意外と見落としがち? 今履きたい定番スニーカー4足

日々リリースされるスニーカーの新作に気を取られていると、意外と見落としがちなのが定番どころの一足。「最近、コーディネートがいまいちキマらない…」という方は改めて各ブランドの定番モデルに注目してみてもいいのでは? 今回はなんだかんだで使いやすいブラックカラーに絞って4足をピックアップ!

VANS / AUTHENTIC 44 DX ¥8,800

 

違いが分かる人用の“オーセン”

誰もが知る〈ヴァンズ〉の名品オーセンティックをちょっぴりスペシャルな仕様でアレンジしているのが「AUTHENTIC 44 DX」。モデル名に冠した“44”は創業当時(1966年!)の品番だそう。一見すると違いが分かりにくいのですが、従来より厚手の10オンスキャンバスを使用していたり、フォクシングテープのラインも太かったりと、じっくり見比べると結構違います。違いが分かる人にとってのオーセンは断然こちら。個人的にも買い替え候補筆頭の一足です。

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VANS / AUTHENTIC 44 DX

ASAHI SHOES / M031 DECK SHOES “VENTILE” ¥11,000

 

大人も履けるデッキシューズ

「ヴァンズはちょっと子供っぽい…」と思ってしまう方におすすめなのが〈アサヒ〉のデッキシューズです。熟練のパタンナーによって設計された木型はまるで革靴を思わせるような流麗なシェイプ。バルカナイズ製法のスニーカーの産地としては、国内有数の福岡県久留米市で生産される一足だけにクオリティはお墨付き。英空軍の耐水服素材として開発されたベンタイル生地をアッパーに採用しているので、ちょっとした雨におろおろしなくていいのも◎

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ASAHI SHOES / M031 DECK SHOES “VENTILE”

SALOMON / XA PRO 3D ¥17,600

 

サロモンデビューにピッタリの一足

ここ1、2年で街中でもよく見かけるようになったのがフランス発のアウトドアブランド〈サロモン〉のシューズ。ブランドを代表するベストセラーのひとつが「XA PRO 3D」です。トレイルランニングのシーンで確かな信頼を勝ち取った機能性はもちろん、独特のボリューム感あるルックスがファッション的にもかっこいい一足。「まだサロモンを試したことがない」という方はひとまずクイックレースの着脱の便利さだけでも一度体感してほしいところ。

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SALOMON / XA PRO 3D

NIKE / Air Presto ¥16,500

 

今こそ新鮮なエアプレスト

“Y2K”がファッションのトレンドワードになりつつある今だからこそ注目したいのは、まさに2000年ちょうどに登場した〈ナイキ〉のエアプレスト。ソックスのように伸縮するアッパーを中央のケージでホールドする発想は今見てもかなり革新的。シックかつミニマルなブラックカラーなら日々のコーディネートにも合わせやすいはず。通気性も高い一足なので、真夏はショーツの相棒としてどうぞ。

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NIKE / Air Presto

[ゲットナビ的]永久不滅のマスターピース! G-SHOCK

「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され、文化的価値さえ備えた時計、G-SHOCK。世界的なベストセラーウオッチを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

G-SHOCK

世界累計出荷台数は1億個突破! 世界的なベストセラーウオッチ

G-SHOCKは、1983年の誕生からこれまでの約40年間で3000種超のバリエーションが発表され、世界累計出荷台数は1億個を突破。ワールドワイドなベストセラーだ。近年ではプレミアムラインを強化し、「タフな高級時計」という新たな一面も打ち出している。

G-SHOCK

GMW-B5000D-1JF

6万6000円

G-SHOCKの原点となる初代DW-5000Cをベースとしたフルメタルモデル。耐衝撃に最適な形状として開発されたスクエアフォルムをメタル外装で実現した。スマホリンクと世界6局の標準電波対応で、正確に時刻を表示する。

SPEC●駆動方式:クオーツ(Bluetooth搭載電波ソーラー)●素材:ステンレススチールケース&バンド●防水性能:20気圧●対応アプリ:「G-SHOCK Connected」●サイズ/質量:縦49.3×横43.2mm(厚さ13mm)/167g

 

↑フルメタルケース化を可能にしたのが、強固なステンレス製ベゼルと本体ケース部の間にセットされたファインレジン緩衝体の存在。G-SHOCKの耐衝撃基準を満たした。高輝度LEDバックライト(スーパーイルミネーター)を搭載。暗闇でも視認できるG-SHOCKの代表的機能だ

 

類のない耐衝撃性を実現したスクエアフォルムの普遍的価値

G-SHOCKは日本国内のみならず、世界規模で絶大な人気を誇る。このタフネスウオッチが生まれたのは1983年。「落としても壊れない丈夫な時計」を実現したG-SHOCKの登場は、「衝撃に弱く、壊れやすい」とされていた腕時計の価値観を一変させた。

誕生から約40年の歩みを振り返ると、ソーラー充電システム、電波受信、Bluetooth通信など、G-SHOCKは常に先進技術を取り入れてきたことがわかる。一方でベースとして変わらないのが、アイコンのスクエアフォルム。初代から継承するこのユニークな形状は、耐衝撃性を追求したミニマルデザイン、人の視野角に近い16:10の液晶サイズ、腕なじみの良い形など普遍的な実用性を体現したもの。その流れから、2018年には初代をベースとする初のフルメタルモデルが発売された。今後も原点と進化が融合する“四角い”G-SHOCKに注目だ。

 

DATA

ブランド設立年 1983年
累計出荷数 1億3000万個
現行ラインナップ数 約500モデル

 

1983年初代G-SHOCK誕生

↑「落としても壊れない丈夫な時計」という革新的コンセプトを実現したG-SHOCKのファーストモデル。約2年の歳月で200超の試作品を経て誕生した

 

↑1984年、全米で放映されたアイスホッケー選手がG-SHOCKをシュートするCM。これが話題になり、米国での人気に火が点いた

 

↑落下時、突出したベゼル全体が受け身をとるような設計になっている。モジュールに直結しているボタンもショックからガード

 

↑モジュールを浮かせるような仕組みでケースに収め、外部からの衝撃を緩和。この独創的な構造がショックレジストの核心だ

 

祝 G-SHOCK誕生40周年直前!! 歴代アニバーサリーモデルを振り返る

1983年に誕生したG-SHOCKは、来たる2023年にブランド誕生40周年を迎える。これまで1993年の10周年アニバーサリーモデルの発表以降、節目の年にスペシャルモデルをリリースしている。ここでは、人気爆発で入手困難となった歴代の記念スクエアモデルを振り返る。

 

誕生年にちなんだ1983本の限定生産

【10周年】 DW-1983-1

G-SHOCK誕生の1983年にちなんで、1993年5月に1983本限定で発売された10周年記念モデル。ローズウッド製のスペシャルケースや、シリアル番号が刻印されたプレートなどの豪華な付属品がセットに。

 

G-SHOCK開発当時のプロトタイプがベース

【20周年】 DW-5000SP-1JR

2003年5月に発売された20周年記念モデル。初代G-SHOCKの開発時、関係者だけが持っていたプロトタイプのDW-5000がベースとなっている。スクリューバックには20周年の特別記念刻印が入る。

 

ゴールドを随所に用いたゴージャスな仕上がり

【25周年】 GW-5625AJ-1JF

2008年5月に発売された25周年記念モデル。ベゼルやバンドに記されたG-SHOCKのロゴ、液晶画面、各メタルパーツにスペシャルカラーのゴールドを採用。裏蓋までもがゴールド仕様で話題に!!

 

25周年記念と同じくゴールドの豪華仕様

【30周年】 GW-M5630D-1JR

2013年8月発売の30周年記念モデル。25周年記念と同じく、ゴールド×ブラックのコンビが印象的だ。高耐久性を誇るカーボンファイバーインサートバンドが採用された。

 

価格は驚きの770万円“金”のG-SHOCK

【35周年】 G-D5000-9JR

35周年イヤーの翌年となる2019年に発売された特別モデル。ケース、バンド、ビスに至るまで金無垢(18金イエローゴールド)を使用した。世界限定35本で、価格は税別770万円!!

 

40周年記念モデルは果たして……

2023年はG-SHOCK誕生40周年。これまでの傾向として、スクエアの記念モデル登場は間違いない。25周年から続く“ゴールド系モデル”も予想される。

 

価格高騰し続ける腕時計─G-SHOCKも高級化が進んでいる!?

いやいやカジュアルモデルも継続中!!G-SHOCK HIGH & LOW

近年のG-SHOCKの傾向として、高価格帯モデルの拡充が挙げられる。今年2月発売のMRG-B2000B-1A4JRは構造、機能、素材、仕上げなど細部まで徹底的に作り込まれたスペシャルピースで、価格は33万円。一方で、従来のカジュアル時計としてのG-SHOCKも、もちろん健在だ。伝統のスクエアフォルムを受け継ぐ5600シリーズのDW-5600BB-1JFは、1万2100円と値ごろ感十分。一点モノの高級時計としての高価格帯モデルと、複数買いも可能な低価格モデルの“両輪駆動”。ラインナップの幅の広さもG-SHOCKの魅力なのだ。

 

【HIGH】 テーマは戦国時代の部隊編成「赤備え」

MRG-B2000B-1A4JR(特定店限定モデル)

33万円

G-SHOCKの最上級ラインとなるMR-Gのハイエンドモデル。戦国時代の部隊編成「赤備え」をテーマとし、強さの象徴の“赤”を随所に採用している。電波受信機能とスマホリンク機能を搭載。

 

【LOW】 定番フォルムに実用的機能を搭載

DW-5600BB-1JF

1万2100円

伝統のスクエアフォルムを、オールブラックに仕上げたスタンダードモデル。耐衝撃構造に加え、20気圧防水、マルチアラーム、ELバックライトなど機能は十分だ。カジュアルウオッチの入門機としてオススメ。

祝 G-SHOCK誕生40周年直前!! 歴代アニバーサリーモデルを振り返る

「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され、文化的価値さえ備えた時計、G-SHOCK。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

祝 G-SHOCK誕生40周年直前!! 歴代アニバーサリーモデルを振り返る

1983年に誕生したG-SHOCKは、来たる2023年にブランド誕生40周年を迎える。これまで1993年の10周年アニバーサリーモデルの発表以降、節目の年にスペシャルモデルをリリースしている。ここでは、人気爆発で入手困難となった歴代の記念スクエアモデルを振り返る。

 

誕生年にちなんだ1983本の限定生産

【10周年】 DW-1983-1

G-SHOCK誕生の1983年にちなんで、1993年5月に1983本限定で発売された10周年記念モデル。ローズウッド製のスペシャルケースや、シリアル番号が刻印されたプレートなどの豪華な付属品がセットに。

 

G-SHOCK開発当時のプロトタイプがベース

【20周年】 DW-5000SP-1JR

2003年5月に発売された20周年記念モデル。初代G-SHOCKの開発時、関係者だけが持っていたプロトタイプのDW-5000がベースとなっている。スクリューバックには20周年の特別記念刻印が入る。

 

ゴールドを随所に用いたゴージャスな仕上がり

【25周年】 GW-5625AJ-1JF

2008年5月に発売された25周年記念モデル。ベゼルやバンドに記されたG-SHOCKのロゴ、液晶画面、各メタルパーツにスペシャルカラーのゴールドを採用。裏蓋までもがゴールド仕様で話題に!!

 

25周年記念と同じくゴールドの豪華仕様

【30周年】 GW-M5630D-1JR

2013年8月発売の30周年記念モデル。25周年記念と同じく、ゴールド×ブラックのコンビが印象的だ。高耐久性を誇るカーボンファイバーインサートバンドが採用された。

 

価格は驚きの770万円“金”のG-SHOCK

【35周年】 G-D5000-9JR

35周年イヤーの翌年となる2019年に発売された特別モデル。ケース、バンド、ビスに至るまで金無垢(18金イエローゴールド)を使用した。世界限定35本で、価格は税別770万円!!

 

40周年記念モデルは果たして……

2023年はG-SHOCK誕生40周年。これまでの傾向として、スクエアの記念モデル登場は間違いない。25周年から続く“ゴールド系モデル”も予想される。

 

価格高騰し続ける腕時計─G-SHOCKも高級化が進んでいる!?

いやいやカジュアルモデルも継続中!!G-SHOCK HIGH & LOW

近年のG-SHOCKの傾向として、高価格帯モデルの拡充が挙げられる。今年2月発売のMRG-B2000B-1A4JRは構造、機能、素材、仕上げなど細部まで徹底的に作り込まれたスペシャルピースで、価格は33万円。一方で、従来のカジュアル時計としてのG-SHOCKも、もちろん健在だ。伝統のスクエアフォルムを受け継ぐ5600シリーズのDW-5600BB-1JFは、1万2100円と値ごろ感十分。一点モノの高級時計としての高価格帯モデルと、複数買いも可能な低価格モデルの“両輪駆動”。ラインナップの幅の広さもG-SHOCKの魅力なのだ。

 

【HIGH】 テーマは戦国時代の部隊編成「赤備え」

MRG-B2000B-1A4JR(特定店限定モデル)

33万円

G-SHOCKの最上級ラインとなるMR-Gのハイエンドモデル。戦国時代の部隊編成「赤備え」をテーマとし、強さの象徴の“赤”を随所に採用している。電波受信機能とスマホリンク機能を搭載。

 

【LOW】 定番フォルムに実用的機能を搭載

DW-5600BB-1JF

1万2100円

伝統のスクエアフォルムを、オールブラックに仕上げたスタンダードモデル。耐衝撃構造に加え、20気圧防水、マルチアラーム、ELバックライトなど機能は十分だ。カジュアルウオッチの入門機としてオススメ。

50回洗濯しても撥水効果が落ちないワークマンの軽量ジャケット

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。今季も、高機能ながらアウトドアからスポーツ、トラベル、タウンまで幅広いシーンで使える汎用性の高いアイテムを展開する。今回は、アクティブシーンはもちろん、タウンユースでも使えるアウターを紹介したい。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

撥水&パッカブルに対応する万能な軽量アウター≪1900円≫

耐久撥水シェルジャケット

サステナブル素材「DIARETEX(R)」を使用した軽量シェルジャケット。ミニマルなデザインでアクティブなシーンだけでなく、タウンでも使いやすい。左胸ポケットに収納できるパッカブル仕様。カラーは5色用意する。

 

【ここがスゴい】50回洗濯しても水を弾く力が持続

表地の素材には、三菱商事ファッションが開発した、耐久撥水の「DIAMAGIC DIRECT(R)」を採用。汚れても洗濯機で洗えるので手入れが簡単だ。50回洗濯しても効力が低下しない。

羽織りとしても優秀!初夏に着たいのはこんなシャツたちです。

日中の気温は高いけど朝起きるとまだ肌寒い。Tシャツ一枚で出かけるのは少し心許ないからシャツを羽織って出かけるなんて日が増えてきました。暑くなったらすぐ脱げるし、シェルと違って電車でもムレない! ということで、今回はおすすめのシャツを4枚ピックアップ。



【ATON / エイトン】SHRINK COTTON OVERSIZED LONG SHIRT ¥37,400

 

品の良いオーバーサイズシャツ

古着の3XLのシャツをベースに作ったという〈エイトン〉のオーバーサイズシャツ。生地にはエジプトのギザコットンに塩縮加工(ドライな風合いとシワ感を与えてくれる加工)したオリジナル素材を採用しているから、カジュアルでありながらも大人っぽい雰囲気。また、センターバック切り替えで、脇にはシームポケットを配備。シャツアウター的に見えて使えるのも魅力です。

詳しくはこちら
ATONのオーバーサイズシャツ


〈Still by hand〉Blurred stripes Shirts ¥17,600

 

清潔感があるってこういうこと

シャツにはアイロンをかけてキレイめに着たいものと、洗いざらしでラフに着たいものがあるけれど、〈スティルバイハンド〉のストライプシャツは前者のほう。生地には兵庫県・西脇で製作したオリジナルの先染めのものを採用。ややリラックスシルエットに、少し小さめの襟とボックスプリーツ、前後の差があまりない裾など、スティルらしいクリーンでカジュアルなデザインが詰まった一枚。

詳しくはこちら
スティルバイハンドのストライプシャツ


〈EDIFICE〉【POLO RALPH LAUREN】BIG POLO シャンブレー ボタンダウンシャツ ¥18,700

 

ビッグポロの勢いが止まりません

すでに何度か紹介しているけど、90年代にアメリカ本国で展開されていた「ザ・ビッグ・フィット」、通称“ビッグポロ”のシャツは今シーズン見逃せません。大きい身幅に、長い着丈、そして裾に移動したポニーがとにかくキャッチー。これから突入する梅雨を視野に入れるならオックスフォードではなく、シャンブレーがおすすめ。

詳しくはこちら
ポロ・ラルフローレンのビッグポロBDシャツ


〈Thing fabrics 〉Puckering Shirts ¥19,800

 

今治タオルの可能性広がってます

日本で最も有名なタオル産地である「今治」産のパイル地でオリジナル生地を開発し、ファッションアイテムを展開する〈シングファブリックス〉。今シーズンのパッカリングシャツは、生地にサンホーキン綿を使用した平織り風のタオルクロスを使用。見た目はいわゆるタオル生地には一切見えませんが、今治タオルの特徴である高い吸水力はしっかり堪能できる(!)という暑がりさん必見の一枚です。

詳しくはこちら
シングファブリックスのパッカリングシャツ

世界累計出荷台数は1億個突破! 世界的ベストセラー「G-SHOCK」

「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され、文化的価値さえ備えた時計、G-SHOCK。世界的なベストセラーウオッチを紹介。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

G-SHOCK

世界累計出荷台数は1億個突破! 世界的なベストセラーウオッチ

G-SHOCKは、1983年の誕生からこれまでの約40年間で3000種超のバリエーションが発表され、世界累計出荷台数は1億個を突破。ワールドワイドなベストセラーだ。近年ではプレミアムラインを強化し、「タフな高級時計」という新たな一面も打ち出している。

G-SHOCK

GMW-B5000D-1JF

6万6000円

G-SHOCKの原点となる初代DW-5000Cをベースとしたフルメタルモデル。耐衝撃に最適な形状として開発されたスクエアフォルムをメタル外装で実現した。スマホリンクと世界6局の標準電波対応で、正確に時刻を表示する。

SPEC●駆動方式:クオーツ(Bluetooth搭載電波ソーラー)●素材:ステンレススチールケース&バンド●防水性能:20気圧●対応アプリ:「G-SHOCK Connected」●サイズ/質量:縦49.3×横43.2mm(厚さ13mm)/167g

 

↑フルメタルケース化を可能にしたのが、強固なステンレス製ベゼルと本体ケース部の間にセットされたファインレジン緩衝体の存在。G-SHOCKの耐衝撃基準を満たした。高輝度LEDバックライト(スーパーイルミネーター)を搭載。暗闇でも視認できるG-SHOCKの代表的機能だ

 

類のない耐衝撃性を実現したスクエアフォルムの普遍的価値

G-SHOCKは日本国内のみならず、世界規模で絶大な人気を誇る。このタフネスウオッチが生まれたのは1983年。「落としても壊れない丈夫な時計」を実現したG-SHOCKの登場は、「衝撃に弱く、壊れやすい」とされていた腕時計の価値観を一変させた。

誕生から約40年の歩みを振り返ると、ソーラー充電システム、電波受信、Bluetooth通信など、G-SHOCKは常に先進技術を取り入れてきたことがわかる。一方でベースとして変わらないのが、アイコンのスクエアフォルム。初代から継承するこのユニークな形状は、耐衝撃性を追求したミニマルデザイン、人の視野角に近い16:10の液晶サイズ、腕なじみの良い形など普遍的な実用性を体現したもの。その流れから、2018年には初代をベースとする初のフルメタルモデルが発売された。今後も原点と進化が融合する“四角い”G-SHOCKに注目だ。

 

DATA

ブランド設立年 1983年
累計出荷数 1億3000万個
現行ラインナップ数 約500モデル

 

1983年初代G-SHOCK誕生

↑「落としても壊れない丈夫な時計」という革新的コンセプトを実現したG-SHOCKのファーストモデル。約2年の歳月で200超の試作品を経て誕生した

 

↑1984年、全米で放映されたアイスホッケー選手がG-SHOCKをシュートするCM。これが話題になり、米国での人気に火が点いた

 

↑落下時、突出したベゼル全体が受け身をとるような設計になっている。モジュールに直結しているボタンもショックからガード

 

↑モジュールを浮かせるような仕組みでケースに収め、外部からの衝撃を緩和。この独創的な構造がショックレジストの核心だ

リーズナブルな価格にドキッ! ノームコアなデザインでデイリーユースに使える「810s」キッチンシューズ

1873年、福岡県久留米市に創業して、150年近くもそこに本社と自社工場を置く老舗のシューズメーカー「ムーンスター」。生ゴムに硫黄を加えて熱でソールとアッパーを接着させる「ヴァルカナイズ製法」を行っている、日本国内ではごくわずかなメーカーです。ムーンスターは一般向けのシューズはもちろん、キッチン用や医療用など、プロの現場を快適かつ安全にするためのシューズも数々手がけてきています。そんなムーンスターの中にプロユースで得た技術やノウハウをベースに、デイリーユースのシューズへと昇華させた「810s (エイトテンス)」というラインが存在するのをご存知でしょうか?

 

【810s「KITCHE」の写真を先見せ (画像をタップすると拡大表示されます)】

 

キッチンシューズがルーツとは思えない洗練されたルックスにビックリです!

今回紹介する「KITCHE(キッチェ)」は、810sの定番的モデルです。このモデルのソースとなっているのは、厨房や食品工場で使われるキッチンシューズ。油や水に濡れた床面でも滑りにくいようデザインされた、マルチストッパーソールを採用しています。さらにアッパーには、イージーなお手入れを可能にするシンセティックレザーを採用。余分なギミックを省いた、ミニマルなデザインに惹かれます!

↑アッパーは前面にシンセティックレザーをシームレスで採用して、汚れが付きにくく、拭き取りやすくなっています。サイドにはベンチレーションも設けて、通気性の良さも確保しています

 

↑ヒールのサイドにはモデル名や品番がコンダクトラベルのようにプリントされて、ミリタリーフレーバーも添えています

 

↑シューレースを省いたスリッポンスタイル。甲上部分には伸縮するゴムが設けられていて、ほど良いフィット感を得ています

 

↑ムーンスター独自のノウハウから得られた、マルチストッパーソールを搭載。油や水に濡れた床面に吸い付くようデザインされたトレッドパターンが特徴だ

 

 

アッパー&ソール共にワントーンで統一した、ノームコアなデザインが秀逸。とてもキッチンシューズがベースになっているとは思えない、洗練された雰囲気がステキです。しかも濡れた路面でも滑りにくいアウトソールを採用していて、これらから足元が悪くなる梅雨にもピッタリかと思います。なんと5500円という、リーズナブルな価格も魅力ですね!

ムーンスター

810s ET001 KITCHE

5500円(税込)

 

心躍るヤンキースグッズ5品。

昨今、これまで以上に盛り上がりを見せるヤンキースのNYロゴ。MLBをウォッチしていなくてもアメリカンなストリートを気取るならやっぱり身につけたいところ。というわけでこの記事では、ヤンキースといえばイチローかジーターしか思い浮かばない筆者によるNYロゴ入りのおすすめアイテムをご紹介!

 


【NEWERA×JS / ニューエラ】別注 NY LP5950 ¥6,380

 

隙間をついたニューエラキャップ

〈ニューエラ〉のキャップの中で今最も勢いのあるモデル、「LP 59FIFTY」をベースにジャーナルスタンダードが別注。ネイビーベースにグレーストライプと、これまでありそうでなかった配色がとにかくグッド(ホワイト×ネイビーストライプはありますよねぇ)。しかも、漏れなくツバ裏は90年代を彷彿とさせるグレーをチョイス(!) 「お、わかってるね」、そんな声が聞こえてきそうな一品は街のニューエラ戦線で健闘してくれるはず。

詳細をチェック!
ニューエラのキャップ(4色展開)


【NEWERA/ニューエラ×JOURNAL STANDARD】別注 NY 930 SUN SHADE/サンシェード ¥5,720

 

アウトドア気分を盛り上げるニューエラ

上記ベースボールキャップとは違い、いかにもアウトドア然とした佇まいが魅力のサンシェードキャップ。見た目こそインパクト大ですが、流行のアウトドアファッションの一役を担うアイテムと考えればハードルは下がる(?) ひとまずはアウトドアでの使用を視野に、さらに街での活躍も期待したい。そんな挑戦心くすぐる一品です。個人的には真夏のフェスに持っていきたい。

詳細をチェック!
ニューエラのサンシェードキャップ


【NEWERA/ニューエラ×JOURNAL STANDARD】別注 NY EXPLORE HAT ¥5,500

 

オールドスクールなニューエラ

最近見かける頻度が高くなっているベルハット型も漏れなく〈ニューエラ〉でどうぞ。特筆すべきは、ツバ裏の色にはグリーンが選ばれている点。ちょうど80年代頃までのニューエラのキャップに使われていた意匠ですね。それをベルハットで、となると、オールドスクール・ヒップホップよろしくな〈カンゴール〉のバルミューダハットを意識しているのかなと個人的には思ったり。

詳細をチェック!
ニューエラのハット


【INFIELDER DESIGN/インフィールダーデザイン】MLB TRUNKS NY ¥3,630

 

自分だけの勝負トランクス

大の野球好きのデザイナーよる、“これまでありそうでなかったファッション小物”を展開する〈インフィールダーデザイン〉からは、NYロゴ入りのトランクス(!)を。それ自体で充分魅力的なアイテムですが、あわよくば部屋着としても使いたい。そんでもってポップコーン片手にアメリカのコメディ映画を観たい。とは勝手な妄想ですが、まさしくありそうでなかった一品はプレゼントとしても喜ばれそう。

詳細をチェック!
インフィールダーデザインのトランクス


〈JOURNAL STANDARD〉【ROSTER SOX/ロスターソックス】B MLB NY ¥2,200

 

NYなアクセントを足元に込めて

これからの季節、ショーツのお供として活躍するソックスは、MLBネタをMADE IN JAPANクオリティーで送り出す〈ロスターソックス〉から。画像のグレーの他、ホワイトとネイビーも展開していますが、正直どれも間違いない配色。これなら3色買いもアリだと思うのです。

詳細をチェック!
ロスターソックスのソックス

ニューバランスGERY DAYを祝い、5月14日から「GREY DAY PACK」を発売!

ニューバランスはブランドを象徴する色である“グレー”を記念し、2018年から毎年「GREY DAY」を祝っています。2022年は5月14日をGREY DAYとし、限定の「GREY DAY PACK」を発売。ニューバランスオフィシャルストア、ニューバランス公式オンラインストア、一部のニューバランス取り扱い店舗にて5月14日より発売します。

 

2022年は「57/40」「XC-72」「327」の3モデル!

グレーは長い間、ニューバランスのスニーカーの中で基本的なものでしたが、80年代以降「990」や「574」といったシグネチャーモデルのおかげで特別な存在となりました。1982年に発売された990は、当時100ドルという価格と、プレミアムグレー・スエードのアッパーにより、瞬く間にステータスシンボルとなり、スニーカーの王道カラーとして確固たる地位を確立。その後生まれた574は、ニューバランス初の真の「ライフスタイル」スニーカーとして、574はワードローブの定番となり、ブランドの最も象徴的なシルエットに成長しました。

 

2022年のGREY DAYは「57/40」、「XC-72」、「327」の3モデルに焦点を当て、NBのグリーンリーフ基準が一部のフットウェアに適用されるようになりました。GREY DAYの各モデルは、アッパーに50%以上のリサイクル素材やオーガニック素材を使用して製造されており、使用されるレザーはレザーワーキンググループを通じてより責任ある製造をサポートし、人工セルロースも利用されています。

 

さらに、ミッドソールやアウトソールの少なくとも1つの素材に、3%以上のバイオ素材、または5%以上のリサイクル素材を使用しています。このグリーンリーフ基準は、2022年にはニューバランスの幅広いプロダクトに採用されていく予定とのこと。

↑ニューバランスを象徴する「グレー」と、そのアイコンとなるシューズを発表し、毎年のGREY DAYを祝っています

 

【その1】57/40

80年代、90年代のファッションの要素を取り入れ、コンセプチュアルなディテールを加えた「57/40」は、クラシックな「574」をレトロフューチャーにアップデートしたモデルです。574はもともとロードとトレイルのハイブリッドデザインとしてリリースされましたが、このシルエットはそのコンセプトを発展させ、通常よりもスリムなラストに、二層になったミッドソールや大きなNロゴなどの印象的なディテールを組み合わせています。2022年のGREY DAYでは、シルバー系のカラーにナチュラルトーンのアクセントを加え、それぞれのデザインを存分に発揮しています。

↑「M5740」1万6500円(税込)

 

【その2】XC-72

XC-72は、過去と未来のマインドセットを、70年代のコンセプトカーのスケッチをもとに、その印象的な角ばった特徴と、当時のスリムなランニングシューズのようななめらかさとを組み合わせて、具現化したものです。それはXC-72のチャンキーなアウトソールや細長いヒールなど、力強さを感じさせるデザインに表れています。GREY DAYのXC-72は、ライトグレーとダークグレーの両方の色調をブラックでまとめたバラエティ豊かなカラーリングが特徴です。

↑「UCX72」1万4300円(税込)

 

↑「UCX72」1万4300円(税込)※RBはニューバランスオフィシャルストア、ニューバランス公式オンラインストア限定

 

【その3】327

ニューバランスの327は、70年代のランニングシューズデザイナーのマインドセットと、現代のデザイナーが使うことができる高度なツールやプロセスを組み合わせることによって生まれました。320やSuperCompのようなオールドスクールモデルからインスピレーションを受け、327のトリムアッパーは、非対称ミッドソール、包み込むようなトレイルアウトソール、トゥボックスの装飾と大きなNロゴがアクセントになっています。ダークトーンのグレーがミックスされた、2022年のGREY DAYパックの中でも最もムーディーな一足です。

↑「MS327」1万3090円(税込)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

ワークマンのストレッチデニムが汗ばむ季節でも快適ですごい

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。今季も、高機能ながらアウトドアからスポーツ、トラベル、タウンまで幅広いシーンで使える汎用性の高いアイテムを展開する。今回は春夏でも穿きやすいデニムパンツを紹介したい。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

約4倍の通気性を備えた“呼吸する”デニムパンツ≪2900円≫

フィールドコア

超通気4Dイージーストレッチデニムパンツ

一般的なデニムと比べて約4倍の通気性を誇る鹿の子編みメッシュ素材を使用。デニムパンツの弱点であるムレを感じにくく、汗ばむ季節も快適な穿き心地に。パンツの後ろ側には、外出時に便利なスマホ用ポケットを装備。

 

【ここがスゴい】膝部分の4D立体構造で動きやすさを向上

伸縮率140%の高いストレッチ性に加え、膝部分は4D立体構造を採用し脚の曲げ伸ばしがラクラク。膝抜けなどの型崩れも起きにくく、キレイなシルエットのまま長く穿くことが可能だ。

ナイキ、ニードルズ、グラフペーパーetc… 今年の短パンどれにする?

行楽ムードが高まるGWを境にして、街中で着用者が増えるアイテムといえばショーツ。特に人気ブランドの一本は早めに目星を付けておきたいところです。今回はみんな大好きな4ブランドに絞ってピックアップ!

NIKE / EDIFICE別注 スウッシュプリント ボードショーツ
¥7,370

 

毎シーズン人気の別注ショーツ

エディフィスがここ数シーズン継続して別注している夏の定番といえば〈ナイキ〉のスイムショーツ。今年はスウッシュが左裾に鎮座するのみのシンプルなデザインかと思いきや、背面にもさりげなく同系色のスウッシュがプリントされた“両A面”仕様です。全8色のカラバリの一部は早くもサイズ欠け中。今年のショーツ戦線の火蓋はすでに切られているようです。

EDIFICE スクランブルスクエア店
〒150-6107
東京都渋谷区渋谷2-24-12

営業時間:10:00 ~ 20:00
電話番号:0364273042

 

NEEDLES × JS / 別注 STRING COWBOY SHORT¥15,400

 

例のアレもしっかり見えます

ここ最近、ブランドシンボルである蝶モチーフのパピヨンをますます見かけるようになった〈ニードルズ〉。このカウボーイショーツも、レーヨン混のテロッとした生地感と、ウエスタンシャツで見られるスナップボタンをポケットに配したディテールがいかにも〈ニードルズ〉らしい。例のパピヨン刺繍はトップスの裾がぎりぎりかからない位置に配置されているのもニクいんです。

JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店(Men`s)
〒150-6108
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア8階

営業時間:10:00 ~ 21:00
電話番号:03-6434-1097

 

GRAPHPAPER / COLORFAST DENIM WIDE CHEF SHORTS
¥26,400

 

今年はデニムショーツも新鮮

昨今のデニム復権の流れを汲んで、今年はショーツにデニムを取り入れるのも新鮮です。すっかり主流となった大きめのトップスには〈グラフペーパー〉の一本のように、ドカンと太いシルエットを合わせたいところ。ウエストのベルクロで自在にサイズを調節できるので、お腹回りが気になる方も心配無用です。ちなみに、縦糸を特殊な染色方法で染めているので、濃いインディゴの色味が長くキープされるのもポイント。デニムをクリーンに穿きたい方は要チェックですよ。

VELISTA
〒530-0021
大阪府北区浮田1-4-22

営業時間:13:00 ~ 21:00
電話番号:0663750358

 

TEATORA / Device Cruiser DR ¥37,400

 

“穿くバッグ”を地で行く一本

アウターを着なくなる夏場に困るのがポケット不足問題。そんな課題を悠々とクリアするのが、高スペックな都市型のワークウェアを追求し続ける〈テアトラ〉のデバイスクルーザーショーツです。タブレットを収納できる大容量のポケットを左右に備えているだけでなく、小銭やカードなど細かいものを管理できるファスナーポケットも充実。ちょっとお値段は張りますが、速乾性が高く洗濯からの戻りも早い一本は真夏もフル回転で活躍してくれるはず。

EDIFICE 新宿店
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-31-9

営業時間:11:30 ~ 21:00
電話番号:0353665481

海や山、太陽などグレゴリーらしい自然を連想させる! 初夏を盛り上げるコラボアイテムたちが到着

南カリフォルニア発のラゲッジブランド「グレゴリー」。1977年に創業して以来、マウンテンガイドやアドベンチャーからのフィードバックを基に進化し続け、世界中のアウトドア愛好家たちから絶大な信頼を得ています。そんなグレゴリーが展開する、アーティストコラボレーションシリーズ第8弾が登場!

 

コラボレーションの相手となるのは、ハワイ生まれのサンフランシスコ在住のアーティスト「ジェフ・カンハム」。トラディショナルなクラフト精神を学び、古い技術と新しい技術をミックスしたスタイルで、ステューシーなどのアパレルブランドや、ジャック・ジョンソンのCDジャケットのアートワークを手掛けたことでも知られています。今回は全9アイテムの中から、筆者が気になった「ビーチトート」と「デイパック」の2アイテムを紹介します。

 

【グレゴリーの写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

大容量で小旅行にも使える2WAYトート!

今コレクションでは、海や山、太陽などグレゴリーらしい自然を連想させる、ジェフのアートワークをデザインに採用。さらにフロントのラベルは、彼の手書きフォントを組み合わせたスペシャル仕様。グレゴリーの優れたバッグテクノロジーと、ジェフ・カンハムの世界観が絶妙にミックスされたコレクションとなっています!

 

まず最初に紹介するビーチトートは、サーフボードで塞がった両手でも使い回しが効くよう、背面にショルダーストラップを装備。

ビーチトート JC

2万5300円(税込)

■サイズ:W47×H42×D19cm/容量:35L

 

↑ファスナー式のフロントポケットに配されたお馴染みのグレゴリーのロゴパッチは、ジェフの手書きフォントを組み合わせたスペシャル版

 

↑背面にはショルダーベルトが設けられて、バックパックとしても機能して、2WAY使用が可能です

 

↑メインコンパートメント内には全面にジェフのアートワークが配されていて、ビビッドな雰囲気に

 

↑トップにはナイロンレースとストッパーが配されて、巾着状にクローズすることができます

 

グレゴリー創業当時から存在するデイパックをポップに味付け!

次に紹介するのは、グレゴリーの定番デイパック。クラシックな見た目とは反し、このパックは幾度かのアップデートを経ることで現在でも日常使い、またはアウトドアのワンデイアクティビティー、どちらでも第一線で活躍できる仕様です。

デイパック JC

2万5300円(税込)

■サイズ:W40×H45.5×D16.5cm/容量:26L

 

↑トートと同様に、デイパックのフロントにはジェフの手書きフォントを組み合わせたロゴパッチをオン

 

↑メインコンパートメントの背側とフラップ面の両面に、ジェフのアートワークが描かれています

 

 

今コレクションはビーチトートやバックパックのほかにも、ジェフのライフスタイルであるサーフィンのお供に最適なチェンジングマット、さらにサコッシュやショッピングトートなど、全9型で展開。いずれもジェフのライフスタイルが色濃く反映されたアートワークが散りばめられています。初夏にふさわしいポップで軽やかなデザインを楽しんで下さいね!

 

 

グレゴリー/サムソナイト・ジャパン
TEL:0800-12-36910

サウス2 ウエスト8×キーンの初コラボサンダル #コレ買いました

「大型連休で使ってね!」と言わんばかりのタイミングで発売された〈サウスツーウエストエイト(SOUTH2 WEST8)〉と〈キーン(KEEN)〉のコラボサンダル。今年の連休にキャンプや海に行く予定はなかったけれども……夏気分に浮かれて購入しちゃいました。

どちらもアウトドアシーンに精通したブランドですが、コラボは意外にも初。記念すべき最初のコラボに選ばれたのは、〈キーン〉の「WAIMEA H2」というモデルです。

成型ラバーガードを使用したトゥ・プロテクション「KEEN.PROTECT」を搭載。
トング部分にはSOUTH2 WEST8のシンボリックなディアホーン刺繍とブランドタグをプラス。

「WAIMEA H2」は軽量で劣化しにくく、クッション性と安定性に優れたEVAミッドソールで作られたトングサンダルに、つま先を守るトゥ・プロテクションを搭載した〈KEEN〉のプレミアムフリップフロップ。

コラボモデルは、〈SOUTH2 WEST8〉のシンボルであるディアホーン刺繍をアッパーにオン。ベースがシンプルなデザインゆえに、ディアホーン刺繍が絶妙にアクセントとして効いています。

スニーカーはUS9.5(27.5cm)ですが、このサンダルはUS9(27cm)がジャストサイズでした。

正直に言うとトングサンダルは擦れてケガしやすく、歩きづらいので苦手です。ただ、このモデルはトゥ・プロテクションのおかげでフィット自体も一般的なトングサンダルより良く、足裏の形状に合わせて立体成型された圧縮EVAフットベッドのおかげでクッション性も高いので歩きやすい! また、汚れたときも簡単に洗えるのでタウンユース以外にも夏のキャンプなどで活躍してくれそうです。

合わせたのは〈チャコール(CHARCOAL)〉のオリジナルからリリースされているソックス。裏に滑り止めがついているから踵のホールドがないサンダルとは好相性。

流行り(?)のタビソックスと合わせるとこんな感じ。トングサンダル×タビソックスはなかなかない組み合わせなので、見た目的にも新鮮です。トング部分でケガしがちなので、しばらくはコレで慣らそうかなと思っています。


〈JOURNAL STANDARD〉【S2W8/サウスツーウエストエイト】S2W8×KEEN ¥8,800

 

FACYではJOURNAL STANDARDで取り扱い中。店舗によっては取り扱いがあったりなかったりするので、気になる方はぜひお店に行く前にFACYで在庫を確認してみてください!

詳細をチェック!
SOUTH2 WEST8×KEENのWAIMEA H2

バルブ構造+多彩に着こなせる! 「デサント オルテライン」のJKTがハイスペック過ぎた

水沢ダウンを始め、ほかを圧倒するほどの高機能ウェアを展開する「デサント オルテライン」。今回は、シーズンを限定せずユーザーのスタイルや環境に応じてフレキシブルに対応する、2 in 1ダウンライナー付きジャケット「2 IN 1 INTEGRATED DOWN JACKET」を紹介します。防水性と軽量性に優れた3レイヤー素材のアウターシェルジャケットと、取り外し可能なフードとライナーが組み合わさった2 in 1ハイスペックアウターです。

 

【デサント オルテライン「2 IN 1 INTEGRATED DOWN JACKET」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

アウターシェル&ライナーそれぞれ単品でも主役級!

