「格安家電」は本当に使える? 低価格「掃除&空調家電」の良いところ・悪いところを本音レビュー!

格安アイテムを識者が○・×でジャッジする本企画。今回のテーマは掃除&空調家電です。価格が安い、安すぎてちょっと心配になってしまうくらいの格安アイテムを、プロ・専門家が徹底的にチェック! 独自機能やおすすめポイントなど、良いところも悪いところも含めて惜しみなくレビューをお伝えしていきます。

 

【○×判定した人】

家電ライター・平島憲一郎さん

調理家電から掃除機、美容・健康家電まで、生活家電記事全般を担当。検証企画も多数手掛けています。

 

その1

超軽量1.2㎏で部屋中を軽快に掃除できるコードレススティック

アイリスオーヤマ

極細軽量スティッククリーナー KIC-SLDC4

実売価格1万4958

質量約1.2㎏の超軽量な紙パック式スティック。ヘッド内に縦回転の気流を発生させる独自のヘッドを搭載し、床面を傷つけずに集じんします。ほこり感知センサーにより自動でパワー制御し、バッテリー消費を抑制。

SPEC●集じん方式:紙パック式 ●集じん容積:0.3ℓ ●ヘッド:サイクロンストリームヘッド ●充電時間:約3時間 ●使用時間:約30分(自動モード) ●サイズ/質量:約W236×H1003×D162㎜/約1.2㎏

↑紙パックは不織布製で、パックホルダーのクリップに挟んで固定。量販店で25枚入りが400円弱で購入可能です

 

【Check!】

吸引力:○

独自の回転気流で集じん

「ヘッド内で発生した回転気流で吸引。チリなどの微細なゴミは逃さず集じんします。ブラシレスで床面を傷つけないのも特徴です」(平島さん)

 

センサー:○

センサーでゴミの量を検知

「自動モードで、ほこり感知センサーがゴミの量に合わせて吸引力制御。ランプの色が変わってきれいになったとわかるのも◎です」(平島さん)

 

じゅうたん吸引:×

Before

After

ブラシなしでの吸引は困難

「ヘッドにブラシがないため、じゅうたんの毛に絡まったゴミは吸引が困難。羊毛ゴミも粒ゴミも残ってしまいました」(平島さん)

 

総評

「ヘッドにブラシが非搭載で、カーペットには不向き。あくまでフローリング、畳の軽量ゴミ専用と考えれば、この軽さと価格は大きな魅力です」(平島さん)

※「KIC-SLDC4」はミント、羊毛、ビーズ計10gで吸引力を検証

 

その2

長いサイドブラシと強力吸引でペットの毛やゴミを逃さない!

アイライフジャパン

I LIFE V3s Pro

実売価格1万6900円

長いサイドブラシと強い吸引力でペットの毛やゴミを効率よく集じんできるロボットクリーナー。薄型デザインで家具の下もスムーズに走行。自動掃除のほかエッジ掃除などのモードを装備し、スケジュール予約も可能です。

SPEC●集じん容積:0.3ℓ ●電池仕様:リチウムイオン電池(2600mAh) ●充電時間:約4時間40分 ●掃除時間:約2時間 ●掃除モード:自動、スポット、エッジ、毎日スケジュール(予約) ●サイズ/質量:φ306×H76㎜/2.05㎏

*楽天市場やヤフーショッピングなどで購入可能
↑機能も操作も超シンプル。自動モードは本体かリモコンの「CLEAN」ボタンを押すだけ。その他のモードや設定は、リモコンで行います

 

↑高さ7.6㎝で、ルンバなど一般的なロボット掃除機より薄型。脚が短い棚やソファの下もスムーズに潜り込んで掃除します

 

【Check!】

集じん性能:○

ペットの毛も逃さず吸い取る!

「ペットの毛など、軽いゴミがよく吸える印象。吸引口がブラシレスで毛ゴミが絡まないのは、ペットのいる家への配慮でしょう」(平島さん)

 

稼働時間:○

稼働時間120分で徹底掃除

「稼働時間120分で、自動モードでも室内を徹底掃除します。電池が切れそうになると、自分でしっかりと充電台に戻るのも優秀です」(平島さん)

 

スケジュール機能:×

曜日ごとの予約設定ができない

「リモコン付きで予約操作可能ですが、曜日ごとの予約ができないのは残念。ここは価格を考えると我慢すべきでしょう」(平島さん)

 

総評

「ランダム走行、落下防止センサー付きなどベーシックな機能のみでこの集じん能力はスゴい。充電台にもしっかり帰還してくれます」(平島さん)

※「I LIFE V3s Pro」は猫飼いの評価者自宅で吸引力を検証

 

その3

パワフルな吸引力と軽さが魅力のコード式スティック

ツインバード

サイクロンスティック型クリーナー TC-E152B

実売価格2450

吸込仕事率100Wで十分な吸引力のコード式スティック。本体約1.7kgの軽さと持ちやすいハンドル形状で、快適に掃除ができます。ハンドルを外せばハンディになる2Way仕様で、すきまノズルも付属。

SPEC●消費電力:500W ●吸込仕事率:100W ●集じん方式:サイクロン式(フィルター式) ●集じん容積:約0.5ℓ ●コード長:約5.0m ●サイズ/質量:約W230×H1050×D155㎜/約1.7㎏

↑ワンプッシュでダストケースが開く「ラクステ」機能を搭載。溜まったゴミに触らず捨てられます

 

↑ゴミ捨てなどでヘッドを外す際は、ロックボタンを押しながら引き抜きます。その手間がやや面倒かも

 

【Check!】

吸引力:○

Before

After

この吸引力がこの価格とは立派

「電源コードがあるモデルで、低価格でも吸引力は強い。フローリングではミントの吸い残しがややありました。運転音は大きめです」(平島さん)

 

汎用性:○

2Way仕様で床も棚も掃除

「ハンドルを外してハンディクリーナーとしても使え、床も棚も1台で掃除可能。コードが約5mもあり、長さは十分です」(平島さん)

 

排気:×

排気で床のゴミが吹き飛ぶ

「本体後部にある排気口から出る風がかなり強め。床に風が当たってゴミを吹き飛ばしてしまうこともあるので要注意です」(平島さん)

 

総評

「低価格で強い吸引力を実現できるのはコード式の大きな魅力。またとても軽いため、特にコードの差し替えが少ないワンルームでは使い勝手抜群です」(平島さん)

※TC-E152Bはミント、羊毛、ビーズ計10gでで吸引力を検証

 

その4

軽量化による使いやすさと吸引力を両立したふとんクリーナー

アイリスオーヤマ

超吸引ふとんクリーナー KIC-FAC2

実売価格8618

約1.6㎏という軽量設計と高い吸引力を両立。新形状の叩きパッドが毎分約6000回振動してゴミを浮かせて吸引し、ハウスダスト除去率98%を実現します。ダストカップが光って汚れの量を知らせてくれます。

SPEC●消費電力:400W ●集じん容積:0.2ℓ ●振動回数(叩き):毎分約6000回 ●センサー機能:ダニちりセンサー ●コード長:約4m ●サイズ/質量:W250×H212×D459㎜(使用時)/約1.6㎏(電源コード含む)

↑ヘッドの可動範囲は75°。家具の形状に合わせてスムーズに動くので、曲面の多い枕やクッションも快適に掃除できます

 

【Check!】

ホコリ除去力:○

叩きパッドでホコリを出す

「毎分6000回の高速叩きとサイクロン気流でチリを除去。ふとん叩きの形状を模した叩きパッドで、ふとんの奥のホコリも叩き出します」(平島さん)

 

センサー:○

センサーがゴミの量を感知

「約20㎛のゴミまで感知する『ダニちりセンサー』を搭載。ゴミの量でダストカップの色が変わり、ふとんの汚れ具合の確認が簡単です」(平島さん)

 

メンテナンス性:×

フィルター掃除がやや面倒

「フィルター掃除はフィルターを水中で取り外し、流水で洗って乾かす。チリの飛散防止に有効ですが、やや手がかかります」(平島さん)

 

総評

「この価格帯にしては良好な集じん性能で、操作もスムーズ。センサーが色でチリの量を知らせるのは、掃除できていることが実感できてうれしい」(平島さん)

その5

寝室に置いても邪魔にならない奥行約13㎝の薄型タイプ

日立

クリエアEP-NZ30

実売価格8510円

奥行約13㎝の薄型コンパクト設計で、寝室や個室に最適。アレルオフフィルターでタバコなどのニオイや花粉をキャッチし、0.1~2.5㎛の粒子を99%捕らえる。リモコン付きで、本体から離れた場所からも操作しやすい。

SPEC●空気清浄適用床面積:〜15畳 ●清浄時間:8畳を18分 ●最大風量(50/60Hz):3.2/3.3㎥/分 ●運転音(50/60Hz):46/49dB ●フィルター:アレルオフフィルター ●サイズ/質量:W400×H424×D133㎜/4.0㎏

↑操作は、3種類の運転モードと風量の3段階切り替え、2時間タイマーの設定だけ。取説不要で誰でも簡単に操作できます

 

【Check!】

コンパクト性:○

薄型設計で圧迫感が少ない

「厚さは、わずか13.3㎝。小さめの部屋に置いても圧迫感が少なく、パネルの前後・左右・上下からしっかり吸気して清浄します」(平島さん)

 

汎用性:○

卓上やトイレなど幅広い場所に対応

「4.0㎏と軽量なので、床置き・卓上兼用で使えます。小型で脱臭モード付きなので、トイレで使うのもオススメです」(平島さん)

 

モニター:×

エアモニターがないのは残念

「空気の清浄度がわかるエアモニターが付いていないのは残念。本体上部にリモコンを収納できる場所があるのはちょっと便利です」(平島さん)

 

総評

「1万円以下のモデルのなかではしっかりした作り。フィルターもアレル物質やニオイの抑制効果が高く、コスパが高いです。作動音も静かめでいい!」(平島さん)

 

その6

最大6・5ℓの除湿力、雨の日も部屋を快適な状態に保つ

LOWYA(ロウヤ)

boltz(ボルツ)コンプレッサー式除湿機

実売価格1万3990

1日あたりの最大除湿量が6.5ℓと室内を強力に除湿できるのが魅力。湿度を40%、50%、60%、連続の4段階で設定し、運転中は好みの湿度を維持してくれます。運転音は図書館レベルの45.3dBで、就寝中も快適に使えます。

SPEC●適用畳数:11畳(鉄筋) ●消費電力(50/60Hz):155/175W ●除湿能力(50/60Hz):5.5/6.5ℓ ●タンク容量:約1.8ℓ ●サイズ/質量:W290×H478×D190㎜/約9.4㎏

↑タンクは女性でも扱いやすいサイズ感で、満水でも簡単に排水できます。だがタンク容量は少なめです

 

↑フラップを自分で動かして風向きを調整。衣類乾燥時は風向きを変えて乾かしたい服へ優先的にアプローチ

 

【Check!】

除湿力:○

パワフル除湿で室内干しに対応

「6.5ℓ/日の除湿力で部屋干しの洗濯物も素早く乾燥。ただ、湿度を検知して風量や風向きを調節する機能は非搭載です」(平島さん)

 

ランニングコスト:○

1日37.8円で快適に過ごせる

「除湿力が高く、ランニングコストの安いコンプレッサー式を採用。1日8時間使用で1日の電気代は37.8円です」(平島さん)

 

容量:×

タンク容量がやや少ない

「排水タンク容量が約1.8ℓとやや少なめ。湿度の高い夜は約6時間でタンクが満杯になり、運転が自動停止します」(平島さん)

 

総評

「コンプレッサー式でこの価格はコスパが高い。必要十分な性能が手堅くまとめられています。大型のタンクだと排水が大変、という人にはオススメですね」(平島さん)

 

 

生活家電監修/戸井田園子

寝ている子を起こさない! 「赤ちゃんに優しい」家電アイテム7選

赤ちゃんが生まれると、生活が一変! 家の中や衣類、布団の清潔さにこだわったり、寝ている赤ちゃんを起こさないよう工夫したり、赤ちゃんのために気を付けたいことがたくさん出てきます。そこで今回は、赤ちゃんがいるご家庭にオススメしたい家電グッズなどをピックアップしました。ご紹介するのはパナソニックの空気清浄機やドウシシャの扇風機、アイロボットのロボット掃除機、ピジョンのさく乳器など計7点。赤ちゃんにも優しく、静かで、パパママにもうれしい家電製品を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

[空気清浄機]

パナソニック

加湿空気清浄機 F-VXP90

実売価格 5万3070円

SPEC ●サイズ/質量:W398×H640×D268㎜/11.8㎏ ●空気清浄適用床面積〜40畳 ●空気清浄時間8畳/約7分 ●最大加湿量870㎖/h ●フィルター交換目安約10年

 

花粉やPM2.5などの粒子から約0.3μmの粒子まで、99.97%以上集じんしつつ、ナノサイズの微粒子イオン「ナノイーX」が花粉などのアレル物質やウイルス、菌などの活動を抑制。床上30cmに溜まりがちな花粉、ハウスダストは、本体下部の開口部に設けた「メガキャッチャー」機能がパワフルに吸引します。加湿機能付きなので、乾燥が気になる季節も大活躍。

 

【おすすめポイント】

空気清浄機能に加え、アレル物質の活動も抑制してくれる高性能モデル。特に床上30cmの空気の汚れを吸引してくれる「メガキャッチャー」は、床で過ごすことが多い赤ちゃんに嬉しい機能です。部屋が暗くなると、風量と表示ランプの明るさをセーブするので、眠っている赤ちゃんを起こさないという配慮も○。

 

[扇風機]

ドウシシャ

カモメファン FKLT-232D/TLKF-1232D

実売価格 1万5410円

SPEC●サイズ/質量:W305×H800~900×D260㎜/約4.4kg●動作音:12.0dB●風量調節:無段階●自動首ふり角度:左右30・60・90度●手動角度調節:上下 上向き90度、下向き90度※真正面起点●タイマー:入 / 切 1・2・4・8時間●消費電力:1.2W(最小時)~10.5W(最大時)

 

カモメの羽をヒントにつくられた羽根を採用し、やわらかく心地よい風を遠くまで届けるDCモーター扇風機。フレキシブルに曲がる5つの関節を備え、真上や真下など、様々な方向に送風できます。徐々に風が弱まる「おやすみ風」や、まぶしさを抑えるLEDの減光・消灯機能など、睡眠中も使いやすい機能も搭載。

 

【おすすめポイント】

カモメファンの風はとてもやわらかく、繊細な赤ちゃんも負担なく、心地よい風が浴びられます。特にこのモデルは、フレキシブルアームを調整すると真上から見下ろすように送風できるので、お布団で寝ている赤ちゃんを優しい風で包み込んでくれますよ。

ロボット掃除機

アイロボット

ブラーバ 380j

実売価格 3万7580円

SPEC●走行システム:iAdapt2.0●掃除モード数:3●稼働面積(ウェットモップモード):約12畳●充電時間:2時間●サイズ/質量:W178×H84×D170㎜/約1.2kg

 

フローリングを自動でお掃除してくれる床拭きロボットは、動作音がとっても静か。スイスイと部屋の隅から隅まで移動しながら、フローリングの汚れを拭き取ります。皮脂汚れや食べこぼしには「ウェットモード」、ホコリや髪の毛には「ドライモード」で日々のフローリング掃除と使い分けが可能。

 

【おすすめポイント】

掃除機のように吸引しないので音が静かなうえ、ホコリを立てないので赤ちゃんが寝ていても安心して使えます。床に溜まりがちな花粉やホコリ、こびりついた菌も取り除いてくれるので、フローリングが中心の家にオススメです。

 

スティッククリーナー

ケルヒャー

スティッククリーナーKB5

実売価格:1万1580円

SPEC●集じん容積:0.37ℓ●充電時間:約3時間●連続運転時間:約30分(フローリング)●清掃幅:210mm●運転音:55dB●サイズ/質量:W215×H1120×D230mm/1.17kg

 

1.2kgと軽くてコンパクトなスティッククリーナー。自立するので部屋の隅に立てておき、使いたいときはスティックを倒せば自動でスイッチが入ります。インテリアを邪魔しないシンプルなデザインも特徴。独自のクリーニングシステム搭載で排気を出さず、ホコリを舞い上げる心配もありません。

 

【おすすめポイント】

出しっぱなしにできるので、ちょっとゴミが気になったときや、隙間時間で掃除したいとき、サッと手に取りスティックを倒すだけで掃除が始められます。一般的な掃除機に比べて動作音も静かなので、寝ている赤ちゃんを驚かせてしまうことはなさそう。

 

洗濯乾燥機

シャープ

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-PU11B

実売価格:11万7000円

SPEC●洗濯脱水/乾燥:11kg/6kg●定格洗濯乾燥時間:約220分●サイズ/質量:約W600×H1050×D650mm/約48kg●消費電力量:約2200Wh(洗濯乾燥時)

 

洗濯槽に穴がないので、洗濯槽の外側や底裏についた黒カビや汚れが槽内に侵入せず、清潔な水で洗えるのが、シャープのタテ型洗濯機の特徴。洗濯後も独自イオン「プラズマクラスター」で洗濯槽のカビ菌繁殖を抑制します。洗剤なしで予洗いできる「サッと予洗いコース」や、部分洗いに便利と話題の「超音波ウォッシャー」など、予洗いの手間を軽減してくれる機能も多数搭載しています。

 

【おすすめポイント】

食べこぼしやおもらしなど、ほかの洗濯物と一緒に洗いたくない衣類やシーツの予洗いが洗濯機でできるのは便利! 洗濯容量11kgでシーツや毛布などの大物もたっぷり洗えるので、赤ちゃんの寝具もこまめに洗いやすく清潔に保てます。

照明

フィリップス

Philips Hue Go

実売価格:9680円

SPEC●サイズ/重量:W15×H8.0×D15cm/0.5kg●ランプ技術:LED/24V●ワット数:6W●照明カラー:クール ホワイト●ルーメン出力合計:300lm●寿命:2万時間

 

照明の色温度やカラーが変えられるポータブルライト。実用的な温白色光から、涼しげでやる気を引き出す昼光色など、色温度を変えられるほか、カラー照明で空間の雰囲気づくりに一役買います。ブリッジに接続すればスマートデバイスからもコントロールでき、1600万色のカラー演出が可能に。バッテリー内蔵で、屋外でも使えます(3時間)。

 

【おすすめポイント】

赤ちゃんと眠るときに枕元に置いておけば、おむつを替えたり、授乳するときに便利。照明の明るさを暗めに設定すれば、赤ちゃんを完全に目覚めさせることなく、お世話ができます。カラー照明は、誕生日やクリスマスなどイベント時のムードづくりにもオススメ!

 

電動さく乳器

ピジョン

さく乳器 母乳アシスト電動Pro Personal+(プラス)

価格:2万7000円

 

両胸同時にさく乳できる電動さく乳器。赤ちゃんが飲んでいるように自然にさく乳でき、おっぱいの状態に合わせて吸引リズムや強さが選べる「赤ちゃんここちリズム」を搭載しています。専用アプリと連動すれば吸引リズムが追加できるほか、さく乳できた量や赤ちゃんが飲んだ量の記録も可能。片胸ずつさく乳する「電動Pro Personal」(1万6200円)もあります。

 

【おすすめポイント】

外出先や夜中にさく乳する機会が多い人には、手などに負担なく、あてているだけで自動で効率よくさく乳できる電動タイプがオススメ。さく乳時のモーター音が従来品より静かになったので、赤ちゃんが寝ているときや外出先でも気兼ねなく使えます。

 

話題の棋士も学んだ「モンテッソーリ教育」の権威が語る! 子どもを伸ばすには「空気環境が大前提」

新生活が始まり、この4月からお子さんが進学されたという方もおられるでしょう。これを機に、子どもにとってよりよい学びの環境、よりよい暮らしの空間を作るにはどうすればいいのか、改めて考え始めた方も多いはず。そこで今回は、いま話題のプロ棋士・藤井聡太さんも学んだという「モンテッソーリ教育」の権威をはじめ、子どもの教育に携わる3人にインタビュー。子どもにとって理想の環境とは何か? という点を掘り下げていきます。

また、インタビューでは繰り返し「空気環境を整える重要性」について語られます。本稿では、その環境作りに役立つ空気清浄機として、空気浄化の世界基準「CADR」最高値以上を取得したスウェーデン製「ブルーエア」をピックアップ。ブルーエアは、空気清浄機のグローバルブランドとして、空気汚染が深刻な地域に暮らす子どもたちへ支援活動を行っています。そんなブルーエアが、具体的に学びの場にどう役立つのか、併せてレポートしていきましょう。

 

子どもの空気環境を守る空気清浄機といえばコレ!

