ふとんクリーナーでおなじみ「レイコップ」の新提案! ふとコンで快眠新習慣を

仕事の質と効率を上げるには、睡眠が不可欠。だが、多忙ななかで十分な睡眠時間を確保するのは難しい。そこでオススメなのが、睡眠の質を向上するレイコップの新ソリューション。GetNavi統括編集長・野村が使用感を検証した!

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【私が解説します】
本誌統括編集長・野村純也――
多忙ななかでも“睡眠”に人一倍気を使うアラフォー。空調や寝具にもこだわりを持っている。

 

寝床内の温度をコントロールし深く快適な眠りに導く!

日本人の睡眠時間は世界でもトップレベルで短い。特に、近年はPCやスマホの普及で、睡眠の質がより悪化。こうした状況は、仕事の効率にも悪影響を及ぼす――。レイコップの“ふとコン”は、そんな睡眠環境の改善が期待できるアイテム。統括編集長は、その革新性をこう語る。

 

「室内でなく寝床内の温度を制御する発想が斬新。医学研究によれば人の快眠に最適な温度は33℃±1。本機はエアマット内のセンサーで33℃±1をキープし、夜中に目覚めにくい快適な眠りが得られます」

 

さらに、人は眠りに入ると深部体温が下がり、目覚めるときに上がるという性質に着目。入眠のタイミングで寝床内の温度を徐々に下げ、起きる時刻が近づくと徐々に上げる。
「ふとん内はほんのり温かく、すっと眠りに入れました。起床時も身体が勝手に目覚める感じ」

 

エアマットは高反発かつ通気性のいい新素材を採用。体圧を分散し、睡眠中の負荷を減らしている。

 

「これなら短時間でも良質な睡眠が得られ、スッキリした頭で仕事に取り組めそう。ふとんクリーナーとダブル使いしたい!!」

 

 

「33℃±1キープ」と「寝返りしやすさ」「通気性」が良質な睡眠のカギ!

【快眠Point1】
入眠時・睡眠中・起床時に合わせて細かく温度調節

睡眠状況に合わせて寝床内の温度を細かく調節。入眠時は体温と一緒に徐々に温度を下げ、スムーズな寝付きへと誘導。睡眠中は寝床内の温度を33℃±1に保ち、深い睡眠を維持する。また、起床時は徐々に寝床内の温度を上げて、すっきりした目覚めへと誘導する。

20180221_102-103実005jitsu↑エアマット内に搭載されたセンサーが寝床内の温度を検知。この情報に基づき、風量とヒーターの発熱を調整する

 

20180221_futon01↑通常のマットレスは入眠時は冷たく、睡眠中は暖か過ぎて快眠の邪魔に。本機は状況に合わせて最適な温度調整が可能

 

 

【快眠Point2】
高反発エアマットで体圧分散し寝返りをラクに

エアマットは東洋紡と共同開発した三層構造体「エアスペーサー®」を採用。高反発設計で体圧をしっかりと分散させ、身体が沈み込まずに寝返りをラクに行える。環境温度が高くても硬さを保持。通気性にも優れ、送風機能との組み合わせで睡眠中にかいた汗を発散する。

 

20180221_102-103実airspacer↑(上から順に)身体をソフトに包み込むフィット層、圧力を厚み方向に拡散するリレー層、身体をしっかりと支えるサポート層の三層構造だ

 

 

【快眠Point3】
50℃以上の温風とホメスタイオンで寝具を除湿・除菌・ダニ対策

エアマットを清潔に保つ「寝具ケア機能」も搭載。120分間、50℃以上の温風とホメスタイオンを送り込むことで、ダニ対策・除湿・除菌・脱臭まで行う。ちなみに「エアスペーサー®」は、シャワーなどを使って水洗いすることも可能。お手入れが簡単なのもうれしい。

 

ion↑「寝具ケア機能」では、レイコップが独自開発した「ホメスタイオン」が、エアマットに付着した菌やウイルスを除去。悪臭も取り除く

 

