【給付金でいま買うべきモノ】<No.02>ロボット掃除機

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

最先端のロボット掃除機は、事前の部屋の片付けや、事後のゴミ捨てなどの手間まで軽減してくれるスゴい機能を搭載。床掃除の面倒をアウトソーシングしたいなら、ぜひこんな上位モデルを選びたい。

 

押さえておきたい! ロボット掃除機最新トレンド

 部屋の隅々までゴミや汚れを除去する技術がより進化

 ナビゲーション技術の向上で掃除エリアのカバー率UP

 ロボット掃除機と床拭き掃除ロボットの連携が実現

 

私がオススメします!

家電ライター

平島憲一郎さん

掃除機や調理家電など白物家電を中心に各種記事を執筆。GetNavi webでの掃除機のロングレビューも好評を博している。

 

“掃除のための掃除”や運転後のゴミ捨ても不要に

ロボット掃除機は“おまかせできること”が増えており、ゴミの捕集率アップに加え、運転前後の“雑務”を肩代わりする製品が目立つ。その代表がルンバ s9+だ。

 

「同機はD字形状を採用し、円型ロボットが苦手な部屋の隅をほぼ完璧に掃除できるようになりました。通常のD字では難しい狭い場所での動きも高性能CPUによる走行制御で解決。クリーンベースとの連携でゴミ捨てが数週間に一度で済むのも超ラク。s9+でロボット掃除機の”自動掃除”はひとつ上のステージに上がりました」(家電ライター・平島憲一郎さん)

 

最新ルーロは、クルマの自動運転でも使用されるレーザーSLAMを応用。床が片付いていなくても上手に掃除でき、ロボット掃除機を使うハードルを大幅に下げた。床拭き掃除ロボットではブラーバ ジェット m6が室内の間取りを学習可能。「回転式ローラー」で床拭き掃除をするローランも便利だ。

 

「今回取り上げた製品は高価ですが、毎日の掃除の負担を確実に軽減します。給付金を投資する価値は十分アリです!」(平島さん)

 

<その1>進化した“賢さ”に加え、D字形状でより完璧な掃除が可能に

ナビゲーション技術 vSLAM+Imprintスマートマッピング
充電時間 約3時間
稼働時間 最大120分
スマートスピーカー 対応

 

アイロボット

ルンバ s9+

実売価格 18万6780円

D字形状のボディを採用し、部屋の隅の掃除能力が向上したルンバ最上位モデル。ブラシ5本からなるコーナーブラシが部屋の角に届き、ゴミをかき出す。フロアの間取りを学習しムダのない動きで走行。掃除する部屋の指定も可能だ。

 

SPEC●集じん方式:ダストピン式(紙パック不要)●集じん容積:非公表●床拭きロボットとの連携:対応(Imprintリンク)●サイズ/質量:W312×H89×D312mm/約4.0kg

 

↑回収したゴミはクリーンベースに自動排出。ダスト容器30杯ぶんのゴミが収集でき、ゴミ捨ては数週間に1度でOK

 

↑D字の形状採用により、2本のゴム製ブラシの幅が30%も伸長。吸引力も従来比40倍(※1)になり、ゴミの取り逃しがますます減りました

※1:AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較

 

【いま買うべき理由】部屋の角に溜まったゴミもきれいに取れて、ゴミ捨て頻度も少ない

「壁際や部屋の角に溜まりがちなゴミも、残すことなくしっかりと吸引。自動ゴミ収集機能を搭載しており、ゴミ捨てを含めて掃除のことを考えずに部屋のきれいさを保てるのがスゴすぎ」(平島さん)

↑円形ボディではサイドブラシが届きにくい部屋の角。D字形状ではしっかり届く!

 

<その2>レーザーSLAMで間取りを正確に把握し、部屋中を徹底的に掃除!

ナビゲーション技術 レーザーSLAM
充電時間 約5時間
稼働時間 約100分
スマートスピーカー 対応

 

パナソニック

ロボット掃除機RULO(ルーロ) MC-RSF1000

実売価格 16万9400円

独自の三角形状で部屋の隅のゴミも捕集。レーザーセンサーで間取りや障害物を素早く把握し、ゴミの取り残しを抑える。本体を持ち上げて段差を乗り越える機能やスポット掃除したい場所まで人に追尾する「otomo」機能も搭載。

 

SPEC●集じん方式:ダストボックス式●集じん容積:0.25L●最大稼働面積:約120畳●運転モード:自動・お手軽・徹底掃除・エリア指定・スポット●サイズ/質量:W345×H99×D330mm/3.4kg

 

↑3Dセンサーが段差を検知し本体をリフトアップ。最大25mmの段差に対応で、厚みのあるキッチンマットもスムーズに乗り越える

 

↑三角形状の角部分がゴミの溜まりやすい壁際もカバー。部屋の角では本体を左右に振ってサイドブラシを奥まで送り、徹底的に掃除する

 

【いま買うべき理由】床に障害物が多くても、ぶつからずにスイスイ掃除可能

「床に子どもの玩具や家具があっても最新レーザーSLAM技術で識別して、それを避けながらギリギリの地点まで迫って掃除してくれます。床に置いたモノを運転開始前に片付けるのが面倒な人にオススメです」(平島さん)

↑レーザーセンサーで素早く360度全方位を検知。モノとの接触を避けて走行する

 

<その3>ルンバ上位機と同じナビ機能で、家中の床の汚れを賢く拭き取る

ナビゲーション技術 iAdapt3.0+Imprintスマートマッピング
充電時間 約3時間
稼働面積 最大60畳
スマートスピーカー 対応

 

アイロボット

ブラーバ ジェット m6

実売価格 7万6868円

水を床に吹き付け、汚れを浮かせて拭き掃除するロボット。ルンバ s9+と同様にスマートマッピング機能で間取りを学習する。自動でホームベースに戻って充電する機能や、ルンバの掃除後に拭き掃除を始める連携機能も搭載。

 

SPEC●最大稼働面積:ウェットモード60畳(初期設定は24畳)、ドライモード60畳●給水タンク容量:約450ml●掃除エリア制限:対応●サイズ/質量:W270×H90×D252mm/約2.2kg

 

↑スマートマッピング機能で部屋の状況や間取りを学習。最適な走行パターンで掃除する

 

↑バッテリーが少なくなると自動でホームベースに戻って充電。充電完了後は掃除を再開する

 

【いま買うべき理由】スマホやスマスピの簡単操作で、自分好みに掃除できるから超快適!

「スマホアプリやスマートスピーカーを使い、部屋を指定して掃除できて快適。汚れやすいキッチンは毎日、汚れにくい寝室は1日おきなど、簡単操作で自分好みのスケジュールが組めて便利です」(平島さん)

↑「iRobot HOME」アプリ上でスケジュール設定時に掃除する部屋の選択が可能

 

<その4>常にモップのきれいな面を使って、コの字ルートで拭き掃除

ナビゲーション技術 非搭載
充電時間 約2.5時間
稼働面積 最大約20畳
スマートスピーカー 非対応

 

パナソニック

床拭きロボット掃除機 Rollan(ローラン) MC-RM10

実売価格 3万9900円

拭き取り部のローラーに専用モップを巻き付け掃除する。ローラーが約5分半ごとに約30度回転して拭き取り面を変え、掃除終了までモップのきれいな面で床のザラつきやベタつきをオフ。市販の掃除シート(※2)も使用可能。

 

SPEC●最大稼働面積:ウェットモード約20畳、ドライモード約20畳●連続使用時間:約60分●給水タンク容量:180ml●サイズ/質量:W240×H80×D243mm/2.5kg

※2:使える市販シートは花王 クイックルワイパー「立体吸着ドライシート」「立体吸着ウエットシート」「ウエットシート」の3種

 

↑飲みこぼしやベタつき汚れなどの集中掃除用に「スポットモード」を装備。開始位置から160×200mmを縦・横に複数回水拭きする

 

↑人の雑巾がけの動き同様「コの字型」にルート走行。往復時に本体幅の半分ほどズレて重ね拭きすることで、より確実に汚れを落とす

 

【いま買うべき理由】拭き掃除中のモップの汚れが気になる人は、迷わず買っていい!

「“床拭きロボットはモップの同じ面で掃除し続けるから汚れを広げてしまうのでは”という人も、回転式ローラーの本機なら安心。使用済みの掃除シートにほぼ触れずに捨てられるのもうれしい」(平島さん)

↑市販の掃除シートに対応。巻き取りや取り外しはワンタッチで行える

 

【CHECK!】スケジュール設定もラク! 格安機種でもスマホ連携が当たり前

手を出しやすい価格ながらスマホによるスケジュール予約にも対応したロボット掃除機を紹介。“お試し”で買っても十分満足できるはずだ。

 

<その1>音声操作も行えて3万円台!! 十分満足の“初めてのルンバ”

ナビゲーション技術 高速応答システムiAdapt
充電時間 約3時間
稼働時間 最大90分
スマートスピーカー 対応

 

アイロボット

ルンバ692 【Amazon.co.jp限定】

実売価格 3万9800円

ルンバのエントリーシリーズのAmazon限定モデル。数十のセンサー情報を基に状況を判断し掃除する。「iRobot HOME」アプリでの操作のほか、スマートスピーカーでの音声操作にも対応。

 

<その2>水拭き&吸引、室内マッピング、スマホ連携可能と超高コスパ!

ナビゲーション技術 A.I Mapテクノロジー
充電時間 約4~5時間
稼働時間 最大150分
スマートスピーカー 非対応

 

アンカー・ジャパン

Eufy RoboVac L70 Hybrid

実売価格 5万4800円

最大2200Paの強力吸引でカーペットの奥のゴミも逃さずキャッチ。AI技術で室内をマッピングして賢く掃除する。「水拭き&吸引モード」も搭載。専用アプリで進入制限エリアも設定可能。

 

 

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【給付金でいま買うべきモノ】<No.01>コードレス掃除機

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

コードレススティック掃除機は、パワフルな吸引力に加え、動かしやすさに直結する「サイズの小ささ」と「質量の軽さ」のバランスを取ったモデルが増えてきた。人気メーカーの最新モデルをチェック。

 

押さえておきたい! コードレス掃除機最新トレンド

 小型軽量で取り回しがしやすい機種が続々登場

 豊富なアクセサリーで家中を掃除できるモデルが人気

 「収納」と「取り出し」のしやすさを重視する傾向に

 

私がオススメします!

IT・家電ジャーナリスト

安蔵靖志さん

生活家電やデジタル機器に関する記事を執筆。テレビやラジオ、雑誌など幅広いメディアで活躍する。

 

ダイソンの軽量化に刺激され、各社独自の“便利さ”を追求

従来は「パワフル吸引」のダイソン、「軽量で取り回しがラク」な国内メーカーと潮流は二分。しかし、近年ダイソンは軽量化を推進している。IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんは、現状を次のように解説する。

 

「ダイソンの最新機種はついに1kg台の質量を実現しました。パイプも短くなり、小柄な女性もより使いやすくなった。本気で日本市場を取りにきた印象です」

 

一方の国内メーカーは、各社独自の強みを追求した製品を発表。

 

「パナソニックはブラシに髪の毛などがからまないヘッドでお手入れがラクに。日立は家中の掃除をこなせるアタッチメントの豊富さ、シャープは質量約1.2kgという圧倒的軽さが魅力です」(安蔵さん)

 

また近年は最上位機を中心に、充電・収納できる専用ドック付属の機種が増えている点も注目だ。

 

「コードレススティックの今後の課題は『充電』と『収納』の利便性。1回の掃除にかける時間は平均10分未満の場合が多く、サッと取り出して掃除し、すぐ収納するスタイルが利便性において重要です」

 

<その1>お手入れ時の大敵だった「ブラシの毛がらみ」を解決してくれるノズル採用

充電時間 約3時間
最大稼働時間 約90分(※1)
質量 2.6kg(スティック時)
集じん容積 0.2L

※1:ロングモード使用でノズルブラシ回転オフ

 

パナソニック

コードレススティック掃除機 パワーコードレス MC-SBU840K

オープン価格

同社コードレススティック史上最高の吸込仕事率205Wを実現。髪の毛やペットの毛がからみにくい新開発の「からまないブラシ」で、お手入れの手間を軽減する。「親子ノズル」で床掃除から隙間掃除への移行もスムーズ。

 

SPEC●集じん方式:サイクロン式●クリーナーヘッド:からまないブラシ●付属品:すき間用ノズル、ペタすき間ノズル、ふとん清潔ノズル、ロングホース●サイズ:W253×H1150×D218mm

 

↑リチウムイオン電池が業界最多の8本入った大容量バッテリーを搭載。ノズルブラシ非回転時に最大約90分の長時間稼動が可能だ

 

↑「クリーンセンサー」で微粒子ゴミも検知。ランプが赤く点灯し、自動運転時は吸引力を上げる。きれいになると青点灯に

 

【いま買うべき理由】毛ゴミをブラシにからまるのを防いで吸引する技術がスゴい!

「ブラシにからまりがちな毛ゴミを、からませずに上手に吸引する技術が見事。特にペットを飼っている家庭では、ブラシの手入れの頻度が大幅に減って、掃除への心のハードルがグッと下がる!!」(安蔵さん)

↑円すい形ダブルブラシが高速回転。巻き締まる力を使って毛ゴミを径の細い中央部に移送し、2本のブラシの間から吸引する

 

<その2>パワフルな吸引力を維持しつつ、1.9kgと超軽量で超使いやすい!!

充電時間 約3.5時間
最大稼働時間 40分(※2)
質量 1.9㎏(スティック時)
集じん容積 非公表

※2:モーター駆動ではない付属ツールをエコモードで使用した場合の最長運転時間

 

ダイソン

Dyson Digital Slim Fluffy+ (SV18 FF COM)

実売価格 8万6900円

日本の住環境のために開発。パワフルな吸引力はそのままに、独自のソフトローラーヘッドを40%小型・軽量化し、同社スティック機で初めて1kg台を実現した。専用充電ドックに掃除機とツールを収納しながら充電できる。

 

SPEC●サイクロン技術:高効率スクロールサイクロン●クリーナーヘッド:Slim Fluffyクリーナーヘッド●付属品:ミニモーターヘッド、LED隙間ノズル、専用充電ドックなど●サイズ:W250×H1100×D233mm

 

↑40%小型・軽量化したクリーナーヘッド(右)は伸縮性のあるABS樹脂採用で強度も高い。従来は入れなかった家具の下の奥も掃除できる

 

↑本体背面の液晶ディスプレイに現在の使用モードや秒単位の残り運転時間を表示。モードを変えると運転時間も変わり、計画的に掃除できる

 

【いま買うべき理由】日本人の使いやすさを考えて小型化しつつ、吸引力は最上位機並み!

「本体とヘッドを小型・軽量化して、延長パイプもやや短くなり、日本人の体格には本当に使いやすいです。それでいて吸引力は最上位のV11と同等。LEDライト搭載の隙間ノズルも便利です」(安蔵さん)

↑「LED隙間ノズル」で隙間の奥まで明るく照らして掃除。充電は本体と一緒に専用充電ドックに収納しながら行える

 

<その3>豊富なツールと強い吸引力! “ちょい掛け”にも、じっくりお掃除にも最適

充電時間 約3.5時間
最大稼働時間 約60分(※3)
質量 2.0㎏(スティック時)
集じん容積 0.2L

※3:パワフル スマートヘッド・ミニパワーヘッド非使用時

 

日立

コードレス スティッククリーナー 「パワーブーストサイクロン」 PV-BH900G

実売価格 4万9690円

7種類のツールを組み合わせ、床から高い場所まで家中を掃除できる。独自の「小型ハイパワーファンモーターX4」により、小型・軽量でもパワフル吸引を実現。ダストケースを外さずゴミ捨てできる機構を搭載する。

 

SPEC●サイクロン技術:パワーブーストサイクロン●クリーナーヘッド:パワフル スマートヘッド●付属品:ミニパワーヘッド、2WAYすき間ブラシ、スタンド式充電台など●サイズ:W308×H1012×D255mm

●後継モデルPV-BH900Hが8月15日に発売

 

↑ヘッドを押しても引いてもゴミを吸う機構を採用。前後フラップの開閉を調整し、ゴミの取り残しを減らす

 

↑「小型ハイパワーファンモーターX4」で強力吸引を実現。回転の効率化と振動抑制構造で運転音も静かだ

 

【いま買うべき理由】“立体掃除”するツールが揃い、ゴミ捨てもワンアクションで完了!

「豊富なツールで隙間空間やふとん、エアコン上部など立体的に掃除できるのが魅力。ワンタッチでゴミ捨てできる『ごみダッシュ』構造は、使い勝手をより高めています」(安蔵さん)

↑本体取っ手部のレバーを引いてゴミ捨て。ゴミ箱内でフタが開き、ホコリが舞い散りにくい

 

<その4>質量約1.2kgでさらに使いやすくなり、「軽さは正義」を改めて証明

充電時間 約80分
最大稼働時間(※4) 約100分(※5)
質量 約1.2kg(スティック時)
集じん容積 0.13L

※4:バッテリー2個連続使用時

※5:付属吸込口(すき間ノズルなど)使用時

 

シャープ

コードレス スティック掃除機 RACTIVE Air EC-AR5X

実売予想価格 7万1280円

モーターの軽量化などにより、約1.2kgという驚異の軽さを実現。モーターの効率アップで吸引性能を維持しつつ、運転時間を従来の32分から50分(※6)に延長した。スタンド台を付属し、掃除機を好きな場所に収納可能。

 

SPEC●サイクロン技術:遠心分離サイクロン●クリーナーヘッド:パワーヘッド●付属品:スグトルブラシ、ハンディノズル、スタンド台ほか●サイズ:W210×H985×D150mm

※6:バッテリー1個あたりの最長運転時間

 

↑延長パイプはドライカーボン構造。強度を確保しつつ約45%軽くなった。場所を選ばずスッキリ置けるスタンド台も付属

 

 

↑従来機と比較して、約32%の大幅な軽量化を実現した高効率モーターを採用。しかも、これまでの高い吸引性能は維持している

 

【いま買うべき理由】圧倒的に軽くて扱いやすい! 長時間の掃除に対応できるのも安心

「1.2kgという圧倒的な軽さでとにかく扱いやすい! 床はもちろん机の上や天井など様々な場所をサッと掃除できます。付属のバッテリー2個を組み合わせて最長100分、存分に吸引可能」(安蔵さん)

↑バッテリーは着脱式。1つは充電器で充電しながら、もう1つで掃除を続けることもできる

 

【CHECK!】操作性で選ぶなら個性派ハンディにも注目!!

“軽量コンパクト”を追求したハンディタイプは、サブ機や個室専用機に最適。ここではスティックとしても活躍する個性派モデル2機種を紹介。

 

<その1>手に取ってすぐ使え、付属ノズルで床掃除もできる美麗ハンディ!

充電時間 約2.5時間
最大稼働時間 約48分(バッテリー2個使用)
質量 620g(本体)
集じん容積 非公表

 

シャーク

EVOPOWER Plus W35P

実売価格 2万8050円

スリムなボディで、同社コードレススティックと同等の吸引力を実現。フローリング用延長ノズルでちょっとした床掃除にも使える。着脱式バッテリーが2個付属し、最大約48分掃除可能。

 

<その2>縦・横に角度を替えて、ノズルで広い範囲から隙間まで自在に掃除

充電時間 約4時間
最大稼働時間 約30分(ロング時)
質量 750g(※7)
集じん容積 0.06L

※7:延長管、ノズルを含む標準質量

 

パナソニック

ハンディ・スティック掃除機 MC-SBU1F

実売価格 2万7500円

ハンディとスティックの2Wayタイプ。ノズルの角度を縦と横に切り替え、広い範囲も隙間も掃除できる。付属のストラップでハンガーに掛けて収納・充電OK。カラバリはグレー、赤、緑。

 

 

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ルンバに魂が宿った!?「ソファを掃除して」が可能になる「史上最大のアップデート」の要点

アイロボット・コーポレーションは8月26日、ソフトウェアのアップデート「iRobot Genius(アイロボット・ジーニアス)ホームインテリジェンス」を発表しました。これにより、iRobot HOMEアプリの仕様、およびロボット掃除機「ルンバ」や床拭きロボット「ブラーバ」の機能が大幅に改良され、様々な機能が自動的に追加されることになります。

 

ロボットに完全に掃除を任せることが可能になる同社史上最大のアップデート

今回のアップデートについて、アイロボットジャパンの代表執行役員社長 挽野 元(ひきの・はじめ)氏は、オンライン発表会で以下のように説明しました。

↑アイロボットジャパンの代表執行役員社長 挽野 元氏

 

「『iRobot Genius』はアイロボット史上、最大のデジタルアップデートです。この『iRobot Genius』は個人のライフスタイルに合わせた掃除が実現することで、煩わしい日々の掃除から解放され、消費者のみなさんにとって、ロボットに完全に掃除を任せることができる、そんな新しい時代の幕開けを意味しています。

 

『iRobot Genius』によって、例えば、AIによって掃除の提案ができたり、あるいはユーザーの掃除のルーティーンをロボットが学習したりします。そして、これらがカンタンにできるように、iRobot HOMEアプリが操作のしやすさに重点を置いたインターフェースに変わっています。アイロボットは『iRobot Genius』を軸に、新しい掃除の時代、本当に掃除を任せられる時代にしっかりとコミットして参ります」

↑iRobot HOMEアプリ画面。従来のインターフェース(左)に比べて、直感的に使えるよう改良されています(右)

 

では一体、iRobot Geniusでどのようなことができるようになるのでしょうか? 挽野氏によると、「ロボットが人間と同じような目線で家を理解し、どこで(Where)、いつ(When)、どうやって(How)掃除するかを、まるで人が行うかのようにロボットがコントロールする」とのこと。具体的には以下の通りです。

 

①Where=掃除する場所の認識

業界初の物体認識清掃(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

iRobot Geniusでは、最先端のロボットAIを採用し、機械学習によってソファやテーブルといった特定の家具を自動的に検出します。これにより「ソファの周りを掃除する」などといったピンポイントでの清掃が可能になりました。

↑スマートスピーカーで「ソファを掃除して」と指定すると、ソファの周囲を掃除してくれます

 

部分清掃エリア(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

また、ユーザーが清掃エリアをアプリ上で手動で指定することも可能です。これにより、汚れやすい場所などを部分的に清掃することが可能になりました。また、「進入禁止エリア」と組み合わせて設定すれば掃除したい箇所としたくない箇所を自在にコントロールすることも可能です。

↑部分清掃エリアを設定するデモ。まずはアプリのマップ上で清掃したい場所を指定

 

↑今回は、デモの進行役の男性のいる場所をルンバがピンポイントで掃除するよう指定。わき目もふらずに到着し、掃除を開始しました

 

②When=掃除するタイミングの指定と提案

お気に入り機能(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

日々の清掃パターンに名前を付けることで、どこを掃除するかを簡単に設定することができます。例えば「夕食後」とお気に入りに登録し、ダイニングテーブルとキッチンを選択。これを起動することで、夕食後にはいつも汚れやすいダイニングテーブルの下とキッチンを、ルンバで掃除したあとブラーバで拭き掃除する、といった清掃が可能になります。これにより、ユーザーの日常に合わせた効率の良い清掃を行います。

↑お気に入り機能のデモ。アプリで「食後」と名付けたお気に入りのボタンを押します

 

↑ブラーバが起動し、設定したキッチンカウンターとダイニングテーブルの掃除を開始しました

 

スケジュールの提案

例えば、金曜日の夜にリビング、あるいは日曜日の夕食後にダイニングとキッチンに掃除機をかけることが多いなど、ロボットが清掃パターンを学習。「これを清掃スケジュールに追加しませんか?」とアプリ上で提案を行います。

↑ロボットがユーザーの清掃パターンを学習して、アプリ上で提案します

 

生活ルーティンの設定

通常のスケジュール機能に加え、市販のコネクテッドデヴァイスやアプリと連携し、日常の行動に紐づけることにより、「家から離れたらブラーバを起動する」といった、実用的なスケジュールが設定できるようになります。現在のところ、Life360という家族の見守りアプリとの連携が可能で、今後、連携するIoT対応機器は順次増やしていく予定とのこと。

 

③How=掃除する方法をAIが提案

進入禁止エリアの提案(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

iRobot Geniusは、ユーザーの好みの設定を知り、よりユーザーに適した清掃方法を判断できるように日々学習を続けます。例えば、配線が多い箇所など、ロボットが停止することの多いエリアを自動で検知し、「このエリアを進入禁止に設定しませんか?」といった提案を行います。

↑問題のあるエリアがあると、進入禁止エリアの提案を行います

 

季節に応じた提案

基本的なスケジュール機能にとどまらず、位置情報によりその地域に即した季節の提案を行います。花粉やアレルギーの季節、ペットの換毛期などをお知らせし、清掃頻度の提案などを行います。この機能はOFFにすることも可能です。

↑花粉の季節は毎日掃除するように促すなど、季節に応じた提案も行います

 

これらすべてのiRobot Geniusの機能は、直感的に操作できるよう、ユーザーインターフェースを一新したiRobot HOMEアプリから操作が可能。また、各機能は、Google アシスタントやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーを通して音声でコントロールすることも可能です。なお、機能によって対応する機種は違います(以下の表組参照)。

 

家具を認識して掃除する場所のピンポイント指定が可能、かつ状況に応じた掃除のパターンを登録できるうえ、ユーザーの掃除のやり方を学習し、提案までするとあって、iRobot Geniusの配信による拡張機能には驚くばかりです。イメージとしては、ルンバやブラーバのなかに優秀な執事の魂が宿ったようなもの。

 

特にスマートスピーカーと組み合わせて操作すれば、より完全な「お任せ」感覚が実感できるはず。もうここまでくると、子どものころに夢想した「お掃除はロボットにお任せ」という未来がついに来たか……と感慨深くなりますね。そんな未来への希望が感じられるiRobot Genius、みなさんもぜひ注目してみてください。

やっぱり次世代ロボット掃除機は違うな! 4人の息子がのびのび育つ「カオスな家庭」から感動の声

家族が多い家庭は、ロボット掃除機にとっては過酷な環境です。何気なく置いた荷物が知らぬ間に林立し、洗濯物の山がトラップとなってロボット掃除機の行く手を阻みます。忙しい大家族ほど、ロボット掃除機の力を必要としているはずなのに、実際は床のモノが多すぎて動けないという厳しい現実……。

 

しかし、今年の4月、そんな現状に一石を投じるモデルが登場しました。パナソニックの「ルーロ MC-RSF1000」(以下ルーロ・実売価格16万9400円)です。本機は「360°レーザーセンサー」を新搭載するなど、センサーを技術を強化することで素早く部屋の間取りと障害物を把握し、障害物を避けながら確実に掃除をしてくれるとのこと。なんと幅約2cmの障害物もしっかりよけて掃除してくれるといいます。その話が本当なら、モノに溢れた大家族の救世主となるのでは? というわけで、夫婦2人+育ち盛り・遊び盛りの子ども4人を養うご家庭で実際に使ってもらい、本当のところを聞いちゃいました!

↑パナソニックのロボット掃除機「ルーロ MC-RSF1000」。大きさはW345×D330×H99mm。約5時間の充電で約100分の連続使用ができます

 

モノにぶつかることが少ないから助かっている

今回、ルーロを使ってもらうのは、カメラマンの岡本明洋さんのお宅。岡本さんは18歳、15歳、9歳、2歳の男の子4人と夫婦の6人家族で、都内の2階建て・3LDKに住んでいます。やんちゃ盛りの男の子がいるため、家の中はいつもカオスな状態とのこと。

 

そんな岡本家でも数年前、奥様の家事負担を少しでも減らそうとロボット掃除機を購入したことがあるそう。しかし、ロボット掃除機がモノをなぎ倒して進んでしまったり、段差を乗り越えることができずに止まってしまったりと、いろいろと問題があってすぐにお蔵入りになったといいます。そんな岡本さんに、ルーロを使ってもらった印象を聞いてみると、その動きにはかなり感心したご様子でした。

 

「確かに、モノにぶつかることが少ないですね。たとえば床に置いたバッグや洗濯物の手前では、減速して静かに止まるので、畳んだものを押して崩すことがないので、モノが多い我が家では助かっています。イスの脚なんかもぶつからずに脚の周りを丁寧に掃除してくれるんですよ。壁際もスーッと掃除して、うまいこと部屋の隅まで掃除してくれます。これはすごいですね」(岡本さん)

↑洗濯物はきちんと畳めば手前で減速して、優しくその周りだけを掃除してくれます。少々部屋が乱雑でも、物を押すことなく回避して掃除を完遂するのが新型ルーロの最大の特徴です

 

↑「360°レーザーセンサー」で部屋の間取りを素早く把握するので、壁際もガンガンぶつかることなく、スイスイと華麗にお掃除

 

↑イスの間もぶつからずに入り込み、脚の隙間にブラシを入れてホコリを掻き出します

 

フロアマットもラグも「アクティブリフト」で乗り越えてくれるのが便利

岡本家では子どもが小さいので、転倒による怪我防止のために柔らかいフロアマットを敷いているのですが、従来のロボット掃除機はこの1cmほどの高さのマットに乗り上げることができず、いつも動けなくなっていたとのこと。その点、ルーロにはひょいと本体を持ち上げて最大約2.5cmまでの段差をらくらく乗り越える「アクティブリフト」機能を搭載。聞けば、これがかなり役立ったといいます。

 

「ルーロだとフロアマットもラグもラクラク乗り越えて、汚れがちな子ども部屋をちゃんと掃除してくれました。アクティブリフト機能が稼働する仕草が面白くて、子どももキャッキャ言いながら楽しそうに付いてまわっていますね。子どもからすると、ペットを飼ったような感覚なんでしょう。可愛いペットがちゃんと動き回れるようにと、お片付けも率先してするようになり、いいことづくめです」

↑子どもに大受けのアクティブリフト機能。段差を検知したら本体をひょいと持ち上げます

 

↑従来のモデルでは乗り越えられなかったフロアマットも新型ルーロならばカンタン

 

掃除性能の高さとゴミマップの精度には驚いた

肝心の掃除性能についても「1回の掃除でびっくりするくらいにゴミが取れますね。部屋の隅では本体を左右に振って隅に溜まったホコリをしっかり取っているし、ルーロの三角形の角部分がスミまで入り込んで、壁際もキレイにしてくれます」と、岡本さんは高評価。

↑家具の隙間にもブラシが入り込んでホコリを掻き出しています。三角形のルーロはコーナーにぴったりフィット

 

↑ギタースタンドの下にも回転ブラシが入り込んでしっかりお掃除

 

↑1回の掃除でこんなにゴミが取れました!

 

また、専用アプリで掃除の状況がしっかりチェックできる点も気に入ったご様子でした。

 

「LEDランプの色でゴミの量が分かるので、部屋の中でどこが汚れやすいのかが一目瞭然。ゴミが多いところはルーロが集中的に掃除してくれるのですが、アプリでも汚れやすい場所がわかるので、ゴミがたまらないように対策できるのもいいですね。ゴミマップの精度も高いです。マップ上でなぜか汚れている場所があって、『ここ、汚した?』と子どもに聞いたら、実はここでお菓子をこぼして黙っていた……なんてことも。子どもが隠そうとしてもゴミマップでわかるので、『汚しちゃダメだよ』と証拠を見せながらしつけができます(笑)」

↑ゴミマップでは、ゴミの多いところが赤く染まり、汚れやすい場所が一目瞭然

 

ルーロのおかげで生活にゆとりが生まれた

最後に、ルーロが家に来て生活は変わりましたか? と質問してみたところ、「大きく変化しました」と岡本さん。

 

「コロナ禍で更に増えてしまっている『妻の家事負担を減らす』という目的がルーロによって実現したのが最大のメリットです。掃除機をかける時間が減り、自分の時間を持てるようなったり、夕食に献立をゆっくり考えられるようになったりと、生活にゆとりが生まれました。いままではやんちゃ盛りの男の子がいるので、とにかく片付かなかった。でも、息子に『ルーロが通るから』と『服を脱ぎっぱなしにしないで』『おもちゃは片付けてね』などと言い聞かせると、息子もルーロに親しみを感じているからか、素直に言うことを聞くんです。その点も良かったですね」

↑クリーンセンサーが目に見えないハウスダストまで検知して、LEDが赤く光り、自動的にパワーアップ。きれいになるまで同じところを往復してしっかりゴミを取ります

 

さらに、「音が静かなので勉強の邪魔にならず、いつでも掃除ができるのもメリット」と岡本さん。テレビを見ながら、あるいは子どもの勉強中でもルーロを動かすことができるので、家事の効率が上がったそうです。

 

というわけで、モノが多く、やんちゃ盛りの子どもがいる大家族にも、ルーロは効果てきめんだったという結果となりました。今回の岡本家のように、「わが家はモノが多いから」「ラグやカーペットで段差が多いから」「本当にゴミが取れているかわからないから」「うるさいのはイヤだから」…と、様々な理由でロボット掃除機の導入をためらっている方は多いはず。そんな方はぜひ、ルーロを検討してみてはいかがでしょうか。

↑ルーロが来ても勉強に集中する息子さん

 

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これは魅力的だ! 米国No.1掃除機メーカーから「日本の潜在ニーズ」に応えた新モデル

2018年に日本市場に進出し、快進撃を続ける米国売上ナンバーワンの掃除機ブランド「Shark(シャーク)」。2018年9月に発売したハンディクリーナー「EVOPOWER(エヴォパワー)」は発売からわずか3か月でハンディクリーナー市場のトップに躍り出て以来、首位を独走し、今年6月時点で金額シェア58%、台数シェア35%を占める人気となっています。

 

そんなSharkから8月26日、新コンセプトのコードレススティッククリーナー「EVOPOWER SYSTEM(エヴォパワーシステム)」が登場するというので、一足先に実物を見てきました。日本市場のために一から開発したという新システムのクリーナーは、まさに日本のライフスタイルに合わせた機能が満載! さっそくご紹介しましょう。

↑シャークのEVOPOWER SYSTEM

 

↑「日本のユーザーの声を聞きながら、その裏にあるニーズを読みとって開発しました」と話すシャークニンジャの代表取締役・古屋和輝氏。一から開発に携わったEVOPOWER SYSTEMは、「わが子のような存在」だという

 

開発のきっかけはハンディクリーナー「EVOPOWER」の大ヒット

「EVOPOWER SYSTEM」開発のきっかけは、先述のハンディクリーナー「EVOPOWER(エヴォパワー)」の日本での大ヒットでした。ハンディクリーナーは北米をはじめ各国で販売したものの、2万円を超えるという価格にかかわらず、日本で圧倒的に売れているのです。その後、ハンディクリーナーではあるけれど床の隅のゴミも屈まずにサッと吸いたい、というニーズから、フロアノズルも付属したところ、販売台数がさらにアップしたとのこと。

↑吸引力が強く、置き姿も美しいと好評を博したハンディクリーナー「EVOPOWER」

 

こうした事実から、同社は日本市場には欧米とは違うニーズがあることを認識。コードレススティック掃除機においても、ハンディタイプと同様、「サッと取って、サッと使える」という特性が重要と実感し、日本市場向けとして、床も家具も掃除できる「EVOPOWER SYSTEM」の開発に至ったというわけです。

 

今回発売されるのは、どんな床でも掃除するマルチフロア対応のCS401J(実売予想価格4万9500円)と、フローリング専用のCS200J(実売予想価格3万3000円)の2タイプ。違いは、ヘッドの構造と付属するアタッチメント、バッテリーの数で、ハンディ部の構造や吸引力は同じです。一目見て、EVOPOWER同様に部屋に置きたくなるスタイリッシュなデザインが印象的ですが、特徴はそれだけではありません。システムクリーナーと呼ぶゆえんを含め、1つずつ見ていきましょう。

↑左から2つがマルチフロア対応のCS401J、右2つがフローリング専用のCS200J。カラーは左から順に、ロイヤルブルー、メタリックグレイ、ルビーレッド、ノルディックブルー

 

サッと取ってサッと使えるデザインとシステムを採用

開発にあたって最初に考えたのが、「どんな掃除機なら出しておきたくなるか」ということ。「サッと取って」もらうためには、部屋の真ん中に置いても絵になるデザインでなければなりません。そこでデザイナーは、掃除機に見えないデザインを設計。スマートなシルエットにこだわったほか、正面からゴミが見えない構造になっています。

↑充電ドックに収納したCS401J

 

↑充電ドックにすべてのアタッチメントがセットできる

 

本体のカラーリングは日本人の好みに合うよう、日本のデザイン会社が担当。クルマの塗装を参考に、自然光や蛍光灯など光の種類によって違った表情を見せるカラーを施しました。まずプラスチック自体に色をつけ、そこにペイントを重ねることで、高級感と深みのある質感に仕上げたといいます。

 

さらに「サッと使える」よう、充電ドックから軽い力で着脱できるほか、ハンドル近くのボタンを押しながら真上に持ち上げると、ハンディ部分のみが抜けるので、片手で手に取りそのまま掃除が始められます。ハンディ部は先端が斜めにカットされ、吸い込み口に柔らかい素材が装着されているため、アタッチメントをつけなくても掃除が可能。アタッチメントも使う際も、ハンディをそのまま差し込むだけでセットできるため、こちらも片手で着脱できます。

↑両サイドのボタンを押しながら上に引くと、ハンディ部分だけスッと抜ける

 

↑ハンディをそのまま差し込めるので、すぐに掃除が始められる

 

バッテリーは追加購入が可能で、ゴミ捨てもカンタン

バッテリーは、マルチフロア対応のCS401Jには2個付属。1つは本体ハンドル部分に、もう1つは充電ドックに装着して充電できます。1つの充電が切れたら、もう1つのバッテリーに差し替えて使うことで、最長40分の掃除が可能(ハンディ時)。満充電になれば通電が止まるので、バッテリーの劣化も抑えられます。なおCS200Jにはバッテリーは1つのみ付属ですが、充電ドックは共通のため、別売のバッテリー(4000円前後)を購入すれば、同様の使い方ができます。

 

ゴミ捨ても簡単で、ゴミ箱の上でボタンを押すだけ。ダストカップがパカッと開いて、ゴミが落とせます。集じん方式がサイクロン式のため、落ちるゴミもまとまっており、ゴミが散らかりにくいのもメリット。これらのユニークなシステムから、同社は本機を新ジャンルの「システムクリーナー」と位置づけています。

↑ゴミ捨ても片手でカンタン!

 

CS401Jには絡まった毛が消えていくローラーを採用

マルチフロア対応の「CS401J」のヘッドには、ブラシを使わない独自の「ブラシレスパワーフィン」を搭載。ブラシの代わりにシリコンのヘラ状フィンを採用することで、フローリングの汚れを磨きつつ、カーペットに絡んだ髪の毛もかき出して取り除きます。

↑ブラシレスパワーフィンを搭載したCS401Jのヘッド。自動で回転するため、軽い力で掃除できる

 

ローラーに絡んだ毛は、ヘッドのコームがほどきながら内側へ集められ、回転するうちにほどかれていくため、ブラシに毛が絡まないのも大きな特徴。

↑髪の毛を吸引

 

↑髪の毛を吸うと最初は絡まるが、そのまま掃除機をかけているうちに内側に集まる

 

↑やがて髪の毛は吸引されて見えなくなった

 

一方、フローリング専用の「CS200J」は、ローラーを搭載しない薄型のヘッドを搭載しました。床面に密閉させることで吸引力を高めつつ、ヘッド裏の溝からゴミをキャッチします。なお、両モデルとも、ハンディ時の吸引力は、「1kg未満のハンディの中でもっとも強力な吸引力」としています。

↑ヘッドの狭い溝から空気を吸い込むため、吸引力もアップ!

 

本機の開発にあたり、日本のユーザーの潜在ニーズをくみ取ることに注力したため、本体の重さなどの数字にこだわることはなかったとのこと。「あくまで出しておきたいデザインと使いやすさを最適化した結果」(代表の古屋氏)が形となったのだといいます。みなさんも米国ナンバーワンの掃除機メーカーが、日本のために作ったクリーナーの魅力をぜひチェックしてください。

 

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「あこがれ掃除機」の最新版「Pure Q9」の進化を実感! デザインも充電台も「抜け感」がすごくイイ

筆者が初めて「コードレス掃除機が欲しい!」と思ったのは、スウェーデン発の家電メーカー・エレクトロラックスの「エルゴラピード」シリーズでした。日本でまだコードレス掃除機がメジャーではなかったころにインテリアショップで見かけて、さすが北欧生まれは違う! これならリビングに置いても絵になるな~と憧れたものです。当時は吸引力、運転時間ともに物足りず、どちらかというとサブ的な存在であったものの、おしゃれなオフィスには必ずこれがあったような……(完全な偏見ですが)。

 

あれから10年以上が経ち、いまや性能のいいコードレス掃除機が群雄割拠する時代。「エルゴラピード」もデザイン性の高さはそのままに、吸引力、運転時間が年々パワーアップしています。

 

そんななか今年6月に登場したのが、今までにないデザインの新モデル「Pure Q9」です。なんでも「エフォートレスな操作性」と「デザイン」を両立したそうですが、エフォートレスってどんな感じ……? さっそく使ってみました。

↑「Pure Q9」を実際に使ってチェックしました!

 

デザインは「抜け感」があるためかインテリアに意外となじむ

エレクトロラックスのコードレスといえば、モーターなどの重心が下方にある足元重心の構造が特徴です。新モデル「Pure Q9」も足元重心はそのままですが、デザインはかなりユニーク。曲線を描くようなアルミフレームがモーターを搭載したハンディ部を挟み込んだようなデザインです。

↑ユニークなデザインのPure Q9のラインナップ。左のサテンホワイト(実売価格6万9740円)は付属品が多く、中央のマホガニーブロンズ(実売価格5万4780円)、右のインディゴブルー(実売価格5万4780円)はベーシックタイプ。今回はインディゴブルーを使用しました

 

今までに見たことがないデザインのため、最初は正直、変わったデザインだな……と違和感を感じました。しかし実際に置いてみると、抜け感があるためかインテリアに意外となじむのです。今回使わせてもらっている「インディゴブルー」の色味も落ち着いていていい感じ。今までの「エルゴラピード」シリーズも好きでしたが、これはより近未来的な印象を受けました。

 

充電台離れがスムーズで、使い始めは確かにエフォートレス

ちなみに、キャッチコピーにあった「エフォートレス(effortless)」とは、努力を要しない、無理のない。肩肘張らないなどの意味があるそうで、Pure Q9もスムーズに使える操作性の良さにこだわっているよう。

 

そのポイントの一つが充電しやすさ。コードレス掃除機の多くは手元に重心があり、充電部もハンドル付近にあるため、たいていの充電台は背が高く、上からひっかけてぶら下げるような感じでセットします。しかしPure Q9は足元付近に充電部があり、本体自体も自立するほど安定感があるので、充電台も低くてコンパクト。使いはじめも「よっこらしょ」と持ち上げる必要がなく、スッと手前に引き出すだけで、そのまま掃除が始められます。デザインと同様、充電台からの「抜け感」も抜群にいいということで、なるほど、これは”エフォートレス”ですね。

↑充電台にセットした状態

 

↑充電台から降ろすときは上に持ち上げることなく、手前に引くだけ。マグネットが付いているので、充電時は安定して固定されます

 

平面の掃除がスムーズで、ハンディ部はサッと引き抜けるのが便利

昨今は2kgを切るモデルが多数登場するなど、コードレスクリーナーの軽量化が進むなか、本機の重量は2.9kg。重いほうの部類ですが手元自体は軽いため、自走式のモーターヘッドが動き出すと、むしろスイスイと軽く感じられます。また従来のエルゴラピードに比べると、ヘッドの動きもスムーズな印象。ただし足元重心のため、やはり小回りはききづらく、ヘッドから持ち上げようとすると重さを感じます。

↑広い面の掃除は得意ですが、家具のまわりの掃除など、小回りを利かせたいときはちょっともどかしく感じることも

 

さらにハンディとして使いたいとき、レバーやボタン操作が不要でハンディ部をサッと取り外せるのも「エフォートレス」なポイント。ハンディ部の「抜け感」も上々です(笑)。特にPure Q9は自立するので、たとえば掃除機をかけている途中に家具の上に気になるホコリを見つけたとき、ハンディ部をサッと引き抜いてその場で掃除が可能。

 

その間、本体はその場に立てておけるので、いちいち充電台に戻したり、床に寝かせたりする必要はありません。ハンディ部は使い始めるまでが面倒だと、つい使わなくなってしまうので、これはかなり便利です。

↑レバーやボタンを押すなどの操作なしで、ハンディ部が引き出せるのは珍しいです。ハンディ部を使っている間、本体はその場に立てておけるので、ハンディ部を戻せばすぐに床掃除が再開できます

 

フローリングの吸引力テストでは十分な吸引力を発揮

↑インディゴブルーに付属するフローリング掃除用の「ソフトブラシノズル」。かたさの違う2種類の素材を採用し、大きなゴミから細かなホコリまで吸い取ってくれるそう

 

デザイン性と使いやすさの進化については十分体感できましたが、気になるのは吸引力と運転時間。運転時間についてはスペック上だと低電力モードで53分、最大モードで14分だそう。低電力モードであれば1回の充電で、家じゅう掃除できそうです。

 

なお、インディゴブルーに付属しているのはフローリング掃除に適した「ソフトブラシノズル」のみ。もちろんカーペットにも使えますが、汚れをしっかりかき出したいなら、カーペット用ノズル「ブラシロールクリーンフロアノズル」も付属したサテンホワイトを選ぶといいでしょう。

 

さて、それでは吸引力をチェックしてみましょう。フローリングに重曹をまき、低電力モードと最大モードで掃除してみたところ……正直、ほとんど違いが分からないほど、どちらもきれいに吸い取りましたよほどゴミが多くない限り、低電力モードでよさそうです。

↑フローリングで重曹を吸引。ヘッド前方にLEDを搭載しているので、暗い場所でもゴミがよく見えます

 

↑低電力モードで掃除した場合でも、これだけきれいに吸引できました

 

ダストケースに付着したホコリは水洗いでスッキリ

続いて、ダストケースにゴミが溜まったので、ゴミ捨てをチェック。エレクトロラックスのゴミ捨てというと、小さいプリーツフィルターの中に溜まったものをトントンと出さなければならず、ちょっと面倒なイメージがありましたが(笑)、今回はプリーツフィルターが入っていない様子。片手でワンタッチとはいかないものの、以前よりはだいぶ簡単にゴミが捨てられるようになりました。

↑まずダストケースを取り外し、さらにフタを外して中のゴミを捨てます

 

ダストケースの汚れやホコリがこびりついたときは、分解して水洗いも可能。排気については、メッシュフィルター、マイクロフィルター、排気フィルターなどによる「5段階フィルターシステム」により、0.3~10μmの微粒子を99.9%カットできるそうです。

↑ダストケースに付着したホコリは水洗いでスッキリ。フィルター部分は完全に乾いてから戻します

 

このように、Pure Q9をしばらく使ってみましたが、吸引力は十分なうえ、充電台からの着脱やハンディ部の着脱もスムーズ。使いやすさは大きく進化したと感じました。あとはこのデザインをどう見るか。個人的には従来のエルゴラピードも好きですが、このPure Q9も抜け感があって思った以上にインテリアになじみますし、徐々にオブジェのように見えるので、けっこう気に入っています。ホワイトサテン、マホガニーブラウンのカラーも含め、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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「業界最軽量」と「シリーズ最高吸引力」を同時発売! シャープのコードレス掃除機「ラクティブ エア」より新モデル

シャープはコードレススティック掃除機の「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」シリーズより、業界最軽量1.2kgの軽量ボディを実現した「EC-AR5」(実売予想価格6万3580円)と「EC-AR5X」(充電式バッテリー2個同梱・同7万1280円)、および標準質量1.5㎏でリーズナブルな価格の「EC-FR5」(同5万4780円)を発売。また、標準質量1.6kgでRACTIVE Air史上最強の吸引力を実現した「RACTIVE Air POWER(ラクティブ エア パワー) EC-SR5」(同8万2280円)も発売します。発売日はすべて8月6日。

↑左からEC-SR5-S(シルバー系)/EC-AR5X-P(ピンク系)/EC-AR5-N(ゴールド系)/EC-FR5-B(ブラック系)

 

「EC-AR5X/AR5」はパーツを軽量化して1.2kgのボディを実現

「EC-AR5X」および「EC-AR5」の本体には、同社従来機比約32%もの大幅な軽量化を図った新開発の軽量高効率モーターを搭載。加えて本体パイプ部には従来機の4層構造を3層とし、強度を確保しつつ軽量化した新構造ドライカーボンパイプを採用し、業界最軽量の1.2kgのボディを実現しました。

また、新開発の軽量高効率モーターの搭載により、吸引性能をキープしながら、バッテリー1個あたりの最長運転時間を約50分まで延長(同社従来機種の約1.6倍に相当)。さらに、予備バッテリーが付属するEC-AR5Xは、バッテリーを付け替えて連続使用することで、最長約100分の長時間運転が可能となっています。

 

「EC-SR5」はシリーズ史上最強の吸引力と1.6㎏の軽量ボディを両立

一方、「RACTIVE Air POWER」シリーズの「EC-SR5」は、新開発の高出力モーターと25.2V大容量高電圧バッテリーの組み合わせにより、「フルパワーモード」時の吸引性能が同社従来機と比較して約40%アップし、RACTIVE Air史上最強の吸引力を実現。また、先述の「EC-AR5X/AR5」と同様、新構造ドライカーボンパイプを搭載した新設計ボディを採用し、同社従来機より約300g軽量化。標準質量1.6kgの軽量ボディを実現しています。

また、「EC-SR5」は、吸込口に内蔵した新開発ネオジウム磁石モーターにより、同社従来機と比較して約2倍の回転数でブラシが回転する新構造「倍トルヘッド」を搭載。吸込口先端のバンパーの形状をくし歯状に変えることによって、じゅうたんの毛をかき分けながらゴミを掻き出して吸引するほか、取りづらい壁際のゴミも効率よく吸い取ります。

1.2㎏の圧倒的な軽さを実現した「EC-AR5X」「EC-AR5」、パワーと軽さを両立した「EC-SR5」と、シャープのコードレス掃除機に魅力的な製品が登場しました。いままでクリーナーの重さが気になっていた方は、ぜひ注目してみてください。

最新コードレス掃除機の「からまないブラシ」の実力は? ロングヘア人口が多い家庭で検証!

