注文殺到、行列必至のフード!プロがヒットを断言する、うどん、ジントニック、チョコのようなスイーツ

2025年に流行するモノは何か、専門家が大断言する「GetNavi NEXTトレンド」。今回取り上げるのはフード部門。

 

サントリー「翠」の登場以降、大手が次々と参入している「ジントニック缶」や、世界で市場を拡大させている「うどん」、若い女性を中心に話題となっている「麻辣湯」など、2025年話題のフードを紹介していく。

【ジントニック缶】「翠」が火付け役となったジン。いまや大手がこぞって参入

ほんのりビターで風味が多彩、食事に合わせやすく低糖質。こうした理由で、ウイスキーに次ぐ人気の洋酒となったジン。火付け役は、2020年に瓶が、22年に缶商品が発売されたサントリーの「翠」ブランド。近年は、アサヒがジンベースのチューハイ「GINON」、キリンがジンブランド「杜の香」、サッポロもジンの要素をもつ「クラフトスパイスソーダ 食の愉しみ」を発売している。

 

そこで迎えた今季、サントリーとキリンがほぼ同時期に、ジントニックの新作を発売。ソーダ割り以外の嗜み方が根付くか要注目!

↑22年3月のデビュー以来、トレンドをけん引する「翠ジンソーダ缶」。今月リニューアルされ、より爽快な味に進化した。

 

ジュニパーベリー100%によるピュアなほろ苦さと爽快感

キリンビール
KIRIN Premium ジントニック 杜の香(期間限定)
実売価格190円

 

ジンの大半が複数の素材で味の個性をつくるなか、本品のベースに使われているジン「杜の香」は、ジンの最重要な原材料「ジュニパーベリー」100%で蒸留。24年8月にジンソーダ、11月にトニックが登場した。

 

↑杜の香

 

ジンの苦さも甘さも熟知するサントリーの最新作

サントリービール
ジントニック専門店G&T
実売価格184円
●1都9県限定発売

 

「愛だろ、愛っ。」「GIN GIN ジングルベル」「ジンと肉」「友達がやってるバー」など、長年ジン市場に挑戦してきたサントリーの最新作。オリジナルとオレンジを24年11月、ライチを12月に発売した。

 

【ヒット確定の根拠】すでに開発競争の兆しが見えていて競合の動きに期待大

「ここ1〜2年でジンソーダの新ブランドが市場をいっそう盛り上げていたところ、今度はトニックの新作が登場。アサヒは数年前にジントニック缶を発売していましたから、出そうと思えば出せるはず。この開発競争に注目!」(フードアナリスト・中山秀明さん)

 

【うどん大躍進】世界規模のうどんチェーンに北九州の雄が関東で挑む!

↑1993〜2017年に販売された、生麺食感のカップうどん「日清のごんぶと」がチルド麺で復活。簡単調理で絶品“もっちり麺”が楽しめる。

 

もちもち食感と強いコシで、業界王者に君臨する讃岐うどんだが、「待った」をかける動きが起きている。それが、福岡うどんの雄、北九州市発祥の「資さんうどん」の関東進出だ。

 

23年夏に、東京・神田に限定出店した際は3日で1200人以上が行列を生み、24年12月は千葉、25年春には東京に各1号店が開業予定。最大のライバルはご存知「丸亀製麺」であろうが、同社も近年は47都道府県のつけ汁うどん企画や「丸亀うどーなつ」のヒットなど大盛況。激戦による市場拡大は必至だ。

 

味の向上や新作開発にも余念がない世界一のうどん店

丸亀製麺
2000年1号店オープン

海外店にも出店する讃岐うどんの王者が、25年に25周年。24年は国内全店に厳しい基準を満たした「麺職人」を配し味を向上させ、限定品も多数開発。

↑24年6月に登場し、累計販売数860万食を突破した「丸亀うどーなつ」。今冬はチョコ味とコンポタ味が登場。

 

「肉ごぼ天うどん」が名物の、福岡を代表するチェーン

資さんうどん
2024年12月関東上陸

 

1976(昭和51)年に北九州で創業し、70店以上を展開。名物「肉ごぼ天うどん」を筆頭に、福岡の味が人気だ。2024年秋にすかいらーくグループとなり、全国規模へのさらなる拡大が期待されている。

 

【ヒット確定の根拠】外食は資さんvs丸亀だが、内食の名門ブランドも激アツ

「最大の注目株は『資さんうどん』の関東進出ですが、小売り商品もアツい! 日清食品が『日清のごんぶと』をチルドで復活させたほか、冷凍の名門『カトキチ』ブランドは発売50周年を機に大幅刷新。長く太く、この動向を見守りたい!」(フードアナリスト・中山秀明さん)

 

【オルタナティブチョコ】カカオ以外の原材料から、まるでチョコのようなスイーツを続々発明!