 

【製品情報】

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レイコップ
ふとんコンディショナー
FCST-100
実売価格:13万8240円(税込)

SPEC●定格消費電力:970W(寝具ケア)、22~570W(睡眠ケア)●コード長:3m●エアマットサイズ:W1010×L1980×D45mm●本体サイズ/質量:W463.5×H526.5×D223.5mm/7.2㎏

20180221_102-103実004_raycop25254↑送風口を本体下部に配置。ベッドの場合はフロントカバーを上下ひっくり返して、送風口を上向きにして使える

 

 

撮影:高原マサキ(TK.c)

 

【お問い合わせ】

レイコップ>>>https://www.raycop.co.jp/
レイコップお客様サポートセンター:TEL 0120-363612

このスペシャルな寝心地…ほしい! 「極上の寝床」を作る新家電「ふとコン」が鮮烈デビュー

ふとんクリーナーの草分けとして知られるレイコップから、まったく新しい家電が発表されました。その名は「ふとんコンディショナー」、略して「ふとコン」。ベッドにセットすることで、睡眠ケアと寝具ケアができるアイテムということですが、発表会に行くまで、筆者はピンとこないな~と思っていました。しかし、発表会が終わったあとに、評価は一変。それは、実際にその魅力を味わってしまったから。以下で、簡単にレポートしていきましょう。

↑ふとんコンディショナー FCST-100↑ふとんコンディショナー FCST-100

 

ふとんクリーナー以外の市場に進出する第一歩が「ふとんコンディショナー」

まずは発表会の冒頭、本機の発売の意図について、レイコップ・ジャパンの呉主熙(オ・ジュヒ)氏が次のように語ってくれました。

 

「当社は、国内だけで約500万台の販売実績を誇っています。レイコップが作り上げたふとんクリーナー市場はある程度成熟したため、新たにビジネスの拡大という課題も生まれ、新しい市場に目をつけることになりました。ふとんコンディショナー以外にも、より多くの方々の健康な暮らしを実現できるような、新しいカテゴリーの製品のリリースを次々と計画しています」

 

なるほど、ふとんクリーナー市場は他メーカーが続々と参入して飽和状態。ならば、新たなカテゴリーに打って出る。そして、今回のふとんコンディショナーは、その記念すべき第1歩ということですね。

↑レイコップ・ジャパンのマーケティング課の課長、呉主熙氏↑レイコップ・ジャパンのマーケティング課の課長、呉主熙氏

 

↑↑メーカーは略称の「ふとコン」推し。「太めのコンパニオン」「太いコンニャク」などを連想させるかわいらしい略称です

 

深い眠りでは脳が仮死状態になって老廃物を押し出す

次に、医療法人みなとみらいの理事長で睡眠の専門家・田中俊一氏が登壇。本機の紹介とは少し外れますが、睡眠とは何か、興味深いお話を披露してくれたので、以下で紹介します。

↑医療法人みなとみらいの理事長、田中俊一氏↑医療法人みなとみらいの理事長、田中俊一氏

 

「脳のニューロン、神経細胞は、ほかの細胞と違い、生まれてから死ぬまでほぼ同じ細胞が活動を続けていて、記憶の一貫性を保っています。そのぶん、脳の細胞は毎日特殊な活動がないとダメ。その活動が、徐波睡眠(じょはすいみん)という深い眠りです。徐波睡眠では神経細胞が電気活動をしないので、ほとんど仮死状態になり、細胞自体がシュリンク(縮む)します。そのとき、アミロイドβ(ベータ)たんぱく質など、細胞にたまっている老廃物質を細胞外に押し出すことで、脳が毎日リフレッシュするわけです。これは、細胞自体が(パソコンでいう)CPUを回復するようなイメージ。

 