↑画像クリックで製品の公式サイトにジャンプします

 

Blueair

Blueair Classic  Series

世界的な空気清浄機専業ブランド、ブルーエアのスタンダード空気清浄機のシリーズ。目の粗さの異なる3枚の素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用。ハイスピード清浄と汚れの捕集力を両立し、目詰まりしにくいのが特徴です。Wi-Fi機能を搭載し、専用アプリで屋内や屋外の空気環境をモニタリングすることが可能。適用床面積~75畳の680i(左)、~33畳の480i(中)、~25畳の280i(右)の3種類を用意しています。

 

 

【その1】空気環境は「学びの場の大前提」となる重要な要素

日本モンテッソーリ教育綜合研究所

安威 誠(やすい・まこと)さん

いま話題のプロ棋士・藤井聡太さんも幼稚園のときに受けていたことで注目を集めるモンテッソーリ教育。最初のインタビューは、同教育の啓蒙に長年取り組んできた「日本モンテッソーリ教育綜合研究所」を運営する「才能開発教育研究財団」の安威 誠さんにお話をうかがいました。

 

名だたる著名人が受けていたモンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育は、「デビュー以来29連勝」という快挙を達成し、以降も目覚しい活躍を続けるプロ棋士・藤井聡太さんのほか、マイクロソフトのビル・ゲイツ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾス……と名だたるIT企業の創業者たちも受けていたことで有名です。これだけの大物を多数輩出するモンテッソーリ教育とはいったいどんな教育なのでしょうか。まずは、生まれた経緯から聞いてみましょう。

「モンテッソーリ教育は、イタリア生まれのマリア・モンテッソーリという女性医師が始めました。本教育の目的は、『自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる』というもの。マリア・モンテッソーリは『もともと人間はいろいろな才能を持って生まれ、それを自ら伸ばそうとする力を持っている』と考えており、親、先生はそれを邪魔をしてはいけない、優れた『環境』を整えることで、子どもは自らの力で伸びていく、というのが前提なんです。

 

よく、誤解されて『何歳のどのタイミングで何をすればいいのでしょうか?』と聞かれるのですが、ここにはそういった概念はありません。決められたカリキュラムに沿って大人が教えるのではなく、子どもが自分で関心のあるものを見つけるんです。教師はそれを適切に支えるだけ、という点が一般的な日本の教育方法とは違うところ。マリア・モンテッソーリが保育施設『子どもの家』を設立してからすでに100年以上経つのですが、いまだに世界中で支持されていることを考えると、現代でもいかに有効であるかがわかるでしょう」(安威さん・以下敬称略)

↑モンテッソーリ教育の創設者、マリア・モンテッソーリ

 

教具を効果的に使い、子どもの興味・関心に寄り添う

今回取材にうかがったビルには、日本モンテッソーリ教育綜合研究所附属の「子どもの家」があり、こちらには同じ形で大きさが違う積み木や、ワイヤーに通された色とりどりのビーズ、小さな織機など、「教具」と呼ばれる学びのための道具が並んでいました。これらの教具も本教育では重要だそうです。

 

「教具は、モンテッソーリが子どもを科学的に観察した事実に基づいて開発したもの。子どもたちが自主的に触れ、考える力と感覚を育てていくためのもので、現在も新たな教具が生み出されています。聞くところによると、棋士の藤井聡太さんも教具に夢中になるお子さんだったそうですね。通常、親や大人は、子どもが同じことをやっていると『いつまでやってんの!』と言いたくなるものですが、藤井さんの親御さんは、これを制することもなく見守っていたそうです。それが、いまの彼の集中力につながっている。子どもの興味・関心に寄り添い、集中できる環境を整えた結果ですね」(安威)

↑算数教育で重要な教具、「金ビーズ」。数の概念が視覚でわかるのが特徴です

 

↑感覚教育に使う教具の一部。大きさの違う立方体を積み上げる「ピンクタワー」(右)などがあります

 

大人の役割は子どもが伸びる「環境」を整えること

大人は子どもが集中できる「環境」を整えるのが大事。ひとつは、親と子、子どもとその周囲の人、といった「人間関係の環境」をよりよく保つこと。もうひとつ、「物理的な環境」を整えるのも重要だといいます。

「人間には視覚、触覚、聴覚、味覚、臭覚という五感があります。その感覚の入口の能力を高めるためには、自分で経験したり、気づいたりしないと伸びていかない。ですから、当然ながら意図しない音やニオイはないほうがいいんです。さらに学びの場の大前提として『食』『水』『空気』が安全かつ清潔である必要があります。これらは人間の身体を作るものですからね。なかでも空気は見えないので見落とされがちですが、ホコリや細菌、空気中のウイルスのコントロールは重要。大人はこれらのリスクを認識し、取り除く配慮をしてあげるべきです」(安威)

 

WHOの発表によると、実は室内のほうが屋外よりも空気が汚染されているというデータも。さらに、ハーバード大学の研究では、良い空気と悪い空気の環境下(揮発性有機化合物や二酸化炭素の濃度が高い環境)での人間のパフォーマンスを比較した結果、良い空気の環境下では情報を扱う能力が約3倍に向上したとか。学びの効率を上げる意味でも、部屋の空気の質を高めるのは大切なのがわかります。

Blueair Classic  Seriesの製品紹介サイトはコチラ

 

口呼吸を防ぎ、呼吸を正しく整えるのが自分を律する第一歩

また、近年は、息苦しさや鼻づまりによって、口呼吸が中心になる子どもが目立つようになってきました。その弊害についてはいかがでしょうか。

 

「口呼吸になると、風邪をひく確率が上がると耳にしたことがあります。鼻がつまっていたり、息苦しかったりすると、当然集中力も落ちますね。その点、この『子どもの家』のお子さんは、『線上歩行』(※)という課題を行うとき、しっかりと口を閉じて鼻で正しく呼吸しています。すると、ほかの幼稚園の先生が見学に来たとき、『ここの子どもたちはすごく落ち着いている』ってびっくりされるんですよ。やはり、呼吸を正しく整えると、自分を律してコントロールできるようになる。あえて呼吸法などは教えていないですけど、子どもたちはみんな自然に習得していきますね」

※線上歩行…楕円の白線の上を静かに一歩ずつ歩くトレーニング。その際、頭上に水の入ったコップや花、人形などを載せて落とさないように集中して歩きます

 

さて、子どものためにも空気環境を整えることが重要ということがわかったところで、安威さんにブルーエアの空気清浄機「Blueair Classic Series」のミドルレンジモデル、480iを使っていただいた感想もうかがいました。Blueair Classicは、空気清浄機の性能を評価する世界基準CADR(Clean Air Delivery Rate)で最高値以上を取得。もともと他社の空気清浄機を使っていたという安威さん、比べてみていかがでしょうか。

「やっぱりパワーが違いますね。出てくる空気量、ボリュームがまったく違います。『お、いま空気がキレイになってるな』というのが体感でわかるんですよ。いち早く部屋の空気を一掃してくれるので、悪い空気を吸うことも少なくなりそう。パワーがある割に静かなので、集中力を妨げないのもいいですね」(安威)

 

安威さんが試した空気清浄機はコチラ!

Blueair Classic  480i

↑画像クリックで製品紹介サイトにジャンプします

 

↑目次に戻る

 

【その2】子どもを預かる立場として、空気に気を遣うのは当然

NPO法人あおぞら福祉会 おひさま共同保育園

明滝光子(あけたき・みつこ)さん

2人目のインタビューは、東京都町田市にある「おひさま共同保育園」の園長、明滝光子さん。同園は、自然環境の良さを活かしながら、心身ともに健康な身体を作るのが目標。モンテッソーリ教育の教具を採用し、子どもの自主性を重視する保育を行っています。

 

自ら学ぶ環境を整えて子どものポジティブな感情を伸ばす

「『子どもに良い環境をサービスすれば、大人はいらない』というのが私の考え。自主的に子どもが学んでいきますから。自分で教具を選び、自分で面白いと感じることで、持続する力や達成感、意欲や好奇心がどんどん伸びる。私たちは、そういう環境を作ってあげるのが役目なんです」(明滝さん・以下敬称略)

 

子どもの安全を守る一環としてブルーエアを導入

そんな同園では、教室にBlueair Classic Seriesの上位モデル680iを導入しています。そのきっかけは、やはり大事なお子さんの身体を守りたいという思いからきているようです。

 

「お子さんを預かる立場としては、安全性に気を遣うのが基本中の基本。そのために、フロアには揮発性の物質が出ないコーティング剤を施していますし、化学物質が影響しないよう、壁にはホタテの貝殻のパウダーを塗っています。ブルーエアを導入したのもその一環。集団生活では、どうしても空気中のウイルスが気になりますし、お布団を敷くときにどうしてもホコリが舞ってしまう。その点、ブルーエアはちょっと大きいんですけど、そのぶんパワーが強くて、ホコリもあっという間に吸ってくれるのが実感できます。空気環境がいいからでしょうか、いまのところ呼吸器系のアレルギーのお子さんはいないですし、基本的に口を開けている子や鼻づまりの子もいませんね」(明滝)

↑おひさま共同保育園が導入したBlueair Classic 680i(画像クリックで製品情報サイトにジャンプします)

 

↑目次に戻る

 

【その3】ニオイの問題で子どもの集中を邪魔したくなかった

主婦・ママブロガー

川上りえさん

最後は主婦であり、1男1女の母であるママブロガー、川上りえさんにインタビュー。川上家ではBlueair Classicのミドルレンジモデル、480iを導入済み。導入したきっかけは、ママ友にすすめられたからだといいます。

 

ママ友から「すごくいいよ」とすすめられ、効果を実感する日々

「『すごくいいよ! 空気が全然違うから』って教えてもらったんです。ちょうど、ウチでは去年から犬のみおちゃんが新しい家族になって、リビングのおしっこのニオイが気になっていたんですよね。それと、ウチでは『どこでも自分の力が発揮できるように』という思いもあって、あえて子どもをリビングで勉強させているんです。でも、ニオイが気になって集中できなかったらダメじゃないですか。そんな思いもあって、『どうせならいいものを!』と、ブルーエアの導入を決めたんです」(川上さん・以降敬称略)

こうしてブルーエアを導入した川上さん。実際に使ってみてその効果には驚いたそう。

 

「子どもも『空気が澄んでる。森みたい!』って言っていました。空気が新鮮に感じますし、ニオイもまったく気にならなくなりました。いちばん効果がわかるのが、朝起きたとき。2階の寝室から降りてくると、リビングの空気がびっくりするぐらい気持ちいいんです。あと、母親の立場としては、手入れが半年に1回フィルターを替えるだけ、というのもラクでいいですね」(川上)

↑フィルターは本体を開けて、カンタンに取り出せます

 

↑目次に戻る

 

今回、子どもの成長を願う3名の方にインタビューを行い、どなたも環境を整える必要を理解し、努力をしているのがわかりました。目に見えない空気の問題は後回しにしがちですが、しっかりと対策をしておきたいところですね。子どもの健康を守り、伸びやかな成長をサポートするためにも、パワフルなブルーエアを選んでみてはいかがでしょうか。

↑川上家が導入したBlueair Classic 480i(画像クリックで製品紹介ページにジャンプします)

 

撮影/安威さんインタビュー:高原マサキ(TK.c) 明滝さん、川上さんインタビュー:我妻慶一

人気No.1! ダイソンの新しい空気清浄タワーファンは空気の汚れ“まる視え”

家電大賞2017 空気清浄機部門で1位を獲得したダイソンの空気清浄機に、待望の新モデルが登場。汚れの検知・清浄・循環の性能がさらに向上した。その実力と使用感をいち早くレポートする。

 

空気の汚れの「視える化」で清浄効果をリアルに体感

このDyson Pure Coolは、空気清浄機能が絶大。なかでも便利に感じたのは、センサーで検知した空気の状態を本体のディスプレイに表示できることだ。この機能は実際に使ってみると非常に安心感あり。PM10とPM2.5は1㎥ごとの量をμg表示。数値は数秒ごとに変化して、空気がきれいになるのが実感できた。ちなみに、高性能フィルターのおかげか、ネコのトイレのニオイも気にならなくなった!

 

また、最大350°の首振り機能も◎。部屋のどこに置いても部屋中の空気をかき回せ、サーキュレーターとしても大活躍だった。ディフューズドモードも超便利。ボタンひとつで風を身体に直接当てずに空気清浄できてうれしい!

 

 

Dyson Pure Cool 空気清浄ファンは空気清浄に不可欠な「3つの性能」が進化していた!!

効率的な空気清浄には汚れの検知、フィルターによる高度な清浄、部屋中の空気を循環する気流が不可欠。最新モデルでは、これら3大要素が進化しているのがわかる!!

 

【01:検知】

インテリジェントセンサーで汚染物質を細かく検知。フルカラーLCDディスプレイで瞬時にレポート

↑インテリジェントセンサー搭載。PM10(花粉、アレル物質)やPM2.5、VOC(揮発性有機化合物)やNO2(二酸化窒素)を物質別に検知する

 

↑検知した空気の状態はフルカラー液晶画面に瞬時に表示。総合的な空気の状況のほか、汚染物質ごとの量や室温・湿度も表示できる

 

 

【02:清浄】

活性炭フィルター × グラスHEPAフィルターでPM0.1レベルの微粒子も99.95%除去

高密度のグラスHEPAフィルターでPM0.1レベルの微細粒子を99.95%除去。さらに活性炭フィルターの活性炭を従来比3倍に増量し、ニオイや有害ガスもよりパワフルに捕集・除去(※1)可能に。

 

↑9mのHEPAマイクログラスファイバーをプリーツ状に200回以上折った高密度なHEPAフィルターを採用。超微細な粒子まで確実にキャッチする

 

スマホアプリもアップグレード

Dyson LinkアプリがVer 4.1に。室内の空気清浄の履歴を汚染物

 

ディフューズドモードも搭載

送風を後方に限定するディフューズドモードを新搭載。風に当たることなく空気清浄でき、より快適に通年利用できるようになった。

 

 

【03:循環】

吸気量がアップ! 首振り角度は350°で部屋の隅々まできれいな空気を送り届ける

周りの空気を巻き込むエアマルチプライアー技術で大風量を実現。吸気量が増量し、より素早い空気清浄を行う。最大350°の首振り機能で、室内の空気をパワフルに循環。

↑空気を遠くまで送り届ける送風技術と最大350°の首振りで、清浄な空気が部屋の隅々まで到達。同時に、汚染された空気も確実に本体内に取り込む!

 

 

Dyson Pure Cool
空気清浄タワーファン
オープン価格

空気清浄機と扇風機の2 in 1タイプ。吸気量が従来モデルからアップし、アレル物質から有害ガスまで徹底捕集(※1)。新搭載の350°首振り機能で、部屋の隅々まできれいな空気を循環させることが可能だ。センサーで検知した汚染物質の量は、本体のディスプレイで“視える化”されて安心。

SPEC●空気清浄能力 適用床面積:12畳(30分)/34畳(60分)●フィルター:360°グラスHEPAフィルター+活性炭フィルター●風力切替:10段階●首振り角度:45°/90°/180°/350°●サイズ/質量:φ223×H1054㎜/5.06㎏

 

 

【私が使ってみました!】

家電ライター・平島憲一郎

空調家電をはじめ生活家電全般の記事を数多く担当。自宅でネコとともに暮らしている。

 

 

【家電大賞2017 受賞モデル】

Dyson Pure Hot + Cool Link 空気清浄機能付ファンヒーター
オープン価格

空気清浄機に暖房・涼風運転機能を搭載した3 in 1モデル

ファンヒーター、扇風機の機能を搭載し、3Wayで使える空気清浄機。高性能フィルターでPM0.1を99.95%取り除く。室内・屋外の空気の状況をスマホアプリで確認することも可能だ。

SPEC●空気清浄能力 適用床面積:8畳(30分)/23畳(60分)●暖房能力 適用床面積(※2):コンクリート住宅8畳/4.5畳、木造住宅6畳/3畳●サイズ/質量:φ222×H632㎜/4.01㎏

 

「きれいな空気で暖房や涼風運転できて画期的」(43歳男性・会社員)

「PM0.1まで除去できて安心」(33歳女性・主婦)

↑グラスHEPAフィルターと活性炭フィルターで、花粉やアレル物質、ホルムアルデヒドなどの有害ガスまで除去。清浄な空気を部屋に送り出す

 

「空気の状態をアプリで確認できて◎」(33歳男性・会社員)

↑Dyson Linkアプリで、室内・屋外の空気の状態をモニタリング。リモコン機能により、外出先や本体から離れた場所から遠隔操作することも可能だ

 

 

 

Dyson Pure Cool

空気清浄テーブルファン
オープン価格

空気の汚れのリアルタイム表示や350°首振りなど、タワーファンと同様の機能を搭載した卓上タイプ。タワーファン同様、メンテナンス面もフィルター交換のみで簡単だ。

SPEC●空気清浄能力 適用床面積:12畳(30分)/36畳(60分)●サイズ/質量:W352×H691×D223㎜/4.72㎏

 

 

※1:自社および第三者機関[Fraunhofer(ドイツ)、CHEARI(中国)]が実施した酢酸、アセトアルデヒド、アンモニア((社)日本電機工業会規格(JEM1467))、ホルムアルデヒド、ベンゼン(中国標準規格(GB/ T18801))、NO2(自社規格(DTM-003282)) の測定試験結果(括弧内は準拠した規格を示す)。実際の使用状況により除去率が異なる。前記以外の有害ガスについては確認していない
※2:50㎜断熱材あり/断熱材なしの目安。(社)日本電機工業会(JEMA)の基準に基づき、1畳=1.65㎡として算出

 

 

ダイソン公式ホームページ www.dyson.co.jp

「隙間」がないから、汚れた空気の逃げ場ナシ! ダイソン空気清浄ファンのフィルターに見る「細かい工夫」

ダイソンは、扇風機と空気清浄機の1台2役が特徴の空気清浄ファン「Dyson Pure Cool」の新モデルを発表。「検知」「清浄」「循環」の3つの機能を強化し、大幅な進化を果たしています。筆者個人としては、風が直接肌に当たらず、寒く感じない送風モードに注目したいところ。4月12日の発売にともない、その製品説明会が開催されたので、以下でレポートしていきます。

↑「Dyson Pure Cool 空気清浄ファン」は、床置き用のタワーファン(写真左から2製品)と、テーブル等に置けるテーブルファン(写真右から2製品)を用意

 

もっとも体内に取り込む量が多いのが空気

新製品は空気清浄機能を強化していますが、なぜダイソンがここ日本で空清に力を注ぐのか。その前提として、国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員の篠原直秀氏が、日本の屋内空気環境を説明しました。

↑国立研究開発法人産業技術総合研究所主任研究員の篠原直秀氏

 

「1990年代から住宅の高気密化・高断熱化が進んだ結果、換気性が悪くなり室内の空気質が悪化していきました。人は1日に平均約20㎥の空気を体内に取り込んでおり、水を含めほかのどんな飲食物より摂取量が多い。また、1日のなかで自宅で過ごす時間は55-85%、職場や学校を入れると実に1日の90%を室内で過ごしています。いかに室内の空気環境が大切かがわかります」(篠原氏)

↑人間が1日に摂取するもので、空気が最も量が多くなっています

 

室内は屋外よりも多くの化学物質があふれている

また、室内は実に多くの化学物質があふれています。カーテンには難燃剤として有機リン酸エステル類、クローゼットには防虫剤としてパラジクロロベンゼン、壁の合板・壁紙の接着剤としてホルムアルデヒドといったVOC(揮発性有機化合物)、キッチンのガスコンロや石油ストーブ、窓を開けた時に入る車の排気ガスからはNO2(二酸化窒素)。さらに、ホコリや花粉、PM2.5といった微粒が漂っています。

↑家の中には様々な空気汚染物質が浮遊しています

 

「規制によって屋内の化学物質の濃度は下がっていますが、屋内と屋外の比率を見ると、ほとんどの物質で屋内のほうの濃度が高くなっており、屋内の対策が必要なことがわかります。新たな化学物質が登場しているほか、日本の場合はカビも問題となります。高温多湿でカビが生えやすいうえ、冬も高気密住宅内で加湿器を使うことで、窓や壁が結露してカビの温床になっています。こうした有害物質を除去するには、換気、空気清浄機、こまめな掃除といった複数の対策を組み合わせることが効果的です」(篠原氏)

↑屋内と屋外を比較すると、空気が閉じ込められているぶん、屋内のほうが化学物質の濃度が高くなっています

 

室内環境を整えるため重要なのが「検知」「清浄」「循環」の3つの機能

このような背景を踏まえて、「Dyson Pure Cool 空気清浄ファン」は開発されました。ダイソン ヘルス アンド ビューティー部門のバイス プレジデントであるポール・ドーソン氏は、「日本の室内環境を整えるためには、3つの機能が重要。『室内にどのような汚染物質があるのかを検知する機能』『それを捕らえて清浄する機能』、そして『きれいな空気を循環させる機能』です」と説明します。

↑ダイソン ヘルス アンド ビューティー部門のバイス プレジデントのポール・ドーソン副社長

 

3つのセンサーで感知した情報をディスプレイに表示

まず“検知”ですが、今回新たに3つのセンサーを搭載しました。レーザー計測によって粒子物質の量を検出・分析する微粒子(ホコリ)センサー、VOCやNO2を検出する有毒ガス・ニオイセンサー、そして温度・湿度センサーの3つです。これらセンサーが汚染物質を検知すると、新搭載のカラーLCDディスプレイにその種類が表示され、リアルタイムで処理する様子を見ることができます。「実際のリビングと同じ空間を作り、7万5000時間のテストを経て作り上げたアルゴリズムによって、ベンゼンやホルムアルデヒド、二酸化窒素、一酸化炭素などを検知できるようになりました」とドーソン氏。

↑センサーによって空気の汚れの原因と量がわかります。こちらはホルムアルデヒドやベンゼンなどの有害なガスの濃度を知らせる表示

 

↑リアルタイムで清浄の状況が確認できます

 

フィルターと活性炭の量を増やし、パッキンで隙間を埋めて汚れた空気を逃さない

次に空気を清浄する機能のポイントですが、まず、外装のフィルターケースに従来より60%多いHEPA剤(高性能フィルター)を導入。グラスHEPAフィルターには、従来より3m長い9mのものを200回以上折ってプリーツ状にしたフィルターを搭載し、PM0.1レベルの微粒子を99.95%除去します。有害ガスやニオイを吸収する活性炭フィルターも、従来比で活性炭の量を3倍以上に増やしました。

↑9メートルの長さのグラスHEPAフィルターを200回以上折りたたみ、360°の全方向から清浄できます

 

「汚染物質やニオイをフィルターに1回通しただけで、全てを確実に除去することが重要。日本市場の上位3ブランドのモデルは、吸い込んだスモークが吹出口から出てきているが、ダイソンは全く出てきません。これは、吸い込んだ空気を完全に清浄しているからです」とドーソン氏は胸を張ります。

 

これはフィルター周りの構造の違いによるものです。一般的な空気清浄機の場合、各種フィルターは本体に簡易的にセットされているだけで、フィルターと本体の間には隙間があります。そこから清浄されていない空気が再度部屋に排出されるのに対し、ダイソンの場合は、フィルターの周囲をゴムパッキンで囲み隙間を作りません。このため、吸い込まれた空気は余すところなくフィルターで清浄されてから排出されます。なお、フィルターは清掃などのメンテナンスは不要で、交換目安は約1年間(1日12時間使用の場合)。

