無印良品の万能Vネックカーディガンのスタンドカラーシャツはライトアウターとしても◎

無印良品のアパレルが広く支持されている理由のひとつが、着心地の良さ。今シーズンも、ベーシックなデザインながら素材にこだわった快適ウエアが数多く登場しています。

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

季節の変わり目にライトアウターとしても大活躍

↑アウター代わりにもなるスタンドカラーシャツ

 

両面起毛フランネル スタンドカラーシャツ

1990円

厚手のフランネル地を無地で仕上げたことで、アウター代わりにもなる汎用性の高い1着。身ごろを直線的に仕立てたことでボディラインを拾いにくく、さりげなく体型をカバーできます。

 

《ココにこだわりました》ウォーム感たっぷりの両面起毛素材を採用

2種類以上の糸を撚糸した“杢糸”で織り上げた、両面起毛加工の生地を採用。肌触りの良さとウールのような奥行きのある表情が魅力です。

 

インナーバッグ単体でも優れている、とてもお得なCIEの新作「2WAYショルダー」!

キャッシュレス化が進み荷物のミニマル化が可能になった、今の時代の流れに丁度イイ絶妙なサイズ感のバッグを見つけました。それがバッグブランド「CIE(シー)」の高性能オリジナルファブリックを使用した“FLOW(フロー)”シリーズの新作「2WAYショルダー」です!

 

【CIE FLOW「2WAYSHOULDER」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

メインバッグとインナーバッグ、どちらも主役!

この2WAYショルダーが優れているのはサイズ感だけではありません。インナーバッグを内蔵していて、それが取り外しでき、ショルダーバッグ単体として使えます。休日などに特に用事も無くぷらっと出かけたけど、出かけ先で買い物して荷物が増えてしまう、って事ありますよね。そんな時にもこの2WAYショルダーなら大丈夫! インナーバッグを取り出せば、収納力が2倍に早変わりします。生地感にもこだわっているので、ただのオマケ的な物とはワケが違いますよ。

↑本体の生地は210dオックスナイロンの4層構造による、CIEオリジナルの高機能素材を使用して、弱撥水加工と防水性を確保。ダブルジップ仕様のフロントポケットはスマホの収納に便利です

 

↑フロントにはフィッシングベストのディティールをモチーフにしたブランドタグが配されています

 

↑インナーバッグの素材はリサイクルコーデュラナイロンを使用

 

↑インナーバッグはスナップ式で固定されています

 

↑本体(左)とインナーバッグ(右)。コンパクトな見た目だから荷物があまり入らないかなと思えば、内蔵バッグを取り外せば収納量がアップ! この発想は素晴らしいですね

 

↑インナーバッグにショルダーベルトを取り付ければ、ショルダーバッグに早変わり!

 

通常インナーバッグというとポーチとして流用するモノがほとんどですが、CIEの2WAYショルダーの内蔵バッグはもはやインナーバッグとは言えませんね。常に同じサイズのバッグを2個持ち歩いているようなものです。このバッグはとてもコスパが高いですね! カラーラインナップは写真のコヨーテ含めて3色揃えています。

CIE
FLOW 2WAYSHOULDER
1万5400円(税込)
■サイズ:W34×H26×D12cm

 

リアルワークス
TEL:06-6262-2350

 

#04 NOAHの『ストライプチューブソックス』|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。シューズに比べて、意外と見落とされがちなのがソックスです。とはいえ、いざソックス売り場で困るのは、実際に履いた時のイメージが湧きづらいこと。

そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に試着し、その魅力を粛々と勝手にレビューしていきます。第4回は、〈ノア(NOAH)〉の『ストライプチューブソックス』。


#04 NOAHの『ストライプチューブソックス』

【プロフィール】
商品名:Striped Tube Sock
色:WHITE
素材:コットン60%/ナイロン37%/ポリウレタン3%
サイズ展開:FREE
生産国:アメリカ
価格:¥3,850(税込)
購入店舗:NOAH CLUBHOUSE TOKYO

〈ノア〉は、ブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)が立ち上げたニューヨーク発のブランド。自身の背景であるスケートやサーフィン、音楽などのカルチャーと、トラディショナルなメンズウエアを融合させたスタイルを提案しています。

毎シーズン、配色やパターンを変えながら継続的にリリースされるラインソックス。〈ノア〉のルックでもコーディネートのスパイス役として、よく使用される定番アイテムです。いかにもアメリカ製のソックスらしい、レトロな雰囲気が魅力の一足。

太めのラインが一本入るのみの潔いデザインのラインソックス。裏のパイル地のループがしっかり立っているので、足を入れた際の肌当たりの良さは格別です。接地する底の部分のみ厚めに編んでいるディテールなど、デザイン以外の作りもかなり高水準。

レッグ部分のリブはほどよくきつめなので、ソックスがずり下がるのが気になる方には特におすすめです。唯一のネックは日常的に使うにはやや値が張ることくらいでしょうか。

【10月】編集部がよく履いた「革靴」

昨年まではスニーカーしか勝たんムードが漂っていましたが、そろそろ革靴も履きたくなってきました(よね?)。ただスニーカーをまったく履かなくなるわけではなく、しばらくは二足の草鞋を履くことになりそう。編集部が今月よく履いたのはこれ!


Timberland × Aimé Leon Dore / 3-EYE LUG SHOE

遅ればせながら夏頃に購入した3アイクラシックラグ。おろしたのは先月、現在は絶賛革伸ばし中です。カラーは人とかぶらなそうなALD別注のネイビーを選びましたが、これが予想通り全くかぶりません!というか、3アイって意外と履いている人はあまり見かけないような……。インスタやウェブ記事でよく見かけるからといって安易に避ける必要もないのかもしれないですね。早く馴染ませたいので、来月もガンガン履いていきます。

SOLOVAIR/4EYE SHOE GIBSON

〈ドクターマーチン〉のスリーホールを探している際にたまたま存在を知ったのが〈ソロヴェアー〉。長年マーチンの生産を請け負っていたファクトリーのブランドです。そんな背景を聞いた途端に「むしろマーチン履くよりツウぶれそうだな…」というよこしまな思いが浮かび購入。フォルムこそマーチンの“1461”を連想させるものの、イエローステッチがないので合わせる服のテイストを問わないのがいいんです。購入後5、6年が経ちますが、まだまだ下駄箱の1軍メンバーからは外れません。

Sentier/マウンテンブーツ

ひっさびさにマウンテンブーツを履きたくなりました。とは言ってもこちらを購入したのは大学3年。アイビー・プレッピーが流行っていた頃です。そしてあれから12年。期せずしてアイビーな気分の真っ只中。見事な邂逅を果たしました。今となってはおいそれとはいかない値段。ありがとう12年前の自分!

洗濯機で洗えてサラリと極上の肌触り! 「無印良品」の万能Vネックカーディガン

無印良品のアパレルが広く支持されている理由のひとつが、着心地の良さ。今シーズンも、ベーシックなデザインながら素材にこだわった快適ウエアが数多く登場しています。

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

洗濯機で手軽に洗える万能カーディガン

↑肌触りのいいメリノウールを使用

 

メリノウール洗えるVネックカーディガン

3990円

柔らかなメリノウールをハイゲージに編み立てたVネックカーディガン。プレーンなデザインで、シーンを問わず着られます。ヘビロテしても洗濯機で洗えるので、手入れも簡単です。

 

《ココにこだわりました》メリノウール100%でサラリと極上の肌触り

素材のメリノウールは軽く滑らかな肌触りで、カーディガン特有のチクチク感がない。ハイゲージニットならではの上品な雰囲気も◎。

 

【10月】編集部がよく穿いた「ブルーデニム」

巡り巡ってアメカジが再燃している今、一周回って新鮮なのがデニム。中でもやっぱり気になるのが、デニムといえばなブルーデニム。先月はショップスタッフのおすすめ・愛用品をフィーチャーしましたが、今回は野郎ども(編集部)のよく穿いた3本をご紹介! ヘビロテして洗濯のタイミングを逃したゆえ、膝部分が出てしまっているのはご愛嬌!


COMOLI/5ポケットデニム

先月のよく着たシャツに次いで、すっかりコモラーになってしまいました。レディースではアムラーよろしくなロングブーツが流行っているようですが、コモラーの間ではこの5Pデニムが人気。ウエストに対する異常に広いワタリ幅がいいのです。さすがにアイスブルーは秋冬に使いづらいのでは?と思っていましたが、この時期は重めの色が多いから意外にも活躍の機会が多い。週3穿いてしまうくらいにはお気に入りです。

Just Right/JR Basic Jean(Used Wash)

ゆったりしたウエストに、程よく太いワタリ、そしてフラットな色落ち……まさに今シーズン穿きたかった理想のデニムです。ちょいと長めの裾がシューズも絶妙に良く、気づけば先週は週4で穿いてました(笑)。ちなみにNBの990やダンクと合わせるときはそのまま、オーセンティックなどボリュームのないローテクと合わせるときは(裾を踏みたくないので)ワンロールがマイルール。裾上げはしません。

Levi’s/501(Used)

これまでは〈アーペーセー〉に代表される、リジッドに近い色味のジーンズばかりを買ってきた自分ですが、最近ようやく薄い色のジーンズの魅力にも開眼しました。この秋ハマっているのはアイスブルーの501。昔は大嫌いだった、のっぺりした色味が逆に今の気分です。アメリカ製の〈リーバイス〉はこれだけ色が落ちても、生地の表情に独特の粒感があるのがかっこいい。さらに色味をのっぺりさせるべく、ガンガン洗って穿いていきます。

男らしい武骨さと大人の上品さ、優れた収納力があるグレゴリーの「リーコン パック」

本格的アウトドア仕様からデイリーユースにピッタリな物まで、高品質なバッグを提供しているブランド・グレゴリー。そんなグレゴリーの“本気”を体現していると言っても過言ではないのが、今回試している「リーコン パック」です。かつて、米軍特殊部隊用にグレゴリーが開発、設計を請け負った「スピアモジュラパックシステム」をベースにしていて、ミルスペックの基準を満たした素材を採用。さらに製法やデザイン、耐久性にいたるまで、米軍に正式採用されたスピアパックの設計コンセプトが継承されているのです!

 

【グレゴリー「リーコン パック」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ミリタリー仕様だけあって、信頼性&機能性ともに申し分ありません!

モデル名にあるリーコンとは、偵察を意味します。つまり本作は、ミリタリーシーンに対応するデイパックなわけです。メインコンパートメントにはハイドレーションスリーブ、サブコンパートメントにはジッパ ー付きポケットを装備。そしてフロントとサイドにはウェビングテープを設けて拡張性を高めるなど、ミリタリーモデルならではの機能的で無骨なディテール使いにも惹かれます。

↑ボディには厚手のナイロン生地を使用していて重厚な印象ですが、軽量で快適な背負い心地となっています

 

↑フロントの上部に配されたブランドロゴとアイコンのパッチがアクセントに。お馴染みのアイコンをよく見るとカモフラージュ柄でアレンジされていて、ミリタリーフレーバー満点!

 

↑フロントとサイドにはモールシステムを備え、カラビナやポーチを取り付けたりと、セミカスタムも楽しめます

 

↑メインコンパートメントにはノートPCの収納も可能です

 

↑フロントポケットにはオーガナイザーが設けられているので、ペンや小物などの収納に便利ですね

 

リーコン パックのミリタリーフレーバープンプン漂うルックスが、男心を刺激します。ノートPCの収納やオーガナイザー付きのポケットを採用するなど、ビジネスシーンでの使用も全く問題ありません。オン&オフの垣根を超えて、タフにガンガン使えるバックパックの登場です。

グレゴリー
リーコン パック HDナイロン
2万6400円(税込)
■サイズ:W29×H45×D19cm/容量:29L

 

グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
TEL:0800-12-36910

 

革靴の「沼」にハマりたくなるコルドヌリ・アングレーズの「シューツリー」【愛用品コラム92】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 92:コルドヌリ・アングレーズの「シューツリー」】

●起

シューキーパーは好きなアイテムのひとつだ。理由はこう。モノというのは、往々にして使っているときよりも使ってない時間のほうが長い。そんななか、シューツリーは単に保管するのではなく、着用しているのとかなり近い状態になる。そうした運用をするアイテムはそう多くはないと思っている。例えば、ハンガーも使っていない時間を過ごすアイテムだが、着用している状態からはやや遠い。

 

●承

ある意味、本人に代わって、使っている時間を過ごしてくれる存在。シューズ側から見ると主人はシューキーパーであり、自分はイレギュラーな存在かもしれない。そういう妄想というか、考えが広がっていく点で好きなのだ。同時に、自分の足の分身になるのだから、シューキーパー選びは大事。前置きが長くなったが、ずっと使っているのが、コルドヌリ・アングレーズのシューツリーである。

 

●転

ルドヌリ・アングレーズの魅力は「矛盾」にある気がしている。純正品ではないのに純正品のように、吸い付くようにするりと収まる。厳選されたブナ材を使って堅牢な作りなのに、靴に無駄なテンションがかからず革がリラックスしているように見える。誰の足でもないのに、誰の足にでもなるーーターミネーターで言えばT-1000みたいな感覚。または、狐に化かされているような気分。

 

●結

革靴とシューメンテナンスの世界は奥が深い。沼、沼、沼。相性の良いシューツリーを探究する人のブログを見ると、入り口にすら立っていないことを実感する。なお、同ブランドは「保管用シューツリー専業メーカー」を掲げていて、その肩書きの重厚さも好き(厳密にはシューホーンなども出している)。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

アンダー3万円で手に入る冬用ギア参上!雑に使えてしっかり暖かいキーラのジャケット。

“TOKYO STRONG STYLE”を標榜する高円寺『Lampa』に、これからの季節にほしい〈キーラ(KEELA)〉のあったかアウターが入荷したようです。

実はこれ、昨年も同店で販売され、「売れに売れた」という一着。その秘密は、冬アウターでありながら手に取りやすい価格であることはもちろん、雑に使えて暖かい実用性にアリ、です。

Keela/Beray Pro Jacket ¥26,400(税込)

改めてご紹介すると、〈キーラ(KEELA)〉とはスコットランドを拠点とするアウトドアウェアブランドで、その商品はプロクライマーや登山家のテストによって信頼を受けたもののみ世に出されます。

こちらも、そんな評価を得た末に高円寺にやってきたビレイプロジャケット。ごくごくシンプルな見た目で、まずもって合わせるアイテムを選ばない着回し力が特徴です。

とはいえ、これからの時期は暖かくなければ意味がない。そこで使用されているのが、米軍の依頼によって開発された高機能中綿“プリマロフト”。その説明には「ダウンと同等、またはそれ以上と言われる保温力をもつ」という枕詞がよくつきますが、それ以外にも、ロフト(かさ)感がないから見た目に“やりすぎ感”がでないんですよね。

そしてやはり、どんな環境にも耐えうることを志向された素材だけに水分もなんのその、自宅で気軽に洗濯できるのも魅力でしょう。

ナイロンリップストップの生地と同色に配された胸元のブランドロゴ。アウトドアブランドながら前に出すぎない姿勢が感じられる。
フロントには手袋などをしていても引きやすいファスナー。

それと地味ぃ〜にうれしいのが、ダブルジップ仕様です。コーディネートに変化をつけられるのは言わずもがな、「出てきたお腹をごまかすことができる」とかなんとか(地元の弟談)。「なるほどな」と思わず肘を打ってしまった筆者も30代。その恩恵を受けるにはお腹のロフト感が足りませんが、いつかそう思う日がくることでしょう。

最後に、同アイテムを取り扱う『Lampa』が提案するコーディネートをちょろっと。デニムにスウェットにスニーカーと、色数も抑えたシンプルなスタイルです。これなら今すぐにでも真似できそう。真冬はこの上にシェルなどを羽織って、より保温性を高めても良さそうですね。

ということでこちらの一着、高円寺『Lampa』にて販売中です。気になる方はサイズ欠けが発生する前に下記リンクからどうぞ。

おっとその前に、現在FACYのアプリでは、お一人様一回限定のクーポンを配布中(6,000円以上に限る)。購入時、クーポンコード「ENJOYFACY」と入力すれば2,000OFFになりますよ。さらに店頭受け取りを選択すれば、+1,000円OFF。購入の際は、ぜひご利用くださいね。

この商品を詳しく見る

メレルの「ATB GORE-TEX(R)」。トレイルパフォーマンスシューズを都市部でスマートに履きこなすため生まれた

アメリカ発のアウトドアブランド「MERRELL(メレル)」が、2020年秋に始動したファッションライン「MERRELL JAPAN CAPSULE(メレル ジャパン カプセル)」。本国のクリエイティブディレクターが日本を訪れた際に感じ取った、日本人の洗練された着こなしや、東京という街が持つファッションの多様性・奥深さを表現するアパレルとなっています。

 

そんなメレル ジャパン カプセルの第3シーズン目となる今季、トレイルパフォーマンスとシティスマートなデザインを融合させたGORE-TEX(R)搭載のスニーカー「ATB GORE-TEX(R)」がリリースされました!

 

【メレル「ATB GORE-TEX(R)」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

アウトドアに相応しいタフな機能性を都会で楽しむ!

本作のベースとなっているのは、アウトドアカジュアルスニーカー「ATB」。全地形対応型のシューズで、オフロードタイヤのデザインからインスパイアされた、ボリューミーで無骨な雰囲気となっています。ATBのフォルムを継承しながら、アッパーにはトレイルパフォーマンスの代表的な透湿性・防水性に優れた“GORE-TEX(R)メンブレン”を搭載して機能性を大幅にアップ。さらに各ディテールをブラッシュアップすることで、よりストリートにふさわしい洗練されたルックスへとアレンジしています!

↑アッパーには透湿性・防水性に優れた「GORE-TEX(R)メンブレン」を搭載して、あらゆる環境下で足元をドライにキープ

 

↑シューレースホールに施されたパーツやGORE-TEX(R)ロゴと重なるシューレースホールウェビングなど、各所のディテールをホワイトで統一して洗練された雰囲気を加えています

 

↑ミッドソールには、歩行の安定性を生み出す分厚いEVAミッドソールを採用し、ヒール部には着地時の衝撃吸収性を発揮するメレルエアークッションを内蔵

 

↑15%の廃材を採用したサステナブルなラバーアウトソールが、優れたグリップ力を発揮

 

無骨なフォルムと洗練されたカラーリングのバランスが絶妙! このアカ抜けたカラーリングやデザインは、都市生活にマッチするスニーカーに仕上がっていると思います、納得! キレイ目に履くアウトドアシューズというのもかなり新鮮です。

メレル
ATB GORE-TEX(R)
1万8480円(税込)

 

クラークス、レッドウィング…今履きたい“カジュアル”な革靴はコレです。

今シーズンはトレンドの過渡期にあるせいか、週1、いや週2でスニーカー以外の靴が履きたい気分です。ワラビー、ワークブーツなどのカジュアルな革靴をローテーションに組み込むだけでスタイリングも新鮮になりますしね。ということで、今回はおすすめのカジュアルな革靴3足をピックアップ。

今シーズン持っておくと“ととのう”靴

Clarks ORIGINALS / WALLABEE ¥23,980 (税込)

今持っていたら“ととのう”靴の代表格、〈クラークス〉のワラビー。やっぱり最大の魅力は、スニーカーに慣れている人でも履きやすいカジュアルなデザイン。アッパーのデザインはもちろん、天然ゴムを主原料としたクレープソールもその一因でしょう。丈夫で擦り減りにくく、柔軟性とクッション性にも優れているため、履き心地もいい。GORE-TEXタイプも展開されているので雨の日兼用で履きたい方はそちらをどうぞ。

この商品を詳しく見る

90年代の名品、骨太なデザートブーツ

CLARKS / Desert Rock ¥25,300 (税込)

〈クラークス〉からもう一足。90年代の湾岸戦争時にクラークスが英国軍に支給したアーミーブーツ「デザートトルーパー」の復刻モデルです。デザートブーツとコマンドソールを組み合わせた骨太な一足は、グリップ力が高く、丈夫でタフ。デニムやチノパンを始めとしたカジュアルなボトムスとも相性抜群です。

この商品を詳しく見る

軽量&タフな鉄板ブランドのワークブーツ

REDWING / SUPERSOLE 6 MOC ¥31,570

アメカジ再熱の流れで再び注目が集まっているのが、アメリカンワークブーツの雄〈レッドウィング〉。#8133はモックトゥのワークブーツ#204をベースに、ブラック・クローム・レザーを使用したモデル。同社が特許を持つことでも有名なスーパーソール製法を採用した、軽量で耐久性に優れたワークブーツです。ドラマ『HERO』で木村拓哉氏が着用したことでも有名ですが、あれから20年経った今なら一周まわってアリかも?

この商品を詳しく見る

ニューバランス「THE CITY」コレクションに今風な「編集部YouTuber」はどう感じた?リアル評でお届け!

スポーツデポ・アルペンのみでの限定発売となっている、ニューバランスの「THE CITY」コレクション。今回は注目度上昇中の同コレクションを春からGetNav webi編集部に加入した期待の新人・小山雅斗が「THE CITY」を着用し、リアルな感想をレポート。編集部員だけでなく、YouTuberとしての顔を持つなど、アクティブな小山のライフスタイルに「THE CITY」コレクションはマッチするのか検証します。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リモートワークが定着した昨今。GetNavi web編集部も取材時以外リモートワークが基本となりました。しかしながら、Web会議やオンライン取材など、社外の関係者と仕事をすることも多いため、ある程度かっちりとしたスタイルで望むのがニューノーマル時代のマナー。快適さがありながら、フォーマルに見えるジャケットなどを準備しておくことが必要です。

↑GetNavi web編集部・小山雅斗。便利な家電やガジェットを紹介するGetNaviの公式チャンネル「家電トーク」を担当し、YouTuberとしての側面も。その他、自身でもYouTubeチャンネルやブログを運営中

 

「自身のYouTubeチャンネルの動画であれば、ラフなスタイルで撮影に望むのですが、GetNavi webは読者の前に立つチャンネルなのでカッチリとジャケット&パンツスタイルで撮影することが多いです。『THE CITY』のような素材のジャケットを1着持っておきたかったので、どのような着用感になるのか非常に楽しみです!」(小山)

 

在宅&外出どちらのシーンにも対応できる! シンプルなインナーTシャツもお気に入り

↑THE CITY テック シティージャケット 1万1880円、シューズパッチ ヘビーウェイトロングスリーブTシャツ 5830円、テック スリムテーパードパンツ 9790円、13インチPCケース 7590円(すべてアルペン)※すべて税込

 

この日は、クライアントとの打ち合わせのためオフィスに出社するという小山。まだまだ気温差もある10月の気候にあわせて、ロングスリーブのTシャツにジャケット&パンツを合わせるオフィスカジュアルスタイルのコーディネイトです。

 

「ジャケットの下に着るインナーは、シャツよりもTシャツが好みですね。Tシャツでもジャケットを羽織れば、フォーマルな出で立ちに見えますからね。シャツでもいいんですけど……シワを伸ばすのが面倒なんですよね。着る前にアイロンをかけるひと手間が億劫で」(小山)

 

普段からTシャツを好んで着る小山。この日インナーとして着用した「ヘビーウェイトロングスリーブTシャツ」は、シューズワッペンがアクセントになった1着。程よい厚みがあるため、これ1枚で着ても肌が透けることがありません。

 

「シルエットもしっかりしているし、ボディにいい具合の厚みがあるので移動中、ジャケットを脱いでいてもサマになりますよね。ワンポイントで入っているシューズワッペンも可愛い! 肌に触れたときのサラサラ感も着心地が良くて、ちょっと汗をかいたくらいじゃベタつかなさそうな点も好感が持てます」(小山)

 

コットンとポリエステルがバランス良く配合されたサラリとした着用感に、普段からTシャツ派の小山も納得の様子。

 

「THE CITY」新型バッグは自立用背面スタンドを装備!

↑13インチPCケース。インナーにはモバイルPCの付属頻品の収納、書類を整理できるポケットも搭載

 

「物を多く持ち歩かない方だとは思いますが、職業柄パソコン周りのガジェットはどうしても多くなってしまいますよね。だからこそ、ポケット収納が多いバッグは嬉しいです。アクセサリー別で収納しておけば、バッグの中でゴチャゴチャになりませんしね。『13インチPCケース』は、程よくポケットもあるし、物を取り出しやすいオープンポケットタイプなのも気に入っています。シンプルなブラックで、シックな印象なのでビジネスシーンで持ち歩くのにもピッタリです」(小山)

↑リモートワーク時代は、ノートPCの持ち運びは必須。その他にも充電器やメモ帳といったアクセサリーを多数持ち運ぶ上で、機能面を重視してバッグを選ぶ人も少なくはありません

 

新型の「13インチ PCケース」は、オープンタイプになっているため、必要な物をすぐに取り出せるほか、自立用背面スタンドも完備。カフェなどでのちょっとした作業のときにテーブル上で立てておくなど、幅広い使い方ができそう。また、ノートPCをしっかりと守ってくれるクッション性がありながら、シュッとしたスリムなシェイプなので、サイズの大きいトートバックやバックパックの中に入れる「バッグインバッグ」としても活躍します。

 

「まるで部屋着みたい!」ストレッチ素材の伸縮性がもたらす快適な着用感

↑打ち合わせから帰宅した小山。午後からは、編集部で撮影した動画の編集にオンライン打ち合わせと、在宅でもガシガシ仕事をしています

 

「打ち合わせがない時は、パーカーやスウェットなどラフな服装で仕事をすることが多いのですが、このジャケット&パンツはまるでストレスがなくて、スウェットやジャージの着用感に近い感じがします! これなら外出先から帰ってきて着替えなくても、リラックスして仕事に望めそうですよね」(小山)

 

小山がお気に入りにあげたリラックス感は、生地の素材感に秘密が。「THE CITY」2021S/Sで展開していたイージーシティジャケットをベースに、2021A/Wでは伸縮性抜群のポンチ素材を使用。通常のジャケットであれば、デスクワークの際に気になってしまう突っ張り感もなく、まるでジャージのように体にフィットしてくれます。

↑伸縮性がありながら保形性も備わっているので、ガシガシ着てもシワになりにくく、へたらないのも魅力

 

2021A/Wのパンツは、スリムテーパードタイプのすっきりとしたシルエット。全体的にスリムに見える、細身のシルエットながらストレッチが利いていて動きやすく、座っていても窮屈さがないため1日中着用していてもストレスを感じることがないはずです。

↑足を曲げたりした時のキックバックも申し分なし

 

「1着持っておくと便利!」快適さに加えて手入れも楽ちんな「THE CITY」

↑Web会議中の小山

 

YouTubeで生配信することも多い小山。「動画に出る上で最も意識している点は?」と聞いてみると、清潔感という答えが返ってきました。

 

「ビジネスシーンでもそうなのですが、やはり最も大切なのが清潔感です。いくら良い服を着ていても、シワが目立ってしまったり、型崩れしているようでは逆効果。値段やデザイン性よりも、シワのない服を着ていることが好感度につながると思うので、洗濯やクリーニングの回数は自ずと増えますよね。そういった点を踏まえると、ジャケットとパンツが自宅の洗濯機で洗えてシワになりにくいというのは、メリットが大きいですよ!」(小山)

 

最も気にしているという、シワや型崩れも「THE CITY」コレクションはしっかり対策済。保形性もしっかりとあるほか、自宅で洗濯機を使用しても型くずれすることがなく、シワになりにくいなど、耐久性もしっかりある点もアクティブに活動するビジネスマンには嬉しいポイントです。

 

「今日1日着用してみて一番強く感じたことは、こういうジャケットとパンツのセットアップを1着持っておくのは、便利だなということ。フォーマルに見えるジャケパンなのに、着用感はジャージに近くリラックスできるし、長時間着ていてもストレスがありません。リモートワーク主体となってきた、現代のトンマナにあった機能性抜群なセットアップだなと感じました。これからのシーズン、上に一枚羽織るジャケットスタイルが多くなると思うので、より活躍するシーンが増えそうです!」(小山)

 

小山も気に入ったという、「THE CITY」コレクションの2021A/W。今シーズンはジャケットとパンツ共に、着回しやすいブラックとネイビーの2色展開となっています。

 

 

撮影/中田 悟

 

今年の気分はロング丈!編集部おすすめの秋冬アウター4選

自宅で過ごす時間が増えた反動か、今年の秋冬は去年以上にファッションを楽しみたい!という方は多いはず。そろそろ各ショップのアウター戦線が気になる時期ですが、編集部的おすすめはロング丈のアウター。カジュアルな腰丈のアウターに比べて、よりファッション感を楽しめるのがロング丈の魅力です。今回は各セレクトショップに入荷済みの4着をピックアップ!


クラシックなのに軽い着心地。チェックの柄も

ADAM ET ROPE’ / オーバーサイズ ステンカラーコート ¥31,350
(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

今年はクラシックな雰囲気のコートが気になっている方も多いはず。とはいえ、今の時代に合わせて機能性はアップデートされているほうがいいに決まっています。ウールツイードの表情を維持しながら、ポリエステルの糸で織り上げることで、軽い着心地を実現したのは〈アダム エ ロペ〉の一着。ややゆったりしたAラインのシルエットはまさに今着たい形です。落ち着いた色味のチェック柄なので、普段のアウターは無地派という方にもおすすめ。

この商品を詳しく見る

 

こう見えて“ワイシン”。首元のスッキリ感もポイント

77サーカ × WILD THINGS/ luster print m-48 ¥64,900(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

ここ数年街中でよく見かけるのが、フードを取り外してモッズコートを着るスタイル。オーバーサイズのシルエットでも首元に独特の抜け感が出るルックスにハマる人が多いようです。そんなスタイルの黄金比をさらに加速させたのが〈77サーカ〉と〈ワイルドシングス〉の両者。XXLのみの大胆なワンサイズ展開ながら、首周りがすっきりしているので意外と着やすい一着です。表地には撥水性があり、中綿にはプリマロフトを採用しているなど、機能面ももちろん抜かりなし。

この商品を詳しく見る

 

大人っぽさ=さりげなさ。スティルバイハンドの得意技です

Still by hand / ウールライナーフードコート ¥52,800(Lampa)

カジュアルだけど大人っぽい。そんな相反する要素を両立させるのが得意なブランドといえば〈スティルバイハンド〉です。こちらは、希少なヴィンテージピースであるロイヤルエアフォース(※英国空軍)のコールドウェザーパーカーを現代でも使いやすくアレンジ。ベタなオリーブカラーではなく、ありそうでないブルーグレーの色味も絶妙です。確固たる背景をベースにしながら、声高にヴィンテージの出自を主張しない感じってすごく大人っぽいと思うのですが、いかがでしょう。

この商品を詳しく見る

 

今年こそダッフル! トグルの数にもご注目を

blurhms ROOTSTOCK / Wool Melton Duffle Coat ¥96,800(JOURNAL STANDARD 仙台店)

学生っぽいイメージが拭いきれないせいか、いまいち主役アウターの座を射止めきれないダッフルコートですが、今年こそは頃合いです。学生感を出さないために、個人的に注目しているのが前面のトグルの数。〈ブラームス ルーツストック〉のように、3つ程度に抑えると簡素な雰囲気が強調されて大人っぽく見える気がします。英国羊毛をぜいたくに使用したヘビーなメルトン生地ですが、羽織ってみると不思議と重さを感じさせません。今年こそはこんな一着をバサッと羽織って冬の街を闊歩したいものです。

この商品を詳しく見る

空調服から電源入れて約10秒で暖まる防寒ベスト「サーマル ギア」新モデル

空調服は、冬の屋外作業やアウトドア・レジャーに大活躍するとうたう「サーマル ギア」2モデルを11月初旬に発売します。ラインアップは表地・裏地ともにナイロン100%の「TG22102」と、表地・裏地ともにナイロン94%/ポリウレタン6%の「TG22101」で、楽天市場での価格はどちらも9900円(税込)。

 

今回発売するサーマル ギアは、昨年モデルをアップグレードしたうえに、新モデルを1型追加してさらに使いやすさを追求したとのこと。

 

製品に使用できるバッテリーは7タイプ。夏も冬も同じバッテリーを使えるとしています。また、温度調整は約40度、約50度、約60度の3段階調整が可能なほか、電源ボダンを入れて約10秒で暖まる速さを実現しています。

 

 

ヒーターのユニットには、柔軟性と耐久性に加えて安全性をそなえた「ナノフレキシブル加熱フィルム」を採用。曲げたり丸めたりしても問題ないほか、約0.5mmの薄いフィルム状なので、ウェアを着たときのストレスもないそうです。さらに、発火要素も少ないうえに、セーフティ機能が付いているため、低温やけどを防ぐといいます。

 

サイズ展開はTG22102がS/M/L/LL/3L、TG22101がS/M/L/LL/3L/4L。なお、どちらもバッテリーを外してケーブルのコネクター部分を防水キャップで保護すれば洗濯ネットに入れて洗濯機で丸洗いできます。

「カスタマイズでオンリーワンになる」Lampa遠山勇さんが語る“味変”のススメ

持っている服を長く着ることの気運が高まる今、そもそも心地良い服を選ぶことはもちろんですが、すでに持っている服をカスタマイズするという方法もアリ。ただ、カスタマイズと聞いて若干のハードルの高さを感じてしまう方も多いはず。そこであえてここでは、調味料などで料理の味に変化をつける“味変”と例えましょう(と言いつつ、記事中ではカスタマイズという言葉を使ってますが)。

今回は、これまで数々の味変レシピを開発(?)してきたという高円寺『Lampa』オーナー・遠山さんに、味変の思い出、魅力、3つのレシピをお伺いしました。話を先取りすると、2つのレシピなら今すぐ実践できそう。いつもながら脱力ムードでお届けします。


遠山勇さん
“TOKYO STRONG STYLE”をテーマに、タフで男らしく都会的なアイテムをセレクトする『Lampa(高円寺)』のオーナー。生まれも育ちも東京のヒップホップ好き。最近はスーパー銭湯にハマっている。

人と違う服を着たいと思うのと同じで、表現方法が違うだけ

ー そもそも洋服のカスタマイズ(=味変)をやり始めたのはいつ頃ですか?

……たぶん、高校の頃じゃないかな。服好きの人ならよくやってたと思うけど、学ランをいじったのが最初だね(笑)。

ー ああ(笑)。

よく「改造」とか言ってたっけ。一見普通の学ランなんだけど、裏のボタンを付け替えたり、裏地をサテン地のビッカビカな生地にしたり、あとはズボンの裾幅を狭くしたり。校則が比較的ゆるい高校ってのもあったけど。あ、でも短ランだけは先生によく注意されてたなあ。

ー 制服を、その、「改造」するきっかけはなんだったんですか?

当時のファッション雑誌でよくカスタム術が紹介されてたんだよね。たしか渋カジ全盛の時、1990年頃かな。ジーパンの裾を切るだの、スリットを入れてブーツカットにするだの。で、それを高校生の主戦場たる制服にアメカジ風に落とし込む。周りもよくやってたね。それこそズボンをブーツカットに改造してる人もいたし、カスタマイズとは言わないけど〈ジョニーケイ〉っていう変形学生服ブランドのボンタンを穿いてる人もいた。

ー 遠山さんは?

自分は被るのが嫌だったから、アメリカのスケーターの真似をして裾幅を狭くしてた(笑)。要は、制服という決まった枠組みの中で、いかに個性を出すかを楽しんでたんだよね。

ー カスタマイズすることに抵抗はなかったんですか?

ないね。というか、そういう年代なんだと思う。雑誌からの情報を否応なく受け取ってた年代。やっぱりアメリカへの憧れが強かったんだろうね。「アメリカのリアルな作業着を目指すぞ!」なんつって、砂場に埋めたり、アスファルトに叩きつけたりもしてたね(笑)。懐かしい。

ー 黄色っぽい色味のデニムを目指してたわけですね(笑)。

そうそう(笑)。結局、飽きたTシャツの首元をわざと伸ばしたり、乾燥機にかけたり、それらと対して変わらないんじゃないかな。さすがに砂場に埋めるのはおすすめしないけど(笑)、カスタマイズはその延長線上にあるイメージ。人と違う服を着たいと思うのと同じで、表現方法が違うだけなんじゃないかな。

味変レシピその1_
キャップを染めQで染めてみる

ー 本日は、遠山さんがこれまでカスタマイズ(=味変)してきた物の中から、3つのアイテムを持ってきてもらいました。まずは1品目。これはなんでしょう?

1992年頃かな? 大学2年の時に買った〈ギャップ〉のロングビルキャップです。元の色はネイビーだったんだけど、染めQというスプレーで2〜3年前にブラックに染めてみました。そしたら、すごくいい感じになって。ブラックはブラックでも他にはない感じ? コーティングした感じが良いでしょ?

ー 「それどこの?」と思わず聞いてしまう見た目ですね。染めたきっかけはなんだったんですか?

大学の頃、かなり気に入っていて、クラブでもよく被ってたんだよね。そしたら、いつの間にか汗染みができていて、それが見るに耐えないほどになっていて…っていう。

ー キャップあるあるですね。

そうそう。すごい汗染みって、取り返しがつかないでしょ? 一度クリーニングに出そうとしたら「5,000円は見ておいてください。あとは応相談です」って言われたこともあって。でもデザイン自体は好きで、ずっと取っておいたんだよね。で、2~3年前に、たまたま東急ハンズに行ったら染めQを見つけて、「こんなものがあったのか!」と。すぐ試したよね。カスタマイズする時は勢いが大切。

「ずっと気になっていたNo.1の文字も染めQのおかげで目立たなくなった(笑)」と遠山さん。

ー これはカスタマイズ初心者にとってもハードルが低そうですね。

うん。スプレーするだけだからね。コスト的には、このキャップを染めるときにはスプレー1.5本使ったから、3,000円くらい? キャップはもちろん、実はスニーカーも染めたことがあって、それもおすすめ。ただもちろん、よっぽど履かない物で最初は試したほうがいいね。自分も失敗しておじゃんになったことがあるから(笑)

味変レシピその2_
ファットシューレースを穴に通してみる

1996年購入

ー さて、次は2品目です。これは?

大学を卒業した後ぐらいに買ったネルシャツだね。たしか、高円寺の古着屋で買ったと思う。色がドンズバで、ずっと持ってる。

ー カスタマイズした跡が見受けられないのは…。

いや、無くしたんだよね(笑)。実はこれ、胸元の穴の部分にファットシューレースを通してたんだよ。

ー ファットシューレース!

そう(笑)。おそらく元々はレザーの紐が通っていたんだろうけど、古着屋で買った時点ではもう無くて。「じゃ〜、ファットシューレスを通そう」と。当時よく聴いていたヒップホップに影響されたんだろうね。

ー カスタマイズによって自分の趣味を主張していたと。

そう。ただ、自分でも「なんじゃいこれ」って思ってた(笑)。ネルシャツにファットシューレース…ってね。合ってるのかよくわからない。でも周りの人には「なにそれ?」ってよく聞かれたなあ。あれこれ説明すると「あ〜よく考えたね」って。ダメとは言われなかった。

〈Sportland〉というブランドのネルシャツ

ー 紐が通せる穴にはファットシューレースを入れてみる、斬新なカスタマイズ術ですが、今やるならいかがでしょう?

う〜ん、自分も今年で48(歳)だし、さすがに服には付けないかな(笑)。あ、でも〈ブルーオーバー〉のスニーカーに通したらおもしろそう。国産のクリーンなスニーカーが、途端にストリートに寄る感じ? ブルーオーバーでそんなことをしてる人はいないから、同じスニーカーでもより長く楽しめるし、オンリーワンになると思うな。

『Lampa』で取り扱っているブルーオーバーのスニーカー。たしかにファットシューレースを入れることで表情が変わりそう。おまけに丸っこいフォルムとも相性が良い。

味変レシピその3_
パンツのシルエットを自分に合わせてみる

ー さて、最後のカスタマイズ品です。これは?

お店の開店当初に売っていた、ドイツのワークブランド〈ケンペル〉のデッドストックだね。実はストレートとフレアシルエットの2種類があったんだけど、フレアのほうだけ売れ残っちゃって…。それなら「フレアもストレートにしてしまおう!」ということで、知り合いの古着屋に頼んで自分のものだけストレートにしてみたんだよね。結局、他のものはめんどくさくてやってないんだけど(笑)

ー「急を要して」がここでくるわけですね(笑)。たしかに、シルエットの調整は自分でやるにはハードルが高そうですね。

そうね。ただ特に古着だと、デザインや色は気に入ってるんだけど、シルエットだけは気に入らないってことはあると思うんだよね。あとは、そもそも自分のキャラや体型に合わないってのもあるだろうし。そんな時の一つの策として、シルエットの調整は頭に入れていても良いんじゃないかな。

ー 本日お話を聞いていて、長く服を着るためのカスタマイズというよりかは、カスタマイズそれ自体を楽しむのが大事なんだと思いました。

そうね。長く着ることが目的なのではなくて、自分にフィットするように服をカスタマイズしていった結果、長く着られているという感じかな。服と戯れるというか。もちろん自分が気に入っている物であるという前提はあるんだけど。

ー 奇しくも売れ残ってしまったケンペルのワークパンツも、誰か気に入ってくれた人の手に渡ると良いですね。

最近、高円寺ではフレアを履いてる人を多く見かけるようになったし、もはやカスタマイズしなくてもいいんじゃないかと思ってる(笑)

ー では、欲しい方はぜひLampaさんへ。

うん、値段は応相談ね(笑)。


Lampa

住所:東京都杉並区高円寺南4丁目8−1
営業:13:30~19:30(不定休)
電話:03-3316-4030

コレってオールスター? ワークブーツをイメージした 「オールスター 100 WB チャンク HI」は無骨で好き

ラフなアメカジスタイルはもちろんサーフスタイルやモードと、とにかくどんなスタイルにもハマる普遍性。そして季節や時代を問わず、いつでも履ける利便性から“永久定番”と称されている、コンバースのオールスター。その誕生100周年を祝い、クッション性やフィット性、グリップ力を強化してリリースされた「オールスター 100」をベースにブーツ仕様へとアレンジした、秋冬シーズンにピッタリな新作が加わりました!

 

【コンバース「オールスター 100 WB チャンク HI」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ゴッツいソールでトレンド感もバッチリ!

「オールスター 100 WB チャンク HI」は、オールスターならではのシンプルなアッパーのシルエットはそのままで、ソールはメリハリを効かせた凹凸とアーチ状の曲線が特徴的なラグソールを搭載。さらにアッパーの素材にはヌバック調のシンセティックレザー、履き口はパッドなどでアレンジ。ブーツライクに履けて、足元のボリューム感のあるアクセントとして活躍してくれます!

↑ロゴのすり減り軽減コーティングを施したオリジナルヒールラベルを採用しています。内側サイドにはしっかりとアンクルパッチも装備

 

↑履き口にはパッドを設けて足の当たりはソフトです

 

↑アウトソールは凹凸の深いラグソールを組み合わせて、通常の2倍近くの厚みを持たせた“厚底”仕様。程よいボリューム感を作れてトレンドにもハマりますね!