パナソニックの「パワーコードレス」は2018年に登場した同社のコードレス掃除機の上位シリーズで、ハイパワーモーターと高電圧&大容量バッテリーを搭載するのが特徴。今回、その最新モデルである「パワーコードレス MC-SBU840K」(実売価格9万6580円)を実際に試す機会を得た。全く新しい構造のヘッドを搭載し、「毛がからまない」というが、その実力はいかなるものであろうか。

↑パナソニック「パワーコードレス MC-SBU840K」。サイズ/質量は幅253×奥行218×高さ1150mm/2.6kg(スティック時)。運転時間は強:約6分、自動:約18~約30分、ロング:約40分/約90分(ノズルブラシ回転オフ)

 

ブラシに毛が絡まないのは本当か? ロングヘア人口が多い我が家で試す

今回、筆者に検証の依頼が来たのにはワケがある。筆者には3人の娘と奥さんがいて、その全員がロングヘアなのだ(著者は短毛)。ロングヘアの家族が多い我が家では掃除をすると大量の髪の毛を吸い取ることになる。そして吸い取った毛の一部はヘッドのローラーに絡むため、本気で掃除をするときは1、2回、ローラーに巻き付いた髪の毛を切ったり、取り外したりという手間が発生していた。その点、「パワーコードレス MC-SBU840K」は新構造の「からまないブラシ」を搭載し、髪の毛がヘッドのローラーに絡まないという。その性能を試すには、筆者の家庭はもってこいというわけだ。

 

一般的に、掃除機のヘッドには、回転して床のゴミやホコリなどを掻き込むブラシローラーがついている。ヘッド内にはモーターも内蔵されており、スイッチを入れるとブラシローラーが回転。吸い込む力とブラシの回転を合わせてゴミを回収する仕組みだ。しかし、このときに長い髪の毛はダストボックスに吸い込まれる前に、ブラシローラーの回転に巻き込まれて、絡まってしまう。

 

そこで、新開発の「からまないブラシ」は、ブラシローラーの形状を一新。円すい状のローラーを2本搭載し、間を少し開ける、業界初の円すい形ダブルブラシ構造を採用することで、髪の毛の巻きつきを解消している。

↑ヘッドに円すい状のダブルブラシを内蔵した「からまないブラシ」

 

↑ヘッド内には2つのモーターを搭載しているため重くはなっているが、同時に自走性もアップしている

 

実際には髪の毛を吸い込んだ直後は、従来通りブラシローラーに巻きつくのだが、円すい構造とブラシの角度や配置を工夫することで、絡みついた髪の毛がだんだんとヘッドの中心に集まって行き、最終的にはローラーから外れて隙間から吸い込まれるという仕組みだ。このほか、ブラシの毛量をアップすることで、絡んだ毛がブラシの奥まで入り込むのを防ぐ工夫もなされている。

↑「からまないブラシ」搭載のパワーノズルのほかに、ふとん清潔ノズル、ペタすき間ノズル、すき間用ノズル、ロングホースが付属する

 

ブラシに絡みやすいミシン糸でテストしたら上々の結果に

では、実際に使って「からまないブラシ」をテストしてみよう。まずは細いミシン糸で試してみた。30cmぐらいに切ったミシン糸を100本ほど用意し、床にばらまいたらそこを2、3回往復して糸を収集する。吸い取った後もローラーを回転させるため、さらに2、3回往復した。

↑毛からみのテストに用意した3色のミシン糸。30センチの長さで各30本強、100本ほどを用意して2m四方の床にばらまいた

 

その結果は下の写真の通り。ブラシの左側に1本だけピンク色の糸が残ったが、残りの糸はからむことなく、全てキレイに吸い込むことができた。パワーコードレスの開発担当者によると、ミシン糸は髪の毛よりもかなり太いため、ブラシの毛に絡みやすいという。そのミシン糸がこれだけ絡まずに吸えるなら上出来だろう。かつ、2m四方に100本ものミシン糸が床に落ちているというシビアな環境は現実では考えにくく、この結果であれば、通常使用ではまったく問題ないはずだ(ちなみに、GetNavi web編集長の山田が3週間近く本機を使った際、髪の毛以外の物も吸ったが一度も絡まなかったという)。

↑掃除が終わったあとのヘッド。ブラシに1本だけ残ったが、ほかはすべて絡まず吸い込まれている

 

↑ダストボックス内のミシン糸。ダストボックス内で巻き付いていないのも評価できる

 

リビングでは3姉妹+妻の髪の毛も絡まず取れた

実際に子ども達が一日中過ごしているリビングも掃除してみた。床には3姉妹+妻の髪の毛が落ちているのだが、それを本機はどんどんと吸い取って行く。吸引力は非常に高く、さらにホコリなどが多いところはクリーンセンサーが反応し、「自動」運転だと自動的に吸引力をアップしてくれるのも便利だ。

 

10畳ほどのリビングスペースを掃除した後のヘッドが以下の通り。髪の毛は一切絡んでいなかった。これまで 掃除のたびに行っていた、ブラシローラーに巻き付いた髪の毛を切る作業はこれで不要になったわけだ。

↑実際にたくさんの髪の毛が落ちているリビングを掃除した後のヘッド。猫の毛が少し残っているが髪の毛は巻きついていない

 

さらに「からまないブラシ」には副産物もある。円すい状のブラシを左右から2本搭載する構造のため、ヘッドの中には2つのモーターが内蔵されており、ヘッド自体の前に進もうとする推進力が強いのだ。このため、掃除をしているときに本体が軽く感じられた。実際には前モデルより、質量はわずかにアップしているのだが、モーターの推進力のおかげで、重さを感じることなく、より軽快に掃除できるというわけだ。

↑こちらは重曹を使った吸引力のテスト。1往復で通過した場所の重曹はきれいに吸い取れていた

 

席においているプラスチックのコップから「からまないブラシ」の着想を得た

以下では、7月に行われた本機の体験会で聞いた「からまないブラシ」の開発エピソードにも触れていこう。開発を担当したパナソニック アプライアンス社の堀部 勇さんは、髪の毛が絡まない構造を3年前から研究していたそうだ。その過程ではキャタピラータイプのヘッドやクワで耕すような構造のブラシなども考案。しかしいずれもうまくいかなかったという。

↑ゼロから「からまないブラシ」を開発したパナソニック アプライアンス社 ランドリー・クリーナー事業部 クリーナー事業 クリーナー技術部 クリーナー設計課の堀部勇さん

 

新しいアイデアを求めるなか、ふと目に付いたのが、席においている在籍状態を示すプラスチックのコップ(上写真参照)だった。ブラシが円すいならば、径の太いほうから径の細いほうへ、髪の毛を動かすことができるのではないか……と考えた。当初は一本のブラシを円すい構造にして試してみたがそれではうまくいかず、最終的に吸い込み口のある中央に髪の毛を集められるダブルブラシを採用することになったそうだ。このような紆余曲折を経て、ようやく完成したのが「からまないブラシ」というわけだ。

 

「からまないブラシの搭載」でトップクラスの魅力的なモデルになった

ダストボックスの脱着が硬い点や、ダストボックスのフタが100度ぐらいまでしか開かない点など、個人的には気になる点はまだあるが、そこはもはや好みのレベル。200Wのハイパワーでしっかりとゴミを吸い取ってくれる基本性能の高さに加え、「からまないブラシ」を搭載することで、「パワーコードレス MC-SBU840K」は多くのコードレススティック掃除機の中でもトップクラスの魅力的なモデルとなった。特にロングヘアの家族がいる家庭や長毛種のペットを飼っているような家では大活躍することは間違いないだろう。

↑専用スタンドが用意されており引っ掛けるだけで充電もできる

 

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【マンガでわかる】パナソニックの「新パワーコードレス」で髪の毛もペットの毛もほぼ絡まない生活

コードレススティック掃除機は、隙間時間にササっと使えて便利。でも、使用前のノズルの毛がらみ除去を負担に感じている人も多いはず。パナソニック調べでは、掃除機ノズルの毛がらみに不満を感じている人は9割以上。新パワーコードレスは、そんな悩みに応えた革新モデルです!

 

メンテナンス性を追求した掃除機の“ニューノーマル”!!

MC-SBU840Kは、ノズルには独自開発の円すい形ダブルブラシを採用し、ブラシに毛がからまない構造を実現したモデル。さらに同モデルはハイパワーモーター搭載で高いゴミ除去性能を確保。ワンタッチで外せる親子ノズルや、親子ノズルのLEDナビライトなど、使いやすさに直結する機能が満載なのもうれしいポイントですね。吸引力や操作性に加え、ブラシのお手入れのしやすさが掃除機買い替えの“ニューノーマル”です!!

パナソニック

コードレススティック掃除機 パワーコードレス MC-SBU840K

オープン価格

髪の毛やペットの毛がほとんどからまない回転ブラシを採用。ブラシの毛量を従来の1.9倍に増やして吸引力も増強し、高いゴミ除去性能と快適なメンテナンス性を両立しています。目に見えない微細なゴミもセンサーで検知して、取り逃しが極めて少ないのが特徴。

SPEC●吸込仕事率:205~約10W●充電時間:約3時間●運転時間:強約6分、自動約18~約30分、ロング約40分(ブラシ回転オフ時約90分)●集じん容積:0.2L●サイズ/質量:W253×H1150×D218mm/2.6kg

★商品の詳細はコチラ!

 

【マンガの前に革命的ブラシの仕組みをお伝えしたい!】

中央に向かって先端が細くなる円すい形ダブルブラシを採用。かき取った毛をほどきながら中央に集めて吸引します。同社実証実験では髪の毛が99%以上(※1)からまないことを確認済み。

※1:パナソニック調べ【試験方法】人毛(長さ20cmと40~45cm)を1サイクル0.25gとし、3畳のフローリングにまき「強」「自動」運転で掃除機をかける。これを10サイクル行う。【試験結果】1サイクル後の回転部のブラシへの絡みつく毛量が1%以下 ●毛の太さや長さ、ペットの種類によってからむ場合がある

 

【ココもすごい〜密集ブラシ】

密集したブラシ毛で、毛髪やペットの毛がブラシ根元に入り込むのを抑制。Y字ブラシと硬質ブラシの根毛により確実にかき取ります。

 

【ココもすごい〜円すい形状】

ブラシの高速回転で髪の毛が巻き締まる力を利用し、ブラシ径の太いほうから細いほうに毛を移送。毛は移動するにつれて巻きが緩みます(※2)。

※2:写真は試作品のためブラシの色は製品版と異なる

↑巻きつけながら同時にほどく

 

【ココもすごい〜中央部空間】

ダブルブラシが向き合うノズル中央部には隙間が。移送されてきた髪の毛はここでブラシからスルリと抜け、掃除機本体に吸引されます。

↑吸引口で吸い取る

 

<さて、本題>

【使った人】マンガ家 奈良裕己さん

イラスト・マンガの創作を中心に雑誌、ウェブなど幅広く活躍。妻と娘の3人家族で、夫婦とも最新家電に興味津々。

 

<他の性能もチェック!>

【清潔性】クリーンセンサー搭載で「見えないゴミ」も捕集!

ゴミが多い場所ではランプが赤く点滅し、吸引力が自動でアップ。きれいになるとランプが青点灯に変わり、ゴミが取れたことがわかります。

 

【吸引力】モーターパワーを強化し、史上最高の吸込仕事率!

モーターを小型・軽量化しつつ、回転数を上げてパワーを強化。同社コードレススティック史上最高の吸込仕事率205Wを実現しています。

 

【使い勝手】「親子ノズル」で床掃除から隙間掃除に瞬時に移行

延長パイプとノズルの接続部に、隙間掃除用の「親子ノズル」を装備。ノズルのペダルを踏むと親子ノズルが外れ、隙間をクイックに掃除できます。

 

親子ノズルのLEDナビライトで奥のゴミも逃さない

親子ノズル先端にLEDナビライトを装備。薄暗い家具の隙間も明るく照らして掃除できる。光の照射角度は5度でゴミが浮いて見えます。

 

<「からまないブラシ」搭載のキャニスターもラインナップ>

新開発の「からまないブラシ」は、8月発売のキャニスター掃除機にも搭載されます。コード式キャニスターにこだわる人にはこちらがオススメ。

紙パック式掃除機

Jコンセプト

MC-JP830K

業界最軽量(※3)の本体2.0kgで取り回し抜群の紙パック式。「からまないブラシ」、親子ノズルのLEDナビライト、クリーンセンサーを装備。

※3:2020年06月23日現在、家庭用床移動形掃除機において

★商品の詳細はコチラ!

 

サイクロン式掃除機

プチサイクロン

MC-SR580K

ゴミ付着を抑えるメタル素材採用のダストボックスは約2年間メンテ不要(※4)。親子ノズルなどMC-JP830Kと同じ便利機能を搭載。

※4:ダストボックス及び本体クリーンフィルターのお手入れ。お手入れ期間はゴミの種類や条件など使用環境により異なります。試験基準:当社試験ゴミ(家庭塵埃)で評価。1日3.2 g×365日×2年分=約2350 gを吸わせてもパワーが持続。通常の試験基準は家庭ゴミ1日分の平均量=1 g(日本電機工業会の調査において)ですが、調査において最もゴミが多かった家庭のゴミの量=3.2 gを基準に試験を行いクリア。

★商品の詳細はコチラ!

 

文/平島憲一郎 撮影/島本一男(BAARL) マンガ/奈良裕己

どう違う? 全然違う! ダイソンの「日本向け小型軽量モデル」の新旧を比較

ダイソンはこのほど、日本のユーザーニーズに応えたコードレスクリーナー「Dyson Digital Slim」(ダイソン デジタル スリム)を発売しました。新製品は簡単に言うと、小型軽量になり、バッテリーが脱着できるようになったものです。あれ? そういえばダイソンは昨年、日本向けに小型軽量モデル「Dyson V8 Slim」(以下V8 Slim)を発売したよね。これといったい何が違うのだろう? と、疑問に思いながら取材に行ってきました。そこには、V8 Slimとは似て非なる、全く新しい製品が待っていたのです。

↑6月22日から販売を開始しているDyson Digital Slim。スティック時のサイズは幅250×長さ1100×高さ233mm、スティック時の質量は1.90kg(バッテリー・パイプ・Slim Fluffyクリーナーヘッド装着)

 

フラッグシップモデル「V11」シリーズを全面的に改良

昨年発売したV8 Slimは、2018年に発売された「V8」シリーズをベースに日本人のニーズに合わせて改良したモデル。一方、最新モデルのDyson Digital Slimは、2019年4月に発売されたフラグシップモデル「Dyson V11」(以下V11)シリーズを日本市場に合わせて全面的に改良したものです。つまりはV8 Slimに比べて機能・性能が格段に向上しているということ。

 

まず形状からしてV8 Slimとは大きく異なります。V8 Slimはパイプとサイクロン部分が直角に交わっているのに対し、Dyson Digital Slimはパイプとサイクロン部分が直線的に接続され、空気が一直線に入るインライン形状を採用。モーターのパワーを効率的に伝えて吸引力を落とさない構造になっています。また、搭載するモーターは新開発の「Dyson Hyperdymium(ダイソン ハイパーディミアム)モーター」で毎分最大12万回転。V8 Slimの10万7000回転から大幅に性能がアップしています。クリーナーのもっとも重要な要素である吸引力が、V8 Slimに比べて飛躍的にアップしているということですね。

↑上から「Dyson V11」、「Dyson Digital Slim」、「Dyson V8 Slim」。Dyson Digital SlimはV11のフォルムと機能を継承しながら、V8 Slimよりコンパクトで軽量になりました

 

↑Dyson Digital Slim本体のカットモデル。吸い込んだ空気が真っ直ぐにサイクロンに入ってくるインライン形状となっています。サイクロンの後ろには新開発の小型で強力なDyson Hyperdymiumモーターが一直線上に配置されています

 

運転の残り時間を分・秒単位で表示するディスプレイを搭載

Dyson Digital Slimは、機能面でも飛躍があります。V11同様、本体背面に液晶ディスプレイを搭載しました。運転モードによる残りの時間を分・秒単位で表示するので、掃除中にバッテリーが切れてしまったという失敗を防げます。液晶ディスプレイでは吸引モードのほか、メンテナンス時期の告知、エラーおよびエラーからの復帰の方法などを表示します。

↑本体トップ部に液晶ディスプレイを搭載し、バッテリーの残り時間やメンテナンス時期を表示します

 

バッテリーをワンタッチ着脱式にしたのは「長く使ってもらうため」

Dyson Digital Slimには、V8 SlimにもV11にも無い、新しい機構が追加されました。それは、バッテリーがワンタッチ着脱式になったこと。従来のスティッククリーナーもバッテリーの取り外しが可能でしたが、ドライバーを使ってネジを外す必要がありました。それが、Dyson Digital Slimはボタン一つで簡単に取り外すことができるようになったのです。この点について、同社のフロアーケアカテゴリーのバイスプレジデントであるジョン・チャーチル氏は以下のように説明します。

 

「Dyson Digital Slimは、エコモードで最長約40分の運転が可能で、家中を掃除するのに40分で十分だと考えています。今回、バッテリーを簡単に取り外せるようにしたのは、経年劣化によりバッテリー性能が落ちることで製品寿命自体が短くなることを防ぐため。長く製品を使ってもらいたいので、バッテリーを簡単に交換できるようにしたのです。ただ、1台のバッテリーでは足りないという家庭もあるでしょうから、ワンタッチ脱着式にしたことでこの不満は解消できるでしょう」

↑バッテリーの底部フロントにある赤いレバーを使って、ワンタッチでバッテリーが取り外せます

 

↑外したバッテリーは付属のACアダプターに挿して直接充電できます

 

↑オンラインインタビューに答えるフロアーケアカテゴリーのバイスプレジデント、ジョン・チャーチル氏

 

交換バッテリーは付属のACアダプターで充電可能。専用バッテリーが7月末発売予定で価格は未定です。Dyson Digital Slimの運転時間はエコモードで最長約40分で、中モードで約25分、強モードでは約5分となります。じゅうたんを敷いた部屋が多い、ペットを飼っている、小さな子どもがいるなど、強モードを多用する家庭にとってはバッテリーが簡単に交換できるのはありがたいことです。

↑Dyson Digital Slimのラインナップ。左から、「Fluffy Pro」(直販限定モデル。Slim Fluffyクリーナーヘッドほか付属ツール10点、直販価格9万7900円・税込)、「Fluffy+」(同9点、同8万6900円)、「Fuffy」(同6点、同7万5900円)、「Fluffy Origin」(同4点、同6万4900円。充電ドックはなし)

 

V11に比べて25%軽量化し、パーツの小型化も実現

そして、これだけ機能てんこ盛りなのにもかかわらず、Dyson Digital Slimの重量は1.9kgとダイソン史上最軽量! V11に比べて25%も軽量化に成功しています。液晶パネルを搭載したにもかかわらず、V8 Slimの2.15kgより軽くなっているから驚き。また、サイズに関してもV11より20%小さくなっています。

↑手前がV11、奥がDyson Digital Slim。並べてみると大きさの違いが一目瞭然です

 

メインパイプがV11より15%短くなり、先に説明したDyson Hyperdymiumモーターも15%小型化、フィルターも19%小型化しています。サイクロンは吸気口の部分に曲線的なフォルムを採用することで、サイクロン内部での空気の流れをよりスムーズにでき、その結果、狭いスペースに11個のサイクロンコーンを配置することができたため、V11より5%小型化しています。

 

そして、もっとも大きく変わったのが「Slim Fluffyクリーナーヘッド」。ブラシバーの素材には、航空機に使われているアルミニウムを採用することで、耐久性を高めながら軽量化。直径も29%細くすることで小型化も実現できました。この結果、クリーナーヘッドはV11比で40%小型化、40%軽量化できたのです。

↑Slim Fluffyクリーナーヘッドのカットモデル。ブラシバーの素材にアルミを使用することで軽く丈夫に細く作ることができ、ブラシモーターを効率よく内蔵できるようになりました

 

↑上段がV11、中段がDyson Digital Slim、下段がV8 Slim。Dyson Digital SlimのヘッドはV11に比べてかなり小型になり、家具の多い日本の家屋で使いやすくなりました

 

もう一つ、Dyson Digital Slimで初めてのことがあります。それは、クリアビンが水洗いできるようになったこと。クリアビン自体はプラスチック素材なのでこれまでも水洗いができないことはなかったのですが、ダイソンでは推奨していません。というのも、クリアビンを水洗い後、乾燥が不完全な状態で本体にセットした場合、接触面から水分が電子部品に流れ込んで故障の原因となるからです。

 

その点、Dyson Digital Slimでは電子部品をクリアビンから完全分離することでこの問題を解消しています。これにより、クリアビンの汚れが気になる場合には、ガシガシ水洗いができるようになったのです。

↑クリアビンが水洗いできるようになりました。本体フィルター、ブラシバーも水洗い可能です

 

ヘッドとパイプをつなぐ関節の柔らかさが違う!

さて、それでは実際に使ってみましょう。手に持った最初の感想は「軽い!」の一言。これまで説明してきた通り、物理的に重量が減っているのは当然なのですが、操作しているときの軽さの質がV8 Slimとは全く違うのです。数値の差ではない何か。その1つはヘッドの首の関節の滑らかさです。

 

V8 Slimも関節が滑らかではあったのですが、新モデルDyson Digital Slimはさらにその一歩上を行っています。首を右左に回した時に、V8 Slimは曲げる途中のほんの一瞬、わずかにストレスがかかる箇所があるのですが、Dyson Digital Slimではそれが全く感じられず、極めてスムーズ。これは、パイプとクリアビンが直線上にあることに関係がありそうです。V8 Slimを左右に回すと、クリアビンが左右に振られる感覚が手元にわずかに伝わるのですが、Dyson Digital Slimは左右に振られる感触はないのです。椅子やテーブルの脚周りをくるくる掃除するのがスゴくラクになりそう。

↑写真では伝わりづらいのですが、ヘッドとパイプをつなぐ関節の柔らかさが神がかっており、手首の返しがとてもラクです

 

グリップとトリガーが握りやすくなって、手首への負担が減った

グリップの工夫も見逃せません。少しわかりづらいのですが、グリップがV11およびV8 Slimに比べて若干細くなっています。手が小さい日本人にとっては、握りやすく疲れにくくなるのは間違いありません。スイッチとなるトリガーも形状を変更しています。ダイソンのスティッククリーナーはトリガーを引いている間だけ稼働する仕様なので、掃除しているときはずっとトリガーを引きっぱなし。ゆえにとても重要なパーツなのですが、Dyson Digital Slimのトリガーは湾曲形状にすることで指をかけやすく、滑りにくく、少ない力で押し続けることが可能に。これらの工夫により、手首に掛かる負担も大幅に軽減されました。

↑中央がDyson Digital Slim。左のV8 Slimと右のV11に比べてブリップが細くなっているのがわかるでしょうか

 

↑Dyson Digital Slim(下)はトリガーが湾曲して指をかけやすくなっています

 

↑Dyson Digital Slimの「Fluffy Pro」と「Fluffy+」にはLED隙間ノズルが付属します。家具の隙間の掃除に便利です

 

仕事柄、ダイソンのモデルを毎年見て触って使ってきて、そのたびに「これは良いものだ」と思ってきました。ところが今回のDyson Digital Slimは、「歴代のモデルを大きくまたいで越えた」と思えるほど、完成度の高さを感じました。この軽さ、コンパクトさ、取り回しやすさ、握りやすさは大きな魅力。まさに、日本人のためのスティッククリーナーといえます。

 

なお、フラッグシップのV11も引き続き販売。V11はDyson Digital Slimに比べると大きくて重いものの、12万5000回転のモーター、運転時間最長60分のバッテリー、たくさんのゴミが溜め込める大きなクリアビンという特徴があり、とにかくパワーが欲しい人、広い自宅を1回で掃除したい人、こまめにゴミ捨てするのが面倒な人にはV11が最適です。今後はこのV11とDyson Digital Slimが、同社ラインナップの強力な柱となっていくのは間違いありません。

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

どう違う? 全然違う! ダイソンの「日本向け小型軽量モデル」の新旧を比較

ダイソンはこのほど、日本のユーザーニーズに応えたコードレスクリーナー「Dyson Digital Slim」(ダイソン デジタル スリム)を発売しました。新製品は簡単に言うと、小型軽量になり、バッテリーが脱着できるようになったものです。あれ? そういえばダイソンは昨年、日本向けに小型軽量モデル「Dyson V8 Slim」(以下V8 Slim)を発売したよね。これといったい何が違うのだろう? と、疑問に思いながら取材に行ってきました。そこには、V8 Slimとは似て非なる、全く新しい製品が待っていたのです。

↑6月22日から販売を開始しているDyson Digital Slim。スティック時のサイズは幅250×長さ1100×高さ233mm、スティック時の質量は1.90kg(バッテリー・パイプ・Slim Fluffyクリーナーヘッド装着)

 

フラッグシップモデル「V11」シリーズを全面的に改良

昨年発売したV8 Slimは、2018年に発売された「V8」シリーズをベースに日本人のニーズに合わせて改良したモデル。一方、最新モデルのDyson Digital Slimは、2019年4月に発売されたフラグシップモデル「Dyson V11」(以下V11)シリーズを日本市場に合わせて全面的に改良したものです。つまりはV8 Slimに比べて機能・性能が格段に向上しているということ。

 

まず形状からしてV8 Slimとは大きく異なります。V8 Slimはパイプとサイクロン部分が直角に交わっているのに対し、Dyson Digital Slimはパイプとサイクロン部分が直線的に接続され、空気が一直線に入るインライン形状を採用。モーターのパワーを効率的に伝えて吸引力を落とさない構造になっています。また、搭載するモーターは新開発の「Dyson Hyperdymium(ダイソン ハイパーディミアム)モーター」で毎分最大12万回転。V8 Slimの10万7000回転から大幅に性能がアップしています。クリーナーのもっとも重要な要素である吸引力が、V8 Slimに比べて飛躍的にアップしているということですね。

↑上から「Dyson V11」、「Dyson Digital Slim」、「Dyson V8 Slim」。Dyson Digital SlimはV11のフォルムと機能を継承しながら、V8 Slimよりコンパクトで軽量になりました

 

↑Dyson Digital Slim本体のカットモデル。吸い込んだ空気が真っ直ぐにサイクロンに入ってくるインライン形状となっています。サイクロンの後ろには新開発の小型で強力なDyson Hyperdymiumモーターが一直線上に配置されています

 

運転の残り時間を分・秒単位で表示するディスプレイを搭載

Dyson Digital Slimは、機能面でも飛躍があります。V11同様、本体背面に液晶ディスプレイを搭載しました。運転モードによる残りの時間を分・秒単位で表示するので、掃除中にバッテリーが切れてしまったという失敗を防げます。液晶ディスプレイでは吸引モードのほか、メンテナンス時期の告知、エラーおよびエラーからの復帰の方法などを表示します。

↑本体トップ部に液晶ディスプレイを搭載し、バッテリーの残り時間やメンテナンス時期を表示します

 

バッテリーをワンタッチ着脱式にしたのは「長く使ってもらうため」

Dyson Digital Slimには、V8 SlimにもV11にも無い、新しい機構が追加されました。それは、バッテリーがワンタッチ着脱式になったこと。従来のスティッククリーナーもバッテリーの取り外しが可能でしたが、ドライバーを使ってネジを外す必要がありました。それが、Dyson Digital Slimはボタン一つで簡単に取り外すことができるようになったのです。この点について、同社のフロアーケアカテゴリーのバイスプレジデントであるジョン・チャーチル氏は以下のように説明します。

 

「Dyson Digital Slimは、エコモードで最長約40分の運転が可能で、家中を掃除するのに40分で十分だと考えています。今回、バッテリーを簡単に取り外せるようにしたのは、経年劣化によりバッテリー性能が落ちることで製品寿命自体が短くなることを防ぐため。長く製品を使ってもらいたいので、バッテリーを簡単に交換できるようにしたのです。ただ、1台のバッテリーでは足りないという家庭もあるでしょうから、ワンタッチ脱着式にしたことでこの不満は解消できるでしょう」

↑バッテリーの底部フロントにある赤いレバーを使って、ワンタッチでバッテリーが取り外せます

 

↑外したバッテリーは付属のACアダプターに挿して直接充電できます

 

↑オンラインインタビューに答えるフロアーケアカテゴリーのバイスプレジデント、ジョン・チャーチル氏

 

交換バッテリーは付属のACアダプターで充電可能。専用バッテリーが7月末発売予定で価格は未定です。Dyson Digital Slimの運転時間はエコモードで最長約40分で、中モードで約25分、強モードでは約5分となります。じゅうたんを敷いた部屋が多い、ペットを飼っている、小さな子どもがいるなど、強モードを多用する家庭にとってはバッテリーが簡単に交換できるのはありがたいことです。

↑Dyson Digital Slimのラインナップ。左から、「Fluffy Pro」(直販限定モデル。Slim Fluffyクリーナーヘッドほか付属ツール10点、直販価格9万7900円・税込)、「Fluffy+」(同9点、同8万6900円)、「Fuffy」(同6点、同7万5900円)、「Fluffy Origin」(同4点、同6万4900円。充電ドックはなし)

 

V11に比べて25%軽量化し、パーツの小型化も実現

そして、これだけ機能てんこ盛りなのにもかかわらず、Dyson Digital Slimの重量は1.9kgとダイソン史上最軽量! V11に比べて25%も軽量化に成功しています。液晶パネルを搭載したにもかかわらず、V8 Slimの2.15kgより軽くなっているから驚き。また、サイズに関してもV11より20%小さくなっています。

↑手前がV11、奥がDyson Digital Slim。並べてみると大きさの違いが一目瞭然です

 

メインパイプがV11より15%短くなり、先に説明したDyson Hyperdymiumモーターも15%小型化、フィルターも19%小型化しています。サイクロンは吸気口の部分に曲線的なフォルムを採用することで、サイクロン内部での空気の流れをよりスムーズにでき、その結果、狭いスペースに11個のサイクロンコーンを配置することができたため、V11より5%小型化しています。

 

そして、もっとも大きく変わったのが「Slim Fluffyクリーナーヘッド」。ブラシバーの素材には、航空機に使われているアルミニウムを採用することで、耐久性を高めながら軽量化。直径も29%細くすることで小型化も実現できました。この結果、クリーナーヘッドはV11比で40%小型化、40%軽量化できたのです。

↑Slim Fluffyクリーナーヘッドのカットモデル。ブラシバーの素材にアルミを使用することで軽く丈夫に細く作ることができ、ブラシモーターを効率よく内蔵できるようになりました

 

↑上段がV11、中段がDyson Digital Slim、下段がV8 Slim。Dyson Digital SlimのヘッドはV11に比べてかなり小型になり、家具の多い日本の家屋で使いやすくなりました

 

もう一つ、Dyson Digital Slimで初めてのことがあります。それは、クリアビンが水洗いできるようになったこと。クリアビン自体はプラスチック素材なのでこれまでも水洗いができないことはなかったのですが、ダイソンでは推奨していません。というのも、クリアビンを水洗い後、乾燥が不完全な状態で本体にセットした場合、接触面から水分が電子部品に流れ込んで故障の原因となるからです。

 

その点、Dyson Digital Slimでは電子部品をクリアビンから完全分離することでこの問題を解消しています。これにより、クリアビンの汚れが気になる場合には、ガシガシ水洗いができるようになったのです。

↑クリアビンが水洗いできるようになりました。本体フィルター、ブラシバーも水洗い可能です

 

ヘッドとパイプをつなぐ関節の柔らかさが違う!

さて、それでは実際に使ってみましょう。手に持った最初の感想は「軽い!」の一言。これまで説明してきた通り、物理的に重量が減っているのは当然なのですが、操作しているときの軽さの質がV8 Slimとは全く違うのです。数値の差ではない何か。その1つはヘッドの首の関節の滑らかさです。

 

V8 Slimも関節が滑らかではあったのですが、新モデルDyson Digital Slimはさらにその一歩上を行っています。首を右左に回した時に、V8 Slimは曲げる途中のほんの一瞬、わずかにストレスがかかる箇所があるのですが、Dyson Digital Slimではそれが全く感じられず、極めてスムーズ。これは、パイプとクリアビンが直線上にあることに関係がありそうです。V8 Slimを左右に回すと、クリアビンが左右に振られる感覚が手元にわずかに伝わるのですが、Dyson Digital Slimは左右に振られる感触はないのです。椅子やテーブルの脚周りをくるくる掃除するのがスゴくラクになりそう。

↑写真では伝わりづらいのですが、ヘッドとパイプをつなぐ関節の柔らかさが神がかっており、手首の返しがとてもラクです

 

グリップとトリガーが握りやすくなって、手首への負担が減った

グリップの工夫も見逃せません。少しわかりづらいのですが、グリップがV11およびV8 Slimに比べて若干細くなっています。手が小さい日本人にとっては、握りやすく疲れにくくなるのは間違いありません。スイッチとなるトリガーも形状を変更しています。ダイソンのスティッククリーナーはトリガーを引いている間だけ稼働する仕様なので、掃除しているときはずっとトリガーを引きっぱなし。ゆえにとても重要なパーツなのですが、Dyson Digital Slimのトリガーは湾曲形状にすることで指をかけやすく、滑りにくく、少ない力で押し続けることが可能に。これらの工夫により、手首に掛かる負担も大幅に軽減されました。

↑中央がDyson Digital Slim。左のV8 Slimと右のV11に比べてブリップが細くなっているのがわかるでしょうか

 

↑Dyson Digital Slim(下)はトリガーが湾曲して指をかけやすくなっています

 

↑Dyson Digital Slimの「Fluffy Pro」と「Fluffy+」にはLED隙間ノズルが付属します。家具の隙間の掃除に便利です

 

仕事柄、ダイソンのモデルを毎年見て触って使ってきて、そのたびに「これは良いものだ」と思ってきました。ところが今回のDyson Digital Slimは、「歴代のモデルを大きくまたいで越えた」と思えるほど、完成度の高さを感じました。この軽さ、コンパクトさ、取り回しやすさ、握りやすさは大きな魅力。まさに、日本人のためのスティッククリーナーといえます。

 

なお、フラッグシップのV11も引き続き販売。V11はDyson Digital Slimに比べると大きくて重いものの、12万5000回転のモーター、運転時間最長60分のバッテリー、たくさんのゴミが溜め込める大きなクリアビンという特徴があり、とにかくパワーが欲しい人、広い自宅を1回で掃除したい人、こまめにゴミ捨てするのが面倒な人にはV11が最適です。今後はこのV11とDyson Digital Slimが、同社ラインナップの強力な柱となっていくのは間違いありません。

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

どう違う? 全然違う! ダイソンの「日本向け小型軽量モデル」の新旧を比較

ダイソンはこのほど、日本のユーザーニーズに応えたコードレスクリーナー「Dyson Digital Slim」(ダイソン デジタル スリム)を発売しました。新製品は簡単に言うと、小型軽量になり、バッテリーが脱着できるようになったものです。あれ? そういえばダイソンは昨年、日本向けに小型軽量モデル「Dyson V8 Slim」(以下V8 Slim)を発売したよね。これといったい何が違うのだろう? と、疑問に思いながら取材に行ってきました。そこには、V8 Slimとは似て非なる、全く新しい製品が待っていたのです。

↑6月22日から販売を開始しているDyson Digital Slim。スティック時のサイズは幅250×長さ1100×高さ233mm、スティック時の質量は1.90kg(バッテリー・パイプ・Slim Fluffyクリーナーヘッド装着)

 

フラッグシップモデル「V11」シリーズを全面的に改良

昨年発売したV8 Slimは、2018年に発売された「V8」シリーズをベースに日本人のニーズに合わせて改良したモデル。一方、最新モデルのDyson Digital Slimは、2019年4月に発売されたフラグシップモデル「Dyson V11」(以下V11)シリーズを日本市場に合わせて全面的に改良したものです。つまりはV8 Slimに比べて機能・性能が格段に向上しているということ。

 

まず形状からしてV8 Slimとは大きく異なります。V8 Slimはパイプとサイクロン部分が直角に交わっているのに対し、Dyson Digital Slimはパイプとサイクロン部分が直線的に接続され、空気が一直線に入るインライン形状を採用。モーターのパワーを効率的に伝えて吸引力を落とさない構造になっています。また、搭載するモーターは新開発の「Dyson Hyperdymium(ダイソン ハイパーディミアム)モーター」で毎分最大12万回転。V8 Slimの10万7000回転から大幅に性能がアップしています。クリーナーのもっとも重要な要素である吸引力が、V8 Slimに比べて飛躍的にアップしているということですね。

↑上から「Dyson V11」、「Dyson Digital Slim」、「Dyson V8 Slim」。Dyson Digital SlimはV11のフォルムと機能を継承しながら、V8 Slimよりコンパクトで軽量になりました

 

↑Dyson Digital Slim本体のカットモデル。吸い込んだ空気が真っ直ぐにサイクロンに入ってくるインライン形状となっています。サイクロンの後ろには新開発の小型で強力なDyson Hyperdymiumモーターが一直線上に配置されています

 

運転の残り時間を分・秒単位で表示するディスプレイを搭載

Dyson Digital Slimは、機能面でも飛躍があります。V11同様、本体背面に液晶ディスプレイを搭載しました。運転モードによる残りの時間を分・秒単位で表示するので、掃除中にバッテリーが切れてしまったという失敗を防げます。液晶ディスプレイでは吸引モードのほか、メンテナンス時期の告知、エラーおよびエラーからの復帰の方法などを表示します。

↑本体トップ部に液晶ディスプレイを搭載し、バッテリーの残り時間やメンテナンス時期を表示します

 

バッテリーをワンタッチ着脱式にしたのは「長く使ってもらうため」

Dyson Digital Slimには、V8 SlimにもV11にも無い、新しい機構が追加されました。それは、バッテリーがワンタッチ着脱式になったこと。従来のスティッククリーナーもバッテリーの取り外しが可能でしたが、ドライバーを使ってネジを外す必要がありました。それが、Dyson Digital Slimはボタン一つで簡単に取り外すことができるようになったのです。この点について、同社のフロアーケアカテゴリーのバイスプレジデントであるジョン・チャーチル氏は以下のように説明します。

 

「Dyson Digital Slimは、エコモードで最長約40分の運転が可能で、家中を掃除するのに40分で十分だと考えています。今回、バッテリーを簡単に取り外せるようにしたのは、経年劣化によりバッテリー性能が落ちることで製品寿命自体が短くなることを防ぐため。長く製品を使ってもらいたいので、バッテリーを簡単に交換できるようにしたのです。ただ、1台のバッテリーでは足りないという家庭もあるでしょうから、ワンタッチ脱着式にしたことでこの不満は解消できるでしょう」

↑バッテリーの底部フロントにある赤いレバーを使って、ワンタッチでバッテリーが取り外せます

 

↑外したバッテリーは付属のACアダプターに挿して直接充電できます

 

↑オンラインインタビューに答えるフロアーケアカテゴリーのバイスプレジデント、ジョン・チャーチル氏

 

交換バッテリーは付属のACアダプターで充電可能。専用バッテリーが7月末発売予定で価格は未定です。Dyson Digital Slimの運転時間はエコモードで最長約40分で、中モードで約25分、強モードでは約5分となります。じゅうたんを敷いた部屋が多い、ペットを飼っている、小さな子どもがいるなど、強モードを多用する家庭にとってはバッテリーが簡単に交換できるのはありがたいことです。

↑Dyson Digital Slimのラインナップ。左から、「Fluffy Pro」(直販限定モデル。Slim Fluffyクリーナーヘッドほか付属ツール10点、直販価格9万7900円・税込)、「Fluffy+」(同9点、同8万6900円)、「Fuffy」(同6点、同7万5900円)、「Fluffy Origin」(同4点、同6万4900円。充電ドックはなし)

 

V11に比べて25%軽量化し、パーツの小型化も実現

そして、これだけ機能てんこ盛りなのにもかかわらず、Dyson Digital Slimの重量は1.9kgとダイソン史上最軽量! V11に比べて25%も軽量化に成功しています。液晶パネルを搭載したにもかかわらず、V8 Slimの2.15kgより軽くなっているから驚き。また、サイズに関してもV11より20%小さくなっています。

↑手前がV11、奥がDyson Digital Slim。並べてみると大きさの違いが一目瞭然です

 

メインパイプがV11より15%短くなり、先に説明したDyson Hyperdymiumモーターも15%小型化、フィルターも19%小型化しています。サイクロンは吸気口の部分に曲線的なフォルムを採用することで、サイクロン内部での空気の流れをよりスムーズにでき、その結果、狭いスペースに11個のサイクロンコーンを配置することができたため、V11より5%小型化しています。

 

そして、もっとも大きく変わったのが「Slim Fluffyクリーナーヘッド」。ブラシバーの素材には、航空機に使われているアルミニウムを採用することで、耐久性を高めながら軽量化。直径も29%細くすることで小型化も実現できました。この結果、クリーナーヘッドはV11比で40%小型化、40%軽量化できたのです。

↑Slim Fluffyクリーナーヘッドのカットモデル。ブラシバーの素材にアルミを使用することで軽く丈夫に細く作ることができ、ブラシモーターを効率よく内蔵できるようになりました

 

↑上段がV11、中段がDyson Digital Slim、下段がV8 Slim。Dyson Digital SlimのヘッドはV11に比べてかなり小型になり、家具の多い日本の家屋で使いやすくなりました

 

もう一つ、Dyson Digital Slimで初めてのことがあります。それは、クリアビンが水洗いできるようになったこと。クリアビン自体はプラスチック素材なのでこれまでも水洗いができないことはなかったのですが、ダイソンでは推奨していません。というのも、クリアビンを水洗い後、乾燥が不完全な状態で本体にセットした場合、接触面から水分が電子部品に流れ込んで故障の原因となるからです。

 

その点、Dyson Digital Slimでは電子部品をクリアビンから完全分離することでこの問題を解消しています。これにより、クリアビンの汚れが気になる場合には、ガシガシ水洗いができるようになったのです。

↑クリアビンが水洗いできるようになりました。本体フィルター、ブラシバーも水洗い可能です

 

ヘッドとパイプをつなぐ関節の柔らかさが違う!

さて、それでは実際に使ってみましょう。手に持った最初の感想は「軽い!」の一言。これまで説明してきた通り、物理的に重量が減っているのは当然なのですが、操作しているときの軽さの質がV8 Slimとは全く違うのです。数値の差ではない何か。その1つはヘッドの首の関節の滑らかさです。

 

V8 Slimも関節が滑らかではあったのですが、新モデルDyson Digital Slimはさらにその一歩上を行っています。首を右左に回した時に、V8 Slimは曲げる途中のほんの一瞬、わずかにストレスがかかる箇所があるのですが、Dyson Digital Slimではそれが全く感じられず、極めてスムーズ。これは、パイプとクリアビンが直線上にあることに関係がありそうです。V8 Slimを左右に回すと、クリアビンが左右に振られる感覚が手元にわずかに伝わるのですが、Dyson Digital Slimは左右に振られる感触はないのです。椅子やテーブルの脚周りをくるくる掃除するのがスゴくラクになりそう。

↑写真では伝わりづらいのですが、ヘッドとパイプをつなぐ関節の柔らかさが神がかっており、手首の返しがとてもラクです

 

グリップとトリガーが握りやすくなって、手首への負担が減った

グリップの工夫も見逃せません。少しわかりづらいのですが、グリップがV11およびV8 Slimに比べて若干細くなっています。手が小さい日本人にとっては、握りやすく疲れにくくなるのは間違いありません。スイッチとなるトリガーも形状を変更しています。ダイソンのスティッククリーナーはトリガーを引いている間だけ稼働する仕様なので、掃除しているときはずっとトリガーを引きっぱなし。ゆえにとても重要なパーツなのですが、Dyson Digital Slimのトリガーは湾曲形状にすることで指をかけやすく、滑りにくく、少ない力で押し続けることが可能に。これらの工夫により、手首に掛かる負担も大幅に軽減されました。

↑中央がDyson Digital Slim。左のV8 Slimと右のV11に比べてブリップが細くなっているのがわかるでしょうか

 

↑Dyson Digital Slim(下)はトリガーが湾曲して指をかけやすくなっています

 

↑Dyson Digital Slimの「Fluffy Pro」と「Fluffy+」にはLED隙間ノズルが付属します。家具の隙間の掃除に便利です

 

仕事柄、ダイソンのモデルを毎年見て触って使ってきて、そのたびに「これは良いものだ」と思ってきました。ところが今回のDyson Digital Slimは、「歴代のモデルを大きくまたいで越えた」と思えるほど、完成度の高さを感じました。この軽さ、コンパクトさ、取り回しやすさ、握りやすさは大きな魅力。まさに、日本人のためのスティッククリーナーといえます。

 

なお、フラッグシップのV11も引き続き販売。V11はDyson Digital Slimに比べると大きくて重いものの、12万5000回転のモーター、運転時間最長60分のバッテリー、たくさんのゴミが溜め込める大きなクリアビンという特徴があり、とにかくパワーが欲しい人、広い自宅を1回で掃除したい人、こまめにゴミ捨てするのが面倒な人にはV11が最適です。今後はこのV11とDyson Digital Slimが、同社ラインナップの強力な柱となっていくのは間違いありません。

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

レイコップの「スティック掃除機」は買いなのか? レイコップ歴6年のユーザーが使った買い換えるべき人、買い足すべき人

筆者はレイコップのふとんクリーナーの愛用者。我が家ではもう6年前以上前に買ったモデル(レイコップ SMART/2012年発売)を使っている。このレイコップ SMART、まったく壊れる気配がなく、吸引力も衰える気配もしないので満足度は高く、ずっと使い続けている。そういう人、相当数いるのではないだろうか?

 

ただ、それなりに不満もある。コードが有線で取り回しが面倒、結構重い、そこそこデカい、という点だ。まあ、このあたりの問題は最新モデルではほぼ解決されており、使い勝手も大幅に向上している。

↑今回筆者が使用したレイコップRSC。実売価格はUVヘッドが付属する「レイコップ RSC-300」が3万6800円。布用ノズル付属の「レイコップ RSC-100」が2万8800円

 

さて、一方でレイコップから6月に発売されたコードレススティッククリーナー「レイコップRSC」という商品をご存知だろうか。ふとん掃除機としても、通常のスティック掃除機としても使える一挙両得の新製品だ。

 

本機は古いレイコップを使っているユーザーのお悩みを解決するアイテムであり、高い満足度を与えてくれると確信している。これは、6年間レイコップを使っている筆者が本製品を使って思い至った結論だ。何がそこまでオススメなのか、本稿で明らかにしていこう。

 

レイコップならではの「ふとんのふわふわ感」をしっかりキープ

本来であれば、「レイコップRSC」はコードレススティック掃除機なので吸引力や清潔性の話から入るべきだが、個人的にレイコップをかけ続けるモチベーションのひとつになっているのが、かけたあとの「ふわふわ感」。そして、きっと多くのユーザーもこの点は気になっているところだと思っているので先にお話したい。

 

結論から言うと、柔らかく包み込んでくれる肌触りの良い感覚は変わっていない。我が家は日々の掃除・洗濯は最低限で済ませて、土曜日にまとめて行うのがルーティーンとなっている。ふとん掃除もそのときに行うのだが、土曜日の夜にベッドに入った瞬間の心地よさは何物にも代えがたい。幸せ度合いでいうと、ここが1週間のピークといえるほど。身体的衛生面だけでなく、精神衛生面でも良い影響を与えてくれているのだ。

↑レイコップRSCは、ヘッドを替えればふとん掃除機としても使える。写真はUVヘッドを装着したレイコップ RSC-300

 

とはいえ、いくらふわふわでもきちんとゴミやホコリ、ダニなどを吸ってくれなければ意味がない。次の項目ではスペック的な部分から同機の高い性能を見ていこう。

 

ふとんのゴミ・チリは十分に取れて除菌・ウイルス除去性能も高い

レイコップ製品の要のひとつとして「たたき回数」がある。これは文字通り、ブラシがふとんをたたく回数で、叩く回数が多いほどふとんの中のゴミ・ダニ・チリが取れる。

 

ここも結論から述べよう。本機レイコップRSCのたたき回数は毎分6200回。専用機であるレイコップ PROが毎分2万8800回、レイコップ RNが毎分1万8000回なので、ここは専用機のほうが軍配が上がる(当たり前ではある)。

 

とはいえ、実感としてはたたき能力も吸引力も、レイコップRSCで十分だと感じている。筆者はややアトピー体質で調子が悪いと肌をかいてしまい、皮膚がふとんに付着するケースがあるのだが、本機はそうした皮膚もしっかりと回収。また、タオルケットやクッションの毛玉がベッドに溜まりやすいのだが、そうした細かいゴミもしっかりと吸引してくれた。

 

では、続いてレイコップの大きなウリ、「UV性能」についてはどうだろう? レイコップ RSC-300に付属するUVヘッドには波長253.7nm(ナノメートル)のUV-C(深紫外線)を照射するUVランプを搭載。99.9%の除菌・ウイルス除去性能(※)を備えている。こちらは同社ふとんクリーナーの上位機種、レイコップPROと同等の性能だ。その意味で、UVによる除菌・ウイルス除去の機能を重視するなら、本機は狙い目ということになる。

↑レイコップ RSC-300のUVヘッド。中央がふとんをたたく役割を持つフィンパンチブラシで、先端の青く光っている部分がUVランプだ

 

スティック型で軽量だから大きなベッドの掃除もラクラク

続いては、使い勝手について目を向けてみよう。メーカーによれば、レイコップのふとんクリーナーは、短時間でも良いので週1回以上かけることを推奨している。我が家では、週1回が現実的なペースである。というのも、うちはベッドが広いのだ。自慢ではなくて、寝ることは身体のための投資と考え、広いスペースでゆったり寝たいと思い、夫婦でクイーンベッドを使っている。

 

というわけで、レイコップのふとんクリーナーを使うときは片膝をついて手を伸ばすようなイメージ。体幹トレーニングのダイアゴナル(対角線の動き)のような体勢でいつもレイコップをかけている。自粛生活でなまった身体に刺激を与えるにはいいのだが……。

↑クイーンサイズのベッドでレイコップ SMARTを使用する筆者

 

その点、レイコップRSCはスティックタイプなので、苦もなくベッドの奥まで届く。軽量で安定感もあるので、スイスイと掃除することができるのだ。

↑レイコップRSCだと大きなサイズのベッドの掃除もカンタン

 

思い立ったらすぐ掃除できる機動力はスティックならでは

もうひとつ、レイコップRSCは掃除するまでのアクションが少ないのも魅力。そもそも、掃除というのは些細な障害でもモチベーションが削られる行為だ。我が家で使っているふとんクリーナー・レイコップ SMARTを例にあげると、押入れから本体を出す→ケーブルを解いてコンセントにつなぐ→掃除機をかける→ダストボックスを取り出して洗う→干す→コンセントを外してケーブルをさばいて結ぶ→押入れにしまう、という工数が必要になってくる。

↑レイコップ SMART(左)とUVヘッドを装着したレイコップ RSC-300(右)

 

その点、レイコップRSCなら、リビングに常時置いてある(「立てかけクッション」付きで壁に立てかけておくことが可能)製品を持ってくる→UVヘッドを装着→掃除機をかける→リビングに戻す→必要であればダストボックスを洗う、といった程度で、極めてスムーズに掃除をスタートすることができる。これならふとんを整えるついでにさっと使えて、いつも気持ち良いベッドで寝ることができる。……幸せだ。この機動力の高さはデイリー使いするスティック掃除機ならでは。その気軽さは、毎日ふとん掃除をしたうえで、娘の部屋のふとんまでついでにかけたくなるレベルだった。

↑立て掛けて置いておけるのが魅力。デザインもオシャレで出しっぱなしでも違和感がない

 

なお、ふとん掃除で使用するモードは、吸引でふとんを巻き込まないよう、メーカーはLowを推奨している。マットレスなどの巻き込みづらい生地でしっかりかけたい人はMidもオススメ。一番強いMaxは吸引が強すぎてふとんに吸い付きやすく、使用時間も限られてしまうため、あまり向かない印象だ。ふとんを掃除する時はLowもしくはMidで使用するのがよさそうだ。

 

ソファで使ったら、ベッドとは違うゴミがたんまり取れた

ソファの掃除というのはどうしても億劫になりがちだ。床は髪の毛やゴミが落ちているとイヤでも目につくが、ソファの場合、一見わかりづらいから見て見ぬフリをしがちだ。しかし、我が家の場合、夕方〜夜は娘が、深夜は私がソファに座ってゲームをする。そのときおつまみやお菓子を食べたりするものだから、ボロボロとカスがこぼれがち。さらに、最近はおうち時間が増えて映画やドラマを見る時間も増えたから、ソファはかなり汚れているはず。

 

というわけでソファで実際にレイコップRSCを使ってみたら、やはり思った通り。ベッドではまた違ったゴミがわんさか取れた。また、すき間ノズルを使えばゴミが溜まりがちなところも一気にキレイになって気持ちがいい。ふとん専用クリーナーだとこうはいかないが、こうした汎用性の高さは、取り回しの良いスティック型ならではのメリットと言えるだろう。

↑ソファに使用したらたんまりとゴミが取れた!

