2019年は国交樹立100周年! 「ポーランド」の知っておきたい文化情報8つ

今夏ワールドカップの対戦国として話題となったポーランド。近年では旅行先としてもますます人気を集めていますが、観光地としてはもちろん、カルチャーやグルメも興味深いのがこの国。そして2019年は、日本とポーランドの国交樹立100周年を迎えます。そこで、本稿では記念すべき年に向けて、ポーランドの文化に関する情報をまとめてご紹介します。

↑ポーランドの首都ワルシャワの風景

 

1:厳かだけど楽しい「結婚式」

日本では婚姻届を提出すれば、その日から2人は夫婦となります。しかし、敬虔なカトリックの国として知られるポーランドでは、少なくとも半年以上前から「結婚講座」を受けて、結婚の準備をしておく必要があるのです。そして、結婚式当日は誓いのキスさえできない厳かな雰囲気であるにも関わらず、その後の宴会ではひたすら食べて踊っての繰り返し。日本のように感動や驚きは求めません。

 

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2:日本人旅行者もビックリするほどの「親日」ぶり

日本の文化が遠いヨーロッパの国でも愛されていると知ったら、誇りに思いますよね。ポーランドではグルメから娯楽、スポーツまで、日本のものがありふれています。お寿司はヨーロッパで最高と言っても過言でないレベル。黒澤明監督の映画やポケモンなどのアニメも広く見られています。そういえば先日、ポーランド人の友人にオススメのお店を聞くと、「あそこのラーメン屋さんがおいしいよ」という思わぬ返しがありました。外国人のほうが日本人よりも日本のことを知っているということはポーランドでもあります。母国のことはきちんと勉強しておきたいですね。

 

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3:あの商品、ポーランド製かも?

最近、日本では輸入ショップ以外でも輸入品を見かけるようになりました。筆者が日本に帰ったときに立ち寄ったお店にポーランドの商品が置いてあったということも何度かあります。キャラメルの「クルフカ」や発酵食品の「ザワークラウト」、高級グラスの「クロスノ」だけでなく、ベリー系の冷凍食品、アルコール度数の高いお酒、羽毛布団、デオドラントなどもポーランド発の人気商品として売られているようです。

 

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4:見た目で判断するな! 意外と絶品「B級グルメ」

中欧のポーランドでは、西欧でよく見られるこってりした肉料理もあれば、東欧の素朴さと寒い国ならではのしょっぱさが味わえる料理がたくさんあります。クリスマスの「鯉の料理」を含め、そのほとんどが日本人の口に合うので、一度ポーランド料理を堪能するとハマってしまうこと間違いありません。真っ赤な野菜スープの「バルシチ」(写真上)や豚の血や贓物などが入ったソーセージの「カシャンカ」など、なかには材料や見た目で「これはちょっと…」と思ってしまうものもありますが、食べてみると、おかわりしたくなるほど、おいしいですよ。

 

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5:日本人も納得! 日常的に飲む、おいしいドリンク

今年は世界中で猛暑が続き、ポーランドも例年以上にドリンクの消費が多かったようですが、この国でよく飲まれるものといえば、フルーツジュースの「コンポート」や野菜たっぷりの「ラバルバルのジュース」、発酵飲料の「クワス」。筆者が日本で暮らしていたときに飲むものは非常に限られていましたが、ポーランドに来てからはあらゆるドリンクを飲むようになりました。それも、ポーランドのドリンクは日本人の口に合うという証拠かもしれません。

 

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6:ベーグルを生んだ国はポーランドだった!

フランスに住む人もポーランドのパンはうまいと言いますが、そのなかでも南ポーランドのクラクフだけで食べられる人気のパンがあります。それが、ポーランド語で「オブヴァジャネック」と呼ばれるベーグル。ずっしりと食べごたえがあるので腹もちもよく、忙しい朝やちょっと小腹が空いたときにピッタリ。ベーグルといえばオシャレなカフェで食べるイメージですが、本場では移動型の小さな屋台で買うことができます。味は4種類(塩、ゴマ、ケシの実、チーズ)あり、どこのお店でも45円程度で売られています(チーズだけ10円ほど高い)。

 

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7:日本と共通の祝日から分かる「文化の違い」

日本の祝日では、その休みを利用して家族とどこかへ旅行したり、友人とショッピングを楽しんだりする人が多いと思います。ポーランドでもそういった楽しみ方をすることはあるものの、教会の祝日が多く、どちらかというと家で家族や親戚と過ごすことのほうが多いかもしれません。両国には共通する2つの祝日があります。1月1日の元旦と5月3日の憲法記念日。しかし、ここから日本とポーランド人の違いが分かります。

 

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8:高学歴が多いポーランドの秘密は「小学校」にあり?