このジャケットの最大のポイントと言えるのが、着脱可能なダウンベストのライナー。ベストをライナーに使用したアウターは結構目にしますが、本作はそのあたりのアウターとは違います! ベストに空気の圧縮が可能な特殊バルブを備えていて、ライナーの空気量を調整することで、保温力を変化させることが可能です。

↑ライナーのファスナーを外していくと……

 

↑ライナーダウンベストが登場。着脱可能で、これ単品でも着用できます

 

↑ライナーダウンベストは、特殊なバルブを備えた圧縮可能な構造。パック内の空気を出し入れすることにより、ダウンのボリューム調整(保温力の調整)が可能です。暖かい環境であれば空気を抜き、寒い環境であれば空気をより多く取り込むことで、内部の温度調整ができます!

 

↑アウターシェルジャケットの生地には防水性と軽量性に優れた3Lレイヤー素材を採用していて、ちょとした雨なら全然OK

 

↑フードはファスナー式で着脱可能です

 

↑ダウンベストはライナーとしてアウターと接続しなくても、着用したままアウターシェルとのレイヤードも可能です

 

 

ジャケットとしてはもちろん、ベスト単体としても使える一着。さらにアウターシェルとベストのレイヤード、フードあり・なしでも着こなせて、着こなしの幅が拡がります。耐水性も優れているので、これから迎える梅雨の時期にもあると便利です。暑かったり寒かったりして気温が不安定な今の季節にも、この一着が役立ちますよ!

デサント オルテライン

2 IN 1 INTEGRATED DOWN JACKET

7万1500円(税込)

 

デサント ブラン 代官山
03-6416-5989
https://www.descenteblanc.com

 

Tシャツにはまだ早い。今ちょうどいいのは〈ループウィラー〉の半袖スウェットです。

半袖スウェットという選択肢

暖かい日が続きますが、夏の訪れを待たずにTシャツを一枚で着てしまうことに対する抵抗感ってあるものです。そんな春先の微妙な時期にぴったりなアイテムが半袖のスウェット。決して万人が手に取るアイテムではないからこそ、“おしゃれしてる感”をさりげなく印象付けられるのが半袖スウェットの魅力です。

ということで、今回注目したのは国産スウェットブランドの雄〈ループウィラー〉。別注の仕掛け人は過去にも息の合ったコラボを展開していた梶原由景氏が主宰する〈ロウワーケース〉です。

 

形はスウェットでも生地はTシャツ 

“世界一、正統なスウェット”作りを追求する〈ループウィラー〉。半袖のスウェット型Tシャツは過去数シーズンも好評だった〈ロウワーケース〉による別注。今季は初となるワイドフィットを採用してアップデート。全5色展開。LOOPWHEELER for LOWERCASE / ツリテンジク スウェット型 ワイドTシャツ ¥16,500

 

〈ループウィラー〉といえば、吊り編みのスウェットで知られるブランドですが、定番のクルーネックスウェット「LW01」に使われる“吊り裏毛”と呼ばれる生地は春夏には少し暑すぎるのがネック。〈ループウィラー〉ならではのこだわりを薄めることなく、春夏も着やすい一着を形にしたのが〈ロウワーケース〉です。

半袖のスウェットシャツのデザインをベースに、生地は吊り裏毛からヘビーウェイトな天竺素材の生地にチェンジ。天竺素材は一般的なTシャツにもよく使われますが、〈ループウィラー〉らしく、吊り編みならではの柔らかくコシがある質感に仕上げています。Tシャツでは物足りないけど、スウェットだと暑苦しい時期にちょうどいい塩梅です。

首元のV字ガゼットがオーセンティックな雰囲気。詰まり気味のネックも今の気分。
〈ループウィラー〉名物ともいえる袖口のピスネーム。インラインのブルーから薄いグレーに変更。
〈ロウワーケース〉のロゴが印字された部分は洗い込んでいくとほつれて見えなくなるそう。梶原氏のリクエストにより、いずれはインラインのネームタグと同じになるように意図されている。

スウェットの鉄板カラーであるグレーをあえて外した色展開もユニークです。それぞれ表情が異なる2種類のブラックを筆頭に、オーセンティックなネイビー、春らしいベージュ、トレンド感のあるグリーンが揃います。各カラーともにシックな仕上がりなので、単なるアメカジの枠に収まらない着こなしの幅が楽しめそう。

ブラック
ブラックA
ネイビー
ベージュ
グリーン

色味もさることながら、デザインのスパイスとして効いているのが、ゆったりしたシルエットを引き締める裾のリブ。Tシャツ地でありながら、着てみるとニットのような上品なニュアンスを演出できるのがポイントです。

“正統”なスウェットブランドが手がける、ありそうでなかった半袖スウェット。「今着るのにちょうどいいトップスが見つからない」とお嘆きの大人諸兄はぜひチェックを。

詳細をチェック!
LOOPWHEELER for LOWERCASEのスウェット型ワイドTシャツ

EDIFICE 新宿店〒160-0022
東京都新宿区新宿3-31-9
営業時間:11:30 ~ 21:00電話番号:0353665481

アウトドアやファッション、旅、音楽、アート、カルチャーなどにフォーカス! 「ザ・ノース・フェイス」の新しいアプリは必見

ゴールドウインと、ゴールドウインが展開するブランド「THE NORTH FACE(ザ・ ノース・フェイス)」は、新しいアプリケーション「THE NORTH FACE EXPLORER(ザ・ノース・フェイス エクスプローラー)」を公開。

 

別注プロダクトなども販売!

THE NORTH FACEのブランドタグラインである“NEVER STOP EXPLORING (あくなき探究心)”を念頭に置き、このアプリケーションでは“EXPLORER (探求者)”をキーワードとしたコンテンツを展開します。アウトドアを筆頭にファッションや旅、音楽、アート、それらを取り巻くカルチャーなど、様々なフィールドで活躍する人々に焦点を当てることで、既存のTHENORTH FACEの世界観を広げ新たなブランドの魅力を創出するとのこと。

 

■「THE NORTH FACE EXPLORER」コンテンツ概要

1.EXPLORER::様々なフィールドで活躍するEXPLORERたちを紹介するインタビューコンテンツ。

2.MYTNF:ファッションやカルチャーなど、異なる視点で語られる商品紹介から、EXPLORERたちと開発した別注プロダクトの販売まで。

3. SNAPS:世界各国のストリートスナップを通して、多様なスタイリングを紹介。

4. PODCAST:探求をやめない多様なEXPLORERたちによる、ポッドキャストを展開。

5. TRIP:ロードバイクやスケートなど、様々なスタイルのロードサイドトリップにフィーチャー。

6. PLAYLIST:業界を超えた様々な音楽好きたちが、独自の視点で選曲するプレイリストを配信。

↑THE NORTH FACE EXPLORERのディレクターは、原宿のTHE NORTH FACE STANDARDの立ち上げに携わり、同店舗の設計などを務めTHE NORTH FACEとも関わりが深い編集者の野村訓市氏

 

本アプリケーションは、ゴールドウインの公式通販サイト「GOLDWIN WEB STORE」での商品購入やショップ情報の確認も可能です。また、今回THE NORTH FACE EXPLORERの公開を記念して、野村訓市氏監修による別注プロダクト「GTX オーバーコート」も抽選発売。

 

本アイテムは、THE NORTH FACE定番の防水シェルに使用しているGORE-TEX PRODUCTS 3層素材を採用したオーバーサイズコートです。表地はナイロン、 裏地は引っかかりが少なく湿気を含みにくいマイクログリッドバッカーで、透湿性や軽さと強度のバランスを追求。厚めのダウンの上からでも着用可能な大きめのサイズに仕立てられています。

↑「GTX Over Coat(GTX オーバーコート)」4万6200円(税込)

 

また防風性を考慮してフロントは比翼仕立ての設計を採用。フラップ付きポケット内にはファスナー付きのアクセスポケットを設置しています。同素材を使った防水ハットも付属し、着用時以外はコート内側の大型ポケットに収納可能です。サイズ調節用のアジャスターを使うことでスタッフサックとしても利用できます。

↑カラーはアーバンネイビー、デューン、ニュートープ、ブラックの4色展開

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

梅雨対策もバッチリ、ワークマン人気の〝着る扇風機〟が防水仕様に

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。今季も、高機能ながらアウトドアからスポーツ、トラベル、タウンまで幅広いシーンで使える汎用性の高いアイテムを展開する。今回はワークマンで人気のジャケット最新モデルを紹介したい。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

人気の〝着る扇風機〟に待望の防水仕様が登場≪4900円≫

エアレインデュアルジャケット

 

空調ウエア「ウィンドコア」シリーズ初の防水ジャケット。雨が降っても腰部分に搭載したファンが濡れにくい特殊設計で、蒸し暑い梅雨の時期でも最高のパフォーマンスを発揮できる。コンパクトに持ち運べる収納袋が付属。

 

【ここがスゴい】雨や風の浸入を防ぐアジャスター付きフード

頭部をすっぽりと覆う大きめな作りのフードは、ドローコードでフィット感を調整可能。衿も高めに設計されており、首元からの雨や風が侵入するのをしっかりとブロックしてくれる。

とにかく履き心地が快適! 雨の日でも晴れの日でもグッドなECCOのゴアテックス搭載シューズレビュー!

ビジネスにも私服にも似合うドレッシーでカジュアルな万能靴。さらに言うと雨の日にも使え、今どきのドレカジに映えるベーシックな黒靴を探していた編集部員・野田。そんな時に見つけたのが、ECCO(エコー)のビジネスシューズ「ECCO ST.1 HYBRID GORE-TEX DERBY」です。“まるでスニーカーのような履き心地を実現したビジネスシューズ”と謳うシューズを、今回試し履きしてみました。

 

まさしくどんな時も快適な決定版シューズだ!

まずはECCO(エコー)のブランド紹介から。エコーは、デンマークのコンフォートシューズ&レザーグッズのブランド。パンプスからスポーツシューズまで様々なライフスタイルに寄り添い、生活を快適にしてくれるシューズをリリースしています。今回紹介するECCO ST.1 HYBRID GORE-TEX DERBYは、ゴアテックスを搭載したビジネスシューズで、雨の日でも晴れの日でも快適です!

↑「ECCO ST.1 HYBRID GORE-TEX DERBY」3万7400円(税込)

 

人間工学に基づいたアナトミカルラスト(木型)の再現を可能にしたエコーの“FLUIDFORM TM(一体成型)”ソールと、自社タナリーで製造された高品質プレミアムレザーが快適な履き心地を実現します。

↑高品質でなめらかなフルグレインレザーをアッパーに採用

 

↑二層構造ソール。そしてカカト側にある、反発性と衝撃吸収性を従来の115%に強化した“SHOCK THRU TM”が快適さを生み出す

 

ECCO ST.1 HYBRID GORE-TEX DERBYを履き、実際雨のなかJR原宿駅からJR渋谷駅まで歩いて打ち合わせに行ってきました。徒歩時間は約20分ぐらい。まずは、“まるでスニーカーのような履き心地を実現したビジネスシューズ”というコピーは、「そう謳っているだけあるな!」と実感。二層構造ソールとエコー独自の“SHOCK THRU TMポイント”が、クッション性を生み出していて快適。足への負担を軽減してくれるので、痛さもありませんね。

 

防水・透湿性はどうか……。以前、コンバースの「オールスター 100 ゴアテックス RF OX」を履き、GetNavi webでもレビューしましたが、コンバースと同様、このビジネスシューズも防水性が高いです。路上にできた水たまりに思い切って飛び込んでみましたが、ソールがぶ厚いので水がシューズ内に染み込んでくる心配もありません。シューズ内のムレもそんなに感じないし、本当心強い。打ち合わせは和室だったのでシューズをぬぎ、ソックスを見てみたらほぼ濡れていません。雨の日特有の不快感は感じず、打ち合わせにも集中できたのでグッドなアイテムです。

↑水たまりをよけて通る必要もなくなりますね。最近は普段着でも黒靴を多用する私にとって、このシューズはシューズクロークのレギュラーメンバーになりました

 

今回紹介しているECCO ST.1 HYBRID GORE-TEX DERBYは、ブラック(写真)とモカカラーとの2色展開。本作以外にも、エコーからはゴアテックス仕様のシューズがたくさんあります。あなたのお気に入りを探してみてください。

 

撮影/我妻慶一

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

フルーツのポケT、カモ柄の軍パン…アンダー1万で買える“今ほしい”アイテム5選

パックT、ヘビーウェイトTシャツ、ワークパンツなどなど……いつも夏といえば真っ先に思い浮かぶのがアメリカの服です。今回は旧き良きアメリカンカジュアルウェアを中心にセレクトするHUNKY DORYから、今欲しいアイテムたちをピックアップ!

80’s フルーツオブザルームのパックT


〈FRUIT OF THE LOOM〉80s 3PACK TEE – COYOTE BROWN ¥5,280

 

今や群雄割拠のパックT市場ですが、人とかぶりにくいものを選びたいならデッドストックも選択肢に入れておきましょう。最近お店に入荷したばかりという〈フルーツオブザルーム〉のパックTは、80年代にアメリカ軍へ納入していた民生品のデッドストック!

カラーはミリタリー仕様のコヨーテブラウンで、袖や裾はヴィンテージTでよく見られる「天地引き(1本の点線状の縫製)」を採用しているのもポイントです。これまた嬉しいアメリカ製ですが、アンダーウェア用として作られているためボディは薄手です。サイズもMオンリーなので、シャツのインナーとして使うのがオススメ。

デザートナイトカモのパンツ


〈DEAD STOCK〉80s US ARMY DESERT NIGHT CAMOUFLAGE TROUSERS ¥7,150

 

デジカモの元祖といわれる、アメリカ軍のデザートナイトカモフラージュトラウザーズ。その名の通り、砂漠での夜間時に暗視装置から身を隠すために着用するために開発されたオーバーパンツです(実戦ではあまり効果は得られなかったそうですが……)。

デザインは格子状パターンのワントーンカラーで一般的な迷彩よりもシンプル。また着脱しやすいよう全てマジックテープになっていて、ポケットはバックポケット以外はすべて貫通式。夏場は下にナイロンショーツ、秋冬はスウェットパンツなどの上から穿くと使いやすいです。デザイン的にもプライス的にもハードルが低いカモ柄パンツ、これは買いではないでしょうか。

キャンバーのポケT


〈CAMBER〉#302 POCKET TEE ¥6,380

 

現代でもMADE IN USAを貫く、ペンシルベニア州のカットソーブランド〈キャンバー〉。ブランドを代表する「マックスウェイト」と呼ばれるTシャツは、ドライタッチなアメリカ綿100%を高密度に編み立てた8オンスのヘビーウェイトボディーを採用。

伸びや縮みが出にくく、洗濯するうちにギュッと目が詰まりガシッと風合いへと変化していくのも魅力。1シーズンと言わず数年持つことを考えると、コスパもかなり良いTシャツです(筆者は3年ほど使ってます)。

レッドキャップのワークパンツ


〈RED KAP〉PT20 DURA-KAP INDUSTRIAL PANT ¥6,050

 

〈ディッキーズ〉や〈カーハート〉と並ぶ、大手アメリカンワークウェアブランドのひとつ〈レッドキャップ〉。ブランドを代表するワークパンツ「PT20」は、ポリエステル65%、コットン35%の黄金比で作られた“ザ・アメリカ”のワークパンツ。

耐久性はもちろん、シワや汚れに強く、速乾性も◎。また、色褪せしにくく吸湿性に優れたTouchtex™テクノロジーを採用しているため、夏場のボトムスにも最適です。シルエットは874と比べるとゆったりとしていて、生地はやや軽め。ワークパンツは好きだけど、874はちょっと違うんだよな〜という人はぜひお試しあれ。

レイルロードのゆるソックス


〈RAILROAD SOCK〉HEALTH TRAK 2P SOCKS “MENS” ¥1,430

 

アメカジ好きにはお馴染みのソックスメーカー〈レイルロード・ソック〉。一般的には3パックや6パックのソックスが有名ですが、最近じわじわ人気が出ているのが糖尿病患者向けに作られた「ヘルストラック」です。

特徴はリブの締め付けをゆるめてざっくりと編み立てているところ。着用時のストレスが一切なく、足裏は総パイル地で肌あたりが良く、汗もしっかりと吸収してくれます。“ルーズソックス”のようなイメージでリブ部分は少しためて履くのがおすすめ。


HUNKY DORY NAGOYA
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須3-13-9アンドール大須ビル1F-D

営業時間:12:00 ~ 19:00
電話番号:0522513390

スニーカーマニアが集う「銀座スニーカーヒルズ」に行ってみたらすごい所だった!

スニーカーマニアが集う“基地”をコンセプトに、東京都有楽町の阪急メンズ東京の8Fにオープンした「銀座スニーカーヒルズ」。そこは入手困難なレアスニーカーやトレンドスニーカーなどを取り扱う「SNEAKER MARKET(スニーカーマーケット)」、イベントスペースの「SNEAKER MUSEUM(スニーカーミュージアム)」、スニーカーリペアなどを提供する「SNEAKER HOSPITAL(スニーカーホスピタル)」、そしてスニーカーのカスタム方法が学べる「SNEAKER SCHOOL(スニーカースクール)」の4つのセクションで構成。スニーカー好きにとっては夢のような空間に実際に行ってみましたので、その全貌を紹介します!

 

販売・買取可能な「スニーカーマーケット」

こちらのセクションを運営するのはコメ兵です。 そう、日本最大級のリユースデパートを展開することで知られる、コメ兵が手掛ける、初のスニーカー専門店「スニーカーマーケット BY コメ兵」となります。NIKEを中心に、全国から買取された選りすぐりのレアスニーカーやトレンドスニーカーなど、常時500足以上をストック! 以前欲しかったけど入手困難で買い逃したスニーカーや、過去の名作スニーカーなどリユースでしか出会えない良質なスニーカーを強力に展開していて、筆者の場合見ているだけでも十分楽しめますね。

 

マーケット内では、スニーカーの展示販売だけにはとどまらず、買取サービスも実施。「『世の中の“良質”をつなげていくことで、リレーユースという新しい価値観を提供する』という理念を弊社コメ兵は掲げていて、長年リユースに携わってきました」と語るのは、店長の濱野さん。これまでの経験を基に、知識の豊富なスタッフが大切なスニーカーを一点一点丁寧に査定し、適正な買取価格を提示してくれます。ここがコメ兵の強みですね!

 

さらに、「どんなにダメージが進んでいても、加水分解などでボロボロでも、必ず買い取ります。もちろんその分、買取価格はかなり低くなるとは思いますが。廃棄してしまったり、廃棄できなくて、ただひたすらタンスの肥やしとして眠り続けるよりも、良いと思います。今後はそういった過度なダメージのスニーカーもリーズナブルに販売して、同フロアで展開する『スニーカーホスピタル』と協力し、スニーカーリペアも提案していく予定です」とのこと。ちなみに筆者自宅のクローゼット内にも、ミッドソールが加水分解した「ナイキ エア ジョーダン 5」や「ニューバランス M996」などが眠っております……。話を聞いて、そのスニーカーの事をこれからを相談してみようかな? と、思いました。

↑スニーカーマーケット BY コメ兵店長の濱野了一さん

 

↑「ナイキ エア マックス」シリーズも95を中心に97など人気モデルをしっかりと網羅

 

↑「ナイキ エア ジョーダン 5 OG」から人気カラーリングまで幅広く展開

 

 

スニーカーの博物館「スニーカーミュージアム」

イベントスペース「スニーカーミュージアム」は、様々なスニーカーのモデルやそのバックボーンに精通した「キュレーター」達が集まり、時代やテーマごとにアイテムをセレクトし、その背景情報とともに展示を行います。現在はナイキが日本で製造されて50周年という節目の年に、1970年初頭に登場したモデルを皮切りに、半世紀分もの歴史を振り返る内容を数か月に渡って展示しています。

 

4月7日まで開催されていた、ナイキヒストリーの第1弾では、最初期の72年~80年のオリジナルモデルを中心に展示。現在はその第2弾として、70年~80年代のカラフルなモデルを中心に展示中です。

↑ナイキ好きにはたまらない展示内容

 

博物館のイメージといえば、アイテムの展示のみが主流でしたが、スニーカーミュージアムは普通の博物館とはちょっと違います。棚の下に置いてあるQRコードにスマホかざすと、そのスニーカーやアイテムに関する情報がスマホに表示。スマホを“デジタルガイダンス”として活用することで、より博物館に近い雰囲気で展示されたスニーカーを楽しむことができるのです。

↑例えば一番左上のQRコードにスマホをかざすと、棚の一番左上に展示されてあるアイテムの情報を教えてくれます

 

リペアで生まれ変わる「スニーカーホスピタル」

大切なスニーカーを長く愛用するためのサービスや、履けなくなったスニーカーの修理を行えるのがここ「スニーカーホスピタル」。東京のカスタムスニーカーシーンを牽引する「OnebyOne=(ワンバイワンイコール)」と手を組み、カスタムスニーカーカルチャーを提案しています。

 

こちらのコーナを展開するのは、東京発のカスタムシューズ、オリジナルウェアブランド「ワンバイワンイコール」代表の金岩ヒロシさん。「アトリエカトー」加藤らう氏をメインパートナーに迎え、“直せないスニーカーは無い”と言わせるコーナーとなっています。メニュー内容は加水分解が起こったソールの修理やライニングの修理を行います。ほかに丸ごとソールの交換を行う“ソールスワップ”。お店側で用意したソールと交換したリペア、またはお客さん自身に用意してもらったソールと交換したリペア。そして、ビブラムソールに生まれ変わらせる“ビブラムソールスワップ”です。

↑ワンバイワンイコール代表の金岩ヒロシさん

 

金岩さんが最近積極的に取り組んでいるのが、スニーカーのゴルフシューズカスタム! 今ではゴルフ人気もあり、ナイキからエア ジョーダンのゴルフシューズや、コンバース オールスターのゴルフシューズなど、各スポーツブランドからゴルフシューズが販売されています。しかし金岩さんが提案しているのは、お客さん自身が好きなスニーカーのソールにゴルフシューズ用ソールを移植するというもの。基本的には、ほぼ全てのスニーカーで可能とのこと。

↑「エア ジョーダン 1」のようなシンプルなミッドソールはもちろん、「エア ジョーダン 4」や「ニューバランス MT580」など複雑なデザインのソールにも対応可能。1万7600円(税込)~(ソール代工賃込み)

 

↑ポリウレタンソールなど完全に修復が不可能な場合も、ビブラムソールなどで元の形状に近いもので移植も行っています。1万7600円(税込)~(ソール代工賃込み。ビブラムソールは種類によって価格変わります)

 

↑どんなスニーカーでもゴルフシューズ仕様へとカスタムが可能とのこと。「エア ジョーダン 4」のゴルフシューズも即完売する昨今、これはとても嬉しいカスタマイズです。1万7600円(税込)~(ソール代工賃込み)

 

 

カスタムペイントなどを学べる「スニーカースクール」

スニーカーをベースに、ものづくりの楽しさや、喜び、感動の体験を提供する「スニーカースクール」。カスタムスニーカー歴20年のforce_naoki代表の原田尚輝さんを講師に迎え、カスタムスニーカーペイント塗料の選び方や調合の仕方、筆遣いなどをレクチャーしてくれます。

 

スニーカースクールで学べるコースは、「初級コース」と「上級コース」の2つから選べます。初級コースはペイントカスタムとなり、持参したスニーカーにカスタムの入り口になるぺイントスキルを学べます。もう一方の上級コースはオリジナルカスタムとなり、持参したスニーカーにペイントのほか、スワロフスキーやレザーパーツなどの素材を使い、より高度なカスタムスキルを学べます。

↑フォース代表の原田尚輝さん

 

スニーカースクールで何よりも嬉しいのが、代表の原田さんから直接カスタムテクニックを学べること。定番のスワロフスキーの接着にしても、ただ接着するだけではなく、あらかじめスワロフスキーの厚みの分の窪みを作ったりなど、カスタム後も長く愛用できるためのアイデアなど、ここでしか得られないスキルを実際に学べます。もちろんスクールだけではなく、ペイントやステッチワークなど、カスタムオーダーも受け付けているので、気軽に相談してみてください。

↑スニーカーペイントにふさわしい塗料や、配合の仕方などを具体的にレクチャー。ちなみにコットン生地だと滲みやすいので、まずはレザー生地からチャレンジするのがオススメだとか

 

↑ペイントだけではなく、パーツの張り替えやステッチワークのコツなど、上級者向けの講座も行っています

 

↑コーナー内にはスニーカーカスタムに最適なミシンも完備し、講座はもちろんオーダーカスタムも受け付けています

 

↑カスタム講座で使用する筆や塗料などのツール類。原田さんはいずれも100円均一ショップなどで入手可能な物を使用していて、自分で揃え自宅ではじめようと思えば気軽に揃えられる手軽さも提案しています

 

本間が欲しいと思ったスニーカー3選!

ここからは年間500足近くスニーカーをお試ししている、筆者本間が欲しいと思った3足を紹介。さすがはコメ兵、どれも思っていたよりもリーズナブルだったので、本当に欲しくなりましたね!

※取材当時の在庫&価格になります。

ナイキ

ターミネーター ハイ

ダンクやヴァンダルと並ぶ、ナイキの3大ノンエアバッシュのアニキと言えばコレ、ターミネーター! こちらは2003年にリリースされた復刻モデルのデッドストックとなります。当時は新品だとシューホールにシューレースが通っていないのが当たり前で、その時代を読み取れますね。しかもこちらは箱付きです! 価格は4万円(税込)。

 

ナイキ

ナイキ × トラヴィス・スコット エア マックス 270 カクタス トラヴィス

ナイキ エアと最新のクッショニングフォーム、リアクトを組み合わせたミッドソールを搭載した「ナイキ エア マックス 270」をベースにした、ナイキとカリスマラッパー「トラヴィス・スコット」コラボレーションモデル。ヴィンテージファッションからインスパイアされ、ミッドソールやアッパーなど、くすんだような色味で仕上げられています。ネオ・ヴィンテージの草分けともいえる一足ですね。価格は6万円(税込)。

 

ニューバランス

M992 TN

2006年に「991」の後継モデルとしてリリースされた「992」。優れた衝撃吸収性や耐久性を発揮する「ABZORB SBS」を搭載したミッドソールや、耐摩耗性に優れるN duranceなどを搭載した高性能モデルです。本製品は992の機能をそのまま再現して、2020年にリリースされた復刻モデル。しかもタンのカラーは人気で、リセール市場でも5万円前後が相場かと思います。価格は2万4000円(税込)

 

銀座スニーカーヒルズに足を運んでみて、百貨店としては珍しい新古品・中古品の販売・買取から、歴史を感じられる展示そして修理、リメイク、カスタマイズまで、スニーカーにまつわる多様なサービスを提供してくれる、スニーカーマニアにはたまらないショップだと感じました。履かなくなったスニーカーを単なるゴミとして終わらせるのではなく、何かしらの形で次のユーザーに繋げるという循環型は素晴らしいアイデアですね。

 

■銀座スニーカーヒルズ

住所:東京都千代田区有楽町2丁目5番1号

営業時間:午前11時〜午後8時

休業日:阪急メンズ東京に準ずる

 

撮影/大田浩樹

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

クルマのバンパーをリサイクルしたスーツケースは、マツダとエースによる“両想い”の結晶だ!

2022年で創刊40周年を迎えた、押しも押されぬモノ誌の決定版「モノ・マガジン」と、創刊23年目を迎えたピチピチの“新卒世代”「ゲットナビ」、2誌の編集長が1つのモノにおのおのの角度から迫るコラボ連載は、今回で第4回。クルマのバンパーのリサイクル素材を使用したスーツケースにフォーカスします。

第1回 スバル「レガシィ アウトバック」
第2回 アディダス「TOUR360 22」
第3回 ワークマン「キャンプギア」

 

二つの目で見ればピントが合う!

ゲットナビ×モノ・マガジンの「ヒット」スコープ
– Target 4.エース「プロテカ マックスパスRI」–

エースの「プロテカ マックスパスRI」は、マツダ車のバンパー再生素材を外装部に100%使用した、サステナブルなスーツケース。マツダ株式会社の技術企画部でリサイクル領域を担当する渡辺通成さんと、エース株式会社MD統括部の吉原勇一さんのお2人に話をうかがいました。

 

↑マツダの渡辺さんは2014年からリサイクル領域を担当。広島本社に勤務しているため、この日は大画面越しにリモートで取材に対応してくれた

 

↑エースの吉原さんは入社以来16年ほどデザイン部門に所属したのちにMD統括部へ。モノ作りの酸いも甘いも嚙み分けている

 

樹脂のリサイクルは難しいのだ

時代はすっかりSDGs。あらゆる企業がこれを標榜してサステナブルな取り組みを行っており、マツダとエースは時代に先駆けてリサイクル資源を活用してきた企業です。特に膨大な素材が使われるクルマは、リサイクルの必要性が高い工業製品。そのなかでマツダは、1990年代より継続して「樹脂のリサイクル」という課題に向き合い、大型の樹脂部品であるバンパーのリサイクルに取り組んできました。

 

「マツダは、この自動車リサイクルの取り組みをより進化させるために、これまで社内で進めてきたバンパーのリサイクルを社外にも拡大する検討を開始しました。そして、使用済みバンパーを再生したポリプロピレン樹脂の新たな使用先を調査する過程で目を付けたのが、スーツケースだったんです」(マツダ・渡辺さん)

 

渡辺さんがスーツケースに目を付けたポイントは3つ。まず、バンパーと同じ「衝撃に耐える」という性能が必要であること。2つ目は、バンパーと同じポリプロピレン樹脂を使用していること。3つ目が、バンパー1本あたりの質量(約3~4kg)に近いこと。バンパーのリサイクル素材は、スーツケースに活用できるのではないか―――。2018年、渡辺さんは日本国内に製造拠点を持つエースに声をかけました。

 

↑エース赤平工場(北海道)。同社のスーツケース開発拠点だ

 

エースでも、回収したスーツケースの素材を燃料などにリサイクルする取り組みは行っており、すでに社内でシステムが確立されていました。リサイクル関連における他社との協業は前例がなかったものの、この話を受けてエースの吉原さんは「やってみよう」と思ったといいます。

 

「実はこの話を頂く少し前のタイミングで、当時の上司からマツダのデザイナー、前田育男さんの著書を勧められて読んでいたんです。その考え方に共感できるものがあったので、ぜひマツダさんと一緒にモノ作りをしたいと思いました」(エース・吉原さん)

 

珍しいインジェクション成型を採用

工程を追ってみましょう。バンパーのリサイクルはまず、ライトやボルトといった異素材を丁寧に取り外し、シュレッダーのような機械で破砕。次に、その破砕片の塗膜を剥離し、わずかに塗膜が残った破砕片を除去。最後に、ペレット状の再生素材に仕上げるのです。

↑バンパーを破砕したあと、塗膜を剥離するなどして精製。ペレット状の再生素材に仕上げる

 

「バンパーの製造では、できるだけ薄肉にして、素早く型に流し込む必要があるため、粘度が低いサラサラとしたポリプロピレンを使用しています」(マツダ・渡辺さん)

 

一方、スーツケースの製造には、いくつかの方法があるといいます。「一般的なのが、プラスチックのシートを加熱して軟化させてから、金型とシートの隙間を真空にして密着させる『真空成型』ですが、バンパーの再生素材はサラサラのためこれに適していませんでした。そこで今回は、金型に素材を流し込む『インジェクション成型』を採用。金型もゼロから起こすとなると金額的にも環境的にも膨大なコストがかかるため、2015年の『マックスパスHII』の金型を流用し、様々なテストを経て完成しました」(エース・吉原さん)

↑インジェクション成型のメリットのひとつが、金属パーツを削減できる点。そのため、この製品自体もリサイクルしやくすなっている

 

【こちらもインジェクション成型を駆使!】

アディダスの新作ゴルフシューズに、元ゴルフ誌編集者のGetNavi編集長も思わず感動の「ファーーー!」
https://getnavi.jp/sports/717707/

 

こうして誕生したのが「プロテカ マックスパスRI」。3辺の合計が115cmで、航空機内に持ち込めるギリギリのサイズながら容量は38Lを確保し、取り回しが抜群です。質量は3.5kgで、ちょうどバンパー1本分の素材から1つ作れる計算。内部構造はシンプルですが、インバッグが付属しており、これもポリエステルの再生素材を使用しています。価格は3万9600円(税込)と、比較的抑えられているのも魅力です。

 

「サステナブルの取り組みなので、あまり高価にして売れなかったら本末転倒ですから……。価格に関しては、マツダさんとエースの両社でかなり企業努力しました(笑)。おかげさまでお客様からの反応も良好です。とはいえ無理をしすぎるのもビジネスとしてサステナブルではありませんので、良い落としどころを見つけて、長く継続していきたいですね」(エース・吉原さん)

 

サステナブルには共通の志が必要

マツダとエースの両社にとって初の取り組みとなった今回のプロジェクトを経て、両者にその思いを聞きました。

 

「協業するにあたっては、まず同じ志、ビジョンを持つことが必要だと実感しました。そうでなければ、次々と直面する課題に対して、粘り強く向き合って解決することができなかったでしょう。そして、この取り組みは“一度きりの花火”にしてはならない、とも強く感じています。ビジネスとして持続可能な仕組みにしていきたいです」(マツダ・渡辺さん)

 

「今回の取り組みは3年以上にわたりましたが、これはスーツケースの開発としては異例の長さ。その間にコロナ禍になり、スーツケースを作ってもお客様に見てもらえるのだろうか……と不安になったこともありましたが、コミュニケーションを取り合いながら製品化することができました。長い間、両者の熱量が冷めず“両想い”でいられたことで、マックスパスRIは誕生したと思います」(エース・吉原さん)

 

マツダとエース、日本のモノ作りを支える2社の、“両想い”の結晶にぜひ注目あれ!

 

 

前田編集長のレポートは→ https://www.monomagazine.com/43066/

 

 

撮影/鈴木謙介

背中がムレない自転車通勤専用リュック、エース×ナリフリのコラボモデルがアップデート!

「最適形状、最適デザイン」をコンセプトに掲げ、シンプルで洗練されたデザインと快適な機能性を兼ね備えたプロダクトを展開するラゲッジブランド「ace. / エース」。そして、サイクルカジュアルウエアのフロンティア的ブランドである「narifuri(ナリフリ)」。そんな日本が世界に誇る両雄による、コラボレーション第2弾となるバックパックを紹介します!

 

【エース×ナリフリ「ラパックエアV2 NF2」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

背中がスースーしてムレず、夏場はとても快適です!

本作「ラパックエアV2 NF2」のベースとなるのは、エースとナリフリのコラボバックパック「ラパックエアV2 NF」です。こちらは、ピアノ線のフレームとメッシュを用いたace.独自の枠構造「エアベンチレーション機能」により、バックパックと背中の間に空気の通り道を確保して、優れた通気性能を実現。今作では、さらにサイドポケットとフロントにリフレクターを加え、より被視認性を向上させています。収納は2気室仕様で、15.6インチPC収納・B4ファイル収納・ペットボトルポケット・オーガナイザーポケットを装備していますね。

↑ボディにはポリエステル/ナイロン混紡リップストップ生地を使用して、高い耐久性とクリーンなルックスを兼ね備えます

 

↑全てファスナーのレールにはラバーコーティングを施して、高い防水性能を確保

 

↑フロントにはウェビングテープを配して、ミニポーチの装着など拡張性の高さも魅力的です

 

↑サイドポケットにはリフレクターのプリントによるナリフリのロゴを配して、側面での視認性を高めています

 

↑フロントの下部にもリフレクターを設けて、夜間時の後方からの視認性を向上

 

↑3Dメッシュパッド。背中と接する面にはハニカム状のメッシュ生地を採用して、優れた耐久性と通気性を得ています

 

↑さらにエアベンチレーション。バックパックと背中の間に空気の通り道を確保することで、極めて優れた放熱性を得ています

 

 

背中がとてもスースーするのは、自転車通勤はもちろん普段使いでもとても嬉しいですね。さらに今作ではリフレクターが追加装備され、夜間での安全性も向上させています。オールブラックのシンプルなデザインですが、ウェビングテープでミリタリーフレーバーもさり気なく加えていたりと、ナリフリらしい遊び心も追加された一品といえますね!

エース×ナリフリ

ラパックエアV2 NF2

3万1900円(税込)

■サイズ:W30×H42×D14㎝/容量16L

 

旬なデニムも20%OFF! 高円寺Lampaで手に入るフレッシュなアメカジアイテム5選。

アメカジのリバイバルを受けて一層注目を集めるアメカジアイテム。ですが、往々にして野暮ったいのが玉に瑕……。しかし当然、現代的に磨かれたフレッシュなアイテムもあるわけで、「特に今季はその手のセレクトに力を入れている」と高円寺『Lampa』の店主・遠山さんは言います。

期せずしてFACYでは、現在Lampaで使える20%OFFのクーポンを配布中(コード:LAMPAGW)。春夏物の新作がお得にゲットできるチャンスです。

今回はそのお買い物のお手伝いとして、Lampaの店主・遠山さんに今おすすめのアメカジアイテムを5品見繕ってもらいました。気になる方はぜひこの機会に。もちろん下記のアイテム以外も20%OFF対象ですよ。

※キャンペーン詳細はこちらから

1.SUICOKEのジップパーカー

SUICOKE/ジップパーカー ¥23,100

特にサンダルでその名を知られる〈スイコック〉が展開するジップパーカー。ボディに使用したのは〈シュプリーム〉や〈ノア〉などの有名ブランドとも取引するカナダの名門、ルーパニッティングミルズ。丈夫で肌触りのいいコットン生地がを使用しており、ハイエンドな生活必需品といった趣。

Made in Canadaらしいラフでタフな生地感は、最近よく見かける“綺麗”や“上品”を目指したパーカーには無い男っぽさを感じさせます。購入した時が最高点の服ではなく、着ていくうちに風合いが増していく、往年のアメカジ感を味わえるパーカーです。ちなみにガシッとした生地感が好きなうちのお客さんの間でもさっそく好評。自分もレッドのXLサイズを愛用中です。

詳細をチェック!
SUICOKEのジップパーカー(グレー/レッド/イエロー

2.A VONTADEのポケT

A VONTADE/7.5oz Tube Pocket S/S Tee ¥7,480

日本ならではの繊細さでもって往年のミリタリーやワークウエアのレベルを引き上げる〈ア ボンタージ〉。そんなブランドが展開するTシャツは、型崩れがしづらい丸胴の仕様に、タコバインダーによって補強した首元、さらに袖と裾部分には熟練の技を要する天地引きの仕様を施すなど、長く愛用するためのディテールが満載。

上記のパーカーと同様、アメリカっぽいラフな生地感が特徴です。またサイズ感も肩幅、身幅、着丈のバランスが良く、トレンドのオーバーサイズではないベーシックなTシャツを求めている方におすすめです。一枚手に入れたらきっと何枚も欲しくなってしまうはず。着こなしはチノやデニム、軍パンなど、メンズの基本となるボトムスにサラッと合わせていただくだけでOK。

詳細をチェック!
A VONTADEのTシャツ(ホワイト/ブラック/ブラウン)

3.ORDINARY FITSのアンクル丈デニム

ORDINARY FITS/5pocket Ankle Denim One Wash ¥16,500

“10年後も着ていたい服”をコンセプトに掲げる〈オーディナリーフィッツ〉が作ったアンクル丈のデニムパンツ。いわゆるヴィンテージデニムの中でも通称“66(ロクロク)”と呼ばれる年代の生地を目指した、濃すぎず薄すぎずなブルーが特徴。シルエットは窮屈さがなく、かといってだらしなさもない使い勝手のいい細身のテーパード。

デニムの聖地である岡山県・児島で作られたブランドオリジナルの風合いの良い生地はもちろんのこと、穿いてわかる独特のシルエットが一番の魅力です。ヒップや腿回りはやや太めながらも膝下から裾に向かってテーパード。股下は短めに設定されている分、スッキリとしたシルエットを楽しめます。裾上げの心配もほとんどなく、安心してご購入いただけるかと。

詳細をチェック!
ORDINARY FITSのデニムパンツ

4.BARNSTORMERの6Pドレスカーゴ

BARNSTORMER/ダンガリー6Pドレスカーゴ ¥28,380

ミリタリーパンツでお馴染みのアメリカ軍M-65を、〈バーンストーマー〉の卓越したパターンワークとスーツ工場による縫製でエレガントに仕上げたカーゴパンツ。腰裏には可動域を広げるタック入りのマーベルトを配するなど見えないところの仕様も抜かりない。発色の良いブルーが特徴のダンガリー生地を採用。

いわゆるミリタリーのカーゴパンツ、またハイブランド等の綺麗めな細身カーゴとは違う、カジュアルさと上品さ絶妙にミックスしたバーンストーマーにしか出せないバランス感が秀逸です。そしてなんと言っても、ダンガリーの生地感はこれからの季節に最高。どんなアイテムを合わせても爽やかに着こなせます。Tシャツはもちろん、特にシャツ等の襟モノと相性が良いです。

詳細をチェック!
BARNSTORMERのカーゴパンツ

5.ZDAの白スニーカー

ZDA/Marathon 2200FSL ¥25,080

今も現存する1950年~1960年代のソールや型、機械を用いて、一点一点ハンドメイドで生産する〈ZDA〉。同年代にデザインされた「Marathon2200FSL」は“レトロ”と“ハイテク”とが同時に感じられる稀有な一足。靴紐にはチェコの老舗シューレースファクトリーが作るコットン100%のものを使用するこだわりよう。

シュッとしたシルエットでスラックスなどとも相性抜群の白スニーカー。一見シンプルに見えて、実は凝ったカッティングを採用しているのがポイントです。作りはミリタリーを得意とする工場らしい、決してすごく綺麗ではないけど頑丈というヘタウマ感が良い。完璧・高級史上主義でないアメカジの価値観にも合致する一足です。

詳細をチェック!
ZDAのスニーカー


というわけで、今回紹介したフレッシュなアメカジアイテムの中で気になるアイテムは見つかりましたか? 今なら20%OFFで買えるので完売前にぜひどうぞ。他にもナイスな品々がセレクトされているのでこちらから覗いてみてください!

