FCCLのPCがついにiPad Proより軽く! 「LIFEBOOK UH-X/E3」の「634g」はモバイルしない人にすら価値がある

今や13.3型クラスの製品でも重量1kg以下が当たり前となっている軽量モバイルノートPC。正直、多くの人が「もうこれで十分」と思っているのではないでしょうか? そこからさらにもう一声で800g前後なら文句なしですよね。実際、ここ数年は多くのメーカーのモバイルノートPCが重量800g~1kg前後に収まっています。

 

そんな中、他社がどうあろうと徹底的に軽量化追求を突き詰めているのが富士通クライアントコンピューティング(以下、FCCL)です。同社の誇る軽量モバイルノート「LIFEBOOK UH-X」シリーズは2017年10月発売の初代モデルで重量777gを実現してPCユーザーを驚かせましたが、そこからさらに軽量化を押し進め、この10月に発表された最新モデル「LIFEBOOK UH-X/E3」では、先代モデルから一挙に64gもの軽量化に成功! まさかの重量634gを実現してしまいました。

↑LIFEBOOK UH-X/E3の価格は富士通ウェブマートで24万1780円(税込)となる。発売時期は11月下旬を予定

 

カーボン天板&スリムベゼル採用などによって劇的に小型軽量化!

では具体的にどのようにしてここまでの劇的な軽量化に成功したのでしょうか? FCCL曰く「細かな軽量化の積み重ね」とのことですが、今回に関して特に大きかったのは天板を従来のマグネシウムリチウム合金製からより軽量・強靱な(でも高価な)カーボン製に変えたことだそうです。

↑天板はカーボンを採用

 

これで一気に数十gの軽量化に成功。そこから新規設計の軽量キーボードなどさまざまな工夫を積み重ねていくことで、重量は約634gという驚異的な軽さを実現しました。

↑試作機のため実測では636g。しかし、驚異的な軽さには変わりなし

 

さらに今回は軽量化だけでなく小型化も追求。ディスプレイを流行りのスリムベゼルタイプ(左右は約6mm幅に)とすることで、フットプリントも一回り小さくなっています。具体的には左右幅が約2mm、奥行が約15mmも小さくなりました(薄さは約15.5mmをキープ)。

↑計量モデルとはいえ、最大限の没入感を叶える狭額ベゼル

 

↑実測で薄さは16~17mmほど

 

これ、サラッと簡単に書いてしまいましたが、実は大変なこと。フットプリントが小さくなるということは、本体内部のスペースも減るということなので、ほぼ全面的な設計変更が必要になります。また、フレームが細くなるためボディ剛性が落ちるという問題も。ディスプレイ上部に配置されているWebカメラもスリムベゼルに合わせた小さなものを用意しなければなりません。

 

「LIFEBOOK UH-X/E3」では、こうした弊害を一つひとつ丁寧に解決。たとえばWebカメラは超小型のものを新開発し、これまで通りディスプレイ上部に収めました。他社製スリムベゼルモデルではカメラをスペース的に余裕のあるディスプレイ下部に移動していることが多いのですが、これはビデオ会議時に鼻の穴が映り込んでイヤなんですよね。しかもその上でWebカメラには物理シャッターも追加。使わない時にはカメラを塞いでおくことができるようになりました。これは素晴らしい!

↑左画像が物理シャッターを開いた状態、右が閉じた状態

 

それと外観からは分かりませんが、Wi-Fiのアンテナもこれまで通りディスプレイ上部に配置。アンテナを高いところに配置することで安定した通信を行えるようにしています。

 

なお、今回の新モデルではインターフェイス回りにも若干の修正が。大きなところではACアダプターを接続する電源端子が廃止され、USB Type-C端子に接続するようになりました。もちろんUSB PowerDelivery対応なので、既存のモバイルバッテリーから充電することも可能です。なお、バッテリー駆動時間はスペック値で約11時間。一般的なオフィスワークであれば、丸1日、充電せずに持ち歩けます。

↑USB-Type C接続でより気軽に充電しやすく

 

さらに従来モデルでは引き出し式だった有線LAN端子の形状がフリップ式に変更されています。金属製のフリップを上に跳ね上げることでLANケーブルを挿せるようになります。引き出し式は強度的にやや不安があったので、これもうれしい変更と言えるでしょう。

↑フリップ式で取り回しの簡便さも向上

 

もちろんその上でしっかりと剛性は確保。スペック的に先代モデルと同等の数字を確保し、落下試験で約76cm、一点加圧試験で約35kgf、全面加圧試験で約200kgfなどという充分な堅牢性を実現しています。

 

パフォーマンスから細かな使い勝手まで隙の無い作り込み

大事な使い勝手についても検証してみました。まず、気になるパフォーマンスに関しては、最新世代(第11世代)のインテル Core i7-1165G7 プロセッサー搭載と文句なし。このCPUはグラフィックパフォーマンスが大きく向上していることが特長。実際にいろいろ試してみましたが、フォトレタッチやちょっとした3Dゲームなど、映像回りの処理が改善されているのを実感できました。より多くの人に関係しそうなところではビデオ会議時(特に背景ぼかし機能をオンにしたとき)のもたつきが軽減されています。

 

さらにストレージはなんと約1TBの大容量・高速SSDを搭載。近年、「メインマシンとしても使える」ことを謳うモバイルノートが増えていますが、実際に使ってみるとストレージが足りなくて難儀することが多かったんですよね。でも、1TBもあれば本当にメインマシンとして使えてしまいそうです。

 

キーボードは、本体が小型化したにもかかわらず従来モデル同様フルピッチ(19mm)を確保。キー配列も無理なくきれいに収まっています。軽量化されたことの弊害としてタイプ感が損なわれているのではないかと危惧していたのですが、しっかりしたストローク感があり不満は全く感じませんでした。従来モデルではEnterキー、Shiftキーなどの周辺ボタンがややカチャカチャと耳障りな音を立てがちだったのですが、本機ではその辺りも改善されています。

↑キーボード全体はやや凹み、打鍵しやすく設計されている

 

↑実測でもキーピッチは約19mmとなった

 

ただし、キーボードバックライトは非搭載。これはちょっと残念でした。次世代モデルではぜひ実現してほしいところですね。

 

細かなところでは、ディスプレイを開くとキーボード面に傾斜が付く構造も◎。わずかな角度ですがタイピングしやすさがグッと高まります。

↑開くとキーボードが少し傾斜付く

 

トラックパッドは2ボタン式。最近のモダンなモデルではボタンレスが流行りですが、個人的には物理ボタン付きは歓迎。ボタンの押し心地も軽めで長時間使っていても指先が痛くなったりすることはありませんでした。

↑ここまで大幅に軽量化しても2ボタン式を残してくれたのはうれしい

 