 

↑コンバースオリジナルの高機能カップインソールシステム「リアクト」を採用。優れた軽量性やクッション性、フィット性、通気性を発揮して、高い快適性を提供してくれます

 

オールスターとは思えないゴツさが斬新ですね。オールスターには様々なアレンジバージョンが存在しますが、ここまでガッツリとイメージを一新させるとは驚きです! しかもブーツライクに履けるので、秋冬のヘビーデューティーコーデにも活躍してくれますね!

コンバース
オールスター 100 WB チャンク HI
1万450円(税込)

 

コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217(土日・祝日除く)9:00~18:00

 

ヤンキース風味はマイルド。〈シュプリーム〉のベースボールTシャツ #地味シュプ

街中で着用者を見ない日はない〈シュプリーム〉。ただ、ど真ん中のボックスロゴや派手なコラボものはちょっと着るのが気恥ずかしい……。今気になるのは、膨大なアーカイブに埋もれつつある地味なシュプリーム、いわば「地味シュプ」。編集部員・杉山が購入した一品を紹介していきます。


2011年にリリースされたベースボールT。モチーフはもちろんニューヨーク・ヤンキース。

地味シュプ08_11SS「Baseball Henley」

何度目のブームか定かではないものの、最近また着用者が増えているヤンキースロゴの〈ニューエラ〉のキャップ。あのキャップだけが持ち得る、王道のスポーティー感に憧れはあるものの、個人的にはちょっと被りづらいと思ってしまうアイテムです。

ヤンキースの“コアフォー”と言われてもジーターくらいしか知らない上に、ニューヨークの地を踏んだこともない埼玉県民の自分にとっては、リアリティがあるのは西武ライオンズのほうでしょう。ちなみに、辻・平野から、秋山・清原・デストラーデへと続く黄金時代のクリンナップ打線なら今でもそらで言えます。

結局、ヤンキースもライオンズも自分にとって身に着けるアイテムとして消化できる対象ではないという話なのですが、今回のような一種の洒落としてのニュアンスがあるアイテムなら話は別。〈シュプリーム〉というフィルターを通して希釈された“ヤンキース風味”のベースボールTです。

デザイン、サイズ、状態の3拍子が揃った古着のベースボールTを見つけるのは難しいものですが、ちょっと前のシュプにはこんなナイスな一着がまだエアポケット的に眠っています。この4年後には彼らがオフィシャルのヤンキースとコラボすることを思うと、ガチすぎないヤンキース風の一着は今となれば意外と貴重なのかも。


FACY編集部・杉山

現在はこのヘンリーネックの襟元を生かせるカーディガンを物色中。人生であまり欲しくなったことがないアイテムなので、どんなブランドからリリースされているのかがあまりわからない。〈ニードルズ〉と〈アンユーズド〉以外になんかいいやつないですかね…。

今着たいスウェットはカレッジ?それともアートミュージアム?

古着市場を中心に人気のカレッジスウェット。一枚はもちろん、ダウンやシェルのインナーとしても優秀なので、今買うにはもってこいのアイテムです。今回は人気のカレッジスウェット、注目株のアートミュージアムスウェットをピックアップ。

王道のカレッジスウェットを今っぽいサイズにアレンジ

CHAMPION×JS / 別注 リバースウィーブ カレッジスウェット ¥12,650

〈チャンピオン〉のカレッジスウェットを今年っぽくオーバーサイズにアレンジしたジャーナルスタンダードの別注アイテム。ブラック、グレー、ネイビーの3色展開ですが、おすすめは一番シンプルなデザインのネイビー。「LSU」ではなく、「LOUISIANA」とプリントされているのが地味に良いです。

この商品を詳しく見る

カラバリ豊富なUCLA別注カレッジスウェット

UCLA×JOURNAL STANDARD / 別注 ヘビーウェイト スウェット ¥12,100

1919年に設立されたアメリカの名門大学「UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)」のスウェットをまたまたジャーナルスタンダードがアレンジ。ベーシックなカレッジロゴからマスコットの熊を採用したものまで、バリエーション豊かなデザインで全6色展開。既存のカレッジスウェットにないデザインを見つけたいならマストチェックです。

この商品を詳しく見る

アートミュージアムスウェットの鉄板「LACMA」

CHAMPION / LACMA HAND PAINTED SIGN REVERSE WEAVE CREW SWEAT ¥21,780

カレッジスウェット人気に続き、需要が高まっているアートミュージアムスウェット。カリフォルニア州にある「ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)」で販売されているリバースウィーブは、アートミュージアム系のスウェットの中でも特に人気のアイテム。グラフィックを手掛けたのはLAを拠点に活躍するサインペインターのベン・クレヴェイ氏。US規格リバースウィーブに、ポップなデザイン&カラーにバックプリントというのがポイント高し。

この商品を詳しく見る

※現在FACYのアプリでは、初回限定2,000円OFFクーポンを配布中! 店頭受け取りで商品を購入すれば、さらに1,000円OFF! アプリからの購入時、クーポンコード「ENJOYFACY」を入れてぜひ使ってみてくださいね!(税込6,000円以上のご注文が対象です)

アプリをダウンロード

秋冬のキャンプやワンマイルシューズ、リラックスタイムに最適な一足「Teva × Cotopaxi」

1984年に世界で初めてストラップ付きスポーツサンダルを開発したことから誕生したTeva(R)(テバ)が、2013年に誕生したアメリカ拠点の次世代アウトドアブランド「Cotopaxi(コトパクシ)」とコラボレーションし、再生素材を使用して大胆なカラーブロッキングを施したスリッポンスニーカー「ReEmber Cotopaxi(リエンバー コトパクシ)」を発売。販売店舗はTevaの公式オンラインストアです。

 

100%再生素材のアウトドア対応リップストップ素材のアッパーはクラシックなアウトドア用品をイメージしており、小雨や水しぶき、夜露などでも濡れにくい独自の撥水加工技術「Teva RAPID」を施しています。マウンテンプリントが施された100%再生ポリエステルの裏地はソフトで肌触り良し。反発性の高いポリウレタンのフットベッドや50%再生EVAフォームの軽量ミッドソールが足への衝撃を緩和し、弾むような歩き心地です。フットベッドには足の臭いを和らげるイージス(R)抗菌加工を施しています。

↑大胆なカラーブロッキングデザインも特徴

 

 

↑「リエンバー コトパクシ」1万3200円(税込)。メンズカラー

 

↑50%再生ポリエステルのかかとは踏んでも履ける仕様で着脱が簡単

 

↑かかとにはCotopaxiのネームを配しています

 

↑耐久性とグリップ性の高いラバーアウトソール

 

↑レディースカラー

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

いま欲しい〈ディッキーズ〉は「874」よりダブルニー。JSの別注が今年も冴えてます。

今季、多くのブランドからリリースされているダブルニーのパンツ。巷で盛り上がりを見せるアメカジのムードを演出しやすいパンツだけに、今気になっている人も多いようです。中でも外せないブランドといえば〈ディッキーズ〉ですが、一歩間違うとやんちゃな印象にもなりがち。

ということで、今回はジャーナルスタンダードが〈ディッキーズ〉に別注をかけた一本に注目しました。ダブルニーパンツの武骨な印象はそのままに、大人も穿きやすい仕様にアレンジされています。

DICKIES×JOURNAL STANDARD / 別注 ダブルニーパンツ ¥13,200(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

そもそも、ダブルニーとは膝部分に当て布をして、生地を二重に補強した仕様のこと。ひと昔前は野暮ったいと敬遠されることが多かったものの、今見るとなんだか新鮮です。

まずシルエットに注目してみると、〈ディッキーズ〉ならではのボリューム感ある形は大幅には変更せず、裾に向けてややテーパードさせた程度。通常のダブルニーパンツはドが付くほどのストレートですが、しっかりファッション寄りのシルエットにアレンジされています。

シューズにかかる生地の分量もちょうどいい。

そして、ジャーナルスタンダード別注の一番のポイントはタグの有無。通常のダブルニーパンツは前面の膝部分に〈ディッキーズ〉のタグが縫い付けられていますが、あの仕様に抵抗がある方は多かったはず。大胆に省くことによって印象がすっきりした上に、パンツ自体の匿名性もアップしました。たったこれだけの変更でも一気に手に取りやすくなるというもの。

唯一のネームタグが付くのは背面右のウエスト部分のみ。ベルトをすれば、どこにもタグが露出しない徹底ぶりが潔い。
右背面のセルフォンポケット。しまいやすく、取り出しやすい位置にあるので使い勝手がいい。

さらに秋冬に穿きたいと思わせる落ち着いたカラー展開も魅力的です。ラインナップは計5色。定番のブラックやベージュだけでなく、トーンの違うブラウン2色からお気に入りを選べるのも別注ならではのメリットです。

“ブラウンC”
“ブラウン”
“ボルドー”
“ベージュ”
“ブラック”

粗野な雰囲気は残しつつ、大人も穿けるダブルニーパンツに生まれ変わったと言っても過言ではありません。しばらく〈ディッキーズ〉から遠ざかっていた大人諸兄もこの機会にぜひチェックを。個人的には、こういう別注でなければ、お目にかかれなさそうなボルドーのカラーに惹かれています。

この商品を詳しく見る

#03 L.L.Beanの『メリノウール・ラグ・ソックス』|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。シューズに比べて、意外と見落とされがちなのがソックスです。とはいえ、いざソックス売り場で困るのは、実際に履いた時のイメージが湧きづらいこと。

そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に試着し、その魅力を粛々と勝手にレビューしていきます。第3回は、〈エルエルビーン(L.L.Bean)〉の『メリノウール・ラグ・ソックス』。


#03 L.L.Beanの『メリノウール・ラグ・ソックス』

【プロフィール】
商品名:メリノウール・ラグ・ソックス(2足セット)
色:NAVY
素材:メリノウール77%/ナイロン21%/ポリウレタン2%
サイズ展開:S/M/L/XL
生産国:アメリカ
価格:¥3,740(税込)
購入店舗:L.L.Bean 渋谷パルコ店 POP UP STORE

1912年、アメリカはメイン州フリーポートで創業した〈エルエルビーン〉。100年以上の歴史を持ち、ボートアンドトートバッグやビーンブーツなど数々の名品を生み出してきた老舗アウトドアブランドです。

『メリノウール・ラグ・ソックス』は、高品質なオーストラリア製のメリノウールを使用した定番ソックス。ボートアンドトートと同じく、今もアメリカの自社工場で生産されています。元々ビーンブーツ用に作られているため、厚手で耐久性が高い“ヘビーデューティー”な作りが特徴。

ソフトな肌当たりのメリノウールを使用しているため、履き心地は快適。ウール特有のチクチク感やかゆみなどもほとんどありません。リブはきつすぎず、ゆるすぎずのちょうどいい締め付け具合です。

肉厚な生地感とメリノウールの高い混紡率のおかげで保温力が高く、冬にミュール型サンダルを履くときの強い味方になってくれそうです。ただし、ジャストサイズのシューズに合わせると少し窮屈に感じます。ハーフサイズアップのシューズに合わせるのがおすすめ。

「On」初のハイブリッド・アウトドアシューズはヒールが折り畳めて旅のお供にもピッタリ!

いよいよ行楽シーズンがやってきましたね! そんななか注目すべき高性能シューズと出会っちゃいました。それがスイス発のブランド、Onのラインナップでは初となるハイブリッド・アウトドアシューズ「Cloudaway(クラウドアウェイ)」です。

 

【On「クラウドアウェイ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

Onのテクノロジーをカジュアルに履きこなすにはコレ!

クラウドアウェイのアッパーはメッシュとビーガンスエードのコンビネーション、サイドにはモカシンステッチを施し、とてもカジュアルな印象に仕上がっています。ソールはもちろん世界特許技術を搭載して、優れたクッショニングを提供してくれます。さらにOn独自の足形プレートを内蔵して、蹴り出し時に優れた反発性を発揮。カジュアルなルックスと高機能がバッチリと融合しているわけです。

↑アッパーに使用されているビーガンスエードと軽量メッシュはリサイクル素材を90%以上使い、Onのテクノロジーとサステナブルな観点が融合しています

 

↑「Cloud(クラウド)」のスピードレーシングシステムからインスピレーションを受けた伸縮性のあるゴム紐タイプのシューレス・トグルシステムが、快適で安定した履き心地を提供

 

↑優れたクッション性を生み出すソール形状「CloudTec(R)」システムのほか、蹴り出しの反発を高めるOn独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵しています

 

↑ソールにもリサイクル素材を使用。Onの故郷でもある地、スイス・エンガディン渓谷の等高線が配され、ディテールにも遊び心が加えられています

 

↑他のモデルでは通常搭載されているヒールカップの芯材を取り除いたことで、コンパクトにたためることが可能。収納性も向上し、外出先や旅先で重宝するシューズとしても活躍しますね

 

Onのラインナップで初のハイブリッド・アウトドアシューズとなる本作は、タウンユースとしてはもちろんのこと、長距離の移動や、旅先に持って行くシューズとしても大活躍する一足ですね。しかもモカシンステッチのアクセントもいい感じ! どことなくネイティブな雰囲気も新鮮ですね。秋の行楽のお供にぜひ!

On
クラウドアウェイ
1万6830円(税込)

 

今欲しい革靴は〈パラブーツ〉。カジュアルなのに大人っぽい4足

今年こそパラブーツが欲しい

今年はスニーカーより革靴に気分が移行している人が多いようです。中でも人気なのは〈クラークス〉のワラビーや〈ティンバーランド〉のスリーアイクラシックに代表される、カジュアル感のある革靴。ですが、そこに大人っぽさも要件に加えるとなると、〈パラブーツ〉の存在は無視できません。フランスのブランドでありながら、今旬のアメカジスタイルとも相性がいいブランドです。定番モデルから去年リリースされた新モデルまで4足をチェック。

こんなヘビーなローファー他にない

REIMS (¥71,500)JOURNAL STANDARD神戸店

日頃はスニーカー派の方も気軽に移行しやすいのが、上品さとカジュアルさを兼ね備えたローファー。ともすれば華奢なイメージのモデルが多い中、ひと味違うのが〈パラブーツ〉の「ランス」です。チロリアンシューズの意匠を持つ「ミカエル」をベースにしたフォルムはいい意味でゴツさがあるのがかっこいい。スタッフさん曰く、こんなにヘビーなテイストを持ったローファーは世界中で他にないとのこと。個人的にも今年一番欲しい革靴の筆頭だったりします。

この商品を詳しく見る

今のムード満点の新作モカシンシューズ

CHIMEY SUEDE(¥72,600)JOURNAL STANDARD 名古屋店

老舗のシューズブランドとなると、あまり新作をリリースしなかったりするものですが、〈パラブーツ〉は別。創業から100年以上の歴史を持つ同ブランドが2020年にリリースしたモデルが「シメイ」です。モカシンシューズのデザインをベースにしつつ、トレッキング用のブーツに使われる“ジャンヌソール”をアウトソールに採用した、ボリューム感あるフォルムが今っぽい雰囲気。今回のラインナップの中でも特にカジュアルな一足なので、かしこまらずに〈パラブーツ〉を取り入れたい方には特におすすめ。

この商品を詳しく見る

色はブラックのみ。自信作のエディフィス別注

EDIFICE別注 CHIMEY(¥72,600)EDIFICE スクランブルスクエア店

先ほどの「シメイ」に、より上品な仕様で別注のオーダーをかけたのがエディフィス。実は〈パラブーツ〉への別注はエディフィスの創業時から行っているそう。今回はアッパーの素材を光沢がある厚手のカーフレザーにチェンジ。全体的にはシックな印象ですが、個人的には同モデル特有のボリューム感のあるシルエットはいじっていない点にセンスを感じます。ティンバーのスリーアイが気になるけど、街中での被りが気になるという方もぜひ。

この商品を詳しく見る

ビジネスでも使いやすい別注シャンボード

EDIFICE別注 CHAMBORD(¥71,500)EDIFICE スクランブルスクエア店

やはり〈パラブーツ〉で一番気になるモデルは「シャンボード」という方も多いはず。エレガントな革靴は数多あれど、上品なだけでなく、どこか愛嬌も感じられるのは同モデルならでは。プレーントゥやキャップトゥの革靴に比べてカジュアルなUチップは、デニムや軍パンにも合わせやすい。こちらもアッパーをカーフレザーに変更したエディフィス別注です。通常のシャンボードより少しドレス寄りに生まれ変わったので、ビジネスシーンでも使いやすいはず。

この商品を詳しく見る

コンビニ発衣料品ブランド! ファミマの「コンビニエンスウェア」に注目

ファッションブランド「FACETASM(ファセッタズム)」の落合宏理さんをデザイナーに起用したファミリーマートの衣料品ブランド、「コンビニエンスウェア」が好調だ。Tシャツやインナーを中心に、手ごろな価格で高品質かつ日常使いしやすいアイテムが揃っている。

※こちらは「GetNavi」 2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【ファミリーマート×コンビニエンスウェア】

この人に聞きました!

ファミリーマート商品本部

吉村直途さん

 

“ネクストコーヒー”を目指すコンビニ衣料品の革命児

「いままで衣料品は、翌日が休みの人が多い金曜日の夜に最も売れていましたが、本ブランドの投入で、衣料品店と同じ土日の購買が増えました。専門店で買うのが当たり前だったコーヒーが、コンビニの定番になったように、コンビニで衣料品を買うことを当たり前にするのが目標です

 

そのために、日常着として使いたくなる品質と、持っていてワクワクする商品作りにこだわりました。それを低価格で実現できたのは、繊維技術を持つ伊藤忠商事と連携でき、かつ全国に1万店以上を構え大ロットで発注できるという我が社だからこそ。秋冬商品も発売予定なのでご注目ください」(吉村さん)

 

↑「売り場では普通、パッケージやポップを目立たせるのですが、今回は商品自体の良さを直球で伝えたかったので、パッケージはあえて透明にしました」(吉村さん)

 

↑6月には初のブランドコラボ商品を限定発売し話題に。「いまはまだブランド認知を高めていく段階。今後も様々な方の力を借りて話題作りをしていきたいです」(吉村さん)

 

[商品1]

ファミリーマート

アウターTシャツ

1089円

生地と形にこだわった、1枚でも着られる男女兼用Tシャツ。綿100%で柔らかい肌触りも魅力だ。首回りに身ごろとは異なる生地を縫い付け、強度をプラス。デザインへのアクセントにもなっている。

 

↑「ベーシックな使いやすさとカッコ良さを両立するために、袖と裾の縫い幅は広めに設定。落合さんがミリ単位でこだわった部分です」(吉村さん)

 

↑「透けないためにはただ分厚くすればいいわけではありません。着心地の良さや乾きやすさ、形の美しさを損なわない、ギリギリの厚さを研究しました」(吉村さん)

 

[商品2]

ファミリーマート

ラインソックス

429円

ファミマカラーの男女兼用靴下。10代の間では、友だちや恋人とお揃いで履いた写真をSNSに上げるのがブームに。肉厚で丈夫な足底や抗菌防臭加工など機能性も◎。

 

[商品3]

ファミリーマート

今治タオル

539円

「安心・安全・高品質」なジャパンクオリティの代表製品・今治タオルを生地に使用。柄入りのほか、ライムイエローやオレンジミックスなど、鮮やかな無地も揃える。

 

[商品4]

ファミリーマート

インナーTシャツ

1089円

旭化成が開発した機能糸と伊藤忠商事の再生ポリエステル糸を使い、専用の生地を開発。速乾性に優れ、蒸れにくい。クルータイプは白と黒、Vネックは白を展開。

 

【ファッションのプロも太鼓判】トレンドを押さえたラインナップにも注目!

スタイリスト

佐々木 誠さん

雑誌やウェブで活躍。ファッションだけでなくインテリアや食品など幅広いジャンルのスタイリングを行う。

「どれもかなり高品質で、特に厚手でも柔らかいアウターTシャツは、抜群の着心地。1枚はもちろん、ジャケットのインナーとしても活躍しそうです。また、ラインナップにフットカバーがあるのもポイント。流行を捉えていてファッション感度の高さをうかがえます」

 

●本記事で紹介している商品は、一部店舗では取り扱いがない場合があります

90年代に席巻した人気アウトドアシューズ「ナイキ ラハール LOW」がこの秋復活!

ナイキが展開するアウトドアライン「ナイキ ACG」から1989年に誕生したアウトドアシューズ「エア ラハール エスケープ」をベースにし、1990年代にリリースされた「エア ラハール ロー」。同シューズは、トレッキングやハイキングに相応しいタフな機能性で高い人気を獲得しました。その名作が、「ナイキ ラハール LOW」としてついに復刻を遂げました!

 

【ナイキスポーツウェア「ナイキ ラハール LOW」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ボリューミーなフォルムで秋のコーデにストンとハマりまくり!

ナイキ ラハール LOWはアウトドアシューズならではのワイルドなデザインを持ちながら、スエードの素材感と丸みのあるフォルムで都会的なテイストも兼ね備えています。荒地でも優れたグリップ力を発揮するボリューミーなソールを搭載し、ここ最近のスニーカートレンドとなっている“厚底”にもリンク。今っぽい着こなしにもピッタリで相性も良し!

↑アッパーにはスエードを使用して、モダンで美しいデザインとワイルドなアウトドアスタイルを融合させています

 

↑斑点模様のシューレースは5mmの丸紐タイプで、グローブを着用したまま簡単につかむことが可能。さらにメタルのアイレットで耐久性と高級感を同時に演出しています

 

↑肉厚なアッパーにはやわかなフォームが配されていて、優れた履き心地を提供してくれます

 

↑凹凸のメリハリを効かせたトレッドを配したソリッドラバーアウトソールが、様々な路面で優れた耐久性とトラクションを発揮。肉厚仕様なのでトレンドにもハマりますね

 

ランニングシューズのパフォーマンス系モデルから始まった厚底人気。それにもピッタとハマる今作。さらに数シーズン継続中のアーバンアウトドアスタイルにももちろんハマるので、トレンドの一足をお探しなら、このシューズは外せませんよ!

ナイキスポーツウェア
ナイキ ラハール LOW
1万5400円(税込)

 

アトモス
https://www.atmos-tokyo.com

 

〈ニードルズ〉のトラックパンツ入門|足元の正解を探せ。

スポーティーなジャージでありながら、スラックスのような雰囲気も併せ持つ二面性が魅力的な〈ニードルズ〉のトラックパンツ。2008年のリリース以来、ファンを増やし続けている人気アイテムですが、どんなシューズを合わせればいいのかは意外と語られていない気がします。

この秋に初めて購入してみたという編集部員・杉山も合わせるシューズに少し迷っているとのこと。そこで今回は編集部の総力を挙げてベストな足元の組み合わせを勝手に探ってみました。持ち寄ったのは編集部の私物のシューズ、合計17足!厳正な足元ジャッジの模様を雑談形式でお届けします。


今回使用する〈ニードルズ〉のトラックパンツ

編集部員・杉山の私物

2008年から継続的にリリースされている〈ニードルズ〉の定番トラックパンツ。今回試すのは現在5種類あるバリエーションの中で一番細身のナロータイプ。色はネイビー×オリーブがかったグレーの組み合わせ(21AWモデル)。

合わせるシューズ軍

すべて編集部の私物

迎え撃つのは編集部それぞれのシューズ17足。ローテクからハイテクものまで渋谷・神南の路上にズラリ。

1.ヴァンズのオーセンティック(ブルー)

ここから全ての足は編集部員・杉山自らが実践

杉山(sugi)そもそも店頭のスタッフさんには、トラックパンツの種類がいくつかある中で、今回のナロータイプを薦められたんです。ローテクのスニーカーをよく履く人にとって使いやすい形とのことでした。実際に僕は〈ヴァンズ〉のオーセンティックをよく履くので、アドバイスどおりそのまま履いてみました。どうでしょうか?

溝口(shunsuke)いやあ、もうハマりすぎてて何と言えばいいのか(笑)。

杉山 いいんだけど、なんかモノ足りない感もありません?

岩崎(yuya) まあ予定調和感はありますね(笑)。

溝口 色が色だから、トラックパンツと一体化している感じ。

杉山 ただ、ニードルズのトラックパンツを愛用している人は逆にやらなさそうな合わせでもあるかなと。

溝口 ああ、たしかに。

岩崎 まあ秋冬だったらこれくらい足元は落ち着かせてもいいのかもしれないですね。アウターなどの違う要素がいろいろ入ってくるでしょうし。

溝口 ニードルズのトラパン愛用者の中では(たぶん)異端かもしれませんが、収まりはやっぱりいいですね。これに関してはアリでしょと言わざるを得ない(笑)。

岩崎 ベストではなく、ベターってとこでしょうか。色が違うとまた印象変わるかも。

杉山 まさにそう思ったので、次はパープルを合わせてみました。

2.ヴァンズのオーセンティック(パープル)

溝口 ああ、これは…! さっきよりいいですね。

岩崎 しっくりきますね。

溝口 ニードルズのトラパンの代名詞的なカラーがブラック×パープルじゃないですか。その感じが伝わってくる。分かってる感があるというか。

杉山 よりニードルズというブランドイメージとリンクする感じ?

溝口 ですね。だけどオーセンティックを選んでるってところで、ちょっとハズしてる感じもあって。

岩崎 あとはパープルという色味自体がトラックパンツというアイテムに負けてないですよね。さっきのような普通のカラーだと、オーセンティックが負けちゃっているように見えます。

杉山 なるほど。つまり、けっこう高評価だということですね。

3.オーラリー×コンバースのオールスター(ピンク)

杉山 これも僕の一足で、〈コンバース〉のハイカットのオールスターです。オールスターというモデルのチョイスは普通ですけど、ピンクという色をポイントにしてみました。

溝口 ピンク…。

杉山 個人的には嫌いじゃないんですけど、ハイカットなんで履くのが面倒くさい問題があります。なので、実際はあまりやらないだろうなっていう(笑)。

溝口 オールスターで言うと、選ぶならハイカットのほうがよさそうですね。チラッと裾から見えた時にかっこよさそう。

杉山 意外とオールスターを合わせる人も見かけないですよね?

岩崎 いないですね。やっぱりさっきのオーセンティックと同じく、オールスターだと合わせた時にシューズのほうが弱いのかなって。これは色にパンチがあるので成り立っている感じがしますけど。

杉山 なんとなく、わかります。

岩崎 ありなんだけど、もっといい合わせ方がありそうです。100点は上げられません(笑)。

4.アディダスのキャンパス(サックスブルー)

杉山 4足目は、〈アディダス〉のキャンパスのうっすいブルーです。持ってきた本人的にはあまりしっくり来てません。何がしたい合わせなんだって思ってしまう感じがあります。

溝口 うーん…。ブルーとネイビーで合ってる感じもするんですけどねえ…。

岩崎 ちょっといなたい感じをわざと狙っていると見るべきか…。

杉山 色が悪いんですかね?キャンパス自体はよくても。

岩崎 その可能性はありますね。微妙なところですけど。

杉山 ニードルズのトラックパンツはそもそもラインが何本あるんですかね?

溝口 5本じゃないですか?ネイビーの部分のラインは。グレーの部分でカウントするなら6本ですね。

杉山 その5本あるいは6本に対して、〈アディダス〉の3本を合わせるのはどうなんだという話もあると思うんですよ。ラインの数やテイストが違う気持ち悪さみたいなものもあるというか。そのせいで〈アディダス〉のシューズを合わせること自体をためらう気持ちもあるんですよね。

溝口 うーん…。ラインが入ったトラックパンツとアディダスの3本線の組み合わせてって、やっぱりどうしてもRUN -DMCを彷彿とさせるからじゃないですか? 彼らのイメージと無意識に比べちゃうから、違和感が出るのかもしれないですね。あの意味性からは逃れられないというか。

岩崎 ということは、シューズは〈ケー・スイス〉のほうがいいですかね?

杉山 〈ケー・スイス〉はラインが5本でしたっけ? うーん、ラインの数が増えりゃいいってものでもないかもしれない(笑)。

5.アディダスのサンバ(ブラック)

杉山 ライン問題の解決はしていませんが、〈アディダス〉の黒のサンバを合わせました。僕はこっちのほうが好きです。

溝口 足元が締まりますね。

杉山 ということは色の話だったんですかね?

溝口 どうなんですかねえ。サンバというモデル自体で考えればいかがでしょう?

杉山 個人的には、サンバはコアなアディダス好きが選ぶ一足というイメージです。そのイメージはニードルズにも重なるかなと。ニードルズもブームになっている部分はありつつ、根本としてはコアな服好きに愛されているブランドというか。その背景がリンクする気持ちよさはあるのかなって。

溝口 たしかに。個人的には海外っぽい匂いを感じます。なんとなく、UKっぽい。

杉山 UK感! それはうれしい形容詞かもしれない。

溝口 あっちの人って、アディダスのシューズだけでなく、ウェアも好んで着るじゃないですか。そのニュアンスがほんのり香る感じ。

岩崎 足元だけ見ればロンドンボーイですよ(笑)。

杉山 ロンドンボーイって何ですか(笑)。あくまでドイツではないと。

6.ナイキのエアフォース 1(ホワイト)

岩崎 次は僕が持ってきたド定番、〈ナイキ〉のエアフォースワンの白です。

溝口 まあ、いいですけどね。でも想像してたよりは合わないような気も。

杉山 たしかに。頭で思い浮かべる分には間違いない感じはあったんですけどね。

岩崎 このパンツのシルエットにボリュームあるスニーカーという合わせ方がちょっとスニーカーヘッズっぽいんですよね。ニードルズのトラパンは、よりファッション寄りのパンツなのにっていう部分での違和感ですかね。

杉山 買った時にスタッフさんがアドバイスしてくれた真意がここなんでしょうね。足元には基本的にはボリュームがないシューズのほうを合わせるほうがいいですよっていう。

溝口 うんうん。この一本はナロータイプだから特にそうですよね。これがストレートタイプだったらもう少し靴に裾が被るだろうし、バランスよくなりそうです。

杉山 履いてみると意外と良くなかったというパターンかも。次もホワイトですか?

7.リーボックのクラブC(ホワイト)

溝口 同じホワイト枠で〈リーボック〉のクラブCです。これはもう定番もあり、昨年からトレンドでもありますけども。

岩崎 フォースワンよりはいいと思います。

杉山 あ、僕もそう思いました。横から見た時のシルエットが少しスッキリしたかなっていう。

岩崎 うん。パンツがナロータイプなのでフォースワンよりはいいのかなと。

溝口 あとは単純に靴のサイズが少し大きいので、その影響でボリュームがあるように見えてるのかな? 杉さんの適正なサイズのクラブCだったら、よりスッキリして見えたと思います。

杉山 じゃあ僕も自分のクラブCあるので、比べてみましょうか。色はオールブラックです。

8.リーボックのクラブC(ブラック)

溝口 これ何センチですか?

杉山 27.5cmです。

溝口 ああ、じゃあさっきより1cm小さいんですね。

杉山 うーん、それ抜きにしてもなんか真っ黒すぎるな…(笑)。

岩崎 ちょっと重い印象ですね。

杉山 おしゃれな人ならあえてこの感じを狙うということもありそうだけど…。

溝口 革靴と解釈して、トップスやアウターにきれいめなテイストのものを持ってくる人はいそう。

岩崎 でも、わざわざこれを選ぶくらいならいっそ革靴履いてほしい感じはありますね。

杉山 たしかに(笑)。

岩崎 〈ドクターマーチン〉でも〈ソロヴェアー〉でもいいですけど、もうプレーントゥの革靴を合わせたほうがいい気がします。

杉山 スニーカーである必要がないと。

9.ニューバランスの990 v5(グレー)

杉山 〈ニューバランス〉の990のグレーか。これは誰のシューズですか?

岩崎 僕のです。

溝口 街でよく見かけるモデルですが、これはどうなんですかね…?

杉山 なんか人気者同士を合わせた感じですね。横綱相撲っぽいというか。

岩崎 僕は紐を緩くして履いているので、トラックパンツと合わせるならもっときつく縛ったほうがかっこよかったかも。でも、いずれにしても僕はそんなに好きじゃないです。

杉山 色はマッチしてるんですけどね。

岩崎 同じ990でも色はブラックとかネイビーのほうがいい気がします。

杉山 まあ990だと、ナローを合わせてる意味があまりないのかな。

溝口 ああ、それですね。ストレートタイプのほうがよさそう。

杉山 やっぱり基本的にナロータイプは合わせる靴がちょっと限られますかね。

溝口 それもそうだし、ボリュ―ムのあるスニーカーは基本的には難しそうですね。足元の主張が激しくなるから、ヘッズ的な見え方になるし。

岩崎 スニーカーヘッズがする組み合わせじゃないのに、ヘッズっぽく見えるのが不思議です(笑)。

10.ナイキのダンク(ライトグレー/ネイビー)

岩崎 続いて僕が持ってきたのは、ジョージタウン大学のカラーのダンクですね。薄いグレーと濃いネイビーの配色です。トラックパンツの色とも合うし、フォースワンよりボリューム的には合うのかなと。

杉山 ダンクの人気が今より落ち着いた頃にしれっと合わせてると、さらにかっこよさそうです。

岩崎 ひとつだけ言うなら、色が合いすぎちゃっている気もしますけどね。

杉山 えっ、合いすぎてもダメなんですか?

岩崎 うーん、ベースが薄いグレーじゃなくて、完全なホワイトだったらもっとよかったかなって。

杉山 ああ、ラインのグレーの色味にちょっと寄せ過ぎている感じがするってことですか? ファッションって難しいな…(笑)。

溝口 考えすぎじゃないですか? 僕は普通にかっこいいと思いますけどね。体育館にいそうな感じで。

杉山 体育館にいそうな感じ(笑)。そっか、言ってもジャージとバッシュですしね。

溝口 はい。おしゃれなバスケ部の男子みたいでいいんじゃないかと(笑)。

11.ティンバーランドのスリーアイ クラシックラグ(バーガンディー)

杉山 おお〜、きました(笑)。

溝口 〈ティンバーランド〉のスリーアイクラシックのバーガンディですね。これも僕のものなので少しサイズがデカいかな? US9(27.0cm)です。

杉山 ああ、これブラウンじゃなくて、バーガンディなんですね。

溝口 ですね。ネイビーとバーガンディで、トラッドな色合わせを意識してみました。

杉山 最近はスリーアイを見ると、〈エメレオンドレ〉のルックにしか見えなくなってきました(笑)。

溝口 これも厳しく見ると流行り物同士ということになるのかな?

杉山 厳しく見ちゃえばそうですね(笑)。

岩崎 春夏はともかく、秋冬ならいいんじゃないですか? 上にアウターとか羽織るならバランス良くなりそう。

杉山 ああ〜。ウールのコートとか着て、下半身がこの合わせだったらかっこいいでしょうねえ。

岩崎 はい、トラパンがハズしになるようなスタイルだったらいいかなって。

溝口 勝手なイメージですが、UAのスタッフさんにいそう。

杉山 あ、たしかに(笑)。

12.ニューバランスのBB550(グリーン/ホワイト)

杉山 次は何ですか?

溝口 〈エメレオンドレ〉の話をしてたら、きましたね。

岩崎 〈ニューバランス〉のBB550です。カラーはホワイト×グリーンでインラインにあるモデルです。

杉山 あ、これインラインなんですね。

岩崎 インラインのほうはトゥの部分が薄いベージュになってるんですよ。エメの別注のほうはそこが全部ホワイトです。グリーンもこっちのほうが原色っぽいグリーンですね。ニードルズのインスタでもこの合わせは見ました。

杉山 それはナローで合わせてる?

岩崎 どうだったかな…。ただこれもダンクと同じように、ボリューム小さめのバッシュ枠かなって。バランスはそんなに悪くないかなと思いますが、どうでしょう?

杉山 僕にとっては結構ボリュームあるなあって感じがします。550自体がまだ見慣れないモデルだからなのかも。

溝口 難しいっすね、これ。どう見ればいいんだろう…。インラインの550にネイビーってあるんでしたっけ?

岩崎 ありますよ。

溝口 550のカラーがネイビーだったらもっとまとまりが出るんだろうけど、とはいえまあグリーンも全然アリですね。

岩崎 トレンドカラーぶち込んできたなっていう(笑)。

13.アディダスのアディレッタ(ブラック)

杉山 ここからはチャレンジ枠です。ちょっとひねった合わせ方もいくつか試していこうかなと。

溝口 えーっと、これは?

杉山 僕のですね。〈アディダス〉のアディレッタというシャワーサンダルです。これは白ソックス込みですね。

溝口 これはさっきのラインの本数問題は?

杉山 なんか、これだとあんまり気にならないんですよね。

岩崎 アディダスのスニーカーを合わせるより、あえてやってる感が強いからですかね?

杉山 そうだと思います。サンダルにソックス履きの時点で、あえてじゃないわけないですから(笑)。

溝口 その主張の強さがどう映るかというところですよね。

杉山 そうなると本当に好みの部分になってきますが、僕はすごい好きです。海外のラッパーが家のリビングにいる時みたいなイメージ(笑)。

溝口 なるほど。収録中のワンショットみたいな(笑)。たしかに、あの独特の気の抜けた感じはいいですよね。

14.サロモンのRX-SLIDE 3.0

溝口 次もサンダルです。〈サロモン〉のRX-SLIDEの3.0。今5.0まで出てるので、これは前々作ですね。リカバリーサンダルと呼ばれるタイプで、まあ今流行りのミュールサンダルです。ニードルズといえば、〈トロエントープ〉のイメージもありますし、個人的にはいいんじゃないかなと。

杉山 いや、分かりますよ。すごくいいです。サンダルのシルエットもパンツと合っているし、素材感もおもしろい。ただ、絶望的に色味が合ってない…。

岩崎 僕も同じ意見です。色だけが気になります(笑)。

溝口 やっぱり……。なんかすみませんねえ(笑)。逆にどんな色ならいいですかね?

杉山 オリーブとかいいんじゃないですかね。黒は少し違うかな…。

岩崎 黒でもいいんじゃないですか? オールブラックじゃなければ。(現行のサロモンのHPを見て)あ、今出ているSLIDE 5.0はオールブラックみたいですね…。

杉山 じゃあ今リリースされているSLIDE 5.0の色展開の中ならオリーブですかね。一回合わせてみたいな。

15.サロモンアドバンスド×オーガニックラボジップのXA PRO 1

岩崎 次も〈サロモン〉です。これは〈オーガニックラボジップ〉とのコラボのモデルですね。アッパーの外側はブラックだけど、内側はパープルという一足です。

杉山 インラインじゃないんですね。これ、いいじゃないですか! 今回、自分以外のシューズの合わせの中ではかなり好きですね。いいもん見れた感があります(笑)。

岩崎 何足も持ってきたかいがありました(笑)。サロモンのXAシリーズ全般は合うと思いますよ。

杉山 へえ、そうなんですね。ニードルズのトラパンにサロモン合わせている人はいるんですかね?

溝口 自分調べですが、あんまり見ないような気がします。

杉山 意外と交わらないブランドなんですかね?

溝口 サロモンが好きな人はニードルズというより、サウスツー(※South2 West8)を合わせてる印象です(※同じく自分調べ)。

杉山 あー、なるほど。同じネペンテス系列でも。だからこそ逆にいい気もするなあ。シューズの真ん中のタブ部分のイエローもこのくらいなら気にならないですね。いいな…。サロモン要チェックです。

岩崎 さっきのスライドサンダルもサロモンでしたね。

16.クラークス×ビームスの別注デザートブーツ

杉山 これは誰の一足でしょうか?

溝口 僕ですね。〈クラークス〉のデザートブーツのビームス別注です。表裏を反転させたモデルなので、ちょっとひねり過ぎかもしれませんが、ネペンテスのスタッフの方がよくやっているような、キレイな革靴を合わせるイメージで持ってきてみました。普通のワラビーは絶対合うだろうってのはあったので。

杉山 ああ、クラークスならワラビーとの合わせも見てみたかったな。

岩崎 うん、ティンバーのスリーアイと比べたかったですね。

溝口 あれ…? ワラビーのほう持ってくればよかったですかね…(笑)。

岩崎 ひねったほうを持ってきちゃったっていう(笑)。

溝口 (笑)。で、ひねり過ぎた結果はどうですか?

杉山 いや、でもこの紐が見えない感じがいいですね。スウェードのサイドゴアブーツを履いているようにも見えますし。

岩崎 これも冬ならありって感じですかね。アウターは化繊じゃなくて、ウールのコートを着たいです。

溝口 じゃあ、まあよかったのかな?

17.ニューバランスのM991(ネイビー/バーガンディー)

岩崎 ラストは僕の〈ニューバランス〉の991。去年のシーズンカラーです。たぶん今のトレンド的には992だろうけどっていうところと、この色味がちょっとチャレンジかなと。

杉山 なんかここまできて、ラストはNBなんですね(笑)。

岩崎 ネイビーとワインカラーとグレーっていう色はどうですか?

杉山 いや、シューズ単体の配色自体はかっこいいです。でも合わせてみると、なんか足元うるさいですね(笑)。

溝口 ネイビーが一体化していると思いきや、最後にワインレッドが主張するのかよっていう(笑)。

岩崎 いわゆる売れ残るタイプのシーズンカラーですが、僕は好きなんですよね。

溝口 どうですか? さっきは990の形はナロータイプに合わないとの話がありましたが、991は?

杉山 うーん、こっちのほうが形だけで言えば、合わせやすいんじゃないですかね。

岩崎 こっちのほうが990v5よりモデルとしては古いですし、ややクラシックな部分が合うと思います。

杉山 ああ、なるほど。となると、やはり色が少しもったいない感じですかね。


とりあえずの結論

溝口 どうですか?いろいろ試してみましたけど、とりあえずの結論は?最初の話だと、定番のオーセンティックなどのローテクシューズがまず選択肢としてあって、そこから外して探っていくという流れになりました。

杉山 自分が持ってきた靴の中では、〈ヴァンズ〉のオーセンのパープルや〈アディダス〉のサンバは客観的に見てもやっぱり合うんだなと。その他だと、yuyaさんが持ってきた〈サロモン〉がすごくよかったです。モデル名何でしたっけ?

岩崎 XA-PRO1です。

杉山 じゃあXA-PRO1が自分が持っていないシューズ部門では1位ですね。サロモンのスライドサンダルも色味以外はよかったし、ダンクとスリーアイもやっぱり持っておきたいかな。しかし、これだけいろいろ試してみたい気にさせるということ自体が懐の深いパンツだなあと。また改めて試行錯誤してみるので、足元の合わせをミスってる日があっても大目に見てほしいです(笑)

第1位を獲得した〈サロモン〉×〈オーガニックラボ ジップ〉の合わせ。残念ながら当のモデルはすでに完売していますが、XA PRO1自体はインラインでも展開されているので気になる方はぜひ!