近年の技術革新によって食品業界にもオルタナティブ(型破り、代替の)な商品が生まれているが、スイーツで近年話題なのが、カカオ以外の素材で生み出されるチョコレート風の菓子だ。特に注目の2商品を紹介する。

 

アロマオイルも逃さずに豆を丸ごと使った食べるコーヒー

ゼロワンブースター
カフェレート
1280円(5枚入り)

 

飲むコーヒーでは豆の約7割がフィルターに残るが、独自製法で作られた本品なら、アロマオイルなども残さず凝縮したコーヒー本来の魅力を楽しめる。豆のかすが出ない、サステナブルな側面も魅力だ。

 

焙煎ごぼうの香気を生かし、チョコのような風味と食感を実現

あじかん
ゴボーチェ
648円(標準12枚入り)

 

焙煎ごぼうとカカオに、共通の香気成分が8種類あることを発見し開発。カット、乾燥、焙煎、粉砕、加工を経てチョコレートのような味と口どけを実現した。ノンカフェインなのもうれしい。

 

【ヒット確定の根拠】未体験の味が肝。先行するUCCは注文殺到する人気

「コーヒー最大手のUCCが手掛ける“コーヒーを食べるお菓子”こと「ヨインド」が、2023年から限定発売されており、すでに注文が殺到するほどの人気ぶり。未知の美味体験ができるスイーツとして、市場が広がるはず」(フードアナリスト・中山秀明さん)

 

【マーラータン】若い女性を中心に大行列のトレンド食が全国拡大へ

近年、首都圏を軸に新店が増え、若い女性を中心に行列となっているグルメが「マーラータン」だ。薬膳スパイスの香り高いシビ辛スープと春雨麺を組み合わせたヘルシーさと、選べる多彩なトッピングも人気の理由。

 

ラーメン店感覚で気軽にスープ春雨を味わえる行列店

カシュカシュ
七宝麻辣湯(チーパオマーラータン)
2007年1月 1号店オープン

 

スパイスが香るモダンアジアンな空間で、ひとりから気軽にマーラータンを味わえる。24年だけでも8店舗を新規開業し、千葉と神奈川にも進出。どの店も、昼夜問わず行列ができる人気ぶりだ。

 

人気店の味を簡単に作れる、お取り寄せの冷凍マーラータン

ネクスターホールディングス
おうちでマーラータン
999円〜

 

新大久保に本店を構える本家「頂マーラータン新大久保本店」の「新宿名物 元祖『和製マーラータン』」をお取り寄せで楽しめる。鶏とあごのだしがベースとなった日本人好みの味わいだ。

 

【ヒット確定の根拠】ビッグネームの強力タッグで全国拡大目前か!

「本命は『七宝麻辣湯』。創業者は“神の舌を持つ男”として知られる石神秀幸さんで、おいしさは折り紙付き。『焼肉ライク』などを手掛けるダイニングイノベーションとタッグを組んでおり、全国的に広がるのは時間の問題です!」(フードアナリスト・中山秀明さん)

 

【上京北海道グルメ】肥沃な大地から生まれた北の美食が続々上陸

完全にコロナ明けして人の往来が戻った東京では、各地の有名店やグルメブランドの進出が再過熱しているが、なかでもヒットを連発しているのが北海道発。背景には、豊かな土地に恵まれたおいしさや商品力がある。

 

地元産小麦を使った香り高いパンを焼き立てで提供

ペンギン
ペンギンベーカリー

 

北海道産小麦の使用、豊富なラインナップ、常に焼きたてを提供するシステムが特徴の北海道発のベーカリー。ミルク味の食パンとカレーパンが二大名物。16年の創業から8年で50店舗を超え、24年秋には東京1号店を開業した。

 

北海道内のテスト販売で、ひと月14万袋を売った革新的スナック

北海道
コンフェクトグループ

RAMEN CLUB
1080円(5袋入)、1674円(8袋入)

 

口内温度が約33℃になるとコーティングしているスープが広がる麺と、真空フライにした具材が味わえるラーメンのスナック菓子。北海道とオンラインでのテスト販売では1か月で14万袋を販売し、24年秋には東京駅に直営店を開業した。

 

【ヒット確定の根拠】美食の宝庫の本気グルメが訪日客にささる!

