1月26日に大人気アニメ「けものフレンズ」のスマートフォン用ゲームアプリが配信されたのだが、課金のための“年齢認証”システムが「斬新すぎる」と注目を集めている。
出典画像:「けものフレンズぱびりおん」公式サイトより
けもフレらしい“年齢認証”が話題
話題になっているのは、スマホ用のフレンズ観察ゲーム「けものフレンズぱびりおん」。アニメに登場するサーバルやペンギンたちといったお馴染みのアニマルガールをスマホ内の「パビリオン」で観察出来るという、ファンにはたまらないゲームだ。システムはいたって単純で、エリア内に「あそびどうぐ」や「ジャパリまんじゅう」を設置しておくと、様々なフレンズたちが登場。特定の「あそびどうぐ」を置くことで珍しい行動が見れたり、遊びに来たフレンズ同士が会話を初めたりと可愛らしい姿を見せてくれる。
そんな同アプリは、大人のみならず小さい子どもでも楽しめるというコンセプトのゲーム。そのため小さい子どもの“誤課金”を防止するための年齢認証システムが搭載されているのだが、年齢を特定するための方法が斬新すぎると話題に。年齢認証画面に移行すると“算数の問題”が出題され、正解することで初めて課金できる。
これにユーザーからは「この方法はありそうでなかったし、なんかちょっとかわいくて好き」「アニメでIQ下げられて『すごーい!』しか言えなくなったけもフレファンは課金出来ないのでは?」との声が。ちなみに出題される問題は小学生レベルの計算がほとんどなのだが、「解ける解けないじゃなくて、課金画面にはこういうワンクッションが必要」と評価する人も少なくない。
ユニークな課金方法で話題になったアプリ
同ゲーム以外にも、ユニークな課金方法を採用しているアプリは様々。特に話題になったのは「アニア どうぶつコレクション」という子ども用スマホゲームの“おねだりシステム”で、「これはちょっと怖い…」「画期的だとは思う」と賛否の声が上がった。
このアプリでは遊ぶステージなどを“購入”という形で増やすことが出来るのだが、画面内の「こうにゅう」ボタンには鍵がかかっており、そのかわりに「おねだり」ボタンが登場。これを押すと「パパ、ママにおねだりしちゃおう!」という文面とともに、「まいにちはみがきをします」といった選択肢が。子どもはこのなかから“やくそく”を選び、それと引き換えに父親や母親から課金アイテムを買ってもらう… というシステムだ。
これには「支払い能力のある保護者を狙い撃ちするシステム」「ソシャゲの闇を感じる」との声が続出。一方で「昔から『いい子にしたらゲーム買う』って約束事は良くしてたし、ゲームやおもちゃが“データ”になっただけでしょ」「ソシャゲの課金システムの中ではかなりクリーンなほうだと思う」と一部賛同する声も寄せられている。
昨今は小さい子どもがスマートフォンでゲームをする時代になってきているが、制作側も何かしらの対策をとっているようだ。