合わせたシューズ一覧

1.ヴァンズのオーセンティック(ブルー)
2.ヴァンズのオーセンティック(パープル)
3.オーラリー×コンバースのオールスター
4.アディダスのキャンパス
5.アディダスのサンバ
6.ナイキのエアフォース 1
7.リーボックのクラブC(ホワイト)
8.リーボックのクラブC(ブラック)
9.ニューバランスの990 v5
10.ナイキのダンク
11.ティンバーランドのスリーアイ クラシックラグ
12.ニューバランスのBB550
13.アディダスのアディレッタ
14.サロモンのRX-SLIDE 3.0
15.サロモンアドバンスド×オーガニックラボ ジップのXA PRO 1
16.クラークス×ビームスの別注デザートブーツ
17.ニューバランスのM991

ゲームに集中できる環境作りはメガネから! 余分な視覚情報やブルーライトをカットする「Zoff GAME」

インターメスティックは、同社が運営するメガネブランド「Zoff(ゾフ)」にて、ゲームに集中できる環境を作るメガネ「Zoff GAME(ゾフ ゲーム)」を、Zoff公式オンラインストア限定で発売しました。

 

同製品は、余分な視覚情報をカットし、眼球の動きをコントロールしている脳の部位「前頭前野」に対する負担を軽減。イエローカットレンズ(度なし)を搭載し、もっともまぶしく感じる黄色系の光を効果的にカットしつつ、明るさを保ちながら、まぶしさをやわらげます。薄いブルー系レンズで、ゲーム画面も違和感なく、自然な見た目を確保。紫外線を100%カットし、ブルーライトも約38%カットします。

 

着脱式フードにより、ゲームだけでなく、仕事やオンライン学習に集中できる環境も作ることができます。フードを外せば屋外でも使用可能。

 

価格は8800円。バリエーションは「ウェリントン/ブラック」「スクエア/ネイビー」の2種類で、クリーニングクロス兼用ポーチがセットになっています。

 

今履きたいのはアシックス。「アンジェロ・バク」コラボで秋冬の足元がととのいました #今週の一足

#今週の一足はasics×Angelo BaqueのGEL KAYANO 14

編集部のPodcastでも取り上げましたが、最近の足元は断然〈アシックス(asics)〉が気分です。近年ロンドンを拠点とする気鋭デザイナー〈キコ・コスタディノフ〉とのコラボレーションラインや、〈ショーン・ウェザースプーン〉、〈キス〉、〈ブレインデッド〉など国内よりも海外のブランドやショップを中心に盛り上がりを見せているアシックス。その魅力は“ファッション的でありながらハイプなスニーカーとは少し距離がある”ところでしょうか。

ファッションとして履くアシックスといえばGEL-LITEシリーズの印象が強いですが、今シーズンなら昨年復刻したGEL-KAYANO 14を筆頭とした00年代のランシュー系がオススメ。モデルでいえば、GEL-PRELEUS(ゲルプレリウス)、GEL-KYRIOS(ゲルキリオス)、GEL-1130(ゲルイレブンサーティー)辺りです。

昨年復刻したGEL-KAYANO 14は、GEL-KAYANOシリーズを初めて初代から手掛けてきた榧野俊一氏以外のデザイナーが設計したモデルとしても有名。デザイナーは山下秀則氏。“閃光”をインスピレーションにデザインされた。

個人的に最も今シーズン履きたかったのが、前述に挙げたGEL-KAYANO 14。今もナンバリングが続く、GEL-KAYANOシリーズから2008年に発売した名作モデルです。一歩間違うと危うく(?)なりそうなメタリックカラーとスポーティーなルックスがとてもカッコいいんです。

今回は直近のコラボの中でも異彩を放っていた〈Awake NY〉のデザイナーである〈アンジェロ・バク(Angelo Baque)〉とのコラボモデルを購入。アンジェロのルーツであるエクアドルの国旗に敬意を表した青、黄、赤のコンビに、メタリックパーツを組み合わせた唯一無二のカラーリングがイカしてます。

さすがニューヨークのデザイナーというべきか、マルチカラーで派手なはずなのに不思議と履くとまとまってみえます。

ここまでカラーリングを振り切ると、逆に何でも合う(合わない?)というか。軍パン、スウェットパンツ、チノパン、どのボトムスに合わせてもしっくりくるんですよね。意外とこの秋冬、一番履く機会の多いスニーカーになるかも。

……ちなみにこれが人生初アシックスだったのですが、このままずっぽり沼にはまりそうな予感です。ランシューだけあり、履き心地もめちゃくちゃ良いですしね。次はインラインのGEL-KAYANO 14を買います。


FACY編集部・岩崎

いよいよ家の収納スペースがなくなってきました。今度サマリーポケットで衣替えするときに、スニーカーも一緒に預けないと。

プーマの鉄板「スウェード」が北欧デザインを取り入れて大人な一足へと刷新した!

1968年に誕生し、トレーニング用シューズをルーツに持つプーマの名作「スウェード」。そのシンプルでスタイリッシュなルックスから80~90年代には多くの有名アーティストたちに愛用され、さらにスケートボードシーンにも多くの影響を与え、今でも多くのファンを獲得しています。そんなみんな大好きのスウェードに、北欧デザインを取り入れた新作「スウェード クレープ SC」が加わりました!

 

【プーマ「スウェード クレープSC」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

シンプルなルックスを北欧デザインでさらにブラッシュアップ!

モデル名にある「SC」とは、スカンジナビアンのこと。1979~1980年代中期に旧ユーゴスラビアで生産されていたモデルをベースに、北欧のシンプルで機能的なデザインからインスピレーションを得ています。さらに、ボトムにはクレープソールを組み合わせて、スウェードの新たな魅力を引き出しています!

↑アッパーは上質なスエードを使用。1979~1980年代中期に旧ユーゴスラビアで生産されていたモデルを再現して、トウを小さめに設定し、よりスマートなシルエットとなっています

 

↑サイドに入るプーマお馴染みのラインには柄が配されていて、さり気なくもアクセントに効いています

 

↑ゴムの木の樹液から作られた天然ゴム素材のクレープソール。クッション性が高く柔らかい履き心地が特徴です

 

↑シュータンのラベルもナイロンからレザーへとチェンジし、落ち着きのあるテイストへとアップデート

 

スウェードならではのシンプルでスマートなアッパーと、ナチュラル感のあるクレープソールとのマッチングが絶妙です。スポーティな雰囲気の中に、どことなく落ち着きのあるテイストが添えられていて、大人の休日に相応しい一足へと仕上げられています。ジャケパンなどキレイめコーデのアクセントにもピッタリかと!

プーマ
スウェード クレープ SC
1万6500円(税込)

※10月中旬発売予定

 

プーマ お客様サービス
TEL:0120-125-150

 

ブレジャーやノマドワークに最適なエースの3層構造大容量リュック「デュアルポーズ」

エースのバッグブランド「ace.(エース)」より、ブレジャーなど多様化するワークスタイルに対応する3層構造の大容量リュック「デュアルポーズ」が新登場。全国の直営店、オンラインストア、主要百貨店・専門店で10月14日から発売します。

 

観光庁が「新たな旅のスタイル」として普及を進めているブレジャーやワーケーション。コロナ禍が続く現在において、多様化する働き方の一つとして注目度が上がっています。デュアルポーズはブレジャーでの使用シーンを想定し、オン用のツールもオフ用の荷物も機能的に収納できる仕様と、どんなシーンにもフィットするデザインにこだわっています。

 

前収納は書類などビジネスツール収納に適しており、内装にオーガナイザーポケットを装備。メイン収納は衣類などかさばる荷物の収納に適しており、メッシュ素材の仕切りとファスナーポケットを装備。後ろ収納はPCなどモバイル収納に適しており、衝撃を和らげるクッション材を使用。(15.6インチPC対応)

↑書類・衣類・PCといった、用途の異なる荷物を仕分けて収納できる「3層構造」を採用

 

メイン収納部はマチを開くことでフルオープンが可能。

↑スーツケースのようにパッキングしやすい設計

 

接触機会が多いハンドル部分に、抗ウイルス加工レザーを使用しています。

↑※抗ウイルス加工は、病気の治療や予防を目的とするものではありません

 

テレワークによってオフィスだけでなくカフェや旅先までワークスペースが拡大し、それに伴いビジネスファッションの幅も広がっています。そこで、本体素材にビジネスバッグらしい太番手のナイロンを使用しながらも、カジュアルファッションにも合わせやすいオンオフ兼用デザインに仕上がっています。

↑サイズは3種類。カラーはブラック、グレーの2色展開

 

リュック小/サイズ:W30×H43×D11cm/重量:980g /容量:19L/2万8600 円(税込)

リュック中/サイズ:W31×H47×D11cm/重量:960g /容量: 22L/2万7500 円(税込)

リュック大/サイズ:W31×H47×D13(19)cm/重量:1130g/容量:23(31)L/2万9700 円 (税込)

※全型 15.6インチPC対応サイズ、()内はエキスパンド機能によってマチ幅を拡張した際の数値。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)

【みんなのシン・デニム#04】楽なのにオシャレ。アダム エ ロペのデニムスラックス。

巡り巡ってアメカジが再燃中。そこで気になるのがキ・ホ・ンのキとも言えるデニム。秋の始め、誰もが取り入れやすく汎用性たっぷりなアイテムはぜひとも手に入れておきたいところ。でも今選ぶならどんなもの? その参考に、ファッションのプロが選ぶ推しデニムをチェック!


神原啓助さん(ADAM ET ROPE’渋谷パルコ店スタッフ)

過去には神職と装束司を務めていたという、アパレル業界でも珍しい経歴を持つ。オールタイムベストなデニムは「リーバイス501」。最初に手にしたのはお父さんからのお下がり。未だに大事に持っているという。趣味は音楽、ゲーム、ウィキペディアサーフィン。

 

シン・デニム#04
ADAM ET ROPE’のドライタッチ デニムスラックス

ーズバリ、今推しのデニムは?

僕自身も買った、〈アダム エ ロペ〉オリジナルのデニムスラックスです。何が良いかって、一番は履きやすさです。というのも僕の仕事上、店頭にいながら実は座っていることも多くて、ガシッとしたデニム生地だとストレスを感じてしまうんです。その点、これは赤ちゃんのタオルにも使えるほど柔らかい“コットンUSA”を使っています。穿いている時はもちろん、足入れの時も楽ですね。いわゆるなデニムに抵抗を感じている人には、ぜひともおすすめしたい一本ですね。

ーここ数年はイージーパンツが主流でしたから、なおさら需要は高そうですね。

そうなんです。今って、より快適なほうに体が適応しているじゃないですか。で、いざデニムを穿くとなると、ちょっと履きづらい。だったら無理にハードなほうに体を戻さないで、快適なデニムを穿こうじゃないか!というのが僕の提案です(笑)。

ー普段、神原さん自身もそうなんですか?

って言っておきながら、僕はどっちも穿いちゃいますね(笑)。まあやっぱり、デザインありきですから。

ーそこで、このセンタークリースですか。

はい。それと、形と相まってめちゃめちゃキレイな印象ですよね。細すぎず、太すぎずなシルエットも今っぽい。イメージは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティ・マクフライなのですが、いかがでしょう?

ーマーティはかなり野暮ったいですよ(笑)。店頭ではどんなお客さんに選ばれているのですか?

10代後半〜20代前半のお客様には「形が良い」と好評ですね。トップスをタックインして、キレイめな印象で穿かれている方が多いです。あとは、20代後半〜30代後半のお客様で、「久々にデニムを穿きたいけど、硬いものはしんどい」という方に選ばれています。

ーまさに、このデニムを特徴づけている2大要素“コットンUSA”と”センタークリース”が刺さっているのですね。

はい。僕自身、休日はリーバイスのカラーデニムをよく穿いていたんですが、最近はついこれを手に取ってしまいますね。なんと言っても、楽なのにオシャレ。最高ですよ。

 

シン・デニムコーデ#04
UKジェンダーレス

シャツ(アダム エ ロペ)、Tシャツ(ドッグマガジン×10C)、デニム(アダム エ ロペ)、シューズ(私物)、帽子(ラカル)

ーこのデニムを使った神原さんの今風コーデは?

テーマは、ジェンダーレスです。このデニム自体キレイでフェミニンさも感じられるアイテムなので、無骨なアイテムを合わせて全体のバランスを取ってみました。アウターにレザーシャツをチョイスしたのは、ここがレザージャケットだと狙い過ぎかなって。まあそれはそれでカッコいいんですけどね。ただ自分としてはシャツぐらいで小出しに無骨さを表現したほうが良いのかなと思いまして。

ーイノヴェイトのスニーカーもバランスを取るのに一役買っていますね。

デニムにアウトドアのシューズを合わせるのが好きなんです。なんとなくUK感があるというか。ブーツとかを合わせても良さそうですね。

ー冬はどんなコーディネートにトライしたいですか?

M-65のコートを合わせたいですね。それこそリアム・ギャラガーのイメージ。THE・UKです(笑)。足元はクラークスだと少々やりすぎなので、同じくイギリスのソロヴェアーとかどうでしょう!


ADAM ET ROPE’渋谷パルコ店
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 3F
営業:11:00-21:00
電話:03-6712-7949

時短に効くってどういうこと? ニューバランス「THE CITY」コレクション+厳選ギアで在宅ワーク格上げ間違えなし

立ち上がりから約1か月。今シーズンもニューバランスの「THE CITY」コレクションが好調です。ニューバランスによると新しく登場したカーディガンが好調なうえ、新素材にチャレンジしたジャケットやパンツも好評。新ラインナップが特に注目を浴びているといいます。

 

さて、GetNavi webでは前回、2021F/Wコレクションの個々のモデル解説とスタイリングを紹介しましたが、今回は「在宅ワーク」に着目。「THE CITY」コレクションの定番シーンともいえる在宅ワークが2021F/Wコレクションでどう進化するかをレポートしていきます。単に解説するだけでは物足りないので、GetNavi webらしく最新ギアも併せて紹介。新しい時代のオンオフ問わないウェアが最新アイテムと連動するとどうなるか、ぜひご覧ください。

 

【ニューバランス「THE CITY」コレクション2021F/Wの写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

 

ワークからアクティブまでを快適にこなす「THE CITY」コレクション

公益財団法人 日本生産性本部が実施した「第6回 働く人の意識調査」によると、1週間フルで在宅勤務している人は11.6%(2021年7月)。これは前回の調査よりも下がっていて、在宅勤務だけをする人は減ってきています。一方で、増えながら最大の勢力を保っているのが週1〜4日で出勤する層です。在宅勤務と出社勤務を組み合わせるハイブリッドな働き方をしている人も多いでしょう。このデータからは読み取れませんが、午前中は在宅で、午後は出社または訪問といった1日の中でもハイブリッドな働き方を増えている人も多いでしょう。どんな場所でも、最大限のパフォーマンスを求められるという傾向が高まっていることには間違いありません。

出典:公益財団法人 日本生産性本部「第6回 働く人の意識調査」直近1週間(営業日ベース)の週当たり出勤日数より

 

THE CITYの特筆すべきポイントは、その着心地の良さ。どんな伸縮性が高くても、素材がゴワゴワしていたり、肌に引っかかる感触があると台無しになります。その点、THE CITYは柔らかくさらっとした感触なので、どんなに激しい動きでも肌にひっかかることなくスムーズな着心地が得られ、ストレスを一切感じません。まさに、2021コレクションのテーマである“Worktive(ワークティブ)「働く」をもっとアクティブに”沿った着心地と言えます。

↑スポーツデポ・アルペン限定販売のニューバランスTHE CITYコレクション

 

THE CITYと快適ギアたち【その1】

最初に紹介するのは、朝のウォーキングからそのまま在宅ワーク、そしてオンラインミーティングへと、流れるように行動できるセットアップです。パンツは「テックスリムテーパードパンツ」。シャープなシルエットながらストレッチ性が高く、動きやすくて撥水性もあるので早朝ウォーキングでの朝露やちょっとした雨でも弾いてくれます。トップスには、ウオーキングの際に動きやすいスウェットパーカーの「シューズパッチ ヘビーウェイト ロングスリーブフーディー」を着込めば早朝でも暖かく、快適に運動ができます。ヘビーウェイトのしっかりした素材なので、休日のアクティブなシーンでも重宝する1枚です。

 

朝イチのオンラインミーティングに間に合うように帰ってきたら、パーカーの上から「テック シティージャケット」をさっと羽織る。伸縮性があるので動きやすく、パーカーの上からでも窮屈になることなく気軽に羽織れます。それでいて保型性が高いので、型崩れすることなくジャケットのシルエットをシャープに維持することでき、画面の向こうのキーマンに不快な思いをさせません。

↑THE CITY テック シティージャケット 1万1880円、シューズパッチ ヘビーウェイト ロングスリーブフーディー 6600円、テックスリムテーパードパンツ 9790円(すべてアルペン)※すべて税込

 

在宅ワークで段々閉塞感を感じるのは、1日中景色が変わらないこと。例えばプロジェクターを窓がわりにして、自然の風景を映したり、カフェ的に好きな作品を無音で流したりといった環境に変化を与えることで、いつもと違う環境の中でリラックスして仕事ができ、集中力が長続きすることでしょう。さらに、仕事を捗らせるにはワーキングスペースを整えることも大事。名刺や1日のタスクを記したメモなどが散らばらず、きれいなデスク周りをキープするアイテムたちがあれば快適です。

↑快適なワーキングスペースを作るギアたち、そして着心地も快適なTHE CITY。左からロディア「クリックブロック マウスパッド」/プラス「ローラーケシポン 箱用オープナー」/キングジム「電子吸着ボード ラッケージ 卓上タイプRK10」/ネビュラ「カプセルⅡ」

 

【写真に写っている家電・文房具をギャラリーで見る(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

THE CITYと快適ギアたち【その2】

次に紹介するのは少しカジュアルシーンに寄せたスタイリングです。インナーは「シューズパッチ クルーネックボーダーロングスリーブTシャツ」。おしゃれな黒と白のボーダーはルームウェアとしても休日のお出かけウェアとしても、さらにはビジネスカジュアルとしても着こなせる一品。その上から羽織るのは「シューズパッチ テックカーディガン」。ストレッチ性の高い素材でストレスフリーな着心地を提供しながら、コットン混で表面感のあるポンチ素材の採用により、高級感も醸し出しています。袖に配置されたニューバランスのシューズ型ワッペンもさりげないオシャレを演出。

 

対外的なミーティングがない日は、少しカジュアルな装いで仕事の合間に家事をしたり、気分転換にくつろいだりと、行動にアクセントをつけることで仕事をより効率的に進めることができるでしょう。また、ラフで気取らない、それでいてクールな着こなしは、ワークから着替えることなくそのままランチやショッピング、散歩にも出ることができるというメリットもあります。

↑THE CITY シューズパッチ テックカーディガン 7700円、シューズパッチ クルーネックボーダーロングスリーブTシャツ 5830円、テックスリムテーパードパンツ 9790円(すべてアルペン)※すべて税込

 

作業が捗らなくなったら、仕事をするスペースを変えてみるのもポイント。部屋を変えることができない場合は、同じ部屋の中でも、机の向きを変えてみたり、ソファの上でしてみたり、小さな変化でも気分転換になり、仕事がグッと捗ることも。そして、自分の体調・気分に合った美味しいお茶でつかの間のリフレッシュ。芳醇なお茶の香りも心身の緊張をやわらかく解いてくれ、また机に向かう気力を分け与えてくれます。

 

歩く、座る、手を伸ばすなど、THE CITYは日常の動作を妨げずスムーズに行えます。体への負荷も少ないため、リラックスしたいテレワークにも活躍します。ストレッチならではのキックバック性(伸びた分戻そうとする力)が起因して、シワになりにくい。いつでもきれいな姿で過ごせてお手入れも楽です!

↑THE CITYはオフでも着れるリラックスな着心地があります。時計周りに、LOAD&ROAD「teploティーポット 」/シャーク「EVOPOWER EX WV406JGG」/ソニック「ユートリム 広々ひざ上デスク 」

 

【写真に写っている家電・文房具をギャラリーで見る(画像をタップすると拡大写真が表示されます)】

 

また、ちょっとした掃除や片付けで気分転換するのも大事。これまで悩んでいたことに対し、思いがけないアイディアが降ってくることがあります。かつ、無心になることで雑念が飛んで、頭の中のごちゃごちゃがすっきりし、仕事への新たなやる気も湧いてくるでしょう。部屋が片付き掃除が行き届くと、心のもやもやが晴れてすっきりした気持ちになります。THE CITYは身体の動きにしなやかに寄り添うストレッチ性があるので、掃除機をかけるような動きもスムーズで快適。

↑THE CITYは伸縮性がある素材を使用。スーツの窮屈感を軽減しているのでストレスフリーです

 

おうちで働く人にはベストバイなTHE CITY!

在宅ワーカーにとっての悩みは、在宅勤務でオンライン会議するときの服装/在宅勤務の合間のひと休みするときの服装/外出するときの服装と、下手をすると3種類のウェアを着回すことが平気で起こること。こまめに洗濯が必要になるし、洗濯したら、干して畳んで収納するという作業も必要になります。ただでさえ忙しさを感じる昨今なのに、自分で家事を増やして悪循環。

 

THE CITYなら、1着でイケます。洗濯もでき、速乾性に優れています。そう、快適に動けるだけではなく、時短にも効くのがTHE CITY。できた時間で、別の家事をしたり、散歩をしたり、勉強をしたりと好循環が生まれます。着るだけで生活に余裕ができる。ここでピックした最新ギアと併せて快適で有意義な在宅ワークをお過ごしください。

 

 

撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司 モデル/千野維文(HEADS)

 

デサント オルテライン「水沢ダウン」から初のゴアテックス搭載モデルや初のベスト型、軽量化されたモデルなど新型が登場

類稀な高い防水性と保温性を誇る「DESCENTE ALLTERRAIN(デサント オルテライン)」を象徴するダウンジャケット「水沢ダウン」から、初のゴアテックス搭載モデルや初のベスト型、軽量化されたモデルなど新型3型が登場。

 

GORE-TEXプロダクトテクノロジーの中でも、軽量でコンパクト性に秀でる30dリップストップナイロンを採用したパフォーマンスモデル「GORE-TEX AMBIT」。アウトドアアクティビティなど様々な環境に対応するプロユース仕様の新しい水沢ダウンジャケットです。

↑「MIZUSAWADOWNJACKET“GORE-TEXAMBIT”」15万4000円(税込)

 

また水沢ダウン初のベスト型「DUALITY」は、ベスト部分に水沢ダウンの製法である熱接着ノンキルト加工とシームテープ加工を採用。脱着可能なアーム部分には高い耐水性を備えるハードシェル素材を採用したことで、3通りの着こなしを可能に。

↑「MIZUSAWADOWNVEST“DUALITY”」12万1000円(税込)

 

さらに羽毛ボリュームを抑えた新型「CREVASSE」は、生地裏面に特殊発泡加工を施した軽量モデル。フォーム内の気密化された空気層がもたらす断熱効果により、羽毛の量を抑えることを可能にしながらも保温性を高めています。

↑「MIZUSAWA DOWN JACKET “CREVASSE”」13万2000円(税込)

 

従来のハイスペックモデル「MOUNTAINEER」、初期モデル「ANCOR」などに加え、水沢ダウンのバリエーションがさらに豊富になったデサント オルテライン。ぜひ実際手に取って確かめてみてほしい。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

今一番熱い「ナイキ ダンク」に伝説の「アイオワ大学カラー」Lowバージョンが爆誕!

今回紹介するのは、今シーズン一番熱いと言われているシューズ「ナイキ ダンク」です! 初代モデルは1985年、アメリカでNBAと並んで高い人気を誇る「カレッジバスケットボールトーナメント」のチームカラーとして登場しました。日本では1990年代にミシガン大学のカラーである“紺×黄”のツートーンカラーが大ブレイク。その色使いから由来して通称“コンキ”ダンクとも呼ばれており、今でも絶大な人気を得ている名作です。当時小僧だった筆者にはとても手が出せる価格ではなかったので、東京・原宿と渋谷の中間くらいにあったショップ「トマホークチョップ」のショーウィンドウに飾られているのを、ただ眺めているだけでした(涙)。

 

【ナイキスポーツウェア「ナイキ ダンク ロー レトロ」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

90年代を知る人はもちろん現代のスニーカーヘッズにも刺さりまくり!

そんなダンク、2020年に誕生35周年を祝うように“コンキ”が復刻。さらに同年の暮れには、“コンキ”と並び人気を博しているアイオワ大学カラーも復刻されました。それは「黒×黄」カラーで構成していて、当時流通量が少なかったことから、“コンキ”よりもレアだったと言われています。2021年の秋、そのダンク「黒×黄」に、待望のローカット版「ナイキ ダンク ロー レトロ」が登場するんですね!

↑オリジナルのシューレースはコットンだったのに対し、今作ではナイロン仕様で軽量性と耐久性を高めています

 

↑ナイロン製のシュータンはフォームを内蔵していて足への当たりはしなやか

 

↑ローカットになった分、合わせるパンツなどの着こなしの幅も拡がりコーディネートしやすいです

 

↑ミッドソールはエアクッションを搭載しない“ノンエア”仕様で、足裏の状況をしっかりと感じ取れる接地感から、多くのスケートボーダーたちからも愛用されています

 

90年代を知る筆者としましては、やはりカレッジカラーがツボです。中でも「黒×黄」のオリジナルは価格が上昇しプレ値で手が出せず、特に思い入れの強い一足となります。ちなみに2020年の暮れには、ハイカット版を幸運にも入手することが出来ました。だけどやっぱり、ローカットも欲しい! 激しい争奪戦になることも予想されるので、参戦する方の幸運を祈ります。

↑筆者私物の「ナイキ ダンク ハイ レトロ」

 

ナイキスポーツウェア
ナイキ ダンク ロー レトロ
1万2100円(税込)

※10月中旬発売予定

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

「THE NORTH FACE」からミリタリーライクなデザート系カラーのトレッキングシューズがデビュー

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)から、マイクロスエードのアッパーにエンボス加工で等高線を模した、テクニカルなグラフィックが映えるトレッキングシューズ「スクランブラー」がデビュー。防水透湿性に優れるGORE-TEXメンブレンを直接アッパーに接着する、GORE-TEX Invisible Fitを採用した本作は、デザート系カラーのワントーンでまとめられたミリタリーライクな仕上がり。

↑「スクランブラー ミッド GORE-TEX INVISIBLE FIT」2万4750円(税込)。カラーは2色展開

 

スクランブラーは、ライトトレッキングからライフスタイルまでマルチパーパスに活用できる機能的なトレッキングシューズ。マイクロスエードの柔らかな素材感を活かしたエンボス加工仕上げとなっています。ミッドソールは、足に馴染みやすく、 適度な衝撃吸収性をもつ圧縮成型EVA。アウトソールは防滑性のあるアンフィグリップラバーで構成。長時間歩行時の快適さを維持し、ドライとウェットの異なる環境でも安定したグリップ力を発揮します。ローカットモデルも展開。

↑「スクランブラー GORE-TEX INVISIBLE FIT」2万3650円(税込)。カラーは3色展開

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

今だからこそ観たい「スケートビデオ」。ANCHOR太田さんのオススメ6本

オリンピックでのメダルラッシュの影響もあり、新しくスケボーに興味を持ったり、一度離れていたけど再開したりしている人が増えているようです。ここからどんどんスケートにハマっていきたいという人におすすめなのが、やはり上手い人の映像を見まくること!

今回は現役スケーターであるANCHORの太田祐介さんに、スケボーと切っても切り離せない関係にある「スケートビデオ」について教えてもらいました。90’s〜00’sまでスケーター必見(?)のビデオがずらり。一部はYouTubeにもアップロードされているので、ぜひ映像を観ながら読んでみてください。


太田祐介さん(渋谷『ANCHOR』WEB企画担当)
〈ローター〉をフルラインナップで揃える直営店ANCHOR(渋谷)のWEB企画担当。趣味は10代から続けているスケボーと、コロナ禍に始めたガンプラ作り。

ー今回はFACYに参加してもらっているショップスタッフさんの中で唯一(?)の現役スケーターである太田さんにおすすめのスケートビデオを教えてもらいます。

まさかこんな企画が僕に来るとは思わなかったです(笑)。全然ガチというか、遊びの一環としてスケートボードは毎日やってるだけなので。

ースケートビデオに入る前に、オリンピックの話も少しお聞きしたいです。ご覧にはなりましたか?

もちろんです。解説が話題になりましたが、実際のシーンでも本当にああいう感じですね(笑)。表現なんかも「ヤバいね」っていうのが一番しっくりくるんですよ。でも、まさか男女ともに日本選手が金メダルを取るとは思わなかったですね。

ーあれは驚きましたね。

堀米雄斗さんとナイジャ・ヒューストンは他の大会でもいつも競ってるんです。最近だとナイジャ・ヒューストンの方が優勝してる回数が多いから、「ちょっと上をいってるのかな〜」と思ってたんですけどね。ホームでの開催というのもあってか、堀米さんがあんなにバシバシ決めるとは思わなかったです。

ーオリンピックで競技になり、さらに日本選手がメダルを獲得したことで、世間からのスケボーの評価も少し変わりましたよね。新しく始めている人も増えていると聞きます。

オリンピック後から、パークに行っても「この人初めてっぽいな」って人はよく見かけるようになりました。いつも決まった時間にパークに行ってるから大体いる人って一緒なんですよ。だから、新顔の人はすぐ分かるんです(笑)

ーなるほど(笑)。では、そろそろ今回持ってきたスケートビデオを見せていただけますか?

そもそもですけど、DVDからスケボーに入る人ってあんまりいないと思いますけどね(笑)

ー(笑)。ただ、スケートビデオってスケボーカルチャーの中でとても大切なものですよね。

スケボーではセルフプロモーションが大事ですからね。プロじゃなくても撮りますし、今はプロよりも人気がある素人がいたり……。まあ、スケートとビデオの関係性は密接です。

ー最近ではSNSでもスケート動画が気軽に見られますが、スケートビデオとしてパッケージで観る魅力というのもありますよね。

SNSは“個人”であるのに対し、スケートビデオは”全体”です。たしかにスケートは個人スポーツですが、DVDは個々のパートを編集して一つにまとめた作品。映像それぞれにブランドの打ち出したいスタイルやコンセプトが込められていて、観終わった後に不思議な満足感があります。それって洋服にも通じていて、コレクション全体を通してブランドの雰囲気を感じて欲しいですね。

「スケートが楽しい!」と思える、90年代の名作スケートビデオ

“Mouse” Full Video | Girl Skateboards (1996)

ー最初のスケートビデオをご紹介お願いします。

まずは一番有名なやつというか、どのメディアでも必ず名前があがる『MOUSE』です。メインで出ているのはGirlのスケーターで、内容もスケート中心なんですが、途中で入っているショートムービーがとにかく面白い。スパイク・ジョーンズが監督しています。

ー『Video Days』など、スパイク・ジョーンズ監督のスケートビデオは名作揃いですよね。

スパイク・ジョーンズってスケーターにも演技指導を熱心にやるんですよね。ショートムービーではチャップリンのマネをしたエリック・コストンがスケートで面白いことをやったり、社長と副社長がピザ屋のマネと着ぐるみを着て出てたり、合間合間で飽きさせない工夫がある。「スケートってこんな楽しいんだ!」っていうのを知るうえでも、ぜひ観てほしいビデオです。

ースケートビデオってドキュメンタリーとか作品集っぽいイメージだったので演技は意外でした。

もちろん、真面目にスケートをしているシーンもありますけどね(笑)。これはスケートビデオ全般に言えるんですけど、合間のコマーシャル的な息抜き映像が意外と面白いんですよ。

ー今度からは注目してみます(笑)。ちなみに、この作品の中で特に好きなスケーターはいますか?

本当はチャド・マスカなんですけど……トラブルがあってDVD版ではカットされちゃったんですよ。あとは、やっぱりエリック・コストン。MOUSEに出演している頃が一番油が乗ってる時期かもしれないですね。上手いし、勢いがあります。

「トイマシーン」が有名になるきっかけになったビデオ

“Welcome To Hell” | Toy Machine (1996)

ー続いても90年代のスケートビデオですか?

はい、90年代に発売したトイマシーン(Toy Machine)の『Welcome To hell』です。これはトイマシーンが有名になるきっかけになったビデオですね。

ーこのアートワークはエド・テンプルトンが描いてるんですよね?

アートワークは全部エド・テンプルトンですね。彼はアーティスト兼スケーターなんですよ。ただ、僕がこの作品の中で一番好きなスケーターは、ジェイミー・トーマスです。この当時は違うんですけど、後にゼロ スケートボード(ZERO SKATEBOARDS)というドクロマークのスケートブランドに移籍してどんどんパンクっぽいスタイルになっていくんですよ。

ースケートパンクではなく、パンクスっぽい感じですか?

全身黒い服だったり、細いパンツにダメージ加工された服だったりですね。だけどスケートはバッチバチに上手いっていう、今までとは違うスタイルを生み出した人です。実はゼロ時代にジェイミー・トーマスが好きになり、元を辿って『Welcome To hell』を買いました。

ーこのビデオの見どころは何でしょう?

映像もスケートのシーンも、今だったら絶対にやらないようなジャケットの写真も(笑)、良い意味で全てが粗いです。この頃のスケートビデオはみんな粗削りだけど勢いがありますね。

ジャケットと中身にギャップがある?ポップなスケートビデオ

“BONUS ROUND” | TILT MODE ARMY(2009)

ーさきほどの2作品とはまた雰囲気の違うジャケットですね。

TILT MODE ARMYの『BONUS ROUND』です。なんか変なふざけたグラフィックですよね(笑)。これはスケートショップの店員さんに「おすすめのDVDないですか?」って聞いたときに勧められて買いました。

ーネットでの紹介文には「ド変態激ウマお洒落スケートビデオ」と記載があります(笑)

うーん、お洒落なんですかね……少なくともこのジャケットからは想像できないですよね(笑)。これはTILT MODE ARMYというスケート集団の作品なんですが、実際に内容を見るとほぼ出演しているのはエンジョイ(Enjoy)のスケーターです。初めて観たときは「これEnjoyで良いんじゃないかな?」とは思いましたけど。

ー内容はどうですか?

冒頭だけ、みんな世紀末のような格好をしてパークにたむろっているというハードな内容ですが、それ以外は真面目にスケートしていて普通に面白いです(笑)。あと、実は2枚組で、過去の2作品が収録されているからお得なんですよね。スティーブ・キャバレロ、マーク・ジョンソンや、Enjoyの看板ライダーであるルイ・バレッタも出てますね。

ー先ほど90年代は映像もすべりも粗いと言われてましたが、00年代のこの作品はどうですか?

ライディングだけでなく、映像の質や切り取り方(カット)なども00年代に入ると徐々に洗練されていきます。今はギアも揃っているし、いろんな振り幅があるけど、昔はギアが少ない中でやっていたからすべり方にも粗さが合ったのかなって。粗いから悪いってわけじゃなく、どっちにも良さがありますけどね。

第二のスケート大国カナダの謎多き(?)スケートビデオ

“a skateboard video” | Tens (2010)

ーこれはどこのチームのビデオですか?

カナダのスケートチームのDVDらしいんですが、調べてもあんまり情報は出ませんでした……。これもスケートショップの人におすすめされて買ったんです。映像的にはシンプルなスケートビデオで、出演しているスケーターで唯一知っていたのはスペンサー・ハミルトンくらいですね。全体的に若いスケーターが多かったです。

ーアメリカと比べて、スタイルやトリックも変わるものですか?

あんまり変わらないですね。カナダはアメリカに次ぐ、第二のスケート大国って言われてるくらいなので。まあ、今は全世界で流行ってるとは思うんですけど。広い面積の土地があって路面環境も良い国はやっぱりスケートが身近なんだとは思いますね。

ー東京にいるとなおさら思います。パークに人が集中するのもその影響ですよね。地方だともう少しマシかもしれませんが。

僕は福島出身なんですけど、地元にいた頃は工場跡地とかでやってましたね。響きだけはカッコいいけど、実際はそうでもないです(笑)

3D黎明期に発売したゴンズのスケートビデオ

“KROOK3D” | Krooked Skateboarding (2010)

ー次はゴンズの作品ですか?

皆さんご存知、マーク・ゴンザレス率いる『クルキッド(KROOKED Skateboarding)』から発売された3Dのスケートビデオです。DVDに3Dメガネが付属していて、こういう風にかけて見るっていう(笑)。

ーおお、ヤバいですね(笑)

まあ、一応2Dでも観られるんですけどね(笑)。これはスケートビデオを3Dで観られるという面白い試みというのもあって、当時発売してからすぐ買った記憶があります。

ー実際に3Dでスケートビデオを観た感想はどうでしたか?

3D黎明期の作品なので「確かに浮き出てるかな〜」くらいの感想ですね。動きが激しいので、目は疲れます(笑)。まあこの後に3D作品が続かなかったのはそういうことなのかなと……。

ー今少しだけ観せていただきましたが、3Dで見ることに集中してしまって内容があんまり入ってこないです(笑)

(笑)。内容でいうとゴンズって結構良い歳ですけど、滑りにカリスマ性があるんですよね。普通なんだけど“なんかスゴイ”って感じさせてくれる。そこは観てほしいですね。

プロスケーター主演のおふざけビデオ?

VIVA LA BAM 丨 season 1(2003)

ーこれはスケートビデオじゃないですよね?

ちょっと脱線して、箸休め的な作品を持ってきました。これは当時エレメント(ELEMENT)の看板スケーターだったバム・マージェラ主演の『ビバ・ラ・バム(VIVA LA BAM)』です。簡単にいうとおふざけビデオですね。これの前身が『ジャッカス』なんですよ。

ーへえ、そうなんですね。

なんだろう、ジャッカスのローカル版というか。ものすごいお金をかけていろんなおふざけをやるのがジャッカスだとしたら、身の回りにあるものでふざけまくるのがビバ・ラ・バム。たまにバム・マージェラがスケートしているシーンはあるものの、あくまでメインはおふざけです。

ーしかも、シーズン1〜3まである人気作なんですね。

ファースト・シーズンからセカンドシーズン、サードシーズンまで全て持ってます。内容は例えば、お父さんが使っている歯磨き粉にミンチにした肉を入れるエピソードがあったり。くだらないですけど面白いです(笑)

ーどうやらサブスク等での配信はないようです。気になる方は買うしかない(笑)

ちなみにさらに前身の『CKY』っていう番組もあるので、ハマったらそちらもおすすめです。もっと若い頃のやつなので映像も古いですが。

最も有名だったランドマークの謎を紐解くドキュメンタリー

ON VIDEO WINTER 2004 LOVE STORY(2011)

ー次で最後になります。これはスケートビデオですか?

411がプロディースするドキュメンタリー作品シリーズの一つであるON VIDEOから発売された『ON VIDEO WINTER 2004 LOVE STORY』です。2003年からこのシリーズは始まっているんですが、当時は情報源がまだ雑誌だったから、映像で情報を出すってこと自体がすごく新しかったんですよね。

ー内容はどういうものなんですか?

『LOVE STORY』というタイトルなんですけど、これはスケートボードのランドマークになっていたアメリカ・フィラデルフィアにあるラブパークのことを指しています。そのラブパークにまつわるドキュメンタリーですね。

ー西新宿のアイランドタワーにもあるロバート・インディアナの「LOVE」のオブジェが置いてある公園ですよね。

そうです、そうです。「最も有名なスポットの一つ」と言われてた場所に迫る内容になっていて、この公園が有名になった経緯から描かれています。実はフィラデルフィア市との折り合いや苦情の関係で、このパークではスケボー禁止になってしまうんですよ。その理由を過去にラブパークに関わったスケーターたちのインタビューに触れながら、紐解いていくっていう内容です。

ー歯磨き粉に肉を入れる『ビバ・ラ・バム』との内容の落差がすごい……。

割とマジメですね。ただ、スケートシーンはめちゃくちゃ出てきます。そのシーンを織り交ぜながらドキュメンタリーとして描かれているって感じですね。本当にオムニバスというか、いろんな人たちがブランドの垣根を超えて出演しています。

ー確かにゴンズやスティーブ・ウィリアムズなど、出演陣は豪華ですよね。

もちろん僕はラブパークには行ったことはないんですけど、路面、カーブ、レッチ、ステア……スケートにとって必要なものが全て揃ってるって言われるくらいに環境が良かったらしいんですよね。ここ出身のスケーターも多いですし。

ーなぜスケート禁止になってしまったんですか?

要約するとスケーターが大勢集まると、公園の施設とかも破壊しちゃったりするんで、それに伴ってどんどん苦情が増え、スケート禁止になったと。ただ、スケーターがいなくなった結果、その公園には浮浪者がたむろするようになって、治安は逆に悪くなったっていう皮肉も語られてたりします。その頃は周りのスケートショップも潤っていて、街に活気があったみたいですね。

スポットを守るために自分たちで動くことが大切

ー今日紹介してもらったビデオは紹介された順に見ていくと良さそうですね。

一応、起承転結を意識してみました(笑)。スケートボードが有名になったので今から始めるという人も多いと思うんですけど、今回紹介したビデオのようにストリートを滑っているのは確かにカッコいいし、マネしたくなるんです。ただ、みんながそうやってしまうと最後のラブストーリーのように、自分が使っている公園とかもいつか閉鎖になる危険性があるというのを知ってほしいなって。

ー最低限のルールは守らないといけないですもんね。

常に市の人たちとの折り合いをつけるというか。僕が行ってるスケートパークですら、ちょこちょこ苦情があるんですよ。「上半身裸になってる人がいる」とか(笑)。目くじら立てて言われてるな、と感じることもたしかにあるんですけど、それはそれとして苦情を出すってことはそれを嫌だと思っている人がいるってことなので。僕らでも周りにそういう人がいたら注意しようねってことにしています。自分のできる範囲のところでしかできないけど、少しずつ改善していかないと最終的に困るのは僕らですからね。

ーできる場所は限られているけど、やりたい人は増えている。その状況でいかに上手くやっていくかですよね。

苦情とは切っても切り離せないと思うので、そことどう向き合っていくのか。そういう意味でも最後の『ラブストーリー』は絶対に観た方がいいなって思います。こういうことにスポットライトをあててるDVDって他にないですからね。



ANCHOR

住所:〒150-0047 東京都渋谷区神山町9-17
営業時間:13:00 ~ 19:00(水曜、日曜定休)※現在は予約制

防水性能を備えたティンバーランドの新作「グリーンストライド エッジ ウォータープルーフ ブーツ」

アメリカ東海岸で誕生したブランド・ティンバーランド(運営会社:VF ジャパン)は、2021年秋の新作コレクションとして人々の自然体験をサポートするブーツ「グリーンストライド エッジ ウォータープルーフ ブーツ」を発表。都会の街中でも、まだ誰も足を踏み入れたことのないような場所でも、しっかり足を守り快適な履き心地を提供するブーツです。ティンバーランドのリアルを追求するスタイルと斬新さを融合させた独自開発の革新的テクノロジー「グリーンストライド」を搭載した最新のシューズに仕上がっています。

 

「グリーンストライド」はティンバーランド史上最高のエコシリーズで、ソールにはサトウキビから作られた再生可能なバイオベース素材が75%使われています。ティンバーランドは、数々のアイコニックなスタイルと多彩な革新的テクノロジーで知られています。この秋のコレクションでは、この2つの要素を組み合わせ、ブーツメイキングをさらに進化させています。新作のラインナップは、「グリーンストライド エッジ ウォータープルーフ ブーツ」、「グリーンストライド ティンバーランド オリジナルズ ウルトラ ウォータープルーフ ブーツ」、「ウ ィメンズ グリーンストライド レイ シティ ウォータープルーフ ブーツ」の3種。

↑デザインが一新されたソールを採用し、街中や自然の中を歩き回るのに最適な接地性と屈曲性を実現しています

 

「グリーンストライド エッジ6インチ ウォータープルーフ ブーツ」は、予測不可能な都会の道路状況に合わせてデザインされ、雨の日の水浸しになった道路でも足元をしっかりとプロテクトするため、防水仕様になっています。タフなパフォーマンスで、再生プラスチックを50%以上含むReBOTL(リボトル)素材のファブリックを使用しています。

↑「グリーンストライド エッジ6インチ ウォータープルーフ ブーツ」2万2000円(税込)

 

「グリーンストライド ティンバーランド オリジナルズ ウルトラ ウォータープルーフ ブーツ」は、2007年にデビューしたブラ ンドのアイコンで業界初のリサイクル素材を使用した「アースキーパーズ(R)」ブーツから着想を得ています。独自開発のティンバードライ テクノロジーを採用した防水性能を誇り、常にブーツの中がドライに保たれます。

↑「グリーンストライド ティンバーランド オリジナルズ ウルトラ ウォータープルーフ ブーツ」2万6400円(税込)※10月22日発売

 

「ウィメンズ グリーンストライド レイ シティ ウォータープルーフ ブーツ」は、ティンバードライ テクノロジーによる防水機能で、中央に星型のラグを配したクラシックなディテールが特徴です。ブーツはシグニチャーの4列ステッチ、足首に優しくフィットする厚手のパッド入りの履き口など、今の時代にふさわしいまったく新しいスタイルになっています。

↑「ウィメンズ グリーンストライド レイ シティ ウォータープルーフ ブーツ」2万6400円(税込) ※10月22日発売

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

「OSAMU GOODS(オサムグッズ)」生みの親・原田治氏が「カワイイ」の裏側に込めたこと

昨今、若い女性を中心に人気を集めている「OSAMU GOODS」。アメリカンレトロなデザインとかわいらしいキャラクターに、多くの人が魅了されています。実はこの「OSAMU GOODS」が誕生したのは1976年。一世を風靡したイラストレーター・原田治氏によって生み出されました。

 

2016年に惜しくもこの世を去った原田氏。時代が変わっても愛され続ける彼のイラストレーションの魅力はどこにあるのでしょうか? 生前の原田氏と親交があったイラストレーター・信濃八太郎さんにお話を伺いました。

 

↑原田氏は1984年から2000年代初頭までミスタードーナツのノベルティにもイラストを提供。誰もが一度は原田氏のイラストレーションを目にしたことがあるはず!