Lampa
住所:東京都杉並区高円寺南4-8-1メゾンラヴィーヌ1F
営業時間:13:30 ~ 19:30
電話番号:0333164030
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進化を続けるスニーカー「スタンスミス」58年の軌跡

「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され、文化的価値さえ備えた一流のプロダクトを紹介。今回は「アディダス オリジナルス スタンススミス」。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

進化を続けるレジェンドスニーカー スタンスミス 58年の軌跡

テニスシューズとして登場したスタンスミスは、ストリートでも不動の人気を誇る存在となった。その歴史を代表的なトピックでプレイバック!

 

【1964】 スタンスミスの原型「ハイレット」

当時アディダスと契約を結んでいたテニス選手のロバート・ハイレットのために作られたモデル。のちに、若きスタン・スミスが愛用する。

 

【1973】 初代モデル

ハイレットの引退に伴い、同モデルを「スタンスミス」に改名。デザインはそのままで、シュータンなどのディテールだけが変更された。

 

【1977】 日本への正規輸入を開始

アッパーのサイドにあったスタンスミスの文字が消え、馴染みのデザインに。シュータンに表記していた「ハイレット」を「スタンスミス」に変更。

 

【1980】 シュータンのデザインが変更

若いスタンスミスの顔やmade in franceの文字が入ったモデル。スタン・スミス氏の直筆サインが書かれた貴重なアーカイブ。

 

【1990】 フランス製の生産が終了

ハイレット誕生以来フランス製だったが、1990年代に同国での生産は終了。現在、フランス製のスタンスミスは、レアスニーカーとして人気だ。

 

【2002】 「ヨウジヤマモト」とコラボ

コンフォートタイプで、デザイナー・山本耀司氏のブランド「ヨウジヤマモト」とコラボ。カジュアルながらよりクールな一足に仕上げた。

 

【2008】 オールブラックを採用

シュータンとヒールのマークを除き、大胆なオールブラックにデザイン。カラーだけでなく、従来と異なる素材感でビジネスシーンでも活躍する。

 

【2010】 約9cmのスタンスミス

ミニチュア版のスタンスミスがノベルティで登場。靴や靴箱の細部にまでこだわる。「フィギュアに履かせてみた」などSNSでも話題になった。

 

【2021年、サステナブルに】

動物由来の素材を使用しない完全サステナブル仕様に刷新

アパレル業界でいち早くサステナブルな未来に向けて動き出したのがアディダス。“2024年までに使用するポリエステルを再生材料のみにする”という目標を掲げた。昨年からはスタンスミスを始め、全モデルを高機能リサイクル素材の「プライムグリーン」に切り替える。

 

↑原宿にアディダスの新店舗がオープン。国内直営店では初となるスニーカーのクリーニングサービスが設置された

 

ディズニーとコラボした存在感のある一足

スタンスミス GZ5996

1万780円

ディスニーのキャラクター「カーミット」&「ミス・ピギー」とコラボ。右足(写真)がミス・ピギーで、左足がカーミットとアシンメトリーのデザインで目を引く。中敷きにも、大きなイラストが施されている。

 

エネルギッシュなアッパーでひねりの効いたスタンスミス

スタンスミス FY1591

7150円

東京で活動するアーティスト高橋理子氏が手掛けた一足。アッパーには、ソリッドで力強いグラフィックをあしらった。ホワイトとブラックの都会的なデザインが洗練された足元を演出してくれる。

 

可愛らしいデザインで気分が上がる一足

スタンスミス GX6379

9240円

シュータンには馴染みの顔ではなく、テニスラケットをデザイン。かわいくあしらわれており、履くだけで気分が上がる。テキスタイルアッパーを採用し、履き心地の良さをアップさせた。

 

キルティング生地で高級感を演出

スタンスミス H04054

1万3200円

アッパーの約50%にリサイクル素材ネオプレンを採用。ヒールにはキルティング生地を使い、ラグジュアリー感を表現した。どのコーディネートにも合わせやすいカラーリングを配した。

【ゲットナビ的】永久不滅のマスターピース「アディダス オリジナルス スタンスミス」

「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され、文化的価値さえ備えた一流のプロダクトを紹介。今回は「アディダス オリジナルス スタンススミス」。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

アディダス オリジナルス スタンスミス

ギネスブックにも認定された世界で最も売れたスニーカー

アディダス オリジナルス

スタンスミス FX5502

9990円

クリーンな色合いやパンチングで表現したスリーストライプスを特徴とする、アディダスが誇る不朽の名作スニーカー。シンプルながらも洗練されたデザインが、誕生から半世紀以上にわたって、現在も世界中の老若男女から愛されている。

 

不変と進化─2つの魅力を併せ持つマスターピース

数々の名作を生み出してきたアディダスのスニーカーの中でも、アイコニックな存在として知られるのがスタンスミス。アメリカの国民的テニスプレイヤーであるスタン・スミスのシグネチャーモデルとして誕生した。シンプルなデザインと白を基調としたクリーンな配色が注目を集め、やがてストリートで大ブレイクに。1991年には約2200万足を売り上げ、「世界で一番売れたスニーカー」としてギネスブックに認定された。名実ともにアディダスを代表する定番モデルとなったのだ。

その後、海外セレブが愛用したことや有名ブランドとの数々のコラボレーションによって、大人のカジュアルスタイルに最適な一足としてファッションシーンでの人気も定着。2021年からはすべてのモデルでリサイクル素材を使用したことも大きな話題を呼んでいる。時代に合わせて進化を遂げた“新生スタンスミス”に注目だ。

 

DATA

初代モデル発売年 1973年
シリーズ累計販売数 非公表
現行ラインナップ数 48モデル

 

↑極限まで装飾性を省いたアッパーのデザインとスマートなフォルム。どの着こなしにも似合う最大の要因は、このミニマルなルックスにある

 

↑シュータンと合わせた配色で仕上げたヒールタブ。スタンスミスのロゴとともに、アディダスのシンボルであるトレフォイルロゴが大きく施されている

 

↑テニスシューズがベースのため、クッション性に優れたソールを採用。アウトソールには、独自のドットパターンが配されており、グリップ力も極めて高い

 

↑シュータンに肖像画が描かれたスタン・スミスは、全米・全英オープンを制した米テニス界のスター選手。1960年代後半〜70年代前半活躍していた

 

進化を続けるレジェンドスニーカー スタンスミス 58年の軌跡

テニスシューズとして登場したスタンスミスは、ストリートでも不動の人気を誇る存在となった。その歴史を代表的なトピックでプレイバック!

 

【1964】 スタンスミスの原型「ハイレット」

当時アディダスと契約を結んでいたテニス選手のロバート・ハイレットのために作られたモデル。のちに、若きスタン・スミスが愛用する。

 

【1973】 初代モデル

ハイレットの引退に伴い、同モデルを「スタンスミス」に改名。デザインはそのままで、シュータンなどのディテールだけが変更された。

 

【1977】 日本への正規輸入を開始

アッパーのサイドにあったスタンスミスの文字が消え、馴染みのデザインに。シュータンに表記していた「ハイレット」を「スタンスミス」に変更。

 

【1980】 シュータンのデザインが変更

若いスタンスミスの顔やmade in franceの文字が入ったモデル。スタン・スミス氏の直筆サインが書かれた貴重なアーカイブ。

 

【1990】 フランス製の生産が終了

ハイレット誕生以来フランス製だったが、1990年代に同国での生産は終了。現在、フランス製のスタンスミスは、レアスニーカーとして人気だ。

 

【2002】 「ヨウジヤマモト」とコラボ

コンフォートタイプで、デザイナー・山本耀司氏のブランド「ヨウジヤマモト」とコラボ。カジュアルながらよりクールな一足に仕上げた。

 

【2008】 オールブラックを採用

シュータンとヒールのマークを除き、大胆なオールブラックにデザイン。カラーだけでなく、従来と異なる素材感でビジネスシーンでも活躍する。

 

【2010】 約9cmのスタンスミス

ミニチュア版のスタンスミスがノベルティで登場。靴や靴箱の細部にまでこだわる。「フィギュアに履かせてみた」などSNSでも話題になった。

 

そして…2021年、サステナブルに─

動物由来の素材を使用しない完全サステナブル仕様に刷新

アパレル業界でいち早くサステナブルな未来に向けて動き出したのがアディダス。“2024年までに使用するポリエステルを再生材料のみにする”という目標を掲げた。昨年からはスタンスミスを始め、全モデルを高機能リサイクル素材の「プライムグリーン」に切り替える。

 

↑原宿にアディダスの新店舗がオープン。国内直営店では初となるスニーカーのクリーニングサービスが設置された

 

その1 ディズニーとコラボした存在感のある一足

スタンスミス GZ5996

1万780円

ディスニーのキャラクター「カーミット」&「ミス・ピギー」とコラボ。右足(写真)がミス・ピギーで、左足がカーミットとアシンメトリーのデザインで目を引く。中敷きにも、大きなイラストが施されている。

 

その2 エネルギッシュなアッパーでひねりの効いたスタンスミス

スタンスミス FY1591

7150円

東京で活動するアーティスト高橋理子氏が手掛けた一足。アッパーには、ソリッドで力強いグラフィックをあしらった。ホワイトとブラックの都会的なデザインが洗練された足元を演出してくれる。

 

その3 可愛らしいデザインで気分が上がる一足

スタンスミス GX6379

9240円

シュータンには馴染みの顔ではなく、テニスラケットをデザイン。かわいくあしらわれており、履くだけで気分が上がる。テキスタイルアッパーを採用し、履き心地の良さをアップさせた。

 

その4 キルティング生地で高級感を演出

スタンスミス H04054

1万3200円

アッパーの約50%にリサイクル素材ネオプレンを採用。ヒールにはキルティング生地を使い、ラグジュアリー感を表現した。どのコーディネートにも合わせやすいカラーリングを配した。

ギネスブックにも認定された世界で最も売れたスニーカー「アディダス オリジナルス スタンスミス」

「コレ押さえときゃ間違いない!!」的ブランドと、そのアイコニックなモデルをフィーチャー。生まれては姿を消していく商品が多いなかで、世代を超えて愛され、文化的価値さえ備えた一流のプロダクトを紹介。今回は「アディダス オリジナルス スタンススミス」。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

アディダス オリジナルス スタンスミス

ギネスブックにも認定された世界で最も売れたスニーカー

アディダス オリジナルス

スタンスミス FX5502

9990円

クリーンな色合いやパンチングで表現したスリーストライプスを特徴とする、アディダスが誇る不朽の名作スニーカー。シンプルながらも洗練されたデザインが、誕生から半世紀以上にわたって、現在も世界中の老若男女から愛されている。

 

不変と進化─2つの魅力を併せ持つマスターピース

数々の名作を生み出してきたアディダスのスニーカーの中でも、アイコニックな存在として知られるのがスタンスミス。アメリカの国民的テニスプレイヤーであるスタン・スミスのシグネチャーモデルとして誕生した。シンプルなデザインと白を基調としたクリーンな配色が注目を集め、やがてストリートで大ブレイクに。1991年には約2200万足を売り上げ、「世界で一番売れたスニーカー」としてギネスブックに認定された。名実ともにアディダスを代表する定番モデルとなったのだ。

その後、海外セレブが愛用したことや有名ブランドとの数々のコラボレーションによって、大人のカジュアルスタイルに最適な一足としてファッションシーンでの人気も定着。2021年からはすべてのモデルでリサイクル素材を使用したことも大きな話題を呼んでいる。時代に合わせて進化を遂げた“新生スタンスミス”に注目だ。

 

DATA

初代モデル発売年 1973年
シリーズ累計販売数 非公表
現行ラインナップ数 48モデル

 

↑極限まで装飾性を省いたアッパーのデザインとスマートなフォルム。どの着こなしにも似合う最大の要因は、このミニマルなルックスにある

 

↑シュータンと合わせた配色で仕上げたヒールタブ。スタンスミスのロゴとともに、アディダスのシンボルであるトレフォイルロゴが大きく施されている

 

↑テニスシューズがベースのため、クッション性に優れたソールを採用。アウトソールには、独自のドットパターンが配されており、グリップ力も極めて高い

 

↑シュータンに肖像画が描かれたスタン・スミスは、全米・全英オープンを制した米テニス界のスター選手。1960年代後半〜70年代前半活躍していた

【4月】給料日の買い物メモ

「給料日だからパーッと…!」なんて言葉も最近はあまり耳にしなくなりましたが、自分の買い物メモをじっくり検討してみるのには絶好のタイミング。日々FACY上で入荷してくるアイテムのチェックに余念がない編集部は今月何を狙ってる?


杉山
肌寒いと思いきや、一気に暑くなったりと気温が全く読めなかった4月。冬物はもうしまっていいのかどうか翻弄された人も多かったはず。個人的にはなぜか今さらスウェットを3着も買い足してしまいました。けど、もうあまり出番は来なさそう……

岩崎
ついでに雨の日も多かったですよね。月初に撥水性のあるトップスを買ってなかったら着る服にめちゃくちゃ迷ってたかもしれません。

溝口
そして来月はいよいよショーツ解禁か。でも、まったく欲しい物のイメージがついてません。というわけで給料日メモにショーツは入れられず…。期待していた方、すみません!

 

JOURNAL STANDARDのM43型パンツ

デザインのベースは1940年代に生まれたチノパンの名作「M-43」。生地にオリーブカラーのバックサテンを採用し、よりミリタリー的に仕上げた一本。ウエストや裾のアジャスターなど、軍パンからサンプリングした各ディテールも魅力的。JOURNAL STANDARD / BALLOON バックサテン M43パンツ ¥13,200

気温的にトップスに狙いを定めにくいこともあり、僕が今欲しいのは断然パンツ。具体的にはミリタリーの要素を自然な手さばきでチノパンにミックスしたジャーナルスタンダードの一本が気になります。記事でも紹介したのですが、チノパン特有の“お坊ちゃん感”がうまく払拭されているのがいいなあと。あまり見かけないインタックというのも渋過ぎます。

アウトタックが主流の中、インタックとは新鮮。向きが変わるだけで不思議と印象が変わるものです。極端なテーパードは食傷気味だったので、これぐらいのストレートシルエットもいい!(正確にはバルーン)

生地、ディテールにめちゃくちゃこだわっているのにプライスが控えめなのも嬉しいです。普通に2万円台だと思ってたので、値段を見て驚きました。

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POLO RALPH LAURENのボタンダウンシャツ

通称“ビッグポロ”のBDシャツ。裾に移動したポニーロゴとでっかい身幅、なっがい着丈がその証。ここ2〜3年は販路限定でリリースされていたが、この春からはちょっとだけ裾野が広がった模様。POLO RALPH LAUREN/BIG POLO ストライプ ボタンダウンシャツ ¥18,700

すでにシャンブレーのほうを買ったんですけど、結構調子が良くて。しかもFACYでの店頭受取後、ショップスタッフさんとのメッセージのやりとりで「似合ってましたよ」なんて言われたもんだから色ち買い病が再発。で、選んだのはキャンストです。直球のアメトラをしない人間にとってはこれくらいのサイズ感がちょうどいいのです。

接客時の「似合いますね」より、圧倒的に嬉しい購入後の「似合ってましたよ」。たしかによくお似合いだと思います。

ビッグポロは純粋なアメトラファン以外にも今刺さるアイテムですよね。他ブランドだと若干意味が薄れてしまうところ、本家のラルフローレンがリリースしているというのがポイントでしょうか。しかしキャンディーストライプのことを“キャンスト”と略す人は初めてです(笑)

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LITE YEARのバケットハット

最近ネペンテスともコラボした注目株〈ライトイヤー〉。NY発LAを拠点に生産を行うメイドインUSAブランドです。知名度が上がったこともあり、この春からはJOURNAL STANDARDでも取り扱いスタート。今のうちにブランド名を覚えておきましょう。LITE YEAR / BUCKET HAT ¥10,450

最近髪を切っていないからか、それとも春夏になったからか、どの帽子をかぶってもなんだかしっくりきません。ということで、今何より自分の中で優先度が高いアイテムが帽子。とりあえず3つくらいは買う予定なんですが、一つはライトイヤーで決まりそうです。昨年も買っていますが、今年はマドラスチェック柄なのが良い!一つと言わず、同柄で展開されているキャップとセット買いしようかな。

今年はライトイヤーイヤーと言ってもいいくらいに勢いがあるブランドっすね。実際の物はと言うと、アメリカメイドならではの良い意味でのチープな物作りかと思いきや、各色でツバ裏の色を地味に変えています。こりゃいいやー。

マドラスチェックっていかにも春夏らしくていいですよね。 ちょっとラルフっぽいニュアンスもあるので、2品目のビッグポロなんかとも相性良さそう。ラジオでも話しましたが、僕も今めちゃくちゃバケットハット欲しいので、試着リスト入りさせていただきます。

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あの“ビッグポロ”がこっそり入荷してます。その他、今着たいラルフローレン4アイテム。

90年代にストリートで人気を博し、数年で終了してしまった〈ポロ ラルフローレン〉のオーバーサイズコレクション、通称“ビッグポロ”。その中でも一番人気のBDシャツが限られた店舗のみでこっそり復活! 今回はその他、今着たいラルフローレンをピックアップ。



【POLO RALPH LAUREN】BIG POLO シャンブレー ボタンダウンシャツ ¥18,700

 

待ってました!なビッグシャツ

こちらが通称“ビッグポロ”のBDシャツ。なんと言っても、裾に移動したポニーロゴとでっかい身幅、なっがい着丈がその証です。ここ2〜3年は販路限定でリリースされていましたが、この春からはちょっとだけ裾野を広がった模様。中でもこのシャンブレーに限っては今回初登場! というわけで個人的にはこちらの一枚が推しメン。そして買いました。もちろん安定感抜群のホワイト・サックスブルーもありますよ。あとキャンディストライプも!次はいつ手に入るかわからないので、ぜひこの機会に!

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ビッグポロのBDシャツ


【POLO RALPH LAUREN / ポロ ラルフ ローレン】 CLASSIC SPORTS CAP ¥8,800

 

イナたいポニーロゴ

ラルフでお馴染み、老若男女問わず人気のコットンチノ素材のBBキャップ。いつ見ても小ぶりの刺繍にはラルフらしい上品さが感じられます。ただ、どうせなら他の人が選ばなそうなカラーで差をつけたいところ。そこで、アメリカのおじさんが被っていそうなイナたい配色をチョイス(失礼!)。 ボディの色味はもちろん、同型色の刺繍がそのムードを加速させていてグッド。ことさらにお馬さんをアピールしたくない方におすすめです。

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ポロ ラルフローレンのキャップ


【POLO SPORT / ポロ スポーツ】販路限定 マドラスチェック バケットハット ¥15,400

 

ストリートなバケハ

今季注目のマドラスチェックは、アイテム問わず要チェック! というわけで、ヒップな香りするバケットハットは、2019年に復活を遂げた〈ポロ スポーツ〉から。〈ポロ ラルフローレン〉のスポーツラインとして1992年に登場し、ストリートでカルト的人気を博した同ブランド。長らく続く90年代ファッション再燃を受ける今、アリな選択なのでは。夏はでっかいTシャツに、足元にはサロモンなどのハイテクなシューズを合わせたら今っぽくてかっこよさそう。

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ポロ スポーツのバケットハット


【POLO SPORT / ポロ スポーツ】販路限定 ロゴ刺繍 Tシャツ ¥11,000

 

渋み溢れるロゴT

同じく〈ポロ スポーツ〉から。胸元にブランドロゴを刺繍しただけのシンプルなTシャツです。一枚着としてはもちろんのこと、この時期はインナーとして真価を発揮してくれそう。例えばスポーツとは異なるジャンルの、キレイめなシャツのインナーにいかがでしょう! その意味でもチラッと覗いた際の“ポロスポ”のロゴの位置が意味を帯びてきますね。

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ポロ スポーツのロゴTシャツ


【POLO RALPH LAUREN / ポロ ラルフローレン】リラックスフィットスリープショーツ ¥5,830

 

部屋でもポニーを

最後は、これからのうだるような暑さに備え、部屋着としても使いたい短パン。至極カジュアルなアイテムですが、ポニーロゴが鎮座するだけで不思議と上品(?) ただまぁTシャツを着れば隠れてしまうのですが、そこは自分だけのお楽しみということで。何よりテンションが上がりますしね。ゆたりを持たせたフィットなのでアクティブなシーンでも活躍してくれそうです。

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ポロ ラルフローレンの短パン

東京発「スラックフットウェア」の高品質にこだわったジャパンメイドな一足!

スポーツメーカーのフットウェア部門と革靴ブランドとの両社で、シューズ作りを経験したデザイナーを擁し、昔ながらの革靴の技法とモダンな機能素材を融合した、新たなプロダクトを発信する東京発のシューズブランド「スラックフットウェア」。シンプルかつシックなルックスに仕上げられたシューズをメインに展開していて、ビジカジスタイルなどで高い評価を得ています。そんなスラックフットウェアから、高品質にこだわったジャパンメイドの一足「リベリオ ジップ メイド イン ジャパン」がリリースされました!

 

【スラックフットウェア「リベリオ ジップ メイド イン ジャパン」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

日本の靴職人の技術と最上級の素材によるコラボレーション!

本作のアッパーには、姫路のタンナーに特注でオーダーした2種類のレザーを贅沢に使用。そしてアウトソールには、イタリア発の信頼のソールメーカー「ビブラム社」製のカップソールを採用。上品で大人なルックスと、優れた機能性を両立した一足へと仕上げられています!

↑姫路のタンナーに特注でオーダーした2種類のレザーをアッパーに使用し、高級感あふれるテイストに

 

↑アッパーに設けられたフロントジップにはYKKのメタルファスナーを使用。さらに履き口にサイドゴアを設け、しなやかな履き心地を実現しています

 

↑なめらかな質感で足当りの良いレザーをライニングに使用していて、快適な履き心地となっています

 

↑アウトソールにはイタリアに本拠地を置くソールメーカーの「ビブラム社」製のカップソールを採用し、優れたグリップ力を発揮します

 

 

シンプルかつ高級感あふれるルックスでビジカジコーディネートにピッタリですね。モノトーンでシックな雰囲気もあり、カジュアルシーンだけでなく、ドレッシーな着こなしにもバッチリとハマってくれますよ!

スラックフットウェア

リベリオ ジップ メイド イン ジャパン

3万1900円(税込)

 

初夏にピッタリ、汗でムレにくいワークマンのキレイめジャケット

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。今季も、高機能ながらアウトドアからスポーツ、トラベル、タウンまで幅広いシーンで使える汎用性の高いアイテムを展開する。今回は快適な着心地かつ衝撃価格のジャケットを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

汗でムレにくい快適な着心地が魅力のジャケット≪1500円≫

ファインドアウト

ムーブ アクティブストレッチV衿ジャケット

ポリエステル100%の素材で軽い着用感を実現。さらに裏メッシュのため汗でムレにくく、トレーニング時のジャケットにも最適だ。フロントの両サイドには、デザインの邪魔をしないコンシールファスナーのポケットを備える。

 

【ここがスゴい】きちんと感を演出するクリーンなV衿

見栄えが良いV衿仕様。クリーンな印象なので、テレワーク時に羽織るだけできちんと感を演出できる。ビジネスで使いやすいカーキ(写真)や多彩なアートストーンなど5色展開。

アクティビティからストリートまでカバーする「ハイテック」の全天候型シューズ。まさかの8690円!

アメリカの特殊部隊が90年代にタクティカルブーツとして採用していて、日本でも熱い支持を獲得していたアウトドアシューズブランド「ハイテック」。同ブランドはイギリスで1974年にスタートし、1970年代後半には、世界で初めてアウトドア向けシューズに軽量化の概念を取り入れたりと、質実剛健で高機能なアイテムを数多くリリースしています。そんなハイテックから登場した、春のアクティビティにピッタリな新作「イーストエンド WP」を紹介します!

 

【ハイテック「イーストエンド WP」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表されます)】

 

全天候型の高機能モデルにもかかわらず、お値段もリーズナブル!

本作は、オフロードからストリートまで対応できるユーティリティハイキングスニーカーです。90’sのアウトドアディテールを落とし込んだタフでワイルドなデザインがイイ感じですね。アッパーには高グレードの透湿防水メンブレンを採用して、全天候に対応してくれます!

↑アッパーはメッシュとシンセティックレザーのコンビネーションで、優れた通気性と堅牢性を兼ね備えています。そしてライナーには透湿防水メンブレン「DRI-HI STORM」を採用して、シューズ内を快適にキープしてくれます

 

↑肉厚なミッドソールでクッション性を強化しながら、脚長効果も期待できますね!

 

↑シューレースは太めの丸ヒモで、アウトドアフレーバー満点

 

↑アウトソールは凹凸のメリハリを効かせたトレッドパターンで、荒地でもグリップ力を発揮

 

 

ボリューム感のあるミッドソールとアウトドアテイストのルックスで今っぽさが溢れています。そしてウォータープルーフなので、アウトドアアクティビティや雨のストリートでも快適なのが嬉しい。それでいてお値段がたったの8690円。とても1万円以下には見えません、コスパ高すぎですよ。コレはお買い得です!

ハイテック

イーストエンド WP

8690円(税込)

 

別注派? デッドストック派? やっぱり欲しいジャーマントレーナー4選

ミリタリー出自のスニーカーの完成形として安定した人気を誇る“ジャーマントレーナー”。その古びないデザインへの再評価が進む今、街中でも着用者をよく見かけるようになりました。今回はデッドストックからショップ別注まで、その豊富な選択肢を改めてピックアップ。


貴重なオリジナルが箱付きで入荷中


BW SPORT / 2010s TRAINING SHOES “GERMAN ARMY”
¥23,100

 

そもそもジャーマントレーナーとは1970年代にドイツ軍で正式採用されたトレーニングシューズのこと。スムースレザーのアッパーとつま先を保護するスウェードのシンプルな取り合わせは、半世紀の時を経ても色褪せないデザインです。今回、その当時のデッドストックが貴重な箱付きで入荷したとのこと。「どうせ買うならやっぱりオリジナルが欲しい!」という方はこのチャンスをお見逃しなく。

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デッドストックのジャーマントレーナー

 

ブラック派は現行ブランドもチェック


REPRODUCTION OF FOUND / GERMAN MILITARY TRAINER
¥25,080

 

ブランド名に冠するとおり、世界各国のミリタリースニーカーのリプロダクトに定評があるのが〈リプロダクションオブファウンド〉。当時の細かな生産背景の再現にこだわりながら、現代的に素材をアップデートする柔軟な視点も持ち合わせたブランドです。細かな部分で言えば、ライニングを高級感のあるレザーにアレンジしているのもポイント。また、元々は上官用に支給されていたと言われるブラックカラーをオリジナルで見つけるのは至難の業です。ブラック派はぜひチェックすべし。

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〈リプロダクションオブファウンド〉のジャーマントレーナー

 

大人顔に仕上げたアダムエロペ別注


REPRODUCTION OF FOUND / EX GERMAN TRAINER
¥23,980

 

先ほどの〈リプロダクションオブファウンド〉に別注を依頼し、グッと大人っぽくアレンジしたのは『アダ ム エロペ』。あえてワントーンのスウェードで仕上げることで、ジャーマントレーナーの新たな魅力を引き出した一足です。上品なキャメルカラーの色味とも相まって、スニーカーというより革靴に近くなった印象。デニムや軍パンなどカジュアルなパンツはもちろん、キレイめのスラックスと合わせてもハマりそうです。

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アダムエロペ別注〈リプロダクションオブファウンド〉のジャーマントレーナー

 

アディダス流のジャーマントレーナー


adidas / 販路限定 SAMBA VEGAN
¥11,000

 

ちょっとした番外編として、実は〈アディダス〉の名作 “サンバ” もジャーマントレーナーとリンクする一足です。1950年に誕生し、72年にはほぼ今のデザインに至っていた “サンバ” は、ジャーマントレーナーと生産工場が同じだったこともあるご長寿モデル。簡素なデザインに加えて、フットボールや音楽のカルチャーの匂いも感じさせるのがこのモデルの魅力です。W杯イヤーの今年に買うなら、3本線入りのジャーマンのほうもおすすめですよ。

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〈アディダス〉のサンバ

 

80年代のネオンカラー「オールスター HI」をデッドストックさながらの風合いに醸し出した!

オールスターの旧き良き時代のヴィンテージテイストを追求した、コンバースの「U.S. ORIGINATOR(U.S.オリジネーター)」シリーズ。ラバーソールの艶出し加工や、コットンシューレース仕様など、デッドストックさながらの風合いを醸し出すのだわりのスペックを搭載したモデルです。そんな同シリーズから、「オールスター US ネオンカラーズ OF HI」が登場しました!

 

【コンバース「オールスター US ネオンカラーズ OF HI」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ビビッドなカラーリングで初夏のストリートにピッタリ!

本作は、80年代のアーカイブのネオンカラーモデルを「U.S. ORIGINATOR」スペックのオールスターでアップデート。発色の良いポリキャンバスのアッパーにカラフルなアンクルパッチを合わせた、気持ちを高揚させてくれる鮮やかなカラーリングがポイントとなっています!

↑トウやサイドテープには艶出し加工を施して、ヴィンテージ感を再現

 

↑発色の良いポリキャンバスのアッパーを採用。内側のくるぶしに設けられたカラフルなアンクルパッチが、80年代テイスト炸裂ですね!

 

↑シューレースは8ミリ幅のコットンを使用。光沢の強いハトメもポイントです

 

↑ヒールラベルにはU.S. ORIGINATORの証として、さり気なくロゴをプリント。インソールにもU.S. ORIGINATORのロゴが入っています

 

 

暖かくなる季節と共に、気分もハッピーにさせてくれる鮮やかなカラーリングが魅力的ですね。しかも、デッドストックさながらの風合いを醸し出すこだわりのスペックを搭載しています。オールスター US ネオンカラーズ OF HIは、ネオンイエロー(写真)とネオンオレンジの2カラー展開です。

コンバース

オールスター US ネオンカラーズ OF HI

8250円(税込)

 

コンバースインフォメーションセンター
TEL:0120-819-217 月-金(9:00~18:00)土日・祝日除く

未来的なデザインをさらに加速させた、アディダス オリジナルス「NMD」3世代目!

2016年に誕生し、今のアディダス オリジナルスを代表するスニーカー「NMD」! 「マイクロペーサー」「ライジングスター」「ボストンスーパー」といった3モデルのアーカイブからピックアップした特徴的なディテールを融合し、さらに先進のシームレスアッパーとブーストソールを採用しています。まさにアディダスの過去と現代をつなげる一足といえる、NMDに今シーズン、ニューモデルの「NMD_V3」が加わりました。

 

【アディダス オリジナルス「NMD_V3」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

近未来的イメージがますます加速!

NMDの最新モデルとなるこちら。前作までのNMDの最大の特徴といえるミッドソールのフォーム「ブースト」や、サイドに設けられた長方形のプラグインパーツ、そしてシームレスなアッパー構造を継承。さらに今作ではミッドソールのサイドに半透明の樹脂によるカバーを設けることで、安定性と耐久性を高めています。

↑メッシュアッパーで優れた通気性を発揮。要所要所にステッチワークを配して、耐久性も高めています

 

↑サイドのラバー性のプラグインパーツを継承しつつ、さらにその外側に樹脂製カバーを配して、耐久性と安定性を強化

 

↑ミッドソールは前作と同様にブーストフォームを採用し、優れたクッショニングを発揮します

 

↑優れた耐久性のラバーアウトソールには透かしが設けられて、軽量性としなやかな屈曲性を得ています

 

 

NMDシリーズでは久しぶりの新作で、首を長くして待っていたファンも多いのではないでしょうか。元々、フューチャリスティックなルックスが魅力的でしたが、今作ではそのイメージがより一層強調されていますね! そしてミッドソールのカバーで安定性が強化されたのも嬉しいポイントかと思います。前作と同様にゴアテックスエディションの登場など、今後の展開にも期待してしまいますね。

アディダス オリジナルス

NMD_V3

2万円(税込)

 

今欲しいニューバランスは「991」。一足目にはファーストカラーのグレーをどうぞ。


〈417 EDIFICE〉New Balance M991 ¥30,800

 

毎年、地味に人気の品番が変わる〈ニューバランス〉の990番台。昨年までは992や990v3が人気でしたが、最近はDSGMやJJJJoundのコラボモデルが発表された影響もあり、少しずつ991に流れが来ているような気がします。

現在の991は990番台で唯一のUK製(発売当初はUSA製)。そのため、USA製にはないカラー展開やレザー使いをしているモデルが多く、ちょっとディグるだけで面白いデザインに出会えるのも魅力です。

Stray Rats、Paperboy、KITH、Patta、Slam Jam……ここ1〜2年でコラボしたブランドやショップの並びを見ると、“じわじわ来てる感”も分かりやすいかと。ちなみに筆者は19年発売のAriesコラボをずっと探しております(なかなか見つからない)。

とはいえ、やっぱり一番人気はシグネチャーカラーのグレーとネイビー。こちらは昨年のデビュー20周年を記念して発売されたアニバーサリーモデル。ファーストカラーのグレー(少しベージュっぽいのがまた良い!)をまとった991は初めての一足にぴったりです。

ニューバランス 991の20周年記念アニバーサリーモデルは417 EDIFICEで取り扱い中。気になる方はぜひショップへ足を運んでみては。


417 EDIFICE EXPOCITY店
〒565-0826
大阪府吹田市千里万博公園2番1号ららぽーとEXPO CITY 1F

営業時間:10:00 ~ 20:00
電話番号:06-4864-8180

アルペン史上最大の旗艦店は物欲刺激しまくりのワンダーランド!! スポーツギア好きの新聖地「Alpen TOKYO」オープン

スポーツ用品業界を牽引してきたアルペンが、グループ史上最大規模となる旗艦店舗「Alpen TOKYO」をオープン。全10フロアのなかから要注目の売り場を案内しよう!!

 

総商品数は圧巻の約35万点!! スポーツギア探訪はココで完結

4月1日、アルペンの最大旗艦店舗「Alpen TOKYO」がオープンした。ココが本当にスゴい!! 地下2階〜地上8階の10フロアに、同社が展開する主要3業態の旗艦店を集積。総延べ床面積約1万2300㎡の広大な空間で、他に類を見ない約35万点の商品が取り扱われているのだ。また、全国のアルペンから集められた精鋭スタッフによるサポート体制も万全。的確なアドバイスを受けながら、一人ひとりのニーズやレベルに合ったアイテムを楽しく選べる。

品揃えからサービスまですべてが大充実。まさに、スポーツギア探しにマストな“新しい聖地”だ!!

Alpen TOKYO」とは?

JR新宿駅東口から徒歩1分の場所に誕生した最大旗艦店舗。店内は、アルペンが展開する主要3業態「スポーツデポ」「アルペンアウトドアーズ」「ゴルフ5」で構成されている。

 

【PICK UP 01/1F:ランニング】

RUNNING

店舗の“顔”となる1階のランニング用品売り場。目玉は、エントリーモデルから話題の厚底シューズまで圧倒的な品揃えを実現したシューズコーナーだ。シダスの最新計測機器も利用でき、自分の足にフィットする1足を見つけられる。

≪シューズコーナー≫

日本最大級のラインナップ!! その数はナント500品番7500点以上

日本最大級のラインナップを誇る、圧巻のシューズコーナー。500品番7500点以上の商品を用意し、あらゆるランナーの要望に応える。

 

≪トラックを模した空間≫

床には新国立競技場と同じ本物のトラック素材を使用

フロア表面には新国立競技場にも採用されているモンド社のトラック素材を使用。試着の際、競技場を走ったときの感触を体験できてアガる!!

 

≪販路限定シューズ≫

 

ナイキの最新シューズをオープン記念で独占販売

Alpen TOKYOのオープンを記念して、「ナイキ リアクトマイラー 3」の販売を開始。アルペンでしか手に入らない、全ランナー垂涎のアイテムだ。

 

【PICK UP 02/1Fバスケットボール】

BASKETBALL

ランニング用品のお隣では、バスケ関連アイテムを展開。アンダーアーマー「カリー フロー9」などの最新シューズから、ジョーダンブランドをはじめとするカルチャーアパレルまで、ストリートで人気の高いアイテムも幅広く取り揃える。

≪シューズコーナー≫

オンコートからストリートまで人気モデルが勢揃い

各ブランドのシグネチャーモデルを中心に、150品番1800点以上を展開。なかでもナイキ・ジョーダンのラインナップの豊富さは特筆だ!!

 

≪NBAの世界観≫

プレーシーンを再現したディスプレイに心躍る!!

フロアにはFIBA認定のフローリング材を採用。実際のプレーシーンの熱気を感じられる世界観のなかでショッピングを楽しめる。

 

≪レプリカコーナー≫

NBAレプリカユニフォームはジュニアサイズも豊富

20チーム以上のNBAレプリカユニフォームを販売。八村 塁選手の所属するウィザーズなどの人気チームは、キッズサイズも用意アリ。

 

【PICK UP 03/3〜5Fアウトドア】

OUTDOOR

約7万点のキャンプ用品と総勢21ブランドのアウトドアアパレルを、様々なシーン別やブランドのインショップ形式で展開。また、テントの試し張りコーナーも完備しており、約350品番以上の商品をその場で設営できる。

≪AKARIコーナー≫

ランタンの新しい使い方を4つのシーン別で提案

オイルランタンからLEDランタンまで、270品番以上の商品をラインナップ。ワークスペースやキッチンなどでの活用方法も提案されている。

 

≪TAKIBIコーナー≫

近年のトレンドを受け100品番以上の焚き火台を用意

近年の人気ぶりを受け、焚き火関連グッズをセレクト。100品番以上の焚き火台をはじめ、難燃系のアパレルなど多彩なアイテムを扱う。

 

≪コールマンコーナー≫

オリジナルデザインの限定アイテムも多数展開

5階のコールマンコーナーは、都内最大規模。限定カラーのテントやチェアなど、ココでしか買えない限定アイテムも多数展開している。

 

【PICK UP 04/6〜7F:ゴルフ】

GOLF

7階は、ゴルフクラブを中心にあらゆるハードグッズが充実。6階のゴルフアパレルコーナーには、人気ブランドを取り揃えるコンセプトショップ「the HOUSE」がゴルフ専門店に初登場。2フロアで約10万点の商品を扱う。

≪試打コーナー≫

4種類の計測器を搭載した8打席の試打席と試打用クラブ2000本を用意

あらゆるデータ計測が可能な3カメラ計測打席やフリー打席など、4種類の計測器を搭載した8打席を用意。常時2000本以上のクラブを自由に試せてうれしい!!

 

≪新作クラブコーナー≫

主要ブランドの新作をフルラインナップ!!

