ご飯が進みすぎるだろ! 取り寄せてでも食べたい、専門店イチオシ「おむすびのとも」

ウマい具材は専門店が知っている! そこで、全国のご飯のおともを集めたフェア「めしとも」を先だって開催した、日本百貨店のしょくひんかん店の店長に推しを聞いた。

 

お取り寄せしてでも食べたい! ニッポン全国おむすびのとも

【宮城県】あかふさ食品 ゴロほぐし塩鮭/687円

ゴロッと大きい、国産鮭のほぐし身が入った贅沢なフレーク。「手作業でほぐされた身は、食べ応え抜群で塩加減もほど良く、まるで焼き鮭を食べているかのよう。おむすび用としても好評で、リピート率も高いです」(水上さん)

↑手作業仕込みの贅沢フレークは、まるで焼き鮭のようなおいしさ

 

【静岡県】新丸正 背徳のおかかバター/723円

開封した瞬間に食欲をそそる香りが漂う、焼津のかつお節店の意欲作。「食べればバターのコクとしょうゆの香ばしさ、かつお節のうまみが口内を占拠。追いバターをすると、濃厚さと背徳感がマシマシに!」(水上さん)

↑かつお節の名産地から届く、ギルティな味と香りの意欲作

 

【和歌山県】うめひかり 梅と紫蘇/1665円

紀州の若き梅農家が監修。「完熟して自然落下した南高梅を収穫し、徳島県産の赤紫蘇と天然塩だけで仕込んだ梅干し。しっかりと酸っぱく、皮は柔らかで香りがフルーティ。白米によく合いますよ!」(水上さん)

↑フルーティで酸っぱさ十分、本格仕込みの紀州梅干し

 

【島根県】いずも八山椒 ジャコのり 頼むからごはんください。/831円

島根県奥出雲地方の自然豊かな環境で栽培された「朝倉山椒」と、のりとじゃこが相性抜群。「柑橘を思わせる、爽やかな香りの山椒が味の決め手。ほど良く上品なシビれが口の中に広がる、大人な味わいです」(水上さん)

↑山椒の香りとシビれに悶絶。確かにごはんが欲しくなる!

 

【福岡県】よかろう かしわ飯の素/704円

「1959年創業のかしわ飯の老舗の名物。65年間不変の味でファンが多い。国産若鶏やごぼう、にんじん、しいたけ、油揚げなどの豊富な具材と、九州ならではの甘めの味付けが特徴。ごはんに混ぜるだけと簡単!」(水上さん)

↑65年間も愛され続ける、福岡県民溺愛の味を簡単に

 

【Pick Up】おむすびの必需品、海苔と塩にもこだわる!

日本百貨店には、高品質な海苔や塩も豊富に揃っている。数ある商品のなかから、特におむすびにオススメな傑作をそれぞれ教えてもらった。

 

【福井県】越前塩 おにぎりの塩 熟成塩/459円

純国産自然海塩のひとつ「越前塩」を熟成させた、ミネラル豊富な塩。「頼るのは太陽光と風と火力だけ。手間暇をかけて作り上げるからこその、コクが味わえる逸品です」(水上さん)

 

【広島県】広島海苔 かき醤油味付のり/815円

広島産かきのうまみと、ふわっとやさしい食感&口溶けが魅力。「かきエキスに、独自のタレとダシ。これらが染みた濃厚な風味は、海苔単体でも食べたくなるおいしさです」(水上さん)

 

日本百貨店しょくひんかん
店長 水上理佳さん

2022年より現職。郷土の食文化に触れながら料理とお酒を楽しむのが趣味。秋のおすすめは、信州新そばと日本酒「大雪渓」。

日本百貨店しょくひんかん
所在地 :東京都千代田区神田練塀町8-2 CHABARA内
営業時間:11:00〜20:00 休業日:元日、6月と11月の第1水曜日

※本ページの価格は、日本百貨店での販売価格です
※「GetNavi」2024月11号に掲載された記事を再編集したものです

その組み合わせアリ!? おにぎり通のイチオシ、カンタン&絶品具材

普段の料理でも組み合わせることのない意外な食材同士が、おむすびになると激ウマに! 「その組み合わせアリ!?」と驚くレシピを、3品紹介する。

 

人気のおにぎり通が伝授! グッドな具の組み合わせ

結論、おむすびの可能性は無限大! ストック食材や定番調味料などと組み合わせれば、簡単に絶品むすびが作れるのだ。ここでは、おむすび通のイチオシ具材を紹介しよう。

↑左から「韓国海苔フレーク×鮭フレーク×炒り卵」、「クリームチーズ×天かす×塩昆布」、「青のり×ツナ×めんつゆ×すりごま」

 

【青のり×ツナ×めんつゆ×すりごま】磯の香りにごまの香ばしさが効いた、風味豊かな一品

保存数が7万を超えた栄養豊富な自信作!

「Instagramで保存数7万超えの自信作がコチラ! いりごまではなく、すりごまを使うのがポイントで、口いっぱいに香ばしい風味が広がります。ツナはタンパク質が豊富で、栄養面でもとってもオススメですよ」(mioさん)

 

【クリームチーズ×天かす×塩昆布】チーズのコクと、うまみ豊かな塩味にサクサク食感がマッチ!

洋と和が仲良くまとまったヤミツキの味

「クリームチーズとご飯って、実はビックリするくらい合うんです! チーズのまろやかなコクと、塩昆布のうまみ豊かな塩気、そこに天かすの濃厚さとサクサク感がマッチして、ヤミツキになるおいしさです!」(mioさん)

 

【韓国海苔フレーク×鮭フレーク×炒り卵】お弁当にもピッタリ!鮭と卵が映える、カラフルおむすび

炒り卵はレンジ調理でふんわり仕上げると◎

「おいしいだけでなく、彩りがキレイなので、お弁当にすると気分がアガるはず。ふんわりとした炒り卵に仕上げたいときは、溶き卵にマヨネーズと牛乳を少量加えて電子レンジで軽く加熱すると簡単に作れます!」(mioさん)

 

みんな知ってる! 定番商品アレンジおむすび

身近な定番食材でも、アレンジによってはそのポテンシャルがさらに引き出され、よりウマくなる。ここでは、そんなアイデアレシピを4品伝授。

 

【ゆかり〈三島食品〉×唐揚げ×ごま】ジューシーながらも、さっぱりした後味であとを引くおいしさ

誰もが唸る、メリハリの効いた味わい

「さっぱりとしたゆかりと、ジューシーな唐揚げという意外な組み合わせですが、実は思わず唸るおいしさ。食べ盛りのお子さんのお弁当にもオススメですよ。Instagramでも、500万人以上のユーザーさんに閲覧いただきました!」(mioさん)

 

【こくうまキムチ〈東海漬物〉×韓国海苔フレーク×焼肉のタレ×ごま油】韓国料理の定番を詰め込んだ、リッチな味わい

甘じょっぱさと香り高さの、魅惑的な共演

「韓国海苔と焼肉のタレが甘じょっぱさを演出し、ごま油の香りも相まっておいしさ倍増。キムチが余ったときに、ぜひお試しを。時間があるときは、中央にチーズを入れ、フライパンで焼きおにぎりにするとさらに絶品!」(mioさん)

 

【のりたま〈丸美屋食品〉×枝豆×ミートボール】お弁当の定番同士が手を結んだ、懐かしいのに新しい味

多幸感が広がる、愛されおむすび

「子どもに人気のミートボールをおむすびに! おいしく仕上げるコツは、ミートボールのソースも一緒に入れて和えること。枝豆の食感と彩り、国民的なふりかけの味がアクセントとなり、ひと口ごとに幸せを感じられること間違いなし」(mioさん)

 

【ふじっこ煮 こもち昆布〈フジッコ〉×かつお節×6Pチーズ×ごま】プチプチ食感がクセになる、和洋のサラブレッド

ダシとチーズの塩気が予想外のマリアージュ

「種類豊富な『ふじっこ煮』のなかでも『こもち昆布』は、プチプチ食感とほどよい甘さがご飯にマッチ。そこにかつお節の風味とチーズの塩味が加われば、何個も食べたくなるおむすびが完成です」(mioさん)

 

インスタグラマー mioさん

フォロワー数18万人超で、レシピの保存数も10万以上。今春「一品で大満足のごちそうおにぎり」を上梓した。

 

※「GetNavi」2024月11号に掲載された記事を再編集したものです

「おにぎりぼんご」直伝、絶品おむすびの作り方! 一度食べたら病みつき“おすすめ具材”はこれだ

昔から愛され続けるおむすびが、いまになって空前の大ブームだ。その人気ぶりは、フランスのパリで専門店に行列ができるなど、海外にまでおよぶレベル。なぜこんなにも人気なのか? その秘密を解き明かしつつ、老舗が教える“絶品おむすび”の作り方や、一度食べたらクセになるおすすめ具材をご紹介!

 

多様な具材を受け止めながら、心を結ぶ全国共通の郷土料理

日本各地、ひいては海外まで、専門店が続々と登場するなど、おむすびブームが止まらない。その火付け役のひとつといえば、「おにぎりぼんご」だ。

 

1960年創業の老舗で、元々、行列必死の人気店だが、おむすびブームと訪日外国人の増加が重なり、いまや数時間待ちは当たり前に。同店の魅力は、あえて“しっかり握らない”ことで生まれるふわふわの食感だ。系列店や、卒業生による新店も増えており、そこでおむすびの魅力を再発見する人も数多い。

 

今回は、大塚にある本店の女将・右近さんに、おむすびが愛される理由を聞いてみた。すると、「全国共通の郷土料理ですし、遠足や運動会、行楽のお弁当といった、幼少期の思い出と紐づきやすい食べ物だからでしょう。『おふくろの味を思い出す』とおっしゃるお客様がたくさんいらっしゃいます」とにっこり。

 

また、同店のおむすびを食べると、具材の自由度の高さに驚かされる。ぼんごでは複数の具材をトッピングできるのだが、意外な組み合わせに思えても、ご飯に合わせるとマッチし、新たなおいしさに気がつける。この多様性もおむすびの魅力だろう。本特集では、そんなオススメの具材も、一挙紹介。最後まで読んで実際に試してみれば、おむすびとの新しい思い出が刻まれること間違いなし!

 

#ぼんごの人気の具 BEST3
1位 さけ
2位 すじこ
3位 卵黄醤油漬け

↑ぼんご女将 右近由美子さん

「具材は全57種で、1個350円~。一番人気の組み合わせは『さけ+すじこ』、次は『卵黄醤油漬け+肉そぼろ』です。肉そぼろは海外の方にも人気ですよ。平日の16~17時ごろは比較的行列も少ないので、ぜひお越しください!」

 

女将直伝!ぼんご流 おうちおむすびの作り方

「食べたいけど、なかなかお店に行けない」という人は少なくないはず。そこで女将が、ぼんごのおむすびの作り方を家庭用にアレンジしてレクチャーしてくれた!