 

↑2020年には、ミスタードーナツ事業創業50周年を記念して、「ミスド×原田治 エコバッグ」が販売されました

 

流行に左右されずにつくられた「OSAMU GOODS」

信濃さんは今から20年以上前、イラストレーションを学ぶ「パレットクラブスクール」に通っていました。このスクールを京都で立ち上げたのが、イラストレーターの安西水丸氏、原田治氏、ペーター佐藤氏、アートディレクターの新谷雅弘氏の4人からなる「パレットくらぶ」。信濃さんはこのスクールが築地で始まったときに原田氏に出会いました。

 

「僕は大学生のころから安西先生に師事していて、パレットクラブスクールに通うようになったのも安西先生が講師をしていたことがきっかけでした。原田先生と深く関わるようになったのは、卒業後にそのままスタッフとして勤務を始めてから。そこで原田先生の人柄にとても惹かれ、『OSAMU GOODS』の魅力も再発見することとなりました」(イラストレーター・信濃さん、以下同)

 

↑2019年に世田谷文学館で開催された「原田治展」。この企画展にあわせて復刻グッズが販売されるなど、再ブームのきっかけになりました

 

信濃さんは、「OSAMU GOODS」が今も人気を博している背景には、どのような理由があると考えているのでしょうか?

 

「時代が変わっても『OSAMU GOODS』が愛されているのは、原田先生が流行に左右されることなくイラストレーションを描き続けてきたからだと思います。

そもそもイラストレーションは、ファッションと同じように流行があり、時代によって求められるものが変わっていきます。例えば原田先生よりも少し前の世代にあたる1960年代後半は、ベトナム戦争があって、日本各地で学生運動が起こっていた時代でした。当時のイラストレーションは、その時代の雰囲気を反映するかのように、暗いトーンのものや社会性を帯びたものがもてはやされていたんです。

その時代の流れをガラリと変えた一人が、原田先生。1970年に雑誌『an・an』が創刊され、健全で明るいアメリカのライフスタイルを日本の若者に提示していこうとする中で、アメリカ帰りの“原田治”のイラストレーションが、アートディレクター・堀内誠一氏に見出されました。そこから原田先生のハイカラで洗練された、アメリカンテイストのイラストレーションが一気に広まっていったのだと思います。

原田先生をはじめ、僕が尊敬する『パレットくらぶ』のイラストレーターたちは、描く絵は違えども、どこか健康的で明るい雰囲気がありました。原田先生も、時代に流されない自分の軸を持っていて、『OSAMU GOODS』をはじめ、自分が良いと思ったものを信じてつくってこられたのだと思います。だからこそ、今も古びることなく、多くの人から愛され続けているのではないでしょうか」

 

ソーダファウンテン「コーム ジル(レッド)/ コーム ジャック(アイボリー)
1320円(税込)
パッケージデザインも可愛らしいコームは、1970年代後半に生産された「OSAMU GOODS」。20年以上の時を経て、現在復刻販売されています。

 

幼少期から育ててきた「感性」が原点になっている

時代の流れにあわせることなく、自分が良いと思ったものをつくり続けていた原田氏。それができたのは、原田氏が幼いころに見たものや触れたもののことをずっと大切にしていて、自身の“感性”に自信を持っていたからだと信濃さんは言います。

 

「原田先生は、築地で輸入食品の卸売りを営む家に生まれました。幼いころから舶来品を目にする機会が多くあり、そこでアメリカの缶詰のロゴデザインやビビットな色合いに惹かれたようです。その一方で、ご両親に歌舞伎や新国劇、映画に連れられ、日本文化にも深く触れられてきました。幼少期に受けた影響を“種”として、そこに水を与え、栄養を与え、ずっと大切に育ててこられたのだと思います。それが“原田治のつくるもの”の原点になっているのだと感じますね。

また原田先生の“審美眼”は本当に素晴らしいものでした。お会いして話をするときにはいつも、おいしいお茶とお菓子を、それに合う素敵な器とともに用意してくださったりして……。生活の中のあらゆるものに対して“美”の意識を持っていました。

そして僕が衝撃を受けたのは、原田先生が36歳のときに出版された書籍、『ぼくの美術帖』です。自身の愛する美術家や作品について綴られているのですが、若いときから膨大な知識を持っていたことに本当に驚きました。この書籍は『OSAMU GOODS』以外の仕事を断って一年間かけて執筆をしたそう。自分自身がつくるものだけでなく、自分がよいと感じたものを広く伝えたいという気持ちも持っていたことがうかがえます」

 

↑2019年に新装復刊した『ぼくの美術帖』。原田氏の美術への愛が溢れるエッセイです

 

生活の中に「美しくてかわいいもの」を取り入れてほしいという思いがあった

原田氏が幼少期から育ててきた感性が原点になった「OSAMU GOODS」。原田氏は「OSAMU GOODS」を通じて、人々の生活の中に「美しいもの」や「かわいいもの」を届けたいという思いも持っていました。

 

「原田先生は、自分が描くイラストレーションやキャラクターについて、『健康的で明るくて、誰が見てもハッピーな気持ちになれるものに仕上げたい。そこにスパイスとして、ちょっとした切なさやさみしさを混ぜたい』とよくおっしゃっていました。それが原田先生の思う“美しいもの”や“かわいいもの”なんだと思います。そこにたどり着くために、キャラクターの目の大きさや、目と目の距離、位置など、それらが1mmずれると見ている側にどう影響を与えるのかということも、徹底して研究されていたと聞きました。

 

実際、『OSAMU GOODS』が発売されたことで、大人はもちろん、子どもたちも“美しいもの”“かわいいもの”を日常生活の中で使うことができるようになりました。これは原田先生が残した大きな功績の一つだと僕は思っています。

 

ただ一方で、原田先生には描きたいものが他にもあったのではないかと思っていて……。仕事とは関係のない時間に、抽象画や抽象的なコラージュ作品をつくられていて、それが事務所にもたくさん飾られていたんですよね。また、僕がパレットクラブスクールでスタッフをしていたとき、原田先生が授業で縄文時代の美術の話をされたことがありました。教室の壁三面にガムテープを貼って現代までの時間軸に見立て、このガムテープのほとんどが“縄文時代”にあたるんだということを説明し、『争いのない平和な時代が一万年以上も続いた縄文時代の、土偶や土器に見られる屈託のない晴れやかな表情や美しさからもっと学ぶべきだ』とおっしゃっていたのが印象に残っています。

 

でも原田先生のことだから、今の時代に刺激的な形で“美術”を提示するにはどうしたらいいだろうと考えたと思うんです。そこで出した一つの答えが『OSAMU GOODS』だったのではないでしょうか。日本の生活の中に“本当に美しいもの”“本当にかわいいもの”を取り入れてほしいという思いが、『OSAMU GOODS』には込められていると僕は思っています」

 

OSAMU GOODSの裏には、原田治の“ドライな視点”がある

『OSAMU GOODS STYLE』(パイインターナショナル)が、2021年6月に待望の復刊! 1万点を超える「OSAMU GOODS」の中から原田氏が200点を選び、紹介した作品集です

 

「美しくてかわいいもの」を目指して、1mm単位の検証を重ねてつくられた「OSAMU GOODS」。信濃さんはさらに、「OSAMU GOODS」の裏にある、原田氏の「ドライな視点」にも魅力があると言います。

 

「僕は、原田先生が持つある種の“ドライさ”がすごく好きだったんです。スタッフの間で密かに名付けた、目の奥が笑っていない独特の“オサムスマイル”というのがありまして……(笑)。あまり歩み寄ろうとせず一定の距離を保ちながら、相手を喜ばせるようなコミュニケーションをする。そんな一面を持っている方でした。僕は『OSAMU GOODS』のデザインにも、それが反映されているように感じています。ただ“かわいい”だけではない、どこか突き放すようなドライさ、大人のにおいのようなものが『OSAMU GOODS』にはあって、そこが世代を超えて愛される魅力だと思っています」

 

最後に、信濃さんに、原田先生との印象的なエピソードをお聞きしました。

 

「僕が駆け出しのイラストレーターだったころ、自分の絵のことで悩んでいた時期がありました。その際に原田先生が僕の絵を見て、僕に何が足りていないのか、どんな勉強をしなくてはいけないのかを、オサムスマイルで延々と話してくださったことがあったんです。追いつめられるようで胃が痛かったのですが(笑)、僕がどういう方向に行くべきなのかをとても具体的にアドバイスしてくださいました。

それ以降もさまざまな画集や写真集を見せてくださったり、映画、文学、歴史、ファッションなど、あらゆる話をしてくださったり、いろいろと気にかけてもらいました。自宅に突然画集が送られてきたこともありましたね。同封されていた手紙を読むと『君にこういう絵を見せたらどんな絵を描くのか見てみたい』と書かれていて、なぜ僕にここまでしてくれるんだろうと思いつつ(笑)、本当にうれしかったです。

僕にとって原田治は、ドライで厳しい人でした。だけど、それゆえのやさしさやカッコよさを持っていて……。僕は原田先生の作品だけではなくて、その人間性にとても心惹かれるんです。『OSAMU GOODS』が好きな方にはぜひ、その背景にある思いや原田先生自身の魅力についても、知ってもらえたらうれしいです」

 

今買える、2021年発売の最新「オサムグッズ」

原田治氏がイラストに込めて伝えたかったことを、現代の私たちはグッズを通して受け取ることができます。続々と登場する新作のなかから、2021年に発売された「オサムグッズ」をいくつか、最後に紹介しましょう。

 

・2022年版手帳

マークス「EDiT 手帳 2022 スケジュール帳 1月始まり 1日1ページ B6変型 オサムグッズ」
各3600円+税

11ページのフォーマットが人気の「EDiT(エディット)」。自由度の高いドット罫をベースに、24時間に対応したバーチカルの時間軸を配したレイアウトと、なめらかな書き心地のオリジナル手帳用紙が特徴です。

このEDiTのカバーの表裏に、オサムグッズのイラストを採用。ピンクには「ジル」と「ジャック」、パープルには「キャット」と「ドッグ」があしらわれているほか、キュートな総柄デザインもラインナップします。

©️Osamu Harada/Koji Honpo Licensed by Cosmo Merchandising

 

マークス2021年12月始まり手帳 月間 B6 ストレージドットイット オサムグッズ」
各1500円+税

スライドジッパー付きのポケットをカバーにしたシリーズにも、オサムグッズバージョンが。ポケットには、ペンや付箋など、手帳の書き込みに必要なグッズなどを収納して身軽に持ち運べます。中ページは、ブロックタイプのマンスリー。1か月の予定を俯瞰して確認することができます。

©️Osamu Harada/Koji Honpo Licensed by Cosmo Merchandising

 

・文房具

学研ステイフル「オサムグッズ ボールペン」
各650円+税

クリップ部分に、ジルやジャックなどオサムグッズのイラストがあしらわれた油性ボールペン。軸の鮮やかなクリアカラーも持ち味です。インクリフィルは、三菱鉛筆「S-7L」が対応します。

©️Osamu Harada/Koji Honpo Licensed by Cosmo Merchandising

 

学研ステイフル「オサムグッズ A5 リングノート」
各780円+税

5mm方眼罫のA5版ダブルリング式ノート。全ページにオサムグッズのロゴが入っています。中紙は80枚・160ページ、ゴムバンド付き。

©️Osamu Harada/Koji Honpo Licensed by Cosmo Merchandising

 

学研ステイフル「カセットテープメモ」
各540円

昭和の技術遺産、カセットテープをモチーフとしたメモ。ネジまで再現されているのがニクイ。「A面」「B面」の2柄40枚入り。

©️Osamu Harada/Koji Honpo Licensed by Cosmo Merchandising

 

・バッグ&ポーチ

お馴染みのバッグブランド“レスポ”からも、オサムグッズとコラボレーションしたシリーズ「Lesportsac × OSAMU GOODS」が登場。

レスポートサック「オサム チェッカード フラッグ」
左「ヨーク サッチェル」1万5950円(税込)
中「スモール ジェニー」1万4850円
右「デラックス イージー キャリートート」1450

おなじみのジル、ジャックのほか、ハンプティダンプティなど、イギリスの童歌「マザーグース」をモチーフとして誕生した「オサムグッズ」のキャラクターの数々を、ポップアート調にアレンジし施したチェッカーフラッグプリント。全 16 型展開。

 

レスポートサック「オサム タイポグラフィー」
左「デラックス ミディアム ウィークエンダー」2万1450円
中「ダニエラ クロスボディ」8800
右「キャリアー バックパック」22000

「LeSportsac」のアーカイブプリントからインスパイアされたタイポグラフィーをベースに、オサムグッズのキャラクターを散りばめたデザイン。モノトーンカラーがシックな印象です。全 20 型展開。

 

ほかに、オサムグッズのキャラクターを大胆にレイアウトした「スペシャルスタイル」もラインナップ。

 

レスポートサック
左「Osamu Shopping Tote<エメラルド トート>」
右「Osamu LS Tote<エメラルド トート>」
各9900円

A4サイズが入る縦型トート。ショッピング中のジルを描いたデザインと、LeSportsacの「L」と「S」をフィーチャーしたデザインの2種。

レスポートサック
左「Little Betty Blue<レクタングラー コスメティック>」

右「Osamu Emblem<レクタングラー コスメティック>」
4070

水着姿のリトル・ベティ・ブルーが描かれたポーチと、オサムグッズのロゴをスタンプ調にデザインしたポーチに2種。カラーリングの効果も相まって、よりレトロなかわいさが際立っています。

レスポートサック
左「Jill and Jack<ミディアム スクエアー コスメティック>」

右「Cat and Dog<ミディアム スクエアー コスメティック>」
各3960

オサムグッズのメインキャラクターが全面に描かれたスクエア型ポーチ。グリーンはジルとジャック、イエローはキャットとドッグが表裏にデザインされています。爽やかなパステルカラーも魅力。

©Osamu Harada/Koji Honpo

 

【プロフィール】

イラストレーター / 信濃八太郎(しなのはったろう)

イラストレーター。1974年生まれ。日本大学芸術学部演劇学科舞台装置コース卒業。在学中より安西水丸氏に学ぶ。パレットクラブスクール修了。パレットクラブスクール、ペーターズギャラリー勤務を経てフリーに。現在、WOWOWシネマ『W座からの招待状』にて小山薫堂さんと案内人役を務めるほか、『W座を訪ねて』では全国の単館系映画館を取材している。東京イラストレーターズソサエティ会員。https://www.wowow.co.jp/detail/116390

 

現在信濃さんは、WOWOWで放送中の「W座からの招待状」に出演中。同番組では、ナビゲーターを務める小山薫堂さんが文章を、信濃さんがイラストレーションを、阿部海太郎さんが音楽を、濱田岳さんが朗読を担当して制作した、1分程度のアニメーションを「招待状」とし、毎週1本の映画を紹介しています。
https://www.wowow.co.jp/special/003858

 

 

 

心身の状態を可視化するメガネ「JINS MEME」の新作が10月14日発売

独自の3点式眼電位センサーと6軸モーションセンサーを搭載し、世界初の自分を見るアイウエアとして開発された「JINS MEME(ジンズ ミーム)」のリニューアルが発表されました。“ココロとカラダのセルフケアメガネ”となる新作を、10月14日(木)からJINS一部店舗およびJINSオンラインショップ、Amazonで販売します。

 

センサーとバッテリーを小型化し、かけ心地を向上

JINS MEMEは、2015年11⽉に独⾃のテクノロジーによりココロとカラダを可視化する「世界初、 ⾃分を⾒るアイウエア」として誕⽣しました。その特徴は、まばたきや視線移動を計測する独⾃開発の3 点式眼電位センサーでココロの状態を捉え、カラダの動きを計測する6軸モーションセンサーでカラダの状態を捉えてアプリで可視化できる点です。発売前から⼤きな反響のあったJINS MEMEは、次世代機の発表が待たれていました。

 

今回発売となる次世代機の研究開発には5年以上の時間を費やしました。新しいJINS MEMEは、専⽤アプリの機能も、サービス利⽤⽅法も、全面的な進化を遂げた“ココロとカラダのセルフケアメガネ”として登場します。

 

フレームは、かつてノーズパッド周りとテンプルエンドに分散して格納されていた2つのセンサーとバッテリーを⼩型化し、すべてをノーズパッド周りに“JINS MEME CORE”として集約することに成功。これにより、フレームの軽量化、かけ⼼地の向上、通常のメガネと遜⾊ないデザイン性を実現しました。

↑旧型はフレーム末端部が太くなっていましたが、新作ではほっそりした外観に

 

専用アプリは、JINS初のサブスクサービスに

また専⽤アプリは、Bluetoothで接続したCORE パーツから得た情報を独⾃のアルゴリズムで解析。姿勢などの計測により「BODY(カラダ)」を、没⼊度・安定度・バイタリティから「MIND(ココロ)」を、2種のセンサーを活⽤し「BRAIN(集中)」の状態を可視化します。

↑姿勢を評価する「BODY」のアプリ画面

 

さらに、心身をより良い状態に整えるためのオリジナルコンテンツも多数搭載。現代⼈の⽇常課題を、毎⽇かけるメガネで気軽に解決できる設計となっています。また、専⽤アプリの継続利⽤価値を考慮し、フ レーム価格を極⼒抑え、JINS初となるサブスクリプションサービスとしてアプリ課⾦型での提供となります。アプリの利用料金は、月額500円または年間5000円です。

 

新しいJINS MEMEは、メガネタイプが4型8種、サングラスタイプが2型4種発売され、価格は1万9800円(税込)となります(度付きレンズ代込み、サングラスは度付きレンズ代別)。

 

「New Balance × BRIEFING」コラボ第6弾バッグは、街&フィールドの境界線がボーダレスに!

これまでにも幾度となく展開してきた「New Balance(ニューバランス)」と「BRIEFING(ブリーフィング)」のコラボレーションアイテムたち。ミリタリー要素あふれるディテールとスタイリッシュなルックス、そしてビジネスシーンにもフィットする機能性から、リリースされる度に多くのファンを獲得してきました。今シーズン、両社のコラボコレクションに第6弾が登場しました!

 

今回のコンセプトは「アーバンアウトドア」。両ブランドのアイデンティティをしっかりと汲み取りながら、フィールドをシームレスに繋ぐデザインで、計4アイテムを展開!

 

【ニューバランス×ブリーフィングの写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

トートバッグをベースとした拡張機能が魅力的!

今コラボレーション最大の特徴は、こだわりの素材使い。タフで型崩れしにくい「VORTEX CANVAS(ボルテックスキャンバス)」をメイン素材に使用した「トートバッグ」がリリースされます。そして、そのトートバッグにアタッチメントできる、「ショルダーバッグ」や「ボトルホルダー」といった小物3型も同時に展開。それぞれを単品で使えることはもちろん、トートバッグをベースにアタッチして、各アイテムの機能を1つに集約することも出来てしまうんですね!

NB×BR AT TOTE

3万6300円(税込)/サイズ:W52×H34.5×D15cm

今コラボレーション注目株のトートバッグ。タフで型崩れしにくい「ボルテックス キャンバス」を メイン素材に使用。さらに、地面などとの接触が多い底部には摩擦・ 引き裂きに強く軽量性にも優れるエアバリスティックナイロンを採用し、街使いだけではないフィールド使いにも相応しいタフな仕上がりとなっています。

 

↑「ボルテックスキャンバス」は、毛羽や毛玉を抑える効果を持つ「VORTEX 紡績」という最新の紡績技術を用いた糸に、「CORDURA(R)」を組み合わせ、 より丈夫で型崩れしにくいよう開発された生地。

 

↑フロントのウェビングテープ。そしてサイドにも設けた複数のテープに、他のバッグを装着することで機能の拡張が楽しめます

 

↑着脱可能なショルダーベルトが付属し、トートバッグ&ショルダーバッグの2WAYで使えます

 

全てのアタッチメントが単独でも使えます!

NB×BR AT JET

1万3200円(税込)/サイズ:W18×H20×D8cm

ブリーフィングで人気を博す、トラベル仕様のショルダーバッグ「JET」をベースにした特別仕様モデル。縦長の作りでドリンクボトルやスマートフォンなどを安定して収納出来る他、内部にポケットを設けているので、ミニポーチとしても機能。

 

NB×BR BOTTLE HOLDER

7700円(税込)/サイズ:W8.5×H26×D9cm

保冷・保温機能を備えたボトルホルダー。取り外し可能のストラップを取り付ければ、首や肩から下げることも可能なのでレジャー使いにも最適。トップは巾着状になっていて、ボトルをしっかりとホールドできますね。

 

NB×BR AT BOX POUCH

1万1000円(税込)/サイズ:W20×H15×D5cm

ショルダーバッグ使いはもちろん、「NB×BR AT TOTE」にアタッチメ トし、収納機能拡充もできるボックス型のポーチ。コバッグインバッグとしても便利なコンパクトタイプです。

 

 

バッグの拡張性を楽しめる、まさにニューバランス×ブリーフィングらしいアイテムといえますね。ビジネスシーンはもちろんアウトドアフィールドでの使用も問題ないので、リゾート地でのワーケーションでも活躍しそうです! ちなみにこれらのアイテムは、チャコールグレー(両社展開)とブラック(ブリーフィングのみ展開)、ネイビー(ニューバランスのみ展開)という3色展開になっています。

 

【みんなのシン・デニム#03】機能性たっぷりなザ・ノース・フェイス パープルレーベルのワイドテーパードデニム

巡り巡ってアメカジが再燃中。そこで気になるのがキ・ホ・ンのキとも言えるデニム。秋の始め、誰もが取り入れやすく汎用性たっぷりなアイテムはぜひとも手に入れておきたいところ。でも今選ぶならどんなもの? その参考に、ファッションのプロが選ぶ推しデニムをチェック!


阿部宏哉さん(nanamica DAIKANYAMAストアマネージャー

ナナミカに入社して10年を超える同店きってのベテランスタッフ。オールタイムベストなデニムは「やっぱりリーバイス501」。安定感抜群なところが魅力と話す。趣味はスキューバ、フットサルとアウトドア派。沖縄をこよなく愛するリゾートダイバー。

シン・デニム#03
THE NORTH FACE PURPLE LABEL/Webbing Belt Denim Wide Tapered Pants

ーズバリ、今推しのデニムは?

90年代のトレッキングパンツをベースにデザインした、〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のワイドテーパードデニムです。実はこの形自体ザ・ノース・フェイス パープルレーベルでは鉄板のシルエットでして、シーズンによって素材を変え色を変えリリースしているんです。お客様からも大変好評で、在庫の動きがとても早い……。で、ちょうど良いタイミングで入荷したのがこちらのブラックデニムです(※9月上旬に取材)。

ーあら、それは福音! やっぱり今デニムを選ぶなら、ワイドですか。

ですね。ナナミカでもワイドシルエットは人気で、やはり店頭でも好評です。あとポイントとして、ザ・ノース・フェイス パープルレーベルならではの機能的な作りも人気の理由かと。

例えば股下部分。トレッキングパンツによく見られるディテールで、足の可動域を広げてくれるマチが付いているんです。足を開いても生地が突っ張らないので、とにかく動きやすいんですよね。

トレッキングパンツを踏襲したディテールはこちらにも。ウェービングベルトです。もはや説明不明ですが、簡単に着脱・サイズ調整ができるのが魅力ですね。あとはパープルレーベルならではのネームタグもアクセントとして効いています。

ーまさに今の時代性とアウトドアウェアの要素がミックスされた、パープルレーベルらしいデニムですね。ちなみにインディゴブルーのフェードしたほうも展開がありますが、阿部さんはなぜブラックを選んだのですか?

自分が高校生の時、父親がブルーデニムをよく履いていたんです。そこで「おじさんがよく穿いているな」という印象がついてしまって(笑)、反対にブラックデニムをよく穿いていたんですよね。それが今すごく懐かしく思えて……という、極個人的な理由です(笑)

ー(笑)。でもうまく解釈すれば、おじさん臭くならないようにするならブラックで間違いないと。

でも、テーパードがしっかり効いていてシルエットが調整されているのでブルーのほうでもまったく問題ないですよ。ただやっぱり、ブラックが気になります(笑)。501の先染めのブラックデニムも探しているんですけどね。良い色落ちの個体がなかなかなくて……。今季はこのブラックデニムにお世話になりそうです。

シン・デニムコーデ#03
横乗りオールブラック〜現代ver.〜

ジャケット(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)、Tシャツ(ナナミカ)、パンツ(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)、キャップ(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)、シューズ(私物)

ーこのデニムを活用した、今っぽいコーディネートは?

懐かしの高校時代を思い出して、ストリートっぽい雰囲気のアイテムでまとめてみました。今の空気感を取り込むためサイズ感は全体的に大きく、ルーズなパンツに合わせてジャケットも大きめのサイズを選んでいます。

ーたしかにサイズ感が今風です。でもブラックで統一している分、シックな印象ですね。

そうですね。ただ全身ブラックだとつまらないと思ったので、インナーにはボーダーTを挟んでいます。そのグレーを拾う形でキャップもグレーを選んで、全体の統一感を削がないようにしているのもポイントです。

ージャケットは、コーチジャケットですか?

「65/35 Hopper Field Jacket」という名称なんですけど、自分は横乗りなコーチジャケットと解釈して着ていますね。ただ生地にはブランド定番の65/35ベイヘッドクロスを使用していて、表地にははっ水加工を施していると。デニム同様、機能性は抜かりないですね。

ーこのブラックデニムを使って、冬はどんな感じのコーディネートをしたいですか?

う〜ん、ミドルレンジのコートとか良さそうですね。あ、それこそ10月発売予定の「65/35 HYVENT Moutain Down Coat」と合わせたいですね。見た目はすっきりしているんですけど、しっかり光電子® ダウンが入ってるんです。デニムと一緒にぜひチェックしてみてほしいですね。


nanamica DAIKANYAMA

住所:東京都渋谷区猿楽町26-13
電話:03-5728-6550
営業:11:00-19:00
※新型コロナウィルス感染拡大予防のため、短縮営業をさせて頂いております。営業時間の変更になる可能性がございますので、店舗にお問い合わせください。

 

シエラデザインズの代名詞「マウンテンパーカー」がドルマンスリーブで今っぽく進化!

1965年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したアウトドアブランド「シエラデザインズ」。創業以来培われたノウハウやテクノロジーを駆使し、アウターやバッグ、キャンプ用品などハイクオリティな製品を多数展開。シエラデザインズのポイントは機能性を追求しながら、決してハイテク過ぎず、レトロなルックスへと仕上げています。同ブランドの「65/35」生地を使用する「ブルーラベル」ラインから、注目のアウター「65/35 ビッグ マウンテンパーカー」がリリースされました!

 

【シエラデザインズ「65/35 ビッグ マウンテンパーカー」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

クラシックな見た目を良い意味で裏切る、今時シルエット!

65/35 ビッグ マウンテンパーカーのボディに使用しているのは「65/35 クロス」。60/40クロスと共に古くからアウトドアに愛されてきた生地であり、現在も多くのジャケットに採用されています。そして今作の最大の特徴と言えるのが、着用時の“シルエット”。定番のマウンテンパーカをベースにしながら、通常よりもアームホールを大きめに設定した“ドルマンスリーブ”を採用しています。そうすることでオーバーサイズ気味な今っぽいシルエットを形成すると同時に、腕の可動域が拡大し、より快適な着心地を確保しているのです。

↑生地はポリエステル65%/コットン35%の65/35クロス。60/40クロスと共に古くからアウトドアに愛されてきた生地で、引き裂きや摩擦に強いです

 

↑フロントには比翼が付いて風の侵入をシャットアウト。スナップにはブランドロゴの刻印入り

 

↑ダブルタイプのファスナーを採用していて、上下からの開閉が可能です

 

↑ボディ脇のアームホールを大きく確保したドルマンスリーブを採用していて、今時のオーバーシルエットな着こなしにもピッタリです

 

↑アームホールが大きい分、腕の動きを邪魔しないので、より快適な着心地となっています

 

クラシック系アウターのほとんどは小さめのシルエットが多い中、ドルマンスリーブを採用するとは大胆ですね。そのルックスから得られる印象とは裏腹に、ストリートやアウトドア、カジュアルなど、今っぽい着こなし&スタイルに取り入れられるのが魅力的です! しかも腕周りが楽チンだから身体の動きも邪魔されませんよ。

シエラデザインズ
65/35 ビッグマウンテンパーカー
2万7500円(税込)

 

大人も着られる、若すぎないロンT5着

半袖のTシャツだと肌寒いけど、スウェットは暑い…。そんな今の時期に重宝するのがロンT。とはいえ、ロゴが過剰なアイテムも多いだけに、大人にとっては意外と選びづらいアイテムです。今回は自身もいい大人である編集部員・杉山が「これなら着れる!てか欲しい!」と思ったロンTをジャーナルスタンダードのラインナップの中から5着ピックアップしてみました。


FACY編集部・杉山

ブランドロゴが前面にドーン!なロンTがそろそろキツいお年頃(※38歳)。愛用しているのはもっぱら〈ヘインズ〉や〈プロクラブ〉の無地ばかり。そろそろロンTのバリエーションを増やしたい今日この頃。

 

1.〈サザン・マニュファクチャリングカンパニー〉の別注ロンT

SMC×jshomestead / 別注 PIGMENT DYE ロングTシャツ ¥7,150

〈ヘインズ〉や〈プロクラブ〉のロンTにはおおむね満足しているのですが、唯一もの足りないのはシルエット。あまり単体でトレンドを体現できるようなシルエットではないんですよね。その点、〈サザン・マニュファクチャリングカンパニー〉にJSが別注したロンTは肩が落ち、身幅もゆったりした形ながら、着丈が長すぎないのがグッド。オーバーダイと呼ばれる染色方法による、独特の色味もいい感じです。全10色という圧巻のカラバリが揃うので、好みの色が見つかりそう。

この商品を詳しく見る

2.〈ライデイサプライ〉のロンT

RIDAY SUPPLY / LONG SLEEVE PK Tシャツ ¥9,350

味のある杢グレーのロンTも一着持っておきたいところです。やや粒だったグレーの表情が目を引くのは〈ライデイサプライ〉。ヴィンテージのチャンピオンのコレクターとしても知られる〈ライディングハイ〉のディレクターがジャーナルスタンダードと共同で手がけるブランドだけに、生地へのこだわりは特別です。今ならストレートにデニムと合わせるのもいいけど、画像のようにさらっとチノパンと合わせるだけでも絵になるはず。

この商品を詳しく見る

3.〈リノ〉の別注バスクシャツ

LENO×JS / BASQUE SHIRT PANEL BROWN ¥22,000

バスクシャツのルーツが海にあることは重々承知していますが、あのホワイト×ブルーの無邪気な配色が正直苦手…。そう思っていた心を見透かされたのか、ジャーナルスタンダードが〈リノ〉のバスクシャツに別注したカラーはなんとブラウン。今までにありそうでなかった色味にそそられます。こんな渋かっこいいカラーの一着ならアラフォーに差しかかった筆者でも着こなせそう。男女それぞれのモデルさんが着こなしているアイテム詳細のカットもかっこいいので、ぜひチェックを。

この商品を詳しく見る

4.〈ポップトレーディングカンパニー〉のボーダーロンT

POP TRADING COMPANY / striped longsleeve ¥11,880

いちスケートブランドの枠を超えて、スタイリッシュなアイテムのラインナップに定評がある〈ポップトレーディングカンパニー〉。バスクシャツと同じくらい気に入った配色が見つけづらいボーダーTですが、この一着は合格ラインを軽々クリアー。チャコールとネイビーのダークな配色に差し込んだホワイトのラインが効いています。同じく、この配色にピンと来た大人のボーダーT難民の方はぜひ。

この商品を詳しく見る

5.〈ドッグタウン〉×〈ピーナッツ〉の別注ロンT

DOGTOWN×PEANUTS / プリント L/S Tシャツ ¥7,150

いい大人だってたまには無地だけでなく、プリントものを着たくなるもの。比較的着やすいのはフロント全面ではなく、胸元にワンポイントでプリントされたタイプです。気になるプリントのモチーフは「DOGTOWN」 と「PEANUTS」。オールドスケートブランドの雄と全世界で愛されるスヌーピーのコラボは反則でしょう。2種類のプリントが展開されていますが、個人的には胸元ワンポイント×バックプリントのほう一択です。

この商品を詳しく見る

今年のアウターどうする?とりあえずチェックしておきたいのはこの4着です。

さて、「今年のアウターをどうするか?」。他のウェアと比べると断然値段が上がるため、今の時期からいろんなアウターを見て、試着して、思いっきり吟味して(!)、ベストな選択をとりたいところ。その参考に、今回はジャーナルスタンダードに入荷したアウターから編集部が気になるものを厳選。この4着はとりあえずおすすめ! ぜひとも試着しに行きましょう!

DAIWA PIER39 /
GORE-TEX INFINIUMEXPEDITION DOWN JACKET

¥83,600(ジャーナルスタンダード 京都店)

〈ダイワ ピア39〉の中でも特に人気の高いGORE-TEX INFINIUM搭載のダウンジャケット。防風性と透湿性に特化させた快適性重視の素材に、ダウン90%・フェザー10%をたっぷりイン! 寒風や寒気の中でも快適に着られるハイスペックダウンです。フロントからサイド、バックにかけて施された左右2つずつのフラップ付きポケットや、ハンドウォーマー、内側両サイドのメッシュポケットなどアウトドアディテールも満載。街からアウトドアまで幅広いシーンで重宝する一枚です。

この商品を詳しく見る

DESCENTE ALLTERRAIN /
MOUNTAINEER

¥110,000(ジャーナルスタンダード 仙台店)

国産ダウンの中でも根強い人気を誇る〈デサント オルテライン〉の水沢ダウン。その中でも上位モデルとして位置づけされ、「デサントと言えばまずコレ!」と名前が挙がるのが「マウンテニア」です。高い耐水性や透湿性、保温力など機能性に優れているのはもちろんですが、やはり最大の魅力は日本人の体型に合い、オンオフともに合わせやすいデザイン。機能を最大化させるならジャストサイズ推奨です。

この商品を詳しく見る

BARBOUR /
別注 BIG SPEY

¥59,400(ジャーナルスタンダード 難波店)

〈バブアー〉のフライフィッシングジャケット「SPEY JACKET」をベースに、ビッグサイズに変更したジャーナルスタンダード別注の「スペイ(SPEY)」。インラインのほうは短丈で癖ありな見た目ですが、こちらは全体のシルエットを大きめに修正しているためトレンド的にも着やすいデザインです。いわゆる“じゃない方”ですが、人とかぶるのがあまり好きではないという方はぜひ秋冬アウターの候補に入れてみてください。

この商品を詳しく見る

QUIGLEY /
別注No44 HOOD VARSITY JACKET

¥55,000(ジャーナルスタンダード 渋谷スクランブルスクエア店)

今年気分のスタジャンを探しているなら、アンシングスの重松一真さん、にしのやの西野大士さんが昨年立ち上げたスタジャンブランド〈キグリー〉は必見です。1930年まで存在していたアーカンソー州最大のスタジアム「キグリー」を本拠地にしていたリトルロックトラベラーズという野球チームのスタジャンがあったら?という妄想を形にしたブランドで、アメリカの専業ブランドとはまた違ったアプローチとデザインが面白い! ジャーナルスタンダードの別注品はフード付きのレトロなディテールのスタジャンをベースに、刺繍を入れたスペシャル仕様。オーセンティックなスタジャンと差をつけるならコレです。

この商品を詳しく見る

ヴィンテージファン必見! ケルティの旧ロゴを復刻した「80’S LINE」バッグがキター!

1952年にアメリカ・南カリフォルニアでディック・ケルティ氏によって立ち上げられた総合アウトドアブランド「ケルティ」。60年以上の歴史と伝統を持ち、その完成度と機能性の高さは、ファミリー層からトップクライマーまで幅広く魅了しています。そんなケルティから、1980年代に使用された旧ロゴを復活させたバッグシリーズ「80’S LINE」が登場したので、早速試してみました!

 

【ケルティ「80’s トート」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

レトロなロゴとコーデュラがかなりの好相性!

ケルティの2021年SSから加わった、80’S LINE。ボディに複数のカラーを使用したコンビネーションカラーを採用し、その表地には旧ロゴを配しています。レトロなアウトドアテイストを前面に押し出すイエローロゴは1980年代に使用されていたもので、ヴィンテージアウトドアアイテムとしての人気が高く、2014年以来7年ぶりの復刻ということで、多くのヴィンテージファン垂涎の一品となっています。今回はそんな80’S LINEの中から、ケルティでは定番のナイロントートをピックアップしました!

↑ボディの正面に配されたイエローの旧ロゴが、クラシックで落ち着きのある雰囲気を添えています

 

↑生地は引き裂き強度・耐摩耗性に優れ、ポリエステルに比べ柔らかい触り心地が特徴の「インビスタ社製500D(デニール)コーデュラナイロン」を使用。また、裏側にポリウレタンコーティングを施して、耐水性も高めています

 

↑メインコンパートメントのトップはスナップ式で、荷物が飛び出すのを防ぎます

 

↑内側には4つの小さなスリーブポケットと、ファスナーポケットを装備。生地は210Dポリエステルで、心地良い肌触りとなっています

 

↑着脱式のショルダーベルトも付属するので、シーンに応じてトート&ショルダーの2WAYで使用できます

 

レトロな雰囲気の旧ロゴと、無骨でワイルドなコーデュラの素材感との相性がバッチリですね。しかもツートーンカラーで構成する本体ボデイがシンプルで、合わせるスタイルを選びません。ストリートはもちろん休日のピクニックまで、幅広く大活躍してくれますよ!

ケルティ
80’s トート
8250円(税込)
■サイズ:H31×W47×D15cm/容量:15L

 

#02 STANCEの『ICON』|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。シューズに比べて、意外と見落とされがちなのがソックスです。とはいえ、いざソックス売り場で困るのは、実際に履いた時のイメージが湧きづらいこと。

そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に試着し、その魅力を粛々と勝手にレビューしていきます。第2回は、〈スタンス(STANCE)〉の『ICON』。


#02 STANCEの『ICON』

【プロフィール】
商品名:ICON
色:WHITE/BLACK
素材:コットン83%/ポリエステル8%/ナイロン7%/ポリウレタン2%
サイズ展開:S/M/L
生産国:中国
価格:¥1,760(税込)
購入店舗:STANCE 渋谷パルコ

2010年、アメリカはカリフォルニアで誕生した〈スタンス〉。最先端技術を用いた履き心地の良さに定評があり、その実力はMLBのオフィシャルサプライヤーとして認定されるほど。愛用者には著名人の名も連ねています。

展開されるソックスは大きく2つのカテゴリーに分かれ、今回ピックアップした『ICON』は普段使いしやすいライフスタイルカテゴリー(カジュアル)に属する一足。シンプルな無地で使い勝手が良く、スタンスロゴがほんのりストリートなニュアンスを足元に与えてくれます。

 

実際の履き心地は、快適の一言。足入れ時は実にスムースで、いかに立体的に作られているかがわかります。フィット感は優しく包み込んでくれる感じで、かといって靴下の機能を最低限満たす締め付け感もある。履いていてズレることはありません。

白眉なのは、つま先部分の縫い目がまっすぐ平坦に作られている点。これにより指先がムズムズするといったストレスは皆無です。「着ていることを忘れるほど」とはよく聞かれる称賛の表現ですが、まさにスタンスのソックスにうってつけ。履いていることを忘れてしまいます。リピーターが多数いるのも頷けますね。

オリンピック効果で注目度上昇! 今だからこそ履きたい最新スケシュー5選

今年開催された東京オリンピックの新競技として、注目を集めたスケートボード。日本勢は男女ともにメダルを獲得。しかも10代、20代という新世代の選手たちが活躍したこともあり、大いに盛り上がりました。彼らの活躍に憧れを抱いた若い世代はもちろん、昔、スケートボードをやっていた大人たちが再熱。ブームの到来を予感させる状況です。ということで、今こそスケシューを履きたい気分という読者も多いのではないでしょうか。ファッションシーンにおいても定番のアイテムなので、各ブランドから個性豊かなラインナップが展開されています。今回、その中でも気になった最新のシューズをピックアップしてみました。

 

【その1】あの名作バッシュがスケシューにスタイルチェンジ!