↑フィルターの周囲にゴムパッキンがあり、本体にセットすると隙間がなくなります

 

↑国内上位3ブランドと比べた排気のデモ。他のブランドは吸った煙が上部の吹出口から出ていますが、ダイソンは吹出口から煙が出ません

 

毎秒290Lの空気を送り出し、350°の首振り機能で空気を循環

最後はきれいな空気を循環させる機能について。360°全方向から吸い込む空気清浄部本体と、毎秒290Lの空気を送り出すAir Multiplier テクノロジーに加えて、350°の首振り機能が部屋中の空気を強力に循環させます。従来、首振り機能は70°しかありませんでしたが、新製品では45/90/180/350°の4段階に調節できるようになりました。

↑循環性能のデモ。6メートル離れたところから吹き出した煙もしっかりと吸引しました

 

↑首振り機能は45-350°まで4段階調整できます

 

さらに、従来は正面方向にしか送風できませんでしたが、「冬が寒い」というユーザーの声を受け、新たにディフューズモードを搭載しています。これは、本体側面に設けたスリットから後方45°に向けて吹き出すもので、開口部を広くしてワイドな風を送り出すことにより寒さを低減し、さらに風の音も小さくなりました。

↑新搭載のディフューズモードでは内部でバルブを切り替え、本体横のスリットから後方45°に向けて風を送り出します。風が人に当たらないので冬でも寒くありません

 

アプリ対応もスマートスピーカー対応は「様子見」状態

スマートフォン用の「Dyson Link アプリ」も新しくなりました。オン/オフ、首振り角度の調節、風量の調節、予約/スケジュールなどのリモコン機能のほか、本体のセンサーで捉えた自室の空気の状態をいつでもどこでもモニターでき、空気清浄機能の効果も確認できます。

↑Dyson Link アプリではリモコンでできる操作が可能なほか、室内外の空気環境の状況やフィルターの交換時期などが確認できます

 

なお、本機はWi-Fi機能を搭載していますが、今回はスマートスピーカーとの連携機能には非対応です。ドーソン氏はその理由について次のように説明しました。

 

「当社としても対応を検討はしています。スマートスピーカーは複数の規格があるので、どれがユーザーにとって最適なのかを見ているところ。スマートインテリジェンス製品において最も重要なのはシンプルなこと。ユーザーがITに詳しくなくても簡単に設定、操作ができるものを選びたいです」

 

Dyson Pure Coolは「これまでにない新しいカテゴリだ」

また、ダイソンではDyson Pure Coolを、空気清浄機とも扇風機とも呼ばず「空気清浄ファン」と呼んでいます。「われわれは新しいカテゴリを誕生させようとしています。Dyson Pure Coolは空気清浄と空気を循環させるファンの機能を持った、これまでにない製品だと考えているからです。売り場でも、古いカテゴリに入れるのではなく、新しい売り場を作っていきたい」とドーソン氏は意欲を見せました。

 

また今回は“cool”の発表でしたが、ダイソンでは温風機能付きモデル“hot&cool”もラインナップしています。その後継機の開発については、「これから先、また『エキサイティングな新製品を用意している』とだけ答えておきます」と、ドーソン氏は不敵な笑みを浮かべました。温風で肌に当たって乾燥することを嫌がる人も多いので、ぜひディフューザーモードを搭載した“hot&cool”も期待したいところ。あるいは、よりエキサイティングな新機能を持つ新モデルが出る可能性も……。今後もダイソンの空気清浄ファンから目が離せません。

↑床置き用のタワーファン(写真右)が7万2144円、テーブル等に置けるテーブルファン(写真左)が5万9184円(ともに税込、ダイソン公式オンライストア価格)。カラバリはホワイト/シルバー、アイアン/ブルーの2種類を用意(テーブルファンのアイアン/ブルーは直販限定)。サイズおよび質量は、タワーファンが高さ1054×幅223×奥行き223mm/5.06kg、テーブルファンが高さ691×幅352×奥行き223mm/4.72kg。交換フィルターの価格は、グラスHEPAフィルターが4000円、活性炭フィルターが3000円(ともに税別)

アメトーーク!「家電芸人」でも紹介! 空気清浄機の世界ブランドが送る2万円以下の高コスパモデル

ブルーエアは空気清浄機の世界的ブランド。微粒子ゴミを帯電させてフィルターに吸着・除去する独自の技術で評価が高いです。そんな同社が発売したBlue Pure 411 Particle + Carbonは、上位機を踏襲したフィルター技術を採用しつつ、2万円を切る高コスパなエントリーモデル。3月4日に放映された人気バラエティ「日曜もアメトーーク!」の「家電芸人」企画でも紹介され、話題を呼びました。その魅力を、以下で紹介していきましょう!

 

小型ボディで13畳まで対応!設置場所自由で個室使いにちょうどいい

20180124_yamauchi_008

ブルーエア

Blue Pure 411 Particle + Carbon

実売価格:1万9440円

独自の粒子帯電技術と高性能フィルターで、小型ながらパワフルに空気清浄。本体下部360°から吸引し、浄化した空気を天面から排出、部屋全体の空気を効率よく循環させます。日々のメンテは不要で、半年ごとのフィルター交換で高い浄化性能をキープ。

SPEC●適用床面積:〜22m(〜13畳) ●清浄空気供給量:290-620m/h ●運転音:17-46dB(A) ●消費電力:最大10W ●センサー:なし ●主な機能:フィルター交換時期通知機能 ●サイズ/質量:φ200×H425mm/約1.52kg

 

できるコト

●上位機ゆずりのフィルターで花粉やホコリを徹底除去

●360°吸引でどこに置いても部屋中の空気を効率よく浄化

●フィルター交換コストは年間6480円で上位機より格安

 

割り切ったコト

●コンパクトさ優先で適用畳数〜13畳とパワーは控えめ

●Wi-Fi非対応で室内の空気の清浄度をスマホなどで確認できず

 

【ココがポイント】

個室に合わせた空気清浄力でサイズ感も日本住宅にマッチ

20180124_yamauchi_006

本体天面の送風穴から天井にまっすぐ向かう気流と360°吸引で、部屋の隅に置いても部屋全体の空気を効率よく循環できます。直径20㎝というコンパクトさも日本の住宅事情にぴったり!

 

20180124_yamauchi_007

プレフィルターは布製で集じん・脱臭フィルターの上に直接かぶせる方式。汚れたら水洗いして繰り返し使えます。

 

20180124_yamauchi_021

上位機譲りの技術を生かしたフィルターが花粉やホコリ、PM2.5などの微粒子を徹底除去。内部に活性炭シートを装備し、生活臭も取り除きます。

20180124_yamauchi_024

プレフィルターのカラバリは赤・青・グレーの3色。インテリアに合わせて取り替えられ、子ども部屋にも◎。

 

20180124_yamauchi_005

使い方は天面の真ん中にあるボタンをタップするだけと超シンプル。電源ON/OFFと3段階の運転スピードの調節がこのボタンひとつで行えます。

 

本誌生活家電担当・青木宏彰のレコメンド

高い空気清浄力を発揮しつつ本体も維持費も安い

「コンパクトかつ360度から吸気。壁際に置いても十分な空気清浄力があり、置き場所を選びません。フィルター交換で新品同様の性能に戻るのも利点で、フィルター価格は3240円とお手ごろ。プレフィルターの色を替えられるデザインも面白いポイントで、現在は3色ですが、今後のカラバリ展開に期待したいです」(青木)

アレルギー性疾患は「5歳まで」が重要! 空気から子どもの健康を考えるプロジェクトが始動

近年、家庭における空気清浄機の需要が高まっています。これからシーズンを迎える花粉症や、インフルエンザなどの各種ウイルス、PM2.5などの有害物質を取り除くことで、快適な生活を送ろうという意識が高まっているのがその理由でしょう。特に、お子さんのいる家庭では、ぜんそくやアトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患に対する予防策として、空気環境には気を遣っていることでしょう。

そんな背景のもと、呼吸器疾患の予防と知識啓発を行っている一般社団法人クリーンエア(JCAA)は、さまざまなパートナーとともに「子どものいる室内環境の向上をめざしたプロジェクト」を開始。その第一弾として、ダイソンをパートナーに迎え「子どもの健康を考えた環境づくり」をテーマにしたセミナーを2018年2月27日に開催しました。ここでは、その模様をレポートします。

 

胎児から5歳までの環境がその後のアレルギー性疾患に影響を及ぼす

↑橋本 修氏

 

第1部は、JCAAの理事長を務める橋本 修氏が登壇。「子どものアレルギー発症の仕組みとその防ぎ方」というテーマで講演を行いました。

 

現在の日本の家屋は、密閉性が高いという特徴があります。人間にとっては快適な空間ですが、それはダニやカビといったアレルゲンの繁殖にも最適な環境。そのため、ぜんそくや花粉症、アレルギー鼻炎といった疾患が増加しているそうです。

↑近年は喘息・アレルギー疾患が増加中

 

以前は、症状が出てから治療を行うという取り組みだったのが、最近では予防をするという流れになっており、JCAAはアレルギー性疾患がどのようなメカニズムで発症するのか、そしてどのように予防すればいいのかということの啓発を行っています。

 

アレルギー性疾患の発症は、遺伝的因子のほか、環境的因子も大きく影響を及ぼしています。特に、胎児から5歳までの環境が重要とのこと。この時期に健康的な生活を送ることで、アレルギー性疾患の予防に繋がるのです。

↑ダニの量が多いと喘息を訴える年齢が若くなることを示すグラフ

 

今後、JCAAは、ダイソンとの協業を皮切りに、さまざまな生活シーンの空気環境の向上を目指した活動を続けてくとのことです。

 

空気を可視化することで室内環境の大切さを再認識

第2部は「子どものいる室内環境の大切さ」というテーマで、ダイソン コミュニケーションズ部の神山典子氏が登壇。JCAAと共同で行った保育園における空気清浄プロジェクトについての報告が行われました。

このプロジェクトは約3週間、ダイソン製の空気清浄器「Dyson Pure Hot+Cool Link」などを46か所の保育園に88台設置。その結果、最大26%の空気質の向上が認められたそうです。

また、生徒の活動が少ない昼寝やおやつの時間は空気の汚れは低く、逆に活発に活動している時間は空気が汚れることが判明。この結果を受けて、保育士の方々が保育所内の空気清浄の大切さに気付くきっかけになればと、神山さんは話しました。

 

空気環境への意識の高まりに期待したい

第3部は、呼吸器内科の医師であり、3児の母親である古川典子医師と、ブログ「ままはっく」を運営するママブロガー、まなしばさんによるトークセッション「子どもが健やかに育つために、私たちができること」です。

↑古川典子医師

 

古川医師は、家全体の掃除はもちろん、布団に掃除機をかけたり、カーペットやじゅうたんの掃除、加湿器内部の掃除なども行うことで、子どもがアレルギー性疾患になる確率を低くできると話します。

↑ママブロガーのまなしばさん

 

一方、1児の母であるまなしばさんは、子どもを預けている保育園の環境改善について気にかけているとのこと。空気清浄機の設置やふとんの管理など、保育園側の意識がさらに高まることを期待したいということでした。

 

見えない空気だからこそ意識をして子どもを守るべき

今回のセミナーを通して、普段目に見えないためにあまり意識していない「空気」というものに、さまざまなアレルゲンがあるということ、そして幼児時代に予防をすることで、その後のアレルギー性疾患の発症率が大きく変わることがわかりました。

 

特に、1日の多くを過ごす室内の空気環境が大切。効果的な掃除や空気清浄機、加湿器の使用により、アレルゲンを大幅に減少させることで、発症を抑えることができます。

小さなお子さんは、自分でアレルゲンから身を守ることはできません。大人が注意をして、快適な空間を維持することが、アレルギー性疾患の一番の予防策。その点、ダイソンの空気清浄機能付き扇風機やファンヒーター(上写真)ならば、スマートフォンやタブレットで空気の様子を可視化できるので、見えない空気を意識することが可能です。アレルギー性疾患の予防を考えるなら、ダイソンを有力な選択肢として検討してみてはいかがでしょう。

質感だけで「さすが」と絶賛された空清のブランドは? 家電のプロが教える「置きたくなる」オススメ空気清浄機

花粉除去に効果的な空気清浄機を、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏にガイドしてもらう本企画。第1回では空気清浄機選びのポイントと、ダイキンのモデルについて語ってもらい、第2回では、パナソニック、シャープのラインナップについて語っていただきました。今回は、お手入れのしやすさやデザイン性にこだわったモデルを見ていきましょう!

 

教えてくれるのはこの人!

20171228-s4 (8)
安蔵靖志(あんぞう・やすし)
IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっています。

 

お手入れの手間を減らしたいなら日立がオススメ

――人によってこだわりたいポイントも変わってくると思います。たとえば、空気清浄機はお手入れが面倒という人も多いですよね。

 

安蔵 そうですね。その点、お手入れをラクにしたいという人に注目してほしいのが、日立のEP-NVG110です。こちらは、運転時間の積算48時間ごとに1回、プレフィルターにたまるゴミを「自動おそうじユニット」で自動的に取り除いてくれます。

 

取ったゴミは、抗菌処理を施したダストボックスに溜まり、年に1回捨てるだけでOK。とにかくお手軽です。今後、Wi-Fiを搭載して室内の空気の「見える化」に対応すれば、もっと高く評価したい製品ですね。なお、前回紹介したシャープのKI-HP100とKI-HX75も、フィルターの自動掃除に対応しています。

 

20180228-s4(1)

日立

自動おそうじ クリエア EP-NVG110

実売価格6万2370円

背面両サイドから広面積で一気に吸い込む「ワイドスピード集じん」で8畳の部屋をわずか6分でキレイにします。さらに空気を斜めに吹き出すことで花粉を素早く集める「快速花粉気流」という機能も装備。同社従来比で約2.5倍の速度で花粉を集めます。通常の空清自動運転と比べ、PM2.5をスピード清浄する「PM2.5センシング」も搭載。本体カラーはシャンパンゴールドとブラウン。

 

日立 自動おそうじ クリエア EP-NVG110のスペック

20180228-s4(hitachi

 

デザイン重視ならカドーも注目

――デザイン重視という点では、安蔵さんオススメのモデルがあるとか。

 

安蔵 はい。以前にも話しましたが、空気清浄機は、デザインで納得できないものを買ってはダメ。それが常に目に入るわけですから、ずっと後悔することになります。その意味で、カドーの「AP-C200」には注目してほしいですね。直径242mmの継ぎ目のないスリムな円柱形で、デザイン性は抜群。設置場所を取らず、カラーもブラック、ホワイト、シルバーの3色からインテリアに合うものが選べます。空気の状態が青、黄色、オレンジの3段階で表示されるのもわかりやすいですね。

 

メーカーによると、活性炭の優れた吸着力と、可視光で反応する光触媒技術によって、フィルターに付着した汚れを分解し、1年間はお手入れもせずに使い続けられるとのこと。デザイン重視で手間がかからない製品を探しているなら、ぜひ選択肢に入れてほしいです。

 

20180228-s4(2

カドー
AP-C200
実売価格5万2920円

ボディ全面に吸引口を設置し、360°どこからでも空気を吸い込み、キレイな空気を真上に送り出して拡散します。空気新型光触媒「フォトクレアシステム」を採用し、フィルターをセルフクリーニングすることで、フィルターの長寿命化を実現。フィルターは0.09μm以下のPM2.5もキャッチします。ブラック、ホワイト、シルバーの3色を用意。

 

【AP-C200のスペック】

20180228-s4(cadl

 

ほかにはない質感で、所有する喜びを感じさせるのがブルーエア

――デザインでいえば、スウェーデンのメーカー、ブルーエアのデザインに引かれる人も多いですね。

 

安蔵 ブルーエアはシンプルなフォルムのなかに、北欧らしさを感じさせるデザインが秀逸。とにかく、ボディの質感が極めて良い。部屋に置いているだけで満足できる、所有する喜びを感じさせる……そこまで思わせてくれるものはブルーエア以外ないんじゃないでしょうか。

 

――フォルムだけでなく、質感も重要なんですね。

 

安蔵 他社からもデザインの優れた製品が出て来るようになりましたが、それでも質感がプラスチックのようなものも多くて。それに比べると、見ているだけで触りたくなる質感は「さすが」の一言です。

 

――ブルーエアはラインアップも豊富ですが、どれを選べばいいでしょうか?

 

安蔵 広めのリビングやスモールオフィスに設置するなら、「Blueair Classic 480i」がオススメ。シンプルで大風量、ボディはスチールで質感も最高です。Wi-Fi内蔵で、スマホと連携して空気の見える化に対応しており、スマホから遠隔操作で運転も可能です。

 

20180228-s4(3

 

ブルーエア
Blueair Classic 480i
実売価格9万5760円

空気清浄スピードの速さに定評がある「Blueair Classic」シリーズのミドルレンジモデルです。高性能フィルター技術と粒子イオン化技術を組み合わせた特許技術「HEPASilent テクノロジー」を搭載。目の粗さの異なる3枚の素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用しており、汚れの捕集力が高く、目詰まりしにくいのが特徴です。Wi-Fi機能を搭載し、専用アプリで屋内や屋外の空気環境をモニタリングできます。

 

安蔵 コスパが高いのは、「Blue by Blueair Blue Pure 221 Particle」。実売3万円台ながら適用畳数が~47畳まで対応します。ちょっと縦長のキューブ形状で、本体の下半分の全周から空気を吸って上部から吐き出します。操作は本体側面の中央に付いた「Blue」のロゴの入った丸いボタンに触れるだけと超シンプルです。子どもでも操作できますね。

102-103・03-08

ブルーエア
Blue by Blueair

Blue Pure 221 Particle
実売価格3万540円

33㎝四方の角型ボディに高い空気清浄力を搭載。多層構造の筒型フィルターで360°集じんし、清浄な空気を大風量で上方に放出します。Wi-Fi機能とセンサーは非搭載。

 

――ブルーエアにはほかにも、グッドデザイン賞などを受賞した「Blueair Sense+」や、約2万円の「Blue Pure 411 Particle + Carbon」といったラインナップもあります。これらはどうですか?

 

安蔵 Blueair Sense+はシンプルで飽きのこないボタンレスのデザインで、6色で展開しているため、インテリアに合わせて選べます。また、Wi-Fi搭載で、エアーモニターの「Blueair Aware」(別売・実売価格2万4250円)との連携も可能。インテリア性にこだわりつつ、空気の見える化を堪能したい人にオススメです。

 

102-103螳・03-07

ブルーエア
Blueair Sense+
実売価格4万7830円

スチール製の本体に強化ガラスを組み合わせたミニマルデザインで各国のデザイン賞を受賞。特許技術「HEPASilent テクノロジー」を搭載するほか、天面に手を滑らせて操作するモーションセンサーを採用します。Wi-Fi機能も搭載。カラバリはポラールホワイト、ウォームグレー、リーフグリーン、ミッドナイトブルー、ルビーレッド、グラファイトブラックを用意します。

 

安蔵 一方、Blue Pure 411 Particle + Carbonはコンパクトな円柱状で、カバーフィルターを気分やシーズンで着せ替えられるのがユニーク。低価格ですし、一人暮らしのワンルームに初めて導入するようなケースにはピッタリですね。友達が遊びに来た時の話のタネにもなりそうですし、贈り物にも良さそうです。ただ、ブルーエアはデザイン、機能とも優秀ですが、いずれも加湿機能を備えていないのが惜しい。でも、これだけオシャレなら、加湿器を別途用意してもいいかな、と思っちゃいますね(笑)。

102-103螳・03-09

ブルーエア
Blue Pure 411Particle + Carbon
実売価格1万9440円

小型ボディに独自の粒子イオン化技術とフィルター技術を装備。360°吸引で花粉から生活臭まで強力に除去します。カラフルなプレフィルターは着せ替え交換できるのが特徴。

 

【ブルーエアラインナップのスペック】

20180228-s4(ba

 

二台目需要に応えるダイソンのPure Hot+Cool Link

――このほか、ややユニークな立ち位置になりそうなのが、扇風機、ファンヒーター、空気清浄機の1台3役のダイソンの「Dyson Pure Hot+Cool Link」かと思います。こちらは、どう評価しますか?

 

安蔵 1台3役で設置スペースが節約できるのはいい。ただ、空気清浄機として評価するのは、少し違うかな…という気もします。メイン機能は温風も出る扇風機ですから、「扇風機一台分のスペースで暖房も空気清浄も利用できる」と捉えるべきですね。空気清浄機としての能力は今回紹介した他社製品と比べると、決して高くありませんが、「Dyson Link アプリ」で室内や地域の空気の状況が見えるので、モニターとして利用するのもアリだと思います。モニターとして使うなら、温風機能はありませんが、よりコンパクトかつ安価な「Dyson Pure Cool Link テーブルファン」(実売価格4万3470円)を導入するのもアリですね。

20180228-s4(3 (2)

ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool Link
実売価格6万3530円

空気を浄化しながら、温風と涼風を送り出すことができる、通年で使用しやすいファンヒーター。HEPAフィルターを搭載し、0.1μmレベルの微細な粒子を99.95%まで除去できます。

 

安蔵 あるいは、空気の汚れがちょっと気になるけれど、そこまで悩んでいないという場合や、すでに空気清浄機やヒーターを一台持っていて、気流制御などの性能にやや不満があるので、組み合わせて使いたいと場合にもオススメ。部屋がL字型といった複雑な間取りの場合は空調に死角ができるケースが見受けられるので、そういう家庭に向いていると思います。その意味では、ヒーターなしの「Dyson Pure Cool Link タワーファン」(実売価格5万6540円)は、高さがあって風量も出るので、こちらを選んだほうがいいでしょう。

 

【ダイソン 空気清浄機能付ファンヒーター Dyson Pure Hot+Cool Linkのスペック】

20180228-s4(dyson

 

「デザイン」と「空気の見える化」を重視して、後悔しない選択を!