 

01.米は冷蔵庫で2時間浸水(水は通常の9割と少なめ)したのち炊飯。炊けたらサッとほぐす。お椀にラップを敷き、作りたいおむすびの半量ぶんよそう。

↑蒸気を飛ばしつつ空気を含むようにすくう。この「しゃりきり」が大切

 

02.ご飯に軽くくぼみを作ってから、具を入れる。どこから食べても具にあたるよう、できるだけ広げる。

 

03.残りのご飯を、具にふんわりとフタをするイメージでかぶせる。米粒を押し潰さないように注意を。

↑中央をくぼませると空気が入ってふんわり仕上がる

 

04.ラップごと取り出し、上部をキュッとひねって軽く形を整える。固くならないよう1、2回でOK。

 

05.ラップを開いて両面に軽く塩をふる。

 

06.両手でやさしく、三角をイメージして2、3回握る。握るというより、ご飯の粒同士をくっつける感覚で。

 

07.海苔を好きな巻き方で巻いたら完成!

 

Lunch お弁当として持って行くなら…

↑海苔を巻かずに持って行き、食べる直前に巻くのもいい。アルミホイルのまま、フライパンで熱し温めるとおいしい!

 

ラップだと時間が経ったときに匂いが付きやすいので、アルミホイルが正解。空気が入るようクシャッと丸めてから軽く包む。家での保存も同様にして冷蔵。

こんな商品あったの!? 最新おむすび情報局

おむすびが一大ムーブメントとなるなか、メーカー側もいままでにない新作を発売している。ここでは、手軽に食べられる商品から注目の特ダネを紹介しよう。

 

01.ギネスにも載った焼きおにぎりが、35周年

1989年9月に「COOK FOR ME 焼おにぎり」として発売されてから35周年を迎えた、ニッスイの「大きな大きな焼きおにぎり」。2024年2月には「冷凍焼きおにぎり世界売上No.1」としてギネス世界記録に認定された。同社では記念の限定味も販売中。

↑限定味の第2弾である「大きな大きな焼きおにぎり 関西だししょうゆ味」。第1弾は九州甘口しょうゆ味だった

 

02.あの旅行ガイドブックがおむすびを発売!?

有名旅行ガイドブック「地球の歩き方」は、2024年6月からミツハシライスとコラボして様々なご当地グルメや郷土料理をおむすびで表現し、関東のスーパーや一部ドラッグストアで発売している。現在は第2弾の「横浜市家系ラーメンの〆ごはん」が発売中だ。

↑「家系ラーメンの〆ごはん」味は、税込149円前後

 

↑第1弾は「北海道とうきびご飯」。約2か月で、累計販売数が10万個を突破と大ヒット! 今後の展開にも注目だ

 

03.栄養がギュッと詰まった完全食おむすびが増加中!

食品業界では昨今、完全栄養食(完全食)と呼ばれる商品群が増加中。これは必要な栄養素をバランス良く摂取できるとされている食品のことで、同カテゴリーに2024年、ふたつの注目おむすびシリーズが誕生した。それがオルビスの「COCOMOGU」と、日清食品の「冷凍 完全メシ DELI おにぎり」である。

 

どちらも定期購入が推奨のオンライン限定商品となっていて、前者は3種、後者は6種のおむすびが用意されている。

↑「COCOMOGU」は、酸化防止剤や香料等の添加物を使わずに、素材の良さをそのまま生かしているのが特徴。1食(2個)で1日に必要な栄養素を効率良く摂取できる。※写真は調理例および食材のイメージです

 

↑「冷凍 完全メシ DELI おにぎり」は梅や鮭などの定番のほか、ちりめん山椒と枝豆、ビビンバ風などを用意。食物繊維が多いもち麦や雑穀入りで腹持ちも良し

 

↑「冷凍 完全メシ DELI おにぎり」

 

おにぎりぼんご

1960年創業。食材、炊き方、握り方などを徹底的に研究し作られたおむすびは、米の粒がふわっとほどける。食べ応え満点のサイズ、どこを食べても具材が楽しめる満足度の高さも人気の秘密。

所在地 :東京都豊島区北大塚2-27-5
営業時間:9:00〜21:00 定休日: 日曜日

 

※「GetNavi」2024月11号に掲載された記事を再編集したものです

日本人のソウルフード“おにぎり”が世界を席巻!注目の専門店と、意外と深いおにぎり蘊蓄

2024年後期のNHK連続テレビ小説は『おむすび』。そして奇遇にも今、おにぎり(おむすび)が世界を巻き込み一大ブームとなっています。

 

日本人にとっておにぎりは、幼少期から慣れ親しんだソウルフードでしょう。しかし身近な存在すぎて、その歴史や地域ごとの違いを知らない人も多いのではないでしょうか? そこで、一般社団法人おにぎり協会で代表理事を務める中村祐介さんにおにぎりのいろはをお聞きしました。

 

 

日本初の駅弁にも、給食にも。
おにぎりの歴史

 

おにぎりの歴史を遡ると、形として残っている最も古いものは、約2000年前の弥生時代の遺跡にたどり着くといいます。

 

「石川県の旧鹿西町(現・中能登町)にある弥生時代中期の遺跡から、もち米を蒸して固めて焼かれたおにぎり状のチマキ炭化米塊(たんかまいかい)が発見されています」(おにぎり協会 代表理事・中村祐介さん、以下同)

 

文献として残っている最も古い記述は、奈良時代の初期。元明(げんめい)天皇の詔(みことのり)によって編纂された日本各地の『風土記』のひとつ、『常陸国風土記』に「握飯(にぎりいい)」の記述が残っています。

 

「握飯はいわば“にぎりめし”。当協会では、『常陸国風土記』の握飯をいまのところ現存する最古のおにぎりという言葉の初出としています。そのあとの平安時代には、蒸したもち米を握り固めた屯食(とんじき)というものがあり、これは『源氏物語』にも登場しています」

 

屯食が登場するのは、「源氏物語」の第一帖 桐壺 第三章 第六段 「源氏元服」です。

 

続く戦国時代には兵糧(武士の食糧)として重宝され、その後、江戸時代になり世の中が平和になると、旅の携行食や仕事(農作業)の合間の食事として食べられるようになりました。

 

「明治時代に宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売されましたが、それもやっぱりおにぎりでした。また、この時代には日本初の給食も登場し、献立はおにぎり、焼き魚、漬け物だったそうです」

 

戦後は銀座のおにぎり店でシメる
“銀おに”がブーム?

時代は大正を経て昭和に。戦後になるとおにぎり専門店が登場し、1960年前後には東京の繁華街を中心に存在していたという記録が残っています。ただし、いまとはそのニーズが異なっていたそう。

 

「お酒を飲んだあとに食べる、いわゆるシメのお店として使われていたようです。お店の数も、銀座などはそれなりに多かったとか。ちなみに、現存する東京最古の専門店は1954(昭和29)年創業の『おにぎり浅草宿六』です」

 

そして近現代史における最大級の転換点は、コンビニエンスストアの登場によりもたらされました。

 

「なかでも1978(昭和53)年にセブン-イレブンが考案した『パリッコフィルム』は、海苔がパリパリした手巻きおにぎりの先駆けです。その後コンビニおにぎりが拡大するきっかけにもなりました。なお、コンビニでツナマヨネーズおにぎりを初めて販売したのもセブン-イレブン。1983年のことです」

 

日本で1号店が開業した1974年当初から、セブン-イレブンではおにぎりを販売していたそうですが、当時、おにぎりといえば家庭で作って携帯するのが主流で、わざわざ買って食べるものではありませんでした。そんななか、パリパリ海苔の新食感おにぎりは、手作りの直巻きタイプと差別化されて人気に。

 

また、1985年には男女雇用機会均等法が制定(施行は1986年)されたうえ、時代とともに核家族化も進行。女性の社会進出とともに、おにぎりや弁当が“作る”から“買う”食べ物となっていったことも、コンビニおにぎりの拡大を後押ししました。

 

いま起きているのは、
”おにぎり専門店”ブーム

冒頭でも触れたように、いまは空前のおにぎりブーム。しかし中村さんは、ブームと呼ぶには違和感を感じるといいます。

 

「そもそも、おにぎり自体はずっと人気の料理なんです。なので、いま起きているのは『おにぎり専門店ブーム』ですね」とのこと。併せて、トレンドの背景も教えてくれました。

 

「2018年に『おにぎり浅草宿六』が、世界で初めて『ミシュランガイド東京2019』のビブグルマンに『おにぎり』として掲載されました。また、同店と双璧をなす有名店『おにぎりぼんご』が行列店として話題になるなど、2010年代後半から専門店の人気ぶりが一般層にも知れ渡っていきました」

 

東京・大塚にある、1960年創業の老舗「おにぎりぼんご」。あえて握らないことで生まれるふわふわの食感のおにぎりで愛されています。

 

2020年になり、世界はコロナ禍へ。テイクアウトやお取り寄せが礼賛されるとともに、外食をしなくなって浮いたお金をプチ贅沢に回すように。同時にコンビニ各社も、高級食材などを使ったプレミアムなごちそうおにぎりの商品点数を増やしていきました。

 

中村さんはこれによって、世間のおにぎりに対する価値観が大きく変わったといいます。

 

福島のご当地スーパー「マルト」は、「おにぎり浅草宿六」の3代目店主・三浦洋介さんの指導のもとおにぎりを発売。「お弁当・お惣菜大賞2021 おにぎり部門」で最優秀賞になりました。

 

「ごちそう系のおにぎりのおいしさに気付くとともに、『この値段なら専門店のおにぎりの価格とあまり変わらないよね』という考えが広がりました。
また各地で専門店が続々と開業。その多くはカウンターで提供するスタイルで、『職人による握りたてを食べたい』という未体験への好奇心が、いまのおにぎり専門店ブームにつながっていると思います」

 

その人気はいまや海外にも。たとえばフランスではチーズやトマトなどを使った「パリおにぎり」が流行っているそうですが、なぜいまになっておにぎりが世界へ広がっているのでしょうか。

 

「ひとつは、日本のマンガやアニメに登場するおにぎりを見た外国人が、『あれは何? 食べたい!』と興味をもったからです。そもそも黒い三角形の食べ物は世界では珍しく、彼らから見ると非常にアイコニック。『FENDI』がおにぎりをモチーフにしたミニバッグを発売しているくらいです」

 

イタリアを代表するラグジュアリーブランド『FENDI』の、2024年ウィンターホリデーメンズコレクションより。2023年に発売した際に好評を博し、再販されました。

 

ほかにも、グルテンフリーであることや、ウクライナ危機によって小麦が高騰しお米の価格的優位性が上がったことなども、その人気を後押ししました。また、海外でもコロナ禍が、おにぎりの浸透にとって追い風になったそうです。

 

「海外のデリバリーフードは、日本に比べてメニューのバリエーションが少ないので、そこに三角形のおにぎりがラインナップされているととても目立つんです。そしてコロナ禍以降は訪日外国人が増え、彼らがSNSを通じておにぎりの魅力を世界に発信してくれました」

 

日本各地にもおにぎりの名店が点在

おにぎり専門店というと、「浅草宿六」「おにぎりぼんご」が多く話題にのぼりますが、実は日本各地にもさまざまな名店があります。

 

「老舗の代表格は、長崎の『おにぎり専門店 かにや』です。1965(昭和40)年創業のお店で、営業時間が18時から深夜までと、まさに“シメのおにぎり”。広島の1958(昭和33)年創業の『むすび むさし』も名店で、広島駅ナカにもあるのでぜひ立ち寄っていただきたいです。