アディダス
FORUM 84 LOW ADV
1万2100円(税込)

 

1984年に発表し、バスケットボールカルチャーの一時代を築いたアディダスの「FORUM」。その名作モデルを2021年春夏シーズンに忠実に再現し話題を集めた「FORUM 84」シリーズからピックアップ。

 

本作、「FORUM 84 LOW ADV」は元々バスケットボールシューズとしてリリースされ、その後コートシューズへと生まれ変わりました。さらに今回、スケートシューズへとスタイルチェンジ。当時を彷彿させるルックスはそのままに、新型パネルを搭載して今のスケート技術に欠かせない確かなフィット感と履き心地を追求。古き良き時代の匂いを感じさせる最新のスケートシューズへと変貌を遂げました。

 

またこのシューズは、プラスチック廃棄物をゼロにする取り組みとして、一部にリサイクル素材を使用。サステナブルな目線もまさに今にフィットしています。

↑アウトソールにはガムソールが使用し、トゥやヒール部分をスエードに切り替え、スケートデッキとの摩擦による耐久性をアップ

 

【その2】レオパード柄でクールな遊び心をプラス

コンバース スケートボーディング
CS SLIP-ON SK LP
9350円(税込)※2021年10月発売予定

 

世界で初めてバスケット用シューズを開発した老舗スニーカーブランドであるコンバース。同ブランドのスケートボードラインが、コンバース スケートボーディングです。通称CONSの愛称で知られ、世界の名だたる実力派ライダーをサポートするコンバースから最新作をピックアップします。

 

今回はスリップオンモデルの「CS SLIP-ON SK LP」をセレクト。まず特筆すべきは接地感を向上させ、優れた安定性を実現させるためにトゥ部分を低めに設定したラストです。摩擦のかかる方向に対して細かな溝を刻み込んだグリップを高めたラバーアウトソールなど、スケーターの目線で考えられた機能性が幾重にも備えている点が秀逸です。これにより、トリックの成功確率もグッと高まるのです。

 

そしてデザイン面においても、単色カラーのみの展開から、今回はレオパード柄を組み合わせたモデルも登場。適度な遊び心が加わったストリートシーンにぴったりの1足となってます。

↑アウトカウンターに抜きで入ったキャッチーなブランドアイコンもサラッとお洒落感を演出してくれます

 

【その3】新型メッシュパネルで快適な履き心地を提供

ニューバランス
NM306
1万1000円(税込)※2021年10月中旬発売予定

 

1906年創業の老舗中の老舗スポーツフットウェアブランド、ニューバランス。同ブランドがその長い歴史の中で培ってきたテクノロジーを駆使して参戦するスケートライン、ニューバランス ヌメリックも見逃せないでしょう。

 

数あるラインナップの中からピックアップしたのは、スケーターの栄誉とも言える『スラッシャーマガジン』SKATER OF THE YEARの受賞経験があるJAMIE FOY(ジェイミー・フォイ)のシグネチャーモデル「NM306」。本作はスエードアッパーながら、新開発のメッシュパネルを採用したことで通気性が抜群。高い衝撃吸収力を提供するインソールのABZORBもアップデートされ、フィット感も向上しています。アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出しながら、ストレスフリーな履き心地を提供してくれるんです。そして、ブラウンベースの大人顔なカラーリング。秋冬の着こなしにすんなり馴染んでくれます。

↑タンラベル表にはJAMIE FOYの名前が入り、裏側には出身地であるフロリダとサインが刻印されています

 

【その4】近未来的デザインが着こなしの主役に

ナイキSB
Nyjah Free 2
1万450円(税込)

 

スポーツブランド界の雄であるナイキが、2002年より本格的なスケートラインとして始動させたナイキ SB。今回の東京オリンピックでも話題になったスケートボード日本代表のユニフォームも手がけるなど、気になっていた読者も多いのではないでしょうか。

 

そんな同ブランドからはアメリカのプロスケーターNYJAH HUSTON(ナイジャ・ヒューストン)の2代目シグネチャーモデルである「Nike SB Nyjah Free 2」をピックアップ。本作は1997年に発売されたNike Air Zoom Spiridonをインスピレーションにデザインされた1足で、オリジナルのラバーデザインをメッシュパネルで一新して通気性をアップ。激しいスケートセッション中も快適さをキープしてくれます。

 

また、オールホワイトの流線形デザインに、各所使われたポップな色使いも映える仕上がり。暗くなりがちな秋冬の着こなしのはずしとしても使いたくなるスケシューとなっています。

↑アウトソールにはSBの文字をデザイン。このディテール1つで、お洒落度がグッと高まります

 

【その5】半透明アッパーがグラデーションを際立たせる

ヴァンズ
WAYVEE
1万3200円(税込)

 

最後に紹介するのはスケートシューズの大定番とも言えるヴァンズ。1966年、ポール・ヴァン・ドーレン氏が友人とともに立ち上げたカリフォルニアの小さなスニーカーショップの店名である「vans」からスタートし、今もなお世界各国のスケーターをサポートし続けるブランドです。

 

そんな同ブランドからはヴァンズのチームライダーであるTYSON PETERSONのシグネチャーカラーの赤、黄、緑をグラデーションで纏わせた「WAYVEE(ウェイビー)」をチョイス。半透明のアッパーは通気性と屈曲性を持ちながらもしっかりと補強され、シューズを長持ちさせるためのDURACAPトゥキャップを組み込んだ、革新的な構造を採用しています。

 

また、内側にもソックスのようなフィット感をシューズの寿命が尽きるまで提供してくれるLUXLINERを配置。そしてアウトソールも優れた柔軟性、耐久性、衝撃吸収性を持つWAFFLECUPを使用するなど、スケーターが必要とする要素を網羅した1足と言えるでしょう。

↑コーデュロイ素材のヒールにタイソンのサインを刺繍されるなど、細部までこだわりを感じさせてくれる

 

快適かつ、デザイン性も優れたスケシューだからこそ、今履きたい

ここまで紹介してきた通り、スケシューの魅力は激しいトリックにも対応する確かな機能性。包まれるようなフィット感や、地面をしっかりと掴むグリップ力など、一度履いてしまうとクセになってしまうほどです。そして、各ブランドから趣向を凝らして生み出されるデザインはファッション性も抜群。自身のワードローブとして加えておいて損はさせないので、これだと思うスケシューをゲットしてください。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

今履きたいのはビルケンシュトックのボストン。冬を見越すならモカがおすすめ #今週の一足

#今週の一足はBIRKENSTOCKのBOSTON

最近盛り上がりを見せている、サボ(ミュール)型のシューズ。リーボックのクラブCやヴァンズのスリッポンのミュール型も目新しいデザインで唆りますが、王道が欲しいならやっぱり〈ビルケンシュトック〉のボストンです。

2年連続で〈ステューシー〉とのコラボモデルが出たり、キスやビームスで別注モデルが発売されたりと注目度も高かったので、今年は改めて狙っている人も多かったのではないでしょうか?

都内セレクトショップではブラック、トープのみの展開が多いので、モカやミンクが欲しいなら直営店に行くべし。

個人的にも昨年のステューシーのコラボ(未だに欲しい)からボストン欲が高まっていたのと、春に買ったアリゾナがとても良かったので、先日スウェードのボストンを購入しました。

カラーは迷いに迷って、スウェードのモカ。店頭では、秋の軽装と相性が良く今年っぽい色落ちしたデニムと相性の良いミンクと、秋には重い気もするけど冬の落ち着いた色味に合うモカで20分ほど迷いましたが、最終的にはモカが勝利。店員さん曰く、ミンクは「夏〜秋に買って履く人が多い」とのこと。たしかにあと1ヶ月買うのが早かったら、ミンクに軍配が上がっていたかも。

ちなみにボストンはアッパーの面積が広い分、個体ごとの色ブレが大きいそう。もう一足のモカはこれよりも薄めのカラーでした。逆にチューリッヒやアリゾナは面積が狭い分、色ブレが少なくてカラーが安定しているようです。
右は春夏に履き込んだアリゾナ。ボストンもインソールが馴染むまでは週3〜4回出勤予定。早くあの履き心地にたどり着きたい…!

余談ですが、自分の中ではビルケンは準・革靴のような立ち位置。履けば履くほど足に馴染むし、ソールも交換できるからずっと履き続けられる(サンダルにしてはちょっとだけ高いところも似てる)。見た目も用途もサンダルなんだけど、買うならずっと履き続けたいと思わせるところも革靴に近いな〜と思っています。

あと単純に履き心地が良いので一度買うとハマりますね。週2〜3回履いていると1〜2ヶ月で最初の固いインソールが嘘のように柔らかくなる。〈スイコック〉などのクッション性や反発力が高いハイテクサンダルとはまた別物の良さがあります。ということで、近いうちに「チューリッヒ」も買う予定です。多分カラーはミンクで。


FACY編集部・岩崎

ビルケンと同じく、只今沼にハマりかけているのがアシックス。まだ買ってはいないけど、調べているうちに欲しいモデルが続々見つかっています。年内だけで3足くらい買っちゃいそうな予感……。

レトロフューチャーなルックスが丁度いい「ナイキ エア マックス プリデイ」!

いつの時代もスニーカーシーンを最先端から牽引しているブランド「ナイキ」を象徴するシューズと言えば、「ナイキ エア マックス」シリーズ。本シリーズのシューズは、空気を閉じ込めた「エアソールユニット」をミッドソールに内蔵し、高い衝撃吸収性と反発性を兼ね備えた、まさにナイキのアイデンティティと言っても過言ではありません。1987年に初代「ナイキ エア マックス 1」が登場して以来、常に進化を続けています。今回は、2021年春から加わった注目モデル「ナイキ エアマックス プリデイ」を試してみました!

 

【ナイキスポーツウェア「ナイキ エアマックス プリデイ」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

レトロなデザインと最新テクノロジーが共存!

本作のベースとなるのは、1973年に登場した「プリ モントリオール レーサー」や、1979年に登場した「デイブレイク」。1970年代の競技用スパイクシューズからインスピレーションを得たもの。エア マックスシリーズの新作と聞くとフューチャリスティックなデザインを想像しがちですが、意外にもレトロ系の落ち着いたルックスとなっています。レトロな雰囲気の中に、ナイキの最新シューズテクノロジーがしっかりと盛り込められているってわけですね!

↑シュータンのラベルには、オールドナイキのシューズで多くみられる通称“筆記体ロゴ”の刺しゅうが施されており、ヴィンテージ感を演出

 

↑エア マックスの最大の特徴と言えるビジブルエア。本作では上下を硬質ラバーでサンドしてビジブルエアを大胆に露出させ、存分にアピール!

 

↑お馴染みのスウッシュの外側にスクエアな補強パーツをあえて重ねて、耐久性を高めると共にモダンな雰囲気を添えています

 

↑アウトソールには、エア マックス シリーズでは定番のラバーワッフルアウトソールを使用。さらに今作ではトラクションと耐久性を高めています

 

レトロな雰囲気のアッパーと、エアソールユニットを大胆に露出させたフューチャリスティックなソールデザインのギャップがたまりません。ここ最近トレンドとなっている、 レトロランニング系シューズっぽさもあるし、それでいてモダンな履き心地も網羅しているという、コレは取り入れない手はありませんよね!

ナイキ スポーツウェア
ナイキ エア マックス プリデイ
1万5400円(税込)

※2021年10月発売予定

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

【みんなのシン・デニム#02】リーバイス501XXCのデッドストックで源流を辿る

巡り巡ってアメカジが再燃中。そこで気になるのがキ・ホ・ンのキとも言えるデニム。秋の始め、誰もが取り入れやすく汎用性たっぷりなアイテムはぜひとも手に入れておきたいところ。でも今選ぶならどんなもの? その参考に、ファッションのプロが選ぶ推しデニムをチェック!


白木凛太郎さん(三軒茶屋『SEPTIS』スタッフ)

オーナーの玉木氏と二人三脚で店を切り盛りする『SEPTIS』の若きエース。オールタイムベストなデニムは、「やっぱりリーバイスの501」。最近ハマっていることは、スマホゲームの将棋ウォーズ。時たま現れるプロの棋士と対戦し、将棋の腕を磨いている。

シン・デニム#02
LEVI’Sの“501XXC”デッドストック

ーズバリ、今推しのデニムは?

最近、自分も買った〈リーバイス〉の「501」です。しかも90年代に復刻された、1937年から42年までの仕様を踏襲した“501XXC”シリーズのデッドストック。もちろんMADE IN USAで、2002年に閉鎖してしまったバレンシア工場製です。

ーお若いのに! こってり濃い味なデニムを買われたんですね〜。でも、なぜ今、リーバイスのデッドストックを選んだのですか?

アメカジが再燃している中、いろんなブランドさんがデニムを出していますよね。たしかに色も形も今っぽく整えられてかっこいいんだろうけど、リーバイス501がなければそれらも生まれてこなかったわけで。その意味で、“デニム離れ”世代としてはリーバイス501を一度手に入れておきたかったんです。

ーアメカジのスタイルをずっと発信し続けている、SEPTISさんらしい考え方ですね。で、今回買うことで、一気に源流に辿り着いたと。

近道しちゃいました(笑)。でも、その他のデニムを買ったとしても、デニム欲が満たされない気がしたんです。「やっぱり501だろ」と。値段もそこそこしたんですけど、満足度は高いですね。

お気に入りのポイントとしてバックポケットのステッチを挙げる白木さん。アーキュエットステッチは現在のものより大きなカーブを描き、中央でクロスしていない一本針のオールド仕様

ー手に入れたのは90年代の復刻ということで、オリジナルには手を出さなかったのですね。

手を出せなかった、ですね(笑)。だって、ウン十万しますよね…。無理無理。仮に買ったとしても、もったいなくて穿けないと思います。愛でるものとしてはありだけど、やっぱりデニムは穿いてなんぼかなって。古さを競うのではなくて、うちとしてはカッコいいかどうかを競いたいですね。あと、女子ウケも大事。

ーおっしゃる通りです(笑)。逆にこのデッドストックは現行のものとはどう違うんですか?

ファッション的に見ればそんなに違いはないかなと思います。ただやっぱり、雰囲気は違うような気がします。たぶん、コーンミルズ社製の生地の影響が大きいですね。風合いだったり、色の濃さだったり。見る人が見ればやっぱりわかるようで、この前これを穿いてアメ横に行った時、お店の人にガン見してもらえました(笑)。そういう体験があると、なお買ってよかったなと思いますね。

ーその体験を積み重ねた先には、オリジナルが待っていますよ(笑)。

いやいや(笑)。でもこれはこれで、かなり完成度が高いですよ。今後は値段も上がっていく一方だと思うので、良いタイミングで買えたと思います。

シン・デニムコーデ#02
クリーンな王道アメカジ〜デッドストックを添えて〜

カーディガン(マンシングウェア×セプティズ)、Tシャツ(ヘインズ)、デニム(リーバイス)、シューズ(スプリングコート)

ーこのデニムを活かした今っぽいコーディネートは?

501をベースに、アメカジの王道的な着こなしを意識してみました。ただ、あくまで見た目はクリーンに。各アイテム、実は古着じゃないってのもポイントですね。

ー古着だとコテコテのアメカジになってしまいますからね。

そうなんです。最近、古着屋さんを見てても、やっぱりアメカジのアイテムが多いんですよね。でも、それをそのまま着たら土臭くなりすぎるかなと思って。リーバイスのデニム然り、インナーのヘインズもデッドストックを選んでクリーンさを出しています。

ー足元にはスプリングコートを選ばれていますね。それがコンバースだと……

はい、そのままになってしまいます。実は今日、コンバースのグレーのCT(チャックテイラー)を履いてこようと思ってたんですけど、天の邪鬼な性格が顔を出しまして。Tシャツのグレーを拾うのもちょっとな…ってのはあって、あえて白を選んでいます。

ーこのデニムを使って冬はどんなコーディネートがしたいですか?

今年の気分的には、インバーアランなどのざっくりしたニットを合わせたいですね。見た目はいなたいけど、ブランドチョイスでアメカジに寄せすぎない感じというか、そっちの方向で小綺麗にまとめたいですね。ほんのり女子ウケも狙いつつ…って感じでしょうか(笑)。

メレルのオン・オフシューズ「HUT MOC」に柄デザインの新色が5色登場!

米国アウトドアブランドMERRELL(メレル)の「HUT MOC(ハットモック)」は、キャンプシーンだけでなくタウンユース、 そしてルームシューズとしても活躍の場を広げているイージーオン・オフシューズ。 その定番シューズに初となる柄デザインをあしらった新色“CAMO(カモ)”、 “BLACK/WHITE(ブラック/ホワイト)”、 ファッションにアクセントを与える“SPICE(スパイス)”、“NAVY/BRINDLE(ネイビー/ブリンドル)”が登場。さらに、夜空を彩る美しい星空をアッパーに落とし込んだスペシャルパッケージカラー“NIGHT SKY(ナイトスカイ)”も登場します。

 

“Ultra Comfy, Superlight”を標榜する「HUT MOC」の特徴は、優れた履き心地と軽量感です。ワンピースのEVAフォームで構成されるアウトソールは 柔らかなクッションによる快適な履き心地と共に、歩行の安定性もサポートします。また、両足でわずか310g(Size9測定)の超軽量構造を実現し、カラビナをつけられるフックも搭載したため、 “セカンドシューズ”として持ち運びのしやすさにもこだわっています。

 

キャンプシューズだけでなく、ファッションユースのスニーカーとして、時にドライビングシューズやルームシューズなど、それぞれのライフスタイルにあわせて活躍の場を広げるイージーオンオフシューズは、リラックス&コンフォートが重視される時代にマストハブな1足です。

↑CAMO(カモ) 9350円(税込)

 

↑BLACK/WHITE(ブラック/ホワイト) 9350円(税込)

 

↑SPICE(スパイス) 9350円(税込)

 

↑NAVY/BRINDLE(ブリンドル) 9350円(税込)

 

美しい星空をシューズデザインにそのまま落とし込んだ2021年秋冬の新パッケージが「NIGHT SKY」です。「HUT MOC【NIGHT SKY】」は暗闇を表現するブラックアウトソール、星空を映し出すアッパーに無数のリフレクターを散りばめたデザインとなっており、暗がりで光が当たるとシューズ全体が星空のように光ります。キャンプシーンはもちろん、タウンユーススニーカーとしても足元を彩り、時間帯により顔が変わることでユニークなアクセントにもなります。

↑HUT MOC【NIGHT SKY(ナイトスカイ)】 9350円(税込)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

40周年のメレルがスペシャルコラボで「モアブ」にゴアテックスをプラス!

2021年、設立してから40周年を迎えるメレルから、アニバーサリーイヤーを飾るにふさわしいエクスクルーシブなコラボレーションパッケージ「メレル×エーフォー」が登場しました! 今回メレルがタッグを組んだのは、クリエイティブディレクター倉石一樹とイギリス・ブリストル出身のアーティストルーカス・プライスの共同作業によるアートプロジェクト「エーフォー ラブス」。

 

本コラボレーションではメレルが培ったテクノロジーをベースに、エーフォー ラブスのセンスによってブラッシュアップした3モデルがラインナップする中、今回はアウトドアとタウンユースの垣根を越えて活躍する、「メレル × エーフォー モアブ ゴアテックス(R)」を試してみました!

 

【「メレル × エーフォー モアブ ゴアテックス(R)」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

タフな機能性と落ち着きのある雰囲気を両立!

本作のベースとなっているのは、様々なアウトドアシーンで活躍するマルチな機能性と安定性から多くのファンを魅了し続けているハイキングシューズ「モアブ」。メレルの伝統的なデザインや機能性を踏襲しながら、アッパーにゴアテックスを採用して防水性や透湿性を高めて快適性を向上するなど、エーフォー ラブスならではのアイデアとセンスが発揮されているのです!

↑シューレースはアシンメトリーに配置されて、足の動きをスムースにサポート。さらにプラスチック製のストッパーを設け、グローブを着用しながらも脱ぎ履き&フィッティングの調整が可能です

 

↑アッパーの表地は上質なスエードで落ち着いた雰囲気に。そのライナーにはゴアテックスのメンブレンを搭載していて優れた防水&透湿性を発揮し、ハードなシチュエーションでも快適な履き心地を提供

 

↑ソールにはビブラム社のグリップソールを採用して、様々な悪路でも優れたグリップ力を発揮します

 

↑ヒールに設けられたストラップには、コラボレーションの証とも言えるダブルネームがプリントされています

 

ゴアテックス仕様で防水性&透湿性も高いので、秋の行楽シーズンにフィットしますね。それでいて、スエードを基調にした落ち着きのある表情もステキ! アウトドアシーンやストリートを問わず、へビーデューティーなアウターと合わせた1ランクアゲる大人の秋冬スタイルにぴったりですよ。メレル × エーフォー モアブ ゴアテックス(R)は限られた店舗のみでの販売となります。

メレル × エーフォー モアブ ゴアテックス(R)
2万5300円(税込)

 

レトロ感増し増し。シュプリームのフード付きスタジャン #地味シュプ

街中で着用者を見ない日はない〈シュプリーム〉。ただ、ど真ん中のボックスロゴや派手なコラボものはちょっと着るのが気恥ずかしい……。今気になるのは、膨大なアーカイブに埋もれつつある地味なシュプリーム、いわば「地味シュプ」。編集部員・杉山が購入した一品をご紹介していきます。


セカストの下北沢店でサルベージしたスタジャン。

地味シュプ07_90s(?)のフード付きスタジャン

編集部で今年気になるアイテムとして、よく話題に上がるのがスタジャン。メンズの定番的なアウターですが、アメカジやプレッピーの流れがきている今、特に気になるアイテムです。厳密にはアワードジャケットやバーシティジャケットと呼ぶのが本流と言われても、やっぱり“スタジャン”が一番しっくり来ます。

〈シュプリーム〉も定期的にリリースしているので、この機会に昔のシーズンのスタジャンを掘ってみようと思い立ち、見つけたのがこの一着でした。もはや年代も不明なのですが、まあまあ初期のはず。2000年付近のおぼろげな記憶を辿ると、〈シュプリーム〉代官山店がある並木橋付近で着ている人をよく見かけた気がします。

印象的なのはフードのギミック。フードの端部から半分ほどはジップになっていて、開けるとセーラー風になるというデザインです。今改めて見てみると、数あるスタジャンのデザインの中でも、かなりレトロなディテール。あだち充や高橋留美子の漫画に出てくる登場人物が着てそうです。ジャンプでもマガジンでもなく、サンデーな感じというか。

購入以来、フードを開けて着るか、閉じて着るかのシュミレーションを姿見の前で繰り返しています。閉めて着るほうがシンプルなんだけど、開けて着るのもなんか味があるんだよなあ……の堂々巡り。どちらにせよ、早く涼しくなってほしいところ。早めにアウターをひとつ手に入れると、季節が深まるのが楽しみになります。


FACY編集部・杉山

歴代のシュプのスタジャンを見返していたら、他にもまだまだ欲しいモデルがありました。今狙っているのは2009年2011年。2次流通市場を引き続きウォッチする日々が続きそうです。

ニューバランス×ブリーフィングのコラボ第6弾! 今回は“アーバンアウトドア”がコンセプト

アメリカを代表するアスレチックブランド・ニューバランスとラゲッジアイテムを中心に展開するブリーフィングとのコラボレーションアイテムが10月1日より発売致。今回は、“アーバンアウトドア”をコンセプトに、タウンとフィールドをシームレスに繋ぐデザイン設計を施した計4アイテムを展開。それらのアイテムにグレー(両社展開)と、ブラック(ブリーフィングのみ展開)・ネイビー(ニューバランスのみ展開)を配色し、両ブランドのアイデンティティを落とし込んだラインナップとなっています。

 

タウンとフィールドをシームレスに繋ぐ4アイテム

今回のコラボレーション最大の特徴は、毛羽や毛玉を抑える効果を持つ最新紡績技術を用いた糸にCORDURA(R)を組み合わせたより丈夫で型崩れしにくい「VORTEX CANVAS(ボルテックスキャンバス)」をメイン素材に使用したトートバッグ「NB×BR AT TOTE」に、ショルダーバッグやボトルホルダーを装着可能な「アタッチメント」機能。単品使いはもちろんのこと、コラボレーションアイテム全てをアタッチメントし、収納機能を拡充することで各アイテムそれぞれ持つ機能を1つにまとめて使えます。

↑ニューバランスのみで展開となるネイビーカラー

 

【その1】NB×BR AT TOTE

丈夫で型崩れしにくい「VORTEX CANVAS(ボルテックスキャンバス)」をメイン素材に使用しているほか、地面などとの接触が多い底部には摩擦・引き裂きに強く軽量性にも優れるエアバリスティックナイロンを採用し、よりタフな仕上がりを施しています。底部には、レジャーシートなどの収納を想定したフリーポケットを備えておりフィールド使いにも最適です。

↑3万6300円(税込)■サイズ:W52×H34.5×D15(cm)

 

【その2】NB×BR AT JET

ブリーフィングで人気のショルダーバッグ「JET」をニューバランスとのコラボレーション特別仕様に。縦長の作りでドリンクボトルやスマートフォンなどを安定して収納が可能かつ、内装に細かなポケットを用意してあるので、機能的にお使い頂けます。

↑1万3200円(税込)■サイズ:W18×H20×D8(cm)

 

【その3】NB×BR BOTTLE HOLDER

保冷・保温機能を備えたボトルホルダー。取り外し可能のストラップを取り付ければ、首や肩から下げることも可能なのでレジャー使いにも最適です。

↑7700円(税込)■サイズ:W8.5×H26×D9(cm)

 

【その4】NB×BR AT BOX POUCH

ショルダーバッグ使いはもちろん、「NB×BR AT TOTE」にアタッチメントし収納機能拡充もできるボックス型のポーチ。

↑1万1000円(税込)■サイズ:W20×H15×D5(cm)

 

これらのコラボレーションアイテム4型は、ニューバランス公式オンラインストアと、BRIEFING OFFICIAL SITEにて9月24日より先行予約をスタートし、各直営店では10月1日より発売予定です。トートバッグを購入したいた方には先着でオリジナルポーチをプレゼント。

↑先着でプレゼントされる「FLAT POUCH」。持ち手はバックル仕様になっているのでトートのハンドルにも付けられる仕様です

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

抜群の汎用度は健在! ニューバランス「THE CITY」コレクション のNEWセットアップを徹底解剖!

全国のスポーツデポ・アルペン店舗、公式オンラインストアにて限定販売しているニューバランスの「THE CITY」コレクション。ビジネスやプライベートなどオン/オフで着用できる “働く大人のデイリーウエア”として提案される同コレクションは、100年以上の歴史を持つニューバランスがアスレチックブランドとして追求してきた “FIT” をテーマに掲げ、これまで培ってきたテクノロジーを落とし込んだラインナップを展開しています。

 

2020年S/Sシーズンより始動し、トータルコーディネートが可能な5つのシルエットのパンツを中心に、ジャケット、ワッペンポロシャツ、ワッペンTシャツ、スプリングコートなどをリリース。そして、今回で4回目となるコレクションにおいても、シーズンに沿った新素材を用いたセットアップを展開しているんです。シンプルでブレないカラーとデザインでビジネスやプライベートなどオン/オフで着用できる汎用性はそのままに、新たな素材を纏ったセットアップを本記事では徹底解剖していきます。

↑左/「THE CITY テック スリムテーパードパンツ」9790円(税込)、右/「THE CITY テック シティージャケット」1万1880円(税込)

 

【ニューバランス「THE CITY テック シティージャケット」「THE CITY テック スリムテーパードパンツ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

良好な着心地ながらキチンと感も演出するジャケット

まず昨シーズンのセットアップにおいて使用していたのが、ストレッチ性のあるジャージのような柔らかさと、新たに開発された伸縮性を持つサークルストレッチウーブン。絶妙な厚みでオールシーズン対応可能で、洗濯してもシワになりにくく、着用後のケアも簡単。生地には撥水性があり、特殊な後加工によってしっかりと水滴をはじいてくれる機能性も持っていました。そして、今回2021F/Wシーズンではそのサークルストレッチウーブン生地のジャケットは継続しつつ、新たにポンチ素材を使用した「THE CITY テック シティージャケット」がラインナップに加わりました。

↑THE CITY テック シティージャケット。ネイビーとブラックの2色展開

 

そもそもポンチ素材とは両面機という機械で編まれたダブルジャージのこと。ジャージ素材よりもハリ感があり、しっかりとした印象を与えることができる生地なのでフォーマル服にも多く使われる素材です。軽量でなめらかな肌触りで着心地も良く、ストレッチ性もあり、シワにもなりにくいのでアイロン要らずというのも嬉しいポイントでしょう。生地感はしっかりとしているので、サークルストレッチウーブンと同じくオールシーズンで着用することができます。

↑ストレッチ性は申し分なし。伸縮性がありながら保形性も備わっているので、ガシガシ着てもシワになりにくく、へたらないのも魅力

 

↑ボタンの側部にはブランドネームを刻印。デザインは至ってベーシックですが、パーツでこだわりを見せるあたりが大人の余裕を感じさせてくれます

 

↑ボタン同様に襟元でもロゴを巧みに使い、デザイン性をアップ。同系色であえて主張しないというこだわりがオシャレですね

 

パンツはキレイなラインを形成する「スリムテーパード」推し

パンツもジャケットと同様に先シーズンはサークルストレッチウーブン生地を使い、スキニー、ストレート、スリムテーパード、ワイドテーパードの4種類を展開。気分や着こなしによって使い分けしたい豊富なラインナップとなっていました。そして今シーズンは、ポンチ素材を使った「THE CITY テック スリムテーパードパンツ」が登場。本パンツはシャープなシルエットが特徴のスリムテーパードのみで展開されます。

↑THE CITY テック スリムテーパードパンツ。ネイビーとブラックの2色展開

 

↑ウェストは楽チンなイージー仕様。フォーマルなシーンでタックインする時はベルトをつけて、カジュアルなシーンはドローコードを絞ってなど、幅広いシーンに対応してくれます

 

↑ベルトループも装備し、腰部分にはジャケットと同じく、ブランドロゴを配置。チラ見えで映えるデザインがファッション性を高めてくれます

 

↑シルエットは一目でわかるようにタグを配備。今回のTHE CITY テック スリムテーパードパンツはスリムテーパードのみですが、サークルストレッチウーブンは継続して、4種類のシルエットで展開されます

 

今シーズンも着るだけで幸せになれる一着

ここまで紹介してきました、THE CITYコレクションの最新セットアップ。先シーズンのサークルストレッチウーブンに負けず劣らずのポンチ素材をふんだんに使ったアイテムは機能性抜群です。フレキシブルな対応力が求められる時代だからこそ、このストレスフリーなセットアップを味方につけておいて、アクティブに日々を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにTHE CITYコレクションはセットアップ以外にも快適な機能性を搭載したオシャレなアイテムを多数展開。こちらのチェックもお忘れなく。

 

 

撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司

 

初めて買ったアートフォト。作品に合う額縁を自由が丘・祝日堂でフルオーダー!

今年の夏頃に初めてアートフォトを買いました。今年1月に取材したアメリカ・フィラデルフィアのお店『YOWIE』の5周年を記念して発売されていた写真です。YOWIEの元インターンであるというフォトグラファー・Marc Williams氏のプリント作品で、フィリーらしさと雰囲気がカッコいいなーと思ってポチッと購入。

 

この投稿をInstagramで見る

 

YOWIE(@helloyowie)がシェアした投稿

フィラデルフィアにあるバスケットゴールを撮った一枚。誰かの自宅の敷地なのか、それとも街中にあるのか。今後フィリーに行ったとき探してみるのも面白いかも。しかし、この写真を見ていると無性にNew BalanceのBB550履きたくなります。

「さて、どこに飾ろうか」なんて思っていたのですが、完全に失念していました。写真を飾るのには額縁が必要だということに……。写真のサイズがアメリカ規格だから既製品はあまりなく、自分で上手く額装できる自信もなかったので、額縁もオーダーメイドで作ることに。調べてみると額縁屋さんにも各々得意なフレームや素材がある模様。いくつかお店を周った結果、今回は自由が丘の『祝日堂』でフルオーダーの額縁を作ることにしました。


祝日堂(しゅくじつどう)
老舗の額縁業者で約10年働いた大畑さん夫婦が「日本でも海外のように作品を気軽に飾る文化を広げたい」という想いで、昨年自由が丘にオープンした額縁屋。場所は駅から徒歩7分ほど離れた住宅街。額縁に興味がある人が少しでも入りやすいよう、ガラス張りで店内が見えやすいような工夫も。オーダーフレームの他、セミオーダーフレームや既製品のフォトフレームなども取り扱う。

額縁のオーダーメイド。まずは素材ではなく仕様を選ぶ。

今回はオーナーの大畑拓也さんに相談。「初めての額縁選び」ということを伝え、イチから教わりながら額縁を作っていきます。

祝日堂がメインに取り扱っているのは額縁のフルオーダーメイド。作品のイメージや飾る場所に合うように、木材や額装方法などをひとつずつ丁寧に打ち合わせしながら決めていくそう。

作品のサイズは28cm×35.5cm(11×14インチ)。

まずは作品のサイズを採寸し、額装方法を選ぶところから。

「例えばポスターだと直接額をつけてアクリル板をペタンと載せるというやり方もあります。ただ、今回のようなプリント作品だとアクリルがくっついたり、湿気ると濡れ跡みたいになったりするので、基本的にはマットを入れてアクリルの板とプリントが当たらないようにします」。

この段階でマットの色も選択できる。今回は一番ベーシックなアイボリー。「ちょっと古い版画やヴィンテージのプリントで紙が焼けてる場合は、クリーンなアイボリーと作品の相性が悪いので違う色を選びますが、今回のような綺麗なプリントはアイボリーがおすすめです」

作品の雰囲気と飾る場所を考えながら、素材を決める。

額装方法が決まったら、メインともいえる額の素材とカラー選び。作品の雰囲気だけでなく、飾る場所にも左右されるため、事前に飾る場所は決めておくのがベター。

「モダンなインテリアが多かったらポプラ材の黒など木目が少ないもの、ウッド調の家具が多かったら木目のある方が馴染みやすいです。この段階ではイメージしづらいですが、木目があるかないかの僅かな差で結構印象が変わります」

実際に作品とフレーム、カラーを合わせながら選んでいく。今回は作品のモダンな印象に合わせて、木目の出ないポプラ材の黒で作ることに。
祝日堂が得意としているのは、プレーンな細めの木材。モダンな作品に合うオーク材や、温かみのあるポプラ、アッシュなど、様々な木材を取り揃える。また他にアンティークフレームやミラーフレームの取り扱いもあり。

最後に仕上がり寸を決めて、微調整。

素材を選んだら終わり!……ではなく、ここからはさらに細かいところ詰めていきます。素材を決めたら、次は作品にどうマットをかけるか。ある意味ここからが既製品では味わえない、オーダーメイドの醍醐味かも。

「ここでは写真の余白をどう出すかを決めます。マットと写真の間を数ミリ空けることもできますし、逆に余白を出さないようにしてもいいです」

最終的には好みだけど、数ミリの余白を出してマットをかけるのが一般的らしい。例外として、余白部分に作家のサインなどが入っている作品などは数センチ余白を出すことも。

今回は均等に3mmあけてマットをかける。「細かいところまで選べるのがオーダーメイド。だから、こだわっちゃう人は結構ハマっちゃうみたいです。逆にいろいろ言い過ぎると決まらなくなっちゃうなっていうお客様にはここまでご案内はしません(笑)」と大畑さん。

次はマットの大きさ。ここで仕上がり寸という最終的な額の大きさが決まります。

「マットは写真から幅を取らずに小さくすることも、幅を取って大きくすることもできます。一般的には写真から5cm、広くも狭くもないくらいにすることが多いです」

再びサイズを測ってもらい、微調整していく。
飾る部屋の大きさと作品の雰囲気を考慮して、今回は4.5cm幅に微調整。最終的な仕上がり寸は440cm。「額縁が黒の場合は作品との幅が狭いと干渉してしまうので、多少距離を取る方がおすすめです」。

マットだけでなく、額縁の幅も調整可能。見本で置いてあるフレームのサイズはオーソドックスな15mmだけど、仕上がり寸と木材の強度を見て、さらに細くすることもOKとのこと。

「このサイズなら木材の強度的に10mmまで細くできます。作品の雰囲気に合わせるなら最細の10mmまでいってもいいかなと思いますね」

見本で置いてあるサイズは15mm。今回は大畑さんのおすすめの10mmに変更。
裏ネジ止めの仕様も変更可。今回は祝日堂ではオーソドックスだという仕様に決定。「裏のネジ止めをここ(右手人差し指で指している部分)につける業者さんも多いんですけど、ここにつけると金具がちょっとお辞儀するので、うちではピタっとかけられるようこの仕様にしています」

最後にお会計。今回はフレーム材はポプラ材の黒、仕上がり寸は440cmで10,430円(税抜)でした。作品を預けて、仕上がりまで約2週間待ちます。


2週間後、再びお店に伺い、完成したフレームと額装された作品をチェック! 作品の雰囲気と額縁がイメージ通りに仕上がっていて、テンション上がります。あと当たり前だけどプロである大畑さんが額装してくれているから、綺麗な仕上がり。既製品の額縁を買って自分で額装していたらこんな風に仕上がらなかっただろうな……と思うと、本当に今回はオーダーメイドで正解でした。

せっかくなので祝日堂さんの壁にかけさせて写真撮影。モダンで良い仕上がりです。白壁と合う!

家に持ち帰り、飾る場所を決めていくのもまた楽しい作業。日常の中にアートがあるという状況がすごく新鮮です。一度買ってハードルも下がったので今後も気に入った作品を買って、額縁屋さんでオーダーメイドというコースを楽しみたいところ。もちろん自分が買える価格の作品に限る、ですが……。

そういえば、恵比寿のSALT & PEPPERの取材後に田中さんと「ZINEを買うとアートを買うハードルが下がる」なんてお話をしていたのですが、今回の購入はまさにそれでした。興味はあるけどまだハードルを感じるという人はZINEから買ってみるのもいいかも。

祝日堂
住所:東京都 目黒区自由が丘1-19-24 七福ビル 1F
営業:11:00 – 19:00(不定休)
電話:03-5726-9612
https://shukujitsu.com/

レザーチャームとスタッズがキラリ! 「Manhattan Portage BLACK LABEL AOYAMA」オープン1周年を記念したスペシャルモデル

大人のアーバンスタイルをコンセプトに、オン・オフ両方で使えるバッグを展開するManhattan Portage BLACK LABEL。昨年9月、東京都・北青山にオープンした旗艦店「Manhattan Portage BLACK LABEL AOYAMA」が1周年を迎えました。それを記念し、カリフォルニア発祥、レザークラフトブランド“Rooster King & Co.,”のレザーチャームとスタッズを施したスペシャルモデルが発売されます。

↑「HIG LINE MESSENGER BAG ROOSTERKING」3万3000円(税込)。サイズ:W43×H26×D13.5cm

 

ブランドを象徴するメッセンジャーバッグに、“Rooster King & Co.,”のヴィンテージスタッズを全て手作業で打ち込んだデザインと、熟練の技によるカーヴィングを施したレザーフェザーチャームをセットにした別注モデルは、9月25日より「Manhattan Portage BLACK LABELAOYAMA」と公式オンラインストアにて数量限定で発売。

↑1920~1940年代のオールドアメリカンを彷彿させる工房で作業が行われる

 

↑熟練の技による精巧なカーヴィングが施されたレザーフェザーチャーム

 

↑革の裁断から彫刻、スタッズワークまで全ての工程がハンドクラフトで行われる

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

大人に効くヘルメットバッグ。今買うなら〈アダム エ ロペ〉の一品がおすすめです。

街中で持っている人を見かけると、つい目で追ってしまうヘルメットバッグ。リュックやトートに比べてメジャーな存在ではないものの、こだわりを持つお洒落な大人がさりげなく使っている印象のバッグです(筆者調べですが…)。

ミリタリーの出自があるせいか、どうしても武骨なテイストを強調されがちですが、今回は大人も使いやすい、ニュートラルな表情のヘルメットバッグを〈アダム エ ロペ〉で発見。

【ROUTINE】ヘルメットバッグ/多機能トートバッグ ¥6,050(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

その名のとおり、元々はヘルメットや酸素マスクを収納するために生まれたヘルメットバッグ。短めの持ち手、正方形に近いフォルム、前面の大きなポケットなど、ヘルメットバッグならではの意匠は残しつつ、アダム エ ロペが主にアレンジしたのは素材と色味です。

光沢の強いナイロン地のものはよく見かけますが、アダム エ ロペは適度にザラつき感のあるポリエステル地を採用。カラーも上品なチャコールグレーをチョイスすることで、従来のヘルメットバッグのイメージを一新しています。

機能面のアップデートとしては、側面にジップを取り付けたのが技あり。底に入れたものが取り出しづらいという、従来のヘルメットバッグのあるある問題をこのジップが解決します。

言うまでもなく現代では、内ポケットの存在は不可欠。デフォルトで欲しいPC用の収納ポケットだけでなく、ペットボトルや折り畳み傘を収めるためのポケットも充実しています。

そして、今回のバッグの真価が発揮されるのは、実際にコーディネートに合わせた時でしょう。もちろんデニムとは好相性。ラフな感じは残しつつ、ちゃんとまじめにも見えるという絶妙な位置に着地させてくれるバッグです。

こちらは色違いのブラック。ヘルメットバッグって、どちらかといえば手持ち時のほうがサマになるアイテムなんですよね。近年増えつつあるセットアップでの仕事スタイルにもハマります。

最後に一応触れておきますが、この汎用性の高さで一万円を切るのはちょっとすごいことではないでしょうか。これまでヘルメットバッグを使ったことがない方は、せひこの機会にお試しを。

この商品を詳しく見る

【みんなのシン・デニム#01】値段も太さもすべてがちょうどいい、プリズンブルースのペインターデニム

巡り巡ってアメカジが再燃中。そこで気になるのがキ・ホ・ンのキとも言えるデニム。秋の始め、誰もが取り入れやすく汎用性たっぷりなアイテムはぜひとも手に入れておきたいところ。でも今選ぶならどんなもの? その参考に、ファッションのプロが選ぶ推しデニムをチェック!


上原匠さん(原宿『COUNTER』のスタッフ)

店頭で陣を取りながら同店のインスタグラムも更新。自らの一眼レフで撮ったルックも度々アップしている。オールタイムベストなデニムは、今年の春にその魅力に気づいたラングラーの「13MWZ」。リーバイス501と同じストレートシルエットながら、上品。アメカジ臭が強くないところが魅力なのだとか。

シン・デニム#01
PRISON BLUESのデニムペインターパンツ

 

ー今、推しのデニムは?

オレゴン州の刑務所内で受刑者によってハンドメイドで作られている、〈プリズンブルース〉のペインターデニムです。売上の一部を出所後の受刑者に回す仕組みを構築している、作り同様タフな背景が魅力の一本ですね。

ーそういったことへの関心が高まる今、意義深いブランドですね。ただ、ペインターのタイプとはちょっと意外でした。

アメカジが盛り上がっている流れで、いわゆる“普通”な5ポケットも人気ですが、ペインターのタイプも負けず劣らず注目を集めています。というのも、22SSのコレクションでルイ・ヴィトンがこの形のパンツを作っていましたし、アーティスティックディレクターのヴァージル・アブローも最近はよく穿いています。若い子だけでなく大人の方にも選ばれていますね。

プリズンブルースのデニムについて熱弁する上原さん

ーこのデニムの特徴はなんでしょう?