ポーランドの教育費は大学まで原則無償であるため、進学率は高く、また教育システムは世界的にも上位に入ります。日本との違いは多くありますが、そのなかでも高校最後に受験する「マトゥラ」は、進学するしないに関わらず、よい成績を修めなければならないポーランドの卒業試験です。また、休憩が短く、掃除をしなくてもいいなど、学校は勉強するところと割り切っているところも、日本人にとっては新鮮ですね。

 

【詳しく読む】小学校でも留年アリ! 日本と方針が違いすぎて衝撃的な「ポーランドの学校教育」事情

 

マイナーな国と思われがちなポーランドですが、いまや両首都を結ぶ直行便は週5便、筆者の周りにも日本へ行ったことのあるポーランド人が増えています。来年は日本とポーランドの国交樹立100周年。ポーランドのことをもっと知る一年にしたいですね。

 

ちょっとした休暇にもピッタリ! 「直行便」を利用して行ける穴場の国5つ

ゴールデンウィークの予定はお決まりですか? 海外旅行を検討されている方のなかには飛行機の乗り継ぎに不安がある方もいるかと思います。しかし、直行便を利用して行くことのできる国は30か国以上にも及ぶことをご存知でしょうか(2017年時点)? 本稿では、そのなかでも一度は行ってみたい穴場の国を5つ厳選しました。

 

なかには去年や今年、直行便を就航/再開した注目の国もあります。近場のアジアもいいですが、一見遠そうに思える国々も直行便なら近く感じられるかもしれません。

 

1:シンガポール(直行便で6~7時間)

日本から6〜7時間で行くことのできるシンガポールは、国内の主要空港から毎日直行便が出ています。東南アジア屈指の経済力と治安の良さを誇り、家族連れでも安心できるのが最大の魅力。

 

国土面積が淡路島ほどしかないことからも短い旅行にはピッタリです。またコンパクトな国である一方、人種や宗教は多種多様、食文化も中華から東南アジア、ヨーロッパ本場のものまでさまざま。子どもから大人まで飽きないアトラクションが多くあり、誰が行っても飽きない数日間を過ごすことができるでしょう。

 

直行便情報(2018年4月現在)

◆運行会社:シンガポール航空、日本航空、全日空 、ジェットスター・アジア航空、デルタ航空、シルクエアー

◆シンガポールのハブ空港:チャンギ国際空港

◆路線…羽田〜チャンギ(毎日運航)、成田〜チャンギ(毎日運航)、関空〜チャンギ(毎日運航)、名古屋〜チャンギ(毎日運航)、福岡〜チャンギ(毎日運航)、沖縄〜チャンギ(週3便)、広島〜チャンギ(週3便)

 

2:フィンランド(直行便で10時間30分)

北欧諸国の一つであり、日本人から愛されつづけるムーミンやマリメッコ、イッタラの発祥でもあるフィンランド。オーロラやありのままの大自然も楽しむことができ、心に落ち着きを与えてくれそうな国です。2017年には独立100周年をむかえ、記念企画やイベントが多く催されたことで大きな話題になりました。

 

そんなフィンランドの首都ヘルシンキと日本の所要時間は約10時間30分。長く感じられますが、空港に降りたてば意外にも多くの日本人がいたり、日本語表示もあるのでホッとすることでしょう。

 

直行便情報(2018年4月現在)

◆運行会社…フィンエアー、日本航空

◆フィンランドのハブ空港…ヘルシンキ・ヴァンター国際空港

◆路線:成田〜ヘルシンキ(毎日運航)、関空〜ヘルシンキ(毎日運行)、名古屋〜ヘルシンキ(毎日運航)、福岡〜ヘルシンキ(週3便)