――3回にわたって、各メーカーの主要モデルをひと通り見てきました。選び方について、もう一度「これだけは覚えておいてほしい」というところはどこでしょう。

 

安蔵 とにかく「邪魔にならないデザイン」が第一。室内に設置したときに邪魔に感じるデザインだと、時間が経つにつれて使わなくなってしまいます。一方、「空気が見える化」できるWi-Fi対応モデルは、効果が目に見えるので、使うモチベーションが続くのがメリット。この2つを重視しつつ、コストやお手入れの手間を加味して選びましょう。ぜひ、部屋にずっと置いて後悔しない製品を選んでください!

【2018保存版】今年の花粉はキケンです! 「花粉症の気象予報士」が最新予報と最強の空気清浄機「ブルーエア」をやさしくレクチャー

今年も花粉症の季節がやってきました。そこで今回は、花粉症およびハウスダストアレルギーに苦しむ気象予報士、元井美貴さんにお願いし、今年の花粉事情と花粉の性質を徹底的に解説してもらいます。さらに、花粉に悩む元井さんのために、GetNaviが自信を持ってオススメする空気清浄機、Blueair(ブルーエア)の「Blueair Classic 480i」を用意。世界基準CADR(後述)において、花粉除去でも最高値を記録した本機を実際に使ってもらい、その喜びを語ってもらいました!

 

教えてくれたのはこの人!

20180216-s1 (7)

気象予報士

元井美貴(もとい・みき)さん

東京都出身。青山学院大学在学中の2000年に気象予報士の資格を取得し、BS-i「キャンパスウェザー」で大学生お天気キャスターとしてデビュー。現在は、TBSテレビで気象解説を担当するほか、プロレス番組キャスターやプロレス解説としても活躍しています。天気をプロレス技で例える「プロレス天気予報」や、フラダンスで天気を表現する「フラダンス天気予報」など、趣味を生かした斬新な天気予報でも知られています。花粉症とハウスダストアレルギーに苦しんでおり、ブルーエアの空気清浄機には興味津々。

 

花粉除去といえばコレ!

20180216-s1-8

↑画像クリックで製品の公式サイトにジャンプします

Blueair

Blueair Classic 480i

世界的な空気清浄機専業ブランド、ブルーエアのミドルレンジモデル。目の粗さの異なる3枚の素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用。フィルターは大小の汚れの捕集力が高く、目詰まりしにくいのが特徴です。Wi-Fi機能を搭載し、専用アプリで屋内や屋外の空気環境をモニタリングできます。

SPEC●適用床面積:〜33畳●最大風量:9.9㎡/分●運転音:32~52dB(A) ●フィルター交換目安:約6か月●センサー:PM2.5/VOC/温度/湿度●サイズ/質量:W500×H590×D275㎜/約14㎏

 

今年は花粉の「表年」で飛散量は去年の約2倍!

20180216-s1-6

――いよいよ花粉の季節がやってきました。元井さんご自身も花粉症とのことですが、どのような症状が出るのでしょうか?

 

元井 特に花粉が多い年は、ノドと鼻が辛いですね。涙が出て、全体的に顔がかゆくなるというか。元々ハウスダストアレルギーがあり、春先は花粉症で弱っているだけに、ハウスダストアレルギーも激しくなってしまいます。私にとって、春はいちばん体調を崩しやすい季節なんですね。だからこそ、今回、花粉に効くというブルーエアが使えるのをとても楽しみにしていて。実際使ってみたら、やっぱり良かったです!

 

――それは良かったです。今回用意したBlueair Classicは、世界的なブランド、ブルーエアのなかでも特に空気の浄化スピードが高いシリーズ。花粉対策にはこれ以上ないモデルですからね。その魅力はのちほど存分に語っていただくとして、まずは今年のスギ花粉の量から教えてください。

 

元井 残念ながら、今年の花粉は多くなりそうです。東京を例にとると、飛散量は去年の2倍になりそうですね。

 

――2倍ですか! なぜ今年は花粉の飛散が増えるのでしょうか。

 

元井 花粉が飛ぶ量は、前年の夏の気象条件に左右されるんです。夏の日照時間が長くて気温が高いほど、スギ花粉はたくさん作られます。そして、次のシーズンの春に大量に飛散するんですね。反対に、前年が冷夏だったり長雨だったりすると、次の春の飛散が少なくなります。業界では、花粉が多く飛ぶ年を「表年(おもてどし)」、少なく飛ぶ年を「裏年(うらどし)」と呼び、この「表」と「裏」が交互に繰り返されると言われています。

 

――では、今年は「表」だと……。

 

元井 はい。去年は「裏年」だったこともあり、今年は多くなりそうです。東京だけではなく、全国的にも昨年の2倍くらいの花粉が飛散すると言われています。

20180216-s1-(17)

 

スギ花粉のピークは3月だが、その後のヒノキ花粉にも注意すべし

――花粉症患者にとっては試練の年になりそうですね……。全国的に見ると、どの地域が多くなりそうですか?

 

元井 元々、関東甲信や東海、四国は花粉が多いんです。なかでも、近隣にスギ林が多く、地形や風向きなどの関係から、高知県や三重県などが飛んできやすい。今年はこれらの地域に加えて東北地方も多くなりそうですね。これも、昨年の夏の天気が良かったことに原因があります。

20180216-s1-4

――花粉のピークはいつごろになりそうですか?

 

元井 スギ花粉は3月いっぱいがピークです。ただし、東京は3月上旬から4月上旬までと、ピークが長く続くので注意してください。実は、スギ花粉が終わってからも安心はできません。これは、東海から西の地域を中心に、スギ花粉から1か月遅れでヒノキ花粉が飛散するため。ヒノキ花粉もスギと同様のアレルギーを引き起こし、お花見シーズンと重なるので、「桜の花粉症かな?」と勘違いする方もいらっしゃいます。スギ花粉のピークが終わっても、ゴールデンウィークくらいまでは注意が必要ですね。

20180225-s0

 

3つの条件が重なると花粉が多く飛ぶので要注意

――では、本格的なスギ花粉のピークを迎えたとして、花粉が多い日、少ない日があらかじめわかっていると、対策がとれるのでうれしいですよね。予想するにはどうしたらいいでしょうか?

 

元井 一定の気象条件が揃うと花粉が多く飛ぶので、その条件を知ることが大切です。花粉が多くなる条件は大きく3つ。①最高気温が高く②雨上がりの翌日で、③風が強く空気が乾燥しているとき。雨が降っていると、花粉が飛ばないので花粉症患者はラクなのですが、次の日、一気に気温が上がって風が強くなると、大量飛散につながります。そんな日は、ブルーエアをガンガン回して、しっかり花粉を除去したいところですね。

20180216-s1 (5)

――なるほど。雨の翌日は、ブルーエアでしっかり対策、というわけですね。では、1日のなかで、花粉が多く飛ぶ時間帯はありますか?

 

元井 特に「昼前後」「日が沈んだあと」は花粉が多く飛びます。まず気温が上昇し、杉林から飛んできた花粉が街に到達するのが昼前後。気温が上がると上昇気流が起こり、上空に舞い上がった花粉が落ちてくるのが日が沈んだあと、というわけです。

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

花粉症ではない人でも花粉は浴びないほうがいい

――昼ごはんを食べに出て花粉を浴び、帰宅時にまた浴びる……。ビジネスマンは大変ですね。

 

元井 しかも、街に落ちてきた花粉は、アスファルトで吸収されず、どんどん降り積もっていくのがやっかいなんです。積もった花粉は風で巻き上がって、また降りてきて……という動きを繰り返す。それだけに、アスファルトが多く、風向きや地形から花粉が飛んで来やすい東京は、花粉を大量に浴びやすい環境にあるわけです。そして、花粉を浴び続けると、いままで症状がなかった人も花粉症になる可能性があるんです。

↑花粉のイメージ。花粉表面のトゲがアレルゲンとなります。花粉はアスファルト上だと地面に吸収されないため、降り積もった花粉は風で巻き上げられることになります↑花粉のイメージ。花粉はアスファルト上だと地面に吸収されないため、降り積もった花粉は風で巻き上げられることになります(画像出典:ゲッティイメージズ)

 

――えっ、花粉症になるか、ならないかは体質で決まるんじゃないんですか?

 

元井 よく、コップの水に例えられますね。少しずつコップにたまった水が、許容量を超えるとこぼれるのと同様、花粉に接する機会が一定レベルを超えると、いままで何ともなかった人が、ある日を境に花粉症の症状に苦しむ可能性があるわけです。実際、花粉症の患者は増えていて、2017年の3月のデータでは、東京でのスギ花粉症の患者さんは全体の48.8%。ほぼ半分にまで達しています。

 

――なるほど。「自分は花粉症じゃないから」という人も、花粉はなるべく浴びないほうがいいんですね。

 

元井 はい。そのためには、屋外では極力花粉を浴びないようにし、家の中ではブルーエアのような花粉除去力の高い空気清浄機を使って、家族にも花粉を浴びさせないように努力したいですね。

 

――ちなみに、「大気汚染が花粉症を悪化させる」といった説もあるようですが、その点はいかがでしょうか?

 

元井 環境省のデータによると、PM2.5のひとつであるディーゼル排気の粒子が、鼻などのアレルギー症状と目の結膜炎を悪化させたというデータがあります。花粉症と大気汚染の明確な関連はわかっていないとのことですが、PM2.5の濃度が高いときは、注意しないといけません。

 

――そういえば、PM2.5が増える時期は花粉の時期と同じですね。

 

元井 たしかに、同じ春先です。この時期、黄砂とともに偏西風に乗った大気汚染物質が大陸からやってきます。実際、この時期は日本海側でPM2.5の濃度が高くなるのがわかっています。その意味で、花粉とPM2.5の両方を除去できるブルーエアの空気清浄機は、花粉症を防ぐうえで有効な手段になってきますね。個人的には、ハウスダストアレルギーも防げるので、一石二鳥です。

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

ブルーエアの空気清浄機は、これまでの空気清浄機とどう違う?

――さて、これまでのお話でもたびたび登場しましたが、今回は元井さんのために、GetNaviが自信を持ってオススメするブルーエアの「Blueair Classic(ブルーエア クラシック) 480i」を用意しました。こちらは、花粉を含むすべての対象物質で、空気浄化の世界基準「CADR」(※)の最高値を達成したブランド。とにかく、空気を浄化する性能が高いことで有名なんです。元井さんは、このブルーエアというブランドはご存じでしたか?

※CADR…Clean Air Delivery Rate(クリーンエア供給率)の略。米国家電製品協会(AHAM)が定めた、 空気清浄機が清浄な空気を供給する量を表す指標です。数値が高いほど、空気を浄化するスピードが速くなります

 

元井 はい。以前から気になっていたので、今回、実際に使うことができてうれしいです!

 

――使ってみて、これはスゴイ! と思った点はありましたか?

 

元井 とにかくパワフルな風に驚きました。キレイな空気が部屋の隅々までいきわたっていくのがわかります。これだけ風が強いと、花粉やハウスダストもしっかり引き寄せて、一気に吸い取ってくれそうですね。特に花粉は重いので、床に落ちる前に素早く吸引することが重要。その点、空気を浄化するスピードが極めて速いブルーエアを導入することは、花粉対策として理にかなっています。GetNaviさんがオススメするのも納得ですね。

 

あと、個人的には気分や用途に合わせて3段階で風量が調節できるのが気に入っています。それぞれの風量が絶妙で、たとえば、寝るときや仕事に集中したいときは、弱めの風にすれば音が気になりませんし、ふだんは中間の風量にしておけば常にそよ風が吹いているような心地良さ。そして最大風力で使うと、部屋の隅に置いていても、窓際のカーテンが揺れるくらいのパワフルな風に。窓を開けて換気したときのように、空気をリフレッシュすることができるのがうれしいです。

20180216-s1 (13)

↑↑本体に大型ファンを搭載し、室内全体の空気を豪快に循環させます。汚れた空気を側面から吸引し、フィルターで浄化した空気を側面から放出します

 

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

――ちなみに、元井さんは以前、別の空気清浄機を使っていたとき、不満が多かったとうかがいましたが……。

 

元井 5~6年くらい前、空気清浄機と加湿器が一緒になっていたものを買ったんですけど、こちらは加湿器の扱いが悪かったのか、使っているうちに異臭がしてきまして。空気清浄機なのに、イヤなニオイが広がっていくという惨事に……。それから使わなくなってしまったんです。

 

――加湿器のフィルターにカビや雑菌が増えたのが原因でしょうね。これは加湿機能付き空気清浄機の「あるある」です。

 

元井 あと、以前のモデルは、デザインがいかにも「家電です」といった印象で。寝ているときの「ボクは働いているよ」というアピールもスゴかった。ランプの点滅がずっと天井に反射しているのが気になって、ふせんを何枚も貼ってみたんですが、風と一緒に舞い上がってしまい……。

 

――イヤなニオイが広がって、夜も気になって寝付けない……と。それは災難でしたね(笑)。

 

室内になじむデザインとナイトモードがうれしい

20180216-s1 (11)

元井 その点、ブルーエアはさすが北欧(スウェーデン)のメーカー、デザインがすごくオシャレで。一見、空気清浄機に見えないから、オフィスにあっても家庭にあってもなじむというか。眠るときは光をOFFにすることもできるし、音を抑えてくれるナイトモードもある。ナイトモードが時間で指定できるのもありがたいですね。おかげで、夜は眠りに入りやすくなり、そのぶん朝の目覚めもよくなった気がします。

20180216-s1 (12)

↑操作パネルは直感的に使えるシンプルなデザイン。光量はアプリで調整できるうえ、フタを閉めれば光が漏れる心配もなし

 

――メンテナンスの面ではいかがですか? 6か月に一度、フィルターを交換するだけでOKとのことですが。

 

元井 以前に使っていたモデルは、掃除機でたまに吸うぐらいはできたんですが、中のものをどう交換していいかわからなくて。逆に、ブルーエアは「フィルターを替えるだけ」というのはわかりやすくて扱いやすいです。「フィルター交換まであと何日」とアプリで確認できるのもいいですね。

20180216-s1 (1)↑フィルターは背面からカンタンに取り出せます。

 

↑フィルターの構造。イオナイザーでウイルス、細菌、ハウスダストなどの有害物質をマイナスに帯電。プラスに帯電した目の粗さの異なる3層のフィルターでキャッチします。目詰まりを起こしにくく、風量も維持しながら、静音性と省エネにも貢献↑高性能フィルター技術と粒子イオン化技術を組み合わせた特許技術「HEPASilent® テクノロジー」を搭載。イオナイザーでウイルス、細菌、ハウスダストなどの有害物質をマイナスに帯電(中央)。プラスに帯電した目の粗さの異なる3層のフィルターでキャッチします(右)。目詰まりを起こしにくく、風量も維持しながら、静音性と省エネにも貢献

 

Blueair Classic 480iの公式サイトはコチラ

 

屋外は気象予報士にまかせ、屋内はブルーエアにまかせてみては?

――いま、アプリの話が出てきましたが、アプリの使い勝手はどうでしたか?

 

元井 本当に便利でした。リモコンを探してうろうろすることはありますが、スマホは常に持っているから、その場ですぐ操作できるのがうれしい。アプリで名前が付けられるので、親近感も湧きますね。私は「ブルー・デモン」(※)と名づけていたんですが、風量を上げるとゴオーっとすぐに反応してくれて。「ブルー・デモンくん、ちゃんと言うことを聞いてくれてるな」と、頼もしく思いました。

※ブルー・デモン……元井さんが愛してやまないメキシコのレジェンド覆面レスラー

20180216-s1 (2)↑Wi-FIと接続すると使用できる「Blueair Friend(ブルーエアフレンド)」アプリ。電源のON/OFFや風量の調節、パネル光量の調節などができます

 

――アプリだと、室内の様子もモニタリングできるんですよね。

 

元井 そうなんです。アプリで「PM2.5」として、PM2.5や花粉、ホコリを含む粒子の量が計測できますし、CO2が増えると窓を開けるよう、アラートで知らせてくれます。気象予報士としては、気温、湿度が見えるのもうれしいですね。外出先でも室内の様子がチェックできるので、小さなお子さんやペットがいる家庭も安心です。過去のデータが蓄積されていて、グラフになって表示されるのも素晴らしい。寝ている間の湿度などは気になりますから。

↑モニター画面。↑室内をモニターする画面。室内のPM2.5やVOC(ニオイ、揮発性有機化合物)、CO2、温度、湿度の変化をリアルタイムで確認できます。状況の変化をグラフで表示してくれるのも便利です

 

↑↑屋外の特定の場所を選び、空気の状況を表示させることも可能

 

――たしかに、ここまで手軽に屋内の様子がチェックできるようになると、すぐに対策が取れるので便利ですよね。

 

元井 そうですね。屋外の様子は、私たち気象予報士が「天気予報」として知らせることができます。ただ、屋内の様子は誰も予想ができません。だからこそ、屋内の状態が見えて、しっかり管理できるのはブルーエアの大きなメリット。家の外のことは私たち気象予報士にまかせていただき、家の中のことはブルーエアにまかせる……そんな役割分担があれば。日々を安心して過ごせるのではないでしょうか。花粉をきっかけに、室内環境を改めて見直してみるのもいいかもしれませんね。

20180216-s1 (9)

20180216-s1-8

↑画像クリックで製品の公式サイトにジャンプします

空気清浄機、どれが買い?――GetNaviが贈るお悩み解決バラエティ番組「クラベスト」第3回放送中!!

GetNaviと、アクトオンTV(J:COM 701ch.などで放送中)がタッグを組んだモノクラベ番組「クラベスト!」(毎月24日更新)。第3回目の今回、目利きたちがプレゼンするのは「空気清浄機」です!!

 

クラベスト第3回「空気清浄機」はコチラでご覧いただけます!

http://webcast.actontv.com/movie/1802kurabest.html?ref_e=qr

 

 

1227_MG_0416g
MCはこの人
タレント ホリさん

木村拓哉、武田鉄矢、えなりかずき、テリー伊藤などのネタでおなじみのモノマネ芸人。家電好き。

 

 

【今回のお悩み】空気清浄機、どれが買い?

 

20180222_106-107実_MG_9241h
相談者・明美見枝子さん
女優として舞台を中心に活躍。また、美容研究家としての顔も持ち、化粧品の企画販売なども行っている。

 

 

【3人の目利きがコードレス掃除機をプレゼン】

 

1227_MG_0473g
タレント 井上咲楽さん
太い眉毛がトレードマークの現役JKタレント。本企画にはSNSなどの情報を元に一般ユーザー代表として参戦。

【咲楽イチオシ】
スティッククリーナー付き個性派空気清浄機能

三菱電機
三菱コードレススティッククリーナー
iNSTICK(インスティック) HC-VXG30P
実売価格6万円前後

スティック型クリーナー搭載の空気清浄機。充電台にHEPAフィルターを採用し、8畳の部屋を約51分で清浄可能。ハンディクリーナーやふとんクリーナーにもなるなど、汎用性が高い。

106-107実_MG_9262h

 

 

1227_MG_0352g
女優・タレント 奈津子さん
芸能活動のかたわら、家電アドバイザー(エグゼクティブ等級)の資格を取得。家電の品評・執筆もしている。

【奈津子イチオシ】
空気環境や使用履歴を分析し賢く成長するAI活用タイプ

シャープ
プラズマクラスターNEXT搭載
加湿空気清浄機 KI-HP100
実売価格11万9760円

Wi-Fi経由で設置場所の空気やユーザーの使い方を分析して成長するクラウドサービス「COCORO AIR」に対応。運転モードの自動切り替えに加え、消耗品の正確な交換時期も通知する。

20180222_106-107実_MG_9269h

 

 

_MG_0543g
GetNavi編集長 野村純也
生活家電やデジタル製品の最新トレンド・新作情報に精通。GetNaviのプライドをかけて熱烈プレゼンを行う!

【野村イチオシ】
フィルター掃除が不要な“特化型”空気清浄機

ブルーエア
Blueair Classic 680i
実売価格13万9900円

世界的な空気清浄機専業ブランドの最上位機種。花粉などすべての対象物質で空気浄化の世界基準「CADR」の最高値以上を達成。アプリで遠隔操作や室内・屋外の空気のモニタリングも可能だ。

20180222_106-107実_MG_9250h

 

 

クリーナーとしても使える“4 in 1”空気清浄機

20180222_106-107実_MG_8867h

 

ホリ さぁ、始まりました「クラベスト!」。この番組では、欲しいモノがあるんだけど何を買えばいいのかわからない、そんな方のために最強の目利きたちがイチオシの逸品をプレゼンします。今回の相談者は、女優で美容研究家の明美見枝子さんです!

 

明美 よろしくお願いします。

 

ホリ 明美さんは、空気清浄機を探されているそうですね。

 

明美 はい。実は花粉症がヒドくて、春が来る前に空気清浄機を最新のものに買い替えたいんです。

 

ホリ なるほど。では早速、プレゼンタイムです。まずは咲楽ちゃん、トップバッターよろしく!

 

咲楽 お任せください! 今回、私がオススメするのは、三菱電機のiNSTICKです。コチラの商品の何がスゴいかと言うと、1台4役のとんでもなくコスパのいい空気清浄機なんです!

 

ホリ 4役って、どういうこと!?

 

咲楽 ご覧ください。本体上部を持ち上げれば、このようにスティッククリーナーに早変わり!

 

ホリ お?!

 

咲楽 さらにヘッドを付け替えれば、ハンディクリーナーやふとんクリーナーにもなるんですよ。

 

20180222_106-107実_MG_9083h

 

明美 ふとんも掃除できるのは、花粉対策に役立ちそうですね。

 

咲楽 もちろん、空気清浄機能もとても優秀でして。高性能フィルターのHEPAフィルターを採用しており、粒径が0.3マイクロメートル以上の粒子の捕集率は99・97%以上。ちなみに花粉の大きさは20~40マイクロメートルです。

 

ホリ 花粉は余裕でキャッチしちゃうってわけね。

 

咲楽 はい。しかも、弱モードなら運転音はわずか約29dB。どのくらい静かかというと、深夜にささやく声をイメージしてください♪

 

ホリ すげー静かじゃん。

 

明美 寝室でも使いたいので、静かなのはうれしいです!