これに対して、浅い眠りのレム睡眠の場合は、脳のなかからシグナルが出て活動します。このとき、脳は神経ネットワークのつながりを試しているともいえる状態。このときにいらないメモリー(一時記憶)を削除し、必要なものを定着させます。この2つの種類の睡眠を繰り返すサイクルが5回(1サイクル1時間半×5回=7時間半)ないと、脳は翌日に元気になれない、ということになります」

↑↑脳波を示したグラフ。多くの細胞が起きている覚醒時には細かい波になり、眠りが深いほど大きな波になります

 

夜間は体温調節の機能が落ちるので、中途覚醒に注意

深い眠りでは脳が仮死状態になって老廃物を排出し、浅い眠りでは、ネットワークをテストしつつ記憶の選別を行う。これを繰り返すのが睡眠というわけです。続いて、就寝中の自律神経のはたらきに触れ、田中氏は「ふとコン」の意義について語ってくれました。

 

「睡眠中、脳の細胞は眠りますが、自律神経は起きていて、心拍・呼吸を調節します。体温の調節も同様に行われますが、夜間にはその機能が非常に悪くなる。寝始めは快適でも、寝汗をかかれて朝方に目が覚めた方も多いでしょう。寝床内の温度が適性でないと、寒くなったり熱くなったりして、中途覚醒を起こすことがあるんです。その点、レイコップさんの『ふとコン』を使わせてもらったところ、明け方も同じ寝床内温度を保てるのが非常にいい。中途覚醒を起こしにくいという印象を抱いています」

 

なお、中途覚醒などで睡眠不足が重なると、いわゆる「睡眠負債」に陥り、脈拍が速くなって血圧が高くなるとのこと。必然的に重大な病気のリスクが高まるわけですね。

↑↑「ふとコン」の「睡眠ケアモード」の温度コントロールのイメージ。寝床内を快適な温度を保つことで、中途覚醒を防ぎます

 

センサーの情報をもとに、自動で風量と温度を調節

では、睡眠のためになる話と「ふとんコンディショナー」のメリットを聞いたところで、改めて製品を見ていきましょう。本機は送風を行う本体と、本体から送風された空気を通すマットレス「エアマット」がセットになったもの。

20180223-s3-(19)↑「ふとんコンディショナー」はエアマットと本体のセット

 

通常はマットをベッドのマットレスの上に敷き、本体をベッドの足元、または脇に置いて使用します。用意するモードは「睡眠ケアモード」と「寝具ケアモード」の2つ。「睡眠ケアモード」は、センサーの情報をもとに、本体が自動で風量と温度を調節することで、快眠に最適な33℃±1をキープ。また、入眠時には寝床内温度を徐々に下げることでスムーズな入眠を促し、起床時には、寝床内の温度を徐々に上げることで、すっきりした目覚めを導くといいます。

 

一方、「寝具ケアモード」は、同社のふとんクリーナーの最上位機種「レイコップRN」の技術を応用してマットを清潔に保つ機能。120分間、50℃以上の温風とホメスタイオン、および脱臭オゾンを送り込むことで、ダニ対策・除湿・除菌・脱臭まで行います。

↑↑本体上部にある操作パネル

 

↑「寝具ケアモード」のテストでは防ダニ率99.9%、除菌率99.9%、脱臭率90%を達成↑「寝具ケアモード」のテストでは防ダニ率99.9%、除菌率99.9%、脱臭率90%を達成

 

通気性抜群のエアマットとの相乗効果で睡眠中の汗を発散

そして、上記機能の実現に必要不可欠だったのが、東洋紡と共同開発した「エアマット」。こちらは新開発の三層構造体「エアスペーサー」を使用することで、なんと、その96%が空気の層でできているといいます。その抜群の通気性、本体からの送風の効果が相まって、睡眠中の汗を効果的に発散。さらに、体をあらゆる方向から支えて体圧を分散させ、高反発設計がスムーズな寝返りをサポートするそう。

 