「47都道府県のなかで最も広く、北国の大自然に育まれた山海の幸がそろう北海道は美食の宝庫。酪農生産量もトップであるためスイーツは特に強く、国内外の観光客で年々にぎわう大都市を中心に、より道産子グルメが増えるでしょう」(フードアナリスト・中山秀明さん)

 


フードアナリスト:中山秀明さん
内食外食問わずトレンドに詳しい。スイーツではコンビニや上陸系による第6次ドーナツブームとドバイチョコに注目。

 

※「GetNavi」2025月2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。
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丸亀製麺、鶏×タルタルの超濃厚な新メニューが登場! てりやきだれ二段仕込みの “最高に濃厚” な味わい

丸亀製麺は9月5日から、完全新作「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」と大人気商品「タル鶏天ぶっかけうどん」を期間限定で発売している。不動の人気商品「タル鶏天ぶっかけうどん」は、今回で8回目の登場。濃厚なてりやきだれと爽やかなすだちの酸味をそれぞれ味わえる、食欲の秋にぴったりの新作だ。さらに、同日からは「丸亀シェイクうんどん」の新商品「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」「山菜おろしぶっかけうどん」の全3種類も発売されている。8月25日に開催された試食会で一足先にいただいてきた、その味わいもあわせてレポートしよう。

 

人気のタルタル系に新メニュー登場。「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」

↑「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」(冷・温)、並 790円/大 930円/得 1070円(すべて税込、以下同)

 

大人気の「タル鶏シリーズ」完全新作「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」は、店舗で揚げた鶏もも肉のから揚げとタルタルソースをトッピングした一品。下味でつけて揚げたから揚げに、おろししょうがを合わせた特製てりやきダレをからめてしみ込ませた “てりやき鶏” は、濃厚さにこだわった二段仕込みが魅力だ。

 

実際に食べてみると、じゅわっとあふれ出る肉汁とともに、しっかり絡んだ甘辛いてりやきダレの味わいが口の中に広がった。噛めば噛むほど濃厚な味わいを楽しめるし、タルタルソース付けて食べればさらに濃厚な味変を堪能することもできた。この濃厚さが、コシのあるうどんともマッチするのだ。丸亀製麺が謳う “最高に濃厚” というコンセプトに偽りなし! だ。

↑うどんにしっかり絡まるタルタルソースの酸味もてりやき鶏に絶妙にマッチする

 

店舗で仕込む二段仕込みが決め手

試食会では、から揚げの調理の様子も見学できた。まず、ごろりと大きなから揚げをカリッと揚げる。

↑じっくりカラッと揚げられたから揚げ

 

次に、フライパンに入れたら割り下を投入。加熱しながらよくなじませたら、最後に濃厚てりやきダレを加えて全体にからめて完成だ。

↑揚げたてのから揚げに、割り下、てりやきダレを丁寧になじませていく

 

テリッととろみがある仕上がりの秘密は、から揚げに片栗粉を使用しているからなのだとか。から揚げ単品としても満足の味わいを、すべての店舗で小麦から作るこだわりの打ちたてうどんと、濃厚だが酸味もある特製タルタルソースと一緒に食べれば箸が止まらないこと間違いなしだ。

↑「これぞてりやき!」といったテリテリの仕上がり。香ばしいタレの香りが食欲をそそる

 

徳島県産すだちをかけて最後まで清涼感ある一杯に。「タル鶏天ぶっかけうどん」

↑「タル鶏天ぶっかけうどん」(冷・温)、並 890円/大 1030円/得 1170円

 

今年で8回目の登場となる人気メニュー「タル鶏天ぶっかけうどん」は、柑橘のさっぱり感も楽しめる一品だ。「てりやきタル鶏ぶっかけうどん」がガツンとした味付けであるのに対し、こちらは柚子で下味をつけた爽やかな味わいが特徴。