 

106-107実_MG_9096h

 

 

日本とスウェーデンが誇る頭脳派な空気清浄機が激突!

ホリ 続いては、奈津子さん!

 

奈津子 私が推薦するのは、ずばり“賢く成長する”空気清浄機!

 

ホリ え? 空気清浄機が勝手に賢くなっちゃうの!?

 

奈津子 そうなんです。クラウド上の人工知能が使う人のライフサイクルや設置場所の空気の情報を分析して、最適な空気環境に整えます。例えば、花粉対策で言えば、お住まいの地域で花粉がたくさん飛ぶと予報が出た場合、自動で「花粉運転」に切り替わります。

 

ホリ (キムタクのモノマネで)シャープさん、ハンパねぇッス!

 

奈津子 それだけじゃありません!「自動掃除パワーユニット」がプレフィルターを自動で掃除するため、1年後も集じん能力が約99%持続。メンテナンスは溜まったゴミを半年に1回捨てるだけ!

 

明美 半年に1回のゴミ捨てだけでいいのは、すごく魅力的かも。

 

奈津子 さらに、もうひとつ。高濃度プラズマクラスターイオンの効果で、「集中力が維持しやすい」などの身体にいい環境が作られることも証明されています。

 

ホリ 女優さんはセリフを覚えるのに集中する必要がありますからね。これは明美さんにぴったりなんじゃないでしょうか。では、最後に野村編集長、お願いします!

 

野村 この商品は、「空気が視える」というのが特徴です。

 

ホリ 空気が視える?

 

20180222_106-107実_MG_9038h

 

野村 本体内蔵のセンサーで空気の汚れを成分別に細かく計測し、専用のスマホアプリで可視化。その状況から問題解決に向けたソリューションを提案してくれます。

 

明美 シャープの商品に負けず、これもとっても賢いですね。

 

野村 はい。そして、ブルーエアは空気清浄機の専業ブランドということで、清浄能力がダントツにスゴいんです! 44畳を1時間に5回きれいにするほどの清浄力を発揮し、花粉のように重い粒子も床に落ちる前に素早く吸引します。

 

ホリ つまり、44畳がたった12分できれいになるってこと? どんだけパワフルなんですか!!

 

野村 フィルターは、半年に1回交換すればOK。掃除は不要です。

 

ホリ いやー、今回も甲乙つけがたいですね……。さて、明美さんのジャッジやいかに!?

 

 

20180222_106-107実_MG_9241h

 

 

【結論】
相談者・明美さんが選んだのはコチラ

シャープ
プラズマクラスターNEXT搭載 加湿空気清浄機 KI-HP100

20180222_106-107実_MG_9269h

「一番の決め手は、メンテナンスがラクな点。性格がズボラなもので(笑)。あと、集中力が維持しやすくなるっていうのも、仕事の面でプラスになりそうで興味を持ちました」(明美さん)

 

 

information

ビックカメラ 新宿西口店では「クラベスト!」コーナーを展開中!!

20180122kurabest_12

ビックカメラ 新宿西口店(東京)では、「クラベスト!」の特設コーナーを展開中。番組内で紹介された製品が展示されており、自由にじっくりお試しできます!

ビックカメラ新宿西口店

http://www.biccamera.co.jp/shoplist/shop-016.html

ビックカメラのネットショップ「ビックカメラ.com」はコチラ!

https://www.biccamera.com/bc/main/

空気清浄機は「高いヤツ」以外もオススメ! 家電のプロがパナ、シャープの最新モデルをユーザー目線でガイドした

いよいよ本格的な花粉の季節が近づいてきました。ぜひ花粉除去に効果的な空気清浄機を導入して、せめて室内だけでも快適に過ごしたいですよね。前編ではIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏に空気清浄機の選択の最重要ポイント「邪魔に感じないこと」を教えてもらいました。第2回となる今回は、より花粉対策に重点を置いた製品や、環境に合わせて選びたいユニークな製品などを紹介していきます!

 

教えてくれるのはこの人!

20171228-s4 (8)
安蔵靖志(あんぞう・やすし)
IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっています。

 

とにかく花粉を取るなら、吸引口が床に近いパナソニックのF-VXP90が優位

――これからの季節、やはり気になるのは花粉です。「とにかく花粉を取ること」にこだわった場合、気になる製品は何でしょうか。

 

安蔵 甲乙付けがたい部分ではありますが、花粉除去でいえば、パナソニックの加湿空気清浄機 F-VXP90が優位な印象を受けますね。本機は空気の吸引口(吸い込み口)が本体下部にあるため、花粉対策には有利に働きます。なぜなら、花粉は空気中の粒子ではかなり重たい部類。あまりふわふわ舞い続けず、床に落ちやすいため、吸引口が床に近ければ、それだけ花粉を吸い込みやすいというわけです。

 

さらに、F-VXP90は2方向に風を吹き出す「ダブルフローツインルーバー」を搭載。その名も「ダブルフロー 花粉撃退気流」を室内に作って、床上の花粉を効率よく吸引してくれます。床上の花粉を取るなら掃除機でもいいですが、毎日何度も掃除機を掛けられる人はいない。そう考えると、「ダブルフロー 花粉撃退気流」は、やはり魅力的な機能です。

 

――F-VXP90は適用畳数も~40畳とかなり広いです。

 

安蔵 8畳を浄化する目安時間は約7分、最大加湿量は1時間あたり870mlと、かなり優秀です。ただ、一般家庭には少々オーバースペック気味なので、価格と性能のバランスを見て、適用畳数~31畳の「F-VXP70」や~25畳の「F-PXP55」を選んでみても良いでしょう。

20180227-s2 (7-2)

パナソニック
加湿空気清浄機 F-VXP90
実売価格6万8610円

 

 

20180227-s2 (1)

パナソニック

加湿空気清浄機 F-VXP70
実売価格5万8270円

 

 

20180227-s2 (7)

パナソニック

加湿空気清浄機 F-VXP55
実売価格4万8483円

F-VXP90とF-VXP70は、「ナノイー」の10倍の量のOHラジカルを生成する微粒子イオン「ナノイーX」を搭載。花粉だけでなく、アレル物質やPM2.5などの有害物質、さらにはタバコ臭やペット臭といったニオイ対策にも効果があります。下部吸い込み口が大きく開口し、床上30cmを強力吸引するメガキャッチフォルムも採用。「ナノイー」搭載モデルのF-VXP55には、就寝前と起床前にしっかり運転して、就寝中は静音運転する「寝室モード」を装備しています。各モデルともスマホ連携には非対応。

 

【パナソニック機のスペック比較】

20180227-s2-(18

 

シャープは環境や目的に合わせたバリエーションの豊富さが魅力

――パナソニックのナノイーが出てくると、シャープのプラズマクラスターはどうなんだろう……と感じてしまいますが、こちらはいかがですか?

 

安蔵 シャープはラインナップが豊富なのが魅力ですね。家庭環境や部屋の構造などに合った適切なソリューションが選べます。プラズマクラスター濃度が従来の倍になった「プラズマクラスターNEXT」を搭載する最上位の「KI-HP100」は、機能は最強クラスです。ただ、本体はやや大きいですし、適用畳数~46畳で価格は約12万円と、いささか大仰な製品ですね。今年はプラズマクラスターNEXTをもう少し下位のモデルにまで広げて小型化した製品の登場を期待したいです。

 

――となると、狙い目はそれ以下の機種ということになるでしょうか。

 

安蔵 はい。価格と性能のバランスから見ると、オススメは「KI-HX75」(適用畳数~約34畳)か「KI-HS50」(適用畳数~23畳・実売価格4万7400円)ですね。また、最初の10分間を最大風量で自動運転して、室内の空気を急速に浄化する「効果実感モード」に対応しており、帰宅直後の花粉除去にも有効です。前方向に集中的に高濃度プラズマクラスターを放出する「プラズマクラスターパワフルショット」も搭載しており、ソファやカーペットなど、ピンポイントでニオイまで取れるのは良いですね。

 

20180227-s2 (9)

シャープ
KI-HP100
実売価格11万9760円

 

20180227-s2 (10)

 

シャープ
KI-HX75
実売価格7万8710円

KI-HX75とKI-HS50は「プラズマクラスター25000」、KI-HP100はその2倍の濃度を放出する「プラズマクラスターNEXT」を搭載。「プラズマクラスターNEXT」は、「ストレスがたまりにくい」「集中を維持しやすい」環境を作ることを実証しました。各モデルとも、使い方を学習して成長するAIoTクラウドサービス「COCORO AIR」対応。KI-HP100とKI-HX75は、自動掃除パワーユニットに対応しています。

 

――シャープは、クラウドのAI(人工知能)と連携する機能、「COCORO AIR」(ココロエアー)を搭載するのもユニークですね。

 

安蔵 こちらはWi-Fi機能を標準搭載するKI-HP100およびKI-HX75とKI-HS50が対応しています。COCORO AIRで注目したいのは、「空気情報モニター」「おうちフィット」「消耗品モニター」という、使い勝手の良い機能が利用できる点です。

 

――こうして見ると、スマホ連携の面でシャープは充実していますね。

 

安蔵 今後、こうした情報の「見える化」は、必ず主流になってきます。国内メーカーとしては、この分野の先駆者となっている点は、大いに評価したいですね。

↑シャープの「COCORO Air」には、空気清浄機の搭載するセンサーとWi-Fi機能を利用して、スマートフォンで室内の空気環境を確認できる「空気情報モニター」などの機能を備えています↑室内の空気環境を確認できる「空気情報モニター」

 

特殊なニーズに応える「天井空清」「蚊取空清」も用意

――シャープは、1月にLEDシーリング一体型の「天井空清」を発売して話題となりました。

 

安蔵 こうしたユニークな製品を開発する点は、実にシャープらしいですね。ただ、こちらは加湿機能が付いておらず、対応畳数~14畳で、8畳の清浄目安時間が19分と空気清浄能力はそれほど高くない。2台めとして、あるいは床にモノを置きたくないといった、特殊なニーズに応えるものだと考えています。とはいえ、床の上に場所を取らず、置き場所を考えなくても良いのはメリット。電源が照明用のコンセントから取れるのは便利ですし、ロボット掃除機でこまめに掃除する人にはいいかもしれません。

20180227-s2 (12)

シャープ

天井空清 FP-AT3
実売価格9万7070円

業界初のLEDシーリングライト一体型空気清浄機。ペットや小さな子供のいたずらが気になる家庭でも安心して導入できます。部屋に温かさを演出するさくら色のLED照明も業界唯一です。

 

――シャープの変り種といえば、「蚊取空清」もありますね。

 

安蔵 蚊取空清 FU-GK50は、文字通り蚊が取れるのが最大の特徴。蚊の好む灯りと蚊取りシートで捕まえるので、赤ちゃんやペットがいるなど、殺虫剤を利用したくない環境でも安心して使えます。発売が2016年4月の製品なので、そろそろ次世代機の発表も期待したいところですね。

 

次回はお手入れのしやすさや、デザインにこだわった製品などを見ていきます!

 

20180227-s2 (4)

 

シャープ
蚊取空清 FU-GK50
実売価格2万8660円

黒いボディやUVライト、蚊が隠れたがる小窓で蚊やコバエを誘い、空気清浄機の吸引力と強力な蚊取りシートでキャッチ。空気の汚れと一緒にうっとおしい蚊やコバエを取り除けます。

 

【シャープ機のスペック比較】

20180227-s2-(17

 

花粉に効く空気清浄機はどれだ? 家電のプロが「選択の最重要ポイント」と「穴がない」オススメモデルを発表!

いよいよ都内では花粉が飛び始めました。花粉飛散のピークは3月の見込み。さらに、春先は風に乗って大陸からのPM2.5が日本に届くため、そちらの対策も必要です。最悪の状況を避けるべく、ここは最新の空気清浄機を導入し、室内を花粉フリーかつ空気がウマイ楽園にしませんか? というわけでIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏にお願いし、今回から3回にわたって、空気清浄機選びのポイントを伝授してもらおう、というのが本企画。第1回となる本稿では、空気清浄機選びで最も重要なポイントと、個人的にオススメするモデルを教えてもらいました!

 

教えてくれるのはこの人!

20171228-s4 (8)
安蔵靖志(あんぞう・やすし)

IT・家電ジャーナリスト。家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)。AllAbout 家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演中。その他ラジオ番組の家電製品リサーチや構成などにも携わっています。

 

空気清浄機で最も重要なのは「邪魔に感じないこと」

20180220-s3 (5)

――今回から3回に分けて、花粉の季節の空気清浄機の選び方について、お話をうかがっていきます。早速ですが、空気清浄機を選ぶうえでもっとも、大事なことは何でしょうか?

 

安蔵 部屋に置いていて「邪魔に感じないこと」。これがいちばん重要なんです。空気清浄機を既に持っている方ならご賛同いただけると思うのですが、空気清浄機って邪魔じゃないですか。

 

――あわわ、最初から爆弾発言ですか……?

 

安蔵 いやいや。邪魔というのは必要ないという意味ではないですよ(笑)! むしろ、空気清浄機は絶対にあったほうがいい。ただ、空気清浄機というのは、楽しい体験や利便性を提供するツールではなく、イヤなもの、不快なものを防ぐためだけのもの。汚れた空気というネガティブなものをキレイに変換するツールなのに、部屋の目立つ場所に置いておかなくてはなりません。だからこそ、置いていて「邪魔に感じないこと」が重要なんです。

 

――あまり存在感がないほうがいい……ということでしょうか?

 

安蔵 もしくは、見るたびに触りたくなるくらいインテリア映えしているかですね。私はこの「邪魔に感じないこと」を、空気清浄機選びの最重要項目だと考えています。具体的には、デザインや質感、サイズといった点ですね。私自身、これを軽視して何度失敗したことか……。おかげで、家には使わなくなった空気清浄機がゴロゴロしていますよ。

 

――なるほど。機能ではないという点が意外ですね。ほかにはどんな基準がありますか?

 

安蔵 予算に余裕があれば、ぜひ加湿機能付きを選びたいところ。別途、加湿器を置く必要がないのは大きなメリットです。もうひとつ、スマホアプリなどで「空気の見える化」に対応する製品もオススメ。空気がキレイになっていることが視覚的に分かると、長期的な満足感につながります。

 

――なるほど。効果が実感できないと、だんだん使わなくなってしまいそうですが、空気がどれだけキレイになっているのかが分かると、使いたくなりますよね。

 

安蔵 はい。空気清浄機がアプリに対応していると、外出先から室内の温度や湿度がモニターできます。この数値をもとに、例えば、スマートスピーカーを利用して、外出先からエアコンのON/OFFができるようにしておけば、Wi-Fi対応のエアコンに買い換えなくても遠隔操作のメリットが享受できます。要は、空気清浄機をモニター代わりにするという用途ですね。特に家にペットがいる家庭など、この機能があると安心感が違うでしょう。あとは自分の住環境にあわせて、予算、サイズ、デザインのバランスを取って決めていけば、後悔しない製品選びができると思います。

 

「とにかく一台」と言われたらダイキンMCK70Uを挙げる

――では、まず安蔵さんのイチオシの空気清浄機から教えていただけますでしょうか?

 

安蔵 あれこれと細かい条件抜きで、「とにかく一台推薦してくれ」と言われたら、ダイキン工業の加湿ストリーマ空気清浄機「MCK70U」をすすめます。次点で、その下位モデル「MCK55U」ですね。こちらは縦長でフットプリント(接地面積)が狭く、部屋の隅に置けるので邪魔になりません。くどいですが、これは本当に重要です。

20180220-s3 (2)

ダイキン工業

加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70U

実売価格4万8640円

従来機の2倍のストリーマユニットを搭載。有害ガスの分解速度や脱臭性能が従来機の2倍に高められているほか、微小な粒子のホコリを除去するTAFUフィルターを搭載しています。アクティブプラズマイオンを搭載し、イオン放出により、カビ菌やアレル物質などを分解できます。本体カラーはホワイトとビターブラウンを用意。

 

20180220-s3 (3)

ダイキン工業

加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55U

実売価格4万4220円

スクエアフォルムのスリムタワー型で270×270mmと、さらに狭いスペースに設置できます。本体カラーはホワイト、ディープブラウン、フォレストグリーンの3色を用意しており、インテリアに合わせて選べます。

 

「ストリーマ」が花粉を分解するので、花粉対策にもぴったり

――機能の面ではいかがでしょうか?

 

安蔵 高速電子を放出する空気浄化技術、「ストリーマ」がウイルス、カビなどの有害物質のほか、花粉を分解できるので、花粉対策にはもってこいです。加湿機能も付いていますし、その加湿のための水をストリーマで除菌できるのは同社製品だけの強みですね。

 

――こちらは、さきほど挙げた「空気の見える化」には対応しているんでしょうか?

 

安蔵 スマホと連携するMCK70Uのみ、対応しています。室内のPM2.5、ホコリ、ニオイの3種類の汚れを6段階のレベルで見える化できるほか、運転のON/OFFやタイマー設定などの遠隔操作も可能です。なお、MCK55Uのさらに下位に「MCK40U」というモデルもありますが、こちらは適用床面積が19畳までと狭くてカラーもホワイトのみ。というわけで、4万円台とお買い得なMCK70Uか、スマホを使わないなら、省スペースなMCK55Uがバランスが取れていてオススメですね。

↑ダイキンのアプリ画面↑MCK70Uが対応するダイキンのアプリ画面。PM2.5やホコリ、ニオイのほか、温度や湿度も表示されます

 

↑MCK55Uは従来機より世知スペースが少ないのが魅力↑スリムタワー型のMCK55Uは、従来機より設置スペースが少ないのが魅力

 

――なるほど、MCK70Uは安蔵さんが重視する条件、「邪魔にならない」「加湿機能」「見える化」のすべてを備えていますね。

 

安蔵 はい。ほかにもこの3要素を備えた製品はあるのですが、もっともバランスが取れていて、空気清浄機として穴がない製品だと思います。

 

【MCK5570U、MCK55Uのスペック】

20180220-s3 (1-3)

※電気集じん……吸引した粒子を帯電させ、フィルターに吸着させる技術。目詰まりしにくく、集じん力が長く続くメリットがあります

 

次回は花粉対策に重点を置いた製品や、2台めとしての利用にオススメな製品を見ていきます!

花粉対策に大活躍するおススメ家電5選――AIで空気を分析する空気清浄機に高温スチーマーも!

冬が終わり春を迎える頃になると、いよいよ花粉の季節が到来します。花粉症の人には辛い時期ですが、上手に空気清浄機などの家電を活用すれば自宅でも「花粉対策」が可能になります。そこで今回は、花粉対策に大活躍する家電5選をご紹介。屋外で花粉対策を充分にしていても、衣類に付着した花粉を室内に持ってきてしまうこともありますから、家の中の花粉除去は必須です。楽天市場では「花粉対策家電」を特集中なので、花粉でお悩みの方はすぐにアクセスして花粉対策家電をゲットしましょう!

「花粉対策家電特集」はコチラ

 

人工知能がサポートする加湿空気清浄機

20180111reese_1
シャープ

加湿空気清浄機 KI-HS50

楽天市場実売価格 4万1880円

シャープの加湿空気清浄機「KI-HS50」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせた機能“COCORO AIR”を搭載しています。普段の使い方を学習したり、住んでいる地域の空気の情報までを分析して最適な環境を提供。天気予報なども音声でわかりやすく知らせてくれる“新しい家電の形”を体感してみては?

 

<注目ポイント>

・運転状況や屋外の空気情報を蓄積・分析するクラウドサービスに対応

・気になるところを狙って消臭・除菌する「プラズマクラスターパワフルショット」

・帰宅時にキレイになった空気を届けてくれる「効果実感モード」

約13畳分の広さを空気清浄してくれる「プラズマクラスター25000」は、空気中に浮遊している「浮遊カビ菌」や「浮遊菌」などを抑制。さらに樹木のスギやハンノキ、草花のブタクサやカモガヤなどの花粉も捕集してくれるので、花粉対策もバッチリの空気清浄機です。

 

どんな部屋にも合わせやすいシンプルなデザイン

20180111reese_2
ダイキン

加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70T-W

楽天市場実売価格 3万8800円

ダイキンの空気清浄機「MCK70T-W」は、壁や床に馴染みやすい直線を基調としたシンプルなデザインを採用。また、室内の空気の汚れや温度、湿度の状況に応じて自動で運転してくれる「おまかせボタン」を搭載しています。無駄なく必要な時にだけ稼働するので、節電にも役立つはず。

 

<注目ポイント>

・あらゆるリビングで調和するシンプルなデザイン

・自動で空気清浄する「おまかせボタン」搭載

・花粉を除去する「電気集塵方式」

有害なガス状化学物質を酸化分解する「ストリーマ」機能は、集塵フィルターに捕獲したスギ花粉も漏れなく取り除きます。電気集塵方式を採用しているため、カビやダニ、アレル物質などをしっかり吸着。10年経ってもパワフルに集塵してくれる丈夫さも魅力の1つです。

 

クラシックなたたずまいが目を引く先進的加湿器

20180111reese_3
バルミューダ

レイン

楽天市場実売価格 4万9680円

“クラシックで先進的”な加湿器「レイン」は、水を上から注ぎ入れる給水方法とディスプレイ、コントロールリングによる操作など、今までに類を見ない機能が満載。「UniAutoアプリ」をダウンロードすれば、屋外でも電源のオン&オフ、設定湿度・風量の変更ができます。毎日の電気料金も記録してくれるので、家計を管理しやすくなるのも嬉しいポイント。

 

<注目ポイント>

・給水は上から注ぎ入れるだけ

・コントロールリングの先進的な操作方法

・酵素プレフィルターがホコリと細菌を同時に除去

空気を取り込むプレフィルターは溶菌酵素でコーティング。ホコリを取り除くと同時に空気中のウイルスや細菌も除去して、清潔な空気をキープします。30分で85%以上の粒子濃度を下げてくれるので、あっという間に花粉が気にならない室内環境を実現。

 

高温スチームでもれなく花粉を除去

20180111reese_4
ケルヒャー

スチームクリーナー SC 2

楽天市場実売価格 1万5760円

ケルヒャーの「SC 2」は、頑固な汚れを浮かして落とすスチームクリーナー。リビングやキッチンの床汚れや浴室のカビなどを高温スチームでキレイにしてくれます。壁や床に付着した花粉を取り除きたい時に心強いアイテムなのでおススメ。軽量&コンパクトで女性にも使いやすいですよ。

 

<注目ポイント>

・頑固な汚れを落とす「高温スチーム」

・水を入れるだけで除菌も可能に

・軽量&コンパクトなデザイン

ボイラー式を採用しているため、高温スチームを安定して噴射できます。角度を自由に変えられる新設計のフロアノズルを使えば、手が届きにくいあらゆるスキマの掃除がラクラクに。水だけなのに除菌もしてくれるので、花粉対策に使ってみては?