 

北の名店には、1980(昭和55)年に札幌で創業されたチェーン店『おにぎりのありんこ』があります。ここはおにぎりと豚汁のペアリングが楽しめます」

近年注目なのは、おにぎり居酒屋に人気店が現れてきたこと。岩手・盛岡には日本酒バーとしての顔ももつ『握り飯 銀香』、大阪・北新地にはボクシングの世界チャンプが店主の『おにぎり竜』があります。

「さらに各地域の個性派を挙げるなら、富山でジビエのおにぎりを販売する独立系コンビニ『立山サンダーバード』。おにぎり専門店ではないですが、見逃せない一軒ですね。また、おにぎりの価値を高めていく存在としては、佐賀・嬉野の温泉宿で会席スタイルのおにぎりを供する『おにぎり神谷』が注目株です」

 

「おにぎり神谷」は、嬉野温泉の「和多屋別荘」で完全予約制営業。

 

おにぎりには地域の風習・風土が現れる

各地域の話題が出たところで、意外と知られていない地域ごとの傾向も教えていただきました。そこにはその土地ならではの知恵も隠れています。

 

おにぎりの形

 

・俵型
「三角型のコンビニおにぎりが普及する前、つまり手作りおにぎりが主流だった時代までは、関西では俵型がメジャーだったようです。これは、江戸時代の大阪で芝居を見ながら幕の内弁当を食べるのが流行ったことの名残だと言われています。俵型なら弁当箱に収まりやすく、さらに小ぶりなので箸でつまみやすいですからね」

 

・三角形
「形の由来は諸説ありますが、三角形に富士山など山の神様をイメージし好意的に捉えている地方があります」

 

・ボール型
「お米が育ちにくい土地では、菜っ葉などを混ぜておにぎりをかさ増しする必要があり、米だけで握るおにぎりよりもまとまりにくいから、ぎゅっと握りやすい丸型が多いという話を聞いたことがあります」

 

・円盤型
「東北地方には平べったい円盤型のおにぎりが多いという傾向も。寒い地域はおにぎりを焼いて温めることが多く、円盤型のほうが内部まで熱が通りやすくなるからだと言われています」

 

おにぎりを包むもの

左が広島菜おにぎり。右がとろろ昆布おにぎり。

 

「江戸時代に北前船の中継地として栄えた富山では、とろろ昆布を巻いたおにぎりが昔から親しまれています。海苔以外で巻いたものでは、広島菜おにぎりも有名ですね。あとは、海苔を使わず表面に味噌を塗った、群馬の味噌おにぎりもユニークです。
また、海苔を巻く地域のなかにも違いがあります。代表例は関西の味付け海苔を巻く文化。ルーツは、明治天皇が京都へ行幸される際に東京土産として開発されたのが味付け海苔だったという説が有力。
だから関西では味付け海苔が好まれていて、京都や大阪などのコンビニでは、味付け海苔で巻いたおにぎりが並んでいることもあります」

 

おにぎりの人気具材と
専門家イチオシの海苔とお米

 

塩おにぎりにも体にしみるおいしさがありますが、具材選びもおにぎりを語るうえで欠かせない要素です。おにぎり協会主催の『おにぎりサミット』の第1回(2024年2月開催)で、コンビニ大手4の協力のもと発表された人気の具材ランキングでは、1位がツナマヨ、2位が鮭、3位が昆布でした。

 

「その一方で、専門店では個性的な具材が人気です。たとえば『おにぎりぼんご』では「卵黄+肉そぼろ」が人気メニューのひとつですし、新メニューではペペロンチーノなんていう個性派も。専門店は外国人のお客さんが多いというのもあって、ハワイのアヒポキ、韓国のヤンニョムチキンといった外国の料理を取り入れるケースも増えています」

 

左はチーズフォンデュおにぎり、右はフィッシュ&チップスおにぎり。「第1回 おにぎりサミット」にて。

 

おにぎりでは、基本となるお米と海苔選びも重要です。そこで中村さんにおすすめの銘柄をお聞きすると、「おすすめはたくさんありますよ。でもこれは各個人の好みなので、これが正解というのは難しいんですよね」と前置きをしたうえで、教えてくれました。

 

「海苔は、福岡・柳川市の有明海苔か、千葉県産の江戸前海苔が僕は好きですね。お米は、具材に合わせて選ぶのがおすすめです。濃厚系の具材なら『コシヒカリ』、よりもっちりした食感が好きなら『つや姫』や『ゆめぴりか』など。逆に繊細な味わいの具材なら、あっさりとした『まっしぐら』や『あいちのかおり』などはいかがでしょう。塩も同様に、産地や製法で甘味やうまみが異なりますから、ぜひいろいろ試してみてください」

 

基本の材料とは別に、中村さんがおすすめするのはかつお節やごまのトッピング。ひと手間加えるだけで、香りや食感が豊かになるとのことです。

 

徳川家康の好物だから発展した!? 日本の伝統食材「海苔(のり)」の意外に知らない話

 

サステナブルな活動が
おにぎりの未来のカギを“握る”

 

最後に、未来のおにぎりはどうなっていくのかをお聞きました。すると、より世界的な拡大へと希望がみえる一方、課題も山積みだといいます。

 

危機的な原材料のひとつは海苔。温暖化で海水温が上昇し、磯焼けによって海藻がとれなくなっています。まぐろや鮭、昆布などの海産物もおにぎりの人気具材ですから、『おにぎりサミット(2025年2月に第2回を開催予定)』などを通じて海の豊かさを守るための情報も発信していきたいと思っています」

 

 

Profile

おにぎり協会代表理事 / 中村祐介

2014年2月に一般社団法人おにぎり協会を設立し、翌年にはイタリアのミラノ国際博覧会(ミラノ万博)でおにぎりのデモンストレーションなどを実施。日本人にとっては既知のおにぎりを未知のものとして広め、海外の人には未知のおにぎりを伝えるなかで既知のものにするべく、魅力を発信している。2024年には東京で「おにぎりサミット」を初開催し、2025年には第2回を開催予定。
一般社団法人おにぎり協会

 

【2023年上半期売れたモノ フード編】高級おにぎり・生ドーナツなど6つのトピックを紹介

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。今回は「フード編」から、高級おにぎり、生ドーナツ、2Dケーキなど、上半期に人気を博した6つのトピックを紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです

 

免疫維持をサポートする日本初の機能性表示食品

キリンビバレッジ
キリン おいしい免疫ケア
実売価格151円(1本)、実売価格901円(6本パック)

プラズマ乳酸菌を1000億個配合した日本初の免疫ケアの機能性表示食品。爽やかなヨーグルト味。6本セットが好調で、発売4週間で、昨年ヒットした同社の免疫ケア飲料「キリン iMUSE 朝の免疫ケア」の約2.5倍の売れ行きを達成した。

↑本品と同じプラズマ乳酸菌を配合した「キリン iMUSE ヨーグルトテイスト」も、甘すぎないヨーグルトテイストで好評を得ている

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>フードライター・中山秀明さん
食のトレンドに詳しい。GetNavi webでは連載「サニーデイ・サービス 田中 貴のラーメン狂走曲」を担当。

 

ウイルスへの自衛意識とおいしさの2点でヒット!
「コロナ禍で、健康の土台として免疫機能にアプローチする商品のニーズが高まったこと。加えて、習慣化しやすい手軽なサイズ感と甘すぎず酸っぱすぎないおいしさ。この2点で支持されたのが本品です」(中山さん)

売れ行き:★★★
革新性:★★★
影響力:★★★

 

1日6000個以上売れるふんわり食感のおにぎり専門店

おにぎり こんが

6時間待ちになることもある東京・大塚のおにぎり専門店「おにぎり ぼんご」の元で修行した職人が握るおにぎり店。1号店は2021年秋にオープンだが、今年に入り2号店、3号店がオープンし、人気が加速している。目玉商品の「卵黄の醤油漬け(360円)」は1日1500個以上売れ。

↑店頭には連日大行列が。イートインのおにぎりは注文が入ってから作られ、ほかほかで食べられる

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>フードライター・中山秀明さん

デカさとほぼ握らないふんわり食感でヒット
「従来のおにぎり店よりも大きなサイズと、ほぼ握らないふんわり食感がウケ、『おにぎり こんが』では、毎日行列ができ1日に6000個以上を販売。行列嫌いな人は、『戸越屋』などインスパイア店が穴場です」(中山さん)

売れ行き:★★★
革新性:★★★
影響力:★★★

 

絵本や漫画から飛び出したような平面ビジュアルが話題!

2D CAFE
2Dケーキ
770円

竹炭を使ったチャコール生クリームで縁取りをしたショートケーキ。縁取りはひとつひとつ手作業で描かれている。内装が白と黒で統一されて二次元空間にいる気分になれる東京・新大久保のカフェ「2D CAFE」で食べられる。

↑インスタグラムに投稿されたカラークリームで作った自作の2Dケーキ(@lily_prin)。ほかにもロールケーキなどで作るアレンジ派も増えている

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>編集者・鈴木翔子さん
本誌の元フード担当で現在フリーの編集者。バーでも働き幅広い年代のお客さんから情報を収集。

 

市販のケーキで自作して投稿する人も!
「輪郭や具材の境目をチョコペンなどで縁取った、2D(平面)に見えるケーキは、元々はSNSを通じて海外でバズり、日本でも話題に。『コミックケーキ』の名前で投稿している人も多いです。TikTokでは90万以上いいねを集める投稿も。市販のケーキをデコレーションするのもアリ」(鈴木さん)

売れ行き:★★
革新性:★★★
影響力:★★★★

 

ご飯に混ぜるだけで韓国風おにぎりが完成!

カルディコーヒーファーム
オリジナル チュモッパの素
453円

韓国のりなどの具材を混ぜ合わせ、食べやすくひと口サイズに丸めた韓国伝統の家庭料理「チュモッパ」を手軽に作れる。韓国のりの風味と酸味が特徴で、漬物の食感がアクセント。好みの具材や調味料を加えてアレンジも楽しめる。

↑炊いたご飯に混ぜてひと口大に握るだけ。3cm大で作ると約25個作れる

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>フードツーリズムマイスター・今西絢美さん
フードツーリズムマイスターの資格を持つライター。調理家電や食の記事も執筆する。

 

家族みんなで楽しめる味が大人気
「2021年より不定期で販売され、入荷後2週間ほど完売が続きました。昨年末に定番商品化し、5か月で60万個を販売。家族で楽しめる味付けも人気の理由。チュモッパ自体も、スーパーで見かけるように」(今西さん)

売れ行き:★★★★
革新性:★★
影響力:★★★★

 

ドーナツの概念を覆す“とろふわ”新食感

I’m donut?