 

こんなに活躍するのに、さらに床掃除までできるのである

ここまで長々とふとん掃除機としてのレイコップRSCの高い実力をみてきたが、忘れてはいけないのが、本機は床掃除もできるということ。以前の記事で家電ライターの平島憲一郎さんがおっしゃった通り、吸引力が高く、床掃除の性能は極めて高い。吸引力「Low」でも日常使いには全く問題なし。メイン機としても十分に活躍する性能になっている。

↑床保護マットの上にカラーサンドをまいて吸引したら優秀な結果に

 

↑床保護マットにドライペットフードを撒いて吸引した結果。走行したヘッドの幅でしっかり吸引しているのがわかる

 

なお、我が家の場合はロボット掃除機があるので、ロボットが広範囲を掃除し、細かい部分をレイコップRSCで掃除して仕上げるという形で運用。ロボットが掃除できないポイントは部屋の角、微妙に入れない棚の下などと決まっていて、そのような場所もカンタンに掃除できるし、何よりUVヘッドでカーペットやじゅうたんがキレイにできる点もうれしい。

↑ロボットが見逃していそうな部分をレイコップRSCでカバー

 

↑UVヘッドはブラシを交換すればカーペットやじゅうたんにも使える

 

レイコップRSCを使ってみた結論

では最後に、日ごろレイコップのふとんクリーナーを愛用している筆者が、レイコップRSCを使ってみた印象を踏まえたうえで、誰にどんなモデルをすすめるべきか、自分なりに考えてみた。その結論は以下の通りだ。

●もともとレイコップを使っていた人で温風機能を求める人=ふとんクリーナーのレイコップ PRO

●もともとレイコップを使っていた人で高い叩き性能を求める人=ふとんクリーナーのレイコップ PRO、レイコップ RN

●もともとレイコップを使っていた人でマルチな性能を求める人=レイコップRSC(筆者)

●もともとレイコップは使っていなかったが、ふとん掃除機にも興味がある人=レイコップRSC

●もともとレイコップは使っていなかったが、一台でふとんを含めて家中の掃除を完結させたい人=レイコップRSC

●ロボット掃除機がすでにあり、サブで活躍する掃除機を探している人=レイコップRSC

なんだ、ほぼレイコップRSCでいいじゃないか、という方。そう、まさにその通り。同社のふとんクリーナーのユーザーにも、ふとんクリーナーに興味のある人にも、コードレススティックを求めている人にもオススメできる汎用性の高いモデルということ。詳しい内容は検証記事に譲るが、UVヘッドで除菌やウイルス除去を行えるのもうれしい。ぜひ、多くの人に注目してもらいたい製品だ。


撮影/我妻慶一

 

※【UV除菌】(一財)日本食品分析センター調べ【方法】菌液を含む布に製品のUVを約8㎝/秒で2往復移動させて照射し大腸菌(生菌数79×10⁵)を測定※自社換算値※全ての菌に有用ではありません。第20012503001-0101号令和2年4月14日
※【ウイルス除去】(一財)北里環境科学センター調べ【方法】シャーレにウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れ(1.3E+07)製品のUVを2秒間照射後、ウイルスを回収して感染価を測定※全てのウイルスに有用ではありません。北環発2019_0538号令和2年4月16日

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

もっと注目してあげて! 「コードレスキャニスター掃除機」2大新モデルの「着実な進化」をチェック

掃除機市場でコードレススティック競争が激化するなか、シャープと東芝が推進する「コードレスキャニスター」が独自に進化。家電ライターの平島憲一郎さんは同分野の魅力をこう解説します。

 

「キャニスター型はモーターやバッテリーをハンドル部から分離でき、手元にかかる負担がスティックより少ない。“コードをコンセントに挿す”面倒も、バッテリー性能の進化で解消しました」

 

シャープの新モデルは掃除のしやすさを徹底追求。ラグマットの段差を軽々と乗り越えるヘッドなどで、掃除中の身体の負担を軽減します。東芝は強力な吸引力とスタミナを両立。「おまかせモード」の運転時間は従来機の約1.5倍に。以下では、その実力の詳細をチェックしていきましょう!

 

【教えてくれた人】

家電ライター

平島憲一郎さん

掃除機から調理家電、空調家電など生活家電全般を担当。新製品のお試し記事も数多く手掛けています

 

コードレスキャニスターその1

本体質量1.8㎏、手元質量1.1kgで操作もラクラク!

シャープ

RACTIVE Air

EC-AS710

実売価格8万6270円

モーターの軽量化などで本体質量1.8㎏、手元質量1.1㎏を実現。ヘッド前面が開いた構造になり、大きめのゴミもヘッドを持ち上げずに除去できます。自立できるヘッドを新採用し、掃除の中断・再開もスムーズ。着脱式バッテリーを2個付属。

SPEC●モーター:大風量高圧3Dファンモーター●運転時間(バッテリー2個連続使用時):弱モード約60分/自動エコモード約40分/強モード約16分●便利機能:強力ごみ圧縮ほか●サイズ/質量(本体):W204×H230×D390㎜/1.8㎏●最長連続使用期間:約60分(バッテリー2個連続使用時)●充電時間:約80分(バッテリー1個):別途形状:ラグ越えベッド(自走パワーアシスト)●集じん容量:0.25ℓ

↑身体を屈めず、スイッチひとつで吸込口を外せて小型ブラシに切り替わる「スグトルブラシ」を採用。部屋の角や棚の上を素早く掃除できます

 

↑吸込口を含む総質量は2.9㎏と世界トップクラスの軽さ。階段も片手で本体を持ってラクに掃除できます

 

【ココがプロ推し!】

圧倒的に軽いうえに掃除の負担を軽減する機能充実!

ラグマットの段差を乗り越えて掃除する「ラグ越えヘッド」や「スグトルブラシ」、自立するヘッドなど掃除の負担軽減機能を多数搭載。こうした細かな使い勝手の良さが、シャープの掃除機の魅力です。

↑ヘッド前面の開構造と自走アシスト機能でラグマットの段差もヘッドを持ち上げず走行

 

コードレスキャニスターその2

上下が反転しても掃除でき、毎分約12万回転のモーターでパワフル吸引

東芝

VC-NX2

実売価格8万6270円

円筒形ボディで上下が反転しても掃除が続けられるのが特徴。最大毎分約12万回転のモーターと大容量リチウム電池でパワフル吸引と最長約60分の連続運転を実現します。ゴミの有無に合わせ吸引力を自動制御し、室内を効率良く掃除。

SPEC●モーター:ハイスピードDCモーター●運転時間:標準約60分/おまかせ約30〜40分/強約7分●便利機能:ゴミ残しまセンサー、ワイドピカッとライトほか●サイズ/質量(本体):W261×H185×D234㎜/2.8㎏●最長連続使用期間:約60分●充電時間:約5時間●ヘッド形状:ラクトルパワーヘッド(自走式)●集じん容量:0.4ℓ

↑パイプ先端のLEDライトが家具の下など薄暗い場所を照射。見えにくい場所のゴミも見逃さずに掃除できます

 

↑ハンドル部の手元にかかる重さは約520g。ラウンド形状グリップの採用で、掃除場所により握る場所を変えられ、手首への負担を軽減できます

 

【ココがプロ推し!】

「ゴミ残しまセンサー」により強い吸引力がより長く持続

高性能モーターによるパワフル吸引が魅力的。さらに「ゴミ残しまセンサー」が吸引力を自動制御し、ムダなバッテリー消費を抑制、吸引力不足を感じることなく、約30〜40分の掃除が可能です。

↑「おまかせ」ボタンでセンサーによる運転制御を開始。ゴミがあるとランプが赤く点灯します

 

文/平島憲一郎 撮影/福永仲秋(ANZ)

男心をくすぐるぜ! 「ケルヒャー」30周年フェアで出会った「無骨な業務用マシン」たち

高圧洗浄機やスチームクリーナーなどで知られる清掃機器メーカー・ケルヒャージャパンは、創立30周年を記念して、東京国際フォーラムにて「ケルヒャーフェア30」を開催しました。そのフェアの模様および、事業戦略説明会についてレポートします。フェアでは、日本ではあまりなじみのないユニークな業務用アイテムも展示されていたので、合わせて紹介していきましょう。

 

30年の歴史で大きなターニングポイントになった3つの施策

まずは事業戦略説明会から。ケルヒャージャパン株式会社代表取締役社長の佐藤八郎氏が登壇し、ケルヒャージャパンの歴史や事業内容などについて説明を行いました。

30年の歴史の中で大きなターニングポイントとなったのは3点。まずは①業務用清掃機器業界におけるカスタマープラットフォームの拡大です。2006年より12のターゲット業種ごとにスペシャリストを配置し、新規市場の開拓を行ってきた結果、さまざまな業界でケルヒャー製品が使われるようになったとのこと。また、それに伴い全国規模でアフターサービス体制を強化しました。

 

次が②一般家庭用製品の認知拡大。これは主にテレビ通販番組への露出です。ケルヒャージャパンは2000年から本格的に家庭用市場へ参入。その後、テレビ通販を足がかりにホームセンター、家電量販店での対面販売にも力を入れることで、認知拡大を行ってきました。

最後のターニングポイントが、③「日本橋クリーニングプロジェクト」です。これは、日本で初めて「日本橋」という重要文化財をクリーニングすることで、製品技術力の証明ができた点が大きかったとのこと。世界的には自由の女神などの清掃も行ってきた同社。日本ではなかなか許可が下りないなど、困難なことも多いようですが、今後もさまざまなプロジェクトを展開していきたいと語りました。

 

また、「SUSTAINABILITY〜社会との共生〜」を重視している点も強調。自然災害の支援活動や、地球環境に配慮した企業活動、文化・歴史を次世代に継承するクリーニングプロジェクトなどを通じ、「清掃」による社会貢献を行っていきたいということです。

 

業務用も含むユニークな展示製品を一気に紹介!

「ケルヒャーフェア30」では、業務用から家庭用まで、幅広いジャンルの製品が展示されていました。そのなかから、主なものをピックアップしてご紹介します。

 

汚水の排水から充電まで自動で行うロボット自動床洗浄機「KIRA B 50」

「KIRA B 50」は、ロボットが自動で床洗浄、洗浄水の給水、汚水の排水、汚水タンクの洗浄、バッテリー充電を行うという、オールインワンロボット自動床洗浄機です。本体が自動的に清掃範囲をマッピングし、自動で清掃。光学音響センサーシステムを搭載し、障害物を避けつつ清掃を行います。

ドッキングステーションが付属しており、清掃が終わると本体が自動的にドッキングステーションへ帰り充電。また、サイドブラシを搭載することで隅々まで清掃できるように工夫されています。こちらは2019年後半の導入予定。想定価格は400万円ということです。

 

ドライアイスで汚れを吹き飛ばす「ドライアイスブラスター」

こちらは、ドライアイスを利用して清掃を行う「ドライアイスブラスター」です。ドライアイスのペレットを入れると、圧縮空気と混合されます。これを汚れに噴射することで、急激な冷却効果で汚れに割れ目を入れ、そこにドライアイスの粒子が入り込むと約400倍に体積が膨張。これによって、汚れを吹き飛ばします。強力な汚れの除去時間を大幅に短縮できるだけでなく、水や洗剤が不要、廃液が出ないため、環境に優しいのもポイントです。

ドライアイスブラスターの新製品IB 10/8 L2Pは、本体内部に液化炭酸ガスを注入することで、ドライアイスを生成できるという機能を搭載しています。

 

道路清掃、除雪、芝刈りなどができる「シティクリーナー MIC42」

こちらはオールシーズン使用できる多用途作業車です。前面のアタッチメントを変えることで、さまざまな用途に対応。道路清掃、除雪、芝刈りなど、多彩なアタッチメントが用意されています。また、吸引用ホースも搭載されているので、作業車が入り込めないところの清掃も可能です。

↑小型のMC 50も展示されていました

 

日本に合わせて静音化とコンパクト収納を実現した家庭用高圧洗浄機「K2 サイレント」

家庭用の高圧洗浄機の新製品「K2 サイレント」は、日本向けに開発されたもの。K2シリーズ初となる静音設計が採用されており、集合住宅などでの使用に配慮されています。また、本体重量は従来の水冷式静音モデル「K3 サイレント」と比較して約50%軽量化されています。

ホースやノズル、電源コードなどをコンパクトに収納できる点(上写真)も、日本の住宅事情に合わせた配慮。本機の登場で、より高圧洗浄機が身近になることでしょう。発売は10月1日(月)、実売予想価格は2万2980円(税抜)です。

 

2020年には日本向け浴室清掃機器を発売する予定

なお、同社は日本市場向けのプロジェクトとして、2020年の発売を目指し、浴室掃除に特化した製品を開発中とのこと。調査に参加した人からは「とても革新的。掃除が楽しくなりそう」「簡単にきれいになるのが想像できる」との声が上がっているとのこと。こちらも期待したいですね。

すご腕ガンマンか! 三菱電機の掃除機ZUBAQは「スタンドから抜く」動作が速すぎる

ここ数年、クリーナーは使いたいときにサッと使えるコードレスタイプが人気です。人気のカテゴリーとあって、各社ともしのぎを削り、連続運転時間や吸引力を向上させています。ところが、クリーナーのスペックが向上したからといって、不満がなくなるわけではありません。三菱電機の調査によれば、「疲れる」「掃除機の準備が面倒」「時間がかかる」といった不満が多く、忙しい現代の家族にとって、掃除は気持ちの面で負担になっていることがわかりました。

↑吸引力への不満は少ないものの、操作性や準備などに対する不満が目立ちます

 

こうした背景を踏まえ、三菱電機が新たに発表したサイクロン式コードレスクリーナーが、「iNSTICK(インスティック)ZUBAQ(ズバキュー) HC-JXH30P」です。発売日は10月1日、実売予想価格は8万円前後。本機の優位点を同社の担当者に聞くと、「吸引力、体に負担をかけない取り回し、そしてワンモーションで取り出しからハンディへと変換できる操作性です」とのこと。

↑リビングなどに出しっぱなしにしてもインテリアを損なわないデザインを意識したとのこと。充電時間は約90分。連続運転時間は標準約40分、強約8分です

 

スタンドから手前に引き出すだけで、ラクに掃除が始められる

ポイントは持ち手にアールがかかったユニークなデザイン。「スタンドに設置するとアルファベットの“Q”の字を縦長にしたような形になり、当社ではこれを『Q型スタンドクリーナー』と呼んでいます」と三菱の担当者。一見すると、どこから取り出せばよいのか迷うデザインですね。しかし、このデザインには使い勝手を追求した細かい工夫が施されているんです。

↑持ち手が曲線になっているので、自分が持ちやすい場所を持つことができます。

 

例えば、掃除を始めるときは、持ち手を手前に引き出すだけでOK。スムーズな動きでラクに掃除が始められます。このほか、持ち手部分を真上に持ち上げると、パイプが外れてカンタンにハンディクリーナーに。その動きはホルダーから素早く銃を引き抜く、凄腕ガンマンを思わせます。

 

【動画】

ZUBAQをスタンドから外す動き。持ち上げたりパイプをつけたりせずとも、手前に倒すだけでOKです。

 

↑真上に引っ張り上げるとあら不思議! 上の部分がハンディークリーナーに

 

また、付属品を同じスタンドに設置できるのも便利です。また、風でゴミを吹き飛ばせるエアブロー機能を搭載。ノズルを付け替えれば落ち葉などを触れずに一掃できます。窓の桟やベランダの掃除にもよさそうですね。

↑エアブロー用のパイプなどはスタンドのフックにかけられます(スタンドについている細いパイプ)

 

【動画】

ZUBAQのエアブロー機能。隙間のゴミが吹き飛ばせます。

12万5000回転/分のパワフルな専用モーターを開発

では、肝心の吸引性能はどうでしょうか。まず、注目すべきは掃除機の心臓部であるモーターです。三菱電機のモーターは、エレベーター、電車、重機といったBtoB向けを含めておよそ100年の歴史があります。こうした技術を生かして開発されたのが、「JC(ジェットコア)モーター」です。なんと、モーターはこの新製品のためだけに開発したというのだから驚きですね。

↑旧製品のモーター(右)と比べると、JCモーター(左)はコンパクトです

 

JCモーターは、コンパクトながら12万5000回転/分を実現した高性能なモーターで、そのパワーにより、フローリング、カーペット、ラグのゴミをしっかり吸込みます。

 

さらに、自走式のヘッド部分は、ネオジウム磁石モーターを内蔵。自走力をゴミのかき出し力をパワフルにしています。しっかりかき出したゴミを吸い取るため、吸引ダクトを幅広に設計。さらに、ヘッドの前側と床面の隙間を2.5mmに広げることで、微細なゴミだけでなく米粒程度の大きさのゴミも、ワンストロークで吸い込めるようにしています。また、ブラシ部分の面積を最大化して、広範囲からゴミを吸い込めるようにしました。

↑ヘッドの吸引口。ブラシは硬質のブラシと多毛のブラシを両方を搭載しています

 

カーペット上では細かいゴミも綿ホコリもしっかり吸引

どのようにゴミを吸い込むのか、フローリングとカーペットの両方で実際に試してみました。まず、フローリングで試したところ、ゴミはしっかり吸引。これは想定内ですが、カーぺットはどうでしょう? 通常、カーペットは毛の隙間に微細なゴミが入り込み、取り残しが多いものですが、本機で掃除してみると、以下の動画のようにワンストークでキレイになりました。

 

【動画】
ZUBAQの吸引テスト。ゴミが毛の間に入り込みやすいカーペットの上で掃除してみると、砂のような細かいゴミも、綿ホコリもしっかり吸い込みます。

 

使い方に慣れてしまえば、すぐに掃除できるのが大きなメリット

本機はスタンド型で「リビングに出しておけるデザイン」かつワンモーションで掃除が始められるので、手首などに負担がかかりませんし、「さあ、掃除するぞ!」と決意するヒマすらなく、すぐに掃除ができるのは大きなメリット。パーツの交換やスタンドにセットするときには、ちょっとしたコツがいりますが、使い方さえわかればカンタンです。

↑ダストボックスが本体の上側にあるので、家具の下を掃除する際、床にピッタリくっつけて掃除ができます

 

↑ダストボックスは分解できて水洗いできます

 

なお、三菱電機では今後、新製品が体験できるイベントなどを検討中とのこと。ワンモーションで掃除が始められる点など、独自のメリットをみなさんにもぜひ体験してほしいところです。

これほど「身体思い」な掃除機はあったか? シャープ新コードレスの「やさしさ具合」を数字でチェック!

コードレスキャニスター掃除機は、キャニスター型のパワーと、コードレスの使いやすさを併せ持つ注目のジャンル。ここでは、9月13日に発売するシャープのコードレスキャニスター掃除機「 RACTIVE Air EC-AS710」を紹介します。軽さとパワーを両立しながら、身体への負担を大幅に軽減したという本機。以下では、従来機と比較した数字とともに見ていきましょう。


シャープ RACTIVE Air EC-AS710
実売予想価格8万6000円前後
2018年9月13日発売

コードレスキャニスター掃除機として、世界最軽量の総質量2.9㎏を実現。さらに、ヘッド先端構造の改良と新ブラシの自走アシスト機能により、ラグマットなどの段差を、ヘッドを持ち上げずにラクラク乗り上げられる仕様を実現しました。

【SPEC】 ●連続使用時間(バッテリー2個連続使用時):強モード約16分、弱モード約60分、自動エコモード約40分 ●充電時間(バッテリー1個):約80分 ●サイズ/質量:W204×H230×D390㎜/1.8㎏(本体)

 

ラクティブエアの大半はやさしさでできている

「コードレスクリーナーといえばスティック型」という人も多いでしょうが、「キャニスター型」という選択肢も大いにアリ。とくに本機は、【本体+バッテリー】で1.8㎏、【ヘッド+パイプ+ホース】で1.1㎏と、手元にかかる負担はスティック型よりも分散されて軽いです。パイプをヒョイッと持ち上げて、エアコンや棚の上などもラクラクと掃除が可能。

 

しかも、今回の新機能も、地味ですが使ってみると想像以上に快適です。例えば、ラグマットの掃除でヨイショとヘッドを持ち上げる身体的負担や面倒くささを軽減。また、キャニスター型として初の自立機能を搭載し、家具をどかすたびにパイプを床置きして、拾い上げて運転ボタンを押して再開……といった手間もなくなりました。“吸引力の強いスティック型コードレス”全盛時代に、それらとはまったく別アプローチでの“親切な進化”。できるだけラクに掃除したいという人にぴったりです!!

 

【 RACTIVE Airの進化の数字】

世界最軽量2.9kg


メインモーターや電子回路の小型・軽量化により、吸引力を強化しつつも本体質量は従来モデルと同じ1.8㎏に。ヘッド・パイプ・ホースを含んでも2.9㎏を実現し、階段掃除もラク。

 

【 RACTIVE Airの進化の数字】

かがまずにヘッド形状を切り替えられることで

身体への負担約68%軽減(従来比)


立ったまま手元のレバーを引くと、簡単にヘッドが外れ、家具の隙間もラクに掃除できるブラシに切り替わります。身体をかがめてブラシを着脱するよりも、筋活動量は大幅に軽減できました。

 

【 RACTIVE Airの進化の数字】

ヘッドがラグマットの段差にぶつかってもラクに乗り越えることで

身体への負担約55%軽減(従来比)


ヘッドのバンパー部を露出した構造にしたことと、新ブラシの自走アシスト機能との相乗効果により、ラグマットの段差を乗り上げるときの衝撃を軽減。筋活動量は、ほぼ半分に抑えられました。

 

【 RACTIVE Airの進化の数字】

“パイプを置く⇒拾う”の動作が省略することで

身体への負担約37%軽減(従来比)

従来は、掃除を中断する際にパイプを床に置き、再開する際にかがんで拾い上げる必要がありましたが、本機は自立が可能に。自立すると自動的に運転を一時停止し、パイプを傾けると自動的に運転再開します。

 

文/青木宏彰(GetNavi本誌)

従来機とそこまで違う!? シャープのコードレスキャニスター掃除機「ラクティブ エア」ラグ掃除で見せつけた「絶大な差」

掃除機のヘッドがカーペットに吸い付いて掃除がしにくい! そんなお悩みを持つ方にオススメのコードレスキャニスター掃除機が発表されました。シャープ「RACTIVE Air」(ラクティブ エア)です。9月13日に発売するアイテムですが、一足先に発表会で実物を触ることができたので、その印象をレポートしていきましょう。

 

スティック売場では「浮いてしまう」

キャニスター売場では「気づかれない」という悩み

まずは「コードレスキャニスターとは何か?」という基本から見ていきましょう。キャニスタータイプは、床を動かす本体部分にモーターなどの駆動部分を配置するので、手元にかかる負担が圧倒的に軽いのが魅力です。従来のキャニスタータイプはコード付きがほとんどなので、「電池の持ちを気にしなくて良い」「大きなモーターが搭載できるので吸引力も高い」といったメリットがあります。反面、本体の取り出しが面倒、コードの抜き差しや、コードの届く範囲で掃除をしなくてはならないなど行動に制限がありました。

↑コードレスキャニスターとコード付きのキャニスターでは、同じ広さの部屋を掃除しても移動距離が異なります。コード付きだと移動など、掃除と直接関係ない動きが多くなります

 

一方、シャープ、および東芝が発売するコードレスキャニスターは、コードレススティックの手軽さと、キャニスタータイプの手元の軽さ・パワーを両立させた、まさに夢のような製品です。ところが……「コードレスキャニスターというカテゴリーをご存じないお客様が多い」とシャープの担当者は言います。

 

家電量販店では、コードレススティックの売り場が目立つ場所にあり、そのほか、コード付きキャニスターの売り場、ロボット掃除機の売り場に分かれていることがほとんど。実は、こうした売り場の状況だと、「コードレスキャニスター」はちょっと厳しい立場にあるのです。いったいどういうことでしょうか? シャープの担当者によると……

 

「キャニスターの売り場に置いても、『キャニスターはみんなコード付き』と思っているお客様が多いので、『コードレス』に気がついていただけません。一方、コードレススティックコーナーにおくと、『どうしてここにキャニスターがあるんだろう』と不思議がられます。ですから、今年はいままで以上に『コードレスキャニスター』というカテゴリーをお客様に知っていただくような仕掛けが必要だと感じています」

 

なるほど、「そもそも存在を知らない」というのは痛すぎますね。しかし、認知度を広めるため、専用のコーナーを作ったお店では販売台数が伸びたというので、「コードレスキャニスター」に対する潜在ニーズは高そうです。さて、前置きが長くなりましたが、以下ではシャープのコードレスキャニスターの自信作「ラクティブ エア」を紹介していきましょう。

 

軽さにこだわったシリーズ「ラクティブ エア」に新モデル

↑EC-AS710(左下・実売予想価格8万円前後)とEC-AS510(右上2モデル・実売予想価格7万円前後)。EC-AS710はバッテリーが2個付属するなど(EC-AS510は1個)、付属品が違います。

 

シャープの「ラクティブ エア」は、パイプ部にドライカーボンを採用するなどして、軽さにこだわったシリーズ。質量1.5kgのコードレススティックタイプと、本体質量1.8kgのコードレスキャニスタータイプが発売済みで、今回発表されたのは、コードレスキャニスタータイプの新製品EC-AS710とEC-AS510の2モデル。両者は本体・バッテリー・ホース・パイプ・吸込口を含む総質量が2.9kgで、世界最軽量となっているのが特徴です。

↑総重量2.9kgなので、持ち上げて掃除するときもラク

 

分厚いラグもラクラク越える「ラグ越えヘッド」の仕組み

軽さも大きな特徴ですが、今回の新製品のポイントはヘッドです。従来モデルと比べてヘッドの前部のバンパー(緩衝装置)が短くなり、前から見るとブラシが露出しているのがわかります。ヘッドを裏返すと、ブラシが吸引口の全面に配置されているのがわかりますが、実はここがカーペットに吸いつかず、ゴミをしっかりとるための工夫でした。

↑新モデル(左)と従来モデル(右)の比較。新モデルはバンパー部が開いてブラシ(青い部分)が露出しています

 

一般的に、掃除機のヘッドはバンパー部分を使って密閉状態にすることで、圧力を上げてゴミを吸い込みやすくしています。しかし、カーペットなどの場合だと圧力が強すぎてしまい、貼り付いてしまうという課題がありました。新製品の「ラグ越えヘッド」は、この課題を先述の工夫によって克服したのです。

↑新モデル(青いブラシ)のヘッド。ブラシが太く、全面に配置されています

 

「バンパーを上げると、大きいゴミが吸い込めるうえにカーペットなどの貼り付きを軽減できます。しかし、圧力が下がってしまうのでゴミを吸い込む力が弱くなるという課題がありました。そこで、『ラグ超えヘッド』では、これまで部分的に配置していたブラシを太くして全面に配置。いわばブラシがパンパーの代わりとすることで、ヘッド内部の圧力が下がらず、しっかりとゴミが吸い込めるんです。ブラシが露出しているので壁際のゴミもよく吸い取れますよ」とシャープ担当者。こうしたヘッドの工夫と、新開発のモーターにより、吸引性能は従来機より20%アップしたとのこと。

 

【動画】従来モデルと新製品の「ラグ越えヘッド」の比較 ゴミの吸引編

従来モデル(動画前半)は、ヘッドを床につけたままだと大きいゴミを吸いきれない一方、新モデル(動画後半)は大きいゴミも小さいゴミも一度に気持ちよく吸い込みます。

また、「ラグ越えヘッド」は固い剛毛ブラシとやわらかい捲縮(けんしゅく)ブラシを組み合わせているのもポイント。剛毛ブラシでラグマットの毛高をおさえながら、捲縮ブラシでラグマット面を捕らえるので、簡単にラグの乗り越えができるのです。

 

【動画】従来モデルと新製品の「ラグ越えヘッド」の比較 ラグの掃除編 

旧モデルでラグを乗り越えようとした場合(動画前半)は、ガツッガツっとヘッドがぶつかります。ヘッドを持ち上げてラグの上に乗せると、今度は吸い付きでうまく動かせません。一方、新製品の「ラグ越えヘッド」の場合は、ラグをスルリと乗り越え、スムーズにお掃除していきます。

 

パイプが自立するなど、腰の負担を軽くする機能が充実!

このほか、「腰」への負担を軽減する機能も充実しています。手元から先の重心バランスを見直し、パイプ部分を自立させて掃除を中断できる「マジックバランス」を採用。腰をかがめてハンドルを床に置く必要がないのでとってもラク。再スタートするときはパイプ部分を傾ければ自動的に運転が再開する「スタンバイ機能」も搭載しています。

 

【動画】
掃除をしていてちょっと中断する時に、パイプを自立させて中断でき、パイプを倒すと、そのまますぐに再スタートできます。

さらに、本体のスイッチを押すと、身体をかがめず立ったまま吸込口が外れ、先端が掃除ブラシに切り換わる「スグトルブラシ」を搭載。本体のスイッチを押せばカンタンに切り替えられます。うれしいのは、ヘッドのパイプ部分が自立すること。そのままスムーズにヘッドに戻せるので、ここでも腰を曲げなくてOKです。

↑手元のレバーを引くとヘッドが外れて、ブラシになります

 

↑外したヘッドはパイプ部分が自立

 

また、上位機種のEC-AS710にはバッテリーが2本付属するので、2本を入れ換えて使えば最大60分の長時間運転が可能です。手元が軽く、本体も軽く、パワーも十分。腰をかがめる必要がなく、ラグがあっても快適に掃除できる新「ラクティブ エア」。コードレスキャニスターにはこんな面白い製品があることを、ぜひみなさんも覚えて帰ってください!

↑EC-AS710にはバッテリーが2本付属します。充電時間は約80分、連続運転時間はバッテリー2個使用時、自動エコモードで約40分です

 

↑ゴミは内部で圧縮できます。これならペットの毛もまとまりやすく、捨てやすいですね

 

あなたはダニと添い寝している…徹底駆除のコツは「死滅させる・吸い取る・増やさない」の三段階

湿気が多く気温が高いこの季節、洗濯物の乾きが悪くなり、布団やベッドマット、カーペットなどの布製品は水分を含んで湿っぽく感じることがあります。そこで気になってくるのが、ダニの繁殖です。薄々わかっていても、肉眼で見えないからと放っておいたままにしていませんか? あるいは布団を干せばダニは死滅するのか、普通の掃除機でもダニを吸い取ることができるのか、ダニについてあまり知らないまま、ただなんとなく「ダニ対策」をしていませんか?

 

そんな人のために、今回は、ダニやアレルゲンの対策についてくわしいNPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所の白井秀治先生に、ダニの生態と、それを踏まえて効果的な掃除の方法について伺いました。

 

Q.ダニはどうやって生きている?
A.人間のフケや垢をエサにしている

ダニが布団や布製のソファ、カーペットなどを好むのは、住処となる快適な場所にエサがあるからです。屋内にいるダニの大半を占めているのが、人間のフケや垢などをエサとするチリダニ科の「ヒョウヒダニ」。このヒョウヒダニは、直接人間を刺すことはありません。しかし、ダニのフンや死骸、脱皮した殻が粉々になったものが、布団を畳んだり寝返りを打ったりするときに舞い上がり、それを鼻や口から吸い込んでしまうのです。

 

その結果、アレルギーを引き起こしたり、皮膚についた場合は肌トラブルを招いたりする可能性があります。「わたしたちの住まいからは10種類を超えるダニが見つかることがあります。そのうち6?8割がチリダニ科のヤケヒョウヒダニやコナヒョウビタニです。このダニは、人が生活する環境からはほぼ見つかります」(白井秀治先生)

 

Q.ダニが活発に活動するのはいつ?
A.高温・高湿度な今!

ダニは、秋冬のように気温や湿度が低いときは活動性が低下し、乾燥しすぎると体の水分が抜けてカラカラに干からび、やがて死んでしまいます。反対に、人が暖かいと感じる気温で、湿度が60?65%以上になってくると活発になります。つまり、梅雨から夏が終わるまでの、まさに今の季節がダニにとってもっとも過ごしやすいのです。

 

この時期にダニはたくさんエサを食べて繁殖し、梅雨時にはなんと約150倍にも増殖するといいます。「オスとメス10匹ずつを気温25℃、湿度75%の環境で培養して6週間放置したところ、3000匹にまで増えました。早めに対策をしっかりして、夏本番がくる前にダニの数を減らしておけば、夏の終わりにいるダニの数も少なくなることが期待できます」(白井秀治先生)

 

Q.ダニにはどう対策すればいい?
A.「死滅させる」「増やさない」「吸い取る」。3つの方法で完璧なダニ対策を!

ダニのアレルギーの多くの症状は、ダニのフンや死骸を吸い込んでしまうことで起こると報告されています。このダニのフンや死骸は、布団を上げ下ろししたり、ベッドメイクしたりする朝晩に特に多く舞い上がるのです。空気中に舞い上がったダニのフンや死骸は、人が呼吸するたびに吸い込む可能性があります。ですからダニそのものを減らすとともに、ダニのフンや死骸を減らすことも大切なのです。

 

「ダニのフンや死骸が舞い上がると、床上に落ちるまでに、だいたい30分以上かかることが報告されています。空中からダニのフンや死骸を減らすためには、窓を開けて換気を行うといいでしょう。窓が開けられないときは、空気清浄機を使うのもいいと思います。ダニ、そのフンや死骸を、少しでも身の回りから減らした環境で生活することが大切です。ダニの対策としてできることは、まず布団やシーツ類に乾燥機を使って死滅させること。そしてダニを増やさないようインテリアをシンプルにして、掃除機がけすることです。掃除機をかけると、ダニのエサとなる人の垢やフケも減らし、ダニを増えにくくする効果が期待できます」(白井秀治先生)

 

1.ダニは高温下で死滅する――布団やシーツは天日干しより乾燥機で

布団やシーツなどをこまめに洗うことは、ダニのエサとなる人間の垢やフケ、ダニのフンや死骸などが減るので、ダニ対策としても効果的な方法です。しかし、生きているダニを洗濯機の中で回しても、死滅率は4%程度だったと白井先生は話します。

 

「布団や毛布などの厚みがあるものは、洗濯して太陽の下で乾かしても、ダニが死滅するのはわずかです。たとえば高温注意報が出るような暑い日に布団を干して、布団の表面温度が50度くらいになったとしても、内側を触って火傷するような温度になることはありませんよね。50度の状態を長い時間保つことができればダニを殺すこともできますが、多くのダニを死滅させるのは難しいでしょう。乾燥機であれば、家庭用のものでも約70度以上になり、短時間でダニを死滅させることができます。家庭での乾燥が難しい布団などの厚手のものは、布団乾燥機や、大型の乾燥機のあるコインランドリーなどを利用して熱処理することで、殺ダニ効果が期待できます」(白井秀治先生)

三菱電機「三菱フトンクリニック AD-X80」
2万736円

布団乾燥機には、ノズルを直接布団の中に差し込んで布団へ温風を当てるタイプと、専用のマットで布団を包み、マット内に温風を吹き込むタイプがあります。マットタイプは布団との密着度が高く、布団を均一に加熱しやすいため、ダニ退治に効果的であると白井先生は話します。「実験した結果、マットタイプのなかでも三菱AD-X80は布団の隅々まで均一に温度が上昇し、満遍なく温められました。ダニを植えつけて実験したところ、三菱の布団乾燥機を使った布団では、ほぼすべてのダニが死滅していました」(白井秀治先生)

 

2.寝具選びは“防ダニ”を常に意識して

ダニが好む場所は、布団やクッション、座布団、布製のソファ、ラグ、カーペット、ぬいぐるみなどです。それらを一度見直して、ダニが生息しにくい素材や構造のものに変えられるか考えてみましょう。

 

「たとえばリビングで使うソファは、布製のものだとダニの温床となることがありますが、レザーや合皮などでできたソファであれば、ダニの住みかになりにくいため、ソファでダニが増えるのを防ぐことができます。また、毎日使う布団は、掃除機がけや洗濯という方法もありますが、ダニが通ることのできない高密度な生地でできた布団を使うことも、効果的です。高密度の生地でつくられたカバーで手持ちの布団を包むだけでも、ダニやダニのフンの出入りを抑制する効果が期待できます」(白井秀治先生)

 

3.週に1~2度でOK! ダニを減らすのはやはり掃除機

布団やベッド、ソファなどには、週に1~2度は掃除機をかけましょう。掃除機をかけることで布団などの表面にいるダニとともに、ダニのフンや死骸などを吸い取ります。

 

「布団やソファなどの布製品へ掃除機がけを行うときには、布団用ノズルを用いることをおすすめします。床用のノズルを使うと、生地を吸い込んで生地を傷めてしまうことが心配されます。掃除機をかけるときにはノズルを密着させ、1㎡あたり20秒?30秒かけて、ゆっくりと吸引します。ノズルが密着しにくい場合は、隙間用のノズルなど細いノズルを使ってみてください。ノズルを変えることで、キルティングのくぼみに溜まった埃も取り除きやすくなります。また、布団はダニの温床になりやすいだけでなく、空中にダニのフンや死骸を浮遊させる原因にもなります。布団からダニの汚染を減らすようにぜひ取り組んでください」(白井秀治先生)

 

日常のダニ対策におすすめの布団クリーナー3モデル

日頃の掃除の効果を上げるには、性能の高いグッズで行うのが理想的です。布団専用に開発されているクリーナーでダニやハウスダストを除去しましょう。

 

・寝具掃除に適したダイソンのハンディクリーナー

ダイソン「V7 マットレス」
4万2984円(編集部調べ・Dyson公式オンラインストア 7月2日時点)

「変わらない吸引力」のフレーズでおなじみのダイソンが、寝具用に最適な一台として発売しているハンディタイプの掃除機です。軽くて使いやすく、布団のみならず細かい場所の掃除も可能な付属ツールが6点ついています。「ダイソンでは本社に微生物研究所を有し、ハウスダストの研究開発に取り組んでいます。寝具に潜むダニなどのハウスダストは、しっかり取り除くことが重要です。そのためにもパワフルな吸引力を誇るダイソンV7 マットレスは最適な寝具掃除の道具です」(ダイソン・山崎さん)

 

・床だけでなく寝具掃除も可能な最新コードレスクリーナー

ダイソン「Cyclone V10 Absolutepro」
9万9144円(編集部調べ・Dyson公式オンラインストア 7月2日時点)

部屋全体を掃除するコードレスクリーナーも、ハンディーに切り替えれば、寝具への掃除が可能です。「おすすめは、ベッドや布団の繊維からハウスダストやホコリを掻き取る、ミニモーターヘッドを使うことです。モデルによっては、フトンツールが付属しているものもあれば、別途購入もしていただけます。布団用だけでなく、部屋の掃除機の買い替えを視野に入れている方には、コードレススティック型がおすすめです」(ダイソン・山崎さん)

 

・小さく軽くて除菌もできるレイコップの布団クリーナー

レイコップ「RN」
2万4840円

吸いつきすぎてシーツを巻き込んでしまうストレスがないのが、布団用につくられたレイコップならでは。ダニを含むハウスダストを3分で90%以上除去します。「RNは、レイコップ史上最小、最軽量のモデルです。新開発のフィンパンチブラシで布団生地へのダメージを抑えながらも、ダニの抑制とダニの孵化率を軽減して、繁殖を防ぎます。UVランプによる紫外線(UV-C)の照射で除菌・ウイルス除去率99.9%を実現しました」(レイコップ・ジャパン 高吉さん)

 

「寝具表面にある、ダニのフンなどのダニアレルゲンは、人の皮膚に付着する例が報告されています」と、白井先生。想像すると、ゾッとしますよね。肌についたダニのフンなどは、肌トラブルを引き起こす可能性も考えられています。ぜひ今日から、布団に掃除機をかけましょう! 防ダニ対策は毎日しなくても、まずは週に1、2度の手入れからでもOK。週末は布団に掃除機をかける、などと決めて定期的に続けていくことで、ダニの数やフン、死骸を減らし、健康被害に遭わないようにしましょう。

 

【プロフィール】


NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所/白井秀治さん

NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所 環境アレルゲン研究班 班長。室内環境アレルゲンとその対策の専門家。環境アレルゲンの評価や対策に関わる研究等の学術活動も行う。テレビ出演や新聞取材記事多数。

 

取材・文=吉川愛歩 構成=Neem Tree

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掃除機のために家まで建てた? パナソニックが考え抜いた“ニッポンの住宅に合う”掃除機

8月末に登場するパナソニックの新作コードレスクリーナー「パワーコードレス MC-SBU820J-W」は、吸引力・スタミナ・使い勝手ともに好バランスのハイエンドモデル。日本の住宅事情を研究し尽くした逸品の魅力をトコトン紹介します。

 

【紹介するのはコチラ!】

パナソニック

コードレススティック掃除機

パワーコードレス MC-SBU820J-W

実売予想価格9万7200円(8月30日発売)

業務用モーターを改良したハイパワーモーターにより、パナソニックのコードレスクリーナー史上、最高の吸引力を実現。運転時間最長約65分の圧倒的スタミナも魅力。軽さやセンサー、ノズル形状のギミックなど、随所に使いやすさへの配慮が光ります。

SPEC●運転時間:最長約65分(ロングモード時)●充電時間:約3時間●集じん方式:サイクロン式(ステンレスガード)●集じん容量:0.2ℓ●サイズ/質量:W240×H1175×D218㎜/2.5㎏

 

クリーナー戦国時代を“ユーザー視点”で一刀両断

本機は、ハイパワーモーターによりキャニスター並みの高い吸引力を実現。また、大容量バッテリーで最長運転時間約65分(※)という馬力に。それでいて、本体質量2.5㎏に収めている。……と、ここまではスペックの話。当然パワーも軽さも魅力的なのですが、実際に試すと“細かな配慮”が満載です。

 

例えば、フローリングやじゅうたん・畳では、硬さもゴミの種類も異なります。本機は、フローリングの“拭き掃除”に適したブラシ(緑)と、じゅうたん・畳の“かき出し掃除”に適したブラシ(白)を合体させており、様々な床のゴミに対応。立ったままノズルを外して隙間を掃除できる機能も秀逸です。

 

数値ではないこうした“利便性”は、ユーザー視点の研究によって生まれました。一般的な日本の住宅を工場敷地内に建て、ユーザーの使用環境を再現。また、ロボットではなく人が、想定される製品寿命ぶんのゴミを地道に掃除しまくり、細かい動作や性能を徹底的に検証しているのです(後述のレポート参照)。

 

掃除機はユーザーが手に持って動かす家電ゆえ、ちょっとしたことが不満につながりやすい。本機は、真摯なモノづくりにより生み出された“業物(わざもの)”。同社がクリーナー戦国時代に投じた大きな一石なのです。

※:ロングモード時

 

ポイントその1.吸引力

↑モーターは、低負荷とパワーを両立する大口径モーターを新開発。最大20,000paの真空度と1.3㎥/分の大風量を実現しました

 

↑大口径モーターを動かすために内部のマグネットの大きさを2倍に。さらにマグネットを3層構造にするなどして、効率よく運転します

 

ポイントその2.バッテリー

↑コードレススティック業界最多の8本のバッテリーセルを直列に配置。電池への負荷を抑えながら最長約65分の長時間運転を可能にしました

 

ポイントその3.軽量性

↑「セルロースファイバー樹脂」などの新素材により、本体質量2.5kgの軽量性を実現。ハニカム構造を採用し、強度も両立しています

 

*ハニカム構造のイメージ

 

ポイントその4.クリーンセンサー

↑パナソニックのゴミ検知用センサーの歴史は30年。最新の「クリーンセンサー」では20μmのゴミを検知して赤く点灯し(上写真)、キレイになると青く点灯(下写真)します

 

ポイントその5.ゴミ捨て

↑ゴミ捨てはダストボックスのボタンを押してワンタッチで行えます。ダストボックスは分解して丸ごと水洗いできます

 

ポイントその6.立てかけ

↑ハンドル底部にはゴムグリップを用意。スタンド式充電台を使わずに、掃除の途中で壁に立てかけることも可能です

 

<いろいろなところで活躍できる!>

【1】フローリングの目地も!!

↑細かいゴミが目立つフローリング用に、床と密着しやすい素材を採用したブラシを搭載。ゆっくり撫でるように動かすだけで目地のゴミも吸い込みます

 

【2】じゅうたんも!!

↑独自技術「V字ブラシ」を採用。吸引力が強いノズルの真ん中あたりにゴミを集め、吸込口で確実にキャッチします。緑と白でブラシの毛質が異なります

 

↑じゅうたんではパワーを上げたくなりますが、そうするとノズルが張りついて掃除しにくくなりがち。本機は硬い素材のブラシで奥にあるゴミをかき出して、自動モードでもキレイに!

 

【3】部屋の隅も!!

↑ノズルの前面が開いてブラシが壁のギリギリまで届く「ガバとりノズル」。ゴミが残りがちな部屋の隅の掃除に頼もしい!!

 

 

↑普段は閉じているノズル前面のカバーが、壁に当たると大きく開きます。壁際のゴミも逃さず捕らえます

 

【4】家具のすき間も!!

↑本機のノズルは「親」と「子」に分離。親ノズル(T字ノズル)では入りきらない家具のすき間は「子ノズル」が活躍します。別のパーツに付け替える手間なく、一気に掃除可能

 

↑「親ノズル」を足で踏み込んでパイプを持ち上げると、「子ノズル」がお目見え。かがみ込んで外す必要もなくラクです

 

 

【REPORT】

本誌生活家電担当、青木宏彰が製造現場に行ってきた!

家電のために家まで建てた? パナソニックの掃除機を製造する八日市工場とは

滋賀県の琵琶湖近くに立地する同社の八日市工場は、40年以上にわたって家庭用の掃除機を生み出してきた工場。開発部と製造部が同じ敷地にあるので、柔軟に連携が取りやすいです。

 

↑ロボットによるゴミ取りテストに加え、人による試験も実施。パーツの着脱のしやすさなど、使い勝手のテストは人の感覚を重視しています

 

↑工場敷地内には2階建ての戸建ても。実際に家具などを配置したリアルな生活環境で、掃除機の性能をテストしています

 

最新モデルが1万円OFFに!? ダイソンが「コード付き掃除機」に引導を渡す下取りキャンペーン

ダイソンは、3月20日に行われたDyson Cyclone V10 コードレスクリーナーの発表会で、「今後はコード付きキャニスター掃除機の開発は行わない」と宣言しました。これは、同社のコードレススティック掃除機が、コード付きに負けないパワーと十分なスタミナを得たという自信の表れ。そんな同社は、コード付きからコードレスへの買い替えをより強力に後押しすべく、「最大10000円OFF コード付き掃除機 下取りキャンペーン」を実施しています。

他社のコード付き掃除機でも、下取りに出せばダイソンのコードレスが最大1万円引きに!