つまり、「ふとコン」とは、室内の温度や体温にかかわらず、常にふとんの中の温度を睡眠に最適な温度にキープしくれる、めちゃくちゃ寝心地のいいマットということですね。

20180223-s3 (12)↑こちらがエアマット。付属のカバーのほか、別売で夏掛け用のカバーも用意するとのこと

 

↑こちらが「エアスペーサー」。上から順に、身体をソフトに包み込むフィット層、圧力を厚み方向に拡散するリレー層、身体をしっかりと支えるサポート層の三層構造となっています。こちらに使用されているのはペルプレンという素材で、新幹線のグランクラスにも使用されている高機能素材とのこと↑こちらが「エアスペーサー」。上から下に向かって繊維が大きくなっています。上から順に、身体をソフトに包み込むフィット層、圧力を厚み方向に拡散するリレー層、身体をしっかりと支えるサポート層の三層構造。使用されているのはペルプレンという素材で、新幹線のグランクラスにも使用されている高機能素材だとか

 

空気の流れが感じられ、サラッとしていて気持ちがいい

実際に寝てみると、寝た瞬間に違いがわかりました。イメージとしては、やや固めの泡のかたまりの上に寝ているような感覚。マットと身体が接する部分で、わずかに空気がもれ出ている感触を感じます。かといって、寒いとかスースーして落ち着かないという印象もなく、サラッとしていて実に気持ちがいい。温風が出るとのことで、夏はどうかな…? と思っていたのですが、少し涼しく感じるくらいで、この感触ならまったく問題はなさそう。マットは柔らかすぎず、固すぎず、ちょうどいいコシがあって、肩を下にしても痛くありません。ウチで使っているせんべいぶとんと比べ、その違いは衝撃的でした。このままだと、一瞬で眠ってしまいそう。…これは…欲しい……。

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ただ、少し惜しいなと思ったのが、開始時刻と起床時刻を設定しなければ作動しないこと。寝る時間は日によって違いますし、いつもより早起きするときもあるでしょう。そんなときは、「いまから○時間」という形で選べるモードがあればラクなのに、と思いました。あとは1晩で約50円かかるという電気代か……(「寝具ケアモード」も電気代は約50円かかります)。

 

あの特別な寝心地で眠ってみたい! と思わせてくれるアイテム

とはいえ、本体価格13万8240円の本機を求める方なら、良質な睡眠が手に入って電気代1か月1500円なら許容範囲でしょう。何より、あの特別な寝心地は、ほかでは決して手に入らないはず。三層構造体「エアスペーサー」も本機のための完全オリジナルだといいますし、開発に2年半かけたというのもダテではありません。

 

というわけで、ちょっと本機が欲しくなった筆者は、発表会の帰り道、ウチに入れたらどうなるだろう? と考えました。…ベッドがなくても、敷きふとんとして使えるそうだから、ウチにも入るな……。部屋が狭小だからふとコンで占領されるけど、快適に眠れるのなら……汚してもカバーやマットは洗えるし。…あっ、『ふとコン』って言っちゃった(考えちゃった)! …もちろん、本当の効果は実際に眠ってみなければわかりませんが、とにかく、いろいろと想像がふくらむ楽しいアイテムでした。

↑敷きふとんのようにすれば和室でも使えます↑敷きふとんの上に敷いて使うことも可能です

 

「シエスタ」を公認してくれる企業を募集し↑製品の発売を記念し、「企業公認シエスタプロジェクト」もスタート。「シエスタ」(昼寝)を公認してくれる企業に「ふとコン」を無料提供してくれるそうなので、あなたも上司に提案してみては?

 

↑ふとんコンディショナー FCST-100

レイコップ

ふとんコンディショナー FCST-100

●発売日:2月23日●実売予想価格:13万8240円●エアマットサイズ/質量:W1010×L1980×D45㎜/5.4kg●本体サイズ/質量:W463.5×H526.5×D223.5㎜/7.2㎏●モード:寝具ケア、睡眠ケア●定格消費電力:970W(寝具ケア)、22~570W(睡眠ケア)●コード長:3m