軽量モバイルノートながらインターフェイスが充実しているのも「LIFEBOOK UH-X/E3」の良いところ。左側面にUSB 3.2端子が3つ(うち2つはType-C端子)とHDMI端子が、右側面にUSB 3.2端子(Type-A端子)、有線LAN端子、SDメモリーカードスロットが搭載されています。2つあるUSB Type-C端子はどちらもUSB PowerDelivery、DisplayPort Alt Modeに対応しているので、充電したり、外部ディスプレイに繋いだりできます。

↑左側面にはイヤホンジャックなども備える

 

↑前モデルからこだわるLANポートとSDメモリーカードスロットは今回も完備

 

さらに「ウィズコロナ」な新機能として、指紋センサーによるロック解除にも対応。キーボード右上の電源ボタンに指紋センサーを内蔵することで、電源オンと同時にログイン処理を完了できるようになりました。代わりに顔認証機能がオミットされてしまったのですが、オフィスでもマスク着用が求められる昨今、指紋認証のほうが実用的のように感じます(本当は両方載っていて、使い分けられるのがベストだとは思いますが)。

 

モバイルしない人にもこの軽さには“価値”がある!!

実は、実際に触らせてもらうまで、「600g台はすごいけど、800gで充分軽いし、そこまでメリットは感じないんじゃない?」と思っていました。でも、実際に触ってみたら感想がガラッと変わりました。この軽さはすごい!

 

冷静になって考えてみると、「LIFEBOOK UH-X/E3」の重量634gって「iPad Pro 12.9インチモデル」(重量641g)より軽いんですよね。本体サイズがグッと小さくなったことも合わせ、カバンに入れて持ち歩くときはもちろん、自宅でのちょっとした移動でも負担感がびっくりするほど軽減されます。新型コロナ流行以降、モバイルへのニーズは急増していますが、モバイルしない人にもこの軽さの恩恵はあると感じました。

 

軽量モバイルノートにありがちな、使い勝手にまつわる細かな不満がほとんどないことにも感心しました。せいぜいキーボードバックライトがないことくらい。本当によく作り込まれたマシンです。文句なし。

 

同クラスの海外メーカー製品と比べて高価格ではあるのですが、けっして割高ではありません。軽さから使い勝手まで文字通りワンランク上の製品に仕上がっているので、ウィズコロナ時代の在宅マシンを検討している人にはぜひとも検討してもらいたいですね。

 

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プリンター&スキャナーいらず! 在宅ワークで活用すべき“ペーパーレス”ガジェット&アプリ

“新しい生活様式”のなかで、座り心地の良いチェアやPCスタンド、モニターなどを購入し、自宅を仕事スペースとして構築し直した人も多いでしょう。とはいえ、オフィスレベルにまでは揃えられないアイテムがあるのも事実。例えば「プリンター」が、そのひとつかもしれません。

 

多くのオフィスに導入されている印刷複合機はスキャナー機能も搭載し、印刷だけでなく手書きデータの共有にも欠かせないツール。家庭用のプリンター複合機を導入したり、近所のコンビニのコピー機を使ったりするのも解決策のひとつですが、せっかくならデジタルツールを使いこなし、「ペーパーレス」にチャレンジしてはいかがでしょうか。モノトレンド情報誌『GetNavi』編集部でデジタルガジェットを担当する・森 有史さんに、オススメのツールやアプリ・サービスを教えてもらいました。

 

まずは手書きができるデジタルツールを手に入れよう

ビジネスの場で“紙”を使うおもな目的として、資料の閲覧、共有、手書きでの書き込み(記入)が挙げられますが、そのなかでPCではできないのが「手書きでの書き込み」です。そこでまず用意したいのは、手書きができるデジタルツール。

 

「手書きツールの代表格といえば、やっぱりiPadでしょう。iPadには4機種ありますが、オススメは“無印iPad”の愛称で親しまれる『iPad』です」(『GetNavi』デジタル担当・森 有史さん・以下同)

 

タブレットの代表「iPad」を購入するなら最安機種で十分

Apple「iPad(10.2インチ)」
3万8280円〜

名前からもわかるように、iPadのスタンダードモデル。容量は32GBと128GBから選べます。

「メモの作成や書類への書き込み、メールの送受信などに使用するなら、本機で十分。3万円台と手ごろな価格で購入できます。10月発売の新モデル(第8世代)は、2019年モデルよりもCPUが強化され、より高性能になりました。イラストの作成や凝った動画編集といった本格的なクリエイティブ作業以外に使うのであれば、過不足なく対応できます」

 

・iPad Pencilがあればよりスムーズに手書きできる

Apple「Apple Pencil」
1万1880円(第1世代/写真上)/1万5950円(第2世代/写真下)

iPad専用のデジタルペンシル。ピクセルレベルの精密さを持ち、思い通りに手書きができます。

「第1世代と第2世代の2モデルあり、iPadの機種によって対応するモデルが異なるので気を付けましょう。形と充電方法が異なりますが、書き心地はほぼ同じ。筆圧感知機能を搭載していて、アナログでの筆記のように、筆跡に濃淡や太さの変化も加えられます(アプリによる)」

 

↑「第1世代(iPad、2018年モデルのiPad air、iPad miniに対応)はペン後端のキャップを外し、中にあるLightning端子をiPadに挿し込んで充電します。第2世代(iPad pro、2020年モデルのiPad airに対応)はワイヤレス充電に対応しているので、iPad本体の側面にマグネットで取り付けるだけで充電できます」

 

・iPadの機種を選ばず使える! Apple Pencilのテクノロジーを採用したデジタルペンシル

Logicool「CRAYON」
9680円

2018年以降に発売したiPadシリーズであれば、機種を選ばずに使えるデジタルペンシル。Apple Pencil同様のテクノロジーが採用されていて、100種類以上のアプリに対応します。

「Apple Pencilには、iPadを買い換えたときに機種によっては、以前使っていたモデルが対応しないという可能性があります。また、家族で異なる機種を使っていた場合、併用できない可能性も。その点、本品ならどの機種でも使えます」

 

↑「ペアリングの設定が不要で、ペンの電源をONにするだけで書けるのが魅力です。フラットな形状なので、机から転がり落ちにくいのもポイント」

 

目に優しい電子ペーパー端末。ネットにつながらないことが逆にメリット!?