 

ふとんについた花粉を飛ばす乾燥機

20180111reese_5
アイリスオーヤマ

ふとん乾燥機 FK-C2

楽天市場実売価格 9980円

「FK-C2」は、ふとんをすばやく隅々まで温めてくれるふとん乾燥機です。ふとんの間にホースをセットして立体ノズルの口を開ければ準備完了。ボタンを押せばふとんの中に温かい空気が行きわたって、ふっくら乾燥させます。また屋外にふとんが干せない人でも同商品を使えば花粉を飛ばせるので、花粉が飛散する時期にイチオシのアイテム。

 

<注目ポイント>

・ふとんをふっくら乾燥させる「立体ノズル」

・外にふとんが干せなくても花粉を飛ばせる

・くつや衣類を乾燥できる「手動モード」

季節や用途に応じた「ふとん乾燥(冬・夏)」と「あたため」、「ダニ対策」のモードを搭載。また現在の運転状況がひと目でわかる「残り運転時間表示モニター」や「温風サイン」が備わっているので、操作方法も簡単です。「手動モード」を使えば、くつや衣類も乾かすことができるので、一台あればオールシーズン役立つはず。

※商品価格は、2018年2月1日時点の楽天市場の最安値を記載しています。

 

提供:楽天市場

空気清浄機は「空清特化&フィルター交換型」がおすすめ!「蔦屋家電コンシェルジュ」が教える空気清浄機の選び方

空気清浄機は多々あれど、清浄性能にこだわるなら空気清浄機能に特化したタイプを選ぶ手もあり。 今回は、「ライフスタイル提案型」家電店として知られる二子玉川 蔦屋家電の敏腕コンシェルジュ・久保雄一さんに、単機能空気清浄機の選び方とオススメモデルを教わりました!

 

「二子玉川 蔦屋家電」とは?

20180205-s1 (2)

家電だけでなくインテリアや本なども販売する「ライフスタイル提案型」家電店。専門知識と経験が豊富な「コンシェルジュ」による、顧客に寄り添ったアドバイスに定評があります。

二子玉川 蔦屋家電の詳細はコチラ

 

教えてくれたのはこの人!

20180205-s1 (4)

二子玉川 蔦屋家電 住コンシェルジュ

久保雄一さん

家電メーカーの研究所勤務を経て、2013年、二子玉川 蔦屋家電を展開するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に入社。顧客への商品購入提案のほか、商品選びなどにも携わっています。

 

「コストがかかっても上質な空気のためにフィルター交換型を選ぶお客様も多いです」(久保さん)

20180205-s1 (3)

空気清浄機は大きく分けて、空気清浄機能特化タイプと加湿機能付きタイプの2種類。加湿機能付きは1台2役で使える利点があり、国内モデルはこちらが主流だが、近年は特化型を選ぶ人も多いです。

 

二子玉川 蔦屋家電の住コンシェルジュ・久保雄一さんによれば、特化型のメリットはなにより「お手入れを軽減できること」だそう。

 

「加湿機能付きを使う場合、定期的なお手入れは必須。特に加湿運転をしなくなる春先に内部の水を抜いていないと、ウイルスや雑菌の温床になります。一方、特化型でフィルターを半年や1年ごとに交換するタイプは、フィルター購入費用はかかりますが、日々のお手入れはほぼ必要なくなります」

 

そんな久保さんがすすめる製品は以下の4機種。ブルーエアは独自の多層フィルターと汚れをマイナス帯電させる技術で、高い空気浄化性能を長期間維持できます。一方、ラビットエアーやバルミューダ、カドーはフィルターで捕集した汚れを分解し、フィルター性能が回復するのが特徴。

 

「もちろん、加湿機能付きがよくないわけではありません。部屋に空気清浄機と加湿器を置くスペースがない方には、加湿機能付きをオススメする場合もあります」(久保さん)

 

これから花粉の季節到来。久保さんに「花粉対策」視点での空気清浄機の選び方も聞いてみました。

 

「花粉は普段、浮遊しているものと思いがちですが、実は夜になると床に落ちます。そこで有利なのは、大風量に加え、下から吸って上から出す方式のもの。今回紹介したなかではバルミューダとカドーが該当します。ブルーエア480iも位置はサイドながら上方から下方まで全面吸引し、花粉除去力は申し分なしです」(久保さん)

 

その1

粒子イオン化技術と大風量で 微細な汚れまでも強力除去

20180205-s1 (7)

Blueair(ブルーエア)

Blueair Classic 480i

9万7200円

吸引した汚れをマイナス帯電し、プラス帯電したフィルターで捕集する技術で0.1μm以上の微粒子を99.97%除去します。目の粗さの異なる3枚のフィルター素材を重ねて折り畳んだ独自開発のフィルターを採用。フィルターは大小の汚れの捕集力が高く、しかも目詰まりを起こしにくいです。6か月ごとのフィルター交換で水洗いなどの手間なく完全に初期性能を取り戻せるのも魅力。専用アプリとWi-Fiで連携し、屋内や屋外の空気環境をモニタリングできます。

SPEC●適用床面積:〜33畳●最大風量:9.9㎡/分●運転音:32-52dB(A) フィルター交換目安:約6か月●消費電力:最大60W●CADR:タバコ煙280/ホコリ300/花粉300●センサー:PM2.5/VOC/温度/湿度●サイズ/質量:W500×H590×D275㎜/約14㎏

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (12)

目の大きさの異なる3枚のフィルターを重ねて圧着し、折りたたんで吸着面を最大化。1枚構成のものよりゴミ除去性能が高く、目詰まりもしにくいです。

 

【久保さんのレコメンド】

半年ごとのフィルター交換で高い集じん性能を常にキープ

「大風量と高度なフィルター技術で抜群の集じん能力。空気清浄力の目安となるCADR値は文句なしの高さで、タバコ煙、ホコリ、花粉ともしっかりと除去してくれます。半年に一度のフィルター交換でお手入れの肉体的負担を減らせるほか、内部構造もシンプルで、本体内にたまったホコリが掃除しやすいのも特徴。木造の茶の間や座敷で使う場合、障子や襖が多く気密性が高くないので、より適用畳数が大きいBlueair Classic 680iもオススメですね」(久保さん)

 

その2

多彩な空気浄化性能と インテリア性が魅力十分!

20180205-s1 (8)

Rabbit Air(ラビットエアー)

MinusA2 空気清浄機

6万4584円 北斎やゴッホなどの絵を用いたパネルに着せ替え可能なハイデザイン機。ブラシレスモーター採用で、パワフル空気清浄と静音性を両立します。フィルター除去したアレル物質をバイオの力で分解し、フィルター性能が長持ち。

SPEC●適用床面積:〜45畳●最大風量 6.2㎡/分●運転音:25.6-51.3dB(A)●フィルター交換目安:約1〜2年●消費電力:最大61W●CADR:タバコ煙193/ホコリ200/花粉208●センサー:粒子/ニオイ/光●サイズ/質量:W544×H508×D178㎜/8.8㎏

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (9)

写真左から「ミディアム」、「BioGS HEPA」、「カスタマイズ」「スーパー活性炭」と多数のフィルターを搭載。ほかにプレフィルターも装備しています。

 

【久保さんのレコメンド】

自分のニーズに合わせて フィルターを選べるのが◎

「『カスタマイズフィルター』は、細菌防御用、毒素吸収用、ペットアレルギー用、消臭用から選べます。自分のライフスタイルに合わせた性能にチューニングできるのがポイントです」 (久保さん)

 

その3

Wファンや酵素フィルターなど 先進機能をいち早く導入!

20180205-s1 (5)

BALMUDA(バルミューダ)

AirEngine

4万9896円

SPEC●適用床面積:〜36畳●最大風量:10.5㎡/分●運転音:15-60dB(A)●フィルター交換目安:約1年●消費電力:最大72W●PM2.5除去性能:23分で99%以上除去●センサー:ニオイ/ホコリ/照度●サイズ/質量:W250×H700×D250㎜/約8.0㎏

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (11)

360°酵素フィルターの酵素が捕集した細菌を分解しウイルスを不活化。触媒脱臭ユニットでニオイやシックハウス症候群の原因物質も除去します。

 

【久保さんのレコメンド】

Wファンの大風量と 高いフィルターが魅力

「2個のファンを使った大風量、汚れを分解して吸着力を維持するフィルター性能の高さは魅力。タワー型のシンプルなフォルムは、デザインを重視する人に特にオススメです」(久保さん)

 

その4

 気品あふれる円筒ボディに 高性能フィルターを搭載!

20180205-s1 (6)

cado(カドー)

AP-C200-PS

5万9400円

継ぎ目のない円柱形のステンレスボディが美しい限定プレミアムモデル(※)。360°吸引と真上への強力送風で続き部屋の空気清浄が可能だ。フィルター上の光触媒が菌や汚れを分解し、フィルター吸着力を自己再生。

SPEC●適用床面積:〜22畳●最大風量:4.3㎡/分●運転音:29-59dB(A)●フィルター交換目安:約1年●消費電力:最大33W●CADR:タバコ煙140/ホコリ153/花粉160●センサー:ニオイ/ホコリ/照度●サイズ/質量:φ242×H652㎜/6.3㎏  ※ステンレスモデルは販路限定モデル。 白・黒(各5万2920円)もラインナップしています

 

【フィルターをチェック!】

20180205-s1 (10)

青色LEDを活性炭フィルターに照射。フィルター上の光触媒皮膜が吸着した有害物質や花粉などを二酸化炭素と水に分解し、集じん力が再生します。

 

【久保さんのレコメンド】

送風技術・フィルター性能・ デザインのすべてが上質

「タワー型で全方位から吸って真上に吹き上げる空気の流れは理想的。フィルターも高性能で、PM0.09まで除去できます。1枚のステンレス板から成形した円筒型デザインも美しいです」(久保さん)

●価格は2018年1月15日現在の店頭価格(税込)です

 

目には目を、花粉にはブルーエアを――花粉対策には“特化型”空気清浄機、一択!!

いよいよ花粉の季節が到来。屋内の花粉対策には空気清浄機、しかも強力な空気浄化能力に特化した専用機が最適だ。今回は、世界的な空気清浄機専業ブランド、ブルーエアの最上位モデルの魅力をGetNavi本誌・野村編集長のコメントも交えつつ深掘りする!

 

フィルター交換式で手入れの手間なく常に最高の浄化力!

私は花粉症でホコリアレルギー。小さな子どもも2人いるため、自宅では空気清浄機が年中稼働している。そんな私が自信をもってオススメしたいのがブルーエアの680i。空気清浄特化型かつフィルターがメンテ不要なのが魅力だ。

 

加湿機能付きモデルは加湿フィルターを定期的に掃除しないとカビの温床になるが、実はきちんと掃除しない人が多い。その意味で加湿機能は非搭載で、花粉やウイルスが詰まったフィルターを半年に一度交換する代わりに掃除が不要なのは、理にかなっているのだ。

 

基本のフィルター性能と送風量も抜群。独自の静電技術で汚れ除去と風量の維持を両立するうえ、大風量で部屋の隅々まで空気をかき回し、汚れを高速吸引する。特に花粉は重いため、床に落ちる前に素早く吸引することが重要だ。

102-103螳歙MG_6268g↑操作パネルはシンプルかつ直感的に使えるデザイン。Wi-Fi接続や風量調整などがスムーズに行える。パネルはフタで隠せてスタイリッシュだ

 

また、Wi-Fi機能とエアモニターを内蔵し「空気の見える化」を実現。出先からアプリで室内の空気をケアできるのもうれしい。空気清浄力も使い勝手も〝世界基準〟の同機は、空気の質にこだわるすべての人を満足させる一台だ。

 

 

【万全! 花粉対策POINT①:フィルター技術】

花粉など有害物質を除去する多層フィルターを3個搭載

102-103螳歙MG_6255g

680iには本体上部と両側面に合計3個のフィルターを搭載。フィルターは目の粗さの異なる多層構造で、花粉をはじめ様々な有害物質を除去する。花粉をたっぷり捕集したフィルターは、半年に一度交換するだけで清掃は不要なのもうれしい。

 

102-103螳歙MG_6251g↑フィルターは伸ばすとなんと18m!!

 

花粉や超微粒子を静電力で捕集!フィルターの目詰まりも心配なし

吸引した汚れをマイナス帯電し(下図①)、フィルター捕集(下図②)。静電力でフィルターに吸着するため、花粉のように大きな粒子を除去しても目詰まりせず、清浄速度が落ちない(下図③)。ウイルスなどの超微粒子も徹底除去。

Print↑「−」電荷の汚れが「+」電荷のフィルター繊維に吸着?。目が粗いフィルターを使っているため花粉が大量に付いても空気が流れる隙間がある

 

 

【万全! 花粉対策POINT②:スマホアプリ】

「空気が見えるアプリ」で外から自宅の空気環境を管理

Wi-Fi機能を内蔵し、スマホアプリ「Blueair Friend」と連携。本体内蔵のセンサーでモニタリングした室内空気の状況を、外出先からスマホで手軽に確認できる。さらに、屋外の空気状態の観測や本体の操作も行える。

20180119_ashida03↑室内のPM2.5やVOC(ニオイ、揮発性有機化合物)、CO2、温度、湿度の変化をリアルタイムでチェック。これらはグラフ表示されるため、直感的にわかりやすい!

 

 

【万全! 花粉対策POINT③:スピード清浄】

風量大幅増で重い花粉も床に落ちる前に素早く吸引

新型ファンの採用とエアフローの高効率化で、最大清浄空気供給量が従来製品より約33%向上。推奨フロア面積の44畳を1時間に5回きれいにする。花粉のように重い粒子も空中に浮遊している間に素早く吸引・除去する。

102-103螳歙MG_6288g↑本体底部に大型ファンを搭載。汚れた空気を底面と側面から吸引し、フィルター浄化した空気を天面と側面から放出。室内全体にきれいな空気を豪快に攪拌する!!

 

 

102-103螳・02-02

 


ブルーエア
Blueair Classic 680i
14万400円
推奨フロア面積(※1):~72㎡(~44畳)
適用床面積(※2):~123㎡(~75畳)

花粉を含むすべての対象物質で空気浄化の世界基準「CADR」(※3)の最高値以上を達成。独自のフィルター技術と大風量で、花粉などの微粒子ゴミを徹底除去する。専用アプリで遠隔操作や室内の空気のモニタリングも可能。

SPEC●CADR:タバコ500/ホコリ500/花粉640●清浄空気供給量:255-1105㎥/h●センサー:PM2.5/VOC/温度/湿度●サイズ/質量:W500×H660×D340㎜/約14㎏

 


ブルーエア
Blueair Classic 480i
9万7200円
推奨フロア面積(※1):~40㎡(~24畳)
適用床面積(※2):~55㎡(~33畳)

送風能力と空気の供給方向が側面である点以外は、680iと同性能を備える機種。家族が集うダイニングなどに最適だ。Wi-Fi搭載。

 


ブルーエア
Blueair Classic 280i
7万5600円
推奨フロア面積(※1):~26㎡(~16畳)
適用床面積(※2)~41㎡(~25畳)

子ども部屋や寝室などに最適な小型モデル。最上位機680iと同じフィルター技術を採用、Wi-Fi搭載で室内の空気もモニタリングできる。

 

 

【その他のラインナップ】

モーションセンサー採用のスタイリッシュモデル!

102-103螳・03-07

Blueair Sense+
各5万8860円
推奨フロア面積(※1):~18㎡(~11畳)
適用床面積(※2):~32㎡(?20畳)

スチール製の本体に強化ガラスを組み合わせたミニマルデザインで各国のデザイン賞を受賞。天面に手を滑らせて操作するモーションセンサーを採用する。Wi-Fi機能も搭載。

 

Wi-Fi非搭載だが大風量と360°集じんで抜群の清浄力

102-103・03-08

Blue Pure 221 Particle
5万8860円
推奨フロア面積(※1):~50㎡(~30畳)
適用床面積(※2):~77㎡(~47畳)

33㎝四方の角型ボディに高い空気清浄力を搭載。多層構造の筒型フィルターで360°集じんし、清浄な空気を大風量で上方に放出する。Wi-Fi機能とセンサーは非搭載。

 

360°吸引で花粉もニオイも強力除去する小型タイプ

102-103螳・03-09

Blue Pure 411
Particle+Carbon
各1万9440円
適用床面積(※2):~22㎡(~13畳)

小型ボディに独自の粒子イオン化技術とフィルター技術を装備。360°吸引で花粉から生活臭まで強力除去する。カラフルなプレフィルターは着せ替え交換できる。

 

ブルーエアの公式サイトはコチラ
http://www.blueair.jp/

 

※1:米国家電協会(AHAM)が定めたクリーンエア供給性能に関する基準CADR値から規定に従い算出された数値
※2:日本電機工業会JEM1467に基づく数値(スピード3運転時)
※3:クリーンエア供給率(Clean Air Delivery Rate)の略

 

撮影/高原マサキ(TK.c)

 

 

 

 

家電のプロは「最新の空気清浄機」をどう見たか? 主要5モデルの実力チェック!

今シーズン登場した大手空気清浄機メーカーの最新モデルは、各社の最新技術を投入した意欲作揃いです。そんな最新モデルのなかから5機種を厳選。“家電のプロ”戸井田園子さんが、それぞれの実力をじっくり検証しました。

 

チェック人

家電コーディネーター 戸井田園子さん

戸井田

消費者目線に立った製品評価でおなじみ。空気清浄機の主要機種は欠かさず自宅でチェックしています。

 

空気清浄機利用者の悩みは花粉と面倒なフィルター掃除

空気清浄機の最近のトレンドは「花粉・ニオイ除去」「メンテナンスの軽減」。花粉除去に関しては、室内で気になる空気の汚れに「花粉」を上げる声が多く、それに対する機能を各社強化しています。メンテナンスに関してはフィルター掃除の自動化の流れができつつあります。

 

今回試した5機種のなかで、パナソニックと日立は花粉除去に効果的な気流制御技術を採用しています。ニオイ除去ではダイキンがツインストリーマにより有害化学物質を分解し、脱臭力が従来の2倍に向上。ダイソンは花粉からニオイ、有害ガスまで捕集できる高機能フィルターを採用しています。フィルターの手入れの手軽さでは、自動掃除機能採用の日立とシャープに注目。さらに「IoT化」もトレンドのひとつに。シャープはAIoTクラウド連携の自動運転機能を強化し、新たな可能性を示しています。

 

その1

花粉撃退気流など様々な気流で室内の空気を清浄!

20171219_suzuki1

パナソニック

加湿空気清浄機 F-VXP90

実売価格8万3850円

ハウスダストのなかでも重い花粉を効率的に吸引する気流など多彩な気流を搭載。花粉除去性能は従来の約2倍に向上しました。OHラジカル量がナノイーの10倍の「ナノイーX」で脱臭力もアップ。●サイズ/質量:W398×H640×D268㎜/11.8㎏ ●空気清浄適用床面積〜40畳 ●空気清浄時間8畳/約7分 ●最大加湿量870㎖/h ●フィルター交換目安約10年

20171219_suzuki17

2本の気流で床上の花粉を本体下部に導き吸引。送風と吸気が干渉せず、花粉が舞い上がりにくいです。

 

20171219_suzuki2

フィルターは簡単に着脱。集じんフィルターは掃除機でホコリ除去。脱臭フィルターは手入れ不要です。

 

戸井田’s CHECK 

状況を先読みする独自のプログラムで快適!

「多彩な運転モードで集じん性抜群。状況を先読みするなど、独自のプログラムで自動運転し、人が操作しなくても快適性を高めてくれます」

 

その2

AIで空気環境や使い方を学び最適な自動運転を選択

20171219_suzuki3

シャープ

プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-HX75

実売価格8万1460円

AIが空気環境や使い方を学習する機種。クラウド上のAIと連携し、花粉の時期には自動で花粉除去運転に切り替わります。空気清浄の効果が実感できるモードやフィルター自動掃除機能を装備。●サイズ/質量:W405×H666×D316㎜/約12㎏ ●空気清浄適用床面積〜34畳 ●空気清浄時間8畳/9分 ●最大加湿量750㎖/h ●フィルター交換目安約10年

20171219_suzuki18

部屋の隅々に風が行き渡る循環気流を実現。プラズマクラスターがホコリの静電気を除去し、効率良く集じんします。

 

20171219_suzuki4

本体背面の「自動掃除パワーユニット」がプレフィルターを定期的に掃除。ゴミ捨ては約半年に1回。

 

戸井田’s CHECK 

人工知能が自ら考えて空気清浄するのが新しい

「AIで状況に合わせて運転する次世代型。フィルター自動掃除で手入れを軽減し、プラズマクラスターで付着菌やニオイの抑制も期待できます」

 

その3

増強したストリーマで花粉や有害ガスを分解

20171219_suzuki5

ダイキン工業

加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70U

実売価格6万3500円

●サイズ/質量:W395×H600×D287㎜/12.5㎏ ●空気清浄適用床面積〜31畳 ●空気清浄時間8畳/9分 ●最大加湿量650㎖/h ●フィルター交換目安約10年

放電量を増やしたツインストリーマでフィルターに捕集した花粉を芯まで分解。有害ガスの分解スピードや脱臭性能が2倍に向上しました。集じん力が持続する「TAFUフィルター」を新採用。

20171219_suzuki19

集じん力が持続する「TAFUフィルター」を搭載し、電気集じんユニットをなくしたことで、メンテナンス性が向上しました。

 

20171219_suzuki6

フィルター上部に2つのストリーマユニットを搭載。フィルターに効率良く照射できる設計です。

 

戸井田’s CHECK 電気集じん部を省略してメンテの手間を軽減!

