なぜ今までなかったんだ……「カウコレ」プレミアムが目からウロコの“困りごと解決”便利グッズだらけな理由

オフィスで使われる文房具や雑貨を膨大に取り扱うオフィス通販の「カウネット」が、オリジナルブランド「『カウコレ』プレミアム」を展開していることをご存知だろうか? 一見“普通”のオフィス用品のようでいて、使えばわかるユニークなアイデアを盛り込んだ“普通じゃない”便利グッズの数々。

 

文具ソムリエールとして活躍する菅 未里さんも、その「カウコレ」プレミアムのアイテムを熱烈に愛用するひとりだ。今回その菅さんが、「『カウコレ』プレミアムの商品がどれも、かゆいところに手が届くのはなぜか?」を突き止めるため、カウネットを突撃した。

 

文具ソムリエール / 菅 未里さん

大手雑貨店の文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。近著に『仕事を効率化するビジネス文具』(ポプラ社)、『私の好きな文房具の秘密』(枻出版社)がある。GetNavi webでは『菅未里の自腹買い文房具』を連載中。
https://getnavi.jp/author/misato-kan/

 

あきらめていた困りごとを解決!

菅さんがそもそも、カウネットを知るきっかけとなったのは?

 

「オリジナル商品を展開する『カウコレ』プレミアムが登場してからなんです。正直なところ、『カウコレ』プレミアム登場以前のカウネットの印象って、実はあまりないんですよね。『カウコレ』プレミアムが出たことで、『ここにはこんなに面白い商品があるんだ!』と、カウネット自体に興味をもち始めました」(菅さん)

 

では、そんな「カウコレ」プレミアムの魅力って、どんなところだと思いますか?

 

「一言でいえば、“かゆいところに手が届く”商品が多いことですね。文房具や日用品を使っていて『なんか使いづらくてイライラする……』って感じても、『でもこういうものだから仕方がない』ってあきらめちゃいますよね。でも、そういった小さいイライラが積み重なると、けっこうストレスになるんです。『カウコレ』プレミアムには、こういった今まであきらめていた小さな“困りごと”を解決してくれる商品がいっぱいあるんです。本当に気が利くアイテムが多くて、私は好きですね!」(菅さん)

 

と語る菅さん。ここはぜひ、「なぜ『カウコレ』プレミアムの商品がどれも、かゆいところに手が届くのか?」を突き止めていただこう!

「カウコレ」プレミアム

 

カウネット新ショールーム「Kau-Box」へ初潜入!

菅さんが足を運んだのは、コクヨ東京品川オフィス内に2020年10月にオープンしたばかりのカウネットの新ショールーム「Kau-Box」。メディアの取材者として初潜入となった。一歩、足を踏み入れてみると……?

↑完成間もない「Kau-Box」に到着した菅さん。エントランスで開口一番、「『カウコレ』プレミアムは、実用的な商品がメインということもあって“ちょい地味”なイメージがあるんですけど、なんだか、とってもオシャレですね!」

 

↑新製品を中心に商品が並ぶショールーム。カウネットのオリジナルキャラクター「カウ坊」のアウトラインを生かしたディスプレイも目を引く。10月1日のグランドオープン後は、一般ユーザーにも予約制で開放されている

 

「『カウコレ』プレミアムは大半が通販でしか買えないので、商品を一気に見るのは初めてですね。一通り眺めると、あらためてニッチな商品が多いことを実感します。興味がある方は、ショールームを訪れるだけでも気分が上がると思いますよ!」(菅さん)

 

在宅ワークやフリーアドレスオフィスにぴったりの商品がいろいろ!

Kau-Boxに入り、さっそく「カウコレ」プレミアムの商品群をチェックする菅さん。中央のテーブルで発見したのは……。「あ、あれ折りたたみ集中ブースだ! カウネット社内でも実際に使ってるんですね!」と、その時、折りたたみ集中ブースの横から人影が……。

↑「菅さん!お待ちしていました!!」とブースの中からヒョイと顔を覗かせたのは、カウネット 商品企画部グループリーダーの本澤真悠子さん。この「折りたたみ集中ブース」をはじめ、さまざまな商品の企画の裏側を、たっぷりと語っていただこう

 

菅未里さん(以降、菅):今日はカウネットの知られざる傑作や、その開発の裏側を見せていただくためにやって来ました。よろしくお願いします! 早速ですが、この「折りたたみ集中ブース」はテレワークにぴったりの商品ですね。

 

本澤真悠子さん(以降、本澤):実はこれ、企画した担当者が席替えで周りを上司に囲まれてしまい、「この環境では仕事に集中できない……」という、自分自身の困りごとから着想を得た商品なんです。単なるパーテーションではなく、収納ポケットやケーブルを通せる穴があったりなど、機能がいっぱい詰まっています。

 

菅:そんな秘話があったんですか(笑) フリーアドレスのオフィスも増えていますが、周りになじみのない方が座ることもあるので、周囲の動きが気になって集中できない時にはいいですね。また在宅ワークでは、これを立てることで「今集中しているので、話しかけないでね」という、家族への意思表示にもなりますよね。

 

本澤:外側は白で、一般的なオフィスや住宅の壁になじみやすいように、内側は黒で、仕事に集中しやすいようにしたのもポイントです。

 

菅:しかも、折りたたむとファイルと同じ場所に収納できる、コンパクト設計もいいですよね。便利な物は欲しいけど、収納まで気を遣ってくれないと暮らしには取り入れられないので、そのあたりのツボも押さえられています。使っているうちに、良さがジワっと伝わってくる商品だと思います。

折りたたみ集中ブース
3036円(税込)〜

広げるだけで周りの視界を遮り、仕事に集中できる簡易パーテーション。内側にはスマホや小物を収納するポケットや、A4書類の入る透明スリーブなどを用意し、どこでもオフィスにいる際と同様に集中し作業を進められる。また、使用後はコンパクトに折り畳め、ファイルと同じ棚や引き出しにすっきり収まるのもポイント

 