富士通クライアントコンピューティング「電子ペーパー『クアデルノ』」
3万9800円(A5サイズ)/5万9800円(A4サイズ)

手書きができるデジタルツールには、「電子ペーパー」という選択肢もあります。本機は画面にバックライトがついていないため、長時間使用しても目が疲れにくいのが特徴。デジタルノートやデジタル手帳として活用したり、書類を取り込んで書き込みをしたりできます。

「厚さ約5.9mm、重さ約251g(A5サイズ)、約350g(A4サイズ)と薄くて軽いので、iPadより持ち運びしやすいのもメリット。専用アプリを使いPCやスマホと連携させて、データの出し入れを行います。インターネットにつながらないので、ネットサーフィンやSNSなどの誘惑が少なく作業に集中できるのもポイントですね」

 

↑「静電容量方式タッチパネルと専用スタイラスペンの組み合わせで、本物の紙に書いたような書き心地を味わえます。ペンの色は黒・赤・青の3色。画面は白黒表示ですが、書き込んだデータをPCやスマホに書き出せばカラーになりますよ」

 

ここまでデジタルガジェットを見てきたところで、今度は森さんオススメのペーパーレスサポートアプリとウェブサービスを紹介します。

 

アプリやウェブサービスを活用すれば紙なしで仕事ができる

ここまでデジタルガジェットを見てきたところで、今度は森さんオススメのペーパーレスサポートアプリとウェブサービスを紹介します。

 

・スマホカメラが高性能スキャナーに早変わり!

Microsoft「Microsoft Office Lens」(iPhone・iPad・Androidに対応)
無料

スマホやタブレットのカメラ機能を使い、紙書類をデータ化できるアプリ。「紙の書類だけでなく、ホワイトボードや黒板に書いた文字も簡単にデータ化できます。OCR機能を搭載しているので、画像の中の単語を検索することもできます」

 

↑「傾き補正やトリミングといった自動画像処理機能を搭載しているため、真上から撮影できなくても問題ありません」

 

↑「このアプリの一番の特徴はMicrosoftアカウントと連携できること。デジタル化したデータをOneDriveやOneNoteなどのOfficeアプリに保存ができるので、PCにデータを共有するのも簡単です。もちろんスマホアプリからそのままメールに添付して送ったり、PDFとして保存したりすることもできますよ」

 

・回覧書類への捺印もPC上で完結

白舟書体「web認印」
無料
※PCのみに対応

ビジネスシーンでは認印を求められる機会も多くあります。そんなときに活躍するのが、ウェブ上で認印の印面データを作成できるサービスです。作りたい名字を入力して、書体・サイズ・色を選ぶだけ。日本の名字上位1万種類に対応しています。「電子印鑑や電子署名としては使えませんが、社内での回覧書類などへの認印として使うには十分です」

 

↑「書体は古印体、印相体の2種。サイズは10.5mm、12.0mm、13.5mmの3種、インクの色は朱、赤、紅の3色から選べます」

 

↑「完成した印面は別ウインドウに表示されるので、右クリックで画像保存するだけでOK。書類に画像として貼り付けて使います」

 

・PDFへの書き込みにも使えるファイル管理アプリ

Readdle「Documents by Readdle」
無料
※iPhone・iPadに対応

iPhone・iPad用のファイル管理アプリ。ドラッグ&ドロップでのファイルの移動や、zip圧縮・解凍などができ、PCのデスクトップ上で作業をするようにファイルを管理できます。「実はファイルの管理だけでなく、PDFへの注釈入れアプリとしても優秀。iPhoneやiPadで簡単に注釈を入れられます。私は雑誌の入稿や校正など編集作業を、ほぼこのアプリひとつで行っています」

 

↑「キーボードで打ち込んでも、デジタルペンで手書きしてもOK。メモを貼り付けることも可能です。また、AdobeのAcrobat Readerなど、他のPDFソフトで付けたメモを開いたり編集できたりするのも便利です」

 

↑「DropboxやGoogle ドライブ、Boxなど各種クラウドストレージとも連携し、データの共有も簡単。同じLANに繋がっているPCとデータのやり取りができる『Wi-Fi Transfar』機能も魅力ですね」

 

ペーパーレスを実現するには、複数のデジタルツールをうまく組み合わせるのが大切。それらの機能をフルに活用するには、もはやWi-Fi環境は必須です。最後に、大容量データのやりとりにもストレスフリーな、最新のWi-Fiサービスについて。

 

「Wi-Fi 6」を導入してプチストレスを解消

ペーパーレスを実現するには、複数のデジタルツールをうまく組み合わせるのが大切。それらの機能をフルに活用するには、もはやWi-Fi環境は必須でしょう。さらに最近ではオンライン会議なども増え、大容量データを扱う機会がグンと増えています。

「通信が遅いことで、知らないうちにプチストレスを感じている人は意外と多くいます。ちょうど今年の1月に、『5G』と同時に『Wi-Fi 6』がサービス開始になったので、通信環境を見直してはいかがでしょうか。Wi-Fi 6には、従来のWi-Fiに比べてスピードが早い、混雑に強い、省エネという3つのメリットがあります。今年はWi-Fi 6対応の機種が続々と登場しているので、仕事効率アップのためにも、ルーターの買い替えがオススメです」

 

スマホもPCもスイスイ繋がるからストレスフリー

バッファロー「WSR-5400AX6」
オープン価格(実売価格1万7200円)

高画質動画など大きなデータも安心して通信できるルーター。Wi-Fi 6にも対応しています。家全体にWi-Fiが行き渡るよう家の中心に置かれることを想定し、インテリアにも馴染むデザインを採用。

「ルーターを選ぶときは、スマホだけでなくPCでの通信も高速化したい場合、5GHzで160MHzに対応しているかを確認しましょう。本機はその基準を満たしているのと同時に、主要なiPv6サービスにもほぼ対応しています。遅延なくオンラインゲームをやりたい人も、本機なら問題なしです」

 

ペーパーレスは情報を簡単に共有できるだけでなく、ランニングコストが抑えられたり、自宅に紙書類が増えるのを防げたりと、メリットはたくさん。マクロな視点でいえば、環境保護にもつながります。最新のデジタルツールを駆使して、快適なペーパーレス環境を整えてはいかがでしょうか。

 

【プロフィール】

モノトレンド情報誌『GetNavi』ディレクター / 森 有史

創刊から20年超、デジタル機器など家電製品から自動車、食品にいたるまで、一貫してさまざまなモノに関する情報を提供してきた雑誌『GetNavi』で、ディレクターを務める。PCやスマホなどのデジタル機器からカメラ、ゲームまで幅広く担当する。在宅勤務導入によりほぼiPadのみで、雑誌の制作作業を行っている。

 

これからの「働き方」で大事なことーーニューバランス×富士通クライアントコンピューティングの異業種対談から見えた本質

GetNavi/GetNavi webは今秋、「新しい時代の働き方改革」をテーマにした雑誌とウェブの連動特集を展開します。もともと「働き方改革」は2019年4月、働き方改革関連法案の一部が施行され、今日までよく耳にするようになった用語。とはいえ、この時点では自分とはあまり関係のない話題だと思っていた人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、それが一変。都市部を中心に在宅勤務やリモートワークが定着し、自宅で過ごす時間が増え、日常生活やビジネスタイムのあり方が大きく変わりました。今後、合理的で優しい「働き方」を実践し、さらに新しい「働き方」に応じたプロダクトを積極的に取り込み、成果を出していかなければなりません。