人気ベーカリー「アマムダコタン」が手がけるテイクアウト専門のドーナツ店。長時間低温発酵させた水分量の多いブリオッシュ生地を高温で揚げており、名前の通り「ドーナツなの?」と驚かされるふわふわとろける食感だ。

↑写真は2枚とも、生ドーナツ生地にクリームが入った「クリームドーナツ」シリーズ。オリジナルの生カスタードはコクがありながらも後味はさっぱりだ

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>フードツーリズムマイスター・今西絢美さん

食べておいしく眺めてもかわいい♡
「もっちりした弾力にふわっとした口溶けが合わさった新食感と、写真映えする見た目でSNSを中心に話題。特に『I’m donut?』は昼夜問わず大行列で、時間によっては売り切れていることも。老舗ベーカリー「ポンパドウル」やコッペパン専門店「パンの田島」などでも購入できます」(今西さん)

売れ行き:★★★★
革新性:★★★
影響力:★★★

 

のりが見えないくらい具材がのったボリューム満点グルメ

昨年、キーワード検索数が前年比258%になるなど、ブームになっていた「のり弁」の新潮流。1000円オーバーの高級タイプがトレンドだったが、今年は揚げもの専門店ののり弁がヒットしている。

 

から揚げの天才
エビフライのり弁
680円

季節限定ののり弁シリーズの第3弾。発売後2週間で1万食突破と、同社ののり弁のなかでも過去最速の販売数を誇り、レギュラー商品化が決定。特大エビフライを中心に、から揚げ、ちくわの磯辺揚げ、玉子焼きなど、下ののりが見えないくらいに具だくさんだ。

 

かつや
かつやののり弁
869円(テイクアウトは853円)

50万食限定で販売し完売。ちくわの磯辺揚げやから揚げなど、のり弁を代表するおかずに加え、赤ウインナーやポテサラ入りの厚切りハムカツなど、5種類の具材を盛り付けている。店内飲食の場合は皿で提供。

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>フードライター・中山秀明さん

濃厚デカ盛りという新たな価値もプラス
「デカ盛りや濃厚グルメは、腹が満たされるだけでなくストレス発散できることもあって人気。近年は高品質な食材を多用した高級のり弁が人気でしたが、好調の市場にギルティな要素を盛り込み話題に」(中山さん)

売れ行き:★★★★
革新性:★★
影響力:★★

 

「コンビニで食べられるなんて衝撃」ファミマから数量限定で発売されたおにぎりはあの高級魚を使用!

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

炙り焼 ベーコンチーズおむすび/ファミリーマート(140円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

3位にはファミリーマートの新作おにぎりがランクインした。同商品はペッパーを効かせたにんにく風味のご飯に、チーズソース・ベーコン・チーズをのせて炙り焼きしたおにぎり。炙り焼きによってチーズとご飯が絶妙に絡みつき、その味わいに感動する人が続出している。

 

ネット上では「ハンパじゃなくウマい! 10個は食えるな」「最近毎日3個くらい買ってるからそろそろ店員に“ベーコンチーズ”ってあだ名つけられてそう(笑)」「マジでファミマのチーズ系おにぎりはハズレがない」「炙り焼きファンからしても最高の1品に仕上がってると思う」などの声が相次いだ。

【ツイート数】

火曜:3、水曜:4、木曜:3、金曜:4、土曜:8、日曜:3/計:25(1日平均:4.1ツイート)

 

【第2位】

手巻 新海苔 魚沼産コシヒカリ のどぐろ/ファミリーマート(248円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

高級魚として知られる“のどぐろ”を具材にしたおにぎりが、ファミリーマートから数量限定で新発売された。醤油などでシンプルに味つけし、素材本来の旨味を生かした味わいに。

 

ファミリーマートでは、新海苔と魚沼産コシヒカリを使用した高級魚のおにぎりが定期的に登場している。2017年12月に発売された“金目鯛”のおにぎりは、「すごい贅沢なおにぎり!」とネット上で好評を博していた。

 

今回の商品も数量限定の贅沢なおにぎりというだけあり、「急いで買いに行かないとなくなっちゃう!」「のどぐろのおにぎりとはファミマ攻めてるなぁ」「結構いい値段するけどすごい気になるよね。数量限定だし見かけたら食べたい」「釣り好きならのどぐろの貴重さが分かる。コンビニで食べられるなんて衝撃ですよ」といった声が。

【ツイート数】

火曜:10、水曜:18、木曜:14、金曜:8、土曜:4、日曜:4/計:58(1日平均:9.6ツイート)

 

【第1位】

とろ~りチーズソースデミとトマトのロコモコ/セブン‐イレブン(498円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンから新発売された「ロコモコ」が注目を集めている。食べ応えのあるハンバーグと半熟玉子を具材にした同商品は、ベースにデミグラスソースを使用。さらにとろけるチーズソースと、彩りのよいトマトソースを組み合わせることで見た目も華やかに。

 

購入者からは「ハンバーグの肉汁たっぷりで最高」「トロトロした感じがたまらなく好き」「ハンバーグが大きくて贅沢感がヤバい」「肉汁がホントにいい感じ。これはしばらくヘビロテだな」「セブンのロコモコにチーズとマヨネーズ乗せて食べると最強です」などの声が溢れていた。

 

ちなみにセブン-イレブンは現在、日本の店舗数2万店突破記念で大きな盛り上がりを見せている。これに伴い、記念商品の発売やお得なセールなども開催されているので、ホームページや公式Twitterをチェックしてみるといいかも。

【ツイート数】

火曜:8、水曜:13、木曜:15、金曜:17、土曜:12、日曜:7/計:72(1日平均:12ツイート)

 

ランキングは以上の通り。次はどんな商品に注目が集まるか期待したい。

 

※ランキングの対象となるのは、2018年2月第5週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:2月27日~3月4日)し、独自にランキングを作成しています。

「食べないと後悔するレベル」 仙台名物を再現したファミマの新作おにぎりが話題!

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

バターチキンカレー/ファミリーマート(460円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより 出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

3位にはファミリーマートの新作「バターチキンカレー」がランクイン。バターのコクとトマトの酸味によってバランスのとれた味わいに仕上げられている。ガラムマサラなどのスパイスと一緒に漬け込んで焼き上げた鶏もも肉が良いアクセントに。

 

購入者からは「バターのコクと辛さが両立しているのがイイ感じ」「ファミマの『バターチキンカレー』が激ウマ。これのおかげでコンビニのカレーを見直した」「美味しすぎて毎日食べてしまってる」「味がまろやかですごく食べやすい。油断してると飲み物のように止まらない」「3個くらいはまとめて食べられる! これは最強のカレー」と大好評の様子。

【ツイート数】

火曜:4、水曜:10、木曜:4、金曜:4、土曜:8、日曜:5/計:35(1日平均:5.8ツイート)

 

【第2位】

春の味覚! 竹の子御飯幕の内/セブン‐イレブン(540円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

春らしい「幕の内弁当」がセブン‐イレブンから新発売された。同商品は野菜の煮汁を使って炊き上げた竹の子ご飯を使用。おかずには丁寧に仕立てた巻きカツや、じっくり煮込んで味が染み込んだ肉じゃがなどの7品が彩りよく盛りつけられている。

 

ネット上では「具材も高級志向で大きめだし、ほんとコンビニ弁当が進化してる」「身体に優しいおかずばっかりでめちゃ美味しい」「ちょっとずつ暖かい日も増えてきて幕の内弁当がよく合うね」「セブンで竹の子の幕の内弁当が並んでるのを見て、もうそんな季節かと驚いている」などの声が。

 

暦上の春を迎えてセブン-イレブンだけではなく、ローソンやファミリーマートでも春らしい新商品が発売されはじめている。この時期にしか食べることができない春の味覚を見逃さないようにしよう。

【ツイート数】

火曜:9、水曜:8、木曜:4、金曜:8、土曜:12、日曜:7/計:48(1日平均:8.0ツイート)

 

【第1位】

はらこめし(鮭いくら)/ファミリーマート(138円)

 

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

ファミリーマートから発売された新作おにぎりが話題に。同商品は仙台名物の「はらこめし」をおにぎりで再現した1品。秋鮭と一緒に炊き込んだ醤油味のご飯に、秋鮭といくらがトッピングされている。

 

珍しい地方の名産品に興味を引かれる人が続出し、「なんか見慣れないおにぎりがあったから思わず買っちゃったけど、美味しい!」「見た目から美味しいのが伝わってきて買わずにはいられなかった」「マジでウマい! すごいなこれ! しばらくおにぎりはこれしか食べない!」「『はらこめし』のおにぎりとか最高ですね」「これは1度食べた方が良い。食べないと後悔するレベル」といった声が。

 

ちなみにJR仙台駅では「はらこめし」が駅弁として売られていて、旅のお供として大人気らしい。かつて駅弁で食べた味を懐かしみ、コンビニに足を運んだ人も少なくないようだ。

【ツイート数】

火曜:22、水曜:18、木曜:10、金曜:12、土曜:14、日曜:6/計:82(1日平均:13.6ツイート)

 

ランキングは以上の通り。話題の新商品は売り切れるのも早いので、気になる商品があればコンビニまで急いだ方がいいかも。

 

※ランキングの対象となるのは、2018年2月第4週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:2月20日~2月25日)し、独自にランキングを作成しています。

「ネーミングから凄まじい自信を感じる」セブンの新作チャーハンは隠し味が決め手?

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【第3位】

北の桜守 鮭ザンギおにぎり/ローソン(198円)

出典画像:ローソン公式サイトより出典画像:ローソン公式サイトより

 

2018年3月10日より上映予定の映画「北の桜守」を記念した商品がローソンから新発売された。同商品は北海道のご当地メニューである鮭ザンギ(鮭の唐揚げ)を使ったおにぎりで、映画の舞台となる北海道産の秋鮭を使用。また、鮭の唐揚げはきざみ生姜をきかせた醤油ダレに漬け込むことで風味のよい仕上がりに。

 

同映画は女優である吉永小百合の120本目の出演作で、滝田洋二郎監督の1大巨編。2005年に公開された「北の零年」、2012年の「北のカナリアたち」に続く“北の3部作”の最終章となっている。ちなみに吉永は「北海道オタクと言えるくらい北海道が大好き」らしい。

 

最近ファミリーマートやセブン‐イレブンで発売されたホットスナック「いももち」など、北海道のご当地グルメがよく話題になるが、今回も「鮭ザンギは珍しすぎる! これは絶対食べた方が良い」「鮭ザンギって響きがいいね」「やっぱり北海道は美味しいものが多いんだね」という声が続出した。

【ツイート数】

火曜:6、水曜:2、木曜:8、金曜:4、土曜:1、日曜:1/計:22(1日平均:3.6ツイート)

 

【第2位】

具、たっぷり! チキン南蛮/ファミリーマート(138円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

ファミリーマートのおにぎり「具、たっぷり!」シリーズから新商品が登場して話題になっている。南蛮だれで和えた鶏の唐揚げにタルタルソースをトッピングしたおにぎりで、玉ねぎを加えた具材感のある味わいがうれしい1品。

 

購入者からは「今までいろんなコンビニおにぎり食べてきたけど、完全にファミマのチキン南蛮おにぎりが優勝です」「チキン南蛮おにぎりとかすごい挑戦的なメニューだけど、ジャンク感あって美味しい」「食べごたえ抜群で大満足」「やっぱりチキン南蛮は偉大だね」などの声が上がっている。

【ツイート数】

火曜:4、水曜:3、木曜:9、金曜:3、土曜:9、日曜:6/計:34(1日平均:5.6ツイート)

 

【第1位】

THE セブンチャーハン/セブン‐イレブン(398円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンの「チャーハン」が見事1位に輝いた。同商品は「XO醤」を隠し味に加えた魚介のうま味と、風味豊かなコクのある味わいが特徴。また高温短時間で炒めたことにより、パラッとした仕上がりになっているのもうれしい。

 

ブランデーの最高級品質を表す“XO”をその名に冠する「XO醤」とは、香港で考案されたあわせ調味料。干し貝柱や干しエビなどの乾物を主原料とする「XO醤」は高級な調味料として有名で、炒め物なら何にでも良く合うそう。

 

ネット上では「チャーハンはやっぱりセブンが最強」「これはお店で出てくるレベルの1品だと思う」「チャーハンって人それぞれ好みがあると思うけど、セブンのは間違いないから食べてみてほしい」「『THE セブンチャーハン』ってネーミングから凄まじい自信を感じるよね」と大好評のようす。

【ツイート数】

火曜:8、水曜:8、木曜:10、金曜:11、土曜:14、日曜:15/計:66(1日平均:11ツイート)

 

ランキングは以上の通り。三つ巴の戦いを制したのはセブン‐イレブンだったが、次はどこの新商品が注目を集めるか、まだまだ目が離せない。

 

※ランキングの対象となるのは、2018年2月第3週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:2月13日~2月18日)し、独自にランキングを作成しています。

「正直最強の商品だと思う」 セブンの新作カレーはお店レベル?