いわゆるワイドテーパードの形なんですけど、似たような形の〈リーバイス〉の「550」よりも裾幅が広いんです。550って、そもそもワーカー用なんですよ。太もも周りはワイドで動きやすくて、裾部分はテーパーがキツめにかかっていてバタつきにくい。一方、プリズンブルースはややテーパーがかかっている、といった感じ。そうすると、今流行っているボリュームのあるスニーカーと相性がいいんです。

ースニーカーとの相性を考えると裾幅が大事だと。やはりシルエットは依然としてワイドがおすすめですか?

太さはそれなりにあったほうがいいかと。ただ、2〜3年前のワイド全盛の時よりかはもう落ち着いてもいいのかなと思います。その点、これだと32インチでもある程度の太さが確保できるし、トップスもそんなに選ばない。気分的にもちょうどいい塩梅に収まってくれるはずです。

ーペインターデニムでいえば他にも候補が挙がるかと思います。そもそもなぜプリズンブルースを選んだんでしょう?

すべてがちょうどいいんです。値段もアンダー1万円で、かといって作りも安っぽくない。ブランドの立ち位置としても流行りすぎていないし、価値もまだ定まっていない。おまけにいい色落ちも期待できる。おかげさまでブルーデニムのほうはもう売り切れてしまって、あとはブラックのみです。ハンドメイドということもあり、なかなか入ってこないので(笑)、店頭にあるうちにぜひとも試してください。

 

シン・デニムコーデ#01
見た目は往年のアメカジ、でも今のアメカジ

COUNTERスタッフ/長塚さん着用。
パーカー(チャンピオン)、デニム(プリズンブルース)、シューズ(シンプル)、ニット帽(USミリタリー)

ーこのデニムを活かした今っぽいコーディネートは?

アメカジ再燃ってことで、せっかくなのでド直球なアメカジスタイルを組んでみました。秋の主役となるフーディは、アメカジといえばのリバースウィーブ。ただいわゆるなスクール物ではなくて、USネイビーの学校のもの。デニムもリーバイスではなく、プリズンブルースです。

ー見た目はアメカジのそれだけど、実はハズしていると。

ハズしてるとまではいかないですけどね。でも往年のアメカジをしっかり意識しつつ、今っぽいブランドで今のノリを表現しています。まぁ見た目ではわからないんですけど(笑)。それくらいがうちっぽく普通で、ちょうどいいんです。

 

ーこのデニムを使って冬はどんなコーディネートがしたいですか?

真冬だったら、この上から上品なブラウンのコートを羽織りたいですね。それこそ今人気の〈エメレオンドレ〉のイメージ。やりすぎてないけどクラシック、なんだけど今っぽい。となるとキャップはニューエラかな?


COUNTER

住所:東京都渋谷区神宮前3丁目25-10
営業:12:00〜20:30
電話:03-6271-5580

エアジョーダン1は履き込んだ後もカッコいい? #今週の一足

#今週の一足はAir Jordan 1 High

基本的にミッドカット、ハイカットのスニーカーはあまり好きではないけれど、AJ1だけはローよりもハイが好きです(ちなみにダンクは断然ロー派)。ウイングロゴ云々よりも、形とボリュームのバランスが一番良いし、OGの配色でもやっぱりハイの方がしっくりくるんですよね。

Air Jordan 1 Retro High OG “Pollen”

そんなAJ1 Highをさらにカッコよくする方法が履き込みだと思っています。特にOG(オリジナル)はサラよりも履き込んだ方が絶対にカッコいい(「AJ1 ヴィンテージ」で検索するといっぱい画像出てきます!)。

毎回アメリカ滞在中に年季の入ったAJ1を履いている人を見かけるんですが、そういう人たちはAJ1をしっかり“自分の物にしている”感じがするんですよね。足元を無理やり際立たせるより、スタイリングの一部に溶け込んでいる方が自然で良くない?みたいな。もちろん、意識せずにやっている人も多いのですが。

DUNKのVarsity Maizeやアイオワ大学を彷彿とさせる黒×黄のカラーリング。冬はこの上に黒のウールコートとかを着ると調子良さそう。

ということで、この新しく手に入れたAJ1 Pollenももったいぶらずにガンガン履いていく予定です。年末の買ってよかったスニーカー(多分今年もやるはず)で出す頃にはもっと良い表情で出せるように頑張ります!


FACY編集部・岩崎

個人的履きやすさはAJ1>AF1>DUNK。DUNKの通常モデルは履き心地が固いので、次に買うときはSBにします。

小麦色の「ナイキ エアフォース 1」! ブーツのようにゴツくて無骨なスタイルに胸キュン!

バスケットボールシューズとして1982年にナイキ初のエア搭載モデルとして登場して以来、音楽やファッションなど様々なカルチャーシーンで熱い支持を獲得している、ナイキ エア フォース 1! ストリートの鉄板として君臨し、カジュアルからキレイ目系まで、全てのジャンルで欠かせない存在となっています。そんなエア フォース 1はミリタリーアレンジやNBAエディションなど様々なバリエーションがリリースされてきましたが、中でもトップレベルに高い人気を誇るバージョンが存在します。それが「ウィートヌバック」です。

 

【ナイキ スポーツウェア「ナイキ エアフォース 1 ミッド ’07 WB」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

淡いブラウンが秋のストリートにハマりまくりです!

エア フォース 1のフォルムやディテールはそのままに、アッパーにウィートカラーのヌバックをあしらっています。毎年秋にリリースされる恒例行事となっていて、今年も無事リリース決定となりました。アッパーのヌバックに合わせてスウッシュはもちろんステッチやソールも全てウィートカラーで統一されていて、まるでブーツのようなゴツくて無骨なテイストも魅力的です!

↑アッパーはマットな質感のヌバックを採用。ウィートカラーとマッチしていますね! ちなみにウィートとは小麦のことです

 

↑スウッシュも素材感を合わせていてスッキリとした印象に

 

↑シューレースはツートーンの丸ヒモになっていて、ワークテイストも漂わせています

 

↑シューホールのトップには六角形の金属製のハトメが設けられていて、どことなくワークブーツっぽさも感じさせますね

 

淡いブラウンの色味と落ち着きのある素材感が、秋の着こなしにハマりますね。しかも今作ではシューレースがツートーンカラーの丸ヒモを採用していて、ブーツ感&アウトドア感も漂わせています。重厚感があるのでヘビーデューティなアウターにも相性ピッタリで、これからの季節に備えてぜひとも入手しておきたい一足と言えます!

ナイキ スポーツウェア
ナイキ エアフォース 1 ミッド ’07 WB
1万6500円(税込)
※2021年10月発売予定

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

今秋冬のベストバイ! ニューバランス「THE CITY シューズパッチ テックカーディガン」は、これから重宝するウェアだ!!

ニューバランスが創業以来追求してきた「FIT」をテーマに、働く大人の様々な体型やシーンに対応するアイテムを展開する「THE CITY」コレクション。スポーツデポ・アルペンのみでの限定発売となる同コレクションが通算4回目となる2021F/Wコレクションを発表しました。

 

今回、そのラインナップに今まで展開されていなかったカーディガンが新たに追加されたんです。ということで、本記事ではそのニューカマーとなった「THE CITY シューズパッチ テックカーディガン」をフィーチャー。カーディガンの特徴や魅力まで、くまなく紹介していきます。3シーズン、幅広く使える洒落もの必携アイテムなので、チェックしておいては損はなしですよ!

↑「THE CITY シューズパッチ テック カーディガン」各7700円(税込)

 

【ニューバランス「THE CITY シューズパッチ テックカーディガン」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ニューノーマルな時代のフィットする汎用性が魅力

本作、シューズパッチ テックカーディガンにおいて特筆すべきは、やはりシーンを選ばない汎用性です。テレワークという状況が多くなる今日において、突然のリモート会議はビジネスパーソンの悩みの種。ジャケットだと持ち運びが大変ですが、このカーディガンはバッグの中に忍ばせやすく、いざという時にサラッと羽織れるのが最大の魅力です。

 

もちろんビジネスシーンだけでなく、休日のカジュアルシーンにも難なくハマるので、オン/オフの両面で活躍してくれるアイテムとして、今回ラインナップに追加されました。

↑2021F/Wでは新素材として、ストレッチ性が高く、着心地のよいポンチ素材を採用。シワや毛玉になりにくく、軽量でカットソーのような柔らかさは一度羽織ればクセになります。ちなみにこれらの素材は同じく秋冬シーズンの新作として発表されたテックシティージャケット&パンツにも使われています

 

↑無駄な装飾を省いたシャープな印象のVネックデザイン。カットソーやシャツなど合わせるアイテムも選ばないうえに、ボタンの開け閉めによって表情が変わるので着こなしのアレンジも楽しめます

 

↑サイドには、あると便利なポケットも配備。スラッシュ型を採用したことで、スマートな見た目に干渉せず、機能だけを加えるというスポーツブランドならではのディテールも魅力です。右裾部分にはさりげなくNBのロゴが

 

↑左袖にはニューバランスのスニーカーをモチーフとしたパッチを鎮座。アイコニックなワンポイントデザインは着こなしのアクセントとして、遊び心を加えてくれます

 

サラッとした羽織り物への食指が動く季節にうってつけ

↑このカーディガンのみ、ブラックとネイビーの定番色に加えて、カジュアルシーンを想定したベージュもカラバリに追加されています

 

THE CITYコレクションが目指す大人のデイリーウェアと言える1着。夏に終わりを告げ、次に来るのは肌寒さも感じる秋。そんな時にサラッとした羽織りものとして、このカーディガンをワードローブに加えてみるのはいかがでしょうか。ニューノーマルな時代の心強い味方となってくれるでしょう。

 

さらにTHE CITYコレクションではセットアップやコート、パーカなどのウェアをはじめ、ビジネスシーンで活躍するバッグも展開。そちらもぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

 

 

撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司

インテリアショップ「NICK WHITE(青山)」のキャップ #ご当地アイテム見つけました

新ご当地アイテムを探せ。

最近のローカルショップのオリジナルグッズってめちゃくちゃカッコよくない?という気づきからスタートした連載「東京のご当地アイテム見つけました」。編集部が東京を歩き、ローカルなオリジナルグッズを見つけていきます。今回は青山にあるインテリアショップ「NICK WHITE(ニックホワイト)」でカッコいいキャップを発見。


【青山】NICK WHITE

自分の好みに合うインテリアショップを見つけるのは難しい。洋服選びにこだわりを持つ人でも、自分の部屋のインテリア選びとなると、どこに行けばいいか分からないという声をよく耳にする。そもそもインテリアショップは何か目的がないと、訪れる機会自体が少なかったりするものだ。

そんな中、青山にある『NICK WHITE』は欲しい家具がある時だけでなく、特に目的がない時もふらりと訪れたくなるインテリアショップだ。セレクトの中心はミッドセンチュリー(※)と呼ばれる時代の家具だが、雑貨やアートピースも含めると店内のセレクトに垣根はない。

※直訳すると世紀の中間。1940~1960年代にデザインされた家具やインテリア、建築などを指して使われることが多い。

「初めていらっしゃる方は『ここは何屋さん?』みたいな感じで、おそるおそる入ってこられる方が多いです」と笑いながら話すのは、ディレクター兼バイヤーを務める楳澤茂さん。数々のインテリアショップでの経験を経て、2019年の4月に自身の『NICK WHITE』をオープンした。

「ベッドがあって棚があって、みたいな一般的な家具屋さんのイメージとはうちは少し違いますよね。個人的にはデザインショップという言い方がしっくり来るのですが、それはそれで分かりにくい。なので、結局インテリアショップと名乗っているんです(笑)」

使用済みのスケートボードデッキを一本ずつ削り出して製作された靴べらは田宮興氏が運営する〈TAMILAB〉のもの。一点一点表情も違う。
耐熱のミルクガラスで知られる〈ファイヤーキング〉のマグやプレート類。淡い翡翠色が特徴の“ジェダイシリーズ”は特にファンが多い。

元々、学生の頃は原宿にあった老舗の古着屋『VOICE』で働くほど古着が好きだったという楳澤さん。当時はまさに90年代まっただ中。古着ブームを経て、新品のインポートものをミックスして扱うセレクトショップやミッドセンチュリーの年代のインテリアを販売する専門店も出てきた頃だ。

「古い時代のものにはずっと惹かれていたんですが、その興味の対象が洋服ではなく、インテリアのほうに移っていったんですよね。今うちで扱っている家具も50、60年代が中心です。73年に生まれた僕より昔から世にあるものなのに、なぜ目新しく見えるんだろうって不思議に思って掘り始めていたら、なんか面白くなっちゃったんです」

過去には『Mid-Century MODERN』のマネージャーなどを務めた経歴を持つ楳澤さん。インテリア業界でのキャリアは20年以上。

20代の頃の楳澤さんがミッドセンチュリーのインテリアを面白いと思った感覚は今の時代の若者にも通じているようだ。モノ離れが喧伝される、20代の客が同店を訪れることも最近は珍しくないという。

「今の“さとり世代”と呼ばれる若者はモノ自体にもう興味がないんだろうなって、これまでは勝手に思っていたんです。でもそんな子たちが、90年代に流行っていたイームズの椅子が気になるから、一度座ってみたいと言ってお店に来るんですよ。話を聞いてみると、彼らは親からもらったレコードやカセットテープなんかも聴いていたりするらしいんです。そんな意外な発見があるから、お店に立つのは面白いなって思いますね」

1948年に発表されたイームズの「シェルアームチェア」のヴィンテージ(¥220,000)。大量生産された初のプラスチック製チェアという歴史的側面も併せ持つ一脚。滑らかな曲線とFRP(※繊維強化プラスティック)独特の素材感が目を引く。

そもそも、ミッドセンチュリー期にデザインされたヴィンテージ家具は高額なものが多い。現行品ならまだしも、当時のヴィンテージとなるとなおさらだ。どうしても敷居の高さを感じてしまうものだが、楳澤さんは検討のきっかけになる2つのポイントを挙げてくれた。

まず、その価格には市場での需要が反映されているということ。つまり、実際に使ってみて自分の好みに合わない際は潔く売ってしまうというのもありなのだそう。買い取りや委託販売も行う『NICK WHITE』ならではのアドバイスだ。

「洋服なら試着して似合う似合わないが判断できるけど、家具は実際に部屋に置いてみないと分からないじゃないですか。うちで扱うような家具は数年で価値が下がるものではないので、部屋に合わなかったり、好みが変わったりしても、売ってもらえばまた新しいものを買うことができますよっていうのは伝えたいですね」

2つ目は家で過ごす時の自分の気持ちの問題だ。コロナ禍において、部屋で過ごす時間の質に意識が向くようになった方も多いだろう。

「別に高くなくても、本当に気に入って使っている家具なら何でもいいと思うんですよ。大事なのはそれを使っていて、自分の気分が上がるかどうか。部屋で何をしている時間が一番好きなのかを聞かせてもらえれば、それに合うような家具を一緒に探しますよ」

イームズの「アルミナムグループ・マネージメントチェア」はオフィスだけでなく、自宅でも使いやすいデザインのタスクチェア(¥132,000)。リモートワークが当たり前になった今、店頭でも人気がある。

 

ご当地アイテム見つけました!

左2品:“NICK WHITE” Original Camper Cap (¥5,500)、右2品:“NICK WHITE” Original Snapback Cap(¥5,830)

インテリアショップとは思えないほど充実したオリジナルのアパレルグッズをチェックするのも『NICK WHITE』を訪れた際の楽しみだ。特におすすめなのが、店頭で実際に楳澤さんもよく被っているキャップ類。

現在展開しているのは、アメリカの老舗キャップメーカー〈OTTO〉のボディを採用したジェットキャップ、型から特注した5パネルのキャップの2種類だ。特にユニークなのは、“I don`t have a points card”のフレーズが刺繍されたジェットキャップ。「ポイントカードを持っているかどうか、レジで聞かれるのがうっとうしくて作ってしまいました(笑)」という。

“NICK WHITE” Original Tee (¥5,830)

胸元にワンポイントのショップロゴがプリントされたシンプルなTシャツも捨てがたい。デカデカとロゴがプリントされたTシャツに抵抗がある大人でも着やすい一着だ。ボディに採用したのは、新進のTシャツボディブランド〈GOAT〉。短めの着丈と広い身幅の組み合わせは90年代に日本のストリートシーンを席巻した〈ONEITA〉のボディを彷彿させる。同じデザインのロンTも展開中だ。


NICK WHITE
住所:東京都港区南青山6-3-14-203
定休日:水曜日(※火曜日は予約のみ)
時間:12:00 – 19:00
web:nickwhite.tokyo
instagram:@nickwhitetokyo

特別なバブアーと新時代のバブアー! URBSバブアーコラボ、現在予約受付中

アーバンリサーチは、URBAN RESEARCH BUYERS SELECT(URBS)から、「Barbour(バブアー)」との21AWコラボレーションアイテム2型を発表しました。現在、アーバンリサーチオンラインストアで予約受付中です。

 

11月上旬発売予定の、Barbour×URBS「別注 BEDALE LONG」は、アーカイブモデル「Mark Philips」をベースに、モダンな仕様へと昇華させた特別仕様。

 

襟のコーデュロイの切り替えやハンドウォーマーポケット・フラップポケットの仕様など、バブアーらしいディテールを踏襲しつつ各所に施されたパイピングがアクセントに。表地は起毛感があり、ワックスドコットンのような風合いを持ったピーチスキンを使用することで、見た目の重さを軽減しつつ、ミニマルな表情を演出しています。

 

税込価格5万9400円。カラーはネイビー、オリーブ、グレー、ホワイトの4色で、洗練されたクリーンなホワイトカラーは、EC限定販売です。

 

11月上旬発売予定のBarbour×workahoLC「別注 OS BEDALE」は、インラインの「OVERSIZE BEDALE」をベースに、「LOWERCASE」梶原由景氏とURBSの新たなプロジェクト「workahoLC」が別注した、ニューノーマルな生活様式に対応したモデル。

 

表地は一般的なバブアーのオイルドコットンではなく、撥水性のある2レイヤーナイロンを採用し、軽やかに仕上げています。汚れやほこりが落ちやすいように襟部分は太畝から細畝に変更し、風除けでもある袖のリブも排除し、スマート仕様に。新たなビジネスシーンでの提案として、よりクリーンな装いで幅広く使える“新たな時代”のアイテムです。

 

税込価格は4万8400円で、カラーはネイビー、オリーブ、グレー、ブラックの4色。

アシックスが誇る名品2つのフュージョンモデル「GEL-MC PLUS」に要注目です!

ここ最近のスニーカーシーンで熱い注目を集めているのが“フュージョンモデル”です! 過去の複数の名品の特徴をミックスさせ、新なシューズとして構築したモデル。これまではナイキやニューバランスといった海外のスニーカーブランドからリリースされたモデルが注目を集めがちでしたが、日本を代表するブランド、アシックスからも注目すべきニューモデルがリリースされているのです。その一足が「ゲル MC プラス」!

 

【アシックス「ゲル MC プラス」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

パフォーマンス系らしいルックスと快適さを両立!

本作は、1995年に登場した同名モデル「GEL-MC PLUS」のアッパーに、クッション性に優れて快適な走りを生む「ゲルキュムラス 17」のソールを組み合わせたフュージョンモデルです。アッパーはスエードとキャンバス、キルト素材によるコンビネーションをパッチワーク風に。また、シュータンやサイドパネル、ヒールにペイズリー柄があしらわれ、90年代中頃の雰囲気も再現しています。

↑アッパーはスエードとキャンバス、キルト素材のコンビネーションによるパッチワークでオリエンタルな雰囲気に

 

↑シュータンのエッジに沿ってペイズリー柄が配されて、さり気なくもアクセントに機能しています

 

↑シューレースと連動した内側中足部のストラップが、サポート性とフィット性を高めています

 

前足部とかかと部に搭載されたGELテクノロジーが快適な履き心地。くるぶし部にもペイズリー柄がありますね

 

パフォーマンスモデルの優れた機能性はそのままに、ライフスタイル向けシューズへとアレンジされたゲル MC プラス。パフォーマンスモデルをそのままカジュアル用として使い回すのもトレンドですが、それだとちょっとオーバースペック過ぎて、逆に疲れてしまう場合も少々。パフォーマンスモデルならではのルックスを取り入れたいなら、ゲル MC プラスのような普段使いに相応しくアレンジしたシューズがオススメですよ!

アシックス スポーツスタイル
ゲル MC プラス
1万4300円(税込)

 

アシックスジャパン お客様相談室
TEL:0120-068-806

〈ジョーンズドライグッズ〉のキャップ、〈アノニムクラフツマンデザイン〉のミニショルダー【編集部のベストヒットフェイシー#10】

毎週末、FACY編集部の3人が代わりばんこでベストヒットアイテムを紹介していく本連載。今週は、岩崎と溝口が担当。まずは、最近のファッショントピックから。


岩崎 今週発売の〈ステューシー〉×〈ビルケンシュトック〉のボストンはチェックしました? 昨年のコーデュロイから一変、今回はスウェードアッパーにロゴをデボス加工したシンプルなデザイン。ルックもビーチで撮影していてめっちゃ夏です(笑)。あと1ヶ月早く発売してほしかったな……。

溝口 昨年もたしか夏の終わりにリリースされたような…。それでも並びが出そうですね。リセール市場でも未だに高値をキープしていますし。にしても今季はビルケンが豊作だぁ。〈トゥーグッド〉も、〈ジルサンダー〉も別注していました。未だにビルケンを買ったことがないので、そろそろ一足手に入れねばと焦りを感じています。

岩崎 僕は春にビルケンデビューしましたが、やっぱり良いですよ。馴染んだときの履き心地が素晴らしくて、早くも2足目を買う予定です。他にも今年はボストンのようなクロッグ(サボ)タイプが調子良かったかなー。〈リーボック〉のビートニックとかもよく履いてましたね。

溝口 リーボックといえばビームス別注のクラブシーのミュールタイプも出るそうで、いよいよそのタイプの靴が増えてきました。今後はどうなんでしょう、盛り上がっていくのでしょうか? 気になるところです。まぁとにかく、今週もベストヒットフェイシーをやっていきましょう!

JONES DRYGOODS/GYM HAT

ジョーンズ ドライグッズ/ジムキャップ ¥4,180(ジャーナルスタンダード)

溝口 2019年のベストバイに選んだ〈smoke t one〉の半袖フリース。いなたい感じが調子良くて、今年もガンガン着る予定です。で、こちらはその方が始めた新しいラインのキャップ。ラインは変われど、やっぱり目の付け所が最高。だってこれ、紅白体操帽子の老舗メーカーに生産依頼をしたキャップですよ? だもんで赤白帽子のウルトラマンスタイルよろしくなリバーシブル仕様。30を超えているのでさすがにやりませんが、我が道を行くといった感じで最高です。

岩崎 さすがのセンスだけど着る人は選びそうだな〜(笑)。ただ、お店によっては既に売り切れているところもあるようだし、好きな人にはものすごく刺さるデザインみたいですね。アメリカ人にとってのジャンスポ的な懐かしさもあるのかも。

溝口 そうそう。そういった根っこを掴むのがうまいんですよね、このブランド。ぜひとも今後の動向もチェックしていただきたいブランドです。ちなみに紅白体操帽子の会社は、「株式会社 宇高」と言います。愛媛県今治市に本社を置いていて、偶然にも嫁の出身と同じ。であれば、「赤白帽子と同じ会社なんだよ!」って言っても購入が許されるかな〜。

ANONYM CRAFTSMAN DESIGN/MICRO BOAT

アノニムクラフツマンデザイン/マイクロショルダー ¥5,280(1197STORE)

岩崎 先週、ずっと欲しかった〈ソニー〉のα7cを買いました。めちゃくちゃコンパクトで軽いフルサイズのカメラです。ただ本体自体が結構なお値段だったので、備品周りまではまだ買えてなく。今月から少しずつ揃えられたらと思っています。取り急ぎ必要なのが耐衝撃のあるカメラバッグ。今はノースのミニバッグに無理やり入れているので、〈アノニムクラフツマンデザイン〉のミニショルダーバッグを買おうかなと。紐を外したらちょうどいい気がします。

溝口 カメラバッグ! 生まれてこの方、縁がないアイテムですわ。ただデザインの良いものを探すとなると難しそう……。それ用じゃないにしても、サイズが合えばカメラバッグとして使っても良さそうですね。おまけにアノニムクラフツマンデザインは〈ベルーフバゲージ〉と同じ方がやってるブランド。信頼できます。

岩崎 記事でも紹介したトートバッグも買う買う詐欺しているので今度お店に行かないとな…。そういえば、今週から新しいカメラで取材の撮影始めました。機材のレベルが上がったので記事の写真クオリティもちょっとだけ上がるかもしれません。とりあえずはインスタのフォロワー2000人増が目標です(笑)

溝口 あえてここにはリンクを張りませんので、気になる方はぜひ探してみてください!(笑)

アダムエロペ別注の〈ワイルドシングス〉。あのデナリジャケットが隙なしの仕上がりです。

涼しくなったと思いきや、また暑さがぶり返す初秋の日々。それでも各店に入荷中のアウターの在庫は待ったなしです。

数あるアウトドアブランドのアウターの中でも、特にクオリティの高さに定評があるのが〈ワイルドシングス〉のデナリジャケット。本来は真冬の防寒アウターと言えるモデルですが、秋口にも着やすいように、今回ナイスなアレンジを施したのは「ADAM ET ROPE’」です。

WILD THINGS / 別注 TOOLSTRAP DENALI JACKET ¥37,950(ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME)

デナリジャケットの特徴といえば、フードや前面のポケットの作りが大きめなこと。それでいて、全体のデザインが野暮ったく見えないのは、ジップ部分が全く露出しないため。前立てやポケットの開閉部分は全てフラップでカバーされています。本格派のアウトドアアウターでありながら、90年代から街着としても愛されている一因です。

そんな完成度の高いデザインはそのままに、今回の別注は生地とシルエット、さらにストラップを付属することで、さらなるアップデートを図りました。

大きめのフードは調節可能。元々はクライミング時に装着するヘルメットの上からも被れるように設計されたディテール。
3シーズン使える本格シェルはADAM ET ROPE’別注のオリジナル。

生地はこの別注モデルのためだけに作られた、3レイヤーのポリエステル素材。シャカシャカ感のないマットな質感は普段アウトドアウェアをあまり手に取らない大人のワードローブにも馴染みやすそうです。

撥水・防風・透湿・保温機能を備えつつ、真冬以外はトゥーマッチなプリマロフト素材の中綿を省くことで、幅広いシーズンに使いやすくなっているのもポイントです。

シルエットもオーバーサイズのシルエットに再構築されています。すっかりデフォルトになったゆったりめのスウェットやニットを着込んだ時もごわつかないので真冬にも活躍してくれるはず。身幅、肩幅に比べて着丈はスッキリ仕上げているので、だらしなく見えることもありません。

そしてこの別注モデルの提案のラストが、付属するストラップベルトです。肩口に設けたループから斜めに通すことで、下に着ていたニットやシャツを引っ掛けたり、キーホルダーを付けたりといろいろな使い方が頭に浮かびます。もちろん取り外し可能なので、気分に応じて使い分けを楽しみたいところ。

別色の秋らしいオリーブカラーも実にいい色味です。カラーはブラック、オリーブ、カーキ、ピンクの計4色展開です。元々のクオリティも確かなモデルですが、今回の『ADAM ET ROPE’』のアレンジも冴え渡っているのではないでしょうか。

すでにサイズ欠けもあるようなので、気になった方はぜひショップに問い合わせてみてくださいね。

この商品を詳しく見る

突然の雨でも不安定な路面でも軽快な歩行を実現!! タウンでも映える機能派アウトドアシューズ

今回の「GetNavi FASHION LABO」は、今夏の最新アウトドアシューズを特集。街で普段使いできるベーシックなデザインと色使いながら、フィールドでも活躍する高機能を備えたモデルを紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【トレイルランニングシューズ 3選】

スタイリッシュなデザインが増え、昨今はアウトドアでの使用にとどまらず、タウンユースする人も増えているのがトレランシューズ。厚みのあるソールがトレンド感を演出する。

 

【その1】3Dプレートを搭載しより快適に走れる新モデル

ザ・ノース・フェイス

ベクティブ エンデュリス

1万8590円(税込)

(問)ゴールドウイン カスタマーサービスセンター

最新のテクノロジーを搭載した新作。2層圧縮成型EVAミッドソールが着足時の衝撃を緩和させ、3Dカーボンプレートにより走行時のブレを抑えながら、高い推進力を生み出す。通気性に優れたアッパーを採用し、快適なライド感を実現。

 

↑ソールにはベクティブシステムを採用。トレイルにおけるエネルギー効率を高め、スムーズで安定した走りを生み出してくれる

 

【その2】長距離トレイルに最適なスイス発ブランドの一足

オン

クラウドウルトラ

2万680円(税込)

(問)オン・ジャパン

スイスのパフォーマンスブランドから登場したシューズ。世界特許技術のソール形状「クラウドテック」システムが搭載され、高いクッション性と快適性を生み出す。長時間のランニングで酷使する足元をサポートしてくれる。

 

↑2種類のグリップパターンを備えたアウトソール。グリップ力が強化され、あらゆる路面条件で高い安定感を誇る

 

【その3】極上のクッション性を提供する人気トレイルモデルの新色

ニューバランス

フレッシュフォーム トレイル モア

1万8700円(税込)

(問)ニューバランス ジャパン お客様相談室

未舗装路を快適に走行するための機能を数多く搭載した人気モデルの新色。厚みのあるミッドソールは、高いクッション性により岩や木の根などの突き上げを抑える。アウトドアテイストのカラーを施したアッパーもスタイリッシュな印象。

 

↑ヴィブラムアウトソールが、高いグリップ性と耐久性を発揮。ぬかるんだ不整地でもスピード感のある走りを叶える

 

【トレッキングシューズ 4選】

カジュアルな装いにも合うスニーカーライクな一足から本格的な登山に挑めるハイスペックモデルまで揃う。安定感のある足元でトレッキングを存分に楽しめる。

 

【その1】シリーズ史上最高スペックを誇る第8世代「カメレオン」誕生

メレル

カメレオン 8 ストーム ゴアテックス(R)

1万8480円(税込)

(問)丸紅フットウェア

幅広いアウトドアシーンで人気を博すカメレオン・シリーズの第8世代モデル。靴のねじれを抑制し安定性を向上させるなど、シリーズ史上最上級のパフォーマンス性を実現した。ローカットモデルなので、街履きにも使いやすい。

 

↑アウトソールに「ヴィブラム エックスエス トレック エボ」を新採用し、ラグを5mm深に改良。グリップ力を強化した

 

【その2】ノーベル賞受賞の強固素材を採用した英国生まれの本格派

イノヴェイト

ROCLITE PRO G400 GTX

2万6400円(税込)

(問)デサントジャパンお客様相談室

イノヴェイトによる新開発の本格的トレッキングブーツ。ノーベル物理学賞を受賞した強靭かつ軽量な「グラフェン」素材が使われたアウトソールをはじめ、過酷な山行に求められる機能性を、洗練されたデザインにフル装備した。

 

↑アッパーにシューラー社製のセラミックコーティング素材を使用。従来モデルと比べて、軽量性と強度が向上している

 

【その3】ランニングシューズのようなクッション性を備えた登山靴

コロンビア

エスケープ サミットアウトドライ

1万7600円(税込)

(問)コロンビアスポーツウェアジャパン

コロンビア独自のミッドソール技術「テックライトプラス」が、優れたエナジーリターンと耐久性を兼備。トレッキングシューズとしてアウトドア環境下での安全性を高める機能と、ランニングシューズのような軽快さを融合した一足だ。

 

↑アウトソールは計算されたラグ配置の「アダプトトラックス」。ウェットとドライのどちらでも地面を確実に捉える

 

【その4】タフさと軽快さを併せ持つ革新的トレッキングブーツ

マムート

Ducan Mid GTX(R) Men

2万8600円(税込)

(問)マムート スポーツグループジャパン

マムートが誇る先進のテクノロジーを集結した次世代型トレッキングブーツ。険しい山岳地でも使えるハイレベルな堅牢性と歩行の安定感を備えながら、驚くほどの軽さと疲れにくさを実現した。アシンメトリーなデザインが目を引く。

 

↑ミッドソールにスプリング型の波状プレートを内蔵。足のねじれを防ぐと同時に、着地時の足裏への衝撃を分散する

 

【ウォーターシューズ 4選】

街なかでの普段使いから川や海で楽しめるアクティビティまで、夏に一足は持っておきたいのがウォーターシューズ。どれもフィット感に優れ、スニーカーに近い履き心地を叶えた。

 

【その1】2009年発売のヒットモデルをモダンアウトドア仕様に刷新

テバ

オムニウム フォックス スエード

1万4300円(税込)

(問)デッカーズジャパン

2009年にリリースされた「オムニウム」のアーカイブモデル。アッパー素材に高級感のあるシンセティックスエードを採用するほか、カラーリングも日本企画のワントーンカラーにアレンジした。モダンなルックスのアーバンアウトドア仕様に。

 

↑着脱に便利なクイックリリースバックルを装備。足の甲とかかとの面ファスナーで、フィット感の調整も自由自在にできる

 

【その2】優れた保護機能を誇る多目的ウォーターサンダル

キーン

ソーラーサンダル

1万3750円(税込)

(問)キーン・ジャパン

キーンが展開するパフォーマンスウォーターサンダルのトップモデル。防滑性や耐水性、クッション性を兼ね備えており、水辺からフィールド、都市部まで幅広いシーンに対応する。アッパーは再生素材で環境にもやさしい。

 

↑シューレースと連動したコネクトフィット システムを搭載。かかとに緩みが生じず、抜群のフィット感を提供する

 

【その3】「Zサンダル」をベースにした水陸両用ハイブリッドモデル

チャコ

メンズ オデッセイ

1万450円(税込)

(問)エイアンドエフ

チャコの代表格である「Zサンダル」の履き心地とウェビングシステムを継承した、水陸両用のハイブリッドシューズ。新開発の軽量EVR製のフットベッドは、軽量で高反発、さらに耐久性にも優れており、快適な歩行をサポートする。

 

↑素足のようなフィット感と速乾性を備えるメッシュアッパー。つま先はラバーで保護され、磯遊びやマリンスポーツにも最適だ

 

【その4】街なかからフィールドまでカバーする万能シューズ

ダナー

ラップトップライト3

7700円(税込)

(問)ダナー

名作「ラップトップ」の包み込まれるような履き心地は踏襲しつつ、より軽快にアップデート。接地面の広いアウトソールはグリップ力も抜群で、滑りやすい濡れた路面から湿地帯まで多種多様な環境下で威力を発揮する。

 

↑甲から履き口にかけてウエットスーツ素材のネオプレーンを使用。ソフトな着用感で脱ぎ履きもしやすいのも特徴だ

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

キネティックなアークテリクスの中綿ベスト

昨年の冬に〈アークテリクス〉の「Atom Lt Vest」を購入して以来、アークのベストの魅力に取り憑かれています。今日は寒いのか?寒くないのか?みたいな日も着ておけば安心ですし、袖がない分暑くなりすぎることもありませんし、超軽量なので暑くなったらバッグにしまえばいいですし、と取り回しの良さが異常なんです。

アークテリクスのSLベスト。保温性、透湿性に優れた高機能中綿入り。春夏モデルとして展開されるアトムシリーズのベストで、もう間もなく店頭から消えてしまう。

ということで今年も追加で欲しくなり、もう間もなくシーズンインということで購入したのが、同じくアークテリクスの「Atom SL Vest」。正確にはモデルも違えば中綿の封入量も違うのですが、言ってしまえば色ち買い。というのも決め手は色だったからです。

実際はもうちょっとグリーンが濃い

アークテリクス的には“kinetic”、流行りの言葉を借りれば“ピスタチオカラー”、もっと言えばフランク・オーシャンの最新の髪色。なんとも言い難いです、この色味。

それが理由か、確認した限りでは、日本のセレクトショップではあまりピックされていない…。海外のセレクトショップでもちらほら…といった感じ。なんですが、個人的には好き。店頭で試着した時も「この色を選ぶ人あまりいませんよ!」なんて言われたもんだから、天の邪鬼な性格が顔を出し、購入したというわけです。

あとアークからは、例えばブルーはブルーでも、シーズンによって微妙に色味が違うブルーがリリースされるので、気に入った色味があったら買い。当のkineticも次にいつ出るかわからないってのも購入した理由の一つですね(kineticの意味は「活動的な、動的な」。ってどゆこと?)

斜めから

ちなみに近所で試運転してみましたが、合わせやすさでいえば、もはやわかりません。合ってるようで、合ってない。逆にいえば、全部合ってる、とも言える。試行錯誤しながら、まずは秋のファッションを楽しみます。

気になる方はぜひ「Atom SL Vest」をチェックしてみてください。保温性がより高いものが良い方は「Atom LT Vest」をどうぞ。色はやっぱりブラックが使いやすいです。筆者のおすすめはkineticですが!


FACY編集部・溝口

アークのベストの試運転中、奥さんに言われた一言は「釣りに行く人みたい」。いやはや、外国人のように簡単にはいかなそうだ…。

快適にアウトドアを楽しめる、普段使いもできる機能派ウォーターシューズ4選!

街なかでの普段使いから川や海で楽しめるアクティビティまで、一足は持っておきたいのがウォーターシューズ。水に濡れても乾きやすい速乾性に優れた素材を採用しており、軽量なモノが多いのが特徴です。靴底には、グリップ力の高いソールを備えているため滑りにくく、快適にアウトドアを楽しめます。本稿はフィット感に優れ、スニーカーに近い履き心地を叶えたウォーターシューズ4選を紹介。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】2009年発売のヒットモデルをモダンアウトドア仕様に刷新

テバ

オムニウム フォックス スエード

1万4300円(税込)

(問)デッカーズジャパン

2009年にリリースされた「オムニウム」のアーカイブモデル。アッパー素材に高級感のあるシンセティックスエードを採用するほか、カラーリングも日本企画のワントーンカラーにアレンジした。モダンなルックスのアーバンアウトドア仕様に。

 

↑着脱に便利なクイックリリースバックルを装備。足の甲とかかとの面ファスナーで、フィット感の調整も自由自在にできる

 

【その2】優れた保護機能を誇る多目的ウォーターサンダル

キーン

ソーラーサンダル

1万3750円(税込)

(問)キーン・ジャパン

キーンが展開するパフォーマンスウォーターサンダルのトップモデル。防滑性や耐水性、クッション性を兼ね備えており、水辺からフィールド、都市部まで幅広いシーンに対応する。アッパーは再生素材で環境にもやさしい。

 

↑シューレースと連動したコネクトフィット システムを搭載。かかとに緩みが生じず、抜群のフィット感を提供する

 

【その3】「Zサンダル」をベースにした水陸両用ハイブリッドモデル

チャコ

メンズ オデッセイ

1万450円(税込)

(問)エイアンドエフ

チャコの代表格である「Zサンダル」の履き心地とウェビングシステムを継承した、水陸両用のハイブリッドシューズ。新開発の軽量EVR製のフットベッドは、軽量で高反発、さらに耐久性にも優れており、快適な歩行をサポートする。

 

↑素足のようなフィット感と速乾性を備えるメッシュアッパー。つま先はラバーで保護され、磯遊びやマリンスポーツにも最適だ

 

【その4】街なかからフィールドまでカバーする万能シューズ

ダナー

ラップトップライト3

7700円(税込)

(問)ダナー

名作「ラップトップ」の包み込まれるような履き心地は踏襲しつつ、より軽快にアップデート。接地面の広いアウトソールはグリップ力も抜群で、滑りやすい濡れた路面から湿地帯まで多種多様な環境下で威力を発揮する。

 

↑甲から履き口にかけてウエットスーツ素材のネオプレーンを使用。ソフトな着用感で脱ぎ履きもしやすいのも特徴だ

 

【フォギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ベーシックなデザインと色使いながら、フィールドでも活躍する高機能を備えたトレッキングシューズ4選!

スニーカーとトレッキングシューズでは、「ソールの剛性」「足首のサポート力」に大きな違いがあり、山を歩いたときの疲れ方にも差があります。本稿では、カジュアルな装いにも合うスニーカーライクな一足から本格的な登山に挑めるハイスペックモデルまで。安定感のある足元でトレッキングを存分に楽しめるモデルを紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】シリーズ史上最高スペックを誇る第8世代「カメレオン」誕生

メレル

カメレオン 8 ストーム ゴアテックス(R)

1万8480円(税込)

(問)丸紅フットウェア

幅広いアウトドアシーンで人気を博すカメレオン・シリーズの第8世代モデル。靴のねじれを抑制し安定性を向上させるなど、シリーズ史上最上級のパフォーマンス性を実現した。ローカットモデルなので、街履きにも使いやすい。

 

↑アウトソールに「ヴィブラム エックスエス トレック エボ」を新採用し、ラグを5mm深に改良。グリップ力を強化した

 

【その2】ノーベル賞受賞の強固素材を採用した英国生まれの本格派

イノヴェイト

ROCLITE PRO G400 GTX

2万6400円(税込)

(問)デサントジャパンお客様相談室

イノヴェイトによる新開発の本格的トレッキングブーツ。ノーベル物理学賞を受賞した強靭かつ軽量な「グラフェン」素材が使われたアウトソールをはじめ、過酷な山行に求められる機能性を、洗練されたデザインにフル装備した。

 

↑アッパーにシューラー社製のセラミックコーティング素材を使用。従来モデルと比べて、軽量性と強度が向上している

 

【その3】ランニングシューズのようなクッション性を備えた登山靴

コロンビア

エスケープ サミットアウトドライ

1万7600円(税込)

(問)コロンビアスポーツウェアジャパン

コロンビア独自のミッドソール技術「テックライトプラス」が、優れたエナジーリターンと耐久性を兼備。トレッキングシューズとしてアウトドア環境下での安全性を高める機能と、ランニングシューズのような軽快さを融合した一足だ。

 

↑アウトソールは計算されたラグ配置の「アダプトトラックス」。ウェットとドライのどちらでも地面を確実に捉える

 

【その4】タフさと軽快さを併せ持つ革新的トレッキングブーツ

マムート

Ducan Mid GTX(R) Men

2万8600円(税込)

(問)マムート スポーツグループジャパン

マムートが誇る先進のテクノロジーを集結した次世代型トレッキングブーツ。険しい山岳地でも使えるハイレベルな堅牢性と歩行の安定感を備えながら、驚くほどの軽さと疲れにくさを実現した。アシンメトリーなデザインが目を引く。

 

↑ミッドソールにスプリング型の波状プレートを内蔵。足のねじれを防ぐと同時に、着地時の足裏への衝撃を分散する

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

半年探して見つけたオールドスケシュー。〈adidas〉のTHE GONZALES 2 #今週の一足

#今週の一足はadidasのTHE GONZALES 2

インスタでorganiclab.zipなどのキュレーションメディアを見ていると、気になる90年代〜00年代前半のスニーカーが次々出てきます。ACGのマイナー品番やスケートラインのものに心惹かれることが多いけれど、そういうモデルはブランドが復刻してくれる可能性は少ない……。となると、メルカリやヤフオクで検索ワードを保存して当時のモデルが出るのをずっと待つことになるわけです。

で、こちらは半年くらい待ってようやく出てきた、デッドストックの〈アディダス〉のTHE GONZALES 2。90年代後半にスタートしたマーク・ゴンザレスのシグネチャーモデルの二代目です。

製造年は2000年8月。今から20年以上前のスニーカーなのでデッドストックと言っても何かしら劣化が見られることが多いですが、これに関してはソールに若干黄ばみは見られる程度でした。

1stモデルの発売は99年、2ndモデルのこのカラーは00年発売。ボテッとしていて、現在の〈アディダス スケートボーディング〉のスタイリッシュな見た目とは真逆です。ライニングのクッションの入れ具合も含め、この時代のスケシューはアイコニックなシルエットでカッコいいんですよね。

デッドストックとはいえ、油断したらサクッと加水分解してしまいそうな気がするのでまだ履けていません。

サイドには1st、3rdモデルにはある3ストライプはなし。ただし、シューホールのパーツやサイドの切り替えなどのディテールはどことなく3ストライプを意識させます。THE GONZALESシリーズは3ストライプのデザインがカッコいいので賛否分かれそうですが、個人的には全部モデル好きなんですよね。1st、3rdも絶賛出てくるの探し(待ち)中なので、手に入れたら2ndと並べて紹介したいなと思います。


FACY編集部・岩崎

今シーズンのSTUSSYのルックで使われていたACGのRUFUSもずっと探していますが、中古でも全然出てこないですね。コロナ禍が終わったら、地方のリサイクルショップでもまわろうかな。まあ今の時代はそんな上手いこと出てこないだろうけど……。

快適性&安定性をアプデ! Onの第三世代「クラウドベンチャー」に防水仕様が登場

トレイルランニングは林道、砂利道、登山道などを走ります。路面は平らではなく、石や岩、木の根、階段など、不安定な場所のほうが多いくらいです。そんなテクニカルなセクションの多いトレイルランで活躍するのがトレイルランニングシューズです。

 

今回紹介したいのがスイス生まれのブランド、オン。同ブランドの定番トレランシューズ「Cloudventure (クラウドベンチャー)」はアップデートを続け第三世代になり、そのモデルにウォータープルーフ(防水)が登場しました。

 

【オン「クラウドベンチャー ウォータープルーフ」を写真で先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ウォータープルーフで秋の長雨にも対応!

