開業日には、ブルワリー限定の通年フラッグシップ商品「ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)」「ヱビス ∞ ブラック(ヱビス インフィニティ ブラック)」だけでなく、春夏の期間限定で「Foggy ale 2024(フォギーエール 2024)」を発売。ビール開発を霧に形容したことを商品名の由来とした、2種のホップをドライホッピングしたことによるトロピカルな香りと、霧のようにかすんだ液色が特長的なビールです。
■YEBISU BREWERY TOKYO開業時提供ビール
①ヱビス ∞(ヱビス インフィニティ)<通年商品>
「Beer is ∞.(ビールは無限大)」。ビールの持つ無限の可能性を信じ、新たなビールの魅力に挑戦していくYEBISU BREWERY TOKYOのフラッグシップとして開発されたヱビス。恵比寿工場で使用されていたヱビス酵母を再選抜しこの時代に復活。1890年のヱビスビール誕生当時に使用されていたと思われるドイツ産ファインアロマホップ「テトナンガー」を一部使用し、過去に想いを馳せながらも現代ならではのおいしさに蘇らせた、YEBISU BREWERY TOKYOのフラッグシップ商品。ヱビスらしい王道感のある飲みごたえに加え、高貴で洗練された苦味と香りが特長。麦芽100%、テトナンガー一部使用、ヱビス酵母使用。
②ヱビス ∞ (ヱビス インフィニティ ブラック)<通年商品>
「Beer is ∞.(ビールは無限大)」。YEBISU BREWERY TOKYOのもうひとつのフラッグシップ商品。恵比寿工場で使用されていたヱビス酵母と、香ばしく芳醇な黒麦芽に、オレンジのような香りのホップ「マンダリナバーバリア」を組み合わせた、黒ビールらしい深みがありながらもフルーティーなホップの香りがきいた、驚きのあるブラック。麦芽100%、マンダリナバーバリア一部使用、ヱビス酵母使用。
③Foggy ale 2024(フォギーエール 2024)<期間限定販売>
「Beer is uncertainty. (ビールは不確かなもの)」。ビールには数千年にわたる長い歴史があり、さまざまなスタイルが存在するため、「ビール」という単語の表すものほど不確かなものはない。ビールの開発はその無数のスタイルが漂う霧の中から一つの答えを見出す作業のよう。2種のホップをドライホッピングしたことによる、トロピカルな香りと、霧のようにかすんだ液色が特徴。とろりとした不思議な飲み口ながらも、ビールらしい苦味とフルーティーな香り。ビールとはなにか、どこまでがビールなのか、そう考えさせられる1杯。麦芽100%、小麦麦芽一部使用、アマリロ一部使用、モザイク一部使用。
「SPRING VALLEY 豊潤<496>」は中味をリニューアル。ホップの添加タイミングを複数回に分けることで、各々のホップが持つ豊かな香り・質の良い苦味を最大限に引き出し、豊潤さを維持しながらも飲みやすさをさらに高め、最後まで心地よく飲める味わいに進化しました。
また、「SPRING VALLEY 豊潤<496>」「SPRING VALLEY シルクエール<白>」「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」のパッケージも刷新。「おいしさ」「品質感」のイメージは維持しながら、クラフトビールを飲んだことがない人にも「親しみやすさ」を感じてもらえるデザインに。
■メーカー:キリンビール
■商品名: ①「SPRING VALLEY 豊潤<496>」/②「SPRING VALLEY シルクエール<白>」/③「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」
キリンのクラフトビール「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」から、ブランド3本目の柱となる「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」が、10月24日に全国発売されました。特徴のひとつは、同社が品種開発した2種の日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN(ムラカミセブン)」と「IBUKI(イブキ)」を一部使用していること。
GetNavi webは今回、この立役者となる重要人物にインタビューする機会に恵まれました。
