとしては作りたかった。マンシングウェアさんにはむちゃ言って、何度もサンプルを出してもらったのはいい思い出…(笑)。おかげさまで大変好評で、当初は5色展開だったところ、来年の1月には13色で展開することが決定しました! ……「え? 小さなセレクトショップでそんなに?」って? オーナーの玉木も「ちょっと調子乗りすぎちゃったかな…」と言うぐらいに圧倒的な色展開です(笑)。ただ、うちの定番にしたいくらいの自信作なので、ぜひご覧になってほしいですね。

■2021年の売り場を振り返って

やっぱりカジュアル路線に全体的なウェイトは寄っていってます。靴を例に例えると、ガラスレザーのローファーはずっと定番として置いているんですけど、今年はデザートブーツなんかのカジュアルな革靴のほうがよく売れました

あとはやっぱりサイズ感の変化。いつもジャストなサイジングで選ばれる方も、今年はいよいよ大きくなってきました。サイズ選びだけでなく、ワイドフィットのボタンダウンシャツが例年に比べてよく動きましたね。「あ、ついにうちにもその流れがきたか」と。印象として一番残っています。

■来年のお店について

サイズ感の変化を言った手前、アレなんですけど……。年末ということでオーナーが断捨離をしていて、お下がりをもらったんです。その中にリーバイスのちょい細めストレートのパンツ(60年代)があって。これが自分にとっては新鮮で、結構よくて。で、直感なんですけど、「あ、これはもしかしたら太いパンツの流行は終わるんじゃないの?」って思ったんです。そうなると、トップスやアウターなどのサイズも小さくなる?なんて思ったり。まあこれはお店としての方針ではなくて、あくまで個人的な話なんですけどね。でも、いよいよそっちのテンションに切り替わっていく人も増えていくのかな〜と思ってます。なので来年は、サイジング含めスタンダードなアイテムに注目したいですね。

あ、あとはお店が来年で20周年なんです。スペシャルな別注やデッドストックも仕込んでいく予定なので、ぜひ楽しみにしておいてくださいね!


SEPTIS
住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-41-13
営業:15:00~19:00(水曜定休)
電話:03-5481-8651