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

チャーハン&チキン南蛮弁当/セブン‐イレブン(550円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンのチャーハン&チキン南蛮弁当が3位にランクインした。同商品はチキン南蛮とチャーハンを組み合わせた食べ応え十分の1品。チキン南蛮は揚げたジューシーな鶏モモ肉にうま味のある甘酢ダレを絡め、加えて玉子のコクと玉ねぎの甘さがあるタルタルソースによって風味のよい仕上がりに。

 

ファンが多いチャーハンとチキン南蛮の組み合わせだけあって、ネット上では「ウマすぎて3分で完食してしまった」「新しい世界を知ってしまった気分」「タルタルたっぷりで最高だなぁ」「チャーハンとチキン南蛮の組み合わせってマジで最高だよね」という声が上がっている。

【ツイート数】

火曜:10、水曜:8、木曜:5、金曜:8、土曜:4、日曜:3/計:38(1日平均:6.3ツイート)

 

【第2位】

これがハンバーグ弁当(牛豚合挽肉使用)/ローソン(550円)

出典画像:ローソン公式サイトより出典画像:ローソン公式サイトより

 

ローソンの「これが」シリーズから新商品が発売された。牛豚合びき肉ならではのふっくらジューシーな食感を堪能でき、肉粒感のあるハンバーグに仕上がっている。冬に向けてさらに濃厚さを増したデミグラスソースもおいしさのポイント。

 

Ponta会員の購買データと5000人に対して行ったアンケート調査から人気の高い定番弁当メニューを分析。原料や製法から従来商品を一新して生まれた「これが」シリーズは、発売されるたびに話題を呼んでいる。

 

購入者からは「名前がド直球すぎて目を奪われる」「ハンバーグ専門店に引けをとらないな」「どれがハンバーグ弁当?『これが!』って大声で叫びたくなるくらいに最高」と、シリーズの信頼度は相変わらず厚いようす。

【ツイート数】

火曜:2、水曜:3、木曜:9、金曜:21、土曜:11、日曜:2/計:48(1日平均:8ツイート)

 

【第1位】

スパイス香る!バターチキンカレー(雑穀米)/セブン‐イレブン(398円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンの新商品「バターチキンカレー」が見事1位に輝いた。バターとカシューナッツのコクが風味豊かで濃厚な味わいの同商品。鶏肉はヨーグルトに漬け込んでうま味を引き出し、しなやかな食感が楽しめる上、ご飯には雑穀米を使用している。

 

現在セブン‐イレブンでは「雑穀米」を使用した弁当や「もち麦ごはん」を使用したおにぎりなど、健康志向の商品に力を入れている。ネット上では「コンビニ商品で健康にまで気を使えるっていうのは一人暮らしには最高だよな」「健康に良いだけじゃなくてちゃんと美味しいのがセブンのすごいところ」「セブンのバターチキンカレーがウマすぎて近くのカレー屋に行かなくなった」「雑穀米カレーは正直最強の商品だと思う」と大好評。

【ツイート数】

火曜:28、水曜:32、木曜:18、金曜:29、土曜:35、日曜:22/計:164(1日平均:27.3ツイート)

 

ランキングは以上の通り。各コンビニではここ最近リニューアル商品も多く発売されており、従来よりさらに美味しくなっている。一度その進化を自身で確かめてみてはいかが?

 

※ランキングの対象となるのは、2018年1月第5週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:1月30日~2月4日)し、独自にランキングを作成しています。

セブンがトップ3独占! 「想像してた味と全然違った!」と話題のセブンの新作おにぎり【コンビニランキング】

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

オムライス&ハンバーグ(Wソース仕立て)/セブン‐イレブン(498円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

オムライスとハンバーグを組み合わせたセブン‐イレブンの新商品が3位にランクインした。野菜のうま味を加えたケチャップで味つけたチキンライスに、ふんわりと丁寧に焼き上げた玉子を乗せた1品。ソースにはデミグラスソースとトマトソースの2種類が使われており味の変化も楽しめる。

 

ネット上では「オムライスとハンバーグの組み合わせとか神じゃん!」「Wソースが素晴らしすぎる。人類はなんて罪深いものを作り出してしまったんだ」「オムライスとハンバーグって嫌いな人絶対にいないよね」「さらにチーズをトッピングしたらもうこれに勝るものはない」と好評のようす。

【ツイート数】

火曜:4、水曜:5、木曜:4、金曜:4、土曜:5、日曜:2/計:24(1日平均:4.0ツイート)

 

【第2位】

鶏の香草焼き&大豆ミートキーマカレー/セブン‐イレブン(350円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンの新作弁当に注目が集まっている。同商品は大豆ミートを使った「キーマカレー」で、バジルやパセリなどの香草にパルメザンチーズを混ぜたパン粉をつけて焼き上げた、鶏肉の香草焼きが食べ応え抜群。

 

低カロリーで高い栄養価を誇る大豆ミートはベジタリアンが肉の代替として食べたり、ダイエット食品としても人気が高い。さらに同商品のご飯は雑穀入りのご飯が使用されているため、健康志向の商品となっている。

 

購入者からは「最近大豆ミートが熱いね! やっぱりセブンは優秀」「セブンの『キーマカレー』が美味しいものしか入ってなくてヤバい」「あんまり辛くなくて優しい味。量もちょうど良くてかなりおススメだよ」「コンビニもついに肉より大豆ミートを使う時代になったか」などの声があふれていた。

【ツイート数】

火曜:10、水曜:7、木曜:5、金曜:5、土曜:3、日曜:3/計:33(1日平均:5.5ツイート)

 

【第1位】

手巻おにぎり トロっとたまごのベーコンエッグ/セブン-イレブン(130円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンの新作おにぎりが1位に輝いた。香ばしく焼いたベーコンと、トロっとしたスクランブルエッグの2種類が味わえるおにぎりで、玉子はふんわりとした食感に仕上げられている。

 

ネット上では、「想像してた味と全然違った! これはハマりそう」「ベーコンエッグ好きは一度食べてみた方がいい。マジでウマい」「セブンのベーコンエッグおにぎりが思ってた以上にベーコンエッグだよ」「最近セブンのおにぎり攻めすぎじゃない?」という声が。

 

セブン‐イレブンでは現在「手巻おにぎり」シリーズや「直巻おむすび」シリーズとして、新商品の展開や従来の商品のリニューアルが行われている。定温管理した米を「粘り」と「粒立ち」が味わえるように炊き上げ、家庭で握ったようなふっくらしたおにぎりに仕上げられており、「セブンのおにぎりがさらに美味しくなってる」と評判のようだ。

【ツイート数】

火曜:13、水曜:16、木曜:16、金曜:15、土曜:13、日曜:10/計:83(1日平均:13.8ツイート)

 

セブン-イレブンの新商品がランキングを独占した。次はどんな商品が注目されるのか期待したい。

 

※ランキングの対象となるのは、2018年1月第4週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:1月23日~1月28日)し、独自にランキングを作成しています。

「コンビニのおにぎり史上一番好きかも」セブンの新作おにぎりは虜になる美味しさと話題

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

特製ソースのチキンカツ弁当/セブン‐イレブン(498円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンの「チキンカツ弁当」が3位にランクインした。同商品はご飯とチキンカツ、そして漬物というシンプルなラインナップの弁当。醤油で下味をつけた鶏モモ肉に丁寧にパン粉がつけられており、食感よく仕上げられている。また、付属の特製ソースとからしで自分好みの味つけに調整できるのも嬉しい1品。

 

購入者からは「好きなものだけガッツリ食べてって言われているようなシンプルさがたまらない」「すごくウマいしヘルシーだから、しばらくはこればっかり食べよう」「セブンの弁当はどれも安定してウマいからいいよね」「めちゃくちゃ美味しかった! ソースとご飯だけでもイケる」という声が上がっている。

【ツイート数】

火曜:5、水曜:2、木曜:5、金曜:4、土曜:1、日曜:5/計:22(1日平均:3.6ツイート)

 

【第2位】

ナシゴレン/ファミリーマート(398円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

ファミリーマートから「ナシゴレン」が新発売され、注目を集めている様子。「ナシゴレン」とはインドネシアの焼き飯で、エビや野菜などが入ったスパイシーな料理。現地では日本のチャーハンのように一般的に食べられており、使用される具材は地域によっても様々らしい。

 

同商品はスパイスが利いた炒めご飯に目玉焼き風オムレツをトッピング。おかずにはスイートチリソース味の鶏肉、エスニック風焼きそばなどが盛り合わせられている。

 

「ナシゴレン」の名前を聞いたことはあっても実際に食べたことはないという人も少なくなかったようで、ネット上には「ファミマで『ナシゴレン』売ってて初めて食べたけどウマいな。これはハマりそう」「めちゃくちゃ美味しい! 本場の『ナシゴレン』も食べてみたくなっちゃう」「すごく好きな味だった。毎日食べたい」「『ナシゴレン』初挑戦! 結構辛いんだね」といった声が。

【ツイート数】

火曜:8、水曜:6、木曜:4、金曜:3、土曜:6、日曜:3/計:30(1日平均:5.0ツイート)

 

【第1位】

焦がし醤油の鮭バターおむすび/セブン‐イレブン(130円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

香ばしくコクのある味わいが特徴の、「焦がし醤油の鮭バターおむすび」がセブン‐イレブンから新発売された。秋鮭と紅鮭が使用されており、焦がし醤油とバターを使ったタレがご飯に混ぜ合わせられている。レンジで温めることによってバターの風味が強くなり、食欲をそそること間違いなしの1品。

 

ネット上では「温めるとマジでウマい! 無限に食べられるわ」「鮭バターとかヤバすぎる! ウマいに決まってるじゃん」「騙されたと思って食べてみてほしい。確実にハマるから」「コンビニのおにぎり史上一番好きかもしれない」「マジで驚異的な美味しさ。ご飯一生これでいいや」と大好評のようす。

【ツイート数】

火曜:5、水曜:11、木曜:8、金曜:12、土曜:4、日曜:4/計:44(1日平均:7.3ツイート)

 

今回は様々なアイディアの商品がランキングを争った。次回はどんな商品が新登場するのか期待したい。

 

※ランキングの対象となるのは、2018年1月第3週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:1月16日~1月21日)し、独自にランキングを作成しています。

「ファミマがすごく攻めた商品出してきたぞ!」新商品「シチューライス」が争いの火種に!?