本澤:「テレワークバッグ」「フリーアドレスバッグ」はセットで企画した商品で、カウネット自体がオフィスの移転を機にフリーアドレスになるということもあって、「今後、働き方改革においてどのようなバッグがあると便利か?」というテーマのもと企画されました。仕事に必要な道具をまとめて収納したまま移動ができ、広げるとコンパクトにテーブル上に自立する設計が特徴です。カフェなどで、バッグからゴソゴソと何度も物を取り出す必要もありません。バッグ・イン・バッグとして「テレワークバッグ」と、ノートPCが収まる手持ちの「フリーアドレスバッグ」の2商品を発売しました。

 

菅:今までの「カウコレ」プレミアムにはなかったカラーリングも新鮮ですね。これならカフェでも臆さず使えます。

 

本澤:個人的には、スマホを立てて置けるタブが付いているので、FaceTimeなどでミーティングをする時に便利ですね。また、共有スペースで仕事をする際に、周囲の環境との境界になるので安心感があると、お客様から好評いただいています。

仕事に使う小物類をまとめて収納して持ち運べる箱型の収納バッグ。左右に広がる2面式で、カフェやコワーキングスペースですぐに作業を始められる。「テレワークバッグ」はバッグに収まるコンパクトサイズで2色展開、「フリーアドレスバッグ」はノートPCや厚いファイルも収納して携行できるサイズで3色展開

左:テレワークバッグ 2990円(税込)
右:フリーアドレスバッグ 4280円(税込)

 

菅:文房具ではありませんが、デスク周りに貼りつけてぶら下げられる「1日分のゴミ袋」も、アイデアに感心しました。封筒の剥離紙とか紙の切れ端とか、ちょっとしたものを捨てる時にこれがあると便利! 家にもしっかりストックしています。オフィス以外で仕事をする際に、ゴミの処理には意外と困ると思うので、在宅ワークでも活躍しますね。

 

本澤:元々、フリーアドレス(固定席ではなく、空いている席に自由に座るスタイル)のオフィスにおけるゴミ捨てのお困りごとに着目したのが、この「1日分のゴミ袋」です。フリーアドレスだとゴミ箱は共有になるため、「ゴミが出るたびにわざわざ捨てに行くのが面倒」という声が聞かれたんです。かと言って、ゴミをそのままにしているのも見た目が気になる、と。そこで、その名の通り“1日分のゴミ”をまとめられ、終業後にそのまま共有のゴミ箱にポイっと捨てられるこの商品が生まれました。ご家庭でも、例えばダイニングテーブルでお子さんの宿題時や食事中のちょっとしたゴミを入れたりするのにも便利です!

↑ゴミをこまめに捨てられる小さなゴミ袋。自立ができる「置くタイプ」と、どこにでも貼れるテープが付いた「貼るタイプ」がある。フリーアドレスやテレワークなど、近場にゴミ箱のないスペースでのゴミ問題を解決する

1日分のゴミ袋 貼るタイプ置くタイプ
各207円(税込・30枚入り)~

 

オフィスに必要な物を届けて20年、困りごとを解決して7年

菅:そういえば、「カウコレ」プレミアムは2020年で7周年を迎えたんですよね?

 

本澤:そうなんです。カウネットは、事務用品や生活用品、オフィス家具などの多彩な商品を取り扱い始めて、2020年の10月でちょうど20周年となります。「カウコレ」プレミアムは、カウネットのプライベートブランドとして2013年に立ち上がりました。ユーザーの声に耳を傾け、オフィスでの困りごとを解決し日々の業務をより快適に、をコンセプトとしています。

 

菅:精力的に新商品をリリースしている印象ですが、最初の商品はなんだったのでしょう?

 

本澤:こちらの「フラットファイル背補強タイプ」が先駆けでした。2009年に発売した商品で、当時は「カウコレ」プレミアムのブランドこそ生まれていませんでしたが、「カウコレ」プレミアムらしい独自の工夫が施されたオリジナル商品としては、記念すべき最初の商品と言えます。

 

菅:こちらがきっかけとなり様々なオリジナル商品が開発され、2013年のブランド化に繋がったということですね。

 

本澤:はい、まさにそのような経緯です。「フラットファイル背補強タイプ」は、フラットファイルの傷みやすい部分を補強することでより長く使っていただこうと、カウネットが独自に開発した商品です。フラットファイルの背の部分がボロボロになってしまうのは、誰しも経験があるかと思いますが、この小さなお困りごとに向き合い、それを解決する商品を開発しようという姿勢が、とても「カウコレ」プレミアムらしい商品だと思います。実際、現在でも「カウコレ」プレミアムの人気商品のひとつとなっています。

フラットファイル背補強タイプ
各74円(税込)〜

破れや擦れでボロボロになりやすい、紙製フラットファイルの背の上下部分を、同社比2倍の強度で補強。内側の閉じ具にも、曲げやねじれに強い丈夫な再生ポリスチレン樹脂を採用することで、より耐久性を高めている。A4〜A3まで、サイズも豊富

 

小さな困りごとへの着目がヒットを生む

菅:新商品は、どういったコンセプトで企画されるのですか?

 

本澤:「お客様のお困りごとを解決する」というのが大前提です。その「お困りごと」はユーザーの声を商品開発に活かすコミュニティサイト「カウネットモニカ」で集めた、リアルな声から見つけています。

 

菅:「カウコレ」プレミアムが解決する困りごとって、かなりニッチですよね。

 

本澤:そうなんです。「カウネットモニカ」では、頻繁にお困りごとを把握するためのアンケートを実施していますが、実は集計における上位ではなく、5~6番目にあるお困りごとをもとに商品を企画することが多いですね。というのも、上位のお困りごとって、大体すでに専業メーカーさんが商品化されているんですよね(笑)。一般的には、全体の1割程度の声であれば商品化されることはあまりないかと思いますが、当社では「困っている人が1割もいる」と受け取って企画を進めるので、菅さんがおっしゃる“かゆいところに手が届く”商品を生み出せているのかもしれません。

カウネットのコミュニティサイト「カウネットモニカ」

 

さまざまなチャネルから困りごとの種を仕入れる!

菅:このほかに、新商品のアイデア、つまり困りごとのネタは、どのように見つけられているんですか?