本キャンペーンはその名の通り、コード付き掃除機を下取りすることを前提に、購入する同社コードレススティック掃除機に応じて、表示価格から最大1万円を割引するキャンペーン。その大きな特徴は、下取りに出すコード付き掃除機の「メーカー、機種を問わない」ということ。つまり、他社製品でも、どんな安いモデルでもOKというわけです。極端にいえば、家に眠っているボロボロの掃除機でもいいということですから、ハードルはグッと下がりますね。ちなみに、最新にして最上位シリーズの「Dyson Cyclone V10」は、1万円OFFの対象商品。「Dyson Cyclone V10 Fluffy」を選んだとすれば、直販価格7万5384円のところ、6万5384円になるというわけです。

↑キャンペーンで1万円OFFになる最新機種Dyson Cyclone V10 Fluffy

 

なお、本キャンペーンは、対象製品(※)を「ダイソン公式オンラインストア」で購入するか、表参道、横浜、御殿場、広島にある「Dyson Demo 直営店」、あるいは「ダイソンご注文専用ダイヤル」で購入する際に利用できます。キャンペーン期間は7月31日まで。この機会に、ダイソンのコードレスにおトクに乗り換えてみてはいかがでしょうか。

※対象製品はDyson Cyclone V10 Absolutepro [SV12 ABL]、Dyson Cyclone V10 Fluffy+ [SV12 FF COM]、Dyson Cyclone V10 Fluffy [SV12 FF]、Dyson Cyclone V10 [SV12 FF OLB]、Dyson Cyclone V10 Animal+ [SV12 AN COM]、Dyson V8 Fluffy [SV10 FF3]、yson V7 Fluffy [SV11 FF2]、Dyson V7 Motorhead [SV11 ENT]、Dyson V7 [SV11 FF OLB]、Dyson V7 Motorhead Origin [SV11 EX]

“モップ付き掃除機”に「その手があったか…」と家電ライター脱帽! アイリスオーヤマ、約2万7000円の軽量コードレスを発売

手ごろな価格と、生活者視点に立った”なるほど”という機能を盛り込んだ家電、通称「なるほど家電」の開発に力を入れているアイリスオーヤマが、新製品を発表しました。今度の新製品はクリーナー。一体どんな「なるほど」が詰まっているのでしょうか。

↑コードレスタイプのスティッククリーナーKIC-SLDCP5(左)とコード付きキャニスター型のKIC-BTP2(右)

 

今回アイリスオーヤマが発表したのは、コードレスタイプの「極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5」と、キャニスター型の「軽量紙パッククリーナー KIC-BTP2」の2機種。コードレスタイプのKIC-SLDCP5の発売日は6月20日、参考価格は2万6800円(税抜)。KIC-BTP2の発売日は7月上旬、参考価格は1万9800円(税抜)です。

 

清掃用品の知見を活かしてモップ付きモデルを開発

まずは「極細軽量スティッククリーナー」から見ていきましょう。このクリーナーの特徴は本体にハンディモップを付属していることです。

↑極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5

 

「当社で調査を行ったところ、ユーザーのうちクリーナーとハンディモップを併用している人が80%以上いるということがわかりました。掃除はクリーナーだけでは完結しません。そこで、掃除のたびにハンディモップを取りに行かなくてもいいように、清掃用品の開発で培った知見を活かし、クリーナーにハンディモップが付属した製品を開発しました」(アイリスオーヤマ 家電事業部執行役員統括事業部長の石垣達也さん)。

↑本体のパイプ部分にハンディモップがつきました

 

使う前に帯電して吸着しやすくし、使ったあとは除電してホコリを吸引

モップには帯電しやすいポリプロピレン素材を採用。掃除機の本体裏にあるナイロン製のケースからモップを取り出すと、ケースとモップが擦れ合って静電気が発生します。これにより髪の毛、綿ゴミ、ホコリなどを吸着しやすくなるというわけです。掃除をしたあとは、スタンド下部にモップを差し込むと、掃除機のスタンドに搭載している放電プレートが除電し、掃除機本体でモップについたホコリを吸引できます。しかもモップは洗って何度も使用できます。

↑スタンドでふわふわっと動かしてホコリを落とします

 

↑金属のプレート(白く見える部分)で除電します

 

「開発当初は、モップについたホコリを思うように吸い取れず、試行錯誤を繰り返しました。いろいろ試すうちに、ケースに金属プレートを施して除電するという方法にたどり着きました。この仕組みの開発が今回の開発の中で苦労した点のひとつです」と同社 家電開発部執行役員部長の原 英克さんは語ります。

 

実際に使ってみると、モップの付属が予想以上に便利

発表会では、リビングをイメージしたコーナーがあったので実際に掃除をしてみました。本体質量は1.4kgととにかく軽量。自走式の「サイクロンパワーヘッド」(後述)を搭載しており、取り回しがスムーズです。「ほこり感知センサー」があるので、キレイになったかどうかが直感的にわかるのも快感でした。

 

また、ハンディモップをクリーナーごと持ち運べるのは予想以上に便利。エアコンなど高い位置のホコリやテレビまわりなどホコリが気になった時にササッと掃除ができます。ハンディモップをケースに入れれば、すぐに床掃除に移れるので、モップを探したり、収納したりする手間がいらないのがラク。

↑モップの長さは2段階に伸縮できるため、高い場所にも対応します

 

しかも、モップについたホコリを最終的にクリーナーで吸い込めるので、モップをキレイな状態にキープできるのもうれしいポイントです。確かに、「モップ付き掃除機」はシンプルな発想ですが、さすがはアイリス、「その手があったか」と思わせるだけの十分な実用性がありました。ちなみに、本体は自立するので、ハンディモップで掃除をしている間は立てて置けるのも便利。なお、集じん方式は紙パック式で、本体集じん容積は0.3L。本体購入時に81枚もの交換用紙パックが付属します。

↑紙パックはクリップで固定する方式。固定するには、ちょっとコツがいります

 

サイクロン気流を発生させるヘッドを新開発

↑サイクロンパワーヘッド。ヘッドの手前に「パワーブラシ」を搭載し、綿ゴミや髪の毛を回転ブラシでかきだし、奥の吸引口に「サイクロンストリーム」を発生させて大きなゴミなどを吸い込みます

 

なお、今回の新製品「極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDCP5」と、キャニスター型の「軽量紙パッククリーナー KIC-BTP2」に共通して搭載されているのが、新開発の「サイクロンパワーヘッド」です。これはヘッドの中にサイクロン気流を作り出すというもの。ヘッドの真空度を高めた吸引口で、高速回転するサイクロン気流を発生させ、砂などの比重の重いゴミを浮き上がらせて吸引するという仕組みです。実際に試すしてみると、粒上のゴミもしっかりと吸い込み、一度の往復でキレイになっていました。

 

【動画】

ヘッドの前の粒状のゴミをパワフルに吸引しているのがわかります。

 

キャニスター型は細くてやわらかいホースが特徴

今回発表したもう1つの新製品、キャニスター型の「軽量紙パッククリーナー KIC-BTP2」は、本体重量3.0kg(ヘッド、伸縮パイプ、ホース含む)と業界最軽量クラス。集じん容積は1Lです。特徴は先述の「サイクロンパワーヘッド」と、細くてやわらかいホースを搭載したことです。ホースはこれまで直径41mmだったのですが、新製品では34mmにまで細くなったことで、場所を取らずコンパクトに収納できるようになりました。

↑軽量紙パッククリーナー KIC-BTP2

 

「ホースを細くすると、空気の通り道が細くなるので吸引力は低下していきます。そこで、必要なゴミ取れ性能を実現するため、モーターとのバランスを調整しました。ホースを細くするとデメリットになりそうですが、当社が重視しているのは最終的な『ゴミ取れ性能』です。サイクロンパワーヘッドの搭載とヘッドの工夫により、ゴミを取る性能はしっかりと確保しました」(同社 家電開発部執行役員部長の原さん)。

 

そのほか、ゴミの吸引を可視化する「ほこり感知センサー」、2WAYタイプのすきまノズルを搭載しています。また、ゴミ捨て時に手が汚れない紙パック式を採用しています。

↑細くて柔らかいホースは扱いやすく、本体が軽いので階段での持ち運びなどもラクに感じそう

 

2018年はクリーナーのメーカーシェア3位を目指す

アイリスオーヤマの家電事業の中で、クリーナー部門はLED照明に続く2番めの規模です。同社では今年中にキャニスター、スティック、ロボットなどのフルラインアップを市場に投入する考えです。数量メーカーシェア目標は、現在国内市場5位のところを、2018年には3位まで上げていきたいとのこと。日本の家族構成やライフスタイルを意識した、「なるほど」なアイリスのクリーナーに注目です。

日本での成功も確実か? 「折れ曲がる掃除機」で米国No.1ブランドが本格上陸

家電のShark(シャーク)といえば、スチームクリーナーや掃除機などが有名。量販店ではあまり目にしないものの、テレビショッピングなどで知っている人はかなり多いのでは? 実はこのシャーク、2008年からの10年間で累計5000万台以上もの掃除機の売上実績を誇る、米国売上No.1の掃除機ブランド。そんなシャークが7月より日本法人「シャークニンジャ株式会社」を立ち上げ、本格的に日本上陸することになりました。そして、このシャークニンジャが最初に日本で発売するのがコードレススティック掃除機「EVOFLEX」(エヴォフレックス)です。アメリカ生まれのコードレス掃除機の実力はどのようなものか? 気になる新製品を体験発表会にて実際に使ってみました。

 

ボタンひとつでパイプの真ん中で折りたためる「MultiFLEX」機能を持つ

EVOFLEXはスティック型のコードレス掃除機。モーターやバッテリー、集じんカップなどはすべて手元本体に集約されており、アクセサリーを付け替えることでハンディタイプや布団掃除機のようにも利用可能です。

↑一見すると普通のスティッククリーナーにみえる「EVOFLEX」

 

本機最大の特徴は、なんといってもスティッククリーナー時の「MultiFLEX」(マルチフレックス)です。これは、ボタン一つでパイプの真ん中から折りたたむ機能のこと。折りたたみ時は約半分の大きさになるので、日本の狭い住宅事情でも、収納しやすいのが特徴です。また、スティッククリーナー時の本体重量は3.33kgと同ジャンルの製品と比較するとやや重いのですが、コンパクトにすると持ち運びがしやすいため、重量があまりストレスになりませんでした。

↑折りたたむと収納がしやすいほか、ハンドルも搭載しているので軽く持ち運びべます

 

パイプが曲がるからコンパクトに収納でき、家具の下の掃除もラク

MultiFLEXのメリットは「コンパクトに収納できる」だけではありません。パイプを曲げた状態でも掃除ができるため、一般的なスティック掃除機だと、しゃがんだり腰をかがめなければ掃除ができないソファーなどの家具の下を、立ったまま掃除できます。

↑ボタンひとつでロックを外すと、パイプ部を曲げたまま使用可能

 

↑この状態だと、家具の下の掃除が簡単です

 

また、本機はモーターやバッテリーなどの重量のあるパーツが手元にあるため、スティック時は自立させられません。しかし、折りたたみ時はカンタンに自立するため、掃除を一時中断する際などに便利だと感じました。

↑折りたたんだ状態ならば簡単に自立するのも使い勝手がよさそう

 

2つのブラシを搭載し、フローリング用/カーペット用を切り替えて使える

EVOFLEXのもうひとつの特徴が、2本のブラシを搭載した独自のヘッド「DuoClean」(デュオクリーン)。ヘッド内部には柔らかなブラシと硬めのブラシの2本が配置されており、手元の「床モード切替」ボタンで「フローリング/カーペット」を切り替えて回転するブラシを選択します。「フローリング」選択時は柔らかなブラシが回転。フローリングを傷つけないようにゴミをかき集めるほか、床を磨くような効果もあるとのこと。一方、「カーペット」を選択すると硬めのブラシが回転し、カーペットの毛足をかき分けるようにしてゴミをかき出します。

↑手前の黒と白のらせん模様がついたブラシがフローリング用の柔らかなブラシ。奥が固い毛足のカーペット用。フローリング用のブラシのみ取り外し可能です

 

↑手元の「床モード切替」スイッチ(左)で「フローリング/カーペット」の切り替えが、「パワー切替」スイッチ(右)で「標準/強」の切り替えが可能です

 

吸引デモでは大きなビーズを使ってパワーの強さをアピール

もともと土足文化のアメリカで人気の製品だけあり、ゴミを除去する力もパワフルだそう。一般的な掃除機の発表会では「こんな細かなゴミも吸引します」と粉ゴミを掃除するシミュレーションが行われることもありますが、本機の発表会では大きさ5mmほどの大きなビーズを使い「こんな大きなゴミもぐんぐん吸引します」と、パワーの強さをアピールしていました。

 

【動画】
会場では5mmほどの大きめのゴミをぐんぐん掃除するデモンストレーションも行われていました

 

日本人向けに製品の高さを抑え、HEPAフィルターを追加

ちなみにこのEVOFLEXは、アメリカではすでに発売中の人気のコードレス掃除機。今回はその人気製品を「日本人向け」に改良して発売しています。具体的にはアメリカと比較すると背が低い人が多いため、製品の高さは日本版のほうが少し低いそう。そのほか「キレイ好き」な日本人向けに排気口にHEPAフィルターを搭載したり、ダストカップ内のフィルターを外して掃除できるようになっています。

↑排気する空気までキレイなようにHEPAフィルターを搭載。これは日本仕様ならでは

 

高所を掃除するときは、やはり重量を感じる

このほかにもさまざまな改良がありますが、一方「アメリカ的だな」と感じるポイントもありました。まずは重さで、スティック掃除機として使用する際の重量は3.33kg。ダイソンの人気コードレススティック掃除機の重量が約2.6kg前後だと考えると結構な重さです。とはいえ、床掃除中はほとんどの重さをヘッドで吸収しますし、持ち運び時はコンパクトに折りたためば意外に軽く感じます。唯一重量が気になったのがカーテンや棚の上など、高所の掃除を体験したときでした。

↑床掃除では感じなかった重さも、本体を持ち上げる必要がある「高所の掃除」ではズッシリと感じます

 

工具を思わせる堅牢な作りに好感が持てる

もうひとつ気になったのがメンテナンス性です。日本で発売されているスティック掃除機の多くは、集じんカップが外れて水洗いできるようになっています。ですが、EVOFLEXはカップ内の筒形フィルターのみ取り外して掃除できる仕様です。現場スタッフによると、これはカップは汚れても吸引力には影響しないため、アメリカでは「カップを洗う」という需要が少ないのが理由だそう。

↑パイプを外してから、ダストカップのフタをあけるボタンを押すとゴミ捨てが可能。いちいちパイプを外すのがちょっと面倒

 

↑カップごと外すことは出来ませんが、カップ内部の筒状フィルターは外して掃除できます

 

とはいえ、この「アメリカっぽさ」も見る方向を変えればメリットともなります。たとえば、重さについては全体的にガッチリと堅牢な作りであることが影響しているそう。「軽さ」を追求していない丈夫な作りなので、少々手荒に扱っても壊れにくそうな安心感がありました。見た目もデザイン家電というよりは工具のような男性的な印象なので、質実剛健なデザインが好きなユーザーには喜ばれそうです。

 

上位モデルは予備バッテリー付属で、掃除中のバッテリー切れも安心

ところで、EVOFLEXには付属品の違いで2つのセットが用意されています。ひとつが「ミニモーターヘッド」に「布団ツール」、「抗アレルゲンホコリ取り用ブラシ」、「ロングフレキシブル隙間ノズル」の4つのヘッドアクセサリーと充電器、予備バッテリーが付属した上位モデル「S30」。そして、ミニモーターヘッドと充電台、予備バッテリーを省略した下位モデルの「S10」です。価格はオープンですが、S30は実売予想価格が6万9800前後、S10は5万9800前後。上位モデルを購入した場合は、掃除中にバッテリーが切れてもすぐに予備バッテリーとの交換ができるので、安心してじっくり掃除できそうです。

↑付属アクセサリー。左から「ミニモーターヘッド」に「抗アレルゲンホコリ取り用ブラシ」、「ロングフレキシブル隙間ノズル」、「布団ツール」

 

↑本体バッテリーはスライドして簡単に取り外し可能。充電は本体に直接プラグを接続するほか、バッテリー専用充電台(S30のみ付属)でも可能です

 

持ち前のマーケティング力で日本も制圧できるか?

なお、同社は徹底的にマーケティングを行うことでも有名です。実際、同社は本機の発売にあたり、綿密なリサーチを行ったうえで、日本の家庭50世帯での6週間にわたる試用テストを3回実施。その結果を踏まえて今回の発売に至ったとのこと。確かに、パイプが折れ曲がる機構は、家具の下を掃除でき、省スペースで収納できるメリットがあり、狭小な日本の住宅にはうれしいですね。カーペットとフローリングでブラシを切り替えられる点も斬新で、両者が混在する一戸建てにはぴったりです。バッテリーの持ち時間はどれくらいか、折れ曲がる部分の強度はどうか……など気になる部分は多いですが、アメリカ本国であのダイソンを押さえ1位になるだけあって、相応の実力があるのは間違いありません。果たして日本でもNo.1を獲得できるのか…その実力と今後の業界への影響に注目です。

 

ビルもロボットが掃除する時代に! パナソニックから120万円の「RULO Pro」登場

パナソニックは、家庭用ロボット掃除機「RULO(ルーロ)」で培った技術・ノウハウを活用し、ビルやホテルの共用部の清掃を行う業務用ロボット掃除機「RULO Pro」(ルーロプロ)を開発。受注を7月より開始します。価格目安は120万円前後。

↑業務用ロボット掃除機「RULO Pro」

 

自分の位置を把握しながら壁際まで効率よく掃除する

本製品は、4種のセンサーと独自のSLAM技術(※)により、事前に設定登録した地図データに基づき自己位置を把握。エリアごとに外周を清掃後、内側のエリアを塗りつぶす走行パターンを連続して行い、エリア全体を清掃します。

※SLAM(技術)……Simultaneously Localization and Mappingの略。自己位置の推定と地図の作成を同時に行う先進技術です

 

運転中は、レーザーセンサーと赤外線センサーで周囲の壁と本体との距離をリアルタイムで計測。SLAM技術で自己位置を随時把握して壁際まで接近することができ、床面全体を効率的に清掃できます。

 

障害物への対応も万全。レーザーセンサーと超音波センサーが前方の人や障害物を検知し、接触する前に停止できます。万が一接触した場合も、バンパーセンサーで障害物を認識し、停止します。なお、走行中は音声と警告灯で接近を報知。警告音声の音量は、3段階で調節が可能です。

↑4種類のセンサーを搭載し、壁際のゴミまでしっかり捕集します

 

5Lの大型紙パック式採用により、フィルターのメンテナンスが不要

作業の軽減も考慮し、ごみ捨て方式は容量5Lの大型紙パック式を採用。面倒なフィルターメンテナンスが不要で、紙パックを交換するだけで集じん力がキープできます。電源は充電式で、電池取り付け部は同社の電動アシスト自転車と同様の設計を採用しており、電池を簡単に着脱できる構造となっています。

 

本体質量は27kg(電池を含む)と、一般的な業務用ロボット掃除機に比べ軽量を実現。さらに移動がラクなハンドルも装備し、台車などを使用することなく素早く簡単に運搬できます。また、本体には通信機能を搭載しており、清掃開始や障害物等による途中停止、清掃終了を、事前に登録したスマホや携帯電話にリアルタイムでメール通知できます。なお、清掃終了のメールには、清掃した範囲を記載した図も添付し、清掃完了エリアの確認が可能。オプションとしてドライブレコーダーをセットすることもできます。

↑紙パック式を採用。電池交換や移動もカンタンです

 

同社が家庭用ロボット掃除機「RULO」で培った技術・ノウハウを活用した「RULO Pro」。どの業界でも人手不足が深刻となっているだけに、1日も早く、こうしたロボットが普及してほしいですね。いずれほとんどの公共スペースは、ロボットがメインで掃除する時代が来る……そんな想像がふくらむ点でも、面白いモデルといえるでしょう。

 

パナソニック

業務用ロボット掃除機 RULO Pro

●サイズ/質量:W590×H730×D650㎜(ハンドルを縮めた状態、リモコンホルダーを含む)/27kg(電池含む)●集じん容積:5L(紙パック)、1L(ダストボックス 質量の大きなゴミ用)●使用電池:充電式リチウムイオン電池●電池寿命:繰り返し充放電1000回●定格電圧:DC25.2V●連続使用時間:約150分(標準モード、満充電・電池初期/20℃時)●充電台:入力 AC100V 50/60Hz、出力 DC29V 4A●充電時間:約8時間(電池が空状態から充電を開始した場合、周囲温度20℃時)●付属品:充電器、リモコン、乾電池(2個)、リモコンホルダー、ネジ、キー(3個)

集じん力「5」はダイソンだけじゃない! 最新コードレス掃除機6モデル、家電のプロが4項目で採点したら

ダイソンの独壇場だったスティッククリーナー市場に、国産メーカーも様々なアプローチで新製品を投入して、いまや群雄割拠に。今回は、最新モデル6機種を集め、吸引テスト(※)と使い勝手の面でプロが実力を検証しました。

※吸引テストでは、床にシリアル5gと重曹10gを撒き1往復して、集じん性能を検証しました

 

【チェックした人】

家電コーディネーター

戸井田園子さん

テレビや雑誌、Webなど幅広い媒体で活躍しています。

 

【その1】高い集じん力とスタミナで家中の掃除もこれ一台!

ダイソン

Dyson Cyclone

V10 Fluffy

実売価格7万5380

毎分最大12万5000回転を誇る新型モーター採用などで、コード付きを凌ぐ吸引力を実現。直線的な風路設計で吸引効率が向上しました。独自のローラー型ヘッドで大小のゴミを同時に捕集。クリアビンの形状変更でゴミ捨ても快適です。●サイズ:W250×H1232×D245㎜、質量:2.58kg

【吸引テスト】

Before

After

フェルト素材のローラーヘッドがシリアルも重曹も包み込んで、根こそぎ吸引。「前進」の段階で、すべてのゴミを吸いこんでいました

 

↑赤と青紫のナイロンフェルトで、大きなゴミを捕らえます。静電気を抑える黒いカーボンファイバーブラシで、微細なホコリまでも吸い取ります

 

↑アタッチメントは4種。ソファや布団の掃除に適したミニモーターヘッド、ブラシの出し入れ可能なコンビネーションノズルなどです(※)

※:専用のブラケットも付属

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×5

操作性:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4

アタッチメント:☆×4

吸う力の強さは圧倒的で特にフローリングと好相性

「高い集じん力で、ロール型ヘッドがフローリングで活躍。本体がやや長く、背が低い女性は若干扱いにくいかも。ゴミ捨てはパイプを外す必要がありますが、従来機よりラク」(戸井田)

 

【その2】軽さとハイパワーを両立し様々な場所を掃除しやすい

 

東芝

トルネオV コードレス

VC-CL1400

実売価格4万7280

毎分最大約11万回転のパワフルなモーターで吸引。本体やヘッドなどに軽量で丈夫なグラスファイバーを採用し、標準質量1.9kgを実現しました。窓サッシのレールにたまった砂も吹き飛ばすエアブローノズルなど付属品も充実します。●サイズ:W266×H1030×D224㎜、質量1.9kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」で床面に薄く重曹が残ったが「バック」でその重曹も吸引。掃除後にヘッドを持ち上げると、シリアルが少しこぼれました

 

↑ヘッド部のゴミの吸込み幅を従来機種より広く取り、集じん効率を改善。自走式で軽いタッチで進み、床や壁面のゴミを取り除きます

 

↑エアブローノズルや布団用ブラシなど計5個を用意。付属品用ホースを使うと右手で本体、左手でアタッチメントを持ててラクです

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4.5

操作性:☆×5

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×5

集じん力から拡張性までバランスが取れた一台!

「普段使いには十分な集じん力。重心バランスが良く、掃除の負担感が少ない。8気筒の本格サイクロン式で唯一、気筒部分まで丸洗い可能。付属品が充実し細かい掃除もカバーできます」(戸井田)

 

【その3】狭い場所もノズルの交換せずにそのまま掃除できる

パナソニック

iT(イット)

MC-SBU510J

実売価格5万1840

持ち手をひねるとヘッドが縦(Ⅰ字)になるので、そのまま家具などの隙間の掃除ができます。壁に当たるとヘッド前部が開き、壁際のゴミも除去可能。●サイズ:W252×H1160×D153㎜、質量:2.2kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」でシリアルを全部除去。薄く残った重曹も「バック」で吸引しました。ヘッドからのこぼれもありませんでした

 

↑ヘッド前方の横滑り用ローラーで壁際も快適に掃除。Y字ブラシが、ゴミを確実に吸込口に運びます

 

↑すき間用ノズルとペタすき間ノズルを付属しています。大きめの隙間なら標準の「くるっとパワーノズル」で対応可

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4.5

操作性:☆×4

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×3.5

小さなゴミの吸引力は十分に備えている

「大きいゴミはヘッドを浮かせて取る必要があるものの、吸引力は十分。操作感はやや重く感じますが、『くるっとパワーノズル』は便利です」(戸井田)

 

【その4】ヘッド前面の開閉で大小のゴミをしっかり集じん

日立

パワーブーストサイクロン

PV-BEH900

実売価格4万9200

前進時はヘッド前面が開き大きなゴミを、バック時は閉じて微細ゴミをしっかり吸引。多彩なツールを装備し、車中など様々な場所を掃除できます。●サイズ:W255×H1012×D308㎜、質量:2.1kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」の段階でシリアルと重曹をすべて吸いこみました。今回の検証では、ダイソンに劣らぬ見事な結果に

 

↑ブラシに拭き専用毛(緑)を装備。フローリングに付着した菌も拭き取ります。ブラシは水洗い対応

 

↑ミニパワーヘッド、ハードブラシ、スマートホースなど。ツールの種類は随一です

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×5

操作性:☆×4

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×5

ヘッドの戻りでも強力に吸引する機構が◎

「ヘッドを後ろに引いてもしっかり吸う独自機構が◎。ツールは豊富ですが、組み合わせが多く煩雑に感じる一面も。ゴミ圧縮機能付きでゴミ捨てが快適」(戸井田)

 

【その5】吸引パワーも使いやすさもさらに進化した極軽タイプ

シャープ

RACTIVE Air

EC-AR2SX

実売価格6万2290

軽量ボディに吸引力が従来比約1.3倍の「フルパワーモード」を搭載。手元レバーでヘッドが外れ、棚を掃除しやすい「スグトルブラシ」に切り替わります。●サイズ:W222×H980×D220㎜、質量:1.5kg

【吸引テスト】

Before

After

「前進」でほぼすべてのゴミを吸い「バック」で残りのゴミも除去。ヘッド下に少しシリアルが残りました

 

↑極細繊維をループ加工したブラシを採用。微細な汚れも逃さず絡め取ります

 

↑ふとん掃除パワーヘッド、縦横に曲がるすき間ブラシなど豊富。部屋中の掃除が可能です

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4.5

操作性:☆×5

メンテナンス性:☆×4.5

アタッチメント:☆×5

負担の少なさは随一でパワー・スタミナも十分!

「とにかく軽く、掃除しやすい。一般的な家庭では吸引力不足も感じません。バッテリーが2個付属し、外して充電できるのも◎」(戸井田)

 

【その6】床も隙間もふとんにも対応! 1台3役で使えるクリーナー

 

エレクトロラックス

エルゴラピード・リチウム

プレミアム ZB3324B

実売価格5万6820

スティック、ハンディ、ふとん掃除機の3役で使えます。下重心のため軽い力で動かせて、ヘッドも小回りが効きます。フィルターは微粒子をほぼ除去。●サイズ:W265×H1070×D140㎜、質量:2.5kg

【吸引テスト】

Before

After

吸引力は強いですが、ブラシの回転で左右に弾いたシリアルが少し残りました。重曹は「前進」でほぼ集じんしました

↑強力な電動ノズルを採用。ブラシに絡まった髪の毛などをカットして吸引する機能を搭載します

 

↑ふとん用ヘッド、布用ノズル、隙間ノズル、延長ホースなど種類が豊富。アタッチメント収納袋も付属します

 

【戸井田さんの採点はコチラ!

集じん性能:☆×4

操作性:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4

アタッチメント:☆×4.5

フロア掃除に強いので床がフラットな家に最適

「足元に重心があり、フロア掃除はラクですが、敷居などの段差乗り越えは腕に負担がかかります。本格ふとん用ヘッドが付くのは魅力的」(戸井田)

最新ロボット掃除機はどれを選ぶべきか? ルンバVS日立VSパナソニックを4項目で徹底比較

ロボット掃除機の分野では、トップランナーのルンバを、パナソニックと日立が独自機能で猛追しています。集じん性能と走行性能のバランス感や、お手入れのしやすさなども考慮しつつ、好みに合わせて選びましょう。家電コーディネーターの戸井田園子さんが、使い勝手を重視して性能を5点満点でチェックしました。

 

【チェックした人】

家電コーディネーター 戸井田園子さん

テレビや雑誌、Webなど幅広い媒体で活躍しています。

 

マッピング技術で室内を把握する機種がトレンド

最近のロボット掃除機のトレンドは、走行制御性能の向上です。家電コーディネーターの戸井田園子さんは次のように語ります。

 

「ルンバやルーロなど、カメラでマッピングして空間を把握するタイプが増加。一度の走行で効率良く集じん可能になってきました」

 

今回取り上げた機種では、集じん力では独自のローラーと強力モーター搭載のルンバがリード。

 

「ただ、掃除能力は集じん力と走行性能で決まります。その意味では、最大112畳を効率的に掃除するルンバも、ゴミが溜まりやすい所を学習するルーロも優秀。minimaruはランダム走行型ながらゴミの取り残しが少ないです。メンテナンス性はダストボックスのゴミ圧縮機能が付いたminimaruが◎」(戸井田さん)

 

【その1】先進のナビ技術とパワフルな吸引力で広大なフロアを掃除

アイロボット

ルンバ980

実売価格13万5000

先進的なナビゲーション技術で最大112畳を効率良く掃除するルンバの最上位機。吸引力は従来機の最大10倍で、カーペット上で吸引力を上げる機能も搭載します。スマホアプリやスマートスピーカーを介した操作にも対応。

 

↑素材の異なる2本のブラシがゴミを強力にかき込み、ハイパワーモーターで吸引します。カーペットの隙間の微粒子も除去

 

↑「iRobot HOME」アプリを使えば、どこからでも手軽にルンバを操作可能に。出先からの遠隔操作や掃除スケジュール設定、清掃履歴の確認などが行えます

 

【JUDGE

集じん性能:☆×5

走行性能:☆×5

独自機能:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4.5

総合的な掃除力が高く信頼できる機種

「集じん力はもちろん走行性、判断力など総合的な掃除力が高く、どんな場所の掃除でも安定感がある。ローラーブラシはラバー製で毛が絡みにくく、手入れがラク」(戸井田)

 

【その2】間取りやゴミの多い場所を学習し部屋を効率良く掃除

パナソニック

ルーロ MC-RS800

実売価格10万8780

SLAM技術で走行軌跡を地図化して、掃除時間を従来機より約50%短縮。3種の障害物検知センサーで家具ギリギリまで近づいてゴミをかき出します。ゴミの溜まりやすい場所を学習し、そこだけを素早く掃除するモードも装備。

 

↑カバー裏に様々な操作ボタンを搭載。ボタンは大きく操作しやすいです。ダストボックスも取り出しやすいので、ゴミ捨てがスムーズです

 

↑「ゴミマップ」機能は、掃除終了後に掃除した場所と捕集したゴミの量をスマホのアプリ上に表示できます。ゴミの累計マップを作成することも可能です

 

【JUDGE

集じん性能:☆×4.5

走行性能:☆×5

独自機能:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4

運行の“見える化”で掃除に安心感あり

「部屋の隅を一周してからルート走行で床面をもれなく掃除、吸い残しがなく安心です。ハウスダスト発見センサーや『ゴミマップ』など安心感につながる機能がうれしい」(戸井田)

 

【その3】小型サイズに加え独自のAI技術でキビキビ掃除!

日立

minimaru RV-EX20

実売価格11万8510

高密度実装技術を用いた小型ボディに独自のAI技術を採用し、キビキビと掃除。さらに、ゴミが多い場所を検知すると戻って掃除します。スマホを使って遠隔操作やスケジュール予約、留守中の掃除履歴の確認などが可能。

 

↑本体幅25㎝で、テーブルや椅子の脚まわりにも余裕で入り込めます。脚まわりをぐるりと回り、ブラシでホコリをかき出します

 

↑専用アプリを使えば、スマホで様々な操作や設定が可能です。スケジュール予約は、曜日ごとに掃除時間と掃除モードを細かく設定できます

 

【JUDGE

集じん性能:☆×4.5

走行性能:☆×4

独自機能:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4.5

コンパクトさが日本の住宅では有利

「コンパクトで小回りが効き、家具が多い日本の住宅では有利。充電台に戻るとブラシを逆回転して絡んだホコリを取る機能やゴミ捨て頻度が減るゴミ圧縮機能も◎です」(戸井田)

【初耳ですが】6月8日は「ルンバの日」…だから「608円でルンバ貸します」キャンペーン、始まります

世界累計販売台数が2000万台を突破したロボット掃除機、ルンバ。その製造元のアイロボットは、6月8日が「ルンバの日」に制定された(※)ことにちなみ、このほど3つの取り組みを行うと発表しました。

※「ル(6)ン(0)バ(8)」と読ませる語呂合わせから。2015年、一般社団法人の日本記念日協会によって制定

3つの取り組みは、以下の通り。

① ルンバを知る=消費者の疑問を解決する「どうなの?Roomba」広告展開

② ルンバを試す=ルンバ608円レンタルキャンペーン

③ ルンバで得する=ルンバ5000円キャッシュバックキャンペーン

注目は、なんといっても②ですね。こちらは6月8日(金)AM6:08から、先着608名にルンバを608円で貸し出すというもの。対象商品は、最上位シリーズのルンバ980(実売価格13万5000円)と中位シリーズのルンバ885(販売終了・価格目安7万6460円)。これに床拭きロボットのブラーバ ジェット240(実売価格3万2270円) 、ブラーバ380j(実売価格4万2120円)を加えた4製品です。

 

同社ではルンバの便利さを体感してもらうために、お試しサービスを用意しており、こちらは通常、ルンバ980のレンタルで7000円、ルンバ885のレンタルで5000円がかかります。これに比べると、608円という価格は破格のディスカウント。ロボット掃除機には興味はあるけれど、自分の家庭に合うかどうか不安……という人こそ、このチャンスを逃さず、利用してみてはいかがでしょうか。

↑ルンバ608円レンタルキャンペーンの対象商品となる最上位モデル「ルンバ980」

 

キャンペーン概要

①「どうなの?Roomba」広告キャンペーン

公式ホームページでのユーザーレビューページ公開:6月8日午前6時08分
交通広告(首都圏電車内における中吊り、トレインチャンネル、駅貼り):6月18日~
同ページでのユーザーボイス動画公開:7月2日予定

 

②ルンバ608円レンタルキャンペーン

対象製品:ルンバ980、ルンバ885、ブラーバ ジェット240、ブラーバ380j
キャンペーン開始:2018年6月8日(金)午前6時08分より
レンタル価格:先着608名に608円(税込)にて提供

 

③ルンバ5000円キャッシュバックキャンペーン

対象製品:ルンバ690、ルンバ641
対象購入期間(レシート有効期間):2018年6月1日(金) ~ 7月1日(日)
応募期間(当日消印有効):2018年6月1日(金) ~ 7月9日(月)当日消印有効

 

ロボット掃除機って本当にちゃんとキレイになるの? コスパモデルをプロが徹底解剖!―ルンバ641こそ夏ボーナスのマストバイ!!

そろそろロボット掃除機が欲しいけど、価格が……という人には、ルンバ641が断然オススメ。有名ブランドを3万円台で買えるのは魅力的だが、肝心の掃除能力はどうなのか? 家電ライター・田中真紀子さんが細かくチェックした。

 

・アイロボット公式サイト(https://www.irobot-jp.com/
・アイロボットサービスセンター:☎0120-046-669

 

家電ライター・田中真紀子
夫と子ども1人、犬1匹と3LDKのマンションに暮らす共働きライター。あらゆる家電に精通する。

 

取り残しほぼゼロで日常使いにまったく不安なし

いままで仕事で様々なロボット掃除機を使わせていただいてきたが、総じて言えるのが「価格と性能はおおよそ比例する」ということ。……となると、3万円台とお手ごろ価格のルンバ641の性能が気になるところだ。

 

そこで今回は、わが家の約17畳のリビング・ダイニングで試してみたのだが、感想は「さすがはルンバ」の一言! 部屋の中を縦横無尽に走り、約40分で掃除が終わったときには、目につく取り残しはほとんどなかった。

 

続いてカーペット敷きの寝室で使用したところ、ベッドの下に潜り込んで、しばらくゴソゴソ。出てきた時には、ダストボックスがホコリで満タンになっており、「こんなに汚れた部屋で寝ていたのか」とゾッとした。そして「なんだ、掃除の手間が省けて自分でやるよりキレイになるなら、掃除はルンバに任せて、浮いた時間は自分の時間や家族との時間に充てたほうが賢いじゃないか」と思えた。

 

ルンバ641はボタンひとつで掃除できるし、充電がなくなったら自分で充電ドックに戻る賢さも備えている。もちろんゴミ捨てやブラシのお手入れも複雑ではなく、誰でも使いやすいのも魅力。ロボット掃除機を初めて使う人はもちろん、一人暮らしを始める人や新婚さん、さらには実家の親へのギフトとしてもオススメだ!

 

 

あらゆる床面をキレイに

フローリングや畳、カーペットなどあらゆる床面に対応。2㎝の程度の段差なら軽く乗り越え、わが家のラグの上にも難なく乗って掃除していた。

 

部屋の四隅や壁際も

壁を見つけると、本体フロントに搭載のエッジクリーニングブラシで、隅のゴミをかき取りながら壁沿いを走行。隅にも丁寧にアプローチする。

 

ペットのトイレなどは回避

「デュアルバーチャルウォール」が目に見えない赤外線でルンバの侵入を防いでくれる。わが家ではペットのトイレと水飲み場付近で活躍。

 

家具の下や脚まわりも

家具の下に入り込んでくれるのもありがたいところ。脚まわりを華麗に回りつつ、エッジクリーニングブラシでホコリをかき出してくれた。

 

配線コードまわりも

床にモノがあっても、巻き込みを防ぐ機能を搭載。デュアルアクションブラシにコードが絡まりかけたが自力で脱出し、エラーによる停止がなかった。

 

自動でドック帰還&充電

掃除終了後は、自動で充電ドックに戻って充電を始める。この帰還の成功率の高さもまた、ロボットとしてまかせられる重要なスペックだ!

 

 

【結論!】

性能は価格以上! 自分でやるよりキレイになった

「3万円台というお手ごろ価格なのに、さすがはルンバ!! 基本スペックが高く、価格以上の賢さ・清掃力を兼ね備えています。ロボット掃除機ビギナーさんなら、十分満足できる1台です」

 

アイロボット
ルンバ641
3万9880円(税抜)

高速応答プロセス「iAdapt」、デュアルアクションブラシなどを搭載したベーシックモデル。同じ場所を平均4回走行し、ソファの下や家具の脚まわり、壁際まで、部屋中を丹念に掃除する。

 

SPEC●充電時間:約180分●稼働時間:最大60分●制御プログラム:高速応答プロセスiAdapt●クリーニングシステム:3段階クリーニングシステム●デュアルバーチャルウォール:1台付属●サイズ/質量:φ340×H92㎜/約3.6㎏

 

3段階クリーニングシステム

↑3段階クリーニングシステムを採用。エッジクリーニングブラシ①で隅のホコリをかき出し、中央のデュアルアクションブラシ②でかき込み、吸引口③で吸引する

 

 

ルンバ独自のデュアルアクションブラシ

↑2本のブラシ②が高速回転。カーペットではひとつめの毛のブラシが、フローリングではふたつめのゴムのブラシが、ゴミを強力にかき込む!!

 

 

【これもオススメ!】
ぞうきんがけもロボットにおまかせ

アイロボット
ブラーバ ジェット240
2万9880円(税抜)

水拭きできる床掃除ロボット。床に水を噴きつけて汚れを浮かせ、専用クリーニングパッドでやさしくこすることで、こびりついた汚れやべたつきをキレイに拭き取る。パッドは汚れに合わせて3種用意。乾拭きも可能だ。

SPEC●充電時間:120分●稼働面積:ウェットモード最大12畳、ダンプスウィート・ドライスウィートモード最大15畳●サイズ/質量:W178×H84×D170㎜/約1.2㎏

 

 

 

寒い年末より今がチャンスだった! ケルヒャーの掃除家電でわが家丸ごと大掃除

窓やベランダ、玄関まわりなど、室内に比べていつもは放っておきがちな場所も、たまには“大掃除”してしっかりきれいにしたいもの。大掃除というと、年末に行うイメージが強いのですが、実は春こそ、大掃除するのにぴったりのタイミングなのです。

先日行われた調査でも、「春こそ大掃除のシーズン」という結果が!

Q1.暖かい春は寒い冬に比べて掃除に適している季節だと思いますか?

Q2.年末の大掃除で嫌なことはありますか?

※2018年2月に全国の20歳以上の男女500人を対象にケルヒャー ジャパンが実施

 

外は寒いし水は冷たいし、正月前にやることがたくさんあって時間がないし、と年末の大掃除はなかなかハードルが高い上、うまく掃除ができずに汚れが残ってしまっている箇所や、前回の掃除から時間が経っていて汚れが溜まっている箇所があると考えられます。

 

そこで、掃除のスぺシャリストである家事・掃除ガイドの藤原千秋さんに、春の大掃除のメリットを聞いてみると、「寒さが辛い冬に比べて気温が高く、快適に掃除ができますし、汚れを落とす際に使う水の水温も高くなり、汚れを落としやすいことから、とてもオススメです」。さらに、「油汚れも気温の高さに比例して柔らかく緩みやすくなり、掃除しやすくなります。また、窓を開けがらの掃除が苦にならないので、室内掃除で舞い上げたホコリが再び積もるなどの再汚染リスクも下げることができます」と話します。

 

続いて、上記アンケートでは、大掃除したい場所についても調査。

Q3.「春に大掃除したい屋外の場所」の中で、1番汚れが気になる(1番掃除したい)場所はどこですか?

Q4.「春に大掃除したい屋内の場所」の中で、1番汚れが気になる(1番掃除したい)場所はどこですか?

藤原さんは、上のアンケート結果についても、「春に一番大掃除をしたい場所として屋内、屋外ともに『窓まわり』を挙げる人が多くいますが、気温が高くなるにつれて窓を開けて過ごすことが増えるこれからの季節では、必須の掃除場所と言えます。また、湿度が上がる梅雨時を迎える前に汚れを除去しておかなければ、カビの発生に繋がってしまいます」。

 

では、そう話す藤原さんに、大掃除したいという声が多かった「窓まわり」「玄関まわり・ベランダ」について、掃除のコツを伺いました。

 

春の窓掃除を怠ると、カビ発生のリスクが!

「冬の間にできた、窓や窓のサッシなど窓まわりの汚れにはカビの菌が潜んでおり、それを放置しておくと、湿気がちな梅雨の季節になったとき、汚れをエサにカビが繁殖するリスクが高まってしまいます。窓まわりの掃除を春のうちに行っておくことで、梅雨の時期のカビリスクを低減させることができます。しかも窓がキレイな状態だと、家全体が明るくなって晴れやかな気持ちになりますよね」(藤原さん、以下同)

 

・窓ガラスは最後に水分をしっかりオフ!
「窓ガラスの掃除は最小限の水を使用して洗い、効率的に水分を除去することが大切です。水分が残っていると再び汚れが付着する原因になるので、窓ガラスの掃除では、水分を残さずに拭き上げることが重要です」


1.窓ガラスの汚れを浮かす
窓ガラスに付着している結露や皮脂、その他花粉や大気汚染物質などさまざまな汚れは、洗浄剤を使って浮かせます。

 


2.汚水をオフする
窓用バキュームクリーナーなどを使って、汚水を吸水します。

 


3.水分を除去して完成
掃除後の窓(右側)は、水分を残さずピカピカに仕上がりました。

 

・冬に結露した窓のサッシは要注意!
「窓のサッシは掃除をしづらく、冬の結露などが原因でカビが発生しやすい場所でもあります。消毒用エタノールをスプレーし、いらない布で拭く、といった掃除方法で手軽に除菌でき、カビ防止効果も期待できます。高温の蒸気によって除菌ができるスチームクリーナーを使用するのもいいでしょう」

 

・目に詰まったホコリはやさしく擦り落とす
「また、窓を開ける季節になるにつれて汚れが目立つのが、網戸です。網戸は風を通せば通すほど汚れてしまいます。網戸の掃除にはさまざまな方法がありますが、簡単にできるのはメラミンスポンジで擦る方法です。水に浸して絞ったメラミンスポンジで、網戸を縦横に軽く擦るだけで汚れを落とせます。水を使える環境なら、マルチクリーナーや高圧洗浄機で水洗いする方法も便利です」

 

気候のいい春の間にベランダや玄関周りも

「暖かくなる春は、水を使った掃除が苦にならないので、玄関まわりやベランダなどの掃除に適した季節と言えます。だからこそ春のうちに、水を使った掃除方法でしっかり汚れを落とすことが大切です。 特にベランダの排水溝などは、秋から冬にかけて土汚れや落ち葉なども溜まりがちです。溜まったゴミをそのままにしておくと 詰まりの原因になるだけでなく、気温が高くなるにつれて腐敗したり虫が湧いたりしてしまうこともあるので、春のうちに汚れを除去しておきましょう」

 

・水を使ってしっかり洗い流すこと
「土や泥、埃っぽさなどが気になる玄関まわりや三和土、ベランダなどは、水を使って微細なホコリまで除去する掃除法がおすすめです」

↑水の跳ね返りに気をつけながら、端から汚れを洗い流していきます

 

↑広いスぺースや頑固な汚れを洗浄したい場合は、電源・水源が確保できる環境なら、高圧洗浄機の強力な水圧で一掃してもいいでしょう

 

・溜まった汚れは吸引してもよし

「本格的にベランダを掃除したいときは、乾いたゴミと濡れたゴミの両方を吸える乾湿両用バキュームクリーナーがオススメです。ベランダにたまった落ち葉や、玄関を洗浄した後の水の回収に便利ですよ」

↑乾湿両用のバキュームクリーナーを使えば、効率よく一気に掃除できて便利

 

では、こういった大掃除に、どんなツールを使ったらいいでしょう? 続いて、おすすめツールをピックアップしてもらいました。

ケルヒャーのおすすめモデルをピックアップ

大掃除に大活躍するのが、蒸気で除菌も行いながら掃除できるスチームクリーナーや、水分を吸い取りながら掃除できるバキュームを搭載したクリーナー。この分野の代名詞的ブランド、ケルヒャーのラインナップから、おすすめモデルをピックアップしてもらいました。

 

・窓掃除を効率的に行う窓用バキュームクリーナー
水滴を電動で吸引するため、水ダレや拭き跡を残さずに掃除が可能。窓掃除のほか、結露の除去や、入浴後の浴室の壁や鏡についた水滴を吸引してカビの発生を防ぐなど、さまざまなシーンで活用できます。

「家庭用窓用クリーナー WV 1 プラス」7538円

「家庭用窓用クリーナー WV 1 プレミアム 」9698円

 

・電源・水源のない場所でも簡単掃除
給水タンク付きでバッテリー式のマルチクリーナーは、場所を選ばず活躍。バッテリー式のため高圧洗浄機に比べると水の勢いは低圧なものの、独自のノズル性能で効率よく汚れを落とせます。

「マルチクリーナー OC3」2万1578円

 

・高圧で家中どこでもしっかり掃除できる
パワフルな水の力で、ちょっとした汚れから頑固なこびりつきも一掃できる高圧洗浄機。玄関から窓、ベランダ、クルマとさまざまな場所を一気に仕上げられます。

「高圧洗浄機 K3 サイレント ベランダ」3万5618円

 

・高温スチームで同時に除菌も!
高性能のボイラーを搭載するスチームクリーナー。約100℃と高温のスチームで掃除すると同時に除菌まで行え、水切れも抜群です。

「スチームクリーナー SC 2」2万1578円

 

・乾いたゴミも濡れたゴミも一網打尽
乾湿両用のバキュームクリーナーは、乾いたゴミだけでなく水分も吸引が可能。玄関先などざっと水で洗い流したあと吸い上げれば、ほかの部分を汚水で汚さずにすみます。

「多目的バキュームクリーナー WD 5」3万2378円

 

【プロフィール】

家電・掃除ガイド/藤原千秋さん

大手住宅メーカー営業職を経て、主に住まい・暮らし周りの記事を専門に執筆し、現在18年目。その傍ら、関連の企画広告商品開発アドバイザーなども手がけている。プライベートでは三児の母。“家の事・子どもの事・仕事の三つ巴を愉しむ三児の母ずぼら掃除”を提唱している。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など著書多数。

 

何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

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【2018年版】ダイソンのコードレス掃除機、値段が違うと何が違う? 比べなきゃわからない主要4モデルの意外な「差」

NEW!! 新製品登場につき2018年5月16日更新

ダイソンのコードレススティック掃除機に興味はあるけれど、複数のモデルがあってその違いがよくわからない……という人も多いはず。そして、各モデルには価格の差がありますが、その差はいったいどこから来ているのでしょうか? というわけで今回は最新モデルDyson Cyclone V10 Fluffyをはじめ、Dyson V8 Fluffy、Dyson V7 Fluffy、Dyson V7 Motorheadの主要4種類を比較し、その違いを明らかにしてみました。違いさえわかれば、出費を抑えて自分のニーズに合ったモデルを納得して買うことができるはず。ぜひ掃除機選びの参考にしてみてください!

 

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【今回比較する4モデルはコチラ】

その1

新モーター搭載&最長約60分の運転時間を実現した最新モデル

Dyson Cyclone V10 Fluffy

↑画像クリックで最新の楽天市場の価格情報サイトにジャンプします(以下同)

2018年3月発売の新モデル。ダイソン史上、最小・最軽量でもっともパワフルな「ダイソン デジタルモーター V10」を採用しています。14個のサイクロンを本体の周りに同心円状に配置することで、空気がより効率的にサイクロンを通過するようになりました。バッテリーは6セルから7セルに増え、最長約60分の運転時間を実現しています。

 

その2

最長40分運転できる2016年発売のハイスペックモデル

Dyson V8 Fluffy

↑画像クリックで最新の楽天市場の価格情報サイトにジャンプします

2016年発売のハイスペックモデル。「ダイソン デジタルモーター V8」を搭載し、従来モデルの「V6」シリーズと比べて15%向上したパワフルな吸引力が特徴です。また、運転時間も最長30分の「V7」シリーズと比べて10分間長く、最長約40分の運転が可能です。「V10」発売に伴い、パイプのカラーをオレンジからパープルに変更。

 

その3

2017年に発売された「いいとこ取り」の中位モデル

Dyson V7 Fluffy

↑画像クリックで最新の楽天市場の価格情報サイトにジャンプします

2017年発売のスタンダードモデル。エントリーモデルの「V6」シリーズとハイエンドモデル「V8」シリーズのいいとこどりを実現し、「V8」シリーズに劣らない機能性を備えつつも価格を手ごろに抑えています。「ソフトローラークリーナーヘッド」を搭載し、床面を傷つけずホコリとゴミを効率的に取り除きます。

 

その4

カーペットのゴミをパワフルに掻き取るダイレクトドライブクリーナーヘッド搭載機

Dyson V7 Motorhead

↑画像クリックで最新の楽天市場の価格情報サイトにジャンプします

「ダイソン デジタルモーター V6」をベースにエネルギー効率を改良した「ダイソン デジタルモーター V7」を搭載したモデル。「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」を採用し、硬いナイロンブラシがカーペットに入り込んだホコリやゴミを掻き取ります。付属オプションは「コンビネーションノズル」と「隙間ノズル」のみのシンプルな構成で、そのぶん値段が抑えられています。

↑今回比較する4モデルの発売年月と実売価格(※実売価格は編集部調べ)。最上位モデルのDyson Cyclone V10 Fluffyに比べると、Dyson V8 Fluffyは1万800円、Dyson V7 Fluffyは1万6200円、Dyson V7 Motorheadは2万5920円安くなっています

 

【モーター・サイクロンの違い】

「V10」は従来モデルよりモーターの回転数がアップし、よりパワフルに

2016年登場の「ダイソン デジタルモーターV8」は前モデルの「ダイソン デジタルモーター V6」を改良したもの。出力は350Wから425Wへアップし、最大吸引力も100AWから115AWへと約15%向上しています。また、2017年には「ダイソン デジタルモーター V6」をベースにエネルギー効率をアップさせた「ダイソン デジタルモーター V7」も登場しました。

 

これらはすべて毎分11万回転ですが、「V10」シリーズに搭載された「ダイソン デジタルモーター V10」は、「ダイソン デジタルモーター V8」よりも軽量・小型ながら毎分最大12万5000回転と回転数がアップ。1600℃の高温で硬化させたセラミック素材を採用することで、スチールの3倍の硬度をもちながら密度を半分に。さらに、インペラー(羽根車)をモーターの前部から後部へ移したことで、引き込まれた冷風がモーターの温度を下げて高回転を実現。回転数が上がったことで、「V8」シリーズよりもパワフルな吸引力を実現しています。

↑ダイソン デジタルモーター V10

 

また、「V10」シリーズでは14個のサイクロンが本体の周りに同心円状に配置され、発生する7万9000G以上の遠心力によって、さらに効率的にゴミやホコリを空気から分離できるようになりました。

 

【構造とゴミ捨ての違い】

「V10」は直線的な配置でゴミ捨てもしやすくなった

「V8」シリーズまではクリアビンがパイプに対して垂直に配置されていたことで、空気の流れが直線的ではありませんでした。最新の「V10」シリーズはサイクロンとクリアビンを従来から90°回転させ、ヘッド、パイプ、モーター、排気までが一直線となる構造を実現。これによって空気がスムーズに流れ、吸引力が向上しています。

↑左が従来モデルのDyson V8 Fluffyで右が最新モデルのDyson Cyclone V10 Fluffy。クリアビンの向きの違いに注目

 

↑上が「V8」で下が「V10」。「V8」は空気の流路に曲線がありますが、「V10」の流路は直線的で効率的です

 

また、構造の改良にともなって、ゴミ捨ての方法も変わりました。「V8」までのシリーズは、掃除機を手首で支えながら横に持ち、レバーを引き上げてクリアビンにたまったゴミを下に落とす方式でした。一方、「V10」シリーズはクリアビンが90°回転して配置されているため、ゴミをワンタッチで捨てやすくなり、ゴミ箱の奥にクリアビンを差し入れやすくなっています。

↑「V8」までのゴミ捨て。レバーを上に引き上げると、クリアビンの底が開き、シュラウド(中央の網状の部分)のゴミをスクレイパー(赤い部分のへら)がこそげ落としてくれます

 

↑「V10」のゴミ捨て。ハンドルを向ける方向とレバーを下げる方向が同じなので、力を入れやすいです。スクレイパーがシュラウドのゴミをこそげ落とすのは「V8」と同じ

 

【ヘッドの違い】

「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」はカーペットで力を発揮

ダイソンのコードレススティック掃除機は基本的に、モーターの違いとヘッドの違いがモデル名称となっています。名称に「Fluffy」とつくモデルは、柔らかいナイロンフェルト素材で覆われたローラーを採用した「ソフトローラークリーナーヘッド」を採用。ローラーが床面との密閉性を保ちながら、大きなゴミも小さなゴミも巻き込んで捕らえます。また、髪の毛やペットの毛がローラーに絡みにくいのもメリット。どちらかといえば、カーペットよりフローリングの掃除を得意としています。

↑こちらがソフトローラークリーナーヘッド。ナイロンフェルトで覆われた赤と青の部分は、大きなゴミを捕らえるのに役立ちます。赤と青の地の継ぎ目にある黒い帯状の部分は、カーボンファイバーブラシ。こちらは微細なゴミを除去する役割があります

 

一方、「V7 Motorhead」に搭載されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」は、ソフトローラークリーナーヘッド開発以前から採用されている従来型のヘッド。カーボンファイバーとナイロン素材の2種類のブラシが回転し、ゴミをかき出します。髪の毛などはブラシに絡みやすいですが、カーペットの掃除には強力なパワーを発揮します(フローリングにも対応)。

↑こちらがダイレクトドライブクリーナーヘッド 。クリーナーヘッド内部にパワフルなモーターを搭載。 硬いナイロンブラシが、カーペットに入り込んだホコリやペットの毛までもかき取るとともに、静電気の発生を抑えるソフトなカーボンファイバーブラシが微細なホコリやペットの毛までもかき取ります

 

【LED表示の違い】

「V8」と「V10」はバッテリー残量を3段階で表示

「V8」シリーズにはハンドル底部にLED表示が装備され、バッテリー残量が3段階で表示されます。さらに「V10」シリーズにはバッテリー残量以外に、「詰まり表示」やフィルターユニットの洗浄を促すランプ表示なども新たに追加されました。

↑左が3段階でバッテリー残量を表示する「V8」のLED表示で、右が「V10」の表示。「V10」は、バッテリー残量(写真右)、パイプ詰まり(写真中央)、フィルター関連の表示を行います(写真左・消灯中)

 

また、「V10」シリーズのハンドル底部にはゴムグリップが新たに採用され、壁に立てかけておく際に便利になりました。

↑「V10」に採用されたハンドル底部のゴムグリップ。これがあるおかげで、壁に立てかけたときの安定感が違う!