第三世代クラウドベンチャーは、従来モデルからソールフォームをオン独自開発の軽量クッション素材「HelionTM」にア ップデートし、抜群のクッション性と反発性に加え、トレイルランニングに必要とされる耐久性・温度耐性も兼ね備えました。ミッドソール部には、蹴り出しの反発を高めるオン独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵。アウトソールには、オンの世界特許技術であるソール形状「CloudTec(R)」システムにグリップ性能を高めるラバー素材を貼り付けた 「MissiongripTM」アウトソールを採用。 さらにアッパーはウォータープルーフ仕様で、鬱陶しい秋の長雨も快適にしてくれます!

↑今作は従来モデルからソールフォームをオン独自開発の軽量クッション素材「HelionTM」にアップデートし、抜群のクッション性と反発性はそのままに、耐久性・温度耐性も強化

 

↑ミッドソール部には、蹴り出しの反発を高めるオン独自の足形プレート「Speedboard(R)」を内蔵

 

↑オンの世界特許技術であるソール形状「CloudTec(R)」システムにグリップ性能を高めるラバー素材を貼り付けた 「MissiongripTM」アウトソールを採用

 

↑アッパーの素材は約70%がリサイクルポリエステル素材で作られており、高いフィット感と快適性・安定性をキープ。さらにウォータープルーフ仕様で雨にも強い!

 

オンユーザーのアスリートたちのフィードバックを元にアップデートを果たした本作は、トレーニングや週末のレース、急なアップダウンや岩場など特にテクニカルなセクションの多いトレイルランで活躍する一足です。山々からの良い眺め、きれいな空気と秋を感じつつ、自然を満喫するのもありですね。

オン
クラウドべンチャー ウォータープルーフ
1万9580円(税込)

 

#01 ウィグワムのクルーソックス|ソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。シューズ選びに比べて、意外と見落とされがちなのがソックスではないでしょうか? とはいえ、いざソックス売り場で困るのは、実際に履いた時のイメージが湧きづらいこと(試着できませんからね…)。

そこで本企画『ソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に試着し、その魅力を粛々とレビューしていきます。記念すべき初回は、〈ウィグワム〉のクルーソックス。


#01 ウィグワムのクルーソックス(3パック)

・商品名:Super 60® Crew 3-Pack
・価格:¥1,540(一足当たり¥513)
・購入店舗:OSHMAN’S新宿店
・サイズ展開:S / M / L
・生産国:アメリカ
・素材:コットン83% / ポリエステル16% / ナイロン1%
・寸法:18cm(つま先〜かかと)× 21cm(かかと〜履き口)

試着レビュー

生地はやや厚め。そのため夏場は少し暑く感じるが、春・秋・冬はちょうどよさそう。リブの締め付けもきつすぎず、緩すぎずのいい塩梅。意外とポイントが高いのは、ショーツにもロング丈のパンツにも対応する絶妙な丈感。プライスも手頃なので、普段履き用の白ソックスとしてはかなり優秀。

本質的な機能性を追求するアイウェア「E5 eyevan(イーファイブ アイヴァン)」がローンチ

1972 年「着る眼鏡」というコンセプトのもと、日本初のファッションアイウエアブランドとして誕生したEYEVAN。EYEVAN 7285、10 eyevan、Eyevol に続く5つ目の新しいレーベルが「E5 eyevan(イーファイブ アイヴァン)」が今秋ローンチします。

 

E5 eyevanではアイウェアの原点に立ち還り機能的な工業製品を作るため、「実用的であること」、「機能が必然であること」、「安心して扱えること」、「フレシキブルであること」、「長く使えること」という5つの要素を掲げました。生活に不可欠なアイテムとして本当に必要な機能を求めた結果、シンプルで美しいデザインが誕生。着用時にもストレスなく安心して取り扱える工業製品のようなモノつくりを目指し、快適で豊かなライフスタイルを提案します。

 

METAL SERIES

フロントは圧延と複数回のプレスを加え、素材の密度を高める事により強度を向上させた一枚物のシートメタル。モデル「m3」のフロントは側面中央にプレスによる溝を施し密度を高め、強度を向上させた特殊なリム線を用いています。L字型の特殊な形状を有したテンプルは、掛け心地の良さとオプティシャンによる調整のしやすさという目的を追求した結果、生まれた形状。CP[樹脂] とシリコンで成形したグリップ性のあるエンドには、スウェーデン語で「重い石」を意味するタングステン製のエンドチップを採用。非常に大きな比重のため、前方部及び鼻梁部に掛かる重量を軽減。掛け心地が良く、軽くて壊れにくいという理想的なプロダクトを追求しています。

↑「METAL SERIES m3」4万9500円(税込)

 

PLASTIC SERIES

フロントは高密度で変形が少なく、人体からの影響を受けにくく、経年変化がしにくい特殊なプラスチック「Highcount acetate」 を使用。L字型の特殊な形状を有したテンプルは、掛け心地の良さとオプティシャンによる調整のしやすさという目的を追求した結果、生まれた形状。CP[樹脂]とシリコンで成形したグリップ性のあるエンドには、スウェーデン語で「重い石」 を意味するタングステン製のエンドチップを採用。非常に大きな比重のため、前方部及び鼻梁部に掛かる重量を軽減。掛け心地が良く、軽くて壊れにくいという理想的なプロダクトを追求しています。

↑「PLASTIC SERIES p3」4万7300円(税込)

 

上記2モデル含む、全7型展開(一般発売12月上旬予定)。

 

一般発売に先駆け、9月25日〜10月24日期間限定でEYEVAN 7285 TOKYO、THE EYEVAN 京都祇園、Continuer 恵比寿店にて先行 POP-UP STOREを開催予定。期間中購入したお客様には「E5 eyevan Concept Book」をプレゼント。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

折りたたみ時薄さ約10mmのJINSの老眼鏡! 取り出しやすい薄型の専用ケースで持ち運びもスムーズ

ジンズは、折りたたみ時の薄さ約10mmというコンパクトさと、スタイリッシュで自然なかけ姿を追求した「JINS READING」の新モデルを、9月16日よりJINS一部店舗、JINSオンラインショップにて発売。

 

JINS READINGの新モデルは、これまでの商品特性を引き継ぎつつ、老眼鏡に対する「持ち運びが不便」「かけたりしまったりが煩わしい」という悩みに着目。圧倒的な薄さによるコンパクトさを追求した新しいリーディンググラスが誕生しました。度付きレンズ標準搭載ですぐに使えるパッケージタイプ。度数は+1.0、+1.5、+2.0 の3種類、カラーはブラックとライトブラウンの2色で、全6種のラインアップを用意。

↑ブラック(+1.0、+1.5、+2.0)各5500円(税込)

 

↑ライトブラウン(+1.0、+1.5、+2.0)各5500円(税込)

 

フロントに丁番の機構を組み込んだ特別な設計にすることで、折りたたんだ際にフロントとテンプルがぴったりと密着。これによって折りたたみ時の薄さは約10mmになっています。これはJINSの標準的なサイズのメガネと比較すると、約3分の1の薄さ! 専用の薄型ケースに収納することで、コンパクトで持ち運びやすく、気軽にかけたりしまったりすることができます。

↑付属の薄型メガネケースに収納することで、コンパクトで持ち運びも簡単に

 

また、フロントにはセル、テンプルにはメタル素材を使ったトレンドのコンビネーションフレームを採用。スタイリッシュなデザインで、通常のメガネと変わらない自然な見た目を実現しました。ブルーライト 25%カットのレンズも標準搭載。日常使いはもちろん、持ち運びも便利な新しい老眼鏡となっています。

↑自然なかけ姿を追求し、フロントにセル、テンプルにメタルを採用したトレンドのコンビネーションフレームに

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

いまボトムスを買うならここらへん?アメリカンカジュアルな4本。

季節の変わり目はトレンドの変わり目。トレンドの変わり目はボトムスの変わり目。ということで今回は、次の季節に穿きたいボトムスをFACYからピックアップ。『【2021年夏】編集部がよく着たTシャツ』でも触れましたが、セレクトショップのアイテムを見るに、やはりアメカジムードが高まっているよう。秋冬の土台となるボトムス選びの参考にどうぞ。

一にも二にも五ポケット

marka/COCOON FIT JEANS ¥24,200

アメカジといえばデニム。ですが、今季は王道の5ポケットがまず気になります。で、今穿くならやっぱりリラックスフィットというのが各ブランドのあらかた共通すること。

〈マーカ〉の一本は、同ブランド定番の“COCOON FIT型”を今季はデニム素材でリリース。ややワイドなテーパードシルエットは収まりがよく、どんなアイテムにも合わせやすいのが人気の理由。革靴はもちろん、いつものスニーカーも新鮮に映るはず。

この商品を詳しく見る

がっつりボリューミーなデニムも

STUDIO NICHOLSON/ 別注 ボリューム デニム ¥58,300

使い勝手のいいデニムは種類別で2本は持っておきたい。ということで一目でそれとわかる独特のシルエットが魅力の〈スタジオニコルソン〉からは、こんなデニムを。

同ブランドで廃盤となってしまった“BRIDGES PANTS”を、EDIFICEがデニムに載せ替えて復刻させた一本。迫力のある見た目ながら品の良さが勝っているのは、素材や縫製にこだわるニコルソンならではでしょうか。これならシンプルなグレーの無地スウェットを合わせてもアメカジ野郎になることはなさそう。

この商品を詳しく見る

やっぱりチノもワイドで

STANDARD JOURNAL/by SUGA Chino Pants ¥16,500

デニムに次いで、漏れなくチノパンもチェックしておきたいところ。もちろん、今選ぶならしっかり太さのあるものがベター。

2タック仕様でしっかりゆとりを持たせつつ、裾に向かってテーパードしたチノパンが候補に挙がりそうです。トルコ産のオーガニックコットンを使用し、チノパンを出自を思い起こさせるハリ・コシのある生地も魅力。ベージュとキャメルの色展開については、秋冬アイテムとの相性の良さで選ぶならキャメルに軍配が上がるでしょうか。

この商品を詳しく見る

街へ羽ばたくスウェットパンツ

LA APPAREL/14oz Heavy Fleece Pants ¥9,900

「キング・オブ・スウェット」が生まれたアメリカのカジュアルウェアをなぞるなら、当然ながらスウェットパンツも候補に。つい先日までは野暮ったいアイテムの代表だったアイテムが、奇しくもコロナ禍でルームウェアやワンマイルにもこだわる人が増えた今、タウンユースとして盛り上がりを見せています。

その先導を切るのが通称“ロスアパ”。昨年には原宿に実店舗をオープンし、愛用者が続出中。なんと言っても、14オンスのがっつりヘビーな生地は寒い季節に心強い。ブラック、ホワイト、グレーの中では、断然グレーがおすすめ。

この商品を詳しく見る

不安定な路面でも軽快な歩行を実現!! タウンでも映える機能派トレランシューズ3選

本稿では、街で普段使いできるベーシックなデザインと色使いながら、フィールドでも活躍する高機能を備えたトレイルランニングシューズを紹介します。スタイリッシュなデザインが増え、昨今はアウトドアでの使用にとどまらず、タウンユースする人も増えているのがトレランシューズ。おすすめの3選を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】3Dプレートを搭載しより快適に走れる新モデル

ザ・ノース・フェイス

ベクティブ エンデュリス

1万8590円(税込)

(問)ゴールドウイン カスタマーサービスセンター

最新のテクノロジーを搭載した新作。2層圧縮成型EVAミッドソールが着足時の衝撃を緩和させ、3Dカーボンプレートにより走行時のブレを抑えながら、高い推進力を生み出す。通気性に優れたアッパーを採用し、快適なライド感を実現。

 

↑ソールにはベクティブシステムを採用。トレイルにおけるエネルギー効率を高め、スムーズで安定した走りを生み出してくれる

 

【その2】長距離トレイルに最適なスイス発ブランドの一足

オン

クラウドウルトラ

2万680円(税込)

(問)オン・ジャパン

スイスのパフォーマンスブランドから登場したシューズ。世界特許技術のソール形状「クラウドテック」システムが搭載され、高いクッション性と快適性を生み出す。長時間のランニングで酷使する足元をサポートしてくれる。

 

↑2種類のグリップパターンを備えたアウトソール。グリップ力が強化され、あらゆる路面条件で高い安定感を誇る

 

【その3】極上のクッション性を提供する人気トレイルモデルの新色

ニューバランス

フレッシュフォーム トレイル モア

1万8700円(税込)

(問)ニューバランス ジャパン お客様相談室

未舗装路を快適に走行するための機能を数多く搭載した人気モデルの新色。厚みのあるミッドソールは、高いクッション性により岩や木の根などの突き上げを抑える。アウトドアテイストのカラーを施したアッパーもスタイリッシュな印象。

 

↑ヴィブラムアウトソールが、高いグリップ性と耐久性を発揮。ぬかるんだ不整地でもスピード感のある走りを叶える

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

大人のキーホルダー探し。Wichard のカラビナ #ととのいま品

突然ですが、鍵の持ち歩き方がなかなか定まりません。キーケースをスマートに持ち歩く大人に憧れるものの、なくす・忘れる・落とすという3種類の前科がある自分にとっては遠い存在。穏当なのは、肌身離さずに身に着けるスタイルです。

以前は〈アーペーセー〉のネックストラップをベルトループにくくりつけて使っていたのですが、今の気分としてはもう少しシンプルなものがいい。そんな時に、オフィス近くの「ZABOU TOKYO」で見つけたのが〈ウィチャード〉のカラビナでした。

フランスの老舗マリン用品メーカーWichard社の
カラビナ(3,960円)。シャックル(1,320円)と呼ばれる別売りパーツも購入。

カラビナというと、どうしてもアウトドアの雰囲気に寄りがちな中、潔いほどシンプルなデザインに一目惚れ。日々のコーディネートのテイスト問わず寄り添ってくれる名脇役です。とはいえ、手に持ったときのズッシリとした重み、滑らかな曲線の美しさは主役級。単純にいちプロダクトとしてめちゃくちゃかっこいい一品です。

製品の信頼性の高さゆえ、クライマーや宇宙飛行士(!)も愛用しているカラビナなのだそう。

併せて購入したシャックルは本来であればロープを固定するパーツ。鍵を装着し、ネジ式のピンでロックする機構です。よくあるチープな二重リングではなく、同じ〈ウィチャード〉社のパーツを取り付けることで全体の素材感も統一される気がします。

ということで、せっかくのソリッドな質感を生かすべく、現在付けているのは家の鍵一本のみ。若い頃と違って無駄なものをジャラジャラと付けなくなったのは、一応大人っぽいということになるのかも。


FACY編集部・杉山

カラビナ単品としては決して安くありませんが、気に入ったアクセサリーを一品買ったと思えばかなり安い買い物。というか、そもそもカラビナというアイテム自体が結構好きなことに今気づきました。鍵問題は解決したから、次はバッグに取り付ける用として、NITEIZEのやつでも買おうかな。

ニューバランスの新“フュージョンモデル”「XC-72」は様々なコーディネートに似合うシューズ!

ニューバランスはここ数シーズン、過去のアーカイブモデルの特徴を融合させたフュージョンモデルを積極的に展開しています。1970年代のニューバランスを代表するランニングシューズ「320」「355」「Super Comp」という3モデルをひとつに融合させた「327」。そして1980年代に登場した3つのアーカイブモデル「420」「1300」「Gator」からインスピレーションを得た「237」。さらに、ニューバランスのアイコニックモデル「574」に、90年代に登場したライトウェイト・クロストレーニングモデルのボリューム感あるシルエットを取り入れた「57/40」など、次々とスニーカーをリリースしています。そんななか、今季またもや新たなフュージョンモデル「XC-72」が投入されました!

 

【ニューバランス「XC-72」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

クラシックとモダンが絶妙なバランスで共存!

本作のソースとなっているのは、トレイルシューズの「375」、クロスカントリーシューズの「XC15」、軽量ランニングシューズの「620」という3モデル。ニューバランスが誇るアーカイブの象徴的なデザインディティールを取り入れて、オリジナル本来のクラシックな雰囲気を踏襲しながら、アッパーのサイドには、ニューバランスのこれまでのフュージョンモデルと同様にオーバーサイズのビッグNロゴをオン。そしてスマートでシャープなシルエットに仕上げることで、今っぽい洗練された表情へと導かれています!

↑スエードと合成繊維のコンビネーションアッパーを採用していて、サイドにはオーバーサイズのNロゴを採用し、インパクトのある印象とともにモダンな雰囲気を加えています

 

↑1980年に発売されたランニングシューズ 「620」からインスパイアされたミッドソールで、素材はEVA採用し、軽量で優れたクッショニングを発揮します

 

↑アウトソールは2通りのトレッドパターンが特徴的。内側には「375」のラバーワッフルソール、外側には泥道や凍結地など荒地を走るために開発された「XC15」のビッググリッパーソールを組み合わせている

 

↑シュータンはクラシックモデル特有の“スポンジ剥き出し系”で、ヴィンテージテイストを盛り上げています

 

ニューバランスのアーカイブならではのレトロなデザインと、モダンで洗練されたディテール使いのミックスバランスが絶妙です。スポーティなストリートルックから、モードなセットアップまで、スタイルやジャンルを自由自在にミックスしたコーディネートを可能にします。 2020年にリリースされた「327」をはじめとしたニューバランスのフュージョンモデルは、発売直後に品薄になるパターンが多いので、今作も完売必至かもしれません。気になる方はなる早でチェックして下さいね!

ニューバランス
XC-72
1万4300円(税込)

 

ニューバランス ジャパンお客様相談室
TEL:0120-85-0997

 

“山っぽさ”控えめの「別注キューブバケット」は街でもキャンプでも重宝する!

フランスのアウトドアブランド〈ミレー(MILLET)〉にずっと気になっていたアイテムがありました。その名は『キューブバケット』。大容量且つパッカブル、キャンプ用のウェアやシューズ、チェアなどをまとめて収納でき、キューブ型に変形させると自立もしてくれるトートバッグです。

価格もリーズナブルで良いな〜とは思いつつ、エメラルドグリーンやターコイズ、ベルベットレッドなどいかにも山っぽいカラーバリエーション。自分のキャンプギアとは色味が合わないのでスルーしていたのですが、エディフィスにとてもいいカラーが入荷していました!

RENAULT×MILLET×EDIFICE / CUBE トートバッグ ¥5,830

ブラックでシンプルにまとめたキューブバケットは、フランスの自動車メーカー〈ルノー(RENAULT)〉、〈ミレー〉、〈エディフィス〉のトリプルコラボアイテム。山っぽさを控えめにし、エディフィスが得意とする上品で都会的なスタイルへと変貌させた一品です。

横・縦・幅全て40cmのビッグサイズながらパッカブルというのがうれしい!素材は丈夫なリップストップナイロン生地。入り口はコードロックで締められる仕様も◎

表にはルノー、ミレーのブランドロゴを控えめサイズでプリント。インナーもターコイズからグレーに変更するなど、細かいポイントもしっかり都会仕様になっています。これならひと目でアウトドアブランドのバッグだと分かる人は少ないのでは。

タウンユースで使っても全然OKだし、キャンプ場で〈ヘリノックス〉のチェアと合わせて使うのもカッコいいかな〜と。あとは荷物が多い日のサブバッグとしても重宝してくれそうですね。

同シリーズからはキューブバケットの他に、バックパック(¥19,250)、ショルダーポーチ(¥5,500)も発売中。

ちなみに、(上にサイズも記載していますが)キューブ型にしていないときは横幅がさらに長くなるのでかなり大きいです(笑)。通販だと「イメージと違う!」なんてことになりやすいアイテムなので、店頭での購入がオススメです!

この商品を詳しく見る

都会的な大人のデイリーウェア! アディダス×アルペン「ID2.0」

スポーツデポ・アルペンを運営するアルペンは、アディダス ジャパンとタッグを組み、大人のアーバンスタイルをテーマにした新ラインadidas2021F/W collection「ID2.0」のビジュアルを先行公開。9月22日より、全国のスポーツデポ・アルペン店頭およびアルペングループオンラインストアで順次発売します。

 

ID2.0は、アディダスとアルペンの共同開発による、スポーツブランド発の都会的なデイリーウェア。10月8日からは、全国の販売店舗にてID2.0のためのディスプレイやビジュアルが展開され、同コレクションのスタイリッシュかつ都会的な世界観が、店頭でも体感できます。

 

“さりげなく、心地よく、センスよく。大人を次の場所へと連れてゆく、「私をアップデートする」”というコンセプトから誕生。スポーツウェア由来の素材や機能性だけでなく、デザインや着心地といったファッション性も追求しています。

 

ビジネスシーンをはじめ、家族や友人との時間まで過ごせる上質なデイリーウェアとして、ジャケット&パンツのセットアップやニットから、ロングコートやワンピースまで豊富なラインナップを用意。

 

ジャケット・パンツのセットアップや、クォーターニットのフーディやスウェット、ハーフ丈のコート、ロングコートなど、オン・オフ両方で使える幅広いアイテムによって、スポーツブランド発信の都会的なカジュアルコーディネートが可能です。

 

メンズは、トレンドのアースカラーのジャケットを、黒のインナーとパンツが引き立たてる都会的なスタイリング。テーラードジャケットで今年っぽさをプラスしています。「ID2.0 テーラードジャケット」は税込価格1万3200円、「ID2.0 テイラードパンツ」は税込価格9889円。カラーバリエーションはともにブラック、フォーカスオリーブの2色です。

↑ID2.0 テーラードジャケット(フォーカスオリーブ)

 

↑ID2.0 テイラードパンツ(ブラック)

 

レディースは、Aラインシルエットが美しいピンクのペールカラーコートに、細身の黒いパンツとブーティーを合わせ、都会的で洗練された大人の女性の雰囲気を感じさせるコーデ。「撥水ライトロングコート」は税込価格1万3200円で、カラーはアンビエントブラッシュ、ブラック、ワンダーホワイト。「ID SLIM FIT WOVEN ANKLE PANT」は税込価格7689円、カラーはブラック/ブラック、ブラック/ホワイトの2種類です。

↑撥水ライトロングコート(アンビエントブラッシュ)

 

↑ID SLIM FIT WOVEN ANKLE PANT(ブラック/ブラック)

気持ちが上向く雨の日グッズ5品

気温が上がったり下がったり、雨が降ったり晴れたりと不安定な天気が続く今、チェックしておきたい雨の日グッズ。どんよりとした空でも気持ちが上向くよう、FACYからおすすめの5品を選んでみました。


雨もケチャップもばっちこい

JASON MARKK/REPEL SPRAY ¥2,200

雨対策といえば真っ先に浮かぶのは防水シューズ。ですが、実は防水・撥水スプレーで乗り越えるという方法もアリなのです。使い方は簡単。レバーをギュッと引いてシュッとかけるだけ。個人的にも今年の梅雨は大変お世話になりました。しかも防水・撥水効果だけでなく、ポテトのケチャップからも守る防汚効果付き。汚したくないお気に入りの一足があるならとりあえずゲットしておきましょう。

この商品を詳しく見る

ズラしのモカシンシューズ

Suvsole/Moc Path ¥26,400

「いやそろそろお気に入りの雨靴を」という方は〈サブソル〉のモカシンシューズはいかがでしょう。ライニングには防水透湿素材“eVent”を使用しているから雨もなんのその。透湿性能においては某高機能素材より優れているという話もありますよ。でもって、この面。モカシンといえばのクラークスのワラビーブーツが高い汎用性を証明している手前、こんなにもスタイリッシュに仕上がっちゃいました。やはりベージュがおすすめですが、高円寺Lampaではブラックもご用意あり。

この商品を詳しく見る

雨の日も気取らないミニポーチ

Still by hand/Small Poach ¥7,700

同じく高円寺Lampaで見つけた〈スティルバイハンド〉のミニポーチ。スポーティなアイテムが多い中、同ブランドで展開される洋服同様、洗練されているけれど気取りすぎていない雰囲気です。作りの良さの詳細は下記ページに譲るとして、こちらも漏れなく弱撥水性あり。生地違い・色違いのブラックは「高い撥水性」があるとのことです。先のモカシンシューズの色を拾うなら断然ベージュですが、…いや、なにもセットで使う必要はありませんね。ミニポーチ難民の方はぜひこの機会に。

この商品を詳しく見る

やっぱりグッドルッキングな折りたたみ傘

MACKINTOSH/折りたたみ傘 ¥9,900

端境期にこそ、こんなアイテムを手に入れておきたいものです。泣く子も黙る英国ブランド、〈マッキントッシュ〉の折りたたみ傘。同ブランドからすれば脇役も脇役(のはず)ですが、これまで築いてきたブランドイメージをそのまま反映するかのよう端正で上品なルックスです。使い勝手はというと、ワンタッチで開閉可能、シャフトを収納する際の反発防止機能付きと、機能面も及第点。画像のグリーンの他、計5色展開です。

この商品を詳しく見る

アウトドアムード薫る街仕様のキャップ

HALO COMMODITY/Shirk Cap ¥4,950

「え?緊急用として?」 いやいや、数年前に比べてアウトドアとファッションが近づいた今、こんなキャップもアリになってきました。撥水性と透湿性、おまけに首元を覆うサンシェード付きの6パネルキャップです。ただそのまま使うのでは難易度が高いですから、まずはサンシェードを取り外して、キャンプなどではサンシェード付きでアウトドアムードを楽しみましょう。使いやすいブラックの他、ミリタリーライクなオリーブも展開あり。

この商品を詳しく見る

【2021年夏】編集部がよく着たTシャツ15枚〜前編〜

2021年の夏もいよいよ終盤。編集部一同、今年もやっぱりお世話になったのがTシャツです。夏の始まり頃は「今年は無地Tの気分じゃないな」なんて息巻いていましたが、実際のところはどうだったんでしょう? 今回は、岩崎・溝口・杉山の編集部員3人が今年の夏によく着たTシャツを5枚ずつピックアップ! 畳みじわはご愛嬌!  やっぱり無地T最強! まずは前編をどうぞ!


VOYAGE UTOPIA×AlwaythのダックT(岩崎)

岩崎(yuya) 古着好きにはお馴染みダックヘッドをパロったVOYAGE UTOPIA × AlwaythのTシャツ。恐らくほとんどの人は本家と勘違いするのでは…ってくらい絶妙なデザインです。これと似たカラーリングのBass Pro Shops(アメリカのアウトドア用品店)のTシャツを着てる人も今年はよく見かけました。

杉山(sugi) これ、高校の時にダックヘッドのスウェット着ていたので懐かしいです。どんなブランドかとか何も知らずに着ていました。あのスウェットどこ行ったんだろ…。

溝口(shunsuke) ダックは馴染みがないな〜。あるとしたらドナルドダックくらい。グワッグワワ。

岩崎 ……。6月の編集部がよく着たTシャツで挙げた、VOYAGE UTOPIAのSEA LION Tも調子良かったです。今年は同じブランドで何枚か買うパターンが多かったかも。

AdsumのポケT(杉山)

杉山 ではグリーン繋がりで僕も。まだ引き続き継続する流れだと思いますが、今年の春夏はとにかくグリーンが新鮮でした。全身のどこかにグリーンがあると、なんか今っぽく見えるっていう。暑い夏の日にたまたま通りがかった1LDKで見つけたAdsumのポケTです。

溝口 グリーンは男性も女性もよく着てましたね。ただメンズのほうでは先ほどのダックヘッドのTシャツのような、ダートマス大学のロゴっぽい、アイビー乗りな暗めのグリーンが流行ってた印象です。

岩崎 パントン・カラー・インスティテュート曰く、秋冬のトレンドカラーは「レプラコーン」らしいです。

杉山 レプラコーン?調べるとアイルランドの昔話に出てくる妖精なんですね。まあ大まかには引き続きグリーンってことでOKなのかな?とはいえ秋冬のアウターなんかより小物のほうがグリーンは取り入れやすそうですけど…。

Just RightのボーダーT(岩崎)

岩崎 グリーンに続き、ボーダーTもこの春夏の気分でしたね。細ピッチの横ノリなボーダーTはJust Right。よく見ると手書き風のボーダーになっていて薄く赤も入ってます。大きめの身幅と着丈なのに、肩はそこまで大きくないという絶妙なシルエットが良い!この夏、一番着たTシャツかもしれません。

溝口 たしかによく着てましたね〜。中でもこの一枚はボーダーの配色の良さもさることながら首リブにターコイズっぽいブルーを入れたことにセンスの良さを感じます。ポケットもちゃんと柄合わせしてる丁寧さよ。そこからポケットがよれたらなお良さそう。ボーダーTはほんと多くのブランドが出してました。

岩崎 他のブランドでも90’sやOLD STÜSSYっぽいノリのボーダーT出てましたが、気に入るシルエットのものがなかったんですよね……。ジャストorシンプルにデカいの2択って感じでした。純血のアルスタイルユーザーにハマるのは絶対コレだと思います。

杉山 僕もボーダーTは探していたのですが、自分にとっていい感じのものが見つけられず、結局買えずじまいでした。その欲望をまだ消化できていないので、秋口は長袖のボーダーを探すことになりそうです。

WISM×WE WILLのリンガーT(溝口)

溝口 ファッションシーンはひっさびさにアメカジブーム! というわけで、今年の夏は小学生ぶりにリンガリンガしてました。WISMとWE WILLとのコラボは毎度絶妙に「今ほしいよね」ってところを突いてきて、これもまんまとって感じです。って、改めて見ると今にも小学生が跳び箱を飛びそうな面だな…。

岩崎 いや、これはリンガーTの中でも大人が着やすいやつじゃないですか?古着でよく見るジャストサイズの方だと、本当に体操服感があるから30歳オーバーが着るとビジュアル的にキツいけど……。

杉山 色としては身頃がホワイトでない配色なら、比較的いろんな人が取り入れやすそう。このグレー×ネイビーの配色はハードル高くなくていいですね。

溝口 そう。トリム部分はブラックでもおかしくないんですけどね。ただネイビーであることでデニムやチノなどのアメカジの王道アイテムと難なく合わせられました。そこらへんもちゃんと意識してくれてるのかな。ってことで両者の取り組みは今後も要チェックですよ!

WISM×WE WILLのフットボールT(杉山)

杉山 ではWISM×WE WILLのコンビでもう一発。個人的にはフットボールTも妙に今夏気になっていたアイテムだったんですが、WISM×WE WILLからもしっかりリリースされていたのでゲット。地厚な生地なんですが、かなり身幅にゆとりがあるので真夏でも結構快適に着れました。

岩崎 あれ、コレってshunsukeさんも持ってませんでしたっけ?

溝口 実は持ってます、グリーンのほうを。ただsugiさんと被るので僕は選出せず(笑)。僕はまだ体が涼しい頃の青森のそれなので、真夏に厚手のTシャツを着る勇気がどうしても出なくて……。ただ逆に真夏に厚手のTシャツを着る選択肢もアリという話もスタイリストの長谷川昭雄さんから出てましたね。

杉山 そうそう。暑いときのTシャツの不快感って、Tシャツが肌に張りつく感じにも起因すると思うのですが、それがほぼないんですよね。厚手の生地×たっぷりした身幅という2点の組み合わせがポイントなのかなあと。

ALSTYLEの6.0oz無地T(溝口)

溝口 「今年は無地Tは着ないかも」なんて思ってましたが、なんやかんや着てしまいました。写真こそ映えませんが、出塁率NO.1。XLサイズ4枚をローテーションさせてましたね。一枚着に半袖シャツのインナーにって、やっぱり使いやすすぎ。

杉山 編集部全員が愛用しているALSTYLEちゃんですね。確かに無地Tって、もはやブームというよりひとつのスタイルなので、廃れようがない感じはありますよね。秋冬も一番下のインナーが無地の白だとコーディネートもまとめやすいですし。

岩崎 その中でも価格、生地、シルエットのバランスが今っぽいのがALSTYLEですよね。ちなみに編集部では毎年4月、9月に業者さんから全員分まとめて買ってます。そろそろロンTを注文する時期ですが、僕は逆にXLから2XLに変更する予定です(笑)

Beach BumsのドッグT(岩崎)

岩崎 前編の最後はアメリカのスリフトで見つけた、今回のナンバーワンいなたTシャツです。アイテム自体は90’sに流行ったダジャレ的なやつらしく、犬だけじゃなく猫ちゃんバージョンもあるみたい。ただこれ、2XLだからかプリントが中央より下寄りになってて、めちゃくちゃダサいんですよ。お腹の位置にこのプリントがくるという……。

溝口 あっちのビッグダディが着たら犬たちが3Dで飛び出してきそう…。コーディネートはどっかのチームのキャップ被ってチノショーツ、足元はモデル名もわからないNBで決まりっすね!(キリッ

杉山 そこまで振り切ってしまえれば、逆にかっこいいんですけどね。まああっちのビッグダディを上回るスタイリングをyuyaさんが披露してくれるでしょう!

岩崎 実は「よく着た」ってテーマなのに、これだけは一度も着てません(笑)。みんなが忘れた頃にこっそり着てきます…。


というわけでこれにて前編終了! グリーン、ボーダー、リンガー、フットボールと、トレンド性のあるTシャツは一応押さえていた編集部。気軽に取り入れられるのがTシャツの良いところだよな、と改めて思ったり。後編はそれぞれの趣味性の強いTシャツが登場します。そちらもお楽しみに!

ガンガン履けるDUNKはBY YOUでつくる。 #今週の一足

#今週の一足はNIKEのDUNK(BY YOU)

〈ナイキ(NIKE)〉のダンクが一大ブームになり、もう1年半〜2年くらいでしょうか。ブームの始まりから1年くらいはもはや「ダンク」と名のつくものであればOGやコラボ以外でも全てプレ値になっていた異常事態。とはいえ、もう少し経てば落ち着くだろうと思っていたら、先月から急にリセール価格がガクッと下がりました。

オフホワイトなどのコラボモデルなどはさすがそんなことはないのですが、通常のSBではないモデルはほぼリセールでも定価(中には定価割れも)。ブームが終わりを迎えそうになったとき、ゆるやかにではなく“急降下する”というのも、ある意味二次流通ありきの今っぽい現象なのかもしれません。

ただ、それはあくまでリセール市場でのブームだったわけで、ファッション的に見て「プレ値がつく=カッコいいスニーカー」というわけではないんですよね。普通に買える(買いやすく)ようになった今、やっとユーズドのデニムにダンクを合わせられる!と個人的にはちょっと嬉しくもあります。まあないものが欲しくなるみたいな気持ちもすごく分かるんですけど(笑)。

初めてのBY YOU。届いたときはスペシャル仕様の箱にテンション上がりました。

で、ちょうどリセール価格が落ちる間くらいの時期に、久しぶりにダンクのBY YOU(カスタマイズサービス、昔で言うNIKE id)が復活していたので注文してみました。

ダンクローのBY YOUは、ダンクハイやAF1に比べるとカスタム範囲が少し狭め。恐らくOGカラーに近いのが作れちゃうのが理由だと思いますが、特にネックになるのがつま革とチップのカラーを同色でしか作れないところ。

スニーカーを横に見たとき縦でカラーが分断されてしまうため、今回はシンプルにグレースウェードで統一しました。スウッシュは黒レザー、ミッドソールは白、アウトソールはガムと、先週紹介したブセニッツのカラーをほんのりサンプリングしつつ、SBっぽい雰囲気でガンガン履けるようなデザインをイメージ。

オーダー時のイメージカラーよりホワイトっぽいスウェードだったのがちょっと不満ではありますが、概ね満足です。もしまた似た内容で注文するならライニングをグレー、ミッドソールをガムに変更するともっとカッコよくなりそう。

シューレースは〈オールウェイス(ALWAYTH)〉の「3M Flat Shoe Lace(Black)」に変更しています。

せっかく手に入れたダンク、ブームは落ち着けどこの秋冬はガンガン履いていこうと思います。


FACY編集部・岩崎

2019年くらいにDUNK SBが気になり始め、その翌年のシラキュース(ホワイト/オレンジ)発売からずっとダンクが欲しかったので、念願叶って嬉しいです。ただ、これを注文したあとにSNKRSで2足当たったんですけどね(笑)

ミステリーランチ新作「ストリートマーケット」は、コンパクト&使い勝手の良さで手離せなくなる!

ミステリーランチは、2021年秋冬の新作「ストリートマーケット」を発売しました。税込価格は4180円。

 

同製品は、柔らかい肌ざわりのSoft brushed main fabricを表地に使用した、ライナー付きショルダーバッグ。内側には210 nylon linerを使用し、汚れてもすぐに拭き取りやすくなっています。サイズはW20xH28xD8cm(重量200g)で、マチがなく薄いデザインです。容量は3.5Lで、カラーはブラック、フォレスト、ガーネット、ハマス、インディゴ、シャドームーン、DPMカモの7色。

 

【カラーリング(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ポケットも充実しており、バッグの背面にジッパーポケット、分割されたフロントメッシュポケット、分割された内部ポケット(ロングリーシュキークリップ付き)を備え、持ち物がキレイに整理できます。ショルダーストラップは取り外し可能です。ジッパーにはYKK zippersを使用。

平日から休日までオールデイな相棒! ニューバランス「フレッシュフォーム 1080」は快適オシャレの最先端シューズ

ニューバランスのランニングシューズ「FRESH FOAM(フレッシュフォーム) 1080」は、極上のクッション性とストレスのないフィット感で、ジョギングからウルトラマラソンまでの幅広いランナーに対応する、まさに理想的な一足と言えます。そんな万能モデルに、トリプルブラックとホワイトのニューカラーが仲間入りしました。ともに、いい意味でランニングシューズ然とした印象はなく、街履きとしてのポテンシャルも感じずにはいられない佇まいです。本格派のランニングシューズがいかに日常に馴染むのか、GetNavi web編集長・山田佑樹夫妻が履いて確かめます。

 

【ニューバランス「フレッシュフォーム 1080」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

 

「また、今度でいっか」という発想にならないプロダクトやサービスが今は大事

未曾有のコロナ禍に見舞われて約1年半。リモートワークが浸透し、「オンオフ問わない」と謳ったファッションアイテムが以前に増して見受けられるようになりました。シーンを選ばずに使えるということは、自由さを保証してくれること。例えば、出社勤務の日。今日は健康のために一駅歩こうと思いついたら、それに付き合ってくれるシューズでなければいけません。そこに求められるのは、本質的な性能とシチュエーションに応じるデザインです。それを踏まえて考えると、フレッシュフォーム 1080のトリプルブラックやホワイトは、快適なランをサポートする機能性とワントーンで普段履きにも対応するファッション性を兼ね揃えているため、シーンを選ばないシームレスに履けるシューズの代表格と言えるのではないでしょうか。

↑フルマラソンからLSDランまで幅広く対応するフレッシュフォームシリーズの最新作、「フレッシュフォーム 1080」各1万7600円(税込)

 

ニューバランス「フレッシュフォーム 1080」が快適な理由

シューズの至上命題とも言える履き心地。各メーカーは最新テクノロジーの開発に取り組んでいます。ニューバランスもご多分に漏れず、設立以来100年以上も極上の履き心地を追求してきました。その中のひとつに挙げられるのが、最新作のフレッシュフォーム 1080です。万人が楽で快適なランを実感できる“フレッシュフォーム X”ミッドソールは、モデル名になっているだけあって特筆すべき点。足元で個性を演出できるカラーリングも豊富にラインナップしています。そんな気になるモデルに詰め込まれている機能性がこちら。

↑アッパーは、縫い目やレイヤーのないニットメッシュ構造の“ハイポニット”。柔らかな素材感によって、自然と足にフィットします。通気性とストレッチ性を高めるジャガード織りのようなパターンを採用していて、機能美と呼べるデザインが効いているのがポイント

 

↑サイドに施されている凹凸は、安定性をもたらす内側と、クッション性が高まる外側で、内外のミッドソールを非対称のデザインで設計しています。そして、軽量でかかとをしっかり固定する“ウルトラヒールサポート”が、フルマラソンからジョギングまで快適なフィット感を与え、ワンランク上のパフォーマンスを発揮できるのです

 

↑深い溝が地面をしっかりグリップし、屈曲性も高い柔軟なアウトソール。こちらもまた、快適なランを提供してくれる大事なエッセンスです

 

実際、どれぐらいラクで、どれぐらい日常にマッチするの?