 

本澤:会員向けのイベントで、葉の形状の付箋にお客様のお困りごとを書いていただき、木を模したボード「お困りごとの木」に貼ってもらうという仕掛けを実施したこともありますよ。想像以上にたくさんのお困りごとが寄せられ、それをヒントに実際に商品化もされました。

 

菅:こうして見ると、私が気に入っている「ファイル用たおれんシート」は、ここで寄せられた困りごとも参考にしているのですね。

↑会員イベントの会場に設置した、オフィスでの困りごとで茂った「お困りごとの木」。イベント後は撤去する予定だったが、商品開発に役立つ意見が多く集まったことから、「Kau-Box」に引き続き展示されている

 

↑「キャビネットのファイルが横に倒れてくるので整えるのが面倒!」という困りごとは、「ファイル用たおれんシート」で解決された

 

ファイル用たおれんシート
1017円(税込)〜

並べたファイルや本が倒れにくい、凹凸付きシート。棚板に敷くことで収納物の横すべりを防ぐ。引き出しの中敷きや、自宅の本棚でも活躍する

 

本澤:また、SNSでのお客様の声もヒントになりますね。「カウコレ」プレミアムの人気商品「ミーティングバッグ」が、Twitter で「コミケで同人誌をたくさん運ぶのに良さそう」と話題になったことから、なんと実際に「コミケ用」バージョンも商品化したんです。Twitterで多くの声を集めながら製作した試作品は反響を呼び、即日完売となったので、現在は定番商品として販売しています。

 

菅:私は仕事柄、大量に文房具を持ち歩くためフタ付きの「ミーティングバッグ」を活用しています。仕切りを動かせるので、荷物に合わせてカスタマイズできるのがいいですね。厚いカタログなら2-3冊、大きいパイプ式ファイルも入ります。ペットボトルのスペースがあるのも気に入っています。

ミーティングバッグ
1298円(税込・A4サイズ対応スリム)〜

ミーティングなどで社内を移動する際に、必要な書類やかさばる道具を一式入れて持ち運べる、持ち手付きの多目的バッグ。机上のファイルボックスとしても使えるタイプや、撥水仕様の生地を採用し、持ち手の長さが調整可能な外出用、A4ノートPC対応の幅広サイズなど、用途別に様々なタイプをラインナップする

 

開発者自身の困った経験から“お困りごとの木”まで、さまざまなところから困りごとの種を仕入れ、それを解決する商品を提供する「カウコレ」プレミアム。まだまだ“かゆいところに手が届く”商品はたくさん! 引き続き、菅さん愛用のアイテム、さらに注目の新商品もチェックしていこう。

菅さん愛用の「カウコレ」プレミアムは傑作ぞろい!

本澤:ほかにも、菅さんが愛用してくださっている「カウコレ」プレミアム商品はありますか?

 

菅:「カウコレ」プレミアムの商品には、オフィスでの使用を想定したものが多いと思うんですけど、“細かく便利”なアイテムは家の中でもとても役立っています。「音が出にくいPPテープ」は、一度使うと普通のPPテープが使えないぐらい重宝していますね。

 

本澤:ありがとうございます。摩擦を低減するため、テープの表面にシリコンをコーティングしているので、音が静かというだけではなく、軽い力で引き出せることもポイントです。女性やお年寄りなど、力が弱い方にも好評です。

 

菅:私はかつて販売員をしていたのですが、レジの後方で袋の底上げをするためにテープを使うたびに、音があまりに大きくてお客さんは飛び上がっていましたね。あの頃にあればよかった……。

 

本澤:最近、フリマアプリを活用されている方も多いと思うのですが、お子さんが寝ている時でも梱包作業ができると好評いただいています。

 

菅:ファイリングしたまま貼れるビニールパッチ」も、「カウコレ」プレミアムらしい商品ですよね。パッチを貼るためにわざわざファイルを外すのは面倒ですから。当初は「ふつうのパッチに切れ目を入れればいいのでは」とも思いましたが、今度はそれが新たな困りごとになりそうなので、このC型はよく考えられていると思います。以前、講演でこれを紹介したことがあるんですが、意外と知らない方も多く、もうすごい反響でした。サンプルとして持参した100以上のシートが一瞬にしてなくなったくらい!

 

本澤:当社の場合、ドーンと話題になるのではなく、じわじわと「いいね」を重ねていく商品が多いので、そうやって菅さんの影響力で広めていただくと本当にうれしいですね!

テープを引き出す時のバリバリ! という音を大幅に軽減。オフィスの静かな空間でも周りを気にせず作業ができるうえ、引き出しも軽いので梱包の効率も向上する。大きな音を立てないので、小さな子どものいる家庭にもぴったり

音が出にくいPPテープ
141円(税込)〜

 

ファイリングしたまま貼れるビニールパッチ(2800片)
1078円(税込)~

一部が空いているC型形状により、書類をファイリングしたままでパンチ穴を補強できるビニールパッチ。貼り付けの面倒な手間を省くことで作業が大幅に効率化できる。大量のファイルを保管するオフィスでは広く使用されている

 

菅:ただしく押せるスタンプ台 ミスらん」は、印鑑を押す前に鏡で向きを確認できる、アイデア勝ちの商品ですね。正直なくても困らないのですが、あれば絶対便利ですよね。

スタンプ台のフタの裏に鏡を付けたアイデア商品。印鑑に朱肉をつける際に押印正しい向きや内容を確認する“1秒チェック”で、ミスを防ぎ、修正印や再作成の手間を省く

ただしく押せるスタンプ台 ミスらん
711円(税込)〜

 

「カウコレ」プレミアム注目の新商品は?