主要ブランドの現行モデルが一堂に会する。市場で品薄になっていた注目モデルも、十分な在庫を用意されているのがありがたい。

 

≪中古クラブコーナー≫

選りすぐりの中古クラブが全国の「ゴルフ5」から集結

品揃えは国内最大級となる3000本超え。メジャーブランドの人気モデルやビギナー向けのセット商品を手ごろな価格で購入可能だ。

ファッションとしても“アリ”なアウトドアブランドのバッグ。すべてアンダー1万円で買えます。

アウトドアファッションが盛り上がる今なら、バッグもアウトドアブランドで固めたい。とは筆者の勝手な意見ですが、ひとたび考えれば機能性は当然良いわけで、しかも往々にしてリーズナブル。選択肢として大いにアリなわけです。ちょうど新年度も始まりましたし、休日用バッグを新調してみてはいかがでしょう。今回はその参考に、ファッションとしてもアリ!と見たアウトドアブランドのバッグを選んでみました。


【patagonia / パタゴニア】Ultralight Black Hole Sling ¥7,480

 

トレンド感をアウトドアブランドで

Y2Kファッション(00年代ファッション)の流れがきているからでしょうか。ワンショルダーバッグ、ひいてはショルダーバッグがアツいです。例えば、「ギャップのワンショルダー」と聞いて当時を思い出す方も多いはず。転じて〈パタゴニア〉のものは、使いやすいシンプルなブラックで、容量は8リットルと休日バッグとしてはちょうどいい塩梅。またショルダーストラップにはクッション性のあるパッドを漏れなく敷いているあたり、なんともパタゴニアらしいです。個人的には、肩に背負った際に「PATAGONIA」の文字が鎖骨付近にくる点にグッときます。

詳細をチェック!
パタゴニアのバッグ


【karrimor / カリマー】M SHOULDER ¥9,900

 

ミニマルな2WAY

お次は、老舗アウトドアブランド〈カリマー〉から。最近ではファッションシーンとのコラボが増えてきましたが、こちらでピックアップしたのはインラインの2WAYバッグ。手持ちと肩掛け(あるいはタスキ掛け)の二刀流です。デザインはイギリスのブランドらしく、ブランドロゴを同系色で刺繍するなどミニマル。色もコンクリートを彷彿とさせるグレーで都会的。というわけで街でも使いやすいバッグに仕上がっています。ただし、ショルダーパッドは配されていないので荷物が多い日には注意が必要かも(肩コリ)。

詳細をチェック!
カリマーのバッグ


【THE NORTH FACE / ザ ノースフェイス】 LITE BALL TOTE M ¥4,290

 

ハイスペックなエコバッグ

デザインアクセントにもなっているフロントの円形部分ではポケッタブル収納が可能、といかにもアウトドアブランドらしい合理的な作りが光る〈ノースフェイス〉のエコバッグ。その他にも、素材には針穴レベルの穴や傷を自己修復するコーティングを施したウルトラライトナイロンを使用するなど、そのハイスペックぶりに驚きます。とはいえ、やはり街でも使えるデザイン性が魅力。ブラックもありますが、個人的にはホワイトのほうが粋なチョイスかと。

詳細をチェック!
ノースフェイスのバッグ

チノパン以上軍パン未満。ジャーナルスタンダードのM-43型パンツが力作です!

デニムを除けば、メンズにとっての基本的なパンツはやっぱりチノパンと軍パン。とはいえチノパンはお坊ちゃん的な印象が強いし、軍パンは男臭く見えがちなのも事実です。そんな両者のデメリットを打ち消し、おいしい部分だけをミックスしたのが今回のジャーナルスタンダードの一本です!

チノパンの名作×軍パンのディテール


JOURNAL STANDARD / BALLOON バックサテン M43パンツ
¥13,200

 

今回のデザインのベースに採用されたのは「M-43」と呼ばれる、1940年代の米軍のアーミーチノ。オリジナルはチノパンの元祖とも言える完成度の高いモデルですが、ミリタリー的なディテールを丁寧に差し引きすることで、巷にありそうでないパンツに仕上がりました。

カラーはいかにもなチノパン的なベージュではなく、軍パンらしいオリーブカラーにチェンジ。穿き込んだヴィンテージのような粗野な雰囲気ですが、軍パン特有のカーゴポケットがないので、やんちゃな印象はありません。裾までストンと落ちるストレート気味のシルエットも今の気分ではないでしょうか。

側面から見ると、やや丸みのあるバルーン型のシルエット
しっかり太さはあるが、野暮ったく見えない

シルエットもさることながら、他にも注目すべきディテールは満載です。個人的に最もハートを掴まれたのはウエスト下に入るタックの形。タックの開きが外側に向く“アウトタック”はよく見かけますが、内向きの“インタック”はちょいレアなディテールです。着用時に生地が外側に開かないため、よりスッキリした印象で穿けるのがポイント。

スーツの発祥であるイギリスのトラウザーによく見られる“インタック”。ヤレた風合いに仕上げたバックサテンの生地もいい感じ
ウエストのアジャスターはファティーグパンツに見られるディテール
普通のチノパンには付属しない裾付近のアジャスター。フランス軍の「M-47」的でかっこいい

ボーダーのバスクシャツのような春の定番トップスとの相性はもちろん抜群。チノパンにも軍パンにもカテゴライズできない絶妙な一本です。全体の印象は極めてベーシックですが、この立ち位置のパンツはなかなか見つからないはず。この春、ピンとくるパンツにまだ巡り会えていない方はこの機会にぜひどうぞ。

詳しくチェック!
JOURNAL STANDARDのM-43型パンツ


JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店(Men`s)〒150-6108
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア8階

グレゴリーがアーティスト「ジェフ・カンハム」とのコラボレーションアイテムをリリース!

グレゴリーは、パタゴニア、ステューシーなどのアパレルブランドや、ジャック・ジョンソンのCDジャケットのアートワ ークを手掛けたことでも知られるアーティスト「ジェフ・カンハム」とコラボレーションアイテムを4月下旬に発売予定。

 

本コレクションのために書き下ろされた、海・山・太陽など自然を連想させるアートワークを採用し、グレゴリーのロゴラベルには、ジェフの手書きフォントを組み合わせたオリジナルデザインです。

↑「デイパック」2万5300円(税込)

 

また既存のラインナップにサーファーであるジェフのアートワークを加わえただけではなく、ジェフのライフスタイルであるサーフィンのお供に最適な「ビーチトート」と「チェンジングマット」を彼と共に特別製作。ビーチトートはサーフボードで塞がった両手でも使い回しが効くよう、背面にショルダーストラップを装備。なお大容量のサイズ感に、クラシカルなレザーアタッチメントがアクセントになっています。

↑「ビーチトート」2万5300円(税込)

 

チェンジングマットは、グラフィカルな柄が砂浜に映えるデザイン。ジェフのライフスタイルが色濃く反映されたコレクションは、「デイパック」や「ショッピングトート」なども含め全9型で展開します。

↑「チェンジングマット」5500円(税込)

 

↑「ショッピングトート(パッカブル)」5500円(税込)

 

↑「クラシックサコッシュM」6600円(税込)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

地味に悩む春キャンプのボトムス。正解は〈スノーピーク〉の難燃イージーパンツ?


〈JOURNAL STANDARD〉【Snow Peak/スノーピーク×JS】別注 焚 ライトリップストップイージーパンツ ¥16,500

 

毎回キャンプに行くたびに人気の高さを再確認させられる〈スノーピーク〉。テントやギアが人気なのはもちろんですが、最近ではアパレルも見逃せません。特に店頭で見て良いな〜と思うのはボトムス。アクティビティに対応する機能性の高い素材、タウンユースにも馴染むデザインを兼ね備えたボトムスたちは、キャンプ好き以外にもぜひとも注目してほしいところ(どことなくミリタリーを感じさせるデザインが多いのも良い!)。

今回ピックアップしたのは、ジャーナルスタンダードがスノーピークに別注をかけた難燃スペックのイージーパンツ。スノーピークではお馴染みの「TAKIBI」シリーズから、今シーズンリリースされた新素材を使用した一本です。

焚火スペックの新素材は、タテ糸にコットン、横糸に難燃性のアクリルを打ち込んだ軽量感のあるリップストップ生地。春夏のキャンプに最適なライトな素材感で、プライスも従来のTAKIBIシリーズより控えめなのが嬉しいポイント。

インラインでは同素材でオーバーパンツが展開されていますが、ジャーナルスタンダードの別注はまさかのタイパンツがイメージソース! 容量大きめの外付けポケットがいい感じのアクセントになっています。

全体的にリラックス感のあるシルエットで、裾は少しきつめのテーパード。ブーツよりもスニーカーやサンダルと相性が良さそうです。地味に悩む春キャンプのボトムスだけど、これさえあれば今後は悩まずに済むはず。キャンパーの方はぜひジャーナルスタンダードでチェックしてみてください!

JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店(Men`s)
〒150-6108
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア8階

営業時間:10:00 ~ 21:00
電話番号:03-6434-1097

ニューエラ、ミーンズワイル、ウィリーチャバリア…いま被りたいキャップ4品

こうも日差しが強くなってくると、ワンシーズンに2~3個はキャップを買うキャップラバーとしては新たな物を手に入れたいところです。ちょうどセレクトショップにも続々と新作が入荷していますし、同じくキャップ熱が沸々と湧いてきている方もいらっしゃるかと。今回は個人的にも気になっているナウな品々を見繕ってみました。


【NEWERA×JS / ニューエラ】別注 YOMIURI GIANTS ¥5,500

 

ああ、マルティネス

2020年に〈ニューエラ〉とオフィシャルキャップ契約を結んで以来、ファッションシーンでの露出が増えている読売ジャイアンツ。小学生時代、もろに野球少年だった身としてはファッション視点で見るのにやや抵抗を感じますが、街ではファッション強者がちらほら被り始めている模様。というわけでこちら、今気になります。インラインから出ているのもかっこいいのでぜひチェックしてみてください。ちなみに、当時の筆者にとってのヒーローはマルちゃんことマルティネス選手でした。


【DRESS×JOURNAL STANDARD】別注 PLAID CAP ¥7,700

 

マドラスチェックはチェック

昨年、アメカジ隆盛を受けて個人的にも手に入れたマドラスチェックのキャップ(別のものですが)。今年も俄然気になる! というわけでパンツで人気の〈ニート〉の西野大士さんが2020年に新たに立ち上げたブランド、〈ドレス〉から。ジャーナルスタンダードとの別注品で、ゴルフをテーマに小気味いいキャップを作ってくれました。マドラスチェックといえばアメトラではショーツが定番ですが、キャップだとこなしの自由度が高いです。それでいていつものスタイルも新鮮さに。この時期はぜひともボタンダウンシャツと合わせたいですね。


〈Meanswhile〉Memory Gabardine Sprit Hat ¥13,200

 

街のアウトドア

独創的なアイデアでまったく新しい物を生み出してしまう〈ミーンズワイル〉からは、キャップとハットが一体化したような一品を。アゴ紐を締めることでつばの部分が下がり、耳当てのようなデザインになるというギミック付き。アウトドアファッションが盛り上がる今、こんなキャップでそのニュアンスを取り入れてみてもいいのではないでしょうか。たしか同アイテムをセレクトするLampaの店主は、キレイめなシャツのハズしとして使ってましたっけ(記事参照)。もちろんシェル等のアウトドアウエアとも相性抜群。それでもアクティブな印象になりすぎないのがこの帽子のおもしろいところです。


【WILLY CHAVARRIA×JS / ウィリー チャバリア】別注キャップ ¥6,930

 

ヒップなトラッド

ジャーナルスタンダード別注による〈ウィリーチャバリア〉のキャップは、過去にデザインを務めたこともあるラルフローレン時代を彷彿とさせるトラッドなデザインが印象的。なんですが、フロンド、右サイド、バックの3箇所に刺繍を施してしまうあたり、彼の背景にあるヒップホップなノリを感じさせます。ちなみにボディはオリジナルではなく、アメリカを中心に様々なブランドが信頼を寄せる〈ユーポン〉製。

ワークマンはウエアだけでなく小物も秀逸! 高機能な“プラス1”アイテム5選

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。それだけでなく、高機能な小物も幅広くラインナップする。コーデに“プラス1”するだけで機能性を高め、快適な日常を過ごせる帽子とシューズを提案!

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】特殊素材とメッシュガードで野外での防虫対策は完璧!

フィールドコア

エアロガード防虫ハット

●5月発売予定

1280円

虫が寄り付きにくい加工「DIA GUARDR(R)」が施された生地を採用。虫刺されから頭部を守るメッシュガードを内側に収納すれば、タウンユースでも活躍する。

 

【ここが秀逸】あご紐を手軽に取り外せて便利

あご紐は着脱式で使い勝手良好。コードストッパー付きなので、風が強いときも飛ばされる心配がない。

 

【その2】付属のポーチがミニバックに早変わり

フィールドコア

ポケッタブルマルチアウトドアハット

●5月発売予定

1500円

頭のサイズに合わせてフィット感を調整できるバケットハット。付属のポーチは、ハットの収納はもちろん、スマホや財布などを入れるバックとして使える。

 

【ここが秀逸】収納ポーチがシェードに日焼け対策も可能

収納ポーチを開き、ハットに装着すればシェードに変身。日焼けがしやすい首の後ろをガードできる。

 

【その3】サンダルの軽快さとジョギングシューズのクッション性を融合

ファインドアウト

走れるJOGサンダル

1900円

ワークマン独自開発の高反発ソール「バウンステック」を装備。ホールド感にも優れており、まるでジョギングシューズのような履き心地を提供してくれる。

 

【ここが秀逸】メッシュアッパーで夏でも快適さをキープ

メッシュ素材のアッパーにより、高い速乾性と通気性を兼備。真夏でも汗でムレにくく、快適さを維持する。

 

【その4】オトナの装いにもマッチする防水スニーカー

ファインドアウト

アスレシューズストームランナー

1900円

ドローコード式シューレースを使用した、オールブラックのシックな配色。接地面から4cmまで防水性のため、雨や泥汚れを気にせず日常でも着用できる一足だ。

 

【ここが秀逸】天候を気にせず使える透湿防水性のシューズ

アッパー部分には、透湿防水素材を採用。雨水が靴の中まで浸水しないので、天候を気にせず使いやすい。

 

【その5】厚底シューズの人気モデルがさらに進化!

ファインドアウト

アスレシューズハイバウンスオーバードライブ

2900円

昨年大ヒットした厚底シューズの進化系モデル。ソールには高い反発力を備えるカーボン配合の「ドリブンプレート」を内蔵し、ランニング用にも対応できる。

 

【ここが秀逸】ハイテクソールがエネルギーロスを軽減

反発性に優れたソール「バウンステック」を搭載。少ないエネルギーで、前方への高い推進力発揮する。

アディダスやナイキなど、名だたるブランドがメタバースに参入! ファッション×メタバースの“いま”を探る

いま「メタバース」として認識されているサービスには、具体的にどんなものがあり、どんなトレンドがあるのか。今回はファッション分野におけるメタバースについて、概要と傾向をチェックしていきたい。

※こちらは「GetNavi」2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

《ファッション分野》

3D空間でアバターが着る衣服「バーチャルウエア」が盛り上がっており、大手ブランドの参入やクリエイターの成功事例など話題にはこと欠かない。厳密な「メタバース」との関連性は低いが、投機的なNFTコレクションの展開も過熱する。

 

アバターのファッションが新たな金鉱となりつつある

メタバースにおける課金要素として、アバターが着る「バーチャルウエア」の注目度は高い。

 

バーチャルウエアはすでにアプリ内課金などの仕組みを用いて販売されている。例えば、韓国のNaver Z社が提供する3Dアバターソーシャルアプリ「ZEPETO(ゼペット)」では、ナイキやラルフローレンといった大手を筆頭に、様々なファッションブランドがアイテムを販売している。

 

また、ブロックチェーン技術を活用したNFT(非代替性トークン)の認証技術を用い、アイテムに関連する「鑑定書/証明書」的情報を含めた販売が行われる方向性も加速する。最近ではアディダスが2021年末に、NFTアイテムを販売して話題となった。

 

名だたるブランドがメタバースに参入

 

【その1】adidas Originals

NFTコミュニティと連携した展開を進める

有名スポーツブランド「adidas(アディダス)」のアパレルラインであるadidas Originalsは2021年12月、NFTコレクションとなる「Into The Metaverse」をリリース。その売り上げは26億円に上ったと発表している。

 

↑公式サイト表記によれば、NFTの購入者は、2022年に実際のアイテムを手にする権利も得ているという。リミテッドエディションは完売した

 

【その2】NIKE

メタバース参入のための基盤を整えた

昨年11月に「Roblox」内で「NIKELAND」を開設。12月にはバーチャルスニーカーなどのNFTアイテム製作を手掛けるRTFKT(アーティファクト)スタジオを買収するなど、積極的なメタバース進出を図っている。

 

↑ナイキ本社から着想を得たというNIKELANDでは、様々なミニゲームを楽しめる。アバターでナイキ製品を着用できるデジタルショールームも

 

【その3】ラルフローレン

アプリ内バーチャルウェアを販売中

ファッションブランドのラルフローレンは2020年夏に、スナップチャット内のアバター機能「Bitmoji」用の服を発売。21年夏には「ZEPETO」内でバーチャルウエアを発売するなど、デジタル市場へ堅実に展開中だ。

 

↑20年5月にSnowから独立したNaver Z社が提供する「ZEPETO」にて、アプリ内通貨で購入できるバーチャルウエアが販売されている

 

私が解説します!

デジタルライター

井上 晃さん

メタバースは2017年ごろからゆるく追う。Questでは卓球とお絵描きが好き。21年末の忘年会はclusterで実施した。

2000年代の傑作「ナイキ エア クキニ」がオリジナルシルエットで復活!

1998年にナイキが立ち上げた「アルファプロジェクト」。それは、最先端のデザインと最高峰のシューズテクノロジーの融合を目指したプロジェクトでした。当時はそれまでなかった斬新なモデルが続々と投入されて大変話題になり、「エアプレスト」や「ズームサイズミック」、「フォームポジット」の前身となる「フライトポジット」などが登場し、ストリートファッションとも相性が良いデザインから、大変な人気を集めました。そのアルファプロジェクトで2000年に登場し、前述のモデルたちと同様に高い人気を獲得した名モデル「エア クキニ」が遂に復刻します!

 

【「ナイキ エア クキニ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

当時のハイテクデザインとレオパードの相性がバッチリです!

本作は、伸縮性のある素材を使ったスリッポンスタイルのアッパーに樹脂製のケージを重ねた、オリジナルのフォルムを忠実に再現しています。さらに今作では、ビビッドなレオパード柄を採用。2000年代ならではのハイテクデザインを忠実に再現しながら、ちょっとだけスパイスの効いたアレンジを加えています!

↑アッパーは伸縮性のある生地をメインにピッグスキンを重ねて、しなやかなフィッティングを提供

 

↑アッパーの外側を樹脂製のケージで包み込み、しっかりとしたホールド感も確保しています

 

↑スリッポンスタイルのアッパーで脱ぎ履きは楽チンです

 

↑オレンジのビジブルエアがレオパードのアッパーと調和していますね

 

 

いやー懐かしいです! 当時の筆者は「ズームサイズミック」と共にヘビロテの一足でしたね。ちなみにこれまでエア クキニは、2012年と2020年に復刻されていますが、いずれも別モデルのソールユニットを採用したフュージョンモデルでした。当時のオリジナルをそのまま再現したのは今回が初かと。しかもレオパード柄でよりストリートライクなテイストへとアレンジされた点もツボです! 懐かしさだけではなく、新鮮さもしっかりと兼ね備えているとは、流石です!

ナイキ エア クキニ

1万6500円(税込)

※2022年5月発売予定。

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

ワークマンの水をしっかり弾く多機能イージーパンツに注目

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。今季も、高機能ながらアウトドアからスポーツ、トラベル、タウンまで幅広いシーンで使える汎用性の高いアイテムを展開する。今回は幅広いシーンで活躍する多機能イージーパンツに注目していく。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

シルエットにこだわった多機能イージーパンツ≪1900円≫

フィールドコア

耐久撥水トラベルシェルパンツ

 

軽量で高いストレッチ性を備えたジョガータイプのイージーパンツ。裾リブのクロップド丈のおかげでスッキリと見え、アウトドアからワンマイルまで幅広いシーンで活躍する。ウエスト周りは紐でラクに調整可能。

 

↑チャック付きのバックポケットを裏返すと収納袋になるポケッタブル仕様。小さく折りたためるので、トラベルやスポーツシーンなどでの持ち運びに便利だ

 

【ここがスゴい】水をしっかり弾く耐久撥水加工を採用

水を強力に弾く耐久撥水加工が施された生地により、表面に付着した水滴は染み込みにくくサッと拭くだけでOK。多少の雨なら、わざわざレインウエアを着たり、傘を差したりせずに外出できる。

 

新宿にできた大注目ショップ「Alpen TOKYO」を探検! ニューバランス「THE CITY」も十分な品揃え!!

2022年4月1日にオープンした「Alpen TOKYO(アルペントーキョー)」。アルペングループ史上最大の旗艦店として新たに誕生したショップで、品揃えはなんと約35万点と圧倒的なスケール! そんな豊富なラインナップで魅了する同店では、GetNavi web編集部が追い続けるスポーツデポ・アルペン限定で展開されているニューバランスの「THE CITY」シリーズも取り扱っているんです。

 

今回はAlpen TOKYOに実際に足を運び、THE CITYのコーナーをしっかりとチェックしてきた模様をお届け。新宿のど真ん中にできた新名所はチェックしておいて損はなしです。

 

アルペングループ史上最大の旗艦店「Alpen TOKYO」とは?

まず、Alpen TOKYOのストロングポイントは先ほどお伝えした品揃えですが、その陳列量に見合う店舗の大きさを誇っているんです。地下2F、地上8Fで展開し、総延べ床面積はなんと3700坪。

 

各フロアで「スポーツデポ」、「アルペンアウトドアーズ」、「ゴルフ5」の3業態の旗艦店として、B2F〜3Fがスポーツデポフラッグシップストア新宿、3F〜5Fがアルペンアウトドアーズフラッグシップストア新宿店、6F〜7Fがゴルフ5フラッグシップストア新宿店、8Fがイベントスペースで構成されています。

 

スポーツウェアをはじめ、カジュアルウェア、アウトドアウェアとギア、ゴルフウェアとグッズまで取り揃え、スポーツにまつわるものであれば何でも揃う夢のようなショップとなっています。

 

2Fメンズアパレルコーナーには、THE CITYコレクションが集結!

そしてGetNavi webでもお馴染み、ニューバランスの「THE CITY」コレクションもこのAlpen TOKYOで展開されています。場所は2Fのメンズアパレルエリア。

↑一角に広々と同シリーズのアイテムたちがズラリと並んでいました

 

そのラインナップは2022年SSの最新作から定番商品、さらにはランニングシーンを想定した「THE CITY RUN」も展開。このエリアで同シリーズの世界観を十分に堪能することができます。また、豊富な陳列量で、実際に試着している方も多くいるなど、その注目度の高さが伺えました。

↑全3色展開となる「シティージャケット」

 

↑パンツは4シルエット、各3色で展開しています

 

THE CITYと、手ぶらで運動できる魅力のTHE CITY RUNは要注目

先ほど紹介したTHE CITYのラインナップの中でも代表的なテーラードジャケットとストレッチパンツによるセットアップ。ジャケットは前シーズンと同じく「イージーシティージャケット」をベースにし、パンツはテーパードシルエットを採用。その適度な抜け感が、軽量かつ優れたストレッチ性でストレスフリーな着心地を提供してくれる新素材のT/R(テトロン・レーヨン) PUNCHともマッチしています。休日のお出かけから平日のビジネスシーンまで、さまざまなシーンでの着用をできるようなミニマルなデザイン。ニューノーマルな時代に見事にフィットするセットアップとなっています。

↑22SS新作の「THE CITY T/Rポンチ ストレッチジャケット」、「THE CITY T/Rポンチ ストレッチパンツ」。カラーリングも落ち着きがあり、使いやすいブラックとヘザーグレーの2色展開

 

↑素材は着てみて気持ちいいのもありますが、程良い肉感でハリのある滑らかな表面が上品な印象を与えてくれるなど、見た目でも演出してくれます

 

そして2022SSシーズンより爆誕した「THE CITY RUN」もラインナップ。“Runから街へ。街からRunへ。”というテーマを掲げ、ランニングや街でのリラックスした時間やショッピングの2つのシーンを行き来できる機能ウェアを展開しているんです。

↑これからの季節に最適な「THE CITY RUN ショートスリーブTシャツ」と「THE CITY RUN ショーツ」

 

↑その機能性でいうと、「THE CITY RUN ショートスリーブTシャツ」では右裾にジップポケットを配置。鍵やICカードを収納できるので、ランニングがてらちょっとした買い物も手ぶらで行うことができます

 

↑上記のようにこのコレクションはポケットが肝になっていて、「THE CITY RUN ショーツ」の腰部分にもジップポケットが備わっています。上下でこのギミックを設けたことで、より気軽に運動できるようにというメッセージ性を感じさせてくれます

 

THE CITYでは、ウェアだけでなくビジネスシーンにも使えるバックパックも展開。ボディにはHoneywell社が開発した超強靭な“スペクトラ”糸を使い、耐久性と軽量性に加え、しなやかさも兼備。背部にはムレを防ぐエアチャネルを配備し快適さにこだわるなど、ウェアの負けず劣らずの機能性を誇っているんです。そういったバッグも展開されているので、そちらもぜひチェックしてください。

↑「THE CITY フロントダブルジップバックパック」

 

↑ニューバランスTHE CITYの今シーズンは「Next T.P.O “いい加減”にいこう。」がテーマ

 

アルペングループ史上最大の旗艦店として新たに誕生したAlpen TOKYO。地下2F〜7Fと幅広く、バリエーションに富んだアイテムが陳列されている中で、独自の魅力を放つTHE CITY。このコレクションはスポーツデポとアルペンの限定となっていますので、フルラインナップを体感できる本店は利用しておいて損はしません。ぜひ最新作をチェックすると共に、その高い機能性と着心地を体感してください。

 

■Alpen TOKYO

住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目23−7 ユニカビル

営業時間:午前10時〜午後10時

電話番号:03-5312-7680

 

撮影/中田 悟

 

 

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アメカジコーデの仕上げにどうぞ。今穿きたい軍パン4本

カジュアルなパンツの中で、デニムやチノパンと並んで基本的な存在である軍パン。アメカジリバイバルの追い風も吹く今、一本持っておくとやっぱり頼れるアイテムです。今回はガチの納入メーカーからセレクトショップオリジナルの軍パンまで4本をピックアップ!

 

普段使いしやすくなった“軍パンの元祖”

417 EDIFICE/ M-51カーゴパンツ ¥9,680

 

いわゆる「軍パン=6ポケットのカーゴパンツ」というイメージを決定付けた元祖的なモデルが1951年から生産されていた“M-51”。寒冷地用のオーバーパンツという出自を持つオリジナルは極太のシルエットが特徴でしたが、今回普段使いしやすい適度なボリューム感にアレンジしたのは『417 EDIFICE』。数年前まではベタ過ぎるチョイスだった感のあるM-51も今なら頃合いです。

 

アンダー1万で手に入る現在進行系の軍パン

PROPPER / BDU Trouser Ripstop ¥8,580

 

1951年から時計の針を進めてモダンな軍パンに目を向けるなら〈プロッパー〉の一本が最有力候補。アンダー1万円という手頃なプライスにも関わらず、アメリカ軍への納入実績を持つ本格派のメーカーです。ほどよい太さがありながら裾に向かってテーパードしたシルエットは軍パンに不慣れな方でも取り入れやすいはず。もっとスマートに穿きたい方は他カラーのネイビーブラックもチェックすべし。

 

ベイカーパンツという選択肢も見逃せない

GUNG HO / ファティーグパンツ ¥10,780

 

「カーゴパンツには抵抗があるけど、軍パンの雰囲気は取り入れたい」という方はベイカーパンツという選択肢がおすすめ。アイキャッチとなる外付けのスクエア型ポケットはカーゴポケットより主張が少なく、ややラフなチノパンのような感覚で取り入れられるのがポイント。ちなみに、米軍兵士の作業用パンツとして生まれたベイカーパンツの元の呼び名は“ユーティリティー(=実用的な)パンツ”。ファッション的にも実用性の高い一本をこの機会にぜひ。

 

フランス軍の名作をデニム地でアレンジ

ADAM ET ROPE’ / ドライタッチデニム ワイドカーゴパンツ ¥13,970

 

オリーブカラーというイメージが強い軍パンですが、色や素材をズラしてチョイスしてみるのもあり。『ADAM ET ROPE’』がデザインソースにしたのは古着市場で枯渇しているフランス軍の名作“M-47”です。オリジナルはいかにもミリタリー然としたこってりした面構えですが、春らしいライトなデニム生地に置き替えることでイメージを一新。セットアップで着られる同生地のGジャンと併せてどうぞ。

ニューバランス「M2002RVA」。アジア製「2002R」にプレミアムな新作がどどーんと登場!

2010年にMade in U.S.A.のフラッグシップモデルとして登場した「2002」にハイスペックソールを融合し、アジア製で復刻を遂げた「2002R」からプレミアムな新作が4月22日に限定店舗にて登場します。なお、ニューバランス公式オンラインストアでは、4月15日13時より抽選販売の受付を開始。

 

「MR2002」から継承された重厚なデザインで、アッパーはヌバック、スエード、レザー、シンセティックレザー、タンにはオーストリッチのレザーを使用、この異素材が組み合わさることで風合い豊かな表情をより引き立たせた特別なモデルです。Made in U.S.A.のフラッグシップモデルである「M2040」からインスパイアされたメッシュは、アイコニックモデルを象徴する素材感で表現されています。全体のヴィンテージ加工が特徴となっており、細かいディティールで仕上げられたプレミアムな「2002R」です。さらに90年代のデザインが施されたアーカイブシューズボックス入り。

↑このモデルのみに使用されたロープレースに、着脱可能なナイロンのミニバック付きです

 

↑「M2002RVA」2万4200円(税込)

 

■ニューバランス公式オンラインストアにて、抽選販売を実施します。(店頭での受け取りは、ニューバランス原宿、大阪のみとなります。)

■対象:myNB会員(ブロンズ会員以上)

■応募受付期間:2022年4月15日13時〜2022年4月18日13時

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

ワークマン発! 厚底シューズの人気モデルがさらに進化した

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。それだけでなく、高機能な小物も幅広くラインナップする。コーデに“プラス1”するだけで機能性を高め、快適な日常を過ごせる帽子とシューズを提案! 今回は「アスレシューズハイバウンスオーバードライブ」を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

厚底シューズの人気モデルがさらに進化!

ファインドアウト

アスレシューズハイバウンスオーバードライブ

2900円

昨年大ヒットした厚底シューズの進化系モデル。ソールには高い反発力を備えるカーボン配合の「ドリブンプレート」を内蔵し、ランニング用にも対応できる。

 

【ここが秀逸】ハイテクソールがエネルギーロスを軽減

反発性に優れたソール「バウンステック」を搭載。少ないエネルギーで、前方への高い推進力発揮する。

コレは買い! Onのアイコンモデル「クラウド」がさらに快適にアップデート

スイスのパフォーマンスブランド「On(オン)」を代表するモデル「Cloud(クラウド)」。ソール部分に Onの世界特許技術「CloudTec(R)」システムを搭載して、抜群のクッション性から、まるで「雲の上の走り」のような履き心地を実現しています。 シューレースを結ぶ必要のないスピードレーシングシステムも特徴で、脱ぎ履きが楽チンな点や足下がスマートに見えるシルエットから、ランニングだけでなくカジュアルシーンでも人気を得ています。そんなクラウドがさらにクッション性能などを向上し、「Cloud 5(クラウド ファイブ)」としてアップデートしました!

 

【On「クラウド ファイブ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

今回のアップデートで、スポーツ時と普段履きの両方で履き心地が向上

本作は、前作と比較してミッドソールに厚みを持たせることで、クッション性やサポー ト性が向上。トウ周りの幅を広げることで、より快適な足入れが可能となりました。さらに、アッパーのポリエステル素材の92%以上、シューズ全体の44%以上にリサイクル素材使用していて、環境負荷を軽減させたサステナブルな一足となっています。

↑アッパーはメッシュをメインに構成して、優れた通気性を発揮。さらにラバーのオーバーレイを重ねて耐久性も高めています

 

↑厚みを増して新しくなったCloudTec(R)によって、クラウド最大の特徴と言えるソフトな着地の安定感が向上しています

 

↑シューレースを結んだり解いたりする面倒から開放してくれるのが、スピードレーシングシステム。簡単に脱ぎ履きできるのに、不思議なくらい足にフィットしてくれます

 

↑ヒールには、高品質なスイスブランドを誇るべく、スイス国旗のピスネームを配しています

 

 

ランニングシーン&ファッションシーン共に高い評価を得ているクラウドが、さらに快適にパワーアップしています。まさに普段のワークアウト&デイリーユースの垣根を越えた一足と言えるので、オンで何を購入するか迷ったらコレを選べば間違いないはずです! 重量片側250g。

オン

クラウド 5

1万5180円(税込)

 

今年も買い足しちゃう?〈ビッグマイク〉から人気の無地Tシリーズが届きました!

現代にフィットするヘビーデューティーなウェアを展開するワークウェアブランド〈ビッグマイク〉。先日ご紹介したスウェットやフーディーに続き、定番の無地Tシリーズが『オレンジカウンティ』に入荷しています。

今シーズンはポケ無し、ポケあり、サングラスポケットあり(!)の3種類の無地Tを展開。さっそくTシャツたちを見ていきましょう!


【BIGMIKE/ビッグマイク】USAコットン 7.2オンス ヘビーウェイト 無地Tシャツ(5colors) ¥4,400

 

ボディは全てアメリカ原産のUSAコットンを使用した7.2オンスのヘビーウェイトT。USAコットン独特のシャリっとした肌触りと、ガシガシ洗えるタフさが魅力です。また、サイドシームのない丸胴編みのため、着用ストレスが少ないのも嬉しいところ。


【BIGMIKE/ビッグマイク】USAコットン 7.2オンス ヘビーウェイト 無地Tシャツ(5colors) ¥4,400

 

ポケなしシリーズはホワイト、ネイビー、グレー、スミクロ、Dキャメルの5色展開。後述のポケありより身幅が若干細めなので、インナー用として使うのもおすすめ。


【BIGMIKE/ビッグマイク】USAコットン 7.2オンス ヘビーウェイト 無地ポケットTシャツ(4colors) ¥4,400

 

そしてこちらは、リピーターが多いという人気のポケT。ホワイト、グレー、ブラック、ネイビーの4色展開で、定番として使いやすいカラーがしっかり揃っています。


【BIGMIKE/ビッグマイク】USAコットン 7.2オンス ヘビーウェイト サングラスポケット付き無地Tシャツ(7colors) ¥4,400

 


【BIGMIKE/ビッグマイク】USAコットン 7.2オンス ヘビーウェイト サングラスポケット付き無地Tシャツ(7colors) ¥4,400

 

サングラスの収納にちょうどいい縦長の胸ポケット付きのシリーズは、通常フロント左下にあるネームをポケット位置に移動させているのもポイントです。カラーは無地Tシリーズの中で最多の7色展開。

無地Tはどのモデルのプライスも4,400円(!)とリーズナブル。最初からまとめ買いするもよし、とりあえず一枚買ってみて気に入ったら買い足すもよしです。気になる方はぜひ『オレンジカウンティ』へどうぞ。

ORANGECOUNTY 熊本並木坂店
〒860-0847
熊本県熊本市中央区上林町3-362F

営業時間:11:00 ~ 19:00
電話番号:0963227966

天候なんて気にしない!オトナの装いにもマッチする防水スニーカー

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。それだけでなく、高機能な小物も幅広くラインナップする。コーデに“プラス1”するだけで機能性を高め、快適な日常を過ごせる帽子とシューズを提案! 今回は「アスレシューズストームランナー」を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

オトナの装いにもマッチする防水スニーカー

ファインドアウト

アスレシューズストームランナー

1900円

ドローコード式シューレースを使用した、オールブラックのシックな配色。接地面から4cmまで防水性のため、雨や泥汚れを気にせず日常でも着用できる一足だ。

 

【ここが秀逸】天候を気にせず使える透湿防水性のシューズ

アッパー部分には、透湿防水素材を採用。雨水が靴の中まで浸水しないので、天候を気にせず使いやすい。

【22SS 個店的トレンド】ヒップホップなデニムセットアップ(Lampa遠山勇さん)

大きな傾向としてのトレンドがある一方、ファッションを楽しむうえでもう一つ知っておきたいのが「個店的トレンド」。とは、まったくの造語ですが、お店を一人切り盛りする店主の、いわば個人的な気分。ともすればトレンドのど真ん中じゃないけど、ちょっと脇道に逸れることで自分なりのファッションの楽しみ方のヒントが得られるかも。もちろん新しい物との出合いも。そして今年の春夏にほしいアイテムも! ということで、今回お話を聞いたのは高円寺『Lampa』の店主、遠山勇さん。今気になっているトピックやアイテム、着こなしとは?


遠山通(Lampa店主)
“TOKYO STRONG STYLE”をテーマに、タフで男らしく都会的なアイテムをセレクトする『Lampa(高円寺)』のオーナー。生まれも育ちも東京のヒップホップ好き。

ーー22SSの全体像みたいなものはあるんですか?

テーマはというテーマはないんだけど、デニム生地のアイテムは多く仕入れているかな。“90年代ファッション”という文脈はもちろんのこと、「快適さばかりを追求してもおもしろくないじゃん?」というのはお店として伝えたくて。だってほら、今はアウトドアテイストやスポーツテイストの物が人気でしょ? もちろん自分自身もよく着るし、快適さをもたらしてくれるという点で素晴らしいんだけど、それ以外のところにもファッションのおもしろさがあるというか。

ーーそれは、不便さ、みたいなものですか。

う〜ん。だって、デニムなんて生地は硬いわ色落ちはするわ縮むわで、どう考えても着ていて快適なものじゃない。かと言って、ストレッチの効いたデニムが良いかと言われると、そうとも言えない。そこには本来的な物が持つ良さがあるというか、意味のある物の良さがある。ミリタリーの太っといパンツも、意味があってああなっているわけで。最近はそういった本来あるべき物の形が見直されているような気がする。それは個人的にも。

ーーたしかに。昨年からのアメカジ旋風もその一端なのかもしれません。

というわけで、うちでは今季、デニムのセットアップを推していきます。と言っても、2年前ぐらいから提案してはいるんだけどね(笑)。でも、これがなかなかお客さんに響かなくて。特にGジャンには抵抗があるみたいで、「いつ着たら良いんだ」って。「着たいに着ればいいんじゃない?」とは思うんだけど。自分はシーンや暑い・寒いより、かっこよさのほうが優先されるから。デニムをセットアップで着た時のユニフォーム的な見え方ってかっこいいと思うんだけどな〜。

ヒップホップに着こなしたい
〈ネガティブデニム〉のセットアップ

ーーというわけで、例によって例のごとくデニムのセットアップをピックアップしてもらいました。ブランドは〈ネガティブデニム(NEGATIVE DENIM)〉ですね。

岡山県倉敷市に本社を置く、ジャパンブルーが手掛けるデニムブランドですね。これはレプリカ然としてなくて、今っぽいムードを取り込んでいるのが魅力です。もちろんリベット打ちとかチェーンステッチとか、細かいディテールはちゃんとやってるんだけど、重たくない。軽い。

パンツの腰裏に配された本格的なレザーパッチ
ジャケット、パンツ共にセルビッチデニムを使用

ーー共にワイドなシルエットも相まって、取っつきやすさがありますね。

本気でやろうと思ったら一気に雰囲気が出ちゃうんだけど、これはちょうどいいよね。

これは、個人的にはヒップホップをやっていたあの頃(90年代)のリベンジ(笑)。というのもあの頃って、「デニムはこうあるべき」「こう着るべき」というような教科書的な内容が多かったんだよね。でも、こっちはPete Rockのストリート感のある感じで着たかったから、全然ハマんなくて。

ーーでも、これは見事にハマった。

そう。ジャケットはしっかり身幅もあるし、着丈もちょうどいい長さが確保されてるから着やすい。おまけに通常はインディゴで8回染めるところ、これは32回染めだからね。おかしいよね(笑)。コスト度外視だよ。だから深い色合いが出てるし、濃い色が長持ちする。当時、これがあったら間違いなく買ってました。

PETE ROCK & C.L. SMOOTHのレコード。右側がPete Rock

ーー着こなしのイメージはどんな感じですか?

個人的な好みになっちゃうけど、当時の自分っぽい雰囲気で組んでみました。帽子は当時被っていたもので、みんなが被っていたカンゴールのものではなくて、中目黒のお店のワゴンで見つけたノーブランドのハンチング。白スニーカーはエアーフォース1をベースに作ったベルクロ仕様の〈サブソル〉。やっぱりインディゴと白との合わせはいいね。清々しい。

チャレンジングな〈スティルバイハンド〉のストライプシャツ

〈スティルバイハンド〉のストライプシャツ ¥17,600(Lampa)

ーー先ほどは今季の気分としてのデニムを挙げられてましたが、こちらは?

デニムとは異なる文脈で。というのも、春夏って色・柄物がどうしても気になるんだよね。特にチェックシャツは好き。アメリカのスケーターとかギャングとかがよく着ているのを見てきた影響かな。ただ、そればっかり仕入れてもな〜とは思っていて。その意味で、これは個人的にはチャレンジングなストライプシャツです。

ーーブランドは〈スティルバイハンド〉ですね。なんともブランドらしいというか。

うん。遠目からは無地に見えるほどの、薄いストライプ。これ、オリジナルの柄だからね。自分たちでわざわざ作ってる。クリーンなイメージのブランドなのに、やってることは変わってる(笑)。

ーー作りもちょっと変わってますよね。

特に衿ね。前下がりになっていてコンパクト。なんだけど、しっかり主張がある。ただやっぱりスティルらしさはあって、ステッチをシャツ生地と同系色にしていたりとか、ボタンも目立たないように白を選んでいたりとか、全体的にミニマルだよね。でも、一癖ある。そこがおもしろいなと思って仕入れてみました。

ーー着こなしのイメージはどんな感じですか?