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

手巻 チーズおかか/ファミリーマート(120円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

ファミリーマートのおにぎりから、「チーズおかか」味が新登場して3位にランクインした。ダイスチーズとクリームチーズに相性の良いおかかを組み合わせた1品で、コクのある味わいにハマる人が続出中。

 

購入者からは「温めて食べたらウマすぎて感動した!」「ファミマの『チーズおかか』を食え! いいから食え! ウマい」「これはマジでヤバい。クセになる味」「『チーズおかか』って何!? 神すぎるだろ」と大好評のようす。

【ツイート数】

火曜:10、水曜:11、木曜:8、金曜:10、土曜:4、日曜:5/計:48(1日平均:8.0ツイート)

 

【第2位】

旨辛! 四川風黒麻婆丼/セブン‐イレブン(398円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンの新作「四川風黒麻婆丼」が2位にランクイン。挽肉をしっかり炒めて香ばしさを引き出し、花椒を加えて華やかな香りの麻婆ソースに仕立てられている。

 

四川風といえば唐辛子や花椒などの香辛料を効かせた辛さが特徴の中華料理。同商品にも使用されている花椒は、山椒よりさらに辛味が強く、ピリッとした痺れを感じさせてくれる。辛いものファンの中でも「花椒の辛味が好き」という人も多い。

 

ネット上では「すごいよ! 本場の味がした!」「セブンの『黒麻婆丼』、1日3食でも飽きないわ」「コクが深くて挽肉もいい感じに味がついてて、痺れる辛さがたまらない!」「コンビニレベルとは思えないウマさ」という声が上がっていた。

【ツイート数】

火曜:10、水曜:7、木曜:8、金曜:14、土曜:12、日曜:10/計:61(1日平均:10.1ツイート)

 

【第1位】

シチューライス(鶏のクリーム煮風)/ファミリーマート(450円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

「シチューライス」というファミリーマートの新商品が見事1位に輝いた。家で作るとどうしても手間がかかってしまうシチューを、レンジで温めるだけで手軽に食べられるのが嬉しい。同商品は白ワインやバターを利かせたクリーム煮に、イエローライスを組み合わせている。

 

この画期的な商品に、ネット上では「ファミマの『シチューライス』を商品化した人天才!」「ファミマがすごく攻めた商品出してきたぞ!」「『シチューライス』を発売したファミマを強く支持したい」「これは絶対に美味しいヤツ」「ファミマに売ってる『シチューライス』に感動した」といった声が続出。

 

しかし一方で「ご飯にシチューをかける派とかけない派の戦争につながりかねないぞこれ!」「イエローライスだから論争の対象外じゃないか?」と、争いの火種になることを懸念している声も。

【ツイート数】

火曜:19、水曜:17、木曜:7、金曜:9、土曜:8、日曜:7/計:67(1日平均:11.1ツイート)

 

今回は斬新な発想のものや本格的商品がランキングを争った。気になる商品があれば一度食べてみよう。

 

※ランキングの対象となるのは、2018年1月第2週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:1月9日~1月14日)し、独自にランキングを作成しています。

「日本のおにぎり」は海外の人にどう映るのか? 高級系おにぎり4品を試食してもらった

「日本の人気商品は海外の人にも通じるのか?」がテーマの本連載。今回からは少しテーマを変え、日本の伝統料理や国民食、またはトレンドフードなどを様々な国の人に試食してもらいます。まずは、わが国が誇る昔ながらの携帯食「おにぎり」でテスト。ローソンの高級系おにぎり4品を5点満点で評価してもらいました。

 

外国人が好きなおにぎりの具はどれ?

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(左)スカンダー・アイドディーさん。フランス ・パリ出身。ココイチが大好きで、特にカツカレーがマイベスト。

(中)グゥィ・クリスチィ・ユミコさん。インドネシア・スラバヤ出身。冷たいうどんを天ぷらと一緒に食べるのが至福の時です。

(右)ジェイ・ボルトハウスさん。アメリカ・ミシガン出身。手作りの餃子が好きだが、オリジン弁当も愛用します。

 

【エントリーNo.1】新潟コシヒカリおにぎり 炙り生漬たらこ 185円

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皮付きのタラの切子を生の状態で調味液に漬けて手炙り。香ばしい風味と粒感がおいしい一品。

 

【5点満点で評価】

スカンダーさん:2.5

グゥィさん:3.5

ジェイさん:2.5

→total=8.5/15.0

「ちょっと味がライトだね。もっと具が多ければおいしいと思うよ」(ジェイさん)

「しょっぱいたらこが浮いてる感じ。ご飯とのマッチングがもう一歩かな〜」(グゥィさん)

 

【エントリーNo.2】新潟コシヒカリおにぎり 焼さけハラミ 198円

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脂のりがいいチリとノルウェー産サーモンのハラミを使用。塩糀で漬け、焼き上げています。

 

【5点満点で評価】

スカンダーさん:3.5

グゥィさん:4.5

ジェイさん:4.5

→total=12.5/15

「切り身だからライスと具のバランスが残念! フレークのほうが好きだね」(スカンダーさん)

「私は、コンビニでこんな高級感ある鮭はスゴいと思うわ!」(グゥィさん)

 

【エントリーNo.3】新潟コシヒカリおにぎり 海老カツ 198円

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カツはすり身ではなく粒海老を使用。濃厚な甘口ソースと辛子タルタルソースが決め手です。

 

【5点満点で評価】

スカンダーさん:5.0

グゥィさん:4.5

ジェイさん:3.5

→total=13/15

「おいしいけど、オイリーなのが気になるかな。ティッシュ必須だね」(ジェイさん)

「大きいのに食べやすく、カツの味とマヨソースが全体に馴染んでてイイよ!」(スカンダーさん)

 

【エントリー N0.4】新潟コシヒカリおにぎり 豚角煮 198円

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継ぎ足しのタレに辛子を効かせ、三段製法で仕上げています。とろけるやわらかい肉が絶品。

 

【5点満点で評価】

スカンダーさん:4.0

グゥィさん:4.0

ジェイさん:4.5

→total=12.5/15

「豚肉はバビケチャップっていう故郷の料理に似てる味!」(グゥイさん)

「すごくおいしいけど、肉のおにぎりは違和感があるな。弁当みたいな感じがするよ」(スカンダーさん)

 

うまさのカギを“握る”のは素材と味の全体バランス

そこで今回は日本の伝統食であるおにぎりをテーマに、ローソンで買える高級ラインを集めて試食してもらいました。

 

「このなかで一番正統派なのは鮭じゃないかしら。角煮もおいしいけど、具がお肉だとおにぎりじゃないみたい」(グゥィさん)

 

どうやらおにぎりの具は、海産物や野菜というイメージがあるようです。とはいえ、豚角煮のとろける食感や味付けは評価が高いです。

 

「たらこも鮭も、具とご飯のマッチングが惜しいね。ひと口目から具の味がしないからさ。その点、すぐソースの味を感じる海老カツと豚角煮はおいしい!」(ジェイさん)

 

外国人は、混ぜご飯タイプや具が多いおにぎりが好みのようです。そして一番人気は僅差で海老カツ!

 

「フライにソースとマヨがなじんで最高さ!」(スカンダーさん)

 

【今月の1番人気】具材とご飯の相性を“結ぶ” 濃厚な味が決め手

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白米と海苔は薄味ですが、多彩なソースと海老カツが濃厚にまとめる味は、外国人に好まれるのも納得です。そもそも日本には「天むす」があるように、おにぎりと海老の揚げ物は相性が良いのかもしれません。

 

取材協力:LIFE PEPPER

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外国人ネットワークを活用し、日本企業の海外進出支援とインバウンド観光支援を行う総合海外マーケティングの企業。市場調査からWeb広告までサービスの幅は広く、外国人のアサインも可能。本記事はLIFE PEPPERの協力のもと提供しています。

 

あなたはどっち派? “カレー”と“ハヤシライス”がコンビニランキングを争う!

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

ハンバーグ弁当(和風ソース)/ファミリーマート(530円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより 出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

ファミリーマートのリニューアルした「ハンバーグ弁当」が3位にランクインした。ハンバーグを約95gから約130gにサイズアップしており、食べ応え抜群のお得な仕様。さらに添加物を削減した自然な味わいと具材感のある和風ソースが特徴で、見た目もシンプル。

 

購入者からは「新しい『ハンバーグ弁当』の殺風景さ! すごい!」「すごいふわふわしてた! 美味しい」「今までも色々なソースで発売されてたけどこれが一番好きかも」「コンビニ弁当でこんなにデキのいいやつあるんだなってビックリしたよ」と好評のようす。

【ツイート数】

火曜:2、水曜:4、木曜:1、金曜:8、土曜:4、日曜:1/計:20(1日平均:3.3ツイート)

 

【第2位】

牛すじカレー/ファミリーマート(498円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

ファミリーマートの「ニッポン味わい探訪」シリーズから「牛すじカレー」が新登場して話題になっている。やわらかく煮込んだ牛すじと、関西風出汁を隠し味に利かせたカレーが絶妙な味わいに。

 

「牛すじ」はおでんなどで一般の認知度も高いが、大阪では「牛すじ」を具にしたカレーがご当地グルメとして有名らしい。同シリーズでは、2017年11月に発売した長野のご当地グルメ「山賊焼き」を使用した弁当も大きく話題になった。

 

ネット上では「辛さも好み過ぎてリピートしてます」「買いだめしようと思ったら最後の1個。明日まとめて買う」「おでんの牛すじもぶっこんで超大盛り『牛すじカレー』にした。ウマいやん!」「ファミマやるじゃないか」といった声が。

【ツイート数】

火曜:1、水曜:7、木曜:4、金曜:6、土曜:3、日曜:2/計:23(1日平均:3.8ツイート)

 

【第1位】

たっぷりトマトのハヤシライス(雑穀ごはん)/セブン‐イレブン(450円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンの「ハヤシライス」が1位に輝いた。雑穀ごはんを使用しており、コクのあるハヤシソースにうま味が凝縮されたトマトを半分にカットして盛り付けた一品。

 

大きなトマトが目を引く同商品にネット上では、「トマトがドカッと入っててすごいね! トマト好きにおススメしたい」「トマトの存在感がすごい」「ヤバいでしょ! 感動的な美味しさ!」「大きなトマトが入ってるから自分で好みの感じに潰すのがワクワクするね」との声が上がっていた。

 

ちなみに「ハヤシライス」といえば洋食レストランのメニューの1つとして提供されることがほとんどで、よく比べられる「カレー」ほどポピュラーな料理ではない。そもそも多種類の香辛料を使って食材を味付けする「カレー」と、具材を「ドミグラスソース」で煮る「ハヤシライス」は実はそんなに似た料理でもないのだが、“カレーライス”と“ハヤシライス”どちらが好きかという話題がネット上でもよく話題になっている。

【ツイート数】

火曜:7、水曜:6、木曜:8、金曜:5、土曜:4、日曜:4/計:34(1日平均:5.6ツイート)

 

セブン-イレブンの「ハヤシライス」がファミリーマートの「カレー」を倒した今回のランキング。次回はローソンの参入にも期待したい。

 

※ランキングの対象となるのは、2017年12月第4週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:12月19日~12月24日)し、独自にランキングを作成しています。

「台湾に行きたくなっちゃう」ファミマの台湾名物弁当に注目が集まる!