 

特集では、GetNavi/GetNavi webの考え方に共鳴してくれた4社が参画。本記事では、このうちの2社であるニューバランスジャパン・前川貴宏さんと、富士通クライアントコンピューテング・濱口秀嗣さんの異業種対談をお届けします。スポーツメーカーとパソコンメーカー、あまり接点がなさそうな2社ですが、実は先進的な働き方を実現するプロダクトを新型コロナウイルス感染拡大前より展開。お互いの企業DNA、実践術、プロダクトについて語ってもらいました。新しい時代の働き方とは何か? 示唆にあふれる対談をお届けします。

↑左:富士通クライアントコンピューティング・コンシューマ事業本部の濱口秀嗣さん。右:ニューバランスジャパン・営業本部の前川貴宏さん

 

「出勤しない」が普通になった時代

ーーまず、ニューバランスと富士通クライアントコンピューティング、各社の「働き方」事情を教えてください。

 

前川貴宏さん(以下、前川) 基本的には在宅勤務がメインです。一週間のうち出社日は月曜日と木曜日だけ。残りの火・水・金曜日は基本的には「オフィスクローズ」というルールです。それと、勤務時間帯はフルフレックス。ある意味では「オン・オフ」のないシームレスな状態で働いています。私は今の時期は2020年秋冬商戦や来シーズンの仕込みや展示会も行っており、撮影の立ち合いなど外に出ることも多いですね。ですので、最近は在宅、もしくは外仕事が多いです。

 

濱口秀嗣さん(以下、濱口) 我々、富士通クライアントコンピューティングでも、基本は在宅でのリモートワークが推奨されています。ただ、開発メンバーは開発センターや研究室などに出勤しています。営業チームや私が所属するプロモーション部門が会社に出勤するのは、週に1回行くかいかないかくらい。就業時間は基本9時30分から18時20分までですが、ニューバランスさんと同じくフレックスが導入されています。以前はコアタイムの規則もあったのですが、今は撤廃されました。

 

また、「働き方改革」でいうと、今まで電車通勤しか認めてもらえなかったのが、自転車通勤が可能になりました。特に開発センターに通う開発者たちは、開発センター近くのホテルからの通勤も認めてもらえるようになりました。会社はそのような柔軟なルール緩和を、かなり早い段階から打ち出してくれています。

 

前川 それはすごくいいですね。弊社は本社が東京都・神保町にあるのですが、商品を発送するセンター、ロジティクスは千葉県・柏市にあります。商品発送は現場での業務があるため、発送センターの従業員は出社しないといけないんですね。もちろん、ソーシャル・ディスタンスを保ちながら作業はしていますが、そういった点は、今後我々の課題かなと思いましたね。

 

濱口 弊社がいち早くリモートワークを導入できたのは、パソコンを作っているメーカー、ということも大きな理由だったと思います。後で紹介させていただく「世界最軽量のパソコン」を全社員のうち60%くらいの人間が使っており、フレキシブルな「働き方」に対して、比較的簡単にシフトできたところがあります。開発者はデスクトップパソコンで重い処理をしなくてはいけませんが、特に営業はこの軽いパソコンを持ってどこへでも行っていました。そのフットワークの軽さは弊社の強みではないかと思います。

↑「柔軟でフレキシブルな『働き方』の改善が富士通の強み」と濱口さん

 

新しい「働き方」に不可欠なコミュニケーション力&タイムマネジメント力

前川 これだけ進んだリモートワークですが、オンラインミーティングが一般的になる一方、参加者同士のコミュニケーションの取り方は課題がまだまだあると思っています。今はこうしてフェイス・トゥ・フェイスで濱口さんと話をさせていただいています。こうやって気持ち良く話をさせていただけているのは、やはり話を始める前のアイスブレイクのような雑談があったり、空気を感じているからだと思うんですよ。しかし、オンラインだと、アイスブレイクや雑談の余白がない。

 

例えば10時~11時までオンラインミーティングの予定が入っていたとしても、「移動時間がないんだから次も」ということで、続けて「11時~12時」「12時~13時」といった形でオンラインでのスケジュールが入ってくる。こうなると「あれ? 息抜きをする時間って、どこにあるんだろう」と思いますよね。また、オンラインは視覚と聴覚だけでのコミュニケーションなので、ちょっとした空気感を感じるのが大変です。

 

リモートによって効率化が図れたことは確かですけど、実は「息抜き」のような余白の時間に、仕事のアイデアが浮かんだり、考える時間もあったのではないかと思います。そこは今後の課題。例えば、我々のチームではメールで用件を相手に伝えるだけではなく、メールした後に一本電話を入れるとか、そういったコミュニケーションをとても大切にしています。

 

濱口 おっしゃる通りですね。弊社では全員Outlookでスケジュール管理がされています。例えばオンラインミーティングなども、1分も開けずにスケジュールを埋められてしまうことがあります。これは結構怖い問題だなと思っています。また、前川さんも言っていましたけど、オンラインでのコミュニケーションの取り方は、今後一つのスキルとして必要になってくると思います。オンラインミーティングで、誰かが喋っている間は、他の人が喋れませんよね。そういうとき、どのタイミングで発言者の話に相槌を打つべきか、その後に話すのはAさんなのか、Bさんなのか……それを感じ取るスキルはこれから重要になってくると思います。

 

前川 せっかく良いアイデアを持っていたのに、オンラインのせいで、発言できなかった……なんていう事例もありますしね。

 

濱口 コロナ禍で気づいたことは、「フリーの時間」は非常に大事なんだなということです。例えばリモートワークによって、通勤時間はなくなりました。私の場合は片道1時間かけて会社に通っていたのですが、その間、本を読んだり、プライベートのことを考えたりしていました。その時間に仕事に繋がる情報を得ていたこともあるのですが、リモートワーク以降、自分が持っている情報が徐々に少なくなっている実感があります。だから、今後の「働き方改革」では、先ほどのオンラインのコミュニケーションのスキルに加えて、時間をコントロールするスキルも必要になるだろうと思っています。

 

前川 その通りですね。働く人個々によって異なる「時間のコントロール」について、会社としてなのか、同じマインドを持つ企業同士なのか、それとも国なのかがきちんと提案しないと、乗り切れない人たちが一層ストレスを抱えてしまうこともありそうな気がします。

↑オンラインミーティングでの「余白のなさ」に対応するために「コミュニケーションスキルが重要になってくるはず」と前川さん

 