本澤:最後に、新製品を見ていただいてもいいですか? これ、どう思われます? こちらの「モバイルデスクマット」は、昨今の衛生意識の高まりを受けて、急遽開発されたものなんです。デスクやテーブルに直接触れることなく仕事のスペースを確保でき、両サイドが持ち手になっているので、ノートPCなどをマットにくるんだ状態で移動できるようになっています。

モバイルデスクマット
1980円(税込)〜

テーブルに置くだけで作業スペースを確保できるデスクマット。置いた物が直接テーブルに触れないので衛生的だ。左右に持ち手があるので、仕事道具を乗せたままの移動も簡単

 

菅:物をくるんで移動できるというのは、オフィス以上に家庭で役立ちそうですね。例えばお子さんがお絵描きとかをしていたら、食事の時間だけシートごと道具一式を別の場所に移し、食事が終わったら元に戻すとか。在宅ワークではノートや資料、文具をまとめてくるんで部屋を移動することもできますよね。移動中に物が落下しないように、スナップなどでサイドを止められたらもっと便利ですね。

 

本澤:たしかに! 家庭にもニーズがありそうですね。サイドを固定できた方がいいというのは、納得のご意見です。商品開発のスピードには定評がありますので、もしかしたら来春には改良版が出ているかもしません(笑) ありがとうございました。

 

「カウコレ」プレミアムの“地味な良さ”を体感して欲しい

「カウコレ」プレミアムの初代から新製品までチェックしつつ、困りごとを解決する底力を実感した菅さん。

 

「物を使って感じる小さなストレスを解決してくれる『カウコレ』プレミアムには、独自の強みを感じました。地味な商品も多かったですが、むしろ“地味”って大事だな! とも思いましたね。オフィスでの使用を想定した商品がメインだと思うんですけど、家の中でもかなり役立っていますし。

 

今回は、オフィスの困りごとを視点に作られた商品を数々見てきましたが、『カウコレ』プレミアムの商品って着眼点がとにかく細かいんですよ(笑)。『確かにそれは気になってた……、でも目を付けたのはそこか!』というような。商品開発ではここも強みであり、私の好きな部分でもあります。今回は、カウネットがいかにしてこの小さなお困りごとを把握しているのかを知れたのも良かったです。

 

販路はインターネット通販が中心ということで、意外に知られていないのがもったいないんですよね。多くの人にもっと知っていただきたいし、手に取ってその“地味な良さ”を実際に確かめてほしいですね!」(菅さん)

 

取材・文/安藤政弘 撮影/湯浅立志(Y2)

まさか「雑巾」に進化の余地があったとは!! 「軽い力でしぼれる」とあるアイデアが秀逸!

これまでにも「最近、オフィス通販が独自開発したオリジナル文房具がアツい!」という話を文房具レビュー連載で何度かさせてもらってきた。とにかく「あっ、言われてみれば確かにこういうの欲しかったんだよ」という、かなりピントの合ったアイテムが数多くあるのだ。

 

ビジネスユーザーに手渡しする、というところまでダイレクトにつながっているのがオフィス通販の強み。だからこそ、ユーザーの不満や希望をくみ取った商品を開発しやすいのだろう。

 

で、今回紹介したいのは、オフィス通販カウネットの『「カウコレ」プレミアム』(カウネットの独自開発ブランド)としてラインアップされたばかりのオリジナル雑巾「軽い力でしぼれる雑巾」だ。

 

文房具ではないけれど、これがデスク周りのクリーンネスにかなり効果的で、まさに細部までピントの合った良い商品だったのである。

↑「カウコレ」プレミアムの「軽い力でしぼれる雑巾」1パック(10枚入り)599円(税込)

 

ちょっとした工夫で“軽い力でしぼれる”新世代の雑巾

そもそも、雑巾というのは雑布とも表記する。つまり、雑な布だ。

 

拭き掃除をするために端切れや古布を縫い合わせて補強しただけのもので、すでに江戸時代には現在の雑巾と似たようなものが普及していたという。

 

対して新世代の雑巾こと「軽い力でしぼれる雑巾」は、単に布全体を縫い合わせて1枚の雑巾にするのではなく、一部だけ縫い合わせてリング状にしてあるのだ。

↑薄いタオル地を2枚合わせにした細長い雑巾を、輪っかにして縫い合わせてある。この形にいろいろなメリットが

 

このリング形状のなにが良いかというと、まず、しぼるのが超絶にラクになった。

 

普通、拭き掃除をするために雑巾を濡らしてしぼる場合は、端と端を両手で握ってぐいっとねじる。男性なら力任せにねじり上げて水気をしぼり出すこともできるのだが、女性や子ども、お年寄りのように握力が強くない人にはかなり辛い作業だ。

 

ところが「軽い力でしぼれる雑巾」なら、リングの両端を掴んでねじれるので、少ない握力でも強くねじることができる。コツは、1回ねじったら戻して、リングのなかで掴む部分を1/4周分ぐらい移動させてもう1回ねじる感じ。

↑水気をしぼるときは、リングの両端に手を通して……

 

↑ぐいっとねじる。布地を握ってねじる必要がないので、握力が弱くても簡単にしぼることができる

 

ねじるのに必要な筋力は従来とさほど変わらないんだけど、とにかく握力を必要としないのがラク。繰り返ししぼっても、手がプラプラになることがないのだ。

↑雑巾がけは従来通りの感覚でできる

 

で、しぼった雑巾で拭き掃除をするのだが、その際にもリング状のメリットがある。

 

しぼりやすいだけじゃない! 使ってわかった意外なメリット

まず表面で拭いて、汚れてきたら裏返して拭いて、裏面も汚れたらバケツの水ですすぐ……が通常の拭き掃除用雑巾の1セットになる。

 

一方、「軽い力でしぼれる雑巾」の場合は、リング自体を裏返して、新しい表面と裏面でもう1セット、合計4面が拭き掃除に使えるのだ。

↑拭く面が4面使えるので、つまり1枚で従来の倍も拭けるということ

 

汚れた雑巾をすすいでしぼるのが拭き掃除の面倒なところなのに、すすぐ機会が半分に減って、さらにしぼる作業自体がラク。これは単純に掃除時間の短縮にもつながるだろう。

 

さらに使ってみて良かったのが、デスク周りの隙間や引き出しの隅など細かい部分の拭き掃除だ。

↑固く絞った雑巾のカドで引き出しの隅にたまった汚れを拭き取る。たまにやるとサッパリして気持ちいい

 

こういう細かい場所は雑巾のカド(四隅)を細くねじって拭くのだが、1点で集中して拭くために雑巾のカドがすぐに汚れてしまう。

 

雑巾の縁をねじるだけでは分厚くなりすぎて細かいところが拭きにくいので、やはりカドを使いたいのだが、しかし雑巾のカドは4点だけしかない。つまり細かい隙間を拭く場合、この四隅が汚れたらもうその雑巾は水ですすぐしかないのだ。

 

しかし「軽い力でしぼれる雑巾」なら、リングを少し折り進めれば、いくらでも新しく雑巾のカドを作って拭ける。つまり雑巾の長辺の縁がすべてカドとして使えるということである。

↑赤がさっきまで拭き取りに使っていたカド。少し回転させることで新しいカド(緑)が生まれる。細かいところの水拭きもこれで無限にできる!