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

 

【第3位】

手巻 新海苔 魚沼産コシヒカリ 金目鯛/ファミリーマート(198円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

ファミリーマートから期間限定の新作おにぎりが登場した。冬が旬の高級魚である金目鯛を使った醤油ベースのおにぎりで、アクセントに生姜を使用した甘辛い煮付け風の味付けが特徴。

 

高級魚のおにぎりということだけあり、購入者からは「金目鯛のおにぎりとは珍しいよね。すごく美味しい」「金目鯛とはファミマもすごいな! つい手が出てしまった」「ランキング1、2位を争うウマさだと思う」「ホント贅沢なおにぎりだわ!」と好評のようす。

【ツイート数】

火曜:6、水曜:7、木曜:6、金曜:10、土曜:6、日曜:1/計:36(1日平均:6ツイート)

 

【第2位】

プチもち食感! 梅こんぶおむすび/セブン‐イレブン(120円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

健康志向のおにぎりがセブン‐イレブンから新登場。同商品は腸内環境を整えるとして話題のもち麦を使用しており、レタス約1個分の食物繊維を摂ることができる。彩りのよい梅の酸味と、うま味のある昆布の相性がよく、具材がたっぷりなのが嬉しい。

 

ネット上では「商品名通りプチもち食感で楽しい」「最近毎日食べてるけど何となく快調な気がする」「食べやすくて美味しいしこれはおススメ!」「お茶漬けにしても絶対美味しいそう!」と感想が寄せられている。

【ツイート数】

火曜:8、水曜:14、木曜:10、金曜:7、土曜:8、日曜:12/計:59(1日平均:9.8ツイート)

 

【第1位】

ルーロー飯(台湾風煮込み豚肉ごはん)/ファミリーマート(398円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

台湾の名物料理がファミリーマートから新発売され話題になっている。この「ルーロー飯」とは醤油・砂糖・揚げねぎなどを使った甘辛い煮汁で豚肉を煮込み、煮汁ごと白米にかけた丼物。同商品も甘くて香辛料が利いた台湾風煮込み豚肉・鶏そぼろ・醤油漬ゆで玉子をトッピングして、アクセントに付け合わせの小松菜炒めと千切りたくあんを使った具だくさんな一品。

 

台湾は屋台の文化が発達しており、常日頃から利用されているので値段も安く美味しいものが多い。台湾に行った際には一度は食べたいポピュラー料理の1つとして、「ルーロー飯」は日本でも人気が高まっている。

 

ネット上でも「ルーロー飯がファミマから出てるよ! 台湾に行きたくなっちゃう」「全ての食材が好み過ぎて大興奮」「台湾に住んでたことがある自分にとっては懐かしさで涙が出る」「台湾好きでよく行くんだけど必ずルーロー飯は食べてたなぁ」といった声が続出した。

【ツイート数】

火曜:121、水曜:109、木曜:48、金曜:21、土曜:29、日曜:21/計:349(1日平均:58.1ツイート)

 

特徴的な新商品に注目が集まった今回のランキング。ご当地商品や海外名物も気軽に食べることができるコンビニ弁当はやはりすごい。

 

※ランキングの対象となるのは、2017年12月第3週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:12月12日~12月17日)し、独自にランキングを作成しています。

「史上最強の美味しさだと思う」 相性抜群の新発売おにぎりに歓喜の声続出!

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

出典画像:ファミリーマート公式Twitterより出典画像:ファミリーマート公式Twitterより

 

【第3位】

焼チーズカレーおにぎり/ローソン(145円)

出典画像:ローソン公式サイトより出典画像:ローソン公式サイトより

 

ローソンから「焼チーズカレーおにぎり」が3位にランクイン。同商品は、カレーピラフ風のご飯にカレーソースとチーズをトッピングしたものを、オーブンで焼くことで「焼カレー」を再現している。合びき肉、玉ねぎのうまみに加え、スパイスの風味により本格的な仕上がりに。

 

購入者からは「カレーとチーズのバランスが最高」「これは完全にカレーだわ」「食べ応えあったからこれ1つで夕食になった。満足してます」「ウマすぎて何個でも食えそう」と好評のようす。

【ツイート数】

火曜:3、水曜:4、木曜:7、金曜:2、土曜:1、日曜:3/計:20(1日平均:3.3ツイート)

 

【第2位】

これが からあげ弁当/ローソン(450円)

出典画像:ローソン公式サイトより出典画像:ローソン公式サイトより

 

「これが」シリーズのラインナップになって生まれ変わった、ローソンの「からあげ弁当」。同商品は、からあげ1個あたりの重量が従来商品の1.3倍になっており、見た目からボリューム感のある仕上がりに。さらに薄衣にしたことで鶏肉の旨みとジューシー感もアップしている。

 

ネット上では「自信満々なネーミングだな」「名前に負けないおいしさだった」「からあげジューシーだった! ヤバいウマい」「商品名が『これが からあげ弁当』なだけあるよ」「“これぞ”とはさすがにつけなかったようだけどほんと美味しい」といった声が。

【ツイート数】

火曜:10、水曜:4、木曜:1、金曜:5、土曜:4、日曜:3/計:27(1日平均:4.5ツイート)

 

【第1位】

炙り焼 明太チーズドリアおむすび/ファミリーマート(130円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

今や趣向を凝らした様々なおにぎりが並ぶコンビニだが、今回はファミリーマートの変わり種おにぎりが1位に輝いた。この「炙り焼 明太チーズドリアおむすび」は醤油バター風味のご飯に明太マヨソースとチーズをトッピングし、こんがり炙ったドリア風おむすび。

 

ネット上では明太チーズという相性抜群の組み合わせに、「史上最強の美味しさだと思う」「これは毎日買うことになりそうだ」「明太子好きにはたまらない明太子の量だぜ」「最近のおにぎりはおにぎりを超えているよな」と歓喜の声が続出した。

【ツイート数】

火曜:12、水曜:9、木曜:11、金曜:10、土曜:5、日曜:7/計:54(1日平均:9ツイート)

 

変わり種のおにぎりが話題になった今回のランキング。これからもコンビニおにぎりの進化に注目していこう。

 

※ランキングの対象となるのは、2017年12月第2週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:12月5日~12月10日)し、独自にランキングを作成しています。

発売前から話題沸騰! ファミマの「忖度御膳」がコンビニランキングを荒らす?

毎週たくさんの新商品が並ぶコンビニ。しかし、数が多すぎて全てを試してみることはなかなか難しい。そこでこの記事では、「弁当・おにぎり」新商品の中からTwitterで反響が多かった商品をランキング形式にして紹介! 注目の商品を食らいつくそう!

出典画像:ファミリーマート公式Twitterより出典画像:ファミリーマート公式Twitterより

 

【第3位】

これが ハンバーグ弁当/ローソン(550円)

出典画像:ローソン公式サイトより出典画像:ローソン公式サイトより

 

ローソンの定番商品刷新第2弾、「これが」シリーズの「これが ハンバーグ弁当」が3位にランクイン。「おにぎり屋」シリーズに続き、支持が高い人気の弁当メニューを原料・製法にこだわって新発売した。

 

そのストレートなネーミングに、「ネーミングセンス良すぎる」「購買意欲刺激されるなあ」「This is a pen.みたいなハンバーグ弁当」「これは目につくでしょ!」といった声が続出し、話題を呼んでいる。

【ツイート数】

火曜:23、水曜:13、木曜:13、金曜:12、土曜:3、日曜:2/計:66(1日平均:11ツイート)

 

【第2位】

鮭といくらのおむすび/セブン‐イレブン(150円)

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

セブン‐イレブンでは12月1日から4日間、160円未満のおにぎり・寿司100円セールが開催された。それに合わせて新発売となった「鮭といくらのおむすび」が堂々2位にランクイン。鮭だしで炊いた御飯に鮭フレークを混ぜ合わせ、醤油、昆布だしにじっくり漬け込んだいくらを盛り付けるという手の込んだおむすびとなっている。

 

通常時の値段が少々高めのせいか、100円セールでの登場にネット上では「正直これは100円で食べられるクオリティーじゃない。うますぎる」「セブンが100円セールしてるから鮭いくらだけ大量に購入した」「100円期間中は毎日食べる」「これは完全にミニ鮭の親子丼」と歓喜の声が。

【ツイート数】

火曜:0、水曜:0、木曜:0、金曜:43、土曜:26、日曜:35/計:104(1日平均:17.3ツイート)

 

【第1位】

忖度御膳/ファミリーマート(798円)

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

発売前から大きな注目を集めていた「忖度御膳」が1位に輝いた。ファミリーマート公式Twitterは、流行語大賞にノミネートされた「けものフレンズ」と「忖度」のどちらを商品化すべきかのアンケートを実施。その結果を受けて発売されたのがこの「忖度御膳」である。

 

「忖度御膳」の発売が発表されてからは、「どんな弁当にする気だよ」「相手の気持ちを推し量った商品って何だろう…」「面白いので絶対買います! ありがとうファミマ」と、期待の声が上がっていた。

 

ちなみに同商品は金目鯛やのどぐろなど、こだわりの食材に加え、煮物や肉などバランスよく仕立てた彩り豊かな和風弁当。数量限定での発売となっているので興味のある人はお早めに。

【ツイート数】

火曜:108、水曜:109、木曜:96、金曜:931、土曜:619、日曜:1976/計:3839(1日平均:639.8ツイート)

 

各コンビニこだわりの新商品がランクインした今回のランキング。今後も「弁当・おにぎり」の新商品から目が離せない。

 

※ランキングの対象となるのは、2017年11月第5週、12月第1週に発売された「セブン-イレブン(関東)」「ファミリーマート」「ローソン」の新商品です。本稿では、商品名のつぶやかれた回数を集計(期間:11月28日~12月3日)し、独自にランキングを作成しています。

おにぎりは素手で握る派? ラップ派? それとも、おにぎらず派?

おにぎりといえば、家庭の味。
うちの母が握ってくれるおにぎりの定番は、甘辛く味付けした牛肉が入った、友達よりも二回りくらい大きなおにぎりだった。母のおにぎりは塩味がしっかり効いているから、具がない塩むすびも本当においしい。濡らした手に塩をまんべんなく振りかけて、ぎゅっぎゅっとリズミカルに握っている姿が、今も目に浮かぶ。だが最近は、母のように「素手でおにぎりを握る」のは少数派なのだとか。実は、私自身もラップで握ることが多い。

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素手派、ラップ派、それぞれの言い分

そもそも、ラップで握る派が急増した背景には、衛生面の問題があるようだ。おにぎりを食べて食中毒になった事例は多く、黄色ブドウ球菌というやつが根源らしい。といっても、黄色ブドウ球菌だけが原因なのではなく、時間が経つにつれて菌が繁殖していく過程でほかの菌も徐々に増え、結果的に食中毒の症状を引き起こすのだそう。しっかり手洗いをしないのは論外、手に傷などがある場合に素手で握るのはNGらしい。

 

一方で、素手派を推進する声もある。その理由の多くは、米のデンプンと塩に手の常在菌が相まってうまみ成分になるというもの。最近は、なんでも除菌ブームだけれど、必要な菌もいるんだよ!っていうことなのだ。

 

私としては、常在菌の大切さに一票を投じたい。では、なぜラップで握っているのかというと、年中手荒れがひどく、単純に塩が染みるから。あとは、おにぎりを作るときはお弁当で持たせることが多いので、作ってすぐに食べない場合は、やはり衛生面も加味してラップを推したいというのが本音だ。

 

じゃあ、握らなければいいんじゃない?