「新しい働き方」にコミットするデバイスとウェアのあり方

ーー「新しい働き方」に対し、それぞれのメーカーのプロダクトがどうコミットするかをお聞かせください。

 

濱口 働き方はもちろん生活基盤がオンライン中心になると、必須なのはパソコンと諸々のツール類ですよね。その中でも弊社の「LIFEBOOK UH10」はノートパソコンで世界最軽量の698gで、13.3型ワイド液晶を搭載しています。

↑LIFEBOOK UH10は世界最軽量(2020年6月1日富士通クライアントコンピューティング調べ)。さらには、ディスプレイが360度まわる2 in 1コンバーチブルのモバイルノートPC

 

前川 持たせてもらうと、完全にモックのような印象ですね(笑)。

 

濱口 感覚的にはそう感じられると思います。この「世界最軽量」というのは、弊社がここ何年かずっと保持しているのですが、ただ軽くすることだけではなく、使い勝手にももちろんこだわりがあります。例えば、モバイルパソコンで削除されがちな有線LANポートは、そのまま生かしています。ビジネスで使う方にとってのネット環境の安定性は非常に重要ですから、ここはあえて残しています。また、パソコンそのものの堅牢性にもこだわっていて、これからの「働き方改革」によるフットワークの軽いビジネスの場できちんと使っていただけるよう考えています。また、もうひとつの商品が電子ペーパーの「クアデルノ」というものです。

↑10万冊分のノートと同じデータ容量が保存できる電子ペーパー「クアデルノ」

 

濱口 この商品、「手帳の代わりに使っていただける」と言っています。皆さんがお持ちの手帳は、400~500gくらいの重さが平均じゃないかと思います。私自身も以前使っていた分厚い手帳の重さを測ったら600gありました。このクアデルノはA5サイズで251g。10万冊分くらいのノートと同じデータが保存できるので、すごくおすすめです。先ほど紹介したUH10のような軽量のパソコンに加え、クアデルノも一緒に使っていただければ、皆さんにとっての「働き方」はより改革されるんじゃないかと自負しています。

↑クアデルノを実際に持って語り合う濱口さん前川さん

 

前川 ニューバランスの話をすると、ブランド自体は1906年からあります。その発祥から現在に至るまで常に追求し続ける点は「フィット」です。もともと矯正靴から始まってランニングシューズに至ったのですが、どの場面でも大事なことはやはり「フィット」です。この「フィット」に加えて、ランニング商品で例えると「ギアとしてより快適に走れるようになる」「自分が求めている1秒の差を縮められる」ということを考えながら、お客様のニーズに寄り添った商品開発が軸となっています。

 

これはシューズだけでなく、アパレルも同じなのですが、特に「働き方改革」にコミットするという点で紹介したいのが「THE CITY」コレクションというものです。コンセプトは「スポーツとライフスタイルの融合」。伸縮性・撥水性にも優れた素材を採用した、ジャージ感覚で着られるジャケットとパンツを展開しています。

↑スポーツデポ・アルペンでの独占販売となる「THE CITY」コレクション。オンとオフの境界線をシームレスに繋いでくれます

 

前川 先ほどオンラインミーティングの話がありましたが、あのモニター画面という限られた空間の中であるからこそ、身だしなみがすごく重要だと思うんです。だらしない格好で良いアイデアを提案しても耳を傾けてもらえないかもしれないし、逆にリモートワークでスーツをピシッと着るというのも窮屈です。この点でもTHE CITYコレクションはジャケットスタイルでありながら、先ほどお伝えしたようにジャージ素材で過ごしやすく快適。自分自身の「オン」のスイッチも入れられる点でも、今のリモートワーク時代におすすめしたい商品です。

 

濱口 今日、私も着させていただいていますけど、本当に着心地が良いんですね。着る前、サイトの紹介を見たのですが、「ビジネス、カジュアル、プライベートで使える。ゴルフも大丈夫」ということが書いてあって「いやいやさすがにゴルフはないんじゃないか」と思っていましたけど、実際に着てみると、本当にこのジャケットスタイルで運動できてしまうと感じました。「働き方改革」でまず物理的に必要になるのはパソコンだと思っていますけど、こういった身の回りを取り巻くものもすごく大事だなと思いました。

↑今回の対談で前川さんがインナーに着用していた、THE CITYコレクション秋冬モデルの「ロングスリーブT」

 

新しい「働き方」の先にあるものと、大切にすべきこと

ーー今後さらに進んでいくであろう「働き方改革」ですが、様々な制限がある中で、できるだけ理想的な「働き方」を見出していかなくてはいけないと思います。そんな中で、お2人が考える「オン・オフ」の理想的なあり方と、それに対し、企業としてどう取り組んでいくべきかをお聞かせください。

 

前川 5年後、10年後の「働き方」がどうなっていくのかは分からないですが、特に日本では働く人個々に違うパーソナルスペースが重要視されていくと思っています。パソコンに向き合いながらも、自分の時間をコントロールしながらでないとできない働き方。冒頭の話にも戻りますけど、その上で必要になってくるのはやはりコミュニケーションだと思います。

 

先ほど話したTHE CITYの良さも実際は触れてもらわないと完全には分かっていただけない。でも、オンライン上でできる限り伝えないといけない。そうなると、新しいコミュニケーションの方法を工夫する必要がありますね。また、今はマラソン大会も中止が続いていますが、ランニングの提案方法も新たに考えていく必要があると思っています。今は、ランナーの気持ちに寄り添い、新しいランニングの楽しみ方を提案できるようオンラインランニングイベントを10月に開催したり、自身のパーソナルスペースでトレーニングを学べるオンライントレーニングコンテンツを配信しています。

 

濱口 新型コロナウイルスの影響で始まったオンラインミーティングですが、最初はすごく驚きました。「え? 会社に行かなくていいの?」というような感じで(笑)。しかし、それがたった数か月でどの企業でも取り入れられ、今では普通になっています。この流れからすると、1か月先どうなっているかも分からないし、ましてや5年後、10年後の「働き方」も全く想像できません。

 

だから、何が理想的な「働き方」かは分からないですが、今後パソコンと人との関わり方はますます変わっていくと思います。今まではパソコンは「オン」のもので、仕事で使うことが多かったと思います。今後は働き方改革が進み、コロナ禍によるオンライン中心の生活になり、パソコンは今まで以上に身近な存在になっていきます。FMVは、例えば音声操作アプリを搭載しているので「オン」でも「オフ」でもパソコンが身近で、使いやすいように工夫しているんですよ。こういう時代の流れ、ニーズを捉えて、「人を想う」もの作り、パソコンを開発していきたいと考えています。

↑「オン・オフの境目が曖昧になっている」点も、今後の「働き方改革」の重要課題。こちらは濱口さんがオンラインミーティング中に、お子さんがその脇で書いたというパパへのメモ書き

 

ニューバランス、富士通クライアントコンピューティングという全く異なる業種のメーカーの2人でしたが、「新しい働き方」と、それに対する商品開発にかける思いはかなり共通する点が多かったように思いました。今後も企業間、業種間の垣根を越えた今回のような意見交換をし、「働き方改革」を様々な側面から検証、紹介していきます。

 

対談まとめ/松田義人 撮影/中田 悟

 

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電子ペーパー「クアデルノ」がアップデートで無敵のテレワークツールに進化!その内容は?