 

筆者のデスク周りは文房具の収納で細かい凹凸や隙間がやたら多く、とにかく拭き掃除をする際には雑巾のカドを多用する。

 

そこで「軽い力でしぼれる雑巾」を使ってみると、無限のカド(は言い過ぎだけど)を活用することで、なんと最初の水気だけのノーすすぎで拭き掃除がすべて完了してしまった。

 

すすぎの水を無駄に使わないという点でもエコだし、それ以前にめちゃくちゃ掃除がラク。まさか雑巾がリングになるだけでここまで便利になるとは予想外だった。

 

価格面では、100均の雑巾が3枚入り108円(税込)なのに対して、10枚パックで599円(税込)。やや割高ではあるが、拭き掃除をする時間や手間などの作業コストを考えれば余裕でおつりがくるぐらいには便利。

 

いろんなツールが進化している昨今だし、雑巾もレガシーなものをいつまでも使い続けずに、進化版にアップデートしてみてもいいんじゃないだろうか。少なくとも筆者は、今年の年末の大掃除用にまとめ買いしようと決めている。

助けてカウネットさん…!! どうしようもなく散らかったオフィスを救う「整理・収納アイテム」6選

出版社といえば机が散らかっている――そんな世間一般でのイメージと違わず、最近の当編集部も散らかり放題、荒れ放題。これではいつ重要書類紛失などの事故が起きてもおかしくはありません。事務用品担当として、そんな現状を打破すべく、何か良い整理・収納アイテムないだろうかとカウネットで探していると、ふとあることに気づきました。「カウネットってオリジナル商品も出しているんだ」ということに。

↑普段使っているカウネットのカタログにもしっかりとオリジナル商品の特集ページが存在していました。なぜいままで気づかなかったのか……

 

どうやらカウネットでは、消耗品をリーズナブルに提供する『「カウコレ」プライス』と、仕事のお困りごとを解決する独自商品『「カウコレ」プレミアム』という2つのオリジナルブランドを展開しているようです。特に「カウコレ」プレミアムには、編集部がいままさに必要としている整理・収納アイテムもズラリ! ということで、特に役立ちそうな注目アイテム6つをご紹介します!

 

■「カウコレ」プレミアムの詳細はコチラ
https://www.kaunet.com/kaunet/categoryshop/office/sitemap/KWf_CSfSolutionTop.jsp

 

【その1】

あとから見返しやすいから大量の書類を収納しても安心!

 

取り出しやすいたっぷり収納クリヤーブック

書類整理の必須アイテムといえるクリヤーブックですが、ステープラーで留めた書類など枚数の多いものを入れるとファイルがかさばるだけでなく、書類を探したり取り出したりする際に手間取ってしまいがち。そうした不満点を解消してくれるのが、こちらのクリヤーブックです。

 

各ポケットに8mmのマチ付きで、1枚のポケットにたっぷり40枚までの書類を収納可能。しかも、ファイルのノド側にスリットがあるおかげで、収納した書類の検索性や取り出しやすさも抜群です。カラバリは写真の青のほか、黄緑、オレンジ、ピンク、紫の5色が用意され、書類の仕分けに最適。1冊単品のほか、5冊セットや10冊セットも用意されているので、これから書類を整理するといった場合も低コストで導入できます。

↑マチ付きのため、書類をたくさん入れてもだぼつかず、スッキリ収納できます

 

【編集部’s レコメンド】

机を片付けるうえでいつも困るのが、捨ててよいのかどうか判断に迷う大量の印刷物。テキトーなクリヤーホルダーにはさんだり、机の上に積み上げたりしてしまっているそれらの書類を、大雑把に「企画関連」「事務手続き関連」「会議資料」などと分けてこのクリヤーブックに収納するだけでも机の上がスッキリしそう! ある程度ざっくり収納しても、スリットのおかげであとから見返しやすいので安心です。

 

【仕様】
●収納書類サイズ/A4タテ ●寸法/タテ313×ヨコ250mm ●背幅/37mm ●表紙厚/0.85mm ●ポケット厚/0.18mm ●材質/再生PP ●仕様/12ポケット

 

 

【その2】

収納が足りないなら「貼って増やせばいい」という新発想

貼って増やせるポケットリフィル

クリヤーブックのポケットは、各商品の仕様によって枚数が決まっているため、「あと1つポケットあれば、すべての書類が入るのに……」なんてことも少なくありません。かといって、枚数の多いクリヤーブックを新調して入れ替えるのも手間がかかりますよね。

 

そんなときに役立つのが、「貼って増やせるポケットリフィル」。なんとこの商品、ポケットの端に粘着テープが付いているので、ファイルのカバーの裏などに貼り付けることで簡単にポケットを増やせる優れモノなんです。1パック20枚入りのほか、5パック入りや10パック入りの商品も用意されているので、買い置きしておくと便利。このほか、2連~4連ポケット仕様の商品もあり、複数の書類を整理したい場合にも対応します。

↑フラットファイルなど、クリヤーブック以外にも貼り付け可能。あと少し資料を追加したい、というときに便利です

 

【編集部’s レコメンド】

いざ片づけを思い立ち、クリヤーブックに資料を入れていって残り数枚が入らなかったときのやるせなさといったら、もう……。それを「貼って増やせばいいじゃない」という本商品の大胆な解決方法には驚かされました。すでに1冊にまとまっている資料に、補足資料をあとから追加するのにも役立ちそうです!

 

【仕様】
●寸法/タテ302×ヨコ224mm ●ポケット厚/0.06mm ●材質/再生PP ●1ポケットあたりの収容サイズ・枚数/A4・2枚

 

 

【その3】

「ツールの定位置」をがっちり決めて引き出しがスッキリ!