 

【運転時間・充電時間の違い】

「V10」は「V7」と同じ充電時間で、2倍の運転時間を誇る

運転時間は「V7」シリーズが最長30分(モーター駆動のヘッド使用時は約20分間)、「V8」シリーズが最長40分(モーター駆動のヘッド使用時は最長30分)だったのに対し、「V10」シリーズでは最長60分(ソフトローラークリーナーヘッド使用時は最長40分)と長時間の運転が可能になりました。

 

充電時間は「V7」シリーズが約3.5時間、「V8」シリーズが約5時間、「V10」シリーズが約3.5時間となっていて、「V10」シリーズの充電効率の良さが目立ちます。

 

また、運転モードは「V7」「V8」シリーズは「強/通常」の2モードでしたが、「V10」シリーズでは「強/パワー2/パワー1」の3モードに増え、フローリングやふとんなど、掃除する場所に応じて調整できるようになっています。なお、運転音は「V8」の場合、従来モデル「V6」の半分に抑制されており、ダイソンの課題とされていた運転音の問題も克服しています。

↑「V10」は3段階でパワーの切り替えが可能です

 

【付属品の違い】

「Dyson V7 Motorhead」は付属品を省略して価格を抑えた

「Dyson V7 Motorhead」の付属品は「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」「収納用ブラケット」のみ。ほかのモデルには付属している「ミニ モーターヘッド」と「ミニ ソフトブラシ」が省かれている分、価格が抑えられています。

↑左からミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニソフトブラシ

 

↑「V8」に「ミニ モータヘッド」を装着したところ。ふとんやイス、ソファなどの掃除に便利です

 

収納用ブラケットは、壁などにネジ止めし、そこに掃除機本体をセットすることで収納と充電を同時にできるもの。各機種に標準で付属しています。

↑「V10」の↑収納用ブラケット。透明の台座と本体が上部だけで接合され、可動するようになりました

 

【サイズ・質量の違い】

「V10」がもっとも大きく、「V8」がもっとも重い

ダイソンのコードレスは、バッテリーなどのパーツが手元に集中しているため、重く感じることはありますが、操作するうえでは問題ありません。一番小さく軽量なのは重さ2.40kg、長さ1198mmの「V7 Motorhead」です。一方、今回の4つのモデルのなかで、もっとも重いのは「V8 Fluffy」で2.61kg。「V10 Fluffy」は性能は上がっていますが質量は2.58kgと、「V8 Fluffy」よりもわずかに軽量化が図られています。

 

【結論】

性能ではV10が抜けているが、軽量なV7も狙い目

「Dyson Cyclone V10 Fluffy」は最大使用時間が約60分と長く、最新モーター搭載で吸引力も向上。ゴミ捨ての機構も改良され、性能、使いやすさとも頭ひとつ抜けている印象です。V8との差は1万800円なので、V8を選ぶなら、少し頑張ってV10を選ぶのがオススメ。ただし、V10、V8とも、本体質量がV7に比べて重くなっているので、その重さが許容できるか否か、店頭で試してみるのが得策です。

 

なお、V8の運転時間は最長約40分ですが、トリガースイッチ(※)を切っている時間もあるので、40分という表示以上の時間を運転できる印象。1軒家を隅々まで掃除するならV8以上がオススメですが、夫婦世帯や一人暮らしならV7シリーズでも十分です。フローリング中心の家に住み、本体の重さと価格を抑えたい人にはDyson V7 Fluffy、カーペット中心の部屋に住み、軽いモデルを気軽に使いたい人はDyson V7 Motorheadがぴったり。どのモデルも基本性能は十分なので、自分がどこまで望むのか、じっくり検討して最適なパートナーを決めてください。

※トリガースイッチ……ダイソンのコードレスに採用されているスイッチ。指で引いている間だけONになります

楽天市場でのダイソンの最新価格情報は以下をチェック!

Dyson Cyclone V10 Fluffy

Dyson V8 Fluffy

Dyson V7 Fluffy

Dyson V7 Motorhead

 

【こちらもチェック!】

「V10」シリーズ4種類の違いは「付属ヘッド」と「付属品」の違い

「V10」シリーズには4種のモデルが用意されていますが、違いがわからないという人も多いはず。実は、モーターや運転時間などの性能はどれも同じですが、付属ヘッドと付属品に違いがあります。「V10 Fluffy」はもっとも付属品が少なく、「ミニ モーターヘッド」「コンビネーションノズル」「隙間ノズル」「ミニ ソフトブラシ」「収納用ブラケット」の5点。

 

「V10 Animal+」と「V10 Fluffy+」は付属品の内容は同じですが、ヘッドが「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」か「ソフトローラークリーナーヘッド」かで区別されています。また、両者にはフトンツールと延長ホース、高所を掃除するためのアップトップアダプターが付属していますが、「ミニ ソフトブラシ」が付属していません。

 

「V10 Absolutepro」はいわば「全部入り」。2種類のヘッドと8種類の付属品のすべてが揃っています。「V10」の性能を味わい尽くすなら、Absoluteproを選びましょう。

↑左からV10 Fluffy、V10 Animal+、V10 Fluffy+、V10 Absolutepro。V10 Absoluteproのみ、2種類のヘッドが付属しています

 

楽天市場でのダイソンの最新価格情報は以下をチェック!

Dyson Cyclone V10 Fluffy

Dyson Cyclone V10 Animal+

Dyson Cyclone V10 Fluffy+

Dyson Cyclone V10 Absolutepro

 

協力:楽天市場

 

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2017年7月11日更新記事

ダイソンのコードレススティック掃除機に興味はあるけれど、複数のモデルがあってその違いがよくわからない……という人も多いはず。そして、各モデルには価格の差がありますが、その差はいったいどこから来ているのでしょうか? というわけで今回はDyson V8 Fluffy、Dyson V7 Fluffy、Dyson V6 Siimの主要3種類を比較し、その違いを明らかにしてみました。違いさえわかれば、出費を抑えて自分のニーズに合ったモデルを納得して買うことができるはず。ぜひ掃除機選びの参考にしてみてください!

 

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【今回比較する3モデルはコチラ】

その1

パワフルな吸引力と長時間稼動が魅力のハイエンドモデル

Dyson V8 Fluffy(ダイソン ブイエイト フラフィ)

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画像クリックで楽天の販売サイトにジャンプします

2016年に発売された現行の最新シリーズの基本モデル。小型ながら高性能の「ダイソンデジタルモーターV8」を搭載しています。前シリーズ「V6」と比べて15%向上したパワフルな吸引力が、最長40分間持続するようになりました。運転音も大幅に改善(50%低減)しています。

 

その2

「いいとこ取り」を実現した新発売の中位モデル

Dyson V7 Fluffy(ダイソン ブイセブン フラフィ)

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画像クリックで楽天の販売サイトにジャンプします

2017年発売の新モデル。エントリーモデルの「V6」とハイエンドモデル「V8」のいいとこどりを実現し、V8に劣らない機能性を備えつつも価格を手頃に抑えています。ソフトローラークリーナーヘッドを搭載し、床面を傷つけずホコリとゴミを効率的に取り除きます。

 

その3

シンプルな構成のモーターヘッド搭載タイプ

Dyson V6 Slim(ダイソン ブイシックス スリム)

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画像クリックで楽天の販売サイトにジャンプします

2017年発売のV6シリーズの新モデルで、モーターヘッド搭載タイプ。静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除き、硬いナイロンブラシがカーペットから効率よくゴミをかき出します。従来シリーズに付属していた布団用のミニモーターヘッドを省略し、構成がシンプルになっています。

↑今回比較する3モデルの発売年月と実売価格。最新のDyson V8 FluffyはDyson V6 Motorheadと比べて2万円超の価格差があります
↑今回比較する3モデルの発売年月と実売価格。V7 FluffyとV6 Slimは2017年発売の最新機種です。価格では、V6 SlimとV7 Fluffyは9050円、V7 FluffyとV8 Fluffyは1万1470円の差があります

 

【ヘッドの違い】

上位2機種は床掃除に威力を発揮するソフトローラーを採用

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ダイソンのコードレススティック掃除機は、基本的にヘッドの違いがモデルの特徴になっています。「ソフトローラークリーナーヘッド」は、柔らかいナイロンフェルト素材で覆われたローラーで、V7 FluffyとV8 Fluffyが採用。一般的なヘッドが弾きがちな大きなゴミも床面との密閉性を保ちながら巻き込むため、一度で大きなゴミも小さなゴミも取ることができます。また、髪の毛やペットの毛が絡みにくいのもポイント。どちらかといえば、カーペットよりフローリングの掃除を得意としています。

↑こちらがソフトローラークリーナーヘッド。ナイロンフェルトで覆われた部分は、大きなゴミを捕らえるのに役立ちます。赤と青の地の継ぎ目にある黒い帯状の部分は、カーボンファイバーブラシ。こちらは微細なゴミを除去する役割があります

 

一方、V6 Slimに搭載されている「モーターヘッド」はソフトローラークリーナーヘッド開発以前から採用されている従来型のヘッド。カーボンファイバーとナイロン素材の2種類のブラシが回転し、ゴミをかき出します。髪の毛などはブラシに絡みやすいですが、カーペットの掃除には強力なパワーを発揮します。

↑カーボンファイバーブラシとナイロン素材のブラシを搭載しています。静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除き、硬いナイロンブラシがカーペットやラグから効率よくゴミを掻き出します。
↑こちらがモーターヘッド。カーボンファイバーブラシとナイロン素材のブラシを搭載しています。静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除き、硬いナイロンブラシがカーペットやラグから効率よくゴミを掻き出します

 

【モーターの違い】

V8は出力が従来比で15%アップした最新モーターを搭載

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「ダイソンデジタルモーターV6」は、毎分11万回の回転を実現。4極磁石を搭載することで、前モデルの「V2」よりも1.5倍のパワーを生み出すことに成功しました。その「ダイソンデジタルモーターV6」をさらに進化させたのが、2016年登場の「ダイソンデジタルモーターV8」。出力は350Wから425Wへアップし、最大吸引力も100AWから115AWへと約15%も向上しています。

 

また、2017年5月にはV6を改良し、エネルギー効率をアップさせた「ダイソンデジタルモーターV7」搭載機も登場しました。

↑
↑ダイソンデジタルモーターV8

 

【運転音の違い】

V8、V7はV6と比べて運転音を大幅に低減

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V8 Fluffy、V7 FluffyはV6 Slimと比べて運転音の大幅な低減に成功。モーターまわりの空気の経路を調整して乱流を減らし、振動を吸収する素材を採用するなどして、性能を落とすことなく、運転音を従来比で50%削減しました。運転音が気になるという人は、V8 Fluffy、V7 Fluffyを選ぶのがオススメです。

 

【ダストボックスの違い】

V8、V7はゴミをこそげ取るスクレイパーを搭載

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V8 Fluffyでは、ゴミ捨ての機構が刷新され、さらに使いやすくなりました。ゴム製のスクレイパーが搭載され、ゴミを溜めるクリアビンを空にするときに、同時にシュラウド(サイクロン機構下部の網目部分)に付着したゴミをこそぎ落としてくれます。これによって、シュラウドに詰まったゴミやホコリを手で落とす手間が不要になりました。新製品のV7 FluffyもV8 Fluffyのシステムを踏襲しています。

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↑V7 Fluffyのダストボックス部。V8 Fluffyと同様、上部のレバーを引くと、シュラウドがせり上がり、ゴミが自然に下に落ちます。その際、赤いスクレイパーがシュラウド周辺にまとわりついたゴミをこそぎ落とします

 

↑V6シリーズのダストボックス部。赤いレバーを引くと、クリアビンの底が開くだけ
↑V6シリーズのダストボックス部。赤いレバーを引くと、クリアビンの底が開くだけ

 

【使用時間・充電時間の違い】

上位に行くにしたがって10分ずつ運転時間が増える

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V8 Fluffyには、V6 Slimよりエネルギー密度が高いリチウムイオンバッテリーが採用されています。これによりパワフルな吸引力を維持したまま、V6に比べて2倍の運転時間(最長40分間)を実現しています。これは日本の家庭で行われている1回の掃除に充分な運転時間になっています。中間モデルにあたるV7 Fluffyは運転時間もやはり中間で、V8 Fluffyより10分短く、V6 Slimより10分長い約30分間となっています。

 

ただし、V8は運転時間に比例して充電時間はやや長め。V6、V7が充電時間約3時間半なのに対し、V8は約5時間となっています。

 

【付属品の違い】

V7以上は布団用のツールが付き、V8は高所用のツールが付属

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V8 Fluffyのみ、手が届きにくい高所の掃除に便利なアップトップアダプターを用意。また、V8 Fluffy、V7 Fluffyにはマットレスなどに使えるミニ モーターヘッドが付属していますが、V6 Slimではこれを省略しています。

↑ミニモーターヘッドはソファやマットレス、クルマの中などの掃除に最適
↑V8 Fluffy、V7 Fluffyに付属するミニモーターヘッドはソファやマットレス、クルマの中などの掃除に最適

 

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↑3種類すべてに付属する収納用ブラケット(写真)。壁や棚などに固定することで、充電しながらスッキリと収納できます

 

【サイズ・質量の違い】

軽さ重視ならV6を選ぶのもオススメ

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意外に見落とされがちな重要ポイントが重さ(質量)。 V6 Slimと比べると、V8 Fluffyは約500gも重くなっています。手元に重心が来る設計なので、それほど掃除中に重さを感じることはありませんが、やはり移動などを考えると、本体が軽いに越したことはありません。特に非力な女性や高齢者は、V6 Slimを検討するのも良さそうです。また、上のクラスになるほど、サイズが大きくなっているのも特徴。V7 Fluffyは性能や価格と同様、質量も3者のほぼ中間です。

 

【結論】

スペック重視ならV8だがV6にも十分な魅力あり

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V8 Fluffyは最大使用時間が約40分と長いうえ、最新モーター搭載で吸引力も向上し、スペックでは頭ひとつ抜けている印象。ソフトローラークリーナーヘッドの搭載により、フローリングの掃除を得意としています。ただし、スペックが向上したぶん本体質量も重くなっているので、その重さが許容できるかどうか、店頭で試してみるのが得策。以上を踏まえると、V8はフローリングの部屋が多い広い家を、一気に掃除したい人にオススメです。

 

V8 Fluffyほどの性能は必要ないものの、それなりの使用時間を確保しつつ、運転音を抑えたいという人にはV7 Fluffyがオススメ。V8 Fluffyに比べて運転時間が10分短いのを除けば、V8 Fluffyの機能をほぼ網羅しているのが特徴です。一方、ダイソンの吸引力は魅力ながら、本体の重さと価格を抑えたいという人、カーペットの掃除がメインという人にはV6 Slimがぴったりです。とはいえ、V6 Slimにプラス約9000円で、機能性が一気にハネ上がるV7 Fluffyが手に入るわけですので、長く使うことを考えたら多少ムリをするのもアリ。上記の結果を参考に、集じん力に優れたダイソン機、ぜひ導入を検討してみてください。

 

【ダイソンのコードレス掃除機の使用レポート記事はコチラ】

NEW! 2018年4月20日更新 ダイソン最新コードレス「V10」どこが進化した? 使い倒したライターが「圧倒的に快適」と語る意外なメリット

NEW! 2018年3月30日更新 「思い出すと、温かい気持ちに…」ダイソン創業者、日本への愛と最新モデル「Dyson Cyclone V10」を語る

ここまで吸うか…? 最上位コードレス「ダイソンV8」で編集部をお掃除したら、怖いくらいの「取れ高」が!

「文句なしのコスパ」「こっちで十分」と家電ライター大絶賛! ダイソン最新コードレス「Dyson V7 Fluffy」使用レポート

 

【そのほかの注目モデル】

ヘッドにモーターを搭載しペットの毛をパワフルにかき取る

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画像クリックで楽天の販売サイトにジャンプします

Dyson V7 Animalpro(ダイソン ブイセブン アニマルプロ)

実売価格6万1750円

「ダイソンデジタルモーターV7」を搭載したダイレクトドライブクリーナーヘッド搭載モデル。ナイロンブラシとカーボンファイバーブラシの2種構成はモーターヘッドと同様ですが、クリーナーヘッド内部にパワフルなモーターを搭載し、ペットの毛もしっかりかき取ります。

 

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以下、2017年4月4日公開記事 ※生産終了のモデルあり。在庫限りの製品、中古製品を検討する際にご参照ください

ダイソンのコードレススティック掃除機に興味はあるけれど、複数のモデルがあってその違いがよくわからない……という人も多いはず。そして、各モデルには値段の差がありますが、その差はいったいどこから来ているのでしょうか? というわけで今回はDyson V8 Fluffy、Dyson V6 Fluffy、Dyson V6 Motorheadの人気の3種類を比較し、その違いを明らかにしてみました。違いさえわかれば、値段を抑えて自分のニーズに合ったモデルを納得して買うことができるはず。ぜひ新生活の掃除機選びの参考にしてみてください!

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【今回比較する3モデルはコチラ】

その1

パワフルな吸引力と長時間稼動が魅力の最新モデル

Dyson V8 Fluffy(ダイソン ブイエイト フラフィ)

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2016年に発売された現行の最新シリーズの基本モデル。小型ながら高性能の「ダイソンデジタルモーターV8」を搭載しています。前シリーズ「V6」と比べて15%向上したパワフルな吸引力が、最長40分間持続するようになりました。運転音も大幅に改善(50%低減)しています。

 

その2

2015年発売のソフトローラークリーナーヘッド搭載モデル

Dyson V6 Fluffy(ダイソン ブイシックス フラフィ)

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2015年発売の「V6」シリーズ。ポストモーターフィルターなどにより微細な粒子を99.97%以上捕らえます。ソフトローラークリーナーヘッドを搭載しており、ナイロンフェルト素材で覆われた柔らかいローラーが、床面を傷つけずホコリとゴミを効率的に取り除きます。

 

その3

カーペットから効率よくゴミをかき出す2015年発売モデル

Dyson V6 Motorhead(ダイソン ブイシックス モーターヘッド)

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2015年に発売された「V6」シリーズのモーターヘッド搭載モデル。静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除き、硬いナイロンブラシがカーペットから効率よくゴミをかき出します。なお、今回紹介する3モデルは、すべてミニモーターヘッドが付属し、ふとんクリーナーとしても使えます。

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↑今回比較する3モデルの発売年月と実売価格。最新のDyson V8 FluffyはDyson V6 Motorheadと比べて2万円超の価格差があります

 

【ヘッドの違い】

モーターヘッドはカーペットで力を発揮

↑ヘッドの違い

ダイソンのコードレススティック掃除機は、基本的にヘッドの違いがモデルの特徴になっています。「ソフトローラークリーナーヘッド」は、柔らかいナイロンフェルト素材で覆われたローラーが特徴。一般的なヘッドが弾きがちな大きなゴミも床面との密閉性を保ちながら巻き込むため、一度で大きなゴミも小さなゴミも取ることができます。また、髪の毛やペットの毛が絡みにくいのもポイント。どちらかといえば、カーペットよりフローリングの掃除を得意としています。

↑こちらがソフトローラークリーナーヘッド。ナイロンフェルトで覆われた部分は、大きなゴミを捕らえるのに役立ちます。赤と青の地の継ぎ目にある黒い帯状の部分は、カーボンファイバーブラシ。こちらは微細なゴミを除去する役割があります

 

一方、モーターヘッドはソフトローラークリーナーヘッド開発以前から採用されている従来型のヘッド。カーボンファイバーとナイロン素材の2種類のブラシが回転し、ゴミをかき出します。髪の毛などはブラシに絡みやすいですが、カーペットの掃除には強力なパワーを発揮します。

↑カーボンファイバーブラシとナイロン素材のブラシを搭載しています。静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除き、硬いナイロンブラシがカーペットやラグから効率よくゴミを掻き出します。
↑こちらがモーターヘッド。静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除き、硬いナイロンブラシがカーペットやラグから効率よくゴミを掻き出します

 

【モーターの違い】

V8は出力が従来比で15%アップした最新モーターを搭載

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ダイソンデジタルモーターV6は、毎分11万回の回転を実現。4極磁石を搭載することで、前モデルの「V2」よりも1.5倍のパワーを生み出すことに成功しました。そのダイソンデジタルモーターV6をさらに進化させたのが、2016年登場のダイソンデジタルモーターV8。出力は350Wから425Wへアップ、最大吸引力も100AWから115AWへと約15%も向上しています。

↑
↑ダイソンデジタルモーターV8

 

【ダストボックスの違い】

V8はゴミをこそげ取るスクレイパーを搭載

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V8シリーズでは、ゴミ捨ての機構が刷新され、さらに使いやすくなりました。ゴム製のスクレイパーが搭載され、ゴミを溜めるクリアビンを空にするときに、同時にシュラウド(サイクロン機構下部の網目部分)に付着したゴミをこそぎ落としてくれます。これによって、シュラウドに詰まったゴミやホコリを手で落とす手間が不要になりました。

 

シュラウドには、滑らかな表面の化学エッチング加工ステンレススチールが採用され、また、クリアビンの容量もV6シリーズより大きくなっています。

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↑V8シリーズのダストボックス部。上部のレバーを引くと、シュラウドがせり上がり、ゴミが自然に下に落ちます。その際、赤いスクレイパーがシュラウド周辺にまとわりついたゴミをこそぎ落とします

 

↑V6シリーズのダストボックス部。赤いレバーを引くと、クリアビンの底が開くだけ
↑V6シリーズのダストボックス部。赤いレバーを引くと、クリアビンの底が開くだけ

 

【使用時間・充電時間の違い】

V8は使用時間が2倍で充電時間が長い

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V8シリーズには、V6シリーズよりエネルギー密度が高いリチウムイオンバッテリーが採用されています。これによりパワフルな吸引力を維持したまま、V6シリーズに比べて2倍の運転時間(最長40分間)を実現しています。これは日本の家庭で行われている1回の掃除に充分な運転時間になっています。

 

ただ、長時間運転に比例して充電時間はやや長め。V6シリーズが約3時間半なのに対し、V8シリーズは約5時間となっています。

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↑直接プラグを本体に挿し込んで充電できるほか、付属の収納用ブラケット(写真)を利用して充電できます

 

【サイズ・質量の違い】

軽さ重視ならV6を選ぶのもオススメ

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意外に見落とされがちな重要ポイントが重さ(質量)。 V6 Motorheadと比べると、V8 Fluffyは約500gも重くなっています。手元に重心が来る設計なので、それほど掃除中に重さを感じることはありませんが、やはり移動などを考えると、本体が軽いに越したことはありません。特に非力な女性や高齢者は、V6シリーズを検討するのも良さそうです。また、上のクラスになるほど、サイズが大きくなっているのも特徴。

 

【結論】

スペック重視ならV8だがV6シリーズにも十分な魅力あり

Dyson V8 Fluffyは最大使用時間が約40分と長いうえ、最新モーター搭載で吸引力も向上しており、スペックでは頭ひとつ抜けている印象。ソフトローラークリーナーヘッド搭載により、フローリングの掃除を得意分野としています。表にはありませんが、騒音も他モデルに比べて50%低減しているのもポイント。ただし、スペックが向上したぶんだけ本体質量も重くなっているので、その重さが許容できるか否か、店頭で試してみるのが得策です。以上を踏まえると、Dyson V8 Fluffyはフローリングの部屋が多い広い家を、一気に掃除したい人にオススメです。

 

また、フローリング中心の家に住み、V8 Fluffyほどのパワーが不要で、本体の重さと価格を抑えたい人にはDyson V6 Fluffyがオススメ。カーペット中心の部屋に住み、軽いモデルを気軽に使いたい人はDyson V6 Motorheadがぴったりです。どのモデルもそれぞれ十分な魅力を持っているので、新生活の新たなパートナーとして検討してみてください。

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【そのほかの注目モデル】

ヘッドにモーターを搭載しペットの毛をパワフルにかき取る

Dyson V8 Animalpro(ダイソン ブイエイト アニマルプロ)

実売価格6万1820円

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「V8」シリーズのダイレクトドライブクリーナーヘッド搭載モデル。ナイロンブラシとカーボンファイバーブラシの2種構成はモーターヘッドと同様ですが、クリーナーヘッド内部にパワフルなモーターを搭載し、パワーが40%以上向上。ペットの毛もしっかりかき取ります。

 

高い吸引力を保ちつつ付属品を省略して手ごろな価格に

Dyson V6(ダイソン ブイシックス)

実売価格3万7440円

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モーターヘッドを搭載した「V6」シリーズの基本モデル。ふとんに使えるミニモーターヘッドや壁に掛ける収納用ブラケットなどが省かれているため、手ごろな価格となっています。

 

ケルヒャー「窓用バキュームクリーナー」が有能すぎた! 7538円で窓もクルマも風呂場までピッカピカ

筆者は大晦日の大掃除で「窓は拭かない派」です。なぜなら寒いから。オジさんには真冬の水仕事はつらいのですよ。ではいつ窓掃除をしているかというと、ちょうどこの時期、ゴールデンウイークの前後です。というのも、春の強い風に乗って近くの畑や小学校の校庭の土、花粉が飛んできて窓が真っ白。サッシレールは砂だらけになるため、この時期にまとめて家中の窓、レール、網戸を掃除したほうが効率が良いからです。

 

汚れを浮かせて、水滴を吸い取るバキュームクリーナーをお試し

今年もゴールデンウイークにまとめてやろうかと考えていた矢先。ケルヒャーがこの春に発売した家庭用窓用バキュームクリーナー「WV 1 プラス」(実売価格7538円・以下WV1と表記)がモニター用として届いたので、予定を前倒しして窓掃除をしてみることにしました。

↑ケルヒャー家庭用窓用バキュームクリーナー「WV1プラス」のセット。写真右がWV1本体、左がスプレーボトルとワイプパッド

 

WV1は「バキュームクリーナー」の名前通り、水滴を吸引するマシンです。付属するスプレーボトルで洗剤を窓に吹き付け、ワイプパッドでこすって汚れを浮かせ、その水滴をWV1で吸い取ります。WV1本体は従来モデル(WV50)より200g軽い500gの本体重量と、長さも8cmダウンの27.5cmとコンパクトになり、使いやすくなっています。それでは早速使ってみましょう。まず、スプレーボトルに純正窓用洗剤を入れて水を注ぎ、スプレーヘッドを取り付けます。スプレーヘッドにワイプパッドを取り付ければ準備完了。いざ、窓拭き開始です。

↑専用洗剤をスプレーボトルに入れ(セットに1個付属)、水を約250ml足してスプレーヘッド&ワイプパッドを取り付ければ準備完了

 

ワイプパッドで軽くこするだけで汚れが浮き立つ

スプレーボトルの洗剤を窓に吹きかけ、ワイプパッドでこすって汚れを浮かせながら全体に広げます。ワイプパッドはマイクロファイバーなので、軽くこするだけで汚れを浮き立たせてくれるので、強くこする必要はありません。ここで注意すべきは、多めに洗剤を吹きかけること。今回使用した日は最高気温28℃と、春とは思えない暑さで窓もかなり熱くなっていたため、洗剤を吹きかけていくそばからどんどん乾いていく状況でした。そのため、たくさん洗剤を吹きかけてびしょびしょにしなければ、バキュームクリーナーで汚水を吸い込むことができません。もっと効率的に掃除するのならば、曇り空の涼しい日を選ぶと良いと思われます。

↑スプレーヘッドの下から洗浄液が吹き出すので、ワイプパッドを使って窓全体に広げます

 

慣れてくると窓1枚を2~3分で掃除できる

洗剤を窓全体に広げたらWV1の出番です。スイッチを入れたら窓ガラスに沿ってワイパーヘッドを上から下におろしていくだけ。ゴムワイパーを当てる角度によっては水分が取り切れずに縦に筋が入ってしまいますので、注意しましょう。

↑水滴をきれいに吸い取れる角度を探しながら上から下におろしてきます

 

↑ゴムワイパーの下に凹凸のあるワイプガード。角度によっては吸い残しが発生して縦筋ができますが、最適な角度がわかれば大丈夫

 

最初は最適な角度を探すのに苦労しましたが、慣れてくるとスイスイと作業することができ、掃き出し窓1枚を2-3分で拭き取ることができました。WV1は約90分の充電で約20分間連続使用ができるので、筆者の場合、1階部分(掃出し窓6枚、腰高窓4枚)の窓全部を掃除するのに十分でした。ちなみに、洗剤は市販のものを使ってもOKです。

 

ぜひ高圧洗浄機と組み合わせて使いたい!

ただし、窓拭きに関して正直に言うと、汚れを浮かせて吸い取るという手間が少々面倒だなと感じます。たとえば、ドラッグストア等で売っている窓掃除専用スプレー型洗浄剤は、窓に吹き付けて雑巾等で拭うだけで汚れが落ち、拭き跡も付きません。これ対して、WV1はスプレーしたあと、「ワイプヘッドで洗浄液を全体的に広げる」「水分を吸い取る」という二度の作業が必要です。

 

その意味で、個人的には同社の高圧洗浄機と組み合わせて使いたいと思いました。高圧洗浄機で網戸ごと窓の汚れを強力に洗い流し、残った水滴をWV1でサッと吸い取ると、窓掃除が一気にはかどりそうです。毎年、窓掃除の面倒さを解決するために高圧洗浄機が欲しいと考えていましたが、それこそ大量に吹きかけた水分の拭き上げがより面倒そうだと思い、購入に二の足を踏んでいました。WV1があれば、その悩みも完全に解決しそうです。

↑1年間掃除していない窓は、汚れで真っ白

 

↑左がWV1で掃除した窓、右が掃除していない窓。右は真っ白に曇っているけど、左は透き通っているのがわかるでしょうか

拭きムラに苦労していたクルマの窓がピカピカに!

クルマの窓にも使ってみました。クルマの窓も水洗い後の拭き取りに苦労するものですが、本機を使ってみると、本当にピカピカに。吸い残しもなくてキレイな仕上がりです。クルマの窓は人間の目との距離が近いので、家の窓よりも汚れや拭き残しが気になります。洗車のたびに拭きムラを取り除くのに苦労していたのですが、WV1なら一度のワイプできれいに水分が取れるのでとても便利でした。

↑車の窓にも使ってみました。春の砂塵と花粉で真っ白だった窓がピカピカに

 

↑掃出し窓1枚と車のリアウインドウ1枚を掃除した汚水。真っ黒な汚水がこれだけ取れます

 

ここでひとつ感じたのが、クルマのボディにも使えたらよかったな、と。WV1のワイパーヘッドはゴムでできているため、ボディに使うと傷がつく可能性があるとのこと。しかし、洗車で最も面倒なのはボディ拭き上げです。雫が少しでも残ると乾いたときに跡が残って格好悪いのですが、WV1ならきれいに水分が取れるはず。車のボディに使えるようなアタッチメントがあると最高だと感じました。

↑真っ黒に汚れたワイプパッドは水洗いだけでもある程度汚れが落ちます

 

風呂場の水滴の除去にはかなり便利!

お風呂場でも使ってみました。お風呂に入った後に、壁の水滴を取らないとカビとニオイのもとになります。特に冬は換気扇だけではなかなか水分が取れず、お風呂上がりに雑巾で拭き取っていました。しかし、いちいち雑巾を絞るのは面倒だし、濡れた雑巾もちゃんと乾かさないとカビが生えるしで、なかなか大変でした。その点、WV1は壁をなでるだけで水滴が取れ、集めた水分はタンクにたまるので処理もカンタン。脱衣所に常備しておき、最後にお風呂に入った人がサッと壁をひとなですれば、冬場の湿気取りも気軽にできそうです。

↑お風呂場の壁は滑りやすいのでWV1もスイスイ動かすことができ、快適に水分が取れます

 

↑お風呂場の鏡は石鹸カスを含んだ水分が残っていると白く曇るので、WV1で簡単に水滴を取れるのはかなり便利

 

風呂場での快適な使用感から想像すると、冬の時期には部屋の窓の結露取りにも便利なはず。最近では、住宅の高気密高断熱化とインフルエンザ予防のための加湿器の多用があいまって、窓の結露に悩む家庭は多くなっています。結露はカビ発生の原因になりますが、WV1なら寝る前の5分間にリビングの窓の結露をサッと除去できるでしょう。

 

結論として、窓掃除にはやや手間はかかりますが、その仕上がりには大満足。クルマの窓を掃除するにも最適ですし、特に、高圧洗浄機と組み合わせて使うと、大幅な時短につながるでしょう。お風呂場の水滴の除去はとにかく快適で、冬場の結露対策にも本機は間違いなく活躍するはず。7538円とリーズナブルなので、一家に一台、用意してみてはいかがでしょうか。

もう、掃除に「覚悟」はいりません! 「ガイアの夜明け」で大反響の超軽量コードレス、ついにお目見え

ツインバード工業が4月11日に発表した「業績予想の修正に関するお知らせ」に、「第4四半期に予定していた重点商品の発売が次期にずれ込んだこと等により、売上高は当初計画を下回る見込み」という一文が記載されています。この「重点商品」というのが、今回発表されたコードレススティック型クリーナー 「TC-E261S」です。昨年8月にTV番組の「カンブリア宮殿」で開発過程が紹介されて、翌日から大反響。期待に応えるためにこだわり抜いた結果、当初年末以前だった発売予定が5月7日までずれこんだといいます。さて、発売日をずらしてまでこだわった新製品、業界最軽量の1.5kgということですが、いったいどのような仕上がりになったのでしょうか。

↑新製品のコードレススティック型クリーナー TC-E261S。市場想定価格は3万円台前半(税込み)です

 

コールセンターに寄せられた5つの課題をフィードバック

ツインバード工業のコールセンターは、本社の商品開発部のすぐ近くにあります。そのため、コールセンターに入ったユーザーからの声を製品開発にフィードバックしやすい環境となっています。そのコールセンターに集まった掃除の問題点が次の5つ。それは「メンテナンス」「重さ」「ユーザビリティ」「パワー」「デザイン」です。

 

発表会では、同社の開発生産本部プロダクトディレクション部マネージャーの古川泰之さんが登場。新製品では、先述の5つの問題点をどのように解決してきたのか、次のような内容で説明しました。

 

①紙パック式にすることで「メンテナンス」をより手軽に

サイクロン式の掃除機や、ダストカップ式の掃除機は、ゴミを捨てる際にホコリが舞い上がります。また、フィルター部分に微細なゴミが目詰まりし、お手入れが必要となる場合も少なくありません。フィルターを掃除したら手も汚れます。その問題を解決するために採用したのが、スティッククリーナーでは珍しい「紙パック式」です。ゴミ捨ては、紙パックを捨てるだけなので簡単です。しかも、本体と一緒に最初から12枚の紙パック(同社の基準で1年分)が同梱されているので、買ったその日から気軽に使えます。紙パックは家電量販店での販売も予定しており、価格は12枚入りで1200円(税抜)。

↑本体の中に紙パックが入っています。ワンプッシュで開きます。集じん容量は0.25Lです。交換時期になるとLEDが点滅します

 

②モーターの軽量化などで「重さ」の課題をクリア

汚れに気が付いたら、すぐに掃除をするには、持ち運びやすさや軽さが大切です。新製品の本体重量は約1.5kgと業界最軽量。紙パック式を採用したことで、ダストボックスを省くことが可能になり、さらにモーターの軽量化にこだわりました。発売が遅れたのは、納得のいく軽さとパワーのバランスを調整するのに時間がかかったからだそうです。実際持ってみると、片手でも楽に持てて、階段の昇降時なども手軽に使えそうです。

 

③ヘッドにボールキャスターを搭載し「ユーザビリティ」を向上

部屋の中には、家具や段差が結構あります。狭い場所や家具と家具の間をスイスイと掃除できたらとてもラクですよね。新製品ではヘッドにボールキャスターが搭載され、前後、左右、ともに180°傾けることが可能。狭い場所の掃除もスムーズで、部屋の隅や家具の下の掃除もしやすいので、モップのような感覚で気軽に掃除できます。

↑ヘッドの赤い円で囲んだ部分がボールキャスター。くねくねとした動きもスムーズ

 

↑ヘッドをタテにした状態のままスライドできるので、隙間掃除に便利!

 

④パワーブラシ搭載と70Wの吸い込み仕事率で「パワー」を実現

カーペットを掃除できるようにパワーブラシを搭載。また、先述の通り、軽さとパワーのバランスの調整に苦労しながらも、吸い込み仕事率は70W(強モード)と、コードレスでは十分なレベルを実現しました。バッテリー持続時間は強モードで約7分、標準モードなら約30分です。充電時間は3時間。

↑手元のLEDの色でモードが分かります(標準は緑、強モードは紫)

 

⑤ムダをそぎ落として暮らしになじむ「デザイン」を追求

掃除機は使っている時間よりも、使っていない時間の方が長い家電です。同社では「美しいデザインを採用し、気が付いた時にいつでも使えて美しく暮らせる」ように、ムダをそぎ落としたミニマルなデザインを採用したそうです。

↑ムダを省いたフォルムが印象的

 

↑ハンドルの後ろにシリコンのパーツがついているので、壁に立て掛けられます

 

↑充電用のプラグはマグネットプラグを採用。パチンと簡単に接続できます

 

何の抵抗もなく掃除できるライフスタイルを提供したい

なお、ツインバード工業が掲げる新製品のコンセプトは、「“掃除する日”が消えた。」。「掃除する日の予定をたてたり、掃除することを意識しなくても、キレイな部屋が当たり前になるライフスタイルをこの掃除機とともに提供していきたい」と、同社の古川マネージャーは語ります。なるほど、佇まいが美しく、どこにでも置いておけて、軽くて手軽に使える掃除機があれば、食事の前にサッとテーブルを拭くのと同じ感覚で掃除ができるかもしれません。覚悟を決めずとも、気軽にチョコチョコ掃除できるようになるのがうれしいですね。

↑壁に穴を開けないといけませんが、収納フックも同梱しています

 

↑パイプを外せばハンディとして使用できます

 

家電ライターが本音で教える! 最新コードレス掃除機4アイテム「良いトコロと惜しいトコロ」

この春はスティック掃除機から窓掃除ロボットまで、多彩な“コードレス”クリーナーが登場しました。注目の新機種4台を家電ライターが自宅で試して、その実力を正直にレビューします。また、その4台以外にも気になる新機種5台をピックアップ。計9台の魅力をボリューム満点で紹介いたします。

 

【私が評価しました!】

家電ライター

平島憲一郎さん

掃除機をはじめ調理家電、美容系など生活家電全般の記事執筆を手掛けています。新製品の検証記事も執筆。

 

コードレススティッククリーナー

2機種は同じ軽量タイプだが使用シーンはまったく別!

コードレススティック掃除機は何より「軽さ」が大事。RACTIVE Airは、操作性を極めつつ幅広い掃除に対応。パワーブラシ型では最軽量級だが、集じん力は十分です。新搭載の「スグトルブラシ」は手元レバーでヘッドが外れ、パイプ先端の掃除ブラシに切り替わります。ヘッドを再装着する際もかがむ必要がなく、掃除の流れが一段と滑らかになりました。

 

一方、ケルヒャーKB 5は、質量1.2㎏の軽さと低重心構造で動きが軽快。スティックを倒すだけで電源が入る方式がユニークだ。ブラシの回転で集じんするので、排気がないのも特徴。リビングなど、毎日の簡単な掃除に使う“2台目のクリーナー”にオススメです。

 

コードレススティッククリーナーその1

業界最軽量1.5㎏で快適さと吸引力を両立

シャープ

コードレススティック掃除機

RACTIVE Air EC-AR2SX-N

実売価格8万870円

吸引力が従来比1.3倍の「フルパワーモード」を搭載。手元レバーでヘッドを外せる「スグトルブラシ」をパイプ先端に新装備し、隙間や階段の掃除がしやすいです。SPEC●集じん容積:0.13ℓ●充電時間:約80分(※1)●連続運転時間(弱モード):約60分(※2)●ヘッド:コンパクト自走アシストパワーヘッド●サイズ/質量:W222×H980×D220mm/1.5kg ※1:バッテリー1個あたり ※2:バッテリー2個連続使用時

 

↑本体バッテリー下にゴム製の「ちょいかけフック」を装備。掃除中にサッと掛け置きできます

 

↑ヘッドと繋がるパイプ先端に「スグトルブラシ」を装備。スムーズに狭い場所などを掃除できます

 

【良いトコロ・惜しいトコロ】

〇良いトコロ

・軽量で取り回しも良く長く掃除しても疲れません

・バッテリー2個付きで最長60分掃除機がけ可能

・アタッチメントが多彩で、家中の掃除に使えます

 

△惜しいトコロ

・集じん容積が小さくこまめなゴミ捨てが必要

・強モード以上だと運転音が気になります

 

軽量で2個のバッテリー、豊富なアタッチメントで家中を快適に掃除可能。強いて弱点を挙げれば運転音がやや大きいです。

 

【平島’s CHECK】

機能性:4.5

メンテナンス性:4

収納性:4.5

軽さと汎用性の高さが魅力。汚れた場所で5秒間フルパワーモードが使えるのも◎。フィルター掃除中にゴミに触れやすいのはやや難。

 

コードレススティッククリーナーその2

スティックを倒してスイッチオンできる新感覚!

ケルヒャー

家庭用スティッククリーナー KB 5

実売価格1万4018円(ホワイト)

スティックを倒すだけで電源が入る掃除機。回転ブラシでゴミを掻き込むため、排気がなく音も静かです。低重心で操作は軽快。高さ約10cmまでの空間に入り込んで掃除できます。SPEC●集じん容積:0.37ℓ●充電時間:約3時間●連続運転時間:約30分(フローリング)●清掃幅:210mm●運転音:55dB●サイズ/質量:W215×H1120×D230mm/1.17kg

 

↑スティックを手元に倒すと運転開始。90°近くまで倒れ、ベッドの下なども掃除できます

 

【良いトコロ・惜しいトコロ】

〇良いトコロ

・軽量&低重心でスムーズに掃除機がけできます

・自立型かつシンプルデザインでどこにでも置けます

・運転音が比較的静かで排気も出しません

 

△惜しいトコロ

・ブラシが届かないとゴミが取れません

・フィルター非搭載でダストボックス周りにゴミが付きます

 

収納場所が自由で軽快に掃除できる一方、部屋を徹底的にきれいにしたい人はストレスを感じるかもしれません。

 

【平島’s CHECK】

機能性:3

メンテナンス性:4

収納性:4.5

操作感は軽いですが、ゴミの捕集力は弱め。部屋をしっかり掃除するより、毎日こまめ、かつ大雑把に掃除するのに向いています。

 

コードレス洗浄機

フラット水流で軽自動車も丸ごと洗浄できた!

ケルヒャーOC 3は、コンセントも水栓もナシで使える家庭用洗浄機。同社の高圧洗浄技術を生かしたフラット水流で、低い水圧でも効率良く汚れが落ちるといいます。

 

まず窓掃除に使うと、サッシの隙間の泥が一瞬で洗浄でき、十分な水圧と感じました。タンク容量は4ℓで、給水1回で2分使えます。試しに軽自動車を洗うと、ざっと洗い流す程度ですが、車体全体を洗い切れました! ポリタンクなどで水を補給すれば、普通車も十分洗えそうです。タンク容量を抑えたため、満水時でも重さ6.2㎏と軽量。様々な場所に手軽に持ち運べます。これほどマルチに使えて2万円ちょっとは、コスパ絶大と言えます。

 

電源・水源要らずで様々な用具を洗浄可能

ケルヒャー

家庭用マルチ

クリーナー OC 3

実売価格2万1578円

給水タンク一体型のバッテリー式洗浄機。タンクに水を入れトリガーガンを引くだけで水道の約2倍の水圧で放水し、効率良く洗浄できます。質量2.2kgと軽量で持ち運びにも便利。SPEC●吐出圧力:0.5MPa●吐出水量:2ℓ/分●充電時間:約3時間●連続使用時間:約15分●給水タンク容量:4ℓ●バッテリー:リチウムイオン●サイズ/質量:W234×H201×D277mm/2.2kg

 

↑収納時は本体にホースとトリガーガンがすっぽり収まります。ハンドル付きで片手で持て、様々な場所に手軽に持ち運びできます

 

↑給水タンクをセットし、電源を入れてトリガーガンを握るだけで使えます。洗浄面に均一に水が当たり、汚れが落ちていきます

 

【良いトコロ・惜しいトコロ】

〇良いトコロ

・独自のフラット水流で汚れをしっかり落とせます

・タンクに水を入れても6.2kgで持ち運びがラク

・ホースやトリガーガンを本体内にコンパクト収納

 

△惜しいトコロ

・タンク水量4ℓは洗浄時に少なく感じる場合もあります

・ガンコな汚れを落とすには水圧・水量が不足

給水タンク・コードレスの利点を生かし、使いやすさに重点を置いた設計。水圧・水量も日常使いには十分な仕様です。

 

【平島’s CHECK】

機能性:4

メンテナンス性:4.5

収納性:5

軽量で持ち運びしやすいです。高圧洗浄機には及ばないながらも、水圧はまずまず。メンテナンスも使用後の水抜き・圧抜きとバルブの洗浄程度で簡単です。

 

コードレス窓掃除ロボット

窓の隅に多少の汚れが残るが拭き上がりはまずまず満足!

ウインドウメイトは、コードレスの窓掃除ロボット。購入時に窓厚に合う機種を選ぶのがやや面倒ですが、永久磁石でバッテリーが切れても窓から落ちないのが安心。操作も簡単で、本体を窓に挟んでスタートボタンを押すだけ。屋外側ユニットに液体洗剤を塗布したパッド、室内側ユニットに乾拭きパッドが付いていて、窓の両面を一度に掃除する。仕上がりは、窓の隅に汚れが残ること以外、まずまず満足。約176×82㎝の窓を約9分でキレイにできました。

 

ちなみに、横幅が狭めの窓で窓枠から本体までの距離が左右20㎝取れない場合は運転できません。購入の際は注意してください。

 

磁力で窓に吸着しつつ窓両面を効率良く掃除

RF

窓掃除ロボット ウインドウメイト

実売価格6万9984円(対応窓厚5〜10mm、11〜16mm)、7万5384円(対応窓厚17〜22mm、23mm〜28mm)

永久磁石を内蔵した2つのユニットで窓ガラスを挟んで両面掃除する機種。4つのセンサーで窓のサイズを計測し、左右ジグザクに走行しながら2回往復します。リモコン操作も可能。SPEC●センサー:バンパーセンサー、超音波センサー、加速度センサー、磁力センサー●充電時間:最大7時間●連続使用時間:約90分●サイズ/質量:(ナビゲーションユニット)W263×H56×D250mm/1.6kg

 

↑付属の専用洗剤は揮発成分を含み、掃除中の液ダレが防げます。水拭きには市販の窓ガラス用中性洗剤を使えば経済的

 

↑本体の磁力が強く、装着時に指を挟まないように注意。青色の取り付け補助パッドを使えば装着時の磁力を弱められます

 

【良いトコロ・惜しいトコロ】

〇良いトコロ

・ボタンひとつで窓の両面を同時に掃除できます

・1回の充電で最長90分も運転できます

・専用パッドは簡単に水洗いでき何度も使えます

 

△惜しいトコロ

・横幅70cm未満の窓では使えません

・窓の端の部分まで掃除パッドが届かず汚れが残ります

両面掃除&90分運転により、充電1回でかなりの窓枚数を掃除できました。横幅70cm未満の窓でも使えるようになるとうれしいですね。

 

【平島’s CHECK】

機能性:4

メンテナンス性:5

収納性:4.5

ボタンひとつで掃除できて便利ですが、窓の隅や縁に汚れが残りやすいのと、幅の狭い窓では運転停止する場合がある点は改善希望。メンテ、収納性はほぼ◎。

 

この新製品もチェック!!

この春は上の4台以外にも、注目作が多数あります。シンプルでコスパに優れたコードレススティックから、ロボット掃除機まで5機種を紹介。

 

取り回しがラクでちょい掛けに最適!

無印良品

コードレススティック

クリーナー MJ-SC1

2万9900円

約1.4kgの軽さと低重心で掃除の取り回しが良いスティック型。十分な吸引力で、ターボモードでも約18分運転できます。細身のフォルムがどんな空間にもなじみます。SPEC●吸込仕事率:28W●集じん容量:0.44ℓ●充電時間:約4時間●連続運転時間(標準モード):約30分●サイズ/質量:W220×H1060×D130mm/約1.4kg

 

ゴミ吸引と拭き掃除を同時にできる時短型!

シャープ

コードレスワイパー

掃除機 EC-FW18

実売価格1万4410円

ヘッドに市販のワイパーシートを装着でき、吸引と拭き掃除が同時に行える。大きなゴミを吸い込みつつ、フローリングのザラつきを除去します。質量1.3kgで掃除機がけがラク。SPEC●集じん容量:0.18ℓ●充電時間:約5時間●連続運転時間:約10分●吸込口:吸う・拭く ラクラクヘッド●サイズ/質量:W254×H1020×D120mm/1.3kg

 

↑ヘッド吸込口の後ろにワイパーシートを装着。床に張り付いた微粒子ゴミをシートに絡め取ります

 

電動モップで見えない雑菌汚れもラクラク除去

シー・ピー・ピー

コードレス回転モップクリーナー

Neo ZJ-MA17

実売価格9980円

モップパッドが回転して、床や窓・網戸の汚れが除去できる。モップの回転速度が従来の約1.6倍になり、素早く掃除が完了します。本体の軽量化やヘッドのスリム化で操作性も向上しています。SPEC●モップ回転速度:130回転●モップパッド直径:約16cm●充電時間:約3.5時間●連続運転時間:約60分●サイズ/質量:W290×H1040×D135mm/約1kg

 

↑極細繊維とコシのある繊維のダブル構造のモップでこびりつき汚れも水だけで除去します

 

床上のチリまで強力に吸引する紙パック式!

パナソニック

紙パック式掃除機 MC-PK19G

実売価格3万1320円前後

軽さと強い吸引力を両立させた紙パック式。ヘッドに「エアダストキャッチャー」を搭載し、床上に漂うハウスダストも除去します。高級感のあるカットグラスデザインを採用。SPEC●集じん容積:1.3ℓ●吸込仕事率:600〜約60W●ノズル:パワフル自走ノズル●運転音:65〜約60dB●アイドリングオフ機能:搭載●コード長:5m●サイズ/質量(本体):W243×H198×D348mm/2.7kg

 

↑自走ノズルから出るマイナスイオンが静電気を抑え、フローリングのザラつきも“拭き掃除”します

 

狭い場所にも入り込みキビキビ賢く自動掃除

日立

ロボットクリーナー

minimaru RV-EX20

実売価格12万7440円

小型ボディと独自のAI技術で室内を賢く掃除。無線LANに対応し、スマホでスケジュール予約や掃除履歴閲覧が可能になりました。室内をゆっくり静かに掃除するコースを搭載。SPEC●集じん容積:0.25ℓ●稼働面積:最大約32畳●充電時間:約3時間●掃除時間:最長約60分(自動モード/通常コース時)●掃除モード:6種類●サイズ/質量:φ250×H92mm/2.3kg

 

↑「minimaru AI」が状況に合わせて100以上のパターンから動作を選択して掃除します

 

ダイソン最新コードレス「V10」どこが進化した? 使い倒したライターが「圧倒的に快適」と語る意外なメリット

この春、ダイソンからコードレススティック掃除機の待望の新シリーズ、「Dyson Cyclone V10 (ダイソン サイクロン ブイテン )コードレスクリーナー」が発売されました。今度のモデルはモーター、サイクロン、バッテリーという掃除機の中核パーツがすべて進化。集じん性能ではコード式キャニスター掃除機をも凌ぐとダイソン社は豪語しています。さらに「コンセントの抜き差しや収納が面倒なコード式キャニスターはもう必要ない」と宣言し、ダイソン社はキャニスター型掃除機の開発をやめてしまいました。

 

「コード式掃除機に引導を渡した」最新モデルの実力を検証!