新しい生活様式に切り替わるなかで、テレワークが日常になった人も多いはず。そんなテレワークを手助けするツールとして注目を集めているのが、富士通クライアントコンピューティングの電子ペーパー「クアデルノ」です。クアデルノは、紙の書類にメモを取るのと同じ感覚で取り込んだPDFデータに書き込んだり、メモが取れたり、プリンターのない環境下でも快適に仕事ができるツール。

↑富士通クライアントコンピューティング 電子ペーパー「クアデルノ」 4万4800円(A5サイズ/左)、6万4800円(A4サイズ/右)

 

しかも最近ソフトウェアがアップデートし、より無敵なテレワークツールに進化を果たしています。何がどう便利になったのか、本稿では今回加わった新機能の詳細をお届けします……とその前に、クアデルノ自体について簡単にご紹介しましょう。

クアデルノは、静電容量方式タッチパネルと専用スタイラスペンの組み合わせで、まるで紙に書いているかのような書き心地でメモを取ったり、PDF資料に書き込んだりできる、“アナログ感覚”で使えるペーパーレス推進ツール。自宅に紙書類を増やしたくない人や、そもそも自宅にプリンターがないという人に人気のアイテムです。

そして驚くべきは約1万ファイル(※)のPDFをたった約5.9mmの薄さ、約251g(A5サイズの場合)の重さで持ち運べること。また、PFUが発売しているパーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap」やスマホ用アプリ「QUADERNO Mobile App」と連携させると、複合機やPCを介さずにデータの取り込みや共有ができるのも魅力です。バックライトが付いていないので、長時間使用してもスマホやPCほど目が疲れないのもメリットです。

※:ファイルあたり約1MBのPDFファイル

 

それではいよいよ、今回追加された新機能を見ていきましょう。

 

【新機能1】ペンのインクが黒/赤にも対応

これまでクアデルノは青と赤のインクしか選べませんでした。青や赤を使って書類に書き込むと書いた内容が目立つので便利ではありますが、ノートを取ったり手帳に書き込んだり、書類への書き込み以外のシーンではやはり黒がいいという人も多かったはず。今回のアップデートで、いよいよ黒を使えるようになりました。

 

【新機能2】元に戻す/やり直す機能を搭載

いわゆる「undo」「redo」機能。これまでも専用スタイラスの消しゴムボタンを押すことで、書いた筆跡を消すことができましたが、消しゴム機能の場合、例えば「+」を書いてタテの棒を消す場合、タテ棒とヨコ棒のクロスした場所を消すときにヨコ棒まで消えてしまうという不便さがありました。しかし新機能「元に戻す」を使えば、最後に書いたタテ棒だけを消すのも簡単。さらに「やり直す」機能を使えば、「元に戻す」で消したものを復元することもできるのです。

 

【新機能3】PDFを読むときに便利な目次(しおり)機能を搭載

電子書籍などでお馴染みの目次機能を使えるようになりました(読み込んだPDFに目次が設定されている必要あり)。2〜3ページのPDFであればペラペラめくれば良いですが、数十ページもあるPDFとなると、目的のページに辿り着くだけで大変。そんなときに便利なのがこの機能です。目次から読みたい項目をタップすれば、一気に目的のページに飛べるのです。

 

【新機能4】履歴ジャンプ機能を搭載

「履歴ジャンプ」とは、見返したいページに指を挟んだまま本を読むように、直近で開いたページに簡単に戻れる機能。例えば目次から別のページへ、PDF内のリンクからリンク先ページに移動した際、画面上部に表示される矢印アイコン(← →)をタップすると前に開いたページに素早く移動できます。

 

【新機能5】端末上でドキュメントの複製が可能に

これまで専用のPCアプリ「Digital Paper PC App」上でしかできなかったドキュメントの複製がクアデルノ本体上の操作でもできるようになりました。書き込みなしの原本を残したまま、複製データにメモを取るといったことが、PCを持ち歩いていない出先でも行えるのです。

 

【新機能6】PCなしでWi-Fi設定ができるように

Wi-Fiに接続できるのもクアデルノの魅力。ただこれまではPCアプリからしかWi-Fi設定ができませんでした。しかし今回のアップデートで端末からスピーディにWi-Fi設定を行えるようになりました。これなら出先でフリーWi-Fiに接続するのも簡単です。

今回のアップデートでは、紹介してきた6つの新機能が追加されたと同時に、標準搭載されていたノートのテンプレートも8種類から16種類にアップ。プレゼンやアイデアスケッチに便利な「スライドシート」や、プライベート用の「日記」、「五線譜」などが追加され、より自分にあった使い方を選べるようになりました。

 

これらの新機能は現在販売中のクアデルノには標準搭載されています。また、すでにクアデルノをお持ちの人は、最新の専用アプリ「Digital Paper PC App」経由で簡単にアップデートできます。

 

グンと使いやすさが増したクアデルノ。本機があれば自宅でのテレワークも快適間違いなし。お持ちの方はぜひアップデートを、まだお持ちでない方はこれを機に購入を検討してはいかがでしょうか。

With/Afterコロナのビジネスシーンではコレがマストアイテム! LIFEBOOK UH78とクアデルノが働き方を変える

テレワークとオフィスワークを使い分けるハイブリッドな働き方が求められる時代。人もデータも移動が頻繁になるなか、業務をスマートにこなせるアイテムを紹介します!