ツール管理シート

事務机などの引き出しは文具や小物を収納するのに便利ですが、引き出しの中が雑然として、必要な物を探し出すのが大変……というのも“整理下手あるある”です。この対策としては、引き出し内を区分けして各アイテムの収納位置をしっかり決めることが大切ですが、その区分けをよりわかりやすくできるのが「ツール管理シート」です。

 

シートに方眼状のミシン目(10mm間隔)が入り、収納物の大きさや形状に合わせてシートを型ヌキして引き出し内に敷けば、アイテムが固定されて中で動き回ることもありません。10mm方眼仕様の場合、サイズは300×600mmのほか、320×420mmと450×600mmが用意されていて、用途に合わせて選べます。1セット5枚入りと10枚入りの商品もあります。

↑方眼ミシン目が入っているので、必要な大きさにあわせて簡単に調整が可能。ある程度の深さもあるので、細かいクリップ類を置くのにも役立ちます

 

【編集部’s レコメンド】

使ったモノをテキトーに引き出しにしまってしまうクセがあるため、引き出しの中はいつもカオス状態。場所も、なんとなく手前のほうにテープのり……くらいざっくりでしか把握しておらず、いつも取り出すのにがさごそと探してしまいます。このツール管理シートはこれ以上ないほどにしっかりと定位置を決めてくれるため、一気に引き出し内を整理できますね。棚などに設置して、部署で共有の工具やツールを管理するといった使い方もできそうです。

 

【仕様】
●寸法/本体シート:300×600mm ●厚さ/本体シート:10mm、裏面シート:3mm ●仕様/10mm方眼 ●材質/PEフォーム ●付属品/両面テープ12枚

 

■「カウコレ」プレミアムをまとめてみるならコチラ
https://www.kaunet.com/kaunet/categoryshop/office/sitemap/KWf_CSfSolutionTop.jsp

 

 

【その4】

縦方向を有効活用した“見える”収納スペース

Katazuk デスク収納パネル

机の上の手の届く範囲には、なんとなく書類や小物、文具などを置いてしまいがち。それにより限られた机のスペースが狭くなったり、雑然としたりしてしまいますよね。そこで、これらがしっかり見える状態で縦方向に収納できるようにしたのが「Katazuk デスク収納パネル」です。

 

これは、複数の穴の開いたスチール製パネルで、付属の布製収納ボックスや小物トレー、携帯電話トレーといった収納スペースを取り付けられるほか、マグネット(3個付属)で書類を貼り付けることも可能。これなら、必要なものを見える状態で収納しつつ、机のスペースを有効に使えますね。300mm幅のほか、450mm幅と600mm幅の商品も用意され、収納物の量や机の大きさに合わせて選べます。

↑ボックスは磁石、トレーはフックでそれぞれ好きな場所に設置できるので、使い勝手のいいように自由にカスタマイズできます

 

【編集部’s レコメンド】

通常ならただの空間だった部分に収納スペースを作るということは、それだけで仕事机全体の収納力がアップしたも同然。そこに、机の上に雑然と置かれていた小物類を整理できるのはうれしいですね。メモやすぐに参照したい資料を貼っておけるというのもポイントです。よく使うツールはこちらに収納し、少し使用頻度が落ちるものは引き出しへ、といった使い分けも考えられるでしょう。「Katazuk」シリーズにはほかにも、机上台、ブックスタンドや足元などといった、机まわりのスペースを有効活用する商品がラインアップしているので、一通り揃えてみてもよいかもしれませんね。

 

【仕様】
●寸法/幅300×奥行100×高さ300mm ●材質/側板:メラミン、パネル・トレー:スチール、布製ボックス:ポリエステル・ネオジウム磁石・PE、マグネット:フェライト磁石 ●付属品/携帯電話トレー、小物トレー、布製ペン収納ボックス、布製封筒収納ボックス、マグネット(3個)

 

 

【その5】

ありそうでなかった“パンチ”の効いたフラットファイル

とじれるフラットファイル

パンチ穴を空けるだけでファイリングできるフラットファイルは、日常的な書類の整理に便利。ただ、ファイルの数が増えてくると、今度はファイルの整理が大変で、必要な書類が見つけにくいケースもあります。そこで登場するのが、フラットファイル自体に元々パンチ穴が空き、パイプ式ファイルなどにとじられる「とじれるフラットファイル」です。

 

案件や種類ごとにファイルをまとめられ、書棚がスッキリするだけでなく、書類の検索性も高まります。カラバリは、ブルー、ピンク、グリーン、イエローの4色で、ファイルをまとめない場合も書類の分類に困りません。1冊単体、10冊入りのパック、50冊入りのセットのほか、100冊入りの箱でも販売されています。

↑こちらのファイルを2、3冊まとめてパイプ式ファイルやチューブファイルにとじて管理すれば、一気に棚がスッキリ!

 

【編集部’s レコメンド】

とりあえず書類を整理しようとファイリングしても、そのファイル自体が増えすぎて散らかってしまっては意味がありませんよね。それを「フラットファイル自体に元々パンチ穴を空けておき、さらにまとめる」というまさに“パンチ”の効いた方法で解決するとは! スッキリ収納しつつ、資料をフラットファイルで細かくまとめ、パイプ式ファイルで大きくまとめる、という分類もできて一石二鳥です。

 

【仕様】
●書類サイズ/A4タテ ●寸法/タテ307×ヨコ224mm ●背幅/18mm ●とじ厚/15mm ●表紙厚/約0.42mm ●材質/表紙:色板紙、とじ具:再生PS100% ●穴数/2穴(とじ穴間隔:80mmピッチ) ●収容枚数/約150枚

 

 

【その6】

棚にも引き出しにも使える“ローライズ”ファイルボックス

ローライズPP製ファイルボックス

ファイルを棚などに整理・収納する際は、数冊のファイルをまとめて収納できるファイルボックスが便利ですよね。ただ、いざ収納したはいいもののボックスを引き出さないと中身が見づらく、あとから目的のファイルを探しにくいのが悩ましい……。

 

そこで高さを低めにし、中に何が入っているかわかりやすいようにしたのがこちらの商品。棚から引き出しやすいという利点もあります。さらに、ボックスの内側底面に滑り止め効果のあるツメが付いていて、書類が底で曲がりにくくなっているのも魅力。カラバリもブルー、ネイビー、ピンクの3種あり、仕分けがしやすくなっています。1個単体のほか、5個入りや10個入りのセットも用意されています。