自分が着ちゃうと〈スティルバイハンド〉自体がハズしになっちゃうから……自分がスティルをダメにしちゃうというかね(笑)。まぁやるんなら、もちろんパンツはスラックスでもOKなんだけど、あえてそうじゃない、カジュアルなパンツのほうがいいかなと。さらにワイドなシルエットならシャツのキレイめなニュアンスを崩せるからよりいいかなと思います。このコーデではさらにツイストさせてアウトドアテイストの帽子を被っているけど、普通のキャップで全然大丈夫です。


今回登場したアイテム


〈Negative Denim〉1st Denim Jacket ¥30,800

 


〈Negative Denim〉Wide Jeans ¥24,200

 


〈Still by hand〉Blurred stripes Shirts ¥17,600

 

Lampa
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-8-1メゾンラヴィーヌ IF

営業時間:13:30 ~ 19:30
電話番号:0333164030
Instagram

ちなみにFACYのアプリではサービス開始1周年を記念し、20%OFFキャンペーン中!(2022/4/14まで)。今回登場したアイテムを買うなら期間中が断然おすすめです。ぜひアプリをダウンロードしてゲットしてみてください!(詳細はコチラから)

メッシュアッパーで夏でも快適さをキープする「JOGサンダル」で走る!

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。それだけでなく、高機能な小物も幅広くラインナップする。コーデに“プラス1”するだけで機能性を高め、快適な日常を過ごせる帽子とシューズを提案!

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

サンダルの軽快さとジョギングシューズのクッション性を融合

ファインドアウト

走れるJOGサンダル

1900円

ワークマン独自開発の高反発ソール「バウンステック」を装備。ホールド感にも優れており、まるでジョギングシューズのような履き心地を提供してくれる。

 

【ここが秀逸】メッシュアッパーで夏でも快適さをキープ

メッシュ素材のアッパーにより、高い速乾性と通気性を兼備。真夏でも汗でムレにくく、快適さを維持する。

ノースフェイス、パタゴニアetc… 春に新調したいデイパック4選

4月は身の回りの愛用品を見直すのに絶好の時期。いつも使っているリュックも改めて見てみると、結構くたびれていたりするものです。ということで、今回はみんな大好きな人気ブランドから、知る人ぞ知るバッグ専業ブランドまで4品をご紹介!


ノースのデイパックといえばやっぱりコレ

THE NORTH FACE / Hot Shot ¥17,600

 

街中でよく見かけるモデルといえば〈ザ ノースフェイス〉の「ホットショット」。アウトドア用のスペックと都会的なデザインが融合した、完成度の高さが人気の理由です。「大きすぎるリュックはいやだけど荷物はしっかり持ち運びたい」というわがままなニーズを満たすサイズ感(27リットル)も絶妙。性別や年齢を問わず、多くの人から支持されているのも納得です。日々のコーディネートとの合わせやすさを考えると、カラーはブラック一択でしょう。

EDIFICE 新宿店〒160-0022
東京都新宿区新宿3-31-9
営業時間:11:30 ~ 21:00電話番号:0353665481

 

 

90sの名品デイパックをアップデート

【THE NORTH FACE PURPLE LABEL】CORDURA Nylon Day Pack ¥23,100

 

インラインのノースと比べて、よりファッション的にこなれたアイテムが揃うのが〈ザ ノースフェイス パープルレーベル〉。実は今回のデイパックの元ネタは90年代の「ホットショット」。よりスマートになった現行モデル(=1品目)とは違い、どことなくもっさりしたフォルムが逆に今っぽい雰囲気のデイパックです。オリジナルはレッドやブルーなど鮮やかな原色がメインでしたが、今回の一品は何かと使いやすいオールブラックにアップデート。同ラインの目印であるパープルカラーのネームタグとのコントラストもセンス良し。

EDIFICE 新宿店〒160-0022
東京都新宿区新宿3-31-9
営業時間:11:30 ~ 21:00電話番号:0353665481

 

 

ビジネスもジム通いもこれ1つでOK

patagonia / Refugio Day Pack 30L ¥15,400

 

数ある〈パタゴニア〉のバックパックの中でも、カジュアルなシーンにおいての使用を想定して作られている「レフュジオ」シリーズ。同シリーズの中で最も大容量なのが30リットルのデイパックです。メイン収納にはジム用のシューズや着替えを入れておける上に、取り外し可能なPCスリーブには細々した充電コードやステーショナリー類を収納可能。「仕事後はジムに直行したい!」というアクティブなライフスタイルの方はこのデイパックひとつあれば事足りるはず。

EDIFICE スクランブルスクエア店〒150-6107
東京都渋谷区渋谷2-24-12
営業時間:10:00 ~ 20:00電話番号:0364273042

 

 

ミニマルなデザインと機能性を両立

beruf baggage / GEARED URBAN EXPLORER 16L バックパック¥34,980

 

都市生活者にとっての理想のバッグを追求し続ける国内のバッグ専業ブランド〈ベルーフバゲージ〉も要チェック。同ブランドを代表するロングセラーモデルのひとつが「アーバンエクスプローラー」です。表面にいかなるパーツも露出しないミニマルなデザインセンスはまさに同ブランドのお家芸。デザイン性だけでなく、背負ったままアクセスできる両サイドのポケットや背面のセキュリティーポケットなど、日々の使い勝手も計算し尽くされた一品です。特に単体で持ち運べるPCスリーブの収納力は圧巻。ぜひ商品ページにて充実した機能面をチェックしてみてください。

1197STORE
〒151-0053
東京都渋谷区代々木1-19-7
営業時間:13:00 ~ 19:00電話番号:0362766613

 

ポーチ付きワークマンの万能アウトドアハットで日焼け対策もばっちり

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。それだけでなく、高機能な小物も幅広くラインナップする。コーデに“プラス1”するだけで機能性を高め、快適な日常を過ごせる帽子とシューズを提案! 今回は「ポケッタブルマルチアウトドアハット」を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

 

 

付属のポーチがミニバックに早変わり

フィールドコア

ポケッタブルマルチアウトドアハット

●5月発売予定

1500円

頭のサイズに合わせてフィット感を調整できるバケットハット。付属のポーチは、ハットの収納はもちろん、スマホや財布などを入れるバックとして使える。

 

【ここが秀逸】収納ポーチがシェードに日焼け対策も可能

収納ポーチを開き、ハットに装着すればシェードに変身。日焼けがしやすい首の後ろをガードできる。

定番のパックT。今年は白以外もいかがでしょう?

パックTやソックスなど、パッケージ化されているアイテムって妙に魅力的に映りませんか? もちろん買ったときだけでなく、最初に封を切って実物をじっくりと見る、あの感じもまた良いんですよね……。

ということで、今回は春夏の定番であるパックT特集です。とりあえずインナーに白Tを着ておけばOKな風潮にも若干飽きてきたので、今回は白以外のパックTを集めてみました。


1. Hanes for BIOTOP(2Pack)


〈Hanes for BIOTOP〉RECYCLE COTTON MOCK NECK T-SHIRTS(2枚パック)/Unisex ¥5,940

 

毎シーズン人気の〈Hanes for BIOTOP〉のパックTシリーズ。今シーズンは素材をエコなリサイクルコットンにアップデートしたモックネックT(2PACK)がリリース。全体のシルエットを微調整し、リラックスフィットに仕立てたTシャツはインナーとしてだけでなく、一枚でも様になると評判です。カラーはブルーグレー&ダークネイビー、定番のホワイト&ブラックの2セット展開。断然おすすめはブルーグレー&ダークネイビーです。

2. Hanes BEEFY(1Pack)


〈Hanes〉H5190 BEEFY POCKET TEE ¥2,200

 


〈Hanes〉H5190 BEEFY POCKET TEE ¥2,200

 

牛のようにタフでたくましいボディーとして「BEEFY」の名がつけられた〈ヘインズ〉の定番Tシャツ。もはや説明不要なほど愛用者が多いBEEFYですが、このVine(ヴァイン)というカラーを持っている人は少ないのでは? オリーブグリーンのような深みのあるグリーンは、スウェットやカーディガンのインナーとしても調子良さそうです。

3.VELVA SHEEN MILITARY PACK(2Pack)


〈VELVA SHEEN〉2P C/N TEE W/PK “MILITARY PACK #2” – KHAKI/OLIVE 別注パックTシャツ ¥9,900

 


〈VELVA SHEEN〉2P C/N TEE W/PK “MILITARY PACK #2” – KHAKI/OLIVE 別注パックTシャツ ¥9,900

 

〈ベルバシーン〉の名作パックTを、HUNKY DORYが別注した通称「ミリタリーパック」。別注カラーは同ブランドが過去にUSMC(アメリカ海兵隊)のコスチューム用ボディとして使用された経歴からインスパイア。全体的に淡めのオリーブ、カーキの2色セットで、これぞミリタリーな仕上がりです。ただ、一番の推しポイントは、パッケージに入っている様がカッコいいところでしょうか(笑)。パックTとしては少し高めの値段も含め、これは買うときにテンション上がると思います。

ワークマン「エアロガード防虫ハット」で野外での防虫対策は完璧!

ワークマンといえば、コスパ最強のウエアを豊富に揃えることでおなじみ。それだけでなく、高機能な小物も幅広くラインナップする。コーデに“プラス1”するだけで機能性を高め、快適な日常を過ごせる帽子とシューズを提案! 今回は野外での防虫対策に活躍する「エアロガード防虫ハット」を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

特殊素材とメッシュガードで野外での防虫対策は完璧!

 

フィールドコア

エアロガード防虫ハット

●5月発売予定

1280円

虫が寄り付きにくい加工「DIA GUARDR(R)」が施された生地を採用。虫刺されから頭部を守るメッシュガードを内側に収納すれば、タウンユースでも活躍する。

 

【ここが秀逸】あご紐を手軽に取り外せて便利

あご紐は着脱式で使い勝手良好。コードストッパー付きなので、風が強いときも飛ばされる心配がない。

“ナイキ一択”からどう変わった? 2022年「ランニングシューズ」最新事情と、普段使いしたい最新モデル

オリンピックや箱根駅伝など、昨今スポーツイベントがあるたびに注目される最新鋭のランニングシューズ。ナイキの厚底シューズが話題を集めたのが記憶に新しいところですが、その勢力図は刻々と変化しています。そこで、ランニングギアの専門誌『Runners Pulse(ランナーズパルス)』編集長の南井正弘さんに、ランニングシューズの最新事情をヒアリング。加えて、自分に合ったランニングシューズを見つけるポイントなども教えていただきました。

 

さらに記事の後半では、オン/オフ問わず活躍するランニングシューズをピックアップ。スタイリストによる、私服とのコーディネートのコツも紹介していきます。

 

ランニングシューズのトレンドは? “厚底”のメリット・デメリット

まずは、ランニングシューズのトレンドをチェック。どのようなデザイン・形状のモデルが増えているのでしょうか?

 

「ランニングシューズは少し前まで、“走るときにだけ履くもの”という考え方が一般的でした。そのため、普段履くには少しスポーティーすぎたり、そもそもファッショナブルでなかったりするものが多かったんです。ところが最近では、走るときだけでなく、オフシーンでもおしゃれに履けるデザインのランニングシューズが増え、ランナーたちの間でも人気が高まっています。

形状は、ここ5年くらいは“厚底”がトレンドです。そもそも厚底は、それまで主流だった薄底と比べて足の疲労が少ない点がメリット。薄底は蹴る力が地面にダイレクトに伝わりますが、その分足に負担が大きく、トップの選手であってもフルマラソンの終盤などは、足がかなり辛い状態になってしまうんです。それに比べて厚底は、地面への衝撃を吸収しながら、地面から反発する力をもらうことができるため、足へのダメージが軽減されるのです。

でもこれは、あくまでもトップ選手に限った話。一般のランナーの間でも、ある程度は厚底がトレンドになっていますが、トップの選手ほど“厚底偏重”ではありません。理由は、着地したときのバランスが取りづらかったり、シューズによってはペースが上がりすぎてコントロールしづらかったりと、扱いづらい側面もあるためです。それでもトップの選手と同様に、衝撃吸収と反発力を兼ね備えたシューズを選ぶ人が増えていると思います」(南井正弘さん、以下同)

 

トップ選手たちが履いているのは?

一般のランナーたちも常に注目しているという、トップ選手たちのランニングシューズ。2021年に開催された東京オリンピックや2022年1月の箱根駅伝では、選手たちはどのようなシューズを履いていたのでしょうか?

 

「2020年までの大きなレースでは、8~9割の選手がナイキのシューズを履いていました。2021年の東京オリンピックのマラソンでも、男子のトップ3の選手全員が履いていたのは、ナイキのシューズ。しかし女子は、1位の選手がアディダス、2位がナイキ、3位がプーマと見事にバラバラでした。少しずつではありますが、国際的なレースでナイキが独占する市場は変わりつつあるのではないかと感じています。

また、箱根駅伝でも、2021年はなんと約95%の選手がナイキのシューズを履いていたのに対して、2022年は約73%と減少しました。しかしながら箱根駅伝の1区から10区で、それぞれトップ3の選手が履いていたシューズの多くはナイキ。そう考えると、トップクラスの選手たちは、ほとんどがナイキを履いていたという見方もできるんですよね。全体の比率は減少したとはいえ、7割のシェアはすごいこと。箱根駅伝でもナイキが独占する市場は変わりつつあるとはいえ、まだまだナイキがリードしているのが現状だと思います」

 

主なランニングシューズメーカーの最新事情をチェック!

トップランナーの世界でも、少しずつ変化しているランニングシューズ事情。続いては、主なメーカーがここ最近販売しているランニングシューズについて、特徴や進化したところなどを教えていただきました。

 

1.ランニングシューズ業界をリードする「ナイキ」

「スタイリッシュでかっこよく走れるシューズが揃っているナイキ。見た目のおしゃれさはもちろん、アパレルとのコーディネートがしやすいところも大きな魅力で、シューズとカラーリングがマッチしたランニングウェアも販売されています。もともと強みだったファッショナブルさに加え、ここ5年くらいで、厚底シューズを筆頭にレースでの強さもよりプラスされたシューズが増えました。現在、世界的に見ても絶好調なブランドだと言えると思います」

 

2.新たな挑戦をはじめ、トップシーンでの強さを見せる「アシックス」

「アシックスは、レースでの強さが魅力。2021年に販売を開始した『METASPEED』シリーズは、東京オリンピックや箱根駅伝でも履いている選手がいました。そしてここ最近のアシックスは、昔ながらの伝統的なつくりのシューズに加えて、底がゆりかごのように転がるタイプや、トランポリンのように跳ねるタイプなど、新たなシューズもつくるように。ここ数年は“ナイキ一極集中”とも言われていましたが、アシックスにもトップシーンでの強さが戻ってきています」

アシックス「Metaspeed SKY」2万7500円(税込)

 

3.一般ランナー向けのランニングシューズがより洗練された「アディダス」

「アディダスはここ1,2年で、トップシーンはもちろん、一般ランナー向けのシューズもかなり洗練されたという印象があります。もともと一般ランナーの間でポピュラーだった『ADIZERO JAPAN』『ADIZERO BOSTON』は、2021年に発売されたモデルにかなりの人気が集まりました。さらに以前よりもシューズとアパレルのコーディネートがしやすくなったところも、最近の傾向として挙げられると思います」

 

4.衝撃吸収と反発力を兼ね備えたシューズが増加する「ミズノ」

「ミズノの強みの一つは、反発性に優れた素材を自社で開発しているところです。最近では『ミズノエナジー』と呼ばれる高反発素材を開発。ミズノエナジーを採用することによって、今まで以上に着地した衝撃を吸収し、地面からの反発力が強化されたランニングシューズが増えました。またシューズのカラーリングなども、よりスタイリッシュになってきている印象があります」

 

5.普段履きとしても人気! 厚底シューズの元祖「ホカ」

「ホカは、厚底のランニングシューズを初めて販売したブランドと言われています。底がコロンと転がるような形状になっていたり、足にやさしいマシュマロのようなクッションが使用されていたりするところがシューズの特徴です。以前は、山を走るトレイルランニングでよく履かれていましたが、最近ではロードランニングでもメジャーになってきています。シックなカラーリングのシューズもあって、普段履きとしても人気。今、ランニングの世界で旬なブランドの一つです」

 

6.シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力の旬ブランド「オン」

「ランニング業界で今が旬のもう一つのブランドが、スイスの『オン』です。独自のクッション構造である『クラウドテック』が用いられたシューズは、着地の衝撃を自然に吸収して爆発的に力を跳ね返してくれます。さらにオンのシューズは、ラインなどがあまり入っていないシンプルでスタイリッシュなデザインも魅力で、オフィスにも履いていけるようなカラーリングのものもあります」

 

およそ1500足のシューズを所有する南井さん。現在愛用している一足に、オンのシューズもあるそう。

 

「今、気に入っているランニングシューズが、オンの『Cloud Waterproof』です。このシューズは防水なのですが、通常の防水シューズのような“ゴツさ”がなく、普通のランニングのときでも履きやすいのが魅力の一つです。もちろん防水の機能も抜群。最近は大雨が降ったり、東京でも雪が降ったりすることがありますが、そうしたときに履いても履き口以外からは全く水が入ってきません。さらにシューレスはゴム紐なので楽に履くことができます。欠点をあげるとすれば、このシューズを玄関に置いておくとこればかりを履いてしまうこと(笑)! そのくらいやみつきになる一足です」

現在は、アップデートされた「Cloud 5 Waterproof」が販売。アップデートにより、フィット感と履き心地がさらにアップしました。オン「Cloud 5 Waterproof」1万7380円 (税込)

 

自分にぴったりのランニングシューズを選ぶには?

たくさんのシューズがある中で、自分のお気に入りの一足を見つけるためにはどうすればいいのでしょうか? アドバイスいただきました。

 

「ランニングシューズを選ぶときには、自分の足とシューズの形が合っているかどうかを確かめることが一番大切です。自分の足に合っていないのに、色やデザインが気に入っているからと言って無理に履き続けてしまうと、足の病気や怪我につながることもあります。

そのためには、まずはお店で試し履きすることが欠かせません。同じサイズでもメーカーによって大きさが微妙に違ったり、同じメーカーでも種類によってサイズ感が変わったりするので、初めて履くモデルのシューズは必ず足を入れてみることをおすすめします。また、メーカーの直営店などでは、足のサイズを計測してくれて、ぴったりな形や合わない形を教えてくれるところもあります。自分の足について今まで知らなかったことも知れるので、プロの方に見ていただくのもいいと思います。

そして選ぶときにもう一つ大切なのが、自身のランニングシューズの使い方を考えること。例えば、ランニングだけでなく普段履きもしたい人は、私服にも合わせやすいカラーやデザインのシューズを選んだほうがいいですよね。また、普段そこまでスピードを出して走ることがない人は、トップランナーが履いているような厚底シューズを選ぶ必要はないはず。このように自分の用途に合うものは何かを考えながら選んでみてください」

 

最後に、今後のランニングシューズの勢力図について、南井さんにお聞きしました。

 

「ランニングシューズの現時点でのリーディングブランドは、やはりナイキ。しかしアシックス、アディダス、ミズノといった他メーカーも続々と新機軸を打ち出していて、少しずつシェアを伸ばしています。そのため今後は、一時のような『ナイキ一極集中』はなくなってくるのではと考えています。さらに、ファッショナブルなランニングシューズは増えていくはず。オンオフ問わずに履けるデザインはこれからも人気が高まっていくと思います」

 

オンスタイルにも合わせたいランニングシューズ 6選

ここからは、現在トレンドになっている、オンオフ問わず履けるランニングシューズを紹介しましょう。スタイリストの大関涼子さんに、コーディネートの際のポイントもあわせて教えていただきました。

 

「普段履きとしても取り入れやすいオンのランニングシューズ。どんな服にも合わせられますが、今回はシューズとジャケットの色を揃え、同じトーンのグリーンをスカートでプラスしました。このように女性らしいきれいめなコーディネートにも相性抜群です! また、カジュアルな格好ができる会社であれば、お仕事にも履いていけると思います。ランニングシューズを履いて通勤し、一駅前で降りて会社まで歩く、なんてこともできそうですね」(スタイリスト・大関涼子さん、以下同)

シューズ=オン「Cloud 5」1万5180円、コーディネート=ジャケット7590円、Tシャツ3190円、プリーツスカート4950円、ショルダーバッグ3190円、スカーフ2090円/すべてグローバルワーク(アダストリア)

 

こういった普段のきれいめカジュアルなコーディネートにも合わせたいランニングシューズを6モデル、ピックアップしていただきました。

 

履き心地はもちろん、ファッショナブルなデザインも魅力
ナイキ「NIKE ZOOM WINFLO 8」

ナイキ「NIKE ZOOM WINFLO 8」1万1000円

軽量で通気性が良く、快適な履き心地。さらにかかとと足首周りをしっかりサポートしてくれるため、足にしっかりフィットします。日頃のトレーニングにぴったり。「ファッショナブルな配色とシューズ紐が透けて見えるデザインがポイント。デザイン性のあるモードカジュアルな服と、特に相性抜群です!」(大関涼子さん、以下同)

 

絶妙なブルーが印象的!カラーバリエーションが豊富なのもうれしい
アシックス「GEL-KAYANO 28」

アシックス「GEL-KAYANO 28」1万7600円

クッション性と反発性に優れたミッドソール素材を使用し、安定感のある快適な走りをサポートしてくれます。着地から走り出しまでのスムーズな足運びを追求した、靴底のフラットな構造もポイント。「オーソドックスなネイビーではない、絶妙なブルーが印象的。全体的にくすんだカラーなので、アースカラーなど、落ち着いたカラーの服と合わせるといいと思います」

 

安定のブラックに、薄めのピンクでかわいらしさもプラス!
アディダス「ウルトラブースト 22」

アディダス「ウルトラブースト 22」2万4000円

距離やペースに関わらず快適な走りをサポートしてくれるシューズ。靴底の多数の突起が、体重移動をよりスムーズにしてくれます。「普段履きできるランニングシューズの“最初の一足”をゲットしたい人が、まず手に取りやすいのはブラックのシューズだと思います。どんなコーディネートにも合わせられるので大活躍するはずです」

 

くすみカラーのワントーンで、きれいめなコーディネートとも合わせやすい
オン「Cloud 5」

オン「Cloud 5」1万5180円

ブランドを象徴するモデルが2022年2月にアップデート。ソールの厚さが増したことで、より着地の安定感が向上しました。ゴムの靴紐を採用しているので、脱ぎ履きも快適!「ポップでカラフルな印象が強いランニングシューズですが、オンのシューズはくすみカラーやワントーンのものが多いのが特徴です。きれいめカジュアルなコーディネートにも合うので、普段使いしやすい一足だと思います」

 

ソールのパープルがインパクト抜群!
ニューバランス「FuelCell PRISM W LV2」

ニューバランス「FuelCell PRISM W LV2」1万3200円

卓越した反発性を持つソールと、安定性の高い構造が魅力。靴底はグリップ性に優れていて、トレーニングからレースまで快適に走ることができます。「何色もカラーが入っているシューズを履くときには、その中の一色を使った服と合わせるとまとまって見えます。また、服とシューズの色のトーンを合わせるのもおすすめ。このシューズだと、鮮やかな緑など、派手な原色と合わせてもかわいいですよ!」

 

他では見かけない、淡いネオンカラーがポイント!
プーマ「ディヴィエイト ニトロ ワイルドウォッシュ ウィメンズ」

プーマ「ディヴィエイト ニトロ ワイルドウォッシュ ウィメンズ」1万9800円

反発性とクッション性に優れた軽量のソールや、あらゆる路面に対応するグリップ力抜群の靴底などが特徴。プーマの最新テクノロジーが詰まった一足です。「淡いネオンオレンジが、他ではあまり見かけない絶妙なカラー。白のワンピースと合わせると爽やかな装いになりそうです。単色の服との相性がいいと思います」

 

ランニングのときはもちろん、オフのときにもおしゃれに履くことができるお気に入りの一足を、ぜひ探してみてください。

 

【プロフィール】

ランナーズパルス編集長 / 南井正弘

スポーツシューズブランドのプロダクト担当として10年勤務後ライターに転身。「フイナム」「Number Do」「モノマガジン」「OCEANS」「SHOES MASTER」を始めとした雑誌やウェブ媒体においてスポーツシューズ、スポーツアパレル、ドレスシューズに関する記事を中心に執筆している。主な著書は「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」など。ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長も務めている。

「Runners Pulse」https://runnerspulse.jp/

 

「GORE-TEX PACLITE(R) Plus プロダクトテクノロジー」を採用したカリマーの新作レインギア!

イギリス発のアウトドアブランド「Karrimor(カリマー)」から「GORE-TEX PACLITE(R) Plus プロダクトテクノロジー」を採用した、アクティブ思考のレインギアが登場しました。GORE-TEX PACLITE(R) Plus プロダクトテクノロ ジーとは、耐久性に優れ、肌離れしやすい快適な着心地を実現する2層構造の防水透湿素材です。軽量でコンパクトかつ、裏地のない2層構造のファブリックスで、防水耐久性や防風性、極めて高い透湿性を備えています。これから雨が気になる季節にもなるので、今回はカリマーの新作「G-TX パックライト プラス ジャケット」を紹介します。

 

【カリマー「G-TX パックライト プラス ジャケット」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

立体パターン設計で身体の動きを妨げない!

G-TX パックライト プラス ジャケットは、あらゆるフィールドにおいてのアクティビティを快適にすることを目的としたアウターです。ファストパッキングやスピードハイクを想定して開発され、着用時のストレスを軽減する立体パターン設計で仕立て、さらに携帯しやすいパッカブルデザインを採用しています。

↑ボディには「GORE-TEX PACLITE(R) Plus プロダクトテクノロジー」を採用。GORE-TEXプロダクトの掲げる“GUARANTEED TO KEEP YOU DRY TM”プロミスによって、大雨でも身体をドライな状態にキープしてくれます

 

↑肌離れしやすい快適な着心地を実現しているのは、凹凸状の耐摩耗加工が施されているから。ショートスリーブのシャツの上に直接重ね着しても快適そのもの

 

↑立体パターン設計で身体の動きを邪魔しません

 

↑ファスナーのレールにラバーを配した止水仕様で、雨水の侵入もシャットアウト

 

↑ヘルメット対応のフード設計で、ワンハンドでフィット感を調節できます

 

↑携帯性に優れたパッカブル仕様でコンパクトに収納できるから、普段の携帯にも便利ですね

 

 

ハイテク素材を用いて、カリマーがこれまでに培ったアウトドアフィールドでの優れた機能性やディテールワークを加えて完成された、珠玉の一着へと仕上げられています! 汗をかく季節はどうしても内側がペタッと張り付く感じがしていましたが、GORE-TEX PACLITE(R) Plus プロダクトテクノロジーならそれを軽減できそうです。山行時の急な天候の変化による過酷な状況下でも、その真価を発揮し続けます。これからの本格レジャーに向けて、入手しておくべき1着かと。今回紹介している、シルバーグレーを含め全3色展開です。

カリマー

G-TX パックライト プラス ジャケット

3万6300円(税込)

 

ユニクロのジーンズが好き! 新しくラインナップされたジーンズを紹介します

価格もクオリティも大満足で毎週、いや毎日通ってしまうほど楽しい魅力にあふれた“家族みんなの味方”的ショップ「ユニクロ」。今季もほかでは買えない良質なカジュアルが豊富に登場しています。今回は、そんなユニクロの中でも人気を誇る、ジーンズのラインナップを紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

圧倒的な支持率! 国民的ジーンズ新ラインナップ

同社調査によると20代男女の4割近くが「ユニクロのジーンズが好き」と回答。価格以上の本格的なディテールで、若者はもちろん本物志向の本誌読者世代にもファンが多いハズ。ここでは目玉商品をチェックしていきましょう!

 

スウェットライクな新感覚ジーンズが進化

EZYウルトラストレッチジーンズ

3990円 カラバリ:全3色

EZYジーンズがウルトラストレッチ素材でさらに快適に。本格デニムの見た目はそのままに、裏面のパイル状の糸をタテ方向に変えることで肌当たりがより滑らかに生まれ変わりました。

 

↑インディゴ染めしたリブ素材を使用したイージーウエスト仕様。ドローコードでフィット感を自分好みに調整できます

 

スキニーフィットの常識を覆した細ラクデニム

ウルトラストレッチ スキニーフィットジーンズ

3990円 カラバリ:全5色

ウルトラストレッチジーンズ史上最高のストレッチ性を実現。マットな質感のボタンや主張しすぎない落ち着いたトーンのステッチカラーが、洗練されたデニムスタイルを叶えます。

 

↑特殊なヨコ糸が驚きのストレッチ性を実現。テーパードは強めながら、膝の曲げ伸ばしの際の突っ張り感は皆無です

 

旬なカラーが揃うイージー仕様のスキニーモデル

ウルトラストレッチ スキニーフィットカラージーンズ

2990円 カラバリ:全6色

ブラウンやオリーブなどのトレンドカラーを豊富に展開するカラージーンズ。ウルトラストレッチ素材で締め付けが少なく、着用感はスキニーフィットとは思えないほどラクです。

 

↑ウエストには取り外し可能なドローコードを搭載。ベルトなしのリラックススタイルにも対応できるのがうれしい

 

リアルなユーズド感と快適な穿き心地を両立

スリムフィットジーンズ

3990円 カラバリ:全4色

ナチュラルな加工に合わせて、インディゴの染色濃度を調整した新素材にアップデート。股上をベーシックなミドルライズに設定したことで、穿きやすさも向上しています。

 

↑ボタン、リベット、ステッチカラーなどの仕様も見直し。ビンテージジーンズのディテールをリアルに再現しました

 

日本が世界に誇る高品質なカイハラデニムを使用

レギュラーフィット ストレートジーンズ

3990円 カラバリ:全3色

美しいシルエットと環境に配慮した加工技術を採用した定番モデル。カイハラ社の国産13.5オンスデニムを使い、独自開発のムラ染め染色によって深みのある風合いを実現しました。

 

↑ポケットは前後とも少しだけ高めにレイアウトしているのが特徴。腰の位置を高く見せることで脚長効果を期待できる!!

【22SS 個店的トレンド】80〜90年代のオルタナティブ・ロックバンド(LILY 加藤宏輔さん)

大きな傾向としてのトレンドがある一方、ファッションを楽しむうえでもう一つ知っておきたいのが「個店的トレンド」。とは、まったくの造語ですが、お店を一人切り盛りする店主の、いわば個人的な気分。ともすればトレンドのど真ん中じゃないけど、ちょっと脇道に逸れることで自分なりのファッションの楽しみ方のヒントが得られるかも。もちろん新しい物との出合いも。そして今年の春夏にほしいアイテムも! ということで、今回お話を聞いたのは代々木上原『LILY』の店主、加藤宏輔さん。今気になっているトピックやアイテム、着こなしとは?


加藤 宏輔(LILY 店主)
閑静な代々木上原に位置しながら、アメリカのカルチャーを強く感じさせる独自のセレクトに定評がある『LILY』の店主。大の音楽好き、映画好きでもある。

ーーLILYさんの、22SSの全体像みたいなものはあるんですか。

元々アメリカが好きなんで、今のトレンド的にも、もう一回アメリカ物をメインに仕入れていこうかなって。それは別にメイド イン USAに限らず、自分がアメリカっぽいと思うもの。例年通りヨーロッパ物も仕入れているんですけど、今季はアメリカ物の比率が高いですね。

ーーその背景にはなにかあったんですか。

う〜ん、やっぱりコロナの影響は大きいですね。みんな、人に合う回数が減った分、周りの目を気にしすぎることもなくなった。自分がカッコいいと思うファッションができるようになった。それって、オルタナティブなことだと思っていて。メイントレンドではなくて、もう一つの価値を大切にするっていうか。それに感化された部分もあって、「自分も初心に立ち返ろう」「アメリカっぽいものを濃くしよう」と思ったのが22SSですね。

オルタナティブ・ロックとしての
〈ワラワラスポーツ〉のベースボールT

〈ワラワラスポーツ〉のベースボールT ¥5,390(LILY)

ーーで、22SSのLILY的トレンドとして挙げられたのが、こちらのベースボールTと。

僕の中のアメリカのイメージって、80〜90年代のオルタナティブ・ロックバンドなんです。特にSonic Youth、Dinosaur Jr.。あとは、売れる前のRed Hot Chili Peppersとか。それまでのロックバンドはスーツにネクタイをつけていたのが、急にどカジュアルな装いになった。そのピースを埋める一つのアイテムとしてのベースボールTです。

ーーアメリカの匂いがプンプンしてきますね。

ボックスシルエットとかステッチの感じとか、THE・アメリカって感じですよね(笑)。ブランドは〈ワラワラスポーツ(WALLA WALLA SPORT)〉と言って、アメリカンアスレチックを背景に持つカットソーブランドなんです。タフな物作りと、良心的な価格が特徴的で。

ーー現地のスーパーに並んでいそうな雰囲気です。

その感じですよね(笑)。改めてフィーチャーするまでもないんだけど、チャンピオンのリバースウィーブのようにアメカジのお店に行ったら必ずあったアイテムだよね、改めて見るとやっぱりいいよねっていう。その感じが、アメカジが盛り上がってるファッションシーンで、今いいなあと。今季の主力のTシャツとして、うち的には押し出していきたいアイテムです(笑)。

ーーLILYさんならではの着こなしのイメージは?

ミクスチャーですね。単体で見たらどアメカジなアイテムを、全体で雰囲気を作っていくというか。例えばこれはインディアンジュエリーが肝。もちろんサイジングを大きくするだけでも雰囲気は出るんですけど、ジュエリーをつけることでスポーティなアイテムに奥行きが出る。カルチャーのミックスがポイントです。ちなみに大きなサイズ選びはマスト。7分丈カットソーのジャストサイズで着るのって、かなり危険なので。僕でXLを着ています。

西海岸ロックバンドのユニフォームとしての〈ノーマティーディー〉のオープンカラーシャツ

〈ノーマティーディー〉のオープンカラーシャツ ¥25,300(LILY)

ーーお次は〈ノーマティーディー(NOMA t.d.)〉のオープンカラーシャツですね。

最近では〈ステューシー(STUSSY)〉とコラボしたり、NBAのレブロン・ジェームスがスウェットパンツを履いていたりと話題になっていますが、うちでは6年くらい前から取り扱っているブランドです。まだ知ってる人が知ってるブランドといった感じですが、もっと認知されてもいいブランドかなと。でも、火がついたら一気に人気が出そう。

ーーこの刺繍すごいですね。狂気を感じます。

すごいですよね。これ全部、手刺繍です。しかも前身頃だけでなく、後ろ身頃も。染めも職人さんがハンドダイでやっていて、かなり贅沢な一枚です。もちろんこの一枚だけでなく、展開する全てのアイテムにノーマのこだわりが感じられるんです。

ーー着こなしのイメージはどんな感じですか?

古着のデニムを合わせたいですね。それこそ西海岸のロックバンドがやっていそうなイメージ。ただ、それを全部まんまやっちゃうのは違うなと。それをあえて上等な〈ノーマティーディー〉のシャツでやるのがいいんです。デニムは〈サニーサイドアップ〉のもので、2本の古着を1本のデニムとして再構築しています。これまたやっていることがすごい。どちらも今季のうちのスタイルにはなくてはならないアイテムですね。

LILY
住所:東京都渋谷区西原3-20-13
営業:12:00 ~ 21:00
電話:03-6407-0668
Instagram

まるでフロントポケットのような使い勝手が魅力のマスターピースの万能ミニバッグ!

サコッシュ人気から飛び火してミニショルダーも人気の昨今、スマホやちょっとした小物をサッと収納して、手軽にお出かけできてしまう小型バッグの需要は高いですね。そんな小型バッグで良いヤツをまたまた見つけてしまいました。それが、マスターピースの「フェイス フロントパック」です!

 

【マスターピース「フェイス フロントパック」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

アウター内部に重ねてもかさばりにくい!

本体素材は高撥水・透湿度 8500g/24hrレベル、耐水圧11000mmレベルの防水機能を備えています。中層にある特殊微多孔質膜フィルムには1〜30マイクロメーターの非常に細かい孔があり、これにより水滴を防ぎながら蒸気を放つことが可能となっています。

 

また巾着型のボトルポケットがあり、コンパクトなサイズにもかかわらず、メインコンパートメントと飲料ボトルを分けて持つことができるのです。タオルホルダーとして使用できるナイロンストラップやカラビナなども付属していて、お好みで使用シーンが広がります! コンパクトなルックスとは裏腹な、充実の収納力と機能性がとても魅力的。

↑ボディには透湿・防水性能に優れた3レイヤーナイロンを使用していて、バッグ内の環境を快適にキープ

 

↑メインコンパートメントのほかに巾着状のポケットを備えています

 

↑フロントフラップの内部もポケットとして機能します

 

↑カラビナとナイロンストラップが付属して、タオルホルダーとして使えます

 

↑身体にフィットするので、アウターの内側に着用してもかさばりにくくなっています

 

着用した際に、身体にピッタリと沿うような形状になっていて、まるでフロントポケットのような感覚で使えるようデザインされたフロントパック。手ぶらで気軽にお散歩したいなんて時、とても便利なヤツです! カラーは全5色展開、同じデザインのレザーバージョンもありますよ。

マスターピース

フェイス フロントパック

1万4850円(税込)

■サイズ:W340×H225×D95mm

 

春トートのおすすめは「バゲットトート」。〈テンベア〉の名品を改めてチェック!

いよいよ4月。外出する機会も増えてきた今、春らしいバッグを探している方は多いはず。コーディネートに爽やかな印象をプラスしてくれるキャンバス地のトートバッグはその筆頭ではないでしょうか。

今回は国産ブランド〈テンベア〉の看板アイテム「バゲットトート」に改めて注目。一見するとオーセンティックなキャンバストートの佇まいですが、実はオリジナリティにあふれた一品です。今回はジャーナルスタンダードがカラー別注したバゲットトートを例に取ってご紹介!


夜中のアイデアを形にしたロングセラー


TEMBEA×JOURNAL STANDARD / 別注 BAGUETTE TOTE LARGE ¥14,300

 

そもそも〈テンベア〉がバッグブランドとして産声を上げたのは2004年。当時、デザイナーの早崎氏が自身で使いたいと思えるバッグがなくて作ったのがそのきっかけです。早崎氏の要件定義はざっくり2点。電車に乗る時に邪魔にならず、しっかりと荷物が入る縦長のサイズであること、そして“トートバッグあるある”とも言える、ハンドルの片側のみが肩からずり落ちる現象を解消することでした。

その結果「ハンドルを一本にして片側に寄せる」というアイデアを思いつき、製品化したのが今回のバゲットトートです。夜中にふと思いつき、翌日に早速サンプルを作ってみたらすごくいい出来だったそう。ハンドルを大胆に一本のみにすることで、従来のトートより肩掛け時に中身が取り出しやすくなったのもポイント。記念すべきブランド第1号のバッグとして現在もロングセラーを続けています。

 

新たな視点での使い心地を追求した結果、デザインとしてのオリジナリティも獲得したのがバゲットトートというアイテムのおもしろさ。主張するデザインではないにも関わらず、片側のみのハンドルと独特の縦長のフォルムは街中でも「あ、テンベアのバゲットトート!」と見分けられるほど。インラインでは計4種類のサイズ展開ですが、個人的なおすすめはメンズが持ってもサマになる今回のラージサイズです。

 

ジャーナルスタンダードの別注ではブラウン×ネイビー、グリーン×ナチュラル、ネイビー×ナチュラルの3色を展開中。
一本のみのハンドルは手持ち時のルックスもユニーク。

先日、たまたま筆者の最寄り駅で使っているメンズの方を見かけたこともあり、個人的にもかなり気になっている一品です。シンプルなデザインのキャンバストートとしては〈エルエルビーン〉を真っ先に思い浮かべますが、より新鮮さを求めるなら〈テンベア〉のバゲットトートも強力なライバルになりそう。この春トートの新調を検討している方はぜひチェックしてみては?