 

丸亀製麺を運営する 株式会社トリドールホールディングス 商品開発部 課長の浦郷裕介氏は「残暑が厳しいなかで、最後まで楽しんで食べて欲しいという思いから、徳島県産のすだちは従来の4分の1カットから2分の1カットへと変更しました。水菜と玉ねぎも、途中で味や食感を変えて、食べ進んでいただくために添えています」と、商品への思いを語った。

↑2分の1カットにサイズアップした徳島県産のすだち

 

まずは鶏天だけ、次にタルタルソースを付けて、最後にすだちをかけて、と3段階の味変を楽しめると聞いて実食。説明にあった鶏天の柚子の風味がほのかに鼻から抜けていく。サクッとジューシーな食感もさすがだ。そして、タルタルソースを付ければ濃厚に、すだちをかければ清涼感まで楽しめた。これは筆者の好みだが、すだちのサイズが大きいので、より酸味の爽快感を楽しみたい人には、鶏天だけではなくうどんの方にもかけることをおすすめしたい。

 

さらに、期間限定の無料トッピングで「濃厚ごまだれ」の提供もスタートする。こちらも先駆けて先述の2メニューにつけて試食した。濃厚なごまの風味にほのかな酸味、具材にもうどんにも良く絡む濃厚なたれが実に美味だった。

↑濃厚ごまだれは、新メニューの味変として楽しむほかに、丸亀製麺で提供されている天ぷらをディップしたり、釜揚げやざるうどんのつけだれにしたり、と多くの楽しみ方がある

 

「すりごまを入れたり、おろしを入れたり、丸亀製麺ならではのフリートッピングを楽しんでいただきたいなと思っています」(浦郷氏)

 

「丸亀シェイクうどん」には3メニューを追加!

↑左から、「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」「山菜おろしぶっかけうどん」

 

2023年5月に発売するやいなやSNSを中心に話題を集め、発売約3か月で累計販売数350万食以上(※)となった人気メニュー「丸亀シェイクうどん」。その最大の特徴は、手に収まるカップに入ったうどんと具材をシェイクして食べるスタイルということ。手軽に持ち運びできることから、秋の行楽シーズンのお供にもうってつけの同商品に、新たに「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」「山菜おろしぶっかけうどん」の3種が登場した。

 

「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」は、しょうがとニンニクを効かせた肉そぼろ、スクランブルエッグ、ネギ、海苔、かつお粉と、3種のなかで最も具材感もたっぷり。特製てりやきぶっかけだしにラー油が加わることで、食欲を促進するピリッとした辛みも味わえる。実際にシェイクして食べてみると、ぶっかけだしがカップの底に滴り溜まってしまうことなく、うどんに上手く絡んでいたことに驚いた。

 

↑「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」490円

 

これは、従来のぶっかけだしだけではどうしてもうどんから滑り落ちてしまうため、てりやきダレを加えることでとろみをつけて、最後までぶっかけだしとうどんを一緒に味わえるように施された工夫なのだとか。がっつり食べたい人におすすめ、というだけあって濃厚な味とボリューム満点の「ピリ辛肉そぼろぶっかけうどん」だったが、かつお粉がフワッと香るおかげで濃すぎない味に仕上がっていたと思う。

↑肉そぼろは店舗での手作り。甘辛のてりやきダレがシェイクで全体になじみ、濃厚な味わいを楽しめる

 

次は、夏バテ気味で食欲がない、という人におすすめしたい、「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」。メニュー名の通りレモンが凍っているので、うどんを冷たいまま持ち運ぶことができるところが、最大の特徴であり魅力だ。具材はシンプルに、凍らせレモンと大根おろし、ネギ。レモンを入れた特製レモンぶっかけだしと混ぜることで、冷たくて爽やかな味わいを楽しむことができた。

↑「凍らせレモンのおろしぶっかけうどん」490円

 

最後は、わらびやぜんまいなどの山菜と大根おろしが入った「山菜おろしぶっかけうどん」。こちらは、だしで煮込んだ山菜の味わいを邪魔しないよう、シンプルなぶっかけだしとの組み合わせだ。さらに、うどんと山菜が絡むよう、山菜にはとろみがついている。これをシェイクすると、ぶっかけだしを吸った大根おろしと山菜の豊満なだしの香り、味を堪能することができる。さっぱりしていながら、だしの風味でしっかりとした味も楽しめた。山菜のシャキシャキ、トロッとした食感もアクセントになっていて、まさに “秋の味覚” を楽しめる新作だ。