↑棚での収納のほか、引き出しの中段や下段に並べるといった使い方もローライズのファイルボックスならではの活用法です

 

【編集部’s レコメンド】

広さと深さを全く生かせていない引き出しの下段に本商品を2つほど並べることで、格段にモノの出し入れや整理がしやすくなります。これまでは一度入れたものはしばらく見なくなってしまう完全な“デッドスペース”と化していた場所が、ファイルや大きめのアイテムを収納できる場所に早変わり! 机の上や足元になんとなく置いていたものをここに整理・集約できるので、見た目にも机まわりがかなりスッキリするはずです。

 

【仕様】

●書類サイズ/A4ヨコ ●寸法/幅102×奥行317×高さ160mm ●材質/再生PP ●その他仕様/ワンタッチ底、背見出し紙付

 

以上6商品、どれもいますぐにでも編集部に導入したい有能なアイテムばかり。オフィスがスッキリすれば、仕事もいっそうはかどりそうですね! それにしても、消耗品だけでなく、こうした整理・収納アイテムも独自に開発し、豊富にラインアップしているとは……やっぱりカウネットは快適なオフィス環境づくりの心強い味方です! 今後オフィス用品を検討する際は、ぜひカウネットのオリジナルブランド『「カウコレ」プレミアム』を一度のぞいてみてはいかがでしょうか?

 

■「カウコレ」プレミアムをまとめてみるならコチラ
https://www.kaunet.com/kaunet/categoryshop/office/sitemap/KWf_CSfSolutionTop.jsp

えっ、そんな悩みまで!? オフィスの困りごとをズバリ解決する『「カウコレ」プレミアム』の傾聴力に脱帽

オフィス用品の通販でおなじみの「カウネット」。大手文具・事務用品や生活用品、オフィス家具など、メーカー商品が数多く揃い、その利便性の高さから「そういえば、うちの会社でも利用している!」という方も多いはず。そのカウネットが、実は『「カウコレ」プレミアム』というオリジナルブランドの商品を多数開発・販売していることをご存知でしょうか? しかも、それらの商品はユーザーの声をできうる限り取り入れた、いわば“かゆい所に手が届く”優れモノばかり。

 

そこで本稿では、「そんなお悩みまで解決してくれるの!?」という驚きの6商品について、開発秘話を交えつつご紹介します。きっと、コレ欲しい!! と思わずにはいられない、ユニークなアイテムに出会えますよ!

 

■「カウコレ」プレミアムをまとめてみるならコチラ
https://www.kaunet.com/kaunet/categoryshop/office/sitemap/KWf_CSfSolutionTop.jsp

 

【その1】

打ち合わせやプレゼン時の荷物を整理してひとまとめに!

外出にも使えるミーティングバッグ

会議やミーティングなどの際には、ノートPCやプロジェクター、資料に筆記具など、意外と持ち運ぶものが多いですよね。

 

こちらのミーティングバッグは、ファイルサイズを基本に、ノートPCや筆記具などを整理し、必要な物をひとまとめにして持ち運べるように工夫されています。具体的には、バッグ内部に緩衝材入りポケットや小分け用の仕切りポケットを用意。外側には、ペットボトルや折り畳み傘などが収納できるメッシュポケットも備えています。

↑個人としての利用はもちろん、部署の共用の備品として1つ用意しておき、プロジェクターなどを収納しておいていつでも持ち出せるようにしておくといった使い方も便利です

 

フタはマグネット式なので、片手で素早く開閉可能。外装に撥水加工生地を用い、底面に汚れ防止の底鋲を装備するなど、外出時にも安心して持ち出せる仕様になっている点も魅力です。カラバリは、写真の黒×黒のほか、黒×薄茶、紺×紺、紺×灰、灰×灰、灰×緑の6パターン。大きさも、スリム、スタンダード、ラージの3種類から選べるようになっていて、収納物に応じて選ぶことができるようになっています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

ミーティング時の「社内の移動が大変」という声に対し、社内移動に最適なサイズのバックを提案! 最初はシンプルな黒で1サイズ展開だったのが、いまでは上記のように多くのカラバリやサイズを展開する人気シリーズに成長。

 

 

【その2】

手が痛くなりにくい“やさしい”布テープ

手が痛くなりにくいカドなし布テープ

荷物を梱包する際などに「布テープの紙管を持ってテープを引き出していると、手が痛くなってしまう」という声を受けて開発された、その名のとおり“手が痛くなりにくい”布テープです。手が痛くなりにくいヒミツは、紙管にアリ。紙管の角を潰して丸く加工してあるため、荷物の梱包作業の際に手が痛くなりにくいのです。

↑近くで見てみると、紙管の角が潰されていることがわかります

 

また、テープ側面のベタつきを抑えることで保管時にほこりがついたり、作業時に伝票などが貼り付いてイライラさせられたりすることがないように工夫されている点もお見事! 1巻単品のほか、10巻入りパックや30巻入りの箱、30巻入りが3つのセットも用意。カラーバージョンもラインアップされています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

荷物を梱包する際などの「手が痛くなってしまう」という声を受け、紙管の角を潰すことで梱包作業が苦にならない布テープを開発! 開発に当たっては特に女性の梱包作業をラクにしたいという想いで開発されたそうです。

 

 

【その3】

丈夫で長持ちだから毎日使うファイルに最適!

フラットファイル背補強タイプ

紙製ファイルユーザーの「長く使うとボロボロになる」という不満の声を受け、「強度的にいちばん弱い背表紙を補強したら長持ちして使いやすいに違いない!」というアイデアから生まれたフラットファイル。確かに、指をかけて棚から引き出したり、持ち運んで力が加わったりすることの多いフラットファイルの背表紙は、潰れたり、ボロボロになったりしやすいですよね。

 

その点、この背補強したフラットファイルは、その背の部分に補強シールを貼ることで強度がUP!