実は手の痛みがあるときは、ラップを使っても、米がそれなりに熱いと結構痛い。でも、普通にご飯をよそって出すよりも、おにぎりにした方が子どもたちの食が進む。保育園からも「お弁当は、おにぎりで持たせてください」と言われている。

 

そこで試してみようと思い立ったのが、ここ数年話題の「おにぎらず」。あの、平べったいサンドイッチみたいなやつだ。
どうやら2014年頃から注目されだしたようだが、発案者はかの有名な漫画『クッキングパパ』だったことをご存知だろうか? 今から26年前に発刊された22巻、朝寝坊したクッキングパパが、息子のお弁当を5分で完成させたシーンに「おにぎらず」が登場している。

 

さて、おにぎらずの基本的な作り方は、以下の通り。

 

1)ラップに焼き海苔を乗せて塩をふり、ご飯を適量広げる

2)具を乗せる

3)ご飯を乗せる

4)海苔の四隅を真ん中に向けて折り、海苔がしんなりするまでラップで包んでおく

5)ラップを外して、包丁で切ったら完成

 

至極簡単である。クッキングパパ同様、世の男性たちもすぐにマスターできる手軽さがいい。

 

近々チャレンジしてみようと思い、せっかくなら子どもたちが喜ぶようなものを……ということで、『レシピブログで大人気! 簡単! かわいい! デコおにぎらず』(フーズ編集部・編/学研プラス・刊)を入手。準備は万端だ。

 

 

さっそく作ってみました。<反省点多々あり>

ちょうど、夫が出張のため、移動中に手軽に食べられるおにぎりを作ってほしいと要望があった今朝。さっそく、おにぎらずに挑戦してみた。具材は、レタス、薄焼き卵、鶏そぼろ。本当は、本に載っていたレシピ通りハムを入れたかったのだが、冷蔵庫になかったため、急遽鶏そぼろを作ってみた。

 

お皿に焼き海苔を敷いて、ご飯を広げる。そして、鶏そぼろ、卵、レタス、マヨネーズを少々、そしてご飯をかぶせて、海苔で形を整える。とここで、ラップを敷いていなかったことに気づく。これでは、おにぎらずと言えども本当に握れない! あわててラップを敷き、そのままぐるりと包んで形を整え、しばし放置。

 

数分後、ラップを外して包丁で切ると……うーん、ご飯がくっつくし海苔が切りにくい! よくよく本を見返すと、「包丁を濡らしてから切ると、キレイに切れます」とのこと。しっかり読んでから実行しないと、こういうことが起こる。今更だが、海苔に塩をふるのも忘れていた。

 

さっそく味見してみたら、塩味が足りないものの、なかなかおいしい! 見た目も鮮やかだし、おにぎりだけで肉も野菜も摂れて良い。ただし、ご飯をぎゅっと固めて作らないと、ポロポロこぼれやすくなるので要注意。第一作目は、ゆるゆるに仕上げてしまったうえ、鶏そぼろがポロポロとこぼれ落ちてきてしまった。この反省を生かし、二つ目はぎゅっと固めに作ったら、いい感じ。帰宅後、夫の感想を楽しみに待ちたい。

 

 

子ども向けには、ちょっとかわいくデコろう!

子どもたちの朝食にも……と、続いては、同じおにぎらずを少しデコってみた。といっても、チーズとそぼろで目玉をつけただけだが。

 

一口目を食べた感想はというと、ちょっとボリュームが大きすぎたようで、パクリとかぶりつきにくいとのこと。小さな子どもの場合は、少し薄めに作ったほうがよさそうだ。味は◎との評価をいただいた。デコレーションのクオリティには、一切触れられなかった。もっと本を見て研究せねば。なにはともあれ、新定番・おにぎらずは、なかなかメリットが多くておすすめだ。

 

ちなみに、冒頭の素手orラップ論争には続きがあり、作ったおにぎりを包むのは、ラップかアルミかという問題もある。うちの母は、素手で握ってアルミで包んでくれた。個人的には、この流れが最強だと思う。ただ、アルミはおにぎらずには向かないかも……。まだまだ、おいしいおにぎり作りの追求は続く。

 

 

【著書紹介】

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レシピブログで大人気!簡単!かわいい!デコおにぎらず

著者:フーズ編集部(編)
出版社:学研プラス

ラップの上に海苔、ごはん、好みの具材をのせ、四隅をたたむだけ。大人気の「おにぎらず」に、キャラ弁の要素をプラス。レシピブログで人気のBEST15レシピをはじめ、お弁当ブロガーや料理研究家が、カラフルでかわいい「おにぎらず」のレシピを提案。

Kindleストアで詳しく見る
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コンビニおにぎりで「具増量」の流れ! セブンとファミマの具だくさん新おにぎりが大好評

日々進化を続けているコンビニおにぎりだが、セブン-イレブンとファミリーマートの大手二社が同時に同じ方向に「おにぎり」の改良を進めているので注目してみたい。

出典画像:ファミリーマート公式Twitterより出典画像:ファミリーマート公式Twitterより

 

ファミリーマートでおにぎり新シリーズ登場!

ファミリーマートは11月14日から20日にかけて9種類のおにぎりを新発売。「直巻 とり五目」(120円)、「直巻 和風ツナマヨネーズ」(110円)といった始めから海苔が巻かれているシリーズのおにぎりや、「魚沼産コシヒカリ 炙り焼大きな紅鮭はらみ」(178円)、「魚沼産コシヒカリ 広島県産牡蠣の土手煮風」(238円)といったリッチなおにぎりが新たに売り場に並ぶことに。

 

だが注目したいのはそれらではなく、「具、たっぷり! 鶏そぼろ」(120円)、「具、たっぷり! 牛カルビ」(138円)の新シリーズおにぎり。この2つは、通常の「直巻」対比約2倍の具量になっており、ネット上では「鶏そぼろが本当にたっぷり入ってる」「『具たっぷり』のやつほんまに多くてこぼれますので気をつけてください」といった声があがっている。

出典画像:ファミリーマート公式サイトより出典画像:ファミリーマート公式サイトより

 

セブン-イレブンの具だくさんTKGおにぎりが美味すぎる!?

具を増量しているのはセブン-イレブンも同じ。セブン-イレブンでは11月14日に「期間限定具たっぷり手巻玉子かけ風御飯」(120円)、「具たっぷり手巻炭火牛焼肉(アンガス種牛肉)」(140円)の発売を開始した。

出典画像:セブン-イレブン公式サイトより出典画像:セブン-イレブン公式サイトより

 

なんとファミリーマートと同じく、おにぎりの具を多くする方向でセブン-イレブンも改良に動いているのだ。この商品にもネット上で「セブンの玉子かけ風御飯おにぎりメッチャ美味しかったので、TKGが好きな全人類今すぐ試せよ」といった称賛の声があがっている。

 

具たっぷりの背景に米の価格上昇が?

こういったおにぎりの改良方向の裏に、米の取引価格上昇があるかもしれない。11月10日に「日本農業新聞」は、これから外食・中食業界で、値段が以前よりも高い17年産の米に切り替わることを報道。これにともない、ローソンやスリーエフではおにぎり商品の値上げが始まり、他の業者でもご飯の量を減らすといった実質的値上げが始まっているという。

 

具の方が原価は高そうだが、具材を多くすることで、値段が多少張っても割高に感じない経営戦略をセブン-イレブンとファミリーマートは打ち出しているのだろうか。これからは“具たっぷり”のコンビニおにぎり時代が来るかもしれない。

これからは弁当おにぎりがブームになる!? セブン-イレブンの新商品「期間限定ロースかつ丼おむすび」が話題に

大手コンビニチェーン「セブン-イレブン」が、「期間限定ロースかつ丼おむすび」を発売。10月には「ファミリーマート」が「海苔弁風おむすび」を発売したこともあり、世間では「弁当おにぎりがブームになるのでは?」と話題になっている。

出典画像:「セブン-イレブン」公式サイトより出典画像:「セブン-イレブン」公式サイトより

 

セブン-イレブンからかつ丼おむすびが新発売!?

これまで数多くのおむすびを販売してきたセブン-イレブン。「紅しゃけ」や「紀州南高梅」といった定番商品から、2014年に販売されて以降大ヒットした「金のおむすび」シリーズなど、数々の人気商品を生み出してきた。

 

そんな中注目を集めているのが、11月7日より期間限定で発売されている「ロースかつ丼」おむすび。かつ丼を手軽に食べられるおむすびにした商品で、平たい丸型のご飯の上に卵で閉じたかつがのっている。うまみ味が豊富なまろやか醤油を使った割り下で、風味豊かに仕上げた本格派だ。

 

丼をおむすびにしてしまう新しい発想に、「うまそう」「これは買ってみなくては」など期待の声が続出。しかしネックとなるのが価格で、税込み170円とおむすびにしては少々高めの値段設定となっている。ネット上では「おにぎりで150円オーバーはちょっと高すぎる」といった戸惑いの声もあがっているが、一方では「かつがのってこれくらいなら妥当だろ」と納得する人も。実際に食べた人からは「かつ丼そのものの味で、おいしいから全然OK」と好評の声が相次いでいる。

 

おむすびがお弁当化!?

10月17日より「ファミリーマート」で発売されたのが「海苔弁風おむすび」。おかかを入れたおむすびの上にのせたちくわの磯辺揚げと白身魚のフライを海苔で巻いた商品で、その斬新さは「新しすぎる!」と大きな話題になった。

出典画像:「ファミリーマート」公式サイトより出典画像:「ファミリーマート」公式サイトより

 

さらに10月11日には「ローソンストア100」から、「餃子とチャーハン」といったチャーハンの上に餃子をのせたおむすびも発売されている。最近発売されたコンビニおむすびの流れを見て、SNSでは「弁当おにぎりのブームが来るんじゃ?」と予測する人も。「後はインスタントみそ汁でも買えばちゃんと一食食べた気になるからこれはいい動き」という声もあがっており、なかなか好評のようだ。

出典画像:「ローソンストア100」公式サイトより 出典画像:「ローソンストア100」公式サイトより

 

セブン-イレブンは過去にケチャップライスに薄焼き卵をのせた「ふわっふわ! オムライス」おむすびを販売したことも。こちらも「おいしい!」と中々の高評価だったようで、今回の「ロースかつ丼」おむすびにも期待が高まる。

 

豊富な新商品から目が離せないコンビニおにぎり。「お弁当おむすび」が定着していくのか、今後の動きにもぜひ注目していきたい。