↑Dyson Cyclone V10 Fluffyを手にするダイソンの創業者、ジェームズ・ダイソン氏

 

さて、同社に「コード付き掃除機の開発が不要」と決意させる契機となったDyson Cyclone V10 コードレスクリーナー。実際のところ、実力はどれほどのものなのか……? その疑問に答えるべく、今回は同シリーズのスタンダードモデル「Dyson Cyclone V10 Fluffy」(ダイソン サイクロン ブイテン フラフィ・以降V10)の徹底テストを実施。基本の「フローリングの集じん力」「カーペットの集じん力」に加え、「操作性」「ゴミ捨てしやすさ/メンテナンス性」「設置性」「独自機能」「拡張性」で7項目で検証していきたいと思います。

 

【テストする機種はコチラ】

パワーも連続運転時間も向上し、ダイソンの掃除機はネクストレベルへ

ダイソン

Dyson Cyclone V10 Fluffy 

実売価格7万5384円

コード式掃除機を超える集じん性能を実現したコードレススティック掃除機。従来モデル(Dyson V8 Fluffy)のモーターに比べ約半分の質量ながら、毎分最大12万5000回転(V8は11万回転)を誇るダイソン デジタルモーター V10を搭載。サイクロン内に発生する7万9000Gもの遠心力で、微細なゴミまで効率よく分離集じんします。また、モーターの小型化などにより、ヘッドからパイプ、モーター、クリアビンを直線上に配置することが可能になり、ロスが減って吸引力がアップしました。さらに、バッテリーのセルの数が6つから7つに増えたことで最長運転時間もこれまでの40分から60分に延長。ゴミの捨てやすさや収納のしやすさも向上しています。

SPEC●サイクロン技術:Radial Root(ラジアルルート) サイクロンテクノロジー(14気筒)●ノズル:ソフトローラークリーナーヘッド●充電時間:約3.5時間●運転時間:約60分(モード1)、約30分(モード2)、約8分(MAXモード)●サイズ/質量:W250×H1232×D245mm/2.58kg

 

【テストその1 フローリングでの集じん力は?】

フローリングでは弱運転でも十分な集じん力を発揮

集じん力はフローリングとカーペットの2つの場所で検証を行いました。それぞれに、粒ゴミとしてペットのトイレ用砂(おから砂)20g、粉ゴミとして重曹を20gを撒くとともに、長さ5cm×幅1~2mmに切った紙ゴミ1gを幅30cm×長さ70cmの範囲に撒いて1ストロークだけ走行。各ゴミがどれだけ取れたかを視認しました。

 

ちなみに、本機は「パワーモード1(弱モード)」「パワーモード2(通常モード)」「MAXモード(強モード)」の3段階で吸引力を切り替えられます。ダイソンの新製品発表会時に「フローリングはパワーモード1、カーペットはパワーモード2で十分」との説明があったので、今回のテストでもまずはそれに準じてテストしました。

↑30cm×70cmのスペースに3種類のゴミを撒き、前方に1回だけ掃除機を動かして集じん。ヘッドが通った場所と通らなかった場所の差を見せるため、ヘッドの幅より少し広めに撒いています

 

フローリングでの走行では、パワーモード1で猫砂と紙ゴミは完全に集じんできましたが、ヘッドの右端部にわずかに重曹の筋が残りました。また、フローリングの目地の中にもところどころに重曹が残っていました。ちなみに、これをパワーモード2で集じんすると、フローリング上の集じんは完璧でしたが、目地にわずかに重曹が残りました。とはいえ、ネコ砂と紙ゴミの集じんはほぼ完璧。重曹に関しても、通常これだけの粉を掃除することはありませんし、残った重曹もパワーモード1でも2ストロークでキレイに吸引することができました。通常の掃除なら十分すぎる集じん力といえるでしょう。

↑ヘッド右端部にわずかに残る重曹の筋は、ヘッドの走行をアシストする小型車輪付近に位置します。おそらくヘッドの構造上、弱モードだと吸引力が弱くなる場所ができるようです。また、クリーナーヘッドの回転が早くて前方に弾き飛ばされてしまう猫砂もわずかにありました

 

【テストその2 カーペットでの集じん力は?】

紙ゴミがやや残るも、従来モデルより集じん率はアップ

↑毛足が短めの1畳カーペットに、フローリングと同様のゴミを同様の範囲に撒いてテストしました

 

カーペットでの走行では、パワーモード2で猫砂と重曹は集じんできましたが、紙ゴミが少しだけ、カーペットの起毛部分に固まるように残りました。V8で検証したときもそうだったのですが、ダイソン独自のソフトローラークリーナーヘッドでカーペット上を掃除すると、細長い紙くずはローラーヘッドの周りをくるっと周回して前のゴミと固まった状態でカーペットにくっつく場合があるようです。ただ、残った紙くずの量は、従来モデルのDyson V8 Fluffy(以降V8)をテストしたときよりかなり少なくなった印象です。なお、試しにカーペット上をMAXモードで掃除したところ、猫砂と重曹はしっかり集じん。紙くずはわずかに残ったとはいえ、その量はパワーモード2に比べて格段に少なくなりました。

↑紙ゴミがところどころに固まって残っています。カーペットの毛に絡まっているわけではなく、もう一度走行するときれいに集じんしました

 

↑MAXモードで掃除したところ。後方にわずかながら紙ゴミが残っただけで、集じん力は優秀

【テストその3 操作性は?】

前後の動きはスムーズで、軸が安定していて首振りがしやすい

ヘッドの前後の動かしやすさ、左右の首振りのしやすさ、細かく動かせるかなどをチェック。掃除中の手首への負担も検証しました。さらに、パソコン台など高さのない場所の掃除のしやすさも確認しました。

 

ヘッドの前後の移動は、ソフトローラークリーナーヘッドの回転力の助けもあって極めてスムーズ。左右への方向転換も容易でした。ただ、ソフトローラークリーナーヘッド自体は他社モデルと比べると重い部類に入るため、例えばテーブルの足回りなどを細かく掃除するのはやや苦手。ヘッドの幅の広さを活かして、ある程度大きな動きで掃除するのに向いています。また、軽めのカーペットを掃除する際は、ヘッドが生地に密着してやや掃除しにくい点は、従来モデルと同様です。

↑左右の首振りはスムーズ。V8のときよりヘッドの首振りの可動域が広がっている印象です

 

↑テーブルの脚元を掃除しているところ。この位置からヘッドを左右にずらす操作は、やや手首や腕の力が必要になります

 

ダイソン氏から聞いた「方向転換の際はトリガーを切る」という技に目からウロコ

ちなみに、本機はトリガースイッチを採用しており、この特性を利用して手首に負担をかけずに使う方法があります。具体的には、方向転換する際にトリガーを一度切り、方向が定まったら再びトリガーを引くという使い方。単純ですが、こうすることで指に力を込めながら動かす必要がなく、身体ごと方向転換ができるので、手首に余分な負担がかからないというわけです。これは、トリガーを引いた瞬間にモーター回転数がMAXになるからこそ、ストレスなく実行できること。実はこの方法、ダイソンの創業者ジェームス・ダイソン氏に取材した際、ダイソン氏本人から直接教えてもらったもの。実際にやってみると、その快適さに「なるほど、これがダイソンの使い方なのか!」と目からウロコが落ちる思いでした。

 

また、本機から「吸い込み口~サイクロン~クリアビン」の配置が一直線上に変更となり、これが操作性にもいい影響を与えていると感じました。配置が一直線になることで軸に安定感が出て、左右に首を振るときの重心がこれまでより安定している印象です。

↑V8まではハンドルの前にサイクロンとクリアビンがありましたが、V10ではそれがなくなりました。掃除機本体を横に倒す動きも、これまでよりスムーズに感じます

 

また、高さのない場所の掃除についても問題なし。筆者の自宅のパソコンデスクの下は高さが約10.5cm、奥行きが40cmほどありますが、デスクの奥までヘッドがしっかり届いて掃除できました。一方、少し高さのある場所はやはり本体の重みが手首にかかり、軽さを追求したモデルと比べると、ラクラク掃除できる、とまではいきませんでした。その点はアタッチメントを活用すればよさそうです。

↑PCデスクの下も10cm程度の高さがあれば快適に掃除できます

 

また「収納性」の項でも触れますが、新モデルのハンドル下部にゴム製の滑り止めが付いたのもポイント。掃除中に物を動かしたいとき、掃除機を壁や棚の側面に立てかけられるようになったのが便利でした。

 

耳障りな音の成分が抑えられ、運転音はさらに静かになった印象

充電時間はV8の5時間から大幅に短縮され3.5時間に。連続運転時間もV8の最大40分から、V10では最長60分(※)と1.5倍に伸びました。これにより、一般的な戸建て住宅も1回のフル充電で掃除できるとのこと。体力のない筆者の場合は20~30分掃除するのが限界なので、十分な運転時間といえます。

※ソフトローラークリーナーヘッド使用時は最長40分

 

ちなみに「操作性」からは若干外れますが、夜遅くの掃除などのしやすさに関係する「運転音」(静音性)についても触れておきます。ダイソンの掃除機は、集じん性能が高い一方、かつては「音がうるさい」というイメージがありました。これは前機種のV8で大幅に改善されましたが、新モデルではさらに静かになったイメージです。従来モデルのV8で感じた、運転音の中の「耳障りに感じる成分」が減った印象が本機でも感じられました。

 

特に、新モデルでの「パワーモード1」(弱モード)はとても静かで、家族がテレビを見ている中で掃除してもまったく問題なし。「MAXモード」(強モード)はさすがにうるさいですが(それでもV6以前のモデルと比べるとかなり静か)、このモードは「ここぞ!」というときしか使わないので、筆者はそれほど気になりません。ただし、防音性があまり高くない集合住宅に住んでいる場合は、深夜の「MAXモード」での使用は控えたほうがいいかもしれません。

↑本機から運転モードが写真のように3段階で切替られるようになりました。切り替えスイッチは本体上部にあります

 

【テストその4 ゴミ捨てしやすさ/メンテナンス性は?】

パーツの配置が変わったことで「ゴミ捨てが圧倒的に快適」になった

実は筆者が、V10で最も便利なったと感じたのがゴミ捨てです。ダイソンのコードレススティック掃除機はゴミ捨てがワンタッチでできるのがウリで、これまでは片手で掃除機を水平に持ちながら、クリアビン(ダストカップ)の底ぶたをゴミ箱の真上にくるように調整し、もう一方の手で開放レバーを引く必要があり、少なからず腕や手首に負担がかかっていました。一方、新製品のV10ではサイクロンの向きが水平方向になったため、掃除機の向きを真下に向けて、クリアビンをゴミ箱に突っ込んでゴミを捨てする方式になりました。

 

これにより、手首や腕の負担が大幅に減り、まさにワンタッチでゴミ捨て可能に。掃除が終わったらサッとゴミを捨ててすぐ収納、という流れが実にスムーズで、こまめなゴミ捨ても面倒に感じることがなくなりました。また、これまでゴミ捨て時に気になっていたホコリの舞い上がりも、ゴミ箱の奥までクリアビンを突っ込めるようになったことで、ホコリの舞い上がりがまったく気にならなくなりました。

↑従来モデル、V8のゴミ捨てシーン

 

↑本体を真下に向けてゴミが捨てられるので、ハンドルを持つ腕がとてもラクです。なお、実際のゴミ捨ては、ゴミが散らないよう、ゴミ箱の奥まで突っ込んで底ぶたを開けました

 

ローラーは取り外しが可能でメンテナンスがラク

メンテナンス面では、クリアビンとヘッドを定期的に掃除する必要があります。クリアビンは透明なぶん、ハウスダストなどの微細な汚れが気になるものですが、微細ゴミのクリアビン内側への吸着が弱くなっており、従来機種ほど掃除に手間取らなくなった印象があります。ただし、底ブタのパッキン部分などは汚れが取りにくいので、気になる人はクリアビンを外して水洗いするのがいいでしょう。

↑クリアビンはサイクロンやシュラウド(中央の網状の部分)から外して汚れを取ったり水洗いしたりできます

 

一方、ヘッドはソフトなナイロンフェルトを使っているため、一般的なブラシヘッドのように髪の毛やペットの毛がほとんど絡まないのが魅力。もし長い糸や毛が絡んでも簡単にローラーを外して取り除けます。ヘッドが汚れたら簡単に水洗いできるのもうれしいポイント。

↑ソフトローラークリーナーへッドはここまで分解できます。クリーナーヘッドもその上の小ブラシも水洗い可能

 

さらに、V8ではフィルターがサイクロンの真ん中と、本体後方の2か所に付いていましたが、V10ではそれが本体後方のポストフィルターのみになり、手入れの手間が半減しました。

↑ポストフィルターの手入れは、水洗いするだけ。最低1か月を目安に定期的に冷水で洗浄することが推奨されています

 

【テストその5 設置性は?】

収納ブラケットなしの立てかけ収納がついに可能になった

従来モデルの収納は、付属の「収納用ブラケット」を壁などにネジ止めし、そこに掃除機本体をセットすることで収納と充電を同時にできる、というものでした。最新モデルでは収納用ブラケットに掛けることもできますが、「壁にネジ穴を開けたくない」という人のために、本体のみで壁に立てかけて収納することも可能になりました。V10の本体ハンドル部の底に新たにゴム製の滑り止めが付いたためです。また、滑り止めが付いたことで、掃除中にちょっと壁に本体を立てかけて別の作業をする、ということも可能になりました。いままではいちいち下に本体を置く必要があったので、これは助かります。

↑壁に立てかける際に、このゴム製グリップが壁に当たるように置きます。ちょっとした工夫ですが、安定して立てかけることができます

 

↑ヘッドと延長パイプと本体ができるだけ垂直になるように置いたら、このように壁に立てかけられました

 

とはいえ、収納用ブラケットが付けられる家なら、やはりこれに掛けて収納するのが、同時に充電もできて便利です。新モデルの収納用ブラケットでは、掃除機を取り外す際に下部が浮くため、よりスムーズに取り出せることができるようになりました。

↑収納用ブラケットは、透明の台座と本体が上部だけで接合され、可動するようになりました。掃除機をフックから外す場合、本体下部を手元に引き寄せながら持ち上げることで、これまでよりスムーズに掃除機を取り出すことができます

【テストその6 独自機能は?】

ソフトローラークリーナーヘッドに加え、アラーム表示機能を新搭載

ダイソンのコードレススティック独自の機能、装備で、まず挙げられるのはソフトローラークリーナーヘッド。ナイロンフェルトが床にピッタリ付くことでヘッド内の吸気口を負圧の状態にキープし、ゴミをパワフルに吸引できます。また、ナイロンフェルトの間に施した黒いカーボンファイバーブラシがフローリングに張り付いた細かいホコリをかき取ります。また、フェルトが負圧状態を維持できるのでヘッド前面を大きく開放でき、大きなゴミも小さなゴミもしっかり捕集できるのも魅力です。

↑ローラーヘッドの赤と紫の部分がナイロンフェルト。間の黒い部分がカーボンファイバーブラシ。透明なヘッドカバーも、前面が大きく開いています

 

ただし、ひとつ問題になるのが、ソフトローラークリーナーヘッドで壁際を掃除した場合。壁にヘッドが密着したとき、ヘッドと壁、床の間にわずかに三角形の隙間ができます。通常の掃除機はヘッドと床面の間に隙間があり、吸引気流で軽いゴミならある程度吸い込み可能。ですがソフトローラークリーナーヘッドはナイロンフェルトが床に密着するため、三角形の隙間にあるゴミが集じんできません。これは付属の隙間ノズルなどで掃除する必要があります。

↑壁際に重曹を撒いて吸引。壁際では、ソフトローラークリーナーヘッドと壁、床の間にわずかな隙間ができるため、パワーモード1だと吸い残しが出ます

 

先述したワンタッチのゴミ捨て機能もダイソンならではの機能で、V10になってゴミ捨てがより簡単になったのもうれしいポイントです。さらに、V10になってLED表示を新たに装備。バッテリー残量が4段階で確認できるほか、延長パイプなどにモノが詰まったときの表示や、フィルター洗浄などを促すランプ表示も新たに追加されました。

↑青いバッテリー残量表示の左に、「U」の字のような表示が見えますが、これが「詰まり表示」のランプです

 

【テストその7 拡張性は?】

付属アタッチメントにミニソフトブラシが加わり全4種類に

↑左からミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニソフトブラシ。ミニソフトブラシは従来モデルDyson V8 Fluffyにはなかったもの。Dyson Cyclone V10 Fluffyから標準装備になりました

 

本機は、ミニモーターヘッド、コンビネーションノズル、隙間ノズル、ミニソフトブラシの4個のアタッチメントを付属しています。ミニモーターヘッドは内部にブラシ駆動用モーターを搭載した幅約145mmの小型ヘッドで、ベッドのマットレスやクルマのソファ、カーペットなどの掃除に最適。コンビネーションノズルは先端のブラシを出し入れすることで、机の上や棚などを快適に掃除できます。

↑ミニモーターヘッドは硬質ブラシ付きで、ベッドなどのハウスダストもパワフルに除去できます

 

↑コンビネーションブラシのブラシを下げた状態。こちらは凹凸のある場所やデリケートな部分の掃除に便利です。強い吸引力でゴミをまとめて吸いたいときはブラシを引っ込めて使うのがオススメ

 

隙間ノズルはソファの溝や家具の隙間を掃除するのに便利。ミニソフトブラシは毛が柔らかいので、テレビやパソコンの画面や障子などの掃除に適しています。なお、Dyson Cyclone V10 コードレスクリーナーでは、6種類のアタッチメントがセットになった「Dyson Cyclone V10 Fluffy+」(実売価格8万6184円)や、7種類のアタッチメントとダイレクトドライブクリーナーヘッドが付属する「Dyson Cyclone V10 Absolutepro」(実売価格9万9144円)など、より付属品を充実させたモデルもあります。

↑ミニソフトブラシは柔らかい毛先で家具などを傷つけず、ホコリだけ優しく取れます。テレビのディスプレイなどの掃除に便利

 

【検証のまとめ】

基本性能から細かい配慮に至るまで、進化を実感できるオススメの1台

V10を検証した結果、集じん力からバッテリーのスタミナ、操作性、ゴミの捨てやすさやメンテナンス性、収納性とすべての面で進化を遂げているのがわかりました。特にこまめに掃除をする身としては、ゴミ捨てがしやすくなったのと、掃除中に本体を壁に立てかけられるようになったのは、非常に大きなメリットだと感じました。

↑ゴミ捨て時に赤いレバーを下に押し下げる際、シュラウド(細かい穴がたくさんある、大きめのゴミを分離するためのステンレスメッシュ)の表面についたホコリを赤いゴム製パーツが削り取って、そのままゴミ箱に捨てられます。シュラウドの目詰まりを防ぎ、掃除の手間も大幅に省ける工夫です

 

ただし、家具やモノが多い部屋で細々と掃除したい場合は、他社が出している質量1kg台の軽量モデルと比べるとやや不利。本機には大きなゴミも小さなゴミもまとめて集じんできるソフトローラークリーナーヘッドがあるので、1ストロークを大きめに取って掃除するのが向いています。その意味では、ある程度の広さがある戸建てやマンションに向いているといえそうです。

↑小さな子どもがいる家など、大小のゴミが床に落ちていることが多い家庭では、Dyson Cyclone V10 Fluffyは大いに活躍します

 

設置性では、収納用ブラケットをネジ止めしたくない人向けに、ハンドル下部に滑り止めが付いたのがポイント。もちろんブラケットを使う人も、掃除中に壁にちょっと立てかけられ、滑り止めの恩恵は十分受けられます。唯一、ソフトローラークリーナーヘッドの特性上、壁際のゴミが取りづらいのが惜しい点。

↑ハンドル下部の滑り止め

 

ともあれ、今回の検証で、集じん力の向上から滑り止め、ランプ表示の追加に至るまで、本機があらゆる面で進化を遂げたのが実感できました。特に、これまでコード式キャニスター掃除機を使っていて、コードレススティックの吸引力とバッテリーの持ちに不安を感じていた人、本機に乗り換えると、多くの面でその快適さを体感できると思います。ダイソンユーザーで買い替えを考えている人、他のコードレススティック掃除機に物足りなさを感じる人にも、間違いなく本機がオススメ。「コード式キャニスターはもう必要ない」と同社が豪語するのも納得の性能でした。

日本のこと、どう思ってる? ダイソン創業者に直接聞いてみた

この春、掃除機メーカーの雄、ダイソンから待望の最新モデル「Dyson Cyclone V10(ダイソン サイクロン ブイテン) コードレスクリーナー」が発売されました。モーター、サイクロン技術、バッテリーを一気に見直し、ゴミ捨てから収納方法に至るまで、すべてに改善を加えた同モデル。コードレススティック掃除機カテゴリのみならず、コード式キャニスターを含むすべての掃除機に対し、圧倒的優位性を改めて示した1台と言えます。

↑新製品のDyson Cyclone V10 コードレスクリーナー。直販サイト価格7万5384円

 

画期的なコードレス「V10」発表後のジェームズ・ダイソン氏にインタビュー

3月20日に行われたDyson Cyclone V10 コードレスクリーナーの記者発表会には同社の創業者であり、社長、およびチーフエンジニアであるジェームス・ダイソン氏その人が登場。同モデルの「進化ポイント」について解説しつつ、「この掃除機の登場で、すべてのコード付き掃除機に別れを告げることになる」と断言しました(なお、今後同社ではコード付きキャニスター掃除機の開発は一切行わないとのことです)。

今回、GetNavi web編集部は、発表会直後のJ.ダイソン氏にインタビュー。Dyson Cyclone V10の開発秘話に加え、ダイソン氏と日本との関係、同社の未来に至るまで、貴重なお話を聞くことができました。

 

――まずは、今回発売されるDyson Cyclone V10 コードレスクリーナーの開発意図について。「コード付きと同等のパワーを持つコードレス掃除機を作る」ことがテーマだったとのことですが。

ジェームス・ダイソン氏(以下ダイソン氏) 元々、私たちがコードレススティック掃除機において重要だと考えたのは、壁に掛けた状態からすぐに掃除を始められるこの形状でした。従来のコード付き掃除機は、「コードを取り出してコンセントに差し込んで」「掃除が終わったらまたコードを抜いて収納して」というのがいちいち不便だった。そんなコードの部分、あるいはホースの部分はもはや不便な要素でしかなかったので、それらを取り払おうと考えたんです。そしてその目的は、モーターとバッテリーに非常にパワーのあるものを導入することで、実現しました。いまや家のあらゆる場所を掃除できるコードのない掃除機を作ったわけですから、今後はコード付き掃除機を使う必要はないと思っています。

 

コードを取り払うための最も高いハードルはモーター開発だった

――その目標を達成するのに、最も高いハードルだったのは何ですか?

 

ダイソン氏 モーター開発です。新開発したダイソン デジタルモーター V10は、回転数が毎分12万5000回転と非常に高速なんですが、この開発がすごく大変でした。特に難しかったのは、トリガーを引くたびに、回転数をゼロから12万5000回転に一気に加速する技術ですね。また、カーペットからフローリングに移るとき、ブラシバーの抵抗が少なくなるんですが、それに合わせてモーターの出力を自動で調節できる機能も備えています。

↑ダイソン デジタルモーター V10

 

風路がストレートになったのは、モーターの進化があってこそ

――今回のモデルで見た目にも大きく変わったのが、風路がストレートになるようサイクロンとクリアビンの配置を変えたこと。新モデルのサイクロンとクリアビンのデザインが決まるまでに2500以上のプロトタイプが作られたそうですが、発表会会場にあった最初のプロトタイプは、すでに風路がまっすぐになる配置になっていましたね。

 

ダイソン氏 おっしゃる通りです。本体の中ではモーターが真ん中に入っていますが、そのためにはモーターの直径を抑えなければなりませんでした。V10のモーターと(従来製品の)V8のモーターを比べて見ていただければわかりますが、重さが約半分になっただけでなく、直径も大幅に小型化しています。これにより、本体の真ん中にモーターを収めることが可能になったわけです。

↑従来機のDyson V8 Fluffy(左)とは違い、Dyson Cyclone V10 Fluffy(右)はヘッドからパイプ、モーター、排気までが直線状に配置されています

 

↑上が従来モデルで下がV10。V10はムダなく効率的な空気の流れを作ります

 

――実現されたまっすぐな風路の配置を見ると、従来のモデルは空気の経路が複雑で、直線的な空気の流れのほうが自然だと感じてしまいます。いままで、それが実現できなかった理由は何ですか?

 

ダイソン氏 単純に思いつかなかったからです(笑)。ただ、もう少し真面目な話をすれば、従来のモーターを中央に入れようとすると、本体がものすごく長くなってしまう。その意味でも、ダイソン デジタルモーター V10のおかげで今回の形状が可能になったのです。

 

日本向けの開発が世界仕様になったこともある

――今回の新製品、Dyson Cyclone V10 コードレスクリーナーに関しては、日本市場向けに開発した部分はあったのでしょうか?

 

ダイソン氏 それはないですね。アメリカでは、クリアビンはもう少し大きいですが。日本の製品はアメリカのバージョンと比べてクリアビンがより小さいです。

↑Dyson Cyclone V10 コードレスクリーナーのクリアビン

 

↑パイプを外して、クリアビン横の赤いレバーを引き下げると底ぶたが開き、ゴミ箱へダイレクトにゴミを排出できます

 

――ヨーロッパのバージョンも日本と同じサイズなんですか?

 

ダイソン氏 ヨーロッパでは、アメリカのサイズと日本のサイズ、両方を提供しています。面白いことに、最近のUKの家は、日本の家より狭いことも多いんです。また、実はアメリカのNYのアパートは、5年ごとに部屋の平米数が半分になってきているんですよ。ですから、世界は「家の大きさ」という意味では似た状況になってきています。

 

――では、元々日本向けの仕様だったものが、世界仕様になった、という部分はあるのでしょうか?

 

ダイソン氏 そうですね。そのひとつの例が「フラフィ」(ソフトローラークリーナーヘッド)です。これは元々、日本向けに開発したもの。開発した理由は、日本人には「床にやさしくしてあげたい」という気持ちがあるからです。それが他の国のみなさんにも受け入れられるようになりました。

↑「フラフィ」こと「ソフトローラークリーナーヘッド」。その名の通り、やわらかい素材で大小のゴミを包み込んで集じんします

 

コードレススティックは「掃除機の未来」であると信じている

――いま日本では、多くの掃除機メーカーがダイソンをひとつの目標として製品を開発しています。実際、国内メーカーの方とお話しをすると、「ダイソンは……」という話題がよく出てくる。そして、日本のメーカーは、まだコード付き掃除機の開発は続けるでしょう。こうした日本のメーカーについて、どのような考えをお持ちですか?

 

ダイソン氏 あまり考えたことがないです。もちろん、私たちはまだコード付き掃除機は製造してはいますが、開発はやめてしまいました。開発の労力はすべてコードレススティック掃除機に、そしてモーター、バッテリーに充てています。なぜなら、私たちはこれが掃除機の未来であると信じているから。それ以外にも、世界中のどこの国でも、我々のコードレススティックを買った方は、それ以降、家にあるコード付き掃除機を使わなくなっているんです。そういうお客様の声を聴きながら方針を決めているわけで、競合メーカーについては、我々が何かを申し上げることはできません。我々は、自分たちのなすべきことをやるだけです。

 

掃除機で培った技術を応用し、自動車業界の既成概念を“破壊”する

――ダイソン社は2020年を目処にEV(電気自動車)への参入を表明しました。今回Dyson Cyclone V10 コードレスクリーナーに投入された技術の中にもEVに応用できる技術はたくさんあるんでしょうか?

 

ダイソン氏 もちろん! バッテリーの開発もデジタルモーターの開発もそうですし、ロボット掃除機「Dyson 360 Eye」のために開発したナビゲーション技術「360°ビジョンシステム」もEVに応用できます。ほかにも空気清浄機の空気を処理する技術や空気を冷却・温める技術など、多くの技術が応用できると考えています。

↑同社のロボット掃除機「Dyson 360 Eye」は、360°を一度に撮影できるカメラを本体上部に搭載

 

そういう意味では、私たちがEV開発に着手することにしたのは自然の流れでした。また、より広い視点で見ても、自動車産業はいま「変革の時代」「変化の時代」を迎えています。私たちの参入は、自動車業界の既成概念を“破壊”する、良いタイミングだったと思っています。

 

初来日を思い出すと、温かい気持ちになる

――ちなみに、ダイソン氏が開発した掃除機の初号機「G-Force」を取り扱ったのは日本の商社、エイペックスだそうですね。当時を振り返ってどんな思いが湧き上がってくるか、語っていただけませんか?

ダイソン氏 当時のことを考えると、とても温かい気持ちになります。というのも、私は1985年に初めて日本に来たのですが、来日当日に私が訪れた会社は、私が作った掃除機をすべて分解して、そのひとつひとつの部品について、すごく愛情を込めて語り始めたんです。そんな光景を、私はほかのどの国でも見たことがなかった。

 

私はエンジニアであり、デザイナーでもありますが、エンジニアでない普通の人々までそういう技術を理解していて、なおかつ愛していた、という新しい経験に感銘を受けました。私は日本語を喋れませんが、昔から日本には「心地いい国」というイメージを持っていますし、日本に来ると、いつも「モノを愛して、技術を理解している人たちの中にいる」と実感します。

 

それと、私が思うに、イギリス人は日本人と似ていますね。私たちは思っていることを表に出しません。世界中を見ても、イギリスと日本だけが思っていることをちゃんと言わないんです(笑)。でも私は、それはいいことだと思いますよ。

 

――日本人の「職人気質」に通じるものがあると?

 

ダイソン氏 そうですね。モノに対する、モノの「美」「機能」「素材」に対する愛情、熱意が素晴らしい。例えば、私は日本のスチールは世界最高だと思っていて、私たちの作るデジタルモーターの中でも日本のスチールを使っています。

 

自分にはかなり「日本人的」な感覚がある

ダイソン氏  まあ、私は典型的なイギリス人ではないし(笑)、自分自身をちょっと変わった人間だと思っています。だから、’85年に初めて来日したときは、まるで“仲間”のもとに戻ってきた気持ちがしましたよ。

 

――いま、ご自分のことを「変わった人間」とおっしゃいましたが……。

 

ダイソン氏 はい。私はモノが好きで、エンジニアリングが大好きで、モノがどういう風にデザインされているかについて、すごく興味を持っています。また、モノに触ったときにどんな感触なのか、そういったことにも強い興味があります。それはかなり「日本人的」な感覚だと思いますね。

 

――ダイソンさんは、日本市場を大変重視してくださっていますが、初来日での体験が影響を与えている部分もあるのでしょうか。

 

ダイソン氏 はい、もちろんです。(日本の方は、)技術、デザインをちゃんと理解してくれているみなさんですから。日本の製品を見るとそれが明らかで、他の国にはそういうそういう特徴はないんです。また、日本は私たちにとってトップマーケットのひとつでもあります。ある意味、私たちの最大の成長の理由はアジア、日本や中国、韓国にあるんです。それに、私たちの会社は、イギリスらしくもないし、アメリカやドイツらしくもない。むしろアジアの、日本らしい企業だとも思っています。

↑若き日のダイソン氏(左)と掃除機の初号機「G-Force」(右)

 

――ダイソンさんにとって日本は“第二の故郷”とも言えると?

ダイソン氏 おっしゃる通りです。もうイギリスに少し近かったら良かったんですが(笑)。ところで、UKがEUから離脱しましたね。私は「ブレグジット(Brexit)派」(※)なんですが、これによって自由貿易が可能になり、日本ともより近い関係になれると思っています。ブリュッセル(EUの本部がある場所)経由ではなくて、英国が直接日本とやりとりできるのはうれしいことです。

※ブレグジット(Brexit)……Britain(英国)とExit(離脱)を組み合わせた造語。ブレグジット派はEU離脱に賛成という意味

 

「納得のいく製品ができなければ発売しない」スタイルは今後も続ける

――今後、掃除機以外、EV以外で挑戦したい分野はありますか?

 

ダイソン氏 もうそれで十分じゃないですか?(笑) ほかにも照明や、ハンドドライヤー、ヘアドライヤーなどにはすでに参入していますし。ただ、私たちはたくさんの多様化したポートフォリオを持とうとは考えていない。私はそれよりも集中することが好きで、いまは「EV」という集中できる対象ができたのをうれしく思っています。

 

――たしかに、十分かもしれませんね(笑)。さて、いま「集中」とおっしゃいましたが、今回のDyson Cyclone V10 コードレスクリーナーのサイクロン部分でも2500以上のプロトタイプが作られました。「フラフィ」(ソフトローラークリーナーヘッド)の開発にも12年をかけられたとか。ダイソンさんは本当に妥協を許さない方ですね。

ダイソン氏 おっしゃる通り、妥協は許しません。私たちは商業的なプレッシャーがあっても、うまく機能する製品でなければ発売しない。というのも、我が社には株主がいないから。私が唯一の株主なので、株主を喜ばせる必要もない。私たちがやりたいことをやり、しっかりと製品ができたときに発売する、というやり方でずっとやってきました。それはすごくラッキーだったと思いますね。もっとも、最初に起業したときに誰も投資してくれなくて、結果的に私が投資するほかなかった…という面もあったのですが(笑)。

 

――このスタイルは今後もずっと続けていくんですか?

 

ダイソン氏 そうですね。いまは一緒に仕事をする息子がいて、彼も私と同じ考えなので、 そのやり方は続けていくと思います。

こうして、ダイソン氏へのインタビューが終了。時間にして30分程度でしたが、新製品の開発秘話から、コードレスへの強い思い、EV開発を含めた今後の展開まで、たっぷりと語っていただきました。印象に残ったのが、日本への深い親愛の情。特に、初来日の様子を語るときの本当に懐かしそうな表情を見て、それを強く実感した次第です。同時に、自らを「日本的」と語るダイソン氏が職人魂を込めて作りこんだ「Dyson Cyclone V10 コードレスクリーナー」。改めて、その性能を確かめてみたくなりました。

【家電大賞2017 ロボット掃除機部門】賢さ・清掃力・使い勝手のバランスが高評価! 絶対王者・ルンバが総合力で圧勝!!

2017年家電大賞のロボット掃除機部門はルンバ890が獲得。ルンバは同部門での3連覇達成となった。ここではそんなルンバ890の魅力を、ユーザーの声とともに改めて解説する。

■ユーザーの声

家電生活に革命をもたらした逸品!(44歳男性・会社員)

主婦にとって、近年で一番の発明(27歳女性・デザイナー)

高齢者の住まいでも必需品(72歳女性・農業)

スマートスピーカーとの連携など先進性も◎(50歳男性・会社員)

 

清掃力の高さのみならずスマスピ対応の先進性もユーザーの心を掴んだ!

 

 

マッピング機能非搭載ながら高度な走行性と掃除力は健在

ロボット掃除機部門1位に選ばれたルンバ890は、2017年8月発売。最上位機に搭載のマッピング機能は省きつつ、従来型800シリーズと同じモーターとバッテリーを採用し、Wi-Fi機能が追加。集じんシステムは最上位機と同性能で、十分満足できる。

 

ルンバファンのあいだでも、「価格が手ごろなのに実力が高い」「他社と比べてゴミがよく取れる」など清掃力とコスパの高さが高評価。

 

また、シリーズ全体の歴史を踏まえ「毎年機能が増え、スマスピにも対応。時代に沿った進化が◎」など先進性を評価する声も多い。

 

絶大なブランド力を誇りつつ、常にトップランナーであり続けるルンバの信頼感は、まさに盤石だ!!

 

 

2本の特殊素材のローラーがゴミを叩いて強力に吸引

吸引口には特殊素材に凹凸をつけた2本の「AeroForceエクストラクター」を搭載し、ゴミを浮かせて集じん。毛髪やペットの毛も絡まない。

 

吸引口を調整して集じん効率をアップ

フローリングやカーペットなど床材に合わせて吸引口を最適な状態に調整。ラグや敷居など2㎝程度の段差は軽々乗り越えて走行する。

 

専用アプリでルンバの遠隔操作もラクラク

専用アプリ「iRobot HOME」を使い、出先からルンバに掃除開始を指示できるのも便利。スケジュール設定や清掃履歴の確認も可能だ。

 

 

アイロボット
ルンバ890
7万5470円

特殊素材のローラーでゴミを浮かせて吸引する独自の技術でゴミ除去量が最大50%(※)向上。高速応答プロセス「iAdapt」が高度な状況判断をしながら同じ場所を様々な角度から掃除する。Wi-Fiに対応し、スマホやスマートスピーカーでの操作も可能だ。

SPEC●制御プログラム:高速応答プロセス「iAdapt」●集じん方式:AeroForceクリーニングシステム●充電時間:3時間●稼働時間:最大60分●サイズ/質量:φ353×H92㎜/約3.8㎏

 

 

ライフスタイルに合わせて選べるルンバ全ラインナップ

GetNavi編集部のひとことともに、ルンバ全ラインナップを紹介していこう。

ルンバ980(Wi-Fi対応)
13万5000円

高精度なカメラと多彩なセンサーを駆使し、部屋の形状や走行状況を正確に把握。一度の走行で隅々まで効率良く掃除する。【家電大賞2015 ロボット掃除機部門】

 

 

ルンバ960(Wi-Fi対応)
9万7070円

980と同じカメラとセンサーを搭載。カーペット上での吸引力アップ機能を省略し、付属品も厳選して10万円以下を実現した。【家電大賞2016 ロボット掃除機部門】

 

 

ルンバ890(Wi-Fi対応)
7万5470円

高速応答プロセス「iAdapt」を搭載。カメラはないが、豊富なセンサー情報をもとに毎秒60回以上最適な動きを選んで掃除する。【家電大賞2017 ロボット掃除機部門】

 

ルンバ690(Wi-Fi対応)
5万3870円

890と同じ高速応答プロセス「iAdapt」を搭載。吸引部と2種類のブラシによる「3段階クリーニングシステム」で掃除する。

 

ルンバ641
4万3070円

Wi-Fi非対応のエントリー機。スマホやスマスピで遠隔操作やスケジュール管理が行えないこと以外は、690とほぼ同スペック。

 

●価格はすべて公式オンラインストア価格(税込)

※:AeroVac搭載の600及び700シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

 

問い合わせ先:アイロボットサービスセンター ☎0120-046-669

 

 

ダイソン氏の自信がスゴイ! コードレスの未来形「V10」が新登場

「もうダイソンはコード式クリーナーを作りません!」。ダイソンの創業者であり、チーフエンジニアのジェームズ・ダイソン氏はこう高らかに宣言しました。そう言わしめたコードレスクリーナーの新製品「Dyson Cyclone V10」(ダイソン サイクロン ブイテン、以下V10)とはどういう製品なのか? ジェームズ・ダイソン氏が来日し、自らプレゼンを行った発表会に参加してきました。

↑ジェームズ・ダイソン氏

 

「コードレスでコード式と同じパフォーマンス」がミッション

V10の開発に向けた最初のブリーフィングでダイソンのエンジニアが与えられたミッション。それは、「コード式と同じパフォーマンスを発揮するコードレスクリーナーを作りましょう。それができるだけの技術をわれわれは既に持っているのだから」だったそう。モーターから本体形状、ヘッドまで、ありとあらゆるパーツを見直した結果、制作したプロトタイプは2500体以上にものぼるとのことです。

↑エントリーモデルのDyson Cyclone V10 Fluffy

 

5100億円以上を投じてモーターを大幅に改良

まずは、心臓部であるモーター。ダイソンはこれまで日本円にして5100億円以上をモーターの開発に投資してきましたが、その集大成といえるのがダイソンデジタルモーターV10(以下、DDM V10)です。前モデルのV8に比べて重量が約半分の125gと軽量化に成功。にもかかわらず、回転数はダイソン史上最高速の毎分12万5000回転にアップしています(V8は225g、毎分11万回転)。

↑DDM V10を持つジェームス・ダイソン氏。こんな小さいモーターが毎分12万5000回転のパワーを持っています

 

モーターの部品には衛星など航空宇宙工学に使われる素材を採用し、軽量化と剛性の両立を実現したとのこと。また、制御基板に圧力センサーを搭載し、使用場所の高度・気圧等を把握・分析、異なる環境下でも性能が変わらないよう微調整する機能も搭載しました。なお、DDM V10の開発には10年かかったそうです。

↑DDM V10のカットモデル。8極設計で、1秒間に最大1万6000回電流を切り替えてインペラーを駆動させます

 

主要部を直線状に配し効率的な空気の流れを作った

本体形状も大きく変更されました。従来はパイプに対して直角にサイクロン部分が配置されていましたが、V10ではパイプ、モーター、サイクロンを直線上に配置しています。同心円状に配置された14個のサイクロンの内部の空気は最高時速193kmに達し、7万9000G以上の遠心力を生み出します。これにより、大きなゴミから目に見えない微細な粒子までを空気から分離し、捕集するのです。


↑上が従来モデルで下がV10。パイプ、サイクロン、モーター、フィルターを直線的に配置することで、無駄なく効率的な空気の流れを作ります

 

バッテリーパックの改良で運転時間が60分に延長

バッテリーパックも改良されています。7セル構造でV8より小型・軽量化されたにもかかわらず、稼働時間は60分に伸びています(モーターヘッドを使用しない場合)。

 

「われわれのトリガー方式がここで重要になってくる。トリガーを離せばスイッチが切れることで無駄な電力を消費せず、かつ、バッテリーセルが冷却され、本来の性能を回復する時間を与えてくれる。これにより、実際の運転時間はさらに30%ほど伸ばすことができる」(ダイソン氏)

トリガーを握っている時間は1回あたり5秒程度。それを繰り返すことでバッテリーの無駄使いがなくなり、モーターヘッドを使用しない場合では最長80分まで運転時間を伸ばすことが可能だといいます。

 

形状の改良でゴミ捨てや家具の下の掃除もより簡単に

ゴミ捨てもより簡単になりました。本体からホースを外し、クリアビンの横の赤いレバーを操作することでワンタッチでゴミ捨てが可能。ゴミ箱に向かって直線的に操作できるので、周りにゴミを撒き散らすことなくスムーズに捨てられます。


↑腕の動きから一直線にゴミを捨てられるので、ゴミ箱から外すことなく、ストンと捨てられそうです

 


↑本体下にぶら下がっていたクリアビンがなくなってので、ソファの下にもヘッドが入りやすくなりました。ヘッドは90°回転するので家具の隙間も掃除もカンタン

 

V10のサイズ/質量は、幅250×長さ1232×高さ245mm/2.48kg。価格は、通常モデルのDyson Cyclone V10 Fluffy(フラフィ)が7万5384円(税込、直販ストア先行販売限定特価・以下同)。ヘッドやアタッチメントなど付属ツール10個が同梱された最上位機種のV10 Absolutepro(アブソリュートプロ)が9万9144円。

↑上位機種に付属するアップトップアダプターは自在に曲げられるので、高いところの掃除もラクラクです

 

「すべての掃除機に取って代わる」と語る納得の仕上がりに

「非常にパワフルで使いやすいコードレスクリーナーが完成した。われわれはこれがクリーナーの未来形と考えており、これがすべての掃除機に取って代わるだろう。V10の登場をもって、コードのついたすべてのクリーナーに別れを告げる」と、ダイソン氏は自信に満ちた笑顔を見せました。

掃除するたびにコードを伸ばしてコンセントに差し込み、大きな掃除機本体を後ろに引き連れて家中を掃除して回るキャニスタータイプよりも、さっと取り出せてさっと使えるコードレススティックは確かに便利です。以前は、コードレスは吸引力が弱いという弱点がありましたが、それをダイソンが打ち破り、ここにきてさらにバッテリー問題も解決しました。


↑ハンディ使用時。クリアビンがぶら下がっていないと重心が安定して、むしろハンディ時が使いやすく感じました

 

現在、国内市場におけるスティックタイプの台数構成比は4割弱で、キャニスタータイプと拮抗しています。また、スティックタイプのうち7割がコードレスとなっており、既にコードレススティッククリーナーは成長著しい分野です。V10の登場によって、コードレススティッククリーナー市場の拡大がさらに加速することは間違いないでしょう。

 

ダイソンはEV(電気自動車)分野への参入も表明していますが、V10による小型パワフルモーターとロングライフバッテリーの発表はその試金石となりそうです。今後の動きから目が離せませんね。

ダイソンを装備した「ベアーズレディ」があなたの家へ! 最新クリーナーと家事代行が一度に試せる無料キャンペーン

家事代行サービスを行うベアーズは、毎月抽選で100名に「家事代行・ダイソン気軽に試し隊 募集」キャンペーンを6月30日まで実施します。

 

ダイソンの最新コードレスクリーナーと家事代行サービスが無料で体験できる!

家事代行サービス・ベアーズは、日本市場でビジネスを開始して20周年。その節目の年に、クリーナーの分野で大きなシェアを誇るダイソン社の協力を得て、大規模な無料体験キャンペーン企画を開始しました。

↑ベアーズの取締役副社長で、家事研究家の高橋ゆきさん↑キャンペーンについて語るベアーズの取締役副社長、高橋ゆきさん。家事研究家としても有名で、多数のメディアに登場しています

 

その内容は、家事のプロである「ベアーズレディ」がダイソンの最新コードレスクリーナーを携えて、当選者の自宅を訪問。ダイソンコードレスクリーナーの紹介と掃除デモンストレーションを行い、家事代行サービス2時間を無料で実施してくれます。

 

無料体験(家事代行2時間+ダイソン最新コードレスクリーナー)の流れは次の通り。まずは、ダイソン最新コードレスクリーナーの体験(30分)から。普段使っている掃除機を掛けたあと、再度ダイソン最新コードレスクリーナーをかけることで、その差を体感することができます。

 

その後の家事代行お試し体験(2時間)では、ベアーズレディが風呂・キッチン・洗面所・トレイをお掃除。家庭にあるお掃除道具で、希望に合わせて掃除してくれます(※)。すべてが終わったら、SNSで感想をつぶやけばOK。

※広さや状態により、掃除か所の相談をする場合もあります

 

家事代行+ダイソンクリーナーをいちどに無料体験できるとは、かなりオトクなキャンペーンですね。以下の条件に当てはまる人は、ぜひ応募してみはいかがでしょうか。

20180301-s2 (2)

出典画像:ベアーズホームページより

 

<応募条件>
・日本国内に住んでいる20歳以上で、東京都(島部除く)・横浜市・川崎市在住の方
・一般的なコード付き掃除機を利用&ダイソン未体験
・在宅で普段使っている掃除機との掃除比較が可能な方
・掃除中の様子・感想を、Facebook・Twitter・Instagramのいずれかで指定ハッシュタグをつけて公開投稿できる方
※応募には複数SNSのアカウントが必要です

「家事代行・ダイソン気軽に試し隊 募集」特設サイト
https://www.happy-bears.com/lp/dyson2018/

「まさかヘッドが…」意外すぎる新機能は、さすがシャープ! 最軽量コードレス「身体にやさしい進化」を果たす

シャープは、業界最軽量1.5kgのコンパクトボディが特徴のコードレス掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」の新モデルEC-AR2SXを発売します。発売日は3月15日で、実売予想価格7万5000円前後(税抜)。なお、リチウムイオンバッテリーが1個のみ付属(※)する下位機種EC-AR2Sも発売。こちらは6万円前後(税抜)です。

※上位機種EC-AR2SXはバッテリーが2個付属

20180219-s3 (2)↑EC-AR2SX

 

ワンタッチで吸込口が外れる「スグトルブラシ」で無理な姿勢をとらずに済む

20180219-s3 (3)

上記発表に際し、シャープの広報担当の方が、わざわざ上位機種のEC-AR2SXを見せに来てくださいました。にもかかわらず、同僚が約束の時間に遅れ、筆者とシャープ広報さんの2人で同僚を待つ状態に……。その間、広報さんに掃除機の新機能は何ですか? と聞くと、「今回、大きく変わったのは1点。見ていただいたほうがわかりやすいと思いますので……」。じゃあ見せてくださいよ、と言うと、「いやいや、Aさん(同僚)と一緒に見ていただいたほうが」と、なかなか教えてくれません。そこまでとっておきの機能とはいったい……。期待がMAXまで高まったとき、同僚のAが到着。実演が始まりました。

 

「ヘッドに足をかけ、こうしてレバーを引くと……ヘッドが取れるんです」。一瞬、ポカンとしましたが、すぐにこの機能の便利さに気がつきました。ワンタッチでヘッドが外れると、パイプの先に掃除ブラシが露出する形となるため、付属ノズルに差し替える手間が不要になるのです。ノズル差し替えのためにかがみこんだり、手を伸ばしたりと、無理な姿勢を取る必要もなし。狭い隙間や部屋の角、本棚など、ヘッド付きだと不適切な場所が、極めてスムーズに掃除できるわけですね。

20180219-s3 (15)↑「スグトルブラシ」の仕組み。ヘッドに足をのせてダストボックス下のレバーを持ち上げると(左)、スルっとパイプを引き抜くことができます(右)

 

20180219-s3 (11)↑ヘッドを外すとパイプの先端にブラシが露出。気になる高所なども、すぐに掃除することができます

 

ヘッドのパイプ部が自立する「待っててパイプ」の開発が困難だった

さらに、外したヘッドのパイプ部は倒れず自立するので、ブラシ掃除が終わったあとは、ここにパイプをスポっとかぶせるだけでOKです。つまり、床と床ではない場所の掃除の切り替えが実にスムーズ。たとえば床掃除の途中、棚の上に気になるホコリを見つけたら、サッと吸って、サッと床掃除に戻れるわけです。その姿はさながら、撃ってすぐに銃を収めるすご腕ガンマンのよう。ちなみに、ワンタッチでヘッドが外せる機能の名は「スグトルブラシ」。倒れずに自立するパイプは「待っててパイプ」というそうです。

 

【待っててパイプの動画】

なお、シャープ広報さんによると、ヘッドのフレキシビリティを維持しながら、残されたヘッドのパイプを立たせること(「待っててパイプ」機能)が技術的に困難だったとのこと。また、ヘッドに機能を追加したぶん、どうしてもヘッドが重くなってしまったので、ヘッド以外のパーツの重さをギリギリまで削ることで、従来機種と同様の1.5kgをキープしたのだといいます。

20180219-s3 (14)↑パイプ部が自立する「待っててパイプ」

 

↑ヘッドは十分な↑ヘッドは十分なフレキシビリティを備え、床ギリギリまでパイプを倒すことが可能です

 

このほか、本機は「フルパワーモード」を新搭載。新採用の大風量高圧モーターの性能を最大限まで引き出すことで、吸引性能を同社従来機比約1.3倍に高め、壁際や隅のホコリも強力に吸い込みます。さらに、運転音と消費電力を抑える「弱モード」もワンタッチで素早く選択できるようになり、夜間でも気兼ねなく掃除できるようになりました。

 

また、ニュースリリースには書いていませんが、運転音の耳障りな周波数を抑えることで、体感する騒音レベルも抑制。さらにヘッドのブラシ部分にはゴム素材を追加することで、油汚れや細かい汚れを捕集しやすくしているそうです。なるほど、目立たないですが、今回の新製品には実に多くの改良が隠されていたのですね。そんな同社の技術が詰まった本機の便利さ、楽しさを、ぜひみなさんも体験してみてください。

20180219-s3 (4)↑ヘッドの赤く見える部分が追加されたゴムの部分

 

20180219-s3-(16)

シャープ

コードレススティック掃除機 ラクティブ エア

EC-AR2SX

SPEC●実売予想価格:7万5000円前後(税抜)●発売日:3月15日●サイズ/質量:W222×D220×H980mm/1.5kg(本体、バッテリー、パイプ、吸込口含む)●集じん容積:0.13L●充電時間:約80分(バッテリー1個あたり)●強モード:約16分、弱モード:約60分、自動モード:約40分(* バッテリー2個連続使用時)●バッテリー×2個、充電器、ふとん掃除パワーヘッド、タテヨコ曲がるすき間ノズル、スグトルブラシ、はたきノズル、すき間ノズル、クリーニングブラシ

なぜ「飛行機の整備士」が家庭用の「ダイソン」を使うのか? 宮崎の航空会社がダイソンのコードレス掃除機に決めたワケ

ダイソンといえば、強い吸引力を武器に、コードレス掃除機の国内トップシェアをひた走るブランド。家庭用のイメージが強いですが、なんと、Solaseed Air(ソラシドエア)という航空会社の整備士が、業務で使用しているというウワサが耳に入ってきました。しかし、同社はなぜ、通常の業務用掃除機ではなく、ダイソンを選んだのでしょうか? そのナゾを解くため、羽田空港・新整備場駅近くのソラシドエア東京オフィスを訪れて整備士さんを直撃。導入の経緯をはじめ、どんな作業に使い、実際に使ってどうだったか? など、気になる点を聞いてきました!

20180201-s2-00↑ソラシドエアの航空機

 

限られた時間で飛行機を整備し、安全に飛ばすのが整備士の使命

ソラシドエアは宮崎県宮崎市に本社を持つ、地域密着型の航空会社。東京(羽田)-九州、沖縄-九州、神戸、中部、石垣を結ぶ空の便が充実しており、大手に比べ格安の料金で利用できるのが魅力です。それでは、早速、同社の整備士さんにインタビューしていきましょう!

20180201-s2-20 (6)

「はじめまして。整備士の榊原美咲(さかきばら・みさき)です!」。おお、思っていたより若い! 聞けば、2016年入社で、実務に就いてまだ2年めとのこと。整備士になった動機を聞くと、「子どものころに乗った飛行機で、窓から見えた整備士さんたちを見て、『あの人たちカッコイイ!』と思ったのがきっかけです」とうれしそうに答えてくれました。また、整備士という仕事については「飛行機を安全に飛ばす使命感と責任感、また、それを行う技術と知識を持つプロフェッショナルな仕事だと思っています!」との熱いお言葉。その初々しい表情に、こちらも思わず笑みが浮かんでしまいます。ちなみに、整備士ってどんなことをするんですか?