前述したように、フレッシュフォーム 1080は、マラソンにも対応する機能とシーンを問わない洒脱なデザインによって、「オンオフ問わない」シューズに仕上がっています。その汎用性の高さを確かめるため、GetNavi web編集長・山田佑樹と舞さん夫妻による、平日と休日のコーディネートにフレッシュフォーム 1080を合わせてみました。普段どおりの生活にどれほど馴染み、その実力を発揮してくれるのでしょうか。

 

【平日①】会社帰りに2人で帰宅

ビジネスカジュアルのスタイルで普段仕事をしている2人。山田編集長はジャケットのセットアップにトリプルブラックを合わせ、シックなモノトーンの着こなしを構築。舞さんはワンピースに羽織ったカーディガンを足元のホワイトとリンクさせて柔らかな雰囲気に。ともにスポーティな足元がいい塩梅の抜け感を演出していますが、ワントーンの配色が功を奏してスポーティすぎない印象。出社勤務の日、帰宅時間が重なったため一つ隣の駅で待ち合わせして、遠回りして帰ることに。

↑【左】ニューバランスのジャケット2万3100円、カットソー4950円、パンツ1万4190円、シューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/【右】ニューバランスのシューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)、その他本人私物 ※すべて税込

 

【平日②】商店街で買い物

普段なら近所のスーパーで買い物を済ませるそうですが、この日は戸越銀座商店街でこだわりの食材を購入。精肉店や青果店など、いくつも専門店を回ると、普段履いているビジネスシューズなら歩き疲れてしまいますが、フレッシュフォーム 1080は寄り道したい気分になるほど、歩き心地がいいものです。ちょっと歩こうと思わせてくれるのは、足元のチョイスのおかげであり、気持ちの余裕にも繋がるのではないでしょうか。今回の取材では、いきつけの精肉店「Meat&deli355 – 飯田ミートストアー」にお邪魔しました。

↑【左】ニューバランスのジャケット2万3100円、カットソー4950円、パンツ1万4190円、シューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/【右】ニューバランスのシューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)、その他本人私物 ※すべて税込

 

【休日①】雑貨店巡りウォーキング

運動不足解消を兼ねて、戸越銀座商店街でお気に入りの雑貨店を巡りながらウォーキング。抜群のクッショニングと、シューズ内がムレにくいニットメッシュのアッパーによって、足に不快感なく歩き回ることができます。足に余計な疲労を感じることなく過ごす休日は、いい1日の条件です。今回は、カメラ好きの夫妻がたまに立ち寄る写真店「フォトカノン」などを巡りました。

↑【左】ニューバランスのパーカ9350円、パンツ9900円、シューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)/【右】ニューバランスのロングパーカ8250円、シューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)、その他スタイリスト私物 ※すべて税込

 

【休日②】カフェでランチ

カフェでのランチにも、スタイリッシュなトリプルブラックとホワイトのフレッシュフォーム1080が馴染みます。このルックスなら、小洒落たカジュアルレストランのデートでも違和感はありません。どんなスタイリングにも組み合わせやすい両カラーは、シチュエーションのみならず、着こなしのテイストも問いません。

↑【左】ニューバランスのトレーナー7590円、シューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)、その他スタイリスト私物/【右】ニューバランスのジャケット2万6400円、カットソー4950円、パンツ1万5950円、シューズ1万7600円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)※すべて税込

 

ビジネスとファッション、そしてワークアウトの全方位を網羅

仕事から休日まで、快適でオシャレに履きこなすことができるフレッシュフォーム 1080。実際に履いてみた感想を山田夫妻はこのように話してくれました。

 

山田「まず、足を入れた瞬間から、ミッドソールの柔らかさを実感して、クッショニングの良さが伝わってきました。それが感動的で、一般的なスニーカーに履き替えたら、足の感触がまったく違う。同じ場所を歩いても足にかかる負担が圧倒的に違うことがわかりますよ。

 

一般的なスニーカーはダイレクトに地面からの入力があってきて硬い&固い。一方で、フレッシュフォーム1080は絶妙に柔らかい。足を、膝を、脚を、うまくサポートしてくれるのが非常にすぐにわかる。特に、下り坂を下るときには歴然! でもですね、単に柔らかいではないんです。絶妙に柔らかいんです」

 

舞さん「本当にそう。ふわっとした柔らかさがあるけど、しっかりとした安定感もあって歩きやすかったです」

 

山田「ワントーンだけど単調すぎないアッパーのデザインは、目立ちすぎず、控えめすぎない絶妙なデザインでいいですね」

 

舞さん「普段、お揃いのシューズを履くことはないですけど、色が違うと印象も全然違うから、気恥ずかしさもありませんでした。シンプルなデザインは、普段のお仕事の着こなしにも合うと思います」

 

山田「個人的にビジネスカジュアルのスタイルは、これくらいスポーティさがあったほうがいいと思うんです。足元だけガチガチのビジネスシューズじゃ、違和感がありますからね」

 

舞さん「どんなシチュエーションでも履けるシューズで、長時間着用していても疲れない快適な履き心地は貴重ですね」

 

山田「僕は足の甲が高いのですが、包み込まれているフィット感はあるけれど、窮屈感を一切感じません。週に一度くらいランニングをしているんですけど、その時も履きたいです。クッション性重視のシューズで足への負担が少ないから、気分良く走ることができそう。この一足があれば、仕事も休日も足元に悩むことはなくなりそうです」

↑フレッシュフォーム 1080の快適な履き心地とデザインにご満悦な山田夫妻

 

 

■ニューバランス公式通販

https://shop.newbalance.jp/shop/e/eEnb-freshfoam

 

■スーパースポーツゼビオ公式オンラインストア

https://www.supersports.com/ja-jp/xebio/campaigns/60ea8ba475aedb1aaf283302

 

撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司 撮影協力/戸越銀座商店街

90年代、音楽とストリートファッションシーンを席巻した「ファーストダウン」が今、逆に新しい!

1990年代当時のデザインを再現した復刻スニーカーを中心に90年代リバイバルが熱い昨今。その注目はスニーカーからウェアの着こなしのサイジングなど様々な要素に飛び火し、さらに新たなブランドに注目が集まりつつあります。

 

1980年代アメリカにて誕生したブランド、「ファーストダウン」のウェアは優れた機能性とデザイン性を兼ね備え、アウトドアフィールドからタウンユースまで様々なシーンで活躍。90年代には当時のストリートブランドと好相性で、ヒップホップやスケートボードなど、様々なスタイリングで多くの愛用者がいました。そんなファーストダウンの代表的アウターが「モータウンジャケット」です!

 

【ファーストダウン「モータウンジャケット」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

アラフォー世代には90年代のモデルがたまりません!

モータウンジャケットは、今っぽくほど良いボリューム感を持たせたゆとりのあるオーバーシルエットを採用し、オーバーサイズがスタンダードだった当時の着こなしを再現してくれます。ハイスタンドデザインのネックやフード、袖や裾のアジャスターなど、優れた防寒性も充実。本格的なアウトドアスペックを備えながらもタウンユースでもマッチする、ファッション性の高い一着へと仕上げられています。

↑左の胸元にはファーストダウンのブランドロゴ刺しゅうをオン。このロゴは懐かしいですねー(涙)

 

↑シェルの表地にはサプレックス ナイロンを採用し、コットンのような表面の毛羽立ちを実現。優れた耐久性に加え、UVカットや撥水、防風、透湿性も併せ持ちます

 

↑フロントには比翼を配して風の侵入をシャットアウト

 

↑その下のファスナーはダブルタイプで、上下両方向からの開閉を可能にしています

 

↑アームの袖口や見頃の裾にはアジャスターが付いて、外気の侵入を防ぎます

 

オーバーサイズの着こなしにピッタリなビッグシルエットだからトレンド感もバッチリです。ちなみに、本作はメンズ&ウィメンズを問わずに着用できるユニセックス仕様なので、パートナーとのリンクコーデにも使えちゃえますね! 写真のカラーは“ツリーカモ”ですが、他にもたくさんのカラーリングをラインナップしています。

ファーストダウン
モータウンジャケット
1万9800円(税込)

 

ミリタリー仕様の〈チャンピオン〉。人気のUSNAスウェパンがハンキードリーに入荷中です。

一気に秋めいた気温になってきました。あわてて長袖のトップスをクローゼットの奥から取り出した方も多いはず。となると、パンツもそろそろ秋口にちょうどいいやつが欲しくなってきます。

そんな折にチェックしておきたい、一風変わった〈チャンピオン〉のスウェットパンツをFACYで発見。

Champion ¥15,620 (HUNKY DORY NAGOYA)

あの見慣れたCロゴがどこにも見当たらない、言わば広い意味での“目無し”に当たる一本です。実はこれ、アメリカ海軍兵学校(=United States Naval Academy、略称USNA)でのトレーニング時に使用されるシリーズなのだそう。しかも、実際に校内で販売されている現行のオフィシャル品です。

Cロゴの代わりにアイキャッチになるのが、NAVY CREST(ネイビークレスト)と呼ばれる海軍兵学校のロゴマーク。〈チャンピオン〉といえばカレッジのイメージが強いですが、USNAをモチーフにすることでミリタリーの風味も味わえる一本です。洗濯を重ねてロゴが掠れてもかっこよさそう。

生地は厚手でしっかりと目の詰まった、12オンスのスウェット地です。

ミリタリーアイテムならではのディテールも男心をくすぐります。士官学校では生徒が同じものを着用するため、それぞれの名前を書き込むネームタグが生地の裏側に鎮座。生成りのヘリンボーン地のラインは、いちデザインとしてもかっこいい。

セットアップで見るとさらに物欲をそそられますが、あいにくスウェットシャツはすでに完売。今回のスウェットパンツも旅立っていくのに、そう時間はかからないはず。

Sサイズ(ウエスト64cm~84cm)のみの入荷なので、体型が合う方ならサイズ選びに悩む必要はなさそうです。

この商品を詳しく見る

ミリタリー仕様の〈チャンピオン〉。人気のUSNAスウェパンがハンキードリーに入荷中です。

一気に秋めいた気温になってきました。あわてて長袖のトップスをクローゼットの奥から取り出した方も多いはず。となると、パンツもそろそろ秋口にちょうどいいやつが欲しくなってきます。

そんな折にチェックしておきたい、一風変わった〈チャンピオン〉のスウェットパンツをFACYで発見。

Champion ¥15,620 (HUNKY DORY NAGOYA)

あの見慣れたCロゴがどこにも見当たらない、言わば広い意味での“目無し”に当たる一本です。実はこれ、アメリカ海軍兵学校(=United States Naval Academy、略称USNA)でのトレーニング時に使用されるシリーズなのだそう。しかも、実際に校内で販売されている現行のオフィシャル品です。

Cロゴの代わりにアイキャッチになるのが、NAVY CREST(ネイビークレスト)と呼ばれる海軍兵学校のロゴマーク。〈チャンピオン〉といえばカレッジのイメージが強いですが、USNAをモチーフにすることでミリタリーの風味も味わえる一本です。洗濯を重ねてロゴが掠れてもかっこよさそう。

生地は厚手でしっかりと目の詰まった、12オンスのスウェット地です。

ミリタリーアイテムならではのディテールも男心をくすぐります。士官学校では生徒が同じものを着用するため、それぞれの名前を書き込むネームタグが生地の裏側に鎮座。生成りのヘリンボーン地のラインは、いちデザインとしてもかっこいい。

セットアップで見るとさらに物欲をそそられますが、あいにくスウェットシャツはすでに完売。今回のスウェットパンツも旅立っていくのに、そう時間はかからないはず。

Sサイズ(ウエスト64cm~84cm)のみの入荷なので、体型が合う方ならサイズ選びに悩む必要はなさそうです。

この商品を詳しく見る

タイムレスな人気を誇るニューバランス「990」シリーズの2代目が復刻!

ニューバランスブランドを象徴するモデルとしてタイムレスな人気を誇る「990」シリーズ。1982年に初代「990」が誕生し、その後テクノロジーの進化を経て1998年に登場した2代目の「990V2」が復刻します。発売当時の佇まいのまま、グレー、ネイビー、ブラックの3色が9月10日よりニューバランスオフィシャルストア、ニューバランス公式オンラインストア、その他一部店舗にて発売。

↑「990V2」3万1900円(税込)

 

990V2は、当時の最新テクノロジーである衝撃吸収素材ABZORB(アブゾーブ)を初めてビジブル化したミッドソールを搭載し、優れた衝撃吸収性と反発性を実現したモデルです。アッパーはWolverine社のピッグスキンスエードとメッシュのコンビネーションです。

↑「990v2」グレー

↑「990v2」ブラック

 

↑「990v2」ネイビー

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大画像が表示されます)】

ポーター ウィーヴの「2ウェイ ヘルメットバッグ」はコットンジャカード織り生地が味わい深い仕上がり!

吉田カバンの「PORTER WEAVE(ポーター ウィーヴ)」は、コットンジャカード織り生地とナイロンツイル生地を組み合わせ、さらに製品染めによってコットン部分のみを染めて仕上げたバッグをラインナップしているシリーズです。 そんなポーター ウィーヴシリーズでオススメなのが、手持ちと背負いの2通りの使い方ができる「2WAY HELMETBAG(2ウェイ ヘルメットバッグ)」!

 

【ポーター ウィーヴ「2ウェイ ヘルメットバッグ」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

上品かつ洗練されたルックスで、休日の大人カジュアルにピッタリ!

“製品染め”とは製品にしてから染めることで、まるで洗ったような味わいのある風合い。さらに、ファスナーなどの金属パーツも新品とは異なる味のある雰囲気に仕上がっているのが大きな特徴です。また、プロダクトの出来上がり時の色合いや縮み方、シワ感に個体差が現れ、同じアイテムでも一点一点表情が異なるのもポイントですね!

↑バッグの表地には花柄とPORTERロゴをジャカード織りで表現したコットン生地をフロント面に使用。どことなくオリエンタルな雰囲気を醸し出しています

 

↑ナイロンツイルやファスナー、糸などは染色したものを使用し、新品無垢にはない味のある雰囲気に仕上げています

 

↑外装にはファスナーポケットを複数設けています

 

↑裏地は同色のナイロンツイルを使用しワントーンでシックな雰囲気に。上品で繊細なルックスながらも、内装にはポケットを多数備えた機能的な作りです

 

↑背面にはリュックストラップが装備されているので、手持ちと背負いの2通りの持ち方ができます

 

シンプルかつ機能的な2ウェイ ヘルメットバッグと、コットンジャカード織り生地が意外なくらいに好相性! 物を入れると底マチが広がる仕様で、見た目以上の収納力があるのもポイント。女性の方でも持ちやすい小さめのサイズ感に仕上げているので、ユニセックスでも使えるアイテムです。

PORTER WEAVE
2WAY HELMETBAG
3万2450円(税込)
■サイズ:W370×H410mm

 

吉田
TEL:03-3862-1021

3年ぶりのカタディンロゴとの邂逅 #ととのいま品

mistermortとして知られるモルデカイ・ルビンスタイン氏が使っているのを見て以来、ず〜っと頭の片隅にあった〈エルエルビーン〉のトートバッグ。デカデカと入ったカタディンロゴが実に印象的で、でもストリート色が強い自分の服装には合わないな〜とスルーして3年。もう存在すらも忘れかけていた頃、FACYで思わぬ邂逅を果たしました。

「わ! あの時のあれじゃん! 今いいね!」ポチッ。

1987年に誕生したカタディンロゴをあしらったエコバッグ。手の平サイズに折り畳めるためポケットにいれて持ち運び可能。また肩掛けできるのもポイント高い。HUNKY DORY NAGOYAで購入。

オーバーサイズ全盛前夜にあった当時よりサイズ感も落ち着き、トラッドなムードのアイテムが気になる今日この頃。コーディネートを引き締めるラストピースとしてワードローブに迎え入れました。

改めて見ると、なんてことのないエコバッグですが(失礼!)、生地いっぱいまで引き伸ばしたロゴが良いんですよね。単純明快ゆえにインパクト大。おかげで夏のコーディネートの物足りない感は一発で解決。その反動として、人の視線をちょっとだけ奪ってしまう副次的効果も得られました。

荷物。普段はこれに弁当箱も入っている。それでもまだペットボトル2L×2本入るかというぐらいに余裕がある。

今更ながらに言うと、モルデカイ氏が使っていたのはボート・アンド・トートに着想を得た600デニールのポリエステル製(だと思います)。このエコバッグと用途も異なりますが、レジ袋が有料になった今、むしろこっちで良かったのでは?と思っています。

気になるあなたもぜひどうぞ。お値段、税込2,090円です。


FACY編集部・溝口

mistermort氏自身の格好はもちろん、彼の投稿に登場する人たちを見ていると、何を着るか以上に何をどう着るかが大事なんだと気付かされます。いや〜ファッションって奥が深いですわ〜(同氏は#F○ckFashion のタグを多用していますが)。

エディフィスで始める秋支度。注目の4品をピックアップ。

まだまだ暑さの残る日が続いていますが、気づけば晩夏になっていたように、秋もすぐやってきます。となると、秋支度をするなら今のうち。まだ暑さの残るうちにEDIFICEで見つけた注目の4品をチェックしておきましょう。


1.TANGENT/別注ブリティッシュアーミー パンツ

¥36,300(税込)

まずは、最近じわじわ増えている日本のパンツ専業ブランドの中でも、デビュー間もないながら一際目立っている〈タンジェント〉をピックアップ。

なんてったってテーマは、“ミリタリーパンツ専業”。さらにテーラー的手法で仕立てているのだから、大人が見逃せないのは尚のこと。

こちらは、そんなブランドにEDIFICEがさっそく目を付け別注したワイドなミリタリーパンツ。ヴィンテージのイギリス軍をベースにしたモデルを、インラインにはない強撚のコットンを使用し、ハリ・コシのある表情に仕上げました。

どうせならジャケットを羽織ってとことんドレッシーに。イージーパンツで怠った体にムチを打ちたい。

この商品を詳しく見る

2.INDIVIDUALIZED SHIRTS for EDIFICE/オーバーサイズスタンドカラーネルチェック

¥29,150(税込)

こちらもEDIFICEスペシャル。大人フレンチを標榜するブランドらしく、アメリカ生まれの〈インディビジュアライズドシャツ〉をフレンチ仕様に別注。

ベースにしたのはフランスのドレスシャツ。襟は特別仕様のバンドカラーということで、シックの中にも程よいヌケ感があるのが特徴です。

とはいえ、生地にはしっかりアメリカらしさが感じられるワークテイストのものを使用。季節の始まりにはこんな振れ幅の広い一枚を持っておきたいところです。

この商品を詳しく見る

3.WAX LONDON/バスケットチェックシャツ

¥18,700(税込)

適正価格のメンズウェアを広めることを目指す〈ワックスロンドン〉は、単に服を作るだけでなく、そこに生まれる雇用の創造にも尽力するブランド。シャツ一枚にも温かみを感じるのは、その背景があってのことでしょうか。

素材にはコットンポリを使用。それらをバスケット編みにすることで、シャツ単体で着た時も表情のある一枚へと仕上げました。

もちろん秋だけでなく、冬はインナー使いしてもOK。例えばキレイめなコートの差し色として使うのはいかがでしょう?

この商品を詳しく見る

4.SOLOVIERE/MATT グレインレザー

¥35,200(税込)

クリスチャン・ルブタン、ピエール・アルディなどのメゾンブランドでキャリアを積んできたデザイナー、アレクシア・オーベールによるパリ発のシューズブランド、〈ソロヴィエール〉の一足。

見た目は、至ってシンプル。デザインというデザインはシューレースのみです。それゆえに、靴としてのデザインだけでなく、実用靴としての機能美が窺えます。

秋を待つまでもなく、できるなら夏スタイルもこんなアイテムでブラッシュアップしたい。ショーツに長袖トップス、あとソロヴィエールの一足があれば、大人のエフォートレスな晩夏コーデの完成です。

この商品を詳しく見る

“屋久島”をテーマにした「グレゴリー×エルネスト クリエイティブ アクティビティ」の珠玉コラボレーションバッグ!

俳優/クリエイターとして活動する井浦 新氏が、旅から得たインスピレーションをもとに、アウトドア フィールドで最大限に機能するウェアや、遊び心のあるギアを展開するブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY(エルネスト クリエイティブ アクティビティ)」。そしてアメリカはカリフォルニア発のバッグブランド「GREGORY(グレゴリー) 」とのコラボレーションによるバックパックが発表されました。今回は、40年以上に渡り愛されているグレゴリーを象徴するフラッグシップモデル「デイパック」を試してみましたよ!

 

【グレゴリー×エルネスト クリエイティブ アクティビティ「デイパック」の写真を先見せ(画像をタップすると閲覧できます)】

 

シンプルなデザインと幻想的なオリジナル柄がベストマッチ!

今作のコラボレーションのテーマとなっているのは「屋久島」。バッグのボディ生地には、実際現地へ行って撮影した写真でデザインされた柄を採用しています。ちなみにこのバッグコレクションは、グレゴリーの定番モデルである「デイパック」や「テールメイト」の他、ハイキング用のテクニカルパック「パラゴン 48」「ジェイド 33」を合わせた、全16モデルで展開されます。

↑「YAKUSHIMA Forestra Camo」と名付けられたこのオリジナル・テキスタイルは、世界的にも特異な自然環境で知られる、屋久島の原生林豊かな自然からインスピレーションを受け、誕生しました

 

↑フロントにお馴染みのグレゴリーのロゴパッチが配されるほか、メインコンパートメント内にはコラボの証とも言えるエルネストのロゴのピスネームが付きます

 

↑デイパックの機能性を踏襲しているので、バッグとの一体感を高めるウエストベルトは、使用しない時はサイドのポケットに収納可能です

 

↑メインコンパートメント内にはPCスリーブもしっかりと装備

 

デイパックならではのシンプルなデザインに、大胆かつナチュラルな「YAKUSHIMA Forestra Camo」 が映えますね。 本作をはじめ、全16モデルは全国のグレゴリーストア及び、グレゴリー公式オンラインストア、一部のグレゴリー正規取扱店にて9月10日から順次発売予定とのこと。また、8月27日からグレゴリー公式オンラインストアにて先行予約販売が開始されているので、気になる方はぜひともチェックしてみてください!

GREGORY×ELNEST CREATIVE ACTIVITY
デイパック
2万4200円(税込)
■サイズ:W40×H45.5×D16.5cm/容量:26L

 

グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
TEL:0800-12-36910

“じゃないほう”のレッドウィング。気負わず履けるポストマンシューズが優秀です。

実は隠れた名品です

アメカジ復権のムードが漂う今、そのど真ん中のブランドである〈レッド・ウィング〉の存在は無視できません。とはいえ、90年代に一世を風靡した、あのアイリッシュセッターを今すぐ手持ちのワードローブと組み合わせるのはちょっと難易度が高いもの。同ブランドのラインナップの中でも、コーディネートのテイストを問わずに合わせやすいのはポストマンシューズのほうです。

REDWING / POSTMAN OXFORD ¥38,500
(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

そもそもポストマンシューズという呼称はUSPS(米国の郵便局)の公式シューズに採用されたことに由来しています。オーソドックスな外羽根式のプレーントゥのアッパーに、柔らかなラバーのフラットソールを組み合わせる発想は当時かなり画期的だったのだそう。日々歩き回る郵便配達員の足元を長年支えてきた一足です。

シューズ側面に取り付けられている「SR/USA」のタグにもご注目を。実はこれ、滑りにくい(=SLIP RESISTANT)こと、アメリカ製であることだけでなく、USPSの基準をクリアしていることも示しています。ポストマンシューズを模した革靴は数多ありますが、〈レッド・ウィング〉の一足はまさにそのルーツ。そんな背景を知ればこそ、なお愛着が湧いてくるというものです。

発売後60年(!)を経ても、〈レッド・ウィング〉のポストマンシューズが愛される理由は履き心地の良さだけではありません。丸みのあるトゥのフォルムはかっちり感だけでなく、カジュアルなニュアンスも兼ね備えているのがポイントです。ドレッシー過ぎないので、いつものジーンズやチノパンにも気軽に合わせやすい。

販売しているジャーナルスタンダードのスタッフさんの着こなしはこんな感じ。ラコステのポロシャツ、軍パンのようなカジュアルなコーディネートの足元をグッと引き締めてくれる一足です。ラフなスタイルにもハマりやすいので、普段はスニーカー派という方にもおすすめ。この秋は“じゃないほう”の〈レッド・ウィング〉をぜひチェックしてみるべし。

この商品を詳しく見る

合言葉はエイエイオー! ウィットに富んだスウェットが秋口におすすめです。

エイエイオー/クルーネックスウェット ¥10,450(ジャーナルスタンダード)

SNSで個人が台頭する時代とかなんとか言われて久しく、アパレル界隈でも所属が見えない、匿名性のあるブランドが増えてきました。中には偶然にか必然にか、有名人にフックアップされて一気にスターダムに駆け上がるブランドもあるほど。いやはや、おもしろい時代です。

で、この〈エイエイオー(AIAI OH)〉。(個人的には)はじめましてです。所属が見えない分、いち消費者としてはデザインのみで物を見なきゃいけないわけですが、いいですね〜。釣りモチーフのグラフィックとクラシックなフォントが今っぽいですし、しっかり洒落も効いている。

というのも「Catch Me If You Can」の文字。推測するに、レオナルド・ディカプリオ扮する天才詐欺師のフランクと、トム・ハンクスが演じるFBI捜査官カールによるクライムコメディ映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002)』がネタになっているのでは? 彼らも世界を股にかけてドデカイ追いかけっこをしていましたし、釣り人と魚も釣るか釣られるかの決戦を繰り広げていますし。まぁあくまで推測ですが、映画好きはそう解釈して着るのもいいかなと(当の映画もおすすめ!)。

シルエットは時流を汲んだゆったりサイズ。こう見ると、フロントのプリントにありがたみを感じますね。さらっとデニムに合わせてもサマになる。秋物の一発目としておすすめです。

はてさて、〈エイエイ オー〉の今後やいかに。なんて気になくてもいいんですけどね。着る人自身が楽しければいいわけですから。

ちなみにブランド名(AIAI OH)の由来は、「AIAI」は愛と愛を指し、そこに激励の「エイエイオー」を掛け合わせたとのこと。なんだか気が滅入るような昨今ですが、こんな一着があれば気分も上がりそうです。

この商品を詳しく見る

やっぱり黒が好き。ブラック派に捧げる秋アイテム5選

洋服の色選びにおいて世間の流行は気になりますが、一番大事なのは本人の気分にフィットするかどうか。その中でも、黒はいつの時代も多くの人から愛される色です。というわけで、今回は黒のトップス・パンツ・シューズのみを5品ピックアップ。全国のブラックラバーの皆様、ぜひこの秋の買い物リストの参考にどうぞ!

1.ROTHCO / ファティーグジャケット

¥8,800(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

まだ暑さが残る日もさっと羽織りやすいのは、ミリタリー由来のファティーグジャケットです。元々、ベトナムのような高温多湿の環境下での着用を想定されているジャケットなので、秋の買い物第一弾にうってつけ。大きめサイズをいつものTシャツにバサッと羽織る感じがおすすめ。

このアイテムを詳しく見る

2.DAIWA PIER39 / TECH SWEAT HOODIE

¥15,400(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

釣りという趣味性が強いキーワードを一気にファッションの文脈に引き寄せた〈ダイワ ピア39〉。今の気分をしっかり抑えたボックスシルエットのパーカーです。普通のパーカーをただサイズアップして選んでも、この絶妙な丸っこいフォルムはなかなか出せないもの。パーカーも早めに抑えておいて損はありませんよ。

このアイテムを詳しく見る

3.gicipi / タートルネックニットソー

¥7,480(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

ここ何年かで、コーディネートに取り入れる人が増えたタートルネック。重ね着だけでなく一枚でも使える、間違いない一着を手に入れるなら〈ジチピ〉がおすすめ。比較的手頃な値段ながら、確かな作りで愛されるイタリアの老舗カットソーメーカーです。薄手のコットンニットなので、今すぐ活躍してくれるはず。

このアイテムを詳しく見る

4.JOURNAL STANDARD / バルーンデニムパンツ

¥8,690(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

いわゆるインディゴカラーのデニムとはひと味違うクールな雰囲気が魅力のブラックデニム。ジャーナルスタンダードで人気なのは、股下短めのワイドテーパードの一本です。昨年ヒットした映画『mid90s』で主人公たちが穿いていそうなゆったりしたシルエットですが、裾付近はスッキリした雰囲気なのがグッド。古着の550あたりをがんばって探すのもいいけど、自分に合ったサイズを選ぶなら新品も要チェック。

このアイテムを詳しく見る

5.NIKE / AIR FORCE 1 ’07

¥11,000(JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店)

街中で誰かと被ってしまうのは不可避ですが、それでもなお選ぶべき理由がある一足でしょう。ナイキらしさを保ちながら、どこかシックな佇まいも兼ね備えている稀有なモデルが「エアフォース1」。スニーカーというより黒の革靴と捉えて、オールブラックコーデの仕上げに選んでもかっこいい。被りリスクを恐れて避けてしまうのはもったいないモデルです。秋が来る前に改めてご検討のほどを。

このアイテムを詳しく見る

アディダスのブセニッツ、シュータン長過ぎる問題は「Vulc II」を選べば解決します。 #今週の一足

#今週の一足は〈adidas Skateboarding〉のBusenitz Vulc II

今年アディダス スケートボーディングに所属して15周年を迎えた、ドイツ出身のベテランライダー「デニス・ブセニッツ(Dennis Busenitz)」。先月は15周年を記念し、シグネチャーモデル『ブセニッツ』のスペシャルバージョンが発売。スカッシュシューズにインスパイアされたデザインと黒金の配色が大変カッコよかった……!

アディダスの伝説のサッカーシューズ「コパ・ムンディアル」をベースに作られたブセニッツは、つま先の部分のステッチ、オールドのサッカーシューズによく見られる長いシュータン、少しぽってりとしたフォルムが特徴のスケシュー。

定番モデルではありますが、長いシュータンはやはり好みが分かれるところ。サンバのクラシックモデルなどでも採用されてるディテールではあるけれど、正直サッカー好きではない人にはそこまで刺さらないのかなーとも思ったり(ブセニッツ自身は大のサッカー好きです)。

通常のブセニッツとブセニッツプロは長いシュータン、ブセニッツヴィンテージとブセニッツバルクIIは短いシュータン。あと、バルクII以外は基本的にカップソールです。

個人的にもシュータンが長いのは履きづらいと感じてしまうので、通常のブセニッツではなく、シュータンが短い(というか通常の長さに)設定してある「ブセニッツ バルク II」を購入。

カラーはシーズンカラーのグレーツー×カレッジネイビー。ブセニッツはグレーの配色がいつも良いんですよね。今回の薄いグレースウェードにネイビー、そしてガムソールという組み合わせも渋カッコいい。

合わせやすいので何足も欲しくなってしまうブセニッツ。秋に向けて、国内未展開のダークグレー×ブラックを海外通販しようかと計画中。

ショーツと合わせるときはシュータンが短い方がしっくりきます。ただ、やっぱりサッカーシューズっぽさはかなり薄まりますね〜。ロングパンツと合わせるときは別に短くなくてもいいかも……。ということで、秋に向けてもう一足買い足そうと思います。


FACY編集部・岩崎

ネイビーのボトムスが多いからか、グレーのスニーカーが好きです。ついでにスウェードだと尚良です。ライトグレーは一通り(4〜5足くらい)揃ったので、秋冬は濃いグレーを狙っていきたいところ。

【9月3日登場!】ニューバランス「THE CITY」コレクション 2021F/Wのラインナップ、とにかく写真多めで見せます

スポーツデポ・アルペンでの限定販売にも関わらず、幅広い世代から人気を集めるニューバランスの「THE CITY」コレクション。昨年の1月からスタートして、今回で通算4回目となる2021F/Wコレクション。今回も“すべてのシーンに、あう服”をコンセプトに、働く大人のデイリーウェアとして、ビジネスから休日までをサポートしてくれるウェアやバッグ類を展開しています。

そんな最新コレクションを本記事ではとにかく写真多めにご紹介。今までになかった新作アイテムを中心に、活用シーン別にコーディネートのポイントを解説しているので、最後までお見逃しなく。

 

【ニューバランス「THE CITY」コレクション2021F/Wを写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

 

秋冬でも快適に過ごしながら働きたいという人の決定版

改めて「THE CITY」コレクションは、ニューバランスとスポーツデポ・アルペンがタッグを組んだエクスクルーシブなコラボラインとして、2020年より始動しました。2021年は“Worktive(ワークティブ) 「働く」を、もっとアクティブに。”をテーマに、ニューノーマルな時代ならではのワークスタイルに沿った提案を行っています。

 

2021S/Sシーズンでは、ストレッチ性のあるジャージのような柔らかさと、新たに開発された伸縮性を持つストレッチウーブンを使用して、快適な着心地を実現。その素材を惜しみなく使うことでビジネスシーンではもちろんのこと、そのままカジュアルシーンにも対応する、自由度の高いコレクションを展開してきました。

迎える2021F/Wシーズンにおいても、新素材を採用したり、ニューアイテムを加えたりと充実のラインナップ。今回、「THE CITY」コレクションを初めての存在を知った人はもちろん、すでに愛用者の方々にも注目してもらいたいものばかりです。

 

早速その最新コレクションを1点づつ紹介していきましょう。

 

【その1】THE CITY テック シティージャケット

まず紹介するのはビジネスシーンのマストアイテムであるテーラードジャケット。これまで「THE CITY」コレクションで展開していたイージーシティージャケットをベースに、新たな素材で仕上げました。その白羽の矢が立ったのが伸縮性抜群ながら保形性があり、シワや毛玉になりにくいポンチ素材。軽量でカットソーのような柔らかさによる着心地と優れた耐久性も持っているので、ガシガシ着てもへこたれません。1着あると便利とはまさにこのジャケットのことでしょう。

↑「THE CITY テック シティージャケット」各1万1880円(税込)

 

【その2】THE CITY テック スリムテーパードパンツ

ジャケットと同じく、素材をアップデートしたシティーパンツ。先シーズンはスキニー、ストレート、スリムテーパード、ワイドテーパードの4種類で展開していましたが、今回はスリムテーパードに絞ってリリース。膝下から細いスッキリとしたキレイなシルエットですが、ストレッチが利いているので動きやすさも申し分なし。一度穿くとその楽さの虜になります。

↑「THE CITY テック スリムテーパードパンツ」各9790円(税込)

 

【その3】THE CITY シューズパッチ テック カーディガン

今シーズンからはカーディガンも登場。こちらもストレッチ性の高いセットアップと同じ素材を採用したことで、ストレスフリーな着心地を提供。シンプルなデザインは合わせるアイテムを選ばない汎用性を誇りながら、袖に配置されたニューバランスのシューズ型のワッペンでサラリとアクセントを加えています。

↑「THE CITY シューズパッチ テック カーディガン」各7700円(税込)

 

【その4】THE CITY シューズパッチ ヘビーウェイトロングスリーブTシャツ

カーディガンと同じくシューズワッペンがアクセントとなったロングスリーブTシャツ。コットンとポリエステルをバランスよく配合し、サラリとした着心地となっています。デザインは至ってシンプルなので、ジャケットのインナーとして活躍してくれます。

↑「THE CITY シューズパッチ ヘビーウェイトロングスリーブTシャツ」各5830円(税込)

 

 

【その5】THE CITY シューズパッチ クルーネックボーダーロングスリーブTシャツ

ロンTはストライプでも展開。黒と白のベーシックなボーダーは汎用性抜群。コーディネートに柄を取り入れたい時の入門編としておススメです。

↑「THE CITY シューズパッチ クルーネックボーダーロングスリーブTシャツ」5830円(税込)

 

【その6】THE CITY シューズパッチ ヘビーウェイト ロングスリーブフーディー

シューズワッペンを生かしたラインナップはロングスリーブフーディーでも展開。ヘビーウェイトのしっかりとした生地感は包まれる着心地が楽しめます。秋冬で終わらず春まで登板率の高いフーディーはユーティリティプレイヤーとして、ゲットしておいて損はなしです。

↑「THE CITY シューズパッチ ヘビーウェイト ロングスリーブフーディー」各6600円(税込)

 

【その7】THE CITY 中綿フーディーコート

秋冬らしい中綿のコートもリリース。素材にはやわらかい風合いとナチュラルな表情が特徴のタスランナイロンを採用。この素材は耐久性も優れており、シワになりにくく、軽量などの機能性を誇っています。休日のアクティブなシーンだけでなく、セットアップの上に羽織ってもハマるのでビジネスシーンでも活躍してくれます。

↑「THE CITY 中綿フーディーコート」各1万6390円(税込)

 

【その8】THE CITY 13インチPCケース、THE CITY 13インチPCバックパック

バッグも新型として「THE CITY 13inch PCケース」(左上)と「THE CITY 13inch PC バックパック」(右下)の2種類を発売。ともに13インチサイズのPCケースを軸とし、リモートワークで発揮するようにオープンポケットなどのディテールを採用。ワントーンのシックなデザインはビジネスシーンにすんなり馴染みます。また「THE CITY バックパック」、「THE CITY トートバック」も、21S/Sに続き登場。

↑左から「THE CITY 13インチPCケース」7590円(税込)、「THE CITY 13インチPCバックパック」8690円(税込)

 

愛用家GetNavi web 編集長が一言申す!

続いて、絶賛「THE CITY」コレクションを愛用中のGetNavi web 編集長・山田が語る。ファーストシーズンからどこが進化したのか、着心地はどうなのか、リアルな意見をお届けします。

↑GetNavi web編集長・山田佑樹。金がかかる40オトコの趣味、カメラ/クルマ/オーディオ/時計を幅広く網羅

 

「クローゼットにやたら沢山の服があるのに、なぜか毎回手に取ってしまうウェアがある。何かに引き寄せられるように、何かの力が働いているかのように、なぜか、その服を選んでしまう。という経験は多くの人にあると思うのだけど、今の自分にとって、「THE CITY」コレクションがそれにあたる。」

 

これは私の愛用品連載で書いた一節だ。これは20F/Wモデルのフーディーコートについて書いたものだが、「THE CITY」コレクションのどの商品にも共通する。身体が欲しているような感覚を覚え、どんな予定が入っていても着て間違いがないし、普通に洗えてしまう優れたメンテナンス性ーー「考える作業をしなくていい」が私の1年半ヘビロテしている「THE CITY」コレクション評だ。考える作業をしなくいいと言うと、思考停止のような印象を持つかもしれないが、むしろ逆。別の作業に考える時間を割けるようになった。それは仕事だけでなく、家事も。より生活に集中できるようになった、というほうが正確かもしれない。

 

そんな文脈で今シーズンのラインナップを見てみると、これまでの特徴に一層磨きがかかっていると感じられる。例えば、今シーズンの新顔、ガーディガン。リモートワーク生活ではとかく似たコーディネートになりがちだ。私の場合は、白シャツや白TにTHE CITYのジャケパンスタイルが定番だが、いつも同じようなコーデなため、社内外の人に「この人、いつも同じ服だな」と思われていそうと勘繰ってしまう。だが、ガーティガンがあれば、そういった問題は解決。同じ理由でボーダーTも重宝しそうだ。

 

そして、何より嬉しいのは圧倒的なコストパフォーマンスである。多くの商品がアンダー1万円。最も高額なTHE CITY中綿フーディーコートでさえ、1万円半ば。財布のことをそこまで考えずに買える。悩む時間を別の時間に使える。購入時点、着る前からワークティブに働ける、生活できることが約束されているのだ。THE CITYコレクション旋風はこの秋冬にさらに加速すると確信している。

 

最新コレクションを巧み使いこなす着こなしサンプル

そしてここからは、2021F/Wの最新コレクションと継続品番のアイテムも加えたシーン別の着こなしサンプルを紹介していきます。昨今のワークシーンに沿った好サンプルとなっていますので、ぜひ参考にしてください。

 

【その1】会社へ出社して打ち合わせ

リモートが多いとはいえ、出社することもしばしば。そんな時に砕けすぎたスタイルだと人目が気になりますよね。そんな時こそテック シティージャケットとテック シティーパンツのセットアップスタイルはオススメです。カジュアルな着心地ですが、見た目はシュッとしているのでビジネス感をアピール。白のロンTとスニーカーを合わせれば、今っぽいビジカジスタイルの完成です。

↑THE CITY テック シティージャケット 1万1880円、シューズパッチ ヘビーウェイトロングスリーブTシャツ 5830円、テック スリムテーパードパンツ 9790円、13インチPCケース 7590円(すべてアルペン)/ニューバランス565 1万890円(ニューバランス ジャパン お客様相談室)/他スタイリスト私物 ※すべて税込

 

【その2】カフェでリモートワーク

働く場所を選ばないハイブリッドワーク時代、カフェで作業している人もよく見かけます。そんな時はジャケットからカーディガンにチェンジすることで、作業もしやすいリラックススタイルに。ただ見た目は至って大人顔なので、急な打ち合わせなどにも対応可能。カーディガンは常にバッグの中に忍ばせておくのも有りです。

↑THE CITY シューズパッチ テック カーディガン 7700円、シューズパッチ ヘビーウェイトロングスリーブTシャツ 5830円、テック スリムテーパードパンツ 9790円、13インチPCバックパック 8690円(すべてアルペン)※すべて税込

 

【その3】おうちでPCを使いながらテレカン

自宅で作業とはいえど、テレカンは日常的に行われます。そんな時は軽快な着心地を提供してくれるイージーシティージャケットとスキニーパンツのセットアップを、ボーダーのカットソーでちょっとカジュアルダウンさせたスタイルはいかがでしょう。その絶妙なバランスはテレカン中でも問題ない上に、終わったあとジャケットを脱げばカジュアルスタイルへと様変わりします。自宅だからこそのフレキシブルな対応ができるの嬉しいポイントですよね。

↑THE CITY イージーシティージャケット 1万1880円、シューズパッチ クルーネックボーダーロングスリーブTシャツ 5830円、スキニーフィットパンツ 9790円(すべてアルペン)※すべて税込

 

【その4】タブレッドで動画を見ながらのティーブレイク

休みの日やちょっとしたティーブレイクにおいてもTHE CITYコレクションは打ってつけ。ロングスリーブフーディーにワイドテーパードパンツを組み合わせればリラックス感のあるカジュアルスタイルになります。ただ、色味をワントーンで合わせることによってファッション性も高まり、スーパーやコンビニへのちょっとした外出でも着替える必要もありません。

↑THE CITY シューズパッチ ヘビーウェイト ロングスリーブフーディー 6600円、シューズパッチ ヘビーウェイトロングスリーブTシャツ 5830円、ワイドテーパードパンツ 9790円(すべてアルペン)※すべて税込

 

新時代のワークスタイルにハマる機能ウェア!

ここまで一挙にご覧いただいたTHE CITYコレクションの最新作。今シーズンも見事にデザインと機能美の融合を具現化させた珠玉のラインナップとなっていました。新時代のワークスタイルにハマるものばかりなので、自身のワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。きっとあなたの可能性を広げてくれるはずです。

 

 

 

撮影/大田浩樹 スタイリング/宮崎 司 モデル/土方秀隼(HEADS)