↑「山菜おろしぶっかけうどん」450円

 

シェイクうどんの新作3種も、すべて9月5日から提供がスタートしている。

 

丸亀製麺の秋の新作は、「食欲の秋」に相応しい豊富なラインナップが並んだ。ファン待望の人気タルタル系からさっぱり冷たい柑橘系まで、好みの一杯を気候に合わせて選んで堪能してみてほしい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

濃厚クリーミーが意外と合う? はなまるうどんが「サラダうどんフェア」開催

はなまるうどんは6月1日(木)から、一部店舗を除く全国の店舗にて、「サラダうどんフェア」を実施しています。フェアでは、濃厚でクリーミーなドレッシングがたっぷりの「シーザーサラダうどん」と、彩りが鮮やかな「8種野菜のサラダうどん」を販売。

 

シーザーサラダうどんは、ブロッコリー、サニーレタス、大根、にんじん、レッドキャベツ、赤パプリカの、6種類の野菜に、角切りベーコンとクルトン、粉チーズをトッピング。仕上げには、スモークチーズ、パルメザンチーズ、カマンベールチーズの3種類のチーズを使用した、ちょっと贅沢なシーザードレッシングをたっぷりとかけています。

↑シーザーサラダうどん

 

 

クリーミーで濃厚な味わいが特徴のドレッシングが、意外にもはなまる自慢の麺とつけつゆによく合うとのこと。シーザーサラダうどんは、期間限定の新商品。さっぱりと食べられるので、蒸し暑くなるこの時期にぴったりとしています。販売価格は小が740円、中が880円。店内飲食とテイクアウトで同一価格ですが、テイクアウトは容器代30円が別途かかります。また、大サイズの販売はありません。

 

8種野菜のサラダうどんは、ブロッコリー、サニーレタス、かぼちゃ、大根、にんじん、オクラ、レッドキャベツ、赤パプリカと、8種類の野菜をたっぷり使用。さらに、蒸し鶏、コーンをトッピングし、さまざまな具材をたっぷりおいしく食べられるといいます。彩り鮮やかな見た目も特徴です。

↑8種野菜のサラダうどん

 

価格は小が690円、中が830円。こちらも店内とテイクアウトは同一価格で、大の販売はありません。

話題の“うどん研究家”が太鼓判! さっぱり味から悪魔的レシピまで「プチっとうどん」が万能だった!

今年のうどん業界における大きなトピックといえば、“うどん研究家”として活動している井上こんさんの店「うどんスナック 松ト麦」が、間借り営業を卒業して正式開業したことでしょう。とはいえ筆者は未踏で、いつか行きたいと思っていた矢先、ナイスな案内をいただきました。

 

それが、井上さんが手掛けた商品「ふくうどん」を監修レシピ付きで送ってくれる、というもの。

↑届けられた、「ふくうどん」が入ったキット

 

キットには、「ふくうどん」や井上さん考案のレシピとともに、エバラ「プチッとうどん」の全6フレーバーが。井上さんのレシピも、この「プチッとうどん」を活用したものでした。そこで、井上さんのレシピを再現するとともに、筆者も独自のレシピを考えてみました。

 

まずはうどん研究家の麺とレシピで調理

「プチッとうどん」は2016年に誕生し、現在は全6種類の味がラインナップしています。ブランド名には“うどん”とありますが、そうめんやパスタなど、様々な麺にマッチする味わいになっていて、筆者はサラダのドレッシングとして活用したこともあります。

エバラ
プチッとうどん
(釜玉うどん、すだちおろしうどん、魚介とんこつ醤油味、四川風麻辣うどん、担々ごまうどん、ゆず塩鯛だしうどん)
各249円(税込)

 

1袋にポーション容器が4個入っていて、1個でうどん1人分。麺にかけてサッと和えるだけで、本格的な味わいが楽しめます。

↑定番の「プチッとうどん 釜玉うどん」。焼津産のかつお節と瀬戸内産煮干しのうまみを効かせた、甘めの讃岐風しょうゆダレです

 