 

 

2台の質量を併せても1kgちょっとで超快適

いまどき、オフィスと自宅の両方で業務を行うビジネスパーソンは多いでしょう。そんな新しい働き方に、富士通クライアントコンピューティングの2 in 1PC FMV「LIFEBOOK UH78/D2」と、「QUADERNO(クアデルノ)」という組み合わせを推したいと思います。

 

パワフルで拡張性も高いUH78は、メインマシンとして活躍するポテンシャルを持ちます。大量の文書を保存・閲覧できるクアデルノは、高精細な画面と抜群の書き心地で、ちょっとした作業にピッタリ。目的に合わせてA5/A4サイズが選べるのもうれしいですね。

 

この2台は合計でもわずか1kg強という軽さが魅力。オフィスでも、自宅でも、どんな場所へ持ち出しても、最高のビジネスパフォーマンスを実現してくれるはずです。

 

本記事の最後に、ビックカメラ.comでUH78を3%ポイントアップ(合計ポイント13%)で購入できる特別クーポン情報も掲載しています。製品の魅力と共にぜひご覧ください。

 

 

高負荷の処理も難なくこなす世界最軽量(※)の2 in 1PC

※:ペン内蔵型の13.3型ワイド液晶搭載2 in 1コンバーチブルノートパソコンとして。2020年5月1日現在、富士通クライアントコンピューティング株式会社調べ

 

富士通クライアントコンピューティング
FMV LIFEBOOK UH78/D2
オープン価格(ビックカメラオリジナルモデル)

キーボードを背面に360度回転させてタブレットとしても使える、約868gの超軽量PC。高速なCPUとSSDを装備し、高負荷のかかる処理や大容量ファイルの転送などを軽快に行えます。テレワークでの使い勝手も抜群。

SPEC●画面サイズ:13.3型●CPU:Core i5-8265U●ストレージ:256GB(SSD)●メモリ:8GB●バッテリー駆動時間:約10時間●サイズ/質量:W309.0×H16.9×D214.8mm/約868g

【商品サイトはコチラ】 

 

↑キーボード面にもカメラを搭載。タブレットスタイルでも画面でプレビューして、ホワイトボードなどを撮影できます

 

↑向かって右側に引出式の有線LAN端子を装備。Wi-Fiが遅いときや、機密データを扱う際などに重宝します

 

↑スリムな筐体ながら端子を豊富に備えます。給電対応のUSB 3.1端子や、標準サイズのHDMI端子なども搭載

 

【こんな人にオススメ!】仕事用もプライベート用もPCを1台にまとめたい人

スリム設計で取り回しが良く、性能もメインマシンとして不足なし。移動中の動画視聴やインターネット閲覧などを快適に楽しめるのも魅力です。

 

「紙とペン」の感覚で思いついたアイデアをすぐ記録できる

富士通クライアントコンピューティング
クアデルノ
オープン価格

専用ペンで書き込める電子ペーパー。PCやスマホから取り込んだ文書に上書きすることもできます。カレンダーや方眼紙など、システム手帳のようなリフィルも多数ラインナップ。

SPEC●画面サイズ:A5サイズ 10.3型、A4サイズ 13.3型●階調:16階調グレースケール●ストレージ:16GB(使用可能領域約11GB)●接続端子:MicroUSB●サイズ/質量:A5サイズ W174.2×H243.5×D5.9㎜/約251g、A4サイズ W224×H302.6×D5.9㎜/約350g

【商品サイトはコチラ A4サイズA5サイズ

 

↑薄さや軽さも紙のノート並み。バッグのわずかなスペースに収納しておけます

 

↑スマホとのデータ転送はWi-Fiで。NFCを使えば端末をかざすだけで設定完了します

 

【こんな人にオススメ!】いつでも資料の閲覧や書き込みを行いたい

移動中や、自宅で寝そべっているときなども、思い立ったらいつでもどこでも書き込めるのがメリット。多忙なビジネスパーソンやクリエイターにピッタリなアイテムです。

 

私たちはこう使っています!

■テクニカルライター・湯浅顕人さん

↑小型PCを多く所持。ルーフバルコニーでアイデアを練るのが最近のお気に入り

 

荷物を気にすることなく快適な作業を実現!

「荷物がかさばるのは好きじゃないので、従来、仕事で外出するときは2 in 1PCを1台だけ持ち出していました。でも、UH78とクアデルノのコンビなら2台持ちでも超快適。アイデアを思いついたらクアデルノにメモしてUH78へ共有するという使い方ができるため、本当に捗っています」

↑荷物を少なくまとめたい人はストレスフリーで使えます。ノマドワーカーにもオススメ

 

GetNavi web編集長・山田佑樹

↑ミーティングなどの際には常にタブレットを携帯。メモや調べものなどを行います

 

会議やプレゼンでの使い勝手が抜群です!

「社内外で企画をプレゼンする機会が多いのですが、ペーパーレス化が進む一方で、相手がPCやタブレットを持参していない場合もあり、資料の共有がままならないこともしばしば。液晶部の可動域が広いUH78なら、画面を相手に見せながらプレゼンすることが可能です」

↑資料で強調するところをペンで書き込みながらのプレゼンも可能。説得力が高まります

 

■GetNavi編集長・川内一史

↑雑誌編集ならではのアナログ業務を、いかに効率良くできるかに心を砕いています

 

手書き→データ共有がラクで手離せません!

「雑誌編集といえば、いまだに手書き文化が根強く残る職種。特にデザイナーに送るページラフは、写真や見出しの入れ方などをより伝えやすい手書きにこだわっています。クアデルノなら、紙と同じ感覚で書けて、データの共有も便利。書き直しもラクラクなので助かってます!」

↑クアデルノの筆圧感度は16段階。手書きならではの細かいニュアンスも再現できます

 

プラスワンアイテムでもっと捗る!

PFU
ScanSnap iX100
オープン価格

バッテリー駆動の小型カラースキャナー。A4カラー原稿なら片面約5.2秒で読み取れます。データはPCなどにWi-Fiで転送できるほか、クアデルノへ直接取り込みも可能。見開きページの自動合成機能も便利な機能です。

【商品サイトはコチラ】 

 

↑小型&バッテリー駆動なので持ち歩き可能。いつでもスキャンできます

 

 

ビックカメラ池袋本店パソコン館へGO!

いまが買いどき! 合計13%のポイントGET!

本記事で紹介した製品は、ビックカメラ池袋本店パソコン館の売り場でチェック可能。下のクーポンを提示すれば、全店舗でUH78を3%ポイントアップ(合計ポイント13%)で購入できておトクです!

【ウェブもCHECK!