3: ポーランド(直行便で11時間)

旧東欧圏、中央ヨーロッパに位置するポーランドは世界中から観光客が年々増えつづけ、また治安が安定しているので一人でも安心して旅行ができる国です。

 

2016年から日本への直行便がスタートし、首都ワルシャワまで約11時間ほどの所要時間となりました。ワルシャワはショパンの故郷として有名であり、クラシックファンの多い日本人にとっては憧れの地。また世界遺産第一号が2つあり、そのいずれもがポーランドの京都といわれる古都クラクフと近郊に位置します。東西南北に見どころが溢れているため、一度ならず二度も訪れたくなるかもしれません。

 

直行便情報(2018年4月現在)

◆運行会社…ポーランド航空

◆ポーランドのハブ空港…ワルシャワ・ショパン国際空港

◆路線…成田〜ワルシャワ(週5便)

 

4:スペイン(直行便で14時間)

南欧スペインもポーランドと同じく、2016年から日本への直行便を就航しました。1998年に撤退して以来、18年ぶりの運航再開となります。気になる所要時間は14時間とヨーロッパの中でも長めですが、以前は最短でも16時間でした。

 

スペインの見どころは大きく分けて首都マドリード、バルセロナ、バスク地方の3つがあります。天才建築家や芸術家を多く生みだしてきた国でもあり、個性的な世界遺産建築や美術品には目が釘付けになるでしょう。日本で馴染みのあるバルやタパス、チュロスはスペイン発祥ですが、ぜひ本場で味わってみたいものです。

 

直行便情報(2018年4月現在)

◆運行会社…イベリア航空

◆スペインのハブ空港…マドリード国際空港

◆路線…成田〜マドリード(週3便)

 

5: エジプト(直行便で14時間)

最後に紹介するのはアフリカ大陸に位置するエジプトです。直行便は2013年に運航停止となりましたが、エジプト政府の意向もあって2017年から運航が再開されました。所要時間は約14時間。

 

世界七不思議の一つであるピラミッドが存在するエジプトは、古代から現代まで多くの人々を魅了してきた国です。最も透明度が高く、美しいと称される紅海でのダイビングも観光客に大人気。治安がまだ安定しないこともあって個人旅行は難しいですが、ツアーを利用すると安全にエジプト旅行を楽しむことができます。

 

直行便情報(2018年4月現在)

◆運行会社…エジプト航空

◆エジプトのハブ空港…カイロ国際空港

◆路線…成田〜カイロ(週1便)

今回紹介した5つの国の中で、興味を持った国はあったでしょうか。直行便というだけで海外旅行のハードルも少し下がり、ドキドキや不安などのストレスが軽減されるはずです。早く到着した分、有意義な時間を満喫し、思いきり海外での休暇を楽しんでみてください。

絵本のような世界がポーランドにあった! ペイントアートの村「ザリピエ」の魅力

絵本の世界と称される町や村の多くはフランスやドイツなど、ヨーロッパ各地に存在します。そして、その1つが今回紹介するポーランド南部にある小さな村、ザリピエ(Zalipie)。花模様の独特な「ペイントアート」が盛んなことで知られ、民家や教会、消防署、木までも華やかな模様が描かれてある、おとぎ話のような世界です。ザリピエ旅行は、数か月後に迫ったペイントコンテストが終わった後からベストシーズンとなりますので、いまからチェックしておきましょう。

↑ 目を奪われそうなほど華やかなザリピエの民家

 

ザリピエは、ポーランドいちの観光都市として知られるクラクフから北東へ約100キロの場所に位置します。近年は右肩上がりで海外からのポーランド旅行者が増えており、ザリピエの知名度も高くなってきました。

 

村の中心部には木造の民家が建ち並び、いたるところにカラフルな花模様が描かれています。絵本やおとぎ話の世界と呼ぶにはピッタリ、観光客は一軒一軒をつい写真におさめたくなってしまうにちがいありません。

↑ ペイントアートを広めた女性とその家族が住んでいた家

 