2021年には新商品も仲間入りしていて、それが「プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん」。鯛だしのうまみと、焼いた鯛の香ばしさ、爽やかなゆず風味の絶妙なバランスが特徴です。

↑「プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん」。ベースのだしつゆに、ゆずの皮と大根おろしを加え、爽やかで上品な塩味に仕上げています

 

デビュー以来人気が高まり、2019年以降は、冷やし麺の需要が高まる春夏において同年には販売金額が143%、2020年には549%(ともに2018年比)に伸長するなど、大拡大しているとか。

 

ではまず、井上さんが考案したレシピのなかから、「プチッとうどん すだちおろしうどん」を使った一杯を作ります。

↑「プチッとうどん すだちおろしうどん」。すだちの鮮烈な香りとシャープな酸味が印象的。大根おろしが入っていて、ジューシーなテクスチャーになっているのも魅力です

 

使用する麺はもちろん「ふくうどん」。福岡出身の井上さんが、地元で古くから愛されてきた小麦品種「チクゴイズミ」を選び、ツルッとなめらかでモチモチな食感に仕上げているのが特徴です。

↑「ふくうどん」。4人前つゆ付きで1296円(税込)

 

「ふくうどん」の茹で時間は10分(温かいうどんの場合は9分)。その間に具材を作ります。レシピは簡単。具材に使う下記の食材(A)を入れて、混ぜるだけ!

 

【材料】
・プチッとうどん すだちおろしうどん

・ふくうどん

・A)さば水煮缶(約100g)
・A)麺つゆ(3倍濃縮の場合小さじ1/2)
・A)水にさらした玉ねぎ(1/4個)
・A)ごま油(適量)
・A)マヨネーズ(大さじ1)

・ねぎ
・ごま

 

↑具材は、茹でている時間で完成できるほど簡単

 

茹で上がったうどんを冷水にさらし、丼にのせたら「プチッとうどん すだちおろしうどん」をかけ、先ほど混ぜた具材を盛り付けて、ねぎとごま(ともに適量)をあしらえば完成です。

↑ポ―ションの口をプチッと折って開封。1容器1人前で、使いやすいのもポイントです

 

↑「ふくうどん」は平打ちタイプの麺

 

レシピ通りに茹でると、ツルッとしなやかなのどごしがありながらも、福岡のうどん的なホワッとしたニュアンスもある絶妙な弾力。麺の味わいも小麦の甘味を感じられ、クオリティの高さがわかります。

 

次は、筆者がオリジナルのレシピで作ってみました。

アレンジ麺のベースダレとしても大活躍!

選んだフレーバーは、前述の新作「プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん」。ゆずといえば高知、鯛といえば愛媛(ともに生産量日本一)ということで四国にインスピレーションを受け、各県の4つの食材を用いた一杯を作ることに。

↑四国の食材がこちら。麺は香川の讃岐うどんでもいいのですが、初夏ということで小豆島そうめんを使います

 

使用したのは香川の小豆島そうめん、徳島の鳴門わかめ(わかめ生産量全国3位)、高知のかつおのたたき、愛媛の松山あげです。

 

【材料】
・プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん

・[香川]小豆島そうめん

・[徳島]鳴門わかめ
・[高知]かつおのたたき
・[愛媛]松山あげ

・白髪ねぎ
・青ねぎ

 

調理はこれまたいたって簡単。お湯を沸かしている間に、塩蔵タイプのわかめは水で戻し、かつおや松山あげはカットするなど下準備をします。沸騰した湯にそうめんを入れて2分程度茹でたら冷水でしめ、丼に盛ったら「プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん」をひと回し。

↑こちらも、ポーション容器を開封すると柑橘やだしの香りが漂ってきます

 

そうめんの上に、4つの素材を盛りつければ、もう完成。かつおのたたきはツナ(まぐろ)缶ならぬかつお缶で代用するもよし、松山あげが入手しづらいようなら普通の油揚げでOKです。なお、筆者はあしらいとして白髪ねぎと青ねぎを仕上げにまぶしました。

↑ツルシコの食感で、プツッとした歯切れも素晴らしいそうめん。清涼感あふれるゆず塩鯛だしの味わいとも相性抜群です

 

鯛とかつおがケンカするかもと思いましたが、食べてみるとそんな心配は無用。むしろ上品な鯛と力強いかつおが仲よく調和していて、ゆず塩の風味もかつおの塩たたきを連想させる効果を発揮。トータルで、太陽と海の恵みが豊かな、四国らしい大自然のおいしさを堪能できました。

 

鶏のうまみをベースに、刺激たっぷりの後引く辛さ!