 

「当たり前なのですが、整備士は機体を整備するのが一番の仕事です(笑)。朝、飛行機が出発する前に整備して、日中は便の発着の合間の30分ほどの時間で急いで整備。飛行機がすべてのフライトを終えて帰ってきた夜も、また作業をします。具体的には、パイロットから異常がないかヒヤリングしつつ、タイヤを点検・交換したり、エンジンに不具合があった場合はコンピュータで原因を調べたりもします」(榊原さん・以下敬称略)

↑整備を行う↑機体の点検を行うソラシドエアの整備士

 

「整備士の清掃」は企業理念から派生した独自の取り組み

あれ、業務内容に掃除が含まれていないみたいですが、ダイソンはどこで使うのでしょう? 聞けば、もともと整備士の仕事には機内の掃除は含まれていないそう。整備士が清掃を行うのは、ソラシドエア独自の取り組みのようです。では、その取り組みの内容と意図は何なのか? 企画の担当者である同社整備企画グループの佐野一斗(さの・かずと)さんが答えてくれました。

20180201-s2-20 (2)

「『整備士が機内の掃除をする』という新たな取り組みを始めたのは、2017年の7月から。通常、客室の清掃は委託先の専門スタッフが行いますが、限定的に1日のなかで1時間程度、整備士が機内の清掃を行います。これは、当社の企業理念から派生したもの。当社は『空から笑顔の種をまく』を合い言葉に、お客様や地域の方々に親しみやすい航空会社を目指しています。ただ、整備士という立場で、それを実現するのは難しいですよね。そこで、整備士がより機体に愛着を持ち、お客様に快適な旅を提供するために、この取り組みを企画しました」(佐野)

 

なるほど、この取り組みは、整備士さんに「企業理念を自分ごととして捉えてほしい」という会社からのメッセージ。そして、いつもは表に出ない整備士の方々が、お客様のために「隠れたおもてなし」をする貴重な機会だったのです。確かに、床やシートを整備士さんたちが掃除したんだな……と想像すると、その存在がもっと身近に感じられますよね。

 

ダイソンAnimalproだと疲れずに掃除できてニオイや音も気にならない

そして、この取り組みに使われているのが、ダイソンの上位モデルのひとつ「Dyson V8 Animalpro(ダイソン ブイエイト アニマルプロ・以下Animalpro)」。こちらは、ダイソンの最新シリーズのなかでも、特にヘッドのかきとる力が強いタイプ。現在は羽田に3台、5つのステーションに1台ずつ、合計8台が配備され、整備士さんに使用されているそうです。では、実際に使ってみた印象を、榊原さんに聞いてみましょう。

20180201-s2-20 (9)↑ソラシドエアで使われているDyson V8 Animalpro

 

「前に使っていた業務用のキャニスタータイプは、コードをいちいち付け替えるのが面倒でした。その点、Animalproはコードを気にせず、掃除したい場所がすぐに掃除できます。軽いので、私のような女性でも疲れずにずっと掃除を続けられるのもいい。あと、業務用は音もニオイもキツかったんですが、Animalproは全然気にならないんですよ。とにかく、すごくいいです!」(榊原)

 

普通のコメントに思えますが、さすがは整備士さん、観察眼が鋭い。例えばニオイの部分。実は掃除機からのニオイの原因は、排気に混ざった微細なゴミのニオイがほとんどだそう。その点、本機は2層15個のサイクロン機構「2 Tier Radial™ サイクロン」(ツーティアー ラジアル サイクロン)で強力な遠心力を発生させ、ニオイの原因となる微細なゴミをきっちり分離。0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%以上捕集したうえで、「最後のひと押し」として、排気口にポストモーターフィルターを設置しているとのこと。

↑ダストカップの上部にあるのが「2 Tier Radial™ サイクロン」。小さな円すい形が寄り集まった独特の形状です。後部に取り付けられた青い部分がポストモーターフィルター ↑ダストカップの上部にあるのが「2 Tier Radial™ サイクロン」。小さな円すい形が寄り集まった独特の形状です。後部に取り付けられた青い部分がポストモーターフィルター

 

豊富なアタッチメントを使い分け、機内の隅々まで掃除する

そして、音の部分でいえば、音響工学に基づく設計を採用し、運転音が従来機に比べ50%も低減。音質も改善し、耳障りな成分を抑えているそうです。榊原さんの指摘は、実に的を射ていたわけですね。ほかにも気づいた点はありましたか?

20180201-s2-20 (5)

「アタッチメントが多いのがうれしい! いろいろな場所で使い分けができるから、コックピットなど、たくさんの機器があるデリケートな場所でも役に立ってくれています。例えば、足元にペダルがある場所は、ノズルを使って、グッと手を伸ばして吸引。操作パネルの上は、コンビネーションノズルのブラシ部分を延ばして使えば、スイッチ類を傷めず掃除できます。それから、お客様の座るシートは、かきとる力が強いミニ モーターヘッド。空気が出入りするダクトは、細長い隙間ノズルを使います。天井にあるダクトは延長ホースを使って掃除していますね」(榊原)

↑コンビネーションノズル↑コンビネーションノズルを使った操作パネルの掃除

 

↑シートを掃除する際は、ミニ モータヘッドを装着します↑シートを掃除する際は、ミニ モータヘッドを装着します

 

掃除を怠るとセンサーがうまく働かないことも

場所に応じてしっかりとアタッチメントを使い分け、念入りに掃除をしているんですね。ちなみに、もし掃除を怠ってしまうと、どのような悪影響が出るのでしょうか?

 

「吸排気のダクトが汚れてくると、お客様にも見えてしまいます。ホコリが詰まっているダクトから空気が出てきたときに、パーッとホコリが一緒に舞うかもしれないじゃないですか。それを見たらお客様も『うわー』って思いますよね。あとは、温度センサー。お客様の座ったときにちょうど真上のあたり、スポンジ状の部分に隠されています。もし、そこにホコリが詰まってしまうとセンサーがうまく働かなくなり、温度調節に悪影響が出て、お客様に不快な思いをさせてしまいます。整備の目線でいえば、そうした部分の細かいホコリもしっかり取ってくれるのがうれしいですね」(榊原)

↑ダクトは硬いブラシがついたハードブラシと延長ホースを組み合わせてお掃除します↑ダクトは硬いブラシがついた「ハードブラシ」と「延長ホース」を組み合わせてお掃除します

 

自由自在に動くジョイント部分もお気に入り

加えて、「萌えポイント」と称する、榊原さんならではの気に入った点があるとか。

 

「私の『萌えポイント』はこのヘッドとパイプを接続している球形の部分なんです。この機構がいいですよね! 飛行機のシートの下は器物が多いので、本来はそこを掃除するとなると、自分が苦しい姿勢を取らなければいけません。でも、Animalproは、この球形のジョイント部分がグリグリ動くので、立ったまま手首を動かすだけでヘッドが届いてくれます。ここが一番の『萌えポイント』ですね(笑)」(榊原)

↑ヘッドとパイプを接続する球状の部分が、榊原さんの「萌えポイント」↑ヘッドとパイプを接続する球状の部分が、榊原さんの「萌えポイント」

 

実は、この点もご明察。この球状の部分には「Ball™テクノロジー」と呼ばれる独自技術を搭載。小さい回転半径で素早い方向転換を可能とし、正確なコントロールを実現します。キャニスター型掃除機に使われている技術ですが、実は、Animalproにも搭載されているんです。

 

ゴミが取れる「エビデンス」と「現場のモチベーション」を考慮してダイソン導入を決定

では、ひととおりダイソンの魅力を聞いたところで、いよいよ本題。安価な業務用掃除機はいくらでもあったはずなのに、なぜ高価な家庭用のダイソンを選んだのでしょうか? 佐野さんに聞いてみました。

 

「当初は、通常の小型掃除機を使ったり、大きな業務用の掃除機を借りて使ったりしていたんですが。ダイソンが私のまわりで話題になっていて『使ってみたいな』という個人的な思いがありまして(笑)。Animalproを1台買って検証してみたんです。ウチの部では何かを始めるとき、まず検証してみて、エビデンス(証拠・根拠)を出すという文化がありまして。すると、業務用も吸引力はすごいんですが、実際に取れたゴミを計測して比べてみたらAnimalproのほうが取れていて。家庭用なのにスゴいなあと」(佐野)

↑高い集じん力に貢献するAnimalproのダイレクトドライブクリーナーヘッド 。クリーナーヘッド内部にパワフルなモーターを搭載。 硬いナイロンブラシがカーペットに入り込んだホコリやペットの毛までもかき取るとともに、静電気の発生を抑えるソフトなカーボンファイバーブラシが微細なホコリやペットの毛までもかき取ります↑高い集じん力に貢献するAnimalproのダイレクトドライブクリーナーヘッド 。クリーナーヘッド内部にパワフルなモーターを搭載。 硬いナイロンブラシがカーペットに入り込んだホコリやペットの毛までもかき取るとともに、静電気の発生を抑えるソフトなカーボンファイバーブラシが微細なホコリやペットの毛までもかき取ります

 

かつては技術部でエンジニアをしていたという佐野さん。独自にデータを出すとはさすがです。そして、その厳しいエンジニア目線で見たうえで、そのお眼鏡にかなったのがダイソンだったというわけですね。さらに、「ダイソンだったら現場のモチベーションが上がると思った」と佐野さん。その辺り、榊原さんはいかがでしょう?

 

「たしかに、Animalproで掃除をすると、吸った汚れが目に見えるんですよね! 細かいホコリもたくさん取れるので、クリアビンのなかに、どんどん粉ゴミがたまっていくのが見えて。よしよし、これは取れてるなあと(笑)。仕事だというのを忘れてすごく楽しくなります。しかもワンタッチで、ゴミを一発で捨てられるから気持ちいい!」(榊原)

↑Animalproのクリアビン。取れたゴミが見えるので、成果がわかりやすいメリットがあります↑Animalproのクリアビン。取れたゴミが見えるので、成果がわかりやすいメリットがあります

 

↑ゴミ捨て機構がこちら。レバーを上に引き上げるとクリアビンの底が開き、同時にクリアビン内のスクレイパー(へら)が内側にこびりついたゴミをこそげ落としてくれます ↑ゴミ捨て機構がこちら。レバーを上に引き上げるとクリアビンの底が開き、同時にクリアビン内のスクレイパー(へら)が内側にこびりついたゴミをこそげ落としてくれます

 

企画に必要な「違い」を出すため、目を引くボディも魅力だった

「現場が一番なので、楽しく掃除をできるというのはありがたいですね。また、こういった企画には、ある程度目に見える『違い』を出したい。その点、通常の業務用にはない、Animalproの目を引くボディも魅力でした。余談ですが、整備士だけでなく、オフィスワークの社員も、定期的に機内清掃に取り組むというイベントを行っていて。そういうときは、『ダイソンが使いたい』とみんなで取り合いになります(笑)。気持ちを盛り上げてくれて、きっちり成果も出してくれるんですね。導入して本当によかったなと思います」(佐野)

20180201-s2 (3)↑Animalproで床を掃除する様子。サイクロンの独特の形状と赤いパイプが目を引きます

 

ちなみに、お二人のご自宅ではダイソンを使っているのでしょうか?

 

「持ってないんですー。Animalproを使う前に、コードつきのものを買っちゃっていて。あとから『こんないいのがあったんだ』と思って、少し後悔しました。これが家にあったらコードレスでラクだし、吸い方がぜんぜん違うし、毎日掃除するのになぁ、と(笑)」(榊原)

 

「私も本当に欲しいんですけど…うちで使ってるのは普通の掃除機ですね(笑)。実は、整備課長が自宅で使っていまして、『いいよー、ダイソンは』って言うんです。ダイソンのおかげで、整備課長は家で率先して掃除をしてるみたいですね。ダイソンなら、女性のみならず、男性でも楽しく掃除ができると思います」(佐野)

20180201-s2-20 (3)

と、それぞれの思いを熱く語ってくれたお二人。お話を総合してわかったことは、Animalproが、まず佐野さんの企画者目線、およびエンジニア目線をクリアしたことで導入が決まったということ。実際に使用された現場では、榊原さんの整備士として、女性としての要求を完全に満たしたということになります。そして、いうまでもなく「飛行機の機内」は起伏に富み、デリケートな機材も多い過酷な環境。ここで十分に活躍できたということは、家庭でも間違いなく活躍できるという確かなエビデンスになります。また、「あそこは清掃に力を入れている」と顧客に印象づけるなら、宿泊施設や飲食店が導入してもいいですね。飛行機の整備士がお墨付きを与えたAnimalpro、ぜひみなさんも試しては?

20180201-s2-20 (9)

いま話題「コードレスキャニスター掃除機」の実力は? 家電ライターが東芝、シャープの2大モデルをチェック!

掃除機市場では、コードレススティック型が着実にシェアを伸ばす一方、その技術を取り入れコードレス化したキャニスター型が注目を集めています。果たしてコードレスキャニスターとはいかなるものなのか? 相次いで発売された東芝、シャープの最新2モデルをテストすることで、その特徴を解説していきましょう。

 

テストする人

家電ライター平島憲一郎さん

平島

本誌を中心に執筆中の家電ライター。掃除機の検証ほか、電化製品の企画を数多く担当している。

 

スティック型の快進撃を受けキャニスターもコードレス化

コードの煩わしさがなく使えるコードレススティックが評価され、掃除機市場ではスティック型が絶好調。スティック型のシェアはコード付キャニスターと同格に。この流れを受けて、いよいよキャニスター型もコードレスの時代に突入しようとしています。

 

東芝VC-NXS1は高速DCモーター採用に加え、リチウムイオン電池を大量搭載。コード式に劣らぬ吸引力と約1時間の運転を可能にしました。シャープEC-AS700は軽量化に徹底的にこだわり、スティック並みに使いやすいコードレスキャニスターを実現。高効率リチウムイオンバッテリー採用で、吸引力も優れていました。コードレスのパワーに不安がある方にも、両方、自信を持ってオススメできます!

 

コードレスキャニスター その1

本体が上下反転しても走行可能な斬新構造を採用

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東芝

コードレスキャニスター

VC-NXS1

実売価格12万9600円前後

コードレスの利便性を備えつつ、コード式に迫る吸引力と長時間運転を実現。床面掃除で手元にかかる重さは約520gで、自走式ヘッドも搭載しています。本体が上下反転しても走行できる構造を採用。●カラバリ:グランレッド、グランブロンズ ●本体質量:2.8㎏ ●集じん容積0.2ℓ ●サイズ:W261×H185×D234㎜ ●連続運転時間最長約60分 ●充電時間約5時間

【吸引力をチェック!】

吸引テストのルール

ビーズ17g、紙クズ2g、毛糸1g、計20gを各機種の吸引口幅に合わせてタテ1mのフローリングに散布。それを自動モードで1ストローク+1バウンドで集じんしました。

Before

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After 20g中19g取れた!

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1ストロークだけでほぼ吸引。ヘッドの高速回転で跳ねた微量のビーズが飛んでいきました。ビーズ190粒、紙クズ7片が残りました。

20171219_suzuki4

ブラシの吸引幅は約210mm。床面の静電気を抑えてゴミ離れを良くするAgブラシを採用し、床に付いた菌を99%除去。

 

20171219_suzuki12

片手に本体、片手にヘッドと持つ重さを分散できます。ただし、本体2.8㎏はやや重いです。

 

20171219_suzuki1

ダストカップのフィルターの塵落としとゴミの吸い出しを自動で行う「ダストステーション」が付属。

 

注目アタッチメントはコチラ!

ロングブラシ

20171219_suzuki6

吸引部は3つの穴が空いているだけなので、その分吸引力が高め。すき 間ノズルへの変更も可能。

 

逕サ蜒十螳・6-6

ブラシは3つのジョイント付きでノズルの角度を自在に変更可能。エアコンなど高い場所でもしっかり掃除できます。

 

平島’s CHECK

集じん力と床上掃除の快適さは文句なし!

「集じん力は文句なく、ヘッドの操作性、本体の追随性も良好です。フィルターなどを自動で手入れする『ダストステーション』も便利!」

 

コードレスキャニスター その2

本体1.8㎏の驚きの軽さでスティック型以上の快適性

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シャープ

コードレスキャニスター掃除機

RACTIVE Air EC-AS700

実売価格9万7000円

本体構造の軽量化などで総質量2.9㎏を実現。大風量ターボモーターと高効率バッテリーの採用で、同社のコード式キャニスターと同等の集じん力を達成しました。2個同梱されているバッテリーは本体から外して充電可能です。●本体質量:1.8㎏ ●集じん容積0.25ℓ ●サイズ:W204×H230×D390㎜ ●連続運転時間最大約60分(バッテリー2個使用時) ●充電時間約80分(バッテリー1個) ●カラバリ:ゴールド系

 

【吸引力をチェック!】

Before

20171219_suzuki8

 

After 20g中19g取れた!

20171219_suzuki9

1ストロークでは取り切れなかった紙クズや毛糸もバウンドさせてほぼ集じん。ビーズ205粒、紙クズ12片、毛糸5片が残りました。

逕サ蜒十螳・7-2

ブラシの吸引幅は約189mm。メガネ拭きに使われる極細繊維を使ったループブラシを搭載。床の微細な汚れも絡め取ります。

 

逕サ蜒十螳・7-9

ヘッドは自走式なのに超軽量。本体もユーザーの動線にスイスイ追随してくれます。

 

20171219_suzuki22

ヘッドを動かす手にかかる重さは1.1㎏。本体も1.8㎏で、両方持つのも苦になりません。

 

20171219_suzuki23

「ふとん掃除パワーヘッド」が最大約1万回/分の振動で寝具内の微粒子を浮かせて除去。

 

注目アタッチメントはコチラ!

はたきノズル

ブラシの角度を調節可能。ほこりを一気に吸い上げるので、エアコン上に溜まった大量の塵もスピーディに除去できます。

20171219_suzuki16

硬めの毛ブラシでホコリを捕集。パソコンのキーボードなどもスムーズに掃除できます。

 

逕サ蜒十螳・7-5

ブラシの角度を調 節可能。ほこりを一 気に吸い上げるので、 エアコン上に溜まっ た大量の塵もスピー ディに除去できます。

 

平島’s CHECK

着脱式のバッテリーが2つ同梱

「軽量で操作性抜群。バッテリーが着脱式で、掃除機の収納場所の自由度も高い。フィルターに触らずチリ除去できるのも魅力です」

コードレス掃除機、どのメーカーから何が出てる? 最新12モデルの機能とスペックを一気に見せ!

売り上げ伸長中のコードレススティックは、2017年も多数の製品が登場しました。そのなかでも、下半期に発売したモデルを中心に人気の12機種をピックアップ。集じん機能の特徴をチェックするとともに、収納性、メンテナンス性、拡張性を採点しました!

 

重心位置や紙パックの有無ヘッドの動きにも注目を

コードレススティックはシェア拡大とともに種類も増え、製品選びに悩む場面も。だがいくつかのポイントを押さえれば選びやすいです。

 

ひとつは手元重心型か自立型か。手元重心型は重さが手元に集中するぶんヘッドが動かしやすいです。ダイソンなどが該当するが、最近は総質量が軽量化し長時間の掃除も可能になってきました。一方、自立型は重心が下にあり手首への負担が少なく、自立して置けます。エレクトロラックス製品がこれに当たります。

 

もうひとつのポイントは集じん方法。フィルター式、サイクロン式は集じん部やフィルターの掃除がやや面倒。紙パック式はコストがかかるがその手間を解消できます。

 

ヘッドのタイプも重要で、ブラシをモーター駆動するパワーヘッドなら、より効率良く集じんが可能です。さらに自走式ならブラシ回転の推進力でラクに掃除できます。これらを吟味し自分の掃除スタイルに合う製品を選んでください。

 

その1

本体1.9㎏の軽さに加えゴミを逃さない工夫が魅力

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パナソニック

MC-SBU410J

実売価格6万4800円

●集じん容積:0.3リットル
●運転時間:約3.5時間/ ●約15〜約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:ガバとりパワーノズル
●W252×H1100×D203㎜/1.9㎏(質量は本体、ヘッド、延長パイプの合計・以下同)

本体1.9㎏の軽量設計で、手や腕への負担が軽い機種。ヘッド部分が壁に当たるとノズル前面がガバッと開き、ブラシが壁際まで届いてゴミをかき取ってくれます。床置き可能な充電台が付属。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki4

ハウスダスト発見センサーを搭載し、ゴミが多いと自動で吸引力を上げます。V字構造のブラシで吸引力の強い中央にゴミを集めます。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●拡張性:3(※)

※:「拡張性」はアタッチメント(付属ツール)の種類や床以外の掃除に適した機能を元に判定。以下同。

 

その2

軽快操作が魅力の「iT」に初の紙パック式が登場!

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パナソニック

「iT(イット)」紙パック式

MC-PBU510J

実売価格8万1000円

●集じん容積:0.5リットル
●運転時間;約3時間/約15〜約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:くるっとパワーノズル
●W252×H1160×D153㎜/2.3㎏

持ち手をひねるとノズルがI字型に変わり、狭い隙間も快適に掃除可能。同シリーズ初の紙パック式でゴミ捨て頻度を軽減でき、ダストボックスのこまめなお手入れも不要です。ハウスダスト発見センサーも搭載。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki1

紙パックを斜めに配置し、ダストボックス内で紙パックが最大限に膨らむ構造に。集じん容積はサイクロン式(左)よりも大きいです。

●収納性:4.5
●メンテナンス性:5
●拡張性:4

 

その3

ステンレスガードで面倒なフィルター掃除が簡単!

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パナソニック

「iT(イット)」サイクロン式

MC-SBU510J

実売価格8万1000円

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約3時間/約15〜約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:くるっとパワーノズル
●W252×H1160×D153㎜/2.2㎏

「iT」の2017年サイクロンモデル。フィルター部にゴミが付きにくいステンレスガードを採用し、より手入れがしやすくなりました。こちらも“ガバとり”ヘッドやハウスダスト発見センサーを搭載。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki7

持ち手の回転で通常の「T字」ポジションから「I字」にスイッチするヘッドを採用。ノズルの付け替えなしに狭い隙間を掃除できます。

●収納性:4.5
●メンテナンス性:4
●拡張性:4

 

その4

キャニスター型以上の集じん力を持つ最上位モデル

20171219_suzuki10

ダイソン

Dyson V8 Fluffy

実売価格6万7500円

●集じん容積:非公表
●運転時間:約5時間/約40分(標準モード・モーター非駆動)
●ヘッドの種類:ソフトローラークリーナーヘッド
●W250×H1244×D224㎜/2.61㎏

「ダイソンデジタルモーターV8」の搭載でキャニスター型以上の集じん力と長時間運転を実現。運転音も従来機(V6)の1/2に軽減しています。延長パイプを外せばハンディ機になり、ふとん掃除も可能。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki2

独自技術「ダイソンデジタルモーターV8」の採用でV7よりもさらにパワフルな吸引力を実現。運転音もV6よりも小さくなっています。

●収納性:4
●メンテナンス性:4.5
●拡張性:4.5

 

その5

最上位機とほぼ同じ性能で価格が安いおトクモデル

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ダイソン

Dyson V7 Fluffy

実売価格6万1340円

●集じん容積:非公表
●運転時間:約3.5時間/約30分(標準モード・モーター非駆動)
●ヘッドの種類:ソフトローラークリーナーヘッド
●W250×H1243×D210㎜/2.4㎏

最上位機の「V8」に比べると最長運転時間と吸込仕事率でやや劣りますが、そのほかはV8とほぼ同じ性能。高性能フィルターを搭載し、0.3μmの微粒子を99.97%捕集可能です。V8よりやや軽いのも魅力。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki9

右の「V8」同様に柔らかいフェルト素材のローラーヘッドを採用。ゴミを包み込んで捉えるため、大小のゴミを同時に集じんできます。

●収納性:4
●メンテナンス性:4.5
●拡張性:4

 

その6

ヘッドのフラップ開閉で大小のゴミをしっかり除去!

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日立

パワーブースト

サイクロン

PV-BEH900

実売価格9万7200円前後

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約3.5時間/約40分(標準運転)
●ヘッドの種類:パワフルスマートヘッド
●W255×H1012×D308mm/2.1㎏

8種のツールで家中の掃除ができます。独自のヘッドで前進時にフラップが開いて大きなゴミを、バック時には逆に閉じて微細ゴミをしっかり捕集します。ヘッドにLEDライトを搭載し、暗所も掃除しやすいです。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki12

付属ツールのスマートホースは通電式で、スマートヘッドやミニパワーヘッドを接続して使えます。高い場所もラクラク掃除可能です。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●拡張性:5

 

その7

手元レバーでハンドルの高さが変えられる自立型

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日立

パワーブースト

サイクロン

PV-BE700

実売価格6万5760円

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約3.5時間/約40分(標準運転)
●ヘッドの種類:パワフルスマートヘッド
●W255×H1015×D230㎜/2.3㎏

掃除中でもそのまま立てて置ける自立型。手元レバーでパイプの長さを調節でき、ハンディにも切り替えられます。「PV-BEH900」と同じヘッド搭載で、大きなゴミから微細なゴミまで、サッと吸引可能。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki17

「PV-BEH900」も採用の小型ハイパワーファンモーターで強力集じん。付属の伸縮曲がるブラシ吸口で、高い場所も快適に掃除できます。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●機能性:4

 

その8

持ち手とヘッドに使いやすい工夫を施した一体型タイプ

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東芝

2Way

コードレスクリーナー

VC-WL100

実売想定価格3万2270円(11月下旬発売)

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約5.5時間/約32分(標準モード)
●ヘッドの種類:パワーヘッド
●W264×H1080×D187㎜/2.7㎏

スティックとハンディの一体型。スティック時には、ラウンド形状の持ち手を採用。姿勢に合わせてラクな位置で持てます。ヘッドも軽い動きで左右約90°に可動して小回りが効き、掃除しやすいです。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki19

スティック本体からワンタッチで外してハンディタイプに。持ち手近くにモーターとバッテリーを配置した設計で、手首の負担が軽いです。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●機能性:3.5

 

その9

バッテリー2個で約60分も連続掃除可能な超軽量機種

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シャープ

RACTIVE Air EC-A1RX プレミアム

パッケージモデル

実売価格8万800円

●集じん容積:約0.13リットル
●運転時間:約80分(バッテリー1個)/約60分(標準モード[約30分×バッテリー2個])
●ヘッドの種類:コンパクト自走パワーヘッド
●W222×H980×D220㎜/1.5㎏

超軽量1.5㎏で、部屋中掃除しやすいと人気の「EC-A1R」の特別仕様モデル。着脱式バッテリーを2個付属しており、最長約60分の運転が可能です。「ふとん掃除パワーヘッド」も同梱されています。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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新開発の「タテヨコ曲がるすき間ノズル」が付属。ノズル部分が自在に曲がり、家具と壁のあいだや家具の下に溜まったホコリを取り除けます。

●収納性:5
●メンテナンス性:4
●機能性:5

 

その10

下重心で軽々操作できる1台3役の自立型掃除機!

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エレクトロラックス

エルゴラピード・リチウム プレミアム

実売価格6万9720円

●集じん容積:0.5リットル
●運転時間;約4時間/約48分(通常モード)
●ヘッドの種類:180°イージーステアヘッド
●W265×H1070×D140㎜/2.5㎏

スティック・ハンディ・ふとん掃除と、3 in 1で活躍する自立型。下重心で手首に負担をかけずに操作できます。ゴミ除去率98%で最長運転時間約48分と長めなので、一度の充電で家中を掃除可能です。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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UVライト付きふとんノズルを付属。強力なブラシ回転でふとん内のアレル物質を浮かせて除去します。ダニアレルゲン除去率は99.3%。

●収納性:4
●メンテナンス性:4.5
●機能性:5

 

その11

超軽量設計&紙パック式と使いやすさにこだわる機種

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アイリスオーヤマ

極細軽量スティッククリーナー

KIC-SLDC4-R

実売価格2万4800円

●集じん容積:0.3リットル
●運転時間:約3時間/約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:サイクロンストームヘッド(ブラシレス)
●約W236×H1003×D162㎜/約1.2㎏

標準質量約1.2㎏で階段や棚の上などの掃除もラク。ヘッド内部に発生する気流でゴミを掻き上げて吸引するため、床面を傷つけにくいです。ゴミに触れずに手入れができる紙パック式なのもうれしいです。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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ほこり感知センサーがほこりの量に合わせて吸引力を制御。ゴミが少ない場所でのムダな電力消費を抑え、より広い面積を掃除できます。

●収納性:4
●メンテナンス性:5
●機能性:3

 

その12

左右に自在に動くヘッドやLEDライトで掃除が快適!

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シロカ

サイクロン式

コードレスクリーナー

SV-H101

実売価格1万9980円

●集じん容積:0.35リットル
●運転時間:約4時間/約25分(標準モード)
●ヘッドの種類:スネークヘッド
●約W227×H1055×D211㎜/約2.1㎏

左右90°ずつ首振りできるヘッドを搭載し、家具の多い部屋でもスムーズに掃除可能。暗い場所の掃除に便利なLEDライトも装備しています。ワンタッチでハンディタイプにもなる2Way型です。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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パワーヘッドがゴミを掻き出して吸引します。ダストピックアップ率(ゴミ除去率)は97%。強モードでも最長15分間運転できます。

●収納性:3.5
●メンテナンス性:4
●機能性:3.5

 

【番外編】

ロボット掃除機にも注目!

ロボット掃除機はスマホ連携が当たり前になりました。外出先からの操作や、掃除状況の確認が行えるモデルが増えています。

ロボット掃除機その1

800シリーズにWi-Fi対応モデル登場

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アイロボット

ルンバ890

実売価格6万9880円

●質量:3.8㎏
●集じん容積:非公表
●サイズ:φ353×H92mm
●連続運転時間:約60分
●充電時間:約3時間

高速応答プロセスiAdaptが室内状況を把握して掃除。特殊素材のローラーでゴミを浮かせて集じんします。専用アプリで出先からの操作やスケジュール設定が可能。

 

ロボット掃除機その2

ゴミが溜まりやすい場所を学習して効率的に動く

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パナソニック

RULO(ルーロ)

MC-RS800

実売価格15万円

●質量:3.0㎏
●集じん容積:0.25リットル
●サイズ:W330×H92×D325mm
●連続運転時間:約100分
●充電時間:約3時間

3種の障害物検知センサーで約2cm幅の障害物も見分けます。RULO AI 8.0で間取りやゴミが多い場所を学習し、効率良く集じんします。専用アプリで屋外からも操作可。

 

ロボット掃除機その3

360度カメラで室内を把握し、徹底集じん!

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ダイソン

Dyson

360Eye

実売価格14万9040円

●質量:2.42㎏
●集じん容積:非公表
●サイズ:W230×H120×D240㎜
●連続運転時間:約40分
●充電時間:2時間45分

独自開発のモーターでパワフルな吸引力を実現。高性能サイクロンを搭載し微粒子ゴミも除去します。360°カメラセンサーで室内の状況を把握し、効率良く掃除。

【2018年版】高いルンバと安いルンバ、何がどう違うのか? 主要5モデルの価格の「差」をプロの解説で完全解明!

NEW!! 新製品登場につき2018年1月19日更新

ロボット掃除機といえば、アメリカ・アイロボット社のルンバが有名ですね。優秀な制御プログラムと高い吸引力で定評があり、世界では累計2000万台以上(※)、国内では累計200万台以上を販売するなど、絶大な人気を誇っています。

※ルンバを含むホームロボット

20180117-s3-(01)

 

ルンバ主要5モデルの違いを家電のプロ、戸井田園子さんが解説!

そんな大人気のルンバですが、いくつかの種類があって、価格の差があります。もちろん、高いモデルがいいに決まっていますが、いったい何が違うのか、その差がわかる人は少ないはず。一方で、違いがしっかりわかれば、値段を抑えたモデルを納得して購入できます。というわけで、今回は現在発売されている主要5モデル(ルンバ641、 ルンバ690、ルンバ890、ルンバ960、ルンバ980)を選び、それぞれ何が違うのかスペックを徹底比較。併せて家電のプロ、戸井田園子さんに詳しく解説してもらいました!

 

【今回比較する5モデルはコチラ】

その1

ベーシックな機能でリーズナブルな価格が魅力

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ルンバ641

↑製品名のクリックで楽天市場の最新価格情報サイトへジャンプします(以下同)

実売価格4万3070円(税込・以下同)

ベーシックな清掃機能を搭載したスタンダードモデル・600シリーズの最新機種。壁際のゴミをかきだすエッジクリーニングブラシ、本体中央に並んだ2本の回転ブラシ、微細なハウスダストまで吸い込む吸引部による「3段階クリーニングシステム」で部屋中のゴミを取り除きます。

 

その2

ルンバ641と同等の清掃力を持つアプリ対応モデル

20180117-s3 (2)

ルンバ690

実売価格5万3870円

スタンダードモデル、600シリーズのひとつ。「高速応答プロセス iAdapt」と「3段階クリーニングシステム」を搭載するなど、ルンバ641と同等の清掃力を持っています。「iRobot HOME アプリ」に対応し、遠隔操作や清掃開始時間のタイマー予約などが可能です。

 

その3

ハイパワーモーターでゴミをしっかり吸引

20180117-s3 (1)

ルンバ890

実売価格7万5470円

中位の800シリーズの機種。特殊素材のローラーでゴミを浮き上がらせ、ハイパワーモーターの気流で、ルンバ内部に真空状態を作り出す「AeroForceクリーニングシステム」を搭載しています。600シリーズと比較してゴミ除去量が最大50%アップしました。ローラーは髪やペットの毛が絡みにくい素材でお手入れも簡単です。

 

その4

さらに賢くなったナビシステムで掃除残しなし!

20170417-s1 (13)

ルンバ960

実売価格9万7070円

最上位の900シリーズのひとつ。カメラとセンサーを駆使する「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」を搭載し、ルンバ自身が今どこにいて、部屋のどこが清掃されていないのかを高精度に判断します。清掃できる面積は最大112畳。入り組んだ廊下や家具の下にも入り込んですみずみまで清掃します。

 

その5

ルンバの能力を最大限に活かす最上位モデル

20170417-s1 (14)

ルンバ980

実売価格13万5000円

「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」を搭載したルンバのフラッグシップモデル。進化したモーター「ハイパワーモーターユニットG3」を搭載し、吸引力は600シリーズの最大10倍まで向上。カーペットに最適な「カーペットブースト」機能で繊維の奥のゴミも取り除きます。稼働時間も120分とアップしています。

20180117-s4 (1)↑今回比較する5モデルの発売年月と実売価格。最上位の900シリーズのなかでも、ルンバ960とルンバ980では4万円近い差があります

 

【制御プログラムの違い】

上位機種のほうが同じ時間でも広い範囲を漏らさず掃除できる

20180117-s4 (2)

制御プログラムはルンバ600シリーズ(ルンバ641とルンバ690)、ルンバ890が「高速応答プロセスiAdapt」(以降iAdapt)。ルンバ900シリーズは「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」(以降iAdapt 2.0 )となっています。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

 

「制御プログラムの違いは、カメラの有無と動き方。iAdaptがランダムに動くのに対し、iAdapt 2.0 は直線的に動き、突き当たると位置をずらして戻っていきます。ちょうど、雑巾掛けのような動きですね。またiAdapt 2.0は、空間の地図を作成(マッピング)しているので、家中を効率よく動くことができます。その結果、同じ時間でも、iAdapt 2.0のほうが広い範囲を漏らさず掃除できることになります。

 

違いがよくわかる例が、ホームベースに戻るとき。マッピングしているので、掃除が終わった時に迷わず最短ルートで帰ります。これを見ると『賢いっっ!』と感動しますよ(笑)。

 

また、iAdapt 2.0は家具の避け方もスマート。例えば、テーブルや椅子の脚があっても、迷わず近づいてクルッと回り込み、丁寧に掃除してくれるのが見事。iAdaptも同様の動きはしますが、iAdapt 2.0のほうが判断のスピードが速くなったと感じます」(戸井田さん)

↑ルンバ980の走行イメージ↑ルンバ980の走行イメージ

 

【クリーニングシステムの違い】

最上位機種は吸引力を徹底的に強化

20180117-s4 (11)

クリーニングシステムはルンバ600シリーズが「3段階クリーニングシステム」で、それ以上のクラスは「AeroForce(エアロフォース)クリーニングシステム」を採用。ルンバ980のみ、従来品の最大10倍もの吸引力を実現する「ハイパワーモーターユニットG3」と、カーペットやラグ上で、自動で吸引力を最大10倍に引き上げる「カーペットブースト」を搭載しています。

 

「『3段階クリーニングシステム』は、1.エッジブラシでホコリをかき出し、2.本体裏の回転する毛ブラシでかき込みながら、3.モーターによる吸引で細かなホコリを吸い込む、という方式。一方、AeroForceクリーニングシステムは、1.は同じですが、2.本体裏に特殊素材のローラーを採用することで床面と密着度が高くなり、ゴミの取り残しが軽減。3.さらに、内部で真空状態を作ることで風速がアップして吸引力が高まったため、より細かなホコリがよりとれるようになりました。

 

ルンバ980のみ搭載のハイパワーモーターユニットG3は、エネルギー効率を向上させるため、吸引力アップと長時間稼働に貢献します。副産物として、モーターの配置も変更になったため、ダストカップが大きくなったのもポイント。カーペットブーストは、カーペットが多い家庭では有利ですね」(戸井田さん)

↑AeroForceクリーニングシステムでは、2つのゴム製のローラー、AeroForce エクストラクターを採用↑AeroForceクリーニングシステムでは、2つのゴム製のローラー、AeroForce エクストラクターを採用。ローラーには髪の毛がからまないのも特徴です

 

【エリア制限システムの違い】

付属のデュアルバーチャルウォールの数が違う点に注意

20180117-s4 (4)

付属品の「デュアルバーチャルウォール」は、赤外線の見えない壁を作り、ルンバの侵入を防ぐアイテム。また、円形の進入禁止エリアを作る「ヘイローモード」も搭載し、ペットの水飲み場なども避けることができます。ルンバ980のみデュアルバーチャルウォールが2個付属する点に注目。

 

「600や800シリーズは、違う部屋へ行って迷子になるのを防ぐという使い方をしましたが、900シリーズは複数の部屋が同時に掃除できるので、高級オーディオや飾り物など、ぶつかるとまずいものがあるときに使う人が多いようです。

↑こちらが付属品のデュアルバーチャルウォール↑付属品のデュアルバーチャルウォール。8100円(アイロボットストア価格)で追加購入が可能です

 

また、2階以上で使用する場合は、階段の降り口に念のためバーチャルウォールを使うことが推奨されています。段差認識はできるので問題はないのですが、万が一落ちてしまうと危ないし壊れるので、使う方が得策です。

 

ヘイローモードは、半円形で入れないエリアが設定できるので、ペットユーザーには便利。特に、犬を飼っている家庭では、ペットシーツを床に直に敷く人も多く、そのエリアを侵入禁止にできるのがうれしいですね。

 

デュアルバーチャルウォールが2個あると便利なのは、複雑な構造で条件が多い家庭。例えば、階段の降り口が部屋の中にあってペットを飼っている、高価な飾り物があるなど、2か所の制御が必要なケースです」(戸井田さん)

↑円形の進入禁止エリアを設定するヘイローモード ↑円形の進入禁止エリアを設定するヘイローモード

 

【アプリ対応/非対応の違い】

ルンバ641を除く機種が専用アプリに対応

20180117-s4 (12)

ルンバ641を除くモデルは、専用アプリ「iRobot HOME アプリ」(無料)に対応しています。アプリに対応していると、いったい何ができるのでしょうか。

 

「主に遠隔操作とスケジュール管理ですね。遠隔操作は急な来客の場合など、限られた機会しか使わないので、スケジュール管理で使うのがメインになると思います。また、新たに2017年発売モデルのルンバ690、ルンバ890は『iRobot HOME アプリ』対応となり、スマホ対応のモデルがぐっと増えました(従来は600シリーズ、800シリーズはアプリ非対応)。これにより、900シリーズ同様、スケジュールはスマホで設定でき、さらに便利になりました。

 

もうひとつ、900シリーズのみ対応する 『Clean Map レポート』が面白い。これは、掃除の結果がレポートとして届く機能。留守中に稼働した場合、走行結果が間取り図で確認できるので、大きな満足感が味わえますよ。万が一モノに乗り上げて止まったとしても、どこまで掃除したのかがわかるので便利です。

 

ソフトウェアのアップデートを自動で行ってくれるのもポイント。ルンバの最新情報も届くので、参考になります。家電は長く使うものなので、こうした情報入手は大事ですね。また、ルンバ641を除くアプリ対応モデルは、スマートスピーカーのGoogle Home、Amazon Echoとも連携できるので、音声での操作も可能です」(戸井田さん)

↑Clean Map レポートは、清掃終了後に家のマップが作成され、最大で過去30回分まで実際に清掃を行った全てのエリアや時間が一目で分かり、汚れやゴミが多かった場所をマップ上で確認することができます。↑Clean Map レポート画面。清掃終了後に家のマップが作成され、最大で過去30回分まで実際に清掃を行った全てのエリアや時間が一目で分かり、汚れやゴミが多かった場所をマップ上で確認することができます

 

【スケジュール機能】

設定した時間に勝手にお掃除を始める便利な機能

20180117-s4 (5)

スケジュール機能は、曜日ごとに清掃開始時間の予約や、清掃方法の変更ができる機能。土日は遅めに掃除をスタートするなど、生活リズムに合わせて曜日ごとに設定できます。

 

「スケジュール機能があると、決まった日時にルンバを動かすことができるので、放っておけば掃除できているのが大きなメリット。一切掃除機に触ることなく掃除できるのも画期的です。ただし、ゴミ捨てだけは手動なので、その点はお忘れなく。

 

なお、641のみアプリ非対応で、スケジュール設定ができないので、掃除をしたいときに毎回スイッチを押さなくてはなりません。ただし、ロボット掃除機を動かす際は、部屋を片付ける必要があり、その点を考慮すると、毎日の自動運転はムリ…という人ならなくても問題なし。ご自身の部屋の状況を見て、要・不要を見極めて!」(戸井田さん)

↑iRobot HOMEアプリをスマホにダウンロードすれば、屋外からも操作が可能。スケジュール予約もスマホで直感的に行えます↑iRobot HOMEアプリのスケジュール機能で、掃除のスタート時刻を曜日ごとに異なる時間に設定できます

 

【ゴミセンサー、ゴミフルサインの違い】

ゴミセンサーが2つあるとゴミの見逃しが減る

20180117-s4 (18)

600シリーズは「ゴミセンサー」がひとつで、「ゴミフルサイン」がありません。その違いはどのような場面で出るのでしょうか?

 

「ダブルセンサーは2つのセンサーでより立体的に見ているイメージ。つまり、ゴミが見える精度が高くなり、ゴミの見逃しが減ります。ゴミフルサインは、ダストボックスがいっぱいになったときに点灯するサイン。点いたら捨てればいいわけで、毎回ダストボックスを気にしなくていいのが気楽です」(戸井田さん)

 

【稼働時間と稼動面積の違い】

稼働時間が長いと隅々まで丁寧に掃除できる

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900シリーズは最大112畳という大きな面積を掃除でき、他のシリーズでと比べて稼働時間も長くなっています。

 

「家具や障害物が多いと掃除に時間がかかるので、稼働時間が長いほうが、隅々まで丁寧に掃除できる可能性が高くなります。

 

稼働面積が広いと、マンションのようなワンフロアの住まいなら、家じゅうの掃除が一度で済むのがメリット。とはいえ、ルンバ900シリーズの稼動面積、112畳というのは日本の住宅では過剰スペックかもしれませんね」(戸井田さん)

↑900シリーズは、1回の掃除でより広い面積を掃除できます↑900シリーズは、1回の掃除でより広い面積を掃除できます

 

【充電時間・サイズ・質量の違い】

890以上は大きくなったぶん家具への当たりがソフトに

5モデルとも充電時間はすべて3時間。サイズはルンバ890以上が多少大きく、上位シリーズになるほど質量は重くなっていきます。

 

「ルンバ890以上のサイズが大きくなっているのは、バンパーの形状が末広がり(下の方がやや広がってる形)に変わったから。そのぶん、障害物への当たりがソフトになり、壁やモノへのダメージが減りました。重さは、ルンバ890は毛ブラシではなくゴム製のロールブラシを採用し、900シリーズはこれに加えてカメラを搭載したため重くなっているようです。ただ、重さによるメリット、デメリットは特にありません。

 

充電時間が同じなのに稼働時間が違うのは、バッテリーの質の差ですね。シリーズによって少しずつ高性能になっているようです」(戸井田さん)

 

【結論】

ひと部屋ごとに掃除するなら中位モデルも狙い目!

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それでは最後に、いままで見てきた情報をもとに、それぞれのモデルがどのような人にオススメか、戸井田さんに聞いてみました。

 

「ルンバ641は4万円台前半の破格のお値段! ロボット掃除機が役に立つか否か不安で実力を試したい人、既に使っていてもう1台ほかの部屋用にルンバが欲しいという人に最適です。同じ600シリーズのルンバ690は、『価格を抑えたいけど、ロボットならやっぱりスマホでの遠隔操作したいよね』という人に。5万円台なので、結婚のお祝いや新築祝いとしても手ごろです。

 

ルンバ890は、『今日はリビング、明日は寝室』など、ひと部屋ごとに掃除したい人に最適。ひと部屋ごとならマッピングは必要ないですし、稼働時間も60分もあれば十分です。また、同機は最上位機種と同じ『AeroForceクリーニングシステム』を採用しており、掃除力はルンバ960に劣らないのが魅力。個人的には一番オススメですね。

 

ルンバ900シリーズは、大きな一戸建てか広いマンションに住み、複数の部屋を一気に掃除したい人向け。そのうち、カーペットブースト機能がないルンバ960は、『カーペットの部屋がないor少ない』という人が向いています。反面、ルンバ980はカーペットブースト機能を搭載するため、カーペットがやや多い家に向いています。また、家電好きでハイスペックを楽しみたい人は、機能を満載したルンバ980を持つと楽しいでしょう」(戸井田さん)

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楽天市場でのルンバの最新価格情報は以下をチェック!

ルンバ641

ルンバ690

ルンバ890

ルンバ960

ルンバ980

 

【そのほかの注目モデル】

ルンバの兄弟モデルの床拭きロボット「ブラーバ」も見逃せません。ツルツルで気持ちいいフローリングを楽しむなら、こちらも要チェックです!

 

水を噴きつけこびりついた汚れを浮かせて落とす!

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床拭きロボット

ブラーバ ジェット240

実売価格3万2270円

床拭きロボット、ブラーバのコンパクトモデル。ジェットスプレーで水を噴きつけ汚れを浮かせてから、クリーニングヘッドを細かく振動させて床をピカピカにします。装着したクリーニングパッドの種類から掃除モードを自動で識別。使い捨てパッドは10枚1296円(税込)で用意しています。iRobot HOME アプリに対応(※)しており、スマホから清掃スタート/ストップ、清掃モードの設定、清掃履歴の確認などを行うこともできます。

【SPEC】
●サイズ/質量:W178×H84×D170mm/約1.2kg●充電時間:約2時間

※iRobot HOME アプリを使用するには、ご使用のスマートフォンやタブレットがBluetooth Low Energy(BLE)バージョン4.0以降に対応している必要があります

 

最大20畳まで水拭きできる床拭きロボットの第1弾

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床拭きロボット

ブラーバ380j

実売価格4万2120円

2014年に日本に初上陸して話題を呼んだ、床拭きロボットの第1弾。最大稼働面積20畳のウェットモードと最大稼働面積56畳のドライモードを搭載。部屋の形状、状況を正確に把握する「iAdapt2.0 キューブナビゲーション」で部屋全体をくまなくキレイにします。繰り返し使えるドライクロスとウェットクロスが付属。

【SPEC】
●サイズ/質量:W244×H79×D216mm/約1.8kg●充電時間:約2時間

 

PROFILE

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家電コーディネーター

戸井田園子さん

雑誌やテレなどで幅広く活躍。消費者目線の鋭い製品批評で、読者の熱い支持を集めています。ルンバをはじめ、多くのロボット掃除機を実際に使用しており、ロボット掃除機を熟知しています。

 

以下、2017年4月4日公開記事 ※生産終了のモデルあり。在庫限りの製品、中古製品を検討する際にご参照ください

ルンバ主要4モデルの違いを家電のプロ、戸井田園子さんが解説!

ロボット掃除機といえば、アメリカ・アイロボット社のルンバが有名ですね。優秀な制御プログラムと高い吸引力で定評があり、世界では累計2000万台以上(※)、国内では累計200万台以上を販売するなど、絶大な人気を誇っています。

※ルンバを含むホームロボット

 

さて、そんな大人気のルンバですが、いくつかの種類があって、価格の差があります。もちろん、高いモデルがいいに決まっていますが、いったい何が違うのか、その差がわかる人は少ないはず。一方で、違いがしっかりわかれば、値段を抑えたモデルを納得して購入できます。というわけで、今回は現在発売されている主要4モデル(ルンバ680、 ルンバ876、ルンバ960、ルンバ980)を選び、それぞれ何が違うのかスペックを徹底比較。併せて家電のプロ、戸井田園子さんに詳しく解説してもらいました!

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【今回比較する4モデルはコチラ】

その1

ベーシックな機能でリーズナブルな価格が魅力

20170417-s1 (11)

ルンバ680

実売価格5万3870円

ベーシックな清掃機能を搭載したスタンダードモデル・600シリーズの最新機種。壁際のゴミをかきだすエッジクリーニングブラシ、本体中央に並んだ2本の回転ブラシ、微細なハウスダストまで吸い込む吸引部による「3段階クリーニングシステム」で部屋中のゴミを取り除きます。

 

その2

ハイパワーモーターでゴミをしっかり吸引

20170417-s1 (12)

ルンバ876

実売価格7万9920円

中位の800シリーズの機種。特殊素材のローラーでゴミを浮き上がらせ、ハイパワーモーターの気流で、ルンバ内部に真空状態を作り出す「AeroForceクリーニングシステム」を搭載しています。600シリーズと比較してゴミ除去量が最大50%アップしました。ローラーは髪やペットの毛が絡みにくい素材でお手入れも簡単です。

 

その3

さらに賢くなったナビシステムで掃除残しなし!