花模様は家のなかや犬小屋にも見られ、壁や天井、階段はもちろん、キッチン用具から子どものおもちゃにまで個性的な花模様を見ることができます。そのすべてが凝ったハンドメイドの絵柄であり、ごくふつうに生活する村人たちが描きあげたもの。現地で売られているお土産も何ひとつ同じものはありません。

 

ザリピエに住む人々は伝統的な花模様の描き方を学校で学んでおり、またそのようなレッスンも一般人向けに行われています。数時間で終わる観光客向けのコースもあれば、数週間と泊まり込みでみっちり教え込んでくれるコースもありますが、これらは要予約。現地では日本人の作品も展示されていました。

↑ 日本人が描いたザリピエ模様の作品

ザリピエでこのような花模様が描かれるようになったのは19世紀末のこと。煙突から出るススで黒くなってしまった壁や天井を塗りかえ、そこに花模様を描きはじめたのがきっかけでした。最初は模様を描くための色も限られていましたが、やがて粉末絵の具が一般的に購入できるようになると途端に村がカラフルになっていったそうです。

↑ 第54回ペイントコンテストの告知

 

村人たちが腕を奮うペイントコンテストも毎年開催されており、観光で訪れるのはこのコンテストが終わった直後から夏にかけての時期がベストシーズン。ペイントコンテストは移動祝祭日である「聖体の祝日」のあとの週末に開催されます。2018年は5月31日が聖体の祝日であるため、6月初旬の週末にコンテストが開催されるでしょう。

↑ 作業所にもなっている文化センター「Dom Malarek」

 

ザリピエにはDom Malarek(ドム・マラレック:ペインターの家)という文化センターがあり、そこでザリピエの見どころを記した地図がもらえます。最近ではちょっとしたカフェのような場所もでき、また宿泊施設もあるのでますます観光しやすくなりました。

↑ 生産が追いつかないほど人気のザリピエのお土産

 

ポーランド旅行の際はぜひザリピエに訪れ、村が誇る伝統アートに触れてみてください。のんびりした田舎風景と鮮やかな花模様、人懐こっい村びとたちに心が癒されること間違いありません。

 

 

食べなきゃ後悔する! 日本人にオススメの、冬に食べたい「ポーランド」の絶品スープ5選

日ごとに寒さが増し、温かいものをいただきたくなる季節となりました。著者が住むポーランドの伝統料理には、さっぱりしたものからクリーミーなものまで、冬に飲みたい絶品スープが勢ぞろいしています。今回はそのなかから日本人がつい何回も飲みたくなってしまうスープを5つご紹介します。

 

1: ジュレック

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ジュレックは「ポーランドの味噌汁」とも呼ばれます。ライ麦を発酵させた際にできるザクワスというものを入れたスープで、その独特な酸味と味わい深さが特徴。固ゆでの卵、白ソーセージやスモークベーコンなどが入っており、食べごたえは抜群です。通常はパンといっしょに食べるため、これだけでお腹いっぱいになってしまうかもしれません。

 

2: バルシチ

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見た目はただ真っ赤で、人によっては口にするのも抵抗を感じてしまうようなスープです。しかし、この色は赤ビーツという野菜からでるもので、バルシチは一種のベジタブルスープ。シンプルなだけに味はスパイスに左右されやすく、レストランや家庭によっても異なります。しかし、見た目とは裏腹に日本人にとってはホッとする味わい。非常にあっさりしていて飲みやすいです。

 

3: ロスウ

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ポーランドの家庭では、日曜日にロスウを飲むのがお決まりです。ロスウはいわゆるチキンスープですが、数あるスープの中で最も伝統があるといわれるもの。メインの具としてマカロンと呼ばれる、短くて細いパスタが入っています。ポーランドで日本風ロスウといえばラーメンのことですが、ラーメンほど濃い味ではありません。透き通る色合いからも分かるように、とても優しい味がします。

 

4: ズパ・グジェボヴァ

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ポーランド人が好きな食べものの1つにキノコ(ポーランド語でグジェヴィ)がよく挙げられます。家族できのこ狩りに出掛けるのは秋の恒例行事。ポーランドの森で採れた新鮮なキノコの旨味がたっぷり入った、ほっこりできる味わいのズパ・グジェボヴァはみんなの大好物です。とりわけポルチーニ茸のスープは日本人観光客にも大人気。高級食材として知られるポルチーニ茸ですが、ヨーロッパで流通しているポルチーニ茸の9割がポーランド産なのです。ぜひとも本場のポーランドで味わってみてください。