そして筆者オリジナルのレシピはもうひとつ。“悪魔的アレンジ”という方向性で「プチッとうどん 四川風麻辣うどん」をベースに考えてみました。

↑「プチッとうどん 四川風麻辣うどん」。鶏のうまみをベースに花椒(ホアジャオ)のシビれる爽やかな辛さと、唐辛子の後引く辛さを効かせた刺激的な味が特徴です

 

目指したのは、より本格的な中国の味。そこで、食ツウにファンが多い“辺境中華”御用達の食材を使うことに。

↑コアな食材はラム肉の粗挽きミンチと花椒、そして花椒より香りが鮮烈な青山椒。さらに極めつけは、四川~雲南に居住する民族「彝(イ)族」の伝統スパイス「ズマグニ」です。麺は「ふくうどん」を使いました

 

ミンチがなければ包丁でラム肉をみじん切りにするか、豚など一般的なひき肉でもOK。これを炒めたら食べるラー油と混ぜ、炸醤(ザージャン。中華肉みそ)的なものを作ります。手間がかかるのはこれだけ。あとは茹でたうどんを丼に盛り付け、これまでの手順同様に仕上げるだけです。

 

【材料】
・プチッとうどん 四川風麻辣うどん

・ふくうどん

・ラム肉の粗挽き
・花椒
・青山椒
・ズマグニ
・食べるラー油

・きゅうりの千切り
・ねぎ
・卵黄

↑麺は茹で上げそのままでも、水でシメてもOK。仕上げに、千切りにしたきゅうりとねぎ、そして卵黄ものせます

 

↑ルックスこそ台湾まぜそばのようですが、味はかなりサディスティック。とはいえ味のベースに「プチッとうどん」の鶏のうまみがしっかり効いているため、シビ辛でもおいしさを下支えしてくれます

 

もともとのうま辛さに、ヒリつく刺激がリフレイン。トッピングした粗挽きスパイスの、ジャリッとしたアクセントもたまりません。途中から卵黄をつぶして混ぜればマイルドなコクが包み込み、ラストは飲めるようにフィニッシュできます。辺境スパイスは花椒だけでもいいので、辛いもの好きな人は、ぜひお試しあれ。

 

そのままでも十分おいしくて、アレンジ麺のベースダレとしても大活躍してくれる「プチッとうどん」シリーズ。うどんは冷凍タイプをレンチンすれば茹でる必要がなくて、より簡単です。これからのアツい季節に、麺と一緒にまとめてどうぞ!

「一反木綿みたいで面白い!」「あさイチ」で視聴者を驚かせた「川幅うどん」とは?

4月2日に新体制での放送を迎えた『あさイチ』(NHK)。リニューアル初日の特集に登場した「川幅うどん」が、さっそくネット上で「ビジュアルのインパクトが半端ない」と話題を呼んでいる。

出典画像:NHKあさイチ公式サイトより

 

「一反木綿みたい」なビジュアル!

「川幅うどん」が紹介されたのは、話題のスポットや旬の味覚を伝える新コーナー「おでかけLIVE」でのこと。埼玉県鴻巣市の“ご当地グルメ”であり、同市を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなんだ「川幅グルメ」の1つになる。

 

鴻巣市からの中継冒頭で紹介された「川幅うどん」だが、よく見かけるうどんの上に何やらどどんと被さるものが。スタジオからも「もち?」と疑問の声が上がるような見た目で、その横幅はどんぶりの半分を覆ってしまうほど。

 

箸で持ち上げたその正体は、なんと幅約9cmにもおよぶうどんの麺。厚みこそないものの口に運んでもすすり上げることができず、食べ方としては湯葉を口に入れるような動きに。幅だけでなく通常の麺と同じくらいの長さもあり、1口では収まりきらないほどのサイズだった。

 

