10月30日、GREEが人気ソーシャルゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ!」のサービス終了を告知。全国の“プロデューサー”から悲しみの声が上がっている。
出典画像:「アイドルマスター ミリオンライブ!」公式サイトより
“ミリマス”サービス終了に悲しみの声
告知の内容は、まず2017年11月中旬開催予定の「Thank You! ミリオンシアターライブ Final Party!」が最後のランキング対象イベントになると発表。さらに「近い将来のサービス終了に向けて『各種コンテンツの終了・更新停止および仕様の一部変更』を2017年12月より順次行います」と記載された。
本格的なサービス終了の日時は明らかにされていないが、12月1日の時点で「プラチナガシャ(有償ガシャ)」や「ショップでの限定セット販売」など、ほとんどのコンテンツが終了。ボイスやCD試聴音源などの更新も停止する。
“グリマス”や“ミリマス”などと呼ばれ、4年以上もの間親しまれてきた「アイドルマスター ミリオンライブ!」。アニメ「アイドルマスター」を手掛けたA-1 Picturesによる美麗なイラストや、“シアター組”と呼ばれる同ゲームオリジナルのアイドルたちが人気を博してきた。
そんなグリマスのサービス終了が告知され、ユーザーからは「いつか終わるとは思ってたけど何だかんだ悲しい」「ミリマスはアイマスにハマるきっかけになった作品だから終わらないでほしいなぁ」「ずっとモヤモヤして今日1日仕事が手に付かなかった」「世界の終わり」との声が続出。
また、今までの課金額をSNSで公開する“重課金兵”も相次いだ。総額200万円という金額の人もいたが、それはまだ序の口。合計1500万円以上の課金をしていた猛者が現れ、「3回くらい桁を見返した」「こうなったら最後まで走り切って欲しい」と話題になった。
アイドルマスターのコンテンツが多すぎる問題
悲しみに暮れるファンがいる一方で、「まあ終わって当然だとは思う」と納得する人も少なくない。その理由の1つが「アイドルマスター」関連コンテンツの多さで、ゲームだけでも数々のタイトルがひしめいている。代表的なものを上げると、まず“本家”といわれるナンバリングタイトル「アイドルマスター」「アイドルマスター2」。その他、PlayStation(R)4用のゲームソフト「アイドルマスター プラチナスターズ」や、“太鼓の達人”シリーズとコラボした「THE IDOLM@STER MUST SONGS」などがある。
そしてソーシャルゲームのくくりでも、「アイドルマスター シンデレラガールズ」の存在は大きい。2015年にはアニメ化もされた他、「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」などの派生コンテンツも次々と登場している。そのためアイマスファンの中には「今デレマス絶好調だし、ミリマスが終わるのも仕方ない」「コンテンツが多すぎて訳わからなくなってたからミリマス切るのは正解」との声も。
しかし“ミリマス”のアイドルたちに会えなくなる訳ではなく、2017年6月には「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」という新作アプリが配信されている。「これで“ミリシタ”一本に絞れる」との声もあり、プロデューサーたちの“お仕事”はこれからも続きそうだ。