 

ビックカメラ.comで使える! 「UH78」限定3%ポイントアップクーポン

【ビックカメラ.com クーポンコード】D031216

【クーポン対象商品】富士通 ノートパソコン「FMVU78D2BB」のみ

※本クーポンは、2020年9月24日までの期間に1日限りご利用いただけます。ビックカメラ.comでは期間中1回限り有効となります。

 

●クーポンご利用上の注意

■本クーポンをお会計前にご提示ください。
■他のクーポン券・キャンペーン・値引き・ポイントプレゼントとの併用はできません。予め、ご了承ください。
■ビックカメラ・コジマ・ソフマップ全店およびビックカメラ.comでご利用いただけます。(AirBicCamera、ビックリカー除く)
■一会計で複数枚の使用はできません。
■同業者・転売目的にはご利用できません。
■特典の内容は変更となる場合がございます。

 

文/湯浅顕人 撮影/高原マサキ(TK.c) イラスト/TOMOYA

富士通「はじめての『じぶん』パソコン」はプログラミング教育の”お道具箱”? 安心機能が満載の小学生専用パソコン

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は12日、子ども向けのノートパソコン「はじめての『じぶん』パソコン」と銘打つ、「LIFE BOOK LHシリーズ」など、ノートパソコンの新製品を発表しました。

 

小学校でのプログラミング教育の導入が進むこの時代、はじめての「じぶん」パソコンは小学生が最初に使うノートパソコンとして開発されました。頑丈さ、有害サイトからの保護機能、学習教材など、子どが安心して使える機能を搭載しています。

 

↑「はじめての『じぶん』パソコン」、LIFEBOOK LHシリーズ。クラムシェル型の「LH35/C2」(想定価格:8万円強)と、2 in 1コンバーチブル型の「LH55/C2」(想定価格:10万円強)がラインナップ。発売日はともに7月26日予定。

 

子どもが画面に近づき過ぎずに作業できるよう、画面サイズは大きめの14型。ノートパソコンタイプのほか、2in1タイプもラインナップ。2in1タイプはディスプレイを回転させてタブレットのような形で使える上、タッチペンでの操作にも対応します。

 

 

上位モデルの想定価格は10万円強とですが、製品発表会ではFCCL社長の齋藤邦彰氏から「10万円を切る価格を目指したい」と言及されました。

 

まるでパソコンのお道具箱、持ち歩けるケースが付属

持ち運びが多い小学生のために、お道具箱型のケースが付属するのも特徴です。本体と一緒にACアダプターやマウスなどの付属品や、授業配られたプリントが入るスペースを用意しており、使い終わったらパソコン関連の道具をすべてまとめて収納できます。

 

 

子どもが荒っぽく扱っても壊れないよう耐加圧設計になっており、天板の周囲には落下や衝撃に備え、本体も子どもも傷つけないようにラバー素材を配置しています。本体は無塗装で仕上げ、シールを貼っても塗装が剥がれる心配がありません。

 

パソコン学習もできる「FMVまなびナビ」

はじめての「じぶん」パソコンの発表とあわせて、月額制の新サービス「FMVまなびナビ」もスタートします。FMVまなびナビは、子ども向けの学習サービスをセットにしたパッケージ。教科学習から英会話、プログラミングなどを、学びたい内容にあわせて選べるコース形式で提供されます。

 

 

小学校の勉強をサポートするサービスとして、教科学習サービス「スマートドリル」や、マンツーマンのオンライン英会話サービス「Kimini英会話」に対応。プログラミングサービス学習ではビジュアルプログラミング言語「Scratch」や、ゲーム「マインクラフト」を活用した学習サービスを用意。また、競い合ってタイピングを学習できる「ふくまろタイピング」も利用できます。

 

 

契約者には、FMVブランドのパソコンの修理代金サポートや、新PC購入時に使えるクーポンなどが用意されています。

 

プリインアプリも充実

プリインストールアプリでは、子ども向けの専用メニューアプリ「@メニュー」やプログラミング教育ソフト「プログラミングゼミ」を搭載。パソコンの基礎的なスキルを養う教材が揃っています。

 

 

そのほか、ふくろうのキャラクター「ふくまろ」がパソコンの正しい使い方をアドバイスする「みまもりユーティリティ」や、フィルタリング、SNSなどの制限機能、利用状況の確認に対応した見守りアプリも搭載されています。

 

 

LIFEBOOK LH35/C2は、14型のHDディスプレイ搭載のノートパソコン。CPUにCeleron 3865U、メモリーは4GB、ストレージは128GBのSSDです。

 

インターフェースにはUSB A端子×3、有線LAN、HDMI 2.0、オーディオ端子、SDカードスロットなどを搭載。キーピッチは19mmで、キーストロークは1.5mmです。

 

バッテリー起動時間は7時間程度。大きさは338×247×24.7mm。重さは1.5kg程度。お道具箱型のケースで周辺機器と一緒に持ち歩けます。なお、オフィスソフトは非搭載となっています。

 

↑2 in 1型のLH55/C2

 

共通のスペックで2in1のコンバーチブルタイプの筐体を採用したモデル「LIFEBOOK LH55/C2」も用意されています。同モデルはキーボード部を回転させて、タブレットのように使えます。タッチパネルを搭載し、アクティブペンが付属しています。

はじめての「じぶん」パソコンのほか、FCCLは2種類のノートPCを発表しています。

 

↑顔認証対応モデルが追加された「AHシリーズ」。MR、128GB SSD対応の上位機「AH77/C2」(想定価格:22万円強)、SSD非対応の「AH53/C2」(想定価格:20万円強)が7月26日発売予定。フルHDディスプレイ搭載のエントリー機「AH45/C2」(想定価格:17万円前後)が7月12日発売予定、フルHD非対応の「AH42/C2」(想定価格:14万円強)が6月21日発売予定となる。

 

プレミアムノート「AHシリーズ」の新モデルでは、新たに「Windows Hello」対応の顔認証カメラを搭載した構成を追加。電源ボタンを押すだけで簡単にログインできるようになりました。AHシリーズのうち2製品では、CPUが最新の第8世代Core i7プロセッサーに変更されています。

 

「AHシリーズ」は15.6型の液晶ディスプレイを搭載。狭額縁の液晶ディスプレイで迫力のある映像を楽しめます。上位構成ではBlu-rayドライブを搭載するほか、「Windows MR」もサポート。メインのパソコンとして十分に活用できる充実したスペックを備えています。

 

↑よりスタイリッシュなデザインになった「FHシリーズ」。チューナー、HDMI出力対応の上位機「FH77/C2」(想定価格:22万円前後)が6月21日発売予定。チューナー非対応以外は同スペックの「FH70/C2」(想定価格:20万円強)、HDMI出力が非対応となるエントリー機「FH52/C2」(想定価格:16万円強)が7月12日発売予定となる

 

また、4辺狭額縁の一体型PC「FHシリーズ」では、付属のキーボードとマウスがリニューアル。より省スペースになり、打ち心地も改善されています。

 

「FHシリーズ」は、リビングにおいても違和感がないスタイリッシュなデザインのディスプレイ一体型モデル。CPUは第7世代のCore i7またはCeleronで、用途にあわせて選べる多様な構成が魅力です。27型の大画面やテレビチューナー搭載モデルも選べます。

 

今回の新製品の中でも、子ども向けの「はじめての『じぶん』パソコン」は今までに無いジャンルの製品と言え、注目に値します。プログラミング学習や英会話など、新しい教育が求められている時代、保護者も付いていくのは大変です。「じぶん」パソコンはそんな新しい学習スタイルを1台で用意してくれる、小学生のお父さん、お母さん方には要注目の製品です。