↑「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」。希望小売価格は、350ml缶が242円、500ml缶が321円(ともに税抜)
キリンビールはクラフトビールブランド「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」から、ブランド初となる缶商品の黒ビール「SPRING VALLEY Afterdark<黒>」(以降「Afterdark」)を発売した。発売にあわせて、東京・代官山でアウトドアブランド「鎌倉天幕」とのコラボ企画を開催中。1日3組限定で「Afterdark」のホット黒ビールと欧風カレー鍋をテントのなかで味わえるキャンプ体験を楽しむことができる。
↑「SPRING VALLEY BREWERY “Afterdark”×鎌倉天幕」のためにテラス席に用意されたキャンプシート
「SPRING VALLEY BREWERY(スプリングバレー・ブルワリー)」は、ノルウェー生まれのアメリカ人によって1870年の横浜に誕生した、日本で初めて商業的に成功したとされるビール醸造所の名前。その名を冠し、キリンビールが2014年にローンチしたクラフトビールブランド「SPRING VALLEY」は、さまざまな香りや味覚の要素が主張し合いながらも均衡した味わいの実現を目指し、「飲み飽きないおいしさ」のビールを生み出し続けて来た。またレストランを併設する醸造所、その名も「スプリングバレー・ブルワリー」を現在、東京・代官山と京都で展開している。
同ブランドから12月5日に発売されたのが、ブランド初となる黒ビールの缶商品「SPRING VALLEY Afterdark<黒>」(350ml 242円/500ml 321円、税込、以下同)。
↑12月5日に発売された「SPRING VALLEY Afterdark<黒>」(350ml)
代官山のスプリングバレーブルワリー東京では、この発売に合わせて「鎌倉天幕」とのコラボ企画「SPRING VALLEY BREWERY “Afterdark”×鎌倉天幕」を開催中。こだわりのテントの中で「Afterdark」のホット黒ビールと「『Afterdark』を使用した欧風カレー鍋」を楽しむことができる。期間は12月30日まで。コース料金は7000円、1日3組限定(4名~6名が入れるテント席 1組/2名~4名が入れるテント席 2組)のため要予約。
「SPRING VALLEY BREWERY “Afterdark”×鎌倉天幕」で提供される「Afterdark」は、一般的な黒ビールが「エール」であるのに対し、すっきりとした味わいが魅力の「ラガー」である。特別な麦芽を使用し、穀皮を取り除いて焙煎することで苦みを抑えながら、コーヒーのような香りと柔らかな甘み、ラテを思わせるふくよかな口当たりと澄んだ飲み口が特徴だ。
これまでにも同社は、主力ブランド「隠し蔵」で2019年に「ロサンゼルス国際スピリッツコンペティション」における焼酎の最高賞である「Best of Shochu」を受賞。明治元年創業の伝統の蔵「伝兵衛蔵」の「甕貯蔵 兼重(麦)」が「令和4酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会」の麦製部門において、最高賞である「総裁賞代表」を受賞するなど、国内外で高い評価を得てきた。そして、2023年2月には、焼酎エントリー層向けのボタニカル系麦焼酎「CHILL GREEN spicy&citrus」を発売。香辛料「マーガオ」で香り付けをした新感覚の麦焼酎として、20~30代の女性を中心に人気を集めているという。
■IPAスタイル
India Pale Aleの略。18世紀末、インドがイギリスの植民地だったころ、インドにペールエールを送るためにつくられたレシピ。海上輸送中に傷まないよう、防腐剤でもあるホップを大量に投入したため香りと苦みが非常に強いですが、その味と香りが評判になり確立されたスタイルです。現在はさらに進化中。
そしてもうひとつの柱「スプリングバレー」は、クラフトビール創造への取り組みの要となるブランド。新作は、第4弾銘柄となる「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」。自社で品種開発した2つの日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN」と「IBUKI」を一部使い、柑橘を思わせる爽やかな香りが広がる味に仕上げました。