詳細をチェック!
TEMBEA×JOURNAL STANDARDの別注バゲットトート(ラージサイズ)

JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店(Men`s)〒150-6108
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア8階
営業時間:10:00 ~ 21:00電話番号:03-6434-1097

これで雨の日もバッチリ! ゴアテックス搭載のコンバース「オールスター」ローカット

昨今人気なのがゴアテックス仕様のスニーカー。1足あれば、突然の雨天でも困ることはありません。定番スニーカーとして人気のコンバースにも、ゴアテックス仕様のスニーカーは多数あり、ゲットナビウェブでもたくさん紹介してきました。今回は、コンバースから新たに登場した「オールスター 100 ゴアテックス RF OX」を編集部員・野田が試し履きしてみましたよ。

 

雨の日もバッチリ対応可能な機能的スペック搭載

コンバースの定番スニーカー「オールスター」。コーディネートを問わない定番ファッションとして、男女共に不動の人気を誇っています。しかし、オールスターの歴史は深いです。少しだけ、その歴史について触れさせていただきます。

 

初代オールスターが誕生したのは1917年。元々はバスケットボールシューズとして開発され、ハイカットモデルが人気を博し、ローカットモデルなど様々なファッションスニーカーが生まれました。さらに現在では、オールスター誕生100周年を記念したライン「オールスター 100」もあります。これは従来のオールスターとは違い、ヒールラベル、REACTインソール、オリジナルアウトソールと進化しています。

 

今回私が試し履きした、「オールスター 100 ゴアテックス RF OX」もオールスター 100のライン。さらに、ゴアテックスメンブレンを搭載しています。名前だけ聞くと、なんかスゴそうな感じ。

↑「オールスター 100 ゴアテックス RF OX」 1万6500円(税込)。カラーはブラックとホワイトの2色展開

 

ゴアテックスは、表地、メンブレン、裏地というように3枚の生地を貼り合わせた構造になっています。表地はメンブレンの保護や、生地の厚みを増やして摩耗に強くする役割などを担っています。裏地は着心地を良くする役割があります。

 

また、「撥水加工」のみの靴は汚れや経年劣化により撥水性能が低下しますが、ゴアテックスの生地は劣化しにくく、破れたり穴が開かない限りは浸水しないのが大きな特徴です。

↑汚れを軽減させる真鍮ハトメ。そして、リフレクター系入りのシューレースがアクセント

 

↑ヒールには品質を保証する、”GORE-TEX”のピスタグを配置。

 

↑アウトソールも防滑性を向上させた”TRACTION SOLE(トラクション ソール)”を搭載

 

↑ホワイトのスペアシューレースも付属されています。最初から付いているシューレースが気に入らなければ、交換すればよし

 

実際雨の中、オールスター 100 ゴアテックス RF OXを履いて、筆者の自宅最寄り駅からひとつ隣駅まで歩いてみました。その歩数、約5000歩。普通のスニーカーであれば雨が染み込んできて、ソックスが濡れ、足がムレて気持ち悪くなる。さらに言うと、従来のコンバース「オールスター」はサイドに穴があけられていることが多く、生地もキャンバスなので水がカップガプ入ってくるんですよね。しかし、オールスター 100 ゴアテックス RF OXはというと雨を弾いています。歩いた後にスニーカーをぬぎ、ソックスを見てみると濡れておらず、スニーカー内のムレもそんなに感じませんでした。ですので、雨の日特有の不快感は感じません。

↑撥水加工を施したキャンパス。リアクト カップインソールも快適で、足の疲れを感じませんでした

 

↑ゴアテックスメンブレンのライニング。雨をしっかり防ぎつつ靴内はムレにくいので、雨の日も快適な足元に

 

どんな季節であれ、足元の雨対策は必要で、晴れの日に履くようなルックスでさらに防水性を兼ね備えたスニーカーが1足あれば、突然の雨天でも困ることはありません。今年の雨の日は、オールスター 100 ゴアテックス RF OXが活躍しそうです。

 

最後にサイズ選びに関して。「オールスター 100」は、よりフィット感の高いライニングやクッションインソールを採用しているため、定番モデルと比較してややタイトなサイズ感。ですので、普段履いているサイズより1cmから1.5cm程度サイズを上げた方が良いでしょう。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

カジュアル財布派にオススメの3品。

キャッシュレス化とともにミニ財布が浸透しつつある今、「大人はレザーのほうがベター」、「人に見られるものだからブランドもののほうが安心」などなど、財布に関する暗黙の了解は以前に比べて薄れたような。例えば、“バリバリ”と呼ばれ、大人が使うのはNGと言われていたベルクロ財布も再び使用者が増えていま。

ということで、今回はファッションも財布もカジュアル派!という人に向け、FACYで見つけたおすすめのカジュアルなルックスのお財布をご紹介。

1. テンベアのミニジップウォレット


〈JOURNAL STANDARD〉【TEMBEA /テンベア】MINI ZIP ¥18,700

 

キャンバスバッグのイメージが強い〈テンベア〉ですが、意外と財布のラインナップも良いんです(失礼!)。「ミニジップ」は手のひらサイズのコンパクトな財布で、中に5つの仕切りがあるだけのシンプルな構造。一度ジップを開けるだけでカード、お札、小銭の全てにアクセスできるので面倒くさがりにはもってこいの一品です。


〈JOURNAL STANDARD〉【TEMBEA /テンベア】MINI ZIP ¥18,700

 

レザーウォレット特有の品の良さはもちろんありますが、機能性も含めて全体を見たときに程よくカジュアルなんですよね。ジップの取手がリングになっているのも個人的に好きなポイントです。ブラック、グレー、ベージュ、ブルーの4色展開なので色で遊んでみるのも良いのでは。

2.ベルーフバゲッジのハンドウォレット


〈beruf baggage〉【GEARED】HANDY WALLET ハンディ ウォレット ¥6,050

 

冒頭で触れたいわゆる“バリバリ”などのナイロン素材の財布は、レザーと違って傷の心配などがなく、ラフに扱えるのも魅力です。〈ベルーフバゲッジ〉のハンドウォレットは本体にX-PAC™を採用したアウトドア仕様の二つ折り財布。リング付きなので、ベルトループにぶら下げて使えるのもグッドです。


〈beruf baggage〉【GEARED】HANDY WALLET ハンディ ウォレット ¥6,050

 

6つのカードポケット、小銭入れ、札入れとミニマルながら収納力もバッチリ。また、小銭入れが立体的になっているのも嬉しいところ。リーズナブルなプライスなのでメインはもちろん、休日やアウトドア用などのサブ用としてもオススメです。

3.ローターのコーデュラナイロンウォレット


〈ROTAR〉CORDURA Nylon Wallet コーデュラナイロン ウォレット ¥7,150

 

ミニ財布が人気の〈ローター〉からも“バリバリ”がリリースされています。本体素材には耐久性に優れたコーデュラナイロンを採用。男心をくすぐるタフなルックス&Dカン付きというのが◎


〈ROTAR〉CORDURA Nylon Wallet コーデュラナイロン ウォレット ¥7,150

 

外側にはカードポケット×2、内側にはコインケース×2、カードポケット×7。さらに札入れには2枚の仕切り付き! 長財布にも負けず劣らずの収納力です。ミニ財布や普通のバリバリではすぐにキャパオーバーしてしまうという人には、まさにうってつけのお財布ではないでしょうか。

靴もアウトドアが新鮮です。おすすめの3足をピックアップ!

今季もトレンド継続中のアウトドアファッション。本格的なアウトドアで用いられるウエアを街で着るのはすでに自然なこととなっていますが、今年はその流れが加速。今ナウいのは、足元にもギアを取り入れること、です。ちょうど昨年からよく見かけるようになったマウンテンブーツが最たる例でしょうか。

今回は、そんなホットなアウトドア靴をFACYから3足ピックアップ。ちょうどこれからやってくる季節は白T頼り。足元を強化するべく、おひとついかがでしょう。

ファッションも楽しめるホカのマウンテンサンダル


【HOKA ONE ONE / ホカ オネオネ】 M HOPARA ¥16,500

 

ミリタリーを彷彿とさせるサンドベージュの一足は〈ホカ オネオネ〉から。水陸両用のマウンテンサンダルだけあって、排水のために切り込まれたアッパーのデザインが象徴的。ソックス履きが当然のこととして受け入れられる今、色合わせも楽しめるからファッション的にも実用的です(ネオンイエローのソックスを合わせたい!)。

様々な路面に対応する機能性はもちろんのこと、個人的にグッときたポイントは足を保護するラバートゥキャップが配されている点。サンダルにいまいち身を委ねられないのは足が露出している点にあるんですよね。でも、これなら満員電車も怖くない! 見た目の良さと機能性がばっちり融合した、アウトドア靴の好例です。

この商品を詳しく見てみる

クラシカルだからナウいビーン・ブーツ


〈L.L.BEAN〉GUM SHOES ¥17,600

 

アウトドアファッションがより先鋭化し、「レトロアウトドア」「ヘビーデューティー」などのキーワードを見かける昨今。ならば、アメリカのアウトドアブランドの老舗ブランド、〈エルエルビーン〉のビーン・ブーツも選択肢に入ってくるでしょう。1912年当時から100年以上、(ほぼ)変わらぬデザインでアウトドアを足元を支えてきた名品。今回はより履きやすい3ホールをピックアップしてみました。

改めて見ると、この一足の持ち味はやはり鈍臭い見た目でしょうか(失礼!)。防水効果の高いゴム製のボトムと、雨や雪をはじくフルグレインレザーのコンビは実にクラシカル。かつてアメリカの若者がそうしたように、週末にはキャンプ場でその実力を楽しんでみたい。街だったら、素直にデニムに合わせるのが今季的。何食わぬ顔でキレイめなジャケットのハズシとしても使ってみたいものです。

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徹底した物作り、サブソル


〈Suvsole〉Level5 TR-LO ¥28,600

 

直球のアウトドアブランドに抵抗があるなら、我らがジャパンブランド〈サブソル〉によるギア感のある一足はいかがでしょう。実用性を指向しながら、類い稀なるデザイン力と上品な素材使いで他にはないシューズを展開する同ブランド。当のアイテムも、ドイツ軍のトレーニングシューズをモチーフにしながらもまったく新しい、これがオリジンと言わんばかりの完成度を誇る一足を作ってしまいました。

本気度の高さは見た目だけにあらず。インソールには高いフィット感をもたらすブランド独自開発によるオリジナルのインソールを、アウトソールには高いグリップ力を実現するこれまたオリジナルのものを採用。さらにライニングには防水糖質素材であるeVentを、とダメ押しの一発。ご興味のある方は下記リンクからどうぞ。有意義なファッションライフをもたらしてくれること間違いなしの一足です。

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ザ・ノース・フェイスのスケートボード用バッグパックは、高い強度を誇り都市生活にも最適!

アウトドアブランドのキング「ザ・ノース・フェイス」から、スケートボードギアの運搬に特化したバッグコレクション「Wandereic(ワンダレイク)」が登場しました。スケートボードは移動手段的要素、独自のカルチャーとそこに紐づくファッション性、近年では国際的な競技としての側面もあったりと、奥の深いスポーツです。本コレクションは、アスリートが挑むあくなき探求心を長年サポートしてきた、ザ・ノース・フェイスだからこそのテクノロジーが反映されています。

 

【ザ・ノース・フェイス「Wandereic Pack 20」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

シンプル&クールで都市生活にマッチ!

ワンダレイクシリーズで展開されるのは大型のダッフルや、小物の収納に便利なポーチなど全4型。今回筆者が試したのは、バックパックタイプの「Wandereic Pack 20」です。このバッグ一番の特徴は、背面にスケートデッキを接続できる仕様・設計となっていること。これは両手が使えない移動、例えば自転車移動などの場合を想定しており、スケボーユーザーのことを考えてのアイデアですね。そしてボディは、ザ・ノース・フェイスアスリートの数々の極地遠征を支えてきた、ベースキャンプダッフルシリーズに採用されている素材なのでタフ! しかもオールブラック仕上げでクールな雰囲気へと仕上げられていますね。

↑ボディの素材には、耐久性のあるファブリックをベースに開発された高い強度を誇る素材を仕様

 

↑両サイドにはファスナー式のポケットが設けられていて、500mlサイズのペットボトルも収納できます

 

↑メインコンパートメントにはノートPCの収納にも便利なスリーブも備えています

 

↑メッシュポケットも付いていて小物の収納にも対応

 

↑フロントには2本のナイロンストラップを設けていて、スケートデッキをしっかりと固定できます

 

 

スケートボードと共存する都市生活や旅、自然までをシームレスに繋ぐバックパックWandereic Pack 20。スケートボードライフをより快適にしてくれるだけでなく、スタイリッシュに彩ってくれますね。シンプルなルックスで、普段使いにもピッタリです! Wandereicコレクションは、ザ・ノース・フェイス直営店のみでの販売となっています。

THE NORTH FACE

Wandereic Pack 20

1万9800円(税込)

■サイズ:W30×H50×D13cm ※編集部調べ

 

ザ・ノース・フェイス スタンダード
TEL:03-5464-2831

靴もアウトドアが新鮮です。おすすめの3足をピックアップ!

今季もトレンド継続中のアウトドアファッション。本格的なアウトドアで用いられるウエアを街で着るのはすでに自然なこととなっていますが、今年はその流れが加速。今ナウいのは、足元にもギアを取り入れること、です。ちょうど昨年からよく見かけるようになったマウンテンブーツが最たる例でしょうか。

今回は、そんなホットなアウトドア靴をFACYから3足ピックアップ。ちょうどこれからやってくる季節は白T頼り。足元を強化するべく、おひとついかがでしょう。

ファッションも楽しめるホカのマウンテンサンダル


【HOKA ONE ONE / ホカ オネオネ】 M HOPARA ¥16,500

 

ミリタリーを彷彿とさせるサンドベージュの一足は〈ホカ オネオネ〉から。水陸両用のマウンテンサンダルだけあって、排水のために切り込まれたアッパーのデザインが象徴的。ソックス履きが当然のこととして受け入れられる今、色合わせも楽しめるからファッション的にも実用的です(ネオンイエローのソックスを合わせたい!)。

様々な路面に対応する機能性はもちろんのこと、個人的にグッときたポイントは足を保護するラバートゥキャップが配されている点。サンダルにいまいち身を委ねられないのは足が露出している点にあるんですよね。でも、これなら満員電車も怖くない! 見た目の良さと機能性がばっちり融合した、アウトドア靴の好例です。

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クラシカルだからナウいビーン・ブーツ


〈L.L.BEAN〉GUM SHOES ¥17,600

 

アウトドアファッションがより先鋭化し、「レトロアウトドア」「ヘビーデューティー」などのキーワードを見かける昨今。ならば、アメリカのアウトドアブランドの老舗ブランド、〈エルエルビーン〉のビーン・ブーツも選択肢に入ってくるでしょう。1912年当時から100年以上、(ほぼ)変わらぬデザインでアウトドアを足元を支えてきた名品。今回はより履きやすい3ホールをピックアップしてみました。

改めて見ると、この一足の持ち味はやはり鈍臭い見た目でしょうか(失礼!)。防水効果の高いゴム製のボトムと、雨や雪をはじくフルグレインレザーのコンビは実にクラシカル。かつてアメリカの若者がそうしたように、週末にはキャンプ場でその実力を楽しんでみたい。街だったら、素直にデニムに合わせるのが今季的。何食わぬ顔でキレイめなジャケットのハズシとしても使ってみたいものです。

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徹底した物作り、サブソル


〈Suvsole〉Level5 TR-LO ¥28,600

 

直球のアウトドアブランドに抵抗があるなら、我らがジャパンブランド〈サブソル〉によるギア感のある一足はいかがでしょう。実用性を指向しながら、類い稀なるデザイン力と上品な素材使いで他にはないシューズを展開する同ブランド。当のアイテムも、ドイツ軍のトレーニングシューズをモチーフにしながらもまったく新しい、これがオリジンと言わんばかりの完成度を誇る一足を作ってしまいました。

本気度の高さは見た目だけにあらず。インソールには高いフィット感をもたらすブランド独自開発によるオリジナルのインソールを、アウトソールには高いグリップ力を実現するこれまたオリジナルのものを採用。さらにライニングには防水糖質素材であるeVentを、とダメ押しの一発。ご興味のある方は下記リンクからどうぞ。有意義なファッションライフをもたらしてくれること間違いなしの一足です。

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現役スタイリストが選ぶベストバイアイテムは、3シーズン着回せるデサントの「ダウンジャケット」

スティック掃除機や自動調理鍋、完全ワイヤレスイヤホンなど、お馴染みの評論家やインフルエンサーたちが「いま欲しいモノ」を独自の視点で番付する企画。今回は、現役のスタイリストが選んだアウターアイテムを紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

シーンによって保温力を調整できる無二のアウター

 

 

ダウンジャケット

デサント オルテライン

2 IN 1 INTEGRATED DOWN JACKET

7万1500円

取り外せるダウンベストを組み合わせた、2 in 1ダウンジャケット。アウターには、耐水性・透湿性などに優れた素材を採用し、快適な着用感を実現しています。また、ライナーダウンベストに搭載したエアバルブで手軽に保温力を調整できます。

 

ダウンベストとしても着回せる

様々な媒体で活躍するスタイリスト・佐々木 誠さんは、デサント オルテラインから登場した本品の万能さに驚いたといいます。

 

佐々木「ライナーベストに装備したバルブで空気量を調節してダウンのボリュームや、気温に応じて保温力を自由に変えられるのが特徴。寒い冬にダウンジャケットを着たが電車に乗ったら暑い、といった経験ありますよね。コレならバルブで空気を抜くだけで、暖房が効いた車内でも過ごしやすそう」

↑3色のカラバリがあります

 

ミニマルなデザインも、スタイリストのお眼鏡に適ったそうです。

佐々木「都会的でクリーンな印象を演出できるため、ビジネスシーンでも活躍します。羽織ったときに、スーツのジャケットが隠れるくらいの丈感だとなお良いですね。アウターから取り外して、ライナーのベスト単品でも使えるのが魅力。気温や環境に合わせて対応できるので秋から春にかけた3シーズンで着回せ、コーディネートの幅が広がります! 」

 

↑秋、冬、春と3シーズン着回せます

 

 

↑3レイヤー素材のダウンジャケットと、取り外し可能なダウンベストがセット。ベストにもポケットを備えており、収納力が高いのがポイント

 

<私はこう使う>保温力をすぐ変更できる手軽さが画期的

佐々木「ハイエンドプロダクトながら華美すぎず、街着からアウトドアまでシーンレスに活躍する同商品。面倒な着脱をせずに保温力をその場で変えられるので、気温が安定しない時期にも重宝しそうです。」

 

<佐々木さんの買い物リスト:コレも欲しい! >

クルーネックセーター

アンデルセンアンデルセン

THE NAVY CREWNECK 5GG NATURAL TAUPE

実売価格4万6200円

冬でもインナーはコレだけで過ごせる、ローゲージの肉厚なセーター。耐久性と動きやすさを兼ね備え、型崩れもしにくいので着心地抜群です。一生モノとして長く愛用したい!

 

↑ポルトガル原産のメリノ種の羊毛を使用。ウール本来の色を生かすため一切染色を行わず、ぬくもり感がある落ち着いた自然な風合いに

 

選んだのはこの人!

スタイリスト 佐々木 誠さん

雑誌やウェブで活躍。ファッション分野のほかにもインテリアや雑貨など幅広いジャンルのスタイリングを行う。

今欲しいのはショート丈!この春ショップが推すブルゾン4選

ここ何年も主流だったロング丈のアウターを見慣れた今、特に新鮮に見えるのがショート丈のアウター、いわゆるブルゾンです。言うまでもなく、ロング丈より動きやすいブルゾンはコーディネートに春らしい軽快さが加わるのがポイント。今回はこの春各ショップが推す4着をピックアップしました!

最新のゴアテックス生地 × ハリントンジャケット


+phenix × EDIFICE by 迷迭香 / 別注 GORE-TEX ハリントンジャケット ¥41,800

 

今期、各ショップの店頭でよく見かけるブルゾンのひとつがハリントンジャケット。一般的にはクラシックな印象が強いアイテムですが、EDIFICEが別注を依頼した〈プラスフェニックス〉は最新の機能素材を採用することで現代的にアップデート。軽量性と快適性に特化した“GORE TEX INFINIUM”は従来のゴアテックスにはない、しなやかな着心地が特徴です。ファッション目線で見ても独特の生地のハリ感がかっこいい一着。

EDIFICE 新宿店〒160-0022
東京都新宿区新宿3-31-9
営業時間:11:30 ~ 21:00電話番号:0353665481

英国製でアンダー1.5万。実力派ファクトリーブランドの一着


PENNY FARTHING / HARRINGTON JACKET ¥13,200

 

よりハリントンジャケットのルーツに近い一着に目を向けるなら〈ペニーファーシング〉も外せません。ドッグイヤー型の襟やフラップ付きのポケット、タータンチェックの柄を配した裏地など、いかにもハリントンジャケットらしいディテールが満載の一着です。聞き慣れないブランド名ですが、その出自はあの〈バラクータ〉と同じく英国。知名度を売りにしないファクトリーブランドならではのお手頃過ぎるプライスも嬉しいポイントです。すでに店頭でも大好評とのことで、残りはオリーブのLサイズのみ。

HUNKY DORY NAGOYA〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須3-13-9アンドール大須ビル1F-D
営業時間:12:00 ~ 19:00電話番号:0522513390

NB好きは見逃せない別注ブルゾン


New Balance / 別注 MET24 HARRINGTON JACKET ¥26,400

 

「足元はNB派」という方にはEDIFICE別注による〈ニューバランス〉の一着がおすすめ。NBのシューズを美しく見せることをコンセプトに掲げたセットアップコレクション“MET24”の一型です。インラインはブラックカラーのみの展開ですが、今回EDIFICEが別注したのはより上品な雰囲気のネイビーカラー。もちろん同シリーズのパンツとの相性は抜群です。店頭でも好評と語る各店スタッフの着こなしを一挙に紹介したこちらの記事も併せてどうぞ。

EDIFICE スクランブルスクエア店〒150-6107
東京都渋谷区渋谷2-24-12
営業時間:10:00 ~ 20:00電話番号:0364273042

春でも着られるアダムエロペ流MA-1


ADAM ET ROPE’ / MA-1 ブルゾン ¥19,910

 

ブルゾンといえば人気が再燃しているMA-1も外せません。とはいえ、今ほしいのは防寒性のある中綿入りではなく、もっと気軽に羽織れるタイプ。アダムエロペがこの春リリースした一着は、スーツやドレスのニュアンスが漂う上品な生地をゆったりしたシルエットに落とし込んでいるのがポイントです。着丈を長めに取ってバランスを整えているので、いわゆるMA-1の野暮ったいシルエットが苦手な方には特におすすめです。

ADAM ET ROPE’ 渋谷パルコ HOMME〒150-8377
東京都渋谷区宇田川町15-1
営業時間:10:00 ~ 21:00電話番号:00367127949

「イェール大学」のJS別注カレッジスウェットは全てが新鮮です!

アイビーリーグに名を連ねる、アメリカの名門私大イェール大学。アパレルの人気も高く、ヴィンテージのカレッジスウェットは近年価格が高騰していることでも有名です。

この春、そんなイェール大学にフィーチャーしたコレクションがジャーナルスタンダードにて発売。バーシティジャケット、ヘンリーネック、スウェットパンツなどなど、今季のアメカジ気分にもってこいな5アイテムが展開されています。


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 スナップバーシティスウェット ¥17,600

 

今回の別注コレクションは全て裏毛スウェット! ということで、トレンドのバーシティジャケット(スタジャン)もスウェット生地で登場。この春よく見かけるナイロン素材のバーシティジャケットとはまた違った雰囲気で新鮮です。


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 スナップバーシティスウェット ¥17,600

 

カラーはグレー、ネイビー×グレーの2色展開。フロントの刺繍のデザインが違ったり、グレーの方はバックプリント入りだったりと、カラーによってデザインが変わっているのがポイント。スタジャンらしい2トーンを選ぶか、スウェット感強めの単色を選ぶか、これは悩みどころです……。


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 リンガースウェット ¥12,100

 


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 ハーフジップスウェット ¥14,300

 


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 ヘンリースウェット ¥13,200

 

スウェットシャツはトレンド感のあるリンガーネック、ハーフジップ、ヘンリーネックの3型がラインナップ。ハーフジップにはまだ馴染みがありますが、リンガーネックとヘンリーネックのスウェットは珍しい! とはいえ、デザインはシンプル。いつものクルーネック感覚で取り入れられるのでハードルはそんなに高くないかと。


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 リンガースウェット ¥12,100

 


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 ハーフジップスウェット ¥14,300

 


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 ヘンリースウェット ¥13,200

 

リンガーネック、ハーフジップはグレーとネイビーの2色、ヘンリーネックはグレーのみの展開。リンガーネックはバーシティジャケットと同じくカラーによってデザインが変更してあります。


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 スウェットパンツ ¥12,100

 

全アイテムとセットアップで使える裏毛スウェットパンツは、イージーパンツ型でリラックス感のあるシルエット。左ポケット付近にやや大きめな刺繍入りです。


〈JOURNAL STANDARD〉【YALE×JOURNAL STANDARD】別注 スウェットパンツ ¥12,100

 

クルーネックやフーディーとのスウェットセットアップはともすると野暮ったい(ご近所っぽい)印象も与えてしまいますが、今回の別注コレクションのトップスたちとなら街着っぽく見せられるはず。どの組み合わせでもアンダー3万なので、スウェットセットアップに興味ある方はセット買いがおすすめです。


イェール大学のジャーナルスタンダード別注コレクションは全国のジャーナルスタンダードで発売中。FACYなら事前に各店舗の在庫をチェックできます。お店に行く前にショップへ質問できる便利な機能もあるので、ぜひご利用ください!

JOURNAL STANDARD 渋谷スクランブルスクエア店(Men`s)
〒150-6108
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号渋谷スクランブルスクエア8階

営業時間:10:00 ~ 21:00
電話番号:03-6434-1097

家族でお揃いが楽しめる! 「ミッフィー」とコラボレーションした「LA ローラン」

デサントジャパンは、「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」より、小さなうさぎの女の子のキャラクター、「ミッフィー」とコラボレーションした「LA ローラン」シリーズのスニーカーを発売。

 

le coq sportifは、1882年にフランスで生まれたスポーツブランドで、今年で生誕140周年を迎えます。その誕生の記念として、今回世界中の人々に長く愛され続けている絵本の主人公であるミッフィーと、le coq sportifのLA ローランとのコラボレーションを実現。デザインは、ミッフィー誕生のおはなしの絵本『ちいさなうさこちゃん』をコンセプトにストーリーを表現しており、親子お揃いで履けるスニーカーとしても楽しめます。

↑「LA ローラン SL MF」8250円(税込)

 

↑「LA ローラン F MF」6050円(税込)

 

『ちいさなうさこちゃん』の絵本の内容をもとに、アッパー部分には生まれたばかりのミッフィーと疲れて眠ってしまった ミッフィーの姿を、また、インソールにはお祝いに駆けつけた動物たちをデザインし、生まれてきてくれたことに「おめでとう」「ありがとう」の気持ちが込められています。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

能動的に動きたい貴方に。ルコックスポルティフ「ヘランカ」で過ごす最新の「おそと時間」と「おうち時間」

新たな生活様式の中で重宝するのが、ライフスタイルウェア、トレーニングウェア両方のシーンで活用できるフレキシブルなウェアです。今回は、オン・オフ“二刀流”の活躍が期待できるルコックスポルティフの「ヘランカ」シリーズを自宅でのテレワークが多い30代ライターが実際に着用。使用感をレビューしていきます。登場してもらったのは山下貴將さん。スポーツメディアを中心に幅広く活動しています。

山下貴將プロフィール:取材時以外は、一週間のうちほとんど(4日ほど)テレワーク。コロナ前はジムに通っていたものの、最近は感染症対策の影響もありジムに通わず。月に1〜2回の草野球と日常的な軽いストレッチ程度。仕事での悩みは、肩こり・腰痛。基本的に仕事とライフスタイルの境目がないこと(いい部分でもある)。洋服は急な取材が入ってもいいように、ある程度見た目が崩れすぎないものを好む。仕事の時短につながるガジェット系などは積極的に購入していた影響もありプライベートでも、ガジェット系は好き。デザインはシンプルなものを選びがち。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

 

ルコックスポルティフの「ヘランカ」という答え、あります!

ルコックスポルティフから発売中の「ヘランカ」は、優れたストレッチ性と独特な風合いが特徴のバルキニーニット素材を用いたシリーズ。1960年代に、ナイロン糸を特殊加工してジャージとして採用していた当時の商品は、最高級品として親しまれていたのだそう。そんな伝統的な素材が、品質の安定しやすいポリエステル製で現代風にアレンジされて登場しました。

↑ヘランカシリーズは多様なラインナップを用意。メンズだけでなく、ウィメンズのラインナップもあります

 

コットンのような風合いを、特殊加工した上質なポリエステルで再現。コットン製の商品よりもシワになりにくく、型くずれしにくい、速乾性の高いウェアはスポーツやトレーニング時の着用にも最適です。シャツは独特のモチッとした柔らかい肌触りながら、非常に軽く快適な着心地を実現しています。

 

また、野暮ったくなりがちなジャージはすっきりとしたシルエットに仕上がっているため、おうちトレーニングはもちろんちょっとした外出やランニング、ジョギングの際に着用してもスタイリッシュな印象を与えることができます。

↑膨らみのある高品位な表面感と滑らかな肌触りを併せ持ちます

 

ルコックスポルティフの「へランカ」を着て過ごす日常

【ストレスフリーな在宅ワーク】

在宅ワークといえども、日中のテレカンやオンラインミーティングが多いため、仕事中の身だしなみを整えるのは必須。そんな時に役立つのがポロシャツです。

↑ルコックスポルティフ サンスクリーンヘランカポロシャツ 6930円、エアスタイリッシュパンツスパンライクウーブン8690円/他スタイリスト私物 ※すべて税込

 

「リラックスしながら仕事をするには、コットン製の分厚いタイプよりも軽くて着心地の良いスポーティーなタイプが好みです。ただ、あまりにスポーティーすぎると、見た目の印象がラフになりすぎるのが悩みどころでした。今回試した『サンスクリーンヘランカポロシャツ』は、ほどよいカジュアルさと着心地の良さを兼ね備えた優れ物ですね。

 

ポリエステル100%のポロシャツはとても軽く、ストレッチ性も抜群なので、襟付きなら1日中着ていてもまったくストレスがありません。また、胸元のブランドロゴと襟のトリコロール配色はシンプルでスポーティーながら、ラフな印象を与えない絶妙なカジュアル感。ジーンズやチノパンと合わせてもスタイリッシュなコーディネートになりそうなので、春先の外出ならこのスタイルでも十分対応できそうです」(山下さん)

↑「サンスクリーンヘランカポロシャツ」はストレッチ性に優れているだけでなく、太陽光の熱を遮ることでウェア内の温度上昇を抑える「サンスクリーン機能」も搭載。パンツはヘランカシリーズとは別の、定番のエアスタイリッシュパンツを着用

 

【オンラインセミナーに参加】

動画を見るだけのオンラインセミナーは、日中の仕事時よりもリラックスした装いで楽に受講したいところ!今回は「ヘランカ」シリーズの中でも最もラフな「ヘランカショートスリーブシャツ」を着てセミナーに参加してみました。

↑ルコックスポルティフ ヘランカショートスリーブシャツ 4400円、エアスタイリッシュパンツスパンライクウーブン 8690円 ※すべて税込

 

「まず感じたのが肌触りの良さ。薄すぎず厚すぎない、程よい厚みの生地がとても柔らかいことに驚きました。また、ソファーで横になったりしていると、型崩れが気になるところですが、起き上がった時にシワになっておらず、着用した時と同じフォルムでした。センターに大きくプリントされた、ルコックスポルティフのブランドロゴもお気に入りポイントです」(山下さん)

↑丸みのあるドロップショルダーが印象的なシルエット。シャツの両裾にスリットをいれることで可動性も高く、スポーツシーンでの着用にもぴったり。エコな再生ポリエステルを使用。パンツは上のコーディネートと同じく、定番のエアスタイリッシュパンツを合わせました

 

【空き時間におうちトレーニング】

在宅ワークが続き、運動不足気味ということもあり最近では空き時間でちょっとした「家トレ」をしている山下さん。トレーニングチューブやバランスボールを使えば、狭い空間でも十分なトレーニング効果が期待できます。もちろん、家着のままでもいいのですが、しっかりとジャージに着替えることで、やる気スイッチを入れるのが運動を長続きさせるコツ!この日着用したのは「ヘランカウォームアップジャケット」「グランスーツロングパンツ」のセット。インナーには「ヘランカショートスリーブシャツ」を合わせてみました。

↑ルコックスポルティフ ヘランカウォームアップジャケット 8690円、ヘランカショートスリーブシャツ 4290円、グランスーツロングパンツ 8690円/他スタイリスト私物 ※すべて税込

 

「『ヘランカウォームアップジャケット』はジャージ特有の光沢がなく、普段のコーディネートにも組み込みやすいスタイリッシュなデザインが印象的ですね。軽い着用感なので、激しめのジムトレーニングの時にもおすすめです。

 

また、『グランスーツロングパンツ』もしっかり体にフィットする着用感ながらストレッチ性も高く、動いていてまるでストレスを感じません。膝上部分に切り返しがあることで、スリムなシルエットに見えるのもデザイン性が高くてお気に入りのポイントです」(山下さん)

↑空気を纏うかのような軽い着用感の「ヘランカウォームアップジャケット」はツイルニットを使用。肌と生地に空間ができることで快適な着心地を実現した「ヘランカショートスリーブシャツ」は、インナーとしてだけでなく1枚で着るのにも最適

 

【短時間で効率的なスロージョギング】

体への負担が少ないスロージョギングは、運動不足気味の人にぜひ取り入れてもらいたい健康習慣。起床後や昼食後など、短時間だけでもいいから続けることで日々の生活の質が大きく向上します。ランニングのお供には、家トレで着た「ヘランカウォームアップジャケット」よりも少しふっくらとした肉厚な感触がある「グランスーツジャケット」をチョイスしてみました。

↑ルコックスポルティフ グランスーツジャケット 9900円、ヘランカショートスリーブシャツ 4400円、グランスーツロングパンツ 8690円/他スタイリスト私物 ※すべて税込

 

「『グランスーツロングパンツ』と共に、体を優しく包んでくれるような快適なフィット感と、大きく動かしてもストレスのない伸縮性がありながらも着用感は軽い万能タイプのジャージジャケットは、どんなスポーツにも対応してくれそうなのでこれからのシーズン重宝しそう。左肩部分に刻まれた、ルコックスポルティフの象徴的な『ソレイユデザイン』もシンプルながら良いアクセントになっていてスタイリッシュな印象を受けました。

 

また、インナーとして着用している『ヘランカショートスリーブシャツ』は、肌にくっつかない快適な着心地。速乾性にも優れていて、ランニング後のベタベタ感もなく、爽快に気持ちよく運動を終えることができました」(山下さん)

↑ジャージの野暮ったさを払拭したスタイリッシュなデザインの「グランスーツジャケット」と「グランスーツロングパンツ」

 

これまで語れなかったところ&「ヘランカ」でどんな生活が待っているか?

ふんわりとした、柔らかい綿のような肌触りを実現したルコックスポルティフの新感覚素材「ヘランカ」は、機能性に加え屋内外問わず着用できる高いデザイン性も兼ね備えていることから、おうち時間が増えた今の時代にぴったりなコレクション。ポロシャツ、Tシャツ、ジャージと様々なラインナップの商品から、組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

オフィスへ出勤せずとも自宅で仕事が行えるようになった一方、仕事とプライベートのオン・オフの切り替えが難しいと言われている昨今。機能性とデザイン性を兼ね備えた“やる気の出る”ウェアに身を包み、新しい生活習慣と共にココロもカラダもポジティブに過ごしていきましょう!

 

 

撮影/篠田麦也 スタイリング/宮崎 司

 

【3月】給料日の買い物メモ

「給料日だからパーッと…!」なんて言葉も最近はあまり耳にしなくなりましたが、自分の買い物メモをじっくり検討してみるのには絶好のタイミング。日々FACY上で入荷してくるアイテムのチェックに余念がない編集部は今月何を狙ってる?


岩崎
3月半ばの暖かすぎる気温からそのまま夏に直行するのか思いきや、まさかの雪……! ここまで天候に振り回されると、いま自分が何を欲しいのか分からなくなります。

溝口
なんとな〜くの方向性はあるものの、天候で購買意欲が削がれるからあえなく退店……ってのがここ2週間のルーティンです(お店の方々すみません)。あぁ、こうやって今年も春アウターを買い逃すんだ……。

杉山
春アウターは買えていないし、かといって冬によく着たアウターに今さら袖を通す気にもならない…。毎年のこの時期のあるあるですよね。僕らと同じく「クローゼットを開けても着たい服がない…」という方に向けて今月もお送りします!

 

Healthknit×JOURNAL STANDARDの別注ヘンリーネック

高品質なアンダーウエアでお馴染み〈ヘルスニット〉にジャーナルスタンダードがオーバーサイズで別注したヘンリーネックのロンT。アメカジムードが高まる今、またとないタイミングでリリース。発売して間もなくサイズ欠けも発生している(Healthknit×JOURNAL STANDARD/別注 ヘンリーネック L/S Tシャツ¥6,600)

つい2年前までは目もくれなかった狭義のアメカジアイテムが気になります。土臭さ極まるヘンリーネックもその一つ。それをオーバーサイズで仕上げ、まさに今着たい一枚に仕上げたジャーナルスタンダードの嗅覚に乾杯。ただ悲しいかな、個人的にはジャストなサイジングも同様に高まりつつあります。なので、このサイズ感はちょっと迷いどころ。

〈ヘルスニット〉は生地や製法へのこだわりがありつつ、リーズナブルな値段を保ってくれている老舗カットソーブランドですよね。僕もヘンリーネック、スウェットともに持っていますが、ジャストサイズ全盛だった7、8年前に買ったので今では全然着ていません…。長期的に見ればジャストサイズへの揺り戻しはあるでしょうが、今すぐ着るなら絶対こっちのサイズ感がいいと思いますよ。

ヘンリーネックはアルコ&ピース平子さんのような屈強な男性が着ないと様にならないイメージだけど、このサイズ感ならそこまで人は選ばなそうです。ちなみに僕はオーバーサイズを貫きます。

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Expansionの20周年記念フーディー

NY在住の日本人デザイナー Kirk氏が手掛ける〈エクスパンション〉。記念すべき20周年を飾るべくリリースされたフーディーはラージ・プロフェッサーとのコラボモデル。代表曲である『I juswanna chill』のタイトルや若かりし頃のラージ・プロフェッサーの写真をプリントするなど、ヒップホップファン垂涎のアイテムに仕上がっている(Expansion/I juswanna chill hoodie ¥20,900 )

先月のインスタライブ in Lampaのときに一番気になったアイテムが〈Expansion〉の20周年記念フーディー。ラッパー/プロデューサーとしても著名なThe Large Proffessorとのコラボなのですが、個人的には何よりもフードのワッペンがイケてると思ってます。ただ、マイサイズのXLは売り切れ……。

〈Expansion〉のKIRKさんの交友関係の広さと深さが垣間見える一着ですよね。背面にプリントされた写真のラージ・プロフェッサーが実は〈Expansion〉のTシャツを着ているというのもニクいです。僕はインスタライブの時に試着してみたのですが、肌触りが柔らかくふわっとした着心地のボディだったのも印象的でした。

今回に限らず、過去にはJ Dilla関連のデトロイトのドーナツ屋Dilla’s Delights、グラフィティ界の大家Phase2とコラボしたりと客演が豪華なんすよね(15周年にはPOST OVERALLSとも!)。まるでYe(旧Kanye West)のアルバムのようだ…。

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ADAM ET ROPE’のハリントンジャケット

老舗毛織物メーカーの「ニッケ」とアダムエロペが協業した“N-TECHウール”を採用したハリントンジャケット。メリノウールの風合いとナイロンの光沢を併せ持つ独特の生地感が魅力的だ。ゆったりとしたサイズ感だが、裾と袖口のリブの締め付けを強めにすることで着用時のシルエットがルーズになり過ぎないよう工夫されている。Adam et Rope/WNy タフタ ブルゾン ¥39,930)

この春気になっているのが短丈のブルゾン。去年の冬、古着屋であまり見かけない水色の〈バラクータ〉のG9を見つけたのですが、サイズが小さく泣く泣く断念。その時手に入らなかった悔しさを春になって思い出しました(笑)。アダムエロペが継続的に展開しているNIKKEの生地のクオリティもさることながら、こちらはいい感じにシルエットがゆったりしているのがいいなと。

スウィングトップって、年相応になるとアイテムの渋みと同化しちゃってTHE・おじさんになってしまうんですよね。その点、これは上質なNIKKEウール(ハイブリッド!)を使用しているから我々でもイケちゃいそう。あぁ、若いっていいな〜。

バブアーのようにバラクータ(スウィングトップ)も若い世代に受け入れられることを願ってます。

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スタイリストと美容系インフルエンサーが「これは買い」と豪語する、新春アイテムを紹介!

スティック掃除機や自動調理鍋、完全ワイヤレスイヤホンなど、お馴染みの評論家やインフルエンサーたちが「いま欲しいモノ」を独自の視点で番付してもらいました! その中でも今回は、寒さと乾燥が続く時節に効果を発揮する、アウターやボディケア用品にフォーカスして紹介します。特に保温力を調節できる機能性ジャケットは、いま熱視線を浴びているんです!

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】シーンによって保温力を調整できる無二のアウター

 

選んだのはこの人!