「独自の電気集じんの長所を残しつつ、電気集じん部をなくして手入れを省手間化。加湿を併用しても空気清浄能力が落ちないのは同社のみです」

 

その4

従来比約2.5倍の吸い込み速度で花粉を素早く捕集する!

20171219_suzuki7

日立

自動おそうじ クリエア EP-NVG110

実売価格9万1580円

8畳の清浄時間わずか6分の高性能モデル。従来機種の約2.5倍の吸い込み速度の気流で花粉を素早く捕集する「快速花粉」気流を新搭載しました。自動掃除機能でプレフィルターの清潔さを維持。●サイズ/質量:W360×H673×D291㎜/13.4㎏ ●空気清浄適用床面積〜48畳 ●空気清浄時間8畳/6分 ●最大加湿量約800㎖/h ●フィルター交換目安約10年

20171219_suzuki8

背面両側からワイドに吸気。「快速花粉」気流は斜め前への送風で花粉の多い床上付近に気流を起こします。

 

20171219_suzuki9

緑色の自動お掃除ユニットが、運転48時間ごとにプレフィルター上を移動しながらホコリを除去。

 

戸井田’s CHECK 

自動掃除機能をはじめメンテのしやすさが光る

「自動お掃除機能搭載に加え、前面パネルがガラス製で手入れがラク。洗って脱臭力が回復する脱臭フィルターを採用しているのも魅力です」

 

その5

PM0.1や有害ガスを高性能フィルターで徹底除去

20171219_suzuki10

ダイソン

Dyson Pure Hot+Cool Link

空気清浄機能付ファンヒーター

実売価格6万5780円

360°集じんの空気清浄機と扇風機、ファンヒーターを融合。フィルターの活性炭量を増やし、室内の有害ガスの捕捉・分解能力を高めました。専用アプリで室内の空気の状態をモニター可能。●サイズ/質量:W222×H632×D222㎜/4.01㎏ ●空気清浄適用床面積〜8畳 ●空気清浄時間畳/約30分 ●加湿機能非搭載 ●フィルター交換目安約1年(※1日12時間使用の場合)

20171219_suzuki11

PM0.1レベルの粒子を99.95%除去し、清浄な空気で送風。ホルムアルデヒドなどのガスも逃しません。

 

20171219_suzuki12

360°グラスHEPAフィルターはメンテ不要で1年で交換。手入れは本体に付いたホコリの除去のみです。

 

戸井田’s CHECK 

空気清浄できる涼風・暖房機器として大活躍!

「いち早くIoTに対応した機種。純粋な空気清浄機としてより、きれいな空気で涼風・暖房できるのがうれしい。設置性も群を抜いています」

 

番外編

デザインで選ぶ加湿器

2017年下半期は、加湿機能が充実しているうえに洗練されたデザインの製品が続々と登場しています。部屋に置いて使うものだからこそ、インテリア性も十分に考慮して選びたいですね。

 

デザインで選ぶ加湿器その1

上から水を注ぐだけのタンクレス構造!

20171219_suzuki13

バルミューダ

Rain Wi-Fiモデル

実売価格4万9680円

上から水を注いで給水できる加湿器。本体に取り入れた空気を酵素フィルターで分解し、清潔な蒸気で加湿します。操作は本体上部のリングを回して押すだけ。スマホ操作も可能です。●サイズ/質量:φ350×H374㎜/約5.7㎏ ●加湿方式気化式 ●適応床面積※プレハブ住宅洋室の場合・約17畳 ●最大加湿量600㎖/h ●給水ボウル容量4.2ℓ

 

デザインで選ぶ加湿器その2

大容量の流線型ボディで給水の手間が省けて便利

20171219_suzuki14

シロカ

5L加湿器 SD-C111

実売価格5980円

たまご型ボディがインテリアとしても楽しめる加湿器。容量5ℓで、最大加湿量でも約12時間加湿できる。超音波式なのでミストが熱くならず、子どものいる家庭でも安心。●サイズ/質量:約φ230×H300㎜/約1.3㎏ ●加湿方式超音波式 ●適応床面積※プレハブ住宅洋室の場合・約10畳 ●最大加湿量350㎖/h ●タンク容量約5.0ℓ

 

デザインで選ぶ加湿器その3

除菌とカルシウム除去性能が大幅に向上した超音波式

20171219_suzuki15

カドー

超音波式加湿器

STEM620

実売価格4万5900円

床や壁が濡れないマイクロミストで部屋全体を加湿。特殊抗菌プレートが水槽内のカビや雑菌を99.9%以上除菌します。水道水内のカルシウム成分除去性能も大幅アップ。●サイズ/質量:φ270×H855㎜/4.3㎏ ●加湿方式超音波式 ●適応床面積※プレハブ住宅洋室の場合・27畳 ●最大加湿量600㎖/h ●タンク容量2.3ℓ

 

デザインで選ぶ加湿器その4

のびやかなラインで床濡れを軽減する加湿器

20171219_suzuki16

ドウシシャ

ハイブリット式加湿器

実売価格1万7150円

インテリア性の高いデザインを採用したハイブリット式。高さ89㎝の吹出口からミストを放出することで床濡れを防ぎます。加湿量を4段階で調整可能です。●サイズ/質量:約φ200×H890㎜/約2.2㎏ ●加湿方式ハイブリッド式 ●適応床面積※プレハブ住宅洋室の場合・約10畳 ●最大加湿量350㎖/h ●タンク容量約3.0ℓ

年末年始を快適に――ダイソンのコードレスクリーナーとファンヒーターを格安でゲットできるDyson MEGA SALEを開催!

いよいよ師走が迫っていますが、年を越すまでにしなければいけないのが「大掃除」。普段は掃除しないところを綺麗にするので、手ごわい汚れがあったりと苦労しますよね。またこの時期、本格的な寒さ対策も必須です。楽天市場では、ダイソンの商品をここでしか買えないお値打ち価格で大放出する「Dyson MEGA SALE」を開催中。お得な価格でダイソン製品が手に入るこのチャンスをぜひお見逃しなく!

 

セール特設ページはこちら

 

パワフルな吸引力と便利なツール付き

20171124reese_1

ダイソン
DC35 モーターヘッド

セール価格 2万9808円

多くのコードレスクリーナーは、使っていくうちに吸引力が低下して細かいごみが詰まるためメンテナンスが必要に。ダイソンの「DC35 モーターヘッド」は、高度なサイクロン技術によって細かなごみまで分離します。フィルターが目詰まりしないため、吸引力も変わらない丈夫な掃除機。内蔵された「ダイソンデジタルモーター」は、毎分最大10万4000回転の高い吸引力を実現しています。

 

【ここがポイント】
20171124reese_2
家の掃除に便利なツールが付属。硬いナイロンブラシが細かなごみやホコリ、アレルゲンを取り除く「ミニモーターヘッド」、狭い隙間や溝など届きにくい場所の掃除に役立つ「隙間ノズル」、凹凸のある個所を漏れなく綺麗にしてくれる「コンビネーションノズル」が同梱されています。掃除機の中に溜まったごみもワンタッチで捨てられるお手軽さ。年始年始の大掃除をラクチンにしてくれるおススメのアイテムですよ。

 

部屋の空気よりもきれいな排気! を誇る画期的なコードレスクリーナー

20171124reese_3
ダイソン
V6 Fluffy Extra

セール価格 4万3092円

従来のクリーナーヘッドを根底から見直して、革新的な技術が採用されたコードレスクリーナー「V6 Fluffy Extra」。ナイロンフェルトで大きなゴミを捕らえると同時に、カーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除きます。ごみの大きさに左右されることなく、床面をすみずみまで掃除できる優れものだから年末大掃除に大活躍すること間違いなしです。

 

【ここがポイント】
20171124reese_4
ダイソン自慢の吸引力を実現するモーターがさらに進化した「ダイソン デジタルモーター V6」。パワフルな吸い込みに加えて、掃除機が排出する“アレルゲン”を徹底的に抑えてくれます。2層に配置された15個のサイクロンが同時に機能する、“2Tier Radialサイクロン”機能が微細なごみを除去。さらに“ポストモーターフィルター”が、アレルゲンやバクテリアのような0.3ミクロンの粒子を捕らえます。

 

1台に「暖房」「冷房」「空気清浄」の機能を備えた万能ファンヒーター

20171124reese_5
ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool(HP01)2015年モデル

セール価格 4万8400円

ダイソンのファンヒーター「Dyson Pure Hot+Cool(HP01)2015年モデル」は、部屋全体をムラなく暖めたり涼しくしてくれるだけでなく、空気清浄機能も備わっています。内蔵された“高性能HEPAフィルター”はPM0.1レベルの粒子を吸い込んでくれるので、空気は常に綺麗な状態をキープ。1台で3つの役割を果たしてくれる万能アイテムです。

 

【ここがポイント】
20171124reese_6
安全面にも考慮しており、ファンヒーターが転倒した際は自動的に停止。また風を送る部分のプレートは温度調節を正確に行うため、ヒーター特有の臭いが発生することもありません。その他にも自動温度制御機能、スリープタイマーなど快適な睡眠に欠かせない機能があるので、子どもがいる家庭やハウスダストに敏感な人にはおススメの逸品です。

 

2016年モデルはアプリと連動して遠隔操作も可能!

20171124reese_7
ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool Link(HP02)2016年モデル

セール価格 4万9800円

2015年の“Dyson Pure Hot+Cool”がさらに進化した「Dyson Pure Hot+Cool Link(HP02)2016年モデル」は、スマートフォンのアプリと連動した新機能を追加。「Dyson Link アプリ」をダウンロードしてファンヒーターと同期すると、室内の温度や湿気、空気の状態をリアルタイムで把握できます。

 

【ここがポイント】
20171124reese_8
「Dyson Link アプリ」の嬉しいポイントは、汚染物質を自動で検知&除去してくれる「オートモード設定」。リモコン機能も備わっているので、屋外にいても遠隔操作ができます。また好きな日時に予約運転の設定ができる「スケジュール機能」、フィルターの交換時期を知らせてくれる「フィルター寿命」告知機能などの役立ち機能が目白押しです。

 

高性能なコードレスクリーナーで大掃除はラクラク。さらに冬の寒さや乾燥などを防げるファンヒーターもあればより快適に過ごせます。憧れのダイソンをお手頃価格でゲットできる「Dyson MEGA SALE」、ぜひ楽天市場の特設サイトをチェックして下さい!

 

協力:楽天市場

どこまで濃くなるのか? プラクラ濃度が「NEXT」に突入したシャープ新エアコン&空清の驚くべき効果

冬は暖かく夏は涼しく、ムシムシもカサカサもせず、嫌なニオイもしない、静電気でパチっとくることもない、空気のきれいな部屋。一年中、そんな部屋に住んでいたら、家から出たくなくなってしまうかもしれませんね。シャープがこの冬提案する「プラズマクラスターエアコン Xシリーズ」と「プラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-HP100」は、そんな快適な室内を実現する新技術「プラズマクラスターNEXT」(※)を搭載しています。

※プラズマクラスター……+と-のプラズマクラスターイオンを発生させ、放出するシャープの独自技術。浮遊カビ菌の除菌、浮遊ウイルス・菌の作用を抑えるほか、静電気の抑制、消臭などの効果を持っています。一部では略して「プラクラ」と呼ばれることも

20171201-s2 (1)↑プラズマクラスターエアコン Xシリーズ(写真上)とプラズマクラスター加湿空気清浄機 KI-HP100(写真手前)

 

新たなユニットを搭載し、プラズマクラスターの濃度を倍増

プラズマクラスターエアコン Xシリーズは、この「プラズマクラスターNEXT」を搭載したのが、一番のポイント。風の吹き出し口の中央付近に、最新のイオン発生ユニットを搭載。このユニットには高濃度プラズマクラスターイオンを発生させる電極部が2つ備わっており、送風にプラズマクラスターが乗って、部屋の隅々まで充満する仕組み。冷暖房はもちろん、プラズマクラスターを室内に送るだけの運転も可能です。

20171201-s2 (2)↑プラズマクラスターエアコン Xシリーズ。検知した人のいるエリアに合わせて、風向・風量を自動制御。独自の「エアロダイナミックフォルム」によって、暖房時は人のいるエリアの足もとにしっかりと温風を送ります

 

なお、プラズマクラスターは自然界にあるのと同じ、プラスとマイナスのイオンによって空気を浄化しており、濃度が高いほど効果が得られます。新しい「プラズマクラスターNEXT」はプラズマクラスター濃度が1㎥あたり約5万個以上を実現。従来の「プラズマクラスター25000」は約2万5000個、「プラズマクラスター7000」は約7000個の濃度なので、一気に従来の倍の濃度まで高めることに成功しています。

↑プラズマクラスターユニットの変遷↑プラズマクラスターイオン発生ユニットの変遷。「プラズマクラスターNEXT」は、新開発の第10世代のユニット(右上)を採用しています

 

「感性アナライザ」でプラズマクラスターの新たな効果を実証

 

20171201-s2 (6)↑「ストレスがたまりにくい環境をつくる」「集中を維持しやすい環境をつくる」というプラズマクラスターの新たな効果を実証

 

「イヤイヤ、倍って言われても見えないし、本当に効き目なんてあるの?」

 

…そんな疑問はごもっとも。そこで、シャープでは「科学的に空気のキレイさを実証したい」との考えから、世界各国の第三者機関や大学の研究室などに調査を依頼して、プラズマクラスターの効果についてエビデンスを集めています。今回、プラズマクラスターNEXTをリリースするに当たり、慶應義塾大学の満倉靖恵准教授の協力を仰ぎました。

 

満倉准教授は、生体信号や音声、画像などから必要な情報を抽出する研究に従事しており、脳波を計測する「感性アナライザ」を開発。頭部に装着することで、人が緊張したりリラックスする無意識の感性の動きを計測できるようにしました。

 

今回、この装置を使って実証実験したところ、室内に入ったときのストレス度合いの低減、計算問題中の集中度合いの向上が見られたと言います。受験勉強中の学生のいる家庭など、これは気になる結果ですね。

 

また、別の実験データによれば、プラズマクラスターNEXTはプラズマクラスター25000に比べ、タバコの付着臭を取る消臭スピードが約1.3倍、静電気を抑える除電スピードが約4.5倍。プラズマクラスター7000と比べるとそれぞれ約2.6倍と約9倍にパワーアップ。さらにニオイの元となるニオイ原因菌の除去にも効果があることが判明しているといいます。

↑↑プラズマクラスター濃度が高まったことで、さまざまな効果がパワーアップ

 

空気清浄機には不在時に集中的に稼動する「効果実感モード」を搭載

エアコンと同時に発表された加湿空気清浄機のKI-HP100にも、同様のプラズマクラスターNEXTを搭載しています。また、本機はデザインを一新したのも特徴。操作パネルを天面に配置し、現在選択できる操作が光ってタッチ操作ができるようになっています。

20171201-s2 (7)↑加湿空気清浄機 KI-HP100

 

ユニークなのは、前面のWi-Fiアイコンの左に搭載している人感センサーを利用した「効果実感モード」です。これまた、疑問が湧くネーミングですが、こちらは人の不在時にプラズマクラスターを集中的に放出し、帰宅時には消費電力、および運転音を抑えた運転に切り替えることで、帰宅時にキレイな空気が実感できるモード。花粉の季節でも、部屋に入れば「空気がキレイ!」と実感できるというわけ。

20171201-s2 (8)↑「効果実感モード」では雲に矢印がついたようなアイコンが点灯

 

テントウムシの羽根の形を模して風力をアップ

KI-HP100では、送風ファンの羽根形状を変更して風量の向上も図っています。シャープと言えば、自然界の技術を家電に応用するネイチャーテクノロジーでも知られています。

 

これまでも、アホウドリやトンボ、イルカやキノコなど、様々な動植物の構造が手本になった技術を開発してきましたが、今回の「新ネイチャーファン」は、テントウムシの前羽根の形状を応用。膨らんだ形状が空気の圧力差で揚力を生み、より早く高く上空へ飛んでいく力に着目し、新たなファンに採用したそうです。毎度よく見つけてくるものだと感心してしまいますね。

20171201-s2 (9)↑テントウムシの羽根形状を応用した「新ネイチャーファン」により、風量が約9%アップ。高濃度イオンを本体から強く押し出します

 

発表会の会場には新しいネイチャーファンと、従来のネイチャーファンが展示されていました。羽根の形状をよく見比べると1枚ごとの厚さが違うのがよく分かります。この変更で風量は約9%アップしたそうです。

↑新ネイチャーファン(左)と従来のネイチャーファン(右) ↑新ネイチャーファン(左)と従来のネイチャーファン(右)。よく見ると、新ネイチャーファンの羽根は内側の厚みが違います

 

同社クラウドサービスとAmazon Echoにも対応

今回のエアコンのXシリーズと加湿空気清浄機のKI-HP100は、無線LANに標準対応するのも特徴のひとつ。同社クラウドサービス「COCORO AIR」に接続すれば、人工知能がユーザーの使い方や好みを学習して、運転を自動で切り替えたり、状況に応じた使い方を音声でアドバイスしたり、スマートフォンアプリを通じて消耗品の交換時期を知らせたりしてくれます。

 

このほか、音声アシスタントサービス「Alexa」を搭載するスマートスピーカー「Amazon Echo」への対応も紹介されました。エアコンは12月以降発売の無線LAN内蔵モデル、空気清浄機は9月以降発売のAIoT(※)対応モデルで対応します。Amazon Echoを通じて音声で機能の操作や設定の確認などができ、エアコンは電源ON/OFF、風量・風向・室温の設定変更、現在の設定の確認などに対応。加湿空気清浄機は電源ON/OFF、モード変更、湿度の確認、現在の設定の確認などに対応します。

※AIoT…人口知能=AIと、モノのインターネット化=IoTを組み合わせたシャープの造語

20171201-s2 (11)↑中央の筒状のアイテムがスマートスピーカー「Amazon Echo」

 

エアコン、加湿空気清浄機とも、プラズマクラスターで空気を浄化し、リラックスしやすく集中力が増す環境が作れるのは魅力。さらに、両機ともに導入すると「エアコンの暖房ONで加湿空気清浄機が加湿運転を自動スタート」などの連携も可能になっています。新築や引っ越しで家電を一新する家庭などはぜひ注目したいですね。

 

プラズマクラスターエアコン
Xシリーズ(6、8、10、12、14、18、20、23、26畳用)
●発売:2018年1月25日●実売想定価格:23万~37万円(税別)●室内機サイズ(全機共通):W798×D370×H295mm●室外機サイズ(全機共通):W800×D300×H630mm

 

プラズマクラスター加湿空気清浄機
KI-HP100
●発売:2018年1月25日●実売想定価格:13万円(税別)●サイズ/重量:W427×D371×H738mm/約17kg●空気清浄適用床面積:46畳(76㎡)まで●プラズマクラスター適用床面積の目安:約23畳(約38㎡)

なぜ空清は伸び悩んでいるのか? ダイキンが「市場低迷の要因」と「対策アイテム」を発表!