どんぶりの半分を覆ってしまうパンチの効いた見た目に視聴者はびっくり。「一反木綿みたいで面白い!」「“川幅うどん”と聞いて『なんぞ?』と思ったけどそのまますぎてワロタ」「ご当地グルメとはいえ、よくこんなアイデア思いつくなwww」「あきらかに食べずらそうだけど、こういう発想嫌いじゃないよ」といった声が続出している。

 

B級グルメ大会で優勝も

ビジュアルから衝撃を与えた川幅うどんだが、効いているのはパンチだけではなかったよう。麺自体は薄いながらもモチモチの食感で、表面積が広い分よくダシが絡むという利点が。そんなメリットもあり、川幅うどんは2015年に開催された埼玉県内のB級グルメ大会で見事優勝。ちなみに埼玉県は全国でも有数の小麦生産地としても有名で、うどんの消費量はなんと香川県に次いで全国2位になるという。

 

手打ちによる製法で手間ひまかけて作られるご当地グルメ・川幅うどんに、視聴者はさらに興味を惹かれたようす。ネット上には「近いうちに食べに行こう!」「見た目にビックリだけど、食感も含めて美味しそう」「こういうご当地グルメは食べて応援したいね」などの反応が相次いだ。

 

もし埼玉県を訪れる機会があれば、足を伸ばして“川幅グルメ”に挑戦してみては?

「あさイチ」で紹介されたうどんの食感をよくする裏ワザに「目からウロコ」な視聴者続出

1月15日放送の「あさイチ」では“うどん”を特集。普段食べているうどんをワンランクアップさせる方法が紹介され、視聴者の注目を集めた。

出典画像:「あさイチ」公式サイトより出典画像:「あさイチ」公式サイトより

 

いつものうどんをワンランクアップ!

番組によると今の時期は、正月の“暴飲暴食”で疲れた胃を癒すためにうどんを食べる人が続出。最近では「年越しそば」ならぬ「年明けうどん」が新たな文化として根づき始めているという。

 

そこで番組では“うどんライフ”の向上を図るべく、普段家庭で広く食べられている「チルド麺」や「乾麺」のうどんを格上げする裏技を紹介。まず紹介されたのは「チルド麺」の格上げ術。「チルド麺」は数分茹でるだけで食べられる便利な商品なのだが、その一方で柔らかくてコシが弱いという一面がある。

 

そんな弱点を補う方法は、茹でる前に器にラップをかけて電子レンジで温めるだけ。出力を500ワットに設定して2分間温めた後に1分間茹でると、麺の中の水分が減少して弾力のあるコシが出るそうだ。

 

そして「乾麺」をワンランクアップさせる裏技には、なんと「糸こんにゃく」を使用。まず2リットルの水に250gの糸こんにゃくを入れて沸かし、そのお湯で乾麺を茹でると麺の仕上がりがアップする。この理由は糸こんにゃくに凝固剤として“水酸化カルシウム”が含まれているからで、この物質が麺と結合した結果うどんの弾力が強くなるとのこと。

 

簡単に実践できるうどんの格上げ術に、視聴者からは「めちゃくちゃ簡単じゃん! 早速試してみたい!」「実際やってみたけど確かにこっちの方が美味しい」「このひと手間はすごく重要だな。しょっちゅううどんを食べる人からしたら目からウロコ」と驚きの声が続出した。

 

乾麺をもちもち食感に変える方法!

さらに番組では、工学院大学の山田昌治教授が「山田流もちもちうどんの作り方」も紹介。「乾麺」をもちもち食感に変える方法で、調理には“フライパン”を使用する。まず水を入れたフライパンに乾麺を入れて蒸し焼きにし、外装に記載された時間と同じだけ火を通したら完成。蒸すことによってうどんの“でんぷん”の流出を防ぎ、もちもち食感になるそうだ。

 

うどんの美味しい食べ方は番組で紹介された方法以外にも様々で、以前は“ウーロン茶”を使ったレシピがSNSなどで話題に。サントリーの公式サイトで公開されている「ウーロン卵とじうどん」という料理で、「サントリー烏龍茶」を水の代わりにスープの材料として使っている。

 

このレシピは「サントリー烏龍茶」のラベルにも掲載され、「最初は目を疑ったけど作ってみたら意外と美味かった」「うどんと烏龍茶ってめっちゃ相性いいんだな」といった声が続出。正月明けの余波で“うどんライフ”を満喫中の人は、ひと手間加えていつもと違ったうどんを作ってみてはいかが?