スタイリスト 佐々木 誠さん

雑誌やウェブで活躍。ファッション分野のほかにもインテリアや雑貨など幅広いジャンルのスタイリングを行う。

 

ダウンジャケット

デサント オルテライン

2 IN 1 INTEGRATED DOWN JACKET

7万1500円

取り外せるダウンベストを組み合わせた、2 in 1ダウンジャケット。アウターには、耐水性・透湿性などに優れた素材を採用し、快適な着用感を実現しています。また、ライナーダウンベストに搭載したエアバルブで手軽に保温力を調整できます。

 

ダウンベストとしても着回せる

様々な媒体で活躍するスタイリスト・佐々木 誠さんは、デサント オルテラインから登場した本品の万能さに驚いたといいます。

 

佐々木「ライナーベストに装備したバルブで空気量を調節してダウンのボリュームや、気温に応じて保温力を自由に変えられるのが特徴。寒い冬にダウンジャケットを着たが電車に乗ったら暑い、といった経験ありますよね。コレならバルブで空気を抜くだけで、暖房が効いた車内でも過ごしやすそう」

↑3色のカラバリがあります

 

ミニマルなデザインも、スタイリストのお眼鏡に適ったそうです。

佐々木「都会的でクリーンな印象を演出できるため、ビジネスシーンでも活躍します。羽織ったときに、スーツのジャケットが隠れるくらいの丈感だとなお良いですね。アウターから取り外して、ライナーのベスト単品でも使えるのが魅力。気温や環境に合わせて対応できるので秋から春にかけた3シーズンで着回せ、コーディネートの幅が広がります!」

 

↑秋、冬、春と3シーズン着回せます

 

 

↑3レイヤー素材のダウンジャケットと、取り外し可能なダウンベストがセット。ベストにもポケットを備えており、収納力が高いのがポイント

 

<私はこう使う>保温力をすぐ変更できる手軽さが画期的

佐々木「ハイエンドプロダクトながら華美すぎず、街着からアウトドアまでシーンレスに活躍する同商品。面倒な着脱をせずに保温力をその場で変えられるので、気温が安定しない時期にも重宝しそうです。」

 

<佐々木さんの買い物リスト:コレも欲しい! >

クルーネックセーター

アンデルセンアンデルセン

THE NAVY CREWNECK 5GG NATURAL TAUPE

実売価格4万6200円

冬でもインナーはコレだけで過ごせる、ローゲージの肉厚なセーター。耐久性と動きやすさを兼ね備え、型崩れもしにくいので着心地抜群です。一生モノとして長く愛用したい!

 

↑ポルトガル原産のメリノ種の羊毛を使用。ウール本来の色を生かすため一切染色を行わず、ぬくもり感がある落ち着いた自然な風合いに

 

【その3】通販では入手できないプレミア感で容器のデザインも好印象

選んだのはこの人!

ブランドディレクター 金山大成さん

「衣食住」をテーマにしたInstagramのフォロワーは19万人以上。アパレルブランドや映像作品も手掛ける。

 

ヘアオイル

Joel Roty

トラック オイルNo.3 天然由来成分99.19%

3520円

天然由来成分を配合したヘアオイル。乾燥しがちな毛先に自然なツヤを与え、しっとりとした髪質を叶えます。身体にも使用でき、やさしく甘い金木犀の香りが魅力です。ベタつかないテクスチャーなので軽やかな仕上がりに。

 

口コミやSNSで話題のトラックオイルはプレゼントとしても良し!

限られた販路ながら水面下で人気のトラックオイル。ライフスタイル全般に鋭い嗅覚を持つ金山大成さんは、これを口コミで知ったといいます。

金山「『話題になっているみたいですよ』と美容師さんから教えてもらったり、Instagramでよく見かけたりと、何度も見るたび気になり着目。美容院やサロンでしか買えない“限定販売”というプレミア感にも惹かれました。愛着感が湧く、ちょっとユニークな容器のシルエットがお気に入り。パリ発の世界的な人気を誇る香水を彷彿とさせるハイセンスなデザインも秀逸です。プレゼントとして渡しやすいリーズナブルさも良い。天然由来成分99%配合なので、オシャレだけでなくしっかりケアをしたい人にオススメです!」

 

↑同ブランドはオーガニックな成分にこだわったコスメを多数展開。ヘアクリームやバーム、ルームフレグランスなどを用意する

 

<私はこう使う>魅惑的な香りのオイルはバスタイムでも活躍する

金山「本物の金木犀が入っているような香りがする「No.3」に興味津々。湯船に数滴垂らして、香りを楽しみながら全身マッサージをしたいです。肌の保湿&身体もリラックスできて良いこと尽くめ! 」

 

【その4】自宅でくつろぐ時間をフェイスケアに充てられる

選んだのはこの人!

美容系YouTuber 宮永えいとさん

YouTubeチャンネルの登録者数は17万人超。ファッション誌から新聞、ヘアメイクまでと幅広く活躍する。

 

ウェアラブル型EMS美顔器

ヤーマン

メディリフト プラス ゲルセット

実売価格3万7180円

従来品よりも電極面積を増やし、顔の下半分をより鍛えられるように進化。筋肉の深層までアプローチする中周波を採用し、表情筋のトレーニング実感を30%向上させました。EMSの体感を高める美容成分を配合したゲルが付属します。

 

手軽に表情筋を鍛え若々しさを保つEMS美顔器

宮永えいとさんはメンズの身だしなみについての情報発信を続ける傍ら、2021年にはコスメブランド「RETØUCH(レタッチ)」をローンチ。多忙ななかケアを欠かさない彼が目を付けたのは「メディリフト プラス」でした。

 

宮永「日々のスキンケアや表情筋のトレーニングを怠ると、加齢とともに顔のたるみが目立ちはじめ、老けた印象を与えてしまいます。そのため手軽にEMSで鍛えられる本品が効果的。フェイスケアをする習慣がない人こそ使うべきアイテムです。性別を問わず使用できるので、パートナーと一緒に鍛えられるのも利点。美顔器としては少し高価ですが、テレビや雑誌を見ながら、またストレッチしながらと、“ながら”ケアで毎日続けやすいのがイイ。美意識の高い人や、身だしなみに気を付けたいと思っている人は要チェック!」

↑顔の印象を左右する筋肉に作用。“鍛える”べき大小頬骨筋と“休ませる”べき咬筋へ適切にEMSでアプローチする

 

<私はこう使う>パックを付けて使えば肌の保湿力を高められる

宮永「自宅でほかの作業をしながらフェイスケアができるため、時間を有意義に使えるはず。パックを付けて利用すれば、保湿力をアップしつつ表情筋も鍛えられますね。」

コンサバに見えないワイドな白パン4本。

昨年の春夏にプチブームとなった白パン。突如として現れたもんですからその波は一部界隈に留まりましたが、今年はもう少し広がりそうな気配。ともすればコンサバになりがちな同アイテム。攻略する秘訣はワイドなシルエットにアリ!


〈EDIFICE〉【marka / マーカ】SIDE ADJUST TROUSERS ¥26,400

 

キレイめオーガニック

白パンに括ったものの、こちらはほんのり黄色がかったアイボリー。なんですが、アメトラを志向しないならこれでOK。むしろ使いやすいと編集部でも評判です。サステナブルな物作りを推進する〈マーカ〉による白パンはオーガニックコットンギャバジンを作っているから地球にも身体にも優しい。それゆえ面構えも品があります。キレイめスタイルの土台となる一本が欲しい方におすすめ。


〈EDIFICE〉【ARMY TWILL/アーミーツイル】別注 カーゴパンツ ¥15,400

 

爽やかミリタリー

トレンドの軍パンである代表格「M-51」を、オリジナルにはない、むしろ正反対の真っ白カラーでアレンジした〈アーミーツイル〉の一本。オーバーパンツゆえ極太シルエットが(良くも悪くも)特徴ですが、こちらはゆとりを一部削ぎ落とすことで着やすくアップデート。これならトップスにミリタリーのアイテムを持ってきてもコテコテにならなさそう。トレンド感も汎用性もほしい欲張りなあなたにおすすめ。


〈EDIFICE〉オーバルフィット ベイカーパンツ ¥12,100

 

ミリタリーをさっぱりと

こちらもミリタリー由来。アメリカ軍の作業用パンツとして用いられていたベイカーパンツが原型です。腿周りはワイドで、裾にかけて強めにかかったテーパードシルエットが特徴。足元にはデッキシューズを合わせて軽やかな印象にまとめたいですね。春が本格化がしたら、トップスにはストライプのシャツをざっくりと。いずれにせよ、これからの軽装の季節にアイコニックなボトムスとして働いてくれそうです。


〈EDIFICE〉【REMI RELIEF / レミレリーフ】別注 刺繍スウェットパンツ ¥20,680

 

通好みなホワイトスウェパン

昨今盛り上がりを見せるスウェットパンツにも白を持ち込んでみてはいかがでしょうあ。グレーでは得られない、通な雰囲気が演出できます。加工を得意とする〈レミレリーフ〉の一本は、さながら古着かのよう。ボディの色味だけでなく裾部分の切りっぱなしも一役買っています。白のスウェットパンツといえばアスレチックなブランドからもリリースされていますが、あちらはパキッとした白が常。ちょっと気恥ずかしい白のスウェットパンツもこんな一本ならいつもの服に馴染むはず。

印象的な“黒×赤ロゴ”が再び登場! マムート「クラシックロゴ カプセル コレクション」3月下旬から

マムート(MAMMUT)は、2022年春夏のコレクションとして、1995年から2019年までに使用していた旧タイプのロゴを使用したコレクション「クラシックロゴ カプセル コレクション」を3月下旬から展開します。

 

今回発売となるのは、「Microlayer HS Hooded Jacket AF Men Classic(マイクロレイヤー HS フーデッド ジャケット AF メン クラシック)」、「Hiking WB Hooded Jacket AF Men Classic(ハイキング WB フーデッド ジャケット AF メン クラシック)」、「Aegility Slim Pants AF Men Classic(アジリティ スリム パンツ AF メン クラシック)」、「QD Logo Print T-Shirts AF Men Classic(クイックドライ ロゴ プリント Tシャツ AF メン クラシック)」の全4型。

↑写真左がクラシックブランドロゴ、右が現在のブランドロゴ

 

マイクロレイヤー HS フーデッド ジャケット AF メンは、マムート独自の防水素材「Dry Technology(ドライ テクノロジー)」の2.5レイヤーを使用した284gの軽量防水ジャケット。昨シーズンのモデルから、素材をリサイクル素材にアップデート。左袖にはマンモスロゴの刺繍が施されています。

 

50×50デニールを使用し、メンブレンにはポリカーボネートを混ぜることで耐久性が向上しており、今まで以上に長い期間使用可能です。収納ができる袋も付属しており、登山から普段使いまで使える一着です。価格は2万4200円。

 

ハイキング WB フーデッド ジャケット AF メン クラシックは、PFCフリーの撥水剤を使用したウィンドブレーカー。価格は1万5180円です。

 

アジリティ スリム パンツ AF メン クラシックは、トレッキングパンツとしてもデイリーユースでも人気のパンツ。価格は1万6500円です。

 

クイックドライ ロゴ プリント Tシャツ AF メン クラシックは、速乾とストレッチ性に富んだ機能Tシャツ。価格は6490円です。

「ナイキ エア マックス 1」へのオマージュをモダンに表現した意欲作!

ナイキの伝説的デザイナー「ティンカー・ハットフィールド」が手掛けた初代エアマックスが誕生したのが1987年3月26日。その日を記念し、毎年3月26日は「エア マックス デー」と名付け、これまで数々の新作が発表&発売されてきました。35周年を迎えた2022年、新たなエア マックス「ナイキ エアマックス モチーフ」がリリースされます。

 

【「ナイキ エアマックス モチーフ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ファットな「エア マックス 1」ってとても新鮮です!

モデル名からも分かるように、本作は「ティンカー・ハットフィールド」が生み出したナイキ エア マックス 1のオリジナルをモチーフにアレンジした一足です。ソフトな素材感のファブリックを使用したマッドガードの特徴的な波型カットや、トレッドパターンなどオリジナルのディテールを継承しながら、モダンなテイストへとアップデート。さらにミッドソールのビジブルエアの窓を大きくすることで、ナイキ エア マックス 1のアイデンティティを強調しています!

↑アッパーはメッシュとコットンのレイヤードで構成して、高い通気性を発揮します

 

↑レトロなテイストの中にクリアなスウッシュで、モダンな雰囲気も取り入れています

 

↑ミッドソールには、「ナイキ エア マックス 2090」をベースにチューニングしたMax Airユニットを採用して、快適な履き心地を提供します

 

↑アウトソールは伝統のワッフルソールのトレッドパターンを継承しながら、クリアラバーソールでアレンジして、より優れた耐久性とトラクションを発揮します

 

 

ナイキ エア マックス 1を象徴するカラーリング「ゲームロイヤル」をまとったこちら。ユニバーシティレッドも人気ですが、こちらのカラーは2017年の30周年記念モデル以来の登場で、エア マックス好きにはたまりませんね。ミッドソールはより厚みが増しているので、履き心地の向上はもちろんスタイルアップも期待できそうですよ!

ナイキ エアマックス モチーフ
1万8150円(税込)

※2022年4月発売予定

 

NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77

 

組み合わせは25通り! プロは〈ニューバランス〉のセットアップ「MET24」をどう選ぶ?

〈ニューバランス〉のシューズを最も美しく見せることをコンセプトに生まれた「MET24」。特にジャケット、パンツをそれぞれ5型ずつ展開する“テーラードライン”は2022年のセットアップの新定番になりそうな予感大。とはいえ、上下で合計25通り(!)の組み合わせを前に「どう選べばいいかわからない」と迷ってしまう方も多いはず。

そこで今回はそんな“テーラードライン”の別注カラーを展開するエディフィス(EDIFICE)のスタッフたちが選んだセットアップの組み合わせをスナップ。アパレルのプロたちは25通りの組み合わせの中からどんなセットアップを選んだのでしょうか? 渋谷・新宿・横浜・神戸・博多の5店舗それぞれの個性にも注目してご覧ください!


「MET24」の“テーラードライン”とは?

2021年に〈ニューバランス〉のシューズを最も美しく見せるためのセットアップコレクションとしてリリースされた「MET24」の“テーラードライン”。それぞれ5種類のジャケット、およびパンツから構成される。着用者のライフスタイルに応じて25通りの組み合わせが可能。生地に採用したのはストレッチ性、撥水性を備える機能素材ソロテックス®(SOLOTEX)。パンツの丈は〈ニューバランス〉のシューズを引き立てるため、やや短めに設定されている。インラインでのリリースはブラックカラーだが、エディフィスでは同店限定となるネイビーカラーを展開中。

01_神戸店スタッフ・藤本さん
コーチジャケット×ワイドテーパードフィット

176cm 、56kgの藤本さんが選んだサイズは上下ともにM。中に合わせたバンドカラーシャツはEDIFICEオリジナル、シューズは「M2002R」をチョイス。

MET24を初めて見た時は「あのニューバランスがこういうセットアップをリリースするんだ?」みたいな新鮮な驚きがありました。ブランドイメージからは、スポーティなセットアップという先入観もありましたが、現物に触れて「意外とこれ、何にでも合わせられるな」と思い直しましたね。個人的に一番使いやすいと思ったのは、コーチジャケットとワイドテーパードのパンツの組み合わせ。着る方の年齢や、合わせるアイテムのテイストを選ばず、リアルに使いやすい組み合わせだと思います神戸店のお客様はトレンドというより日々の使いやすさを重視する方が多いのですが、そんな方にも別注のMET24は好評です。

くるぶしが見え過ぎないようにウエストをやや落として穿くのが藤本さん流。「M2002R」のグリーンカラーがネイビーのパンツに映える。

\ 藤本さんが選んだ組み合わせはコレ! /

左:5型のジャケットの中では最もカジュアルなコーチジャケット型。コンシールファスナーやジップポケットを配し、ミニマルに仕上げた一着。COACH JACKET ¥20,900
右:深めのサイドタックを入れたワイドテーパードフィット。太ももから裾にかけて徐々に細くなるテーパード仕様。WIDE TAPERED FIT ¥15,400

EDIFICE ミント神戸店〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1ミント神戸3階営業時間:11:00 ~ 21:00電話番号:0782914560

 

02_横浜店スタッフ・山田さん
ダブルジャケット×ワイドテーパード

山田さんは上下ともMサイズを着用。英国の老舗生地メーカー〈トーマスメイソン〉に別注したシャツを合わせて英国風のトラッドを意識したそう。

僕は今年で36歳ということもあり、大人っぽく着こなしたかったので、ダブルのジャケットを選びました。ダブルのジャケットに一番合わせやすいと感じたのはワイドテーパードのパンツですね。ダブル特有のゆったりした身幅の部分から、パンツのワタリの部分までのラインがきれいに繋がるのがポイントです。脚の長さにそこまで自信がないのですが、ワイドテーパードのパンツなら体型もうまくカバーしてくれます(笑)。横浜店ではファッション好きな若い方というより、今までそれなりにセットアップを着てきた30代以降のお客様から特に好評です。スマート過ぎるセットアップは気恥ずかしいと感じる方にもおすすめですよ。

シューズは「M2002R」をチョイス。「MET24」のパンツの丈はNBのシューズを履いた際、シュータンの先からパンツの裾まで1インチ(約2.5cm)になるように設定されている。

\ 山田さんが選んだ組み合わせはコレ! /

左:5型のジャケットの中でも特にファッショナブルな印象のダブルジャケット。ボックス型のシルエットはトレンドとの親和性も高い。DOUBLE JACKET ¥26,400
右:神戸店の藤本さんもチョイスしていたワイドテーパードフィット。腰回りにはゆとりを持たせているが、全体の印象はスッキリ。WIDE TAPERED FIT ¥15,400

EDIFICE ルミネ横浜店〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島 2-16-1営業時間:10:00 ~ 21:00電話番号:0454506838

03_渋谷店スタッフ・石井さん
シングルジャケット×スリムテーパード

170cm、60kgの石井さんは上下Mサイズを着用。〈エディフィスラブークル〉のバンドカラーシャツ、〈ピースオブシック〉のスカーフを合わせてフレンチテイストにまとめた。

渋谷店ではビジネスシーンで使いたいというお客様が多いため、インラインのブラックより、別注のネイビーのほうが人気があります。単純な濃紺ではなく、他ではあまり見かけないブルーグレーっぽい色味も好評ですね。僕は店頭で最も人気がある組み合わせを選んでみました。NBのシューズを合わせてスポーティーにまとめるスタイリングが主流だとは思うのですが、品良く革靴を合わせてもいいと思います。とはいえ、襟付きのシャツだとMET24には少しドレッシー過ぎるかなと。ほどよくカジュアルな雰囲気があるバンドカラーのシャツを合わせてみました。上半身はブルー系の色味でまとめて、足元で少しアクセントを付けたイメージですね。

鮮やかな配色と縦方向に入るラインが特徴の〈シックストックス〉のソックスが際立つ足元。普通のローファーだとソックスが目立ち過ぎてしまうため、石井さんはあえてビットローファーを合わせたそう。

\ 石井さんが選んだ組み合わせはコレ! /

左:ビジネスカジュアルとしても使えるノッチドラペルのベーシックなシングルジャケット。ストレッチが効いているため、着心地も快適。SINGLE JACKET ¥23,100
右:5種類のパンツの中では2番目に細身のスリムテーパードフィット。シューズのシルエットが特に際立つ一本。SLIM TAPERED FIT ¥15,400

EDIFICE スクランブルスクエア店〒150-6107 東京都渋谷区渋谷2-24-12営業時間:10:00 ~ 20:00電話番号:0364273042

 

04_博多店スタッフ・長谷場さん
ハリントンジャケット×スリムテーパード

173cmの長谷場さんは上下Mサイズを着用。インナーに合わせたのは〈ロウワーケース〉と〈ループウィラー〉コラボのモックネックスウェット、〈トーマスメイソン〉のシャツ。足元には“1300”カラーの「M5740 LLG」を合わせた。

僕はスリムテーパードのパンツに、あえてハリントンジャケットを合わせてみましたスリムテーパードのシルエットを取り入れた着こなし自体は博多の街でもよく見かけますが、ジャケットやコートなどを合わせてキレイにまとめる方が多い印象です。今回のように少しカジュアルなジャケットを合わせるスタイリングも新鮮ですね。春先はまだ肌寒い日もあるので、中はしっかりレイヤードしました。スウェットやカットソーとの相性も当然いいのですが、今年の春はシャツを取り入れてちょっと品良く着こなしたい気分ですね。

背面のシャツの裾が覗くのもちょっとしたポイント。ハリントンジャケットが短丈のため、レイヤードもきれいに決まる。

\ 長谷場さんが選んだ組み合わせはコレ! /

左:身幅と肩幅を広めに取り、ややオーバーサイズに仕上げたハリントンジャケット。落ち着いた光沢感があるソロテックスを採用することで、ラフさを抑えた。HARRINGTON JACKET ¥26,400
右:渋谷店の石井さんも選んでいたスリムテーパードフィット。細身だが、ストレッチが効いているためストレスなく着用できる。SLIM TAPERED FIT ¥15,400

EDIFICE 博多店〒812-8678 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1営業時間:10:00 ~ 20:00電話番号:0924135633

 

05_新宿店スタッフ・三浦さん
ダブルショートコート×ワイドフィットパンツ

178cmの三浦さんが選んだのは上下ともにMサイズ。肩に掛けたスウェットは〈オーラリー〉の新作。足元にはNBの「M2002RWA」を合わせた。

MET24はいい意味でオフ寄りというか、スポーティーなセットアップに仕上がっている印象です。あの〈ニューバランス〉がリリースしているという安心感もありますし、2022年の今、仕事時の服装がよりカジュアル化している流れもあって、新宿店でも幅広い方が買われていきます。僕はコートというアイテムが単純に好きなので、ダブルショートコートを軸にして選びました。コートのボリュームに負けないよう、合わせたパンツはワイドフィット。アイテムの分類としてはコートですが、個人的にはジャケットを着る感覚の延長でインナーをタックインして着こなすのも面白いのかなと。

背面からのシルエットもユニーク。独特のこなれ感を演出できる上級者的な組み合わせだ。「M2002RWA」の色のトーンに合わせて、淡い色味のアイテムを合わせたのもポイントだそう。

\ 三浦さんが選んだ組み合わせはコレ! /

左:スプリングコート感覚で着こなせるダブル仕様のショートコート。新宿店や横浜店など一部店舗のみで取り扱う。DOUBLE SHORT COAT ¥28,600
右:5種類のパンツの中で最も太いワイドフィット。裾まですとんと落ちるストレートのシルエット。着こなしのアクセントにもなる一本。WIDE FIT ¥15,400

EDIFICE 新宿店〒160-0022 東京都新宿区新宿3-31-9営業時間:11:30 ~ 21:00電話番号:0353665481

トレッキングスニーカーの名作「ナイキ ACG エア マーダ」を再現した復刻モデル!

ナイキのアウトドアエディションとして1989年にスタートした「ACG(エーシージー)」。その名前はオール・コンディションズ・ギアのイニシャルから由来したもので、ナイキが培ったノウハウとテクノロジーを、アウトドアファッションにミックスするという、画期的なプロジェクトでした。そして90年代に入ると当時席巻したアウトドアブームに乗り、絶大な支持を獲得。今ではアウトドアシーンでは欠かせない存在として君臨しています。そんなACGから1994年に登場した名トレッキングシューズ「ナイキ ACG エア マーダ」の復刻版がリリースされました!

 

【「ナイキ ACG エア マーダ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ボリューム感あふれるフォルムとは裏腹で、軽快な履き心地はヤミツキです!

エア マックスをはじめ様々な名シューズを生み出してきたデザイナー「ティンカー・ハットフィールド」によって生み出された「ナイキ ACG エア マーダ」。トレッキングシューズとは思えないほどの軽量性と耐久性を兼ね備え、多くのハイカーたちから絶大な支持を集めています。本作はそんなオリジナルを忠実に再現。優れた軽量性やグリップ力、高いクッショニングを現代に蘇らせています!

↑アッパーは厚みのあるレザーとキルティングを配したアンダーレイ、ラバーのトゥーキャップで構成してタフな作りに

 

↑スウッシュはヒールに透かしで小さめで配されて、90年代っぽさを感じさせますね

 

↑アウトソールはヒールの上部近くまで捲り上げられ、着地時のグリップ力を高めています

 

↑ラバーアウトソールには溝のメリハリをつけた大きめのラグを配して、荒れた塗面でも優れたグリップ力を発揮

 

 

90年代らしいボリューミーなフォルムとディテール使いに惹かれますね。アップダウンの激しいトレイルからストリートまで幅広く使えるからとてもお値打ち。行楽シーズンもそろそろやって来ることですし、間違いのない一品です! カラーラインナップはパープルとブラウンのオリジナルカラーの他、ブラック、ブルーの全3色展開です。

ナイキ ACG エア マーダ
1万7050円(税込)

 

atmos 千駄ヶ谷
https://www.atmos-tokyo.com/

ナイキ、ムーンスター、ジャーマントレーナーetc. 春の白スニーカー4選

春らしいコーディネートの仕上げに欠かせないのが白のスニーカー。足元に抜け感が出るので、普段は黒い服を選びがちという方こそ揃えておきたいアイテムです。今回はこの春履きたい白のスニーカー4足をピックアップ!

〈ナイキ〉の名作をこってり目に味付け


NIKE/ BLAZER LOW 77 ジャンボ ¥11,000

 

1977年のリリース以来、数ある〈ナイキ〉のラインナップの中でも特にシンプルなルックスで愛されている「ブレーザー」。今回のブレーザーはサイドのスウッシュを特大にしてアップデート。トゥのステッチもやや主張のあるデザインに変わっていますが、元があっさりしたデザインなので、トッピングを増し増しにしても胃もたれ感は皆無です。全身をモノトーンの服でまとめることが多いという方なら、足元のアクセントとしてむしろ重宝するはず。

EDIFICE スクランブルスクエア店〒150-6107
東京都渋谷区渋谷2-24-12
営業時間:10:00 ~ 20:00電話番号:03-6427-3042

 

いよいよ増えてるジャーマントレーナー

GERMAN TRAINER -THE ORIGINAL- ¥20,900

 

“知る人ぞ知る”という枕詞もいよいよ必要ないほど、街で見かける機会がグンと増えたジャーマントレーナー。服装の系統を問わないクラシックなデザインが一部の服好き以外からも認知されてきたようです。どうせ手に入れるなら、実際に1970年代~1994年までドイツ軍に支給されていたオリジナルと同じ木型と素材を使って、当時を再現した一足をどうぞ。

417 EDIFICE 新宿〒160-0022
東京都新宿区新宿4-1-71F
営業時間:11:30 ~ 20:00電話番号:03-5366-0345

 

非・スタンスミス派におすすめの一足

Pantofola d’Oro / TSL20 ¥23,000

 

白スニーカーの代名詞として真っ先に思い浮かぶのはスタンスミス。とはいえ、着用者が多いだけに選択肢から外している方も少なくないはず。そんな方こそチェックしてほしいのがイタリア発の〈パントフォラドーロ〉です。聞き慣れない名前ですが、実は1886年からイタリア製を貫く老舗シューズブランド。上質なカーフレザーを使用したシンプル極まりない一足は白スニーカー迷子の大人にもおすすめです。

ADONUST MUSEUM〒150-0032
東京都渋谷区鶯谷町4−1
営業時間:12:00 ~ 20:00電話番号:03-5428-2458

 

プロユースの一足をミニマルにアレンジ

moonstar / 810s ET003 HOSP ホスプ (WHITE) ¥5,500

 

“810s(エイトテンス)”は国内シューズメーカーの雄である〈ムーンスター〉が業務用シューズ作りのノウハウを生かして発表したプロダクトライン。今回の「HOSP」のベースになっているのは看護師用のワークシューズです。踏み履きできる踵の仕様、立ち仕事を支える低反発インソールなど日常生活でも重宝する機能が充実。看護という専門性に特化した機能の数々をミニマルなデザインにまとめた手腕も技ありです。春の足元がマンネリという方はぜひワイドパンツなんかと合わせてみてほしいところ。

ORANGECOUNTY熊本麻生田店〒861-8081
熊本県熊本市北区麻生田4-2-40
営業時間:11:00 ~ 19:00電話番号:096-338-3338

90年代の混沌としたストリートの空気が今に蘇るアディダス「アディマティック」!

日本にストリートカルチャーが浸透し始めた1996年に発売され、東京を中心にカルト的な人気を博した伝説のモデルが、アディダスの「ADIMATIC (アディマティック)」です。そんな90年代後半の、東京ストリートカルチャーを象徴するスニーカーと言っても過言ではない、アディマティックが復刻するとあれば、試さずにはいられませんよ!

 

【アディダス オリジナルス「アディマティック」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

極太のシューレース&スリーストライプスが懐かしぃ!

スケートシューズを彷彿とさせるスエードレザーを採用したボリューミーなアッパーが特徴的で、当時はコレを履いてスケートボードやストリートバスケをする人をかなり見かけましたね。ボテッとしたノスタルジックなシルエットがコアなスニーカーフリークの心を掴みました。筆者の思い出としては、今はなき秋葉原駅前のスケートボードパークや3オン3コートです。そこへと集まった全国からの強者たちの足元を見ると、かなりの確率でアディマティックを履いていましたよ。

↑アッパーにはスエードレザーを採用。そのシルエットに合わせた極太のスリーストライプスとファットシューレースが、 当時を思い起こさせる懐かしさと共に、この現代においても新鮮な印象となっています

 

↑ボリュームのあるミッドソールのサイドには印象的なギザギザ柄を配して、オリジナルモデルそのままにデザインを再現しています

 

↑ヒールには、本格的パフォーマンスモデルにのみ使われる「バッジオブスポーツロゴ」をオン

 

↑アウトソールには耐久性に優れたガムラバーを組み合わせる事で、優れた快適性と唯一無二のルックを表現

 

↑ブラックバージョンも同時にリリース。グリーンとは打って変わってモノトーンで統一して、渋い雰囲気ですね

 

 

アディマティックは3月26日に発売します。ここ数年人気を獲得しているダッドシューズとはまた違った、ファット系スケシューを思わせるボリューミーなフォルムと質感が、懐かしくもあり新鮮ですね! オリジナルの当時を知る筆者としては、抽選販売(3月25日まで)に参加しようかと思います。

アディダス オリジナルス

アディマティック

12500 (税込)

 

atmos 千駄ヶ谷

https://www.atmos-tokyo.com

#11 manewoldのデザートソックス|勝手にソックス名鑑

長らく続くスニーカーブームのせいか、コーディネートの足元に視線が集まりやすい昨今。そんな中、シューズに比べて意外と見落とされがちなのがソックス選びです。そこで本企画『勝手にソックス名鑑』では、編集部が目を付けた各ブランドのソックスを実際に購入し、その魅力を粛々とレビューしていきます。第11回目は、〈マニュワールド(manewold)〉のデザートソックスです。


#11 manewoldのデザートソックス

【プロフィール】
商品名:Dessert Socks
色:ベージュ、ブラック(2足/1パック)
素材:コットン多め(詳細不明)
サイズ展開:ONE SIZE(25〜28cm対応)
生産国:日本
価格:¥4,290(税込)
購入店舗:instantbootleg store

いま着たい古着を独自の目線で解釈し選び取る『インスタントブートレグストア』主宰の坂本一さんが、その時々で作りたいモノを作るレーベルとして2021年に立ち上げたのが〈マニュワールド〉。これまでパナマハット、ベロアショーツなど時代の半歩先を行くオリジナルアイテムを展開してきましたが、昨年10月に満を持してリリースしたのがこちら。

その名も「デザートソックス」。インスパイア元となった、イギリス軍の砂漠地域で活動する兵士用に供給された「デザートソックス」が名前の由来。ただしその意味は、“コーディネートのデザートに”というなんとも洒落の効いた坂本さんらしいネーミングです(その他、ラッパー・Talib Kweli「Get By」のリリックの引用、某ブランドをモチーフにしたパッケージデザインなど洒落っ気満載!)。

秋冬シーズンにリリースされたということで、長めの丈、地厚な生地など基本的には秋冬仕様。ですが、元ネタ同様に年中履ける素材混率で製作されています(坂本さん曰く「コットン多め」)。

実感としても履き心地上々で、くるぶしまで配された凹凸のあるパイル地の肌当たり(そして肌離れ)がちょうどよく、またソックス上部のリブのテンションも元ネタより緩く設定されていて心地いい……。

とは言ったものの、古着から既製品まで長年携わってきた方が自ら「履きたい」と作ったソックス。つい履きたくなってしまう見た目が最高です。マーブル調の生地はミリタリーのカモ柄を彷彿とさせて、男臭い。特に軍パンと合わせたくなります。デザートとしてではなく、むしろこのソックスを食前酒としてコーディネートを組み立てたい! 願わくば別色もほしい!

3方向からPC収納部分にアクセス! VAIO×エース第3弾「ガジェタブルDP VAIOストア特別仕様」限定販売開始

VAIOは、VAIOストアにて、バッグ&ラゲージブランド「ace.」(エース)とコラボレーションしたビジネスリュック「ガジェタブルDP VAIOストア特別仕様」を、3月24日から数量限定で販売します。

 

VAIOとエースのコラボレーションは、2019年2月に「デュラテクトV|VAIO特別仕様」で初のコラボレーションを行って以来3回目。今回発売となるガジェタブルDP VAIOストア特別仕様は、スリムなボディに収納力を凝縮した、コンパクト設計のビジネスリュックで、前持ちした際も使いやすく電車内で邪魔になりにくい、エース「ガジェタブルシリーズ」国内生産バージョンのDPをベースにしています。

 

VAIO SX12、VAIO SX14、VAIO Z、VAIO S15(法人向けにはVAIO Pro PJ、VAIO Pro PK、VAIO Pro Z、VAIO Pro PH)を快適に持ち運ぶことにこだわった、3方向からアクセスできるPC収納機能など、VAIOストア専用機能が追加されたスペシャルバージョン。「14.0型ワイド対応 13Lタイプ」2カラー(ブラック・ネイビー)と、「15.6型ワイド対応 15Lタイプ」2カラー(ブラック・ネイビー)の、計4種のラインナップです。

 

本体生地は軽く丈夫な帆布にポリカーボネートPUコーティングを施し、撥水性を向上。PC収納部分は3方向からアクセス可能で、様々な利用シーンを想定して、置いたときに右肩、左肩どちらに背負ったままでもアクセスできる、ストレスフリーを目指した専用設計です。本室上部のデットスペースになる部分には、伸縮性・緩衝性のあるネオプレン素材のポケットをレイアウトしており、ACアダプターなどの小物入れとして利用できます。

 

握りやすい牛革のメインハンドルと、リュックハーネス部分にVAIOロゴをレイアウト。キャリーケースのバーに固定できるセットアップ機能は、縦にも横にも対応しています。ポケットのファスナースライダーは、固定できるYKK製セミオートマチックスライダーを使用。

 

税込価格は、14.0型ワイド対応 13Lタイプが3万7400円、15.6型ワイド対応 15Lタイプが3万9600円です。

ラバーブーツで定評のある「AIGLE」。実はスニーカーもスゴイんです!

1853年にフランスで生まれたライフスタイルブランド「エーグル(AIGLE)」。高品質なラバーブーツと、フランスのブランドらしい洗練されたシルエットとエレガントなデザインを効かせたウェアで、世界中で多くのファンを獲得しています。そんなエーグルのシューズといえば、ラバーブーツをイメージしますよね。だけどエーグルって、実はスニーカーも積極的に展開しているのです。今回は、エーグルが長年培ってきたシューズ作りのノウハウとテクノロジーで開発された、「ゴアテックス パリオット」を紹介します!

 

【エーグル「ゴアテックス パリオット」を写真で先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

タクティカルシューズのような無骨でタフな存在感がたまりません!

シンプルでベーシックなラバーブーツを得意とするエーグルのイメージを覆す、ゴリっとボリューミーなフォルムが印象的です。アッパーには優れた防水・透湿性を発揮するハイテク素材「GORE-TEXメンブレン」を使用しています。そして肉厚で無骨なソールには、優れたグリップ性能を誇るビブラムソールを搭載。まるでタクティカルシューズを連想させる、ミリタリーっぽいテイストも魅力的です。

↑シンセティックレザーのオーバーレイと耐久性のある合成強化ポリエステルを組み合わせたコンビネーションアッパーを採用して、タフな作りに。サイドに配されたGORE-TEXが絶好のアクセントに!

 

↑優れた防水・透湿性能を発揮するGORE-TEXメンブレンをライナーに搭載して、シューズ内の環境を快適にキープしてくれます

 

↑アッパーのインレイとオーバーレイのそれぞれにシューレースを設けたダブルシューレース仕様で、フィッティングとホールド力を強化

 

↑アウトソールは荒れた路面でもグリップ力をしっかりと発揮してくれる、信頼のビブラムソールを使用

 

 

スマートで洗練されたシルエットのウェアデザインをリリースするエーグルのイメージを一新させる、無骨でワイルドなフォルムがステキ! 高機能なアッパーやソールもさることながら、ダブルシューレースというディテール使いもナイスですね。アッパーのアクセントとしてはもちろん、ホールド力を高める機能性も兼ね備えています。街やフィールドの垣根を超えた、ユーティリティな一足といえますね。

エーグル
ゴアテックス パリオット
2万9700円(税込)

 

このジャーマントレーナーは新しい!今回のエディフィス別注はまさかの「ハイキング」です。


〈EDIFICE〉【REPRODUCTION OF FOUND】 別注 ジャーマントレーナー(HIKING) ¥27,280

 

毎シーズン恒例となっている〈リプロダクション オブ ファウンド〉のEDIFICE別注ジャーマントレーナーですが、今シーズンはインラインとはひと味もふた味も違う「ネオミリタリースニーカー」がリリース。これは見逃すなかれ! ということでどんなシューズに仕上がったかを見ていきましょう。

1980年代にかけてドイツ軍でトレーニングシューズとして採用されていた通称「ジャーマントレーナー」。同ブランドはオリジナルをベースに軍用シューズを生産していたファクトリーに依頼し、現代的にジャーマントレーナーを再現している。

今回はアッパーからソールまでオールブラック仕様。ただし、アッパーには撥水・通気性の優れたポリエステルファブリックと肉厚なイタリアンスエードレザーのコンビを採用しているため、オールブラックといえど表情は豊かです。スエードには水分や油分、汚れを防ぎ、スエード本来の柔らかさと通気性をキープしてくれるスコッチガードプロテクター加工を施しているのもうれしいところ。

そして、この別注の一番の見どころはソール! インラインのジャーマントレーナーにはガムソールが採用されていますが、今作では耐衝撃吸収に優れたポリウレタンとラバーの2層構造の軍用ソールに変更。

ジャーマントレーナーをアレンジしたモデルは今までもありましたが、トレシューからハイキング仕様へとアップデートするという試みは新しい……! トレンドのレトロアウトドアの足元にこれを持ってくるのも面白そうです。

ハイキング仕様の別注ジャーマントレーナーは全国のEDIFICEで発売中。FACYなら事前に各店舗の在庫をチェックできるので、ぜひお店に行く前に使ってみてください!

EDIFICE スクランブルスクエア店
〒150-6107
東京都渋谷区渋谷2-24-12

営業時間:10:00 ~ 20:00
電話番号:0364273042

「SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)」が20周年記念企画として2モデルをドロップ!

スピングルカンパニーは、デビューから20周年を迎えた「SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)」ブランドにおいて、過去の人気モデルを厳選し、新たなアレンジで再構築した復刻スニーカー「SPM-1001」(2022年4月中旬発売)、「SPM-1002」(2022年 3月16日発売)の2モデルを20周年記念企画として市場に投入。2022年を記念すべき節目の年とし、今回の2モデルを皮切りに、20周年記念企画のスニーカーを順次発売していく予定とのこと。

 

2モデルで2200足の販売

まず「SPM-1001」は、2008年SS シーズンに発表された「SPM-221」をミッドカットからローカットに変更。 アッパーのメイン素材を牛革からカンガルー革に変更して再構築したドライビングシューズです。ブラック、ホワイト、グレーの3色展開。

↑「SPM-1001」2万900円(税込)

 

もう一方の「SPM-1002」はブランドがスタートして間もない2003年SSシーズンに発表された「SPM-501」を、 今現在定番としてアッパーに使用している3つの素材(カンガルー革、牛スムース、牛ベロア)で再構築することでモダンな印象に仕上げています。ブラック、アイボリー、グレーの3色展開。

↑「SPM-1002」2万2000円(税込)

 

今回の20周年記念の2モデルは、広島県府中市の本社工場にあるバルカナイズ製法の釜をプリントした専用スペシャルボックスに入っています。さらに、20周年記念ロゴをプリントしたインソールをはじめ、2022SSシーズンテーマ 「Re;sort/リゾート」になぞらえ、リゾート地へ旅立つ空港の手荷物検査のX線画像をイメージしたプリントの特製シューズバッグや、特製の本革製ルームシューズがついています。

↑専用スペシャルボックス

 

今回の2モデルで2200足の販売を計画しています。気になった方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょう。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

デニムが人気の今だからこそ知りたい!本家の復刻ジーンズ『リーバイス ビンテージ クロージング』の魅力とは?