インフルエンザの季節がやってきました。通勤電車やオフィスの中でもマスク姿が目立つようになり、予防の意識が高まっています。空気が汚れ、乾燥が進むとウイルス感染症のリスクが高まる…ということで、家電メーカーからは空気清浄機と加湿器の発表会の案内がひっきりなしに届く今日このごろ。今回は、「ストリーマ」などの独自技術で定評のある空調機器メーカー、ダイキン工業の個別説明会に参加してきました。

 

買い替えユーザーをターゲットにタイプの異なるモデルを発売

↑左から「MCK70U」、「MCK55」、「MC55U」↑ダイキンが発売した空気清浄機のラインナップ。左から「MCK70U」「MCK55」「MC55U」

 

国内の空気清浄機市場は2012年をピークに下がり続けています。2012年は花粉の大飛散や、初めてPM2.5が報道されたことなどにより、メーカー各社が増産体制を敷いても需要に追い付かないほど、爆発的に売れました。一方で、メーカー各社はフィルター性能を高め、「10年間の交換不要」を謳ったがために、買い替えサイクルが伸びてしまうことに。それがここ数年間、市場が低迷している理由ですが、ここにきて2012年以前に購入したユーザーの買い替え需要が動き始めています。

↑空気清浄機ぼ国内市場は2012年をピークに右肩下がり。2017年は買い替え需要により若干プラスを予想↑空気清浄機ぼ国内市場は2012年をピークに右肩下がり。2017年は買い替え需要により若干プラスを予想

 

個室向け&空清のみのモデルで普及率アップを狙う

空気清浄機の需要が伸び悩んでいるもう一つの要因に、個室や単身世帯への普及の遅れがあります。

 

「一般世帯への普及率が42.4%なのに対して、単身世帯は25.1%。また、1世帯あたりの保有台数は1.34台となり、まだまだ個室への導入は進んでいません。個室や単身世帯の潜在ニーズはあるので、そこに合った製品を投入し、普及率を上げていきます」と、同社の桜田宇洋氏は語りました。

↑空調営業本部事業戦略室コンシューマー営業担当部長の桜田宇洋氏↑空調営業本部事業戦略室コンシューマー営業担当部長の桜田宇洋氏

 

↑空気清浄機の単身世帯への普及が進まず、ファミリー層でも保有台数はまだ平均1.34台↑空気清浄機の単身世帯への普及が進まず、ファミリー層でも保有台数はまだ平均1.34台

 

↑ダイキンでは、ファミリー層の買い替え、単体空清需要、個室ニーズに3つのラインアップで攻める↑ダイキンでは、ファミリー層の買い替え、標準空清(加湿機能のないもの)の需要、個室ニーズに対して3つのラインアップで攻めます

 

上記を踏まえ、投入したモデルのひとつが個室向けのスリムタワー型加湿機能搭載モデル「MCK55U」タイプ。加湿機能搭載ながら、設置面積は270×270mmと省スペースで、狭い個室やワンルームに置いても邪魔になりません。同時に、加湿機能がない「MC55U」も発売。両者とも11月17日から発売しています。

 

「空気清浄機購入者のうち8割が加湿機能タイプを選んでいますが、実はその中の28%は空清機能のみが欲しくて購入しています。空清単体モデルに満足できる機能・性能がないため、しかたなく高性能な加湿モデルを選んでいるのです」(桜田氏)。

 

そこでダイキンでは、10年ぶりに空清単体モデル「MC55U」を発売することに。「MC55U」は「MCK55U」の加湿機能のみを取り外したものなので、設置面積は同じですが、高さが200mm低い500mmになっています。コンパクトなので、本棚やタンスの上にも設置可能です。

20171020_y-koba33-8_R↑MCK55U

 

↑MC55U↑MC55U

 

最上位機種は「ツインストリーマ」で従来比2倍の脱臭性能を実現

また、買い替えユーザーをターゲットに、高機能なリビング向け加湿搭載モデル「MCK70U」も11月17日から発売しました。

20171020_y-koba33-15_R↑MCK70U

 

「ダイキンの空気清浄ユーザーの多くが、脱臭性能を評価してダイキンを選んでいます。一般的な空清は活性炭フィルターで脱臭していますが、飽和状態になるとそれ以上のニオイ成分を吸着できなくなるし、熱を加えると逆にニオイを放出するという欠点がある。当社のモデルは、ストリーマで臭いを分解し、常にフィルターを再生しているので脱臭性能が低下しません。新製品ではその強みをより強化し、従来比2倍の脱臭性能を実現しました」(桜田氏)

 

先述の「ストリーマ」とは、プラズマ放電の一種「ストリーマ放電」によって生じた高速電子が空気中の窒素や酸素と衝突・合体してOHラジカルなど分解力を持つ4つの分解素を生成。これがニオイ分子や花粉を分解したり、有害物質を抑制したりするもの。ダイキンの空清では、このストリーマを脱臭フィルターやHEPAフィルターに照射しているのです。

↑ストリーマの仕組み↑ストリーマの仕組み。ストリーマ放電によってOHラジカル、酸素ラジカル、レイキ酸素、レイキ窒素などの4つの分解素を作ります

 

「MCK70U」では、従来の2倍のストリーマユニット「ツインストリーマユニット」を搭載しました。これにより脱臭性能と有害物質の分解スピードが2倍となり、フィルターの除菌も半分の時間でできるようになりました。

↑右が従来モデルに搭載されているストリーマユニット、左が「MCK70U」に搭載したツインストリーマユニット↑右が従来モデルに搭載されていたストリーマユニット、左が「MCK70U」に搭載したツインストリーマユニット

 

ハスの繊維を使用し汚れが広がらない「TAFU」フィルターを新採用

さらに今回、ダイキンは新しいフィルターも開発しました。従来の静電HEPA(ヘパ)フィルターの場合、フィルターに汚れが付着するとフィルターの繊維上に汚れが広がり、フィルターの静電力が徐々に低下し、汚れが捕集できなくなってしまうそうです。フィルターの初期性能を100とした場合、10年後には50%に半減してしまうとか。ダイキンは静電HEPAフィルター+電気集じん方式を採用しているモデルもあり、こちらは汚れ自体を帯電させてフィルターに吸着させるので、フィルター性能の低下は防ぐことができ、10年後でもフィルター性能は70%程度に抑えることができます。ただ、静電力が強いため汚れも多くなり、メンテナンスが大変というデメリットがありました。

 

その点、今回「MCK70U」に採用した新型フィルター「TAFU(タフ)」にはHEPAと同じ静電フィルターながら、素材にロータス(蓮)繊維を使用。蓮の繊維は撥水性・撥油性があるので、付着した汚れが広がらず、フィルターの静電力が落ちないとのこと。メンテナンスも不要で、10年後のフィルター性能は72%と電気集じん式より若干高くなっています。

↑HEPAフィルターとTAFUフィルターの見た目は全く同じ↑TAFUフィルター(左)とHEPAフィルター(右)の見た目は全く同じ

 

↑従来のフィルター方式と新TAFUフィルターの違い。TAFUフィルターは経年劣化が少なく、メンテナンス不要とメリットが大きいです↑従来のフィルター方式と新TAFUフィルターの違い。TAFUフィルターは経年劣化が少なく、メンテナンス不要とメリットが大きいです

 

↑水滴を垂らしてみると、HEPAはじわーっと広がるが、TAFUは水玉を弾いている↑水滴を垂らしてみると、HEPAフィルターは水がじわーっと広がりますが(左)、TAFUフィルターは水玉を弾きます(右)

 

さらに、Wi-Fi機能を採用し、スマートフォン接続機能も搭載しました。部屋のPM2.5とホコリ、汚れを6段階でスマホ画面に表示するほか、1日および1週間の積算グラフを表示し、いつ、どのタイミングで部屋が汚れるかが把握できます。スマホから空気清浄機本体のオン/オフ、コース設定が外出先からもコントロールでき、加湿タンクの給水タイミングも通知。ただし、いま話題のスマートスピーカーにはまだ対応していません。

 

意外に知られていないのが残念! ダイキン空清の2つのメリット

「意外に知られていないのですが、ダイキンの加湿空清のこだわりは、加湿運転時も空気清浄能力が落ちないこと。他社のモデルには2割ほど空清能力が落ちるものがありますが、当社は加湿時も空清時も能力は変わりません。さらに、加湿時の風が冷たくないのも大きな特徴。ダブルパスミキシング方式を採用しており、2つの空気経路から加湿された空気と室温そのままの空気を混ぜるので、吹き出し温度は室温のマイナス3°程度で済むんです」(桜田氏)

 

冬場はずっと加湿機能をONにすることもあるので、加湿時に空気清浄能力が落ちない点は魅力。また、部屋が潤ったとしても、寒くなるのは困りものなので、「加湿時も空気清浄能力が落ちない」「風が冷たくない」という2つのメリットは、意外に重要なのがわかります。

 

新モデルはすべて「ストリーマ+イオン放出」のダブル方式を採用

ちなみに、ダイキンの空気清浄機は、空気を吸い込んで分解するストリーマ方式と、イオン放出系の「アクティブプラズマイオン」のダブル方式を採用。上記の3モデルもすべてダブル方式です。加湿タイプは、加湿フィルターと加湿水もストリーマで除菌しているのが特徴です。放出系のアクティブプラズマイオンはシャープの「プラズマクラスター」やパナソニックのナノイーに比べると知名度が低いのが悩みの種。その点について桜田部長は、「有害物質を確実にスピーディに分解・除去できるのはストリーマ方式。ただ、空間やカーテン等に染み付いたものにはアクティブプラズマイオンが有効です。ダブル方式はダイキンの強みなので、新しいTAFUフィルターとともに、今シーズンはもっと強くアピールしていきたい」と意気込みを語りました。

 

空気は我々が24時間365日、常に吸い続けているもの。特に喚気がしづらい冬こそ、空気の質には十分に注意したいところです。その点、ダイキンのダブル方式による空気清浄能力、脱臭力は魅力的ですね。

↑ダイキンはストリーマと放出イオンのダブル方式↑ダイキンはストリーマと放出イオンのダブル方式

 

【SPEC】

MCK55U(スリムタワー型加湿機能搭載モデル)

●実売想定価格:4万8800円(税別)●サイズ/質量:W270×H700×D270mm/9.5kg●タンク容量:約2.7L●適用床面積:空気清浄運転時が25畳まで、加湿空気清浄運転時の空気清浄が25畳まで、加湿は木造が8.5畳まで、プレハブが14畳まで

MC55U(加湿機能非搭載コンパクトモデル)

●実売想定価格:3万8800円(税別)●サイズ:W270×H500×D270mm/8.5kg●タンク容量:約2.7L●適用床面積:空気清浄運転時が29畳まで

MCK70U(リビング向け加湿搭載モデル)

●実売想定価格:5万2800円(税別)●サイズ/質量:W395×H600×D287mm/12.5kg●タンク容量:約3.6L●適用床面積:空気清浄運転時が31畳まで、加湿空気清浄運転時の空気清浄が31畳まで、加湿が木造11畳まで・プレハブ18畳まで

ジャマな空清、ついに天に召される? シャープよりシーリングライト一体型「天井空清」誕生

空気清浄機は、部屋が狭くて置き場所に困る、電源コードが邪魔になる、小さな子どもやペットがぶつかったり、いたずらをしたりする……といった理由から、一度は導入を決めたユーザーでさえ、使用をやめてしまう場合が少なくありません。とにかく「置き場所に困る」という空気清浄機ですが、そんな課題を解決する業界初の新製品がシャープから発表されました。それが、空気清浄機と照明を合体させたLEDシーリングライト一体型空気清浄機「天井空清」(FP-AT3)です。発売は2018年1月20日で、店頭予想価格は9万円前後(税抜)です。

↑LEDシーリングライト一体型空気清浄機「天井空清」(FP-AT3)↑LEDシーリングライト一体型空気清浄機「天井空清」(FP-AT3)

 

一般的な照明用配線器具があればカンタンに設置できる

本機は一般的な照明用配線器具があれば、工事をする必要がなく、簡単に取り付けられるのが特徴。リビングなどの照明器具として天井に設置できるため、置き場所に困ることはありません。プラズマクラスター/LED照明の適用畳数は12畳で(空気清浄は14畳)。サイズは直径625㎜で、高さは172㎜(突起部を含むと192㎜)。空気清浄機のフィルターや送風ファンを搭載しているため、一般的なLED照明と比較すると少し厚みがある印象です。

↑横から見た写真。やや厚みがあります↑横から見た写真。やや厚みがあります

 

HEPAフィルター&プラズマクラスターで細かなホコリやニオイをキャッチ

ボディには0.3μmの微小な粒子を99.97%以上集じんする「静電HEPA・脱臭一体型フィルター」を搭載し、細かなホコリやニオイをキャッチ。さらにプレフィルターには「抗菌・防カビ ホコリブロックプレフィルター」を採用し、ホコリが内部へ侵入するのを防ぎ、本体を清潔に使用できます。これに加えて「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載し、空中に浮遊するウイルスの作用を抑制するとのこと。空気清浄機能は自動運転にしておくことで、空気の汚れに応じて強弱が自動で変わります。

 

商品企画を担当した健康環境システム事業本部 空調・PCI事業部 PCI商品企画部、澤井和美氏は「人は1日にペットボトル2万本程度の空気を取り入れているといわれています。天井空清は、頭に近い位置で細かいホコリを効率的にキャッチできるので、快適に過ごせます」と、天井に空気清浄機を設置するメリットについて語りました。

↑ボディにはフィルターや送風ファンを搭載。汚れた空気を吸い込んでキレイな空気を放出します↑ボディには2つのフィルターと送風ファンを搭載。汚れた空気を吸い込んでキレイな空気を放出します

 

↑カバーは簡単に外すことができます。ホコリが気になったら掃除機で吸い取ればOK↑カバーは簡単に外すことができます。プレフィルターはホコリが気になったら掃除機で吸い取ればOK

 

なお、本体の上側には空気の汚れ具合を光でお知らせする「きれいモニター」を搭載。センサーで空気の汚れ具合を判断し、天井面に反射する光の色で空気の状態を知らせてくれます。汚れの度合いはキレイなほうから青(点灯)、橙(点滅)、赤(速い点滅)の3段階になっています。本機の内覧会では120×120×220cmの透明ボックスにスモークを焚いて実演が行われました。フロントパネルからどんどん空気を吸い取って、30秒ほどで煙がほぼ吸い込まれていました。

20171122-s1 (11)↑上部のランプで空気の汚れ具合をお知らせしてくれます。写真では赤が点灯していますが、こちらは汚れているサイン

 

↑左がスモークを焚いた直後。右が30秒後。空気がキレイになっているのがわかります↑左がスモークを焚いた直後。右が30秒後。空気がキレイになっているのがわかります

 

LED照明はリラックスできる独自の「さくら色」も搭載

ちなみにLEDの調光は10段階で、シーンに合わせて変えることができます。調色は寒色から暖色の10段階に加えて、「さくら色LED」(八重桜、ソメイヨシノの2種類)も搭載されています。この「さくら色」は目にやさしくリラックスできる色で、健康科学ビジネス推進機構により「癒し快適」のエビデンス評価マークが与えられています。

↑目にやさしいさくら色↑さくら色のやさしい光。寒色と比べて気持ちが癒され、目にやさしいとのこと

 

電気代は1時間あたり約2円で静音性にも配慮

気になる電気代は、照明と空気清浄機を同時に使用しても75Wと省電力。最大でも1時間あたり約2円程度です。空気清浄機の単独運転も可能で、昼間は明かりを使わず、空気清浄機だけ運転できるのはうれしいですね。

 

静音性にもこだわっており、送風ファンはトンボの羽根形状を応用したシャープ独自のネイチャーテクノロジーを採用しています。空気の摩擦抵抗が低いので静音時はたったの23dB(強運転時でも45dB)。図書館の騒音レベルでも40dBですので、数値上ではかなり静かというのがわかります。実際に運転音を聞いてみると、頭に近いぶん強運転ではやや音が気になりましたが、静音モードでは全く気になりませんでした。

 

お手入れは、フロントパネルを開けてフィルターにたまったホコリを掃除機で吸い取ります。フィルターの上に装着することで掃除が簡単になる「使い捨てフィルター」も3枚同梱。そのままはがして捨てることが可能。静電HEPA・脱臭一体型フィルターの交換めやすは約2年です。

↑トンボの羽根の形状を模したネイチャーファン(右から2番目)↑トンボの羽根の形状を応用したネイチャーファン(右)が静音運転に貢献

 

↑取り付けは簡単↑取り付け・お手入れはカンタン。ハンガー付の配線器具はそのまま使用可能。使い捨てプレフィルターを使えば、汚れたらはがして捨てることができます

 

トイレなどで使うアイテムが好評だった点もあって開発に踏み切る

健康環境システム事業本部 空調・PCI事業部 副事業部長 冨田昌志氏は、「2014年にトイレなどの小空間で使えるプラズマクラスターイオン発生機を発売しました。こちらは電源や置き場所がないというお客様に対して、新しいスタイルを提案した製品。天井に取り付けるだけで便器の黒ずみ形成を抑制でき、トイレの空気が清々しくなったという声をいただいています。今回、LEDシーリングライト一体型空気清浄機を開発したのは、このプラズマクラスターイオン発生機が好評だったこともあります」と開発の背景について語りました。

↑トイレの電球口金に取り付けるタイプのプラズマクラスターイオン発生機↑トイレの電球口金に取り付けるタイプのプラズマクラスターイオン発生機

 

なるほど、話題となったトイレに取り付けるタイプも「限られた空間を有効利用する」という点で発想は同じ。本機の開発のウラには、同社ならではのアイデアが受け継がれていたわけですね。おかげで部屋の中も空気もスッキリして、明かりも選べるというわけですからいうことなし。いままで空気清浄機の置き場に困っていた人でも、ムリせず使い続けられるモデルになりそうです。

コレ見て「空気清浄機はいらない」って言える? フィルターで知る「部屋の空気は汚れている」という真実

以下の2枚の写真、何だかわかりますか? 実はこれ、空気清浄機のフィルターなんです。上はブルーエア社、下はダイソン社のモデルのもの。どちらも通常の室内で数か月使っていただけで、このような状態になってしまったのです。部屋の空気がどれほど汚れているか、一目瞭然ですね。特にこれからの季節は窓を閉め切ることが多くなり、空気の悪さを実感することも。以下でもう少し詳しく見ていきましょう。

20171106-s1-(17)

20171106-s1 (12)

 

「空気が淀んでいるが窓は開けたくない」というジレンマを抱える人が多い

10月24日、ダイソンによる空気清浄機を活用するためのメディア向けのセミナーが行われました。ここで公表されたユーザーアンケート(ダイソンとベネッセが共同で実施)によると、1年の中で12月~4月の期間は「室内の空気が良くない」と感じている人が多いとのことです。同期間は、寒さや花粉の影響で窓を開けない人が多いことが理由です。部屋の空気が淀んでいるのが気になる、でも窓は開けたくない、というジレンマを多くの人が抱えているのです。

↑ダイソンの調査(同社の空気清浄機能付ファンヒーター「ダイソン ピュア ホット&クール リンク」のユーザーで妊娠中または子どものいる女性117人)によると、12-4月の5カ月間は窓の換気が減るため、室内の空気が良くないと感じています↑ダイソンの調査(同社の空気清浄機能付ファンヒーター「ダイソン ピュア ホット&クール リンク」のユーザーで妊娠中または子どものいる女性117人)によると、12-4月の5カ月間は窓の換気が減るため、室内の空気が良くないと感じています

 

一方、中古住宅のリノベーションを手がける株式会社ニューユニークスの代表であり一般社団法人リノベーション住宅推進協議会理事の臼田英司氏は、同社に寄せられるリノベーションリクエストで3番目に多いのが「風通しの良い家」だと明かします。

↑ニューユニークスの臼田英司代表↑ニューユニークスの臼田英司代表

 

「帰宅時に玄関を開けたときにムワっとした淀んだ空気を感じている人が多い。ところが、オープンで風通しの良い家を作りたいと思う反面、花粉や自動車の排気ガスで室内の空気が汚れるのがイヤだから窓は開けたくない……。特にマンションの場合、寝室は一番奥に配置するので空気が淀みがち。寝室の室内側に小窓を開けたりオープンな寝室を作ることもあるが、住宅設備として解決できない場合もあります」(臼田氏)

↑臼田氏が手がけたリノベーション住宅。ベッドルームを2枚の板で仕切るだけのオープンな環境にしています↑臼田氏が手がけたリノベーション住宅の例。ベッドルームを2枚の板で仕切るだけのオープンな環境にしています

 

窓をほとんど開けなくてもフィルターはホコリでびっしり

その点、ダイソンでインテリジェンスエンジニアを務めるオーウェン・ルノー氏は、自社の空気清浄機能付ファンヒーター「Dyson Pure Hot+Cool Link」(ダイソン ピュア ホット&クール リンク)が「日本の冬の室内環境改善に最適なツールだ」とアピールします。

↑オーウェン・ルノー氏とダイソン ピュア ホット&クール リンク。同機は、空気清浄機能と扇風機・ヒーター機能を併せ持つ1台3役のモデル。センサーとネットリンク機能内蔵で、スマホから室内環境のモニターと本機の操作が可能↑オーウェン・ルノー氏とダイソン ピュア ホット&クール リンク。同機は、空気清浄機能と扇風機・ヒーター機能を併せ持つ1台3役のモデル。センサーとネットリンク機能内蔵で、スマホから室内環境のモニターと本機の操作が可能

 

「その理由の1つめは、360度グラスHEPAフィルターがPM0.1レベルの超微粒子を99.95%キャッチし、室内に再放出しないからです。PM0.1は肺から取り込まれて血流にまで到達すると言われているのですが、一般的な空気清浄機は清浄スピードを重視するあまり、PM0.1レベルの超微粒子を通してしまうんです」

 

ここで、ルノー氏はダイソン ピュア ホット&クール リンクの使用済みフィルターを示しました。鎌倉市の新築一戸建てに家族3人で暮らす家庭の寝室で3000時間(4か月間毎日24時間)使用されたものです。奥さんが花粉症で大の虫嫌いのため窓はほとんど開けないとのこと。それなのに、フィルターはホコリでびっしりです。PM0.1は目に見えないので確認できませんが、ダイソン製品はこれだけ空気清浄能力が高いとのアピールです。

↑家族3人暮らしの一軒家で4か月間連続使用したオーウェン・ルノー氏と、ダイソン ピュア ホット&クール リンクのフィルター↑家族3人暮らしの一軒家で4か月間連続使用したオーウェン・ルノー氏と、ダイソン ピュア ホット&クール リンクのフィルター

 

2つめが、室内の空気を循環させるパワー。こちらは、Dyson Pure Cool Link(ダイソン ピュアクール リンク)タワーファンを使ったデモとなりますが、製品の前に大きなシャボン玉発生装置を置き、シャボン玉を5m以上飛ばす実験を見せてくれました。「空気よりかなり重いシャボン玉が5m飛ぶので、空気はさらに遠くまで飛んでいます。5mとは、8畳間の対角線の距離。これにより、一般的な寝室の四隅までしっかり風を届けることができるのです」(ルノー氏)。空気清浄機の周りの空気だけを循環させるのではなく、部屋全体の空気を循環させて清浄するパワーがあるとしています。

↑ヒーター機能がないトールタイプのダイソン ピュアクール リンクによる実験ですが、シャボン玉が5m近く飛んでいました↑ヒーター機能がないトールタイプのダイソン ピュアクール リンクによる実験ですが、シャボン玉が5m近く飛んでいました

 

ダイソンによると、タバコの煙やウイルスがPM0.1前後と言われており、それがゆえ、ダイソンはPM0.1レベルの超微粒子の除去にこだわっているそうです。ダイソンの調査では、日本国内で販売されている空気清浄機10機種とPM0.1の除去率を比較したところ、ダイソンのモデルが圧倒的に高かったとのこと。

↑ダイソン ピュア ホット&クール リンクはPM0.1レベルの超微粒子とウイルスもキャッチ↑ダイソン ピュア ホット&クール リンクはPM0.1レベルの超微粒子とウイルスもキャッチ

 

平日の場合、1日の中で最も長い時間を過ごすのが寝室。寝室は布団のホコリ、その中に潜むダニのフンや死骸、クローゼットの中には外出から帰ってきたスーツやコートなど、アレル物質がいっぱいです。リビングには空気清浄機を設置している家庭は多いと思いますが、寝室ではまだ使っていないという家庭も多いのでは? かくいうわが家もまだ寝室は未導入。これまで気にしていませんでしたが、ホコリいっぱいのフィルターを見せられたら、さすがに考えも変わってきます。この冬は、寝室に空気清浄機を導入すべきか……そう真剣に考えさせられたセミナーでした。

20171106-s1 (1)