↑指をかけてファイルを引き出す部分がしっかりと補強されているので、頻繁に見返すファイルにもってこいです

 

これなら、従来のフラットファイルよりも、長持ちしてキレイに使えますね。大切な資料の保存や、毎日使う書類、持ち運びの多い子どもの学校用ファイルなどにも最適です。カラバリはブルー、グリーン、ピンク、イエローの4色で、1冊単体のほか、A4タテは10冊パックや50冊、100冊のセット、200冊入りの箱をラインアップ。また、カラバリ全色入りの4冊入りパック、4色×5冊のセット、4色×10冊のセットも用意。その他のサイズに、A3(ヨコ)、B4、B5、A5の各商品も用意されています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「紙製ファイルは長く使うとボロボロになってしまう……」という不満に対し、弱点である背表紙を補強して長持ちするように工夫! 他社からも類似品が発売されるなど、フラットファイル内に背補強市場を作るきっかけとなった商品でもあります。

 

 

【その4】

1本でホコリ集めから砂利の掃き出しまで可能な“万能ほうき”

砂利もほこりも掃ける玄関用ほうき

家や会社の玄関まわりを掃除する場合、落ち葉や砂利、ほこりなど、ごみの種類が多く、1本のほうきではなかなかキレイにできません。かといって、清掃用具を使い分けるのは面倒臭い……。そうした声に応えたのが、この「砂利もほこりも掃ける玄関用ほうき」です。

 

毛の部分に化繊と黒シダの2種類の面を作り、1本でほこり~砂利までのごみを掃き分けられるようになっています。これは、ありそうでなかった発想ですね! 珍しい構造のため製造には非常に手間がかかっているそうです。

↑一方が黒シダ(上)、もう一方が化繊というように、1本のほうきに2種類の素材を採用。繊維が細かく、柔らかい黒シダはちり・ほこりなど細かいごみに、化繊は落ち葉や砂利などを掃くのに適しています

 

1本で2役とはラクですし、なんともお得。玄関用に1本ほうきを用意する際、いろいろな素材やカタチがあって迷うなら、とりあえず本商品を選んでおけば間違いはなさそうです。写真の全長約770mmのものに加えて約1260mmの長柄仕様を用意。3本入りのセットや10本入りのセットも用意されています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「ごみの種類によって、ほうきの使い分けは面倒」という声に、「だったら1つのほうきに2種類の素材を使おう!」という逆転の発想で回答! ただ、こうした2種類の素材の組み合わせは珍しく、やはり開発には苦労も多かったよう。何度もサンプルを製作し、試行錯誤を重ねて開発されたそうです。

 

 

【その⑤】

実際に使えばわかる! 唇にはり付きにくい快適なマスク

会話しやすい口元ゆったりマスク

仕事中に口や喉の乾燥を防いだり、体調を崩さないようにするために、マスクを使用している人は多いでしょう。あるいは、業務上マスクの着用が必要な場合もありますよね。ただ、マスクをしながら会話をしようとすると、マスクの内側に唇がはり付いてちょっと不快になることはありませんか? そこで、マスク中央のプリーツ部分にワイヤーを入れて空間を作ることで、会話がしやすいように工夫されたのがこちらの商品です。

 

開発には、医療や介護に携わる方に試作品を使ってもらい、会話がしやすい仕様を見つけ出したとのこと。また、耳が痛くなりにくい平ゴムの使用や肌触りのいい不織布を使うなど、快適さ重視なのも◎。

↑見た目からはわかりにくいですが、鼻のまわりのマスク上部だけでなく、口元に当たるマスク中央部にもワイヤーを装備。これにより、常に口元に一定の空間ができ、息を吸ってもマスクが吸い付かないため非常に快適です

 

メガネ用や、女性が使いやすいサイズ感の“小さめ”や“もっと小さめ”といった商品が開発されるなど、きめ細かいシリーズ展開も魅力。1箱60枚入りで、5箱入りのセットや10箱入りのセット、40箱入りのケースが用意され、カラバリもホワイトのほか、ピンク、ブルーがラインアップしています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「マスクをしながら会話がしづらい」という不満の声に対し、センター部分にワイヤーを入れることで口元に空間を作り出し、会話しても快適なマスクが誕生! 口元に空間が生まれることで、口紅が付きづらいというメリットも得られました。

 

 

【その⑥】

手が汚れないありがたみ!! カンタン茶殻処理フィルター

急須用お茶フィルター

急須で入れたお茶はおいしいのですが、急須に付属しているフィルターに茶殻が詰まるとなかなか取れなかったり、三角コーナーに捨てるときに散らばってしまったり……と、茶殻の処理が面倒ですよね。そうした声を受けて開発されたのが、急須に着ける「お茶フィルター」です。

 

こちらは使用後にフィルターの口を結んでそのまま捨てればOKという優れモノ。急須の柄や取っ手にフィルターを引っ掛けることで口が広がり、茶葉が入れやすくなるのもメリットです。

↑使用後は口を結んで捨てるだけなので、手を汚さずに後片付けが可能!

 

このアイテムは、仕事場ではもちろんですが、自宅で使っても便利。事務・家事ともに効率化してくれる商品です。1袋5枚入りと30枚入りのパック、90枚入りのセット、150枚入りのセットが用意されています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「茶殻の後片付けが手間!」という声に対し、手を汚さずに処理できる、急須に着ける「お茶フィルター」を開発! 実はカウネットは「茶渋落とスポンジ」「食器拭き用キッチンペーパー 湯呑みフッキー」など、お茶だしシーンに関する商品の開発に並々ならぬ情熱を注いでいます。本商品も、座談会とアンケートを何度も繰り返しながら開発されたそうです。

 

いかがでしたでしょうか? どの商品もユーザーの声にストレートに応えたものばかりで、真摯な商品開発の姿勢がうかがえますね。発想自体はシンプルですが、それを実際に商品に落としこんでしまう実行力にも驚きです…! このほかにも、『「カウコレ」プレミアム』にはオフィスでのちょっとした不便さを解決してくれる、ユニークで実用的なアイテムが揃っています。今後オフィス用品を探す際は、カウネットのオリジナルブランド『「カウコレ」プレミアム』にも注目してみてください!

 

■上記含む「カウコレ」プレミアムの開発秘話はコチラ
https://www.kaunet.com/kaunet/categoryshop/office/sitemap/KWf_kaucorepremiumTop2018.jsp