 

5: ズパ・グラショヴァ

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こちらのスープは、ゴロゴロとした牛肉とニンジンやジャガイモといった野菜が具材となっているため、ビーフシチューのような感覚で食べることができます。実はグヤーシュと言われるハンガリーの伝統料理なのですが、今ではその周辺国や地方での代表的なスープとして知られるようになりました。ポーランドで飲まれる数あるスープの中でも比較的味が濃く、また材料の1つであるパプリカパウダーの香りと甘みは病み付きになります。

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以上、ポーランドの代表的なスープを5つ紹介しました。どれも1年を通して食べられるものですが、冬になるとスープのバリエーションは一気に増えます。ポーランド旅行の際はぜひ、いろんなお店でスープを飲み比べてみてください。

日本とポーランドの意外な共通点! 「●●の日」が同じ日だった

日本は世界的に見ても祝日がかなり多い国。その数は2017年現在で年間17日。なんと世界1位というのだから驚きです。筆者の住むポーランドでは年間13日ですが、これでも欧州では多いほう。

 

さて、そんな日本とポーランドには共通する祝日が2つあります。同じ祝日でもポーランドではどのような意味を持つのか? 文化の違いに焦点をおいて見ていきましょう。

 

1月1日元旦

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日本での新年の過ごし方といえば様々です。友達と集まったり、恋人と参拝に行ったり、家族と過ごしたり。一方、ポーランドではとにかく賑やかに過ごす人が多く、年末が近づいてくると「パーティーはどこへ行くの?」と聞くのが恒例です。

 

大晦日には各地でコンサートが開催され、友達とナイトパーティーに参加したり、ホームパーティーを楽しんだりと静けさはありません。テレビ番組の多くはコンサート会場との生中継です。

20171020_kubo15

また、1月1日に日付が変わる前後、夜空には花火が上がります。市や企業が打ち上げることもあれば、個人で大きな花火を打ち上げることもあります。

 

グラスにシャンパンを注ぎ、しばらく花火を眺めるというのがポーランド流の新年の迎え方。その後は朝までパーティーを楽しみ、元旦は自由気ままに過ごすというのは日本と同じです。

 

また、日本人が神社やお寺に行くのと同様、キリスト教カトリックのポーランドでは教会のミサに参加します。カトリックでは「神の母聖マリアの祭日」という祝日であり、また世界の平和を祈る日。元旦はすべてのショッピングモールやお店が閉まるため、日本のようにバーゲン三昧になることはありません。

 

5月3日憲法記念日

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なんと、偶然にもポーランドの憲法記念日は日本と一緒です。1791年5月3日、ポーランドではアメリカに次いで世界で2番目に成文憲法が策定されました。

 

日本の憲法記念日は、1947年の5月3日に施行された「日本国憲法」を記念してできたものですが、ゴールデンウィークのど真ん中だけに影が薄くなり、この日をあえて振り返る人は多くないでしょう。その一方、ポーランドの憲法記念日は特別な意味を持ちます。

 

1791年5月3日、ポーランド・リトアニア共和国の最後の国王スタニスワフ・アウグストは、ポーランドの存続をかけて改革を起こしました。その1つが5月3日憲法でしたが、努力も叶わずポーランドは1795年から123年間、地図上から姿を消すことになります。そしてポーランドが復活した翌年の1919年、5月3日は正式に国民の祝日となりました。

 

この日ポーランドでは、各地で憲法記念日を祝うコンサートやパレードが開催され、教会では祝日のミサが行われます。また、5月1日(メーデー)も祝日であるために連日で国旗が見られ、国全体がお祝いムード一色になります。日本と同じく5月の1週目前後は祝日や週末が重なることもあり、多くのポーランド人は外で楽しく過ごすのがお決まりです。