アメカジ復権と共に盛り上がりを見せているのがジーンズです。中でも一番人気はやはりリーバイス。古着ブームも相まって古着やヴィンテージに目が行きがちですが、いざ探してみるとマイサイズ、マイレングスの一本はなかなか見つかりません(古着の裾上げはしたくない!)。

最近は「新品で探す方がいいのでは?」なんて結論にたどり着き、改めてLEVI’S VINTAGE CLOTHING(以下LVC)が気になるようになりました。そこで今回は店頭でLVCを取り扱い、自身も愛用しているというHUNKY DORYの店長・塚本さんにZoomインタビュー。愛用者かつショップ目線から見た、LVCの魅力について存分に語っていただきました。


塚本康博さん(HUNKY DORY OSAKA)
大阪・南堀江で良質なアメカジを提案するセレクトショップ『HUNKY DORY』大阪店の店長。43歳。お店のブログに自身の購入したLVCの記録を書き綴っている。

初めて買ったヴィンテージジーンズは「ボロボロの501XX」

ーまずは塚本さんとリーバイスの出合いについてお聞きしたいです。

出合いは遅いんですよ。中高は部活に打ち込んでたから、ファッションに目覚めたのは高校2年くらいかな。当時はモード系やフェミ男系が流行っていて周りもMEN’S NON-NO系だったんですが自分には合わなくて(笑)。それで本屋で雑誌BOONを見つけた時は衝撃を受けましたね。夢中で読み漁ってそれこそ本当に擦り切れるくらいに(笑)。

でも、当時はリーバイスが田舎には売ってる店が無くて、それで通販でリーバイスの日本製702を買ったのが最初でした。当時はレプリカブームで501や503を穿いてる人が多かったので、702に付いてたバックシンチが気に入って702を選びました。完全に見た目です(笑)

━初めて501を買ったのはいつ頃になるんですか?

高校卒業して、大阪に出てからですね。当時は空前のヴィンテージブーム、アメ村には古着屋さんしかないんじゃないか?ってくらい古着屋が多かったんです。どこに行ってもリーバイス501が置いてるから必然的に目がとまるし、「501穿かないと」みたいな空気もありましたね(笑)。一番最初に買ったのは、今また人気が出てるブラックの501でした。

ー過去の企画で拝見しましたが、塚本さんはヴィンテージもお持ちでしたよね。それもこの頃に買ったものですか?

ヴィンテージは古着屋でバイトしている時の悪友にボロボロの501XXを10万円で買わないかって言われた時が最初ですね。当時はそれほど知識も無かったし、5万円ずつ分割で良いっていう甘い誘いに負けて買ったのが最初です。まあ自分の中では完全な黒歴史です(笑)。その後、いまのお店に入社してから初めてのアメリカ買い付けで、ローズボールフリーマーケットに行ったんですよ。ちょうどお店をリニューアルするタイミングでお店に置くアンティークの什器等を見に行ったんですけど、終わりにフリータイムをもらって66シングル(66前期)を45ドルで買いました。ヴィンテージブームが終焉してたので安かったですね。

ーローズボールでヴィンテージ……! 今はヴィンテージも高くなって、手が届きにくくなっていますよね。

今じゃ気軽に買えませんね(笑)。なので、僕の中でもヴィンテージは年に数回ここぞというタイミングで穿くものになってますね。ヴィンテージは全部で3本持ってるんですけど、一番好きなのは501のBIG E。66ほど細くはないけど、501XXよりはスッキリしててシルエットも綺麗だし、年代もそれなりにヴィンテージで自慢にもなるし、BIG Eって全体的にちょうどいいんですよ(笑)

アメリカ製じゃなくなってからのLVC

塚本さんのブログをきっかけに再びLVC良いな〜と思い始めたんです。最近は見る機会も減っていたのでちょっと新鮮だったというか。

アメリカ製が終わったことで少し熱が冷めた方も多いと思います。アメリカ製が終わるってなった時は駆け込み需要でめちゃくちゃ売れたんですけど、完全に在庫が無くなると距離を置く人も出てきたんじゃないかと。今でも稀に「アメリカ製じゃないの?」と言われることはありますが、そこは一つのターニングポイントだったと思います。

ーブログに記録されている分も含めて、かなり所有されてますよね?

ブログに記録していくうちに増えていって、全部で7〜8本あります。1947年、1955年、1954年、1944年の大戦モデル、1966年は持ってますね。そのときの気分でレングスを調整しているから買い直したくなることもあって、1947年だけはジャストサイズ、サイズアップ、色落ち加工で3本持ってます。

ーお店で取り扱いが始まったのは、アメリカ製が終わるくらいのときでしたっけ?

当店で取り扱いをスタートしたのが2018年からです。オーダーは前の年に行っているので、まさか取り扱う前にホワイトオーク工場が閉鎖するとは思ってもいませんでした(笑)。当店では海外買い付けも少しやっていて、RRLのジーンズは特に人気あるんです。ただ海外買い付けだと入荷が安定しないから、お店で継続して提案できる定番的なデニムブランドが欲しいなって思っていて。そのときは自分自身のRRLの熱が少しおさまって、一周回って「リーバイスが良いな」って思う時期だったし、個人的にもよく穿いてたんでLVCを仕入れられるように動きました。最初はアメリカから並行輸入で仕入れてたんですけど、現在では国内正規で取り扱わせてもらっています。

ー塚本さんから見て、LVCはどんなブランドでしょう?

いわゆるヴィンテージの復刻なんですが、ひとつのブランド化したジーンズのイメージです。ラルフローレンで言うRRLのような感じというか。ヴィンテージにはヴィンテージにしかない雰囲気があって、デニムの生地もそうですし、インディゴの色落ちの感じとかも、こればっかりはいくら復刻であっても完全に再現するのは難しいと思うんです。ただ、ヴィンテージのジーンズって生地が弱ってたり、もちろん高価なのもあって、気軽に穿けるものではない。それに対して、LVCはそんなヴィンテージのディテールを真っ新の状態で買えて、気兼ねなくデイリーに楽しめる本家の復刻ジーンズ。細部のディテールまで完璧にというわけにはいきませんが、それでも当時の雰囲気を少しでも楽しんでもらえたらと思っています。

ー先ほども話に出ましたが、LVCは数年前にアメリカ製が終了し、生地はコーンミルスからカイハラに、生産はトルコ(一部モデルは日本製)に移行しました。アメリカ製じゃなくなってからは何か変化はありましたか?

これは聞いた話になんですが、アメリカ製のときはディテールや年代の復刻がメインで、デニムの生地自体は近い年代だと同じものを使っていたみたいなんです。でも、2018年にカイハラがデニムのサプライヤーになってからは、年代に応じたインディゴの色味を再現する努力をされているそうで、日本の生地メーカーが取り組む姿勢が感じられるようになったのは嬉しいですね。

ー「アメリカ製が終了してしまった」というと昔からのアメカジ好きにはデメリットのように捉えられがちですが、決してそうではないと。

「LVC=アメリカ製」という絶対的なタッグが終わってしまったのは残念ですが、そこに日本人の技術が加わったという点は僕の中でメリットが大きいです。というのも、カイハラに変わってから生地の縮率が安定したことが一番ですね。アメリカ製とカイハラのLVCはどっちも持ってるんですけど、アメリカ製はモデルによって縮みにバラつきがあって安定していませんでしたが、カイハラはどのモデルも縮みが安定している。この部分はLVCの購入を検討されている方にとってサイズが選びやすくなったと思います。

ーそれは大きなメリットですね。製造国に関してはどうでしょう?

僕自身はトルコとかブルガリアがダメって思ってないんですよ。むしろ、ヨーロッパの縫製工場だったらトルコ、ブルガリアは有名ですしね。それこそ欧米の一流ブランドのダウンやオイルドジャケットでさえもブルガリア製。近年人気のユーロリーバイスでも昔からトルコ製があるので嫌な感じはしないです。ただ、「MADE IN USA」の響きは自分の世代にとっては絶対的な魅力があって、縫製が雑だろうがサイズにバラつきがあろうが「MADE IN USA」ってだけで購買欲が刺激されていただけに残念ではあります。

店頭一番人気は「1947年」の501XX

ーLVCではさまざまな年代のモデルが復刻されていますが、特にお店で人気が高いモデルってあるんですか?

当店で人気が高いのは1947年と1955年です。一番人気は1947年、2番人気が1955年。その次くらいに1954年(501ZXX)ですね。

ーLVC初心者なので各年代についてもお聞きしたいです。一番人気の1947年はどういうモデルでしょうか?

簡単に言えば第二次世界大戦後のモデルです。オリジナルのヴィンテージでも1947年モデルって「史上最高のモデル」、「501の最終形」って言われているくらい完成度が高いんですよ。この当時のリーバイスはまだワークウェアとして認知されていたんですけど、サスペンダーボタンやシンチバック等、ワークウェアのディテールが全部なくなって、より一般的に穿きやすいモデルになった。でも、シルエットにはまだワークウェアの名残りがあるんで、ワークウェアからファッションアイテムへ変貌し始める輝かしい未来へ向けたジーンズという感じです。

5ポケットジーンズの完成形とも呼ばれる「1947年」の501XX。第二次世界大戦後に発売されたモデルで、1930年代モデルと大戦モデルの特徴を兼ね合わせたハイブリッドなスタイルが特徴。シンチバックやサスペンダーボタンなどのディテールを簡略化し、シルエットもよりスリムなフィットに変更。

ー「501の最終形」という響き、カッコいいです(笑)

オリジナルのヴィンテージは人気で価格も高騰してますね。あと、1947年に関してはポケット横のサイドステッチが長いんです。だから知っている人が見たら一発で分かるモデルっていうのも、人気のポイントかなと思います。

ー初めてLVCを買うなら1947年がオススメ?

LVCが気になるけど欲しいモデルは決まっていないって人にはオススメしてますね。シルエットは全体的に細身のストレートなんですけど、バランスがすごく良いんです。本当にどんな体型の方にもハマります。ただ、オリジナルのシルエットはそんなことないんですけどね(笑)。当時映画フィルムのスターたちが501のシルエットを細くリサイズして穿いてたみたいです。なのでその時代背景を汲んで、1947年の501だけは全体的に細いシルエットにしてるみたいです。

ーLVCは全てを忠実に復刻してるのかなと思っていたんですが、そこは時代背景も汲んだデザインにしているんですね。

あと、もう一つのオススメの理由は、どのモデルに対しても基本になるシルエットなんです。ジャストサイズで買っていただくと、次に太めが欲しい、細めが欲しいってなったときの軸になってくれるんですよね。

太めなら「1955年」の501XX、細めなら「1954年」の501ZXX

ー2番人気の1955年はどんなモデルですか?

1955年はちょっと太めのシルエットで、ここ数年で人気が高まってきたモデルです。50年代のモデルに関しては表面が毛羽立つようなキバタデニムを使用しており、他の年代に比べてどす黒い色落ちをするんです。デニム生地も少し厚手で、この年代がいわゆるヴィンテージジーンズのレプリカの醍醐味を一番感じられますね。

「XX=エクストラエクシード表記」が終了する1966年までの「XXジーンズの最終形」としてヴィンテージ市場でも人気が高い1955年モデル。クラシックな1950年代のバイカースタイルを代表するジーンズでもある。あえて身体にフィットさせないアンチ・フィットで、股上が深く腰回りはゆったり。

ー太めのシルエットはトレンドだし、人気が出るのも分かります。もちろんヴィンテージでも人気のモデルだとは思いますが。

最近は501をちょっと太めで穿きたいという人も多いですしね。そういう人に1955年はドンズバでハマる感じです。で、それと対極にあるのが1954年ですね。

ー1955年と1954年が対極なんですか?

まずモデルの説明をすると、1954年は初めてのジッパーフライモデルなんです。ちょうどリーバイスが西海岸から東海岸に販路を広げるときに、ジーンズをまだ知らない東海岸の人に馴染みやすいようにボタンフライからジッパーフロントに変更したと言われています。ただ、この頃はまだ縮率デニム(リジッドから洗うと縮むデニム)を使っていたから、洗濯するとジッパーが歪んでしまって上げづらい。だから数年後に防縮デニムを使った551Zが発売され、後の505へと続いていきます。

ー東海岸進出のときにジッパーフライを採用したというのは有名な話ですよね。

で、何が対極かというとシルエットです。テーパードが効いてて、たぶん今展開している501品番の中で一番細い。66とかよりも全然細身で、股上もわりかしスッキリしてます。特にジャストレングスやくるぶし丈で穿く人には良いかなと。生地は1955年と同じ、少し厚手の毛羽立ちのあるキバタデニム。ヴィンテージ感のある生地を味わいつつ、今にハマるようなちょっと細身のシルエットが欲しい方にオススメです。

アメリカ西部のみで販売していたリーバイス社が、初めてアメリカ東部へ販売領域を広げたときにリリースした記念すべきモデル。東海岸では馴染みの薄いボタンフライからジッパーフライに変更し、初のテーパードシルエットが採用された。ややハイウエストな腰回りでシルエットは501シリーズの中でもかなり細身。

ー基準となるのは1947年、そこから太く穿きたいなら1955年、細く穿きたいなら1954年ということですね。サイズに関してはどうでしょう?

1947年はまだワークウェアの名残りがあるので股上はやや深め、1954年と1955年はやや浅く、それぞれでウエスト位置が異なるのでサイズ選びも若干前後する場合があります。ただ、ほとんどの方はまずジャストサイズに合わせて購入されます。3万円のジーンズって高くはないけど安くもない、ちょっと良いジーンズみたいな感じじゃないですか? だから、「高級なレザーシューズを買うような感覚」に近いのかなと思います。良い革靴を買う場合はまずジャストサイズに合わせていくじゃないですか。そんな感覚で選んでもらえればといいかなと。

ジャストサイズの1947年モデルに、BDシャツを合わせたスタイル。タイトなシャツを合わせてしまうと時代遅れ感が出るため、シャツは今のサイズ感で選ぶべし。/ シャツ(マニュアルアルファベット)、ジーンズ(リーバイスビンテージクロージング)、キャップ(クーパーズタウン)、スニーカー(私物のコンバース)

ーなるほどです。ちなみに、この時期だとどういうスタイリングで着ますか?

白シャツと合わせるのがオススメです。白シャツにジーンズの組み合わせは春にしか楽しめない、春でこそ成り立つスタイルだと思うんですよ。最近はシャツをタックインしてジーンズでバシッと着ようかなという気分にもなってますね。で、足元はコンバース。もちろん、ローファー、短靴とかでも全然良いんですけどね。

白シャツ×ジーンズはミリタリーとも好相性。こちらは前述のスタイルの上からBDUシャツを羽織ったスタイル。BDUシャツはVネックにリメイクされているため、カーディガン感覚で着られるそう。/ シャツジャケット(ロスコ)

LVCは必ずフィッティングして買うべし!

ー最後にフィッティングについてお聞きしたいです。基本的にリジッドのジーンズを買う場合は縮みを考慮しないといけないですよね。

縮率に関しては洗い方によって変わりますね。僕はリジッドのジーンズも普通に洗濯機で洗っちゃうんですけど、その場合はほぼ2インチ、大体ウエストで5〜6cm、レングスで7〜8cm前後くらいは確実に縮みます。

ー新品と洗濯後のビフォーアフターに関しては塚本さんのブログにも分かりやすく記録されていますよね。

ブログにはお店で取り扱っている年代のモデルを自分で実際に洗濯して記録を残してます。昔からコインランドリーの乾燥機で生地を縮めて……とかはやってたんで、個人的にも楽しいんですよね。実際にブログを見て、店頭に来店してくださる方もいますし。僕も実体験なんで細かく話せるし、お客様の中には「直営店で説明されるよりも納得できる」と言ってくださる方もいてやってて良かったなと思います(笑)

塚本さんがブログにて記録しているビフォーアフター写真。比較を見ると洗濯後は大きく縮むことが分かる。

ー実体験ベースの接客を受けると「このスタッフさん、信頼できるな」って思いますよね。

あと、僕はディテールよりも時代背景のほうが好きなんで、「この時代だからこういうジーンズが生まれるんだ」みたいな話をしたりするんですけど、そういうのも気に入ってもらえているのかなと。

ーまとめると、関西でLVCが欲しい人はぜひHUNKY DORYへ行けばいいってことですね(笑)

ただ、僕はLVCの接客に関してはすごく時間がかかりますよ。余計な話が増えるんで試着してサイズ選んでレジに行くまでに最低1時間くらいはみといてください(笑)


記事掲載アイテム


〈LEVI’S VINTAGE CLOTHING〉1947 501XX JEANS – RIGID ¥30,800

 


〈LEVI’S VINTAGE CLOTHING〉1955 501XX JEANS ¥30,800

 


〈LEVI’S VINTAGE CLOTHING〉1954 501ZXX JEANS ¥30,800

 

HUNKY DORY OSAKA
〒550-0015
大阪府大阪市西区南堀江1-20-20アンシャンテ南堀江1F

営業時間:12:00 ~ 19:00
電話番号:0665318033

アーバンスタイルを演出する、adidas ID2.0。普段着として大人なスポットにも行ける!

スポーツ用品販売のアルペンは、アディダス ジャパンとタッグを組み、2月25日より、ファッションコレクション「adidas ID2.0」の22SSモデルを発表しました。

 

22SSモデルは「洗練と、リラックス」がテーマ!

ニューノーマルの時代において、人々は、ON/OFFの切り替えがスムーズにできて、リラックスしながら快適に一日を過ごすライフスタイルを求めるようになりました。本コレクションでは、そのような人々の意識変化にこたえるような、ビジネスシーンからオフの日の外出、そしてアクティブに動きたい日まで 、柔軟に着こなせる、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムをラインナップしています。

 

快適でリラックスできる着心地のスポーツウェアでありながら、日常のファッションアイテムとして大人なスポットにも行ける。それが、スポーツデポ/アルペンで展開しているID2.0。22SSモデルは、「洗練と、リラックス」をテーマに、デザイン性とスポーツウェア由来の機能性がさらに進化したコレクションとなっています。また、メンズ・レディス合わせて41品番と幅広いラインナップ。全国のスポーツデポ・アルペン、公式オンラインストアにて限定発売となります。

 

以下、おすすめのピックアップコーディネートを紹介。

 

 

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地球に優しくアウトドアを楽しむ。「ADIDAS TERREX ハイキングコレクション」2022年春夏新作コレクションを発表!

アディダス ジャパンは、アディダス アウトドアの2022年春夏新作コレクション「ADIDAS TERREX ハイキングコレクション」を発表。本コレクションの特徴は、「END PLASTIC WASTE(プラスチック廃棄物の削減)」というアディダスが掲げる大きな目標に向け、よ り地球に優しいアプローチでアウトドアを楽しむために創られた、新たなADIDAS TERREXハイキングシリーズです。

 

環境に配慮した素材を使用

本コレクションは、Parley for the Oceans(パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ)とのコラボレーションから生まれた、 パーレイ・オーシャン・プラスチックを一部使用したハイキングシューズとジャケットが登場。 環境に配慮した素材を使用するだけでなく、アウトドアのさまざまな悪条件を想定し快適さを追求したテクノロジーとスタイルを採用。

 

ハイキングシューズ「TERREX FREE HIKER XPLORIC PARLEY(テレックス フリーハイカー エクスプロリック パーレイ)」は、足を包み込みソックスのようにフィットする Primeknit(プライムニット)アッパーや、荒れた路面でも適応し一歩ごとにエネルギーリターンを発揮するBoostクッショニングを採用。埃や小石がシューズ内に入ることを気にせず動けるハイカットシルエットで、ホールド感とサポート力を強化。また、どんなトレイルでもグリップ力を発揮するCONTINENTAL TMラバーをソールに使用するなど、先進テクノロジーを生かしたハイキングシューズとなっており、日常のタウンユースから自然の中でのハイキングにも特化しており、長時間歩いても快適な履き心地を失わない一足です。

↑「TERREX FREE HIKER XPLORIC PARLEY」3万8000円(税込)

 

「TERREX XPLORIC(テレックス エクスプロリック)ジャケット」は、たくさんのモノを持ち運ぶことが容易にできるよう、様々な形、大きさのポケットシステムを採用。ジャケットは2.5レイヤーのため、汗をかいても快適な着心地を保ち、またRAIN.RDY機能によって防水性能(透湿性:10,000g/ 耐水圧:10,000mm)が搭載され、急な雨などの天候の変化にも対応可能。軽量で持ち運びにも適しています。

↑「TERREX XPLORICジャケット」2万7000円(税込)

 

本コレクションは、アディダス ブランドセンター原宿および RAYARD MIYASHITA PARKにて、2022年3月15日より一部商品の先行発売を開始します。なお、その他アディダス直営店、アディダス オンラインショップ、アディダス アプリでは2022年4月9日より順次発売を開始します。

 

 

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この春、どんなシャツを着る? いま着たいのはこの4枚!

シャツの季節が到来。今年も引き続きゆったりシルエットであるのを前提に、トレンド要素を含んだ一枚を選んでいきたいところ。今選ぶなら、例えばこんな4枚!



〈EDIFICE〉D.ALEN ボタンダウン ドビーストライプ シャツ ¥14,300

 

ずらしグリーン

ここ数年、数ある柄の中でも最も勢いのあるストライプ柄。より今季的な意味合いを含めるなら、トレンドのグリーンのものを選びましょう。形はエディフィスらしくカジュアルになり過ぎないサイズ感。肩幅はややゆったりで、着丈はタックアウトした際にちょうどいいバランスです。今時期はアメトラよろしくな紺ブレとの合わせを楽しみたい。


〈Still by hand〉Blurred stripes Shirts ¥17,600

 

渋めのキレイめシャツ

〈スティルバイハンド〉の一着は、ストライプはストライプでも近づいてわかるほどの薄っすらとしたものを採用。それゆえに控えめで、かといってランダムなピッチ幅で配されたストライプにはしっかりとした主張も。渋さ極まるグレーをベースにしたのも頷けます。トレンド感をさりげなく取り入れたい諸兄におすすめ。


〈Adam et Rope〉ドライタッチ デニムシャツ/サスティナブル ¥13,970

 

モードなデニム

昨年から再燃しているデニム素材ですが、今季はトップスにもその流れが。〈アダム エ ロペ〉の一着は、ヴィンテージかのような生地感が雰囲気ムンムン。かといってそれを押し進めるわけではなく、ポケットレスにすることでミニマムな表情に仕上げました。これならこってりアメカジが苦手な方も大丈夫なはず。着た時の表情は不思議とモードです。


〈j.s.homestead〉US ファティーグ オーバーサイズブルゾン ¥19,800

 

ストリートにミリタリーを

こちらはシャツではないのですが、シャツ的な役割を果たすという意味でピックアップ。昨今盛り上がりを見せるミリタリーカテゴリーからの一着です。モチーフとなっているのは、ベトナム戦争時にアメリカ軍が着用していたジャングルファティーグジャケット。着丈が短く調整されている分ポケットが2つ(一段)減っており、重厚感がいい意味で薄れています。これならストリートなスタイルにも馴染みやすそう。

無地のロンT足りてる?いま買い足したい4着はコレ!

日中はアウターを脱いでいる時間が長い今、意外と人目に付くのが中に着ているロンTです。冬場はついつい後回しにしがちだったアイテムですが、そろそろ充実させておきたい時期。今回はなにかと使いやすい無地のロンTに絞って4着をピックアップ!

白ロンTのマイ定番にしたい


JOURNAL STANDARD / CUT DOWN ロングスリーブTシャツ ¥6,600

 

まずは“基本のき”である白のロンTからチェック。もっと価格の低いものも巷にあふれていますが、生地やシルエットの基準をしっかりクリアする一着はなかなか見つからないものです。〈ジャーナルスタンダードホームズテッド〉の一着はファッションの系統を問わず使える、ほどよくゆとりのあるシルエットがグッド。生地もしっかりしているので、暖かくなれば一枚でも活躍してくれます。この価格帯としては意外と珍しい日本製というのもポイントです。

アメリカの2大ボディメーカーの一角にショップ別注


FRUIT OF THE LOOM / USAコットン サイドスリットロングスリーブTシャツ
¥5,500

 

アメカジ好きにはお馴染みのボディメーカーである〈フルーツオブザルーム〉に別注を依頼したのはセレクトショップ「ORANGECOUNTY」。ベージュとグリーンの2色という通好みのカラーセレクトに同ショップのセンスが光ります。左袖に付くフルーツモチーフのワッペンもポイント。アメリカブランドらしいざらっとした生地感は洗い込んで味が出てくるのが楽しみです。

“ロンT”と呼ぶには上品過ぎる一着


EDIFICE / ポンチ ワイド ポケットロングスリーブTシャツ
¥7,480

 

アメカジ感が強いテイストではなく、もう少しきれいにロンTを着こなしたい方は〈エディフィス〉の一着をチェック。画像でも分かるほどの上品な光沢を放つ生地は大人のカジュアル着にピッタリです。素材はコットン100%なので、化繊の肌触りが苦手という方にもおすすめ。画像のカーキの他に、ネイビー、ベージュ、パープルの4色が揃います。

希少なコットンで仕上げた“ぜいたく”ロンT


UNFIL / ORGANIC COTTON JERSEY LONG SLEEVE POCKET TEE ¥16,500

 

選び抜かれた上質な素材を、日常使いしやすいデザインに昇華する手腕に定評がある〈アンフィル〉。今回の素材に採用したのは、ウズベキスタンの高地で栽培された“ホワイトキング”と呼ばれる希少なオーガニックコットンです。ぜいたくなコットンを惜しげもなく使って仕上げたのは、至ってシンプルなポケ付きのロンT。リラックス感あるシルエットが生地の上質さを引き立てます。デニムやチノ、軍パンなど幅広いパンツに合わせやすいマホガニーブラウンの色味も◎

 

春にぴったりな真っ白のミリタリー。エディフィス別注のアーミーツイル5品

アメリカやヨーロッパ諸国のミリタリーウェアをモチーフに、オリジナルの生地、独自のシルエットでアレンジしたプロダクトを展開する〈アーミーツイル〉。元々は1940年代にアメリカで誕生したストアブランドですが、一昨年2020年にリプロダクトレーベルとして再スタートしました。

いま人気を集めている同ブランドに、エディフィスがインラインにはないホワイトカラーを別注。この春に着たいホワイトのミリタリーウェアがアウター、トップス、ボトムスで全5アイテム展開されています!


〈EDIFICE〉【ARMY TWILL/アーミーツイル】別注 フーデットコート ¥24,200

 

まずはフランス軍の名品スモックパーカをベースにしたフーデッドコート。オリジナルはプルオーバーですが、フロントをフルジップに変更し街着として使いやすいデザインにアップデートしています。


〈EDIFICE〉【ARMY TWILL/アーミーツイル】別注 ボージョンジャケット ¥15,400

 

1800年代後半頃にフレンチアーミーで採用されていた作業服「ボージョンジャケット」のディテールを取り入れたシャツジャケットは、メタルボタンと少し太めのスタンドカラーがポイント。シルエットは今っぽくゆるめに設定されているのも◎


〈EDIFICE〉【ARMY TWILL/アーミーツイル】別注 ドッグトレーナージャケット ¥17,600

 

同じくフレンチアーミーからドッグトレーナージャケットをベースにした一着。その名の通り、軍用犬のトレーナーに支給されていたジャケットです。スタンドカラーの短丈ブルゾンなので、スタイリングに取り入れやすいのも魅力。脇のメタルハトメや内側のベルトなどミリタリーディテールもしっかり残っています。


〈EDIFICE〉【ARMY TWILL/アーミーツイル】別注 スモックシャツ ¥9,790

 

1940年代のスイス軍のスモックシャツがモチーフした一枚は生地がポイント。ヴィンテージ素材を解析してつくったというコットンスラブ生地は、綿麻のようなサラッと軽いタッチです。元ネタと同じく、シルエットはかなりゆるめ。インナーにフーディーも余裕で着れちゃいます。


〈EDIFICE〉【ARMY TWILL/アーミーツイル】別注 カーゴパンツ ¥15,400

 

ラストはミリタリーの王道USアーミーのM-51フィールドパンツ。オーバーパンツがルーツになっているためワイドなシルエットですが、一部ゆとりを削ぎ落とすことでオリジナルよりスッキリとした見た目にアップデートされています。生地はハリと軽快さを併せ持ったコットンポリで、軽いのもグッドです。

人気のアーミーツイルとエディフィスにより展開中のホワイトミリタリーウェア。オリジナルにはない爽やかなカラーは春の装いを彩るのにもってこいです。ちなみに店頭ではインラインのカラーも同時に取り扱い中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

EDIFICE スクランブルスクエア店
〒150-6107
東京都渋谷区渋谷2-24-12

営業時間:10:00 ~ 20:00
電話番号:0364273042

フレッシュなルックスのリーボック「クラシック レザー レガシー AZ」がイイ感じ

2020年にリーボックが誇る2つの名ランニングシューズの特徴をミックスしたフュージョンモデル「クラシック レザー レガシー」が登場してヒットを記録しました。今回は、その次世代モデル「クラシック レザー レガシー AZ」を紹介します。

 

今作のベースとなっているのは、1983年にリリースされたランニングシューズ「アズテック2」と、1983年に登場して以来、40年近くも愛され続けるロングセラー「クラシックレザー」です。アズテック2は、1978年にアメリカのランニング誌「ランナーズワールド」で最高の五つ星を獲得した名作「アズテック」の継続モデル。一方のクラシックレザーは、アッパーにガーメントレザー(高級天然皮革)を使用したローテクスニーカーです。

 

【リーボック「クラシック レザー レガシー AZ」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ネイビー×ホワイトのクールなカラーリングも効いてます!

リーボックのレトロランニングモデルのスマートなシルエットをベースに、現代のトレンドに合わせてアレンジしたクラシックレザー レガシー AZ。クラシックレザー レガシーと同様に、アッパーの一部に30%以上リサイクル素材を使用して環境にもしっかりと配慮しながら、スタイリッシュなルックスをブラッシュアップしています。サスティナビリティの取り組みを継承しながら、ヒールに樹脂製のスタビライザーを設けて安定性を向上。さらにアウトソールの形状もアレンジして、軽量性としなやかさを強化しています。

クラシックな質感のナイロンと毛足の長いスエードのオーバーレイを重ねて、ヴィンテージ感が溢れています

 

ベクターロゴをモチーフにしたアズテック2のデザインを採用しながら、クラシック レザーと同様の位置にブランドロゴのが配されています

 

ヒールのデザインはアズテック2に寄せて、ソールの若干めくれ上げられています

 

↑アウトソールには透かしを設けて軽量化が図られています。クラシック レザー レガシーとの違いを明らかに感じられる部分です

 

 

リーボックのアーカイブをベースにモダンなデザインを巧みに取り入れ、まさに過去と未来を繋ぐ一足といえます。今回セレクトした、「クラシックレザー」を象徴するネイビー×ホワイトというシンプルでシックなカラーリングもポイントです。ワンマイル系からスポーツミックスまで幅広くフィットしてくれますね!

リーボック
クラシック レザー レガシー AZ
1万439円(税込)

 

匿名性の高いライトアウター。なのにギミック満載の〈CCP〉のバイカラージャケット。

ようやく暖かい日が訪れたと思ったら、冬の寒さに逆戻り。こうも振り回されると、せっかく春服がほしいのに何を買うべきかの照準が合わせづらいものです。ただ、いわゆる三寒四温の季節には、ライトアウターが有効なんでしたっけ。当面はインナーとして、然るべきタイミングがきたらアウターとして活躍してくれます。

CCP/バイカラージャケット ¥30,800

いち編集部員的には、〈CCP〉のバイカラージャケットが気になります。基本はサイクリングをベースに置くブランドながら、シンプルなデザインで街着としても使いやすい、単純にかっこいいプロダクトを展開。

当のフードジャケットも、匿名性が高く「それどこの?」と思わず聞きたくなる一着。生地には撥水性を備えたタフタ素材を使用しており、特長となるハリ感がゆったりとしたシルエットを綺麗に出してくれます。

CCPといえばの特徴が、シンプルなデザインの中にもギミックを仕込んでいる点。フロントには、デザインアクセントにもなっているポケットが2つ。さらには、両脇にも配されています。

さらにさらに、前身頃の内側には、外側ポケットの袋布を利用したポケットが。これ、スタップボタンを締めることで、ベストのような見え方になります。もちろん機能的な意匠として用意されているのですが、「これを使ってどう着こなしてやろうか」というファッション的な構え方もさせてしまうのです。いやはや……CCP、恐るべし。これだから毎シーズン目が離せません。

マネキンに着させた様子。やはりベストとなっている部分が気になり「それどこの?」と言わざるを得ない。

ちなみにセレクトショップ『Lampa』では、Lサイズのみの取り扱い。ただ、大体の人がこのサイズで問題ないかと。実は先週、Lampaで行ったライブ配信で着用したのですが、筆者の体型(180cm/70kg)でもイマ風なゆったり感が得られました。気になる方は、お時間があれば動画も参照のこと(45:00前後)、下記より詳細をチェックしてみてください。

この手のジャケットは縦横無尽に活躍してくれます。筆者はあのライブ配信で着用して以来、気になって仕方ありません!

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ルコックスポルティフと池田エライザとのコラボレート・コレクション「ELAIZA LCS」第4弾!

デサントジャパンが展開する「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」は、ブランドアンバサダーである池田エライザさんとのコラボレート・コレクション「ELAIZA LCS(エライザ エル・シー・エス)」の新作を2022年3月16日より発売。第4弾となる2022年春夏のキーワードは「MA VIE(マ ヴィー)」。私の生き方、人生という意味のフランス語です。自分らしさを大切にしながらオシャレを楽しむというエライザさんからのメッセージが込められており、アパレルは、ユニセックスで着用できるS-M、L-Oの2サイズ展開で、ジェンダーレスに楽しめるアイテムを取り揃えています。

 

今回のコレクションは計7型登場!

今回は、エライザさんが好きだという、90年代を代表するフランス映画から着想を得たパリの街並みを象徴するカラーリングが特徴のコレクション。「メトロ」をグリーンで、「橋」をグレーで、「レンガ」をレッドで表現しており、アイテムの随所にそのカラーリングを落とし込むことでパリの街を表現しています。エライザさん手書きの「MA VIE」の文字を、展開アイテムのスウェット、半袖シャツ、シューズに刺繍やプリントであしらっています。

 

エライザさんのメッセージやアイデアが込められた「ELAIZA LCS」コレクションは、スウェットや半袖シャツ、スニーカーなど計7型を展開。デサント公式通販「DESCENTE STORE オンライン」と通販サイト「ZOZO TOWN」などで販売します。

↑【ELAIZA LCS】スウェット 8690円(税込)、【ELAIZA LCS】ロングパンツ 7590円(税込)

 

↑【ELAIZA LCS】ソックス 1980円(税込)、【ELAIZA LCS】LCS R 888 EZ 1万4300円(税込)※22.5〜28.0cm

 

↑【ELAIZA LCS】半袖シャツ 5390円(税込)

 

↑【ELAIZA LCS】TELUNA BOUND COURT EZ
(テルナバウンドコート イーゼット) 8800円(税込)※22.5〜25.0cm

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

ニューバランスブランドを象徴するグレーを纏った英国メイド版「670」!

1985年にニューバランスからリリースされた、隠れた名作と呼ばれている「670」。ニューバランスにおいて1985年といえば、同ブランドの最高峰シリーズ「1000番台」の初代モデル「1300」が登場した年です。「1300」は、当時のスニーカー市場ではあり得ない130ドルという驚愕のプライスで登場しましたが、その「1300」の履き心地を、より手軽に味わえるシューズとして登場したのが670でした。一見すると、670は1300のエコノミー版的に感じますが、さにあらず! 日米共同開発の「C-CAP」をミッドソールに搭載し、軽量で優れたクッショニングとデザインを兼ね備えていて、多くのニューバランスファンを魅了しています。

 

【ニューバランス「M670」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

上質な素材でハイエンドな一足へとレベルアップ!

そんな670のオリジナルは、当時の通常ラインだったUSAメイドでしたが、今作ではニューバランスが誇るハイエンドライン「Made in UK」からのリリース。優れた機能性はそのままに、より上質で重厚な存在感が加えられた一足へと仕上げられています。

↑アッパーは上質な天然皮革とメッシュのコンビネーションで、重厚感と通気性を兼ね備えています

 

↑ミッドソールは、EVA素材を圧縮形成してクッショニングの耐久性を強化した「C-CAP」を採用

 

↑アウトソールは「ビブラムソール」を採用し、悪路でもすぐれたグリップ力を提供

 

↑シュータンには「MADE IN ENGLAND」が刺しゅうされて、存在感をアピール!

 

 

ニューバランスのクラフトマンシップあふれる英国メイドならではの、気品ある雰囲気がたまりませんね。しかも同ブランドを象徴するカラーリングとも言えるグレーをまとい、Nロゴのエッジ、ヒールタブ、アウトソールはブラックで染め上げてスタイリッシュな雰囲気を強めたのもポイント。大人にこそ似合う一足と言えるのではないでしょうか。

ニューバランス
M670
2万9700円(税込)

 

全部買っても2万円以下! 別注〈ビッグマイク〉のトップスは、まとめ買い推奨です。

1890年にアメリカ・イリノイ州で創業したといわれる、ワークウェアブランド〈ビッグマイク(BIG MIKE)〉。ワークウェアだけでなく、ミルスペックの生産にも携わっていたとされ、50年代にはBIG YANK、BIG MACと並び、「ワークウェア界の3BIG」と呼ばれていたブランドです。

残念ながら、80年代初頭にブランドは消滅してしまいましたが、現在は日本企画にて復活。オリジナルのデザインを取り入れながら、現代にフィットするヘビーデューティーなウェアを展開しています。

そんな〈ビッグマイク〉に、熊本のセレクトショップ ORANGE COUNTYがトップスを別注。春に使いやすいベーシックなスウェット、パーカー、カットソーの3アイテムが発売中です。


【BIGMIKE/ビッグマイク】別注Crewneck Sweat(4COLORS) ¥6,600

 


【BIGMIKE/ビッグマイク】別注Pullover Parker(4COLORS) ¥7,700

 

春先にさらっと着られる10オンスのスウェットシャツとフーディーは、チャコール、サンドカーキ、グレー、ブラックの全4色展開。汗ばむ季節にうれしい裏パイル仕様で肌触りが良いのもポイントです。


【BIGMIKE/ビッグマイク】別注Long Sleeve Tee(3COLORS) ¥4,950

 

ロンTは、同ブランドで人気のある半袖ポケTシリーズと同生地を使用。7.1オンスの程よくしっかりとした生地で、一枚で着たときの見栄えもバッチリです。こちらはインナーとしても使いやすいブラック、グレー、ホワイトの3色展開。

ORANGE COUNTY別注の3アイテムは全てアンダー1万、全部買っても2万以下というプライスも見逃せないところ。春トップスが少し足りないかも、なんて人はこの機会にまとめて買っちゃいましょう!

ORANGECOUNTY 熊本並木坂店
〒860-0847 熊本県熊本市中央区上林町3-362F
営業時間:11:00 ~ 19:00
電話番号:09-6322-7966

イマ風なリーバイスを発見! ワイドで、アイスブルーで、イナタいのがポイントです。

アメカジ再燃を受けて、デニムがひっさしぶりに復権(何年ぶり?)。ただ、今選びたいのは、ワークを彷彿とさせるゴリゴリのものではなくて、イマドキゆったりシルエットでウォッシュのかかったもの。要は、肩肘張っていないデニムです。

例を挙げるなら、こんな一本?

Levis/STAY BAGGY TAPER ¥14,300

〈リーバイス〉のバギーテーパードデニムです。アメカジの基本とも言えるレガシーなブランドが、漏れなくトレンド感のあるデニムを作ってくれていました。

詳細はというと、ワイドに慣れた今の基準を満たすほどのワタリ幅をしっかり確保。さらに、裾に向かうにつれて緩やかにテーパーがかかった、リラックス感のあるシルエットです。数年前まではテーパーのきついボトムスが主流でしたが、今選ぶならこれくらいがちょうどいい。裾幅がある分、ボリューミーなスニーカーとも好相性です。

ギュンギュンに狭まっていない裾幅。スニーカーだけでなく革靴にも合わせやすい。

色は、がっつりウォッシュのかかったアイスブルー。ついこの間まではイナタくて選ばれなかった色味ですが、今はむしろグー。

さらに、統一感のある色落ちの仕方で、ハチノスやヒゲなどの加工が(激しく)されていないのもポイントです。元々はデニムの特徴の一つですが、それらがあるだけでコッテリバリカタになってしまい、今のムードにはちょっと合わない。

こちらは色違い。比較的濃いめのブルーです。よりイナタくて、危なっかしい感じが雰囲気が逆にクール(個人的見解)。これにニューバランスの990番台を合わせた日には……(ノームコア?)。

というわけで、そろそろ春も本格化してくる頃合い。新しい季節は新しいボトムスと共に迎えましょう。デニムを探されていた方は、リーバイスの一本をぜひチェックしてみてください。

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