20170417-s1 (13)

ルンバ960

実売価格9万7070円

最上位の900シリーズのひとつ。カメラとセンサーを駆使する「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」を搭載し、ルンバ自身が今どこにいて、部屋のどこが清掃されていないのかを高精度に判断します。清掃できる面積は最大112畳。入り組んだ廊下や家具の下にも入り込んですみずみまで清掃します。

 

その4

ルンバの能力を最大限に活かす最上位モデル

20170417-s1 (14)

ルンバ980

実売価格13万5000円

「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」を搭載したルンバ900シリーズのフラッグシップモデル。進化したモーター「ハイパワーモーターユニットG3」を搭載し、吸引力は600シリーズの最大10倍まで向上。カーペットに最適な「カーペットブースト」機能で繊維の奥のゴミも取り除きます。稼働時間も120分とアップしています。

↑今回比較する4モデルの発売年月と実売価格。↑今回比較する4モデルの発売年月と実売価格。最上位の900シリーズのなかでも、ルンバ960とルンバ980では4万円近い差があります

 

【制御プログラムの違い】

上位機種のほうが同じ時間でも広い範囲を漏らさず掃除できる

20170417-s1 (2)

制御プログラムはルンバ680とルンバ876が「高速応答プロセスiAdapt」(以降iAdapt)。ルンバ900シリーズは「iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーション」(以降iAdapt 2.0 )となっています。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

「制御プログラムの違いは、カメラの有無と動き方。iAdaptがランダムに動くのに対し、iAdapt 2.0 は直線的に動き、突き当たると位置をずらして戻っていきます。ちょうど、雑巾掛けのような動きですね。またiAdapt 2.0は、空間の地図を作成(マッピング)しているので、家中を効率よく動くことができます。その結果、同じ時間でも、iAdapt 2.0のほうが広い範囲を漏らさず掃除できることになります。

 

違いがよくわかる例が、ホームベースに戻るとき。マッピングしているので、掃除が終わった時に迷わず最短ルートで帰ります。これを見ると『賢いっっ!』と感動しますよ。(笑)

 

また、iAdapt 2.0は家具の避け方もスマート。例えば、テーブルや椅子の脚があっても、迷わず近づいてクルッと回り込み、丁寧に掃除してくれるのが見事。iAdaptも同様の動きはしますが、iAdapt 2.0のほうが判断のスピードが速くなったと感じます」(戸井田さん)

↑ルンバ980の走行イメージ↑ルンバ980の走行イメージ

 

【クリーニングシステムの違い】

最上位機種は吸引力を徹底的に強化

20170417-s1-(18)

クリーニングシステムはルンバ680のみ「3段階クリーニングシステム」で、それ以上のクラスは「AeroForce(エアロフォース)クリーニングシステム」を採用。ルンバ980のみ、従来品の最大10倍もの吸引力を実現する「ハイパワーモーターユニットG3」と、カーペットやラグ上で、自動で吸引力を最大10倍に引き上げる「カーペットブースト」を搭載しています。

「3段階クリーニングシステムは、1.エッジブラシでホコリをかき出し、2.本体裏の回転する毛ブラシでかき込みながら、3.モーターによる吸引で細かなホコリを吸い込む、という方式。一方、AeroForceクリーニングシステムは、1.は同じですが、2.本体裏にゴムのローラーを採用することで床面と密着度が高くなり、ゴミの取り残しが軽減。3.さらに、内部で真空状態を作ることで風速がアップして吸引力が高まったため、より細かなホコリがよりとれるようになりました。

 

ルンバ980のみ搭載のハイパワーモーターユニットG3は、エネルギー効率を向上させるため、吸引力アップと長時間稼働に貢献します。副産物として、モーターの配置も変更になったため、ダストカップが大きくなったのもポイント。カーペットブーストは、カーペットが多い家庭では有利ですね」(戸井田さん)

↑AeroForceクリーニングシステムでは、2つのゴム製のローラー、AeroForce エクストラクターを採用↑AeroForceクリーニングシステムでは、2つのゴム製のローラー、AeroForce エクストラクターを採用

 

【エリア制限システムの違い】

付属のデュアルバーチャルウォールの数が違う点に注意

20170417-s1 (4)

付属品の「デュアルバーチャルウォール」は、赤外線の見えない壁を作り、ルンバの侵入を防ぐアイテム。また、円形の進入禁止エリアを作る「ヘイローモード」も搭載し、ペットの水飲み場なども避けることができます。モデル間によって、デュアルバーチャルウォールの数が違う点に注目です。

「600や800シリーズは、違う部屋へ行って迷子になるのを防ぐという使い方をしましたが、900シリーズは複数の部屋が同時に掃除できるので、高級オーディオや飾り物など、ぶつかるとまずいものがあるときに使う人が多いようです。

↑こちらが付属品のデュアルバーチャルウォール↑付属品のデュアルバーチャルウォール。8100円で追加購入が可能です

 

また、2階以上で使用する場合は、階段の降り口に念のためバーチャルウォールを使うことが推奨されています。段差認識はできるので問題はないのですが、万が一落ちてしまうと危ないし壊れるので、使う方が得策です。

 

ヘイローモードは、半円形で入れないエリアが設定できるので、ペットユーザーには便利。特に、犬を飼っている家庭では、ペットシーツを床に直に敷く人も多く、そのエリアを侵入禁止にできるのがうれしいですね。

 

デュアルバーチャルウォールが2個あると便利なのは、複雑な構造で条件が多い家庭。例えば、階段の降り口が部屋の中にあってペットを飼っている、高価な飾り物があるなど、2箇所の制御が必要なケースですね」(戸井田さん)

↑円形の進入禁止エリアを設定するヘイローモード ↑円形の進入禁止エリアを設定するヘイローモード

 

【アプリ対応/非対応の違い】

20170417-s1 (5)

ルンバ900シリーズは専用のアプリ「iRobot HOME アプリ」(無料)に対応しています。アプリに対応していると、いったい何ができるのでしょうか。

「主に遠隔操作とスケジュール管理です。遠隔操作は急な来客の場合など、限られた機会しか使わないので、スケジュール管理で使うのがメインになると思います。600、800シリーズは本体でスケジュール設定ができるのですが、900シリーズはスマホで設定できるのがやはり便利。

 

もうひとつ、掃除の結果がレポートとして届く『Clean Map レポート』が面白い。留守中に稼働した場合、走行結果が間取り図で確認できるので、大きな満足感が味わえますよ(笑)。万が一モノに乗り上げて止まったとしても、どこまで掃除したのかがわかるのが便利です。

 

ソフトウェアのアップデートを自動で行ってくれるのもポイント。ルンバの最新情報も届くので、参考になります。家電は長く使うものなので、こうした情報入手は大事ですね」(戸井田さん)

↑iRobot HOMEアプリをスマホにダウンロードすれば、屋外からも操作が可能。スケジュール予約もスマホで直感的に行えます↑iRobot HOMEアプリをスマホにダウンロードすれば、屋外からも操作が可能。スケジュール予約もスマホで直感的に行えます

 

↑Clean Map レポートは、清掃終了後に家のマップが作成され、最大で過去30回分まで実際に清掃を行った全てのエリアや時間が一目で分かり、汚れやゴミが多かった場所をマップ上で確認することができます。↑Clean Map レポート画面。清掃終了後に家のマップが作成され、最大で過去30回分まで実際に清掃を行った全てのエリアや時間が一目で分かり、汚れやゴミが多かった場所をマップ上で確認することができます

 

【ゴミセンサー、ゴミフルサインの違い】

ゴミセンサーが2つあるとゴミの見逃しが減る

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ルンバ680は「ゴミセンサー」がひとつで、「ゴミフルサイン」がありません。その違いはどのような場面で出るのでしょうか?

「シングルセンサーが片目でゴミを見ているのに対し、ダブルセンサーは両目を使ってより立体的に見ているイメージ。つまり、ゴミが見える精度が高くなり、ゴミの見逃しが減ります。ゴミフルサインは、ダストボックスがいっぱいになったときに点灯するサイン。点いたら捨てればいいわけで、毎回ダストボックスを気にしなくていいのが気楽です」(戸井田さん)

 

【稼働時間と稼動面積の違い】

稼働時間が長いと隅々まで丁寧に掃除できる

20170417-s1 (7)

900シリーズは最大112畳という大きな面積を掃除でき、他のシリーズでと比べて稼働時間も長くなっています。

「家具や障害物が多いと掃除に時間がかかるので、稼働時間が長いほうが、隅々まで丁寧に掃除できる可能性が高くなります。

 

稼働面積が広いと、マンションのようなワンフロアの住まいなら、家じゅうの掃除が一度で済むのがメリット。とはいえ、ルンバ900シリーズの稼動面積、112畳というのは日本の住宅では過剰スペックかもしれませんね」(戸井田さん)

↑900シリーズは、1回の掃除でより広い面積を掃除できます↑900シリーズは、1回の掃除でより広い面積を掃除できます

 

【充電時間・サイズ・質量の違い】

876以降は大きくなったぶん家具への当たりがソフトに

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4モデルとも充電時間はすべて3時間。サイズはルンバ876以降が多少大きく、上位シリーズになるほど質量は重くなっていきます。

「800以後のサイズが大きくなったのは、バンパーの形状が末広がり(下の方がやや広がってる形)に変わったから。そのぶん、障害物への当たりがソフトになり、壁やモノへのダメージが減りました。重さは、800シリーズは毛ブラシではなくゴム製のロールブラシを採用し、900シリーズはこれに加えてカメラを搭載したため重くなっているようです。ただ、重さによるメリット、デメリットは特にありません。

 

充電時間が同じなのに稼働時間が違うのは、バッテリーの質の差ですね。シリーズによって少しずつ高性能になっているようです」(戸井田さん)

 

【結論】

ひと部屋ごとに掃除するなら中位モデルも狙い目!

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それでは最後に、いままで見てきた情報をもとに、それぞれのモデルがどのような人にオススメか、戸井田さんに聞いてみました。

「ルンバ680は、価格を抑えたいビギナーユーザーにオススメ。5万円代なので、結婚のお祝いや新築祝いとしても手ごろです。ルンバ876は、今日はリビング、明日は寝室など、ひと部屋ごとに掃除したい人に最適。ひと部屋ごとならマッピングは必要ないですし、稼働時間も60分もあれば十分です。また、同機は最上位機種と同じAeroForceクリーニングシステムを採用しており、掃除力はルンバ960に劣らないので、個人的には一番オススメですね。

 

ルンバ900シリーズは、大きな一戸建てか広いマンションに住み、複数の部屋を一気に掃除したい人向け。そのうち、カーペットブースト機能がないルンバ960は、カーペットの部屋がないor少ないという人が向いています。反面、ルンバ980はカーペットブースト機能を搭載するため、カーペットがやや多い家に向いています。また、家電好きでハイスペックを楽しみたい人は、機能を満載したルンバ980を持つと楽しいでしょう」(戸井田さん)

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【そのほかの注目モデル】

ルンバの兄弟モデルの床拭きロボット「ブラーバ」も見逃せません。ツルツルで気持ちいいフローリングを楽しむなら、こちらも要チェックです!

 

水を噴きつけこびりついた汚れを浮かせて落とす!

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床拭きロボット

ブラーバ ジェット240

実売価格3万2270円

床拭きロボット、ブラーバのコンパクトモデル。ジェットスプレーで水を噴きつけ汚れを浮かせてから、クリーニングヘッドを細かく振動させて床をピカピカにします。装着したクリーニングパッドの種類から掃除モードを自動で識別。使い捨てパッドは10枚1296円で用意しています。iRobot HOME アプリに対応しており、スマホから清掃スタート/ストップ、清掃モードの設定、清掃履歴の確認などを行うこともできます。

【SPEC】
●サイズ/質量:W178×H84×D170mm/約1.2kg●充電時間:約2時間

 

最大20畳まで水拭きできる床拭きロボットの第1弾

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床拭きロボット

ブラーバ380j

実売価格4万2120円

2014年に日本に初上陸して話題を呼んだ、床拭きロボットの第1弾。最大稼働面積20畳のウェットモードと最大稼働面積56畳のドライモードを搭載。部屋の形状、状況を正確に把握する「iAdapt2.0 キューブナビゲーション」で部屋全体をくまなくキレイにします。繰り返し使えるドライクロスとウェットクロスが付属。

【SPEC】
●サイズ/質量:W244×H79×D216mm/約1.8kg●充電時間:約2時間

 

PROFILE

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家電コーディネーター

戸井田園子さん

雑誌やテレなどで幅広く活躍。消費者目線の鋭い製品批評で、読者の熱い支持を集めています。ルンバをはじめ、多くのロボット掃除機を実際に使用しており、ロボット掃除機を熟知しています。

 

この「アナログ感」が逆に新しい! 吸い込んでふき取るシャープ「コードレスワイパー掃除機」が登場

フローリングを掃除するとき、フローリングワイパーだけを使うと大きなゴミが取りきれずに残ってしまう一方、掃除機だけでゴミを吸い取ると、細かいホコリでフローリングがザラつく……そんな経験はありませんか? この問題を解決するのが、シャープのコードレスワイパー掃除機「EC-FW18」です。発売日は1月18日で、実売予想価格は1万5000円前後(税別)。カラーはピンク系とブラック系の2色を用意しています。

 

市販のワイパーシートで拭き取りながら、前面の吸込口から吸引できる!

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本機は、「吸う」と「拭く」機能が一体化し、これ1台でゴミの吸引と拭き掃除を同時に行うことが可能。先端部の「吸う・拭く ラクラクヘッド」は、市販のワイパーシートを簡単に装着でき、ワイパーで拭き取ることが難しい大きなゴミを前面の吸込みノズルで吸いつつ、フローリングに残るザラつきをワイパーシートで拭き取ります。なお、ワイパーシートは市販のドライシートもウェットシートもどちらも装着可能。

↑↑ワイパーで吹くと当時に、ワイパーの前に位置する吸込口からゴミを吸引

 

↑市販のワイパーシートを装着できます↑市販のワイパーシートを装着できます

 

また、標準質量1.3kgと軽量でコードレスタイプなので、汚れに気付いたときにサッと掃除でき、部屋から部屋への移動もスムーズに行えます。さらに、パイプを取り外すとハンディスタイルになるため、階段などの狭い場所でも手軽にお掃除できるのです。

 

フローリング床と共稼ぎ世帯の増加によるニーズに応えて復活

同社によると、同様の掃除機を2004年にも発売していたとのこと。復活させた理由は、現在までにフローリング床が増え、かつ共稼ぎ世帯が増加したことで、掃除を簡単に済ませたいというニーズが高まったためだそうです。なるほど、「掃除機にワイパーつけちゃえ」という一見アナログ的な発想が、一周回っていま、逆に新しいということですね。また、クリーナーの高機能化が進む昨今、「そんなに機能はいらないよ」というユーザーは、実は本機のようなアイテムを望んでいるのかもしれません。価格も1万5000円前後(税別)と手ごろなので、特に一人暮らしの方や2台目として追加したい方、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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シャープ

コードレスワイパー掃除機 EC-FW18

●発売:1月18日●実売予想価格 :1万5000円前後(税別)●サイズ/質量:W254×H1020×D120㎜/1.3kg(本体、パイプ、バッテリー含む)●集じん方式:ダストボックス式(紙パックレス)●集じん容積:0.18L●吸込口:吸う・拭くラクラクヘッド●バッテリー:充電式ニッケル水素電池●充電時間:約5時間●最長運転時間:約10分

 

「何だこのスタミナは…?」編集部の大掃除で「Dyson V8 Fluffy」を使ってみたら、アメージングが止まらない!

今年も、GetNavi編集部に大掃除の季節がやってきました。実は、編集部では通常、社内規定で決まった備品しか使えないことになっています。部内で使っているキャニスター掃除機、置物を引きずってるみたいで、ホント吸わないんだよな……イヤだな~、イヤだな~と考えていた折。ダイソンさんから最上位のコードレス掃除機、Dyson V8 Fluffy(ダイソン ブイエイト フラフィ ※以下V8)をお貸し出し頂けるとのお話が。これは、ぜひ大掃除で使用させて頂きたい! さらに、その成果を記事化しよう! という流れになりました。

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とはいうものの、実際に使ってみたら、バッテリーがすぐ切れたり、ゴミがちょっとしか取れなかったり、なんてことがないかしら……。一瞬、そんな不安が頭をかすめましたが、実際に使ってみたら、その心配はまったくのとりこし苦労で、すべてが想像以上だというのが判明。以下でその一部始終を見ていきましょう。

 

ちなみに、筆者は2015年発売の旧機種、Dyson V6 Fluffy(以下V6)の愛用者。V6と比べて最新モデルV8はどこが進化したのか? という点も合わせてレポートしていきます。

製品の公式ページはコチラ

 

バッテリー残量がわかるLEDライトに注目!

まずは、掃除の前に本機を充電(充電時間は5時間が目安)。おっ、グリップの下あたりにV6には付いていなかったものがありますね。3つに並んだLEDライトです。なるほど、3段階で充電状態がわかるわけですか!

↑V8に搭載されたLEDライト。バッテリーが減るにつれて、3つあるランプが1つずつ減っていきます。↑V8に搭載されたLEDライト。バッテリーが減るにつれて、3つあるランプが1つずつ減っていきます。

 

コレなら充電できているという安心感があるし、電源が切れそうになったら、優先すべき場所を先にお掃除できます。またV8は、運転時間が最大40分に延長された(旧機種のV6は最大20分)点が特徴ですので、バッテリーがどんな風に減っていくのか、その点も見ものですね。

 

モノが多い編集部のデスク周りから掃除をスタート

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さて、大掃除の当日。雑然としてモノが多い編集部のデスク周りから掃除を始めました。床の材質は毛足の短いカーペット。筆者は、発表会で本機を触ったことがありますが、実際に掃除の現場で使用するのは初めてです。使ってみると、やっぱり使用感が軽いですね。当たり前ですが、コードがないからコードをさばく手間が要らないし、ヘッドはモーター搭載でスイスイ動かせます。ヘッドはスムーズに曲がるので、乱雑に置かれた荷物の周りもキワまでしっかりお掃除できます。

 

そうそう、特にデスクの下が汚れるものですよね。イスをどけてみると、ふせんやメモパッドの切れ端…でしょうか? 床に散乱したゴミに向けてヘッドを1往復。すると、まるで手品のようにスムーズにゴミが消えています。

↑デスク下のゴミも……↑デスク下のゴミも……

 

↑この通り、キレイさっぱり↑この通り、キレイさっぱり

 

おお、掃除していると、見た目にはゴミがないような場所でも「カチカチ」という音がしますね。粒のようなゴミも大量に取れているようです。さすがはV8。V6に比べ、吸引力の約15%アップを実現した「ダイソン デジタルモーター V8」と、2層15個のサイクロン機構「2 Tier Radial™ サイクロン」(ツーティアー ラジアル サイクロン)のなせるワザでしょうか。さらに、ソフトローラークリーナーヘッドが、大小のゴミも包み込んで集じんするため、どんなゴミも本機からは決して逃れられない、というわけです。

↑ダストビンの上に位置する2 Tier Radial™ サイクロン↑ダストビンの上に位置する2 Tier Radial™ サイクロン

 

↑こちらがソフトローラークリーナーヘッド。ナイロンフェルトで覆われた部分(赤と青の部分)は、大きなゴミを捕らえるのに役立ちます。大して、黒い帯の部分は微細なゴミを集じん↑こちらがソフトローラークリーナーヘッド。ナイロンフェルトで覆われた部分(赤と青の部分)は、大きなゴミを捕らえるのに役立ちます。対して、黒い帯の部分は微細なゴミを集じん

 

「騒音50%カット」はダテじゃない

掃除を続けていると、元家電担当の女性編集部員W氏が「でも、本当に音小さくなりましたよね~」と、感心した様子で話しかけてきました。「昔は『ダイソンは音がね……』って言われてましたけど、いまはあんまり気にならなかったですから」。……確かに、従来機のV6ユーザーの筆者もそう思っていました。

 

V6はヴイイイイ(同時に高音がキーーンと鳴る)という感じなのですが、V8はフィィィィという感じ。高音の耳障りな振動や風切り音が消えて、音が全体的に柔らかくなっています。従来比で騒音を50%カットしたというのもダテではありません。これなら、夜でも気にせず掃除できそうですね。

↑「音が静かです」と語る若手社員の小林。“学研グループでもっとも声が小さい”といわれる彼の声も、V8の運転音が小さいため聞き取れました↑「音が静かです」と語る若手社員の小林。“学研グループでもっとも声が小さい”といわれる彼の声も、V8の運転音が小さいため聞き取れました

 

付属アタッチメントでデスク上からイス、高所まで掃除できる

ひと通り床掃除をしたあとは、付属のアタッチメントを使っていきましょう。アタッチメントは、ヘッドを取り外して使えます。まずは、コンビネーションノズルから。こちらは、先端のブラシを引き出して使えるタイプで、傷つけたくないものを掃除するのに便利です。今回は、お礼を期待する意味も込め、別の編集部員のデスクを掃除。テーブルの上はもちろん、キーボードや電話の上などもキレイになりました!

↑コンビネーションノズルは、キーボードや電話の掃除にも使えます↑コンビネーションノズルは、キーボードや電話の掃除にも使えます

 

↑コンビネーションノズルでお掃除すると、デスク上の白さが増した印象に。のちにデスクの主に感想を求めると、「確かにキレイになりましたけど、勝手に掃除するのはやめてくださいね」と真顔でお答え↑コンビネーションノズルでお掃除すると、デスク上の白さが増した印象に。のちにデスクの主に感想を求めると、「確かにキレイになりましたけど、勝手に掃除するのはやめてください」と真顔でご返答

 

さらに、延長管の先にコンビネーションノズルをつければ、掛け時計の上やライトの傘といった高所のお掃除もカンタン。一方、細く平たい隙間ノズルは、壁際や家具の隙間、窓のサッシなど、「掃除しにくいから…」と見て見ぬ振りをしていた場所に使えます。

↑延長管の先にコンビネーションノズルを付け替えると、こんな高いところまでラクにお掃除できます↑延長管の先にコンビネーションノズルを付け替えると、こんな高いところまでラクにお掃除できます

 

↑延長管+隙間ノズルでコピー機の横の気になる隙間もカンタンに掃除できました↑延長管+隙間ノズルで、コピー機の横の気になる隙間もカンタンに掃除できました

 

もうひとつ、忘れてはならないアタッチメントがミニ モーターヘッドです。こちらはモーターの力で固めのブラシを回転させ、ベッドからソファ、クルマのシートなどのゴミを除去するもの。コレがあれば、ふとん用掃除機を別に買う必要がなく、付着したペットの毛にも有効とあって、使い方の幅が一気に広がります。今回は、編集部の布製のイスをお掃除してみたところ、ホコリで白く汚れていた部分がキレイになり、輝くような黒を取り戻しました!

↑ミニ モーターヘッドを付けた状態↑ミニ モーターヘッドを付けた状態

 

↑白くホコリをかぶっていたイスの台座が、鮮やかな黒を取り戻しました!↑白くホコリをかぶっていたイスの台座が、鮮やかな黒を取り戻しました!

 

新機構の採用でゴミ捨てが超気持ちいい

ある程度ゴミが取れたところで、ここでいったんゴミ捨て。実は、ゴミ捨ての機構もV6と比べて進化しているんです。V6はゴミがシュラウド(ビン内部の網状の部分)にまとわりついて、落とすのが手間だったのですが、V8の場合は違います。上部の赤いレバーを引くと同時に、内部の赤いスクレイパー(へら)がまとわりついたゴミをこそぎ落としてくれるんです。V6時代の不便を知っているだけに、これは本当に気持ちがいい。ゴミがたまればたまるほど、大きなカタルシス(精神の浄化)が味わえますよ。

↑サイクロンの後ろにある赤いレバーに手を掛け、上に引くとゴミが落ちる仕組み。同時に赤いシリコン製のスクレイパーが、シュラウドのまわりのゴミをこそげ落とします↑サイクロンの後ろにある赤いレバーに手を掛け、上に引くとゴミが落ちる仕組み。同時に赤いシリコン製のスクレイパーが、シュラウドのまわりのゴミをこそげ落とします

 

↑↑シュラウドを拡大してみると、ゴミがキレイに落ちているのがわかります

 

バッテリーがなかなか減らない!

ちなみに、ここまででバッテリーが切れる気配はまったくナシ。それどころか、3つのLEDがひとつも消えていません。ウソ、まだ3分の1も使っていないってこと? というわけで、電池の持ち具合を試すべく、編集部の外へ出ていろいろな場所を掃除してみました。たとえば、以下写真のようなフローリング。

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一見、ピカピカの床に見えますが、ものの5分もV8でかけてみると、パウダー状のゴミがどんどんたまっていくのがわかりました。この細か~い粉じんまで取れるのもダイソン機の特徴。強い吸引力に加え、先述のソフトローラークリーナーヘッドの黒い部分(カーボンファイバーブラシ)が、微細なゴミを除去する働きを持つため、床の細かい粉じんが取れてツルッツルになるわけですね。

↑ヘッドの黒い帯の部分がカーボンファイバーブラシです↑ヘッドの黒い帯の部分がカーボンファイバーブラシです

 

続いて、階段。それでもバッテリー表示が減らないので、エレベーター前のムダに広いスペースも掛けてみたところ、ようやくライトが1個減りました。続いて、会議室、公共パソコンスペース、コピー機の設置スペース、荷物置き場などを続けてお掃除。また、「ダイソン来てるんだって?」と、ウワサを聞きつけた隣の編集部にも呼ばれて出張しました。

↑階段もラクラク↑階段もラクラク

 

↑様々な場所に呼ばれて出張。自分が人気者になった気がしましたが、人気者なのはV8です↑様々な場所に呼ばれて出張。自分が人気者になった気がしましたが、人気者なのはV8です

 

ゴミを検分すると、あらゆる種類が取れていた

と、ここまで使い倒して、ようやくLEDライトが残り1つに。おいおいV8、いったいどうなっているんだい? 撮影をしながらとはいえ、もう2時間以上は掃除しているぞ…! 指で押したときだけ運転するトリガー式なので、運転しっぱなしということはないのですが、これはちょっと信じられないスタミナです。もうお掃除する場所がないですよ……。

 

取れたゴミは以下写真の通り。とはいえ、これでも全体で取れたゴミの半分くらいです。ご覧の通り、ありとあらゆる種類のゴミが取れていますね。髪の毛やら、輪ゴムやら、湿った綿ゴミやら、ウロコ状のカピカピしたものやら……。両手のひら一杯ぶんの、こんもりとしたゴミが取れました。

↑これだけのゴミが取れました! 拡大すると気持ち悪いので少々遠くから撮影↑これだけのゴミが取れました! 拡大すると気持ち悪いので少々遠くから撮影

 

「機能」と「華」をあわせ持つV8はやはりイノベーティブだった!

最後に、今日1日の成果をほめてもらうため、GetNavi紙版の野村編集長に掃除の終了を報告。野村は筆者の仕事に大いに満足した様子で、以降、筆者は「お掃除部長」に任命されることに……。これは…出世といっていいのか?

↑「おめでとう。今日から君がお掃除部長だ」と野村。野村編集長、それは違います。V8を手にした瞬間、誰もが「お掃除部長」になれるのだから……↑「おめでとう。今日から君がお掃除部長だ」と野村。野村編集長、それは違います。V8を手にした瞬間、誰もが「お掃除部長」になれるのだから……

 

筆者の立場はさておき、V8の能力には改めて驚かされました。パワー、スタミナ、静音性、汎用性……どれを取っても想像以上。特に感銘を受けたのがスタミナです。スペック上では、満充電で運転時間が最大40分となっていますが、体感では2時間以上使えるイメージ。これなら、かなり大きな一軒家でもくまなく掃除できるはず。

 

騒音の課題やゴミがシュラウドにこびりつく問題も完全に克服しており、ちょっと文句のつけようがありませんね。「バッテリーがすぐ切れたらどうしよう」とか、「吸わなかったらどうしよう」とか、失礼なことを考えてすみませんでした……。

↑バッテリーがなかなか終わらないので、こんな広いスペースもお掃除しました↑バッテリーがなかなか終わらないので、こんな広いスペースもお掃除しました

 

加えて、「さすが」と思うことがもうひとつ。掃除をしているうちに、周囲の人々が羨望のまなざしでワラワラと寄ってきて、「使いたい」という人が続出。そして、使った誰もが「欲しい!」と口々に言うのです。

 

その理由はもちろん、機能性の高さもありますが、一見してそれとわかる色使い、有機的な曲線を描くサイクロンの造形を含め、“何かしら「華(はな)」があるから”という気がするのです。使っていると、特別な高揚感があるアイテム。そんなV8は、確かにイノベーティブでアメージングなモデルでした。本機さえあれば、年末の大掃除はもちろん、日々の掃除も楽しくなることでしょう。新年を迎えたあとも、末永く家庭を清潔に保ってくれるのは間違いありません。

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↑画像クリックで詳細ページにジャンプします

 

年末年始を快適に――ダイソンのコードレスクリーナーとファンヒーターを格安でゲットできるDyson MEGA SALEを開催!

いよいよ師走が迫っていますが、年を越すまでにしなければいけないのが「大掃除」。普段は掃除しないところを綺麗にするので、手ごわい汚れがあったりと苦労しますよね。またこの時期、本格的な寒さ対策も必須です。楽天市場では、ダイソンの商品をここでしか買えないお値打ち価格で大放出する「Dyson MEGA SALE」を開催中。お得な価格でダイソン製品が手に入るこのチャンスをぜひお見逃しなく!

 

セール特設ページはこちら

 

パワフルな吸引力と便利なツール付き

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ダイソン
DC35 モーターヘッド

セール価格 2万9808円

多くのコードレスクリーナーは、使っていくうちに吸引力が低下して細かいごみが詰まるためメンテナンスが必要に。ダイソンの「DC35 モーターヘッド」は、高度なサイクロン技術によって細かなごみまで分離します。フィルターが目詰まりしないため、吸引力も変わらない丈夫な掃除機。内蔵された「ダイソンデジタルモーター」は、毎分最大10万4000回転の高い吸引力を実現しています。

 

【ここがポイント】
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家の掃除に便利なツールが付属。硬いナイロンブラシが細かなごみやホコリ、アレルゲンを取り除く「ミニモーターヘッド」、狭い隙間や溝など届きにくい場所の掃除に役立つ「隙間ノズル」、凹凸のある個所を漏れなく綺麗にしてくれる「コンビネーションノズル」が同梱されています。掃除機の中に溜まったごみもワンタッチで捨てられるお手軽さ。年始年始の大掃除をラクチンにしてくれるおススメのアイテムですよ。

 

部屋の空気よりもきれいな排気! を誇る画期的なコードレスクリーナー

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ダイソン
V6 Fluffy Extra

セール価格 4万3092円

従来のクリーナーヘッドを根底から見直して、革新的な技術が採用されたコードレスクリーナー「V6 Fluffy Extra」。ナイロンフェルトで大きなゴミを捕らえると同時に、カーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除きます。ごみの大きさに左右されることなく、床面をすみずみまで掃除できる優れものだから年末大掃除に大活躍すること間違いなしです。

 

【ここがポイント】
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ダイソン自慢の吸引力を実現するモーターがさらに進化した「ダイソン デジタルモーター V6」。パワフルな吸い込みに加えて、掃除機が排出する“アレルゲン”を徹底的に抑えてくれます。2層に配置された15個のサイクロンが同時に機能する、“2Tier Radialサイクロン”機能が微細なごみを除去。さらに“ポストモーターフィルター”が、アレルゲンやバクテリアのような0.3ミクロンの粒子を捕らえます。

 

1台に「暖房」「冷房」「空気清浄」の機能を備えた万能ファンヒーター

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ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool(HP01)2015年モデル

セール価格 4万8400円

ダイソンのファンヒーター「Dyson Pure Hot+Cool(HP01)2015年モデル」は、部屋全体をムラなく暖めたり涼しくしてくれるだけでなく、空気清浄機能も備わっています。内蔵された“高性能HEPAフィルター”はPM0.1レベルの粒子を吸い込んでくれるので、空気は常に綺麗な状態をキープ。1台で3つの役割を果たしてくれる万能アイテムです。

 

【ここがポイント】
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安全面にも考慮しており、ファンヒーターが転倒した際は自動的に停止。また風を送る部分のプレートは温度調節を正確に行うため、ヒーター特有の臭いが発生することもありません。その他にも自動温度制御機能、スリープタイマーなど快適な睡眠に欠かせない機能があるので、子どもがいる家庭やハウスダストに敏感な人にはおススメの逸品です。

 

2016年モデルはアプリと連動して遠隔操作も可能!

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ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool Link(HP02)2016年モデル

セール価格 4万9800円

2015年の“Dyson Pure Hot+Cool”がさらに進化した「Dyson Pure Hot+Cool Link(HP02)2016年モデル」は、スマートフォンのアプリと連動した新機能を追加。「Dyson Link アプリ」をダウンロードしてファンヒーターと同期すると、室内の温度や湿気、空気の状態をリアルタイムで把握できます。

 

【ここがポイント】
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「Dyson Link アプリ」の嬉しいポイントは、汚染物質を自動で検知&除去してくれる「オートモード設定」。リモコン機能も備わっているので、屋外にいても遠隔操作ができます。また好きな日時に予約運転の設定ができる「スケジュール機能」、フィルターの交換時期を知らせてくれる「フィルター寿命」告知機能などの役立ち機能が目白押しです。

 

高性能なコードレスクリーナーで大掃除はラクラク。さらに冬の寒さや乾燥などを防げるファンヒーターもあればより快適に過ごせます。憧れのダイソンをお手頃価格でゲットできる「Dyson MEGA SALE」、ぜひ楽天市場の特設サイトをチェックして下さい!

 

協力:楽天市場

【家電大賞2017】今年一番の家電は何だ? 掃除機部門は「コードレスキャニスター」が新鮮!

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GetNaviと白物家電専門ニュースサイト「家電Watch」による年に1度の家電アワード「家電大賞」が今年も開催!

 

このアワードは、掃除機や炊飯器、家事家電身だしなみ家電など全14部門、119アイテムのなかから「2017年のベスト家電大賞とそれぞれの部門賞を選出します。選出方法はみなさまの投票のみ! 専門家や編集部の票は一切なく、読者が考えるベストなものを決めましょう、という趣旨になっています。

 

家電大賞にノミネートされた119アイテムは、以下のページにまとめてありますが、今後は部門ごとに注目製品などを詳しく紹介していきます。

家電大賞2017の投票開始! 2017年のBest of 白物家電の栄誉は果たして……?」
http://getnavi.jp/homeappliances/201102/

 

コードレスキャニスターや紙パック回帰の流れに注目

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今回は掃除機部門をピックアップ。同部門は東芝、パナソニックといった国内大手メーカーの5製品に加え、ダイソンとエレクトロラックスの海外メーカーをノミネート。キャニスタータイプ、スティックタイプが混在していますが、コードレスタイプが中心となっています。なかでも今年話題となったのが「キャニスター型のコードレス」。同タイプは東芝とシャープから出ていますが、東芝の本体が裏返ってもOKな仕様(ダブルフェイススタイル)は斬新です。

 

また、パナソニックは人気のiTの紙パックタイプを投入。手首を返すだけでヘッドの向きが変わり、細い隙間にも入っていける従来からある機能が好評です。サイクロン式、紙パック式と2タイプをそろえたことで、ユーザーが選択肢を持てるようになったのは評価されるでしょう。

 

昨年「大賞」を獲得したDyson V8 Fluffyの派生版(コスパがよくなったモデル)、Dyson V7 Fluffyも見逃せません。そのほか1台3役になるエレクトロラックスも要注目です。

 

掃除機部門にノミネートされた7つの製品は以下のとおりです。アワードに投票してもらうと、豪華賞品が当たることもあるのでぜひ参加ください!

 

「豪華賞品が当たる家電大賞2017への応募はこちら」
https://cgi2.impress.co.jp/watch/kaden/kadentaisho2017/form.html

 

【掃除機部門ノミネートはコチラ!】 

20171130-s2 (1-1)01 東芝 コードレスキャニスターVC-NXS1 軽い操作性、強力な吸引力、連続運転最長60分を実現。ゴミ捨てが楽なダストステーション搭載。

02 シャープ コードレスキャニスター掃除機RACTIVE AirEC-AP700(中写真)/AS700(右写真) パワーブラシタイプでは世界最軽量の総質量2.9㎏。吸じん力はコード付きに劣りません。

 

20171130-s2 (2-2)03 三菱電機 風神TC-ZXG30P ブローはたきノズルを新搭載。ブラインドの隙間や高所のホコリもはたき落とせます。

04 パナソニック 「iT(イット)」紙パック式MC-PBU510J 同社初の紙パック式コードレススティック掃除機。サイクロン式の4倍の量を集じん可能です。

05 日立 パワーブーストサイクロンPV-BEH900 スマートホースなどの豊富なアタッチメントが付属。掃除しにくい場所にも使いやすいです。

 

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06 ダイソン DysonV7 Fluffy ソフトローラークリーナーヘッド付属。大きなゴミも微細なゴミも残さず取り除きます。

07 エレクトロラックス エルゴラピード・リチウムプレミアムZB3324B/3325B スティック/ハンディ/ふとんの1台3役。新フィルターにより排気性能が向上しています。

 

「豪華賞品が当たる家電大賞2017への応募はこちら」
https://cgi2.impress.co.jp/watch/kaden/kadentaisho2017/form.html

サイクロン式と紙パック式、結局どっちが便利なの?専門家が教える、最新掃除機の正しい選び方

日本でサイクロン式掃除機が大ブレイクして、はや10数年――。家電量販店などではいまだ人気の家電ですが、実は最近、やっぱり昔ながらの紙パック式がいい、と回帰するユーザーも増えてきています。つまり今、掃除機の集塵システムは、サイクロン式と紙パック式に選択肢が二分しているのです。

「サイクロン式は、遠心分離によってゴミと空気を分離することで“吸引力が持続する”という点が一番のメリットです。あくまで吸引力が“持続”するのであって、“強い”とは限らないということに注意が必要です。それから、紙パックのような消耗品がないため、ランニングコストもかからない。紙パックを切らしていた! とあわてることも、買い物に行く手間もなくて便利ですが、一方で掃除機自体のメンテナンスは必要になります」

果たして、どちらを選ぶのが正解なのか?

 

そこで、@Livingでは「スティッククリーナー」や「衣類スチーマー」などの記事でおなじみの“家電のプロ”戸井田園子さんに相談。サイクロン式&紙パック式掃除機の選び方からおすすめの最新モデルまで、最新掃除機選びのポイントを教えてもらいました。

 

最新トレンドは「軽量化」と「紙パック式の人気再燃」

「サイクロン式掃除機の代名詞といえば、この機構を発明したダイソンでしょう。登場したのは1980年代で、’90年から本格的に日本へ上陸し始めました。しばらくはなかなか“日の目”を見ませんでしたが、2000年代に一大ブームに。国内の家電メーカーもこぞってサイクロン式の開発でしのぎを削り、“最新モデルの最上位機種はサイクロン式”という図式が生まれました。

 

ただ、まったく新しい機構をもつ家電をイチから開発するには大きな投資が必要です。必然的に販売価格が高くなった上、パワーを重視したために本体が大型化する結果にもなりました」(戸井田さん・以下同)

 

それまで独壇場だったサイクロン式は、欲しい人にはひととおり行き渡ったこともあって人気が一段落。3~4年前から、昔ながらの集塵方式である紙パック式の需要が、再び高まっているといいます。三菱電機やパナソニックなど、メーカーも一早くそのトレンドに注目。およそ50年もの間積み重ねてきた知見を基に、紙パック式本来の持ち味だった“軽さ”に立ち返り、軽量化を図りました。

 

「サイクロン式の特長が“排気のキレイさ”だったこともあり、当初は紙パック式の方向性もそちらへ舵を切りました。フィルターを高性能化するために、紙パック式の大型化が進んでしまったんですね。そこへ『コードレススティッククリーナー』が登場したことで、大型化の流れには終止符が打たれることになったんです。紙パック式キャニスターが一転、軽量化へと移行し始めたわけです」

 

“軽い”という最大の特長を備えた紙パック式が、再び注目を浴びることになったわけですが、当然サイクロン式を愛用しているユーザーも大勢います。特に“吸引力”という点においては、どちらも甲乙つけがたい性能差になってきているそう。そこでいま一度、両モデルのメリット・デメリットを整理すべく、戸井田さんにまとめてもらいました。自分がどちらに向いているのか、まずは確認してみましょう。

 

サイクロン式のメリット・デメリット

・吸引力が持続する

・紙パックを購入する手間とコストがかからない

・ゴミが見えるので達成感を感じられる

・ゴミ捨ての際にゴミに触れる可能性がある

・ダストボックスのこまめな手入れが必要

「サイクロン式は、遠心分離によってゴミと空気を分離することで“吸引力が持続する”という点が一番のメリットです。あくまで吸引力が“持続”するのであって、“強い”とは限らないということに注意が必要です。それから、紙パックのような消耗品がないため、ランニングコストもかからない。紙パックを切らしていた! とあわてることも、買い物に行く手間もなくて便利ですが、一方で掃除機自体のメンテナンスは必要になります」「サイクロン式は、遠心分離によってゴミと空気を分離することで“吸引力が持続する”という点が一番のメリットです。あくまで吸引力が“持続”するのであって、“強い”とは限らないということに注意が必要です。それから、紙パックのような消耗品がないため、ランニングコストもかからない。紙パックを切らしていた! とあわてることも、買い物に行く手間もなくて便利ですが、一方で掃除機自体のメンテナンスは必要になります」

 

紙パック式のメリット・デメリット

・紙パックごと捨てられて楽な上、手が汚れない

・最新モデルは掃除機本体が軽く小さい

・紙パックの購入費と買う手間がかかる

・ゴミが溜まってくると吸引力が落ちる

「掃除の過程でゴミが手に触れず完結できるところこそ、紙パック式一番のポイント。手が汚れないって大事ですよね。ただ、付属部品や紙パック自体の費用がかかったり、ゴミが溜まると吸引力も落ちるという点はデメリット。お金や手間をかけても苦にならないという人に向いています。」「掃除の過程でゴミが手に触れず完結できるところこそ、紙パック式一番のポイント。手が汚れないって大事ですよね。ただ、付属部品や紙パック自体の費用がかかったり、ゴミが溜まると吸引力も落ちるという点はデメリット。お金や手間をかけても苦にならないという人に向いています。」

 

サイクロン式/紙パック式の失敗しない選び方

サイクロン式を買うなら手入れしやすいモデルを

「サイクロン式最大の良さである、“集塵力が持続できる”“排気とゴミが分離できる”点をハイレベルで実現しているモデルは、現時点では大手メーカーの上位モデルに限られます。まずは、しっかりと遠心分離が行われているタイプを選びましょう。また、手入れがサイクロン式のキモになってくるので、どのパーツが洗えるかは忘れずにチェックを。ダストカップだけが洗えるダイソンに対し、メカの細部まで丸洗いできる国内メーカーのモデルもありますし、排気フィルターの手入れの方法もさまざま。自分がどこまで清潔さにこだわるのか、意識することが大事です」

 

紙パック式を買うなら排気性能に優れた上位モデルを

「“ゴミに触らないで済む”のが最大のメリットですから、紙パックを取り出したときに、入り口の穴をシールドによって塞げるタイプのものを選びましょう。また、排気の性能は紙パック自体に左右されますから、本体の性能とバランスがとれている純正品が確実です。ただ、海外メーカーは純正紙パックの価格が高い傾向があるので、国内メーカーのほうがコストの負担は少なくて済みますね。100円ショップにも紙パックは売っていますが、排気性能にも影響するため、使用には気をつけた方がいいと思います」

紙パックの口が、廃棄する際にしっかりと閉じられるタイプを選びたい。吸い集めたゴミを触らずに捨てられる“シャッター式”を採用しているものがベスト。写真はパナソニック「MC-JP800G」の紙パック紙パックの口が、廃棄する際にしっかりと閉じられるタイプを選びたい。吸い集めたゴミを触らずに捨てられる“シャッター式”を採用しているものがベスト。写真はパナソニック「MC-JP800G」の紙パック

 

さて、ここまでのサイクロン式と紙パック式の特徴が把握できたら、自分に合ったモデルを見つけるだけ。続いて、戸井田さんオススメのサイクロン式4種、紙パック式4種をご紹介します。長く愛用することになるであろう掃除機ですから、じっくり自らのニーズを満たすものを選びましょう。

 

家電のプロが選ぶ、サイクロン式掃除機ベスト4

「性能重視で手入れが楽。アタッチメントも充実しています」

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三菱

サイクロン式掃除機 風神 TC-ZXG30P

実売価格7万円前後

「サイクロンボックス」を丸ごと水洗いできるタイプ。同梱のアタッチメントが充実しており、エアブロー機能用のノズル・2WAYロングノズル・アレルパンチふとんクリーンブラシなど、シーンに応じた掃除に対応する。自走式パワーブラシにはアレル物質を除去する”アレルパンチ植毛”を備えるなど、高次元の機能が詰まったフルスペックモデルだ。

 

「手軽さを求めるなら、価格も手頃なスティックタイプに」

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シャープ

コードレス掃除機 RACTIVE Air(ラクティブエア) EC-A1R

実売価格4万円前後

パイプ部の素材にドライカーボンを採用するなどして軽量化を図り、総重量1.5kgという驚異的な軽さを実現。棚の上などの高所も楽に掃除できる。また、ラバー製の「ちょいかけフック」のおかげで、少し手を離したいときにカウンターなどにサッと立てかけることも。ダストカップはフィルターまで丸洗いできる。最上位モデル「EC-A1RX」(実売価格6万5000円前後)なら、バッテリーを2個付属する上、アタッチメントも豊富だ。

 

「トランスフォームさせたい! そんな男心もくすぐります」

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日立

コードレススティッククリーナー パワーブーストサイクロン PV-BEH900

実売価格8万7000円前後

スティックタイプのクリーナーだが、複数のヘッドやノズルによる“変形”とも呼ぶべき多彩なアタッチメントを持っている。玄関、窓、床、棚の上はもちろん、クルマや布団、引き出しの中など、あらゆる局面に使える。電池はカセット式で、暗い場所でも見えるLED付き。男性好みのギミック感あふれる一台だ。

 

「トリガーを握るだけの“意思に追従する”気持ちよさ」

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ダイソン

コードレスクリーナー Dyson V8 Fluffy+

実売価格7万8000円前後

言わずと知れた、サイクロン式、さらにスティッククリーナーを代表するダイソンの最新モデル。大小のゴミを同時に吸い取る「ソフトローラークリーナーヘッド」、最新の独自モーターでより強力になった吸引力が特徴。0.3 μmもの微細な粒子を99.97%以上捕らえる「ポストモーターフィルター」で排気もクリーンだ。稼働時間が10分程度短くなるものの性能はほぼ同等の廉価モデル「V7」(実売価格6万1000円前後)もある。

 

家電のプロが選ぶ、紙パック式掃除機ベスト4

「サッと出し入れできる手軽さが人気のモデルです」

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パナソニック

紙パック式掃除機 Jコンセプト MC-JP800G

実売価格5万3000円前後

外装やノズルの素材に中空ガラス配合プラスチックを、モーターの素材にアルミを採用するなどし、本体重量はキャニスター型で業界最高水準の軽さを誇る2.0kg。従来モデルより長いノズルで身体に近いポジションをキープできるため、腰への負担が軽減した。目に見えない約20 μmのハウスダストも検知する「ハウスダスト発見センサー」を搭載し、掃除の成果を実感できるのもうれしい。

 

「手術室レベルのとにかくきれいな排気が持ち味」

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日立

紙パック式クリーナー かるパック CV-PE700

実売価格6万5000円前後

排気の清浄さは驚異的。ドイツの第3者機関で認定された排気クリーン度99.999%とは手術室レベルだ。外装の素材にカーボンライトを採用し軽量化を図ったほか、気密性を高めた「ジェット吸引機構」で強い吸引力を実現する。ヘッドは上部からも空気を取り込むことで、床への張り付きを防止しながら、押しても引いてもしっかり集塵できる。

 

「軽くて低価格だから、ひとり暮らしやシニアに最適です」

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三菱

紙パック式掃除機  Be-K(ビケイ) TC-GXG8P

実売価格2万8000円前後

本体素材に軽くて強いカーボン樹脂、軽量モーターを採用し、本体重量2.1kgを実現した。持ちやすい「フィジ軽グリップ」や取り回ししやすい大径車輪も相まった、機動性の高さもポイント。軽量かつ高性能を求めるシニア層にも適している。最上位「TC-GXG10P」(実売価格3万6000円前後)は、ヘッドのブラシを引き抜くだけで絡んだ毛が取れる仕組みも搭載する。

 

「ドイツで培われた、何十年も使える質実剛健モデルです」

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ミーレ

Compact C2 SDCO 0 OB Clean Meister SDCO0

実売価格6万4800円

ドイツ製ならではの20年保証付きで、“最上のクオリティを求める人”向け。海外ブランドだけあって、ボディサイズやホースの長さは日本の家屋に対してやや大きく、取り回しには慣れが必要だが、作業半径は最大13mと、コンセントを差し替えることなくひと部屋掃除を終えられる。1000Wもの強力な吸引力に個性的なデザインも含めて、家電好きから根強く愛されている。

 

Profile

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インテリア&家電コーディネーター / 戸井田 園子

大手プレハブメーカーのインテリア研究所でインテリアコーディネートを担当したのち、商品企画部へ。その際に習得した、商品の性能・デザイン・価格などを総合的に比較して優劣を見極めるテクニックを活かし、インテリア&家電コーディネーターとして独立。情報ポータルサイト「All About」のガイドをはじめ、テレビ・新聞・雑誌など各メディアで活躍している

 

■何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

http://at-living.press

このプレゼンで心が動かない人っている? 妻が夫にふとんクリーナーを買わせた一部始終

ふとんクリーナーのパイオニア、レイコップ。その歴代モデルのなかでも、特に「使いやすい」と評判となっているのが、今年の6月に発売された最新モデル「レイコップRN」です。そんな本機に熱い視線を送る人妻がひとり。それが、本サイト編集長・山田佑樹の妻、舞。彼女はこの「レイコップRN」を手に入れるべく、かつて現役時代に培ったプレゼンスキルを発揮して、購入に反対する夫の説得を試みます。データを武器に、相手の逃げ道を奪い、心を奪う鮮やかな手口とは? いま、絶対に見逃せない戦いが始まる!

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【登場人物】

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山田 舞(やまだ・まい)

品川区在住の主婦。結婚前は広告代理店に勤務しており、データを駆使したプレゼンを得意としていた。

 

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山田佑樹(やまだ・ゆうき)

GetNavi web編集長。納得しない物事には抵抗を示す頑固な一面を持つ。

 

「古いレイコップで十分」と「RN」の購入を渋る夫の説得を開始!

 

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(ネットで見つけた上の動画を見て)…ああ、ほしいわ~この「レイコップRN」。でも、勝手に買うとダンナがブーブー言うのよね。というか、説得してダンナの予算で買わせたいわ~……。なにかいい方法ないかしら? そうよ、プレゼンよ! プレゼンでプレゼントをゲットよ! 私のプレゼンスキルを駆使して、ダンナに「RN」を買ってもらうのよ!

なにやら準備を始める舞。そして数日後……

 

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……何、改まって話って?(……ヤバい、あのことバレたかな?)
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我が家には何かが足りないと思わない?
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……突然なに? ……えっと、カルシウムとか?
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…違うわよ。ふとんの清潔感よ。
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実は私、コレが欲しいの。ふとんクリーナーのパイオニア、レイコップの新商品の「レイコップRN」よ! 買ってもいい?


↑レイコップRN(画像クリックで製品情報ページにジャンプします)

 

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イヤイヤ、レイコップなら古いのを持ってるじゃん! まだ動くんだし、そっち使えばいいでしょ! それよりオレ、ラクして腹筋が割れるやつ、ほしいんだよね。
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……あんた、誰にモテようとしてるの? ま、いいわ。「レイコップRN」のスゴさを知れば、きっとあなたも欲しくなるから。これを聞いて考えが変わらないようだったら、私もあきらめる。
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じゃあ、納得できなかったら、おなかが割れるやつ買ってよ。
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それだけはイヤ。だけど、まずはどれだけレイコップが人気か、知ってほしいの。
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レイコップは国内累計出荷台数450万台以上(※1)、「メーカー数量シェアNO.1」(※2)を誇る人気シリーズなのよ!
※1:2016年12月時点 ※2:2016年1-12「クリーナー」より「ハンディクリーナー」を抽出。メーカー別 販売数量シェア 全国有力家電量販店の販売実績を集計/Gfk Japan調べ

 

まずはレイコップ史上「最小・最軽量」をアピール!

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それは確かにすごいけど……
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そんな大人気のレイコップなんだけど、なかでも「レイコップRN」はレイコップ史上もっとも「使いやすい」と言われているの。「レイコップRN」のスゴいところ1つ目は、「最小・最軽量」よ!
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え、どれくらい軽くなったの?
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下の資料を見て。本体重量は1.90kgと断然軽いの! 前モデル「LITE」との差は50gだけど、中位モデル「レイコップRS2」と比べると500gも軽いのよ。これだけ軽ければ、掃除も楽しくなると思わない?

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うわっ、この資料自分で作ったの?(…スゴイ。ちょっと悔しい) …なるほど。毎年体重が増え続けている誰かさんとは大違いだな。
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…ぶっとばすよ。
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……。
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…それにただ軽くなっただけじゃなくて、ハンドルの長さ・太さ・位置を改良して持ちやすくし、さらに本体の重心を下げることで、スムーズにふとんの上で動かせるようになっているの! ふとんの吸い付きも抑えているから、かる~い感触で、気持ちよく掃除できるってわけ。

製品情報の詳細:

 

新開発のブラシなどの効果でハウスダスト・花粉の除去効率が向上

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なるほど、こまめに掃除するなら、少しでも軽くて腕に負担がかからないほうがいいもんね。でも、本体がコンパクトだと、パワー不足で髪の毛やハウスダストがなかなか取れないんじゃない?
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良い質問ね。でもそこはノープロブレム。下の図を見て。「レイコップRN」はハウスダスト・花粉除去効果も従来モデルよりアップしてるの!

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へえ、なんでそんなに性能がアップしたの?
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新開発された「フィンパンチブラシ」がスゴいのよ。生地へのダメージを抑えながら、たたき回数も従来モデルの約3300回/分から約1万8000回/分にアップしているわ!

↑新開発「フィンパンチブラシ」が、取りにくい髪の毛やペットの毛までしっかりキャッチ。弾力性・摩耗耐性に優れたラバー素材で、ふとんの生地を傷めにくくなっています↑新開発「フィンパンチブラシ」が、取りにくい髪の毛やペットの毛までしっかりキャッチ。弾力性・摩耗耐性に優れたラバー素材で、ふとんの生地を傷めにくくなっています

 

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ええっ、1分間で1万8000回!? それじゃダニもかわいそう……。
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なんでダニ目線なのよ……。
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しかも吸引口の幅が従来モデルと比べて約20%拡大し、165mmに広がっているの。1度にかけられる範囲も広がって、短時間で効率よく掃除できるわけ。そうなれば、夕食のおかずを一品増やす余裕ができるかもよ?

UVの効果で掃除をしながら除菌もウイルス除去もできる

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(それはいいかも…イヤ威厳を示すん