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以上、日本とポーランドに共通する2つの祝日を紹介しました。日本に17日もの祝日があれば、ポーランドと同じ祝日がまだありそうですが、日本で12月25日は祝日ではなく、またポーランドも「母の日」や「父の日」といったような日はあるものの祝日ではありません。

 

祝祭日の日数は働き方にも影響します。日本人は祝祭日が多いけどバカンスが短く、働き過ぎだと言われる一方、欧州の人たちは祝祭日が少ない代わりに長期バカンスを取ります。他国の祝日のことを調べることで、自分のライフスタイルを振り返ってみてはいかがでしょうか。

日本とポーランドの意外な共通点! 「●●の日」が同じ日だった

日本は世界的に見ても祝日がかなり多い国。その数は2017年現在で年間17日。なんと世界1位というのだから驚きです。筆者の住むポーランドでは年間13日ですが、これでも欧州では多いほう。

 

さて、そんな日本とポーランドには共通する祝日が2つあります。同じ祝日でもポーランドではどのような意味を持つのか? 文化の違いに焦点をおいて見ていきましょう。

 

1月1日元旦

20171020_kubo14

日本での新年の過ごし方といえば様々です。友達と集まったり、恋人と参拝に行ったり、家族と過ごしたり。一方、ポーランドではとにかく賑やかに過ごす人が多く、年末が近づいてくると「パーティーはどこへ行くの?」と聞くのが恒例です。

 

大晦日には各地でコンサートが開催され、友達とナイトパーティーに参加したり、ホームパーティーを楽しんだりと静けさはありません。テレビ番組の多くはコンサート会場との生中継です。

20171020_kubo15

また、1月1日に日付が変わる前後、夜空には花火が上がります。市や企業が打ち上げることもあれば、個人で大きな花火を打ち上げることもあります。

 

グラスにシャンパンを注ぎ、しばらく花火を眺めるというのがポーランド流の新年の迎え方。その後は朝までパーティーを楽しみ、元旦は自由気ままに過ごすというのは日本と同じです。

 

また、日本人が神社やお寺に行くのと同様、キリスト教カトリックのポーランドでは教会のミサに参加します。カトリックでは「神の母聖マリアの祭日」という祝日であり、また世界の平和を祈る日。元旦はすべてのショッピングモールやお店が閉まるため、日本のようにバーゲン三昧になることはありません。

 

5月3日憲法記念日

20171020_kubo16

なんと、偶然にもポーランドの憲法記念日は日本と一緒です。1791年5月3日、ポーランドではアメリカに次いで世界で2番目に成文憲法が策定されました。

 

日本の憲法記念日は、1947年の5月3日に施行された「日本国憲法」を記念してできたものですが、ゴールデンウィークのど真ん中だけに影が薄くなり、この日をあえて振り返る人は多くないでしょう。その一方、ポーランドの憲法記念日は特別な意味を持ちます。

 

1791年5月3日、ポーランド・リトアニア共和国の最後の国王スタニスワフ・アウグストは、ポーランドの存続をかけて改革を起こしました。その1つが5月3日憲法でしたが、努力も叶わずポーランドは1795年から123年間、地図上から姿を消すことになります。そしてポーランドが復活した翌年の1919年、5月3日は正式に国民の祝日となりました。

 

この日ポーランドでは、各地で憲法記念日を祝うコンサートやパレードが開催され、教会では祝日のミサが行われます。また、5月1日(メーデー)も祝日であるために連日で国旗が見られ、国全体がお祝いムード一色になります。日本と同じく5月の1週目前後は祝日や週末が重なることもあり、多くのポーランド人は外で楽しく過ごすのがお決まりです。

20171020_kubo17

以上、日本とポーランドに共通する2つの祝日を紹介しました。日本に17日もの祝日があれば、ポーランドと同じ祝日がまだありそうですが、日本で12月25日は祝日ではなく、またポーランドも「母の日」や「父の日」といったような日はあるものの祝日ではありません。

 

祝祭日の日数は働き方にも影響します。日本人は祝祭日が多いけどバカンスが短く、働き過ぎだと言われる一方、欧州の人たちは祝祭日が少ない代わりに長期バカンスを取ります。他国の祝日のことを調べることで、自分のライフスタイルを振り返ってみてはいかがでしょうか。